今日の展開見ると、恋愛禁止の懸念がぶっ飛びましたねぇ。
「何度私に告白させるのよ」って台詞がよいのです。
今週のブリアクはけっこうネタになると思ったのに、盛り下がってるな。
六花に嫌われるために夜道で強姦とか、
275 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 01:35:22 ID:t/FGXMXw
過疎ってるな
276 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 02:09:33 ID:Wb0qI/d2
ここ数週間はいい展開なのだが
何か書きたくても、自分は六花に萌えんのじゃよ…
278 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 03:11:22 ID:jey6sw7/
下がりすぎなので上げ
279 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 02:14:16 ID:ReDbZrY/
今週もこのスレ的にいいと思うのだが
小雪X立花しか思いつかん
281 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 00:34:59 ID:PShf/x5d
ちょw
ちょっと思いついてしまったので、村雲×晶ネタ投稿しますー。
あんまりエロくなくて申し訳ないですが・・・。
「つきあってくれないか? 晶」
寮での昼食の後、部屋に戻ろうとしたら村雲に声をかけられた。
今日は日曜日。
平日よりも一般開放の時間は長く、故に自由時間は少し多い。
フロストクイーンFSCとの練習試合も終わり、今はほんの少し
だけ普通の中学生のような時間が持てる時期だった。
「どこへ?」
「本を三冊と秋物を数点、その他」
どこへ、の答えとしては少々ちぐはぐだが、結局のところどこへ
行くかは決まっているようなものなのだ。
「電車に乗って?」
「そうだな、今日はちょっと遠出してみようか」
村雲が微笑む。
窓越しに見える初秋の空はよく晴れていた。
電車は意外に混んでいた。
押しつぶされるほどではないが、吊革は各人一つの確保が難しく、
隣とは触れ合わざるを得ない密度。
村雲と晶はドア際に並んで立った。
晶が他者と接しなくてすむように、自分の体を衝立代わりにする。
それもごくさりげなく。
村雲京太郎というのはそういう人間だった。
「混んでるな。苦しくないか」
「ええ、大丈夫。・・・ありがとう」
目的の駅までは二十分程度。
こちら側のドアはしばらく開かない。
二駅目を出たところで、異変を感じた。
ふとももに違和感。
最初そっと触れてきて、徐々にじっとりと、撫で回してくる。
ストッキングとロングスカートの裏地が擦れるのが気持ち悪い。
晶はそっと村雲を見上げた。
村雲はその視線を受けてまた微かに笑んだ。
「出がけに六花につかまってただろう」
「暇を持て余してるらしいわ。時間があるなら部屋の片付けでも
しなさいって言ったら黙ってしまったけれど」
ふとももを撫でる手が上がってくる。
尻のラインをなぞるように、指を這わされた。
「一度散らかってしまうと、なかなかね。僕だってあの部屋をすぐに
片付けられる自信はないよ」
くす、と喉の奥で笑っている。
「それにしたってあの子は・・・」
一瞬言葉に詰まる。
それまでゆっくりとうごめいていた手に、いきなり尻をぎゅっと
つかまれたのだ。
「 ・・・だらしがなさすぎるわ」
「晶は完璧だからな」
「ごく一般的な基準だと思うわよ」
じわじわとスカートがたくし上げられていく。
手が、するりと潜り込んできた。
ストッキング越しに感じる、手の平の表情。
「――ロングスカートにストッキングは暑くないか?」
晶の耳元で、村雲が小さく囁いた。
少し広げて立っていた足の間に、村雲の長い指が滑り込んでくる。
つつ、とふとももの付け根を探り、それから下着越しに秘裂を擦り始めた。
最初は軽く、徐々に深く。
「――っ」
不意に隠核を強く押さえられた。
肩が動いてしまう。
「そういえば、城島コーチの代わりに新しいコーチを招くそうだよ」
村雲が新しい話題を出してくる。
「新しい・・・?」
「マッケンジーコーチだけではさすがに手が回らないからね、今度のトーナ
メント戦に向けて、ペア専任のコーチがくるらしい」
言いながらも手は休めない。
下着越しに弄られて、すっかり隠核が固くなってしまう。
それを確認してから、またスカートの下で村雲の手が蠢く。
ストッキングが引きつれる。
――びっ。
小さな音がして、破られた。
開いた隙間から潜り込んで来た指は、そのまま下着の股布を寄せ、直接
粘膜に触れてくる。
くちゅ。くちゅ・・・ぷちゅ。
すでに潤んでいたそこは、ほんの少しの動きにも大きな音を立てる。
実際にはさほど大きくなくとも、晶の耳にははっきりと聞こえてくるのだ。
足ががくがくと震えてしまう。
村雲は、第一関節だけを晶の隠裂にひたし、左右に細かく揺すって万遍なく
刺激した。
ぴったりと閉じているべき秘孔はいつしか緩んで、奥の方から滲み出てきた
愛液がこぷりと溢れた。
「――っ!!」
晶は唇を噛みしめる。と、口の端でちゅるりと濡れた音がする。
唾液の分泌までが盛んになっているのだ。
そのときカーブで電車が揺れた。
村雲の体が押しつけられ、晶の胸が擦れた。
「・・・ふっ」
いつしか乳首は屹立し、乳房は張りつめ、少しの刺激が体の芯まで響く。
その変化を見逃す村雲ではない。
「大丈夫か?」
優しい声で尋ねながら、なおも胸を合わせ、柔らかい双球を押しつぶして
くる。
秘部を弄る指は大胆にも更に奥へと進んだ。
ぬる・・・っ。
「――」
潜り込んでくる。
受け入れた晶の秘裂が、漣のように震えて、異物である指を締め付けた。
それを押し広げるように、村雲の指が動く。
円を描いて内部を擦り上げ、かと思うとより深く突き刺して奥の奥までを
抉り尽くす。
くの字に曲げた指で、こりこりとした内部の出っ張りを刺激する。
ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ・・・。
蜜音が晶の胎内から直接脳髄へ響くようだ。
真っ白になりかける頭を、理性の力で懸命に引き戻す。
しかし息遣いが荒くなるのは止められない。
誰かに気がつかれたら、と思うことすら、今の晶には快感を急き立てる
要因になってしまう。
「――もう少しだからな」
村雲が、なだめるように言う。
知らない人が聞いたら、恋人を労る言葉に聞こえるのだろうか。
けれど実際はその息は熱く耳を灼いて、晶を絶頂へと押し上げる最後の
一蹴りにもなりかねない。
実際のところ、「もう少し」なのは、目的地までではなくて晶の方だと
言いたいのかも知れなかった。
逃げ出すこともかなわず、晶はただ嬲りに耐える。
しかし、村雲がもう片方の手を伸ばし、隠核にも蜜をまぶして同時に刺激を
与え始めると、限界は急速に近づいてきた。
くり、くり、くり、とリズミカルに擦り上げられて、それに合わせて秘孔に
埋めた指が律動する。
下腹全体、いや体全体が熱くとろけるようだった。
痛みにすら似た快感。
「・・・っ、ぅ・・・っ、く・・・」
唇を噛みしめても漏れる声。
ぞくぞくと背筋を何かがのぼっていく。
村雲の指を締め付けている自覚があった。
きゅううっと絞り上げて、不意にぱちんと弾けそうになる――。
その一瞬前に、指は晶の胎内から抜けてしまった。
「・・・ぁ」
かくん。
本当に寸前まで煽られていた体は、達し損ねて、関節を抜かれた人形のよう
にバランスを崩す。
村雲がさりげなく晶の腰の辺りを手で支えた。
「――駅だ」
電車は徐行して、ホームに滑り込む。
老若男女取り混ぜた色々な人間が、目の前を通り過ぎていった。
電車が止まる。
小さく喘いでしまう晶を、村雲が支える。
「降りよう」
腰を支えたまま促す動きはあくまで優雅で紳士的で――氷上を二人で滑って
いる時と全く変わらない。
けれどその指は、数十秒前まで確かに晶の内部にあって、蜜にまみれて淫ら
な動きをしていたのだ。
人混みに巻き込まれるように歩き出すと、潤んだままの粘膜がよじれて奥か
らまた愛液が溢れ出してくる。
ストッキングを破かれて露出した肌を伝っていく。
じんわりと、ナイロン地に液体が染みていくのが気持ち悪い。
「まず本屋へ寄ろうか」
村雲が涼しい声で晶を階段へ誘った。
今日はここまでです。
失礼しました。
GJ!!!!(・∀・)
続き楽しみにしてます
本屋――と言うよりも巨大書店と言った方がふさわしいのだろう。
大きなビルがまるまる書籍売り場だ。
フロアごとに文芸書や専門書、雑誌や漫画のコーナーにわかれている。
村雲は晶を連れてゆっくりと本を見て回る。
三冊、と言っていたのだから目当ての本は決まっているのだろうに、なかな
かレジへ向かおうとしない。
生殺しだ、と晶は思う。
本屋の中は冷房が効きすぎるほどに効いていたが、達する直前で放り出され
た体の火照りはなかなか冷めない。
それどころか、寒さに肌が粟立つことすら別種の快感に変換される。
まだ硬さを失わない隠核が歩くたびに擦れて、疼いた。
それは胸の先端の尖りも同様だった。
時折こらえきれなくなって、喉の奥で切なげに息が詰まる。
それに気づいているのかどうかは、村雲の横顔からは読み取れない。
「・・・ごめんなさい、私ちょっと」
せめて破けたストッキングだけでも脱いでしまいたい。
トイレへ向かおうとする晶を村雲が声で止めた。
「慌てなくても、ぱっと見ではわからないさ」
確かにロングスカートの裾より下には伝線は達していない。
だが、それとこれとは問題が違う。
晶が反論するより先に村雲はすっと一冊の本を掴んで早足でレジへと向かった。
仕方なく、慌てて晶も後を追う。
引き離されたり、あるいは勝手にトイレに行ったりしたら、村雲は平気で晶
を置いていくことだろう。
しかし、それは村雲の望むところではないのだ。
矛盾しているが、そうである以上、晶は村雲に従わなくてはならなかった。
先程までとはうってかわって、さっさと一人で先を行く村雲の背中を追いか
ける形になる。
フロアを移って、あと二冊。予告通り三冊の本を購入して、村雲は書店を出る。
迷うことのない足取りでいくつかの角を曲がり、路地に入る。
知らない場所ではなかった。
大体この駅で降りる時はここ、と決まっているのだ。
ようやく村雲が振り返った。
「歩きっぱなしで疲れただろう、晶」
いつもと変わらない穏やかな表情。
「少し休んでいこうか。僕も足が痛いしね」
人目につきたくはなかった。
だから晶は――むしろ村雲を促すようにしてその建物に入った。
恐らく中学生が出入りするのには似つかわしくない場所――ホテルの一室は、
やはり冷房が効いていた。
先に立って入った村雲がベッドの端に腰掛ける。
「さ、脱いでいいよ」
いいよ、と言葉は柔らかいが、実質それは命令なのだ。
晶はうつむいて、とりあえず荷物を床に置いた。
そっとスカートをたくし上げ、ストッキングを脱ごうとする。
「ストップ」
村雲が軽く手で制した。
「・・・」
「そこへもたれて」
壁を指差す。
従った。
「スカートを持ち上げて――もっと。腕は下ろさないように」
村雲が晶の足下へ膝をつく。
「少し足を広げてごらん」
言われるままの姿勢をとると、村雲の顔の前に晶の秘部が突き出された。
村雲の指が伸びて、びりびりに伝線したストッキングをそっと撫でた。
「・・・こんなに染み出ているじゃないか。色が変わっているぞ」
そのまま這い上る。
布地を押し込むように秘裂を弄んだ。
「ああ、下着もぐちょぐちょだな。気持ちが悪いだろう?」
晶の様子を確認するように、ちらりと見上げてくる。
視線が合う。
それでも晶は無表情を保った。
「――脱いでいいよ。ただしスカートの端は口でくわえて、下ろさないように。
それとも僕が脱がそうか」
「・・・自分で・・・脱ぐわ」
シャワーを浴びるという選択肢はないのだ。
晶はスカートの端をくわえた。
外を歩いてきた布地は排気ガスと埃の匂いがした。
ストッキングのウエストの部分に指をかけ、そっと下ろしていく。
村雲が間近で見ているので、体勢が不自然になる。
腰をくねらせて、ふともも、足と抜いていく。
ストッキングの次はパンツを同様に脱ぎ落とす。
あまり濃くはない叢も、その下の粘膜も、みな村雲の目にさらされる。
「まだ潤んでるな。真っ赤だ。――指を添えて、開いて」
命令に従おうと指を伸ばすと、確かにそこはぬるぬるとぬかるんでいて、
羞恥と快感に知らず頬が染まってしまう。
「――ひくついてるよ」
低く笑って、村雲は唇を寄せてきた。
ふ、と息を吹きかけて叢をそよがせる。
それから秘裂に口づけた。
「――っ」
予想はしていても、体が跳ねるのを止められない。
もっと足を開け、と言うように、村雲の手が晶のふとももを押さえる。
舌が伸ばされた。
花弁が舐め回される。
隠核が弾かれて、また吸われた。
ぴちょ、ぴちょ、ぴちょ・・・。
ずるり、と秘孔へ潜り込んできたかと思うと、滲み出した蜜を掬い取り、
襞中にまぶして、そこをまた啜る。
ぺちょ、じゅる・・・じゅるるっ。
「――ぅ」
体の奥底から吸い出されてしまうようで、晶は震えた。
その微かな声に気をよくしたのか、村雲の指が突き刺さってくる。
先程の電車内とは違い、二本の指を揃えて、下方から奥の奥まで突き上げてくる。
「――ぃ、・・・っ、ふ・・・」
ぐちょぐちょ、ぐちゅ、ちゅ、ちゅ・・・。
蜜音が大きくなる。
隠唇を押さえ続けている晶の指も蜜まみれになっている。
この分では村雲の手首まで愛液が滴っているに違いない。
村雲は巧みだった。
指で激しく責め立てながら、同時に舌と唇で襞という襞をなぞり、隠核を
舐め転がし、吸い上げてくる。
器用に蠢めく舌に包皮をむかれて、隠核がちゅるちゅると村雲の口の中で
踊っていた。
「ぃ・・・ぁ・・・っ、――くっ、ぅ・・・」
鋭い快感に腰が砕かれるようだ。
絶え間なく襲われて、今度こそ絶頂が近づいてくる。
スカートをくわえている唇の端から、声と唾液が漏れた。
「くぅぁっ・・・ふぐ、う・・・」
ぐちゃ、ぬちゃっ、ちゅぷ、ちゅぷ・・・。
指の出し入れが激しくなり、空気の泡が生まれてはつぶれる音。
奥の奥まで掻き回されている。
不安定な体勢で立たされたままの足ががくがくと震えた。
体が跳ねて、もたれた壁に打ちつけられる。
「ひぅ・・・ぃぁ・・・ゃ・・・っくぅ・・・」
そのとき、村雲が隠核に軽く歯を立てた。
「――ぃっ! 〜〜〜〜〜っ!!」
目の前が真っ白になる。
声を殺したまま、晶はとうとう絶頂に達した。
かくん、と膝から崩れ折れた晶を村雲がそっと受け止める。
「偉いな、言いつけ通り、スカートをくわえたままで」
どこか揶揄するような響きが混じる。
「じゃあ今度は僕のをくわえてもらおうか」
一度立ち上がり、ベッドの端に腰をかけ直した。
そのまま、何もせずに待っている。
晶は荒い息を吐きながら、だるい体でそちらへにじり寄った。
村雲の足と足の間にひざまずき、ベルトに手をかける。
「あ、待った。――晶、アレをとってくれないか」
指差す先には、先程脱ぎ捨てたストッキングがある。
不審に思いながらもそれを拾って渡すと、村雲は幾度か引っ張って伸ばした。
強度を確かめるように。
「脱いで」
「――え」
「全部」
「・・・」
小さく溜息をついて、晶は胸のボタンに手をかけた。
ブラウス、スカート、そしてブラジャー。
軽く畳んで床に置いた。
自然、両腕で体を抱えるようなポーズになるのを、村雲は止める。
「隠さない。・・・向こうを向いて。後ろ手に縛らせてもらうよ」
・・・その為にストッキングをしごいていたのか。
晶はもう、言われるがままにその緊縛を受け入れた。
ナイロン生地が、幾重にも手首にまとわりついて彼女の自由を奪っていく。
決して痛くはないが、そうやすやすとは抜けられそうにない。
「さ、それじゃあ続きだ」
村雲は自らの手でジッパーをおろし、ひざまずいた晶の顔の前に自身のモノを
突きつけた。
もう半ば固くなったそれに、晶はそっと唇を寄せていった。
最初は軽く、触れるか触れないかの刺激。
一番敏感な先端に触れるのはなるべくあとにして、幹の方をなぞり上げていく。
唇でくすぐるような動きから、だんだんと密着させて、上下の唇で挟んだり、
舌を這わせたり。
唾液をまぶして滑りをよくして、横銜えでずるずると擦った。
「・・・巧くなったじゃないか」
満足げに村雲が言う。
もちろん指導したのは彼だ。
一度陰嚢まで下りて、舌先でふよふよと刺激する。
陰毛が頬をつつく。
飴をしゃぶるように陰嚢を舐めて、それからまた幹を舐め上げていった。
カリの部分を一回り軽く舌でなぞり、先走る液体を舐めとる。
舌の上に溜めて、その状態で先端にくちづけた。
にちゅ。
ぬちゅ。
鈴口をそっと舐め回す。
ちょっと離すと、粘り気のある糸がひいた。
また口を寄せ、今度はゆっくりと銜え込んでいく。
「――ふう」
村雲の体がぞくぞくと震えている。
唇を締めて、擦り立てた。
村雲のものが晶の咥内を出入りする。
その度に唇がめくれ、唾液をまぶされた陰茎はてらてらと光を反射する。
吸い上げると、頬の内側と陰茎とが密着して、外から見ても所在がわかる。
「いやらしいな・・・いい顔だ・・・」
満足げな笑みを浮かべて、村雲は晶の乳房をまさぐる。
揺れる乳房をぎゅっと掴まれ、乳首を指でこりこりと弄られて、思わず晶は
身をよじった。
「・・・痛いよ晶。歯が当たった」
静かに言って、村雲は乳首を強めに摘んだ。
「――っ」
晶が身をすくませる。
「ほら、舌の動きが鈍ってるぞ」
指摘を受けながら、晶は懸命に奉仕を続ける。
「ん・・・く、ふ・・ん、くぅ」
濡れた音と共に、晶の唇から悩ましい息が漏れた。
キター(´∀`) エロい中学生どもめw
「・・・そろそろ」
村雲がそっと晶の頭を押さえた。
その屹立は固く太く張りきって、晶の口の中で爆ぜる寸前になっている。
「どうする? ――飲むか? それとも」
顔にかけられるのは困る。髪や眼鏡についた精液をきちんと洗い落とす時間
が与えられるかもわからない。
晶は答える代わりにより深く、村雲のものを銜え込んだ。
喉の奥の粘膜を突かれてえずきそうになったが、こらえて逆に喉を絞める。
舌も密着させて、とにかく咥内全体で村雲のものをしごき立てた。
手が使えたら、同時に幹の根元や陰嚢を刺激することも出来るのに――。
口だけでいかせるのは骨が折れた。
「ふ・・・ぐ・・・んっ・・・ん・・・・」
苦しい。あごががくがくする。涙がにじんだ。
「・・・っ」
村雲の手が晶の頭を強く引き寄せる。
同時に陰茎が軽く震えたかと思うと、その先端から塩苦い液体がびゅくびゅ
くと飛び出してきた。
喉が灼ける――。
ぐうっ、と反射的に喉が鳴ったが、吐き出すことは出来ない。
懸命に飲み込んだ。
何度飲んでも慣れない味だ、と思った。
唇から陰茎が引き抜かれる。
一瞬糸がひいて、垂れた。シーツに染みる。
「不味い、って顔してるな」
村雲が笑って、晶のあごに手を添え、口元を親指の先で拭う。
「・・・美味しくは、ないわね・・・」
「どれ」
不意に身をかがめ、晶の唇を舐める。
そのまま舌を潜り込ませて、咥内をまさぐった。
キスとは違う、粘膜の接触。
「確かに不味い。君の唾液で中和されていてもえぐ味が残ってるよ。
――よく飲めるな、こんなの」
偉いよ、と微笑む。
その紳士的な顔のずっと下に繋がっている陰茎は、硬さを失わないまま、
赤黒い粘膜を光らせていた。
村雲がベッドの上へのぼる。
枕に身をもたせかけ、ネクタイを外した。
しゅる、という音が――絞首台の縄を思わせる。
「おいで」
晶がのろのろと立ち上がる間に、村雲は自分で服を脱いだ。
――汚れたり、皺になるのが嫌なのだろう。
備え付けの避妊具に村雲は見向きもしない。
半ばあきらめながらも、聞いてみた。
「・・・ゴムは?」
「安全日だろ? 病気もないし」
こともなげに言う。
確かに今日は妊娠の確率が最も低い日ではあった。
体調管理の為に基礎体温をつけているので、副次的にそれはわかる。
けれど村雲にまでそれを把握されているというのが――こんな時ではあるが
可笑しかった。
泣き顔のような苦笑いがこみ上げる。
村雲はそんな晶を無言で見つめている。
しつこく呼んだりはしない。
絶対的な自信から来る余裕だ。
実際のところ、晶は従わざるを得ない。
全裸で仰向けになった村雲に跨り、晶は腰を落としていった。
手は後ろ手に縛られたままだ。
屹立の先端が晶の秘部に触れる。
ぬるぬると滑るのを逃さぬように、意識して入り口を緩めて、受け入れた。
そのまま飲み込んでいく。
ずるっ・・・。
「――くっぅ」
ゆっくりと入れたかったのに、思ったよりも勢いがついてしまった。
いきなり奥まで貫かれて、空気が肺から送り出される。
「・・・はっ」
村雲も快楽の声を上げた。
「・・・相変わらず締めるな、晶の――は」
平然と淫語を口にする。
不意をつかれて、その単語に反応してしまった。
きゅっ、と内部が蠢いて村雲の陰茎を締め付ける。
村雲は薄く笑った。
「ほら、また締めた。まったくいい具合だよ。――さ、動いてくれないか」
言いながら晶の白い尻を掴み、揉みしだく。
それに追い立てられるように晶は腰を動かし出した。
最初はゆっくり、前後左右に円を描くように揺する。
村雲の陰茎が、晶の中をこねくり回す。
くちゅ、くちゅ・・・とそれだけでもう濡れた音が響いた。
「・・・ぁ・・・は・・・」
晶の喉から小さく息が漏れた。
ずん、と鈍い快感が腰から下を痺れさせていく。
感じたくないのに、感じてしまう。
感じたくないのに、いつの間にか自分が感じるポイントを探ってしまうのだ。
浅ましい、と思う。
結局自分も動物なのだと。
だんだん緩やかな動きでは物足りなくなってくる。
少しずつ上下の律動が混じりだした。
引っかかる部分を村雲の先端で擦るように、ぐり、ぐり、とリズムをとって
腰を上げ下げする。
「・・・っ・・・ぁ・・・、・・・っく・・・」
「――中の粘膜が僕のにまといついてくる。抜けるのを逃がしたくないって、
鞘みたいになって絡んでくるよ」
村雲からは接合部分がよく見える。
低い穏やかな声で晶を耳から辱める。
でも、手を縛られていてはそれを防ぐ術はない。
「露が滴ってるな。陰毛がべしゃべしゃになって貼り付いてるよ。まったく
よく濡れる――」
言いながら、左手を伸ばしてくる。
乳房を掴まれた。手の平で乳首を転がす。
「――っ!!」
「ほら、もっと激しく動いていいぞ。動きたいんだろ? 僕ならまだまだ持つから」
確かに村雲の表情には余裕があった。
右手で晶の腰から腹、ふともも一帯を撫で回す。
乳首からの尖った刺激と、広範囲からの柔らかな刺激。
そのどちらもが晶を苛む。
もちろん何より、胎内を貫く熱い陰茎も。
ぬちゅ、ぬちゅ、ぬちゅ・・・。
卑猥な音が村雲の言葉を証明していた。
ぷちゅ、と空気の押し出される音が時折混じる。
「・・・っ・・・っ・・・ぁ・・・」
息が荒くなる。
ひゅうひゅうと喉が鳴る。
でも、声だけは上げたくなかった。
それだけが晶に残された矜持だった。
絡め取られて、貪り尽くされても、声だけは――快楽に喘ぎ、喚き散らす
ことだけは、避けたかった。
耐えていたかった。
「――なかないな、晶は」
村雲が静かに言った。
心を見透かされたみたいで、一瞬動きが止まってしまう。
「歌を忘れた金糸雀みたいだよ」
ぐっ、とより激しく貫かれた。
それまで晶が動くに任せていた村雲が、下から突き上げたのだ。
「――っ」
危うく声を上げそうになる。
上体を引き寄せられた。
乳首を吸われた。唇で挟んで、舌で弾いてくる。
口の中で転がされた。
隠核が村雲の指で嬲られる。
尻に回った手が、後ろのすぼまりにまで伸びてくる。
体中のあらゆる部位を同時に責め立てられて、晶の頭は真っ白になる。
ぐちゃ、ぐちゃ、ぐちゃ、という水音だけが妙に規則正しく響く。
「・・・っ・・・っ・・・ゃ・・・ぁ、ゃ・・・」
逃げ出したくて、拘束された身をよじる。
「・・・逃げられないよ」
村雲が腕に力を込める。
さらけ出した喉を、軽く噛まれた。
「――ふあっ」
思わず声が出てしまう。
慌てて飲み込んだけれど、一度開かれてしまった回路は容易には閉じられない。
「あ・・・いや、あ・・・あんんっ」
これが自分の声か、というような甘くて甲高い声が、息と混じり合って部屋の
天井に響く。
「ぃ、ひぃあっ、ん、や、あああっ、」
村雲が息だけで笑っているのが感じられる。
それでももう、止められなかった。
「やめ、いやぁっ、もう・・・やあ、だめ、やあああっ」
「いい って言えよ」
「――いや、そんな、ちが・・・」
「気持ちいいって、イキそうだって」
必死に頭を振る。
だがその間にも、絶え間なく責め立てる村雲の動きに秘部が痺れて、痛いほ
どの快感が体の芯を灼いている。
ぐちゃ、ぐちゃ、ずっちゃ、ぐっちゃ・・・。
「ああっ、ああっ、うぁ、あ、ふああっ」
無意識のうちに晶も腰を動かしていた。
村雲の動きに合わせて、より深く快感を貪るように、上下に、左右に、腰を
うねらせる。
ぎしぎしとベッドが軋む。
もう限界はすぐそこまで来ていた。
「――っ、晶、」
村雲の息も上がっている。
掠れたその声に、体の奥の深いところで何かが崩れた。
「――京・・・っ、あ、ああっ、あああああっ!!」
自分が、千切れるほどに村雲のものを締め付けた、と思ったが、次の瞬間には
なにもわからなくなる。
軽くなって浮き上がりそうな体を、村雲の手が掴んで引きつけた。
「くっ」
村雲が小さくうめいて、爆ぜた。
熱い噴出が晶の体の奥深くを叩く。
どくどくと脈打つそれを、最後の一滴まで搾り取るように晶の粘膜が包んで、
蠢いた。
時間いっぱいまで部屋で過ごす訳にはいかなかった。
夜の練習が控えているからだ。
シャワーもそこそこに身支度を調える。
びりびりに破れたストッキングをゴミ箱に捨てる。
「替えはあるのか?」
「一応――でも裸足で帰るわ。暑いから」
そうか、と村雲が微かに笑う。
外に出ると、残暑はまだ厳しくて、アスファルトが熱かった。
――つきあってくれないか? 晶。
――どこへ?
1年前の今頃、初めてそんな会話をした。
村雲は一瞬きょとんとして、それから可笑しそうに笑った。
――素で言ってるな?
――?
――僕は「恋人としてつきあってほしい」って言ったんだよ、三条院晶さん。
嬉しくないわけではなかった。
けれど、困ったという気持ちの方が先に立った。
ペアのパートナーに恋愛感情を持つことは好ましくない、と常々思っていた。
村雲のことは・・・好きではあったけれど・・・それは男性としてではなく、
パートナーとしてだ。
だから断った。
理由もちゃんと説明した。
村雲もそれを受け入れてくれた。
そのしばらく後、無理矢理村雲に犯された。
以来こんな関係が続いている。
「――北里と六花は」
横を歩く村雲がつぶやいた。
「これからもペアを続けるつもりかな」
「――多分」
「いいペアになると思うか?」
「そうね」
二人の影が、寮を出た時よりも長く伸びている。
「俺たちよりも?」
今日誘われる前から何となく気がついていた。
北里吹雪という少年に、村雲が抱いている複雑な感情。
だから晶は答えた
「――私はあなたを信じているわ、誰よりも」
村雲は虚をつかれたように一瞬黙り、そっと笑んだ。
君にこんな事をする僕をか、と言う言葉を飲み込んだようだった。
こんな事をするからいいのだ、と晶は胸の内で思う。
絶対に、男性として村雲のことを好きにならないから。
そうである限りペアを続けていけるから。
だから、
破かれてもいいように最初から小さい穴が開いたストッキングをはいてきた
ことは黙っていようと思う。
むしろ破かせたいと思っていたことも。
――つきあってくれないか? 晶。
――どこへ?
毎度同じ会話を繰り返す自分たち。
帰りたいと思っているのか、進みたいと思っているのか。
それは自分たちにもわからないけれど。
村雲を信じている、それだけは確かだと、晶は思う。
「トーナメント、頑張ろうな」
「ええ」
そっと言葉をかわし合って、二人は同じ空を見た。
夕焼けが西の空を赤く染め始めていた。
<終>
というところで村雲×晶終了です。
読んで下さった方ありがとうございます。
長々と書いてしまってすみません。
村雲が変な人ですみません。
あまりエロくなくてすみません。
本当にありがとうございました。
もうひとつすみません。
村雲の一人称間違ってました。
「俺」なのに、ずっと「僕」って書いてました。
脳内変換して読んで下さい。すみません。
スペシャルGJ!
萌え転がりました。
晶かわいいぞ、こんちくしょう
そら、村雲も犯すわw
GJ!
308 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/05(月) 09:43:31 ID:G6qx4Vr9
GJ
309 :
R2:2006/06/05(月) 23:52:06 ID:a4RO6gg6
どもですー。
またしても新しい神降臨に悶絶死しかけたR2でつ。
ここの板にも段々素敵職人様が増えてよき哉ですな。
>>282 素晴らしすぎな村雲×晶ごちそう様です!!!
サディスティックな黒い村雲さんにハァハァ、ちょっとマゾ入ってるエロ可愛い
晶さんに更にハァハァっすよwww
暇ができましたらまた投下お待ちしておりますよ〜。
という訳で、しばらく停滞気味だったヲイラの創作魂にも火がつきましてw
新作を書いてみました。
某ブログ様のとある傷薬ネタと、某小説サイト様の吹雪&六花小説に触発されまし
て、吹雪×六花ものでございます。
話の内容としましては、プログラム58と59の間の補完話という設定でよろしく
です。
今回はそれほどエロくないかと思いますが、こんなのでも読んで頂けたら幸いです。
雲ひとつ無い星空を、満月がこの存在を示すかのように浮き上がる真夜中。
月明かりに照らし出された一室のベッドに、一糸も纏わぬ少年と少女が向かい合って正座していた。
少年と少女の体には無数の痣と傷がちりばめられている。
これは、二人が最高のペアになる為に全力で少女の体を投げ出し、その体を少年が懸命に受け止め続けた結果の印であった。
近い将来に行なわれるペアトーナメント戦に向けて、遅くまで激しい練習をこなした後に誰もが寝静まる夜中、日々出来上がる傷を少しでも癒そうと手当てをする事がこのところの日課になっていた。
二人して、いやに白い傷薬の軟膏を指一杯に絡め取りお互いの体に塗り合っていく。
顔から腕、脚のつま先に至るまで痣や傷の無い所を探すのが難しい位に痛々しい姿。
極限まで痛めつけた体を慰めるかのように、お互いの指は軟膏の滑りを借りて優しく肌を撫でまわしていった。
指がとある所までいくと、そこから少女の反応が敏感になっていた。
まだ稚いながらもしっかり女である事を主張する双丘、そして薄い紅を引いたかのような淡い色彩を付けた胸の蕾。
少年の指、いや掌は巧みに胸の形に添って撫で、蕾を転がし固くしこらせる。
―――・・・んひっ・・・・・はっっ・・・・・・
少女の口からわずかに漏れる切なげな吐息。
只でさえ敏感なソコを、軟膏のぬめりが加わった彼の指先が妙に慣れた手つきで弾き上げた。
―――もう、ばかぁ・・・・そこは怪我なんてしてない、のにぃ・・・・・
―――へへ、いっつもおめぇココ弄ると可愛い声上げるからよ。つい触りたくなってな・・・
喘ぎ始めながらも自分を睨む少女を軽くいなし、少年の腕は更に下に伸びていく。
無遠慮に、彼の指が少女の両足の付け根に潜む割れ目の部分をそっとなぞった。
―――ゃあっ、・・・・いきなり触っちゃ、やぁ・・・・・!
―――なんだ、もう・・・・・こんなに濡らしてんのか・・・・・
少年が言った通り、彼女の割れ目は軽く触れただけでも既にしっとりした物が溢れてきており、これに気を良くしたのか、不意をついて指は少女の中に一気に埋まっていく。
挿した瞬間、とぷっ・・・・とわずかな音と共に熱い蜜が外に流れ、彼の掌を伝っていった。
―――ひゃぅ・・・・っ!指が・・・・ゆびが入っちゃってるよぅ・・・・・・
―――すげぇな・・・・いっぱい溢れちまってるぜ。オレの手、もうべちゃべちゃになってる・・・・・・それに、指が中で締まってる・・・・・
―――・・・んもぅ、いじわる・・・・・・!
指を微妙に中で動かしながら悪戯っぽい笑みを見せる少年を見て、急に少女はその表情が癪に触り、ふと目に入った彼のとある部分に腕を伸ばした。
彼女の手が辿り着いたのは、少年の脚の付け根で男である事を主張している棒状の器官。
軟膏がまだ付いている状態の手で彼のそれをきゅっと握り、ゆっくりと上下に擦っていく。
少女の白くて細い指先が少年のモノに程よい柔らかさで絡みつき、見る間に熱く張り詰めた猛りへと変貌していった。
―――ちょっ・・・・!おめぇ、随分大胆なことすんなぁ・・・・・
―――んふ・・・・・あなたばっかりに攻められるのも悔しいもの。こんなにもう、あなただって大きくしちゃって・・・・・・
さっきの状況から一転、余裕すら見せていた少年の表情は途端に快感の為に歪み、切れ長の凛々しい目がすっと細くなり顔を紅く染め上げた。
自分の手に握られた少年の分身がすっかり天を向き張り切った状態になった所で、少女はふと手を離し彼の目を見据える。
彼女の何らかの決意を秘めた真っ直ぐな瞳に、少年は次に何をするべきかはもう分かっていた。
この先に、余計な言葉は必要ない。
彼が黙ってベッドに横たわると、少女の体は少年に跨る格好になり、自ら腰を下ろし彼をそっと体内に沈み込ませていった。
月明かりが差すだけの部屋に、まだ幼さの残る少年と少女はお互いの身体を貪りあう。
少年の腰に跨り淫らに下半身を揺すり続ける少女は、生々しい痣や傷を付けた裸身を青白い光に晒し、下から見上げる格好の彼の目に何とも言えぬ美しさと凄惨さを与えていた。
本来であれば、白くて年相応の若く瑞々しい素肌であるはずの彼女。
自分とのペアを続行する決意をしなければこんなに痛々しい姿にならずに済んだのに。
それでも彼女は自分とペアを組む事を望み、その為には自らの身体を傷つけてもかまわないと言ってくれた。
彼女の一言は、自分が傷つくのは構わなくとも逆に少女の体に傷つける事を密かに恐れていた少年の背中を押してくれたのだ。
行為が続くにつれて、少女の中のすぼまりが段々狭くなってきているのを少年は感じた。
いや、狭くなるなんて生易しいものではない。
少女に別な生き物が棲んでいるのではないかと思うくらい、彼女に収まった自分の猛りは内部全体を駆使されきつく締め上げられていた。
油断をしたらそのまま食い千切らんばかりに。
そこで、受身の立場であった少年はおもむろに上体を起こし、逆に少女の体を横たわらせた。
今度は彼女を四つん這いの形にさせると、後ろから再び少女の中に分身を突き刺した。
―――んはぁぁあ・・・・・・!!
後ろから貫かれた形の少女はたまらずのけぞり、あられもない声を発した。
そんな彼女に構わず、少年は己のモノを蜜を溢れさせ続けるぬかるみに深々と埋め、更に先端ギリギリまで抜いてを繰り返し、徐々にその速度を上げていく。
この抜き差しの激しさに、少女は自分が彼の肉の凶器によって突き貫かれ壊されてしまうのではという錯覚に囚われた。
それに今の自分と彼が繋がっている姿は、傍から見ればまるで動物の交尾の様だ。
銀色の髪をした少年の姿を借りた牡のケモノに圧し掛かられている、黒い長髪を振り乱し喘ぐ少女の姿を借りた牝のケモノ。
ただただ子孫を残すが為に無心でお互いの肉体をぶつけ合うのであれば、どれだけ楽かわからない。それでも・・・・
―――・・・・・!!
ふとした時、少女の小さな手の甲にぎゅっと少年の掌が重なって。
彼の手の暖かさに、彼女はハッと気付かされた。
自分達は確かに動物であるかもしれないけど、決してケモノなんかじゃない。
共通の夢に向かって、悩み、傷つき、もがきながらも前に進もうとする確固たる意思を持った人間だ。
この行為も、ただ快楽を求める為とか甘く睦みあう為ではなくて、ペアのパートナーとしての絆をより深める為の、いわば大事な儀式のようなものだから。
たとえ周りから引かれても、嘲笑れても、理解されなくてもかまわない。
今の自分達にはこうした方法しか思いつかなかったし、回り道になろうとも今のやり方で突き進むしかない。
―――りっ、か・・・・・・りっかぁ・・・・・・!
―――ふ・・・・ふぶ、き・・・・・ふぶきぃ・・・・・!
限界が近づくにつれ、二人はうわ言のようにお互いの名前を呼び合う。
体中が激しい動きに耐え切れずあちこちで軋んできても、もはや動きを止められない。
後は絶頂へと突っ走るだけだった。
途中から重ね合わせた少女の手を、少年がきつく握り締めた瞬間。
少女の中で強い収縮が始まったと同時に、少年の熱い迸りが一気に弾け飛んでいく。
電池が切れたかの如く、二人とも精魂尽き果てた形で折り重なりベッドに体を沈ませていった。
ほんのわずか微睡んだところで、どちらともなく体を起こしここに来るときに着ていた服を身につける。
夜が明けたら、またあの過酷なペアの特訓が待ち受けているのだ。
身支度を整えたところで、お互いの視線が絡み合った。
痣と傷だらけで決して綺麗とは言えない顔で微笑み合いながら、軽く唇を重ね合わせる。
―――朝になったらまたよろしくな。
―――ええ、こちらこそよろしくね。
短い会話を交わして、二人はそれぞれの部屋へと戻っていく。
お互いの決意を確かめ合った少年と少女の後姿は真っ直ぐに伸び、しなやかな美しさを醸し出していた。
そして、もう後ろを振り向く事はなかった。
自分達の歩む道に誇りを持って、これからの試練に立ち向かうかの様に。
312 :
R2:2006/06/06(火) 00:23:08 ID:68duTUqN
てなもんで、自分としては珍しく話のタイトルを付けて作中のセリフの書き方を
変えてみましたが、いかがだったでしょうか?(^^;
何せ突発的に衝動の赴くまま書いた代物なので、短い上にエロ度低めになりまし
たが、目標に向かって一直線に突き進もうとする二人の思いが少しでも表現でき
ていたら嬉しゅうございます。
そういえば、陣小雪小説ですが只今ぼちぼちと続き書き進めている最中ですので
もう少々お待ち下さいまし・・・・。
313 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 20:26:56 ID:3Buo/qHN
GJ!
エロいのに切なくて萌えさせていただきました
神が続けざまに降臨して嬉しい限りです
314 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 23:47:18 ID:HPuJjs+J
GJ
トゥーランドット保守
316 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/19(月) 18:42:35 ID:HsT6UOXa
イナバウアー
317 :
R2:2006/06/20(火) 22:12:23 ID:WIpNZOxu
こむばんわ、ようやく陣小雪小説が一段落書きあがりましたので投下しに来ました。
突発投下した吹雪六花小説にも暖かいレスありがとうです!!!
しかし、今回もエロに行くまでの道のりが牛歩ったらありゃしませんorz
そんなんでも笑って許してくれる方はどうぞ・・・・・。
318 :
R2:2006/06/20(火) 22:20:12 ID:WIpNZOxu
そうはいっても、まずは何から始めたらいいのか・・・・お互いすぐには思いつかずにいた。
少しして、思い出したかのように陣は話を切り出す。
「と、とりあえず・・・・服、脱ごうか」
彼の言葉で小雪も慌ててこくりと頷き、ネグリジェの端から上にたくし上げる。
陣も、着ていたパジャマ代わりのTシャツを脱ぎ出した。
服を取り去った少年の体は、一見華奢に見えるがよく見ると筋肉が付くべき所にきちんと付いており程よく引き締まった印象を受ける。
「陣くん・・・・思ったより結構筋肉ついてるんだね」
「そ、そう?ま・・・・桜田さんには到底及ばないけど」
「お兄ちゃんは鍛えすぎなのよ。あれじゃフィギュアスケーターっていうよりボディービルダーって感じだわ」
二人は小雪の兄、桜田武士の姿を思い浮かべ不意に苦笑してしまう。
フィギュアスケーターたるもの、鍛え抜かれた肉体なくして目立つ滑走は出来ない・・・・と、日々豪語する武士は、暇さえあれば何らかの筋力トレーニングを行なっており、
お陰で体全体が筋肉の鎧の様になっていた。
それに比べて妹の方はどうだろう。
既にネグリジェを脱ぎ去って残り下着一枚になった小雪の姿を見て、陣の視線は思い切りクギ付けになってしまう。
あの大きく逞しい体躯の兄とは対照的に、少女の体は小さく色白で、見るからに瑞々しい柔肌が少年の目にはとても眩しかった。
「やだ・・・・陣くん、そんなに見ないで・・・・・」
陣の視線を感じ取り、小雪は両腕で体を抱えるように胸の部分を覆い隠して顔を赤らめた。
「だって・・・・さ、小雪ちゃん、すごくキレイだから・・・・・」
「うそ・・・・、そんなっ、キレイだなんて・・・・!・・・・だって、私・・・・」
ますます顔が俯き加減になり信じられないと言った表情を作る小雪。
どうして?と、不思議そうに首を傾げる陣に向かって、
「晶さんとか・・・・・六花ちゃんみたいに、スタイルよくないし、おっぱいだって・・・・ちっちゃいし・・・・・・!」
消え入りそうな声で彼女は呟いた。
周囲からはその小柄な体と愛くるしさで親しまれる白帝のマスコット的存在な小雪であるが、一方でこの体形に関して人知れずコンプレックスを抱えていた。
同じ女子特待生である晶と六花が、細身でありながら日を追うごとに胸や尻など所々から女らしい丸みを帯び成熟していくのに対して、背が低くまだまだ至る所で発育途上な
自分の体を見ると女性としての魅力はあるとは思えず、自分だけが取り残されている感覚に囚われるのであった。
そんな少女の思いを察したのか、陣は小雪の肩にそっと手を置き優しく話し掛けた。
「そんな事ないよ。まだ中学生なんだし、焦らなくたってこれから成長してくるさ。それだったら僕だって・・・・・」
空いた手で頭を掻きながら、彼もばつが悪そうな表情を作り、
「男子にしては背がちっちゃいし、村雲さんとか桜田さん達に比べたら頼りがいに欠けるし・・・。だから、小雪ちゃんがどうして僕を選んでくれたのか未だに信じられない
気分なんだ。僕よりもっと大人っぽくてしっかりした人が好きなのかなって思ってたから・・・・・」
さりげなく自分が抱えていたコンプレックスを目の前の少女に告白した。
思わぬ彼の内面に触れ、小雪は慌てて首を横に振る。
「ううん・・・・そんな事ないよ!陣くん、今のままでもしっかりしてるし、頼りがいだってあるもん!私は・・・・今の陣くんだから、好きなんだもの・・・・・」
彼女がこの一言を言ってくれた事で、陣も安心した表情で更に語りかけた。
「そっか・・・・ありがとう、小雪ちゃん。僕だって、今の小雪ちゃんが一番好きなんだ。だから、そんなに自分の体の事、気にすることなんてないと思うな・・・・・」
「陣くん・・・・・」
少年の優しい心遣いに、小雪は意を決したかのようにベッドに横たわった。
319 :
R2:2006/06/20(火) 22:23:11 ID:WIpNZOxu
「ん・・・・じゃぁ、いいよ。私の体、好きにして・・・・・」
今まで固く隠し通していた胸を晒した状態で腕を体の横に置く。
臥床した格好になった為胸はほとんど平らになった形であるが、いかにも白く柔らかそうな薄い膨らみの上には薄紅で色をつけたような小さい頂が慎ましやかに付いており、
その光景が一気に陣の気持ちを昂ぶらせていた。
「じゃ、じゃあ・・・・・いくよ・・・・・」
陣は小雪に覆い被さる格好になり、まずはそっと自分の唇を少女の唇に軽く重ね合わせた。
先ほどの舌を絡ませる深いものではないが、お互いのこれから進行させていく行為に対する意思確認の意味であればこれで十分である。
少年の脳裏に再び浮かぶ、あの茂みでの吹雪と六花が繰り広げていた痴態の一部始終。
頭から消えずに困っていた出来事も、初めて少女と肌を重ねる事になった今となってはむしろありがたいものとなっていた。
(確か・・・吹雪、次はこうしてたよな・・・・・?)
可憐な唇から、次は耳元、更に下に降りて細い首筋に口付けをする。
口付けられて少女の顔がますます桃色の靄を纏ったかのようにほんのり染まっていく。
陣の手が胸の横からゆっくりと膨らみに触れる。
男である自分とはまるで異なる、しっとりしてマシュマロとグミキャンディがちょうど組み合わさったような絶妙な弾力。
フィギュアスケートという華やかなスポーツに身をおく小雪は、その裏で地道でハードな練習をほぼ毎日こなしている事もあって、一見すると無駄な贅肉とは無縁の細身の体をしている。
しかし、実際彼女の体に触れてみると心地良い柔らかさで少年の手を迎え入れ、幼いながらも確実に女としての成長をしている事が実感できた。
「ん・・・・・は・・・・・うぅん・・・・・」
陣が膨らみを軽く揉む度、小雪の口から堪えきれず小さい声が漏れ出す。
このままいつまでも柔らかな触感を感じていたい・・・・と一瞬は思ったものの、そろそろ次のステップに踏み出さなければならない。
何せ、二人でこうして一緒にいられる時間も限られているのだから。
(次は、ここを・・・・ああするんだっけ・・・・・)
吹雪が六花にしていた行為を思い出し、陣は顔を小雪の胸に近づけ薄紅の蕾をそっと口に含んだ。
320 :
R2:2006/06/20(火) 22:36:20 ID:WIpNZOxu
以上、今回はここまでという事で。
この投下の遅さからすると完結するのはいつになるのやら・・・・・。
そんな中でも、もう一つ小話を作成中な訳ですが恐ろしく需要なさげな組み合わせなもので喜んで頂けるか
反応が恐ろしいです(苦笑)
それはそうと、いつぞや話題になってた近衛×小雪の小説マダー?と、この場で言ってみるテストwww
ライパクものも読んでみたいなー・・・・・。
R2氏GJです
322 :
名無しさん@ピンキー:
GJGJ