1 :
名無しさん@ピンキー:
2 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 22:21:59 ID:ekYN2I4W
2ゲット
3ゲット?
てか、気ぃ早すぎvv
あの友達が百合っぽかった。
キスシーンのエロさはなんですか。
瑠璃亜のエロきぼんぬ
やっぱ立ってたかこの早漏が
まだ展開もキャラ名もキャラ関係もよくわからんからなぁ
とりあえずハジ×小夜で誰か
今一番楽しみにしてるアニメでづよ
小夜の唇がエロい
とりあえず角のモンスターに小夜がやられちゃうのお願い
つまりこういうことか
「や、やだぁ!つ、角が・・・あ、やぁっ・・・動かないでぇ・・・っ!」
「小夜、戦って・・・(*´Д`)ハァハア」
13 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 18:48:15 ID:dzGAFICd
ものすごくいいっ!!
たぶんハジ小夜はかなり萌える
でもハジのキャラがまだよくわからん
いいか?w
暴走した小夜の表情がいい感じだった。
あのままカイを押し倒して欲しかったよ。
カイだっけ、あのツンツク頭。
それの元カノがちょっとエロスな悪寒!(・∀・)
ハジサヤがいいな
やっぱカオサヤだろ、
はじめサヤ受けだけど、途中覚醒して攻守逆転みたいなのがイイ
あのふたりは主従の関係なのかな…
21 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 14:45:02 ID:zH61bSU/
BLOOD+のエロ同人やったら売れるかな。
触手モノかなんかで。
22 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 19:16:36 ID:kXjI9TIa
触手は好みが分かれそうだ
普通にカイ×サヤとかのがよくない?
とりあえず血の替わりに精液を漁る小夜というネタの本は大量に出るだろう。
24 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/21(金) 16:59:13 ID:7pDetkFK
≫23
いいなぁ(*´Д`)ハァハア
小夜と香里のレズプレイしか思い浮かばんのですが・・・
ならそれで一つ書いて下さい
了解。
(;´Д`)ハァハァ…期待してます…
29 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/24(月) 19:37:24 ID:5JHTyvp/
期待age
30 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/24(月) 20:45:46 ID:svVzCeuC
何故誰もジュリアにスポットを当てないんだ?
あの小夜が行ってた病院の看護婦さん
小夜がいればなんでもいいよ
期待期待
カウンターに片肘を付いた体勢で、小夜はフウッと溜め息をついた。
家に戻ってから、もうどのくらいの溜め息を吐いただろう。5個目までは数えていたのだが、それ以上は馬
鹿らしくなって、数えるのをやめてしまっていた。
今、店の中には小夜しかいない。ジョージは友人の家に行っていて、カイやリクはまだ学校から帰っていな
かった。照明が一つしか付いていないせいか、店内はやけに薄暗い。そのことが、小夜の心をいっそう暗いも
のにしていた。
数日前から、小夜の心は沈んだままだった。光も差さない海底に閉じ込められたような、あるいは窓一つな
い地下牢に放り込まれたような、暗くどんよりと湿った気持ち。そんな暗さが、霧のように小夜の心を覆い尽
くしていた。
「‥‥ふうっ」
また何度目かの溜め息をついた小夜は、そっと両目を閉ざした。‥‥と、その瞬間、瞼の裏に不気味な光景
が浮かび上がった。
学校の教室に、三体の生き物がいる。一体は冷たく鋭い目をした、長身の男。一体はホラー映画に出てくる
ような巨躯を持った、不気味な怪物。そしてもう一体は‥‥瞳を赤く光らせた、小夜自身。
怪物は唸り声を上げながら、小夜に向かって突進してきた。小夜の3倍くらいはありそうな巨体から、刃の
ような鋭い爪が振り下ろされる。だが、小夜は怯む様子も見せず、軽くジャンプして怪物の攻撃をかわす。と、
小夜は手に持っていた剣を振り回し、怪物の胴体に斬りかかった。口から液体を噴き出しながら、苦しそうな
呻き声をあげる怪物。しかし小夜は手を休めず、怪物の体を斬り続ける。やがて怪物の体が倒れ、声すら発せ
られなくなる。教室には、剣が怪物の体を切り刻む音だけが響き、周囲に鮮血が飛び散る。返り血を浴びて、
小夜の顔が、制服が、髪が、真っ赤に染められていく‥‥
「‥‥いやっ!」
小夜は床に膝をつけ、両手で顔を覆った。
数日前に入院して以来、毎日のように見せつけられる幻覚。この光景は、小夜の空想に過ぎないのだろうか?
それとも、本当に小夜の身にあったことなのか? だとすると、どうしてその時の記憶が残っていないのだろ
う? あの怪物は、いったい何なのだろう? そして、ごく普通の女子高生である小夜が、どうしてあんな怪
物を倒すことができたのだろう‥‥?
「分からない‥‥分からないよ、何も分からないよ。あたしは何者なの? あたし、本当は人間じゃないの?
あたしもあいつと同じ化け物なの? お願い、誰か教えてよ、誰か助けてよ‥‥!」
小夜は今にも泣き出しそうな顔になりながら、自分で自分の両肩を抱いた。恐怖のせいか、小夜の全身は激
しく震えていた。
‥‥と。そのとき、店のドアが開き、カランカランという音が鳴り響いた。
お客さん? と思った小夜は、目の上をゴシゴシとこすり、立ち上がった。
「ごめんなさい、今、誰もいないんです。申し訳ありませんが、今日はもう‥‥」
閉店させて下さい、と言いかけた小夜の言葉が、途中で途切れた。そこにいたのは、小夜のよく知る少女だっ
たからだ。
背中まで届きそうな髪を後ろで結んだその少女は、店の扉を閉めながら鞄をテーブルの上に置いた。そして
小夜の方に顔を向けた少女は、口を開いた。
「こんばんは、小夜。まさか、あたしを追い返すような真似はしないわよね?」
「香里‥‥どうしてここに?」
「近くを通りかかったから、ちょっと寄ってみたのよ。そうだ、コーヒー入れてくれる? コーヒーの一杯く
らいは出してくれるわよね? ああ、お金は明日、学校で払うわ」
「う、うん。ちょっと待っててね」
小夜はすぐにコーヒーメーカーのスイッチを入れ、粉と水を注いだ。ほどなく中の水が沸騰し、コーヒー豆
の芳ばしい香りが店内に広がる。タンクのお湯が全てなくなったのを確かめてから、小夜はカップにコーヒー
を注ぎ、香里に差し出した。
「はい、お待たせ。砂糖とクリームはいらなかったよね?」
「うん、ブラックでいいよ」
香里はカップを手に取り、コーヒーをすすった。口からカップを離すと、口元から白い湯気が吹き出した。
「どう、香里? 美味しい?」
「うん、美味しいよ。小夜って前から、コーヒー入れるのは得意だよね」
「そう? ふふっ、ありがとう」
小夜はそう言って、にっこりと微笑んだ。小夜の笑顔は、まるで満開の向日葵のように明るかった。
その顔を眺めながら、香里もクスッと笑った。ショートカットの髪にボーイッシュな顔立ちという外見のた
めだろう、小夜には笑い顔がとてもよく似合った。テストで悪い点を取ったり、競技会での成績がいまいちだっ
た時も、小夜の笑顔を見ると、自然と心が和んだ。きっと小夜には、周囲を明るくする天性の魅力が備わって
いるのだろう。だが、しかし‥‥。
「‥‥最近、あまりそういう顔を見せてくれなくなったわよね」
「えっ?」
「小夜って、明るい性格だったわよね。血は繋がっていないけど、優しくて温かい家族に囲まれて、学校にも
たくさんの友達がいて。陸上部ではずっとレギュラーで、後輩の面倒見もいいから、下級生からの人気も高く
て。おまけにすごく陽気で、笑顔がとても素敵で‥‥だけど、最近の小夜って、あまり笑わなくなったわよね」
「えっ‥‥そ、そうかな?」
「そうよ。最近の小夜、なんだかすごく暗いわよ。授業中はいつも上の空だし、部活の練習だってぜんぜん力
が入ってないし‥‥小夜、もしかしたら、あなたの身に何かあったんじゃないの? もしよかったら、あたし
に話してくれない?」
「そ、それは‥‥」
小夜は香里から視線をそらし、横を向いた。
香里は小夜にとって、かけがえのない親友だ。家族や他のクラスメートには話せないようなことでも、香里
にだけは心を開いて話すことができる。いま自分が置かれている状況を香里に話せば、少しは気が楽になるか
もしれない‥‥だが、そんなことはできなかった。ある日、目の前に巨大な怪物が現れて、剣を手にした自分
がその怪物を倒したなんて言ったら、香里はどんな反応をするだろう? 小夜のことを、夢遊病者か何かだと
思うかもしれない。そうなれば、香里は呆れて、自分との縁を切ってしまうかもしれない‥‥それだけは避け
たかった。一番の親友を失うことは、小夜にとって何よりもつらいことだ。
「‥‥大丈夫よ、香里。あたしは平気。心配してもらうことなんか、何もないわ」
「嘘を言わないで。あなた、何か隠し事をしてるでしょう? あたしを騙そうったって、そうはいかないわよ」
「そ、そんなことないよ。隠し事なんて、何も‥‥」
「だったら、どうして手首を握り締めているの?」
香里のその言葉に、小夜はハッとなった。香里の言ったとおり、たしかに小夜は、右手で左腕の手首を握り
締めていたのだ。
「小夜、あなたは嘘をつくとき、無意識にそのポーズを取るわよね。あなたの親友であるあたしが、そのこと
に気付いてないとでも思ったの? さあ、正直に言いなさい。あなたの身に、何があったの? 何が小夜をそ
んなに苦しめているの?」
「‥‥‥」
小夜は唇を噛み締め、押し黙った。
どんなに明るく振舞っても、やはり香里だけは騙せないのだ。小夜にとって、親友の域を超えた仲である香
里は、小夜のことなら何でも知っている。好きな食べ物も、好みのタイプも、嫌いな生き物も、香里はみんな
知っている。彼女に隠し事をするなんて、できるわけがないのだ。
やはり、香里にだけは話したほうがいいのだろうか。香里は口が堅い性格だし、他の誰かに秘密を明かすよ
うな真似はしないだろう。それなら、香里に全てを打ち明けて、すっきりした方がいいのだろうか‥‥?
(‥‥ううん、ダメよ。それはできない)
小夜は香里にも分からないほど、小さく首を振った。
確かに、いま自分が置かれている状況を香里に話せば、少しは気が楽になるかもしれない。香里は、嘘が嫌
いな小夜の性格を知っているから、もしかしたら小夜の話を信じてくれるかもしれない。そうなれば、香里は
これからも、小夜の親友でいてくれるだろう。
だが香里は、自分よりも友達のことを尊重する、優しい性格だ。もし小夜の話を信じたら、「自分も怪物退
治に協力する」と言い出すに違いない。そんなことになれば、香里までがあの怪物の脅威にさらされることに
なる。香里をそんな危険な目にあわすことはできない。危険な目にあうのは、自分一人で充分だ。
やっぱり、話すことはできない‥‥そう思った小夜は、呟くような小さな声で言った。
「‥‥ごめん、香里。やっぱり言えないよ」
「どうして? あたし達、親友でしょう! どうして教えてくれないのよ!」
「確かに香里は、あたしの大切な親友よ。でも、どんなに大切な人でも、打ち明けられない秘密があるのよ。
お願い香里、今は何も聞かないで。いつか話せる時が来たら、必ず話すから。だから、それまで待ってて」
「小夜、あなた‥‥」
香里は顔をうつむかせ、椅子に座り込んだ。
そしてそれっきり、二人は口をつぐんだ。無二の親友にも秘密を打ち明けられないもどかしさを、傷付いた
親友を助けることのできない無念さを、それぞれ噛み締めながら。お互い何も言い出せない、気まずい沈黙が
その場を支配した。
そんな沈黙が、数分以上も続いたのち‥‥不意に香里が立ち上がり、小夜の頬に手をあてた。
香里の目を見た小夜は、ドクンと大きく心臓を震わせた。香里の目は、どこか険しくて、妖しげな色を帯び
ている。静かに獲物を狙う獣のような、静かで、それでいて鋭い眼差し‥‥そしてその視線は、まっすぐに小
夜の顔をとらえていた。
「な‥‥なに、香里?」
「あたしでは、小夜の力になれないみたいだけど‥‥それならせめて、小夜を慰めさせてちょうだい」
「それって、どういう‥‥うんっ‥‥」
小夜の声が、くぐもった呻き声に変わった。いきなり顔を近付けてきた香里が、小夜の唇に自分の唇を重ね
合わせてきたのだ。
差し出された香里の舌先が、小夜の唇の上をなぞる。マシュマロのような唇を味わった香里は、頭を横に動
かし、小夜の首にフッと息を吹きかけた。ビクッと肩を震わせる小夜の首に口付けをした香里は、再び舌を出
して、首筋に舌先を這わせた。ほのかな汗の匂いが、香里の嗅覚をくすぐった。
「ん、んんっ‥‥!」
首筋に触れられた小夜は、力を失って両膝を床に付けた。その後を追うように、香里が小夜の肩に腕を回し、
身体の上に覆いかぶさる。香里が小夜の身体の上に乗っかる形で、二人は床の上に倒れこんだ。
床に倒れた瞬間、背中に軽い痛みを感じた小夜は、キャッと小さな悲鳴を上げた。香里はその隙を見逃さず、
再び唇を重ね合わせて、小夜の開いた唇から強引に舌をねじ込ませた。
小夜の口の中で、香里の舌が動き回る。柔らかくて温かい舌は、蛇のように蠢きまわり、小夜の歯や唇の裏
を舐めまわした。そして、舌先が小夜の舌に触れると、香里は舌を丸め、絡め合わせてきた。香里は巧みに舌
を動かし、小夜の舌を弄ぶように転がした。
ピチャピチャという音が、小夜の口の中で鳴り響く。互いの舌が触れ合い、動くたびに、小夜の興奮は高まっ
ていった。息が熱くなり、鼓動が急速に早まっていく。その熱い吐息を感じながら、香里は自分も気分が昂ぶっ
ていくのが分かった。香里は我を忘れたかのように、小夜の唇をむさぼった。
やがて、香里は唇を離した。細い唾液の糸が二人の口を紡ぎ、小夜の口からプハッという息が漏れた。小夜
の顔は真っ赤に染まり、荒々しく肩を上下に動かしていた。
「か、香里‥‥ダメだよ、こんな‥‥」
「どうして? あたし達、この程度のことは何回も経験してきたじゃない」
「だけど‥‥こんな所でやったら、外から誰かに見られちゃうよ‥‥」
「大丈夫よ。店の中は暗いから、覗かれても見えないわよ」
「だ、だけど‥‥お父さんやカイが帰ってきたら、どうするの‥‥?」
「その時はその時よ。ほら、そんなことに気を散らしてないで、こっちに集中しなさい」
香里は小夜の耳元に口をあて、フッと息を吹きかけた。ひゃっ、と悲鳴を上げる小夜の耳に口を付け、柔ら
かな耳朶に軽く歯を立てる。香里はすぐに口を離し、指先で耳朶をつつきながら、小夜の耳の裏に舌を這わせ
た。首の裏にゾクリという感触が走り、小夜は声にならない声を発した。
香里は、小夜の頭を抱いていた腕を動かし、下の方へと滑らせた。そして胸の膨らみの上で停止させ、手を
回すように小夜の胸をまさぐった。二度、三度と撫でまわしたあと、香里は腕に力をこめて小夜の胸を握り締
めた。
「‥‥ああっ」
小夜の口から、甲高い声が漏れた。細い眉が八の字に曲がり、端正な顔がわずかに歪む。その表情を見た香
里は、クスクスと笑った。
「ふふっ。小夜って、相変わらず胸が弱いのね」
「し、仕方ないでしょ‥‥体質なんだから」
「からかってるわけじゃないわよ。あたし、小夜の胸って大好きよ。綺麗だし、感度もいいし。見せてもらっ
てもいいわよね、小夜?」
香里の問いかけに、小夜は黙ってコクリと頷いた。
香里は小夜のブラウスに指をかけ、上から順番にボタンを外していった。全てのボタンを外し、黄色いブラ
のフロントホックを外すと、小夜の胸が露わになった。興奮のためか、あるいは暑さのためか、小夜の乳房は
既にうっすらと汗ばんでいる。そして、二つの茶色い果実が、小夜の鼓動に合わせて上下に震えていた。
「小夜の胸‥‥いつ見ても、すごく可愛いわね」
「それってつまり、貧乳ってこと?」
「違うわよ。いくら大きくても、形が悪いと印象も今ひとつでしょ? その点、小夜の胸は、大きさも形もちょ
うど良くて、あたし好みだって言っているのよ」
「‥‥そういうものかな?」
「そういうものよ。もっと自分の身体に自信を持ちなさい、小夜」
香里は、露わになった小夜の左胸に、そっと手を置いた。汗で湿った乳房は、触れているだけで吸い付いて
しまいそうだった。胸の奥の鼓動が、掌から伝わってくる。緊張のせいか、あるいはもう感じているのか、小
夜の心臓はいつもの二倍くらいの速さで鼓動を打っていた。
香里は腕に力を入れ、小夜の胸を揉みしだいた。そして、親指と人差し指で胸の果実を挟みこむと、キュッ
と強めに摘み上げた。
「ひ、ひやうっ!」
小夜は全身をビクンと震わせ、さっきよりも大きな声をあげた。胸を触られるとすぐに感じてしまう小夜だ
が、中でも乳首は一番弱い部分だった。ここを触られるだけで、全身が火照り、気が遠くなってしまう。たぶ
ん、小夜の性感はここに集中しているのだろう。そのことを知っていた香里は、執拗なまでにその部分を攻め
始めた。何度も指で挟んだり、弾いたりしているうちに、小夜のその部分は固さを増していき、やがてツンと
立つようになった。
香里は片手で小夜の左胸を弄びながら、もう片方の胸にそっと口付けをした。そして舌先で、小夜の乳房の
周辺をなぞり始めた。
小夜の首筋、わきの下、胸の谷間を、香里の舌が這いずり回る。温かくて柔らかい舌が身体に触れるたびに、
小夜は艶っぽい喘ぎ声を発した。そして、固くなった乳首の先に舌が触れたとたん、
「あっ、ああっ‥‥!」
小夜はひときわ大きな声をあげ、上半身をわななかせた。ねっとりとした感触が胸の果実を走り、ゾクリと
する感覚が全身を駆け巡る。冷たいような痺れるような、それでいて心地よい感覚が、小夜の首筋から爪先を
突き抜けた。
香里は小夜の胸から顔を離すと、指先で乳首をこねくりまわしながら、フッと笑みを漏らした。
「小夜の身体、とっても素敵よ。引き締まってて、健康的で、逞しくて。さすが陸上部に所属しているだけの
ことはあるわね」
「か、香里だって‥‥あたしと同じ、陸上部じゃない‥‥」
「そうだけど、あたしは入学してからずっと補欠でしょ? 小夜は一年のときからレギュラーだったから、鍛
え方が違うのよ。そして、いっぱい鍛えたぶん、あたしよりもずっと魅力的な身体になったのよ」
「そ‥‥そうかな?」
「そうよ。さあ小夜、胸だけじゃなくて、他のところも見せてちょうだい」
香里の言葉に小夜は小さく頷き、腰を浮かせた。香里は小夜の腰の後ろに手を回し、スカートの留め金を外
す。ファスナーを下ろし、スカートを抜き取ると、スポーティーな感じのパンティーが顔を見せた。
パンティーの端に指をかけた香里は、小夜の顔に目をやった。
床に横たわる小夜は、恥ずかしそうに指をもじつかせながら、顔を真っ赤に染めていた。だが、香里の行為
を嫌がっている様子はない。それを見た香里は、最後の一枚を小夜の身体から剥ぎ取った。
一糸まとわない、産まれたままの姿の小夜が、香里の目の前に横たわった。
小夜の裸身は、眩いほどに美しかった。健康的に日焼けした肌、すらりと伸びた脚、くびれた腰、ふくよか
な胸‥‥二の腕と太股にうっすらと残る日焼けの跡が、妙に艶かしい。香里は今まで何度か小夜の身体を味わっ
てきたが、この美しい肢体は、何度見ても飽きることがなかった。
香里は小夜のお腹に顔を近づけ、ヘソの辺りを舌でつついた。そのまま頭を動かし、下腹部へと舌を滑らせ
ていく。そして、小夜の股間にたどり着いた香里は、指先をその部分に触れさせた。適度な茂みに覆われたそ
こは、奥から染み出す蜜に染まり、ほのかな光を放っていた。
指で茂みをかき分けると、赤く充血した亀裂が露わとなった。同性が相手とはいえ、最も大事な部分を他人
にさらした小夜は、顔を真っ赤にして両手で顔を覆った。普段の男勝りな性格の小夜からは、想像もできない
ほど女っぽい仕草だ。その可愛らしい姿が、香里の他虐心をさらに昂ぶらせた。
香里は指先で亀裂の上をなぞってから、その指を亀裂の中へと沈みこませた。もう充分に濡れていたおかげ
で、小夜のそこは、意外なほどあっさりと香里の指を受け入れた。
「あうっ‥‥か、香里っ‥‥!」
香里の指が入ってきた瞬間、小夜は小さく身をよじった。彼女の性感帯は胸だが、いま香里が触れている部
分は、胸よりもさらに敏感な場所だ。身体の奥がジンと痺れ、頭の中が白くなっていった。
指先で小夜の温かさを感じながら、香里は小夜の顔を見つめた。
小夜は何かに耐えているかのように、眉を斜めにつりあげ、閉じられた瞳の端にうっすらと涙を浮かべてい
る。香里はそんな小夜の頬に、そっと手をあてた。
「気持ちいいのね、小夜。感じているあなたの顔って、すごく綺麗よ。さあ小夜、もっとあたしを感じて‥‥」
香里は小夜の両膝を握りしめ、股間の上に顔をうずめた。太股にそっと口付けをしてから、露わになった亀
裂へと唇を滑らせる。一番奥までたどり着いた香里は、柔らかな舌を丸め、小夜の亀裂をなぞり始めた。小さ
な肉芽が赤く染まり、皮が剥けてヒクヒクと震えていた。
「ああっ、んっ‥‥あふっ、あっ、ああ‥‥!」
よほど感じているのか、小夜の腕や脚には鳥肌が立ち、身体中が細かく震えていた。喫茶店の中という場所
を気遣ってか、必死になって声を押し殺そうとするのだが、甲高い喘ぎ声は勝手に喉の奥から漏れてくる。小
夜はイヤイヤと子供のように首を振りながら、香里にされるがままに身体を弄ばれ、身を悶えさせた。
「だ、だめっ、香里‥‥そんなに、舐めないでえっ‥‥!」
小夜は泣きそうな声で懇願したが、香里はそれを無視し、舌を動かし続けた。絶え間なく溢れてくる蜜を吸
い上げながら、両手で亀裂を開き、肉壁を刺激していく。フッ、と息を吹きかけると、甘酸っぱい蜜の香りが
鼻いっぱいに広がった。絶え間なく水が溢れる泉のように、蜜は滾々と流れ出た。
「ああっ、香里‥‥あたし、もうイキそう‥‥!」
「まだダメよ、小夜。イク前にすることがあるでしょう?」
香里は急に指の動きを止め、その場で立ち上がった。
なに? と訝る小夜の目の前で、香里は服を脱ぎ始めた。制服の上着とスカートを脱ぎ、靴下とブラを外し、
最後の一枚を脱ぎ捨てると、香里は小夜と同じ、産まれたままの姿となった。
小夜と比べ、香里の身体はかなり華奢な感じだった。背丈は小夜より低く、腕や脚も細くてか弱い。力いっ
ぱいに抱きしめたら、それだけで壊れてしまいそうだ。だが、そんな身体つきに似合わず、香里の胸は小夜よ
りも豊かで大きかった。そして、沖縄の住人にしては色白な肌が、例えようもなく美しかった。
香里は床に両手をつけ、小夜の身体の上に覆いかぶさった。そして身体を半回転させた香里は、小夜の顔の
ところに、自らの陰部をあてがった。
「ほら、小夜。どうするか、分かってるわよね?」
「で、でも‥‥」
「できるでしょ、小夜? この前はちゃんとしてくれたじゃないの」
「‥‥‥」
小夜は戸惑いながらも、香里の太股を両手で握り、秘所に口付けをした。小夜と同じく、そこはもう充分に
濡れていて、トロリとした蜜が小夜の唇をつたった。小夜は香里の秘所を指でまさぐりながら、舌で亀裂の上
をなぞった。甘酸っぱい蜜の味が、小夜の口の中に伝わった。
秘部に舌が触れると、香里は背中をのけぞらせてよがり声を発した。
「ああ、小夜の舌、温かい‥‥か、感じちゃうよ‥‥!」
「香里のも、すごく美味しい‥‥いつまでも味わっていたいくらい‥‥」
「あっ、ああっ‥‥小夜、小夜‥‥!」
小夜の舌使いに身をよじらせながら、香里も舌を動かし、小夜の秘所を舐めまわした。痺れるような快楽の
渦が全身を駆け巡り、気を失いそうになりながらも、必死になって小夜の秘部をせめたてる。一方の小夜も、
頭が真っ白になりそうな状態で、ただひたすらに口を動かし続けた。
互いの陰部に顔を触れ合わせる体勢で、二人は我を忘れて相手の秘部に舌を這わせ続けた。喉の奥から漏れ
る小さな喘ぎと、ピチャピチャという唾液の音だけが、静かな店内に響いている。そんな状態がしばらく続い
た後、小夜は舌を止め、香里の股間から顔を離した。
「お願い、香里‥‥アレやって‥‥」
「ええ、分かったわ」
小夜の言葉に頷いた香里は、再び身体を半回転させ、小夜と顔を向かい合わせた。そして小夜の陰部に、自
分の陰部を近付けさせる。互いの亀裂が触れ合ったのを確かめてから、香里はゆっくりと腰を前後に動かし始
めた。
「あふっ‥‥あっ、あっ‥‥!」
香里が動いた瞬間、稲光のような快感が二人の全身を駆け抜けた。
身体の動きに合わせ、一つに重なった部分がグチュグチュと音を立てている。肌と肌が擦れあい、蜜と蜜と
が混ざりあう、淫靡な音。身体の動きが激しくなっていくごとに、その音もどんどん大きくなっていった。股
間の奥が異様に熱く、全身に火が付いたようだった。
「ああっ、小夜‥‥あたし、すごく、気持ちいい‥‥!」
「あたしも、身体が熱くて‥‥お、おかしくなっちゃいそう‥‥!」
香里の愛撫で気が昂ぶっていた小夜は、すぐにも頂点に達してしまいそうだった。だが、香里はそれを許し
てくれない。小夜がイキそうになる寸前で、腰の動きを弱めてしまう。小夜のことなら何でも知っている香里
は、小夜がどのタイミングで絶頂に達するのかも知っていた。ここまで来たら、小夜だけ先に達してほしくな
かった。どうせなら、自分と一緒に達してもらいたかった。
小夜は両腕を伸ばし、香里の胸をわしづかみにした。手をいっぱいに広げても余るほどの大きさの乳房をせ
わしなく揉みしだきながら、指で果実をピンと弾く。小夜よりも大きな乳房は、香里の身体の動きに合わせ、
前後左右に跳ね動いた。両手が汗でぬめるもどかしさが、小夜の興奮をさらに昂ぶらせた。
香里は身体を倒し、小夜の口元に自分の口をさらした。とたんに絡み合う、舌と舌。溢れ出る唾液を互いに
吸いあいながら、二人は夢中で舌を絡ませ、喉を鳴らした。
香里は身体を起こし、快楽に顔を歪ませながら背中を反らした。
「小夜、あたし‥‥もう、ダメッ‥‥!」
「あたしも、もう‥‥お願い香里、あたしと一緒にイッてっ‥‥!」
「イ、イクッ、イッちゃうっ‥‥ああっ、あああーっ!」
「か、香里いっ‥‥!」
二人の絶叫が、店内に響いた。
弓の弦を張ったような体勢で、二人の身体が硬直する。小夜と香里の胸が、全身の震えに合わせ、大きく揺
れ動いた。身体中に浮かんだ汗が弾け飛び、つややかな髪が舞い踊ったかと思うと、二人の身体は力を失った
かのように崩れ落ちた。香里が小夜に折り重なる形で、二人の身体は床の上に倒れた。
はあっ‥‥はあっ、はあっ‥‥
荒々しい二人の吐息が混ざりあう。絶頂に達した後の激しい虚脱感が、小夜と香里の全身を包み込んでいた。
身体中の力が抜けたようになり、言葉を交わす気力すら失われていた。
二人は抱きしめあったまま、床に倒れこんでいた。胸を焦がす欲情が去っても、肌の温もりを失うのが惜し
くて、ずっと身体を触れ合わせたまま。互いの背中に両腕をかけあう体勢で、そこだけ時間が止まってしまっ
たかのように、抱き合っていた。
そして数分後‥‥不意に腕を解いた香里は、床に脱ぎ捨ててあった衣服を拾い上げ、身に着け始めた。下着
も上着も全て着終えた香里は、片膝を下ろし、小夜と顔を合わせた。
まだ裸のままの小夜は、きょとんとした表情で香里を見つめている。香里はそんな小夜の肩に手を置き、口
を開いた。
「小夜。あなたの身に何が起きているのか、話したくないのなら話さなくていい。だけど、これだけは覚えて
おいてほしい。あたしは、小夜が好き。誰よりも小夜を愛してる。だから、あなたがつらい目にあって、耐え
挫けそうになったら、いつでもあたしを呼んでちょうだい。あたしのできる範囲で、あなたを癒してあげるわ」
「香里‥‥」
「あたしが言いたいのは、それだけよ。じゃ、そろそろ帰るわね」
香里は立ち上がり、テーブルの上に置いてあった鞄を手に取ると、出入り口のドアを開けた。そして、もう
一度小夜のほうを振り返り、満面の笑みを浮かべながら、小さく手を振った。
「バイバイ、小夜。また明日、学校で会いましょう」
そう言うと香里は店を出て、足早にその場から遠ざかっていった。
一人残された小夜は、呆然とした表情で座り込んでいた。魂が抜け落ちたかのように、無言で佇んでいた。
だが、すぐに気を取り直すと、小夜は立ち上がって窓辺へと歩いていった。
一糸まとわぬ小夜の身体が、街灯の光に照らされ、淡く輝く。一点の曇りもない、彫刻のような小夜の裸身
は、神々しいまでに美しかった。
「‥‥香里」
小夜は無意識的に、さっきまで抱き合っていた少女の名を呟いた。
香里の優しい笑顔、可愛らしい声、そして魅力的な身体‥‥それら全てを、小夜は心の底から愛していた。
だが、もしあの怪物が香里を襲ったら、香里は一瞬のうちに命を絶たれてしまう。楽しくお喋りすることも、
身体を重ねることも、永遠にできなくなってしまう‥‥それだけは避けたい。香里を失うなんて、絶対に嫌だ。
(香里。あたしもあなたを愛してる。あなたのことを、かけがえのない存在だと思ってる。そんなあなたを、
あんな得体の知れない化け物の危険に晒すわけにはいかない。あなたの命は、あたしが守る。たとえ悪魔に魂
を売り渡してでも、あなただけは絶対に、あたしが守ってみせる‥‥!)
小夜は右手に力をこめ、拳をギュッと握り締めた。
いつしか夜の帳が下り、空には三日月が昇っていた。刃のように細く、鋭い三日月だった。
だが小夜の心は、その月よりもずっと鋭く力強い決意に満ちていた。
ごく普通の女子高生から、戦う乙女へと転身を遂げた少女、音無小夜。
彼女の行く先は、まだ誰も知らない。
うーむ・・・エロパロのくせにいまいちエロ度が足りないような気が・・・。
いちおうエロ場面はちゃんと書いたつもりなんですけど、その他の部分が長くなりすぎたような気がします。
僕はストーリーを重視しながらSSを書く主義なので、どうしても余計な部分が多くなってしまうようです。
その分、香里×小夜の絡みの部分を重点的に書いたつもりなんですけど、どうだったでしょうか?
このアニメはまだ第3話までしか放送されていないので、キャラの性格などはほとんど分かりません。香里
にいたっては第1話でちょっと出てきただけなので、全くと言っていいほど把握できてないです。というわけ
で、二人の喋り方や性格は、かなりの部分で僕の想像が入っています。
読み返してみて気付いたのですが、この物語の香里って、かなりS入ってますよね・・・小夜はボーイッシュ
な雰囲気ですが、こういうキャラは「受け」に回ることが多いので、小夜が香里に攻められるという設定にし
ました。ただそのせいで、香里が少しサディスティックな感じになってしまったみたいです・・・本当の香里
はこんな性格ではないと思いますけど、まだ原作も始まったばかりだし、パロディということなので、許して
下さい(笑)。
もし、感想や意見などを書いてもらえたら、嬉しいです。それではいったん失礼します。
ヽ( )/
( * ) ←>ID:tOY6HETD
∧_∧ ノ ゝ
(ヽ( )ノ) ∧_∧
ヽ ̄ l  ̄ ./ (ヽ( )ノ)
∧_∧ | . . | ヽ ̄ l  ̄ ./
(ヽ( )ノ)(___人__ ) | . . |
ヽ ̄ l  ̄ ./ ; 丿 し | . . |
∧|_∧ | ∪ ∪ ; 丿 良くやった!
(ヽ( )ノ) ∧_∧ ∪
ヽ ̄ l  ̄ ./ (ヽ(::::::::::::::::)ノ) ∧_∧ お礼に一発決めてやろう!!
| . . | ヽ:: ̄ー ̄./ (ヽ( )ノ)
| . . | |::::::::|:::::::::| ヽ ̄ l  ̄ /
(___人__ ) (:::::::人::::::::) | ∧∧ |
∪ ; 丿 ; 丿 し .| (#゚Д゚)|
∪ ∪ (___人__ )
∪ ; 丿
彡'⌒`ミ ∪
(ヽ( )ノ) ∧_∧
グググググGJ!(*´Д`)ハァハァ
GJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJ
/ ̄ ̄ ̄フ\ _ ノ^)
// ̄フ / \ .//\ ./ /
// ∠/ ___\___ __// \ / (___
// ̄ ̄ ̄フ /_ .//_ //_ / \./ (_(__)
// ̄フ / ̄//////////// | (_(__)
/∠_/./ ./∠///∠///∠// ∧ ∧ /) (_(__)
∠___,,,__/ .∠__/∠__/∠__/ (´ー` ( ( (_(___)
\ \ \/ ̄ ̄ ̄フ\ \ \_ \ _ /⌒ `´ 人___ソ
\ \ \フ / ̄\ \ .//\ //\ / 人 l 彡ノ \
\ _ \//___\/∠_ // < Y ヽ ヽ (. \
//\///_ //_ /// 入├'" ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
// //.////////∠/ ヽ-i ヽ__ ヽ
/∠_//./∠///∠// .\\ `リノ ヽ |\ ヽ
∠____/.∠__/∠__/∠フ\.\\ c;_,;....ノ ヾノヽ__ノ
◆MaDVEa.WG6さん、GJです。
BLOOD+らしくて良いと思います。
お疲れ様でした、次回作期待しています。
>>46-50さん
感想ありがとうございます! 誉めてもらえて嬉しいです!
保守
ハジ×小夜
お願いします
ハジって始終喋らなさそう…
カイと小夜が付き合ってるんだけど
小夜が実は自分はバイだと告白
そんで小夜×カイ×香織の3Pになるのお願いします
小夜がいちいち命令しないと動かないハジ
ハジは無理やり押し倒しそうなイメージ
「あ、あの!……な、なに…?」
「いやぁ!もうヤダァ!!」
「もうやめてよ……あ…ドサ」
1話って色っぽいセリフ多かったなぁ
ハジはいつもの調子で「小夜、○○して」と色々要求するのがいいな
ここで敢えてジョージ×小夜を希望する漏れは異端
小夜、跨って…
ハジ「小夜、腰振って…」
小夜「だめ、出来ない……だって感じちゃってもう動けないんだもん」
小夜覚醒、そして逆転
小夜「私がやらなきゃ」
ハジ「小夜、呑み込んで…」
小夜「ん…んく」
ハジ「小夜、アーンして…よし…」
小夜×リク
で書いてみる。
人気のない船の甲板で青年は音楽を奏でていた。
低音で誰の曲でもないその音楽は、傍らにいる少女の心を酷く落ち着かせる。
「貴方は」
奏でる手を休めず、青年は呟く。
「いつもこの曲を弾くよう、私にせがんでいた」
「そっか」
しかし小夜はまだその記憶に目覚めていない。ハジと共有した時間を思い出せない自分自身に、
小夜は憤りを感じた。
「ごめんね」
覚えてなくて、と続ける。
「ハジのこと、ちゃんと思い出したいけど・・・駄目だなぁ」
「急ぐものでもないでしょう」
「そうかもしれないけど、やっぱ焦っちゃうよ。それにハジばっかズルい」
語尾を少し強め小夜は言う。
言葉の意味が判らず、ハジは暫し小夜を見つめたが、小夜もまた見つめ返してきた。
「私だって昔の話したいよ。こういうことがあったねって、言いたいのに」
一瞬言葉に詰まってから、
「なのにハジばっかりズルいよ」
と小夜は強い口調で言った。
何もハジも意地悪がしたくて、何も話さないわけではない。小夜はそれを十分判っていたが、
一度溢れ出した苛立ちは止める事が出来なかった。
ぶつけてしまいそうな苛立ちは涙となって流れた。
「小夜」
目じりに暖かなものが触れる。涙で歪んだ視界にはハジの顔が近くにあり、唇が触れたのだと
気づくのに10秒もかかった。
「私も小夜と昔の事を話したい。でも良い思い出を語れば、悪い思い出も語らなければならない」
「・・・うん」
「私は過去を語ることで小夜を失いたくない」
頬が熱くなる。
鏡を見なくても判るくらいに熱を帯びていく。
真っ赤になったであろう頬にハジの手が差し伸べられ、更に熱を帯びた。
触れられた部分が熱い。更に触れた手は小夜の頬を撫で、小夜はぞくぞくとした感覚を覚えた。
「小夜」
ハジの顔が近づき、再び唇が落とされる。
始めは同じところに、次に額に、頬に、唇に。
そうなるのが当然のように小夜は口付けを受け入れ、互いの唇を求め合った。
「ハぁ・・・ジ・・」
ちゅ、と音を立てながら唇を吸い、また口付ける。
長い間それを繰り返すと、頬だけでなく体全体が熱くなっていく。
息もまともに出来ない。熱い吐息が唇が離れた合間に吐かれ、小夜の目は次第に潤み始めた。
「もっと・・・」
ハジの首に手を回し、小夜はこれ以上のものを求める。
自分でも何故こんな大胆なことを言ったのか、小夜はまだわからなかった。
「はい、小夜」
ハジは返事を返すと、今度はより深く口付けた。
求めるのではなく貪る。息苦しくなるほど激しい口付けに小夜の口は開かれ、そこから
ハジの舌が小夜の口内を蹂躙する。
「んぅ・・っ!?」
突然の行動に小夜はハジの胸を押すが、ハジは止める様子すら見せない。
それどころか逃げようとする小夜の顔を執拗に追い、その度に舌を差し入れて口内を犯す。
ようやく開放された時には、抜かれた舌から透明な橋が出来た。
小夜にはそれが酷くいやらしいものに見えた。
「ハ・・・きゃあ!」
うなじに舌を這わされ、高い声を上げる。
また痕が付くように口付け、まるで自分の所有物だと主張するように赤い痕は残された。
重力が徐々に後ろに下がっていく。
小夜は甲板に押し倒されてしまい、主従が完全に逆転した。
「小夜、いい?」
耳元で囁かれる。
これは小夜が主人に戻れるチャンスだ。ただNOと言えば、小夜は再びハジの主人に戻れる。
しかし小夜の口からは思惑とは別の言葉が紡がれた。
「うん・・・」
主人に戻るチャンスを捨て、小夜はハジと求め合うことを選んだ。
ハジは小夜の許可を確認すると、小夜の上着をたくし上げ、ブラで覆われた小夜の胸を
外気に晒した。
小夜は一瞬身じろいだが抵抗する様子はない。
ハジは胸を覆うブラをずり下げ、形のいい胸が現れる。先端には薄いピンク色の乳首が
既に立っており、ハジはそれを口に含んだ。
「や・・んっ」
飴玉のように口の中で転がされ、小夜は声を抑えられなかった。
もう片方の手は小夜の胸を優しく揉み、もう片方の手は太ももを撫でる。各所から来る快感から、
小夜は下腹部から何かが溢れてくるのを感じた。
太ももを撫でていた手が徐々に濡れている場所に近づく。
ズボン越しでも微かに湿ったその場所を、ハジは軽く押した。
「きゃ!」
くちゅ、と音を立てる。
ハジは十分濡れていることを知ると、小夜のズボンを脱がす。露わになった下着は、膣から粘度の
高い液体を分泌していた。
小夜自身もわかるほど雌の匂いが広がる。
下着越しに愛液が溢れた場所を何度もなぞると、そこから更に愛液が溢れた。
「はぁ・・・あぁあ・・・っ」
もはや下着など関係がなくなるほど溢れた愛液は太ももを伝って甲板に落ち、離れた指からは
糸が長く引いた。
ハジは愛液で汚れた指を小夜の口に含ませ、舐めさせる。
従順にも小夜はそれを丁寧に舐めとった。
下着は愛液でトロトロに汚れ、ハジはそれを剥ぎ取る。まだ誰にも見せたことのない―――いや、
もしかしたらハジには既に見せたかもしれないその場所を、ハジは同じようになぞる。
「ひぃっ!ひあああ!」
下着越しとは比べられないほどの快感が全身を突き抜ける。
漏らすほどの愛液がどんどん甲板に落ち、泉を作り始める。また片方の手は未だに胸を愛撫し続け、
休む暇もなく快感が襲う。
徐々に頭が真っ白になっていき、何かがこみ上げてきた。
「あっ、あっ、あああーーー!!!」
小夜はとうとう絶頂を迎え、愛液を一気に噴出した膣はひくひくと震えた。
しかしハジの愛撫はまだ終わらない。
一度絶頂を迎え敏感になった小夜の膣に指を差し入れ、何度も抜き差しを繰り返した。
「はぁっ!ああ!だめ・・えぇ!」
ぐちゅ、ぐちゅ、と小夜に聞かせるように抜き差しし、ハジは小夜の耳元で囁く。
「まだ私が満足してない・・」
え?と聞き返す前に唇をふさがれ、その間に抜き差ししていた指が抜かれた。
カチャカチャとベルトを取る音が聞こえ、熱い何かが膣の入り口に当てられる。指よりも太く、
熱いそれは入り口をこねくり回し、そして一気に貫いた。
「あああああああああああ!!!!!」
一瞬何が起こったのか小夜はわからなかった。
「何か入ってるよぉ・・・!」
巨大な異物が自分の中に侵入している。それはとても熱く、自分の中で脈を打っていた。
「やだぁ・・!これ抜いてぇ・・・!!」
徐々に大きくなり膣を広げていくそれに、小夜は初めて恐怖を抱いた。得体の知れない何かに
支配されてしまいそうな気がしたのだ。
「小夜・・・大丈夫。怖がらなくていい」
子供をあやすように頭を撫で、小夜を安心させる。
繋がったままの状態で小夜が落ち着くまで頭を撫で続け、次第に小夜の目からは恐怖の色が
消え始めた。
「いい?」
ある程度落ち着きを取り戻した小夜にハジは尋ねる。
小夜は言葉ではなく、頷くことで意思を示した。
それを見たハジは小夜を貫いた肉棒をギリギリまで引き抜き、また奥まで貫いた。
「ふぁああ!!」
じゅ、じゅ、と音を立てながらハジは小夜を何度も貫く。貫くたびに愛液が外に押し出され、
溢れた愛液で小さな水溜りが甲板に出来た。
「はぁあ!私、また・・っ!!」
「何度でもどうぞ」
「ハジっ!ハジぃ!」
二度目の絶頂を迎え、小夜はぐったりと甲板に身を任せる。
ハジは力を失った小夜を抱きかかえ体制を変えて四つんばいにさせ、後ろから再び貫いた。
「や・・ああ・・っ!こんな体制・・・!」
「動物みたいで?」
少々意地の悪い言い方で言われ、小夜は顔を真っ赤にさせた。
(私・・・動物みたいに犯されてるんだ・・・)
自分の中の何かが蹂躙された気分だった。
しかし悲しむ暇もなく快楽は続けて襲い、ハジの肉棒は限界まで怒張する。小夜もまた、三度目の
絶頂が近かった。
「あああ!くる!くるよおっ!!」
「小夜・・・!」
互いに絶頂を、熱い精液が小夜の中に大量に注がれる。
「ハジの・・・熱いよ・・・」
小夜の膣から精液が愛液と混じって溢れた。
「小夜・・・」
まだ繋がったままハジは小夜の唇に口付けをし、そのまま暫く抱き合った。
後始末も終え、乱れた服を直しながら小夜はハジに聞いた。
「ねぇ、やっぱり昔もその・・・ハジとしてた?」
「はい」
「・・・そうだよね。痛くなかったし」
毎回こんな感じだったんだろうか?そう思うと、妙に気恥ずかしい気持ちになった。
「・・・・・・・・・・・あ」
「?」
「そういえばハジ!中で出したよね!?」
「はい」
「こ、こ、子供できちゃう!どうしよう!カイとリクにどう説明すれば・・・」
「昔も毎回中で出してましたし・・・恐らくは今回も」
「どういう理屈なの!馬鹿!ハジの馬鹿っ!」
飄々とするハジに苛立ち、小夜は勢いに任せて空のチェロケースを思い切りハジに投げつける。
ハジはそれを難なく受け止めたが、その間に小夜はどこかに行ってしまった。
遠くで小夜が走り去っていく音だけが聞こえる。ハジは音の方向を暫く見つめながら、置いていた
チェロを手に取り、再び音楽を奏でた。
終 劇 ⊂二( ^ω^)⊃ブーン
どうみてもキャラが掴めてません。本当にありがとうございました。
ハジあんまし喋んねーからマジワガンネ
8話からは喋る機会が増えてくれるだろうか・・・
(・∀・)イイ!!
キャラ掴めてると思うよ
GJ!⊂二( ^ω^)⊃ブーン
ハジマジ鬼畜
なんか無性に恥ずかしくて断片的にしか読んでないけどGJ
>V3RWWTIV
ハジ鬼畜(・∀・)イイ!! GJ!!
もっと読みたい!
主従逆転イイ!!
GJ乙。だけどハジって片手が翼手?っぽくなってたような。
でもチェロが弾けるくらいだから無問題か。
カイ小夜
も捨てがたい。
放映中の血+で、カイが小夜の事を
家族としてではなくて
一人の女性として愛している
という設定なら
いまのカイの立場は
非常に気の毒である。
85 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 20:28:46 ID:dBNk2hCp
ハジサヤ小説、面白いと思いましたよ。ありがとうございます!
最後、何事もなかったのごとく再びチェロを弾くハジが良いですね。
また密かに期待してます(^^)v
ジョージ「俺の娘に手を出すな!」
香里「え!あ、あたし!?」
ジョージ「俺の娘に手を出したバチが当たったな!」
香里「いやぁ!」
スマソ、小夜に斬られてくる
>>73のハジ小夜萌えた(・∀・)
続編きぼんぬ
>>86 それで一本書いてくれ
保守
>>73氏
待ってました! そろそろ他の人のを読みたいと思っていたところだったんですよ!
実を言うと、僕は最初、ハジと小夜を書こうと思っていました。でもハジの性格がまるで
掴めなかったので、断念したんです。そのハジでここまで書けるとは凄いです!
次回作品、期待しております!
・・・ところで、次回から女子校が舞台になるみたいですね。
なんか百合色全開になりそうな予感が・・・
6点米屋さんみたいなオバはん、
でるみたいだね。
>>89には
ベトナム編百合作品を期待してまつ(・∀・)
放送前に投下してみる⊂二( ^ω^)⊃
***
「おいで」
優しい声でハジが誘う。顔に似合わず骨ばった指を差し出され、小夜はハジの
胸に身を任せた。
アオザイのボタンを丁寧に外され、小ぶりの胸が空気に晒される。
着衣はそれ以上脱がされずハジは胸を包み込むように触れ、回すように撫でる。
ハジの体温が手のひらから伝わり、触れられた部分は炎のように熱い。
「熱いよ・・・」
火照った顔で小夜は呟き、働いていない包帯の巻かれた手を握る。
胸に触れる手とは違いゴツゴツとした感触のその手は、握るだけで人のものでは
無いとわかる。人というより、爬虫類の皮のような感触だ。
ハジは握られた手を小夜に抱かせ、もう一方の手では胸への愛撫を続ける。
大分柔らかくなった胸をハジはもみ始め、先端を摘み始めた。
「はぁ・・あっ」
胸全体が性感帯になったかのように、小夜は敏感に快感を受け取る。
「小夜は摘まれるのがお好きですか?」
乳首を摘みながら耳元で囁く。
「そん、な・・こと・・あぁっ!」
「立っているのに?」
くりくりと乳首を弄び、ハジは更に囁く。
どこか責める口調の言葉に小夜の羞恥が働く。いやらしい子だと、責められている
気がした。
「んむぅっ」
抱いていたはずの手が離れ、両手で胸を持ち上げられる。
息苦しさを感じ息を詰まらせたが、そのまま続行される愛撫に吐息が徐々に熱いものに
変化する。
持ち上げ、降ろす行為を揉まれながら繰り返され、素直な感想が口から漏れる。
「い、いいよぉっ」
耳元からハジの含み笑いが聞こえる。
悦楽に溺れた声を聞かれてしまったと小夜は思い、ただ顔を赤くした。
「・・・下も脱がさないと、汚れます」
揉む手を一時中断し、小夜のズボンを脱がし始める。
着衣を脱がされた下半身からは雌の匂いが溢れ、下着はトロトロとした熱い蜜によって
既に汚されていた。
「濡れている」
下着の上から蜜に触れ、それを掬い取る。
「小夜、こんなに溢れてる」
見せ付けるように小夜の眼前にもって行き、指を開いて糸を引かせた。
「味見してみますか?」
小夜はハジの問いに首を振るが、ハジは掬い取った蜜を自分に口に入れると、それを
含んだまま小夜に口付けをする。
深く差し込まれ、互いの舌同士が濃厚に絡み合う。
蜜の味など判らないほど絡み、犯しつくされた頃にやっと唇を開放し、ハジは呟いた。
「・・・いかがでしたか?」
口から涎を垂らし胸で息をする小夜は、ただ首を振ることしか出来ない。
ハジはイヤイヤと首を振り続ける小夜の耳に唇を近づけ、そのまま噛み始める。
「あぁ、あああっ」
甘く噛まれ続ける耳に小夜の首振りが止まる。
逃れるように首を傾けるが、ハジはそれをしつこく追う。また止まっていた胸への愛撫を
再開し、包帯を巻かれて無い手は小夜の下着の中に差し入れられる。
「やだぁっ、やだよぉ」
言葉だけの抵抗も空しく、ハジの指は膣の中に侵入する。
突然の侵入者に膣はきゅっと締まり、指を奥へと引き込む。指に吸い付くように締まる
膣の中を、ハジは指をピストンさせ更に蜜を溢れさせた。
「は、ぁあっ!や、あっ、抜いて・・・え」
ぐちゅぐちゅと音を立てながら指は引抜を繰り返し、下着越しに蜜が垂れる。
片方の手は胸を弄び、小夜の思考が徐々に失われていく。
「そろそろ・・・よろしいですか?」
耳が開放され、堪え切れない声でハジが言う。
94 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 15:18:53 ID:4Q6wysLR
小夜はその言葉の意味を知っていた。これから、ハジは自分を貫くのだ。
(ハジのが欲しいよ・・・)
こくりと頷き受け入れる準備を整える。
蜜で汚れきった下着を脱がされ、熱いハジの肉棒が当てられる。
赤黒くグロテスクなそれは恐怖の対象だったが、今の小夜にはただ愛しい。
「ハジ・・」
「はい」
「大好き・・・」
ハジの目が見開かれるが、すぐに微笑みに変わる。
「私もですよ」
口付けをし、そして小夜は貫かれた。
「ひああっ!」
じゅぶぅ、といやらしく音を立てながら肉棒は小夜の中に埋没する。肉棒は小夜の中に
ずんずんと引き込まれ、難なく奥まで到達する。
「当たってるぅ・・!」
子宮に押し付けるように肉棒は小夜を突き、溶け合うように膣の中で脈を打つ。少しの間
そのままの状態で抱き合うと、ハジは肉棒をゆっくりと引き抜き始めた。
ずりゅ、ずりゅ、と音を立てながらピストンが始まる。
奥を突かれる度に小夜は切なそうに声を上げ、ぎゅっとハジを抱きしめた。
「いい、いいっ!気持ち良いよぉ!」
自らも腰を動かし、貪欲に快感を求める。
ハジはそれに応えるようにピストンを早め、より激しく小夜を攻め立てた。
同調し合うように腰を動かし、求め合う二人は徐々に意識が遠くに飛んでいくのを知る。
もうすぐ限界だ。
ラストスパートをかけ更に早く腰を動かすと、小夜はハジを強く抱きしめる。
「ハジ・・!」
小夜、とハジが呟くまもなく熱い精液が小夜の中に放出される。
それはドクドクと長く膣に注がれ、小夜を白く汚した。
「ハジの・・いっぱい・・・」
恍惚とした顔で小夜は溢れる精液を見つめ、ハジの胸の中に倒れる。
ハジはそれを抱きしめ、二人は暫く抱き合う。抱き合った二つの影が一つになり、さながら
一つの生き物のようだった。
終
***
ハジ小夜のエロだとハジをどう喋らせればいいのかワカラン('A`)
今週のBLOOD+でも見て口直してくれ
最後ageちゃった。スマン
うひょーGJ!!
待ってました!(・∀・)イイ!!
エロス
グッジョブ!!
100 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 13:32:39 ID:SASFnmUi
エースの漫画に出てくるシャール(片腕のお子様)×小夜とかどうだろう
結構えろい台詞も多かったし
(例・「いつまでだらしなく股グラ濡らしてるつもりだ?イくならさっさとイけよ眠り姫様」など。)
今月のエースで医者のお姉さんがかなりエロい伝言板にされてたし。
ハジといいカールといい変態が多すぎる。
目覚めたばかりの小夜も結構な痴女だっただろう。
エルフェンリートを見てそんなことを思った今日この頃。
というわけで痴女小夜×カイをお願いします
サヤがカイを襲っちゃうのかい?w
OK。とりあえず、おもらしプレイからおながいします。
えろ女医さんおながいします
ソロモンは泣いてお願いするまで突っ込んでくれなさそうだな
ソロモン×小夜おながいします
女医のお乳はデヴィット並にスルーか
つーか人少な
ミン×小夜おながいします
アンナマリー達×小夜とかもいいかもしれない
チビ翼手軍団×小夜はどうでしょう
「ほぇあ」
「わ私こういうの初めてで」
「僕がリードします。兄さんにも上手いって言われているんです」
「お上手ですよ。初めてだなんて思えません」
「あの、本当なんです」
「○○○のときはパートナーの顔をじろじろ見ない」
「僕のリードに乗れるってことは僕とあなたは相性がいいんですね」
女医とデイヴィッドいいよねえ…録画を見返すたびに思う。
酒に酔った拍子で迫ったりしないかなあ。
114 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 12:38:10 ID:RepmxPT/
>>112 ごちそうさまです!
ソロ×小夜おいしくいただきますた。
妄想が止まりません…(´Д`;)ハァハァハァハァ。
ミン=香織(声優が)
ソロモンとダンスのとき(
>>112Gj)
ジュリア・デイビットが基地でry
小夜がいちいち命令しないと動かないハジw
シャール=漫画版限定登場(鬼畜キャラ)
実験とかほざいてヴァン(敵の飴玉男)が小夜をry
以上ネタ投稿でした
ありがとうございました
>>115-116のものですが
こういうネタはキャラの特徴とか知るためにHPやアニメとかは
なるべく見たほうがいいと思います(アニメ最初から見てるのに・・・
キャラをつかめない僕は馬鹿ですね)
11話でこのアニメ初めて見て
ソロ×サヤゴカーンとか考えたんだけど
12話見損ねたので、まだキャラが掴めてない。
120 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/29(木) 05:21:38 ID:WiwCjgea
このアニメの雰囲気は結構好きだな。
伝奇ものっぽい印象がある。
121 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/01(日) 00:55:09 ID:2kQkJiH5
あけおめage
今年も盛り上がりませう
>>121なんかお前いいやつだなつД`)・゚・。・゚゚・*:.。
123 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/01(日) 12:04:43 ID:j/lmU7/7
お前ら、今年もエロ全快で頑張ろうぜ!
124 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/01(日) 14:43:33 ID:j/lmU7/7
つーことで、ここで新年一発目エロお年玉投下
↓
小夜「ハジ、ソード…!」
ハジ「………………。」
小夜「ハッ、ハジ…そっ、そのソードじゃなくて…/// …あぁっ、 い、嫌あぁぁっー!!
はぁっ、んっ!…あっ、あふっ…はぁはぁっ、あふあぁぁ〜っ!!
ダメェェェ〜ハジぃーーーッ!!」
…以上、ちょっとベタなエロネタでした。
この続きを誰か頼む!
125 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/01(日) 15:52:21 ID:V+CgJDYk
ボツ
>124 GJ!
127 :
121:2006/01/03(火) 00:47:08 ID:2z6AaVOw
>>124 GJ!
>>122 わざわざ「いいやつ」とカキコしてくれた藻前もすんごくいいやつだ
。・゚・゚。(つД⊂)。・゚・。
128 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 12:34:39 ID:hghVXr+U
age
129 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 12:41:55 ID:AfK7fhIa
>>124 続きじゃないけど、2週間ぶりの放送日を記念してここで1つ投下(´ω`)
…コンコンコンッ
リク『ジュリアさん、いらっしゃいますか?』
ジュリア『…あら、リク君どうしたの?こんな時間に…』
リク『うわぁっ!!あ…あのぅ、ジ…ジュリアさんっ、ふ…服を…』
ジュリア『あぁ、ごめんなさい。今シャワー浴びててバスタオル巻いて、急いで出てきたものだから。で、ご用件は何?』
リク『あのぅ僕、ひょっとしたら病気かもしれないんです…でも、怖くて誰にも言えなくて…それで勇気を出してお医者さんのジュリアさんにならと思って…』
ジュリア『…病気?!』
リク『はい…もう、ぼ…僕どうしたらいいのか分からなくて…そ、それで…うわあぁぁーんっ!!』 泣きじゃくるリクは、そう言うとジュリアに抱きついた。
ジュリア『…よしよし、いい子ね。大丈夫よ』
ジュリアは、泣きじゃくるリクを抱きしめてなぐさめた。
リク『はっ/// …ごめんなさい、僕っ…』
そう言って我に帰ると、リクは動揺して赤面した。
いくら子供とはいえ、年頃の男の子だ。
例え泣いて動揺してたからとはいえ、一枚の衣以外纏わぬ裸同然の状態の女性に抱きついたのだ。
動揺しないハズがない。
130 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 13:42:12 ID:AfK7fhIa
ジュリア『気にしなくていいのよ。リク君まだ子供なんだから、たまには大人に甘えなさい。それで、その病気って…?』
リク『はい…最近よく変な夢ばかり見るんです。』
ジュリア『変な夢?それはどんな…』
リク『なんて言ったらいいか…凄く恥ずかしいんですけど、なぜか裸の女の人の夢ばかり見てしまうんです…そっ、それで…』
ジュリア『それで?』
リク『夢から覚めると…体がいつもと違って、なんだかとても変な感じで…それで…それで気付いたら僕、お〇んちんが今まで見たことない様な凄く変な形になってて。
しかもそこから、とても変な白い物が飛び出して来たんです…。 もう僕、どうしたらいいのか分からなくって…』
悲壮な表情を浮かべるリクに対しジュリアは…
ジュリア『アハハッ。リク君、それは病気じゃないのよ。』
リク『…えっ!?』
ジュリア『それはね、リク君。健康な男の子なら誰でも通る当たり前の事なのよ』
リク『当たり前の事?』
ジュリア『そう。その行為は夢精と言ってね、男の子から大人の男性へと成長したと言う立派な証なのよ!』
リク『えっ〜!?じゃあ僕、変な病気とかじゃないんですねっ!! 良かった〜!』
不安が解消され、すっかり安心したリクは、再び目の前に裸同然の女の人が居るという我に帰り、おもいっきり動揺した。
リク『…ジュリアさんっ、こんな夜遅くにどうもありがとうございましたっ!』
そう言ってリクが部屋を出ようとした瞬間…ドピュッーッ!!
リク『…あぁっ、今まで眠ってる時しか出なかったのに。どうしよう〜パンツもパジャマもぐしゃぐしゃになっちゃった…』
ジュリア『ごめんなさい、私がこんな格好してたから。子供にはちょっと刺激が強すぎたのね…ちょっとリク君、服脱いでくれる?洗うから…』
リク『えっ…ここでですか?恥ずかしいからいいです。』
ジュリア『恥ずかしがらなくていいの。大人には遠慮するなって言ったでしょ。それに私は医者よ?!裸なんて見慣れてるわっ!』
リク『…じゃあ、すみませんお願いします。』
131 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 14:34:18 ID:AfK7fhIa
ジュリア『うん、いいのよ。体が冷えてきたから丁度もう一度シャワー浴びようと思ってたから、そのついでに洗うだけだから。それまでこのTシャツ着てそこのベットの上に座って待ってて』
リク『はい、よろしくお願いします』
そう言うとジュリアは、バスタオルを纏ったままバスルームへと入って行った。
シャアァァーッ
シャワー中のジュリアを待ってる間、リクは妙な気分になっていた。
リク『ジュリアさん、遅いな。なんか変な気分…ジュリアさん今そこで、裸になって身体洗ってるんだよね…。いっいけない、僕なに変な想像してるんだろ…』
そうブツブツ独り言を言いながら、リクはどんどんあらぬ妄想を掻き立てていった。
リク『さっきのジュリアさんのバスタオル姿、凄かったな…あれで凄いんだから、裸になったらきっともっと凄いんだろうな…特にあのオッパイなんて…あぁっ!ジュリアさんの裸が見たいー! 僕我慢出来ないよっ!ジュリアさんーっ!』
そう叫ぶとリクは無意識の間に、自分の股間にある小さな逸物を握りしごき出した。
リク『ハァッハァ…ハァッッ〜!ジュリアさんーっ!あぁっー!あのオッパイに顔埋ずめたいなっ…あっ、ハァッハァ…あうぅぁ〜っ!』
そこへシャワーを終え、素足にブラウスという寝姿に着替えたジュリアが出て来た…
ジュリア『リク君、今乾燥器で乾かしてるから…リッリク君っ〜!?』
リク『あっ!!ジュリアさんっっ! ごめんなさい、僕…また…あぁーっ!』
自分の有らぬ姿をジュリアに見られたリクは、小さくもパンパンに膨れ上がった自分の逸物をしごいていたその手を止めた。その瞬間、膨れ上がったその逸物から白い液体がドバっと吐き出た。
リク『本当にごめんなさい! ベットのシーツこんなに汚してしまって…今日なんか僕、本当にどうかしてます…ジュリアさんの裸を想像してしまったり…』
132 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 14:52:27 ID:AfK7fhIa
長文スマソ。
続きはまた、近い内書きます。
>>132 神キタ━━━(゚∀゚)━━━!!
超GJ━━━━━━!
大人の階段登るリク君可愛い過ぎるー(鼻血)w
134 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 18:24:35 ID:4g5uS0hd
にしても今週のハジはエロかった
対談じゃないんだからイチイチ名前付けるのはいただけないな
でも話は面白いからもっと小説らしく読ませてホスィ
次号BLOOD+「さいごの日曜日」
久々に小夜x香織 ジュリアx?がみれるか?
そして
>>129 GJ
敵のシュバリエにとって小夜の血は猛毒ということは、ソロ小夜はそもそも
不可能ということか・・・うーむ
>137
小夜がバージンでなければ、そして無理矢理すぎて出血ってんでなければ
大丈夫ジャマイカ。
過去にハジと致していない保証もないし
結晶化して砕け散る海綿体、いとあわれなり。
140 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 11:02:49 ID:AQ1L1AyR
>>138 それに加えてその時生理じゃなければ…
ってゆうか小夜って生理あるのかな??
あるのだったら小夜の使用済みナ〇キンとか、何か怖いな…変なネタ出してスマソ。
ミンって小夜とかハジとかオナネタにしてそう。
カイやリクと会ってたらもっと面白いんだけどなw
142 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 16:04:13 ID:AQ1L1AyR
>>141 リクなんて特に「かっ可愛いーーっ!!」とかって言われて、おかずにされそう…
眼鏡っコ百合×ロリショタ万歳〜!ヽ(´∀`)/
k
小夜は軽く百年は生きていそうだから性交経験はあるだろうな。
だが問題は処女膜に対し再生能力が発動するのかどうかだ。
145 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 22:04:36 ID:hkLrmfTd
そこだけは再生したほうがかえって辛いな
146 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 02:34:46 ID:ndrHf/qV
処女膜が再生するなんて(((°Д°;)もしそうなら、そんなのつら過ぎだ・・・小夜かわいそ過ぎるっ!
ただ小夜が、破られる時の痛みの快感フェチでなければの話だけど・・・
毎回処女膜再生するヴァンパイアの漫画あったよな
徳 弘の
錯乱したムイにメチャメチャに犯されるリクが見たい。
とにかく犯されるリクが見たいんだよ!!
長い間いたしてないと復活すると聞いたことがあるが…<処女膜
>>149 自分(♀)の体験談だが二年ぶりにエチーしたら痛かった。処女膜復活したらしい。
乱入スマソ
151 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 20:09:27 ID:pdNWwxTu
>>150 復活って、血が出たってことか?久々だから痛かったってことじゃなくて?
立ち入ったこと聞いて悪いが、SSの参考に聞きたい
マジレスすると、膜じゃない。突起。
⊃⊂
↑こんな風に左右から突き出た突起が塞いでるの。
その中心に隙間があるから、最初はそこにねじこむんだよ。
突起の間が広い人は痛みも少なく、血も出にくい。
暫くしてないと再生するってのも、突起が再度盛り上がって膣道を塞ぐ事がある為。
なんだこの流れ
>>153 なるほど。特に小夜に血出させなくてもいいのか。
ありがとう。
>>154 ゴメスwwwww
小夜が誰かとギシアン中でも、絶対どこかからハジが見てるんだろうな。
ハジ様がみてる
158 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 09:23:23 ID:sB6DCHzJ
カイ×小夜←ハジ
こんな感じ?
159 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 14:32:57 ID:een7AMKp
>>156 ハジカワイソス…(つД`)゚。°
でもよくよく考えるとそれってただの変態じゃんっw
でもそんな、いつも小夜だけ見てるストーカー忠犬ハジ公に萌える!
>>159 漫画のハジは特に犬だよな。カイと一緒にフォー食ってたり、ムイと一緒にバラ食ったり
どの漫画?
162 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 18:57:41 ID:WaYRzNNm
>>161 多分エース版じゃね?
コミック1巻出てるよ。
密林じゃ品切で入荷待ちらしいけど。
ありがと。探してみるわ。
164 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/19(木) 18:56:20 ID:yRcC/yRJ
ソロモンに中田氏されたい!
165 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/21(土) 01:31:04 ID:Y7P60MVo
>>164 ソロたんに中田氏……ハァハァハァ(*´Д`*;)
きっと鬼蓄にお攻めになるに違いないっ!
ハァハァハァ
ソロ小夜>下が駄目なら上に出せばいいじゃない
新聞記者×ヤクザ娘モエス
168 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/21(土) 22:42:37 ID:z90R080T
あぼーん
170 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 14:09:20 ID:9MX7edfs
飴男はもう出てこないの?
好きなんだけど…
せっかく同室だったのに…orz
172 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 23:36:05 ID:rrn9DSuX
少年エースで「ハジはえーと…犬!」の小夜の発言に萌。犬公認かよ。
そんな訳で覚醒したS小夜に首輪で奉仕させられるハジとかキボン
173 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 23:37:21 ID:zr9Ckc8x
リーザのエロ小説キボン
174 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 02:59:05 ID:KgJKtlKE
洞窟って暗くて狭くて寒くって………
そんな密閉した所で男女二人っきりになってすることと言ったら……ああ、この口からそんな恥ずかしいこと言えないよー。
でも遭難モノとかでよくあるじゃん、「寒い時は互いの肌を温め合う」!!
エロパロサイト無いの?
探したけど見つけられなかったよー
ノマカプでの微エロSSとかなら、時々ファンサイトにあるよ
画面でカットされてるだけで洞窟二人っきりではないと思うんだが…
178 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 02:44:52 ID:ZJiS8x3b
リクも一緒なら、もしもの事態が起こった場合一体どうするんだろう・・・・・・ハァハァ(´Д`;)
あのリクの事だ。きっと気を遣って寝たふりするだろう。
いつものテンション低めの口調で
「小夜姉ちゃん……ハジ……」
と言うだけだよ
ソロモンは激Sって事か!萌え〜
なんでも17話では上半身裸のハジが拝めるそうだ>某雑誌より
ハジ…やっちまうのかい?
上半身だけ裸になっても駄目だろう。
肝心の部分を露出させないと。
183 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 03:05:53 ID:rt6DcwZJ
ハジの肝心な部分・・・・
ハァハァ(*´Д`;)ハァハァ
ハジ×小夜で洞窟ネタが浮かんだので一つ書いてみようかな。
一応、今週中にうP予定で。
wktk
期待してます!
187 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 17:12:22 ID:oJ3VjgJA
全裸で待ってる
188 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 17:36:43 ID:Bomz9fmb
189 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 17:50:50 ID:b5/s5iho
お待たせしました。
>>184こと「鳥」と申します。
件の本放送直前の投下になってしまって申し訳ない。
こちらでは初めての投下となります。
では、宜しくです
洞窟にて
翼手に襲われ、吹雪の中を猛スピードで走る列車から落ちたリクを助ける為に、ハジと小夜は極寒のシベリアの雪原に
飛び降りる。ハジは、小夜の命令でリクを地面に叩きつけられる衝撃から庇うように抱き止め、転がり落ちた。小夜は、
飛び降りたときに体勢を崩して、地面に叩きつけられた。場所が雪原であったことが幸いし小夜は殆ど怪我をせずにすん
だ。しかし、叩きつけられた時の衝撃で気を失ってしまった。
「ハジ……ありがとう」
「いや……」
ゆっくりと身体を起こしながらリクはハジに助けてもらった礼を言う。礼を受けたハジは、無表情でそっけない返事を
返した。
二人は立ち上がり、衣服に付いた雪を叩いて払い落とし、視界の悪い雪原を目を凝らしながら小夜の姿を探して見回す。
「小夜姉ちゃーん!」
リクは大きな声で、姉の小夜の名を叫ぶ。しかし、返事は返ってこない。
「小夜姉ちゃーん! 何処に居るのー? 返事してーっ!」
それでも諦めず、リクは何度も姉の名を叫ぶ。何度、叫んでも返ってくるのは辺りに吹雪く風の音だけであった。
「……小夜姉ちゃん、何処にいるんだろう…?」
何度、叫んでも返事が返ってこないことでリクは、不安になる。
「……リク…」
ハジは、不安げに俯くリクの肩を軽く叩き、取り敢えず列車が走ってきたと思われる方向に向かって探して行こうと、
目で促した。
「うん。そうだね。このまま、ここに居たって小夜姉ちゃんは見つからないもんね」
リクは少し元気を取り戻した笑顔で頷いた。そして二人は小夜の姿を探して猛吹雪の雪原を歩き始めた。
小夜を見つけることが出来たのは、本当に奇跡に近かった。ハジとリクは殆ど感を頼りに小夜の姿を求めて雪原を
歩いていた。風に煽られ思うように進めず、一歩一歩、雪を踏み締めながらどれ位の時間、歩いていただろう。白一色
の景色の中に、別の色が混じっているのを見つけたのは。
それを目に留めたときに、二人は同時に歩を止めた。そして最初に、そこへ近付いていったのはハジだった。リクは
ハジの後ろを逸れないように付いていく。
目的の場所まで来ると、二人は並んでそれを見下ろした。そこには、身体の半分が雪に埋もれた小夜が倒れていた。
「!! 小夜姉ちゃん!」
リクはしゃがみ込み、雪の中から小夜の身体を掘り起こす。
「小夜姉ちゃん! 目を覚ましてよ!」
気を失っている小夜の肩を揺すりながら、リクは必死に目を覚まさせようとする。しかし、一向に小夜は覚醒しない。
「小夜……」
目を覚まさない小夜をハジは、抱き起こし顔を覗き込んだ。小夜の頬は血の気が失せ青白く、唇は紫色に黒ずんでいた。
「……」
これは危険かもしれないと思ったハジは、小夜を抱き上げどこか暖を取れる場所を探す事にした。
ハジに抱き上げられている小夜を心配気に見詰めながらリクは歩いていた。ずっと上を見上げていて足元を見ていな
かったリクは、雪に足元を取られ転んでしまう。
「わぁっ!」
「リク…大丈夫か?」
ハジが立ち止まり声を掛ける。
「う、うん。大丈夫。……あっ! あれ! あそこって洞窟じゃない?」
起き上がろうと顔を上げたリクの前方に、雪の中にぽっかりと穴を開けたような洞窟らしきものが見えた。リクは
その場所を指差しながら言った。
「……急ごう」
リクが指差す場所を見たハジは、確かにそこは洞窟だろうと思った。あそこなら吹雪も凌げるし、上手くすれば
暖をとることも出来るだろうと、その洞窟へと急ぎ歩き出した。
2.
三人が洞窟へと辿り着き、中を覗くとそこは見た目より開けた感じだった。奥のほうには幸運にも枯葉や枯れ枝が
落ちており、それで焚き火をして暖を取ることが出来そうだった。
ハジは洞窟の中心部に小夜を寝かせる。リクは手早く枯葉と枯れ枝を集めて来て、その側にまとめて置いた。
さて、ここでどうやって火を着けようかということになる。ハジとリクは小高くまとめられた枯葉と枯れ枝の山を
見て考えた。そこで、リクがハッと気が付いた。
「あっ! そうだ。これ」
リクはポケットに手を入れて、中からライターを取り出した。列車に乗ったときに、通路に落ちていたライターを
拾ってポケットに入れておいたのを思い出したのだ。
早速、リクはそのライターで枯葉に火を着け焚き火を熾した。
ハジとリクは焚き火を挟み向かい合って腰を下ろす。小夜はハジの隣に寝かされていた。
すると、ハジは突然、着ていた衣服を脱ぎだした。リクが驚いて見ていると、自分の服を脱ぎ終わったハジは、今度は
小夜の服を脱がせ始めたのだ。
「ハ、ハジ! な、何してるの?!」
リクは小夜の裸体を直視してしまって、真っ赤になりながら叫んだ。
「…小夜は身体が冷え切ってる。…こんなときは素肌になって、身体を密着させて温め合うのが一番だ」
「そ、そそそそういうものなの?」
ハジは淡々とした様子で小夜の服を脱がせ、一糸纏わぬ裸体にすると、彼女を腕の中にすっぽりと包み込むように
抱き締めた。そして、着ていた上着などを身体に掛け、熱が逃げないようにした。
リクは、流石にそれが正しいことだと頭では理解したとしても、目の前の光景はあまりにも生々しく、自分の視界に
入れることに限界を感じた。二人の姿が目に入らないように、リクは焚き火に背を向け、頭を膝の間に埋めるようにして
蹲って、今、見たことを忘れようとした。そうでなければ、自分の中に目覚めた、疼く様な熱感に囚われて自分が
どうなってしまうのか解らないからだった。そして、リクはそのまま眠りに付いた。
丁度、そのとき小夜は夢を見ていた。夢の中の小夜は、ハジと二人でロシアのとある村に向かっていた。目的地に
向かう途中の山中で、吹雪に遭い、それ以上、先に進むことが難しくなったため、近くの洞窟で休息することになった。
焚き火を前に腰を下ろす二人。寒さのせいもあるのかもしれないが、小夜の表情は曇っていた。二人の間には沈黙
した空気が流れていたが、それをハジが破った。
「小夜…顔色が悪いですよ。どうしました?」
ハジに声を掛けられても、小夜は俯いたままだった。ただ、焚き火の焔をぼんやりと眺めていた。そして、少しの間を
置いて口を開いた。
「…私は何をしようとしてるんだろう? ううん。そうじゃない。私のしてることは、許されることなのかな? このまま
だと私は…どうなるんだろう…。私は…私は…“何”になってしまうんだろう…」
そういい終わると、小夜は軽く頭を横に振り、膝の中に頭を埋めてしまった。
「貴女は、貴女です。他の何者にもなりません。貴女のしていることが正しいことなのか間違っていることなのか…
私には解りませんが……それでも、私は貴女の側に居ます。決して離れたりはしません」
蹲る小夜をそっと抱き締め、頭を優しく撫でながらハジは静かに言う。
「本当に? 本当にハジは私の側に居てくれるの?」
顔を上げ、ハジの瞳を覗き込みながら小夜は尋ねる。
「はい。私は決して、貴女の側を離れることはありません」
ハジは小夜の瞳を見つめ返し、頬をそっと掌で包み込みながら答える。
「ハジ……ありがとう」
小夜はハジの言葉に涙が零れた。自分がやらなければいけないと、決めて、今までずっとその道を進んできた。だけど、
やっぱり自分のしていることは本来、許されることではないのではないかと苛んでいたのだ。ハジは、自分が何者でも
受け入れてくれると言ったのだ。その言葉が心に染みて嬉しくて涙が零れたのだ。
「小夜…」
そんな、小夜を愛しく感じたハジは彼女の唇に自身の唇を重ねた。
「ハっ、ハジ?!」
唇が離れると驚いて小夜はハジから身体を話そうとする。しかし、ハジは小夜を抱き締める腕に力を込め、離そうとは
しなかった。
「…小夜…私は、貴女が愛しい」
そう言うとハジは、そのまま小夜を後ろへと押し倒した。
「ハジ…」
3.
突然の愛の告白に少々驚いたが、小夜は流れに身を任せ、そのままハジの想いを受けようと決めた。
自分を見下ろす、ハジをそっと小夜は抱き締める。それに答えて、ハジは小夜に口付けた。初めは軽く重ね合わせ、
次第に、強く激しく互いの唇を吸い、舌を絡ませ互いの口中で繋がりあった。
「んっ…ふっ」
口中で舌を絡め取られて、小夜はその感覚になんとも言えない気持ちになる。頭の奥が纏らないような感覚に、不思議な
心地よさを覚えた。
ハジは、小夜の唇を離すと、そのまま這うように耳元、首筋へと流れるように口付ける。小夜に口付けながら、手は
衣服の留め金を外し、脱がせていく。小夜はハジにゆっくりと衣服を剥ぎ取られ、下着すらも脱がされて、ほんのり桜色に
染まった裸体を晒した。
「ハジ…そんなに見ないで…」
無垢な裸体をハジは愛しそうに見詰めていた。それは小夜には恥ずかしかった。なんだか落ち着かない気持ちになって
しまう。居心地の悪さを感じて腕で胸を隠そうとすると、ハジがそれを止めた。
「小夜…貴女は綺麗だ。隠さなくていい」
そして、小夜の乳房に優しく触れ擦るように揉み始めた。
「あっ! やっ。駄目」
くすぐったい様な感覚に小夜は身を捩る。ハジは、尚も小夜の乳房を揉みしだき、先端の硬くなった乳首を口に含み
舌先で転がす。
「あっん。 な、なに? なんか…変…」
初めて味わう快楽に、小夜は身体の一部分に熱が集中するのを感じ、自分が可笑しくなってしまったのではと思った。
このまま、この感覚を味わっていて良いのだろうか? などと思っていたが、ハジの唇が胸から腹部、そして下半身に
到達する頃には、貪欲に快楽を味わっていたい気持ちに支配されていた。
ハジは、小夜の太腿をしたから内股へと撫でる。それだけで、小夜の熱を持った部分はますます熱くなり、中からは
止め処なく蜜が滴り落ちる。
小夜の内股にハジは掌を割り入れ、柔らかな茂みを指に絡めてその感触を楽しみ、その後に肉襞を開いて、中心部の
突起を指で弄ぶ。突起は敏感になっていてハジが触れるたびに、蜜は溢れ出し、それを指に絡めながら、上下に擦り
円を描くように擦って、愛撫した。
熱の篭った場所をハジに刺激され、小夜は頭の奥を何かで強く叩かれたようの刺激を受けた。それは、決して嫌な
感覚ではなく、寧ろ、とても心地良い感覚だった。その刺激にもっと、もっと支配されたい。小夜はそう思った。
その思いが通じたのか、ハジは、小夜の腰を持ち上げ、蜜を吸い、その敏感な突起を舌先で舐めあげた。
「ひっ! んあっ! ああんっ! ハ、ハジ!」
小夜の身体を激しい快楽という名の刺激が貫いた。無意識のうちに小夜は嬌声を上げ、自身の秘所をハジの顔に押し付け
て果てた。その時の小夜の秘所は、蜜で溢れぐしょぐしょに濡れていた。
「小夜…私は、貴女が欲しくて堪りません」
自身の愛撫で小夜が痴態を晒し、その姿にハジは最早、我慢の限界だった。急ぎ、衣服を脱ぎ捨てると、ハジは、小夜に
覆い被さり、身体を密着させた。
「ハ…ジ?」
ぼうっとした様子で小夜は、身体に直接触れるハジの温もりを感じていた。
「…小夜…っ」
ハジは、小夜の足の間に自身の身体を割り入れ、硬く熱くいきり立つ男根を小夜の秘所へと進入させた。一気に貫くこと
はせず、少しずつ奥へと進みいれるハジ。自身の身体の中を蠢く何かの進入に小夜は痛みと不思議な一体感と気持ちの
良さをを感じた。
「…あっ! あぁっ! ハジ!」
小夜は、ハジの背に腕を回し、しがみ付く。自分では、どうして良いのか解らない小夜は、ただ、ハジにしがみ付く
ことしか出来なかったのだ。思えば、小夜にとってこれが初めて男を受け入れる経験であったのだから。
ゆっくりと、確実に小夜の中を進むハジは、漸く一番奥深い所まで達することが出来た。小夜の様子を伺い、それほど
苦痛を感じていないことを知ると、ハジはゆっくりと腰を上下に動かし始めた。
「んっ…んっ…はっあぁ…あんっ」
初めのうちは、ただしがみ付いているだけであった小夜も、暫くするとハジの腰の動きにあわせ、甘い声を発するように
なった。そして、再び不思議な快楽の波が小夜に押し寄せてくる。快楽の波が押し寄せ始めると、ハジの腰の動きも次第に
早く激しくなり、彼自身も同じモノが押し寄せているようだった。
4.
快楽の波に何も考えられなくなり始めていた小夜は、半ば朦朧とした意識の中でハジに言った。
「ハ…ハジ…。ずっと、ずっと私の……傍に…いてね…。私が…これから先…どうなろうとも…傍に居て…」
「安心してください…小夜。私は…ずっと貴女の傍に居ます。…ずっと貴女を愛し続けます」
ハジは小夜の身体を激しく突き上げながら、愛しい女の願いを聞いた。
「あっ。あぁっ! 嬉しい。ハジ! あっん…私…もう、なんだか……あっ! んああああっ!」
ハジの言葉を聞いて小夜は嬉しさを感じると同時に身体を支配しつつあった感覚に、身体を一気に貫かれ、絶頂の時を
迎えた。
「小夜…受け取って下さい!」
小夜が快楽の絶頂に達すると、ハジも彼女の中に自身の熱い思いの篭った白濁液を放出して果てた。
情事が済み、恍惚とした表情の小夜を眺めながらハジは、彼女が愛しくて愛しくて堪らない気持ちになっていた。例え
これから先、彼女の身に何が起ころうとも、自分は決して傍を離れまいと思った。傍に居て、愛しい小夜の身も心も
守りたいと、そう思ったのだった。
小夜が目を覚ますと、目の前にはハジの顔があった。そのことに驚いた、小夜は跳ね起きた。起き上がってみて、もっと
小夜は驚いた。何故なら、自分は何も身に着けていなかったからだ。
「ハ、ハジ?? これ、どういうこと?!」
落ちていた、衣服で身体を隠しながら、ゆっくりと起き上がるハジに、小夜は詰め寄った。
「…貴女は、気を失って身体が冷え切っていました。あのままでは、貴女は危険でした。だから貴女の身体を素肌で
抱き締めて暖めていたのです」
「そ、そうなの?」
ハジの言葉を半ば疑っていた小夜だが、直ぐ近くにリクが眠っていることをしると、どうやら嘘は言っていないのでは?
と思った。
「はい…」
自分の問いかけに頷くハジを信用することにしたが、すこし疑問に感じることもあった。小夜は、身体の奥に残る熱感と
不思議な疼きはなんであろう? と。自分は今まで夢を見ていた。その夢の内容は覚えていないが、夢の中で同じような
感覚をかんじていた気がする。これは一体どういうことなんだろう、と思った。
しかし、そのことよりも小夜は夢の中で、何かとても大切なことを約束したような気がしていたが、それすら
思い出せない。真実は、ハジが知っているのかも知れないけど、なんだか気恥ずかしい感覚に襲われて、尋ねることを
断念した。
「一体…なんだったんだろう…?」
小夜は、呟きながら衣服を着始めた。
終りです。
また、何かネタが浮かんだら投下しに来ます。
それでは。
194 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 18:37:36 ID:ladyau3p
うおーうおー
GJ!!
今週もたまらん!みんながんばってっ
鳥さん GJです。
超×100倍GJー!!!(・∀・)
特に
>>193のエロ描写とかサイコーだぉー!
お陰様で、ハジ小夜な17話を観た後の萌えエロ分を完全補完する事がデキマシタ!(*'∀'*)
GOOOOOOOOD JOB!!!
鳥さんトンクス!神です!
自分も17話見た後こんなSSを待っておりました
GJ!!
リクきゅんも一緒に混ぜてくれたら更に良かったけどw
17話でハジ小夜はキスをしたに100万票投票します
明らかにあの二人はできています。
もちろんすでに肉体関係もただならぬ仲です
本当にありがとうございました。
じゃあリクきゅんは俺のもので
いやリク君は漏れのもんだ。
んじゃ、俺は真央をいただいてくか。
そんじゃ俺はソーニャタソを頂く(*゚∀゚*)
例え中味がおっさんだとしてもソーニャタソなら総てひっくるめて愛すことがデキル
>>204 ちんこが生えててもいいんだよ……
外見さえソーニャタソであれば!
それにちんこあったら、攻めも受けもどっちもデキルじゃないか(・∀・)
ものは考えようさ
ソーニャタソかわいいよソーニャタソ(;´Д`*)
また復活して欲しいな…
ソーニャ×サヤ
(*´Д`)
207 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/10(金) 16:39:27 ID:tR7JQk8P
どうしても血+の絵じゃ萌えられない・・・
作品自体は好きなのに
208 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/10(金) 16:43:04 ID:tR7JQk8P
>>207 じゃあお藻えさんの分もまとめてオレが萌える!
オレは今まで出会ったアニメキャラの中でリクが一番萌えるよ
あぁ…どうしてあの子はあんなかわええんだろう(〃´Д`〃)ポゥッ
リクを調教していろんなプレイがしたくてたまりませんwww
はぁぅーリクぅー
ここってショタ多いね
>210
安心しろ、ここに限らずショタ好きは多いぞ。
リクってさ、ぶっちゃけもうむけてんのかな?
まだなら年上のお姐さん方に寄って集ってむかれた挙句に
揉みに揉まれて「大人」になるってシチュに禿げしく萌え!
あくまで個人的な萌えですが
……一番萌えはハジだったりするけどね
犬……か。
このアニメの男キャラは乙女狙いにもかかわらず
男に嫌われないな、むしろ好感さえ感じる
216 :
212:2006/02/10(金) 21:55:55 ID:EroskxG4
うお―――――っ!!IDがErosになっとる!
>>215に言われるまで気付かなかったよ
これは自分の頭にエロ神様がご光臨なさる予兆なのか?!
>>216 エロ神様が降臨してきて、もしエロ小説なんぞのネタが思い浮かんだら是非ここへ投下を!
>>212 小柄な中2で性に目覚め始めたお年頃っぽいリクのペニスは…
根元に小さく生え出した細くて柔らかい陰毛、
勃起してもまだ包皮が全然剥けずピンク色の亀頭がちょこんと顔を出してて
しなやかでまだ小振りながらも硬さと熱さは大人に引けを取らない芯の強い未成熟な肉棒が理想的…
と俺の中ではそうなっています。
>>218 『子供だと思って馬鹿にしないでよ!僕もう14歳だよ? まだまだ子供に思われるかもしれないけど、僕だってここはもう立派な漢だよ! 僕にだって大人の女の人一人や二人くらい、悦ばせることだって出来るんだ!!』
未熟ながらも一生懸命頑張る健気なリクきゅん(*´Д`*;) テラモエス〜!!
リクは攻めだと思ってた。
>>220 さんざん受けでもてあそばれた後に覚醒するんだよこれ一挙両得
222 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 22:40:42 ID:5uFkz+30
おまいらリクは女だぞ
その通り、カワイイ男のコは女の一種として売れる時代なのだ。
リクきゅんは股間に可愛らしいつぼみがついた女のコ(*´¬`)
224 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 17:15:12 ID:yWHMvGcX
最初に殺られた眼鏡っ娘が可愛かった……。
冒頭で眼鏡っ娘の首噛んで血すすってたシフのカルマン(だっけ?)がカッコエかった〜w
あの噛み方といいエロくて最高!(´∀`)
良い子の特番で顔観てずっと女だと思ってたから男だと知ってビツクリしますた。
>>227 本スレみてたら名前カルマンじゃなくてモーゼスだったみたいです^_^;
間違えた
アンシェルやグレゴリーが擬態化できるってコトはひょっとして、シュバリエ自体変身能力を持ってるってコト?
じゃあソロモンタソも?
もしソロモンタソにも変身能力あったら色々な妄想が広がってくヨー(*´∀`*)
色んなのに変身させて色々な人達と絡ませたいよぉー
つまり『着せ替えお人形さんゴッコ』ですヨ!
まぁ今の美少年のままでも充分イケますがね・・・
>>229 ソロモンは攻めも受けも変幻自在!
兄属性<エース版でシャールを攻め可愛がる超ドS
弟属性<次回予告で何度も「兄さん…」を連呼
を併せ持つ、非常に超貴重な人材である。
美貌を活かして男を惑わす事も女を虜にする事も可能だろう
つまり彼はオールマイティな完全体シュヴァリエなのだ!
うお、いつのまにこんなスレが立ってたのか
とりあえず上の方のハジサヤ万歳
ハジ「小夜、見て・・このホットドッグ、何かに見えませんか?」
小夜「?・・わかんない」
ハジ「まるで、昨晩の二人の再現ですね?」
はっと意識して膝を固く閉じ、頬を赤く染めうつむく小夜
ハジ「こうやって、何度も、何度も入り口に擦りつけるだけで・・」
ハジの長い指がソーセージをパンの中で縦方向に動かす
小夜「やだ・・言わないで!」
しかし、言葉とは裏腹に、小夜の手がハジの辱めの言葉に反応し、ゆっくりと股に差し入れられる
ハジ「気を遣ってしまう貴方は、愛おしく・・みだらで、いやらしかった」
小夜「ち、違う!わたし・・ハァ・・ハァ」
彼女がゆっくりと横倒しになったのは、トラックの揺れのせいではない
すでに荒くなった切ない吐息とともに、
スカートに太ももに挟まれるような格好で差し入れられた小夜の細い両腕が小刻みに動く
小夜「もっと・・」
ハジ「?」
小夜「もっと、蔑んで・・いやらしい女だって、軽蔑して・・ハジ!」
ちょうど背後で一組の豚が行為に及んでいるのに、ハジも小夜も気付く
敏感な部分への擦過を続けながら、何かを期待するようにハジを上目遣いに見上げる小夜
ハジ「そう、小夜・・あなたは、そこで盛ってるメス豚のようです」
小夜「ちがっ!・・違う・・」
今度は膝をついて、自らめくりあげた尻を高々と突き出し、ショーツ越しに秘部をいじる小夜
眉をひそめた苦悶の瞳、それを決してハジからそらさぬままに、ハジに見えやすいよう、体を回しにかかる
小夜「ハジ、見ないで、そんな目で・・」
ハジ「太ももに川ができてますよ、小夜?豚でもそんなはしたない格好はしません」
小夜「!っ・・!っ!っ」
とどめの言葉にアゴをのけぞらせ、全身を硬直させ気を遣る小夜
目を閉じたまま、うなずくようなしぐさを繰り返して、
何度も訪れる快感の波をその細い全身で享受するのだった
ソロモン×小夜
お願いします
↑同意見!!
鬼畜ソロ様お願いします!!
>>232 GJ!(*´∀`*)
漏れも漏れも━━━っ
ソロ様の鬼蓄っぷりがみたいとです━━━━━━━━━━━━━━━━━━っ!
>>232 GJ!
もう笑っていいのか萌えていいのかwwwwwww
>>232 これは新たなる羞恥プレイですか
しかしハジサヤ派の俺にはたまらんww
カイサヤは需要ないかな
どうか一つ。
カイはDQNだから需要ナシ
リク「カイにいちゃんってなんだか浮いてるよね」
>>240 ワロスw
しかしカイサヤ普通に需要はあるんではないの?
もしカイサヤ書く職人いたらガンガレ
↑アンカーかけまちがえた…
240を
>>241に訂正
カイイラネ
なんでみんなそんなにカイを嫌うの?
DQNだから?
役立たずなのは別として、心意気は結構男前だと思うんだけどなぁ・・・
いい奴だと思う。
カイは嫌いではないが、小夜との組み合わせが萌えない
カイはハァハァ一人で言ってるイメージしか思い浮かばない
でもカイサヤ希望
アンシェルに恥ずかしめを受けるリクきゅん萌え萌え萌え〜
くそっ!あの女装癖変態おやじめっ・・・
小夜はシュバリエたちの花嫁=ダンスパーティーのときのソロ小夜のエロ会話は伏線だったのですね
グレゴリーのヤツ、なんで十七話の時なだれ込んでしまわなかったんだろうな。
それともあれは、ソーニャの姿で一度致してしまった後なのか…。
はじめまして! 私ミン、ちょっと多感な女子学生!
最近新しいルームメイトが入ってきて、ニホンから来たサヤって言うんだけど、ちょっと不思議な子。
でも私たちとっても仲良しになって、今度サヤの兄弟とハノイで会えることになったの!
お兄さんがカイさんで弟がリクくん、話は聞いてるけど本物の2人ってどんな男の子なんだろう?
私と友達になれるかな?もしかしてすごいカッコ良くて、ひょっとして恋に落ちたり………
いや〜〜〜〜ん!!!
………でも、そこで私が見たのは信じられないものでした………
「相変わらず生えてねぇな、サヤ。割れ目が丸見えだぜ」
「ほんと子供みたい。あ、そうだ、僕最近生えてきたんだよ」
「まだちょっとだけどなw」
「もう〜〜カイ兄ちゃん、ちょっとは余計だよ〜〜!」
「しょうがねぇだろ、本当の事なんだからよぉw」
いったい…一体なにをしてるの……?
サヤがスカートをまくり上げて……下着穿いてなくて……
それをカイさんとリクくんが眺めたりいじくったり……私…何でここにいるんだっけ……
「あ、ミンさんこれ見るの初めて?サヤ姉ちゃんってアソコに一本も生えてないんだよ」
「おいサヤ〜、ダチにちゃんと話したのかよ?久しぶりにお前のマンコ
可愛がってやるところをダチに見てもらおうって」
「い…言えるわけないよ……」
「でも連れてきたでしょ?それって見てもらいたいからじゃない?」
「なんだかんだ言って見られると気持ちいいんだよな、なぁサヤ!!」
「ひぃ…ッ!! ッッ……! んぅぅんんッッッ……!!」
あ…サヤ……苦しそう……でもなんだかきれい……それに何となくだけど悦んでるような………
何だろう…私も……せつないような、あついような、体が……変な……
「どうしたのっ、ミンさん!」「ッッ!?……リ、リクくん!?」
「さっきからボーっとしちゃって、もしかして驚かしちゃった?」
「あ…その……」
「そうだよねー、あんなところ見たら普通びっくりするよねぇ」
「あ、あなたたち、サヤの兄弟なんでしょ?なのに何で…兄弟なのに…あんな……!」
「ふふふっ、ミンさんってこういうことあまり慣れてないんだ、真っ赤になって可愛いっw」
「なッ…!!」
次の瞬間、リクくんが私の胸をつかんできました……
「ひッッ…!な、なななな……!!」
「ミンさんの胸大きい……サヤ姉ちゃんより大きく柔らかくてあったかい……」
「や…やめて…悪ふざけもいい加減に……ひゃぅぅぅぅんッッッ!!!」
リクくんに揉まれた所から痺れるような感覚が広がって、体の力が抜けて頭がボンヤリしてきます。
……サヤ……私たちこれからどうなるんだろう………
3兄弟+ミンの4Pキタ━━━━━━━ッ(・∀・)!!
積極的なカイ兄ちゃんとリクきゅんにハァハァ(;´Д`*)
Wktk
4Pの続きマダーぁ?
生意気なを小夜をシめてやるッ!
ディーバのシュバリエ、アンシェルが見守る中、制裁は行われた。
既に小夜の口中ではソロモンの赤黒い怒張が暴れている。
「ジェームズ、小夜のお尻がおねだりしているようだね」
アンシェルの声に応じて、ジェームズのブリーフから屹立した一物が顔を覗かせた。
ゆうに一尺はあろうかという業物に、恐怖に顔を歪める小夜。
しかし、その恐怖心とは裏腹に、小夜の肉芽は硬度を増していく。
−小夜にとっては、その恐怖こそが色欲そのものだったかもしれない…。
ぐちょぐちょに濡れた小夜の頭皮を、ネイサンが絶妙な舌技で剥いていく。
サーモンピンクの陰唇が徐々に姿を現すのと平行して、
ジェームズの淫槍が小夜の菊門にねじり込まれていく…。
ディーバのシュバリエ陣によるド迫力の4Pファック!
だが、長い夜は幕を開けたばかりだ…。
>>256 グッジョブデス
でもソロモンタソは赤黒くなんかありません
ピンクです
それ、いちごまあくの新刊?
空気読まずにソロモンハァハァ(*´Д`*;)
車のドライブテクも凄い上手い器用さんだからきっとエロテクの方も凄い上手いに違いない!
>>258 いちごはこんな数奇者好みの萌え的にマイナーな作品なんかには目もくれない。
メジャーで原作知らなくても書ける、萌えオタがいくらでも釣れそうな元ネタしかやらないよとマジレス。
いちごの本ほど、つまらないものはない。
エロ同人好きな俺でさえ、あれはダメだ。
鬼畜モノでもどこかに作品、キャラが好きだってのが
見えないと。
リクきゅんの体が今どんな成長ぶりなのか知りたいです(´Д`*)
アンシェルのセクロスって濃そうな気がする。
ネチっこく攻められそう。
>>264 そんなねちっこく攻めるアンシェルお兄たまにハァハァ(*´Д`*)
禿げおやじ好きだよ
禿げおやじ
267 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 17:42:00 ID:a33AN99/
ζ´_ゝ`) 小夜が小夜が・・・私の小夜が・・・・・
ソロ小夜画像
グッジョブです。
今日、初めてコミックスを読んだけど、カイの男気がはるかにアップしててあせった。
あとハジのエロさが上がっててビビッタ。
もう、やるしかないと思った
270 :
落ち着けよ:2006/03/09(木) 01:42:01 ID:4QcOTwwF
そんなにハゲハゲ言わなくても…
>>265 わ た し は 小 夜 に な り た い …
ハァハァ(´Д`*)
ソロ小夜が画像拝見したい
273 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 16:37:51 ID:sNSyS4m6
サヨはロンゲのほうがよかった
>>265 ソロモンとセクスしたい
ハァハァ(;*´Д`*)
>>274 きっとソロモンの事だから激しく鬼蓄に「して欲しいんでしょぅ?僕の言う事聞かないとやってあげませんよ?」とか時々わざとじらしながら攻めてくるよ。
ソロモン素敵(*´ω`*)ポッ
禿げおやじ
夜のお相手 ハァハァ(;*´Д`*)
「ハジ、昔言ってたわよね。“ヨルのアイテしてやるよ!”って。夜何するの?」
「……それ、何かの冗談? 小夜、分かってて聞いてるんだろ?」
「わたし、知らないよ。夜はいつも一人だもの。ジョエルは部屋に戻っちゃうし」
「……」
「ハジが来てから、夜も楽しくなったかも。今日はここで一緒に寝ていいよ。
そのかわり、私の“ヨルのアイテ”もすること!」
「…別に、小夜がしたいんなら、俺はいいけど。」
「えー、寝間着を脱ぐの?」
「…全部?全部脱ぐの?」
「わっかったってば!ちょっと待ちなさい!」
「もー…脱いだよ、ほら!…ってっちょ、ちょっと!」
「何する…の、ハジっ……んっ…」
「…そんな所、触らないで、ハジ…汚いよっ…やっ…やだあっ!!」
「あ…やだ、舐めないでったらあ…んっ!!!」
「いった…痛いっ!ちょ…っと、ハジやめて!痛い!」
「こうなってから、やめられるわけないだろ」
「何よ、それ!ひどい、ハジなんかっ…ああああっ!!!」
「…小夜っ…」
---
みたいな。ぬるくてゴメソ。
終わりなの……?(´・ω・`)
毎夜毎夜か。
いいなそれ
281 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 20:48:26 ID:vwakvmjj
実は子ハジが毎晩小夜を調教し続けた・・・
この展開いいかも。
>>278 なにその小話?GJすぎ
続きうp激しく希望!!
283 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 06:50:50 ID:KFDcjFUj
気が付けば暗い堂内に鎖で繋がれていた
「ねぇ小夜、私が今までどれほど貴女を欲しいと思っていたか分かりますか?」
「あっ!ああ・いっ・・いやっ!!」
「お願い、や・・やめっ・・・」
小夜の懇願もむなしくソロモンの長い指が、小夜の膣内へ進入する
「・・・どうなんです?」
ぐちゅ
「あああああっ!」
いきなり指を激しく動かされて
未だこの様な経験の無かった小夜の体は大きくのぞけった
「う、あぁっ・あっぁぁあ!」
一方ソロモンはこの行為を止めることなく
指と言葉を使い、更に小夜を責めていく
「こんなに濡らして・・・感じてるんですね?」
「あっあっぁ!ちっちが・・・ひっ!」
「ほら、こんなにも僕の指をくわえて放さないんですよ。」
「いっ、いやぁっ!っんんぅ」
満足そうに笑いながら苦しそうに悶えている小夜を見ながら言う
「それじゃあ、僕も期待に応えてあげなくちゃいけませんね」
ソロモンはジッパーを下げ巨大になったモノを取り出す
それを見たとたん小夜の頭に
先程までの恐怖とはまた違う恐怖が通りすぎる
「・・・小夜・・・」
「いっ・・嫌!嫌!!お願い、それだけはっ・・・ああああっ!!」
激しく抵抗するその前に巨大なモノは小夜の中へ進入し
激しいピストン運動を開始する
「あぁっ!あぁっ!ぁぁああっ!!」
「いやあぁっ!・・ひぃっ・・あああっ!」
ジャリ・・・と繋がれた鎖が音を立て
注入をくり返すたびに揺れる乳房とこぼれ落ちる涙がソロモンの興奮を更にかき立てる
「あぁっ・・小夜・・小夜っ!」
「いっ・・痛い、いたっ・・あああっ」
「小夜・・・貴女は・・・」
「貴女は我らの・・・私の花嫁」
あのシュバリエなどに
「誰にも渡してッ・・うっ!なるものかっっ!!」
ズブズブブッ!
「ああああああっ!!!」
いきなり最奥を突かれた小夜は身体を弓なりに反らしながらイってしまった
「ああぁっ、はぁ、はぁ・・・」
もう、息も途切れ途切れになっている
「どうしたんです小夜?まだ私が満足していませんよ?」
今までの行為に、まるで疲れを感じていないような口調で
金髪の青年は少女の耳元で囁いた
そんな青年の様子を小夜は恐怖を映した瞳で見上げる
「貴女は永遠に、私だけのものなんですからね」
本当はもっと細かく書いていたが
つかれMAXだったんで・・・スマソ
乙!
初めてソロ小夜読めたよ!
嬉しす。
ソロサヤいいな。GJ!
ソロ小夜♪
グッジョー――――――――――――――ッブツツツッッ!!!!!
「あっ……アアッ…はぁっ……」
「ミンさんやはり気持ちいいんだね、乳首立ってるのが服の上からでもわかるよ」
「ああ…恥ずか…しい……そんなこと言わない…で……」
「でも嘘じゃないでしょ?ほら、こうしたら……」
「ヒッ?!ひゃぁぁぁぁぁッッッ!!」
いきなり乳首をつねられて思わず叫んでしまいました。
確かに、私はリクくんに胸を揉みしだかれて感じていました。
本当なら、怖くて、恥ずかしくて、嫌なのに……
にもかかわらずリクくんの行為を受け入れたのは、目の前で絡むサヤとカイさんの恥態のせいかも知れません。
「……ねぇ、ミンさんいいよね?」
「え…?」
「ミンさんの胸、直接触ってみたいな」
え……そ、そんな、ダメッ、そんなことできない……
でもリクくんは私の上着をたちまち開き、胸の下着まで外してしまいました。
「や…あッ……!」
「わぁ思った通りだ。ミンさんってサヤ姉ちゃんよりいいおっぱいしてるね」
「あ…あ……」
突然のこととこの状況に顔をおおってしまう。
私…男の子に脱がされて、む、胸を…ま、丸出しに……
ああソロサヤ素敵っす〜
>>283 ネ申GJ――――!!!
鬼蓄ソロ×小夜をありがとう!!!
こうゆうのをずっと待っていたんだ(嬉泣)
小夜いいな、漏れも鬼蓄ソロモンに攻められたい・・
ゼヒゼヒまた新作を頼んますm(_ _)m
腐女子キモス
ソロモン・小夜・ハジの3Pお願いします
293 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 19:02:22 ID:EsFTCFhX
堂内に監禁されてもうどれくらい経つのだろう
「うぅっ・・・ぁあああっ!」
「小夜・・もっとその声聞かせて下さい・・・」
「うっ、あぁあああっ、んああ!」
救いなど来ないのだと思った矢先に、あの人が来たのだ
「小夜!!!」
そう、
これが悲劇の始まりになるともしらずに・・・
「・・・・・ハ・・ジ・・・・?」
「おや、これは・・・邪魔が入りましたね」
ハジが助けに来てくれた、小夜は希望に目を輝かせた
「貴様っ!!小夜に何をした!!?」
「何って・・・見れば分かるでしょ?」
そう言ってソロモンは鎖で繋がれたままの小夜の頬に触れる
その顔は身体を奪われた屈辱と悲しみで涙に濡れていた
「んんっ・・・」
「性交ですよ、彼女は我らの花嫁なのだから当然の行いでしょう?」
その言葉を聞いたとたん、ハジの瞳が一層険しくなった
「貴様ぁぁぁぁぁぁぁぁあッ!!!」
ハジは猛然と敵へめがけ攻撃を仕掛ける
ヒュン!と、翼主化した腕にいつもの倍以上の力を入れ
正確に首の位置を狙うように攻撃する
相手側にいたっては
冷静に事態に対処しようとしていた
「全く・・・礼儀を知らぬシュバリエだな」
ソロモンは片腕だけをあげ
ハジの激しい攻撃を受け止める
「ちっ・・・!!」
「・・・こんなものなのですか?貴方の力は・・・」
片手で攻撃を受け止めながら
ソロモンは自分の服のポケットから
なにやらカプセル状の薬らしきものを取り出した
「こんな事では大切なものなど守れるはずがない」
言葉を言い終えると同時に
ポケットから取り出したカプセルを
ハジの口めがけて弾く
「グッ!?」
いきなり口内へ進入してきた異物を
入ってきたときの勢いにより、ハジは飲み込んでしまった
それを飲み込んだ後から彼の身体に変化が生じる
「・・・っつ!?貴様っ何を・・・」
「思ったより効き目が早いですね・・・それは媚薬ですよ」
「!?」
「それもわがサンクフレシュ特製のね、特徴は効能が長いことですかね?」
クククッ、と笑いながら
ソロモンは再び力無く横たわる小夜の元へ近づく
「さぁ小夜・・・彼がどれだけ我慢できるか見てみましょうね?」
「い・・・いやぁ・・」
迫りくる“何か”に理性を奪われないよう心の中で格闘しながら
ハジは必死で小夜のいる方を見る
「ぁ・・さ・・小夜っ・・・!」
294 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 19:05:12 ID:EsFTCFhX
「あんん・んっ!」
一方のソロモンは
先程ハジによって中断された行為を再開していた
「小夜・・・」
乳房を片手で揉みしだきながら
残った手を下の方へもっていく
身に纏っていたものが、小夜が寒くならぬようソロモンが掛けた布一枚だけで
ほぼ全裸状態だったため
ピンクの肉芽が此処からでも確認できる
「んぁ!んぁああっ」
クッとその部分を軽く押すだけで小夜から淫らな声が上がる
「小夜は此処が気持ちいいんですよね?」
ソロモンは相手の感じる所ばかりを躊躇に責め立てる
その頃、先程飲まされた薬の効果に悶えていたハジの理性は
媚薬を飲まされたうえに、主人の淫らな姿を見せつけられ
もう限界に来ていた
「・・・さ・・・・・や・・」
ホシイ・・・ホシイ・・・・
彼女のからだがホシイ
「くぁっ・・さ・や・・・」
−−−−−−もうダメ・・・だ・・・・・・・
「つっ・・!」
何かが、身体の奥で目覚める。
ソロモンはそんなハジの変化にすぐに気づいた
「フフッ・・・どうやら限界が来ちゃったみたいですね?」
彼の言葉の意味が分からず
小夜はハジのいる方を見た
「・・・・ハジ・・・?」
ハジがゆっくり小夜の方へ向かってくる
「・・・・・・?」
「小夜・・・すみません」
いきなりハジの姿が視界から消えた
その瞬間秘部へ熱く滑りとしたものが触れていることに気づく
「ひっ!ひぁああああ!?」
ハジが舌で小夜の秘部に直接触れてきたのだ
「んっんぁあああああああ!!」
指とは比べものにならない程の快感に
小夜は体を弓なりに反らした
ウソだ、どうしてハジがこんな−−−−−!?
「あぁ可哀想に、小夜は彼に裏切られましたね・・・自分の従者である彼に」
その言葉に小夜の目が大きく見開かれる
「あ・・ああぁ・・・」
美しくも恐ろしい笑みに、小夜は改めて恐怖を感じた
「さぁ・・・もっと我らにその美しい声を聞かせて下さい・・・」
それだけ言うとソロモンは果実のような小夜の唇にキスをし
口内に舌を入れ込む
「んっ!んんんん!!」
逃げる小夜の舌を自分のと絡ませ
唇の端から透明な液が落ちていく
「んぅう、んんんんっ!」
295 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 19:10:27 ID:EsFTCFhX
ソロモンとハジに両方の“口”を奪われ
小夜の頭は真っ白になりそうだった
そして−−−−−
「そろそろ良い頃ですね・・・」
「・・・・・」
ハジは返事こそしないものの
ソロモンの意見に同意したようだった
力ない小夜の身体を四つん這いにし
ハジが後ろに、ソロモンが前に来るような形になった
「小夜・・・入れますよ・・・・」
そのとたん小夜の背筋に電気が走ったような衝撃が伝わった
ハジが勢いよく、ぐちゃぐちゃに濡れそぼった秘部へ
赤くドクドクと脈を打つモノを入れてきたのだ
「んあああああああああっ!!!」
それは小夜の中に入ってきても尚、容積を増し続けていく
「んあっ!ひぃいいい!!」
相手のことなど気にしない風に、激しいピストンが始まる
「僕のも舐めていただけますね?」
ソロモンはしたに向いた小夜の顔を上向かせ
自分のモノを小夜の口にこすりつける
「んあっんああっ!」
いやいやと首を横に振りたいが
人間離れの力がそれを許してはくれなかった
「さぁ小夜、口を開けて・・・・」
「んんんっ!んむぅっ・・・」
半ば強制的に相手の口を開けさせ
自身を入れ込む
「貴方のナカは・ッ・・熱くて・・気持ちいいですね・・・・・」
クチュクチュと音を立て
口の中に入りきらないほど大きくなったモノを
小夜は必死に舐めようとしたが
ハジが腰の動きを少しも遅めることがなかったため
秘部から背筋を伝って押し寄せる快感に
舌が上手く動かせないでいた
「小夜・・・僕はもう、我慢できなくなってきました・・・」
そう言うとソロモンは小夜の頭を掴み
口から自身を抜き出しし始めた
「んんっんんんんんっ!!」
296 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 19:13:34 ID:EsFTCFhX
前からも後ろからも激しい責め立てが行われた
堂内には淫らな水音が響き渡り
そのことがいっそう小夜を苦しめていった
体中が汗と体液まみれになり
乳房が激しく上下に揺れる
ただ歯を食いしばりながら耐えるしかなかった
それにもう小夜にも限界が近かった
「んっん、ん、ん、んんんん」
下腹部が痙攣し始める
そんな様子の小夜を見てすかさずソロモンが言う
「イキたいみたいですね?小夜」
小夜はソロモンのモノをくわえたまま
首を上下に振る
「・・・だそうですよ、小夜のシュバリエ?」
「・・・小夜ッ・・・」
細い腰をグッと掴み
ハジは今まで以上に速いスピードで小夜を責める
ジュグ!ジュグ!ジュグ!
接合部から溢れ出る蜜は留まることを知らぬように溢れ出す
「んんんんんんんんんっ!!」
「本当、綺麗ですよ小夜・・・僕もイカせてもらいますね」
ソロモンも小夜の口から自身を抜き出しするスピードを速める
「はぁっ・・・小・・こ・・や・・・」
ああぁ、もう・・・
ダメ・・・もう、限界・・−−−−
身体をビクンッと震わせながら、小夜はイッた
「んっふぅ・・・んんんんんんんんんっ!!!」
小夜がイクのに合わせハジとソロモンもほぼ同時に達した
膣と口内に大量の精液を放出する
「ふぅ!んんんっ!」
ビュルビュルと音を立てながら小夜の体内を犯していく
全ての精液を出しきった後で、二人は自身のモノを引き抜いた
「・・・・はぁ・・あ、ぁ」
全てが終わり、小夜はその場に力無く倒れ込む
「はぁぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
やっと、終わった。
そう思った
そう思っていた
・・・そう思えたら良かったのに−−−−−
「まだ終わらせませんよ・・・」
金髪の青年が小夜の耳元で残酷な言葉を吐いた
「残念だけど彼がまだ満足していないみたいなんです・・・」
小夜の瞳に恐怖が映し出される
「付き合って、頂けますね?小夜。」
夜明けはまだ、来そうになかった。
やっぱり疲れMAXですな・・・スマソ
お疲れ様です!存分にハァハァ(;´Д`)させていただきました。
298 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 23:30:15 ID:Xmbkuhws
ソロモンは小夜の手を掴み、廃墟の石壁に身体を押し付けた。
「い、いやっ」
その素早い動きに恐怖を感じた小夜は、力を振り絞り両手でソロモンの胸を押し抵抗した。
「危害を加えるつもりはありませんよ」
ソロモンは小夜の顎を持ち、顔を近づけると、啄ばむように何度かキスをした。小夜がたまらずに吐息をもらすと、ソロモンはフッと微笑み、今度は情熱的に唇を吸い強引に歯列を割って舌を絡ませてきた。
「んんっ…ふぅっ」
息ができないほど激しいキスに小夜の頬はたちまち紅潮する。初めて味わう感覚に小夜の思考は停止し、抵抗する術を失っていた。
「少し暑いようですね…」
ソロモンは小夜の上着を器用に脱がせ、白いブラジャーとスカートだけにした。薄っすらと汗をかいた小夜の肌からは独特の匂いが立ちのぼりソロモンの鼻腔をくすぐる。
「小夜…」
たまらず、小夜の細い腰を持つと、ゆっくりと小夜を味わうかのように首筋から胸へと愛撫していく。小夜の白い肌はたちまち鮮やかな朱に染まっていった。
「はあっ…あん」
小夜はたまらず喘ぐ。柔らかそうな紅い唇からは官能的な舌がちらりと見える。腰は砕け、小夜は地面にずるずると座り込んだ。ソロモンは満足そうに微笑み、小夜のブラジャーのホックに手をかけ外そうとする。しかし、背後に気配を感じ、動きを止めた。
「ハジ…ですね」
ソロモンは、振り返らずにいった。
ハジは無言で近づいてくる。手には鮮やかな橙色の百合が握られていた。
「小夜を見て…。あなたはこんな小夜を見たことがありますか。とても美しい」
ソロモンは手の甲で小夜の頬を撫でる。小夜はトロンとした目のまま、ソロモンを見つめていて、ハジには気づかなかった。
299 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 23:32:30 ID:Xmbkuhws
「小夜っ、しっかりして…」
ハジはソロモンの問いには答えず、小夜に駆け寄るが、ソロモンは片手で制する。
「ハ…ジ…?」
ようやくハジの存在に気づいた小夜は、潤んだ瞳でハジを見上げた。
「小夜。続きはどうしますか」
二人が言葉を交わす前に、ソロモンが小夜に問う。
「ハジ…。私は大丈夫。この人と二人だけにして」
小夜はハジから視線をはずし、呟くようにいう。
「しかし、小夜」
「…邪魔しないでっ」
小夜はやや切れ気味に叫ぶ。ソロモンはその様子をみてクスクスと笑いながら、小夜の髪を撫でると、小夜はソロモンに少しだけ身を寄せた。
「小夜……」
ハジは、驚いたように目を見開き、二人を交互に見つめる。そして、諦めたように俯くと踵を返す。百合の花はハジの手からこぼれ落ち、ひらひらと宙を舞いソロモンの足元に落ちた。
「待ってください」ソロモンは、百合の花を拾いながら立ち上がった。「いいんですか。私は小夜を抱きますよ」
「……小夜がそう望むならば」
少しの沈黙の後、ハジは答える。
「私はあなたに感謝しているんですよ。ハジ。今まで小夜を守り、ここまで連れてきてくれた。しかも、小夜の様子を見ると…その、まだ手付かずのようだ」
「何がいいたいんだ」
ハジは怒りに満ちた視線をソロモンに向ける。
「私にもプライドがある。人が大事にしていたものを横取りしたりすることはしたくはありません。だから……」
ソロモンは小夜の後ろに回り込み、百合の花を小夜の髪に差すと、その匂いを嗅ぎながらいう。
「ご一緒しませんか?」
300 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 23:36:57 ID:Xmbkuhws
「なっ」
思いもしない提案に、ハジは動揺し瞳が左右に揺らいだ。
「小夜もいいでしょう?」
ソロモンが同意を求めると、小夜は少し考えた後に小さく頷いた。
ハジはしばらく迷っていたが、小夜の妖艶な姿に湧き上がる欲情を抑えきれなくなり、乱暴に口付けた。
「小夜っ、小夜っ…」
ソロモンとは異なる口技に小夜は翻弄される。ねっとりとした唾液が交じり合い、溢れた分は小夜の唇から顎へと伝っていった。
ソロモンは満足そうにその様子を見て、小夜のブラジャーをゆっくりと外した。小ぶりではあるが形の良い乳房が現れる。ソロモンは両手で柔らかな胸を揉みほぐしながら、首から背筋を辿りながら愛撫していく。
「あふぅ。ああん」
二人から与えられる快感に小夜は甘い声で鳴いた。
「そろそろいいでしょう」
ソロモン呟くと、胸から下に手を移動していき、後ろから小夜の太ももを抱え大きく開いた。小夜の白い下着は愛液ですでにじっとりと湿っており、メスの匂いを発していた。
ソロモンは、狭間を覆う布切れの間に手を滑らせ、小夜の中に人差し指を挿入し、ゆっくりと抜き差しを始めた。
「うぅああっ。いたあい」
愛液が溢れているとはいえ、狭いそこに指を差し込まれた小夜は、味わったことのない痛みに叫ぶ。
「小夜。我慢して…」
ハジは小夜の気を紛らせるために、ピンク色のツンと立ち上がった乳首を捕らえ、口で転がしたり、吸ったりを繰り返す。ソロモンの指は1本から2本に増やされ、にちゃにちゃといやらしい音を立てている。
「そろそろ良いみたいですね。…ハジ、お先にどうぞ」
小夜から指を引き抜いたソロモンは、指についた愛液を美味しそうに舐めながら、ハジを促した。
301 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 23:38:25 ID:Xmbkuhws
ハジはズボンのチャックを下げ、中から赤黒い物を取り出す。すでにパンパンに腫れあがっており、天井に向かってまっすぐに伸びてた。
「ほう…。なかなかのものですね」
ソロモンは感心するようにいうと、ハジに捧げるように小夜の脚を開き、下着を抜き取った。スカートは付けたままである。
「では…。小夜、行きます」
熱い肉棒で入り口を数回ノックした後、ハジは小夜の中にゆっくりと入っていった。暖かく絡みつくような内部にハジの理性は簡単に吹き飛ぶ。
「あああっ。やめてぇ。いたいよ、ハジ」
乱暴ともいえる強引さで最後まで一気に押し込まれたサヤは、思わずハジを押し返す。
「小夜、すみませんっ」
ハジは謝るが行為を止めない。
「ひどっ。ハジっ。バカぁ。いやあああんっ」
小夜はハジをなじる。しかし、抜き差しを繰り返すとともに小夜の訴えは、甘い喘ぎ声へと代わっていった。
「…んあっ。ハジぃ。あ、なんか変、あんっ」
グチョグチョという粘着音とパンパンと肌と肌がぶつかる音が廃墟に響く。
「はああっ。気持ちいい、気持ちいいよぉ。ハジぃ」
小夜の両手はいつの間にハジの首に巻きつき、その小さな身体全体でハジを求めていた。ハジはラストスパートをかけ、腰を激しく上下に動かす。ソロモンも下から腰を突き上げ、小夜の動きを助ける。
「私、もう、んあっ。あああああああああああっ!」
「小夜っ!うっ」
小夜の中が収縮するのと同時にハジは熱い精を放った。名残惜しむかのようにハジがゆっくりと小夜の中から出ると、小夜から血の交じった白濁液がトプッと流れ落ちた。小夜は意識を失ってそのまま後ろのソロモンの胸に倒れ込む。
302 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 23:41:03 ID:Xmbkuhws
「ハジ、かなり溜まっていたようですね。あまりに激しく動くので私の前が擦れらて大変なことになっていますよ」
気を失った小夜の汗ばんだ前髪を撫でつけながらソロモンは微笑む。
「はぁ、はぁ……」
まだ息の整わないハジに小夜を預けると、ソロモンはズボンの前立てから自身を取り出す。それは既に大きく膨れており、先端からはじっとりと液が染み出ていた。ソロモンは胸元のポケットからコンドームを取り出すと、優雅な仕草で自らに装着する。
「ハジ。次は私の番ですよ…。おや」
ソロモンがハジの股間に目をやると、すでに半分ほど回復していた。
「素晴らしい。さすがディーヴァの花婿殿だ。今度は別の部分を味わうのはどうです?」
ソロモンは後ろから小夜の細い腰を抱え、四つん這いにして、小夜の口元がちょうどハジの股間の位置にくるようにした。
「では…」
ソロモンは勢いよく小夜のスカートをまくり上げ、ハジの精にまみれた小夜のそこをいきなり突いた。
「うぅんんん。ああっ」
再びの衝撃に小夜は意識を取り戻した。
「…小夜。聞いてください。いいですか。…目の前にあるハジのを咥えてごらんなさい」
ソロモンは滑らかなストロークで腰を動かしながら、小夜の耳元で囁く。手は腰から両胸に移っており、忙しく乳房を揉み、時々プックリと盛り上がった乳首を摘んでいる。
「は…い…」
小夜はイったばかりで敏感なそこを再び侵されて、完全に自制心を失っている。目の前にある半立ちになったハジを両手で持つとまるでコッペパンを食べるかのような仕草でパクリとくわえ込んだ。
「ああっ、小夜っ…」
ハジはあまりの気持ちよさに思わず声を漏らすと、小夜は一心不乱に舌を動かしハジを愛撫していく。
303 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 23:43:32 ID:Xmbkuhws
そのとき、ソロモンの先端が小夜のある部分を擦り上げた。
「んふぅ。ああんっ。むぐぅ」
小夜はあまりの快感にハジに歯を立てる。
「うぅぅ」
ハジがうめき小夜の髪を掴むと、小夜の口からハジの物がこぼれ落ちる。
「小夜はここがいいの?」
ソロモンは瞳をきらりと光らせると、執拗に同じ箇所を突き始めた。
「んっ、んっ、んっ、んっ、んっ」
身体の奥深くから突き上げる快感の波に、小夜はソロモンの欲望が打ち込まれるたびに切ない声で鳴いた。
「もっと、腰をふって。…それと、ハジのほうが疎かになっていますよ」
ソロモンは、クスクスと笑いながらいう。
「ごめん。ハジっ。はぁっ、んぐっ」
小夜は、慌ててハジを咥えなおし、今度はちゅぱちゅぱと先端を吸いはじめる。
「ん、すごく上手だ。じゃ、そのままハジの顔を見て」
ソロモンに言われるがまま、小夜はハジを上目遣いでみる。瞳は涙で潤んでいる。その姿を見てハジの欲望は一段と大きく膨れ上がった。ヒラヒラと舞うスカートから見える小夜の尻はソロモンとの行為でピンク色に染まっている。
「じゃ、そろそろいかせてもらうよ」
ソロモンは額の汗を拭うと、小夜の腰を激しく掴み、スピードを上げて激しく抜き差しした。ハジもそれに合わせるかのように小夜の頭を乱暴に掴み、前後に動かした。
「うぅぅあああ、いくぅぅぅうう!!」
小夜が絶頂を迎え内部を収縮させる。ソロモンとハジは腰を前に出しズズッと奥まで突き刺し、同時に熱い白濁液を吐き出した。力尽きた三人は地面に同時に倒れこむ。
「ぐぷぅ。おぇぇ」
ハジに喉奥を突かれた小夜は、むせて白濁液を地面に吐き出した。その上に小夜の髪に飾られてあった百合がボトリと落ちる。ソロモンは小夜の中に入ったまま、その光景をぼんやりと眺めていた。
ネ申様、素敵なソロ×小夜×ハジをありがとう!
最高です
ソロ小夜ハジGJ!!
大変興奮いたしました
お疲れサマデス!
ソロ小夜!!
GJGJGJ!!
最高ッス!!
307 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 01:15:43 ID:BCFotuUL
ソロ×小夜です。
「僕と一緒に行きましょう。小夜……」
ソロモンは、小夜の手を引くと、包み込むように抱きしめた。
「……どうして私に構うの?」
小夜は両手でソロモンの胸を押して抵抗した。
「貴女が欲しいからです……」
ソロモンは小夜の双肩を持つと、顔を近づけた。
見るもの全てを虜にするような美しい瞳に小夜は思わず動きを止める。
「貴女と共に生きたいのです」
「……嘘っ」
「人間よりも同族の僕が信じられませんか…」
ソロモンは悲しそうに少し眉を顰める。
「わから……ない」
ぼんやりと視線を彷徨わせ小夜は呟く。ゆっくりと考えを整理する時間が欲しかった。
「……私、もう行きます」
身体をよじりソロモンから離れると、小夜はその場から駆け出した。しかし、いつの間にか目の前にはソロモンが立ちふさがっていた。
ソロモンは小夜の片手をぐいっと引き、壁際に乱暴に押し付けると、両手を壁につき、小夜が逃げられないようにした。
小夜は、身の危険を感じハジの名を呼んだ。
「ハジっ、ハジっっ、……うぅっ」
ソロモンは素早く小夜の顎をすくうと、言葉を遮るように唇を覆いキスをした。
「んんっ…」
背筋にジンと痺れるような快感が生まれる。息ができないほど濃厚なキスに小夜の身体から力が抜ける。
ソロモンは片手で小夜の腰を支え持ち、覆いかぶさるように行為を続けた。
「んふぅ……いやっ……ハジっ」
呼吸の合間に、小夜は絞りだすようにいう。
「……貴女の口から彼の名を聞きたくない」
ソロモンは少し強い口調でいって、まるで罰を与えるかのように小夜の上唇を強く噛んだ。
「あぁっ」
思わず半開きになった小夜の唇に舌を割り込ませ、激しく絡ませてくる
「んっ…」
とろけるようなソロモンのキスに小夜は夢中になり、何も考えられない状態になっていた。
308 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 01:17:24 ID:BCFotuUL
どのくらいの時が経ったのだろう。ソロモンは漸く小夜の唇を解放した。
名残惜しむかのように二人の唇は透明な糸を引いて離れていく。
ソロモンは小夜の髪を梳きながら、何も言わずに小夜を見つめている。
「……怖いの」
少しの沈黙の後、小夜はソロモンを見上げていった。
「……私、はじめて貴方に逢ったときから惹かれていた」小夜の瞳からは一筋の涙が零れ落ちる。「貴方しか見えなくなりそうで怖いの」
「小夜……」
「貴方になら騙されてもいいなんて考えてしまう自分が怖いの…」
ソロモンは思わず小夜を強く抱きしめ、首元の顔を埋める。
「夢中なのは、僕のほうですよ、小夜…」
ソロモンの顔から微笑みが消え、その瞳には切ない光が宿っていた。
「……ずっと貴女を思っていました」
耳元で囁くと、小夜に身体を密着させる。
「……信じてもらえませんか」
太ももに熱く硬いものを感じた小夜は、恥ずかしそうに顔を紅潮させた。
「……いいですか、小夜」
「……」
小夜はソロモンの問いに答えなかったが、その顔は「Yes」といっていた。
「ありがとう……」
ソロモンは微笑むと、チュっと音を立てて小夜の額に口付けた。
「こんな場所で申し訳ないのですが……」
ソロモンはジャケットを脱ぎ地面に敷くと、その上にゆっくりと小夜を横たえた。
シュルシュルと音を立てネクタイを外すと、今度は器用な手つきで小夜の服を脱がし始めた。
「恥ずかしい……」
下着だけになった小夜は、両手で顔を覆い隠す。
「綺麗ですよ、小夜…。顔を見せてください」
小夜がおそるおそる手を退けると、目の前にソロモンの上半身が現れた。
仕立ての良いシルクシャツのボタンは全て外され、程余く筋肉のついたしなやかな肢体を覗かせている。
小夜は思わず見惚れてしまう。
「そんなに見ないでください」
ソロモンは苦笑しながらいう。
「ご、ごめんなさい」
小夜はあわてて顔を横に向け、視線を逸らした。
309 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 01:19:13 ID:BCFotuUL
「冗談ですよ…」
ソロモンは小夜の顎をつまみ、正面に向けて、唇を落とした。
「小夜…」
角度を変えて繰り返し小夜の柔らかい唇を味わうと、愛撫を開始する。
ソロモンの唇は首筋を辿り胸元へと時間をかけて移動していく。
丹念な愛撫に小夜の陶器のような白い肌には、花びらが散りばめられたように痕が残された。
「ん…ふっ…」
小夜はソロモンの唇が落とされる度に吐息をもらす。
その様子にソロモンは満足そうに微笑むと、ブラジャーを上に押し上げ、小夜の紅い突起を口に含んだ。
「はあああんっ」
小夜は思わずソロモンの柔らかい金髪を抱える。
ソロモンは乳房を根元から揉み上げながら、巧みな舌技で突起を転がす。
「……ここが…いいですか」
「いじわる……。あっ…はあっんっ」
今度は小夜の突起を強く吸った。
ソロモンの執拗な攻撃に、小夜の吐息は次第に喘ぎ声へと変わっていった。
ソロモンの手は徐々に小夜の下腹部へと向かい、下着の上から狭間に指を滑らしていく。そこは既に熱くじっとりと湿っていた。
「触っていないのに、こんなにして……」
ソロモンは嬉しそうに呟く。小夜の両足を抱え上げると、顔を小夜の狭間に近づけ、鼻を押し当てた。
いやらしい雌の匂いがソロモンを誘う。
欲情を抑えられなくなったソロモンは、小夜の下着を口で咥えて足首まで移動させると、自らの舌を小夜の中へと滑り込ませた。
「あああんっ」
ぺちゃぺちゃといやらしい音を立て、小夜の中で蠢くソロモンの舌。同時にプックリとした膨らみにソロモンの鼻先があたり、小夜はその快感に喘ぐ。
「いやっ。きたなっ」
「……とても美味しいですよ」
顔を上げたソロモンの鼻先と口元は小夜の愛液で濡れて光っていた。
「……もうっ」
未知の快感に耐え切れず小夜は身をくねらす。
310 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 01:20:01 ID:BCFotuUL
「小夜はどうしたいのですか」
小夜をじっと見ながら、ソロモンは意地悪く訊く。小夜は目をぎゅっと瞑り、いやいやというように顔を左右に振った。
「止めますか……」
「やっ……」
訴えるようにソロモンを見る。その瞳は羞恥で潤んでいる。
「ちゃんといってくれなくては、わかりませんよ」
「……お願い。きて」
少しの躊躇の後、目を伏せて小さな声でいうと、ソロモンは満足そうに微笑んだ。
「お望みのままに」
ソロモンは前をくつろげて自身を取り出すと、小夜を抱きしめながら先端を少しだけ挿入した。
「くっ…いたっ…」
「うっ」
狭くキツイそこにソロモンは思わず呻く。
小夜は顔を顰めて痛みに耐えている。
「小夜っ、力を抜いて…」
「んっ…いっ…たぁ……うぅ…怖いっ」
初めての感覚に小夜は怯える。
「大丈夫です……。僕に身を任せてください」
ソロモンは小夜の胸に手を伸ばすと丁寧に揉み解しながら、深く口付けた。小夜は覚悟を決めてソロモンの背中に手を回してシャツを握り締める。
少し緩んだところで、ソロモンはゆっくりを身を進めていった。
「ふっ…んっ…んんっ…」
「もう少しです…小夜…」
最後まで入ったところでソロモンは動きを止め、小夜の呼吸が整うのを待つ。身体からじっとりと汗がにじみ出る。
「大丈夫ですか……」
「……はい」
ソロモンは微笑み、今度は抜き差しを開始した。
小夜は下唇を噛みしめ、苦痛に耐えていたが、次第に痛みとは別の感覚に襲われる。
「んっ……んふぅ……あっ…あんっ…」
小夜の内部はソロモンに吸い付くように蠢く。
「小夜……」
「あぅ…あんっ………ソ…ソロモンっ」
「初めて僕の名を呼んでくれましたね……」
「私……変に…なって……助けてっ……」
押し寄せる快感に小夜はたまらずにいう。
「いいんですよ……それで」
ソロモンは腰の動きを早める。
「はぁ…んっ…ソロっ…、もっ…、私……」
小夜が絶頂を迎えると同時にソロモンが流れ込んできた。
311 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 01:20:49 ID:BCFotuUL
息をを整え小夜から出ようとすると、それを拒むかのように小夜の中が締め付けた。
「小夜……。まだ足りませんか?」
クスリと笑い、少し意地悪な視線を向ける。
「ちがっ」
小夜は顔を赤らめ否定する。
「それでは、ご要望にお応えして……」
ソロモンは先端を挿入したまま、軽々と小夜を持ち上げ身体をひっくり返すと、四つんばいにした。
「あああああんっ」
中を擦られて小夜は喘ぐ。ソロモンは小夜の腰を高く持ち上げると、後ろから深く突いた。
「あっあああんっ」
「気持ちいい?……小夜」
ソロモンは腰を前後に動かし、深く浅く小夜を突き上げる。
「あっ…あっ……んっ……んふぅ」
ソロモンの動きに小夜は前のめりになり、地面に敷かれたジャケットを握り締めた。
小夜の形のいい乳房はソロモンの動きにあわせ、前後に動いている。
「小夜っ…もっと腰を動かして」
ソロモンの額から一筋の汗が滴り、沙耶の背筋に流れ落ちる。それだけで小夜は感じ入る。
「はぁん……んふぅ…」
小夜は拙い仕草ながらも小さく腰を揺らす。ソロモンはそんな小夜を心から可愛いと思った。
「小夜……愛しています」
ソロモンは耳元で囁きそっと耳朶を噛んだ。その刺激に思わず小夜は中をギュっと締め付けた。
「うっ」
ソロモンは顔を顰め呻く。内部で大きく膨れ上がる。その顔からは余裕の微笑みは完全に消えていた。
「こんな…、悪戯を…、ふっ、するなんて…、どうなっても…、いいんですか…」
「ソロっ、ち、ちがぅっ、あんっ」
自制の効かなくなったソロモンは、乱暴に乳房を掴み、腰を激しく動かして、小夜を突き上げる。
あまりの激しさに前のめりにへたりこみそうになるのをソロモンは引き寄せ容赦なく行為を続ける。
「あなたを…、壊して…、しまい…、ますよっ、んっ」
「んうっ…、んんっ…、んぅ…、はあんっ…」
二人の呼吸音とズチュズチュという抜き差しの音が周囲に響きわたる。
小夜の尻は擦られ見る間にピンク色に染まっていく。強く握られた柔らかな乳房はぐにゃりと変形していた。
「いっ…あぅ…あああああああああっ!!」
二度目の絶頂を向かえ、小夜の内部はぷるぷると収縮する。それを合図にソロモンは精を一気に放出させた。
「はぁ、はぁ、はぁ」
ソロモンは額の汗を拭い、呼吸を整える。ズズっと音を立て自身を抜き取ると、小夜の内部から白色の液体が溢れ出した。
小夜は既に気を失っており、そのまま前のめりに倒れた。
「僕もさすがに疲れました……少し休みましょう」
ソロモンは意識のない小夜にジャケットを掛け、抱き上げると、車のほうへ歩き始めた。
312 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 07:22:23 ID:eSP3gXoS
ディーバ×サヤの姉妹百合キボンヌ(*´д`*)ハァハァ
>>307-311 GJ!!!
ハァハァ素敵すぎるぉソロ王子!!!
ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ(*´Д`*;)
>>312 つ 百合板
ソロ小夜GJ!!
連続で読めて
しかもみなネ申作品!!
ありがたやありがたや・・・!!
ソロモン(;*´Д`*)ハァハァ
316 :
サヤ:2006/03/24(金) 20:22:22 ID:nAxwzrns
あの子嫌い!何にも私の言う事聞かないの
靴を磨いてって言っても磨かないし、着替えを手伝えって言ったら顔を真っ赤にして
部屋を出て行くの
だから夜中にイタズラしようと寝室に行って部屋を覗いてみたらベッドの上で苦しそうに
お腹を押えていたから大変!って思っちゃった
でも良く見るとお腹を押えてるんじゃなくてオナニーしてたのよ!それも私の名前を呼びながら!
私達に買われたくせに私を頭の中で犯してるなんて許せないじゃない!
すぐに部屋に入って見てた事言ってやったらハジ泣き出しちゃったのよ
「ごめ…なさい…ごめん…ヒック…ヒク」って謝りながらね
泣いてるところ見てたら怒る気力無くなっちゃったけど代わりに別の事したくなっちゃった
胸を揉んでと頼んだら胸を揉むしアソコを気持ちよくしてって言うと指や舌で気持ちよくしてくれるの
私の言う事ちゃんと聞いてくれるのよ、昼間とは大違い!
でも自分から何かしてくるなんて事はしなかったわ、主人と従者の関係ちゃんと分かってるみたいね
頼んだらしてあげても良いのに遠慮してるのね
最後は私が上に乗って犯したの、主従関係から見れば当然よね?
それからなんでも私の言う事聞くようになったわ、少し前まで生意気だったけど今は凄く可愛いわ
でもハジの言う事もちゃんと聞いてあげてるわよ、頼まれれば胸を触らせてあげるし口でしてあげて
精液だって飲んであげてるの
寝る前にオッパイ吸ってて頭を撫でてあげてたら胸に顔を埋めて寝ちゃった事もあるわ
主従関係があるけど私たち友達なんだから別にいいでしょ?
今は好きよ、ハジの事
小夜から「血受け」を受けたことでリクはショタのままとなりました
リク永遠のお姉さま方のアイドルに(*´д`*)ハァハァ
318 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 04:45:15 ID:MJLrxxvB
ハジが目を開けると柔らかなベッドの上だった。
着衣はそのままで、バラの香りのする清潔な白いシーツの上に仰向けになっている。
何度か瞬きをし、ぼんやりとした視界から、見慣れた人の顔を見つける。
「小夜…」
白い小さな顔は紅い唇を開けて、花が咲くようにふんわり笑った。
それを見てハジは少し安心する。
「うぅっ」
起き上がろうとするが、身体にうまく力が入らない。誰かに殴られたかのように頭がずきずきと痛む。
「……」
小夜は、眉根を少し寄せ、ゆっくりと首を横に振る。
起き上がろうと試みるハジの肩を持ち、たしなめるようにベッドに押し戻した。
少し身体を動かしただけなのに肩で息をするほど体力を消耗する。
「はぁ、はぁ……」
いったい…何があった……?
思考をめぐらすが、頭痛がそれを邪魔する。
目を彷徨わせていると、小夜の顔が近づいてきて、柔らかな唇をハジの唇に押し当てた。
「……小夜?」
求めてやまない人からのキスにハジは同様を隠せなかった。
記憶が……戻ったのか……。
小夜はベットに横たわるハジに覆いかぶさるようにキスをする。情熱的な行為にハジは思考を止め、ただ小夜との行為に集中することにした。
「ふぅ…小夜っ」
呼吸の間にうなされるように呟く。
小夜の舌は歯列を割ってハジの口内に侵入し、ねっとりとハジの舌に絡んできた。口角には溢れた唾液が伝う。
ハジは夢中になって小夜に応えた。
小夜は、キスをしながらハジのシャツのボタンを器用にに外していく。薄っすらと汗をかいた引き締まった裸体が現れると、音を立てながら首筋から胸へと愛撫を開始する。唇が胸の突起に到達すると、そこを強く吸った。
「うぅっ、小夜…」
ジンとした快感に思わず小夜をぐいっと引寄せ、抱き合う。柔らかな乳房がハジの堅い胸に当たる。ハジは、小夜の胸に手を伸ばし、着衣の上からゆっくりと揉みほぐしはじめた。
「あんっ」
小夜はたまらず声を漏らした。
319 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 04:46:21 ID:MJLrxxvB
しかし、ハジは突然、動きを止める。
「小夜……、じゃない……」
ハジは力を振り絞り、身体を捩じらせると、ずるずると後ろに後ずさりした。
「ふふっ。ばれちゃった見たいね」
「……ディーヴァ……か……」
クスクスと笑いながら、ディーヴァはハジを見る。
少し首を傾け髪留めを外すと、つやつやとした黒髪が肩先に落ちた。
「どうして……」
ハジは動揺を隠せなかった。目を見開き、ディーヴァを見つめたまま、手の甲で唇を拭う。
「うふふっ。怒った? ソロモンがね、私と小夜姉さまは同じ顔だから、喋らなければきっと気づかないっていったの。ホントね。ハジったら私を小夜姉さまだと思ってあんなに夢中になって。うふふふふっ。あはははっ」
ハジは唇を噛み目を伏せる。
「おもしろーい」
腹をかかえて、笑いながらハジを指差す。
「まさか、胸の大きさでばれるとは思わなかったわ。髪型だって服装だって小夜姉さまのように変えたのよ。こんな醜い格好大っ嫌いなのに…」
ディーヴァは、躊躇することなく、身にまとったジャケット、タートルネックの上着、スカートを次々に脱いでいく。見る間に薄い生地のスリップドレス一枚になった。
「そういえば、小夜姉さま、少女のように小さな胸をしていたわね……。ハジ、貴方ちゃんと姉さまを愛してるの?」
ハジは顔を横に向けるが、ディーヴァはハジの顎を掴み、ぐいっと正面に戻す。
「小夜姉さまかわいそう。うふふふっ」
まるでハジに見せつけるように両手で豊かな胸を持ち上げた。薄い生地に赤い突起が押し付けられる。
「私なんか、五人を相手にするのよ。毎晩毎晩。嫌でも大きくなるわ」
「……」
「でも、私、するのは嫌いじゃないの。アンシェルのはねぇ、すごっく大きくてとても気持ちいいの、ソロモンのはねぇ…」
「……もうやめろっ」
ハジは遮る。
「あら。どうして」
ディーヴァは人差し指を唇に当て、可愛らしく小首をかしげる。
「……小夜はお前のように汚れてはいない」
「あら…まあ、驚いたわ……。姉さまはまだ手付かずなの? 貴方達っていったい……」
「……お前には関係ない」
320 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 04:47:34 ID:MJLrxxvB
「じゃあ、ハジ、貴方は私のものね」
うきうきとした口調でディーヴァはいう。
「……私は小夜に従う者だ」
「じゃあ、小夜姉さまにはソロモンをあげるわ。姉さまのこと好きみたいだから……小夜姉さまだってソロモンに愛してもらえば、きっと好きになるわ」
「…小夜にそんなことはさせない」
鋭い目線でディーヴァを睨みつける。
「あーもう、小夜小夜うるさーい。……小夜姉さまのことはもういいわ。それよりも続きをしましょう」
「……断わる」
「無礼なシュバリエ。嫌いじゃないけど。貴方は私の花婿よ。務めを果たさないでどうするの」
「……」
「ん、もう」
無視を決め込むハジに業を煮やしたディーヴァは、ドアのほうを向いて叫ぶ。
「ソーロモン。ソロモン、来て!」
バタンと乱暴に扉が開き、ソロモンが飛び込んできた。
「大丈夫ですか。ディーヴァ。抵抗できないように施していたのですが…このシュバリエが何か無礼を?」
ソロモンはディーヴァの両肩を抱き、心配するように身体を見回す。
「違うのっ。何かしたんじゃなくって、何もしようとしないの」
ディーヴァは腰に手を当てて、頬を膨らます。
ソロモンがハジのほうに視線をやると、ハジの肌蹴たシャツの間から、ディーヴァによって付けられた無数の紅い痕が見えた。
「ハジ、貴方は凄いですね」ソロモンは感心したようにいう。「ディーヴァに迫られて拒むとは…」
「ねぇ。ソロモン。どうにかして」
ディーヴァはソロモンを上目遣いで見て、ねだるようにいう。
「貴女がそれを望むのでしたら…」
ソロモンはディーヴァの乱れた黒髪を手櫛で整えながら、優しく微笑む。
懐から青色の小瓶を取り出すと、ハジの頬をぐいっと掴み、無理やり口を開けさせ、とろとろとした乳白色の液体を一気に注ぎ込んだ。
「うぅ……んくっ」
吐き出そうとするハジの鼻を押さえて無理やりに飲み込ませる。
「貴様っ…何をっ……」
「ご安心を。毒ではありません……。サンクフレシュ社特製の媚薬です」ソロモンはにっこりと微笑む。「理由があって市場に流れてはいませんが……。効果は検証済みです」
321 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 04:48:15 ID:MJLrxxvB
「くっ…」
ハジは眉間に皺を寄せ、唇を強く噛みしめる。額からは汗が吹き出す。次第にざわざわとした感覚が全身を駆け巡り、ハジを翻弄する。
「……あら、もう効いてきたみたい。素敵、素敵っ。うふふふっ」
ディーヴァは、ズボンの上からハジの物を触る。そこは、既に熱を持っていた。
「お役に立てたようですね。では、私は失礼します。何かありましたら、呼んでください」
ソロモンは、ディーヴァに一礼して室内から出て行った。
「じゃ、続けましょ。ハジ」
ディーヴァは、カチャカチャと音を立てズボンのベルトを外すと、前立てから半立ちになったハジを取り出す。
「…おいしそう」
舌なめずりをすると、おもむろにそれを口に含んだ。
「うううっ」
ハジは眉根を寄せ低い声で呻く。ディーヴァはその様子を満足そうに見ながら、ハジを攻める。
ディーヴァは巧みな舌使いで、ちゅぱちゅぱと音を立てて愛撫していく。見る間にそれは膨らみを増し、堅く張り詰めてきた。
根元まで口に含み一気に吸うと、ハジの怒張はまっすぐに上を向いて立ち上がった。
「そろそろ…いいかしら」
ディーヴァは呟くと、ハジの上に跨りスリップを脱ぎ捨てる。そして、ドクドクと脈打つ先端を自らに少しだけ入れる。
「あっ。んっ」
目を閉じたままゆっくりと腰を沈めていく。
「ふっうぅっ」
甘い吐息を漏らし、ズズゥッと最奥まで一気に挿入する。内部は蠢いていてハジを刺激する。
「ふぅーっ」
息を整えると、ディーヴァはハジの堅い腹に両手をつき、腰を動かし始めた。小刻みに円を描くように、浅く、深く。
次第にディーヴァの身体はほんのりとピンク色に染まり、動くたびにキラキラと汗が飛び散った。
322 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 04:49:08 ID:MJLrxxvB
ズチュ、ズチュ、ズチュ。
繫がりあった場所からは、いやらしい粘着音がする。ハジの目の前にはディーヴァの大きな乳房がゆさゆさと揺れていた。
「くっ。はっ」
ハジはそちらの方を見ないように目を瞑る。歯を食いしばり、こみ上げてくる快感を必死に制御しようとするが、ディーヴァが腰を打ち付ける度にハジを締め付け、執拗に追い詰めた。
「ああんっ。ハジっ……」
ディーヴァは、ぐいぐいと腰を動かし、まるで乗馬をするようにハジの上でバウンドしながら、絶頂に昇りつめる。
「いいっ。いいよっ。ハジっ、あっ。あふぅ。いくぅぅ」
ディーヴァは背を弓なりに反らせて、内部をヒクヒクと震わせ達する。
「んっ。小夜っ…んくっ」
ハジは締め付けに耐えることができず、小夜の名を呼び、ディーヴァの内部に熱い体液を放出した。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ…」
二人の荒い呼吸音だけが、室内に響き渡る。
「はぁっ、はぁっ。ひどいわ…。ハジ……姉さまの名前を呼ぶなんて」
ディーヴァは少し潤んだ瞳で悲しそうにハジを見つめる。
その顔は小夜の表情にとても似ていて、ハジはドキリとする。
「……もう許してあげない」
上半身を起こしたハジの胸を両手でドンと突き、ベットに押し倒すと、上から噛み付くようにキスをする。
媚薬のせいか、ハジの物はまだ硬さを保っていた。
ディーヴァは、夜が明けるまで、飽きることなく何度も何度もハジを求め続けた。
(・∀・)イイ!!
最高です!!
GJ!
ディバハジ素晴らしいです。
ウルトラGJ
神!! ありがとう神!!
最高!!ありがとう!!
リクが以前より、そのケがあった件について。
…もしかして、させたのか?小夜。
小夜についての考察
破れて血が出る。
↓
すぐ直る。
↓
毎回イタイ。
↓
小夜かわいそッス。TT
どっかで読んだパラサイトイヴ(ゲーム版)のエロ小説みたい
<<330
そのことなら<<137<<155を見ればいい。
結構真剣に語られててなんか笑える。
エロに真剣
よいことです
人気声優の千葉紗子さんの父親に「女は鎖骨を見せてなんぼ」と言われて鎖骨出しまくりな歌手三重野瞳さんも
「人間最後はエロに行き着く、結局エロよ」
と言っておられる
元アイドルて官能小説家の杉本彩は
「エロスは体じゃなくて頭で感じるものよ」
とバラエティ番組で言ってたなぁ
なんか納得
337 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 10:32:37 ID:rLqplOp9
ディーバがハジとヤッてる間
ソロモンがハジの姿に擬態して
小夜を襲うっていうのはどうっすか
ありです隊長!!
ソロモンはソロモンのままが良いです隊長!
始めはハジで入れる瞬間にソロモンに戻ると言うのはどうでしょうか?隊長!
よし、一度で二度おいしいな!よくやった、採用!
上官、どうかこのネタでお願いします!
ソロモンは最初からソロモンのほうがいい
に一票
ハジに擬態してやるか、ハジ→ソロモンに変態するか、ソロモンのままかは
投下する職人さんのお心次第と言うことでFA?
344 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 00:57:37 ID:NuKxaclE
とりあえず、投下してみます。
激しい喉の渇きで小夜は目を覚ました。
天蓋つきの大きなベッドに横たわり、柔らかなシーツに包まれている。
身体を少しずらし、窓のほうを見る。
大きな満月が浮かんでいて、月明かりに小夜は目を細めた。
「ここは……どこ」
少し枯れた声で呟く。周りに視線を移動すると、足元に人影を見つけた。
「ハジ……驚いた」
ハジは、片足をついて小夜の方を見ていた。
青白い顔に月の光が反射している。
「ハジ……私……」小夜は自らの服が違うことに気づく。
「この服……ハジの?」
小夜が着ていた上着とスカートは脱がされ、大きなシャツ一枚だけになっていた。
「血が付いていましたし……破れていましたから……」
小夜は顔を赤らめ、シーツを胸元までたぐりよせた。
「あ……」
小夜は突然、急激な眩暈に襲われる。目の前がぼんやりとして、前のめりに倒れた。
「小夜……」
ハジは小夜を抱えると、ベッドサイドに置いてあるグラスを取り、小夜の口に注いだ。
「これ……血?」
喉の渇きは治まり、小夜の全身に力が満たされる。
「安心してください。輸血用の血です」
ハジは小夜の口を指で拭う。
「ハジ……何だか……いつもと」
ハジが動く度にふんわりと花の香りが漂う。
「いつもと…違いますか…」
「何だかいい匂いがする……」
「お嫌いですか……」
「ううん……」
小夜はうっとりとした表情で匂いを嗅ぐ。
345 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 00:58:27 ID:NuKxaclE
「それに……その顔」
「おかしいですか……」
「……だってハジ…貴方……」
小夜はちらちらとハジの顔を盗み見て、頬を少し赤らめる。
「……微笑んでいるわよ」
ハジは、切れ長の目に優しさを漂わせ、口角は少し上がっていた。
「……この顔はお嫌いですか」
「そんなことないけど……ただ、慣れていないからびっくりして…」
小夜は慌てて否定する。
「ハジ、いつも思いつめた顔をしているから…私のせいだと思って…心配していたのよ…私…うれしいの。…ハジ?」
ハジは、急に真剣な顔つきになる。
ベッドに小夜を横たえると、片手を小夜の顔の横につき、黙って小夜に顔を近づけてきた。
「小夜……」
呟いて小夜にそっと口づける。
「……っ」
小夜は驚いて、何か言おうと口を少し開ける。
ハジは言葉を遮るように、今度は深くキスをした。
「ハジ……やっぱり変……」
小夜は首を振り、ハジの唇から逃れる。
「じゃあ、貴女も変になるといい……」
双肩をグイと掴み、再び小夜の唇を奪うと、覆いかぶさってきた。
「うっ…んくっ…」
嵐のように激しい口づけに小夜は翻弄される。
「いやっ……ハジっ……何をっ……んっ」
呼吸の合間に喘ぐように訴える。
ハジは、行為の合間に自らの上着を素早く脱ぎ捨てる。しなやかな肢体は薄っすらと汗をかいていた。
「ん…んぅっ」
ハジの舌は歯列を割って無理やり小夜の口内に侵入する。
まるで丹念に味わうかのように、ねっとりと小夜の舌に絡んできた。
346 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 00:59:47 ID:NuKxaclE
ハジの手は、小夜の胸に向かい、シャツの上から強く揉み上げた。
「うう……んっ」
小夜は思わず声を漏らす。乳房の先端は堅く尖って、シャツに擦り付けられた。
「小夜……」
ハジは、小夜着ているシャツを乱暴に脱がしながら、首から胸へと愛撫する。
性急な行為に、シャツの貝ボタンはプチプチと弾けて、ベッドの上に落ちた。
「んっ……あっ」
シャツの間から現れた小夜の柔らかい乳房にハジは顔を埋める。
「はぁっ、小夜っ…」
ハジの荒い息が乳房にあたり、小夜を刺激する。
「あぁっ……んぁっ」
胸の突起を舌で転がすと、小夜の背筋にびりびりと快感が走った。
ハジの手はそのまま下へと移動していき、下着の中に侵入すると、割れ目を撫で上げた。
「あんっ……」
そこは既にしっとりと濡れていた。
ぷくりと膨れた突起を丹念に揉みほぐすと、愛液がじゅくじゅくと溢れ出てきた。
それを見て、ハジはピンク色の花弁を割り指先を小夜の中に侵入させる。
「い…た…っ」
濡れているとはいえ、異物の混入に小夜は顔を顰める。
暖かな内部は収縮しており、ハジの指をぎゅうぎゅうと締め付けた。
ハジは指先を小刻みに動かし小夜の内部をまさぐる。
「いっ…やんっ」
小夜は味わったことのない快感に身体をくねらせる。
ハジは満足そうにその様子をみて、音を立てて指を抜き取ると、ズボンの前立てから自身を取り出した。
347 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 01:00:45 ID:NuKxaclE
「……っ」
小夜は目を見開き、それを凝視する。
大きく膨れあがった怒張は、天に向かって真っ直ぐに立ち上がっていた。
先端からは先走りの液が少し染み出ている。
「そんなの……無理」
小夜は哀願するが、ハジは小夜の下着を抜き取り、両足を抱えあげる。
「小夜……いきます」
根元を握ると先端を小夜の割れ目に合わせ一気に捻り込んだ。
「ううっ…いた……あっ」
きつい圧迫感に小夜の目から涙が溢れる。
「すみません……」
言葉とは裏腹に、乱暴に小夜のくびれた腰を掴むと、ゆっくりとギリギリまで抜いて、一気に差し込む。
「うんっ…はあっ……」
「んっ……小夜っ」
ぬるりと絡みつく愛液とひくひくと蠢く内壁が、ハジの欲望をさらに駆り立てる。
たまらず、ハジはスピードを速め、激しく前後に腰を動かした。
「あっ…あんっ…あんっ…んっ…んぁっ」
何度も何度も繰り返していくうちに、小夜の腰は自然に揺れてくる。
スプリングの効いたマットレスは、2人の行為にギィギィと悲鳴を上げている。
容赦なく突き上げる快感に小夜の意識は次第にぼやけていった。
「小夜っ……んっ…くぅっ」
小夜の名を呼び、ハジは絶頂に達する。
腰を前に出し最奥まで突き立てると、何度も熱い精液を放出した。
既に小夜は意識を失っていたが、最後の一滴まで絞りとるかのように、内部をきつく収縮させた。
348 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 01:01:33 ID:NuKxaclE
窓から差し込む柔らかい朝日で、小夜は目を覚ました。
外からはチュンチュンと可愛らしい鳥の鳴き声が聞こえる。
「う……っ」
ゆっくりと半身を起こすが、身体を動かす度に節々に痛みが走り、小夜は眉間に皺を寄せた。
身体には何も着けておらず、代わりに赤い花びらを散らしたような痕が点々と残っている。
「私……ハジと……」
ベッドの下に落ちていたシャツを羽織ながら、小夜は昨夜のことをぼんやりと思い出す。
…何度もハジに突かれて…気を失って……意識を取り戻して…また何度も…。
昨夜のことがぐるぐると頭を巡り、小夜は頬を紅潮させる。
恐る恐る傍らを見ると、うつ伏せになったハジがすぅすぅと寝息を立てていた。
小夜がシーツを引っ張ったためか、長い足が臀部までむき出しになっている。
あまりそちらを見ないようにして、小夜はシーツを掛けなおそうとした。
「え……?」
視界の端に入った違和感に目を瞬かせる。
金色の髪……。
ハジの固い黒髪が波打つような金色に変わっていた。
恐る恐るシーツを剥がすと、そこにはハジでなくソロモンが横たわっていた。
「きゃっ……」
小夜は思わず小さく叫ぶ。
「うぅ……ん」
ソロモンは白い身体を捩じらせ、小夜のほうを見た。
「小夜……おはよう……もう少し寝かせてくれませんか……」
眠たそうに目を擦りながら、ソロモンは微笑んだ。
「どうして……ソロモン」
小夜は唇に手を当てる。身体は硬直し動けなかった。
「ん……あ……そうでした……僕はハジに擬態して……」
上半身を起こし、金髪をぽりぽりと掻く。
「ひ…どい」
小夜の目からぽろぽろと涙が零れた。
「すみません。小夜……」
ソロモンは小夜を覗き込むように見て、落ち着かせるように頭を優しく撫でた。
349 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 01:02:37 ID:NuKxaclE
「ディーヴァに命令だったんです……僕はディーヴァのシュバリエ……彼女の望みは絶対なんです……」
小夜の頬につたう涙を人差し指で受けとめる。
「しかし、僕自身の望みでもあったんです……信じてもらえませんか」
小夜はいやいやという風に首を横に振った。
ソロモンは苦笑して、小夜の耳元でそっと囁く。
「……よくありませんでしたか?」
「……」
小夜が動きを止めて顔を赤らめると、ソロモンは満足そうに微笑んだ。
「僕は凄くよかったですよ…」
「あの…ハジは…どこ?」
手の甲で涙を拭いながら、小夜は話を逸らすように言う。
「ハジは……その……ディーヴァの部屋に……」
ソロモンは少し言い難そうに答える。
「そ……んな」
「ハジはディーヴァと……。貴女は僕と……」
「私……もう、ハジに会えない…」
小夜は両手で顔を覆う。
「僕じゃ、だめですか……」
ソロモンは小夜の手首を優しく握り、顔から離させると、情熱的にキスをした。
小夜の身体に昨夜の快感が蘇り、思わず身体をビクリと震わせる。
「小夜……。貴女にも僕にも時間はたっぷりとある……僕と共に生きてもらえませんか」
ソロモンは、切なさを漂わせた目で小夜を見つめると、ぐいと引き寄せ強く抱きしめた。
程よく筋肉のついた堅い胸に小夜の柔らかい乳房が当たる。
ドキン…ドキン…。
お互いの胸の鼓動をすぐ傍で感じる。
「小夜……愛しています」
内腿に熱い塊があたる。小夜の内部も再び訪れる快楽に期待するかのように蜜を溢れさせた。
「ソロモン……」
泣きはらした赤い瞳でソロモンを見上げると、ソロモンは優しく見つめ返した。
「今度は、ソロモン・ゴールドスミスとして貴女を愛します」
二人は抱き合ったまま、再びベッドに倒れ臥した。
GJ!!!
(*´Д`)ハァハァ GJ!超GJ!!
超GJ!!
イイ!凄くイイ!!
隊長!
自分、ハジ→ソロモン変態で小夜をやるネタを頂いてもよろしいでしょうか?
by鳥
>>349 GJ!GJ!GJ!!殊勲賞!!
>>352 実は本官もハジ→ソロで小夜を…ネタを練っておりました。
貴官には同士の血を感じるであります。
楽しみに全裸待機してるであります!!
…ネタがまんま被らなかったら、本官にも投下の機会を
いただけると幸いであります。
ネタなぞ被ってもよろしい。両名、書きあがったら投下するように!
お願いします
>>349 GJ!いいソロ鞘だった
>>353 おおっ!同士!!
ネタ被りなど気にしないで欲しいであります!
同じネタでも書き手が変われば全く違う作品になるものであります!
自分は貴官のハジ→ソロモンで小夜をやっちゃうSSを是非読ませて頂きたいであります!!
ソロモンハァハァ
またお願いします
まだ〜?
(・∀・)
(・∀・)
ディーヴァ×小夜
チン☆⌒ 凵\(\・∀・) まだ〜〜〜?
小夜と海にデートに行って、水を被って濡れた小夜が裸になる夢を見た。
そのまま小夜と砂浜で戯れたりご飯食べたりしたけどエッチは無かったなぁ、なんでだろwww
裸のまんまで?
ちょwwwwww単なる原始人じゃねーかwwwwww
ヌーディストビーチかいな。
ジュリアもディーヴァもしおりもミンもヤクザの娘も裸でワッショイ!!www
しおりって誰だw
364 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 05:29:15 ID:F7aDw0EZ
小夜×デバ×ちょいハジです。
豪華なインテリアの一室で、小夜とディーヴァは対峙していた。
「ディーヴァ、本当なの……」
「何のこと? 小夜姉さま?」
「はぐらかさないで……ソロモンの身が……危ないって」
小夜の瞳は少し潤んでいる。
「落ち着いて……小夜姉さま。とりあえず、座りましょう……」
ディーヴァは優しく小夜の肩を抱き、ソファへと促す。
「……小夜姉さま、ソロモンがそんなに気になるの? 身一つで敵地に乗り込むなんて」
ディーヴァは小夜の顔を覗き込む。
小夜はディーヴァの視線をかわすように俯く。
「……ソロモンはね……アンシェルにお仕置きされるの。うふふっ」
「どうして……ソロモンは貴女のシュバリエでしょう?」
小夜は眉根を寄せる。
「…どうしてって、それは小夜姉さまのせいでしょう」
ディーヴァはやや語気を強める。
「私の……せい?」
「ソロモンはアンシェルに黙って小夜姉さまに会いにいったのよ。シュバリエであるソロモンに勝手な行動は許されないのに…」
上目遣いで瞬きをしながら言う。
「…そん…な」小夜は唇を噛む。「やめさせて……あの人は何も悪くないわ」
「あら、どうして?」
「お願い…ディーヴァ……」
小夜はディーヴァに縋り付き懇願する。
「……小夜姉さまの頼みなら……聞いてあげないことないけど」
ディーヴァは人差し指を唇に当て、しばらく何かを考えるように押し黙った。
「じゃあ、小夜姉さま、私の言うことを聞いてくれる?」
「……何?」
「そうねぇ。じゃあ、ここで私と寝て頂戴」
「寝る?……寝るだけでいいの?」
「カマトトぶっちゃて。うふふふっ。私は小夜姉さまとSEXしたいって言ってるの」
365 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 05:30:04 ID:F7aDw0EZ
「……私と!?」
小夜の頭は混乱していて、ディーヴァの言葉がすぐに理解できなかった。
「ハジは花婿のくせに、私のこと嫌いなの…私がシュバリエ5人を相手にしているから汚れているって」
ディーヴァは目を伏せる。
「…でも、小夜姉さまが汚れてしまえば、ハジだって文句は言えないでしょっ」
突然、ディーヴァは小夜を床の上に突き倒した。
「きゃっ…」
「……私が…姉さまを汚してあげる」
顔を寄せて、凄みの効いた低い声で言う。
「……っ…いやあっ」
ディーヴァは小夜の胸倉を掴み、唇に吸い付くように激しくキスをした。
小夜の唇は赤く腫れ上がり、口角には溢れ出した唾液が伝う。
「んぅ…ふっ」
息ができないほどの激しいキスに、小夜の頬は上気する。
息継ぎをする刹那、ディーヴァはヘビのように舌をくねらせ、小夜の口内に侵入すると、ねっとりと舌を絡ませてきた。
「うぐぅ…」
息苦しさで小夜の瞳から生理的な涙が零れ落ちる。
「うふふふふっ」
ディーヴァは赤い舌で小夜の涙を舐めあげると、小夜が着ているニットを力任せに引き裂いていった。
「いやぁ、やめてぇ……」
小夜が泣き叫ぶ。白い肌が次第に露になる。
抵抗しようと腕を振り回すが、血を飲んでいない小夜はディーヴァの力には適わない。
「うるっさい、手ねぇ」
ディーヴァは、小夜の手首をひねり上げると頭の上で縛り上げた。
小夜は身を捩じらせるが、ディーヴァが上に跨り逃がさない。
「もう、逃げられないわよ。小夜姉さま」
ペロリと舌舐めずりをして、小夜のブラジャーを咥えて上にずらす。ぷるんとしたお椀型の乳房が現れる。
「ふっ、い……いやっ」
小夜は恐怖に震える。
「……おいしそう……」
ディーヴァは小夜の乳房を根元から持ち上げ、ちゅぱちゅぱと音を立て白い乳房に愛撫する。
動く度に豊かな黒髪が小夜の柔肌に当たり、微妙に刺激した。
366 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 05:30:56 ID:F7aDw0EZ
紅い突起が固く尖ってきたのを見計らって、ディーヴァはそこを強く食んだ。
「ううっ……や…めて」
小夜が喘ぐように懇願するが、ディーヴァは行為をやめない。
「大丈夫よ、姉さま。すぐに気持ちよくなるわ」
紅い突起を舌で転がしながら、ディーヴァの手は小夜のスカートの中へ辿りつく。
内腿を擦ると、小夜はピクッと身体を反応させた。
「気持ちいい? じゃあここは?」
ディーヴァは、小夜の秘部に指を伸ばし、白いショーツの上から割れ目をつつっとなぞった。
「あっ…ふぅっ」
「ふふふふっ。いいみたいね」
ショーツの隙間から指を滑り込ませ、赤く熟れた突起をきゅっとつねり上げる。
「ああっ……ん」
ディーヴァの指先は小夜の秘部を弄りながら、中指を内部に押し入れた。
つぷぷっ……。
「いっ…いたあい……ううっ」
小夜の狭い内部がディーヴァの指をぎゅっぎゅっと締め上げる。
「狭いわねぇ。ハジはやっぱり何もしてないのかしら……?」
ディーヴァはにやりと笑い、指を二本に増やして中を掻き回し始めた。
「ううんっ。あんっ。ふうっ……」
小夜の内部から愛液が溢れ出てきて、ディーヴァの指の動きを助ける。
にちゃっ、にちゃっ……。
卑猥な粘着音は小夜の耳にも届き、羞恥心を煽る。
「ふふふっ…」
ディーヴァは指を抜き取ると、指の腹を合わせ、透明な糸が引くのを満足そうに眺めた。
「…うん……いいお味……」
指を舐めながら小夜を見ると、スカートの端を掴みビリビリと破り始めた。
露になった白くしなやかな両脚を割り身体を入れると、太腿から狭間に向かって唇で愛撫を施していく。
「いっ…やっ」
ショーツを素早く脱がして、小さな顔を小夜の秘部に埋めた。
ディーヴァは突起を吸ったり転がしたりしながら、小夜を攻める。
367 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 05:31:54 ID:F7aDw0EZ
ぴちゃっ、ぴちゃっ…。
小夜の愛液とディーヴァの唾液が混ざり合い、いやらしい粘着音を立てる。
「あっ…んふっ……」
ディーヴァは舌を細めると小夜の中にズズッと侵入し、前後に動かした。
熱く蠢く内部にディーヴァは興奮し、鼻息が荒くなる。
小夜の秘部はディーヴァの呼気にさせ敏感に反応しプルプルと震えた。
「そろそろ良いかしら……」
ディーヴァはドレスの裾を持ち上げてショーツを床に脱ぎ捨てる。
小夜を横臥させると、片足を高く持ち上げ、そのまま小夜の狭間に腰を落とした。
「んっ……」
豊かな胸の谷間に小夜の片脚を挟むと、小夜の秘部に自らを擦り付け始める。
じゅぶっじゅぶっ……。
お互いの突起や花弁が絡み合う。
「んっあっ……」
「あんっ…んぅ…いいっ…お姉さまっ……」
ディーヴァは小夜の脚に縋り付き、腰を上下に動かす。
二人の肌はほんのりと桜色に染まり、じっとりと汗を滲ませていた。
「ああっ、んっ、んふっ、あんっ、うっ」
ぶつかり合う音と二人の喘ぎ声が室内に響き渡る。
未知の快楽に溺れ、小夜は意識が朦朧となる。
「あんっ……」
「はあんっ…イクっっ……」
絶頂に昇り詰めた二人は、ほぼ同時に床に倒れ込む。
達した快感で内部はひくひくと痙攣していた。
床板が火照った体を冷やしていくのを感じながら小夜は気を失う。
「ふーぅ」
ディーヴァは大きく深呼吸すると、パンパンとドレスをはたきながら立ち上がった。
「あーあ。汚れちゃった」
髪をかき上げながら、ドレスの裾を気にする。そこは出所のわからない体液でしみになっていた。
「アンシェルに新しいドレスを買ってもらわなきゃ…」
気を取り直すと、唇に笑みを浮かべて、両手を腰に置き小夜を見下ろす。
小夜はピクリとも動かなかった。
368 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 05:32:44 ID:F7aDw0EZ
「お楽しみは…これからよ…小夜姉さま」
ディーヴァはうつ伏せに倒れた小夜の尻を叩くと、乱暴に髪を掴み仰向けにする。
激しい行為のせいで、小夜の着衣はその役目を完全に失っており、裸体に纏わり付く布切れと化していた。
縛られた手首は赤く変色している。
ディーヴァは足先で小夜の胸をつんつんと蹴る。ふるふると乳房が動く。
「んんっ……」
小夜は意識を取り戻し、薄っすらと目を開けた。
それを見て、ディーヴァは窓際に置いてあるチェストの引き出しから、雄の型を真似たグロテスクな玩具を取り出す。
「小夜姉さま…。これはね。アンシェルのを模ったものなの。色と質感にもこだわった一品よ。凄くいいでしょ」
巨大な怒張を大事そうに握って、ちろちろと赤い舌を這わせた。
「やめて……そんなの無理だよ」
小夜は本気で怯える。
「大丈夫。本物はもっと大きいのよ。それに姉さまには再生能力があるでしょ」
「いやっ……こわい……助けて………ハジっ」
思わず小夜が叫ぶと、ディーヴァは頬を強く打った。
「ハジは私のもの…姉さまにはこれで十分よっ…」
言うが否や、小夜の両脚を乱暴に開き、小夜の中に怒張を突き入れる。
「ひぃっ…」
小夜の呼吸は一瞬とまる。
「ふふふっ」
ディーヴァは容赦なく最後まで挿入すると、力強く前後に激しく動かし始めた。
「うっ……うくっ」
身体を引き裂かれるような痛みときつい圧迫感に小夜はぎゅっと目を瞑る。
しかし、抜き差しを続けるうちに、達したばかりで敏感になっている小夜の中は、せがむように怒張に吸い付いてきた。
「どう…小夜姉さま…気持ちいいでしょう」
「あんっ、あっ、あっ、あふっ、んくぅ」
痛みが快感に変わっていく。感じるままに腰を揺らし身を捩る。
「あら…そんなにいいの…?」
ズチュ、ブチュ、ズチュ、グチュ…。
ディーヴァは、小夜の中に玩具を入れたまま、小夜の身体をひっくり返す。
素早く手の拘束を解くと、腰を持ち上げ、四つん這いにした。
「姉さまっ。もっとお尻を突き出して」
快楽のため小夜の理性は完全に飛んでおり、ディーヴァの言いなりになる。
369 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 05:33:49 ID:F7aDw0EZ
「そろそろいいかしら……」
忙しく抜き差しをしながら、ディーヴァは独り言のように呟く。
「誰かいる?ハジを連れてきて……!」
ドアに向かって叫ぶ。
すぐにドアが開き大男が現れる。肩には意識のないハジを抱えていた。
男はハジをソファに転がす。ハジは両手両足を拘束されている。
小瓶を取り出し、鼻腔に押し当てると、ハジは二三度瞬きをして意識を取り戻した。
「ん……小夜……」
ぼーっとした様子でハジは呻く。
ディーヴァが目配せをすると、男は名残惜しそうに小夜を見ながら部屋から出て行った。
ハジの目の前には快楽によがる小夜の顔があった。
「小夜……どうして」
起き上がろうとするが、拘束されているため身体が動かない。薬を飲まされているのか力が入らない。
ハジは動くのをやめて、小夜を切ない目で見つめた。
「はぁっ、はんっ、ふぅっ」
小夜の生々しい喘ぎ声と嬌態にハジの股間は熱くなる。
「ディーヴァ…もっと…もっと…頂戴…あふっ」
小夜がたまらずディーヴァに訴える。
ディーヴァは嬉しそうに玩具についている小さなボタンを押した。
ぶるるるるるっ……。
玩具は小刻みに震え始める。
「あああああああ…あんん」
小夜は叫ぶ。
秘部からはトロトロと蜜が溢れ出し、振動で小夜の乳房もプルプルと震えた。
それを見て、ハジの股間は固くなり、ズボンを突き破るかのように立ち上がってきた。
「うっ…」
ハジは股間の痛みに必死に耐えている。
「うふふふっ……ハジ…苦しそうね。じゃあ、私が解放してやるわっ」
ディーヴァは小夜から離れてハジに近づく。
ズボンのジッパーを下げ前立てをくつろげると、中から太く固いものが飛び出した。
「おいしそっ」
ディーヴァは躊躇なくそれを咥え、愛撫を始める。
370 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 05:34:31 ID:F7aDw0EZ
「うっ、くっ」
ハジは込み上げる性欲と戦うが、怒張はディーヴァの行為で見る間にぱんぱんに膨れ上がった。
ディーヴァはハジを上目遣いで見つめながら、口をすぼめて抜き取る。
休む暇もなく、根元を握り位置を合わせると、ドレスをまくり自らの腰を沈めていった。
「ああっ…んっふぅ」
全てを飲み込むと、今度は腰を上下させる。
「あっ、あふっ、んっ、んっ、いっ、ハジぃ、いいっー!」
快楽のため、ディーヴァは頬を上気させ、半開きになった口からは唾液が漏れ出している。
盛り上がった胸の谷間には汗の粒が浮かんだ。
「ううっ…はっ…はぁっ…」
執拗なディーヴァの攻撃にハジは眉根に寄せ必死に耐える。
小夜のほうを目をやると、うつろな視線と合った。
「小…夜…」
「ハジ……」
二人はお互いを認識する。快楽のため羞恥は感じなかった。
小夜は、自分と同じ顔をしたディーヴァとハジの行為を目の当たりにして、えも言われぬ気持ちになる。
眉間を顰めると自ら玩具を握って前後に動かし始めた。
見つめあったまま、それぞれの行為は続けられる。
「あっ、あっ、あっ……ハジぃ!!」
ディーヴァは腰の動きを早め絶頂に上り詰めると、内部を収縮させハジを締め付けながら達した。
「うっ…くっ」
ハジは耐え切れず、腰を突き上げ、ディーヴァの内部に精液を吐き出す。
「あっあっ……あんっっ」
ほぼ同時に小夜も甘い声で啼いて果てた。
ずずずぅっ……。
ディーヴァは腰を浮かせハジから離れると、白濁液がポタポタ落ちハジの黒服にシミを作った。
「うふふふふっ」
愉快そうに笑いながらハジと小夜を交互に見る。
ハジはぐったりとした様子でソファに倒れている。
着衣のままで四肢を拘束され、萎えた局部だけをさらしている。
小夜は玩具を入れたまま、べったりと床に寝そべり気を失っている。
「ふふふっ。ハジも小夜姉さまも、だいっすき。あははははっ。んふふふふっ」
片手でハジを弄びながら、ディーヴァは楽しそうに笑う。
「二人とも、夜は長いわよっ……」
ディーヴァの陵辱は明け方まで続いた。
神!
今週はリクきゅん('Д`;)ハァハァだった。
なんかハジ×サヤよりサヤ×リクがいいような気がしてきたw
373 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 22:56:14 ID:8BhQ6UX7
リクは案外腹黒だから
リク×小夜だろ
>>364 GJ!
処女でアンシェルサイズは厳しかろうに、小夜は相当に素質が……
エロエロでよかったです。
また何かかけたらよろしくおねがいします!
>>364 GJGJ!!えろんえろんー(*´Д`*)
カイサヤ読みたいんだが、需要ないんだな…。
自家発電したいが形にならないorz
遅くなりましたが、ハジ→ソロモン変態で小夜が書き上がったので投下に来ました。
ストーリーは小夜視点になってます。エロは温いかもしれません…
最悪の朝
頭が痛い……耳鳴りもする……どうしちゃったのかな? 私。それに、何時の間に寝たんだろう?
重たい瞼をゆっくりと押し上げるようにして目を開いていく。なんだか周りが、ぼやけて見える。本当にどうし
ちゃったんだろう? あ…でも、少しずつだけどはっきり見えてきた。少し瞬きして、軽く目を閉じて、また、
ゆっくりと目を開く。今度は、ぼやけてない。はっきり見える。良かった。
ベッドから起き上がろうとしたけど、身体が重くて力が入らない。それでも起き上がろうと腕で身体を支えて上
半身を何とか起こしたら、誰かに肩を掴まれ再びベッドに押し戻された。私をベッドに押し戻した相手を見遣る
と、ハジだった。ハジが、私を心配そうに見下ろしている。そして静かに口を開いた。
「小夜、無理をしないほうがいい。貴女は、昨夜の戦いの疲れと、薬が抜け切れていない」
「戦い? 薬? ……そうだ。私は昨夜、翼手と戦って…そして、アンシェルに薬を嗅がされて……あの後のこ
と、覚えてない。でも、こうしてベッドに寝ているって事は、ハジが私を連れて逃げてくれたんだよね?」
ハジの言葉から私は昨夜の出来事を思い出した。私は、アンシェルに薬を嗅がされた後から記憶が無い。きっ
とハジが私をアンシェルの手から奪い返して、彼らの追撃をかわして逃げ切ってくれたんだろうと思う。
「ハジ、ありがとう」
私は、ハジの掌を私の頬に当てて両手で包み込む。少しだけ目を閉じて、そして笑顔でハジにお礼を言うの。
「小夜。礼など言わないで下さい」
え? 一瞬、悲しそうな顔をしたと思ったら、顔を軽く背けて、私のほうへ視線を戻すとハジが顔をゆっくり
と近付けてきた。そして、私の両の頬を掌で包み込むように触れるとキスされた。
「んっ」
初めは軽く触れているだけだったのに、段々と強く押し付けられて唇を吸われる。
「ハジ?」
唇を開放されて、ハジの瞳を見つめると、再び彼の顔が近付いてきた。今度は最初より早くて、ぐんっと一気
に近付いてきて、唇を強く吸われながらキスされる。私がハジのキスに答えると、唇に湿り気のある柔らかく暖
かいものが触れてきた。……ハジの舌が私の唇に触れている。ハジの舌は私の唇を優しく舐めながら、口中へと
侵入してきた。
「んっ! ふっぅ」
ハジの舌が私の舌に絡みつく。ねっとりと絡め取るように。私は息が出来なくなる。苦しい…でも、何故だろ
う? 彼の舌から熱が伝わると身体の芯が疼く。私、気が付いたらハジを抱き締めていた。私が抱き締めると、
ハジも私を強く抱き締めてくれた。ハジの腕の中は、とても心地良い。ずっとこのままで居たい。そう思った。
「小夜…」
「あっ…ハジ」
ずっと私の口中を掻き乱すようにキスをしていたハジは唇を離すと、熱い瞳で私を見つめて頬に軽くキス、そ
のまま唇を這わせながら首筋にキス、そして胸元にキスを落とした。ハジは私にキスの雨を降らせながら衣服を
一枚、また一枚と剥ぎ取っていった。
気が付くと私は生まれたままの姿になっていた。恥ずかしい…。考えてみれば、私、ハジとこういう事するの
初めてなんだ。どうしよう…恥ずかしくて目を開けられない。それに、身体中が炎の様に火照る。ハジが、私の
身体に触れる度に、その場所が火に焼かれたように熱を持つ。
ハジの唇が私の乳房の先端を弄ぶ。乳房を掌で揉み上げながら。乳房を揉まれるとくすぐったいような不思議
な感覚がする。でも先端を舌先で転がされ吸われると、痺れるような刺激が身体を駆け抜ける。
「あんっ!」
恥ずかしい…私、変な声を出しちゃった。どうしよう、ハジに聞かれちゃったよね? 私は恐る恐る目を開け
てハジのほうを見遣ると、彼は優しく微笑んでいた。
「ハジ…んんっ」
そして、ハジはまた私にキスをした。私の唇を塞いだまま、ハジは掌で下腹部を撫で回し、段々と下へと手を
這わせていく。
「!! ふっ! んっ!!」
ハジは私の内股の茂みを優しく掻き分け、花弁を開き花芯を指でなぞった。今まで一度も感じたことの無い刺
激に思わず悲鳴を上げそうになる。でも、唇を塞がれていて私の声は押し留められた。
執拗に私の花芯を弄ぶハジ。ハジが花芯に触れる度に、身体の奥から熱いとろりとしたものが流れ出す。
「小夜、凄いですよ。見てください。私を欲して、貴女の中からこんなに蜜が溢れています」
唇を開放すると同時に、花芯から指を離す。そして絡め取った、私の身体の奥から流れ出したものを私に見せ
付ける。指に絡みついた、それは指の間で銀色の糸を引きヌメヌメと光っていた。私は益々恥ずかしくて堪らな
くなる。でも、それ以上にハジを求める気持ちで身体も心も一杯だった。
「小夜、そろそろいいですか?」
ハジのその言葉に私は頷く。するとハジは私の膝を割り、身体を割り入れて来た。彼の熱いモノが私に触れる
。ハジは私の背に腕を回し身体を抱き締める。そして…いよいよなんだ。いよいよ、私はハジと…そう思ったと
きだった。
「…このままでは、僕のプライドが許しませんね」
「え?! ハジ?」
ハジは何を言っているのだろう? 私が不思議に思っていると、私を抱いているハジの姿が揺らぎ、次第に別
の姿へと変わっていった。
「あっ! 貴方は、ソロモン!!」
その姿に私は見覚えがあった。そう、ディーヴァのシュヴァリエ、ソロモンだ。何故? 何故、ソロモンがハ
ジの姿で? 私は何が起きているのか解らず混乱した。そんな私をソロモンは…!
「小夜、行きますよ。 んっ!」
「あっ! ああっ! いっ、痛いっ!!」
ソロモンは情け容赦なく私の中に進入してきた。痛い…初めて男の人を受け入れた私の身体は痛みで軋むよう
だ。それよりも何よりも、ハジ以外の男性を受け入れてしまった事が悲しい。初めての男性はハジと決めていた
のに…そう思うと、身体の痛みより心の痛みが強くなり涙が零れた。
身体を組み敷かれ、私の中を何度も突き上げ蹂躙するソロモン。逃れたくても、最早どうすることも出来ない。
それに、なんだか変だ。初めは痛くて堪らなかったのに、違う感じがする。認めたくないけど、気持ちがいい。
これが感じているってことなんだろうか? 必死で口を掌で覆って声が漏れるのを防いだけど、どうしても声が
漏れ出てしまう。
「あんっ! ふっんっ! あぁっ!」
微かに漏れ出る私の喘ぎ声に、ソロモンは意地悪く笑いながら、腰の動きを早く激しくする。彼に揺さぶられ
る度に、快楽の波が私を襲い、声が漏れる。
「小夜! くっ…」
「ひっ! んあっ! あぁぁぁ――っ!」
ソロモンが私の奥を打ち抜くように突き上げ、精を放出する。私はソロモンの精を受け、不覚にも絶頂に達し
てしまった。
「酷い…ソロモン…どうして?」
私が、呼気を荒く吐きながら訪ねると、嫌味なほど優しく笑いながらソロモンは言った。
「それは、貴女が僕の花嫁だからですよ。いえ、性格には我々ディーヴァのシュヴァリエの花嫁だから、と言う
訳だからなんですが。花嫁のすることは解りますよね?小夜」
「貴方達の花嫁って何? 私はそんな事知らない!」
勝手な事を言わないで! 貴方達と私は敵同士のはずよ? それが花嫁? 私は、ソロモンに陵辱された悲しみ
よりも、自分の知らないところで結婚を決められていたことのほうに腹が立った。私が、ソロモンを睨み付ける
と、彼は顔を私に近付けて来て、ふっと軽く笑って耳を疑うようなことを言った。
「これは始まりの頃より決まっていたことだそうです。アンシェル兄さんに聞きました。貴女は我々の花嫁。そ
して、貴女のシュヴァリエのハジはディーヴァの花婿。だから、僕は貴女を抱いた。ハジもディーヴァの花婿と
しての役割を果たした。そういう事です」
「何を言っているの? ハジがディーヴァの花婿? 役割を果たしたってどういうこと?」
考えたくない。ソロモンが言っていることは、ハジはディーヴァと抱き合ったってこと。そんなこと認めたくな
い。私は、自分の考えを否定した。
「嘘ではありませんよ。僕はディーヴァとハジの“床入り”の証人だったんですから」
「そ、そんな…」
私が青ざめていると、ソロモンは私を抱き起こし、部屋の隅のほうへと身体を向かせた。
「ハ、ハジ! どうして? どうしてここに居るの? まさか…今の…見てしまったの?」
部屋の隅には鎖で拘束され猿轡されたハジが居た。ハジはこちらを向いていて、その瞳には怒りとも悲しみと
も取れる光を宿していた。…ああ、ハジに見られてしまったんだ。私が、ソロモンに抱かれるところを。抱かれ
て、感じてしまったところを。私は、ショックで身体が震えた。
「当たり前ですよ。ハジは僕と貴女の“床入り”の証人なんですから。僕が、夕べディーヴァとハジの情事をど
んな気持ちで見ていたか解りましたか?ハジ。あんな濃厚なシーンを見せ付けられたら、僕も男です。堪らなく
なりますよ」
ソロモンはハジの側へと歩み寄り、彼を冷ややかな目つきで見下ろしながら言った。
「……っ!」
ハジは何か言いたげだったが、猿轡をされていて言葉を発することは出来なかった。私は、ハジの顔をそれ以
上見れなかった。ハジを裏切ってしまった罪の呵責に苛まれて。ハジがディーヴァと関係を持ったことより、自
分がソロモンに抱かれてしまったことのほうが辛かった。
私とハジは…今後どうなるんだろう……?
終了
一番最初の投下分が改行が変になってしまって読みにくいです。
ごめんなさいorz
379 :
353:2006/04/10(月) 01:33:35 ID:9IpbYkUx
>>378 萌えが暴走しそうになったであります!GJであります!!!
岡村×真央
お願いします
カイ×真央
でどうか・・・
自分もカイ×真央キボンであります!
>>353 鳥であります。
ありがとうございます! 気に入って頂けて嬉しいであります!
>>353殿のハジ→ソロ×小夜の投下を全裸で正座して心待ちにしているであります!!
小説神さま達、
いつも素晴らしい作品をありがとうございます!!
萌えすぎて死にそうです!
>>380 おぉ同士が!
自分も岡村×真央に萌える。
でも同士少ないな…
385 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 19:49:19 ID:crjD14jb
エロ画像キボン刷れのほうがいいな
あちこち回ったんだけど、
同人誌も含めて、BLOOD+エロ系 すくなくね?
387 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 23:47:25 ID:yg3bp5tE
岡村×真央です。
夜が更けてからのチェックインだったため、岡村と真央は同じ部屋に泊まる羽目になった。
「やばいよね……」
真央はベッドの上で靴下を脱ぎながら呟く。
「この時間だ。ベッド一つだけでも寝る場所があってよかったと思え……」
「ちがうっ…カイのことよっ。…別にあんたと同じの部屋だからって何の危機感も感じてないわよ」
真央は、キャミソールを脱ぎ捨てると、岡村の顔に向かって投げつけた。
「何すんだよっ…」
岡村はキャミソールを払うと、真央の手首をグイっと掴む。
「お前な…男の前で裸になったりして、大人を舐めんのもいい加減にしろ」
「な、何よっ…シャワーを浴びるんだから離してっ」
岡村はブラジャーとショーツだけの真央を引き寄せ、肩を掴むと、首元に顔を埋める。
振り解こうとするが、岡村の手はがっちりと真央を捕らえ逃がさない。
「な、何すんのよっ」
「はんっ…お前が誘ったんだろっ」
岡村は真央を乱暴にベッドに転がすと、覆いかぶさる。
「な、何よっ。あんたを雇ったのはこの私なんだからねっ」
少し上擦った声で真央は言う。
「だから? 何だよ」
「…わ、私がいなかったら、こんな所までこれなかったんだからね」
「うるせー黙ってろっ」
岡村の目は情欲でぎらぎらと光っていた。
「い、いやぁーー!」
手首を掴むと、真央の唇を奪う。
「んぐっ」
真央は顔を背け、岡村の唇から逃げようとするが、顎を掴まれ強引に上に向かされ、再び口を吸われる。
岡村が舌を絡ませるとタバコの匂いが真央の口内に広がった。
「んあっ…やっ…カイっ…んっ」
息継ぎの合間に呻くように言う。真央の目には涙が滲んでいた。
「はっ。こんな田舎のホテルに奴か来るわけないだろう…諦めろっ」
岡村は真央の脚の間に膝を割り入れ、圧し掛かる。
真央は身体をよじり岡村を押しのけようとするが、女の力ではびくとも動かない。
388 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 23:48:29 ID:yg3bp5tE
「おい、お前もカイにやってもらえなくって溜まってんだろう…?」
真央の耳元で意地悪く囁く。
「ちがっ……」
「俺が代わりに突っ込んでやるよ。ションベン臭いガキだが、木の又よりは役に立つだろ…?」
真央のブラジャーを乱暴にむしりとる。
整った形の良い乳房が現れる。
「おっ、結構綺麗な色してんじゃないか」
岡村を舌を出し、真央の乳房を美味しそうに舐めた。
「あぁっん」
「お前、感じてんのか…。じゃ、ここははどうだ?」
乳房をやわやわと揉みしだきながら、突起を舌で転がしたり吸ったりする。
「あんっ。やっ」
「ガキのくせに、いい声だすじゃないか…たまんねーな」
岡村を真央の下腹部に手を伸ばすと、下着の中に手を滑り込ませる。
時間を掛けて丹念に愛撫していくと、そこはじっとりとぬめりを帯び、とろりと蜜を零れ落とした。
「ああっん。んっ。いやっ…あん」
「…そうか? ここは、嫌じゃないみたいだぞ」
岡村はショーツを剥ぎ取ると、力任せに真央の両膝を立て、大きく開いた。
蜜を湛えた秘部に顔を埋めると、ゆっくりと舌を蠢かせ、膨らみや花弁を愛撫してゆく。
快感で真央の内股がプルプル震える。
岡村はニヤリと笑い、膨らみに容赦なく歯を立てる。
「ああんっ…んくっ」
しびれるような快感が真央の全身を駆け抜ける。
岡村は攻撃の手を緩めない。今度は真央の中に舌を入れ、小夜の内部を貪り始める。
「あんっ、そこ…だめぇっ、いやーっ!!」
それだけで、真央は達してしまいそうになる。
真央は自らの経験から、男はいつも性急で、自分の欲望ばかりを追求するものだと思っていた。
それとは異なる岡村の焦らすような愛撫に、真央は戸惑いを隠せなかった。
389 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 23:49:32 ID:yg3bp5tE
「……いい頃合だな」
岡村は顔を離すと、素早く服を脱ぎ去り全裸になる。
張り詰めた怒張の根元を持つと真央の中に捻り込んだ。
「あっあぁっ!! うくぅぅぅっ!!」
引き裂かれるような衝撃に、真央はベッドの上へずり上がる。
岡村は真央の腰を掴み引き戻すと、激しく動き始める。
「あっ…いやっ…もう…だめっ…あふっ…!!」
真央は激しい突き上げに簡単に追い詰められる。
「何っ、あっ、あっ…」
色っぽく上気した顔と、快楽に囚われたトロンとした目つきが岡村の嗜虐心を誘う。
「あっ、あっ、あっ、いくぅぅぅーーー!!」
真央は絶頂に達するとぐったりとベッドに倒れこんだ。
「ちっ…」
岡村は舌打ちする。岡村の怒張はまだ堅さを保ったままだった。
「……おいっ、何寝てるんだよっ。起きろっ」
少しイライラとした岡村の声に真央は意識を取り戻す。
「自分だけ満足してんじゃねーよ」
身体の力が抜けた真央をひっくり返すと、膝をつかせ獣じみた淫らな姿勢を取らせる。
「やだぁっ。こんな格好っ」
真央の抗議は黙殺され、後ろから岡村に突かれる。
「ん…あんっ」
達したばかりに敏感な内部を岡村は容赦なく擦り上げる。
「いいぞっ、さっきより締まってる…ほんとにいやらしい奴だな」
柔らかい胸を掴みながら、身体ごと叩きつけるように、真央を突き上げる。
パンパンと肌のぶつかる音とぬちゃぬちゃという粘着音が部屋中に響く。
「あんっ、あふっ、んっ、うっ、ああんっ」
真央を高い声で啼き続ける。
「んっ、くっ」
きつい締め付けに岡村は眉根を顰める。
「あっああっ、いやぁっーー。またイっちゃうっーー!!」
真央は、しなやかな肢体がビクビクッと痙攣させ、そのままベッドに倒れ臥した。
「まーたイッちまったのかよ…すげーなこいつ」
真央の脚を抱えて少し突き上げると、気を失った真央の中がギュっと収縮する。
「…もう少し、楽しませてもらうよ」
岡村は抜き挿しを繰り返しながら、自らが達するまで、真央を犯し続けた。
390 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 23:50:25 ID:yg3bp5tE
どれくらい時間が経ったのだろう。
ベットの上で真央が意識を取り戻す。
陵辱の痕を隠すように身体には岡村のシャツが掛けられていた。
「ううぅん…」
真央は呻きながら、上半身を起こす。
椅子に腰掛けて本を読んでいた岡村は、本を閉じ、決まり悪そうに真央に声をかけた。
「…大丈夫か…」
真央は黙って膝を抱え込む。
「その…つい手加減するのを忘れて…大人気なかったな…すまん…」
岡村は頭をぽりぽり掻く。
真央は口を噤んだまま、目を吊り上げて岡村をじろりと睨みつける。
「なあ、謝るよ…。悪かった。だから…そんな顔しないでくれよ」
岡村は手のひらを合わせ、ぺこぺこと頭を下げ謝った。
「くっくっくっくっ」
それを見て、真央は下を向き肩を震わせる。岡村は真央がおかしくなったのかと思い心配する。
「あははははっ……。何よそれっ」
真央はお腹を押さえ笑い始める。
岡村はきょとんとする。
「何よあんた、さっきはあんなに強気だったのに…。別人のようね」
「すまん…俺もいろいろ溜まってたんだ。お前といると…いろいろ…意識しちまってな」
「あっーー」
真央は思い出したように叫ぶ。
「あんた、中に出してないでしょうねっ」
「それは何とか回避した……お前の身体にかかったけどな…」
真央が目を落とすと、お腹から胸まで乾いた精液がべっとりとこびりついていた。
「やだ……何よこれ。へんたい……」
ベッドから飛び降りると真央は浴室に駆け込む。
「なあ、お前との旅もなかなか面白いしな……。このまま続けてくれるか」
岡村は浴室の真央に恐る恐る声を掛ける。
「ばーかっ、どうせ、私のお金が目的なんでしょっ」
真央は浴室から顔だけ出して、あかんべーをすると、バタンとドアを閉めた。
「つーか……好みなんだよな」
岡村は呟くと、にやける口元を片手で覆った。
乙
乙であります!(;´Д`)ハァハァ
次はカイ×真央で!
乙!
自分もカイ×真央見たいであります!
真央が意外と萌えキャラだということをハケーン
岡村真央マジGJ!
カイ真央も読みたいが、カイ小夜も読みたい。
>>375書いてくれないかなー?
っつか、カイ小夜真央が第一希望www(;´Д`)
カイ真央に一票を投じます!
そこでデヴィッド×ジュリアをお願いします
リク×小夜はいかがでしょうか
400 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 22:38:36 ID:YLR+Gk1x
リク×小夜で。
初代ジョエル×小夜(わがままお嬢様バージョン)で
俺のかわいいイレーヌたん総受けで希望
403 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/14(金) 17:21:42 ID:dtx7S+Co
オレは402に賛成
組み合わせを書いてみたんだが…
カイ×イレーヌ
リク×イレーヌ
カルマン×イレーヌ
モーゼス×イレーヌ
ギー×イレーヌ
ゴーグルロン毛×イレーヌ
ツルハシ×イレーヌ
ツルピカハンマー×イレーヌ
アンシェル×イレーヌ
ソロモン×イレーヌ
カール×イレーヌ
ジェイムス×イレーヌ
姉さん×イレーヌ
ハジ×イレーヌ
ジョエル×イレーヌ
コリンズ×イレーヌ
ルイス×イレーヌ
デウ゛ィッド×イレーヌ
岡村×イレーヌ
ジョージ×イレーヌ
飴男×イレーヌ
飴男の助手×イレーヌ
ジョエル(爺)×イレーヌ
翼手×イレーヌ
↑どれが一番萌える?
モーゼスと翼手に一票ずつ
小夜×イレーヌで
408 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 01:59:38 ID:NSjxG8fk
カイ×真央です。
夕暮れ時のパリは町全体がオレンジ色に染まっていた。
真央と岡村は、宿を探すため見知らぬ街路を彷徨っていた。
「足いたーい、もう動けない」
真央は道の真ん中でしゃがみ込む。
長旅のせいで真央の疲れはピークに達していた。
家路を急ぐ人々が何事かと振り返っていく。
「お前、いいかげんにしろよな…」
岡村は真央の腕をぐいと引く。しかし、真央はピクリとも動こうとはしない。
「ったく…わかったよ、じゃ、ここにいろ、ホテル探してくっから」
付き合っていられないといった様子で、片手を振りながら去っていく。
「カイ……会いたいよ……」
真央が石畳を見ながら呟いた。
動物園と呼ばれる廃墟で見つけた大量の血痕と折れた日本刀が頭を掠める。
カイの身に何かあったのではないかと思うと、真央はたまらない気持ちになり涙が溢れた。
そのとき、黒い影法師が近寄ってきて真央の前で止まった。
「……お前こんなところで何やってんだ?」
顔を上げると、目の前には手に紙袋を抱えたカイが立っていた。
「あ……また幻覚……」
真央はぼーっとカイを見る。
「おい、大丈夫か、つーか何でここにいるんだ? お前」
カイはしゃがみ込む。
「カイ……?」
目を擦りながらカイをまじまじと見つめると、カイの頬をいきなりつねった。
「お前、何すんだよっ」
カイは赤くなった頬を擦りながら、真央をにらむ。
「カイなの……?」
「お嬢さんはパリ旅行か?…いい気なもんだな」
「ちがっ、私カイを探して……ずっと……」
「俺を?」
カイは驚く。
「会いたかったよ……カイ」
真央はカイに抱きつく。
「おいっ、やめろよっ」
周囲の視線を気にして、カイは顔を赤らめる。
「うるさいっ。私を放って行っちゃうなんて許さないんだから……」
409 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 02:00:27 ID:NSjxG8fk
とりあえず公園に移動した二人は、ベンチに腰掛ける。
日が落ちて、ぽつぽつと街灯に光が灯りつつあった。
「腹減ってたんだな…そうやって食べていると小夜みたいだ」
真央はカイの持っていたサンドイッチに貪り付いていた。
「……小夜と一緒にいるの?」
唇についたソースを舌で舐めとりながら言う。
「ああ……リクもな」
「そう……」
真央は感情を抑えるように目を伏せる。
「…全てが終わったら、俺お前に全部話すよ…だから、それまで待っててもらえないか」
カイは真剣な目で真央を見つめる。
「今は言えないの?」
「ゴメン……でも、信じてくれないか」
「……カイがそういうなら、信じて待つよ」
真央はにっこりと笑う。
問い詰められるとばかり思っていたカイは少し拍子抜けする。
「…つっ」
突然真央が眉根を顰め、足元を見た。
「足どうかしたか?」
「ちょっと痛くて……」
「脱いでみろ……」
真央がブーツを脱ぐと靴下に薄っすらと血が滲んでいた。
「ひでーな」
何気なくブーツを見ると、踵がかなり磨り減っている。
つま先も擦れたように傷がついていた。
「お前、こんなに歩き回って、俺を探していたのか……」
「そ、そんなことないよっ」
「サンキュ……」
カイはそう言うと、真央の頭を両手で持って額に唇を落とした。
「え……カ…イ…?」
ぼとりとサンドイッチを地面に落とす。
真央が目を見開きカイを見ると、切ない目をしたカイと視線があった。
「真央……」
今度は唇にキスをする。
「あっ……ん」
真央が色っぽく吐息を漏らす。
「たまんねーな…」
カイは、真央の双肩を掴むと、首元に顔を埋めて愛撫を開始した。
「やっ、カイ…こんなところで…」
「誰も見てねーよ…」
吐き捨てるようにいって、真央の着ているジャケットを脱がす。
410 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 02:01:04 ID:NSjxG8fk
「お前……少し痩せたか?」
「どっ、どこ見て言ってんのよっ、バカ」
真央は頬を紅潮させる。
「ゴメンな……俺のせいで」
カイは真央の細い身体を力強く抱きしめる。
「んっ……カイ」
カイは胸元に唇を移動しながら、キャミソールの間から手を挿し入れ胸を揉みあげた。
「んあっ…あぁん!」
カイがブラジャーをずらし、胸の突起を口に含むと、真央は激しく反応する。
「可愛い……真央……」
スカートの中に手を伸ばし、足首までショーツをおろす。
ゆっくりと秘部を揉み解すとじゅくじゅくと音を立て蜜を溢れさせた。
「あっんっ、カイっ…んはぁっ」
カイは真央を抱き寄せ、脚の付け根に乗せる。
二人はベンチの上で、座ったまま抱き合う形になる。
華奢な腰を両手で持ち上げ少し浮かせると、ぴんと立ち上がった熱を真央の割れ目に合わせる。
「ああああっ……うくっ」
カイが手の力を緩めると、真央は重力に従いカイの上に沈み込む。
自らカイの怒張を飲み込む形となる。
「くっ」
きつい内部にカイの額から汗が流れる。
「はぁっ、やっ、もっ、カイのバカ…」
真央は苦しそうに眉根を寄せ、目をうるうるとさせてカイをなじる。
「きつっ…真央、ちょっと力を抜いてくれ…」
「んあっ…そんなこと…言っても」
カイは、真央の背をゆっくり擦りながら、深く口づける。
唾液を滴らせた舌を絡ませると、真央は喘ぎ、内部は熱く蠢いた。
「すげー気持ちいいよ、お前の中っ……」
少し緩んだところで、カイは腰を突き上げはじめた。
「ああっ…んっ、ふっ、あっ、あっ、あっ、カイ!」
「うっ、真央、いいぜっ」
身体の中で暴れ狂うカイに応えるように、真央は自然と腰を揺らめかせる。
深くつながるために、先端にショーツが絡みついた脚をカイの腰に回す。
「あっ、あっ、んっ、あふっ、もっ、もうっっ!」
波のように快感が押し寄せ、真央は絶頂に昇り詰める。
「んっ…くっ」
最後とばかり深く突き上げると、カイは真央の中に熱い精を解き放った。
真央の内部が最後の一滴まで絞りとるように収縮する。
「カイ……」
真央は微笑みながら意識を失い、カイの胸へ倒れこんだ。
411 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 02:01:47 ID:NSjxG8fk
辺りは既に真っ暗で、小さな街灯だけが二人を照らしている。
カイは、手早く真央の着衣を整えると、背におぶってホテルに向かって歩きはじめた。
「ん…うぅ…」
暫くして真央が意識を取り戻す。
「大丈夫か?」
「うん…」
「つい、その…外でやっちまってゴメンな…お前が随分と可愛く見えちまってな」
カイは少し恥ずかしそうにぼそぼそと言う。
「見えたんじゃなくって、真央様はホントに可愛いんだからねっ」
真央は悪戯っぽく微笑む。
「ま、そういうことにしとくか……」
「カイは……何だか大人になったね」
真央は、カイの背に顔を埋めて言う。
「そうか……?」
「どんどん遠くになっていく…感じがする」
カイの背中が熱くなる。
「泣いて……いるのか」
「ち、違うわよっ……」
真央は慌てて否定するが、声は少し震えていた。
「……俺、リクと小夜を連れて絶対沖縄に戻るから」
カイは歩みを止め、噛みしめるように言う。
「ん……」
「何かお前に会えてよかったよ…いろいろあって自信なくしていたんだ。俺、馬鹿で何の力もないけど、とにかく頑張るよ」
「何だかわかんないけど…。無鉄砲で何も考えずに突っ走るあんたのこと…私は好きだよっ」
真央はカイの首にぎゅっと抱きつく。
「う…げぇ。ぐるしいって…」
「あ、ごめん」
真央は、慌てて力を緩めると顎をカイの肩に乗せる。
「私も決めたよっ」
真央は満面の笑顔で宣言する。
「絶対カイのこと諦めないから……覚悟しておきなさいっ」
カイの頬にちゅっと音を立ててキスをする。
「ああ、お前に何を言おうが聞かないのは承知している」
カイは苦笑する。
「カイ……大好きよ」
真央は、カイの耳元で囁く。
背中に心地よいぬくもりを感じながら、カイの心は温かく満たされていった。
グッジョブ!
GJ!GJ!!超グッジョブ!!
本編と上手く溶け合ってるよ〜萌える(*´Д`)
モーゼスとカルマンとカイに輪姦されるイレーヌたんキボンヌ
デヴィッド×ジュリアで
大人なハードなヤツ一丁お願いします。
ジュリアが片恋ポクって萌えです。
ミン×小夜お願いします
そこに変態理事長も乱入するが、「こんなキモい奴はファントムじゃない!」とミンになじられる展開で
418 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 16:47:13 ID:8yDEINgo
小夜って陵辱が似合う・・・・
快楽に落ちていく小夜・・・いい
420 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 00:16:50 ID:7boHDJEv
カイ×イレーヌです。
ぽつぽつとにわか雨が降ってきた。
カイは雨宿りしようと石造りのトンネルに駆け込むと、すでに先客がいた。
「カイ、また会えて、うれしいわ」
黒いフードを少し持ち上げ、イレーヌが顔を覗かせた。
「イレーヌ、お前大丈夫だったか…。俺のことで仲間に何かされなかったか」
心配そうに尋ねながら、イレーヌの横に腰掛ける。
「ありがとう…カイ。私は…大丈夫」
イレーヌはカイに顔を近づける。
吸い込まれるような青い瞳にカイは釘付けになる。
「んっ!?」
イレーヌは、更に顔を近づけ、カイの唇にキスをした。
「うぁぁぁあ、いきなり何すんだよっ」
カイは慌てて仰け反る。
「何って…。何かおかしい…?」
イレーヌは首をかしげる。
「あぁぁぁぁ、お前、キスが何かわかってないんだろう……」
「ここに来るときにメトロで見かけたから。人間は再会するときにこうするものではないの?」
再び、カイに口づける。
「うぁぁぁ」
「カイ…どうしたの…変よ」
「…お前、今のを他の奴にすんなよっ、絶対びっくりされっからっ。大体キスっていうもんわな、愛し合ってる男女がやるもんで、まあ、フランスじゃ、挨拶代わりかもしれないけどよー、俺がいた所では、そりゃー特別なもんで…」
イレーヌは、一気に捲くし立てるカイをぽかんとした顔で見つめていた。
「…んなこと言ってもわかんねーか」
カイはぽりぽりと頭を掻く。
「わかった…カイ。今のはカイだけにしておく」
真剣な眼差しでカイを見つめる。
「つーことじゃなくってっ」
「カイと私はキスをしてもいいのよね。愛し合う男女だから…」
「あぁぁぁ、やっぱ、お前、意味わかってないだろう…」
「愛し合う。…敵ではない。…仲間ってことでしょう」
「ああああああ…」
カイは額に手をあてうなだれた。
421 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 00:17:39 ID:7boHDJEv
「人間って複雑ね…。本を読むだけじゃわからないことがたくさんある…」
カイの丁寧な説明により、漸くキスの意味を理解したイレーヌは、頬に両手をあて考え深そうに呟く。
「ああ…、まあ、傍目には呑気に生きてるように見えるけどな」
街行く人々を見ながら、カイは呟く。
雨が上がって、人通りが多くなってきた。
「カイ…これからもいろいろ教えてもらえる? モーゼスたちにも教えてあげたいの」
「ああ…俺がわかることだったらなっ」
明るく笑う。誰かに頼られるのは久しぶりだったので気分が良くなる。
「ひとつ…気になることが…あるの」
「何だ、言ってみろ」
「私たち…シフは…人間に作られたものでしょ」
「ああ……」
「じゃあ、人間はどうやって生まれるの?」
カイは笑顔を引きつらせたまま、固まった。
「……カイ?」
「に、人間は人間から生まれるんだ…」
「分裂するの?」
「んなわけないだろっ、人間の女から産み落とされるんだ」
「どこから……?」
カイは耳まで真っ赤にする。
「カイ…。変。顔の色が……」
「放っておいてくれ……」
そのとき、ベビーカーを押す女性がトンネルの前を通った。
イレーヌは立ち上がり、きゃきゃと楽しそうにはしゃぐ赤ちゃんの様子を凝視する。
「とても小さい、人間……。生まれたばかりなのね」
「ああ、赤ちゃんっていうんだ…。俺もあんなんだったんだぜ」
「カイも…? 赤ちゃんだったの…?」
「人間は成長するもんだ…」
「成長?」
「大きくなるってことさ、身も心も…」
「あれが…どんどん大きくなってカイのようになるなんて不思議…。ねぇ、カイ…」
「あん?」
「…私も赤ちゃん産めるかな」
422 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 00:18:19 ID:7boHDJEv
ホテルに辿りついたカイは、ベッドの上で悶々としていた。
昼間のイレーヌの姿が脳裏から離れず、眠れない。
穢れを知らない瞳、滑らかな頬、美しい亜麻色の髪……。
そして、柔らかい唇……。
シフが人間とは違う存在だとはわかっているが、イレーヌの全てがカイの心を捕らえて離さなかった。
「イレーヌ…」
思わず名前を呟く。
すると、ドアの前の空間が揺らぎ、突然黒いローブ姿のイレーヌが現れた。
「カイ……」
「イレーヌ…どうしてここがっ」
「私には、誰が何処にいるか探し出す能力があるの…。大丈夫、他のシフにはできないから…ここは安全よ」
イレーヌはベッドの上のカイに近づく。
「お前、夜中に男一人の部屋に来ちゃいけねーだろ。女の子なんだから…」
「どうして…?」
「どうもこうも、危ねーじゃないか」
「カイが…危ないの?」
「俺は…危なくないけど」
「私、どうしてもカイに会いたくて…」
切羽詰ったような瞳をカイに向ける。カイはたまらない気持ちになる。
「カイ…私を…抱いてくれない?」
「お前っ、なんつーことを、誰に教えてもらったんだよ、そんなセリフ」
カイは、顔を紅潮させて叫ぶ。
イレーヌは抱えていた雑誌をばさばさとベットの上に落とす。
広げられたページには、男女の睦み合いの写真が載っていた。
「うわわわっ。なんちゅー雑誌を見てんだよっ。これは…男が見るもんだよっ」
慌てて雑誌を拾い上げる。
「どうして……?」
イレーヌは眉根を寄せる。
「ここに書いてあるようにすれば、赤ちゃんができるんでしょう…ねえカイ?」
澄んだ瞳でカイに詰め寄る。
423 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 00:19:44 ID:7boHDJEv
たまらずカイはイレーヌを引き寄せ抱きしめる。
「カ…イ…」
カイは、イレーヌの顎を摘んで、覆いかぶさるようにキスをした。
「んっ…」
イレーヌの口の中に舌を侵入させ、絡ませる。
「う…ふぅ、カイのキス…。ちょっと息苦しい…でも…とても暖かい…」
唇が離れると、イレーヌは胸を押さえながら、呼吸を整える。
「あ…ゴメン」
「ううん…いいの…続きは?」
カイは、イレーヌの首に顔を埋める。
痛々しいソーンの部分を避けて、優しく愛撫をする。
カイがローブのボタンを外すと、イレーヌはローブを後ろに滑り落とした。
「っ……!」
カイは目を丸くする。イレーヌはローブの下に何も着ていなかった。
「やっぱり…何かおかしい?」
イレーヌは心配そうに言う。
ソーンのことを気にかけていたカイだったが、首以外に亀裂は見つからず、滑やかな肌と少女らしいスレンダーな肢体に目を奪われる。
「んんっ…」
頭に血が昇ったカイは、鼻から血をポタポタと垂らした。
「血……」
イレーヌは、零れ落ちる血に素早く反応する。
「……舐めてーなら、舐めていいぞ」
カイは恥ずかしそうにいう。
「カイの血……。とても美味しい」
イレーヌは夢中になってカイから流れ落ちる血をぺろぺろと舐めた。
「うぅ、くすぐってーな」
「ありがとう…カイ」
イレーヌの頬には、少し赤みが差してくる。
424 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 00:20:59 ID:7boHDJEv
カイは、イレーヌをベッドに横たえると、胸の膨らみを優しく揉みはじめた。
吸い付くような肌に、カイは夢中になって愛撫を施す。
「あん、あん、あん、あん!!」
突然、イレーヌが真面目な顔つきで、素っ頓狂な声を上げる。
カイは苦笑しながら、イレーヌの口を押さえる。
「それも雑誌に載っていたのか? イレーヌ、何もいわなくて良いよ」
「そう…」
「俺に身を任せてくれるか…」
「ええ…。ねえカイ……なんだか…不思議な感じよ」
「どういう感じ?」
「口では現せない。今まで感じたことのない……。でもいやじゃない」
「そりゃ、良かった」
カイは微笑むと行為を再開した。
イレーヌの陶器のような肌には、花びらを散らしたようなカイの愛撫の痕が残される。
カイは、イレーヌの下腹部に手を滑らすと、割れ目を確認した。
「イレーヌ…」
カイは、イレーヌの秘部を掻き混ぜる。
「あっ、あんっ、カイっ、何っ」
イレーヌの口から自然に喘ぎ声が出る。
「気持ち…いいか」
「んっ、ふっ…」
イレーヌは、目を瞑り快感に酔う。自ずから内腿を擦り合わす。
「カイ……お願い…」
イレーヌは薄っすらと目を開け、カイに訴える。
カイは、素早く衣服を脱ぎ捨てた。
野球で鍛えられた引き締まった肢体には汗が薄っすらと滲んでいる。
「これを…入れるのね」
イレーヌはおそるおそるカイの怒張に手を伸ばす。
「うっ…イレーヌ、やめろっ」
「カイのここ、さっきより『成長』しているわ」
触られたことによって、カイの怒張は堅く張り詰めていた。
425 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 00:22:08 ID:7boHDJEv
カイはイレーヌの脚を抱えると、少しだけ挿入する。
「んっ」
カイは内部のきつさに顔を顰める。
「んあっ…。イレーヌ、痛くない?」
「ん、大丈夫……なんだろこの感覚…」
イレーヌは思い出すかのように目を瞑る。
「殴られたり、蹴られたり、切られたり、抉られたりしたときの痛みとは違う…」
「お、お前……ハードな奴だな…」
「脚をちぎられそうになったときと…少し似ている…でも…」
「……じゃ、いくぞっ」
締め付けに我慢ができず、カイは怒張を奥まで突き刺した。
「はぁ…あんっ」
ぐいぐい腰を動かし、イレーヌを突き上げる。
カイが前のめりになると、イレーヌの脚は顔に付きそうな位折れ曲がった。
「あっ、あんっ、んっ、んふっ」
波のように押し寄せる快感に、イレーヌの口から色っぽい喘ぎ声が漏れる。
激しい律動に二人の身体からは止め処なく汗が流れ落ちた。
「カイ、あんっ、カイっ、お願いっ、頂戴っ」
イレーヌの要求にカイは腰の動きを早める。
「あああああっ…カイっ」
イレーヌはカイの名を叫びながら達する。
「んくっ…っ」
ほぼ同時にカイはイレーヌの中に熱い精を流し込んだ。
味わったことのない心地よい充実感で満たされ、イレーヌはベッドに横たわる。
「よく頑張ったな…」
カイは自身を抜き取ると、イレーヌの頭をくちゃくちゃと撫ぜた。
「私、そうされるの…好き」
イレーヌは、微笑む。
「この気持ち…何だろう…心の中が暖かくて…今まで感じたことのない気持ち」
カイが見つめていると、イレーヌの瞳から自然に涙が零れ落ちた。
「…ありがとう、カイ」
「なっちゃいねぇ。ありがとうの使い方が…」
「こういうときは、『愛してる』っていうんだぜっ」
「カイ、愛してる……」
「イレーヌ……俺も…愛してる」
二人はお互いのぬくもりを感じながら固く抱き合った。
GJ!
イイ感じ!
はげしく萌えた
428 :
353:2006/04/17(月) 02:27:06 ID:WKJ1wOAk
GJ!鼻血に吹いた
>>425 さらにその様子を小夜と真央が見てしまうという展開をお願いします
431 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 15:51:25 ID:FYOlGc18
いや、非常に萌えた。
なによりも、カイがさながらエロゲ主人公な
このスレの状況に萌えた。
そのうちカイ×ジュリアとか、カイ×サヤとか
カイ×ミソとかも投下があるんだよね?
うっわ。すごくいい!!
420神!!
GJGJGJ!!
エロ画像希望スレのやつといい、ここ最近イレーヌ気になりすぎ
だってかわいそうじゃない・・・
昨日みた夢
FFの世界で小夜・ディーヴァが拷問されてて、そしたらいきなり
ハジ・ソロモンが着て助けた後そのままヤっちゃうって夢
4Pでありますか隊長!
436 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 09:30:49 ID:LbSyiCT1
萌えました。シフの鬼太郎×イレーヌも読みたいです。
それにしてもカイってエロゲ主人公だよなw
病弱=イレーヌ 実は人外(家族なのに違う種)=小夜(メイン)
メインの奴の妹=ディーヴァ 大人の熟女=ジュリア
おいおい、イレーヌとディーヴァ難しくねえか?
鬼太郎ってモーゼス?
というわけで過剰なまでに仲良しな宮城三兄弟をお願いします
宮城三兄弟、自分も禿げしくきぼんぬです。
/:.:.:.:,:.:.:.;.:.:.:./7/`ヽ:.:.:.:.:.',
. /.:.:,:.:.:/:; '/:/ /' ',:.:.:.:.:!_
,イ:.:/:.i:.::/ '___,, 、__ ハ::.:.::.L`
」:;:':::::!:イ ,z=r、 ,ェ-、 }:::::!:.!ヽ
'´ !::i:::z:ハ ヒz! ' ヒz! ' !'V リ あ・・・
' ヾi ヽ! ゙゙゙゙'' i: ゙゙゙゙'' i' !
ヘ. レ'
!:7、 ´` ,イ グ
/;:;:::ト、 ,.<::( ゥ
´ノハ_! ` ー‐ ´!:トヾ` ゥ
/´ :! l7 `、 ゥ
,.イ' Y / !`ヽ. ゥ
,. ''´ / .! / ! `ヽ. ゥ
,. イ / ,. -、l -、 , -/ ,ィ、 l \
特に何も考えずに読んでたけどさ、
ディーバと小夜の体液ってお互いには毒になるんじゃなかったっけ
相手のシュバリエとエチしても平気なのだろうか?
体液って言うか血液でしょ?
お互いに相手のシュバリエが交配相手らしいよ
何話目だったか忘れたけどそんな話が出てた
443 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 02:57:34 ID:W7Mvi1pu
カイ×小夜です。
青白い半月の夜、小夜はカイとリクの寝室を訪ねた。
「なあ、小夜……。俺はこれからどうすればいいんだよ…」
カイはベッドに腰掛け、訴えるような視線を小夜に送る。
小夜は困ったように眉根を寄せ、所在なく佇んでいた。
「リクがいなくなったら、一人になっちまう。俺そんなのいやなんだよ…」
思いつめたように言う。
「カイ……」
小夜は思わず目を伏せる。
もう一方のベッドにはリクが寝ていた。
シュバリエとなり眠る必要のなくなったリクだが、ジュリアに打たれた薬の効果でスヤスヤと寝息を立てている。
「リクはもう前のリクと違うのかよ……ハジの奴と同じになっちまったのかよ」
「……ごめん…カイ」
それだけを漸く言うと、小夜は唇を噛み締めた。
「俺はどうしたらいいんだよ……」
カイは頭を抱えて俯くと、一粒の涙が零れ落ちた。
「……カイ…私じゃだめなの?」
小夜はカイの傍に寄ると、切なさを漂わせた瞳でカイを覗き込む。
「………」
カイは何も答えない。
「カイ……。私はずっと一緒にいるよ。お願い悲しまないで……」
小夜は唇を震わせそう言うと、カイの頭をぎゅっと抱きしめる。
柔らかい胸がカイの顔に当たる。
「小……夜?」
カイが驚いて顔を上げると、すぐ前に小夜の顔があった。
瞳は潤み、頬は少し紅潮していた。
「カイ……」
小夜は、カイの頬に両手を当て、おもむろに唇にキスをした。
444 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 02:58:23 ID:W7Mvi1pu
「小夜っ……ど、ど、どうしたんだよっ」
カイは動揺を隠せず、目を大きく見開き身体を逸らした。
「私、カイのためなら、何でもするよ……」
小夜は片方の膝をベッドにつき、そのままカイをベッドの上に押し倒した。
「さ、さ、さ、小夜……。その…リクもいることだし。ここじゃマズイっ……」
上擦った声でリクを気にするが、小夜はカイの頭の左右に手を付き、顔を近づけてきた。
「ふぅぐぅ……」
小夜は目を瞑り、赤い唇を少し開けて、カイの唇に押し当てる。
柔らかく暖かい感触にカイの心臓は壊れそうなくらい鼓動を早めた。
「うわっ…小…夜…何をっ」
唇を離すと、小夜はカイのズボンに手を伸ばす。
ジッパーを下ろし、少し上を向いている熱を取り出すと、ためらうことなく咥えた。
「んくっ…小夜っ…何をっ…んはっ」
頬をすぼめ何度か吸い上げると、見る間に熱は堅さを増しドクドクと脈打ち出した。
含む切れない部分は指で愛撫を施す。
「カイ……きもひいい?」
含んだままカイを上目遣いで見る。
「んあっ」
その口の動きだけでカイは達しそうになる。
熱はパンパンに膨れ上がり、天井に向かってそそり立った。
「んくっ…」
最後にきつく吸われ、そのまま達する。
ゴクリ……。
小夜は、カイが吐き出した精液を、喉を鳴らして飲み込んだ。
「カイ…一つになろう…もうさびしくないよ…」
ベッドの上にペタンと座り、小夜は微笑む。
445 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 02:59:30 ID:W7Mvi1pu
「小夜っ」
カイは小夜に覆いかぶさり、強く抱きしめた。
「いいのか……」
「……うん」
小夜は、小さく頷く。
カイは、小夜の後頭部に片手を回し、少し持ち上げると、今度は自分からキスをした。
舌を絡ませると、先程放った残滓の味がして、カイはたまらない気持ちになる。
「小夜……」
小夜の制服のリボンに手をかけるが、結び目がなかなか外れない。
「何か緊張するな…」
カイが顔を真っ赤にしているのを見て、小夜は思わずクスクスと笑う。
「なんだよ…小夜…笑うなよな」
「ごめん……カイ」
カイは震える手でブラウスのボタンを外していく。
ブラウスを脱がすと、ブラジャー一枚だけの、小夜の白い肌が露になる。
カイは黙ったまま小夜の身体を見つめた。
「そんなに見ないでよ……恥かしい…」
小夜はたまらず頬を赤らめ両手で顔を隠す。
先程の大胆な行為からは想像できない可愛らしい仕草にカイの自制心は吹っ飛ぶ。
「小夜っ……」
がばっと小夜の胸に顔を埋める。
「きゃっ」
肌から香る石鹸の匂いがカイの興奮を駆り立てる。
カイは、自らのシャツを脱ぎ捨てると、小夜の柔肌にむしゃぶりついた。
「んふっ。んっ」
乱暴な愛撫に小夜の口から吐息が漏れる。
カイは小夜の背中に手を滑り込ませ、千切り取るような勢いでブラジャーのホックを外す。
ポロリとこぼれ出した柔らかい乳房に、カイは夢中になって愛撫を施す。
きつくも揉まれた乳房は、グニャリと形を変えた。
446 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 03:00:33 ID:W7Mvi1pu
「あんっ…やっ。カイっ。もっと、優しく……」
小夜の柔肌はカイの愛撫の痕と手形で赤く色づいている。
「んはっ。ごめん……小夜……こうか…」
カイは握力を弱めて乳房を揉み上げ、舌先で優しくピンク色の乳首を転がす。
「ん。すごくいいよ…カイ」
小夜は、気持ちよさそうに睫を震わせる。
カイはスカートの中に手を伸ばし、ショーツを脱がす。
小夜の狭間は、すでにじゅくじゅくと蜜を溢れさせていた。
「すげーな。小夜」
指を入れると熱い内部がぎゅっと締め付ける。
カイの熱は、興奮でこれ以上ないくらいに立ち上がり、先走りの液を溢れ出していた。
「ゴメンっ…小夜っ」
小夜のスカートを捲り上げると、両足を抱え上げ、いきなり張り詰めた自身を穿つ。
「んあっ……」
性急な行為に小夜は内部をきつく締め上げた。
「はあっん、小夜っ…きついっ…力…抜いて」
カイの額からポタポタと汗が流れ落ち、小夜の胸へと落ちた。
「やっ…カイ…もっと…優しく…して」
「ごめん…小夜」
誤りながらも、性欲には勝てず、少し緩んだところをぐいっと突き上げる。
「あんっ…カイっ…ひどっ」
カイは欲望のままに、乱暴に腰を前後に動かしはじめる。
「んぁっ、あんっ、あっ、あっ、あ…ふぅ」
小夜はたまらず高い声で啼いた。
447 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 03:01:20 ID:W7Mvi1pu
「ん、うぅーーーん」
そのとき、隣のベッドでリクが呻いた。
「っ………」
二人はつながったままで動きを止め、恐る恐るリクのほうを見る。
リクは、カイと小夜のほうを見て目を擦っている。
「んー。小夜姉ちゃん……。むにゃむにゃ」
リクはそのまま目を閉じ、再び眠りについた。
二人はほっと胸を撫で下ろす。
「小夜……声出すな…リクの薬が切れかけているのかも…気づかれるとまずい」
カイは小夜の口を押さえ、耳元で囁くように言う。
「ん…でも…勝手にでちゃう」
「しかたねーな」
カイはポケットからくちゃくちゃのハンカチを取り出し、小夜の口の中に入れた。
「んっうぐっ」
少し塩辛いカイの汗の匂いが小夜の口内に広がる。
カイは、小夜の腰を持ちグイと突き上げると、再び行為を開始した。
「んっ、ん、んっ、んっ、んっ」
激しい突き上げと酸素不足で、小夜の意識は飛ぶ。
瞳からは自然に涙が溢れ出て、頬を伝う。
リクに気づかれてはいけないという状況が、二人の興奮を更に高めた。
「んふっっ」
途絶えることのない快感の放流に、小夜は絶頂を迎える。
「んくっ…小夜っ」
達した小夜が内部をきつく収縮させると、カイは腰を突き出し、精を解き放った。
448 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 03:02:30 ID:W7Mvi1pu
はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ。
シーツに包まり二人は荒い呼吸を落ちつかせる。
二度吐き出して、カイは漸く小夜の中から自身を抜き取った。
ドロリとした白濁液が、小夜の中から滲み出す。
カイは上半身を起こし、ぐったりとした小夜の頭を胸の上に凭れかかせる。
「小夜……俺、お前のこと妹だって思ったことなかったんだ……」
汗で湿った小夜の髪を優しく梳きながらカイは呟く。
「ひどい……カイ」
小夜は瞳を潤ませ、カイの胸を両手で叩く。
「いてて…違うよ…よく聞け」
カイは小夜の両手首を掴むと小夜の顔を真剣な眼差しで見つめた。
「…俺…初めてお前に会ったときから…お前のことが女として気になっていたんだ」
途端に小夜の瞳からぽろぽろと涙が溢れ出す。
「…何で泣くんだよ」
カイは困ったように小夜の涙を手で拭う。
「うれしいの……カイ」
小夜は涙を流しながら、カイを見つめる。
「小夜……好きだ」
「私も……カイ」
二人は再び抱き合うと熱いに口付けを交わした。
***
「んもーカイ兄ちゃんずるいよ…。小夜姉ちゃん独り占めにして……」
リクはシーツの中で猫のように丸まって、頬を膨らました。
GJ!
グッジョブ!
ここは職人に恵まれているなあ〜!
○木スレなんて一ヶ月待ってもないときがあるしな
カイで、小夜・イレーヌ・真央はできたな・・・
すげえ、全部出た書いた奴等にぜひともお礼をいいたい
「職人、ありがとう・・・」
神職人様ありがとう!
次はソロモン×イレーヌ×モーゼス綺麗どころ三人の3Pお願いします(*´Д`*;)ハァハァ
久しぶりにこのスレを見てたら
>>419で爆笑してしまった……
疲れてるのかな俺……
454 :
353:2006/04/21(金) 02:50:32 ID:OCcDShEs
大変申し訳ありません。
投下予定のソロ(ハジに変態)×小夜より先に
カイ小夜を投下させてください。シリアスめです。
苦手な方々はスルーよろ。
病的なまでに真っ白な部屋。
その中に横たわっている目覚めぬリクの、真っ白な顔色。
まるで時が止まったようなガラス越しのその空間は、
見詰めているだけで不安になる。
かと言っても、この"赤い盾"本部船内で他に行くあてもない。
今日何度目なのか、おそらく両手両足を総動員しても
とっくに数え切れなくなっているであろう溜息をつくと、
カイは疲れた目を天上へ向けた。
いったい、どうなってしまうのだろう。リクは、カイは、そして…
「…あ。」
突然すぐ近くで声が上がったのを感じて、
反射的にそちらを向いたカイは、己の顔が強張るのを感じた。
静寂を破ったのは、小夜だった。
彼女にとっては、廊下の角を曲がったところで
カイに出くわしたという状況らしい。
やはり気まずさを隠し切れずに視線を彷徨わせている。
『家族』になってから今までに、喧嘩だって無論幾度もしたが
こんな重い気まずさを挟んで向き合ったことがない。
そりゃあ今までの兄弟喧嘩とはわけが違うし、と思ったところで
自分の失言を思い出さざるを得なくなったカイは
不意に苛立ちの塊が込み上げてくるのに任せて口を開いた。
「あ、とは何だよ。」
「……え?あ、あの…私邪魔しに来たみたいで、ごめんね。」
困ったように笑う小夜に、カイは眉を顰める。
「邪魔?」
「うん、そう。…リクと、一緒にいてくれてるんでしょ?」
「……」
「ありがと。」
視線を落とした小夜がほろ苦く笑うのを見ていると、
もやもやとした気持ちが雷雲のように膨れ始める。
唐突に、カイは小夜の肩を掴むと、壁に突き飛ばした。
「いたっ!」
無防備に立っていたせいか、したたかに打った背中を曲げた
小夜の肩を掴んで壁に押し付ける。
「なんでだよ。」
「…っ…カイ…いたい…。」
「なんでなんだよ!」
カイの怒りを帯びた声に、びくりと小夜が身を竦める。
「なんで、って、なにが…」
様子を窺うように顔を上げ、はっとして視線を逸らす小夜を
カイは苦々しく見下ろした。
不意に訪れた静寂に、背後から微かに割り込むのは
ガラスの向こうの医療機械の電子音。
その音に気付いた途端、見られているような気がした。
「場所、変えるか。」
有無を言わせず小夜の手首を掴んだカイは、
空いた片手で手近な空き部屋の扉を開けた。
「きゃっ!」
床に転がすように小夜を押し込み、後ろ手で厚い扉を閉ざす。
薄暗い部屋に入ってしまえば、嵌め込み丸窓が海鳴りのように軋むだけで
最早ガラスの向こうからの音など届くはずもない。
よろめいて奥の壁に手をつき座り込んだ小夜へ歩み寄ると
彼女は拒むように身を竦めた。
構わずに手首を引いて床へ押し倒して組み敷いた。
「カイ…離してっ…」
震える声が、脳裏で自分の声に重なる。
『リクが死んだら、ひとりぼっちになっちまう。もうそんなのイヤなんだよ!』
あのとき助けを請うカイの願いを、小夜は聞き入れた。
「おねがい、やめて…!」
「悪い…」
哀願を聞き入れずに、両手首を一纏めに掴んで頭の上に縫い止め
服の裾から忍び入れた手でやや乱暴な愛撫を施し始める。
「あ…だめ…だめ、だよ…」
きつく目を瞑った小夜の睫毛に雫の粒が溜まり、膨れていくのを見て
カイは胸を衝かれるような熱く暗い思いを飲み下した。
(続く)(予定)
458 :
353:2006/04/21(金) 02:55:19 ID:OCcDShEs
本日はここまで。
お目汚し大変失礼した。
>>443 GJ!!カイ小夜初拝読が貴公の文となりましたが
非常に萌えました。リクもおいしいですね。
GJ!!切ない感じだな。続き楽しみにしてます。
>>452 そ、その3人ってのもソソル。
(´ω`)わくわく
wktk
462 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 10:50:27 ID:oXkeZjVV
続きまだ?まだ?
463 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 22:07:05 ID:Haw8MXHI
ハジ×小夜です。 (小夜side)
私は甲板で海上に浮かぶ月を見ながら、ハジの演奏に耳を傾けていた。
ハジの弾くチェロの音は、時を経ても変わることはない。
深みのある暖かな低音…。心まで響くような透き通る高音…。
美しくて、少し寂しげで、心地よい。
それなのに、私は、ハジのほうを見て言う。
「ねぇ、ハジ、うるさいから弾くのを止めて」
最近ハジを見ると、何故か意地悪をしたくなる。
あまりにも忠実で、代償を求めない。まるで、しつけの良い犬のように。
それを見ていると、何だかイライラとしてしまい、思ってもいないことを口に出してしまう。
「どうかしましたか……」
ハジは、チェロを弾く手を止め、私の心を見透かすように、じっと見つめる。
「なんでも…ない」
私は視線に耐えれず、目を逸らしてしまう。
見つめられるのは、苦手だ。
多分、ハジに負い目を感じているからだ。
ハジの時を止めてしまったのは……私。
私のわがままで崖から落ちて、私の血で人間としての命を絶つことになった、かわいそうなハジ…。
私と共に生きるのが望みなんて言っているけど、それは多分シュバリエとなったから。
ハジの中に溶け込んだ私の血のせいで、そう思っているに違いない。
本当ならば、ハジだって人間として時を重ね、素敵な人と一緒になって、子を持つことだってできたのに。
……全て、私のせい。
いろいろ考えていると、目頭が熱くなる。
意思に反して、目からは止め処なく涙が溢れてきて、甲板にボタボタと落ちる。
「小夜……」
私は、いつの間にハジの胸の中にいた。
ハジはいつも優しく抱きしめてくれる。
背をさすり、まるで、むずかる子供をあやすように。
ドキン、ドキン。
暖かい胸の中で、同じリズムで刻む鼓動を聞いていると、少し気分が落ち着く。
泣きやんだ私を見て、ハジは少し安心した表情になる。
464 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 22:07:54 ID:Haw8MXHI
そんなハジに私は命令する。
「ハジ…キスして」
「はい…小夜」
ハジはためらうことなく私の顎を掬い、口づける。
愛情からではなく、シュバリエとしての義務…。
私は、理由のわからない苛立ちを抑えることができなかった。
「ハジ…今すぐ私を抱いて…」
「ここで…ですか」
夜更けとはいえ、船の甲板には明かりが灯されており、いつ誰に見られてもおかしくない状態なのに。
私はわかっていて無理を言う。
「いいのですか…」
「早くっ」
「貴女がそれを望むなら……」
ハジはこんなことしたくはないのだ。
断れないのを利用して、自分の欲望を果たそうとするなんて、酷い女。
ハジは、優しく私の唇を吸うようにキスをする。
「んっ…ふぅ」
下唇を甘噛みされると、気持ちがよくって思わず声が漏れてしまう。
快感で身体の力が抜けて倒れそうになると、ハジは抱きとめ、覆いかぶさるようにキスを続ける。
私はハジのキスに弱い。ただのキスなのに夢中になってしまう。
これが永遠に続けばいいのにとすら思う。
再び涙が溢れだす。
「……ハジ……お願い」
涙で霞む瞳でハジを見つめて訴える。
ハジは制服のリボンを解くと、慣れた手つきでブラウスのボタンを外していく。
ふと、遠い昔の記憶が蘇る。
まだ、ハジが私より小さかった頃のこと。
少年時代のハジは、私の着替えを手伝うこと恥ずかしがって、頑なに拒否した。
顔を赤らめて拒むハジから、今の落ち着き払った立ち振る舞いのハジは想像できない。
何だかおかしくなって、思わず苦笑する。
「小夜……どうかしました?」
ハジは訝しげに尋ねる。
「なんでも…ない…続けて」
ハジは、私の胸に顔を埋め、愛撫を開始した。
465 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 22:08:57 ID:Haw8MXHI
私は、ハジの頭を抱きしめて、乳房にぎゅっと押し当てるようにする。
何だか切なくて、ハジの髪を掻き回す。
「あんっ、ハジっ」
胸全体でハジを感じながら、私の奥はどんどん熱くなって、蜜を溢れさす。
ハジは、胸への愛撫を続けたまま、スカートに手を入れ、ショーツの隙間から私を弄る。
「んふっ、あんっ」
太腿にはハジの堅い熱を感じる。私はもう我慢できなくなる。
「お願いっ、ハジっ、きて…」
私がそう叫ぶと、ハジはショーツを引きおろし、私に熱をあてがう。
「あああんっ……」
私たちは立ったまま一つになる。
引き裂かれるような痛みに耐えると、次第にじんわりと快感が押し寄せてきて、私を翻弄する。
「んっ、もっと、もっとよ、ハジっ」
言われるがまま、懸命に腰を突き上げるハジがいとおしくてたまらない。
必死にハジにしがみつき、獣のように欲望を露にする。
深く突いて、ぎりぎりまで引き抜くと、私の内部はハジが離れていくのを拒むように収縮する。
「はっ、小夜っ、んっ」
少し枯れた低い声が色っぽい。
ハジの乱れた黒髪も、切羽詰ったような表情も、額から流れ落ちる汗も、全てが好き……。
「もっと、もっとっ…ハジっ」
ハジは私のお尻を掴み軽々と抱え上げる。
私はハジの腰に両脚を絡ませる。より深くつながるために……。
「あっ、あっ、あんっ、ハジっ…」
「んっ、小夜っ…」
私が達すると同時に、ハジは中に注ぎ込んでくれた。
ハジの熱い精を受け止めながら、私は充実感と罪悪感を同時に味わう。
意思もなく、主人面した私に奴隷のように傅き、命令されるだけの人生。
ごめんね…ハジ……。
でも…私、貴方を愛している。
たとえ、この思いが伝わらなくても…。
私が長い時を生きていくことができるのは、貴方がいるから…。
だから…ハジ…私が、ディーヴァを狩ったら……………。
GJ!
最近ハジ小夜少なかったんで補給できてヨカタ。
ハジsideも読んでみたいです。
ハジ小夜、マジで感謝です!!モエス(*´Д`)
自分もハジside読みたいので、是非お願いします!
ハジサヤもカイサヤもGGGGJ!
ハジサヤはハジside、カイサヤは続ききぼんぬ!!
469 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 02:26:13 ID:z29QrktZ
ハジ×小夜です。 (ハジside)
甲板には小夜がいて、海上に浮かぶ月を眺めている。
私は、小夜の姿を見ながら、チェロを弾くことにする。
潮風に揺れる漆黒の髪。憂いをおびた瞳。すべらかな白い頬。ふっくらとした赤い唇。
青白い月に照らされた小夜は、息を呑むほどに美しい。
私は、至福のときを過ごす。
一曲目を終え、二曲目の中盤にさしかかった頃、小夜がこちらのほうを見た。
「ねぇ、ハジ、うるさいから弾くのを止めて」
突然吐き捨てるように言われて、私は動揺する。
小夜の姿に気を取られ、酷い演奏をしてしまったのか。
そういえば、いつもより手に力が入りすぎていたかもしれない。
小夜の顔は明らかに怒っている。
「どうかしましたか……」
私は小夜を見つめ、おそるおそる小夜の機嫌を伺う。
「なんでも…ない」
小夜は、すぐに目を逸らしてしまった。
胸が痛い……。
動物園を訪れた後から、小夜の様子が少しおかしい。
過去の記憶を取り戻したことが原因なのだろうか。
記憶が戻れば、昔のように戻れると思っていたのに…。
今の小夜は記憶を取り戻す前よりも私によそよそしい感じがする。
……あのシュバリエ。ソロモン。
あいつが小夜の心を掻き乱したに違いない。
小夜の心はあいつに囚われてしまったのか…。
私にできることは、小夜に縋り引き止めることだけ…。
自分が情けない…。
いつの間にか小夜は涙を流していた。涙の粒が次々に溢れ、ぽたぽたと落ちる。
悲しみに満ちた表情。私はそんな小夜を見たくなかった。
「小夜……」
私は小夜を引き寄せ、そっと抱きしめる。
小夜の身体は小刻みに震えていた。
私は慰める言葉をかけることもできず、嗚咽を漏らす小夜の背中をさすり続けた。
暫くすると、小夜は泣くのを止めて落ち着きを取り戻す。
それを見て、私は少しほっとする。
470 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 02:27:09 ID:z29QrktZ
すると、小夜は泣き腫らした赤い瞳で私を見つめ、命じた。
「ハジ…キスをして」
「はい…小夜」
理由はどうでもよかった。私は小夜の顎を持ってキスをする。
とろけるように柔らかい小夜の唇は、私の欲望を簡単に引き出す。
そんな私の気持ちを見通すように、小夜は私に告げる。
「ハジ…今すぐ私を抱いて…」
「ここで…ですか」
私は動揺を隠せなかった。
小夜が何故それを求めるのか…。私の脳裏にはいやな予感が走る。
「いいのですか…」
「早くっ」
「貴女がそれを望むなら……」
小夜は私と目を合わさない。その苛立ちが伺える。
ソロモンとの逢瀬で、成し遂げられなかった思いの代わりに、私を求めているのではないだろうか。
小夜の心はどこか別の場所にあるように感じる。
……しかし、そんなことはもうどうでも良かった。
私は、小夜に夢中で口づける。
「んっ…ふぅ」
小夜の甘い吐息に私は欲望を抑えることができなくなる。
小夜の柔らかい身体を抱きとめて、半開きになった艶やかな唇を貪るようにキスをする。
もう、何も考えることができない。
頭の中は、小夜だけになる。
「……ハジ……お願い」
求めに応じ、私は小夜の上着を手早く脱がせる。
リボンを解き、ブラウスとブラジャーと取り去ると、ふっくらと盛り上がった形の良い乳房が現れる。
小夜はぼーっとした様子で、私の動きを見ていたが、何か思い出したかのように少し笑う。
私が何かおかしなことをしてしまったのか…。
もしかして、いやらしい顔つきで小夜を見てしまったのかもしれない…。
「小夜……どうかしましたか」
不安になり小夜に尋ねる。
「なんでも…ない…続けて」
小夜は、私の問いにはっきり答えることなく、行為を催促した。
471 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 02:27:54 ID:z29QrktZ
両膝をつき、小夜の乳房に顔を埋めて、すべらかな肌に酔う。
小夜はおもむろに私の頭に手を伸ばし、髪を掴んで胸に抱き寄せた。
柔らかな乳房とその先端の突起が顔に当たり、私の情欲を刺激する。
「あんっ、ハジっ」
色っぽい声に私の股間は熱く火照ってくる。
たまらず、小夜のスカートに手を滑り込ませ、小夜の秘部を揉み上げた。
「んふっ、あんっ」
小夜の秘部は蜜で溢れており、私の手の動きに合わせじゅくじゅくと音を立てる。
「お願いっ、ハジっ、きて…」
私はもう我慢できない状態だった。
求められるがままにショーツを脱がし、立ち上がりながら小夜を少し持ち上げ、熱く滾った怒張を突き刺す。
「あああんっ……」
立ったまま、つながったのは初めてだった。
小夜の中は、熱く蠢いていて、私はそれだけで達しそうになる。
「んっ、もっと、もっとよ、ハジっ」
私は、無我夢中で腰を突き上げる。
小さな手でしがみついてくる小夜がいとおしくてたまらない。
奥深くを突いて、引き抜こうとすると、小夜の内部はそれを拒むかのようにきゅっと締め付ける。
「はっ、小夜っ、んっ」
あまりの気持ちよさに、声を抑えることができず、はしたなく喘ぎ声を漏らす。
「もっと、もっとっ…ハジっ」
私は、小夜の柔らかい尻を両手で掴むと、グイと持ち上げた。
小夜は私の腰にしなやかな脚を巻きつけてくる。
限界が近かった。激しく腰を動かす。
「あっ、あっ、あんっ、ハジっ…」
「んっ、小夜っ…」
小夜は、高い声で啼いて絶頂を迎える。内部はきつく収縮し、私はそのまま射精した。
何度も小夜の中に吐き出しながら、私は心が満ち足りていくのを感じる。
小夜…。愛している。
決して伝えることのない…思い。
貴女がいれば、私は長い時を貴女への思いだけで生きていける。
だから…小夜……。
その時が来るまで……貴女の傍に置いてください。
GJ!GJ!
GJ!キモハジ最高です。
それを覗き見ちゃって、初一人エチー…のリク視点とか、アリ?
更に見とがめられた研究熱心なジュリアに、大人への道を手ほどかれたり(w
超GJ!たまらん!w
GJ!!
ハジも小夜もせつなくて、ちょっと目頭が熱くなった。
ハジ小夜ってエロでも、底辺に流れてるものは悲しすぎる。
感動しました。
478 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/28(金) 03:08:58 ID:O6JXS3Rt
モーゼス×イレーヌです。
明け方、イレーヌが隠れ家に戻ると、モーゼスが待ち構えていた。
モーゼスは、武器を持ったまま目を瞑り、膝に顔を埋めるように座っている。
「イレーヌ…どこに行っていた?」
少し目を開けて言う。
「モーゼス……」
すぐに言い訳が見つからずイレーヌは俯く。
「勝手に街に出てはいけないと言っただろう…」
イレーヌを見上げ諭すように言う。
「………」
いたたまれなくなって無言で立ち去ろうとすると、モーゼスはイレーヌのすぐ後ろに素早く移動し、羽交い絞めにした。
「何……?」
「心配なんだ……」
暖かいモーゼスの吐息がイレーヌの尖った耳に当たる。
「……大丈夫。ソーンは広がってないわ」
「だが……」
「私は私の役目は果たすから…。お願い…自由にさせて…」
イレーヌは眉根をぎゅっと寄せて、少し強い口調で言う。
「…そうじゃない…お前が…心配なんだ」
モーゼスはイレーヌの肩先に顔を埋める。
「放っておいて…」
イレーヌはモーゼスの腕を振り払おうと身体をよじる。
そのとき、イレーヌの髪が乱れ、モーゼスはイレーヌの首元にソーンではない赤い痣があるのを見つける。
「……イレーヌ…この痣は?」
「何でも…ないわ」
「あの人間に、やられたのかっ」
きつく問いただす。
「危害を加えられたわけではないわ。カイは私を愛してくれたの」
イレーヌははっきりと言い放つ。
「イレーヌ、まさかあの人間と……」
「ええ…。私カイに抱かれたの……」
まっすぐと前方を見据えて答える。
「どうして…人間と……」
「カイは私を道具じゃなくて、人として認めてくれた…。だから私、もっと生きていたいって…」
イレーヌは噛みしめるようにゆっくりと言う。
479 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/28(金) 03:10:13 ID:O6JXS3Rt
「モーゼス…。貴方は…あのこと…知っていたの? 」
「人間が行う性交のことか…。本に書かれていて、調べたことはある……」
「すごく、暖かくて、心地いいの。感じたことのない…気分。…私、初めて生きてるって実感できた」
イレーヌはうっとりとした表情を浮かべる。
「しかし、何故…あの人間と……」
モーゼスは不機嫌な様子で呟くと、イレーヌを後ろから抱く腕の力を強める。
「……私じゃ…だめなのか」
そっと耳元で囁く。
「離して……モーゼス。私疲れたの…」
イレーヌはモーゼスの腕を振り切り、離れる。
「話は終わっていない……」
モーゼスはイレーヌの手を掴んで、ぐいと引っ張ると、上から覆いかぶさるように抱きしめた。
「ん…っ」
イレーヌが顔を上げると、モーゼスは乱暴にキスをする。
ただ唇を合わせるだけの拙いものだったが、イレーヌはカイとの行為を思い出し、身体が火照る。
「ん……モーゼス。これ、キス」
「ああ、これくらい、私にもできる」
「カイのと…ちょっと違う」
「どこか…おかしいか」
少し首を傾げながら、尋ねる。
「……カイは唇を吸うようにして、それから舌を入れてきたわ。舌と舌を絡ませるの…」
モーゼスは言われるがままに行為を真似てみる。
「ん…もっと…ゆっくり」
「こう…か」
「そう…モーゼス…気持ちいいわ」
とろんとした目でイレーヌは呟く。
そんなイレーヌを見て、今まで感じたことのない情欲が溢れてくる。
「イレーヌっ」
我慢できず、イレーヌを石畳の地面に押し倒し、乱暴にローブを剥ぎ取る。
露になった白い肌には、朱を散らしたようにカイの愛撫の痕が残っていた。
モーゼスは目を見開き、一糸まとわぬイレーヌの淫靡な肢体を舐めるように見つめる。
それだけで、モーゼスの股間は、熱を帯びてくる。
480 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/28(金) 03:11:35 ID:O6JXS3Rt
「身体が…熱い…何か…変だ…」
モーゼスは味わったことのない感覚に戸惑う。
「自分を…制御…できない…」
イレーヌを組み敷き、欲望の趣くまま身体に唇を這わせ始める。
「んっ…モ…ゼス」
まるで、カイの残した痕を消し去るように、愛撫の痕をきつく吸っていく。
ちゅぱちゅぱという愛撫の音が黴臭い廃墟に響き渡る。
「んっ、あんっ…」
モーゼスはイレーヌの柔らかい乳房を掴み、先端を口に含む。
すると、イレーヌはたまらず喘ぎ声をあげて、無意識に身体をくねらせた。
その動きにモーゼスの理性の糸がぶちりと切れる。
ローブを脱ぎ捨て、ズボンの前たてをくつろげると、熱く張り詰めた怒張を取り出す。
「イレーヌ…っ」
切羽詰ったような瞳でイレーヌを見つめ、か細い両脚を抱え上げると、怒張をいきなり差し込んだ。
「やっ……んぅっ」
突然の衝撃にイレーヌは顔を顰める。
「うぅっ…くぅっ」
きつい内部にモーゼスは呻く。
「やぁっ、いたぁっ」
切り裂かれるような痛みがイレーヌを襲う。
「イレーヌっ…」
「はぁんっ…ちがっ…モーゼスっ…。そこじゃ…ぁんっ…ない」
イレーヌは目に涙を浮かべ、訴える。
膨れ上がった怒張は、イレーヌの後口に突き刺さっていた。
「はぁっ…ここじゃ…ないのかっ」
モーゼスは、慌てて引き抜く。
「あんっ…」
怒張には、先走りの液に混じってイレーヌの血が付着していた。
「す、すまない…。イレーヌ…大丈夫か…」
額の汗を拭いながら、モーゼスは心配そうに言う。
「んっはぁっ……大丈夫。すぐに塞がるわ」
イレーヌは涙目でモーゼスを見つめながら言う。
モーゼスは、荒い呼吸を繰り返しながら、落ち着きを取り戻す。
今度は指先でイレーヌの割れ目を確認する。
481 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/28(金) 03:12:26 ID:O6JXS3Rt
「…あんっ」
「ここが、気持ち良いのか…」
モーゼスは、イレーヌの秘部を指先で弄ぶ。
花弁の掻き分けると、ゆっくりと指を埋めていく。
「んっ、あふっ…」
ゆっくりと指を動かすと、粘り気のある液体が次から次へと溢れ出てくる。
「イレーヌっ。入れるよ…」
そう言って、モーゼスはイレーヌの秘部に切っ先をあてがうと、今度はゆっくりと埋めていく。
ずずずずぅ……。
「ううぅっ…」
きゅうきゅうと締め付ける暖かい内部にモーゼスは我慢できず、獣のように本能の趣くままイレーヌを陵辱する。
「あんっ、なにっ…。すごくっ…。深いっ」
カイとはまた違う、モーゼスの責め立てに、イレーヌは翻弄される。
「んはっ、イレーヌっ、イレーヌっっ」
モーゼスはイレーヌに抱きつくと、夢中で腰を前後に動かす。
さらさらとした黒髪がイレーヌの頬に当たる。
「あんっ、モーゼスっっ」
イレーヌは、激しい抜き差しにたまらず絶頂を迎える。
「うっ…くっ…」
同時にモーゼスの怒張は、びくんと脈打って、イレーヌの中に熱い精を注ぎ込んだ。
「はぁっ、なんて…気持ち…いいんだ」
モーゼスは、イレーヌとつながったまま、呆然とした様子で快感に浸る。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ…」
イレーヌは薄っすらと目を開け、熱にうなされるように荒い呼吸を繰り返している。
「イレーヌ…。もう一度……いいか」
一度達したにも関わらず、モーゼスの熱は堅さを保っていた。
「やぁんっ」
イレーヌの許しを待つことなく、両脚を肩に抱えると、再び腰を突き上げ始める。
「ぁあっ。あんっ、あんっ」
イレーヌは、モーゼスの背中に手をまわし、ぎゅっとしがみつく。
達したばかりで、敏感になった内部はぴくぴくと反応し、モーゼスの怒張を刺激する。
「イレーヌ、イレーヌっ…」
モーゼスは、飽きることなく何度もイレーヌを抱き続けた。
482 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/28(金) 15:22:30 ID:oms4kT+2
GJ!
(*´д`)ハァハァ
483 :
名無しさん@ピンキー :2006/04/28(金) 18:34:02 ID:5hcjH9UI
ソロモン×ディーヴァ推薦の人とかはいないの?
ディーウ゛ァ×ソロモンならネタがあるよ。
投下出来るのは大分先になるけど。
486 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/28(金) 21:10:27 ID:uB8Olxhv
イレーヌ×カルマン見てみたい
(´・ω・`)イレーヌが…
つi~
489 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 20:10:49 ID:U80PXmBr
490 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 23:04:35 ID:lhfiFAPs
イレーヌ追悼…。
ソロモン×イレーヌです。
ソロモンが屋敷に戻ると、侵入者があったらしく警備の男達が慌しく動き回っていた。
玄関ホールの中央で、黒いローブの人物が屈強な男達に取り押さえられている。
身なりから、かつて自分を襲った二人組みの仲間だと思われたが、武器は持っておらず様子も異なった。
「お願いっ…ディーヴァに…、彼女に合わせてっ」
羽交い絞めにされながらも、訴えるように叫んでいる。
声から女性と判断できた。
「かわいそうに…。もういい…あとが僕が引き受けます」
ソロモンは顔を顰めて男達に命ずる。
男達が立ち去ると、黒いローブの人物はへなへなと地面に座り込んだ。
ソロモンは膝をついてしゃがみこむ。
「僕はソロモンと言います。貴女の名前は…?」
覗き込むようにして、優しく尋ねる。
「…イレーヌ」
イレーヌはうつむいたまま答える。
「どこから来たんですか?」
「…アイスランド」
「では、アンシェル兄さんの研究所の…」
ソロモンは顎に手をあて、考え込む。
かつてソロモンを襲った二人組みとは違い、イレーヌからは殺気が感じられなかった。
「ここには、ディーヴァを襲いに?」
「違います。血を分けてもらおうと思って…」
「ディーヴァの血を…ですか」
「私たちが、生きるためにはディーヴァの血が必要なんです」
イレーヌは顔をあげソロモンをじっと見つめる。フードが後ろに落ちて美しい容姿が露になる。
ソロモンはイレーヌの容貌に目を奪われる。
「そう…ですね。僕はディーヴァのシュバリエ。頼めば、何とかなるかもしれません…」
「本当に!」
イレーヌの目が輝く。
「……では、僕の言うことを聞いてもらえますか」
ソロモンは、少し考えてから、思いついたように言う。
「私ができることなら…何でも」
イレーヌは、ソロモンに縋りつき、真剣な眼差しを向けた。
491 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 23:05:11 ID:lhfiFAPs
「ソロモン、そこで何をしている」
ソロモンが振り返ると、階上からアンシェルが降りてくるところだった。
「兄さん…」
ソロモンは、イレーヌを残したまま、アンシェルに駆け寄る。
「シフじゃないか…あれがどうしてここに?」
アンシェルは怪訝な顔つきでイレーヌを見る。
「兄さん、彼女を……僕に譲っていただけないでしょうか」
イレーヌには聞こえぬように小声で話す。
「おお、珍しいなソロモン、お前がディーヴァと小夜以外に興味を持つとは…」
アンシェルは整えられた顎鬚を擦りながら続ける。
「…しかし、あの子はシフだ。能力はわれわれに近いが、命は限りある。お前の花嫁にはふさわしいとは…」
「違います、兄さん…」
「では、慰み者ということか…」
「兄さん、表現が露骨です…恋人といっていただけませんか」
ソロモンは苦笑する。
「お前も…そっちのほうでは、いろいろ苦労しているからな。人間の女では満足できんのだろう?」
「それは兄さんでしょう」
ソロモンは困ったように否定する。
「なるほど、シフの女か……美しいし酷く抱いても壊れることはない。確かに造形的にも能力的にも文句はないな…」
「兄さんの趣味でお造りになったんでしょう…」
「はっはっはっ、ソロモン。よくわかったなあ…」
アンシェルは意味ありげにニヤリと笑う。
「それで…彼女は…味見したんですか…」
「ふうむ…。あの子は私の趣味ではない…な」
イレーヌのほうをちらりと見て答える。
「そうですか…それは良かった」
ソロモンはにっこりと微笑む。
「しかし…美しい姿をしていても、シフは危険だからな。…お前と一緒で。くれぐれも気をつけるんだぞ」
アンシェルは、そう言い残すと、外へと出て行った。
492 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 23:05:45 ID:lhfiFAPs
「すみません…お待たせしました」
ソロモンはふんわりと微笑むと、優雅な仕草でイレーヌの手を取り、階上へと案内する。
イレーヌが通されたのは、アンティークの調度で統一された豪華な一室だった。
きらきらと眩しいシャンデリア、天蓋つきのベッド、つややかな毛皮の掛かっているソファ…。
イレーヌは興味深げに室内を見回す。
「気に入りましたか…?」
「ええ……あの…私は何を?」
イレーヌは戸惑った表情でソロモンに訊く。
「では、とりあえず…。シャワーを浴びてもらえますか」
にっこりと微笑みながら、さらりと言う。
「シャワーをですか?…なぜ?」
「ディーヴァに会うためには、身支度を整えていただかないといけません」
ソロモンは、イレーヌの着ている黒いローブをちらりと見る。
「わかりました…」
イレーヌは頬を少し赤らめ、素直に従う。
「では、準備をさせましょう…少し待っててください」
ソロモンが部屋から出て行くと、代わりに数人のメイドが現れ、バスタブにお湯をはり、イレーヌの服を脱がしはじめた。
「あっ、あの…」
メイド達は黙々と自分の仕事を進め、イレーヌはされるがままになる。
気づくと、イレーヌは生まれたままの姿で、ふわふわの泡が浮かんだバスタブに浸かっていた。
泡には、赤いバラの花びらが散らしてあり、良い匂いを放っている。
「気持ちいい……」
ゆったりと脚を伸ばす。
心地よさに、イレーヌはここへ来た目的を忘れてしまいそうになる。
身体はじんわりと温まり、白い肌はほんのりとピンク色に染まった。
イレーヌは、泡を手に取りふーっと吹きかけ、飛ばして遊ぶ。
顔には自然に笑みが溢れてくる。
ガチャ…。
そのとき、突然バスルームのドアが開いた。
(つづく)
(´ω`)つづき楽しみ
続き楽しみです。
ここはいい職人さんが多くていいな。
お聞きしたいのですが、小夜×イレーヌでも書こうかと思ったのですが、此処の皆様は百合系のSSは嫌でしょうか・・・?
496 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 14:08:07 ID:TMvXHfLT
百合スレに言ってあげな
あそこ死に掛けてるから
両方に投下で万事解決。
>>495 苦手な人もいるだろうから投下するときには前置きお願い
501 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 18:18:57 ID:4nLzcrCe
リク×さやお願いします。
リク攻めで^^
リクサヤをカイが覗くとか面白そう。
ソロイレもテカテカしながら続き待ってます。カイサヤも。
503 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 21:54:45 ID:44pIA7PN
残り投下します。
ソロモン×イレーヌです。
「お湯加減は…どうですか……」
バスルームのドアから、ソロモンが顔を覗かせる。
「あ……はい…いいです」
イレーヌは、ちゃぷんと音を立て、慌てて顎まで湯に浸かった。
「それは良かった…。では、僕が洗ってあげましょう」
「え…?」
イレーヌは顔をこわばらせるが、ソロモンは当たり前のようにバスルームに入り、イレーヌの目の前で、おもむろにスーツを脱ぎだした。
着衣を全て取り去ると、程よく筋肉のついた引き締まった肢体が現れる。
イレーヌの瞳は、ソロモンに釘付けになる
「何か…おかしいですか……」
「あっ、いえ……」
イレーヌは慌てて目を逸らす。
ソロモンは、イレーヌを後ろから少し持ち上げると、バスタブに身体を滑り込ませた。
イレーヌはソロモンに身を預ける状態になる。
「ちょっと、こそばゆいかもしれませんが…」
ソロモンはソープを手に取り泡立てると、後ろから抱きかかえるようにイレーヌの身体を洗いはじめた。
両手をイレーヌの首、腕、乳房に滑らせ、やわやわと擦っていく。
指先が胸の突起に到達すると、ソロモンはそこばかりを丹念にこねくりまわした。
「あっ…んっ」
イレーヌから甘い吐息が漏れる。
身体が痙攣したかのようにビクンと震える。
「うまく洗えないので…大人しく…していてもらえますか」
ソロモンは嗜めるように言う。
「あ…はい」
イレーヌは慌てて体制を立て直す。
すると、ソロモンは堅く尖ってきた胸の突起を摘みながら、片方の手をイレーヌの下腹部へとするする伸ばしていった。
「ここ…綺麗に…しなくてはね」
ソロモンは、故意に低めた声で囁くと、イレーヌの秘部に指先を滑らせ、円を書くように洗っていく。
指先は、いやらしく動いて、時折イレーヌの突起を弾いた。
「んっ…あぅっ…あんっ」
腿を擦り合わせたくなるような快感に、我慢できずイレーヌは喘ぐ。
イレーヌの中からとろりとした愛液が次から次へと溢れ出し、ソロモンの手に絡みつき、湯の中に溶けていった。
504 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 21:55:22 ID:44pIA7PN
「どうか…しましたか…」
ソロモンは行為を続けたまま、イレーヌの耳朶を優しく食む。
「あんっ…ごめんなさい…わたし…変です…んっ」
「ちっとも変ではありませんよ…。貴女はとても美しい…」
ソロモンはそう言うと、イレーヌの顎を掬い、自分のほうに向かせた。
首を傾けて、ついばむように優しくキスをすると、堰を切ったようにねっとりと濃厚な口づけを繰り返す。
「んっ…」
イレーヌはうっとりとした表情で、ぼんやりとソロモンの整った顔を見つめる。
柔らかく絹のようにきめ細やかな肌は、薄っすらとばら色に染まり、少女らしい色気を醸し出していた。
「イレーヌ…」
そんなイレーヌの姿にソロモンはたまらなくなる。
すでに自身は熱く滾り、堅さを持ちはじめていた。
「あっ…何っ…」
イレーヌは、自分の腰のあたりに違和感を覚え、後ろを見る。
「何かが…きゃっ」
ソロモンの熱がビクンと動くのに、イレーヌはおびえる。
「大丈夫です…僕に身を任せて」
ソロモンは苦笑すると、片手でイレーヌを抱き留め、首元に顔を埋めた。
そして、すでに制御不能となっている熱を片手で持つと、イレーヌの尻の狭間につつっと入り込む。
「あんっ」
花弁を掻き分け、入るべき場所を確認し、切っ先をあてがう。
「イレーヌ…入りますよ…」
優しい口調とは裏腹に、ソロモンは勢いよく最後まで突き刺した。
「んっ…あっ…」
イレーヌはぎゅっと目を瞑り、衝撃に耐える。
「くぅっ」
湯よりも熱い内部にソロモンは強烈な射精感に襲われるが、唇を噛みしめて堪える。
505 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 21:56:12 ID:44pIA7PN
ソロモンはイレーヌの内腿に手を伸ばし抱えあげると、下からぐいぐい腰を突き上げはじめた。
浮力も手伝って、イレーヌの身体は簡単に上下する。
「あふっ、んっ、あんっ、あんっ」
イレーヌの口からは、色っぽい喘ぎ声がひっきりなしに漏れ、バスルームに響いた。
半開きになった唇の端からは、唾液が流れ落ちる。
パシャ…パシャ…。
すっかり泡の消え去ったバスタブには、水音に合わせてイレーヌの形の良い乳房が見え隠れする。
ソロモンは、堅く尖ったピンク色の突起を口に含み、舌先で転がした。
「あんっ…」
イレーヌはソロモンの全ての動きに反応する。
そんなイレーヌをソロモンは愛しく思う。
「はぁんっ…あんっ…あんっ…あっ…もうっ…もうっ!!」
イレーヌは視線を彷徨わせ、ソロモンを見つけると、訴えるように手を伸ばす。
ソロモンはイレーヌの身体を反転させると、おのずと正面から抱き合うかたちとなる。
激しい律動に、イレーヌは必死にソロモンにしがみつく。
「んぁっ…」
えも言われぬ快感が全身を駆け巡り、ソロモンは思わず吐息を漏らす。
ソロモンは、女性と行為に及ぶ場合は、常に紳士的に振舞うようにしていた。
自分の欲望は極力抑えて、相手がちゃんと感じているかを考えながら身体を動かす…。
それが当たり前だと思っていた…。
しかし、イレーヌを抱いているとそんな余裕はなくなる。
ただただ、自らの欲望を満たすため、ソロモンは腰を動かし、貪欲にイレーヌを求めた。
「あんっ、んっ、ああっ!!!」
「んっ、イレーヌ、くぅっ!!」
二人はほぼ同時に達する。
はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ。
荒い呼吸を繰り返しながら、イレーヌはぐったりとしてソロモンの胸を寄りかかる。
ソロモンは、イレーヌの背を撫でながら、天井に顔を向け、ゆっくりと呼吸を整える。
「こんな…気分になったのは…はじめてです…」
つながったまま余韻に浸りながら、複雑な表情でイレーヌを見つめる。
イレーヌの中はヒクヒクと蠢いていて、なおもソロモンを刺激した。
506 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 21:57:01 ID:44pIA7PN
イレーヌの中に、二回吐き出した後、ソロモンはイレーヌと一緒にシャワーを浴びた。
お互いの身体を洗っていると、トプッと音がして、イレーヌの中から白濁液が漏れ出す。
それを見たソロモンは、再び興奮して立ち上がった怒張をイレーヌに突き刺した。
そのまま、立ったまま抱き合う。
何度目かの絶頂を迎えた後、ぐったりとしたイレーヌの身体を抱き上げ、ベッドに向かった。
「少々長くかかりすぎてしまいましたね……逆上せてしまいましたか……」
柔らかい絹のシーツの上にイレーヌの身体を横たえ、手のひらをそっと額にあてる。
ソロモンの手は、しっとりと冷たく、イレーヌは心地良さに睫を震わせる。
「僕も……すっかり逆上せてしまいました」
イレーヌを見つめ、ふっと笑うと、額にキスをする。
「貴女は本当に素晴らしい…」
イレーヌはとろんとした瞳で、ソロモンを見つめる。
「そんな目で見ないでください……押さえが利かなくなります」
ソロモンはイレーヌの上に跨ると、噛み付くようにキスをする。
「んっ…」
イレーヌは吐息を漏らし、少し口を開けて、おずおずと舌を出した。
ソロモンは、自らの舌を滑り込ませ、イレーヌの舌に絡ませる。
まるでお互いを求めるように、情熱的なキスは続いた。
「イレーヌ…。もう一度いいですか…」
ようやく唇が離れると、ソロモンは少し掠れた声でイレーヌに尋ねた。
「その言葉は、何度目ですか…?」
イレーヌは困ったような顔で、少し笑う。
「気持ち良く…ありませんでしたか…」
意味ありげな表情で尋ねると、イレーヌの顔はぱっと紅潮する。
それを見て、ソロモンは満足そうに微笑む。
「今度は、後ろからいいですか…」
言うや否やイレーヌの体をくるりと引っくり返すと、四つん這いにして、くびれたウエストを掴み、腰を高く持ち上げた。
507 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 21:57:37 ID:44pIA7PN
「あ…」
イレーヌに覆いかぶさると、真っ直ぐに伸びた背骨につつっと濡れた生暖かい舌を這わせる。
ビリビリと背筋に快感が伝わり、イレーヌはたまらず身をくねらせた。
何度もソロモンに突かれた秘部からは、直接触ってもいないのに、まるでソロモンを誘うかのように愛液が満ちてくる。
その扇情的な姿にソロモンは魅せられ我を忘れる。
「イレーヌっ…」
柔らかい乳房が形を変わるまで揉み上げながら、イレーヌの割れ目に堅くなった自身を捻じり入れる。
何度入れてもイレーヌの中はきつく、ぎゅうぎゅうとソロモンを締め付けた。
いつまでもつながっていたいと思わせる心地よさにソロモンは酔う。
「うぅっ、イレーヌっ…」
「あぁん…」
二人は欲望の趣くまま、激しく身体を動かす。
つながった部分からは、パンパンと肌を打ち鳴らす音と、ヌチャヌチャという粘着音が聞こえる。
耳に入ってくるいやらしい音は、二人の情欲を更に煽った。
「あっ、あっ、あんっ、ソロ…モンっ…」
「んっ…はじめて…名を…呼んで…くれましたね…」
ソロモンの怒張はイレーヌの中で大きく膨れ上がる。
「ああっ…んっ…もっとぉっ」
イレーヌの求めるがまま、一度先端まで抜き取ると、腰を大きく動かし、一気にイレーヌの奥深くまで突き刺した。
あまりの気持ちよさにイレーヌの腰が砕け、前のめりに倒れそうになる。
ソロモンはそれを許さず、イレーヌの腰を持ち上げ、腰を打ち付け続ける。
「ああんっ!!!」
「くぅっっ!!」
ソロモンの怒張がビクンと動き、内部に熱いものが放出されるのを感じながら、イレーヌはベッドに倒れ込んだ。
ソロモンもイレーヌの上に崩れ落ち、はぁはぁと肩で呼吸する。
「はぁっ…イレーヌ…とても…良かった…」
イレーヌは、枕に顔を埋めたまま何も答えない。
「もう…僕は…貴女に…夢中です」
ソロモンは、切ない表情を浮かべ、イレーヌの汗ばんだ背にぴったりと頬を寄せた。
508 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 21:58:16 ID:44pIA7PN
あらゆる体位でイレーヌを抱き、満足したソロモンは、ようやくイレーヌから離れる。
長い腕を伸ばし、陵辱の痕を見ないようイレーヌにそっとシーツをかぶせると、イレーヌに背を向けベッドの端に腰掛けた。
ベッドサイドに置いてあるワインを手に取り、暗赤色の液体を一気に飲み干す。
しばらく思いつめた表情でぼんやりと何か考え事をしていた。
イレーヌは、シーツに包まり、黙ってソロモンのさびしげな背中をじっと見つめていた。
ソロモンはワインを一本空けると、覚悟を決めたような表情で、イレーヌを見下ろす。
少しの躊躇の後、話しをはじめる。
「イレーヌ……僕は告白しなければなりません」
ソロモンは辛そうに眉間に皺を寄せる。
イレーヌはシーツ肩から掛けた状態で身を起こし、ベッドの上にぺたんと座り込んだ。
「僕は…貴女を騙していました…。許してください。ディーヴァは、今この屋敷にはいません…」
「…そんな」
イレーヌは、肩を落とし悲しげな表情を浮かべる。
「僕は…ひどい男です。…ただ貴女を都合の良い欲望の捌け口にしようとしていたんです」
切なさを漂わせた瞳でイレーヌに向け、続ける。
「しかし…貴女を抱いて考えが変わりました。はじめて会った貴女にこんなこと言っても信じてもらえないかもしれませんが…僕は貴女を愛しています」
イレーヌは両手で口元を覆う。
見開かれた大きな瞳には見る間に涙が溢れ、ぽろぽろと零れ落ちた。
「僕の命に代えても…ディーヴァから血を奪います。貴女を救うために…」
イレーヌの涙を指先で受け止めながら、真っ直ぐとイレーヌを見据える。
「それが…真実でないとしても…私はうれしい…ソロモン…」
泣きじゃくるイレーヌを引き寄せ、胸に抱き締める。
「僕は貴女を失いたくない…。だから…僕と、僕とずっと一緒にいてもらえますか」
振り絞るように言う。
「ありがとう…ソロモン」
イレーヌは涙目でソロモンを見上げ、優しく微笑む。
まるで、聖母マリアのような慈愛に満ちた表情で、ソロモンの胸は熱くなる。
「イレーヌ…愛している」
二人は固く抱き合い、キスを交わす。
イレーヌは芳しいワインの香りに酔った。
(おわり)
(・∀・)イイ!!!
GJ!!!ろまんちっくえろイイ!!!
510 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 22:31:24 ID:5qdlgY4A
GJ!!
gj!!
それと皆に聞きたいのだが皆にとって小夜は美人の部類だろうか?
俺的には小町美人
可愛いけど美人とは少し違うかな
514 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 23:38:39 ID:KM51MZzF
カイ小夜wktk
ボーイッシュの一言に尽きるな。
綺麗のディーヴァと対照的に可愛らしいんではないかと思う。
NTでもそんな発言あったし。
でもアヌメでは時々色っぽいよね。
くちびるセクシー
「ハジ×小夜←ソロモン」ベースにハジ小夜が読みたいな。
ハジとソロモンの間で揺れる小夜
いろいろな意見があっておもしろいな。
かく言う自分は、小夜はボーイッシュだと思ってたが
意外にエロくてかわいいなーと思っている。
ソロモンイレーヌ、とろとろでイイ!超GJ!
カイ小夜の続きも全裸で待ってるYO!
ハジ小夜←ソロも読んでみたいな。このスレだいすきだ。
ソロモンイレーヌ、読んでみて勿論ハァハァしたんだけども、
二度、三度と読み返すともうなんか描写が嫉妬するほど上手いと思った。
そんな文才欲しいわ。
>>516歌姫の方はアニメのほうが絶対いい
小夜は外伝連載のイラストとかかな(ロシア革命前夜〜って奴の)
523 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/04(木) 05:23:01 ID:hVOzHRM9
ハジ×小夜とソロモンです。
ガッシャーン…。
小夜が勢いよく投げた皿は、ハジにぶつかり床に落ち、粉々に砕けた。
飛び散った破片の一つが、ハジの青白い頬に赤いラインを引くが、傷はすぐに消え去る。
「ハジなんて…大っ嫌い!!」
目を真っ赤に腫らした小夜は、テーブルに乗ってある食器を次から次へとハジに投げつけていく。
ハジは困ったような顔で小夜に近づくと、小夜の両手首を掴んだ。
「離して…っ。離してよ…っ。ハジの…ハジのばかっ!!!」
小夜は興奮した口調でハジをなじる。
「小夜…落ち着いてください…」
ハジは、ゆっくりと諭すように言うが、小夜はハジの腕を払いのける。
「いやっ……うううっ」
小夜は泣きながら、そのまま床に崩れ落ちた。
−−事の発端は、夕食の最中、ハジが小夜に告げた一言にあった。
「小夜…貴女はソロモンの元に行ったほうがいい…」
突然の提案に、小夜は驚き、パスタを喉に詰まらせむせかえった。
ハジは小夜の背中を叩きながら、話を続ける。
「ソロモンには…私から…伝えてあります…貴女はここにいるべきじゃない…」
「何で…そんなことを言うのよっ…ハジの人でなしっ!!」
小夜は、ハジが自分を負担に感じて、見捨てるのだと思った。
ハジに裏切られたと感じた小夜は、深い寂寥感の中、たまらずハジに怒りをぶつけた。
もちろん、それは誤解であって、小夜の幸せを考え抜いた末のハジの決断だった。
できることなら小夜に従う者として、小夜と共に生きたいと思っていた。
しかし、小夜と自分は翼手であり、人間の元でまともに扱われることはない。
赤い盾にいても、戦いを強要され、小夜の心身は傷つくだけ…。それならば、いっそ…同族の元へと…。
そして、ハジが出した結論がソロモンの元へ小夜をやることだった…。
「じゃあ…ハジは…私がソロモンと行ってしまっても…いいの?」
赤く腫らした潤んだ瞳で、ハジを見上げる。
「彼なら貴女を幸せにできる…」
ハジは小夜の前に跪く。
「…ばかっ」
見開かれた小夜の両目からは大粒の涙がぽろぽろと零れ落ちた。
524 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/04(木) 05:24:08 ID:hVOzHRM9
「私…動物園で…ハジが引き止めてくれたとき…うれしかったんだよ」
「あのときは…出すぎた真似をしてしまいました…」
「ね…ハジ…さっき言ったの…本心じゃないよね…」
小夜はハジの顔を覗き込むように言うが、ハジは目を合わさない。
「引き止めてくれたときの…ハジの顔…私…忘れないよ…」
小夜は涙目で無理やり笑顔を作ろうとする。
「小夜…」
見捨てられた子犬のような小夜の姿に、ハジはたまらなくなる。
このまま、ずっとそばにいたい…。小夜を…抱きしめたい…。
ハジは自らの本心と葛藤する。
ガチャ…。
ハジが小夜に手を伸ばそうとしたとき、扉が開きソロモンが入ってきた。
ソロモンは、床に飛び散った食卓の残骸に少し顔をしかめる。
「お取り込み中ところ、申し訳ありませんが…そろそろ宜しいでしょうか」
腕時計に目をやりながら言う。
「ソロモン…」
突然のソロモン登場に小夜は慌てて涙を拭う。
ソロモンは、ゆったりと微笑みながら、小夜に手を差し伸べた。
「小夜…僕と一緒に行きましょう」
小夜はハジを訴えるように見つめるが、ハジは眉ひとつ動かさない。
「…まだ決心はつきませんか」
ソロモンの問いかけに小夜は諦めたように目を瞑ると、半ばハジへのあてつけのようにきっぱりとした口調で答える。
「…私、貴方のところへ行きます」
「よかった…」
ソロモンは小夜の手を取り、胸にそっと抱き寄せる。
「これからは…僕が小夜を守ります…」
ハジにそう告げると、ソロモンは、やや放心状態の小夜を抱きかかえるようにして、そのまま部屋から出て行った。
取り残されたハジは、がっくりと肩を落とし、うなだれる。
小夜が幸せになるのが、自分の望み…。
そう思っても、長い時を共に生きてきた小夜との再びの別離は、想像以上につらいものだった。
床に散らばる皿の破片を拾い集めながら、ハジは小夜と過ごした日々を初めから思い出そうとした。
525 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/04(木) 05:25:13 ID:hVOzHRM9
ソロモンの運転する車で、小夜はパリ市街を離れる。
「小夜、貴女が僕の元に来るという意味がわかりますか…」
「……う、うん」
「貴女は僕の花嫁になるんですよ…」
ソロモンは小夜のほうをちらちら見ながら運転する。
「大丈夫です。アンシェル兄さんには僕から話をします…。貴女は元々僕たちの家族なんです…」
不安顔の小夜に優しく言う。
「…家族」
「人でない貴女が人に混じって生きていくこと自体、無理があったんですよ。所詮僕たちは人ではないのですから」
ハンドルを切りながら、にっこりと笑う。
「どんなに頑張って人のふりをしようと、傷つくのは貴女のほうです。貴女が僕の元に来たのは、当然の帰結です」
小夜はソロモンの整った横顔をみながら、ハジのことを思い出す。
ソロモンはよくしゃべる…。それに人の心を和ませるような柔和な顔つきをしている。
ハジとはぜんぜん違う……。
そんなことを小夜はぼんやりと考えていた。
「僕は…貴女を大事にしますよ…。もう戦う必要はありません。ただ僕といてくれればそれでいいんです…」
そんな選択があったのかと、小夜の心は少しぐらつく。
長い間、ハジと共に翼手殲滅のため戦ってきた。
ディーヴァを解き放った責任があったし、人間が殺されていくのを黙って見ているのが耐えられなかった。
でも、人類の運命が全て自分にかかっているという重圧と、人ではなく兵器として見られているということに、疑問を持つこともあった。
「私…本当にもう戦わなくていいのかな…貴方といれば…幸せになれるのかな」
「もちろん、僕を…信じてください」
ソロモンははっきりと言い切る。
その笑顔を小夜は信じたくなる。ソロモンに微笑もうとするが、顔が引きつる。
「無理を…しないでください」
「え…」
「ハジのこと…気になるのでしょう」
「…ハジなんて…どうでもいい…」
小夜は、少しむきになって強い口調で言う。
「彼も貴女の行く末を心配して僕に託したんでしょう…。彼を責めないでください」
「でも……」
何かを言おうとするが、小夜はそのまま押し黙った。
「僕たちの時は、まだはじまったばかりです…。二人でゆっくり歩んでいきましょう」
ソロモンが放つやや臭いせりふに頬を赤らめながら、小夜は車窓を流れる景色をぼんやりと眺めた。
526 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/04(木) 05:26:08 ID:hVOzHRM9
真夜中にようやく目的地に辿り着く。
そこは、昔、小夜がハジと共に暮らしていたジョエルの屋敷に似ていた。
「ここが、僕たちの新居です」
ソロモンは両手を広げ、楽しそうに微笑む。
「素敵でしょう…。インテリアはこちらで用意しましたが…好きに変えてもらって構いません」
子供のようにうきうきした様子で、小夜の手を引き、ひとつひとつ部屋を見せて歩く。
そして最後に、最上階の一番東にある部屋に案内される。
大きなフランス窓、壁には高そうな絵画、センスの良いアンティークの家具…。
部屋の中央には、天蓋付きの大きなベッドが置かれている。
どの部屋よりも豪華な内装だった。
「ここが…僕たちの寝室です」
「僕たちの……」
「そうですよ…。夫婦になるんですから、当然でしょう?」
小夜は少し怖気づく。
「小夜……。貴女をやっと…抱けるんですね」
ソロモンは視線を少し落とし、考え深げに言いながら、小夜の両肩に手を乗せる。
「ソロモン…」
「…小夜…キスをしても…いいですか」
囁くように言う。
「でも…私…」
「心配なさらずに。貴女と僕はダンスの相性がぴったりだったでしょう。…僕がリードしますから、貴女は僕に身を任せてくれるだけでいいのです」
「違うの…私……」
小夜は視線を彷徨わせ、ソロモンから離れようとする。
「小夜…貴女は僕の花嫁となったんですよ…」
少し語気を強めて言い、小夜の手首をぐいと掴む。
「やっ…」
「僕と…共に…生きましょう」
やや乱暴に小夜をベッドの上に押し倒すと、両脚の隙間に膝を割り入れ覆いかぶさる。
そのまま小夜の両手を頭の上に縫いとめると、唇を奪った。
「いやぁっ……ん、んっ」
とろける様に優しく唇を吸ったかと思うと、激しく舌を絡ませてくる。
ソロモンの情熱的なキスに小夜は翻弄される。
「んっ…ふぅ」
心地よさに小夜の口からは喘ぎに似た吐息がもれる。
このまま流されてもいいとも思う。
涙で滲んだ目を薄っすらと開けると、少し切ない顔をしたソロモンがいた。
「小夜…」
ソロモンが小夜の上着に手をかける。
小夜は覚悟を決めて、ゆっくりと目を閉じた。
(つづく)
ハアハアGJ!!
GJです!
早く続きを読みたいです。
ハジ、刹那巣。
ハジセツナス(´・ω・`)
うわああ続き楽しみ!GJ!!
GJ!
待ちきれないソロモンもいいけど、
サヤの心が開くまで待つソロモンもいいなー。
ソロモンもサヤもハジもセツナス!
続きにワクテカです(`・ω・´)
532 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/05(金) 22:10:54 ID:dkJCATAy
続きです。
ハジ×小夜とソロモンです。
その時だった…。
バリバリバリーッ、ガッシャーン。
突然、寝室のガラス窓が大きな音を立てて割れ、窓から黒い影が飛び込んできた。
「ハジっ!!」
小夜はいち早くハジの存在に気づき、ソロモンを押しのけ身を起こす。
「はぁ、はぁ…。小夜…。私はやはり貴女と共に…いたい」
荒い呼吸を繰り返しながら、ハジは言う。
「何をいまさらっ!!」
ソロモンは立ち上がり、ハジに向かって腕を突き出す。腕先は青白く光り見る間に鋭利な刃に変態する。
ハジもまた、異形の手とチェロケースをソロモンに向けて構える。
寝室にはぴりぴりとした緊張感が走った。
ソロモンは目に留まらぬ速さでハジに突進する。手刀が空を切り裂き、ハジに襲いかかる。
ハジは素早く避けながら、チェロケースで応戦する。
互いの残像が交錯する度、耳をつんざくような金属音が響き、青白い火花が飛び交う。
狭い室内での戦いのため、ハジが得意とするチェロケースを駆使した攻撃はうまく決まらない。
ドスッ…。
すれ違った瞬間、ソロモンの刃が鈍い音を立てハジの右胸を突いた。
「ごふっ…」
ソロモンはハジの中で一度ねじって引き抜くと、ハジの口から鮮血が溢れる。
それを見て、ソロモンは口の端を吊り上げ、ニヤリと笑う。
ハジは胸を押さえ片膝をつくが、ソロモンに向かって勢いよくチェロケースを投げつける。
ソロモンが僅かに身体を逸らし攻撃を避けると、チェロケースは激しい音を立てて壁にぶつかった。
一瞬体制を崩したソロモンを見て、ハジは素早くソロモンの懐に飛び込み、鋭く尖った異形の指先を腹に深く突き立てる。
「うぐっ…」
ソロモンは足元をふらつかせながら少し後退し、穴の開いた腹を見て顔色を変える。瞳は怒りで赤く光っていた。
二人は血まみれのまま、にらみ合うと、再び攻撃を開始する。
寝室の壁や家具は、めちゃくちゃに破壊され、傷ついた身体から流れ出した鮮血で絨毯は真っ赤に染まっていく。
「二人とも、もう、やめてっ!!」
繰り広げられる死闘を止めようと、小夜は涙を流しながら叫ぶ。
「小夜……」
二人は攻撃の手を止めて、小夜のほうを見る。
「ソロモン…ゴメン…私…やっぱりハジのところに戻る…」
ベッドから降りた小夜は、血まみれのソロモンの手を取る。
「小夜……」
ソロモンは表情を和らげ、少し悲しそうに微笑む。瞳は淡い灰青色に戻っていく。
小夜ははらはらと涙を零しながら、謝り続ける。
「小夜…泣かないでください…私も貴女のことでついむきになってしまいました」
ソロモンは小夜の頬に手をやり、キスをしようとする。
すると、ハジが横から奪うように小夜を掻き抱き、そのまま窓の外へ高く飛び立った。
「……僕は諦めませんよ…小夜。…いつかきっと」
窓際に立ち、去っていく二人を眺めながら、ソロモンは小夜のぬくもりが残る手を握り締める。
冷たい夜風がソロモンの頬を撫でた。
533 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/05(金) 22:11:41 ID:dkJCATAy
ハジに抱きかかえられ、ソロモンの屋敷を離れる。
動物さえも寝静まった夜の静寂の中、聞こえるのは、ハジの足音と呼吸音だけ…。
小夜はハジの胸に頬を寄せると、振動に身を任せた。
屋敷から遠く離れた森まで辿り着くと、ハジは小夜を地面へと降ろした。
ソロモンとの戦いで、ハジの上着は血のりでどろどろに汚れている。
「大丈夫…? ハジ」
小夜は、傷口を確認するため、ハジの上着を脱がせる。
「慣れていますから……。それより…小夜の服を汚してしまいましたね…」
「こんなの…気にしてないよ…それより傷…」
ハンカチを取り出し、肌に付いた血を拭っていく。
ハジの傷は殆んど塞がっており、小夜は安堵の表情を浮かべた。
二人はそのまま地面に座り込み、身体を休めることにする。
「ハジ…来てくれて…ありがとう。…私…とても嬉しかった」
「小夜……。私がいけなかったのです…貴女を傷つけてしまいました…」
「もう…いいの。……でも…場所…よくわかったよね」
「私はどこにいても、貴女を感じることができるのです…」
小夜が不思議そうな顔でハジの顔を覗き込むと、ハジは片方の手を小夜の頬にあてた。
そのまま、見つめ合う。
「あのね…ハジ…私…ソロモンと…」
少しの沈黙の後、小夜は口を開いた。
「もう…いいんです…小夜」
ハジは指先を小夜の唇にあてる。
「よくないっ」
「ハジは私のこと……好き…?」
「貴女はずるい人だ…」
ハジは視線を落とし、吐き捨てるように言う。
「私を見ていてわかりませんか…私は貴女が思っている以上に貴女のことを…」
ハジの言葉が終わらぬ内に、小夜はハジに抱きついた。
「はじめから…そう言ってくれれば良かったのに…」
柔らかい小夜の身体を抱きしめる。
「口に出すべきことではありません…」
「ハジ…もっと本音をしゃべってね…じゃないと私……」
「……すみません」
「でも…そんなハジも好きだよ…」
ハジの首に両手を巻きつけ、見上げる。
「小夜…」
ハジは小夜の腰を抱きかかえ、顔を近づけると、小夜の唇にキスをする。
「んっ…ハジ」
小夜は、ぼーっとした表情でハジを見つめた。
534 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/05(金) 22:12:21 ID:dkJCATAy
「小夜…いいですか…」
ハジは、色っぽい視線を小夜に向ける。
「そんなこと…聞かないで…」
小夜の背に手を回し、ゆっくりと柔らかい草の上に寝かせた。
「ハジ…ここ…外だよ」
「思い出しませんか…ずっと昔…動物園にいたころ…」
「ん……」
「よく二人で森に出かけました。貴女は私を木陰に押し倒して…」
「そ、そんなことっ、思い出さないでいいわよっ」
小夜は顔を真っ赤にする。
「満ち足りた日々でした…」
ハジは、小夜の服を次々と脱がしていく。
「貴女は…あのころと同じで…美しい」
生まれたままの姿になった小夜を見つめ呟くと、白い肌に唇を落としていく。
「んっ…」
ハジの唇が乳房の突起に触れると、小夜はビクンと身体を痙攣させる。
「昔から…ここがお好きですね」
ハジは堅く立ち上がったピンク色の突起に吸い付くと、唾液を含んだ舌先で転がした。
「んあっ…ハ…ジ…」
小夜はたまらずハジの頭を抱え込む。
そのまま二人は互いを求めるように抱き合った。
ハジの身体からは、血の匂いが漂い小夜を興奮させる。
小夜の目の前には、ハジの首筋があり、動きに合わせて青い血管が浮かぶ。
小夜は、思わずハジに噛み付いてしまう。
「うっ…」
ハジは官能の入り混じった声で低く呻く。
「…あ…ゴメン…ハジ」
小夜は、すぐに我に返り、慌てて離れる。
「大丈夫です…小夜」
ハジは、血に濡れたぷっくりとした唇に優しくキスをする。
「ん…あっ…」
柔らかい乳房を揉み解しながら、今度はねっとりとした口付けを繰り返す。
小夜はたまらず白い肢体をくねらせ、甘い吐息を漏らす。
ハジの股間は勃起し、ズボンを突き破らんばかりに膨れ上がっていた。
「小夜…」
ハジは、小夜のなだらかな恥丘に手を伸ばし、その先に指を滑り込ませる。
すでにそこは、熱く濡れそぼっていた。
535 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/05(金) 22:13:17 ID:dkJCATAy
「小夜…入っても…いいですか」
指先で小夜の中を掻き混ぜながら、尋ねる。
「んっ…そんなこと…っ。…きかないで…あんっ」
小夜は息も絶え絶えに言う。
ハジの熱が太腿にあたり、どくどくと脈打っているのを感じながら、小夜はもう我慢できなくなる。
それはハジも同じだった。
「小夜っ…」
小夜の両脚を肩に抱え上げ、前立てから反り返った怒張を取り出すと、小夜の割れ目に押し当て、一気に最後まで挿入する。
「あんっ…」
「くっ……小夜…大丈夫ですか」
そのまま突き動かしたい衝動に耐え、ハジは小夜を気遣う。
額からは汗がぽたぽた流れ落ち、小夜の胸を伝う。
「ん…ハ…ジ…。もう…私を…私を放さないでね…」
小夜はとろんとした瞳をハジに向け、微笑む。
「貴方がそれを望むならばっ…」
ハジは小夜を抱きしめ、欲望の赴くまま、激しく腰を動かしはじめる。
このまま永遠にこうしていたい…と思わせるような官能が全身を駆け巡る。
「はぁっ、んぁっ、ハジっ、ハジぃ……」
激しい息遣いのなか小夜の胸は上下している。
「はぁっ…小夜…っ。私は…いつまでも…貴女と…一緒です…っ」
ハジは切ない瞳を小夜に向ける。
「おねがいっ…ハジっ…あっ、あっ、あっ、ああんっっ」
ハジの激しい腰使いに小夜の頭は真っ白になり、絶頂を迎える。
「んっ…小夜!!!」
同時にハジはためこんでいた濃厚な精液を小夜の内奥深くに吐き出した。
はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ……。
射精後、一度は萎えた怒張であったが、ひくひくと蠢く小夜の内部がハジを刺激し、再び堅く膨れ上げる。
ハジは気を失った小夜を胸に抱き寄せながら身を起こし、今度は座った状態で腰を突き上げはじめた。
「ん…あ…」
小夜が意識を取り戻すと、すぐ目の前のハジがいて、上下に揺れていた。
「あんっ…まだ…入っているぅ」
達したばかりで敏感になっている内部を擦られて、再び官能の波が押し寄せてくる。
「あんっ…ハジっ…気持ち…いいっ…んはぁ」
ハジは腰の動きを早める。
「あっ、あんっ、ハジっ、あたしっ、またっ、ああああっ!!!」
小夜は後ろに大きく反り返る。
「小夜っ…小夜…っ!!」
ハジの声が遠くなっていく。
再び達した小夜の中に、ハジは二度目にも関わらず大量の精液を放出する。
つながったまま、意識を失った小夜をしっかりと抱き留め、ハジは薄っすらと笑みを浮かべる。
「小夜…貴女のシュバリエは、いつも傍にいます。 それを忘れないで…」
薄っすらと汗を掻いた小夜の額にそっと唇を落とした。
(おわり)
GJ! なんか、エロいのに感動できる!
GJ以外いうことがありません。GJ!
GJ!!!
超GJ!!
サヤとハジの絆もソロモンの片思いもセツナス!
それぞれの思いがもどかしくて切なくて感動(*´∀`*)
GJ!
ファンになりました。
また、お願いします。
首筋に噛み付く小夜に笑ってしまいました。
GJ!超GJ!!
GJ!!!
SS読んで、久々の感動です
リク「小夜姉ちゃん、どうしてハジじゃなくて僕がやるの…?」
小夜「ハジは力が強すぎて痛いだけなのよ、ほらリク…お願い」
リク「う、うん…こう…かな?」
小夜「あぁ!リク!いいよ…すごく気持ちいい…」
リク「ホント?本当に気持ちいい?」
小夜「本当よ…指や手の使い方が本当に上手…」
リク「じゃあもっと気持ちよくしてあげるよ…良い物持ってきたんだ」
小夜「それ…使うの初めて…本当に大丈夫?」
リク「大丈夫だよ、スイッチ…入れるよ」
ヴ ヴ ヴ ヴ ヴ ヴ………
小夜「こ、これ!イイ!すごッ…!気持ちいい!!」
リク「小夜姉ちゃん凄く肩こってるね、そんなに電動マッサージ気持ちいいの?」
小夜「日本刀ずっと持ってたら肩こるのよ、コレしばらく借りてもいい?」
ちょwwwおーいお茶吹いたじゃねーか!www
>>543 それ本スレにあったのだよね?
マルチ?
>>545 コピペ厨だよ
BLOOD+系のスレコピペばっかりだぞ
誰か暴走サヤで書いてください。
変態カールと小夜の、妄執的なエチーキボン。
「いいよ・・・小夜・・・!!レッツディアンス!!」
同じく(?)
今週のベトナム戦争回想みたいな
カール×暴走小夜でレイープっぽいの希望
ディーバ×ソロモンが書けるヒトはいるだろうか。
見たいけど想像付かない。
カール×暴走小夜が出たところで…
30話の翼手カールが小夜をヤル気満々に見えたのは自分だけ?
下世話な話になるけど翼手化したカールのイチモツを捩じ込まれたら
流石の暴走小夜も大人しくなったかも
勝手な妄想ですがねw
動物園時代の小夜とディーバが生殖実験で酷い目に遭わされるのが読みたいな
けっこうドス黒いけど
553 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 22:25:59 ID:BJJt7QXB
翼手(カール)×小夜←ハジです。
1972年ベトナム…。
ディーヴァと戦うため、赤い盾によって、強制的に目覚めさせられた小夜は、理性のない獣のように暴走した。
敵味方の区別はなく、ただ、目前の生き物をひたすら切り捨てていく。
誰も、それを止めることができなかった。
銃弾を浴びせてくる兵士を一掃した後、小夜はディーヴァの歌に引き寄せられるよう走った。
向かった場所には、コンテナがあり、それを守るように大量の翼手がいた。
「でやぁぁああああっ!!!」
小夜は、奇声をあげながら、襲い掛かる翼手を次々と倒していく。
小夜の血が付いた刀で傷つけられた翼手は、身体を硬質化させ粉塵と消えた。
そのとき、上空から一陣の風が吹き、蝙蝠のような翼手が、舞い降りてきた。
「うおぉぉぁぁあっ!!!!!」
小夜は、天を仰いで、びりびりと空気が振動するような咆哮をあげる。
「フッフッフッフッ…。小夜…ようやく君に会えてうれしいよっ」
翼手は小夜に向かって叫んだ。グロテスクな外見とは異なり、その翼手は知性を有しているようだった。
そのまま様子を伺うように小夜の頭上を旋廻する。
小夜は刀を構え、攻撃に備えると、翼手は蝙蝠のような翼を広げ、小夜に覆いかぶさるように猛スピードで突進してきた。
「んぁぁぁぁぁ!!」
上空からの攻撃に、小夜はあえなく倒れると、翼手は異形の身体を押し付けるように小夜を地面に縫いとめる。
「んあぁ…うぅぅぅっ…うぅぅっっ!!」
激しく身をよじり、苦しそうに喘ぐ。豊かな胸が揺れ、翼手の欲情をを煽る。
「小夜、お前は私のものだっ」
鋭く尖った指先で、小夜の身につけている服をびりびりと破っていく。
白い肌はところどころ裂けるが、すぐに傷は塞がった。
小夜はむき出しになった白い脚で、腹を蹴り上げ、激しく抵抗するが、翼手は動じない。
「小夜っ!!」
すると、どこからかハジが駆けつけ、短刀を振りかざし翼手に攻撃を仕掛ける。
「私の邪魔をするなぁぁぁぁ!!!」
一旦小夜から離れた翼手は、ハジに向かって飛んでいく。
すれ違った瞬間、ハジの短刀が空を切り裂き、翼手の片目に深く突き刺さった。
「うぉぉぉぉ!!」
地面に墜落してのたうちまわる翼手から短剣を抜き取ると、ハジは小夜を片手に抱いて急いでその場を離れた。
「小夜…大丈夫ですか…」
ハジは小夜を地面に降ろす。
小夜はぷるぷると肩を震わせたと思うと、顔をあげ、赤光を帯びた瞳でハジをぎろりと睨みつける。
ハジの中に恐怖が生まれ、思わず身を竦ませる。
小夜はすっくと立ち上がると、躊躇なくハジに向かって刃を振り降ろした。
瞬時にハジは短剣で防御するが、小夜は渾身の力を込めハジを切ろうとする。
「小夜…いけないっ」
暴走した小夜にはハジの言葉は伝わらない。
「んぁっ…ぎゃぁうぅっ!!」
小夜は片足でハジを蹴り倒し、再び刃をハジに向けた。
短剣で小夜の刀を受け止めながら、死の恐怖によりハジの右手は見る間に翼手のものへと変貌する。
「小夜…私のことがわからないのですか…」
哀しげに小夜を見つめるが、小夜は、ハジの言葉に耳を傾けることなく、異形の手をざっくりと切り落とす。
「うぐぅっっ!!」
倒れこんだハジに跨ると、小夜は容赦なく、ハジの身体に刃を突き立てていく。
全身に小夜の刃を浴びながら、ハジの意識は薄らいでいった。
554 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 22:26:47 ID:BJJt7QXB
しばらくして、ハジが意識を取り戻すと、信じられない光景が目に飛び込んできた。
血でぼやける視界には、何匹かの翼手がいて、小夜を取り囲み陵辱していた。
小夜…っ。
声を出そうとしても、それは声にはならず、ひゅうっと喉が音を立てるだけだった。
全身には、例えようのない痛みが走り、気を抜くとそのまま気を失ってしまいそうだった。
ハジは、気力を振り絞り、何度も瞬きをして、小夜のほうを見る。
小夜の身体に群がる翼手は三匹だった…。
小夜の両手両足を鋭く尖った爪で地面に突き刺し、一匹が唇を、もう一匹が豊満な乳房を、三匹目が秘部を、長い舌先で貪っていた。
「んんんん…んぁっ、んはっ」
小夜は苦しそうに喘ぎ、むっちりとした身体をくねらせ抗おうとするが、その動きは三匹の興奮を高めるだけであった。
股間に顔を埋めていた翼手が顔をあげて、小夜に向かって言葉をかけた。
「はぁっ、はぁっ、小夜…気持ちいいだろう」
蝙蝠のような身体とは異なり、その顔は人間のものと同じで、長い黒髪を振り乱し、大きな瞳をぎらつかせていた。
口調から先程、空から小夜を襲った翼手と思われた。
その翼手は、残りの二匹に目配せすると、二匹は名残惜しそうに小夜から離れた。
「フフフフフ……。小夜…私の花嫁……」
愛液でテカテカに濡れているで口元を、長い舌先でおいしそうに舐め取る。
ハジはたまらず、小夜のほうに手を伸ばそうとすると、人間の顔をした翼手がハジの存在に気づいた。
「お前……まだ息があるのか?」
少し上擦った声で尋ねるが、ハジは重症を負っているため答えることができない。
「私は、ディーヴァのシュバリエ…。カール・フェイオンだ!」
ハジは目を見開き、カールを睨みつける。
カールはハジが動けないことに気づき、ニヤリと笑う。
「小夜は私がいただくっ!!」
カールはハジに見せつけるように、小夜の両脚を高く抱え上げると、そのまま小夜の秘部を貫いた。
「うぐぅぅ…」
人間のものとは比較できないほど、大きな膨れ上がった怒張に、小夜は低く唸り、悶え苦しむ。
「んはっ…小夜…まるで獣のようだ…でも…そろそろ…目を覚ましてもらわないと、おもしろくないからねぇ…」
カールの異形の手を伸ばし、ハジの心臓を突き刺すと、血の滴る指先を小夜の唇に入れた。
ハジの血は、喉を伝い小夜の身体に吸収されていく。
「んあっ…」
小夜はビクンと身体を逸らし、赤く光る瞳孔を収縮させ、理性を取り戻す。
「んんっ…ハジ…?」
目の前には、ハジではなくいやらしく口を歪めて笑うカールがいた。
「ううぅ…なに…身体がいたいっ…貴方だれ?…うっ」
身体を貫く異物感に、小夜はきつく眉根を寄せる。
「…小夜っ…僕の思いを受け取っておくれ!!」
カールは、いきなり小夜の腰を持ち上げ、激しく突き上げはじめた。
「いいよっ、小夜っ、気持ちいいかいっ、んはっ、んあっ!!!」
「いやぁぁぁぁぁっ……ハジぃ!!!!」
心臓を潰され瀕死のハジは、意識が遠のいていく中、最後に小夜の悲痛な叫び声を聞いた。
ーー気づくと消毒液の匂いが充満した病室だった。ベッドはハジを囲むように透明のシートで覆われている。
ハジは手を伸ばしシートを破る。
その手は、主である小夜を恐れた罰であるかのように、醜く姿を変えたままであった。
ハジは小夜を守ることができなかった自分を恥じて、そのまま病院から去り、身を隠した。
こうして、赤い盾を離れたハジが発見されるのは、それからずっと後のことになる…。
(おわり)
うひょーGJ!GJ!信じられないくらいGJ!
カールタソ×小夜、予想の右斜め上をいく素晴らしさ!!
556 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 23:42:58 ID:AYi9D69G
GJ!GJ!超GJ!!
なんか、ハジが可哀想で逆に萌えた。
最近ハジ好きになったぜ
GJ!!!
このまま放映して欲しいな!
カール小夜!! god job!
もっと読みたいぞ。
カールタンには、変態の本領を発揮してほすい。
犬化したハジ×小夜希望
>>560 獣姦きぼんぬってことですね
バレをちらほら聞くと、ハジ小夜とかカイ小夜が
やけに切なく思えてきたよ…。
今のうちにリク小夜を投下してくれるネ申はおられぬか?
一応今リク小夜書いておるんですが、何分探り探りやってるもんでもし完成したら色々と指摘やアドバイスよろしくお願いいたします。
563 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 01:03:48 ID:smO9BWuO
リクです。
ねぇ、カイ兄ちゃん…。ボク、最近、おかしいんだ。
お腹もぜんぜん空かないし、夜になってもちっとも眠くならないし…。
その分、小夜姉ちゃんのことばかり考えてしまうんだ。
ボクもハジみたいに、ずっと小夜姉ちゃんのそばにいて、見守っていくことになるのかな…。
シュバリエになるってそういうことなの…?
でも、ボク、ハジと違って何の力もないし…。戦えないし…。
チェロとかひけないし…。
ちょっと、無理かなって思ったりして…。
そうそう、この前ね、夜やることなくって船内を探検していたら、ハジと小夜姉ちゃんを甲板で見つけたんだ。
二人のところに行こうと思ったんだけど、なんだか様子がおかしくて、近寄りがたいカンジでね。
それで、上からずっと見てたんだけど…。
そしたら、二人がいきなり…キスをはじめたんだ。ぶっちゅーって。
ボクもうびっくりしてね…。どうしたらいいか、わかんなくなって…。
結局そのまま見ていたんだけどね。へへっ。
しばらくして、ハジが小夜姉ちゃんの服を脱がしはじめて…裸にするとね…。
小夜姉ちゃんの胸とかをペロペロ舐めはじめたんだよ。
なんか、ハジが子犬のように見えて、ちょっとおもしろかったなー。
小夜姉ちゃんは、ハジの頭をぎゅって抱いて、とっても気持ちよさそうな顔をしてたよ。
それからは、角度が変わって、はっきりとは見えなかったんだけど……。
ハジがね、小夜姉ちゃんのパンツを脱がして、おちんちんを小夜姉ちゃんに入れて腰を動かしはじめたんだ。
立ったまま小夜姉ちゃんをくいっくいって突き上げてたよ。
二人とも、熱がでたときみたいに、はぁはぁいって、顔もピンク色で…。
兄ちゃんの持っているマンガと同じことやってたんだよー。もーびっくり。
えっ。あ…、あのマンガ……?。
ゴメン、兄ちゃん。ベットの下に兄ちゃんが隠してるの見つけて、読んじゃったー。
だって、ボクひまなんだもん…。
えーっ、読んでからどうしたかって…?
あ、そうそう、ハジが興味もってたから、貸しちゃったよ。
え、だめだった? ご、ごめん。
返すよういっとくから…。
えっーっと、それで、それでね。……なんだっけ……あ、そうそう。
ボク、そんなの生で見るのはじめてだったから、どうしたらいいかわかんなくって。
なんか脚ががくがく震えてきて、一歩も動けなくなったんだ。
腰がぬけて、へたり込んでぼんやりしてたら、突然ジュリアさんが声をかけてきてね。
後ろからいきなり、「リクくんどうかした?」って話しかけられて、ボクもう本当に心臓が飛び出るくらいびっくりしたんだからー。
小夜姉ちゃん達をのぞき見してたことがばれたら、後から何をいわれるかわかんないからね。必死にごまかしたんだ。
でも、小夜姉ちゃん結構大きな声だしてたから、見つかるかもしれないって、本当ドキドキもんだったよ。
564 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 01:05:19 ID:smO9BWuO
ジュリアさんは、ボクの具合が悪いと思ったみたいで、結局、ボク診察室に連れて行かれたの。
それから、服を脱がされて、ベッドに寝かされてね。
脈とか、心臓の音とか、目の中とかいろいろ調べられたんだ。
体中をくまなく見てもらってたら、ジュリアさん、ボクのおちんちんが硬くなっていることに気づいちゃってね。
ジュリアさん、翼手に変態がはじまったんじゃないかって、とっても驚いて、
ボクあわてて否定したんだけど、白くて冷たい手でボクのをつついたり、撫でたりするから、どんどん膨らんできてね。
最後は天井に向かってぴーんと立ち上がったんだ。
何か変な汁がでちゃってるしぃ…はずかしかったな…。
ジュリアさんってば、ボクのおちんちんが、武器に変わったと思ったのか、手のひらをおちんちんに押し当ててね。
堅さ具合をたしかめたりしたんだー。そんなんじゃないのにぃ。
おかげで、ボクの顔はだんだん赤くなるし、息も荒くなるから、とにかく熱を冷まそうてことになってね。
何を思ったのか、ジュリアさん、急に自分の白衣を脱いで、全裸になって抱きついてきたんだ。
ジュリアさんの肌、しっとりとして冷たかったんだけど……。
しばらく抱き合っているとね、だんだん火照ってきて…。ボクと同じくらいの体温になったんだー。
おっかしいよねー。冷やすつもりが逆効果だよ。
ジュリアさんのおっぱいなんだけど。カイ兄ちゃんがいってたとおりで、すっごくおっきくってぇ。
ぼよよんって、ゴムまりみたいに弾力があるんだー。
ボクいっぱいさわっちゃったよー。いいだろー。
それから、ジュリアさんボクの翼手化を止めるっていって、いきなりボクのおちんちんをくわえてねー。
おいしそうに舐めてくれたんだー。
ボクもう気持ちよくって、変な声がでちゃうし、口からよだれがたれちゃうし、大変だったんだよー。
でも、ジュリアさん、ボクのほうを見て微笑んでくれて、ボクとってもうれしくなっちゃって…。
結局、ガマンできなくって、ジュリアさんのお口の中に吐き出しちゃった…。えへへへ。
そうそう、ジュリアさん、ボクのをこぼさず全部飲んでくれたよ。
まずくないのかなー? あれって。
あー兄ちゃん、どうしたのー、鼻血がでてるよ。
ゴクリ…舐めてもいいかな…。
ペロリ…。
うんっ…カイ兄ちゃん血、やっぱパック詰めの奴と違って温かくっておいしいよぉ。
えっと、それで…何だっけ。
ゴメン兄ちゃん。ボク何いってんだろね。
いってることがめちゃめちゃだ。
えーっと、とにかくボクが聞きたいのはね。シュバリエになるって、小夜姉ちゃんの恋人になることなのかな?
小夜姉ちゃんのこと、すっごく気になるんだけど、これって恋しているってことなの?
ボク…よくわかんないや…。
でも、小夜姉ちゃんとハジはラブラブだから邪魔したら悪いなーって思うし…。
ジュリアさんのこともちょっといいなーって思うし…。
ボクってシュバリエ失格なのかな。
ねぇ。兄ちゃん教えて…。
兄ちゃん…何で固まってるんだよー。もぅっ。
(おわり)
リクわろす
GJです。ありがとう。
婿入り前の無垢なリクきゅんが、拝めて良かったです。
この次は、ディーヴァに調教されるリクきゅんですね。
逆に天然バワーでディーバを調教してしまえ。
>>563 GJ!!!!
何気にリク天然なふりして腹黒?
570 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 22:04:08 ID:54lu2Svr
銀魂@3年Z組 デヴィ八先生
デヴィッド「よし、教科書を閉じろ。
小夜のたて笛が何者かに盗まれた。
盗んだ奴は正直に名乗り出てほしい
今なら小夜もたて笛を尻の穴に刺して「青空のナミダ」をワンコーラス
歌うだけで許してくれるそうだ」
リク 「先生、そんなことしたら僕たち一生
どんな運命が待っているんだろうかわかりません
HYDEのSEASON'S CALLにしてほしいです」
デヴィッド「わかった、中島美嘉のCRY NO MOREにしよう」
ルイス 「先生、「暗い暗い暗い」の部分しかわからないんだが・・・」
デヴィッド「・・・・しかたない、私が吹いてやろう
ジュリア、たて笛を貸してくれ」
ジュリア 「嫌です」
カイ 「しょうがねぇ、俺の貸してやるよ。俺、今日2本持ってるからよ!」
リク 「カイ兄ちゃん、どうして2本持ってるの?」
デヴィッド「・・・・・」
カイ 「え・・・おい、待てよ・・・え、本当にやるの?
ぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」
ハジ 「先生、保健室いっていいですか?」
>>570 それしってるwwwたしかオマケのやつだった希ガス
572 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 04:32:40 ID:56krqT1p
犬ハジと小夜です。
「ハジ…とうとう犬になっちゃんたんだね…」
「くぅーーーん(小夜…)」
「でも犬のほうがいつも一緒にいれるし…いいかも」
「うぉぉおん…(小夜…私もうれしいです)」
「……ハジ、お手!」
「わん!(貴女がそれを望むならば!)」
「よくできたわね! いい子いい子!」
「はっ、はっ、はっ、はっ!(もっと…もっと撫でてください!)」
「やだーハジ…くすぐったい…そんなところ舐めちゃダメ…あんっ」
「はっ、はっ、はっ、はっ!(犬になってヨカッター!!)」
「もーハジったらー。じゃあ今度はね……ちんちん!」
「うぅぅ?……わん!(え?…でも貴女がそれを望むならば!)」
「……ハジ…違うよ」
「わぅん?…(小夜?)」
「…こんなの手にのせられても困るんだけど…何か濡れてるし…あーもういいや」
「あぉぉぉぉぉおおん!!!(小夜、どうしたのですか、待ってください!)」
「あ、リクー、ハジうるさいから散歩に連れてってあげてーー」
(おわり)
ワロタ
>>572 いろんな意味でスレ史上最強のネ申、乙。
野良犬ハジ
578 :
455:2006/05/13(土) 03:39:35 ID:bUuZHZoe
やたら間があきましたが、カイサヤ続き投下します。
翳る部屋に満ちるのは、次第に荒くなってゆく息遣いと衣擦れのような音、
そして船の軋む音と呼び合うようにかすかな小夜の啜り泣く声に混じる細い喘ぎ。
扉の外に、通路を挟んですぐに医務室があることが嘘のような
何もかもが抜け落ち遠く隔絶されたような、狭く暗い世界で
自分の下で、目を硬く瞑り唇を噛む受難者のような少女の表情を
直視できないまま、カイは愛撫を止められない。
今や小夜のセーターは鎖骨の下まで捲り上げられ、
ずらされたブラジャーからこぼれた小ぶりな乳房を申し訳程度に隠すのみ。
もがくたび、胸が上下するたびにその白い膨らみが頂の粒ごと揺れて、見る者を興奮させる。
その張り詰めているのに柔らかな膨らみを片手で揉みしだきながら、
固く閉じられた両の膝へ身体を割り込ませた。
不意に抵抗の力が弱くなったのを感じ取って、カイは彼女の顔を見た。
いつの間にか泣き止んでいた小夜の滑らかな頬に、涙がまだ残っていた。
呼び戻されたような心地で、手を伸ばしてその痕跡に触れると
くすぐったいのか、撫でる指から逃れるように瞼を震わせて身を捩る。
その仕草を愛しく感じるが、そんな感慨すら複雑な感情を生み出して、
ちらりと過ぎった笑みはすぐに消え去った。
恐る恐る拘束を解いてやった両手は、弛緩したまま床に投げ出されている。
許されることではないことくらい、わかっている。
できるならこのまま立ち去って逃げ出してしまいたい。
だが、ここで思い止まっても何も変わらないこともわかっていた。
事情はともかく手酷い言葉をぶつけてしまった時点で、既に許されないのだ。
579 :
カイサヤ:2006/05/13(土) 03:43:30 ID:bUuZHZoe
覆い被さって顎に指を掛けたが、唇へ近付くのを散々躊躇い
結局は首筋や鎖骨へキスをする。
刺激を与える度に聞こえるくぐもった喘ぎ声が、
電流を発生させて、それが背筋からびりびりと腰へ走り抜けるような気がした。
鎖骨の右方へ噛み付くように口付けると、
思いがけないほど鮮やかな紅い痕跡が残ってしまう。
白い肌に映える色彩に滴る血を連想してしまい、ぐっと息を呑んだ。
その拍子に、胸を掴んだ手に力が篭もり、
「んあっ…」
と小夜が艶かしい声を漏らして身体をくねらせる。
その姿態を目にした途端、全身にぞくぞくと居た堪れないほどの震えが走り、
堪えられずに行為に没頭することに決めたカイは
胸の頂を口に含み、責め苛むような愛撫の手を加速させた。
おもむろに捲り上げたスカートの中へ手を差し入れると、
力の抜けていた小夜の身体が、俄かにがちがちに固まった。
「…!やあっ!!」
悲鳴に構わず下着に触れるが、冷静さを失っているせいか
濡れているのかいないのかが、下着の上からではよくわからない。
下着に手を入れると、がくがくと痙攣する太腿の狭間、茂みの奥で
その場所が潤っていることがようやくカイにもわかった。
「っは…んん、ああっ…」
「すげえ、濡れてる…。」
花弁を掻き分け、尖った芽を捏ねると、小夜の上半身が跳ねた。
およそ器用とは程遠い手つきで下肢から下着を取り去ると
誘われるようにカイはぬかるんだ秘裂へ指を挿し入れた。
内部のまだ浅いところを探るように撫でながら、余った指で芽を押す。
「いやぁっ!…もっ…だめ…っ!」
高い声で甘く啼きながら身を捩って最後の儚い抵抗を試みる小夜を
やはり直視できないまま、カイは更に指を深く潜り込ませていく。
「熱いな…。」
さわさわと内壁を擦ると、ただでさえ狭い入り口がきつく収縮する。
ゆっくり抜き差しすると、小夜の背中が弓なりにしなった。
「ひあっ!…は、ああっ…」
熱く柔らかい内壁の中に溢れる蜜で潤む泉を掻きまわすように容赦ない指で嬲ると、
すべらかな腿が引き攣るように悶え、
唐突に糸が切れたように小夜の全身が弛緩した。
580 :
カイサヤ:2006/05/13(土) 03:44:38 ID:bUuZHZoe
瞑目し上気した頬を切なげに歪め、荒い息をつく小夜が幾らか落ち着いたところで
漸く指を引くと、名残を惜しむように内壁がねっとりと柔らかく絡み付き
抜き取ったそれには蜜がとろとろと残っていた。
「んふ、ぁん…」
引き抜くときにひどく中を擦ったせいで、小夜が寝言のような甘い呻き声を上げる。
その姿態に煽られて、身も心も灼けつくような熱に雁字搦めになる、それと同時に
熱にうかされた理性の声を聞いたような気がした。
膝裏を持ち上げると、小夜がはっと息を詰めて目を見開いた。
泣き濡れた瞳にどさりと胸を衝かれたのと、刺し貫く行為は殆ど同時だった。
「あぁぁぁぁんっ…!」
「くっ、きつっ…。」
神経の糸に直に触れられ掻き鳴らされるような快楽が、頭痛のようにすら思えた。
一気に奥まで進むその瞬間ごとに、越えてはならない線引きを踏み越えて
更に許されない領域の奥へ、また一歩奥へと足早へ進んでいく。
深いところでもつれ絡み合う身体が立てる音の合間に、小夜の喘ぎが混じる。
「はぁ、あんっ…たすけ…ぁあっ」
救いを求めるうわごとを拾った、彼女を責め苛む張本人の表情が苦い色に染まった。
どこでいつ聞いたのか、ヤマアラシのジレンマというのを思い出した。
孤独なヤマアラシ同士が身を寄せ合えば、身を覆うトゲが互いに互いを傷付けるという。
「や、ひあっ…はぁんっ…カイ…も…だめ…あ、あ、あああんっ!!」
「くっ…さ…っ」
追い落とすように責めると、切なげな声をあげて小夜が達する。
内壁が濃厚に絡みつき、痛みにも似た激しいその快楽に堪え切れずに、カイも果てた。
(終わり)
以上、お目汚し失礼しました。
間があいてるうちにネ申が大挙していらしたので
投下前にたっぷり萌えさせていただきました。
す、すごい!神!GJ!!!!!!
カイ小夜でこんな身悶えたの初めてだ。
カイが切ないのう…
超GJ!!!!!!!!!!!!!
カイ小夜GJGJ!!!!すげー萌えたありがとう!!
>>581 超絶GJ!切なすぎて悶えて床転がったよ。
おまい、この続きというかその後気になるから
続きあったらぜひ書いてくれ!おねがいしまつ。
もちろん他のカプおkおk。
ソロ小夜書くって予告されてたネ申だよね?
そっちも楽しみにハァハァしながら待ってるよー。
うへへ。神が豊作だなー
ネ申キター!!! 超セツナス!!
GOD JOB!!
GJ過ぎる…!!
カイ小夜!超神!!GJ!!
変態ソロ×小夜もwktkして待ってます
しかしここの神は皆、ただのエロじゃないっつーか
シリアスなり笑いなりがどれもクオリティタカス
カイ小夜 最高です!
ネ申サマ…ありがとう…
591 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 19:21:32 ID:86EhDeXv
…もう本編で出て来そうだな、ディーバにハードなプレイをされるリク。
同じく。ディーヴァにいろいろされちゃうリクが見たい。
ここ、クオリティタカスwww
小説倉庫作ってくれませんか?
おまえら、
男性向けで、BLOOD+のエロを取り扱っているサイトとか
同人誌しらないか?
本スレに貼られていたエロいサヤとか
ハジ×サヤなんかの漫画置いてあるところ。
知っていたら教えてくれ。
宝は自分で探してこそ輝くのだ
596 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/14(日) 10:17:13 ID:mb8IJFeQ
nyで検索しても同人誌はひっかからんな
エロ同人が見たいならエロ同人板で探した方が早いんでない?
>>532 ソロモンたんカワイソウだ・・・
(ノД`)切なすぎ
599 :
353:2006/05/14(日) 23:27:46 ID:14J7ew+G
投下したカイ小夜に、たくさん乙とかGJと言ってもらって照れました。
ありがd。
>>585>>588 バレてましたかw 実はPC不調で、ソロ変態×小夜の書きかけが
見事に消えてしまって(カイ小夜後半も実はそのとき消えました)
今書き直してるところです。
>>591 来週の放送の展開によっては、そういうのに挑戦するつもりです。
600ゲット!
601 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/15(月) 22:31:53 ID:Yu0+zYjd
ソロモン×ディーヴァです。
夕暮れ時、ガラス張りの室内庭園は、温かみのあるオレンジ色の残光に染まっていた。
「ディーヴァ…こちらにいらしたんですか」
ソロモンは目を細め、まぶしそうにディーヴァを見つめる。
「カールと鬼ごっこしていたの…。ソロモン…お前も遊ぶー?」
ふんわりとスカートをひるがえしながら、ソロモンの方を見て妖艶に微笑む。
「いえ、結構です。……すみません…カール、席を外してもらえますか」
すぐ後ろには、いつの間にかカールがいて、ソロモンの喉を掻き切ろうとしていた。
「ソロモン…。なぜ私の邪魔をする…」
ソロモンは少し笑うと、振り向きざまカールの腕を掴み、みぞおちを蹴り上げる。
「うぐっ…」
息ができなくなってうずくまるカールの手首を取ると、背負い投げの要領で勢いよく投げ飛ばした。
けたたましい音を立てガラスが割れ、カールの叫び声がだんだんと小さくなっていく。
ディーヴァは背伸びして外のほうを見る。
「フフフっ…カール可哀想ー。どうしたのー? ソロモン…」
「僕はただ…貴女と二人きりでお話がしたかっただけです…」
「何よ、お説教?」
ディーヴァは不満そうに頬を膨らませる。
「違います…。ハジのことについて訊きたいのです」
「ハジ…無礼なシュバリエ…」
「貴女がハジを求められるのは、彼が唯一の花婿だからですか…」
「そうよ」
ディーヴァはきっぱりと答える。
「確かに、貴女が子をなすには、彼との性交が必要となります。…しかし僕は…生殖のための性交と愛は別だと思うのです」
ソロモンは続ける。
「貴女は、ハジを愛しているのですか…。それとも、子をなすために彼を必要としているだけなのですか」
ソロモンは口調を荒げ、ディーヴァに詰め寄る。
「ソロモン、お前…どうしたの…。何だか変よ」
「ディーヴァ…。生殖の伴わない性交はそんなに不毛なものなのでしょうか…」
瞳に切なさを漂わせて、ディーヴァの両肩をがっちりと掴む。
「僕はそうは思いません…。情愛と快楽のための性交こそが、高等な生物である証ではないでしょうか…」
勢いに押され、ディーヴァは少し後ずさりをするが、ソロモンに引き戻される。
「お前、何が言いたいの…?」
ソロモンは哀しげに微笑むと、ディーヴァに顔を近づけキスをした。
「んっ…何だかお酒くさい…」
よく見るとソロモンの目は据わっており、頬も少しだけ紅潮している。
「誰にそんなに飲まされたのよ…お前、酒癖悪すぎ…」
ディーヴァは嫌そうに顔をしかめた。
「ディーヴァ。酒のせいではありません…。僕の気持ちを貴女に伝えたいだけなんです」
「気持ち…?」
「僕は貴女を愛している…。誰よりも…深く…」
「お前、そんな恥ずかしいことよく平然と言えるわね…。飲みすぎよ」
ディーヴァは呆れたようにソロモンをまじまじと見つめた。
602 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/15(月) 22:34:12 ID:Yu0+zYjd
「貴女の目が他の男に向いていると思うだけで、僕の心は張り裂けそうになるんです…」
ソロモンは握りこぶしをぷるぷると震わせる。
「ハジは生殖相手ですから、とりあえず我慢はしますが…。貴女がアンシェル兄さんや他のシュバリエと仲良くしている姿なんて本当は見たくないのです…」
「カールは遊んでくれるし…。アンシェルは仕方ないわよ…。命の恩人だし…。それに初めてセッ…」
「貴女の口からそんなこと聞きたくない…僕を弄んでそんなに楽しいですか…」
ソロモンはディーヴァの言葉を遮るように言う。
「何よそれ…」
ソロモンは、おもむろにディーヴァを抱え上げると、庭園を出る。
「……何するのよっ」
ディーヴァは暴れるが、ソロモンは抱いた手を離さない。
そのまま自室にディーヴァを連れ込む。
「離しなさい…」
ソロモンは無言で、ディーヴァをベッドの上に転がすと、逃げられないよう覆いかぶさる。
ディーヴァを挟み込むように両手をつくと、顔を近づけキスをしようとした。
「いやっ…私、お酒の匂い嫌いっ!」
「じゃあ、貴女も飲むといい…」
ソロモンはベッドサイドに置いてあったワインを呷る。
口に含んだまま、ディーヴァの唇を押し分け舌を挿し入れると、ワインを注ぎ込む。
「んんっ…」
ディーヴァの喉に暗赤色の液体が伝っていく。
ゴクリと喉が動くのをソロモンは満足そうに見つめた。
「んっ…何だか…熱い…」
「これから…もっと…熱くなりますよ…」
意味ありげに呟くと、ソロモンは、ディーヴァの唇から零れ落ちた、ワインを舐め取る。
そのまま舌を口内に滑り込ませ、ねっとりとしたキスを開始した。
「んっ、んふっ…」
眩暈がするほど悩ましい口づけにディーヴァはたまらず声を漏らした。
ソロモンもまたディーヴァの色っぽい吐息に、欲望を抑えることができなかった。
胸元を覆うドレスを引き下げると、ピンク色の突起が可愛らしい乳房がぽろりと零れ出す。
ソロモンは、そこにワインをトロトロと垂らしていく。
「ああ………っ」
ディーヴァの盛り上がった乳房は、ワインで薄っすらと色づき、その冷たさで胸の突起は堅くなる。
ソロモンはワインを吸い尽くすように愛撫をはじめた。
まるで、所有の証であるかのように、ディーヴァの柔肌には赤い痕が残されていく。
「んあぁっ…あんっ」
ソロモンが豊満なバストを揉み上げるようにして、先端の突起を口に含むと、ディーヴァは身を捩じらせて喘いだ。
「ん…はぁっ…ディーヴァ…僕はこんな極上なワインを口にしたことがない…」
ソロモンは、熱に浮かされたように呟く。
執拗なほどに丹念な愛撫に、ディーヴァの身体は熱く火照っていった。
603 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/15(月) 22:35:06 ID:Yu0+zYjd
ワインを全て飲み干したソロモンは、素早く上着を脱ぐと、スカートの中に手を滑り込ませ、ディーヴァのショーツを抜き取る。
細い足首を持って、両膝を立ち上げながら左右に開くと、ふんわりとしたスカートの中に頭を侵入させ、秘部に顔を近づけた。
そこは、すでにじっとりと蜜を湛えていた。
ソロモンは脚の付け根を擦りながら、舌先をいやらしく蠢かせ、ディーヴァの花弁や突起を執拗に舐めていく。
「お前…何を…。んっ…あっ…やぁん…」
スカートで隠れているため、ディーヴァからソロモンの姿は見えない。
その状況が互いの興奮を高めた。
「んっ…あんっ…」
たまらず内腿をすり合わせようとすると、ソロモンの柔らかい金髪があたり、異なる刺激を受ける。
ディーヴァの艶っぽい喘ぎ声を聞きながら、ソロモンは満足そうに笑みを浮かべた。
ソロモンは攻撃の手を緩めることなく、じゅくじゅくと溢れてくる愛液を舐めとると、蜜つぼへ舌先を差し込む。
細かく舌を振動させたり、前後に大きく抜き差しすると、ディーヴァは歓喜の声を上げた。
「あんっ…ソロモンっ…いいっ」
内腿は快感のため、ぷるぷると震えている。
ソロモンももう我慢の限界だった。
ディーヴァのスカートを捲り上げながら、両脚を抱え上げると、
ズボンから堅くなった怒張を取り出し、右手で根元を握り、そっと割れ目にあてがう。
そのまま、身体を押し付けるように、ゆっくりと挿入していった。
「ああんっ…」
全部入ったところで、一旦動きを止める。
「大丈夫…ですか」
内部は溶けそうに熱く、ソロモンは腰を突き動かしたい衝動を必死に抑えながら、尋ねる。
ディーヴァは、荒い呼吸を繰り返しながら、薄っすらと赤みを帯びた顔で、コクリとうなずく。
「ディーヴァ…」
ソロモンは、一度怒張を先端まで抜き取ると、一気に最後まで突き入れた。
「あんっ…ソロモンっ」
そのまま、腰を前後に動かし続ける。二人の間からはぐちゅぐちゅと淫猥な音が漏れる。
ソロモンの荒々しい動きに翻弄され、ディーヴァの腰は、ソロモンに合わせるかのように自然に揺れはじめる。
「ソロモンっ……もうっ」
情欲に満ちた瞳を向け、ディーヴァはソロモンに手を伸ばす。
ソロモンは前に倒れてディーヴァを抱きしめると、ディーヴァはソロモンの逞しい背にしがみつく。
それを合図に、ソロモンは最後とばかりに更に激しく腰を律動させた。
「ぁあっ…んぁっ…」
狂おしいくらいの官能の中、ディーヴァの中で何かがはじける。
ディーヴァは大きく身体を逸らして達すると、そのまま意識を飛ばした。
ソロモンもまた、激しく収縮する内部に、たまらず熱い精を爆ぜた。
604 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/15(月) 22:36:00 ID:Yu0+zYjd
ディーヴァが目を覚ますと、ソロモンの胸の上だった。
ソロモンが脱がせたのか、生まれたままの姿になっている。
トクントクンと規則的に脈打つ心臓の音に耳を傾けながら、ディーヴァの心は癒されていく。
ソロモンは、ディーヴァの髪を優しく梳きながら、申し訳なさそうに謝罪をした。
「すみません…ディーヴァ…。何だかご迷惑をかけたようで…」
すっかり酔いが覚めたソロモンは、少し恥ずかしそうに微笑む。
「お前は、お酒を飲むと凄いのね…。いつも冷静なのに…。はじめて知ったわ」
やや掠れた声でディーヴァは呆れたように言う。
「失望しましたか…」
ディーヴァは答えず、ソロモンの胸に頬をぴたりと押し当てる。
「酔った勢いとはいえ…。その…僕は…お気に召しませんでしたか…」
ソロモンが質問を変えて尋ねると、ディーヴァはソロモンの胸の突起に噛み付いた。
「うっ…何をするんですか…」
「酔った勢いって何よ…さっき言ったことはすべて嘘なのね…」
ディーヴァは、いらだった様子で、ソロモンの白い肌に爪を立てて引っ掻く。
「ディーヴァ…誤解です…あれは僕の本心です」
困ったような表情で、ディーヴァの手を取り優しく握る。
「今のお前…何だか余裕があって…嫌い。私だけお前に夢中みたいで、くやしい…」
ディーヴァの瞳は少し潤んでいた。
普段からは想像できない可愛らしい表情に、ソロモンは魅了される。
「何よ…その顔…」
ディーヴァは身を起こすと覆いかぶさるようにソロモンの唇を塞ぐ。
「んっ…」
二人の中に再び官能の火が灯り、お互いの唇を貪り合う。
「ソロモン…。今度は…私が…お前を夢中にさせるわ…」
ようやく唇が離れるとディーヴァは色っぽく微笑む。
ソロモンの上に跨り、膨れ上がった熱を手に取ると、自らの中に捻り入れた。
「あんっ…んんっ」
「くっ…ディーヴァ」
そのまま腰を少し上げると、座り込み、自らの体重で最奥まで埋める。
「あっ…ぁっ…あっ…ぁっ…あっ」
ディーヴァは欲情にまみれた声を上げ、かぶりを振りながら、円を描くように腰を揺らし続けた。
半開きの赤い唇の端からは、唾液がとろとろと零れ落ちていく。
ソロモンは強烈な射精感に眉根を寄せて耐える。
「んっ…ディーヴァ…凄く…素敵です…僕は…貴女を…っ」
息も絶え絶えに言いながら、ディーヴァの腰を支え持ち、下から腰を突き上げ動きを助ける。
「あんっ…ソロモンっ…気持ち…いい…?」
「んっ…ディーヴァ……っ」
切ないまでの官能にお互いの身体が溶け合っていくような感覚を味わいながら、求め合う。
二人の長い夜は、まだはじまったばかりだった…。
(おわり)
超GJ!!!!ディーヴァかわいいよディーヴァ
カール……(´・ω・)カワイソス…
GJ!!
カール(´・ω・`)
GJ!ソロモンもディーヴァもイイ!!
カールワロスw
それにつけてもおやつは
ボーイミーツカール
カイ小夜イイヨイイヨーソロデヴァもイイヨイイヨイイヨー
ソロたん最高!!!
歌姫最高!!!
今度は是非、攻められるドMソロモンお願いしまふ。
やだ
だれかカールを労わってあげてください><
つ|~
カールのご冥福を御祈り致します。
漫画版のカールは少年なんでつね
シャールだって(*´д`*)ハァハァ
>>617 今頃かwww
カールタソは生きてます><
アンパンマンみたいにお空を飛ぶんです
>>618 叫びたいときにスレは無し、だったんですよ
>>620 ここではまだだけど、他の血+スレでは既出
カールと姉妹です。
「小夜姉さま…カールは私のものよ…ふふふふっ」
「何言ってんの…カールは私とダンスがしたいって言ってるの。夜のダンスよっ」
「……そうかしら、ねぇ、カール」
「ディーヴァ…。愛しいディーヴァ」
「うふふふ…カールは私に夢中よ…小夜姉さま…」
「ひどい…カール…。私のことは遊びだったの…?」
「小夜…君は私の唯一の花嫁…。めちゃくちゃにしたいほど愛してる…」
「カール…うれしいっ」
「…小夜…ディーヴァが見ている。そんなに抱きつかないでおくれ」
「あっ。カールのココ、熱くなってる…」
「何してるのよっ、小夜姉さまカールにくっつかないでっ、どきなさいっ。…カールぅー」
「おお、ディーヴァ…んんっ」
「ずるいっ…私もカールにキスしたい…ディーヴァ邪魔しないでっ」
「何するの…小夜姉さまっ」
「二人とも喧嘩はやめておくれ…」
「やだやだ…カールは私のシュバリエよ…っ」
「だったら、私の花婿じゃないっ」
「フフフフ…素晴らしい…これぞ最高の舞台!! ディーヴァ、小夜、レッツダァーーンス!!!」
(おわり)
朝
ハッ、夢だったか・・・
ソロモン:ニヤニヤ
嗚呼カール…
ワロタ
カールはかわいいなぁ…
カールきんもーっ☆☆☆☆☆
キモさファイブスタークラス。さすが理事長。
www多杉ww
630 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 00:03:24 ID:PDQG4czW
>>628 バロスwwwwwwwwwwwwwwww
さげ
632 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 00:36:00 ID:O0TvJyBb
ディーヴァはどんな激しいプレイをしたんだ(;´Д`)ハァハァ
リクがディーバに…
ディーヴァ、カイをシュヴァリエにしようとしてたね
てことはカイ小夜派?
公式でレイープktkr
てかカール何する気だったんだww
あぁナニか・・・
637 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 19:33:28 ID:WB+0Khol
今度のエロパロは、リク×ディーヴァに期待が高まるでFA?
声の時点で薄々感じてはいたがやっぱりか…リク…
いやディーヴァ×リクでFA
あの時間帯で公開逆レイープ
ヤルナ
リク裸だった?
初めてアニメみた
エロイ話のアニメと理解してOK?
645 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 22:39:22 ID:2USf7cEX
ディーバ×リク誰かおながいします(*´Д`)
>>645 カイ小夜のネ申が、本編次第でとおっしゃってたので
漏れは既に全裸待機してるぜ
blood+
夕方の時間帯で14歳ショタキャラレイプ殺人とは…
婦女子向けハーレムアニメと侮っていたな
リク追悼……。
リク×ディーヴァです。
柔らかな薔薇の香りがリクを現実の世界へと引き戻した。
ベッドに横たわったまま、長い睫を震わせ瞼を持ち上げると、すぐ目の前に人の顔を見つける。
「小夜…姉ちゃん…?」
しかし、すぐにその間違いに気づく。
小夜にはない豊かな黒髪が肩を伝い背中へと流れていた。
「…ディーヴァ」
リクの声は少し震えていた。
「…やっと目を開けたわね。このまま眠ったままかと思ったわ。…ねぇ、遊びましょう…」
ディーヴァはリクの腕を掴み、ねだるように引く。
リクは混乱していた。心臓が激しく鼓動するのを、深呼吸して落ち着かせる。
大丈夫…。きっと大丈夫だから…。
心の中で呟きながら、リクはベッドからゆっくりと起き上がった。
いつの間にかディーヴァはソファへと移動していて、ゆったりとした姿勢で青い薔薇の匂いを嗅いでいる。
「ボク……」
赤い盾の船内で、ディーヴァに追い詰められて…それから…。
リクの記憶は曖昧だったが、状況からディーヴァに連れ去られてきたことはわかる。
「…あの…ボク…殺されるの?」
ベッドから降り、リクはおそるおそるディーヴァに近づき尋ねる。
「ふふふふっ…お前は私のおもちゃになるのよ…殺したりはしない」
ディーヴァはリクのほうを見て、少し目を細めた。
船内で対峙したディーヴァは、近づくもの全てを傷つけてしまうような殺意を漂わせていていたが、
今は不思議とその気配は感じられず、リクは少し安心する。
「あのー…。ボク、どうすれば…」
「そうねぇ…何して遊ぶー?」
「遊ぶ?…ええと…じゃあ…プレステとかありますか…テレビゲーム」リクはポリポリと頭を掻く。
「何それー、おもしろいのー?」
ディーヴァが瞳を輝かせると、リクは自分が気に入っているゲームについての説明をはじめた。
「ふふふふっ…お前の話…おもしろい…」
懸命に話すリクを見ながら、ディーヴァはクスクスと笑う。
そのまま二人でソファに腰掛け、取りとめのない話を続ける。
リクの話を楽しそうに聞いているディーヴァは、皆が口を揃えていうような恐ろしい敵には見えなかった。
小夜と会話するように言葉がどんどん溢れてくる。
「おかしな子……」
いつの間にか警戒心を解いたリクを、ディーヴァは不思議そうな顔で見つめた。
「ねぇ…ボクはお前じゃなくって…リクだよ」
「リク……」
「そうっ…。今度からお前じゃなくって、リクって呼んでね」
「わかった…リク」
思いのほか素直なディーヴァにリクは満足そうに微笑む。
「そーだ…。小夜姉ちゃんとディーヴァは姉妹だから、ディーヴァはボクの姉ちゃんになるんだね…」
ふと思いついたように言う。
「なにそれ…」
「ボクたち家族ってこと…」
にっこりと微笑みながらディーヴァを見る。
「だからボクたち仲良くしないとね……そうそう…あのねぇ…この前、カイ兄ちゃんってばねぇ…」
リクは、自分の家族の話をディーヴァにしていく。
ディーヴァは、リクのよく動く口を見ながら、黙って耳を傾ける。
リクといると、心の中が何故だか温かくなってきて、ディーヴァの中に燻っていた苛立ちは薄らいでいった。
この子とずっと一緒にいたい…。そんな気持ちが溢れてくる。
人に執着するのは、ディーヴァにとってはじめての経験だった。
「私…リクのこと…好き」
「えっ……」
突然の告白にリクは顔を赤らめ恥ずかしそうにディーヴァを見る。
「ねぇ……ずっと私の傍にいてくれる?」
「でも…ボク…戻らないと…。カイ兄ちゃん心配していると思うし…」
「どうして…。私のこと…嫌いなのね」
「違うよっ…」
真剣な顔で慌てて否定すると、ディーヴァは少しほっとした表情になる。
その表情は、とても人間味を帯びていて、リクはどうして小夜とディーヴァが戦っているのかわからなくなってきた。
「ねぇ、ディーヴァ。小夜姉ちゃんとどうして戦っているの? 二人だけの姉妹なのに…」
ディーヴァは何も答えない。リクは構わず話を続ける。
「ボクとカイ兄ちゃんもね、よく喧嘩するけど、でもカイ兄ちゃんボクがピンチのときいつも助けてくれるよ…
ちょっと鬱陶しいと思うこともあるけど…。家族ってそういうもんじゃないのかなぁ…」
「私たちは…人とは違う…」
「どうして…。確かにお互いの血が毒になるなんて怖いことだけど…。そうなってるのは理由があると思うんだ」
「理由…?」
「仲良くしていれば、血を恐れることなんてないし…。ボクよくわかんないけど…」
「そう…ね…。でも…小夜姉さまは私が嫌いみたい…」
ディーヴァは黙ったまま、考え事をするように遠くを眺めた。
リクにはディーヴァが静かに泣いているように見えた。
「泣かないで…」
思わず言葉にだしてしまうと、ディーヴァは驚いたように目を見開きリクを見る。
「どうして……私、泣いてないわよ」
「でも……ボクには見えるんだ。哀しいんだね、ディーヴァ」
「そんな…こと…ない」
少し潤んだ瞳で否定するが、その声は明らかに震えていた。
リクは思わずディーヴァを胸に引き寄せ、包み込むように抱きしめる。
「こうやるとね…どんなに哀しいことも、忘れることができるんだ…」
ディーヴァはリクの胸に顔を埋めると、嗚咽を漏らしはじめた。
「うん。泣きたいときは、泣いたほうがいいと思うよ…。そのほうがすっきりするし」
優しくディーヴァの背を擦るようにする。
「ボクもね…昔は泣き虫で…よくお父さんにこうやって慰めてもらったんだー」
えへへっと照れたように笑うリクを、ディーヴァは濡れた瞳で見上げる。
「リク…キスしない?」
「へっ!?」
突然の提案にリクは動揺する。
「私のこと…嫌いじゃないんでしょう…。私…リクとキスしたい…」
「えと…ボク…そういうの…はじめてで…うまくできるか…んんっ」
リクの言葉が終わらないうちに、ディーヴァはリクの唇を奪った。
ディーヴァは、リクの唇を優しく食むようにキスをする。
初めて交わすキスにリクは戸惑いながらも、ディーヴァのぬくもりに次第に翻弄されていく。
「ん…ぁ…ディーヴァ…ボク…なんだか…とても…あつい」
息継ぎの合間に、火照った顔をディーヴァに向け訴える。
「リク…」
「身体が…むずむずとして…変な…かんじだ」
「リク…ここ…?」
ディーヴァの白い手がリクの股間に伸びる。
「あっ…やぁっ」
「リク…気持ち…いいの?」
耳元で囁きながら、ズボンの上からゆっくりと揉み上げると、リクはたまらず上擦った声をあげた。
「あっ…ボク…もう…ああっ…ふっ…」
ディーヴァはリクのズボンと下着を引き下ろして、おもむろに熱を口に含んだ。
「んぅ…そんなとこ…きたないよ…やめて…あうっ」
舌を巧みに使いながらしごくと、リクの熱はぐんぐんと育っていく。
「んあっ…ボクもう…っ」、
身体を痙攣させリクはあえなく達する。
ディーヴァの口から零れ落ちた熱は、ビクンビクンと動いて、周囲に白い液体を撒き散らし、
ディーヴァの顔や真新しいドレスを汚した。
「ご…ごめんなさい…」
泣きそうな顔でリクは謝るが、ディーヴァは微笑み、頬に付いた白濁液を指にとり美味しそうにしゃぶる。
「ねぇリク…私も…気持よくなりたいの…」
「あ……。ボクだけ気持ちよくなって…ごめんなさい…」
「リク…おいで」
ディーヴァはソファから立ち上がり、ドレスを脱ぎ捨てると、ベッドに寝転がる。
「うぁ…」
仰向けになっているにもかかわらず、ディーヴァの胸はふっくらと盛り上がっていて、リクは思わず感嘆の声を漏らす。
傍に寄ってみるものの、どうしていいかわからずに、もじもじしていると、ディーヴァはリクの手を引き胸に抱き寄せた。
「うぁっぷっ」
重なるように倒れこむ。必然的にディーヴァの胸の谷間に顔を埋めるかたちとなる。
そこは、たとえようのない柔らかさで、ふんわりと優しい薔薇の匂いがリクの鼻腔をくすぐった。
リクは、このままずっとこうしていたいという気持ちに囚われる。
「リク…舐めて…」
ぼーっとしていると、ディーヴァが待ちきれないといった風に催促した。
おそるおそる舌をだして、ディーヴァの胸を這わせると、ディーヴァが吐息を漏らす。
リクは、ディーヴァが感じる部分を必死に探していく。
「ん……リク…」
ディーヴァの豊満な乳房を持て余し、リクは両手を使って挟み込むように揉み上げる。
「あっ…んんっ」
胸の突起に舌を押しあてると、ディーヴァが色っぽく喘いだ。
「ディーヴァ…ここ気持ちいいの?」
リクは夢中になって、そこにしゃぶりつく。
「んぁっ…リク…もう我慢できない…来て…」
ディーヴァは、リクを間に挟むように両脚を左右に大きく開いた。
「あの…ここに入れるの?」
リクは少しおびえた表情で、ディーヴァの秘部をじっと見つめる。
そこからは、粘り気のある透明の液体が次から次へと溢れ出していた。
「大丈夫…根元を持って…そう…ここに…そう…もっと…前のめりになって…」
ディーヴァの指示に従い、リクは熱をディーヴァの中に埋めていく。
「んぁっ…リクっ」
「あ…ディーヴァの中…とってもあったかいよ…」
内部は蕩けそうに熱く、リクを締めつけてくる。
「ボクなんだか…たまらない…動いても…いい…?」
「リク……来て」
潤んだ瞳でディーヴァが求めると、リクは、細い腰を必死に動かして、熱の抜き差しを開始した。
「あっ…ぁっ…あぁっ…んぁっ…リクっ…いいっ…あぁっ」
「…あっ…なにぃ…これっ…んぁ…っ」
「いいっ…あと…もう少し…リクっ…頑張って…んぁっ」
あまりの快感に意識が遠のきそうになるのを我慢して、ディーヴァを抱きしめ腰を打ちつけ続ける。
「んぁっ…リクぅぅぅっ」
ディーヴァが内部を収縮させ、絶頂に昇り詰めると、リクはその刺激でディーヴァの内奥に精を解き放った。
「はぁっ…はぁっ…リク…よく頑張ったわね…」
荒い呼吸を繰り返しながら、上気した顔でリクを見る。
「ん…はぁっ…ディーヴァ…気持ちよかった?」
ディーヴァがコクリと頷くと、リクは満面の笑みを顔に浮かべる。
「よかったー」
しっとりと汗にまみれたお互いの肌が気持ちいい。
「ふふふ…じゃあリク…ご褒美…」
ディーヴァは、リクのすべらかな頬に手をあてて、唇を覆うようにねっとりとキスをする。
すると、リクが突然素っ頓狂な声をあげた。
「あっ…」
「どうしたの…リク…?」
訝しげに尋ねると、リクは言いにくそうにディーヴァをちらちら見た。
「あの…その…ボク…」
「リク…なに?…はっきり言いなさい」
リクは耳まで真っ赤になって、覚悟を決めて言う。
「ボクの…ここ…また……おっきくなっちゃった…っ」
ディーヴァはリクの熱を見て目を丸くするが、すぐに嬉しそうに微笑む。
「いいのよ…リク…来て…」
「ディーヴァ…っ、だいすきっ…」
「あんっ…」
はじめての行為だったにもかかわらず、リクは夢中になってディーヴァを何度も愛し続けた。
(おわり)
陵辱SSだったら俺はこのスレを荒らしていたかもしれん
GJ……(涙
GJ
こういう展開になると思ってたんだけどなあ。・゚・(ノД`)・゚・。
こんな展開もアリだね、GJ!
>>653 ちょwwまてww
ひとつだけ言うと「なめらか」ね
GJ……゚・(ノД`;)・゚・
GJ!
660 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 08:34:03 ID:If/55iaM
泣けるぜ・・・
GJ・゚・(ノД`)・゚・
GJ
…でも、実際には数分ヘタすりゃ秒殺の交わりだったんだよね
自爆まであと10分のアナウンス始まって
サヤがリクを見届けて下層から甲板に上がれる間の出来事なんだから
GJ…
あれ…目から汗が…やべぇ…止まらない(ノД`)゚・゚
次週の話は一年後か。
カイがどうなってることやら。
強すぎず弱すぎずならいいんだけどなぁ…銃両手に翼手撃ちまくりなんて事になったらきっと泣く。
というかエロパロ的にはどうなんだ?
どこぞの漫画の主人公ばりにアフォみたいに強くなったほうが話作りやすかったりするのかな。
リクの死体の欠片(?)がどうのこうので人外臭くなっちゃいました。とか?
そして
>>652GJ リク君のご冥福を…ディーバのところで復活とかしてたら目も当てられないけど…
GJ…!・゚・(ノД`)・゚・
昨日、傷ついた心が癒されました。
本当にGJ・゚・(ノД`)・゚・
俺の中ではディーヴァ=カマキリだよ。
ディーヴァとリクの子ってどんなだろうね?
やっぱり、サヤとディーヴァみたいに双子?の女の子?
もしリクに生き写しだったらそれはそれで……
ところでディーヴァとサヤのシュバリエ、サヤと
ディーヴァのシュバリエじゃないと子供出来ないのかな?
>>662 そうか、ディーヴァがリクきゅんを殺したのは
あまりに早すぎたんで怒ったんだな・・・
一年後・・ということは、ディーヴァの出産はおわっとるな。
現時点でサヤがディーヴァに勝てるとは思えんし。
---以下妄想につき---
サヤが攫われて子供作らされてるとかあったらエロス
ディーヴァがカイをシュヴァリエにしようとしたのは、
サヤとカイで子供が出来る前振りか!?
↑
ディーヴァのシュヴァリエ全員総出でサヤに・・・?萌え
カールがやる気満々なのはそうゆうことだったのか
>>668 妊娠期間が10ヶ月とはかぎらんだろう
1ヶ月かもしれないし10年かもしれないし
サヤ達の母親が化け物のミイラだったのは何故かもよく分からんし。
そもそも、サヤとディーヴァは化け物というか翼手の姿になれるんだろうか?
サヤ達が人間♂と翼手♀の子供って可能性もあるのかな?
ディーヴァ妊娠はガチとしても出産はどうかなぁ・・・・・・・・・・・妊婦状態で
再びサヤと開戦→サヤ敗北寸前で突如ディーヴァが母親と同じく妊娠状態のままミイラ化(自滅)
なんて線はないか?
例のリク凌辱殺害シーンの補完SSは、このスレでは御法度なの?
>>674 俺は見たいけど見たくない人もいるだろう。
メル欄にNGワード用単語仕込んで事前注意すればいいと思うけど。
>674
鬼畜凌辱スレに帰ったら?
まあまあ、餅つこうぜみんな。ぺったん。
ちょw小夜たんのおぱーいがぺったんなんて一言もwww
コミックの方の小夜乳デカいよね(´・ω・`)
巨乳は男のロマンだもの(´・ω・`)
リクきゅんが殺されたのは、最中に思わず「お姉ちゃんのおっぱい小さいね」と口走ってしまったため。
正直言うが>674を求めている俺ガイル。
俺だけのために投下してくれ
陵辱物とか好みの激しく分かれる内容のときは事前に注意書きと
名前欄にタイトルとか「陵辱注意報」とか入れると吉。
そうすれば、駄目な人はNGワード設定して読まないように出来る。
684 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 02:18:20 ID:520hoViU
まぁ俺も見てみたいな
俺も読みたい
俺も抜きたい
>>678>>679 そいや、カイが小夜の乳持ち上げてたな。
けっこう重量感のある乳で大変よろしい。
カイは何とも思わんのか?
>>687 カイ「そりゃあれだけ食ってたらなあ(たゆんたゆ〜ん)」
リク「カイにーちゃん、セクハラ…」
ハジ「(私も触りたい…ムラムラ)」
>688
こらこらハジww
ハジw
>>669 カール「ふはははっ!すばらしい、すばらしい肉穴だよサヤ。中にいっぱい出してあげるから僕の子を孕んでおくれ。」
アンシェル「カール、お尻に出してもサヤは孕まないよ。」
カール「そんな!?ソロモンがディーヴァとサヤはお尻の穴で性交し、お尻の穴で産卵すると言っていたのに!!」
アンシェル「そんな嘘に騙されて三日三晩もその穴に出し続けていたのか?」
カール「おのれソロモン!!こっちの肉穴に入れればいいんだな兄者。サヤタソハァハァ……ドピュッ」
アンシェル「……早いな。一度出せば確実に孕む。サヤはお前の子を身篭ったはずだ。」
カール「おおおおっしゃぁぁぁ!」
ソロモン「ただいま。うれしそうだねカール。アンシェル兄さんもここにいらっしゃいましたか。」
アンシェル「ソロモン、なんだその荷物は?」
ソロモン「僕とサヤの子のためのベビー用品さ。」
カール「へっ???」
アンシェル「いつ仕込んだのだ?」
ソロモン「一昨日の夜ですよ。」
アンシェル「残念だったなカール。」
カール「ガ━━(゚Д゚;)━━━ン!!!!!」
アンシェル&ソロモン「あっカールが石化した。」
カールバロスwwwww
それ系もっとミタスw
それを見て悶え苦しむハジもっとミタスw
カールってどうt
カールかわいいよカール…
テラバカスwwww
カールタソの壁紙でも作るかw
みんななんか画像でも持ってないか?
リク
拉致られてカールにやられるのに比べたらマシだよね…
と、ちょっと思えた。
でも、ソロモンに丁重にあつかわれるリクもみたかったよ
>>698 拉致ばなしはカールタソじゃなくてシャールです><
(´・ω・`)
ジュリア×デヴィッドです。
薄っすらと消毒液の匂いが漂う医務室。
ジュリア豊かなバストを持ち上げるように腕組みをして、デヴィッドを見下ろしていた。
「もう、大丈夫。だいぶ傷は塞がってきたわ…」
ベッドの上には、半裸のデヴィッドが横たわっていた。
逞しい胸には真っ白な包帯が巻きつけられている。
「随分と体力を消耗しているみたいだから、薬を打っておいたわ……」
ジュリアはデヴィッドに近づき、額に手を当てる。
「いつもより…少し…熱いかしら」
前のめりになると、ジュリアの豊満な乳房が更に大きく見える。
目の前で揺れている乳房にもデヴィッドは眉一つ動かさない。
「……ねえ、デヴィッド、聞きたいことがあるんだけど」
「何だ……」
「……どうして、私を無視するの」
ジュリアはデヴィッドの胸に刻まれた古傷を指でなぞる。
「無視などしてない…今だって話している」
「そういうことじゃなくって……私のこと……何とも思っていないの?」
「君のこと? 君は優秀な赤い盾のメンバーだ」
「……いじわる」
拗ねたように言うジュリアに、デヴィッドは少し困ったような顔をする。
「もう……許してあげない」
「ジュリア…?」
いぶかしげなデヴィッドの視線をよそに、ジュリアは包帯を取り出すと、
慣れた手つきでデヴィッドの両手をベッドの左右に括り付けて行く。
デヴィッドは起き上がろうとするが、身体がうまく動かない。
「一時的に身体の動きを抑制する薬を打ったの…。大丈夫よ…私が配合したから…副作用はないわ」
「何故こんなことをする……」
「大丈夫…。声も出せるし、身体の感覚も残っているでしょう…」
ジュリアはデヴィッドの鍛えられた堅い腹を撫でる。
「何をっ……」
「その顔…凄く新鮮……」
うっとりとした表情でデヴィッドを見つめながら、ハイヒールと白衣を脱ぎ捨て、デヴィッドの上に跨る。
髪留めを外し、首をゆっくりと振ると、美しい金髪が揺らめきぱらぱらと白い肩に落ちた。
「うふふふっ…」
胸の形がはっきりとわかるぴったりとしたノースリーブと深い切れ込みの入ったスカート姿で妖艶に微笑む。
スカートは少しずり上がり、白くむっちりとした太腿が露になっている。
「デヴィッド……」
ジュリアは身体を倒し、デヴィッドに圧し掛かると、豊満なバストがデヴィッドの胸に密着し形を変える。
布越しではあったが、ジュリアの胸の突起がデヴィッドを刺激する。
ジュリアはデヴィッドの髪を掴むと、口を少し開けて唇を合わせた。
「うっ、ジュリ…ア」
何度も角度を変えながら、貪るように唇を味わう。
ジュリアの巧みな舌使いにデヴィッドは思わず吐息を漏らす。
「ふふふっ…」
ジュリアは満足そうに微笑むと、身体を押し付けながらデヴィッドの口内を侵し続けた。
「んはっ…」
濃厚なキスをじっくり味わうと、ジュリアはデヴィッドの唇を解放した。
名残惜しむかのように透明の糸を引きながら、二人の唇は離れる。
ジュリアの口紅でデヴィッドの口の周りは赤く染まっていた。
「んふぅ…」
ジュリアは身体を密着させたまま、ずり下がり、熱い吐息を吹きかけながら、
デヴィッドの顎、喉骨、鎖骨の順に夢中で愛撫をしていく。
硝煙と汗の混じり合った匂いがジュリアの興奮を高めた。
「ううっ…」
ジュリアの唇が胸に到達すると、デヴィッドは低く呻く。
「ここ……気持ちいい?」
舌先で乳首を激しく転がす。
ジュリアは行為を続けたまま、するすると手を下方に伸ばすと、ベルトを外してズボンに手をかけた。
「何をっ」
デヴィッドは、目を見開きジュリアを見る。
「うふふふ……。私に任せてデヴィッド」
ズボンと下着を一気に引き下ろす。
「まぁ……」
ジュリアは感嘆の声をあげる。デヴィッドの怒張は既に臨戦態勢をとっていた。
「うれしいわ…デヴィッド…こんなに感じてくれていたのね…」
巨大なデヴィッドの怒張を両手で持つと、チロチロと赤い舌を這わせはじめる。
「や…めろっ」
ジュリアはデヴィッドのほうを見ながら、熱を口に咥えると、舌技を駆使しながら抜き差しを始めた。
「うくっ……」
デヴィッドは顔を顰め、唇を噛み締める。
「んんっ…」
怒張はジュリアの口の中で、見る間に膨れ上がり、喉奥を突くようになった。
ジュリアは、頬をすぼめて一気に抜き取る。
デヴィッドはたまらずジュリアの口内に白濁液を吐き出した。
「うぐっ…」
量と濃厚さにジュリアはむせながらも、ゴクリと喉を鳴らして全てを飲み干す。
「凄いわ…デヴィッド…。随分たまっていたのね…。言ってくれれば私が処理したのに…」
ジュリアは口角を伝う白濁液をおいしそうに舌で舐め取る。
「ねぇ…今度は別のところにお願いできるかしら」
少し萎んだデヴィッドを両手で優しく揉みあげる。怒張はビクンと動き再び堅く張り詰めてきた。
「素敵よ……デヴィッド」
ジュリアはベッドの上に仁王立ちになり、豊満な肢体を見せつけるように服を脱ぎ捨てると、
肉感的な肢体を色っぽく揺らしながら、しゃがみ込む。
つぷぅぅ…。
自らの手で花弁を押し割り、濡れそぼった秘部に、少し広がった切っ先を挿し込んでいく。
「ううっ……」
ねっとりと絡んでくる内壁にデヴィッドはたまらず呻いた。
「はぁっ……。デヴィッド、ごめんなさいね……」
全部埋まったところで、ジュリアが謝罪する。
「私の病気は…。あなたのお注射じゃないと……治らないの……」
ジュリアはデヴィッドの腹に手を付き、まるで乗馬をするかのように太腿でデヴィッドを挟み込むと、
腰を上下にバウンドしていく。
「あふっ、んっ、デヴィッド、いいわっ」
「んはっ…ジュリアっ…」
二人の口からは、同じリズムで荒い呼吸が漏れた。
そのとき突然、医務室のドアが開いた。
「おい、ジュリア…いるか」
能天気な声を出して、ルイスが巨漢を揺らしながら入ってくる。
すぐにジュリアとデヴィッドの痴態を見つける。
「あ、す…まん、取り込み中だったか…」
ルイスは驚きのあまりその場で棒立ちになる。
「なあにっ…、ルイスっ、今っ、ちょっとっ、手を離せないの…」
ジュリアは上気した顔でルイスの方に目をやるが、行為を止めることなく腰を激しく動かし続けた。
「……俺は、目を離せない」
サングラスがずり落ちる。
ルイスの目は、ジュリアのしなやかに動く肉感的な肢体に釘付けになっていた。
「急ぎじゃ…なかったら、悪いけどっ、んふぅ、あとでっ、いい……かしらっ」
息も切れ切れに、ジュリアは言う。額からは汗が吹き出し頬を伝う。
「あっ、ああ、じゃ、後で……」
ルイスは我に返って慌てて部屋から出る。
「あ、あいつら……。何で、鍵しめとかないんだよーー。やべっ…」
そのまま、前のめりになってトイレの方へ走っていった……。
ルイスの割り込みを物ともせず、ジュリアの行為は激しさを増し、
腰を浮かせぎりぎりまで引き抜くと、自重で一気に奥深くまで埋めていく。
重量感のある乳房は、律動に合わせてゆさゆさとデヴィッドの目前で揺れる。
「あんっ、たりないっ」
ジュリアは、前のめりになり、デヴィッドの手の拘束を解く。
「お願い……デヴィッド」
ジュリアが哀願すると、デヴィッドはジュリアの腰を掴み、動きを助ける。
「あっ、あっ、すごいっ、デヴィッド……!!」
「うぅっ、ジュリアっ、はぁっ」
お互いの名を呼び、快楽を追い求めながら昇りつめていく。
「デヴィっ…ぁああああっ…!!!」
「んくっ…!!」
内部をビクビクと痙攣させて、ジュリア絶頂に達すると、デヴィッドは腰を突き上げ精を放った。
ずずずぅぅ…。
ジュリアは腰を浮かせ怒張を抜き取ると、ぐったりとデヴィッドの胸に倒れこんだ。
はあっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ……。
しばらく、抱き合ったまま余韻を楽しむ。
お互いの汗で湿った肌と体温が心地いい。
ジュリアはデヴィッドの堅い胸の上に寝そべると、方杖をついた。
「デヴィッド…。あなた…変わったわ。少し前までは、鉄の塊のロボットだったのに…」
「……今は、何だ?」
「今はアンドロイドかサイボーグって感じ」
「……だんだん弱くなっている」
「ここは、まだ鉄の塊のようだけど…」
ジュリアは、デヴィッドの股間に手を伸ばす。
「うっ…」
デヴィッドが呻く。
「ふふふっ。とてもいい反応」
「からかうのは、よせ」
「どうして? 人間らしくていいじゃない…」
デヴィッドは不機嫌そうに顔を顰める。
「あなたのその顔、好きだわ……凄く色っぽい」
デヴィッドの眉間の皺を細い指先で撫でながらジュリアは囁く。
「ねぇ、デヴィッド…さっきはとっても良かったわ。今度はあなたが抱いてくれない?」
「くだらん……」
言葉は素っ気無いが、ジュリアにはデヴィッドが少し微笑んだように見えた。
「強情っぱり……」
ジュリアは、デヴィッドの股間を片手で強く握る。
「うっ……」
「うふふふふっ」
ジュリアは涼やかな目を細めて妖艶に笑う。
「……責任をとってもらうぞ」
低い声で囁くと、デヴィッドは身体を反転させ、ジュリアの上に圧し掛かった。
「デヴィッド…んふっ」
何か言おうとするジュリアに顔を近づけ唇を塞ぐ。
「あぁんっ」
二人は時間を忘れて、何度も愛し合った。
(おわり)
>>691 乙。で長官が見つけて
「デビット・・・」
ってお決まりの台詞を石田声で吐くのですね
長官って良く考えたら相手いねぇ
>701
ここの職人はみんな上手いな。
グッジョブ!
>701
GJ!!
待ってました。
ありがとうございました。
>709
エース版じゃまいか?
>>709 桂版の2巻コミクス98ページだったと。
713 :
688:2006/05/26(金) 19:30:16 ID:aDN+tQfB
小夜「ちょっと、カイ!デリカシぃいっ、あんっ!どこ触ってんのよ!」
カイ「わりー、ってジョークだって!おい刀抜くな!きやあああ」
リク「小夜ねーちゃん、たゆんたゆんだね…。」
ハジ「(ダメだだめだだめだ…精神統一して演奏でも…
ああ、たゆんたゆん…小夜のたゆんたゆん揉み込みたい)」
からんっ
ハジ「(ハッ!弓落っことした!…精神統一せねば!!
しっかりしろしっかりするんだ私!せえのっ)」
どどーんっ ぎぃーっ ぴぎゃーっ
カイ「今日はあいつの演奏、いつにも増してうっせー!」
リク「猛獣の鳴き声みたいな音だね…どうしたんだろ」
714 :
688:2006/05/26(金) 19:36:44 ID:aDN+tQfB
ごめんなさいごめんなさいごめんなさい
デヴィジュリ、超GJ。いいもの読ませてもらってありがd
717 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 14:55:50 ID:iJUpeqsX
>>713 リクとハジがwwww
サヤが暴走してハジを襲うってシチュも見てみたいな・・・・
飴と先生にに押し倒される女医さんはまだですか?
ジョエルは脊髄やったんだったらもう正上位セクースはできんな
ジョエルの上に女が乗っかって腰振るのか
すげー燃えるシチュだな(*´Д`)ハァハァハァハァ
相手は誰がいいかね?
次週は美人鞘タソのご奉仕で罪滅ぼし編か?
722 :
719:2006/05/28(日) 21:03:31 ID:JLOiG183
>>720 よしっ!承った!!
ジョエルの相手は新生スーパーサヤの騎乗位で一本行こうじゃないか。
だがしかし、スーパーサヤがどんなのか解らないので来週の放送後まで待って欲しい。
と、宣言したはいいものの上手く書けなかったらごめんなさい…。
by鳥
ここは良いインターネッツですね
>>722 おおお!鳥殿じゃん!全裸でお待ちしてます(今が夏でよかったよ)
俺は密かにジョエルはドSじゃないかと疑ってるんだがお前らの認識はどうなの?
>>726 考えたこともなかったが、いいですねそれ
今はまだ春じゃまいかと言ってみる
デヴィ女医良かったよー
廃人バージョンも見てみたす
729 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 13:07:08 ID:9R5I6YBP
暴走小夜とハジか・・ワイルドだな
ベトナムの再現か?血飲みながら陵辱しそうだ
吸血イイネ( ゜∀゜)
>>722、ハァハァテカテカしながら待ってますノシ
小夜ハジの吸血陵辱も、怖いけど読みたいな。
カール含めて3人でフォークダンス(?)とかどうよ?
レッチェダンスですね?
おれは絵描きだが、いまディーバ×ハジの
エロいやつ描き始めている。
いつ終るか分からんが、運がよければDLサイトに
載せる予定。
ブラッドサーチはなかなかこってりエロ系がないから
自家発電することにしたよ
よりにもよってディーバ×ハジか・・・。
なんでそんな奇異なカップリングを・・・。
>>733 それ激しく見たい見たい!!ハァハァハァハァ
ここでもディーヴァ×ハジあったけど、すげー燃えた。
できれば途中経過でも拝ませてくださいお願いします
736 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 20:31:04 ID:E4qp0BSd
もしカールがヘタレだったら
カール「小夜もハジもきているんだ、助けて、助けてくれよディーヴァ」
カール「ねぇ起きてくれ、起きてくれよ ディーヴァ」
カール「助けてくれよ、助けてくれよ、助けてくれよ、助けてくれよ、助けてくれよ」
カール「また、いつものように人形を引きちぎってくれよ」
カール「ねぇ」
カール、ディーヴァをゆすり 服がはだける
カールの荒い息遣い
カール「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、っんん!」
白い液体のついた左手を見つめて
「最低だ、僕って」
>>736 (小夜から)逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ
「(よしっ!)小夜ッ、僕とレッツダンシン・・・・・・・ッグフゥ」
多分リクが3人目
初代、現ジョエル、リク
そっくりすぎじゃね?
神が書き終わるまでエヴァコラボ妄想でもしてマターリしないか?
…またいつものように人形をひきちぎってってwww
暴走した小夜にハジが襲われるの書いてみたいけど、なんでそうなったかっていう展開が思いつかないからパス。
がんばってくれ
745 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 15:59:15 ID:9X8ZfObc
デヴィッド父「まさか・・信じられん」
小夜の血圧が400%を越えている!!」
ベトナム兵 「ハジを・・・喰ってる・・・・」
>>745 シンクロ率じゃなくて血圧なのねwハゲワロタ
どんだけ高血圧w
指から血を水鉄砲の如くだしてでぃーヴぁを攻撃できるくらい高血圧
そうか、小夜も血を水圧カッターのようにして飛ばせ…!
そうか、小夜も血を水圧カッターのようにして飛ばせば…!
某スレの「34話予告の背を向け合う(?)カイ小夜が
ヤった後の気まずい人たちみたい」って書き込みが元ネタです。
週遅れ地域だったり「しまった先週見逃s(ry」で
「そんなときにアクセs(ry」の世話になってない方はスルーよろ。
<solstice>
彼の姿を目にすると何故なのか胸が痛むのは、
いつも共に在った稚い少年がいないからだろうと、
ハジは静かにひとりごちる。
夜霧のロンドンで翼手を弑し、力を使い果たし昏倒した小夜。
碌に疲労を癒す術も宛てもないハジは、
郊外の家へ小夜を運ぶことに異を唱えなかった。
心中では、そうすべきではなかったかもしれぬと思ってはいる。
小夜は、きっと怒るだろう。
そっと見遣る。
横臥えられ眠る小夜へ思い詰めたような眼差しを注ぐ少年は、
ハジの記憶にあるより随分大人びて見えた。
あの頃は、この戦いの世界を理解しきれていないとしか思えなかった
――弟共々、故郷の島に置いてきた戻ることの叶わない日々への
甘い期待を捨てきれていない、生意気な少年だった。
それが、ベッドの傍らに立ち尽くすカイには窺うことが出来ない。
目前で父親も弟も失い、今は翼手に非力を以って立ち向かおうとする人間。
『音無小夜』の、唯一生き残った家族。
哀れみの混じる複雑な感情を抑え、ハジはひっそりと部屋を退出した。
やっぱり、生きていた。
ベッドを見下ろして、カイは喜びと安堵と悲痛な思いを持て余していた。
「…ん…」
眠りの浅瀬を漂っているのか、小夜がむずかるような寝息を漏らす。
再会を願ってやまなかった少女の顔から視線を逸らした。
と、
「………っ!」
唐突に目覚めた小夜が、勢いよく身を起こした。
不意をつかれ、ぎょっとして半歩下がったカイに気付かないのか、
息を吸い込んで顔を上げた小夜は、茫洋とした視線を彷徨わせる。
「小夜。」
躊躇いながらもそっと名を呼ぶと、一拍おいて息を飲んだ小夜が身を硬くした。
「…やっぱり、生きてたんだな。」
手を伸ばして薄い肩に触れると、拒むように小夜が身を竦めた。
「さわらないで。」
ぽつりと呟かれた言葉の冷たさに、カイは眦を下げた。
「相変わらずだな。」
ベッドの端に腰を下ろして近付くと、取り合わずに顔を背けた小夜を抱き寄せた。
「っ!は、はなして…触らないでってば…。」
腕の中で小夜はもがくが、疲れのためか力が入らない。
押し返すように胸を叩くと、戒める腕が更に狭まる。
とにかく引き離そうと身を捩った小夜の耳に、ため息のように儚い呟きが聞こえた。
「会いたかった…小夜。」
泣くのを堪えて笑おうとしているような切実な響きの声音が
苦しかったと、寂しかったと言っているように聞こえた。
二度親を失い、リクをも失い天涯孤独となった人。
平穏を失い、故郷から遠く離れた地で戦いに身を投じる人。
己の体に回された腕が、縋りついてくるようだと思え
引き剥がす気構えもなくなってしまった小夜は、そろそろとカイの背へ腕を回した。
抱き返されたことに気付いたのか、肩に額を擦り付けてくる彼の髪が
ふるふると震えて首筋をくすぐる。
この1年あまりの月日をどんな思いで生きてきたのだろうかと馳せた思いが
赤い盾本部の船倉でリクが、ヤンバルの研究所でジョージが
惨たらしく逝った姿へ辿りつき、小夜は知らず戦慄した。
カイだけは何としても死なせるわけにいかない。
やはり許されない、会うべきではなかったと改めて感じる。
今更としても、せめて渦中から少しでも遠ざけなくてはと
一旦屈しかけた心を立て直した小夜が、解いた腕で今度こそ引き剥がそうとしたとき。
「え?」
カイが何か言ったことに気付いて、小夜は反射的に聞き返し、
「愛してる。」
幾らも経たぬ後に、聞き返したことを猛烈に後悔することとなる。
「え…。」
家族としてなら、ジョージにだって何度も貰った言葉ではあるのだが。
深刻さを聞き咎めた聴覚が、脳内にけたたましい警鐘を響かせる。
「今度は、もう離さない。」
「…なに、を…」
何を言っているのだと、あれほどの悲しみを経てまだそんなことを本気で言うのかと
困惑に泣きたい気持ちにすらなった。
それなのにカイの瞳に広がる闇を見てしまうと、突き放す言葉が喉に引っかかる。
全身が小刻みに揺れる。青褪める肌を冷たい汗が流れる。怖い。
でも、逃げられない。
今私が逃げたら、この人はどうなってしまうのだろう。
疲弊した体に僅かに残っていた力を取り落としてしまい、
小夜にはただ、抱き潰されそうになりながらカイを見上げることしかできなかった。
小夜は生きていると、頑ななまでに信じていた。信じる他に術がなかった。
強くなりたいと願う度に己の弱さを見せ付けられるばかりで
それでも行き場もない自分には、信じる他に選ぶ道がなかったのは事実だ。
沖縄へひとり戻ったところで、オモロは最早ない。
いや、オモロという場所が残っていようと、そこに大切な人たちがいなくては
カイにとってそこは我が家たり得ず、戻る意義を欠くのだ。
愛する人を失うというのは、その愛で満たされていた自分を失うことだ。
心に空洞が生じたような感覚に耐えられない。
父は逝き、弟が逝った今、彼の拠り所は最早ただひとつとなっていた。
今夜再会できずにいたとすれば、己の精神はいつまで持ち堪えただろうか。
希望を失って、デヴィッドのように逃避に耽溺していたかもしれない。
唯一信じられる小夜をただひたすら信じ続ける日々の中で、
元より揺らいでいた思いが恋慕へと固められていったことと、
現実に背を向けてしまうこと、どちらが責められるべきなのだろう。
気が付けば、小夜の頤を掴んで唇を重ね合わせていた。
「んっー!…うふ…」
弱く抵抗する腕を押さえつけ、ふっくらとした唇を啄ばみながら角度を変える。
呼吸を妨げられた小夜の唇がちらりと開いたところから舌を滑り込ませ、
柔らかい彼女の舌を絡め取って、尚も深く口付ける。
浅く息を継ぐときに漏れる吐息の甘い響きと水音が入り混じって
熱に侵されたような眩惑をもたらした。
ベッドに押し戻すように組み敷いて、キスを繰り返しながら忙しなく愛撫を施す。
淡い色のタンクトップと下着を押し上げて、張りのある膨らみを手で包み込み
ほぐすように揉みしだきながら、脚の付け根へ膝を宛がう。
着衣の上から膝頭を軽く振動させると、小夜が力なくかぶりを振って
少し伸びた黒髪が白いシーツの上で乱れてさらさらと揺れた。
「愛してる。」
囁きながら、灼き切れそうな理性で他の言葉を探す。
なんという言葉なら、抱えた思いを伝えられるだろう。
――大切な家族、大切な妹…大切な女性。
取り残された悲しみ、再会の幸福感、再び失う恐怖。――
探せば探すほど思いが乱れ、迷い込むような心地がして
結局は同じ言葉を、ただ静かに繰り返した。
息が上がってしまい、目元もすっかり潤んでいるのが自分でもわかる。
それなのに、与えられる愛撫は止まらないどころか激しさを増してくる。
声を押し殺すことに注力しながら、小夜は責め苦のような快楽に揺られていた。
深い谷間へ引き込まれるような感覚に、頭がおかしくなりそうだ。
断続的な呼吸の合間に唇を塞がれて、喉を仰け反らせた。
お願い、許して。息ができない。
叶わないと知っていてもつい哀願の視線を擡げてしまうと
彼女の憂悶に気づいているのか、カイはほろ苦い微笑を返してきた。
その穏やかさを目の当たりにして、絶望的な気分にすらなった。
何故、私を憎まないのだろう。
沖縄での生活を壊した私を憎んでくれれば、幾らかは救われたのに。
それとも、これは罰だろうか。
カイを苦しめるもの何もかもが私に端を発することへの、報いということか。
腿を撫でていた手が、いつの間にか滑らかな恥丘を探り当てていた。
脚をさらに拡げられる。くいっと曲がった足の指がシーツを擦った。
乳房への愛撫に反応し、背が反った隙に下着を剥がれたそこへ
骨っぽい指がやわやわと潜り込んでくる。
「ひっ!あ…ん…」
侵入を阻むように膣が収縮するが、溢れる蜜に助けられた指を止められない。
奥へと差し込まれたその先端が折れて、内壁を軽く叩いた。
それと殆ど同時に乳頭を啄ばまれたうえに、指がもう一本埋め込まれる。
「きゃ!んう…」
その刺激が頭から爪先までを光の速さで駆け巡り、小夜の全身ががくがくと震える。
シーツをきつく掴んだ指の関節が強張って白くなる。
内外から襲ってくる大きい快感に、小夜は悶え苦しんで髪を振り乱した。
内壁が痛いくらい締め付けて、動きを抑制しようとしたが、
あっさりとそれに逆らったカイの指が、逆襲といわんばかりに内部を激しく掻き回す。
「や…んっ!もう…ああっ…!」
気を逸らす先もなく、熱が内側に篭もってひたすら高まってゆく。
指が引き抜かれた、と思うと今度は舌が触れ、音を立てて溢れる蜜を啜られた。
頬と同じ色に染まる芽を割り出すと、唇で吸い上げながら尖った舌先を突き立てられる。
「ああんっ!」
思わず大きな声が漏れ、咄嗟に小夜は右手を口元へ当てた。
と、突然に愛撫が止む。
脱力して呆然と目を見開いた小夜を、カイの不安そうな瞳が見下ろしていた。
伸びてきた手が、小夜の口を覆う手をそっと引き剥がす。
そのままどちらも荒い息をつきながら、少しのあいだ黙って見つめ合った。
静止した空気を破って、カイの腕が小刻みに悶える腰を引き寄せた。
狭間に陰茎を宛がうと、半ば閉じられた小夜の瞼が痙攣する。
「行くぞ。」
張り詰めた先端が分け入っただけで、ぴったりと粘膜が絡んでくる。
辛いだろうと思うが、加減が出来ず、勢いに任せて押し進める。
「ああんっ…やっ…んー、んんっ…!」
「くっ…きつすぎ…ちょっと、力抜けって…」
「んっ、そんな…はあんっ…む、り…」
声を殺して鬩ぎ合う合間にも、臨界点を突破した快楽が陽炎のように揺らめいた。
蜜でぬるんだ内壁が、穿ったものを甘噛みするように包み込む。
あっと言う間に突き当たりまで辿り着いて尚、まだ進もうと強く押しつけられた。
「う…あ…あ…ああんっ…」
抑えられずに振り絞るように喘ぐ声がまた音量を増しているのに気付き、
口を覆おうとした手は、寸前で阻まれた。
困ったように肩を竦めたカイが身を倒して、小夜の目尻の雫を唇で吸い取った。
中を押し広げるように脈打つ男根を感じたと思うと抱き締められる。
次第にカイの方が包み込まれて、どちらが責め苛んでいるのかわからなくなった頃、
入り口の広がりを上回る大きさに達した肉棒が前後に大きく抜き挿しを始めた。
引き攣る脚を抱え上げ、さらに深く繋がろうとするかのように引き寄せる。
「っは…あん…くるし…」
ひくひくと悶えて泣くように喘ぐ小夜の唇を掠めるように塞ぎ、
「ほんと、泣き虫なのも、相変わらず、だな…」
と揶揄するように囁いたカイが、子供を宥めるように小夜の頭を撫でた。
労る気持ちでも、この欲望をそれ以上抑えられない。
カイの腰が大きく引かれ、さらに強い激しさを持って貫いた。
陰唇をめくり上げるような激しい摩擦で、白く泡立った蜜が太腿を濡らし、
背骨が軋むほどの快感が、小夜の視界も真っ白に染める。
引き千切ってしまいそうなほどの力でシーツを掴んでいた拳に、上から手が重ねられ
同時に大きく引かれた腰が深く突き入れられたたところで、小夜の意識は途切れた。
気が付けば、ベッドに仰向けに横たわっていた。
間近に人の気配を感じて顔を横向けると、すぐ隣でカイが静かに眠っている。
着衣は一応直されているが、倦怠感は鮮やかに残っていて、
夢ではなかったのかと時計を見遣って、然して時間が経っていないことを知った。
目が冴えてくると次第に状況を思い出し、危うく絆されるところだったと、己を叱咤した。
手を掴まれていることに気付いて、静かに引き剥がす。
このまま去るべきだと思った。ハジも近くにいるのだろう、と身を起こす。
ベッドから片脚を下ろし、もう片脚を下ろそうとしたとき
「どこ、行くんだよ。」
と低い声がして、慄然とした小夜は撥ねるようにベッドから離れた。
カイの手が腕を掴もうとするのを、無我夢中で振り払った。
それで彼をどんなに傷つけたとしても、逃げなくてはならなかった。
彼をたった一人、闇の渦中に置きざりにしても構わない。
どこへ向かえばいいのかわからなくても、ここにいてはいけないということだけは分かる。
逃げきらなければならなかった。
「小夜。」
悲痛な彼の呼び声に、小夜は耳を塞ぎたいと思った。
ふらつきながらなんとか立ったところに、扉が開いて音も無くハジが入ってきた。
視界の端の鏡に、カイが立ち上がってこちらに背を向けるのが映った。
泣きたいくらいの罪悪感が平衡感覚を乱して、立っているので精一杯だ。
服の前を掻き合わせると、伸びてきたハジの手がジッパーを上げた。
ジッパーの噛み合う音の間隙を縫って、背後から小さな溜息が聞こえる。
じりじりと焦げつく絶望感を煽る一陣の風のような音と音。
沖縄で暮らしていた幸福な一年間を、ひどく遠く思い起こした。
照りつける日差しが足元から染める影のように不安を纏っていたけれど
まるで音無小夜の人生の始まりを眩く彩った夏至のようだった日々を。
地球の裏側のロンドンで、冬の暮夜を歩むような現在の日々。
冷えた闇が明ける日がいつか訪れてくれるならば、と願う。
部屋の電灯の煌きが、無明長夜の底から仰ぎ見る天蓋の星のように映った。
<終わり>
>>759 超GJ。セツナス…カイカワイソス
朝からハァハァしました!
>>759 神職人キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
切なくてGJ!!!ありがとう神様!!
書き込んだ人じゃないが、自分も予告がヤった後にしか見えなかったんだ。感動。
ネ申超ありがとうネ申 激しくGJ!!!!!!!!!
>>759 うはwもしかしてそれ書いたの俺w
服着込む小夜タソはセックル直後にしか見えなかったしwww
切なくてエロくて感動した!俺のエロ妄想とネ申超GJGJ
>759
今まで読んだエロパロで最も感動してしまいました。
しかも別カプスキーなのに。
カイと小夜、ハジの心情が切ないです…。泣けました。
>>759って、前にもカイサヤ書いてたネ申様?違ってたらゴメソ。
おかげで予告見てたら不必要に萌えるわw
あなたが34話のこのシーンを書いてくれ。GJ。GOD JOB!
うおおおおおカイ小夜神乙です!めっちゃ良かった!
何気にカイがテクニシャンでハァハァ(*´Д`*)ハァハァしました
>>759 マジで神です!カイ小夜大好きなので萌えまくりました。
読んでる方も辛くなるくらい切ない…。
カイの手が小夜に届かないのが悲しい…いつか小夜を掴めればいいな。
>>759 すげえ。アニメ本編の補完かとオモタ。
本編の空気を汲んでこれだけ書けるなんて、激しく神。
小夜を着替えさせたのもきっとカイですなwとにかくGJ。
さて、ジョエルの騎乗位そろそろ来ますか?
思ったんだ・・・褐色の肌の子が翼手に犯されるでも良かったんじゃないかって
>>769 変なこと言い出しちゃってすいません
でも新小夜ってちょっとエロいですよね?
あのおとこにょこはディーバの息子でFA?あとヴァンと先生に犯されるジュリアタソとか書いてみたいけど文才ねぇwww
>>759 切なエロハァハァでした。GJ!
>>769 楽しみに裸で待ってます!がんがってください!
>>770 あの翼手タソは褐色娘じゃなくて小夜タソハァハァだったんだよwww
772 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 21:21:24 ID:G8nVIh8N
リクパロの組み合わせを考えてみた
ディーヴァ×リク
32話の船の倉庫の省かれた部分
ジュリア×リク
26話で意識を戻したリクの調査の為に精液を採取して(ry
エリザベータ×リク
リクの血をもらおうとして、ホテルで風呂は言ってるリクを強襲
(;´Д`)
エリザベータじゃなくてアンシェルじゃねーか。
遅くなりましたー
しかも前半部分で肝心の所がまだです
前半部分ですが投下しますね
小小夜×ジョエル
「小夜が帰ってきた?!」
カイから小夜が帰ってきたと電話で連絡を受けたジョエルは酷く驚いた。カイが小夜の生存を信じていたのは知
っていた。しかし、ジョエルは爆発した船に乗っていた小夜が生きているとは思えなかった。
「あの爆発に巻き込まれて無事だったのか…。いや…彼女は“人”ではない。当然なのかもしれないな……」
カイからの電話を切り、自分を納得させるように一人呟くジョエル。一年前、赤い盾本部の船を襲撃してきたデ
ィーヴァと彼女のシュヴァリエ、カールを倒す為に小夜は爆発する船に残った。小夜以外に倒せないと、自分達は
翼手に対して非力だとわかっていたジョエルは彼女に全てを託し船から逃れた。いや、初めは小夜も共に逃れる筈
だった。
しかし、ディーヴァに追いつかれ、彼女はシュヴァリエのハジと共に船に残ったのだ。ジョエル自身は、追撃して
きたカールの攻撃により重傷を負いその場で気を失ってしまった。結果、ジョエルは小夜達を船に残してその場を
離れることになってしまった。そして、ジョエルは、その時の傷が元で二度と自身の足では歩くことが出来なくな
ってしまっていた。
ジョエルは沈み行く舟に小夜を残してしまったことを後悔していた。あの時はどうすることも出来なかった。自分
が残っても足手纏いにしかならない。ましてや負傷した身で何が出来たというのか。この一年、そう、何度もジョ
エルは自身に言い聞かせ納得させてきた。
そして……小夜は、もう、この世には居ないのだと言い聞かせ続けた一年だった。
しかし、彼女は戻ってきた。カイがそのことを知らせてくれた。ジョエルは生きているなら、小夜に会いたいと思
った。
「会って…僕はどうしようというのだろう。だが、無性に会いたいと思うこの気持ちは抑えられない」
ジョエルは小夜に会いに行くことに決めた。小夜は翼手を追い狩っている。小夜に会うには翼手の現れる場所に行
けばいい。
小夜を探し彼女に会う。そう決めた後のジョエルの行動は素早かった。赤い盾は壊滅したが、彼の持つ膨大な資金
と人脈はまだ残っていた。ジョエルはそれらの全てを用いて小夜の居所を探した。
今宵も小夜とハジは翼手を追い、彼らを狩っていた。以前のように倒すべき敵だから倒すのではなく、同族の野望
の為に強引にその運命を捻じ曲げられた哀しい人間、そして同族でもある彼らへの慈愛と哀れみの心を持って。
翼手の攻撃からひらりと身体を翻してかわし、刀を鞘から抜き放った。刀の溝に小夜は自身の鮮血を注ぎ、翼手を
両断する。小夜の血を身体に注がれ、翼手は苦しみの咆哮を上げ次第に身体が結晶化を始め、そして絶命していく。
小夜は目の前で命の火が消えていく翼手を節目がちに見下ろす。そして、完全に絶命すると踵を返してその場を立
ち去ろうとした。
その時だった、前方から車が近付いてきた。車のライトの眩しさに小夜は目を手翳して光を遮る。
車はゆっくりと小夜に近付き、彼女の脇まで来るとそこで停まった。車窓が開き、中から見覚えのある男性が顔を
覗かせた。
「小夜、生きていたんだね。良かった…。元気そうだね…と言いたい所だけど顔色が悪いね。」
ジョエルは目の前に居る、小夜は夢ではなく現実の存在なのだと嬉しく思いながら声を掛ける。声を掛けて、ジ
ョエルは小夜の蒼白な顔色に気がついた。
「小夜、疲れているようだね。家で少し休んでいくといい。さあ、車に乗って。ハジも」
ジョエルが目配せすると、運転手は後部座席のドアを開けた。
しかし、小夜は何も答えず、その場を立ち去ろうとした。しかし、ふらふらと危うい足取りで歩く小夜をこのま
ま見送ることは出来ず、ジョエルはハジに言う。
「ハジ。小夜は戦いの後で疲れているのだろう? 彼女に無理をさせないほうがいいんじゃないか?」
「……小夜…」
ハジはジョエルの言葉に同意するように、小夜の名を読んだ。ハジも小夜が体力の限界を超えていることに気がつ
き心配していた。出来るならすぐにでも休ませたいと思っていたのだ。
「………」
ハジに名を呼ばれ、小夜は振り向くとジョエルのほうへ近付いてきて、開けられたドアから車に乗り込んだ。そ
れに続いてハジも車に乗り込む。
「小夜。辛いなら家に着くまで横になっているといい」
ジョエルの小夜への気遣いの言葉とほぼ同時に小夜はハジに身体を預け、昏倒するように眠りに就く。眠りに就
いた小夜を起こさぬように、静かに車は滑り出す。
二人を乗せた車はジョエルの家へと向かった。
暫く車を走らせるとロンドンの高級住宅街に到着した。その中の少し古いが手入れの行き届いた一軒の家の前に来
ると車は停まった。
運転手が車のトランクを開け、車椅子を下ろして助手席のドアの脇に止める。ドアを開け、ジョエルの介助をしな
がら彼を車椅子に座らせ、続いて後部座席のドアを開ける。
ハジは小夜を起こさないように彼女を抱きかかえながら車から降りた。三人が降りると運転手は車に乗り込み車庫
へと納めに向かった。
「ここが、僕の家だ。気兼ねしないで休んでいってくれ」
車椅子を操作しながらジョエルは玄関のドアを開け、ハジと小夜を家の中へと招き入れた。
家の中に入るとメイドが出迎えてくれ、客室へと案内された。ハジは小夜の上着を脱がせ、ベッドへと寝かせる。
小夜に毛布を掛けていると、ドアがノックされジョエルが入室の許可を求めた。
「入ってもいいかい?」
ハジは、小夜の寝顔に一瞥をするとドアを開け、ジョエルを迎え入れた。ジョエルは、ベッドの側まで車椅子を
走らせ、懇々と眠る小夜の寝顔を優しく見つめる。
「君達が無事で居てくれて本当に良かった。僕は、正直…もう、君達はこの世に居ないと思っていた。この一年、
僕は君達を船に残してきたことを後悔しない日はなかった。あの時のことは謝っても済む事ではないと思っている」
ジョエルはハジのほうへ顔を向けて言う。ハジはそれには何も答えなかったが、一年前の赤い盾崩壊の折のこと
でジョエルを責めるつもりはないようだった。
ハジの無言の返答を受け取ったジョエルは再び小夜の寝顔を見つめる。小夜を見詰めたままジョエルはハジに言う。
「ハジ、今夜は僕が小夜の傍に付いていてもいいかな?」
「……お願いします」
少し間を置いてハジは返答し、チェロケースを抱えると部屋を後にした。ドアが閉まり程なくすると静かにチェ
ロの音が流れ始めた。ハジが小夜の眠りの為にチェロを弾いているらしい。
ジョエルはハジの奏でるチェロの音に耳を傾けながら小夜の頬に触れる。小夜の頬からは暖かな温もりが感じら
れ、彼女が本当に生きてここにいるのだとジョエルに信じさせた。
小夜の頬に触れるジョエルの手は彼女の顔の輪郭に沿って撫で下ろされ、親指が柔らかな下唇に触れる。ジョエ
ルの指が唇に触れると小夜は軽く睫が動き微かに反応を示した。
「小夜…」
ジョエルは小夜の微かなその動きに、心の奥の何かが突き動かされた感じがした。
寸止めになってしまいましたが、今夜ここまでです
肝心なところが無くて申し訳ない
続きは明日ってかもう今日ですねw
今日の夜に投下します
タイトルが何故に小小夜にorz
じゃあ漏れが中小夜もらうから!(*´∀`*)
鳥氏、乙です!続きを引き続きお待ちしてます。
続きwktk
妄想が形に出来るって素晴らしい
後編の投下です。
今度こそタイトルは「小夜」になっているはずw
小夜×ジョエル
指で小夜の唇を撫でながら、その柔らかさと温もりにジョエルはのめり込んでいった。撫でるだけでは物足りなくなり、
人差し指の先を小夜の口の中に差し入れる。
唇を内側から撫でるようになぞると、小夜はジョエルの指を軽く甘噛みし
軽く舌で舐めた。
小夜の舌が触れた指先が熱を持つ。ジョエルは、無性に小夜が欲しくなった。男として小夜を強く求めたのだ。胸が熱
くなるほど小夜を欲し、その望みを叶えたいと思った。
だがしかし、心は燃え盛る炎のように熱く小夜を求めているのに、肝心の部分が反応しない。ジョエルは一年前のあの
時以来、下半身が麻痺し男性としての機能も失われていた。
心は小夜を求めているのに身体がその求めに応じない。ジョエルは、思うようにならない自信の機能に苛立ち、小夜の
口に差し入れていた指に力を込めてしまった。
その瞬間、パンッ! と音がしてジョエルの手を小夜が薙ぎ払った。ジョエルの手を払い除けた小夜はゆっくりと状態を
起こし、そして彼に視線を向けた。
ジョエルは、寝ている小夜に欲情していたことに後ろめたくなり、軽く顔を逸らす。
「……ジョエルさん? 何をしました?」
小夜はジョエルから視線を外さないまま、髪を掻き上げ言う。
「小夜…僕は…何も」
ジョエルは顔を逸らしたまま答えたが、これでは何かをしましたと言っているようなものだ。小夜には直ぐに何をしよ
うとしていたのか知られてしまった。
小夜はベッドの端へと寄り、ジョエルの傍へと近付いた。ジョエルは、自身に掛かる小夜の影に気付き顔を向ける。次
の瞬間、小夜は唇を重ねてきた。
軽く唇を触れさせ少し離れて、今度は吸い付くように強く口付ける。ジョエルも小夜の口付けに、答えるように彼女の
唇を強く吸う。唇を重ね合わせながら、ジョエルは小夜の身体を引き寄せ抱き締める。小夜もジョエルの首に腕を回し身
体を密着させてきた。
唇の角度を変え、何度も口付けを交し合った二人だったが、小夜がジョエルの口中に舌を差し入れてきたときに終わり
を告げた。舌を差し入れられたジョエルが、不意に我に返ったのだ。
「小夜、君は何を考えてる?」
ジョエルは小夜の身体を離しながら言う。小夜のこの行動はジョエルにとっては願っても無いことであったが、何故、
急にその様な気持ちになったのかが解せなかったのだ。
「私は、力が欲しい。ディーヴァを倒す為に。でも、今の私には力が足りない」
小夜はジョエルの頬に触れながら答える。ジョエルを見つめる小夜の目は射る様な強い眼差しだった。
「君が力を付ける事と、どう関係があると言うんだ?」
自身を射抜くような小夜の眼差しを受けながらジョエルは尚も問いかける。
「…ディーヴァはリクと交配して大きな力を手にした。…私たちが力を得る為にはシュヴァリエと交配する必要がある。
でも、私の命を狙っているディーヴァのシュヴァリエと交配することは出来ない。だから、他の交配する相手が必要なの」
答えながら、小夜は自身の下着を脱ぎ去り、ジョエルの上着のボタンに手を掛け、外し始めた。
「ハジが居るじゃないか」
小夜に衣服を脱がされることに多少の抵抗を見せながら、尚も問う。
「……交配相手は多いほうがいいから。…そのほうが…可能性が高くなる」
答えて、小夜はジョエルの上着を剥ぎ取った。
「可能性?」
ジョエルの四度目の問いに、衣服を脱がせる手を止め、彼の目を見据えて言う。その時の小夜の瞳は深紅に光っていた。
「受胎の可能性。受胎することによって大きな力を手にすることが出来るから…」
言い終えると、小夜は再びジョエルの衣服を脱がせ始めた。小夜は、ジョエルの肌を愛撫しながら、なれた手付きで衣
服を脱がせ、上半身は素肌のみとなった。次にベルトを外し、ズボンと下着を脱がせる。
小夜は着衣の全てを剥ぎ取るとジョエルの股間に目をやる。ジョエルの股間の男根は勃起してはいなかった。
「小夜…僕を交配相手に選んでくれたことは嬉しいが…最早、その機能は無いんだ。歩けなくなったときに男としての機
能も失った」
男としての機能が働かない。そのことに男としての自尊心が酷く傷ついていた。小夜の望みも自分の望みも叶えること
が出来ない。その事実にジョエルは苦しそうに呟いた。
「……」
ジョエルの言葉を聞いても小夜は諦める様子は無かった。その様なことお構いなしに、愛撫を続ける。ジョエルの胸に
細く白い指を這わせ、彼の胸板に乗る乳首を軽く噛む。それと同時に、股間に手を伸ばし、掌で軽く擦り、握り締めては
上下に扱いた。
「さ…小夜。何をしても…無理だよ」
乳首を甘噛みされ、胸や首筋を指でなぞられジョエルは快楽を感じながらも、一向に自身の男根が熱くなる感覚を得る
ことは出来なかった。
小夜は愛撫する手を止めると、ジョエルの両腕を掴みベッドへと引き上げた。普通の女性には無理なことであるが、小
夜には何の苦も無いことであった。
ジョエルは驚く間もなく、ベッドへ仰向けにされた。小夜はベッドに横たわるジョエルの股間に顔を埋め、彼の男根を
舐め始めた。男根の裏筋を根元から舌先を使って舐め上げ、先端の部分を擽るように舌を小刻みに震えさせて舐める。軽
く手で扱き、次に口に咥えて唇と舌を使って扱き始めた。小夜の唾液が男根に絡みつき、ジュルッ、チュルッと音がした。
男根を愛撫されているうちに、ジョエルは忘れていた感覚を取り戻し始めていた。股間の局部に血液が集中し、熱を持
つ感覚。この一年、一度も訪れることが無かった感覚をジョエルは取り戻した。ジョエルの男根は小夜の口中でその機能
を取り戻し、太く硬くなっていった。
「小夜…」
ジョエルは切なげに小夜の名を呼ぶ。小夜は身体の向きを変え、ジョエルに自身の秘所を見せ付けた。既に蜜が溢れ、
濡れそぼっている秘所にジョエルは指を這わせる。茂みを掻き分け、肉襞を開き、顕になったか花芯を舌先で舐め上げる。
「あっ!! あんっ」
小夜は身体をビクンとさせて嬌声を上げる。そして、その行為を強請るように、ジョエルの顔へ秘所を押し付けた。
ジョエルは、貪るように小夜の花芯を舐め上げ、蜜が溢れ出す場所へ舌を差し入れる。ジョエルが舌を動かすたびに、
小夜の身体は跳ね、その度に歓喜の声が上がる。舌を動かせば動かすほど小夜の花からは蜜が溢れて流れ出し、ジョエル
のモノを欲した。
「小夜、そろそろ…」
ジョエルの言葉に小夜は無言で頷く。互いの欲しているものを得ようと、小夜は身体の向きを再び変えジョエルの股間に
股がり、ジョエルは彼女の腰を掴み身体を支えた。
小夜は自身の肉襞を片方の手の指で開き、もう片方の手でジョエルの男根を支え、膣口にあてがいながらゆっくりと腰を
下ろす。溢れ出した蜜が絡みつきながら、ジョエルの男根は小夜の中に飲み込まれていく。
「はぁんっ…ああぁ!」
男根の進入と共に小夜の身体を激しい刺激が突き抜ける。背を逸らし、嬌声を上げて小夜はそれに耐えた。ジョエルも、
久しく感じることのなかった女性の肉壁の感覚に、身体中の全てが支配されていた。
ゆっくりと小夜の奥へと飲み込まれて行った男根が、最奥へと到達すると、小夜はジョエルに口付ける。互いに舌を絡
ませながら口中を貪る。一頻り口付けを味わった後、小夜は状態を起こし、ジョエルの腹部に手を置き腰を小刻みに前後
に動かす。ジョエルは小夜の乳房を小夜の動きに合わせて、揉みしだく。
「あっ、ぁぁっ。んっ! はっぁぁっ」
小夜からは甘い吐息と、上ずった声が漏れる。小夜の頬も身体も上気し、ほんのり朱に染まり、匂い立つように艶かしか
った。顔は歓喜に満ち、この行為を貪欲に求め味わっていた。
そんな小夜の痴態にジョエルは益々興奮する。小夜の中に埋められた男根は益々大きさが増し、彼女の中で脈打っていた。
自身の中で大きくなっていく男根に小夜は益々快感を覚えた。もっともっと、その気持ちのいい感覚を得たいと、小夜
は前後に動かしていた腰を上下に動かし始めた。
「あんっ! はっ、あっ、あっ…んっ」
腰の動きは次第に激しくなっていき、小夜の喘ぎ声も高く大きくなっていく。ジョエルは自身が腰を動かせないことに
多少のもどかしさを感じていたが、繋がった部分から感じる刺激に限界が近付いていた。
「小夜!」
ジョエルは叫ぶと落とした小夜の腰をしっかりと押さえ、彼女の中に大量の精を放出した。
「んっ。ああぁぁぁっあっん!」
小夜は背を弓なりに反らせ、自身の最奥に突き刺さった男根から放出された精を受けた。
互いに強く交わった直後、二人は快楽と言う呪縛から開放された。小夜は、ジョエルの男根を身体から抜くのを忘れ、
そのまま彼の胸に崩れ落ちた。ジョエルは彼女を胸に抱き止め、髪を梳くように頭を撫でる。
繋がったままの秘所からはジョエルの精と小夜の愛蜜が混ざり合った白いものが幾筋も流れていた。
荒々しい呼気が、落ち着くまで二人は繋がったまま、まどろんでいた。漸くして、熱も冷め呼吸も落ち着いた頃に、小
夜はゆっくりと身体を起こし、自身の中からジョエルの男根を抜く。膣から男根が抜き去られると、小夜の中から大量に
白濁した液が流れ出した。
近くにあったタオルで小夜は、それを拭い去る。自身の秘所を清めると、ジョエルの男根も拭き清め、彼に毛布を掛け、
ベッドから降りた。
「小夜?」
ジョエルに名を呼ばれても小夜は返事をせずに、床に落ちていた下着を拾い、身に着ける。ベッド脇にある椅子に掛け
られていた衣服を取り上げ着終わると、振り向いてジョエルに口付け例を言う。
「ありがとう…ジョエルさん」
「小夜、もう、帰るというのか? 今夜はこのまま泊まっていくといい」
小夜の腕を掴み、ジョエルは言ったが、彼女は首を横に振り断った。そして、そっと、掴まれた手を解くと、部屋を出
て行った。
小夜が部屋を出ると、先ほどまで流れていたチェロの音が止み、二つの足音が遠ざかっていった。遠ざかる足音を聞き
ながら、ジョエルは思っていた。
これで最後ではないと。小夜が翼手と戦い続け、自分が彼女を追い続けていれば、何時かまた会えるときが来ると。
次に小夜に会うときも、自分が彼女の交配相手として再び選ばれることをジョエルは心密かに願った。
ジョエルは知らず知らずのうちに、小夜に恋をしていた。
終りです。
少し捏造入ってますがお許しを…
では、また何かネタが浮かんだら投下しに来ます
それでは!
リアルタイムキタ――――――――!!GJ
ジョエル切ないよジョエル。新境地ktkr
素晴らしい!ハァハァハァハァ(;´Д`)ハァハァハァハァ
超乙でした!萌えが燃えたぎりました!
gj!
鳥さんGJ!!!111
萌えとエロスをありがd。興奮しますた(*´Д`)
不覚にも力持ち小夜タンに萌え〜
789 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 15:49:01 ID:RSs2rpcr
BLOOD漫画日和
元ネタ:
http://www.imgup.org/iup218404.jpg 小夜 「うぉぉぉぉ、ファントム覚悟!」
カール 「さぁ来い小夜、実は私は一回刺されただけで死ぬのだぞぉぉ」
カール 「グワァァァァ!こ、このザ・理事長と呼ばれるシュバリエの私が
・・・」
カール 「バ、バカなァァァァァァァ」
ソロモン 「カールがやられたようですね」
アンシェル「奴はシュバリエの中でも最弱」
ネイサン 「小夜に負けるなんて・・」
ジェイムズ「シュバリエの面汚しだな・・・」
小夜 「くらええええええええええ!」
シュバリエ一同「グアアアアアア」
小夜 「やった、ついにシュバリエを倒したわ
これでディーヴァのいるところに・・・」
ディーヴァ「よくきたわね、お姉さま・・・待っていたわ」
小夜 「ここにディーヴァがいたのね・・・!
感じるディーヴァの気配を・・・」
ディーヴァ「お姉さま、戦う前に一つ言っておきますわ
あなたは私が妊娠してるとおもっているようですが」
ディーヴァ「実は妊娠してないわ」
小夜 「な 何ですって!?」
ディーヴァ「そして貴方のお兄様は、やせていたので身寄りの町に
放置しておきましたわ」
ディーヴァ「後は私を倒すだけね」
小夜 「上等よ!私も一つ言っておきたいことがあるの
私にはハジというシュバリエがいたような気がしたけど
別にそんなのいなかったわ」
ディーヴァ「そうなの」
小夜 「ウォォォォォォォ」
ディーヴァ「来い姉さま!」
>>789 バロスwwwwwwwwwwwwwwwwww
カールたそww
ハジwww
>>789 ハジが場に馴染みすぎて空気になってるのに感動した
794 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 20:24:53 ID:RWaso9u2
神よ…カル小夜を…
頼むからカル小夜を…
カールもソロモンも別の意味で小夜小夜言いすぎだと思った
大丈夫なのか、シュバリエってww
798 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 22:55:42 ID:jNL5nTdd
カールじゃなくてカルマンか
>>カル小夜
>>796 その発想はなかったwww
ところでルルゥタソはまだですか?
小夜×ルルゥですね
モーゼスの顔してるあの三体にルルゥがヤられちゃうってのはどうよ
ここではカルマンとモーゼスはいらない子?
カルマンは必要
モーゼスは個人的にいらん
805 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 08:52:02 ID:6bbNuNDQ
カルマン×ルルゥも見てみたい
>>802 そんなルルゥたんのピンチに駆けつけるカイマン。
モーゼスは?と思ったら、3人のうちの一人が本物のモーゼスですた。。。
ってオチはナシな。
>>803 相手による。
相手がルルゥたんだったらどっちでもいいや。
身長差が萌えるね。
807 :
806:2006/06/11(日) 12:42:52 ID:29OVTTRm
カイマン→カルマン
間違えた。。。
マザコン×ルルゥを見てみたい
>>806 カイマンって…カイ×ルルゥかとオモタがな
カルマンとモーゼスにイタズラされちゃうルルゥか
カルマン→ルルゥ←モーゼス、慰めあう3人が見たい。
男4人:女1人の比率が既にヤバイ
男2人:女1人は3Pという危険性がある
小娘!貴様が萌えキャラになれたのはイレーヌが亡くなったおかげだということを忘れるな!
>>813 しかし当初から固定がいることもこれまた事実。
例えば俺とか。
俺もだ
35話ででいきなり目だってびびった、が嬉しかった。
小娘よりも小夜タソハァハァ(*´д`*)ハァハァ
両方(´д`;)ハァハァな俺は勝ち組。
カルマン(*´д`)ハァハァな俺は一番の勝ち組
ネイサン(*´д`)ハァハァな俺(ry
( ゚д゚)
ルルゥものを書こうと思うんだが、どうしてもカルマンがなかば無理矢理って
感じになる。
カルマソ・・・。
カルマンがロンに見える俺は負け組み
アル中で死んだ魚の眼をしてたデヴィッドハァハァ(*´д`*)ハァハァ
だったのにあっさり立ち直られた俺負け組
なんだよう…てめえ翼手Cに欲情しやがって
>>822 大丈夫、俺もそう見えてる
っていうかピッピスレでも見たのか?
カルマン「ハアッ…ハアッ…」
ルルゥ「う…ひっく………」
カルマン「…いいか、この事はモーゼスには言うなよ……」
ルルゥ「……うぅ……」
カルマン「…わかったな?」
ルルゥ「う…うん……」
カルマン「わかればいいんだ…」
そんな昼下がり
827 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 13:06:11 ID:I/4FUXD1
(*´∀`)
ルルゥからは犯られ臭がプンプンする
カルマンからは犯る臭がプ〜ンプ〜ンする
ソーンはででねえがあ?しらべでやるっぺ〜!といいながら
ルルゥを剥きそうなイメージがあるよ
あと、ソーンが出始めたら
「どうせ死ぬんだ…ならいっそ死ぬ前に…!」
といってルルゥを襲うイメージもある
831 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 21:31:33 ID:kqXkrRBY
ディーバ(手袋と靴下は着用したまま)にンガガッされるリクきゅん
それを見て下半身がバッチリ反応するカイ
同情したディーバはリクきゅんのお口を無理やりカイの・・・に持っていく
ディーバが言ってたリクからもらった大切なものって
精子だったのかなぁ?お腹押さえてたし
>>831 その腹押さえてシーンだが、多分服を着直してただけだと思う
たとえ貰ったのが子種だったとしてもあれだと表現としてさりげなさ過ぎるような
リクキュンが服を剥かれてた件
ディーバは体つきまで変わってたが、顔以外もリクに似せてるんだろうか
わざわざ裸にしてたとこを見ると、ティンコついてるっぽい?
小夜「ちょ…リク!こんな激しく責めちゃ…ダメェ!」
リク「ダメだよ!まだまだコレコレ!」
小夜「お、お姉ちゃんにこんな事していいと思ってるの…!」
リク「でも本当は楽しんでるんでしょ?全然目をそらさないで夢中になってるじゃん」
小夜「でも…こんなのはいやぁ…!あぁ!頭クラクラしてきたよぉ!!」
リク「どお?弟にやられてる気分は?」
小夜「な…何よ!その言い方…!リクの方がヤッてる経験があるんだから仕様が無いじゃない…!!」
リク「言い方悪かったのゴメンなさい…でももう出しちゃうよ!」
小夜「! ダ、ダメ!!まだ出さないで!今出されたらあたし…!」
リク「それ!」
小夜「ああぁぁ!!負けた!今の強力な必殺技だね、リクって格闘ゲームうまいんだね」
リク「でもお姉ちゃんも初めてにしてはうまかったよ、
あれ?カイ兄ちゃんどうして前のめりになってるの?」
カイ「き、気にすんじゃねえ!」
リク言葉攻めウマーと思ったら…激しくワロタw
839 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 14:01:32 ID:wfdGJ3IL
>>835 それ見たことあるな
元ネタなんだっけ
思い出せねぇwwwwwwwwwwwwwwwww
カールやべぇwwwww
来週は理事鞘と信じていいですか?
ついでに飴ジュリの可能性を今週感じたよ
アルジャーノは鬼畜攻め目言葉攻め科キャンディープレイ種ですか?
次回予告のカールたそやばかった
もうカール脳内サヤだらけで本格的に狂いだしたなwwww
しまいには“二人だけの世界”やら“レッツダンス”やら叫び出す始末www
>>840 飴はMだろ。
おっぱいの前になすすべも無く立ちすくむのみと知れ。
で、おっぱいにちん子挟まれて「はう〜」とか言っちゃうタイプ。
イキたくてもイカせてもらえない子。
カールの脳内設定
・小夜はツンデレなだけでホントはカールラブ
・恥はゲイ
・シュバリエの中では自分が一番のディーヴァのお気に入り
・小夜の下着は実はエッチ
・ダンスとは命がけでする漢のプロポーズ
846 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 22:06:28 ID:u25ibgHo
ジェームズ×ディーヴァきぼん
ジェームズ×ディーヴァなら、赤ちゃんプレイかな
その場合はディーヴァ×ジェームズか
>>839 いや、
>>543みたいな感じで考えてみたんだがやっぱりこんなの考える人って多いんだなw
543も俺が考えたんだが正直もうネタ切れ
ハジ「もっとちゅぱちゅぱ音を立てて吸うんだよ!」
小夜「う…うぅ…いやぁ…!…」
ハジ「吸えよ!力いっぱい抱きついて思いっきり吸うんだよ!!」
小夜「嫌…そんなこと出来ない…」
ハジ「さっさとしろよ!言っとくが全部飲み干すまでやらせるからな」
小夜「わ、分かったわよ……あ…ん…ちゅ…くちゅ……ちゅぱ…」
ハジ「そうだよ、やりゃ出来んじゃ…ねぇ…か(あぁ……意識が…)」
吸血シーン乙
「私の小夜がジェイムズに!」ってセリフ、そこで切るなよとオモタw
カールの中で小夜はジェイムズにどうされてるんだw
>>852 小夜「ん…んく…んく…じゅるる」
ハジ「フフ、体が覚えてしまうともう止められないぞ…私無しでは生きていけない体になったな」
小夜「グス……ひどい…よ…あん……ちゅぷ…くちゅ…」
>>854 カールの妄想=勿論ジェイムズが小夜をダンシング
(その近辺には、串刺しにされ転がる従者だったもの)
>>852と
>>855 頼む、ネタかエロかどっちかはっきりしてくれ
萌えるにも萌えられないし笑うにも笑えない
っつかこれだけならハジ小夜スレに投下すればいいじゃん
ところでリクって小夜のシュバリエになってなかったらディーバのシュバリエになるんだよな?
そしたらディーバののシュバリエに
「ディーバの中どうだった!?ねぇどうだった!?」って聞かれたりしてw
いや、単純に吸血だからシュバリエにはならずにそのまま死亡していたと思うぞ。
適正のある人に血を分ける(混ぜる)ことでシュバリエになるようだしな。
ところで、俺はリク顔のディーヴァがよく分からん、
アレは接したことでリクに変身できるようになったってことかな?
多分そうだろうな。あれだ、ラスカルと同じだ。
>>844 カールのレッツダンス(殺し合い)はあれだな
動物の雄の求愛行動の烈しすぎる奴みたいなもんだなw
そういえば性器を誇示して求愛する動物っていたような…
>>861 カールのレッツダンスは上に「ベットで」が付くんだと思ってたw
カール「小夜!この日が来るのをずっと待っていた!一日として君を忘れた日は無い!!」
小夜「ああ!カール!あたしの事が好きならもっと強く抱きしめて!!」
カール「もちろんだとも!君を諦めずに何度もダンスに誘ったのを忘れたとは言わせないよ!」
ハジ「小夜!そんな…何故です!」
小夜「ごめんねハジ…貴方はあくまでもあたしの従者、
あたし…カールのように率直で熱意のある人が好きなの!」
ハジ「そんな……!」
カール「フハハハハ!!何をそんなに驚いている!脇役は脇役らしくしたまえ!
だが気の毒なので私達二人の従者として仕えさせてやってもいいのだぞ」
ハジ「ぐ…!」
カール「小夜!レッツダアァァンス!!」
小夜「ええ、レッツダンス!!」
と何時までもしつこく迫れば結ばれるとカールは信じてるよ
>>861 襲撃シーンで、緑色のナニを誇示したカールがふんぞり返ります。
>>865 変態仮面を思い出した
カール「これはわたしのおいなりさんだ!」
今回のジェイムズ×ディーヴァ…萌えぇぇぇぇ
ネイサンにも萌えぇぇぇぇでもネイサンでエロパロできないぃぃぃ
ところで、900越えたら、よかったら保管庫作ろうか?
自分としては、素晴らしきネ申たちの作品は残したいのだが…。自分の以外はw
868 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 22:25:08 ID:tXyauGB7
ありがちだけどさ、ネイサンみたいなキャラって漫画とかで
顔傷つけられて
「よくも私の美しい顔を!」とかいって切れるよな
ネイサンもそうなるのか
>>867 そうなんだよね…自分もネイサンにうっかり填まっちゃったんだけど相手になる女がいないんだよ…
無理やり絡ませるとしたら、小夜かなぁ…今一つしっくりこないけど。
是非是非お願いします!
自分の以外はなんて言わずに
>>867さんの作品も保管してください。
カール×小夜ってもしかして…
アリ!?
ハジ×小夜です。
敵の気まぐれにより、かろうじで命は取りとめはしたが、ディーヴァのシュバリエとの力の差は著しく、
小夜は限界まで体力を奪われてしまった。
立っていることすらできず、ずるずると壁を伝い地面に座り込む。
カイが声を掛け小夜を気遣うが応じる余裕もない。
そのまま床に倒れこみそうになるのを、私はそっと抱き留めた。
すると小夜は、切羽詰ったような表情で私を見上げ身を寄せてくる。
言葉にはださないが、私にはわかる。
小夜は私を…血を欲していた…。
翼手が生きていくためには必要不可欠である吸血…。
拒む理由はない…小夜に身も心も差し出すのがシュバリエの…いや私の役目であるから…。
吸血しやすいように首を少し傾けると、小夜は目を細め首に片腕を回し、もう一方の手で私の首筋に触れる。
その手の冷たさと対比するような小夜の温かい吐息が首にかかり、私は目を閉じそのときを待った。
しかし、小夜は一向に行為をはじめようとしない。
不安に駆られ瞼を持ち上げると、小夜は首元から視線を外し、傍らに佇むカイを気にしていた。
小夜が躊躇するのも仕方ない。
吸血は、自ら人ではなく翼手であることを知らしめる行為だから。
短い間だが、温かい家族に囲まれ人として生きてきた小夜にとっては耐え難いことであろう。
小夜は何か言いたげにカイのほうに目をやるが、迷いを振り切るように首に回す手に力を込め、
口を開き犬歯を覗かせる。
まるで、カイに見せつけるように…。
小夜が決めたことだから…私は従うだけ…。
それが私の望みでもある。
「はぁ……ぅ」
首筋に小夜の柔らかい唇が触れたかと思うと、鋭い牙が肌を突き破る。
「あ…ぁ……」
何度も繰り返された行為だが、いつまで経っても慣れることはない。
頭の芯まで響くような痛みに私はつい声を漏らしてしまう。
ただその痛みは、苦痛ではなく小夜と一つになっているという証。
小夜は小さな顔を私の首元に埋め、やや遠慮がちに唇を動かしながら吹き出す血を啜っていく。
私の血が小夜を満たす…。
そう思うだけで私は幸せだった。
小夜はシュバリエとの戦いで想像以上に体力を消耗していたらしい。
いつもの量を飲み干しても、まだ吸血をやめない。
それどころか、より深く噛みつきなおすと、ゴクゴクと喉を鳴らして血を飲み続ける。
小夜がここまで血を求めたのははじめてのことだった。
「ん…ぁ…小夜…」
まるで魂を抜き取られていうような感覚に、私は必死に耐える。
背筋にぞわぞわとしたものが走り、額からは一筋の汗が流れ落ちる
「小夜…いけない…」
小夜の耳には私の声は届いていないようだった。
薄れていく意識の中、痛みとは別の快感が身体の奥底から湧き上がり、耐え切れずに喘ぎ声を漏らす。
「ん…はぁっ」
全身を震わせるような快感とともに、ずっと抑えてきた本能が私の理性を侵食していく。
血が…欲しい…。
自らの首から滴る血の臭気にさえ我慢ができない。
はりつくような喉の渇きで頭がおかしくなりそうだった。
目の前には、小夜の白い首筋…。
まるで誘うかのように、動きに合わせて静脈が見え隠れしている。
見ないように視線を逸らそうとするが、激しい渇望に抗うことができなかった。
「はぁぁぁぁ……」
首を傾けて小夜の首筋に顔を近づけると、白い皮膚の下で脈打つ血管に歯を立てた。
「んぁぁぁ…っ」
小夜は目を見開き瞳孔を収縮させる。搾り出すように低く呻いて身体を仰け反らせるが、
私は小夜を抱き寄せ、覆いかぶさるようにして血を啜り続ける。
シュバリエとして決して許されない背徳行為…。
頭の中ではいけないと思いつつ、私の身体は小夜の血を欲していた。
温かく甘美な小夜の血が全身を駆け巡り、私は満たされていく。
しかし、渇きが収まると共に、また別の欲望が頭をもたげてくる。
吸血行為は私に性的な興奮をもたらした。
このままではいけない…。
おぞましいほどの情欲を振り払うように吸血をやめ、私は小夜の身体から離れた。
意識が混濁していたというのは理由にはならないだろう。
現に主である小夜を襲ってしまったのだから…。
私は小夜に縋り許しを請う。
このまま小夜が去っていくかもしれないという不安が暗雲のごとく立ち込めてくる。
どうにかなりそうだった…。
小夜はそんな私の頬に手を添えじっと見つめていたが、ふいに私の頭を首元に押しつけた。
「小夜…?」
私は混乱していた。
「…ハジ…ごめん…。私…今まで気づいてあげられなかった…」
哀しみを押し殺したような声で謝罪すると、私の髪を撫でつけながら耳元で「飲んで…」と囁く。
信じられなかった…。私の行為を咎めることなく、小夜が私に吸血を勧めるではないか…。
胸に熱いものが込み上げてくる。
気づくと私は小夜のか細い身体を抱き締めていた。
首筋にわずかに残った二つの赤い傷跡を舐め取ると、そのまま我を忘れて愛撫をはじめる。
「ん……ハジ…」
「小夜……」
舌を少し出して首筋から舐め上げながら、唇へ向かって移動する。
ぷっくりと赤く濡れた小夜の唇は、甘い吐息を漏らして私を誘っていた。
小夜の瞳を見つめたまま睫が触れ合うほど顔を近づけ、一度軽く唇を合わせる。
しっとりと柔らかい唇は、私の自制心を容易に解き放つ。
そのまま貪るようにキスを繰り返した。
ピンク色に染まった頬と艶やかな瞳が、少し幼さが残る小夜の顔立ちを色っぽく見せる。
私の口づけに応じるように唇を少し開いたところに、舌を差し入れ絡ませていく。
ゆっくりと味わうように濃厚な口づけを交わすだけで、私は…もう…堪らなくなる。
ズボンの中で股間が堅く盛り上がり、はしたなく小夜の内腿を突いていた。
「すみません……」
「いいの…ハジ…きて……」
「しかし…カイが…」
「……もう我慢できない…ハジ…お願い…」
情欲に潤んだ瞳を投げかけられ心が揺れ動くが、このまま欲望に負けカイの目の前で
行為におよぶことは避けたかった。
今、小夜は私を求めているが、後から必ず後悔に苛まれることになるであろう。
一人苦悶の表情で瞳を濡らす小夜をもう見たくはなかった。
「小夜…」
私は小夜の腰に手を回し抱きかかえると、劇場から飛び出しアジトへと急いだ。
はぁっはぁっはぁっ…。
私は疲れとは別の理由で荒い呼吸を繰り返していた。
静まりかえった教会の扉を背中で押し開け、そのまま崩れ落ちるように床に倒れ込むと、
隙間のないほどぴったりと身を寄せ、お互いを求めるように激しくキスを交わす。
「小夜…小夜…」
着衣の上からでもわかる小夜の緩やかな曲線を全身で感じながら、
熱に浮かされたように小夜の名を呼ぶと、小夜はせかすように私の袖口を引っ張った。
慌しくお互いの着衣を脱がし合い、生まれたままの姿になる。
私は小夜を掻き抱き、その白くしなやかな肢体を弄りながら愛撫を施す。
小夜はそれに応えるように色っぽく身体をくねらせた。
「はや…く…」
小夜は掠れた声で私に哀願する。
濡れそぼってはいるが、まだ充分に解かされていない状態で挿入するのは躊躇われた。
しかし小夜はそれを求めている。私も限界に近かった。
灼熱の塊を手に取ると、切っ先を小夜に押し当て少しずつ侵入していく。
「ん…あぁ…」
小夜は眉根を寄せてぎゅっと目を瞑る。やはり痛みを感じるようだった。
私は小夜の様子を窺いながらゆっくりと身を進めていく。
「ん…小夜…」
温かい小夜の中は絡みつくように蠢いており、私の熱を刺激してくる。
激しく突き動かしたい衝動をかろうじで抑えながら、緩やかに腰を動かしていく。
「はぁっ…ぁ…んぁっ…」
私の動きに合わせて小夜は身体を揺らし、その口からは切なげな吐息が零れはじめた。
薄っすらと汗を帯び桜色に染まった肌が美しい。
小夜の中からじゅくじゅくと蜜が溢れてきて、抜き差しを助ける。
一度先端まで抜き取り最奥に向けて深く突き刺すと、小夜はビクンと身体を震わせ
「あんっ」と高い声で啼く。思いがけないことだったのか、小夜はぱっと目を見開き
慌てて片手で口を覆うと、濡れた瞳で恥ずかしそうに私のほうを見つめた。
いつもの凛とした佇まいから想像できない可愛らしい仕草に私は夢中になる。
「はぁっ…小夜っ…」
狂おしいまでの感情をぶつけるように腰を打ち続ける。
「ん…ぁ…ハジっ…」
小夜は私を求めるように両腕を伸ばし、背中に回してきた。
激しい律動に翻弄されながらも、必死でしがみついてくる小夜がいとおしい。
いつしか互いの鼓動が重なり、はじめから一つであったかのような錯覚を覚える。
官能の波にのみ込まれ意識が白濁していく…。
恍惚の表情を浮かべ小夜が達するのと同時に、私は小夜の中に熱情を爆ぜた。
「小夜…愛している」
固く抱き締めたまま耳元で囁くと、小夜は薄っすらと目を開けて少し微笑み、
睫を震わせそのまま深い眠りへと落ちていった。
(おわり)
んー、GJ
877 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 14:22:41 ID:fa8ao0oV
GJ!!(*´д`)ハァハァ
じゃあ、ネイサン×小夜って…
なしだよなぁ…
カール小夜を希望する。職人さん、レッツダンス!
カール!カール!カール!カール!カール!カール!
ハジ小夜( ゚д゚)アキタヨ・・・
カール!カール!カール!カール!
>>871 GJ!
飽きるほど投下されてないじゃん
>>880 それ自分も考えたけどシチュが思い浮かばんかった。
>>883 飽きたんなら自分で新しいカプでSS書くべし!
>>883 秋田と思うんならお前が望むカップリングの話でも投下しろ。
それができないんならケツの穴にでも潜ってろよギョウ虫。
>>870 カール×小夜いいね、読んでみたい。
>>871 乙!
カール×小夜は実は小夜はツンデレで二人は相思相愛でベトナムの女学校に通うと
小夜がカールに言い出して教師と生徒のいけない関係を想像して(*´д`)ハァハァ
>>871 情熱的なハジ大好物、うまうま…超GJ!!
カールって早漏すぎて本番にたどりつけないイメージがある。
「ウッ…。お、おかしいな、どうやら今日は体調が悪いようだ。
いつもならこんなことにはならないのだが」
汗だくで見栄を張る童貞カール君……プッ。
>>889 お前それで書けwwwww
みんなカールが大好きだなぁ
俺だと鞘がお菓子のカール食ってて「カール大好きw」っとか言うのを
勘違いした理事が「鞘ッ思う存分私を食べるといい!!1」とか言うのしか想像できない
891 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 21:24:16 ID:bBG1gqAw
890 それいいねぇ…。
俺には小夜に恥ずかしい体位をさせそうなイメージがw
各々の妄想の中で恥ずかしいカールたんを活躍させやがって…
>>888!
>>889!
>>890!おまいら絶対カール小夜書け!
書いてくださいおながいしまつ
皆がカール小夜を妄想しているなか何故かディーヴァ×カールを妄想してしまったorz
カール「ご気分は…いかがですか。私の愛しいディーヴァ!(必死に腰を振るカール)」
ディバ「よくないわ」
カール「つ、次はクンニをいたしましょうか」
ディバ「毎回同じでつまんなーい。もっと面白いことないの?あ、これがいいわ(といってペニバンを装着するディーヴァ)」
カール「あ゛がごがgぎh」
そんなドSなディーヴァ
カール掘られたww
ネイサンは鬼畜路線だとオモ。
誕生パーティーにコープス・コープを引き連れて乱入したカール!
カール「パーティーといえば、小夜!レッツダンス! 」
しかしあまりに派手な登場でルイス特製のケーキを壊してしまう。
ハヴィア「うわーん:(;つД`); うわーん 変なおじさんがぁ!」
ナハビ「変なおじさんがハヴィア泣かしたー」
モニーク「変な格好したおじさん!いい年してみっともないよ」
カール「わ、わたしは変なカールおじさんなどではない!
…お穣ちゃん、おいしいお菓子をあげるから泣くのをおよし」
つカール
ハヴィア「うわーん:(;つД`); うわーんうわ――――――ん!」
カール「クソォ! 何がいけないんだ!」
一同「ジー」
カール「 ! 部下たちまで白い目でわたしを!」
モニーク「あ!逃げた」
裏庭で一人、泣きながらカールをむさぼるカール…
カール「こんなにおいしいのに…」
小夜「…あの ひとつもらえるかな… カール」
>>896 >裏庭で一人、泣きながらカールをむさぼるカール…
ワロタwカールかわいいよカール(*´Д`)ハァハァ
神に感謝!!
>>896 ちょwかわいすぎるよカールwww
GJ!!!
900 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 20:43:01 ID:M7U92ub4
カールwwwwかわいすwwwwwwwwww
宮城家にやってきたばっかりのまだ言葉も分からなそうな子供みたいな小夜を
本を破かれ怒ったリクにHな仕返しされる話もみたいw
7話の蟻を潰してるところなんか残酷だけど「ぼけ〜」っとしてて可愛かった小夜たん(*´д`)
902 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 21:23:06 ID:M7U92ub4
リクは怒りはしないだろうが、じゃれて遊んでるうちに…
ってパターンなら十分にありえそう。つーかむしろあってほしい。
せめてリクのロストヴァージンは小夜だったんだと、夢を見たい…
職人様、ゼヒゼヒ!
>>889じゃないけど妄想してみますた
全裸の小夜とアレがビンビンのカール。ハジはまた磔に
カール「さあ、今度こそ一緒に踊ろうじゃないか」
小夜「いや・・・・やめて・・・・・こないで・・・」
カール、小夜の股を割りアレを入れようとする
小夜「やめてぇ!」
カール「ふはははは!もう遅い!さあ、レッツダン
ドピュ
何か白い物をまき散らすカール。呆然とする小夜。白けるふいんき(ry
カール「ウッ…。お、おかしいな、どうやら今日は体調が悪いようだ。
いつもならこんなことにはならないのだが」
ハジ「・・・・・早漏」
カール「なっ・・貴様!」
ハジ「・・・ヘタレ」
カール「うるさい!こ、殺すぞ!」
ハジ「・・・ウドの大マラ」
カール「う・・あ・・・・」
ハジ「・・・雨じゃなくても不能」
カール「そ、そ、そんな目で私を見るなああぁぁぁああぁ!!」
ムシャクシャしてy(ry
鞘、レッツダンス‐Ш(`・л・´#)Ш‐
>>903 「もうあんな家族は嫌だ!」て怒って車に閉じこもってた
907 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 01:04:26 ID:vbjKAXx8
>雨じゃなくても不能
それどこの大佐?
>>902 まぁそう言ってやるな
パロディなんだしあっても良いじゃあないか
>>902 >>906 うーん。ひとつ屋根の下に一緒に暮らしてたわけだし、
そんな場面も想定できるかな、と単純に思っただけなんだ…
やっぱり、リクネタには抵抗がある人いるのも無理ないかもしれんな。
もう口に出さないようにするよ。ゴメンネ。
910 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 16:23:26 ID:VtUOW1SB
カイ×イレーヌキボン
カルマン×イレーヌきぼんぬ
カルマンのクセに生意気だ
>>912 モーゼス乙
時代はルルゥタンですよね?
>>913 そ の 言 葉 を 待 っ て い た
主人公と言えど小夜ばかりなのがやだな。
小夜以外の女キャラが読みたい。
小夜はもういい。
>>913 そう、時代はルルゥたんなんですよ。
もう飢えて死にそうですよ。
気に入らないなら自分で書けばいいのに
自分で書けもしないくせに図々しいったらないね
919 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 23:13:02 ID:kMb8+Ky/
大穴狙いでアンシェル×ルルゥ
ハゲ
ラスカルと戯れるルルゥがかわいくていいんじゃないでしょうか
小夜宮城家に来る、いきなり可愛い姉が出来た事にリクはドキドキしっぱなし
いけないと分かっていながら小夜姉ちゃんでオナニー、どんどんエスカレートし
小夜姉ちゃんの入浴中にパンティの匂いを嗅ぎながらオナニーする。
突然小夜が上がりだしリク慌ててパンティ持ったまま部屋に戻る
小夜、リクの姿をちらっと見ていたため
「間違ってたらごめんね」と恐る恐る聞いてみてリク泣きながら白状する
小夜号泣して謝るリクに見るに見かねて思わず
「少しだけなら手伝ってあげる」と言ってしまいリクの欲求を手で満たしてあげる
エスカレートするリクの要求に
「こらぁ、もうしてやんないぞー」と
最初は断っていたもののアソコが既に濡れていた小夜は日に日に要求に答えてくれ、
ついに足を開いてリクを受け入れてしまうまでそう長くかからなかった
リクと小夜の様子が最近おかしい事に怪しむカイはリクと小夜の行いを覗いた
部屋で目撃するも2人に気付かれてしまう。
以後、3人のいけない関係が始まり
「今日は俺前やるからリクは後ろな」
「えーカイ兄ちゃん昨日も前だったじゃないかぁ、ずるいよー」
「こらこら喧嘩しない、じゃあリクは特別に後で口で相手してあげる」
なんて非日常的な生活を送る
なんて事になってたら(*´Д`)ハァハァ
カール×小夜です。
20XX年、ロンドン…。
翼手が出現するという噂を聞きつけた小夜とハジはロンドンを訪れた。
夜ごと翼手の影を追い求めて歩き回る日々…。
漆黒のロンドンは街全体に薄い霧がかかり、いつ街角から翼手が飛び出てきても
おかしくないような陰鬱な雰囲気を醸し出していた。
有力な情報を得ることもできずに何日か経ったある夜、小夜はテムズ川のほとりで、
耳をつんざくような獣の咆哮を耳にする。
天の仰ぐと人よりも大きい蝙蝠のような影が目に入った。
「翼手…」
小夜の鋭く研ぎ澄まさせた瞳が獲物の姿を捕らえる。
翼手はまるで小夜たちを誘うかのように上空で旋回した後、建物の間を縫うように飛んでいった。
小夜はハジと目を合わせると、示し合わせたように駆け出す。
狭い路地を抜けると一気に視界が広がり、石柱の塔を配した広場へと出た。
周囲を確認するが既に翼手の影はない。
「ハジ……ソード」
小夜が差し出す手にハジは黙って刀を握らせる。
「どこ…」
昼間は市民や観光客で溢れる広場は、今は眠っているように静かだった。
広場の中央にある噴水に近づくと、息を殺して気配を伺う。
すると、頭上から不気味な咆哮が聞こえてきた。
「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ…」
そびえ立つ塔の頂上に目をやると、先ほどの翼手がいた。
小夜は鋭い視線を翼手に送る。
「ふはははははっ…小夜…僕のかわいい小夜…」
「ファントム…!」
小夜にとっては忘れることのできない声…。
その翼手は身体を変態させたディーヴァのシュバリエ、カールであった。
カールは大きな翼を広げ、ばさっ、ばさっと音を立てて羽ばたくと、小夜めがけて降下してきた。
一陣の疾風が吹き抜け、小夜は風にあおられ後ずさりをする。
「小夜っ…あぶないっ」
いち早く危険を察知したハジはチェロケースを投げつけながら高く跳躍し、短剣をカールに向けるが、
カールは易々と避け、逆に蝙蝠のような手でハジを振り払った。
「うぐっ…」
ハジは石畳が割れるほど全身をぶつけ、起き上がれずに苦しそうに呻く。
「ふふふふ…もう終わりかい?」
カールは攻撃の手を緩めることなく、異形の手をハジの方に差し出すと、赤黒い尖形の武器を飛ばす。
「脇役は引っ込んでろっ…ふははははは…死ねっ!!!」
緑色の皮膚を破って次々と飛び出してくる武器に、ハジの身体は串刺しになっていく。
ぐちゃぐちゃにつぶれた腹からは、血がとめどなく溢れ、内臓がはみ出している。
蒼白の顔から小夜に向かって言葉を放とうとするがそれは叶わなかった。
「ハジっ…」
小夜は怒りに震える唇をかみ締め、刃に手のひらを滑らせ血を流し込むと、
切っ先を地面に擦り付けながら飛び掛っていった。
「うぉぉぉぉぉぁぁぁああ!!!」
「ふははははは…」
カールは愉快そうに笑いながら、軽々と小夜の攻撃を避けていく。
小夜は血を滴らせた刃を大きく振り上げ、満身の力を込めてカールの身体を切りつけようとするが、
その刃先は空を切り石畳に火花を飛ばす。
「小夜…どうしたんだい…本気を出してくれないのかいっ」
「ファントムっ!!!」
小夜は体制を立て直し、刀を構えなおす。
荒い呼吸を繰り返しながら、赤光を帯びた瞳でカールを睨みつけると、
高く飛び上がり上空からカールを貫こうとした。
「てゃぁぁぁ!!」
刹那、カールは身をひるがえし上空へと飛び立っていった。
カールを掠めた刃先は石畳の間に深く突き刺さり、小夜の手にはびりびりと電気が走る。
小夜は急いで刀を抜き取ろうとするが、それより早く上空からカールが襲い掛かってきた。
「小夜っ…邪魔者はもういないっ…さあ僕と一緒に踊ろうよっ」
カールは上擦った声で叫ぶと、両足で小夜の腰を掴み舞い上がった。
「んぁっ…離せっ!!」
小夜は暴れる。
しかし、カールの鋭い爪先が小夜の細い腰に食い込むだけだった。
「そんなに嬉しいかいっ。今宵は僕と踊り明かそう…小夜っ。ふははははっははははは!!」
楽しそうに小夜をぶんぶん振り回すと、勢いをつけて地面に向かって投げつけた。
「うううっ…」
堅い石畳に叩きつけられた小夜は、全身が砕けるような激しい痛みに苦悶の表情を浮かべ呻く。
「ふはははははは…」
上空からふわりと舞い降りたカールは、翼手からの変態を解き、全裸で小夜に近づいてきた。
興奮のため、カールのグロテスクな怒張は天に向かってまっすぐと屹立している。
「はぁ…小夜…」
カールは小夜の腕を掴み無理やり立ち上がらせる。
「な…なに…やっ…」
怯えた表情の小夜を嘗め回すように見つめながら、カールは右手で小夜の腰を引き寄せ
もう片方を小夜の手に絡ませると、唐突にワルツを踊りはじめた。
ふんふんと音程の外れた鼻歌を漏らしながら、優雅とは程遠いぎこちないステップを踏む。
「小夜…僕のリードはどうだい? ソロモンなんかより上手いだろう」
カールは目を大きく見開き、小夜と踊ることができて嬉しくて仕方ないといった様子だった。
ダンスは次第に熱を帯び、カールの動きが激しくなっていく。
ターンをするたびにカールの長い黒髪が小夜の頬を打つ。
全身を強打した小夜は力が入らず、ただただカールの乱暴なリードに引きずられる形となった。
「小夜…僕の小夜……」
カールは小夜の右手を大きく引き上げ、無理やりターンさせる。
小夜はぐらりと身体をよろめかせると、カールは小夜の腰をグイと抱き寄せ、
そのまま上から覆いかぶさるようにキスをした。
「ん…ぁ…」
呼吸さえも許さない情熱的な口づけに小夜はたまらず声を漏らす。
カールは口を歪めて笑うと、小夜を乱暴に地面に押し倒した。
そのまま小夜の身体を挟み込むようにして組み敷き、長い舌を出して小夜の顔を舐めていく。
生暖かいその感触に小夜はぶるりと震えた。
「小夜…。ベトナムでの熱い夜は覚えているかい?」
耳元で囁く。
「いやぁっ…!!」
「とっても気持ちよかっただろう。僕は…また君とすることを夢みてたんだよ…」
カールの目はメラメラと欲望の炎を灯していた。
小夜はずるずると後退し逃れようとするが、カールはそれを許さない。
頬を掴んで無理やり口をこじ開けると、涎を垂らした怒張をぐいと押し込んだ。
「んぐっ……んっ」
そのまま、腰を突き出し小夜の口内を犯し続ける。
怒張は鋼のような固さを保ちながらも生温かく、強烈な臭気に小夜は卒倒しそうになる。
小夜は舌で押し返そうとするが、その動きがカールを更に悦ばせた。
「はぁっ…いいよっ…いいっ…小夜っ…ああっ」
カールは官能に喘ぎながら、小夜の髪の毛を掴み腰を打ちつける。
膨れ上がる怒張が喉を突くようになると、あまりの苦しさに小夜は両手でカールの胸を押し
顔を背けながら怒張に歯を立てた。
「うはぁっ…」
その瞬間カールは絶頂に達する。
零れ落ちた怒張からは精液が弾け小夜の顔をししどに塗らした。
カールは少し不機嫌な様子で、小夜の頬を怒張でぺちぺちと叩く。
「小夜…おいたはいけないよ…ああそうか…君はここじゃなくって別の場所に欲しいんだね」
カールは小夜の上に圧し掛かり、びりびりと着衣を左右に引き裂いていった。
露になった肢体に夢中になってむしゃぶりつくと、小夜の穢れを知らない陶器のような肌は、
唾液に濡れ、朱が点々と散りばめられいく。
「…はぁはぁ…気持ちいいかい…今度は…下のお口に入れてあげるからね」
一度吐き出したのにも関わらず、カールの怒張は熱く膨らんでおり、これから起こる官能を
期待するかのようにふるふると震えていた。
「いやぁぁっぁぁあああ!!!」
「んはぁっ…小夜っ…僕の愛を受け取っておくれっ!!」
カールは乱暴に小夜の脚を押し開くと、まだ解かされていない秘裂に怒張を宛がいズブリと貫いた。
「ん…ぁあ…」
激しい痛みに小夜の瞳から大粒の涙が零れ落ちる。
カールは柔らかい小夜の胸を鷲づかみにすると、激しく腰を振りたくった。
「うはっ…いいよっ…小夜っ…二人だけの世界へ逝こう!!」
カールに犯されながら、小夜の記憶の中に封じ込まれていたベトナムでの悪夢が蘇る。
手足を拘束され、カールに身を引き裂かれた記憶…。
抗うことも出来ず、ただただ痛みに耐えた恐怖の体験…。
…こわい…こわい…誰か…たすけて…。
激しくゆすられながら、小夜の中で何かが弾けた。
瞳を収縮させ鋭い閃光を放つ。
「うぉぁおぉあぁあぁっあああああ…!!!」
理性の箍が外れた小夜は獣のように低く吼える。
小夜は完全に覚醒した。
「おお…小夜…嬉しいよ…思い出してくれたんだねぇ…ふははははは…っ」
カールは覚醒した小夜の姿に喜ぶ。そんなカールを小夜はギロリと睨みつけ肩を掴むと、
つながったまま身体を反転させ逆にカールの上に圧し掛かった。
カールは驚きの表情を浮かべるが、小夜は気にも留めずに腰を浮かせギリギリまで引き抜き
一気に最奥まで沈める。そのままパンパンと叩きつけるように腰を上下させていく。
「はぁっ…あぁっ…。さ、小夜…っ」
カールは気持ちよさそうに喘ぐ。
立場は入れ替わり、小夜がカールを責め立てる形となった。
「んぁっ…んっ…んぁぅっ」
小夜は赤光を帯びた目でカールを捕らえ、鼻息も荒く腰を動かし続ける。
今まで与えられたことのない悦楽にカールは脳まで蕩けてしまいそうだった。
「ああ…小夜っ…さやぁぁぁっぁぁぁl!!!!」
カールは小夜の強烈な秘肉の締め付けに、堪らず内部に精液をどっと吐き出す。
と同時に、小夜は天を仰いで猛り叫んだ。
カールは上気した顔で苦しそうに呼吸を継ぐが、小夜はカールから離れようとはせず、
再び腰を揺らしはじめる。
達したばかりの塊を擦られ、カールはさらなる悦楽の頂点へと追い詰められていく。
カールの精液を一滴残らず絞り取るまで、小夜の攻撃は繰り返された。
カールが意識を取り戻すと、すでに朝だった。
汗や精の残滓で汚れた身体を地面に投げ出し、広場に仰向けに倒れている。
自慢だった股間のものはふにゃりと力なく横たわり見る影もない。
顔に暖かな朝日が降り注いできて、そのまぶしさにカールは手を翳し目を細める。
立ち上がることもできず、ぼんやりと上空を流れる雲を眺めていると、
近くで車のブレーキ音が聞こえ誰かが近づいてくる気配がした。
カールが視線をやると、少し困った表情のソロモンが立っていた。
「カール…。また夜遊びですか…大人しくしていないと、またアンシェル兄さんに叱られますよ」
ソロモンは抜け殻と化したカールの傍らにしゃがみ込むと、呆れたように言う。
「ソロモン………」
「またどうして、こんなところで…」ソロモンは精にまみれた全裸のカールを眺めて顔をしかめる。
「自慰を行うなら、屋敷でも良いでしょう?」
「ちがっ…小夜が…」
「小夜?」ソロモンの眉がピクリと動く。「小夜と一緒だったんですか?」
「いや…なんでもない…」
カールは少し考えて首を振ると、ソロモンは安心したようにふわりと微笑み、ふと思いついたように言う。
「そうですね…。小夜がいたのなら…。カール…貴方は殺されているはずですね」
「………」
ソロモンの言葉にカールははっとする。
たしかにその通りだ…。
何故小夜は自分を殺さなかったのか…。
無防備な状態で刺し殺す機会はいくらでもあったはず。
しかし小夜はそれをしなかった…。
――そしてカールの思考はある結論に辿り着く。
「ふははははは…そうか…そういうことか」
カールの口元から不気味な笑い声が漏れる。
ソロモンが訝しげな表情を向けるが、カールは目をキラキラと輝かせている。
小夜…。君は僕とまた踊りたいんだね。…君も僕のことを…。
ソロモンに回収されながらもカールの顔から笑みが途絶えることはなかった。
(おわり)
カールwwwwwwwwww
さすが変態wwwwwwwwww
ワロスwww
934 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 05:51:51 ID:WTqcSiN7
どんな思考回路だよwwwwwwwwww
超GJwww
てかラストめちゃオモシロスwwwww
カールバロスwwwww
期待を遥かに上回る超GJktkr!
ラストふにゃふにゃの変態カールワロスwwwww
>>930ネ申は、余程カールを愛しているんだな。
938 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 11:41:57 ID:Yrn8eQNn
カールってふるちんのまま回収されたのか?
ちょwwww全裸wwwwww
ちんちんぶ〜らぶら
神GJ!
ってかカールワロスwwwww
全裸で朝の広場とか人にみられなくて良かったなwwwww
カール×小夜はエロと笑いが両方楽しめていいな
神、次もよろしくお願いします
>>904 わーい、889使ってくれてありがとうw
想像通りのヘタレカールがテラカワユス!
ハジの冷たいツッコミも笑った。罵倒のレパートリー豊富スギ。
大佐……ww
>>925-930 おおーっ!ついに本懐を遂げたな、カール!!
カール的幸福の絶頂にニヤニヤが止まらんw
これで心残りなく晴れやかに見送ってあげることができるよ。
ネ申よ、エクセレントでトレビアーンなSSをありがとうww
今日はカールのラストダンスなわけだがお前らビデオの準備はしたか?
カールが小夜をレイープして、キレたハジとカイに殺されるってマジ?
カワイイカールたんには、ラストダンスを踊らせてあげたいが…。
>>944 まじかwww
ますます食卓が静まり返るwwww
w
カール……
(;´д⊂ヽヒックヒック
やっと…やっとツンデレ小夜さんがカイに目覚めてくれた…
そう思っていいんだろうか…
ディーヴァ×カール
ハァーーーーン!!
カールかわいそす
いつだったか、このスレのまとめ的なサイト云々と言ってた人どうしたのかな。
あるととても嬉しいんだが
>>952 まとめ保管庫もーちょと待って。来週までに上げるわ。
おお!
ありがとう、とても助かるよ
956 :
953:2006/06/24(土) 20:57:12 ID:fWxV4eJr
保管庫とか初めてなので、今勉強中っす。
このスレが2になる前にURL載せたいので待っててください。
ラスカル×小夜÷ハジ もうなにがなんだか
月夜のロンドンの空をまう影、ハジとその手に抱かれた血まみれの少女、小夜。
二人は一時の休息を求めて廃教会へとむかっていた。
ハジは腕に抱く小夜に目をむけた、着衣があまりに痛々しく切り裂かれている。
小夜「…ハジ、わたしの傷ならもう大丈夫だから」
ハジ「…」
…ハジは彼女の体を気にかけていたのでは無かった。
まだ16歳の少女であるはず彼女の心が、戦いのなかでどんなに傷ついているのか
それが気がかりだったのだ。
…彼女の笑顔を取り戻すためにも、なんとか少しでも心を癒してあげれたら。
そう思いながらハジは教会の扉を開けた。
「!」
暗闇の中になにかがうごめいた。二人に緊張が走る。
???「きゅーん」
間の抜けた暗闇の主の声に小夜は安堵のため息をついた。
少女「動物が紛れ込んでたみたい 外に出してあげなきゃ」
ハジ「小夜 気をつけて」
警戒をといていないハジをよそに、小夜はランプに火をつけた。
小夜「ラスカル!?」
そこに照らしだされたのは1匹のアライグマだった。
ラスカル「もきゅきゅ?」
小夜「驚いた?ごめんねラスカル ハジこの子を外にだして」
ハジ「はい」
しかし、ハジののばした手をスルリと抜けるとラスカルは小夜の胸に飛び込んできた。
小夜「きゃ!」
ハジ「小夜 大丈夫ですか?」
ハジが小夜の胸からラスカルをつかもうとすると、それをさえぎるように小夜は言った。
小夜「ううん 大丈夫
ただ動物がわたしを怖がらないなんて初めてだからちょっとびっくりしたの」
小夜は自分になついたこの奇妙な客人を物珍しそうに見入っていた。
ラスカル「もきゅん!」
ラスカルの名をもらったその生き物は小夜の強烈なハグから抜け出そうとしていた。
しかしスグに力尽きて小夜のなされるがままとなってしまう。
もうそんなことを小1時間繰り返していた。
ハジ「小夜もういいでしょう」
最近ではまるで見ることができない小夜の笑顔に見惚れながらも、
さすがにこの小動物がかわいそうになり、ハジは止めにかかった。
小夜「うん、でもこの子少し弱ってるみたい お腹が空いてるのかな?
ねえハジ ミルクとかない?」
ハジ「ありません 買ってきましょうか?」
小夜「お願い」
ラスカル「(ニヤ)」
ハジ「!」
…アライグマが笑った!?
そんなことはありえないと思いながらもハジは不気味に感じた。
小夜「どうしたの?ハジ?」
ハジ「いえ、行ってきます」
…今夜の小夜なら少しは食べてくれるかもしれない。
そう思いながら大量の食料品とミルクの小瓶を入れた袋をかかえ帰路を急いだ。
教会の扉に近づいた時、中から小夜の怒っているのか、笑っているのか、
判断のつきにくい声が聞こえてきた。
小夜「ラスカルゥ〜!わたしのはミルクでないの 変なところ舐めちゃダメェ」
ラスカル「レロレロ レロレロ モチュチュ」
小夜「きゃははw やだー くすぐったーイ あ…あん」
ハジ「!」ドサ!
…小夜、なんてはしたない声を!
ハジのなかで小夜の笑顔を取り戻すという気持ちは消し飛んだ。
そして、ハジにシュバリエとしての本能が目覚めだしたのだ。
そう、小夜に下心をもって近づく♂どもを排除すること。
たとえアライグマだろうが容赦はしない。
小夜「おかえり ハジ! そんなところに立ってなにしてるの?」
買い物袋を落としたことにも気がつかず、
自分の世界に入り込んでいたハジはハッとした。
目の前には服がはだけた小夜がいる。
ハジ「いえ、それよりずいぶんと着崩れてしまわれましたね」
小夜「そうなの! ラスカルってとってもエッチなのw」
ハジ「! 戦闘でノ傷もアります、着替えてください どうぞお風呂へ」
小夜「じゃあラスカルと入ろうかな ハジ ミルク温めてといて」
ハジ「!! ソれガアなタノノゾみナラ」
小夜「声へんだよ? おいでラスカル」
ラスカル「もきゅー (ニヤニヤ)」
…絶対笑ってる
小夜「はあはあラスカル そんな…ところ… 洗わなくてもぉ… あぁああー!」
ラスカル「もきゅきゅー!!」
…殺す!
小夜「あーいい湯だった」
ラスカル「もッきゅッきゅー」
ハジ「ラスカルはわたしが拭きましょう どうぞこちらへ」
バキ! ボキ! ゴキャ! ブチュ!!
小夜「な、なんてこするの―――!! ラスカルが死んじゃう!」
ハジ「もきゅ?」
小夜「なきマネなんかしてごまかさないでよ!
…そうだ!ラスカルにわたしの血をあげれば」
ポタポタ
ラスカル「ぶばぁあああああ!!!!」
小夜「きゃ―――!!ラスカルが―――!!」
ハジ「!? 小夜!これは翼手です」
小夜「ホントだ!わたし狙われてたんだ 恥はそれを知っていてあんなマネを…」
ハジ「…そうあなたが考えてくれるのなら」
962 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 09:14:58 ID:KkHSV6hF
トントントントン・・・
宮城家の廊下をカイが自分の部屋へ向かおうと
小夜の部屋の前を通り過ぎようとした時、小夜の声が部屋の中から
廊下に響いた・・・。
小夜「私、こんなの見るのはじめてだから緊張するわ・・・。
わりと時間がかかるのね・・・」
「あっ・・・たちそう!たちそう!
わぁ〜たった!たったよ」
「へぇ〜起つとこんなふうになるんだ〜。
すごーい これおいし〜い」
「私もほしくなってきちゃった」
カイ「!?」
「え・・・?なんだ今のは・・・・。まさか小夜が・・?
いや・・そんなことより部屋の中は何が起きているんだ」
「相手はいったい・・・そういえばリクの姿がさっきからいない
まさか・・あのお子様のリクが・・・そんな俺より先に・・・」
「くそっ!きになるじゃねーか」
「どうする?いっそのこと開けてしまうか?」
「ちょっとのぞくだけなら大丈夫だよな・・・・」
「見るしかない!!!!!!!」
ガチャ
小夜「ふーたくん、すごいなぁ
「私もほしぃ・・・・・あ、カイも見てみなよ
ふーたくん かわいいよ」
カイ「・・・・え?」
TVのほうに目をやるカイ
TVアナウンサー「それではもう一度レッサーパンダのふーたくんが
たった映像を見てみましょう。」
カイ「・・・・・・・・・・やってしまった」
カールはお星様になってしまいました。。。
この喪失感はなんだろう。・゚・(ノД`)・゚・。
しっかし、ディーヴァ×カールの吸血シーン、エロす
だれか書いとくれ
>>963 カール追悼にディーヴァ×カールで書いてる途中ですよ〜。
よく分かりましたねw
by鳥
>>964 すげい楽しみです!
頑張ってくださいー。
そろそろ次スレの季節ですね
カイ×小夜です。
楽しく盛り上がるハヴィアの誕生会を抜け出し、小夜は一人薄暗いキッチンで佇んでいた。
皆とどう接すれば良いか、わからなかった。
以前と少しも変わらず、皆は仲間として自分を迎えてくれる。
それが堪らなかった。
ディーヴァ側との力の差は歴然としていて、自分といれば巻き添えをくらうことになるだろう。
もう誰も傷つけたくない…そう思って姿を眩ませた一年。
皆の元から離れることが正しい選択…。
わかっているのに、それなのに…誘われるがまま誕生会に出席してしまった。
小夜は混乱していた。
心の中で分たれた翼手としての自分と人間としての自分…。
氷の意思を貫くことは、人の心を残した小夜には容易なことではなく、
自らを翼手と理解していても、人のぬくもりは忘れることができなかった。
「小夜…ここにいたのか」
いつの間にかキッチンの入り口にカイが立っていた。
小夜は振り向かず黙って俯くと、カイは静かに沖縄時代の思い出を語り始める。
ジョージが突然ケーキを作ったこと…。
小夜の誕生日のつもりだったこと…。
ケーキ作りが失敗に終わってしまったこと…。
カイの言葉と共に頭の中に浮かび上がってくる沖縄で過ごした日々…。
あの頃、当たり前だと思っていた幸せが…今はもう手の届かないところにある。
そう思うと身を震わすような切なさが込み上げてきた。
「……代わりに、いっぱいご馳走が出てきた」
カイとは距離を置こうとしていたのに、ついカイの話に答えてしまう。
小夜の心は憔悴しきっていた。
本当は寂しくて寂しくて胸が張り裂けそうだった。
「お父さんもリクも私がいたから…私のせいで死んでしまった」
「小夜…」
「ゴメンね…カイ」
ずっと言えなかった言葉…。
小夜はテーブルに両手を置く。肩は小刻みに震えていた。
長い前髪が顔を覆っていたためその表情を伺い知ることはできなかったが、
カイには小夜が泣いているように見え、思わず背後から抱きしめる。
「カ…イ……」
小夜は目を見開きすぐに離れようとするが、カイは強く抱きしめたまま離さない。
今の小夜であれば容易に振り払うこともできたが、カイの温かさにそのまま身を任せてしまう。
小夜の両目から止め処なく涙が溢れてきて、テーブルの上にぽとぽと落ちた。
「そうだ…小夜…すべて吐き出すんだ…お前は一人で溜め込みすぎなんだよ」
カイは小夜の肩に手を置き自分のほうに向けると、小夜の伸びた前髪を掻き分ける。
涙に濡れた小夜の表情は、少し幼さを漂わせていた。
「やっぱりお前は小夜だ…。昔どおりの小夜だ…」
カイは小夜の髪をくしゃくしゃと掻き回すと、そのまま頭を胸に抱き寄せる。
小夜は抗うことなくカイの胸に顔を埋め、カイのシャツを濡らした。
ドクン…ドクン…ドクン…。
一定のリズムを刻むカイの胸の鼓動が心地よい。
カイが包み込むように小夜を抱きしめると、小夜はおずおずとカイの逞しい背に手を回した。
そのままお互いの体温を感じながら、固く抱き合う。
小夜は常に緊張させていた身体から力が抜けていくように感じた。
泣きつくし落ち着きを取り戻した小夜は、カイを見上げる。
「カイは変わったね。背も随分と伸びたし…」
「あれから…一年以上経つしな」
「カイは、どんどん大人になっていくのね」
「お前も…色っぽくなったじゃねーか」
小夜は頬を赤らめ視線を逸らす。
「こうやっていると…お父さんのこと思い出す…」
「俺とオヤジが似てるのか?ひでーな小夜。俺まだ十代だぜ…」
カイがおどけたように言うと、小夜は少し微笑む。
「なあ小夜…はじめて会ったときのこと覚えているか…」
「あまり…記憶がない」
「そうだったな…。あの頃のお前、赤ん坊みたいに何も知らなくってぼーっとしてたもんな」
「目覚めたばかりだったから…」
「可愛かったな…」カイは天を仰ぎぽつりと言う。
「一緒に暮らすことになって嬉しかったんだぜ…。今考えると大したことじゃあないが、あの頃
俺うまくいかないことばっかで、生きていくのが面倒っつーか、荒れてたからな…。
お前が来たことで俺は救われた。すっごく楽しくなった」
「カイ…私も沖縄で過ごした時が夢のように感じる」
「夢じゃねぇ、現実だ。俺はこんなに近くに…お前の傍にいるじゃないか…」
カイは小夜に顔を近づけ額と額を合わせる。
それだけで、離れていた一年間が埋まっていくような気がした。
「小夜…」
カイは小夜の瞳をじっと見つめたままキスをしようとした。
すると小夜は慌てて顔を逸らし小さな声で言う。
「カイ…隣に皆が…」
「関係ねぇ…」
カイは小夜の顎を持ち上げると、唇を落とす。
「んっ…」
頭の芯がくらくらとするような情熱的なキス…。
小夜の腰が砕け倒れそうになるのをカイはしっかりと抱きとめ、繰り返し口づける。
小夜が潤んだ視線をカイに向けると、カイもまた切羽詰ったような顔をしていた。
二人は同じ気持ちだった…。
カイは小夜を軽々と抱き上げると、自室に飛び込む。
キスを交わしながら服を脱ぎ捨て、抱き合ったままベッドに身を落とした。
小夜の柔らかい胸に顔を埋め愛撫施していくと、その胸の突起は硬く立ち上がってくる。
カイが触れた部分から甘い官能が生まれ、小夜の全身を駆け巡っていった。
「んぁ…んん…」
小夜の押し殺したような声がいじらしい。カイは夢中になって小夜を貪っていった。
「カイ……」
小夜が官能を帯びた瞳でカイを見つめると、カイは長い指先を小夜の狭間に滑り込ませ、
しっとりと湿った秘部を指の腹でそっと撫でていく。
溢れ出したとろりとした蜜を全体に塗りこめるように動かし、ふいに中指を突き入れると
小夜は堪らず高い声で啼いた。
「ぁあんっ」
カイはそのまま指を前後にゆっくりと動かしていく。
じんじんとした甘い痺れが小夜を翻弄する。
「カイ…きて」
小夜の要求にカイは従う。カイもまた艶かしい小夜の姿に限界が近かった。
ひくひくと蠢いている小さな口に欲望の切っ先を穿つと、押し拉がれる衝撃に小夜は息を呑んだ。
圧倒的な力に小夜の細い身体が上へずり上がるのを、カイはしっかりと抱きとめ身を進めていく。
「カイ…カイ…カイ…」
小夜は魘されたようにひたすらカイの名を呼び続ける。
呼吸さえもできない圧迫感の中に、湧きあがってくる喩えようのない情欲…。
つながった部分だけでなく、身体もそして心までもカイで埋め尽くされていく。
…そんな錯覚に小夜は陥った。
カイに抱かれていると、自分が自分でいられるように思えた。
「もっと…カイ…もっと」ひたすらカイを求める。
ーー小夜は自分が怖かった。
意識とは別の本能が解き放たれ、自分が自分でなくなることが…。
カイだけが…カイだけが…自分を人へと引き戻してくれる。
だから、自分に刻み付けて欲しかった。忘れないように…。強く…。
「小夜っ…」
小夜の求めに応じ、カイは腰の動きを早め小夜を突き上げていく。
狂おしいまでの感情すべてをぶつけるように…。
「ああぁっ…カイっ!!!」
「んんぁあ…小夜っ!!!」
小夜はしなやかな肢体をビクビクと痙攣させ絶頂に達すると、カイは小夜の最奥に熱を放った。
部屋に響くのは二人の荒い呼吸音だけ…。
二人ベッドの上に仰向けとなって、胸を上下させ呼吸を落ち着かせる。
ただただ心地良かった…。
小夜は身も心も満たされて、身体の奥底から力が溢れてくるのを感じた。
しばらく余韻に浸った後、小夜は身を起こしカイに宣言する。
「カイ…私、明日クリスチーナ島に行く。…ディーヴァを倒しに」
その声ははっきりとした決意を含んでいた。
「俺も行くよ…。俺…お前のこと守りたい…」
小夜はうれしかった。当たり前のように言うカイの優しさに絆されそうになる。
「……バカ」
思わず頷きそうになるのを押し止めて一言呟く。
「何でだよ…。俺だって少しは役に立つぜ」
「私はカイを失いたくない…一緒にいればきっとカイは傷つく…」
「俺は死なねぇ。信じろ…小夜っ」
カイの真剣な眼差しを小夜に向ける。
カイの言葉は根拠のないものであったが、小夜を信じさせる不思議な力があった。
「カイは待っていて…。私必ず戻るから…。だから…信じて」
小夜はカイの顔を覗き込むようにすると、両手でカイの頬を包み込み唇を合わせた。
「んっ…小夜…」
「カイ…私…」
小夜はカイの逞しい胸に縋り付く。そんな小夜が愛しくて堪らなかった。
「小夜…っ」
再び全てを忘れて抱き合うと、二人だけの官能の世界に身を投じていった。
くすぐったさに目が覚める。カイが瞼を持ち上げると小夜が頬を触っていた。
窓の外を見ると、東の空が漸く白んできたころだった。
「ゴメン…起こしちゃったね」
小夜は黙って出て行こうとしていた。
全裸で気だるげに横たわるカイと異なり、小夜は既に身支度を整えている。
「…小夜…」
昨夜のことが思い出され、カイは少し顔を赤らめる。
お互いの名を呼びながら求め合い、何度も何度も絶頂に昇りつめた夢のような一夜…。
しかし、カイの腕の中で喘ぎ身悶えした少女は、いつもと変わらぬ表情を見せる。
小夜の首元に残された愛撫の痕とシーツにこびりついた残滓がなければ、
夢であったのかと思わせるほどであった。
「…もう…行くのか…」
「ん…」
「俺…お前のこと待ってるから…。お前が逃げても追っかけて必ず見つける…」
「カイ…」
小夜の目に涙が浮かぶ。
「小夜…愛している…。だから…死ぬな…」
押し殺した声で言う。カイの瞳もまた涙で光っていた。
「ありがとう…カイ…」
小夜は涙でぐしゃぐしゃになった顔に笑みを浮かべカイを見つめる。
カイはたまらず小夜を引き寄せキスをしようとするが、二人の唇が重なろうとしたとき
いつの間にかドアの傍で控えていたハジが出発を告げた。
「小夜…時間です…」
「今行く…」
小夜は涙を手の甲で拭い取ると、冷徹な顔つきに戻る。
もうその表情にもう迷いはない。
ハジにブーツを履かせてもらい刀を受け取ると、すっくと立ち上がった。
そのきりりとした立ち姿は美しく威厳さえも感じる。
そのまま振り返りもせず、カツカツと足音を響かせドアから出て行った。
「ハジっ…」
カイは全裸のままベッドから身を起こすと、ドアを後手に閉めようとするハジを呼び止めた。
「小夜を…頼むな」
訴えるように言うと、ハジはドアの隙間からカイのほうを見て、少し微笑み答える。
「ご安心を…命にかえても…小夜は守ります」
カイは窓辺に立ち、朝日に向かって去っていく二人の後ろ姿をいつまでも見つめていた。
(おわり)
>>971 リアルタイムktkr!超GJですた。
っつか自分もそこで妄想してたのですが完敗。
10分でラスカル化しそうなくらい禿萌えた。
>>971 一言だけ言わせてくれ。
嫁 に 来 な い か ?
>>971 GJGJGJ!!!超すげええ
素晴しいモエをありがとう!!
975 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/26(月) 11:39:43 ID:68NpBe8f
最近ソロサヤ・カルサヤどっちでもいいからムリヤリが読みたい
>>971 マジでGJ!
かなり萌えが充電されたよ…ありがとう。
お待たせしました〜。
カール追悼ディーヴァ×カールです。
狂気の人の心情って難しいですね…
青い薔薇(カール様追悼)
「カール、君に会って貰いたい女性がいる」
僕が給仕として働いているナイトクラブの常連であり、友人でもあるソロモンがある晩そう告げた。会って貰い
たい女性? ソロモンは僕に自分の恋人を紹介したいと言っているのだろうか? 僕は彼に尋ねてみた。
「ソロモン、君の恋人を僕に会わせてくれるのかい?」
「ああ…そうだね。恋人、とも言えるかな。カール会ってくれるかい?」
ソロモンは軽く俯き、僕の問い掛けに少し含みのある言い方で答えた。恋人ではないのか? しかし、ソロモン
の表情から察するに、きっととても大切な相手には違いないだろう。兎も角、僕はその女性に会ってみようと思う。
ソロモンの大切な女性に興味があったから。
「いいとも。君の大切な女性に会わせてくれ」
「そう。良かった。では、明日、君の家に迎えに行くよ」
僕の返事を聞くとソロモンは、何故か安堵したような表情を見せた。だけど、それは一瞬のことで、直ぐに何時も
の柔和な微笑に変わっていた。
明日、僕はソロモンの大切な女性と会うことになった。ソロモンの態度に多少の不信感を覚えたが、それは気の
せいだと自分に思い込ませ忘れることにした。
翌日の昼頃ににソロモンは迎えに来た。誘われるままに自動車に乗り、彼の住む屋敷に向かった。
「着いたよ」
僕は広大な庭園の奥に立つ屋敷の美麗さに目を奪われた。ソロモンの後を案内されるままに僕は着いて行く。
屋敷の扉が開かれ、中へ入ると屋敷の主、ゴールドスミス家の当主アンシェルが出迎えてくれた。
「ようこそ。カール君。君の事はソロモンから聞いている。今日は君にとって特別な日となるだろう」
ゴールドスミスとはソロモンの血族だ。その当主が出迎えてくれると言うことは、このアンシェルの娘がソロモン
の恋人なのだろう。
だが、僕は、ふと疑問に思った。今日が僕にとって特別な日とはどういうことなのか。ソロモンの恋人に会う日が
僕にとって特別な日というのは何か違う気がする。他にも何かあるのだろうか?
「カール君。さぁ、我らが主ディーヴァに会わせてあげよう」
アンシェルは顔に笑みを浮かべ言った。ディーヴァ…それがソロモンの恋人の名か? しかし、アンシェルは主
と言った。ゴールドスミス家の主はアンシェルではないのか。
何か不に落ちない事が多いことに気がついたが、ここまで来てしまったのだから、この家の主に会おう。いや、こ
のまま帰るわけにはいかない雰囲気が周囲に漂っている。アンシェルの言葉に従うしかないようだ。
長い廊下をアンシェルとソロモンの後ろを逸れないように着いて行く。僕は屋敷の中庭に面した日当たりの良い
部屋に通された。
そこには、長椅子に身体を横たえ気だるげに目を伏せている少女が居た。彼女がソロモンの恋人なのか?
「ディーヴァ。先日お話した者を連れてまいりました」
アンシェルは恭しくディーヴァと言う名の少女に語りかける。
「…アンシェル、その子が次の?」
ディーヴァはゆっくりと身体を起こし、とろんとした瞳で僕を見つめる。綺麗な少女だ。だけど、僕は彼女に
何か得体の知れないものを感じた。背筋が粟立つような、そんな感覚だ。
「はい。彼に、カールに貴女の血を分け与えて欲しいのです」
アンシェルは何を言っている? ディーヴァの血を僕に? どういうことだ?
僕が何が何だか分らずにいると、自分の前方に居た筈のディーヴァは何時の間にか背後に立っていた。
「なっ?!」
突然、背後にディーヴァが立っていた事に驚く僕に、ソロモンは何時もの柔和な笑みとは違う、冷たい微笑を
その整った顔に浮かべ、僕に言った。
「君は選ばれたんだよ。僕達の未来の礎に」
「ソロモン! どういうことだ?」
ソロモンの言葉に、僕はとても恐ろしいことに巻き込まれたことを知った。ソロモンの言葉に怒気を込めて僕は
叫ぶ。彼とアンシェルに説明を求めたが、彼らからは答えは返ってこなかった。変わりに、僕の首筋に冷たい
指先が触れる。
「ひぃっ!」
情けなくも、声を裏返らせ悲鳴を漏らしてしまった。ディーヴァが僕の首筋に触れたのだ。背筋に嫌な冷たい
汗が流れる。彼女は軽く僕の首筋に触れているだけなのに、抗うことが出来ない。僕は石化の呪いを受けたように
動けなくなってしまった。
「ふふっ……貴方、美味しそうね。アンシェル、構わない?」
ディーヴァは僕の首筋に顔を寄せ、軽く笑いながらアンシェルに何かの許しを請うた。僕にはディーヴァが何を
考え、何を言ってるのか理解できない。ただただ、恐怖に囚われていた。
「ディーヴァ、それが貴女の望みなら」
「ふふふっ。ふふっ…それじゃ…」
アンシェルはディーヴァの望みに否やを唱えるつもりなどなく、彼女も勿論、自分の望みを阻まれるなど思っても
いないようだった。
「あっ! ぁあっ! っつ!!」
彼女の笑い声と吐息が首筋に掛かる。首筋に柔らかな唇が触れた瞬間、毒針を打ち込まれたような激痛が走る。
痛みは一瞬だった。次に僕を襲ってきたのは、雲の上に身体が浮くような感覚。身体の末端から体温が奪われ
凍り付いていく感覚だった。
そして、僕は…僕の意識はどこか遠くへと向かい、次第に眼前が暗闇に閉ざされていった。
僕は何をしているのだろう? 目覚めた時に最初に思ったことは、何故、僕は見知らぬ天井を仰ぎ見ているのか、
ということだった。はっきりと、そう思ったのでなく、ぼんやりとそんな風に思っていた。
そんな僕を覗き込む顔があった。ソロモンだ。
「やぁ。カール。目覚めたようだね。気分は?」
ソロモンの顔を見た瞬間、僕は自分の身に起きたことを思い出した。
そうだ。僕はディーヴァと言う少女に首筋を噛まれ、血を吸い尽くされたのだ。意識が遠退き、視界が暗転した
時に僕は自分の命の火が消えるのを感じた。なのに、今現在こうして僕は生きている。どういうことだ?
「ソロモン! 貴様、僕に何をした!」
僕は跳ね起き、ソロモンの襟首を掴み上げ問い質した。
「カール。君は僕達の仲間になったんですよ。ディーヴァのシュヴァリエになったんです。君の身体は人のそれとは
異なるものとなり、我々翼手族のものとなった。不老不死の翼手族として生まれ変わったんですよ」
翼手族の仲間だと? ディーヴァのシュヴァリエ? こいつらは不老不死の化け物だというのか? そして僕は
その仲間にされたのか。
僕はソロモンの言葉に絶望した。僕は、不老不死になることなど望んではいなかった。僕は己の意思を踏みにじ
られた気持ちで一杯で悔しくて涙がでそうだ。悔しくて腹立たしくて、両手を力いっぱい握り締め、爪が食い込み
掌が傷つき血が流れた。
「っ?! これは…」
その傷口はものの数秒ほどで塞がり跡形もなく消えてしまった。僕は、思い知った本当に人ではなくなって
しまったんだと。そのことに衝撃を受けていると、無邪気な笑い声と明るい声が僕の名を呼んだ。
「あら、カール。目が覚めたのね。ふふっふふふっ…一緒に遊びましょう」
声の主はディーヴァだった。子供のように笑い、僕の手を取るとベッドから立ち上がらせた。そして部屋の中央
まで手を引かれていくと、僕と向かい合い踊りながら彼女は歌を歌い始めた。
なんて、流麗な歌声なんだろう。僕はこの世のものとは思えない神々しさを感じさせる、ディーヴァの歌声の
虜になった。僕を化け物に変えたのはディーヴァだ。しかし、彼女の歌声は僕の心を惹きつけて離さない。
「ディーヴァ…」
僕はディーヴァの歌声に酔いしれ、うっとりと彼女の名を呼ぶ。
「そうよ、カール。私はディーヴァ。ふふっふふふふっ」
涼やかな笑い声。無邪気な笑顔。そして神の楽の音のような声で歌を歌い、同じ声で僕の名を呼ぶディーヴァ。
気がつけば、僕はディーヴァの歌だけではなく、彼女の全ての虜になっていた。
僕がディーヴァのシュヴァリエとなってから、程なくしてアンシェルから僕が何故、選ばれたのか、その理由を
教えられた。
シュヴァリエの種としての研究目的の為に、僕はディーヴァのシュヴァリエにされたのだ。アンシェルは自分達が
なんであるのか。潜在する能力、身体の構造、思考について調べる検体が欲しかったのだ。その実験体が僕だと言う
。
その事実を知らされた日から、僕はアンシェル達の実験材料としての日々が始まった。来る日も来る日も、意識の
あるまま身体を裂かれ、血を流し続けた。僕は、生きながら身体を解剖される毎日だった。
どんなに切り刻まれても死ねぬ身体。しかし、苦痛は人であった頃となんら変わらない。身体に受ける苦痛は
心にも及んだ。耐え難い苦痛にのた打ち回る日々。
そんな日々でも、僕は幸せだった。ディーヴァが居たから。
ディーヴァは、日毎夜毎に僕を訪れて歌を歌ってくれた。無邪気な微笑を見せてくれた。それだけで僕は幸せ
だったんだ。
所が天にも昇るような幸せが僕に訪れた。
ある夜、ディーヴァは僕の元を訪ねてきた。気まぐれなディーヴァであったが、僕の部屋を訪ねてくるのは
既に日課になっていた為、何時ものように迎え入れた。
だけど、その日に限ってディーヴァの様子は何時もと違っていた。何時もの無邪気な笑顔はなく、どこか怪しく
微笑んでいた。
「ディーヴァ?」
僕が、彼女の名を呼ぶと、ディーヴァの瞳が青く光を放った。
「ふふっ…カール……今日はとってもいいことしてあげる」
ディーヴァは怪しく青く光る瞳で僕を見つめる。ゆっくりと僕のほうへと歩き近付いて来る。そして、身体が触れ
合うほどの近さまで来ると、ディーヴァは背伸びして僕の首に腕を回し、唇を寄せてきた。
ディーヴァは唇を重ね合わせながら、身体を密着させてくる。初めは首に回されてた腕が下に降り、僕の衣服を
脱がせ始めた。上着を剥ぎ取ったところで、唇が離れた。ディーヴァは相変わらず怪しく微笑んでいる。
「カール…」
再び身体を寄せてきたディーヴァは僕の首筋に唇を寄せ、軽く吸う。彼女の白く華奢な手がシャツのボタンを外し
胸元へと忍び入り、さわさわと撫で回す。僕は、ディーヴァが何を欲しているのか悟った。
「…ディーヴァ…それが貴女の望みなら…」
僕は、ディーヴァの愛撫に喘ぎながら望みに答えようと、彼女の背に手を回し、ドレスのファスナーを下げ脱がせ
た。
すとん…とドレスが床に落ちた。目の前に現れたのは、白く滑らかな裸体だった。ディーヴァは下着を着けては
いなかった。初めから、僕と情を交わすつもりでいたんだ。そう思うと僕の激情はいや増し、股間のモノは焼け
ように熱を持った。
「ディーヴァ…」
僕はディーヴァをベッドに優しく寝かすように押し倒した。彼女の白い肢体を撫で回し、無数の口付けで愛撫した。
僕が愛撫を始めると白い肌が次第に赤みを帯び薄紅色に変わっていく。なんて綺麗なんだろう…。
「あっ…いいわ…カール…ぁあっ!!」
ディーヴァは僕が触れる度に、身を捩り喘ぐ。彼女の喘ぎ混じりの吐息は、甘く艶やかで僕を刺激する。僕は
ディーヴァの禁断の場所へと恐る恐る触れる。そこは、ねっとりとした蜜で潤い僕を待っているようだった。
僕は堪らなくなり、ディーヴァの花蜜を味わおうと秘花にむしゃぶりついた。ディーヴァの蜜の味は甘酸っぱく
僕を捕らえて離さない。花弁を開き花芯を舌で舐め上げるとディーヴァの身体は跳ね上がる。そして麗しい声で鳴く。
「ふっ…んあっ! んっはぁっん! あぁっん!!」
ディーヴァが鳴くと花芯の奥から蜜が溢れ、僕を誘う。僕の股間は最早はち切れそうだ。耐え切れなくなった僕は、
衣服を一気に脱ぎ去り、ディーヴァの肢体へ覆い被さった。
「ディーヴァ…」
「カール…早く…私の中へ…」
潤んだ瞳で僕を見詰めながらディーヴァは、僕の股間の熱いモノに触れる。ああ…ディーヴァが僕を待ち望んでい
る。
早くディーヴァの望みを叶えて差し上げなくては…。
「ディーヴァッ!」
僕は一気にディーヴァの中へ進入した。
「は…あぁんっ!」
ディーヴァは僕の背に腕を回ししがみ付きながら、僕を受け入れてくれた。
「ディーヴァ…嗚呼…ディーヴァ…はっ…ぁあっ」
愛しいディーヴァの名を何度も何度も呼びながら僕は、彼女の身体に僕自身を熱く激しく突き刺した。僕が腰の
動きを早めると、ディーヴァもそれに合わせるように腰を振る。互いに快楽を貪るように腰の動きを合わせる。
僕が欲望の限界に達しようとするまでに、ディーヴァは何度も達していたようだった。途中、何度か意識を手放し
中空を見詰めていた。だが、思い切り奥を突き上げると、ディーヴァの意識は舞い戻り、そしてまた僕を感じて
嬌声を上げ痴態を見せてくれる。僕は嬉しくて、ディーヴァが意識を手放す度に、ともすれば乱暴なほどに彼女の
奥を突き上げた。
そんなことを繰り返していたが、僕もとうとう限界を迎えた。これ以上は堪えきれない。僕は、内に秘めた激情
の全てをディーヴァの中へと放ち果てた。
「ディーヴァ! ああっ!」
僕の気持ちに答えるように、ディーヴァは僕の腰に足を絡ませて身体を抱き締め、全てを受け取ってくれた。
「カールッ! あっ! うんっ! ああぁーっ!!」
ディーヴァは一頻り歓喜の声を上げると完全に意識を飛ばし、恍惚とした表情を浮かべていた。
「嗚呼…愛しいディーヴァ…僕の愛は…貴女のものだ」
僕は快楽の頂上へ上り詰めぐったりとしているディーヴァを抱き締め、彼女への愛を誓った。そのとき、僕の
目からは涙が零れた。女々しい奴だと自分でも思う。だが…僕は嬉しかったんだ。彼女のシュヴァリエになって
初めて、心の底から良かったと、そう思ったんだ。
一度、情を交わした僕達は、それからも毎晩のように互いの身体を貪り愛しあった。僕は至福の時を過ごしていた。
ディーヴァが僕の愛を受け入れてくれる。それが僕の全てだった。苦しく辛い実験の日々もディーヴァとの愛の
日々があれば耐えられた。実験すらもディーヴァとの愛の証のようで僕は嬉しくすら思い始めていた。
僕はディーヴァを愛している。そしてディーヴァが僕に愛を与えてくれると思っていた。
だけど、僕は忘れていたんだ。ディーヴァが奔放で気まぐれな性格だということを。あれほど熱く、愛し合った
日々が嘘のようにディーヴァは僕の元から離れて行った……。
後に残ったのは……空虚なこの身だけ。あれほど、ディーヴァと僕を繋ぐぐ証だと思えていた実験も初めの頃の
ようにただの苦痛に満ちたものなっていた。
「ディーヴァ…何故、僕から離れていってしまったんだ……。僕は、貴女にとって要らない存在になってしまったのか…」
ディーヴァが去って行った後の僕は鬱々として日々を過ごしていた。何時も思うのはディーヴァのことばかり。
しかし、ディーヴァは最早、僕に愛を与えてはくれない。僕は次第に心のバランスを失い、それでも何とか
バランスを取ろうと必死に足掻いた。失った、片割れを埋める何かを求めた。
そして、それを見つけた。
「SAYA…ディーヴァと対を成す存在。翼手族のもう一人の女王。彼女なら…僕を…。そうだ! きっとSAYA
なら僕を受け入れてくれる! 僕の愛を受け取って、そして僕を愛してくれるはずだ!!」
僕は、ディーヴァの双子の姉であり、敵でもあるSAYAに己の失った心の片割れを見出した。
「SAYA! 待ってておくれ! 僕は、きっと君に逢いに行く!!」
……SAYAは僕の心を満たしてくれるだろうか…
終了
ラストがちょっと無理やりな感じがしないでもないですがお許しを。
で、ここでちょっと予告など。
先日、投下した小夜×ジョエルを勝手にmy設定でシリーズ化w
タイトルは「狩りの夜」
アニメ本編が世界を渡り歩きながら翼手を狩るなら
こっちは男の間を渡り歩きながら子種を求めるという設定でw
投下は「小夜×やさぐれデヴィッド」「小夜×カイ」「小夜×ジョエル再び」
「ハジ×小夜」「ソロモン×小夜」「アンシェル×小夜」の順で行こうかと。
時期は未定ですが、気長に待っていただけると嬉しいです。
ではこの辺で。
おぉGJ!!
シリーズの方も全裸待機でいきますよ
鳥さん や ら な い か
シリーズも烈しく期待してるよ!全裸で!
デヴィ小夜なんて初めてだよ(;´Д`)
さて、自分も2本書いてるので新スレはじめには連投するかも。
その前に保管庫だな…新スレに間に合うかな('A` )
GJ!
カール好きの俺の心に火がついた
鳥さんGJ!
カールよ安らかに。
シリーズも楽しみにしてますよ!
GJ!!
デヴィ小夜、アンシェル×小夜超wktk
987 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/27(火) 22:54:42 ID:VYYvXG/R
鳥さんGJ!!
貴方様は神です!!
シリーズも楽しみにしてますよ!!
自分は特にソロサヤが楽しみ…
俺もデヴィ小夜とアンシェル×小夜たのしみ
次スレまだ?
もう立てるの?
>>991 乙です!
保管庫は日付が木曜になる頃までにURLをうpします。遅くなってゴメソ
ソロモン「ほら。小夜、気持ち言いかい……?」
カール「アッー!」
ソロモン「やべっ!間違えた……。でも、これはこれで……」
カール「アッーアッー」