135 :
ss紹介:2006/09/17(日) 16:38:07 ID:sHPkrnlO
そもそも縛られたまま密室でシンジと一緒になる時点で貞操を捨てたも同然。
だがシンジがつるし上げられて面倒事になると自分にまで火の粉が掛かりかねない。
そしてカオリには写真やスカートを取れないので、嫌々でも招き入れるしかなかった。
その際に「何でも言うことを聞く」と言質を取るあたり、シンジには徹底してカオリを嬲り尽くすという強烈な情念が存在する。
中田氏完了まで1分近く掛かるのは興奮しすぎだが、状況の困難さと戦果を考えると当然か。
この強烈な成功体験はシンジに男として大きな自信を与えたようで、5話の時点では余裕すら感じられる。
その推移は x:ハンカチ⇒手錠 y:カオリお嬢様⇒カオリさん の二つで推測できる。
これはシンジがカオリとの関係で絶対優位を確立した証拠だ。
総じて4話のみが脚本として完璧。5話の前半はエロいけどオマケみたいなもので勝負が既に付いている。
完全に詰んでる相手を王将以外丸裸になるまで一方的に攻めている。
結末は未完だが、お嬢様が素直に投了して許してもらうか(性感を開発されすぎてシンジに屈服)、
王将を取られるか(精神崩壊するまで行為が過激化)の二択だろう。
両者の関係を考えると「シンジが飽きる」という希望的な選択肢はほぼ無い。
136 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 14:33:51 ID:mTMRPakd
逆シチュのサイトないの??
137 :
転載:2006/09/26(火) 05:05:12 ID:vmkkRqmc
≪≫
次はカオリである。
第二新東京市の音楽学院の理事長の孫で、由緒ある家柄の権力者の血筋という噂である。
常に人を見下すタカビーのお嬢様タイプで14才とは思えないほど発育良好で、美人揃いのクラス内でも5本の指に入る美人。
成績も常に学年トップ、スポーツもこなすスーパーウーマンで、
プライドが高いのはその育ちのせいだけでなく自分に絶対の自信があることも一役買っている。
とにかく気の弱かった頃のシンジを毎回毎回軽蔑したりバカにするので、いつか仕返ししてやろうと思っていた。
今後は僕のドレイとなってもらうことにする。
≪≫
「メールが4通、来ています」
落ち着いた感じの欧州風の調度品でデザインされたいかにも貴族趣味の強い部屋で合成音が流れた。
カオリはパジャマに着替えて女の子用としては巨大な机に向かっている。
いつものとおりメールを確認する。
カチッ
4通目でカオリのマウスは止まった。
そこには裸の自分がいた。
翌日、3時限目の途中でカオリは体調が悪いと言って教室から抜け出す。
しかし向かったのは保健室ではなく例のプールサイドの更衣室であった。
「遅かったねカオリさん」
「あ、あなただったの!」
部屋の真中にはシンジが横になっていた。自分の腕を枕にしたままニコニコと指示する。
「こっちにおいでよ。」
カオリは靴を脱ぐのも忘れてずかずかと詰め寄る。
「あんなことをしてただで済むと思っているの」
「あんなことって」
「あ…の…写真の事よ」
「これのこと」
シンジがシャツのポケットから投げた写真が10枚ほど散らばる。
そこにはメールで見たとおりの顔まではっきりと写っている裸のカオリがいた。
だが裸ならまだいい、中には全裸で男に貫かれている場面や男のモノを口に含んでいる場面が含まれていた。
最悪なのは亀甲縛りで無様な姿を晒している場面まである。
これだけはなんとしても許せない。
カオリはあえて写真を無視するとシンジを睨みつける。
「データはどこ、今すぐ出すなら事を荒立てるつもりはないわ」
「それはお願いなの、それとも命令」
「もちろん命令よ。あんたみたいな変態に誰がお願いなんてするものですか」
「へぇ〜、エッチしている写真を撮らせたりする露出狂で縄で身体を縛ったりするマゾが僕を変態と呼ぶんだ」
「あ、あれは…あなたがやったことでしょう」
「さあ、覚えがないなあ、僕はたまたまデータの場所を知っているだけの正常な男だよ」
明らかなからかいを感じ、そこを話しても無駄であることを悟ったカオリはきっぱりと聞く。
「何が望み」
ニコニコからヘラヘラに変わりつつあるシンジの表情。
138 :
転載:2006/09/26(火) 05:07:01 ID:vmkkRqmc
≪≫
「まずはスカートを脱いで貰おうかな」
「ふざけないでよ。誰がそんなことするものですか」
「メールって便利だよね」
「?」
「実はあの画像の何枚かは、もうこの町の独身男性数百人に秘密厳守ということで送ってあるとしたらどうする?」
「なんですって!」
「でも顔の部分はボカしてあるから、たぶんカオリさんだとは判らないと思うよ」
「こ、殺してやる!」
カオリはシンジの首に手をかける。
その手首をがっしりと掴むと耳元にささやく。
「町中で話題になっているあのエッチな子の正体がカオリお嬢様だと判ったら一躍学園の人気者だね」
間近で見るシンジの表情は底知れぬ恐怖を感じさせた。
だがプライドが意地を見せる。
「ふん、誰がそんなものを信じるものですか、合成だと言って突っぱねるわ」
「1枚や2枚ならそれも通用するかもしれないけど、軽く見ても2000枚はあるし、
間違いなく本人だと判る証拠のビデオもあったりしたらどうかな?」
「…」
「それにたとえウソだと思ったとしても、あの高慢ちきなカオリお嬢様をこき下ろすチャンスを我々下々のものが見逃すと思う?」
「…いくらなの」
「何のこと」
「この画像データと写真の値段はいくらかと聞いているのよ」
「困ったなあ、これは売りもんじゃないんだけど」
「うるさいわね。言い値で買うといってるのよ。あんたの口に栓をする分も含めてよ」
「困ったお嬢さんだな。あんたみたいにお金持ちじゃないけど金には困ってないんだ。だから売るつもりはないよ」
「じゃあ何が欲しいの、何でもあげるわ」
「僕の希望は言ったはずだけど」
「…」
カオリはスカートのホックに手をかけた。
≪≫
「これで満足かしら?」
靴を履いたままスカートを脱いだカオリの足はすらっとして形がよかった。
シルクのパンティがキラキラと光を反射する。
「次はそのキレイなパンティもいってみようか」
「約束が違うわ」
「ぼくは『まずは』と言ったはずだよ」
カオリは唇を噛み締めながらパンティを脱ぐ。
股間を手で隠しもしないで堂々とシンジを睨み返す。
シンジはうんうんと頷きながら後ろを向かせるとハンカチで腕を後ろに縛り上げる。
「何をするのよ」
「また首を絞められたら堪らないからね」
139 :
転載:2006/09/26(火) 05:08:46 ID:vmkkRqmc
≪≫
「いい感じだね。次は僕のコレをしゃぶってもらおうか」
シンジは自分の股間を指差す。
「だれがそんな事をするものですか!」
あまりに直接的な要求に流石のカオリもキレた。
しかしシンジは落ち着いたものであった。
「日本でも海外でも、どこに行ってもその町にメールは届くんだよ」
「…」
かなり迷った後、カオリはシンジの脇に正座をした。
しかしシンジが動かないので、どうしたらいいのか判らない。
「遠慮しないでしゃぶっていいんだよ」
「誰があんたの汚いものをしゃぶりたいと言ったのよ」
「早くしないと4時限目のプール実習が始まっちゃうよ。僕は構わないけど、下半身裸で腕を縛られているカオリお嬢様は困るんじゃないの」
「判ってるわよ。でも手が使えないんだからしょうがないじゃない」
「口があるよ」
このわたしにそこまでしろというのか…
しかしシンジの顔は取り付く島も無いほど平然としていた。
カオリは諦めると苦労しながら口でベルトを外す。
次はパンツである。隆々とした盛り上がりがはっきりと判る。
だが躊躇している時間はない。覚悟を決めるとパンツの上を口でくわえ一気に降ろす。
パンツの下からは想像していた以上に大きいイチモツがそびえ立っていた。
あまりの大きさに流石のカオリも動きが止まる。
こんな大きなモノを口に入れるなんて…
だが、シンジは挑発するかのようにイチモツをカオリの鼻先でブラブラと揺する。
その子バカにした態度にカオリは怒りを覚えると無理やりイチモツを口に頬張る。
「ヘタくそだなあ。もっと勉強しないと駄目だね」
シンジは文句を言いながらも柔らかなカオリの口内の感触を楽しんだ。
しばらくしてカオリの頭を掴んで引き離すと仰向けに寝そべる。
≪≫
やっと開放されるのかと期待するカオリにさらに命令が下る。
「じゃあこの上に腰を下ろして運動しようか」
明らかに入れろと言っているのだ。
「それだけはイヤよ。誰があんたなんかとセックスなんかするもんですか」
「往生際が悪いお嬢様だね。1回も2回も同じだろうに、そんなにエッチな写真をばら撒きたいのかな」
カオリは無言でシンジの上をまたいだ。靴は履いたままであった。
ゆっくりと腰を下ろしていく。しかし、シンジのイチモツが前の穴に触れた途端にビクッと停止する。
「そのまま僕の肉棒を掴んで割れ目に沿って前後にこするんだ」
カオリは入れるよりはいいかと命令に従う。
細く繊細な指に握られ、シンジのイチモツはますます膨張する。
しかも男性のペニスを初めて握り、しかもそれを自分の股間にこすりつけるという異常な体験に身体が反応し始めていた。
いつの間にか、ぴちゃぴちゃとわずかに音が聞こえてくる。
「よし、いいよ。じゃあ次は一気に腰を落とすんだ」
「無理よ」
「無理じゃないよ。女性の性器はこれをする為にあるんだから」
「…大きすぎるわ」
「大丈夫だよ。それよりあとスリーカウントする間に、カオリお嬢様のお尻がぼくの股間にどっしりと乗ってないと、
この約束は無しということにしてもらうよ」
「待って、いくらなんでも…」
「言い訳は聞かないよ。ぼくは本気だ」
冷たい表情の男がそこにいた。
「スリー」
「ツー」
「ワ」
ドシン
「ウグゥーーーーーーーーーー」
くぐもった悲鳴が室内に響いた。
あまりの痛さにカオリの意識は急速に遠のいていった。
140 :
転載:2006/09/26(火) 05:14:53 ID:vmkkRqmc
≪≫
数分後に少しずつ意識が戻ってきた。
誰かが頭を押さえたまま口の中に掻き回している。
驚いて目を開けるとシンジがキスをしているではないか。
しかも舌を射し込んだディープキスを…
「無礼者!」
あわてて振り払い上体を起こすと股間に痛みが走る。
慌てて見るとシンジにまたがったまま股間はシンジのイチモツを根元までくわえ込んでいた。
夢では無かったのである。現実とはとても思えない悪夢が続いていた。
この痛みが現実感をより一層感じさせる。しかし何故これほど痛いのか?
バージンはもう先日奪われているはずなのに。
まさか…
灯りに慣れた目でもう一度股間を見ると、そこには鮮血がにじみ出ているのが見えた。
カオリに衝撃が走る。
「どう、自分からバージンを捧げた気持ちって」
ニコニコとシンジが下から見上げている。
「どういうこと、あの写真は私じゃないの」
「もちろんカオリお嬢様本人ですよ」
「だったら何で私は出血しているのよ。まるで、ついさっきまでバージンだったみたいじゃないのよ」
「ごめんごめん、言うのを忘れてた」
「?」
「撮影のとき先っぽだけ入れたけど、奥まで入れる時間が無かったんだ。
中途半端で申し訳無いと思っていたんだけど、やっと挿れてあげられた。どう、女になった気分は」
「ふ、ふざけるな!あんたなんか殺してやる!」
しかし、後ろ手に腕を縛られ、下から貫かれたままでは身動きもロクに出来ない。
暴れると、返って自分の股間の痛みが増した。
「どうでもいいけどそろそろ退散しないと4時限目のプールで人が来ちゃうよ」
その言葉にハッと我に返るカオリ。
慌てて窓を見ると、曇りガラス越しに人が近づいて来るのが判った。
もう更衣室から出るのは間に合わない。
どこかに隠れなければ…
カオリの目に用具入れの扉が止まった。
1つ目の用具入れはプール用品が入っているので開かれる可能性があるが、2つ目の用具入れは予備なので空のはずである。
痛みをこらえて杭から引き抜くように立ちあがる。
股間からはまだ固まっていない血が一筋白い腿を伝わって落ちていった。
縛られたままなので後ろ手にドアノブを回す。
お願い開いて!
ガチャン
カオリの願いが通じたのか、あっけないほど簡単に扉は開いた。
狭いが中は思ったとおり空っぽだった。
「何をしてるのよ、早くここに入るのよ」
「オーケー」
シンジはズボンを履くとそのまま用具室に入ろうとする。
「わたしのスカートと写真をそのままにするつもり」
「自分ことは自分でしないと」
涼しい顔のシンジ。
ドアの近くが騒がしく成りだしていた。
「お願い、何でも言うことを聞くからあれをもって来て!もう入り口にみんなが来るわ」
その言葉を聞くとシンジはてきぱきと衣類を集め写真を拾う。
用具室のドアが閉まるのと、更衣室の入り口のドアが開くのはほとんど同時であった。
141 :
転載:2006/09/26(火) 05:22:01 ID:vmkkRqmc
≪≫
用具室の中は窓も無いので暗かった。
わずかにドアの板の隙間から更衣室の明かりが差し込んでいる。
カオリはホッとするが、用具室は内側からはカギが掛からない。
誰かが開けはしないかと心配でドアの隙間から中の様子を窺う。
まだ腕を縛られたままなので腰ほどの位置にあるドアの隙間から一生懸命覗く。
シンジは暗い室内にぽっかりと浮かぶ白いお尻とすらっとした長い足にムラムラと欲情する。
背後からがっしりと腰を掴む。
「な、何をするのよ。バカな真似はよして」
シンジは気にせずバックから先端を割れ目にこすり付ける。
「あー気にしないでいいから、それより誰かが入って来ないか見張ってなくていいの」
気にはなるが、こすり付けられるだけならしょうがない、とまた隙間の監視に戻る。
やがて段々と侵入を始めるイチモツ。
カオリも判ってはいたが。少しずつなので中々言い出すタイミングがつかめない。
やがて先端の傘がすっぽりと割れ目の中に埋没してしまった。
「あ…ああ…そんな…」
先端だけだがこれからのことを思うと快感が駆け巡る。
「ああ気持ちいい」
その言葉がカオリの怒りに火をつけた。
「ふざけないで、もう二度とあんたのその汚いモノを入れるつもりはないわ」
しかしシンジは気にせず、また少しずつ侵入を開始する。
「駄目だと言ったでしょ」
「さっきは何でも言うことを聞くと言ってたよね」
「…」
「文句を言うんなら、このままドアを開けてもいいんだよ」
「そ、そんな…」
「靴を履いて制服の上だけ着た下半身裸のカオリお嬢様が、
バックから男に貫かれたままみんなの前に出ていったら話題になるだろうね」
「…」
「じゃあ合意の上ということで」
言い終わる前にグイっとシンジは腰を突き出した。
「ひぃゃあ」
根元まで一気に貫くとゆっくりと肉棒を引きずり出す。
その行為をシンジは満足するまで繰り返す。
カオリは黙って耐えるしか無かった。
「どう、まだみんな着替えてる?」
シンジは背後から貫いたまま質問する。
「ええ、あと5分はかかるわね」
痛みを隠しながら出来るだけ平然と答える。
「それはよかった」
シンジのスピードがあがる。
まさか…
「中で出したら殺すわよ」
「いやだね。僕はカオリお嬢様の中にたっぷりと注ぎ込みたいんだ。
暴れたいなら暴れてもいいよ。まだみんながいるから誰かが助けてくれるかもしれないよ」
カオリの肩からがっくりと力が抜けた。
その瞬間シンジは思いきり深く突き入れて放出する。
どぴゅどぴゅどぴゅーーーーーーー
「ああーーーーー」
大量の精子がカオリの体内に逆流してくる。
どぴゅどぴゅーーーーーーー
1分も続いたかと思うほど長く大量に射精が続いた。
満足したシンジが抜くとカオリはその場にへなへなと座り込んだ。
その股間からは、まだ所々赤いものが混じった白い液体が流れ出て、小さな池を作っていた。
142 :
転載:2006/09/26(火) 05:23:39 ID:vmkkRqmc
≪≫
10分後、扉の外からの物音は消えていた。
「そろそろ、みんなプールに行ったみたいだね。ぼくも退散するとするか。
約束どおり写真は持って帰っていいよ。じゃあね、カオリお嬢様」
なんとか正気に戻ったカオリが、身支度を整え更衣室を出たのはそれから30分後のことであった。
≪≫
その夜、カオリは自室でメールを見ていた。
もう寝ようかと思ったときメールの到着メッセージが届いた。しかし大容量らしくなかなか開かない。
2分後やっと開いたメールは動画メールだった。
そこには、口で男のイチモツを取り出し、自分からフェラチオをする顔がボカされた女子の姿が映し出されていた。
メールの最後には「次回作、高慢お嬢様処女喪失編に続く」というテロップが流れていた。
143 :
転載:2006/09/26(火) 05:28:15 ID:vmkkRqmc
≪≫
シンジたちの学校の屋上は水のタンクや空調へのいたずらを理由に開校当時から閉鎖されていた。
屋上への出入りはエアロックにも似た頑丈な扉が頑として生徒を拒絶している。
そこには入れるのは点検作業員とそれに立ち会う学園の管理者だけであった。
生徒にとって屋上は無機質な機器の並ぶコンクリートの箱という漠然としたイメージしかない。
しかし実態は、設備はすべて建物の端に寄せられ、残った3分の2のスペースには周りに椰子やシュロの樹が植えられていた。
中央には小さいがプールまであり、プールサイドにはエアーマットとレジャー用のリクライニングチェアーまで完備している。
専用端末で選択すると希望の飲み物まで超小型エレベーターで届くのである。
正にシンジのリフレッシュルームと化していた。
≪≫
今も閉鎖されているはずの屋上に人影があった。
プールの脇の4メートル四方はありそうな巨大なエアーマットに仰向けに寝そべっている。
サングラスをかけ両手を頭の下に組んだまま初夏の気候を利用してのんびりと身体を焼いていた。
シンジは屋上では誰も来ない事をいいことに、いつも素っ裸でいる。
そのイチモツは天に向かって隆々と起立している。
14才とはとても思えないほど、使いこまれたそれは凶悪なほどに大きく黒々としていた。
なぜなら視線の先には若々しいながらも充分に発達した美しい獲物がシンジを睨みつけていたからである。
「こんなところに連れてきてどういうつもり」
カオリは機嫌が悪かった。当たり前であった。
カオリはここに連れ込まれると制服も下着もシンジに無理やり脱がされ、後ろ手に手錠までかけられていたのである。
出来ることといえば、シンジの隣りに座って睨みつける事くらいであった。
それを楽しそうに見返すシンジ。
「そんなに怒ること無いじゃない。せっかく僕のプライベートスポットにご招待したというのに」
「ふん、こんな暑い日に日向に放り出されて何がご招待よ。日焼けして肌が荒れるだけよ」
「う〜ん、それはまずいなあ、よしキレイに焼けるようにサンオイルを塗ってあげるよ」
「結構よ。わたしは日焼けが嫌いだから」
「でも夕方までここで過ごす事になるから、そのままだと水ぶくれができちゃうよ」
「冗談じゃないわ。すぐに教室に戻して」
「しょうがないなあ、じゃあ戻ってもいいよ」
「…本気なの」
「ああ、屋上の扉は外側からならフリーパスで開くから自由に出ていっていいよ」
だが今まで何度もシンジに嵌められてきたカオリには流石に言葉どおりには信じられなかった。
今までシンジが満足しないうちに開放された事は無かった。
今日はまだ一回もしてないのだ。ではどこに罠が…
「制服はどこ」
「どの制服のこと」
「わたしがさっきまで着ていた制服のことよ」
「ああ、あれね。脱がせるとき汚れてしまったので、クリーニングに出しといたよ」
「なんですって」
「大丈夫、夕方までには戻ってくるから気にしないで教室に行っていいよ」
「わたしに裸で教室に行けというの」
「誰も行けとは言ってないよ。僕としては此処にいて欲しいんだけどね。
でもカオリさんがどうしても行きたいと言うんだったら止めはしないよ。
そのピカピカの手錠もカオリさんの肌にとても似合っているしね」
「…」
カオリはシンジの狡猾さにまた嵌められた事を理解した。
「どうしたの、行かないの」
「ここにいるわ」
ふてくされるカオリに対してニコニコとするシンジ。
「よし、じゃあカオリさんも了解した事なのでお礼にオイルを塗ってあげるよ」
「自分でやるわ」
「遠慮しなくていいよ」
「遠慮なんてしてないわ」
「まあまあ」
「あっ」
一瞬のうちにエアーマットに押し倒されていた。
144 :
転載:2006/09/26(火) 05:32:06 ID:vmkkRqmc
≪≫
手錠で腰が押し上げられ日の光に小さな割れ目が顕わとなる。
そう、シンジはカオリに屈辱を与える為に、会うたびにカオリの陰毛を剃っていたのである。
元々薄い茂みだったが剃られるという行為自体がカオリを苛む。
もっとも第三者から見た場合、どちらでもこの少女は美しかったが…
少女の細過ぎるウエストから、すらりと伸びた足がモデルのようなプロポーションを強調している。
サンサンと日が照る日中に素っ裸で横たわる美少女はエロチックであった。
「いいって言ってるでしょ」
それには応えずシンジはボトルを取り出すと掌にオイル搾り出しなじませる。
意外と優しい手つきでカオリの顔に丁寧に塗っていく。
最初は警戒したカオリもこの屋上で日焼けを避けるには仕方ない事と諦めるしかなかった。。
途中胸やお尻や股間でシンジの指がいやらしく動く事は最初から予想した事なので無視することとした。
それでも執拗に動くシンジの指はカオリの身体を内側から熱くするのに充分だった。
≪≫
30分後、たっぷり過ぎる時間をかけてカオリの身体にオイルは塗り終わった。
「よし、終わったよ」
「何よ、これだけ触りまくってお礼でも言えというの」
「そうだよ、でもお礼は身体で返して欲しいな」
「お断りよ」
「ぼくにもオイルを塗って欲しいだけなんだけどな」
カオリは手錠を外すチャンスと思い了解する。
「仕方ないわね」
「よかった。じゃあよろしくね」
「ちょっと手錠を外さないと塗れないわよ」
「大丈夫、手はいらないよ。胸に二つもスポンジがついているじゃない」
「…」
絶句するカオリ。
このわたしにソープ嬢のような真似をしろというのか
「無理にとは言わないよ。でもそうなると暇になるからまたカオリさんを縛ってみようかな。
亀甲縛りって意外と暇つぶしと実益を兼ねた遊びなんだよ」
とんでもないことであった。
ただでさえあの無様な姿は許せないのにこの炎天下でやられたら日焼けとして残ってしまう。
それも誰が見ても言い訳ができないほど一目瞭然に…
カオリは黙ってボトルを口にくわえた。
シンジは塗りやすいように、うつ伏せになる。
なんとかシンジの背中や足にサンオイルを垂らす。
慣れない仕草で覆い被さるように胸を使いオイルを伸ばしていく。
ブラジャーも外されているため直接胸の膨らみがシンジの背中をこすることになる。
柔らかいバストで男の身体にオイルを伸ばすのは痛かったが、カオリはなんとか塗り終えた。
シンジはいそいそと仰向けになる。
イチモツはギンギンに天をついている。
それをできるだけ見ないようにオイルをたらし黙々とカオリは作業をこなす。
なるべく体に触れたくないという無理な姿勢のせいでかなり疲労していた。
終わった途端にがっくりと座り込む。
「もう一箇所残っているよ」
「うそよ、全部終わったわ」
「いやここがまだだよ」
145 :
転載:2006/09/26(火) 05:34:53 ID:vmkkRqmc
≪≫
シンジの指の先には予想どおり凶悪な肉棒がそそり立っていた。
「おぞましいことを言わないで、絶対にいやよ」
「ほんとカオリさんは諦めが悪いね。まあだからいたぶりがいがあるんだけど」
「うれしくないわ」
「うん、その態度もいいね。こっちにおいで」
あっというまにシンジの上に抱き寄せられていた。
「いやだって言っているでしょ」
「抵抗してもいいよ。僕は僕で勝手にやるから」
そう言うとカオリの腰を掴み上下に揺さぶり出した。
当然カオリの胸、腰、足は下にいるシンジの体にこすり付けられる。
胸やウエストや太ももの下をシンジのイチモツが通り過ぎるのがはっきりと感じられる。
オイルのせいで異様な滑らかさでスライドするが、その感触は紛れもなくシンジのモノであることを感じさせる。
「いや、やめて、気持ち悪いわ」
「大きな声を出さない方がいいんじゃないの? この下の階では授業をやっているんだから」
「…」
途端にカオリの拒絶の声は静まった。
「そうそう静かにしていればカオリさんも気持ち良くなるよ」
カオリはじっと耐えるしかなかった。
シンジはそんなカオリのバツグンのプロポーションを楽しむように、次々と回転させながらいろんな感触を堪能していった。
「もうこれで充分かな」
やっとシンジから開放された。
146 :
転載:2006/09/26(火) 05:40:33 ID:vmkkRqmc
≪≫
しかしホッとする間もなく、シンジは言葉を続ける。
「ごめん、カオリさんに塗り忘れたところがあったよ」
「もう充分だわ」
警戒心100%のカオリ。
豊満なボディと無毛で小学生のような無垢な割れ目の対比がいやらしさを倍増させている。
その魅力的なカオリの身体の隅々まで触れていた為、既にシンジの肉棒は限界まで勃起している。
「でも僕だけってのも悪いからやってあげるよ」
抵抗できないカオリをうつ伏せに押さえるとシンジは自分のイチモツにオイルをたっぷりとかける。
まさか…
「じゃあいくよ」
シンジの股間が勢いよくカオリのお尻に叩き付けられる。
凶悪な肉棒はオイルのおかげで、するするとカオリの亀裂を押し分けて埋没していく。
「あああっ」
「うん、ここもしっかり塗っておかないとね」
シンジは執拗に腰を動かすとカオリのお尻に腰を打ちつける。
カオリは耐えるしかなかった。
もうこれで何度目であろう。
少なくとも50回はシンジに犯され、もう痛みはまったくない。
心とは裏腹に身体はシンジの肉棒になじんでいた。
最近では快感を得るほどに性感帯は開発されていた。
スレンダーな美少女は拒絶する意志とは別に快楽を求める欲求に戸惑い、それを無理やりねじ伏せていた。
これだけはシンジに知られてはならない。
その思いが、なおさらシンジの嗜虐性を刺激しているとは気づかずに…
シンジは腹の下で必死に耐えるカオリをかわいいと思い、ますますスピードを速める。
そして我慢できなくなった時、思いきり腰を掴み奥の奥まで肉棒を挿し込むと、いつものようにドクドクと精液を流し込む。
「あああああーーーー」
いつまでも終わらないかのようなシンジの精液の放出。
「少し疲れたから、今度はカオリさんが上になって貰おうかな」
シンジは硬度を失っていないイチモツを入れたままカオリの腰を掴みそのまま仰向けになる。
必然的にカオリはシンジに背を向け、体を貫かれたまま起き上がっていた。
そう、シンジのペニスは1回や2回出した程度では硬度が変わらないのである。
カオリは諦めるといつものように腰を振る。
きっとこのあとはプールの中でやられるのであろう。
この男がこのシチュエーションを利用しないはずがない。
今日はあと何回犯されるのだろう?
抵抗しながらもカオリの中では諦めの気運が徐々に膨らんでいく。
≪≫
事実カオリは食事の間でさえシンジに貫かれたまま夕方となり、
足を閉じられるようになったのは開放されて2時間後であった。
「うん、今日一日でいい色に焼けたね」
別れ際のシンジのニコニコとした顔にパンチを繰り出すが足がよろけて転んでしまったほどである。
「それだけ元気ならまた次も楽しめそうだね。じゃまたね」
シンジは最後まで上機嫌で扉を抜けて行った。
カオリはビニールからクリーニングされた制服と下着を取り出すとふらふらしながら身に着ける。
とにかく今日は切り抜けた。しかし明日は…
だがあの男に逆らうわけにはいかない。
カオリは重い足取りで迎えの車に乗りこんでいった。
翌日シンジはカオリの調教が一通り済んだ為、次のターゲットに取り掛かることとした。
今度は気分を変えておとなしい子をやってみたくなったためマユミにする。
(中略)
その後マユミは図書室にいるときは遠慮なく犯され、
廊下で歩いていてもシンジに見つかると職員用のトイレに連れ込まれて犯され、体育の時は用具室で犯された。
そして週に何日かは屋上に連れ込まれて一日シンジの世話をさせられた。
もちろん裸のまま召使として…
やがてマユミは順応し、シンジに犯されることを自然と看做すようになっていった。
マユミにとってそれは返って幸せであった。
従う限りはシンジはとてつもなく優しく扱ってくれたから…
未だに抵抗を続けるカオリはシンジのおもちゃとしていたぶられていたのである。
147 :
転載:2006/09/26(火) 05:41:32 ID:vmkkRqmc
シンジはさらに次のターゲットを物色する。
さて次のターゲットは…
148 :
転載:2006/09/26(火) 05:43:40 ID:vmkkRqmc
>>137-147 シンジの鬼のような責めっぷりと、
カオリお嬢様の可哀そうな虐められ方に射精。
逆転する前の話がもう少し欲しかったな
151 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 01:39:27 ID:O28sCbu/
hosyu
ほしゅ
153 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/15(水) 23:19:47 ID:8AlgclvN
154 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 20:15:32 ID:uVYY+omI
hosyu
網にかかった白魚を、いきなり包丁で捌く様なマネはするべきではない。
>愛は射精感を阻害する。
>大切なヒトとセックスしたいとは思わん。
>なぜならセックスはムカツク奴をいじめる快感と同じだから。
>FUCKYOUという言葉が最大の侮辱を意味するのはつまりそういうこと。
>ムカツク女を犯すのが最高の快感であり射精だ。
>顔射とか飲精とかムカツク女を辱めて汚すのが愉しい。
>自分の精液なめるなんて死んでもゴメンですから。
>そんな汚ねー精液を女の顔にぶっかけたりゴックンさせたりするのが快感でしょうがない。
>コレがセックス。 オレは潔癖症だから自分がそんなことするのは絶対イヤだ。
>そしてだからこそそれを女にするのは至極の快感。
>これは当然。男として当然の感覚。
>でもそんなことを言っては女は誰も男に近寄らなくなるから言わないだけ。
>でも男の本音はコレ。
カオリお嬢様もこんな本音を毎日毎日シンジにぶつけられてるのか…(´Д`;)ハアハア
>>137-147 絶対に逆らえない状況を作り出して種付けとはさすが外道の息子。
短期的には
>>137-142みたいなパーフェクトゲームをやるのは一番面白いし、
長期的にそれを継続するのはもっともっと面白い。
またソフトな説得を主体に女を人間扱いしてリラックスさせ、肝心な所で脅迫を効果的に使って思いのままに誘導する。
このシンジは
>>156と本音は大して変わらないだろうけど実に洗練されている。
また一番美味しく獲物を味わえる状況まで自分の息子を飢えさせ、
最後の最後には野獣のように襲い掛かって強制する段取りの上手さには感心するのみだ。
第1章 百合と卑怯者
百合が卑怯な逃亡者たちに仇討ちするために追跡をはじめてから、もう、一年近くにもなる。
憎んでも憎みきれないほどのあの悪いやつらはいったいどこへ雲隠れしたのだろう。
しかし確からしい情報をやっと最近耳にしたのだ。
それによれば、やつ等は上州のとある田舎村の、ヤクザの親分のもとに身を寄せているらしい。
百合はある西国大名の藩士の娘である。
父は松山左近といい五百石取りで江戸詰めの書院番頭をつとめる歴とした筋目のよい侍であった。
剣は一刀流の免許皆伝で、武勇の誉れのたかい家柄だ。百合は幼少のころから父のきびしい教育をうけて育った。
そしてとくに女ながらも剣の修行に励んであきることを知らない。
この十年間、父の朋友の剣術指南役佐田五郎左衛門のもとに毎日かよって稽古している。
百合は今年二十二歳、この当時の娘なら当然嫁にいくべき歳であるが、彼女は理想の自分より強い男を求めて、いまだに一人身である。
女ながらも今では佐田道場で五本の指にはいるほどの腕前となった。
並みの男よりはるかに上背があり、武道で鍛えた筋肉は、しなやかに引きしまって、
百合が男のようにふるまえばふるまうほど不思議に若い女のフェロモンが濃厚に匂いたつのだ。
脚はスラリとなやましく長く、胸は隠しようもない豊満さを見せている。
男なら衝動的に百合を裸に剥いて太ももの付け根にある、この激しい気位の高い女のお**こをメチャメチャにハメたい衝動にかられるだろう。
おまけに天性の美貌である。
男を男とも思わない冷静な性格なので目線はきついが、赤い紅をきりっとひいて、ときどき白い健康な歯並みがのぞく口もとなどはゾクッとするほど色っぽい。
こちらがやられるかもしれない危険な女だが、ある種の下劣な趣味をもつ奴らならば、美貌の剣士百合は絶好の獲物である。
まともには勝てないものの、なんとか策略を用いてひっ捕らえて、思う存分嬲り者にしたいだろう。
百合とのアノことを想像しただけで下半身がいきりたつのではないか。
百合が仇討ちを決意した不幸な事件は、次のような事情による。
ある日の午後、佐田道場でいつものように気持ちのよい汗をかいて帰ろうとする百合に、佐田家の中間が二人寄ってきた。
「お嬢さま、いま松田さまから使いの者が参りまして、お父さまが急にお倒れになったそうです。
ちょうど、わたしらは暇ですから、急いで籠でお送りいたしましょう」
「それは助かります、よろしくお願いいたします」
という次第で、百合は権造と猿助という二人の籠にのった。ところが籠は松田邸とは反対の林のなかへはいってゆくではないか。
「もし、権造殿、方角がちがいます」百合のなじるような鋭い声で籠は止まった。
「へへへへへへ、ここまくればもう大丈夫だろう、おい猿助、打ち合わせどおりにやるんだぞ。
このアマ、滅法うまそうな体のくせに、男勝りのヤットウを使うから気をつけろよ」
「おまえたち、なにか勘違いをしているようね。今なら忘れてあげます、さあ、私を家に送ってちょうだい」
「それはできねえ相談だな、百合お嬢さまよ、まあ悪く思うな、きれいすぎるおまえさんが悪いんだぜ。
こっちは大の男二人だ。いくらお嬢さまが強くたって…へへへ、いただきってもんよ。
さあ、おとなしくやらせれば、いのちだけは助けてやるぜ」
「いうことはそれだけなの?汚らわしい蛆虫どもめ。二度と悪さができないように百合が懲らしめてやるわ!」
「ナマをいうんじゃねえ、猿公、うしろから百合をおさえろ。
そしてしっかり荒縄で縛り上げるんだぞ、雁字搦めにな。
なにせ生きがいいからな、こいつはたまらなくうまそうだ」
悪者ふたりは、もうふんどしを濡らしている。
猿助が百合の魅惑的な体を捕らえようと、縄を手に行動を起こした瞬間、
百合のスラリとした白い脚がピンと跳ね上がって猿公の局部をしたたかに強打する。
たまらず倒れこむ猿助にすかさず、今度は強烈なハイキックを顎に見舞う。
陵辱者はもろくもダウンし、激痛にのたうちまわる。
しかし、百合のキックの瞬間に夢にまで見たあの百合の奥の院が、チラと見えたのだ!
うすいピンクの臓物までもが、くっきりと視野にとびこんだのだ。
猿助の脳みそは痛さと官能でしびれて真空状態だ。
「おまえたちなんか刀を使うほどの値打ちもないわ。刀がけがれるから素手で十分だわ」
「チキショウ、言わせておけば、このアマ、こうなりゃ本気だぞ」
つかみかかろうとする権造も百合のすばやい出足払いに、しりもちをついてしまう。
そして倒れこんだところに、百合が飛鳥のようにのしかかり権造の右腕を捻じ曲げてしまう。
関節をはずされて骨折までした権造は、激痛にころげまわる。
しかし権造も、しっとりとした百合の乳房やお尻の丸みを背中に感じ、また激しい女の息遣いを耳に感じてアノときを想像して肉棒を屹立させた。
「今日のところは、これでゆるしてあげます。もしまたいやらしいことをしたら、この次は命をもらいますからね」
はたしてこの卑怯な変態どもに、こんな啖呵を切ってよいのだろうか。
このときからやつらは本当に百合に狂わしい情欲を感じたのだ。
激しい痛みの中で権造は心に誓った。
「チキショウ、百合、いつか、いつか、おまえを生け捕りにして股縄をかけてやる。
そして俺の肉棒で三日三晩色責めにして呻くまで泣かせに泣かせて、かわいい奴隷にしてやる。
おれは絶対にやるぞ。そのために命を落としても本望だ。
ああ、いい女だ、おれの好みにぴったしだ…」
権造は最後の力を振り絞って倒れたまま執拗に百合の足首を狙った。
その権造の全身に百合の容赦のない蹴りが雨あられと打ち込まれる。
権造はあえなく失神してしまった。
このときの百合の猛攻で猿助は、男の大事なものが使えなくなってしまった。
また権造は、右手が曲がってしまったのだ。
それからしばらくして、百合が妹のように可愛がっている侍女の桜が家出をした。
いや、実は権造と猿助にかどわかされたのだ。
三日後に荒れ寺で発見された桜は、柱に全裸で縛られて、意識を失っていた。
どのような残忍ないたずらを受けたのかは、桜は話さない。
しかも救助された桜は、まもなく自害して果てたのである。
町方の探索でやつらの居場所をつかんだ百合の父、松田左近はやつらを一刀のもとに切り捨てようと深い森にふみこんだ。
しかし権造はそれも予期していたのか、どこかから短銃を手に入れていたのだ。
一刀流免許皆伝の腕も飛び道具には、なすすべもなかった。
最愛の父のむごたらしい死によって、百合の憎しみは頂点に達したのである。
「おのれ権造、おぼえていなさい!私はけっしておまえを赦さない。必ず父上と桜の恨みを晴らすわ」
ここに松田百合の復讐の旅がはじまったのだ。
気丈な百合とはいえ、女の一人旅は困難である。
ともすればくじけそうになる長旅をどうにか続けられたのは、卑怯者たちへの恨みからである。
だが、百合は気がつかなかったが、彼女のあとを守るように追っていく女がいた。
名前を麻耶という。麻耶は誘拐されて嬲り者にされた桜の姉である。
桜の生まれ故郷は忍者で名高い甲賀だった。
そして麻耶もじつは甲賀のくノ一として修行を積んだ女忍者である。
あるとき公儀御庭番がひそかに潜入したことがあったが、この伊賀者の手煉「闇の道斎」と激しく闘ったのが麻耶である。
闇にまぎれて神社の境内で両者は激しく闘ったが、やや道斎が優勢で、麻耶は組み敷かれて胸を刺されそうになった。
そこに通りかかったのが百合だ。
目にもとまらぬ速さで小柄を道斎めがけて打つ。
それはみごと道斎の右足に深深と刺さる。
さすがの道斎もびっこを引きながら逃げの一手となった。
だから、百合は麻耶にとっても命の恩人なのだ。
しかし、麻耶がいっしょに仇討ちに行くといえば、百合はきっと断るだろう。
百合はそういう性格だ。
そこで、麻耶は百合を陰から守ることにしたのだ。
麻耶もまた大柄な女戦士で、鍛えられた筋肉とふくよかな年増の妖艶さをもった、男好きのするタイプの女である。
はたしてこの女忍者も陵辱者に捕らえられるのだろうか。
読者にはもうひとつ楽しみが増えたわけだ。
第2章 悶える太もも
百合は陰気な感じのする薮蛇村についた。
いかにもすねにキズある連中が隠れて住みそうなところだ。この界隈で四、五十人の子分をもつやくざといえば、助平一家しかない。
次の日、百合は大胆にも、一人で助平一家に乗り込んだ。
額に鉢巻をしてたすきがけであらわれた勇ましい百合を見て権造と猿助は、恐怖のあまり裏口からあわてて逃亡した。
「卑怯者、権造に猿助、出ていらっしゃい。男らしく私と尋常に勝負しなさい」
百合の強さを知らない助平親分は、しまりのない顔の鼻の下を長くしてわめいた。
「なるほど、おめえが話に聞く百合か。
女だてらに助平一家に殴りこみとはほめてやるぜ。
だがな、女はおとなしく男に抱かれてりゃあいいのよ。
そんな物騒なものはすてて早くこっちへ来い。おれさまがかわいがってやるぜ」
瞬間、百合の小太刀が走り、親分の耳が飛んだ。
「うぎゃあああ、たすけてくれええ、いてえよーーウ。
チ、畜生、このアマをやっちまえ、いやまて、生け捕りにして嬲り殺しにしろーーーー」
しかし家のなかにいたいなかものの子分どもでは、江戸で正統派の剣術を習った百合にかなうはずもない。
アッというまに数人のけが人が出る。
用心棒の浪人も若々しい素早い百合の剣には太刀打ちできない。
しかし家中をさがしても肝心の権造と猿助の姿がない。
約半時(一時間)の乱闘で、さすがの百合も疲れた。
ここはひとまず引き上げて作戦を変えたほうがよさそうだ。
追手には十分注意したが、やくざたちも百合の強さがわかったらしく、追ってくるものはいない。
やつらはあまりの百合の剣術のみごとさにふるえあがっていたのだ。
助平一家から約一里ばかり来たところに峠の茶店が一軒あった。
百合は激しい乱闘でのどが渇き、おなかもすいていた。百合はこの茶店で腹ごしらえをすることにした。
「ここに書いてある名物団子と、熱いお茶をちょうだい」
茶店のオヤジは五十くらいの陰気そうな不気味なやつだ。百合だけでほかに客はいない。
「へえ、すこしおまちを…」
オヤジの目が、そのときあやしくギラリと光ったが、全身が綿のように疲れている百合は、不覚にも気づかなかった。
「へい、おまちどうさまですだ」
オヤジの出した茶と団子をなんの疑いもなく百合は口にした。
オヤジはなせか店の奥からじっとこちらをうかがっている。
異変は五分後に来た。
舌が異様にしびれ、手と足から急速に力が抜けていく。
「しまった!しびれ薬だ」と思ったときは遅かった。
百合の弾力のある体も陸に上がった魚のようにぎごちなくその場に横になってしまったのだ。
「へへへへ、どうかしましたかね、お武家のお嬢さん?」
オヤジのいやらしい好色そうな顔が、百合の耳元まで近づき、くさい息が臭ったが、百合にはどうすることもできないのだ。
「こんな田舎に、こんな別嬪さんが一人で歩いちゃ危ないよ。
しかもおれごのみの気の強そうな娘だぜ、ひひひっ、今夜はしばらくぶりで若い女の肌をたっぷりたっぷりイタズラしてやるか。
そうら、暴れるなよ、いま地下の牢屋へ運んでやるからな」
オヤジは老人と思えない力で、百合の悩ましい肢体をかつぎ上げると、店の奥の隠し階段の戸を開けて、百合を地下倉へと運びこんだ。
「オオオオッ、女のくせにこりこりしたいい筋肉してるな、しかし、おっぱいと、へへへへへ、お**このあたりはなんて柔らけえんだ。
ヒヒヒヒ、これ、暴れるな、暴れるな。この爺にかかれば娘っこは、すぐ気持ちよくなるからな。
いままで何十人もここで娘っこをここに監禁してハメてやったよ。
もっとも、おまえのような上玉はいなっかたがね」
百合は必死で逃れようと暴れるが、この変態オヤジにはちょうど心地よい抵抗でしかない。
オヤジは百合が先ほどまで助平一家を相手に大立ち回りを演じた女戦士であることなどもちろん知らない。
「ウヒヒヒ、かわゆい、かわゆい。かわゆい女はすっ裸に剥いて、ギリギリに縛り上げるのがこの馬太郎の趣味なんだ。
そうだ、おれの名は馬なみの馬太郎だよ。おぼえておきな」
ああ、なんということだ。この馬太郎と名乗るジジイは、輝くようなわれらがヒロイン百合の体を裸にして、荒縄で変質的に、ギリギリと若い筋肉にからませて縛りはじめたのだ。
「イ、痛い」
さすがの百合が思わず声に出すほどのいやらしい、きつい縛りなのだ。
あと一歩のところまで仇を追い詰めながら、ちょっとした油断のために最大のピンチを招いてしまったのだ。
しかも相手は、百合なら、片手一本でも倒せるような老人である。
もし、これが助平一家に知れたなら、百合はこのまま助平一家に運ばれてしまう。
どんなイヤラシイ拷問にあうことになるのだろう。
「近ごろ、江戸から帰ってきたおれのいとこの権造には、見つからないようにしないとな。
そういえば権造がいっていた江戸の娘っこの剣術使いに似ているな。ま、そんなわけねえか。
おれより変態の権造にかかったら、おまえなんかどんな目にあわされるか…ヒヒヒヒヒヒヒ」
馬太郎のひとりごとを聞きながら、百合はぞっとする。事態はどうやら最悪のようだ。
「はやいとこ、一発入れさせろや。薬はあと一刻はもつけどな」
そういいながら、馬の野郎、とつぜん、百合の下半身を大きく広げてピンクの上等なお**こに、いきなりズブリと刺しつらぬいてきた。
「ああああ、い、いや、やめて」
あまり色事の経験はない百合には、刺激的すぎた。
男のいやらしい舌が、ベロベロと百合の首筋からおっぱいへ、そして信じられないほど引き締った腹部もなめ上げるのだ。
「ううううう、なんて柔らけえんだ、なんていい味のお**こなんだ。まるで弁天様を抱いているようだ…」
「あああああああ…や、やめて、やめて、やめて…むむむむむ…ううううううう…や、やめろおお…ちくしょうううう」
「ヘヘヘ、くやしいか、そうかそうか、おおお、オオオ、柔らけえ肌だ。
それに…あ、あそこがグングンおれのさおをしめつけてきあがる…
こ、こいつは、磨けばとんでもねえ上玉になりそうだ。ウウウウウ、あっツ、たまらねえ」
百戦練磨のはずの馬太郎が、けた違いの百合の蕩けるような男殺しのお**こに、酔いしれて早くも洩らしてしまう。
一発目を放出して、馬太郎は、百合のお**このあまりの気持ちよさに呆然として、固く固く縛られた女戦士の美しく淫猥な体を見つめるのだった。
まさに、百合の体には聖なる犯しがたい高貴な美しさと、そのアンチテーゼとしての淫蕩な妖しげな魅力が、同居しているのだ
百合のお**こは、あるときは処女のように恥じらい、あるときは貪欲に快楽を求めて男の一物を咥えて絞めつけるのだ。
いまや百合を犯して優位に立っているはずの馬太郎が、アマゾネスの底知れない魅力の前にすっかり自分を見失ったのだ。
「ううううう」
獣のようなうなり声をあげて、馬のやつはふたたび百合のスーパーボディーにむしゃぶりついてゆく。
どうやら百合のお**こには、男をとりこにしてしまう魔性が潜んでいるらしかった。
「あああああああっ、いやいやいや…わ、私の体からすぐ離れなさい。アアアア、やめて、やめて、やめて…」
必死に抗う百合の声に一度目とはちがう切なさが加わったようだ。
百合自身も剣の修行に明け暮れて今までまったく気づかなかった、淫蕩な自分を発見して狼狽する。
「やめろといわれても、こんなきもちのいいお**こがやめられるかよ。
おめえがわるいんだぜ、こんな味のいいお**こをもっているおめえがよ。ああああうううううっ」
百合の特異なほど淫猥なお**こは、この危機的状況でも次第に濡れはじめる。
それを馬太郎に覚られまいとして、百合は呻くようにいう。
「もう一度いうわ。すぐ馬鹿なことをやめなさい、でないと、おまえを斬り捨てるわよ」
「へへへへ、こいつは恐れ入谷の鬼子母神ッてね。
かわいい顔して、てえした気の強いあまっこだぜ、そっちがその気なら虐めがいがあるってもんだ。
どれ、本腰を入れて嬲ってやる。ソラ、こうか、こうか、こうか。さあ早く、おれを斬ってみなよ」
馬太郎も皮肉なことに、この百合の言葉に火をつけられて、いつものペースを取りもどしてきた。
このなまいきな女をメチャクチャにしたいサド的欲望が、ムラムラと燃えだした。
浅く突いて百合を油断させて、つぎには百合の子宮が破れるかと思うほどギリギリに、憎らしいように責めあげて百合を呻かせ、
またあっさりと抜いて、お**このとばくちを肉棒で弄るように撫上げたり、徐々に徐々にソロソロと侵入したり…やりたい放題しまくっている。
「ムムムムム…」
「どうだね、感じるかね、お武家のお嬢さんよ?おれさまは絶好調だ。
ソラ、ソラ、ソラ、ソラ、これだけ女がいいと肉棒も喜んでるぜ。
おまえのモノはたしかにすばらしいが、まだまだ、修行はたりないようだな。
なに、遠慮することはない。この馬太郎さまがこれから、みっちり磨いてやるぜ」
いまや百合の愛液は恥ずかしいくらいにとめどなく流れ出すのだ。
「あああああつ、おねがい、やめて…はずかしい…」
「なにも恥ずかしいことはねえよ、男と女がハメるのはあたりまえじゃねえか。
どれ、こんどはこんな風にやろうよ」
馬太郎は、起き上がってあぐらをかくと、後手に縛られた百合と向かい合うように抱きかかえて、膝の上に乗せて、百合の美麗な脚を大きく広げさせると、そのまま一気に田楽刺しにする。
「…!」
百合は言葉にならない快感に身をよじって逃れようとするが、馬太郎の太い腕は、ガッシリと百合の腰を固定している。
百合は首をのけぞらしていやいやをする。そのおかげで豊満な乳房が、馬太郎の目の前に突き出される。
荒縄で痛々しいほどきつく絞められた乳房には青い静脈が浮き出ている。
馬のやつ、思わずその乳首をねっとりと舐めあげた。
「ううううう…」
いまや、さすがの百合も男のおもちゃにされるばかりだ。
馬太郎は、百合の男を挑発するように突き出た乳房を吸い上げ、乳首をちぎれるほど噛んだ。
「…い、痛いツ」
さすがの百合が悲鳴をあげる。
今度は馬太郎は、百合のセクシーな唇を狙い、強引に舌をねじ込もうとする。
このときをまっていたように百合は、男の舌におもいきり噛み付いた。
「アアアアッ、このアマ!!」
馬太郎は、激しく百合の顔を二,三発殴りつけ、やっと離れる。
「やさしくすれば、つけあがりやがって、チクショウ。
その生意気な性根を叩きなおしてやる。どうするか、みていろ」
この地下倉では、いままで何十人かの女をエゲツナイ拷問にかけたらしく、不気味な仕掛けがいろいろある。
馬のやつ、「けけけ」と気持ち悪く笑って、天井から下がっている滑車に太い丈夫そうな荒縄を通して、それを三尺(約一メートル)の鉄棒に結びつけた。
馬太郎、また「ひひひひ」と笑い、別の縄で百合の足首を広げて鉄棒に縛り付けた。
「さて、準備ができたぞ」
そういいながら、やつは滑車から垂れている縄の別の一端を巻き取り機につないで、さもうれしそうにギギギギとハンドルを回転させる。
つまり馬は百合のみごとすぎるスーパーグラマラスボディーを、大股開きのまま逆さ吊りにしようという魂胆なのだ。
「ヨイヤコラ、ヨイヤコラ、今日は大漁だ。
なまいきネエチャンの逆さ吊りとござーい。これだけでけえと、しっとりと重いぜ」
後手に縛られ大股開きの全裸の百合は、とうとう馬太郎のために逆さ吊りにされてしまった。
いまや、男を男とも思わない美貌の女剣士も、ハゲチャビンの風采の上がらない田舎オヤジにいいようにオモチャにされている。
百合の女の秘部は、さきほどからの馬太郎の陵辱でパックリと開いて、ピンクの臓物まで剥き出しになり、
そこから百合自身の愛液と馬のやつの精液が混じりあってしたたっている。
なんとも淫猥で生唾が出そうな雰囲気だ。
「ヒヒヒヒヒヒ、ザマアあみやがれ。おれさまにさからうと百倍にして返してやるからな。
おぼえておけよ。しかし、こうしてみるとつくづくイイ女だなーー。ムラムラしてくるぜ」
そういうと、馬太郎はそばにあった竹刀を手にとり、百合の正面に立った。
「いいか、これからたっぷりおまえを折檻してやる。ネを上げるなよ、気の強いねえちゃんよ。
もし、おまえが気を失ったら、かわゆいこの口に、おれの肉棒をぶちこんでやる」
馬は百合の顔をおさえてニヤニヤ笑いながら宣言する。
眉を吊り上げて馬のやつを睨んでいた百合が、とつぜん馬に激しく唾を吐きかける。
「こ、このアマーー」
激怒した馬は竹刀を百合のお**こに突き刺し、グリグリと虐めあげる。
「…」
百合は声を出すまいとして必死でこらえる。
「どうした?もうネをあげたのか?まさか、このていどじゃまいらないだろうな」
馬太郎は、今度は百合の後ろにまわって、桃を割ったような絶妙な丸みをもつ尻めがけて力まかせにぶっ叩く。
二発、三発…そして乳房にも容赦ない竹刀攻撃が加えられる。
さすがの百合が「むううう…」呻いて気を失うまで、十五分程度だった。
馬太郎、ニヤリとしておのれの醜く怒張したものを、意識のない百合の口にねじ込んだのだ。
「ウウウウッ、た、たまらねえいい味だああああ…」
馬は捕われの女剣士の口のなかに汚らわしい液体を放出する。
それから、一時後、やっと、吊り責めから開放された百合は、部屋の中央にある柱に伸びやかな肢体をガッチリと立ち縛りに固定されていた。
百合はまだ気を失っているのか、首をがっくりと垂れている…
その足元では、スルメをさかなに茶碗酒をあおる馬太郎がいた。
やつは思い出したように、ときどき美麗な百合の脚を撫でまわす。
その脚にも雁字搦めにムチャクチャに荒縄が絡みついている。
はたして、百合に救いの手は現れるのだろうか?
第3章 麻耶登場
捕われの百合も気になるが、このへんで麻耶に話を移そう。
麻耶は薮蛇村までの百合の足取りはつかんでいた。
だが、助平一家に百合が殴りこみをかけたのを知ったのは、その数時間後だった。今はもう、すでに日が暮れている。
この空白の時間に百合は馬太郎の茶屋に立ち寄り、捕獲され、陵辱の限りを尽くされていたのだが、さすがの麻耶もこの情報を得ることができない。
むなしく薮蛇村のそこここを歩き回った。
だが、このおかげで思わぬ拾い物をすることになった。
麻耶の常人の三倍はある視力は、月明かりのなかで、数百メートル離れた木陰に隠れるように休んでいる二人の男を識別した。
なんとあの憎むべき権造と猿助ではないか!
二人は百合の殴りこみのときあわてて助平一家から逃げ出したままである。
一家に帰れば、あの恐ろしい百合がまだいるかもしれないのだ。
そんなわけで二人の悪党は、しょんぼりして時間をつぶしていたのだ。
そのやつらのまえに、突然、忍者装束に身を包んだ麻耶が現れた。
「な、なんだ、おまえは?」
しどろもどろになって、権造がふところに手を入れながら聞く。
じつはふところには松田左近を暗殺した短銃があるのだが、さっきは、それすらも忘れるほどの、猛烈な百合の気迫だったのだ。
「権造に猿助だね、私は麻耶。この名前を聞いたことがあるだろう?
そう、おまえたちが嬲り殺した桜の姉さ。
おとなしく私といっしょにきてもらおうか。すこし、おまえたちに聞きたいことがあるのさ」
権造はこれを聞いてふるえあがった。麻耶といえば、藩の中では知るひとぞしる、女ながらも恐るべき手練だったのだ。
彼女の働きで幾人かの幕府からの隠密が、あの世に送られている。
しかし、権造の手には短銃が握られている、恐れることはない。
「それがどうした、くノ一のお姉さんよ。おまえも妹とおなじ目にあわせてやろうか?」
いいながら短銃を麻耶にむける。さすがに麻耶も一瞬たじろいだが、何度も修羅場をくぐってきた女である。
「おのれ、それが松田左近さまを撃った短銃だね。おまえは絶対にゆるさない!」
権造の短銃などもののかずではないように、一条(三メートル)の距離から目にもとまらぬ速さで十字手裏剣を放つ。
権造の右手首に確実に命中して、権造は虎の子の短銃を落としてしまう。
すかさず麻耶は飛鳥のごとく権造に跳びかかり、あっけなく当身を食らわせて、権造をダウンさせてしまった。
背後から襲ってきた猿助などは、振り返りもせずに後蹴り一閃、またも猿公は股間を強打されて伸びてしまった。
こいつ、よほど女の敵だったらしく、強い女によく股間を蹴られる。
今のところかわいそうなやつだが、今にしっかり女たちに復讐してくれるかもしれない。
麻耶は二人のゴロツキをすばやく縛り上げる。
なにせ、強烈な忍者の縛りだ、縄抜けは無理だ。
大柄な麻耶は、苦もなく一人をかつぎあげ、他の一人はそのまま首根っこをつかんで引きずって行く。恐しいパワーだ。
付近にちょうど手ごろの荒れ寺があった。
それから一時後、二人の間抜けなゴロツキは素っ裸にされ、背中合わせに縛られていた。
恐ろしい麻耶姐さんの尋問が行われているのだ。
「いいかい、もう一度聞くよ。おまえたち、百合お嬢さまをどうしたのだい?
お嬢さまが助平一家に殴りこんだまではわかっているが、そのあとのことだよ」
麻耶だとて、彼女とおなじくらいの格闘能力がある百合が、田舎ヤクザの手にかんたんに捕われるとは思っていない。
しかし、そこはお嬢さま育ちで、麻耶のように実戦の経験はなく、相手が卑怯な手段を使うかもしれないなどとは考えないだろう。
麻耶が「もしかしたら?」と危惧するのはその点なのだ。
「だから、何回も言ったじゃねえか。ほんとにしらねえんだよ、おれたちゃすぐに逃げだしたんだから」
ピシリ、ピシリと、鋭い鞭の空を切る音が二発して、権造と猿は激痛に「ウウウウウウツ」と悶える。
先ほどからの尋問で、やつらの背中は赤むくれになり、血が噴きだしている。
「どうやら、苦しみかたが足りないようだね、正直に白状しないと、命は保証しないよ」
「うそじゃない、うそじゃないって。信じてくれよーーー。おれたちが悪かった、ナ、ナ、桜のことは謝る。
い、いくらぶったいてもいいから、命だけは赦してくれええーーー」
「ふん、ほんとうに胸くそが悪くなる変態どもだね。恥も外聞もないんだから…
百合お嬢さまに仇討ちをさせたいから、こうやって生かしておくけど、桜の恨みもあるからね。
おまえらみたいな虫けらには早く引導をわたしてやりたいよ。
おまえたち、一体、いままで何人の女に悪さをしたのだい?」
少し足りない猿助は、本気になって考えて「ええと、エエト…三十人ぐらいかなあ、アニキ?」などと間の抜けたことを言っている。
権造は「バカ、だまってろ」といわんばかりに猿の背中を肘で強くこずく。
このとき、こんな恐ろしい場面で、権造は「そのとおり、おれの辞書には恥じも外聞もないよ」などと思っていた。
そして、柳眉を逆立てて二人を睨みつける麻耶の表情にけしからぬ感情さえもっていたのだ。
麻耶は百合のような超極上の美人というほどでもないが、どちらかというとグラマラスなほうで、二十八歳という年齢からも堂々たる年増の色気がにじみ出ている。
くノ一として非凡な腕をもつ麻耶だったが、この女の体からは天性の大柄な女王様的素質とともに、アノ部分の蕩けるような柔らかさも想像できる、不思議なフェロモンも放出されている。
要するに、男なら危険な女と知りつつ、どうしても味わってみたくなるタイプの女なのだ。
麻耶は妖しい笑いをうかべて、一歩、権造に近づいた。
「ふふふふ、おまえ、変なこと空想しているね。変なオヤジだ。いや、変態のオヤジだ。だったら、もう少し楽しませてやろうか?」
麻耶は小刀を抜いて、それで権造の棹をヒタヒタ叩きながらいう。
「や、やめろ、やめろ。たのむからやめてくれ!」
権造はその部分がなくなることに、死ぬよりも恐ろしい恐怖を感じた。
やつの棹は、恐ろしさに親指ほどにちぢこまっている。
「おや、おや、ずいぶんとお粗末な品物だこと。
これで百合お嬢さまに挑もうとしても、しょせん無理なはなしだよ!」
いいながら麻耶は、権のやつのチ*ポに、小刀でうっすらと血がにじむていどのキズをつける。
「う、うわー!やめてくれーやめろおおおーこわいよおおお」
「はっははははは、バカな上にとんでもない臆病ものだね、おまえは…」
麻耶はなおも二人の悪党に、小刀で全身に無数の切り傷をつける。
「妹の無念さを、思い知れ!汚らわしい悪党どもめ」
権造と猿助は、傷の痛みと殺されるかもしれない恐怖心で、真っ青になりうめいている。
やがて、二人は出血のため、グッタリして気絶寸前である。
もはや、麻耶もこいつらの話はたぶん本当で、百合の居所は知らないらしいと思っていた。
「こいつらを人質として捕まえておけば役に立つかもしれない。
しかし、そうすると百合お嬢さまは一体どこにいるのだろう?」
その疑問だけが、麻耶の心に重くのしかかっていた。
麻耶は二人の悪漢にまた当身を食らわせて眠らせると、百合の行方の探索に向かった。
またもや話がかわって、こちらは助平一家である。
助平親分は百合の襲撃で左耳を切られて、おおげさにわめきながら床についている。
「チクショウ、ふざけやがって…いいか、百合は、絶対に捕まえろ、生け捕りにしておれのまえにつれてこい。
女として死ぬほど恥ずかしい嬲り責めにかけてやる!」
しかし、その肝心の百合がどこに隠れたのか、行方がわからないのだ。
「それに、あの馬鹿どもはどうしたのだ?権と猿の野郎だよ。
たかが女一人を怖がって逃げだしやがった。あいつらもすぐ見つけて来い」
自分のことは、棚に上げて毒づいている。
助平一家には、ろくな子分がいないようだが、親分の片腕といわれる目目蔵だけは、なかなか頭の切れる男だ。
彼はじつは、あの麻耶と死闘を演じて、百合の小柄のため負傷して逃げ帰った、闇の道斎の手下だった。
道斎は、百合に受けた脚の傷が回復せず、御庭番の役目を降ろされてしまった。
もちろん、彼は百合と麻耶に復讐する気でいる。それも嬲り殺しにしたいという、変質的な思いがある。
目目蔵は、自分が忍者になるよりも、くノ一を虐めたいという異常な欲望を持っていることに気づいた。
彼は江戸を去り、この田舎で、かなえられることのない欲望に悶々としていた。
しかし数日前、麻耶が百合の後を追っているらしいので、薮蛇村に現れたら、すぐ知らせろという道斎の指令を受けていたのだ。
もしかしたら、目目蔵の怪しい欲望も現実のものになるかもしれない。
すでに目目蔵は先ほど、隣村で待機している道斎のもとに、百合が現れたことを知らせてある。
おそらくもうそろそろ道斎が着くであろう。
道斎がやつらの仲間に加わっては、百合と麻耶に思わぬ強敵が出現したことになる。
「親分、すこし私に考えがあります。子分を三、四人貸してもらえませんか」
と、目目蔵が、助平にわけありに話し掛ける。
「そいつは、いったいどんなことだね?」
「へえ、百合はここから南のほうへ逃げていきました。とすると、髑髏峠を通ることになります」
「それがどうした?」
「親分、あの峠には馬太郎のやつが、クモみてえに巣を張っているじゃありませんか。女の一人旅を狙って」
じつは馬太郎は、ここで捕らえた女は助平一家に一人十両で売り払っていたのだ。助平一家が経営する女郎屋には、馬太郎に捕まった女が大勢いるのだ。
「なるほど。でも、あの夜叉みてえに強い百合が、あんなジジイに捕まるかね?」
「馬のやつの得意技は、痺れ薬ですからね。いくら百合でも体が動かなければね」
「そ、それだ、それにちがいない。すぐ、すぐ行ってこい。ようし、百合はもういただいたもおなじだな」
「それから、もうひとつ、例の麻耶とかいう女忍者が、来ているらしいので、道斎先生に連絡しました。もうおみえになるかもしれませんので」
「なに、道斎先生が? そいつはいい、百万の味方だ。これで女どもをひっ捕らえて赤恥をかかしてやれるぜ、今に見ていろ」
どうやら、百合と麻耶に対する卑怯な変質者どもの魔の包囲網はジリジリとせばまっていくようだ。
百合と麻耶の身に、さらなる危険が訪れるのだろうか?
それとも麻耶は、目目蔵たちが到着するまえに百合を救出できるのだろうか?
第4章 百合、助平一家に捕われる
さて、読者が最も気になっている百合は、どんな状況にあるのだろうか。
すでに百合の若い美しすぎる体が馬太郎に捕獲されてから、七時間が過ぎた。
その間、ジジイのくせに絶倫の馬太郎は、百合をすくなくとも五回は陵辱している。
いまも馬のやつ、後手に縛った百合の後背位から突き刺している。
百合は抵抗が空しいことをさとり、馬のなすがままにされている。
「へへへへへへ、大分おとなしくなったじゃないか、じゃじゃ馬のお嬢さんよ」
馬太郎の手は百合の乳房を、背後から揉みながら、百合の耳に口を寄せていやらしくささやく。
「おまえさんの腰の動きもなかなか色っぽくなってきたぜ。
ほんとは、相当に感じてるんだろ?遠慮しないでおじさんに教えてみろよ。ひひひひ」
しかし、百合は、馬太郎がなにをいっても無言でとおしている。
「おい、おれさまがこんなにおまえにご奉仕してやっているのに、愛想のない女だな。
なんだ、その目は!また逆さ吊りにされたいのかよ!!そうなんだな?」
馬はニヤリと笑うと後背位から、ペ*スをヌラリと抜いて、スラリと伸びた百合の脚をまたも残忍にも鉄棒に縛り付ける。
「ヒヒヒヒヒヒッ、じゃじゃ馬娘の性根をなおすには、なんたってこれが効きますな―おおおう、いい眺めだ。
どうだ、どうだ、苦しいか?ヒヒヒヒッ」
こいつ、女の逆さ吊りがよほど好きらしく、百合はなにかと難癖をつけられ、あれから三回も逆さに吊られたのだ。
百合は、エゲツナイ馬太郎の責めに必死に耐えようとしている。
しかし、いくら若々しい回復力の早い百合の体にもどんよりとした疲労感がたまっている。
「ほんとに気の強い娘だな、こいつは。おい、すこしは苦しそうな顔してみろ。
ようし、こうやってグルグル回してやる。へへへ、どうだ、すこしは効いたようだな、ざまあみろ!」
つぎに馬太郎は、百合の吊られている位置を滑車を回して下げた。
百合の口が馬のペ*スのあたりに、百合のお**こは馬の口のあたりになる。
「さあ、教えたとおりに、このままでおれのをしゃっぶってみろ、おれもおまえのここをやさしく舐めてやるからな。
恋人同士みたいにねっとりと舐めるんだぞ。おれに逆らえばどうなるか、もういいかげん体で覚えたはずだからな。バカなことはするなよ」
馬は百合の髪をつかんで、無理やりにみにくいものを女剣士の口もとに押しつける。
百合が、覚悟をきめて男のものを咥えようとしたときだ。
とつぜん、地下倉の入り口のあたりで、男たちの足音がした。ギクッと驚いたのは馬太郎だ。
かれの秘密の商売を知っているのは、助平一家しかいないからである。
いつもなら、捕らえた女を一、二度犯して後は助平一家に売り飛ばすのだが、あまりの百合の美しさにこの女だけは自分ひとりの奴隷にしておきたかったのだ。
「やい、馬、いるのはわかってるぞ、はやく空けろ。戸をぶっこわすぞ」
しかたなく、下帯だけつけた馬太郎は戸を開けた。ヤクザたちが、どっと乱入してくる。
「や…こ、こりゃあすげえ眺めだぜ!しかも、おい、見ろ。
この女、思ったとおり生意気な女武芸者の百合だぜ」
「さすがは、目目蔵アニキだ。大当たりですね。それにしても馬の野郎、イイ思いしやがったな」
「うへええ、おれはまえが立ってきた。た、たまらねえながめだな」
「これを見せられちゃあな。やっちまえ、やっちまえ。百合をはやく下に降ろせ」
「そうだ、そうだ。このまま親分のところに連れてったんじゃ、こちとらのおこぼれはいつになるかわからねえぞ。
やっちまえ、なまいきなネエチャンを、はめちまえ!」
「連れて行くのは、そのあとでも遅くはないだろうな」
「ひひひひひ、女剣術使いのハメ殺しだ!」
「やい、さっきは、かっこいいマネしてくれたじゃないかよ、お嬢さんよ」
「ふぇふぇふぇふぇふふふ、まず一番槍は、この目目蔵さまだあ!」
抵抗できない百合の体に飢えた狼のむれは挑みかかった。若い男たちの凄まじい陵辱が百合を襲う。
「やめて、やめて…うううううう」さすがの百合も、思わず声を出す。
「百合チャンよ、悪くおもうなよ。これ、おとなしくしろ。
すぐにすむからな。へへへへ、いい味だ〜たまんねえな〜」
「このナマイキなジャジャ馬娘が、こんなにうまいとはな…ウウウウウウ」
こいつは百合の上の口にぶちこんでいる。
四人の男の手や口や性器が、百合を上から下から、前後左右から弄ぶ。
上の口にも下の口にも男の太いものを咥えさせられた百合は、ガッシリ縛られているため、抵抗さえできない。
一時間後、凄まじい陵辱がやっと終わったとき、さすがの鍛えられた女戦士も綿のように疲れ果てていた。
「さあて、百合を親分のもとへ運ぶとするか、あまり遅くなるとやばいからな」
「どうやって、運ぶかな?」
「なに、相手は勇ましい女剣術使いだ。かまやしねえ、素っ裸のままこの天秤棒にぶら下げて担いでいこうじゃないか」
「ようし、そいつはおもしれえや。ひひひひ、それが男を男とも思わねえナマイキ女剣術使いの百合ネエチャンにはピッタンコお似合いだぜ」
百合は狩人が獲物の動物を運ぶように、手と足をまとめて天秤棒にくくりつけられた。
そしてその屈辱的な姿勢で、野卑なヤクザたちに担がれて、月明かりのなかを助平一家へと連行されるのだった。
月光が、痛々しくも妖しげに白い美しい獲物を照らす。
自分より強い女を卑怯なやり方で捕らえ、メチャメチャに縛り上げてから、悪辣ないたずらをするのが何よりも好きな目目蔵は、
自分の趣味にピッタシの百合を捕らえたので、有頂天になっている。
「気分はどうだね、百合チャンよ?くやしいか?くやしいか?くやしだろうなあ。
こっちはその分、楽しくてしょうがないよ。おまえの来るのを、変態親分が花婿みてえに首を長くして待ってるぜ」
「なに、あんなジジイじゃいやだって?まあ、そういわずにおれの顔を立てて、親分とたのしくたのしく、初夜を過ごしてくれや。
そのうちに権造アニキと猿助も帰ってくるだろうし、こいつは面白くなるぜ」
二人の屈強な子分に天秤を担がせて、目目蔵は百合の横を歩いている。
こいつ、親分のまえでは忠義面しているが、百合を真っ先にハメたのだ。
目目蔵のやつはべらべらべらべら喋りながら、いやらしく百合のほっぺたをつねったり、オッパイを触ったり逞しいほど筋肉の張った太ももを撫でたりするのだ。
「汚らわしい、私に触るな!」
あまりのおぞましさに死んだように黙りこくっていた百合が、激しい口調で叫ぶ。
「へへへへ、こういうのを、引かれ者の小唄ていうんだな。女武芸者にしては色っぽいかわいい声だぜ」
煮え湯を飲まされた百合を、似て食おうか焼いて食おうか想像して、ヤクザたちは前をピンピンにしているのだ。
赤恥をかかされて、悔しそうに呻く百合が、目に浮かぶようだ。
百合に最大、最悪のピンチが迫る!
それから再び一時間後、百合は厳しく縛られた全裸のまま、ゲジゲジのような助平親分の変質的な目に晒されていた…
第5章 陵辱される百合、そして麻耶も魔の手に
百合は厳しい座禅転がしに縛り上げられ、そのまま後に倒された状態で晒されている。
つまり、百合の若い美麗なお**こがパックリと開いて、助平の眼前にあるわけだ。
そのお**こを、助平はアブナイ、そして完全にイチャッテル目でじっと凝視している。
「おめえ、ヤットウ(剣術)にすこしばかり自信があるらしいが、
それを鼻にかけて馬太郎をたらしこんで、イチャイチャやってたらしいな。このスケベ女め!」
親分は凄腕の女剣士とも知らない馬太郎が、偶然とはいえ、自分より先に百合の体を賞味したことも頭にきているらしい。
とくに百合の、激しい陵辱にあったむしゃぶりつきたくなるような、フェロモンむんむんのお**こを見ていると、この男の病的な嫉妬心に火がつけられたらしい。
しかも、百合の天性の絶品のお**こからは、百合本人が否定しても、その性能のよさの証明に、いまだにしどろなく愛液が湧き出しているのだ。
「チクショウ、み、みんなでおれをバカにしやがって。おい、ゆ、百合。こ、この落とし前はちょっときついぜ」
助平親分は興奮すると、どもるくせがある。
やつは、まず直径一寸(三センチ)ほどの竹筒で、死んだようにぐったりしている百合の口をこじ開けさせ猿轡にする。
「まあ、これだけの上玉はめったにお目にかからないからな、自害されてはつまらねえ、用心、用心」
そんなことをぶつぶつ言いながら、助平親分、だらしなく帯のゆるんだ間から、むさくるしい一物を取り出しやがった。
こいつ、さそっく百合を味見しようとの魂胆だ。
「やい、覚悟しやがれ、おれさまがほんとのキツイ男のハメかたを教えてやるぜ」
そして、百合の下半身を押さえにかかったが、死んだように無抵抗だった百合が、全身の力をこめて暴れだす。
しかし、いくら武芸で鍛えた百合の体力でも、座禅転がしに縛られているのではどうしようもない。
とうとう親分のクソ力に負けて、百合のお**こは助平の肉棒に田楽刺しに貫かれてしまった。
「く、悔しい…縛られてさえいなかったら…おのれ、卑怯者め、卑怯者め…人非人…私は絶対に、おまえたちの思いどおりにはならないわよ!」
百合は男の陵辱を受けながらも、狂ったように叫び、暴れだす。
しかし、ガッシリと猿轡をかまされているので、なにか幼児言葉のようにしか聞こえない。
これがかえって、親分にはセクシーに聞こえたらしい。
「いい声だぜ、ほざけ、ほざけ。ううう、それにしてもイイお**こだ」
助平親分は、いつも抱いているいなかの安女郎とは、あまりに格のちがう百合のお**この微妙な律動や、絞め加減や、悩ましさに、少年のようにもろくもアッというまに一発目を発射してしまう。
これでは、キッチリおとしまえをつけるどころか恥をかいたようなものだ。そのためにまた助平は怒りだす。
そのとき、一人の子分がかけよって来て、闇の道斎とその弟子四人が到着したことを告げる。
つまり精鋭の忍者五人が助っ人に加わったのだ。
「ふふふふ、百合、しばらくだったな。あのときはえらい世話になったな。
しかし、いい格好だ。その肉体に、たっぷりと礼をさせてもらうぞ」
ここは、助平一家の離れにある拷問部屋である。
やはり全裸で、太い柱に立ち縛りにされている百合の周りには、道斎、助平親分、目目蔵と弟子の忍者たちが取り囲み、ギラギラと欲望に燃える目で美しい生贄を見つめている。
百合はまだ例の竹筒の猿轡を嵌められている。
そのとき別の子分が、またあわただしく駆け込んできた。
「た、大変だ、親分」
「なんだ、みっともねえ、じたばた騒ぐな」
「へい、ですが、麻耶からと思われる矢文が、いま、打ち込まれましたんで」
「なに!」
一同は子分が差し出した書付に見入る。
そこにはごく簡略に、「権と猿をあずかっている。東禅寺」と読めた。
東禅寺とは、例の荒れ寺の名前だ。
「ふふふ、麻耶め、百合を助けたい一心であせっているな。自分から仕掛けてきよったわ。この戦もらったぞ!」
道斎は、暗い刀傷のある顔をゆがめて笑った。底冷えのする陰気な笑い顔だった。
「助平親分、麻耶はたぶんあの二人と、この百合を交換したいということなのだろう。どうするね?」
「いえ、べつに権と猿なんかに恩義があるわけじゃないし、あっしはこの百合に耳を斬られましたからね、このくらいの仕返しじゃあね」
親分は、悩ましい百合の肢体をねっとりとした視線で眺め、舌なめずりして言う。
「ほんとは、もっともっと泣かせてやりてえですよ。
なまいきな百合が、女の恥ずかしさで泣き叫ぶまでね。
しかし、ここは軍略家の道斎先生におまかせいたしやしょう」
「そうだな、拙者も麻耶の提案にのるふりをして、一挙に麻耶も捕らえてしまったほうが上策と思う」と、道斎は言って、つぎのようにつづける。
「だがな、親分。忍者同士の戦いは読みが肝心よ。たとえば、麻耶はなぜ百合がここに捕われていると知っているのかね?」
「私もそれが気になっていたのです。さっきまでは百合が馬太郎に捕まっていることさえ、知らなかったはずですからね」と、目目蔵。
「そこだ、目目蔵、おまえの意見はどうだね?」
「へえ、この寺と馬の茶店は四町(四百メートル)しか離れていません。
この距離じゃ、一流の忍者の聴覚、嗅覚ならなにか事件があったと嗅ぎ付けるでしょう」
「目目蔵、なかなか鋭いぞ、そのとおりだ。百合を運び出す騒ぎで麻耶はすべてをしったのだ。
そして馬太郎の店を襲って、やつから百合が助平一家にいることも聞きだしたのだ」
「なるほど!」
助平親分、忍者の頭脳の回転に舌をまく。
「まだある。ここからが一番大事だ。権造と猿助も、もう東禅寺はいないさ」と道斎が言った。
「わざわざ、人質のいる場所をおしえる忍者なんて聞いたことがないだろう。
やつらは、三人とも馬の茶店に捕まっているのだ…麻耶は必ず一人でこの屋敷にくるはずだ。
麻耶ほどの忍者でもヤクザ三十人を相手じゃ勝つとは限らないだろう、そのうえ…」
「なにがなんでも百合を救い出すには、暗闇の戦いになれている麻耶にとって、夜のほうが戦いやすいでしょう」と目目蔵がニヤリとして言う。
「そこでこちらの作戦だ。百合はどこか、うんと高いところに縛りつけておけ。
麻耶が助け出すには、敵を倒しながら、そこに登らなければならないわけだ」
「もし、万一、百合を助けても、また下で捕まえればいいわけですね」
助平親分が、たまには気の利いたことを言う。
「それなら、二階の屋根の上に百合を磔にしておきましょうや。もちろん素っ裸で、股をバッチリ広げた格好でね」と、目目蔵。
「よし、その周りには蝋燭をたくさん立てておけ、麻耶がハッとして、気が動転するようにな。そこがねらいだ。
朝方までには、生きのいいくノ一姐さんも、われわれの生き造りになっているだろうよ!ハハハハハハ」
百合には、麻耶が彼女を救出に来ていることも初耳だったが、今度はその麻耶をも、この卑怯な男たちは捕獲しようとしているのを知って愕然とする。
「おまえたち!おまえたちはどこまで恥知らずなの…大勢の男がよってたかって、麻耶さん一人を捕らえようというの?
道斎、あなたも武士の端くれでしょう。なぜ尋常に勝負しないの、卑怯者め!」
「わしが卑怯者だと?ああ、そうかも知れぬな、わしはもう武士は捨てたのだ。
そしてこれからは、おまえや麻耶のようなイイ女を虐めて暮すのだ。これがわしの趣味だからな」
そういいながら道斎は百合に近づいて、とつぜん百合の顔を殴り、激しく乳房を吸い上げ、よく筋肉の発達した太もものあたりをグリグリとつねりはじめたのだ。
道斎のこのセクハラ行為を受けて、悔しさに悶える百合を見て、男たちは高笑いする。
さて、ヤクザたちの数人が、ふたたび馬太郎の茶店にむかった。
そこには、三人のみっともない裸の男たちが縛られていた。
ということは、おおかたが道斎の予想通り運んだのである。
まず、ヤクザたちは味方の捕虜の救出に成功したのだ。
「ちくしょう、麻耶、よくもやってくれたな。どうするか見てろよ」
権造はやっと解放されて、魅力的なくノ一の体を思い出しながら叫んだ。
その少し前、麻耶は道斎の予想通り単身で敵地に乗り込んだ。
だが、そこで麻耶が見たのは、助平一家に捕獲された無惨な百合の磔姿だった。
しかも二階の屋根の上に、高々と磔柱が立てられているのだ。
しかも、百合の下半身は極限まで開かされている。
「な、なんてえげつないことをするやつらなのかしら、赦せない!」
麻耶はあらためて誓ったが、同時に男たちのあくどい変態ぶりに、心にヒヤリとしたものを感じた。
私も捕まったらどんな辱めを受けるのだろうか…?
この最強の女忍が、いままでに思いもしなかったことである。
そのとき屋敷から現れたのは、助平親分と子分たち約三十人である。
「オウ、麻耶か。たった一人で助平一家と闘おうとはほめてやりたいが、そんなナマイキな女は、ごらんの通り素っ裸の晒し者だよ。
おめえもあんなことにならねえうちに、おとなしくおれのかわいい子分どもを早く返せ」
「その前に、百合お嬢さんをここに連れておいで。話はそれからだよ」
「麻耶、その手にはのらねえよ。おまえがやつらを連れてきてねえのはもう、こちとらご承知なんだ。約束を破りやがったな」
麻耶は自分の作戦が、田舎ヤクザに読まれているを知って動揺する。だれか、強力な助っ人がいるらしい。
「それ、野郎ども、麻耶を生け捕りにしろ!殺すなよ、生け捕りにして、赤っ恥をかかしてやるんだ!」
ウワアア、と叫びながら、ヤクザどもは麻耶めがけて殺到する。いつもの麻耶なら、このていどの烏合の衆など、どうということはなかった。
しかし、今夜は屋根の上の百合を救い出さねばならない。それが重い重い負担になった。
当身や蹴りで、たちまち七、八人の男を倒し、みごとな跳躍力で、パッと一階の屋根に飛び乗る。
忍者の恐るべき俊敏さを見て、ヤクザたちは肝を冷やす。
助平は「梯子だ、梯子だ」とわめいている。
麻耶にしても、そこから二階へ飛び移るのは難度の高い技だったが、なんとか屋根にしがみつく。
そのとき、下から子分が投げた投げ縄が麻耶の右足首に絡みつく。からくも麻耶は、刀で切り払った。
やっとの思いで屋根の上に立った麻耶が、百合にかけよろうとする。
猿轡を嵌められている百合は、さかんに左右に首をふって「くるな、くるな!」と合図している。
しかし、ここでもはや躊躇はできない。
磔の百合の縛めを切ろうとしたとき、屋根の反対側に隠れていた一人のヤクザが麻耶に切りかかった。目目蔵である。
やつは自分の手で、麻耶というすばらしい女忍を捕らえたくて、あえて危険な志願をしたのだ。
目目蔵のあいくちは、麻耶の左の太ももに深さ一寸の傷を負わせた。
「おのれ!」
激しく怒った麻耶の手練の一閃は、たちまち目目蔵の肩を切り裂いた。
「うわああ」目目蔵はそのまま平衡感覚を失って、屋根から転げ落ちていく。
「それまでだな、麻耶」
そのときである、まるで闇の中からふって湧いたように、数人の黒装束の男達が姿をあらわしたのだ。
「あ、道斎!」
叫んだ麻耶が、思わぬ強敵の出現に愕然とする。
五人の忍者は手に手に鎖鎌や投網をもって、麻耶に肉迫してくる。麻耶、危うし!!
忍者刀を逆手にもって、必死で身構える麻耶だが、目目蔵に受けた太ももの傷が、意外に出血した。
しかも、五対一では明らかに不利になった。
道斎の放った鎖鎌の分銅が、その脚を狙って絡みついた。
倒れこんだ麻耶にすかさず投網がかぶさり、すごい力でぐいぐいと引き寄せられる。万事休す!!!
他の三人の忍者が魅力的な麻耶の体に殺到して、激しく抵抗する麻耶をとうとう雁字搦めに生け捕った。
梯子を登ってきた助平やヤクザたちは、身動き出来ぬように縛られて、瓦に転がされた最強のくノ一の悔しげに悶える姿を見て、
「ヘヘヘヘヘへ、ざまあ見ろ、いい格好だぜ。野郎ども、さあ早く百合と麻耶を下に連れて行け。
これから二人の滅法おいしそうな女戦士を生け捕った祝いをしようじゃねえか!」
助平の命令で、百合と麻耶は悔しくも、野卑なヤクザたちにワラワラと詰め寄られて、
「ワッショイ、ワッショイ」の掛け声とともに、かつぎ上げられ運ばれて行くのだった…
第6章 悪党どもの餌食にされる女戦士たち
とうとう二人の女戦士は悪党どもに捕われた。
しかもこいつらは、強い女をよってたかって嬲り者にして最後は女戦士が悔し泣きするまで、陵辱するのが飯より好きという、とんでもない変態集団なのだ。
百合と麻耶はおおぜいの子分にかつがれて、助平一家の拷問室に運ばれた。
二十畳くらいの部屋で、そこにはすでに祝いの酒や肴が用意されている。
「道斎先生、予定どおり麻耶のお**の活き造りが楽しめますぜ。
この百合よりさらに危険な女ですが、あっちの味のほうはどうでしょうかね?」
「親分、それはわしが保証する。女忍者は、敵方の首領から情報を得るために、体を武器にすることもあるからな。
とうぜんあちらのほうも修行するのだ。また麻耶の体つきからみると、フフフ、おそらく絶品だろうよ」
「そうですかい、たしかによだれが出そうな体だな。それじゃあ、麻耶姐御にその修行の成果を披露してもらいましょうか。
おめえもおれたちに味見してもらえるなんてうれしだろう。
へへへへ、さあ、ご苦労だが素っ裸になってもらうぜ、ヒヒヒヒ」
道斎はまて、と助平を制して百合に近寄り、抜き身の刃をとつぜん、百合の秘所に三寸ほど刺し込む。
百合はお**こにひやりとした感触を覚えて声にならない悲鳴をあげた。動くとあそこが斬られそうだ。
「麻耶、縄を解かれたら、おとなしく自分で着物を脱ぐのだ、いいな。
もし変なことをしたら、百合のここをグサリとやるからな」
「百合お嬢さんを放せ。いやらしいことをしたければ、私の体にしたらいいわ。
そのかわりあとで必ず復讐するからね」
強気に啖呵を切る麻耶だが、子分がニヤニヤしながら麻耶にかけより、縄を解きはじめる。
子分たちは必要以上に麻耶の弾力のある体を触りまくる。
麻耶は唇を噛んで悔しそうに道斎を睨みつける。道斎は冷酷な笑いをうかべて麻耶を見つめる。
縄は解かれたが、百合を完全に人質にとられていては、やつらの言うとおりにしなければならない。
内心の悔しさを隠して、麻耶は無表情を装って道斎の命令どおり、自分で忍び衣装を脱ぎはじめる。
「いいぞ、いいぞ、麻耶ネーチャン、しっかりやれエー、おれがついてるぞーー」
野卑な子分たちは大喜びだ。
男たちの好奇の視線が麻耶にあつまる。
唇を強くかみながら、とうとう麻耶は生まれたままの姿になった。
数々の修羅場を踏んでいる麻耶も、さすがに羞恥のために、思わず中腰になり、乳房とお**こを手でおおう。
「なんだ、最強のくノ一といわれた麻耶が、男に見られるくらいではずかしいはずないだろう。
その手をどけてそこに堂々と大の字になって寝てみろ。おっと、刃向かったら、百合がどうなるか考えるんだな」
道斎の言葉に麻耶はその場に徐々に横になり、悔しくもみずから太ももを大きく広げて、大の字に寝そべったのだ。
男どもは麻耶のそばに近寄り、その堂々たる裸身を上から食い入るように凝視する。
男たちは麻耶の全裸を固唾を飲んでみつめる。
麻耶の裸は鍛えられた筋肉のうえに女特有の脂肪がまったりと覆い、不思議な艶めかしさがある。
乳房は巨乳といってもよいほどのふくらみを見せ、女の部分は剥かれた牡蠣のように幾重にも折り重なってまだ閉じられている。
はたして、このお**こも百合のそれのように男の陵辱によって、今にパックリと開花するのだろうか。
麻耶は男の視線を痛いように感じる。
「ふふふふ、さすがの女忍者も羞恥心はあるようだな。オイ、やろうども、麻耶を縛り上げろ!」
助平が怒鳴るがまた、道斎がまったをかける。
「おまえたちに忍者を縛るのは無理だ。わしの手下にまかせろ。
さすがの麻耶でも、縄抜け出来ぬように厳しくやってやる」
その命令で、無表情な忍者たちが確実に凄惨に麻耶を縛めていく。
上半身を雁字搦めにされた麻耶はその場にスックと立たされる。
抵抗できぬ麻耶は、それでも気丈に男どもをキッと睨みすえる。
「へへへへー」
助平は、ふるいつきたくなるような緊張感にみちた麻耶の色気に、思わず、禁断の女王様の体にまとわりつこうとした。
男のなすがままになるかに思えた麻耶だが、女の敵、助平親分のイヤラしさにきれてしまったらしい。
麻耶のすらりとした長い脚がピンと跳ね上がって、助平親分の股間と顎を連続して蹴り上げたのだ。
しかしその瞬間、男どもの目には、麻耶のピンク色の秘裂がパックリ割れて美麗な臓物まで焼きついたのだ。
「アアッ、ちくしょう、やられたあああ、助けてくれええ」
もろくも助平はダウンし、激痛にのたうちまわる。
「注意しなさい!私の体に触ると、怪我するよ。
おまえたちなんかが、この麻耶姐さんを手篭めにしようなんて笑わせるよ」
「さすがは麻耶だ、縛られても威勢のいい女だな。そうこなくちゃ面白くない。
やはり、わしがじきじきに折檻しないと駄目らしいな」
道斎はそう言いながら、おもむろに百合の体からはなれ、いやらしく笑いながら麻耶につかみかかろうとしたときである。
麻耶の口からなにか光るものがヒュウと吹きだされた。
その瞬間、今度は道斎が「ああっ!」といって倒れこむ。
それはみごとに左の眼球に突き刺さっていた。
「おのれ、吹き針だ。解毒剤だ、早く、早く!」
倒れこみながらも、道斎はとっさに右の眼球を手でおおいながら叫ぶ。
さすがは道斎だ、負傷していない目の方を庇ったのだ。
その手にまたも二、三本の針が刺さった。残念ながら、麻耶の攻撃もそれまでのようだった。含み針も尽きてしまったのだ。
部下の忍者があわてて道斎の手当てをしたので、道斎の鍛えた体に致命傷こそなかったものの、道斎の左目はほとんど視力がなくなった。麻耶、恐るべし!!
殺気立った男たちが、いきりたって裸の縛られた麻耶を部屋のすみに追い詰めてゆく。
しかし、あらためて麻耶の実力を知り、激しい気迫で睨みつける彼女に攻撃をしかけるやつはいない。
と、そのとき、隣の部屋のふすまを蹴破って麻耶の背後から数人のやくざが、魅力的な引き締った体に飛びついたのだ。
上半身を縛られていたのでは、数人の攻撃はいかに麻耶とてかわせない。
さすがの麻耶が、ふいをつかれてたまらず倒れこむ。
すかさず忍者たちがとびかかり、今度こそ美しい獲物を屈服させようと、激しく暴れる麻耶を荒縄で下半身もメチャメチャに縛りつける。
やつらは有無をいわさず麻耶の口をこじあけて吹き針のないのをしらべてから、ギッチリと猿轡も噛ませた。
となりの部屋から麻耶を襲ったのは、なんと目目蔵、権造、猿助、馬太郎の四人だった。
目目蔵は、肩と胸に晒しを巻いている。
麻耶に斬られた傷は思ったほど深くなく、屋根から落ちてもアバラを折ったていどですんだらしい。
やつは自分の傷の手当てよりも、魅力的な麻耶の肉体が頭に焼き付いて、麻耶を一刻も早く虐めたくて急いでやってきたのである。
「むむむ、危ないところだった。おのれ、麻耶め!
そのおいしそうな体、どうするかみていろ。ウウウウ、目が目が痛む。どうするか見ていろ」
道斎はよろよろと立ち上がると、今度こそは雁字搦めにされた麻耶に近づき、
やにわに挑発的に突き出た見事な乳房に血が滲むほど爪をたて徐々に力を入れていく。
麻耶はこの攻撃に声を立てずに耐える。
「ふふふふ、おまえが吹き針なら、わしにも考えがある。おい、麻耶を逆さに吊ってしまえ」
やがて、無惨にも逆さ吊りにされた麻耶の周りを道斎、目目蔵、権造、猿助、馬太郎、
それに股間を蹴られた助平もあぶら汗を出しながら、ギラギラと目を光らせて取り囲んだのだ。
こいつらは皆、麻耶に傷を負わされている。
男どもの情欲に加えて、復讐の火もつけられた。さすがの麻耶も、こんどは絶体絶命のようだ。
鍛えに鍛えた麻耶の筋肉質の体だが、女の証拠の乳房とお**こが剥き出しにされているのが、痛々しくも妖しげに艶めかしい。
その体に縄がキツクキツクからみつき、さすがの女忍者もうめき声をこらえる。
百匁蝋燭が、ジリジリ燃えながら、その白い体を照らしている。
第7章 淫乱中国鍼責め
道斎の部下が用意したのは、中国鍼といわれる医師が治療に用いる鍼である。
長さは約十センチほど、細いので刺されてもあまり痛みはない。
だが、その鍼が数百本もあるのだ。道斎はこの鍼を使うのが得意らしい。
「麻耶、これが何だかおまえならよく知っているだろう。おまえも傷の手当てなどで使ったこともあるだろう」
道斎はその一本を取り出して、麻耶の目の前でちらつかせながら言う。
「だがな、わしの使い方はちょっとちがうのだ。わしはな、これを女体責めに使うのだ。
これには、どんな女も淫乱な気持ちにさせるオランダ渡りの強力な媚薬が、たっぷりと染み込ませてあるのだ。
麻耶、お前はどれだけたえられるかな、フフフフ」
「もっとも、痛みはあまりないがね。おまえのような拷問に耐える訓練を受けた女忍者には、このほうが効果があるのさ」
言い終わるより早く、道斎はその一本を麻耶の右の乳頭に刺し込んだのだ。
チクチク、チクチクと道斎は時間をかけて微妙な力加減で刺し込んでくる。
「…」
むずがゆいよりも少し痛い程度の感覚だが、その部分にわずかな熱感も麻耶は感じた。
どんな苦痛にも耐える自信がある麻耶の体だが、これは予期せぬ攻撃だった。
「どうだな気分は?麻耶」
刺し終わった鍼を、道斎は指で軽くピンと弾いた。
麻耶の乳頭にしびれのような、それでいてそれだけではない、チロチロとした妖しげな刺激がジワリと広がる。
奴は麻耶の反応を確かめた。
道斎はつぎに鍼をやや乱暴にグリグリとまわす。
麻耶の乳房になにか猫の舌で舐められるようなくすぐったいいたがゆい感覚が生じる。
その部分がズキンズキンと拍動する。
「…」
つぎに麻耶の乳輪のちいさな突起に、すばやく矢つぎばやに鍼を打ち込む。
男にねっとりとなめられ、かるくかまれ、吸い上げられ、つぎには強く噛まれるようなナマナマしい感覚がジワジワとひろがる。
「どうだ、麻耶。妙な気分になってきたらしいな?」
麻耶の乳房はまるで男心を挑発するように、ほどよい弾力をもって突き出ている。
その右の乳房にうっすらと静脈が浮き出て、あきらかに乳首が固く尖ってきた。
「道斎先生、どうでもいいんですがね、すこし生ぬるいんじゃないですかい。
あっしはでえじなところを麻耶に蹴られたんですよ。
もっとぶったたくとか、お**こをメチャクチャにハメルとかね」
「そんなのは、トウシローのやることだ。親分、ま、ひとつ麻耶に鍼でも刺してみな」
麻耶は嫌悪感から体がゾクッとする。
武士である道斎はまだしも、女を性欲のはけぐちとしか思っていない、ゲスな助平に触られるのは死ぬより恥ずかしい。
「へへ、いいんですかい。きたかちょーさん、まってたほい。麻耶、行くぜ」
わけのわからぬことを言いながら、助平親分、麻耶のお**こめがけて…
「まて、そこはまだ早い。お**こはわしが仕上げにやるのだ」
助平、ふくれづらしながら仕方なく、麻耶の筋肉のピンと張った太ももを狙って、
やにわに噛みつくような猛烈なキスをしてから、キスマークのついたあとにズブリと刺し込んだ。
「やい、麻耶。さっきはよくもこの脚で、おれのキンタマを蹴りやがったな。
へへへ、いいざまだぜ。もうすぐおまえをハメコロシてやるぜ。たのしみだろ?」
「親分、まるでサカリがついた犬みたいですよ」
すこしうらやましげに目目蔵がいう。
だが、意外にもこれが効いたらしく、麻耶は太ももをビクンとふるわせる。
「あっ…ウウッ…」
「ヘッ、ざまあみろ。女忍者だか女戦士だかしらねえが、おれさまにたてつくとこんなもんだ」
「すこしきいてきたらしいな、麻耶のやつ。眉なんかゆがめて、せつなそうだぜ」
「先生、おれたちもいいですね」
こうなっては、目目蔵も権造もたまらずにわれもわれもと、捕われの白い女体めがけて鍼を打ち込む。
「おお、これはこれで、なかなかおもしれえな。どうだ、どうだ、どうだ、麻耶!」
目目蔵のやつ、目がアブナイ。チロチロ形のいい乳房をなめてから、ズブッと一気に刺す。
つぎにはゆっくりゆっくりと嬲るように刺しこむ。
麻耶はようやく、女芯から異様な快媚な感覚がジワジワと湧き上がってくるのを自覚する。
「ヒヒヒヒ、どうだ、どうだ。これでもか、これでもか!卑怯な男たちに嬲られるきもちはどうだね、麻耶」
男たちはいつしか、怪しげな遊びに夢中になりだした。
麻耶の鍛えぬかれた体にも、次第次第に快楽の火の手があがってくる。オランダ渡りの媚薬の効き目はすさまじい。
たちまち、百本くらいの鍼が逆吊りにされた麻耶の体に突き刺さる。
「このスケベ女忍者め、いまにおまえの本性を引き出してやる」
「しかし、いいパイオツだな。あとでこいつをチュウチュウ吸ってやる。
こいつにムチでさんざひっぱたかれたが、おれはやさしいからこうやって女王様にご奉仕してやるのさ」
権造もベラベラしゃべりだす。
「おい見ろ、太ももがケイレンしだしたぜ。こりゃ、きいてるね。
この筋肉の張った太ももを見ると、なんだか無性に虐めてやりたくなるな。
ナマイキに、男を男ともおもわねえ女だからな」と助平。
「やい、麻耶。なんとか言ってみろ」
「うううう…」
「おや、うれしいね。麻耶姐御がお声をおだしになったぜ」
「おい、権造、猿助。まだ姐御の背中や脚や尻の穴にも、打ち込みがたりないぞ」
「へい、へい、気が付きませんで。
それじゃあ姐御、道斎先生のご命令なので、尻の穴のまわりにもメタメタに刺させてもらいますよ。
覚悟はいいですかい」
猿助のバカ丁寧な説明に、男たちはどっと笑い声をあげる。
「ああああ…や、や…」
麻耶の菊座がぎゅっとしぼまった。
いままで感じたことがない、そこをメチャメチャに愛撫されたい欲求が、ムラムラと麻耶の脳髄に広がる。
「え、なんだい?ヤメテって言いたいのかい。
まさか麻耶ともあろうものが、このていどでヤメテなんて、口がさけても言えないよな」
「フフフフフ。どうだ、麻耶の顔を見ろ。うっすらと汗をかいて、アノときの表情だな、これは」
道斎は麻耶の長い髪を引っぱって正面をむかせ、皆に顔を見せながら言う。
麻耶は悔しげに目を閉じて男たちの嘲笑にたえているが、
いまや一鍼一鍼さされるごとに湧いてくる妖しげな快媚な被虐感に、どうしようもなく体が悶えるのだ。
麻耶の肉体に、男にすぐにでも激しく愛撫してもらいたい欲求が火のように燃え出した。
「おい、ここに百合をつれてこい。百合のお**こに鍼を打ち込んで、その威力を見せてやる」
百合は部屋の一角でさきほどから、その美麗な体を数人のチンピラにまとわりつかれ、メチャクチャなレイプにあっているのだ。
百合自身の超感度のいいお**こからは、男たちの陵辱でとめどなく愛液が流れている。
そして、その部分も乳房も口もいやらしい男の白い液体にまみれている。
百合はチンピラたちにかつがれて、麻耶の吊られている前に立たされた。
「ふふふふふ。百合の脚を大きく広げて、しっかりとおさえろ」
道斎が舌なめずりしながら言う。しゃがみこんで狙ったのは、百合の陰核である。
指で数回しごいてから、道斎は一気に鍼を刺し込んだ。
チンピラたちにさんざん陵辱されて、燃え上がった部分に道斎の手練の一発が入ったのだからたまらない。
「ああああッ…うううううう、つううう…」
百合は大きく首をのけぞらせ、呻いて悶絶してしまった。
「ざまあみろ」
麻耶をいたぶっていた権造と猿助は、こんどはたおれた百合を押さえ込み、女陰めがけてメチャメチャに鍼を刺し始める。
「あ、あ、あ、あ、やめて、やめて、おねがい、やめて、いや、いや、いやいやあああっ…」
あの気丈な女剣士の百合が、憎い親の仇の二人に恥じも外聞もなく許しをこう。
「そうか、それならやめてやらあ。そのかわり、念願の思いをとげさせてもらうぜ」
権造はふんどしを脱ぎすてると、とつぜん百合の鍼のささったままのお**こに一物を挿入する。
「お、おのれ、権造。卑怯者め、わ、私と勝負しなさい!
ああああ、ダメ、いや、いや、いやああああ…ちくしょうーーーく、くやしいいい、はなしてようううう」
完全に悩乱した百合の叫びに、はっとしたように目を開けた麻耶、
「おのれ、権造、百合お嬢さんをはなせ。やりたければ私の体にやったらいいでしょ!」
「フフフフ。美しき友情だが、もちろんあせらずとも、おまえもやってやるよ。たんまりとな」
そういいながら、道斎はやにわに麻耶のお**こに指を入れてくる。
「ほほう、中はすでにトロトロになってるぞ。麻耶の方も、待たせたらかわいそうだな。
そろそろ鍼をお見舞いしてやるか」
そういいながら、道斎は麻耶のクリ*リスめがけて、ズブリ刺し込んだ。
「ああああああああああ…」
「麻耶がとうとう感じたらしいぜ。こうなりゃ、こっちのもんだ。道斎先生、おれにも一発やらしてください」
「よし、よかろう」
「へへへ、やっとお許しが出たぜ。麻耶、覚悟しやがれ、それ!」
助平は恨みをこめて、麻耶の女芯を責めまくる。そのうちの一本が、麻耶のGスポットに命中したらしい。
「い、いやあああああああ!ちくしょううううう、やめろうううううう…」
麻耶のその部分から、まるで放尿のように、愛液がピュウッとほとばしる。
どっと、男たちから哄笑があがる。
「こりゃあすげえ、いいぞう!麻耶ちゃあん、すてきようんー。拍手、拍手うううっ」
「く、くくく…くやしいい…見ないでえ」
「そうれ、そうれ。めちゃくちゃにしちゃえええーー」
「うわあああああああ…あっ、ああああっ…や、やめてえ…ちくしょううう」
「ようし、準備はできたぞ。麻耶姐御の美麗なお体を、犯したてまつる順番をきめようぜ」
「うらみっこなしにクジにしましょう」
というわけで、トップはなんと目目蔵に当たったのだ。
麻耶は逆さ吊りから降ろされて、用意された戸板に有無を言わさず大の字縛りに固定された。
「へへへへ、それでは麻耶姐さん、ようございますか。とうとうですねえ。
けけけけ、それ覚悟しな…うううう、た、たまらねえ。いい味のお**こだあああッーーーー」
目目蔵のやつ、とうとうトロトロに蕩けた最強の女忍者のお**こに刺し込んだのだ。
もっともこんどは鍼ではなく、自分のものだ。
「アアアッ…やめろッ、卑怯者め…おのれ、私の体からはなれろ…聞こえないのかああっ」
しかし、麻耶の言葉とは裏腹に、その部分は淫蕩に男を誘いこもうとしているのだ。
「意外と往生際が悪いですねえ。もう姐さんの体は姐さんのものではなく、おれたちのものなんですよ。
マア、いい声をあげてもらうのはうれしいけどね」
「ブツブツ言ってないで、どうなんだ、目目蔵?麻耶のあっちの具合は」
「そりゃあもう親分、まるで、天女か弁天様とおねがいしてるみたいですよ。き、きもちイイよう〜〜〜ん」
「このやろう、は、早くかわれよ。お後がつかえてるんだぞ」
「そういわれてもね。あああ、締めつけてきやがる…こいつは正に絶品だ」
助平も待ちきれずに、麻耶のオッパイにとびついてチュウチュウと吸いはじめる。
「いや、いや、いや。ああ、縛られてさえいなかったら…悔しい〜〜」
道斎も麻耶の太ももを狙って、猛烈にキスをする。
麻耶の太ももはたちまちキスマークというよりアザだらけになる。
とうとう、最強の女忍者も卑怯な男たちによって、陵辱の餌食となった!!!
「ざまあみろ、ナマイキな麻耶め!お前が女であることを、イヤというほど教えてやる、お前の体にな。
ハメロハメロ、ハメロ、ハメゴロシだ〜〜〜〜」
「わ、私はお前たちのようなゲスどもには、絶対負けない・・・。ああっ、うううう・・・」
その横では、百合が権造と猿助に女陰と菊座を同時に責められ、悶えているのだ。
そしてあの馬太郎は百合の口にぶちこんでいるのだ。
どうやら若い百合は、完全に変態どもの餌食になりつつある。
いまや二人の美しい女戦士は悪辣な男たちに捕らえられ、いいようにオモチャにされている。
そして、今後、二人はやつらの性の奴隷にされてしまうのだろうか…
第8章 麻耶の陵辱地獄
さっきまでの百合と麻耶に対するきちがいじみた陵辱劇は一段落して、やっとふたりの捕われの美女たちは、それぞれ牢屋に運ばれて行った。
いまこの部屋には助平と道斎だけが酒を飲んでいる。
「へへへへ、先生、どうもどうも、おつかれさんです。エロエロおせわになりまして」
「うむ、拙者も満足じゃ」
「まったく、こんなにエエ思いしたのは初めてですわ。みんな先生のおかげです」
「親分も当分、下のほうは楽しみということだな」
「まったく、あんないい女が一度に二人も網にかかるなんてね」
悪漢どもはいい気になってさしつさされつやっている。
一方、麻耶と百合は別々の牢屋に入れられている。
頑丈な牢屋のなかでもまだ反抗心が衰えていないふたりは縛られたままである。
とくに危険な麻耶は正座させられた姿勢で、太い柱に後手にきびしく結わえられているのだ。
逞しい太腿も荒縄でガッチリ縛られている。
牢屋の外には、猿助ひとりが徳利から酒を注いでチビリチビリやりながら、麻耶を見張っている。
これではさすがの麻耶でも脱出は不可能だ。
麻耶は観念したのか、さきほどの陵辱がきいたのか、目をつぶって表面は反抗的ではない。
もっとも猿轡を噛まされ、その上からこれもガッチリと縄で顔も柱に固定されているのだ。
これではいかに麻耶といえども、反抗しようがない。
女をいたぶることにかけては趣味が一致している、道斎と助平のエゲツナイ復讐だ。
この悩ましい全裸の女体を見張っている猿助が、変な気を起こさないほうがおかしい。
奴は「へへへへ…」とてれ笑いしながら、四合徳利をもって麻耶の牢屋に入ってきた。
麻耶がきびしい目で猿をにらむ。
「なにも、そんなおっかねえ顔しなくてもいいじゃねえか」
「しかし、いい体だねえ、麻耶姐御。それに東禅寺ではえらくお世話になったからな、たっぷり礼をいうぜ」
「こうして、やっとふたりきりになれたんじゃないか。ゆっくりといちゃつこうぜ」
はやくも猿助の手が麻耶の乳房にかかり、巨乳をゆさゆさと揉みだす。
奴の口は麻耶の頬っぺたをぺろぺろとなめる。
酒くさい不潔な、すえたような臭いが麻耶の嗅覚を刺激する。
「さっきは一回しかおれにまわってこなかったからな、この体、今夜たっぷりといたぶってやるぜ」
猿は、こんどは麻耶の逞しい太ももを撫でまわす。
「ココでおれのキンタマを思い切り蹴りやがったな。もうアレが使えねえかと思うほどいたかったぜ。
ちっとばかり強いからって、男を男とおもわねえ、ナマイキな女を見ると、おれは無性に虐めたくなるんだよ」
「こうしてやらあ、ソレソレ」
猿はとつじょ麻耶の太ももをちからまかせに平手で叩く。
そんなセクハラ行為を猿は十分以上も続ける。たちまち麻耶のそこが、真っ赤になる。
麻耶は瞑目したまま、耐え続けている。
猿はこんどは、麻耶の赤くなった太ももの部分を汚い爪を立ててギリギリとつねるようにもみだす。
「どうだ、どうだ、どうだ、イ、いたいか、いたいか!ざまあみろ。ナマイキな女め」
さすがに麻耶の顔が苦痛にゆがむ。
そのとき、となりの牢屋から百合の悲鳴が聞こえてくる。
百合もおなじように見張りについた権造にエッチないたずらをされているらしい。
「おとなりさんも景気よくやってるようだな。百合の若い体もすばらしいからな。
だがな、おれは通好みの、色気ムンムンの若年増のほうが好きなんだよ。
まったくお前の体ときたら、男の神経を狂わせてしまうからな」
「ちきしょう、麻耶の縄をほどいてここに寝かせてハメまくりたいが、お前、また暴れるからな。
ここは、おれの得意技で泣かせてやるぜ」
猿助、麻耶の後ろにまわる。柱の陰から狙ったのは、麻耶の腋の下だ。
「へへへ、いまから、クスグリ責めにかけてやる。こいつはきくぜ!」
ビクン、と麻耶の腋に電気がはしったように感じた。
「ソレ、ソレソレ、最初はゆっくりとな、いまに我慢できなくなってオシッコをおもらしになるぞ」
猿助にこんな隠し技があったとは意外だ。
やつの手は麻耶の肌に吸盤で吸い付くようにネッチリとおかれたかと思うと、突然、狂ったように暴れだす。
痛い、痒い、くすぐったい、そんなものではない、いてもたってもいられない感触が、麻耶の乳の下から、わき腹にかけて襲う。
実はこれほど完成された忍者としての麻耶の肉体なのだが、唯一の欠点は肌を触られたとき、女として感じやすいことなのだ。
「あッ、ああああつ、やややめてええ〜〜〜、お、お、おねがいだから、やめて〜〜〜ううううう…」
「おや、こいつはおもしろい。麻耶姐御はふつうの娘ッこより感じやすい体なんだな!
ようし、それなら、腕によりをかけて擽ってやる」
「ウウウウツ、猿助、やめろおおお〜〜、あああああああああ、だ、だめえええ、がまんできない…、んんんううう」
「かわいいねえ、麻耶がこんなかわいい女とはねえ。ひひひひ、それそれそれそれ!悶えろ、悶えろ」
「ち、ちくしょおおう…やめてようううう、バカ、わたしからすぐはなれろおおううううう」
麻耶はなんとかして猿助の悪魔のようなクスグリ地獄から逃れようと、必死になって暴れるが、
ガッチリと縛られていてはさすがの麻耶でもどうしようもない。
「ソレソレソレソレ…」
妙な自信をつけた猿は、すっかり悪乗りして麻耶の豊満な体を擽りまくる。
「し、しつこいやつだね…あ、あ、あ…い、いいかげんにしないと痛い目にあうよ、チ、ちくしょううう〜〜」
麻耶は猿の別の生き物のような指から逃げようと、全身で悶えている。
麻耶の鍛えられた肌が、いつしかじっとりと汗ばんでくる。
猿はちょっと手をとめて、その麻耶の汗をさもうまそうに、べろべろと体中なめまくる。
この、すこし知恵遅れの阿呆も、けっこう変態らしい。
「痛い目にあわせてもらおうじゃないか。
しかし、ウメえなあウメえなあ、麻耶姐御の汗はどんな酒よりウメエなあ…
姐御、もっともっと、この猿のために汗をかいてくれや、ひひひひ」
「こ、このド変態め、気持ち悪いから離れてようウウ、イ、イヤ、あああ、そんなとこなめるな」
猿は、麻耶の厳しく縛られた腋の下にムリヤリ舌をねじ込ませ、最も汗をかいているそこをなめようとする。
麻耶のその部分にナメクジがはったようなおぞましい、なにかとても恥ずかしい感触がはしる。
むしろ、強引にレイプされるよりいやらしい、恥ずかしい感触だ。
「さてまた少し、くすぐりで泣いてもらいましょうかね、姐御」
「あああああ、やめろったら、やめてよ、くく、くすぐったいいいい」
猿の手は麻耶の乳房だけでなく、首や、股や、尻など手当たり次第に撫でまくる。
妖艶な、女としてもっとも味のいい二十八歳の麻耶のもち肌から、なんともいえないゾクゾクする色っぽさが漂ってくる。
そのとき、のっそりと二人の男が入ってきた。道斎と助平である。
やつらも男だけの酒に飽きて、また麻耶の体を求めに来たのだろう。
「オヤ、猿公、なかなか味なマネをやるじゃないか」
「フフフフ、麻耶が、悶えまっくているな」
「へへへ、姐御のお体は百万人に一人の感じやすい肌のようですぜ」
「なるほど、猿にこんな特技があったのか」
「おそれいります」
「ところで、姐御にはお疲れのところ申し訳ないが、また座敷まで来てもらうぜ。
よし、三人がかりで用心して連れて行こう」
麻耶はまたもや、悪辣な奴らに陵辱されようとしている。
猿のモミモミ地獄と、板の間の正座のため麻耶の腰はふらついている。
腰から股にかけての豊かな曲線が後ろから見るとなんともいえず、年増特有のムンムンとした色っぽさだ。
助平親分のわがままなムスコは、たちまちむっくりと起きてしまう。
「おい、猿、いいか、麻耶の右の脚をおさえろ。ここに押し倒せ」
「えっ、廊下でやっちゃうんですか?」
「ああ、この腰の色っぽさはたまらねえ。がまんできないよ」
助平は麻耶の尻をぴたぴた叩くと、猿に合図して麻耶を強引にその場に寝かせると、一気に差し込んでいく。
「麻耶チャン、わるいが、おったってきたからな。ちょいとばかり、お**こをかりるぜ」
麻耶はいやらしい下品な助平に、必死に挿されまいと暴れるが、猿と道斎も助平に加担して、麻耶のムッチリした太腿を押さえつける。
「むむむむ…ああああああ…いやああ…」
悔しくも、麻耶は女の敵、助平親分に廊下で入れられてしまう。
その屈辱感が、麻耶のくすぐり責めから解放されたばかりの体を、さらに火がついたように燃えさせてしまった。
「あああああ…」
せつなげな麻耶の顔は、あのさっそうとした「くノ一」の面影はない。
「ヒヒヒ、道斎先生、あっちのほうはトロトロですよ。ううう、こいつは、こいつは、チョウすけべなお**こですねえ…」
早漏の親分、あっさりと放出する。
「ふふふ、それでは、拙者はハメたまま麻耶を歩かせてつれていくとしようか。麻耶、立て!」
麻耶を中腰に立たせて後から挿入した道斎は、そのまま麻耶をはがいじめにするようにして、後背位に刺しながら歩く。
忍者の秘伝の一つなのだろうか。
麻耶のお**こに、歩くたびにズキズキと微妙な快楽が伝わる。
「ううう…」
道斎の鋼鉄のような一物は、背後から麻耶のお**こを貫いてぐいぐいと押してくる。
「どうだ麻耶、忍者の鍛えられた陽物の味は?」
大柄な麻耶の体が、一物でつま先だたされるほどのすごい力だ。
猿はすばしこく麻耶の前にまわって、乳房をモミモミし出す。
「麻耶姐御、切なそうないい顔してますぜ。
どうだね、男に楯突くより可愛がってもらった方がいいでしょうが」
いまや、稀代のくノ一の意識も卑怯な中年男たちの色責めに、風前の灯だ。
座敷につくと、道斎は麻耶の体に後背位から差し込んだまま畳に座り、犯しつづける。
麻耶は背中に後手縛りにカッチリと緊縛されている。
道斎はあぐらをかいて、自分の足の上に麻耶の美麗な尻を乗せて、その部分をパックリと割り裂いて入れ込んでいるのだ。
そして、後抱きにしながら豊満な乳房も弄んでいる。
「どうだ、麻耶、このまま一日中でも犯しつづけてやろうか?」
「あああ、たまらない…もうゆるして…」
といいながらも、麻耶は自分から微妙に腰を律動させる。
「おい、猿助、麻耶姐御に御酒でもさしあげろ」
「オ、これは気がつきませんで、へへへ、姐御、さあさ、遠慮なさらずに」
猿は道斎に犯され続けている麻耶の口にしつこく四合徳利を押しつけて、むりやり酒を流し込んで飲ませる。
麻耶はイヤイヤするように首をふって拒絶するが、
もはや被虐の極地にいてマゾの快楽に耽っているのか、男たちの欲求どおり徳利の酒をみんな飲まされてしまう。
「おい、もう一本飲ませてやれ。麻耶を酔わせて、さんざんに嬲り者にしてやろうじゃないか」
「そいつはおもろいですね。じゃ、酒、とってきます」
四合徳利を二本飲まされて、あまり酒の強くない麻耶の肌がピンク色に染まり、かっかと燃えるように脈動する。
「どうだ、きもちいいだろう、すけべ女忍め」
「先生、いいですか」
助平はそういいながら、立ち上がると今度は麻耶の上の口におのれの卑猥な一物をぶち込もうとする。
なんと、麻耶はためらわずにこれを咥え込む。
「ひひひ、へへへ、こいつはなんとも痛快だねえ。
あのナマイキな麻耶姐さんが、男二人相手に色事の大奮戦とはね」
「おい、猿。おまえのくすぐり責め一発で、麻耶の体が狂ったみたいだな。お手柄だな、これは」
ところがまたもや早漏親分は、あっというまに果ててしまう。
「なんだ、親分、すこしだらしがないぞ。せっかく、われわれの軍門に下りかけている麻耶になめられるぞ」
「へい、すみません」
「よし、それなら」
といって、道斎は挿し込んだまま、一物の力で麻耶のお**こをグイグイと押して立たせてしまう。
そのまま強引に歩き出し、麻耶の体を部屋の隅に押し付ける。
麻耶のその部分が破裂するのではないかと思うほどの力で犯し続ける。
「あっ、いたい、やめて…」
「麻耶、おまえはしょせん女だ。いくら強くても、男にはかなわないのだ。よく覚えておけ」
「ああ、わたしは負けない。決して男には負けない…」
「おまえが美しくて、強ければ強いほど、男はおまえを絡めとって犯したい気分になるのがわからないのか。強情な女め」
道斎は悪鬼と化したように休まず、ますます激しく麻耶の女の部分を虐める。
それは女を犯して快楽を与えるのではなく、一種の拷問に近い。
「ざまあみろ、さすがは道斎先生だね、麻耶は陥落寸前ですよ。ソレ、もうひとつき、もうひとつき!」
悪辣なやくざたちは手をたたいてはやす。
道斎の凄まじい女体責めと、猿助にむりやり飲まされた酒のために、麻耶はしだいに意識朦朧となる。
道斎の攻撃はさらに激しさをまし、三十分も続けられたろうか。
さすがの麻耶もついに失神してしまう。
その場に崩れるようにしゃがみこみそうになる麻耶から、道斎はやっとはなれた。
しかし、そんな麻耶に今度は猿がモソモソとのしかかって下半身を広げるのだ。
いまや最強の女忍も卑怯な男たちの軍門に下り、その体はやつらの慰み者でしかない。
「このアマ、よくもおれさまをムチで打ちやがったな。ざまあみろ、どうだ、グウの音もでないだろう。ヒヒヒヒヒ」
道斎の責めで失神している麻耶に挿し込んだまま、猿は憎々しげに言い放つのだった。
アンガーレイプとパワーレイプ