◆ローカルルール◆
職人さん向け
・感想をくれ、と求めるのはやめよう。
・必要以上に自分を卑下するのはやめよう。
・一旦テキストエディタに書き、ある程度まとまったら投下しよう
(SSを書きながらの投稿はやめましょう。ほかの職人さんや住人にも迷惑となります)
・続く場合は「続きは後日」等、宣言しましょう。
・頂いた感想レスへの全レスはやめよう(スレ私物化の原因になりがち)。
読み手さん向け
・過剰にマンセーした書き込みはやめよう。簡潔な感想とGJ! を。
・職人さん達の食指が動くような萌えシチュをさらりと投下しよう
7 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/24(土) 01:17:19 ID:H5U8uz2P
ささ、とりあえず保守をば…
乙!
新刊+本誌萌
保守
11 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/24(土) 18:50:18 ID:glH7xX5c
乙華麗!!
乙カズオー
今更ながらコンビニにあった千秋サマ表紙に(*´д`*)ハァハァ
のだめの二の腕つかむ千秋モエス(*´д` )
L78の補完SSキボンヌ
ここって、ネタバレOKなん?
「どうかしてんだ…」の後…
そのどうかしちゃった俺様がのだめを…ハァハァ
公式発売日後はネタバレとは言わんジャロ
職人さんが前置きしてくれたらおkかと思われマス
18 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/24(土) 23:31:02 ID:2tLjAatQ
13巻の室内楽初練習のくろきんのだめが
デートの待ち合わせぽくて萌えたことは内緒にしとく
本誌で小祭りな流れの中ほかのカポもキボン
ホシュ
新スレで心機一転、職人さん投下キボンヌ
21 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/25(日) 13:22:06 ID:gxQsGeXk
前スレのローカルルール
投下される職人さんへ
・傾向を宣言してからの投下を推奨します。
・ss投下時のコテ記入は可。(感想までコテはちょっと…)
・完成してから一気に投下、これ最強。
・続きはまた後で、でもいいけど待たせ過ぎはどうよ
・大長編、多数投下は自サイトを持った方がいんじゃね?
・連投はなるべく避けるべし。空気を見計らっての投下(・∀・)イイ!
読み手さんへ
・GJもほどほどに。
保守っとく。
こんなペースで落ちてしまわないか不安だ…
神よ、降臨下され〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
念のため保守。
ヒトイナイサミシ(´;ω;`)
保守。
書き手さんへ
・トリップ推奨
長さ制限もいるんじゃね?また荒れたら(´・ω・)だし
保守
>>27 あってもいい希ガス。いろいろあったし。
50KBくらいか?
ローカルルールについて話し合いするんなら
埋めがてら前スレ使えば?
アッタマイー
保守ついでにと思ってさ。すまそ
完成されていて、ちゃんとエロが書けているなら100KBくらいはOKでもいいと思うよ。
あらしは放置すればいいだけじゃないか。
制約が多すぎればそれだけ投下しづらくなるんだから。
完成してればすばらしいけど
未完成だろうとエロ無しだろうと変態入ってても
何でも残さずいただきます。
長すぎてスルーできない人続出だから言ってんだってば
それ以外なら変態だろうがキチークだろうが個人的にはどんと来い
変態はいいけど、鬼畜陵辱レイープスカトロものは勘弁して欲しい。
ごめん、パラレルで陵辱ものは結構キボン
あらしを甘やかして職人に厳しくしてどうする。
たとえあらしの書き込みがいくつ続いたってスルーし続ければいいだけだ。
ありえない速さでスレを消費したとしても
いったいだれの腹が痛むというんだ?
職人の自意識が低いから、色々言いたくなるんじゃないの?
スレ1なんか、暗黙の了解みたいに何事もなく平和に過ぎていたのに。
感想求める職人が出てきて、
全レスする職人が出てきて、
書きながら投稿する職人が出てきて、
パクる職人が出てきて、
スレの半分以上に渡る長いものを、時間をかけて投下する職人が出てきて
……って。
常識に反しているから言いたくなるんだと思うが。
職人に厳しく、じゃなくて、最低限のルールはつくって守る必要あると思うな。
職人だからなにやっても許される訳じゃないんだから。
ここはあくまでも2chだからなー
個人的には長いの意外気にナラネ。スルーするよ
感想求める職人が出てきて、
全レスする職人が出てきて、
書きながら投稿する職人が出てきて、
パクる職人が出てきて、
スレの半分以上に渡る長いものを、時間をかけて投下する職人が出てきて
この中で常識に反してるのは
パクリに関することだけだと思う。
これは実社会でもまずい。
あとはどうでもいいことじゃない?
全レスも見た目うざいけど目くじら立てることじゃない。
書きながら投稿された作品は眼も当てられないものがあるかもしれないけど
玉石混交で別にかまわない。
感想求めてレスがなかったらイタイのは本人だけ。
感想が簡潔じゃなくたって問題ないと思う。
GJだけだっていいと思う。
次回作のエネルギーになることだってあるし。
ただトリップを推奨するのはいいことだと思う。
読みやすいしスルーしやすい。
あらしはなにを言ってもどんな対策を立てても無駄。
そんなやつらのために職人を規制するのは反対だな。
職人さんは「自分の良識と萌え」にしたがって投下してください。
過去ログの中で印象的だったのは
のだめが2回目を拒んで千秋が山賊になるやつ。
あれ笑えたー。
>あとはどうでもいいことじゃない?
お前さん個人にとってはそうかも知れないけど、
それが元で必ずと言っていいほど荒れてるんだから
*このスレでは*どうでもよくはないよね。
大体世間の常識に合わせても意味がないよ、場所が場所だし。
変則カプとか変態系とかは投下前に前置きだけしてくれればいいんじゃないだろか
で、読みたくない人は専ブラであぼーん→(゚д゚)ウマー
ちょっとまとめてみた。どうだろう。
エロパロ板基本ルール
・2005/09/17日現在、エロパロ板では一度のレスでは全角2048文字以下、
かつ60行以下までの文章しか書き込めません。長文を投下する際には気をつけましょう。
・2005/09/17日現在、エロパロ板では一度書き込むと、30秒間次の書き込み(連投)が
不可能になっています。続けて投稿する場合は少し間を置きましょう。
・容量が500KBを超えたら書き込みできなくなるので、そのまえに次スレを立てましょう。
◆職人さん向けローカルルール◆
■スレッドに書き込みを行いながらSSを執筆する■
SSはワードやメモ帳などの文書作成ソフトで書いてローカル保存し、誤りが無いか
きちんとチェックし、その時投下する分は完成させてから一気に書き込むことが望ましい。
■名前欄に固定ハンドル&トリップ推奨(SSのタイトルもあると最強)■
偽者が出ないためにも、投下する際は固定ハンドル&トリップを推奨。
トリップのつけ方は下記参考のこと。
ttp://www.media-k.co.jp/jiten/wiki.cgi?%A1%E3%A4%C8%A1%E4#i90 ■全レス返し・感想キボンは鬼門■
レスをくれた人ひとりひとりにお礼を言いたくなるのは当然の感情だが、全レス返しは
特に2ちゃんみたいな殺伐とした場ではウザがられて書き手叩きの材料になるケースがある。
次の投下の時や、まとめて1レスでお礼を言う程度でも気持ちは十分伝わります。
また、『感想を下さい』と書き手自ら望むのも、ある意味ウザがられる要因(スレの私物化)。
■書けたところまでぶつ切りで投下するのは基本的に×■
前編・後編(短期間であれば前中後)程度で区切っての投下で、期間をあまり開けずに投下でき、
ある程度まとまった区切りで分けての投下はまだ良し。
1ヶ月以上にわたって『連載』のように長期にわたりぶつ切りで投下をするなら、
自サイト・自ブログを作ってそこで展開を。
■長編作に関して■
上記にそっての分割投下でも、最初は短く終わるはずが構想が膨らんで長編になってしまう
ケースも多々あること。
そういう場合は『そろそろうざい』の声が出ないうちに、自サイト・自ブログを作ってそこで展開を。
■パクリに関して■
当然のことだけど、基本的にこのスレでは「パクリ禁止」「パクリは逝ってよし!!!! 」。
ttp://kuroneko-y.hp.infoseek.co.jp/index.html パクり云々に関しては、上記のようなサイトもあるので、参考までに。
偶然似てしまったものと、意図的にパクったものは読み手にも伝わるし職人のモラルが問われる。
■カップル表記と、SS内容の傾向の明記■
変則カップル(ここでは千秋×のだめ、峰×清良 以外)や、社会通念を逸脱すると思われる
変態系描写を伴ったセックスシーンや思想が入る場合には、前置きを。
e.g.1) のだめ×黒木 黒木を襲うのだめ
e.g.2) 千秋×のだめ 匂いフェティシズム描写あり
e.g.3) 峰×清良 ソフトSM 腕縛り拘束、目隠しあり
■過剰にマンセーした書き込みはやめよう■
職人の投下があったなら、簡潔な感想とGJ! を。 長い感想や私情の混じった感想はウザいだけ。
過剰に持ち上げるのも、ほかの職人の投下の妨げになる可能性大のため程々に。
■職人さん達の食指が動くような萌えシチュをさらりと投下しよう■
シチュは思いつくけど、書けない……そういう場合は、その構想を投下してみよう。
誰かが拾ってSSに仕立ててくれるかもしれない。もし、されずにスルーされても泣かない。
>>44 GJ!
だけど、■スレッドに書き込みを行いながらSSを執筆する■ は、
■スレッドに書き込みを行いながらSSを執筆しない■ なのではないかな?
あと、できればこれも追加して欲しい。
以前自分もこれやられて、ちょっともにょったことがあったから。
■他の書き手がSSを投下している最中またはその直後に、自SSを投下■
よく出る話題だがやはりマナー違反かなと。
投下直後に他のSSが投下されてしまうと読み手の目がそっちに行ってしまって
先に投下されたSSが一つもレスを貰えないままという事もある。
完成済みの自SSがあっても先に他の書き手が投下していたら
せめて24時間or一つ二つレスが付くまで待つ余裕が欲しい。
(ただし先に投下されたSSに対し、1週間も2週間も経つのに
一つもレスが付かないような場合はその限りではない)
意図せずバッティングした場合は一言謝りを入れておくと角が立たないかなと。
>>45 ×■他の書き手がSSを投下している最中またはその直後に、自SSを投下■
○■他の書き手がSSを投下している最中またはその直後に、自SSを投下しない■
だった。すまそ。
これでどうだろう。
エロパロ板基本ルール
・一度のレスでは全角2048文字以下、かつ60行以下までの文章しか書き込めません。(2005/09/17日現在)
・一度書き込むと、30秒間次の書き込み(連投)が不可能になっています。続けて投稿する場合は少し間を置きましょう。
・容量が500KBを超えたら書き込みできなくなるので、そのまえに次スレを立てましょう。
◆職人さん向けローカルルール◆
■スレッドに書き込みを行いながらSSを執筆しない■
SSはワードやメモ帳などの文書作成ソフトで書いてローカル保存し、誤りが無いかきちんとチェックし、
その時投下する分は完成させてから一気に書き込むことが望ましい。
■他の書き手がSSを投下している最中またはその直後に、自SSを投下しない■
投下直後に他のSSが投下されてしまうと読み手の目がそっちに行ってしまい、先に投下されたSSが一つも
レスを貰えないままという事もある。
完成済みの自SSがあっても先に他の書き手が投下していたら、せめて24時間or一つ二つレスが付くまで待とう。
(ただし先に投下されたSSに対し、1週間も2週間も経つのに 一つもレスが付かないような場合はその限りではない)
意図せずバッティングした場合は一言謝りを入れること。社会人として常識。
■名前欄に固定ハンドル&トリップ推奨(SSのタイトルもあると最強)■
偽者が出ないためにも、投下する際は固定ハンドル&トリップを推奨。トリップのつけ方は下記参考のこと。
ttp://www.media-k.co.jp/jiten/wiki.cgi?%A1%E3%A4%C8%A1%E4#i90 ■全レス返し・感想キボンは鬼門■
レスをくれた人ひとりひとりにお礼を言いたくなるのは当然の感情だが、全レス返しは特に2ちゃんみたいな
殺伐とした場ではウザがられて書き手叩きの材料になるケースがある。
次の投下の時や、まとめて1レスでお礼を言う程度でも気持ちは十分伝わります。
また、『感想を下さい』と書き手自ら望むのも、ある意味ウザがられる要因(スレの私物化)。
■書けたところまでぶつ切りで投下するのは基本的に×■
前編・後編(短期間であれば前中後)程度で区切っての投下で、期間をあまり開けずに投下でき、ある程度まとまった
区切りで分けての投下はまだ良し。1ヶ月以上にわたって『連載』のように長期にわたりぶつ切りで投下をするなら、
自サイト・自ブログを作ってそこで展開を。
■長編作に関して■
上記にそっての分割投下でも、最初は短く終わるはずが構想が膨らんで長編になってしまうケースも多々あること。
そういう場合は『そろそろうざい』の声が出ないうちに、自サイト・自ブログを作ってそこで展開を。
■パクリに関して■
当然のことだけど、基本的にこのスレでは「パクリ禁止」「パクリは逝ってよし!!!! 」。
ttp://kuroneko-y.hp.infoseek.co.jp/index.html パクり云々に関しては、上記のようなサイトもあるので、参考までに。
偶然似てしまったものと、意図的にパクったものは読み手にも伝わるし職人のモラルが問われる。
■カップル表記と、SS内容の傾向の明記■
変則カップル(ここでは千秋×のだめ、峰×清良 以外)や、社会通念を逸脱すると思われる
変態系描写を伴ったセックスシーンや思想が入る場合には、前置きを。
e.g.1) のだめ×黒木 黒木を襲うのだめ
e.g.2) 千秋×のだめ 匂いフェティシズム描写あり
e.g.3) 峰×清良 ソフトSM 腕縛り拘束、目隠しあり
■過剰にマンセーした書き込みはやめよう■
職人の投下があったなら、簡潔な感想とGJ! を。 長い感想や私情の混じった感想はウザいだけ。
過剰に持ち上げるのも、ほかの職人の投下の妨げになる可能性大のため程々に。
■職人さん達の食指が動くような萌えシチュをさらりと投下しよう■
シチュは思いつくけど、書けない……そういう場合は、その構想を投下してみよう。
誰かが拾ってSSに仕立ててくれるかもしれない。もし、されずにスルーされても泣かない。
ちょっと改定。
エロパロ板基本ルール
・一度のレスで書き込み可能なのは、全角2048文字以下、かつ60行以下まで。(2005/09/17日現在)
・一度書き込むと、30秒間次の書き込み(連投)が不可能。続けて投稿する場合は注意。
・容量が500KBを超えたら書き込みできなくなるので、そのまえに次スレを立てよう。
◆職人さん向けローカルルール◆
■スレッドに書き込みを行いながらSSを執筆しない■
SSはワードやメモ帳などの文書作成ソフトで書いてローカル保存し、誤りが無いかきちんと
チェックし、その時投下する分は完成させてから一気に書き込むことが望ましい。
■他の書き手がSSを投下している最中またはその直後に、自SSを投下しない■
投下直後に他のSSが投下されてしまうと読み手の目がそっちに行ってしまい、先に投下された
SSが一つもレスを貰えないままという事もある。 完成済みの自SSがあっても先に他の書き手が
投下していたら、せめて24時間or一つ二つレスが付くまで待とう。(ただし先に投下されたSSに
対し、1週間も2週間も経つのに 一つもレスが付かないような場合はその限りではない)
意図せずバッティングした場合は一言謝りを入れること。社会人として常識。
■名前欄に固定ハンドル&トリップ推奨(SSのタイトルもあると最強)■
偽者が出ないためにも、投下する際は固定ハンドル&トリップを推奨。トリップのつけ方は下記参照。
ttp://www.media-k.co.jp/jiten/wiki.cgi?%A1%E3%A4%C8%A1%E4#i90 ■全レス返し・感想キボンは鬼門■
レスをくれた人ひとりひとりにお礼を言いたくなるのは当然の感情だが、全レス返しは特に
2ちゃんみたいな殺伐とした場ではウザがられて書き手叩きの材料になるケースがある。
次の投下の時や、まとめて1レスでお礼を言う程度でも気持ちは十分伝わります。
また、『感想を下さい』と書き手自ら望むのも、ある意味ウザがられる要因(スレの私物化)。
■書けたところまでぶつ切りで投下するのは基本的に×■
前編・後編(短期間であれば前中後)程度で区切っての投下で、期間をあまり開けずに投下でき、
ある程度まとまった区切りで分けての投下はまだ良し。1ヶ月以上にわたって『連載』のように
長期にわたりぶつ切りで投下をするなら、自サイト・自ブログを作ってそこで展開を。
■長編作に関して■
上記にそっての分割投下でも、当初の予定より構想が膨らんで長編になってしまうケースも多々ある。
そういう場合は『そろそろうざい』の声が出ないうちに、自サイト・自ブログを作ってそこで展開を。
一括投下でも長いSSについては同様の扱いとする。
■パクリに関して■
当然のことだけど、基本的にこのスレでは「パクリ禁止」「パクリは逝ってよし!!!! 」。
ttp://kuroneko-y.hp.infoseek.co.jp/index.html パクり云々に関しては、上記のようなサイトもあるので、参考までに。
偶然似てしまったものと、意図的にパクったものは読み手にも伝わるし職人のモラルが問われる。
■カップル表記と、SS内容の傾向の明記■
変則カップル(ここでは千秋×のだめ、峰×清良 以外)や、社会通念を逸脱すると思われる
変態系描写を伴ったセックスシーンや思想が入る場合には、前置きを。
e.g.1) のだめ×黒木 黒木を襲うのだめ
e.g.2) 千秋×のだめ 匂いフェティシズム描写あり
e.g.3) 峰×清良 ソフトSM 腕縛り拘束、目隠しあり
■過剰にマンセーした書き込みはやめよう■
職人の投下があったなら、簡潔な感想とGJ! を。 長い感想や私情の混じった感想はウザいだけ。
過剰に持ち上げるのも、ほかの職人の投下の妨げになる可能性大のため程々に。
■職人さん達の食指が動くような萌えシチュをさらりと投下しよう■
シチュは思いつくけど、書けない……そういう場合は、その構想を投下してみよう。
誰かが拾ってSSに仕立ててくれるかもしれない。もし、されずにスルーされても泣かない。
ルールだらけで何のスレか・・・
一度荒れると建て直しは難しい罠
てか何このスレ
落としづれぇw
これだけ厳しい上に、掲示板ならではのお手軽感ゼロで
古参?が仕切ってる空気ではわざわざ匿名スレに投下しないよなあ。
ちょっとのだめいいかも、と思ったけど、やめとこうという気分だ。
そして本気で好きな人は、自分でサイトつくるだろうしなあ。
書き手側から言わせてもらうと、これは本当に最低限のルールだと思うが。
何ら厳しいとは思わない。当然の事だと思う。
ローカル、とはしながらも、どのスレにも当てはまる基本常識かと。
初めてSS書いて、このスレに投下して、今までいくつか投下したけど、
上のルールに違うことなく投下できているよ。
ちょっとほっとしてみたり。
>55
激同意。
自分もこのスレに初めて書いたときはSS書きは本当に初心者だったけど、
上のルールは本当に最低限のことだと思うよ。
なにしろこの板のSS書きさんが何年もかけて話し合った>55のスレを参考にしてるんだし。
初心者にしてみたら、これくらいのルールをあらかじめ作っておいてくれた方が、
イタタな言動で皆から叩かれて凹むこともないだろうし、いいんじゃないかな?
キターと思ってGJつけても文句言われることがある…ここ。
そいつの好みではないのか、以前と比べて質がどうのという読み手もいる。
漏れもスレ1から居座ってるが、当初よりデキた作品でマナーも守られてんのに。
そういう輩はきっと内容がどうであれハンドルが馴染みだと惜しまずGJつけんだろうがw
過剰にマンセーした書き込みはやめよう(←禿同)とあるが、逆に過剰に叩くのはどうよ?
以前のように空気読んでスルー、ができないヤシ多すぎ。
感じ方は人それぞれなんだから、人がつけたGJにオマエがどうこう言うなー!とwww
ネ申々は確かに素晴らしかったが、新しい職人さんも温かく迎えよう。
禿しく同意でつ。皆さん大人の筈ですから。
それはそれとして、上でもあるように前スレ使いましょう…これもルールですよ。
新スレ立ててしまった以上
ある程度の書き込みしないと即死するでしょ。
以前現れた穴埋め職人様のように投下して下さる方
何卒何卒ー!
30レスも付けば落ちねっての
初心者が多いっぽいね。イヤハヤ
ここは自治厨スレとなりました。
本誌モエとかの話題もなくなるんだね…。
ローカルルール記述全く無しで上手くいってる他スレもあるが、
あれは奇跡のようなものなんだろうか。
なんか、萌えシチュ萌え体位とか、なんでもいいのでリク出してみて!
ピアノに手をついて立ちバック
自分は甘甘しか書けんので、だれかヨロシコ
あと萌え場所とかは?
ここは変態千秋はダメっぽけどアオカーンとか、
食べ物プレイとかは大丈夫かな?
夜の学校で(*´Д`)ハァハァとかどですかね?
変態ものイヤンな香具師は専ブラでNGIDに登録すればおk
69 :
名無しさん:2005/09/29(木) 16:35:06 ID:c9y2VQPH
簡略化したルールをコピペしときますね
◆職人向けローカルルール◆
・投下は完成してから一気に
・他の書き手の投下中に投下しない
・固定ハンドル&トリップ推奨(タイトル入れると最強)
・全レス返し・感想キボンは鬼門
・長編は自サイト・自ブログで
・パクリは逝ってよし
・カップルや内容の傾向は明記
◆住人向けローカルルール◆
・過剰マンセーは×、感想は簡潔に
・萌シチュのリクはOK、ただしスルーされても泣かない
楽屋で(*´Д`)ハァハァ
前スレで埋め立てリクでもしないか?
リクこそこっちでいいんじゃね?
逆リク エロを想像したくないカプリング
5 ロラン×ルシー
4 リュカ×のだめ
3 小説家×ミーナ
2 峰オヤジ×妻
1 オクレール×誰か
オクレール先生は妖精で
74 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 19:37:30 ID:xr5mVJ+G
保守
ロラン×千秋 (*´Д`)ハァハァ
76 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 01:13:58 ID:Xs+2TDM6
やおいはいやだお^ ^
夜のガコ良いね!
おお、それいいね。
夜の学校!
エロに直結ではないけど、
チアノダディズニーランドとか見てみたい(*´д`*)
ここってエロ無しでも最初に明記してたらOKかな?
エロなしは大変鬼門らしい。
だが読みたい自分ガイル
自分はエロより萌え派なので全然OKなのだが…。
どうなんだろう。過去スレで色々議論あったみたいだし。
エロ欲しい
ただのSSならイラネ。
直接的なエチの表現なくても、これからやるORやったあととかの
なんらかのエロが感じられるもので萌えれたらおkなんでないの?
そーゆーのなら今までも投下あっても叩かれちゃいないと思うが。
エロなしはここじゃなくても読めるだろ。
食糧難の今なら、
何を出されても美味しくいただきます。
取り合えず萌えたい(*´ρ`)
88 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/04(火) 18:31:12 ID:zgbdNLmd
清良の話がいいな。
清良タン自慰もえ
90 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 23:35:58 ID:7c88mQYF
出サレタモノハ残サズ頂キマス・・・
91 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 00:02:08 ID:wwF6+TqI
今なら何をだされても美味しいはずです
何もないまま90超えか……
さみしいな。
93 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 08:14:35 ID:YJJbN9EY
「耕造さん…」
「今日は駄目や。学生が同じ屋根の下にいるんやで…?
俺も指導で疲れてるし…」
「分かってるけど…。せっかく新しい下着買ったから…」
「どれ、見せてみぃ。………お前またこんなフリフリの…」
「うふふ、もう似合わないかしら…」
「いや、よう似合うてるで…。」薔薇背負い中
「ほんと?のだめちゃんみたいに紐のやつにしようか迷ったんだけど…」
「紐!?何の話や」
「のだめちゃん、下着は紐に決めてるのよなぜか。知らなかった?」
「アホ、俺が知る訳あるか!」
「うふふ、彼氏の趣味かしらね」
(い、意外な男やな…千秋…なかなかやる奴や…)
おわり
おわり
G☆J!
しかし次回からはsageてくれ。
95 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 12:20:39 ID:YJJbN9EY
え…
投下なのにsageなの…?
なにこのスレ
絶対ではないが、普通は投下でもsageるもんだ
このスレ云々でなく、板全体がな
というか、んなこと言いながら投下じゃないのにageてるぞ、
>>95
GJ取り消し
GJでしたよ!
なかなか無い作風で。
またいらしてくださいね〜!
てか、久々に来たけど、ここって結局、
自治厨しかいないんでしょ?みんな追い出されちゃって。
大したカキコミも最近無いくせにageもsageも無いだろ。
99 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 20:24:55 ID:6KrWZ2Gp
清良タソ自慰イイ(゜∀゜)!!
100 :
Pola:2005/10/06(木) 22:55:24 ID:Stgt63Pi
よろしければ、ちょっとだけブレイクタイムを。
エロなしです すみません。
101 :
Pola:2005/10/06(木) 22:56:04 ID:Stgt63Pi
Sincerity
「セ・ン・パイ♪ ギュっ、してくだサイ」
「・・・。///」
「クンクン、ふぅー、先輩いいニオイデス♪」
一生の不覚だけれど、変態の森に自ら飛び込んでいって以来。
こいつと抱き合うのは、もうずいぶん慣れた。
誰も見ていない地下道で、オレからキスをしたことだってある。
・・だけど。
「あのさー のだめ・・・、言っておくけど」
「なんですか?」
「オレ、しないから」
「へ?」
「おまえが、ネットでいろいろ勉強してたよーなヤツ。しないからな」
「・・えっー」
「おまえ、まだ学生だし、オレだって全然、安定してないしな。」
「・・・」
「もっと状況が整うまで、オレ待てるつもりだし、オレたちにとってその方がいいと思う」
「せんぱい・・」
「だからってターニャに、いつまでもしてくれないとか、絶対相談するなよ。
そのために、わざわざ言ってやってるんだからな///」
「はぅ・・・」
「それに・・おまえだって、今は心の準備できてないだろ?」
そう言って、抱いたまま彼女の首筋に舌を這わせてみると。
「ひゃぅっ!」と叫んで、顔を真っ赤にして首をすくめ、勢いよく身体を離してしまった。
「もう、先輩! ・・わかりましたっ」
102 :
Pola:2005/10/06(木) 22:56:58 ID:Stgt63Pi
オレは、俯(うつむ)く のだめの両手をとった。
「それに・・オリバーの話、聞いてさ」
「オリバー?」
「あいつ、熱心なクリスチャンなんだ、聖歌隊に入ってるくらい。
聖書の教えでは " 神様は、結婚前の肉体的な接触を喜ばない " から
クリスチャンは、結婚式の誓いのキス が ファーストキス、っていうのが
神様から最大に祝福を受けられるってことらしい。
オレはもう、おまえにしちゃったけど・・・」
「そ、デスね」
のだめの瞳を見つめながら、オレは言葉を続ける。
「神様なんてわからないけど。バッハをはじめ、多くの作曲家や音楽家が信仰してきた事だし。
パリに来て、教会にも出かけたりして、ちょっと影響されたかな。
・・ま、大事にしたいと思ってるから。おまえのこと」
「せ、せんぱい・・今日は饒舌デスね・・///」
「でもオレも男だから、大変なこともあるから、三つ協力してくれ」
「?」
「ぎゅ、してもいいけど1分以内。それからソファで隣には座らない事。
あと、オレの前でもどこでも、薄着になるな。いつかみたいな水着なんて絶対だめ。」
「ぎ、ぎゃぼ・・」
「男の理性なんて脆(もろ)いもんなんだから、女性が協力的じゃないと大変なんだよ」
「真一クンも男、なんですネー」
「あたりまえだろ」
*fin*
103 :
Pola:2005/10/06(木) 23:02:28 ID:Stgt63Pi
・・で? って言われそうデスが・・ 終わりです。
失礼しましたー。ブレイクタイム終了〜
GJですよ〜!
のだめがカワイイ。
GJ!
なにげに、余裕があるのだめGJ!
おおお
これで軌道修正できればいいな
Polaさん乙です
/ ̄ ̄ ̄フ\ _ ノ^)
// ̄フ / \ .//\ ./ /
// ∠/ ___\___ __// \ / (___
// ̄ ̄ ̄フ /_ .//_ //_ / \./ (_(__)
// ̄フ / ̄//////////// | (_(__)
/∠_/./ ./∠///∠///∠// ∧ ∧ /) (_(__)
∠___,,,__/ .∠__/∠__/∠__/ (´ー` ( ( (_(___)
\ \ \/ ̄ ̄ ̄フ\ \ \_ \ _ /⌒ `´ 人___ソ
\ \ \フ / ̄\ \ .//\ //\ / 人 l 彡ノ \
\ _ \//___\/∠_ // < Y ヽ ヽ (. \
//\///_ //_ /// 入├'" ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
// //.////////∠/ ヽ-i ヽ__ ヽ
/∠_//./∠///∠// .\\ `リノ ヽ |\ ヽ
∠____/.∠__/∠__/∠フ\.\\ c;_,;....ノ ヾノヽ__ノ
今前のkissの補完SS初執筆中です。
新号発売で遅いですが、何とか連休中にかけそうです。
初なので萌えるかわかりませんが、書け次第UPよろしいですか?
OK!
お待ちしています
短い物なら前スレに投下してくんろ
投下してくれ…
この萌を昇華せんことには死ぬしかry
前スレ埋まったからこっちでいいのでは?
ヒントが出ないままで残念だが。
ヒントって………ああ、アレのか。
113 :
前スレ633:2005/10/08(土) 20:21:17 ID:CMRig0nA
>>111 前スレ埋め用の雑談だったけど、一応
某同盟の013のローマ字4字のHNの人
二次サイト話はやめれ
清良かRUIどちらかの話を希望。
気の強い女が好きです。
RUIとユンロンなんてどう?
ユンロンは童貞ぽいけど。
RUIも処女っぽくないか?
母親の監視が厳しそうで。
確かに。
処女っぽいような気もするけど、おじさん受けしそう。
もしかしたら、師事していた先生と・・・・。
なんてこともあったかも。
119 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 22:58:28 ID:Lgg55D+1
峰×清良どう??
いつもと立場逆転して、峰有利で(゜Д゜)
峰って普段は清良に主導権握られてたのかw
エチの最中はともかく、エチのきっかけは清良が主導権もってそう。
峰が欲情しても清良の機嫌がわるいとダメとかさ。
つーか女がマジで拒んでるのに無理やりやったんじゃそれは犯罪では
そりゃ、マジで拒んでるのをやっちゃったら、犯罪だよ。
そういうイメージじゃなくて、峰はお預けくってる犬みたいな感じ。
なんとなく、「待て」って感じっかな。
これで、書けそうかな?
よくあるパターン20選
@転んだ拍子に押し倒す→セックス
A相手の発言に激情→頭を引いてキス→セックス
Bつい「好き」と言ってしまいそれを否定→相手が自分も好きだという→セックス
Cお礼に何か→セックス
Dセックスって何?→セックス
E着替えを目撃→ごめん→キミならいいよ→セックス
Fオナニーを目撃→あたしじゃダメ?→セックス
G何でこんなことに……→いきさつを回想→セックス
Hやりたいようなことをこぼしてしまう→したいの?→バ、バカっ→セックス
I雨宿り→ラブホでした!→セックス
J誰かから逃げる→とりあえずここに入るぞ!→ラブホでした!→セックス
K狭いところ→勃起→何これ?→いや、あの→セックス
Lちらりと見えてしまう→勃起→何これ?→いや、あの→セックス
Mふたりきり→もじもじ→からだが触れあう→セックス
Nひとりごと→一部始終聞かれる→セックス
O別れが迫る→抱いて→セックス
Pあんなことあったよなぁ→焦る→勢いで告白→セックス
Q自虐して泣く→優しく抱きしめる→セックス
R倒れる→ベッドに運ぶ→セックス
S強引に誘われる→でも好きだから断れない→セックス
つか、今回は本編の方が遥かに変態だった(のだめ松田氏のちん◎にろっくおん)ので、
だれもカキコできない模様でつね。
機種依存文字はヤメレ
じゃあ、124の代わりに
よくあるパターン20選
1.転んだ拍子に押し倒す→セックス
2.相手の発言に激情→頭を引いてキス→セックス
3.つい「好き」と言ってしまいそれを否定→相手が自分も好きだという→セックス
4.お礼に何か→セックス
5.セックスって何?→セックス
6.着替えを目撃→ごめん→キミならいいよ→セックス
7.オナニーを目撃→あたしじゃダメ?→セックス
8.何でこんなことに……→いきさつを回想→セックス
9.やりたいようなことをこぼしてしまう→したいの?→バ、バカっ→セックス
10.雨宿り→ラブホでした!→セックス
11.誰かから逃げる→とりあえずここに入るぞ!→ラブホでした!→セックス
12.狭いところ→勃起→何これ?→いや、あの→セックス
13.ちらりと見えてしまう→勃起→何これ?→いや、あの→セックス
14.ふたりきり→もじもじ→からだが触れあう→セックス
15.ひとりごと→一部始終聞かれる→セックス
16.別れが迫る→抱いて→セックス
17.あんなことあったよなぁ→焦る→勢いで告白→セックス
18.自虐して泣く→優しく抱きしめる→セックス
19.倒れる→ベッドに運ぶ→セックス
20.強引に誘われる→でも好きだから断れない→セックス
ちなみに、峰×清良で7番を激しく希望
どうしても4と5で噴いてしまうw
自分は12でキヨラ×龍キボン!
峰クンのタジタジ感が読みたい
ネタがどんどん投下されてる中言い出しにくいが
のだめの高校時代の経験済み疑惑→千秋焦る→セックスで確かめる
みたいなのを今書いてる。
あんまりエロないけど、できたら投下してもいい?
需要ないならやめとく・・・。
需要かなりアル!
是非投下してください。
134 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 23:21:04 ID:6eDukYaZ
135 :
131:2005/10/11(火) 23:22:32 ID:XfU3vPRt
>>132 >>133 ありがd。
っつってもまだプロローグしか・・・。
今日、仕事中に思い立って、携帯でせかせか書いてた。
初心者なので期待しないで待っててください。
お待ちしています!
137 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 23:27:53 ID:sTWZNmtM
ミネキヨ祭りじゃーん!(´∀`●)
7も12もイイ!!
お風呂エチ−どう?
ワーイ。 ミネキヨ祭りだ〜。
王道 千秋×のだめ いいじゃん。
のだめの「高校時代経験済み疑惑」 この言葉だけでワクワクしてきた
139 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 23:48:04 ID:2umvMbw4
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!
誤爆、申し訳ない
141 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/12(水) 00:24:48 ID:d9WjtBBo
俺様千秋の焦り姿、楽しみ〜!
自分も焦る千秋楽しみ〜!
千秋、意外に(?)ヤキモチ焼きっぽいもんねぇ…
進行形の三角関係はのだめのキャラからいって別人に感じてだめだけど、
経験済み疑惑はおもしろそう。
童話のパロディとかはOKですかね?
前スレでギャグ書いてると言った者ですが。
あと2、3日で投下できそうだけど。
経験済み疑惑で焦る千秋、お待ちしてます。
ってか、のだめってほんとに処女?
この板では処女って設定が多いけど。
あの、積極性は高校時代にもいかされてそうな気がするんだけど。
ただの耳年増かな・・。
いいんじゃないかな。ねえ、ほかの人はどう思う?
個人的にはお待ちしております。
147 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/12(水) 22:24:47 ID:DyOTcnlc
>>145 のだめは惚れっぽい性格じゃないから多分それはないと思う
耳年増ぢゃない?
ていうか、
あのキャラだと高校生ぐらいじゃ相手が消耗してまともな恋愛になりそうもないような・・。
のだめって絶対面食いだとおもうし、のだめの好きなタイプはのだめに惚れなさそう。
>>144 自分も、個人的にはお待ちしています。
>>145 自分ものだめ処女だとオモ。耳年増。
ただ、実は第一話で酔った千秋とハズミでやった(千秋の記憶は無し)かも
と思う今日この頃。
>144
エロ?
>>149 ワラタ
第一話でもうやってたなんて盲点だw
152 :
勝手に妄想中:2005/10/13(木) 16:18:04 ID:X1ss6l8K
ハリセン先生の「教育実習、できればよそへ言ってほしい〜(中略)〜〜お前中学で何したん?」
という台詞から、個人的に、こうおもってまシタ。
のだめ中学の先輩と経験済み疑惑→担任の先生にバレル
→転校を余儀なくされる→東京暮らしから九州へ帰国 とかってどうでスカ?
ないな
>>152 のだめが中学のときに経験済だったら、
違った性格・人生になってるかもね。
のだめが千秋以外の男と、というのが
反吐が出るほどいやなんだが、
千秋はよし。
でも反対の人って多いですよね?
皆さん、どっち派?
そしてなぜそうなんだろう
156 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/14(金) 00:18:28 ID:YJYA8sHx
>>155 千秋以外はあんまり考えたくないな…あのふたりだから許せる気がする
虹なんて現実逃避で主人公に自己投影して萌えてる人多いから、
現実に反してもてたい願望が強い人ほどのだめにいろいろなやつとさせたがっってそう
千秋意外はだめっってのは元の話の影響ある。
それに千秋が好きで千秋に愛されるのだめに自己投影してそう。
他の作品の虹感想なんかはそんな感じ。
どっちでもいいじゃん、そんなの。人それぞれ。
それともここでそういうこと言う奴ってこういうのは落とさないで欲しいって牽制してるのか?
こういうのは嫌だとかつらつらやってると職人さんも落としづらいと思うぞ。
一番痛いのは>157
しょっぱいねえ
自分は何でもいいから、読みたい。
最近、禁断症状が・・・・。
身長181cm
美形 スタイル抜群
英語 ドイツ語 フランス語 日本語の四ヶ国語が話せる。
頭もいい。
料理が出来る。
ヴァイオリン ピアノが弾きこなせる。
指揮者コンクール優勝。
家が大金持ち。
無茶wwwwwwwwwww
163 :
131:2005/10/14(金) 23:30:25 ID:n80ESa/A
「のだめの高校時代の経験済み疑惑」
あと3時間くらいで、投下できそうですけど…
157さんの言うことが当たってるので、ちょっと恥かしくなってきた…orz
とりあえず風呂入ってくる。
頭冷やすわ。
おお、お待ちしております!
何を恥ずかしがってるのですか(笑)
ここは2ちゃんですぞ!!
現実逃避でもなんでもいいんじゃん。
漫画読むのにそんな堅苦しいこと考えんなって。
楽しくいこうよ。楽しく。娯楽なんだから。
とういうわけで
>>131 さん、気にせず、なおかつ無理をしない程度に投下をよろしく。
166 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 00:03:48 ID:YJYA8sHx
131さん。自分も楽しみにまっていますよ
>>163 よっしゃ!2時間後にまた来るぜ(・∀・∀・∀・)
一応出来ました。
…皆様の期待が大きいので、逃げ出したくなってますが、
せっかく書いたので投下させていただきます。
サイズは23KBくらい。
投下は初めてですので、スムーズにできないかも。
途中で止まったりしたらすいません。
内容は
・千秋×のだめ
・のだめ高校時代経験済み?疑惑
・焦る千秋
・やっぱりかなり変態なのだめ
です。
みたくない方はスルーでよろしくです。
169 :
1/メープル:2005/10/15(土) 02:29:14 ID:lUE8Fz8I
ふと寒気がして目が覚めた。
――今何時だ…?
ベッド脇のサイドテーブルの上においたはずの腕時計を、暗闇の中さぐる。
時刻は午前2時を回ったところだった。
隣りにはのだめが静かに寝息をたてている。
――あのまま何も着ずに寝てしまったのか…。
どおりで寒いわけだ。
ベッドの横に脱ぎちらかした下着とTシャツを着ながら、のだめの方を見た。
窓から零れる月の光がのだめの白い肩を照らしている。
あの時、のだめは艶めかしく鳴きながらそのまま意識をなくしてしまった。
なのでのだめもまた躰に何も着けていない。
「…ったく、風邪ひくぞ」
――ドイツのオケの客演から昨日帰ってきた。
のだめの顔を見たのは2週間ぶりだった。
久々だったからつい夢中になって…。
…っていうか、オレってそーゆータイプだったっけ…?
高校生ぐらいの時でも、こんなにガツガツしてなかったのに。
さすがに初めての時はあんまり余裕なかった…けど。
――しかし…こいつはオレが初めてなんだろうけど、…いろんな意味で…成長早いよな…。
感受性が豊かなのかもしれないけど。
音楽と一緒で急上昇思考なのか?
…まぁ、黙って寝てれば…肌もきれいだし、顔も…まあかわいいし。
…胸も…結構…あるし。
「―ん…センパイ…ムニャ…」
突然呼ばれて振り向いたがのだめはまだ寝息をたてている。
「寝言か…」
一人でいろんな思いをはせていたから、のだめの声で我に返った。
―――びっくりさせんなよ…。
最近オレにも妄想癖が伝染してる様な気がする…。
「…センパイ…キッスしてくだサイ…ムニャ」
…はぁ…しかも何の夢みてんだ…(さっきしたばっかなのに…)
オレは溜め息をつきながらも、のだめの髪をなでながら、唇に顔を寄せた。
すると。
「…高野センパイ…キッス…」
―――え?
のだめの口からこぼれた名前はオレの名前じゃなく…
「…タカノ…って誰…」
はっきりと『タカノ』と口にした。
170 :
2/メープル:2005/10/15(土) 02:32:01 ID:lUE8Fz8I
*********************************************************
「どうして真一君だけ服を着て寝てるんデスか…」
朝日が窓から差し込んで、のだめは瞼を開けて開口一番に不満を口にした。
「…おまえがいくら起こしても起きないからだろ」
「むきゃー!じゃあ着せてくれてもいいじゃないデスか…ぶつぶつ」
まだ起きるには早すぎるから、オレはのだめに背を向けたまま眼を閉じていた。
本当は起こしていない。
のだめの口から知らない人間の名前が出たことで、のだめに触れられなかった。
男か女かはわからない。というか実在してる人物かどうかも。
…でも、キスをせがんでる夢の途中で起こせるわけねーだろ!!
「なんだか今日の先輩は…朝っぱらからカズオデスね…」
口を尖らせながら、のだめはパジャマを着ている。
―――先輩って言うな。
のだめのこの言葉に今日のオレは妙な違和感を感じた。
12歳で日本に帰ってきてから、中学、高校、大学と。
自分も上級生は「先輩」と呼んできたし、後輩にもまたそう呼ばれた。
でも、あいつの「先輩」は。
大学の時も、あいつが「先輩」とつけて呼んでいたのはオレに対してだけだった気がする。
真澄のことも「真澄ちゃん」って呼んでたし、鈴木姉妹も然り。
彩子のことも、「彩子さん」と呼んでた(はず)。
峰は年上だけど同級生だったし…。
二人とも大学を中退して、オレが学生じゃなくなった今も、あいつは千秋先輩って…。
別にそう呼ばれることに抵抗は感じてなかったし、…いや、むしろ心地よかったのかもしれない。
だから、なおさら。
あいつが夢の世界でキスをねだった「タカノ先輩」がものすごく気になって…。
そんなことを考えてたから、実は…あれから寝ていない。
「先輩、あんまり寝てないんデスかー?」
「…うん。まあ」
「…昨日あんなに頑張るからデスよ」
「うるせー」
「…むー」
いつもだったら割と甘い雰囲気になる、事後の朝なのに、今日のオレはとても不機嫌になっている。
その"昨日あんなに頑張った"あとに、見る夢がどんな夢だったのか。
頑張ったのはオレなのに、何で違う奴の夢見るんだよ。
オレのイライラは背中にも漂っていたのか、めずらしくのだめがオレの髪をなでながらぴょこんと起き上がった。
「今日は先輩もお休みデスよね?お疲れでしょうから、今日は部屋でまったりしましょう!
実は昨日実家からいいものが届いたんデス!千秋先輩にも見せてあげマスから!!」
「いいもの?」
「えへへ〜、あとでのお楽しみデス!」
2週間ぶりのこいつの笑顔。
のだめなりに、旅の疲れを癒してくれようとしているのがわかったから、
『タカノ先輩』が気になりつつも、それ以上オレは何も言えなかった。
171 :
3/メープル:2005/10/15(土) 02:35:25 ID:lUE8Fz8I
少し遅い朝食をとってから、部屋の窓を開け放って、部屋中の掃除をした。
のだめが居たら邪魔になるから、とりあえず隣の部屋に帰して。
昔からイライラすると、掃除に熱中してしまうのは…オレの癖だ。
でも、部屋がきれいになると、さっきまでのモヤモヤも少し消え去ってくれた。
ここのところサボっていた楽譜の整理をしようと、本棚から大きな箱を出した。
指揮者になってからの総譜や、大学以降使ったピアノ譜等は
取り出しやすいところに整理整頓してあるが、それ以前の物は、少しだけ持ってきていた。
楽譜と言うものは、ほとんど捨てられない。
変わるものでもないし、開くとそのたびに厳しいレッスンを思い出せる。
子供の頃のバイオリンの楽譜にはそのときの先生の書き込みがびっしりなされているが、
わかりやすい言葉で書いてあるから、今でも参考にするときがある。
音楽の表現を、人に伝えることの難しさは今でも痛感しているから…。
「…あ…これ…」
ふと、手に取ったのは高校時代乗ったオケの楽譜。
その間から、学園祭の演奏終了後、パートごとに撮った記念写真の束が出てきた。
これは高2の時か。
第一ヴァイオリンのメンバーで、オレは3年生のコンマスの隣にいた。
…そしてオレの横に写るのが…初めての相手だった。
このときはもう別れていたけど。
同じクラスで。同じ管弦楽部で。同じパート。
付き合うことになったきっかけはいろいろあったけど。
…やっぱり、彼女の音が好きだった。
音高の中でもそんなに目立って上手いわけでもなかったが、
部活で初めて一緒に弾いた時に感じた居心地の良さを、今でも覚えている。
髪は長かったな。制服のリボンをいつもきちんと結んでいた。
…今頃どうしているんだろうか。
手を止めて写真を見ながら立ちつくしていると
バーン!
「せんぱーいっ!お掃除おわりましたカー?」
のだめが勢い良く部屋のドアを開けた。
オレはとっさに写真を箱の中に隠した。
「…っお前、もっと静かに入って来いよ…せっかく掃除したのに…また埃が舞うだろ」
「えへへ〜すみません。…ん?古い楽譜デスね〜。どーしたんデスかソレ」
そう言いながらのだめはオレの持ってた楽譜を覗きこんだ。
「音高の時のオケの楽譜。整理してたら出てきて…」
「ふぁお〜!そっかあ、センパイ、高校まではバヨリン専攻だったんデスよね〜!制服でバヨリンを弾く真一クン〜…あへー」
「…オイ、また変な妄想すんなよ」
「写真とかないんデスか?」
「――…ない」
「ざんねーん」
ほんとはあるけど。
こいつ絶対盗んでいくし…。
それに、オケの写真には、ほとんど彼女が写ってる。
見せない方が懸命だ。
「じゃあ、のだめの写真みまセンか?」
「え?」
172 :
4/メープル:2005/10/15(土) 02:39:03 ID:lUE8Fz8I
オレが再び楽譜の整理を始めると、のだめは持ってきたカバンの中からアルバムを数冊取り出した。
「昨日ヨーコが送ってくれたんデス!高校の時の卒業アルバムとー、あとその頃の写真いっぱい」
「じゃあさっき言ってたいいものって…」
「エヘヘ、のだめの高校時代のお宝写真デス!!セーラー服デスよ〜」
のだめは机の上にドサーっとアルバムを並べた。
装丁された卒業アルバムから、スナップを入れっぱなしにしただけの小さいアルバムまで、
軽く10冊は超えていた。
「お宝って…自分で言うなよ」
「そう言って見たいくせにぃ〜」
セーラー服…こいつの高校、セーラーだったのか。
好きか嫌いかといえば…好きだけど。
見たいか見たくないかと言えば・・・
――見たい…けど。
オレが複雑な表情をしていると、のだめはうきゅきゅと笑って
「たくさんあるんで、ソファーで見まショ〜☆」
そういってアルバムを抱えてソファーに移動した。
「のだめの実家の部屋、すこーし散らかってるんですけど…ばあちゃんが我慢できずにこないだ掃除してくれて。
その時に見つけてくれたみたいなんです」
「ふーん…」
高校の卒業アルバムからめくりだすと、のだめが寄り添ってきた。
「何組?」
「36HRデス。音楽コースのクラスデス。」
「音高じゃねーのか?」
「のだめの学校は普通科デスよ。その中に音楽コースがあったんデス。田舎ですし。音高は近くにはなかったし」
「へえ…」
確かに、音高とは雰囲気がずいぶん違う。
オレの行ってた都内の音高は、圧倒的に女子が多かったし、私立だし、お嬢様が多かった。
クラスごとの写真を順に見ていく。
…結構男多いな・・・。
今まで、あんまり昔の話とか聞かなかったけど。
…もしかして、彼氏とかいたのか?
でも…変態だし。
いやしかし…
頭の中に浮かんでは消える思いを抱えながらページをめくった。
―36HR。
今よりずっと髪が長い。
セーラー服に身をつつんだのだめは、今よりすこし幼い顔をしていた。
しかし、普段あんまり見られない、のだめの穏やかな表情…。
――ヤバイ。
すごく…かわいいかも…。
本人が隣にいるのに。
18才の頃ののだめに、間違いなくドキドキしていた。
そんなオレの動揺を悟られないように、無言でページを進めていく。
卒業アルバムを見終わると、スナップも。
「ムキャ☆制服カワイイでしょ〜?中学の時のはふつーのセーラー服だったんデスけど、
高校のはちょっとオシャレなセーラーで〜」
のだめは自慢げに写真を指差しながら説明している。
173 :
5/メープル:2005/10/15(土) 02:41:19 ID:lUE8Fz8I
「なんか、この辺写ってるメンバー同じだな」
アルバムは一応年齢順に収められていた。
あるところから、男女6〜7人の写真ばかりになった。
「あ〜、この頃、一緒に遊んでた仲間デス!同じ高校の先輩と同級生で〜」
なるほど、同じ高校の…。ほとんどが制服姿やジャージで、写っている。
よくよく見ると、のだめにヘッドロックを決めてる男とか。
ふざけて腕組んで写ってる写真とか。
…別にいいけど。
「一緒にプリごろ太体操やったり〜、線香大花火大会やったり〜」
「なんだ…お前の学校、変態ばっかだな」
「失礼デスね〜。。みんな結構すごかったんデスよ!」
「すごいって何が」
「この髪の短いアイちゃんは、陸上の短距離でインターハイ出場したし、ケンジ君は写真やってて、フォトコンテストで入賞したり。
ああ、このメガネかけたハカセみたいなのは…」
一人づつうれしそうに説明しながら、瞳をキラキラさせている。
大学進学で東京に出てきて、そして今、遥か遠いパリにいるこいつにとって、
高校の時の友達の顔を思い浮かべながら話す時間は…なんだかとても幸せそうだ。
それを見て俺も少し頬がゆるみかけた。
「あ!そうそう!この人は甲子園に出たんデス!のだめに甲子園の土をくれたのもこの人です!」
と、のだめはひときわ弾んだ声で写真の人物を指差した。
甲子園の土?…もしかして、大学時代、のだめのアパートに大切においてあった甲子園の土って…この男にもらったものか。
短髪で、背が高くて…爽やかな感じの男だ。
「なんか、彼も大事そうにしてたんデスけど、強奪しました!」
「強奪…って、お前、いいのかよ…返さなくて」
「先輩は懐の大きい人間デスから大丈夫デスよ〜☆」
―――先輩?
他の仲間は名前で呼んでたのに、この男だけ、『先輩』…。
心なしか、のだめもこの男については饒舌に語ってるような…気もする。
さっきのモヤモヤが再びオレの中に現れる。
――もしかして。
この男…。
「先輩はセカンドで〜いつも…」
「のだめ」
のだめの言葉を遮って、オレはのだめと目を合わせないように口を開いた。
「この人…が『タカノ先輩』?」
「ぎゃぼ!?なんで知ってるんですか!?真一くん、エスパー!?」
のだめの顔がかーっと赤くなる。
―――やっぱり。
「…ついでに、お前。昨夜、夢みただろ」
こんなこと。聞くのはばかげてる、と思いながら…
流れ出した気持ちが止まらない。
のだめの肩をつかんで瞳を見つめた。
「夢…見ましたケド…」
声のトーンが下がり、さっきまでオレの顔をうれしそうに見てたのだめは、
…オレから目をそらした。
「…のだめ、何か寝言言いマシタ…?」
――自分でもわかってるみたいだな…。
174 :
6/メープル:2005/10/15(土) 02:43:40 ID:lUE8Fz8I
「こいつと…付き合ってたんだろ」
心臓の音で自分の声が少し聞こえにくい。
過去のことだって、わかってるけど…。
確認せずにいられなかった。
「・・・ハイ。」
ちいさくそうつぶやいたのだめは、なんだか悪いことをした子供のように
しょぼん、となっていた。
思い起こせば…オレは何でのだめは自分が初めての男だと思ったんだろう。
付き合う前から、風呂とかのぞかれたり。
キスしたときは「何やってんデスかー!」とか言われるし。
初めてセックスしたときも…痛がってたけど…それなりに形になってたし。
(ネットで研究したとか言ってたけど)
オレの頭の中で単に変態だと思って片付けてたことが、
全部1本の線でつながった様な気がした。
「どのぐらい付き合ってた?」
「エト…1年ぐらい?」
「ふーん…(結構長いな…)」
「って言ってもー。高野先輩、部活忙しかったし、のだめもプリごろ太にどっぷりはまってた時だったから…」
――だからなんだよ。
なんだか言い訳がましく話すのだめにオレはイライラしてきた。
「そいつも大概変態だな。お前と付き合おうなんて。どーせ変態同士おかしな付き合い方してたんだろ」
「失礼デスね!高野先輩は変態じゃないデスよ!千秋先輩みたいにカズオじゃないし!」
――なんで、昔の男と比べられてけなされなくちゃならないんだ!
オレは自分が失礼なことを言ってるのを分かっていながら、のだめを責め続けた。
のだめが、変態なのはきっと昔からだろう。
でも、そんなのだめに自分が惹かれたのは…やっぱりこいつのピアノがあったから。
もちろんピアノだけじゃないけど。こいつ本人にも惹かれてるけど。
でも…この『タカノ先輩』は、音楽抜きで、のだめを好きになったんだろうか。
だったら…オレはなんだか…負けてる気がする。
「おかしな付き合い方なんてしてませんヨ!!フツーに部室でお話したりだとか…キ…」
そこまで言いかけてのだめは自分の口を押さえた。
――ホントにイライラする…。こいつ…わざとやってんじゃねーのか?
部室って。。部室ってお前…。
プツン。
ヤバい。何かが音をたてて切れた。
「・・・で?部室で?キッスしたんだろ」
「イエ、あの…」
「で、どーせ成り行きで最後までしたんだろ」
「最後まで…って…恥ずかしいこと聞かないでクダサイ!!」
――否定しないのかよ…。
もう、ダメだ。
175 :
7/メープル:2005/10/15(土) 02:46:20 ID:lUE8Fz8I
「もういい、黙って…」
オレはまだ何か言いたげなのだめの唇を強引に自分の唇で塞いだ。
「…んっ…」
ソファーにのだめを押し倒し、腕をつかんで動けなくした。
これ以上変な言い訳も聞きたくなくて。
まるでその言いかけた言葉を吸い尽くすように、唇を舌で割り入り…のだめの口内を侵食していく。
「ふっ…あっ…ん」
息が続かなくて、のだめは一旦オレから離れたが、また捕まえる。
「…しん…いちく…ん、まって…んっ」
「………」
奥へ逃れようとするのだめの舌に、自身のそれを絡ませた。
「ん…あっ」
飲み込みきれないお互いの唾液がのだめの唇の脇をつたう。
両手がふさがり、抵抗できないのだめは、足を少しばたつかせた。
そんなことはおかまいなしに、溢れた唾液を吸いながら首筋に顔を埋める。
「しんいちくん…どーして…ん…」
「黙れって…」
耳たぶを甘噛みしながら、のだめの背中に手を回してファスナーをおろす。
白い肩を露出させたら、いつもより大げさに音をたてながら愛撫を降らせた。
「はぁっ…ん、はぁっ…」
わかってる。
不毛な感情だっていうことも。
最初から知っていたら、こんなにイラつくこともなかっただろう。
でも…今現在ののだめだけじゃなくて、過去の彼女まで手に入れたいなんて。
そんな術はないのに…どうしてオレはこんなにもがいているんだろう。
のだめの体に隙間なく、花びら残していく。
最初は抵抗していたのだめも、すこし涙目なり
ところどころでビクッと体をしならせはじめた。
「あっ…ん…ふぅ…」
「…めぐみ…」
ブラのホックをはずさずに、そのまま紐だけを肩からおろす。
紐の隙間を縫うように指をすべりこませると、すぐにやわらかな乳房に到達した。
柔らかなそれはしっとりとオレの手のひらに吸い付いてくる。
「はぁっ…んっ」
吐息はさらに熱を帯びる。
オレは自分の指に唇を沿わせて、そのままの頂点の実を口に含んだ。
「!…いやッ…あっ…」
"イヤ"と言われても。やめることなんてできない。
「…お前のせいだ…」
他の男がまだ触れていないすべての部分を、オレが…踏み荒らしてやる。
ワンピースの裾から手を差し入れてのだめのしなやかな素足をなでた。
「!んっ…」
一瞬、下着越しにの蜜部に指が触れた時、のだめの体は大きく反応した。
今度はその部分に唇で触れる。
「あっ…」
下着の上からでも、もうその泉は溢れそうになっていた。
耽美な水音をたてていると、オレの手首をつかんでいたのだめの指に、ぐっと力が入った。
「んぁ…あっ…ダメ…んっ…」
「…どうした?…」
「…のだめ…なんか…変…んっ…ふぁ」
「…いいよ、いまさら…」
すでに機能を果たさなくなったショーツの紐をほどく。
のだめの片足を持ち上げると、溢れた水がキラキラ光っている。
手を伸ばし、胸の上のさらに硬くなった実をもつまんだ。
176 :
8/メープル:2005/10/15(土) 02:50:41 ID:lUE8Fz8I
「あっ…あ…っ…のだめ…どっかに飛んでっちゃいそ…う…デス…」
「…飛べよ」
「んっ…ヤダ、離さないで…」
「…大丈夫、一緒についてってやるから…」
潤んだ瞳を見つめるために、オレは上半身を移動して、のだめの唇にキスをした。
そして、そのまま自身をそこにあてがい、一気に突き上げた。
「!―――ふぁっ…あっ」
「…んっ…ん」
恥ずかしい音が部屋中に響き渡る。
「あっあっ…しんいちくん…っ」
「んっ…めぐみ…っ」
もっと奥まで。だれも見たことのない…お前を見たい。
…だから、お前も、誰にも見せたことのない自分を…オレに見せてくれ。
もっと顔を近くで見たくて、のだめの体を起こして
オレの上に座らせた。
「んっ…!」
さらに奥まで突かれて、オレの背中に爪を立てた。
ワンピースは胸まではだけて、ブラもめくれたまま…
ショーツは片足にだけ引っかかっていて…
オレの動きのすべてに反応して…すごくいやらしいけど。
でも。オレの手で乱れるのだめが、すごく愛しくて…
「あっ…のだめ…もう…あっ」
「…ん…一緒に…」
「はぁっ…あっ!」
「め…ぐみ…!」
「あぁっ――――…!!」
のだめの中に大きな波が現れ、オレ自身を包み込んだ。
鼓動がのだめの中にとくとくと流れ込む。
―――そのまま二人でソファに倒れこんだ。
自分自身が放出されると同時に、オレは自分のさっきまでの熱が急速にクールダウンしていくのを感じた。
177 :
9/メープル:2005/10/15(土) 02:53:53 ID:lUE8Fz8I
誰かに抱かれたとか。
すごく気になるけど。…今、お前はここにオレと一緒にいて。
なのに…これ以上何を望んでいるのか…。
「のだめ…」
「…ハイ」
うっすら瞳に涙をためたのだめが、オレの呼びかけに答えた。
「…ごめん。ちょっと…どうかしてた」
「…どうして謝るんデスか?」
抱き合ったまま顔を見ずに会話を続ける。
「お前が。オレと出会う前に、誰とどうしてた…とか。もうどうしようもできない事なのに…
なんつーか…その…」
「…千秋先輩、もしかしてヤキモチ焼いてくれたんデスか?」
「えっ…」
「うきゅきゅ☆実は〜途中からそうなんじゃないかなって…」
途中から…って…
人が、必死になってる時に…――!
「そう思ったら、うれしくなっちゃって☆ぎゃは☆」
「…うるさい」
さっきまでの艶っぽい表情が一気にいつもののだめの顔になり、
なぜか安心してしまった。
まだうきゅきゅ、と微笑むのだめをみて。
「…もう…そういうことにしといてやるから…服着れば?」
「ぎゃぼ…なんデスか…この乱れっぷりは…」
「今頃気づいたのか?」
「あわわわ…」
のだめは慌てて服の乱れを直し、それが終わるとオレに抱きついてきた。
「…千秋先輩、さっきの話の続き、聞いてくれマスか?」
「え?」
「さっきー、のだめもあんまり上手く言えなくて、イライラさせちゃったのかもしれませんケド…」
「いや…オレも悪かったし…」
先ほどの自分の醜態にオレはバツが悪かった。
そんなオレをたしなめるように、のだめはソファーに深く腰掛けて手をつないできた。
そしてぽつりぽつりと高野先輩との思い出を話し始める。
高校の学園祭のイベントの罰ゲームで、一緒にプリゴロ太体操を踊ったのがきっかけで仲良くなったこと。
二人とも漫画が大好きでいつも貸し借りしてたこと。
そのうちに付き合うことになったこと。
遊ぶときはほとんど、グループだったから、二人で会うのは部活の後少しだけだったこと。
会って話す話題は、もっぱら食べ物の話だったこと。
「…意外だな」
「何でデスか?」
「なんか、結構普通だなと思って」
「失礼デスね〜…」
「変態なのは…まあ、人それぞれ好みがあるとしても…それ以前にお前、風呂とかあんまり入らないし。服とか3日くらい平気で着るし。。オレも最初はかなり引いたぞ」
「実家だと結構お風呂入ってたんデスよ。ガスも止まらないし〜。それに、高校生だったら、毎日制服じゃないデスか〜☆」
…それもそうか。
昔の恋を楽しそうに話すのだめ。
恋人に進んでこんな話をする奴もあんまりいないけど…。
一つずつ、ゆっくりとお互いのことを知っていく事が。
今まで見たことのなかった、のだめの宝箱の中身をまた一つ見せてもらったような不思議な優越感。
「お前も…結構いい恋愛してたんだな」
「そう言われるとはじゅかしいデスけど…」
「こないだも言ったけど…今まで…過ごしてきた時間は、ムダだったことなんて一つもないはずだから。オレもお前も」
「ふぉぉ〜そうデスよね!!」
あの彼女の事も、彼女の音も。
日本で飛び立てなくて閉じこもっていた俺も。
あの時があったから、今の自分がある。
「…先輩も素敵な恋愛してきたんデショ?」
「…うん…まあな」
「ふーん。。」
「あんまり聞かないんだな…」
もっと怒涛のように質問されると思ったのに…。
「真一くんの大事な思い出を聞くのは、のだめがもうちょっと大人になってからにシマス!」
「なんで?」
「いまはーまだムキー!!ってなっちゃうと思うから」
「ぶっ」
のだめのめずらしく大人ぶった発言にちょっと驚いた。
オレは「ムキー!!」ってなってしまったけどな。
これって…のだめ以下?
――――まだまだオレも成長しないとダメってことか。
「でも…お前がそうやって、誰かを真剣に好きになったことがあったって話してくれたことが、…オレもなんか嬉しいし」
「さっきはヤキモチ焼いて怒ってたじゃないデスか…」
「あれは…!…そのお前が…部室で…その…やったとか…言うから」
「エ!?のだめそんな…やったなんて一言も言ってまセンよ!」
―――え?
「…ただ、部室で『最初で最後の女になってほしい』って言われたことを思い出して…」
「はぁ?…そこまで言われて…」
「キッスは…その…したんですケド。そのあとの、のだめの雰囲気が怖かったみたいで…」
「雰囲気…?」
「なんか…すごく鼻息荒くて、モンモンしてたのが…良くなかったみたいデス。のだめも若かったからー」
「―――お前…やっぱり変態…」
「結局、最初にも最後にもなれまセンでした」
って…なってねーのかよ!!
ちょっとまて。
オレの勘違いだったってことか?
なんなんだ…いったい。
なんか…激しく頭痛が…。
「ん?…ちょっと待て。『最後にもなれなかった』って…どういう意味だ?」
「エト…その後、高野先輩、お姉さんになっちゃいましたカラ」
「はぁ!?」
「そのー、自覚症状がなかったみたいなんデスけど。のだめとの一件で、なんかわかっちゃったみたいで…」
「わかったって…何が」
「今は、福岡でニューハーフのお店でホステスやってマス!今でもメールで恋愛相談に乗ってくれてますヨ!」
―――――頭が…混乱してきた。
…相手も普通の男じゃなかったし…。
のだめにとってはそれってショックじゃないのか?
つーか、一番今、ショックを受けたのは…このオレだ。
やっぱり…こいつ…
変態。
「のだめは真一君の最後の人になりマス!」
「…もういい、お前。部屋に帰れ」
「え〜何でデスかー!今度一緒に高野先輩のお店に行きま」
「ふざけんな」
のだめが言い終わるか終わらないうちに
オレはのだめを部屋からドンッと追い出した。
―――はっきり言って…今日はもう疲れた…。
のだめの過去の事は…もう二度と聞かない。
オレは寝不足と頭痛を抱えながら
深い眠りに落ちていった―――。
END
最後の真一君の疲れ具合がツボでした。
福岡のお店って、もしかしてあんみつ姫かしら
181 :
メープル:2005/10/15(土) 03:05:04 ID:lUE8Fz8I
以上です。
最初に妄想を膨らませすぎたばっかりに
オチが最後まで決まらず、結局こんなわけのわからない結末になってしまいました。
穴があったら入りたい…orz
言い訳したいことばかりですが…。
お目汚し失礼しました。
GJ!!
エロ少な目だけど面白かったです。オチがいいw
私も最後の千秋がツボったよl
183 :
167:2005/10/15(土) 03:29:10 ID:88aqHBdY
久々にキタゼ!!!
高校生のだめタン(;´Д`)'`ァ'`ァ
服着たままするっての好きですわ〜
GF!!
メープルさんGJ!ありがとね〜
>>メープルさんGJ!!
メープルさん。ありがとう。
自分的にはエロ前の千秋とのだめの会話に萌え。
GJ!
オチ面白かったよ〜。エチ具合も個人的にはちょうどいい感じです。
久しぶりにきたんだけど、前の前スレ?あたりに投下してたショコラ氏の話って、完結したんですか?
そして、メープル氏GJ!
たしか完結しましたよ〜。
メープルさんマジでGJでした★
なんか、急に思ったんだけど、RUIとくろきんって、
結構、合いそうだとおもわない?。
くろきんとターニャでお願い。
>>191 うーーっむ。まったく違う人間だからこそ、
魅かれあう二人って感じか。
メープルさんGJ!
甲子園の土がここで出てくるとは。w
目からウロコです。
GJ!!メープルさん、ゴチになりまシタ。
195 :
メープル:2005/10/15(土) 22:28:38 ID:Qic+x4SB
GJ下さった皆様ありがとうございます。
文才ないので、読みにくかったと思います。
スレ上でこうして読むとエロ時間めっちゃ短いですね…。
書くのは一番時間かかったのに…
(真一くん入れるのも終わるのも早杉…)
では次の職人さんが現れるのを待ちながら、また名無しに戻ります。
ありがとうございました。
>>180 もしかして…福岡にはニューハーフの店って1軒しかないのですか?
自分、福岡の人間じゃないので、適当に書きました。
固有の店を指し示すつもりはなかったです。すいません。
メープルさん乙デス!!GJ!
…高野先輩(現在)をとても見たいと思った今日この頃
ターニャはフランクが良いなぁ…。
クロキンは…RUIあたり?
197 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 00:01:05 ID:wIM7xrit
RUI×クロキンは、ともかくターニャ×フランクは、想像できないなあ。
198 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 00:28:13 ID:iAluQPHm
清良タン・・(´Д`)ハァハァ
RUI×クロキンも嫌だな。
クロキンってホームシックでないてた時、千秋君に会いたいとかいってたよね。
パリで再開してからの行動みてて、クロキン×のだめが全く想像できなくなった。
クロキンには青緑っていわれたくらいのターニャがいいと思う。
お互い意外な面に驚きつつ惹かれてくなんてどう?
201 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 11:22:04 ID:wIM7xrit
クロキンの相手はこうやって考えるといろいろあるね。全ては職人さんの腕次第・好み次第っていうことだね。
あの、にくちゃんねるって何ですか?
見ている途中で消えちゃうんですけれども、
ブラウザとか必要ですか??
自分は見れたよ。普通に。
つながりいくかったけど。
つながりいくじゃなくて、つながりにくいでした
うん、フツウに観れたよ。時間帯かな?
…ターニャ×フランク今市なのか…。
自分的には最終的にフランクに落ち着く気がしてたのだが。。
結構、このスレずっと見てたつもりだったけど、
スルーしてたのも意外と多かったことを認識しました。
コミック派だから、当時原作を読んでなくて想像できなかったのも、理解できたし。
>>202さん。 何気にGJ!!です。
208 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 14:51:50 ID:e8Id7b+t
それはピアノ協奏曲第2番ハ短調で、のだめは21才でシタ。
その音色はとても美しく繊細なラフマニノフで、こんな素晴らしいピアノ協奏曲第2番ハ短調を聞かせてもらえるのだめは、
きっと特別な存在なのだと感じまシタ。はぅ〜ん・・・
今では、のだめがセンパイの妻。センパイに聞かせてあげるのはもちろんのだめが弾く「もじゃもじゃ組曲」。
なぜなら、
センパイもまた、特別な存在だからデス。ムキャ──!!
warota
コピペくだらん
211 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 17:33:29 ID:ZC3znHBw
メープルさんGJ☆面白く読めました〜♪
やっぱり、クロきんはやっぱりのだめじゃないと!!って思う。
でも、ドリーマーくろきんだからほれっぽそう。
カトリーヌちゃんも気にいってたみたいだし、
ruiもターニャでもカトリーヌちゃんでものだめ以外のほうがぴったりきそう。
のだめはくろきんじゃ御しきれなそう
カロリーヌとか彩子とか女としてはのだめよりかっこいいって思える。
この2人を絡めた、松田×カロリーヌ、千秋×彩子(原作どうりのだめと出会う前)の話みたい
今はのだめ×千秋が激しく見たい。
彩子はイラネ(゚△゚)
自分も彩子サンはちょっと…。
千秋×のだめと龍×ルビーが見たいw
千秋×松田はどうかと思ってたらもうすでにスレが立ってたw
さすが2chw
千秋×松田!
よければ貼って〜。探せないぃ・・・
今足に猫乗ってるから自分で探して
粗大ゴミの回収 お願いしたいんですが
って、ヒント教えてくだはい。
先輩、今、すっごくいいコタツ拾っちゃいました。ウヒョ
私も知りたい…801板でも探してみるか
千秋×松田見てぇ…
ところで松田のだめって需要ありますか?
本誌の続きで今更書いてるんですけどあんま見かけないので
逆じゃないのかー!衝撃!<千秋×松田
>>223 見たいでつ
ただ、邪道カポーは注意書き書いたがいいかもね
激しくお待ちしておりまする
>223
自分も見たいですノシ
あの二人が絡むとどんな風になるんだろうw
ここってやおいOKなの…?
228 :
223です:2005/10/20(木) 21:10:57 ID:JamO5AQt
>>225 >>226 thx。出先なのでAM12時ころに投下します。
そんなエロくないので期待しないで下さい…
801は801板に行って下さい。
「ビレ」で検索すれば出てくる。
>227
>223のは松田×のだめを差していると思われ
松田×のだめで投下します。
二人の初対面のあとの松田視点で書いてます。
エロは少ないですが、苦手な方はスルーでお願いします。
232 :
1/焼き栗:2005/10/21(金) 00:18:09 ID:LwQ+tcEd
千秋の彼女との初対面(@風呂場)のあと、
妙に彼女の事が気になって、また千秋の家に遊びに行くことにした。
あの千秋があんな変態と?世の中どうなっているんだ?
ワインを手土産に家の前まで行くと、前の住人にくっついてオートロックの門の中に入った。
----------------------------------------------------------------
ピンポーン
ドアが静かに開く。
「ま、松田さん…なんでここに?」
「おー千秋、飲もうぜ。のだめちゃんはいるか?」
俺が部屋をのぞくと、
「え?…あれ、松田さん」彼女がひょっこり顔を出した。
「ばっ、ばか、引っ込んでろ。あの…ちょっと今日は勉強が」
「やらしいな、なんの勉強だよ。お、いい匂いするな」
青い顔の千秋を置いて部屋にあがりこんだ。
「え、これ千秋が…?」
テーブルにはうまそうな料理が並んでいて、俺は彼女が作ったのかと思ったが。
彼女が嬉しそうに、先輩が作ったのだ、と言ったので驚いた。
「まあそうです」千秋がハァとため息をついた。
「よほど彼女に入れ込んでるんだな…」
俺は豪勢な料理を見ながら、さすがに押しかけた事を少し悪かったと思った。
「先輩は日本にいた頃からいつものだめにご飯作ってくれたんデスよ」
「そ、それはお前が茶碗持って毎日食いにくるからだろ!」
二人のやりとりをつまみに、茶々を入れながらワインを飲んだ。
千秋のやつ、自覚してないだろうけど普段より表情が柔らかい。
彼女の前ではあんな顔するんだな。幸せそうで少し腹が立つ。
俺がカロリーヌと別れた(ふられた)ばかりだというのに。
でも…今日はなんだかすごく心地いい。
この子の前だと自分を作らなくていいからだろうか?だからあの千秋が惚れたのか…
「ねえのだめちゃん、千秋はベッドではどう?役不足じゃない?なんなら俺が相手…」
「おいっ!」
彼女に伸ばしかけた手を千秋に払われてしまった。
「いてーな、オレ様の指に何かあったらどうするんだ」(白目)
「そんな繊細じゃないでしょう」千秋が腹立たしげに言う。
「繊細だよ?じゃなきゃ女も夢中にさせられないし。わはは」
「………」千秋がため息をついた。
千秋は明らかにこんな話題を避けたがる。
なのに彼女の方は興味津々といった感じ。面白いやつらだ。
233 :
2/焼き栗:2005/10/21(金) 00:19:24 ID:LwQ+tcEd
「どうやったら指だけで夢中にさせられるんデスか?」
純粋な質問に、俺は妙に感動した。
「なになに、やっぱ千秋じゃ不満?」
「いや、先輩は大好きデス。…でも心は結ばれてるんデスけど、身体はまだまだなんデス」
ワインで赤くなった彼女が、きゃはっ、と照れながら言う。
俺はあっけにとられて千秋を見た。まじかよ。まだしてないの?
千秋がサッと青ざめた。
「のだめ…おまえ酔ってる。もう帰れ。」
「やだーまだ先輩といマス!」
そんな会話を聞いて、だんだん腹が立ってきた。
彼女が俺のものじゃない事が。これって嫉妬??俺も少し酔ってるのか?
「じゃあ千秋、俺もそろそろ帰るけど。行こうのだめちゃん」
彼女の手をとって強引に立たせると、玄関の方へ連れて行った。
「千秋を夢中にさせる方法を教えたげるよ」
「ふぉー?!」子供のように目を輝かせる彼女。
「あんた、何を…」
「彼女は俺が部屋まで送るよ、またな千秋」
「待て、のだめ…」
「いいから心配するな、お前の彼女に手は出さないよ」
戸惑う千秋の前でバタンとドアを閉めた。
酔った身体に夜風が心地よい。
さっき触れたときの、彼女の体温と感触がよみがえって、
手は出さないと言ったけど自信はもてない。
「あ、でものだめのうちここなんで」彼女が隣りの部屋を指さす。
「ああ、でもちょっと歩こうか、さっきの話もあるし」「あっそうデスね…でも」
何か言いかける彼女の手をとった。
「むきゃ、先輩に怒られちゃいマスよ」
「君が転んだら大変だから」そうごまかして手をつなぐと階段を降りた。
大通り沿いの歩道をゆっくり歩く。時間はまだ22時くらいだろう。
時折家路を歩く人や、夜道を散歩するカップルとすれ違う。綺麗な夜だ。
彼女はしっかり歩こうとしているけど目はとろんとしている。
「千秋とはいつから付き合ってるの?」
「んー、一緒に連弾したときからだから、2年近く前?
…あ、でもそれはのだめが先輩を好きになったってだけなんデスけどね」
彼女が一瞬寂しそうな顔をする。
「でもその後は色々がんばって、先輩といられるよに…。追いつきたくていろいろ…。すごい進歩なんデス」
今度は得意気な顔。そうしてきっぱり前を見すえた。
「ははっ」思わず笑いがこみあげた。可愛いなあ。若いときってこんなだっけ?
千秋や自分の思いに対して計算なんかなくてまっすぐで。
襲えなくなってしまった。
234 :
3/焼き栗:2005/10/21(金) 00:21:02 ID:LwQ+tcEd
「どうしたんデスか急に」
「いや…なんでもない」ククッとまだ笑いがもれる。
不思議そうにこちらをみる彼女の白い肌が柔らかそうで、
ふと彼女の顔を両手でつつむと、驚いた顔を自分の方に引き寄せた。
そして彼女の口にできるだけ優しくキスをする。
自分でも驚いた。俺は一体何をしている?
彼女も何が起こったかわかってないらしい。無反応でされるがままになっている。
それをいいことにそのまま唇を味わった。こんなキスは久しぶりだ。
彼女と触れているだけで身体が熱くなる。
やめられなくなる、と思った瞬間、なんとか唇を離した。
「ね、のだめちゃん」
「え?」
「千秋にちゃんと今みたいにキスするんだよ」
彼女のきょとんとした顔。
「えーと、さっき言った夢中にさせる方法?」
「うきゃー!今の、キスだったんですかー!!」(白目)
俺の手を振り払って、パニックになっている。
「も、もうのだめ帰りマス!」一人で今きた道をフラフラと戻りだした。
「待ってよ」慌てて肩をつかむと、キッと睨まれた。
「ごめんごめん。千秋には言わないから」
言わないから?俺はちょっと考えて言った。
「…だから、もっかいキスしていい?」彼女が唖然とした顔で俺を見る。
「もっかいさせてくれたら千秋には言わない。でもさせてくれないなら千秋に言っちゃうかもな」
意地悪く笑う。
「ひどいデスそんなの!」ああ確かに。子供相手に。でもまだ帰したくなかった。
街灯の逆光になって表情はわからないけど涙を浮かべてるのかも知れない。でも…
返事を待たずに彼女を抱きしめると、力なく抵抗する身体を抑えこんだ。
そしてキス。
さっきの感覚がよみがえる。
今度は強引に唇の奥にも入って、彼女の体温を直に感じた。
このまま彼女の気持ちが俺に傾けばいいのに、とガラにもなく思った。
***
ふっと息をついて体を離しても、彼女は何も言えない様だった。結構酔っていたし。
こんな調子じゃ、今のこと忘れちゃうかな。
「帰してあげるけど、今日はもう千秋に合わない方がいいよ。俺の匂いがついてる」
「なっ」
目を丸くする彼女の腕をひいてタクシーをとめる。
お金を渡してアパートの名を告げると、彼女を乗せた。
「おやすみのだめちゃん。…千秋に泣かされたらいつでも呼んで」
恨めしげな目をした彼女を乗せてタクシーは走っていった。
あーくそ、何やってんだ。普段の俺なら無理にでも持って帰るのになあ。
<今日はもう千秋に合わない方がいいよ>
あんな事言ったけど、ほんとはあんな色っぽい顔で千秋に会わせたくなかっただけだ。
今日くらいは俺の事を思って寝てもらおう。ざまあみろ千秋。
235 :
焼き栗:2005/10/21(金) 00:22:29 ID:LwQ+tcEd
終わりです。駄文失礼しました。精進します。
もももも萌えました!!!
GJ!です!
できればその後、嫉妬に狂った千秋激キボンです!
237 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/21(金) 00:37:41 ID:Gw5ek2ul
焼き栗さんGJ!です
私も嫉妬に狂った千秋が激しくみたい
238 :
焼き栗:2005/10/21(金) 00:41:58 ID:LwQ+tcEd
あー、ほんとありがとうございます。
初めて書いて、GJもらえてとても嬉しいです。
嫉妬に狂った千秋、書いてみますね。ではまた
焼き栗さんGJ!!
同じく嫉妬千秋が見たいー。
焦ったり、嫉妬したりする千秋に萌える。
そしてそれを認めたくない千秋にさらに萌える。
キキキキタ─wwヘ√レvv〜(゚∀゚)─wwヘ√レvv〜─ヨ !!
もしかして、パラレルや夢オチじゃない
千秋以外の男×のだめは初めてじゃないか?
長らく待っとったとですよこういうの!!
続きがあれば松田のD萌え描写も奇煩濡(;´Д`)
松田いいねぇ〜。
大人の色香ムンムン??
GJでした!
また、見たいです!
ごちそうさまでつ。
GJ!
この後の千秋(怒るというより焦る千秋w)も見たいし
ほかのも読んでみたいナー。
また書いてください!
千秋×カロリーヌちゃんで
245 :
焼き栗:2005/10/21(金) 16:08:17 ID:LwQ+tcEd
一応
>>234の続きを書いたんですが、連投になってもいいものでしょうか?
他に準備中の方がいたら、お待ちします。
おけでしたらまた夜中に投下させてください。よろしくです
(・∀・)イイ!!
遅くなりましたがGJデス!!
お待ちしております。
ぜひぜひ!お待ちしています!!!
まってまーす。
風呂入ってこよ。
あちしも風呂とウンコに・・・
252 :
焼き栗:2005/10/22(土) 00:03:31 ID:q9kHebtr
じゃあ
>>234の続きなんですが、千秋×のだめで投下します。
のだめと松田が帰ったあとの千秋視点で。エロは少なめですかね。
設定上うまくリクエストに答えられてないのですが。
苦手な方はスルーしてやって下さい。
253 :
1/焼き栗:2005/10/22(土) 00:05:06 ID:LwQ+tcEd
>>234の続き
のだめと松田が帰って急に部屋が静かになった。
落ち着かないまま食事の片付けをしている。
--------------------------------
まさか松田さん、のだめのうちにあがりこんでないよな?
いや、いくらのだめでもそこまで馬鹿じゃないだろう。
まあ念のために。それにおやすみくらい言わないと。
外に出て隣の部屋のチャイムを鳴らす。
出てこない。
ドアを叩いてみる。「おいのだめ?」
中からは物音ひとつしない。
いいようのない不安が襲った。
嘘だろ。二人でどっか行ったのか?
ありえねえ!!!
アパートの玄関に車の停まる音がした。
のだめか?…やっぱりのだめだ。
ふらふら階段を上ってくる彼女を部屋の前で待つと、
いつも通りの鼻歌が聴こえてほっとしたが…
顔が赤いのは酒のせい…だけか?
そして、のだめは俺をみつけて一瞬困ったような顔をした。
ショックだった。あいつは俺を見かけて困った顔をした事なんてない。
これまで一度だってない。
自分を精一杯抑えながら、「心配したぞ、とにかくうちに来いよ」と声をかける。
のだめは一瞬ためらったが、ドアを開けて待つと素直に入ってきた。
パタン。
鍵をかけて、のだめの身体をドアに押し付けるように抱く。
いつもの体温と、背中に回される腕に思わず安らいで、追求するのは止めようかと思った。
その時。
慣れない香りが鼻をついた。
これは…松田の香水?
全身の血がかっと熱くなって、のだめの肩をつかんだ。
「松田さんと何してたんだ?」
「…さ、散歩デス」言いながらも目をそらす。
「目を見て言え」
「散歩デスよ!」今度は俺をにらんだ。
「…わかった」とてつもない焦燥感にかられて、ひとりで部屋の中に戻った。
のだめが一瞬泣きそうに見えた。
ベッドに腰掛けると、疑問が次々とふってきた。
そもそも俺に嫉妬する権利なんかあるのか?
さんざん放置しているくせに?
いや、でも最近は大事にしてきたつもりだし。
でも二人のあいだに何かが足りていない。何がいけないんだ?
254 :
2/焼き栗:2005/10/22(土) 00:05:55 ID:q9kHebtr
気がつくと、目の前にのだめが立っていた。
「ごめんなさい、松田さんとふたりで出かけて…」珍しく愁傷な様子で謝ってきた。
その姿に胸を打たれて、
「いいよ、もう…」そう言うと、ほんとうに許す気になった。(松田は許さないが)
こいつはずるい奴だ。こいつの言葉は心からストレートに出ている感じがして安心する。
のだめを信じられなかったら俺は誰も信じられない。
「まあ、おまえはもうちょっと気をつけろよ。そんなんでももてるんだから」うつむいて憎まれ口を叩く。
「わかりましたヨ。もうあんな顔しないで下サイね?」彼女もちょっと笑った。
どんな顔してたんだろう俺。
「ごめん」今度は俺が彼女の顔を見られない。
「なんで先輩が謝るんデスか?」突然のことに彼女は目をパチパチさせた。
「違うんだ、もうそーゆう事じゃなくて」
「え?え??」のだめは混乱してまた泣きそうになってる。
「…ずっと言わなきゃいけなかったんだ。
いつもおまえが傍にいてくれたから、おまえが帰ったあと急に寂しくなって。
もう一人でいたくないんだよ」
そう言いながら、のだめの背中に手を回し、彼女を引き寄せた。
そのままベッドに倒れこめば、彼女はおれの上に重なることになる。
突然のことに驚いたのか、のだめは無意識に抵抗した。
その状態のまま、彼女がつぶやく。
「今日の先輩は、一緒にパリに来たときみたいデスね」
「ん?」
「あのときも、飛行機の中でのだめにしがみついてましたから」そう言ってクスクス笑う。
「ああそうか…」
「もう大丈夫デスよ」
そう言って優しく俺の頭を抱いた。
その言葉で、必要としていたものがすべて満たされた。
そして二人でベッドに倒れこむ。
***
なぜ今までこうせずに生きてこられたんだろう?
熱にうかされたように彼女を求めてしまう。
彼女は快楽か苦悩か、少し幼くみえる顔をゆがめて、いつもの余裕がどこにも見られない。
その姿が俺の本能を煽って、ますます苦しめるようなことをしてしまう。
ずっとこうして独占したかったんだ…
妙なプライドがいかに自分を孤独にしていたか思い知って、胸が痛んだ。
255 :
3/焼き栗:2005/10/22(土) 00:06:48 ID:q9kHebtr
「愛してるって言えよ」
彼女の顔を覗きこんで残酷に囁く。
声がかすれて、自分の言葉とは思えなかった。
彼女もさっきまでと違う俺の様子に、かなたをさまよわせていた目を見開く。
そして、
「嫌デス…」とつぶやいた。
「えっ」
予想しなかった答えに思わずたじろいだ。
「なんで…?」情けない声で聞いてしまう。
彼女は目を閉じて何か考えてる様子だ。口を開くまでの間が永遠にも感じられた。
「言葉にできる様な、かんたんな想いじゃないんデスよ…」
そう言ってまっすぐ俺を見つめた。
------俺の負けだ。
こいつはいつだって俺の理解の範疇を超えていくから。
***
明け方、先に目を覚ましていたのは彼女だった。
身体を起こして何かを見つめている。
なにをみているんだろう。
視線の先をたどると、天窓から白い月がのぞいていた。
俺もおまえの引力から逃れられないみたいだな
身体を起こして彼女の髪をそっとなでた。
256 :
焼き栗:2005/10/22(土) 00:10:20 ID:q9kHebtr
以上です。ちょっと家族が近くにいてスリリングです
駄文で失礼。。ありがとうございました
GJ!です!
優しい雰囲気が伝わってきてよかったです。
ありがとうございました!
雰囲気あるし、深いですね〜
>>のだめを信じられなかったら俺は誰も信じられない。
ぐっときましたよ〜 焼き栗さんGJGJ!!
ムードがイイ(・∀・)!!
「愛してるって言えよ」
って、自分では言わない千秋が萌え。
焼き栗さん、GJ!
260 :
焼き栗:2005/10/22(土) 01:10:45 ID:k+oZL/2Z
すごい恐縮なんですがGJありがとうございます。
駆け足で書いたのでわかりづらい部分が多くなってしまって…どうもすいませんでした
もっとエロい感じを目指したんですけど、のだめをヴァージンという設定にしてしまってたので、無茶させられなかったです(言い訳
また書けそうな萌えシチュがあったらこっそりリベンジします。
読んで下さった方、ありがとうございました。
絵がみたい……。
絵師はいないのかなあ。
チッスシーンでもいい。
見てえ。
焼き栗さんGJ!
まったりした雰囲気イイです。
自分も今千秋×のだめでラブもの書いてるけどイチャイチャしすぎでなかなかエロくなんねー!
嫉妬プレイ萌え
>>263 ガンガッテ
>>264 ドーイ
催眠が効かなかった音楽家=千秋父と仮定して
ギート・フィッシャー×征子が読みたい
>>265 ま、マニアックすぎるよ!!w
ギートフィッシャーって誰かとオモタ
でも催眠使うのはイイネ!
おじゃまします。
LESSON77の補完/妄想版 エロ少しです。
「ぶわっはっは!!!」
「・・・・。」
私語は御法度のコンサート会場で、こんな、馬鹿笑いする男。
たしかに、このオケはひどい。ルー・マルレがもうずっとダメダメなのは、友達から聞いてた。
でも、3か月ぶりに会うユキが、デートをここでというから、来てみたのに。
黒髪の若い指揮者はユキと同じ日本人で、今、ユキがやってるR☆Sの立上げ者だときいたはず。
こんなに、あざわらわなくっても。まだ新人じゃないの。
自分だってこのころは、そうとうダメだったくせに。・・・そう、私と出会った頃・・・。
ユキは、どこからか紙を取り出し、モンブランで何か書きつけている。
私はユキと付き合い始めてから一生懸命 日本語を勉強したから、今では日常会話には困らない。
『ホラね。痛い目あっちゃったー!!』
「・・・・・。」
「カロリーヌ、これ、前やってたみたいに折ってよ〜」
「え、ハートに?」
「そう。あ、きみ、黒木君!! コレ、千秋に渡しといて。頼むね!! あっ・・と、電話だ」
私が手紙をハートに折っている横で、彼は携帯で、おそらく女性と楽しげに話している。
「・・・ハイ」
「じゃ、預かります・・・Au revoir」
クロキクンは私に気の毒そうな眼差しを向けながら、手紙を受け取った。
ユキがこういう人なのは、もう、よぅく知ってるけど・・・。
「あ〜面白かった〜!! さて、MURANOのレストラン予約してあンだ、行こ。今夜は一晩中 愛を語るぞ〜」
えっ、またー?
モダンでお洒落なのは認めるけど、ムッシュークロサワのお供で連れて来てもらって以来、ずーっとここばっかり。
情けないことに、彼は私のために素敵なお店を開拓して案内してくれるような人じゃない。
___違う。なにより情けないのは。こんな男との腐れ縁を切れない私だ・・・。
ー Hotel MURANOのベッドルーム ー
「__あ・・あぁっ、あんっ・・・ユキ・・」
「ん〜〜、イイよ、カロリーヌ・・う・・あっ、ほらっ・・どう?」
彼は私の乳房を後ろから掴み、密着した部分を中心にして深くリズムを送り込みながら、
私の身体のラインを手でゆっくりと撫で下ろした。
「あ、やぁっ・・ん、あぁ・・!!」
私は昔から、冷静だとか感情が顔に出ないだとか、いつも皆から言われてきた。
自分でも、わりといろんなことに冷めてるタイプなのかもしれないと思う。
だから、ユキといるとき、そしてユキに抱かれるとき、ユキが私にもたらす熱が、ひどく快感で・・・
・・・離れられなかった。
「こんどはいつ会えるの?」
「んー、本番10日だから、楽屋に来てみてよ。タンホイザー演るんだー。いいよー。やっぱ ヴェヌス様最高!!」
「・・・・・」
・・・もう決めなくちゃ。前に進めなくなっちゃう。
今のユキでは、私がつらくなるだけだ。私は自分を大事にしなきゃ・・・。
____というわけでLESSON79に続く___
#フランス女性のあの声ってどんなんかわからなかったxx
お粗末様でした。
calolineさん
ありがとさんデス。
あのハートはカロリーヌが折ってたのね。
カロリーヌはバレリーナだけあってスタイル、容姿ばつぐんのきっぷのいい女だから、
本誌でももっとでてきてほしい。
270 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/27(木) 05:37:01 ID:EfRBiDb8
ほしゅ あげ〜
今号ののだめの舌はエロ萌えw
272 :
リプトン:2005/10/28(金) 02:22:40 ID:4ySJoG8Y
千秋×のだめ 投下します。
イチャイチャ→キッス→セックスのようなかんじです。
苦手な方はスルー願います。
273 :
リプトン:2005/10/28(金) 02:24:00 ID:4ySJoG8Y
マロニエにプラタナスの紅葉
焼き栗
霧に霞むエッフェル塔
やはり、パリの秋はいい…。
窓から見下ろす銀杏並木は陽に輝く金色がとてもよく似合う。
窓辺のカーテンは陽の光に透けてひるがえり、
時折風に乗って飛んできた銀杏の葉をやさしく招き入れた。
午後の気だるい日差しの中、床に散乱した楽譜に木漏れ日が散る。
ソファに深く体を埋め、楽譜を眺めながら全体的な構想を考えるオレの肩に
体を預けるのだめはうっとりと夢見心地に。
横から楽譜を覗き見ては指をピアノを弾くようにトントンと動かす。
楽しげに踊る指に、飛んで跳ねるような音が聞こえるような気がした。
肩にかかるのだめの重さと温かさに胸が一杯になるような妙な甘酸っぱさが広がる。
陽だまりののだめは少し眠そうに身体をすり寄せて来る。
少し冷めたエスプレッソとミントティー。
そしてチョコレート。
チョコをつまむのは専らのだめの長い指。
ふと、最後の一粒を見つめる瞳が悪戯っぽく輝いた。
「ふぇんぱい…♪」
そのチョコの半分を唇に挟んでタコみたいに突き出して冗談半分にこっちに向ける。
…かわいくねぇ……そのクチやめろ…。
こんな顔した女にキスなんてありえねぇーだろ、普通。
このシュチュエーシュン、いつもなら確実に特撮ではり飛ばしているところだが…。
………しかし…まぁ…。
こいつにいつも驚かされっぱなしじゃ面白く無い。
大体いつも人のこと振り回しやがって…。
274 :
リプトン:2005/10/28(金) 02:24:56 ID:4ySJoG8Y
背中に軽く手を添えるとのだめはハッとしたようにオレを見る。
無言で素早く唇でチョコを挟んで奪った。
らしくないけど、まぁいいだろう。
たまにはおまえが驚け。
グラスにびっしりとついた水滴が流れて床を濡らす。
ミントの葉は頼りなく揺れて。
光を受けてキラキラと反射する氷がカランと鳴った。
チョコと一緒にキスも奪われたのだめは予想外のリアクションにかなり驚いたらしく
まばたきも忘れて呆然としている。
オレは何気ない顔をして奪い取ったチョコの端をかじった。
…なんて甘ったるいチョコだ。
「いっ…今のは反則デス…!」
のだめは真っ赤になって鼻息も荒く抗議する。
しかし油断するおまえが悪い。
必死で手を伸ばして残りのチョコを取り戻そうとするのだめの額を掌で掴んで制する。
「むきゃぁぁ……チョコ・プリーズ!!のだめのチョコ―――!!!」
リーチの差で当然届かず…それでもジタバタするのだめについ笑いが込み上げる。
のだめは唇を尖らせて非難する視線を向けた。
やっぱり…かわいくねぇ。
むしろ笑えるくらいだ。
「…あー、もー、わかったから…暴れるなよ」
ホント…しょうがない奴……。
額を掴む手を横にスライドさせてそのまま後頭部に回した指に力を込めると、強引に引き寄せた。
何でオレ…。
もう一度チョコをくわえ直すとのだめの唇に唇を寄せる。
「はぅ……?」
こんな異星人みたいな女が好きなんだろ…。
「返す」
舌でそっとチョコを押すと溶けて舌と舌が触れ合った。
275 :
リプトン:2005/10/28(金) 02:25:54 ID:4ySJoG8Y
ミントティーとエスプレッソの様に違う二人が
一粒の小さなチョコレートで溶け合う。
人肌に溶けたチョコを舌で絡めあうような深いキスに細い溜息が洩れる。
唇を軽く咥えて唇の裏を舌先でソフトに愛撫するとのだめは官能に小さく身体を震わせる。
…こいつって…変態で異星人だけど……たまにかわいいよな………。
突き出す様にして求めてくるのだめの舌を、軽く舌でつつきながら様子を伺う。
絡み合う視線に感情の糸はもつれて、舌よりも雄弁な眼差しは簡単に自制心を崩壊させる。
戯れるように焦らして…執拗に吸い上げる。
粘膜と粘膜がこすれて、柔らかく反発してはぬめってすべる。
舌の粒のざらつきを感じながら粘膜で包み込むように吸う。
のだめの唇の端から唾液が溢れた。
痺れるような甘さに意識が溶けそうになる。
貪欲なキスにのだめは少し酸欠状態だ。
それでもまだ…こうしていたい。
こいつの前で理性的でありたいとは思うが…なかなか難しい時も、ある。
名残惜しい舌先を最後に軽く吸って唇から離す。
潤んでトロンとしたのだめの瞳は空をさまよい、頬は上気して少し息が荒い。
半開きの唇の端からは透明な液がたらっと垂れている。
あまりにだらしない顔に呆れつつ、苦笑交じりに涎をグイッと指で拭ってやる。
「………はぅ…今日の先輩はサカリのついた猫みたいデス……」
「もっとマシな表現はないのか…」
あんまりなのだめの感想に瞬時に激しい脱力感に襲われる。
「だって、先輩…なんかいつになく……激しいデス」
「…発情してて悪かったな」
憮然としてそっぽを向く。
仕掛けたのはオレだけど、さすがにがっつきすぎたかもしれない…。
オレの顔を覗きこむのだめはムカつくくらいに能天気な顔で笑っている。
「あはぁ…先輩もしかして照れてるンですかぁー?」
こいつって妙なところでホント鋭い。
「別に」
「かわいー」
「………」
ああ…止めときゃよかった…。
自爆………。
276 :
リプトン:2005/10/28(金) 02:26:54 ID:4ySJoG8Y
「うきゅ♪」
のだめは小さく含み笑いすると、人差し指でオレの頬をちょんとつついた。
「先輩、口にチョコがついてますヨ」
「え…うそ…どこ?」
「違いマス…ココ…」
のだめがオレの唇の端を舌先でぺろっと舐める。
「うそデス」
今度はオレが呆然とする番みたいだ。
「ぎゃはぁ……さっきの仕返しデス!」
そう言って明るく笑った。
……こいつの方が反則だろ。
「これで痛み分けデショ?」
鼻息をフーンと強くして勝ち誇った様に堂々と宣言する。
完敗かもしれない。
考えてみればこいつにはいつも最後のところで負けてる気がする。
甘くかわいい嘘への報復に、たまらずオレの方もキスを返す。
甘い嘘は砂糖の香りに溶けてキスに変わる。
「まだ、ついてマス…」
「嘘つくな」
「ホラ…ここも…ぷぷ…」
「ん…ココだろ…?」
「やぁ…せんぱい…くすぐったいデス」
じゃれ合うような小さなキスを幾度も交わす。
のだめはクスクス笑って、オレの胸に逃げ込むように顔を埋めた。
=======================================
「やばい…」
胸にもたれ掛かるのだめの髪に顔を埋めるようにして溜息を一つ。
「どうかしました?」
「…キスだけじゃ足りなくなってきた」
軽く耳朶を唇で挟んで引っ張る。
のだめの耳はピンク色に染まってほんのり温かかった。
「せ、先輩……本格的に発情ですか?まっ、まだ明るいデスよ?」
「…嫌か?」
「……嫌……って言ったらドーします?」
「…え?」
意外な切り返しに一瞬動揺してしまったがなんとか平静を装う。
「………言う訳ないの知ってるんだけど」
「ぎゃぼ…で…でも……のだめを陥落させるのは…中々むつかしいと思いマス」
のだめの奴、今日はちょっと反抗的じゃないか…。
いつもならこいつの方から求めてくるくらいなのに。
どうしたんだ?
277 :
リプトン:2005/10/28(金) 02:27:57 ID:4ySJoG8Y
耳に舌を入れるとのだめの身体がビクンと反応する。
明らかに感じてる。
「…したくないの?オレはしたい」
「お、女の子の口からそんなこと…言えまセン…」
「今更だろ…言えよ。」
「い…嫌デス」
「本当に嫌?」
「や……」
嫌と言いながらも拒む様子の無いのだめにとうとう痺れを切らしてしまう。
オレの方は…もう止められないのに。
「あんまり…焦らすなよ……とっくに陥落してるだろ」
ワンピースの上からブラのホック部分を引っ張りパチンと音をさせて外す。
「あっ…」
急に自由になった胸の感覚にのだめは頬を染める。
「先輩、き、器用デス…ね」
「うん」
前ボタンを胸くらいまで手早く開けるとブラを押し上げてズラす。
赤くとがった蕾がもうツンと主張している。
ワンピースから胸だけが露出したような格好になった。
やっぱりこいつのって………でかい…よな…。
掬い上げるように下から両手で押し上げるとクッキリとした谷間が出来る。
…柔らかいし。
そこに顔を埋めると…微かに甘いようなのだめの匂いが鼻腔に広がった。
「あっ…やんっ…せんぱ……ここで?」
「うん…」
「ふぉぉ……ココ……ソファの…上…ですヨ……?」
「うん…」
上の空のような返事を返し、ゆっくりと押し倒す。
ワンピースの裾から手を差し入れて太腿を撫で上げる。
「ふっ…服…着たままで……?」
「うん…」
ゆっくりと内腿に指をすべり込ませる。
「き…聞いてます…?」
「うん…」
「…のだめのコト…好きデスか?」
「…………うん……」
278 :
リプトン:2005/10/28(金) 02:28:58 ID:4ySJoG8Y
ショーツのクロッチの部分を布越しに触れる。
そこはもう形がうっすら判る程に濡れて布に滲みだしている。
のだめは腰をくねらせ膝を合わせて必死に隠そうしたが
無視して両膝を少し強引に割って思いっきり開く。
そのままふくらはぎを掴んで持ち上げるように開脚させると
益々染みは大きく広がり、ショーツはぐっしょりと濡れてツンと尖った形を顕にする。
たまらず、片方の紐を解くと、透明の蜜が溢れて流れた。
靴を放り投げるようにして脱いで、ベルトを外すのももどかしく、引き抜くようにズボンとパンツを脱ぐと
すでに自身は固く隆起して、たらたらと透明な先走りが流れ出している。
……アレが無い。
「そのまま、ちょっと待ってて」
ゴムが無いのに気付き、のだめの脚を開いたままソッと置いてベットサイドに取りにいく。
手早くその場で付けて、ついでに箱から数個持って戻る。
のだめは脚を開いた格好のままでぼんやりと待っていた。
焦らされて潤んだ目が熱っぽく見つめ返してくる。
クリトリスは赤く充血して待ち侘びていたかのようにとがって蜜にあふれて光っている。
割れ目を伝って流れる蜜液がワンピースをぐっしょりと濡らして汚していた。
堪らずのだめの蜜口に先端をあてがう。
柔肉は何の抵抗も無く招き入れ、くちゅり…と水音が響いた。
先端で掻き回すようにすると溢れきった蜜が絡んで
部屋中にぐちゅぐちゅと淫猥な音が響く。
浅めに上の辺りを突くとかわいい声で啼き始めた。
片方だけ辛うじて腿にぶら下がる蝶の形に結んだ紐が打ちつける度に揺れるのが見える。
挿入したモノを一度ズルっと引き抜くと、粘度を伴い白濁した蜜が糸を引いて垂れて流れた。
蜜口からは尚も物欲しげにたらたらと蜜が溢れ、ヒクヒクと誘う様に震えている。
硬度を増した自身は痛い程に起立してピクピクと行き場を求めて疼いていた。
279 :
リプトン:2005/10/28(金) 02:29:51 ID:4ySJoG8Y
高く掲げたのだめの脚を折り畳むように曲げると深く自身を埋めた。
剥き出しの結合部分から押し出された蜜がジュブ…と溢れるのが見える。
その淫猥な光景に耐えられずのだめは眉根を寄せてぎゅっと目を閉じた。
汗ばんですべる指でウエストをつかんで何度も激しく打ちつける。
「あっ…あっ……あっっ………あんっ……!!!」
その度にのだめがあげる高く甘ったるい声がだんだん大きくなっていく。
「はぁ……あ……く…っ…!」
熱くきつく締め付ける感触に蕩けそうになる。
のだめの中はあたたかく湿って絡みつき、ぎゅうぎゅうと締め上げてくる。
のだめは軽くイッたようだったが構わず突き続ける。
「やっ……!あ……あ…あ…あぁ…ンっ…!や、やぁ……やめっ…はぅ…ん…っ…!」
イッたばかりの敏感な身体は小さく抵抗を訴えたが、更なる快楽に変えてねじ伏せる。
「やっ…また……ッ…!!」
一度達してしまった身体は再度の波に簡単にさらわれる。
何度も逝かされてもう溶けそうに熱くどろどろになったのだめに執拗にピストンを続ける。
「…し…いちくん…も………やだぁ…っ…」
立て続けに逝かされ続けたのだめはもがくように微かに震える手を伸ばしてきたが
その手首を取ってきつく押さえつけて更に奥まで打ちつけた。
汗で髪が額に張り付いて頬をつたう。
湧き上がる欲望は止めどなく、身も心も流されて。
叩きつける様に全身を駆け巡った。
感じるポイントを丹念に攻めると膣内が益々熱くきつく締め上げてうねり、呑み込む。
なんて…あつい。
汗まみれの肌がしっとりと吸い付き合うように交歓する。
限界を感じたが寸前のところで堪えた。
もっとだ…。
まだ……。
まだ、足りない…。
もっと乱れていい。
もっと淫らな姿を晒して欲しい。
誰も知らないおまえの顔をオレだけが知っている。
独占欲?
所有欲?
そうかもしれない。
涙と涎でぐちゃぐちゃになったのだめの顔に何故か堪らなく欲情した。
「ホラ、逝けよ」
280 :
リプトン:2005/10/28(金) 02:41:32 ID:4ySJoG8Y
蹂躙するように胸を揉みしだいては上を向いて勃ちあがった乳首を甘く噛む。
つったようにピンと伸ばされたのだめの足先がビクンビクンと動いた。
足の甲を掌でスウッと撫で上げると背を反らせて甲高い声を上げ、果てた。
…だけど、おまえが思ってる以上にオレはおまえの事――――。
今度こそ抗いがたい波がオレをさらっていく。
のだめの中へ…。
紐のほどけたショーツだけがソファを伝って下に落ちていった。
=======================================
「やだー、先輩!」
シャワーから上がるとのだめがカーテンの端をめくって頓狂な声をあげた。
Tシャツとスエットを素早く身に着けて戻る。
身体に軽くブランケットを巻きつけただけの格好で窓を覗き込む。
「窓開けっ放しだったんデスね〜」
…お、おい……。
血がさぁっと一瞬にして退いていくのが分かった。
まだ少し濡れた髪を拭いていたタオルを落としそうになる。
「みんな今日は出掛けてるみたいデスけど…」
言いながら窓を閉めてカーテンを引いた。
「そ、そうか…」
「のだめ先輩の凄テクに結構大きな声出しちゃってたからはずかしー!」
「ぶっ…!…それが恥ずかしがってる奴の言い草か!?」
「だってー」
「おまえ声デカイんだよ」
281 :
リプトン:2005/10/28(金) 02:42:22 ID:4ySJoG8Y
「…のだめ、やだって言ったのに…先輩が何度もイカせるんデスもん…」
「止まらなかったんだよ……しょうがないだろ…」
「のだめ、泣いて頼んだのに…………」
「エ…いや……その…………ゴメン…」
「陰湿で粘着で…のだめ壊れるかと思いましたよ?」
「陰湿で粘着で悪かったな…でも…今日はおまえの方も…煽るようなことするから…
その……オレもつい………何ていうか……」
「のだめだってそういう気分じゃない時はあるんデスヨ!それに………」
「な、何だよ」
「先輩だって相当イロっぽい声出してましたヨ?」
「え…?うそ……」
「本当デスヨ〜。結構啼いてまシタ」
そう言われてみれば…。
なんか夢中であんまし覚えてないけど…そんなことも…した…かも……。
「のだめが乳首攻めた時なんか特に…」
「………」
「真一くん、とっても気持ち良さそうにの…」
「も…もういいっ…!!」
慌ててのだめの口を塞いだ。
………なんか…ものすごく…恥ずかしくなってきた。
「先輩?」
「…ちょっと散歩してくる」
外のひんやりとした風に当たりたくなった。
頭冷やそう。
その辺の椅子にかけてあったズボンとカットソーに着替えて
ごくカジュアルなジャケットに袖を通す。
「のだめも行きたいんですケド……先輩の驚異的なスタミナにもう…腰ガクガクデス………。
………………………う〜んと…何回しましたっけ…?…いち…にい………」
口を尖らせて指折り数える。
「…………ふぃ――……しんいちくんのすけべ…」
ぐったりとソファに寝そべるのだめは軽口を叩いているが疲労の色が隠せない。
ちょっと、無理させすぎたか…。
「…すけべで悪かったな……いいから寝てろよ…。腹減ってない?何か買ってこようか?」
「あうー、先輩が優しい…」
「そんなに珍しい事か…?」
「そうじゃなくてー」
「ん?」
「………エッチの後に優しくされるのはしあわせな気分なんデス……」
微笑むのだめに愛おしさが胸いっぱいに込み上げる。
282 :
リプトン:2005/10/28(金) 02:43:34 ID:4ySJoG8Y
「のだめ……」
「はい?」
「…………」
「何デスか?」
「…………いや、何でもない」
「照れないで『愛してる』って言ってもいいんデスよ?」
「言えるかっ!!」
バタンとドアを乱暴に開けて勢いよく閉めた。
逃げるように階段を下りるとふと足を止める。
…言えばよかったかな。
欧州育ちのオレには容易なハズだ。
『愛してる』くらい………。
うん……。
………。
フ、フランス語でならどうだ。
ジュ…ジュ・テー………。
…………駄目だ…。
考えるだけで恥ずかしい。
しかし…何であいつ、こういう時だけオレの考えてる事解かるんだ…?
さすが異星人だけの事はある…。
=======================================
階段を下りていると丁度買い物にでも行っていたのか
紙袋をさげた長田さんが階段を上がってくるところだった。
「真一、出掛けるのか?」
「ちょっと散歩に」
「そうか、元気だな」
「今日は買い物ですか?」
283 :
リプトン:2005/10/28(金) 02:45:20 ID:4ySJoG8Y
「いや…」
長田さんはニヤっと笑うとオレの肩を叩いた。
「近所の雄ネコが発情したらしくて…それが真昼間から窓全開でいちゃつくネコでなぁ……」
え………それって…。
血の気が一瞬にして引く。
まさか……。
「どうにも当てられてね…ちょうど画材も切れてたんで出掛けて今帰ってきたところだ」
一気に汗が噴出す。
自分が滑稽な程赤くなっているのが分かる。
「真一もやっぱり男だったんだな」
「す…すいません」
「まぁ、何だ。気にするな」
「いや…あの……」
「若いっていいなぁ!『おお、愛はわれらを幸福にする。おお、愛はわれらを豊かにする』…」
芝居がかった両手を上に掲げる大仰なポーズとる。
ポエムの朗読っぷりはさながら某雑誌記者のようだ。
「……何ですか、それは…」
「ハイネだ!」
何でオレのまわりにはこう変人ばっかり…。
「…堕天使は一人の若者の接吻によってヴィーナスに生まれ変わった……
そして若者もまたヴィーナスの接吻によって恋の囚われ人となる……」
「はぁ…」
…眩暈がする。
一刻も早くここを立ち去りたい。
「しかし、真一は見かけによらずけっこう情熱的なタイプなんだな!」
「へっ!?」
「あんまり女の子に無理させちゃー駄目だぞ〜」
「………」
お…おい…どこまで聞いてたんだ……!?
「じゃーな、しんいちく〜ん♪」
え………。
青褪めるオレをよそにムッシュー長田は大声で笑いながら階段を上っていった。
どこかのネコが非難がましい声で鳴いた。
ような気がした。
=======================================
後日オレの部屋を訪れたムッシュー長田に手渡されたキャンバスには
ピンクと白の色彩で溢れかえった孔雀が描かれていた。
「最近の『真一くん』のヴァイオリンだ」
「真一くん言うなッ!!」
「タイトルはずばり『アムール』!どうだ〜!?」
「ふ…ふざけるな―――ッ!!」
オレが力一杯にそのキャンバスを放り投げたのは言うまでも無い。
――おわり――
以上です。
ロマンチックなパリの秋の恋人達を書きたかったハズがこんなことに…。
長々と失礼しました。
では名無しに戻ります。
GJ!!!
リアルでみました〜。
秋萌ーーーーーーーーー
しゅ、終了でしょうか?
久々に来たらリアルタイム神遭遇!
すっごいよかったです!
発情期な雄ネコシンイチ君イイ!
雌ネコのだめもカワイイし!
リプトンさん、激GJでした★
またのお越しを、楽しみにお待ちしております。
リプトンさんGJGJ!!!
もももも萌えましたよ〜!
またの投下をお待ちしています!!!
288 :
のえる:2005/10/28(金) 15:11:30 ID:iivIiqtv
パリの変人たち。。。
リプトンさんGJです!
リアルでもえー
キャラブックイラストでだれか…お持ちしてまつ
リプトンさんGJ!
千秋、クールに発情。萌えた。
ゴム取りに行ってる間、待たされてるのだめにまた萌えた。
ゴム取りに行く千秋は
ぶらぶらさせて歩いていたのですね。
シャツは着たまま……
>>292 イヤァァァ((((( ;´д`) ワロス
リモーネさんよかった!
最初キャラ本ののだめワンピ洗濯の補完かとオモタ
んむブラブラではないだろうw
いやーグッジョブです!神!!!
タマはぶらぶらだったやも知れぬ
>>299 違和感ないのにわらたw
リプトンさんGJ!
神!
あははは。最近なんか漫才みたい。
迂闊にもウケタよ…。
遅くなりましたが…リプトンさんGJ☆
いい感じW
303 :
299:2005/11/01(火) 02:12:23 ID:tpKIDdIU
鬱だ死の(ry
>>300もGJ!本気で気づかんかった…
リプトンさんGJ!
アムールに最高に笑わせて頂きました。
雄ネコはいったい何回したのかと妄想。
神待ち sage
306 :
ポルテ:2005/11/04(金) 01:12:43 ID:s2N7Sg+3
大したものじゃないんですが、千秋のだめで投下します。
恋人になってからの二人で、千秋視点、途中のだめ視点です。
ちょっとエロイのを目指してみたので
苦手な方はスルーしてやってください。
307 :
1/ポルテ:2005/11/04(金) 01:13:35 ID:s2N7Sg+3
「ただいまデス〜♪」
シッポでもふりそうな様子でのだめが帰ってきた。
「センパイ、じゅうでーん☆」
子供みたいに無邪気に抱きついてくるけど。
その姿は呆れるくらい可愛いけど。
こっちは気が気じゃない。
明日は水曜だから学校は休みだよな…
俺の仕事も午後からだし…
まあ少し夜更かししても…と欲望丸出しの事を考えてしまう。
「のだめ」
「ふあ?」
顔をあげたのだめをソファに押し倒しながら
唇にキスをする。
身体が熱い、頭が働かなくなる。
唇を離すと、
今度はくすぐったがる首すじにまた唇を這わせた。
柔らかな肌の感触にめまいがする。
ほんとは毎晩でもこうしたい…。
って何考えてるんだ俺は。
そんな事出来ないし、口にも出せない。
こいつはまだ学生なんだから。
留学資金だって援助してもらってるのに
色恋にかまけてていいわけがない…
わかっているのに。
右手がワンピースの背中のファスナーを下ろす。
なんでこんな簡単に理性が働かなくなってしまうんだろう。
パリデビューのあと彼女を抱いてから、
会う度に求めずにいられなくなってしまった。
本能、と言ってしまえばそれまでだけど、
少し罪悪感を感じる。
でも彼女を独占したいという欲求に、勝てない。
だいたいコイツの周りには男が多すぎる。
「そういえばのだめ、最近モテるんですよね」
「え?」
ワンピースを脱がしながら聞き返した。
白くて豊かなデコルテがあらわになる。
そこに光るルビーのネックレス。
「まあ、アムールの国だから気にしてなかったんですけど、
最近はやたら多くて…なんなんでしょうネ?」
まったくわからないといった様子。
そういえば最近ほんとにキレイになったな…本人はわかってないと思うけど。
…やっぱ女になったから?
そう考えて顔が熱くなった。
「俺の前で他の男の話なんていい度胸だな」
「違…」
言いかけた唇をまた唇で塞いで、今度は自分のシャツのボタンを外す。
のだめがその様子をじっと見つめる。
「…好きなんデス」
「ん?」
「センパイがシャツを脱ぐところ。色気が…」
「変態」
308 :
2/ポルテ:2005/11/04(金) 01:14:26 ID:s2N7Sg+3
そう言いながらもそれ以上は強く言えない。
最近は自分の方が
間違いなくやらしい事を考えてる…気がする。
のだめのやつ、意外と淡白というか、切り替えが早くて、
抱き合っても起きたらすぐにピアノだ。
そうゆうとこはしっかりしてるよな。
ピアノに本気で向き合うようになったのはいい事だけど。
なったらなったでちょっと悔しかったり。
馬鹿げてる。
でもこうしてふたりで抱き合うと、
今まで自分のかかえてきた孤独が癒えていく気がした。
オレ達はきっと
音楽がなければ生きていけない者同士だから。
俺はずっとそんな相手と一緒に生きていきたいと思いながら、諦めていた。
その相手はこんな近くにいたのに。
やっぱソファじゃせまいか、と思って、のだめを抱き抱えると、寝室に運んだ。
ベッドにどさっと落として、またのしかかる。
「長い腕…」
そう言ってのだめの指がオレの腕をなぞった。
「センパイってきっと完璧に作ってもらえたんですネ、神様に」
のだめがため息をつく。
「目も鼻も唇も、完璧だし」
つぶやきながらのだめの指先が
その場所をたどる。
「なのに音楽の才能まで」
「おまえこそ…」
おれは大袈裟な称賛が恥ずかしくてボソボソと喋る。
「完璧に…オレを惑わしてる、よ」
顔が赤くなってるに違いない。
「ハイ、よく言えました」
のだめがいたずらっ子の顔でくすりと笑う。
「あんまり、翻弄するんじゃねえ…」
そう言って俺は彼女にくちづけ、ブラを外した。
長い事望んでいた同類。やっと手にいれた運命の相手。
失ってたまるか。絶対に離したりしない。
「あ…」
柔らかな胸に舌を這わせてその頂を口にすると、
のだめがかすかな声をあげた。
なんでこんなかわいいんだろう。
もっと狂わせたくなってしまう。
空いた方の胸に片手で触れてその柔らかさを味わう。
くわえたものを舌で執拗に愛撫し、軽く吸う。
「んっ…」
のだめはこれが好きみたいだ。
こいつのクセはだんだんわかってきた。
そういえば…コイツのピアノのクセを覚えたころは、こんな関係になるなんて思ってもな
かったな。
懐かしい光景が目に浮かんで、ちょっと笑った。
309 :
3/ポルテ:2005/11/04(金) 01:15:07 ID:s2N7Sg+3
〜のだめ Side 〜
胸の頂きを優しく舐められて、小さな突起を軽く吸われると、
心地よさに体がビクンと震えた。
「んっ…」
自然に声がこぼれてしまう。
こんな事だれかにされるなんて、考えたことなかった。
セックスって、キスして入れるだけだと思ってた。
初めてセンパイと結ばれてから知らないことの連続だ。
でも不思議と体が受け入れてしまう。
すでに昇天しそうなくらい気持ちよくなってて、なのに。
「次は背中」
センパイの声が楽しんでいる。
もうのだめ限界ですヨ…。
されるがままうつ伏せになる。
視界からセンパイが消えて身構えたけど、
ふいに背中に落とされた刺激はやっぱり気持ちよくて。
どうすればいいのかわからない。
背中に舌の感触を受けるのは、生まれて初めてだ。
センパイのなめらかな舌が、背中の筋肉をゆっくりなぞっていく。
大きくて、力強くて、女の人とは違う、男の人の舌。
センパイが自分と違う生き物なんだって感じてドキドキする。
熱い息がかかる。
センパイでも興奮するのかな…?
こんなセンパイを、自分だけが知ることができて嬉しい。
でも疲れるんじゃないかな…?のだめは気持ちいいけど…
それに。
「あの…センパイ」
忘れてたけど言わなきゃ。でも言いづらい。
「のだめ、実は今日生理でして…」
申し訳ない気持ちになる。
センパイはちょっと残念そうな顔をしたけど
「ん、わかった」と笑った。
それが嬉しくて。
それに何かさっきのお返しがしたくて。
した事ないけど、センパイの下着に手をかけると、
大きくなってるものを取り出した。
少し手で触ってから舌先で少し舐めてみる。
センパイがちょっと驚きながらも切ない声をあげた。
だから合ってるんだと思って、口の中に入れてみた。
こうゆうの、ネットで見たことがある。
それを思い出しながら唇を上下させてみる。
センパイはしばらくじっとしていたけど、いつもより余裕のない顔。
そして突然、
「…だめだ、やっぱ入れたい」
そう言ってあっとゆうまにのだめを組み敷いた。
センパイらしくない言葉にちょっと驚いたけど、
気持ちよかったのかな、と思ってちょっと嬉しかった。
それに、のだめもセンパイが欲しかったし。
310 :
4/ポルテ:2005/11/04(金) 01:15:39 ID:s2N7Sg+3
「あ、じゃあタオルとか敷かないと…」
「んー…」
センパイはちょっと部屋を見渡して、
バスタオルを敷くと、その上にのだめを乗せた。
今日は一度も下の方には触れてないけど、センパイはすぐに入れようとした。
ゴムをつけないのも初めてだったけど。
「あ…」
「あ…」
声が重なる。
「どうしよう、すごい気持ちいい」
普段冷静なセンパイがそんな事言うとドキドキする。
「のだめも…デス」
朦朧とする意識でつぶやく。
センパイを飲みこんで、奥の方まで達すると、
快感がそこから頭まで伝わった。
クチュクチュという微かな水音に、頭までかきまわされそうで。
「ん…もうだめです、センパイ…」
そう言うけど、センパイは止めてくれない。
一番奥まで入れると、少し抜いて、今度は回りながら入ってくる。
「あぁっ…」
思わず声をあげてしまう。
「もうだめですってば」
おかしくなっちゃいますヨ…
なぜか涙がにじむ。
けどセンパイは許してくれない。
「もうだめ…」
「いいよ」
そう言って、両耳をふさがれた。自分の体の中の音が頭に響く。
センパイはますます激しく打ち付ける。
そしてやってくる強い快感の波。
すぐにセンパイも続いた。
***
311 :
5/ポルテ:2005/11/04(金) 01:16:16 ID:s2N7Sg+3
のだめが果てたのを見届けて、自分もすぐに限界になった。
生でしてしまったからのだめの上で果てた。
髪をなで、ティッシュで体を拭いてやると、彼女は下着を身に付けた。
タオルに少し血のあとがみえる。
あ、オレ…。
ようやく現実に戻ってきた。
生理中なのについ止められなくて…
大丈夫かな?
そりゃ気持ちよかったけど…
やっぱ良くないよな…
そんな事を考えながら彼女の横に寝そべると、彼女がすでに眠りに落ちていた。
幸せそうな彼女を見つめて温かな気持ちになる。
のだめ、学校始まってから痩せちゃったな…。明日はちゃんと食わせてやらなきゃ…
そして自分もいつのまにか眠りにおちた。
終わり
以上です。駄文ですいません。。
そして、どなたかキャラブックネタでよろ
GJ!ついてるなあ自分。
ついてるわ…
GJ!
GJ!
心理描写もエロもいいですね〜!
ごちそうさまでした!
おぉ、さっそく神の降臨が!!
エロくてステキです。
千秋の心理描写がなんだかツボでした。
期待sageしてみるもんですな。
GJ!!
生理描写も素敵でした(W
読んだら生理がきました マジデマジデ
さかりのついた千秋GJ!!
一人乙m(_ _)m
ポルテです。GJありがとうございます。
ついてるって書かれるとすごく光栄ですね。
恐縮ッス。
生理がきたんですか。
よかったですねというか、なんというか。
妙に脱力しました。
ありがとうございました。
どうしてもツメが甘くなっちゃうなあ。
また機会があったらよろしくお願いします。
GJ,
整理中ってきもちいいよね
よね。
ってサラッとエロスギー
323 :
薙 1:2005/11/05(土) 21:16:25 ID:2k8oTjl1
千秋×のだめ デス。
よかったら覗いて見てください。
エロ有りなんで、苦手なかたはスルーしてください。
324 :
薙 2:2005/11/05(土) 21:17:30 ID:2k8oTjl1
ココでの生活にも慣れ、アイツとの奇妙な半同棲生活にも慣れて
きた。
基本は「お互いの生活を尊重しあう」だが、やはり若さのせいか
セックスにはややのめり込んでいる・・・
次の日が休みか、朝ゆっくりできる日だと、ついつい・・・
こんなにも夢中にさせるアイツを可愛く思う反面、憎らしく思っ
たりもする。 ・・・憎らしい方が多いか?
秋が深まる少し淋しげな夕暮れ時、鼻歌と軽快な足音がオレの部
屋に近づいてくる。
勢い良くドアが開けられ元気な塊が飛び込んでくる。
「先輩〜!!ただいまデス」
大きな声でそう言うと、アイロンをかけているオレ、に後ろから
抱き付いてくる。
「おわっっ!!オマエ危ないだろ!!」
アイロンを一旦横に置き、オレに巻きついている腕を剥がそうと
すると
「ぎゃぼっー!先輩はのだめの愛を拒否するデスか?」
「えっ・・・?・・・愛・・・?オマエ何言ってるんだ?」
「先輩・・・ココはアムールの国デスよ・・・」
そう言うと後ろから正面に回り、腕を首に絡めてきた。
「・・・先輩・・・」
そう言うのだめは・・・
「・・・酒臭い!!」
「はう〜ん。」
「オマエ!!何処で酒飲んできたんだ?学校帰りなんじゃないのか?」
「ワインの試飲をしたデスよ〜とっても美味しいワインだったので
先輩にも飲ませてくて・・・」
「・・・で、買ってきたのか?」
「お金が少し足りなかったので、・・・先輩の分も飲んできました〜」
「はぁ?オマエ・・・何やってるんだ?」
「すっごく美味しかったから・・・」
もう、酔っ払いに何を言っても無駄だと諦め、取り合えずソファーに
運んだ。
325 :
薙 3:2005/11/05(土) 21:18:50 ID:2k8oTjl1
「ほら、水飲んでアルコールを抜け」
「今は・・・いらないデス・・・」
「いいから飲め!!」
「がぼー!!!!!」
無理矢理、口にペットボトルを入れて水をがぶ飲みさせた。
「いいか、これ全部飲むんだぞ!全部飲むまではコッチにくるな!」
横に残りのペットボトルを置いて部屋を出た。
アイロンをかけようと台まで戻ると、すでにアイロンは冷え切って
いたので、アイロンが再び温まるまでタバコで一息ついた。
オレと飲もうとしてワインを買おうとするアイツは正直可愛いと思
うが、(実際買ってないが)酔っ払って帰宅されると思うと、気が
気でない。よく、無事に帰宅できたものだと思う。
「酔いがさめたら説教だな」
タバコも吸い終え、アイロンも温まったので、アイロン作業に移っ
た。
しばらくして、控えめなノックと共にのだめが顔を出した。
「・・・先輩・・・怒ってませんか・・・?」
「・・・・・・水は全部飲んだのか?」
「はい。全部飲みました」
片手で空になったペットボトルを振って見せた。
「もう、酔いはさめたのか?」
「はい・・・。先輩・・・本当に怒ってませんか?」
いつまでもドアの所でモジモジしているのだめの所まで歩いていき
「ごっっっつ!!」
と頭に拳骨を落とした。
「ぎゃぼっ〜!!先輩・・ひどいデス・・・」
「別に酷くない!!いいか、酔っ払って2度と帰ってくるな!まだ明る
いとは言え、危ないだろ!!」
「・・・はい。先輩心配してくれたんデスね。」
「あたりまえだろ!! まったく人の気の知らないで・・・」
言い終わらないうちに、のだめが抱きついてきた。
326 :
薙 4:2005/11/05(土) 21:19:55 ID:2k8oTjl1
「先輩に怒られてると、何だか嬉しいデス。だって怒っている間は
のだめの事しか考えてないから・・・先輩を独り占めしているみ
たいで・・・」
そんな可愛い事を言われ、怒りが急激におさまり、変わりに理性の
タガがあっさりとはずれた。
軽くおでこにキスをし、そっと抱きかかえてベッドまで移動した。
ベッドの上に投げ出されたのだめはめずらしく、キスを嫌がった。
「何でだよ?」
「だって・・・のだめ・・・酒臭いデスよ・・・」
「いいよ別に・・・」
「でも・・・」
「のだめ・・・キスさせて・・・」
そっと唇を近づけたら、今度は拒否されずに受け入れた。
何度も、何度も、キスを繰り返し、身体が火照って熱くなってきた。
「のだめ・・・ワインの味わかったよ。」
キスを繰り返しながらそっと耳打ちすると
「先輩・・・その言い方やらしいデス」
「のだめの口の中、いいワインの味するよ」
「ふおぉぉぉ〜先輩・・・エロエロ大魔王みたいデス」
コイツは・・・ため息が出そうになったが、のだめなりの照れ隠し
なのだと思うと、そんな事さえ愛らしく思えてますます火が付いた。
ワンピースの上から胸を弄っていると、その布が煩わしく思えて、
すぐにファスナーに手をやって脱がした。
「はぁっ・・・あん・・」
ブラジャーの上から敏感になっている突起物を軽く噛むとのだめが
軽く声を上げた。
カップから胸を押し上げ、今度はじかに口に含み、舌を匠にに使い、
のだめに一層の快楽を与える。
「やん・・・んっ・・ふっ・・・」
こうも自分が与える刺激によって歓喜の声を上げるている姿を見て
いると、かなり興奮する。
そっと手を伸ばし、のだめの大事なソコに触れて見ると、布越しな
のに、いつも以上にソコが潤っているのがわかった。
327 :
薙 5:2005/11/05(土) 21:20:44 ID:2k8oTjl1
「ひゃっ・・・やぁ・・」
「のだめの・・・ココ熱いよ」
「・・・やん・・・そんな風に触っちゃ・・・」
言いながらのだめは口を声が出ないように手でふさいだ。
「我慢しないで・・・もっと声聞かせて」
手をはずしてキスをすると同時に、一気にアレをソコに入れた。
ゆっくりと動きながら、のだめのいい所を探していると、
「そんなに・・動いちゃ・・だめデス・・」
「なんで?良くないの?」
少し早い動きに移行しながら、胸を吸う。
「違いマス・・・んんっ・・」
ほんの少しの変化にも敏感に反応するのだめが可愛く、つい意地悪
な気持ちになる。
「・・はぁっ・・あんっ・・あっ・・・」
オレの動きに合わせて、かわいい声をあげるのだめに益々欲情した。
そっと、のだめのソコにあるとても小さな蕾に指を這わせると、
「んあぁぁぁっっ・・・ダメッ!!」
大きな声を上げ、イヤイヤと涙目になった顔を横に振って、ソコを
ものすごい力で絞めつけたきた。
「くっっ・・」
思わず、声が出るくらいの締め付けで・・・あぶなかった。
それでも懲りずにまた蕾にそっと指を這わせていると
「はぁっ・・・本当に・・だめデス・・出ちゃいマス・・」
「何?・・・何が出ちゃうの?」
「んっ・・・うっ・・はっうっ・・我慢できなくなっちゃいマス」
「・・・何が?」
「ソコを触られると・・・トイレ・・行きたく・・・あんっ・・」
「トイレ?」
先刻、酔いを醒まさせる為に大量の水を飲ませたので、ソコにある
蕾を刺激すると、排尿作用が働くらしい・・・それを我慢するのに
力を入れて締め付けてくるらしい。
流石にトイレを我慢させるのはかわいそうなので、そっと指を離し
た。そのかわり、今まで以上のスピードで抽出をした。
「あっ・・・くっふっっ・・・」
ひときわ大きな声を上げ、のだめは果てた。
その姿を見届けてから・・・オレも快楽の波にのまれた。
328 :
薙 6:2005/11/05(土) 21:21:33 ID:2k8oTjl1
腕の中でまだ少し荒い呼吸をしながら
「先輩・・やっぱり怒っているんデスね」
「もう、怒ってない」
「ウソッ!!怒ってるから・・あんな・・のだめがイヤって言ってる
のに・・」
「違うよ。・・・でも気持ちよかっただろ?」
「ぎゃぼっー・・・先輩はやっぱりエロエロ大魔王デス」
「いいから・・・早くトイレ行って来い!!」
「今、行こうと思ったんデス」
ベッドのすぐ下にあるワンピースを手繰り寄せて、するっと着ると
ベッドから立ち上がりトイレに向かうのだめに
「パンツ・・はかないのか?」
「むきゃー!!日本一のエロエロ大魔王!!」
足元に転がっていたペットボトルをベッドの千秋に投げつけ、顔を
真っ赤にしながらトイレに駆け込む姿ののだめを、また可愛く思う
自分に苦笑いしながら、投げつけられたペットボトルにやはり憎い
とも思った。
END
329 :
薙 :2005/11/05(土) 21:23:17 ID:2k8oTjl1
以上です。
お粗末様でした。
おぉ!薙さん。
お帰りなさいませ&GJです。
リアルタイムまでは行かなかったが…近い時間の投下…!
GJです!
のだめカワイスw
ポルテさん、薙さんお疲れ様ですー。
リクエストしていいですか?
職人さんは皆さんファスナーが付いたワンピばかり
のだめに着せてますよね。モードサロンヨーコの
小さいボタン一杯付いたワンピを脱がせるのに
戸惑う千秋が見たいです。ヨロシコ。
333 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 10:30:34 ID:NsJwGDct
カイ・ドゥーン降臨?
薙さんGJ!
のだめの気持ちよくわかる…弛緩したらオシマイだもんね。
薙さんGJ!
GJだけど
>アレをソコに入れた。
どうしても笑っちゃうよーーー!
自分もwarata
リクして宜しいかな?
のだめをオカズにオナヌーする松田キボンノー
愛とかなくて肉欲だけでも・・・
つーか、この流れで男性読者は感想カキコできんのか?w
微妙なカキコが流れてっと普通は悩むと思うよw
まぁ原作者も良い影響を読者に与えてよ。そんで、SSはぐっじょぶ。アリガd
↑はてな…?
皆さんGJです、またの投下お待ちしてますー
のだめ×千秋 、清良×龍の温泉旅行。
もちろん、露天風呂付のお部屋で。
1日目は、女同士のHトークで盛り上がり。
2日目は龍の画策によりそれぞれ恋人同士で泊まる。
てなシチュで、誰かおねがい♪
ベタすぎる?
温泉旅行じゃないけど過去ログで似たような話読んだ覚えが
>>340 あったっけ。そうだったら、ごめん。
温泉っていうのが、いいかなと思って。
湯上りの浴衣姿に欲情して、つい襲っちゃうみたいなの。
私は、おっさんか!!
温泉ネタも過去ログにあったよね
千秋の脇毛を
このスレに書かれた全てのリクを取り入れて執筆してみるわww
はちゃめちゃになりそうだけどwwおkwww
345 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/08(火) 23:59:31 ID:x3VHXzQt
>>344
是非お願いします!
なんだ。人いるじゃんか。神降臨期待!
347 :
344:2005/11/09(水) 00:35:44 ID:0qSlfx9k
あ、遅くなるので。
348 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 00:53:39 ID:dc2yE8kk
のだめが千秋の部屋で練習したあと
自室に戻るとき
「おやすみなさい」
「ぎゅー」「チュ」のはずが…………
みたいなのを妄想してるんですが
・・・書けない..................orz
なあ
のだめと千秋ってもうやってるよね?本編で
>>344,349 是非タノム・・・(;´Д`)ハァハァ
リュカ×のだめ描ける方いたらおながいします
それと温泉の浴衣は過去にもあったが、
夏祭りな浴衣が見たい。夏になったら
352 :
344:2005/11/09(水) 05:34:19 ID:0qSlfx9k
速攻で書き上げたので見苦しい点もあると思われますが
とりあえず投下します。
リクを出来るだけ拾いました。
・夜の学校
・ピアノで鬼畜プレイ
・松田のオナーニ
・「どうかしてんだ…」の後ぐらいの時期
はっきり言って汚すぎる感じなのでスルー人口高めでお願いします。
まじ変態度数高めなんで。
それでは中編ですのでよろしこ。
353 :
344 1:2005/11/09(水) 05:36:19 ID:0qSlfx9k
先輩が、近頃疲れてるように見えるのは、きっと気のせいじゃない。
こないだの公演でも、先輩曰く“決壊”だったらしいから。
のだめは、先輩でもうまくいかないことがあるんだなぁって微笑ましかったけど
完ぺき主義の先輩からすれば、当然納得いかないことが多いわけで。
でも、そうやって必死になってマルレの為に頑張ってる姿見ると、
なぜかホンワカした気持ちになるのって、おかしいかな?
“自転車の輪ッパを初めて外して練習してるのを見守ってるような気持ちデス!”って言ったら
ものすごい勢いで首絞められたから、もうあんまり触れないようにしてるけど…。
今日の夕食は、のだめがロレンツォさんのお店で焼いてもらったピザをテイクアウトして、
おまけにナポリのワインも貰って、先輩の好きなイタリアンを用意したのに
食べ終わったらまた楽譜に集中してる。
よく見たら、ヒゲもちょびちょび生えてるし…。ハリセンセンセみたいになっちゃいマスよ?
ソファに体を沈めて、旋律を指で追ってる姿を見たら、声を掛けづらくて、
こうして同じ部屋にいるのに、本当、ただの空気みたいな存在になってる。
いちお、のだめ、千秋先輩の妻デスよ?なんて、アピールしてみようと思ったけど…やめた。
ここはパリなんだもん。
のだめだって、やらなきゃいけないこと、いっぱいあるし、
それと同じくらい先輩にもやらなきゃいけないことがきっとあるんだ。
遊びに来てるわけじゃないんだし。
のだめもバッハのクラヴィーア、明日までに6番まで仕上げなきゃいけないんだった。
のだめだって、いつまでも日本にいた時と同じだと思ったら大間違いデスよ?
一生懸命楽譜と闘ってる先輩に向けて、戦友の証のブイサインを向けたら、
もう今日は部屋に帰って練習の時間にしよう。
「じゃあ、先輩、のだめ、もうお部屋に帰りマスね。お風呂は入ってくだサイね!ヒゲも!」
って、いつもと反対の立場で言ってみたら、片手をあげて、おー、だって。
えっらっそーー!に言われてムカッとくるのと、気安さにトキメクのと、
半々の複雑な気持ちになった。
354 :
344 2:2005/11/09(水) 05:39:24 ID:0qSlfx9k
のだめが部屋を出て行ったら、急に疲れてきて、楽譜を置いて一服した。
最後、あいつなんて言ってったっけ?風呂入れとかなんとか…。
あいつに言われるなんて、よっぽどのことだな。
苦笑いをして、タバコを消すと、重い腰を上げてシャワーに向かった。
3日振りの風呂に入りながら、やっぱり考えるのはオケのこと。
別に次回の公演なんてまだまだ先の話で、曲でさえ決まっていないのに
どうやって建て直そうかと考えると、結局勉強することしか出来ないなんて
視野が狭すぎるのかな、俺って…。
一度コンマスと飲みにでも行けば、もっと建設的な考え方も浮かぶかもしれないのに
あの馬鹿にしきった態度を思い出すと、どうしても張り合ってしまいたくなるなんて、子供発想かも。
きっと、あの人はあの人で、考えもあるんだろうに、そこを理解しようとすると
いつもなんかが引っ掛かって、“決壊”…。
くっそーーー…。
長めの風呂から出て、あいつの言葉を思い出してヒゲを剃る。
鏡を見るのも3日振りか…。剃り残しが無いか確かめようとして顎を撫でていると
視界に白い影がぼんやり浮かび上がって消えた。
反射的に体を硬直させ、振り向くと、…誰もいない。
気のせいか…。
シャワールームから出て、水を取りにリビングに向かっている時だった。
視界を掠めるベッド…の上に、なにか……。
「のだめか…!?」
「のだめデス…戸締り用心…」
なぜかホタル状態ののだめが、ベッドの上で体育座りをしていた。
…って言っても、部屋に帰ってまだ30分程しか経ってないのに、なぜいきなりホタル?
「なんか、あったのか?」
本能的に聞かない方がいいと思ったが、放っておくわけにもいかず、
タオルで髪の毛を拭きながら声を掛ける。…と、突然ワッと泣き出した。
「先輩〜〜!楽譜…楽譜ガコに忘れてきちゃったデス!一緒に取りに行ってくだサイ〜!」
はぁ…。思わずタオルを手から取り落とした…。
「そんなの、明日朝早く行けばいいじゃねーか!大体、こんな時間に学校が開いてる訳ねーだろ!」
「明日のレッスンで見てもらう曲なんデス!それに、この時間ってまだ8時デスよ!?」
のだめは俺をキッと睨んだ。
お前、もう少し申し訳無さそうにしろよ、それが人に物を頼む態度か?
つーか、正直面倒臭い!あ〜〜!もう!
「…分かったよ…。行きゃいいんだろ?」
ため息を吐いて、タオルを拾うと、のだめが逆切れし始めた。
「やっぱ、一人で行てきマス…。も、いいデス。邪魔してごめんなさい!」
はぁ?じゃあ最初から言うんじゃねーよ!
聞いた後で一人で行かせるなんて、男として許されるのか?
こいつ、俺の性格知った上でこんなぐちゃぐちゃと…面倒くせー女だな!
しおらしく頼めばこっちだってもう少し快くOKするんだよ!この変態女!
355 :
344 3:2005/11/09(水) 05:40:11 ID:0qSlfx9k
いつもだったら些細なやり取りで終わるようなことなのに、なぜか今日は感情のブレーキが利かない。
オケのことで神経が疲れてるからなのか?
いつもののだめの失敗なのに、妙にムカついてくる。
「……じゃあ最初から一人で行けよ。大体お前、いつも練習で10時くらいまでいる時あんじゃん」
「そ、それは、黒木君やポールと一緒の時だけでしょ!?」
なんで、今黒木君の名前出すんだよ!馬鹿のだめ!
「………お願いしますって頼んだら付いてってやるよ」
あ…ヤバイ、泣く…かな?
のだめの目はみるみる涙を溜めてボヤけ始めた。
次の瞬間、泣き顔を見られないように顔をプイッと背けた様子が、俺を焦らせた。
「あ……のだめ?あの…」
ごめん、と言おうとして近づいたが、俺の動線をよけるように玄関に向かったのだめは
ドアを開けると、大きくバンッと音を立てながら出て行った。
356 :
344 4:2005/11/09(水) 05:42:08 ID:0qSlfx9k
自分の部屋に帰ってマフラーとコートを着けると、そのまま外に飛び出した。
悔し涙がどんどん零れて、そこに冷たい風が吹くから顔が痛くて堪らない。
のだめだって、先輩がお風呂もご飯作りも忘れて音楽に集中してるの、邪魔したく無かった。
だから、今日は声も少ししか掛けずにすぐに部屋に帰ったし、
ちゃんとピアノ、自分のことやろうと思ってたのに!
結局、のだめが先輩のこと考えてるの、全然伝わってないし、分かろうともしてくれてないんだ!
のだめが気ぃ使っても、先輩にとっては当たり前のことで、こっちが困ってる時に
助けを求めるのは先輩にとっては邪魔臭いだけなんだ!
もう、先輩のこと心配したり、考えたり、そういうの、もうやめてやる。
もう自分のことは自分でやって、関わらないようにすればいいんでショ!
一人で早歩きでメトロまで向かうと、ブーツからズンズンと音が出そうなくらいだった。
すごい泣き顔で、こんな勢い良く歩く変な日本人。いいもん、変で。うるさい、だまれデスよ!
先輩も、ジロジロ見てくる人たちも、みんなウルサイ!
RERのA線。
ジプシーが多くて、一番治安が悪いって評判のA線。
先輩だってこれ乗るの、知ってるはずなのに…。
のだめ、観光客じゃないからお金なんて持ってないけど、現地の人にしてみたら
そんな事情関係なしに、日本人だけって言う理由で狙われるって、先輩だって言ってたデショ?
微かに周りを警戒しながらも、座席に座って俯いていると、また涙が溢れた。
妙な発車のメロディと共に電車が動くと、ポケットから携帯を取り出して開いても、当然着信は無し。
しばらくそのまま画面を見つめていたけど、鳴らなかったから、もういい。一人で行く、関係ない。
気が付くと、隣にお腹の出た男の人が座った。少し窓際に身を寄せて、そのままシートに体を預けていると…
気のせいかな…?ううん、やっぱり…視線を感じる…。
顔、上げる勇気が出ない…へ、変な人だったりして…。ど、どしよ、さりげなく立って別の席に移ろうにも
隣の人が思い切り足を投げ出してるから、それをまたがなきゃ通路には出られないし
第一そんな不自然なことして刺激しない方がいいのかも…。
体が固まったまま、頭の中で色んなこと考えてたら、突然その男の人が堪えきれないように笑い出した。
「…ぶっ…くくく…あはは…」
357 :
344 5:2005/11/09(水) 05:44:47 ID:0qSlfx9k
……!ほ、ほんとに変な人だったーー!
ぎゃぼ、ど、どうしよ…。
頭が真っ白になって、やっぱり体を硬直させていることしか出来なくて。
でも、その人が口にしたのは、日本語だった。
「め、恵ちゃん、だよね?千秋の…。君、反応が分かり易すぎて…くくくっ、そんな怯えた態度
よ、余計危ないって…ぶっ…ははは!」
「もきゃーー!田代さん!?」
見上げた相手は、こないだ千秋先輩の家で見た酔っ払い。
先輩の先輩だから、一応指揮者らしいけど…、かなりのど変態って先輩言ってた。
「松田だし…。松田幸久。君、記憶喪失なのか、馬鹿なのか、どっち…?」
あ…お風呂覗かれた印象が強すぎて、田代でインプットされてたみたいデス…って言おうと
思ったけど、相手が既に不愉快な顔してたから、やめといた。
「だって、変な人かと思ったから、怖かったんデスよ!のだめの勘は大当たりでシタ!
もーー、なんでこんなガラガラなのに隣来るんデスか?心臓ばくばくだったデスよ!」
「おい…誰が変な人だって?こんな遅くに女の子一人で乗ってるから、誰かの代わりにナイト役
引き受けようとしたげたのに。…って、ほんとに一人?」
そう言って松田さんは周りをぐるりと見回して、…先輩の姿を探してるみたい。
「のだめ、一人デスよ。もーー平気デスから向こう行ってくだサイ!胞子が飛びマス!」
「おい、おれは菌糸か!?ほんとにど変態女だな!」
そう言いながらも、席を立とうとしない松田さんに、正直少し…ううん、たくさんホッとしてる。
だって、また隣に変な人が座ったら、今度こそどうしていいか分からないから。
多分…のだめが泣いてたのもどっかで見てたのかな…。
「で、喧嘩の原因は?」
ニヤニヤしながら聞いてくる松田さんに、隠そうとしたけど、きっと見抜く人だと思った。
でも、喧嘩の原因なんて些細過ぎて、わざわざ話す気にもなれなくて、小さいことデス、
って言ったら、あっそ、とだけ言って、それから何も聞かれなかったから。
ささくれ立ってた心の棘が、ほんの少ーしだけ(強調!)柔らかくなった気がしたんだ。
その後無言で電車に体を預けてたら、のだめが降りる駅に到着した。
あ…そいえば、松田さん、どこ行くつもりなんだろ?
座席から立ち上がりながら、お礼を言おうとしたら、なぜか松田さんも一緒に立った。
「あの…どこ行くんデスか?」
「別に君に関係無いでしょー。たまたま僕もここで降りるの。
いるんだよなー自意識過剰な女。たまたま道が一緒なだけなのに、後ろを歩いてるだけで
高速ダッシュで走って逃げる奴。誰もお前なんかストーキングしてねぇって言いたくなるよ」
「あのー、のだめただ聞いただけデスし、それに、逃げられるのはその人が
見るからに怪しいからだと思いマスよ?」
そう言ったら、グッと、喉の奥の方で鳴らして握った拳を震わせてたから、思わず笑っちゃった。
358 :
344 6:2005/11/09(水) 05:46:48 ID:0qSlfx9k
駅から学校までは歩いて10分位。
街灯が無い通りとかもあるけど、松田さんはなぜか校門まで一緒に来てくれた。
流石に馬鹿なのだめでも、付き添ってくれてるのが分かって。
お礼を言おうとしたけど、なんか今更、なんて言っていいか分かんない。
「あの…」
そこまで言ったら、なぜか照れ臭くなって、黙ってしまった。
「学校に、なんか用事なの?」
松田さんが聞いてくれて、楽譜のこと話したら、俺も一緒に行こうかって、言ってくれた。
甘えても…いいのかな。ううん、今は甘えさせてほしい。
そう思って、お願いしますって言おうとしたら、急に遠くを見つめだして、のだめのこともう見てなかった。
「あの…」
もっかい言ったら、急に背中を向けて
「あー、ごめん、今日は急用があったんだった。気を付けて帰りなさいね。」
って、そのまますたすたと歩いて行ってしまった。
別に、松田さんなんて、今日で会うの二回目だし、冷たくされてもなんとも思わない…はずなのに
先輩と喧嘩した後だから、余計…。
あちゃ、また泣きそう…、世界でのだめ一人置いてきぼりにされたみたい。
もう、いいもん。のだめ自分で自分のことやるし、出来るし。
松田さんの姿が見えなくなるまでそのままぼけっとしてたけど、涙がぽろっと出たら
誰も見てないはずだけど、恥ずかしくて、早足で校舎の方に歩き始めた。
359 :
344 7:2005/11/09(水) 05:48:25 ID:0qSlfx9k
ドアの閉まる激しい音が耳の中で反響して止まなかった。
急いで追いかけようとしたけど…。
くそっ、なんでこんなプライドが高いんだ、俺は。
のだめがもう一度、やっぱり付いてきてくだサイ、っていつものように頼みに来るのを
馬鹿みたいに期待してる。
いつでも出れるように、コートだけは身に付けてベッドの上でじっとしてるけど
チャイムも鳴らなきゃ携帯も鳴らない。
まさか…本当に一人で行ったのか!?
もし、そうだとしたら、今更メトロに乗って追いかけても…遅すぎる。
夜のA線に…一人で…。
くそっ、なんでこんなに負けず嫌いなんだよ俺は!馬鹿か?
携帯を鳴らしたけど、地下鉄に乗ってるであろうのだめの携帯には電波が届かない。
無機質な留守電の音声が流れるだけだった。
急いで外に出ると、通りまで出てタクシーを拾った。
「中央音楽院まで急いで」
それだけ運転手に告げると、目を閉じてシートにもたれた。
今日は…、夕食もあいつが支度してくれて、俺が全然構ってやれないのに
いつもみたいに、ちょっかいかけて邪魔してくることも無くて…。
そう言えば、珍しくすぐに部屋に帰ったよな。
風呂とか、ヒゲ剃れとか、おせっかいなことも言ったけど、それは俺のこと考えてくれたからで。
楽譜、きっと今日どうしても要るやつだったんだよな。
それで、ちゃんとピアノ練習するはずで…。
俺に気を使ってすぐに部屋に帰ったのに、それでも学校まで付いてきて、なんて、
あいつだってきっと言い出しにくかったはずなのに…。
俺って…ほんとにカズオかも…。
タクシーを降りると、小走りで校門の方に向かった。
ちくしょー、あの運転手、一方通行嫌がりやがって、結局こうして歩くんじゃねーか!
眉間に皺を寄せながら歩くと、丁度、早足で小さくなっていくのだめが見えた。
良かった…!無事に着いたんだな。
心の底から安心して、眉がハの字になるのが、自分でも分かって自然に笑みが零れた。
360 :
344 8:2005/11/09(水) 05:50:37 ID:0qSlfx9k
「のだめ!」
後ろから、大声で声を掛けられて、びっくりして足が止まった。
聞き覚えのある声。分かってるけど、振り向くのは絶対嫌だった。
だって、のだめ、怒ってるんデスけど!
無視してダッシュで走り出そうとしたら、それよりも更に早い足音が近づいてくるのが分かって
正直…ちょっと怖かった。
あの、鬼ごっこで、追い詰められる時の恐怖感。大人になって同じの味わうとは思わなかったけど。
どうやら逃げても無駄みたい。
息を切らしながら諦めて振り向くと、カーキのコートがもう目の前にあった。
あ…今のだめ先輩の腕の中にいるんだ。
少しづつ情報を整理して、先輩の顔を見上げようと思ったけど、見上げようと…見上げ…。
「あの、センパイ、くる、苦しいデス…」
全く身動きできまセン。立位マウントポジションですか?
「…っの、馬鹿!」
馬鹿って、なんでのだめが馬鹿なんデスか!?腹が立って、悲しくて…でも口で怒る代わりに
目から涙が次々零れて、それじゃあ言いたいことの1%も伝わらないのに。
「あんま心配させんなよ…ったく…」
腕をゆるめて覗いたセンパイの額に汗。冬なのに…。
それを見たら、言いたいこと、怒りたいこといっぱいあったはずなのに
なぜか子供みたいにうわーーんって泣きたい気分だった。
さっきまで、ほんとに一人ぼっちの気分で、寂しくて惨めで消えちゃいそうだったんデスよ?
「ほれ、楽譜だろ?早く行くぞ。まだ電気点いてて良かったな」
そう言ってコツンと頭に拳骨を落とすと、のだめの手を引いて歩き始めた。
多分、センパイの顔、照れた顔してるハズ。
握られた手をぎゅっと返すと、更に強く握られて。
第二ラウンドデスか?って聞いたら、ため息を吐いて、まるで可哀想なものを見る目で見てきた。
「…………な」
センパイが何か小さく呟いたけど、よく聞こえなかった。
なんて言ったんデスか?って聞き返そうとしたら、
なぜか事務のお姉さんに鍵をもらう手続きし始めてて。
ちょっと、なんで学生になりきってんデスか?
のだめが学生証出そうとしたけど、なぜか二人ともノーコンで校舎に入れるみたい。
見ると、事務のお姉さん、センパイのこと見て顔を赤くしてるし…!
手管…!
昔カムイ伝で読んだ手管って言葉、まさか先輩の為に使うとは思わなかったデス!
結局そのまま二人で校舎に入ると、目的の練習室まで向かった。
先輩は、初めて見る音楽院の内部に興味津々で、いつの間にか二人の手がほどけてるのも
全然気にしてないみたい。
「おー、あの額に入ってるのって、ロードフリードの直筆譜面か?」
なんて、そんなことのだめでさえ知りませんケド!
361 :
344 9:2005/11/09(水) 05:53:05 ID:0qSlfx9k
初めて入る音楽院の内部。
そりゃ、物珍しいものが色々あって、音楽馬鹿を自負する俺の食指が動くのも
まぁ仕方ないと自分でも諦めてる。
でも、なんていうか…のだめと二人で暗い校舎の中を歩くのが、妙に緊張して
なぜか、心臓がドキドキいい始めて、近くにいたらのだめに聞こえそうで、少し離れただけなのに。
ぶーたれて口を尖らせてる姿を見たら、さっきまで喧嘩してたのが嘘みたいに心が暖かくなって。
さっき、ごめんなって謝ったけど…聞こえてなかったみたいだし。
かと言って改めてもう一度謝るのも…タイミングが取りづらい…って、
俺、こういうとこがほんとに素直じゃないんだって…!学習能力無いのか俺は!
「あ、あそこデス!」
のだめがそう言って20Aと書かれた部屋に向かって小走りで走り出した。
俺もその後に続いて、のだめに追いつくと、電気を点けようとしている腕をつかんで阻止し
後ろから抱きしめた。
後ろ手にドアを閉めると、多分まだどっかの練習室で演奏しているであろう弦の音が小さく部屋に響くだけ。
あとは、二人が呼吸する音だけ、異様にデカク聞こえて。
「ひぎゃっ、せ、先輩?楽譜…」
「うん…あー…あのー…のだめさん」
「はぁ!?」
いや、そんな変な声出すなよ!呼び捨てしにくかっただけなんだよ、馬鹿!
咳払いを一つ。
「あの…今日は……ごめんなさい」
「………………」
やべ、声が上ずったし……。な、何も言ってくれないし…。う…。
「あー…あの…お前が気ぃ使ってくれてるの分かってたけど、なんか、
自分のことだけ考えてて、ほんと、ご、ごめんなさい…」
「……………」
「のだめ…?」
反応の無さにどうしていいか分からない。
のだめをこっちに向かせると、案の上、泣いてて…。
無意識に、許しを請うように、その涙を舌先で吸っても、止め処なく零れてくる。
しゃくりあげるとか、鼻をすするとか全然無くて、ただ涙だけが泉のように…。
「頼む…何か言って…」
それだけ言うのがやっとだった。
362 :
269 10:2005/11/09(水) 06:03:29 ID:qkWpKFWf
部屋に入るなり、いきなり抱きしめられて…あ、謝ってくれて…。
それで、のだめもごめんなさいしなきゃって思ったのに、うまく言葉にならなかった。
ただ、馬鹿みたいに涙が出て。
もっとサバサバと解決させたい。
こんなしみったれた、うざったいのだめ、自分で嫌になる。
あぁ、先輩、困ってる…。
全然、もうなんとも無いデスよって言葉で言う代わりに、頬をなぞる唇を捉えて
軽くちゅっとキスをすると、静かな部屋にやけに大きく響いて、恥ずかしくて俯いた。
次の瞬間、先輩の節ばった男の人の手が眼前に迫ってきて、
気付いたら顎を?まれて上を向かされた。
それから、またキスされて、段々、先輩の舌が私の中に入ってきて…。
あぁ……ちょっと、先輩…!
のだめの口の奥の方まで、……かき回されるって…こんな感じかも…。
ねちゃねちゃ…お、音が…。
そっと目を開けて見たら、眉間に皺を寄せて、切なそうな顔をしてるのが間近で見えた。
のだめも、息が…苦しい…頭が真っ白になりそうデス…。
舌と舌を絡ませて、鼻から、んん…って自然に声が抜けて。
先輩はそれでも全然やめてくれる気配は無くってそれどころか、段々激しくなってきた。
のだめのベロ吸ったり、噛んだり…こ、ここは学校デスよ!って言おうとして顔を仰け反らして
離れたけど、すぐに追っかけてきて、またキスされて…。
んん…って喉の奥で自然に鳴った。
エッチなサイトとかで、“ちゅぱちゅぱれろれろ”って変な擬音語見たことある。
ほ、ほんとにそんなエッチな音の出るキスがあるんだ…って、もう正気を保ってられまセン…!
363 :
269 11:2005/11/09(水) 06:05:42 ID:qkWpKFWf
のだめが俺の唇にそっとキスをして、その音が部屋に響いたら、
止められなくってそのままキスを返した。
舌でのだめの口の中を探ると、鼻にかかった声が聞こえて…。
つい、もっと激しくしてしまう。逃げようとするのだめを追いかけて更に続けるもんだから
のだめの背中が段々反り返ってきて、ワンピース越しの胸が主張し始めて…。
無意識にエロいポーズ取ってんじゃねーよ、と思いながらも…
やばい、た、立ってきた。
って言っても、ここは学校だし…とりあえず、帰って続きするか…?
考えてる内に、ますます膨張してくるのが分かった。
のだめも気付いたのか、反射的に唇を離すと、先輩…って呆れるように見てきたから。
あーーー…恥ずかしすぎる…。発情期の孔雀だな…。
でも、もうこの際だし…今更…。
のだめをぐっと抱きしめて、したい、って耳元で呟いた。
「だ、駄目デスよ、ここガコ…」
分かってるんだよ!んなこと…でも…!
のだめを更に強く抱きしめて、そこを押し付けるようにしてキスをすると
諦めたのか俺にもたれかかってきた。
そのまましばらくキスを続けて、じりじりとピアノのところまで行くと
のだめを椅子にまたがるように座らせた。
そして、俺も同じようにして向かい合うように座ると、
キスをしたままワンピースの後ろのファスナーを一気に外して背中をなで上げた。
「あ…先輩…ほんとに…?」
返事の代わりに上半身を一気に剥くと、いきなり露になった肌が粟立ってて、思わず強く抱きしめた。
首筋に強く吸い付いて、段々唇を下に移動させていく。
視界の端ではのだめが目をぎゅっとつぶって顔を反らせて震えていた。
む、無理やりじゃないよな…?よしっ。
こちらに向いた耳を舐め上げながら、ブラのホックを外すと、暗闇の中でも異様に白くて…
両方の乳房を強く揉み上げた。
息がはぁはぁ言ってるのが自分でも分かって…。
重みを確かめながら、夢中で揉みほぐしていると乳首が段々立ってきた。
寒いせいもあって、いつもよりとがっているように見えてますます興奮してきた。
指の腹で両方の先っぽを、ゆっくりとただ撫で続けると、のだめが息をゴクンと飲み込む音が聞こえた。
「こうして、ゆっくり…触られるのって…嫌…?」
耳元で囁いたら、のだめが眉間に皺を寄せて顔を反らしたから
今度は指先で摘んで、またゆっくりと先っちょをよじったら、あ、と小さく聞こえてきた。
364 :
344 12:2005/11/09(水) 06:08:12 ID:qkWpKFWf
先輩が、のだめの胸をゆっくりゆっくりいじってて…
なんか、今日の先輩すごい焦らしてくるからどうしていいか分からなかった。
それに、二人ともいちお、音楽家の卵なのに、こんなピアノの前で…なんて、のだめ嫌だったのに、
なのに、なんでかいつもよりドキドキして、奥の方が熱くなってきて…。
ぼんやり考えてたら、急に先っぽを摘まれたから、我慢してたのに、小さく声を上げてしまった。
先輩、すっごいやらしー顔…。耳元で、はぁはぁ息が荒くって、その熱い息がのだめの耳にかかって
お、おかしくなっちゃいそう…。
急に熱くて柔らかいのが乳首に触れて、先輩が舐めたり吸ったりしてるのが分かった。
周りが寒いから、余計その舌の感触がリアルに感じて、ぬめぬめしてるのがすごい感じて…
だめデス、こ、声出したくないのに!って思っても、やめてって言えなかった。
こんな言葉使うの恥ずかしいから嫌だけど、すごい感じてる…んだと思う。
止めようと思っても、あっあっ…ってどうしても零れちゃって、もう、どうにでもしてくだサイ…。
ワンピの裾から先輩の手が滑り込んできて、あっという間に紐を両方とも解かれた。
今パンツ外したら、椅子が、あの、ぬ、濡れちゃうんデスけど!
制止しようとした腕を捕まれたら、やっぱり進入は止められなくて…。
指が2本一気にのだめの中に入ってきた。
自分でも、全然抵抗無くスルリと飲み込んだのが分かったから、恥ずかしくて死にそうだった。
先輩は2本の指を中で開いたり閉じたりして、音が響きまくって…。
力が入らなくなって倒れそうになったら先輩が背中に手を添えてのだめを押し倒した。
つまり、今椅子の上に仰向けになってる状態で…。
先輩の為すがままに膝を体の上に持ち上げて押さえられると、剥き出しになったところに
先輩が更に激しく指を突っ込んでかき回し始めた。
あっあっ…ってなんか、体の中のパラメーターが一気に上がって振り切れる直前。
急に指を抜かれて、イク準備をして力の入った腹筋が一気に弛緩した。
その後、指の腹で、あの…なんていうか、そこの所を小刻みに撫で始めたから
またお腹に力が入ってきて…。
365 :
344 13:2005/11/09(水) 06:09:33 ID:qkWpKFWf
のだめのクリトリスを振動させるように撫でると、段々高まってきたのか足が突っ張り始めた。
同じペースで続けると、大きく口を開けて息を吐き出した。
と、同時に硬直した体が一気に緩まって、びくんびくんと揺れ始めた。
ズボンと下着を一気に下ろし、のだめの上に覆いかぶさる。
人って、こんなに痛くなるほど勃起するもんなんだな…なんてアホなこと思いつつ。
「なんで声…我慢してたの…?」
そう言って再度乳首を撫で始めた。
「あ…だ、だって…もう…やだぁ…」
のだめは泣き出しそうな顔で顔を背けた。っていうか、実際泣いてる…。
今日泣かせてばっかだな…。と思いつつも、今更止めようが無い。
「立って…」
戸惑うのだめを起こし、ピアノに手を付かせる。
振り返ったのだめの不安そうな顔を尻目に割れ目に指を這わせると糸を引くくらい濡れていた。
背中から覆いかぶさり、のだめの手を包むように手を置くと、位置を調節しながらゆっくりと挿入した。
のだめが、あぁ!と声を上げて背中を仰け反らせたから、背骨に反って一気に舐め上げると
今度はピアノの上に上半身を預けてぐったりしている。
正直、気持ちよすぎる、動いてないのに…。
「のだめ、動くぞ…」
そう言って、ゆっくりと出し入れし始めるとそれに合わせてのだめが声を上げた。
次第に俺もコントロールが効かなくなり、段々激しく打ち付けると、ピアノの足がぎっぎっと
音を立て始めた。
のだめの尻がぷるぷると揺れて、つぶれてはみ出した横乳…。
レイプしてる気になってくる…。
あ…駄目だ、いきそう…。
更に動きを早め、のだめの尻をつかんでぎゅっと押し付けると、そのまま全部吐き出した。
366 :
344 14:2005/11/09(水) 06:13:49 ID:qkWpKFWf
マンションのドアを開けると、部屋は真っ暗で当然誰もいるはずが無くて。
一人暗い部屋でソファに腰を下ろしてタバコに火を点けた。
「なんで、泣かすんだよ、馬鹿千秋…」
そう一人呟いて、考えるのはさっきの彼女の泣き顔だった。
元々R管からの仕事帰り。まっすぐ家に帰ってカトリーヌでも呼ぼうかと思っていただけなのに。
ふと電車に乗り込んできた見覚えのある日本人の女の子は、とっても悲しそうな顔で
席に着くなり堪えきれずにポロポロ泣き出すから。
こんな時間に、一人でA線で。危険な要素がいっぱいあって、しかも相手はあの千秋の彼女。
からかう気持ちで隣に座ったはずなのに。いつの間にか、離れがたくなったのは俺の方だった。
正直、あの程度の容姿はゴロゴロいるし、俺はもっといい女と沢山付き合ってきた。
それも当然俺はもう36だ。あんなお子ちゃま、ミルク臭くて相手にしてられるか!
でも、俺の前では強がって、憎まれ口叩いて、相手の気遣いや気持ちに敏感な子なのかもしれない。
あんなんで少しでも気が紛れたなら嬉しいけど。
彼女の目的地までエスコートするのは、欧米でのマナーだし、なんなら家まで送ることも出来たけど
校門で足早に近づいてくる長身に気付いてしまったら、俺の出番はどうやら終わりだったみたいだね。
あの後仲直りできたか、それとも、別れたりなんかしたら面白いけど。
今度会ったらからかうネタが出来たなぁなんて一人で笑ってみても空しいだけだった。
「を…」
あぁ嫌だ嫌だ。俺も彼女に劣らず変態かもな…。
まだ二回しか会ってないのに、しかも今日はとってもネガティブな彼女を見ただけなのに
風呂で見損なった彼女の裸体がチラチラと脳裏に浮かんで体が反応し始めてきた。
幸い部屋は暗いままだし、妄想がはかどりそうだなぁ、なんて、ほんと、いい年して情けないけど
こうなったら吐き出さなきゃ解決しない。
千秋君には悪いけど、オカズにさせてもらうね(ノーギャラで)
ファスナーを下ろし、固くなり始めた自身を出すと、少し頼り無さそうに上向いた。
右手で握り、泡に包まれた谷間を思い出してゆっくりと擦り始めると、すぐに固さが増してきた。
「はぁ…」
亀頭の周りだけを握って浅くピストンすると、背骨を這い上がるような痺れが襲ってくる。
俺が、彼女の上に覆いかぶさって、無理やりしようとすると、きっと今日見たような泣き顔で
嫌がるに違いない。
あの、デカイ胸を揉みしだいて、乳首は、きっと薄いピンクだな。
俺ぐらいになると、肌の色から大体乳首の形まで分かるようになってくるんだ。
小さくて感度のいい乳首を舐め回して、甘噛みすると可愛い声で…
「ぎゃぼーー!」
……萎えた。気を取り直そう。
再度幹の部分を擦り上げると、裏筋も一緒に撫で上げる。
あぁ…いい感じだ…。
きっと締りが良くて、薄い陰毛の奥の小さな…あ…来そう…はぁ…
手の動きを早めると、同時に息も荒くなってくる。
くっ…正常位で挿入…
「ろっく・おん♪デスね。松田さん…」
な…!あんな顔でイキたくない…!くそっ!変態!
うっ………!
はぁ……。オナニーの後始末をしつつ、ため息を吐く。
どうせならもっと艶かしい姿でフィニッシュしたかったのに…。こんな後味が悪いのは初めてだ…。
って言っても情報の絶対量が不足してるから仕方無いけど。
ま、ますます疲れた…。寝よ…。
367 :
344 15:2005/11/09(水) 06:15:14 ID:qkWpKFWf
「ち・あ・き・君♪」
相手がひぃっと声を上げて身を交わした。
失礼な奴だなぁ。一応君の先輩なんだけど。
「な…何か用ですか…」
か、可愛い後輩じゃないか…。パンでも買いに行かせようかな。
いやいや、用事はちゃんとあるんだった。
「のだめちゃん、元気?」
「はぁ?」
「のだめちゃんげんき?」
もう一度はっきり言ってやると、千秋は小さくため息を吐いて、普通です、と答えた。
出たよ、“普通です”攻撃!
ひょっとして、のだめちゃん、あの日のこと千秋に話してないのかな…。
「いやぁ、あの日ののだめちゃん可愛かったなぁ」
「はぁ?あなた酔っ払ってて覚えてないって言ったじゃないですか」
あははははははは!ばーーーか!
「実はその後もこっそり会ってるんだよね〜」
「は、はぁ?のだめとですか?」
明らかに表情が変わった。ぷっ。
「あぁ、秘密だったっけ、今の嘘だからね、それよりマダム征子は元気?今度のR☆Sの協賛スポンサー…」
「おい…!なんでのだめとあんたが…?」
あんたって言った?
「なんでって、出されたお菓子を庭に捨てたら、その辺の野良犬が食っちゃうだろ?これ、宇宙の真理。」
「ふざけんなよ!いつ?」
あちゃー、目がマジになっちゃった…。
でも俺も切羽詰まってンだよね。
いい加減二回会っただけじゃ、妄想も限界だからさ。
だからなんとしてものだめちゃんに会いたいんだよね。
「とりあえず、今日千秋君ちで、みんなで反省会しよう!」
「は、はぁ?馬鹿か?のだめはんなフラフラするような女じゃないんで反省も要りませんから。」
「いいからいいから……あー、2月24日!」
「はぁ?」
「あー言ってみただけ。それじゃあ。買い物にでも行こうか」
「ぜってーヤダ!」
368 :
344 :2005/11/09(水) 06:17:37 ID:qkWpKFWf
おわり
途中から名前欄変わってるしwww
後半の松田の独り言がラップ調なのは気にしないで。彼が変なんです。
お粗末様でした
>>344さん
GJデス!
朝早くからお疲れ様でした。
思ったほど鬼畜じゃなかったデスよ。
(と感じた私がオカシイ?)
GJGJ!!!です!
全然変態じゃないし、萌えましたよ〜!
ありがとうございました!
371 :
GJさん:2005/11/09(水) 10:20:41 ID:uD4VP8pJ
おごちそうさまでした。
松田氏農のモノログおもしろ杉でした。
GJデス!!
萌えました〜
すげえ文才!
吐き出すって表現、イイですねw
自分書くときは、よく悩んでたんですが
すまないけど、最後の方の松田のセリフ、
2月24日ってなんですか?
【紅白は無理】打倒森山直太郎スレ【でも許さん】
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/asong/1129970866/l50 J−WAVEより
森山「ああ、萌えー アキバ系のやつだ、あのー これね 無くなってほしいですね」
※これがターゲットだ
◆森山直太朗 9th Maxi Single 『 風花 』 2005年11月16日(水) 発売
NHK連続テレビ小説 「風のハルカ」主題歌
オリコンウィークリーチャートで、直太朗を上回る順位をあげろ!! 信者も関係者もアニヲタ以外も大歓迎!!
この強力タイアップを倒すアニソン系勇者候補(一本化のため選定中)
■NARUTO-ナルト- ED「そばにいるから」/AMADORI (初回:描き下ろしバックカバー付)
■甲虫王者ムシキング〜森の民の伝説〜 ED「think twice」/FUZZY CONTROL
■格闘美神 武龍 OP 「君の愛に包まれて痛い」 /三枝夕夏 IN db
■闘牌伝説アカギ ED 「アカギ」「ざわ・・・ざわ・・・ざ、、ざわ、、、、、、ざわ」に収録/マキシマム ザ ホルモン
※アーティスト詳細はスレをチェックして下さい。
☆☆☆アンケートにお答え下さい。(リンク先で回答してね)☆☆☆
1.どの候補が一番いいと思いますか?(アーティスト名で)
2.他の候補だったら買いますか?【回答例 ホルモンでもいい、どれでも買う等】
3.どの板からきましたか?(イヤなら書かなくていいです)
>>344 GJ!
お 腹 の で た 男
この表現で即座に神認定
それはおいといても読んでて楽しかった。
GJ!
田代にワロタ
377 :
書くの速いな:2005/11/09(水) 22:27:42 ID:8cMr4Wrp
タシーロのオナヌ希望したモンですが、有難う
>>344氏!!神!!
>こんな後味が悪いのは初めてだ…。
マロス
最後の松田千秋の仲悪い感じの会話もイイ
>344さま
グッヂョブ!!GJデス!!
のだめの泣き虫な感じが可愛くてよかった〜ww
ところで。
千秋、中 田 氏 で つ か ?
>>378 そこは脳内補完でスルーしろ…
でもちょっと気になry
所長公式BBSでここの話した香具師は逝って来い
きっと漏れのことかな?しかし、ここの話はしとらへんで。
こちらが良いならことらに常駐しとるやろが、ボケが。
おまいらの低能妄想を遥かに凌ぐ作品やと言っとんじゃボケども。
>>381 分かったから早く削除しれ
お前の意見はどうでもいい
383 :
344:2005/11/11(金) 15:33:02 ID:O2jOsAUh
おー
久しぶりに来たら好評だったようでうれしいです。
>>373 千秋の「いつ?」への返事のつもりだったです。
これでもまだ変態じゃないの?
みんなエロ杉
魂込めてエロいの書いてみるわー
みんなが引いて、このスレが荒れるくらいの奴w
なんかリクありますか?
千秋様のフェラ講座
あ はじめてのフェラ
でもいいですね
もういっこ
酔いつぶれたのだめをやっちゃう千秋
変態……?
変態だ!(笑)
フェラ講座いいかもね
どっちもよさげだ!
389 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/11(金) 21:18:25 ID:4Z5ZtouH
のだめに媚薬使わせてみたらどうかな?
媚薬だとおもいこまされるのだめがいいな。
本当はただのワインなのに、千秋が媚薬といって(無理に)飲ませて
あっさり騙される(その気になる)のだめ。
あっさり騙される(その気になる)千秋 は?
無理に飲ませる、で口移しを想像しちゃったじゃないか
393 :
344:2005/11/11(金) 21:54:55 ID:UllPV50r
まじ変態のすくつwwwww
ここwwwwwwおkwwwwwww
あんま調子乗ると自治の方々に怒られるので
適当に拾いながら頑張るわwwwwwwwwうぇwwwww
媚薬とかテラエロスwwww
無茶wwwwのだめ関係ねーしwwwwやるわwwwww
394 :
344:2005/11/11(金) 22:56:39 ID:UllPV50r
やべー描き始めたら時間かかりそうなこと判明
投下待ちの方いたらどーぞどーぞ(ダチョウ)
お待ちしてます!
明日ですかね?
396 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/11(金) 23:06:18 ID:4Z5ZtouH
媚薬イイネ!
偽媚薬(ワイン)飲ませる千秋→のだめアヘー→セックル
→千秋してやったり→のだめ、実はワインて知ってたデス!
→白目テレ千秋萌えーーーー
なカンジで・・・・
ターニャにもらった媚薬を騙してのませるのだめ
↓
偽媚薬と知りつつも、騙されてやる千秋
↓
セックル アヘー 媚薬ってスゴーーイ
↓
「あんなの偽物よ」ターニャの嘘発覚
>>344よ
前回の続き物で書くなら田代のオナーニver.うp版も頼むわ
媚薬プレイの最中を盗聴でも覗きでもしてさ
続き物じゃないならまたいつの日かおながいします
のだめプリペアードピアノきぼんぬ。
まだかな!
ワクワク★
まったりおまちしております。
402 :
344:2005/11/13(日) 09:17:23 ID:chQy38kj
やべーお待たせ
っつーか、長編になっちゃった。
それに、最初の辺ダルダルになっちゃったんで、そういうの飛ばしたい人は
20ぐらいから読んだ方が吉。
誘い受けじゃあ無いけど、まじで批判がきそうで、一度はブログも考えたけど
まぁ約束もしたし、ここにうpします。
lesson81の直後からなんでネタばれありです。
しかも、勝手にキャラの性格付けしちゃってるんで
よくありがちな、“作品のイメージを壊す恐れがあります”ってフレーズ使わせてくれ!
リクにはできるだけ答えたつもりだけど、属性を選びます。(ブラックネタあり)
自己責任でよろ。
403 :
344 1:2005/11/13(日) 09:19:39 ID:chQy38kj
事務所でテオとオーディションの打ち合わせをしながら何気なく時計を見た。
時間は14時。
そろそろ、あいつの出番かな…。
1週間前、あの噂のヤキトリオが俺を訪ねてきた。
3人の曲の解釈に対して意見がまとまらないから、俺に聞いて欲しかった、
と黒木君は言ったが、実際のだめのアイデアが採用されて、俺の出番は全く無かったんだけど。
試験曲のプーランクを眼前で完成させてて、その試行錯誤の末のハイテンポな仕上がりは、あのユニークなメロディにはしっかりマッチしたもので
俺は少なからず聞いてて興奮したし、うん、なにより楽しい仕上がりになっていた。
だが、実際評価するのは、音楽の指導員、コンヴァトの教員であって、俺じゃない。
それに、あの3人がその後しっかりチームワークを発揮させて、万全で試験に臨めたかどうか…。
当日を迎えて、なぜか俺の方が緊張してる。
一般公開を見に行きたい気持ちもあったけど、こっちはこっちで、新団員の公募先を雑誌社と
話し合わなければいけないし、なによりテオは、俺が事務作業を手伝うことに味を占めたのか
当たり前のように俺にも仕事を分担するようになっている。
まぁ、コンクールってわけでも無いし、失敗すれば成績が下がるだけのこと。
あんま心配するのも過保護な気がしないでも無いけど。
そう考えて、微かに笑うと、すかさずテオが突っ込んできた。
「あー、チアキ、なに笑ってるの?原稿のリライト終わった?ちゃんと数字は半角にしてよね」
……なんで、こいつ手伝ってもらってるのに、こんな偉そうなんだ?
しかも、相変わらず変なTシャツ着やがって…。(鮭の溯上の劇画調プリント)
思わずため息を吐いてテオを睨んでも、不思議そうな顔をされるだけだった。
再び机に向かってキーボードを叩くと、携帯が鳴った。
のだめ…にしては早すぎるな。
第一あいつから電話なんて……よっぽどじゃなきゃ掛けてこねーし。
そう思って液晶を見ると、見慣れない番号。
「allo?」
とりあえず電話に出て、相手を確認しようとした。
が、しかし、その相手は思いがけない人物だった。
404 :
344 2:2005/11/13(日) 09:22:12 ID:chQy38kj
ヤキトリオ
これで解散
もうたくさん
「ふ〜っ、緊張しまシタねー!」
「うん、でも、かなり上手く演奏出来たじゃない?
正直ほっとした。先生たちも、ちゃんと拍手してくれたし…」
「ノーン!クロキ、34小節目の入りがズレてたよ!」
「すぐノンって言うな!!あそこはリハで確認したら、ポールが少しゆっくりめでって…!」
くそぉ、ポールの奴、直前のリハで打ち合わせたこと、なんでいきなり無かったことにしてるんだ?
こいつのこういういい加減なとこ、日本人の僕には全く理解できない!
「まぁまぁ、試験は終わったんだし、もういいじゃないでスカぁ
それより、あっちで待ってるの、ポールのお家の人デスか?」
僕らをなだめながらそう言う恵ちゃんの視線を追うと、
さっきステージ上から見た、多分…っていうか絶対ポールの家族と思われる3人が、
ベンチに腰掛けていて、僕らが歩いて行くのに気付くと、立ち上がって駆け寄ってきた。
「あれ?のだめ、なんで分かった?」
そう言って彼らに近づいていくと、順番に抱き合い、称賛の声を一身に浴びているポール。
正直、どれが本物のポールだか分からない…。
「なんか…すごいね(色んな意味で)」
「そ、そうデスね、勢いがありマスね…」
その光景を見て呆気に取られている僕らの元にも一家はやってきて、ポール同様に
惜しみない賛辞を贈ってくれた。
それを受けて、初めて3人とも試験が終わったこと、しかも大成功に演奏が終わったことを
実感出来て、満面の笑みになったんだ。
帰り支度を終えて再び恵ちゃんとポールと噴水の前で合流したけど、
…なぜかポールは一人で歩いてきた。
「ポール、お家の人いいんデスか?」
一人でやってきたポールを不思議に思ったのだろう、恵ちゃんが声を掛ける。
「うん、今日はこのまま、3人でディナーするからって言ったら残念そうにしてたけど、
弟が、欲しいニンテンドーがあるからって、そのまま買い物に行ったよ」
「ニンテンドー…って?」
訝しそうに尋ねる僕に、ポールが不思議そうな視線で返してきた。
「ニンテンドーはニンテンドーだよ。って、元々日本の物デショ?」
「スーパーファミコンのことデスよ」
こっそり恵ちゃんが耳打ちしてくれたけど、スーファミがニンテンドー?
ウィンドウズをマイクロソフトって呼ぶようなもんだろ!?
思わず抗議の声を上げようとしたが、ポールはすかさず恵ちゃんに、ほ、頬ずりをしてて…!
「やっぱりのだめは分かってるネ〜」
…って、恵ちゃんも、えへへ、なんて笑ってる場合か?
405 :
344 3:2005/11/13(日) 09:24:44 ID:chQy38kj
「ちょ、もうヤキトリオは解散なんだから、そんな馴れ馴れしく…!
大体、いつディナー行くって決まったの!?」
思わず口調が荒くなってしまった…。
二人とも、冷めた目で僕を見ている…!
うぅ、なんで僕がいつもいつも悪者になるんだ!?
「分かったよ、ごめん……」
こういう、相手の空気を読めなくて、嫌な思いをさせちゃうのは良くないって
管理人さんとのやり取りで勉強済みだし
第一、僕の留学の課題の一つは、社交性を身に付けることから始めなきゃって
こないだのノエルで学んだばかりだし…。
不本意ながら謝ると、二人ともパッと笑顔になった。
まぁいっか、これでポールとも最後だし…。(決め付け)
それに、せっかく最高の演奏が出来たんだからつまらないこと考えるより
お互いを慰労し合うべきだよな…!!
「それじゃあ、どこに行きマスか?」
見上げる恵ちゃん。
どこって言われても、多分ポールのがパリには詳しいしなぁ。
そう思って彼に視線を送ると、なぜかニヤリと笑っている…ように見えた。
「じゃあさ、クラブ行かない?今日、リファニでイベントがあるんだけど。DJ.ブラッドも来るんだよね」
ポールがそう言うと、恵ちゃんの目が急に輝き始めた。
「むっきゃーーー!行きたいデス!のだめクラブって行ったこと無いデスよ!!」
「あれ?のだめ行ったこと無いの?じゃあきっと楽しいよ?音楽はクラシックのみにあらず!
テクノもトランスもハウスも、音を楽しむ音楽だ!ちなみにダンスも芸術だからね!」
そう言って、ハイテンションで意気投合する二人を前に、僕は戸惑っていた。
クラブって、派手な格好して、皆で大騒ぎして踊りまくる…。
僕には全く縁が無いけど、テレビで明滅する照明の下、大勢で踊ってる映像をテレビで見たことがある。
その時は、なにこいつら…って呆れたけど、そこにこの3人で行くの?
音楽院在学中の僕らが?本気かポール!
「ちょっと!そんなとこ行けるわけないでしょ!」
僕が言うと、またさっきと同じ冷めた視線…。もう、もう嫌だ…。
「黒木君…行かないデスか…?じゃあ、ポールやっぱり…」
恵ちゃんがポールの顔色をしょんぼりと伺うと、ポールは彼女の手をぐいっと引っ張った。
「じゃあ、のだめ、二人で行こうか?」
だぁーーーーーーーーーーーー!!
僕は…千秋君のことが大好きだし、尊敬してる。
だから、その恋人である恵ちゃんに対して、もう邪な気持ちなんて持っていないし
今は室内楽でトリオを組んでた同志、しかも同じ日本人留学生だから、仲間意識しか持ってない。
…でも、千秋君がいない間、恵ちゃんを守るっていう気持ちだけは持ってるんだ。
別に千秋君に恵ちゃんのことを頼まれたわけではないけど、でも、もし恵ちゃんに何かあったら
僕は千秋君に顔向けできないような、変だけど、そんな責任感があるんだ…!
そんな、クラブなんて怪しそうなところ、しかもポールと二人なんて絶対行かせられない!
「いや…ぼ、僕も…行くよ…」
結局、渋々であるが、ポールの提案に従うしかなかったのであった。
むっきゃー!と奇声を上げている恵ちゃんを見ながら、僕はため息しか出てこなかった。
406 :
344 4:2005/11/13(日) 09:27:26 ID:chQy38kj
恵ちゃんの家に一旦荷物を置きに行くことになって、螺旋階段を上がっていると
階上から、化粧の濃い女の子が下りてきて、恵ちゃんに声を掛けた。
「ノダメ!おかえり、今日の試験どうだった?」
「はう〜!大成功デス!トレビアンは頂きデスよ!」
いしし、と笑っている恵ちゃんに、その女の子は、良かったわね〜と返しながら僕らに視線を向けた。
それに気付いた恵ちゃんは、慌てて僕らを紹介してくれて、ついでに今からの予定を話すと
彼女は興味津々で食いついてきた。
「え〜!ブラッド来るの!?あたしも行くわよ絶対!」なんて言って興奮している。
ターニャ…ちゃんだったっけ。なんかどっかで見た気もするけど…。
まぁ、彼女はそういうとこにいてもあんまり違和感無さそうな感じだよな…。
そう考えながら、僕はさっきから気になってることを恵ちゃんに聞いてみた。
「それより恵ちゃん、千秋君はいいの?ていうか、今留守?声掛けてった方がいいんじゃない?」
すると、恵ちゃんは急にひょっとこ口になった。
「先輩最近忙しいみたいで、朝帰り多いんデスよ…。今日もお仕事だし。夫婦の危機デス!
だから、夕食も作ってないから大丈夫デスよ!」
拗ねたような顔で言っている。
いや、そういうことじゃなくて…。
突っ込もうかと思ったけどやめておいた。
千秋君はご飯係か…。
呆れつつも、この間の手際のいい蕎麦の支度を思い出して、こっそり吹き出した。
ポールの提案で、イタリアンレストランで夕食を取ってから行くことにした。
やっぱり地元の人間だけあって美味しいお店を知ってるなぁなんて感心しつつワインがどんどん進む。
僕も酒は弱い方では無いけど、3人のペースには正直負けている。
ターニャちゃんはウォッカの国ロシア出身だし、ポールは5歳からワインを飲んでたらしい。
恵ちゃんは…多分千秋君の教育の成果だろうな。
ボトル4本目なのに、潰れるどころか、ますますみんなハイテンションだ。
僕も、試験から解放されたのも手伝って、なんだか愉快な気持ちになってきた。
ポールの下らない駄洒落が笑えて仕方無い。
「フランスではイカのことを“アシジュポーン”って言うんだ!」
なんて…くそっ、笑ったら負けなのに…!
結局9時頃までそこで飲んで、すっかり出来上がった後リファニに移動した。
僕は知らないけど、DJ.ブラッドって人は、その道では知らない人がいないほど有名で
今日のイベントはノンチケで入れるとあって、僕らが着いた時にはすごい人だった。
人もすごいけど、それ以上に音が大きすぎて…!入り口に立っているだけなのに、頭がガンガンしてきた。
正直言って、こんな音楽美しくない!でも…
隣を見ると、恵ちゃんは初めて見る光景に大興奮の様子でキョロキョロしている。
ポールに促されて、とりあえずドリンクを取りに行くと恵ちゃんとポールはそのままホールの方に踊りに行ってしまった。
ターニャちゃんは、さっき飲んだワインが今頃効いてきたのか僕が座るソファの隣に一緒に腰掛けた。
「もーー!来るのが遅すぎたわ!ブラッドはもう1回目を回し終えて、次は1時からだって!」
なんて、少し機嫌が悪そうにしている。
僕はとりあえず来てはみたものの、なんだか浮いてる気がしないでもないから
とりあえずここで時間を潰そうと思っていたから、こうして隣に座ってくれて、少しホッとしていた。
「ターニャちゃんも…コンヴァトの学生なんだよね、楽器は?」
「え?聞こえない!」
…もういいや…。静かに会話を出来る雰囲気でもないし…。
そう思って、何でもない!と言うと、微かにC'est glauqueと聞こえた気がしたけど…。
僕も急にお酒が回ってきたみたいで、疲れもあって目を閉じると、大音量がダイレクトに耳に
響いてきて、不快なのもあるけど、それ以上になんか意識がどっかに吸い込まれていくような…。
みんなが馬鹿みたいに踊ってるのもなんとなく分かるような気がする。
あぁ、そう言えば、恵ちゃん大丈夫かな…
あんな人ごみで、ポールとはぐれてなきゃいいけど…
でも、もう、なんだか頭が真っ白になってきた…
407 :
344 5:2005/11/13(日) 09:28:18 ID:chQy38kj
初めて来るクラブ。
お店に入った途端に、耳をつんざく程の大音量で、鼓膜が破れそう!
ポールは慣れた足つきで、とっととカウンターの方に行くと、のだめは何を飲む?って
聞いてくれたから、本当はもうお酒はたくさんだったけど、とりあえずポールに任せた。
黒木君は雰囲気に呑まれたみたいで、ブラッドって人がいなくてがっかりしてるターニャと一緒に
少し離れたボックスの方に歩いていった。
改めて回りを見渡すと、人が多いのももちろんだけど、とにかく皆さん過激な格好ばっかしてて
ろ、露出が高すぎデス!
のだめ、こんなワンピで来ちゃったけど、なんか場違い?
ポールの方を見ると、もうエキサイトしてるのか、頼んだお酒を一気に飲むと
踊りに行こうよ!って腕を引っ張ってくるから。
のだめもさっきのワインで頭がふらふらしてるから、そのままポールと一緒に行くことにした。
それに…えへへ…なんだかすっごく楽しそう!
人ごみを掻き分けて前の方へ行くと、ますます音がガンガンしてきて
はう〜
こんな変則リズムなのに、体が動いちゃうのはなんでデスかね〜
ポールの真似して踊ってると、ますますお酒が回ってきて、ほわ〜、すっごく楽しい気分になってきて。
ほわぁ
し、知らない人が、なんか、距離近すぎデスよ
もきゃーーーー!
408 :
344 6:2005/11/13(日) 09:29:12 ID:chQy38kj
電話の相手は、松田さんだった。
この間、なぜかしつこく絡んできたのを断ってからは音沙汰が無かったから
ほっとしてたのに、どうやらまだ諦めてなかったらしい。
以前俺がのだめと喧嘩した日に、のだめと会ってたって言うんだけど
本人に聞いたら、電車の中で一緒になって少し話しただけって、
別に隠すでもなく正直に話してくれたから、別に浮気とか密会だとは思ってない。
なのに、松田さん一人だけが、まるで秘め事でもあるかのように勝手に盛り上がってて…。
もったいつけるように、のだめとの事を匂わせてくるんだけど
正直俺ものだめも呆れて相手にしていなかった。
なのに、またしつこく電話してきて…。
実際、松田さんは俺の先輩だし、誘われれば断ることも出来なくて
こうして夕食の誘いに乗ってるわけだけど。
俺は、忙しいんだよ!
もし、また下らないことで絡んできたら、今日こそはガツンと言わなきゃな…。
まぁどうせ、うまく丸めこまれるんだろうけど。
待ち合わせの店で、ビールを飲みながら、これから数時間の苦難を考えて溜息が出た。
約束の時間から10分ほど遅れて松田さんがやって来た。
席に着くなり足を組んでタバコを吸い始めてニヤニヤしている。
ていうか、謝れよ!
おまけに彼が着ている服は、最初に家に来た時に借りていったままの俺の服だし!
意図せずコメカミがピクピクしてしまった…が、もういいや。
この人はこういう人だし…。
そんなことより、用だけ済ませて早く帰りたい。
「わざわざ呼び出して、なんなんですか」
俺が言うと、まぁまぁ落ち着いて、とウエイターを捕まえてメニューを持ってこさせた。
「今度のオーディションのことなんだけど…」
のだめのことを言われるかと思ったのに、彼が切り出したのは、純粋に音楽のことだったから
俺は拍子抜けした。
「知ってるんですか?団員が足りなくて…。ちょこちょこ声は掛けているんですけど。
今なんてトラが多くてガタガタだし。全体的にレベルアップさせたいんですよね」
俺が言うと、彼はうんうんと頷きながら、自分がR管の常任だった時の苦労話をしてくれた。
それは、新任指揮者の俺には十二分に興味深いものだった。
なんだ、最初はみんな苦労してるんだよな…!
しかも、松田さん、今日は嫌味なことも言わずに、純粋に俺の話に共感してくれて
なんだか、親身にアドバイスまでしてくれて…。
やばい、めちゃめちゃ嬉しい…。
実力もある人だし、やっぱりまともな人なんだよな…!
少し感動もしつつ、夕食を一緒に取りながら、俺はもっとこの人と話していたいと思っていた。
409 :
344 7:2005/11/13(日) 09:32:36 ID:chQy38kj
千秋君を呼び出して、やっと第一関門突破だな…。
美容院でカットしてもらいながら、俺は鏡越しに見る自分の顔が満面の笑顔なのに気付いて慌てて顔を引き締めた。
電話越しの相手は、僕だと分かると、少し、いや、かなり不愉快そうだった。
けど、今日のミッションは絶対失敗出来ない。
僕は来週にはR☆Sを振りに日本に帰らなければいけないから
こうしてパリにいられる時間はもう…無い。
この間のだめちゃんに会ってからこっち、
もう印象なんて大分薄れてるはずなのに、なぜか執着心だけ膨れ上がって…。
冷静に考えればそれが子供っぽい感情で、決して彼女に恋してるわけじゃないって分かるのに。
ただ、人の物は良く見えるだけなんだけど。
ましてやあの千秋“様”の彼女。
僕が知らないすごい魅力があるんじゃないかと考えるだけで、興味が沸いて仕方無い。
なんとしてものだめちゃんにコンタクトを取りたいと頑張ってるんだけど
少し今日は作戦を変えることにした。
美容院を出ると、約束の時間に少し遅れてしまいそうだった…けどとりあえず急ごう。
あー、いきなりムカつかせちゃうかな?まぁいっか。
店に入ると、当然彼は先に来ていて、少しイライラしてるみたいだった。
謝ろうと思ったけど、席に着いて彼の顔を見ていると
ここまで必死になっている自分が可笑しくなってきたのと
これからの作戦の確認をしている内に、顔がニヤケてきてしまった。
とりあえず、美味しいディナーとワインを。
それに、この間聞いたマルレ情報。新団員を募集しているって…。
俺が切り出すと、案の上、千秋君は食いついてきたから
俺がR管に入った当初の苦労話をすると、目をキラキラさせて食い入るように聞いている。
まぁその苦労話も半分嘘なんだけどね。
話している内に、千秋君と僕との音楽性の相違なんかも、少し興奮して話してしまった。
いけないいけない、今日の目的はのだめちゃんだった。
そろそろ彼の警戒心も溶けてきたかな…?
410 :
344 8:2005/11/13(日) 09:33:09 ID:chQy38kj
表情を窺うと、もう俺を信じきっている目だった。こうして見ると、可愛い後輩に見えてきたなぁ。
正直言って、今から彼の信頼を裏切ると思うと、かなり心苦しくなってきた。
やめるか?
自分に聞いてみたが、答えはNOだった。
残された時間は少ないし、本当に申し訳ないとは思うんだけど
目的は遂行させてもらうね?
この間、俺に“デブ”って言ったこと、忘れたわけじゃあないんだよ?
頃合を見て、千秋君に切り出した。
「そろそろ店変えようか?ていうか、俺の知り合いがやってるクラブがあるんだけど
千秋君、そういう喧しいとこ、好きじゃないかな?」
嘘じゃない。
知り合いがやってるクラブリファ二は、有名なDJを呼んだりして今若者の間で噂になっている。
僕はああいう下品な場所は好きでは無いんだけど、今日の目的は、彼を潰してそこに置き去りにすることだった。
実は、ヒップホップ系のダンスイベントをやっていながら
その実ある一角ではゲイ達が集まって、つまり、お洒落なハッテン場の役割を兼ねているのだった。
僕って、鬼畜かなぁとも思ったけど、まぁ少しでものだめちゃんと話す時間が欲しいだけなんだ。
鍵を借りたら(奪ったら)、そのまま彼女の家に向かうつもりだった。
返事を待っていると、少し考えたようだったけど、快く応じてくれた。
「俺、あんまそういうの興味無いんですけど…まぁ行ってみるだけなら…」
ってね。よし、第二関門突破だな。
僕がガッツポーズをしたのを見て、千秋君が少し怪しい目で見てきたので、慌てて姿勢を正した。
411 :
344 9:2005/11/13(日) 09:34:23 ID:chQy38kj
クラブってあのクラブだよな。
日本にいる時、彩子に誘われて数回行ったことがあるけど
俺はああいった場所は大嫌いだった。
彩子が踊ってる間も、一人で酒を飲んでることが多かったし
第一音楽を志すものが、こんな下品な機械音をだまって聞いていられるものなのか?と
いつも疑問に思っていた。
それでも、こうして松田さんに誘われると、さっきまでのいい気分も手伝って、
行ってみようかなという気分になってきた。
なにより、松田さんの知り合いなんだから、まともなクリエイターなのかもしれないし。
ジャンルに拘らず、なにか勉強になるかもな、なんて考えてとりあえず了承した。
松田さん…?
影でガッツポーズしたように見えたけど…き、気のせいだよな!
あー、とりあえずのだめに電話しておかなきゃな。
松田さんに断ってコールしてみても、のだめは電話に出なかった。
ったく、あいつ、何やってんだ?
念のため、自分の部屋にも電話してみたけど、やっぱり出ない。
まぁ最近俺も徹夜が多いから、飯なんて期待してないよな…。
その間に松田さんはタクシーを捕まえていた様子だったから、
彼に促されるまま乗り込んだ。
リファニに着くと、なるほど、松田さんの言う通り、結構人気があるみたいだな。
若い奴らが大勢集まってて、みんなかなりハイテンションで弾けてる。
まぁ俺には関係ないけど。
松田さんがビップルームがあると案内してくれた場所に入ってドアを閉めると
ホールの大音量が大分遮断された、落ち着いたバーの作りになっていて安心した。
ここで、さっきの松田さんの話をもう少し聞けるんだな。
カウンターに座ると、松田さんが、スピリタスを2つ頼んだ。
スピリタスって、あの火が点くほどアルコール度数の高い…
「あの、俺、もう酒はいいんで…」
俺が言うと、松田さんの目が一気に鋭くなった。
「いいから、今日は飲んだ方がいい日だよ!」
はぁ?意味わかんねー…。
まぁいいか…。
口を付けると、うぇ、やっぱキツイ…。
隣を見ると、松田さんは同じ酒を一気に飲み干していた。
くそ〜、負けてられるか!…って、俺ももう酔ってきてるのかな。
同じように一気に飲み干すと、食道を熱湯が通り抜けていったようだった…。
412 :
344 10:2005/11/13(日) 09:35:25 ID:chQy38kj
よし、第3関門突破だな。
隣でカウンターに突っ伏している千秋君を横目に、3度目のガッツポーズ。
後はポケットから鍵を抜いて…よしよしあった。
でも、………これって……思い切り犯罪だなぁ。
僕はずっと水飲んでたから、全く酔ってないんだけど
素で考えると、ちょっと鬼畜すぎる気がしないでもない…。
取り出した鍵束を見付けて溜息を吐くと、さっきと同じように
千秋君のポケットにそれを戻した。
流石に、ちょっと僕も大人気なかったね。
寝顔を見ていると、ふいに彼がうわ言を言い始めた。
「うぅ、のだ…のだめぇ」
彼が口にするのは、愛する彼女の名前…か。
ちくしょー純愛してるんだな、千秋君。
正直、そういう若々しさが羨ましい気もするけど。
まぁ、僕には今更打算抜きで恋愛なんて出来ないからなぁ。
千秋君の酔いが冷めるのを待って、もう帰ろう。
そう考えて、トイレに行こうと立ち上がった。
また、千秋君ちでトイレに行くとトラブルになるからね。
そのままドアを開けて、ホールの喧騒の方に向かった僕は、
周りのゲイ達の好奇の視線に全く気がつかなかった。
あれ?少しホワイトアウトしてたのかな。
相変わらず回りはうるさいけど、慣れてくるとむしろ無音に感じるのは結構不思議かも。
体を起こすと、隣のターニャちゃんはとろんとした目でさっきと同じ姿勢でホールの方を眺めていた。
「あれ…?どれくらい時間経ったっけ?」
僕が聞くと、彼女は5分くらいよ、とだけ言った。
そっか、まだそれだけしか経ってないんだ。
まだ少し頭がぼーっとしている。きっと慣れない大音量を聞いたせいだな。
とりあえずトイレに行こう。
ターニャちゃんにそう告げて、僕は立ち上がった。
排尿を済ませて手を洗うと、少し頭がスッキリしてきた。
鏡に映る自分の顔は、真っ赤だし、瞳孔が開いてなんだか自分の顔じゃないみたいだ。
このままここにいても仕方ないし、3人には悪いけど、もう帰ろうかな。
そう考えてトイレを出ようとした時、丁度入ってくる人とタイミングがあった。
「paldon」
そう言って相手を中に通して出て行こうとしたが、その相手は…
「ま、松田さん!?」
なんでここに…
僕の知る限り、こういうとこに来そうな人では……あるな。
音楽には真摯でも、結構遊び人だもの、松田さん。
「あれ?確か黒木君…だよね。どしたの、こんなとこで。奇遇だね。」
「いえ、友人に誘われて…。」
「友人って、学校の?確かコンヴァトだったよね、留学先」
「ええ、試験の打ち上げです。って言っても僕はもう帰るとこですけど」
僕が苦笑いすると、松田さんも愛想笑いを一瞬浮かべたけど、すぐに何か考え込んだように黙った。
「あの…」
声を掛けると、急に満面の笑顔になって、僕の両肩を?んできた。
「そっか、何人で来てるの?」
「えっと4人ですけど、…なにか?」
「女子はいるのかな?」
…一気に脱力した。この人はこういう人だった!
「いえ、いません」
そう言って、彼の手を振り解こうとした……あれ?ちょ、ちょっと離してくれ!
「女子、紹介してくれるよね?」
目が笑ってないよ!
はぁ…。多分抵抗しても無駄な気がする…。
とりあえず、ターニャちゃんのところに戻ろう…。
414 :
344 12:2005/11/13(日) 09:40:19 ID:chQy38kj
あれ…?俺、少し寝てたのかな…。
ここ、さっきの店だよな…。うぇ、気持ちわり…。久しぶりに吐きそうかも…。
顔を上げて、隣に座っている松田さんの服の裾を思わずつかんだ。
「あの、松田さん…俺、なんか気分悪くて…」
「大丈夫?」
「いえ、ちょっと水かなんかもらえますか…?」
そう言って顔を上げると…。
……?ここ、さっきの店だよな?辺りを一回見回してみた。うん、来た時と同じだ。
再度隣の席に座っている男を見る。
どう見ても松田氏ではない、イスラム系の大男が座っていた。
意味わかんね…。
とりあえず財布を確認…ちゃんとあるみたいだし。何なんだこれ…?
松田さん…帰ったのか?時計を見ても、そう長い時間は経っていない。
とりあえず、タバコに火を点けて、さりげなく隣の男を横目で見ると…すげー見てるんスけど…。
勘弁してくれ…。
「あの、何か…?」
俺が恐る恐る聞くと、その男は、椅子を近づけてきた。
「こういうとこは初めてかい?」
な、何なんだこいつ…こういうとこって、そりゃ来るのは初めてだけど…
「や、初めて…ですけど?」
「そうか、どうする?」
はぁ!?何をどうするんだ?
「どうって…何が…?」
「ここか、個室か、外?」
そこまで聞くと、流石に酔っている頭でも状況が分かって。
改めて見回すと、明らかにそれっぽい男たちが大勢…それぞれペアを組んで睦みあっている光景が見えた。
はぁ…。俺、あの人に嵌められたのか?
怒りと共に、裏切られたような悲しい気持ちがあったのも事実だった。
頭が痛くなってきた。もう、とっとと帰ろう。
「俺、そういうんじゃないんで」
それだけ言うと、ウエイターを呼んで水を頼もうと手を上げた…がその手を隣の奴につかまれて…
「…っなせよ!!」つい大声を出してしまった。
相手はびっくりしているみたいだった。
そりゃそうだよな…元々そういう場所だったら、理由はともかく誤解されてもおかしくないんだから。
謝ろうとして、相手に向き合ったら、なぜか笑顔だった。
「緊張してるのかい?大丈夫!いい物があるんだ!」
そう言って彼がポケットから出したものは、パッキングされたスポイトに入った液体。
待て待て待て待て!ドラッグだろ、それ!?
俺が聞くと、違うよ〜、と更にポケットから何かの紙を取り出した。
それは、見慣れた日本語の広告。あの、よくジャンプの裏とかにあるようなうさんくさい広告。
“これで彼女をメロメロに!”“飲むフェロモン日本発!”とか書かれていた。
「わざわざ高品質な日本製を輸入したんだ!」なんて、相手は何故か得意げだった。
はぁ…。とりあえず水を飲んで落ち着こう。
そう思ってグラスを手にすると、男はそこに“フェロモン”を注入しようとした。
「おい!何やってんだよ!」
思わずそれを奪い取って、男の肩を押すと、体の割りに簡単によろけて椅子から落ちそうになっていたから
その隙に、店を出ることにした。カウンターに100ユーロを叩きつけると、俺は絶対に振り向かなかった。
415 :
344 13:2005/11/13(日) 09:42:19 ID:chQy38kj
僕は、ある種の確信を持ったまま、黒木君に付いて歩いていた。
理由として、黒木君が日本人で、千秋君と友達であること。
それに、コンヴァトの学生だということの2つ。
もしかして、君が連れている女子って、のだめちゃんじゃないのかい!?
だけど、実際紹介された子は、化粧の濃いロシア人のティーネイジャーだった。
おい、黒木!
僕は怒鳴りたい気持ちで黒木を睨んだ。
そうだよな…。そんな上手い話、あるわけないよなぁ。
ターニャの相手をしつつ、半ば諦めた気持ちで、残りの2人のことを聞いた。
その途端…黒木君が何かを感づいたような、しまった、という顔をしたのを見逃さなかった。
こいつ、僕がのだめちゃんのことを狙ってるのを、千秋君から聞いてるんじゃないのか?
そう考えると、黒木君が全精力で僕の気を反らそうとし始めた理由が分かった。
つまり、のだめちゃんがここにいる!
僕はコナンになりきって、バーロー!と言いたい気持ちだった。
とりあえず、周りを見渡しても人が多すぎて100%見分けられないだろう。
探すか?そう考えて、「ちょっと俺も向こうで踊ってこようかな〜」と言うと
黒木君はますます焦り始めた。
「松田さん!この間のタンホイザーのオーボエ奏者、めちゃめちゃ上手いですよね!」
なんて、そんなこと今はどうでもいいんだよ!
つまり、のだめちゃんはホールにいるに違いない!
じっちゃんの名にかけてのだめちゃんを探すまでは帰れないんだよ!
黒木を無視して立ち上がると、彼が腰にタックルしてきた。
ええい、離せ離せ!
「いませんから!恵ちゃんは今日はピアノのレッスンでまだ学校…」
必死で叫ぶ黒木と、彼をはがそうとする僕。
その光景を見ていたターニャがポツリと言った。
「ノダメ?ノダメならホールで踊ってるけど…」
腰の抵抗が一気に軽くなった。
黒木君は、ソファにどさりと倒れこむと、白目でぶつぶつと独り言を言い始めた。
“千秋君ごめん…”とかなんとか。
ふふふ、ははははは!さらば黒木!
僕は勢い良くホールに向かった。
416 :
344 14:2005/11/13(日) 09:44:06 ID:chQy38kj
ほわ〜〜!
な、何でスカ、この人!
いい気持ちで踊ってたのに、急に見知らぬ男に抱きしめられた。
それに、腰を押し付けてくるし〜!き、気持ち悪い!
ポールに助けを求めようと探したら、離れた場所で一人でリズムを取ってて
のだめのことを見てさえいないし、声も届いてないみたい…!
ど、どうしよどうしよ!
押しのけようとしても、酔っ払ってるのかますますくっ付いてきて
為すがままになってるしか無くって。
なんとか逃れようともがいてると、急に目の前からその人が消えて、腕を引っ張られた。
むきゃ、こ、今度は何デスか!
のだめの手を引いている相手を見たら、それは
「ま、また松田さん!?」
「お待たせ」
「待ってません!!」
なんでこの人のだめのピンチにいつも現れるんデスか!?
それに、先輩に松田さんと関わるなって言われてるんだった。
捕まれた腕を振り払おうとしたら、ますます強く引っ張られて体を引き寄せられて。
はう〜、また身動き取れまセン!
「危なかったね。駄目じゃない、こんなとこ来ちゃ」
耳元で松田さんに言われて、無意識に顔が赤くなってきた。
それに、改めて考えると、確かにここってあんまりいい場所じゃないみたい。
軽い気持ちで来ちゃったけど、先輩が知ったら多分、相当怒られそうな気がする…。
うぅ〜。
悔しいけど、この人が来なきゃ、のだめ危なかったのは事実デス…。
お礼を言おうとしたけど、松田さんは無言でのだめの手を引っ張って歩き始めたから
人ごみを縫いながらそれに付いて一生懸命歩くことしか出来なくて。
気が付いたら、周りに人の少ないボックスのソファに座らされていた。
まだ息が上がったまんまで、少し苦しかったけど、もう酔いも冷めてたし落ち着いてはきてたから。
だから、あの、手、手ぇ離してくれませんか?
そう言おうとして、顔を上げると、今、この世で一番会いたくない人と目が合ってしまった……。
417 :
344 15:2005/11/13(日) 09:45:24 ID:chQy38kj
ビップルームを出て、人が馬鹿みたいに騒いでいるのを尻目に、俺は店を出ようとした。
馬鹿か、こいつら。
こんなことしてる時間があったら他にすることねぇのか、アホくせ。
俺はさっきのこととか、それに松田のことがあって相当ムカついてたから
心の中で毒付きながら、歩いていた。
タクシー、捕まるかな、通りに出て探すより、店員に呼んでもらった方がいいか?
そう考えて、耳をふさぎながら、奥のバーカウンターの方に進んだ時だった。
向こうから歩いてくる見慣れた男…!
松田だ。
俺は文句の一つも言おうと、いや、顔面一発くらいしても…と思い彼の方に歩み寄った。
次の瞬間、全身が凍るような思いがした。
松田が手を引いているのは、紛れも無くのだめだったから。
俺のことには全く気付かず、二人で人目に付きにくいボックスに行くと、隣同士に座っている。
手はさっきからずっと繋いだままだ。
そして、息を整えたのだめが顔を上げた瞬間、向こうも初めて俺に気付いたようで
口をアワアワさせて動揺しているのが見えた。
のだめの様子を見て、そして、その視線の先を追って、松田がゆっくり振り向いた。
その瞬間、俺は店を飛び出していた。
なんで、俺が逃げなきゃいけないのか。
俺は何もしてないのに、なんでこんなに嫌な目にばかり合うのか。
プライドがズタズタにされた気分で、もうどうでも良かった。
あんな下品な店に、俺に黙って行ったのだめ。
俺を嵌めて、のだめと逢引しようとした松田。
最低だ…!
「くそっ!」
声を出すと、急に吐き気が催してきて、俺は道端に盛大に吐くと
そのままそこに座り込んで、しばらく動けなかった。
418 :
344 16:2005/11/13(日) 09:46:46 ID:chQy38kj
あっちゃ〜……
千秋が走って店を出て行くのを見て、僕も少なからず動揺した。
これって、もしかしなくても、しゅ、修羅場…だよね…?
目の前ののだめちゃんに視線を移すと、さっきの千秋よりも蒼白な顔をして
ガタガタと震え始めたから、思わず抱き寄せようとしたら強い力で突き飛ばされた。
いや、うん、どう考えても、俺が20%くらいは悪い…いや、40%くらいか…?
どこから見ていたのか、黒木とターニャも慌てて近寄ってきた。
「め、恵ちゃん、ごめん、僕、こんなことになると思ってなくって…」
そういう黒木君の顔も真っ青だった。
「ノ、ノダメ、とりあえず、帰ろう?ちゃんと話せば千秋だって…」
ターニャもなんて声を掛けていいか迷っている様子だった。
そうする内、のだめちゃんの目から大粒の涙が零れ始めた。
「も、駄目デス。のだめ、先輩との約束破って、ま、松田さんと関わっちゃったから…」
ちょっと待て!俺はバイキンか!?
黒木とターニャも俺を睨んでいる。
そんな、俺はただちょっと…。
大体ここに彼女を連れてきたのはお前らだろ!?
…って、もうそういう問題じゃないよな…。
やれやれ…40近くになってこんなことになるとは流石に俺の人生計画にも無かったよ…。
とりあえず、4人で店を出たが、当然千秋の姿は無くて…。
タクシーを呼ぶとそのまま乗り込んだ。
行き先は当然千秋宅。
こうなりゃ全員で土下座でも何でもするしか無いっていうのが
即席千秋対処委員会の満場一致の採択だったから。
のだめちゃんはずっと泣き止まないし、黒木はごめんごめんとぶつぶつ言い続けているし。
ていうか、事情を聞く限り、別に誰も悪くない気がしないでもない。
別にクラブなんて、今時の若い子なら頻繁に来るんじゃないのか?
それ自体に後ろめたさを感じる必要は無いと思うんだけど。
俺がそう言うと、ターニャがきっと俺を睨んだ。
「そりゃ、そうだけど、じゃあ悪いのは全部あなたってことになるけど!?」
って、そ、そうなるのか?墓穴?
大きく溜息を吐くと、そこから誰も何も喋らなくなった。
419 :
344 17:2005/11/13(日) 09:48:37 ID:chQy38kj
千秋君の家に着いて、チャイムを鳴らしたけど、当然…というかなんというかやっぱり帰っていなくて。
何度も携帯も鳴らしたけど、電源が切ってあったから僕らにはどうすることも出来なかった。
いつもなら勝手に誰でも千秋君の部屋に上げる恵ちゃんも、今日ばかりはそれはしなくて。
1時間ほどターニャの部屋でみんなでいたけど、千秋君が帰ってくる気配は無かった。
「のだめ、一人で待ってマスから、も、ダイジョブです。みんな帰って下さい」
恵ちゃんがそう言うと、申し訳ないけど、僕らに出来ることは確かに無かった。
松田さんは、残りたそうにしてたけど、ターニャちゃんが、あなたがいるともっとこじれそうだわ、って
言ったら、悔しそうにしてたけど、結局僕らは帰ることにした。
「本当にごめん、あの…僕からも千秋君に事情を説明するから…」
僕が言うと、泣きながらも恵ちゃんは微かに頷いてくれた。
「いやー、僕からも死ぬ気で謝るし、ねっ?」
松田さんがそう言うと、口を尖らせながらもやっぱり頷いていた。
松田さんの乗ったタクシーを見送って、メトロへの道をとぼとぼ歩き始めた僕は
ふとポールのことを思い出したけど…まぁいいや、また謝れば…。
はぁ、別に松田さんも、何か悪さしたってわけでも無いんだけど…タイミングが悪すぎるんだよ!
それに、千秋君がなんであんなとこにいたのかも分かんないし。
そもそもあんな店に行ったのがそもそもの発端なのか?
でも、松田さんじゃないけど、クラスメートだってよくクラブに行くって言ってたし
それ自体であんなに怒ったわけじゃあないんだろうなぁ。
まぁ確かに、自分の彼女が別の男とあの店にいたらって考えると、やっぱり僕だって頭に来るだろうし…。う〜ん…。
ポケットに手を入れて考えながら歩いていると、ふいに目の前に見慣れた人影。
「ち、千秋君!?」
よろよろとふら付きながら歩いて来る長身の人物は、間違いなく千秋君その人だった。
「だ、大丈夫?」
慌てて駆け寄って体を支えると、初めて僕に気付いたようで、虚ろな目を向けてきた。
「あ〜…黒木君…?どしたの?こんな時間に…。俺に用事だった?」
「いや…ていうか、あの…と、とりあえず、家まで一緒に行くよ、僕も…」
彼を支えて歩き始めたけど、正直何て切り出せばいいのか、分からなかった。
泰則、お前ってほんと卑怯者だな…。
自嘲気味に笑うと、千秋君が不思議そうに見てきたから、勇気を出して言ってみた。
「あの…千秋君、あのね、今日、ていうかさっきなんだけど、僕もあの店にい、いたんだよね…」
僕が言うと、千秋君の目が少ししっかりしたように見えた。
「別に、あの、当然だけど、松田さんと待ち合わせたりしたわけじゃなくって
ほんとにたまたま…。ポールと僕とターニャちゃんも一緒に、試験の打ち上げのつもりで。
ごめん、最初に僕がみんなを止めるべきだったかもしれないのに、つい流されちゃって。
あの、だから恵ちゃんは別に何も悪くないって言うか…」
そこまで言うと、僕にかかっていた千秋君の体重が一気に軽くなって
足取りがしっかりしてきたように見えた。
「いや、こっちこそ、変なとこ見せて…ごめん。のだめは、もう帰ってるの?」
「うん、さっきまでターニャちゃんの部屋にいたんだけど、今は自分の部屋に…」
「そっか…、ありがとう。世話掛けたね」
そう言って少し寂しそうに笑った千秋君に、ほっとしたのと同時に、僕はますます苦しくなった。
「ここで大丈夫、もう酔いも冷めたし。あ、あと、試験お疲れ様。打ち上げるくらいだから、大成功だったんだろ?」
「う、うん!」
僕が返すと、片手を挙げて、アパートの方に一人で帰って行って、もう僕は彼に付いて歩くことはできなくて
振り返るとメトロの方にまた歩き始めた。
420 :
344 18:2005/11/13(日) 09:49:42 ID:chQy38kj
ターニャの部屋から自分の部屋に帰っても、何もする気が起きなかった。
あの時の先輩の目……
のだめのこと、否定するような冷たい…それにとっても傷ついた目をしてた。
のだめ、考え無しにあんな店行って、結局松田さんと会うことになっちゃって
それに、変な人に抱きつかれたりして…。
先輩を裏切ったのとおんなじことだもん…。
もう嫌われちゃっても、仕方無いかも…。
今日、ううん、これから先、先輩がのだめから離れちゃったら、どうやって生きていけばいいんだろ。
鬱々と嫌な考えが頭の中をぐるぐるしてる。
きっと、のだめのこと、汚い女だ…って思ってるんだ。
黒木君や、松田さんが先輩に何か言っても、きっと聞く耳持たないかも…!
それどころか、のだめの話でさえ聞いてくれるかどうか分かんない…!
微かな物音がして、顔を上げた。
先輩、帰って来たんだ…!
ちゃんと、のだめが謝らなきゃ、ダメなんだ!
急いで部屋を出て、先輩の部屋を見ると、丁度ドアが閉まるところだった。
「千秋先輩!!」
呼びながら、ドアを引っ張ったけど、瞬間ロックを掛けられて
何回チャイムを押しても、強く叩いても、絶対に開けてくれなかったし、中からは物音一つしなかったから。
どうすればいいんだろう…。
やっぱり過去最高に怒ってるんだ…!
自分の部屋に帰って、先輩の部屋の電話を鳴らしたけど、電話線を切ったのか
1コールでつながらなくなった。
頭が真っ白になって、また体が震えて止まらなくなった。
どうしたら、許してくれるのか、皆目見当が付かなくって、ただじっと先輩の気配を窺うことしか出来なかった。
421 :
344 19:2005/11/13(日) 09:50:37 ID:chQy38kj
部屋に戻ってドアを閉めた瞬間、のだめが駆け寄ってくるのが分かったから俺は反射的にロックを掛けて。
その後もしばらくはドアを叩いたり、大声を出したりしていたけど諦めて部屋に帰って行ったみたいだ。
一度部屋の電話も鳴ったけど、それも電話コードを外してしまったから。
ベッドにうつ伏せて、今日のことを考えてみた。
黒木君の話も聞いて、別にのだめが悪いなんて思ってやしないけど
でも、とにかく許せなかった。
松田さんだって、別にたまたまのだめのことを見付けたんだって分かってるし
隠れてこそこそするなら、あの人はもっとうまくやるだろうから…。
だけど……じゃあ、おれの怒りはどこに向ければいいんだよ!
くそっ!
頭がボーっとしてきて、眠りにつきそうになる瞬間
隣からピアノの音が響いてきて、また現実に呼び戻された。
バイジェロの…虚ろな心…か。
何考えてんだ、のだめの奴…。それ弦の曲だし!嫌がらせかよ、全く…。
体を起こすと、ポケットからタバコを出そうとして、指先に触れる感触に、しばし固まった。
ゆっくり取り出して、その物を見ると、表面に“LOVE2000”の文字の入ったスポイト。
まじかよ…。
あの時、もって来ちゃったのか。
まぁ、その後の衝撃であの大男のことなんて、今まで思い出さなかったけど。
しかし、ドラッグじゃないって言ってたけど、本当か?
中身の液体は、少し黒っぽくていかにも怪しい感じだし、まぁ日本製って言ってたから
よっぽど危なくはないと思うけど。
そう思って、蓋をねじると、少し指先に取って舐めてみた。
……。
………。
…………。
どう考えてもただの薄めた醤油じゃねーか!!
馬鹿外人!こんなアホな商売に引っ掛かりやがって!
ゴミ箱に放り投げようとして、ふと思いとどまってテーブルの上に置いた。
隣室からは、相変わらずピアノの音が懺悔するように鳴り続けていたが、俺は無視をし続けた。
ていうか、本当に今日は眠いし、もう疲れた…。
422 :
344 20:2005/11/13(日) 09:51:37 ID:chQy38kj
のだめが一生懸命ピアノを弾いてるのに、先輩からは何のリアクションも無くって。
ますます悲しくなるだけだったから、しばらくして鍵盤から手を離した。
ずっとそうしてても仕方無いから、お風呂に入ってベッドに入ったけど
やっぱり眠れるはずも無くって。
さっきは先輩が怖くって出来なかったけど、合鍵…使って先輩の部屋入っちゃおうかな
なんて思い始めていた。
直接話せば、先輩だってのだめの話聞いてくれるかもしれないし…。
そう思い切ったら、すぐにベッドから起きて、鍵を持って部屋を出た。
時間は1時。
ひょっとして、もう先輩は寝てるかもだけど、このまま悶々と考えてるのは
のだめにとって死ぬほど辛いことだから…!
音を立てないようにドアを開けると、先輩は電気を点けたまま、帰ってきたまんまの格好で
ベッドにうつ伏せてグーグー寝ていた。
その顔は、嫌な夢でも見ているかのように辛そうで、のだめの心はますます痛んできた。
近づいて、髪の毛をそっと触ったけど、やっぱり起きる気配は無くて。
どうしようかな…と考えていると、ふいにサイドテーブルの上にある物に気が付いた。
手に取ってみると、何だろ、これ…?黒っぽい液体?
LOVE2000?って、どっかで聞いたことがある…けどぉ。
む〜なんだったっけ?
…あっ!よっくんの買ってたジャンプの裏に載ってた奴だ!
えと、確かこれを使ったっていうすんごい変顔の人が札束のお風呂で
女の人両脇に抱えて大笑いしてる写真見たことある。
あと、女の人もこれ飲んだらプロポーズされて目も二重になったって。
要するに、異性を引き付ける…っていうお薬ですよね…?
なんで先輩がこんなもの…。も、モテたいとか?
まさか、のだめがほんとに松田さんと浮気してると思ってこれで…?(大誤解)
もきゃ、ちょ、ちょっと嬉しいデスけどこんなのに頼らなくても、のだめ、先輩のこと大好きデスよ?
そう思って、今度はほっぺを指で突いたら、いきなり先輩が目を開いた。
423 :
344 21:2005/11/13(日) 09:52:37 ID:chQy38kj
あれ…何で…のだめ?
あー、入ってきたのか………っておい!今の状況分かってんのかこいつ?
よく平気で入ってくるよな、ほんと…本物の馬鹿じゃねぇ?
しかも、なぜか嬉しそうだし…!
「帰れよ」
俺がそう言って背中を向けると、なぜかのだめもベッドに上がりこんできた。
「おい…!お前いい加減に…!」
俺が振り返って怒鳴ろうとすると、のだめが手に持っている物体に目が行った。
そ、なんでこいつがそんな物持ってんだ!?
「捨てろって」
のだめの手からLOVE2000を奪おうとしたら、ひょいっと交わされた。
うっきゅっきゅ〜なんて笑ってるけど…。
「お前、今日のことで俺が怒ってるって分からない?」
俺が冷めた目で見ると、急にしゅんとした。
「あの、ごめんなさい、あの、のだめクラブって、もっと楽しいところかと思ってて
みんなに誘われるまま軽い気持ちで行っちゃって…。
松田さんがいるなんて思わなかったし…」
いや、松田に関しては俺にも責任あるし…俺もあんなゲイの餌食にされそうになっときながら
ほんとはのだめを怒る理由なんて無いんだけど…。
それでも、少なくとも今の俺たちには暫定的に上下関係が生まれてるみたいだ。
「あっそ……まぁいいけど、お前の人生だし…好きにしたらいいんじゃない?」
俺が言うと、怯えたような目で俺の方を見た。
なんだこの感覚…妙にゾクゾクしてくる…!
「大体、お前がどこで何してようが、俺には関係無いし。
合鍵も返せよ。お前のペースで行動されちゃ、俺だって迷惑なんだよ」
あ…泣くかな…?
ていうか泣け!俺の気が治まるまで、泣いて機嫌取るくらいしろよな!(俺様学)
「ご、ごめなサイ、せ、せんぱ、のだめ…」
ふえ〜っと泣き出したのだめを見ても、まだ気が治まらなかったが、まぁもういいや。
実際こうしてのだめが部屋に来て顔を見せたことで、幾分か機嫌が直ってるのも事実だった。
「とりあえずコーヒー入れて」
俺がそう言うと、のだめは泣きながらもキッチンに向かった。
424 :
344 21:2005/11/13(日) 09:53:28 ID:chQy38kj
先輩、やっぱりまだ怒ってるんだ…。
そりゃ、当然だけど…でもこうしてコーヒー入れろって命令されて
なんだか仲直りの挨拶のようで、ほんの少しだけ気が楽になった…かな?
…それにしても…このお薬、のだめの為じゃなかったみたいデスね…
ふぅっと溜息を一つ吐いて、コーヒーメーカーの電源を入れてしばらくぼーっとしていた。
この薬…コーヒーに入れたら…どうなるんだろ…。
もう怒るのやめて、ニコニコしてのだめの気を引くのに一生懸命になってくれる…かな?
いやいや、ダメだよ!そんなのほんとの先輩じゃないし!
それに悪いのはのだめだし…素人は真似しちゃダメなんだもん…!
いや、うん、でも、こんなの嘘っぱちかもしれないし…うん、ちょっとだけ…
あー…でも!
「おい、早くしろよ!」
その声にびっくりして、持っていたスポイトの手につい力が入って
あの、勢い良くコーヒーの中に…って蓋開いてたんデスか!?ぎゃぼっ!
はわ〜、どうやら全量入っちゃったみたいだし…。
ど、どうしよ、でも、ま、まぁいいか…?
「お待たせしました〜」
「おせーし」
そう言ってカップに口を付ける先輩の姿を穴の開くほど凝視してしまったけど
あ、あれ?普通に飲んでる…。
な〜んだ、やっぱりあんなの嘘だったんだ…。
自分で入れといてなんだけど、少しホッとしまシタ!
425 :
344 23:2005/11/13(日) 09:54:31 ID:chQy38kj
のだめが持ってきたコーヒーを受け取って飲もうとするとなぜかじっと見つめてくる。
なんだよこいつ…気持ちわりーな。
そう思って顔を反らしながら口を付けて……思わずコーヒーを吹き出しそうになった。
何だこの味…?
いつものブラックコーヒーじゃないし…。醤油っぽいっていうか…。
…………………。
はぁ、何考えてんだろこいつ…。
発想がここまで幼稚だと、もはや笑いしか出てこない。
人間て真性の変態を前にすると、とっても優しい気持ちになるもんなんだな…なんて
新しい発見に妙に感心をしつつ…のだめの提案に乗ることにした。
「のだめ…」
俺が声を掛けると、少し体をびくっとさせて俺を見上げてきた。
「今日のこと、反省してる?」
「はい、マグマより深く反省してます…けど?」
首を傾げて訝しそうな視線を向けてきた。
「じゃぁ、さ、なんか形で表してよ」
俺が言うと、のだめは最初何を言われてるのか分からない様子だったけど
段々俺の言ったことを理解してきたのか、みるみる顔を赤らめた。
「形……デスか?」
「うん、形」
俺が言うと、覚悟を決めたような表情になってベッドに上がってきた。
そして、俺の隣に座ると、軽いフレンチキスをちゅっとして、えへへ、と照れている。
え…終わり…か?
のだめを抱き寄せて耳元で囁いた。
「なんか…さっきからお前が可愛く見えて仕方無いんだけど…。
体が熱くなってきて堪んないんだよな…なんでだろう…」
426 :
344 24:2005/11/13(日) 09:56:03 ID:chQy38kj
もきゃーーーーっ!
何でいきなり先輩そんなエッチなこと言うんデスか!?
可愛いなんて、先輩の口から初めて聞きまシタけど、これがLOVE2000の効果!?
えと、ど、どうすればいいんデスか?
頭がパンクしそうになっていると、先輩がのだめの手を、あの、そんなとこ、なんで触らすんデスか!
でも、チュってキスしただけなのに、なんでこんなに、お、大きくなってるんデスか!!
た、確かに熱い気がしないでもないっていうか…あの…。
「今日…口でしてよ…」
………。
はう…数秒意識が飛んでたみたいデス。
あの、口って口で舐めたりするアレですよね。
断るにものだめが薬飲ませたせいでこんなことに…?
「あの、先輩…」
「ダメ…かな…」
先輩の目が少し潤んできた気がするのは、気のせいですか?
だ、大胆すぎデスけど!
そこにあてがわれてる手を少しずらしたら、先輩がびくっと体を跳ねさせた。
「なんか…今日俺、変かも…」
そう言って息を荒げている先輩を見たら、断る理由も思い浮かばなくて…。
「わか、分かりまシタ…電気、消してきます」
そう言って立ち上がろうとしたら、いいよそんなの、って言ってズボンのファスナーを下ろして
パンツの上のとこから、あの、直視できまセン!
こんな明るいとこで、先輩の…。先輩の…。
「んなジロジロ見るなよ…」
そう言って少し先輩は顔を赤らめたけど、なんだかのだめ、大きくなってる先輩のを見たら
俄然やる気が出てきて、可愛いなんて感想、変かな。
だって、なんか、うん、可愛いとか愛しいとしか、やっぱり表現出来ないや。
「い、いきマスよ」
そう言って顔を近づけたら、うんって返事が返ってきた。
って言ってもどうしていいか分かんないから、とりあえず、舌の先でボコッと出てるとこを舐めたら
頭の上の方で、はぁって切なそうな声が聞こえた。
合ってるのかな?
そのまま続けていたら、先輩が、もっと下の方も、って言ったから
その通りにペロペロ全体的に舐めてたら、ある一点で、先輩の腰がグッ、って跳ねたところがあった。
上から下まで一直線になってる血管みたいなとこ。
そこを舐めると、きっと気持ちいいんだ…!
根元の方から先端まで、その血管に沿って舐め上げたら、うぁっ!って声がして先輩が仰け反ってベッドに倒れていった。
427 :
344 25:2005/11/13(日) 09:58:58 ID:chQy38kj
薬が効いたフリをしていると、いつもより大胆な気持ちになってくる。
口でして、なんて、今までこいつに言ったこともやらせたことも無いのに。
でも、覚悟を決めて真剣に俺のを舐めてる姿を見ると、相当興奮する…。
ぎこちない仕草で一生懸命舐めている姿にさっきよりも充血してくるのが分かった。
次の瞬間…!のだめが裏筋のところを一気に舐め上げてきて…
不覚にも俺はその刺激に後ろに倒れこんでしまったけど…しっかりしなきゃな。
再度起き上がって快感に耐えながら、咥えてみろって言うと、のだめは素直に従って
俺のはのだめの口の中に飲み込まれていった。
くっっ…あ、暖かい…
はぁ…
そのまま上下に動いてって言ったら、のだめは、ふぁい、と返事をしてその通りにした。
その度にのだめの口角から唾液が泡になってはみ出してきて…
やばい…視覚だけでイキそうになる…!
それに、じゅっぽじゅっぽってなんてやらしい音立てんだよ、こいつ…。
はぁ…たまんね……
天井を向いて目を瞑ると、全神経がそこに集中して、あぁ、くそっ、気持ち良すぎる…。
と、急にのだめが口を離した。
「はう、なんか先っぽから…しょっぱいのが出てきまシタ…」
涙目になっているのだめをベッドまで抱え上げて、頬にキスをした。
「なんだと思う…?」
俺が聞くと、のだめは少し考えている様子だった。
そのまま首筋に吸い付きながら、パジャマの裾から手を入れて、剥きだしの胸に触れると
びくっと体が震えるのが分かって、のだめを押し倒した。
パジャマを捲り上げ、つんと上向いた乳首に吸い付くと、身を捩じらせて逃げようとしたから
「めちゃめちゃにしてやる…」
と耳元で囁くと、や、と小さく声を上げた。
乳首をつまみながら、耳元をくちゅくちゅと音を立てて舐めると、のだめの息がはっはっと短速になってくるのが分かった。
「松田さんと、あそこで何してたの…?」
「はっ、な、何って…んっ、何もして、ないデス…」
乳首を強めにつまむと、背筋を仰け反らせた。
「どうだか…。体触られたり、したんじゃないのか?」
「そ、そんな、手…て、つながれた…んん!やぁっ!それだけデスよっ」
「他には…?」
「………んっ…も、やだぁ…」
428 :
344 26:2005/11/13(日) 09:59:55 ID:chQy38kj
ズボンとパンツを一気に下ろし、のだめの陰部に手を伸ばすとそこはとろとろと粘性の液が絶え間なく溢れていた。
「正直に…言った方がいいんじゃない…?今日、俺少し変だし…。」
そう言って、穴の周辺をひたすら撫で続けた。
「や……んっ!最初に少し…抱きしめられたっていうか、ほんとにそれだけデス!」
最後の方は叫ぶようにしてのだめは言った。
抱かれた…?ってそれは聞いてない。
さっきまでのからかうようなものとは違って、本当にムカついてきた。
何やってんだよ、この女…!
「お前、無防備すぎるんじゃねーのか?」
「はう…ち、ちが…!」
緩めていたネクタイを、首から外すと、それで頭上に持ち上げたのだめの両手首を縛った。
それに、タオルで目隠しも。
「やぁ…!怖い…せんぱい!やだぁ!」
怯えるのだめにキスをして言葉を塞ぐ。
いつものような優しいものじゃなくて、かき回すような乱暴なキス。
のだめは視界が遮られているせいか、小刻みに震えている。
両方の乳房を強引に揉みしだくと、塞いだ唇の隙間から、んー!と苦しそうな声が聞こえた。
体を離して、距離を置いてのだめを眺める。
荒い息をさせたまま、口からは一条のよだれ。
胸は上下に大きく動いていて、足は閉じたまま膝を曲げている。
次に何をされるのか、緊張して強張っている。
のだめの上に覆いかぶさり、舌で乳首だけをペロペロ舐めた。
そこだけを接点にしているせいか、のだめは激しく声を上げ始めた。
「あぁっ…!あっ!も、だめぇ!」
無視してそのまま舐め続けると、涙声になってきたけど、構わない。
「お前、この間ポールにも、気安く触らせてたよな…。
何考えてんだよ。俺がどういう気持ちだったか分かんない?」
そう耳元で言うと、ひぐひぐと泣き出した。
「ちが…せんぱいのことしか、好きじゃないデス、ほんとに…。だ、だから…!」
「だから…何?」
剥きだしになった脇をくちゅっと舐めると、またのだめは身を捩じらせた。
手近にあった携帯を持って来て、バイブレーターのスイッチをONにした。
のだめは、何をされるのかと、また体を縮めて震えだした。
429 :
344 27:2005/11/13(日) 10:00:51 ID:chQy38kj
なんで、今日先輩そんな意地悪ばっか…
もうのだめ嫌デス!
あんな薬飲ませるんじゃなかった…!
急に先輩が何か機械みたいな、モーターみたいなものを取り出したみたい。
つ、次は何する気なんデスか?
戸惑っていると、その機械をのだめの…な、何やってるの?
やだ…。やだやだ!
嫌なのに…冷たい振動がそこに触れると、頭が真っ白になりそうだった。
こ、声が自然に出ちゃうし…。
何なんデスか…?
あ…駄目…なんかすぐにイッちゃいそう…。
足先が自然に伸びて、全身に力が入って…!
いやなのに、こんなの!
「イケよ、のだめ」
頭の上で声がして…目の中がバチバチと弾けた。
気が付くと、ネクタイもタオルも外されて、のだめ、気を失ってたんデスか?
ボーっと隣を見ると、先輩が心配そうにのだめの頭を撫でてて…。
「ごめん、大丈夫だった…?」
なんて優しく聞いてくれた。
も、もしかして、薬の効果やっと切れたんですかね?
はう、よ、良かった…。
ホッとしてたら、先輩がのだめの上に覆いかぶさってきて
「ごめん、まだなんだ…」
って申し訳無さそうに言って、一気に入ってきた。
あ…!
声を上げる間も無くって、そのままのだめの足を大きく開くと
いつもより激しく動いてて、先輩の汗がのだめの目の方まで飛んできた。
腿がぶつかり合う音が、パンパンってずっと聞こえてきて…。
のだめはまだ頭がぼっとしててすぐには反応出来なかったけど
何回も奥の方をノックされてる内に、また目がチカチカしてきて…!
430 :
344 28:2005/11/13(日) 10:01:56 ID:chQy38kj
のだめが気が付くのを待って、正常位で挿入すると
さっきのフェラの余韻もあって、割とすぐイッた。
のだめも一緒だったみたいで、また意識が飛んでるみたいだった。
しかし、今日はやりすぎた気がしないでもない…。
こんなこと、俺の人生の中でも初めて…だったし、結構ひどいよな…。
溜息をついて始末をしていると、のだめも帰ってきたらしい。
「先輩……馬鹿」
それだけ言って、布団の中に閉じこもってしまった。
すぐに追いかけてのだめを抱きしめる。
「馬鹿って…俺のこと?」
「他に誰がいるんデスか?」
お前だよ、と言おうとして口を噤んだ。
そのまま頭を撫で続けていると、思いついたようにのだめが言った。
「そだ!もうなんかおかしいの、治っちゃいましたか?」
「なんかおかしいって?」
「先輩!さっき今日変だって自分で言ってたじゃあないデスか!」
「あ?あぁ、うん、もう治った…かな?」
言ってから考えてみる。
たしかに俺はあの薬を飲まされたけど、あれはただの醤油だし…
でもなんか入ってたのか?
途中からは俺も自分が自分じゃないような高揚した気分になっていた。
ま、まさか…な。
のだめをいじめて気持ちよかったなんて認めたら
俺は松田と同レベルに落ちる気がしていた。
「はう〜、仲直り完了デスね!」
機嫌の良さそうなのだめにデコピンをしつつ、少しは自重しろよ、と言うと
「はい!もう、こんなの懲り懲りデスから!」
と、元気いっぱいに答えてきた。はぁ…。
431 :
344 29:2005/11/13(日) 10:02:40 ID:chQy38kj
後日
「ち・あ・き・君♪」
「……………」
「ご、ごめんね?」
「……………」
「……なんで、無視するのかなぁ…?」
「触らないで下さい」
「(ムカッ)僕、明日日本に帰るんだけ…」
「お元気で」
「とりあえず、僕は謝ったからね!これで、チャラだ!!」
「はぁ…借り作りまくっておいて何言ってんだ!?」
「違う!僕は一度は思い留まったんだ!その証拠にのだめちゃんは無事だっただろ?」
「おい…何企んでたんだ…!?」
「じゃあ、元気で!失功を祈る!」
「服返せ!!」
「…と言う訳でぇ、万事解決しまシタ♪」
「という訳って…何が?」
「むふ〜、黒木君のエッチ!とにかく無事に済みましたので!」
「あの日のこと…?ノダメも皆も気付いたらいなくてさぁ!せっかくブラッド来たのに
意味ないじゃんか!」
「はぁ……」
「LOVE2000、検索……ほわぁ、この会社、詐欺で訴えられてます!むきゃむきゃーー!」
432 :
344 :2005/11/13(日) 10:06:46 ID:chQy38kj
おわり
じゃあのだめ自分で薬飲めよ
とか
ピアノの試験はいいのか?
とか
そういう疑問は心の中に。
これで当分ななしに戻ります。
機会があったら会いましょう。では。
GJGJ!!!です!
ギャグとエロのバランスが最高ですね〜!!!
コナンと金田一の松田に大笑いしました!
次作もぜひぜひお待ちしています!
434 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 10:44:04 ID:A/OClw1s
GJ☆です!
松田さんには笑わせてもらいしました
ああいう策士な千秋も個人的にはすごく好きです
GJ!
これくらいの長さなら無問題
面白かったよ
GJだー!
みんなのリク入れてこの速さで書くとは・・・
恐るべしw
おkwwwwwwwwww←VIP?
千秋と松田の目線が(´∀`)イイ!
のだめのモノローグはなんか普通の少女漫画のヒロインみたいやね・・・
すごく面白かった!!けど松田に感情移入する身としては、
もっとのだめにエロイことしてホスかった。最後皆に責められ損でカワイソス
しかも松田なんでいつまでもパリにいるんだよww
lesson81ってもう初夏(5〜6月)じゃね?往復で滞在してんのけ?
おいおい!その辺は心の中で(笑)
なにはともあれ、GJ!
GJ!
つーか速筆だな
ジャンプの裏とかにあるようなうさんくさい広告を何で千秋"様"が
知っているのか(笑)
ここやっぱり面白い! GJ!
鬼畜千秋も見てみたいな。
あと軽くお仕置きプレイみたいなのも・・お尻ぺんぺんとか
こっそりおねだり
441 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/14(月) 23:43:07 ID:BCNu5tBh
季節的にふたりの温泉旅行とかみてみたい!鬼畜系じゃなくてさ
温泉で、まったりいちゃいちゃ、いいねぇ。
のだめを開発・・ていうかいろいろ教えてあげる千秋様はどうですか?
444 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 00:02:21 ID:nEtsYuYy
それって調教?
まったり系キボン
調教系でもキボン
調教いいな・・
初めてこのスレを見つけて、夢中で読みました。
千秋×のだめに萌えました。
おかげで、ガスに仕掛けていた明日の朝の味噌汁の具(大根)を
焦がしそうになりました(味噌、だしは未投入)
水のない状態まで煮詰めてしまいましたが、なべ、大根とも無事でした。
明日の朝は、よく煮えた大根の味噌汁を作ることができそうですw
それはよかったw
おせっかいながら、このスレの
>>202から過去スレが全部読めるよ。
今度は焦がさないようにネ!
正直あまりにもオバ臭漂うレスは勘弁して欲しい
オバQ??
のだめネタバレから飛んできました。
リクさせて下さい。
成長したリュカと由衣子ちゃんの甘酸っぱい雰囲気漂うネタです。
のだめに恋、速攻撃沈の思い出を持った天才少年リュカが、その後
フランスに留学して来た由衣子ちゃんに出会う。
リュカの恋を撃沈させた元凶である千秋のいとこ=由衣子と解った
その時・・。みたいな設定が脳内妄想してるんですけど文才無し!!
いちから読みましたがGJな作品イパーイですね。
自分は成長したリュカ×のだめが読みたいお
成長つっても数年後?性欲が芽ばえ始めの頃
てか、自分で書けばいいじゃん
リクばっかuza-
>451
それは虹ですでに出てるネタだから、ここで誰かが書くとまた
パクリとか言われそう。
虹とは違うものになればいいけどね。
影響力強いところがやってるから無理と思う。
ボジョレーネタ探して徘徊してたけどなくて残念。
しかし痛い奴の誕生日らしいが祝ってる奴少ないのな。
夏の誕生日の人とは大違い。
やっぱりい…(ry
>>455 あれだけ二次の話は禁句となってるのに、
まだしようとするオマエも十分イタイ
ってつられてみる
>>455 そんな暇あるならボジョレーでぐぐれ
ぅぉぇっぷ
〃⌒ ヽフ
/ rノ
Ο Ο_)***
てなるから
流れを変えようや。マッタリマッタリ…。
週末やし、誰か、神くるかな?
463 :
rr 1/2:2005/11/19(土) 00:48:55 ID:mKRviALT
ちょっと、短いのです。よろしく。
「のだめ・・・ 声だすなよ、入れるぞ」
深夜3時。やっと帰宅した先輩は、酔ってる。
私はもう、とっくにベッドにうつぶせで眠っていたのに。
そばに来て、いきなりネグリジェの裾をまくり、
指でヒモパンをずらしながら そう言って、
私の背中におおいかぶさるようにして挿入してきた。
「ぃやんっ! んむっ、んんんーーー!!!」
枕に顔を押し付けられてて声が出せない。息が苦しい。
どうしてこんなーーー
「んう・・・ はぁっ・・・ あっ・・」
「んんんー!!」
耳元に熱い息。身体の中心に熱いリズムを送り込まれてる。
手足をバタバタさせようとしてみたけれど、
いきなり与えられた 痺れるような圧倒的な快感に、頭がショートした。
瞬間、私の泉が一気に潤(うる)んだ。
ーー千秋せんぱいのココ、いつ入れてもすっごく気持ちいー・・・。
464 :
rr 2/2:2005/11/19(土) 00:49:43 ID:mKRviALT
私のそんな様子を見てか、彼は腰の動きを止めて抜き、
私を仰向けにして、安心したような笑顔を見せると、もう一度挿れてきた。
深いキスをされ、ぎゅっとお尻をつかまれながら、律動が身体中に響く。
私はもう、彼の背中に強く足をからめて、
彼の酔いが私に移ってくるのに夢中になった。
「あ・・のだめ、いい・・・ いくぞ」
「あんっ。あぁ・・・ せんぱい、イイっ」
夜遅いから声を出すな、と言われたから、必死で声を殺して囁き声で快感を伝えた。
「あー・・すげー気持ちよかった・・・」
「・・・せんぱい、ボジョレー飲み過ぎデショ!」
「ごめん・・。解禁パーティでつい・・。
でものだめが受け入れてくれて嬉しかったよ、サンキュ・・」
「えっ ///」
「*chu*」
だって、のだめ、どんなセンパイでも大好きデスから・・・
end
>「のだめ・・・ 声だすなよ、入れるぞ」
e ero--!!
GJです。ご馳走様でした。
俺も短いの
「よー!千秋!久しぶり!」
「……。」
「おいおいおいおい!無視すんなよ!」
「峰か…。何の用だ…」
「何の用って…用が無ければ話しかけちゃいけないのかよ!」
「当たり前だろ!!」
「親父ィ〜!」
「!!」
「ははは!冗談冗談!それよりよ〜、暇ならメシでも食いにいかねぇ?のだめ、今実家帰ってんだろ?」
「なんで知って…」
「裏軒情報網だ!って、親父から聞いたんだけどな」
「あっそ…。まぁ今夜は予定無いから付き合ってやってもいいぞ」
「おう!語り明かそうぜ!」
「明かすのか…はぁ…」
「おい、お前飲み過ぎ…!視点合ってねーぞ!」
「まぁまぁ千秋!固いこと言うなって!久々の再開なんだからよ〜!
海外行って1年半も、ことごとく俺の手紙に返事もしねえで!
薄情な奴だよな〜お前って!」
「メールで返してるじゃねーか!」
「温もりが伝わんねえんだよ!」
「はぁ…」
「それより、お前、のだめと付き合ってるって聞いたんだけど、そこんとこ聞かせろよな!
真澄ちゃんの話じゃ、相当ラブラブらしいじゃねーか!」
「……!別に、相変わらずだし…」
「語尾は明確に!ていうか、相変わらずって何だよ!
日本にいる時なんて、一緒に飯食ったり、いつも一緒にいたり……ってほぼ夫婦じゃん!」
「だろ?だから相変わらず、んな変わりねーし」
「おいおい、付き合うっつーからには、もっと、こう…あるだろ普通!!」
「あいつに普通を求めるな!」
「まだるっこしいなぁ!要するに、だから…あー、つまり、その、ヤッてんのかどうか聞いてんだよ!
お前らのそういうの、すげー興味あるんだよな!相手は、なんていってものだめだし!」
「やるって…何をだ?」
「おい!もう俺の方が恥ずかしくなってきちゃったじゃねーか!何ってナニだよ!」
「はぁ?また訳分からんこと言いやがって!ナニって何だよ!」
「……………。あの、千秋?」
「何だよ気持ちわりーな」
「のだめと…まだなの?」
「だから何が!」
(のだめ…不憫な奴……)
オモロイ。GJ!
性欲のない千秋が逆に新鮮w
新鮮だ…
レスに「調教」とありましたが、それはのだめ→千秋で
スマソ。もう寝る
松田のだめレイープとか読みたい?
よみたい!
でも注意書きいるかな。
夢オチできぼん
松田のだめレイープ
読んでみたい……
そしてそれをしった千秋の嫉妬もみてみたい。
邪道かしら……
嫉妬で済む問題じゃないだろ
犯罪だから
やっぱ夢オチにして欲しいよ。
同意のもとでやっちゃうっていうのも
見たくないし
夢オチならどんなでも読めるけど
夢オチ一票。
千秋の夢にすれば丸くおさまるよ!
おさまるよ!
478 :
470:2005/11/20(日) 14:21:49 ID:5Cd/Z7h1
じゃあやめます
夢じゃないならやめといたほうがいいね
結局それかよ。
なら、言うなといいたい。
一応お伺いを立ててるわけだし、
その上で受け入れられないと判断した上では仕方ないのでは?
無理に投下して荒れるのも本位じゃないだろうし。
でも個人的には読んでみたかったけど。
yomitakatta・・・('A`)
一応、注意書き前提なら何でも有りじゃなかったんかい?
職人氏にはコテつけてもらってそのシチュが嫌な人はNG登録で完全ヌルー
もちろん伺い立てて反応見て辞めるってのも自由だけど
レイプなんか読みたいのか。
変態どころじゃないな、このスレ
483は他のスレを覗いたことがないのか??
女体化、男体化じゃなければ
一部のSM系除いて何でもありでいいよ。
注意書きで大丈夫じゃない?
あまり過剰に反応して、投下しづらくなったりするのはやだな。
485 ドーイ
自分もレイプもの読みたい派…
変態でゴメソ
自分はのだめ関連でレイープは好きくないけど、
スルーするから無問題。
読みたくなければスルー。これ基本。
485サンに同意で投下しにくくなるのは…。
>>488に同じ。
ここは2ch。スルーするからドンと来い。
wktkしながら読むのでドンと来い!
お待ちしてます。
>>466 千秋はいじられキャラだけど、一番弱い部分を引き出せるのは
峰だよね!
492 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 22:56:42 ID:fcGlRKsw
夏休みに2人でいちゃいちゃもいいねぇ……(*´∀`)
夏休みは本誌に期待してるよ
でも三善の別荘(どこだっけ?)での
ふたり、なんかいいね。
おまいら(´・ω・`)
カーセックルと浜辺プレイのフラグが立ちましたよ
むしろ古城
古城興味なし
大がかりな話はいやだし
車いいな
前のリクエスト神光臨しないかな〜
孔雀期キター
本編のちあのだラブラブだね
嬉しいけど二次が書きづらい…特に邪道カポー
500ゲット。
休みなのに、人少ないねぇ。
誰かいる?
ノシ 今きたとこ
今月号、
「トレビアンとれたのかハハハ・・・」(←バカンスの口実ができジンワリ喜んでる様に見える)
「ごほうび20秒!」
の後、ターニャとフランクが入ってこなけりゃ
このスレ的によくあるイチャ展開になるとしか思えなかった
おぉーう。人居ましたか!
今号はやたらとラブ度高めだったよね。
バカンスって〜。
いきなりキスの時といい、今回といい、ドア開けたまんまだよね
とりあえず閉めれ
もうちょいターニャ達の入るタイミング遅かったら…
かなり面白い場面が見れたでしょうに…
という妄想が膨らむばかり
流れを読まずにカキコ。鬼畜系ってないね。
・リュカxのだめ 夢オチ
・リュカひとりエッチ、おかずはのだめ
きぼん。
ノルマンディでのバカンス中に初エッチ
きぼん。
今まではノエルの時に初エッチを済ませたと考えていたが
今号読んでまだなのかもとおもた。
のだめにとって初彼だから
千秋は意外に気を使っていたのか。
やっぱあのキスがあったから・・・
あれはひどかったよ。
なんだかんだいってノエルもさんざんだったし。
今度こそというか。
だからバカンスくらいは(定番の行事くらい)気を遣ってるんじゃない?
ハリセンxかおりちゃん であまあまエッチきぼん。
バカンスバカンスであそこがガバンス!
神を待つ。
514 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/30(水) 13:32:32 ID:5D7Ndqj4
千秋×のだめ 萌え多め希望〜
砂吐く位の激甘きぼんです!
516 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 06:50:29 ID:PIuWvGbO
千秋サイドの超×100000激甘きぼん
最近の本誌の甘々度を越えるのはなかなか難しそう
キスもエッチもしてないのに……
「ハグ?匂い嗅ぐ?のが20秒」がトレビアンのご褒美っていうのを見て
この二人はまだ……?と思ってしまった。
やはり、のだめに手を出すのは躊躇しているのか、千秋よ。
(でもベットの件とか説明つかないこともあるしなあ)
付き合ってから9カ月ぐらい経ってるけど、バカンス誘うにも
言い訳が必要なのはなんでだ。。。(ヘタレだ。でもかわいい)
のだめに手を出すにはどれだけの言い訳と勇気が必要なのか。
そのあたりのする孔雀時千秋のもんもんバカンス計画の葛藤を、
改めて読んでみたい気はする……v
全然関係ないけど どうか「ベッド」= Bed と書いて欲しい
ベット、って見るとなぜか萎えるのよ・・
虹の方々もよろちくねん
まじかいな。
逆にBedなどと英語で書かれるとひく。
確かに「ベット」て何だよとは思うけどな。
523 :
522:2005/12/01(木) 23:37:57 ID:ksHQOH5s
流れ読んでなくてソマソ。
>521さんは>519さんに言ってたのね。
>522
別に英語で書けとは言ってないんじゃ。
「ベッド」はBedと書くんだから「ベット」じゃおかしい、って意味じゃないの?
ベット、だと賭け事だよな
まぁ、千秋の場合は彼女がのだめだから、
ある意味賭け事だよな
527 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 00:44:24 ID:v8uYX8wn
↑ワロタ
ところで
>(でもベットの件とか説明つかないこともあるしなあ)
詳しくw
ベッドにいる時の描写がのだめは右に、千秋は左に描かれてることじゃない?(お互い一人の時だけど)
あぼーん
あれは関係ないんじゃない?
ただ単に、のだめと千秋の寝相の対比として
向きも変えてるのだと思ってた。
「普通にやってる」説と「まだやってないよ」説の間をウロウロしてしまう。
いい歳してやらない
千秋ED?包茎?あっち系?
・・・考えたくないのでちゃんとセックスぐらいしていて欲しい
というのが一読者としての願望。
のだめと一線越えてしまったら、本当に夫婦にされてしまうような
気がして、恐ろしくてできないのかもしれないな、とも思ったり。
でもやっぱり3年も4年もご無沙汰って、あり得ないような・・・。
ミルヒのお供でパーティー三昧の時こっそりつまみ食いしてた、のほうが
まだ納得できる。
>>528 thx
おにぎり食べるのだめとピンポーンの千秋ね
>>531 同じくウロウロ
ただ最近の千秋の否定が「夫婦(夫)じゃねー」に進化してるな〜とはオモタ
スレ違いゴメ
女性誌の健全漫画のヒーロー(?)がつまみ食いはいかんだろ。
それなりに誠実なお付き合いなんでない?
つまみ食いは書かれないだけでちょっとくらいあったのでは?と思ってしまう。
その方がリアリティがあるような
>>534 ああ、確かに。
それなら、つまみぐい千秋と、その後悔?もしくは懺悔読んでみたい。
とオモタ。
自分は流石にのだめとやってると思うが。(ループスマソ
ミルヒーのお供で、いろいろ連れて行かれてるだろうしね。
酒に酔ってたら……朝起きたら隣に知らない女が寝てたって
ことあってもおかしくないよね。
537 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 22:36:55 ID:fWLj6bAZ
でもやっぱりそれじゃあのだめがカワイソウだと思うのは私だけですか、そうですか。 神カモーン
大学時代編頃まで、千秋童貞説を疑っていたことはある……
(親父の不倫の現場を見てしまったトラウマかなんかで)
女遊びする千秋なんて嫌だ。
やっぱり千秋の相手はのだめ以外には考えられん。
遊びちゅうか、フツーの男としてありうるヨ
読んでみたい
千秋はフツーの男じゃないヨ
ストイックな千秋がのだめ以外の女を抱くなんて考えられないよ。
みんな乙女だなーvvv
つーかキモイから
どう見ても
>>544です。
本当にありがとうございました。
つまみ食いしててもいい派だが、してないよ派
根拠は公式BBSで「千秋は数年彼女いないけどたまってないの?」
の問いに作者が「オナヌーでもしてんじゃね?」と答えてたこと
あと、日本で学祭後にミルヒーに連れ回されホテルで目が覚めたとき
横で寝てた人の乳ポロリに欲情するどころか怯えまくってたから
少女漫画は乙女が読むものですから。
彩子とはしてるよね、普通の男女交際ぽいし。
のだめとどうか?は私も自分のなかでループ・・・
変態の森地図で表すといま千秋はどの辺なんだろう?
548 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 15:23:16 ID:cOoXkn0G
なんかずれてきたなー。氷プレイキボンヌ。
ゲロ甘キボンヌ。
550 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 17:53:33 ID:OI6VgJuK
千秋×のだめ、激甘で!!
ジャン×ゆうことか言ってみる……
休日なのに誰もいない…Σ(゚д゚lll)
昨日ぼけーっと音楽を聴いていて、
一青窈の「うれしいこと。」がなんとなくのだめっぽいと思った。
妄想&スレ違いスマソ。
553 :
エニグマ:2005/12/05(月) 18:06:29 ID:JTRjNGen
短いですが、Lesson82の後の予想SSを投下します。
千秋視点で、エロ少なめです。
10日になったらなんの意味もなさないんですが。
苦手な方、スルーヨロシコ。
554 :
1/エニグマ:2005/12/05(月) 18:08:20 ID:JTRjNGen
(おいおい、すげーじゃねえか!)
のだめのリサイタルの話が飛び出して、夕食は大騒ぎになった。
みんな驚きながらも、口々に彼女に祝福と激励の言葉をかける。
その表情を見ると、自分のことのように嬉しいらしい。
ひとつのアパルトマンに集まった同じ学生として、思うところはあるのだろう。
自分の将来に対する焦りや不安や少しの嫉妬。
オクレール先生の推薦と聞いて、フランクは特に悔しがった。
でも仕方ない。才能だけではやっていけない世界だから。
のだめが、そこに一歩踏み出そうとしている。
例え小さなリサイタルでも、それはとても大きな一歩なのだ。
俺は背筋がゾクゾクするのを感じた。
みんなのトレビアンと、のだめのリサイタルを祝って、その夜は何度も乾杯をした。
***
「やっと帰ったな」
二人でソファにもたれる。
「でもみんな、以外と早く帰っちゃいましたね?朝まで飲むかと思ったのに」
「あ、ああ…」
つか、間違いなくターニャが気を利かせてくれたのだろう。
俺ってそんなに……まあいい、ありがとうターニャ。
「みんなとしばらく会えなくなっちゃうのに〜」
こいつ、俺といるよりあいつらといる方がいいのか。
「のだめもう眠くなってきた…今日はこっちで寝ていいデスか?」
へー…寝るんだ。 寝 る ん だ 。
そのままフラフラとベッドに向かうので、俺も渋々ついてく。
「あ…」
のだめが何かに気づいて手に取る。
あ、あれは…
「先輩、これガイドブック?」
「あーそれはちょっと見てただけで…」(白眼)
「なんだ…ほんとにどっか連れてってくれるのかと思いました」
いや、その通りなんだけど。
こいつには直球で言わなきゃ伝わらないのか?
555 :
2/エニグマ:2005/12/05(月) 18:10:07 ID:JTRjNGen
「…その予定だったけど、リサイタルで忙しくなるんだろ?」
「えっ」
のだめが振り向いて俺の顔を見る。
「先輩、ほんとにご褒美考えててくれたんですか?」
「まあな」
「最高の夫です!」
「夫じゃねえ!」
「なのにすれ違い…ぎゃぼん」
「ピアノのが大事だろ?」
「でも、先輩とのだめのバカンスなんて、めったにないチャンスだったのに」
「まあリサイタルが終わったら行けばいいんだし、それに…」
彼女を後ろから抱きしめて言った。
「俺は、おまえにチャンスが巡ってきてくれて、嬉しい」
そう。こいつのピアノが好きだから。
「嬉しいんだよ、俺は」
「…がんばります」
嬉しそうに微笑むのだめ。
ああ、変わったな…
「でもご褒美は下サイ!」
彼女が腕の中で身体をこちらに向けて言う。
ていうか<ご褒美>ってなんなんだ。
「…また20秒?」
「じゃあ、30秒で」
「そんなんじゃ足らねーよ」
そう言って彼女をベッドに押し倒す。
いい思いしてるのは俺なんだけどな…
終わりです。お目汚し失礼。
リクに答えられずにorz 発売&神待ち
これがもし本バレだったら - 完 - って感じだなw 乙ー
>へー…寝るんだ。 寝 る ん だ 。
がやけにツボに入っちゃいましたw
本誌はどうなるかなー。
エニグマさん、乙でした!
エニグマ氏 GJ!
この流れで書き手が増えるといいネ
ところで、久しぶりにリレー小説や ら な い か ?
560 :
522:2005/12/05(月) 20:36:13 ID:JT6hJ2ei
前のリレー小説って未完だったよね?
561 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 21:18:32 ID:y5GrhruS
エニグマさん、GJ GJ!!
エロ少なめ好きなんで いい感じ 乙でした
また書いてね
>彼女を後ろから抱きしめ
これ本誌でも来ないかな〜
みかーん!
>>555 そ…その先ももちょっとキボン(*´Д`)
565 :
リレー小説:2005/12/06(火) 09:45:00 ID:c7PUfpk1
おはやうございます。リレ小説投下してみます。
-------------------------
555のつづき。
「はうん、…いいにおいデス。」
いつのまにかのだめが上になっている。今日は飲み過ぎた。
正直、力がぬけてしまってこっちが「はうん」だ。
のだめ、千秋のボタンを外し、胸に顔を埋めて嗅ぎ回す。
「ひゃめてくれ…くすぐったいって」ろれつが回らない千秋、へたれ過ぎ。
「今日ののだめは鬼畜デスよ。」
つづく
566 :
エニグマ:2005/12/06(火) 21:32:22 ID:4Qlahzxo
読んで下さった方ありがとうございます。
つか予想SSってスマソ。
単にL82の続きで書いたって意味です。
おお〜、リレーになってるんですね。
どうぞ使ってやって下さい。
でも、のだめ眠いって言 っ て た の に !
鬼畜ワロス
まあ予想つかないのがリレーの面白いところですね
私も名無しで参加してみます。それでは
567 :
リレー小説2:2005/12/07(水) 04:02:57 ID:jg1vD+iy
>565 の続き
体を乗り出して、舌で首筋をなぞってみる。
「真一くんの事、もっとめちゃくちゃにしたい…」
そう言いながら、両手で先輩の繊細な髪をまさぐる。
ふわぁ気持ちいい…
普段と違うのだめの様子に、先輩が驚いた顔をしてる。
もういいかな?
「…なーんちゃって☆ぷぷっ」
……あれ?笑ってくれない。
先輩は急に起き上ると、無表情のままのだめの顔を見た。
…え?どしたんですか…?
「ほんとにいいんだな?」
へ?
腕を掴まれて、反対に押し倒された。
先輩の体がのしかかってくる。
唇を乱暴に塞がれて、
息もつけないくらい深いキスをされる。
体が痺れる…
え、酔ってたんじゃないんデスか?
てゆうか、いつもの真一くんじゃない!
お酒の匂いと先輩の匂いが混ざって流れこんできて、
本能が危険信号を出した。
「っ!あの、真一くん?!」
「………」
無視?!
手が胸元に入ってきた。
ブラの上から胸をまさぐられて、
乱暴に服を脱がされる。
「な、ちょっと待って…」
「…待てない」
続く
568 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 09:46:12 ID:1SD+hQqa
キャー!ナイス展開!続いておねがいします
服を脱がされたのだめ。
「オレにも嗅がせろよ…」
千秋、素肌に触れるか触れないかの位置で、首筋から胸、脇腹などを嗅ぎ回る。
「ぎゃははは、ぎゃひ〜!くすぐったスギですヨ先輩、ちょっとやめて〜!」
全身鳥肌になりながら転げ回るのだめ。
「子供の頃飼っていた猫が、毎朝コレやったんだけどくすぐったくって目が覚めたんだ。」
つづく。
あああ、ダメ過ぎ。
570 :
初でつ…スマソ:2005/12/07(水) 18:33:54 ID:vv5QyWa+
「ぎゃぼー!やめてくだサイ〜!!」
笑い転げるのだめの口の端からよだれが垂れている…
…顔、汚い。
「あひ、あはぁ、もーダメです先輩〜」
そう言うとのだめは、俺の頭を自分の胸に押し付けた。
むにゅ…と柔らかい感触。甘すぎないフローラルの香り。
こいつ…確信犯か?
つづく。ネ申..._〆(゚▽゚*)へ委託
571 :
初でつ…スマソ:2005/12/07(水) 18:36:01 ID:vv5QyWa+
あ、千秋視点でした
千秋視点が萌えなもんで…
572 :
リレー小説5:2005/12/07(水) 21:39:14 ID:h96rEwvD
ちょ、ちょっと待て。
オレ、今どうなってるんだ?
のだめの胸の谷間に顔をうずめて…、いや、うずめさせられている…!?
さっきまでオレが主導権を握っていたはずなのに!?
まぁ、気持ちイイからもう少しこのままでもいいか…。
「こうすれば、先輩はもう攻撃出来ないデス」
耳の上からのだめの声が降ってきて、現実に引き戻された。
のだめの胸に触れている頬からから、じんわりとこいつの体温と鼓動が伝わってくる。
ボタンの外れたシャツの隙間から触れているのだめに
オレは早くなった鼓動を知られたくなくて、顔をあげ身体を離した。
そして再びのだめの首筋をなぞるように唇を這わせた。
「もう!先輩は猫じゃないんですヨ!」
のだめの頤に手をかけ自分の方を向かせ、ゆっくりと目を瞑ったのだめの瞼にキスをする。
次いで唇に。
少し開いたのだめの唇に舌を滑り込ませ、貪るように舌を絡ませる。
オレはのだめの舌を味わいながら背中に手を回し、ブラのホックを外した。
『…そうだな、確かに猫にはこんなことは出来ないな』と心の中で呟きながら。
自分も千秋視点で。
では、どなたかバトンを。ノ┃
573 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 23:40:21 ID:cuI9h0cF
あの、某サイトで官能小説など作って投下してます。
のだめは連載始まった頃から好きで、このスレもよく見てます。
神々の文章力には及びませんが、無い力を駆使して千秋×のだめの激甘書いてみようかと…
まずはショートから書いてみます。
でもリレーの邪魔になりますよね?
私も楽しみにお待ちしてます。
激甘・・いい響き!
リレーも楽しませてもらってます。
自分も待ってます!!
あと、それとは別に時期的にクリスマスネタで何かひとつ読みたいでス!
577 :
リレー小説6:2005/12/09(金) 12:30:20 ID:iHGmHCaD
もう限界だ
戸惑うのだめを無視して、彼女の中に入った。
彼女にはまだ強すぎる刺激を与えると、
そこがさらに熱を帯びて、きつく締め上げてくる
あまりの快感にめまいがした
俺がめちゃくちゃにしてしまいたい…
突き上げる度に、のだめがかすれた声をあげる
ダメだ、こんな…
こんな乱暴に抱いたりしたら。
わかってるのに止められない。
おまえがこっちの気も知らないであおるから。
おまえが全部わるい。
「もっと感じて」
そんな言葉が口に出た。
「な、んか…今日の先輩ヘン…」
のだめが途切れ途切れに抗議する。
ばかな奴。
俺だって男なのに。
おまえが知らないだけで、ほんとはいつもこうしたいって思ってるのに。
「ん、真一くん、もうちょっと優しく…」
ああ、そんな言葉 逆効果だ。
苦しんだ顔が見たい。
こいつを独占したい。
口を塞いで、なおも執拗に突き上げる。
「あ、だめ、やだ、いっ…ちゃ、う…」
ああ、やばい、すげー興奮する…
もっと…もっと乱れていい
その痴態を俺だけに見せてくれ
「いけよ」
さらに深く差しこんで追い詰める
のだめが顔を赤くして、いやいやをするように横を向いた
「ーーーっ…」
切ない声をあげて、のだめが達した
俺もすべて吐き出す
----------
昼間っからスマソ
誰か完結させてくれ
>>577-578 GJ!!強引なしんいちくん好きだ〜
(*´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ
おっぱいもおながいします…ってもう締めだけか
580 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 13:24:55 ID:Ebp7xwuE
581 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 18:21:00 ID:UBScNh1j
「おい」
「…」
のだめはまだ服を着ないまま背中を向けてふてくされていた。
「いいかげん機嫌直せよ」
確かにオレもやりすぎた。
いくら酒のチカラも借りていたとはいえ…
だが。
「元はといえばお前から誘ってきたんだろ?」
「むー…」
「さらに顔に胸まで押し付けてくるし」
「それはムッツリ真一くんには効果的かなーと思って」
「そう効果的…ってふ ざ け る な」
後頭部にチョップ。
「むきゃっ」
ようやく不機嫌な顔のまま振り返る。
「…今日のセンパイ、怖かったデス」
「なんか違う人みたいで。よっぱらってたせいデスか?」
「お前だっていつもと違ってたぞ」
今夜はやたら感じやすかったし、乱れてた。
そう素直に伝えると途端に顔を真っ赤にした。
あんな声で、あんな表情で、名前を呼ばれたら。
「…我慢できなかったんだよ」
「むっつりー」
「うるせー」
オレまで顔が熱くなるのを気づかれたくなくて
のだめを引き寄せて腕の中に閉じ込めてたら
そのうち小さな寝息が聞こえてきた。
のだめは、オレまで顔が赤くなってたことに気づかないまま、眠りに落ちた。
つたないシメですんません。
エニグマさん、リレー小説1〜6.5の皆様、おつかれさまでした。
完!!
582さん GJ!
やっとスッキリ
良かった〜
573さんのも首長くして待ってます。
586 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 21:37:23 ID:3PADebWI
GJ!!! たのしんだー
峰×マキちゃんきぼん。
588 :
ほかーん:2005/12/13(火) 22:51:59 ID:GmZSYyDl
ターニャが帰って、夜も更けて、一戦交えた後。
千秋は満足げに煙草の煙を吐き出して、言った。
「そういえばのだめ、ターニャに紹介する男って、どうするんだ?」
「もちろん、くろ木くんに決まってマスよ」
「はぁ!? ばか、おまえ、黒木くんの好み知らないのか?」
「センパイは黒木くんの好みのタイプ、知ってるんデスか?」
「え!?ゲホゲホゲホ・・・」
「大丈夫ですか?」
「うっ、・・だいたい、あのターニャに黒木君が合うと本当に思ってんのか?」
「そーデスねー・・でものだめの知ってる男性って、ポールとかリュカとかでしょ・・
いや!大丈夫デス!きっとうまくいきマス!野生(マングース)のカンが告げました!」
「知らねーぞ・・」
「きっと、今ののだめとセンパイみたいにラブラブになりますヨ(ちゅ)」
589 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/14(水) 08:48:04 ID:U2IWN6nc
ほかんGJ!ほのぼのでイイ感じ
しかし案外くろきん×ターニャもアリだと思う
千秋×のだめだって元々は正反対の二人だったんだし
今後が楽しみ
590 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/14(水) 08:49:43 ID:U2IWN6nc
あ、だれかsageかた 教えてください…
メール欄にsageと入れればよい
>591
ありがとう☆ このカキコでやってみる
「ぜっってー合わない!!!」
と、思ったのにいつの間にか「デコボココンビでお揃いじゃんw」と思うように
なってるのが二ノ宮マジックなんだよなー♪
今からターニャが堅物のくろきんの気を引くために一生懸命ダイエット(主に腹)
する妄想でもして萌えてみるよ。
595 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/18(日) 00:37:11 ID:O5jEW1pM
保守
待ち
ミミズ千匹をください
ミミズをください!
599 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/19(月) 01:57:28 ID:9LL/hqAx
のだめで触手モノか…ちょっとそれはキッツイなぁ
それはそれで新鮮かも…
ねーよ!wwwww
千秋が激怒して叫んだ!「ここにでも入ってろ!」
のだめが、ミミズ千匹溜めに突き落とされた。ウニョウニョウニョ〜、ブゴゴ
違うだろーw
「スケバン刑事」であったなー そういうの..思い出しちまった。<ミミズ
神降臨 期待カキコ
>>602 もしかしたら、のだめなら奇声で対抗できるかも(笑)
そんなヒロインは史上初だな
うきゅきゅきゅ〜。最近、この奇声はでない。
触手なら清良のほうが…
はいはいワロスワロス
608 :
お城もうそう:2005/12/20(火) 17:32:19 ID:7MYswkyy
触手じゃないけれど…千秋×のだめ投下。
最新号の補完ぽく、リサイタル前夜です。
エロエロ目標にがんばりました。
「もーっ、ホント最悪!なんでアンタと同じ部屋なの??」
「…それはこっちのセリフだよ。恵ちゃん何考えてるんだ…」
青緑。
のだめのリサイタルに呼ばれたターニャと黒木は、
初対面にもかかわらず宿泊先で同じ部屋に案内された。
どうやら連絡がうまく伝わらず、夫婦扱いされている。
「仕方ない。千秋君には申し訳ないけど、部屋割りを男女別に…」
「ちょっと!今から訪ねるのやめたほうがいいわよ」
ターニャの意外な発言に黒木は足を止めた。
「何言ってるんだよ。君だって僕と同部屋なんて納得できないだろ?」
「あたりまえよ!でも…アンタ、千秋のことよく知らないようね」
ターニャの言葉ひとつひとつが黒木のカンに障っていた。
しかしターニャは気にせず言葉を続ける。
「さっきの千秋、散々ワインあおってたせいか珍しく上機嫌だったでしょ?
そういうときって、大抵ねー…孔雀時だし。」
「くじゃく??何が言いたいの?」
(青緑とか孔雀とか。
ていうか孔雀は君の服のセンスじゃ…)
部屋に入ってから眉間のしわが寄ったままの黒木は
わけがわからないままターニャの行動を見守っていた。
「今お邪魔するとのだめには恨まれるは、千秋には睨まれるわで面倒よ〜?」
そういうとターニャはタンブラーグラスを取って、ひとつを黒木に手渡した。
そして壁にグラスを垂直につけ、自分の耳を当てる。
「…あの。」
「何ぼさっとしてんのよ!ほら!」
「僕は盗み聞きなんて、ていうか、そんな古典的なやり方で聞こえるわけが…」
(このコ、まだ10代って聞いた気がしたんだけど…)
そんな黒木の意見は全く聞かず、ターニャは壁に集中した。
次第に口元から怪しい笑みがこぼれる。
「うっわーあ…相変わらず孔雀ねー千秋ったら…
明日のリサイタルに響かなきゃいいんだけど…」
「えっ!?聞こえるの?」
黒木が理性と欲望(盗み聞き)の狭間で葛藤している頃。
隣の部屋。
「せん…ぱい…」
千秋は目の前の光景に欲情していた。
のだめのうわずった声。
そんな彼女は壁に手をつき、
スカートをたくし上げてお尻を千秋に向けて突き上げるように立っていた。
わずかな灯りに映される脚線美は白くどこまでも艶やかに千秋を誘う。
「お前…エロすぎ」
ショーツも片側の紐がすでに解かれ、もはや意味をなくしていた。
「誘ってきたのはお前の方だぞ?わかっているよな…」
千秋の指がゆっくりと、太腿を撫で上げ、遊ぶように尻を揉みはじめる。
「はうっ…んん…」
千秋からのわずかな刺激でものだめは吐息を漏らし、白いお尻がぷるっとふるえる。
のだめは肝心の所になかなか触ってくれない千秋に不安になり、
時折振り返ろうとするが、その度千秋が強い刺激を与えてそれを制する。
千秋の指は、蜜がすでに垂れてきている内股を這い回るが
ギリギリのところで止め、のだめを焦らし続ける。
「やあっ、もうイジワルしないでくだサイっ。先輩…」
「なにが。して欲しいことがあるならちゃんとお願いしてみろよ」
「おねがい、あそ…こ…さわって、ください…」
垂れた蜜で自分の指を濡らし、後ろの菊穴に塗りつける。
「ひゃあぅっ!!」
途端、のだめが跳ね上がるように全身を震わせた。
「や!違う!!そんなとこ触らないでクダサイ!!」
「違うのか?そう言いながら感じたんじゃないか?変態だなー」
「気持ちよくないですよ、もうっ」
「お前の言い方がわかりにくいんだよ。はっきり言え」
「…っうー」
千秋はのだめがそういうことをまともに口にしたことがないのを知った上で譲らなかった。
恥ずかしがられると余計言わせたくなる。
(どうする?のだめ)
しばらく口をもごもごさせていたのだめは、頭(こうべ)を垂れたかと思うと
右手をおずおずと内股からのぞかせ、千秋の右手をとって自分の秘所へ誘導した。
「ココ、さわって欲しいんです…」
(そうきたか)
千秋はのだめのされるがまま、ただ自分から一切手を動かさなかった。
すると、のだめのほうから手をこすりつけるように腰を動かした。
「おねがい、触って…」
「ちゃんと触ってるよ」
「ちが、いつもみたいに…」
「いつもみたいにって、どんな感じ?」
「こんな…ふう…」
千秋の指先がクリトリスに引っかかるように手を使う。
無意識なのか、腰の動きも次第に激しくなってきた。
「あ、はぁっ、ひゃんっ」
「…おい」
「ああ、せんっぱいぃっ…」
千秋の呼びかけにも応じず、それはもはや自慰行動と変わりなかった。
(人の手使って生オナニーショーかよ…変態のだめ)
言葉とは裏腹に、初めて目にする恋人の淫猥な姿に激しく興奮し、
すでに千秋の股間は怒張していた。
「自分だけ楽しむなっ、よ!」
愛液まみれの指は突然の動きもスムーズにし、2本の指を秘所に難なく滑り込ませる。
「っふああああっ!!」
突然の刺激にのだめが激しく痙攣する。
「あっあっっ!!」
「すっげーやらしいな…」
器用に片手で下着まで下げ、手についた愛液を自身に塗りたくりながら秘所にあてがう。
「あ…こんなに…」
のだめもたまらず尻を震わせる。
「オレも楽しませてくれよ…いくぞ」
「ハイ…」
千秋は一気に自身を奥まで貫いた。
「はあっ…ああああ!」
「うわっ…いいっ」
熱く濡れそぼった秘所は千秋を難なく受け入れたかと思うと、喰らいつくように締められる。
かまわず激しいピストンを始めると、それにあわせて愛液の淫らな音が二人の耳を刺激した。
「のだめ、ビチャビチャいってるぞ。聴こえるか…?」
「やあっ、あんだめっ」
「ほら、自慢の耳でもっと聴けよ」
「やあ…え?」
動きを止め、ゆっくりと、先端ギリギリまで引き抜き、
「っっ!!!!」
再び奥までたたきつける。
「あああっ!!だめえっ、はげし…と、すぐ、いっちゃう…っ!!」
「いいよ、無理するな」
快感の波に耐えられないのか、のだめの膝がガクガクと痙攣している。
のだめの荒い呼吸を一度整えさせると千秋は挿入したままゆっくりと
のだめの身体を落とし、膝をつかせた。
「イキたくなったら、言えよ」
のだめのうなじに優しくキスを落とし、激しいピストンを再開する。
「あっ、ふうっ、しんいちっくん…!!」
「のだめっ…」
「ああっ、も、だめ、いくっです…!イク…っ!!」
秘所が今まで以上に締め上げる。
「ばか、っ締めすぎ…!」
「あああああああああっっ!!」
「ぐ、ううっ!!」
ギリギリで引き抜き、のだめの仰け反った腰のくぼみに吐き出した。
「はう…うん、あったか…」
「はあ、はあ、あぶねー…、はあ…」
千秋はそのまま失神してしまったのだめの身体を綺麗に拭き取り、
新しい下着をはかせてベッドに眠らせた。
のだめから誘ってくることも、あんなに淫らになることも珍しかった。
(城に興奮したからか?それとも…)
(あののだめでも、明日のリサイタルが不安だったんだろうか)
もしその反動であんな行動を取ったとしたら。
「ただ興奮してたオレって…」
素直に楽しんでしまった自分に罪悪感が募る千秋だった。
翌朝。
「おっはよゴザイマスーっ!!」
「おはよー、のだめ。なんだ、緊張してるかと思ったのに」
「大丈夫ですよ!今日はがんばります!!」
爽やかな朝にふさわしい笑顔の女性二人に対し。
「…うす。」
「おはよー…千秋君。二日酔い?」
「まあ…そんなとこ…黒木君こそ、顔色悪い?」
「うん、まあ、ちょっとね…」
「「はあ…」」
千秋と黒木、青緑。
完
−−−−−−−−−−−
くろきんとターニャに何があったかは
ご想像にお任せします…
GJ!(;´Д`)
GJ!GJ!!!エロいー
面白かった 千秋、Sだね
ターニャとくろきんの雰囲気も好き。
乙!
過去ログの4と5って読めないんですか?
ガリ寿司の時のようにいぢわるだね>千秋
千秋の手を栗に持っていくのだめが可愛い。
617 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 00:21:31 ID:6pexagf3
618 :
615:2005/12/21(水) 00:50:45 ID:Leq73XGK
html化されてたんですね。
一番上しかチェックしてなかったので分かりませんでした。
ありがとうございます!
千秋の手を使ったオナニーショー… グッジョブ!!
さて…ターニャとクロキンには何があったんでしょうね(笑
620 :
BJ:2005/12/22(木) 21:40:28 ID:Prl4cr1j
千秋のだめで投下します。
千秋視点でエチあり。
時期はトレビアン後、リサイタル前くらい。
漫画のイメージが好きなんですが、
別物になってしまってます。
苦手な方スルーヨロシコ
621 :
BJ:2005/12/22(木) 21:41:56 ID:Prl4cr1j
「孔雀期」byターニャ
なんだそれは…。
発情期の、孔雀?
このオレが?
オレは自分の欲望くらい
自分でコントロールできるぞ―――。
***
食事のあとのいつもの光景だった。
あいつがピアノの前に座って
今日練習した曲を奏でている。
あいつの演奏を独り占めできる時間。
本人には言わないけど、
他の男どもに対して密かな優越感を憶えた。
あ、なんかキスしたい…。
演奏中にも関わらずそんな事を思った。
ピアノに没頭してるあいつは、
ピアノの事しか考えてないだろうけど。
そういえばあの時―――初めてキスした時、
のだめが拒絶していなかったら、
どうしたのだろう。
そのまま強引に押し倒してしまったのだろうか。
今となってはわからない。
だけど今同じ事をしたら、
のだめはどうするだろう?
怒る?呆れる?受け入れてくれる?
考え出すと止まらない。
確かめないわけにはいかない―。
そっと後ろに立って声をかけた。
「のだめ」
「はいー?」
顔をピアノに向けたまま、のだめが答える。
こいつ…
ちょっとはこっち見ろよ。
身体を乗り出すと、正面に回りこむ形で、
唇をふさいだ。
「…っ」
622 :
BJ:2005/12/22(木) 21:43:09 ID:Prl4cr1j
急に呼吸と演奏を遮られて、
のだめの身体が無意識に抵抗した。
両腕を押さえてなおもキスを続けると、
真意を図りかねたのか、
抵抗をやめ、オレを不満そうに見た。
「ピアノが終わるまで待てないんデスか?」
「ま…待てない」
なんでオレが、
その気にさせられているんだ――?!
のだめの反応が見たかっただけなのに…
もうどうでもいい。
とにかくのだめを掴んで寝室に運ぶ。
「もう、真一くんは甘えん坊さんデスね」
猫みたいに掴まれながらのだめが言う。
「のだめがピアノに夢中だったから嫉妬したんでショー」
そ、そうなのか?
結果は、「怒って呆れて受け入れてくれる」だった。
あ、あいつの方が大人?
…オレって………。
623 :
BJ:2005/12/22(木) 21:45:21 ID:Prl4cr1j
のだめをベッドに落として押し倒した。
オレの体重で動けない彼女にキスを落とし、
舌で口内をまさぐる。
手は胸のラインをなぞり、服のホックを探す。
「ん、真一く…」
正直、他の事は考えられない。
ずっとこうしていたい。
発情期と言われても仕方ない。
耳たぶを優しく噛みながら、
時折 舌で中の方をなぞる。
唾液の音を響かせてやると、
のだめの身体がびくっと震えた。
かすかな声が漏れる。
でもまだ解放してやらない。
「反対側も…」
そう言って反対の耳にも、
舌の洗礼を受けさせた
のだめの身体から十分力が抜けたのを見て、
服をおろし、ブラを外す。
その白い胸の頂きを口に含んで、
思うままに味わった。
「あ、あ、のだめおかしくなっちゃいそ…」
「いいよ」
「あっいや、もう…っ」
いつもならこれくらいで、
自分のものを入れるのだが、
今日はもっと違う事をしてみようかと思った。
624 :
BJ:2005/12/22(木) 21:47:23 ID:Prl4cr1j
のだめの下半身にゆっくりと顔を近づけていく。
「な、何するんですか?」
のだめが不安そうな目で俺をみる。
まだ彼女にこうゆう事は教えてなかった。
でもそろそろ覚えさせてもいい頃だよな…
他にも色々したいし…
「恐くないからじっとして」
そう言って、彼女の一番敏感な部分を
唇でそっと剥き出しにする。
先端には触れないで様子をみてみると、
彼女は緊張してこわばっているようだった。
やばい、萌える。
たまらずに、舌を使って
クチュ、とその場所を犯した。
「あんっ」
のだめが矯声をあげたので、
さらに吸い付きながら
舌で根元から先端までなぞってやる。
「いや…センパイ、恥ずかしい…っ」
「なんで?何が恥ずかしいの?」
「だってこんな…嫌ぁ」
舌を割れ目に差し込むと
のだめが身体を震わせてのけぞった。
彼女が両手で顔を覆ってしまう。
つい最近まで処女だった彼女には、
身体的にも精神的にも刺激が強いのだろう。
その姿は俺を煽ってしまうのだが。
「のだめ、もっと感じて?」
「んんっ…センパイ…あ、そんな、や…」
音をたてて、そこを舐め上げる。
時々舌を中に忍ばせると、
のだめが押し殺した声を漏らした
625 :
BJ:2005/12/22(木) 21:50:03 ID:Prl4cr1j
それをもっと楽しみたい気持ちはあったが、
彼女がぐったりしてしまったので、解放してあげた。
「俺のもしてくれる?」
なんとなく聞いてみる。
「でも…やり方わからないですよ?」
彼女がとろんとした顔で言う。
あ、すげーやらしい顔…。
俺はベッドに腰かけて、彼女を脚の間に降ろした。
「おまえの好きなようにしていいから」
そう言うと、彼女は戸惑いながらも、
膝をついて俺のものを口に含んでいった。
くっ…たまんね…
温かく湿った舌で
懸命に自分のものをまさぐられる。
気持ちよくておかしくなりそうだ
てかこの眺めが…
意外なほど細い身体、子供みたいな表情、
曲線を描く豊かな胸。
エロすぎる。
しかも、ちゅぱ、ちゅぱ、って、なんつー音を…
「のだめ」
我慢できない。
彼女を引き上げて
そのまま俺の上に股がらせた。
上半身が密着して座位の姿勢になる。
「入れるぞ」
自分のものに手を当ててゆっくり挿入する。
「んんっ…」
十分濡れているのにそこはやはりきつくて、入れるだけでも気持ちよすぎる
奥まで入ったのを見計らって少し抜くと、小さく突き上げた。
「やぁっ…」
626 :
BJ:2005/12/22(木) 21:52:30 ID:Prl4cr1j
のだめが必死で俺にしがみついてくる。
そのまま何度も突き上げる
「あ、あ、あ…真一くん…っ」
のだめの身体から力が抜け、俺の方にもたれかかってきた。
そのまま自分も後ろに倒れて、正常位にもっていった。
ピンク色に染まって少し汗ばんだ身体。
背中にまわされる細い腕。
全てが心地よく俺を高ぶらせていく。
何もかも奪ってしまいたい。
いつものように気遣った言葉もかけずに
執拗に突き上げる。
のだめもそんな様子の俺に戸惑って、
それでもただ快楽に身をまかせる事しかできない。
だんだんとあげる声もかすれてきた。
「もうだめ…」
のだめが熱っぽい声でつぶやく。
そんな彼女を見て、ますます高揚する。
「いいよ」
そう言うと、背中に回された腕から力が抜け、
つながっている場所が危ういほど締め付けてきた。
「……っ」
切ない声を上げてのだめが達する
俺も限界だ…
「いくぞ」
のだめがうなずいたのを見て、
彼女の上に全てを吐き出した。
627 :
BJ:2005/12/22(木) 21:53:43 ID:Prl4cr1j
***
翌朝。
「センパイの鬼蓄」
突然の言葉に飲んでいたコーヒーを吹き出した。
「な、なんで?」
「覚えてないんですか?人のことさんざんいたぶっておいて」
いたぶったってそんな。
まあすごく良かったのは確かだが、
あれで鬼蓄はないだろう。
全然ノーマルだ。
おまえの認識が幼いから…
そうだ、俺は悪くない。
咳払いをして、開き直る事にした。
「まあ、だんだん良くなるから…」
「なんでのだめが合わせなきゃいけないんデスか!ムキー」
Fin.
終わりです。
ありがとうございました
改善点とか教えてくださると喜びます
では失礼しました
よいお年を
GJ!!
GJ!!でした。
自然な流れで読みやすかったデスよ?
「めぐみ」派ですが「のだめ」も違和感なかったし..。
2人のキャラも活かされてたのでは?
>「ピアノが終わるまで待てないんデスか?」
大人なのだめ イイ!
折角だから落ち着いた大人な反応ののだめも読んでみたいです。
キャラ的に難しいかな?他の方のも、どうしても千秋主導になっちゃいますものね。
それがイイ!のですけど。
惜しいのは 鬼蓄→鬼畜かな?
でも作家の皆さま
本当に楽しませて頂いております。
GJ!
翌朝の千秋の動揺した台詞いいなあ。
私の想像する千秋にちかいよ。GJ!
GJ!!
以外に大人なのだめ 良かった
ちなみに自分は「のだめ」派
o 。 ______o O 。 。 °
。 ○ o ○ / ィ ○ o ○
o /ニニニ)⌒ヽ o
o (´∀` )___)
○ 。 ○ /○ ○) /|,. o O o
。 o o ∠∠______∠_/ / ○
o .|/ |_/ ○ 。 o O 。
o O / ̄ ̄ ̄/ ̄ o 。
。 ノ / o O
o o ∧ ∧___ノ)∧ ∧___ノ) 。 o ○
o (*゚ー゚) (゚Д゚*) つ o ° o 。
。 o ∪-∪'"~ ∪-∪'"~ 。 。 o °o 。
__ _ 。 __ _ o o__ _ °
__ .|ロロ|/ \ ____..|ロロ|/ \ __ |ロロ| __. / \
_|田|_|ロロ|_| ロロ|_|田|.|ロロ|_| ロロ|_|田|.|ロロ|_|田|._| ロロ|_
クリスマス終わっちまった…。何もなかった。
年末に向けてかなんかでいつの間にやら虹サイトも続々閉鎖。
テラカナシス
>>634 公式にXマスプレゼントきてるよ 早く受け取りにいくんだ
ベッドシーンのイラストが公開UPされています。・・一応ベッド上だし。
637 :
634:2005/12/27(火) 02:02:13 ID:bmhSdg/s
逝ってきた。
あほな発言してスマソ。
↓以下、神降臨の予感
公式見て来たけど、イラスト見れなかったorz
携帯からじゃダメなのですかね?
携帯からじゃ無理ですよ。漫喫にでも行った時にみませう。
640 :
sage:2005/12/27(火) 21:20:52 ID:r0j9OTHH
ブラウザ積んでる携帯なら見れるんじゃない
京ぽんから見れたよ
641 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/30(金) 21:36:31 ID:nbWQVU46
今年最後のホシュ
最近職人さんの投下少ないな・・・
バカンスは未確定事項が多すぎて書くの難しいだろうが
希望予測SSや変則カポものなど良かたらキボンヌ
642 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 13:15:01 ID:eK0ZGFV/
新年オメ!!
ノエルの夜のつづきを妄想してみました。ギャグっぽいですが・・
ノエルの夜のつづき
のだめのピアノを聴いたあと、千秋は心が落ち着いてくるのを感じた。
こいつのピアノはやはりうまいと思う。
・・・だが、弾くのが少し違うじゃねえか!。
あいかわらずのだめは作曲癖が直っていねえ、こいつはぁ!。
「こうだろ、こう!」
千秋は、横から手を出して弾いた。
のだめはハッとした顔をした。
千秋の弾いた音が、少し変なのだ。指の動きがおかしい。
「千秋センパイ、指、怪我してマスよ」
千秋はハッとした。
そうだ、石畳に手をついたとき、すりむいたんだ。
固い石の路上だ、激しく手を突いたから、怪我したんだ。
「そんなことより、のだめ、ちょっと来い!」
千秋は、いきなりのだめを後ろから羽交い締めにした。
そして、のだめを立ち上がらせると、すぐさまベッドの方にひきずって行った。
すごい力だった。
「セ、センパイ、ナニするんデスか?!」
千秋は、抱き寄せていたのだめを、ベッドの上に素早く横にした。
のだめは、ベッドにうつぶせの姿勢になった。
のだめはあわてて見上げて、千秋の顔を見た。
千秋が上から見下ろしている。
その表情は、ニコリともしない。
のだめは、期待とともに恐怖を感じた。
千秋は、はっきりした声で言った。
「お前、服、脱げよ」
「ほげっ!、恋のABCは、腹ごしらえの後からデスヨッ!」
のだめは手足をばたつかせた。
千秋は無視して、両手を上から降ろしてきて、ワンピースのすそをまくりあげた。
すごい力だった。
のだめの太ももが見えた。
さらに、さらに上の、のだめのヒモパンが丸見えになった。
「モギャ!、のだめ、まだお風呂入ってまセン!」
「ちょっとお前、うるさい」
千秋は片足をベッドの上にのせるやいなや、のだめの両足を上から押さえて動けなくした。
千秋は、ヒモパンに手をかけた。
ぐっと力を入れて、パンツを引き降ろした。
のだめの尻が見えた。
千秋は、のだめの腰から尻にかけての部分をじっと見つめた。
少し赤く腫れてる。
石畳の上だった。ワラの畳とは違う。
さすがに無謀な技をかけてしまったと思う。
皮膚が少し赤くなっているが、用心のため湿布をしっかり張っておかねば。
千秋は思った。
のだめは、ベッドの上でうつぶせになったまま、パンツをずり下げられた姿で、おとなしくなっていた。
泣いているのかもしれない。
が、千秋にとってはケガの具合の方が気になることだった。
千秋の手はパンツにかかったままだった。
千秋は、パンツから手をそっと離した。
のだめは、足をバタバタさせたときの態勢で足が半開きのままだったので、のだめの尻の穴がチラッと見えた。
千秋は、目をさりげなくのだめの背中の方にうつした。
すると、のだめの服のひじの部分がやぶけているのが見えた。
よくみると服の背中部分も、体落としの技のせいで服の生地が擦れてる。
ひじの服の穴から、皮膚に少し血が滲んで固まっているのが見えた。
千秋は、のだめを半ケツの姿のままベッドの上に置いたまま、家庭用医薬品の箱をとりにいった。
たしかあったはずだが、幸いなことに箱はすぐ見つかった。
千秋は箱の中を見ながら考えた。
「湿布薬と、傷薬だな・・・。」
見慣れない小箱が入っていた。
買った覚えがないが、その箱を開けてみると、コンドームが入っていた。
「センパイ、早くしてクダサイ・・・。のだめ、それ買っておきまシタ・・・」
千秋の手がブルブル震えていた。
1分経過
「むきゃあー」のだめの体に、薬やら湿布やら塗って張って、のだめはうつぶせのままうっとりして言った。「とても気持ちよかったデス、あふーん」
千秋は「変な声だすな!」と、プンプンしていった。
千秋は、湿布の薬が手の傷にしみて軽い痛みを感じた。
水道で手を洗いつつ、傷をよく観察した。
手の傷は、皮膚の表面だけだし、指の関節を傷めたわけでもない。
傷薬を塗っておけば、大したことはなさそうだ。
千秋は、自分の手をじっと見つめた。
「ああっ!」のだめが急に大きな声を出した。
千秋はびっくりして振り向いた。
「めだめ、センパイにも薬塗ってあげマス!」
のだめは急にむっくりと起き上がって、ヒモパンをひっぱりあげつつ、薬箱にむかって走った。
「センパイ、コレっ」
ニコニコしながら、のだめが手にとった薬品を見ると、フランス語で「歯磨き粉」と書いてあった。
はあ〜、千秋はため息をついた。
「おまえな〜!」
こういうのところも、理解の範疇を超えてる・・・
千秋は苦笑いしながら、ノエルの夕食の準備に取り掛かった。
おわり
以上、半童貞の妄想でした。
新年早々、恐縮でありマスが、改めて、
あけましておめでとうございます。
あけおめー
GJ!
手当てのし合いっこってなんかイイ!
漫画とはいえ、怪我しなきゃおかしいシーンだったしなw
てか半童(ry ってww
何がwww
また面白いシュチュで書いてくれ
初投下したいのですが・・エロ要素がなくってもだいじょぶデスカ?
だいじょうぶデス。ぷらとにっくな精神的な純愛も好きデス
じゃ、お言葉に甘えて短いおふざけを。
朝、ジョギングから帰った千秋はターニャに出くわす。
「・・・お前もやったほうがいいんじゃねーの?」
「あのね〜千秋はデリカシーなさすぎ!そんなんじゃ愛妻にもいつか嫌われちゃうわよ」
「妻じゃねぇし」(あいつが?まさか…俺にべた惚れだし)
「大体ねぇ、千秋はもっとのだめのこと可愛がってあげなきゃダメよ。」
「はぁ〜?」(さんざん可愛がってやってるけど、飯とかあとは…”照”)
「のだめって結構もてるのよ!私学校であの娘のこと紹介してって頼まれてばっかりなの。も〜やんな
っちゃう〜!フランスではあ〜いう化粧っ気のないあっさり系が好まれるのかしら?」
「さ〜ね」(マジかよ)
「も〜しっかりしてよ!これだから孔雀時は…」
「うるせ」(あいつそんなこと一言も…
遅めのブランチをとったあとソファでくつろぐのだめと千秋。
いつものようにのだめは千秋に膝枕をしてあげている。
ワンピースの柔らかい布地が頬に気持ちいい。
(ったくターニャのやつ、落ちつかねえよ)「のだめ俺のこと…」
「モチロン愛してますョ〜 どしたんデスカ? 」
「え…あっ、いや、別に…」 (ほら、心配いらねぇんだよ)
「エッチ、しよ 」
がたがた…
「きゃっ!まだ真っ昼間じゃないデスカ!
それにターニャとかフランクとかも今日はガコお休みだし」
「いいじゃん」
「ぎゃぼー!!先輩のエッチ〜」
「だから今からエッチなことしようって、ほら」
「先輩ったら。きゃっ!あ、あ…あ…はぅぅん〜」
「お前学校で男に声かけられたりすんの?」
「そですね、以前よりは」
(マジかよ…そういえばこいつ最近ターニャに開発されて少し…いや待てよ、毎晩毎晩開発してんのは俺か?って何いってんだ
よ!これだから孔雀だなんだって…)
「のだめも結構フランス語喋れるようになりましたカラ。」
「そうか…」
「でも数字がいまだに苦手で。ぎゃぼん…時間とか聞かれたりすると困るんですけどね」
(へっ?)「そうじゃなくて!ナンパとかだよ!」
「あ〜そうそうのは大丈夫ですよ。 夫がいますから〜の一言で撃退してるんです!
みんな学生結婚なんていいね、っていってくれます」
(夫じゃねぇ! …けど そっか…そっか…)
「先輩ヤキモチ?」
「調子のってんじゃねぇ!」
「先輩が妬いてくれるの嬉しいです。デモ安心してくださいね。のだめは心も体も先輩だけのものですから!ゲハ…ちゅっ。
(おいおい可愛いじゃないかよ…そんな余裕かましていられるのも今のうちだぞ!)
お目汚し失礼しました。
お手柔らかにお願いしますね。
もう新婚さん同然のラブラブぶりですね。千秋はもうすっかり
立場が新婦>新郎となってて、ヘタレ男の雰囲気が出てますヨ。
657 :
ショート投下:2006/01/03(火) 17:49:06 ID:Grwvaw5p
「シンイチく〜ん、カモーン、んニャ、カムイ〜〜ン、キャハ」
「なにがカムインだ、この変態女が!」枕を投げ付ける千秋。
「ボゲー!」のけぞるのだめ。
新年早々、また一からやりなおす二人であった。
FIN
甘いのが好き、なんだけどやっぱり
>>657みたいなノリも捨てがたい。
本誌でも学校でトレビアン取れた褒美が
「20秒先輩のにおいを嗅ぐ」だからなあ・・・。千秋は全然拒まず、しっかり
抱きしめてるし。なんだこのカポーは。
カムインってフランス語だと
どうなるのだろう?
チアノダ、のだめ目線で書いてみました。(千秋鬼畜気味?)
ちょっと長いかもです。初めて書いたので稚拙ですがご容赦を。
エロありですので、苦手な方はスルーおながいします。
青白い月の光が、ガラス越しに部屋を染める。
いつもならそんなことないのに、私は夜中に目が覚めて、ぼんやり月を眺めている。
きれいな満月が垂れ込めていた。
ふと隣を見ると、先輩が猫みたいに寝息を立てて眠っている。
最近は仕事が増えてきて、夜したあとは、いつもこんな感じ。
秋の空気が漂う部屋は、少し肌寒い。
私は再び、布団に潜り込んで先輩の寝顔を覗き込む。
普段の顔は端正でかっこいいけど、この時だけは、子供みたいに無防備。
起きてる時の姿からは想像できないけど、先輩は寝相が悪い。
もそもそと、私からそっぽ向いて布団から出て行こうとしている。
(風邪引きマスよ・・・)
私が布団をかけ直してあげると、先輩はこっちに向き直った。
私はその様子が堪らなく愛しくなって、頭を抱きしめる。
ふんわり、先輩の匂いがする。
「ん・・・」
(あ、起こしちゃったかな。)
私は腕の力を少し緩める。
「先輩、起きちゃいましたカ?」
「ん〜・・・」
そう言いながら、先輩は私の胸に顔を埋め、再び寝息を立てだした。
(よかった、起きてなかったカナ?)
一安心して寝ようとすると、先輩の手がもぞもぞと私の胸をまさぐりだした。
「せ、先輩、寝てたんじゃないんデスか!?」
私が問いかけても、先輩はその動きをやめない。
「あっ・・・ちょ、ちょっ・・ヤダ・・センパイ・・・?」
「・・・」
寝てる。さっきと同じ息づかいで、私の胸を揉み続けている。
手の動きはエスカレートし、私の胸の突き出てるところをパジャマ越しにつまんでもてあそぶ。
「あっ・・やんっ・・んっ・・・・んもぅ・・」
いつの間にか、胸に埋めていた顔が、私の鎖骨を舐め始めている。
私は、もう気持ちよくなって何がなんだか分からなくなってきて、
先輩が寝ぼけてるのも忘れて、快感に身を任せていた。
湿った先輩の舌が、私の突起を口に含んで舐め回す。
息が荒くなって、朦朧としてくる。
そして、ふとあることに気付く。
(もし、いま先輩が起きちゃったらどうしよう・・・)
先輩が寝ぼけてるのを良いことに、自分だけ気持ちよくなっちゃって、
先輩が起きちゃったら、怒られないかな・・・・
初めて自慰をした時のような、
そんな少し後ろめたい気持ちも頭をよぎるけれど、
でももう、止められなくなっていた。
体が、止めることなんて許してくれなかった。
「あっ、んん・・あ・・はうぅ・・し、シンイチくぅん・・・」
思いっきり、先輩の頭を掻きむしって、抱きしめた。
すると、足が触れた先輩の彼処が勃起しているのに気付いた。
ビクッと先輩の体が反応した。
「えっ・・・」
私がハッとして下を覗くと、気まずそうに息をひそめている。
「せっ先輩、寝てたんじゃなかったんデスか〜!?」
起き上がって腕で先輩を押しのけると、顔が一気に赤くなるのが分かった。
「寝てたんだよ。なのにお前があんまりやらしい声出すから・・・」
「い、い、いつからっっっ!ていうか、なんで知らんぷりしてたんデスかーーー!!」
恥ずかしさも相俟って、私はわめき散らした。
「止められなかったんだよ!」
先輩の腕が、私をきつく抱き寄せる。
唇が口を塞ぐように覆いかぶさって、激しく求める。
「だって・・・お前、俺が寝ぼけてると思って、思いっきりよがっちゃってさ」
(バレてます・・・!!)
「ずるいよな。あんなに乱れちゃって・・・気持ちよかったんだろ?」
「そ、そんなことないデスよ!全然、気持ちよくなんか・・・」
思わず、目を逸らしてしまった。
「そうか?体はそうは思ってないみたいだけど」
そういいながら、先輩の指がふしだらに濡れたあそこをなぞる。
「っっ・・・・・・!!!」
「なんだ?気持ちよくないんじゃなかったのか?」
「ふぁ・・あっあうう・・・センパイ、ずるいぃ・・・」
ぴちゃぴちゃと淫らな音をたててもてあそばれ、私のあそこはこれまでにないくらい溢れかえって、パジャマにシミを作っている。
もう、限界。
「シ、シンイチくん・・・・」
「なに・・・」
「あ、あの・・・」
言葉が出ない。泣きそう・・・
「俺のが欲しくなった?」
「は、はう・・・はい・・・」
乱暴にパジャマのズボンとパンティがはぎ取られ、大きく足を開かされた。
鼓動が高鳴って息が詰まる。
ゴムを付けて、先輩がねじるように私の中に入ってきた。
「っっっ・・・・・!!!!あああああ!!!!」
背中にさざ波が起こる。
先輩が激しく腰を打ち付けて、私の中の奥をこすりつける。
「あっあっ・・ダメ・・!シンイチく・・いっちゃう・・・!!」
ちぎれそうな意識の中、先輩の吐息だけが聞こえる。
「いいよ、イケよ・・・!!」
さっきより一段と激しく先輩が律動を繰り返す。
そうすると、私は一気に頂点に登り詰めて、そのまま気を失ってしまった。
目が覚めると、太陽が高く上っていた。
真っ昼間みたいだった。
部屋には美味しそうなにおいが充満していた。
(お昼ご飯は何デスかね?)
そんなことを考えながら、ふと下に目をやると、
無数のキスマークが・・・・
「ムキー!!先輩、人が寝てる間に何やってるんデスかー!!!」
先輩には「何のこと?」と、とぼけられてしまったけど、
久しぶりの呪文料理は美味しかったので、いつの間にか忘れてしまいました。
fin
おー、久しぶりに寝る前にと思って来てみたら新作が大漁!
職人のみな様GJでございます。
寝ぼけた振りしてエスカレートしちゃう千秋(;´Д`)ハァハァ。
GJ!!
のだめって、なんで寒くても常にワンピース着てるのでしょうか?
しかもパンストなしで。
パンスト無しかはわからないけど、
ワンピース着てるのはめんどくさいからでしょ?
スポッと一度に脱ぎ着出来るから。
と公式にあったような。
669 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 00:05:17 ID:99jecIct
ズボラ対策だよ。冬はパリ編になってから重ね着とかして防寒対策してるけどね
670 :
私解釈:2006/01/06(金) 13:43:04 ID:VauSzfuX
のだめは、オレとふたりっきりで城に行きたかったようだが、
独演会(リサイタル)はのだめにとっては初めてのことだし、
ターニャにも聴いてほしかったのだろう。
それにしても、海の近く、というのが嫌だ。忌わしい記憶が蘇る。それだけがあまりにも嫌だ。
のだめがそばに来て言った。「ふたりっきりになれなくてガッカリなのはわかりますケド」。
ちがう!かなりちがう。でも、まあ…、のだめリサイタルは聴きたいのは確かだ。
「みなさんに喜んでいただけるようにがんばりマスよ!」フ…そうだな、と思っていると、
「フ…そうだな」とのだめもまた言った。つづけて
「恵の初リサイタル、オレもすごく楽しみにしているよ」
と、のだめはオレの声色を真似て自分でしゃべりやがった。
でも、オレはすんなりと聞けた。
「恵の」という言い方は、のだめが自分自身でしゃべっているからかまわないことだが、
オレも初リサイタルをすごく楽しみにしているのは本当だ。
わざわざオレは楽しみだとは言わないが(俺様学)、思ったままのことを言われて認める気分になっていた。
のだめは、オレが拒否反応を示さないのをいいことに図に乗って続けてしゃべりだした。
「ついでにその教会で結婚でもすっか?」と、オレの声色を真似たまましゃべりつづけた。
アテレコ(吹き替え)するなよ!変態!
>>670 >のだめは、オレとふたりっきりで城に行きたかったようだが、
1行目で「うはwww 男作者のドリーム小説キタコレwwwwwwwwww」と思ったが
違いました ごめんなさい
672 :
ショート投下:2006/01/07(土) 03:47:30 ID:NFSboaxw
音大の卒業演奏会、大勢集まった聴衆は、オーケストラのピアノ協奏曲にくぎづけになっていた。
その音は流れるように谷間を漂い、まるで千尋の谷に突き落とされて、空中を漂いながら引き込まれるような妖艶な魅力だった。
曲はラフマニノフ、ピアノは千秋真一。
そのピアノ演奏者「千秋」は、身をよじらせて、もだえるように体をくねらせた。
官能的な動きだった。
腕を激しく動かし、上半身をのけぞらせて、体を震わせるようにして、オーケストラは目標に向かって一気に流れ、「千秋」は美しく奏でながら、
ああっ、そこ、ああっ、そこ〜、あああっ!!
と、指の超絶技巧によってうねりながら、ついに耐え切れず美しい絶頂を極めていった。
ああっ、ああっ。
「千秋」はあまりにも色っぽく、男なのに女のようだった。
聴衆もまた共にイッて果ててしまったかのようだった。
その中にいた老婆の学長も、まるで「千秋」に愛されたかのような深く深く満たされてまるで愛撫をされたようになっていた。
そしてシュトレーゼマンに、千秋に王子の服を着せていじるように厳しく命令しておいて本当によかった、と学長は思った。
いつのまにかオーケストラは終わりの時を迎えていた。
終わりと共に、壮絶なブラボー!の大歓声。
この演奏は、DVDに焼き込まれ、その後、大学の新入生が入学するたびに、「千秋」がクネクネして悶えながら壮絶な演奏を奏でるシーンが多くの学生に見られたのだった。
千秋は後日、そのDVD動画を自ら見る機会があり、一週間以上寝込んだ。
−終わり−
そうか
それで総ブラボーだったのか..
でも文化祭だタヨね
おしい、冒頭から萎えた。プチGJ
674 :
672:2006/01/07(土) 16:16:57 ID:NFSboaxw
あ、そういやー、文化祭だったな。学長も理事長だったかな。
漫画手元におきながら書かんと、間違えるわ。明け方の3時ごろだし。
本誌と全く関係ないネタ考え中…
出来次第うpよろしいですか?
どうぞ
すいません、どなたか過去ログをギコナビdatで持っていませんか。
できたらどうかうpお願いします。
679 :
678:2006/01/08(日) 18:36:57 ID:kcGq90pH
680 :
677:2006/01/08(日) 19:35:50 ID:Ax+NDo2o
ありがとうございます。
ですがにくちゃんねるや過去倉庫はHTMLなので、
datファイルで探しているのです。
live2chならあるけどなー
682 :
ハンナ/1:2006/01/09(月) 00:39:35 ID:dtRbfgBJ
短いの投下させて下さい。エチなしですが
指揮者コンクール3次予選の夜の千秋です。
***
オケに嫌われて、
思ったような演奏が出来なかった3次予選。
アニメパーティーかなんかがあって、
今日コンクールにやって来た自称オレの妻と、
久しぶりに一緒の夕食をとった。
まだウ゛ィエラ先生に会えないのかと思うと、
危うく落ち込みそうになって、
急いでワインを口に運ぶ。
店が閉店の時間になる…が、まだ飲み足りない。
「のだめ!帰って飲み直すぞ!」
いつもの光景?デジャウ゛ュ?
それでも、のだめ相手に声を出していると、
ひとりでホテルにいた時とは違って、
気分が楽になってきた。
コンクールが始まって以来
初めて心が休まったかもしれない。何故だ?
「先輩飲みすぎ!
のだめはもうフランクの家に帰らないと〜〜」
のだめが時計を気にしながら訴えている。
てか、おまえ今から帰る気か?
「バーカ、電車なんかもうねーんだよ!」
(わかんねーけど)
彼女の手を掴んで歩きだす。
ふおおお、
と奇声をあげながら引きずられるのだめ。
683 :
ハンナ/2:2006/01/09(月) 00:43:17 ID:dtRbfgBJ
「あ……あのそれって、
先輩のヘヤに泊まってもいいってことでしょうか!?」
しばらく考えるオレ。
でも考えなんて何も浮かばない。
「うん。べつにいいんじゃない?もうどうでも」
そうだよな泊まればいいじゃん。
なにも問題ない。
投げやりな言葉で肯定する。
「でも……
のだめ、下着が上下バラバラですヨ!?」
「ふーん」
何も考えるな。考えてはダメだ。思考を手放す。
***
684 :
ハンナ/3:2006/01/09(月) 01:12:59 ID:dtRbfgBJ
ホテルの部屋に戻っていくつかの事に気付いた。
コンクールの痛手を負っている事。
酒が入っている事。
ベッドがやたらと視界に入る事。
いくらなんでもヤバいんじゃないか?
泊めるとか。
いつもみたいにまとわりつかれたら、勢いで…
ことにおよんでしまうかもしれない。
それは避けたい。
誰も咎めないだろうが、
この状況で手を出すのはなんか嫌だ。
フェアじゃない。
ここまで連れてきてしまったが、
断じて手は出さないぞ!
でも念の為に、警告を出す事にした。
「のだめ…近寄ったら殺すぞ」
fin.
ウホーーーヌ!!!
GJ スゲー好きです
千秋のミョーに生真面目で誠実なとことか
正式にくっついてない頃の独特の萌え感が出ててイイ!
686 :
ハンナ:2006/01/09(月) 02:52:16 ID:dtRbfgBJ
ウホーーーヌ!!!
THX!
近寄ったら殺すぞ警報までの千秋を想像したら
笑えたので書いてみました。
スレ汚しスマソ。
久々に本誌も読めるしコミクスも発売で良いですなぁ
687 :
ハンナ:2006/01/09(月) 02:54:11 ID:dtRbfgBJ
ウホーーーヌ!!!
THX!
近寄ったら殺すぞ警報までの千秋を想像したら
笑えたので書いてみました。
スレ汚しスマソ。
久々に本誌も読めるしコミクスも発売で良いですなぁ
秀逸な補完です、GJ!!
「近寄ったら殺す」警報は、自分が我慢できそうになかったから、だったんですね。
ちなみに次の日はカタイラ氏の予選を観に行った(半日デート)後、
のだめはちゃんとフランクの家でお泊りしてたみたいね。
優勝した夜、フランクがいなかったらえらいことになってたんだろうなあ・・・(悔)。
>688
ティル捕獲された時の服が前日と同じだったから、連泊と思ってた。
古城イベント中はマメに着替えてたみたいだったし。
実は最近ハマってコミクス一気読みしたんだけど、10巻の44Pの
カーテン閉まるまでに何が?とハアハアしたw
あれもね〜
わかりにくい表現だと思うんだけど。
後ろで流れてる歌詞が、ストーリーに無関係とは考えられないので、
ちょっとした抱擁ぐらい、あったんじゃね?
でも、そんなん多いんだよな。
バックに「めでたし 清し この夜」とか書いてあるから、
ノエルの夜はやっぱり「清かった」のか???とか。
>>692 のだめのハダカのイラストだった。
大事なところは隠しているので比較的健全?な作画と思われる。
絵師自身の言うとおり、
似てないのがツラいけど、愛は感じるから良いかなって感じだね。
顔はもちろん、二ノ宮絵の体つきのエロさをうまく似せる(or アレンジする)のは
けっこう難しそう
イラストや漫画で二次創作を描いてる女性は
模写じゃなくて「自分風の絵」で描く人が多いけど
のだめキャラ(二ノ宮さんの絵全般)って
自分風の絵に描くと全く感じが出ない。
模写で描かないと「誰これ?」って絵になってしまう。
のだめの裸はどうでもいいな
14巻読んだ。過去最高にラブラブだね。妄想とまらない。
698 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 01:07:47 ID:9vIgvTjC
699 :
634:2006/01/15(日) 01:59:09 ID:6HL6ZdMm
>>692 それなりに好きだ、このイラスト。
14巻、コミクスで読むとまた萌えられる
>>692 二ノ宮さんの絵には似てないけど
のだめの雰囲気は出てるしカワイイと思ったし上手いと思う。
同人誌とかやってる人なんだろうか。
14巻、くろきんが一番美人だと思った私は逝ってよしですか。
腐女ではない、はず、なんだけどorz
もう少し本誌展開が熟したら、クロキンターニャSS来るか?
ロックオン
もしも千秋本人だったらの巻
のだめが風呂に入っているにもかかわらず、千秋がトイレに入ってきた。
美しい立ち姿だった。千秋はいつみても美しくかっこいい。
千秋はさっとズボンを下げた。
一方、浴槽に入ったままののだめは、入ってマスよ、と言い出せず、
テレてしまって、でも千秋に気付いてほしいし、でも、千秋の秘密の場所が
気になって気になってしょうがなくて、目で追ってしまう。
つい、じっと見てしまう。
千秋の白くて長い美しい指、その手に包まれて、あっ、ペニスが!。
千秋が一瞬、動きが止まった。
のだめも目で追うのが止まった。
「ロック・オン!」
この声に千秋がぎょっとして、こちらを振り向いた。
ペニスからは尿がほとばしっていた。
THE END
千秋もズボン下げ派なのかw
704 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 23:34:38 ID:ZAVn7nYi
俺にとって、女性の秘所は、グロくてじっくり見られたものではない。
女性のパンツすらも、汚いシミがついてそうなので、
他の男性が有難がるほど、パンチラを有難いとは感じられない。
つか、チラっとしたら、ひくし。
13巻で、のだめがパンチラしてたけど・・・。
女性にとって、男性の秘所やトランクスって、どんな感じなの?
「気になって気になってしょうがなくて、目で追ってしまう」ものなの?
のだめみたいに「ロックオン」したくなるものなの?
スレ違いでスマソ。
のだめスレは女性がいそうなので、訊いてみた。
のだめにとっての千秋を一般に当てはめるのは不可能でしょ。
意味不明な質問乙。
自分の彼女にでも聞いてな。
いや普通に釣りだろ
女かもしれん・・と思ったけど中学生男子かな
6巻P107。
酔った千秋が、のだめの脚を割るシーンがこっそりスキだ
「おらぁ」とか言ってるし
ゴメン、ちっと欲求不満だ…
>>708 禿しく同意!!
今まで出たカラミで一番エロイとおもた
セックルするよりエロイ…かも
のだめはセクースシーンなんかで無くても、
ちょっとしたコトに萌えられる
むしろないから萌えられるのかも
>>708 のだめが千秋の脚を割るイラストも萌え〜
(知る範囲で2つある)
そしてアイスを舐めさせるのだめ..エロい
千秋って口で言うほど嫌がってないんだよね
そう考えるとターニャとのからみとか軽くヤバイような
でも全く赤面せずに「腹がヤバイ」って言ってたぞw
次号で同じベッドなんだよね。
そのシーンあると期待しているのは漏れだけ?
シーンが無くても、夜が明けただけで
「一緒のベッドに寝た」という事実は成立。
それだけで(;´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ�
朝までピアノ練習してたとかいうオチつきませんように。
千秋酔っ払ってぐーすか寝るとかな<姫さまルームで生殺し再来
逆にのだめが酔っ払ってぐーすか寝て
千秋が悶々としてほしいw
所長が
みんなが思うほど愛について考えてない
といっていたのが気になる
普通に朝になって普通に演奏会が始まるのかもね。
賛成ノシ
描かれればそれはそれで存分に萌えさせていただきますが。
テーマ的には 音楽>愛 てことか。
作者がそのスタンスのほうがストーリーは面白くなるだろうね。
愛はこういう場や妄想で補う。
次号からイキナリ朝になるのもありかとは思うが
夕食が8時とか微妙に夜にも伏線はってあるからなー
個人的には夫婦同室という設定に特に期待していない
露骨なセックル描写はない方がいい派なので
(
>>719みたいなのなら見たいけど)
夕食はありそうだね。
ごちそう楽しみにしてたし。
所長曰くじっくり書いてるとのことだから楽しみ。
いきなり投下。
自慰ネタです。苦手な方はスルーしてください。
「は……んっ……」
先輩がパリを不在にして10日。
寂しくて……寂しくて……。
ベッドには、大好きな先輩の匂いが染みついていて、だから……。
「っふ……ぁん」
何だかもう我慢できなくて、そっと胸をまさぐって、みた。
いつも先輩がするみたいに、揉んで、てっぺんを突いて、転がして。
目を閉じて先輩がすぐそこにいるみたいに想像すると、私の胸はどんどん感じ始めてきた。
ちゅってして欲しいな……。
赤ちゃんがするみたいに、ちゅーって、右も左も。
「あっ……せん……ぱぁい」
もじもじ足をすり寄せると、自分がちゃんと濡れているのがわかる。
……こんなこと、しちゃいけない……、のに。
でも、とまらなくて。
自分に触れるとそこはもう溢れていて、私は自分を恥ずかしく思った。
「あん……あんっ……やぁ……」
静かな部屋に、私のエッチな音が響く。
きもち、いい……。どうしよう、のだめ、気持ち、いいデス……せんぱい……。
私の、敏感な小さなボタン。
先輩だったらこんな風に……。
先輩の舌だったら……唇だったら……。
「やっ、やあっ……しんいち、くんっ」
名前を呼んだら、余計に恥ずかしくなった。
自分の顔が真っ赤になっているのがわかる。
それから、自分のあそこも……。
指で辿るとひくひくとうごめいて、きゅんっとすると溢れてしまうのを感じる。
あ……。
ほしい……。ここに、欲しい……。
指はあいだまで濡れていて、私は躊躇いながらも自分の中に進入させた。
先輩が入ってくる、その瞬間を想像しながら。
「はぅ……あぁーーん……」
熱い、中。それから、なんか動いてる……?
先輩がいつもそう言うけれど、それってほんとだったんだ。
ゆっくり出し入れしながら、中で指を折り曲げてみたり、ざらざらしているところを強く撫でたり。
「あっあ……や、だめ……ぇ」
じゅぶじゅぶと音がしてる。指が、とまらない……。
胸、胸も……。
あいた手を胸の上に這わせて、先輩がしているみたいに動かす。
指を唾液で濡らして、尖った乳首を摘んで、弾いて……。
息を吸うと、先輩の匂いがする。
すぐそばに……そこにいるみたいに感じる。
だけど……。
……この指が先輩だったらいいのに。
もっと長い、先輩の指だったら……。
ううん、先輩の……だったなら。
私の中へ押し入って、中をいっぱいに満たして、奥の奥の方まで届いて、私を強く揺さぶって……。
「し……んいち、くんっ……あんっ、いっちゃ……う……!!」
先輩……のだめ……。
さみしい……デス…………。
───────────────
「……っう、ああっ、のだめ……!!」
のだめに覆い被さるような体勢でベッドに伏し、何枚も敷き重ねたティッシュの上に吐き出した。
どく、どく、と波打つ快感と共に精液が吹き出すのを自分で見ている。
いつも感じるが……むなしい……よな。
さっさと後始末を済ませて、ベッドへ仰向けに転がった。
離れている間に何度こんな事しただろう。
申し訳ないような気持ちでいながらも、体の反応には逆らえない。
だから……。
夜な夜な、のだめの体を、のだめとのセックスを思い出しては、こんな行為をしてしまう。
想像するのがよくないんだろうけど、ベッドに入るとどうしてもちらついてしまう。
白く滑らかな肌。
ふんわりとしていて、抱き心地がよくて。
あの体を、柔らかな体を隅々までさぐって、許しを請うまで焦らして焦らして……。
そして、あの熱いのだめの中を味わいたい。
「のだめ……」
元気にしているかな、あいつ。
早く帰りたい。
早く会いたい……そして、抱きたい……。
今日はもうこれ以上変な気持ちにならないようにと、のだめのピアノの音を思い出しながら目を閉じた。
─────おわり
以上です。
お粗末様でした。さようなら。
リアルでみちゃった。GJ!!
む〜ん!
新刊読後直後にGJ!デス!!
GJ!! 二人でしてたっつうのがイイ!
ピアノの音 思い出して寝る千秋テラカワユス
千秋うつぶせでスル派か??
734 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 01:51:52 ID:zp6HKJUP
はうん・・・
GJ!!!
久々にムラムラものですた。
726タン
あなたは神?
千秋の‥‥読みたいと思っていたのさー
きれいに終わっていてGJ!!
GJ!
私も千秋の「のだめに覆い被さるような体勢」にムラムラしますた。
本誌の萌えを材料とした
職人の 作品投下を待つ!!
先週ぐらいから書いてたやつがもうちょいでできそう。
本誌未読だから、テーマもなんもないけど
投下してもいい?
はぁ…はやく本誌見たい。
携帯から失礼。
お願いします!
以前に1度投下したメープルです。
本誌萌えの方には物足りないかも知れませんが、
投下します。短いです。
接続環境悪いので、途中で止まったらすみません。
742 :
1/メープル:2006/01/24(火) 22:47:43 ID:ox7fpxZ0
しばらくオケの公演もなく、少し気持ちにゆとりができた休日の夕暮れ時。
千秋はヴィエラ先生の新譜のCDをヘッドホンで聞いていた。
総譜を見ながら先生の音楽を感じる。
色々思うことがあったら、その都度楽譜に書き留めていく。
ベッドルーム脇のデスクにはのだめの姿。
学校が休みの日はいつも千秋の部屋でインターネットをしている。
―――あいつ…いつも何見てんだ?
1度パソコンを立ち上げたら2時間はその前を離れない。
いつもは千秋も、公演や練習の準備などでバタバタしていることが多いので
のだめが何をしているのかまでかまっている暇もそうそうないのだが…。
あいつ何気にパソコンに詳しいし。
前に一度フォントをいじられたりしたし。
千秋はCDを止め、パソコンに夢中になっているのだめの背後にそーっと立った。
「おい」
「ぎゃぼっ!」
声をかけたら異常なまでの過剰反応。
「お前いつも何見て…」
「みっ…見ちゃダメデスー!!!」
慌てて画面を隠すのだめ。
その手を強引にひきはがすと…
あからさまなアダルト動画、しかも今まさにクライマックスを迎えようとしていた。
「お…お前!!何見てんだよ!!!」
しかも、慌てたのだめがヘッドホンのコードを絡ませ、パソコンからジャックが抜けてしまった。
部屋中に響く、女優と男優の激しい声。
千秋は唖然となり、一瞬その映像と音声に目を取られた。
しかしすぐにウインドウをOFFにして、のだめを睨む。
「お前…いつもこんなもん見てたのか」
「イエ…あの、いつもってわけでは」
「変態」
743 :
2/メープル:2006/01/24(火) 22:49:08 ID:ox7fpxZ0
大きなため息をついて千秋はベッドに腰を下ろした。
「…ったく、下手にこういうサイト開くなよ。変なとこつながったらどーすんだ」
「あ、その辺はだいじょぶデス」
「何が大丈夫なんだよ!大体女がこんなサイト見て…」
千秋はのだめをパソコンの前から押し出しながら、セキュリティソフトをチェックした。
良かった。異常はなさそうだ。
「先輩は見たことないんデスか?」
「は?」
「健全な男子なら絶対見てるハズです!!女子は見ちゃだめって…なんでデスか」
横のベッドに拗ねて突っ伏しながらのだめは恨めしそうに千秋を見る。
AVをこっそり見ていた所を自分の彼氏に見つかって、怒られて。
子供の様に反撃にでるのだめに、千秋は少し焦った。
「…俺は見てない。(最近は)」
「ウソでしょ。何で目をそらすんデスか」
背中を向けた千秋の腕をのだめが引っ張り、千秋はそのままベッドに腰をかけた。
「…だって、別に見る必要ねーじゃねーか。…今は。」
「今は…って、やっぱり見たことあるんじゃないデスか」
「それは…あるけど。普通見るだろ」
「もしかしたら、先輩みたいにブルジョワな人は本当に見たことないかもって」
―――んなわけねーだろ。見たことはある。当たり前だ。
だけど、最近見てないのは本当。
もともと、こういうわざとらしいのは…好きじゃないし。
最近は、見たいと思わない。
この変態はオレがそう言ってる意味、分かってんのか?
「…じゃあ、何でお前は見てんだ?…別に女に見るなって言わないけど…こーいうのはそもそも男が…見るっつーか…使うものじゃ…」
そこまで言って千秋は口をつぐんだ。
まるで自分がそうしていたかの様な言い方。
そんな千秋の態度を見て、のだめは微妙な表情をした。
「先輩、やっぱりなんか不満に思ってるんデスね…」
「…は?」
「だって!…最近、その…したアトとか、先輩、無言の事多いし…。もしかしたら、あんまり…その楽しくないんじゃないかと」
「…何言ってんだ…お前」
いつになく、ちょっと真剣な面差しで、千秋を見るのだめは、
今にも泣きそうだ。
「だから!のだめ、こうして、日々研究してるんデス!…大学のときからずっと研究してるのに…!」
「研究って…」
744 :
3/メープル:2006/01/24(火) 22:50:03 ID:ox7fpxZ0
そういえば。
日本にいた時から、のだめは良く千秋のパソコンでアダルトサイトを見ていた。
あの時は単なる変態だと思っていたし、まさかそれをみて日々研究してるなんて
思っても見なかったけど。
―――イヤ、今も変態なのは変わってないか。
「こっそり研究して、先輩をギャフンと言わせたくて」
「…いや、絶対言わないし」
「じゃあ!どうしたら先輩に追いつけるんデスか!?」
「お前何言って…」
「…だって、…先輩はいろんなこととか…いろんな女の人を知ってるじゃないデスか…」
―――なんだそれ。
そんなこと…気にしてたのか…。
いつもは、変態なくせに。
奇声を発して、予測できない発言するくせに。
どうして、ごくたまに、…そういうかわいい事を言うんだ。
―――あ。ヤバイ。今、何か来た。止まらないかも…。
「…別に不満で無言になってるわけじゃねーぞ…?」
「じゃあどうして」
「知りたい?」
「知りたいデス」
そう頷いて無防備に詰め寄るのだめの手を取り、千秋はその長く滑らかな指の付け根に唇を寄せた。
「ぎゃぼ…な…なんデスか!?」
「…」
少し驚くのだめに、千秋は何も言わずに彼女を見つめ、
そっと自分の口元に人差し指を立て、"もう黙って…"と合図する。
のだめの顔がみるみる赤くなる。
23才とは思えないその童顔と、羞恥心を隠せない表情。
そしてまた、すぐにスイッチが入ってしまう千秋に、黙って必死でついて行こうとする姿は
対象が音楽である時と同じだった。
745 :
4/メープル:2006/01/24(火) 22:51:24 ID:ox7fpxZ0
美しい旋律を奏でるその指に、慈しむかの様にキス。
短く切りそろえられた爪を食み。
指と指の間のやわらかな皮膚にそっと舌を滑らせる。
「…ん…」
我慢できずに漏れる吐息に、のだめ自身が驚き、とっさに自分で口をふさぐ。
その様子を凝視しながら、千秋は愛撫を続ける。
ベッドの上に向き合って座ったまま、二人の距離は…まだ50センチ。
その間、千秋の視線はのだめの瞳から外れることはなく、
のだめにとってその時間は永遠にも感じられた。
―――つながってるのは指先と唇だけなのに…なんでこんなに苦しいんデスか…?
我慢してるのに、吐息が…とまらない。
千秋はそれを分かっていながら、何も言わない。
ただただ、その瞳だけが、射抜くようにのだめを焦らしている。
「…あの…しんいちくん…」
「…何」
「エット…その…」
「…」
「…ん、…あ」
「…だから、何」
「んっ…その…」
「…言えよ」
「…あのっ…もっと…近くに来てくだサイ…」
のだめが搾り出したその声で、千秋は動きを止めた。
そして、代わりにのだめの首筋にやさしく手を触れた。
一瞬ビクっとなった。
手を触れられただけなのに、過剰なまでの反応。
―――こいつ、自分でわかってないのか?
アダルトサイトなんて見なくたって。
お前自身がいつも本能でそうなることを…オレは知ってる。
知ってて教えてやらないオレこそ…確信犯だ。
746 :
5/メープル:2006/01/24(火) 22:52:30 ID:ox7fpxZ0
のだめは近づいてきた千秋の頬を両手で包み込む。
千秋もまたそうした。
引力のようにさらに近づいて…その距離5センチ。
そこからは一瞬で―――二人の影が重なった。
「…ふぁ…んっ」
お互いの唇はすぐに舌を受け入れ、
さっきまでの遠かった距離を埋め尽くすように、複雑に絡み合った。
こぼれた唾液が千秋の頬を包むのだめの長い指をつたい、腕を流れる。
それを追うように千秋はのだめの腕に舌を這わせる。
「あっ…」
這わせた舌を再び、腕から指先へ。指先から唇へ。
唇と唇が再会すると同時に、千秋とのだめはベッドに倒れ込んだ。
「…なんか、今日は、先輩イジワルですネ…」
「…嫌?」
「…イヤ、じゃないデス…」
ワンピースの胸元にかすかに花びらを残しながら、身にまとうものを取り去ってゆく。
「ん…はぁっ…あっ…あんまり見ないでクダサイ…」
「…ん…、暗いから見えてないし…だから隠すな」
先ほどまで窓からのぞいていた夕日はすっかり落ち、
幻想的な黄昏時の光が、わずかにベッドサイドに届いている。
見えるか見えないか。
触れるか触れないか。
見えないから唇や指で触れて確認したい。
触れられない瞳は、見つめていたい。
そんな葛藤が、千秋に焦らされていたのだめの官能のスイッチを、やっとオンにする。
―――先輩と、一緒にいたいんデス。…出来れば、自分の力で。
音楽も。…こういう事も、全部。
747 :
6/メープル:2006/01/24(火) 22:53:41 ID:ox7fpxZ0
二人を隔てるものは何もなくなり、
のだめの柔らかな乳房も、すでに千秋の手の中にあった。
指先ではじき、舌でやさしくその頂点をなぞる。
「んん…やぁ」
「嫌じゃ、ないんだろ?」
「…ホントにイジワル…」
のだめの首筋に、隙間なく愛撫をふらせていると、のだめの右手が千秋の下腹部をまさぐる。
左手は、耳たぶをやさしくなぞり、一瞬ひるんだそのすきに、
のだめが千秋を逆に愛撫しはじめた。
「んっ…」
思わず出た声に、のだめは一瞬ふっと笑みを漏らして
まさぐっていた右手で確実にそれを捕らえる。
挑戦的な指使いは、さっきのお返し。
先走りがすでにしたたっていた先端に指を添えて滑らせる。
「……ん…ちょっ…やめろ…」
「イヤです」
耳元でのだめにささやかれて、さらに熱くなる自身に若干の恥ずかしさを感じながら
千秋もまた、のだめの蜜部に手を伸ばす。
「…!あっ…んっ…!」
そこもまた、同じように泉のように溢れて、軽く千秋の長い指を飲み込んだ。
「…んぁっ…しんいち…く…ん」
「…め…ぐみ」
お互いの秘部を刺激しながら、また深く口付けを交わす。
もう、零れ落ちる唾液も、蜜も、とめどなくながれてしまえばいい。
「んっ…あのっ…のだめ…っ…もう…」
「…いいよ…」
「あっ…あっ…ダメっ…指じゃ……イヤです…っ」
「ん…じゃあ、…お前が連れてってくれよ」
748 :
7/メープル:2006/01/24(火) 22:54:45 ID:ox7fpxZ0
千秋に頼まれ、のだめは声なくうなずく。
キスしながら起き上がり、向かい合わせになると、
もう限界寸前な自分の泉に、千秋自身をあてがい、腰をゆっくりおろしていく。
「――んっ…ぁ」
「…はぁっ…」
重力にまかせて沈めた蜜部は、千秋の形をしっかりと感じて捉える。
遠慮がちに千秋の肩に両手をおいて、わずかに上下してみた。
のだめは、恥ずかしい水音があんまり響かないようにゆっくり動いたが…
「!…ああっ…んっ!」
その均衡を破るかの様に、千秋は下から突き上げた。
「あっあっ…!んっんっ…しんいちく…ん…っ」
「…めぐみ…!」
指は乳房をもてあそび、唇は再度捕まり…感じられるところすべてが支配されてゆく。
送り込まれる振動と共に、のだめは伝わってくる千秋の思いを感じていた。
何度も何度もやってくる、限界の波に飲まれながら、また食らいついていく。
「はぁっ…んっ…もう…ダメ…っ」
「ん…はぁ…オレも…――っ…」
「…しんいち…くん…んっ…あっ…あいして…ま」
「…っ…知ってるから…言うな」
「―――あっ…あ――」
「――!」
流れ込む鼓動の中、二人はもう一度キスをした。
749 :
8/メープル:2006/01/24(火) 22:56:06 ID:ox7fpxZ0
――――――――――――――――――――――――
「―――ホラ、やっぱり無言じゃないデスか」
「え?」
脱ぎ散らかした下着やインナーを、元通りに身に着けていく。
先ほどまでの情事がウソのように、ベッドの上も、そしてのだめと千秋自身も
平常を取り戻したその頃、のだめがぽつりとつぶやいた。
「今、のだめが話しかけるまで15分以上無言でしたヨ…」
「…そんなに?」
「気付いてなかったんデスか?」
「…」
―――オレが無言になるのは、お前のせいじゃねーか。
音楽の事もそうだったけど…
こいつを引き上げたいって思う気持ちは結局思いあがりで――
オレはいつもあんまり周りが見えずに突っ走ってしまうけど…、こいつはいつもついてきてくれる。
そして、それは大概…予想の範疇を超えていく。
―――なんていうか…。その都度パワーアップしてる様な…気がする。
のだめの言う「したアト」、千秋は。
ほんのちょっと前まで、自分自身に起こっていた、艶めかしい時間を、
思い出しながら、反芻しながら、…結局いつも無言になってしまうのだ。
「結局、なんで黙っちゃうのか教えてくだサイ!!」
「…もう、それはいいから」
「教えてくれるって言ってたじゃないデスかー!!嘘つき!!カズオ!!」
―――言えるわけねーだろ。バカ。
なんで…こうも、最中とそうでない時の差が激しいのか…この女。
そう思いながらも千秋はそのギャップに
紛れも無く愛しさを感じていることも分かっていた。
そんな自分に自嘲気味に、鼻で笑う。
750 :
9/メープル:2006/01/24(火) 22:56:50 ID:ox7fpxZ0
「なにニヤニヤしてるんデスか…カズオさん」
「ん〜?別に」
千秋の考えている事なんて、全く想像つかないのだめは
終始眉間にしわをよせている。
そんなのだめの頭を、千秋はグシャグシャっと掻きなでた。
「ぎゃぼ…髪が…」
「…それはそうと、追いつかなくていいからな」
「へ?」
「…オレが…いろんな女を知ってるとかなんとか言って…どうしたら追いつけるとか言ってたけど…」
「むー…それはホントの事じゃないデスか」
「いや…お前がどのぐらい想像してるか知らないけど。…そんなでもないし」
「別に…いいデスよ。のだめ、頑張りマスから」
「いや…頑張らなくていいし」
「…なんでデスか」
「頑張られたら、オレが、困る」
「へ?」
「…お前は。オレだけで十分だから」
「…そ…それって、愛の誓い!?ふぉぉ、プロポーズ!?」
「っ…違う、勘違いすんなよ!」
―――経験する人数なんて、張り合わなくていいから。って…言いたかったのに。
「むきゃー☆先輩、愛してマスー☆!!」
「ばっ…くっつくな!!」
ボサボサになった髪を振り乱して、千秋に抱きつくのだめ。
引き剥がそうとしながらも、千秋は、今夜二人で食べる夕食の献立を考えていた―――
END
751 :
メープル:2006/01/24(火) 23:02:17 ID:ox7fpxZ0
以上です。
ちょっと改行多すぎました…orz
見にくくてすみません。
752 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 23:26:52 ID:mwJ3slOk
携帯からでゴメンナサイ
メープルさんGJ!
もうハァハァがとまりまセン!
ファンになりました〜
(*´д`*)ツギモキタイシテイイデスカ?
GJGJGJGJGJGJGJGJGJ!!!!!
萌えましたよメープルさん!
本誌も読めたし、今夜は幸せに眠れそうです。
ありがとうございました!
神だ神神!
(*゚∀゚)=3ハァハァ
メープルさんGJ
メープルさんGJデス!
所でエロパロのだめカンタービレ4が
保管庫にないってないんですがログはどなたもおもちではないのですか?
ありがとうございマス!
メープルさんGJGJGJ!二人の雰囲気が自然で、
原作の雰囲気を残しつつ甘くて素晴らしかったです!
「……ん…ちょっ…やめろ…」
「イヤです」
に激しく萌えました。眉間にシワよせて「やめろ」いう千秋萌え〜
いい夢見られそうです、ありがとうございました!
761 :
メープル:2006/01/26(木) 20:53:03 ID:lCeINOae
GJありがとうございます。
歴代の神々には到底及びませんけど…
またネタを思いついたら投下したいと思います。
旦那が出張してる時しか書けませんが…。
(見つかったら恥ずかしくて死ぬ…)
では、名無しにもどりまつ。
本誌はすごい寸止め技だね。
だがそれがいい。
リサイタル後妄想
のだめのリサイタルは成功に終わり、千秋とのだめは部屋で祝杯をあげていた。
「のだめ、もっと飲めよ」
「先輩はお酒強すぎデス…のだめはもう充分デスよ…」
のだめは既に顔を赤くして例のダブルベッドの上で蹲っている。
ふぅん、と鼻で返事をした千秋はワイングラスを置くとソファから立ち上がった。
「それで、また一人で先に寝るわけ…?」
千秋の言葉にぴくりと身体を揺らすと、のだめはゆっくりと顔を上げる。
目を伏せ、少し口を尖らせて言った。
「…今日は…先輩も一緒に寝マスか…?」
酒が入っているせいもあってか、身体が熱い。
「……当たり前だ」
千秋が足を掛けると、ベッドはギシリと軋んだ。
****
こんなんどおー?
携帯からで悪いが…
765 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 22:22:50 ID:GCWtoDo2
>>764 良すぎ(*´д`*) 続き書いちゃったりしてください
かなりイイ!
続きをおながいします
ありがdです。
今から続き作って明日の夜一気に投下しに来る(*゚∀゚)ノ
ワクテカ!
では春日井帰りに寄ります
>>764 _、_
( ,_ノ` ) n
 ̄ \ ( E) グッジョブ!!
フ /ヽ ヽ_//
770 :
さぶろく:2006/01/29(日) 22:45:34 ID:Sy6T84e9
千秋×のだめ。
初エチーのつもりで書きました。
一応最初のも再録します。短いです。
では投下します。
のだめのリサイタルは成功に終わり、千秋とのだめは部屋で祝杯をあげていた。
「のだめ、もっと飲めよ」
「先輩はお酒強すぎデス…のだめはもう充分デスよ…」
のだめは既に顔を赤くして例のダブルベッドの上で蹲っている。
ふぅん、と鼻で返事をした千秋はワイングラスを置くとソファから立ち上がった。
「それで、また一人で先に寝るわけ…?」
千秋の言葉にぴくりと身体を揺らすと、のだめはゆっくりと顔を上げる。
目を伏せ、少し口を尖らせて言った。
「…今日は…先輩も一緒に寝マスか…?」
酒が入っているせいもあってか、身体が熱い。
「……当たり前だ」
千秋が足を掛けると、ベッドはギシリと軋んだ。
「のだめ…」
千秋はのだめを抱き寄せ、口付けた。そのまま一緒に身体を倒す。
首筋に舌を這わせながらネグリジェの肩紐を外した。
「…っ!」
のだめは下着を着けていなかった。二つの大きな膨らみが千秋の目の前に現れる。
昨日もこれで平然と人の隣で寝ていたと思うと、無理にでも襲ってしまえば良かったかと千秋は思った。
堪らずのだめの白く柔らかな乳房を両手で包んだ。暖かなそれは千秋の掌の中で揺れる。
「…はぅ…ん」
…そんな声を出されたらこちらが保たない、と思いながらも、愛撫を止めることは出来なかった。
千秋は乳房の先端を咥え、舌で弄んだ。吸う度にわざと卑猥な音を立てる。
のだめの呼吸は乱れ、千秋の頭にしがみついた。
「は……あっ…」
「ん…ふっ…のだめ…」
自分の中心が痛い程高ぶっている。
千秋は他の女にこれ程欲情したことはない。
ネグリジェの裾をずり上げながら、下から徐々にのだめの足を撫でる。
艶めかしい白い肌が千秋を煽った。
内腿をなぞり、千秋の手はそのまま秘所へ辿り着く。
紐で留められただけの頼りない下着は、少し湿っているように思えた。
「あっ…」
下着の紐を解き、湿った割れ目に指を這わせる。
千秋はのだめの太腿を掴んで開かせ、そこをぺろりと舐めた。
「ふあぁっ…!真一く…そこ…のだめの…!」
「大丈夫だから…」
千秋はのだめの両足を更に持ち上げ、舌で犯していく。
経験したことのない快感に、のだめの泉は溢れた。
「…もう限界」
そう言うと、千秋は自分の服を脱ぎ、のだめの脚の間に身体を入り込ませた。
そして押し寄せる快楽の波に耐えながら、ゆっくりとのだめの中に自身を滑り込ませた。
「ひぁ…っ!」
「う…やべー…」
ぬるりとした感触に全て持っていかれそうになる。
それでなくてもこの体つき…気を抜くと視覚だけで果ててしまいそうだった。
「あん…あっ…!真一くん…っ」
千秋は激しくのだめを突いた。
両足を抱え込むようにして深く中を掻き回す。
「のだめ…のだめ…っ!」
のだめは千秋にされるがまま身体を揺らしている。
やがて締め付けが強くなった。
「ふ…あっ…のだめもう…駄目デス…」
「…あぁぁ…っ!」
のだめが脱力してすぐに、千秋も果てた。
*****
暗い部屋に月明りだけが差し込む。
疲れたのか、のだめは深く眠っている。
千秋は煙草を潰すと再びのだめの隣に腰掛けた。
静かに寝息をたてる彼女を見つめる視線は、初めて会った頃と比べると明らかに違うもので。
性格からして言葉にして伝えたことはない、だが千秋はのだめと居ると心が安らぐことに気付いている。
さらりとした栗色の髪を撫でながら、寝ていることを確認する。
そして千秋は呟いた。
「…好きだよ」
〈終わり〉
以上。
お粗末様です。
読んで下さり有り難うございました。
さぶろくさんGJGJGJ!!!!
甘くてしっとりとしていてよかったです〜!!!
おいしゅうございました!
776 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 01:16:26 ID:zVc5+Jzn
GJGJGJGJ!
スグとんでこれるように
ブックマークしておいたかいがありました!
起きてるときには言えないのね
萌え〜
さぶろくさん超GJGJGJGJ!
男らしい千秋カッコイイ〜最後のセリフも萌え〜
簡潔ながら情景が目に浮かぶ文章・表現も素晴らしかったです。
あー、久しぶりにメチャメチャ萌えさせていただきました。
どうもありがとうございました!!!
778 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 21:20:26 ID:T3i4NIXG
うおぉぉーーー
GJGJGJGJ!
779 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 21:24:24 ID:BqlRE0E8
むほーGJ! ところで・・・氷プレイを書いてくれる勇者はいるかい?
780 :
さぶろく:2006/01/30(月) 22:28:20 ID:e86mDvpf
携帯からで不安だったのですがGJ貰えて嬉しいです。
有り難うございました。
では名無しに戻ります。
次どぞ。
781 :
1:2006/02/01(水) 21:09:47 ID:GBZimZP7
やったよ派─┬─ノエルの夜が初だよ派(穏健派)
│ │
│ ├ピアノ弾いてるのだめに千秋が近寄った構図だよ派
│ └ペンダント渡したのはノエルだよ派(ムード重視派)
│
├─ ノエル後の空白の三ヶ月の間だよ派
│ └ ペンダントやっと渡せた時だよ派(恋するピアノ派)
│
├─ むしろそれ以前だよ派
│ ├ パリ上陸の夜だよ派
│ ├ 大学時代だよ派
│ ├ こたつで一緒に寝てたのは事後だよ派
│ ├ ラフマの連弾はセックスと同等だよ派
│ ├ なんにせよ酔った勢いで一回はやってるだろ派(投げやり派)
│ └ ていうかのだめと千秋が初めて会った夜だよ派(悲壮過激派)
│
├─ 千秋はのだめを一回はオカズにしてるよ派
│ ├所長が公式にオナニー発言してたよ派
│ ├くろきんに取られまいとしてたのは独占欲だよ派
│ └のだめにキスしたのはモンモンムラムラの末だよ派
│
├─ 13巻以降だよ派
│ ├ 枕が二個だよ派(キャラブック重視派)
│ └ のだめが泊まるのに抵抗無かったよ派
│ └ 千秋の部屋にワンピ散乱してるよ派
│ (着替えシーンもついでに指摘派)
│
├─ ムッシュに孔雀描かれてたよ派(パリの建物は壁薄いよ派)
│
├─ のだめにムッツリ指摘されてたよ派
│
└─ ヤリまくりだよ派(エロパロ派)
├ 千秋はSだよ派
│ ├ 指揮棒折るような性格だよ!?派
│ └ 首絞めてするとよく締まるよ派(タイーホ派)
│
├ 千秋はMだよ派
│ ├のだめはよく千秋をいじめてるから派
│ └親の愛情に飢えてるよ派(甘えん坊派)
│
├ のだめに色々しこんでるよ派 (千秋ヤリちんだよ派)
│
└ のだめかわいいよのだめ派(それNGワード設定だよ派)
782 :
2:2006/02/01(水) 21:10:17 ID:GBZimZP7
やってないよ派─┬─ のだめに手を出すチャンス窺ってるよ派
│ ├ のだめは処女だからだよ派
│ ├ 千秋は巨根だから痛いよ派
│ ├ 千秋がムード作ってもかわしちゃうよ派
│ └ 辰男が怖いよ派(そこでなんばしよっと派)
│
├─ のだめが変態だからだよ派
│ ├ のだめはお風呂嫌いだからだよ派
│ ├ のだめがエロサイトとか見るからだよ派
│ └ ロックオンされると萎えるよ派(洞窟派)
│
├─ 千秋はホモだよ派
│ ├ 3年も女気無しで平気だよ派
│ └ 真澄ちゃんと高橋君に好かれてるよ派
│
├─ 音楽が恋人だよ派
│ ├ 音楽でエクスタシー感じてるよ派(処女の発想派)
│ └ ヤる暇あったら勉強するよ派
│
├─ 性欲普通にあるよ派(千秋ホモ派野派)
│ ├ 彩子に帰るなよって言ってたよ派
│ └ 谷間見ると顔赤くするよ派
│
├─ オナニー派だよ派
│ ├ 女口説くの苦手だよ派(チャンスはいっぱいだよ派)
│ └ 峰からオカズ輸入してるから大丈夫派
│
├─ 実はロリコンだよ派
│ ├ 由衣子にメロメロだよ派(ははは来るとも派)
│ └ リュカも会ったら危ないよ派(ボンジュールサバ派)
│
├─ インポだよ派
│ └ ロゴワーズはニコチン強いよ派
│
└─ 千秋はチンポないよ派(地動説推進新派)
├ 第三の穴しか無いよ派(腐女子派)
└ 指揮棒収納の穴があって便利だよ派(ジャパネット派)
…
ワロス
お、おつかれさま・・・
(どっかのコピペじゃないんだよね?)
ロゴワーズw
>指揮棒収納の穴があって便利だよ派(ジャパネット派)
これいいな。普通に欲しい
元ネタしか知らんが懐かしい
wa
禿ワロタww
ははは来るとも派となんばしよっと派w
>それNGワード設定だよ
というのがよくわかんないや??
あ、新しいネタですね…
超ウケました。
GJGJGJ!!!!乙華麗!
前からあるやん、これ。
>>781 労作ですねー、すごいわ。孔雀描かれてたよ派ww
>>790 専ブラには、表示させたくないレス等を「NGワードに設定」しておくと
自動的にあぼーんしてくれる機能があるのです。
794 :
781:2006/02/02(木) 00:22:51 ID:ELHQ7BGV
ありがとうございます。
かなり大変でしたがここの皆様で追加&改変して使ってやってください。
と言っても次号KISSでやったやらない議論は終わるかもしれませんが。
>>790 「能登かわいいよ能登」ネタからきたやつでそ?
>>794 感動シマシタ。
すごい完成度です。
千秋萌えスレの1ですが、コピペさせてもらいますねw。。
本誌の流れでのだめとの夜の仲のよさを
読者に見せるならここだろ!と思ってたのに
モツアルト書簡で肩すかしくらって
ムラムラのモンモンで
トンガリキッズのB-Dashを千秋風にしました。
ちょっと天才かもよ (C-DASH) ピアノうますぎるかもよ(C-DASH)
料理プロ並みかもよ(C-DASH) 語学できすぎかもよ(C-DASH)
完璧主義かもよ(C-DASH) 案外世話好きかもよ(C-DASH)
千秋オレ様すぎかもよ(C-DASH) のだめすねてるかもよ(C-DASH)
のだめゴミだめピアノで登場 想像以上に部屋臭い
マングースでピアニカ吹くくらい 普通じゃ考えらんないね
呪文料理はただの趣味です、餌付けなんて貴重だわ
ミルヒーに振り回されてたよ まるで下僕みたいだもん
もぉー!ちょっと先輩!
もぉー!楽譜ちらかしすぎ!
もぉー!ごはん食べてくだサイ!
先輩お寺僧さんデスカー?!
ちょっと天才かもよ(C-DASH) 独占欲つよいかもよ(C-DASH)
頑固すぎるかもよ(C-DASH) のだめ食べられちゃうかもよ(C-DASH)
それは早すぎるかもよ(C-DASH) 急に止まれないかもよ(C-DASH)
千秋焦っちゃうかもよ(C-DASH) のだめ宇宙人かもよ(C-DASH)
空でフワフワ飛行機のって 機上じゃ子犬みたいで
パリじゃ優雅に夜景見ろって いきなり道で歌いだす
ヴァイオリンもただの趣味です 拍手が貰えりゃ大吉
お酒飲むのが好きだった 今じゃワインは水でしょうよ
もぉー!ちょっと先輩!
もぉー!的外れじゃん!
もぉー!ピアノ弾いてたのに
いきなりちゅーするのやめてー!
海に近寄るとブルブル緊張 なんかちょっと愉快
ボートで海に入ると硬直しちゃって これはかなり愉快!
ちょっと主夫なのかもよ(C-DASH) 守護霊なのカズオかもよ(C-DASH)
イタリア語話しちゃうかもよ(C-DASH) 黒羽飛ばしちゃうかもよ(C-DASH)
プライド高すぎるかもよ(C-DASH) 強引すぎかもよ(C-DASH)
ロマンチストかもよ(C-DASH) 実はヘタレかもよ(C-DASH)
ちょっと天才かもよ(C-DASH) 独占欲つよいかもよ(C-DASH)
孔雀すぎるかもよ(C-DASH) のだめ食べられちゃうかもよ(C-DASH)
それは早すぎるかもよ(C-DASH) 急に止まれないかもよ(C-DASH)
千秋昂っちゃうかもよ(C-DASH) やるならここだろ!(C-DASH)
以上です。お粗末様でシタ。神々のSSお待ちしています。
守護霊カズオw
今まで引っ張って読者を生殺しにしてきたのに
こんなところで結論は出さないでほしい
デキてそうな、でももしかするとまだ?という可能性も萌えの燃料
作者自らやったやらんにケリはつけないでくれ〜お願いだ〜
個人的にはこの、やったと思いつつ まだ最後のしっぽはつかまれてない
今の状況がイイ
(元歌が不明だったので子に聞きました。)
最高!ワロタ!
元歌探して合わせてみます。
>>799 やったやらんを曖昧にしたまま最終回では
いつの間にやらケコーンしていて子供(有無を言わさぬ物証)がわらわら。
所長の黄金パターンでスヨw
どっかの二次みたいな子育て話はいらないけど、
幼稚園の先生になりたかったのだめが、自分の子供に
ピアノ教えるってほのぼのエンドはダメですかね。
ムード重視派でかつ、ヤリ○ン派だ。ノエルから3月の間の空白が全てを物語っている。
音楽的成長は何もなく、2人のセックスシーンばっかりになってしまうので描かなかった。
807 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 09:05:02 ID:8S1SqFPj
>>797 うおお!おまい最高w
マジでB-DASH聴きたくなった
中古で買ってくるw
カップリングがおまいのC-DASHだったら新品で買ってもいいぞ
808 :
かぜっぴき:2006/02/04(土) 04:45:41 ID:3QYRMrqn
こんな時間にこっそりちあのだ投下いきます…
エチーなしで、風邪ひきネタです。
のだめが風邪を引いた。
うつすといけないから看病はいりまセン、と呟くのだめを抱きかかえてオレの部屋につれてきた。
心配だから…なんて口が裂けても言わない。
「こんなゴミ箱にいたら、治るもんも治らねーだろ!」
最近のだめは、ちゃんと風呂に入るようになった。
…のはいいんだが、ちゃんと体を拭かずに出てくる。
しかも薄着で。
そのままピアノの練習に没頭する事もしばしば…。
そんなことを繰り返してたら風邪を引くにきまっている。
「ったく。お前、風呂入ったらちゃんと髪乾かせっていっただろ?」
「はうぅ…スミマセン…。」
珍しくしおらしいのだめ。
やっぱり風邪で弱ってるのか?
「ほら、粥を作ってやったから。食え。」
「ほわあ〜、あったかーい。」
のだめは器を包み込むように持って、出来たての卵粥をじっと見つめた。
熱のせいでか、瞳が潤んでいる。
「…?なんだよ。さっさと食え。…食器が片付かないだろう。」
するとのだめは甘えるようにオレを見上げて。
「せんぱい…食べさせてくだサイ。」
一瞬、オレはフリーズしてしまった。
いつもだったら間髪いれずに突っぱねる要求なのに。
「バッ…バカ、調子に乗んな!」
「まあまあ、そう言わずに。はう〜、のだめだるくて手があがりまセン〜。」
こいつ…ほんとに病人か?まったくいつも通りじゃねーか。
まあ、顔は赤いし、だるそうなのは本当なんだが。
もしかしたら、心配かけないように元気なフリをしてるのかも…。
810 :
かぜっぴき:2006/02/04(土) 04:48:28 ID:3QYRMrqn
「くっ…今回だけだぞ!!」
「もきゃー!言ってみるもんですねえ♪」
オレも熱にやられたのか…?
普段だったら絶対に受諾しないようなことだ。
のだめの手の中にある器から粥をそっとすくう。
するとのだめは口がくちを開く。
「ちゃんと、フーフーってしてくだサイね?」
・・・・。
「黙って食え!」
「もがー!あひゅい!あひゅいれス!!」
結局、強引に粥を押し込んで、食事終了。
「やっぱりカズオ…。」
食器を片付けて立ち上がったオレに、のだめが呟く。
そんなふてくされているのだめの前髪をかきあげてやった。
「オレは隣で勉強するから。…ちゃんと寝てろよ。」
そう言って部屋の電気を消した。
2、3時間経っただろうか。
様子を見に、寝室へ入った。
「せ…せんぱい…。」
「あ、ゴメン、起こした?」
「イエ、ちょうど起きちゃってました。」
のだめはチラリとこっちを見上げて、ちょっとだけ笑った。
潤んだ瞳、桜色の頬、苦しそうに半開きの唇が、妙に色っぽい。
なんというか、…アレの時を思い出してしまって…。
顔が熱くなるのをごまかすために口を開いた。
「まあ、なんだ。なんとかは風邪をひかないってのが迷信だって事が分かったな。」
「むきゃー!そんなこと言いにきたんデスか!・・・げほっげほっ」
「おい!起き上がるなって。」
のだめの額に手をあててみた。
「はうぅ…せんぱいの手、ひんやりして気持ちいいデス…。」
「大分熱が上がってきたな…待ってろ。タオル絞ってきてやるから。」
「あ、待ってくだサイ!」
立ち上がろうと、額から離した手をのだめはぎゅっと握り締めた。
「タオルはいいデスから…ちょっとだけ…そばにいてくだサイ…。」
その言葉に、またもやオレはフリーズしてしまった。
のだめがこんな風に、甘えてくることは滅多にない。
812 :
かぜっぴき:2006/02/04(土) 04:50:01 ID:3QYRMrqn
「じゅうでん…デス。」
そう言ってオレの手に、ちゅ、と口づけた。
熱くて、柔らかい、唇の感触にゾクリとした。
…ヤバいかも。
「…そんなんで…足りるの?」
「え…?」
あっけにとられてるのだめの口端に、そっと口づけた。
「だ、だめデス。うつっちゃいマスよ…」
顔をそらすのだめ。その頬に口付ける。
「…もういいよ。うつるならうつってる。」
「あ…。」
のだめの顔をこっちに向けて、今度はやわらかな唇に…。
最初は触れるように。
何度も離しては触れ、だんだん深く…。
「…ん…ふぅ」
のだめの吐息が漏れる。
…マズイ。これ以上やると、絶対止まんねー…。
名残惜しかったが、オレはのだめから体を離した。
のだめの瞳は、ぽーっと宙を見つめたままだ。
続きは、風邪が治ったら…
なんて考えている自分に気づき、急に恥ずかしくなる。
「…タオル、持ってきてやるから。」
そう言って立ち上がり、足早に部屋を出た。
お粗末さまでした…
なんだか名前が変な事になってますが、そのあたりはスルーでおながいしマス。
GJGJGJ!!
早朝から萌えた
我慢できなくなる千秋萌え
うはー!GJ!
風邪引いて看病してもらいてぇー!!
なんか既視感が……
過去スレに風邪ひく→ご飯食べさせたり体拭いてやったり→ハァハァ
みたいなのなかったけ?
まーありがちなシチュではあるが、
(風邪ひくのがのだめだったり千秋だったりいろいろ)
いいんじゃね?
C-DASHおもしろい。だれかフラッシュに出来る人いないかなぁ…
うわ…作ってみたくなるじゃないかー。
やべ……。
オレ、いま、ものすごくソレみたいかも・・・
はいはい誘い受けしない
>>819 作ってくださいお願いします
リクしてみる。
千秋がのだめに手取り足取りヴァイオリンを教えてあげる→そのままエチー
って感じのSS読んでみたいー。
14巻でヴァイオリン弾いてるのだめイラストが可愛かったんで……
神様、お願い!!
確かに、病気ネタはいろんなところで見かけるね。
みんな好きなのかね。
>>823 あんなところやこんなところ触ったりしながら、腰押し付けたりするのか・・・。
825 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/06(月) 22:50:40 ID:UvhjFwsM
>>824それじゃ千秋ただのセクハラ親父…
だがそれがいい(*´д`*)ハァハァ
あぁ…千秋みたいなホストいたら私絶対貢ぐなぁ…
…ホスト千秋(゜∀゜)!
ホストはただの水商売。
千秋は有能な指揮者だから魅力的なんだとおも。
正上位で始まり挿れたまま座位>騎乗位>背後位でフィニッシュていうのはどうでしょうか。
回数じゃなくて濃さに萌えるので
>>827 うちではそれがデフォ。濃い?んなこたーない。
>>827ぐはっ、うちも大体そんな流れだー
でも今は寒いから、2人とも布団の中に入れる体位でするのがおおいよ〜ん
きもーーーーーーーーー
おまえらの夜の営みなんか興味ねえよヴォケ。
千秋と自分の旦那比べた書き込みとか、
二人に絡めて自分ち夫婦は〜みたいなの、
ほんとヘドが出る。
そういうのやりたい書きたい鬼女は鬼女板いけ。
もちつけ
>>832 まぁ、キモイはキモイけど。夜の営み報告は鬼女板へ。
でも千秋が旦那(or彼氏)だったらいいなと純粋に思う。
…と、そんな漏れもキモイ。逝ってくる…orz
千秋かっこいいけど、普段の会話が面白くなさそうだよね
綱渡健くんが好きだったのだめ、話していて楽しいのだろうか
>834
バカだな
のだめは「先輩の突っ込みのタイミングは最高に気持ちいい」と
言ってただろうw
音楽の事以外はどんな会話をしているのか…
テレビの話とかすんのか?
837 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/08(水) 02:45:42 ID:XC9Njbkr
>のだめかわいいよのだめ派 それNGワード設定だよ派
>>781このひとロビラー?
どーも、C-DASHのもんです。
実はつくりてーといったものの
フラッシュのスキルがないもので
プチムービー作ってマス
現在半分程進んでます。
このスレで聞くのもどうかと思ったんですが
前回の正座のだめのシーンがはいった回とその前の回を
使用したいのでnyなんかでgetした方がおられたら
うpって貰いたいのですが、もっておられる方はおりませんか?
エロパロでエロもないカキコでスマソ
>797 819
やったー たのしみにしてるよ!
一般板でnyの話はご法度です。
自分でgetするかスキャンしる
どーも失礼しました。
>>797 笑わせてもらいました
ありがとう
しかし、先輩お寺僧さんはわざと?地蔵?
843 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 00:48:06 ID:g8Cl41oT
ほしゅ
844 :
かぜっぴき:2006/02/14(火) 03:00:52 ID:HNZNWFdp
「せんぱい。」
「ん?」
「バレンタインデーですね。」
「・・・だから何?」
「ということでのだめチョコレートケーキが食べたいです。作ってくだサイ。」
「・・・何が“ということで”だー!普通反対だろ!?」
「だってぇ、先輩の方が料理上手いし。」
「どこまでバカなんだ…断る。」
「むきゃー!カズオー!」
「・・・」
「しんいちくんーお願いデスー。」
「・・・じゃあさ。」
「??」
「・・・一緒に作る?」
再びベタベタなネタ失礼しました…。
846 :
ドキドキ:2006/02/16(木) 12:31:44 ID:C5gRgYcM
このスレ見つけてから煩悩で身もだえする毎日です。
そこでまた全巻読み返して、千秋のだめがどの時点から「デキた」か「ハメたか」と言うことばっかり考えてます。
現在ここで投下されている2人の仲は、まさに第一次やりまくり孔雀期で、読んで非常に萌えるのですが、なんだか本編の2人と結びつかない所も多々あり。
(いえ職人さまがた本当にいい仕事なさっているのですが)
私としてはおそらく、千秋のパリデビュー公演の後の夜に・・・
847 :
ドキドキ:2006/02/16(木) 12:39:07 ID:C5gRgYcM
千秋視点で、今初ベロチューのSSを制作中です。
まだ何日かかかると思いますが。なんだか中学生みたいな2人を・・・
さげれ
なんかキモイな
千秋誕生日に投下はありませんか?
きんもー・・・
くそっ、ちゃんと合わせてやるから
オレのガリを食え!!
あれ、もうガリ祭しゅうりょ?
私の千秋のファーストインパクトは
いもむしのだめに膝枕して、頭なでてる時。
ええ、ガリ寿司には負けますが。
マルチなのか誤爆なのか
それじゃ初作品投下行きまーす
えろ無しですみませんが、職人さんの降臨待つ間の徒然にドゾ
…泣きそうになった。
「のだめ!もう一軒いくぞもう一軒!」
彼女の細い手首を掴んで強引に引く。
「だめデスよ先輩!のだめは明日はガッコあるんですから!」
「休め!」
「だめです!退学になっちゃいマスよ!先輩いったいワイン何本あけたんデスか?!」
のだめはちょっと怒って声を張り上げる。
彼女の細い髪に夜の光が反射している。顔は逆光になっていてよく見えないが、
頬が上気して赤くなっている。日本にいるころは喜んでホイホイついて来たくせに。
まったく、どいつもこいつも…
『非常勤オケだしちょっと貧乏だけど、頑張りなさいよ』と言ったエリーゼ。
あの女…知ってたんじゃないのか…?このオケのこと…
聴衆の顔を見ないようにして頭を下げ、ほとんど駆け足で舞台から去っていった指揮者。
"ゲレメク"…ポーランドでは中堅どころと言った感じの指揮者だ。
デビューが遅かったし、そんなに華々しい経歴もないが、それでも安定感には定評がある。
「…頭痛え…」
色々なことが、頭の中を高速で駆け巡る。吐き気がするぐらい。
ふら、と足がよろめいた。と、脇から腕が差し入れられた。
「先輩、今日は帰りましょうヨ」
のだめが肩を支えてくれている。(俺の)シャンプーの匂いが漂ってくる。
いつのまにかそんなに飲んでいたらしい。
「先輩の匂い…v」
…。
…
ガチャ、と音がしてドアが開く。
アパルトマンの他の連中は、もうさすがに寝ているようで足音を潜めて帰ってきた。
のだめは俺を部屋の中に押し込むと、脇に差し入れていた腕をはずした。
「先輩、のだめは帰りマスけど、もう飲んじゃだめデスよ?」
くそ。のだめのくせに今日はまともなことを言う。
部屋の中は暗夜灯のついている廊下よりも暗く、まだ暗闇に慣れていない目にはほとんど何も見えない。
「じゃあ、また明日…」と言って、のだめが帰りかけた。
彼女のシルエットが横を向き、遠ざかろうとする。
その腕を掴む。力任せに部屋の中に引き入れた。
「のだめ。…やろう」
「ぎゃぼ!?」
強引に腕を引き、玄関のすぐ横にあるベッドにほとんど投げつけるようにして倒れこませた。
「ななななななにするんデスか先輩!!」
「いまさら『何』って…」
ジャケットを脱ぐと、彼女が倒れこんだベッドの上に膝をついて、自分のベルトに手をかけた、と、その時。
バシーーッン!!
思いっきり平手を食らった。
「お前…っ」
「先輩のカズオ!」
……カズオ…?
ふわ、とまた、シャンプーの匂いがする。
のだめが正面から、しがみつくようにして俺の背中に手を回した
「だって、そうじゃないですか!いつも自信過剰でエラソーで、それなのにちょっと嫌なことあると
すぐに逃げて、お酒とか、せ、せ、セックスとか…」
カズオが…セ…それは何か違うだろ…
と、突っ込む間もなく、のだめは続ける。
「そんなに自分に自信なかですか…?めでたいじゃないですか、常任…」
頭を下げているので、のだめの顔は見えない…が、肩が小刻みに震えている。声が少しだけ、しゃくり
あげているのがわかる。
…。
「…お前の言うとおりだな。俺が悪かった」彼女の背中を抱いて言う。「ありがとう」
「先輩…?」のだめは、意識的にか無意識にか、全身を柔らかく寄せてくる。
…これはヤバい…。
「今日はもう帰れ。明日学校あるんだろ?」
「え、でも…」のだめが顔をあげた。
「先輩、勃っ…」「黙れ!!」
それが女の言うことか?!
と。部屋の明かりが点いた。
後ろを振り向くと、眠りを覚まされたものすごく不機嫌そうな顔。
玄関のところに、パジャマ姿のターニャが立っていた。
「うるさい」ギロリ
「ななな何で中に入ってくる?」
「何でじゃないわよ!いい?いちゃつくんならもう少し静かに!あせらずドアを閉めてから!
他人の迷惑も考えなさいよ!」
それだけ言うと、彼女はスリッパをぺたぺた言わせながら廊下を戻っていった。
テーブルにはおにぎりが3個、皿に並んでいる。
その皿の下に妙な字のメモが挟まれていた。
「千秋先輩へ
のだめはガッコあるんで先に出ますね。
今日はできるだけ早く帰ってきますから!ラブv」
859 :
○○上戸:2006/02/18(土) 13:21:28 ID:KDjGqqHc
し、しつれいしました〜
「黙れ!!」 が良かった。千秋偉いw
上手だね〜
面白かったよw
GJ(*´∀`)b
あなたの書いたエロも読んでみたい
GJGJ!
すごくよかったよ!
またぜひお願いしますね!
エロパロスレだけど
自制して耐える千秋に萌え
私も上手いと思った。
二人の原作のイメージそのままな感じがした。
千秋の「のだめ。…やろう」に萌え(*´д`)
ターニャの「あせらずドアを閉めてから!」にワロタよ!
GJ!
>(俺の)シャンプーの匂い
いいね!GJ!
ネタバレスレがすごいことに!!!
皆ネタバレスレに集合しる!!!!
├─ ムッシュに孔雀描かれてたよ派(パリの建物は壁薄いよ派)
│
├─ のだめにムッツリ指摘されてたよ派
│
└─ ヤリまくりだよ派(エロパロ派)
├ 千秋はSだよ派
│ ├ 指揮棒折るような性格だよ!?派
│ └ 首絞めてするとよく締まるよ派(タイーホ派)
│
├ 千秋はMだよ派
│ ├のだめはよく千秋をいじめてるから派
│ └親の愛情に飢えてるよ派(甘えん坊派)
│
├ のだめに色々しこんでるよ派 (千秋ヤリちんだよ派)
│
└ のだめかわいいよのだめ派(それNGワード設定だよ派)
やってないよ派─┬─ のだめに手を出すチャンス窺ってるよ派
│ ├ のだめは処女だからだよ派
│ ├ 千秋は巨根だから痛いよ派
│ ├ 千秋がムード作ってもかわしちゃうよ派
│ └ 辰男が怖いよ派(そこでなんばしよっと派)
│
├─ のだめが変態だからだよ派
│ ├ のだめはお風呂嫌いだからだよ派
│ ├ のだめがエロサイトとか見るからだよ派
│ └ ロックオンされると萎えるよ派(洞窟派)
│
├─ 千秋はホモだよ派
│ ├ 3年も女気無しで平気だよ派
│ └ 真澄ちゃんと高橋君に好かれてるよ派
870 :
ドキドキ:2006/02/24(金) 12:19:26 ID:yF7MLmcJ
投下しまつ。
初エッチだけどのだめが積極てきだよウラ。
871 :
ドキドキ:2006/02/24(金) 12:22:25 ID:yF7MLmcJ
その日はなんという事も無かったが、外でのだめと食事をした。
のだめの行きつけのイタリアン。
ピアノを弾いたら店長がワインを一本つけてくれた。なかなかうまくて本数がかさみ、帰
り道はタクシーを頼んだ。
「ほらーセンパイ起きてくだサイ、着きましたよ」
「おー…」
俺は車内で少し眠ってしまったらしい。
今日のワインは当りだった。
少し足元がふわふわするぞ。
そんなに飲んだつもりでも無かったが。
タクシーが走り去ると、よほど俺の様子がおぼつかないのか、のだめがけなげに、自分の
肩に俺の腕を掛けてささえ持ちながら、アパートの門のキーを開け、「よいショ、よいシ
ョ、」と言いながら階段を上っていく。
俺は酔いのせいか妙にのだめに甘えたくなって、わざと体重をかけて歩いてやった。
気分が良い。
「もうーお、おもいデスー。千秋センパイー。はうーちゃんと歩いてー。」
「んー(*´ー`)」
部屋のドアをのだめが合鍵を使って開き、ふうふう言いながら、部屋に入ってすぐの、俺
のベットに座らせてくれた。
そのまま俺の肩口をつかむと、
「はーいセンパイばんざーい」とか言いながらジャケットをぬがせる。
ガキか、俺は。
ジャケットの形を整えて椅子にかけると、ぱたぱたとキッチンに向かい足音か遠ざかって
いく。
俺はベットを立つ気にならず、ぼんやり浮遊感を楽しんでいた。
「うーん、少し飲み過ぎたかな…」
「そんな風に自覚があるうちは大丈夫デスヨ。はいセンパイ、お水!」
キッチンからもどってきたのだめが、ボトルからグラスに水をそそいで、俺の前に差し出
した。受け取って一気に飲み干す。水がうまい。
のだめはニコニコしながら見ていたようだが、やがてさっき俺にかまけて床に放り投げて
いた自分のハンドバックを取ると、ぺこりとおじぎをした。
「センパイ、今日はおつかれさまでした。じゃ、のだめは明日学校が早いから部屋にもど
りますネ。おやすみなさい。」
スチャッと右手をあげて敬礼すると、身を翻してドアを開け出ていこうとする。
「あ、待てよ…」
「はい?」
のだめの背を見てふと思いついた事があった。
立ち上がりドアへ行こうとしたが…うー、ぐるぐるするぜ。
ドアを開けて廊下を出た所で、のだめはキョトンとした目で俺を待っている。
「何ですか千秋センパイ。」
俺は右腕を戸枠にかけると左手をあげ、指でチョイチョイと「近づけ」とジェスチャーす
る。
872 :
ドキドキ:2006/02/24(金) 12:24:22 ID:yF7MLmcJ
ドアを開けて廊下を出た所で、のだめはキョトンとした目で俺を待っている。
「何ですか千秋センパイ。」
俺は右腕を戸枠にかけると左手をあげ、指でチョイチョイと「近づけ」とジェスチャーす
る。
無邪気な顔で素直に一歩戻ったのだめの肩を、軽くつかんで引きつけ、戸枠に押しつけた
。
訳がわからず一瞬身構えたのだめに覆い被さると、室内灯の俺の影の中にのだめはすっぽ
り収まった。
その少し上向いた、おさなげな唇に、軽くキスをする。音のしない、触れただけのキスだ
った。
「おやすみだ」
「うきゃ、センパイ…!」真っ赤な顔で、少し泣き笑いになってうれしそうなのだめに、
ちょっとテレくさい気分になって横を向いた。
「してやろうかな」って気になった。
これも酔っているからだな。やめた。
「じゃあな」
とそっけなくドアを閉めようと、のだめの身体を外に押し出したが、急にのだめが俺の服
の袖をつかんだ。
「なんだ」
「センパイっ…もう一度シテくだサイ…」
「いまシタろう!」
振りほどこうとしたが、詰め寄って来て袖を離そうともしない。
「もいちど!センバイ!アンブー!」
と騒ぎだしたものだから、
「わかった!もう1度…だぞ」
と応じてしまった。
これも酔いのせいだ。
「ハイッ」
何がハイだ…ムードの無い。
だけど頬を紅潮させ、少し瞳をうるませたのだめが今はやけにかわいい。
これも酔いか?
今度は互いに向かいあって、顔をゆっくりと近付け合う。
さっきまではなんだか大胆なふるまいができたのだが、今度は少し気遅れがあった。
それでもごく自然に顔を傾け、唇を合わせた。
ゆっくり、2秒、3秒とおたがいの唇の弾力を確かめると、ふと離れた。
悪くない、いや気持ちいい感触だった。唇にしびれたような官能が残って俺はどきまぎし
た。
二人で目線を離す事ができない。俺ものだめも、息づかいが変だ。
端から見たら、にらみ合いながら肩で呼吸をしている変な二人だ。
俺の袖をつかんだのだめの手に力がこもって、熱く感じる。
つい二人でもう一度、確かめ合う様に唇を合わせた。
磁石が吸い付きあうように唇と唇が合体する。
今度は二人とも、軽く口を開いて、無意識に舌が触れ合うキスになった。
俺の背筋にぞくりと電気のような感覚が走った。
873 :
ドキドキ:2006/02/24(金) 12:26:56 ID:yF7MLmcJ
舌が、甘い。
こういうキスは久しぶりなのだが、どう舌を動かせば官能的なのかは本能が知っているの
かもしれない。
口の中に軟体動物を飼っているみたいだ。そいつが盛んに体液を分泌している様に、唾液
が驚くほど口中に溢れ出した。
絡めあう舌の動きに「んっ…んっ…」と漏らすのだめの声が、耳にぞくぞくと響く。
かわいい。
のだめの口の中を舌でさぐる。
前歯の裏側を強くこすると、のだめが「うっー」とうめき、身をのけ反らした。
いつのまにか俺は両腕でのだめを抱きしめて、自分に引きつけるように強く力を込め続け
ていた。
「ン…ン……うンっ!…っ…」
のだめが腕の中でブルッとふるえた。「あ、のだめも感じているんだ」と頭の端で思った
途端、のだめの膝がガクッと折れてしまった。
俺は前のめりに引っぱられ、あやうくのだめの舌を噛みそうになり、顎の力を緩める。
ちゅぱっと派手に音を立てて口同士が離れた。
「わっ」
のだめが仰向けの姿勢でがっくりと脱力したのを、思わず一歩足を踏み出して身体を支え
る。
自分の口からのだめの口の間に、唾液が長く糸を引いたのを見て、急に我に返った。
俺達は部屋のドアを開け放ったまま、廊下で抱き合っていた事に気が付いた。
慌ててのだめをひきずって室内に入り、さっきまで自分が座っていたベッドにのだめを放
り投げるように寝かせると、ドアに戻り、廊下に落ちていたのだめのハンドバックをすく
い上げるように掴んで、強く音を立てて締め、指で弾く様に鍵をかけた。
「やりすぎた」と思いながら、ドアを背にして、ベッドの端で、落ちそうな姿勢で動かな
いのだめの方を見つめた。
なんでこんな事になったんだ。
心臓の音が、ガンガンガンガン、今更ながら早鐘の如く、身体の中で響いていた。
今まで息をし忘れていたかのように呼吸が速くなり、俺までがっくりと力が抜けてしまっ
た。
息苦しさと暑さに耐え難くなり、半ばゆるめたまま首にぶらさがっていたネクタイをほど
いて床に捨て、シャツのボタンをはずして裾が出るほどひっぱり前を開いた。
のだめは身体を斜めにして横たわっていた。両足の膝下がベッドから落ち掛かかって、不
安定に宙に浮いている。
腕も片方ははみ出して投げ出されていた。
ちゃんと寝かせないと落ちると思い、のだめに近づくと、まず両足の靴をぬがせた。
ローヒールを好むのだめの靴は今日は黒のスリッポンシューズだった。
ベッドの下に揃えて置くと、両足首をつかみ足全体が寝台に乗るように引き上げて、ぐる
りと向きを変えた。
ワンピースのスカートが少しまくれ上がり、太股が見えたが、けが人の介抱中だとうろた
えない。さっと手でさげおろした。
身体の方もベッドの中央に来る様に、のだめ脇の下に俺の腕をくぐらせ、持ち上げてずら
してやる。
「ふっ…ふっ…」と小さな呼吸音が聞こえた
874 :
ドキドキ:2006/02/24(金) 12:31:36 ID:yF7MLmcJ
様子を見ていると、徐々にふーっ、ふーっと呼吸が深く、速くなってきた。
…おい、さっきまで息が止まっていたのか?俺ってそんなに力入れてたのか。
自分が、女に一方的にがっついて、けがをさせたかの様な気がしてきた。いや、そーいう
事をしたのか俺は。
のだめの前髪が乱れて顔が隠れたままなのを、指で漉いて額を出した。
のぼせたように紅潮している。
口が酸素を求めて、呼吸に合わせて開閉していて痛々しい。
「…ふっ…ちあ…せんぱ…ヒクッ」
「のだめ!」
俺はのだめが声を出した事に心底ほっとした。
「おい、大丈夫か?悪かったな、こんなにして…」
「せんぱい…はあっ…はあっ…」
さすがの俺も、詫びたい気持ちでいっぱいになり、のだめの頭を優しく撫でてやった。
涙でうるんだ目を薄く開けて、のだめは言った。
「イエ…のだめが、もいちどして、なんて言ったからイケなかったんです。」
それを聞いて俺は少し青ざめた。
「いや…そんな事は無い…。」
「…だから怒ってあんなに、のだめの事を絞めたんデスか?」
「!、そういう訳じゃない!お前悪くない!」
「え…じゃ、だっこしてくれてただけなんデスカ…はうん。」
…墓穴…いや、いいけど…。
うっとりとした口調でのだめは続けた。
「気持ち良くて…」
え?
「せんぱいの…凄く…良くて…それだけでも凄かったのに……だっこされレレ…のだめ嬉
し…」
「もういい、しゃべるな、のだめ!」
「それがだ…だんだん…ぎゅーっと…」
キスしてる相手に地獄絞めしてた俺…。ダサ…。
「最初は…からかわれてるのかとオモタですが…ぎゅーされて息ができなくなって…に…
…頭の中が真っ白に…」
俺の頭の中は罪悪感で氷点下だ。
「…のだめ…」
「…天国みたいに気持ち良かったんデス…せんぱいってテクニシャンー…」
「バカのだめ…天国どころかあの世にイク所だったな…すまない、もう2度としねえ!」
「えええーーーっ!」
がばと起き上がるのだめ。かなり回復してきたようだ。
「千秋先輩、もうキスしてくれないんデスか?」
「……」
(もうお前をけがさせたくない)
「もう…帰れ。服がシワになるぞ。明日学校なんだろ。」
なおも何かいいたげなのだめだったが、やがてもそもそとベッドの上から降りると、靴を
履いて無言で部屋から出ていった。
875 :
ドキドキ:2006/02/24(金) 12:32:52 ID:yF7MLmcJ
シャワーをあびて、邪念を振りはらおうとした。
浴槽にも湯を張り、バスソルトを入れて肩までつかる。
深く息をついた。
「自分があんなに余裕が無いとはなー…」
かなりショックだった。
キスなんて、からかって、すぐ止めるつもりだったのが、いつのまにか、あののだめと大
人のキスをしてる自分。
しかも夢中になってむさぼりつくなんて。
鯖折りしてどうすんだ俺…。
…あそこでのだめが気絶しなかったらどうなったんだろう。
その先にすすんだのか?のだめと?
…抱き締めた時、腕に感じられたのだめの身体の線は、意外に華奢で、やわらかく、力を
込めるとどこまでも細くたわんでいきそうな弾力があり、とてもかわいいと感じてしまっ
た。
なんだか猫をだきしめているような、保護欲求に支配されて……あのていたらくだ!
子供の頃、この部屋で飼っていた子猫は、抱かれるのを嫌い、俺がかまいすぎて逃げてし
まった。
のだめはどう思ったろう…。
結局、完全には気が晴れないままバスルームを出た。
「千秋せんぱい〜お疲れ様!はいタオル」
「?!…〜〜のだめっ?」
バスルームの前にのだめがタオルとガウンをささげもって立っていた。
すると「ぎゃぼっ!」と奇声をあげて視線が下。
「わあっ(見られた!)」
バシンとドアを締めてバスルームに戻る。
「なんでここに!部屋にもどって寝たんじゃ無かったのか?!」
「うーっ。のだめもシャワーはあびましたよ。着替えもしました。」
「はぁ?」
「だからせんぱい、しきりなおししまショ。出てきてくだサイ…」
しきりなおし…。
やりなおせって事か。俺はバスルームのドアを開けて片手を出した。
腕にさっきのタオルとガウンが掛けられると引っ込めて、手早く身体を拭いて、ガウンを
羽織って、威厳を保つ為に精一杯、不機嫌な顔を作ってバスルームから出た。
のだめはかすかに頬を染めて、ベッドに腰掛けて待っていた。
こいつには、いくら不機嫌そうにしたって通じやしない。
このときの俺の気持ちをどう説明したらいいのか。
風呂にいたあいだ、暗澹としたままだったのに、出たとたんにリセットされたのだ。
戸惑いと、喜びと、安堵と…これって子供の頃母親に怒られたあと、不安に半日過ごして
、許された時の気持ちというか…何だそれ!
「それ…でいいのかよ」
「いいも何も、これでやめてたら、のだめとせんぱいのラブは、なかなか進まないでショ
ー」
「調子にのるな!何がラブだっっ。」
「ええーーだって…さっきのキスは…先輩本気になりませんデシタ?」
「……( ̄□ ̄;)……」
「のだめは…本気でしたヨ。」
俯いて真っ赤になりながら、ベッドのシーツをいじるのだめ。
ああもうっ。
876 :
ドキドキ:2006/02/24(金) 12:36:49 ID:yF7MLmcJ
ベッドまで近づいて、のだめの前に立った。そのつもりじゃなかったが膝と膝が触れて、
俺ときたらもうその部分からも、じんじん電気のような感覚をおぼえていた。
「もう気絶しないでくれよ。」
「先輩がそうっとしてくれたら、のだめ大丈夫だと思うんデスヨ…」
そういって微笑むのだめは、膝が触れ合っている俺の足に片手を延ばして、すうっと上に
なで上げた。
そのまま手が体の線を伝い、脇腹を触れ、胸と肩を繋げている位置まで達すると、腕を伸
ばす限界だというように、俺の胸筋に長い指を食い込ませた。
それに引かれて、俺は姿勢を低くする。
吸い寄せられるように、再び唇を合わせた。
また舌が触れ、今度は味わうように慎重に交流する。
ちゅっ…ちゅっ…と室内にキスっぽい音が響きわたって、なんだか恥ずかしい。
俺の胸の上にあったのだめの手が、肩を伝って首に巻き付いた。
空いていた方の腕も同じように巻き付いて、俺は引き込まれてのだめの上に覆い被さって
ベットに沈み込んだ。
おそるおそるパジャマの上から、のだめの胸に手を置いてみる。
のだめは下着をつけておらず、布越しにすぐ小さな豆の様な感触がわかった。ゆっくりと
揉みながらそのしこりにだけ、指の腹で調子をつけて擦ってみた。
「ん……」
のだめは口を離して、甘い声をだした。
「感じる…?」
と耳もとでささやいた。
のだめは目を閉じて「はあっ…」と熱い息をもらしながらうなずいた。
「直にさわっていいか?」
また目をとじたままうなずくのだめ。
俺はパジャマの裾に手を忍び込ませる。指がのだめの腹部を駆け上がっていき、すぐくっ
きりとした丘陵のようなふくらみを感じた。
その丘を手いっぱいに包み込むと、頂点にあるあのしこりを指の間に挟んで少し揺らすよ
うに振動を与えてみた。
「あんっ…」
両腕ともパジャマの中に入れると少し窮屈だ。のだめの胸は意外なほど大きい。
するとのだめが自分から両手で胸のボタンをはずしはじめた。
赤い顔を恥ずかしそうに横にそむけて目をつむったまま、両手がぷちん、ぷちんとひとつ
ずつボタンを取り、上から下へ下がっていくと、観音開きにはだける前身の間から、真っ
白な、黒子ひとつない胸部と、無骨な俺の両手がさらけだされた。
中指と薬指の間から、赤い突起が頭を見せている。
そっと両手をどかすと、白い美しい形のバストが現れた。
俺の指の跡がうっすらと縞もように残っていたが、すうっと消え、輝くような白さの双丘
が、俺の目の前に景色のように広がった………。
877 :
ドキドキ:2006/02/24(金) 12:49:10 ID:yF7MLmcJ
こうして、おっぱい星人千秋が誕生したのでした。
ここからは煮たような
展開なので省略。
878 :
ドキドキ:2006/02/24(金) 13:49:00 ID:yF7MLmcJ
冒頭部分がなんか、○○上戸さまとかぶってしまいましたが、偶然です。ごめんなさい。
そ こ で 終わるんかいwww おっぱい星人チアキワロスw
880 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/25(土) 06:33:21 ID:x+kbRnee
>>870-877 お疲れです。とっても良かったです。
つーか
>>879の突っ込みにワロタ。
ところで現在の本誌展開、虹モノってやっぱり本家には
かなわないのだなあ、と実感。作者最強。予想の範疇軽く越えまくりw
コスプレで草陰で暗闇で戯れ→マジチッスとは…。
ヅラ被ったふざけたのだめに欲情する千秋萌え。
その後の補完の余地ありまくり。
あの部屋で。
これでやったやらん議論終わりだし。
だれか、今回の補完、投下してくれないかと、ソワソワ中。
二人の愛とか、愛欲とか、深まるやつ、希望!
どなたかお待ちしています〜。
882 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/25(土) 21:06:54 ID:w3d0ibJr
のだめってやっぱキレイになったね。
一巻にくらべたら別人。
千秋のアイネクライネ聞きたいーーー!
883 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/25(土) 21:42:23 ID:w3d0ibJr
きっとあの後は、二人で手つないで、千秋下向きながら、パーティ会場を横切ってまっすぐ部屋に戻ると思われ。
お城で同じ部屋だもんね・・
あのあとまで 何もないなんて考えられないよね。
でも 一ヵ月後何事もなかったかのように
また始まるのよね・・・
キスの時
「今夜は覚悟しとけよ」
とか、千秋がいってると想像して、ハァハァしてます。
886 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 00:31:33 ID:oVQpXMoE
ハァハァ・・・・やめてクダサイ。悶死。
>>885 虹的にはそういう展開がしゅてき…。
だけど作者の作風からいうと、のだめが中庭で発情、
「青カン、闇カン」とかいって千秋にげん骨くらうような感じだ。
「こんなところでコスプレのままできるかー」
↑そ、それもみてみたいかも!
でも結局、やっちゃうみたいな。
やっぱりのだめのペースに、っていうか、かわいさにまけて…。
+ +
+ + + +
∧_∧ +
(0゜・∀・) 新作。。。まだ?
(0゜∪ ∪ + +
と__)__) +
コスプレネタが欲しい・・・
城の一室で昔の王妃よろしくの しっとり〜 もいいかも。
『そんなに恥ずかしがらないで…』
千秋らしからぬが (;´Д`)ハァハァ
ドキドキさん、GJ!!!!!!
「ああもうっ」な煩悶千秋に萌え〜〜〜っ!でした。
千秋のモノローグがとっても原作っぽかった!!!
のだめもかわいいーーーーー
煮たような展開でも、ドキドキさんの書かれる続きが
読みたかったです〜いつか気が向いたら投下してくだされ。
やっぱりあの夜はキスだけじゃ終わらないよね…
やっぱり千秋ノンストップだろうな
そのノンストップって部屋帰ってからだと思う?あのまま続いたと思う?
896 :
894:2006/02/26(日) 23:50:43 ID:XXsOcJsd
>>895 庭でそのままは原作イメージじゃ想像できない。
なので部屋に戻ってふたりで一緒のベッドに入って…
千秋我慢できるか?キスの感触とか思い出して無理だろとおもった。
リサイタルも無事終わったしのびのびと。
じゃないともうさすがに千秋カワイソス
897 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/27(月) 04:34:40 ID:w6xyxgFT
つか千秋はアオカンするタイプじゃないでしょ。
清潔っぽいし、というより人前では絶対不可能なんじゃ・・・
考えられるなら、あのあと同じ部屋なんだしそこで、って展開くらいかと。
というかおそらくなにもやってないよ。
>>897 何故何もやってないと思うのでしょうか?
899 :
ドキドキ:2006/02/27(月) 12:30:36 ID:b00vvN95
ブノワ城の朝0
リサイタル前のブノワ城の朝の、脳内補完を投下しまつ。
夜の部もどなたか書いてください。お願いします。
ちあのだで、のだめ視点。ちょっとロリっぽいのだめになってしまった…
_| ̄|○
千秋がパジャマだったかTシャツだったか思い出せないので、Tシャツだったという事でお読みください。
900 :
ドキドキ:2006/02/27(月) 12:31:28 ID:b00vvN95
ブノワ城の朝1
リサイタルの朝を迎えた。
私、のだめは夜明けに目が醒めた。まだ窓の光が暗くて、でもだんだんと明るさが増して来ている。
昨日の夜は不安で不安で、眠れないかもと思ってたけど、千秋先輩が、のだめの為に本を読んでくれたから、モーツアルトも身近に感じられたし、とっても楽しい気分になって、いつの間に眠っちゃったのか覚えていない。
千秋先輩はいっしょのベッドに寝たのに、のだめが先に寝ちゃったから、先輩と何もしないで悪かったな。
でも先輩やさしいな。
今、のだめの横で、うつ伏せで寝ている先輩。
眉間にしわがよって、何か苦しそう。
夢見てるんだろか…。
…先輩の寝顔を見ている内に何だかへんな気分になってきた。
のだめはよく眠れて、頭がすっきり。
昨日までの暗さがうそみたいに消えちゃって、すごく気分がいい。
今、のだめの同じ布団で、くうくう寝ている千秋先輩に「キスしたいなー。」なんて気分に…。
そうっとしたらわかんないかな。
のだめは布団のなかで、先輩ににじりよってみた。
寝ている身体にのだめの身体をぴったり寄りたい。
きれいな鼻筋にうっとり。これスキ。
堅く瞼をとじて、なんだかむずかしそうな顔。
まつげ、長いなー。
きりり…と先輩の口から音がした。
「歯ぎしりしてる…」
うなされているデスか、先輩。
901 :
ドキドキ:2006/02/27(月) 12:32:14 ID:b00vvN95
ブノワ城の朝2
そーっと唇を触れさせてみる。
まだ起きない。
もういちど…。
今度は先輩の唇を舌で舐めてみる。
もういちど…。
今度は少し強めに私の唇をおしあてて、先輩の下唇をつまんでみる。
だんだん気分が高ぶってきた。
唇から頬に、キスを移動させて…。
いつも先輩が私にしてくれるように、キスの雨を、頬…瞼…耳たぶに振らせる。
(ふふ、いつもの仕返しデス)
耳たぶかんじゃえ…。
「うーんん…のだめ?」
ひゃっ。
寝た振り、寝た振り。
………。
千秋先輩が身動ぎした気配はない。
また寝ちゃった?
顔をそうっと伺ってみると、何だかさっきより穏やかな顔になってる。
「よかった」
なんだか幸せ。
先輩の胸に頭をよせてくっついて寝た。
足…膝もわざと触れるように沿わせて。
二度寝幸せーっ。ふふふ。
………。
何かさっきした事で、股間が熱くなっちゃってた。
つい足をすりあわせちゃう。
うーんどうしよう……。
「のだめ」
どきっ!
起きてた?
恐る恐る千秋先輩を見上げると、先輩はまだ目をつむっている。寝言?
902 :
ドキドキ:2006/02/27(月) 12:33:08 ID:b00vvN95
ブノワ城の朝3
「のだめ…」
口だけが動いて眠そうな声色。
息を潜めて返事をしないでいると、千秋先輩が薄目を開けた。
「やる?」
気がついてたんですネ ( ;゜Д゜)
顔に赤みがのぼるのを自覚した。
返事しようか、どうしよう。
でも何だか…したいっ。
はずかしくて、返事をしないで先輩の胸に顔をうずめた。
それがイエスと取られたみたい。
先輩は腕をのだめの身体に回して、ぎゅっと抱き締めてくれて、横に回転すると、のだめは下敷きになっちゃった。
口付けを受ける。
最初から舌が入れられてきて、いやでも高ぶってきちゃう。
あ、まだ歯を磨いてなかったのに…。
「あっ…」
千秋先輩の手が、いきなりネグリジェをひっぱりあげて、私の足の間に入ってきた。
もう、もうパンツのクロッチの所に手が…。
「あん…」
声がでるー。
のだめの足に堅いのが当った。多分…先輩はのアレだ。
先輩の指がクロッチの隙間から私に進入して来た。
「あ、あぁー…」
「お前、朝からすごい事になってるないか。どうしたんだ。」
確かにもう指が2本入って来ちゃって、いやらしい動きをしているのが、びんびん頭まで感じちゃって、すごい。
「あっ…はじめ…そんな…つもりじゃ…。」
「俺の寝込みをねらうなんて、のだめをも進化したなあ。」
先輩はネグリジェの上から、のだめの胸に口をつけて、布越しに乳首を噛んだりしてる。指の動きがどんどん早くなって、あえぐしかできない。
903 :
ドキドキ:2006/02/27(月) 12:33:45 ID:b00vvN95
ブノワ城の朝4
クロッチの所が無理に広げられて、パンツが先輩のはげしい動きに窮屈になり、紐の所が痛い。
パンツぬぎたい…。
先輩の肩にまわしていた腕をはずして、自分の腰にそろそろと動かした。
腰の両側から、紐パンの結び目をほどくと、はらり、と解放感があり、楽になった。
と思ったとたん、先輩の指使いも自由になって、さらに突き上げが深く…。
「あっあっあっ感じるっ先輩っ」
ぐちょぐちょと、粘液音が大きくなって、はずかしいけど、もーどうでもいい。
暑いぃ…。
のだめのお腹の所で、丸まってたまっているネグリジェを両手でつかんで、首まで持ち上げようとした。
布越しに乳首をしゃぶってた千秋先輩の顔にぶつかって、先輩は口を離してくれる。
乳首の所が、先輩のよだれでびしょびしょ。
濡れた乳首が空気にさらされて、きゅうっと立つのを感じた。
ところが両腕をあげて首を抜こうとしたところで、ひっかかってしまった。
「ひゃうっダメっ」
腕をを上げてたせいでむき出しになった脇の下に、先輩がキスしてきた。ダメ〜〜っ
「ダメ、っそこは…いやン」
顔が脱げきれず、ネグリジェに埋もれている下から、のだめ必死で訴えたんだけど、なんかこの格好って凄い。
「だって俺の目の前に見せるんだもん」
さらに執拗に舌を這わせる先輩。
「ダメお願い、…先輩も脱がしてあげマスカラ。首取るの手伝って…」
「ホント?」
先輩は脇の下を舐めるのを止めると、片手でのだめのあごにひっかかった所を引き上げて、そのまま上へすぽりとぬがしてくれた。
「はフ」
のだめの上に先輩が立ちヒザで覆い被さっていた。
だんだん窓の光が明るくなってきて、先輩の姿をくっきりと浮かび上がらせて、すごくキレイ。
先輩は今だに、のだめの身体に手を入れたまま。
動かしはしないけど、のだめのお腹の底にぴくぴく痙攣してる所があって、きっと先輩もこれを感じているだろな。
904 :
ドキドキ:2006/02/27(月) 12:34:21 ID:b00vvN95
ブノワ城5
そのままの状態で、先輩のTシャツをぬがしてあげた。空いている腕と先輩の首を抜くと、シャツは使っている手の所でたごまって残っちゃった。
でも先輩は指を抜くのを止めない。
しかたがないから諦めて、先輩のズボンをぬがす事にした。
両手をゴムの所に掛けて、下にさげるとピョコっと先輩自身が顔を出した。
「あー、先輩が出たネー」
先輩がちょっと恥ずかしそうな顔をして、腰が引けたので、もう両腕がゴムに届かない。「これじゃ寒かネ、あたためたげるばい」
と子供に言うみたいに言って、両手で先輩を包んだ。
「う…のだめ」
ごしごしさすったり握ったりしてると、先輩の腰がゆるゆるもどって前に出てきた。
片足を上げて、先輩のパンツとパジャマのゴムを、足の指に引っ掛けて足先に下ろす。
すると先輩が片足ずつ膝を浮かしてくれたので、するりと脱がすことができた。
先輩の下着の中にのだめの片足が入って、まだ体温が残っている。
先輩のアレはもう堅く熱くなって、手のなかですごい存在感。むきゃー。
片手を離して、今だのだめの股間にある千秋先輩の手にそっと添えた。
「先輩…もうのだめ…」
いうなり先輩は急に指を抜いた。
「はうっ」
やにわにのだめの頭の所の、まくらのあたりに手をさしこんで、何か捜しだした。
見つけて、手にある物は、小さな四角いビニールの包み…。
(むきゃあ…、昨日から用意してたんデスネ…ゴメンナサイ)
ぱちぱちっと、ゴムのはぜる音が遠くで聞こえた。
先輩はそうしてまた、のだめの上に戻ってくると、がばっと片足を上げて股間に入って来た。
「あ…っ」
ぐーっと先輩が進入してくる。
905 :
ドキドキ:2006/02/27(月) 12:35:08 ID:b00vvN95
ブノワ城の朝6
「のだめ、動くぞ」
「あっ!」
先輩の律動がはじまって、のだめの身体もいつも通り上下に揺すられた。
奥に、奥に、気持ち良い、ボタンがあって、当ると、どうしても声がでちゃう。変な、こえ…。
「あっ、ああああっ、あん、あん、あん…」
すっかり外が明るくなって、先輩のちょっと苦しそうな顔がはっきり見える。
ああ、大好きせんぱい。
頭の中が気持ち良いでいっぱいになってきた………。
――――――――――――
「お前、今朝はどうしたんだ」
「エ…」
行為が終わって、のだめの横に身体を横たえた先輩が言った。
まだ呼吸が整わない。
のだめも先輩の余韻が全身に残ってて、頭がじーんとしてる。息を吸いすぎて、ぼんやりしちゃうのだ。
「えへへ…先に目が醒めちゃって…先輩の寝顔見てたんデス。」
「ハア?」
先輩はちょっとイヤそう。目をつむってるトコとか、寝顔みられるのが嫌いなのだ。
「先輩、なんか恐い顔してて、歯ぎしりしてましたヨ」
「あー?」
「何か夢見ていたデスカ?」
「知らん、忘れた」
ぷいっと横向く。
「それでのだめ、先輩の顔みてたらチューしたくなってきてエー、起こすつもりじゃナカタデスヨ」
「嘘つけ。おまえ俺のみみ噛んだろ。」
「ふおーごめんナサイ、ちょっと出来心で…」
「…ったく」
そういって先輩はのだめを抱き寄せてぎゅっとしてくれた。
「まあたまにああいうのもいいけど…ちょっと積極的だからびっくりした…」
「あー」
急にすごく恥ずかしくなって、先輩の胸に顔を隠した。
「本のお礼になったらト…」
すいっと頭をなでられた。
「よく眠れたか?」
「ハイ」
「…良かったな…俺はもう少し寝たいから、起こして…」
それきり先輩はだまってしまった。
そおっと顔を上げると、もう眠ってしまったようだった。
今度は楽そうな、おだやかな寝顔。
時計はまだ5時半。朝御飯は何時だったろう。
のだめも眠いデス。
目覚ましつけといたからきっと大丈夫。
こんな幸せな二度寝はじめて…。
きっと今日は上手くいく気がする。
はじめてのリサイタルで、先輩が一緒にいてくれて良かった。
そのまま、ふうっと眠りに入っちゃって、結局二人で少し寝坊をした。
fin
お、乙です。
すごい臨場感ですね。
朝から互いの欲情が伝播しあって、
体位を変えて、
脱がすの手伝って、
2人とも慣れた感じというか、
ひとつひとつの動きがもう嬉しくて、
次に何が来るのか互いに分かってて、
でもつい焦ったりして。
のだめが自分から脱ぐタイミングとか、
千秋を脱がしにかかるところとか、めちゃくちゃ可愛い・・・
よっぽど欲しかったのね、のだめ。
>昨日から用意してたんデスネ…ゴメンナサイ
がツボでした。
ドキドキさん
補完GJ
レスくださった方もThx
アオカンはしない千秋と脳内補完しました。
908 :
897:2006/02/27(月) 19:13:41 ID:w6xyxgFT
>>898 うーん。
作者のサイトを読む限りかなあ。
あの作者、そっち方面には最後のオチとかでしか
出させなそう。以前からの作品もそうだけど
ストーリーの軸を主題にして話をすすめる作者さんだから。かな。
ならなんでこのスレに出入りしてるんだ?
910 :
897:2006/02/27(月) 22:14:30 ID:w6xyxgFT
いや、読むのは面白いですから。
うまい方もおられるんでそういうのは好きなんですが、
・・・まずいですか?
ドキドキさんGJでした!
慣れた雰囲気の二人が新鮮でした〜
萌える〜〜〜
>>910 どう読もうと自由といえば自由だから、べつにまずくは無い。
けれども、やったやらん論議は散々ループだし、荒れやすいし、
そもそもここはエロパロだし、であなたの胸中にしまっておくのが吉。
ってこだと思います。
またりと職人さんたちの作品を楽しもうよ。
913 :
ドキドキ:2006/02/28(火) 09:27:27 ID:6NrUNAL5
GJありがとうございました。うれひい。
いや、ぜったい枕の下に入れてると思ってまして、のだめネグリジェだし。
あまりに千秋かわいそうなので、つい妄想ふくらんで書き下ろしてみました。
私はこのふたり、あんまり毎日とかはしてないと思ってますが。
のだめ寝るの早いし。
千秋へたれっぽいし。
初夜から10回もしてない・・・。
914 :
ドキドキ:2006/02/28(火) 14:37:12 ID:6NrUNAL5
887までの続きも少し書いているので、どなたかからの「夜の部」がしばらく投下されないようなら、落としたいと思ってます。
一応初夜なんで、前後しちゃうんですが・・・「朝の部」の方が先に天から降ってきちゃったんです。
千秋へたれで淡泊ぎみ。のだめ天然積極的だけど処女というシチュ。
あんまりないね、こういうの。
淡白な千秋を認めたくないのが女心ってもんだと思。
916 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/01(水) 12:50:42 ID:VSKwdqX2
917 :
ドキドキ:2006/03/01(水) 12:53:47 ID:SfLD40jl
やっぱだめっすかね。
ポーカーフェイスのくせにむらむらで悶々で一度はじめたらサルみたいに絶倫な千秋じゃないと萌えないんすかね。
でも女はそういうの実際にはつかれるんだけどなあ。
あいつのセックスは二度といやだってなる事もあるんだけど。
>917
好きなものを好きなように
919 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/01(水) 14:16:59 ID:VSKwdqX2
>>917 そんな千秋はイヤだww
しかし、24,5で盆と正月みたいな千秋はもっとイヤだ・・
どんなに好きでも、恋人としてはやっていけん・・
とはいえ、ここはパロスレ。
>>918が正解!!
投下、たのしみにしてまつ。
ドキドキさん、投下楽しみにしています。
ただ、お節介ですが一言。
ただ、あまり作品投下&感想へのお礼や返事以外の雑談や質問を
コテでしない方がいいでしょう。
誘い受けと見なされ、スレが荒れる元になります。
雑談は名無しで、そして自分の好きなように書き、心配な場合は投下前に注意書き、
これ最強です。
では、新作楽しみにしています。
921 :
ドキドキ:2006/03/01(水) 14:49:18 ID:SfLD40jl
ありがとうございます。肝にめいじます。失礼しました。ほんとに。
ではまた。
>24,5で盆と正月みたいな千秋
確かに、それは困るw
ほぼ毎日、体調によって1回か2回やるのは
20代半ばで孔雀期で半同棲なら絶倫とはいわんでしょう。
ノエルの後は仕事があまりなくて暇そうにしてたし。
のだめもレッスンと練習があっても、学生だから
課題の間はストレス低い。つーか、規則正しいセックスは
勉強の邪魔になり得ず、むしろ励みであろうというのが
個人的主観。
毎日1回〜2回なんて猿だよ。
のだめの休みに合わせて夜1回、朝1回
その場の流れでイレギュラが月2〜3回
ってところだろ。
猿だな。
>イレギュラが月2,3回
ちょ、ちょっとまったw。
(ン年前同棲時代の自分は猿認定なのか?)
付き合い始め、半同棲でこれはあり得ないんじゃ。
これじゃマジ淡白認定だよ。
週の半分ぐらいはしないの?みんな。
まあ濃度の問題もあるけどさ。
回数は人それぞれだからな。
さかってるかどうかは、昼間にするか・しないかで判断できるかも。
自分を振り返ると。
授業の合間とか、ランチの後のマッタリ時間とかさ。
のだめの休みに合わせて夜1回、朝1回
プラス
その場の流れでイレギュラが月2〜3回
だ。書き方悪かったか?
毎日なんて、ヒリヒリしそうだよ。
ゆっくりまったり、話してキスしておやすみ、って夜もいいもんだ。
>>927 書き方悪くない。それで頻度少なっ、といっている。
それじゃ週の半分以下だし。てか自分もちつけw。
>>926さんのも分かるよ。いつでもどこでも、
ダラダラとね。
鬼女板の方々の性生活垂れ流し時間はまだ続きますか?
>>927 やけに拒むのだめを不審に思って、千秋が問い詰めると
「だって…せんぱい、いたいんだもん」
「え?」
俯き真っ赤になるのだめの姿に、あることが思い当たりキョドル千秋。
ってのもよいなー
>>930 あることって何?マジでわからん
千秋が巨根だから?のだめが病気(婦人科系の)だから?
のだめは拒むキャラではないと思っていたので
その設定いいかも
そろっとキモイ。
キモ過ぎ。
鬼女にカエ(゚∀゚)レ!
やっぱ原作がさ、テストの虫食い問題みたいに空白を作って進行してるのが、作者の巧いところなんだよね。
きわどいっていうのじゃないけど。
もう完全に釣られてピチピチしている住人ら・・・
どう包丁入れられて、どんな飾り盛りされるかとか、ナニとつけあわせて煮物にされるかとか、ピチピチしながら考えてるお魚ちゃんなんだよ。
久々に来てびっくりした
本当帰ってください
937 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/02(木) 14:13:01 ID:xaAN/A2d
も〜、やめて下さい。しんいちくん。
はあはあ。
涙ぽろり。
・・・ごめん。
へたれ
性コミまんが・・・
そこでやめる千秋はもっといやだ
次スレってどうやって立てられるの?
まだ大丈夫なのかな。
KB数見るのってどうすれば見れるんだっけ。
L87のつづきというか、エロないんでさらっと読み流しちゃってくださいな。
埋め立て用に書いたんだけど短すぎた…だめじゃん。
どなたか次スレお願いします。
ではどぞ↓
945 :
944-1:2006/03/05(日) 07:34:25 ID:WiBhxLfD
「のだめー」
あ…子供たちの声……い、かなきゃ…でも…
「…行くなよ」
いつもより長い長いキスを終えると、先輩がそう呟いて。
また唇を重ねた。
何度も、何度も、繰り返し。
これは頑張ったごほうびですかネ?
先輩のキスは「好きだよ」って言われてるみたいで、堪らなく幸せ…ゲハ。
段々とお互いの体がより近付いてく。
先輩の左手はいつの間にかのだめのウエストに添えられてた。
もぞもぞ撫でてるような…リズムとってるような…微妙な手の動き。
なんだかのだめ、ヘンな気分になってきマス…はうん。
「し、いちく…」
甘いだけのキスじゃ足りなくなってきて…思わず膝立ちになって、先輩の頭を両手で支えた。
さっきよりずっと深く交差する。
先輩の舌が絡んできて、色んなトコをつつかれる。
腰やお尻や太股の裏ッ側も撫でられて…
はうぅ…気持ちイイ…
のだめも負けじと先輩の髪や耳に手を這わせると、熱っぽい吐息が漏れた。
ああ、もう、いつの間にか胸にまで手が伸びてきてるし。
……あ…ヤダ…先輩のが…
でも、も少しこのまま…今離れたくない…
946 :
944-2:2006/03/05(日) 07:36:08 ID:WiBhxLfD
「も゛ぉー!!のだめってばー!!!」
さっきより更に大きな子供の声。
びっくりして思わず顔を見合わせる。
酔いが醒めたように我に返って、同時に二人して吹き出した。
いつもの先輩なら、誰がいつ来てもおかしくないこんなトコで、絶対有り得ないのに。
「ほら、行けよ」
ぶぶ。今度は行けだって。
さっきと言ってる事違いマスよ?かなりバツ悪そうだし。
それでも。
最後にぎゅって抱きしめてくれた。
大丈夫。
のだめが帰る所はここしかないんですからネ?
「ではアンドレイ、続きは後で」
「誰がアンドレイだ!」
「アンドレイ、服はそのままで」
「変態!ほんとに誰だよ」
「ベルばらデス。先輩読んだくせに…オスカル様が死ぬとこで泣いてたくせに…」
「あぁアンドレね…ってなんで知ってんだ(泣いたこと)!」
「のだめはなんでも知ってマース」
まだまだですね、先輩。のだめが一枚上手デス!
カメラをさっと拾って中へ戻ろうと体を翻す。
と、その瞬間。腕を掴まれてた。
「お前は昨日のアレ着ろよ?部屋で待ってるから」
そう囁くと、耳にキスしてふっと笑って。
のだめを残して先に中へ入っていった。
あへー。
やっぱり真一くんは二枚も三枚も上手でシタ…
キラキラ星…モツァルト。
ただ今のだめ、ピンクです…
おわり
>>944タン
脳内補完にバッチリでしたヨ GJ!
947の時点で426.3KB。
よっぽどの長編大作でも投下されないかぎり
このペースなら次スレは970〜80くらいでいいよ。
949 :
名無しの名無し:2006/03/05(日) 14:41:13 ID:72vqJRTJ
age
950 :
花をさがす名無し:2006/03/05(日) 17:07:07 ID:72vqJRTJ
ageageageage
951 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 19:00:20 ID:2sSz0bzn
あへー
千秋萌え〜
>>944 神よthx!! じゅーぶんエロイっすわ
子供に見られるかもしれん背徳感がまた(;´Д`)'`ァ'`ァ
でもそれを抑えられず絡みがエスカレートしてく二人(;´Д`)'`ァ'`ァ
自分のキボン脳内補完にかなり沿ってたお
ええもん見させてもらいますた
よし、次スレで投下出来るように俺が今から千秋のだめエチー小説書き始めよう。
ただし、予定は未定だが
955 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 21:42:58 ID:72vqJRTJ
956 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 21:50:09 ID:2sSz0bzn
誰か次スレたててくれ-たてかたわからん
957 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 00:25:38 ID:PQkgM15W
立てるよー
994さまGJ!!
すごい萌え!
お腹かゆくなってくる!
子供が、子供が、子供が…もちつけ俺。
>994に期待。
961 :
ドキドキ:2006/03/06(月) 10:46:27 ID:jIVKpFtx
905の続き千秋編投下します。
ギリギリだな。
962 :
ドキドキ:2006/03/06(月) 10:47:51 ID:jIVKpFtx
やっと夜が明ける。
寝苦しくて、何回も目が醒めて、その度に見るのは、ベッドの反対ですやすや眠る、のだめの寝顔だ。
触りたいという考えを、押さえ付けるのに苦労する。
明日はこいつの初リサイタル。
きっちり休ませて、実力が出せるようにしてやらんでどうする。
だったらさっさと俺も、ソファにでも移動すればいいものを、昼間の長距離運転やら、海の緊張やらで、身体は疲れで、泥の様で動かせない。
眠りが浅く、変な夢ばかり見た。
あ…ちくしょう、アレがいこってる。朝だからって…。
うつ伏せになって、治まるのを待つ。
その内にもまた浅い眠りに落ち、金縛りまで起こした。
最低だ…。
―――――――――――――
?…?…。
顔のまわりで何かが触れては離れている。
俺の口と鼻を何か柔らかい、湿ったものがつまんでいった。
頬にも、ちょん、ちょん、とそれは触れていき、俺は昔飼っていた子猫を思い出した。
朝が来ると、エサをせがんで俺を起こしにくる黒い子猫。
あ…なんだ、のだめか…。
のだめがキスを俺にくれているんだ。
どおりで気持ちがいい…。
がり。
あっ、耳まで噛みやがったコノ…。
「〜〜〜っのだめ」
いつの間にか金縛りが解けて、口が利くようになった。
が、まだ瞼が上がらない。
ぱっと身を引く気配がした。
やっぱりのだめか。(ちょっとキスは嬉しい)
返事はない。
待っていたが、また眠りに吸い込まれそうになった。
そこへ、ふわっと暖かい空気がせまって来たと思うと、のだめ(と思われる者)が俺の懐に入って、ぴったり身体を擦り付けてきた。
やっぱりのだめだ。
なんだ朝から、かわいい事するなあ!
俺の胸にじーんと甘酸っぱい感動が沸き上がった。
と同時に俺の股間にもその感動が伝わったのか、急に脈動をはじめて、少しあせった。
のだめは…じっとしている。
多分、俺がまだ寝ていると思っているんだろう。
せっかく夕べは我慢したのに、今も俺に全幅の信頼を寄せて横にはべるのだめに、すけべをいたしていいのだろうか…。
と、のだめに何か異変が起きた。
俺の状態を知ってか知らずか、足までぴったり寄りそって寝ていたのだめから、妙な振動が伝わってきた。
腰のあたりがもぞもぞと、何かかゆいかの様な動きをしている。
これは…もしや…。
963 :
ドキドキ:2006/03/06(月) 10:58:00 ID:jIVKpFtx
これは…できるかな。
「のだめ」
もう一度呼びかけたが、返事はない。
妙な律動もやんだ。
俺は重い瞼をようやく開いた。
そこに、少し泣きそうな、いたずらが見つかったような瞳のだめの顔が、至近距離に在った。
かわいいなあ。
「やる?」
と短く呼びかけると、見る見るうちに赤く顔を染めるのだめ。
恥ずかしそうに、縮こまり、布団の中に隠れてしまった。
腕をひろげてのだめの背にまわすと、ぎゅっと俺の脇腹のあたりのシャツをにぎるのだめ。
やるぞ。
気が変わる前にやってやる。
こないだやったのいつだっけ。
こいつときたら、初夜の後こそ何回か連続してやれたけど、学校の課題が多くて疲れるからって、いっつも眠そうにしてる。
、実際メシ食わしたらすぐ寝るし、俺の演奏旅行の間は、うちに入りびたっていたくせしゃあがって。
最近俺の仕事がヒマになって、家にいる事が多くなったのに、コンセルの試験前だからと、練習でいつまでも帰ってこねーし。
どんなに凝ったメシ作ってやっても、喜ぶのはいいけど、またすぐ先に寝るし、とうとうこないだ寝込みを襲ってやったけど、終わる前にやっぱり寝ていて、空しいのは俺ばかり。
縮こまるようにして顔を見せないのだめに、俺も布団にもぐりこんで横抱きに抱く。胸が大きいわりに、背中が筋肉質で薄いのだめの身体は、抱きしめるときゅっと小さく感じる。
まだ恥ずかしそうに目を閉じているのだめを抱いたままで反転して寝台に押さえつけた。
やや、がっついた気分の俺は、襲うような性急さで、のだめの口を割って舌を吸い上げた。
のだめはすぐ応じてくる。
舌を回転させ、のだめのの舌と存分に交流する。
俺の唾液が舌を伝わりのだめの口角に泡を作った。
舌を延ばしたまま唇を重ね、のだめの口内も犯す。
のだめの喉が、二人の唾液を飲み込み上下した。
「ん…ん…」
のだめが甘い鳴き声を漏らしはじめたので唇を離した。
「んあ…あっ…」
薄いネグリジェを通して、のだめの乳首がとかって、その形が透かし見えた。
自ら存在を知らせるソレに布ごしにかぶりついた。
964 :
ドキドキ:2006/03/06(月) 10:58:47 ID:jIVKpFtx
唾液でぬれて、はっきりと乳首の形が口の中で判る。
重ねている布越しに刺激をあたえる事に、何やら興奮を覚えて、乳首に湿り気を与えつつ、音を立てて吸い上げる。
反対の乳房も指でつまんだりねじったり。
「あ…はあ…」
気がつくと、のだめの両足がネグリジェをはだけ、俺の腰を挟んで捕らえていた。
乳首から口を離さないまま、右手でそのふとももをなであげ、股間まで這わせる。
そこはすでに沼地のごとく濡れそぼっていた。
(これはこれは…)
下着の端から中指人差指を進入させると、吸い込まれる様にたやすく、のだめの内部に入れた。
「あっあああ〜」
喉をのけぞらして反応する彼女の顔が、凄くせつなそうな、色気のある風情で、たまらない感じ。
「お前、朝からすごい事になってるじゃないか。どうしたんだ。」それならそうと内側を叩くように指をスイングさせる。
「あっ…はじめ…そんな…つもりじゃ…はっ…はっ…。」
「俺の寝込みをねらうなんて、のだめをも進化したなあ。」
「あっ、あっ、あっ、あっ…」
いつの間にか、俺の肩から降りてきたのだめの両手が、自ら下着のリボン止めを解いた。とたんに指を動かしやすくなって、俺は指を3本に増やした。
激しく出し入れを繰り返すうちに、解けた下着は、たちまちくしゃくしゃになって、のだめの身体から離れて行った。
下着を外した後の、のだめの手は、次に自分の腰まわりに溜っていたネグリジェの裾をまとめて掴み、一気に身体から抜こうと持ち上げはじめた。
いつもなら服をぬがすのは俺の仕事だというのに、今日はなんて積極的な…(嬉)
俺の下でみるみるうちに素っ裸になっていくのだめだったが、首を抜こうとした時に、腕が延び切って頭だけが残ってしまった。
(いなり巻き…)
素っ裸の身体の上に、首と差し上げた腕が、くしゃくしゃのネグリジェにロックされて、なんとも奇妙な光景だった。
ぷるぷると二つの乳房が交互に震える
「〜〜っむきゃ〜〜っ」
じたばたするのだめ。その珍妙さに思わず吹き出した。
かわいい!バカすぎるぞのだめ!
あられもないその姿にたまらなく愛しさを感じつつ、同時にからかいたくなり、むきだしの脇の下にキスをした。
965 :
ドキドキ:2006/03/06(月) 10:59:28 ID:jIVKpFtx
「ひゃうっ!いやあーダメーっ」
「だって俺の目の前に見せるんだもん。」
こーしたくなっちゃうよ。ぺろり。
「イやめてーーっアッハハハ…」
くねくねと芋虫のように動くしかないのだめだった。
「ひい…ダメお願い…先輩も脱がしてあげマスカラ。首取るの手伝って…」
それもいいな。
俺は左手で、のだめのあごの所を掴むと、ネグリジェを一気に上へ引き抜いた。
「はフぅ…」
上気したのだめの顔が現れると、あらためて全身を眺めた。
すっかり夜が明け、朝日の中で白い躰が、それは美しかった。
腕から胸部にかけて浮き上がった細い上腕筋。
その胸には、大きめだがバランスよく張りきった二つの乳房が、熱い呼吸に上下していた。。
根を詰めてピアノを練習すると、すぐやつれて浮きでてくる肋骨。
その下方のウエスト。
くびれが無いなんて言った事があったか、今は腹筋が縦に現れ出てくっきりと女性らしいラインがあり、かなりイケている。
のだめはだまってりゃ、そのへんの女の子は太刀打ちできないほどかわいい。
言動が変態だから、あまり注目されなかったのは俺にとって幸か不幸か。
あの黒木くんが一目慕れしていた時は、俺が一番理解しかねたのだが、今ではすっかり虜になっているのは実は俺の方だった。
のだめは頭の上に掲げていた腕をけだるげに下ろすと、俺の腰から、寝巻きに来ていたTシャツの裾を、ゆっくりと引き上げはじめた。
俺も左腕を抜き、ネックをくぐり、Tシャツは右手の先まで来た所で止まった。
俺が今だにのだめから右手を抜いていなかったからだ。
ちょっと困ったような顔ののだめだが、うっとりと恍惚の表情にも見える。
966 :
ドキドキ:2006/03/06(月) 11:00:25 ID:jIVKpFtx
のだめの膣壁がさっきからぴくんぴくんと痙攣して俺の指を軽く締めつける。
のだめの意思とは別の電気的反応であろうが、なんだか下の口でしゃぶられているような感触で、抜き出すのが名残おしかった。
さあどうするのだめ。
するとあっさりシャツから手を離したのだめは俺のズボンに手を延ばした。
子供の様に脱がされる事が、ここへきて急に軽く羞恥心が湧いた。
ゴムの前側にペニスの先が引っ掛かり、外れる時亀頭を刺激した。
「あ、先輩が出てきたネー。これじゃ寒かネ。あたためてあげるバイ」
のだめは急に脱がすのをやめて突然俺を両手で包んだ。
ズボンと下着が尻でとまったままでコレはちょっと恥ずかしい。仕返しか。
のだめの手が俺をしごきはじめた。
亀頭をにぎりながら手の平ですべらす様に刺激し、元の方も上下にしごく。
(げっ、このままだと負ける…)
気持ち良いぞー。
きゅっと俺の指が締めつけが強くなった。
のだめが片足をあげてたのだ。
足の指で脱げ掛けのパジャマを引っ掛けて足先まで引き降ろした。
これで俺も素っ裸になった。
のだめの指に翻弄されて、息が上がってくる俺。
全身に熱い 血がまわって、気が高ぶってきた。
のだめの体もピンク色に上気して、興奮を表している。
ついにのだめは俺をいじるのを止めて、俺の右手に手を乗せてきた。
「先輩…もうのだめ…」
言われなくても…!
ぐちょっと音をたてて、のだめから手を引き抜いた。
「はうっ」
びくんと、のだめが震える。
967 :
ドキドキ:2006/03/06(月) 11:00:55 ID:jIVKpFtx
抜き出した指は、粘液でふやけ、ゆでたように赤くぬらついていた。
手首に残っていたTシャツを、それを拭いながらはずし、ベッドの外に放り投げた。
のだめの頭の上の、いくつもある枕の下に手を入れてアレを捜す。
夕べ、のだめがネグリジェ姿でベッドで待っていたのを見た時から、当然の事と期待を持って忍ばせておいたモノだ。
あった!
焦ってやぶかない様に切口を開け、取り出して手早く被せる。
(…いつも思うけど男ってこの時まぬけだよな。しかたないけど…)
急いでのだめの上に戻ると、のだめも待ち焦がれたような顔をして、両腕を俺に広げていた。
首に巻きついて来てぎゅっとしがみついてくる。
俺はのだめの右足を かかえ上げると、一気に突進した。
「あ、あああ〜ッ」
内部に進入する圧力にのだめが一際高い声であえいだ。
俺にも内壁がねっとりと絡み付いてくる。
ぴっちりと締めつけてきて一体感を持った。
「のだめ、動くぞ」
言い終わらないうちに律動を始めた。
もうこうなると、体と意思はまったく別だ。
「ああっ、ああっ、あん、あん、あん、あん…」
のだめも良い声で啼き始めた。
俺の腰と、のだめの腿が当たる度、ぱん、ぱん、ぱん、ぱんと渇いた音が響きわたる。
「あ…イ…イイっ…しんいちくん…気持ちイイ…イイ…気持ちイイ」
その言葉に俺はますます奮起する。
「アアアアアアア…」
速度をますます速くすると、のだめの声がつながって意味の成さないものになり、だんだん大きくなってきた。
その口を口付けで塞ぐ。
振動にゆれるのだめの乳首の先が、俺の胸にもかする。
その快感も加わって、いやでも昇天したい感じが高まる。
のだめが両足で俺の腰に絡み付いてきた。
俺の押し上げがますます深くなっていく。
「しんいちくーーーん!」
「めぐみ!めぐみ!」
俺の終わりの時が近づいてきた。
頭がスパークする。
「めぐみっ!!」
――――――――――
事の終わった後、余韻に浸っていた時に、のだめが、俺の寝顔を見ていたと言った。
「何か夢見ていたデスカ?」
言えるかよバカ。
fen
ふぇんて……
あれがいこってる ってなんですか?
前からちょっと気になっていたのですが
ドキドキさん在住地方の方言か何か?がよく混じってるみたいですね。
971 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 12:45:45 ID:H03Lonuk
ドキドキさん、GJ!!
双方からのを読むのって、たのしいかも。
それにしても千秋、金縛りとは気の毒すぎてワロタ。
GJ!
個人的には千秋視点からのSSが好き。本編が千秋視点だからかな。
梅
>970
ワロス
がああああ!ふぇんって何?最後にまちがえたよおお。
ご指摘サンクス…。
>アレがいこる
しこり、固まる、みたいな意味です。
西日本の形容かなあ。
千秋横浜っこ(?)なのに変だな。
もう使いません。
ドキドキさんGJ!
千秋 寝込みを襲ったことがあるのか..ワロタ!
横浜っ子だと語尾に「〜じゃん」とかですねw
横浜っ子でも「じゃん」は定番ではありませんが…。
978 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 00:31:02 ID:3lrZ4ZIJ
神奈川に(母の)実家はあるらしいが、横浜と決まったわけではないのでは。
(標識はチラッと登場したけど)
むしろ、鎌倉なイメージ。
西日本在住だが、その言葉はしらんかったなー。
そんなマジレスしなくても..冗談半分だったのに orz