SSきぼんぬ
おらおら、WWF(World Wide Fund for Nature:世界自然保護基金)の
愛くるしいパンダ様が
>>2ゲットだぜ! 頭が高いんだよ、ボケ!
. ,:::-、 __ >1 クソスレ建ててんじゃねーよ。ビンスみてーに裁判で潰しちまうぞ。
,,r 〈:::::::::) ィ::::::ヽ >3
>>2ゲットも満足にできねーお前は、俺の着ぐるみ着てプラカード持ってろ(プ
〃 ,::::;r‐'´ ヽ::ノ >4 お前はカキフライのAAでも貼ってりゃいいんだよ、リア厨ヒッキー(プ
,'::;' /::/ __ >5 汗臭いキモヲタデブは2ちゃんと一緒に人生終了させろ、バーカ。
. l:::l l::::l /:::::) ,:::::、 ji >6 いまさら
>>2ゲット狙ってんじゃねーよ、タコ。すっトロいんだよ。
|::::ヽ j::::l、ゝ‐′ ゙:;;:ノ ,j:l >7 ラッキーセブンついでに教えてやるが、俺はストーンコールドが好きだぜ。
}:::::::ヽ!::::::::ゝ、 <:::.ァ __ノ::;! >8 知性のねーカキコだが、お前の人生の中で精一杯の自己表現かもな(プ
. {::::::::::::::::::::::::::::`='=‐'´:::::::::/ >9 つーか、自作自演でこのスレ盛り上げて何が楽しいんだ?
';::::::::::::ト、::::::::::::::i^i::::::::::::/ >10-999 WWEなんか見てるヒマがあったら、俺に募金しろカスども。
. `ー--' ヽ:::::::::::l l;;;;::::ノ >1000 1000ゲットしたって、WWF時代の映像物に販売許可は出さねーよ。
`ー-"
3 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/19(月) 09:04:44 ID:WXzT/PPX
ファイとさくらは想像しやすいな
俺は合流しないでこのままつっぱしった方が良いと思う。
age
7 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/20(火) 20:39:36 ID:Gk0PwDC5
≫1 乙
8 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/20(火) 21:40:47 ID:4EKxYK0c
1乙 ついでに保守
9 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/20(火) 23:24:46 ID:m1kXp6DG
1 乙彼and捕手
10 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 00:26:19 ID:J5BiPzrD
保守しとこうかねぇ
捕手age
ageと言いつつsageてしまったorz
ちとSS投下させてもらいます、ファイ&黒鋼×サクラです。
それは何度目かの飛んだ世界での出来事だ、小僧は羽の手がかりの捜索をもう少しするらしく
先に俺はこの世界での俺らの拠点たる住処に戻る事にしたのだった。
だがそこで見たのは…
「なんじゃこりゃぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!?」
「んっ…あぁ…お帰りなさい、黒鋼さん…あぁ!!」
「お帰り〜黒ぽん〜」
「おっかえり〜!!プゥ〜」
「おっかえり〜じゃないだろうが!何をやってんだ、てめぇらぁ!!」
そう、俺が扉を開けて見たものは…ファイがあのお姫さんを犯してるという場面だったのだ!
「あっ…あぁっ…んっ」
「何をしてると言われても…セックスだとしか言えないよね〜」
「セックス!セックス!」
ちなみに何をそんなに楽しいのか知らんが、さっきから飛び跳ねてる白まんじゅうはモコナという珍獣だ。
「それは見たらわかる!何でお前がこの姫さんを抱いてるかと言う事を聞いてるんだ!」
姫というのは、小僧の連れのこの女の子の事だ…今、小僧にとって大切な者をこの腐れ魔道師が
犯しているという状況に、俺は問いただしていた。
「ふわっ…あぁ…あの…これはファイさんが、私が小狼くんに出来る事を教えてもらってるんです…はうっ」
「はぁ?」
ちなみに、今でもファイの奴は股間の自分の肉棒を姫さんの膣に挿入させたままだった。
しかも常に細かく腰を動かし、姫さんに快楽を与え続けているようだ…
「そうそう、サクラちゃんは小狼くんに喜んでもらおうとして、こうやって特訓中なんだよね〜」
「は、はい…あんっ!」
「サクラ、健気でエライ!」
「でも、まだ未熟だから…小狼くんとはまだ早いって…だからこうしてファイさんにしてもらってるんです」
こいつ…一人と一匹に完全に騙されてる!
「あんっ…ファイさんが男の人は女の人にこうしてもらうのが…あんっ…嬉しいんだって…あぁ!!」
「そうだよ〜可愛い女の子にこうやっておちんちんを挿し込んで、出し入れすると気持ち良くてたまらないんだよ」
「私も…何だか、気持ちいいです…あぁん!頭が白くなって…変になっちゃう…」
「変になっちゃっていいんだよ〜サクラちゃんが変になるほど、こっちも満足するんだから」
「はい…あぁ!ファイさんの…奥に当たる度に…すごく気持ち良くなって…あぁ!!」
すっかり、姫さんはファイの性交の虜になってる感じだった…痛みも感じてないという事は、
とうに処女じゃなくなっているわけか…まぁ最初からあったかは知らんが、かなり以前から調教されてるようだ。
「サクラちゃんの胸も触りごこち良くていいよ、揉みがいがあって…まるでモコナに触ってるみたいだね」
「やぁん〜ファイのエッチ!」
「けっ、何を言ってやがる!」
まったく、俺だから良かったものを…もしも小僧が先に帰ってきてたらどうするつもりだったのか。
「ねぇ〜せっかくだから、黒ぽんも一緒に楽しまない?」
「はぁ!!」
「黒鋼もやる!サクラとエッチ!」
何を言ってやがるんだ、俺まで巻き込むつもりか!
「やってられねぇな、俺は関係ないからな!」
そう言って、俺は先に寝室に戻るつもりだった…だが、
「あれれ、もしかして…黒様って不能だったのかな?」
「え〜黒鋼ってインポだったんだ!」
「ぐわぁ!…ち、ちょっと待てや!!」
「だって…こんな機会ないんだよ、サクラちゃんみたいな可愛い女の子とできるチャンスなんてね」
「据え膳を食らわないのは男の恥!」
それはちょっと違うだろうが白饅頭!
「ほら、サクラちゃんからも頼んでごらん…特訓に付き合っててね」
「は、はい…黒鋼さん…私の特訓に付き合ってください…黒鋼さんのを入れて欲しいんです」
そんな清らかな目で懇願するんじゃねぇ!わかってるのか、自分で何を言っているのか!
「だいたい…お前がしてるんじゃ、俺の出番は無いだろうが…」
「大丈夫、後ろが空いてるから!ねぇサクラちゃん…もう後ろでもできるようになったんだよね」
「はい…大丈夫だと思います、いっぱい練習しましたから」
「お前はそんな事までさせたのか〜〜〜〜〜〜!!!」
「アナル開発済み〜!」
ちくしょう!もう…そうなっても知らんからな!!
「ひゅ〜、黒ぽんのでっか〜い!」
「ふんっ!」
「凄い…入るかな…私の中にあんな大きいの…」
「別に俺は止めてもいいんだぜ、むしろそうしたいくらいだ」
「…いえ、挿れてください…黒鋼さんのを私のお尻の中に…」
姫さんは、そう言うなりお尻を俺の方に向けた…ファイの奴は床に寝てそれに姫さんが乗ってる体勢だ。
その姫さんの背後から俺が覆い被さるようにし、その…後ろの穴にこの肉棒を挿入するのだった。
「いくぜ…んっ!」
「あぁっ…あん!入ってきます…大きくて太いのが…あぁ!!」
「うっ…入ってるね〜、圧迫されて前もきつくなっていくよ」
「一気に奥まで挿れるぜ…ん!!」
ズブゥ…!!
「あぁ…あぁぁ〜!!!!」
俺は一気に奥まで挿入していった…肉棒全てが埋没し腸壁を広げさせていく…
「どうだ…痛くないか…」
「す…少し…でも…」
挿入した瞬間、確かに表情は歪み痛みを表していた…だが、それも少しの間の事…
今のこの姫さんの表情は顔を紅潮させ瞳を潤ませ…快感を貪っていたのだった。
この小柄の身で前と後ろから突き挿れられて快感を感じていたのだ。
「どう凄いでしょうサクラちゃん、最初は少し挿れただけで痛がっていたのに、もうこんな風になってるんだよ」
「これぞモコナ108のひみつわざ『調教』の効果だ!」
「お前が元凶かよ!!」
「あぁ…あぁ…凄く気持ちいいです…あぁ!」
「じゃぁ…動くよ〜サクラちゃん」
グジュ…グチュッ…
卑猥な水音が鳴り響いてきた…姫さんのアソコからは大量の愛液が漏れ出てきて
俺とファイが出し入れする度に卑猥な音を鳴り響かせていくのだった…
「う〜ん…さすがに二本挿しはきついね〜これじゃぁすぐイキそうかも」
「確かに…これは…うっ!!」
はっきりいって…この姫さんの中は絶品だった、まだ幼い身なのにかなりの名器といえよう。
「どう…サクラちゃんの中、凄くいいでしょう…こっちの膣内なんか絡んできて…凄いんだ〜」
「あぁ…あぁんっ!お二人のも…ファイさんのも黒鋼さんのも…凄くいいです…あぁ!!」
「相性抜群だね!」
こうして互いに性交を重ね、快楽を得る時間はそんなに続くものではなかった…あまりの良さに
俺らの限界が早くも訪れようとしていたからだ。
「私…もうだめ…!!」
「ん〜こっちも、そろそろ出ちゃいそうなんだよね〜ねぇ、このまま中で出しちゃっていいよね?」
「お、おい!」
こいつ…何を言ってやがるんだ!万が一に出来たらどうるんだ!!
「はい…いつも通り、中に下さい…」
「おい、いいのかよ!!っていつも!?」
「そうだよ〜いつもたいていは膣内射精だよね、サクラちゃんも中出しは大好きだしね」
「はい…中に出されると凄く気持ちいいんです…あぁん!!」
俺はただただ呆気にとられるだけだった…もうどうでもいいか。
「くっ…出すぞ!」
「こっちも…射精するよ!」
ドクゥ!!
「あぁっ!!!」
ドクドクドク…
「くる…イっちゃうぅぅぅ!!!!!」
俺は思いっきりその姫さんの腸内に溜まってた代物を出していた…旅の中で溜まったのを全て吐き出すように…
「あぁ…出てる…熱いのが両方から入ってくる……」
身を反らせながら姫さんの全身が細かく痙攣し、絶頂を迎えていたようだな。
俺らがその中から抜くと、両方の穴から濃い白き粘液が溢れてきていた…
「はぁ…はぁ…特訓…協力、ありがとうございます…んあぁ…」
そして姫さんは、まだ快楽の余韻の中に浸っていた。
「ただいま帰りました姫!」
「お帰り小狼くん!」
あれからしばらく後、小僧がようやく帰ってきた。
それを心底喜んで出迎えする姫さん、まさかついさっきまで大の男二人にその姫さんが犯されていようとは
小僧には夢にも思わないだろうな…。
「あの中に二人分のが溜まってるなんて、想像できないだろうね〜もう悪い子だな黒ぽんは」
「って、俺だけが悪者かよ!」
こいつはこいつでいつも通りの、涼しい作り笑顔でいるし…この悪人が!
「しかしな…万が一て事もあるしこれからはせめて中は控えとけ」
「ん〜…でももう手遅れだし…ね〜今更かな」
「…何ぃぃ!!!」
「んぁっ…!」
「どうしました姫!?」
「なんでもないよ小狼くん…ちょっと立ちくらみ、疲れちゃって」
小僧は気付かない…その姫さんの足元に白い雫が垂れてきてた事には…
【おしまい】
GJ!!
モコナがいい味出していてわろた
GJ!!
ROCO氏、あなたはネ申だ!!
空汰×嵐をキボン
ノーマルで小狼×サクラきぼん
小狼×護刃の純愛キボンヌ
全然絡んでないからやりとりが想像つかない
24 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 00:55:44 ID:EjSSzznc
ROCOさん!!
GJ!!
サクラ陵辱キボン。顔にも膣内にも精液ブチ撒けたい。
小狼×サクラをキボン。
ヤってても小狼の心の中は切なさ全開だったりしたらなお良い。
黒鋼×知世姫
お願いします
29 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/29(木) 18:31:13 ID:e7gvQ7v3
良スレage
いや、その判定はまだ早い。
age
SSキボンヌage
33 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 17:33:26 ID:4OKoZ0XW
age
34 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 22:05:43 ID:UD3yaJQ4
age
35 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 22:58:15 ID:hgkuMjg0
遅くなったが・・・ROCO氏GJです。
「ハ〇テ」でも萌えさせて頂いています。
36 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 23:15:18 ID:hVz1MDp3
良スレ予定age
37 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 23:23:23 ID:sOn2Y2i1
小狼×サクラキボン。
目茶苦茶純愛でも、よって鬼畜攻めでもなんでもいいから。
小狼×サクラキボン。
切実にキボン。
上げ
39 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 03:05:20 ID:Ktc1nDi6
神光臨待ち∩゚∀゚∩age
サクラ、護刃、蘇摩、千歳、織葉。
今回はエロくて良かったな。
ファイ×プリメーラキボンヌ
キボン上げ
上げ
二回も………スマソ…OTZ…orz
なんて奴だ。俺は気分を害した。
お前のみたいのは実体化した鬼にエロい目に遭ってしまえ。
なんてことを蘇摩の胸に手を突っ込む妄想をしながら考えたり。
46 :
黒鋼×蘇摩:2005/10/10(月) 16:29:12 ID:c0+sirSZ
-1-
ここは日本国、白鷺城。
長い黒髪の、不思議な力を持つ姫君の住まう城。
荘厳な造りの城の中に、血の香りが漂う。
返り血に塗れた真っ黒な服を着た男が長い廊下を歩いていると、
一人の女が逆の方向から歩いてきた。
「黒鋼、また無益な殺生をしたそうですね。姫様がお怒りですよ。」
「蘇摩か。俺は刺客を追い払っただけだぜ。相手が弱すぎるんで殺っちまったがな。」
「殺すほどのことはなかった、と姫様はおっしゃっています。」
「はっ。関係ねーな。俺は強くなりてーんだよ。もっと。誰が死のうが生きようが構ってられっか。」
「仕方がありません……。貴方のその有り余る体力、私が頂きましょう。」
「……何?」
「姫様から言付かって来たのです。」
それだけ言うと、蘇摩は黒鋼に駆け寄った。
血に染まった黒鋼の服の匂いに少し顔をしかめつつも、蘇摩はその胸によりかかる。
「深い話は、私の部屋でいたしましょう。ついて来てください。」
蘇摩の瞳には殺気に近いものが見え隠れしている。
その瞳の強さになぜか心がざわつく。この女……何を考えている?
黒鋼は、「体力を奪う」の言葉の意味を問うことはせず、黙って蘇摩のあとに従った。
47 :
黒鋼×蘇摩:2005/10/10(月) 16:29:48 ID:c0+sirSZ
-2-
「で、何だってんだ? こんなところに連れて来て。」
蘇摩の部屋、と連れて来られた場所には、何も無かった。
否、部屋の中心に真っ白な敷布に包まれた寝台のみがあり、他には何の調度品も無かった。
着替えの服なども。窓すらも。あるのはただ真っ白な壁と、寝台だけ。
蘇摩に許可を求めもせず、黒鋼はその寝台に腰かけた。
「殺風景だな。本当にここがお前の部屋か? 女の部屋とは思えないな。」
「ここは姫様が私に下さったばかりなのです。だからまだ寝る場所以外は何もありません。」
「ふーん。で? 話ってのは何なんだよ?」
「口で説明するより、体で説明する方が早いですね。」
蘇摩は黒鋼の座っているすぐ傍に腰掛けると、その血に塗れた手をとった。
そしてそのまま、手を自分の胸元に導く。
「な、なんだ……? 何のつもりだ? 蘇摩。」
「申し上げましたでしょう? 貴方の体力を奪い取って差し上げるのです。」
蘇摩は、先ほどとは違い、柔らかな眼差しを黒鋼に向けている。
だが、その瞳の奥にはやはり何か強い殺気のようなものが感じられた。
黒鋼はごくりと喉を鳴らした。この女の真意はどこにある……?
鳴らした喉元に蘇摩が唇を寄せてくる。
その唇が首筋から離れると、黒鋼は吸い寄せられるようにそこに唇を重ねた。
48 :
黒鋼×蘇摩:2005/10/10(月) 16:31:15 ID:c0+sirSZ
-2-
「貴方の体は……既に血の匂いを消せなくなっているようね……。」
「そうかもしれないな。だが、お前の体からも同じ匂いがするぜ。」
「貴方が触れているからでしょう……? 私は……。」
「いや、違う。これはきっとお前自身が奪ってきた男の命の匂いだ。」
「そう……。もしかしたらそうかもしれないわね……。」
二人は寝台の上で肌を重ね、お互いの肌の香りをかぐように触りあっていた、
服は完全には脱いでおらず、体に絡みつくように残っていたが、
本来服で隠されている必要のある場所は、そのほとんどを光の下に晒していた。
黒鋼に触られ、蘇摩が動くたび、その形の良い豊かな乳房が揺れた。
蘇摩の肌はその隅々まで褐色で、それは胸までも変わらなかった。
(不思議な女だよな……。この日本国にはこんな肌の人間はあまりいない……。)
いったいどこの出なのか、黒鋼は聞いたことのないことに気づいた。
だが、今それを気にすることはない。ただ、その肌の感触を楽しみたい。
滑らかなその肌に触れていると、黒鋼は幼いときに一緒に眠った母親のことを思い出してしまう。
「どう? そろそろ疲れてきたんじゃないかしら?」
熱い息を漏らしながら、蘇摩が尋ねる。
「馬鹿言うな。俺の体力はまだまだ有り余っているぜ。」
「そう……。それじゃ、とっておきの技を見せてあげましょう。」
蘇摩は黒鋼を寝台の上に押し倒すと、腰を覆っていた布を取り払い、そこに顔を近づけた。
間違えて-2-を2回書いてしまいました……。
>>45のレスから妄想してみたりw
後はそれぞれの想像で、と言ったら怒られます?w
50 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 22:41:19 ID:Pgn3fy9q
続きキボン
51 :
黒鋼×蘇摩:2005/10/11(火) 12:04:26 ID:oIPxxzrQ
-4-
「また言いつけを守りませんでしたわね、黒鋼。」
黒鋼は城の主、知世姫に呼び出されていた。姫の傍らには蘇摩が控えている。
知世姫は、城内に漂う陰惨な血の匂いに眉をひそめる。まだ新しく、生々しい。
「この間よりも更にひどくなって……。蘇摩、例の件はどうしたのです?」
「それが……。」
と、蘇摩は頬に手を当て、ため息をついた。
「あまりに小さ過ぎたので、咥える気が失せてしまったのです。申し訳ありません、姫様。」
落胆した表情の蘇摩に、まあ……と、知世姫は呆れながらも苦笑する。
知世姫はまだ幼く、男女の関係については未経験だが、蘇摩によって様々な知識を得て、
今では相当な耳年増になっている。
「それでは、仕方がありませんわね。」
「あっ! てめ、蘇摩、姫にまで余計なこと言うんじゃねー!」
「事実を申し上げただけです。」
「ったく、姫の耳に入れない方が良いようなことばっかり吹き込みやがって。とんでもねー女だぜ。」
「あら、蘇摩は良い忍者ですわ。」
「どこがだ!!」
姫に良い忍者と評価された蘇摩は、姫には優しい瞳を向け、黒鋼には蔑むような眼差しを送った。
黒鋼は面白くない。きっと蘇摩を睨みつける。
52 :
黒鋼×蘇摩:2005/10/11(火) 12:05:22 ID:oIPxxzrQ
-5-
「てめー、犯すぞ、蘇摩。」
「ああん、あんな小さいのになんか犯されたって全然怖くなぁい、です〜。」
「くっ……い、言いやがったな……。」
「そうですわ!」
蘇摩と黒鋼の不毛な言い争いを、姫の声が遮った。
良い考えを思いついた、と言った顔で姫が微笑む。
「これから貴方を異界に飛ばします。」
「な!?」
知世姫が前へ向けて手をかざすと、その先に謎の紋章が浮かび上がって見えるようだった。
黒鋼の周りを不思議な風が取り巻く。知世姫の『力』だ。
「昔からよく言います。祖チンには旅をさせよ。」
「いわねェよ!!!!!」
不思議な風はしっかりと黒鋼の体を捕らえ、黒鋼が振りほどこうとしてもほどけない。
黒鋼の足元がどんどん沈んでいく。まるでそこに砂漠の蟻地獄でもできているかのように。
「貴方はきっとたくさんの人々に出会うでしょう。そこで本当の意味での強さを知るでしょう。」
「知りたくねぇよ! そんなの!!」
それから二言三言、知世姫が黒鋼にとっては絶望的な事実を告げた。
黒鋼の体は既に胸の辺りまで床に沈んでいる。
「ふざけんなー! 知世ーー!!」
「ひ、姫様を呼び捨てに……。」
「ほほほほほ。では、縁があったらまた会えるでしょう。元気でお過ごしくださいね、黒鋼。」
黒鋼の体がほとんど沈み、黒鋼にとって大事な刀、銀竜を握った方の手だけが辛うじて残っている。
「てめぇら覚えとけよーーー! 知世ーーーーっ!! 蘇摩ーーーーっ!!!」
その言葉を最後に、黒鋼の体が完全に知世姫や蘇摩の目の前から消えた。
そして黒鋼は次元の魔女、壱原侑子(仮名)の元へと送り込まれたのだった。
(終)
ひでえオチだ。なんだか泣けてきたw
もうこうなったら、エドニス国の最後らへんのネタで千歳さんを鬼に犯らせてやろうかな。
小狼達が戦っている最中、隠れていた鬼に不意打ちをくらい、連れ去られる千歳。
助けの届かない場所で鬼に囲まれ、人外の陵辱を受けて悶え、喘ぎ、何度も何度もイカされる。
そして助け出された時には既に身も心も変わり果てていた・・・・みたいな。
54 :
黒鋼のその後:2005/10/11(火) 22:09:14 ID:oIPxxzrQ
-おまけ-
次元の魔女、壱原侑子は自分の元に降り立った黒鋼をしげしげと観察すると、言った。
「貴方、粗チンなのね。」
「なっ……!?」
「粗チン粗チン〜♪」
「粗チン粗チン〜♪」
侑子のおつきの者たち、マル=ダシ、モロ=ダシも合唱する。
「そのあまりの粗チンゆえに日本国から追い出された黒鋼というのが貴方ね。」
「黒鋼は俺だがその認識は間違っとる!!」
同時期に侑子の元に降り立ったファイはその会話を聞いて涙を流しながら笑いを堪え、
小狼はきょとんとした顔で黒鋼や侑子のやり取りを眺めていた。
「てめー、その白くて細いの! 何笑ってやがる!」
呼ばれたファイは大笑いしたあまりに出た涙を拭いながら、黒鋼の方に向き直り、
握手を求める手を差し伸べて挨拶した。
「ああ、ごめんごめん。オレはファイ・D・フローライト。長いからファイで良いよ。よろしく、黒こちん。」
「妙な呼び方で呼ぶな! 『こ』ってなんだ、『こ』って!!」
「小さいの『こ』だよぉー。あ、粗末の『そ』の方が良い?」
「どっちも良くねぇ!」
小狼も丁寧に頭を下げる。
「黒こちんさん、よろしくお願いします。」
「てめーも乗るな!」
楽しい旅になりそうだった。
「ならねぇよ!!」
(終)
あ。書いてる間にw
>>53 書いてくださいw お願いしますw
56 :
〜前章〜:2005/10/14(金) 12:35:17 ID:142OKB5F
(小狼くん……)
サクラは皿洗いをしながら、昨晩のことを思い出していた。
小狼と黒鋼のコンビが鬼児狩りという職業を始めてから数日経つが、最近毎日と言って良いくらい、
小狼は傷を負って帰って来る。
喫茶「猫の目」には、先ほど来ていたカップルを最後に客はいない。
がらんとした店内にサクラの皿を洗う音だけが響いている。
(また……わたしの羽根を探して……怪我しちゃってるのかな……?)
じっと待つだけの日々が辛かった。
自分のために誰かが傷つく、それをただ待っているというだけの身は本当に辛かった。
しかし、サクラにはどうしたらそれをやめさせることができるのか、わからなかった。
ぼうっとしたまま皿を洗っていたサクラは、洗剤で手から皿が滑り落ちるのに気づかない。
ぱしっ!
物音に気づいて、サクラが足元に目をやると、ファイが倒れていた。
「かんいっぱぁつー♪」
「ふぁ、ファイさん!!」
よく見れば、ファイはただ倒れているだけではなく、その手にしっかりサクラの落とした皿を
掴んでいた。床に落ちる前に滑り込んでキャッチしたらしい。
ファイは軽い身のこなしで立ち上がると、サクラに問いかけた。
「どうしたのー? ぼうっとしちゃって。」
「ご、ごめんなさい……。」
「いいよー。オレ、気にしてないから。」
ファイは服についたホコリをぱたぱたと払って、皿をサクラに渡した。
サクラは両手でしっかりと落とさないように皿を受け取る。
57 :
〜前章〜:2005/10/14(金) 12:35:56 ID:142OKB5F
「小狼くんのことが心配?」
「は、はい……。」
「そっかあ。まあ、危ない仕事しちゃってるもんねー。一応黒わんこもついてるけどー。」
「それはそうなんですけど……。」
うつむいて、サクラは洗いかけの皿をシンクに戻した。
一呼吸おいてサクラがまた話し出す。
「わたし……どうしても思い出せないんです。小狼くんのこと。
小狼くんはわたしの羽根のためにあんなに頑張ってくれてるんだから、
せめてわたし……少しでも小狼くんのこと、思い出したいのに……。」
ファイは先日、サクラが小狼の記憶を取り戻そうとして、何かの力に妨害され、
気を失ったのを思い出す。次元の魔女に差し出された対価は、そう簡単に
戻ってくるものではない。ファイはそのとき改めてそのことを実感したのだった。
ファイは身をかがめ、サクラの視線と同じ位置に自分の視線を合わせる。
「ねえ、サクラちゃん。サクラちゃんは小狼くんのこと、どう考えてるの?」
「ど、どうって……?」
「たとえば、好き?」
サクラは赤面してうつむいてしまった。ファイはにやりと微笑む。
「好きなんだー。」
「ふぁ、ファイさん……そ、その……。」
「違うの?」
「そ、そう、そうなんですっ……けど……。」
皿を持っていなくて良かったが、スポンジは握っていたので、サクラが慌てふためくたびに
洗剤の泡が周りに飛び散る。
ファイはなんだか嬉しくなって来た。
ファイは知っている。目を覚まさないサクラを心から心配し、ずっと泣きそうな顔をしながら
じっと堪えていた小狼の姿を。
たとえ自分のことを忘れられてしまって、二度と元の関係に戻れないとわかっても、
それでもその関係性よりもサクラの命を選んだ小狼の決意を。
58 :
〜前章〜:2005/10/14(金) 12:36:54 ID:142OKB5F
「無理に思い出そうとしなくたって良いんじゃない? 小狼くんのこと。」
「え……?」
「だって、今の二人にとって、大事なのは過去の気持ちじゃなくて、現在なんだよ。」
ファイはサクラのスポンジを握った手を優しく包み、微笑んだ。
「ね?」
「は、はい……。」
「今度、二人で話す機会があったら、小狼くんに伝えてあげてよ。今のサクラちゃんの気持ち。」
「はい!」
サクラの元気な笑顔が見られるのは、ファイにとってもうれしいことだった。
59 :
〜前章〜:2005/10/14(金) 12:37:39 ID:142OKB5F
サクラは皿洗いを済ませ、テーブルなどの掃除をしにいく。
ファイは料理の仕込みのため、厨房に残った。
それまでどこにいたのか、モコナがファイの後ろから背中を上ってきた。
ファイが肩まで上ったモコナに話しかける。
「サクラちゃんって本当にいい子だよねえ。」
「うん! サクラ、いい子!」
「オレも……もしあのことが無ければ……サクラちゃんを好きになっていたかもしれないなあ。」
遠い目をするファイ。
「ファイ……。」
モコナが少し寂しそうな声でファイに呼びかける。
「ん? なーに?」
モコナは意外と人の気持ちに敏感で、優しいところがある。
ひょっとして、自分の言葉に何か寂しさでも紛れていて、それに気づかれたのだろうか?
ファイはじっとモコナの言葉を待った。
「ファイ、そうなったらロリコン!」
滅多に怒った表情など見せないファイが眉間に少し皺を寄せた。
60 :
〜前章〜:2005/10/14(金) 12:38:36 ID:142OKB5F
二人で話す機会は、案外早いうちに訪れた。
夜になって黒鋼と小狼が共に帰ってくると、ファイが気を使い、二人っきりに
させたのだった。
「おかえりなさい、小狼くん。」
「はい、ただいま帰りました。サクラ姫。」
見れば、小狼の右手から血が垂れていた。
サクラはその手をそっと両手で包み込み、優しく撫でた。
「……また怪我してる。」
「大したことはありません。」
「でも……痛いでしょ? 無理しないで。」
「サクラ姫……。」
小狼は思い出してしまう。クロウ国時代のサクラの一言を。
『わたしに心配させたくないなら辛いの隠さないで』
まるで自分が痛い思いをしているかのようなサクラの辛そうな顔が忘れられない。
忘れられるはずもない。小狼にとってもサクラは特別な存在だった。
「手当てしてあげる。小狼くんの部屋で良い?」
「……ありがとうございます。」
そして二人は、小狼の寝室に向かった。
61 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/14(金) 18:07:38 ID:HfLLIsJF
(´∀`;)ワクワク
62 :
テラサゲ:2005/10/14(金) 18:51:44 ID:BouDihnc
神光臨のヨカーン
ツバサ、今度は再放送だってね〜〜……
まあ、四月からまた続くんだしいいじゃないか。
65 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 23:41:24 ID:gtjHiOOS
xxxHOLiCもアニメ化するらしいぞ。来年の春から。
66 :
小狼&サクラ:2005/10/18(火) 16:09:14 ID:YMfQPBhO
(
>>60より続き)
サクラの手が小狼の手に包帯を巻いていく。
その優しくて暖かな感触に、小狼はされるがままになっていた。
二人は寝台に腰かけ、サクラが小狼の手当てをしていた。
「今日ね、ファイさんとお買い物に行って、この薬草買ってきたの。
お店の人がよく効くお薬だって言ってたの。『エリクサー』って言うんだって。」
その名前はどこかで耳にしたことがあるような気がしたのだが、小狼には思い出せない。
話題にあげたその薬草をサクラが小狼の手に巻くと、なんだか力が湧いてくるような気がして、
小狼は思わずじっとその薬草を見つめた。
「ありがとうございます。姫。」
窓から入る月の光で、明かりのついていない部屋でもお互いの顔はよく見える。
小狼の感謝の言葉とその柔らかな笑顔に、サクラの胸が高鳴る。
「ね、ねえ、小狼くん。小狼くんはどうしてわたしに敬語を使うの?」
サクラは声を振り絞る。大して重要な質問というわけではなかった。
ただ、鼓動の大きさを紛らわせたくて言葉を発しただけだ。
だが、小狼は、サクラのその問いに何がしか特別なものを感じたようだった。
目を大きく見開き、サクラの顔をじっと見つめる。
「それは……姫は一国のお姫様ですから。」
目を伏せて小狼が答える。その胸には遠い思い出の中のサクラの声が響いている。
『敬語、やだって言った。』
『わたしのことも「さくら」って呼んで。ね、小狼。』
67 :
小狼&サクラ:2005/10/18(火) 16:10:58 ID:YMfQPBhO
サクラには二度とその記憶は戻らない。
親しい仲だという証に、敬語をやめたり、名前で呼び合ったりしていたときの二人の記憶。
それはもう次元の魔女に対価として渡してしまっていて、二度とサクラには戻らないのだ。
その過酷な運命を実感したときから小狼は決めていた。
サクラとの思い出は自分ひとりの胸の中にだけ仕舞うことを。
もう昔のサクラとの関係は取り戻せないのだから、以前と同じようには接しないことを。
「でも、今はわたしたち、身分なんて関係ないよ。ただ一緒に旅をしている仲間じゃない。
ファイさんだって、わたしのこと、『サクラちゃん』って呼んでるもの。
わたしに敬語を使っているのは小狼くんだけだよ?」
サクラは無邪気に問い詰める。何も知らないからだ。
小狼が決めた覚悟も、覚悟を決めるまでの辛く苦しい思いも。
そして、小狼が今、サクラのその問いにどれだけ心を揺さぶられているかということも。
「わたし、小狼くんともっと仲良くなりたい。近づきたいの。だから、わたしに敬語なんて……。」
急にその胸に抱きしめられ、サクラは一瞬まばたきの仕方も呼吸の仕方も忘れた。
温かい体。かすかに自分の背中に、巻いたばかりの包帯の形を感じる。
体中から熱が集まってくるような感覚に、サクラはぽうっとなってその身を任せた。
「それ以上、言わないでください。姫。俺はもう……。」
小狼の体を通して、言葉にならない思いが伝わってくる。
それに、なんだか今にも泣き出しそうな声が抑えられている。
サクラは実感した。この人は自分を大切に思っている。何よりも。誰よりも。
そして今、何か限界のようなものが来ているということがサクラにもわかった。
だったら、もう我慢なんてしなくていい。
その合図を示すかのように、サクラは小狼の額に軽くキスをした。
「わたし、小狼くんのことが好き。」
何が起こったのかわからないと言った顔の小狼に、サクラは畳み掛ける。
「以前のことは思い出せないけど、わたしは今、小狼くんが好きなの。」
緊張のあまり声が震えるのがわかる。でも、どうしても今言わなければならない気がした。
サクラはまっすぐに小狼の瞳を見つめ、言った。
「わたしのこと、『さくら』って呼んで。ね? 小狼。」
その言葉の響きに、小狼は思わず立場も何もかも忘れ、気がつけばサクラの唇を奪っていた。
68 :
小狼&サクラ:2005/10/18(火) 16:12:08 ID:YMfQPBhO
「辛くないですか? 姫。」
自分の下にいるサクラに小狼は問いかける。
「『さくら』って呼んで。」
「す、すみませ……じゃ、じゃなくて、えっと、ごめん、さくら。」
サクラはくすくすと笑った。お互い裸になり、こうして抱き合っていても、
小狼はまだなんだか姫の忠実な騎士と言った態度で接してくる。
「辛くないよ。重くもないの。もっと強く抱いて、小狼。」
「で、でも……。」
「いいの。もっと小狼を感じたい。」
「うん……。」
サクラの小さな胎内に、小狼の体の一部はたどり着いていた。
だが、どちらも初めての経験であまり勝手がわからない。
ただ体が勝手に動くままに動き、触れたいと思う欲望のままに触れてみる。
唇は何度重ねただろう。体の記憶に刻み付けるように大切に味わう、優しいキス。
サクラは満足していた。
破瓜の痛みや苦しさは想像を絶するものだったが、サクラにとっては大好きな相手が
自分の素肌に触れている、その事実だけで十分それを上回ることのできる幸せだった。
だが、小狼は落ち着かない。
なんとなく気分でこのような事態になってしまっていたが、自分の体で
サクラに痛みを負わせているというのはとんでもない罪悪感に苛まれるものだ。
「いいの。これが小狼なんだって思えるのが嬉しい。」
サクラはそう言って、まだ成長途中の小ぶりの自分の胸に小狼の包帯の巻かれた手を導く。
「触って。」
言われるままに小狼はサクラの胸に触れてみる。
それは温かくて、柔らかくて、少し力を入れればその指に沿って形を変える。
そして、滑らかな肌の感触は絡みつくようで、吸い寄せられるようで、
ずっと触っていたいと思ってしまう。
「あっ……んふっ……小狼っ……くんっ……。」
小狼が胸に触れながらサクラの首筋に吸い付いたので、思わずサクラは甘い声をあげた。
その呼ばれ方に、小狼は目ざとく気づいて、くすりと小さな笑みを漏らす。
「さくらも呼び方、まだ慣れないみたいだな。」
「う、うん……。そうだったね、ごめん、小狼。」
「いいよ。俺はどんな風に呼ばれても構わないから。」
「わたしは、さくらって呼んで欲しいの……。」
「わかったよ、さくら。」
そしてお互い、裸の胸を押し付けあうように抱きしめた。
体温や鼓動が肌を通して伝わるのがとても心地良い。
まるで今まで失くしていた体の半分が戻ってきたかのような安心感に、
二人は生まれてきて初めて感じたというくらいの幸せな気持ちになれた。
69 :
小狼&サクラ:2005/10/18(火) 16:14:10 ID:YMfQPBhO
「ねえ……。どうしても、行くの? わたしの羽根を探しに……。」
朝、寝台の上で目覚めたサクラが小狼に尋ねた。
小狼は、数分前まで同じ寝台の上で眠っていたが、今はその温かな寝床から抜け出し、
服を着て準備を整えている。
「行くよ。」
「わたし……もう十分だよ? もう、羽根が全部集まらなくたって、わたし……。
ちょっと眠くなりやすいだけで、もう平気だもん……。」
「それだけじゃない。」
小狼は寝台の近くにより、サクラの顔がよく見える位置までひざまずいた。
「サクラの羽根は、それひとつだけでかなり大きな力なんだ。だから、サクラの羽根を
悪い奴が手に入れたら、どうなると思う?」
サクラがはっとして小狼の顔を見つめる。小狼は辛そうな顔で思い出していた。
「高麗国の領主様みたいに……?」
「そう。高麗国の人たちみたいに、苦しむ人をこれ以上増やしちゃいけない……。
サクラの羽根はサクラのものだ。オレの大事なサクラの一部を、そんな奴らに渡したくない。」
「小狼……。」
小狼がおもむろに立ち上がり、部屋を出ようとサクラに背を向ける。
サクラは寝台の上に身を起こす。
「わかった。でもね、自分のことも大事にしてね?」
ドアノブに手をかけていた小狼が振り返った。
体には薄い掛け布団だけを身にまとったサクラが寝台の上でちょこんと座っている。
心なしか、顔に赤みが差しているように見える。差し込んでいる朝陽のせいかもしれない。
「わたしの一番は……小狼なの……。」
その言葉を発した唇を布の端で隠し、サクラは瞳を横にそらした。
小狼は微笑んで、言った。
「わかった。気をつける。それじゃ、行って来るよ、さくら。」
バタン、と扉の閉まる音。
一人取り残されたサクラは少し寂しい気持ちを抱いたが、さすがにずっと離れないで
いられるなんて不可能なこと。そう自分に言い聞かせ、一筋流れ落ちた涙をぬぐった。
枕元にふと目をやると、昨日小狼巻いてあげたはずの包帯が残っていた。
外れてしまったのだろうか? それともわざと……?
サクラは包帯を拾い上げると、それを頬に当て、静かに目を閉じた。
朝陽は段々その光の強さを増してくる。
サクラは寝台から降りた。
「絶対、大丈夫だよね。」
ファイの手伝いをしなければならない。自分は自分のできることをやろう。
床にしっかりと足をつけたサクラは、大きく背伸びをした。
乙です
純愛だ〜
71 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 01:59:57 ID:4vkJtUqo
純愛GJ
GJ
モツカレ。
73 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/21(金) 01:43:34 ID:V6BFTUIX
ネ申
gj
75 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/24(月) 20:18:26 ID:6LLWvyo1
age
76 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/25(火) 06:28:52 ID:lHB8izk1
ほすゅ
純愛GJ神降臨
78 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/29(土) 06:19:50 ID:XDnUzP0+
age捕手
サクラ陵辱モノでもいい?
おながいします。
ファイ×サクラで投下します。
「んん〜ん〜〜♪」
時間は深夜、一人の青年が鼻歌を歌いながら、火の番をしていた。
彼の旅仲間は、そこから少し離れた場所で寝床を作って熟睡していた、
今は、彼…ファイだけが目を覚ましている、その少し前まではだったが…
「んっ…どうしたの〜、眠れないのかな?」
「いえ…昼間に少し寝てたから、早く起きてしまって…」
「そっか…こっちにおいでよ、ちょうど暇だったんだ〜」
「はい…」
ファイが声をかけたのは、この旅の一行の紅一点であるサクラであった、
彼女は寝床から離れ、ファイのすぐ傍に近寄って隣に座る、
ジッと…彼の顔を覗きながらに。
「でもさ、ほんとうに寝てた?サクラちゃんの寝息だけ聞こえなかったのだけどな〜」
「えっ…あっ…」
サクラの頬がほんのりと赤く紅葉していく、その少女のあきらかな恥じらい姿に微笑むファイ…
「もしかして待っていたんじゃないのかな、他の皆が寝息をたてるまでさ」
「ちが…いえ、そうです…」
初めは否定しようとしたもの、そのファイの言葉を認めるサクラ…
そして静寂の時が辺りにしばらく訪れる、ただ先から表情が変わらないファイに対して
サクラの方は、その表情が徐々に赤くなってきていたようにも見える。
現に少女の心臓の音は高まっていた、鼓動が激しくなって体の熱も上がっていくのを、
サクラは自分自身でも感じていたのだった。
「どうしたのかなサクラちゃん、もしかして…またしてほしいのかな?」
「あっ…」
ドッキン…そしてそのファイの言葉にサクラは一番の激しい胸の高鳴りを感じる、
まるで心臓が飛び出しそうに思えるくらいに、それは図星だったからだ。
しばらく間をおいてコクッと頷き、そして…自分の体とファイの間を縮めて迫っていく。
「あの…また、体が疼いて…おかしくなって…切なくなってきて…」
「数日前にしたばかりなのに?」
「はい…」
「そっか…いいよ、しても」
その一言に、サクラは満面の微笑を見せ…
変わらぬ微笑んだ表情で、近寄ったサクラの小柄の体をファイは抱き寄せる、
そして、サクラの唇に自分の唇を重ねたのだった。
「んっ…」
最初は触れるだけのキス…しばらくそれで互いの唇の柔らかさと温かさを堪能し合う、
だがやがてそれは変化を見せるのだ…ファイは薄っすらと開けたサクラの唇の間に舌を入れていく。
「んっ…んんん〜〜〜っ」
やがてその青年の舌は、口内に入っていくと彼女の舌に触れ合う。
サクラはそれを感じると、自分の意思で舌を動かせて互いに絡ませてゆくのであった。
ピチャピチャと…互いの唾液が混ざり合う音が鳴り響く…
やがてサクラの口の中には互いの混ざり合った唾液が溜まっていく、
すると息苦しくなる前に彼女はそれを喉奥に飲み流すのであった。
ゴクっと喉音を鳴らすと、ようやく互いの口を離していく。
「んっ…上手くなったねキス…」
「ファイさんが…何度も教えてくれたから上達したみたいです」
「そっか…でも、こっちは…」
「あんっ!」
ファイは前にサクラの体を乗せて、背後から抱きつく姿勢をとる、
そして手を彼女の前の膨らみに添え、可愛らしく膨らむ少女の胸を揉むのです。
乳房への刺激に性感を感じたサクラはふと甘い響きの喘ぎをもらしていく。
その心地いい響きをファイは堪能すると、また続けて動きにリズムを付けながら、
まだ発達途上の胸を揉み続けていき、その弾力ある乳房の感触を堪能していくのである。
たとえ服の生地の上からとはいえ、そのファイの手の動きにサクラは魅惑的な快感を感じていた。
「あぁ…ファイさん…あぁっ!」
「あんまり、大きな声を出したら、みんな起きちゃうよ…少し抑えて」
「はぁはぁ…うん、だけど…気持ちよくて…あんっ」
ぐっと口からもれる自分の喘ぎ声を抑えるサクラは、乳房に感じる甘い刺激による心地良さに
思考が麻痺してくるような感覚を感じていくのだ。
「くすっ…敏感だねサクラちゃんは…」
「あんっ…そ、そうですか…あぁ!」
「うんそうだよ、でも胸は小ぶりのままだよね…これだけ毎回揉んでるのに…」
「んっ…あぁ…ごめんなさい…小さくて…あぁ!」
「謝らなくてもいいよ、これはこれで…満足してるからね」
「んっ…良かった…あぁ!!」
ファイは、いつしか胸に突起している目目立った部分を見つけ、そこを執拗に指先で弄りだす、
するとサクラは更に感じだし悶えていく、そこは少女の乳首のある箇所であったからだ、
そこは少女が興奮した為に硬くなって、服の上からでも目立つくらいに起たせていたのだ。
ファイは執拗に敏感なその箇所を指で摘み、もっとサクラに快感を与え続けていく、
また再び唇を重ねて口にも刺激を与えながら、快感を与え続けていく…
「んっ…あっ…ファイさん…あの…」
「何?次にどうされたいのだっけ」
サクラは恍惚した目で次を求める、しかしそれをファイはとぼける、
もちろん彼は次に彼女が求めている事を知っているのだが、意地悪にそうしたのだった。
自分の口から、それを告げさす為に…
「…ください、アソコが…アソコが疼いて…ファイさんの…」
「僕の…何かな?」
「おちんちんを…下さい…ファイさんのおちんちんを私の中に…挿れてほしい…の」
足が震えるくらいに恥らいながら顔全体を赤く染めてファイにお願いするサクラ…そんな彼女に満足したのか、
ファイは自分の下部から、彼の股に起つ男の性器を取り出すのだった。
「了解、よく言えたね…ご褒美をあげるから、アソコを自分で晒してごらん」
「はい…わかりました」
サクラは下に履いてるのを自分の性器が見えるくらいに脱ぎ下ろし下着も取り除いていく。
するとその下から、ぐっしょりと濡れたサクラの股間部が晒され、
そうなったままの状態でサクラは地面に手を付いて、四つん這いの格好になり、
恥部をファイに見せ付ける、当然に己の痴態に恥じらい震えながらにだった。
「くすっ…まるで漏らしたようになっているね、サクラちゃんの大切な場所…」
「あっ…恥ずかしいです…」
恥部を凝視するファイの視線を感じて、サクラは体がもっと熱く火照っていくのを感じていく。
まだ産毛も生えてないサクラの未発達の女性器だが、熱気を帯び濡れて…淫らに変化したそこは、
男を欲情させるのに十分な魅力をもっていた。
当然にファイも例外でなく、その青年の性器は興奮状態になっていた、彼はサクラの体を持ち上げ、
男を迎える準備を整えた性器の入り口の下に、起たせたそれを置くのである。
「いくよ…いいよねサクラちゃん…」
「はい…んっ!あぁぁ〜!!!」
グチュ…ズブゥゥ…!
抱き上げていたサクラの体を離し下ろすと、たちまちにファイのがサクラの中に埋まり込んでいく、
膣口を広げ、膣壁を擦らせながらに性器同士が結合していく。
「あぁんっ…ファイさんのおちんちん…私の中に入ってきます…あぁ!」
「僕のも、しっかりとサクラちゃんのに入っていくよ〜、うん…締りきついね〜!」
サクラは快楽の雷が自分に落ちたような衝撃を受けていた、凄まじい快感が全身に駆け巡っていく…
それはファイも同様だった、互いの性器が結合し性交を行う快感に互いに酔い浸っていく。
「んあ…気持ちいい…ファイさん…んあぁぁ!」
「んっ…もっと後ろから突くよ…よいっしょっと!」
グチュ…グチュ…
卑猥な音が辺りに響く、互いに腰を動かして繋がったのを出し入れさせていく、
性感によって分泌された液体を撒き散らしながら、深く浅く、早く遅くとリズムを付けて
ピストン運動を続けていくのであった。
高まる性感を感じながら、ふとファイは懐から鏡を取り出して前方に置く、
角度を調節して、今のサクラの目線から繋がった箇所が見えるように。
「見てごらんサクラちゃん…ほら繋がってるよ」
「あっ…んっ…あぁ…」
鏡に映る自分の恥部を見て、サクラの鼓動がさらに高鳴る…
普段は閉じてるワレメが大きく広がって、男の性器を銜え込んでいる光景に、
恥ずかしくなりつつも、興奮を感じていたのだった。
「こんなにも僕のを銜えて…ちょっと前は半分も挿れられなかったのにね」
「やぁ…そんな恥ずかしい事を言わないでください…んっ…あぁんっ!」
「くすっ…んっ…締めつけがきつくなってきたな」
ファイの辱めの言葉にキュッと膣を締めるサクラ、それが決めてとなりファイの射精感が一気に高まっていく。
「んっ…そろそろ出すよ、このまま出しちゃっていいかな」
「んあぁ…いいです…」
「そうっ…でも本当にいいのかな〜僕の計算じゃ、そろそろ…くっ!」
「私も…もう!あんっ…あぁ!!」
激しく深く挿入され続け、どうやら先にサクラの方が達しようとしていたのだ、
そして同時に締っていくサクラの膣内部、その為にファイも…
ドクゥゥゥ!!!
「熱っ…あぁ…入ってくる、ファイさんの精液…入ってきた!」
限界を迎え達し射精していた…瞬く間にサクラの膣内にファイの精液が注ぎ込まれて満たしていく、
胎内に精子が放出される衝撃が加わり、より快楽の高みへとサクラの意識を連れて行く…
「あぁ…あぁんっ!あぁはぁぁ〜…!」
そして声を我慢するという事も忘れ、サクラは淫らな甘美の喘ぎを声高らかに出し絶頂を迎えたのだった。
「イっちゃたね、サクラちゃん…」
「はい…お腹、熱いです…ファイさんのでいっぱい…」
まだ繋がったまま、絶頂の余韻に浸るサクラは、胎内の熱さを堪能していた。
「でも、そういえば私…危ない日でしたよね今日、大丈夫かな?」
「くすっ、出来ちゃうかもね〜」
すっかり理性がトンでいたので、その大切な事をサクラは忘れていたのだった、
困り顔するサクラ…しかし特にその表情は絶望するというわけでないようだ。
「万が一の時は、サクラちゃんが望めば責任はとるよ…サクラちゃん可愛いし」
「うん…」
「さて…どうしようかな?どうやら…まだみんな熟睡してるから、次もいけそうだけど?」
「また…お願いします…んっ」
また互いに動き合い、交じりあっていく…互いに性交の快楽に酔いしれていくのであった。
何度も何度も…二人の夜はまだこれからだった。
「ありがとうございます…すっきりしました」
あれから数刻経過した頃、、サクラは近くの水場で身を洗い再びファイの横に座っていた。
「僕も気持ちよかったよ…ちょっと小狼くんには申し訳ない気持ちだけどね」
そのファイの言葉に、サクラは胸がズキッと痛みを感じる…
ファイと関係を持った今でも、彼女は小狼に特別な意識を持っているからだ。
いや、むしろそんな意識を持っていたのでファイと関係を持ったのだ。
ファイとサクラが肉体関係を持ったのは、少し前の事だ。
とある辿り着いた世界で、サクラは偶然にも男女の性の営みを見てしまう、
その時から自分の中で何か特別な感情が芽生えてくる感覚に襲われていたのだった、
ふと気付けば頭の中でその男女の性行為の事を考えてしまい、体が熱く火照りだし疼いてくる、
他の仲間に気付かれないように夜な夜なに、自分の体を慰めるようになっていた。
(私の体…一体どうしたの?)
まだ記憶が戻ってないので、サクラ自身はそうなってる原因がわからなかった。
(もしかしてら、まだ戻ってない記憶…その中で私は男の人と淫らな事をしていたのかな)
その内にまだ知らない自分が、男と性交を重ねていたかもしれないとサクラは考えるようになっていた。
そして…この体の疼きを止めるにも、男と性交をしないと収まらないとも考えていく…
(でも誰と?見ず知らずの相手には頼めないし…)
そこまでする程にはサクラは堕ちてはいなかった。
(なら…小狼くんに…)
でも、サクラは拒否をする。
彼に…そんな淫らな自分を晒したくなかったからだ。
黒鋼はすでに想いを抱いてる者がいて、他の女の人とそういう関係を持つのを拒むだろうという気がし、
モコナは論外だ、そして残されたのは彼…ファイだったのだ。
『本当に僕が相手で良いの?』
『はい…お願いします』
『ん〜〜〜…いいよ、サクラちゃんが望むならね』
全ての理由を話し、ファイにその相手を頼むサクラ…ファイはいつもと変わらない爽やかな笑顔で承諾する。
そして二人だけになった時、体を重ね交わるのだった…
『痛っ!』
『大丈夫?初めてだったんだ…』
ただ、サクラにとっての誤算は自分がまだ処女だった事であった、だがそれも知った時には
男の性器のよって大切な処女の証は破れ散った後だったのだが…そう、もう戻れなかったのだ。
『…優しくするからね』
『はい…んっ…』
まだ本当は男を知らなかった清らかな体だった、だけど思い違いで自分の体は男を知ってしい汚れてしまった…、
その事にサクラは少なからずショックを受けていた、でも…ファイの優しいそして上手な愛撫に
心地良くなって性の快感に酔いしれていく…初めての絶頂を得た時、
本当の意味でサクラの中では何かが変わっていくのだった、もうショックの余韻は感じない程に…
そしてサクラは性の快感に夢中になっていく、ファイと二人だけになる機会があれば
サクラは自分から体を求めるくらいになっていく、
彼の方も彼女のその要求を拒むことは無かった…そして今に至る。
「ん…まだお腹の中…暖かい…」
サクラの膣奥…子宮内部にはファイの子種が溜まったままである、
それはあれからも危険とわかっていながらも、内に出され続けた結果であった…
当然ながら、もしかするとこのまま子を宿すかもしれない、
でもサクラはファイとのなら別にいいかな…と思うようになっていた。
それは体を重ねていく内に芽生えた、別の想いによる心の変化だった。
純情だった少女の心は、淫らな行為を続けていくうちに、女としての心へ変わっていた。
「まだ夜は長いよ…もう一眠りしたら」
「はい…ちょっと疲れたし…んっ…」
また寝床に戻ろうとした直後、ファイはサクラにキスをする…それは触れるだけの軽いキスだった。
「おやすみ…サクラちゃん」
「はい…おやすみなさい」
サクラの寝息が聞こえてくると、再びファイは鼻歌を歌いながら火の番を続ける。
(う〜ん、良い子だし少し本気になってきたかもしれないな〜…)
変化するのはは少女の心だけでは無いようだ、青年の心もまた変化していく…
「ファイ…ロリコン…鬼畜寝取りだ…ムニャムニャ」
「うっ!まいったな…」
モコナの寝言に青年はドキッとさせていた…
眠る小狼は、昔の夢を見ていた、まだサクラとクロウ国に居た頃の…
「うわぁ…」
「サクラ、こういうのは…見たらいけないと思います」
「う、うん…そうだね」
その日、忍びで城下に下りてきたサクラと小狼は、偶然にも恋人の営みを見てしまう。
恥ずかしくなって、小狼はすぐに目を伏せるもの…サクラは隠れて見続けていた。
心臓がドキドキと高鳴る、体が熱くなる…それは自分の知らない世界だったからだ。
別の場所に移動してから、サクラは思い切って小狼に言ってみる。
「ねぇ…小狼もあんな事したいって思うの?」
「!?そ、それは…」
その反応の仕方でサクラは何となく小狼の本音がわかったようだ、そして自分の想いも…
「いつか…私達もあんな事をするのかな…」
「まだ早い…よ、サクラ…」
赤くなりながら言う小狼だが、サクラは今…この想いを寄せる少年と一つになりたい…
あんな風になりたいと心の底で思っていた、それがいけない事と知りつつも。
「そうだね…じゃあ、大人になったら…してみようか」
「…うん」
いつもと違い真っ赤な顔させて頷く彼に、サクラは微笑む…そしてその芽生えた性の要求を胸の中に閉ざすのだった。
小狼は知らなかった、再び男女の営みを見た事によりサクラの中で性の要求がまた芽生え開放された事に…
あの時の記憶が蘇ったわけでは無いのだが、当時の心の熱さは蘇っていたのだ、
その感情が加わって、サクラの心の内に性への興味は増していく…
そして小狼との関係性を失った事によって、その少女の性欲の矛先が迷走し…やがて別の男に向いた事を、
彼がそれを知るのは少し先の事だった。
少女の中で小さな生命の胎動が生まれる…その日は遠くなかった。
【おしまい】
ROCOさんGJ!
○ヤテスレでも応援してますよ
サクラばっかりだな
女の子はいっぱいいるんだから他のカプもほしい
職人さんGJ。
でもファイの一人称違ってるよ
91 :
うううう:2005/11/03(木) 08:21:28 ID:OuowJbpO
サクラの得ろ画像貼り付けろ
ちぃたんま〜だ〜?
93 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/03(木) 21:41:33 ID:pj3fkQjX
ROCO氏GJ!>88同様応援してます。
小狼×サクラの童貞&処女喪失ネタをオナガイシマス。
領主のバカ息子×春香をお願いします
95 :
小狼&サクラ:2005/11/04(金) 19:51:58 ID:mYvJBUP9
バカ息子の名前何だっけ?
あう。クッキー残ってた。気にしないでください。
97 :
うううう:2005/11/06(日) 08:49:09 ID:MZI/4ACH
111111111
98 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 08:51:45 ID:59mT4LUD
>>90 すみません、巣で勘違いしてました;
>>94 というわけで、今回はそのSSです。
「おらぁぁぁ〜〜〜!!!」
「ひぃっ!!」
大きな図体の男が、痩せ細った老人の営む店を乱暴に破壊していた。
複数の兵を連れたその男は、この老人に税の徴収を要求し取立てに来ていたのだ…
とても払えそうにない膨大な額の税金をな!
「さっさと払えよ〜さもないと…」
「やめろ!このバカ!!」
我慢できずに私は叫んでその場に飛び込む、とても黙って見てられない…こいつらの悪行の様を!
「誰がバカだ!…ん、またお前か春香〜」
「このぉ領主のバカ息子!」
キッと奴を睨みつける私…
この私の住む高麗国の蓮姫は、一年前にある事件が起きた。
それはある秘術師の親子が元いた領主を負い出したのだった、
その親子はいきなりとんでもない大きな力を得て、次の領主の座につき
そして民衆を圧政で苦しめだしたのです…
今、私の目の前に居る奴がその親子の息子の方でした、
ちょくちょく弱い民衆を税の徴収名目で、乱暴な振る舞いをしていたのだ。
「くっ、だからバカっていうな!」
すると号令をかけて、兵士を前に出す。
「バカだからバカって言ったんだ!バ〜カ!!」
「ぬぅぅぅ!!春香を捕まえろ!!」
私は煽るだけ煽ってその場から走り去る、すると憤慨したバカ息子は兵を引き連れて追いかけてくるのだ。
これで、あの老人は助かることだろう…後は私があいつらを引きつけて、適当な場所で姿をくらませればいい。
あいつは秘術こそ使えないが、沢山の兵士と馬鹿力がある、悔しいが私では正面からは太刀打ちできない、
それに…奴には奥の手がある…奴の親父の秘術が。
私も秘術がある程度なら使えない事もないけど、まだまだ未熟…それに人を傷つける秘術ならなおさらだ。
「はぁはぁ…だいぶ離したよな、そろそろ私も…!?」
その時だった、突然の凄まじい突風が襲ってきたのは!
まさか…これは!
「感謝する、親父!!」
くっ…やはりそうだ、これは領主の秘術だ!おそらく秘術でこの様子を見ていたのだろう…
「ぐわぁっ!!」
瞬時に空を舞い、そして地面に叩き落された私…身体に激痛が駆け抜ける、
激しい痛みで身動きが取れない…やがて、追ってきた兵に取り囲まれたました。
「へへへ…今回は捕まえたぜ春香…」
痛みにうめき苦しみながら、何とか薄目を開けると…そこには卑しく微笑する領主の息子の姿が見えた…。
「さぁ〜お仕置きの時間だぜ…くく!」
「ふあぁ…あぁぁ〜〜〜〜!!!!」
「どうした、まだ半分も入ってないぜ春香!」
あれから私は朽ちた空家の中で丸裸にされたまま、その領主の息子によって犯されていた。
私の大事なとこに、醜い肉棒が突き刺さっている…何度も卑猥な音を鳴り響かせて、
ずっと奥まで侵入して・・そして体を嬲っている、例え私が悲鳴をあげて苦しんでいようとかまわずに。
「あぁ…やぁぁ…うぅぅ!」
「まぁ、子供のアソコにしては良いほうか、締まりがきつくて絡んでくるしな…だが!」
グジュゥ!!
「ひぃぁぁぁ〜!!!!」
このバカは、力を込めて…その醜悪なモノを私の小さな体の奥へと、もっと埋め込んでいく、
あきらかに大きさが違うのに無理やりに入れるから…体が悲鳴を出している、
中では限界以上に拡張しているのに…それでもかまわずに挿入させているのだ!
「これまでにも、何度も銜え込んでいるんだ…そろそろいけるだろ…な?」
「くぁぁ…壊れ…壊れる…あぁぁ!!」
「そっか、だけど…俺は気持ちいいからな、もっと奥まで突っ込んでやる!」
ズブゥゥゥ…ッ
「ひゃぁ!あぁぁ〜〜〜〜!!!!」
確かに私は、以前よりは奴のを受け入れるようになっていた…処女を奪われた時は
先しか入らなかったのだし…きっと私の内部は変型させられてしまったのだろう…
そして今も体重を込めて、更に奥へ挿入させられている…
中は軋みながら無理矢理に広がっていき、今はまだ耐えているけども、
きっと…また私の性器は変化する、奴の肉棒に合わせて…
圧迫されて息もまともにできない中…私はそう考えて哀しくなっていた。
「あひゃぁ…いいぞ!春香…そろそろ一発出してやる!」
「!?やぁぁ…出すな…ばかぁぁぁ!!!」
「うっ…!」
ドブゥゥゥ〜〜〜〜ッ!!!
「うっ、きゃぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!」
出された…お腹の中に爆発が起きたような衝撃の後に、ゴブゴブッと激しく注がれているのがわかる…
領主の息子の子種が、私の胎内を汚し満ちていく…
「ふぅふぅ…光栄に思うんだな春香、お前は俺様のありがたい子種を高麗国で一番多く授かっている女だぜ!」
「あぁ…う…うぅぅ…」
赤子を産み出し宿す神聖な箇所を、濁流が巡っていく…
やっと醜い肉棒を抜かれた箇所は、大きく広がったままで白濁した粘液を垂らしていく、
その有様に涙する私…このような事は今回だけの事では無かった。
逃げ出すのに失敗し、捕らえられると…毎回のように私は乱暴に犯され嬲られていた。
よりによって母を殺した男の息子の精を、この胎内に受け入れ続けていたのだ…。
「しかし、毎回毎回懲りないなお前も…もしかしてわざとか?こんな目にあいたくて、わざと歯向かっているのか春香」
「そ、そんなわけあるか!」
吼える私、誰が好き好んで憎たらしい奴に体を好きにさせるものか。
「そうか…でも、何だか言ってもお前も楽しんでいるようだがな」
「違う…こんな苦しく痛くて気持ち悪い事を楽しめるわけ…ひぅ!」
グチュ…
まただ…またバカ息子はあの醜いのを私の中に挿れてきた!
「くくく…なら見せてやるよ、真実のお前の姿を!」
パチン、奴は指を鳴らすと兵らが一枚の鏡台を持ち出してきた、何をする気だ?
挿入させたまま私の体を担ぐと、バカ息子は私と繋がったその姿を鏡に映す…
「見て見ろよ、今のお前の顔を!」
「はぁはぁ…えっ…!?」
そこに映った奴と繋がってる私…その表情は赤く染め恍惚しているようだった。
嘘だ…そんなわけない!こんな奴を相手に…こんな風になってるわけが!
「ほんの前までは無理やりに挿入する度に顔を歪ませていたが、最近は挿入してる時はこんな感じだぜ春香」
「う、嘘だぁ!!あぁ…こんなわけ…んっ…ない!!」
私は否定する、これもきっと秘術だ!幻なんだ…私を陥れる為の…
「認めちまえ春香!立派なのを銜え込んだお前は、知らずに快楽に浸り乱れているんだ!」
「違う…あぁ!違うっぅぅ…あぁ!!」
ズチュッ…グジュゥゥ!!
卑猥な音がまた大きくなる、私の奥へと挿入された肉棒がでたり入ったりすると、
その結合部からねっとりした液体が溢れ出てくる…
まだ微かにしか膨らみが無い胸を弄られ、顔に奴の舌で唾液の跡を付けられているその自分の姿を
ただ見続けさせられていた…その行為のたびに卑しく喘ぎ喜ぶ自分の顔を…
「ほれ…もうわかるだろ、自分の喘ぎ声に艶かかっている事によ!」
「こんなの…違う…あはぁぁぁ〜〜…あぁう」
『卑しい娘だ…親子そろってな』
「うぇ…?」
淫らな姿を写す鏡に、新たな人影が映し出される…
「お、親父!?」
それは領主だった、これは確実に秘術による投影だろう。
「ど、どういう…あぁんっ…意味?母さん…もって…あぁ!」
『くくく…言った通りよ!見るがよい…己の知らぬ母の姿を!』
「えっ…えっ!!?」
次の瞬間…鏡に別の光景が映し出された、それは…私の母さんの姿だ。
『あぁ…あぁ!!駄目…あぁ!!』
『くく…だが貴様のここは、そうは言っておらぬぞ…喜んで我のを銜え込んで離さぬわ!』
『あぁ…あぁぁ〜〜〜〜〜〜!!』
「あぁ…うそ…母さん…なんで!?あぁ…」
領主に背後から犯されている母の姿…嫌がっているのにその声の響きは何処となく…
『うっ、出すぞ!おぉぉぉぉ!!!』
『あぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!入ってくる…やめ…あぁ…』
拒否するも、その胎内に領主の子種を注ぎ込まれていく母さんの姿に言葉を失う私だった…
そして昔の映像が消える…だがその一瞬に見えた、
俯いて悲しい表情しているかと思えた母の顔が上を向き、恍惚した表情をしている姿を!
『気付いたようだな…これはお前の母が死ぬ前…私に敗北し犯した時の光景だ!』
「そ、そんな…!?」
『春香、お前の母も言葉では否定してたが、体は素直に快感を感じていたよ…あの一瞬見せた表情が証明だ』
「う、嘘だぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」
私は声を高らかに否定する…あの母さんがそんなわけ無い!
『今思えば殺さずに生かして置いた方が良かったかもな、今ごろは春香の妹か弟が生まれていたかもしれんし』
「へへ…親子そろって淫乱か、高名な秘術師が聞いてあきれるぜ…おらっ!」
「あぁぁぁ〜〜〜〜〜〜!!!」
また激しく突いてくる…犯してくる…、泣き叫ぶ事もできずに、私は辱めをうけていく…
母も私も淫乱じゃない…そう堅く私は信じる…信じたい…
だけど…だけど…
「あぁふぅ…あぁぁ〜〜〜!!」
また頭が真っ白にとんでいく…この犯されている時に感じる不思議な感覚に…
今まで認めなかったこの感じ…でも今はわかっている…これが快感という事は…
ただ認めたくなかった…気持ちよくなるなんて事を!
「ふぅぅ…晴香、出すぜ!!」
「あぁ〜〜!!!やぁぁ〜〜〜!!!」
ドクドクドクゥ…
そして…また子種が私の胎内へと出されて白く染めあげていく…
憎い奴の精を受けるのを感じる中で私は…気持ちよくなっていました。
「絶頂したか…どうだ気持ち良かっただろ!」
「………うん」
そして意識は遠くなっていく…ちょうど良かった、今は何も考えたくなかったから…
次に気付いた時、廃屋に奴らの姿は無かった。
べとべとになった身体と、そして乱れ放り出された私の衣服のみ残されている。
しばらく私は横になったまま呆然と天井を見ていた…
後日…私は再び領主の息子が暴れているのを目撃する、まだその体は前日に犯された時の
跡が深く刻まれていたけども…また前に進み叫ぶ。
「やめろバカ!!」
あんな目にあっても私は逆らい続けていた、例え再び汚される事になっても…
それが母さんから学んだ私の正しき道なのだから!
そう心に誓う…また犯される事に期待してるわけじゃない、わけじゃないんだ。
でも…グチュ…卑猥な水音が聞こえる、私の股はしっとり濡れていました…
そんなある日、彼らが何処からともやってくる…
それは見た事の無い格好の旅人だった。
そして…彼らは領主をやっつける機会を作ってくれたのだ!
私も出向く…終焉の場へ、この残された母の形見の鏡を持って…
「もうすぐ全てが終わるよ母さん…うっ!」
突然に吐き気に襲われしゃがみこむ…それはここ最近になって私の身に起こる体の不調だった。
「だいじょうぶ、春香?」
「……平気だ、さぁ行こうサクラ」
その変調の意味を私は何となく理解していた…だけど今はすべてを終わらせるのが先だ。
これについては後で考えよう、
この中で宿った小さな鼓動の事は…
【おわり】
105 :
94:2005/11/08(火) 02:24:40 ID:IXLNLij6
本当に書いてくれるとは思わなかった…
ありがとうございます
もし機会があったら、空汰×嵐もお願いします
106 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/08(火) 21:42:45 ID:cOmr9RRw
GJ!
けど春香が奴の子を宿すのは癪だ。
スタンダードに小狼×サクラきぼん
107 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/08(火) 22:14:20 ID:EiMUAi4p
同じく子狼Хサクラ
黒鋼×知世もいいと思うが。
ならファイ×チィも
護刃(;´д`)ハァハァ
黒鋼×知世は運命の出会いらしいです。
今週号そんなこと書いてあったな。
113 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/15(火) 19:04:55 ID:ZtANmpMo
age
ちくしょーーーー!!!!黒鋼×知世!!!
115 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/15(火) 23:10:21 ID:JRxivpqp
age
かつあげ
117 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 01:38:34 ID:ibARELcL
ひれかつ揚げ
唐揚げ
119 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 15:44:26 ID:5Ag/aG3v
ROCO氏カモーンщ(゚Д゚щ)
120 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 23:42:03 ID:tR3O0gDi
SSカマ−−−ン!!
121 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 23:02:04 ID:jyf199Xu
age
>>ROCO
とりあえずクーシスか狼桜をキボン
123 :
空汰×嵐:2005/11/26(土) 05:01:21 ID:NI9SEv0b
「遅い……。」
独り言を漏らしてしまってから、自分の声に驚いて、嵐は口を押さえた。
最近は仕事が忙しいのか、空汰の帰る時間が日に日に遅くなっていた。
温かい夕食を作っても、空汰の帰って来る頃には既に冷めてしまっている。
それでも、空汰は嵐の作った料理を美味しそうに食べてくれるのだが……。
いっそ夕食など作らない方が良いのだろうか……?
嵐はそう思うようになってきていたが、今日もまたいつものように空汰のための
夕食を作ってしまっている。
今日の嵐には一つだけ計画があった。
大した計画ではない。ただ、ある一言を空汰に告げるだけ。
でも、その一言は嵐にとってはもっとも口に出しにくい言葉に思えた。
(別に……早く帰って来て欲しいなんて思ってるわけじゃない……。)
何かそわそわして落ち着かない気分になっている自分がイヤだ。
意味も無く打ち方の速くなっている鼓動がイヤだ。
震えそうなほど、しびれそうなほど、緊張の走っている指先がイヤだ。
そんなことを思いながらも、嵐は作ったばかりの夕食が、
少しでも冷めにくいようにと、ラップをかけていく。
「たっだいまー! ハニー! 遅くなってすまんかったなぁ。」
(なんてタイミングの悪い人。)
嵐が最後の皿にラップをかけ終わったところで、空汰が到着した。
空汰はいつものように満面の笑みを浮かべながら、嵐に駆け寄る。
「おかえりのチューして、チュー!」
自分のほほを突き出し、指でとんとんと叩いて、催促する。
嵐はそんな空汰を冷ややかな瞳でしばし見つめた後、
何も無かったかのように、無言で背を向け、皿にかけたばかりのラップを剥がし始める。
「おかえりなさい。冷めないうちに召し上がってください。」
空汰は、嵐の背中越しに夕食の支度ができていることを確認すると、
まあいつものことかと苦笑しながら顔をぽりぽりとかいた。
(いけない。こんなつもりじゃなかったのに……。)
剥がしたラップを小さくたたんでいる嵐の脳裏に、
昼間の近所の主婦たちとの井戸端会議がよみがえる。
124 :
空汰×嵐:2005/11/26(土) 05:02:35 ID:NI9SEv0b
「やっぱりさぁ、『愛してる』なんてなかなか言わないわよねぇ。」
「私は毎日でも言ってるわよぉ。ヒロくーん、愛してるぅって。」
「あんたのところは新婚だからでしょ。でも、うちなんか今更ねぇ。」
「あらぁ。結婚してから何年経っても『愛してる』って言い合える夫婦って素敵じゃない。ねえ?」
「いやよぉ。今更そんなこと言うのって恥ずかしいじゃない。」
どういう流れだったのかは忘れたが、ともかく、主婦たちは
こんな他愛も無い話題で異様なほどに盛り上がっていた。
「有栖川さんのところはど〜ぉ? まだあなたのところも新婚さんでしょ?」
会話についていけなかった嵐に主婦の一人が問いかけた。
この会議では、四、五人の主婦たちが話に花を咲かせていたが、
嵐が言葉を発するのは、社交辞令の挨拶をしたとき以来のことだ。
「うちは……その……。」
問いかけられて初めて、嵐は自分が空汰に愛の言葉を言ったことがないことに気付いた。
一度もない。出会ってから結婚するまでにも、結婚した後にも、ただの一度も。
空汰にプロポーズを受けたときも、ただ首を縦に振っただけ。
言葉に出して愛を伝えたことなど無かった。
「すみません。用事を思い出しました。失礼します。」
そうして、質問の答えには曖昧に濁したまま、嵐はその場から立ち去ったのだった。
ただ、その胸に一つの決意を抱いて。
『愛してる』
その言葉を空汰に伝えてみよう。
それが、嵐の計画だった。
125 :
空汰×嵐:2005/11/26(土) 05:03:41 ID:NI9SEv0b
(たまには、言ってみても良いかな?)
最初はこんな程度の軽い気持ちだったのに、少し口に出して練習してみていただけで、
なんだかそれが物凄く重い意味を持つように思えてきてしまい、
嵐は必要以上に気恥ずかしさを感じていた。
(落ち着け。落ち着け、私の心臓。)
空汰の突然の帰宅に驚いたのか、緊張のせいかわからないが、
嵐の心臓はますます激しく血液を全身に送り出していた。
鼓動が胸を締め付けるように速く叩き続けている。
「んー。やっぱ、今日もおかえりのチューはなしかぁ。」
空汰の残念そうな声が胸に突き刺さる。
嵐は背後の空汰に振り返って、両手で空汰の両腕の袖を軽く掴み、
空汰を見上げた。
「ん……? なんや?」
いつになく真剣な眼差しの妻に、空汰の心臓の鼓動も、その速さを増した。
二人の視線が絡み合い、ほんの数秒の時間さえも何十時間のように感じる中、
嵐がその小さな唇を開いた。
「あ……い……してる……。」
消え入りそうな声で嵐は呟いた。
それは、聞き取って文字にすることすらできないほどの小さな声だった。
だが、空汰にはその唇の動きで嵐が何を言いたいのかがわかってしまった。
「ん? 今なんて?」
空汰は口元が緩みそうになるのを堪えて、聞き返した。
その言葉を、もう一度言って欲しい。しっかりとした声で聞きたい。
126 :
空汰×嵐:2005/11/26(土) 05:05:03 ID:NI9SEv0b
しかし、嵐は口を閉ざしてしまった。今のでも十分勇気を出して言ったのだ。
それ以上はもう言えない。
嵐は視線をそらし、袖を握っていた指先を緩やかに開き、空汰から離れようとする。
そんな手をしっかり掴み、空汰が嵐の顔に自分の顔を寄せる。
「わい、耳遠いんかなあ? よく聞こえんかってん。もう一回言ってくれへん? 嵐。」
滅多にされない呼び方をされ、嵐の心臓はもう爆発寸前だ。
空汰がそういう呼び方をするときは、本気で嵐のことを口説き落とそうとするときだ。
嵐は掴まれた手を振り解こうともするが、しっかり掴まれたそれは離れない。
「言ってくれへんのやったら、このままキスしたる。」
嵐は湯気が出そうなほど真っ赤になった。ゆでだこのように真っ赤だ。
だが、そんな状態になりながらも、必死に抵抗する。
「い、言わない……。もう言いませんっ……。」
嵐は後悔した。なんであんなことを思いついてしまったのだろう?
小声だとはいえ、なんであんなことを言ってしまったのだろう?
しかし、一度口にしてしまったものはもう取り消せない。
空汰の顔が一段と大きく迫り、嵐は恐くなって目を瞑った。
その唇に優しく唇が当てられる。そして、ほどなく離される。
127 :
空汰×嵐:2005/11/26(土) 05:05:34 ID:NI9SEv0b
あまりにあっさりとした軽いキスに、嵐は驚いて目を開いてしまう。
すると、更にもう一度、今度は熱を伝えるかのようなしっかりとしたキスが与えられる。
そして、唇をノックするように舌で叩かれ、思わず嵐が口を開くと、
その舌がねじ込むように押し込まれ、嵐の口腔内を蹂躙し始めた。
「強情やなあ……。ハニー。ほな、今度はどうしよかな?」
何分間もそうして嵐の唇をもてあそんだ空汰は、今度は嵐の背に両手を回している。
ワンピース姿の嵐は、その背にあるチャックを下ろされてしまったら、
ほとんど服を脱がされたも同然だ。
そして、運の悪いことに、今日着けているブラジャーは、
簡単にホックを外せてしまう不良品だった。
嵐の背筋にすうっと冷たいものが走る。
「もう一回、なんて言ったんか教えてくれたら許したってもええけど。」
嵐はそれでも首を横に振った。
「もう言いません。言えません、二度と。」
その声は震えていたが、どこか嬉しそうな響きでもあった。
『有栖川』って変換で出ないよ……。変な漢字使うなよCLAMPと思いながらも。
要望があれば続けます。
GJ!!
続けてください
130 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/28(月) 19:33:08 ID:8TJSnP9s
続きカモーンщ(゚Д゚щ)
GJ!!&続きキボン
132 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 16:55:10 ID:DiulSZ3q
age
皆さんすみません。ありがとうございます。
>>127まで書いてみたものの、急に忙しくなってしまって全然書けてませんでした。
今日明日と暇が取れそうなので書いてます。
とりあえず落ちないように保守しておきますね。
134 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 06:44:40 ID:+2uOMpJf
期待す。
135 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 18:42:43 ID:UBScNh1j
136 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 17:27:24 ID:dhsvaVNb
いろいろな神が降臨することを期待しage
保守しておきますね。
保守
140 :
空汰×嵐:2005/12/22(木) 07:46:03 ID:IeKdv2Lw
(
>>127より続き)
背中から解放感が伝わり、嵐は瞬時に気付いた。
外された、と。
「そんないけずなこと言わんともういっぺんでええからゆうてほしいなあ。」
体を抱き締め、首筋にほお擦りをしながら空汰が囁く。
服を着た状態のまま、ブラジャーを外されるというのは何とも心もとないものだ。
どんなに体型に合ったものを着けていても、締め付けられる圧迫感は皆無というわけにはいかず、
風呂に入るときなどに外す瞬間はいつだって解放感にほっとするものだが、
今感じているのはそんな解放感だけではない。
体をまさぐられる不快感のようなものに、本能的に湧き上がって来る激しい拒絶の感情。
そして、心の片隅のどこかにくすぶっている期待感。
「あの……そ、空汰さん……ご飯にしましょう? 冷めてしまいます……。」
「あー、悪いなあ。けど、後でええわ。」
「え、そ、それじゃ、お風呂……。」
「後でええよ。」
「ええ……? そ、そんな……。」
嵐が震える声で提案しても、空汰は聞き入れようともしない。
ただ、嵐の体を全身で愛そうとしているのがわかる。
嵐は体をこわばらせながらその愛撫を受ける。
ワンピースが徐々に脱がされ、きめ細かな肌が露わになる。
141 :
空汰×嵐:2005/12/22(木) 07:48:31 ID:IeKdv2Lw
「ひゃう!」
乳首のすぐ近く辺りを撫でられた嵐は、たまらず声をあげた。
まっすぐな線を引くように、指先がその場所をかすめた。
そして、手のひら全体で乳房を包まれ、揉みしだかれる。
「いつ見ても綺麗な肌やなあ。触り心地もええし。」
首筋に、耳元に、様々な場所に口付けながら、空汰は感嘆の声を漏らした。
透き通るほどに白い胸には、薄紅色の乳首が二つ、上品に乗っている。
小さな花のつぼみのような可愛らしいそれを口に含めば、嵐は切ない声をかすかに漏らす。
近所に聞こえないように気を使っているのか、それとも空汰にさえ聞かせたくないのか、
嵐は喘ぎ声が出そうになるとぐっと堪えている。
声帯を出来る限り通さないようにして、大量の吐息の中にかすかに混じる程度の声を出す。
だが、素直に声に出さない分は、表情に出てしまうのだ。
端正な作りの嵐の顔が快楽に歪む。
その色気溢れる表情を見てしまうと、ますます空汰の男の部分についた火が燃え盛る。
「だ……だめ……です……。あぁ……許して……。」
「さっき言おうとしてたこと、またゆってくれたらええよ。」
「い、言いません……。でも……。はぁ……いやぁ……。」
容赦なく襲い来る快感は全身を駆け巡る。
ワンピースがばさりと床に落ちる。
嵐はショーツ一枚だけの姿となり、ネクタイを少し緩めただけで未だスーツ姿の空汰に抱かれていた。
(私ばっかり脱いじゃっているなんて、ずるい。)
嵐はスーツのボタンに手をかけた。
実は、嵐が言葉で嫌がっているのは、形式のようなものだ。
女の方から積極的に求めるのは、はしたないことではないかと彼女は考えている。
だが、瞳は正直なもので、空汰をうっとりと見つめてしまっている。
それに気付いているからこそ、空汰も構わず嵐を剥いていくのだ。
142 :
空汰×嵐:2005/12/22(木) 07:50:44 ID:IeKdv2Lw
時折濃厚な口付けを交わしながら、空汰も少しずつ着ているものを脱ぎ捨てていく。
背中を撫でていた空汰の手が、そのまま滑り下りるようにショーツの中に入ってきて、
嵐はびくっと身を固めたが、抵抗はせず、空汰の胸の中に身をゆだねる。
体の中心は既に熱く火照っていて、じんわりと濡れている。
これから受けるであろう接触が待ち切れない。
嵐は重なった唇の中で一層激しく舌を絡める。
空汰はショーツの上から、嵐の脚の間の敏感な部分をそっと叩いた。
「言ってくれんのやったらしゃあないなあ。ほな、ここもらうで。」
ショーツの中に指先が入り込み、茂みを掻き分け、
雫が滴り落ちそうなほど濡れている部分を、かき混ぜるかのように撫でてきた。
「ああん……いや……だめ……。」
それまで以上の強い感覚に、嵐は立ったままの姿勢を保つことができず、
空汰の胸にもたれかかりながら畳の上に崩れ落ちる。
合わせるように空汰も膝を折り、愛撫の手を離さないように、休めないようにする。
体を横たえても続く刺激に、堪え切ることができない嵐の喘ぎ声が漏れる。
熱い息遣い、嵐の喘ぎ声に混じって、犬が水を飲んでいるときのような音が狭い部屋の中に響く。
「ほんまにいやなんか? いやならさっきの台詞言ってくれんと。」
意地の悪い言葉に、嵐は少し口の先を尖らせた。
そして、もうほとんど意味をなしていない、身についた最後の一枚の布を自分で脱いでしまう。
空汰はそれを見ながら、身につけていた全てのものを脱ぎ捨て、
嵐が仰向けに横たわる上に覆いかぶさる。
「強情やなあ。ま、そんなところも可愛いんやけど。」
そして、自身の男としての武器を手にとり、嵐の最も大事な部分に狙いを定めた。
なかなか書けなくてこんなに遅くなってしまいました。ごめんなさい。
しかも、まだ終わりまでは書けていないのですが……。
続きはできるだけ早く書き上げるつもりです。すみません。
カルディナ×織葉の百合妄想が出来たんでネタだけ投下
「クローバー」の従業員募集広告を見て訪ねて来たカルディナ
そこでオーナー・織葉に一目惚れして働くことを決意
住み込んで織葉との共同生活が始まる(「クローバー」は店舗兼住居だという設定)
ある晩ついに我慢出来ずに織葉に夜這いを仕掛ける
「あんなぁ、ウチお給料いらんわ」
「そんかわり、っちゅうたらアレやけど」
「あんたんことちょうだい?」
織葉、返事をする前に美味しく頂かれる。
みたいな。
GJ!
146 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 21:55:12 ID:YwlZaLkH
age
147 :
oooo:2005/12/24(土) 15:19:10 ID:+fC1xlEH
ppp
148 :
arumira:2005/12/24(土) 15:35:24 ID:+fC1xlEH
正悟さん!なにをするんですか。
「うちのチームに入る新入りがどんな体をしているか
知りたいんだよ」
「ああ!やめてください・・・」
正義の学生服を脱がし、白いシャツが露出する。
「ぴちぴちの肌だな・・俺はこういう大人と子供の中間的な
健全な少年の肌が好きなんだよ。」
正悟がシャツをぬがし上半身裸になった正義をなめる
「ひゃあん!恥ずかしいです」
「お前清潔だな・・風呂にも毎日入っている体だ」
正悟が正義のズボンをスルスルと脱がす。
「そ!そこだけはやめてー!」
パンツ一枚になった正義の下部に手をつっこみ
一気に脱がし、正義はついにその麗しき体をあらわにした
149 :
arumira:2005/12/24(土) 15:59:22 ID:+fC1xlEH
最高だな今まで見てきた中学生の中でも格段にかわいい・・・
「正悟さんなんでもしてください。僕は憧れのあなたになんでも
してもらえるなら光栄です」
「その言葉ありがたくうけとるぜ」
正悟は正義の陰部に目を向けた。
中途半端に生えかけている陰部はまだ小さい
が、欲望をむき出しにさせる。
「はあっ!はあっ!」
正悟は正義の陰部を口でくわえなめる
正悟は正義を心から最高だと思った
150 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 00:32:05 ID:R27AQ7Gg
801は無し。
つーか噴いたw
152 :
空汰×嵐:2005/12/25(日) 03:21:13 ID:BCVb4Olk
こんな痴態を晒していても、嵐は気高さを失ってはいなかった。
一点の穢れも知らぬ清らかな少女のような表情が、空汰の鼓動を激しく高める。
「美人は三日で飽きる」なんて言葉は、空虚なものにしか思えない。
突き上げられて歪める顔もまた、高貴な美しさを放っているのだった。
「あ……くっ……はぁっ……くふっ……はぁ……。」
何度も挿入を経験している嵐の体は、貪欲に空汰の怒張を飲み込んで行った。
前後に揺らしてやればそのリズムを刻むかのように荒い呼吸音が響く。
本当は大声を出してよがりたいのだろうに、頑固にも息を殺そうとする嵐に対して、
ますます空汰は欲情するのだった。
「え、ええ加減に……素直になり……。」
空汰の言葉に、嵐ははっとしてきつく瞑っていた目を見開いた。
そして、白く細い腕を伸ばして空汰の首に回す。
何か言いたげな瞳に気付いた空汰は、嵐の口元に耳を寄せた。
153 :
空汰×嵐:2005/12/25(日) 03:21:49 ID:BCVb4Olk
「愛してるわ……空汰さん……。」
透き通るような声で嵐がささやいた。ようやく。この時点で。
その声は決して大きなものではなかったが、空汰の胸にはどんな言葉よりも重く響いた。
「マイハニー! わいもめっちゃ愛しとるでぇ!! ぬおおおおおおお!!!」
ゆっくりとしていたストロークが動きの早いものになり、ぐっと膣の奥の方まで突かれる感覚に、
嵐がたまらず大きく声を上げ始めた。
それまでより遥かに高く、短く響く声が、空汰の聴覚を刺激する。
「あんっ! ああっ! ああんっ! あっ! あああっ!」
射出の際の感覚があまりにも鮮明で、二人はほとんど同時に頭が真っ白になるという体験をした。
そして、荒く息を吐きながら、空汰はゆっくりと嵐の胸に倒れ込んだ。
「どう……やった?」
「はぁ……凄かったです……。」
素直に感想を述べる妻の頭を抱き、髪を梳くように撫でてやった。
頬を赤く染めて微笑む嵐は、いたいけな少女のようだ。
「もう一度聞きたいわ。あの言葉。」
指先で空汰の乳首をもてあそんでいた嵐は視線をあげた。
そして、まっすぐに空汰を見つめると、なぜか嬉しそうに微笑んだ。
「もう言いません。」
嵐はそれっきり口をつぐんでしまった。
まったく、この天邪鬼を素直にさせるには容易なことではないらしい。
だが、そのままでも良いかと空汰は思うのだった。
自分の腕の中に彼女がいるという事実、それだけで空汰には十分過ぎるほどの幸せ。
それ以上は望むまいと思いながら、空汰は愛しい妻の体を抱き直した。
(終わり)
154 :
空汰×嵐:2005/12/25(日) 03:25:00 ID:BCVb4Olk
GJ!
GJ!重要なのは量よりも質ですよ
157 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 07:35:46 ID:LYLwp7a3
グドですた。(・∀・)b
王道であるはずの小狼×サクラが少ないのでキボン。
158 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/29(木) 18:26:30 ID:LcSWgmhP
安芸
159 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/31(土) 23:34:05 ID:N5QfLMFN
あげ
黒鋼×知世希望。
しかしROCO氏はどこへ行っても中出し孕ませ職人だなぁ。
ファイ×ちぃ希望
162 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 17:49:02 ID:OrsApFM/
age
163 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 08:47:07 ID:a2SoAL2n
スタンダードなシャオラン×サクラ
キボン
164 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 00:35:21 ID:piYva9zM
保守だお♪
>>144 亀だけどGJ!
今まで思いつかなかったけど、すげーえろい組み合わせだな!
166 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 17:50:29 ID:bDdxvWWB
age
167 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/21(土) 23:30:26 ID:BCkKjO4s
age
モコナかわいいよモコナ。
上げ
170 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 21:37:13 ID:+HYzxxXY
放送日上げ
月が昇り、あなたはわたしの許に突然に現れた。あの城でしか逢えない筈なのに。
―――何故此処にいる
問うてみたい気持ちを抑える。答えなど最初から判りきっているのだから。
あなたはゆっくりと歩み寄ってわたしの手を取り、唇を求めた。
わたしがかすかに答えるとわたしの口のなかを堪能しはじめる。
それは激しいが、どこか優しさのある愛撫。
強い力がわたしを寝台に押し付けた。
あなたはわたしを押し倒しても甘い口づけは止めない。
会話するように求めて、答える。吐息を交換しあう。
そして唇をそっと離した。
唇の唾液をぬぐってやると、わたしの衣装に手をかけて
纏っていた布をほどいていく。
わたしも同じように手を伸ばして脱がせてあげた。はだけてみえた大きな胸。
―――この胸に抱かれたかった。ずっと・・・
衣擦れの音がしてわたしの素肌が夜の冷たい空気に晒された。
隠すものなどない姿のわたしたちに月の光が妖しく照らす。
濃い紫色を水で溶かしたような視界に、ぼんやりと光が迷い込んで
あなたの表情が手にとるようにわかった。
それは少し笑っているけれど、その中には悲しみが隠れていて。
あなたの手がわたしの頬をつつんで、もう一方は胸を優しくもみだしていく。
どこか嘘のような体温。いや、この全てが嘘なのかもしれない。
嘘のようなものはわたしの胸の蕾を指で弄び、口に含む。くすぐったい快感。
指がわたしの秘所に触れている。割れ目を舐めるようになぞるのを感じながら
わたしはあなたの髪を透く。艶やかな長い髪。
―――嘘でもいい。
今はこの快感に身を委ねていたかった。
秘所からあふれた蜜を確かめて、あなたはわたしに目を落とす。
その優しさが嬉しくて少しだけ微笑むと
あなたは小さな口付けを残してわたしのなかに入ってきた。
熱くてかたいそれは一気に奥まで侵入してくる。
「あっ、んぁ・・」
身体が火照っていくのがわかる。規則的な律動がわたしを快楽の海へ落とした。
律動の波に揺られながらあなたの瞳を見上げる。
―――あなたは何処へ行って、わたしの許にはいられないのか。
判っている。
―――どうしてなにも言わない。
判っているけれど。聞けない。声にならない。
「ああっ、あっ、んあっ、はぁあん・・」
―――漆黒の瞳に映る一筋の闇。どうか、そんな悲しい眼をしないで・・・
波は速くなってゆく。わたしは快感に、海に溺れ堕ちてしまった。
目覚めたら月は中空を過ぎていた。
溶け込んだ紫は山の端からうっすらとかき消されている。
世界は色づき、永い夜は終わってゆく。
「夜叉王・・・」
あなたはもういなかった。本当は最初から何処にもいなかったのかもしれない。
さっきまでのことはやはり全て夢で、嘘だったのだ。
―――しかし、
この肌に残る微かなぬくもりは。愛しい感覚は。
どちらにしても、あなたはもういないことなど判っているけれど。
空を見上げても月の城はみえない。
儚い幻の夜に涙が止まらなかった。
以上です。お目汚し大変失礼いたしました。
おとなしく神の降臨を待つことにします・・・。
801おkなの?
駄目
阿修羅は無性体?だった筈だし801ではないのでは
見た目が男同士っぽいしなぁ…どうも
179 :
171:2006/02/19(日) 17:25:06 ID:fY6WCedY
ツバサのほうしか読んでいなかったもので・・・
知らなかったとはいえ、本当にすみませんでした。
皆様気にせずスルーしてください
180 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 21:41:42 ID:1DPYg3m8
だいぶさがっていたのでageちゃう(´・ω・`)
そして‥誰か黒鋼×知世をー!
女体化とは違うんでは…
183 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/22(水) 09:25:47 ID:oUaDWJxL
age
184 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/22(水) 20:53:32 ID:oUaDWJxL
またage
185 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/23(木) 00:04:54 ID:oUaDWJxL
誰か‥いる?
いねぇよ
なんで数時間おきにあげてるの?バカなの?^^
187 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 00:49:33 ID:ReRiwuZ5
保守
保守
189 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 22:42:14 ID:ueCHfXzM
age
なんとなく
闇夜の中の草木も眠る丑三つ時。空に浮かぶ月は雲にその姿を隠され、城の周りの闇はいっとう濃くなり、静寂だけが濃厚な闇に漂っている。
奇襲をかけるには絶好の機会である、この夜に。白鷺城の城主である少女の部屋は静寂を逃がし、卑猥な音が闇に溶けることなく響いていた。
「黒…鋼っ!もう、お止めなさ…」
「どの口がそんなことを言うんだ知世姫?こんなに感じてるくせに」
言って男は執務をこなす机の上に押し倒し、着衣をはだけさせた少女のナカにとうに挿入していたで自身を動かす為に腰を進める。ぐちゅり、ぐちゅりと卑猥な音ばかりが耳に入り静寂に包まれた部屋に響く。
胸を揉みしだかれ快感がより深くまで入ってきた刹那、少女は、日本国の姫である知世はその、自分の従者である男からもたらされた強い快感に背を弓なりにして高く喘いだ。
「あ…っ…やぁっ…ん!あぁ…んぅ!」
静寂を切り裂く声をもっと、もっととねだるかのように男は腰の動きをいっそう早めた。
「どうせ、書類ばかり相手にしてんだ。たまには運動するのもいいだろうよ」
く、と口許を釣り上げ笑い、自分を犯す男に知世は白濁する意識の中でどこまで優しさに満ちている人間なのだろうと思わずにはいられなかった。
自分も黒鋼×知世姫大好きなので書いてみたが難しかった。
本当に途中半端、ヌルい描写、似非口調等ですまん…orz
>>191 お、ショート・ショートできましたね
いいんじゃないっすか?
194 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 23:53:15 ID:Pk6oxztZ
〃'´⌒` ヽ
〈((リノ )))i iヽ
从・∀・ノ!リ人
⊂)丕⊂))ヽ)
〈/_|j_ゝ
これを見た貴方は、童貞を卒業することができるのじゃー これをそのまま5分以内に他のスレにコピペすれば、運命の人に出会えるのじゃーl 貼らなかったり、虐待したりしたら、結婚した相手との間に 奇形児が生まれるのじゃー。
195 :
名無しさん@ピンキー:
あげさせてもらう