>>677 とても良かったです
お嬢様の複雑な乙女心に萌えました
687 :
677:2006/08/25(金) 20:55:15 ID:wKEoiQrY
>>685 さすがに中途半端な締めだったかなと思ってきた…
もしかしたらこの後の展開を更に作るかもしれない。麗葉処女喪失書いた後にでも。
期待保守
>>687 そんな事ないです。余韻が残ってよかったですよ〜。
でも続きがあるというのなら待ってます。
処女喪失編期待してます!
690 :
夜這いする者:2006/08/27(日) 22:41:59 ID:TggJ21da
投下 奔放なお嬢様と振り回される執事さん
ある大きな別荘に一人の男が働いていた。
半月前、ここに夏の期間人手不足を補うため執事として雇われたのだ。
給料もよく待遇にも不自由はない。
ただひとつの悩みをのぞくとしたら…
「洵!まーこーとー!」
追いすがってくる可愛らしい声に背を向け、聞こえてなどいませんとばかりに歩をすすめる。
ドカッ
背中に強い衝撃が当たる。
「…ぅッ…お…」
顔を顰め視線を背中にはりついた物体を見下ろす。
「洵!お父様が川へ連れていってくれるんですって!」
輝くような笑みを浮かべた少女が青年の顔を見上げている。
「そうですか」
少女を引き剥がすとおよそ愛想もなく立ち去ろうとする。
慌てた様子を見せた彼女は青年を引き留めよめるべく彼の前に立ちふさがる。
「待ってっ!お願い、一緒に行きましょう?きっと楽しいわ」
手を合わせお願いの姿勢をとる少女を見やる。
「いいえ、どうか別の方をお誘いくださいませ。なにもこんな使用人風情などと…」
視線から逃れるように目を逸らし彼女から離れる。
「…でも…」
もごもごとまだ何か唇に言葉をため込んでいる彼女から逃げるように立ち去る。
背中に、「あっ」と小さく切なげな声が聞こえた気がするが無視を決め込む。
どうも彼女は苦手なのだ。自分はお世辞にも愛想の良い人間ではない。
気の利いた言葉をかけたりするのも苦手だ。
反対に彼女は明るく人なつっこい性格の少女であった。
彼女の名前は暁良(あきら)。
彼女はこの別荘の主である大旦那の一人娘でもある。
夏の間、避暑地に立つこの別荘へとやってきたのだ。
なにを好んでか知らずが自分にやたらと構いたがる。元々夏の間だけ主が戻ってくるというだけあって
使用人の数も多くはなく今は最も忙しい時期であり彼女の相手をする余裕はない。
申し訳ないがいつも今のような形になってしまう。
691 :
夜這いする者:2006/08/27(日) 22:43:30 ID:TggJ21da
……とここまではどうでも良いのだが『本当の問題』は――
ちらりと時計を見る。
時間は午後11:30。
寝室には自分しかいない。鍵を閉めたのを確認する。
用心を重ね窓の鍵も同様に確認しカーテンを閉める。
これでようやく落ち着ける。ほっと息を付く。
寝台にくつろぎ腰を落ち着けて着替えを始める。
その時、窓がカタ、と音をたてた。
思わず視線を窓に走らせる。しばし目を凝らしてみる。
特に変わった様子はない。
「風…か」
どうやら物音の原因は風らしい…。拍子ぬけして寝台に滑り込む。
何気ない物音でも警戒する自分は多分、人の目に映ったらどんなに滑稽なことだろう。
灯りを落として目を閉じる。
……しゅる
衣擦れの音がする。部屋の中で自分の呼吸の音に交じる別の気配。
闇の中で隠れるように動く細い人影。
掛布の中で滑り込む…華奢な手。
(……いつの間に!?)
背中をすべり胸に廻される手に内心どきりとしながら身を起こす。
急いで手元の灯りをつける。
「一体どこから入ったんですか!自分の部屋にお帰りなさい!暁良お嬢様!」
灯りに照らされた可憐な少女がそこにいた。
「…だって…ひとりで眠るのは苦手なのですもの…」
彼の剣幕を恐れるように身を引いた彼女は小さな呟きをもらした。
「いくつですか、貴女は。お嬢様の年頃では独り寝が怖いなんて言ってられないでしょう」
そうして窘めていたが泣き出しそうな彼女の表情を見て嘆息する。
「では…侍女に、添い寝を頼んでみたらどうです?」
同じ使用人でも同性であれば問題はないだろう。
「いや…洵がいい」
ここまで言われたらもう絶句するしかない。
692 :
夜這いする者:2006/08/27(日) 22:46:05 ID:TggJ21da
すぅ…とか細い寝息が胸を擽る。
可愛らしい丸みのある頬は微かに色づいている。
息を吐くと彼女の前髪がそよ風に吹かれたように揺れた。
「ん…」
彼女が短く呻いたのを聞いてそっと背中を撫でてやる。
安心したように身を寄せてくる彼女に微かな苦笑すら漏れてくる。
まったく現金なものだ。
すっかり眠ったらしい彼女に自分も眠ろうと背を向ける。
「……」
背中に柔らかい温もりがある。
吐息が背に吹きかかる。
「……」
胸に腹に伸ばされる華奢な少女の腕の感触。
「…まだ、眠ってなかったんですか。……ってどこを触ってるんですかぁ!?」
背中には二つに丸みを押しつけたままの感触がある。
そして彼女の手は腹より下へと降ろうとしていた。
「ちょ…っ、な…なにをする気です!貴女は?!」
洵はぎょっと目を剥いた。
彼の下履きを潜ったその手はもっとも触れて良からぬ場所に到達する。
「…これは、何?」
天使のような愛らしい声が耳を打つ。悪戯な手つきで敏感な膨らみを弄ぶ。
あどけなさを含む声音とは相反し、くす…と笑う彼女は妖艶ささえ帯びている。
それに思わず、ぞくと背中が粟立つ。
「…うあ…」
少女の手が熱を帯びた塊の頭頂部を、揉みしだくように握りしめる。
自身の熱が身体の中心部に集まっていく。
それはじんじんと張りつめて行き場を求めて彷徨う。
「…ふふ…面白い、洵って」
柔らかな温もりが背中に抱きついてくる。
まろやかな胸が背中に押しつけられた。
「止めてください…こんなこと大旦那様に知れたら…」
「…お父様…?…がどうかしたの?」
彼女は背中の後ろで首を傾げた。
その仕草はまるで自分のしていることの卑猥さがわかっていないようにも見える。
その間も刺激は休まることはなく彼を苛んでいる。
「あら…?濡れてるみたい。どうしたのかしら」
彼女の指先、手の平には彼の先走りとおぼしき粘膜で滑っている。
それを彼女は己の唇へ運ぶ。赤い舌先が指、そして手の平を舐める。
緩慢なその仕草は猫の毛繕いを思いおこさせた。
「…苦い」
ぽつりと吐き出された言葉。
「…?」
それきり黙ってしまった彼女を振り返っていぶかしげに見つめた。
ぽすん、と寝台の布団に頭を落とす少女。慌てて彼女を覗き込む。
「…眠いの…おやすみなさい……すぅ」
瞳が目蓋の下に隠されていく。それとともに安らかな寝息が聞こえ始める。
「………」
どうやら今度は本格的に深い眠りの中に落ちたようだ。
「…はぁぁ」
疲れたようなため息が漏れる。
彼は何もいえず持て余した身体の熱をどうしたらいいものか考えていた。
693 :
夜這いする者:2006/08/27(日) 22:48:01 ID:TggJ21da
夜が明けて寝起きで潤んだ瞳の彼女が身を起こす。
「おはようございます」
洵は事務的に朝の挨拶をした。
「…洵…?…?わたくし、いつのまに?」
「やはり、『また』覚えてらっしゃらないんですね…」
『また』を強調して言うのは前にも同じようなことがあったからである。
「一応聞きますが、いつごろから記憶にございませんか?」
一瞬沈黙があって、
「えぇと…わたくしが自分の寝室で横になったあたりからかしら」
がっくりと彼はは肩を落とした。
悩みとはこれなのだ…
彼女はあろうことか、夜中に自分の寝台に潜り込んできたこともあまつさえ自分に淫らな行為をしてきたことも
まるで覚えてはいないのだ。
彼女は時折、眠りにつくと徘徊する癖があるらしい。
そしてなぜか徘徊し行き着く先がこの部屋なのだ。
いわゆる夢遊病者というものなのだろうか…。
いつもどこからともなく入ってきては添い寝を要求してくる。
「昨夜…わたくし、貴方に何かにしてしまったの?」
おず…と少女が聞いてくる。
彼女曰わく、幼い頃からそのような癖があったらしいが一度は治ったらしいのだ。
それがどのような原因かはわからぬが今頃になって再発しだしたのだとか。
一拍おいてから彼女の問いに答える。
「…さぁ、ご自分の胸に手をあててお聞き下さいませ」
さすがに記憶もない令嬢にまさか淫行を働いていましたなどとは言えまい。
暁良は首を傾げて彼に言われたとおり胸に手を宛てていた。
「ほら、早くご自分の部屋にお戻りなさい」
「いけない!侍女が来てしまうわ」
慌てて寝着を乱して部屋を出ていく暁良。それを見る限り
自分でも夜中に異性の部屋に忍び込むのがはしたないことだとは思っているらしい。
しかし昨日は一体どこから忍び込んだのやら。
これでは『夜這い』と変わりないではないか。
昨夜の無邪気ながら妖艶な彼女を思い出し思わず背中が粟立った。
このままだと身がもたない…
そう思った時、ひょこっと扉の隙間から部屋へ戻ったはずの暁良の頭がみえた。
「あの、今夜もよろしくね」
「………」
ぱたぱたと駆けていく後ろ姿。
瞬きをする洵。
「…いつのまに着替えたんだ」
…じゃなくて、本当はすべてわかっいて夜中に潜り込んできているのではないかと思うこともある。
実は、彼女は狐の生まれ変わりとかで自分は狐の彼女にただ化かされているのではないか。
化かされている間抜けな男を見ては腹の底で愉快そうに笑っているんではないか。
そうだとすれば納得…………できるのだろうか。
「…馬鹿げた話か」
いずれにせよ、今夜も自分は彼女に悩ませられるらしいことを確信した洵であった。
夜這い。お終い
GJ!
天真爛漫なお嬢さまも萌えるな。
GJ
さて、480kbになることだし、次スレをだれかplz
698 :
次スレの5:2006/09/02(土) 01:06:40 ID:7OlNuGJh
埋め
良スレ埋め
梅
産め
今日も産め
「だ、だめですっ…王子!」
「んー?なんで?」
「…っ〜何でって、わ、私の役目は!貴方様の護衛でっ…あっ!」
「あぁ、ウチの国で一番強い女騎士を護衛につけるって話だったからどんな化け物が来るかと思えば…よっと」
「そこはダメ!ダメですっ!あぁっ!」
「お前みたいな美女が来るとは…嬉しい誤算だったな」
「んんっ!やぁっ…」
「相変わらずいい声で鳴くなぁ、お前は」
「そ、そんなことは・・・!ひゃん!」
「さってと、そろそろいいかな〜」
「ぁっ…って、ダメ!!入れちゃダメ!絶対ダメです!」
「……人間ってダメって言われると、どーしてもやりたくなっちゃうよな?」
「知りません!とにかくダメです!今日はきけっ…ああぁぁ!?」
「この状況で、我慢しろって方が、無理だし、な」
「やっ…で、も…はぁっ、あか、ちゃん…でき…あぁっ」
「いいよ、出来ても。そしたら産んでくれ。っつーか『産め』」
あんまり産め産め言ってるからこんな産めネタ浮かんじゃったよ。
てか、ここは男(主)×女(従)ってokなんだろうか?(汗
基本的に男が従、が原則のはず。
こういう話の場合は女兵士かファンタジーが適切じゃないかな?
「だ、だめですっ…姫!」
「んー?なぜじゃ?」
「…っ〜何でって、わ、私の役目は!貴方様の護衛でっ…あっ!」
「あぁ、ウチの国で一番強い騎士を護衛につけるという話であったからどんな化け物が来るかと思えば…ほれ」
「そこはダメ!ダメですっ!あぁっ!」
「お前のような優男が来るとは…嬉しい誤算であったな」
「んんっ!くっ…」
「相変わらずそそる声で鳴くのぅ、お前は」
「そ、そんなことは・・・!あうっ!」
「さてと、そろそろ頃合かのう」
「ぁっ…って、ダメ!!入れちゃダメ!絶対ダメです!」
「……人間とはダメと言われると、どうしてもやりたくなってしまうものよな?」
「知りません!とにかくダメです!今日はきけっ…ああぁぁ!?」
「この状況で、我慢しろという方が、無理だし、な」
「やっ…で、も…はぁっ、あか、ちゃん…でき…あぁっ」
「よい、出来ても。そうしたら産む。否、『産ませろ』」
705に萌えたので706を踏まえて改変。
705タン勝手にごめん。
姫ー!?なんて破廉恥な真似を!
でも、姫の力で押し倒されてる騎士って…護衛だめじゃん!w
きっと姫が並の護衛じゃ敵わないほどマッチョで屈強なんだ
有り余る腕力と権力を活用し、自分好みの男を食っては投げ食っては投げ…
712 :
705:2006/09/10(日) 12:23:21 ID:MFfg8CL9
>>706 ん、そうかやっぱ男(主)×女(従)はダメか。
って、ここの神々みてたら
>>707タンのが適切って気付けよ俺。
…『産め』って言わせるのにいい鬼畜執事が浮かばなかったってのもあるけど。
>>707 姫ー!!(*´д`*)
埋めネタだし、萌えるから問題なし!ありがとー!
男の台詞があんまり違和感なくてびっくりだw
>…『産め』って言わせるのにいい鬼畜執事が浮かばなかったってのもあるけど。
ならば、若奥様に旦那様の子を孕んでほしくなくて、自分の子を産めーって犯す執事ってのはどうだ?
姫様はそれは清楚可憐な外見で、騎士は密かに憧れ忠誠を誓っていた
騎士は国1番の使い手と呼ばれるくらい、ストイックな修練の日々を送り、
女性に接する機会もほとんどなかった
もちろん、優男な外見に言い寄る女もいたものの、見向きもしなかった
間近で護衛するために、憧れの姫に初めて近くに寄るチャンスができて、
騎士は緊張しつつも感動していた
しかし姫はそんなことお構いなし。戯れに騎士に襲い掛かる
もちろん騎士の方が体格も腕力も上だ
だが近くで見る姫は、あまりに華奢で壊れてしまいそうで、騎士は手出しできない
経験のなさも手伝って、力加減がわからずにおたおたしているうちに、
姫の技術と、憧れていた女の体の前に…
――――――ここまで妄想した――――――
オタカさんみたいなお姫様かと思った
>708
かつて戦場で負った傷のために障害が残ってるとか。
で、そのときの勇敢な振舞いから国王に目を掛けられて、姫の専属護衛官として採用。
>>713 こう?
「だ、だめですっ…セバスチャン!」
「ん?なぜです?奥様」
「…なっ〜何故って、あ、あなたはこの邸の執事でっ…あっ!」
「禿で脂ぎった旦那様よりも、私と結婚したかったとおっしゃったのはあなたですよ…ふふ」
「そこはダメ!ダメですっ!あぁっ!」
「めったにお帰りにならぬ旦那様よりも、私のほうがよほどこの邸の主らしい、ともね……」
「んんっ!やぁっ…」
「相変わらず良い声でお鳴きですね、奥様」
「そ、そんなことは・・・!はぁっっ!」
「さて、そろそろよろしいでしょうか」
「ぁっ…っ、だめ!!入れてはだめ!絶対駄目です!」
「……人間、駄目と言われると、どうしてもやりたくなるものですよ?」
「知りません!とにかくだめです!今日はきけっ…ああぁぁ!?」
「この状況で、我慢しろと言う方が無理です。奥様」
「やっ…で、も…はぁっ、あか、ちゃん…でき…あぁっ」
「よろしゅうございます。私の子を産んでください。いや、『産め』」
産め!!産むんだ!!
産みなさい!!
産むのです!!
奥方様!!
>>718 俺このパターン一番好きかもw
そういや若奥様って無いな
次スレでも奥様を希望する!
産め
>>718 そう、それ!
やはりイイ!萌えたよ。
しかし、なんで執事さんって「セバスチャン」って名前多いんだろ?
よく執事さんは、この名前を使われている…気がする
>>721 アルプスのハイジか何かで出てきた執事がセバスチャンとかいったような気がする。
ある程度インパクトのある響きをもちながら
全く主人公っぽくないところが役どころにぴったり
な気がしないでもない
「…どうして、躊躇うの?」
夜目にも白い美しい裸身が晒される。
「いや…しかし、姫…そんなこと私には…」
「迷う必要などないわ…。我が騎士よ、さぁ、私の中にありったけの貴方の欲望を埋めなさい…」
戸惑う騎士に姫は毅然と顔を上げる。
騎士はいよいよ困惑し、白い裸身から目を背ける。
「しかし、貴女様を汚すことはできません…どうかお許しを…」
「いいえ、許しません。…このまま、他の誰かの物になるくらいなら…」
女神の化身のような美しい乙女が騎士の胸に飛び込んでくる。
柔らかな金の髪がふわりと舞い乙女の身体を包み込む。
「…いけません、姫。そんなこと…あぁ…」
姫は細い指先で騎士の甲冑を解いて、彼の鍛えられた胸元を露わにさせる。
彼女は堅い胸に指を滑らせ、ため息を零す。
「…素敵よ…」
「…ひ、姫っ…そこは……ッ……」
姫は立ち竦む騎士の前に跪き、唇を寄せる。
「はぁ…っ…」
「ふふ…」
騎士の荒く、しかし切なげな息と姫の妖しい笑い声が混じり合う。
「姫、もう…お許しを…!」
「ええ…!もう良いでしょう。さぁ…来て」
「いえ、違っ…!そうではなくて!……ぁぁああっっ」
:
:
:
:
「ふふ、これは貴方の子ですわよ」
姫は騎士の前で微笑みを浮かべた。
それは、まるであの時のように…
「まさか…」
騎士は呆然と姫を見つめる。
「…くす…、往生際が悪い人ねぇ…」
姫の衣が静かに床に、落とされた。
「…貴方の欲望を私に埋めて」
梅シリーズ最高です'`ァ'`ァ'`ァ(;´Д`)'`ァ'`ァ'`ァ
セバスちゃんの日記
梅干し好きのお嬢様のために、梅の種を埋めてみた。
お嬢様の股ぐらに。
梅梅梅
「……こ…こんなことが許されると思っているのですか」
「何か勘違いをしていないか?お前が姫と呼ばれてかしずかれていたのも昔の話だ。
今のお前は淫売だ。せいぜい股を開いて老いた母親と幼い弟妹のために俺の機嫌を取ればいい」
「ひっ…卑怯者!……あっ!……あああ」
「なかなか良い声で啼くじゃないか。心まで淫売に堕ちたか」
「くぅっ…ふっ…そ、そんなことは……はあっ!」
「さて、そろそろ俺のほうも良い気分にさせてもらうぞ」
「そんなことをしては子が……やめっ!!……許して!それだけは……」
「いいや、孕め。そして産め!そうしなければお前と家族に未来はない。」
「嫌、いや……ああ…あっ!……ああああぁぁっっ!!!」
「だ、だめですっ…お嬢様!」
「えー?なんで?」
「…っ〜何でって、お、俺の役目は!貴女の家庭教師でっ…うっ!」
「あぁ、パパの学校で一番頭がいい講師を家庭教師につけるって話だったからどんなガリ勉が来るかと思えば……よいしょっと」
「そこはダメ!ダメですっ!わぁっ!」
「あなたみたいな美形が来るとは…嬉しい誤算ってやつよね」
「うっ! あぁっ…」
「そんなこと言っても体は素直よ、センセ」
「そ、そんなことは…!くっ!」
「さってと、そろそろ挿れたい?」
「ぁっ…って、ダメ!!挿れちゃダメ!絶対ダメです!」
「……人間ってダメって言われると、どーしてもやりたくなっちゃうのよね?」
「知りません!とにかくダメです!今日はたまっ…てうあぁぁ!?」
「この状況で、我慢しろって方が、酷でしょ、ね?」
「やっ…で、も…はぁっ、もし……こど、も…でき…くぅっ」
「いいわよ、出来ても。そしたら産むから。てゆーか『産んであげる』」
家庭教師(父親の部下)とお嬢様で改変してみた。
ありがとう、705
>>728 短くも、物語の状況が分かるという点はスゴイと思う。
>>729 今日はたまっ…てって、www
お嬢様、GJ
731 :
姫君×騎士:2006/09/23(土) 23:17:20 ID:bksurKbG
>>724で書き込んだものを単に、ちょっと弄り長くしただけのものです。
埋め用
その肌にふれると冷たいだろうと、思っていた。
透き通るような銀色の長い髪が細い腰を包んでいる。
力を込めて、その身体を抱けばきっと壊れてしまうのではないかと、思った。
磨き込まれたガラス玉のような透き通った、アメジストの瞳。
その瞳は、今目の前の一人の騎士に注がれていた。
静寂は、本来の時間よりも、より時を二人に長く感じさせ…
アメジストの瞳が一度だけ瞬きをする。
「わたくしに、ふれて…」
騎士は、咽に溜まった唾を、思わず飲み込んだ。
そんな言葉を、まさか彼女の口から、聞くことになるとは想像もできなかった。
しかし、騎士は戸惑い、微動だにせず立ちつくしていた。
「我が、騎士…」
彼女は、騎士に近づき手を差し伸べる。
騎士は、それでようやく金縛りから解き放たれたように、動きだし
その小さな手の甲に接吻を落とす。
接吻を受けた手は、するりと引っ込められてしまった。
惜しくもあり、安堵もあった。
これ以上の一線は越えては、いけないことを重々承知しているのだから。
その気持ちが伝わってしまったのか、相手からは短いため息が一つ、彼の頭上に落とされた。
そのため息の意味は何なのだろう、騎士は、胸を苦しげに押さえつけた。
細く、華奢な腕が騎士の頬に、伸ばされる。
その輪郭を確かめるように、手が頬をなで、指が顎をなぞる。
汗ばんだ首筋を、指先が撫でてゆく。
やがて、甲冑に行き着き、それを指が悪戯のように留め具を外そうとする。
「いけません、姫」
騎士は姫君を制止する。しかし、彼女は騎士の制止を聞こえてなどいないかのように、それを止めようとはしなかった。
もどかしい手つきで、ようやく甲冑のひとつが、床に落とされた。
姫君は、以前手を休めず、次ぎのそれを剥がすことに夢中になっている。
騎士はその様子を、ただ黙って見ていた。
そんな彼女を見ていた騎士の胸の内に、切ないうずきのような物が生じる。
そしてついに、こらえきれず騎士は思わず、姫君の細い手首をつかんだ。
加減を忘れていたせいか、彼女は微かに顔を痛みに歪めた。
騎士は、はっとするように力を緩める。
そのまま、手を離そうとすると、逆にその手に押しとどめるように姫君の掌が重なってくる。
自分の堅く骨張ったそれとは、まったく違う華奢な手…。
やわらかで、それでいてしっとりとしている女性の手だ。
胸の鼓動が、早鐘を打つのを否定するように、騎士はその手を押しやった。
押し戻された手を姫君は、そっと胸の上に大切なもののように撫でた。
「…もう、あの頃のように、わたくしの手を引いてはくれないの?」
732 :
姫君×騎士:2006/09/23(土) 23:20:07 ID:bksurKbG
あれは、まだ彼らが幼い日だった。
騎士がまだ活発な少年だった頃、悪戯で城に忍びこみ一人の少女とであった。
固く無機質な表情の少女。冷たそうな銀髪。
精巧に作られた人形のように美しい姫君。
塔の中で、大切に守られてきた彼女は、国王の愛娘であった。
少年は、少女との出会いをまるで宝物を発見した時のように、嬉しさ、あるいは興奮のようなものを感じた。
幼い姫君は少年をみると表情を変えずに、だが不思議そうに首をかしげた。
彼は悪戯心も手伝い、彼女を城の外に連れだした。
なぜか彼女は、手を引く彼に、騒ぎもせずついてきた。
切なげな問いかけ。瞳は熱く潤んでいた。
白い頬は微かに朱をはいている。
口唇が微かに震える。
「…他の殿方の物になるぐらいなら、いまここで、貴方に奪われてしまいたい…だから
…一夜でいい…どうか、わたくしを欲して…」
衣擦れの音がして、姫君の薄い衣が床に落とされる。
姫君の清らかな裸身が、騎士の目に晒される。
呼吸のたびに、揺れる柔らかそうな乳房。
細い腰。すらりと伸びた脚。
甘い…香り――
その時、一度誤って姫君の裸体を見てしまったことを思い出した。
初めて城の外にでた彼女は、森の緑の美しさに目を奪われていた。
そして、その光景に少年は心を奪われていた。
森の泉で彼女と遊びのつもりで水浴びをしたとき、初めて身体の違いに気がついた。
華奢な身体つき。なだらかな曲線。
胸は、その頃はまだ大きくなかったが、それでも明らかに少年のそれとは違い
柔らかく膨らんでいた。
なんだか、とてつもなく恥ずかしいような気がし、彼は服を着たのだが
頭の中で、焼き付いて忘れることも出来ずにいた。
時を経て、より美しく成長した姫君。
より女性的になるにつれて、そして立場を自覚するにつれて距離をとってきた。
そして、その彼女が今にいたり彼を悩ましていた。
733 :
姫君×騎士:2006/09/23(土) 23:23:53 ID:bksurKbG
「お許しを…」
騎士は呻くように声を発し、視線を姫君の裸身から外した。
このままでは、己を制す術を失ってしまいそうだ。
誘惑と自制心がせめぎ合う。
「…目を逸らさないで、貴方の欲望を私に下さい」
その言葉に騎士は、吸い寄せられるように姫君の瞳の中に捕らわれた。
熱に潤んだような瞳の中に、自分自身が映っていた。
懇願するような表情は、騎士が初めて目にするようなものだった。
記憶の中にある彼女は、常に聡明で冷静な、弱みなどみせないような非の打ち所のない姫君だった。
このように、今にも儚く壊れてしまいそうな表情など想像もしたことはなかった。
「……ああ」
観念したように騎士は息を吐く。
姫君の腰が騎士の腕の中にさらわれる。
顔を寄せ吐息が混じり合い、言葉もなく唇が重なりあう。
逞しい騎士の背中に姫君のほっそりとした腕が廻される。
口の中で、舌が、絡み合う。長らく会っていなかった恋人と再会するように――
「…ん……」
咽が動き唾液を飲み干す。
姫君は騎士の前にかがみ込んだ。
「姫…!そこは…っ」
姫君の手が再び騎士の腰を、股間部を守る装具を外しにかかる。
「…っ、…それ以上は…いけません!」
「…これほどになっていても?」
騎士の男性器が空気にさらされる。
それは、既に硬くなり、そそり立ちその存在を主張していた。
柔らかな口唇がそれを含む。
「…ちゅむ…」
拙い仕草でそれを、舌先で舐める。
舌の動きが、艶めかしく騎士の雄を刺激する。
「……っ」
歯が軽く尖端をかすめ、思わず騎士は呻く。
「ぁ…くっ…!」
一旦はなんとかやり過ごした絶頂を、姫君の口が強く吸い上げたことにより、
ついに、騎士は姫君の口の中に白濁を吐き出してしまった。
ぽた、と閉じた唇から白濁がこぼれ落ちた。
騎士の見ているそばで、姫君は口の中の白濁を飲み込んでしまった。
「…姫…」
姫君は騎士に、くすりと微笑する。
達してしまったばかりのそれが、またすぐに硬さを取り戻していく。
「わたくしはとうに覚悟は出来ているのです…だから――」
姫君の言葉が途中で、途切れる。
姫君の裸身が騎士の腕によって浮きあがり、寝台の上に沈む。
734 :
姫君×騎士:2006/09/23(土) 23:26:14 ID:bksurKbG
熱に駆られたように騎士は、姫君の肌を吸った。
手で身体の曲線を、撫でていく。
乱れた呼吸を整え、もう一度深く口づけあう。
騎士は、己の身につけていた服も何もかも脱ぎ捨て、姫君の身体に覆い被さっていった。
乳房の頂を摘み、唇に含むと姫君の口から、「あっ…」と短い声が漏れた。
もう、片方の乳房をこねるように揉む。
「…っぁ…、…あぁん…」
悩ましい声が騎士の耳を打つ。
騎士は姫君の乳房に吸いついたまま、手を下腹部に移動させる。
へそをかすめた指は、そのまま淡い茂みに潜り、敏感な在処を探し探索する。
「…姫…?」
掠れた声で尋ねる。具合を確かめるように、指で反応の強い部分を探していく。
「…ぅ…ぁ…っ…」
小さな突起を見つけると、騎士の指はそれを弄びはじめる。
秘部をなぶる指が、蜜の溢れるそこに気づいた。
指に付着した粘膜を、小さな突起にまぶし、弄りまわす。
やがて、「…あぁっ」という甲高い声と共に姫君の身体がビクッと痙攣する。
荒く姫君の胸が呼吸に上下している。
それを見た騎士は、姫君の身体から手を離した。
「…もう、…よろしいですか?」
恍惚としていた姫君は、騎士の言葉に驚き身を起こす。
「え…?」
驚いた瞳は、見る間に悲しげに潤み始める。
「だめっ…!いやです!」
「姫!駄々を捏ねないで下さい!大事な御身を想えばこそです」
「わたくしを想うのなら、今すぐわたくしを抱きなさい!」
姫君の強い眼差しが騎士を射抜く。
「…姫」
既に、彼女の言葉を予想していた部分があったが、それ以上に
きっぱりと口にした姫君に、彼女の覚悟をみたような気がした。
「私達は、きっと許されないでしょう。それでも…?」
「ええ…。たった一夜でも構わない…。わたくしを愛して…」
観念したように騎士は息を吐く。
姫君と騎士の身体が重なり、一つの影になる。
姫君の身体は思っていたより、ずっと柔らかかった。
騎士は息を吐き出した。
森の泉で、彼女に見とれていた時…
あの日から、こうなることをどこかで夢想していたのだ。
735 :
姫君×騎士:
「…あっ…、あぁん…、はぁっ…あんっ」
「姫…っ」
絡み合いながら、激しく身体がぶつかりあう。
姫君は普段の落ち着いた雰囲気とは想像もつかぬほど、淫らに乱れた。
「ひゃぅん…もっと、…ぁぁあん、もっと、…ぁ…激しく…」
彼女はいつしか自ら、腰を揺らし、騎士に快感を与えていた。
騎士は己の腰をぶつけながら、ふと姫君の身を案じて眉を寄せた。
「…その身体が壊れてしまっても…?」
「…そうよ…、壊れるくらいに、…っ…、忘れられないくらいに…」
姫君は、嬌声を上げて、とぎれとぎれに言葉をつくる。
汗が、突き上げるたびに弾ける。
「…ぁあんっ」
姫君はひときわ、高く嬌声を上げた。
根本まで埋められた騎士を、強く締め上げる。
「…もうっ、…もうっ…、ぁあっ…」
騎士も、それに応えるように、姫を掻き抱く。
「あっ、あっ、ああっ、…ぁああああーー!!!」
強い締め付けに、姫君の内部で騎士の肉棒が激しく脈打つ。
限界まで膨れ上がった肉棒が、姫君の最奥部に向かって勢いよく精液を吐く。
それにあわせ、ビクンビクンと姫君の身体が痙攣していた。
*
*
*
「この子は貴方の子です…」
眠る幼子をその母親は、優しく撫でる。
幼子は、母親ゆずりの銀の髪をしていた。
「色は違うけど、猫っ毛な所はやはり貴方に似ているわ」
くす、と彼女は笑みを浮かべる。
アメジストの瞳に呆然としている男が映り込む。
「相変わらず、往生際が悪いのね…」
衣擦れの音がして、男に近寄っていく。
布が、静かに床に落とされる。
それは今まで彼女が纏っていた衣であった。
「姫…まさか」
白い肌、艶めかしい肢体。
彼の、姫君―
「我が騎士…」
騎士の咽が上下する。
耳元に姫君の吐息が吹きかけられる。
「…貴方の欲望を、私に埋めて…」