【時計女や】D.Gray-manエロパロ第2夜【ニーソ幼女】

このエントリーをはてなブックマークに追加
802紫幽 パチパチロード。
「ただいまあー、伯爵ー、ティッキー!」

ロードが学校帰りに帰宅してきた。背にはランドセル。左手に見慣れない小袋を持っていた。

「オや、お帰りなサイ。ロード」
伯爵はロッキングチェアを揺らしながら、編物に励んでいる。
「おぅ、お帰り、ロード、て何だ?その左手に持ってる物は?」
ティキはまた寄り道とはまだまだ子供だなぁと、穏やかな笑顔で尋ねた。
「ああ、これね、パチパチキャンディーっつーんだあ」
ロードは小袋をひらひらとなびかせながら掲げた。
するとティキは驚いたように感銘を受けた。
「おお!知ってるぞ、それ。懐かしいなあ。クルトンみたいなのがパチパチと鳴って、口の中が痛いというか、
何とも言えない刺激がクセになってたなあ」
「ふ〜ん、でもよく分かんないや。こういうの初めてだし」

「あ、そうダ。二人共、ちょっと話がありマス」
伯爵は編物する手を休めないまま二人に告げた。
ロードはティキの隣にちょこんと座り、小袋をいそいそと開封している。
「さっきティキの内通者に不穏な動きが出たの事デス」
ロードは小袋から取り出した大きいうずまきキャンディーに感動している。
「我々を裏切るつもりかは知りませんけド」
ロードはキャンディーを口に含み、舌で嬉しそうに味わうが、すぐにはっと気付いた。
「まあ、我々の事が知られるのは後々面倒になりそうデス」
ロードは小袋の中にティキの言う通り溢れ出そうなほど、
いっぱい盛られていたクルトンみたいなものにキャンディーを埋めた。
「・・・デリートですか?」
ティキは真剣な面向きで伯爵に尋ねる。
「まあ、すぐにとは言いませン。ただ出来るだけネ」
ロードがキャンディーを取り出すと、唾液により付着されたクルトンがキャンディーに程よく飾られていた。
そして、ロードはそれを口へと運ぶ。
「我輩がそいつのアクマを製造できる余裕が持てる時がいいですヨ。忙しい時に殺しちゃっても・・・」

パチッ。
「あっ!」
伯爵の言葉はロードの小さな鳴き声により、中断されたと言っても過言ではない。
パチパチィッ。
「あああぅあぁ・・・」
ロードは口の中でクルトンからの未知なる刺激に戸惑いを見せていた。それに伴いみるみるうちに赤面していく。
しかも目がとろけてきて、小さな身体を刺激に伴いくねらせている。
パチパチパチパチ!
「ひあああん!ひああぅぅ、あああ、はあああ!」
「・・・・・」
「・・・・・」
伯爵とティキは涎が垂れそうなほどぽっかり口を開いて、
パチパチキャンディーを口に含みながら、一人身悶えるロードを眺めていた。
パチパチパチパチパチバチバチッ!!
「あはあああぅ、んあああ、ああ、あああああ・・・!!」

ロードが自分でも驚くほどの甲高く甘い悲鳴を部屋中に轟かせた後、
ロードは壁に背をもたれて少し荒い息遣いをしていた。
「はあはあ・・・あれ、どうしたのお?二人して」
ロードがパチパチキャンディーの刺激に酔った後に目に映ったのは、
赤面しながら前傾姿勢を保つ伯爵とティキの姿だった。
「・・・いや、何でもない・・・」


 終わり。