1 :
名無しさん@ピンキー:
3 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/10(土) 15:13:38 ID:+sSBzBCE
おつかれさまです(*^ー^)
さ、休日のうちにがんばりますよ〜!
乙です。
書いても書いても奈々穂受けばかり浮かんでしまう罠
6 :
766:2005/09/10(土) 15:58:56 ID:0GZirfb3
スマソ、>5は自分です
>tama氏
楽しみにしてます
ハハハ
俺なんかこの間ふたなり奏に犯される奈々穂の夢を見ちまった
頭どうにかしてるらしい
俺はふたなり奈々穂が久遠に攻められる夢を見た
なんかいい
>>7 >>8 君達ちょっとその夢の詳細について語ってくれまいか?
箇条書きでよければ
・会長、神宮司家の為に子供を作ることを求められる
・思案の末、奈々穂に産んでもらうことに決定(この時点で何の説明も無くふたなり)
・奈々穂は拒むが、言霊で奈々穂を縛り半強制的に犯し始める
・奈々穂は犯されてる最中も「久遠・・・久遠・・・」と呟きながら耐える
・涙を流して久遠の名前を呟く奈々穂に嫉妬を感じながらも会長は一種の
征服感と恍惚感を覚え・・・
と、ココまで夢にみた。マジで
エロパロで2スレ目ww
12 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 19:58:18 ID:+sSBzBCE
俺は、なぜかラブホテルの中で久遠が奈々穂の上で騎乗位な体勢で
やりまくる夢を見た。なぜか奈々穂に生えてた。
正常な成人女性には生えるよね。うん。
くだらん取り決めのテンプレはいらんような・・・冷めるし。
まぁ別に気にしなきゃいいんだけど。
>>1 乙かれいんはブラしてない(*´Д`)ハァハァ
埋め作業しておきますた。
>>17 乙かれーちゃん先輩は腐女子[;´Д`]ハアハア
,r=''""゙゙゙li,
_,、r=====、、,,_ ,r!' ...::;il!
,r!'゙゙´ `'ヾ;、, ..::::;r!'゙
,i{゙‐'_,,_ :l}..::;r!゙
. ,r!'゙´ ´-ー‐‐==、;;;:.... :;l!:;r゙ .
>>1氏 スレ立て乙!
,rジ `~''=;;:;il!::'li
. ill゙ .... .:;ll:::: ゙li
..il' ' ' '‐‐===、;;;;;;;:.... .;;il!:: ,il!
..ll `"゙''l{::: ,,;r'゙
..'l! . . . . . . ::l}::;rll(,
'i, ' ' -=====‐ー《:::il::゙ヾ;、
゙i、 ::li:il:: ゙'\
゙li、 ..........,,ノ;i!:.... `' 、 ∧__∧
`'=、:::::;;、:、===''ジ゙'==-、、,,,__ `'(・∀・ )
`~''''===''"゙´ ~`''ー( ))
>>1 スレ立てお疲れです。
よ〜し、僕も頑張るぞ!
とりあえず前スレの通り、奈々穂×久遠:文化祭編を執筆中です。
いつになるかワカリマセンが、待っててくだされば幸いかと・・・
21 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 09:58:45 ID:47+yrWym
(,,゜Д゜)ガンガレ!
22 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 10:50:55 ID:SHPTuKMz
∩(・ω・∩)age
23 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 00:57:02 ID:l82p4s2m
ほす
職人さんのSS投下マダー?
ふたなりネタマダー?
>>24 まあもちつけ
きっとそのうち投下される筈
それまでは我慢だ
職人さんがふたなり化マダー?
に見えた俺はどうしたら・・
おちんちんを光速でしごくんだ!
28 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 13:21:48 ID:/vS2wnhT
∩(・ω・∩)age
ゲーム効果で実習生に食われまくる極上メンバーが出てきそうな予感!!
誰もいない・・・・みんなゲームやってんのか?
おひさしぶりです。
毎日忙しすぎてたまりませんorz
せめて最終回するまでには一作だけでも書きたいなぁ・・。
ちなみに昨日の放送見れなかった人一名だったり。
さらにゲーム買おうと思ったけれど結局買わなかったりorz
ゲームってどんな感じだったんでしょう。プレイしたorしてる人の話、
ちょっとだけ聞いてみたいものです(*^ー^)
ギャルゲ版いってね
「りの〜、ここ間違ってる! やりなおし!」
「えぇ〜、またですかぁ!?」
決済の時期が近づき、極上生徒会は慌しく動いていた。
予算を持ち出しては、好き勝手するメンバーの埋め合わせは、常にまゆらの仕事。
設備の維持費、運営費、教職員への給料明細作成、建物修理費、エトセトラエトセトラ。
これらを全て一人でこなすのが、会計としてのまゆらの最大の仕事なのだ。
そのためいつも決算の時期になると、まゆらは眉間のしわを寄せまくっては、
そろばんを片手に難渋してきた。
しかし、今期からは書記にりのが加わった事で、超過負担はいくらか緩和された。
『ホント、りのはドジッ子だなぁ。これで三回目じゃねぇか』
「だってプッチャン、こんなに項目が多くちゃ書き切れないよぉ〜」
決算の締め切りまであと二日。デスクの上に積み上げられた紙の束は膨大で、
手が休まる事はない。りのはプッチャンとの分業で、書類の空欄をひたすら埋めていく。
「まゆら先輩ってすごい・・・いつもこれだけの量を、一人でこなすんだもん・・・」
ふと、りのが呟く。時計の針はとうに〇時を回り、まぶたも下がりはじめていた。
それでもプッチャンの計らいのおかげで、再び紙とにらめっこを始める。
「大した事じゃないわよ。これが私の仕事だから。他のだれにも代われないもの。
・・・でも、今年はりのが来てくれたから、実はちょっと助かってる、かな」
あはは、と笑って目をこするまゆら。目の下の隈は色濃く、どれだけ彼女が、
生徒会のために身をささげているのかが手に取るように分かる。
「まゆら先輩って・・・・かっこいいです・・・・!」
「ありがと。私も、素直なりのが大好きだよ」
『おっ、会計ねーちゃん、パヤパヤ宣言かぁ〜?』
「なっ・・・べ、別に、そんなっ! 私は、ただ・・・!」
プッチャンの指摘に、まゆらは頬をまっかに染めて、書類にすっぽり顔を包み隠す。
だが、りのはそんな彼女の腕をぎゅっと掴んで、そっと耳もとでささやいた。
「まゆら先輩・・・私も先輩のこと、だーいすきですっ!」
前スレ766です。トリつけてみました。
職人さんのつなぎにまゆら×りの投下ー。ただの小ネタですが・・・
皆さんゲームをやってるようですが、自分は攻略本で既にネタバレしてしまったorz
奈々穂かわいいよ奈々穂で逝ってきます
37 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 23:20:39 ID:sC3j9B+u
38 :
33:2005/09/17(土) 00:28:25 ID:AYcUFmLl
そういやゲームネタ使えば○○で奥様は女子高生ネタが出来るな!!!w
何かリクを頂けるとありがたいのだが・・
ちなみに前スレ
会長×奈々穂、りの×会長、久遠×奈々穂、会長×香、聖奈×久遠
と書いてきた俺・・
マイナーだが俺としてはアユアユ×香を是非お願いしたい。
正直この二人が絡んでるのを見てるとニヤニヤしてしまう…。
アユ川×かおるに見えてしまった
それだと某夫婦だな・・・
極上生徒会×奈々穂
>>44 それはなにか?奈々穂が生徒会メンバーに廻されるのか?
みなもが主犯
だが黒幕は聖奈
まあ、私が言いたいのは奈々穂受け
奈々穂が絡んでりゃ受けでも攻めでもいいや
奈々穂が受けなのは同意だが
香相手には攻めになる気がするなぁ、とか思ってみたり
>>44 生徒会メンバーに一週間ローテでやられる奈々穂を想像してしまった
月:奏
火:久遠
水:聖奈
木:まゆら
金:りの
土・日・祝日:お休み
という風に
たまには会長ものが読みたいっす…
>>52 禿同!
出来れば幼女時代の奈々穂×会長ものを・・・と言ってみる
54 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 01:11:33 ID:lbpOz3OX
琴葉×久遠
久遠様が受け
攻め:奈々穂×受け:まあち
歩と琴葉の共同戦線で誰でも受けに
>>51 たまには海の男の艦隊勤務みたいに
月月火水木金金になるんだなww
奈々穂×香激しくキボン。
>>58 火曜日の人が火曜日ばかりのシフト組みます
火火火火火日火
ここってやっぱりゲームは黒歴史?
そういえば、公式グッツのストラップは金銀なんだよな…
67 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/19(月) 00:39:04 ID:+/Z/bgHA
ピロットちゃん×奈々穂
はい、度々失礼します。
ようやく『奈々穂×久遠 文化祭編』が完成しました。
投下の前に注意事項を・・・
・無駄に長いです。お時間ある方のみ。
・ゲロ甘です。虫歯と糖尿の気のある人はご注意ください。
・あと・・・エロはないです。
と、まあ三拍子そろって、スレ汚しもいいところですが・・・どうぞご鑑賞ください。
「なんなんだ、久遠の奴・・・」
文化祭を数日後に控えているにも関わらず、奈々穂は稽古に励むわけでもなく、
自室のベッドで呆けていた。
つい先ほど、久遠と部屋で劇の稽古をしていたときのことだった。
いつものように稽古と称した『情事』を終え、互いに一息ついた頃、奈々穂は話し始めた。
奈々穂にしてみれば、なんてことはない、先ほど行った行為の恥ずかしさを紛らわせるための取りとめのない会話のつもりだった。
しかし予想に反して久遠は、あからさまな不機嫌の顔をみせ、
唖然とする奈々穂を尻目に、衣服をまとって部屋から出て行ってしまった。
「はぁ・・・・・・」
理由は分からないが、自分が久遠を怒らせたのは事実・・・その思いが奈々穂を気を滅入らせる。
こんな気持ちでは稽古をしても実に入らない。とりあえず明日久遠に会おう。
翌日・・・奈々穂は登校するなり昨日のことを話しようと、いの一番に久遠のクラスを訪れた。
だが、まだ久遠は登校していなかった。時間いっぱいまで待ち、予鈴が鳴り終えるまで待っていたが結局会えなかった。
その後もたびたび教室をのぞいたが久遠の姿は確認できなかった。机を見るとかばんが掛けられており、学校には来ているようだった。
「ねぇ」
近くの女生徒を捕まえたずねてみる。
「くお・・・銀河さ副会長どこにいるか知らないか?」
「副会長さんでしたら、授業が終わるたびに早足でどこかへ言ってますけど・・・」
「そうか・・・すまない」
それが一回だけならまだしも、昼休みまでの休み時間すべて同じ様な答えが返ってくると奈々穂も疑わざるをえない。
・・・もしかして・・・避けられてる・・・?
疑惑が確信に変わったのは昼休みのことだった。
いつもなら、昼食のときは必ずと言っていいほど生徒会のみんなでとるのだが、今日に限って久遠の姿が見えない。
「聖菜さん、久遠を知りませんか?」
「さぁ、今日は見てませんけど」
他の誰かに聞いみても行方を知るものはいなかった。
「どういうつもりだ・・・」
昼食もそのままに生徒会室を飛び出し久遠を探すが、
結局、昼休みを丸々潰して学園中を駆け回ったが、久遠は見つけられなかった。
・・・そんなに怒らせちゃったのかな・・・
普段の、生徒会執行部隊長の威厳を微塵も感じさせない足取りで寮の道をいく。
このとき、普段の奈々穂なら学園の教室から自分を見つめる視線に気づいたかもしれない。
「・・・・・・」
トボトボと歩く奈々穂の姿を見て久遠は寂しいような、不機嫌なような表情を浮かべる。
「いいんですか?」
「・・・構いませんわ」
聖菜に、気のない返事で返す。聖菜が苦笑する。
「何があったか知りませんが、仲良くしないと・・・」
「あの人がいけないんですわ!あんなこと・・・」
言ってから、久遠はばつが悪そうな顔をして、そのまま部屋を出て行ってしまう。「ん〜・・・」
後に残された聖菜は、人差し指を顎にあて、眉をひそめる。
その後も学園祭までの間、普段の学園生活はおろか放課後の練習ですら、個別に訪れるも、二人が顔を合わせることはなかった。
そんな二人に、生徒会の面子も危惧せざるをえない。
「う〜ん、困りましたね〜」
「どうにかならないかしら?聖菜さん」
奏も聖菜も、生徒会長室で外を眺めながら浮かない顔をしていた。
「二人ともちゃんと練習してるようですから、劇のほうの心配はなさそうですけど・・・」
聖菜も、言ってみたものの大して劇の心配などいなかった。それは奏も同様で、
せっかく結ばれた二人の仲が悪くなって、大げさだが、破局してしまうなんてことになるかもしれない。
程度の大小こそあれ、他の生徒会のメンバーも同じことを考えていた。
「もう文化祭も明後日だし・・・」
「・・・こうなったら、ぶっつけ本番でいっちゃいますか」
妙案が閃いたのか、ポンッと手を合わせる。
「何か思いついたの?聖菜さん」
「はい、かなりの荒療治ですけど」
それから、久遠と奈々穂以外の生徒会の面子が招集され、
聖菜発案の『奈々穂と久遠大作戦』が説明されるまで30分とかからなかった。
「・・・・・・」
奈々穂は無言で、自分の役である王子の立ち回りの稽古をしていた。
少しでも気が紛れることをしていようと形だけの練習をしていたが、奈々穂の出番は最後の場面だけで、
すでに台詞は頭の中に全て収まっている。何度も反芻した言葉を無機的に口から出す。
思い出されるのは久遠の顔ばかり。付き合うようになってから、普段見せないカオを見てきた。
笑顔の久遠、むくれる久遠、はにかむ久遠・・・そんな彼女の姿を見るたび、より心魅かれるようになっていった。
彼女を思い出すたびに募る寂しさに奈々穂は練習の足を止める。
そのままフラフラとベッドに横になり、ぬいぐるみのピロットちゃんを抱きしめて丸くなってしまう。
「久遠・・・・・・会いたいよ・・・」
避けられるようになって一週間と経っていないのに、こんなにも辛くなる。
泣き出しそうになるのを堪え、ぬいぐるみでその寂しさを埋める奈々穂だった。
「は〜い、いいですか、みなさ〜ん」
聖菜が生徒会室を見回す。
彼女はいつもと同じ高等部の制服。室内もなんら変わった装飾はなくいつもの佇まいを見せている。
ただ違うのは部屋にいる生徒会役員の格好だった。
生徒会長の神宮司奏は豪華なドレスを身にまとっている。対照的にシンディ=真鍋は頭がすっぽり隠れるフードがついた黒いローブに身を包んでいた。
他の役員たち・・・角元れいん、飛田小百合、和泉香、桂みなも、蘭堂りのと、彼女がつけている人形のプッチャン達、
それと壁際にいる桜梅歩、矩継琴葉ものとんがり帽子をかぶっていた。
「とうとう仲直りせずに今日を迎えちゃいました」
誰が、とは言わない。すでに聖菜から事情を聞いていたみんなは、それが奈々穂と久遠を指すことを承知していた。
この場にいない二人も、それぞれの役柄通り王子と姫の衣装を着けていた。
「しかし副会長も、頑固で、意地っ張りで、石頭だね〜」
「確かに。結局二人とも最終打ち合わせのこの場にも来ていない」
「まあ、そのほうが私たちにも都合が良いんですけどね」
「それにしても・・・あの二人将来苦労しそうね」
「あぁ、どちらかというと隠密副会長が奈々穂を尻に敷くタイプだな」
「カカアテンカ」
「あのふたりの場合だとどっちがおくさんなのかな?」
「みんな〜、もうちょっと心配しようよ〜」
「はいは〜い、お話はそこまで。会長、お願いします」
「・・・みんな知っての通り、今回の劇は二人の痴話喧嘩を収める意味もあるわ。
まあでも、片意地は張らずに気楽にやりましょ。いつもどおりに」
「ちょっと失敗してもナレーションの私がフォローできますし」
「よろしくね、お姉ちゃん!」
奏は人差し指をたて、ウィンクをする。
「あ、もちろん、劇を楽しむことも忘れずにね」
『は〜い!!』
こうして各人思いを胸に、舞台は幕をあける・・・
「続いて・・・極上生徒会による、『白雪姫』です」
『むか〜しむかし、とっても美しいお后様がいました』
「鏡よ鏡よ鏡さん・・・この世で一番美しいのはだ〜れ?」
「you」
「ありがと」
『な〜んて、鏡に問いかけては日がな一日暮らしていました・・・ところが・・・
一人娘の白雪姫が大きくなり、日に日に美しくなるにつれてちょっと雲行きが怪しくなります』
「鏡よ鏡よ鏡さん。この世で一番美しいのはだ〜れ?」
「you no」
「あら?」
「it's シラユキヒメ」
『世界で一番美しいのが自分ではないと知ったとき、嫉妬深いお后様は・・・』
「そう、良かったわ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『・・・え〜と、起こったお后様は白雪姫をお城から追い出してしまいます』
「そんな・・・可愛そうだわ」
『そうしないとお話が進みませ〜ん』
「あら、そうなの?・・・なら仕方ないかしら・・・」
『ともかく、お城から追い出された白雪姫は、さまよった挙句森の中で迷ってしまいます』
「ここは・・・一体どこかしら?」
『途方にくれていると、どこからか楽しげな歌声が聞こえてきます』
『ハイホー、ハイホー!』
「あらなんですの?」
「私たちは7つ子の小人」
「こんな森の中でどうしたんですか?」
「実はかくかくしかじかでして・・・」
「そいつは大変だな〜」
「お願いですわ。どうかしばらくご厄介になれませんかしら?」
「う〜ん、そう言われてもなぁ」
「分かりましたわ。ならこれを・・・」
『というと、白雪姫はスカートの中をゴソゴソと探ると・・・』
「はい、どうぞ」
「そ、それは!甘くて、美味しくて、高級な、某○○屋の高級お菓子セット詰め合わせ!」
「あなたには、これを」
「これは!本黒檀製の木刀!」
「あなたには・・・これなんかいかがかしら?」
「これは・・・写真ですか?」
「ん?あ、副会・・・白雪姫が裸でYシャツ一枚」
「あ!?琴葉さん鼻血!」
「だ、大丈夫だ・・・これも芝居のうち・・・」
「でも本当に出てますよ・・・」
「これで異論はありませんわね。さ、お家に案内してくださいな」
『は〜い!!』
『なんだか立場が逆転気味ですが、白雪姫は寝床を確保して、
愉快な7人の小人と楽しく過ごしました。・・・・・・ところが』
「鏡よ鏡よ鏡さん、この世で一番美しいのはだ〜れ?」
「you no」
「え?」
「it's シラユキニヒメ」
「まぁ」
『白雪姫が生きていることを知ったお后様は、怒り心頭でした』
「生きていたのね。良かったわ、心配で夜も眠れなかったんだもの」
『・・・・・・怒り心頭で、白雪姫を確実に亡き者にしようと考えたのです』
「はぁ・・・小人さんたちが外に出てしまったらわたくしは暇ですわ」
コンコン
「どなたですの?」
「me」
「?・・・どちらさまです?」
「アップル for you」
「下さるんですの、わたくしに?」
「yes」
「ありがとうございますわ」
「good luck」
「あ、ちょ・・・行ってしまいましたわ。これどうしましょう」
『そのとき白雪姫のお腹がキュルキュルと鳴りました』
「せっかくですから頂いてしまいましょう。はむっ」
『するとどうしたことでしょう、とたんに白雪姫を眠気が襲います』
「あら・・・あら・・・ら」
『その場で横になって眠ってしまいました。りんごには魔女の呪いがかけられており、
食べたものを永遠に眠りにつかせてしまうものでした』
舞台の袖から、崩れ落ちる白雪姫を見つめる視線があった。
「・・・・・・」
久方ぶりにみる久遠はいつも通りで、それが逆にどこか遠くにいるような、そんな郷愁を奈々穂は感じた。
先ほどからずっと久遠を見ていた。それに気づかない久遠ではないが一向にこちらを見る気配は無い。
もちろん劇の最中に舞台袖を見る余裕などあるはずもない。だが、奈々穂は久遠から、『気づかない』のではなく、
『意に介さない』という、明確な拒絶の気配を感じ取っていた。
それすらも奈々穂の妄想だが、今の彼女に思い込んだ陰鬱な考えを払拭する余裕は無かった。
そろそろ王子の出番だ。眠りについた姫にキスをし、目覚めさせハッピーエンド。
本来の『白雪姫』の最後の場面では、棺が運びだされたその弾みでりんごの芯が出て
姫が目覚める、というものだったが、聖菜やみなもが面白いからという理由でキスシーンを導入することになった。
それも配役が決まった後のことなので、主役の二人に、劇にかこつけてキスをさせようという魂胆は明白だった。
だが、奈々穂は危惧していた。
もしキスの瞬間・・・久遠にキスを拒まれたら・・・。
小人たちによって棺に入れられた白雪姫。棺の側面は高く作られていて、実際にしなくとも顔を近づけるだけで観客からはキスをしているように見える。
そう思ったとき奈々穂に緊張が走る。
自分の『女の子』としてのか弱い部分は理解していた。それでも、これほどまでにも弱い人間だったのかと思うと苦笑するほかない。
気を引き締めよう。生徒会副会長として、今は劇に集中しよう。
頬を両手でパンとたたき喝をいれ、颯爽と舞台に踊り出る。
「あ、あなたは・・・?」
「ここに異国の姫君がいると聞いたのだが」
「はい、こちらです」
「魔女に呪いをかけられてずっと眠ったままで・・・」
案内された棺には純白のドレスを着た久遠が目を閉じて横たわっていた。
(久しぶりだな・・・・・・久遠)
無言で挨拶をする。心なしか、久遠の表情に陰りが見えた気がした。
ここで、つまずいて白雪姫にキスをすれば彼女は目覚める。奈々穂の心臓が高鳴る・・・。
棺に近づく・・・
(今だっ!)
「あ、ちょっと待って下さ〜い!!」
「なっ!?」
突如小人に扮するりのに呼び止められ、思わずつんのめってしまう。
「な、なんだりの!・・・じゃなくて小人さん」
「あの〜さっき魔女の方から手紙が来まして・・・呪いの解除方法に追加だそうで」
「・・・・・・え?」
(なんだ、一体。こんなの台本には・・・)
奈々穂は思わず久遠の顔をのぞく。久遠も目を閉じたまま予期しない展開に狼狽していた。
『は〜い、説明しちゃいます。魔女の手紙には、「本当ならキスで目が覚めるんだけど、
それだけじゃつまらないので告白シーンも追加」と書かれていました』
「・・・・・・ということは」
『はい、王子様が白雪姫に愛の告白です。もちろん今ここで』
場内がどよめく。誰もがこのままありきたりなハッピーエンドに向かうことを疑いもなく、劇に見入っていたのだ。
それは主役である奈々穂と久遠も同様だった。
(みんなの仕業か・・・)
薄々感ずいていたが、その意図まで分からなかった奈々穂は、渋々と姿勢を正し、咳払いをすると久遠を見つめる。
「・・・白雪姫・・・お慕いしております」
『ブー、そんなのじゃダメで〜す』
「はぁ!?」
ナレーションから審判を下されると、小人たちが一斉に棺を担いで舞台の端のほうまで持っていってしまう。
壇上真ん中に奈々穂は一人残される。
「ちょ・・・何を・・・?」
「そんな気持ちのこもってない告白じゃお姫様は起きませんよ。おうじさま」
「お前たち・・・一体」
「そう、何を隠そう私たちは・・・魔女の手下だったのです!!」
声高らかに笑い声を上げる香をぽかんと見つめる奈々穂。
「というわけだ・・・で、どうなんだ、副会長さんよ?」
「・・・何がだ?」
とんがり帽子のプッチャンを睨む。
「こいつのことをどう思っているかっつってんだよ」
立てかけられた棺の中を指差す。久遠がビクッと肩を震わせる。
奈々穂は、その反応で『こいつ』が劇の中の姫ではなく、銀河久遠を指していることを悟った。
「どうって・・・当然・・・」
・・・に決まっている。そう言おうとしたが、なぜか躊躇い言葉を詰まらせる。
今自分がこれを言うのは簡単だ。だがこんな安請け合いのような形でその言葉を発せば、それは久遠に対して失礼だと思ったからだ。
言葉を詰まらせているとプッチャンが畳み掛けるように言及する。
「こんな大勢の前じゃ、言えないってか?所詮あんたの気持ちなんてそんなもんだろ。」
とげのある言い方にカチンとくる。
「プッチャン、ちょっと言いすぎじゃ・・・」
「黙ってろりの。だいたいこいつは見栄を張りすぎなんだよ。熊のぬいぐるみを溺愛して、
それを内緒にしているのがいい証拠さ。周りに良く見せようとしぎてる。
たまに久遠と夜をともにしているようだがそれも久遠への見栄の表れじゃないのか?」
「・・・・・・っ!」
怒りで、全身の血が逆流するのを奈々穂は感じた。舞台の床を、握りこぶしで思い切りたたきつける。
「ふざけるなぁ!!!」
怒号が会場内に響き渡る。観客も、舞台上の生徒会メンバーも息を呑む。
「そんな気持ちで久遠を抱いたことなんてあるものか!!いつだってあいつと向き合うときは精一杯だった!
からかわれてもバカにされてもどんなときも、素の自分を見せてきた!
喧嘩してから今日まで、会えない日々をどんな気持ちですごしたか貴様にわかるかっ!
胸が張り裂けそうで、泣きそうなのを必死にこらえて・・・!
私は・・・私は、久遠のこと・・・・・・!」
両のこぶしを、爪が食い込むのも構わずきつく握り締め、爆発しそうな思いを必死に堪える。
プッチャンの顔が不意に柔らかくなる。
「・・・あんたは小利口にまとまりすぎなんだよ。今みたいに腹の中にためてるものを全部吐き出してみろ。
ほらよ、その先はこっちに言ってやんな」
棺への道が開けられる。奈々穂は頬を流れる滴を拭おうともせず、久遠を見つめる。
そのときに初めて気がついた。眠りの姫は今だ瞳を閉じながらも、その目からとめどなく涙が溢れていた。
肩が上下するほどの荒い呼吸を、深呼吸を一つ二つして整える。
「・・・好きだ!」
たった一言、奈々穂が発したその言葉が、彼女自身の心のたがをあっさり外した。
「好きだ、好きだ、好きだ、好きだ、好きだ、好きだぁ!好きだぁぁぁ!!
・・・愛してる!久遠っ!!」
最後のその言葉が終わるか否かの寸前、コツコツと甲高いヒールの走る音が、広い会場内に響き渡る。
白いドレスのフリルが床に擦れるのも構わず、一目散に奈々穂のもとへかけていく。
この数日間の行為を詫びるかのように・・・あの人の思いに答えるために・・・
・・・一瞬でも早く、この気持ちを伝えるために・・・
その足音の主が誰なのか気づかないものがいたとするならそれは、たった今ありったけの思いをぶつけた金城奈々穂その人だけだろう。
ずっと下をうつむいていた奈々穂は、自分に近づく足音に気がつく。
ゆっくりと顔を上げる・・・
「奈々穂さんっ!!!」
「久遠っ!!」
体当たりするかのようにぶつかってきた久遠を、奈々穂は柔らかく受け止める。
普段鍛えておいてよかった・・・と、不謹慎な考えが一瞬頭をよぎる。
「わた・・・わたくし・・・ごめんなさ・・・ごめんなさぁい!!」
「もういい・・・わたしこそ・・・ごめん」
胸の中でしゃくりをあげて泣き出す久遠の髪を梳きながら、奈々穂は数日振りに久遠の感触を味わう。
鼻腔をくすぐる、久遠のシャンプーの匂いに懐かしいものを感じる。
「ダメだろ、お姫様がキスの前に目を覚ましちゃ」
奈々穂は、久遠の顎に手を当て唇を上に向ける。
「あ・・・その・・・みんな、見てますわよ」
「え?」
周囲を見渡すと、観客、小人、はては舞台袖からお后様と魔女まで固唾をのんで見守っていた。
「じゃあ、やめておくか」
そういうと、奈々穂は久遠の頬を両手で押さえて固定させる。
「・・・舌を入れるのはな」
・・・刹那、耳をつんざくほどの歓声が、会場を震撼させた。
彼女たちは会えなかった数日間の分、互いを確かめようと夢中だった。
拍手の音、イスから立ち上がる音、奈々穂や久遠の名前を口々に叫ぶ生徒達の声。
宙を舞う紙ふぶきやテープも、二人を囲む、生徒会のみんなの祝福も、奈々穂と久遠に向けられたものだったが、
それすら二人には遠い世界のことのように感じられた・・・
二人の口付けが終わりを迎えたのは、垂れ幕がおりてからしばらくたってからのことだった。
それでもなお歓声は止まず、二人に喝采を浴びせ続けていた・・・
――エピローグ――
文化祭が終わり、奈々穂と久遠は、キャンプファイアーから離れたところにいた。
楽しそうなフォークダンスの喧騒が遠くに聞こえる。
「結局、何に腹を立てていたんだ?」
奈々穂の当然の疑問に、久遠は明らかに不服そうな顔をするが、渋々理由を説明する。
「奈々穂さん、あの後・・・わたくしとエッチした後、アイドルの話をしたでしょう。確かキヨぽんがどうとか・・・」
「あ、ああ・・・」
言われて、自分が今お気に入りのアイドルについて、熱心に話したことを思い出す。
久遠が口ごもる。恥ずかしそうに奈々穂を上目遣いで見ながら、その顔はなぜかむくれていた。
「その・・・・・・わたくしとした後に、他の人の話をするだなんて・・・だ、誰だって怒りますわ!」
・・・・・・あ、そうか。
しばらく、久遠からの言葉を頭の中で整理して、ようやく気がつく。
「もしかして・・・やきもち?」
「ち、違いますわっ!そ、その・・・」
顔を真っ赤にして言葉を詰まらせる。その仕草があまりにも可愛く新鮮で、奈々穂は思わず笑ってしまう。
「あははははっ!!」
ようやくすべての合点がいった。
奈々穂としては、久遠に、自分が今夢中になっていることを多少なりとも理解してもらい、楽しさを分かち合う。
ただその程度のことで、それ以上の他意はない。
だが、目の前の少女はそのことに過敏に反応して、数日間姿をくらますほどふてくされてしまったのである。
一体誰が、一人の少女のやきもちから、文化祭の劇を巻き込むほどの出来事になると想像できただろうか。
そう思うと奈々穂のおなかがどんどんよじれてくる。
「わ、笑わなくてもいいじゃありませんの!」
「ごめ・・・でも・・・くくっ・・・」
なんとか笑いをこらえようとするが、おなかを抱えてうずくまってしまう。
「ひどいですわっ!」
そんな、奈々穂に久遠は怒って背を向ける。
ひとしきり笑ったあと、さすがに怒らせてしまったかと奈々穂はなだめにかかるが、久遠は憮然と黙りこくっている。
こうなってしまった久遠は、言葉ではどうしようもないことを知っているため、別の方法に切り替える。
遠く、閉会後の花火が打ちあがりだす。
「・・・?」
奈々穂のなだめる声が止む。花火の音でかき消されたのか思ったら、久遠は髪に暖かい手を感じる。
「久遠の髪・・・きれいだよ」
奈々穂は、久遠が人一倍髪の手入れが徹底していることを知っていた。手櫛で優しく梳きながら、
束でつかんで離すと、流れる川のせせらぎのようにサラサラと滑り落ちる。
むず痒いような感触を感じ、すでに機嫌は直っていたが、今ここで相手を許すのは少し悔しい気がして
久遠は未だ頑なな態度をとこうとはしない。しばらく奈々穂に髪を梳かせてから、
「・・・こんなものでわたくしの機嫌は晴れませんわよ。奈々穂さ・・・!?」
強気な言葉尻を変えぬまま、そう後ろを振り向いたすぐ鼻先に奈々穂の顔があり、思わずたじろいでしまう。
奈々穂はニカリと笑うと、久遠の額にかかる前髪をどかし、おでこに口付けをする。
「あ・・・」
「ごめん、私が無神経すぎた」
唇が触れた部分が熱くなる。奈々穂に抱きしめられると、その熱が急速に体中を駆け巡る。
奈々穂の控えめな胸に久遠の顔が埋まる。
「私が好きなのは・・・あなただけだ、久遠」
熱を帯びた頬が、いっそう赤くなる。
「・・・ほ、本当にそう思っているんですの!?本当に悪いと思っているなら・・・
ここは・・・く、唇にキス・・・するところですわ」
顔を真っ赤にさせながら、素直にキスを求める久遠を今度は茶化さず、奈々穂は優しく微笑んで唇を重ねる。
重なる二つの影が打ちあがる花火に彩られ、万華鏡のようにたゆたっていた・・・
END
いかがでしたでしょうか?
なんか詰め込みたいものを詰め込んだら大変なことになりました・・・あと読みづらくてスマソ
ちなみに僕はゲームは買ってません。主人公が男なので・・・
さて、そろそろリミッター解除です。
イロイロ生やしたり生やさなかったりしようと思います。
では、失礼しました。
ごめん、正直いまいち
だってエロじゃないし…ここエロ書く所だし
次回作のふたなりに激しく期待!
>>69 GJ!
ここってやっぱエロないと、うけないもんなのか?
個人的には優しい感じで、すげぇ気に入った話なんだが・・・
エロがなくてもたまにはいいと思うよ。
なかなかいい話だった。
ただ、聖奈さんの名前が最初から最後まで間違ってたところとか目がすべる
あと、劇中のギャグ部分をもうちょい削って主題部分を長めにとった方が
SSとしてすっきりしたと思う。個人的意見だが
86 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/19(月) 05:26:03 ID:Wvdx7nz4
三馬鹿にレイプされる奈々穂、久遠、りの希望
( ゚∀゚)o彡゚ ふたなり!ふたなり!
90 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/19(月) 16:59:11 ID:Jp5WZRwm
未納三兄弟(´ι_` )
>>88-89 ゲームに出てくる人たちだ
そういやここゲームネタってどうなんだろうね
ゲーム設定だと、守銭奴のまゆらが香から金を奪い取るってのが出来るな。
個人的にはゲームネタもOKだと思うが
そういや、誰とは言わんがゲームでの性知識の無さというか異性に対する無頓着ぷり
にかえってこっちが心配になる人もいたなあ
というわけでアニメ版の(重要)琴葉が任務失敗して敵に輪姦される話希望
>かすが氏
GJ。読んでて恥ずかしくなるほど、甘くて好きですw
エロはなくても極上らしさがあるのがイイ! 次回作期待してます
それはそうと、ゲームをやってみたら極上萌が再燃した・・・
なんか無性に書きたくなったので、上の方のレス見て、書いてみますノシ
シンディに甘える管理人さん読みたい・・・
久遠スレで修羅場書いた奴ちょっとこっちきなさい
かすが様>甘いなぁ・・個人的には受け側の立場の久遠の方が好きなので、
素直に可愛いと思いました、久遠を(笑
個人的にはエロ無しも好きですけどね。行為シーンが無い方が極上らしさが伝わる
場合も、作品を書いてる時にありますし(*^ー^)
私も最近極上熱が冷めてたんですが、久しぶりの投下をみて意欲がわきました
よ(汗
賛否両論な感想&アドバイスありがとうございます。
次はエロくなるように頑張りますとも。
>>tamaさま
熱が冷めたなんて言わないでくださいよ〜
僕はtamaさまのSSはかなり楽しみにしてます。
名前間違えてごめんよ、聖奈さん・・・海より深く猛省・・・
水でもかぶっって反省しようじゃないか
懐かしいの出してくるなw
赤いハイヒールでおしおきよ!はさすがに駄目で変更されてたな。
軽やかに100ゲットされてしまったか…
>>91 そんなのがいるの?冗談でも嫌だな…
ふたなりのがマシ
まぁゲテモノ好きはほっとけ。ネタっぽいし
まゆら×聖奈さんマダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
>>82 >ちなみに僕はゲームは買ってません。主人公が男なので・・・
勿体無いなぁ。奈々穂編の久遠なんてモノホンの百合状態なのに(そもそも奈々穂編自体が超展開だけど)。
百合が萌えるってのは分かるんだが、男との絡みは気持ち悪い、ゲテモノ扱いってのはどうかと思う。
恋している極上キャラは皆可愛かったぞ。
よかったわね
>>41さん
アニメでは桜梅さんと呼んでいるようだが・・気にしないでくれ
中学生同士なので正直あまりエロくならんかった・・
「いずみ〜っ」
「何?」
「一緒に勉強しよう〜」
今日はテスト前という事で、午前中までで授業が終わりなのだ。
「りのとすればいいじゃない」
「りのとしたって・・」
「・・・それもそうね・・」
確か、りのはテスト前という事で別室で副会長と特訓中。
香は学年でトップクラスの成績、一緒に勉強するには申し分ない。
「私はべつにいいけど・・」
「じゃぁ決まり!後でいずみの家行くから〜」
「えぇ〜ウチなの!?」
「おじゃまします」
「弟たちはまだ帰って来ないから、ゆっくりしていって」
まだ昼を少し回ったところ、軽い昼食を済ますと
二人は小さなちゃぶ台いっぱいに、教科書やらノートを広げ勉強を始めた。
小さな空間には、紙を捲る音とペンを走らす音だけが響いた。
・・・・30分後
歩はペンを咥えて肘をついていた。
もう飽きたらしい。
隣で真剣に勉強する香の事をつまらなさそうに眺めている。
「ねぇ、いずみ」
「何?」
教科書から目を離す事無く手は忙しそうに動いたままだ。
「あのさぁ〜この間・・(以下省略)」
「へぇ〜そうなんだ」
弟妹の多い中で育ってきたせいか、どうやら香は聖徳太子なみに
物事を同時進行できる能力を身に付けているらしい。
先ほどからの会話はきちんと成立しており、律儀に受け答えもしている。
「聞いてる?」
「聞いてるよ」
教科書の次のページを捲るとまたペンを走らせた。
一向にかまってもらえない歩は大きく頬を膨らます。
そんな彼女の中で悪戯心が芽生え始めた。
「歩?」
歩が彼女の赤い髪留めを外すと、黒い髪が流れるように香の肩に降りていった。
「いずみは髪下ろしてた方が絶対似合うって」
「そ、そんな事無いよ」
誉められると弱いらしく、頬が赤く染まる。
慌てて元にに戻そうとする手を歩は掴んだ。
「今日はこのままでいて、ねっ、いいでしょう?」
「ちょ、ちょっと勝手に決めな・・」
「長くて綺麗な髪・・」サラサラと髪を優しく撫でる。
「・・もうっ・・」
歩には敵わない・・香はため息を吐くと勉強を再開した。明日はテストなのだから。
歩は勉強する気は失せたのか、さっきからずっと香の髪で遊んでいる。
暫くすると、手を止めて香の方が口を開いた。
「休憩する?」
「うん!」
といっても、歩のほうはさっきから何もしていないのだが・・香なりに気を使ったらしい。
香は奥に引っ込んで行くと、台所から急須と湯のみを持って戻ってきた。
「いずみってキスしたことあるの?」
「ケホケホッ・・ッツ・・何なの急に?」
飲みかけのお茶が器官に入ったらしく苦しそうに咽かえっている。
「そうよね、いずみは奏会長一筋だもんね」
「別に、会長のことそんな目で見てないから・・」
ただ純粋に、神宮司奏という人が好き。
今も差し出された手の温もりが忘れられない。
あの人はあの日の事を、まだ覚えていてくれてるだろうか?
そう思うと堪らなく胸が痛んで。
香は湯呑みを持ったまま、きつく目を閉じた。
(続く)
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) ワクテカ ワクテカ
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
108>>の続き
「いずみっ、キスしていい?」
「へっ!?」
香の返事を待たずして唇同士が触れ合う。
いたずらっぽく笑う歩とは対照的に彼女は
驚きと困惑の入り混じった表情で口をパクパクさせていた。
真赤な顔の香の前で、頬を赤らめながら歩は
「私もはじめてで、すごくドキドキした、いずみは?」
「・・・あの・・その・・キ、キスの相手・・私なんかでよかったの?」
「うん、私いずみのこと好きだし」
香はさらに顔を赤らめた。
「どんな感じだった?」
「・・・・・っ・・」言葉が上手く出てこない。
ぎゅっと抱きついてくる歩。
「いやだった?」
「そ、そうじゃないけど・・」
「よかった」
ニッコリ笑うと香を押し倒した。
制服ごしに感じる香の体温、それだけで歩は体の芯が熱くなった。
制服の上から這いまわってくる手。
肌の露出している所を舌で嘗めまわされ、くすぐったさに堪らず身を捩る。
「・・・んぅ、・・ちゅ・・・」
「やめて、くすぐったいってば」
くすぐったさが次第に、甘い快に変わって行くのにそう時間はかからなかった。
布越しに乳房を愛撫され、甘い喘ぎ声をあげる香。
「・・はぁ・・あん・・」
お互い呼吸が荒くなっているのがわかる。
徐々に香の下腹部は熱くなりはじめた。疼くような感覚。
どうしていいのかわからず、泣きそうな香に
「大丈夫」
優しくキスを落とすと手はスカートの中に潜っていった。
ショーツ越しにその割れ目を撫で上げる
「あッ、!!」
びくっと大きく体が震える。
「気持ちいい?」
「・・・そんな・・っ・・」
真赤になって俯く香。
歩の手はショーツに潜り込んで来て、そこに直接触れた。
「・・っや!!!」
クチュっと音を立てて指が割れ目の入り口近くの突起をいじる。
「女の子はここが一番感じるんだって」
「あッ、やッ・・・あぁッ・・」
歩は香の手を取ると、自分の秘所へと導いていった。
そこは驚くほど熱く、濡れていた。
驚いたように歩の方を見ると彼女は赤くなった。
「・・はッ・・あッ・・弟たちが帰ってきちゃう・・」
「・・・一緒に・・」
お互い快を貪りあうようにして指を動かし
セーラー服の二人は畳の上で絡み合うようにして果てた。
「また、しようねっ」
「・・・バ、バヵ・・」
111 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/22(木) 14:04:52 ID:H5o6Qqpz
GJ
112 :
エロパロ:2005/09/22(木) 16:10:00 ID:g/aJk7Tv
パソコン壊れててエロパロカキコ出来ない
113 :
112:2005/09/22(木) 17:33:13 ID:g/aJk7Tv
パソコン直ったのにカキコ出来ない
>>107 イイ!
和泉じゃなくていずみなのがなぜかモエス
香は歩のこと桜梅さんって呼ぶんだっけ?
今まで歩だと思ってたけど、言われると桜梅さんだったような気もしてきた
りの歩香の三人娘が好きだってのに俺の記憶力orz
自分は196じゃないですが、このネタですね
神宮司家の力を使った奏と奈々穂のエロ妄想をしてしまった人は正直に手を上げなさい。先生怒らないから。
力を使って無理矢理制服姿の奈々穂の足を開かせる奏。
(奈々穂…、足を開きなさい………!!)
「ん、何だ?奏の声が聞こえたような…?あ、アレ?足が勝手に…?って、イヤァーーーーー!!」
「あら、奈々穂ってば、こんなはしたない格好しちゃって…。どうしたの?フフフ…」
「か…奏?こ、これは違うの!!なんだか私の足が勝手に…」
「あら…?奈々穂ってまだこんな可愛らしい下着をつけていたのね…。このデザインは…ピロットちゃんかしら?」
「ちょ、ちょっと奏!?止め…」
117 :
暗黒:2005/09/23(金) 12:51:14 ID:tpfzNSRV
りの×奏のレズものキボンヌ
118 :
闇の皇帝:2005/09/23(金) 14:02:38 ID:tpfzNSRV
生徒会メンバー全員で乱交って奴キボン
>>107 GJ!
アユアユ(*´Д`)テラモエス
しかし活気が無いな。ここで、黒聖奈さんキボン
次が最終回ということもあって一気に熱が冷める悪寒
>>120そんな悲しいこというなよ……
れいん×小百合キボンヌ。
れいん可愛くって受けっぽそうに感じるけど、俺には攻めに見えるキャラ。
……ていうか、小百合受け読みたいだけかもな。
眼鏡取られて何も出来なくなる小百合に(*´Д`)デラモエスなんだが、同志いないか?
>>120 俺はゲームをプレイして一気に熱くなってきた
ツンデレ久遠モエス
れいん×小百合
深夜2時、小百合の寝室にて。
ガチャ。
(よし、小百合は寝てるか。ま、まだ夜中だし当然か)
「すーすー…」
小さく寝息を立てながら、気持ち良さそうに寝る小百合。
れいんはそんな小百合の様子を愛しげに見つめていたが、ハッと気付いたように顔を上げる。
(おっと、こんなことしてる場合じゃなかった!)
本来の目的を思いだし、慌てて枕元に置いてある眼鏡を自室に持ち帰った。
「ふふ、これがなければ小百合はあしの思い通りに…なんで今まで気付かなかったんだろう…あっしてば〜」
眼鏡を机の上に置き、その日はそのまま眠りにつく。
次の日。
「おっはよー小百合〜」
「メガネ…メガネ…」
「あっれ〜?どうしたの?小百合ってば、また眼鏡なくしたんだ」
「メガネ…あぁ…その声はれいんか?」
「うん、あしも手伝ってあげるよ〜」
「すまん…れいん」
申し訳なさそうに言う小百合にれいんの良心が痛む。
(どうしよう─返そうかな…でも…)
れいんが考え込んでいると、突如太股に違和感を感じ、小さく悲鳴を上げる。
「ひゃっ!ど、どこ触ってんの小百合!」
「…ん?すまん、どこを触ったんだ?」
そんな小百合を見ていて、れいんの迷いは消えていった。
「小百合が悪いんだからね…」
「れいん、なんだ?」
121さん、れいん×小百合途中までだけど書いて見ました。こんなカンジですか?
125 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/23(金) 19:35:41 ID:vrtf2b2O
121じゃないが
テラモエス
(*゜∀゜)=
あー同室なんだがw
漏れの脳内れいんはヘタレ
同室って…まさか寝室まで一緒?
うんw
寝室は別だと思ってた私には衝撃の事実だ…
小百合の回見てないのかYO!?
漫画版では寝ているれいんの横でさらし巻いてたりするからな
132 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/23(金) 20:43:33 ID:vrtf2b2O
アニメが原作
133 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/23(金) 20:47:42 ID:pmvuWD8U
保管庫ないのかよ。
小百合の回見たけど気付かなかった…てことは、副会長たちも同じ部屋で寝ていることに…?
副会長たちも同室って何話かでりのが言ってたじゃん。
部屋の中にさらに部屋があってそこで分かれてるってことだろ
123の続きです。
「れ、い…ん」
小百合の唇に柔らかいものがあたる。
「なっ…ん」
それが何か気付くころにはれいんの舌が口の中へ入り込んで来ていた。
小百合にキスの経験などあるわけも無く、どうしていいのかわからず、為すがままだった。
「んぁっ…」
唇を離すと二人の間に銀色の糸がのびる。
「ふふ、どう?あしのテクニックは…」
「何故こんなことを…」
顔を真っ赤にして、れいんの気配のする辺りをみる。
「小百合、あし、小百合が好き。」
突然投げかけられた言葉に慌てふためく小百合。
「なっ、何言って…」
「まじで、本気、でホントだよ」
その声で小百合にはれいんが本気であることがわかった。
「そうか…れいん」
「小百合はあしのこと嫌いなの?」
不安そうにそう問い掛けてくる。
なかなか返事をしない小百合に息が掛かるほど近くに顔を近付けるれいん。
「れいん!私も…好きだ」
「そう言ってくれると思った!」
さっきとは一転して、いつも通りの明るい声を出す。
「なら、無問題だよね〜」
「何がだ」
「続けても」
「なっ」
驚いて口を開けたまま惚けてる小百合をベットに押し倒し、上に乗っかって再び唇を塞ぐ。
「ん…よせ、れいん」
唇を避ける様に顔を背ける小百合に、泣きそうになるれいん。
「小百合はやっぱりあしのこと…きらいなんだね?うっ…グスン」
「なっ…違う!先程も言ったが、れいんのことは好きだ…しかし、私たちはまだ中学生だ」
「小百合は頭堅いんだよ〜!いいから、あしにまかせて!」
「しかし…」
反論しようとするが、眼鏡が無い彼女はひどく弱々しい。それをいいことにれいんは小百合の服を脱がしとる。
サラシのみの格好になった小百合は顔を紅潮させる。
「やっぱ小百合は色白いね〜。肌もきれい…胸もでかくて、ビックで、ボインだし…!いつもお風呂で見てるけど…」
うっとりと小百合の体に見入るれいん。
「あまり見ないでくれ…」
れいんのことは見えていないが視線を感じ、体を隠そうとすると、それより早くれいんが胸に顔を埋めた。
「やめっ…」
サラシを解き、それを小百合の手に巻いていく。
「な、なにを?これはサラシか?」
「うん、抵抗できないように」
れいんの小さな手には治まりきらないくらいの大きな胸を円を描くように揉みながら、鎖骨に舌を這わせる。
「うっ…」
今まで味わったことのない感覚に襲われる小百合。
「あ〜っ、あしもこれくらいボインだったら…」
そうボヤきながら、胸を触っていた右手を下ろし、腰や臀部を撫でる。
「っ…」
なかなか声を上げない小百合に、十分突起した胸の先端を口に含み、少し舐めてから、甘噛みしてみる。
「うぁっ!」
腰から臀部の間を這い回っていた手を、もう十分なくらい愛液が溢れている場所へ移動させる。
「はぁ…はぁっ…」
焦す様にわざと敏感な部分を避ける様になぞっていく。
「れいん…!」
「なぁに?」
物欲しそうな顔をする小百合を楽しげにみるれいん。
「その…いや…なんでもな…っぁぁ!?」
小百合が言い終わる前に突起を擦りあげる。
「はぁはぁ…っん」
「一端、逝っちゃってね小百合」
そう言って、親指で突起を擦りながら、中に指を差し込み、掻き回した。
「あぁぁぁぁあっ!」
「ハァハァ…」
肩で息をする小百合の様子を満足げに見つめていたが、しばらくすると、なにか思い当たったのか、悪戯をする子供の様な顔をする。
「次はこの木刀でもいれて…」
「まて、無理だ!」
「ちぇっ、だらしないなぁ!そんなんじゃ立派な剣士には…」
「というか、次はれいんの番だろう?」
目がなれたらしく、小百合はれいんににじり寄ってくる。
「いや、まだ朝だし!」
「…」
「あ、そろそろご飯の時間じゃん!小百合早く行こ!あし、お腹空いた〜」
「まったく…しかたないな」
呆れ顔の小百合に、れいんは子供っぽい無邪気な微笑みを浮かべ、額にキスをする。
「続きは夜しようね、小百合♪」
それだけ言い残して、れいんは鼻歌を歌いながらスキップして部屋を出て行く。
「れいん…せめてこの腕に巻いたサラシを解いていってくれ」
とりあえず終わりです。読みづらくてすみません…
まさか小百合とれいんが同じ所で寝てるとは…同室って寝る部屋のみ別だと思い込んでいたので…教えて下さった方々ありがとうございます。
142 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/23(金) 23:24:54 ID:vrtf2b2O
ナイスで良いでグッジョブな文章をありがd
>>121ですが。
>>140殿…真剣に感謝だぁぁぁ!!
デラミック萌えだったよ、もう1回読んでハァハァしてくるぜ!!!!
桂姉妹を捕獲。
するなら私を、と泣き叫ぶ聖奈さんの目の前でみなもをジョンソン。
心停止しても電気ショックで蘇生。
聖奈さん精神崩壊・・・
って話書いたらみんな怒るよね?
はいはい、わかってますよ。書きませんよ。
ごたくはいいから投下
ふぅ・・久しぶりに書いたら文節の書き方忘れてたorz
とりあえず、奈々穂×久遠のフタナリ小説の前編が書き終わりました。
ただ、投下がバラバラになるのは嫌いなので、とりあえず全部書き終えてから
一気に投下しますね。明日また続きを書こうと思います(今日は眠い・・)
今までに無いフタナリへの試みですが、楽しんでもらえるように頑張って
書きたいと思います、もうしばらくお待ちください(*^ー^)
>>123様、れいんと小百合の話、テクニシャンな内容ですね(笑)
縛りとか小技いれると内容が濃くなると思うんですが・・なかなか
私には上手く取り入れられないので、うらやましいです(汗
147 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/24(土) 06:39:07 ID:3dbk0Tdi
岩桜に犯される奏会長がみたい
りの×聖奈×奏×麗華
149 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/24(土) 09:55:46 ID:r2p5MLqY
聖奈「うう…ぐすっ」
みなも「おねえちゃん、奏会長何作ってるの?」
奏「タマネギご飯よ、…みなもちゃん…あとでパヤパヤしましょ」
聖奈「ううう…するなら…ぐすっ…私で!」
クルッ…包丁をもったまま振りぬく奏と聖奈…
グサッ!
みなも「ぎゃあああぁぁ!」
バタ…
包丁がみなもの胸刺さり、倒れてしまう。
みなもはすぐ病院に運ばれたが、死亡した。
聖奈「そ、そんな…」
バタ…
医師の懸命な努力により、聖奈は生き返った…
〜END〜
・
・
・
・
聖奈「なんだよこの小説!!!書いた奴ぶっ殺すぞ!!!」
まゆら「ご、ごめんなさいぃぃぃっ…許してください…お金がほしかったんです…うう…」
まゆら乙
utu
153 :
112:2005/09/24(土) 16:10:36 ID:3eTJi3u+
奈々穂は久遠の不敵な笑みが水の泡の様に消えていく夢を見ていた。
その夢は夢だとは思えないほど何かリアルなものを感じさせる夢だった。
そして奈々穂が目を覚ます。
しかし奈々穂の目の前に広がっていた光景はいつもとかなり違っていた。
手足は拘束器具で縛られ、服装は全裸に近い格好だった。
全裸を否定する要因は足首に軽く引っかかったままの下着だけだった
「何だ!これは」思わず大声で叫ぶ奈々穂。
「あら、奈々穂さん、今お目覚めになられたの?」微笑を込めたその声は夢と同じ笑みを浮かべた久遠だった。
154 :
112:2005/09/24(土) 16:13:17 ID:3eTJi3u+
「説明しろ、久遠。これはどういう事だ。」
声を荒げ久遠を睨む奈々穂。
「あら、奈々穂さんはまだ知らないの?教えてあげる。
先日遊撃メンバー2人が寮内で脱衣ポーカーをしていたの、
それが原因で問題になってるのよ。
それについて遊撃トップが何も知らないってことが、
問題なの、だから隠密の私が今からあなたに、罰を与えるの。」
そう言った直後、
久遠は歩み寄り無理やり抵抗出来ない奈々穂の唇を奪う。
155 :
112:2005/09/24(土) 16:14:45 ID:3eTJi3u+
「何をす・・・」抵抗しようと足掻く奈々穂だが、
久遠の舌はそれを押さえつけるように奈々穂の口を割り舌を犯す。
わざとらしい音を出して久遠は奈々穂の唾液を吸い上げる。
完全に吸えなかった唾液は熱い筋となって奈々穂の頬を滴る。
「 奈々穂さん、すごくいい顔してますわ。
それに下の方もなんだかHな液体が・・」
『やめろ、やめてくれ。』
奈々穂は心中ではそう叫んでいたが、
体は正直に秘部から暖かい液体を垂らしていた。
その秘部に久遠の白く細い指が侵入してくる。くちゅ、くちゅ
156 :
112:2005/09/24(土) 16:16:17 ID:3eTJi3u+
「あっ・・ あぅ・・ああ」
あの男勝りな副会長が完全に女そのものになっていた。
「 いいですわ。奈々穂さん、最高にSEXYですわ。」
そういうと久遠の反対の手は胸の丘を登り、激しくもみ始めた。
奈々穂の快感が高まり、秘部から、白い粘液があふれ出す。
その粘液を掬うように久遠は秘部から指を抜き、
奈々穂のワレメの前に顔を運び、
ワレメの下からゆっくり粘液を掬い上げていく、
そして秘部の穴に達しそこに舌をねじ込んでいく。
「あぅ・・ああ・・もっと・・・激しく。」理性を失い、
今ある快感だけに奈々穂の思考は傾いていた。
「まだ逝かせませんわよ。奈々穂さん。」
久遠はまたワレメを舌で刺激し始める。
157 :
112:2005/09/24(土) 16:17:15 ID:3eTJi3u+
次は上部の小突起を丹念になめ始める。
ゆっくり、わざと時間をかけて・・・
小突起の包皮が軽く剥け、奈々穂は快感に身を震う。
快感のあまり目を閉じ続けていた奈々穂は今までとは違うものが、
秘部に音をたてて入ってくるのを近づくまで気づかなかった。
それは男性器の形をした大人のおもちゃだった。
158 :
112:2005/09/24(土) 16:18:32 ID:3eTJi3u+
「 奈々穂さん、どう?今度はチェス盤じゃないのよ」
久遠が少し笑いながらそういった。
過去の恥ずかしい勘違いも思い出し、
紅潮していた顔がさらに赤くなる。
「あら、可愛い。奈々穂さん。まだ経験したことなかったの?」
そういいながらも久遠は持っているおもちゃで奈々穂の中をかき乱す。
ジュる、くちゅ
その刺激に、血と一緒に、いままで抑えていた声が、
大きく漏れる。
159 :
112:2005/09/24(土) 16:20:00 ID:3eTJi3u+
「 はぁぁ・・ぁあぅ・あああん」
「 奈々穂さん、もう少し我慢して、」
久遠のその声も快感でもみ消され、
奈々穂は快感の絶頂を迎える。ジュン、
奈々穂の中から白く濃い液体があふれ出る。
「 はぁ、・・はぁ・・・」
息切れしぐったりとしている奈々穂から拘束器具をはずし、
汗で張り付いた髪を手で梳く。
「 奈々穂さん、罰はこれで終わり。
ゆっくり休んでください。」
160 :
112:2005/09/24(土) 16:21:10 ID:3eTJi3u+
>>112です。多分。やっとこさパソが直り今回初投稿です。
まだ粗いと思いますができばえはどうでしょう?
キャラクターを間違っているかもしれませんが。
それと、「もう少し我慢して」の後まだ続く予定でしたが、
途中で力尽きました。すいません、エロい人。
気づけば改行もめちゃめちゃ、最悪・・・・。
キタ━━━(゚∀゚)━━━ GJ !!!!!
つか、力尽きるな、頑張って続けろ!お願いします
162 :
112:2005/09/24(土) 16:29:27 ID:3eTJi3u+
パソコン壊れてる間に話自分でわからなくなっただよ。w
前にも出てましたが、ここってゲームネタいいんですかね?
俺も聞きたいです
ゲームの実習生使ったSS、書きたいんですけど…
感想ありがとうございました。
146様、楽しみにしてます!
160様、GJ!やっぱ久遠奈々穂はイイ!
そういえば、前にも出てたけど、ここってゲームネタいいんですかね?
すいません。同じようなものを二つ書き込んでしまいました…
私のは奈々穂、久遠だけどゲームネタってやつなんですが…
ゲーム主人公ですか、個人的には見てみたいかも
>>153 GJだったよ。初めてらしいが今後もこの調子で投下することを期待
>>164>>165 ここはゲームだろうがアニメだろうが制約がかかってる場ではないので
好きなようにしてオケだろ
ふったなり!ふったなり!tama氏期待してます
>>153 久遠さまの攻めはネ申だ(;´Д`)ハァハァ
GJ!
170 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/24(土) 22:32:19 ID:r2p5MLqY
∩(・ω・∩)age
>140氏
れーちゃん先輩攻めキター! 幼馴染ならではの仲の良さがイイ!
テンポがよくてさくさく読めました
>112氏
GJ! 上手の久遠に超燃えた。やっぱりこの二人はいいですね
>tama氏
ふたなりガンガッてください。超応援してます
自分も現在、奏奈々穂書いてます・・・が、ゲームでみなもに転んだ。
ウザかわいさが萌える・・・主人公×みなもとか書きたくなった(;つ´Д`)
変な質問だけど、百合とはいえどこまでOKなんだろう?
多少鬼畜風味でもアリ?
まあ好きなように
174 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/25(日) 00:14:42 ID:jW+xk4fN
ありじゃないの?百合も鬼畜はOKなんだから
ゲームやってない人もいるとおもうからタイトルにゲームとか書けばいいんじゃね?
そしたらNGとかするだろうし
百合なら鬼畜でもいいよ。ていうか言葉だけじゃどれだけのレベルか分からんが…あまりにグロなのか?
男はいらんけど
男が出たら百合とは言わんよw
ん?そりゃそうでしょう。
百合歓迎。つか漏れも百合なら鬼畜でもいいなぁ
百合好きは童貞なの?
女とセックルした事がないから、女キャラと男が絡んでるのSS読むのが苦痛なの?
そこまでゆがんだ人はいないと信じたい。
そういうのは余所でやってくれ
いいから教えてよ、童貞なの?
つまらない童貞嫌百合厨の煽りだな。だから余所でやれよ
186 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/25(日) 15:09:16 ID:QWW+AXlP
はいはい
猟奇や精神崩壊系のサイコ好きよりは歪んでないだろうな
188 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/25(日) 16:55:30 ID:jW+xk4fN
↑俺はすきなんだが
うーん、どっちもやりすぎはなぁ。
女同士だと酷いには発展しにくいのもあるかな?
この板はある意味特別な感じもしますからね(原作でかなり百合要素見せてる分百合が書きやすい。)
むしろこの作品で男性を登場させると、かなり凌辱になりやすいんですよね・・
まぁ、奈々穂と四兄(四郎)の小説とか考えたことありますけど(笑)
ちなみに精神崩壊系は個人的にはアウトです(汗
191 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/25(日) 18:54:16 ID:tftdmGYP
遊撃・隠密が予算を浪費しまくってまゆらが精神崩壊起こして生徒会の人間を
食いまくるとか……
>>190けどゲーム版やってると、生徒会メンバーって(まともな男性になら)それなりに好意を抱けているから、純愛エロでも書こうと思えば書けるのよ。
というか、主人公×奈々穂や主人公×奏とかの構想自体はあるんだけど、百合スキーが大多数を占めてそうなので、需要が無さそうだしw
あー、後、生徒会メンバーがフェラとかやるのを描写が生々しくてイヤという人がいるのかもしれないなぁ。
193 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/25(日) 19:15:41 ID:jW+xk4fN
>>192 前スレにも男からみはあったけど、それなりに好意的なレスもあったから
需要はあるだろ。とりあえず書いてみたら意外に受けるかもよ
ただ他の職人さんにも言っておきたいが
>>1くらい読んでから投稿しろ、と。
まー、別にテンプレの脅迫観念に囚われることはないと思うよ。
あれは勝手に決めたようなモンだから
>>192 確かに難しい部分があるかもしれんねぇ。
主に男女のパヤパヤが書きたいのか、今回は百合以外のを書きたいかどっちなのかな。
196 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/25(日) 19:38:28 ID:S46oobTt
>>192 誰でもいいからゲーム版のSS書いてくれ。
あえてあの百合臭のする中で男女の恋愛に萌えなんだよ。
需要がなくてもいい、って言うか俺にはある。
陵辱系は× 主人公のイメージに合わない。
やっぱりゲーム版は純愛でお願いします。
>>195 まあな。テンプレにこだわる必要は無いが前スレでちょっと荒れた記憶があるので
またそうなるのはイヤなんだよ。逆に言えば荒れさえしなければテンプレどうでもいい
>>196 あの主人公に陵辱系は無理だろうな。いい人すぎる
つか、理性働かせすぎだ。奈々穂ルートなんか特に
>>192 ゲーム板の祭りっぷりで需要がないはずはなかろう
一発極上なのを頼むぜ
アニメ終了で勢いを失くしたところをヘテロで埋め尽くせば百合追い出せるよ
それで何か得があるのか
追い出すも何も事実上追い出されてたんだしな。
今の流れをほくそ笑みながら眺めています。
じゃあ男女物を追い出せるよう俺も百合書きますね^^
せめて共存しろバカ
>>202 百合でも男女でもどっちでもいける俺からすれば書いてくれるだけで大歓迎だw
204 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 01:00:36 ID:xGbQWmgA
アニメが百合思考なのになぜ追い出されなければならないのかわからない
>>203 俺もだよ
何で追い出すとかの流れになっちゃったの?
>>199から始まったみたいだけど、男女物も百合物もどっちも貴重だよ
見たくない種類のSSは、スルーしたらいいじゃない
>>203>>205の意見が大多数だと思うが
口出してるのは一部の人だけだし
静かに投下を待ってる人がほとんどだと思うよw
>>205 それだけ前スレでの百合派の男女カプ派排除がひどかったって事。
176 :名無しさん@ピンキー:2005/09/25(日) 09:28:54 ID:6bacxHFC
百合なら鬼畜でもいいよ。ていうか言葉だけじゃどれだけのレベルか分からんが…あまりにグロなのか?
男はいらんけど
↑みたいなね。
「読みたくないのはスルーしろ」といくら言っても無視。
「男いらね」「原作は百合なんだから云々」とひたすら粘着。
で、嫌になって離れた奴が、ゲーム発売後に巻き返しを図っている、と。
208 :
199:2005/09/26(月) 02:24:06 ID:lEjAiNtX
漏れは…百合好きに萎えられたり飽きられて捨てられるから過疎るか
萌えオタが群がるかしかないと予言したんだが伝わらなかったか
さて、フタナリ話も行為直前まで書き終わりました。最終回までには間に
あいますように・・(汗
さて、上記でも男性×女性、女性×女性、という話で論議になってきてます。
前スレと比べてみると、皆さんとりわけ、「絶対に百合じゃないと嫌だ」、「絶対に百合は嫌だ」
という二極というわけではないと思うので、書いてくださる人がいるなら、
とりあえず作品を楽しんでみませんか?
私の場合は、1,男キャラが薄い 2,ゲームをやっていない という主に
二つの理由から、フタナリキャラを作品に登場させるという趣向でいきました。
なので、ゲームをプレイした方、または主人公の性格を理解している方ならば、
是非男女物を書いて欲しいと思います。少なくともどちらも需要はあるのですから。
ただ、純愛やソフトな陵辱(いたずら?)程度なら大丈夫だと思いますが、
猟奇的な作品や、あまりに痛々しい作品に関しては、荒れる元になりかねない
ので特に注意して欲しいと思います。
極上で楽しいスレにしていきましょう。
だからマルチメディアは止めろとあれほど(ry
こういう時属性が多いと楽だな。
>>209フタナリ超期待しとります。
気が向いたら奈々穂×四兄もぜひ。
久遠×奈々穂と聖奈×琴葉をもっと
桂姉妹も見てみたい
214 :
Mrスケアクロウ:2005/09/26(月) 23:45:10 ID:x3snhuEP
age
215 :
Mrスケアクロウ:2005/09/26(月) 23:55:13 ID:x3snhuEP
すいません、なかなか書き込めなかったのでテスト代わりにアゲました。
ここであえてノーマルを書いてみようと思っています。
最初は誰にしようか悩んでますが相手はゲームの主人公で。
エロなんて初めてだから緊張する。
ここのまさに極上の百合物を見た後で自分の駄作を見せるのは恥ずかしいのですが
ゲーム版の魅力を伝えるためにがんばります。
皆さんどんなものになっても怒らないでね(汗)
ゲーム版のネタバレも含まれているので注意。
216 :
ゲーム版主人公(男)×久遠:2005/09/27(火) 00:43:50 ID:KsdBem5g
俺は宮神学園の実習生だった。
名前は・・システム的な問題があるからやめておこう。
なんだよシステム的な問題って
いや自分で突っ込んでいたら世話ないな。
あの3週間俺にとって忘れがたい日々だった。
いろいろなこともあったしいろいろなこともした。
どれもこれも今となってはいい思い出だ。
ただ俺にとっての一番お思いではやっぱり銀河久遠と出会えたことだと思う。
学園から追い出されそうにもなったがそれもまた彼女の愛情表現だった。
ずいぶん過激な愛情表現だったけど(笑)
『まもなく宮神半島駅、まもなく宮神半島駅・・・』
電車のアナウンスを聞いて思い出に浸っていた俺ははっとする。
そうだ、俺はこの町に再び戻ってきたんだ。
駅から降りると懐かしい光景が広がっていた。
「あーこのあたりも変わってないなって当たり前か・・高々3ヶ月ぐらいで変わるわけないし」
俺は大学の休みを利用してここに戻ってきた。
姉貴が今度はアフリカのジャングルに行ったので部屋が空いたのだ、あれ東南アジアだったけ、ま、どっちでもいいや。
俺がここに戻ってきたことは誰にも言ってないみんなを驚かそうと思ってだ。
アパートに行ってみる。
「ここも変わって無いな」
アパートの部屋もあの時と同じだ。
荷物を置いて俺は外に出てみることにした。
続く
(;´Д`)??
一人称でしかもかなり文章としてもアレな上に、1レスだけして続くって…何がしたいのか分からん。
スルー対象?
気にするな、漏れがやるとしよう
で、何をやればいいんだ?
今までのSSの保管庫ってないですかね?
前スレはビュアーがなければ見れないっす。
>>218 文章はゲームの中のギャグの引用多いっぽいけど
俺は普通に続き楽しみに待ってるよ
>>218 敢えてゲームとSSの雰囲気を合わせてるんだと思う
223 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 16:52:00 ID:qhuEvimW
age
224 :
ゲーム版主人公(男)×久遠:2005/09/27(火) 17:20:33 ID:qhuEvimW
中途半端にきってすいません216の続きです。
>>222そう言ってもらえるとありがたいです。
「う〜ん、やっぱここの風は気持ちいいな」
潮風に吹く道を歩きながら俺は伸びをした。
大学は休みだが宮神学園はもう二学期が始まってるはずだ。
校門まで来ると見覚えのある人形を手につけた女生徒が目に付いた。
「蘭堂、久しぶり」
すると蘭堂は驚いたように
「え!どちらさまでしたっけ?」
「そうだ、にーちゃん誰だ?」
がーん!!orz
そんな俺は高々3ヶ月で忘れ去られるような存在だったのか。
蘭堂にとって俺は実習生Aに過ぎなかったのか。
道にうずくまる俺に蘭堂は、
「って冗談ですよ、先生のこと忘れるわけ無いじゃないですか」
「そうだぜ、久しぶりだな先生」
そうだ、蘭堂はこういうところがあったんだ。
たまに見せる黒いところが・・・
「ほんとに驚いたじゃないか、まじでへこんだぞ」
蘭堂に案内され俺は学園の廊下を歩いてる。
「ごめんなさ〜い、先生のこと逆に驚かそうと思って」
「もう、先生じゃないんだけどな」
「でもよ、先生以外に呼びようがねえじゃねえか」
うっ、ここでもシステム的な問題が
「でも、先生が来たって知ったらみんな喜びますよ」
「特に隠密のほうの副会長のねーちゃんが」
それを聞いてびくっとなる。
「ほんとに喜ぶかな・・・」
「え、何か言いました」
「いや、なんでもないよ」
225 :
ゲーム版主人公(男)×久遠:2005/09/27(火) 17:38:44 ID:qhuEvimW
実を言うとあれから銀河と連絡を取ってない。
実際教会でみんなに祝福されながら将来まで誓ったんだが。
大学に戻って忙しい日々に忙殺されていくうちにあれは夢だったんじゃないのか
と思えるようになってきた。
そうじゃなくても銀河は優秀だし美人だし大人っぽい。
はじめてあったときは年上かと思ったぐらいだ。
俺はたかが教師を目指している一般庶民だ。
極上の皆と違って特に秀でてところも無い。
そう思うと連絡がとりづらくなったのだ。
「先生、着きましたよ」
気づくと会長室まで来ていた。
蘭堂に促され入るとそこには3ヶ月前と変わらない姿の神宮寺がいた。
「まあ先生、またあえて大変うれしいですわ」
「神宮寺も元気そうでよかったよ」
その後蘭堂が席を離れ俺は神宮寺が入れた紅茶を飲みながらたわいも無い話で盛り上がった。
226 :
ゲーム版主人公(男)×久遠:2005/09/27(火) 17:50:30 ID:qhuEvimW
「先生、先生に会ったら聞きたいことがあったんです」
「うん、何、俺が答えられることなら何でも聞いてよ」
俺は紅茶を飲みながら真剣な目で問う神宮寺に答えた。
「はい、久遠さんとはその後どうなんですか」
ぶっほっ
思わず飲んでた紅茶を吹き出した。
「まあ、大丈夫ですか」
神宮寺の差し出したハンカチを取りながら
「ゲホゲホ、どうってその別に・・」
「これは当事者同士の問題ですから私が口に出すことじゃないかもしれません
でも久遠さんの気持ちも考えてくださいね」
相変わらずなんか見透かされてるよう気がするな。
「わかったよ、神宮寺」
227 :
ゲーム版主人公(男)×久遠:2005/09/27(火) 18:06:14 ID:qhuEvimW
その後神宮寺と別れ生徒会室にいくことになった。
「神宮寺にはああ言ったけど・・どうすりゃいいんだ」
もしかしたら銀河は当に愛想を尽かしてるかもしれない。
いかん、そんなネガティブな気持ちでどうする。
気持ちを切り替えよう。
生徒会室に入ると一斉にみんながこっちに注目した。
「先生じゃないか!一体いつこっちに来たんだ、言えば迎えぐらいよこしたのに」
「いや、みんなを驚かそうと思って、でもありがとう金城」
「先生、お久しぶりで懐かしくて慕わしい、元気してた」
「お久しぶりです、先生」
「角元も飛田も相変わらず元気だな」
そう言って一人ひとりに挨拶を交わしながら気づいた。
銀河がいない。
「金城、あの・・」
「ああ・・久遠なら今用事で出かけてる、すぐ戻ってくるよ、まあ積もる話もあると思うから
ゆっくりしていきなよ」
「ああ・・・そうさせてもらう」
228 :
ゲーム版主人公(男)×久遠:2005/09/27(火) 18:35:31 ID:qhuEvimW
かちゃ
生徒会室のドアが開いた。
入ってきたのは銀河だった。
「あ、銀河」
銀河は俺を見て少し驚いたような顔をした後
「まあ、先生、お久しぶりですわね」
どっか他人行儀でとげのある挨拶だった。
「久遠、今日はもう終わりだろ、どうだ久しぶりに先生と会えたんだから
二人っきりで話したらどうだ、積もる話もあるだろうし」
「わたくしは・・・別に・・」
「いいから、いいから、未来のだんな様と将来についてとか、子供は何人ほしいとか・・」
角元やほかの極上メンバーから半ば強制的に銀河と俺は生徒会室から追い出された。
扉の外で銀河と目が合うが銀河はふっと目をそらした。
やっぱり嫌われたのかな俺
ため息をつきつつ銀河に
「あの、送っていくよ」
というのが精一杯だった。
229 :
ゲーム版主人公(男)×久遠:2005/09/27(火) 19:09:44 ID:qhuEvimW
「・・・・」
「・・・・」
銀河と一緒に歩きながら沈黙が続く。
気まずい、何か言わないと。
ごめんなさいか・・これはなんか変だな。
今までどうしてた・・違うな。
ふと銀河が止まったのに気がついた。
「銀河?」
「こちらでしたわよね、先生と初めてお会いした場所は」
よく見るとここは俺と銀河が初めて出会った場所だった。
確か俺がこの町に来てアパートまでの道がわからずにたまたま通りかかった
金城と銀河に教えてもらったんだ。
そのときはまさか二人が自分の教え子になるなんて夢にも思わなかった。
「あの時わたくし変な人だと思いました、道に迷ってるのにのんきな顔をして
まさか私たちの先生になる人だなんて夢にも思いませんでしたわよ」
「あはは・・やっぱり銀河もそう思ってたんだ」
「ええ、次の日あったときは驚きましたわ」
「あまりそうには見えなかったけどね」
「その後いろいろあって先生にひどいことをしました、先生はまだわたくしのこと
恨んでるようですね」
銀河の言葉に俺は驚いた。
「そんな、あの時言ったじゃないか、そのことはもういいって、
俺は銀河のことは恨んじゃいないって」
「じゃあなぜ今まで連絡すらしなかったんですか!!先生のことこれだけ好きにさせて
後でこっぴどくふってそれであのときの復讐をなさるつもりなんですか」
「銀河、違う、俺の話を聞いてくれ」
「何が違うって言うのですか、わたくしのことは遊びだったんでしょ、それとも
もう彼女がいるって私に言うつもりで今日来たのですの」
彼女にしては珍しく声を荒げる銀河を見て俺は
「銀河・・・」
銀河をぎゅっと抱きしめた。
230 :
ゲーム版主人公(男)×久遠:2005/09/27(火) 19:40:41 ID:qhuEvimW
「銀河・・」
「先生・・」
抱きしめると銀河は抵抗せずに静かになった。
「ごめん、銀河・・銀河をここまで追い詰めていると思わなかった
銀河はお金持ちの家の子で美人で優秀だから、俺みたいな凡人より
よっぽどいい人がいるんじゃないかって思って連絡取りづらくなったんだ」
「先生・・先生は馬鹿ですわ」
「ああ、そうだな」
「わたくしは先生のことが好きになったんです、将来を誓ってもいいって思えるぐらい
たとえ先生以外にどんなに金持ちで優秀で顔がいい人がいたとしても先生以外の男性を
好きになれませんわ」
銀河の目から光るものを見つけた。
「銀河、泣いてるのか?」
「泣いてなんかいませんわ、なんかわたくしも馬鹿みたいですわ
先生がいなくなってどんなに寂しかったか、わたくしだけこんなに好きで不公平ですわ」
「不公平じゃないよ」
「え?」
「俺も銀河が、銀河久遠が大大大好きだ」
「ふふ、まるで小学生の男の子ですわね、大をつければよろしいものじゃありませんわよ」
「じゃあどうすればいい」
「キスしてください」
俺は銀河の唇に唇を近づけた。
キスは2回目だがあの時とは違う感触がした。
「銀河・・」
「久遠です」
「え?」
「久遠って呼んでください」
「久遠・・これでいいかい」
「まだですわ、これくらいじゃ足りませんわよ」
「どうすれば許してくれる、久遠」
久遠はしばらく考えていたが意を決したかのように
「今日先生の家に行ってもいいですか」
「え!!」
231 :
Mrスケアクロウ:2005/09/27(火) 19:56:16 ID:qhuEvimW
すいません、時間が無いのできります。
次回からエロが入ります。
駄文ですがよろしくお付き合いください。
すまないが、全文を何か他のに書いた上で一気に投稿してくれないか。
このまま、途切れ途切れに投稿されると途中で割り込まれるかもしれないので
sageないか?
>>231 乙!続きを楽しみにしてる。
だが
>>233の言うように書きながら投稿するのはやめような。
それと久遠の一人称は「私(わたし)」じゃないかと思った。
237 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 20:51:24 ID:rjHuvSD5O
SEX依存症の21才女です
フリーメールからでもサブアドからでも誰でもいいからメールください
サブアドなのでちゃんとメール届きます
容姿悪くなィデス怪しいものではありません
[email protected]
聖奈×琴葉を書いたんで書き込みよろしいですか?
百合ですが…
主人公×久遠の方、続き楽しみにしています!
241 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 23:18:41 ID:rjHuvSD5
歓迎 OK! 期待する
「…」
ある生徒の素行を調査するため、ビルの屋上から問題の生徒の住む建物を監視する琴葉。
「まだ…帰らないか。それにしても暇だな…」
一人で監視をする琴葉はりのたちと一緒にいた日のことを思い出していた。
(そうか、あの日は二人がいたから…たしかあれは聖奈さんが…仕組んだんだったか)
最近自分は変わり初めている──琴葉自身そう思っていた。
(はぁ…聖奈さん…私はどうすれば)
こんな時に真っ先に浮かんでくるのは、隠密のリーダーである桂聖奈の顔だった。
彼女の顔を思い浮かべると胸の辺りが締め付けられる。
「聖奈さん…っ」
(なぜだ、なぜ私は聖奈さんのことばかり…気がつくと聖奈さんのことを……)
聖奈のことを考えながら、琴葉の手は自らの体を慰めるように触り始めていた。
「っはぁ…」
片手で胸をまさぐり、もう片手はスカートをくぐり、下着の中へ消えていった。
「んっ…せい、なさんっ」
もう十分溢れてきている愛液で親指を濡らし、硬くなっている突起を擦りながら、中指を秘所へと突きいれる。
「はぁっ…気持ちい…」
一本では足らず、指をさらにもう一本いれて掻き回した。
「っは…ぁぁぁっ!聖奈さっ…ん…!」
色んな意味で今までとは違い文章が稚拙すぎて萎えるなぁ。
>>231 もうちょい修行してほしいんだが…
(´-`)oO(・・・)
丁度、絶頂が近くなったところで、不幸にもドアが開く。
「っ!」
(しまった…!隠密ともあろう私が…!)
ドアを開けた人物は琴葉の姿を見て、口を開く。
「あら〜、隠密の任務の最中に、何してるのかな〜?」
「せ、聖奈さん…!?これは…」
この状態で、言い訳などできるはずがない。言い訳をするにしても、りのなら大丈夫だったかもしれない―しかし、今回は相手が悪過ぎた。
「任務中にこんなことをするなんて、琴葉ちゃんはエッチね〜」
ニコニコといつもの様に笑う。
「………」
「…だれを想ってこんなことをしていたのかな〜?」
「ちが…」
「じゃあ、これは何かしら?」
聖奈は数枚の写真を見せつけた。その写真は間違いなく、先程琴葉が自慰行為をしていたとき写真だった。
聖奈は琴葉に近付くと、手を掴み、指の液体を舐めとって、かわりに自分の指でそこを丹念になぞり始める。
「っ!なにを…!?」
「答えなさい、琴葉ちゃん」
「…やぁっ」
「ふふ、どうなのかなぁ?」
「んっ…」
なかなか返事をしない琴葉。
「琴葉ちゃん、答えてくれないのね〜」
「そんなこと、言えるわけ…っん」
聖奈は、指で割れ目の形をなぞる様に動かす。
「…ぅ」
「もっと気持ちよくなりたかったら、だれのことを考えていたのか、言おうね〜♪」
「…っ!」
「…やめちゃうわよ?」
「っ…せ、聖奈さんの…ことを…はぁっ」
「…ん?なぁに?よく聞こえないわ」
「聖奈さ…ん、あなたです…」
「ふふ、私のどんな姿を想像していたのかしら〜?」
「っ!そ…そんなこと…」
「あら、いわなければ…」
「べつに変な想像なん…っぁぁあ!」
突然、突起を擦りあげられ、否定の声は遮られる。
「答えますからっ…はぁ」
「ふふ…」
「聖奈さんと…その、、こういうことを…するところを…」
言い終わる前に聖奈の指が挿入される。
「ぅぁ…っ」
「本当にいやらしい子ね〜」
耳元で囁くと、指をきつく締め付けてくる肉壁を擦りあげた。
「っあぁぁぁ!」
絶頂を迎えた琴葉を満足げに見つめる聖奈。
「聖奈さん、なんでここに…」
息を整えてから、いつもの調子で聖奈に尋ねる。
「久遠さんからここにいるって聞いたから、様子をみにきたのよ♪」
「なぜ…」
「秘密よ♪」
そう言う聖奈の顔は今まで見た事のないような優しい顔だった。
「聖奈さん…?」
「それより、もう例の生徒のことは調べ終わったのかな〜?」
「あっ………」
「これはお仕置が必要かしらね〜?」
「なにをっ…」
「大丈夫、みなもちゃんはすぐ寝ちゃうから」
「っ…しかし…」
琴葉は聖奈に背中を押され、その場を後にした。
「答えますからっ…はぁ」
「ふふ…」
「聖奈さんと…その、、こういうことを…するところを…」
言い終わる前に聖奈の指が挿入される。
「ぅぁ…っ」
「本当にいやらしい子ね〜」
耳元で囁くと、指をきつく締め付けてくる肉壁を擦りあげた。
「っあぁぁぁ!」
絶頂を迎えた琴葉を満足げに見つめる聖奈。
「聖奈さん、なんでここに…」
息を整えてから、いつもの調子で聖奈に尋ねる。
「久遠さんからここにいるって聞いたから、様子をみにきたのよ♪」
「なぜ…」
「秘密よ♪」
そう言う聖奈の顔は今まで見た事のないような優しい顔だった。
「聖奈さん…?」
「それより、もう例の生徒のことは調べ終わったのかな〜?」
「あっ………」
「これはお仕置が必要かしらね〜?」
「なにをっ…」
「大丈夫、みなもちゃんはすぐ寝ちゃうから」
「っ…しかし…」
琴葉は聖奈に背中を押され、その場を後にした。
同じの二つ書き込んでしまいました…すいません。とりあえず、ここまでです。もしかしたら続くかも…;
249 :
243:2005/09/27(火) 23:45:09 ID:pYg+83Nl
同時刻にカキコで割り込む形になってしまったorz
>>248 聖奈さん×琴葉がこれだけで終わるのは勿体なさすぎるので是非続けてほしいんですが…
>>248 GJ!
お願いします、また今度でいいので続きかいてください
>>248 GJ!こりゃ続けにゃいかんでしょ。
聖奈さん(*´Д`)ハァハァ
・NGワード指定のために名前欄には必ず「百合」「男あり」と書きましょう。
・NGワード指定のために名前欄には必ず「百合」「男あり」と書きましょう。
・NGワード指定のために名前欄には必ず「百合」「男あり」と書きましょう。
28歳、職業弁護士、両親は資産家、これ以上にない好条件なお相手の佐藤仁史とゆきみorわかなキボンしてみる
全然話変わって申し訳ないけど
このスレ(前スレ含めて)に投下されてきたSSの中で一番印象に残った、気に入ったSSってなに?
いや深い意味はなく、純粋にみんなの嗜好を知りたいだけなんだけどさ
前スレの久遠×琴葉の人の3部作が良かった。
あのあたりからスレが活性化したような気がする。
前スレのSSってもう詠めない?
琴葉×どろんどろーんが好きな自分は前スレの一作が嬉しかった……。
話的には、久遠×シンディのシンディが可愛くて結構良かったんだけど。
>>254 なんか職人さんの作品をランク付けしてるみたいで嫌な聞き方だな
純粋にみんなの嗜好を知りたいのなら、どのカップリングでどういう話を
読みたいか聞けばいいじゃないか
話の途中すいません。
名前欄に百合って書き忘れてましたね…申し訳ありませんι
聖奈×琴葉の続き、とりあえずがんばって考えてみますね。
前スレのSSってもう詠めない?
datファイルでよければ持ってるよ。
>>262 超乙
いやこれはマジうれしい
>>258 別にいいんじゃない?
SSが投下された直後のGJとか賞賛って、ちょっと言葉悪いけど社交辞令みたいなところあるから
こういうところで名前を挙げられた職人さんこそ本当に愛されている職人さんってことでしょ
職人さんの励みになると思うんだけど
ちなみに俺は「久遠の絆」が一番印象に残ってる
良くも悪くも衝撃的な内容だった 話の展開も好みだった
だいぶ叩かれてもいたみたいだったけど
>>262 まとめ乙
とてもわかりやすいな。
>>264 社交辞令でGJしたことなど一度もないな。俺は。
自分が気に入ったものにはGJするが、そうでないものまで一々賞賛してられない
けどここは良作が多いんで、GJの回数も多いことは確かだ。
267 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 23:18:54 ID:jtkpi2p9
age
268 :
ゲーム版主人公(男)×久遠:2005/09/28(水) 23:25:05 ID:jtkpi2p9
こんな作品でも一応読みたいって行ってくれる人が居るので
これで完結です、皆さん中途半端にチョコチョコ入れてすいません。
>>230からの続きです。
「ええっと、それってそういうことだよね」
「はい、先生の考えているとおりですわ」
「でもそれってまずいんじゃあ、いくら宮神が自由な校風でも不純異性交遊は禁止されていたと思うけど」
「あら不純じゃありませんわ、私と先生はみんなの前で将来を誓い合った仲、婚約したも同然なのにむしろ
何もないほうがおかしいですわ、宮神では自由恋愛は認められてますわ」
「いや、そうだけど・・・」
「先生は私とそういう関係になるのがお嫌ですか」
久遠が悲しそうな顔をしているのを見て俺は、
「・・・ごめん、俺は教師を目指している以上仮にも生徒だった子とそういう関係になるのはまずいと思ってる
でも男として自分お気持ちにうそはつきたくない、久遠のこと抱きたいよ、でも久遠を大切にしたいと思ってるのも
俺の正直な気持ちなんだ」
俺はうそ偽りのない自分の気持ちを正直に告白した。
「先生・・」
暫くの沈黙が流れる。
「やっぱり先生はお優しいのですね」
「え?」
「わたくし、先生に会うまで恋というものを知りませんでした、男なんてみんな野蛮で女性を見ればそういうことをしたがる
けだものみたいに思っていました、いえ、男性だけじゃありませんわ、私は極上のメンバー以外はほとんど損得で自分にとって
利益になるかどうかで付き合ってました、恋なんて打算と自己満足の産物だとひねた目で世の中を見ていましたの。
でも先生に会ってそれだけじゃないと思ったんです。先生は損得抜きでいつも相手のために一生懸命で学園から追い出そうとした
私ですら笑って許してくれましたの、先生はあったかい人です、奏会長とはまた違ったあったかさを持つ人ですわ」
「久遠・・・」
「最初奏会長や奈々穂さんがなぜあなたのことを気にいってるのかか分かりませんでしたけど今なら分かりますわ。
そんな先生のことを好きになったんです、だから先生に私の大切なものあげたいんです、それじゃあいけませんの」
俺は思わず久遠を再び抱きしめていた。
「ほんとに俺で良いんだな」
「先生が良いんです、他の誰も先生の代わりにはなりませんわ」
269 :
ゲーム版主人公(男)×久遠:2005/09/28(水) 23:26:21 ID:jtkpi2p9
アパートの前まで来てしまった。
「あの時はここでお別れしたんですのよね」
「ああ、そうだったな」
実習最終日のあの日久遠にここまで送ってもらったが
その時は実習生と生徒という間柄上帰ってもらった。
その久遠をついに部屋に招き入れる。
何かめちゃくちゃ緊張してきた。
「あら、結構片付いてますのね、男の人の部屋ってもっと散らかってるものだと思ってましたわ」
「ああ、今日来たばかりだからね、もともと姉貴の部屋だし」
「何か作りましょうか、材料あります?」
「え!久遠って料理作れるの」
「失礼ですわね、私だって料理ぐらい出来ますわよ」
あんまりイメージに合わないな。
久遠がエプロンをつけて料理を作ってくれた。
なんかいいなこういうの。
久遠は良いお嫁さんになるな。
そう思って俺ははたと気づいた。
俺の嫁になるじゃなかったけ
そう思うと俺は見る見る赤面した。
「あら、どうしたんですの先生、顔が赤いですわ」
「いや、なんでもない!」
久遠が作ってくれた夕食を食べた。
「うまい、これうまいよ久遠」
「ふふ、まあ当然ですわ」
「そうだ久遠、寮には連絡しなくて良いのか」
「もうしましたわ、奈々穂さんたら『うまくやれよ』ってまったく少しは言葉にオブラートを包んで欲しいですわ」
「はは、金城ならそういいそうだな」
その後俺はお風呂に入りテレビを見ていると
「先生、私シャワー浴びてきますね」
「あっ、あああ・・」
きたー、いずれはこうなるとは思っていたけどいざとなると緊張して
とりあえず布団しいてあれは、あれは
近所のドラッグストアーに売ってるかな、もうしまってるかも
俺は机の中をがさこそするとあれがおいてあった。
その横には手紙が
『弟へ、女を連れ込むのはかってだけどちゃんと避妊はしとくんだよ、姉より』
姉貴グッジョブ、普段なら余計なお世話だと怒ってるところだけど今回ばかりは感謝するぜ。
しかし姉貴のやつこうなることまで予想して部屋貸したのか、恐るべし姉貴
270 :
ゲーム版主人公(男)×久遠:2005/09/28(水) 23:27:43 ID:jtkpi2p9
うーどきどきする、こんなに緊張したの初めてだ。
実習の最初の日の挨拶のときよりも緊張する。
考えてみれば俺もそんなには経験はないんだ。
久遠は初めてみたいだし年上の男としてリードできるのか。
そもそも俺でいいのか
いや、今はそんなネガティブな考えはやめよう。
久遠が望んだことだ、俺ができることは全力で久遠の頭のてっぺんから足の先まで愛するだけだ。
「先生・・」
頭の中で考えていくうちに久遠に声をかけられた事に気づいた。
そこにいたのはバスタオルで体を巻いた久遠だった。
その姿は前極上寮でうっかりお風呂場に入ってきたときにみたことがあるが
其の時はじっくり見る機会なんてなかった、当たり前か。
でも久遠がまた俺の前でそんな格好をするときが来るなんて、あの時は夢にも思わなかった。
「何を考えてますの」
「いや、あの時と一緒だなと思って」
「いやですわ、あのことは私の恥ずかしい過去のひとつなんですから」
「あ、そうだったね、ごめん」
「違います、先生に見られて事じゃなくて私が子供みたいに先生を責めた事ですわ。
先生がそんなことするはずがないってあの時よく考えてみればわかってたはずなのに」
「いや、もういいんだよ、そのことは」
「先生・・」
271 :
ゲーム版主人公(男)×久遠:2005/09/28(水) 23:28:35 ID:jtkpi2p9
しばらく沈黙が続き二人とも布団の上に座った。
「あの・・よろしくお願いしますわ、先生」
「いや、こちらこそ、久遠おいで」
俺は久遠を軽く抱き寄せた。
ゆっくりと唇を重ねる。
「んふう・・」
俺の舌が久遠の唇をこじ開け舌同士が絡み合う。
今までしなかった大人のキスだ。
ピチャピチャ
(先生の唾液が私の口の中に入ってくる、でもぜんぜん嫌じゃない、むしろ愛おしさすら感じる)
「んんっふぁ」
お互いを確認するかのようなディープキスをしながら俺は久遠のバスタオルははずした。
下からは久遠の裸体が現れた。
とても16歳とは思えないその体を俺はまじまじと見つめた。
「あまりみないでくださいまし・・恥ずかしい・・」
久遠の顔が赤い、恥ずかしさと先ほどのキスでかなり気分が高揚しているのだろう。
「恥ずかしがることないよ、とっても綺麗だよ久遠」
俺はお世辞ではなく率直な感想を言った。
透き通るような白い肌、出るとこは出てしまるところはしまっている体、さらさらな髪
どれをとっても美しいとしか言いようがなかった。
俺は久遠の胸をもみ始めさらにピンクの綺麗な乳首を口でなぶった。
「あぁ・・んんん・・」
久遠も感じているようだ、おれはそのまま久遠のあそこををなでる。
「いやぁ・・ああぁ・・んふ」
どろっとした液体が俺の指先についた。
「久遠、もう濡れたのか」
「そんな事いわないで・・」
もう普段の久遠とは違う、あのいつも余裕たっぷりの久遠じゃない。
なんか久遠がめちゃくちゃかわいく見える。
そのことが俺の加虐心を煽った。
俺は久遠の股を大きく開き
「へー、これが久遠のあそこか・・」
まじまじと見つめた。
久遠のあそこはやはりピンク色で綺麗だった。
「いや、そんなところ見ないでください」
久遠は顔を真っ赤にして手で押さえた。
272 :
ゲーム版主人公(男)×久遠:2005/09/28(水) 23:29:40 ID:jtkpi2p9
おれは久遠のあそこをなめて指先でいじった。
「んん!?あぁあ・・はぁあ・・んん」
久遠の声がよりいっそう大きくなるがどこかまだ我慢している。
「久遠、我慢しないで素直に感じるんだ」
そういって俺はより激しく久遠のあそこを攻め立てる。
「あぁぁ!!・・そんな・・私・・とても気持ちよくて・・ん・・はぁはぁ・・いっちゃうー・・」
プシュー、ベチャ
吹き出した潮が俺の顔にかかった。
「はぁはぁ・・先生すいません」
「いや、いいんだよ、俺のせいだし」
近くにあったタオルで顔をふきながら俺は答えた。
でも、まさか処女で潮吹きするなんて・・
「今度は先生を気持ちよくしてあげますわ」
「え?」
今まで久遠を攻めるので精一杯で気づかなかったが俺のペニスもガチガチになって
パンツから大きくテントを張っていた。
久遠はごそごそと俺の股間に手を当てパンツを脱がした。
「まあ・・」
すっかり大きくなった俺の息子をまじまじと見つめる久遠
「これが男の方の・・・」
「久遠、なんか恥ずかしいんだけど・・」
「ふふ・・さっきのお返しですわ」
そういいながら久遠は俺のペニスを興味深そうにいじる
ビクッビクッ
それに反応する俺のおちんちん
「あの、久遠そろそろ・・」
「ええ、すいません・・」
そういって久遠は俺のペニスの先端に口をあてなめるかのように口に入れていく。
「ぐぅ・・ううう・・んん」
早速快感が股間から伝わってくる。
実際にしゃぶられているのもそうだがあの久遠がフェラチオしてくれているということが
俺の快感をよりいっそう高めていた。
「んん・・ん・うん・・」
なんだかぎこちないしゃぶりかたが逆に気持ちよく感じた。
チュパ・・チュパ・・
「うう・・く、久遠出る、顔を離してくれ」
だが久遠はそ言葉をを無視してフェラを続ける。
「久遠?う・・わー出る!!」
それにあがらえず俺は大量の精を久遠の口の中に出してしまった。
あわてて久遠の口からそれを離すがザーメンが飛び散り久遠の顔にかかった。
俺はあわてながら久遠の顔を拭く。
「久遠、何で離さなかったんだ?」
「だって男の方って飲んで貰うほうがうれしいって聞いて・・」
「久遠の気持ちはうれしいけどあんまり無茶はしないでくれよ」
273 :
ゲーム版主人公(男)×久遠:2005/09/28(水) 23:30:15 ID:jtkpi2p9
はペニスにあれをつけた。
「今日は安全な日ですから生でもよろしいのに・・」
「いや、でも、もしもってことがあるから・・」
「わかっていますわ、先生が私のこと大切に思っているのは・・でもいつかは生でしてくださいね」
それって・・やっぱりそういうことかな
「じゃあいくよ」
「はい、優しくしてくださいね」
俺は久遠のあそこにペニスをあてがった。
やはり初めてなのかなかなかうまく入らない。
「つっ・・・いた・・」
「久遠、苦しいのか、やっぱり止めようか」
「大丈夫ですわ、今は痛みより先生と一緒になってるのがうれしいんです」
「久遠・・・」
覚悟を決めてペニスを奥に入れていく。
ヌプ・・ヌプヌプ・・
久遠のあそこから血が流れてくる。
見ていて痛そうだが俺にはどうすることもできない。
ようやく半分まで入ると快感が押し寄せてきた。
「くっ・・これは・・う・・」
半端じゃないぐらい気持ちいい
「あっ・・・久遠の中・・暖かくて・ぬるぬるして・・とても気持ちいいよ」
処女幕を破れ破狐の痛みに耐えていた久遠にも快感が、
「あ・・あん!んはぁ!!そんなこといわないで・・」
俺はさらに腰の動きを早くした
「あん!!いやぁ!!先生・・あんっ!はんっ!!」
眠った状態の久遠を抱き寄せ抱きしめた。
「はぁはぁ、久遠・・好きだ愛してる」
「先生・・あん!!私も・・・んん」
そのままキスをする。
さっきしたような濃厚なキスだ
「私・・あん!、いってしまいますわ」
「俺もだ・・・一緒にいこう」
二人とも絶頂に達した。
「ああぁぁぁあぁ!!」
「うっ・・」
そのまま果てた。
274 :
ゲーム版主人公(男)×久遠:2005/09/28(水) 23:31:52 ID:jtkpi2p9
同じ布団の中で寝る俺と久遠
枕がないので俺が膝枕をして抱き寄せるように寝ている。
「先生・・痛くないですの」
「うん、大丈夫だよこれくらい」
「先生の胸板、結構厚いのですね」
「え!そうかな?」
「ふふ、そうですわ」
そんなたわいもない会話を交わす。
「先生にははしたないところをいっぱい見せてしまいましたわね」
「いや、とっても可愛かったよ久遠」
「///いやですわ、先生ったら」
久遠の顔が赤くなる。
こういうところが結構可愛いと思う。
今のところ俺にしか見せないが。
「久遠、考えたんだけど先生って呼び方変えないか、俺もう先生じゃないんだし」
抱いてる子に先生と呼ばれるのは背徳感もあるが罪悪感もある。
「じゃあ、なんとお呼びすればよろしいのですの」
うーん、システム的な(ry
「じゃあこう呼びましょう、あ・な・たって」
「え?」
「いずれそう呼ぶ日がくるのだから今のうちになれたほうが良いでしょし」
「いや、良いんだけどね、ただ二人っきりの時だけにしてくれよ」
「はい、わかりましたわ、あなた」
何か照れるなこういうの
「あのさ、久遠」
「はい?」
「俺が立派な先生になって久遠が大人になったら、久遠のこと絶対迎えにいくから
それまで待っててもらえるかな」
「はい、もちろんですわ、いつまでもいつまでも待ちますわ、あなた」
275 :
ゲーム版主人公(男)×久遠 完結:2005/09/28(水) 23:32:57 ID:jtkpi2p9
一週間後
俺は栄養ドリンクをストローで飲みながら道を歩く。
心なしか足元がふらつく。
「あ、先生だ」
「よう、先生」
「蘭堂か・・」
声をかけてきたのは蘭堂とブッチャンだった。
「先生なんかやつれてません」
「うーん、何か精気をすわれたって感じだな」
「そうかな、あははは」
実際その通りなのだ。
まさかあれから毎日することになるなんて思わなかった。
この前の宮神町の祭りで浴衣のまま野外でしてしまったし。
久遠のやつ、俺が浴衣フェチだってしってわざと下着つけないで
挑発してくるし
日曜日に二人で海行った日、大胆な水着付けてきて
結局海でもしちゃったし
いや、流されてする俺も俺だが、
「そういえば最近久遠さんきれいになったんですよ、前々からきれいだけど
今はもっときれいというか、瑞々しくなったていうか」
「馬鹿だなりの、そんなの目の前にいるやつが原因に決まってるだろ」
うっ、ブッチャンの奴め、気づいてやがる
「え、どういうこと、ブッチャン」
「お子様りのにはまだ早いかな」
「ぶー」
「あなたー」
「あ、久遠」
そうだ、久遠待ち合わせしてたのだ。
「え、あなたって」
「ははーん、そういうことか」
「それじゃあ行きましょうか、あなた」
もはや蘭堂のことなど眼中にないみたいだ。
俺の腕をつかんで甘えるように歩く久遠
これからも久遠に振り回されるのだろうか
ま、それも悪くないか、お互い幸せなんだし
「愛してますわ、あなた」
(´_ゝ`)
277 :
Mrスケアクロウ:2005/09/28(水) 23:42:56 ID:jtkpi2p9
すいません、私の稚拙な文章に付き合ってもらって
なにか長い上に文章グダグダだしエッチシーン短い上にうまくかけなかったし
ごめんなさい 精進します。
誰かこれ読んでゲーム版のSS書いてくれませんかね(無理か)
誰か書いてくれたら自分書かなくてすむのに(他力本願の上身勝手な言い分)
ではまた何かあったら書きたいと思います、え、いらない
聖奈さん×琴葉の続編期待。
後、
>>262氏はGJ!
発言とはウラハラにageて度胸あるなぁ
ってかブッチャンといい、キャラのセリフの言い回しといい…
極上のことちゃんと調べてから書けよ
マジ中途半端
確かに名前の誤植はイタイ
それにしても
○ プッチャン
× ブッチャンの間違えは多いな。あと宮上学園とか
前の続きです。
既にみんな眠っているのか寮は静かだった。
「ちょっと待ってて」部屋の前に着くと、聖奈はそれだけ言いのこし、一人で中に入ってしまう。琴葉は言われた通りそこで待ち指示を待つ事にする。
しばらくすると、中から「どうぞ〜」と声をかけられ、琴葉も中へ入った。
「みなもは…?」
ふと、みなもがいないことに気付き聞いてみる。
「みなもちゃん、いないから、きっとりのちゃんのお部屋ね」
「そうですか」
「ふふ、でも丁度よかったわ〜。なんなら、泊まっていく?」
魅力的な話ではあったが、琴葉は断った。このことをみなもや他のメンバーには知られたくないらしい。
「残念ねぇ…」
「それより…何をなさるおつもりですか」
「任務失敗しちゃったから、お仕置をするんでぇす♪」
「えっ…」
「ふふ。とりあえず、お風呂に入りましょう。下着汚れちゃったし、貸してあげるから」
「いえ、しかし…」
いいから、と嫌がる琴葉を半ば強引に風呂場へ連れて行く。
「…なぜ、こんなことに…」
「ふふ、たまにはいいじゃない♪早く脱がないと私が脱がしちゃうわよ〜」
「わ、わかりました」
聖奈に急かされ、慌てて服を脱ぐ。脱ぎ終えると、恥ずかしそうに体をタオルで隠す琴葉。
「なんですか…」
「キレイな体してるなぁって思ってたのよ」
真顔でそう言われ、顔を真っ赤にして、風呂の扉を開ける。
「何いってるんですか、早く行きましょう」
「あん、琴葉ちゃんつれないぃ」
顔を真っ赤にする琴葉の様子を面白がって、今度はみなもの様な事を言いだす。
内心、いきなり子供っぽくなる聖奈にドキドキしていたが、感情表現の苦手な琴葉は、聖奈から離れると、そのままシャワーを浴び始めた。
(聖奈さんは一体どういうつもりなんだろう…今回も何か目的が?)
「琴葉ちゃん♪」
考え事をしていると、いつの間に来たのか、すぐ後ろから声を掛けられた。
「なんですか…?」
シャワーを止めようと前屈みになる琴葉を、抱き締め、耳に息を吹き掛けた。
「っ!?なに…」
「んも〜、お仕置するって言ったじゃない。忘れちゃったのかなぁ?」
「ここでですか!?」
唐突すぎる事にどうしていいのかわからない琴葉。
「もちろん♪大丈夫よ、私にまかせてくれればいいから」
そう耳元で囁くと、抱き締める腕に力をいれ、体をさらに密着させる。
(前から思っていたが聖奈さんは甘いにおいがするな…)
聖奈はシャワーを取り外すと、蛇口を捻り、水の勢いを最大まで強めて、琴葉の秘所に当てた。
「っ!やっぁあっ」
逃げようと体を動かすが、聖奈に抑えられていて抵抗ができない。
「ふふ、私がキレイに洗ってあげるわね♪」
「んぁ…自分で…っ」
首を横に振る琴葉の顔を無理やり自分の方へ向け、唇を塞ぐ。
「んっ、ふぅ…」
「そういえば、さっきはこっちを触ってなかったわね〜」
そう言うと琴葉の小振りな胸を人差し指でなぞっていく。
「うっ…」
「はい、片手じゃ上手くできないから、これは足に挟んどいてね」
ニコニコ笑いながら、シャワーを琴葉の太股に挟ませると、空いた手で胸を揉みほぐす。
「んっ…ぁぁ」
「ふふ、かわいいわ」
首筋にキスを落とし、胸をなぞっていた指で先端にある突起の周りを攻め立てる。
「っ…はぁ…っく」
「ふふ、気持ちいいでしょう?」
「…あっ」
指が微かに先端に触れると小さく声を漏らす。
「ん…ハァハァ」
「琴葉ちゃん、もっと触って欲しい?」
「…っ…ん……はい」
それなら、と先端を指で弾いた。
「っぁあっ!」
「ふふ、軽く達しちゃったかな?」
「…はぁ…はぁ」
物欲しそうな顔をする琴葉にキスをして微笑むと「続きはベットでしようね〜」と言って、聖奈は湯船に浸かった。
「………」
「琴葉ちゃん、どっちがいい?」
琴葉が風呂から上がると、先に上がっていた聖奈が二枚の下着を手に持って陽気に尋ねてきた。
「えっ」
それを見た琴葉は顔を強張らせる。
それというのも聖奈がもっている下着は、一枚はサイズが小さめなかわいらしいレースの下着。もう一枚はいかにも大人っぽい、際どい下着だったからだ。
「他のは……」
「ないわよ♪というか、あるんだけど、他のはもっとエッチなのよ?」
「えっ……」
(…ということは、聖奈さんはいつもこんなエッチな下着を…?)
「さあ、どっち?」
決断を迫られ、困り果てる琴葉。
「そんな、選べません…!」
「ん〜…じゃあ、こっちのかわいい方を穿いてね♪」
琴葉が答えを出さないでいると、聖奈は小さめのレースの下着を琴葉に手渡す。
「え…しかし、これではサイズが…」
「琴葉ちゃんなら、はけるから大丈夫よ♪」
仕方なく差し出された下着を穿くが、予想通りきつかった。
「ふふ、きついから形がハッキリ分かっちゃうわね〜」
「っ……」
(これもきっとわかっててやったんだろうな…こんな格好をみられるなんて…あぁ、悪夢だ…)
「ふふ、部屋に行きましょう」
手を引かれ、歩こうと足を開くと、下着の布が割れ目へ食い込んでくる。
「っあぁ!」
「部屋までは我慢してね♪」
「ん…はい」
「はぁ…はぁ」
(布が擦れて…)
「琴葉ちゃん、今とてもエッチな顔してるわよ♪」
ベットに腰を下ろし、その場で立ったままモジモジする琴葉をみる。
「あらあら、これじゃ穿いてないのと大して変わらないわね」
聖奈は琴葉のスカートの中を覗きこみ、下着越しに割れ目をなぞり始める。すると、下着はさらに深く食い込んでいく。
「うぁっ…!」
力が入らなくなり、倒れてくる琴葉を膝に座らせると、そこに更に強く指を擦りつける。
「あぁぁぁあっ…!」
「あら、もうなの?早すぎよ、琴葉ちゃん」
「…す、すみません」
「しかたないなぁ」
終わるのかと思い、ベットにグッタリしたまま安心した顔をするが、そんな期待もむなしく、行為はそのあとも続けられた。
一応書いて見たんですが、とてもやばいですι下手な文で大変申し訳ありません…しかも中途半端になってしまった…
_ ∩
( ゚∀゚)彡続き!続き!
⊂彡
超GJ!続きがんばってください
>>277 確かに名前のミスとか文章の変な所は目立ったけど、内容自体は良かったと思うよ
文章の書き方さえ上達したらいい職人さんになれると思うんでこれからも頑張って下さい。
批判もあるけど、個人的にはGJでした。
>>277 今のところは正直微妙だとしか言えないが、上達する可能性はある。
頑張って続けて書くといい
だが、一つだけ言っておく。sageろ!!
>>277 書いた後、一回読み直すだけでも、文章ミスは気づけるから、そうした方がいい。
中身は結構いい感じだったと思うよ、でもやっぱりミスが目に付くかな。
とにかく、まだまだ上達の見込みはあるから、頑張れ!
w
>>277 もうちょっと小説を意識して書いた方が良かったかな。
なんかゲームのテキストそのまんまって感じだ。
だがGJ!最後の淫乱な久遠にテラモエス(*´Д`)ハァハァ
聖奈×琴葉の続きです。
「っ…!?」
「まだ終わりじゃないわよ♪」
わくわくした様子で下着を下ろされ、涙目になる琴葉。
「はぁ…もぅ無理です…聖奈さんっ…ハァ」
寝た状態のままの琴葉の足を広げ、ヒクついているそこに顔を近付ける。
「!せ、聖奈さんっ…何してらっしゃるんですかっ!っ…」
なんとか、体を半分起こし、自分の秘所を舐める聖奈を見る。
「何って、キレイにしてるのよ♪」
「キレイにって…いけません!…っあぁ…」
「堅いこと言わないの、私が好きでしてる事だから〜」
「…しかしっ!…んぅ…」
「いいから、じっとしててね……」
「っぁ…」
夢中で琴葉のそこを舐め続ける聖奈。
「せ、い…なっ…さん…ハァハァ」
唇を離すと、もう十分すぎるほど、唾液と愛液に塗れたそこに指を突き立てる。
「…ハァ…んっ…!」
「ふふ、楽しかったわ、琴葉ちゃん♪」
「んっはぁ…っ」
聖奈の巧みな指遣いにより、更なる快感が琴葉を襲った。
「はぁ…はぁ…っっ!!」
必死に堪えていたが、堪えきれず、そのまま絶頂を迎え崩れ落ちる琴葉。
指が引き抜かれると、イヤラシイ音とともに、潮が吹きでる。
「ハァ……」
「ふふ、かわいかったわ」
「聖奈さん…今まではこんな事しなかったのに…なぜですか?」
今までにも何回か任務を失敗したことはあった。だが、お仕置などされたことは一度もなかった。
「…きっと、琴葉ちゃんが私をいろんな意味で本気にさせちゃったのね♪」
「え…?」
よくわからない、といった感じで聖奈をみるが、それ以上は答える気はないらしく、嬉しそうに窓から月を見上げていた。
「…?なんのことですか?」
「秘密よ♪」
「ずるいです、聖奈さん…」
「んもぅ、そんな顔しないで」
聖奈はいじける琴葉にキスをすると
「好きだからよ」言って、また窓の外へ視線を戻す。
驚きの余り惚けていた琴葉も、微笑んでから言った。
「私も…好きです」
終わり…
_ ∩
( ゚∀゚)彡 GJ! GJ!
⊂彡
以上です。無駄に長くなった気がしますが…しかも終わりも微妙かも…すみませんι
主人公×久遠の方GJ!話がとてもいい感じでした。
キタコレ
298 :
298:2005/09/29(木) 18:11:01 ID:XeySJU2Q
GJ!
>>296 GJ!!萌えました!!
どなたか会長の話書いてください…(つД`)
300 :
友愛(百合):2005/09/29(木) 19:58:08 ID:aPWOwBlL
「副会長、か」
「いずみならやれるよ、私も支えるし」
その励ましに、心からの笑顔で返せた。私自信、この一年で随分変わったのだと…そう、思う。
傍らを親しげに歩く彼女も、去年はただのクラスメートの一人だった。
「うん、頑張る。困ったら助けてね」
「任せて」
真っ直ぐ返してくれる好意が、凄く嬉しい。
「歩には何でも素直に話せる感じ」
「えっ?」
「なんてね、ありがとう、頼りにしてる」
な、なんだか照れてしまった。
「あ、飛田先輩とれいんちゃん先輩」
「またイチャついてる」
関係が進展したのか、今まで隠していただけなのか。思えば、いつも一緒過ぎる程一緒だったものね。
まあ、それは置いておいて。
「じゃあね歩。あとで私の部屋で」
「うん…また、あとで」
「遅いー」
待ち合わせは七時、もう一時間過ぎている。
「ふぅ」
しょうがない。こっちから出向こう。こういうところ、ルーズなのよね。
あ…もしかしたら隠密の仕事なのかも。
ん?
「歩の部屋、ドアが開けっ放しに…。あゆむー、入るよー?」
真っ暗な室内には、寝息をたてる歩がいた。
「すぅ…」
「……気持ちよさそうな顔しちゃって」
寝顔を見つめて、幸せな気分になってしまう。これが親友というものなのだろうか。
でも…そんなに眠いなら私の所に来て寝なさいよ。
そうよ、睡眠を優先して、私との時間はどうでもいいの!?
「いずみ…がんばれ…」
「え、歩…寝言?」
「いずみ…いずみ…」
ちょっ、あゆむが私を呼ぶ声にドキドキして、いま私、何をしたいって思った!?
「いずみ…だーいすき…」
!!
「んぅ」
「…歩の唇、気持ちいいんだね」
「すぅ…すぅ…」
「ごめん、歩、和泉香は最低だ」
その夜、私は歩の唇を奪った。奪ってしまった。
( ´,_ゝ`)
さてと、続いていいかな?こっちもプロローグだけだけど投下
>>296乙。聖奈さんは最強だなw
>>296 GJ!
全然微妙なんかじゃないですよ、次回作楽しみに待ってまつ
305 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/29(木) 21:37:57 ID:u1VLRwQr
おまいら超乙
306 :
Mrスケアクロウ:2005/09/29(木) 23:38:31 ID:+G7ANiOR
>>296
GJです!
自分の作品にレスありがとうございました、その他の方々も、
うーん、自分も296のようにかけたらなあ。
主人公に名前がないから3人称で書くのが難しいんだよな(言い訳)
今度主人公×聖奈か主人公×琴葉書きたいな
目指せ全キャラ制覇(無理、無茶、無謀)
>>306 頑張れ、次書く時はもう少しミスを減らせよ
あとsageようぜ、メール欄にsageって入れるだけでいいから
>>277 自分は普通に読めたからキニスンナ。
でも神宮寺は神宮司に直そうな
もしかしてアニメ見てない人なのか?
304さん、そういっていただけると助かります…他の皆さんもありがとうございます。
303さん、続きを是非っ
306さん、次回作期待してますね。
さて、私も次の話考えようっと…
終わったー、小説執筆も番組も(笑)
こっちでは本日2:30から放送されていた最終回の極上が終わってからラス
トスパートを書ける予定だったので、なんとか上手く行きました(*^ー^)
さて、前々から宣言していた通り、今回の話はフタナリ小説です。
この手の話が苦手な人は読むのをお控えになってくださいね。と、いいますか
男性が出る話を書いた事がなかったので、体をあわせるシーンは相当稚拙ですorz
純愛フタナリ小説なので、多少好みが分かれると思いますが、楽しく読んで
いただければ幸いです。
ではどうぞー。
ここは奈々穂の部屋、本日文化祭の演劇も大盛況に終わり、あの日から付き合っている久遠との
関係も上々。何不自由なく事が進んでいる奈々穂であったが、なにやらベッドの隅に体操座りに
なりながら、一人で悶々と悩んでいた。
(いやぁ・・参ったなぁ・・)、心の中で小さくため息をつきながら、奈々穂は自分に起きている
ある変化に悩んでいた。
(文化祭でバレなくて良かった・・これがバレたら極上生徒会どころか、学園にすらいられなく
なる・・・今日は部屋から出ずにスキップの曲でも聴きながら、ピロットちゃん人形のカタログ
でものんびり見て過ごすとしよう・・)
何が何やら分からないが、どうやら奈々穂には人に知られるわけにはいかない事情があるらしい。
とりあえず、スキップのCDを聴きながら、カタログに手を出そうとする、しかしそのカタログ
を、奈々穂が手に取る前に素早く何者かが奪い取った。
「奈々穂、何がバレなくて良かったんですの?」
「ぇ・・・?」、聞き覚えのある声と口調に、思わず奈々穂は顔をあげる。
「く・・・久遠・・!?」、突然現われた久遠に、思わず奈々穂の声のトーンと胸が高鳴る。
「奈々穂・・・独り言は気味が悪いですわよ・・」、久遠がため息をつきながら奈々穂にカタログ
をそっと返す。
「あぁ・・すまない・・でも久遠、ノックくらいしてくれよ」
「それはごめんなさい・・でも奈々穂ったら、文化祭の打ち上げにも参加せず、ずっと部屋に篭っ
て・・・私打ち上げ会場でずっと待ってたんですのよ・・」
そう小さく呟いて悲しそうな顔をする久遠。そんな久遠を見て奈々穂はすぐに慰めの言葉をかけ
ようと久遠に近づく。
「久遠・・すまない。これには色々事情が・・」、と奈々穂が弁解を始めようとした途端、いきり
たったように久遠が奈々穂の言葉の途中なのにも関わらず、素早く横槍を入れた。
「でもそんな事はどうだってよくなりましたわ・・・奈々穂・・」
そう言いながら久遠は、自分の額と奈々穂の額が当たるくらいの距離で、問い詰めるように少し
大きな声を出した・・明らかに怒っているのに引きつった笑顔を見せて。
「な・に・が・ば・れ・な・く・て・よ・か・っ・た・ん・で・す・の・?」
・・どうやら隠せそうにないらしい。
とりあえず、キッチンで二人分の紅茶を作り終えたあと奈々穂は、自分に対して秘密を持っていた
奈々穂に対して、少しムッとした顔をした久遠をなだめるようにテーブルの椅子に座らせて、その
「バレなくて良かった」、のことについて話すことにした。ただ、こんなありえないような話を、
久遠が素直に受け止めるかどうかは、正直奈々穂には自信はなかったのだが・・。
ただこんな状況なのに、自分の事にむくれている久遠を見て、素直に可愛いと思ってしまった
奈々穂は、心の中で小さく笑ってしまった。もちろん本人にこんなことは言えないけれど。
「とりあえず久遠、今日は何月何日だ?」、どうやら本題に一気に入らず、一つ一つ謎を解き明かす
ように説明する事を、奈々穂は選んだらしい。
「今日・・11月7日ですわ。」、当たり前、と言った様にさらりと久遠は答える。
「じゃあ、私の名前はなんだ?」
「金城奈々穂、ですわね」
「じゃあ11月7日と私の名前に関係するものは・・・?」
「・・・奈々穂、私のことをからかっているのかしら?」、意味の分からない質問に淡々と答え
させられる奈々穂に、少しずつ久遠はイライラしてきているようだった。
「久遠、落ち着いてくれ・・変なクイズ形式にしたのは悪かった・・でもこの質問は重要なポイント
でもあるんだ」・・客観的に見て、なんら解答式が導き出せそうにないこの質問に、どうやら何か
があるらしい。
「もう面倒ですわ、さっさと事の次第をお話になってください。」しびれを切らした久遠は少々ヒス
テリックな声をあげながら、奈々穂にさっさと事情を話すように促した。
「そうか・・その・・ハッキリ言うとな、毎月「7」のつく日に、私に生えるんだよ・・」、的確
な内容を言わず、奈々穂は適当にも聞こえるような簡単な説明を久遠にする。
「生える・・意味がわかりませんわ・・」、頭を抱えながら久遠はつぶやいた。確かにこんな説明で
理解できる人間は、超能力者でもない限りいないであろう。
「いや・・だから・・これが・・・」、顔を赤らめながら、唐突に奈々穂はイスから立ち上がり
制服のスカートをたくし上げ、一気にピロットちゃんのプリントがついたショーツも押し下げた。
その唐突な行動に思わずいつもの平然な表情を崩した久遠であったが、それ以上に驚かされるもの
がそこにはあった。
そう、確かにそこには生えていた。奈々穂の紅潮した顔と同じような色をさせながら
・・・天に向かってそそり立っている男性器が。
「おい・・久遠・・久遠・・・!」
「ん・・・奈々穂・・・、えっと・・私は・・・」
「お前は私の・・その・・アレを見て気を失ったんだ・・すまないな、私が突然に唐突で軽率に
見せた私が・・いや、これじゃあ、まるでれいんみたいじゃないか・・とにかくすまなかった」
どうやら奈々穂のアレを見た途端に、久遠は完全に気を失ってしまったらしい。ただ、さすがに
あんなものを見せられては、ほとんどの人間はそうなると思うが・・。
「あぁ・・やっぱりあれは現実だったんですわね・・」、ようやく頭の脳が回転し始めたのか、久遠
は奈々穂が運んでくれたのであろうベッドからよろよろと起き上がり、小さく溜め息をついた。
「久遠・・どうやらこれは金城家の呪いのようなものらしいんだ。と、いってもこの症状になったの
は私が金城家で初めてなんだが・・・」、とほそぼそと奈々穂は、久遠に事の次第を話し始める。
「私は金城家の長女だが、実質では7人目の子供だ。うち6人が男だったから今までこんなことは
なかったらしいんだが、7人目で女の私が生まれてから、7の日、つまり一ヶ月で言う7日、17
日、27日になると、なぜか私には男性器が生えるようになったんだ・・」
「その事実は・・・宮神学園の誰にも言っていないんですの?」
「あぁ・・会長ですらこの事実を知らない。そして久遠が知らないところから見て、恐らく隠密の
人間にも知られていないはずだ。というかこんな話したらどんな顔されるか・・・・」
「そうだったんですのね・・確かに先ほどのアレは、さすがの私でも驚かされましたわ。今まで
男性のモノなんて、かなり昔、一緒にお風呂に入っていたお父様のモノくらいしか見たことありま
せんでしたし・・」、話ながら、隠語を話していることが恥ずかしくなってきたのか、少しずつ
久遠の頬が紅く染まっていた。
「久遠、お前にはいずれ話そうとは思っていたんだが、こんな異質な話をして、お前に嫌われるのが
怖かったんだ・・本当にすまなかった」、と申し訳そうに奈々穂が頭を下げた。
「奈々穂・・」、久遠は頭を下げる奈々穂を見て、思わず自分自身を殴りたくなった。いくら異質な
ものだったとはいえ、気絶などしてしまって、奈々穂が傷ついてしまったのは、誰が言わなくても
分かることである。久遠は、奈々穂の男性器のことよりも、自分が奈々穂を傷つけてしまったこと
に強くショックを抱いた。
「奈々穂、ごめんね・・」、そっと奈々穂を抱き寄せて、ゆっくりと髪を撫でる。
「久遠・・・?」、唐突に抱き寄せられて少しだけ驚く奈々穂。
「先ほどは気が動転して倒れてしまってごめんなさい・・でも奈々穂、私は奈々穂を愛してる。
だから、奈々穂に普通の人が持っていないものを持っていたとしても、私はそれを全て受け入れる
自信があるの。それだけは絶対約束するわ」
そう言いながら、久遠は、奈々穂の瞳にうっすら見える涙を指でそっと拭き、そのまま唇にそっと
キスをする。性的な香りが一切しないような、それは優しいキスだった。
「久遠・・ありがとう・・でも少しだけ笑っちゃった」、キスが終わった後、奈々穂は唇を少し
緩ませる。
「え?」、なんの事か分からずキョトンとする久遠、何か変なことでも言っただろうか。
「だって・・慰めてくれた時、久遠が敬語使わないの初めて聞いたから・・不思議な感じで、ね」
「あ・・うっかりしていましたわ、奈々穂の前だから気が抜けてしまったのかもしれませんわね」
「それは私の側だと気が楽でいられるってこと?」、ふっ、と奈々穂がほほえんだ。
「そういう事・・ですわね」、つられて久遠もほほえんでしまう。
ベッドの上でほほえみあう二人は、まるで一枚の絵のように綺麗だった。
(゚∀゚)
二人きり、という状況の中で、二人が体を合わせるまでにさほど時間はかからなかった。
「ん・・奈々穂・・そこ・・・」、月明かりに照らされて、ブロンド髪の少女の体が艶かしく揺れ動
いた。
「ふふ・・やっぱり久遠はここが弱いな・・」、そう小さくつぶやくと、奈々穂はゆっくりと久遠の
わき腹に舌を這わせる。
初めて体を重ねてから少しの間しか経ってはいないが、毎日のように体を合わせているうちに、自
然と互いの特に強い性感帯を見つけ始めていた。
「久遠は普段は冷静でいばりんぼのくせに・・エッチの時だけはおとなしいな・・」、そう含み笑い
をしながら、わき腹に這わせていた舌を、少しずつ乳房の方へ近づけていく。
「奈々穂・・そこ・・・だめ・・・」、普段見られない久遠の甘えた声や顔。
「でも・・やめてほしくないんだろ・・?」、奈々穂は意地悪く久遠に言葉責めを浴びせながら、あ
らゆる部分の久遠の肢体を舌で味わう。
やがて頃合を感じたのか、奈々穂はいつものように下腹部に手を伸ばそうとした。しかしそこで、
久遠が下腹部に進入しようとした奈々穂の指を掴んだ。
「どうした久遠・・?」、今まで拒否をされたことのない奈々穂は、久遠の行動に少し驚いた。
「奈々穂・・その・・・」、何かを言い渋っている久遠。しかし意を決したのか、久遠は奈々穂の
顔をしっかりと見て正直な気持ちを打ち明けた。
「今日は・・・指じゃなくて・・奈々穂に私の初めてをもらっていただきたいんですの」
「ぇ・・?」、唐突なことに驚きを隠せない奈々穂。
「奈々穂のソレで・・、私の初めてをもらってください・・」、蚊のなくような小さな声で懇願する
久遠。しかしその小さな声とは対照的に、久遠の瞳は真剣そのものだった。
「久遠・・、初めてが私で良いのか?普通じゃありえない、こんな異質なモノなのに・・」、奈々穂
は少し申しわけそうな顔で問いかける。
「奈々穂、何度も言わせないで欲しいですわ」、少し顔をふくらませて久遠は奈々穂の髪を撫でる。
「奈々穂だから・・良いんですのよ」
「久遠・・・」、奈々穂には久遠の言葉が心に響いた。そして何よりも、自分のことをここまで
愛してくれる人がいることへの安心感を隠せなかった。
「奈々穂・・」、愛する人の名前をつぶやいてから、久遠は小さな声でお願いをした。
「来て・・ください」、と。
「もう濡れてるから・・大丈夫かな・・・」、奈々穂が心配そうにつぶやく。
「大丈夫ですわ・・奈々穂ったら心配しすぎですわよ」
「すまないな・・私もこっちは使ったこと無いから・・」
「そうでしたの・・・だったら、互いに初めてなんですわね」、ふっと久遠は笑った。
「はは、そういうことになるな」、先ほどと同じように、やはりつられて奈々穂も笑った。
和やかな雰囲気をかもし出していても、やはり互いに緊張は隠せないようであった。しかし、いつ
までもこうしているわけにもいかないので、ついに奈々穂が行動に移す。
「それじゃあ久遠・・・いくよ・・・?」、意を決して奈々穂は久遠にたずねる。
「よろしいですわよ・・きて・・ください・・」、久遠は奈々穂に了承の言葉を返した。しかし、言
葉遣いから、緊張と不安を抱えているのは明らかであった。
「ゆっくりいくからね・・・」、そう声をかけながら、奈々穂はペニスの先端をゆっくりと久遠の
秘所に近づける、ゆっくりであったが、やがてほんの先端だけ、久遠の秘所の入口に収まった。
「んん・・・・!」、少々痛みを感じたのか、久遠は反射的に眉をひそめる。
「大丈夫だからね・・がんばって」、奈々穂は励ますように久遠に声をかける。そして言葉を口から
出すごとに、ゆっくりと久遠の内部へとペニスを進入して行く。
「ふぁ・・・かっ・・・いつっ・・・!」、先ほど以上に久遠は痛みを感じていく。しかし先ほど
奈々穂から受けた愛撫によって生まれた愛液が潤滑剤になったおかげか、話で聞いたほどの激痛
を今のところ感じないところが、唯一の救いだろうか。
「くっ・・・ふぅ・・もう少し・・・だよ・・」、奈々穂も苦しそうな声をあげる。予想以上に久遠
の膣内は狭いようで、奈々穂のペニスも、快感と同時に圧迫させるような痛みを感じていた。しか
しその時。
-ブツッ-
「クゥゥゥゥゥあぁぁぁ・・・ひぐぅ・・・・!!」、何かが破れた音がした途端、久遠がうめき声
のような声をあげた。どうやら奈々穂のペニスが最奥まで到達したらしい。その痛みは、久遠の膣
の膜が裂けた音であったと同時に、久遠が一つの壁を越えたことを同時に証明していた。
「全部・・はぁ・・はぁ・・入ったよ久遠・・・」、息を切らせながら最奥までの挿入が終了したこ
とを久遠に伝える奈々穂、相当緊張していたのが見て取れるようであった。
「くっ・・つぅ・・あり・・がとう・・奈々穂・・私たち・・一つに・・なれましたわね・・」、目
に涙を溜めながら笑顔を見せる久遠、痛みは完全に消えていないが、痛みという対価と引き換えに
、幸せを得たような、そんな顔をしている。
「そうだな・・私も嬉しいよ・・・んくぅ!」、言葉を返しながら奈々穂は軽く声をあげる。挿入し
た久遠の膣中のうごめく快感で、たまらず射精感がこみ上げてきたのであった。
「奈々穂・・・気持ちよくなって・・動いて良いですわよ」、久遠は奈々穂へ優しく声をかける。
「あぁ・・私もこのままでは厳しすぎる・・生殺し状態だからな」
「それじゃぁ・・動くぞ・・」、そう言った途端、奈々穂は少し強めのストロークに入る。
「ふぅっ・・!ん・・・は・・ぁ・・くぅ!」、まだ少し痛みが残るのか、久遠は時々痛みを感じ
ている素振りを見せる。しかし、少しずつ痛い以外のものを感じてきていることを、奈々穂は久遠
の表情を見て感じ取った。
「久遠・・・久遠・・・!」、その姿に奈々穂の理性は我を忘れ、一心に腰を振り続ける。
「あ・・・あぁ・・んん・・・!あっ・・ふぅ・・・ん・・!」
「奈々・・穂ぉ・・・早すぎる・・・らめぇ・・・!」、いつしか久遠の表情からは、艶のある喘ぎ
に似た声が聞こえ始めていた。
「久遠・・もっと・・もっと気持ちよくなってくれ・・・!」、更に腰のスピードを上げる奈々穂。
ジュプジュプという結合音が、静かな部屋にいやらしく響く。
「んっ・・くぅ・・はぁ・・・ら・・め・・気持ち良いよぉ・・・奈々穂ぉ・・」
「あぅ・・!久遠・・・私もだ・・・イク時は一緒に・・・イこう・・?」、奈々穂も限界を感じて
きたのか、最後のフィニッシュに向かえ、素早い動きで久遠の背後に回り、久遠のお尻側から力強
くペニスの挿入を開始する。
「あ・・奈々穂・・こんな格好・・恥ずかしい・・」、相手に自らの性器や肛門が見える、体位変換
による後ろからの行為は、見られる側にとっては相当恥ずかしいらしい。
「大丈夫だよ久遠・・全てを見せてくれ」、そうつぶやくと奈々穂は、先ほどと同じ様に、段々と挿
入速度を上げ始める。
「ひぁ・・・!ダメ・・深い・・・ですわ・・奈々穂ぉ・・・!」、その言葉を聞き奈々穂は、久遠
の限界を見定め、一気に叩きつけるストロークをかけた。
「あ・・だ・・めぇ・・気持ち・・よすぎ・・て・・・変になっ・・ちゃう・・」
「久遠・・私・・・そろそろ・・!」、強烈な射精感を覚え、奈々穂は久遠に自らの限界を伝えた。
「わたくし・・もぉ・・ダメですわ・・いっしょ・・・一緒にぃ・・!」
「久遠・・ダメだ・・・出る!」
「あっ・・ふぁっ・・くぅぅぅぅぅぅぅ・・・・!」、奈々穂の射精とともに、久遠も少し覚えて絶
頂へと達した。奈々穂の精が、久遠の性器に溢れるほど吸い取られる。
「はぁ・・はぁ・・・久遠・・・」、射精後の疲労から、おぼつかない言葉遣いで奈々穂は久遠の名
前を呼ぶ。
「久遠・・私・・中に・・」
「良いんですのよ・・奈々穂・・愛してますわ」
「・・・ありがとう、私もだよ」、愛の言葉をつぶやくと、互いに寄り添いながらキスをする。
一つの壁を乗り越えた事により、今まで以上に二人の絆は深まったように見えた。
体を合わせた後、二人はシャワーを浴びて二人で同じベッドの中で横になっていた。
「ねぇ、奈々穂」
「どうした、久遠?」、久遠の言葉に奈々穂が反応する。
「奈々穂のソレ・・赤ちゃんってできるのかしら?」
「赤ちゃ・・・ぇ!?」、突然の発言に奈々穂は驚きを隠せない。
「だって先ほど中に出してしまいましたし・・・」、顔を少し赤くしながら久遠がつぶやく。
「どうなんだろう・・私もどうなのか考えた事がないな・・」、少し不安げな表情で奈々穂が考え込
む。安易な考えで久遠の中に出してしまったが、仮に子供が出来る構造になっているのなら、もし
かしらたら、という事もありえない話ではない。当然出来てしまったら、久遠の人生を壊しかねな
いのだ。
「でも、私はできてしまってもかまいませんわ」、あっさりと久遠が口に出す。
「いや・・でも・・」、久遠とは対照的で、奈々穂は不安そうだ。体を合わせていないときは、いつ
ものように冷静な久遠と思慮深い奈々穂に戻ってしまうらしい。
「だってよろしいじゃありませんか」、そう言いながら久遠はにっこりと笑う。
「好きな人の赤ちゃんなら作りたいと思いますわ♪」、そう久遠は機嫌が良さそうにしている。
(・・久遠には敵わないなぁ)、と奈々穂は心の中で苦笑する。
そう思いながらも、自分自身もまんざらではない奈々穂であった。
End
おそまつさまでした。1レス分ごとの文字数や行が今回いつも以上にバラバラ
です、すいませんorz
さて、ゲームの主人公や他職人さんなど、またスレの活性化がでて嬉しく思い
ます。今回の最終回は痛手になりそうですが・・。まぁまた動きが出てくる
ようなら、タイミングに合わせて次の作品も考えたいと思ってます。
出だしにタイトルとジャンルを書き忘れたこと、また、誰とのカップリング
かを書き忘れました、すいません、前の文化祭の続編ってことで解釈してくれ
ると嬉しいですorz
>>316様、ちょっとびっくりしたけどなぜか笑ってしまいました(笑)
(;´Д`)ハァハァ
フタナリエロスヽ( ゚∀゚)ノ
絡みも良かったと思う
フェラがないのが残念だったな。
自分はふたなりは嫌いだ。だが
こ れ は こ れ で テ ラ モ エ ス
GJ!
萌えた
7のつく日って上手い設定だなぁと
GJ!!
>>tamaさま
GJ!!!!
すばらしい!エロい上にオチが甘い!僕の目指すべき場所だ。
毎月7の月は極上寮(奈々穂の部屋)がピンクサロンになることうけあいですな。
でも、正直僕の考えてたオチと似ててビックリしました・・・。
僕もようやくふたなり話が浮かびあがってきました(遅っ!)
気長に待っていただけませんかね・・・
ふたなりなのに嫌悪感を与えない文章でよかった。
GJ!
>>329 待ちますともヽ( ゚∀゚)ノ
かすが氏ならではのマニアックなシチュを期待しとります
皆様、たくさんの意見、感想ありがとうございます(*^ー^)
正直フェラのシーンもあってもよかったと思うんですが、フタナリの突然の
暴露、そして初めて、ということで、あえて清純に攻めてしまいました(汗
いずれ次回フタナリ作品を作る際には、是非取り入れたいと思いますー。
かすがさま>オチ似てましたか(笑)、私もかすが様の作品楽しみに待って
ますよ〜(*^▽^)
334 :
TONCHY:2005/10/01(土) 18:43:44 ID:WpZZyxXL
ある日、奏が目覚めるとそこは自室ではなく、地下室に思わせる部屋で、電気はうっすらとしかついていない。
それよりも先に異変に気付いた、自分の手足が拘束具により固定されている。
「なっ・・ここは?」
部屋の外から人が歩いてくる音が聞こえる……
そして、勢いよく扉が開いた。
「やあ!奏さん!お目覚めかい?」
岩桜龍平田である。
「あら、岩桜龍平田さん…一体ここは?」
「説明が遅れたね、ここは僕の秘密の地下室さ!残念だけど場所は言えないよ!」
「そうですか、ところで、離してもらえます?」
「何を言うんだい奏さん!僕と二人きりになれたんだ!嬉しくないのかい!?いや、奏さんの気持ちは分かってるよ!」
岩桜龍平田は自分の世界に入り込んでいる
「今日は極上生徒会の大事な会議がありますの…どうか帰していただけないでしょうか?」
奏は特に取り乱す様子もなく平穏な様子である。
「素直じゃないな奏さんは!これから何が始まるか分かっているだろ!?」
「何が始まるんですの?」
どうやら奏は本気で気付いていない様だ
「ふふっ、部屋を見渡してごらんよ!」
奏が部屋を見渡すと…明らかにSMなどを思わせる物がごろごろしていた。
「と、言うより私はいつの間にここに来たのかしら?昨日は自室で眠りについたはずでしたのに…」
「昨日の晩、悪いと思ったが奏さんの部屋に忍び込ませてもらってね、お供の者たちに運ばせたのさ!」
335 :
TONCHY:2005/10/01(土) 18:44:27 ID:WpZZyxXL
絶対続きませんw
いや…うん、べつに続かなくても良いよw
でもちょっとワラタ
これは焦ったw
338 :
TONCHY:2005/10/01(土) 22:39:36 ID:WpZZyxXL
誰か続き書いてw
ちょっと待てw
340 :
TONCHY:2005/10/01(土) 22:51:19 ID:WpZZyxXL
342 :
TONCHY:2005/10/01(土) 23:01:59 ID:WpZZyxXL
つーかなんでこんなん書いたんだろ俺。
344 :
TONCHY:2005/10/01(土) 23:13:54 ID:WpZZyxXL
じゃあ俺が書こうかな。
最初から書く気だった……そうだね?
346 :
TONCHY:2005/10/01(土) 23:30:49 ID:WpZZyxXL
何その馴れ合い
348 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/01(土) 23:55:25 ID:YjKSCIEg
どうせなら岩桜じゃなくて神宮司の黒服たちかV機関にすればよかったのに
350 :
TONCHY:2005/10/02(日) 00:04:23 ID:aCXTElw5
奏はようやくこれから何が起きるか理解した。
「おや?震えているね?大丈夫!愛する奏さんのためだ!優しく僕のぬくもりで包んであげるよ!」
「な…何を…」
寝巻きのままの奏の上着に手を入れ、脱がさずに乳房を触りだした…
「ぁっ…ん…」
「ははは!奏さんはHだなぁ!まだ触れただけじゃないか!!」
「お願い…します…やめっ…あぁんっ!!!」
龍平田が突起した部分を集中的に触りだした。
「奏さん、ここが弱いのかい??」
言うと同時に龍平田は奏にキスをした、乳首を攻められ油断している奏の口に容赦なく舌をねじ込む。
「ん…はっ…」
唇を離すとお互いの唾液が糸を引いた。
「甘いね、奏さん」
「ハァハァ…何をなさるんですか…」
間髪をいれず二度目の口付けを交わした、最中に龍平田は奏の首筋に指を這わせている。
「んんっ!!…」
そして龍平田は奏の上着を脱がし、乳首を口に含み、舌で舐めまわした。
(゚∀゚)
352 :
TONCHY:2005/10/02(日) 00:06:02 ID:aCXTElw5
しばらく上半身を攻められた奏は、いい感じに火照っている。
「ふふ、そろそろメインディッシュといこうか!」
龍平田は奏のズボンに手をかけた、奏は抵抗しようにも拘束具のせいで身動きが出来ない。
「やめて…くださ…い…」
「大丈夫さ!僕に任せて!」
奏は思ったよりは抵抗しなかった、先ほどから龍平田に犯されるのが快楽になって来ている・・・
一気にズボンを脱がすと、奏の下着はすでにびしょびしょになっている。
「おや?奏さん?これはどういうことだい?」
「んっ…見ないで・ください…」
下着の上から秘所をなぞると、奏は体をくねらせた。
「やぁっ…だめ…」
下着の上から秘所をいじり出す・・・
「どうだい?気持ちいいのかい?」
「失礼しま〜す」
扉が開いた、一人の女性が部屋に入り込んで来た。
「せ・・・聖奈・・・」
「なっ!?一体どこから入り込んだんだ!?外の護衛はどうした?!」
「お黙りなさい。」
聖奈の鉄拳が龍平田の顔面にヒットした、龍平田は八メートル程吹っ飛ぶ。
「さ、行きましょう奏。」
「え・・・えぇ・・・でもなぜここが?」
「さぁ?なんでかしらね☆」
「奏さん!!待ってくれ!僕を置いて行かないでくれ!!プリーズ奏!!」
「龍平田さん・・・」
「僕はキミが好きなんだ!!奏さん!!信じてくれ!!!」
奏と聖奈は、龍平田を置いて歩き出す。
353 :
TONCHY:2005/10/02(日) 00:06:50 ID:aCXTElw5
奏達と入れ違いに、3人の男が部屋に入って来る。
浜田山、権田原、新行寺の三人である。
「お前達・・・」
「岩桜さん・・・俺達じゃ・・・ダメですか?」
「・・・え?」
「俺達、岩桜さんの事が好きなんです、同性とかそんな感情は無しに好きなんです。」
「浜田山・・・権田原・・・新行寺・・・」
新行寺が岩桜の唇をふさいだ
「んっ・・・んんっ・・・」
「新行寺!ずるいぞ!!!」
新行寺は舌を入れた、岩桜も受け入れ、お互いに絡みあった
「甘いですね、岩桜さん」
そのまま四人は広いベッドに倒れこんだ・・・
権田原は岩桜のズボンに手を、浜田山は上着を脱がせた。
「あまり・・・見ないでくれ・・・」
岩桜は消え入りそうな声でぼそりと言った、権田原は岩桜と抱き合った、そのまま首筋に舌を這わせる。
「あっ・・・」
「ここが弱いんですか?それなら俺も・・・」
浜田山は足の裏を・・・新行寺は胸を・・・
354 :
TONCHY:2005/10/02(日) 00:07:33 ID:aCXTElw5
「ハァ・・・んんっ!・・・あっ・・・」
岩桜は悶えている、今度は浜田山が岩桜のアナルを舐め回しているのだ。
「気持ちいいですか・・・?」
「岩桜さん・・・入れても・・・いいですか?」
権田原が言った
「あぁ・・・来てくれ・・・」
いつの間にか権田原の肉棒はパンパンに膨れあがっていた。
最初は岩桜の顔も苦痛に歪んだが、次第に快楽に変わっていった
「岩桜さん・・・いただきます」
浜田山が岩桜の一物を加えだした。
「それじゃあ、俺のを・・・フェラしてください・・・」
新行寺が申し訳なさそうに言う、しかし、岩桜はすぐに舐めまわした。
「んっ・・・岩桜さん・・・上手いですね・・・」
「あっ、あっ、俺・・・もうイきそうです・・・」
「んっ・・・ふっ・・・あぁっ・・・」
四人は乱れ、交わり、同時に達した。
岩桜は三人の、自分に対する愛を受け止めた。
ここが俺の居場所なんだと実感させられた。
「岩桜さん・・・すみませんでした・・・」
「なんで謝るんだ?」
岩桜は不思議そうに尋ねた。
「いえ・・・その・・・岩桜さんには・・・奏さんがいるのに・・・」
「ふふっ、そんな事か、ははは!なぁにたまにはこうゆうのもいいだろう!」
「岩桜さん!大好きです!!」
「俺もだ、お前達が一番だ!!」
END
355 :
TONCHY:2005/10/02(日) 00:08:14 ID:aCXTElw5
もう自分でも何書いてるのか分かりませんでした。
ネタとして:ワロス
エロとして:ワロス
結論:ワロス
度胸あるわ
夜中に笑わすな。俺の笑い声で隣人が不審に思うだろうがw
359 :
TONCHY:2005/10/02(日) 00:39:49 ID:aCXTElw5
まとめサイトに載せてくんないかなw
馬鹿馬鹿しすぎてワロチ
それはともかく
>>300の続きキボンヌ
361 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 01:22:45 ID:TYCD/8jb
( ´,_ゝ`)
>>359 俺はそういうの好きだ
俺がまとめ管理人なら、載せてやりたいよw
「ア〜、気持ちいいなー」
今俺は極上寮の風呂に入ってる。
何で俺がそんなところの風呂に入ってるって
桂にバーソロミューフェアーの時とお見舞いの時のお礼を兼ねて寮に招待されたのだ。
「別に良いって行ったのに桂も律儀だよな」
俺は頭にタオルをおきゆったりと湯船につかっていた。
(これっていつもは桂達もつかってるんだよな、やばいなんか変な気持ちになってきた)
中学生のようなことを考えながら俺は顔が赤くなった。
それにしても豪華ででっかいお風呂だ、とても寮のお風呂とは思えない。
(これだけでかいと泳げるかな、よし泳いで見るか)
ザブン・・バシャバシャバシャ・・・
『先生、湯加減いかがですか』
ブハ・・
「あ、桂か・・ちょうど良いよ」
更衣室のほうから聞こえた桂の声に俺はあわてた。
まさかこんな子供みたいなことしてるなんて知られたくないからだ。
『大丈夫ですか、何か様子が変ですよ?』
「いや、大丈夫だから・・・」
(まずいな、ばれたかな)
『先生、お背中流しましょうか』
ガラガラ
「え?桂ちょっとまっ・・」
俺の言葉も虚しくガラス戸が開く。
そこにいたのはバスタオルを巻いた桂聖奈だった。
364 :
TONCHY:2005/10/02(日) 02:17:14 ID:aCXTElw5
(゚∀゚)
再び失礼します。
今度は聖奈で書いてみました。
前作が思ったより反響があったので
とりあえずプロローグ投下しておきますね。
366 :
TONCHY:2005/10/02(日) 02:20:53 ID:aCXTElw5
俺にも文才がれば・・・
>>365 どうやらsageを覚えてくれたようだな。俺も怒った甲斐があった
できればプロローグだけでなくもうちょっと続けて投下してくれ
続きは待ってるよ
>>360-361 ID変えて釣ろうとしやがってwwwwそんなに自爆がお望みならやってやるよwwwwww
まあ確かにSSではないよな。
百合やると描写とか感性任せに突っ走り過ぎる。
↑何コイツ?
反応はやいなアンタ
こわいよ
オマエモナー
基地害が二人でじゃれてるだけなのでスルーよろw
こんな夜中に何してんだおまいら
375 :
TONCHY:2005/10/02(日) 03:40:35 ID:aCXTElw5
355さん、予想外の展開でした。
365さん、続きが楽しみです。
私も書き込みますねι途中まで…
ゲームのネタですので嫌な方はスルーしてくださいι
私は、数日前に久遠…いや、副会長と絶縁した。実習生のことでもめたのだ。
私が考え事をしていると、遊撃部の後輩達がよってくる。
「副会長〜ちょっとあし達に付き合ってください!」
「なんなんだ!」
私の返事も聞かずに、れいんたちは私を連れ、どこかへ向かった。
「いいから、黙って、ついて来てくださいよ〜」
「………」
屋上の前につくと、二人は突然止まる。
「なん……」
『仲直りしたいのか、したくないのか、どっちなんだよっ!!!』
私の声はドアの向こうから聞こえる実習生の怒鳴り声にかき消された。
その言葉は一体誰に向けられたものなのか…私はなんとなくわかった。
覗いてみると、そこにはやはり、予想通りの人物がいた。
「…………」
その生徒は黙って先生から目を背ける。その目には涙を溜めていた。
「………〜〜〜!」
黙って見ていれなくなった私はドアを開き名前を呼んだ。
「久遠…」
当然二人の視線はこちらに向く。
「金城…」
「…………奈々穂さん。私…」
「…うん」
「ごめんなさい…」
「…いや、私も悪かったんだ。もう、何も言わなくていいよ…」
「……うん」
ここまでは良かった…が
「奈々穂さん…もう一つ謝らなければならないことがあるんですの」
「…え?何?」
なんだ、いいところだったのに…私は怪訝な顔をする。
「…奈々穂さんが小百合さんとれいんさんの部屋に止まっている間」
「……」
「奈々穂さんの大切な『エッジ』のビデオにうっかり他の番組重ねて録画してしまいましたの」
「え〜!!おぬぉれ〜!久遠、許さん!!!」
「早く帰ってこないからですよ」
「待て〜〜!」
小走りで逃げる久遠を追いかけて、私は屋上を後にした。
追いかけっこは授業が始まってからも続いていた。
「ハァ…ハァ」
足は私の方が早いはず。
「く…!逃がしたか」
私が諦めようとした時、目の前に自分の探していた銀髪の少女が現われた。
「あ…!」
私は咄嗟に腕を掴み、壁におしつけた。
「つかまえたぞ、久遠」
「イタッ…」
顔を近付けると、何故か目を瞑る久遠。
なぜだ…?
「………?」
「………あら?キスされるのかと思いましたわ」
「なにをばかなッ!…するわけないだろう」
「ふふ、キスって聞いたくらいで真っ赤になって…純粋ですのね」
勝ち誇った笑みを浮かべて…こいつは!
「そういえば、キスしたことが…な」
「黙れっ!」
「ふふ、かわいいですわね」
何ッ!?かわいいだと?この私がか…?
「そうだ、仲直りの印にキスしましょう」
「はっ?」
「ですから、キス」
平気でそんなことを口にするなんて…
「いや…馬鹿な事を言うな!」
「キスするにしても女同士なら問題ないんでしょう、奈々穂さん?」
「っ…!」
「シンディさんとしなかったし、いいじゃありませんか」
「な、なにをっ!」
「シンディさんはよくて、私はだめですの?」
よせ、久遠…そんな顔をするんじゃない…!
「だめとは言ってないが…その…」
「なら、問題ないでしょう?んもぅ、潔くありませんわね」
その挑戦的な態度につい、ムキになってしまう。
「!……わかった。」
「あら、してくれるんですの?」
「…ああ」
「で、何故場所を移動するのかしら?しかも、トイレに…」
何故か久遠は怪訝そうな顔をする。
「誰かに見られたらまずいだろう!」
「授業中だから、誰も来ませんわよ。トイレでキスなんて…ホントに色気がないんですから」
「なんだと!?」
久遠は呆れたように溜め息をついて、蓋をしてある洋式トイレの便座に腰掛ける。
「……」
突然会話がとぎれる。
まずい、久遠…なぜそこで黙るんだ!
どうしていいかわからず、久遠をみると手で髪を梳かしている。
「……」
…まつげ長いな、それに指も細い。髪もキレイだ。顔もかわいい…
「唇も…柔らかそうだ」
「…え?」
そこでうっかり最後の部分だけ口にしてしまったことに気付き、慌てて口を手で塞ぐ。
「…奈々穂さん?」
「いや…なんでもないぞ!あぁ、なんでも…」
「キス…」
「ちがうちがう!やらしいことなど…」
「してくれませんの?」
「…え?ああ、言った事はちゃんと守るぞ」
私は久遠の肩に手を置いて、ゆっくり顔を近付けていく。
「………」
唇が微かに触れると、すぐに離れるのが勿体なくなって、私はしばらく唇を触れたままの状態にしていた。
「ん……」
とりあえずここまでです。中途半端ですみませんι
続き待ってる
シッ!見ちゃいけません
岩桜「まったく、聖奈さんはゆうずが聞かないね…これだから神宮司は…」
384 :
TONCHY:2005/10/02(日) 14:16:06 ID:aCXTElw5
379の続き書き込みますねιあまりエロくないかも…
「…!」
何かが唇を這っていく感触に驚いて私は後ろに飛び退いた。
「……」
「今のは…?」
「奈々穂さんがいつまでも離れないから、こういうことを求めてるのかと思いましたの」
「こういうこと…?」
「あら、わからないんですの?やっぱり奈々穂さんはまだお子様…」
「なんだと?」
近くにある久遠の頬をつねってやる。
「だって、そうじゃありませんか」
「…私のどこがお子様だ」
私は久遠に子供扱いされるのがいやだった…
「そうですね…性的な知識がないところかしら」
「私だって少しくらい知ってるぞ…」
「あら、どのくらい知ってますの?」
その声の直後、久遠は私の首に手を回し、唇を重ねた。
「っ…!?」
「……ふふ、奈々穂さん、知っているなら私にしてみてください」
「久遠っ…?」
「私じゃだめですか?」
「…!」
「奈々穂さん…」
久遠は立上がり、リボンを解き自分の服をはだけさせた。
「久遠っ…」
後ろにさがるが、ここは狭いトイレの個室だ。すぐに私は壁際に追い詰められた。
「奈々穂さん?」
久遠は壁に張り付く私の顔をおさえつけると、強引に唇を重ねた。
「…んっ…ふぅ」
私が抗議しようと口を開いた途端、舌を絡めとられる。
その感覚に脳が麻痺して、私は抵抗する気がなくなっていた。
「奈々穂さんがしてくださらないのなら、私がしますわ」
唇を解放すると、久遠はそう言って私の服を脱がしていく。
奈々穂スキーの者です。
奏×奈々穂ができましたので、投下してもよろしいでしょうか・・・?
「キレイですわ、奈々穂さん」
服を脱がし終えた久遠はうっとりとした目で私の体を見る。
「……」
「拗ねてるんですの?」
黙ったままの私に久遠は尋ねてきた。
「いや、そういうわけではないがっ……」
「なら、いいですわね」
突然、久遠の手が胸に触れる。
「うっ…」
ビクッと反応する私をみて、久遠は不敵な笑みを浮かべてくる。
「まぁ、かわいらしい」
挑発されて、意地でも声を出さないように、唇を噛む。
そんな私の様子を楽しげに見ながら、手の動きを段々エスカレートさせていく。
「っ…くっ!」
「ふふ、我慢はよくありませんわよ?」
「うるさい…っ!」
久遠は胸を触っていた手を太股に移動させた。
「ふふ、して欲しいくせに…」
「ばかな…っぁ」
声を荒げる私の耳に息を吹き掛けてくる。
「奈々穂さんも女の子ですわね」
「だまれぇっ…」
怒鳴ったつもりだが、弱々しい…。
「なっ…まて、どこを触っている!」
「そろそろ時間が無くなってきたので…」
それだけ言うと、久遠は私の足のつけねの部分を触ってきた。
クチュ…ヌプ…
「いやっ…ぁぁ…」
なんだ…この声は…こんなの私じゃない!
「まあ、奈々穂さんったら…」
久遠の愛撫に今までにないような妙な感覚に襲われる。
「…ハァ、ハァ」
「もうこんなに…」
指で液体を掬って、私に見せつけてきた。
なんだ…これは?
「これは気持ち良くなるとでるものですわ」
私の考えを察してか、そう答えが返ってきた。
スマソ、被ってますね。
「なっ…そんなわけ…」
私は飽く迄否定しようとする。子供じみていると自分でも思う。
しかし、久遠め…どういうつもりだ…
そんなことを考えていると、久遠が触っていた辺りの部分に違和感を感じる。
軽い痛みのような──視線を落とすと、久遠が指を入れていた。
「っ…!」
「やっぱりきつい…」
嬉しそうに言うと、ゆっくり指を進めていった。
指が進むにつれ、痛みが強くなっていく。
「あぁ…っ…はぁ」
奥まで入ったのか、久遠は指を止めた。
「…?」
これで終わったわけは…ないよな
私が怪しんでいると、久遠はいきなり指を動かし始めた。
「っん…はぁ…ぁ…っ!」
なんだ…こんな甘い声を出して……私は感じているというのかっ…
「はぁ…っ…あぁぁぁぁあ!」
悲鳴に近い声を上げたと同時に力が抜け、久遠にもたれかかった。
「久遠…なぜこんなことを?」
「奈々穂さんのためですわ」
「私のため、だと…?」
「ええ、あまりに知らなすぎて、かわいそうになりましたの」
久遠は服装を整えながら、皮肉をいってくる。
「なんだと?」
私が胸の前で拳を握ると、頭をガードしながら久遠は答えた。
「奈々穂さんが実習生さんのことばかり考えるからでしょう」
「えっ……」
それってつまり……ヤキモチ?
こうして私たちは無事に仲直りを果たした。
そのころ隣りの個室では。
(副会長たちは仲直りしたのか……会長に報告しなければ…いや、しかし、どこからどこまでを……)
琴葉が考え込んでいた。
以上です。途中でつかれて…書いてたらなぜか奈々穂視点になってしまったι
奏×奈々穂を是非!
奏×奈々穂超みたい!!
えと、では投下します。
アニメ12話「それは雨の日に」準拠ぎみ、です。
394 :
奏×奈々穂:2005/10/02(日) 20:46:39 ID:0tFT+nsL
「雨、やまないね・・・・・・・」
どれくらいかの時がたって、降りこめる雨量はますます増えてきていた。
年季が感じられる木造の建造物に、冷たい雫が絶え間なく浸透しては、辺りを
冷やしていくようで。手のひらで両腕を抱きしめて、わずかな暖をとろうとする。
「奏、大丈夫? 寒いんじゃない?」
身を震わせている姿を見かねて、奈々穂はそっとその手を握り締めた。
つたわる温もりは、ほんのわずかでしかない。
けれどそうして孤独の否定をすることで、冷たい雨もしのげるような気がした。
だから、互いの手を強く握り締めた。
「私は、まだ平気・・・・それより奈々穂の方が。手が冷たい」
「うぅん。私は大丈夫だよ。雨やどりは慣れっこだもん」
そう言って明るく笑う顔は、ぎこちなかった。かちかちと震える指が妙に心地いい。
「ありがとう・・・・・・・奈々穂」
そうして笑いあう。初めて見た、奏の微笑だった。
はにかむ様子は甘くくすぐったく、胸を熱くする。
「うん、決めた。これからは私が、奏のことを自由にしてあげる」
引いていく雲間から、真っ青な空が開ける。奈々穂は光指すほうを見上げ、手をかざした。
指の隙間からこぼれる陽光はあたたかで、その言葉を揺るぎ無い決意へと変えるようだ。
「ウソじゃないよ、本当だよ?」
振り向いた顔に迷いはなく、繋いだ手に後悔はない。
「ずっとずっと、傍にいてあげるよ」
断続的な物音に気がついて、奏はふっと目を開けた。
いつのまにか、まどろんでしまったのだろう。
生徒会室以外の明かりは点々とするだけで、空の色も淡いグレーを持ちだしていた。
「起こしちゃった? 奏」
隣では、書類を繰る手を止めて微笑む奈々穂が。
柔らかな笑顔は、いつも変わらずにまっすぐだ。
「私ったら・・・どれくらい眠っていたのかしら?」
「結構寝てた。珍しいね、奏が居眠りするなんて」
「・・・・・そうね・・・・懐かしい夢を見たからかもしれないわ」
ユメ? と不思議そうに問う奈々穂の手を握ると、つと身が固くなった。
「か、奏?」
「あの時、奈々穂は私の手を握ってくれた・・・とても嬉しかったのよ」
やわらかな指先から伝わる、お互いの温もり。奏は奈々穂の髪に触れて、指で毛先を梳いていく。
絹糸のように細い髪の毛の一本ずつに丁寧に指を通していけば、くすぐったい、
切ないような思いが胸の辺りに込み上げる。
「ん・・・・・・・・・・・・」
心地よいため息が漏れて、周りに広がっていくようだ。優しい手つきに、心が溶けていく。
「昔から、奈々穂はいつもそうね。髪を撫でてあげると、気持ちよさそうにまどろんで」
「うん・・・・奏が撫でてくれると、落ち着く・・・・・」
「ふふっ・・・・だから、奈々穂はかわいいのね・・・・・」
撫でていた指が頬をつたい、顎を軽く持ち上げる。
そして、奏の唇が奈々穂のそれと重なった。
「っ・・・・・・!?」
奈々穂はピクンと身を振るわせる。奏はその身を抱き寄せて、さらに舌を割り入れた。
「ふっ・・・・うんっ・・・・・・」
ぴちゅ、ぴちゅと水音が絡む音が、鼓膜ごしに響いて止まない。舌が深くを求めてさまよい、
喉の奥までむしばむかのように、最奥を突く。
「んっ・・・・んんっ、んんんっ・・・・・!!!」
圧迫されていく気道と、強引な舌遣いに、意識が飛びそうになる。やっとのことで抵抗しようとしても、
押さえつけられる力が強く、うまく身を捩れない。
ざらりとした表面を舐れば、こもった熱が伝わってくる。
やがてその専制攻撃が終わって、奏はやっと唇を離した。
「はぁ・・・っ・・・・か、かなで・・・・・・っ? なんで・・・・・っ」
ようやく息継ぎを許されて、奈々穂は荒い息でなんとか応えた。
口元に垂れた唾液を拭うと、妙に糸を引いて、思わず顔が赤くなる。
「ずっと・・・こうしたかったのよ。あの時から・・・奈々穂のことを想ってる。
私を変えてくれた、連れ出してくれた奈々穂のこと・・・・」
「それって・・・・・・奏・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・いけないことかしら?」
しばらくの沈黙。奏の告白は、お互い、薄々感づいていることだった。
しかし口にするのは躊躇われて、二人でいるときでさえも、友達という現状のままを
保ちつづけていた。
本音は、とうに一つしかなかったのに、言えなかった。
あの日あの時、冷えた瞳に明かりを授けてくれた。どんなに嬉しかった事だろう。
「いけなくなんて、ないよ・・・・・」
奈々穂は奏の手を握り締めて、はっきりと口にした。
「私も、奏が好きだよ。ずっとずっと、・・・私を自由にしてくれたあの時から。
・・・・・だから、うれしいよ」
「ありがとう・・・・・・奈々穂」
奏が奈々穂をそっと抱きしめる。柔らかな感触が肌に触れて、甘い匂いが鼻腔をくすぐった。
「なんだか・・・・変な感じ。落ち着かない」
「どうしてかしらね・・・ずっと傍にいるのに、こんなに近くで奈々穂を見つめるのは、
初めてかもしれないわ・・・・・」
握る手に力がこもる。奏の指が身体をつたい、シャツの隙間から肌をなぞった。
「きゃっ!? か、奏っ・・・・・・」
「おねがい、奈々穂・・・・・」
その言葉の言わんとする意味に、奈々穂は顔を赤らめる。
「だって・・・そんな・・・ここは生徒会室だし・・・・・」
「じゃあ、他のところならいいの?」
「そっ、そういう問題じゃないわよ!」
「私の部屋にはりのがいるし、奈々穂の所も久遠さんがいるじゃない。それに、ピロットちゃんが
見ているわ?」
「だ、だからって・・・・・ひゃっ!」
渋る奈々穂の言葉を遮り、指が地肌を滑っていく。白い指先から生まれる優しい愛撫は、
心地よくて動悸が早くなっていく。
「あっ・・・・っ、かなでっ・・・やぁっ・・・・」
先端が乳房に触れて、やんわりと包みこんだ。手のひらより少し余るほどの双丘が、
触れるたびに大きく形を変えて、じんわりと汗ばむ。
「っ、あっ、うあっ・・・ん! 熱っ・・・・」
奈々穂の身体が大きく跳ね、奏の腕をつかんだ。見上げる表情は子供のように幼い。
おそらく誰にも見せることのない、あどけない素の姿。
「奈々穂・・・怖がらないで。大丈夫だから・・・」
「そんなこと言ってっ・・・人が来たらどうするのっ・・・・」
「大丈夫よ、鍵をかけてあるから」
いつの間に・・・奈々穂は奏の機転の早さに感嘆する。
と同時に、これが計画的な反抗だという事に気づかされるのだった。
「奈々穂、・・・・・・おねがい。私を・・・私だけを見て」
うるむように見つめる瞳が、痛く突き刺さる。奈々穂は苦笑した。
「・・・・・その目には弱いの、知ってるくせに・・・・」
そっと手をとって、今度はこちら側に抱き寄せる。ため息が心をくすぶらせた。
「うん・・・・分かってるから。私も、同じ気持ちだよ」
奈々穂は深く息を吸いこみ、一気に吐きだした。と、きゅっと唇を紡ぐ。そして、奏の唇に触れる。
「・・・・・・ん」
自然に、お互い目を閉じた。柔らかな唇が触れて、吐息が伝わる。
「はぁっ、・・・・・は、ぁンっ」
ぎこちなく舌を入れると、それに応えるように、奏が身を寄せる。
先ほどのように舌をつたわせると、ほぅと息が漏れた。
「なんか、どきどきする・・・」
指先にこもる熱が、痛いほどに胸を刺すようで。指と指を絡ませて握り締める。
そして二度目の口付けを交わす。今度は更に奥を、ためらうこともなく舌を絡めあう。
「ん・・・んっ・・・・は、あっ・・・・」
苦しくなるたびに息をついでは、あまやかな悦びを得るために、また唇を寄せる。
「奈々穂・・・・奈々穂っ・・・・・」
切ない吐息で名を呼べば、愛しさがわきあがる。
「ゃっ・・・あっ、あっ・・・・!!?」
奏が、そっと奈々穂の胸元に手を寄せた。先程よりも、もみしだく力は強い。
シャツをまくり肌を曝すと、スポーツブラにすっぽり覆われた、控えめな乳房が露になる。
薄い布に染みこみ始めた汗が光り、両端はつんと尖って自己主張している。
「奈々穂・・・・気持ちいい?」
「ん・・・んっ、そ・・・な、こと聞かないでよぉ・・・・・・」
震えた声でどうにかしゃくりあげる。
「ふふ、奈々穂はここもかわいい」
「・・・・・っ!!! あはあぁっ!?」
ちゅぷ、と濡れた舌が乳首を舐めた。刹那、戦慄がこみ上げ、耐えきれず嬌声が漏れた。
そのまま奏は舌を伝わせ、指でも乳輪をなぞる。白い歯がこぼれて、かちっと音がした。
「あ、あっ、ぁあっ、やっ、あああっ、はぁっ・・・・!」
ただされるがままに快感を受けとめて、自制が効かない。
熱を帯びた陰部がじわりと湿り、こぼれていく雫が太ももを濡らす。
「・・・奈々穂・・・・・・私も、熱いわ・・・・・」
奏はそっと膝まづくと、奈々穂のスカートをたくしあげてみせた。
染みをこぼし散らす薄布は頼りなく、くっきりと浮かび上がる稜線が見てとれる。
「まぁ、もうこんなにして」
「っ・・・・だって、か、かなでが・・・私の・・・する、からぁ・・・」
しゃくりあげる自分の声は喘ぎ喘ぎとなり、何を言おうとするのかも分からない。
滲む下着を引き下ろすと、うっすら生えた恥毛が、染み出る汁を受けて濡れている。
奈々穂はきゅっと両脚を擦り合わせ、うっすらと頬を染めた。
「あっ・・・やだっ・・・・・見ないでぇっ・・・・・」
ほぼ裸身をさらされた恥ずかしさに、奈々穂はぎゅっと身を寄せ、抵抗する。
続けようとする奏の手首を掴み、声にならない声で何かを囁いた。
奏は小首を傾げ、口元に笑みを浮かべる。
「ね、恥ずかしがらないで。楽にして、奈々穂」
囁かれた瞬間、戦慄が走る。今まで堪えていたものが、抑えきれなくなっていった。
かたく閉じていた脚の力が抜け、自然と秘所をさらしていく。
同時に我慢していた愛液があふれ、たらりとこぼれた。
「あっっ・・・・・あっ、はぁっ、ぁぁああっ!!!!」
その刹那的な快楽に、嬌声がもれ、からだ全体が戦慄する。
奏は、震えるそこに顔を近づけて、舌をそっと挿し入れた。
「んっ・・・っ、ううっ・・・・いやぁっ・・・・」
自分でもまともに触れない所を、他人に触れられる感触。わななく身体が何度も前後する。
「ん・・・こんなにたくさん・・・・・・あふれてくるわ・・・」
紅色にほんのり染まる先端を口に含み、唾液を絡める。
「や、やだっ、ぁぁあっっ!!! ひあぁっんっ!!!!」
指を挿し入れ、たまった液体をすくいあげると、人差し指に絡めて奈々穂の口を開けさせる。
「うっ・・・や、しょっぱ・・・・にが」
自分自身の放ったものの独特の異臭に、奈々穂は顔をしかめた。
「舐めてみる?」
言われるがまま、ちゅぱ、ちゅぱと、液体がしたたるままの奏の指を口に含む。
途方もない背徳感に襲われ、それでも身体は興奮を覚える。
「奏が・・・・わたし・・・・なめて・・・なんか、はずかしい・・・」
うわ言のような、本音の呟きがもれる。
「そんなことないわ。奈々穂がかわいいから・・・私がしたいと思うから。だから」
意地悪な笑みのまま、再び奈々穂への愛撫を行う。
今度は舌だけでなく、指も、脚も、つま先も、全てを使って、身体じゅうを、
奈々穂の感じるところを、すべてを愛撫していく。
「やぁ・・あっ、ひぅ・・・・っっ!!」
自分ではなくなったかのように乱れ狂う半身に、奈々穂はただ声をあげて泣き叫ぶ。そして、徐々に浸食してくる
オルガズムの前兆を受け入れるために、奏の腰に手を回して掴んだ。
自然、腰が揺らいでつま先がおどる。
「あっ、あぁあっ、もっ・・・・なんかっっ、ぁっ・・・出ちゃうよぉっ・・・!!!」
限界に達したその時、腰が浮いて、電撃が走った。くぷりと徐々にこみ上げてきていた液体が、とめどなく流れ、
奏の舌いっぱいに流れては落ちていく。
「ふあぁっ・・・!! あつぃっ・・・・・・あついよぉっ・・・・」
可愛らしい嬌声をあげ、奈々穂は絶頂を迎える。
幼子のようにちぢこめた身体が跳ねあがって、奏の口の中にたくさん快楽をこぼした。
それをあまさず奏は受け入れて、そして嚥下する。
「・・・・・んっ・・・・ごちそうさま・・・・・」
口元を拭い、奏はようやく奈々穂を解放した。その顔は満足そうに輝いている。
衣服をたくしあげられ、全身に汗をかいて悶えている奈々穂とは対照的に、
奏は何一つもさらけてはいないし、息も落ち着いている。
奈々穂はむすっとしかめ面を作った。
「・・・・・・・ずるい」
「え?」 そう声をあげる前に、身体が傾いていく。
どさ。横たわる奏を見下ろし、奈々穂はそっと顔を寄せる。
「な、奈々穂?」
「奏は・・・・・ずるいよ。自分ばかり楽しんで・・・」
そのまま、奏の口陰に舌を寄せ、先ほどまで自分がされていたようについばむ。
その舌遣いは決してうまいとは言えなかった。
が、仔猫がミルクを舐めるような舌先はかわいらしい。
「ぁっ・・・奈々穂っ・・・・・だめ・・・・・」
「・・・っ、ひとりで・・・満足なんてさせない・・・から」
奏の胸を指でねじあげ、固くなる突起を弄んだ。つい笑ってしまい、口元に手をあてる。
「どうして笑うの・・・?」
「だって、奏がかわいいんだもの」
奈々穂の指摘は的を得ていた。余裕があったはずの奏も、実のところは虚勢を
張っていただけなのがあきらかだ。
その証拠に、胸の突起はぷくりと腫れあがっている。
「っ、ああっ・・・・・・!!!」
奏の一際高い声が響き渡る。染まる頬は艶めき、何かを訴えるような瞳が切ない。
やわらかな笑みは薄らいで、きつく唇を噛んでいた。
そして、奈々穂の手の動きにあわせて、切ない息をあげる。
「やっぱり、奏もしてほしかったんだ?」
「そんな、ことっ・・・・・・言わせない・・・・でぇ」
少し怒ったような、すねたような声が可愛くて、抱きしめる力を強くした。
やはり自制はできなかったのだろう、次から次へと愛液があふれてくる。
ぐちゅ、ぐちゅと思うがままに舌を動かし、音を立てて蜜を舐め取る。
絡みつく粘着質な成分が、舌先の乳頭にまとわりつく。
奈々穂は迷わず、そのまま飲み干した。喉がコクンと鳴る。
「ひっ・・・・ぐっ・・・ううっ・・・はぁっ・・・ああっ!!!!」
痺れをもたらす仔猫の食事。素直だからこそ力は加減を知らず、終わりを知らないようだ。
奏は休む暇もなく、強い快感を受けつづける。
「あ・・・・んんぅ・・・・はぁっ・・・奏・・・・・」
呼吸をする都度、形のいい胸がふるっと揺れて、先端の赤みが目だつ。
奏の疼きは次第に強くなり、喘ぎ声すらかすれて限界を訴えていた。
「ぁ・・・奈々穂っ・・・・私も・・・・っ、ダメ・・・・」
「は、あっ・・・・うんっ・・・・奏、いっしょにっ・・・・・・」
押し寄せる波を受け止めようとして、手を繋ぐ。
二人が重なるその感覚にたまらなくなり、きゅっとお互いを抱きしめた。
「・・・・ふあっ、あ、あぁあぁっ・・・・・!!」
握り締めた指を、一気にはなつ。互いの声が熱く耳に響く。
世界がフワフワと揺らいで、鳥のような気分だと思った。
「なんだか・・・・夢を見てるみたい」
さらさらと髪を撫でる手つきに、しばしまどろむ。
全てが終わってからもなお残る余韻に、そっと身を委ねていた。
「夢じゃないよ・・・ね?」
撫でる手を引き寄せて、温もりを伝える。同じ温度の、同じ微熱。
「これから先、私が神宮寺をついだら・・・奈々穂とはもう、逢えなくなるのかしら」
この声には、想いを叶える力がある。
けれど。叶えたい願いを囁くための声は、喉の奥でいつもかき消される。
それはあまりにも強く、たちどころに全てを変えてしまうから。
・・・色が濃くなりはじめた空の、雲間から月が覗く。
澄んだ空は心には重くて、目を反らした日があった。
それが今では、こんなにも心を打つ。幾重ものグラデーションが目に沁みた。
「ねぇ、奏?」
ん?と奏が顔を向ける。と、奈々穂は軽くキスをした。
「ひとりにはさせないから。私は、何があっても、ずっと一緒だよ」
「奈々穂・・・・・・・」
願わずにはいられない想いがある。
もしもわがままが許されるならば、叶えたい想いがある。
「”ずっと・・・・そばにいて”」
その願いは声になり、熱を灯す。
奈々穂は笑い、そしてたまらなくなったのか、顔を寄せて、
「もう二度と、離れたりしないよ」
そっと呟いて、手をにぎった。
(おわり)
402 :
TONCHY:2005/10/02(日) 21:14:54 ID:aCXTElw5
>>391 トイレの個室ってとこが好きww
もうちょいエロシーンが欲しかった(´・ω・`)
>>393 超GJ!!奏も奈々穂も可愛すぎ!!
文章も丁寧だし、ほんと良かったよ。是非また書いてください。
以上、奏奈々穂でした。奈々穂のキャラソンを聞いて思いついた駄文です。
エロをがんばったら冗長になった上、同じフレーズが多い・・・OTL
みさくら語っぽいのを目指したけど無理でした・・・
>tama氏
設定のうまさに感心します・・・純愛に萌える。
呼称が"奈々穂"なのが良かったし、読んでいて愛しさが伝わりました。GJ!
>TONCHY氏
なんかワロタw しかも脳内で岩桜ボイスに返還してしまった・・・w
てか、ゲームに岩桜出てるんですね。知らなかった。
>奈々穂×久遠の方
割りこんでスマソです・・・意地っ張りな奈々穂と上手な久遠がイイ!
それではロムに戻ります・・・
なんだか、奈々穂スキーの自分には祭りのように投下されてる
>>391 GJ!トイレの個室みたいな狭い空間でいろいろやるっていうシチュエーションは
自分も好きです。ヤキモチやいて奈々穂に手をだす久遠がイイ!
>>393 うはー、コレまたGJ!!
12話も奏×奈々穂も好きな自分にはものすごくツボ。
エロ部分も最高だけど、二人の絆が描かれてるのがよかった。
個人的には脚本賞を差し上げたい
奏×奈々穂の方、GJ!この二人いいですね。特別な感じがイイ!
なぜか、やれる場所=トイレの個室がうかびました。エロ直前で疲れてしまった…ι
もし次書くことがあったらもっとがんばりますね。
今日は奈々穂祭りですなwww
みなさんGJ!!!
シンディは寝巻きに着替え、珍しく寮の自室で睡眠をとろうとすると、
突然ものすごい勢いでとびらが開いた。
「ここで会ったが100年目!せーのっ!シンディ!シンディ!」
久遠が腕を振りながら掛け声を上げると、それに続いて廊下からも生徒会メンバーの声が響いてくる。
「「シンディ!シンディ!」」
「「シンディ!シンディ!」」
今入ってきたかと思いきや、それを叫び終えれば久遠は部屋を出ていてしまった。
同時に、メンバーの謎の掛け声も止む。
シンディもシンディで何事もなかったかのように、部屋に鍵をかけてから電気を落とし、ベッドに入った。
しかし、どうやらあれからメンバー全員廊下に張り付いていたらしく、
もう夜中だというのに掛け声が鳴り響きだす。
「シンディ!シンディ!」
「シンディ!シンディ!シンディ!!」
「シンディ!シンディ!(れいん、回数が1回多いぞ)」
あまりの騒々しさで、さすがに腹を立てたシンディは布団を出て鍵をかけていたドアを開けた。
「・・・シャラップ!!!!」
しかしそう言い終えるとほぼ同時に、シンディは特攻してきたメンバーに押し倒されてしまう。
各メンバーの手には鞭や蝋燭など、いわゆる「大人の玩具」の数々が握り締められていた。
「シンディ、お前は前に遊撃に入りたいと言っていたそうだが・・・
これから遊撃の任務の厳しさをたっぷりとおしえてやる!」
怯えきった目をしているシンディに、奈々穂が乱暴に言い放つ。
シンディの長くて痛い夜が始まった。
γ '´ ̄ ヽ
j ルハリノハ.}
)))ゝ゚ -゚ノ゛ good
/^i<水>
く∪_|_|J
ヒヒ!
411 :
TONCHY:2005/10/03(月) 19:12:23 ID:RnngbSK4
>>393 手塚まきボイスキタ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!
長い間間を空けてすいません。
途中までですが
>>363のつづきです。
「桂〜そんないきなり・・」
俺はあわてて後ろを向いた。
「いいじゃないですか〜、先生座ってください」
桂に促がされ俺はとりあえず湯船から出た。
風呂用のいすに腰をおく。
前はもちろんタオルで隠している。
ゴシゴシゴシ
桂は入念にに俺の背中を磨いてくれている。
(何かこういうシュチュエーション前にもあったような・・)
俺ははたと思い出した。
(そうだ、海に行った時だ)
海に行った時日焼けした俺に桂が日焼け止めを塗ってくれたのだ。
(あの時も一生懸命塗ってくれたっけ)
俺は感慨深く思い出した。
この実習期間は俺の人生において最もインパクトが強くてそれでいて最高の時間をすごせたんだと思う。
でもやっぱり最高の思い出は桂聖奈と会えたことそして仲良くなれたことだと思うんだ。
(って何恥ずかしいこと考えてるんだ、俺)
そんな風にボーっとしていたら桂の手が止まった。
「桂?」
「先生の背中ってやっぱり大きいんですね」
そういって桂は俺の背中にピトッてくっついてきた。
ムニュ
もちろん桂の大きな胸も当たるわけで・・
「桂!!ちょっと離れてくれ!!」
「先生?」
「頼むから!!」
「ごめんなさい、先生、ご迷惑でしてたね」
桂の悲しそうな声を聴いて俺はあわてて言った。
「違うんだ!桂が謝ることじゃなくて・・その・なんていうか俺も教師だけど男でもあるわけだし・・」
自分でも訳のわからないことを言ってると思った。
要はさっきのアレで俺の愚息が元気になってしまったのだ。
こんなことを知られたら俺は桂と顔をあわせられない。
(あー桂は俺を信頼して入ってきてくれたのにそれなのに俺は・・)
最低だと思った。
実習中の身とはいえ仮にも教師が生徒に欲情するなんて。
「先生・・もしかして・・・」
「桂、すまん、俺帰るよ・・・」
俺は背中を軽く流して風呂場から出ようとした。
「だめ!」
「え!」
俺は気づくと桂に後ろから抱きしめられていた。
「先生、行かないでください」
「でも桂、俺は・・・」
「私先生のこと軽蔑なんてしません、むしろ嬉しいんです、先生がそういう風に私を思っててくれて・・」
「桂・・」
「私、先生が好きです」
「え?」
突然の桂の告白に俺は驚いた。
「だから行かないで・・・」
「桂・・・」
気づくと俺は桂をそっと抱きしめキスしていた。
ん
うーんまだ完成してないのに投下してしまった。
すいません、前回の反省が生かせませんでした。
聖奈の言い回しが難しいな。
いまさらですが>>391>>393GJです。
ゲームネタで百合とはうまい。
アニメの12話は自分も好きな回です
417さん、続き楽しみにしています。
>412
手塚まきって手塚治虫の親戚かとオモタw
声ネタですか。
シンディものが読みたい。
保管庫の久遠×シンディに萌えてしまった…
せいな×シンディもいいなぁ。
リロってなかった。
>408GJ!!
一回多いれーちゃんモエス。
>>422 なんかあんなんでGJって言われると少し胸が痛むw
実は前スレの久遠×シンディも漏れなんだが、読んでくれてありがd・゚・(ノД`)・゚・。
会長×シンディをちょっと練ってたんだが、おとなしいからなかなか話が進まない・・・。
聖奈さん相手もいいなぁ。
まだSS書こうって人はいるんだな。頑張ってくれ。
最終回が終わって、極上関連スレはゲームスレ以外軒並み過疎化して寂しいよ。
会長×香が読みたい。最近ほとんど見かけん…。
「聖奈さぁん」
目に涙を浮かべながら、机に突っ伏す極上生徒会会計のまゆら。
目の前には隠密のリーダーである聖奈が座っている。
「なぁにぃ?」
「なぁにぃ、じゃありません!なんですか、この予算の減り様は!」
勢いよく机から起き上がると、ヒステリックに叫んで、算盤をシャカシャカと鳴らし、積み上げられた請求書を投げ飛ばす。
どうやら、また聖奈が生徒会予算を使ったらしい。
「まあまあ」
「キーッ!まあまあ、じゃありませんよ!」
聖奈の気楽な返事にまゆらは地団駄を踏む。
「ふふ、困ったわねぇ♪」
「もぅ!わかってるんですか!?今回でもう何回目だと…ちゃんと会計である私に許可を…」
「はぁい、ごめんなさぁい♪」
言っても無駄、それくらい分かっていた。
「うわ〜ん!今日も徹夜だわ…」
「…まゆらさん、私も夜、付き合うから〜」
「え…そんな…」
聖奈の申し出にまゆらは少し嬉しそうな顔をする。
「いいから、いきましょう?」
聖奈は有無を言わさず、まゆらの背中を押して、部屋まで連れて行く。
「せ、聖奈さん!」
まゆらが振り向くと、聖奈は後ろ手で部屋の戸を閉めた。
「さ、私に構わず始めちゃってください♪」
「あ…はい」
しかたなく、まゆらはイスに座り、独り言をいいながら、算盤を打ち始める。
数時間後。
「お…終わったぁ」
溜め息混じりに言うと、算盤を打つ手を止め、力尽きたかのようにイスにもたれかかった。
「お疲れ様っ♪」
「いえ…聖奈さん、その…すみません、付き合わせてしまって」
「いいのよ、私が好きで付き合ったんだから」
「でも…暇だったでしょう?」
「そうでもないわよ♪まゆらさんのお部屋を色々見れて楽しかったわ♪」
「えぇっ!?」
「…冗談よ♪」
「目がマジですケド…」
「ふふ♪それより、疲れちゃったでしょう?私が癒してあげまぁす」
それだけいうと、聖奈はイスにもたれかかるまゆらを後ろから抱き締めた。
(゚∀゚)
…という話を考えてみましたι
この先がまだ全然思い付かない…ι
続ききぼん!
430 :
TONCHY:2005/10/06(木) 01:15:58 ID:hcbG1+3T
俺もう一回岩桜×浜田山×権田原×真行寺をちゃんと書こうかな
「So cute・・・♪」
シンディは奏と一緒に牧場に来ていた。
とても活き活きとしているシンディを、奏は微笑ましく見ていたが、
何を思ったか、突然シンディはサクを越えて走り出してしまう。
「Oh--------!!!!BOSS-------!!!」
「シンディさん・・・?私がどうかしたの・・・?」
馬「ヒヒン!ヒヒーンヒヒン(ちょっとちょっと!サクを越えちゃだめだよ!)」
「オウ、オーウオウオウ!」
馬「ヒヒン?ヒヒ〜ン・・・(え?あの人と似てるって?そんなことないと思うけど・・・)」
シンディ「オウオウオウ!」
馬「ヒヒーーン!ヒッヒヒン・・・(うわっちょ、ちょっと・・・)」
奏「・・・?」
奏は2人?のやりとりに「?」マークを浮かべていると、
なんとシンディはスプレーを使って馬のを水色と紫の中間の色、
そう、奏の髪の毛の色と同じ色に染めだした。
「オウオウオーーゥオウオウ」
「ヒヒ〜ン・・・ヒヒン(あぁタテガミが・・・でもこうしてみるとすこし似てるかも…)」
「オウオウ♪」
シンディはご機嫌になっていたが、突然その視界が塞がれた。
「だぁ〜れだ♪」
「OH! 聖・・・」
聖奈の名前を呼ぼうとしたが、聖奈の表情を見た瞬間、シンディは絶句してしまう。
「・・・あなたはふれてはいけないものに(ry」
「ry?」
「略の略、ってことよ。そんなこともわからないの?さぁシンディさん、一緒に来てもらいます・・・」
シンディは手首に手錠をはめられ、聖奈に目隠しをされて車の中に入れられてしまった。
「会長〜、お楽しみのところ申し訳ありませんが、シンディさんをお借りしていきますね〜♪」
「え?聖奈さん、一体何が・・・」
「事情は後で説明しま〜す♪」
その後、シンディは二度と陽のあたる場所に出してもらえることはなかった。
1箇所たてがみって消えてたorz
>>431 テラワロス&GJ!!w「ry?」って聞くシンディ可愛い
聖奈×まゆら続きです。
「まゆらさん」
「な、な、なんですかっ!?」
完全に動揺して、声まで裏返っているまゆらを楽しげに見つめ、キツく抱き付いて、耳の裏側を舌で舐めていく。
「ひゃっ!」
それまで抵抗しなかったまゆらも、突然の聖奈の行動に、体を縮こめ、首を背けた。
「な、なにするんですかっ!」
「やぁね、きいてなかったの?癒してあげるんでぇす♪」
唇を近付けられ、思わず突き飛ばしてしまう。
「あんっ」
ドサッ。
「あ…ごめんなさい!」
「もう、強引ですね♪」
悪くもないのに謝ってくるまゆらに、聖奈は我慢できなくなり、差し延べられた腕を思いっきり自分の方へ引く。
「きゃっ!」
引っ張られたまゆらは当然聖奈の胸の中に倒れこんだ。
「まゆらさん♪」
「やっ、聖奈さんっ」
胸の中で顔を真っ赤にしているが、まゆらはもう観念したのか、抵抗しなくなる。
それをいいことに、まゆらの体中を好き放題触る聖奈。
「んっ……はぁっ…あぅ」
くすぐったがる声は、次第に甘美な喘ぎに変わっていく。それとともに、聖奈は胸の感じやすい部分を重点的に攻めていった。
「はぁ、はぁっ…聖奈…さん、なんで、こんなっ…ことを?」
途切れ途切れにそんなことを聞いてくるまゆらに、いつもの口調で答えた。
「そうね…あなたをみると意地悪したくなるの」
「…えっ!な…っひゃ」
何かを言おうとするまゆらの言葉をキスで遮り、胸の突起を指の腹で弄る。
「んふぅっ…んっ」
まゆらは口の端から小さく声を漏らす。それと同時に、唾液が溢れ出してくる。
「んぁっ…」
唇をゆっくり離すと、聖奈は天使とも悪魔ともとれそうな笑みを浮かべた。
「私ね、あなたを苛めるのが楽しくてしょうがないの♪」
「な…っ」
口許を抑え、涙目で見つめてくるまゆらに聖奈は更に興奮していった。
「…さて、今日は朝まで楽しみましょう♪」
逃げようとするまゆらをおさえつけて、上に跨がる。
「いやぁぁ〜!そんなぁ、寝かせてください!」
「だ〜め、諦めて今度は私に付き合ってね♪」
「うぅっ……」
散々抵抗してから、諦めたのか、まゆらに抵抗の色はなくなっていた。
「ふふ」
聖奈はわくわくした様子でまゆらの秘部に手を伸ばす。
「っ……!」
「あらあら〜、もうこんなに♪」
聖奈は口の端をつり上げながら、そこにムリヤリ指を入れていく。
「…いたっ」
「あら〜、したことないの?」
「…っ!そんなことあるわけ…!」
「シモンさんとは…?」
「するわけ、ないじゃない…ですかっ!」
「なら私がまゆらさんの初めての……♪」
「聖奈さ、ん…?」
「なら、こういうことに今から慣れておかないとね♪」
乱暴だった指の動きが突然優しくなる。
「んっ…」
「本当にキツいのね〜」
「ふぁっ…はぁ」
指を奥まで差しこむと、そこを掻き回した。
聖奈はわざとクチュクチュといやらしい水音を部屋に響かせる。
「やぁっ…はぁっ…なんか、もう!」
絶頂が近いことを察して指を一層激しく動かした。
「ぁぁぁぁあっ!」
初めての絶頂を迎え、グッタリするまゆら。
「ふふ、私はまだ満足できないわ♪」
そう言うと聖奈は服を脱ぎはじめた。
「えっ…」
「私にもしてください♪」
「あ…あの…」
聖奈は足を開くと、自らの秘部を指で開き、そこをまゆらに見せつける。
「せ、聖奈さん!女の子がそんな…」
「いいから」
首に腕を回し、色っぽい顔で頬笑みかける聖奈。
「わ…わかりましたぁっ…」
まゆらにそれを拒否できるわけもなく、しぶしぶ聖奈の秘部を指できごちなくなぞっていく。
「ん…」
行為は遅刻ギリギリまで続き、結局一睡もできないまゆらだった…。
これで終わりです。聖奈さんキャラちがうかも。またエロくならなかった…しかもなんか所々文がおかしくて申し訳ありません…ι
シンディと会長の方、やっぱり聖奈さんはすごい
何故かスレが寂れてるがGJ
GJ!!
・・・しかし、みんな放送終了したからこなくなったのかなぁ。
漏れにとっては、まだまだ極上は本命アニメなんだが・・・
普通は放送終わったらはいさようなら、ってもんなのかな?
私も極上は本命アニメですよ!普通はどうなんでしょうかね…ι
「うわ〜ん、れーちゃん先輩〜っ!!!」
終業ベルと共に、勢いよく生徒会室に掛けこんできたのはりのだった。
窓際に座っていたれいんを見つけると、がばっと抱きついて泣き叫ぶ。
「ど、どしたのりのっ? なんかされた? いじめられた? ちょっかい出された?」
「うぅぅっ・・・あゆちゃんが、あゆちゃんがっぁぁ、ひどいんですぅ〜」
えぐえぐ、と声にならない嗚咽をあげて、りのはれいんの胸元をぎゅっと掴んだ。
制服に沁みこんでいく涙に苦笑いしつつ、れいんはそっと頭を撫でてやる。
「で、りののクラスメートの子がどうしたって?」
「あゆちゃんってば、"りのは子供っぽいから、彼氏はできそうにないね"って言うんです。
そしたらクラスの子達も頷いて、りのはウブだからねぇ、って」
「あ、あはは・・・・・」
「しかも、私が知らない言葉でからかわれたんですぅ〜!」
「何なに? なんて言われたわけ?」
一度呼吸を整えた後で、りのはひそひそと耳打ちする。
「"りのはおこちゃまだから、きっとオ○ニーの仕方も知らないよ"って・・・
どういう意味ですかぁぁ、それぇ?」
「おなっ・・・・っ!?」
とんでもない言葉に、れいんは想わず絶叫し掛け、あわてて口をふさぐ。
幸い、だれも気づいていないようだった。
だがその言葉を耳にして、れいんは耳まで真っ赤になってしまう。
「他にも、○○○が○に入ると△△しちゃうとか、後ろから○○が○○○○なのが
上テクで最高だとか、もう訳が分からないんですぅ!」
「し、しし知らないしッ、聞いたこともないし、関係ない〜!」
「でも・・・彼氏さんがいたら間違いなくやるって言ってました。
先輩は彼氏さんいるって、前に言ってましたよね?」
「あれはフェイク!冗談!ミステイク! ってか、あの時はりのも言ってたじゃない!」
「はぁ・・・そうでしたっけ?」
都合の悪い事は忘れてしまう・・・りのの記憶の引き出しに、思わずうなだれてしまう。
れいんが脱力している間にも、りのはきゃんきゃんと噛みついて離れようとはしない。
『おぉっと! ここに愛の四十八手の全てを集めた極秘本が置いてあるぜぇ〜』
「ホントだぁ、プッチャン! よく分からないけど、これなら私の知りたい事もわかるよ!」
『りの! これを読んで、このおこちゃま先輩と一緒に特訓だ!』
「え・・・ちょっと、待って、ヘルプ、助けて小百合ぃ〜!」
にじり寄るりの(+プッチャン)。
その表情はきらきらと怪しく輝き、れいんはだんだんと壁際に
追い詰められていく。
が、傍で見ていた小百合に目線を送ると、ふいと首を振られてしまう。
「私は知らん。人のおやつを横取りするような者に、加勢する義務はない」
「そんなぁ〜・・・あっしは、小百合としかやらなっ・・・ひっ!」
ガシ、プッチャンがれいんの腕を掴んで、にやりと笑う。
『楽しいことしよーぜ、なぁ?』
「れーちゃん先輩・・・一緒に勉強しましょう〜!」
「いやぁぁ〜!!! 誰かっ、助けてェえぇぇ〜!!!!!」
(おわれ。)
「うわ〜ん、れーちゃん先輩〜っ!!!」
終業ベルと共に、勢いよく生徒会室に掛けこんできたのはりのだった。
窓際に座っていたれいんを見つけると、がばっと抱きついて泣き叫ぶ。
「ど、どしたのりのっ? なんかされた? いじめられた? ちょっかい出された?」
「うぅぅっ・・・あゆちゃんが、あゆちゃんがっぁぁ、ひどいんですぅ〜」
えぐえぐ、と声にならない嗚咽をあげて、りのはれいんの胸元をぎゅっと掴んだ。
制服に沁みこんでいく涙に苦笑いしつつ、れいんはそっと頭を撫でてやる。
「で、りののクラスメートの子がどうしたって?」
「あゆちゃんってば、"りのは子供っぽいから、彼氏はできそうにないね"って言うんです。
そしたらクラスの子達も頷いて、りのはウブだからねぇ、って」
「あ、あはは・・・・・」
「しかも、私が知らない言葉でからかわれたんですぅ〜!」
「何なに? なんて言われたわけ?」
一度呼吸を整えた後で、りのはひそひそと耳打ちする。
「"りのはおこちゃまだから、きっとオ○ニーの仕方も知らないよ"って・・・
どういう意味ですかぁぁ、それぇ?」
「おなっ・・・・っ!?」
とんでもない言葉に、れいんは想わず絶叫し掛け、あわてて口をふさぐ。
幸い、だれも気づいていないようだった。
だがその言葉を耳にして、れいんは耳まで真っ赤になってしまう。
「他にも、○○○が○に入ると△△しちゃうとか、後ろから○○が○○○○なのが
上テクで最高だとか、もう訳が分からないんですぅ!」
「し、しし知らないしッ、聞いたこともないし、関係ない〜!」
「でも・・・彼氏さんがいたら間違いなくやるって言ってました。
先輩は彼氏さんいるって、前に言ってましたよね?」
「あれはフェイク!冗談!ミステイク! ってか、あの時はりのも言ってたじゃない!」
「はぁ・・・そうでしたっけ?」
都合の悪い事は忘れてしまう・・・りのの記憶の引き出しに、思わずうなだれてしまう。
れいんが脱力している間にも、りのはきゃんきゃんと噛みついて離れようとはしない。
『おぉっと! ここに愛の四十八手の全てを集めた極秘本が置いてあるぜぇ〜』
「ホントだぁ、プッチャン! よく分からないけど、これなら私の知りたい事もわかるよ!」
『りの! これを読んで、このおこちゃま先輩と一緒に特訓だ!』
「え・・・ちょっと、待って、ヘルプ、助けて小百合ぃ〜!」
にじり寄るりの(+プッチャン)。
その表情はきらきらと怪しく輝き、れいんはだんだんと壁際に
追い詰められていく。
が、傍で見ていた小百合に目線を送ると、ふいと首を振られてしまう。
「私は知らん。人のおやつを横取りするような者に、加勢する義務はない」
「そんなぁ〜・・・あっしは、小百合としかやらなっ・・・ひっ!」
ガシ、プッチャンがれいんの腕を掴んで、にやりと笑う。
『楽しいことしよーぜ、なぁ?』
「れーちゃん先輩・・・一緒に勉強しましょう〜!」
「いやぁぁ〜!!! 誰かっ、助けてェえぇぇ〜!!!!!」
(おわれ。)
重複スマソ・・・スレ保守に小ネタ。
ここ過疎ってますか? 極上全体はゲームスレが一番活発ですが、
ここもまあまあ投下が多くて嬉しいんですが・・・。
自分は、アイデア自体は多くあるのですが、他の職人氏の作品の方を
読みたいと思っているので、書き控えています。
それでは、また保守しに来ます・・・
443 :
TONCHY:2005/10/08(土) 03:26:10 ID:5fGBV0uX
じゃあ俺も岩桜達の話を本格的に考えます。
これって保管庫あるの?
>>435 GJ
まゆらの「女の子がそんな…」 に萌えた。
447 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 02:00:53 ID:xcot3QNV
>>442 GJ
終わり方が極上らしくていいですね。
私は一人宮神町を歩いていた。
先ほど、隠密の先輩から携帯に連絡が入って、隠密の集まりがあるからすぐに来て欲しいという事だった。
町はどこもクリスマスツリーや、明るい飾りがしてある。
「一体なんの用だろう…」
ガラッ!
私がドアを開けたと同時にパンッと何かの弾けたような音がした。
「!」
見ると、隠密のメンバーがクラッカーをもっている。
意味が分からず、怪訝な顔をしていると、聖奈さんが寄ってきて私の背中を押し、真ん中につれていく。
「あの…」
「今日はあなたの誕生日でしょう?」
「え…」
「だから、祝ってあげようってことになったの♪」
「しかし…」
「堅いこといわないの♪いいから主役は真ん中」
聖奈さんは私の返事も聞かずに、強引に席に座らせた。
続けていいですか…?
450 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 17:14:51 ID:gwicudz4
わくわく
452 :
隠密(百合):2005/10/09(日) 18:17:32 ID:MWMzdiFo
「どうぞ〜♪」
聖奈さんは、薄いオレンジ色の液体が入った容器を私に渡す。
「あ…どうも」
みんなにコップが行き渡ったところで聖奈さんは「かんぱ〜い♪」といってコップを高く掲げた。
こんなときでも、いつものポジションをキープしている。
「「かんぱ〜い」」
私以外はみんなノリノリだ。
「………」
「もう、琴葉。あなたいつもそんな顔して少しは笑いなさいな」
「…はい」
「そうですよ!女の子は笑顔でなきゃ」
「そうね〜♪」
さすがの私もこのメンバーからは逃げられない。逃げるのを諦め、コップに入った液体を一気に飲み干す。
数時間後。
「琴葉さん、ケーキ切れましたよ〜」
台所に行っていた歩がケーキを持ってきた。
「ああ…すまない」
「そういえば、琴葉ちゃん、ケーキ食べたことはあるの?」
私の膝に座っている聖奈さんが、尋ねてきた。
「ありませんが」
「え〜っ!本当ですか!?」
歩は信じられないとでも言いたげな顔でこっちを見てくる。
「…あぁ」
「琴葉、私が食べさせてあげますわ」
副会長は歩から皿を受け取り、ケーキをフォークで一口サイズに切り、私の口の前に持ってきた。
「いや…あの…」
「いいから、早く口を開けなさい」
「あ…はい」
仕方なく、差し出されたものを口に含む。
「どう?おいしいかしら?」
そんな私と副会長を見ていた聖奈さん。
「なんだか、仲の良い姉妹みたいですねぇ〜♪私もやりたいでぇす」
「え…聖奈さんまで…ん?」
聖奈さんはあんなことを言っているが、副会長は聖奈さんにケーキを食べさせている。
「………?」
そういう意味か…と思った瞬間、目の前が真っ暗になった。
「!?」
何かが唇を覆っている。それは口を割り開き、甘い何かを口に入れると同時に口内を掻き回してきた。
「んっ…ふぁ」
甘ったるい感触に意識が薄れていく。
「ふふ…」
口が解放され、固く閉じていた目を開くと、聖奈さんの顔があった。
「今のは…まさか…!」
「ピンポ〜ン♪口移しでぇす」
嬉しそうに答えると、抱き付いてくる。
「わっ…」
「そうだ、歩ちゃんも何かしてあげたら〜?」
「琴葉の誕生日ですものね」
「そうですね…でも何をすれば…?」
いいから、と言って副会長は歩の背中を押した。
453 :
隠密(百合):2005/10/09(日) 18:21:48 ID:MWMzdiFo
「キャッ!」
突然押された歩は、私の上に倒れてきた。
「いたた…すいません、琴葉さん」
「ああ、大丈夫か?」
「はい」
「仲良しね〜♪」
いつの間に避けたのか、聖奈さんは頬を染めて私たちを見ている。
「あら、過激ですわね」
「ふふ、二人もパヤパヤな関係なの〜?」
「ですわね」
からかう様にそんな会話をする二人。
「な、何いってらっしゃるんですかっ!」
「ちがっ…!副会長が押したんじゃないですか!」
「冗談ですわよ。ムキになると疑いたくなりますわね」
「ですよね〜♪」
「ふふ」
やっぱり、この人達には敵わない。そう思って、肩を落とす。
「そうだ!」
ふと何か思い当たった様に、聖奈さんが顔をあげた。
「?」
「どうしましたの?聖奈さん?」
「琴葉ちゃんもそろそろお年頃だし、パヤパヤしちゃいませんか?」
「あら、面白そうですわね」
「……っ!?」
また返事をする前に、体を押さえ付けられる。
「歩ちゃん、当然あなたも手伝うのよ♪」
「えっ…」
「拒否は許されませんわよ?」
「…はい」
とりあえず途中まで…書いてみましたι
こんなカンジでいいですかね?
OK
読みやすいし、いい感じです。
もう少し琴葉の心理描写があったほうがいいかも。
456 :
隠密の作者:2005/10/09(日) 19:18:27 ID:MWMzdiFo
455さん、ありがとうございます。次はもっと心理描写も増やしてみますね。
457 :
隠密(百合):2005/10/09(日) 21:28:10 ID:MWMzdiFo
どうしよう…
縛られているせいで手足が動かない。
聖奈さんは、縛られてる私の制服のボタンを外していく。
「やっ、やめてください…」
「だ〜め♪」
力なく抵抗するが、やめてくれるわけがない。オモチャをもらった子供みたいな顔をしてる聖奈さん。
まずいな…このままではただでは帰れないかもしれない…
これからされることへの不安ばかりが私の頭に浮かんでくる。
副会長もこちらに近付いてきて、スカートの中に手を差し込み、ショーツを下ろした。
「久遠さん、琴葉ちゃんは初めてなんだし、ゆっくり楽しみましょう?」
「あら、ごめんなさい。琴葉が泣きそうな顔するからつい」
や、やばい…この二人…
「琴葉さん…」
「歩ちゃんもおいで♪でないと歩ちゃんのことも襲っちゃうから〜」
笑いながら言っているが、歩はそれを聞いた途端、慌ててこちらに来た。
「……ごめんなさい、琴葉さん…」
謝ってから、私の唇を塞いで、啄むようなキスをする。
「あらあら〜」
「桜梅さんったら」
歩の顔で見えないが、副会長と聖奈さんの声が聞こえてきた。
上着を脱がされたのか、突然体が軽くなった。
「あら、きれいね〜」
その声の直後、胸の辺りに、暖かいものが触れ、全体をマッサージするように揉んできた。
胸に意識が集中したとき、口の周りを這っていた歩の舌が口の中へ入ってきた。
「…ふぁっ」
「二人とも容赦ありませんわね。私もそろそろ…」
足下にいるはずの副会長の声が、遠くから聞こえてきた。
副会長の指は、誰にも触れられたことのない部分をなぞっていく。
「ぁぁっ…」
唇を塞がれて、声はあげられず、代わりに唾液が口の端を伝った。
「…琴葉、もうこんなに…」
「んっ…!」
足を開かされ、副会長が喋る度に生暖かい風が秘部にあたる。
なっ…!まさか…!
「琴葉、ここもきれいですわ」
458 :
隠密(百合):2005/10/09(日) 21:30:29 ID:MWMzdiFo
柔らかいものが秘部を這う。
な、なんだ…っ…舌?
「っぁ…」
これまでに感じたことのない感覚に息を漏らすと、歩は唇を離し、口の端の唾液をキレイに舐めとっていく。
「ふふ、歩ちゃんも琴葉ちゃんの喘ぎ声聞きたいものね〜♪」
「はぁ…っぁぁ」
からかわれているが、快感で意識が遠のいて、そんなことは気にならなかった。
「…んぁ」
「あらあら…よっぽど気持ちいいのね〜♪」
手を休めることなく、言ってくる。
「はぁっ…」
「琴葉さん…かわいい」
歩まで、私の顔をみてそんなことを言い始めた。
体の力が完全に抜けていくのが自分でもわかった。
突如、秘部から痛みが走る。
「…っ!」
「あら、ごめんなさい…」
「苛めちゃだめよ〜」
「あまりにきつかったので…」
下を向くと指が副会長が指を秘部に挿していた。
秘部から伝わる痛みに顔を歪めると、聖奈さんは私の頬を撫で、胸の先を口に含み、そこを舌や歯を使って嬲る。
快感と痛みが同時に押し寄せてくる。
「あ、入りましたわ」
その言葉を聞くと、歩は私よりも安心した顔をしている。
「はぁ…はぁ…っ」
聖奈さんはそれを聞いても、まだ胸を攻め続けてていた。
副会長の指が奥まで入ったため、痛みは既にない。
「久遠さん、そろそろ逝かせてあげましょう?」
「そうですわね」
副会長は聖奈さんに返事をすると、秘部に挿していた指を動かし始める。
「…っぁぁ!」
なんだっ…体が熱い…何かがせり上がって…
「んぁぁぁぁあっ」
自分でも信じられないくらい高い声を上げた。
私は…どうしたというんだ?…力が入らない…頭もボーっとして…
膝に力が入らず、崩れ落ちそうになった私を抱きとめる歩。
「ハァ…ハァ…すまん」
私はそのまま体を歩に預けた。
459 :
隠密(百合):2005/10/09(日) 21:32:32 ID:MWMzdiFo
「ちょっとやり過ぎちゃったかしら〜?」
「そうですわね」
ごめんなさいと謝りながら、私の腕を縛り付けていたものを解く。
「来年は歩ちゃん?」
「なんなら、今でもよろしいですわよ?」
怪しい微笑みを浮かべ、私を抱えた歩ににじり寄る二人。
「いや〜〜っ!!」
叫び声を上げ、私を抱えたまま窓を突き破り出ていった。
「冗談なのに…」
「あら、冗談ですの?」
「ちょっと本気♪」
「やっぱり。それよりこれからどうします?しただけで終わってしまいましたし…」
「久遠さんったらしたいなら素直に言わなきゃ♪二人は後でお仕置ね」
「ですわね」
微笑みあって、二人は慣れた手つきで互いの服を脱がしていく。
460 :
隠密の作者:2005/10/09(日) 21:35:52 ID:MWMzdiFo
ここで終わるはずだったのに続くみたいな終わり方に…ι
琴葉を書きたかったんだけど、このままだと久遠と聖奈さんになってしまいそうです…
はい、お久しぶりです。
ようやくフタナリ話が出来上がりましたよ。
今回はかなり難産でした。仕事が忙しいのも相まって以前のSSから一ヶ月近くたつ始末・・・はぁ
まあ言い訳したいことはたくさんありますが、聖奈×まゆら、投下します。
「・・・・・・どういうことなの、これは」
起き抜けに市川まゆらはつぶやいた。唐突に昨日のことを思い起こしてみる。
生徒会会議が終わった後みんなで寮へ帰り、食事をとり雑談に花を咲かせる。
部屋に戻って風呂からあがった後、予算の帳簿とにらめっこをしてから布団に入る。
・・・うん、いつも通り
まゆらは一人うなずく。だが、昨日までの日常を覆す、決定的な何かがそこに存在した。
もう一度パンツの中を恐る恐る覗くと、そこには女性にはあるはずのないものが鎮座していた。
落ち着きを取り戻すためまゆらは、改めてそれを確認すると大きく息を吸う。
「きゃああああああっっ!!!」
そのまま吸った息をすべて吐き出す。すぐに認識するには、それはあまりにも現実からかけ離れていた。
まゆらの股間には・・・男性器が生えていた。
「なんなのこれは!一体!なんで・・・!」
ベッドの上で慌てふためく。動転しすぎて口に出していることにも気づかずに、支離滅裂に喚きたてる。
ひとしきり騒いだ後、息を切らしていると、不意に時計のアラームが鳴る。
「・・・やっぱり学校に行かなきゃ・・・だめよね」
大きくため息をつくと渋々ベッドから這い出る。
「はぁ・・・はぁ・・・」
学校への道を走っているため息が荒くなる。
なんとかスカート内に収まった股間のものは、しかしパンツの中には入りきらず、
先端の部分がはみ出るかたちになっていた。
敏感な部分がスカートの生地に擦れるたびにまゆらからうめき声が上がる。
「はぁ・・・もうだめ・・・」
中庭の木にもたれ掛かったとき、予鈴が鳴り響く。すでに我慢は限界に達していた。
ヨロヨロとした足取りで、なんとか下駄箱までたどり着く。すでに他の生徒の姿は無かった。
まゆらは上履きに履き替え、足早に第二校舎へと向かう。
生徒たちが授業をうけているのが第一校舎。体育や家庭科などの移動授業があるのが第二校舎である。
今のこの、HRの時間にここにいる生徒はいない。まゆらはそれを承知でここにきている。
校舎の奥まった場所にあるトイレへと駆け込むと、一番奥の個室に入りスカートを捲り上げる。
「はぁ、はぁ・・・こんなになってる・・・」
スカートの中のものは天井に向かってそそり立っていた。
尿道口からとめどなく液体が溢れ滴り落ち、スカートの裏地と白いパンツを濡らしていた。
「どうすれば・・・いいの・・・」
塗れそぼるピンク色の先端に触れてみる。
「んっ・・・!」
指先で亀頭の部分を擦りあげたび、腰が跳ね上がる。
今まで感じたことの無い気持ちよさに、身悶えるまゆら。あがる嬌声はトイレの中に響いていた。
溢れる先走りの液体に、指がベトベトになる。
快楽に思考がぼやけていたまゆらは、指先に付着した液体を唇に運ぶ・・・。
ガチャ
「え・・・・・・?」
「どうしたんですか、まゆらさん」
突然の来訪者に戸惑う暇すらなかった。
「聖奈・・・さん・・・?」
「だめですよぉ、こういうことするときはちゃんと鍵をかけないと」
「あ、あの・・・私・・・これは・・・」
急速に頭が冷却される。視線を、聖奈の顔と、股間のいきり立つものとを何度も往復する。
いたずらを母親に見つかった時の子供のような顔を見せ、必死に弁解しようとする。
そんなまゆらの唇に、聖奈は人差し指を立て、言葉を制する。
「すごく、苦しそう・・・」
聖奈はひざまづいて怒張を優しく握る。
「あっ!」
「ね、場所変えませんか?ここだと、今はいいけどあんまり声上げられませんよ」
「で、でもこれから授業が・・・」
「大丈夫、欠席届は出してきたから。もちろん二人分。それに・・・」
聖奈がペニスを握る手に力を強める。
「このままだと授業どころじゃなくなっちゃいますよ。ね?」
「・・・・・・・・・」
収まった体の火照りが再燃したまゆらに、選択権はなかった。
「ここは・・・?」
「ふふ。隠密専用の地下室です。生徒会でも少しの人しか知らないんですよ。さ、どうぞ」
促されて入った部屋は薄暗く陰湿な場所だった。
聖奈が室内の明かりをつけると、部屋の中に所狭しと鎮座していた。
――性知識にさして詳しくないまゆらでも、それらが性的な調教を施すものだと理解できた。
「あの、私やっぱり授業に・・・」
「だ〜め。そんなに心配しないで大丈夫ですよ。ほとんど趣味で集めたものだから、
使ってないものの方が多いんです」
そういわれてまゆらは感づく。
「も、もしかして・・・これ全部予算で・・・!?」
「ぴんぽ〜ん♪」
「ぴんぽ〜ん、じゃないですよ!あ〜もう!こんなの何に使うんですか!!」
「もう、う・る・さ・い」
聖奈がまゆらの唇をふさぐ。舌が舌を絡めとり粘膜音が室内に響く。
「んむ・・・・・・ふぅ。そんなことより楽しみましょ。まゆらさんもそのために来たんでしょ」
言われて股間のむず痒さを思い出す。
「私にまかせてください」
「おちんちんはこうやってこするんですよ」
聖奈に後ろから抱きしめられペニスを弄ばれる。
「こうやって優しく・・・前後に擦るんです。気持ちよくなってきたでしょう」
「ん・・・あ、くふぅ・・・ん・・・やぁ」
耳元でささやかれながら身をくねらせるまゆらは、下半身が自分のものじゃないような錯覚に襲われる。
さらなる快感を得るため自ら腰を動かそうとするが、絶妙のタイミングで聖奈の手が離れる。
「はい、じゃあ次は自分でやってみてください」
聖奈の手に名残惜しさを感じつつ自分の手で触ってみる。つい先ほどトイレで触れたときよりも硬く熱くなっていた。
教えられた通りに前後に動かしてみると、途端に快楽の波が押し寄せてくる。
「そう、それがオナニーです。覚えちゃったらやめられませんよ」
夢中でペニスを扱くまゆらの背中を見ながら、聖奈はまゆらの尻の谷間を割り開く。
中心にある窄まりを見つけると、舌を伸ばす。
「ひああああっっ!!だ、だめです!そんな・・・!」
「さっきから気になってたんです・・・」
唾液で穴の表面を濡らすと、人差し指を挿入する。
「まゆらさんにも前立腺があるのかって」
「そんなの・・・あるわけ・・・ん!」
「でも、おちんちんビンビン・・・ふふ」
指が肛内を引っかく。まゆらの肛門はきつく、聖奈の指が入り口で締め付けられる。
「やだ・・・痛い・・・」
「あら、そうなんですか?でも・・・おちんちんを扱く手が止まってませんよ」
そう言われてまゆらは、無意識に手を動かしていたことに気がつく。
今のまゆらは肛門に異物を挿入される痛みでさえ、快感に置換していた。
「やぁ、なんで・・・なんでぇ」
困惑しながらも動く手は止まらない。たまらず壁に手をつく。
「かわいい、まゆらさん。・・・たくさん出しちゃって下さいね」
指の動きがより激しくなり、肛内で暴れる。
呼応するかのようにまゆらの手の動きも早くなる。
「やぁ、イっちゃう・・・あああああああっっ!!!」
ペニスが何回も痙攣し、精液が地下室の無機質な壁と床に打ち付けられ、白く染めていく。
「ふふ・・・気持ちよかったですか?」
聖奈の言葉はまゆらの耳には届いていなかった。息も絶え絶え、恍惚とした顔で射精した余韻に浸っていた。
力が抜け、崩れ落ちそうになるまゆらを、聖奈は両手で抱きかかえる。
「これからもっともっと気持ちよくなりますよ。まゆらさん」
いつもと変わらない笑みを浮かべ、射精したばかりでまだ萎えないペニスに手を伸ばす。
半開きになっているまゆらの唇にキスをする。
「聖奈せんぱ〜い!」
「あら、どうしたのりのちゃん?」
「まゆら先輩知ってますか?ここ最近お休みしてるみたいで・・・」
「まゆらさんなら風邪をひいて寝込んじゃってるの」
「そうなんですか?ならお見舞いに行かないと・・・」
「うつしちゃうと悪いから来ないで欲しいみたいなの。それにかなり辛そうだからそっとしておいてあげて。
お見舞いならちゃ〜んと私が行くから。ね?」
「う〜・・・分かりました。じゃあお願いしますね聖奈先輩!」
「は〜い」
聖奈はいつもの道を歩く。不意に後ろに人の気配を感じる。聖奈にはその気配だけで誰なのか分かった。
「・・・少し悪趣味じゃありませんか?」
「あら、まゆらさんの食事に薬を入れてくれたのは琴葉ちゃんじゃない」
そう言われると琴葉も返す言葉がない。
確かにまゆらの食事の中に、聖奈に言われたとおり薬を入れたのは自分だ。
だが、それは「まゆらのため」と言われて混入したもので、
まさか、女性に男性器を生やすものだとは想像もつかなかった。
「一体どこであんな薬を・・・?」
「な・い・しょ」
笑顔でかわされると琴葉は二の句が継げない。
「琴葉ちゃんもどう一緒に?可愛いわよまゆらさん」
「・・・・・・遠慮しておきます」
残念。そう言い残して地下室へと向かう聖奈。しばらくその背中を見つめ、琴葉もその場を後にする。
(それにしても・・・珍しいな。あの人が一人の人間にここまで固執するなんて)
聖奈の女性との遍歴は知っていた。学園の生徒を捕まえては一夜を過ごす。
それも一、二回の営みで終わり、また別の生徒に手を出すことも。
聖奈は地下への道を歩きながら、琴葉同様、聖奈自身も疑問に思っていた。
なぜこうも、まゆらにこだわるのか・・・。
今までベッドを共にした女性たちを確かに真剣に愛した。
だがそれも長くは続かず、いつも分かれるのは聖奈からだった。
そんな自分がまゆらに対して異常なまでの執着心を示している。
この数日、まゆらと体を重ねていない日は無く、ときには授業を休んでまで地下室へと足を運んだこともあった。
そもそも、なぜまゆらに薬を使ったのか。久遠もいた。奈々穂もいた。なぜまゆらを選んだのか。
・・・考えている間に地下室の扉の前に来ていた。
聖奈の頭の中は、すでにこれから行われることでいっぱいだった。
考えるのはやめよう。これからのまゆらとの行為を楽しもう。
「元気ですか?まゆらさん」
薄暗い地下室。そこにまゆらはいた。
まゆらは口に、穴が開いたゴルフボール大の球状のものを咥えていた。
ギャグボールと呼ばれるもので、開いている穴から唾液を流させ、羞恥心を高めるものである。
すでに床には唾液で作られた水溜りが広がっていた。
「・・・今日は何回イったんですか?」
聖奈は、少なくとも五回は射精していないと作られない精液溜まりを見て言う。
まゆらの背後に回り、ローターが入っている肛門に指を入れる。
広がった肛門はなんの抵抗も無く指を受け入れる。
「んん〜!・・・ん!」
まゆらがくぐもったうめき声を上げる。
「こんなになっちゃいましたね・・・。もう二本も入ってますよ」
指を引き抜き、口にはまっているギャグボールをはずす。
唾液の糸がボールと唇を繋ぐ。聖奈はドロドロに付着した唾液を舐め取る。
「今日はどうしますか?またお尻をいじっちゃいますか?それとも・・・私のに入れます?」
スカートを捲り上げると、すでに愛液で濡れていた秘部があらわになる。
「最近はまゆらさんのことを考えてるだけでこんなになっちゃうんです。
だからパンツも履いていないんですよ」
まゆらは顔を近づけ、濡れそぼるそこに舌を突き出す。
懸命に舐めるまゆらを見て、聖奈は思わず疑問を口にする。
「・・・ねえ、まゆらさん。どうして抵抗しないんですか?」
まゆらは予想外の質問に舌の動きを止め、聖奈の顔を見上げる。
「抵抗しようとすれば出来たはずです。なんで、なんでもしてくれるんですか・・・」
自分でも矛盾した質問だと分かっていた。
して欲しいことをさせているのに、それを何故かと問いかける。
心の中で意味の無い質問をしている自分を嘲笑する。
だが、まゆらからの答えは聖奈の
「それは・・・私・・・聖奈さんのこと・・・・・・好き、だから」
「え・・・?何言ってるんですか・・・。こんな、監禁もされていっぱい恥ずかしいことされて・・・」
「ほんとです・・・」
見下ろす聖奈をまっすぐ見つめるまゆら。聖奈の目はかすかに滲んでいた。
「そんな・・・ただ、それだけの理由で・・・」
膝から崩れる聖奈。
まゆらはヨロヨロと立ちあがって、聖奈を抱きしめる。
「私には『それだけの理由』じゃないですよ。好きな人の望むことならなんでもできます。・・・好きです。聖奈さん」
今度は聖奈がまゆらを見上げる。まゆらは優しい笑みを浮かべ聖奈見つめていた。
『好き』。その言葉は聖奈の胸に強く響いたと同時に、聖奈の疑問の答えを代弁していた。
今までの女性との関係は本当の『好きに』出会えてなかったから。もちろんそんなもの長く続くはずは無い。
なら、私のまゆらさんへの執着は・・・・・・私もまゆらさんのこと・・・
そう思った瞬間、体が震えるほど胸が高鳴っる。せきを切ったように涙が溢れ出した。
「そっか・・・そうなんだ・・・」
頬を伝う涙を拭おうともせず、まゆらの胸に頭をもたれさせる。
「ごめんなさいまゆらさん・・・いまさら気づいたんです・・・。私ばかで不器用だから・・・こんな形でしか表現できなくて・・・ごめんなさい」
まゆらは返事をしない。ただ優しく、聖奈の髪を撫でるだけだった。
「私もです・・・。好きです、まゆらさん」
まっすぐに見つめて告白する聖奈が愛しくて、まゆらはキスをする。
>>460 GJ
面白かった。
終わり方は、色々妄想できるかんじですね。
琴葉と歩のその後が気になる。
どんな会話するんだ?
「おはようございます。まゆらさん!」
学校への道。聖奈はまゆらの姿を見つけるとその腕に飛びついた。
「ちょ、聖奈さん・・・歩きづらいですよ。」
そう非難するまゆらの顔も満更ではない。
「あれ〜、まゆら先輩!」
りのもまゆらの姿を見つけて近づいてくる。
「もう、風邪は大丈夫なんですか?」
「え?風邪?」
「はい、まゆら先輩が風邪で休んでるって聖奈先輩が・・・」
そういわれると聖奈の体が一瞬こわばる。
「・・・ええ、大丈夫よ。なんたって・・・聖奈さんが看てくれたんだから」
絡み付く聖奈の腕を引き寄せる。りのが不思議そうな顔をする。
「・・・お二人とも何かあったんですか〜?」
「ふふ、な・い・しょ」
まゆらがウィンクをする。りのが足早に学校へ向かう。
「・・・・・・ふぅ」
「ごめんなさい・・・まゆらさん」
聖奈が気まずそうに謝る。それを見てまゆらはくすりと笑う。
「なんだか謝ってばかりですね。以前と立場が逆になっちゃってますよ。ふふ」
「・・・いじわる。・・・ふふ」
二人して笑いあう。しばらく学校への道を、たわいも無い会話をしながら歩く。
「あ、そうそう。地下室のことですけど・・・」
「はい?」
「あそこにあるものは撤収するように業者を手配しましたから。」
「え〜!?せっかく集めたのに・・・」
うな垂れる聖奈。
(゚∀゚)
「そんなのもう必要ありませんでしょ。私がいるんだから」
「え?」
思わずまゆらの顔を見上げる。
「・・・してほしいことがあれば私に言ってください。その・・・ある程度は・・・しますから」
「それって・・・エッチなこと?」
「は、はっきり言わないでください!!」
聖奈は、顔を真っ赤にするまゆらをたまらず抱きしめる。
「じゃあ、さっそく」
「え?こ、これからですか?」
「だめですか?ここ・・・こんなになってるのに?」
まゆらのスカートの中に手を入れる。すでに股間のものは硬くなっていた。
「ちょ、だ、だめ!こんなところで・・・」
地下に軟禁されてからの数日間で完全に第二の性器となった怒張は、
軽くしごかれただけで、先端から液体が滲んでしまう。
「結局ついたままですし・・・」
「それは、聖奈さんがいけな・・・んっ!」
すでにまゆらの表情は熱に浮かされたそれになっていた。
「・・・聖奈さん・・・」
潤んだ瞳で聖奈を見つめる。それだけで聖奈は達しそうになった。
「私を本気にしたのはまゆらさんですよ〜。だから、お付き合いしてもらいますね」
「もう・・・お手柔らかにお願いしますね・・・」
二人の頭の中では、すでに授業に出るという選択肢は無かった。
下駄箱に着き、トイレへと向かおうとする聖奈の袖をまゆらは引っ張る。
「どうしたんですか?まゆらさん」
「・・・私、結構嫉妬深いんです。だから・・・浮気しちゃイヤですからね」
聖奈の唇と自分のを重ねる。
人目を気にせず、二人は抱き合い、互いのぬくもりを確かめ合っていた。
おわり
はい、いかがでしたでしょうか?
正直、早く投下しようと中盤以降かなりやっつけ感漂いますが、
感想お待ちしております。
さて、アニメも終わっていい感じにスレが寂れていますが・・・
僕的にはまだまだネタも溜まってるんでSSを続けようと思います。
懲りずにお付き合いくださればうれしいです・・・
>>460さん
乱交きたー!!みんなに攻められる琴葉エロすぎです。
久遠×聖奈、楽しみにしてますw
475 :
隠密の作者:2005/10/09(日) 23:12:05 ID:MWMzdiFo
474さん、GJ!最後の二人の会話とかが自分的にかなり好きです。次も楽しみにしてますね。
470さん、その後の琴葉と歩ですか…私はこんなだと…↓
「歩、落ち着けっ」
「…ハァハァ、さすがにここまでは…」
「いや、最初から追って来てないんだが…」
「ふぅ…ちょっと休みましょうか」
「あぁ…」
「……」
「歩?」
「なんですか?」
「……来年は頑張ってくれ…なんなら今から私が…」
「やっぱり琴葉さんって…(副会長たちの後輩だ)」
「なんだ…?」
これしか浮かばなかった…ι
琴葉と歩のその後はみなさまのご想像にお任せします………ι
>>474 射精の描写とかエロいなぁ(;´Д`)
フタナリ… 有 り だ な
>>475 乱交(・∀・)イイ!
自分も久遠×聖奈希望
>>474 GJ!! 聖奈×まゆらにここで目覚めさせてもらったよ
皆様お疲れさまです。最近は極上ネタも特に浮かばず
すっかりROM側となってしまいました(汗
時間が無くて、なかなかしっかりと見ることができませんが、少し見た
だけでも、みなさんとてもレベルが高いなぁ・・なんて思います。
トリップをつけて前々から書き込んでるかすがさんなんて、書くたびレベル
が上がっているのが目に見えて、とても驚かされます(笑
何かしらネタがあれば是非書かせていただくんですが・・・なかなか
見つからないものですね、コナミさんで何か企画とか始まらないかなぁ(汗
DVDでようやく観始めた漏れはこれから約半年極上を楽しめる勝ち組
484 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 09:39:10 ID:fvxhOUY0
漏れは琴葉総受とか小百合総受読みたいです。最近萌えてるカプはりの×琴葉、奈々穂×小百合、そして小百合×琴葉×小百合。
えと、んなら琴葉イジリのSSでも作ってみようかのぉ。
極上生徒会トレーディングカード…
かの美少女ぞろいと有名な極上生徒会のメンバーの写真入りで、
ゲームもでき、レアカード「奏」会長のカードも存在することから大人気…。
なのだが、これほどの大人気を誇るのには隠された理由があった…。
指令カード...。
普段、隠密メンバーというのはその任務性から誰か公表されていない。
カードでも「A」「K」という名前になっている。
しかし、わずかしか存在しないこの指令カードを得た人は…
『本物の隠密に、なんでもひとつだけ指令ができる』
という、特異性をもっているのだった。
もちろん、正体をばらすのは禁止。というのは言うまでもないのだが。
そんなレアカードを手に入れたい、
と他校、特に男子がこのトレカの収集に熱をあげるのだった。
そして今日も、この「指令カード」の呼び出しに応じて…。
隠密「矩継 琴葉」はその任にあたるのだった。
「ご主人様、指令カードのご命令でうかがいました。なんでもご命令ください。」
実は、この指令カードの任務はいままでにも受けたことがあった。
しかし、その中身は「なくなった宝物をさがしてくれ」だの「極上生徒会の○○さんに会わせてくれ」だの、「奏会長にあわせてくれ」だの、わりと無難な任務を言い渡されていたに過ぎなかったが今日は様子が違った。
明らかに「遊んでいる」風貌で金髪、ピアス、そして顔が日焼けしている。
琴葉がもっとも苦手とするタイプだった。
(さっさと、任務をすませてしまおう、宿題もあることだし)と考えていた矢先に…
その依頼人はとんでもないことを言ったのだった。
「今からおまえは俺らの奴隷になれ」
琴葉は一瞬ワケがわからなかった。
しかしその意味は、このあと嫌でもわかるのであった。
すると、その男はいきなり琴葉の腕を捕まえ、唇を強引に奪った。
(゚∀゚)
488 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/14(金) 17:53:26 ID:f/bzi9mT
(´∀`*
(´・ω・`)
(゚∀゚)=3
隠密 琴葉のヤツの続きです。終わるはずだったんですが、続きを希望してくださる方がいたので…
見たくない方はスルーしちゃってくださいι
二人とも一糸纏わぬ姿になると、相手の体を舐めるように見る。
「ふふ、やっぱり久遠さんはスタイルいいですね〜うらやましいわ」
聖奈はうっとりした目で見つめ、久遠の体のラインを指でなぞった。
「んっ…聖奈さんも、少し胸が大きくなったんじゃありませんこと?」
仕返しと言わんばかりに、聖奈の形の良い胸を揉んでいく。
「ぁ…久遠さんがそういうことするからですよ〜」
「聖奈さんはいやらしい体してますわね」
「久遠さんほどじゃありませんよ〜」
会話を交わしながら、体を触り合う二人。
余裕のある笑顔をしている聖奈に対し、久遠は既に息が乱れ始めていた。
「はぁ…はぁ…」
「久遠さん、もうですか〜?」
「ぁぁっ…!」
喘ぎ声を上げる久遠を満足げに見ながら、敏感な位置をピンポイントで攻めたてる。
「ぅぅん…っ」
久遠が普段見せないような顔を見せてくることに、聖奈は喜びを感じていた。
「そうだ、久遠さん、明日歩ちゃんもらっちゃっていいですかぁ?」
「なら、私は琴葉をいただきますわね…ハァハァ」
「はぁい♪楽しみね〜」
「そう、ですわねっ」
「久遠さん、手が止まってますよ♪」
聖奈はニコニコしながら、立っているのがやっとの状態の久遠にそう言った。
「はぁ…はぁ」
久遠は体を這っていた聖奈の手を外し、足下にしゃがむと、秘部を舐めていった。
(゚∀゚)
秘部に口をつけ、入口を舌で割り開く。
「ぁあっ…」
さっきとは一転して、久遠が攻め始める。
何度も体を重ねた相手なので、敏感な位置を舐めていく。
「んっ…はぁ…久遠さんっ…」
口を離し、唾液と愛液が混じりあったそこに指を二本突き立て、中を引っ掻く。
「はぁんっ…」
「ふふ、聖奈さんかわいいですわ」
「はぁっ…っ」
達する直前に久遠は何を思ったのか指を止めた。
「……?」
「ふふ、指がもうこんなになってしまいましたわ」
聖奈の目の前に突き出された指は聖奈から出た液体に塗れていた。
「ハァ、ハァ……」
聖奈は顔を紅潮させ、その指に舌を走らせ、口に含んだ。
そんな聖奈の様子を勝ち誇った様な笑みで見つめる久遠。
「んむ…」
「かわいいですわ、聖奈さん」
「…ん」
「これがご褒美ですわよ」
口の端をつり上げ、久遠は聖奈の舐めた指を肛門に差し込んでいく。
「んっ…ぁぁ!」
「ふふ」
肛門に差し込まれた指はスムーズに奥まで進んだ。
「はぁっ…んっ」
久遠が指を動かす前に自ら腰を振り始める。
「いやらしいですわね」
久遠の声も聞こえていないのか一心に腰を降る聖奈。
「ぁぁぁぁあっ!」
絶頂を迎え、聖奈はそのまま床に崩れ落ちる。
「聖奈さん、私がまだいってませんわ」
「はぁ…い、今しま〜す」
聖奈は息を整え、久遠の体に自分の体を重ねた。
またしても中途半端に…大変申し訳ありませんι特に最後の方がすごく雑に…ι
むしろ申し訳ないのは493の馬鹿なので気にせずに
>>495 全然良いよ!むしろグッジョーーブ!!
久遠×聖奈っていいな。
イイ!
>>495 476ですが超GJ!
久遠に攻められる聖奈さんエロス(*´д`*)
よろしければ聖奈×歩と久遠×琴葉も希ぼ(ry
奈々穂×香っていままであった? 教えてキボンヌ
保管庫もみたけど、なかったよ
ありそうでないんだな
奈々穂vs香なら来週ガチであるがな
504 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 16:32:20 ID:Usiem8m/
∩(・ω・∩)age
ゲームのあゆちゃんで誰か書いてくれまいか
屋上のシーンからいきなりハネムーンへ
りのとハネムーンか
ゲームの奏グッドをハッピーに替えようと構成考えたら
エロ萌じゃなくてただの燃えにしかならなかった
見たい
509 :
はぁはぁ男:2005/10/17(月) 21:31:54 ID:2r76rziQ
聖奈さんを思うあまり、とうとう寝室に忍びこんでしまった…。嗚呼、なんて可愛い寝顔なんだ!ん?隣で寝ているのは妹さんか…。まぁ、それはどうでもいい。さてと…、まずは聖奈さんの着ているパジャマを剥ぎますか……
510 :
はぁはぁ男:2005/10/17(月) 21:51:10 ID:2r76rziQ
ボタンを外してみると、なんとッ!?ノーブラじゃあありませんかッッ!……いけませんねぇぇ〜、そうやって今までに何人を男たちを誘惑してきたんですかぁ?興奮してきた我輩は、指先で乳首をツンッとつついてみる…。
511 :
はぁはぁ男:2005/10/17(月) 21:59:12 ID:2r76rziQ
しだいに欲望がおさまらなくなり、我輩は聖奈さんのおっぱいをかるく揉んでみた…。一瞬、目を覚ましてしまうのではと後悔したが、鈍感な聖奈さんはまだ夢の中で無反応。どんどん理性を失っていった我輩は、聖奈さんの……
512 :
はぁはぁ男:2005/10/17(月) 22:06:51 ID:2r76rziQ
ズボンを脱がした…。本当におバカな聖奈さん、早く気付かないと…我輩、辛抱たまらんでゴザルよ?と、聖奈さんのプリチーな苺柄ぱんちゅをスルスルと脱がしていった…。……ッ!?我輩は目の前の光景にビックラこいだ。…なんと、
513 :
はぁはぁ男:2005/10/17(月) 22:14:07 ID:2r76rziQ
そこには漫画にでてくる様な、キレイな縦スジが一本!我輩の大好物がありまするぅうゥ〜!!…今すぐにでもシャブリつきたいが、そこまでしては鈍チンの聖奈さんでも目を覚ましてしまうだろう…。だが、このまま帰るのも惜しい…
514 :
はぁはぁ男:2005/10/17(月) 22:19:24 ID:2r76rziQ
そこで我輩は、股間から自家製のバナナを一本取り出した…。そう、調子に乗ってオ〇ニーをしようと思ったのでございます!憧れの聖奈さんの全裸をオカズにオナ〇ーなんて…我輩、幸せモノでゴザルぅ〜〜!…
515 :
はぁはぁ男:2005/10/17(月) 22:27:37 ID:2r76rziQ
…いざ、ほとばしる熱きパトス(情熱)を胸に…我が右手よ!誇り高き股間に生まれし伝説の性剣…エクスカリバーを握りしめよッ!!…と、その時!隣で寝ていた妹さんが目を覚ましてしまったではありませんかっ!!……
516 :
はぁはぁ男:2005/10/17(月) 22:35:41 ID:2r76rziQ
我輩は瞬時に聖奈さんの布団に身を潜めた…。…見つかってしまったかッ!?…しばらくして妹さんが再び眠ったのを布団の中にて耳をすまして確認した…。どうやら我輩のスピードの方が一歩上だったみたいだな…。……んんッッ!!?
517 :
はぁはぁ男:2005/10/17(月) 22:41:54 ID:2r76rziQ
…こ、この状況は!!……全裸の聖奈さんとフルチンの我輩が同じ布団の中にいるではありませんかッ!…うおッ!?我輩のエクスカリバーが体中の血液を集中させ巨大になってゆくゥ!できることなら、この剣を聖奈さんの鞘に納めたいが
518 :
はぁはぁ男:2005/10/17(月) 22:50:34 ID:2r76rziQ
気付かれては一巻の終わり!…そこで我輩はその場で右手に性剣を握りしめて素振りを始めた。我輩は聖奈さんの布団の中に、白きパワーを放った…。チカラを使い果たした我輩は、聖奈さんの服を元に戻すのを忘れてその場を去るのだった
519 :
リアルはぁはぁ男:2005/10/17(月) 23:01:02 ID:2r76rziQ
…書き疲れた。荒らしてごめんね。
自覚があるなら書くなバカ者
パタパタと慌だしい足音が極上寮の廊下に響く。
「会長〜」
「りの、どうしたの?そんなに急いで」
「えへへ〜、会長を見つけたから」
「あら、そうなの?うれしいわ」
奏は自分の隣りに走ってきたりのの髪を撫でる。
「えへへ〜」
「会長はこれからお部屋にもどるんですか?」
「ん?そうよ、さっき仕事が終わったところなの」
「そうですか!」
「一緒に帰りましょう?」
「は〜い」
嬉しそうに返事をして、奏の後についていくりの。
「そういえば、プッチャンさんは…?」
「それが、シンディ先輩が貸して欲しいって…」
「それで、一人でいるのが寂しくて廊下まで出てたのね?」
「その通りです〜」
りのは照れたように笑うと後ろ頭をかいた。
部屋につくと、二人はソファに座った。
「りの、何か飲む?」
「いえ、いいです」
「あら、今日はどうしたの?」
いつもと違い、遠慮するりの。その明らかにおかしい態度に奏は首をかしげた。
(どうしたのかしら?)
「それより、会長…何かして欲しいこととかありませんか?」
「え?どうしたの、突然…?」
「私、その…会長に感謝してるから、、何か恩返ししたくて」
「そうなの?気にしなくていいのよ?」
いつも通り優しく微笑む奏。
「…それじゃ、私の気が済みません!」
りのはその微笑みに吸い込まれそうになるが、慌てて立ち上がり、奏に詰め寄った。
「……」
(困ったわ、りのったら、どうしちゃったのかしら…)
「会長っ!」
「えぇ…私はりのが笑っていてくれるだけでいいのよ。だから、ね?」
そうっと髪に触れながら、諭す様にりのに言う。
「でもっ…」
それでもりのはまだ納得がいかないらしい。
「……そうねぇ」
して欲しいことはたくさんあるはずだ。しかし、いざ聞かれるとすぐには浮かばない。
「………」
奏が黙ると、りのは何か思い当たったのか、小さく声をあげた。
「ぁ…」
「どうしたの、りの?」
「この前プッチャンに、どうしたら会長が喜ぶか教えてもらったんでした!」
「え…?」
「だから、私会長にしてあげますね!」
「するって…」
奏が聞くより早く、りのは奏の唇を塞ぎ、胸に手を掛ける。
「んっ……!?」
奏の声はりのの口に飲み込まれていった。
「…んんっ」
口を解放された頃には、奏には抵抗しようという気は無くなっていた。
毎回中途半端ですみませんι
りの×奏あんまみないので…書いてみました
なかなかいいけど、もっと書きためてから投下した方がいいと思うんだ
そうそう、オナヌだってためてからのほうが気持ちよいしね
「会長…」
手を止め、甘えるように胸に顔を埋めるりの。
「りの…」
「私、会長にいっぱい感謝してるから」
「…」
上目遣いで奏を見つめ、りのは奏の服を脱がしとっていく。
「わ〜…」
服をすべて脱がし終えたりのは奏の体をみて、その美しさに思わず声を漏らす。
「あまりみないで…恥ずかしいわ…」
そう言って体を隠そうとするが、りのはその手を掴み、胸の突起に吸い付いた。
「んぅ…」
舌で舐めあげ、堅くなってきたことを確認すると、そこを甘噛みする。
「…んっ」
プッチャンから教わったのであろうりのの技に奏は翻弄されていた。
秘部に触れると、そこは十分過ぎるくらい湿っていた。りのは奏が感じていることがわかり、嬉しくなり指でそこを愛撫する。
りのの指は丁寧に傷がつかないように、ゆっくりとそこをなぞっていく。
指が突起に触れた途端、奏は大きく反応した。
「ひぁっ…」
「会長、ここがいいんですか?」
りのはそこを二三度擦りあげる。
「はぁっ…ぁぁ」
指が止まると、奏はその指を目で追っていた。
目で追った指の行き先は、秘部の入口だった。
りのはそこに指を当て、一気に中に差し込んでいく。
奏によってだされた液のおかげで指はすぐに奥まで到達した。
「ハァ…ハァ…あっ」
中を掻き回す様に指を動かすと、奏の声は段々大きくなっていく。
「あ、ぁ…りのっ…ワタクシ…なんだか…」
絶頂が近いのだろう。途切れ途切れに言っている。
「……も…私っ、はぁぁ、ぁぁぁぁぁ───っ!」
りのがさらに激しく指を動かすと、奏は腰を浮かせ、そのまま崩れ落ちた。
「会長喜んでくれました?」
無邪気に笑いかけるりのに、奏は複雑な顔をしている。
(りのったら…この行為の意味わかっていないのね…でも、りのも嬉しそうだし…)
「嬉しくかったわ、りの」
「よかった〜」
「でも、他の人にはしたらダメよ?」
「え?そうなんですか?わかりましたぁ」
次の日。
「りの、どうだった?会長は喜んでくれたのか?」
「うん、嬉しいっていってくれたよ!プッチャンのおかげだね〜」
「ハハ、まあな!」
りのがプッチャンと話していると…
「おはよう、りの、プッチャンさん」
「!」
「会長!」
奏が後ろから神々しい微笑みを浮かべよってきた。
「りの…プッチャンさんにお話があるのだけれど…」
「え?そうなんですか〜、じゃあどうぞ♪」
「ちょっ、まて…り…」
断る前に腕から抜かれ、プッチャンは思考が停止する。
奏は動かなくなったプッチャンをもって、その場を後にした。
結局、奏の姿を見たのも、プッチャンがりののもとに戻ってきたのもその日の夜だった...
(゚∀゚)
かなり雑になってしまったιしかもあまりエロくないかもι
次から書きためてから書き込むように気をつけますね。
りの会長は(アニメでは)王道展開ですねえ
>>507 戸田泰成画の極上が浮かんだ
プッチャンつけた主人公がV機関あたりにバーニングプッチャンかますんたな
「奏は俺の自慢の女だ!!」
531 :
423:2005/10/18(火) 15:56:14 ID:b0l9Ycvc
なんともスレが寂しくなってきてるので、
ちょとリアルに失敗作なんですが、投下します。
世にも珍しい、会長×シンディです。
季節は変わり、さまざまなイベントを終えた宮神学園に、
初めての卒業式の日が近づいてくる。
涙を分かち合った同級生、可愛い後輩との別れ。あるいは尊敬する先輩との別れ。
頭にチラついていた意識が、日を追うごとに強くなっていく。
それは学園内で女神のように扱われている神宮司奏にとっても、
それとは対照的にそれほど同級生や後輩からの御贔屓がなかった、
このシンディ真鍋にとっても同じことだった。
昼休み、シンディは今まで思い出を振り返りながら、校内のさまざまなところを回る。
あまりにも教室がありすぎて、1度もこなかった教室もある。
歩き回っているうちに、いつのまにか屋上へ来ていた。
金網越しに見る広い世界。
自分の居場所とも言える車両部の車がとても遠くに見える。
――――――――駄目だ、怖い。
もともと広いところが苦手なうえ、高いところにいるので足がすくんでしまう。
そして周りには誰もいない。
その場にへたり込んでしまったシンディは、
下を見ないよう顔を逸らし、金網にしがみつきながら人が来るのを待った。
するとすぐにそこへ救世主が現れる。
「あらシンディさん、どうなさったのですか?」
蒼く綺麗な長い髪を持つ女神のような存在、神宮司奏。
その姿を確認した途端に、シンディの目が輝く。
「ボス・・・会長・・・。た・助けて下サイ・・・」
よっぽど悲願するような瞳だったのか、奏が慌ててこちらへやってきた。
「だ・大丈夫ですか・・・?!どこか具合でも・・・」
「あ・足がすくンデ・・・」
・・・少しキョトンとした顔をされてしまった後、もう大丈夫ですよ、と優しく声をかけられ、
奏の身体にしがみつくシンディ。
足というより半ば全身を引きずられながら、シンディと奏は屋上を後にした。
「会長・・・もう大丈夫デスから・・・」
「あら、そうですか? 私なら別に構いませんよ」
「いえ・・・ホントに大丈夫ですので・・・」
奏の好意は嬉しかったが、周りの生徒から浴びさせられる鋭い視線に耐えかねたシンディは、
奏と別れ、教室に戻った。
・・・チャイムが鳴り、苦手な英語の授業が始まる。
どうも日本で習う英語の授業と、アメリカで喋っていた英語とでは観点が違ってわかりづらい。
教科書に車のラクガキをしながら、シンディは先ほどのことを思い出していた。
あのとき奏が来なかったら、もしかしたら授業にも遅れていたかもしれない。
ひょっとしたら放課後まで誰も気が付かなかったかもしれない・・・。
誰も、自分に気が付かない・・・自分のことを知らない・・・。
シンディはふと、宮神学園入学当初のことを思い出した。
宮神学園に来たものの居場所がみつからなかった自分を、
奏はわざわざ車両部というほぼ自分専用の部まで作ってまで、極上生徒会に誘ってくれた。
・・・生徒会に入る前から、入学当初から奏はいつも自分に気を使っていてくれた。
こちらからしてみれば相手は会長なので顔を知っていたが、
向こうからしてみれば普通の一般生徒だ。クラスも違う。
それなのにすれ違い様、こちらが話しかけなくても挨拶をしてくれたり、
最終的には生徒会へ誘ってくれた。
生徒会に入って自分は奏に何かしてあげられたのだろうか。
周りはみんなそれぞれのやり方で、奏への恩返しや敬意を表している。
しかし自分は・・・恥ずかしがり屋で人前では会長、と呼ぶことすらままならない。
奏ならそんな自分をわかってくれているような気がして、
BOSS、と呼んだりもしたが、気を悪くしたのではないだろうか・・・。
どんどんマイナス思考になっていったが、英語の教科書に載っている文字を見てハッとする。
――――――――Happy birthday
誕生日。
・・・そうだ、誕生パーティーだ。
今年も奏の誕生日には当然パーティー開いたが、例によって岩桜龍平太達が乱入してきたため、
ちょっとした騒動になり、あまりきちんと祝ってやれなかったのだ。
それから随分たってしまったが、今月奏の周りの雑用をこなす係り、すなわちお世話係は自分だ。
これ以上にない、おそらく最後になってしまう絶好のチャンスに気が付いたシンディは、
ノートに黒板の文字を写す事も忘れ、代わりにたくさんのメモ書きをしながら、計画を立てていった。
放課後、奏のいる生徒会長室の前で、深呼吸してから扉を開ける。
「会長、失礼シマス・・・」
「あらシンディさん、こんにちは。何か御用ですか?」
自分の計画を何も知らない奏を前に、変にワクワクしてしまう。
「あの・・・よろしければ、生徒会長室の大掃除をしたいので、シバラク貸して頂けマセンか・・・?」
「えっ・・・?大掃除だなんていいですよそんな。」
「エェっ?!・・・アッ・・・エット・・・」
「・・・?」
大掃除、と銘打って装飾作業を進めようと思ったが、いきなり断られてしまう。
そうだ、断られる可能性もあったのに、どうして自分はこうも頭が回らないのだろう。
「さ・最近掃除が趣味デ・・・だから・・・ソノ・・・」
「あら、そうだったのですか?シンディさんがお好きでやるのでしたら、私はかまいませんよ。
大掃除、お願いしてもよろしいかしら?」
「ハイ、ありがとうございます。・・・できるだけ早く終わらせマスノデ・・・」
随分と苦しい言い訳だったが、なんとか了解を得たシンディは、
生徒会室にある奏の持ち物を奏と一緒に寮まで運んだ。
「少しの間・・・書類の整理などは、寮で行って頂くことにナリマスガ・・・」
「えぇ、かまいませんので、楽しんで掃除をしてくださいね」
「は・ハイ・・・」
・・・
生徒会室から必要なものを持ち出してきたシンディは、
その日の晩から生徒会長室の前に「立ち入り禁止」の張り紙をし、
英語のノート片手に、早速作業に取り掛かっていった。
その頃、奏は使えない生徒会長室の代わりに、寮の自室で書類の整理を行なっていた。
「ふふっ、シンディさんったらどんな掃除をしてくれるのかしら?」
どう考えてもおかしかった先ほどのシンディの態度で、
シンディが掃除をするわけではないことに、奏は気が付いていた。
これから何が待っているのかと、ついついいろんな想像を膨らませてしまう。
いい加減に書類に目を通しても意味がないので、
少し気を引き締めてから机の上の紙へ視線を落とす。
―――――――――――「宮神学園卒業式のご案内」
後日配られる、座席の配置などもメモされた卒業式案内プリントのサンプル。
奏がハンコをおせば、このプリントが生徒達へ配られる。
・・・ハンコを押してしまうと、急に卒業が近くなる気がして、奏はハンコを押すのをためらった。
そうだ、もう卒業なのだ。
自分は理事長としてこの学園に残れる。しかしシンディは・・・
いつか来てしまう寂しさにつきまとわれそうになった奏は、それを振り払おうと、黙々と書類の整理を続けた。
シンディが大掃除の申し出をしてきてから、6日目の朝。
学園に着いた奏の靴箱に一通の手紙が入っていた。
「大掃除が終わりましたので、今日の19時に生徒会長室へ来てくれると嬉しいです。 シンディ」
もはや「大掃除は嘘です」とでも言っているような、不自然な文に微笑みながら、
奏は教室への階段をのぼっていった。
・・・
そしてその日の19時、約束どおりに奏は生徒会長室の前に来ていた。
一呼吸おいてから、ノックをする。
・・・何故か返事がしない。紙に書いてある時間を確認するがたしかに19時と書いてある。
「・・・?失礼します・・・」
返事がないまま扉をあけると、そこにはクラッカーを片手に机にもたれかかって寝ているシンディがいた。
「シンディさん・・・」
少し隈まで出来ているシンディを起こしてしまうのも可哀想で、今はそっとしておく。
しかし、1人でよくここまでやったものだと、奏は装飾の出来栄えに驚いていた。
中でも紙で作られた花は本当に綺麗だった。こういう作業は得意なのだろうか。
そして一通り鑑賞を終えた奏は、テーブルの上にある白い箱を開ける。
中にはおそらく自作と思われる、イチゴと生クリームのケーキが入っていた。
ロウソクが少し強引に18本立てられている。
そして真ん中の、普通のケーキ屋より少し大きめの板チョコに文字が書かれていた。
――――――――「奏ちゃん お誕生日おめでとう」
横には小さく車の絵が書いてある。
広告でも見て書いたのだろうか、これは子供向けの文だ。
しかし、奏にとってはシンディの気持ちがただ、ただ嬉しく、そんなことはどうでも良かった。
「シンディさん・・・ありがとうございます・・・。本当に、本当に・・・」
奏はまだ寝ているシンディを抱きしめ、溢れる気持ちを涙と一緒に精一杯口にした。
「これは・・・感謝の気持ちと・・・」
奏は自分の唇をシンディの口元へ近づけていく。
触れるくらいのキスなら――――――――
「・・・駄目、こんなことをしてはいけない」
残り数センチ、というところまでいくが、奏は動きを止めてしまう。
こんなにも純粋な子を自分の欲望で汚すことなど、
ましてやこんな無抵抗な状態で一方的にすることなどできない、してはいけない・・・
本能を理性で必死におさえつけると、奏は手を離し、シンディから離れようとしたそのとき
「奏・・・会長・・・」
「ッ・・・」
離れようとしていた奏の手を掴み、引き寄せるとシンディが奏に口付けをした。
「・・・奏会長・・・今日は・・・ずっと側にいてほしい・・・」
「シンディさん・・・」
触れるだけの、彼女らしいキスの後の言葉から、何かを悟った奏は、もう一度、
そして今度こそシンディに「大人のキス」をした。
自分の舌をシンディの口の中へ入れた瞬間、シンディの体がビクッと揺れる。
しかし奏はためらわずに、舌を動かし続ける。
奏の舌がシンディの縮こまった舌に触れ、絡み合おうと誘いをかけるが、なかなか動かない。
そして歯茎も舐めまわしていると、シンディの舌が奏を求めて、その舌を奏の舌へ重ねてくる。
「ッ・・・んぁ・・・はぁっ・・・・・・奏っ・・・会長・・・」
「んぅっ・・・・・・・シンディさん・・・初めての大人のキスは如何でしたか?」
まだ少し乱れる息をととのえ、顔を赤くさせながら奏はシンディに問いかける。
「も・もっと・・・続きを・・・・」
「うふふ・・・今日のシンディさん、随分と積極的なんですね」
「い・言わないで下サイ・・・」
奏は今度はシンディのブレザーの前を開け、ベストの下からシャツのボタンを開けると、
背中にあるブラジャーのフックを外す。
シンディの胸に手を触れ、焦らすように先端には触れずにシンディの胸を揉んでいく。
奏の愛撫に加え、ふれるかふれないかという服との摩擦でシンディの胸の先端は硬く張り始め、
やがて奏の指でもはっきりとわかるほど、硬く、ツンと張り出した。
そしてその張り出した先端を、奏の長い人差し指と中指でキツく挟み込む。
「・・・くっ・・・うぁぁぁぁッッ・・・うぅッ・・・!!!」
今まで聞いたことのないような甲高い声をあげるシンディを見て、
自分だけがこんな彼女を見れているという優越感を感じた奏は、
もう片方の手でシンディの足を開かせようとした。
――――――――が、シンディの足が言う事をきかない。
「か・会長・・・そ・そんなところは・・・・」
「『シンディさん、足を開いて下さい』」
奏がそういうと、シンディの意思とは逆にぐぐぐ、と両足が開いてしまい、
湿った下着と割れ目が丸見えになる。
「ふふっ、こんな使い方をしたのは初めてです」
「・・・か・会長ッ・・・・!!」
「シンディさん、楽にしてください・・・大丈夫ですから」
言霊で強引に足を開かされ、恥ずかしさで気が狂いそうになっているシンディも、
奏の言葉に少し落ち着いたのか、両足の震えが少しおさまる。
そして奏は、長い指を今度はスカートの中に入れ、手のひらで太ももを撫で回すと、
一度震えのおさまっていた両足が、ふたたび震えはじめ、
その先に見える部分がひくつきはじめる。
それを見た奏は、シンディの下着をずり下ろすと、
そこにある突起をテンションをつけながら親指で刺激し始めた。
「ふあぁ・・・!あッ・・・あぁッ・・・!!」
奏の指の動きと一緒に波打つシンディの体を、奏は支えながら、少しずつペースを上げていき、
人差し指をクッと曲げると第二関節を使って突起を左右に動かしたり、押し上げたりする。
「ッ・・・!!か・かいちょッ・・・ぅ・・・ッ・・・!
そ・そんな・・に・・・っ・・・速くされ・・・るとッ・・・・!!」
「大丈夫・・・私が支えていますから・・・大丈夫・・・・」
シンディは奏の身体にしがみつき、上を見上げてすべてを奏にまかせた。
「ッ・・・・うぁぁッ!!・・・うあぁぁぁぁぁッッ!!!!」
両腕に強く力が入り、最後に大きく脈打ったシンディの身体から、
シンディの声とともに愛液が溢れ出た。その液は奏の手のひらにおさまりきらずに溢れ出す。
「今日のシンディさん・・・とっても可愛かったですよ・・・」
奏では、指にまとわりつく液体を舐め取ると、
目を閉じて気を失っているシンディの頬に手をあて、愛おしそうにそっと口付けをした。
終わりです。なんとも中途半端ですみません。
本当はシンディが特別講師として残らず、夢を追いかける、
というエピローグの部分や、校内の見回り途中、シンディの手助けをする奈々穂、
っていう場面があったんですけどそれだと長すぎるんでカットしました。
おかげで話の最初のほうが結構無駄に(^ ^;
しかし、自分には会長とシンディは難しかったです。
シンディは久遠とが一番組ませやすいなぁ笑
541 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 19:46:05 ID:JFbw7vMv
シンディでは萌えぬ
542 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 21:06:29 ID:gpy5vxgo
保管庫ってあるの?
あったら誘導プリーズ
なかなか珍しい組み合わせで面白かったよ!GJ!
最近会長のSSが投下されてて嬉しい。
会長に相手にされなくてアユアユを襲っちゃう香マダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
546 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 21:38:46 ID:gpy5vxgo
シンディかわええなあ
>>547 やっとみツけた(・∀・)人(´・ω・`)ナカーマ
シンディも可愛いと思うんだけどなぁ・・・
あれ・・・「つ」だけカタカナに・・・・orz
黒りのが生徒会に手当たりしだいパヤパヤしていくのきぼn
りのは黒化しない
553 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/21(金) 13:39:11 ID:ZWy4FmHr
554 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/21(金) 14:41:18 ID:Rsk9IDbc
欲情生徒会
555 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/21(金) 23:24:40 ID:Q3jDmuCN
催淫常態
はい、こんにちは。
スレが寂しくてSS投下も少なくて寂しい限りです・・・よし、ここで一発!
というわけで奏×久遠を投下します。どうぞ。
あ、また生えてます。
銀河久遠は、神宮司奏の部屋の前にいた。
数刻前からドアに張り付いていたが、ノックするわけでもなく、ただ黙して部屋の様子を伺っていた。
中からうめき声が聞こえる。
「ん・・・んふ・・・んんっ・・・!」
久遠は声を殺し、中から漏れ出る声に耳を澄ましていた。
数日前からだった。久遠がたまたま奏の部屋の前を通りかかったときのこと。
諜報機関として隠密として、身近な、どんな些細な音も聞き逃さないようにになっていた久遠にとって、
扉の向こうから聞こえる声に反応したのは必然と言っても良かった。
「ん・・・ん、あっ・・・」
苦悶とも、喘ぎともとれるその声に、はじめのうちは何事かと心配した久遠だったが、
次第にその艶っぽさに、股間に指を這わせるようになった。
そして今日もこうして訪れてきた。
毎回、不謹慎と知りつつも、手が次第に服の中に伸びたとき、
「そこにいるんでしょ、久遠さん?」
突然の呼びかけに驚愕する。さっきまでのうめき声とは違い、いつもの凛としたそれだった。
気配は完全に消えていたはずだ・・・まさか気づかれるとは・・・
「鍵は開いているわ。入ってきてくれないかしら?」
疑問に思う暇も与えず、奏は久遠を誘う。
「・・・・・・ええ」
渋々と、部屋のドアを開け奏の前に姿を見せる。
奏は、久遠の予想とは違い、きちんと制服に身を包んでいた。
だがその顔は熱に浮かされ、遠くから見ても赤みがかっていることが分かった。
何をしていたのかしら?・・・とは奏は聞かない。ただいつもの笑顔で久遠を見続けるだけだった。
「・・・知りたいかしら?私の秘密」
久遠が、疑問に眉をひそめる。
神宮司家の跡継ぎ騒動が終わったのはつい先日のことだ。
屋敷で奏が発した『能力』は生徒会の誰もが見ている。もちろん久遠も例外ではない。
だが今の奏の発言は、今だ公けにしていない秘密があることを示していた。
「・・・愚問ですわね。わたくしがここにいるのはそのためだと会長もご存知のはず」
虚勢を張る。夜な夜な、奏の声で自慰をするために今日もここに来たのだ。
もちろん、それを素直に話す久遠ではない。
久遠からの返事を聞いた奏は、おもむろに制服のスカートを捲し上げる。
「ちょ、会長・・・!?」
さすがの久遠も冷静さを欠く。
奏は下着を着けていなかった。思わずスカートの中を注視してしまう。
「・・・・・・え?」
「・・・これが私の秘密・・・神宮司の呪われた血よ」
奏の股間には、見るもたくましい男性器が付いていた。
「こんなの・・・」
驚く久遠を見て、奏が自嘲する。
「おかしいでしょ。日本を影で支える神宮司家の頭首が、男でも女でもない中途半端な存在・・・」
「奏会長は奏会長ですわっ!!」
突然発した大声に、奏以上に久遠自身が驚いた。
「久遠さん・・・」
「例え・・・その、ペニスが生えていようと、あなたは私たちの神宮司奏ですわ」
なぜこうもムキになるのだろうか。不幸な境遇の奏に自分を重ねたのか、単なる同情か、
自問するも、冷静でない久遠に答えは出せない。
「ありがと、久遠さん・・・・・・んっ!」
優しく微笑む奏だが、突然うずくまる。
「ど、どうしたんですの会長!?」
駆け寄る久遠。
「いえ、なんでも・・・んあああっ!!」
肩で息をする奏を久遠は支える。
「・・・こうして夜になると起こるの。神宮司の血が暴れて、体中が熱くて・・・」
「もしかして、ここ毎晩のうめき声は・・・」
「ええ・・・体が火照って・・・」
股間を押さえる。
「久遠さん・・・」
滲んだ瞳で見上げる顔に、久遠はドキリとする。
「虫がいいのは分かっているわ・・・でも、手伝ってくれないかしら」
久遠はとっさに判断できなかった。
「わたくしで・・・よければ」
「ん・・・んむぅ・・・」
「そう・・・ん・・・いいわ」
奏はベッドに腰をかけ、久遠は股の間にしゃがんで奏のペニスをくわえていた。
ペニスを口にくわえて首を前後する。息苦しさにむせてしまう。
「もしかして・・・はじめてかしら?」
「・・・・・・ええ・・・」
耳だけで知り得た知識で頑張ってはみたものの、やはり気づかれてしまう。気落ちする久遠に奏は優しく手ほどきをする。
「じゃあ・・・まずはここを舐めてみて」
そういって亀頭を久遠に向ける。
久遠はおずおずと舌を突き出す。
「んっ・・・!そうよ・・・」
はじめは子猫のように舌先で舐めるだけだったが、次第に舌の全体を使って亀頭を舐め上げる。
「ん・・・上手よ久遠さん。今度はくわえてみて・・・」
言われるままに頬張る。久遠の口内は程よく唾液が分泌されており
舌と一緒にペニスにまとわりつき、奏を喜ばせる。
「ゆっくり動いてみて。ただ顔を前後にするだけじゃなくて唇でおちんちんをしごく様に。・・・ん!そう、舌も使ってね」
久遠は、頭を動かしながら舌で口内にある亀頭を包む。
すでに尿道口から先走りの液体が溢れ、久遠の舌に絡みつく。
「いいわ・・・久遠さん・・・!」
久遠の髪を優しく梳く。久遠が上目遣いで見上げると奏は恍惚な表情を浮かべ
久遠の、未熟ながらも懸命な舌技に酔い痴れていた。
そんな奏の顔を見ると久遠は嫌な気分はしなかった。
「はぁ・・・私も・・・してあげるわ」
「い、いえ結構で・・・」
「いいから。はい」
「きゃっ!」
予想以上の力で体を引っ張られる。体を反転させられ、四つんばいの体勢にさせられる。
「ふふ・・・きれいよ久遠さん・・・」
「え?・・・・・・あっ!?」
久遠の尻が割り開かれ、奥にすぼまる小さな蕾が、奏の前にあらわになる。
「きれい。これが久遠さんなのね」
「やぁ・・・そんな言い方しないで下さい・・・」
久遠は恥ずかしさに身をよじる。その時、突然尻穴にぬめるような感触を感じる。
「だ、だめぇ!そんなこと・・・!」
奏が久遠の肛門に舌を這わせる。久遠は必死で抵抗しようとするが、両足を固定されて動くに動けない。
久遠は諜報機関の極秘任務として学園に潜入した。
だが、奏のその人となりに徐々に魅かれていき、憧れ以上の感情を抱くまでそう時間は要さなかった。
(あの会長が、お尻の穴を舐めるなんて・・・)
思いとは裏腹に快感が脊髄を伝う。
久遠の中では、気高く、美しく、理想の女性像といっても過言ではない奏が
今、自分の体の中でもっとも汚らわしい部分を舌で弄んでいる。
動揺するとともに、淫靡な舌使いに腰をくねらせる。
「いけませんわ・・・かい、ちょう・・・ん」
「軽蔑されても構わないわ・。でもこれが私・・・神宮司奏という、ただの女よ」
奏の舌が内部に侵入しようと強まる。
阻止しようと久遠は菊穴をきつく締めるが、すでに奏の唾液で入り口は濡らされており、容易く進入を許してしまう。
「ふぁ!・・・んん・・・ん、あ・・・!」
奏の舌は意外に長く、奥の壁をつくたび久遠から嬌声が上がる。
数分はそうしていただろうか。不意に奏の舌が離れる。
「あ・・・」
「ふふ・・・もう、大丈夫そうね」
「な、に・・・?・・・ぅあああっっ!!」
奏は自分のペニスを、先ほど延々と舌でねぶった穴に挿入させる。
「んく・・・やっぱり、少しきついわね」
「いた・・・抜いてください、かいちょ・・・」
久遠は、無理やり広げられた肛門の痛みと、胸を押される圧迫感に苦しむ。
「そんなこと言われても・・・締め付けがすごくて・・・動かしてもいいかしら?」
「だ、だめぇ・・・・・・んああぁっ!」
奏はゆっくり少しずつ前後に腰を動かす。
優しく繊細に動かしているつもりだが、久遠が苦しみから解放される様子は無い。
「・・・どうかしら久遠さん。そろそろ『気持ちよくなってきたでしょ?』」
その言葉を聞いたとたん、久遠の胸の圧迫感が嘘のように引いていった。
肛門を広げられる痛みも消え、代わりに、快感の波がドっと押し寄せてくる。
「え・・・?やぁ!?な、なんで・・・」
久遠は困惑の暇も与えられず、下半身から上る快楽を甘受していた。
ペニスはすでになんの抵抗も無く出入りを繰り返す。
「ふふ、すべりも良くなってきたわ」
「ずるい・・・ですわ・・・会長!・・・んんっ!!」
久遠は、肛門を貫かれて感じることに抵抗を覚え、指をくわえて必死に声を抑える。
「我慢してもだめよ・・・ほらっ」
「あんっ!!」
奏が思い切り腰を打ち付けると、久遠の腰が跳ね上がる。
襲い来る快感に、久遠の腰も、本人の意思とは無関係に動いていた。
互いの腰の動きが一層早くなる。
「久遠さん、わ、私もう・・・」
奏の荒い呼吸が、絶頂の瞬間が近いことを物語っていた。
唐突に腰の動きが止まる。
「ねぇ、久遠さん・・・・・・このまま出してもいいかしら?」
「・・・・・・」
久遠はしばらく思案したが、正常な考えが浮かぶわけも無かった。
より快楽を得ようと、無言でうなずく。
そんな久遠を見て奏は微笑み、久遠の後ろ髪を優しく撫でる。
と同時にストロークを再開する。
「久遠さん・・・久遠さんっ!んんっ!!」
「奏かいちょ・・・んああああっ!!!」
直腸に熱い迸りが大量に放出される。
奏は何度も痙攣し、射精の余韻に浸っていた。
「あ・・・おなか、出てる・・・熱っ・・・」
久遠は口を半開きにしながら、体内に打ち付けられる精液を感じていた。
「・・・良かったわ、久遠さん・・・」
奏が怒張を抜こうとする。
「あ・・・ま、待ってください」
「え?」
「その・・・このままもう一度・・・して下さいませんか?」
「ふふ・・・久遠さんたら」
二人は裸でベッドの中にいた。
ともにシャワーを浴びようやく一息ついたところだった。
「・・・会長、『言霊』を使いましたわね」
「あら、バレちゃったかしら?」
笑顔でさらりと言ってのける。
「まったく・・・人をなんだと思ってるんですの」
「でもね、神宮司の力も完璧じゃないのよ?」
「え?」
「『言霊』の力もそうよ。時間がたつと効果が薄れていくの」
「そ、それってつまり・・・」
「そ、久遠さんはお尻で感じてたってこと」
久遠の顔がみるみる赤くなる。
恥ずかしさを紛らわせるため、言い訳の言葉を出そうとするが、奏がゆっくりと制する。
「だから、またしましょうね?・・・気持ちのいいこと」
久遠の髪を撫でながらあっけらかんと言う。久遠もあきれて言葉を飲み込んでしまう。
「・・・・・・まったく、かないませんわね。会長には」
返答の変わりに久遠は奏に唇をよせる。
ベッドのなかで二人は身を寄せ合ってキスをしていた。
おわり
ふぅ、いかがでしたでしょうか?
ちょっと
>>540とかぶっちゃいましたね。言霊ネタ。
かなりマニアックなところまでいっちゃいましたが・・・どうなんでしょうね?
ちなみに・・・このSSが僕の趣味丸出しっていうのは秘密です。
>>540 自分もけなげになシンディに萌えさせてもらいました。
OVAで出ないかな、この話。
>>tamaさん
元気してますかね(笑
ネタが浮かぶまでこは暖めておきますよ・・・・・・どなたかが(笑
>>556 GJ!!
奏×奈々穂派の漏れですが(;´Д`)ハァハァしました
567 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/22(土) 07:31:25 ID:5fmr7tOe
ん〜、腹へった。りのでも食べっかな。
かすがさんGJです〜。
いやぁ、最近すっかりエッチ小説かけない病になってました(汗
知り合いから、一般物で小説書いてくれないか、みたいなこと言われまし
て(その小説の流れから今度は漫画を作るらしいです)、ついつい一般物に
集中してたんですね(笑
極上かぁ・・百合と来てフタナリときて・・次考えるとするならば・・
近親相愛の金城家か、りのとお母さんとの親子か・・あぁ・・難しい(汗
しばらくはスレを見る側になるかもしれませんね(汗
それでも、極上生徒会は私が一番好きな作品ですから、ここのスレを離れるこ
とはありませんけどね(*^ー^)
プッチャン…。
>>556 密かに奏×久遠が好きだったから超嬉しかった。GJ!!
>>565 ますますエロマニアックさに磨きがかかってますなぁ
フェラやアナル攻めの描写がねちっこくって(・∀・)イイ!
うはwwwそのねたのいいだしっぺと513は漏れだw
マジで書きたい・・・だがリアルに自信ないんだよorz
とりあえず506の降臨を待つw
575 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/23(日) 19:22:45 ID:me1ILYo0
りのかわいいよ
576 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/24(月) 15:11:52 ID:dLPqwoUp
ケツ舐めさいこー。
かすがさん、百合でスカ無しのアナル調教きぼんぬ
ダークなかんじで。
そこで姉妹丼ですよ
578 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/26(水) 14:07:16 ID:A0PggHyN
俺もアナル調教期待age
579 :
香 大好き:2005/10/26(水) 19:54:07 ID:XwTREg+E
なんで香のSSは少ないん だー 香カワイイのに・・・ orz
自分でその思いのたけをSSにしろ。
>>579 携帯で書き込んでんのか?とりあえず改行しろよ
>581
正直携帯でもここに来るぐらいなら改行ぐらい出来そうなんだがな。
まあ、ただのバカ?
>>582 改行くらいでそんなツンツンせんでもええやん。
>>579 まあ元気出せよ俺も香は好きだ。
でも香って誰と絡ませたら一番しっくり来るんだろうな・・・。
やっぱりのか?
香ならー・・歩、りの辺りが作りやすいのかな。
会長に近づくために、琴葉から色術を学ぶとか・・。
>>579さんがどんなキャラが良いのかリクエストを出せば、書き手も
作りやすいかもしれませんよ(*^ー^)
ランス×香を忘れるな
やっぱ奈々穂×香だ
>586
それ、書きたいけどうまく思いつかない・・・orz
しょうがない。俺がネタを振ってやる。
ある日、香は奈々穂に副会長としてなってない、と言われ呼び出される。
香は奈々穂の説教をつらつらと聞いていたが、何を思ったかいきなり奈々穂がブチ切れる。
そしてその日は一晩中副会長としての心構えを教え込まれる。
だがどこで間違ったのか、二人はあやしい雰囲気に包まれ……。
どうだ、妄想が脹らんできただろ?これなら書けるぞ!
おまえなら書ける!書け!さあ書くんだ!
上のは無視していいんで思いついたら書いてくださいorz
そこまでやったんならお前が書けよw
んだ
”二人はあやしい雰囲気に包まれ……” の辺りを詳細に描写するだけでもいいんだ。
久遠×奈々穂ならいくらでもネタが浮かぶんだけどなぁ
>>591 好きなカプなら、いくつあっても飽きないものだ
つーことで、よろしくお願いします。m(_ _)m
>>591 いくらでも書きたまえ。ここは好きなように好きなカプのエロを投下する場所だ
脳内ネタを書き始めてみたんだが、筋は決まっても肉付けが難しいな…。
ところで、会長って小学校・中学校って行ってたっけ?
>>594 12話見る限り、小学校は行っていないのでは。
596 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/28(金) 17:14:07 ID:ABWR+yh0
りの好きな俺の場合、りの×プッチャン しか妄想できないんですがw
りのがプッチャンに変な知識を植えつけられている最中に、
奏会長に見つかり・・・っていう妄想。
りのにエロ要素がないのでりのファンに怒られそうだな
597 :
591:2005/10/28(金) 19:29:58 ID:mn4rULaT
>>592-593一応ね、24話で何事もなく体育祭が開催されていたらという設定での話なんだけど、
様々な競技に出て喉がカラカラの奈々穂にスポーツドリンクを差し出す久遠様。
差し出されたスポーツドリンクを美味しそうにゴクゴク飲む奈々穂。
しかしドリンクの中には媚薬が入っていて…。
数時間後、「何だか気持ちが悪い…。体が火照っているような…」と久遠に体の不調を訴える奈々穂。
「今日は陽射しが強かったですし、きっと体が疲れているのではないかしら?
そうですわ!!私、よく効くマッサージを知ってますのよ?」
と言いつつ、マッサージという名のペッティングを奈々穂にする久遠様。
「奈々穂さん、今日はよく走りましたから、太股の付け根までしっかりほぐさないと…」と久遠の巧みな話術と薬の性で、正常な判断が出来ない奈々穂は次第に…。
みたいな話は考えてます(笑)。
ただ、文才の無い俺ではエロく書けませんw
誰か、この設定を使ってみる奇特な方はいませんか?w
599 :
サスケ:2005/10/28(金) 20:35:05 ID:ez9/Xqvt
いえ、自分が書いてみます!!
よし、ここで空気を読まない投下だ!
というわけで、
>>576のリクにお答えしてか書いてみました。
聖奈×琴葉です。アニメの19話のSSということで。
矩継琴葉は神宮司奏の部屋の前にいた。
身動き一つせず、衣擦れの音すら立てずに中の様子に耳を澄ませていた。
つい先ほどのことだった。
プッチャンとそっくりの人形ランスが、和泉香に運ばれ奏の部屋に来たときのこと。
琴葉は神宮司の秘密を知るため奏とランスの会話を盗み聞きしようとしたとき・・・桂聖奈に制されたのだ。
『あなたは触れてはいけないものに触れようとしている・・・』
あんな目の色を見たのは初めてだった。
薄く開けたまぶたの中から黒点が覗き、何も映さない漆黒がその奥に広がっていた。
あのときの瞳を思い出すだけで、琴葉の背筋が凍る。
にも関わらず、琴葉は今だ奏の部屋の前にいた。
確かに聖奈は怖い。だが、目の前にすべての謎を解く鍵があるのだ。
一度はこの場を離れはしたものの、内なる好奇心は抑えられずまたこの場に来てしまった。
高鳴る鼓動を、深呼吸をして抑え、部屋の中の声に聞き耳を立てる。
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
ちえり・・・確か蘭堂りのの母親の名前だ。神宮司から抜け出した?
なら、蘭堂ちえりは神宮司の人間・・・なら蘭堂りのも神宮司の血族・・・彼女にも力が?
中から聞き取れるのは断片的ものだったが、琴葉にはそこまで推理が出来た。
顎に手を当て思案にふける。
それは突然のことだった。後ろから人の気配がする。
と、思ったとき・・・氷のナイフを突き立てられたような悪寒が背中を突き刺す。
それは明確な殺気だった。背筋から一瞬で血の気が引いていく。
考える前に体が反応していた。その場を跳躍する。空中で体を反転させ、くないを取り出す。
着地と同時に自分のいた場所を見るが、視界の先にはだれもいなかった。
全身を嫌な汗が滲む。いつのまにか肩で呼吸をしていた。
精神を研ぎ澄ませ周囲を警戒する・・・と同時に突如視界が塞がれる。
「っ!?」
後ろ・・・やられる・・・!
「だ〜れ〜だ」
聞き覚えのある声に驚く。
「せ・・・聖奈・・・さん・・・」
「ぴんぽ〜ん」
ホッとしたのもつかの間だった。先ほど自分はこの人に何を言われただろうか。
あの瞳を思い出す。・・・脂汗が、再び背中に広がる。
視界を塞ぐ両手が離れるとゆっくりと後ろを振り向く・・・。
そこにはいつもの、極上生徒会の桂聖奈がいた。
「もう、あれだけ言ったのに・・・いけない娘」
笑顔で、ウィンクをして琴葉の額をつつく聖奈。
それで気が抜けたのだろう。
それは琴葉の少女としての幼さかくる油断か、聖奈のほうが隠密として一枚上手だったのか。
「聖奈さん、私は・・・」
琴葉が気がついたときには、すでに注射器の針は腕に刺さっていた。
「・・・・・・え?」
依然として聖奈は笑顔だったため、琴葉は何をされたのか分からなかった。
瞬時に眠気が体を襲う。崩れる体を聖奈が支える。
「・・・・・・・・・」
ゆっくりと琴葉を持ち上げる聖奈。
その瞳がどんな色をしていたのか、意識が薄れ行く琴葉に、知る術は無かった。
「・・・・・・ん」
琴葉は鼻を突くカビ臭さに目を覚ます。ゆっくりと目を開くと目の前に無機質な床が広がった。
頭に残る気だるさに、軽いめまいを起こす。手で頭を押さえようとするが手が動かない。
両手だけではない。両足も鎖でつながれていた。
意識がはっきりしてくると、自分が四つんばいにされていることに気がつく。
そして今自分のいる場所が、隠密専用の秘密の地下室であることも分かった。
「おはよ、琴葉ちゃん」
上から聖奈が見下ろしていた。
「聖奈さん・・・これは・・・」
「あなたがいけないのよ。あなたが知ったことは最大の禁忌。触れられざる聖域・・・」
まただ・・・またあの瞳だ・・・
体が一瞬震える。一体これから何をされるのだろうか。考えるだけで頬を汗が伝う。
「・・・私をどうする気ですか?」
言ったところでどうなるものでもなかったが、それでも不安を口にせずにはいられなかった。
「ふふ・・・」
聖奈が屈み、琴葉にキスをする。
「んっ!?んむ・・・」
ぬめる舌が、口内に入ってくる。
聖奈の唾液で、緊張で乾いた口の中が潤う。
「ん・・・・・・っはぁ!」
「あなたにはただ気持ちよくなってもらうだけ。最初はちょっと痛いかもしれないけど・・・
大丈夫よ。なるべく優しくするから。ね」
微笑む顔はいつものものだった。琴葉には逆にそれが恐ろしく感じる。
聖奈が琴葉の背後に回る。
「な、何を・・・・・・」
琴葉の小さな尻たぶに手をかけ、ゆっくりとこじ開ける。
「綺麗よ、琴葉ちゃん」
中心の桃色のくぼみに軽く息を吹きかけると、キュッと収縮する。
その反応に聖奈は微笑み、人差し指の先端を舐める。
「ちょっと力を抜いてね」
「ま、まさか・・・だめです、そん・・・な、ああっ!」
肛門に濡らした指を第一関節まで差し込む。
「すごい締め付け。かなりキツいわね・・・やっぱり痛い?」
「あ、当たり前・・・ん!・・・です」
琴葉が痛みに顔をしかめる。
「じゃあこれはどう?」
「え?・・・・・・ぅああっ!?」
指が抜かれたと思ったら、今度は温かくぬめったものが肛門を這う。
それが聖奈の舌だと気づいたのは、尻の谷間から聖奈のくぐもった声が聞こえてきたときだった。
「き、汚いです・・・やめて、くださ・・・んっ!」
「そんなことないわ。ピンク色で・・・ん・・・きれいよ」
しわの一つ一つを、舌先で丹念になぞる。
口に溜まった唾液を、まんべんなく塗りたくっていくと、肛門が妖しい光沢を帯びる。
ゆっくりと、焦らすように表面を舐め続けると、次第に琴葉の声に熱が帯び始める。
「んあ・・・っく、ん・・・!あ、は・・・やぁ・・・」
肛門も唾液でふやけてくる。
「ほ〜らだんだんふやけてきた、琴葉ちゃんのお尻の穴」
再度、聖奈が人差し指を進入させるとなんら抵抗は無く、奥まで埋没する。
「今度は簡単に入っちゃった」
「やぁ・・・こんなの」
「まだ二本はキツいかしら。・・・じゃあ、また舐めてあげるね」
指を引き抜き再び舌で愛撫する。
人差し指と中指を挿入すると、さしたる抵抗も無く埋まっていく。
「はい、二本目。どんどん広がっていくわ」
「それは・・・聖奈さんが・・・ん!」
「違うわ。琴葉ちゃんに素質があったからよ。お尻の穴で感じられる素質が。
だってほら、聞いてみて」
「え・・・・・・?」
じゅぶ・・・ぐちゅ・・・ちゅぷっ・・・
耳を済ませると琴葉の肛門から聞こえる粘膜音が広い地下室に響きわたっていた。
「や!やだ・・・!」
「いやらしい音するでしょ?もうこんなに濡れてる・・・見てみて」
挿入していた二本の指を、琴葉の顔の前に差し出す。
付着していた液体を指先でもてあそび、指を開くと粘液の糸が伸びる。
「み、見せないでください!そんなの・・・」
「ふふ・・・また舐めて下げる」
琴葉の肛門は聖奈の唾液と溢れる腸液でどろどろになっていた。
「さっきより美味しそう・・・ん」
度重なる愛撫に、琴葉の思考に霧がかかってくる。
痛みなどすでに無かった。下半身からこみ上げる快感に身をよじる。
「ふぅ・・・おいしかったわ。琴葉ちゃんのお尻」
「はぁ・・・はぁ・・・・・・」
琴葉の息は絶え絶えだった。
初めての快楽に、体は敏感に感じてはいても、絶頂に達することは無かった。
聖奈は立ち上がって近くに転がっていたディルドーを取り出し、自分の秘部に挿入する。
「んっ・・・おまたせ、琴葉ちゃん」
肛門から溢れる液体を、ディルドーの先端に塗りたくる。
「奥まで・・・入れてあげるね」
濡れそぼる穴に手をかけゆっくりと開く。
すでに小さく窄まっていた姿は無く、本人の呼吸に呼応して息づく第二の性器が広がっていた。
聖奈が埋没させていく。
「ぅ・・・あああっ!」
新しい快感に、腰を大きく跳ね上げる琴葉。
「んんっ・・・いいわ琴葉ちゃんの中・・・きゅんきゅん締め付けてくる」
肛内を味わうようにゆっくりと優しく前後に動かす。
琴葉は口を半開きにして快楽に身をゆだねる。
とめどなく溢れる唾液は糸を引き、地下室の床に水溜りを作る。
「あっ・・・んっ!・・・っくぅ・・・はぁ・・・!」
「そんなに気持ちいい?お尻の穴?」
琴葉は答えない。ただあえぎ声を漏らすだけだった。
「もっと良くしてあげる」
聖奈が腰の動きを激しくする。えぐるように腰を打ちつけるたび、琴葉の嬌声がいっそう高くなる。
「ひあっ!らめ・・・らめぇ・・・!」
体を大きく振り乱すと、繋がれてる鎖がチャラチャラと鳴る。
「わたし・・・わたし、もう・・・!」
「いいのよイっても」
「んあああああっ!!!」
背中を弓なりにして絶頂を迎え、そのまま床に倒れこむ。
聖奈がディルドーを引き抜くと琴葉の体がピクっと反応する。
「ふふ・・・まだまだよ、琴葉ちゃん」
聖奈は、絶頂の余韻にヒクつく肛門に舌を伸ばす。
「・・・・・・ん」
朦朧としながらも、尻を這う舌に体を痙攣させる琴葉だった。
何時間がたっただろう。
何回達しただろう。
何度も何度も肛門を嬲られ、すでに時間の感覚はなかった。
いっそ気絶したほうが楽だったかもしれない。
それでも隠密として鍛えられた精神力からか、琴葉は意識を保っていた。
「大丈夫、琴葉ちゃん?」
琴葉の顔を、笑顔でのぞき込む聖奈。
琴葉の顔が初めて恐怖でひきつる。聖奈の顔は余りにもいつも通りだったからだ。
途端に涙が溢れ出す。
「もう・・・ゆるし・・・て・・・だれにも言いませんから・・・もう・・・」
せきをきったようにしゃくりを上げて泣き出す琴葉を、聖奈は抱きしめる。
「ごめんなさい・・・怖がらせちゃって・・・」
聖奈は優しく琴葉の髪の毛を撫でる。
その仕草に安堵しそうな瞬間・・・聖奈の体が離れる。
汗で額に張り付く髪の毛を整えながら、琴葉の顔をまっすぐに見てかぶりをふる。
「・・・でもだめなの・・・これは罰だから・・・
あなたが犯した、許されざる罪への・・・・・・でも安心して」
琴葉に口づけをする。
「毎日ここに来るから。私が愛してあげるから。ずっとずっとここで・・・・・・永遠に」
それは琴葉が、二度と日の目を見れないことを示していた。
残った時間をこの地下室で過ごしていくという、聖奈の審判だった。
「もうこんな時間。残念だけど今日はここまで」
瞳に涙を溜めたまま震える琴葉をそのままに立ち上がる。
「それじゃあ、また明日ね、琴葉ちゃん」
部屋をあとにする聖奈。
琴葉のほうにはもう振り返らなかった。
「・・・やだ・・・いやぁ・・・・・・」
つぶやくような哀願も、閉じる扉の音にかき消されていった。
おわり
はい、いかがでしたでしょうか。
ご希望通りブラック無糖にしてみましたがどうでしたかね?
今まで甘いのたっぷりで書いてたのでなかなか新鮮でしたよ。
>>579 自分は今、れいんと小百合にパヤられる香の話を構想中です。
あらっ、また変なミスしちゃったよ・・・orz
かすがさん>おつかれさまですー。
純愛も陵辱も書けるなんて・・さすがですね(笑)
マニアック展開もGJです(*^ー^)
さすがに書き手として残るならそろそろ作らないといけませんね・・。
かすがさんがれいんと小百合と香・・とくるならば・・・私はなんだろorz
611 :
576:2005/10/29(土) 11:37:36 ID:QhxyrY4i
かすがさん、最高でした。マジ最高でした。ありがとうございます。
これ・・・で・・・心・・・おきなく・・・・・成・・・・・
612 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/29(土) 11:54:41 ID:BNp5vUSV
↑死んじゃってたんかよw
613 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/29(土) 20:48:34 ID:XKO6yFuE
りの×奈々穂のお兄ちゃんで妄想してみたぞ。
りのに神宮寺の能力がある事をしった奈々穂ブラザーズは、
会長の希望でりのを神宮寺から隠すために極上寮のりのたちの部屋に引っ越してくる。
(会長は奈々穂の部屋で暮らすことに。)
りのは優しい二人に惹かれはじめる。
「あの、お兄ちゃんって呼んでもいいですか」←ここポイントw
ちょっと複雑な心境のプッチャン。
妹好きなんだ漏れ
>613
ちょと萌えた
だがりのには立派な兄がいるじゃないか
哲也と言う名の・・・
>>613 哲也というりっぱな兄貴の存在を忘れちゃいかんよww
>588に触発されて書いてみました。
奈々穂×香・百合です。
よく晴れた昼下がり・・・隠密の面々は、優雅なティータイムを楽しんでいた。
「うん。いい香りねぇ、みなもちゃんはお茶の淹れかたが上手だわ」
「わーい! お姉ちゃんに誉められたぁ♪」
テラスに腰掛け、甘いお菓子をほおばって談笑する桂姉妹。
「うららかな昼下がり、と言ったところですわね」
「そうねぇ。本当に平和で、何事もない一日だわ」
聖奈の穏やかな微笑みに、久遠もつられて微笑する。
空は真っ青に晴れ、絶好の一日となりそうだ。
そして、差し出されたティーカップにつと口をつけた時、
「かーおーりぃーっ!!!!! 待てーっ!!!!」
・・・・けたたましく奈々穂の声が響き渡った。
「な、奈々穂さん・・・?」
久遠が戸惑いの視線を送る。その先では奈々穂と香が追いかけあっていた。
「あらあら〜・・・やっぱり今日も賑やか、みたいね」
「はぁ、はぁ、っ・・・もぉー、奈々穂さんっ、脚速いってー!」
香はわき目もふらず、寮内の廊下を駆けていく。
対して奈々穂はヨーヨー片手に、それを香の足元へ投げた。
一瞬脚をとられるものの、すぐ体制をたて直し、ある一室へと駆けこんだ。
そしてすぐさま、鍵を掛けようと手を伸ばす。
が、それより早く、糸が手首に巻きついた。
「なっ・・・・・!!!」
「・・・捕まえたぞ、香」
ヨーヨーの糸が手繰り寄せられ、香の腕が持ちあがる。
透明な細い糸は皮膚に食い込んでいるため、若干の痛みが走る。
「ちょ、ちょっと!副会長〜っ、やめてくださいってばぁ!」
「えぇい、私だってやけくそなんだ! 今更引けるものか!」
香は声を上ずらせながら逃げようとするが、次第に壁際へと追い詰められていく。
部屋の隅、完全に逃げ場のなくなった辺りまで来て、香はがくっと肩を落とした。
「もぅ・・・降参しますぅ〜・・・好きにしてください・・・」
ギブアップの証と言わんばかりに、香が両手を上に挙げた。
「なっ・・・誤解を招くような言い方をするな!」
「そっちこそ何言ってるんですか!? ただの罰ゲームじゃないですか!」
今度は、互いに声を荒げて叫び合う。
「4番と7番が、あまくってすぃーとで濃厚に、パヤパヤしちゃってくださ〜いv」
そもそもの原因は、数時間前に始まる王様ゲームでのれいんの宣言だった。
「4番と・・・」「7番、だと・・・!?」
香は4番、奈々穂は7番の割り箸を手にしていたのだった。
そして。現在に至るまで、二人はこの追いかけっこを続けていた。
「っていうか。甘くてスイートなパヤパヤ、って・・・なんなんですかぁ」
「そ、それは・・・・・・キス・・・・・・とかじゃないか・・・・?」
一瞬の沈黙が流れる。
「きっ・・・!? キスぅっ!?」
たちまち、香の顔が真っ赤に染まった。慌てて、体温以上に熱そうな頬に手を当て、バタバタと悶える。
「ダメです無理ですッ、そんなことできないですぅ!!」
「なっ・・・逃げる気か!?」
「だってぇ! お、女同士でキスなんて・・・副会長だって、嫌じゃないんですか!?」
「嫌じゃない!」
「・・・・へ?」
奈々穂の突然の告白に、香は目を点にした。
「だっ、・・・だから、嫌じゃない・・・何度も言わせるなっ」
心なしか、奈々穂の声が上ずって聞こえる。
「あ、あの・・・・?」
「今回だけなんだ・・・減るものでもない。さ、さっさとやるぞっ」
「・・・・・は、はい・・・・・・」
腑に落ちないような気分だった。ただ、真っ赤な顔を背ける奈々穂は何だか可愛くて・・・自身も胸が熱くなるのを、
香は無意識のうちに感じていた。
同じ遊撃に属しながら、公務以外ではさほど接点のない奈々穂。
彼女の素の部分がかいまみえたようで、少しだけくすぐったい。
(まぁ・・・今回だけなら、いっか・・・?)
スカートに手を掛け掛けて、香は一瞬躊躇った。
「ぇ・・・下も脱ぐんですかぁ・・・?」
「あっ・・・あたりまえだ! 私だけ脱いでどうする!」
捕獲された後、香は奈々穂の部屋(の予備室)まで連れてこられたのだった。
ひたすら少女趣味に彩られた自室とは違い、簡易式の机とベッドしかない粗末なものだ。
既に脱ぎ終えている奈々穂の方は、気恥ずかしさからだろうか。
シャツの裾をぎゅっと握りしめ、露出を隠していた。
香はしぶしぶファスナーを降ろして、下着一枚のみとなる。薄布一枚に覆われた秘所が、外気の冷たさに触れて、
うっすらと滲むのが分かった。
「副会長・・・早くしてください・・・・」
見られる恥辱に耐えかね、奈々穂を呼ぶ。ベッドに腰掛けると、スプリングがきしむ。
「わ、分かった・・・よし・・・いくぞ、香!」
「はっ、はいっ!!」
威勢だけは大仰に、奈々穂は香の肩を掴む。
そして、自分の方へ引き寄せ、キスをした。
「んっ・・・」
何とも言えない、深い味が広がる。
やんわりと髪の毛に手が添えられて、思わず身体をちぢこめてしまう。
奈々穂の手は柔らかく、どこか温かくもあった。
「あ・・・・奈々穂さぁん・・・・・・・」
奈々穂の指が、柔らかな肢体をなぞってさ迷う。
それが身体に触れる度に、切ないため息が響いた。
「気持ちいいのか、香?」
「う・・・わかんないけど、たぶん、気持ちいいです・・・・・」
「そ、そうか・・・・」
奈々穂の指が下へとすべり、香のショーツへそっと入っていく。
「な・・・! や、そんなトコっ・・・」
繊毛をなぞる指先がくすぐったくて、香は悲鳴をあげた。思わず肩が吊る。
「奈々穂さんっ! まっ・・・そこは、そこはやだっ・・・」
「? ・・・ここか、香?」
所在ない指がクリトリスに触れた瞬間、香の身体に電撃が走る。
「ひっ・・・・ひゃぁぁあっん!!!」
たまらず、嬌声が漏れた。内側で波打つ快感が激しさを増し、耐えられずに腰が浮く。
こらえていた愛液がにじむ。ショーツだけでは収まらずに、股の間からも白濁液が垂れた。
「香、あんまり声をあげるな」
「だ、だって・・・そんなぁっ・・・」
奈々穂は真剣な面持ちで諌める。だが動転しているのだろうか。
この異常な事態を当然のように言ってのけた。
細く長い指が、香の中を浸食していく。蜜のようにどろりとした液体が、香の太ももに垂れた。
(・・・・こんなの・・私じゃないよぉ・・・私、おかしくなるっ・・・!)
この快感を拒もうとして、理性では必死に抵抗しているが、身体が言う事をきかない。
強く抑えつけられた腕、絡められた脚。もはや振りほどく気力もない。
奈々穂はあくまで一直線に、その刺激を続ける。
そして何を思ったのか、直接そこに舌をつけた。
「やっ!? だめぇ、奈々穂さんっ!! そんなトコっ・・・あぁんっ!」
香が抗おうとして身体をくねらせると、奈々穂の片方の腕が伸びて、
わがままな脚を膝ごとかかえあげる。
自然、香の秘所が丸見えの形となった。
膨れあがった小陰口が空気に触れて、熱を帯びたそこを冷やしていく。
その奇妙な感覚に、香はますます顔を赤くした。
「や・・・やだっ・・・汚いですぅ・・・奈々穂さんっ・・・!」
「大丈夫だ、すぐ慣れるようだから」
「な、そんなっ・・・・あっ、あぁぁっ!」
声が大きくなるにつれ、香の息も荒くなっていく。
次第に、脚を動かすだけで水音が響いてくる。
それが自分自身の本性なのかと思うと、たまらなく恥ずかしく、きゅっと目を閉じた。
(私、こんなにして・・・でも、すごく気持ちいい・・・こんなの、だめなのにっ)
奈々穂の指が、クリトリスをもみほぐすように愛撫する。愛液が潤滑油となってか、
内壁まで侵入してくるそれが、たまらなく心を熱くさせた。
奈々穂の指遣いはとても優しくて、身体じゅうがとけていく。
「あぁっ・・・・も、だめぇ・・・やぁ〜っ!!!!」
ひときわ高い嬌声と共に、香は絶頂を迎える。
はしたなく開かれた脚の間から、液体がどんどんこぼれ、じんわりシーツに染みができていく。
「ぁっ・・やだぁっ・・・いっぱい出てきちゃう・・・・っ」
つま先まで快楽が走る。ひくひくと動き、赤く染まる肉壁が、香自身の愛液で濡れそぼっていく。
「あっ・・・・はぁ、うぅっ・・・・・ななほさぁ・・・・んっ」
「か、香? 大丈夫か?」
「うぅ・・・奈々穂さん・・・・熱いですぅ・・・」
くたくたにくたびれて、香はそのまま奈々穂に肩を預ける。
「・・・すまない、やりすぎたようだな。兄たちに聞いたようにしてみたのだが」
「ど、どんなお兄さんなんですかぁ・・・・」
肩で息をしながら、香は差し出された手を握り返す。
目と目が合って、ふっと笑いがこぼれた。
「奈々穂さん。・・・・・・ありがとう、ございました」
「いや〜ん、パヤパヤ〜!」
突如、悩ましげな声が聞こえてくる。
「なっ・・・れいん!?」「小百合先輩も・・・!」
窓の淵に腕をかけ、れいんと小百合は生笑いをしながら二人を見つめる。
「お前たち・・・まさか、最初からっ・・・!?」
「は、激しかったです」
小百合は耳まで真っ赤にしながら、咳払いを一つ。
「やっ・・・・やだぁ・・・・! 見ないでください〜!!!」
「もう見ちゃったしぃ、激しかったし、予想以上だったよね〜小百合♪」
無言で頷く小百合。
「・・・・お、おまえらぁ〜っ!! そこに座れーっ!!」
「きゃーっ! 副会長が怒った〜っ!!」
「まったく。・・・奈々穂さんったら、相変わらず短気ですわね」
遊撃の騒動にはお構いなしに、ティーを楽しむ久遠であった。
おわり
以上でした。あんま>588に沿わなくてスマソ・・・
最近この二人に萌えてるんだけど、どっちも受けタイプなのが書きにくいな。
ってか奈々穂ssばっかり書いててチョトスマソ
以上、スレ汚しでしたーつ
GJ
627 :
588:2005/10/30(日) 23:44:54 ID:WT64TYk+
>>624 GGGGGGGGGGJ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
沿ってなくても問題無し!むしろすごいうまいシチュエーションだし。
どうでもいいけど、DVDの映像特典のクイズ対決。
中の人もパヤパヤってノリノリだった。
桂姉妹のネタって今まであったっけ?
極上札戦闘にて
奈々穂「久遠、どうしてお前のカードは私のカードに対しては弱いんだ?」
久遠「嫌ですわ。そんなこと私の口から言わせないでくださいな…」
続かない
何そのテラモエス
>>628 今のところは無いかと。
DVDのキャラ紹介によるとみなもは一度聖奈さんを本気で怒らせて以来
ある一線は越えないようにしているとのこと。
誰かそのネタで黒聖奈×みなもを・・・
関係ないが、イニシャルがK・S、K・Mの姉妹が主人公とカードでバトルするってのはやっぱりあれのパロディなのか。
スレが止まっちまったァ
634 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 13:32:58 ID:0JqbpqCG
わくてか
やべ、下げてなかった
スレが止まった
/: : : : : : : : : : : : : : : : :\
/: : : : : : :/: /: : :, : : : : : : : ヽ
/:l: : /: : 7X/´// : . : i :/: : : :ヽ
,'./!: :l : :/ 7;がメ/:.:.:.:./jハ : : : :.トミ、
レ:.|. :.|:./ ゞ‐゙/;: イ 六e|':.:.:.:.:.} `
イ:./|: :.ハ| ´ 〉 ヒツ }/:.:.:.l:.:|
ノ:.:.ヽ|:/| ! _ イ:.ハ:.:|ソ まだだ!まだ終わらんぞ!
/ /:.:.:.`从 /‐-、〉 /:.:.:lソ
{ハ:./:.:.:.:.:.∧ 〈_ / .イ:.:乂
` ー- 、 !{:./_/: \  ̄ , イ:./
ヽ ` ー--rf7´ 7|:. . ` ー '/´:.:.:.:.リ
l/`ヽ_ // | / |: . /\/ンノ
/ }_\ // | _人 L_ ;゙/ |
/ j/ `ヽ-、 レ´|:\ `|- |/ ̄∧ |、
/ / }-、/´ ̄`ヾ、__|c// |ヽ∧丶、
:.、 / l |:::.:.::.:.:::::ォニセ´: ̄:.ヾ ヽ `ヽ、
: :ヽ / |:::::::::::::::/| ∧::::::::::::::} ヽ `丶、
ハ: . . ー 、 /: ̄::::::::::::}{::::ハ::::::::::ノ ヽ / !
|\: . : . : ` . ̄´ /\:.:.:.:.::::::/|:::::.:.`ーヽ ヽ! / |
|l ヽ: . : . : . / l `ー、::::{∧:::::::::.:/ _〉:/ |
638 :
令:2005/11/03(木) 07:24:29 ID:BNsTY1Z2
まぁ、スレも止まっちまってるからな、エロじゃないけど、SS投稿〜〜〜。
カプは久遠×奈々穂です。
639 :
もしも、私が前触れもなく死んでしまったら・・・。:2005/11/03(木) 07:26:19 ID:BNsTY1Z2
ある冬の寒い日、私達は近くの海辺を散歩した。
「寒いな」
という奈々穂さん。
「えぇ」
私はそれに答える。
海を見たい。
そう我侭をいったのはわたし、なのに奈々穂さんはこころよく受け入れてくれた。
あの時も、あの日も、そうだった。
出会った時から好きだった、だから告白した。
彼女はその時も私を受け入れてくれた。
私がどんな醜い欲望を持ってるか知らずに。
彼女の瞳はとても魅力的に見えた、私に比べ純粋で、美しくて。
何でだろ、本当のあなたを見たくなる。
ううん、本当ではなく、本能と言ったほういいかもしれない。
「ねぇ、奈々穂さん」
「んっ?なんだ、久遠。」
「もし、もしですわよ」
「あぁ、なんだ?」
「私が明日、いきなり死んでしまったら、どうしますか?」
私は知っている、あなたは私に関しては弱いから、こんな事を言ってしまえばあなたが怒る事を。
「な、何言ってんだ!久遠!馬鹿な事を言うな!」
「真剣に聞いているのですわ、答えてください」
しばらく奈々穂さんはだって、こう言った。
「もう、二度と人を愛する事が出来なくなる、もう、二度とな・・・。」
じゃあ、遠い未来までの呪縛となる約束を今しよう。
私は奈々穂さんの顔を引き寄せて、唇に軽く口付けをした。
「な、なななな、なにするんだ!」
640 :
もしも、私が前触れもなく死んでしまったら・・・。2:2005/11/03(木) 07:28:53 ID:BNsTY1Z2
ふふ、相変わらず不意打ちに弱いんですね。
「本当にそうなったら、骨になった私でもいい。そばにいて欲しい。私の体の一部を奈々穂さんが持って
「久遠・・・。」
「なんですか?」
奈々穂さんは真剣な顔をして私を見てくれている。
それだけでも幸せだった。
「もしかしたら、私が先に死ぬかもしれないんだぞ」
あぁ、そうでしたわ、そんな事考えもしませんでしたわ。
「明日、いきなり死ぬかもしれないんだぞ、そしたらどうするんだ」
「さっき、奈々穂さんに言った事を私がしますわ。
奈々穂さんの体の一部を後生大事にお持ちしますわ」
「・・・久遠」
その真剣な眼差し、そう、束縛されているのは私のほう、あなたには罪はないけど、その眼差しが私を傷つける。
でも、そんなの私が勝手に思うこと、だったら、いつか逆にしてしまえばいい。
私の眼差しであなたを傷つけてみせる・・・・。
641 :
令:2005/11/03(木) 07:31:59 ID:BNsTY1Z2
どうでしたでしょうか、ちょいと久遠が黒く見えてしまうのは気にしないでください。
642 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/03(木) 08:11:37 ID:Kzo0Qdr3
いいっすねぇ(泣)
こーゆーのが「純愛」って言うのかなぁ…
たまにはこういうのもいいねえ。
「久遠さんって、奏会長のことを調べているエージェントなんですってねえ」
いつも絶えない笑顔。その朗らかさから、生徒会の中でも優しいお姉さん的存在としている桂聖奈さん。
そして隠密隊長の座に就いているとして、私(わたくし)としてもかなり信用を置いている人物だった。
その彼女が、いつもと変わらない笑顔で、私に詰め寄る。
「……何の話でして?」
当然しらを切る。
これを知られてしまっては私の存在意義はなくなり、ここにいる意味もない。
この生徒会は最高の居場所――銀河久遠がゆいいつ笑っていられる場所なのだ。
その場所を、奪われたくなかった。
「えっと〜、悪いとは思ったんだけど、調べさせてもらっちゃいました」
「……」
「久遠さんが得体の知れない男と密会しているところをたまたま私が見かけて―――それについて調べてたら…ね」
聖奈さんが私をたまたま見かけたというのは嘘だろう。
だって、密会場所の選定は工夫を凝らして決めていた。偶然そこを通った、程度では私の姿を見られるわけがない。
だから聖奈さんは私を前々から疑い、調査していたのだと予測する。密会の証拠も私に関する情報の全て、聖奈さんに知られていると見て間違いなさそうだ。
「聖奈さんが私自らに言及するということは……裏は取れているんですわね」
「……残念だけど、久遠さんの境遇も全て調べさせてもらっちゃいました」
「あまり魅力的ではなかったでしょう? 本当は惨めで矮小な銀河久遠は…」
これ以上隠す意味もない。
全てを知られているのなら、隠すこと自体が喜劇にしかならない。
私は己の全てを詰めるような口調で、小さく言う。
「それで――――私をどうしますの?」
「……」
聖奈さんは答えない。
ただ困ったように笑顔を浮かべ、頬をぽりぽりと掻いていた。
しかしそこは隠密のトップである聖奈さん。一瞬にして、穏やかな笑顔が闇を孕む表情に変化した。
「私は奏を不幸にしたり悲しませる人は許さない。けど……久遠さんがいなくなれば奏は悲しむ」
それは絶対に避けたい、と聖奈さんがつむぐ。
それよりも私は聖奈さんの言葉に恐怖を覚えずにはいられなかった。聖奈さんの言う「いなくなる」という言葉は、きっと‘消す’という意味に他ならないからだ。
聖奈さんは私にまた一歩近づき、耳元で囁く。
「だから――――」
耳元にかかる息がくすぐったい。
ぞくぞくした感覚が背中を這い上がり、鳥肌が立ってしまう。
「―――――私が、久遠さんに調教(おしえ)てあげる………女の悦びを」
「くっ…」
腕に力を入れる。足も同様にしてみる――が、少しも動いてはくれない。
それは腕にも足にも鎖で繋がれた拘束具が縛り付けられていて、完全に自由を奪っているからだ。
はっきり言って……油断していた。あんな人の目に付くかもしれない場所で、聖奈さんが強攻策に出るとは思わなかった……だから今の状況があるわけなのだけど。
「無駄だと思いますよ〜。それ、隠密が捕らえた敵を拷問するための拘束具ですから」
「逃がさない……という意思表示と言いたいんですの?」
「ん〜、逃がさないというより……むしろ抵抗されないためかしら」
は…? と無様にも聞き返してしまった。
最初は言葉の意味が分からずにそうしたが、冷静に考えてみれば分かることだ。
聖奈さんは私を拷問する気だ。
「そんなことはしませんよ」
私の思考を読んだが如く、聖奈さんが言う。
「言ったでしょう? 女の悦びを調教(おし)えるって」
「……私は快楽などには屈したりしませんわよ」
「あらあら、それは困りましたねえ」
「とにかく……こんなもの早く外して…っ」
――――その時。
私の意識が目の前にいる聖奈さんじゃなく、私を縛る拘束具に向いた瞬間。
影が私の前に迫る。そして顎をくいと上げられ、そのまま―――。
「……ん、んんっ!?」
唇を塞がれた。
聖奈さんの桃色の唇が、私のそれと密着する。
えも言えない感覚に脳が麻痺を起こしてしまう。いくつか考えていた脱出の方法のが、それによって消し飛んでしまった。
「ん……ちゅ…」
「んっ! んん………っ! ん…っ」
荒々しい過激な接吻。それは私が夢に描いていたものとはかけ離れていて。
けれど脳を焦がすような熱に、頭がポーっとふやけていくようだった。
それでも自我を保つため、私はいやいやと首を横に振るう。しかしそんな儚い抵抗は聖奈さんの両腕に制された。
「ちゅ……んちゅ……」
「ん……んんーーーーっ!!?」
突如、何かしらの違和感が口内に侵入してくる。
ねっとりと湿った『それ』は私の舌に絡みつき、まるで陵辱するように口内を犯していく。
あまりの不快感に叫びを上げても、聖奈さんの口付けがそれを許さない。
「……っ!!」
「んふ………ぷはぁ…」
ようやく密着状態から解放された―――が、なぜか頭に上った熱が思考を邪魔する。
体が熱い。手足が痺れ、胸の奥が切なくなる。脳が沸騰したようにぐつぐつと音を立て、私の神経を溶かしていくようだ。
何か―――――されたのか…? 原因を考えるが、湯だった頭はまともに働かない。
「うふふ、どうかしら」
「え…?」
「桂家特製の拷問用の媚薬よ。即効性で、しかも十時間以上の持続力があるの」
び……やく…?
聞きなれない言葉に、私は首をかしげる。
すると、聖奈さんが満面の笑みを浮かべてあっけらかんと言い放った。
「び・や・く♪ 今のキスでね、唾液と一緒にして飲ませたの。体が火照って苦しいでしょ?」
「あ……あぁ…」
「自白目的で作ったものなんだけどね、効力が強すぎて淫(くる)っちゃう人も多いのよ〜……でも久遠さんなら耐えてくれるわよね」
にこやかに笑う聖奈さんは、今までで見た中でも最高の笑顔だった。
そして悟る。その最高の表情は、銀河久遠を壊す悦びに打ち震えるものだということを。
「乳首も胸も脇も足も手も……ぜ〜んぶ性感帯になっちゃうの」
「はっ……はぁ……くぅっ………」
熱い、熱い、熱い…。
熱で頭が蕩(とろ)けそう……。
「さあ楽しみましょ♪ 大丈夫、怪我をさせたり壊したりなんて……しないから」
「あぁ……ふあぁ…」
「気持ち良く……真っ白な世界を見せてあげる」
私はここで終わる。
そんな確信が、小さく弱々しく、私の頭をよぎった…。
これで終わり。
んん、とりあえず書いてみたけど、まだまだだな。
また書いてみるよ。
リクがあれば嬉しい
648 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/03(木) 17:09:14 ID:BNsTY1Z2
そんな(゜д゜)!
生殺しや!
できれば、このまま継続させてください!
>>639 GJJJJJぇぇぇぇ・・・・゚・(ノД`)・゚・。
ちょとせつなくて、まさに「だがそれがいい」てやつだ。
いいものありがd。
>>645 GJ(;´Д`)!!
しかしこのままではホントに生殺しだ・・・時間があったら、是非続けてくれ!!
650 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/03(木) 20:38:11 ID:BNsTY1Z2
そうだ!ほんとに生殺しだ!!
たのむ書いてくれorz(土下座)!!!!
陵辱(軽め)…か。
俺にとってはこの程度でも鬱になるにはもってこいの様だな。
653 :
奏×奈々穂(百合:2005/11/04(金) 13:23:37 ID:6l4mUfw5
私が守ってみせる。
そう誓いを立てた。どんなに苦しくともつらくとも、私が盾になって守る。
私が傷ついても構わない。ただ彼女が傷つき悲しむ姿だけは……見たくなかった。
その想いだけで私は強くなれた。手元にある特注のヨーヨーを握り締めて、私は彼女の笑顔を思い浮かべる。
「私は―――――」
彼女が笑ってくれるのなら。
彼女が私と供にいることを望んでくれるのなら。
神宮司という十字架を背負ってもなお、彼女が神宮司奏で在り続けてくれるのなら。
「―――――それだけで私は、金城奈々穂でいることができる」
雨が降りしきる外を臨む。
その陰鬱さをうっとうしく思いながら、私は鍛錬に励むことにした。
そう。奏が望むのなら、私は――…。
「極上生徒会の神宮司奏会長と、その書記の蘭堂りのがパヤパヤしてるって噂、知ってる!?」
最初は噂に過ぎないとたかをくくっていた。
奏はそんな軽率なことはしないし、新米の蘭堂りのが気に入られる理由も見当たらない。
噂は噂らしく、少し経てば消えるだろう。そんな余裕ぶった考えを私はしていた。
しかし予想外にも、その噂はいまだに学校内にはびこっているらしい。私はそれを煩わしく思い、生徒会室にある椅子に八つ当たりでもするかのように乱暴に座った。
「いいんですの、奈々穂さん」
「何がだ?」
「会長……蘭堂さんに寝取られてしまいますわよ」
銀河久遠の勘の鋭さには舌を巻く。だてに隠密のトップを担っているわけではない。
しかし私とて同じ副会長としての立場もある。簡単に弱みを見せ付けるわけにはいかなかった。
「…何の話だ。会長が蘭堂りのと何をしようと、私のやることは変わらない」
「へえ。殊勝な考えですわね」
くすくすと嫌な笑いをしてみせる久遠。
こいつは隠密を使って何を知っているか分かったものじゃない。それにそれを直接的に言わないで、間接的な言い回しを好むところにもいやらしさを感じる。
けれど私は感情的にならず、あくまで極上生徒会副会長として言う。
「いいか久遠……あまり変な勘ぐりはやめるんだ。私にはともかく、会長になど言語道断だ」
「引き際はわきまえているつもりですわ。ですけど――」
そう言って久遠は私に向き直った。
そして相変わらずの優雅な笑顔で、まるで大人が子供に言いつけるように諭す。
「奈々穂さんは引き際を手前に引きすぎですわよ。もっと我侭(わがまま)に……自分が望むようにしてはいかがかしら」
そう言い残して久遠は席を立ち、生徒会室を後にした。
残される私。その後姿を見送り、久遠が残した言葉を噛み締める。
私だって……私だって望むようにしたい。この胸に秘めた気持ちをぶつけたい。けど………それが出来ないから、悩んでいるんだ。
「分かったような口を利くな、バカ…」
もういない久遠に向けて放つ。
その言葉は中空に霧散し、降りつづける雨音に掻き消されていった。
654 :
奏×奈々穂(百合:2005/11/04(金) 13:32:18 ID:6l4mUfw5
「あはは、奏会長ってすごいです〜!」
「ほら、りのもやってみて」
「あう〜あたしには無理ですよぉ」
……何をしているのか気になって来てみれば。
別に噂を気にしたわけじゃないけどっ……まあ一応の確認は必要だしね。
とりあえず中の様子を知らなくては…と思い聞き耳を立てているが、聞いているこっちが恥ずかしいくらい和気あいあいとした会話だった。
「……気にかけるほどでもなかったな」
ふぅ、と安堵のため息を漏らす。
奏が何をしようと文句を言うつもりはない。私はそんな彼女を守るだけ。
それが金城家としての役目であり、私自身の願いでもある。
「…でも、それでも―――」
そう言いかけて、私は口をつぐんだ。
それ以上は言ってはいけない。私は奏を守るためにいる。それ以上を望んじゃいけないし、奏だって望んではいないはずだ。
あくまで友達として。生徒会の会長と副会長として。奏のことを一番に考える部下として、私は彼女の傍にいなければならない。
一緒にいられるだけで嬉しいんだ。それ以上を望めば、待つのは破滅だけ――。
「あ…奏会長………そこは…」
「ちょっとジッとしていて、りの。すぐ済むから…」
ドクン、と心臓が高鳴った。
どういう経緯でさっきの雰囲気から今の状況になったかは分からない。
考え事などせずにちゃんと中の様子を調べていれば…!! 己の未熟さと愚かさを呪いながら、気配を悟られないよう扉に耳を傾ける。
「あぁん、くすぐったいですよぅ…」
「ここでしょう? ここが良いんでしょう…?」
「んぅ……気持ち良いですぅ…」
――――何をしているんだ。
頭の血がさあっと引いていく。手足の感覚は痺れ、膝もがくがくと激しく笑う。
まかさ噂は本当だったのか、そんなバカな、あの奏が、嘘だ、嘘に決まっている。
私が守ると決めたのに、何で新参者の蘭堂に取られなきゃならない、イヤだイヤだ、そんなのは絶対に!!
思考が複雑に絡み合い、そして消化されないまま溶けていく。
それがしばらく続いたあと、私は無意識のうちにヨーヨーを取り出していた。
「りの、ちゃんと場所を言わなきゃダメでしょう…?」
「あ、はい……そこが気持ち良いです…」
「やめろおおおおぉぉぉーーーー!!!!!」
扉を蹴破る。鍵はかかっていないが、そうでもしないと気がおさまらない。
そのままの勢いでヨーヨーを放つ。狙うは蘭堂りのただ一人。奏を穢す者は、生徒会員だろうが何だろうが許しはしない。
今までにないくらいスピンのかかったヨーヨーが、空気を切り裂いて疾走する。
「な、奈々穂…」
「奏、平気かっ!!? ………って、あれ?」
「あわ……あわわわわわわわ…」
部屋の中には奏と蘭堂の二人。
しかし二人の様子は、私が想像していたものではなく、奏が蘭堂の背中を掻いているだけだった。
ちなみにヨーヨーは蘭堂の顔の真横を通り過ぎ、後ろにある壁をぶち抜いていた。
655 :
奏×奈々穂(百合:2005/11/04(金) 13:35:21 ID:6l4mUfw5
「あわわわわわわわわ……」
「おい、りの! 壊れてんじゃねえ!」
蘭堂は放心状態で目が死んでいる。彼女の腕についている不思議人形が呼びかけているが、それにも答えられないくらい呆けた状態だ。
奏は不思議そうに私を見つめている。きょとんとした表情で、私の言動を待っているようだった。
――――これは、何ということだ。
「奈々穂、あなたどうして…?」
「あ…いや、違うんだ、奏! これはあの……ちょっとした手違いだ!」
「……」
奏の悲しそうな視線が突き刺さる。
蘭堂との楽しいひと時を邪魔されたからか、それとも私の意味不明の行動からか。
どちらにせよ奏の表情は重く、暗くなってしまった。それを見て私の胸がずきりと痛む。
こんな……こんなつもりじゃ、なかったのに…。
「わ、私は奏が蘭堂とその……ぱ、パヤパヤしてるんじゃないかって………心配して、その…あの」
顔がカアっと赤くなるのが分かる。
極上生徒会副会長としてあるまじき発言に、私は耳の先まで赤くなった。
あまりの恥ずかしさに顔をうつむかせる。こんなんじゃ、まともに奏の顔なんて見れるわけない……っ。
「奈々穂…」
「ごめんね、奏……あたし、勝手なことしちゃって…!」
自然と涙が浮かんでくる。
悲しい? 何が、なんて問うまでもない。
私が奏を悲しませた。それだけで、理由は十分なんだ。
情けない。心の底から自分を嫌悪する。自分から「奏は私が守る」なんて豪語して、それを自ら破るなんて。
なんて……………愚かしいんだ。
「奈々穂、あなた……誤解しているわ」
「え…?」
「私とりのはそんな関係じゃないし、あの子はその対象じゃない」
奏が私に近づき、すぅと柔らかい手のひらで私の頬に触れる。
「りのは……そうね、大切な妹ってところかしら」
「そ、そうなの…?」
「ええ。そして、私にとってあなたは―――」
優しい声が耳を癒す。
にっこりと微笑む奏の表情は、今までになく綺麗で美しかった。
「―――大切な人。決して失えない大好きな人」
「奏…」
そう言って奏は私の手を取る。
その甲に小さく……触れる程度に口付けをした。
「あっ…」
情けない声を出して、私は戸惑いの表情を浮かべた。
一方、奏はそんな私を見て優しく笑う。まるで太陽の下に咲く一輪の花びらのように。
その顔を見ているだけで、私の胸は高鳴りを禁じえなかった。
「あなたはどうなの、奈々穂? ……それともそう思っていたのは、私だけかしら」
「あたしは、あたしは……っ」
もう……我慢なんてできるわけない。
これ以上、耐えていけるわけない。
私は奏が好きなんだ。尊敬しているし、泣かせたくないし、そして愛したいんだ。
この腕で抱きたい。奏の頭をこの胸で受け止めたい。キスもしたいし………………それに、ぱ、ぱ、パヤパヤだって、したい…。
「あ、あたしは奏が好きっ……この気持ちに偽りはないわ」
「ふふ、嬉しいわ」
そう言って満面の笑みを浮かべてくれる。
そうさ。その笑顔のためだったら、私はいくらでも強くなれる。
「抱きしめて、いい…?」
「…奈々穂の好きなようにして」
つい口から出てしまった問いかけに、奏は頬を赤らめて頷いてくれた。
もう体裁など気にしない。私は奏が好きなんだから。
好きな相手を抱いて何が悪い。相手もそれを了承して、私もそれを望んでいる。
私を阻むものなど、もう一切ないのだから。
656 :
奏×奈々穂(百合:2005/11/04(金) 13:38:38 ID:6l4mUfw5
>>645-646を書いた者だけど
とりあえず王道を走ってみたわけだが……まあ妥当な作品だなぁ。
んでエロパートだけど、一応書いてはいるんだが……かなり長いorz
出せっていう要望があるなら出します
ただけっこう長いんで、その辺を了承してくれるなら書きますよ
では〜
GJ!!!!!!!!!
奈々穂はかーいーなぁ
この場合、奈々穂より香のほうが似合いそうだ
>>656 GJ!!王道ものって感じでいいよ
エロパートはどんな長くてもいいんで待ってるわ
>>656 GJ!!いいよいいよー!!
長くても全然構わないんで頑張ってくれ。
661 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 18:34:02 ID:K5NBHpN0
アナル調教きぼんぬ
>>656 GJ!!悶絶した。
エロパートお願いします。
663 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 07:42:50 ID:RSd82mBb
アナルと言えばかすがタン
664 :
奏×奈々穂(百合:2005/11/06(日) 19:10:03 ID:d5Cnyr7J
風邪で寝込んでいましたorz
とりあえず投下するんで、暇な方は見て言ってください
ちなみに予告どおりメッチャ長いんでご了承を
665 :
奏×奈々穂(百合:2005/11/06(日) 19:16:31 ID:d5Cnyr7J
>>655の続き
ぽん、と奏の体を押し倒す。
ベッドの上に身を投げさせ、私は奏の上に覆いかぶさるようにしてベッドに乗った。
ぎしぎしという軋む音。残り少ない理性で、私は最後に尋ねる。
「本当に……いいの…?」
実直な視線を向ける。もし奏が流れに身を任せ、この状況を納得いかないまま受け入れているのなら 私はすぐにでもこの場を去ろう。
私は奏が欲しい。けれど、それは奏が望むのならば、だ。
「後悔は……したくないの」
「奏…」
「いつ神宮司が私の身を捕らえるか分からない。………その前に、私は後悔を残したくないの」
奏が自分の制服の胸の部分をギュッと掴む。
それはこの楽園がいつか終わる悲しみだと、私は思った。
そんな悲しい奏は見たくない。ゆっくり、優しく、私は奏を抱きしめる。
「あ…」
「後悔なんてさせない。この世界は、誰にも壊させないから」
「奈々穂…」
もう理屈なんて必要ない。
奏が私を望み、そして私は奏を望む。それだけで理由は十分だろう。
「あたしは奏……あなたを守る」
「その台詞、小さい頃からずっと聞いてる」
奏はそうぽつりと呟いて、私の首に手を回した。
そして力強く引き寄せる。私と奏の距離は限りなくゼロに近づき、お互いの吐息すらも聞き取れた。
「……だったらその証を示して。私と奈々穂が、ずっと一緒にいるっていう証を」
良い匂いがする。
温かい感触がある。
心地良い声が耳をくすぐる。
「抱いて、奈々穂」
その言葉で、決着だった。
私自身を抑える鎖はそれで千切れ、残るのは本能に支配された金城奈々穂だけ。
目の前に奏がいる。私はその瑞々しい唇をそっと塞いだ。
666 :
奏×奈々穂(百合:2005/11/06(日) 19:17:10 ID:d5Cnyr7J
「ん…」
「ん、ちゅ…」
お互いが求め合う。私はいつからそれを望んでいたのだろう。
少なくとも、私は幼い頃からそう思っていた。小さくてか弱くて、それでいて強くあろうとする少女に、私は心惹かれていた。
その全てが今、成就しようとしている。
「はむ……んん…」
優しい口付けから、少しずつ激しさを増していく。
最初は触れるだけだったものが、次第に絡みつき、蹂躙するように相手を愛撫する。
……本で見ただけの知識だけど―――。
「んっ…!?」
奏が一瞬、驚きの声を上げた。
それも当たり前だろう。だって、私は彼女の口の中に舌を―――侵入させたのだから。
戸惑いはしたものの、奏はすんなり私の舌を受け入れてくれる。奏の口内で激しくねっとりと絡み合う湿ったそれは、淫猥な響きをたてた。
――――ちゅ、ちゅ、んちゅ、にちゅ…。
「ん、ぷはっ……」
「はぁはぁはぁ……」
まるで離れるのを嫌がるように、舌は細い糸を引く。
互いの舌を蹂躙し、奏の顔はほんのりと紅潮していた。おそらく私も、かなり赤い顔をしていることだろう。
「……イヤだった?」
私の問いに、奏は首を振ってくれる。
朗らかな優しい笑顔のまま、言い聞かせるように奏は言った。
「言ったでしょう? ―――――奈々穂の好きなようにしてって」
そんなことを言われては堪ったものじゃない。
荒々しい獣(けだもの)に変化してしまうのを精一杯こらえて、奏を見つめる。
「あたし、熱い頭のまま奏のこと恐がらせるかもしれない。痛い思いもさせるかもしれないし、自分でもおかしなことするかおしれない。……恐いよ」
「いいの。奈々穂が望むことは私が望むこと………それは小さい頃から、ずっと理解しているつもりよ」
「でも今でさえもうおかしいの、あたし………胸が熱くて、頭がポーっとして、もっともっと奏を感じたいって思ってる」
「ふふ、それは奇遇ね―――」
奏はいたずらっぽい笑みを浮かべ、私の耳元で囁いた。
「―――私もさっきから、奈々穂と同じように思ってた」
……もう待ったなしだからね。
私がそう告げると、奏は恥ずかしそうに頷いた。
止められない。私の想いも、そしてこれからのことも、誰にも止めることはできない。
667 :
奏×奈々穂(百合:2005/11/06(日) 19:18:24 ID:d5Cnyr7J
制服を脱がせて下着を取った奏のあられもない姿は、この世のものとは思えないくらい綺麗だった。
本当に私なんかが触れて良いのだろうか。そう思わせるくらい美しく、そして魅力的なのだ。
「奏……きれいよ」
「恥ずかしい…」
胸の部分を腕で隠し、頬を赤らめながらそう呟く。
私はまだ制服を着ているけど、そんなの構わず奏に抱きついた。
「きゃっ…」
「奏、好きだ好きだ……もう放さないからね」
それは誓いだった。
私が守ると、そう志した想いに、もう一つの十字架を加える。
「ん……」
「あぅ、奈々穂……そんなところ舐めないで…」
乳房の天辺にある二つの突起を優しく舌でなぞる。
甘く切ない味が口に広がり、私は喜びに打ち震えた。
ちゅ、ちゅ、と舐めては吸って、それを繰り返す。しばらくすると、その突起がだんだんと固くしこりだしてきた。
「あ、奏……感じてくれてるんだ」
そう呟いて己の本能に意識を埋没させる。
柔らかい感触。暖かい肌。強く吸うと、ビクッと反応する奏がとても愛おしく思えた。
「んっ……ひゃぅ………奈々、穂…」
「まだ足りないわ……もっともっと奏を感じさせて…」
「んあぁ……あぁ、あぅ、そんな………やめて、奈々穂…」
目に涙を浮かべながら嘆願する奏。
それは拒絶ではなく―――私も同じことがしたいという意志の表れだ。
奏のことなら何でも分かる。そう自負する私が、そう確信した。
「ん、分かった……あたしも脱ぐね」
顔を離し、制服に手をかける。
少し息が荒いせいか脱ぐのにてこずったが、制服はぱさ…という音を立てて床に落ちた。
下のスカートも脱ごうと思ったが、それは奏の手が制した。
「奏…?」
「そこは私が脱がせたい…」
「……うん、分かった…お願い」
私のお尻に手を回し、奏はスカートのホックに手をかける。
さすがに同じ制服だけあって手馴れたものだ。ただそれが自分でするか他人にするかの違いだけで、すぐさまスカートは足元に落ちていった。
そして露わになる私の下着と脚…。
「奈々穂……ここも脱がせるわね…?」
奏の言葉に頷く。
拒絶などできない。これほどまでに渇望した奏との行為が、現実に起きているのだ。
多少の恥ずかしさなら耐えてみせる。いや、たとえどんな恥辱だろうと乗り越えてみせるさ。
「…この年になって人にパンツを脱がせて貰うなんて」
恥ずかしさまぎれに呟く。
そしていくばくもすると、下半身がすぅっとした感覚に包まれた。
「奈々穂のココ……女の子の匂いがして………それにとても綺麗」
「そ、そんなにじっくり見ちゃ…」
奏は私の言葉など聞かずに、ぐいと顔を寄せて、薄く生えそろった陰毛部位に鼻先をあてがう。
「あ…」
「ふふ、奈々穂の匂い………大好き」
―――――ぞく、というえも言えない感覚が背筋をまさぐる。
同性同士で。しかも相手はあの神宮司奏で。その上、時間はまだ昼下がりだというのに。
体を這いずる背徳感が、逆に私を興奮させていた。
668 :
奏×奈々穂(百合:2005/11/06(日) 19:19:35 ID:d5Cnyr7J
「ん、ちゅう…」
「あうぅ!?」
突如、背中を駆け上る刺激に声を上げてしまう。
何をされたか理解もできない。しかしあまりの刺激に、膝ががくがくと震えてしまった。
下半身が熱い。本当に溶けてしまいそうなほど。
「濡れてる……のよね、これ…」
奏が上目遣いで私を見る。
「し、知らないっ! あたし、知らないっ…」
「でもほら……私の指がぬるぬるして…」
灯りに照らされる奏の指は――――たしかに濡れていた。
私が濡れている…? 興奮は……している。だから濡れてるのか…?
「あ、ちょ、奏ぇ…!!」
「もっと乱れた奈々穂が見たい……もっと可愛く鳴いて…?」
「ん、んあ、あ、はぅ…!! だ、ダメ……これ以上はぁ!!」
ちゅぷちゅぷ、という音が部屋に響く。
何ていやらしい。そして何て卑猥な。
だんだんと足先が痺れてきて、まるでどこかに上り詰めるような感覚に襲われる。
「あっ、はっ…!! ん、ああぁ…!!」
「気持ち良いの? ねえ奈々穂……気持ち良いの…!?」
「あぅ、く……んん………あっ! 良い………よく分からないけど、何かきちゃいそう…!!」
「見せて、私に奈々穂の可愛いところ…! ぜんぶ、ぜんぶ…っ!!」
そこで私はやっと気付く。
奏は私の秘部を……指でいじっている。
そして激しく、私が嬌声を我慢できないくらい猛々しく、指を使っている。
奏の表情は恍惚としていた。まるで何かにとり憑かれたように、一心に私を嬲っていた。
「乱れて、奈々穂…! 私がぜんぶ見てあげるからっ」
「あああ、ひゃう…! くうぅ………も、立って、られな…っ!」
つぅと太ももの内側を私の淫らな液体が垂れていく。
その感覚に脳を焼かれ、奏の指使いに神経が蕩(とろ)けさせられた。
脊髄から脳に伝わる電気が強烈過ぎる。私にここで死ねというのか。体の自由はきかず、思考は白い霧に包まれていく。
ああ、私が飛ぶ………飛んでしまうっ…!!!
「奏、奏ええええ!!!」
「奈々穂、奈々穂…!! ああ、イクのね、奈々穂!!」
「ああああ!!! ダメ、あたしぃ…っ!!! ああああぁぁぁぁっっ!!!」
世界が白く染まる。
下半身は弾け飛んだように感覚を消去し、残るのは快感というもののみ。
快感や快楽など下劣だと決め付けていた。けれど――――これほど人を虜にするものだとは、思いもしなかった。
私は力なくベッドに倒れこむ。
意識が飛びそうだが、まだ眠るわけにはいかない。
荒ぶる息を隠そうともせず、私は奏に言い放った。
「はぁはぁはぁ――――――今度は………あたしがしてあげる」
まだ一日は始まったばかりだ…。
これからが、本当に本当の、私と奏の世界になる…。
669 :
奏×奈々穂(百合:2005/11/06(日) 19:20:33 ID:d5Cnyr7J
「んっ、あぅ……奈々穂………そこはぁっ…!」
びくびくと奏が体を震わせる。
ベッドに体を横たえさせ下半身の下着を脱がせた状態で、私は奏の秘所を愛撫していた。
私が刺激するたびに出てくる愛液も含め、奏自身を舐め尽くす。
「だめぇ……そんな汚いもの…っ!」
「汚くなんかない。奏の………すごく美味しい」
舌を膣内に侵入させ、丹念に中をさする。
次々と溢れ出てくる透明な液体―――奏も感じてくれているのだろうか。
私は舌を動かすと同時に、膣口の上部にある陰核を指でつついた。
「んっああぁっ!」
「はぁはぁ……奏、すごく感じてるね」
「奈々穂………私もうっ…!」
絶頂が近いのか、奏の声が明らかに変化する。
さっきまでとは違った女としての声。少女である奏とは異なった色のある嬌声が、部屋に響く。
私はそれを聞いてさらに興奮を高めた。舌を動かすスピードを上げ、優しく動かしていた指の力を強める。
「うあっ! あああ、い、あ…!! く、あう…変になる…っ!!」
「そのまま…っ! イって、奏ぇ!!」
「あああああダメダメ! くあっ、い、イッちゃうっっ…!!」
ピッ、と奏のアソコから飛沫が上がる。
まるで尿のようなそれが、私の顔に容赦なく降りかかった。
しかし私は嫌悪どころか……ある種の恍惚さを覚えていた。ぞくりと背筋に痺れが走る。
「これが潮吹き………生で見るのは初めて…」
アダルトな雑誌とかテレビで知識だけはあったが、目で見たのは初体験だった。
何ていやらしく淫らで、卑猥なのだろう。そしてそれに麻薬のような感覚を覚えた私は、絶頂を迎えてぐったりしている奏を、さらに攻め立てた。
「んんっ、ちょ、奈々穂ぉ…! ダメ、今は……敏感すぎてっ…!!」
「好きよ、奏………私にだけ見せて、奏が狂う姿を」
「ああ、んあぁっ! ま、またぁ……もうやめて………私本当にっ!」
ぐりぐりと舌を押し付ける。
きゅっきゅっと指をこすりつける。
そのたびに奏の腰は浮き上がり、彼女のものとは思えないくらいの大声で嬌声を出す。
絶頂はもうすぐそこだ。奏の色に呆けた表情は、私の欲情の起爆剤でしかない。
私はさらにペースを速め、奏の絶頂を促す。
「あ、あ、あ、あ、あ! また……きちゃう!! あああぁぁぁっ!!」
またもや激しい飛沫を上げる。
私はそれを瞬き一つせずに眺めていた。何て綺麗な光景だろうか、とあられもない奏の姿に胸のざわめきを覚え、私のサディスティックな一面に火をつける。
奏は脱力してしまったようにベッドの上で仰向けになっていた。
息は尋常じゃないほどに荒れ、中空を見る瞳は灰色に見えるほど虚ろだ。
670 :
奏×奈々穂(百合:2005/11/06(日) 19:21:13 ID:d5Cnyr7J
「まだ………まだだよ、奏」
「あっ、は、はぁ、そ、んな………も、むり…」
泣き声の混じる声で嘆願する奏を無視して、私は三度、奏の股に顔をうずめた。
今度は直接的に性感帯を攻めるのではなくて、間接的な部位から崩していこう。
そう決めた私は手始めに奏の肛門へと舌を伸ばす――。
「や、そこは汚いからぁっ…!」
「奏に汚い場所なんて一つもないわよ………んん」
「あっ、やめて、奈々穂…っ!!」
皺の集まる箇所を舌の先でつつく。
その場所に触れるたび、ビクビクと体を震わせる奏。
秘部から溢れる愛液は増していき、それは筋を伝って肛門まで辿りついた。
それを肴にするように、私の舌は奏の中を犯していく――。
「奈々穂、お願い………これ以上やったら、私……おかしくっ…」
「感じてるんだね、奏?」
「そんなことっ………ん、ああぁ!」
「嘘ついちゃダメよ………こんな恥ずかしい汁を垂らしちゃって…」
あいている手は、またも奏の急所を攻める。ちゅ、ちゅ、ちゅ、という音と脳が焼けるような甘ったるい匂いが私の鼻腔をくすぐった。
まるで弓がしなるように奏の体がうわぞって、それが絶頂は間近だと告げる。
私の舌をさらに深部へ侵入させ、指は速度を上げる。それだけで奏は果てることができるだろう。
「イって、イって、奏…!! 私に奏のすべてをさらけ出してっ…!!」
「うあぁっ、イ、くぅ…!! 私、お尻でイッちゃっ…!!」
そして一段と高い声を出して、奏は三度目の絶頂を迎えた。
乱れる息。滴る汗と体液。ベッドの上はすでにお互いの愛液などで大きなシミを作っていた。
部屋の中には淫猥な匂いが充満している。それがまたも私の思考を焼き、脳を焦がす。
「はっはっはぁっ――――な、奈々穂…」
「奏……すごく綺麗だったよ」
とろんとした瞳をした奏に言う。すでに脱力しつくしたかと思われた奏だけれど、ぐいと体を起こして私に近づいてきた。
そして奏は、私の胸の先端に軽く触れながら、耳元で囁く。
「今度は二人で一緒にしましょう? 私が奈々穂を……奈々穂が私を…」
私の脳はすでに狂っている。
熱と匂いと欲望で、すでに臨界点を越えているのだ。
私はそのあまりにも魅力的な提案を、生唾を飲み込んだあと、静かに頷いた。
671 :
奏×奈々穂(百合:2005/11/06(日) 19:23:20 ID:d5Cnyr7J
奏の大事な場所が私の眼前にある。
初々しく汚れのないピンク色。すっぽりと濡れ滴るそれ。
私はそれをうっとり眺め、暴走しそうになる本能をおさえていた。
「奏……この格好は…」
「素敵でしょう? 奈々穂のココ、すっごく綺麗な色してるわ…」
この格好を世間では―――シックスナインと言うのだろうか。
私がベッドに横たわり、その上から奏が私の顔をまたぐように乗る。お互いの秘所が丸見えになる点で、たしかに素敵といえば素敵だけど…。
やっぱり恥ずかしさは簡単には消えてくれないらしい。
奏が私のアソコを見ている……なんて考えるだけで思考がショートしてしまいそうだ。
「それじゃ……いくわね」
「んっ、ああ!」
奏が私の股に顔を埋もれさせる。
そして背中に走るあまりにも強烈な快感という波――。
喘(あえ)ぎをおさえられず、快楽に身を委ねてしまう。
「あああ! ん……うああぁ!!」
「ちゅぷ、んちゅ、んー……!!」
「はぁっ! 奏、そんな……っ吸っちゃぁ…っ!!」
すぐさま白い世界が私の脳に浮かぶ。
ただ体が飛ぶような感覚に包まれ、全身を抜ける電撃のような快感は底が見えない。
―――叫び、狂う。普段の私では考えられない声が、部屋に充満する。
「ああ、くるっ!! 奏、わた……しぃ!!」
「ちゅ、くちゅ……いいのよ、好きなだけイって…!!」
「ふあああ!! あああぁ、うあああ!!」
体の中のすべてが流れ出て行く。
欲望も情熱も……そして残るのは本能のみ。
私は震える指で奏の秘部を触り、そのまま奥へと埋没させていく。
「んっ、奈々穂……」
「奏も気持ち良く……一緒に…」
「そうね気持ち良くなりましょう………ん、ちゅううう」
びくびくと体が反応する。しかしそれに負けるわけにはいかない。
体を打つ快感に負けまいと、私は指で秘部を、舌で陰核を刺激する。
「んあ! く、ああ! ちゅうううっ……ああぁぁ!!」
「ふあぁ!! ん、あ、くぅう…!! ひゃあっ!」
背中に走る電撃。下半身を襲う絶句するほどの快楽。
指がふやけるかと思う頬の愛液が垂れ、私の顔にかかる。それにも構わず私は愛撫を続けていく。
しかし声だけは抑えられず、あられもない二人の嬌声が響いていた。
「ああああ!! イク、またイッちゃう!!!」
「あ、あたしも!! も、我慢……できないっ…!!!」
「ああああああ!! な、奈々穂、奈々穂――!!!」
「ふあああ、イク、イクよ、奏……奏、奏ぇ!!!」
すべての感情を放出し、私たちは果てつくす。
しかしまだ足らないと言わんばかりに、お互いが求め合う。
肌を合わせ、秘部を見せ合い……。そして欲望の果ての果ての果てまで見つくそうと――――またも舌を、手を、動かし続けた。
672 :
奏×奈々穂(百合:2005/11/06(日) 19:56:39 ID:d5Cnyr7J
ああ、疲れた…。
とりあえずここで終了です。
少しでも楽しめればよいですが
それではノシ
エロパートキタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!
二人とも始めてなのに、いきなりこんないろいろエロいことして・・・(*´Д`)ハァハァ
674 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/07(月) 00:21:52 ID:Pu/gxmsd
GJ!!!!!!!!!!!
GッッッJ!!
エロは長くても短調じゃなければ問題なし!
ところでりのは何処へ?
GJ-----------!!!!!!!!!!
責める奈々穂もいいな(*´Д`)
りのとプッチャンは見学者なのか…?
最高!!超GJ(*´Д`)
攻められまくる奏かわええ
リノカワイソス
というわけでプッチャンによる奈々穂への制裁をお願いします
ども、奏×奈々穂(百合)を書いた奴です
たくさんのGJを頂いて嬉しく思っとります
あと質問の「りのはどこへ?」は、俺のミスというか何というか。
風邪で寝込みながらパソコンに向かっていたので頭がボーっとしてたんだと思います。
本当ならこんな感じでやりたかった
奏と奈々穂の情事が終わる→りのは一緒の部屋にいたけど気付かれず、二人の姿を見て思考が飛ぶ→
二人がりのの存在に気付く→りのは「パヤパヤだぁああ!」とか言いながら部屋を飛び出して、生徒会員に言っちゃう→
最終的に二人の関係はバレルが、「構わない」と奈々穂が言ってハッピーエンド。
まあ、時間的にも体力的にも限界でしたので…orz
次回は久遠×奈々穂を書いてます。リクはいつでも待ってます。
では〜ノシ
>>681 GJ!ありがとう。素晴らしい出来でした
次回作にも期待して待ってます。
リク受け付けてくれるならまゆら×奈々穂お願いします
>>681 そのオチけっこういいじゃないか。
リク
俺もまゆらと誰かからませて欲しい
はい、失礼します。
前回の宣言どおり香ものを書き上げてみました。
では、れいん×小百合×香 です。どうぞ
その日の放課後、和泉香は校舎内を歩き回っていた。
副会長の金城奈々穂に言われ、生徒会遊撃として定期的に見回りに来たのだ。
本来なら今日は上級生である飛田小百合か、角元れいんが当番なのだが、
この日二人とも生徒会会議にも来ず、香に白羽の矢がたったのである。
「まったく、なんで私がこんな・・・」
ぶつくさと文句を言いながらも、落ちているゴミはゴミ箱に入れる、
残っている生徒には帰りが遅くならないよう呼びかけるなど、律儀に校舎の隅々まで調べていく。
薄いオレンジの西日が校舎を指しはじめ、次第に校舎から生徒たちの喧騒も薄れてくる。
「ん〜・・・!今日はこんなもんかな」
香は軽く伸びをする。だが、帰路に着こうとしたときふと思い出す。
校舎でも離れのほうにある空き教室をまだ見ていなかった。
そこは生徒や教員が寄り付くことはほとんどなく、香は一瞬妥協しようとも思ったが、
すぐにその考えを頭から切り捨てた。
そういう場所だからこそ見回りをしなくてはならないのではないか。
そう思ったときにはすでに香は歩き出していた。
「・・・・・・」
「?」
本来なら誰もいないはずの教室。そこから人の声がすることに、香の緊張がわずかに高まる。
単に生徒が居残っているだけかもしれないが、用心に越したことはないと、足音を殺しドアに近づく。
どうやら二人いるらしいその声は、何かに耐え忍ぶかのようにくぐもっていた。
ドアに張り付き、わずかに開いた隙間から中をそっと窺がう。
「ん・・・あっ・・・」
「!?」
室内には、先ほどの会議を欠席した飛田小百合と角元れいんがいた。
何より香が目を疑ったのは、中で行われている行為だった。
二人は教室の中央でキスをしていたのだ。
(わわ〜!?何してるの二人とも!)
二人は濃厚なキスを交わしている。
何度も何度も、ついばみながら互いの唇を味わう。
「んむ・・・んん・・・ん、あ・・・あむっ・・・」
教室に響くキスの音、唇の間から見える二つの舌。
差し込む西日に彩られたその光景は、香にとって幻想的に見え、思わず見とれてしまう。
「ん・・・ふぅ・・・」
どちらからともなく、離れる。舌を繋ぐ糸が、光に反射してゆらめく。
れいんが机の上に座ると、小百合はそれが当然かのように、れいんのスカートの中に顔を埋める。
「もう、びしょびしょじゃないか」
「そ、それは小百合が・・・ん!」
(わぁ・・・そんなことまで・・・)
スカートが影になり様子は分からなかったが、股間から聞こえる水音が激しい舌の動きを物語っていた。
知らずに香の息も荒くなってくる。
「や・・・小百合・・・音たてちゃ」
「こんな音を立てて・・・誰かに聞こえるかもしれないぞ」
香はドキリとするが、気づかれてはいないらしく愛撫は続けられていた。
確かに、このままだといずれ気づかれるかもしれない。
もしこの場にいたことが二人にバレればただでは済まされないだろう。
室内の光景に名残惜しさを感じつつも香はその場をあとにしようと踵を返す。
キュッ・・・
そのとき、靴底のゴムが床に擦れ音がしてしまう。
「!?誰だっ!」
その音を聞き逃す二人ではなかった。
小百合の怒声と同時に、香の隠れるドアにトランプのカードが突き刺さる。
(や、やばっ・・・!)
脱兎のごとく駆け出す香。すぐさま二人が追いかけてくる。
「待て!」
「あ!あれ香じゃん!」
特徴的な髪型ですぐに気づかれてしまう。
「止まれ!香!」
「い、イヤです!!」
すでに校舎にも生徒の姿はほとんどなく、必死に逃げ惑う。
「はぁ・・・はぁ・・・」
撒いたのだろうか、追いかけてくる姿は見えない。
息をきらして教室に逃げ込む。
「ここなら・・・大丈夫かな・・・」
ドアを背にして廊下の様子を伺いながら、呼吸を整える。
「残念だったな」
不意の言葉に心臓が高鳴る。同時に教壇の下から小百合が姿を現す。
香が咄嗟に身構える。
「・・・でもこっちが入り口側にいるんですよ」
小百合を視界に収めながらドアに手を伸ばす。
小百合が不適な笑みをこぼす。
「だがこっちは予測済みだ・・・」
「そ、香がこの教室に、走って逃げてエスケープしてくることをね」
突然開かれたドアから手が伸びてくる。
「れーちゃん先輩!?・・・きゃ!」
れいんに後ろ手にされる。関節を押さえられ上手く力が入らない。
「ふっふっふ〜。あっしたちの秘密を知ったからには・・・」
「ど、どうするつもりですか!」
香が鋭い眼光を飛ばすが、二人は涼しい笑顔のままで受け流す。
「そうだな・・・さしあたって、秘密を共有してもらおうか」
「え?・・・それってどういう・・・」
小百合の手が香の顔に向かって伸びてくる。
何かされると思い、瞳を閉じ歯を食いしばる。
だが、香の予想に反し、手は頬を撫でるだけだった。
硬く真一文字にした唇に柔らかいものが触れる。
「んっ・・・!?」
恐る恐る目を開けると、目の前に小百合の眼鏡が写し出される。
小百合の唇が重なっていた。
「へへ、あっしも」
顎を掴まれ首を横に向かされると、今度はれいんとキスをする。
唇に集中している隙に、突如膝を曲げられ尻餅をついてしまう。
「あ、あの・・・これは・・・?」
「あっしたちとエッチしてもらうよ〜」
「なっ!?」
「ああ。それなら口外することもないだろう」
上から二人が手を開閉させながら迫ってくる。
『パヤパヤ〜』
「いや〜〜〜!!」
「や、やめてください!」
香は激しく抵抗するが、二人がかりで羽交い絞めにされると身動きが出来ない。
両手を小百合が、両足をれいんが取り押さえる。
「観念しろ、香」
小百合が香の服を脱がしにかかる。
片手でブレザーのボタンを器用に外し、シャツも脱がしていく。
はだけたシャツから、質素な白色のブラジャーが見える。
「・・・・・・・・・」
れいんの顔があからさまに嫌悪を示す。
下着のフロントホックを外しシャツを広げると、小ぶりだが確かなふくらみが顔を出す。
露出した部分が涼気にあたる。
「・・・以外に胸があるんだな」
「・・・・・・ずるい!!」
『えっ?』
突然のれいんの声に小百合と香は同時に疑問符を投げかける。
「年下で後輩で二年生のくせにあっしより・・・あるなんて・・・」
言ってから自分の胸と香の胸を見比べる。
れいんの言うとおり、彼女の胸は制服の上からでも、香より控えめなことが見て取れた。
「こうしてやる!」
「あんっ!」
突然、乳首に舌を這わせられる。
突起をくるむように舐めまわしたかと思えば、口付けし、乳首を思い切り吸い上げる。
香に軽い痛みと、それ以上の快感が訪れる。
れいんは唇を離すと、今度は痛みを柔らげるように何度もキスをする。
「ん・・・んむ・・・甘くておいしいよ。かおりのおっぱい・・・」
「い、言わないでください・・・」
熱に浮かされながら訴える。
いつしかれいんは夢中になって香の胸をしゃぶっていた。
「ふふ・・・乳首が硬くなってきたぞ」
小百合の言うとおり、香の胸は確かに敏感に反応し、先端を尖らせていた。
小百合が、もう片方の胸を揉みしだく。
その手の動きは、まるで香の性感帯を熟知しているかのように、的確に感じる部分を捉える。
「やぁ・・・こんな・・・」
香はすぐに新たな快感に飲まれていく。
異なるリズムの愛撫に、左右の胸が別々の存在になったような錯覚に陥り、激しく身を悶えさせる。
捕まえられた手足から力が抜けていく。
それを確認した二人が縛めを解くと、香が教室の床に横たわる。
「はぁ・・・はぁ・・・」
床の冷たさが、火照った体に心地よく感じる。
香は惚けていたが、れいんと小百合は休息を許さなかった。
二人は足のほうに移動し、香の秘所を守る薄布にそれぞれ手を伸ばす。
「だ!?だめです・・・そこは・・・!」
二人が同時に下着をずり下ろす。ゆっくり下ろされるパンツに粘膜が絡みついてくる。
香の両足が開かれる。
「わぁ・・・・・・」
「・・・・・・ごくっ」
れいんが感嘆の声を上げ、小百合が唾を飲み込む。
さらけだされた秘部は、愛液に濡れそぼっていて、なおも新しい液体を吐き出している。
夕日に照らされたそれは、神々しくさえ見えた。
二人は思わず見とれてしまう。
「きれいだ・・・香の」
「香のここ・・・ぬるぬるでびしょびしょでとろとろだよ」
「や、やだ、二人ともそんなに見ないでください!」
足を閉じようとするが、二人の手がそれを制する。
小百合がゆっくりと顔を近づける。
「・・・・・・ん」
小百合の指が縦に通るスジを割り開くとそっと舌を伸ばす。
「ふぁ・・・!」
腫れ物に触れるかのように、優しく丁寧に舌を動かす。
自分のものだといわんばかりに大量の唾液を秘部に塗りたくる。
れいんも股間に顔を埋め、太ももについばむようにキスをする。
強く優しく、緩急をつけながら上半身へと上ってくる。
腹、へそ、胸と、唇でなぞりながら顎へとたどり着く。
「香、可愛いよ・・・香」
香の額に張り付く前髪をわけながら微笑む。
「れーちゃん・・・先輩・・・んむっ!」
れいんが覆いかぶさり、舌が進入してくる。
同時に小百合の舌の動きも激しくなる。
内側のヒダにも唾液を塗り付けながら、思い切り吸い上げる。
「ん!?・・・ん!」
二人が香を絶頂に導こうとしていた。
香の鼻息が荒くなる。こみ上げる快感の波に耐え切れず、思い切りれいんの体を抱きしめる。
その拍子に互いの乳首がこすれあう。
「ん、ん、ん、ん・・・・・・ん〜〜〜〜!!!」
背中を大きく弓なりにして達する。
体を何度も痙攣させ大量の愛液を放出させる。
「・・・・・・ぷはぁ!」
ようやくれいんの顔が離れる。香は息も絶え絶えで、今だにれいんの体にしがみついていた。
「イっちゃったんだ・・・可愛い」
「まだまだ、これからだぞ」
「せん・・・ぱい・・・」
すでに三人とも制服を脱ぎ捨て素肌をさらけ出していた。
誰かに見られたら・・・という心配は三人とも持ち合わせていない。
ただ欲望に突き動かされ、互いの体を貪るだけだった。
「んああっ!れーちゃん、せんぱぁ・・・」
「すごい熱いよ・・・香の・・・」
れいんは自分の秘部を香のそれと擦り合わせていた。
すでに快楽に酔いしれていた香も本能のままに腰を動かす。
「あんっ!・・・あっ・・・んぁ・・・!」
不意に頭が軽くなる。
「あ・・・え?」
小百合が香の髪留めを外していた。さらさらと流れるように紫の髪が広がり、落ちる。
「香は、その・・・髪を下ろしたほうが・・・可愛いと・・・思う」
「小百合先輩・・・」
頬を赤らめ、そっぽ向きながら告白する小百合が急激に愛しくなる。
再び振り向いた小百合を、香は笑顔で迎える。
「先輩・・・キス、してください」
「ああ、言われなくてもそのつもりだ」
三人だけの教室。
秘所を擦り合わせる音、互いの唇をむさぼる音、三人のあえぎ声が混ざり、淫猥な音楽を奏でていた。
三人は同時に達し、床に川の字になって寝そべっていた。
結局、家路に着いたのは、完全に日が暮れてからのことだった。
翌日。
香はいつもと違う気分で学校への道を歩いていた。
昨日の今日ということもあったが、それ以上に気分を高揚させる試みをしてきた。
学校に着き、自分の教室に鞄を置くと、足早に生徒会室に向かう。
昨日別れ際に、朝一番で三人で会おうと約束をしていた。
息を切らして扉をあけると、広い室内には一人しかいなかった。
「小百合先輩!おはようございます!」
「ああ、香おは・・・!?」
小百合はすぐに、香の髪型がいつもと違うことに気がつく。
長い髪を頂点で結い、ポニーテールにする特徴的な髪型ではなく、
髪はすべて下ろして整え、カチューシャをしていた。
「その・・・あんまりなれない髪形だったから変になっちゃったかもしれませんけど・・・」
髪の毛を指先でクルクルと弄りながら言い訳をする。
「どう・・・ですか?」
上目遣いに訪ねるその姿が愛らしくて小百合の唇が緩む。
「ああ・・・可愛いよ」
「え、えへへ・・・」
二人して頬を染めながら笑いあう。
「あれ〜、香、髪おろしたの〜?」
そこに遅れてきたれいんが部屋に入ってくる。
「はい!どうですか?」
れいんがまじまじと香を見つめる。
「う〜ん、あっしは上で縦で垂直なポニーのほうが良かったけどな〜」
「え?そうなんですか・・・?」
香は意表をつかれた言葉に少し拍子抜けする。
そのとき、突然小百合が机を叩きつけ、勢いよく立ち上がる。
「何を言っている!髪を下ろしたほうが可愛いに決まっている!」
「い〜や!縦ポニーのほうが似合ってる!」
広い部屋に怒声が響きあう。二人とも一歩も譲らない。
両者に挟まれ、うろたえる香だったが、一向に冷めることのない激論に、香も業を煮やす。
「いいかげんにして下さい!二人とも!」
白熱した室内は一瞬にして静まり返る。
「私なんかのために・・・ケンカしないでください」
うっすら瞳に涙をためながらうつむく香を、二人は抱きしめる。
「すまない、香・・・」
「ごめんでソーリーで謝るよ、香」
二人は香の左右の頬にキスをする。
「あ・・・」
「あっしたちはどんな髪型だろうと香のことが大好きだから」
「ああ、その通りだ」
真っ直ぐに見つめられる。
香がそれに答えるように、両者に口付けをする。
「ん・・・」
「あ・・・」
「私も・・・私も二人のこと、大好きです!」
香が二人に抱きつくと、長い髪が揺れる。
れいんと小百合は紫の髪を手櫛で梳く。
三人は、気恥ずかしくて、うれしくてクスクスと笑っていた。
「でも、束ねてるほうが可愛いけどね」
「いや、下ろしたほうだ」
「もう・・・二人とも・・・」
困り果てる香の顔も、満更ではなかった。
こんなものは幸せの一つに過ぎない。
こんなにも愛し、愛されているのだから・・・
それはそれとして・・・・・・
しばらく香は毎朝、髪型に頭を悩ませるのだった。
おわり
またムダに長いよ・・・ま、いいか
今回はまた、甘く仕上げて見ましたがいかがでしたでしょうか?
さて、さすがにネタも枯渇してきました・・・
「おめー、こんなん書けっかよ?」
とか(というかリク)があればこっちも受け付けます
>>681 GJです!
自分の中で奏はガン攻めなので、受け奏にかなり萌えました。
次回作も楽しみにしてます。
あいかわらずかすがちんはすばらしいな。
ところで俺はやっぱりアナル攻めを入れてほしい。今度はお互いにアナルを責め合ってほしい。
>>かすが
乙であります!!
かなりハァハァさせてもいました!
かすがさんさいこー
なんだこの甘ったるさは
GJ
703 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 08:01:46 ID:AG+6/xpn
ついにきたな
704 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/11(金) 05:47:36 ID:O1xLvdrs
ほっしゅほっしゅ
ほしゅほっしゅ
706 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/12(土) 14:47:14 ID:OxTwXUKy
hoshu
707 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/12(土) 17:26:14 ID:hwELZ/do
もうだめなの・・・・?
708 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/12(土) 17:53:06 ID:BzOSRjy8
誰か!誰か救世主を!!!
6話でプッチャンが奈々穂に復讐するシーンがあるじゃないですか。
アレで、プッチャンが奈々穂を犯すってのは駄目ですかね?
プ「はっ!!鬼の副会長といえど、こういう所はしっかりと女じゃねぇか。」
奈々穂「うあぁ、くっ、くそ。こ…この人形風情が何を…。うぁ…」
プ「オイオイ。そう言いながらも、しっかりと雌の顔になってきてるじゃねぇか!!」
奈々穂「な…何を…。あっ…。っっっあ!!ふぁ…」
みたいな感じのを誰か(ry
何度も言うけど、お前が書けばいいじゃないか
カスガタンのアナル話をもう一度。
712 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 08:58:38 ID:sNd4D5ki
そうだ!かすがさん!!
カムバァァァァァアアック!!!
よんだー?
・・・じゃなくて、どうも。
一応ただ今隠密組のエロを執筆中ですが、もうちょいお待ちください。
もう潮時かな、とさすがにちょっと弱気になってますよ・・・ううむ。
714 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 20:56:29 ID:sNd4D5ki
がんばってください!!!!!かすがさん
そしてシャイニングスター
かすが!かすが!
自分、かすがさんではないが、まゆらで書いてみようかと思う。
で…誰と絡ませまるか…リクエスト頼む。一番多かったリクで書く。
まゆら攻め、奈々穂が徹底的に受けで。
>>717 奏×まゆら希望。
ゲームでは奏に誉められてすごい喜んでたしまゆら。
721 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/14(月) 20:56:30 ID:Sq7EG9NO
奏希望です!!!
奏!奏!奏!
エロエロ度130%で
722 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/14(月) 21:00:24 ID:Qaz9EX2t
聖奈×まゆら
723 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/14(月) 21:09:04 ID:O0tqSbaQ
724 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/14(月) 21:34:59 ID:Sq7EG9NO
隠密(琴葉&歩)×まゆらってのもいいかも
725 :
令:2005/11/14(月) 21:36:40 ID:Sq7EG9NO
う〜ん、今、ここではまゆらブームか。
書いてみようかな。
720、721と同じく奏希望。
奏×まゆらが見たい!
727 :
717:2005/11/14(月) 21:47:42 ID:Zlma191m
この流れだと、奏かな…?
明日の朝まで待ってみる。
あと、受けと攻めの希望も書いてもらえると助かる。
728 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/14(月) 21:51:23 ID:Sq7EG9NO
奏が攻め!
まゆらが受け!がいいです。
729 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/14(月) 21:55:32 ID:Qaz9EX2t
奏が受け
まゆらが責め
でもいいかも
想像しずらいけど…
730 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/14(月) 22:06:01 ID:Sq7EG9NO
おおぉぉぉおおおおおおおっぉぉぉっぉおおおおおおおおおおお
それ、それ、いい、とても良いよ!!!!
まゆら攻めって想像できん。
奏攻めでいいと思う。
かすがさんGJです〜。
弱気にならず頑張ってください!
皆さん楽しみにかすがさんの作品を待ってますよ(*^ー^)
>>730 とりあえず落ち着いたら?
お前のレスがすごいトバシ気味でワロスw
734 :
717:2005/11/15(火) 10:00:23 ID:VvGJ+6Rm
おはようエロい人達。
じゃあ奏(攻)×まゆら(受)で頑張ってみるわ!
いつ出来るか分からんが。気長に待っててくれ。
裸で待機してます!
風邪引くからやめれ。
738 :
717:2005/11/15(火) 18:32:25 ID:k8kg+7/r
こんばんわエロイ人達。
せっかく仕事が休みだったのに、
>>734からずっとエロパロ書いてたバカが来ましたよ。
しかしおかげで完成した!まさか今日中に出来るとは!
……ただ、なぁ。エライこと長いんだ。アホなほど長いんだ。
かすがさんの「れいん×小百合×香 百合」の倍以上は楽にあるんだ多分。
そんなんでもせっかく書いたから投下する気満々なんだが、
なんか短く区切って少しずつ時間を置いて出す、とかやった方がいいかな?
それとも一気に全部投下してしまっていいんだろうか?
「予算が……足りない……」
極上生徒会会計・市川まゆらは、休日の宮神学園生徒会室で一人机に突っ伏していた。
遊撃部が破壊した構内備品の代替費、隠密部が使用した盗聴機器のレンタル費、
シンディ真鍋が傷をつけた車の修理費、蘭堂りのとプッチャンの食費……
余分なところを削りに削って、極上寮の食事を三食具なしカレーと水だけにしてみても、
それでも今月部の予算がマイナスになってしまうのだ。
極上生徒会の財政を預かる者として、それだけはプライドが許さない。
第一、敬愛する会長である神宮司奏に顔向けが出来ない。そこで休日返上でこうして一人、
黙々と算盤をはじき続けていたのだが……結論。無理。無茶。無謀。
「……なんとかなるわけないじゃない〜……」
涙声でうなるまゆら。だからといって彼女を責められるわけも無い。
極上生徒会は浪費も極上、財政を破綻させずになんとかやっていけているのも、
偏にまゆらの天性の才能と弛まぬ努力の賜物なのだ。彼女は実によく頑張っている。
──ただ、生徒会メンバーの無駄遣いがそれをさらに上回っているだけだ。
「………………やっぱり、これしかないのかしら……」
机に突っ伏したまま、まゆらは制服のポケットに手を入れ、そこにあるしわくちゃな紙切れを
取り出す。それは昨日極上寮の郵便受けに放り込まれていたもので、隣町のとある店の広告だった。
まゆらは最初、それに書かれている事を理解した瞬間に丸めてゴミ箱へ放り捨てたが、
次の瞬間に頭の中で実に単純な計算が成り立ち、結局拾い上げて保管していたのだ。
まゆらは汚いものでも触るようにその紙を広げ、汚いものでも見るように眉をしかめて内容を読んだ。
“あなたの制服・体操服・水着・下着etc、高値で買います!”
──いわゆる、ブルセラショップの買取広告であった。
とりあえず出だし使ってテスト。改行が難しい。
一回の投稿をこのくらいにまとめると、全部で二十回くらいになると思う。
長すぎるってんなら、テキストファイルでどっかのうpろだにうpとかどうだろう。
あとはみんなそれぞれヒマな時にでもゆっくり読んでくれたら。
>>739さん
今までにない展開でドキドキ物ですね(笑)
20回連続で送信すると規制が入るかもしれませんが、職人さん本人が
決めて良いと思いますよ。
私はUPローダー使わずに、ここのスレでレスの順を追って見たい
ですけどね(*^ー^)
ところで、圧倒的まゆら人気かぁ・・・(笑)
739さんが書いてるので、他のキャラで需要(書いて欲しいキャラ)ってありま
すか?
気分転換に書いてみようかと思いまして〜。
>>tamaさん
聖奈×奏ってありそうなのに読んだ事ないんで、読んでみたいです。
>>742さん。
意見が割れると他の方の要望を聞けなくなってしまうので
聖奈×奏
書いてみます〜。
多少お時間頂きますがのんびりお待ちくださいな。
>>739 いい感じです
ここで続けて下さい、お願いします
寒いので服着ます
>>743 楽しみにしてます
>>739 良さげな出だしだ。
ここに投下してくれ、期待している。
746 :
717:2005/11/16(水) 02:12:39 ID:OS6qcuKk
意見ありがとうエロい人達。ではここで全部投下する!
みんなの妄想、そして誰よりまゆらを愛する俺の妄想を詰め込んだ!
さぁ俺の魂を読んでくれ!
あ、改行しながらだから時間かかると思うけど、今日中には全部あげてしまうんで。
では参る。
「予算が……足りない……」
極上生徒会会計・市川まゆらは、休日の宮神学園生徒会室で一人机に突っ伏していた。
遊撃部が破壊した校内備品の代替費、隠密部が使用した盗聴機器のレンタル費、
シンディ真鍋が傷をつけた車の修理費、蘭堂りのとプッチャンの食費……
余分なところを削りに削って、極上寮の食事を三食具なしカレーと水だけにしてみても、
それでも今月部の予算がマイナスになってしまうのだ。
極上生徒会の財政を預かる者として、それだけはプライドが許さない。第一、敬愛する
会長である神宮司奏に顔向けが出来ない。そこで休日返上でこうして一人、黙々と算盤を
はじき続けていたのだが……結論。無理。無茶。無謀。
「……なんとかなるわけないじゃない〜……」
涙声でうなるまゆら。だからといって彼女を責められるわけも無い。極上生徒会は浪費も極上、
財政を破綻させずになんとかやっていけているのも、偏にまゆらの天性の才能と弛まぬ努力の
賜物なのだ。彼女は実によく頑張っている──ただ、生徒会メンバーの無駄遣いがそれをさらに
上回っているだけだ。
「………………やっぱり、これしかないのかしら……」
机に突っ伏したまま、まゆらは制服のポケットに手を入れ、そこにあるしわくちゃな紙切れを
取り出す。それは昨日極上寮の郵便受けに放り込まれていたもので、隣町のとある店の広告だった。
まゆらは最初、それに書かれている事を理解した瞬間に丸めてゴミ箱へ放り捨てたが、次の瞬間に
頭の中で実に単純な計算が成り立ち、結局拾い上げて保管していたのだ。
まゆらは汚いものでも触るようにその紙を広げ、汚いものでも見るように眉をしかめて内容を読んだ。
“あなたの制服・体操服・水着・下着etc、高値で買います!”
──いわゆる、ブルセラショップの買取広告であった。
各地の学校の各種制服、現役生徒の使用済み下着、その他いったい何に使うのか想像もしたくない
ような色々なものまで。いずれもまゆらの感覚では全くもって理解できない高値がつけられている。
理解できない。全くもって理解は出来ない──が。
「ワゴンセールの三枚千円の下着を買って、はいて脱いで売るだけで、一枚千円で売れたとしても
二千円の純利益……十回繰り返せばそれだけで二万円……ああ……予算的にはおいしすぎる……」
無論、制服や水着などには下着よりもかなりの高額がつけられてはいるのだが、いくら予算のためとはいえ、
宮神学園の品位を下げるようなことが許されるわけが無い。何よりも、自分がそれを許さない──
というわけで、自ずとまゆらに残された選択肢は『自分の下着を売る』という事だけだった。
(でも、よく考えるのよまゆら。あなたは花も恥じらう乙女なのよ? いくら予算のためとは言え、
そんなことまでしていいの? というか、遊撃や隠密の後始末のために私がそこまでしなきゃならないの!?)
能天気に破壊活動を行うれいんや小百合、事後承諾で高価な機材を借り出し悪びれもしない久遠や聖奈、
無邪気な笑顔でなんだかんだ言って最も大きな被害総額を叩き出しているりの……彼女達の顔が次々と
脳裏に浮かんでは消え、まゆらはやはり広告を引き裂こうとして両手をかけた。
“大丈夫。まゆらさんならなんとかしてくれるわ。”
そこで奏会長の笑顔さえ浮かんでこなければ、まゆらはそのまま広告を破り捨てていたに違いない。
「………………はぁ」
結局、負けてしまうのだ。あの人の笑顔には。あの人を悲しませたくない。あの人を喜ばせたい。
極上生徒会のメンバーも皆、自分と同じだと分かっている。分かっているから──まゆらは、負けてしまうのだ。
「私もホントにお人好しよね……よしっ!」
覚悟は決まった。そして、どうせやるならより大きな利益を。まゆらは今度は熱心に広告に目を通し始めた。
チェックすべきは“買取価格UP”の条件。その場で脱いで直接売る、着用者の写真付、学生証明書のコピー等、
色々と冗談ではない条件が続く中、ふと、まゆらの目が一文に止まった。
・恥ずかしいシミつき。(特にオナニー後のもの高価買取!)
「……は……恥ずかしいシミ……オ……オナ、オナ……」
意味不明に呟くまゆらの顔は、耳まで真っ赤になっている。破裂しそうになる頭で、まゆらはそれでも考えていた。
店で脱ぐだの、写真だの、学生証だの、そんなのは色んな意味でリスクが高すぎる。だが、これなら。一人でこっそり
シミをつければいいだけの話だ。どうせ使用済みで汚れた下着しか買ってくれないらしいから、シミの一つや二つ……
部屋で、一人で、こっそり…………オナニーの仕方くらい、知ってる…………
「……………………」
なぜだろう。急に早鐘を打ち出した心臓が苦しい。運動をしたわけでもないのに、呼吸が少し乱れている。
(オナニーの…………仕方くらい…………)
まゆらはゆっくり周りを見回した。まぁそんなことをするまでもなく、休日の生徒会室に人なんているはずもないが。
椅子に座ったまま、右手をゆっくりとスカートの中へ滑り込ませた。
(学校で……しかも生徒会室で、こんなこと……)
後ろめたい気持ちが、太ももを撫でるその手をそれ以上進ませようとしない。
だが、そうやって我慢すればするほど心臓は苦しくなって、呼吸は乱れて、
内股からじれったく伝わる小さな快感だけでさえ、まゆらの秘部は少しずつ潤い始める。
「…………っ…………はぁ…………」
(だめ…………触っちゃダメ…………止まらなく、なる…………)
──快感を知っている者の手は、そうは簡単に止まらない。むしろ、こんな場所で、
という背徳感すら、欲望の前には格好のエサに過ぎないのだ。それをまゆらは知ることになった。
「はんっ!」
軽く、指で突いただけだ。それだけで、いつもと比べてありえない快感がまゆらを貫いた。
腰を伝って頭のてっぺんまで、一瞬で電気が走ったような痺れ。
「な……なに……なんで……いつもより……んんっ!」
布越しに自分の突起に触れた中指が、ぴくりと痙攣する。予想外の刺激に、まゆらは思わず
眉根を寄せてうなじを反らせた。
「ダメ……声……出ちゃう……」
誰も聞いてはいないはずだが、それとこれとは別問題だ。さすがにここで声をあげて喘いでしまうのは、
いくらなんでも恥ずかしい……まゆらは左手をにぎり、少しだけ立てた人差し指を噛んだ。
(これで……少しは……大丈夫……)
いつの間にか、『こんな場所で出来ない』から『声を出してはいけない』に変わっている事に、
気付いているのかいないのか、とろけた瞼のまゆらは下着越しにヒダを中指で擦り始めた。おそるおそる、
ゆっくりと……次第に、指を左右に揺らせたり、奥に押し込んだりし始める。
「ふっ……ふぅっ……んぅ……」
歯形がつくほど強く噛み締められた人差し指に、唇から唾液が伝う。微かな吐息と共に漏れる
小さな喘ぎが、無人の生徒会室に響く。
(予算のため……これは、予算のため……)
唇で指を甘噛みし、舌先でちろちろとなめる。指先までが性感帯になってしまったように、
まゆらは口と指を動かし続ける。
「ひっ…………ひぃん…………ん…………む…………ぷはぁ…………」
左手を口で犯しながら、右手は中指で下着をずらし、人差し指で直接秘部に触れる。まだ焦らすようにしか
触っていないのに、まゆらのそこはすでにしっとりと湿っており、従順に人差し指の蹂躙を受け入れる。
「んっ! あっ、はっ、いっ、いっ……!」
思い出したように指に噛み付く。焦点の合わない目が、いつも会長が座っている席をぼんやりと眺める。
「会長……奏会長……あっ、あっ、あっ……」
意思とは無関係に、指の動きが激しくなる。水音がひどく卑猥に響く。爪の先で、最も敏感な部分を転がす。
敏感すぎて直接触れると痛いので、皮の上からこね回す。愛液が潤滑油の役割を果たし、たまに皮がむけて
指が触れるたび、まゆらの腰が椅子の上で跳ねる。
「あっ、んっ、もっ、もぅ……イク……イク…………」
左手が算盤をぎゅっと握り締める。まさに達しようとしたその瞬間──
かちゃり、と、ドアノブが回る音がした。
「あら……まゆらさん?」
「かっ……会、長……!?」
まゆらの後方、ドアの方から聞こえた声は、紛れもなく神宮司奏その人だった。まゆらは驚いて思わず
立ち上がりかけ、今立ち上がったらまずい、と思い返し、慌てて浮かせた腰を下ろし……その拍子に、
中指がむき出しになった陰核を突き上げた。
「────っ! …………っ、〜〜〜〜〜っっっ!」
敬愛する人の前で、必死で声を抑えながら、まゆらは絶頂を迎えた。
「まゆらさん……? どうしたの、具合でも悪いの?」
「…………あ……い、いえ……大丈夫……です。ちょっと……びっくりして、しまって……」
奏の声は近づいてこない。まゆらは懸命に息を整える。大丈夫だ。会長は真後ろのドアから
入ってきて、私は大きな背もたれのある椅子に座っている。会長が今入ってきたばっかりだとしたら、
私が何をしていたかは、バレてないはず。
……本当に、今入ってきたばかりだとしたら。
「か、会長は……どうしてここに? 今日、お休みですよ?」
ゆっくりと、自然な動きでスカートの中から手を戻し、首だけで振り向き、まゆらは奏に声をかけた。
「ええ、どうしても明日までに見ておかなければならない資料をここに忘れてしまって……それで
取りに来たの。まゆらさんはどうして?」
「私は、予算の件です。今月の予算がどうしても足りそうにないんで、色々と調整をしてみようと思いまして……」
「まぁ、そうだったの……いつもまゆらさんには苦労をかけるわね」
「い、いえ。これが私の仕事ですから。それに、ギリギリで予算をやりくりするのも、慣れてくれば
スリルがあっていいかなー、なんて思いますし。はい」
「ありがとう。まゆらさんには本当に感謝してるわ。予算のことでも、私に出来ることがあったら
なんでも言ってね。出来る限りのお手伝いはさせていただくわ」
「そう言って貰えると、私としても報われます。それに、予算のことなら心配しないで下さい!
なんとか目処は立ちましたから!」
下着にも、立派なシミがついただろうし……半ばやけくそ気味に、まゆらはそんなことを思う。
「さすがはまゆらさんね。でも、何か私に出来ることがまだあるでしょう?」
神宮司奏は、絶対的に人の上に立つ立場でありながら、それを鼻にかける様子がちっとも無い。
今だって、こうやってわざわざいち会計の事を案じて、何か出来ることは無いかと言ってくれている。
だからこそ、慕われているのだ。
「いえ、本当に大丈夫ですから。そのお気持ちだけで十分です、はい」
笑顔で答えるまゆら。会長は少し小首を傾げて苦笑した。
「でもねまゆらさん。私は、何かお手伝いがしたいのよ。そうね、例えば……」
奏はまゆらに近づいていき、椅子の背もたれ越しに、まゆらを抱き締めた。
「えっ……ちょっと会長……ひゃっ!?」
「例えば……恥ずかしいシミをつけるお手伝いとか、ね?」
「かっ、かっ、会長っ!? なななな、なんの事っ、ですかっ、んぁっ!?」
奏の左手が首元から制服の中に滑り込み、まゆらの胸に触れた。
「ウソはダメよ……こんなに乳首を硬くしておいて」
「きょっ、今日は……あっ、寒いっ、ですから……っ」
「そう……じゃあ、こっちは……?」
左手で乳房を優しく撫でまわしながら、右手をついさっきまで熱く潤っていたまゆらの秘部へ滑り込ませる。
「んぁあっ! だめっ、だめですってば会長……っ! 私、さっき、イったばかりで……」
「へえ? そう? さっきイったばかりなの?」
「あ……あぅ……それは、違うんです、予算が……予算がぁ……」
「そうね……予算のために、しっかりシミをつけなければいけないわね……」
まゆらの愛液でぬれた自分の指に舌を這わせ、奏は妖艶に微笑んだ。
「えぇ……?」
奏はまゆらから一旦身を離し、今度は椅子に座ったまゆらの正面にひざまずいた。
そっとまゆらの両膝に手を添える。ゆっくりと足を撫で回され、ぴくんぴくんと
身をよじらせるまゆらに、奏は意地悪そうに微笑んで小さく舌を出した。そしてそのまま、
まゆらの両ひざをゆっくりとこじ開け、股間に顔を近づけていく。
「や、やめて……下さい……」
「抵抗しないで……お手伝い、させて?」
弱々しい力でひざを閉じようとするまゆら。が、下半身に全くといっていいほど力が入らない。
ふるふると小さく震える足は奏の両手にいともあっさり陥落し、奏の舌がまゆらの下着に触れる。
「かい、ちょぉ……な……舐めるんですか……? 本当に、舐めるん、ですかぁ……? あぁ……」
奏は答えず、舌に唾液をたっぷり絡ませ、布越しにまゆらの中へと挿し込んだ。
「ふぁっ、あぁぁっ! 会長っ、あっ、会長っ!」
奏の唾液とまゆら自身の愛液で、下着の布はもうぐっしょり濡れそぼっており、伝わる快感を
妨げることもなく、むしろその薄布一枚ごしのじれったさがよりまゆらの快感を引き伸ばす。
『気持ちいいの? まゆらさん?』
「いいっ、いいですっ、すごくっ、いいですぅ……っ!」
『安心して……もっと、気持ちよくなってね……』
「はいっ、はいっ、もう、なんか、もぅ、あぁぁぁぁ……」
この時、奏もまゆらも、その現象に気付かない。
奏の口はまゆらを吸っていて、声を出せるはずはない。なのに、まゆらは奏の声を聞いている。
そしてその声に応えている。おかしいと思わなければならないのだが、今の二人は快楽に身も心も
支配され、それどころではかった。
奏の唾液がまゆらの内股を伝う。奏は犬のように舌を出し、息を荒くして一心にまゆらを貪る。
「はんっ、ふぅっ、んぁっ、あっ、あっ……うぅぅ〜っ、そんな、そんなぁ……」
炎を発することなく肉体にくすぶり続けた燠火のような快感は、一定の容量を超えた時点で、
一斉に燃え上がる。からだの内にその爆発寸前の熱を感じて、まゆらは涙を流しながら大きく喘いだ。
「だめっ、だめですっ、会長っ、私……私ぃ……っ!」
『いいのよ。イって。思い切り、気持ちよくなって。感じて。我慢しないで。声を出して。私に、聞かせて』
奏の『声』が、まゆらの心に直接突き刺さる。奏の舌が、まゆらの陰核を直接刺激する。悦楽を強制され、
また悦楽を解放されたまゆらは、びくんと体を震わせた。
「────あっ、ああっ、〜〜〜〜〜っ!! んあああああああ〜っ!!」
二度、三度と、大きく腰を跳ねさせるまゆら。奏はその腰に両手でしがみつき、なお執拗に吸い続けた。
「か、会長っ……会長ぅぅぅ〜……もう、だめっ、やめてっ、下さい……っ!」
『……やめてあげない』
「そ、そんなぁ〜……私、イキました、んぁっ……イキましたっ、からぁ……!」
まゆらはイヤイヤと首を振り、両手で奏の頭を押さえつける。普段なら絶対にやらないことだが、
これ以上やられると気が狂ってしまいそうだったのだ。
奏は最後に一度、下着の横から直接舌をねじ込み、奥まで押し込んで、湧き出る愛液をすすって口を離した。
「はぁんっ! …………っ、はぁーっ、はぁーっ、はぁーっ…………」
「残念……可愛かったのに」
「〜〜〜〜〜っ!」
まゆらは真っ赤になって両手で顔を隠した。
いまだ朦朧として世界の輪郭すらはっきりと認識できない頭の中で、まゆらはぼんやりと奏の声を聞いた。
『……私も、気持ちよくなりたい……』
「……ぇえ……?」
『まゆらさんと同じように、気持ちよくなりたい……同じようにしてほしい……』
「……あぁ……はい……えっと……」
低下した思考能力で、その声に従うままに、まゆらは奏を床に押し倒した。
「えっ……!? ま、まゆらさん……?」
「こう……ですか……?」
そして奏のスカートをたくし上げ、左手でその滑らかな太ももを撫でさすり、鼻先で股間を刺激する。
右手を制服の下からもぐりこませ、形の良い胸を艶かしく揉みしだく。
「あっ……まゆらさん……どうし、て……?」
奏は今、一種のトランス状態にあった。
まゆらを組み敷いた時の支配欲、征服欲、そして性欲。そういったものの高揚により、
極度の興奮状態になり、普段は決して外すことの無い心のタガが、無意識に外れてしまっていた。
すなわち──『言霊』。古くより受け継がれてきた、神宮司の力。その発露。
人の心に、その思考や行動に、任意の指向性を植えつける能力。
さっきからまゆらが頭の中で聞いていた声は、奏の発する『言霊』だった。普段『言霊』を使うことは、
V機関の承認なしには許されることではない。奏とて、人の心を意のままに操ることなど望んではいない。
だが──なんらかのきっかけでその鍵が外れてしまい、しかもその『言霊』と、言霊を受けた人間の
本来の指向性が重なっていた場合、それは絶大な相乗効果をもたらす事になる。
そう、つまり──今回の奏とまゆらのように。
「会長……こう、ですか……? んっ……気持ちいい、ですか……?」
「んあっ……まゆら、さん……やめて……私はいいの……やめなさい……」
『だめ……やめないで……もっと……もっと触って……』
「ええっ……どっちなんですかぁ……分かりません……よぉ……」
泥酔したように揺れる口調で、まゆらは奏の制服を脱がせにかかる。ジャケットのボタンをはずし、
リボンを少しだけ緩め、ブラウスをたくしあげ、はだけさせた奏の乳首を口に含む。小さくてきれいな
桜色をしたそれを、子猫がミルクを飲むように、何度も何度も舐めあげる。
「あぁんっ……やめて……んっ、あぁっ、おねがい、やめて……」
『いい……気持ちいい……まゆらさん……もっと……』
「もぉ……はっきりして……下さいよぉ……はぁ……ん……」
まゆらにとっては、矛盾したことしか言わないその唇を、自分の唇で挟み込んだ。口付けとは少し違う、
奏の上唇を、執拗に唇だけで噛み、舐め回す。奏が、もっと濃厚な口付けを求めるように、唇を開く。
熱い吐息が交じり合う。時折口の中に舌を入れるが、奏が応えようとするとすぐに引っ込めてしまう。
「ん……あ……そんな……まゆらさんの、いじわる……」
『いじわる……しないで……』
「そうです……最初っから、素直にしてればいいんですよ……」
「あぁっ……んっ……ふぅっ、ん……」
今度こそ重ね合わされた口の中で、お互いの舌がお互いを愛撫しあう。自分の唾液を相手へ。
相手の唾液を自分へ。それが何よりもの媚薬だと、本能が知っている。
「んあっ!」
口付けに夢中な奏の陰部へ、ふいにまゆらの指が侵入する。完全な不意打ちに、奏は激しく背を反らせる。
「分かり……ますよ。ココ……でしょう? ここが……イイんですよ……ね?」
「あっ、あっ、んぁぁっ! はっ、はぁっ、はぁんっ……」
唇から顎、首筋、鎖骨、乳房、肋骨、脇腹、へそ……通過する全ての場所に舌を這わせながら、まゆらは
自分がされたように、奏の秘部へ舌を深く挿し込んだ。
「あっ、んっ……ふぅぅぅぅぅ〜〜〜っ……! あっ、あっ、まゆらっ、さんっ……!」
奥を舌で愛撫するたび、とめどなく溢れ出る蜜を指ですくい、奏の後ろの穴に塗りつける。
「ひぁっ!? ま、まゆらさん、そっちは……ぅぅんっ!」
指で刺激するたび、膣穴が痙攣する。また蜜が溢れ出る……それを舌に絡ませ、小さな陰核を舐め上げる。
「あっ! あっ! そっ、んなっ、同時にっ、なんて……っ!」
「会長……可愛いです……会長……顔も、声も、舌も、胸も、爪も、息も、全部、全部……」
恍惚とした表情で、まゆらは奏の全身を愛する。その囁く言葉、その見つめる視線さえ、今の彼女達には
全身を犯す性具となっている。
「ああ……そんな……そんなこと、あっ、言わないで……あんっ、あぁっ、はっ、恥ずか……しい……っ」
「可愛い……会長……もっと、もっと可愛くなって下さい……私に、もっと、可愛い会長、見せて下さい……」
「あっ、まゆらさんっ、もうっ、だめっ、わたしっ、あっ、んあっ、まゆらさんっ、まゆらさんっ……!」
まゆらの中指と薬指に膣を犯され、親指に陰核を嬲られ、小指で菊座を刺激され……奏は絶頂寸前だった。
『まゆらさん……いい……気持ちいい……!』
「えっ……あっ……? なに、これ……あっ、あっ、あぁぁっ?」
突然まゆらは、自分の性器にも突き抜けるような快感を感じた。
「私がっ、あっ、会長をっ、犯してるのに……んっ、私がっ、されてるみたい……っ? んぁぁっ!」
奏の『言霊』が、言葉だけではなく、奏自身の快感さえをも、まゆらに伝えている。
「まゆらっ、さんっ! 気持ちいいっ、あっ、あっ、もっ、だめっ、イクっ、イクっ……」
『一緒に……まゆらさんも、一緒に……』
「あっ? はっ、はいっ、私っ、もっ? 一緒、にっ、あっ、あんっ、はぁっ、はぁっ!」
「だめ、イク、イク、イク、イク…………イクぅぅぅ…………っ!!」
「あっ、んあっ、あーーーーーっ!!」
──そして二人は、同時に絶頂を迎えた。
──無人の生徒会室で二人きり。奏とまゆらは壁を背に座り込んで、肩を寄せ合っていた。
「私のシミつきの下着は、いくらで売れるかしら?」
奏が楽しそうにそんなことを言い出す。
「なっ! 何言ってるんですかっ! 会長にそんなことさせられませんっ! 私が絶対に
許しません! 許しませんから!」
ムキになって噛み付くまゆらに、奏は一転して目を細め、ぽん、と頭を叩いた。
「私の台詞よ、まゆらさん」
「えっ……?」
「まゆらさんに、そんなことはさせられないわ。私が、絶対に許しません」
奏は、滅多に見せない……少なくとも、宮神学園の一般生徒は一度も見たことの無い、
怒った顔でまゆらに言った。
「……お願い、まゆらさん。そんなことまでしないで……」
そして優しく抱き締められたまゆらは、小さく肩をふるわせ始めた。
「……私だって……」
「うん」
「私だって……そんなこと、やりたいわけないじゃないですかぁ〜……」
「うん」
泣きながら奏にしがみつき、まゆらは心情をぶつける。
「でも、みんな、みんなっ……私に断りもなく、無駄遣いばっかりするし……」
「うん」
「でも……ひっく……みんな……私たちのために……仲間のために……無駄遣いしてるんだから……
ぐすっ……本気でっ……怒れないじゃっ、ないですかぁ……」
「うん」
「だからっ、私はっ、会計としてっ、自分でなんとかっ、しようって……ひっく、思って……でも……
こんなこと、絶対、絶対、やりたくないっ! ほんとうはやりたくないっ! やりたくないんですっ!」
「……まゆらさんは、優しい人ね」
自分にしがみついてなくまゆらの頭を、奏がいとおしげに撫でる度、まゆらの嗚咽は大きくなる。
「ひぃぃぃんっ……会長……会長ぉ〜……」
「でもね、まゆらさん。あなたは一つだけ、大事なことを忘れてるわ」
「ひっく……ひっく……うぇ……?」
流れる涙と鼻水をハンカチで吹いてやりながら、奏はにっこりと話しかける。
「私だけじゃない。極上生徒会のメンバーのみんなだって、あなたの事が大切なの……あなたに、
本当に苦しんで欲しくなんてないの。誰一人だって、あなたがこんなに苦しんでることを知れば、
絶対に知らないふりなんてするはずないもの」
「……うぅぅ……はい……そですね……」
「いつもは、なんだかんだ言っても、まゆらは結局なんとかしてしまうんですもの。みんな、
それだけ信用しきってるのね。まゆらさんなら大丈夫だって」
「でも! 私にだって無理な時は無理なんですぅ〜!」
「そうね、それはもちろんそうだわ。だからそういう時は……ちゃんと本人達に、責任を取ってもらいましょう?」
「……え? それって、どういう……」
「うふふ……今は秘密……それより……」
「はい?」
「……今後、どんなに困った事があっても、もうこんなことは絶対に考えないでね……本当に困ったときは、
奈々穂でも久遠さんでも、聖奈さんでもちゃんと怒ったりしていいのよ」
「はい……そうします。あ、でも……聖奈さんには、ちょっと自信ないですけど……」
「うふふ。そうね、聖奈さんは怒ると怖いものね」
「そうですよね、全く……あはっ、あははははっ」
──無人の生徒会室で二人きり。奏とまゆらは壁を背に座り込んで、肩を寄せ合っていた。
一週間後。
「まゆらさ〜ん」
「聖奈さん。どうかしましたか?」
「はい、これ☆」
「へ? なんですかこれ?」
聖奈に手渡された茶封筒を、まゆらは開けて覗いて見た。
「なっ……!」
入っていたのは、現金だった。それもぱっと見、10万円は下らない。
「日頃の感謝の印でぇす☆ 予算の足しにしちゃって下さい」
「えええええっ! そ、そりゃ、大助かりですけど……ど、どうしたんですか? このお金……」
「うふふふふ。じ・つ・はぁ……ちょいちょい」
聖奈が「耳を貸せ」と合図をしてきたので、まゆらは大人しく耳を近づける。
「生徒会メンバーのみんなから、古くなった捨ててもいい下着を集めて、隠密の独自のルートで
売っちゃいました☆」
「え……えええむぐっ……」
「しーぃ。声が大きいですよ、まゆらさん」
左手でまゆらの口をふさぎ、右手の人差し指を自分の口の前に立てて見せる。その顔は、
声をかけられた時からずっと変わらず笑顔のままだ。
「でも大丈夫ですよ。宮神学園の生徒のものだとは絶対にバレないように売りましたし、
生徒会メンバーのみんなにも、リサイクルだって言って提出してもらいましたから。
誰も傷つかない、素晴らしい解決方法でしょ☆」
「は、はぁ……そう、ですね……」
なんとコメントしていいものやら分からず、とぼけた返事を返すまゆら。そこに、奏と奈々穂が通りかかった。
「二人とも、何を話してるんだ?」
「あら奈々穂さん。今月の予算に関してちょっと、ね? まゆらさん」
「え? あ、ああ、はい。今月の予算に関して、ちょっと……」
……まぁ、ウソじゃないわよね、とまゆらは考える。
「ああ、そのことか……本当に、まゆらには毎回毎回苦労ばかりかける。特に今月は、かなり危なかった
らしいな……流石に反省したよ。今度からはもっと気をつけるようにする。どうか、許して欲しい」
「あ、いや、そんな! うん、でも、その気持ちは、いつでも忘れないで下さいね!」
「良かったわね、まゆらさん」
「あ、会長……」
──ここにいたってようやくまゆらは、あの時の会長の台詞を思い出した。
“そういう時は……ちゃんと本人達に、責任を取ってもらいましょう?”
(あれって……こういうことだったんですね、会長……)
ひきつった笑いを見せるまゆらに、奏がゆっくり近づいてきた。
「しばらくは、予算のことで悩むこともなくなりそうね。でも……」
「でも?」
そこで奏はまゆらの耳に口を近づけ、誰にも聞こえないようにそっと囁く。
「──また恥ずかしいシミをつける時は、お手伝いさせてね」
「っ!!」
「まゆらっ!? どうしたっ!?」
顔を耳まで真っ赤にさせて、頭から煙を吹いて倒れたまゆらをかろうじて奈々穂が受け止めた。
「あらあら、どうしたのかしら……」
「まゆら? おいっ、しっかりしろっ!」
まゆらを心配する聖奈と奈々穂を横目に、奏は小さく舌を出して、そそくさと廊下を歩いて行った。
薄れ行く意識の中、まゆらが考えていたことは──
──それは、エロイ人達の妄想にお任せするとしよう。
おわり。
一区切りを多めにして、投稿回数を減らしたらこんな具合に。
どうだった俺の魂!あんた達の妄想は叶ったかい!?
読んでくれたエロイ人達、ありがとう!特に裸で待っててくれた人!
これはあなたに捧げます。風邪引かないでくれ。
最後に。まゆらは俺の嫁。では!名無しのピンキーに戻ります。
>>756 GJ!!
あんたのまゆらへの愛がびんびんに伝わってきたぜ
>>756 マジGJ!
エロへの運び方、エロの描き方がイイ!
奏の言霊は上手いなと思った
それよりもまゆら可愛いよまゆら
759 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 06:51:55 ID:3FGH39P8
GJ!GJ!GJ
あんた最高だぜ!!
>>756 GJ
だが、まゆらは俺の嫁。たとえあんたでも渡さねえよ
761 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 07:33:06 ID:rG9qoyY/
いーや!まゆらは俺の嫁!
グググググッジョオオオオオオオオオオブ!!
クオリティ高すぎ!エロすぎ!まゆらかわいすぎ!
っつかまゆら受けの後で、きっちりまゆら攻めまで書くあんたが極上だよ!
しかも1人エチーまで…この神め!
いつもは1、2行しかレスしない俺を、ここまで熱狂させるとはな…
名無しに戻るなんて言わずに、またなんか書いてくれ!
742さん、忘れてました。奏と聖奈の小説ですが、書き始める前に一つ。
リクエストなので、奏攻めが希望か、聖奈攻めが希望なのかということと、また、純愛やフタナリ、ちょいいじめ、などの好きなジャンルを指定してくださいな。
出来るかぎり要望にお答えしますー(・ー・)♪
756さん
携帯からなので、今は全部読めないのですが、さわり辺りだけ読んでも面白いそうな感じだったので、帰宅したら全部読ませてもらいますー。
>>756 GGGGGGGGGGJJJJJJJJJJJJJJJJJ!!!!
裸で待った甲斐があったよ うまいな!!
また何か書いてくれる事を願うよ
「まゆら先輩〜…」
ドアの向こう側で小さく自分を呼ぶ声が聞こえて、まゆらは書きかけの決算書から目を離した。
ぐずぐずと鼻をすする音が聞こえる。どうやら泣いているようだ。すぐに
ドアの向こうにいるのが誰であるかを理解し、まゆらは出来るだけ優しく声をかけた。
「りの? 入っておいで」
「まゆらせんぱぁい…」
予想通り、そこにいたのは蘭堂りの。彼女の泣き顔はもう見慣れたもので、まゆらは
呆れたようにため息をつく。しかしそのため息は、余計にりのの涙を落とさせる結果となって
しまい、まゆらは慌ててりのに駆け寄った。
「あーあー…ごめんね、りの。どしたの、大丈夫?」
なでなでとりのの頭を撫でてやると、りのは手で涙を拭い、まゆらを見上げた。まるで捨てられた
仔犬のような目に、まゆらは親のような心境になってしまう。
まったく、なぜこの子はこんなにも人の母性本能をくすぐるのか。
関わるとろくなことにならない。けれど、関わらずにはいられない不思議な力を持つ
この少女。まゆらはりのに関わるたびに温かい気持ちが胸に生まれるのを感じていた。
「それで、どうしたの?」
「それが…まゆら先輩。私、また赤点を取っちゃいそうなんです…」
「また!? というか…今、定期テストの期間じゃないけど」
「それが…」
りのの説明によると、定期テストの前に小テストならぬ中テストを行う授業があるというのだ。
その点数が、定期テストの点数に加点され、総合的に成績を出すという。
「私…定期テストでいい点数取れないから、ここで取っておかないと…ぴんちなんです」
「そうねぇ…りのは生粋のバカだから」
「はっきり言わないで下さい〜!」
むぅっと頬を膨らませて詰め寄ってくるりのをなだめ、まゆらはベッドに腰を降ろした。
手招きをすると、りのもその隣にそっと腰を降ろす。
「つまり、私に勉強教えて欲しいってわけね。いいよ、教科は?」
「あ、ありがとうございます〜。教科は保健体育です」
「え…」
りのが差し出してきた教科書をぱらぱらとめくる。付箋でしるしをされたテスト範囲を
確認すると、そこには子供の出来る仕組み、男女の営みについてが記されていた。
確かにまゆらも中学時代に勉強したことではあるが、それを自分から口にして
教えるということには、若干の抵抗があった。
「うーん…」
「やっぱり、ダメ…ですか?」
「う…」
また仔犬の目。こんな目をされたら断ることなんて出来るわけがない。まゆらは
降参とでも言わんばかりに肩をすくめた。
可愛い後輩のためだ、ここは先輩として一肌脱いであげよう。
そう決心したまゆらは、りのの肩を軽く叩いて笑いかけた。
「ビシバシ教えるかんね。覚悟しなよ?」
「はいっ! お願いします、まゆら先輩!」
・
・
・
・
・
「りのって…本当に生粋のバカね…」
「うぅ〜…言わないで下さい〜」
まゆらが羞恥心を抑えてどれだけ丁寧に教えても、りのは一向に理解しない。
そもそも、男と女がそういうことをする、ということについての知識が非常に少ないのだ。
話の根源にあるものを理解しなければ、用語などの暗記も要領よくいかない。
けれど、男女の営みについてゼロから教えるのは、さすがのまゆらでも厳しいものがあった。
「んー…どうすればいいかなぁ」
「やっぱり私ってバカですね……えっと、まゆら先輩!」
「ん、なに?」
まゆらが困った顔をしているのを見たりのは、笑顔でぴょんっとベッドから飛び降りる。
「えっと、これ以上まゆら先輩に迷惑かけられませんから、あとは自分で勉強しますね」
「ちょ、ちょっと大丈夫なの!? 赤点取ったら極上生徒会にいられなくなるのよ」
「…だって、まゆら先輩に迷惑かけたくないですから」
りのの笑顔や言葉が、まゆらの胸に突き刺さる。
もしも、りのが赤点を取ってしまったら。そして極上生徒会から去ってしまうことになったら。
想像しただけで、まゆらの胸がちくりと痛む。この笑顔を見れなくなってしまうことだけは絶対に嫌だった。
「りの、おいで」
「まゆら先輩…?」
再びまゆらに手招きされ、りのはそろそろとまゆらに近寄っていく。まゆらがベッドをポンポンと
叩くと、りのはベッドの中心にぺたりと腰をおろした。
「こうなったら、実践で覚えましょう。女同士だから多少の差異はあるけど、基本は同じ? だと思うから」
「まゆら先輩―――んっ」
突然、りのの唇にまゆらのそれが触れて、りのは驚いたような顔でまゆらを見た。
「なんか…間違ってる気もしなくはないけど…とりあえず、やるだけやってみましょう。
まぁ正直なところ私もよく分からないど、りののためだからね。一緒に頑張ろ?」
「まゆら先輩〜! ありがとうございますぅ〜!」
「わわっ、りの、ちょっと…!」
りのはベッドの上でぴょんと跳ねると、まゆらに飛びつく。
まゆらはそれを支えきれずに、ふたりは転がるようにしてベッドに横になった。
くすくすと笑いあった後、まゆらはそっとりのの服に手をかける。
2年前までは自分も着ていた制服。ボタンの位置は熟知している。
まゆらはりのに口付けながら、制服をそろそろと脱がしにかかった。
りのはそれに抵抗することもなく、大人しく目を閉じている。さらに、まゆらが
スカートに手をかけると、脱ぎやすいように腰を持ち上げてそれに応えた。
「りの、ブラも外すわよ…?」
「ん…は、はい」
ブラを外すのにはお互いに少しだけ抵抗があったものの、まゆらがホックを外すと、りのも
大人しくそれに従う。そしてピンク色の可愛いブラが外れると、わずかなふくらみと
その頂点の突起があらわになり、まゆらは思わずそれに見入ってしまう。
お風呂で見かけたことはあるものの、こんな風に真正面からじっと見たのは初めての経験だ。
「りの、可愛いよ」
「そ、そうですか…?」
下着だけになったりのを褒めると、りのは照れたように笑顔を見せる。かと思うと、
今度はそれがすぐにふくれっ面に変わった。
「まゆら先輩も脱いでくれますか?」
「え、ええ!? 私も脱ぐの!?」
「だって私だけ脱ぐのってずるいです!」
確かに、自分はブレザーをばっちりと着込んでいるのに、りのは下着姿。違和感があるといえば…ある。
まゆらがひとりで服を脱ぐか脱ぐまいか悩んでいると、りのがそろそろとまゆらのリボンに手をかけた。
「り、りの〜!?」
「えへへ」
どこか楽しそうに、りのはまゆらのブレザーとブラウスのボタンを外していく。
手先が不器用だからなのか、なかなかボタンが外れずにまゆらはもどかしさを感じる。
(あーもう、自分で脱いだ方が早いわよ〜!)
しかし、せっかくりのが一生懸命になっているのだ。そんなことを言うのはさすがに気がひける。
結局、りのが全てのボタンを外し終わるまで、まゆらは目のやり場に困りながら、そわそわとし続けたのだった。
「……」
「……」
ふたりして、ショーツのみの姿で向かい合う。
ベッドの中心で正座した状態で向かい合ったまま、ふたりは動かない。
「まゆら先輩…これからどうすればいいんでしょうか…」
「わ、私だってよく分からないわよ〜」
この先どうすればいいのか、知識としては知っている。しかし、それを実行する
ことがためらわれて、まゆらは泣きそうな声をあげた。
「そうだ! まゆら先輩!」
「な、なに!?」
「私、アユちゃんに教えてもらったことがあるんです。それを試してみてもいいですか?」
「な、何するの……って、りの―――んぁっ!?」
りのがふっと近寄ってきたかと思うと、胸から電気の走るような感覚がして、まゆらは目を強く閉じた。
そっと薄目を開けて胸元を見ると、りのがまゆらの胸の頂点を口に含んでいる。りのが顔を
わずかに動かすたびに強い電流が走り、まゆらはビクビクと体を震わせた。
「まゆら先輩…こんな感じでしょうか?」
「わ、分かんないけど…き、気持ち、よかった…かも」
「ホントですか!?」
今りのは、自分の中にある、わずかな知識を総動員させてくれているのだろう。
その健気さや、嬉しそうに顔を輝かせるりのが、まゆらは愛おしくてたまらなくなってくる。
この子が、感じている姿を…見たい。そう思ったときには、まゆらはりのの胸に口付けていた。
「ま、まゆらせんぱ…い…う、ん」
突起を舌で転がすようにすると、りのは頬を赤く染めて強く目を閉じる。その顔は、
普段のりのからは考えられないような色っぽい表情で、まゆらの胸はどきどきと高鳴った。
「りの…」
小さく名前を呼び、執拗に胸を攻める。空いた手でもう片方の胸をやわやわと揉み、強弱をつけて乳首を吸う。
その度に、まゆらの胸の先端がりののお腹に擦れて、まゆらはもじもじと太ももを動かした。
「り、りの…んぁ…」
「まゆら先輩っ……ん、はぁっ…」
りのの声が少しだけ高くなったのを感じたまゆらは、今度はりののショーツの中に手をもぐりこませた。
薄い茂みをかき分けて指を動かしていくと、ぬるりとした感触に指が包まれた。
こんなに幼いりのが、こんな風にここを濡らしている。その事実が、まゆらを興奮させる。
――クチュ、ヌチ
まゆらが指を動かす度にいやらしい音が部屋中に響く。とろりとした液体が溢れてくる
その穴を塞ぐように指を入れたり出したりしながら、敏感な突起を空いた指で弄ぶ。
知識として、ここが感じる場所であると知ってはいたが、実際に触ったことはない。
まゆらは、りのの様子を見ながら指を動かしていく。
「ま、まゆらせんぱ、い…ふ、はぁ…ぅん」
りのの声が、いっそう高くなる。やはり、この場所が感じるというのは本当らしい。
「なんか、私達すごいことしてない…?」
「こ、こんな状態で、冷静に、言わない・・・で下さ…ん、はぁっ、んぁぁあああっ!!」
まゆらが指を少しだけ深くまで差し入れた途端、りのは今日一番の大声をあげて背中を仰け反らせた。
体をビクビクと座礁させ、何かを耐えるように目を閉じている。りのの体が震えるたびに、まゆらの
指もきゅ、きゅ、と締めつけられた。
「はぁ、はぁ…まゆら、先輩…」
「りの…もしかして、これってイッたってやつなのかしら…」
「よ、よくわかんないでしゅけど」
「りの、舌回ってない」
「ら、らって…」
それから、りのはしばらく荒い息を吐いていたが、数分して落ち着くとむくりとおきあがった。
「まゆら先輩、私ばっかりいじめられてズルいです」
「い、いじめてなんかないわよ〜」
「だってなんか、私すごく疲れたんですけど…」
「そ、それは…」
イク、という現象はまゆら自身も初めて目にしたものであり、りのに説明するのはなんとも難しい。
まゆらが頭の中で言葉をさがしていると、りのはぴとりとまゆらにもたれかかった。
「でも……疲れたけど、なんだか幸せでした」
「え…?」
「まゆら先輩に触れられていると、なんだか幸せな気分になるんです」
「りの……」
「これが“セックス”なんです、よね?」
「うん…だと、思う」
「もしかして、教科書に載ってた“人間は生殖以外の目的でも、セックスをする”っていうのは
こういう気持ちを味わうためなんですか?」
「へ?」
突然質問を投げかけられ、まゆらは思わず聞き返してしまう。けれど、よくよくりのの言葉を
考えてみると、なるほど確かに納得がいく。
こうしてりのと触れ合うことは、生殖とはなんら関係ない。けれど、まゆら自身も
いま温かい気持ちを感じているのだ。つまり、りのの言わんとすることは、そういうことだ。
「そっか……そうかも、ね。私も、いま幸せだもん」
「やっぱり。わ〜い勉強になりましたぁ」
「よかったね、りの」
無邪気に喜ぶりのを見ていると、まゆらの顔は自然と緩む。
優しく微笑んだままりのの頭を軽く撫でてやると、りのはまゆらを見つめた。
「えっと、それじゃあまゆら先輩にも同じことしてあげますね」
「え、えぇ!?」
「だって、まゆら先輩にもこの気持ち味わって欲しいです」
そう言って、りのはにこりと笑う。その笑顔はどことなくいたずらっぽくて…。
いつもダメダメな後輩として可愛がっていたこの子に、こんな表情をされる日がくるとは。
「ふふふ、逃げられませんよ〜まゆら先輩」
「り、りの…なんか急に積極的になってない? というか…キャラ変わってる」
「ふぇ? そうですか? 私はいつもと何も変わってないですよぉ」
「……」
「まゆら先輩もいつも通り優しくて。何も変わってません」
りのにそう言われ、まゆらはため息をつく。そう、自分もりのも、何も変わっていない。
たったひとつだけ変わったとしたら、この子が可愛くてしょうがなくなってしまったということ。
「りの、大好きだよ」
「はいっ、私もまゆら先輩のこと大好きです」
「そう? ありがと、りの」
まゆらがりのの頬に軽く口付けをすると、りのははにかんだように笑う。
そして、まゆらの目をちらりと見たかと思うと、まゆらの唇に自分の唇を重ねた。
「それじゃあ、今度はまゆら先輩の番ですからね〜」
「り、りの! ちょっとストップすとっぷぅぅぅうううう!?」
こうして、ふたりの夜は更けていく。
翌日りのは、テストの回答にやたらと事細かに答え、高得点を取ったとか取らなかったとか。
以上です。微エロくらいにしたつもりですがいかがでしょうか。
個人的にりのと絡むまゆらがすごい好きだったりします。
770 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 16:27:29 ID:CKbSyU32
天才が来たな
GGGGGGG
G
G GGGGG
G G
GGGGGGG
J
J
J
J J
JJJJJ
!!! !!!
!!! !!!
!!! !!!
!!! !!!
GッッッッッJッ!二連続まゆらで、両方非常にGJ!
年下として奏に甘えるまゆら。年上としてりのをかわいがるまゆら。
濃厚エロとほのぼのエロ、一日にこんなにまゆらが見れて、俺は幸せだ…
ところで、まゆら×奏とまゆら×りのの作者は同じ人?
後書き読んだ感じ、違う人だとは思うんだが。一応聞いてみる。
773 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 17:27:18 ID:rG9qoyY/
まゆら可愛すぎ
>>756 どうだった俺の魂!あんた達の妄想は叶ったかい!?
>>769 以上です。微エロくらいにしたつもりですがいかがでしょうか。
明らかに別人だろw
775 :
742:2005/11/16(水) 17:43:55 ID:tzLZEt0C
神が二人も降臨してる…!!超GJ!!
>>たまさん
聖奈攻めの純愛(聖奈がちょい意地悪でもOK)でお願いします!
まさか自分のリクエストが通ると思わなかったんで凄く嬉しいです、楽しみにしてます。
>>772 >>774さんの言うとおり、別人ですw
ちなみに今回が初投稿なんで、ちょっと緊張しました
>>776 これが初投稿とは末恐ろしいぜ
これからもどんどん投下たのむ
>>756 名無しに戻るなんてもったいない
また書いてくれ
>>775さん
了解しましたー。のんびりとお待ちくださいな(*^ー^)
こんばんはエロい人達。帰ってみれば素晴らしい流れだなっ!
あんた達のまゆらに対する熱い愛情を感じまくるぜっ!
俺の魂を読んでくれた人達、ありがとう!気に入ってもらえたようで何より。
そして
>>769さんっ!超超超GJ!!
そんな可愛いまゆらを見せてくれて、ありがとう、よ…
我が生涯に、一片の悔い、無し……
神様たちGJ・・・・エロいまゆらやら可愛いりのやら最高だよ!また書いてくれ!
神だ・・・・神がいるぜ
まゆら最高!
おい、まゆら書いたエロイ二人、ちょっとそこに座れ・・・
おまえら最高。
文章も読みやすいし、まゆらがここまで可愛いとは。
萌えたよ
りの「副会長〜!お仕事お疲れさまです!ココア作りました☆飲んでみてください!」
奈々穂・久遠両副会長にココアを差し出すりの。
奈々穂「有難うりの。ん?りの、これはホットじゃないか。今は夏だぞ?アイスはなかったのか?」
りの「あっ!すいません!」
久遠「まぁいいではありませんか奈々穂さん。折角作ってくれたんですし飲みましょうよ?」
奈々穂「そうだな。飲むとするか。」
りの「じゃあ後でコップ取りにきますね!」
奈々穂「あぁ、すまんな」
久遠「ココア…かぁ…」
一年前…
あれは一年前…
季節は冬
久遠「(私としたことが…遅刻してしまうなんて…)」
久遠は珍しく遅刻をした。あるちょっとしたミスに気付いたのは学園についたときだった。
久遠「あっ!コートとマフラーを忘れてしまいましたわ…どうしましょう…
雪…帰る時までにはやめばいいのですけど…」
しかし……
久遠「やはり…やみませんか…」
雪は相変わらず降っていた。
久遠「仕方ありません。このままかえりましょう…滑るから気を付けませんと。」
早足で歩く久遠。これがあだとなる。
久遠「きゃっ!?」
案の定転ぶ久遠
「痛い…」
その時突如辺りが闇に包まれた。
「えっ!?何ですの!?」
何が何だか分からず慌てる久遠
久遠「…暖かい?」
??「大丈夫か?久遠?」
聞き覚えのある声
久遠「……奈々穂さん?ですの?」
奈々穂「あぁ、そうだが?それより寒いからそのコート着ていろ。」
久遠「え?しかし奈々穂さんが…」
奈々穂「私は平気だ。いいから着ていろ。」
久遠「…はい。お借りします。」
久遠(暖かい…)
奈々穂「あっそうだ!これやるよ。ほら!」
久遠「あっ…これは…ココア?」
奈々穂「そうだ。私は1本飲んだからな。久遠にやるよ。」
久遠「そうですの。それじゃあ…頂きますわ。」
パシュ!
開けた瞬間に広がるココアの甘い香り
奈々穂「…美味いか?」
久遠「はい…とても…」
奈々穂「そうか…だいぶ暖まってきただろ?」
久遠「はい…とても…」
ココアの暖かさだけではない。奈々穂の温もり、優しさ…それらが久遠の身も心も暖める。
奈々穂「寒いな。行くぞ久遠!」
久遠「…はい」
久遠の少し前を歩く奈々穂。手を伸ばせば届く距離。好きな人の後ろ姿…見ているだけで落ち着く。
久遠「(やっぱり私は奈々穂さんが好き…)」
久遠「奈々穂さん。」
奈々穂「ん?何だ?」
久遠「手…繋いでもよろしいですか?」
奈々穂「…あぁ。繋ごう。」
手袋を外す奈々穂。
久遠「奈々穂さんの手…暖かい…」
奈々穂の温もりを肌で感じられる…なんて幸せなんだろう…
奈々穂「どうした久遠?にやにやして…」
久遠「いえ、なんでもありませんわ♪」
奈々穂「変な奴だな。」
久遠「(奈々穂さんといるとついにやけてしまいますわね。)」
「「奈々穂さんが好き…」」
この思い…いつかきっと届く…今はまだ…でもいつか必ず…
絶対忘れませんわ…
初めて奈々穂さんと手を繋いだこの日…奈々穂さんの温もり…優しさ…
奈々穂さん、この思いが伝えられる日がくるまで…待ってて下さいね?
・
・
・
奈々穂「どうした久遠?にやにやして…」
久遠「奈々穂さん…好きです…」
奈々穂「あぁ…私もだ。」
久遠「奈々穂さ…」
ドンドン!
りの「副会長〜!コップもちにきましたぁ〜!」
奈々穂「あぁ!今持ってくよ!」
この思いを伝えたのはついこの間…
奈々穂さんは快く受け入れてくれた…
私はもう…奈々穂さんから離れられそうにはありませんわ…
大好きなんですもの…
奈々穂さん…
788 :
コピペ(うる覚え&アレンジ):2005/11/17(木) 22:57:26 ID:ImSe+tDF
まっ!こんなもんかな?
789 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/17(木) 23:04:36 ID:ImSe+tDF
全然エロくねぇや
790 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/18(金) 06:31:34 ID:zsS7fya6
あげ
エロくは無いけどなかなか良いよ。あったかい話だ
ところで、どこからのコピペなん?
どっかのファンサイトで見たな
793 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/18(金) 17:07:58 ID:zsS7fya6
たまにはこんなのもいいと思う
場違いだけど…
794 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 01:01:23 ID:Am0mwSAS
満を持してハードレズをどなたか。
まあちマダー
796 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 01:49:24 ID:UfA842WM
みなも「わーい、まゆら先輩ババひいたー」
まゆら「あー、私の負けー!?」
れいん「まゆら先輩弱くてヘボくてダサすぎー」
小百合「おい、れいん」
まゆら「ぅわーん、そんな事言わないでー」
聖奈「あらあらw」
ある日の夜、寮の小百合の部屋ではみんながババ抜きをして遊んでいた。
小百合・れいん・まゆら・みなも・聖奈の5人で始めたババ抜き。
真っ先に聖奈があがり、続いてれいん、小百合の順にあがり、
みなもとまゆらの2人が最後まで残っていたのだ。
聖奈「負けたまゆらさんには罰ゲームです」
まゆら「あー罰ゲームぅ…」
みなも「まゆら先輩負けたんだからしっかりやってねー」
まゆら「もーわかってるわよー(泣
で、その罰ゲームって一体どんなのですか」
小百合「こちらです」
そう言って小百合はみかん箱を大事そうに抱えたれいんを指差す。
まゆら「れいんー、その箱の中には何が入ってるの?」
れいん「そりゃもう、びっくりでドッキリでサプライズな物ばかり」
小百合「れいん、早く開けるんだ」
れいん「もーあせらず急がず騒がずにー小百合、今あけるよ」
そうしてれいんがダンボールをひっくり返すと中から何やら黒っぽいものが色々出てきたのだ。
797 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 02:08:56 ID:Tj7Cv/bC
まゆら「な、何なのそれ」
れいん「これはサングラス、それからこれが服」
まゆら「何だか艶々した生地ねー」
れいん「それからこの帽子」
まゆら「……もしかしてこの服を着るの?」
れいん「当たりでナイスで大正解!!」
まゆら「でも…
帽子とサングラスは良いにしても、この服って何か小さくない?」
聖奈「着てみたらその意味がわかるわー」
みなも「早く着替えてよーまゆらせんぱーい」
まゆら「はいはい今着替えますぅー」
まゆら「……こ、これって…」
れいん「やっと意味が解りましたかぁ?まゆら先輩」
まゆら「わ、解るわよ、解りますとも!!」
みなも「わー、まゆら先輩乳首が浮き出てるー」
まゆら「それを言わないでよー、だってブラジャー外せって言ったのみなもちゃんでしょ!」
みなも「そうだよ、だって本物のHGはブラジャーなんてつけてないでしょー」
まゆら「そりゃアッチは男でしょ!」
小・れ・み・聖「「「「えーぃちじーーぃフゥゥゥゥーーー!!!!」」」」
まゆら「う、うるさーい!!(泣」
そう、まゆらの罰ゲームとは、なんと今流行の『レイ○ーラモンHG』のコスプレをする事だったのだ。
798 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 02:34:25 ID:qhhq4wMx
小百合「それにしても見事に服が食い込んでる」
れいん「ワレメがクッキリハッキリムッチリ」
聖奈「まゆらさんの体汗っぽくていいにおーい」
まゆら「へ、変な所見ないでー!! 匂い嗅がないで下さいー!! 早くこの服脱がせてくださいー」
みなも「これくらいじゃ罰ゲームになーらーなーいー」
まゆら「えーー、まだあるの!?」
小百合「本番はこれからです」
聖奈「これからまゆらさんにはこれからその服装で管理人さんの部屋に行って貰いまーす」
まゆら「ちょ、ちょっとーーー!! それだけは、それだけは勘弁してくださいよぉー」
聖奈「それからまゆらさんには管理人さんの前で『HGフゥゥゥゥーーー!!!!』と叫んでもらいます」
まゆら「ほ、本当にそれだけはそれだけはぁ……」
聖奈「では逝ってらっしゃーい」
そう言うと聞く耳持たずの聖奈はまゆらの体を抱え上げ部屋の玄関の外にひょいと放り出した。
聖奈「ズルは無しよーまゆらさーん、後でちゃんと管理人さんに感想訊きますからねー」
まゆら「せ、せいなさー」
ガチャン カチッ
まゆら「ああ… やっぱり行かなきゃ駄目なのね…
…………
…もうこうなったらハッチャケるしかないわ、よし行きましょう、市川まゆらフーーーー!!!」
そう言うと間違ったスイッチの入ったまゆらは意気揚々と管理人さんの部屋に向かって歩き出した。
まゆら「…やっぱりこの季節に裸同然の格好だと寒いわね…」
聖奈「それではまゆらさんの尾行を開始しまーす」
小・れ・み「「「レッツゴー!!!」」」
799 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 02:46:18 ID:qhhq4wMx
とりあえず今日はここまで。
そういやまあちの喋り方がよくわからん…
800 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 05:42:01 ID:p9D2O+Ej
まあちは普通じゃなかった?
どっちにせよ楽しみにしてます
「えへ」
802 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 16:07:58 ID:p9D2O+Ej
続き期待あげ
803 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 18:45:01 ID:Am0mwSAS
ハードレズフォー!
ワロスw
これはひょっとすると、まあちとHな展開になるのか!?
ありえねー
なんだか知らんが
>>805を見て奈々穂を思い出した
ゲームの奈々穂じゃない?
そう
奈々穂が久遠に向かって「こいつ照れてる、ありえねー」て言う場面がある。
810 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 01:55:25 ID:Iw3bqd2Z
「……ああ… ついにここまで来ちゃったわ」
管理人室の前で立ちすくむまゆら。
「気合入れて来たは良いけどいざやるとなったらやっぱりイヤかも…
でもやらなくて後でバレてもそれはそれで聖奈さんが怖いし…
………
……もうやるっきゃないわ!!
でも私女だから『ハードゲイ』はおかしいわね、『ハードレズ』よね、
よし、せーのー……」
まあちは管理人室で朝録画した女の子ときつねとゲスト歌手が屋根の上でおしゃべりする番組を見ていた。
まあち「今日のゲストは田村ゆ○りさんみたいです、
そういえばこの頃プッチャンみたいな豆腐の人形さんが出てこないですけどなんででしょう
まあそんな事どうでも良いです、えへっ」
その時。
コンコン コンコン…
まあち「こんな夜遅くに一体誰でしょう、はーい、今開けまーす、えへっ」
ガチャン 「はい、どなたですk」
まゆら「どもー、ハードレズでーす!! 久川まあちフーーーーーーーーーー!!!」
まあち「!!!!!wwヘ√レvv~レwwヘ√レvv~・゚。・゚.・。゚・。゚゚。・゚・……」
まゆら「あっ、ちょっと!!管理人さん、私です、市川まゆらです、倒れないで下さい、管理人さん、管理人さーーん!!!?」
まあちは声にならない声を上げ泡を噴いて倒れてしまった。
まゆら「管理人さん、管理人さん、まあちちゃーーーん!!??」
れいん「大変、管理人さんビックリして泡噴いて気絶しちゃったよ」
聖奈「あらあら、ちょっと管理人さんにはきつ過ぎたかしら」
みなも「今更遅いよー、お姉ちゃーん」
小百合「私たちはとんでもない事を仕出かしたような気がする…」
811 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 01:58:23 ID:oo6NMNVm
ワロスw
812 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 02:43:23 ID:u/9KeI9k
管理人室の中。
レイザーラモンHLことまゆらは倒れたまあちを管理人室のベッドまで運んで寝かせていた。
「…そりゃ管理人さんも多少は驚くかと思ったけどまさか泡噴いて倒れちゃうなんて…
まあでも管理人さんもまだ小学生だしね、確かにこんなインパクトのある格好で入ってきたら、ねぇ……」
「……うー… うーん… ……あ、ま…ゆら…さん……?」
「あ! 管理人さん、気がついた!? ごめんなさい、驚かせたりして」
「すみません、こちらこそびっくりし過ぎちゃいました、
何しろ最近マンションで女子高校生さんが殺されたり若い姉妹さんが殺されたり、
あと奈良の楓ちゃんの事件からちょうど1年ってこともあってちょっと敏感になりすぎてました、えへっ」
「(結構ニュースとか見てるのねぇこの子)本当にごめん、別に悪気があるとかそういうわけじゃなかったの」
「ところでまゆらさん、一体その服はどうしたんですか?」
「あーこれ、トランプのババ抜きの罰ゲームなの、
私が負けちゃってね、れいんちゃんが用意してたこの服を着てそれで管理人さんの所に行くっていう罰ゲーム」
「なるほどそうなんですか、でもその服とっても似合ってます、えへ」
「似合ってま・せ・ん!! 大体裸同然で寒いの、これ…」
「確かに最近寒いです、私も一人で寝ているととっても寒いんです」
「そうね、確かに寒い、でもこの時期にあまり厚い布団かけると1月や2月になったらどんな布団かけて寝りゃ良いのかって思うと
あまり今からぬくぬくとは寝れないから」
「でも2人で寝るととてもあったかいと思います」
「そうね、2人で寝ると人肌で暖めあって… ……って、え!?」
「正直毎日一人で寝るのは寂しいです、まゆらさん、今晩一緒に寝てくれませんか?」
「えーー!? ちょっと、えっ! 私と!? 管理人さんが!?」
「これから『管理人さん』って呼び方やめて『まあちちゃん』って呼んでくれませんか、えへ」
「でもやっぱりちょっと…」
「別に問題は無いです、まゆらさん」
「まあ別に問題は… …まああれだけど……
……でも私も一人で寝るのは寒かったし、別に女の子同士だから問題無いか!
よし、管理に…じゃなかった、まあちちゃん、一緒に寝よっ」
「はいです、えへっ」
「じゃあもうこんな時間だしもう寝ようか、布団入るわね」
「どうぞどうぞ」
みなも「これってもしかしてお姉ちゃん…」
聖奈「もしかしてもしかすると……」
れ・小・聖・み「「「「パヤパヤーーーッ!?」」」」
813 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 03:06:57 ID:u/9KeI9k
「ねえ、まあちちゃんはいつもベッドの電気はつけて寝るの?」
「はい、私、真っ暗闇では暗くて寝れないんです」
「そっか、まあ、真っ暗だとまあちちゃんの顔も見れないからね」
「はいです、えへっ」
「2人で寝るとやっぱり暖かいのねぇ」
「そうですね、これならぐっすり寝れそうです、
ところでまゆらさんはいつも何か香水とかはつけてるんですか」
「ううん、つけてない、何しろ私、会計やってるお陰で節約、ってかドケチが身に染みついちゃって、
もう最近は化粧品とか全然つけてないの」
「そうなんですかー、でもまゆらさんとってもいい匂いしますー、肌もつやつやですし
これってまゆらさんの匂いですか」
「う、うーん… まあそうなるのかな… ……まあちちゃんもとってもいい匂い、
まあちちゃんは化粧品とかって持ってるの?」
「私は全然持ってないです、クラスの友達の中には持ってる子もいます」
「じゃあこれもまあちちゃんの匂いなんだー」
「えへっ」
「じゃあそろそろ寝よっ」
「「おやすみなさーい」」
れいん「んーーむ、あっし達の見込みは外れたか」
小百合「そのようだ、れいん」
みなも「なーんだつまーんなーい、お姉ちゃん、もう帰ろー」
聖奈「そうね、みんな、帰りましょう」
814 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 03:30:18 ID:u/9KeI9k
「……まあちちゃん、寝た?」
「まだです…」
「何か私目が冴えちゃって眠れないの、服のせいもあるけど」
「私も何だか眠れません」
「……ねえそうだ、まあちちゃん、おもいッきり疲れる事したら眠れるんじゃない?」
「確かに疲れたら眠れそうです、でもどうやって疲れるのですか」
「こうするの」
まゆらはまあちを抱きしめキスをする。
「ま、ゆら… さん…?」
まゆらはきょとんとしたまあちの口内に舌をねじ込む。
「まあちちゃんの口りんごキャンデーの味がするわよ」
「実は歯磨きした後で一個食べちゃいました」
「もう、その後またちゃんと歯磨きしないといけないわよ」
「ごめんなさいです、えへっ」
「私が歯をきれいにしてあげる」
そう言ってまゆらはまあちの歯を舌で一本一本舐めあげる。
「あぁっ… くすぐったいです…… まゆらさん…」
「まあちちゃん可愛い」
「私もまゆらさんの口もっともっときれいにしてあげます、えへ」
今度はまあちの舌がまゆらの口に入り込む。
「まゆらさんの口の中も甘いです、これはまゆらさんの味です」
「まあちちゃんもくすぐったい… ああっ…」
「まゆらさん、ここ濡れてますよ」
「ああっ… ま… ぁち…ちゃん、そんなとこ… っあぁ…」
「まゆらさんの声可愛いです、えへ」
「まあ…ち… ちゃんの、声… も、かわ…いい、もっと聴きたい…」
まゆらはまあちの陰部をなで上げる。
「あぁん… まゆら… さん…… き、気持ち… いいです… もっと… 欲しいです…」
「私も… まあち…ちゃん……」
815 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 03:51:52 ID:u/9KeI9k
「…はぁっ…」
「ぁ… ぁあん…」
「まゆらさんの…脇… 酸っぱくて… いい…匂いです…」
「まあち… ちゃんの…変態… ヒャッ… 鼻…押し付けちゃ…くすぐったいよ…」
まあちは右手でまゆらの秘部を、左手で自分の秘部を、
そして舌でまゆらの脇の下を舐め上げる。
「ヒャッ… ヒヒヒ…… くすぐったいよ、ま、ああちちゃ… ヒッ… ヒャッ…」
「まゆらさんの脇の汗、しょっ… ぱくて… 美味しいです… えへっ…」
「今度はまあちちゃんにもお返し…」
今度はまゆらの頭がまあちの脇の下に潜り込む。
「まあちちゃん… のも… 酸っぱい…いい… 匂い……」
「はう… はぁん… くすぐったいです…」
2人はお互いの脇の下を気が済むまで堪能しあう。
「……ふぅ…
まあちちゃん、ちょっとそこのそろばん取って…」
「何の… 計算をするんですか……」
「計算じゃないわ…
イイコトに使うのよ……」
816 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 03:52:54 ID:u/9KeI9k
とりあえず今日はここまで
明日には完成するか…?
817 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 07:53:48 ID:3XgRD6Na
まゆらがハードゲイの格好って想像できないなぁ…
でもワロスw
続き期待
>>775さん、お待たせしてすいません、なんとか昨日聖奈と奏が会うシーンまで
書くことができましたorz
奏と聖奈の絡みシーンなんだからおかしくない?と思われるかもしれません
・・というかなぜか聖奈と奈々穂が奏をかけて戦うシーンなんて書いてしまった
ものだから、エッチなシーンまでいくのに相当な文章量になってますorz
(エロパロに戦闘ってどうよって感じですが(汗
とにかくリクエストから結構時間が経ってしまったので、とりあえず執筆放棄
はしてないことだけ報告しておきますね。今日明日くらいまでお待ちくださいな。
ワロス&エロス
まあちとはまた珍しい。語尾のえへに萌え
算盤やってたものにとっては、どう使うのか非常に気になります
820 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 21:16:49 ID:3XgRD6Na
期待あげ
821 :
令:2005/11/20(日) 23:08:36 ID:AzLc1rZ6
えっと、聖奈×まゆら、まゆら×聖奈のSSができたのでまゆら×まあちのSSが終わり次第載せようと思っています。
こんどは一応18禁です。
822 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 23:13:22 ID:3XgRD6Na
それも期待あげ
まゆら祭りだな
楽しみだぜ
824 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 00:57:05 ID:ou2uVxaT
825 :
>>815続き:2005/11/21(月) 01:13:28 ID:ou2uVxaT
「はいまゆらさん、そろばんです… えへ」
「…ありがと、まあちちゃん、……さーーあ、会計の腕が鳴るわー… パチパチ パチパチッ…」
「一体、これをどうするんですか…?」
「まあちちゃん、そろばんってのわねえ… ただ計算するための道具じゃないのよ…
誰かが襲ってきた時には最強の武器になるし… 重いものを動かす時にこれを下に挟めば動かすのが楽になる…
そうそう、急いでいる時にはローラースケートにもなるわ……」
(そろばんをそんな使い方していいんでしょうか…)
「でもね… もっとイイ使い方、まあちちゃんだけに教えてあげる…」
そういうとまゆらはまあちのパジャマのボタンを一個ずつ外していく。
「ま、まゆらさん……?」
「…その前に、もう、邪魔だから、上の服も下の服も下着もみーんな取っちゃう……」
「まゆらさん… それじゃあ寒いです……」
「寒くなんかないわ… …ついでにもう私のこのキツキツの服も脱いじゃお……」
「ま… ゆら… さん……」
「……よいしょっと…
もう、私もまあちちゃんもなーにもつけてない真っ裸よ… どう… 寒い……?」
「いえ… 寒くないです… むしろとっても暖かいです…」
「そう、ならイイわ…」
まゆらはそろばんを手に取る。
「まあちちゃん… やっぱりまだ胸小さいわね…… …私もあまり特別大きいほうじゃないけど」
「はい… でも… クラスの中ではどちらかと言えば大きい方のようです…」
「…そうなんだ…… でも、もっともっと大きくなりたいでしょ… 胸……」
「まあ… はい、将来的には… もっと……」
「胸が大きい女の子はモテルのよ… だ、か… ら… 私がマッサージしてあげる……」
そう言ってまゆらはまあちの胸にそろばんを転がし始めた。
「ぁああぁん!!! …っあぁ…!! 痛いです… でも、気持ち… イイです…!!」
「気持ちいいでしょ…これ…… 私もそろばんを手にした頃から毎晩やってたの……
お陰で結構胸大きくなったわ… 経験者が言うんだから間違いないわ……」
「はい… です… …えへ」
「……まあちちゃん、結構乳首が起ってきたわよ…… これは見込みあるわよ……」
まゆらはそう言ってまあちの胸に思いっきり吸いつく。
「はあああん!!! 気持ち… イイです……!! 何だか… ゾクゾクって来ます………っぁああああん!!」
まあちの秘部から愛液が噴き出す。
「……まあちちゃんのジュース、熱いわ…」
「ごめん… なさい………ぇへっ…? 何か… 胸も熱いです………っああっ!!」
今度はまあちの乳首から白い液が飛び出す。
「……まゆらさん… これってもしかして……」
「…まあちちゃんももう立派な大人ね… うん、まあちちゃんのミルク甘くて… ちょっとしょっぱくて美味しい」
「…ぁっ… まゆらさん… じゃあ… まゆらさんも…」
「ええ、私も出るの」
まゆらの乳首からも勢い良くミルクが飛び出し、まあちの顔にかかる。
まあちはまゆらの胸に勢い良くかぶりつく。
「ああん、気持ち… イイ… まあち… ちゃん……」
二人はお互いの胸、そしてミルクを堪能しあう。
「……なるほど… そろばんにはそんなすごい使い方があったんですか、勉強になりました…… ぇへっ」
「…まだあるのよ、そろばんの使い方……」
「何ですか…… さらに使い方があるんですか…?」
「ええ、そうなの……」
「それって一体どんな…… …ん… っぅぁあああああ!! まゆらさ、まゆらさーん!!」
まゆらはまあちの秘部に手を突っ込む。
「さっきイッてくれたお陰で結構難なく入り込めるわ……」
「っああん!! …ああっ!! ゃああん!!」
まあちの膣内でまゆらの腕がグチュグチュと音をたててうごめく。
「ぁああっ!! …ま、まゆらさんにも…… お返しです……!!」
今度はまあちの腕がまゆらの膣に埋もれる。
「ああああ!! イイ、イイよ!! まあちちゃん、気持ちイイ…!!」
「はぅっ… はぁああん!! まゆらさん!!」
「はぁっ… ぁあぁ… ああん!! ま… あ、ち………ちゃ…!!」
お互いの膣内をかき回しあった2人。
二人の処女膜はとうに破れ、お互いの膣からは赤い粘液が滴る。
「……っはぁっ… 血が… 出ています… ぇへ…」
「心配ないの、まあちちゃん… これって必ず最初は血が出るものなの……
……さあ、そろばんの出番よ……」
「どうするんですか……」
「…まあちちゃん… 男と女のセックスはお互い体が繋がりあえるでしょ…
男のアレと女のココが繋がるの…
でも…私たち両方女の子でしょ…… 普通繋がりあえないと思うでしょ……」
「はい… ふつうはそうです…」
「でもね… そろばんを使うと女の子同士でもちゃんと繋がりあえるの…」
「…一体… どうやってですか……」
「こうするの…」
そう言うとまゆらは先ほどの行為でほぐれた自らの膣にそろばんをブチ込む。
「…っああ… 最初は… 痛いんだけど… 慣れてくると… 大丈夫… だから……」
「まゆらさんの……穴から… そろばんが出てる……」
「まあちちゃん… 自分の… 穴… さっきので、ほぐれたでしょ… ほら、大きく開けて……」
「…はぃ……」
「それでそろばんを咥えて……」
「……ぅっ… !!あああぁっ!! 痛い、痛いですぅ…」
「大丈夫… 大丈夫よ…!!」
「……ぅぅぅ… …何とか… 入り…… ました………」
「どう、気分は…」
「最初は痛かったですけど…… 今は… とっても気持ちイイです… ぇへっ…」
「そう、良かった…… ……じゃあ、動かすわよ… …っうっ…」
「ぅああん、ああ…んぁっ…」
「まあち…ちゃん… 好きぃ……」
「私もです… っあっ… まゆ… ら、さん… 好きです……」
愛し合う二人はそろばんオナニーの感触に酔いしれる。
なんかエロつうより笑えちまうんだけどw
「…はぁはぁ……」
「……はぁはぁ……」
「ドロドロになっちゃったです… まゆらさんのそろばん…」
「別に構わない… でもちゃんと拭いとかなきゃ… ねっ…」
「はいです… ぇへっ」
二人はまゆらのそろばんをペロペロ舐め上げる。
「しょっぱいです…」
「まあそりゃそうよ…軽く20分は私たちの穴の中に入ってたのよ…… そろばん…」
「…そろばんも結構きれいになったようなので… 今度はまゆらさんの下の口舐めてみたいです…」
「……私もおんなじ事考えてた、そうね… そうしよ…」
まゆらとまあちは69の体勢になる。
「…まゆらさんのココ、ピンクでとっても綺麗です…」
「まあちちゃんのも綺麗だよ…」
まあちはまゆらの膣を口いっぱいにほお張り、更に舌を穴に差し込む。
「っああ…気持ちぃい… …っ… …ぁあああああ!!!」
まゆらの愛液がまあちの口内に噴き出す。
「…しょっぱいです… 何か… さっきのワキとは違った… 何か独特の匂いと味です…」
「そう… じゃあ今度はまあちのもちょーだい…」
そう言ってまゆらはまあちのクリトリスを舌で押しつぶす。
「ひゃああああああああ!! あ、ああーー、ま、まゆらさん、出る、出ますーー!!」
まあちも何度目かわからない絶頂を迎え、まゆらの口にまあちの愛液が広がった。
「……まあちのも、ふぅ、酸っぱくて、しょっぱくて、美味しいよ……」
「まゆらさん…喋り方… れいんさんになってます……」
「だっておいしいんだもん…」
「…まあちぃ… ペロ…ペロッ…」
「まゆらさん… ペロッ…ペロペロッ…」
「…次で最後にしましょう、ぇへ」
「そうね、もう1時になるわ、まあち、最後に一体何をするの…」
「…ぇへっw」
そう言うとまあちはまゆらの股に潜り込む。
「まあち、何するの…」
「えへっ」
まあちは何やら嬉しそうにえへえへ笑うとまゆらの膣の穴を大きく拡げ始めた。
「まあち、一体どうするの、どうするの…… …ぅっ… まあち!? ぃゃあああ、ああああああ!!!」
何とまあちの頭がまゆらの膣にグリグリと侵入してきたのである。
幾ら小学生のまあちの頭でもそれが侵入してきたものならたまらない。
まあちの頭は首まですっぽり収まってしまった。
「っああ、まあち、まあち!! いゃああ!!」
「ほぁぅあふぁんおあふぁ… ふうぉいいをぃえぅ…(まゆらさんの中、すごい匂いです)」
「っふぁーん、ああ! ぃやあ、あああん…… でも…ま、さか… こんなに気持ち良いなんて…!!」
まあちがまゆらの膣内で寝返りを繰り返す度にまゆらには恐ろしいほどの快感が押し寄せる。
「ぁはあ、ああ、ああん!!」
「……ぅう、ふぅー、ただいまです、ぇへっ」
「……まーあーちーーー…!! …もー、やったわねーー!! こんな悪い子にはお返しよー!!」
まゆらは膣から出てきたばっかりのまあちの体をひっくり返してまあちの膣を広げ、勢い良く自分の頭を突き入れる。
「っああん!! まゆら…!! さん!! ごめんなさい、ごめんなさいーーっ!! ぁああああん!!」
「ぁあふぃうぉあふぁをふぉいぁふぃ、ぃぃひほぃあよ(まあちの中もすごい熱い、イイ匂いだよ)」
「何て言ってるのかわからないですぅーー、ああ、ぅん、ああああああ!!!」
「ふぅ、ただいま、まあち、どうだった、自分の体の中に人の頭が入った感触」
「…ふぅ… 何だか… すっごく、お腹が裂けそうで痛かったんですど…、……でも気持ちよかったです、ぇへっ」
「……まあち、私たち物凄く汚れちゃったね」
「はい、でもこれだけ色々な事やったらもう眠いです…」
「私ももう眠い、今日は楽しかった… …おやすみ… まあち……」
「私も楽しかったです、おやすみなさいです… ぇへっ……」
欲の満たされたまゆらとまあちは素っ裸で抱き合いながら深い眠りに落ちていった。
翌朝の宮神の予想最低気温はマイナス1度。
奈々穂「……
…ええー、大変恐縮な話だが、管理人さんが熱を出して寝ている」
一同「ええーっ! 管理人さんがー!?」
奈々穂「そこで今朝の朝食も含め今日と明日は自炊してもらう」
みなも「そんなぁー、私自炊なんてどうすれば良いのかわからなーい」
奈々穂「心配ないみなも、ラーメン、パスタ、サ○ウのごはん切り餅鏡餅、
ボ○カレーにうどんそば離乳食、何でもある」
みなも「そんなのー」
りの「あのー、管理人さんは一人で大丈夫なんですか」
奈々穂「安心しろりの、
……… まゆらが付き添っている… てか一緒に寝ている」
久遠「wwww」
歩・琴葉・奏「「「???」」」
聖・み・れ・小((((やばー…))))
奈々穂「聖奈! みなも! れいん! 小百合! ……ちょっと話がある…」
聖・み・れ・小((((キタ━━━━━━(;∀;)━━━━━━!!!……))))
おわり
以上ネタのような鬼畜たっぷりなような長文は終りです… ■
833 :
令:2005/11/21(月) 06:36:50 ID:qlKmJwEe
832>
うわ〜、なんかすごい、もう面白いです。
さいごの四人の反応がなんとも
ほんじゃ、自分のも載せますか。
834 :
The world in which you are not present is my world:2005/11/21(月) 06:38:16 ID:qlKmJwEe
暗い部屋、ここで二人の少女の影がひとつに重なっていた。
「…んっ…あっ、はぁっ!」
声がかすれる、視界が痺れる。
目は自然と愛しい人の姿を追う。
この艶やかしい声が自分の声なんて信じられない。
「―――まゆら、気持ち、いい?」
聖奈はまゆらがもう声を出しづらくなっているのを知って、そうゆう質問をする。
聖奈も感じていた、こうやってまゆらを攻めていても、まゆらの喘ぎ声を聞くだけで濡れていた。
まゆらが目を開くと、聖奈の優しい笑顔があった。
この笑顔は優しいけれど、時に卑猥にも感じられた。
いつもなら、この笑顔の前では羞恥心が呼び起こされ、乱された体を隠すところだけれど、今夜は違う、そのまま見つめた。
「どうした?まゆら。」
付き合う前は「まゆらさん」だったのに付き合い始めて、二人っきりの時は「まゆら」って呼ぶようになった。
わたしも「聖奈さん」から「聖奈」と呼ぶようになった。
恋人同士だから、それが理由だった
まゆらが笑うと、聖奈も笑う。
聖奈は今度は何だか困ったように。
「どうした、私の顔になんかついてる?」
「ううん……――― ねぇ、聖奈。」
まゆらも笑ったまま。
「やっぱり聖奈が卒業した後は、こうやって会える事も少なくなるよね。」
835 :
The world in which you are not present is my world:2005/11/21(月) 06:38:40 ID:qlKmJwEe
まゆらの目は泳いでいた。
「そうね。………卒業したら、少なくなるわね。」
同じ寮内に住んでいたから、毎晩と言っていいほど愛し合えた。
「私、欲求不満で死んじゃうかも。」
聖奈はそう言って、苦笑いをする。
(そばにいて欲しい、どこにも行かないで)
そう言いたい。
ずっと傍にいたいから。
あなたが何に耐え、何に苦しみ、何と戦ってきたのか。
そして何処を目指し、何を思って、そこへ歩き始めるのか。
知っているつもりだから。
知っている、と思うから。
まゆらは、身を起こして、夜気にさらされている聖奈の裸体の胸元へ口付け。
鎖骨を舐めあげ、吸い、紅き跡を残していく。
聖奈の身体を自分の身体中で包み込む。
寸止め?
837 :
The world in which you are not present is my world:2005/11/21(月) 22:04:33 ID:qlKmJwEe
835の続きです。
「……んっ、まゆら、またするの……?」
「うん。今度は私が聖奈を気持ちよくしてあげる。」
聖奈はすこし溜息をついた。
まゆらはこの聖奈がまゆらに身を預ける瞬間のその深い吐息が好き。
キスをせがむ子供のような声と、濡れた淫らな視線にゾクゾクする。
まゆらもまた興奮していた。
「ちょっ、待っ……あっ。」
「何?」
柔らかな内股をそっと舐め上げると聖奈は切なそうな声をだす。
「まゆらは、そんなこと、しちゃ、ダメ……」
「だって、いつも聖奈はしてくれるっしょ?」
「――――― ぃ、っ……あっ」
聖奈の声はなんだか寂しそうだった。
まゆらもその理由を知っていた。
どんなに一緒にいたって、どんなに抱き合ったって、同じにはなれない事をしっている。
でも、こうして、愛しい人と共に入れることだけでも幸せだった。
でも、もしかしたら、これは幻想かもしれない、もしかしたら朝起きたら、聖奈がいないかもしれない。
「っ―――― …まっ……ゆら!!」
でも、今は愛しき人が目の前にいる、それだけでいいのかもしれない。
こうやって、凍える子供みたいに抱き合って何度眠ったろう。
行為のあと、まゆらと聖奈はベットの中で抱き合っていた。
聖奈の腕の中。
まゆらの腕の中。
「ごめん、ね?」
聖奈はまゆらに優しい口付けをした後、つぶやくように笑った。
838 :
The world in which you are not present is my world:2005/11/21(月) 22:04:55 ID:qlKmJwEe
「な、なんであやまるの、聖奈?」
「なんか、時々思うの。こうやって、まゆらを束縛してるんじゃないかって。」
「へ?」
「もうすぐ、卒業しちゃうのに、こんな事して大丈夫なのかなって」
そういうと聖奈はそっとまゆらの鎖骨のあたりにつけた赤い跡を指でなぞる。
普段大人っぽい聖奈の子供っぽいしぐさ、これをまゆらは聖奈を可愛く思えた。
まゆらは聖奈の髪をそっとなで、耳元でこう囁いた。
「好きですよ」
「え?」
「だから、私は聖奈が大好きで、それでいいんじゃないかな?私は聖奈が好きだから、いくら束縛されたって構わない。
それに、私も聖奈を独占したくてたまらない、誰にも取られたくないって気持ちはたくさんあるんだから」
二人は見つめあいクスッとわらうと。
「寝ましょうか。」
「はい!」
私達の恋は普通じゃないかもしれない。
でも、この愛しき人といる時間は本当にかけがえのない時間だとおもう。
私達はこれからも愛を奏で続ける。
こんなにも、好きだという気持ちを。
後日談
聖奈が宮神学園の特別教師になると聞いた時、それはそれは怒ったそうです。
839 :
令:2005/11/21(月) 22:08:39 ID:qlKmJwEe
えっと、これって18禁なのかな?
でも、前の聖奈×まゆらってのをみてちょいと影響され書いてみました。
次は誰を書こうか悩み中。
もしよろしかったら、書いて欲しいカプをおしえてください。
xz
おまえ呼ばわりされるわ、なめられるわで、ついにキレたシンディ×怯える奈々穂キボン。
842 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 23:38:58 ID:ibKelEbP
↑↑
ワロタw
香×りの 希望
843 :
歩×香 百合:2005/11/21(月) 23:51:17 ID:Eqlm3+4t
「っ! いたた…」
強い痛みが香の体を突き抜ける。思わず声が出てしまったことに、
香は少しだけ恥ずかしそうに頬を染めた。
「恥ずかしがらなくてもいいのよ、和泉さん」
そう言って、宮神学園の保健医である平田わかなは微笑む。
わかなはしなやかな手つきで香の足を撫でると、様子を伺うように香の顔を見上げた。
「わ、わかな先生…んっ」
「ふふ…」
「あのー…なんか妖しい雰囲気になってますけど」
保健室に漂う甘ったるい空気を断ち切るように、香とわかなの様子を
伺っていた女の子、桜梅歩は呆れたように声をかける。
すると、わかなはクスクスと笑いながら、机の上に置かれた湿布をフィルムから剥がした。
「だって和泉さんが可愛い声、出すから」
「そ、そんな声出してません! 早く湿布貼ってください、先生!」
まったくもう、そう言いながら香は自分の太ももをバシっと叩く。
手の置かれた太ももの先にある彼女の足首は、赤く腫れ上がっていた。
「それにしても珍しいわね、和泉さんが怪我するなんて。何やったの?」
「そ、それは…ちょっと、体育で…」
「ソフトボールで、ボールが当たりそうになったりのをかばったんですよ」
香が言いにくそうにしているのを見た歩は、カーテンで囲われたベッドを指しながら、
さらりとそう言ってのける。香が慌てて歩の口を塞ぐも時既に遅し、わかなはにんまりと笑って香を見た。
「そっかそっか。優しいわね、和泉さん」
「べ、別に優しくなんかありません」
顔を真っ赤にしてぷいっとそっぽを向く香に、素直じゃないんだから、と歩は苦笑する。
そんなふたりを微笑ましそうに眺めながら、わかなは香の足首に湿布を貼った。
「そんなにひどい捻挫じゃないから、しばらく安静にしていたらすぐに直るわ」
「ありがとうございました、先生」
「それじゃ和泉、戻ろうか。先生、りののことお願いしますね」
そう言って歩が香に手を差し出すと、香は少しだけためらってからその手を握り、立ち上がる。
「ええ、目が覚めるまでは保健室にいるから安心してちょうだい。それじゃあお大事にね」
わかなにそう言われ、ふたりはぺこりと頭を下げてから保健室を後にした。
844 :
歩×香 百合:2005/11/21(月) 23:51:58 ID:Eqlm3+4t
「お、桜梅さん、ひとりで歩けるってば」
「ダメダメ、安静にしなさいって言われたでしょ」
長い廊下を歩くふたり。歩は香の腰に手を回し、香の手を自分の肩に回させる。
香はさっきからずっと、ひとりで歩けるから、と主張しているものの、歩はそれを許さなかった。
「……」
「……」
特に話題もなく、気まずい時間が流れる。二人の間にりのがいない状態というのは
いまいち慣れていないのだ。微妙に落ち着かない香は、コホンと咳払いをして足を止めた。
「どしたの、和泉?」
「桜梅さん、私ちょっとトイレ行きたいから、先に着替えてていいわよ」
「え? 別に待ってるけど?」
「でも次の授業に遅れちゃうとよくないし…私のことは気にしないでいいから」
「…そっか、分かった」
さっきまでは頑なに肩を貸すと言っていた歩だったが、今度はあっさりと引く。
悪いことをしたかも、と思いつつもどこかホッとした香はぴょんぴょんと片足で
跳ねながらトイレへと向かった。
個室に入り、洋式のトイレにハーフパンツを穿いたまま腰を下ろす。
特に尿意を感じていたわけではなかったが、気まずい時間に耐え切れずトイレを言い訳にしてしまった。
少しだけ罪悪感を感じながら、香はため息をついた。
それにしても今日はついていない。こんな怪我をしてしまうなんて、遊撃の
一員としては恥ずべきことだった。それでも、りのにボールが直撃していたら
これくらいの怪我じゃ済まなかった気がする。そう考えると、この怪我もやむをえないものだったのだろう。
それに…まさか桜梅さんに保健室へ連れていかれるなんて、と香は今日の出来事を思い出す。
怪我をした香に、真っ先に駆け寄ったのは歩だった。一方りのはというと、
歩が肩を貸してくれるその脇で、香に跳ね飛ばされた衝撃によって目を回していた。
そんなりのを見て、歩は「まったくりのったら」と呆れたようにため息をついたのだった。
(桜梅さん、かぁ…)
桜梅歩―――香にとって、彼女は不思議な存在だった。りのと仲がよくて明るい子。
けれど、それだけじゃない。あのりのと仲がよいだけあって、意外と何事にも動じない。
歩はいつもどこか余裕があって、彼女と話していると、香は自身の器の小ささを
思い知らされるのだ。そんな歩に、香は劣等感に近いものを感じていた。
(なんていうか、見透かされているみたいな……そう、聖奈先輩みたいな)
「和泉、何してんの」
「っっ!?」
突然頭上から声がして、香は体を震わせる。恐る恐る顔をあげると、ひょっこりと歩が顔を覗かせていた。
「お、桜梅さん!! トイレ覗くなんて何考えてるのよ!?」
そう叫びながら、ズボンを下ろしていなかったことに、香は心の底からほっとする。
「だって和泉遅いんだもん。中で倒れてるんじゃないかと思って心配になったの」
「え…もしかして、待っててくれたの? 私、先に着替えててって…」
先に着替えてて、そう言ったはずだったが歩はまだ体操着のままだった。
「そうなんだけど、やっぱり心配だったから」
歩にそう言われ、香は申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまう。
「あ、ありがと…」
「ううん、気にしなくていーよ。それよりもさ、和泉…」
そこまで言ったかと思うと、歩の姿が引っ込む。
「どうしたの―――って、ちょっと桜梅さん!?」
突然の出来事に香は驚きの声をあげる。一瞬姿を消したかと思った歩が、
今度は自分の目の前に降り立ったのだ。
トイレの個室にふたり。よく考えたらありえない光景だ。
845 :
歩×香 百合:2005/11/21(月) 23:53:30 ID:Eqlm3+4t
「な、なんで入ってくるのよ!?」
そんな香の言葉が聞こえているのか聞こえていないのか、歩は向かい合うようにして、香の膝にまたがって座る。
「ちょ…ちょっと、なに!?」
「和泉ってさ、あたしのこと嫌い?」
「え…」
「だってさ、和泉ってあたしといると居づらそうだし。さっきだってあたしだけ先に行かせようとするし」
「べ、別に嫌いじゃないわよ。さっきのだって迷惑かけたくないから…」
「それじゃあ、あたしのこと、苦手?」
「ぅ……」
苦手か苦手じゃないかと言われれば……苦手だ。そしてそう思っていることすら見透かされていた。
香が言葉に詰まっていると、歩は少しだけ残念そうな顔をする。
「あたしは和泉のこと好きなんだけどな〜」
歩はそう言うと、香の首に手を回してそっと口付ける。
突然の出来事に、香はただ口をパクパクとさせることしか出来ない。
「なっ…!?」
「ふふっ、和泉、顔真っ赤になってるよ」
「だ、だって…」
「和泉はさ、なんだかんだいって優しいよね。りののことかばったり」
突然そんなことを言う歩に、香はとまどいを隠せない。そんな風に褒められたことなんて
これまでに無かった。だから、どういった反応を返せばいいのか分からないのだ。
「和泉、可愛いね」
「そ、そんなこと―――」
否定しようと開いた口は、再び歩によって塞がれる。少しだけ開いた隙間から、
歩の柔らかい舌が進入してきて、香は体を震わせた。
歩を突き放そうとするものの、絡まる舌と舌がまるで麻酔のように働き、力が入らない。
「ぷは…」
しばらく舌を絡めた後、歩は大きく息を吐いて顔を離す。
たった数十秒の出来事であったにも関わらず、ふたりの頬は赤く上気し、息が荒い。
「和泉…」
そのまま歩は香の上着をたくしあげ、下着ごしに胸を触る。硬い布の感触を
楽しむようにして優しくその場所を揉みながら、歩は再び香に口付けた。
「お、うめさん…」
「歩でいいよ」
「あゆむ…」
熱に浮かされたように歩の名前を呟くと、頭の中が痺れたような感覚に陥る。
頭の中が真っ白になって何も考えられなくなった香は、もう歩を拒絶しようとすらしない。
自ら舌を差し出して、積極的に歩のそれと絡めていく。
「ん……はぁ、和泉…」
そうしている間も、歩の手は止まらない。その手が香の背中に回ったかと思うと、
香の胸を覆っていたブラが緩む。歩はそれを上にずらしてそっと胸に触れた。
「和泉の胸、綺麗だね」
「そ、そんなこと―――んぁっ」
歩の指が香の胸の先端をつまむようにして擦ると、香の全身に不思議な感覚が走る。
香が、まるでその感覚を逃がさないようにするかのごとく強く目を閉じると、
その姿を見た歩は満足気に笑った。
そのまま歩は体を屈めて、香の胸に口付ける。あえて先端は口に含まず、その周りを丹念に舐めあげる。
「あ、歩……ん、はぁっ」
「和泉、気持ちいいの?」
「き、気持ちよくなんか…んぁ…な、い…わよ」
精一杯の強がりも、たどたどしくて情けなく響く。
それがおかしかったのか、歩はクスクスと笑いながら香のハーフパンツに手をかけた。
「和泉、ちょっと腰持ち上げて…くれる?」
「なんで、そんなこと」
「ね?」
「〜〜〜っ」
歩に上目遣いで微笑まれ、香は反論の言葉を飲み込み、ゆっくりと腰を持ち上げる。
この有無を言わせない雰囲気。やっぱり聖奈先輩に近いものがある…ぼんやりとした
頭で、香はそんなことを思う。
一方歩は、相変わらず楽しそうな様子で香のハーフパンツと下着を足首までずり下ろすと、
再び香の膝の上に腰を下ろし、右手でそっとその場所に触れた。
846 :
歩×香 百合:2005/11/21(月) 23:54:09 ID:Eqlm3+4t
湿り気を帯びたその場所に歩の指が触れると、香はますます顔を紅潮させる。
歩の指は器用に動き、ぬらりとした液体を広げるようにして、柔らかいひだを揉みほぐす。
「はぁ……ん、ふぁ…」
ここは学校のトイレだ。授業中とはいえ、いつ誰が入ってくるか分からない。
香は必死で声をこらえようとするが、食いしばった歯の隙間から、鼻にかかった声が漏れる。
「もう、可愛いなぁ和泉」
歩はそう言って、左手で香の唇を撫でる。すると、香は反射的にその指を咥え込んだ。
まるで赤ん坊のように、ちゅうちゅうとその指を吸い、舌で先端を味わう。
「い、和泉…くすぐったい」
さっきまで楽しそうな様子だった歩も、香のこの行動に驚きを隠せない。右手には
香のひだの柔らかさが、そして左手には香の舌の感触が。
それが、歩の顔を赤く染めていく。
「ん…歩……?」
歩のその様子に気がついた香は、口に含んだ指を引き抜いて、歩の表情を伺う。
すると歩は、その視線から逃れるように香の首元に顔を埋め、首をかぷりと甘噛みした。
(なんか…歩、可愛いかも…)
さっきまではただされるがままだった香も、一度そう思うと自然と体が動く。
香は歩の背中にそっと手を回し、腰を滑るようにしてハーフパンツの中に手を差し込んだ。
「い、和泉…!?」
歩は驚きの声をあげるが、香の手は止まらない。優しくお尻を撫でてから、ぬるりと
湿ったそこで、指を遊ばせる。
「ん…い、いずみ…」
香の指から伝わる感覚に、歩は目を強く閉じて耐える。そしてその感覚に飲み込まれて
しまわないように、自身の指をいっそう激しく動かし、香の敏感な突起を弾いた。
「はっ、なんか、そこ……ぅん…」
「き、気持ち、いい…?」
「あゆむ…ふ…ぁ」
香が歩の名前を呼びながらその感覚に酔いしれていると、歩は自分が一番
感じる場所を香の太ももにこすりつけるようにして動く。
そして太ももに伝わるその感覚すら、今の香には快感にしかならない。
「あ、歩……わたし…なんか、ん…ぁ」
香の下腹部に、じんじんとした感覚が集まっていく。
そして歩が香のそこに指を差し込んだ瞬間、それが解放されたように香の全身を駆け巡った。
「――――っ!! んぁああっ!! ぅ……ん…」
声にならない声を上げながら、香は体を震わせる。するとそれが太ももごしに歩に伝わり
歩もぎゅっと香の頭を抱え込むように抱きついて、ビクビクと体を震わせた。
「んっ―――ふ、ぁあっ! い……いずみぃ…」
香も歩を強く抱きしめると、ふたりしてはぁはぁと荒い息を吐く。
体にはけだるさが残り、香と歩は一言も口をきかず、ただ黙って息を整える。
数分してなんとか落ちつくと、香は歩の胸に埋めた顔をもぞりと動かした。
「今…何時くらい、なんだろ」
こうして抱き合っていると、このトイレの個室だけ時間が止まったような感覚に陥る。
けれど、そんなことはありえないわけで。確実に時間は進んでいるはずだ。
847 :
歩×香 百合:2005/11/21(月) 23:54:42 ID:Eqlm3+4t
「うーん…次の授業は始まってるだろうね」
「やっぱり…。でも、まぁいっか」
「あれ、和泉がそんなこと言うの珍しいね」
てっきり“極上生徒会の一員ともあろう私が”とでも言うのかと思っていた歩は、意外そうに言う。
「だって、なんか歩のいろんな姿見れたから、それで…いいかなって」
「え? あたしの?」
「そう、歩の―――ううん、内緒」
「えぇ〜なにそれ」
数十分前までは考えられなかったような砕けたやりとりに、香の顔は自然と緩む。
余裕があって、どこか見透かされているような感じがしていた歩が、今はすごく身近に感じる。
それがなんだかとっても嬉しかったのだ。
香がひとりで笑っていると、歩は不思議そうに首をかしげながら香の目を見た。
「ね、和泉はさ、あたしのこと苦手?」
さっきも香に向けられた質問。香は、その質問にはっきりと答えた。
「苦手」
「えぇー!」
香の答えに、歩は不満そうな声をあげた。
そして、あたしはこんなに和泉が好きなのに、と小さくぼやく。
そんな歩の様子をおかしそうに眺めながら、香は柔らかく微笑んでみせた。
「りのと同じくらい苦手」
「……」
少しだけ黙った後、歩はその言葉の意味に気がつき、嬉しそうに笑った。
「あはは。てことは、あたしにボールが当たりそうになっても助けてくれる?」
「歩はそんなヘマしないでしょ」
「ん〜そうかも」
香がりのをどれだけ大切に思っているかは、いつもりのと一緒にいる歩が一番よく知っている。
だからこそ“りのと同じくらい”の言葉が歩は嬉しくてたまらない。
「これから、もっと仲良くなれるかな、あたし達?」
「さぁね、その可能性はあるんじゃない?」
「そっか、よかった」
歩がそう言いながら立ち上がり、乱れた服を整えると、香も同様に立ち上がって服を着直す。
香が服を着たのを確認した歩は、個室の鍵を開けて足を踏み出した。
すると、そこで思わぬ人物と目が合って、歩はぴたりと足を止めた。
「あ! アユちゃん!」
「あ、りの〜。目ぇ覚めたんだ。大丈夫だった?」
「うん、おかげさまで…。ごめんね、迷惑かけて」
りのが申し訳なさそうにしていると、歩の背後からもうひとり、ひょっこりと顔を出す。
「あ、りの」
「い、和泉さん!」
香の顔を見たりのは、ぶわっと涙を浮かべて香に抱きついた。
「和泉さん、ごめんさい〜〜!! わかな先生に聞きましたぁ! 私のせいで怪我したって」
「あーもう抱きつかないでよ。たいした怪我じゃないし、別に怒ってないから」
「ほ、ほんとですか?」
りのの言葉に、香はコクコクと頷く。それを見たりのは安心したように息をついた。
「ありがとう和泉さん…何か困ったことがあったら言ってください…私……ってあれ?」
途中まで言いかけて、りのは何かに気がついたように言葉を止める。
「りの、どうかしたの?」
「そういえば、どうしてアユちゃんと和泉さん、同じところから出てきたの?」
りのからの質問に、黙ったまま顔を見合わせる歩と香。
しばらく固まった後、歩はりのの肩にぽんと手を置いた。
「えっと…今度は、りのも混ぜてあげるからね」
「ちょ、ちょっと歩!? 何言って…」
「ふぇ? よく分からないけど、やったぁ」
「……」
嬉しそうにはしゃぐりのに、香は何も返すことが出来ない。
まったく、このふたりはどうして自分を振り回してばかりなのだろうか。
そう思って、香は呆れたようにため息をつく。
手洗い場の鏡に映った自分の顔が、幸せそうに緩んでいることに、香はまだ気がついていなかった。
848 :
歩×香作者:2005/11/21(月) 23:58:21 ID:Eqlm3+4t
以上です。第5期生のお話を書いてみましたが、いかがでしたでしょうか。
やっぱり5期生組が一番好きかもしれないなぁ
>>744さん、お待たせしましたー。聖奈×奏です。
前にも言ったとおり、今回は戦闘・・というかエッチまでの流れが物凄く
長いです・・恐らく連続書き込みで規制食らうと予想してます(汗
エッチシーンだけで良いよーって人は、最後の方まで下ってもらえれば
OKだと思います。
(実は、奏直行ルートと、奈々穂絡みルート、どちらからでも大しておかしな
文体にならないレベルで見れるようになってたりします)
あと、途中で出てくる非常勤の数学の先生は存在せず、自分で作りました。
こんなキャラはいないのであしからず(汗
・・ついでに、聖奈に変なスキルが付属されてますが、これも物語を膨らませる
ためのオプションです・・枠を飛び出してしまってごめんなさいorz
それでは、お時間がある方は完全版、時間が無い人は縮小版。どうぞお楽しみ
くださいな(*^ー^)
私・・桂聖奈が、宮上学園を卒業してから2ヶ月が過ぎた。と、言っても、私はシンディさんと共に
宮神学園の特別講師に招かれ、奏は会長から宮神学園理事長へと立場を変えただけで、
特に何かが大きく変貌したわけではないのだけれど。
私自身、宮神学園という「楽園」から卒業して巣立つ、という実感が沸かなかったので、奏が
提案してくれた特別講師への就任というついては微塵の不満もなかった。もちろん、教職という
立場になったので、生徒会の仕事へは直接参加できないし、生徒の時にできたことへの「制約」も
多少増えてしまったけれど、私は今の、−人に自分の持っている学を教える‐、という立場が、
それなりに充実していて楽しいと思っていることは間違いない。
けれども、そんな毎日の中で、私はたった一つ自らうやむやにしていることがあった。
こんな気持ちがあって良いはずがない、間違っている。ただ、そう思っていても、この気持ちを
抑える事も、また忘れ去る事もできないでいる。
男性が女性を愛し、また女性が男性を愛する・・この一般論から外れてしまった心の行為。
そう、私は・・・女性であり親友でもある「神宮寺奏」に恋をしてしまったのだった。
思ってみれば、今まで大して男性と接してきたわけではないのだし、女性に恋をすることは
あながち間違ってはいないのかもしれない、元々宮神学園は完全女子制。もちろん教師には
男性はいたとしても、比較的年配の教師が多いので、特別な人間ではないかぎり、この学校の
男性教師に恋心を持つ人間はいないだろう。逆に言えば、私のように女性を好きになるという
人間の方が多いと聞く。もちろん噂での話しなので真実はうやむやであるけれど。
・・まぁ、こんなことを考えていても特に解決案になるわけでもない。私はそう考えて、目の前に
ある生徒のテストの答案の解答付けに取り掛かり始める。昨日行われた中間考査のものだ。
マル・・バツ・・マル・・大して面白くない答案の解答付けを黙々とこなす。なるほど、生徒の
時には自分のテストの結果にワクワクしたものだけれど、教師になってみるとそういう感情も
起こらないわけだ。採点される側が採点する側になった結果だということなのだろう。
十数人分のテストの解答付けを行っている途中で、私は軽く体を伸ばした。マルやバツをつけるだけ
なんて簡単なことだと思っていたのに、これは案外神経を使うものなのだと、私は実感した。
そんなことを思っていると、私はふいに奏に会いたいと思った。宮神学園の生徒の時には、寮生活
ということもあり、毎日のように言葉を交わしていた私と奏だけれど、学園長と教師という立場に
なってからは、たまに挨拶を交わす程度で、なかなかゆっくりとは話ができない関係になってしま
っていた。このことが、先ほどの生徒の時できたことへの「制約」の一つでもあるのだ。
別に会いたければ、自分から会いに行くなり、電話なりすれば良いと思うかもしれないが、この
感情に気付いてしまってから、なぜか会いづらくなってしまったのだ。それは、友達の時は問題
なく話せたのに、その相手が恋愛対象になると突然話しかけにくくなる・・と例えれば良いだろう
か。まぁこの例えが、私と奏に面白いくらいぴったりと当てはまるのだけど。
しかしまずい・・先ほどまで、女性同士の恋愛なんておかしい・・なんて思っていたのに、どうに
も私のこの気持ちは、相当危ないところまで来ているようだ・・。会いたいなんて気持ちは忘れてし
まえ、忘れてしまえ、と思っていると、更に会いたいという気持ちが込み上げてきてしまう。
仕事中にこんなことを考えているなんて不謹慎だなぁ・・なんて思っていると、ふいに後ろから
私を呼ぶ声が聞こえた。
「桂先生・・聞いてらっしゃいますか?」、それはこの学園の中でもかなり高齢の部類に入る、
非常勤講師として学園に来ている、数学教師の高松先生だった。
「あ、はい、なんでしょう」、私は突然の呼びかけに少し対応が鈍る。
「呆然となさって、体調でも悪いのですか?」、そう心配そうに私に呼びかけてくれた。
「いえ・・大丈夫です、それで何か御用だったでしょうか?」
「あぁ・・はい。先程、学園長が桂先生にお話があるということを伝えて欲しいと伝言を頼まれま
して・・・時間の都合が合うようならなるべく早く来て欲しいと・・・」
「え・・・?」
その言葉を聞くと同時に、私はかなり動揺した。どういうことなのだろう・・私の
テレパシーが通じた・・?いや、そんな冗談を考えている場合じゃない。私の心音は高まってい
くばかりだ。
「桂先生・・?」、高松先生が私の顔をのぞきこむ。
「ひぁ!はい・・・今丁度手が空いてますので行って来ます!」、思わず私は大声で高松先生の呼び
かけに答えてしまった。途端に周りの教師の視線が私と高松先生に集まる。
「あ・・はい、それでは伝言はお伝えしたので私はこれで・・」、そういうと高松先生は自分の机に
向かって歩いていった。私のせいで少し恥をかかせてしまった気がして、とても申し訳ない気持ち
になってしまった。
ただ、とにかく奏が私を呼んでいることは間違いないのだ。そして、会いたい気持ちは私も一緒な
のだから、このチャンスを逃す手はない。
そう思い、私は職員室の扉を開けて、学園長室へと向かっていった。職員室内に、私の大声を聞い
て小さく笑う他の教師の声と、中途半端にやっていないテストの答案用紙を残して・・。
学園長室へと向かう道を歩いていると、途中で 奈々穂さんに出会った。この前会ったりのちゃんの
話によると、生徒会長になった 奈々穂さんは、奏会長の穴を埋めるべく、久遠さんとのコンビで、
しっかりと生徒会の仕事をこなしているようだ。「相変わらず予算は多く使いますけど」、と・・
りのちゃんは笑っていたっけ。
「あら、 奈々穂さん、ごきげんようー」、私は昔のように軽い雰囲気で 奈々穂さんに話しかけた。
さすがに教師になったために、最近では比較的社会人のようなしっかりとした受け答えをしている
のだけれど、昔からの付き合いである生徒会のメンバーには、生徒のような口調で振る舞うことに
している。
「お久しぶりです・・・聖奈さん」、私の口調とは違い、少し重い雰囲気で 奈々穂さんは私に会釈を
返しくれた。
「本当に久しぶりねー、だけどごめんなさい、私これから学園長室に用事があるから、また今度お話
しましょうねー」
そう言って私は 奈々穂さんを通り過ぎようとする。
「待ってください、聖奈さん・・・いえ、聖奈先生」、そう言うと 奈々穂さんは、私の行く道を
さえぎる。
「あら〜、何か御用があったのかしら?」
「はい、少しお話が・・ただここではお話しにくい事ですので、少し中庭に移動したいのですが」
「あらあらー、でも私これからねー・・」、そう言葉を言い終わる前に、 奈々穂さんは私にいつも
より低い声でこう呟く。
「お断りするのでしたら・・・力ずくでもついてに来ていただきますが・・・?」、そう答えた奈々
穂さんの右手の指には、彼女の昔からの武器であるヨーヨーの糸が結び付けられていた。
「うーん・・・困ったわねぇ・・・まぁ何か大事な用があるみたいだし、中庭に行きましょう」
「ありがとうございます・・」、奈々穂さんは少し笑みを浮かべて私にお礼を返しくれる。
「だからそのヨーヨーはしまって、ね?」
そう言って、奈々穂さんの脅しに近い要求に応じた。奏に早く会いたい気持ちはあったけれど、
別に時間を指定されているわけでもないし、なによりもここで奈々穂さんの要求に応じずに、何 か
しらのトラブルがあってしまってはいけない・・そう思って私は 奈々穂さんの意見を飲むこと
にした。
「はい・・それでは中庭に行きましょう」、そう指についているヨーヨーの糸を外しながら、 奈々穂
さんは私の前に立ち中庭への道へ進んでいく。
「はいはい〜」、そう明るく言葉を返して、私は奈々穂さんの後をついていった。
・・そもそも私は分かっていた。奈々穂さんとは偶然会ったわけではない、明らかに奈々穂さんは
私が生徒会室へ続くこの道へやってくるのを待っていた。私だって伊達に生徒会の隠密をやってい た
わけではない。小さい気配ではあったが、職員室から出るあたりから何者かの気配を感じとって いた
。ただ・・さすがに誰が私を影から見ていたかまでは分からなかったけれど・・・。
そんなことを思っていると、いつの間にか私たちは中庭にまでやってきていた。定期的に業者が手
入れをしている中庭の木や草花は、伸び伸びと天に向かってに自らの体を伸ばしている。
「それで・・・私になんの用かしら、奈々穂さん?」、私はさっきとは違う、少し強めの口調で
奈々穂さんにそう問いかけた。ヨーヨーの件にしても、あまり温和な話の内容ではないことは
容易に想像できたから。
「はい・・手短にお話します」
「えぇ、どうぞ」
「聖奈さん・・・私は奏理事長・・いえ、奏が好きです」
「・・・え?」
私は彼女が言った言葉の意味が分からなかった。彼女が奏さんの事が好きなことなど、生徒会時代
の彼女の様子から見ても容易に想像できる。そしてわざわざ呼び出してまで言う事でもなかった。
「奈々穂さん、そんな事を言うためにわざわざ私を?」
「いえ・・この事について聖奈さんとハッキリさせておこうと思ったんです」
そういうと彼女は、私が予想していなかった言葉を口にする。
「聖奈さん・・あなたも私と同様に、奏の事が好きですね?」
「・・・・!?」
私は動揺した。奏の事が好きだという事が分かる仕草など、今まで本人、ましてや人前でした
記憶がないから。しかし良く考えてみたら、ただ単純に「LIKE」の表現として奏の事を好き
なのかと私に言っているのかもしれない、当然、こんなところまでつれてきて、さすがにそんな
ことはないとは思うけれど・・下手な誤解をしてしまってもいけないと私は思った。
「奏理事長の事は大好きよ〜、どうしたのそんな事を突然?」
「・・そういう冗談事みたいな物言いは必要ありません」
そしてとうとう、彼女は話の核心に迫る。
「聖奈先生・・あなたは奏会長の事を愛している・・異性を愛する事を同じくらいに」
「・・・そうね・・・その通りだわ・・・」
私はそれ以上何も言えなかった。その様子を見て、淡々と彼女は言葉の数を増やしていく。
「自分以外にも同性愛者がいて驚きましたが・・・今はそんなことはどうでも良いです。だけど・・
ただ一つ・・ただ一つ言えることは・・」
「あなたに奏を渡したくない!!」
そう叫ぶと、奈々穂は瞬時にヨーヨーを右手の指に装着した。そして私にこう言い放つ。
「聖奈先生・・いえ、聖奈さん・・・勝負です」
「奈々穂さん・・この勝負に何の意味があるの?」、私は少し冷たく言葉を発する。
「意味ですか・・・?」
「そう・・・私が勝ってもあなたが勝っても、それが奏を愛する事とどう関係するのか、私には全く
分からないのだけど」
「そうですね・・・確かに奏自身には関係の無い事かもしれません・・けれど・・・」
「私はあなたに・・・奏を守る力も・・・奏を想う気持ちも負けたくないんです!!」
そう再び叫ぶと、彼女はヨーヨーを勢い良く私に向かって飛ばしてきた。ヨーヨーは彼女の意志と
同じように、なんのためらいもなく私に向かって真っ直ぐ向かってくる。
「・・・くっ・・!!」、私はギリギリのラインでヨーヨーを軌道をかわす。しかし彼女は戻って
きたヨーヨーを手のひらに戻すと、すぐにまたヨーヨーを私に向かって放つ。
様々な軌道を描きながら飛んでくるヨーヨーを寸でのところでかわしながら、私は何もできないで
いた。未だにこの戦いの真意が掴めていないせいもあるのだと思う。そして何よりも相手が、今ま で
奏と同じくらい信用し、共に助け合って来た奈々穂だったから。
「どうしたんですか聖奈さん、私とは本気で戦えませんか?」、ヨーヨーを自在に操りながら、彼女
は私に挑発に近い言葉を浴びせてくる。
「っ・・・!」
「本気で戦ってください!!でないと・・私はあなたを認められない!!」
「・・・何を認めるっていうの?」、私は相変わらず寸でのラインでヨーヨーをかわしながら、彼女
にそう言葉を返した。
「それは・・私を倒せば分かる事です」
「・・そうなの・・・分かったわ」
そう言うと私は、彼女と少し距離をとる。未だに戦う理由は分からないけれど、彼女の言った
「認められない」という言葉の真意を知りたくなったから・・・それが彼女・・・奈々穂さんが
私に戦いを挑んだ「答え」のような気がしたから。
「奈々穂さん、私も本気で戦います。ただ・・・」
「ただ・・・なんです?」
「戦いは一瞬で終わるわ」
「ほぅ・・それは楽しみですね。ただ素手では心もとないでしょう。何か武器を使って頂いても結構
ですよ、突然の事でしたし、持っていないのなら取りに行ってくれても構いません」
公平な戦いが好きそうな奈々穂さんらしい言葉・・・けれど私にはそれは必要なかった。
「いえ・・私の武器は・・私自身だから」
「そうですか・・・では始めましょう」
「そうね・・・そうしましょう」、そう言うと、私は自分の右手にそっと口付けをする。すると
私の右手全体に、白いオーラ状のようなものが浮かび上がる。
「・・・それは・・!?」
「大丈夫よ・・一瞬だから・・何もかもが」
そうそっと呟くと私は、彼女が目で追えないくらいの速さで彼女のふところに入る。そしてそのま
ま彼女の首元に手を突き入れた・・けれど、ギリギリ1センチほど首に当たらない位置で止める。
「・・・本当に一瞬でしたね」、彼女はそう小さく呟く。額からは冷や汗のようなものが出ている。
「そうね・・動かない方が良いわ。命を落とすから」
「聖奈さん・・その右手から出ているものは・・・?」
「これね・・・神宮寺の人間すら知らないのだけど、私は自分の体へ口付けをすると、そこに風を
集める事ができるの。かなり現実離れしているけどね」
「風・・・?」
「そう、風よ。ただの風と思ってしまえばそれまでだけれど、使い方によっては、刃物なんか比べ
物にならないくらい鋭利な風も作れてしまうの、ほら、こんな感じに」
そういうと私は、すぐ側に生えていた大きな木の枝に向かって、右手を鋭く振り下ろした。
すると簡単に、10センチほどの太さはある木の枝が、あっさりと切れ落ちて地面に落ちる。
「・・・」
彼女は夢でも見ているかのように呆然としていた。しかし、私は彼女にさっきの言葉
の答えを求めた。
「それで奈々穂さん・・・私を認められない、って言う話し・・あれはなんだったの?」
「・・・それを話すのは、まずは聖奈さんが理事長室に行ってからにしましょう。お手間をかけさせ
てすいませんでした」
「いえ、気にしないで。答えは気になるけれど、奈々穂さんの言うとおり、まずは理事長室に行かな
いと。それに、答えはいつでも聞けるしね」
そう言うと、私はまた理事長室に向かって歩き出した、そして背を向けながら、最後に奈々穂さん
へこう言葉を残した。
「奈々穂さん・・・私はあなたの事、いつまでも友達だと思っているからね」
奈々穂さんからの返事はなかった。けれど、私は答えを待たずに、そのまま目的地へ向かっていっ
た。
・・・しばらく奈々穂はその場を動けずにいた。そしてやっと、先程の恐怖が軽減し始め、奈々穂は
自分の体を中庭の草むらに沈めた。
「・・認められない・・・?認めようとできない私が悪いんじゃないか・・・」
「分かってた・・・奏が誰が好きなのかも・・・奏が・・」
「聖奈さんの事が好きだって事なんて・・・とっくにっ・・!!」
全てを悟っていた彼女は、声を押し殺して独り言のようにそう呟いた。
彼女が涙を流したことを知っているのは、彼女自身と中庭の自然だけだった。
「失礼します、桂聖奈です」、私はそう理事長室の前で言葉を発した。
すると、部屋の中から久しぶりに聞く声がした。
「えぇ、入ってください聖奈先生」
私は高鳴る心を抑えられなくなってきていた。まさか声だけでここまで胸が苦しくなるなんて。
そう思いながら私は扉を開け、奏の待つ部屋へと入っていった。
「久しぶりね、聖奈先生・・いえ、ここでは聖奈と呼んだほうが気が楽よね」
そう優しく笑いながら私にそう言葉をかける。確かに先生と呼ばれるよりもずっと安心する。
「本当に久しぶり・・と言っても、たまに校内で会っているような気もするけど」
「それは・・−すれ違った−だけでしょう?」
奏は言葉を続けた。
「それは・・−会った−と言う事にはならないと私は思うの」
と、奏は少し苦笑をして私にそう答えた。なるほど、奏にとっては、入学式以来・・つまり
約二ヶ月ぶりに私と再会したという気持ちらしい・・・確かに校内で偶然会っても、自分の
奏へ対する気持ちに気付き始めていた私は、せいぜい挨拶くらいしかできなかったんだっけ。
「なるほどね・・・確かにそうかも」
そう言いながら、私は奏につられて笑った。なんとなくぎこちない笑顔になってしまった気も
するけれど。
そう軽い挨拶を交わしたあと、私は本題に入ることにした。このまま雑談にふけっても良いとも
考えたが、奏の顔を見るだけで、心の制御が出来なくなりそうだと思ったから。
「それで奏、私に何の用だったの?・・神宮寺がまた何か?」
「大丈夫よ聖奈・・神宮寺の件は何も関係ないわ、ただ・・」
「あなたに伝えたい事があったから呼んだのよ」
そう奏は私につぶやいた。わざわざ学園長室に呼んだのだからそれなりに大事な話なのだろう。
ただ神宮寺の件ではないとすれば一体・・・。
そう私が頭の中で考えている最中に、奏は私にその「伝えたい事」を言葉にした。
その言葉はあまりにも唐突であったと同時に、私の思考をあっという間に失わせた。
「私は聖奈を愛してるの・・だから聖奈に会いたかった」
そう奏は私につぶやいた。二人しかいない学園長室に、その言葉は不思議と大きく響いて聞こえた
気がした。
「え・・・?」
「私は聖奈が大好きなの・・愛してる」
「えっと・・それはLIKEって事?」
「いいえ、LOVEの方・・・意中の人としてよ」
「あはは、ごめんなさい・・突然だからびっくりしちゃった・・コントみたいになっちゃったね」
「ふふ、本当に・・勘弁して欲しいわ、聖奈ったら」
そう笑いながらも、奏の顔は見て分かるくらいに紅潮していた。だけどそれは私も同じのはずだ。
きっと奏にも分かるくらいに。
私は今、この状況を夢だと思っているのかもしれない。何せあまりにも不都合なく事が進んで
しまっているから・・奏の前でなければ、頬でもつねっているかもしれない。
けれど間違いなくこれは現実。だったら答えは簡単・・学生時代に受けたテストの選択問題で
表せば・・いや表す必要も無い。答えはたった一つしかないのだから。
「そうなの・・奏もそうだったのかぁ・・良かった」
そう言った後、私も素直な気持ちをぶつけた。
「私も・・・奏に会いたかったよ、だって私も奏を愛してるんだもの」
そうつぶやいた後、私は奏の唇にそっと口付ける。
今まで言えなかった気持ちは・・言葉にしてみると、とても簡単な事だった。
「聖奈・・・ん・・・」
「大丈夫・・・んっ・・私がリードするから身を任せて」
さっきまでとは比べ物にならないくらい、私たちのキスは、深く・・互いの全てを愛し合うように
貧欲なものへと変わっていた。私も奏も、思いの丈が大きかった分、互いを開放しあうまでに、
さほど時間はかからなかった。
長いディープキスを終えた後、私は奏の着ているスーツを脱がす、そしてそのままシャツも取り払
うと、奏の下着に隠れた上半身が露になる。
「聖奈・・恥ずかしい」
「大丈夫・・大丈夫だから」
そう言いながら、私は奏の下着もそっと脱がす。そこに姿をあらわした二つの桜色の突起を、私は
壊れ物を扱うように弄び始める。
「ふあぁ・・・!・・くっ・・・ふぅん・・・・!!」
少し弄んだだけなのに、面白いように奏はかわいらしい反応を見せる。
「奏・・気持ちよい・・・?」
「んん・・・良く・・分からないわ・・」
「そう・・ならもっと気持ちよいって、分かるようにしてあげるね」
そう言いながら、私は顔を奏の胸にうずめるようにして、奏の右胸を舐め始めた。
「ふあぁぁぁぁぁぁ!・・・聖奈・・そこ・・変な感じ・・に・・なる・・」
さっき以上の反応をする奏を見て、私の性欲感は更に高まる。気を良くした私は、舐め上げる
右胸を休めるどころか、余っている左手で、胸を露にした時よりも更に突起した左胸の乳首を
軽くつまみあげ、軽く四方に転がし始めた。
「あっ・・・はぁ・・・あぁぁ・・ダメ・・おかしくなっちゃ・・・」
言葉にならない奏の声、かなり感度が良いほうなのだろうか、相当の快感を感じているように
見える。
「奏・・イきそう?」
私は不意にそう尋ねた。
「イく・・・?分からないわ・・・」
奏は顔を赤くしながら私から目をそらす。
「そっか・・・じゃあイかせてあげる。嫌でも分かるように」
そう言った後に、私は奏の右胸の突起を甘噛みする。
「んくぅぅぅぅ!・・ちょ・・聖奈・・・は・・・ん・・・」
「もうちょっとね・・じゃあ少しだけ・・・」
そう言いながら私は、奏の下腹部へと指を伸ばす。そして、生暖かさを感じるショーツの上から、
奏の陰部を擦り上げ始めた。
「ふくぅぅぅぅぅ!・・ダメ・・聖奈・・おかしく・・なっちゃううぅ・・・」
胸以上の感度を見せた奏は、後一歩で達してしまいそうな声を出す。そこで私は、一度奏を
イかせてしまうために、そっと自分の右手の中指に口付けをする。
「もう・・イかせてあげるからね・・・」
私はそうつぶやいた。
「ふぇ・・・・?・・あ・・・」
ただでさえ快楽に酔っている奏は、突然の私の言葉にろくな反応ができない。そして・・。
「・・ほら・・イっちゃいなさい」
私は中指に微弱な風の力を集めて、少し強めに奏のショーツに中指を擦り付けた。微弱な風の
力は、細かな振動を与え、まるでバイブレータの様な役割を奏の秘所に与えた。
「な・・なにかぁ・・きちゃう・・・きちゃう・・・はぁ・・あ・・・んんんんんんん・・・!!」
その時、奏の性は解き放たれた。
「くぅぅぅ・・・はんっ・・・・・いやぁ・・・あぁぁぁぁぁぁ・・!」
外に声が漏れないか心配になるくらいの嬌声を奏は発し、そして達した。
「はぁ・・はぁ・・・くぅ・・ふ・・ん・・・聖奈・・・」
艶のある声を出しながら、奏は私の名前を呼ぶ。その声を聞いて、自らの秘所が湿る感触を
私は感じた。
「気持ちよかった・・奏・・?」
「う・・ん・・どうにか・・なっちゃいそうだったわ・・」
まだ絶頂の快楽が抜け切らないのか、奏はぼんやりとそうつぶやいた。
「ふふ・・奏って結構エッチなんだね・・ほら・・」
私はそう笑いながら声をかけて、そっと奏のショーツの中に手を入れる。
「ん・・・っ・・聖奈・・何を・・?」
敏感になっている部分を触られて、奏は軽く体をこわばせる。
「あ、ごめんね。だけど・・・ほら・・奏の大事な部分から出た・・奏、エッチだね・・」
そう言って私は、奏の秘所から溢れ出た液体をそっと自分の舐め上げる。すこし酸味のかかった
それは、今まで味わった事の無い魅力的なものを感じた。
「聖奈・・そんなの・・汚いわ・・」
自らの恥液を見せられた上、舐めとられるという行為を目の当たりにした奏は、今まで以上に
顔を赤らめた。
「大丈夫よ・・全然汚いなんて感じないわ・・・ほら、奏も味わってみて」
私はそう奏に告げ、奏にも味あわせようと、奏へ口付けると同時に、口の中に残した恥液を
奏の口の中で分け合う。
「んっ・・・はっ・・・ん・・ちゅ・・ん・・・」
少し強引に自らの恥液を味あわされた奏だったが、さっきまでの性への刺激のせいか、予想してい たよりも強く、私とのディープキスを味わい始める。
「分かる・・?・・これが奏の味よ・・」
「ん・・・なんか・・変な感じ・・・」
そう言いながら奏は、なおも私の口内を貧欲にむさぼった。数分続いたディープキスが続いた
せいで、ついに私も理性のたがが外れた。
「ん・・奏・・私も一緒に気持ちよくなりたいな・・・」
そうつぶやきながら、私は気持ちを高ぶらせながら自分のショーツを取り払った。奏が恥ずかしい
と思っていた意味が良く分かるくらい、この行為は相当の羞恥を感じることに気付く。
「うん・・・聖奈・・一緒に気持ちよくなりましょう・・」
そうゆっくりと言葉を紡ぎ、奏は自分の秘所を私の前に晒し出す。さっきまでは指で弄んでいたの で秘所の部分を見ていなかった私は、奏の桜色の秘所を見て思わず息を呑んだ。
「それじゃあ・・・いくね・・・」
そう奏に告げて私は、ゆっくりと奏の秘所と自分の秘所を近づけていった。さっきの前戯によって
奏の秘所は恥液を光らせている。そして私も、奏の体を貪っていたためか、いつの間にかショーツ に大きな染みができあがるほどに秘所を湿らせていた。
「ん・・・・・」
「あっ・・・・」
互いの秘所が重なった瞬間、互いに声が漏れる。まるで磁石のように、互いの秘所が互いを求め
あう感触を感じる。
「んっ・・・あっ・・はっ・・・」
「くっ・・・ん・・・はぅ・・・・あっ・・・」
ゆっくりと、時間をかけて秘所を擦りあう速度が上げっていく。
「あぁ・・奏・・・気持ち・・良いよぉ・・・」
「私も・・・聖奈の大事なところ・・感じるわ・・・」
私と奏は、更に快感を求めるために速度を高める。同時に恥液の音も大きくなっていき、その音
が部屋の中で艶かしく響く。
「んっ・・あっ・・はぁ・・あぁ・・・奏・・私・・・」
「聖奈・・・っ・・好き・・・大好きぃ・・・」
「私も・・・奏の事・・愛してる・・大好きだよ・・」
「あっ・・・うれ・・しい・・・ん・・・あっ・・!」
体と言葉で愛を感じあう私たち、そして互いに快感への限界点を感じ始めていた。
「あっ・・・奏・・・きちゃう・・・わた・・しぃ・・イっちゃうよぉ・・!」
「わたし・・・もぉ・・・聖奈・・・いっ・・しょに・・・ふたり・・でぇ・・!!」
「うん・・・はぁ・・あっ・・・もう・・ダメぇ・・・・!!」
「んっ・・・あぁぁぁぁ・・・・」
限界まで高みにきた私と奏、そして糸が切れるように、私たちははじけた。
「んっ・・かな・・でぇ・・・あぁっ・・・んんんんん・・・・あぁ・・・!!」
「はぁ・・・あぁ・・ぁぁん・・・せい・・なぁ・・・好きぃぃ・・・・!」
私たちは、最後まで互いの名前を呼び合って、絶頂の余韻を残しそのまま倒れこんだ。
名前を呼ぶことだけで、互いの存在の大きさを感じるように・・。
「気持ち・・よかったね」
私は体を交わらせたままの奏にそうつぶやいた。
「えぇ・・・でもさっきの聖奈、ちょっと意地悪だったわ」
そう言いながら、奏は少し顔を膨らませた。容姿に似合わないその仕草が、私にはとても
かわいらしく見えた。
「あはは、ごめんね・・・だけど・・・今日は人生で最良の日だと思う」
「あら聖奈ったら・・同じ事考えてたのね・・私もよ」
そう言って、奏は笑った。
この笑顔を私のためだけに向けてくれている・・言いようの無い喜びが私を包み込んだ。
この気持ちは、やはりどんな言葉にもできそうにない。
「聖奈・・これからはもっと一杯お話しましょう。楽しかった事、嫌だった事、辛い事・・なんだ
って良いわ、私は今まで以上にあなたの事が知りたいの」
「そうね・・・じゃあ奏も教えてね。私も今までよりも、ずっとずっと奏の事を知りたくなっちゃっ た・・・約束ね?」
「えぇ・・・じゃあ、指きりしましょう」
そう言って、奏はそっと小指を私の前に出した。
「指きり?ちょっと古い感じがするけど」
そう言って私は笑った。
「そう?でも私はこれで約束したいわ」
そう奏は私に言った。確かに指きりの方が、互いの指同士を触れ合って・・何かかわいらしくて
優しいものを感じる気もする。
「そうね。じゃあ、指きりにしようかな」
私は奏が出した小指に、そっと自分の小指を絡めた。
「ふふ、ありがとう・・・」
奏は優しい笑顔を私に向けた。思わず私も笑顔になってしまう。
「それじゃあ」
「せーの」
私たちは声を合わせた。そして。
「指きりげんまん・・」
二人だけの部屋で、そっと秘密の呪文が流れ始めた。
-END-
以上です。お粗末さまでした。
いやぁ・・貼ってる私がやっぱり思いましたよ、「長い」と(笑)
ただ、戦闘やカップリング外の人間の絡みなど、自分的には今後の執筆活動
の良い経験になりました、書いてる私も楽しかったです。
やっぱり書き物は楽しいですねー。本編以外の伏線を入れられる喜びを改めて
感じました。
他の職人さんの作品も今後とても期待してます、それでは〜(*^▽^)ノシ
866 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/22(火) 01:15:49 ID:NkYTM8BD
よかった。
GJ!!!!!!
たまさんGJ
>>867 (・∀・)人(・∀・)ナカーマ
香×あゆあゆはガチ
>>848 GGGGGGGJ!!!!!!!!!!!!
870 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/22(火) 18:00:02 ID:EXPJ1WTQ
gj
>>848 素晴らしい百合でした。 GJ
「お、うめさん…」 に違和感。
梅さん・・・
>>865 たまさん超GJ!!リクエスト受けていただけて本当に嬉しかったです。
聖奈×奏は良いなぁと改めて思いました。大作お疲れ様でした!
874 :
奈々穂×奏:2005/11/23(水) 03:05:30 ID:HM1Mort2
私はする事もなくただぼんやり廊下を歩いていた。
??「奈々穂さん」
この声は…
奈々穂「奏会長」
この学園の会長でもあり、親友でもある神宮寺奏
奏「奈々穂さん…聞きたい事があるんだけど…」
何だろう…
奈々穂「何ですか?今日の 会議の事?」
奏「そうじゃなくて…昨日教室で話しているのを聞いたんだけど、パヤパヤって…何?」
奈々穂「Σなっ!?誰がそんな事!?(てか知らなかったの!?)」
奏「クラスの人だけど…?それよりパヤパヤって何なの?」
奈々穂「なっ…その…パヤパヤって言うのは…」
奏「って言うのは…?」
奈々穂「いやだから…その…」
奏「言葉じゃいいにくいなら、私にしてみて?」
奈々穂「Σえっ!?」
奏「私には、出来ないの?」
奈々穂「出来ないこともないけど…でも」
奏「あっ時間だわ!じゃあ放課後!会議が終わった後私の部屋で待ってるから!」
奈々穂「あっ!待って奏!ちょっ…行ってしまった…」
大変な事になりそうだ…
875 :
奈々穂×奏:2005/11/23(水) 03:48:54 ID:HM1Mort2
授業中・会議中と私は集中することが出来なかった。
奈々穂「奏と…パヤパヤ…」
この事ばかりが頭から離れない。
奈々穂「どうすればいいんだろう…聖奈さんと久遠はいないし…」
迷っていても始まらない!当たって砕けろ(?)だ!
コンコン…
奈々穂「あ、あの…」
奏「奈々穂?」
奈々穂「あっ、うん…」
奏「入って」
奈々穂「お邪魔します…」
奏「どうしたの?緊張してるの?まぁ座って」
その後、奏と色んな事を話した。
学園生活の事、休日の過ごし方、生徒会の事…
そして…
奏「奈々穂…さっきの事…」
奈々穂「あっ、うん…パヤパヤって言うのは…」
こうなったらやるしかない!
奈々穂「口で言うよりやってみたほうが早い…」
言い終わらぬうちに、奏を押し倒す…
奏「きゃっ!ちょっ、奈々…ふむぅ…」
言い終わらぬうちに唇を塞ぐ…
奏「んっ…あっ…んはぁ…奈々穂ぉ…」
奈々穂「大丈夫、私に任せて…」
奏「……うん」
再び唇を重ねる…
奏「んっ…はっ…はぁ…」
制服越しに乳首が硬くなってきているのが分かる。にしても、結構大きい…
奈々穂「羨ましい…」
奏「えっ?…ふあぁ…強く噛んじゃ嫌ぁ…」
奈々穂「あっごめん。さて、そろそろこっちもいいかな?」
奏のスカートの中に手を入れる
876 :
奈々穂×奏:2005/11/23(水) 04:12:04 ID:HM1Mort2
奏「なっ、奈々穂…そこは…」
奈々穂「大丈夫、大丈夫だから…」
奏の下着を脱がせ秘所を触ってみる。
奈々穂「結構濡れてる…これなら大丈夫…」
奏「なっ、奈々穂ぉ…痛いよ…」
奏がこんな色っぽい声をだすのは初めてじゃないか?それ程感じているのか…?それなら…
奏「なっ、奈々…穂…」
さっきとは顔が違う…
きっと気持ちいいんだろう…
更に指を深く入れる
しかしそれがいけなかった
奏「いっ、痛い!!!」
快感とは程遠い、苦痛にうめく低い声
まさかと思い指を抜き見てみると
奈々穂「やっぱり…」
そう、私は奏の処女膜を破ってしまったのだ
奏「痛…い…」
よほど痛いのか下腹部を押さえながらうずくまる奏
私はぬるま湯でぬらしたタオルで奏の秘所の血を拭き取る
877 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 09:41:26 ID:HM1Mort2
奈々穂「ごめん…奏…ホントにごめん…私が下手だから…」
何が私に任せてだ…
何が大丈夫だ…
あの時口で説明していればそれで済んでいたかもしれない…
私は…
奏「なっ、奈々穂…」
奈々穂「…何?」
奏「泣かないで…泣いてる奈々穂なんて見たくない…」
奈々穂「でも!でも、私は奏に痛い思いしかさせてあげられなかった!それ…」
まだ途中なのに奏に口を塞がれてしまった
奈々穂「ん…はぁ…か、奏まだ終わってない…」
奏「私、奈々穂が好き」
奈々穂「Σえっ!?でも私は久遠が…」
奏「わかってる。でも、奈々穂の事好きだから!奈々穂のためなら痛いのだって我慢する!今日のは我慢出来なかったけど…でも私、奈々穂が好きだから!」
奈々穂「奏…」
奏「泣いてるの?」
私は何も言わずに奏を抱き締めキスをする
もう何も言わなくてもお互いわかり合える
そんな気がする…
奈々穂「奏、もう1度抱いていい?」
奏「うん…お願い…」
私には奏を幸せにすることは出来ない…
奏のために何が出来るかもわからない…
だから奏が笑顔でいられるために努力する
貴女の笑顔を見ていたいから…
今度こそ気持ち良くしてあげるから…
痛い思いは…もうさせないから…
絶対に!
878 :
奈々穂×奏:2005/11/23(水) 09:43:33 ID:HM1Mort2
後日談
奏「奈々穂さん、久遠さんに告白されたんですって?」
奈々穂「Σあっ!はい…」
奏「ふふ、しかも…やっちゃったんでしょ?」
奈々穂「Σなっ!?何故そこまで…」
奏「ふふ、顔を真っ赤にしてる奈々穂も可愛い…じゃあお幸せにね♪」
奈々穂「は、はい!」
やはり…奏には笑顔が1番似合うな…
完
中途半端…
GでJやね
皆さんご感想ありがとうございます。時間がかかっても、職人にとっては
皆さんの感想がとても励みになります(*^ー^)
>>839さん
18禁というよりは15禁くらいの感じなのかな?聖奈が「どうした」
とはあまり言わないので、てっきり奈々穂と間違えました(笑)
各キャラクターの口調付けをすれば、もっとキャラクターの特徴が伝わり
やすいかもしれません。まぁ私もあまりできてないんですけどね(汗
どちらかといえば、エッチ無しの純愛小説のイメージって感じかな?
私は好きですよー。
>>848さん
5期生話ですかー、接点の薄い歩と香の話を作れるとはすごいです(笑)
私は接点の薄めなキャラクターでは作るのは苦手なので、素直に展開の仕方
が上手いと感心しました、次回作も期待です(*^▽^)
>>873さん
いえ、私のほうも楽しくかかせてもらいました。このスレが3スレ目に
突入したら、また募集して、一番最初にリクエストをしてくれた方の
望むカップリングで作らせてもらおうと思いますー。
881 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 01:21:19 ID:vMP3Pii0
期待あげ
882 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 01:48:22 ID:bqmx+CgA
そろそろアナル調教の季節ですよ。
違うと思うけどなw
884 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 16:55:42 ID:vMP3Pii0
新作期待あげ
885 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 20:24:52 ID:vMP3Pii0
886 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 22:36:26 ID:NLx9X/GN
激しくキボン
887 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 00:08:28 ID:XfFTBfyW
一位は聖奈さんだよ
888 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 10:25:50 ID:hph3lzI0
ハードなやつきぼん。
かすがたん・・・・・。
俺は前スレであったような男×久遠みたいなのがいいんだけど・・・
890 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 17:10:57 ID:hph3lzI0
僕はズーレーがいいな。
891 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 17:25:43 ID:sqvH+DNr
正直男(プッチャン含め)が出てくると萎えるなぁ…
やはり女同士っしょ!
そーゆー事で
聖奈×りのキボン
普通に奏×りのが見たい
893 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 02:59:08 ID:e4wVCfcM
俺も男×久遠が見たい
894 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 03:07:18 ID:RCtDKOB+
896 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 10:57:03 ID:HE6DLIax
奏×香キボン
897 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 20:52:10 ID:HE6DLIax
あげ
ぜひ奈々穂×久遠フタナリの続きを…
tamaさん…!
奏×香いいね。見たい。
900 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/27(日) 01:58:45 ID:j+qAlIhH
男×久遠が見たい!!!!!
奈々穂さんのこと男とか言うな〜!
902 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/27(日) 02:47:06 ID:WMIDv28E
男は出てくんな!
奏×香キボン!!!!!!!
放課後、これから生徒会の会議が始まる。
「クシュン!!」
「どうした香?、風邪でもひいたのか?」
奈々穂が心配そうに聞いてくる。
「だ、大丈夫ですっ!!」
自分に言い聞かせるように語気を強める香。
「・・そ、そうか・・ならいいんだが・・」
見るからに赤い顔をしている香に困ったように視線を送る。
「あまり、無理するな・・」
そういえば今朝から体がだるいし、頭も痛い。
しかし・・
病は気からだと信じて疑わない香は、そんなことは気合でなんとかなる
今の自分は気合が足りないのだ、と本気で思うのだった。
会議中なのに、目の前の資料がぼやけてきた。
(集中、集中するのよ香っ!!」
話をしている副会長の声がだんだん、遠くに聞こえてくる。
(あれ?な、何これ・・・)
誰かが自分の名を呼んでる気がするのだが
音がもう聞き取れない。
目の前が暗くなって、意識が途切れた。
意識が戻ってきて、思わず跳ね起きた。
「こ、ここは??」
カーテンの隙間から覗く景色は、すっかり日が暮れて暗くなっている。
(・・帰らなくちゃ)
新聞配達、弟たちの夕飯の仕度、思考と責任感が一気に押し寄せてきて
焦りにも似た感情が、香を支配する。
立ち上がりかけた香を制するように声がする
「・・いずみさん」
「か、会長!?」
(何でこんなところに奏さまが!?)
「無理してはダメ」
「で、でも・・」
「いずみさんはおせっかいは嫌い?」
「・・・そ、そんなこと・・」
今頃生徒会のみんなが自分の代わりにあれこれ動いてくれてるのだろう。
あまりに不甲斐ない自分の有様に、情けなくなって香はギュッと強くシーツを掴んだ。
無理したってしかたないかもしれない・・でも・・・
やっぱり自分には横になってるヒマなんてない。
「・・・や、やっぱり私・・」
香の言葉が聞こえなかったように奏では言葉を続ける
「それに、今日いずみさんを自宅に帰しちゃうとわたくしが奈々穂に怒られちゃう」
苦笑いしながら困った顔を見せる。
会長にこんな顔をされては・・
香は観念したように横になった。
「ありがとう」奏がニッコリ笑顔をみせる。
胸の奥が熱くなって、上手く言葉がでてこない。
「・・・す、すみません・・・」
涙が溢れてきて止まらない。
「気にしなくていいのに・・」
優しく涙を拭ってくれる、奏の手がやけに気持ちがいい。
ここにきて、自分が制服でないことに香は始めて気づいた。
奏曰く、それは自分の寝間着で、ここは奏の部屋のベットらしい。
「!!!!!!!っ!!!」
香はもう一度意識を飛ばしそうになりながら、必死に踏ん張る。
口をパクパクさせている香に、心配そうな視線を向けてくる奏。
「だ、大丈夫ですから・・」
違う意味で大丈夫でなかっただけで、体は熱は下がったようで随分楽になっている。
「薬飲まないといけないんだけど・・」
奏は何か探すようにキョロキョロしてから
少し考えるようなしぐさをする。そして何か思いついたのかパッと明るい表情になった。
水差しでグラスに水を注いで、風邪薬らしきカプセルをとりだす。
そして何故か奏は自分の口に
「?」
そのまま、奏の顔がゆっくり近づいてきて、そっと唇を重ねた。
「!!!」
口内に水が流れ込んでくる。
香が驚いた表情のままそれを嚥下すると奏は微笑をうかべた。
「いい子ね・・」
奏の優しげな表情が天使に見える。
そうだ、きっとこれは夢だ、夢なんだ・・でなきゃこんなこと・・・
夢の中なら少しぐらい甘えたっていいよね・・・
もっと彼女に触れたいという欲求が頭をもたげてきた。
きっと、風邪のせいで思考がおかしいんだ。
香は奏に手を伸ばした。
すまん、今から続き書く・・