魔人探偵脳噛ネウロinエロパロ板 第3話

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1前スレ474
投稿中に512k超えてしまったので急遽立てさせていただきました。
勝手なことしてすみませんorz

1 名前: 名無しさん@ピンキー 投稿日: 2005/07/19(火) 20:17:41 ID:lh2xYUC5
弥子でもアヤでも叶絵でもカップリングはご自由に
基本はsage進行でマターリといきましょう

前スレ
魔人探偵脳噛ネウロinエロパロ板 第2話
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1121771861/


前々スレ
魔人探偵脳噛ネウロinエロパロ板
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1110801893/

まとめサイト
ttp://neuro.h.fc2.com/

スレ立て初めてなんですが、これで大丈夫なんだろうか…
2三文字:2005/08/19(金) 23:07:24 ID:AQeA6Dhr
>>1
そして続きを待つ
3名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 23:11:11 ID:NCy4wCSt
3げっつ
4名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 23:17:04 ID:OJjtIL8S
>>1
乙です。そしてワクテカしながら続きを待ってます。
5名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 23:18:38 ID:2K3v5vZ2
新スレ立ってるから何だろうと思ったら…!
1さん乙です。
+   +
  ∧_∧  +
 (0゜・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゜∪ ∪ +        
 と__)__) +
6完の人:2005/08/19(金) 23:24:18 ID:7NT35y7t
>>1
とうとう3話か・・・凄いなこのスレ
7名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 23:25:24 ID:RnffxVCZ
>>1
+   +
  ∧_∧  +
 (0゜・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゜∪ ∪ +        
 と__)__) +
8名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 23:29:54 ID:HNieRVAZ
調べてみた。
・ケロロ軍曹
・テニスの王子様
・Dr.コトー
・フルーツバスケット
・バイオハザード
・封神演義
などが3スレ目。
9前スレ474:2005/08/19(金) 23:37:33 ID:Xd816usi
おお風呂から上がってみたら…!
見つけてもらえてよかった…

というわけで前スレでちょんぎれてる作品をまた1から投下させていただきます。
前スレ474の続きみたいな感じで、
「ヤコの自慰中の声を聞いたネウロのその後」みたいな話です。
10不織布の熱1:2005/08/19(金) 23:38:45 ID:Xd816usi
「呼んだか、ヤコ」
いきなり降って沸いた声に眼を見開く。
慌てて仰向けになれば、ネウロが天井からぶら下がり上目遣いでこちらを見下ろしている。
「あ…あんた…一体何時からそこにっ」
思わずベッドの上に起き上がる。動揺で声が上擦る。ネウロは直前まで顔を近づけ、意地の悪い笑みを浮かべる。
「謎を探していたら貴様が呼ぶ声がしたのでな。ちょっと立ち寄ってみたというわけだ」
「よ、よぶ、って」
呼ぶってまさか…さっき自分でした時のあの…!?
「普段は気にも留めないが、随分と珍しい声色をしていたのでな」
にやにやと笑うネウロ。こいつ絶対わかってる。わかっててやってる。
ため息が思わずこぼれた。
さっきまでの甘い一人芝居の相手がここにいる。だけどその表情もしぐさも、私の妄想とは程遠い。
それが切なくて、理想に逃げているのが恥ずかしくて、何より自分の甘い時間を壊された気がして思わずうつむく。
―――知ってるもの、片想いだってことくらい。伝わらないんだから、夢くらい見たっていいでしょ?
「ヤコ」
呼びかけられて視線を向ける。相変わらずの笑み。
ふてくされる隙さえ与えてくれない。ネウロはくるりと地面に降り立ち、有無を言わさぬ口調で問い掛ける。
「何をしていた?」
「な、何、って」
「我輩を呼ぶ前、何をしていたかと聞いたのだ」
ぼんっと顔から火が出る。
「な、なんだっていいでしょ!?あんたには関係ないわよ」
「我輩の名を呼んだのに我輩に関係ない、と?」
「そ、そうよ、関係ないわよ、わかったら帰って」
ほぅ、とネウロがつぶやく。私は慌ててそっぽを向く。
「では」
ぐいっと右腕をひっぱりあげられる。
「この白いものはなんだ?」
「!」
ぎょっとして右手を見る。確かに指先に白い乾燥した何かが付着している。
それが何かは考える必要もない。貪った後拭いてもいないし洗ってもいないのだから。
くん、とネウロが指先の匂いを嗅ぎ始める。
―――やめて、見ないで。そんな眼で見ないで。
確かにあなたを思い浮かべてやったことだけど、でも、そういう気持ちじゃない。そんな興味だけで掘り返そうとしないで。
勝手だと思いながら必死で願い続ける。ネウロの表情の変化なんか見ていられない。見てしまったらたぶん恥ずかしさで息が止まる。
「ふむ」
手を離される。ほっとしたのも束の間。
彼は息が止まる以上の衝撃の台詞をさらりと口にしてのけた。
11不織布の熱2:2005/08/19(金) 23:39:49 ID:Xd816usi
「ヤコ、我輩の前でそれを再現しろ」
「―――え?」
「だから、我輩を呼ぶ前にしたことを我輩の前でやれと言ったのだ。そんなこともわからんのか、豆腐」
「ちょ――ちょっとま――」
間髪いれず、ネウロが手袋を異形に変える。できなければ刺すぞという脅しだ。
…普段ならここで引き下がる、言うことを聞く。
だけどそれは、それだけは。
「…嫌よ」
「ほぅ」
冗談じゃない。何が悲しくて自分のことを何とも思っていない相手の前で自慰をしなきゃならないの。
恥ずかしさ、報われなさ、空しさ、どれをとってもエベレストを一跨ぎ級のレベルだ。
けれどネウロはそんなこと気にしちゃくれない。当然だろう、彼にしてみれば単なる遊びの延長なんだから。
ずい、と鎌の形に化した指を首筋に押し当ててくる。少し肌が切れ、血が出る。
「…嫌よ、絶対に嫌」
ぼろぼろと涙がこぼれる。さっきまでの甘い時間が本当にかりそめだったことを思い知らされる。
本物はいつもこうだ。本物はけして私を労わってくれないし、優しくもしてくれない。ただ傷をえぐり、歪んだ顔を楽しむだけ。
「――ヤコ」
耳元でささやいてくる。たったそれだけで心臓が全力で働くのが口惜しい。どうせこの行動だって私を動揺させる以外に意味はない。
甘い響きに聞こえるのは夢に逃げるから。ネウロ本人が裏で何を考えているか、想像するだけでぞっとする。
するのだけれど――
「間近で聞いてみたいのだ、あの声を」
また想像を絶することを言ってのける。
「興味深い。食い気以外に何の取りえもない貴様が出すにはあまりに不釣合いだ」
目が点になる。
ほめてるのかけなしてるのか、いや間違いなく後者なんだろうけれど。
「…興味――深い?」
「そうだ、興味深い。貴様にこんな感想を抱いたのは初めてだ。故にもう一度聞いてみたい」
興味を示した。ネウロが私に、私自身に興味を示した。
こみ上げてくる何かを押さえきれない。
…わかってる。
これもまたネウロの作戦なんだ。私をうまく操って、思い通りにことを運ばせる。ただそれだけ。
それでもこの打っても全く響かない男に興味深いと言わせたことが嬉しくて、さらなる関心を持ってくれるなら何でもしたいと思ってしまう。
狙うように耳元に息を吹きかけてくる。思わず体がびくりと動く。
馬鹿だと思う、自分でも馬鹿だと思う、こんなことしてまで気を引きたいなんて。
ネウロの方に向き直り、パジャマのボタンをはずしていく。
窓枠が月の光で鈍く光っている。
12不織布の熱3:2005/08/19(金) 23:41:15 ID:Xd816usi
「…っ…ぁ…」
目をきつく閉じたまま、胸元を自分で愛撫する。いつもそうしてきたように、突起を指先でいじり、はじく。
緊張が先にあるのか、なかなか身体が濡れてこない。できるなら早く終わらせたいのに、心ここにあらずな気がして集中できない。
目の前にネウロがいて、私の行為を見ている。冷酷なのか興味がないのか、とにかく温かくはない視線がずっと注がれている。
さして大きくもない乳房を揉む。上を向き、ため息のように息を吐き出す。気持ちいいというより、痛い。
ぐっ、と下半身に力を入れる。こうすると少し感度が増す。それでも妙に鈍感になってしまった秘部は乾いたままだ。
「…っふ…ぅ…」
…男の人の自慰行為と女の人のそれは違うものだという。
男の人は純粋にたまったものを吐き出すため、欲望が単品で存在する。
それに対し、女の人は欲望と感情が一緒になって出てくる。
つまり、女の人が行為に走るには心の拠り所、つまり、抱かれてもいいと思う相手が必要で。
今、目の前にその人がいる。だけど私を必要としていない。
…その現実が先にあったら、どんなに刺激を与えても感じるわけない。
そう思ったら、途端に空しくなった。こんなことで気を引いたって、もらえるのは私が欲しい気持ちじゃない。
わがまま、なのかもしれない。もともと私を奴隷人形だかなんだかとしてしか見てくれない相手に、それ以上の感情を持ってもらおうなんて。
涙が出てくる。何やってるの、こんななりふりかまわない真似してまで、何を欲しがってるの。
「――下手糞、だな」
とどめのようにネウロが冷たい台詞を吐く。
「…知らないわよ…あんたがやらせたんでしょ…?別に評価してもらおうなんて、思ってない」
そうだ、この行為そのものを評価してほしいわけじゃない。
こうする私の気持ちを汲み取って欲しい。
女の子として失格なくらい恥ずかしい真似をしてまで、ネウロのわずかな興味と感情が欲しい。
だけどネウロはそんなところ見ない。見ようとしないんじゃない、多分、そういう思考回路がそもそもない。
その予想は次の台詞で裏付けられた。
「貴様は自分が感じるところさえ自分で探せないのか」
「…あんたに言われたくない…そういう見方しかできないあんたに言われたくない…!」
また涙がこぼれてくる。なんでこんな奴に気持ちを向けてしまったんだろう。
毎晩毎晩繰り返すほどに、くだらない夢で身体を満たすほどに、心をこいつで埋めてしまったんだろう。
もう続ける気にもなれず、力なくベッドに手を下ろす。帰ってよ、二度とこの部屋に来ないで、そんな言葉が口から転がりだす。
「そうはいかんな」
「…なんでよ…もう満足でしょ?つまんないってわかったんでしょ?だったらとっとと帰ってよ」
「まだあの声を聞いていない」
「…聞かせられるわけがないでしょ…その冷たい目を前にあんな気分になれるわけないじゃない」
「――そうか、ならば」
とん、と肩を小突かれた。思わずバランスを崩しベッドに倒れこむ。
慌てて起き上がろうとすると、既に目前にネウロの顔があった。
いつのまにか私の上に覆いかぶさっている。
ありえない、なんなのこの状況。
混乱する私の前で、ネウロが心底楽しそうな笑顔を見せる。
「貴様が自分で出せないなら、我輩が引き出すまでだ」
――その意味を理解するのに、大した時間はかからなかった。
13不織布の熱4:2005/08/19(金) 23:44:54 ID:Xd816usi
「…っふ、あ、ああっ、ふぁぁんっ!」
乳首をいじられ、思わず声が出てしまう。夜遅いとは言え、ここは自宅だ。お母さんが聞きつけてやってこないとも限らない。
だけどもう理性が追いつかない。ネウロの指が触れる場所がそのまま私の性感帯になる。
二人分の重みできしむベッドの音さえ、官能的に聞こえる。
「あ、やぁ、んぅ、ふぁぁっ!」
それは、私が毎晩見ていた馬鹿な夢よりずっと気持ちのいいものだった。
ネウロが上手いのか、私が飢えていただけなのかよくわからないけれど、自分でしていたときとは明らかに違う。
与えられる快感にただ流されてしまう、不思議な感覚。
「おかしな奴だ…さっきの不感症はどこへいった」
「しらないっ、や、そこ舐めちゃ、あ、ああぁ!」
ひんやりとした舌が胸周りを這い回る。這い回った跡がまるで道のように快楽を引き寄せてくる。
ちゅ、と音をたて、ネウロが乳首に吸い付く。心臓が爆発しそうなほど早鐘を打つ。
さっきまで黙り込んでいたはずの秘部が、ひんやりと感じるほどに蜜を流している。早く触れて欲しくて下半身が震える。
「ずいぶんと浮かされた顔をするものだな」
「…あんたがそうしたんでしょ…!」
「いや、これは貴様自身のせいだ…我輩はただ煽っているだけのこと」
「うるさいっ…くぁ、うあぁっ…!や、びくびくするっ…!」
「びくびく、とは、ここか?」
「やああぁっ!!」
染みができるほどに濡れそぼった花弁に指を当てられ、思わずのけぞる。
電流のように尾を引いた快感が全身を支配する。もっと欲しい、もっといじってほしい。
両手でしっかりとシーツを掴む。…本当は、この腕をネウロの身体に回したい。
恋人のように抱き合いたい、だけどそれは叶わないことだから――
「ヤコ」
「なに、よ…!」
「これでもまだ、我輩の名を呼ばないか」
「…呼んで、たまるもんですかっ…!」
呼んだら終わりだ。ネウロの目的は快感に飲まれた私がネウロの名を呼ぶこと。
この行為も全てその目的のためにある。知ってる、私が好きだからこういうことしているんじゃない。
…だったら意地でも呼ばなければ、その間はこうして貪ってもらえる。
たとえ遊びでも作戦でも、私にとってはネウロに触れてもらうことが嬉しいんだから構わない。
それ以上なんか求めない、悲しいだけだから。
14不織布の熱5:2005/08/19(金) 23:46:28 ID:Xd816usi
「――そうか」
一瞬、ネウロが表情を歪ませた気がした。普段の邪悪な笑みとは違う、どこか切なそうな、やりきれなさそうな顔。
こんな顔もできるんだ――そう思った次の瞬間、唇が塞がれていた。
「んぅっ…!」
手の愛撫もやめ、ネウロの舌がひたすら私の口の中をかき回す。味わうような撫でるような奇妙な感触。
私の舌と絡めて、長い長いキスの時間が過ぎる。隙間から零れる唾液が首筋まで垂れ落ちてくる。
…なぜだろう。少し甘い気がする。そんなことありえないのに、ネウロはただ遊びでやっているだけ、間違いない、はず。
「――呼べ」
「…いや…ぁ、ちょっ…ふぁぁっ!」
抵抗を続ける私にネウロが痺れを切らす。触れるだけだった秘部に指を突きいれ、ぐちゅりと音を立てながらいじる。
「やぁっ!そんな、激しくしないでっ…あふ、あううぅっ!!」
「全く強情な奴だ」
指の動きが一段と激しくなる。入っているのが指の形をしているのかどうかもわからない。
枝分かれしているような気もするし、吸い付いてくる気もする。
「んくぅぅ!やだ、そこ、そこ、だめぇっ!」
奥をあちこちから貪られ、身体に力が入らない。喘ぎ声と吐息が混ざる。
体中のいたるところから水が流れ出ている。汗、涙、唾液、蜜、もう自分の意志では止まらない。
ネウロ、もっと、言いかける言葉を必死で飲み込む。
中がどろりとネウロの指を飲み込んで締め付ける。手袋ごしの鼓動さえもが私を昂ぶらせる。
「――呼べ、呼ぶんだ、我輩の名を」
「やだっ…やぁ、あ、あああぁ!!」
「意地を張るな」
「いやっ、ああ、だめ、もうっ…!」
びくん、びくんと身体が震える。目の前に真っ白な世界が広がる。奥で貪るネウロの指以外何も感じられない――
「――聞かせてくれ」
「っくぅぅぅ、あぁ、はぁっ、ああああっ!!」
「――我輩を求める、貴様の声を」
「あああぁぁぁ――――――――っ!!!」
どこから出てるのか分からないくらい大きな声と共に、体中が痙攣した。
15不織布の熱6(終):2005/08/19(金) 23:50:08 ID:Xd816usi
断線したように全ての感覚がぷっつりと切れる。暗闇に包まれるように落ちていく。
「――ヤコ」
崩れ落ちる私。…優しく髪を撫でてくる手。
そいつは掻き消えていく意識の中でひそやかにつぶやいた。
「――貴様は、我輩を求めていないのか――」
閉じたままの瞳は、落ちていく意識は、その言葉を放つ男の顔を映さない。
けれど。
…ああ。
何かを悟って、私は少しだけ微笑んだ。
それは、違うよ。
違うんだよ、ネウロ。
わかんないだけなんだよ。
あなたの示し方が、私の表し方が、それぞれ大きく間違っていて。
伝わってないだけなんだよ――

無駄に明るいあっけらかんとした朝がまぶたを突き刺す。正直ものすごく眠い。
身体を起こしかけて、やたらに重いことに気づく。パジャマがじっとりと汗を吸い込んでいて冷たい。
そのことが、昨日のあれは夢ではなかったことを思い知らせてくれる。
時計を見れば、八時。とてもじゃないがうかうかはしていられない時間だ。
もったりとベッドから降り、制服を着る。姿見でリボンの位置を整える。
…首筋の赤い痕に頬がひきつる。…どこまで意地悪なんだあの色欲偏屈馬鹿魔人は。
階下からお母さんの呼ぶ声がする。とりあえずコンシーラーを首元に塗り、部屋を飛び出す。
階段を駆け下りながら、少しだけうきうきした気分で、じんじんする頭で考える。
さて、と。
…今日この痕の理由を問いただすか否か、それが問題だ。




途中であげてしまいました…なんか色々重ね重ねすみませんorz
16名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 23:53:44 ID:HNieRVAZ
乙です。
個人的には前スレのは管理庫任せでも良かったかな、と。
呼べ…テラモエス!!!!!
17完の人:2005/08/19(金) 23:54:56 ID:7NT35y7t
GJ!俺のやる気ゲージが上がった。色々と

  _,,..i'"':,
  |\`、: i'、
  .\\`_',..-i  ティッシュ置いとくね
   .\|_,..-┘
18名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 23:55:17 ID:OJjtIL8S
乙です!萌えますた(*´∀`)=з
19名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 23:57:26 ID:2K3v5vZ2
GJです!
弥子カワイスハァハァハァハァ(*´Д`)
微妙に幸せな感じで非常に萌えました
20名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 00:07:14 ID:5TzeFEUJ
乙です。スレ違いテラモエス。

ヒマだったのでジャンプ関連で3スレ以上行ってるスレを調べてみた。
ちなみにカッコ内は現在何スレ目かの表示
・いちご100%(4)
・遊戯王(5)
・ブリーチ(4)
・ヒカルの碁{女体化スレ(4)}
・ワンピース{女体化スレ(9)}
・ナルト(11)
・デスノート(4)
・武装錬金(8)
・ハンターハンター{クラピカ女体化スレ(5)}

ネウロスレが凄まじいスピードだということを思い知らされた
21完の人:2005/08/20(土) 00:09:50 ID:7g2o4JuI
まだ連載してから一年もたってないのに凄いな
このペースで行けば今年中に5スレ目突破しちゃうんじゃないか?
22三文字:2005/08/20(土) 00:11:43 ID:FEZ+AIgk
前スレ474乙です。
がんがってギャグを書いてみました。
23最終回:2005/08/20(土) 00:12:26 ID:FEZ+AIgk
「ネウロ」
「ん?」
ゾウリムシの部屋でくつろいでいたときのことである。
「おなかすいた \(´・ω・`)\」
「阪急ネタか。…うぉっ!!」
「んぐんぐ♪」
いきなり…我輩自身を食べるとは予想だにしなかった。
「弥子…我輩を食べても…貴様の腹の足しにはなら…ぬぅっ」
「とってもおいしいよ(´∀`*)」
不味い…これでは我輩とて正気を保って居られぬ…
「ぐぅっ、や、やめろと言っているのだ!」
無理やりにでも剥がすしかあるまい。
「じー (・ω・*)」
な、なんだその目は…
「くぅっ!!」
「あむあむ♪
 ネウロ…鎖骨弱いでしょ」
「そ、そんな事はないぞ、くっ、くぅぅっ」
「我慢しちゃだめだよ。食べたい時に食べなきゃおなかすいちゃうでしょ」
「き、貴様、耳はや、やめろ」
「三(・ω・*)サッ」
はぁ、はぁ…
わ、我輩としたことが…
それにしてもいつの間にこんなに巧くなったのだ。
「もうおわりか?ならば謎を探しに…」
「お風呂入ってくる」
「何?」
「待っててね〜(´∀`*)」
分からない…
前から胃袋については理解不能だったが、今回ばかりは本当に分からぬ…
24最終回:2005/08/20(土) 00:13:55 ID:FEZ+AIgk
「ただいま」
「遅かったな、ゾウリム…な…っ!?」
何故。
何故バスタオル一枚なのか。
「今日は美和子さん休みだし、お母さん帰らないって言うから…」
「見事なまでにずん胴だな」
「ネウロが触って大きくしてよ…」
…そうか。
これが地球上の最大の謎か。
我輩が満腹になるなど、嘘だったのだ。
「弥子…いつになったら…満足するのだ…ううっ!!」
私達の性生活はまだまだ始まったばかり☆
  松井先生はヤングジャンプへ移籍されます。
  長い間ご愛読ありがとうございました。

本スレネタと風呂上がりネタが書きたかった。
今は反省している。
25完の人:2005/08/20(土) 00:21:45 ID:7g2o4JuI
最後ワロスwwwwwww三文字氏乙www
26名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 00:59:20 ID:JTgdJCd5
新スレ乙ゴシカァン。

前スレでずっと馬鹿みたいに待ってた。生殺しだったよ。
474も三文字氏もGJ! (;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

完の人、ネウデレラ頼む。
27名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 01:05:14 ID:BRKIDiHu
次スレテンプレ案:
 >>800辺りは気をつけよう! 次スレが立ってるかも。

前スレ住人は皆こっちに来たのかな…
俺もネウデレラ待つぜ
28名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 01:44:10 ID:LAnPM3Aa
>>24
本スレで俺が書いた食生活ネタが使われててワロスww
29完の人:2005/08/20(土) 04:14:12 ID:7g2o4JuI
やけにネウデレラを期待されてたから書き上げてきた
前回以上にアレなので今回もうp
もうね、書いている本人も何をしているのかわからなくなった
ジョルノ……俺の脳をクラゲにしてくれ

ttp://ccfa.info/cgi-bin/up/src/up14984.txt
30名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 04:45:42 ID:PIjrmSaH
>>29
笑いが止まらんwwww
完の人超GJでした!
31名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 07:42:02 ID:EWpVXjyQ
>>29
GJ過ぎます。
朝からものすごく爆笑しました。
完の人さすがのアレっぷりです。
32三文字:2005/08/20(土) 11:08:23 ID:9dtrWKKT
ネウデレラ GJ!

ID:AIPsIl4B おこらないでありがとね(´∀`)
33名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 15:46:24 ID:JTgdJCd5
ネウデレラキタキタキタ━━━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━━━!!!!

完の人、あんたもう最高すぎるよ。チョナン・完て。
新しい完、お待ちしております。
34不安の虫:2005/08/21(日) 00:55:19 ID://Iz8mxc
静かなので、投下しに来たマーガレットです。
完の人、ホント最高。もう大爆笑です。
笹塚さん見る度に、しばらくは「もののけ姫」を思い出しそう。

とりあえず、弥子ちゃん自慰ネタ。

「私、魅力ないのかなあ」
帰宅して早々に部屋に篭もると、弥子は勉強机の上にある鏡を手に取ると、
自分の顔を改めてまじまじと眺める。目も鼻も口も、造作は悪くない。どちら
かといえば整っている方だとは思っている。けれど全部のパーツが揃うと途
端に十人並みになってしまう。
それはもう諦めているから、いい。問題は、弥子が心に思うあの魔人のこと
しかない。たとえ作り物でも、あれだけ整ってて綺麗な男は今まで見たこと
がなかった。
最初に突然ネウロが現れた時は確かに驚いたし、恐怖も感じたけれど、そ
れよりもあの美貌に目を奪われた。
その後、色々あって今は弥子の助手と名乗ってはいるが、いつまた別の
人に心が向かうか分からない。もしもそんなことになったら、とても堪えられ
ないと思った。
口では「決して離さぬ」と言ってくれても、やっぱり不安になるのが女の子
というものなのだ。
「あーあ、ネウロったら。もうっ」
鏡を机に戻し、弥子は制服のままベッドにぼすんと倒れた。
ここ数日、ネウロはろくに話もしてくれない。細かい事務作業がたまってい
るとかで、事務所にいるのも空気が重いほどだ。
「また、ああいうこと、してくれないかなあ…」
以前、一度だけ抱かれたことがある。その時のことを思うと今でも頬が熱く
なるのを感じて、それがはしたないように思えてぶんぶんと腕を振る。
仕方ないよね、嬉しかったんだもん。

あの綺麗な顔が近付いてきて、キスをされた。
抱き締められて、指が体中を這って、すごく気持ちが良くてうっとりとしてい
たら、男の人の大きなものが入ってきて、いっぱい掻き回されて…。痛かっ
たけど、嬉しくて幸せだった。
35不安の虫:2005/08/21(日) 00:56:16 ID://Iz8mxc
「うーん…」
眠くはないのに、何度もベッドの上で寝返りを打った。
こんなところで悩んでいても仕方がないのに、ついつい同じことばかりを考
えてしまうのだ。
「ネウロ…」
もう一度。
もう一度キスしてよ。
またあの日みたいにいっぱい触って欲しい。
あの長い指の感触を思い出しただけで、体の芯がじわっと熱くなるのを感
じて、たまらずに弥子は服の中に手を入れて胸をいじった。自分でしてもそ
れほど感じないのに、ネウロにされていると思うだけで触るところ全部が熱
くてざわざわ疼いている。
「あっふ…気持ちいい…」
目を閉じて、わずかに膨らんでいる胸を揉みながら悶えている少女の姿は
滑稽だろうか。恋を知ったばかりでまだどうすればいいのか戸惑っている
だけなのに。
ここを、こんな風に触ってた。
なるべくはっきりとその時の感触を思い出しながら、弥子は指先で胸の先
端をくるくると刺激する。
「はぁうっ…」
あの大きな手で撫でられていると想像するだけで、体が震えるほどに感じ
てしまう。どうして、たったこれだけで、と頭では感じていても、体は覚えて
いた感覚を再び取り戻そうと暴走を始めていた。
大好き、大好き、大好き。
触れられたところ全部を同じだけ触らなければ、おかしくなってしまう。
今の弥子にとって自分の指は、ネウロの指だった。
36不安の虫:2005/08/21(日) 00:56:55 ID://Iz8mxc
ショーツは、いつの間にか足首まで脱いでいた。
ただあの手の感触を思い出せるだけ思い出して、触って、弥子は胸をはあ
はあと激しく上下させながら胸と一番感じた柔らかな部分を愛撫していく。
あの手が、ここに。
人にはとても見せられないような、こんなところをはしたなく濡れてしまうほ
ど触られて、しかもすごく気持ちが良かったなんて誰にも言えない。大切な
思い出としてしまっておきたい。
けれど、空想の中だけなら、いつでもネウロに抱かれることが出来る。今
の弥子はまさに、ここにいない相手と悦びを分け合っていた。
「あん、そこ…」
髪を振り乱しながらも、指先は執拗に柔らかくて濡れきったそこを掻き回す。
そう、あの時もこんな風にされて…息を整えている間に熱いものが入って
きたのだ。
一番大好きな相手とそうなったのは嬉しかったし、後悔はしていない。けれ
どその代わりに不安ばかりが大きくなる。
ずっと側にいるって言ったあの言葉が嘘ではないと信じたいのに、それで
も心にある黒いものは日に日に大きくなっていく。それが恋心を侵食してい
かないうちに、早く動かなければいけないのに、どうしてこんなところで自
分を慰めているのだろう。
激しく感じながらも、そんな醒めた思いもまた同時に頭の中でぐるぐると回
っていた。
「ネウロぉ、来て、私の中に来て!」
快感の波が大きく弥子を呑み込んでいた。指先で掻き回していたところか
ら脊髄へと一気に駆け抜けた電流が体を震わせる。
「あぁ…ん…」
一人で達してしまった後ろめたさが、大きな快感の後からじわじわと湧き
上がってきた。
37不安の虫:2005/08/21(日) 00:57:33 ID://Iz8mxc
何がどうなるのか分からないけど。
とにかく、これからまた事務所に行ってみよう。
身支度をした弥子は、鏡の中の自分に向かってにっこりと笑ってみせた。
どちらに転がるかは分からなくても、自分のこれからに決心がつけられる。
どこか哀しいような、自分が誇らしいような気持ちで、弥子は部屋のドアを
ぱたんと閉じた。
38名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 01:01:01 ID://Iz8mxc
休み明けで疲れているのか、微妙な内容になってしまいました。
やはり万全の体制で臨まないといいものは書けませんね。
では失礼します。
39名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 01:49:05 ID:IfLOYVWX
マーガレットタンキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ !!!!!

せつないヤコもイイヨイイヨ。投下してくれてありがとう。
新作待ってるよー
40sage:2005/08/21(日) 01:59:32 ID:0QDyq9xW
ヤコたんの自慰ネタは可愛くて好きだ…
GJです!
41名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 02:00:58 ID:0QDyq9xW
間違ってアゲちまった。
ごめんなサイ
42名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 17:33:53 ID:IX13bhZd
>>41
いやいや間違ってくれたおかげでやっと見つけられますた(´ω`*)
てことで新スレ1から萌えてきます
43完の人:2005/08/22(月) 03:22:03 ID:/1eW7y4i
エロ無しでシリアスで長い上に、好き勝手やっちゃった小説を投下
実は俺、元々こういうのを書く人間です

注:弥子たんが死んでる
注:ネウロが結構狂ってる
注:妄想設定が多い
注:色々とやらかしてる

以上のことを踏まえて上でそれでもOKなら読んでください

次回こそはエロ書く。むしろそろそろ書きたい
長いからまたうpですまん。次はスレに投下するお

ttp://ccfa.info/cgi-bin/up/src/up15038.txt
44名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 03:38:55 ID:zo9e6DqO
完の人、乙。
面白かったけれど、テラセツナス(´・ω・)
そして不覚にもゴダイに萌えたw
45名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 04:03:26 ID:V6p1FBue
完の人、乙です。
もうもの凄いしびれました。モロツボでした。切なすぎて泣いた。
エロにも期待してます(´∀`)
46ネウ→弥子:2005/08/22(月) 05:47:58 ID:A3HFqZxe
お目汚し覚悟で投下しまつ
《欲》


触れられない理由は
至極、簡単で単純に明快

人では、ない。

その物差しで測れば、美しいと答えが出る容貌。
人間はわかりやすい。
美醜で他人を置き分ける。
だが、ツクリモノだ。


「ネウロ?」少女が呼び掛ける。

願って止まない。求めて止まない。触れることを、傍にいることを、その体を拓くことさえ望んで止まない少女が。

「なんだ、ゾウリムシ」
コメカミが一瞬引きつって、少女は困ったように微笑した。
(我輩は…人ではない)
触れれば、この身にこびりついた障気が、弱い人間の肉体を侵すだろう。口付ければ、更に。
抱けば体内から、この少女を作り替えてゆくだろう。
現に…、「あれ、もう血が止まってるー」
見た目より深く切れていた筈の怪我が
「さすがだな、単細胞生物めが」「うるさいわねっ誰の所為でいつもいつも危ない目にあってると…」

いつも通りに謎を解いた。開き直った犯人の振り回すナイフで、弥子は右腕に傷を負った。(我輩の所為か)それは『怪我を負わせた』ことではなく。
既に《怪我が治り始めている》ことが。
傍らに付き添い続けるだけで、ここまで影響してしまうのならば
ならばいっそ、抱いてしまえば《作り替えて》しまえば。脆い、弱い、はかない人間の器など。
だけど弥子は泣くだろう。
「な、なによ」気付くと少女は頬を真っ赤に染めて目線を逸らしていた。知らぬ間に見つめ続けていたらしい。
整った顔。美しい貌。ツクリモノの器。
弥子は、我輩の手を…拒まないだろう。

だが、その先に待つ結末を知った時に(弥子、お前はどんな表情をするのだ)

所詮は、器だけ模した人の姿。触れられない理由など解り切っている。謎ですら、ない。
これは愛か、?

少女を、少女の愛する世界から引き離せば少女は泣くのだろう。

壊れろと叫ぶ強さで、今はまだ、守りたい。

これは『愛』かと、
己に、問う。
47名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 05:52:09 ID:A3HFqZxe
なんかもうホントごめんなさい…orz
ロムッ子に戻ります。

こんなんネウロじゃないやい・・・。
オトナシク神マチシトクベキダッタ
48三文字:2005/08/22(月) 10:58:57 ID:id3/iv0k
ID:A3HFqZxe
俺が好きだと言(ry

あのシーンをもう一度
http://o.pic.to/11m6z
49名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 14:17:37 ID:7IWM3kFj
完の人、>>46、三文字氏まとめてGJ!
テラセツナスな気分だったどころを>>48でちょっと救われた(*´∀`)
50名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 14:24:27 ID:edqtgKZE
完の人!!!!
ケータイからなのでそのURL直接入力しても見れないんですが…ネウデレラも読めてないよ…!!
何故ここに投下してくれないんだチクショウ

>>46
GJでした!切ないなぁ…
51三文字:2005/08/22(月) 14:50:58 ID:fcsIBG8i
完の人がよければ、
俺の全年齢保管庫にまとめていい?
そしたら携帯でも見れるかも。
時に激しく文字化けするけど
>>50
ふいんきとかかな。なんとなく投下するにはちょっと…
って感じだったのかも。
52完の人:2005/08/22(月) 14:51:58 ID:/1eW7y4i
>>50
投稿→うわぁ・・・長すぎて制限に引っかかっちゃうなりぃ・・・→(´・ω・`)

というわけです
連続で8レスまでしか投稿できないから支援なしではキツイ
いつかまとめサイトに載っけるから勘弁してくれ
エロは書いたらここに投下するから。エァーンド・ジャンピング土下座 Σ⌒orz=3
53完の人:2005/08/22(月) 14:54:03 ID:/1eW7y4i
>>51
普通に助かるので、手数かけますがお願いします

>ふんいき
それもある。切ない系は結構気にして投下するタイプなんだよ・・・
54三文字:2005/08/22(月) 14:57:37 ID:fcsIBG8i
今60行一気に投稿できて、
他の板に投稿しながらなら連続投稿もできるらしいがそれでも足りなかったのかな?
まぁギャグエロ待ってる。

ここのタコ焼き屋電波スクナス
55完の人:2005/08/22(月) 15:04:02 ID:/1eW7y4i
マジで?他の板の基準で考えてたお・・・ここそんなにいけるのか
dクス、いいコトを聞かせてもらったよ。次からは長くても投下するわ

つか60行スゴス
56名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 22:51:41 ID:nH6S3JEI
>三文字の人
まとめサイトなぜかネウヤコとその他カプと
エロなし以外がリンク表示されない
ちなみにau携帯からなんだけど
笹ヤコとか吾ヤコとかも見たいよー
57名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 23:48:53 ID:zo9e6DqO
>>56
モチツケ。まだ作ってないだけじゃないか?
またーり待つべし
58三文字:2005/08/22(月) 23:57:33 ID:HJn71iBA
ジオィティはエロだめっぽいので作ってないのです。ごめんね。
エロは別のとこで申請中…もうだめかな…
59名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 23:59:01 ID:nH6S3JEI
>>57
おお、なるほど!
気がつかんかったよありがとう
気を長くしてワクテカ待つよ
60名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 00:06:12 ID:Bxhhvafw
>>58
って三文字の人来てたー
リロ忘れすまそ…orz

気に病まんでくだされ
鯖詳しくないのだが
いいとこ見つかるよう応援してるよ
61完の人:2005/08/23(火) 00:06:55 ID:btSV+0JV
大分前に申請した(ですよね?)のにこんなに待たせるなんて対応悪いな
もう別のところでHPとったほうがいいのでは?<エロ
62裏紙1:2005/08/23(火) 00:25:00 ID:EKbicssq
流れぶったぎりで申し訳ないんですがネウヤコもどき投下させていただきます。
エロ一切なし、切ない系で。

*****

「ぐむー…」
「何を唸っている」
「ここのトリックがねー…どうしてもわかんないの」
「…こんなものもわからんのかウジ虫」
「ウジ虫で悪かったわね」
ぷぅとふくれっつらをしながら読みかけの推理小説を放り出した。
放棄された紙のたばは所在なげに音を立て、しおれるように落ちる。
あーあ、言いながら拾い上げ、もう一度目を通す。だめだ、やっぱりわかんない、指で地図を書きながらまた思案する。
「貴様にしては珍しいな」
「何がよ」
「いつも陳腐な「レンアイショウセツ」しか読まぬのに」
「…いいじゃない。そんな気分の日だってあるのよ」
たわいもないやり取りで時間は過ぎる。乳白色の輝きは橙を交え、やがて呼び合うように茜色をのばす。
質素というより粗雑な壁紙が張られた無機質な事務所の一室は人間の呼吸と魔人の瘴気と人でありながら人でない生命の気配で満たされ続けている。
あるときまでは、私にとってその空気は少々毒気はあっても居心地のいいものだった。
ただ、今は少々やるせなさが混じる。
「――そろそろ、帰るね。依頼人さんも今日は来ないみたいだし」
何かあったら携帯ででも呼び出して、そういい残し、振り返ることなく事務所を出る。
立て付けの悪い扉が音を出さないように注意を払いながら、ゆっくりと閉める。大きな音は、涙腺に悪い。

自分の部屋に閉じこもり、鍵をかける。むやみに開けられないように何度も確認をする。
机の引き出し、一番奥。
某すたれ系アーティストのポスターを開く。かつて好きだった彼らのキメた写真も、整然と折り跡がついていては台無しだ。
振り返り、扉が開かないことを確認すると、ポスターを裏返す。見よう見まねで作った学校の見取り図。
慣れない手つきで何回も書き直した跡と本人にしかわからない意味深な記号のせいでかなり汚くなっている。
――ここが教室で、消火栓の位置がここ。例えばこの位置で爆発を起こしたとして、消火栓を使うまでのタイムラグは15秒。
消火栓で目潰しをしたとして稼げる時間はもって20秒――駄目だ、全然間に合わない。
そもそも消火栓を使おうっていう魂胆が悪いんだな。派手で手に入りやすくてかつ被害が少ない手段はないかな――
背もたれに体重を預け、口にくわえたシャープペンシルを揺らす。
落ちるか落ちないかのバランスが自分に似ている気がして、ぷっと机の上に転がす。
見上げた先の本棚にはここ数日の間に買い揃えた推理小説で溢れ、
かつてあれだけ夢中になっていた恋愛小説の類は肩身が狭そうに押し込められている。
――推理小説のトリックってのはどうしてああも偶然とか場所の特異性をフル活用するのかな。それじゃ全然応用がきかない。
被害者の心理を利用する手もよくあるけど、そもそも被害者を誰にするかも決めてないのにそんな手が使えるわけもない。
無差別殺人するほどの準備もできないしそんなに頭回らないしそもそもやりたくないし――
――本当は、犯罪なんか、やりたくない、し。
椅子の上に足を乗せ、ひざを抱える。ちょっと体重をかければ不安定にくるりくるりと回る。
――この回転使えないかな、使えないか。
馬鹿なことを考えながら視界を回していると、タンスの上のお父さんの写真に目が止まった。
亡くなる一ヶ月くらい前に家族で写したものだっただろうか。幸せ一杯の笑顔。もう二度と返ってこない、日常。
「…お父さん…」
お父さんのいない日常が始まって、どのくらいが経っただろうか。
毎日毎日あの魔人に振り回されているせいで、お父さんがいないことの悲しさが忙しさの影に隠れつつある。
そうやって、お父さんのいない日々を超えていけるなら、それも悪くないと思っていた。
悲しみは、寂しさは、いつか越えなければいけない。
お母さんだって、必死で仕事に打ち込むことでその気持ちを乗り越えようとしている。
ドラマに出ている女優を見て、お父さんこの人好きだったよね、そんなことを笑顔で話すことができるようになった。
最初は出てくるたびにチャンネルを変えていたのに。
知ってる。そうやってみんな、超えていくもの。別れは、いつか必ず、必ず来るもの。
それがちょっと早かっただけ、理不尽だっただけ。沢山の言い訳を探して、たどり着いた結論だった。
だけど――
63名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 00:25:06 ID:lOC9EsfX
完の人!完の人!完の人!
悶えさせて笑わせて、さらに泣かせるとは…!!!

47氏も三文字の人もイイヨイイヨ
64裏紙2:2005/08/23(火) 00:29:49 ID:EKbicssq
「…あのね、お父さん――ひどいんだよ、ネウロったらね、私のことゴミ箱に突っ込んだり高速回転つきで犯人に放り投げたり、
言うこと聞かないと鎌だかなんだかの形に手を曲げて脅してきたりこの間なんか水槽に頭っからダイビングさせられておぼれるところだったんだよ、私そんなに泳げないのに」
いつの間にか背筋を正している。お父さんでも、あの世に行ってしまえば仏様だ。
そんな話を信じているわけではないけど、きちんとした体勢でいなければ罰が当たるような、話も聞いてもらえないような、そんな気がする。
写真に向かって語りかけている姿は、多分はたから見たら怪しいし、滑稽だと思う。
何をしているんだろう、広げっぱなしの灰色のポスターを背に、ため息が零れる。
「ほんっとひどいよね、あの馬鹿魔人。お父さんのお葬式の日にさ、いきなりお仏壇から飛び出してきたんだよ?
遺骨は舞うわ、お供えの花は笑い出すわ、私あの時頭おかしくなったんじゃないかと思ったよ、素で。
いいんだけどさ、お父さんの事件解決してくれたから」
あの日からずっと、ネウロとは一緒だ。四六時中というわけではないけれど、それに近い時間、拘束に近い形で傍にいる。
最初はなんとも思わなかった、というか単に脅されていただけだった。お父さんを殺した犯人を暴いてくれた感謝の気持ちはあったけど、
それ以上に恐怖心が勝っていた。それがいつしか事件への興味に、ネウロへの興味に、状況を楽しむ気持ちに変わっていった。
「ほんとにさ、もうあの馬鹿は振り回すだけ振り回してさ、私一応未成年なんだよ?関わる事件にも限度ってものがあるじゃない?
それがもう薬物摂取にやくざ事務所乱入に怪盗の被害者惨殺現場に爆破現場に…感覚おかしくなってくるよ」
苦笑い交じりにへへへ、と笑う。
笑っていられるような状況はほとんどなかったはずだけど、図らずもネウロがきちんと守ってくれていたおかげで、
命に関わるような大怪我をすることもなくさまざまな事件に立ち会い続けることができた。
…それが永遠に続くと、根拠もなく信じてしまっていた。
語りかける声がだんだんと小さくなっていく。写真を直視する事もできなくなり、ひざに乗せた拳を握り締める。
「…この間ね、ネウロに聞いたの。『究極の謎が手に入ったらどうするの?』って。
そしたらあいつね、やっぱりひどくってね、『もうこの世界に興味はないから魔界に帰る』って。
んじゃいつごろ究極の謎が手に入るのかって聞いたらそんなのわからないって。わかったら苦労しないよね、そりゃそうなんだけどさ」
ぎり、と歯を食いしばる。部屋着に小さな染みがひとつ、ふたつとできる。
――そのときね、気づいたの、気づいちゃったの。私、本当は『お父さんのいない日常』を知らないんだって。
私にとって『お父さんのいない日常』はつまり『ネウロのいる日常』なんだって。
…そしてそれは、そう遠くない未来、必ず終わるものなんだって。
65裏紙3:2005/08/23(火) 00:31:10 ID:EKbicssq
くるりと椅子を回し、再びポスターの裏紙に向かい合う。汚らしい、慣れてもいない、本当はやる気もない犯罪の計画書。
手当たり次第読んだ推理小説のトリックをつなぎ合わせてそれらしいものを作ってみても、やっぱり上手くはいかない。
ばらばらのパーツを組み合わせて謎を完成させるには、やっぱりそれなりのエネルギーが必要なんだ。
ネウロが食べたいと思うほどに強いエネルギーと、それを生み出す動機が。
…今の私には、それがない。ううん、持ちたくない。自分から望んで犯罪者になんかなりたくない。
今は、そう思っている、少なくとも、今だけは。
視点を定めないまま、ぼんやりと問い掛ける。
――お父さん。
私、耐えられるかな?
二回も日常を失うことに、大事な人がいる日常を突然失うことに、私、耐え切れるかな?
もし。
もし、耐えられなかったとしたら。
耐えられなくても、その日が来ることが決まったら。
…ねえ、お父さん。
私ね、覚えていないんだよ、突然だったから。お父さんがいなくなること、予測できなかったから。
だからね、同じ目にはあいたくないの。
だから――

丁寧にポスターを畳み直し、また机の引き出しに隠す。今日は一本二本線が増えただけ。
…けれどいつか、この図が完成する日が来てしまうんだろう。
ネウロが魔人である限り、ここにとどまることができない存在である限り。

――お父さん。
その日が近づいたら、この計画、実行していいかな?
私が、つたないながらに、謎、作ってさ。
ネウロにそれを解いてもらうの。
そしたら、ネウロはきっと私を見捨てると思うんだ。いなくなると思うんだ。
――決められるんだ、ネウロがいなくなる日を、私が決めることができるんだ。
いなくなる日がわかったらさ。覚悟だって、準備だってできるじゃない。
ネウロが何話してたのか、何やってたのか、ちゃんと覚えておくこと、できるじゃない。
それくらいは、許されるよね?
…お父さん。
そんなくだらないことのために犯罪犯すなんて、私、間違ってるよね。


でもね、ネウロ。


…寂しいって、そういうことなんだよ。




66実は前スレ474:2005/08/23(火) 00:34:28 ID:EKbicssq
めちゃめちゃ暗くてすみませんorz
前回の作品にコメントくださった方々ありがとうございます!!
67名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 01:40:44 ID:d6y/1Tfn
乙カレー

切ない系もいいモンですな。
今後の作品も期待してますよー
68マーガレット:2005/08/23(火) 07:45:42 ID:VvmdPmbW
何故か昨日はここに入れなかったです。
完の人、>>46さん、三文字氏、>>62さん乙でした。
切ない系はしみじみと考えさせられますねー。
69マーガレット:2005/08/23(火) 07:49:46 ID:VvmdPmbW
完の人の話を読んでいる時、タニス・リーの「銀色の恋人」を連想してしまい
ました。
70名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 13:33:58 ID:YSUm9nh5
ネウヤコ凄くいい
笛吹と弥子のエロ読んで見てみたい
71マーガレット:2005/08/23(火) 22:39:10 ID:VvmdPmbW
この間は不本意な出来のものを投下してしまったので、今新たに別のものを
書いています。
出来次第投下予定。
ちなみに完の人の「無限ラウンド」のイメージです。
せっかくの素敵な話なのに、イメージブっ壊してたらどうしよう。
72名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 23:23:18 ID:MpIYeK5F
そう思うなら書かない方がいいよ。
73名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 00:28:37 ID:FibOrgcu
まあまあそういわず。

マーガレットタン、まってるよー
74名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 00:48:07 ID:iozG5qgr
マーガレットさん、頑張ってください。
正座と言わず座禅組んで待ってます。
75名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 01:09:24 ID:ryq8rdxh
「裏紙」すげェ良かったッス…!!最後の最後で分かる弥子の意図が激しく切ない…!!
力作超GJでした!!(*´Д`)

マーガレットさんも待ってますよ〜
76マーガレット:2005/08/24(水) 02:26:30 ID:jfpG4h4J
ようやく完成したのでひっそり投下します。
これまでの切ない系の流れで、ついついそんな風な話になっちゃった。
では、どうぞ。
77水中花:2005/08/24(水) 02:27:43 ID:jfpG4h4J
愛は水の中を漂うのに似ている。
適度な水位ならば心地良いけれど、足がつかなくなればたちまち溺れる。
まさに、そんな溺れるほどの愛の中で弥子はもがいて、それでも離れるこ
となど考えもせずに男の腕に翻弄されている。
水中で妖しく揺らめく花のように。

自分を女にしたのは間違いなくネウロだけれど、それと引き換えにネウロ
をただの獣にした。
弥子はそう思っていた。
狂おしくて、切ないこの世の習い。
命あればそれはヒトでも魔人でも基本は変わらないのだろう。その急激な
流れの中に一緒に呑まれてしまった。不覚にもそれが快いと思ってしまっ
た。
そう、最初の日から。

「い、やあっ!」
突然、壁に押し付けられて恐怖さえ憶えた。
ネウロの性欲のスイッチは、いつも突然入る。
今日はただ、一緒に事務用品を買って事務所に戻った時に、夏の日差しで
汗ばんだ制服を少しはだけてエアコンの風に当たろうとした。ただそれだけ
のことだったのだ。
何が一体欲情を掻き立てたのか、弥子には分からない。それなのに、ネウ
ロは切なくなるほどの眼差しで見つめてくる。
「いいな、ヤコ」
まるで記号の羅列のように習慣化してしまったセックスでも、求められれば
嬉しい。けれど最初に感じたような心が次第に習慣の中に埋没してしまっ
て苦しい。それでいて何故か幸せだと思えるのは一体何なのだろう。
弥子はそれまで子供じみた初恋だけしか経験がなかったのだ。たやすく理
解出来る筈がない。
78水中花:2005/08/24(水) 02:28:36 ID:jfpG4h4J
「はあ…ぁんっ…」
背中から覆いかぶさられ、冷たい感触の壁に爪を立てながら、しきりに弥子
は喘ぐ。
ソファーならまだましなのに、こんなところでこんな風に。それでいて与えら
れる指や唇に体は正直に反応してしまう。触れられたところが熱く薔薇のよ
うに燃え上がる。これが愛に変化していく過程の恋というものなのだろう。
大きな手で未熟なままの胸を緩く揉まれながら、弥子は霞みがちな頭を必
死に働かせて考えていた。
なのに、それが突然ぷつりと途切れる。
「…ヤコ、いくぞ」
「あ…えっ?」
いつもの声色とは全く違ったネウロの声が耳を甘く撫でた。完全に淫欲に
支配されている。普段はあれほどに冷静な人なのにと思う間もなく、まだ
それほど慣らされてもいないところに、急いたようなものが激しく突き刺さ
ってくる。制服も乱されず、ショーツひとつ脱がされていないというのに。
「あああっ!」
「ヤコ、いいぞ…すごく狭い…」
「いやっ!いやぁ…こん、なところ、で…」
壁際で激しく追い上げられながら、逃げられないように指を絡まされて、弥
子はもうどうにかなってしまいそうなほど感じていた。最初はそれほどでも
なかったのに、繋がって擦り合わされている敏感な粘膜の奥から淫らな濡
れ音が聞こえて来る。愛液が滴る感触をリアルに太腿に感じて、ぶるっと
身を震わせた。
嬉しい、苦しい、切ない、幸せ。
そんな相反するものが、弥子の心をざくざくに切り裂いている。
まだ弥子のキャパシティでは受け止めきれないほどの大きく深く激しい愛
が、とても重くて。
それなのに、決して手放すつもりはないのだから笑える話だ。
そこまで、この愛は弥子の体の隅々、心の隅々までも浸透しているのだ。
79水中花:2005/08/24(水) 02:30:01 ID:jfpG4h4J
熱い。
もう喘ぎ過ぎて息が出来ない。
入ってきた時にはまだ明るかった室内も、すっかり日が落ちて薄暗くなって
いる。窓の外のネオンサインが時折ちかちかと、騒々しげに点滅している
のが見えた。
流されるまま抱き締められて、立ったままこうして何度も抱かれて、達して
も抜かれることなく次がまた来るような情欲の渦の中で、時の流れすらもう
分からなくなってしまった頃にようやく嵐のようなセックスは終わりを告げた。
「あはぁ…ぅっ…」
「ヤコ、もう、もう…っ」
熱を帯びた声が汗ばんだうなじを滑り落ちた。ああ、もう達するのだろう。
そう感じてすぐに、熱く張り詰めていたものは弥子の奥深くに何度目か知
れない精を叩きつけた。その感覚はどれだけ知っても体が痺れてしまうほ
どに、いい。
「あ、あぅ…ネウロぉ…」
さすがに疲れたのか、がっくりと弥子の肩口に顎を乗せたままでネウロの
体が崩れ落ちる。まだ繋がれたままの弥子も一緒に床に倒れ込んでしま
っていた。
80水中花:2005/08/24(水) 02:31:22 ID:jfpG4h4J
「ネウロ」
ネオンサインの明かりだけが漏れ入ってくる室内は、薄暗いけれどとても
静かだった。このまましばらくこうしていたい。
「私ね、最初の日と同じだけ…ううん、もっと今のあなたが大好き。だから
何してもいいよ。本当に」
今日も限界まで攻め立ててしまった、そんな思いはあるのだろう。ネウロ
は何も言わずに、ただその長い腕で弥子を抱き寄せていた。
こんな静かな時間を一緒に過ごせるのならば、何も考えられないほどに
激しく交わって燃え盛る時間すらも、この上なく愛しい。

愛はいつも幸せな結果ばかりをもたらすものではないけど、溺れそうな
激しい愛の中でもがいてしまう日もあるけれど、今こうしていられる喜び
だけは手放したくなかった。
水中で誇らしげに咲く花のように。



81マーガレット:2005/08/24(水) 02:34:05 ID:jfpG4h4J
ようやく普段のテンションが戻ってきたところです。
まだ完全とはいかないけど、これからも頑張って書いていきたいですね。
ここは神職人さんがいっばいいるので、萌えが止まりません。
82名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 02:36:39 ID:pCR7eb51
GJでした!
いい…すごくいい…(*´Д`)
寝る前にここに来て良かった。
マーガレット氏含め神々に深く感謝です
83名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 02:38:38 ID:rX7q53Wd
初めてのリアルタイム…!!キタ――(´∀`;)――ッ
マーガレットの人GJ…!
84名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 01:59:23 ID:Ccu0fqii
マーガレットさん乙!文体、めちゃくちゃ綺麗。素敵な萌えとエロどうもですw
あぁもうマーガレット作品集作りたい(笑
85夜明け前:2005/08/25(木) 03:41:48 ID:ctK65ahE
マーガレット様の後で気が引けますが……
ネウヤコに萌え過ぎて初創作したものをひっそり投下してみる。
甘々設定でエロなしです。



月も星もない真っ暗な夜。鬱蒼とした沼地。ぬかるみに足を捕られて抜け出せない。泣きながら必死に助けを呼ぶのに、誰も来てくれない。
怖い。怖い。このまま見つけてもらえなかったらどうしよう。
そんな夢を見た気がする。
目覚めは緩やかだったが、しばらくの間、鉛のような不安が身体の隅々までを押さえつけて動けなかった。
時計を取って見てみるとまだ一時。眠りについてから二時間しか経っていない。
今度は夢なんか見ないように、と願いながら再び目を閉じる。

かしましい鳥たちのさえずりが耳に届くと共に、意識が水面に上昇していく感覚を覚えた。
と思いきや、またどろどろと沈みかける。水底と水面の間をふらふらと漂いながら寝返りをうった。
「んん……」
身体を半回転させると、顔と手に何か硬い、ごそごそした物体が当たった。
(あれ……?何だろ……)
まだ重たい瞼をゆっくりと開く。
始めの数秒間、焦点が合わずにじっと堪えていたが、やがて幾分クリアになった視界には青が広がった。
「ん〜……?何、これ……」
ぼんやりした頭のまま、それに向かってもそもそと手を伸ばす。
そうしているうちに、何かが腰の辺りに当たっていることにも気づき、そちらに目をやると。
腕、だった。
人の腕が、腰を抱くようにして廻されていた。しかも見覚えのある袖……手袋。
ぎょっとして一気に覚醒し、目の前の物体を見渡した。
「!!!」
かろうじて声を抑えることができた。平静を取り戻す努力をしながら、その顔をしげしげと見つめる。
「ネウロ……」
86夜明け前:2005/08/25(木) 03:42:35 ID:ctK65ahE
小さく呟いてみても、その瞳は閉じられたままだった。ネウロが、弥子のベッドの上に、弥子を抱き寄せながら眠っているのだ。
落ち着いた振りをしていたものの、あらためて状況を理解すると、心拍が激しくなり、頬が火照ってきた。
何で?と混乱しながらも、その寝顔を見つめているうちに、不思議と気持ちが穏やかになっていく。
整った口を真っすぐに閉じ、瞳は長い睫で縁取られ、伏せられている。
(偽りの姿とはいえ、細かいところまで丁寧なつくりだなあ)
まるで瞑想しているかのように、上品できれいな寝顔だ。
呼吸の音も聞こえない――もっとも呼吸が必要かどうかも怪しいが――静かな眠りだった。
黙っていればきれいなのに。そう考えながら、弥子は長い間ぼうっと見とれてしまった。
触れている部分から分かる魔人の体温は常人よりも低いようだが、意外にも微かなぬくもりがあり、その暖か過ぎない温度が心地よかった。
ふと窓の方へ目を向けると、世界はまだ薄暗く、夜明け前らしかった。さっきの鳥も遠くに飛び去ったのか、聞こえるのはささやかな虫の音だけ。
静寂が空間を支配している。
この甘美な状態がいつまで続くのだろう、と思い至ったとき、時間を確かめたくなり、弥子はベッドの上に置いてある時計に、そっと手を伸ばした。
しかし誤って外側へ押し出してしまったため、時計は床へ落ち、がちゃんと一瞬ではあるが派手な音を立てた。
しまった、と思った直後、不意に声が聞こえた。
「……うるさいぞ、クマゼミが」
どうやら起こしてしまったらしい。悪態をつきながらも表情は変えず、目を閉じたままで、ネウロが低く呟いた。
「あんたねぇ……、人のベッドに潜り込んでおきながら何その態度」
弥子が呆れ顔をしつつも、心の内ではふてぶてしい態度に苦笑しながら答えた。
「我が輩の奴隷人形を抱き枕に使おうが我が輩の勝手だ。」
そう言って、ネウロはいっそう強く弥子を抱き寄せた。
弥子は微笑みながらネウロの背に手を廻し、肩に顔を埋める。
(もしかして、助けに来てくれたのかな……)
溶けそうなぐらいの幸せを感じながら、まどろみの波に身をゆだねた。



以上です。
ネウロって眠らなそうな感じがするけどまあ妄想ということで。
初めてなんで拙い点は勘弁してください。
87名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 08:44:03 ID:Xmka0XLs
>>85-86
こういう話は大好物です。ゴチですた。
88名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 11:06:58 ID:+2LHshO5
>>85
いや〜いいなぁかわええ。
89名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 20:18:56 ID:DLKbHHyQ
>>85
GJ! クマゼミワロス
90名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 00:10:26 ID:RXvceQq6
ヤコちゃんになったつもりでおっぱい占いしてみたら、夢見るおっぱいでした
91マーガレット:2005/08/26(金) 02:01:40 ID:JAIxNEEC
>>85
描写がとても丁寧で、素敵なお話激乙です。
夜明け前の情景の描写に想像を掻き立てられます。
また何か書いたら是非投下して下さいね。
92名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 05:05:55 ID:jcYph7lZ
そしてリアルに夜明け前起床のおいらがGJですよ!!
早暁って、なんだかエロいw
93名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 06:50:30 ID:wcFpbOG2
>>91
・・・
94名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 13:18:51 ID:naIvbJvN
>>93
どったの 先生
95名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 13:27:25 ID:mrfOvuyn
>>85
超GJ!こういう甘いのいいなぁ…次作あるなら超期待
>>91
気持ちはわからなくもない
96名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 00:04:41 ID:I8wKLMMA
初期の雄々しさがなくなってきたように思う
今一度、ここは2ちゃんねるである事を確かめるべきでは
97名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 01:45:03 ID:RU53poya
>>96
馴れ合い杉ということか?
98名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 14:20:01 ID:VE8K0Ebx
馴れ合い杉というか、コテさんの書き込みが多くて新規の人やコテ使ってない人が書き込みや投下をしにくくなってる印象は受ける。
雑談や感想はコテを名乗る必要はないし、
今は込み合ってないんだから投下予告もいらないんじゃないかと。
コテさんに投下してもらえるのも嬉しいけど、
沢山の名無し職人さんたちの話も読みたいと思う。

チラ裏スマソ
99名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 15:00:15 ID:N+x2XZdu
>>93
気持ちがすごくよくわかる
100名無しさん@ピンキー :2005/08/27(土) 15:04:58 ID:xQGLkt+m
>>99 ああ…そういう事
これ、書かないと分からないかな…
出来る限り作家さんのやる気を削ぎたくないんだけど
101名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 15:17:45 ID:CbxmH53C
うん、気持ちはわかる。
俺もいまのいままで、全力でスルーしてきたから。
102名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 15:39:38 ID:2qiTXfIx
俺、今までこんな調子でよく荒れなかったとおもうよ。
スルーも上手だしオマイラオトナだな〜

イイコイイコ(´o`)ノシ

さ、ヤコ犯すべ〜
103名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 17:52:21 ID:cLLdIyTT
言い辛い意見もちゃんと言い合える良スレだな。

コテの方々、名無し職人の方々共に
新作期待してます!(*゚∀゚)=3
104名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 21:09:52 ID:yOFB0X+3
けどもう、この流れでちっていった人たちは多いだろうね。
なにもいわずに去っていく・・・雰囲気を壊したくなかったんだろうけど。
105名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 21:44:13 ID:1ZR+fFZV
コテでも馴れ合いはせず、必要以上に出てこない人もいるけどね。
今思えば、初期スレが一番よかったな。
106名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 22:10:45 ID:PmQlgvmX
ここまで荒れなかったのは、>>102の言う通り大人が多い良スレだからだと思う
年齢的なものだけじゃなくね
コテの人が、愛故の提言と受け取ってくれていることを願う

ここで空気を読まず、前スレ最初の笹ヤコの続きを狂おしくキボンする!!
おおお俺ずっと待ってるんだYO!
頼む笹ヤコの人…!!
107名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 22:13:34 ID:t+rC7+b+
>>104
IDが箱だ。という事で、これはきっとおまいさんに
サイヤコを書けという思し召しなんだよ!
期待してるw
108名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 22:25:01 ID:yOFB0X+3
>>106
その人はきっともうここにはいないと思うけど、笹塚萌えスレにはいると思われるw
きっとそっと去った一人だろう。

実はあの続き、漏れは見てるんだー。
ウプしてあった場所はもう閉鎖されてるが投下されなかった笹ヤコらぶらぶものが20個ほどあった。

>>107
漏れは観戦部隊なので無理だす。
109名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 22:37:58 ID:SUHdgROx
>>106
コテの人の一人です。
この流れになってしまったのは私の書き込みが原因だと思うので、反省しつつ
真摯に受け止めて、ここがより良い方向に発展するように願っています。
110名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 22:49:07 ID:9IMwvEkE
○○は去っただろうと言うのも書き込みづらくする一因な気がするけどいかがなものか
111名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 22:56:12 ID:PeTj/vu6
笹ヤコ激しく読みたかった、残念
112名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 23:00:55 ID:DFXdnJ9d
流れを変えて、誰か新規の方、投下を〜〜〜と言ってみるてすと。
吾代とか。
113名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 23:05:36 ID:PmQlgvmX
>>108
Ω ΩΩ ナ ナンダッテー!!

.....orz
114名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 23:09:02 ID:O8UeZ8dR
レスが伸びてるから新作キタコレ!?と思ったら議論かよ・・・
もうコテ禁止にすりゃいいじゃん
115名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 23:40:27 ID:gZ7nezSm
自分は全然気にしてなかったけどなーあの程度の馴れ合いは。
なんか雰囲気が悪くなっちゃって残念だ。
コテに関してもさあ、自分の作品に愛があるなら
ちょっと主張したくなるのが人情だと思うよ。
116名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 23:44:22 ID:DFXdnJ9d
コテ禁にはしなくてもいいと思うけど(しても作風みればわかるし)、
感想・雑談は名無しでいいのでは?
117名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 23:47:17 ID:tvQGGnKI
ひとまず雰囲気改善のため即興で書いたの投下。
規制中なので携帯からす。ヤコエロなし。まぬけ型。
118名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 23:50:32 ID:EZC/i1T2
ROMばっかでしたが初めての投下です。
ネヤコ。のヤコ自慰。

・。・。・。・。。

今日はネウロの食事に付き合ったから、帰りが遅くなった。疲れてお風呂に入る気にならなくて簡単にシャワーですます

つもりだったのに。

体を洗いながらアイツの言葉を思い出す
『貧乳』
…貧乳なことは認めるけど何もあそこまで言わなくても。
泡のついた手を胸にやって…さらに情けなくなる。

揉めば大きくなるって聞くなぁ

軽い気持ちでふにふにと揉んでみる。
「ん…」
何か変な気持ちになってきた。軽く揉んだだけなのに…
なんか手が止まらなくて、強めに揉んだり先の突起を弄ったりしだす。
頭の中が快楽に支配されていく



119名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 23:50:41 ID:gZ7nezSm
>>116
そーだね、それは同意。
まあ馴れ合い嫌いな人もいっぱいいるみたいだし、これからは控えめに
活動するよう心がければいいんじゃないかな。
120ヤコ突発1/2:2005/08/27(土) 23:50:41 ID:tvQGGnKI
今日も一日、ごくろーさん(はぁと)
ぷしっっと乾いた響きで、一層喉の乾きが増していく気がする。
お父さんが居なくなってしまった今、冷蔵庫に眠り続けている「彼ら」に
本来の職務を完遂させられるのは私しかいない、と思う。園部さんもなんにも言わないし。
ともかく、キンキンに冷えたビールとたこわさ。もう最高の組み合わせだよね。
「えへへへへへ」
「顔が崩れているぞ。ブラインシュリンプ」
「……そろそろ食物連鎖の底辺から解放して、っていうか、なんでこういうときばっかり!」
「それでだ、ヤコ」
だからシカトしないでよ。
「小さいつづらと、大きいつづら、どちらがよい?」
いつの間にか目の前に、たこわさが2パック。いや、片方は明らかにおかしい。
「ネウロ、これって…」
「だから小さいつづらと大きいつづらだ。どっちだ。早くしろ」
小さいつづら…いやたこわさは、どう見てもさっき食べようとしたやつだ。
もう一つの方はどう考えても、大きさも中身も違う。赤いたこわさなんて見たことない。
…赤くて、蛸が一杯で。よそう、こっちは。
121ヤコ突発2/2:2005/08/27(土) 23:52:53 ID:tvQGGnKI
けれども小さい方を選ぶのも不安が残る。絶対にそのままであるはずがない。
「……」
ネウロの眉間に確実にしわが寄っている。鳥頭直前なのかも。
私は決意した。
「ちい、さい、ほう…?」
さわやかな、晴れ晴れとした、インチキ臭さの残る、笑顔のネウロ。
「やはりそうか!イサザアミにしてはひかえめな選択だな。よし、開けるがいい」
あ、生態系ランクアップしてる。
「じゃあ、食べちゃっていいのね。コレ」
やけくそ気味にビールを流し込む。
不意味不明の選択をさせられている間にビールはかえって適温になっていた。
割り箸を握りしめ、たこわさのフタに手をかける。
「っくはぁーーーっ!!おいしー。たこわさもいただきまーーす!?」
突然フタがガバッと開き割り箸をはじき飛ばす。
小さいつづらのはずなのに、蛸がわさわさ、いやコレは。
「いやーーっ!!わさびは絶対にしみるからダメっ!……うわぁぁぁぁぁん」
「今夜はすでに湯を張ってしまったからな。手早くすますのだぞ、あかね」

すんでの所でわさびガード(今度有無)をつけてもらったものの、やっぱりしみましたとさ。
もう部屋で飲食するのよしなさいって、ヤコ。
122名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 00:04:53 ID:LvcHygIx
118続き


「はぁ…んん…あっ」
自然に声も漏れ、手が下にまでまわる。
泡がついてるせいかすんなり指が膣に入った。
「ふぁ…あぁ…」
少しずつ奥へ入れたり、指を曲げてみたり。
頭の中にネウロがよぎる。彼にやられる妄想がまでもが。
「んっ…」
足りない。こんなんじゃ足りない。
快楽にのまれた頭にふと、シャワーが目に入る。これなら…
思った時にはすでに自分は座りこみ、脚を広げていた。
シャワーを弱に設定して、秘部へあてる。
「あぅっ…あぁ…ネウロっ」
自然に脚が開け腰が揺れさらにさらに快楽を求める。
123名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 00:09:24 ID:LvcHygIx

「あっ…はぁっ…んっ!」
シャワーがいいところへお湯を浴びせる。体中力がはいらなくなって、タイルの上で寝そべりあの部分を上へ突き出す体位…まるで正常位のような態勢になる。
「ふぁぁぁっ!ネウロ…あっ!ぁん!」
頭の中は快楽とネウロでいっぱいになる。アイツは魔人だからアタシを抱かない。けど抱いてほしいの。
もう限界点に達してシャワーを強へとする。
「あぁぁぁ!ひゃぁぁっ!もぅ!イくっ!!」
頭が真っ白になる。一気に押し寄せる快楽の波。
まだ痙攣する体。押し寄せる倦怠感。それとネウロへ罪悪感。


ねぇネウロ。私はあなたが好きだよ。いつか私を抱いて。こんなんじゃ足りないのよ。




お目汚し失礼しましたm(_ _)m


124117:2005/08/28(日) 00:12:22 ID:0XTXCveu
終了っす。118氏ごめん。ぶったぎってしまった…

初期スレにいろいろあったからコテつける気はなかったけど、やはりあのときにルールをつくるべきだったのかも。
今までうまくやって来たんですから、きっと大丈夫。

携帯からだとうまくまとまらん。スマン。
125名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 00:15:13 ID:CiiIfm3q
>>120
生態系ランクアップ、ワロタw
そのまま触手プレイにいってくれるに違いないと
思った俺。汚れていてすみません・・・・

>>123
一人でいたすヤコ、エロ可愛い〜。気が向いたら
また何か投下してください
126119:2005/08/28(日) 00:18:45 ID:bORMxsuO
自分も割り込んでスマソ。
お二方、雰囲気改善ありがとう!!
127名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 02:15:08 ID:arZ2gfm2
両者さんGJです(*´Д`)
作風全く違う二段攻撃効きますた。
てかワサビガード=今度有無激ツボww



今更だけどやっぱりコテは無い方がいいね
128名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 03:21:48 ID:6fhkPy5I
ねちまったい・・・。

お二人様、雰囲気改善GJでした。
129名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 14:57:44 ID:WRNexa/Z
別にコテ合ってもいいとオモ・・・。ただ雑談にまででしゃばるコテは微妙。
スレに入り辛かった。
黒住さんの笹ヤコ吾ヤコ、すごい勢いで惚れてた。

黒住タン復活希望。
130夏恒例の悲劇:2005/08/28(日) 15:46:13 ID:mWQj7LE7
雰囲気改善GJでした。
気分を入れ替えて、今後はコテ無しでいきます。

毎日、雨の気配もなくぎらぎらの日差しが照りつけている。
もうすぐ夏休みも終わるというのに、色々あったせいでまだ宿題は半分ほど
しか終えていない。
とりあえず事務所には行かなければいけないので、少しそこで済ませてしま
おう。そう考えて、弥子はカバンにまだ手つかずの宿題の残りを入れて出か
けた。

あまりの暑さに、途中のコンビニでアイスを買った。事務所のエアコンはどう
も設定温度そのものがおかしいので、どんなにいじってもいつも少し暑い。
冷たいものでも食べていないと我慢出来そうになかったのだ。
「あー、暑いよねー」
普段の調子でドアを開け、騒々しく事務所に入ってきた弥子をネウロはいつ
ものように特別気のない目で見ていた。
依頼人もいないことだしと、テーブルにカバンを置いて宿題を取り出す。ある
程度ここでやってしまえば、残りの日数の間に全部済ませてしまえる。そう
踏んで決意を新たにした。
今買ってきたコンビニの袋から棒つきのアイスを取り出して食べ始める。
とにかく、外が熱かったので喉が渇いていたのだ。
妙な視線は感じたが、食い気第一の弥子には気にならなかった。
131夏恒例の悲劇:2005/08/28(日) 15:46:52 ID:mWQj7LE7
「貴様」
半分ほど食べた後で、ネウロがすぐ側まで来ているのにようやく気付いた。
「えっ?」
「何のつもりだ。まさか欲求不満か」
「何言ってんの」
「それならば、解消してやらんでもないぞ」
にやっと笑った顔は、もうケダモノのようだった。別にそんなつもりなんかな
かった。ただ、ここで宿題をしたかっただけなのに、どうしてそう解釈されて
しまったのだろう。
そこで、ようやく弥子は自分がやらかした失敗に思い至る。
まさか、棒アイスか?それだけで?
混乱しながらもそう結論を探し当てている間にも、いよいよ弥子は追い詰め
られていく。
ソファーに押し倒されて、初めて慌てだした。
「ちょっと待てー、私、そんな気ないんだからねっ」
「気にするな。我が輩がしたいだけだ」
「いやいやいや、そうじゃなくてっ」
ケダモノなネウロは誰も止められない。哀れ子羊な弥子は犠牲になるしか
なかった。
半分だけ食べられずに残って溶けていくアイスと一緒に。
合掌。


132名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 18:09:21 ID:0OD1kasM
かわいい!GJです
133名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 23:04:19 ID:0XTXCveu
GJ!思わず先端に練乳はいったアイス想像したよ…

この手の話題で荒れないのは良い事だと思うけど、みんな慎重になりすぎてる感じがする。
ここはファンサイトの掲示板ではないんだから、コテ同士での呼び合い雑談は見ていてつらいものがある。
でもせっかくついたコテなんだから大事に使って欲しい。
続編や新作期待している人のために続投がんばって。
134名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 23:24:21 ID:3tP10cfA
特にコテでも何でもいい 楽しみに見てる

ただ投下してくれる時に、カップリングと傾向をさらりと書いて欲しい
それで受け付けない内容はかわし易いと思うから
135テンプレ案:2005/08/29(月) 00:08:25 ID:fpMqXRWy
弥子でもアヤでも叶絵でもカップリングはご自由に
基本はsage進行でマターリといきましょう。
雑談時は名無しさん@ピンキーでよろ。
次スレは>>800くらいで。

投下される職人さんへ
・投下前にカップリングと傾向を宣言してから投下してください。
・ss投下時のコテ記入は可。
・連投はなるべく避けてください。

前スレ
魔人探偵脳噛ネウロinエロパロ板 第2話
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1121771861/
魔人探偵脳噛ネウロinエロパロ板
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1110801893/

保存庫サイト
http://neuro.h.fc2.com/



…誰かセンスのある人、補修よろしく。
136名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 00:19:54 ID:qQV65iu8
保守
137鼠と猫:2005/08/29(月) 00:39:12 ID:dVjO3TOS
ではお言葉に甘えて。85と86を書いた者です。前回のにコメントくれた人ありがとう。
ネウヤコ投下。
今度のはちょっと重くて微エロです。



ネウロは、私をいじめるのが大好き。そういう血の持ち主なのだ。
「貴様という存在には苛虐心がそそられる。虐めて欲しい、という顔をしているのだ、貴様は。気付かないのか?」
そう言ってネウロは、私に目隠しを、そして後ろ手に手錠を掛けた。
感覚の大部分を頼りにしている視覚を失い、自分を守るための両手の自由を奪われ、私は大いに恐怖した。
どん、と強く突き飛ばされて壁に身体をぶつけた。そのままバランスを崩してぺたりと座り込んでしまう。
虐めて欲しいだなんて思っていない。私は決して、そんなことに快感を覚えたりしない。
無駄とは分かっていながらそう反論してみたけれど、返ってきた言葉はますます私を困惑させるばかり。
「人間は自分のことが一番よく分からない、という一文をどこかで見たが、どうやら当たっているようだな……
他人になって自分の姿を見てみればすぐに分かるぞ、小動物を思わせる大きな眼、折ってしまいたくなるような細い身体、
そして貴様の奥底から漂う憂いの空気……どれを取っても我輩の心をくすぐるものばかりだ」
そしてネウロはにやりと嗤う。きっと嗤ったはずだ。見えなくても、その光景は私の眼にありありと浮かび上がる。
ひやりと、冷たい金属の様な指が脇腹を撫でた。
シャツの下からするりと潜り込んできたそれらは、あるかないかの微妙な力で執拗に肌をなぞり、私の神経を揺さ振った。
「ひあっ」
思わずあられもない声を漏らしてしまう。
その指のいやらしい動き……絡むようなしつこさはまるで蛇が這っているかのようだった。
「やめて……」
頭がどうにかなりそうな刺激に耐えられず、か細い声で懇願した。
しかしそれは逆効果であるということがすぐに分かった。
「抵抗されるほど燃える、という普遍の真理を知らんのか?」
ネウロは脇腹への愛撫を続けたまま、もう一方の手でスカートを捲くり、太腿を舌で舐め上げた。
「貴様らのオスもそうだろう?」
「い、やあぁっ……!!」
「貴様は好い声で鳴く……そこも大いに気に入っている。魔界にもいなかったぞ、これほどまでに我が輩の心を満たす生き物は」
ネウロの手は、次第に背中へと侵食していった。背骨の線をすうっとなぞられてぞくりとした。
口は次に、喉元に噛み付いた。少しだけ牙を立てられて痛い。
「貴様は脆過ぎるから、加減するのが厄介だ。気をつけないと、噛み切ってしまうな。しかし……」
ネウロは一旦そこで言葉を切って、何かを考えているようだった。
その間も私の身体をいじくるのをやめない。
138鼠と猫:2005/08/29(月) 00:40:36 ID:dVjO3TOS
喉元で遊んでいた舌はだんだんと下降し、鎖骨へ向かっていく。
やがて釦を割いて胸の間へ。舌に加えてネウロの髪の感触がくすぐったい。
そこは、今までで一番感じるところだった。自分の秘部が濡れているのが分かる。
こんな行為、理屈では望んでいないのに、身体はどうしても反応してしまう。
私の身体はすっかり弛緩し、ほんのわずかの力も入らない。
壁に体重を預け、もはやされるがままの状態。吐息だけがはあはあとせわしなくだらしなく繰り返される。
「この我が輩が、このような気遣いをしてまでも貴様をいじるという楽しみを求めずにはいられない。これほどまでに相手に執着するとは……もはやこれは愛と言ってもいいだろうな。」
愛?
今ネウロの口から、とんでもない言葉が飛び出した気がする。これが愛だと言うなら、魔人の愛は私にとっては単なる狂気だ。
今までずっと流すまいと堪えていた涙が、片目から一筋流れた。
それまでは恐怖と羞恥のために眼を潤わせていたのだが、この瞬間にこぼれ出た涙はそれらとは異質のものだった。
私は、ネウロに惹かれていた。
それはおそらく彼を好きになっていたということなのだろう。
でもこの気持ちは……魔人に届くことはない。私が魔人の感情を理解できないのと同様に。
彼の愛は明らかに異形だ。お互いに、相手を強く求めているという欲求は同じなのに!!
それでも、受け止める覚悟ができるだろうか。
いや、そんなことは無意味だ。私の態度がどうであれ、彼は私を逃がす気はないだろう。
私はもう、部屋の隅に追い遣られた鼠と同じ。死ぬまで彼の爪で弄ばれる運命なのだ。
一秒でも長く遊べるように、殺してしまわないぎりぎりの力で。
「何を泣いている」
ネウロが目隠しを外し、私の眼を覗き込む。
ずっと暗闇の中にいた両眼はほのかな月明かりさえも眩しく感じてしまう。
ネウロの声は、表情は、心配の色など少しもない。子供のように無邪気に微笑んでいた。
だから私の涙を拭うその手にも、私は感慨など持たない。
今私の心には、絶望と希望が混在している。
魔人の感情は自分のそれとは違っていても、紛れもなく彼なりの愛の形なのだと納得させるならば――
私は確かに愛されていると考えるならば――
それは救いになりえるかもしれない。どうせ逃げられないのなら、その救いに縋って生きていくしかない。
「我が輩が恐ろしいか、弥子」
頼りない月明かりだけの部屋では、私の大好きな翡翠の瞳が見えない。
それでも、私は答えた。
「大丈夫よ」
そして、彼は私に唇を重ねた。



end
139名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 01:00:47 ID:NBGYlHfW
>>137
GJ!萌えた。
こういう関係のネウヤコ好きだ。
140名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 01:56:55 ID:E/NH/1rd
>>137-138
GJGJ!!!!イイねー甘くないネウヤコ好き。
実際この二人の間の溝は歩み寄ろうとすればするほど深まりそうだし
141名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 02:27:36 ID:+wg8EO3d
>>137
乙です!激しく萌えますた
こうゆう雰囲気大好きですGJ
142名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 10:08:09 ID:gosWCO1D
>70
丸裸にされる弥子タン見てみたいハァハァ
遅いレススマソ
143名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 19:01:00 ID:dbICkkpO
カップリング:ネウロ×弥子
傾向:(自分の中では)ソフトSM・・・ぽいもの

SM目指して書いたわりに痛い描写は無いに等しいですが苦手な方は
スルーで、エロ有りです
144アメトムチ 1:2005/08/29(月) 19:01:59 ID:dbICkkpO
「・・信じられない、ていうか信じたくない・・」
 目の前には明らかに○よりも×が多く印されている答案用紙、
何時にも増して難しい(と弥子は感じていた)問題の群れに果敢に
立ち向かった結果、見事に玉砕。
努力の残骸を目の前に顔色を失っているところへ、
「桂木〜、そういう訳でお前には補習授業と教室掃除をしてもらおうか」
無情にも先生の言葉がさらに追い討ちをかけた・・・・

 嫌味まじりの補習を何とか耐え抜き、教室の掃除も済ませた頃には日は
沈みかけていて、空は鮮やかなオレンジ色に染まっていた。
―やばいな〜、ネウロ怒ってるかな?
大急ぎで帰り支度をしていると
「お、ご苦労だったな桂木、苦労ついでに職員トイレの掃除も頼む」
「え・・・」
悪いことは重なるもので・・・
「いや〜悪いなぁ、じゃ頼んだぞ」
何も言わないうちに帰ろうとする、慌てて
「あ、あの!私急いで・・」
「明日も補習授業を受けるか?」
「・・・・掃除します」

―こういうのを『泣き面に蜂』って言うんだろうか・・・
先程の授業内容が空しく弥子の脳裏をよぎった。
145アメトムチ 2:2005/08/29(月) 19:02:36 ID:dbICkkpO
「はぁ・・・」
デッキブラシで床を擦りながら何度目かわからない溜息をつく、窓から見える空には
一番星が光っていた。
「だめだ・・もうだめだ、怒ってるどころじゃないよねきっと・・」
誰もいないせいか、つい声にだしてしまう。
「なんて言い訳しよう?でも何を言っても無駄だろうな、せめてキャメルクラッチは
勘弁してほしい・・・」
トイレに一人っきりでぶつぶつ呟く姿は傍目にはかなり不気味である。が、本人は
そんなことを気にもしていない、というかする余裕がない。そのせいで自分以外の
気配がするのに気付かなかった。
「はぁ・・どうしよう」
「どうかしたのか?」
「うん、ネウロになんて言い訳をしようかなと思って」
「ほう、我が輩にどんな言い訳をしようというのだ?」
「それを考え・・・!!!」
ようやく気付いた弥子が声のした方を振り返ると、窓の外から逆さになって
自分を見ているネウロがいた、まさに悪魔のような微笑を浮かべて・・・。
「ネ、ネウロ、いつから・・」
ネウロは重力を無視してするすると窓から入ってくる。
「『だめだ・・もうだめだ・・』の辺りからだ」
「最初からいたのね・・」
「そういうことだ、全く何をしているのかと思えば・・確かに貴様には便所雑巾位の
用途しかないと言ったがまさか本当に便所掃除をしているとはな、我が輩は情けないぞ」
「ほっといてよ!」
「まぁいい、さて、どれがいい?」
「は?」
いきなり話題を変えられて混乱している弥子などお構いなしに、
「仕方がないのでキャメルクラッチは勘弁してやる、コブラツイストか?
バックブリーカーか?それともデスバレーボムにするか?好きなのを選べ」
目をキラキラと輝かせて聞いてくる。
「なんでそんなプロレス技知ってんの!?・・っていうかどれも嫌だよ!」
「チッ、わがままなヤツだ」
146アメトムチ 3:2005/08/29(月) 19:03:10 ID:dbICkkpO
「と、とにかく今日はごめんね、埋め合わせは必ずするからさ、今回は許して?」
まだ不満そうなネウロの目の前で手を合わせて必死に謝る。
「その言葉覚えておくぞ、まぁ今日は謎らしい謎は現れなかったがな」
興が削がれたのかネウロはつまらなそうに言った。
―助かった!
安心したのも束の間、ドアの向こうから足音が聞こえた、音はこっちに向かってだんだん
大きくなる。そうだ、今の今まで忘れ去っていたがここは学校で、しかも職員トイレだ。
この状況を見られるのは非常にまずい、足音が大きくなるにつれ弥子の焦りも大きくなる。
慌てふためいた弥子はとっさにネウロの腕を掴み、一番奥の個室に押し込むと何故か
自分も入って鍵を閉める、間一髪でドアが開く音がした。

―やばかった・・
心臓が早鐘のように激しく動くのを感じながらもほっと息をついた。
 どうやらメイク直しに来たようでカチャカチャと細かいものがぶつかる音が聞こえる。
―長くなりそうかな?とにかく静かにしてよう・・・
そんなことを考えていると、背後から呆れたように
(我が輩はともかく何故貴様が隠れる必要があるのだ)
(・・・あ)
的確すぎるもの言いにやっと我に返る弥子。ネウロは馬鹿にしきった顔で、
(だから貴様はゾウリムシ並みだと・・)
(あ〜〜もう!分かったからちょっと静かにしててよ、気付かれちゃうじゃん!)
思わず手を伸ばしてネウロの口を塞いで耳をすませる、音が変わらず続いているのを
確認する。
―大丈夫みたい、早く出てってくれないかな〜、って・・・!!!
不意に口を塞いでいた手をグイ、と掴まれて無理に振り向かせられる、肩を強く
掴まれて壁に押し付けられた。
(ちょ、なんなのよ!ネウ・・)
(先程言ったことを忘れたわけではあるまい?)
(は?先程って・・まさか・・)
背筋が粟立ったのは決して壁の冷たさのせいだけではない、冗談でしょ?と見上げた目の
妖しい輝きが本気だと言っていた。
(埋め合わせをしてもらおうか)
(あの、私に拒否権は・・)
(特に無い)
意地悪く微笑む端整な顔、弥子は目の前が真っ暗になった気がした。


147アメトムチ 4:2005/08/29(月) 19:03:46 ID:dbICkkpO
 それを了承と取ったのか、ネウロの手はゆっくりとブラウスの中に入り込む。
手袋のひんやりした感触に身震いする、徐々に胸へと手が伸びてくるのを感じると
咄嗟に両手で自分の口を塞ぐ、こんなことで声を抑えられるとは思ってないが
何もしないよりはましだ。
 直後、ブラ越しに胸を強く掴まれて体が強張る、顔をしかめる弥子に
(しかしいつ触っても触り甲斐のない胸だな)
耳元でからかうように囁く。
(大きなお世話・・!)
「あ!」
文句を言おうと口を開くと、狙っていたかのようにブラをずり上げられて
先端を摘まれる、不覚にも声が出てしまった。慌てて口を塞ぐ、気付かれた!?
 幸い蛇口をひねる音と重なったようで気付いた様子はない。弥子はネウロを
睨みつけるが、本人は澄ましたもので。
(あまり大きな声を出すな、気付かれるぞ)
ニヤニヤしながら言う。
―こいつ・・・確信犯だ、絶対そうだ
 悔しくてネウロの手を引っぱり出そうとするがびくともしない、それどころか
ますます動きはエスカレートしていく。摘まれたせいで硬くなったところを
指の腹で擦られて、軽く弾かれる、痺れるような快感が弥子を襲う。
(・・や・・・んっ!・・あ)
抑えきれない喘ぎ声が漏れる、気持ちいい、だが声が出せない。
もどかしさで弥子の体はいつもより敏感に反応する。
(いつもより感じているようだな?)
(っ・・そんな・こと・・やぁ・・)
ない、と言いたいのに耳にかかる吐息だけでも震えるほど感じてしまうような状態では
説得力がない。言いかけた言葉を察っしたのかネウロは口元に不敵な笑みを浮かべた。
(ない、か?ではこんなのはどうだ?) 
 ネウロは弥子が口に当てていた手をどけるとベストを半端に脱がせて顔に被せ
視界を遮断する、片手は相変わらず弥子の胸を弄り、もう片方の手は器用に
ブラウスのボタンを外してゆく。露わになった胸の先は散々弄んで鮮やかな
紅色に染まっているのを見ると、ネウロは自分が昂っていくのを感じた。
顔を近づけて息を吹きかけるとビクッと弥子の体が跳ねる。
(ふあ!・や、やだ・・ネウロ・これ、取って)
(却下だ、それより声を出さないようにしていろ)
(え、ちょ、待っ・・っ!?)
温かくて湿ったものが弥子の胸の突起に吸いつく、過敏になったそこを
きつく吸い上げられる。快感と痛みが一緒くたになる、頭が感覚に追いつかない。
(んああ!・ネウロ、痛・・ああっ・・)
弥子が堪らず声を上げるが、その声を無視して強めに歯を立てられて
電気ショックを受けたような錯覚に陥る。
148アメトムチ 5:2005/08/29(月) 19:04:21 ID:dbICkkpO
(嫌ぁ!・・やめ・痛いよ、ネウロ)
涙声で懇願する、ネウロの動きが止まった。
(ならばどうして欲しい?)
(・・え?)
ベストで遮られた耳元にネウロが甘い声で囁く、裏に意地の悪い色を隠して。
(どうして欲しい?)
(・・・・)
(言わない気か?)
(・・・!〜〜っ!)
先程とはうって変わって触れるか触れないかの微妙な愛撫、じりじりと官能を
刺激するように撫でてくる指、痛みを感じていたはずの箇所が次第に淫らな熱を持つ。
(〜〜くぅ・・ふ)
沈黙を守りたいのに声が抑えられない弥子の耳元でネウロはまた同じ言葉を囁く。
(どうして、欲しい?)
(あ・はぁ・・・気持ちよく、して・・)
(して?)
(・・お願い)
(上出来だ)
急に視界が開ける、息苦しから開放されて大きく息をついた。
(自分で上げていろ)
脱げかけたベストが落ちないように持たせると、ネウロの顔は再び下へ降りていく。
口の中に含まれて舌先で先端を責められ、もう片方をいつの間に外したのか素手で
やんわり擦られて軽く捻られる。
(〜うぅ、ん・ん〜〜!)
弥子はベストを噛んで声を殺すことに集中した、そうしないと与えられる快感に
呑まれて大きく声を漏らしてしまいそうだった。
 ネウロの空いている手は徐々にスカートの中へと移り、下着を下ろしていく、すでに
充分過ぎるほどに濡れたそこに指を這わせる。
(・・こっちの方も準備ができてるようだな)
(だ、だめぇ!・・そんな・したら・声、でちゃうよぉ)
(何を今さら・・)
見るとベストと一緒に唇も噛んでいたのかルージュを引いたように紅くなっている、
涙で潤んだ瞳とその唇がやけに扇情的で、ネウロは思わず魅入ってしまう。
(・・ネウロ?)
(・・・塞いでやる)
弥子を更に壁に押し付け、ネウロも体を密着させて身動きがとれないようにすると
乱暴に口付ける、僅かに開いた隙間に舌を捻じ込んで大きく開かせ弥子の
それと絡めた。互いの心音が重なる、息苦しさで目眩がした。
149アメトムチ 6:2005/08/29(月) 19:04:58 ID:dbICkkpO
 貪るようなキスをしながらネウロは弥子の足を開いていく、弥子は反射的に
腕をまわしてネウロに掴まる。片足を持ち上げられると
張りつめたネウロのものが弥子を貫いた。
(〜〜っ!んん!・んぅ!・・ふ・んっ!)
 声はネウロの口内へ吸い込まれる、角度を変えて重なる唇は息をする間こそあるが
声を出す隙を与えない、満足に慣らされていないそこはネウロをいつもよりきつく
締め付けるがネウロは意にも介さず動きを激しくする。
快感と痛み、息苦しさ、もどかしさ、全てが混ざり合って弥子から
意識を奪っていこうとする。ふと、ネウロの顔が見たいな、と思った。
 それが通じたのだろうか?ネウロは少し動きを緩めると唇を離して弥子を見た。
どちらのものともつかない唾液が糸を引いて落ちる。
 いつも取り澄ました表情を崩さない整った顔が悦楽に満たされている、翡翠色の瞳に
いつもの理知的な光はない、肌を合わせる時にしか見ることのない
ネウロのもう一つの顔。
 自分がネウロにこんな顔をさせているんだ、そう思うといてもたっても堪らず
弥子から唇を重ねる、舌を絡めてきたのはネウロからだった。
 不意に明かりが消えた、それを合図にネウロが性急に弥子を責めたてる。
「ひっ!・あ、あ・・は・ぁ・・ネウロ、ネウロぉ!」
「ヤコ・・・っ!」

 どちらが先に達したかは分からない、しばらくお互いに抱き合ったまま
乱れた呼吸を整えた、服を直してからやっと狭い密室から出てきた頃、窓から見える
空には月が煌々と輝いていた。
「あ〜あ、絶対玄関鍵閉まってるよ・・どうやって帰ろう」
「そこの窓から出ればよかろう」
平然と言ってのけるネウロに弥子は呆れつつ反論する。
「ここ何階だと思ってんの!?あんたと違って私は万有引力の法則に
従わないといけないの!」
「ふん、不便な生物だな」
「うるさいな!・・それにしてもよくばれなかったよね、
結構危なかった時もあったのに」
不思議がる弥子に今度はネウロが呆れたように言った。
「だから貴様は便所雑巾だというのだ、我が輩が何も予防線を張らなかったと思うか?」
「え、じゃあ・・」
「いくら名を売りたいといってもセックススキャンダルで名を売るのは我が輩としても
本意ではない、事前にイビルブラインドを使ったのだ」
得意げな顔をしてニヤリと笑う。
「なっ!じゃあ別に声を抑える必要なんてなかったんじゃない!!」
「まぁそうだな、だが」
ネウロは怒りに体を震わせている弥子の顔を覗き込み。
150アメトムチ 7:2005/08/29(月) 19:05:34 ID:dbICkkpO
「いつもよりよかっただろう?」
「!!」
顔を真っ赤にして絶句する弥子にネウロはくるりと背を向けると窓に向かって歩き出す。
 ―天国のお父さん、これが殺意というものでしょうか?今私はこのドS魔人を
ぶん殴りたい気持ちでいっぱいです・・・
 弥子が天国にいる筈の父親に殺意の有無を問うているところへ、
ネウロがいきなり振り返った、焦る弥子を不思議そうに眺めながら。
「何をしている?さっさと帰るぞ」
「だ、だから私は・・・」
「同じことを二度言われるほど耄碌してはいない、手を貸せ」
「は?」
「我が輩は二度言われるのも言うのも嫌いだ、帰りたくないのか?」
そう言って窓に足をかけるので慌てて止めた。
「わ、待ってよ!帰る、帰りたいです!」
「なら早く来い」
すでにネウロの体は外へ出ている、月明かりの下で手を差し伸べられて弥子の心臓は
少しだけ大きな音をたてた。ネウロは弥子の手を取ると引っ張り上げて
抱き上げるようにしてからすたすたと壁を降りていく。
「・・・優しくされたら怒れないじゃん・・」
「? 何か言ったか?」
「ううん、なんでもない」

月に照らされた二人分の影は淡く細く、けれど離れることもなく。



                 
                 了


お目汚し失礼しました
道は険しい・・・
151名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 19:23:05 ID:ViF6cbCz
いつもよりよかったろ〜w
GJ(´∀`)ハアハア
152名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 21:00:29 ID:VR/QeZTh
GJです・・・☆ネウヤコ的にかなり理想形態ですw
153名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 21:38:48 ID:kjYAxid6
リアル恋人と会えない時、此処に来るのはやめようと思った。
切なくて、感動の涙が止まりません( iдi)
職人さんぐっじょぶでした!
オナって寝よ。
154名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 22:17:17 ID:u4B4VO5Q
神GJ! 声押し殺すのってテラモエス
155名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 23:01:47 ID:+wg8EO3d
密室声押し殺しエロいよーイイヨー
GJです!
156名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 01:42:38 ID:52grnegd
禿萌えシチュ、美味しくいただきますた(*´Д`)ハァハァ
最後にさりげに優しいネウロが良いですムハー
157名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 02:36:37 ID:NVlJlAsJ
>>156
なるほど、だから飴と鞭なのか。
気づくの遅くてスンマセンorz
158名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 03:13:03 ID:CZiN1lM/
>>143

GJ!! 声殺すのは本当燃えそう

所で今週の2巻CMの柱「ネウロ&弥子」に"ネウヤコ"としっかり
ルビ振ってあった
これでこの呼称は公式という事なんだろう

カップリング認定と見ていいんだろうか。
159名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 12:49:56 ID:2Xn2gtX7
>>143
夜の学校…密室…声押し殺し…
萌え殺す気ですかハァハァ超GJ…!

そんな神SSの後に投下するのは気が引けるのですが…
ネウヤコでバリバリにエロありです。痛くはないですが微妙にマニアックです。
160窓鏡1:2005/08/30(火) 12:51:17 ID:2Xn2gtX7
ふと顔をあげると、既に外は暗くなっていた。宿題に追われて時間の感覚もなくなっていたらしい。
ほんの数分前までやかましいくらい自己主張をしていたはずの太陽がいつの間にやら足の下に沈み、
藍色に透明な黒を混ぜた夜には修正液を散らしたような星が浮かんでいる。
事務所の中は蛍光灯に白々と照らし出され、ネウロの後ろの大きな窓は鏡のように部屋の端を遠く見せる。
あー疲れた、いい加減見飽きた自分の字で埋め尽くされたノートを放り出し、ひとつ大きな伸びをする。
この調子で間に合うんだろうか。…いいや、宿題なんて先生と生徒の駆け引き合戦だし。
すっかりぬるくなってしまったペットボトルのお茶で喉を鳴らす。ちょっと激しくビールが恋しい。
「ヤコ」
飲み終わるのを待っていたかのようにネウロが自分の膝を指差す。そのまま二回叩く。
…合図だ。
こっちへ来い、と。
一瞬だけ睨んだふりをして、立ち上がる。ネウロは背もたれに体重をかけ、見下ろす構図で私を見る。
ネウロの両足の間に腰を下ろすと、二人分の体重で回転式の椅子が不安定に揺れ動いた。
抱きかかえるように、ネウロの手が背後から視界に入る。耳元にぬるりとした冷たい感触。
軽くまぶたを閉じ、息を整える。触れられるのは、嫌いじゃない。

甘い声を漏らす。はだけたブラウスの隙間から進入した指先はゆったり、もったりと緩慢に肌をなぞる。
筆先が触れるような細い細い快感が這い回る。首筋を軽く吸われ、強い感覚に少し顔をしかめる。
耳たぶを甘噛みしながら、舌でその後ろをくゆりとなぞる。じれったく昂ぶらせるのはネウロの常套手段だ。
うっすらとまぶたを閉じる。壊れそうで壊れない椅子のゆらめき、ゆりかごであやされるような錯覚を起こす。
頬に指が寄せられた。首を動かし、手袋の上から爪先を食む。寝苦しい夜のように時計の音が響く。
最初のころの威勢のよさはどうしたのだろうな、だって抵抗したって無駄じゃない、一応憎まれ口を叩く。
下着が明らかに粘りのある湿り気を帯びてきている。
いつもの流れなら指が下に向かって、心臓が爆音を立てて。
161窓鏡2:2005/08/30(火) 12:52:22 ID:2Xn2gtX7
そんな私の行動が気に食わなかったらしい。
「…ならば、これならどうだ」
途端、視界が横回転した。約180度、さっきまでの背後が前に、前が後ろに――
「!」
目の前に。
ガラス窓に映し出された私がいた。
そう、足を開き、胸元をあらわにし、力なく呆けた顔をし、魔人にされるがままになっている、貧相で生々しい、いきもの。
「ちょっ…!」
「よく見えるな。ここの清掃業者は随分と働き者のようだ」
椅子が後ろ向きに傾く。たくし上げられたスカートの下の白い布地がはっきりと窓に映る。
一気に意識が現実に引き戻された。なんだこの格好。なんだこのおかしな顔。なんだこの状況――
「やだっ…やだ!見るのやだっ!」
見せ付けられた自分の姿に一種の吐き気さえ覚える。何がどうというのではなくて、ただ、気味が悪い。
あまりの事態に逃げ出そうとしても、しっかりと腰に回された腕がそれを許さない。
「貴様はいつもこうしているのだぞ」
「やだ、離してっ…!」
「ほう、今度は本気で嫌なようだな」
「当たり前じゃないっ…!自分のしてる姿なんか見たくないってばっ…!」
「今更何を言う」
再びネウロが耳たぶを舐める。背筋が凍るような恐怖と嫌悪感が全身を走りぬける。
せめてもの抵抗にぎゅっとまぶたを閉じ…られ、ない。
「こんな面白いものを見ないのは人生の損失だろう、ヤコ」
赤い舌を窓に映しながらネウロが窓伝いに視線を合わせ、笑う。
耳たぶから輪郭をなぞり頬を下り首を通り唇が首元で止まり間が空き紅い痕が浮かぶ。
「いや…いやぁ…やめてっ…離してぇっ!」
両足をばたばたと振る。勢いづいて靴が脱げ虚しく空を切る。そのタイミングを逃さず、ネウロが私の下着をずり下ろした。
「やぁぁぁっ!」
黒い鏡の前にさらけ出された大事な部分はスカートのわずかな影でかろうじて見えない、
けれどそこから延びる太ももが異様に艶かしい。
腰に回されていた腕がその部分へ伸びる。目を背けたくても硬直したように動かない。
「いやだぁっ…あ、ひぁぁんっ!」
突然胸元を吸われ、悲鳴に近い喘ぎ声が出る。口元から零れる唾液が窓の向こうの明かりに映えて光る。
「…こらえても無駄だ」
現実を煽るようにネウロがささやく。窓の向こうの私は熱に浮かされた目で眉だけ潜めている。
小さな乳房が持ち上げられ、先端をいじられる。手袋は夜と同化し、窓の向こうと一緒に私を削る。
――怖い。
窓に映る全てが怖い。
表情、さらけ出している肌の質感、それを他人に触られている様子、どれもこれも気味の悪い生々しさ。
そしてその生々しさが生み出す…異様な衝動。
「いっ…いやぁ、ああ、やめてぇ、やぁ…ああ…!」
「随分といい声を出すな」
「あああぁっ…ゃぁあっ…触っちゃ、ゃぁぁっ」
撫でさする指先が炭酸をかぶったような感覚を呼び起こす。触れられた太ももが痙攣のように震える。
黒い画面で繰り広げられているのが自分たちの行為だとは信じられなくて、
浮かされる私は本当に酷く醜い顔をしていて、目の前の何もかもを否定したくてたまらないのに、
見ていないときよりも遥かに、遥かに、気持ちが良くて。
162窓鏡3:2005/08/30(火) 12:54:14 ID:2Xn2gtX7
「ひぅ…ひぁぁっ…!やぁ、やだぁぁ…!」
「嫌という割に…さっきとは比べ物にならないほど濡れているが」
「あぁぁ…!」
ネウロの指先が粘液に絡まる。下に指を入れられる様子もはっきりと映し出される。
「いやぁぁぁっ!あ、あぁ!」
長い腕がヘビのように私に絡みついて、食い荒らすようにかき乱してくる。
ネウロが楽しそうに目を細める。
「…随分と感じているようだな…絡みが違うぞ」
「ああぁ…だって、だってぇっ…!」
「だって、何だ?」
窓の向こうの私がなおのこと酷い顔になる。快感をむきだしにした顔。気に入られようとか可愛くあろうとか
ほとんど無意識に造り上げてきた全てを叩き壊すような、ただもう求めているだけの淫乱な目つき。
鏡になった窓の向こうに問い掛ける。こんな顔を私はネウロに見せてきたのか。ネウロはこんな顔を見てきたのか。
ちっとも可愛くない、どこにも飾り気がない。見れた顔じゃない、だけど何かが真剣だ。
唾液が唇からあごを伝い落ちていく。ぬぐう余裕さえない。
ネウロが指をさらに奥へ奥へと侵入させる。歓迎するように粘膜はふくらみ心臓は高鳴り表情は歪む。
たまらず全身を震わせる。蜜の絡まった手袋が敏感な部分で暴れる。
「んぁぁぁっ…!ああ、いい、きもちいいっ…!」
「そのようだな…貴様の身体がこんなに熱を持つのは久々だ」
「んふぁぁ…!ああ、ネウロ、ネウロぉ…!」
「…欲しいか?」
「…欲しい、欲しいよぉっ…!」
もうなりふり構っていられない。懇願し、自分からネウロの服を脱がしにかかる。それを押し留め、ネウロが笑う。
「…そうだ、それでいい」
満足そうに言うとひょいと私の身体を抱え上げ、くるりと回す。向かい合う格好で腰を落とすと、きっちり準備されていたそれが私を貫いた。


ぐったりとネウロに覆いかぶさり、静かにまどろむ。
ネウロは私を抱え込み、ぼんやりと窓の外を眺めている。
「書物で読んだな…人間には『慣れ』が存在すると」
独り言のように、言い含めるようにネウロが口を動かす。
「…慣れ…?」
「幸福も不幸もいずれは脳内で平均化し、結局全てが大したことのないものに感じるという…くだらぬ能力だ」
ちっ、と舌打ちするのが聞こえる。いきなり難しいような突拍子もないようなことを言われ、なんと答えたらいいのか困惑する。
「貴様も人間である以上同じ能力を有していたようだが…」
抱える腕に力が込められる。ちょっと痛い。手に力を入れて抵抗を示すけれど、ネウロはそれには構わない。
「ヤコ」
「…何よ」
「我輩に慣れることは許さん」
「…」
「我輩を求め慣れることも、与えられることに慣れるのも許さん」
貴様は常にその全力で我輩に挑み続け、全力で我輩に利用され、全力で我輩を求め続けろ。
その言葉に、ようやくネウロの真意を汲み取る。
あの顔なのか。ネウロが欲しいのは、私が気持ち悪いと思った、だけど止められなかった、あの淫乱でまっすぐに歪んだ顔なのか。
可愛さも気遣いも取り繕いも何もない、あのむき出しの感情なのか。
甘い声のような「らしさ」ではなく、産声のような悲鳴めいた喘ぎ声。
駆け引きもへったくれもない、ただ純粋に向かい続ける、多分人間が一番隠したがる気持ち。
言われなければきっと私も隠してしまっただろう、奥底の衝動。
窓の向こうの自分を思い出し、気持ち悪い気持ちよさを反芻する。
「…やっぱりあんた、趣味悪いわ。…嫌いじゃないけどさ」
駆け引き道具と化したノートを視界に挟みながら、私は静かにため息をついた。





ところで41号でCカラー来るそうです
163名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 13:04:44 ID:zrrYNk0q
おつです!!
滅茶苦茶萌えました
164名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 16:32:15 ID:LazGBCM3
GJでした!
カラー楽しみですな。
165名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 19:33:40 ID:iRtmkqYV
GJ!禿しくGJ!!!

この連続鬼畜系ネウロはアレか、しばらく前にさんざんGさせられた反動か!?
(*´Д`)=3フハーッ
166悪夢の始まり:2005/08/30(火) 23:29:49 ID:a2psY/Bv
神のあとにこんなんでいいのか…ι
マイナー一直線!!XIヤコ投下します




********

いつもの道を通って事務所に向かう。時刻はいつも通り。そのわりには通りには人が多い…
なんてぼんやり考えながら歩いてたらいきなり目の前にネウロが現れた

「貴様くるのが遅いぞ。」

「ネウロ…?」

いつも通りだ。いつも通りなのに何かがおかしい。そんな感じがした。いつもの時間なのにネウロが来たからなのか。

違う。

ネウロじゃない。姿・形はネウロだけどネウロじゃない。
じゃあ目の前にいるのは…!!
次の瞬間私は走っていた。人を掻き分けひたすら走る。
―ネウロの姿なのにネウロじゃない!
167悪夢の始まり:2005/08/30(火) 23:32:33 ID:a2psY/Bv

根拠はないけど胸の奥で危険の警告がカンカンとなり響く。
―ネウロじゃないのにネウロの姿をしてるなら考えられるのはただ一つ


XI


誰にでもなれる人間。そう…誰にでも。…誰にでも?
もしかしたら隣にいるこの人がXI?
前を歩いてくるあの人がXI?
恐怖で体中の毛穴から汗が吹き出てくる。
こんなに人が沢山いたら誰が誰だかわからない。とっさに路地裏に入る。

怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い

何かに蹴躓いて転んでしまった。その痛みでやっと我に返る。

―だいぶ入り込んだなぁ…

息を整えながら立ち上がり服についた埃を払う。

168悪夢の始まり:2005/08/30(火) 23:45:59 ID:a2psY/Bv
―ここまで来たらいくらXIでも追ってこな「追いついた♪」

後ろにいきなり人の気配。
「いきなり逃げることないじゃん」
後ろから聞こえる明るい声とは裏腹に、私は恐怖で立っていられない程震えていた。
「しっかしよくわかったね。僕が偽物だって。君たちはホント凄いねぇ」
なんでかなんて私が知りたいくらい。って言いたいのに体が動かない。そんな私を余所に話を続ける。
「僕のことを知るために彼の中身を知りたいんだ。けど君に変装したのにバレちゃった。完璧に変装する必要があるみたいだから今日は君を知りに来たんだ。あっ勿論殺しはしないよ♪」
言い終わるか否や私の視界は180°回転していた。
目の前にはXI。

「ふふ…顔みしてね」

169名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 23:57:12 ID:a2psY/Bv
スミマセン;この先(エロティカ)は明日の朝にでも。

ものっそい長いのになってしまいました
170名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 00:01:11 ID:+xqPafTq
>>169
エロティカ期待してます。
乙でした!
171名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 00:11:19 ID:2uDXONUk
まとめサイト更新されてるな。
管理人さん乙です
172名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 00:13:08 ID:RKEfUE/O
>>169
乙です!サイヤコ(*´∀`)ハァハァ
続きも期待してます

まとめサイトの管理人さんも乙です
173名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 01:41:58 ID:0oKKtI+Z
>>169ほんがー!!!続き気になる…!!!ε=ε=(*´д`;)期待です。

まとめの方も乙です!
174壊花:2005/08/31(水) 01:49:56 ID:X6Zgxe/a
>>169
乙!
エロティカ今から楽しみにしています。
それまで、これを投下します。
ネウヤコでエロはなし。結構痛々しくて好みが分かれる…かも。
コテはお約束に従って、様子を見ながら復活させたいです。

厄介なものは、女が成長するに従って醸し出す色香。
何でも、それは意識せずとも発散出来るものらしい。具体的にそれがどんな
ものなのかは知らなかった。最初のうちは。
確かめようにも、最も身近な女が弥子では色香とやらが備わるのはまだまだ
先のことだと諦めていた。
それなのに、偶然にしてわずかに感じてしまったのが運の尽きだった。

弥子は声も上げずに泣いている。
ソファーの上で半端に服を乱されたまま、だらりと投げ出した足が無機物の
ように真っ白く映る。確かにこれでは無機物だ。身動きすらしないのだから。
打ち捨てられた人形のように、目を見開いたまま泣いている顔は哀れという
しかないが、そうさせてしまったのは…自分だ。
傍らでただそんな無残な情景を眺めながら、ネウロは先程までの狂態をま
ざまざと思い出す。
あれは一体何だったのだろう。自分でも分からない。
何かに憑かれたと言うしかない凄まじい衝動が突然湧き上がってきて、ソ
ファーでうたた寝をしていた弥子を力ずくで犯したのだ。
そのつもりはなかった。その時までは。しかし、既にそんなものは言い訳に
もならない。
体中に残した無数の擦り傷と噛み傷がひどく痛々しい。明日になれば更に
鬱血して傷が目立つだろう。
「ヤコ」
陵辱された少女はぴくりとも動かない。
「済まない」
普段からすれば、あまりにもらしくない言葉だとは分かっている。それでも、
何か言わずにはいられなかった。
175壊花:2005/08/31(水) 01:50:41 ID:X6Zgxe/a
「…ネウロ」
人形が目覚めた。
弥子はだるそうに起き上がるなり、一瞬だけきつい目付きをしてからふっと
笑った。
「何で謝るの?そんなのネウロらしくない」
「ヤコ」
「ねえ、これって好きな人とするものでしょ?それなら…私のこと、好きでい
てくれたって思っていいよね」
口元から血を滴らせながら、無理に笑顔を作る弥子の様子はどこかが変だ
った。張り付いたような表情とうつろさの残る視線。体中に残る傷跡に目も
くれず、見失ったらいけないとばかりに必死でネウロを目で追う様は明らか
に異様だった。
「私、嬉しかったよ。すごくすごく」
薄く透明なガラスの容器に一筋の亀裂が入るように、ほんのわずかに、け
れど確実に壊れてしまったに違いない。
もう取り戻すことは出来なかった。
あの愚かな衝動の引き換えは、何と罪深い結果をもたらしたのだろう。今
になってそれを思い知り、ネウロは何と言っていいのか分からなくなった。
「私のこと、好きでしょう?」
「ああ、その通りだ。ヤコ」
「うふふっ、嬉しい…」
さっき泣いていたのが嘘のように幸せそうな顔で、弥子は抱きついてくる。
その折れそうに華奢な体を抱き締めて、ネウロは顔を歪めた。
犯されている間、驚愕と恐怖と絶望が極度なまでに高まってしまい、生命
をも脅かしてしまったのだろう。だからこそ無意識に狂気がすりかわった。
弥子の正気はもう意識の混沌の中にしかない。
ガラスの亀裂は戻らないのだ。
176壊花:2005/08/31(水) 01:51:41 ID:X6Zgxe/a
「ネウロ、大好きよ」
正気だった時には決して口にしなかった言葉を、今の弥子はためらうこと
なく言う。言わなければ忘れてしまう危機感を持っているように。
「また抱っこしてね」
きっかけを間違えたばかりに、それが愛だと思い込んでしまった幼稚な狂
気と純真。壊れた心が悲鳴を上げていても、深い傷口に気付かないまま
弥子は生きるしかない。その姿があまりにも痛ましく、また愛おしく感じて
どれだけの時が過ぎても今もこうして側にいる。

最初のきっかけは一体何だったのか、ネウロは憶えていた。
弥子が大人の女になった時、咲かせるという花を見たかったのだ。ただ、
あまりにも急いてしまった。
「ネウロ」
こうして側にいてくれることを最初から望んでいたように、弥子は今日も
無邪気に笑っている。



177名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 03:57:51 ID:K5w3LYwb
そろそろエロなしは、エロなしスレでやってはくれまいか?
178名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 05:18:03 ID:+h+ifg1C
どの線をもってエロとエロでないものを分けるのか。
入れるだけがエロという訳ではないだろう。
179名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 05:34:15 ID:iM/py4h7
作者がエロなしって自己申告してれば
エロなしなんじゃね?
180名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 06:42:58 ID:u1Crw2qP
別にむりにエロにこだわらないで今のままでいいとオモ
181名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 08:16:37 ID:OAMRtRqF
エロだけにこだわりすぎてかえって荒れてしまったスレもあるから、>>180氏の言う通り
エロにこだわらなくてもいいと思う。
エロなし排除しちゃったら過疎ってしまうような気がする。
182名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 09:38:51 ID:EV5qlbac
ボクオリコウッ(`∀´*)ゞ
スルーデキタッ!
183名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 09:44:02 ID:TPfMO8Kh
なんでもアリなこのスレが好きだから
これ以上あれはダメこれもダメを増やしたくない


最近シリアス続きな気ガスのでギャグが読みたい俺がいる
184名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 09:52:56 ID:EV5qlbac
ハゲド!
ハゲド!
ネウロ+エンタメ+エログロ=DCS
ウマー(*´∀`*)シアワセ
185名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 10:26:14 ID:/R4ZjYsl
ここはなんでもアリでいいと思うんだけど、エロなしスレもあるのなら見たい。
どこにあるのですか???
186名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 10:26:34 ID:4Q6PP+wO
俺は弥子たんがエロ可愛ければギャグでもほのぼのでもシリアスでも何でもいい
187名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 12:36:18 ID:LHuwqKgg
エロはなくても、もう関係しているのが前提なら、ここの方がいいんじゃないか?
188名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 22:00:20 ID:9Iy4gasa
もっといろんなカプリングのいろんな職人さんのお話が読みたいー。

それは別として、黒住様の吾ヤコも読みたいー。
ヘンな柄のシャツきぼん。
189名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 22:10:32 ID:7cY+SOkF
どっちも楽しめるから基本的にはOK。
まぁここんとこエロ無しが続いたと思うので、
荒れ防止のためにもあんまり続いた時はひかえて欲しいとは思う。
エロ無し禁止になったら寂しいし。
190名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 00:58:53 ID:5oCFLoHZ
それはそれとして

>>166の続きをワクテカ待ってみる
191名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 01:04:13 ID:QC6Ud6rR
192名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 01:29:47 ID:6atFPwbZ
>>174-176
住人の方々がエロについて議論されてる間に、乙を。


(*´Д`)ハァハァ
193名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 09:47:33 ID:xBrhSBYK
168の続きです
遅くなりました


********


「はっ…んっ!」
私の衣服はショーツ以外全て外されていた。XIの手がショーツの上から割れ目をなぞり始める。
「あっ!やっ!だめぇ」
「そのわりにはぐしょぐしょだよ?」
私の体から恐怖が抜け快楽へと変わり始めていた。
ショーツの上から指をいれてくる。
「んんっ!はっ…やっ…」
「可愛い声…凄いねぇ。」
XIはあたしのショーツを軽々と脱がせ軽々と片脚を上げ秘部を丸見えにする
「ちょっ!やだっ!」
XIはあたしの言葉なんてちっとも聞かず味わうように舌を通わす。
「ん…濃くて美味しい味だね。」
「ふぁぁっ…やだぁ…」
194悪夢の始まり:2005/09/01(木) 09:48:13 ID:xBrhSBYK
にゅるり。
XIの舌が私の中に入ってきた。それだけでガクガクになりイきそうになってしまう。
「感度いいね…彼にも抱かれてるの?」
とっさにネウロの顔が頭に浮かぶ。
「あっ!?あぁぁぁ!!」
頭の中が真っ白になり中がビクビクと痙攣をする。
「ふふ…もしかして彼のこと思い出して逝っちゃったの?」
そういいながらXIは私に貪るような口づけをする。
ーもうなにも考えらんない…ネウロ…
口づけをしながら彼の指は私の中を犯していく
「んん!あっ…はっ…んっ」
長い口づけから解放されると熱をもち堅い何かが入り口にふれる。
195悪夢の始まり:2005/09/01(木) 09:54:04 ID:xBrhSBYK

「!!…やっ!だめ!やだ!」
XIの口の端が上がる。
ーあたしこのまま「我が輩の物に手を出すのはやめろ」
「ね…ネウロ…どぉして」
「貴様が遅くて探してみれば…」
声の方向そこには私でもわかるくらいの殺気を立てているネウロがいた
「あーあ…バレちゃった」
ネウロが来てくれた。体の力が抜けあたしは、倒れかける寸前でネウロに支えられる。
無言で睨み合う2人。あたしはネウロの腕の中で力なくそれを見ていた。
そして先に沈黙を破ったのはXIだった。
「まっ今日のところはこれまで♪続きはいつかね。」
「続けなどさせぬ」
「ふふ…楽しみだね」
そう言ってXIは路地裏の闇へと消えていった。

XIがさった先を睨み続けているネウロ。なんだかその沈黙がいやで、とりあえず何か言おうとした口はネウロによって塞がれていた。
「んん…はっ…あ…」
今更なんか安心して涙がでてきた。ぽろぽろと止まらない。
ネウロがそれを救いとる。

「ヤコ貴様は誰にもわたさない」

涙が止まらない。


でも私はきっとまたXIにあう。なんとなくわかる。
けど今は…


『やっ…ん!』
妖艶な声に表情。思い出すだけで少し体があつくなってきた。
「ふふ…楽しみだね。またいつか会うからね」
この姿じゃないかもしれないけどね


end...?
196名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 13:46:55 ID:bptEfx+P
サイヤコGJです!
ヤコも気づく感性は持っていそうだよね。
原作でも次に会った時にはネウロより先にヤコが見抜いたら面白いのにな。
197名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 21:52:34 ID:0Q4PWcH/
GJでした!
「end・・・?」ってことは続きもアリってこと?
期待してます。
198名無しさん:2005/09/02(金) 15:07:44 ID:WKfPUElp
ネタを投下
 「笹が30代」
199名無しさん@ピンキー:2005/09/02(金) 16:02:51 ID:otQZXahP
それがいい
200名無しさん@ピンキー:2005/09/02(金) 16:45:00 ID:1uSudNfG
男盛りだな。
201名無しさん@ピンキー:2005/09/02(金) 21:45:50 ID:Y1ZqnFvg
>>174-176
GJです、乙でした。
俺には文才ないからうまく言えないが、ほんと良かったす。
言い回しや視点がすごく良かった。またの投下期待してmす。
202名無しさん@ピンキー:2005/09/02(金) 23:51:20 ID:L7QG7aak
せめてここだけでも吾代の登場を・・・。
だれか神さん・・・。
203名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 00:36:18 ID:gV5wczdd
今書いてる。
204名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 00:58:04 ID:MCHxWlvA
>>203
ワクテカ
205架空の女:2005/09/03(土) 03:10:18 ID:gV5wczdd
出来たんで、投下します。
吾代と、相手はアヤ?という感じ。
エロ・・・微妙。

二度目に行ったアヤ・エイジアのライブは最初のものよりも遥かに良か
った。
ただただ感動してしまって、吾代にはそれしか感想が思い浮かばない
けれど、あの女神のような美しい立ち姿は会場を去ってからもはっきり
と思い出せた。
本当に完璧と言うしかない、美の象徴、理想の女だった。
「お前がそんなに熱中しているなんてな」
何だかんだと言いながらも面倒見が良くて、結局一緒について来てい
た早乙女が、苦笑しながらも煙草の煙をくゆらす。今夜は随分と機嫌
がいいのか、ライブの後で溜まった路地裏で、興奮していつになく喋り
まくっている吾代に根気良く付き合っている。
「ね、良かったでしょう。アヤ」
「ああ、まあな」
楽曲の完成度やアレンジがどうとかなど、吾代にはどうでもいい。あの
美しい女があのよく通る高い声で女神のように歌っている姿。それを
拝めただけで御の字というものだった。それでなくても、アヤ・エイジア
のライブは超プラチナチケットで、ダフ屋でも滅多に入手出来ない代物
なのだから。
早乙女は足元に十本以上の煙草の吸殻が落ちているのを無表情で眺
めてから、一番新しい吸殻を念の為なのかぎゅっと踏み潰した。
「じゃあ、まだ仕事が残ってるから俺は先に帰ってるぜ」
「あ…社長」
「今夜はいい夢が見られそうだな」
どこか揶揄するような早乙女の物言いも、今夜は気にならない。アヤの
表情が、姿が、声がまだ目に焼きついている。
殺風景な寝場所にはすぐに帰りたくなくて、吾代はしばらくふらふらと
街をさまよっていた。まるで酔っているように。
206架空の女:2005/09/03(土) 03:11:10 ID:gV5wczdd
途中のコンビニで、勢いで買った缶ビールは三本。
もう全部飲んでしまった。
店員がしきりと吾代の年齢を気にしていたようだったけれど、そんなもの
は凄んでチャラにしてしまった。こんな気分のいい夜に、無粋なことをさ
れたくない。
何だか歌い出したくなる気分だった。
もう一本買おうか。
そう思っていた時、すぐ近くに一件のビデオレンタル店があるのを見つけ
た。何かいいものがあったら借りようか。ついついそんなことを考えて深
く考えることもなく店に入って行く。
「いらっしゃいませ」
コンビニの店員と同じで、ここの店員もどいつもこいつも人形のようだ。
感情のない声でただ繰り返すだけ。
帰ろうか。
そう思いながら洋画が溢れる棚をぼんやりと見て回っているうちに、『感
動の涙』と表示されているコーナーで幾つか手に取りながら迷っている
女を見た。
暇なことだと気のない目で女をぼうっと眺める。この真夜中だというのに
サングラスをかけてはいるが、綺麗な女だ。細身で長い髪が背中でさら
さらと揺れている。誰かに似ていた。
誰だったっけ。
酔った頭で吾代は考える。
アヤ・エイジアに似ているのだ。それも酷似している。
「…何か?」
理想の女に良く似た女は、ぼうっと立ち竦む若い男に警戒したように首
を傾げた。
「い、や…。それ、結構面白かったからさ」
「ああ、これね」
少し安堵したのか、女は右手に持っていたビデオを指した。パッケージ
には『フェノミナン』とタイトルがついている。
「何だか、今夜急に見たくなっちゃったから…」
まるで少女のように、女は笑った。
207架空の女:2005/09/03(土) 03:11:47 ID:gV5wczdd
夜風が少し冷たい。
店を出るなり、アヤに似た女は薄い上着の襟元を掻き合わせて、ぶる
っと震えていた。結局、ビデオは借りたようだった。
こうして間近で見ていると、本当に良く似ている。とは言っても、吾代
はそれほどアヤの実像など知る訳でもないので確信もないのだが。
「ありがとう。借りる背中を押してくれて」
ふふっと女はまた笑う。
「…いや、いいけど」
「なあに」
「あんたさあ、アヤ・エイジアに似てるって言われないか?」
その時、ちょうど側をトラックがものすごい勢いで通り過ぎた。風で舞い
上がった髪を押さえてから、女は冷めた笑いを唇に浮かべる。
「…よく言われるわね。でも、あんまり嬉しくないかな。だって私は私、
だもの」
「まあ、な」
そんなことをいつも言われているのだろう。
女は借りたビデオを抱き締めたまま真っ暗な空を眺めていた。
「寒いわね…」
と゜うやら本当に寒いらしい。吾代のシャツを引いて寄り添ってくる。そ
んなところは本当にただの女みたいで、思わず吾代は笑った。こんな
風に無邪気に接してくる女など今までいなかったのだから。
「じゃあさ、何か奢るからもちっと話そうぜ」
「そうねえ…」
少し考え込む顔をしてから、にっこりと女は笑った。
「いいわ。今夜はもう予定がないし」
208架空の女:2005/09/03(土) 03:19:05 ID:gV5wczdd
何か、とは言ってもそれほど懐に余裕のない吾代のことだ。奢ってや
れるのは温かい缶コーヒーぐらいのものだったが、中学生のように他
愛無い話をしながら飲むのは不思議と楽しかった。
女とも、もう古い付き合いのように打ち解けている。
「そう、じゃあキミはもう社会人なのね」
「そんな大層なモンじゃないけど」
「羨ましいわ。本当よ」
ふふふ、と女は軽やかに笑った後、急に黙り込んだ。そんな様子が
気になって、吾代は尋ねる。
「どうした?」
「ううん、何でも…ただ、時々ね、普通の人が羨ましくなるの。時々」
多くのものを失ってきた老人のように、女は深い溜息をついた。それ
がひどく痛々しくて、遮ろうとする。
「よせよ」
その瞬間、シャツを掴まれて唇を重ねられた。
「…!」
ふわりと香水の香りが鼻をくすぐる。
「…ごめんなさい」
目を伏せた女は、きっと吾代より幾つか年上だろう。そう、アヤと多
分同じぐらいに違いない。それなのに、そんなしおらしい様子はま
るであどけない子供のようだ。放っておけない。
「何てえことすんだよ、全く…」
急にくすぐったいような、愛しいような気持ちがこみ上げてきて、女
を力いっぱい抱き締めた。
ずっと荒んだ生活をして来て、そんな人間らしい感情がまだ残って
いるなんて、それまで思ってもいなかったのに。
これはアヤではなく、アヤに似た誰ともつかない女。けれどそれで
もいいと思った。
209架空の女:2005/09/03(土) 03:42:34 ID:gV5wczdd
「…んっ」
指先で探られて、冷たい肌がひくりと震えた。
缶コーヒー一本ではなかなか温まらなかった体が、別の熱を持ち
始めている。じわりじわりと精神に侵食してくるものは淫らな別の
生き物の気配。
人影のなくなった街の片隅で、人知れずこうして行きずりの女と抱
き合うのは初めてではないけれど、今夜はどこか異様なほどの興
奮を引きずり出すものがあった。それはアヤの鮮明な面影か。単
なる性欲だけなのか、吾代には分からない。
ただ、こうして抱き留めて触れているだけで、ダイレクトに相手が感
じていることを伝えてくる。
「嫌、じゃないか…?」
「ううん、嬉しい…」
さっきまで、奇妙なほど暗い目をしていたとは思えないほどに、女
は乱れ、よがり、悶えていた。誰も見ていないのをいいことに、一
匹の雌にでもなったような豹変を見せてくる。
アヤもこんな顔をするのだろうか。
こんな時でも女神のことを考える愚かさを恥じる余裕もなく、吾代
はただ腕の中に捕らえた女を貪り続けた。
夜はまだまだ長い。
互いに名前も知らない、名乗る必要などない男と女は、果てしな
い夜の闇の中で束の間の夢を見て陶酔の極みにいた。

あれからそう時間は経っていない筈だ。
それなのに、女神のアヤはもう殺人の罪で獄中にいて、二度とそ
の顔を見ることは叶わないだろう。
その時、ただ一度だけの逢瀬を交わしたあの女の姿を吾代は思
い浮かべていた。
アヤに似た、寂しげな女。あの女だけはどこかで幸せに暮らして
いればいいけれど。心からそう思った。



210名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 07:13:36 ID:nfxsdCsv
まってたら寝てしまいました。
この吾代かっこよすぎる!
激しくGJです!!

吾萌えのおいらにはとてもいいもん見せてもらいました。
ありがとうございましたー!!
211名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 18:18:34 ID:t4xXY53V
GJ!
アヤ?風なところがイイ!
自分的にはこの女性はアヤだといいんだけどまぢで謎だナ。
もすこしエロかったらこと更に萌え。

確かにこの吾代はかっこよすぎかな。
もすこし間抜けなイメージがある(w
212名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 22:29:08 ID:qxFLqBA5
足りないエロ分は脳内補完の方向で良いジャマイカ


コミクス2巻発売記念にあの2の生物みたいなのがヤコたんを襲うのとかいかがですか職人様
213名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 22:41:23 ID:rirN7usn
2の生物って、鳥ネウロじゃないのか?アレ
214名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 22:48:42 ID:gV5wczdd
うん、間違いなく鳥ネウロです。
って、それもネウヤコかー。
215名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 22:56:15 ID:tx7Ml7//
蜂蜜林檎なにかしら懐かしいものを感じると思ってたら、これか…
極楽リンゴ、知っている人はかなりのツワモノ。
216名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 23:28:26 ID:6ndBIEBD
りんごくんとヤコの蜂蜜プレイ
217名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 16:06:11 ID:3675AVtO
何か投下されないかな?と心待ちにしているおいらが通りかかりましたよ。
218名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 16:10:41 ID:FNhCQd5H
夜あたり投下しようかと考えてるんだけど
ネウサイヤコ、微ギャグ微エロ微グロで死にネタ っていうのはありだろうかと悩んでいる
219名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 16:21:17 ID:3675AVtO
悩まずにどぞー。
最初に宣言したら「ありなものか!」と思っている人はどうせスルーするんだから。

微ギャグ微エロ微グロはこの流れではスパイスになっていいはずだと思う。
220名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 20:44:41 ID:CBy3aBMC
一言で表現すると楽しみ
221名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 21:16:34 ID:+fMF6p8m
>>218
ワクテカで正座して待ってるわけだが。
222死にネタ注意:2005/09/04(日) 22:06:35 ID:pQLgBs7P
予告通りやってきました
小説とかって初めて書いたので期待しないでもらいたい

ネウヤコ相思相愛ベースにXIも交えて死にネタ系
苦手な方はスルーよろ




「名探偵桂木弥子様のおなーりー」

自分で言いながら事務所の扉を開くと、目の前にネウロがいた。

「うわ近っ!!」
訳の解らない行動にツッこむと、ネウロは弥子の顎を引き寄せ、唐突にキスをした。
長い舌を弥子の唇に割り入れ、ゆっくりと歯列をなぞる。
温かい手は腰と脚に回され、弥子の弱いトコロを焦らしながら這いまわる。
「んっ…は…あんっ」
足の力が抜けそうになり、ネウロの首に腕を回して体を支える。

突然下肢を這っていた手がとまり、ふと伏せていた目を開くと視界いっぱいにネウロの顔がある。
しかしなんだってこの魔人はこんな奇麗なんだろう。つーか近い!

(でも、なんか違和感がある…)

「ネウロ…?」
名を呼ばれた魔人は、口元を奇妙なまでに大きく歪めて囁く


「可愛いね…。ああ、もうダメ。我慢できない…やっぱり見たいんだ。──ごめんね。」


そんな台詞と共に、今この瞬間ヤコの目の前にいたネウロは──XIになった
なった というより、だった のだが。
223死にネタ注意 2:2005/09/04(日) 22:11:28 ID:pQLgBs7P

「うっそ…」
驚愕と恐怖で硬直した弥子の細い肢体に腕を回し、XIは幼い笑顔で力を込める。
(よりにもよってネウロの姿で気付けなかったなんて──)
断末魔を上げる事も無く、弥子の命は止まる。

ゴキッ メキッ…グシャ
XIは濡れた重い音を立てながらヒトを…弥子を箱へと昇華させてゆく。
「あはは…これで弥子ちゃんの全部が…見れるよ」

「……弥子、なのか」

完成した箱をうっとりと見つめるXIの眼前に、突如
感情の一切無い、薄気味悪い笑みを浮かべるネウロの顔が現れた。
「あれぇ?見つかっちゃった…困ったなぁ」
「何を困ることがある?」
言うや否や、ネウロはその十指を奇怪な凶器へと変え、XIの胴とその他を切り分けた。
「死ねば何も困ることはあるまい…」
ただの肉塊となったXIにそう言い捨てる。
返り血を気にも止めず、頭から順に胴も手足も全て表皮と肉と骨と臓器と器官とに分解していった。

ものの数分で世紀の大怪盗は数百のパーツと化した。

「ふむ…変異体とは言え中身は普通なのだな。大して美味くも無い」
ネウロは綺麗に並べたそのパーツをじっと見つめ、そして視線を移す
───赤い、箱。
あの食い意地の塊だったヤコの面影は既に無い。
「困ったな…良質の謎を生みそうな物と、奴隷人形を同時に失ってしまった」
つぶやいて、赤い箱へそっと触れる
これがヤコ。赤く、おぞましく、美しい箱。
「貴様は命を失ったが、代わりに芸術品のように美しい姿を保つのだ、ヤコよ」

──しかし何と、美しいのだろうか。

ヤコの詰まった赤い箱に魅入られたネウロは、事務所に他人が入れないようにし、空腹も忘れ
ただただ、赤い箱を眺めていた。


糸冬


書き始めた時の目標はギャグエログロカルマエンドでした
関係無いけど個人的にネウロは低体温、XIは40度くらいだと思ってる
細胞が異常な速度で変わるなら体温高くなりそう
224名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 22:35:44 ID:CBy3aBMC
うわ!GJです…
こんなに短い文章で色んな意味でゾクゾクしたのは初めてです。
225名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 23:03:39 ID:hZj2ot6H
>>222 

予告見て了解した上で読んだが、コレは結構ヒンヤリと来た
しかしGJ 

僅かにラスト ネウロも壊れてしまった感が更にGJ
226名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 23:04:40 ID:Rc9cFj5/
このヤコがこの事務所に放置されることにより中途半端に命がよみがえるとすればどんなことになるんだろう。
227名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 23:11:16 ID:ycOZOhme
>>226
胃袋だけ蘇生。そして超活発化。
228名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 23:34:02 ID:VGZzlyx1
京極夏彦のもうりょう(字わからん)の匣みたいな。
229名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 23:38:12 ID:gDniQK5/
「ほう」
この場面はいつ読み返しても美しい。

ちなみに魍魎です。
230222:2005/09/05(月) 00:33:49 ID:5rrInZgS
おお…ありがとう
感想もらうとこんなに嬉しいもんなんだね。
そんではROMに戻ります

>>227
禿藁
胃袋だけだとものが食えないよヤコたん…
231名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 22:26:51 ID:IrQ0QVx6
>>230
あの髪留めが口代わりになるんだよきっと
232名無しさん@ピンキー:2005/09/06(火) 00:49:48 ID:wbTiLSca
台風到来。
なのでコロケかじりながら、書いたものを投下。
ネウヤコで微エロ。短いです。
233陶酔:2005/09/06(火) 00:50:52 ID:wbTiLSca
「…あ」
ようやくわずかに暑さが和らいだ街で、商店街を抜けようとして歩い
ていた弥子は、突然ある感覚に囚われた。懐かしいような、嬉しい
ようなそれは、何と形容すればいいのか分からないままにふわりふ
わりと弥子の周囲に纏わりついている。
それが何なのか思い出せもしないのに、側に感じるだけで安心出
来るように思えた。
事務所までは、あとほんの少しだった。

「今日は、誰か来た?」
中の気配を伺いつつドアを開けるなり尋ねても、無愛想な助手は
ほとんど言葉を返さない。これが依頼人でも来たら最後、これでも
かというほど巨大な猫をかぶるのに、と思いながら、弥子は途中の
コンビニで買ってきたスナック菓子の袋を開けた。
毎日暑いけれど、もう秋の気配がする。
ソファーに座ってお菓子をひとつふたつ口に運びながら、珍しくそん
なことを考えていると、突然ネウロが腕を伸ばして誘いかけてきた。
「来い、ヤコ」
どういう風の吹き回しだろう、と首を傾げる。
さっきまでは、物も言わなかったのに。
まあ、そういう奴だと思えばどうってことはない。笑うのも怒るのも
その気になるのもみんな気まぐれなのだから。
それって、きっとまだ愛情なんかじゃないんだな。
少し寂しい気持ちになりながらも、弥子は誘いの手を取った。
234陶酔:2005/09/06(火) 00:52:15 ID:wbTiLSca
窓からは少し傾いた太陽の光が差し込んでいる。
抱き寄せられてそうっと目を閉じると、街中で感じたあの感覚が蘇
って来た。こうしていると、鼓動がだんだんと激しくなる。
「…ネウロ」
「何だ」
あの時はそれが何なのか分からずにいたけれど、雑踏の中でふと
感じていたものは、この魔人のわずかな匂いだったのだ。人間の
体臭ほどには強くないのに、何かの弾みで脈絡もなく蘇ったのだろ
う。
「私、街の中であなたが側にいたような気がしてた」
言葉が足らなくても、冷たくされても、それでもいいと思えるのはこ
んな些細な出来事が積み重なっているからなのだろう。つまりはそ
れが絆というものに違いない。
例えばそれがこんな風に、服の中に手を入れられて胸を揉まれて
いても逃げる気にはなれないのだから。綺麗な瞳に魅入られて、こ
のまま乱されることを望んでしまう。
けれど、ここはまだあまりにも明る過ぎる。
「ねえ、こんなところじゃ嫌…」
「では、どこがいい」
「あ、ソ、ソファーに…」
そして、わざとこんなことを言わされても、もう嫌だとは思わなくなっ
ている。触れられているだけでも嬉しくてたまらなくて、欲しいもの
がもうすぐ得られるのだから。



235名無しさん@ピンキー:2005/09/06(火) 06:55:16 ID:lemOVin7
>>233
超GJ!!
暖かい話ですね
236名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 00:00:06 ID:8VwOKzxw
誰もいないようなのでネウヤコを投下
やっぱりネウロがヘタレている。どうやってもヘタレる
237名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 00:01:11 ID:8VwOKzxw
『理性薄弱』

最近の自分は変態じみている、と魔人は頭を抱えた。性に関しては他の魔人よりもずっと理性的だと
ネウロは思っていたが、それはとんだ思い上がりだと知った。
所詮自分も魔人だったのだ……そうでもなければ人通りの多い裏路地で弥子を抱かない。
確かあの時は弥子が暑い暑いと騒ぎ胸元をはだけさせていたのがスイッチとなった気がする。

暑さで脳を茹で危機感を薄くした弥子は通行人の目を気にすることもなくバタバタと胸元を扇がせ、
常に弥子を見下げるほど身長の高いネウロは、それを特等席で見せ付けられた。
一回、二回と弥子が扇ぐたびに自分の脳が茹っていく。
これ以上は見ないほうがいい―――そう理性的な判断をしたときには、弥子と裏路地にいた。
「ネウ…ロ…やぁっ」
弥子の服を半端に脱がせ首元を吸っていたネウロは、弥子の声でやっと理性を失ったことに気づいた。
このときにも余りにも理性の薄い自分に多少の自己嫌悪を抱いたが、中途半端に脱がされ体中に自分が
付けたキスマークで体を染める弥子の姿に再び理性を失うのは容易なことだった。
「弥子…」
弥子の足を持ち上げ、その太ももの内側を舐める。弥子は抗議の声を上げようとしたが、ネウロは
意地悪く弥子を制する言葉を吐いた。
「大声を上げると通行人に気づかれるぞ」
「っ!」
裏路地とはいえネウロたちがいる場所はその入り口に近い場所に当たる。
弥子がほんの少し大きな声を出せば誰かに気づかれてしまうような……そういう場所だ。
今にも泣き出しそうな顔で弥子は口をきゅっと結び、声を押し殺す。また一つ自分に征服された弥子に
奇妙な充実感を覚え、ネウロは弥子の秘所を探った。
「ひぅっ」
「いつもより凄いな。他人の目があるほど燃えるタイプか?」
「私そんなんじゃない…」
「じゃあこれは何でしょうか?先生」
どろ、と糸を引いた透明な液がネウロの指にすくい上げられる。
「これがどういうもので、どういうときに、どう感じたときに出るものか説明してやろうか」
「いやぁっ!」
「言葉で説明されるのは嫌か。ならば―――体で説明してやろう」
238名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 00:02:16 ID:Ou3dw65P
ずっ、と体が下から突き上げられ余りの強さに弥子の体が一瞬浮く。
「あああああ!」
「大声を上げると気づかれると言ってるだろうに。それとも見られたいのか?」
「ちがぁ…わた…も、わかんないぃ……っ」
「自分のことなのにわからないとは。情けない下僕だ……」
「やめっ、やめてぇっ!頭、わかんないよぉ…!」
「わからないわからないと五月蝿い。少しの間、その口を閉じていろ」
まだ何かを言おうとする弥子の口にネウロの指が差し込まれる。指は弥子の口の中を撫で、舌とはまた
違った快感を与える。
下からは何度も突き上げられ、上では口内を蹂躙され、弥子は考える力すらも失いかけた。
「持ち上げるぞ」
「…?」
ワケがわからない顔で弥子がネウロを見つめると、地面に残されたもう片方の足を持ち上げる。
突然地面を失い驚いた弥子は首に手を回し必死にしがみついた。
「そのまましがみついていろ」
ククッと弥子をあざ笑うかのように笑うと、さっきよりも強く弥子を突き上げる。
「ひぁああっ!」
ネウロの突き上げに自分の体重がプラスされ、より奥へとネウロのものが侵入する。もうネウロは子宮
まで犯しているんじゃないかと錯覚させるほど強い突き上げだった。
下から突き上げられるたびに地面にはポタポタと溢れた水が流れ、小さな泉を作る。
激しい攻め立てに弥子の理性はほぼ0に近くなる。それでも弥子は掠れた声でネウロに「やめて」と
懇願し続けた。
だがそれは逆効果だということに弥子は気づけない。
ネウロは弥子が言葉だけしか自分に抵抗できないという事実に、より強い征服欲を抱いてしまった。
「弥子、どこに出して欲しい?3秒以内に答えろ」
「え?ぇ?」
「1、2、3…残念だったな。仕方ない、今日も中に出してやろう」
「ぁ!?や、やだやだやだぁ!!」
「光栄に思え。我輩の子を孕めるかもしれないことにな」
思考能力を取り戻した弥子は更に講義を続けようとするがネウロの口にふさがれる。
口内は別の生物のようなネウロの舌に犯され、取り戻した思考能力がまた失われそうになる。しかし
ネウロは失う一歩手前で舌を抜き、また思考を取り戻しかけたころにまた犯す。
239名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 00:04:12 ID:Ou3dw65P
理性のある状態で弥子を征服したいと考えたのだ。
「ネウロ…ネウロ…ネウロぉ…」
次のキスまでの間に懇願する声が弥子の口から漏れる。
そろそろ放ってしまおうか。
ネウロは最後まで残していた苺を食べようとする子供のように、ニィっと笑う。弥子はその笑顔の意味を
知っていたのか、「やだ、やだ」とフルフルと頭を小さく振った。
「出すぞ―――」
突き上げが止まり熱い何かが弥子の中に放たれる。
「ひ、あ、ああああああっ!!!」
白濁色の精液が弥子の愛液と混ざり、糸を引きながら名残惜しそうに弥子から流れ落ちる。
「あかちゃ…出来ちゃう…」
裏路地特有の陰気な臭いの中に精液の臭いを追加し、二人は暫くそこで抱き合う。魔人と人間との子供か、
とネウロは他人事のようにそれを考え、下で馬鹿と自分を罵る弥子の頭を撫でた。

―――と、ここまでを思い出し現在のネウロは再び苦悩する。
(あれでは変態…というか既にそうなのか?しかも中出し…あんな子供に中出しを……)
自己嫌悪の連続である。
「あかねよ、我輩は可笑しいのだろうか……」
壁に下がるあかねはその問いに答えず済ました態度で事務を続ける。弥子め、あかねに裏路地でのことを
話したな……ネウロは冷たい態度を取るあかねに構うことをやめ、机に突っ伏した。
「我輩は決めたぞ。もう絶対あの奴隷を抱かん……頼まれたって抱かんぞ……」
机に突っ伏しながらブツブツと自分に言い聞かせ、決意を固める。
これじゃではまた同じことをやるんだろうなーとまだネウロにツンとした態度を取るあかねは一人静かに
思うのであった。



オリバー完
240名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 00:14:17 ID:WZaWlKLL
>>237
お久しぶり。テラエロスなネウヤコGJでした!
ヘタレネウロも人間くさくていいもんだ。
241名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 00:45:26 ID:ssNpkj2g
>>237
わあ、お待ちしていました。GJ!
相変わらず、妙に人間臭い悩みを持ちながらも、ヤる時はケダモノなネウロは
やっぱりいいですね。こういう奴は確かにいそうって思うよ。
242名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 15:24:13 ID:fwSF+iTw
人間臭すぎて好きだこういうネウロ

私もお待ちしておりました。GJ。
243名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 23:23:49 ID:Tbm5Gwbn
>>237
ネウヤコは良い。そう思わんかね諸君!
GJでした!
244名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 23:51:09 ID:UuaYRTOu
実は漏れは、ネウヤコ以外が好きなんだ。
なんか奇抜なやつが見たいなあ・・・。
245名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 00:11:58 ID:lrn/nyDl
>>244
ネウロx遥でもいいのか?
それともネウロでもヤコでもいいやつがいいのか?
246名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 00:15:29 ID:XR5scnox
>>245
ネウロx遥でもいいですとも。
247名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 01:00:18 ID:hkptBemb
初めまして。ネウヤコエロ無し・短文ですが投下します。
強姦ものっぽいです。

『闇に降る雨』


底の無い闇を孕んだ翡翠の目が、寝惚け眼の弥子を突き刺した。
怠惰を宿す身体に、更に負担が圧し掛かるが、未だ夢の世界と現実の世界の区別がつかない。
重いんだけど、という訴えは声にならず届かなかった。

「……ネ…ウロ、…?」

自分に圧し掛かったまま動かないネウロに、弥子は不信感を抱き声を振り絞る。
ああ、この不信感には覚えがある。この厭な感じ。
でも、抗うことさえ赦されないような、そんな気持ちの悪い空間。
そういえばおとといも――……

「…やっと起きたか。人形が」

自分以外の人物へ向ける猫被りな声とは全く違う、低く恐ろしい響きを持った声だ。
起きないから怒ったの?今度は不信感より不安感が勝って、頭がぎしぎしと静かに痛みはじめる。
ええと、おとといも確か同じ状況に陥って。そう、夢では無かったと思う。
この身体に染み付いて放れない、あの悪夢のような愛おしい時間。

「……あんた…また、私を」

――玩具にする気なのね。

ようやく目が醒めて、おとといの豪雨の真夜中に起きたことを思い出す。
そうだ。今夜は雨なんて降ってないけど、丁度この空気だった。
生温くて呼吸さえ苦しくて。意識も何も途切れ途切れで。
張り裂けるような、壊れてしまいそうな、死んでしまいそうなほどの痛みに襲われて。
気付けば私の下にはどろりとした白い液体と僅かに紅い液体が流れていた――あの豪雨の夜。

「――ヤコ、我が輩を愉しませろ」

厭な汗が背中を湿らせる。抗う術を、私は知らない。
248Protoctista:2005/09/08(木) 01:17:19 ID:4mWAo2Zn
ノウヤコ エロではないかも。
シリアスで救いがない感じ。且つ、初小説なんで外してたらスマン。
((((;゜д゜)))ガクガクブルブル



原生生物(プロトテスタ)。生命の起源。謎の源。


髪に触れる、首筋をつたって肩に触れる。廻した腕が背中を滑り降りて腰を引き寄せる。
目蓋を掠め、頬をなぞって耳を絡ませるように首筋を掴む。
この男は本当に何なのだろう。人ではない。魔人、魔界の生物。
革の手袋の下にその証を潜ませながら、その長い指が体に纏わりついて皮膚に触れる。
人ではない、ひんやりとした体温に心臓がはねて体を竦ませた。
下等生物、虫、ゾウリムシ、ワラジムシ、ナメクジ、セミ、便所雑巾。散々人をそうを呼んどいて、

ヤコ

低い声でぽとりと耳朶に名を落とす。
瞬間、脳髄に捻じ込まれる感覚にからだごと支配される。
殴られるような痛みと快感。犯されるように感覚を揺さぶられて瞠目する。
堪え切れずに喉の奥で風切る音が鳴る。わずかに滲んだ涙が視界を歪ませた。
最悪だ。
この男は本当に最悪だ。一体どうしろというのだろう。
わなないた唇を何とか噛締める。突き上げる熱と悪寒が体の中心を貫いて腹の奥を嬲って背筋を這い上がる。
真っ赤に染まった頭の中で感情が渦巻く。歓喜と悲哀、快楽と痛み、何もかも受け入れて蕩けそうになる自我に
けれど絶望した理性が悲鳴を上げて拒絶する。
砕け落ちる事も出来ず、鼓動が脈打つたび硬直した脚のつけねの内側が引き攣れて
痛いほどの甘い痺れが走る。震えるつめ先が桜色に染まって、熱く潤んで零れたのは涙ではない。
堪え切れずに鼻の奥から吐息が漏れた。

貴様、人間、奴隷人形、先生、バカ、カス、貧相。何ひとつ私じゃない。
世界も人も周りの何もかも全て、私自身すら私にとっては謎なのに、どれもあの男の求める謎とは違う。
あの男の脳髄を満たす謎。食事にしか興味がないあの男。
私のこの混乱した想いも所詮、あの男には分かりきったつまらないものに過ぎないのだ。
ならばそれはあの男にとって存在しないに等しい、必要のないものだから。

だから
息を吐き出し、伏せた目を上げる。冷えた頭が今日の夕食はなんだろうかと考えた。
熱の引く首筋から指先が離れて背後から気配が消える。
振り返るといつものソファーでいつものようにあの男が退屈そうに座っていた。
濁った目でつまらなそうに雑誌を眺めているそれは、やはりいつもの光景。
ため息を付いて声をかけた。
「もう今日は帰るから。」
どろりとした目で一瞥されて、了解した旨を得る。
上着を羽織るとカバンを掴んで歩き出す。振り返るのは一度、扉の所で。
「お休みー。」
のんびりとした声を出して扉を開いて、閉じた。

閉じた。
けして告げぬ想いも。
249248:2005/09/08(木) 01:24:12 ID:4mWAo2Zn
>247

ぐわ!
もしかして連投中ですか?!
すまん、マジスマン。 y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
250247:2005/09/08(木) 01:31:42 ID:Ws3m9gF0
紛らわしくてすみません、連投じゃないです。>>249
251Amor et lacrima oculis oritur, in pectus cadit.:2005/09/08(木) 17:23:48 ID:4mWAo2Zn
>250
よかった。わざわざありがd!

つか、そんな自分も短編とか書いてねぇ。もうだめぽ。
リベンジします。
短編で、ビミョーなかんじの暗い話。
プロトテスタの続きとして呼んだ方が分かりやすいかも。



真名。体を表し心を表し本質を表す。
人ならざるのもが真名を呼ぶことはすなわち、そのものを支配するということに他ならない。


酷く薄味の食事だったが、その日で3度目という事もあって別段落胆することでもなかった。
ただし、目の前でわめき続ける虫どもに興味を抱き続けることも出来なかったが。
一瞬で飲み込んだ食事の味を反芻すると、先ほどまで食事への期待に澄ませた瞳がヘドロを混ぜ込んで濁る。
用は済んだとばかりに深い溜息をついて、退出しようと踵を返した。
「先生?」
取り繕った優等生声で問いかけるが返事がない。
ゾウリムシめ。
連れ出そうと肩に手を伸ばす。目の前の白く細い首筋を捉えて、ふと眼差しが堕ちた。
何気ない動作で黒い皮に包まれた指先が触れる。
見る者が感嘆であろうある種の、貴族的な優雅な動作はしかし、触れられた者はただ胡乱な顔で眺めた。
指先でそっとなぞり、手のひらを肩に乗せると一瞬硬直する。
愉悦に目を細めて、見下ろした低い肩を胸元に引くと、いつものように顔を寄せて耳元でそっと囁いた。

ヤコ

低く甘く、静かに。囁いたのは紛れもない真名。人ならざるのもからの呼びかけ。支配の証。
僅かに顎が跳ねて体がしなる。反らした背が何度も痙攣して潤んだ瞳がきつく閉じられた。
飲み込んだ呼吸と零れた言葉が甘い。
湧き上がる感情―。快楽、愉悦、歓喜、混乱、痛み、絶望。
甘さとも苦さとも何とも判断できない混沌としたエネルギーが触れた手のひらから腕に伝わり、
喉の奥からせり上がる。
食事ではない。空腹が満たされることはないがしかし、甘美ではある。
口元がどこか不自然に結ばれて歪んだ笑みを刻んだ。

僅かのち、己の体温よりも冴えて凍った冷を覚えて手を離すと、それを映して静かな瞳と見合った。
腹の底からどろりとした何かが湧き出て、そのまま中をじわりと染める。
「さぁ、先生もう行きましょう。」
促して背を押す。
ああ、もうあの甘美なものは消えてしまった。
僅かに気がせいで、歩みを急がせる。
気遣わしげに虫どもを振り返る姿に、湧き出た何かが胸へと堕ちて深く沁みた。
252名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 22:09:30 ID:QwOUub43
兎に角 椎名林檎を 思い出すのです。
253名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 22:20:21 ID:Nod6nPSz
酔いすぎ
254名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 22:58:41 ID:HFUVWEr/
まあまあマターリ
255名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 23:43:45 ID:1XC9UecY
あかね×吾代を投下。どっちかっつーとエロよりギャグ寄りだとオモ
>>224をビックリさせたくて書いた。特に反省はしていない
256名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 23:44:47 ID:1XC9UecY
『ごだいくんの一日』

一体この状況は何なんだ・・・今まで生きてきて、女(?)の髪の毛をチンコに巻きつけられる
なんて初めてだった。
むしろ普通に生きていればこんなプレイはまず無い。
吾代忍は既に目覚めきった頭を混乱させながら、この状況を冷静に見極めようとした。
ここは事務所の下の俺の部屋。
俺はいままで寝てた。
起きたらこいつがチンコに巻きついていた。
こいつは事務所の秘書のあかね。
髪の毛の正体はこいつ。
(―――つまり、あれ?もしかして俺、いまこいつに襲われてるのか?)
物事を整理し、ようやく吾代は今の状況を知る。何故だかは知らないが、この髪の毛だけの秘書は
どうやってかは知らないが自分の部屋にまで訪れ、現在自分を襲っている。
これがあの幼児体型の探偵なら刎ね付け、アヤのような好みのタイプであれば受け入れるが・・・
相手が髪の毛ではどう対処すればいいのか判らない。吾代は目も無いあかねと見つめあった気分に
なり、妙に気まずい気持ちを抱いた。
(正直泣きてぇ・・・)
頑張れ忍、負けるな忍。忍は強い子の筈よ。吾代は自分にそう励まし、強い心を持った。
とりあえずこの髪の毛を離すか、とあかねの髪の毛に手を触れようとすると、あかねの髪の毛が
ぎゅっと締め付ける。その締め付けは吾代の男の象徴に痛みと快感を与えた。
「っう!」
まだ硬くなっていない吾代のそれに対し、あかねの締め付けは強すぎた。
しかしトリートメントやシャンプーやブラシなど、しっかりと手入れをされているあかねの髪の毛は
すべすべとしていて、その感触が妙に気持ちが良かった。
吾代は痛みを感じながらも自分のそれに熱が集まっていくのを感じる。
(ちょ、マジかよぉ・・・!)
勃った。思い切り勃起してしまった。
こんな髪の毛ごときにこの吾代忍が・・・っ!忍しっかりしなさい!!
もうどんなに自分を叱咤しても励ましても、勃起と言う事実は吾代にとってお父さんが自分の娘に
「お父さんの下着と私の下着を一緒に洗わないで」と言われるくらいショックだった。
早乙女が死んだときですら涙を流さなかった吾代は、いま泣きそうだった。
しかし完全にテンションが下がりきった吾代にあかねは情けをかけず、少し締め付けを緩めてから
髪の毛で吾代のそれを摩擦し、刺激する。
257名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 23:46:43 ID:1XC9UecY
「ま・・て・・・!」
スル、スル、とすべすべさらさらした髪の毛は手でやられるよりもずっと気持ちがよく、また新鮮
だった。
時々髪の毛の先がちくちくと刺さったが次第にそれも気持ちいいと感じ始める。
(髪の毛なんかでイってたまるかよおおお)
咆哮。男が覚悟をする時に叫ぶ咆哮。それは声にならずとも、吾代の心を強く支えた。
・・・・・・わあああああっ!
吾代の中で歓声が起きる。
しーのーぶっ!しーのーぶっ!吾代のなかで沢山の吾代たちがお互いを励ましあっていた。その
歓声は一つの光となり、吾代の中で強く輝き、その輝きは世界は白に染めて・・・。

「・・・・・ちくしょおおおおおおおおお!!」

そして射精してしまった。吾代忍フリーター、駄目なもんは駄目だった。
「髪の毛で・・・髪の毛で俺が・・・」
鼻水やら涎やらで顔をぐしゃぐしゃにしながら吾代は男泣きをした。手でやられるならばもう少し
プライドが保てたものの、髪の毛でイカされては面目丸つぶれである。
もう忍頑張れない。もう立てないよぉ・・・。
まさに○| ̄|_のような体勢で吾代は泣き続け、自分の情けなさを嘆いた。
「これもそれもてめぇのせいで・・・何のつもりでやりやがったんだゴラアアアアア!!!」
振り向き全ての現況であるあかねを睨み付けた・・・つもりだったがあかねは既に居なかった。
その代わりに書置きのようなものが残され、吾代はまだ収まらぬ怒りを抱えたままそれを手にとって
読んでみた。
『ご協力ありがとうございます。これでもっと髪に艶が出来そうです。』
・・・つまり、自分の髪の毛のためにこんなことをしたと?そもそも精液で髪の毛に艶ができる
なんてデマ、誰から聞いたんだ!
吾代はあかねからの手紙を叩きつけたくなった。
しかし手紙には続いてこう書かれていた。

『またお願いしますね。―――あかね』

ふざけんな!という吾代の叫び声がビルに響き、その後にドアを蹴破る音が事務所に響く。
当然吾代からあかねへの反撃がネウロと弥子の手によって阻まれたのはいうまでも無い―――



ぴったんこ完完

***

レスアンカ間違えた。>>244をビックリさせたかったんだお
258名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 23:59:08 ID:WBartVoo
>>256
GJ!笑わせてもらいました。吾代カワイソスw
しかしこのスレ本当に何でもありだな…

>>244が来る前に読んでしまってごめんなX
259名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 00:00:09 ID:Eu9+Rblb
244じゃないけど 乙ッ!!!
あかねちゃんの話読みたいと思っていたところだったんだ!!
260名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 00:07:26 ID:tnEymeQH
>256
あかねちゃんテラワロスwwww
そして乙!まさかあかねちゃん話が読めるとは。
職人様マジすげえ!!
261名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 00:08:34 ID:hBL1yrCS
>>256 GJ 乙

こりゃ吾代 立ち直れんわな。
262名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 01:10:22 ID:t4RuV0/+
>>256
エロスとワロス両方を持ち合わせたすごい作品w
244さんじゃなくてもビックリするお。
263名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 01:14:09 ID:5zFoT9dz
>>256
大胆なあかねちゃん萌えスw
GJですた!!忍あきめろww
264名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 01:37:18 ID:sOOZUGd5
>>256
いやー笑った笑ったGJ!!
ときどき乙女言葉使いなところワロスww
そして吾代のなかのたくさんの吾代がマサルさんネタを思い出させてワロスですた。
265名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 02:06:32 ID:FYcmYnYB
神の超GJな作品の後で気がひけるのですが、書いたので投下します。
ネウヤコだけど、幼女モノ。書いててココロ痛かった・・・。
苦手な方はスルーお願いします。
266奴隷印:2005/09/09(金) 02:07:31 ID:FYcmYnYB
最愛の父が無残に殺され、その葬儀が執り行われている夜。
悲しみに暮れる中にも、弥子はこれまでにないほどの激しく禍々しい胸騒ぎを感じていた。
それは本能と直結するもので、決して外れることはない。
分かりきっているからこそ、今すぐにここから逃げ出したいような気分になっているのだ。
けれど、もうどこへも逃げられない。
本能がそう教えているのだ。

脳髄の空腹はただならないものがあった。
魔界のそれだけでは到底足りぬと、気まぐれに人間界に足を踏み入れたネウロが見たもの
は、有象無象の虫けらの如き人間共の様相。実に醜く、そして脆く壊れるこんな小さな生き
物でありながら、生み出す謎のエネルギーといえば単調な魔界のものとは比べ物にならな
い。そんな不均衡が魔人ネウロをして感嘆させる。そして欲情させる。
元々魔界の者共は本能というものに忠実だ。食欲が満たされなければ別の欲を簡単に欲す
るように出来ている。そうして巧みに様々な欲をすり替えながらも、足りないものを表面上は
補ってきたのだ。
だが、今日は殊の外飢えきっていた。
こんな時に限って、わずかな謎ひとつも落ちてはいない。
それがますます欲情を強くしていた。
そんな時に、名も知らぬ辺鄙な地の公園で子供の泣き声が聞こえてきたのだった。

「…こんなところで、何をしているのだ」
突然、空から飛来した男に、子供は泣くのも忘れてしまったようだ。花柄のワンピースと膝が
ところどころ泥だらけで、何度か転んだように見える。
この子供は女なのか。
最初の感想はそれだけだった。
人間の女はほんの幼少時から牝そのものだと聞いたことがあった。
「あのね、みんなとはぐれちゃった…」
泣くのはやめたが、まだしゃくり上げている子供は目の前に現れた男にそれだけ言うと、ぽ
ろりと目尻に溜まっていた涙を落とした。
「そうか、では誰かが来るまではここにいろ。下手にうろうろすると余計迷うぞ」
「うん…」
267奴隷印:2005/09/09(金) 02:08:43 ID:FYcmYnYB
色素の薄い髪の色をした、痩せた子供だった。貧弱ではあるが女には違いない、とネウロは
舌舐めずりをする。幼かろうが寂しかろうが、そんなことはどうでも良かった。この女の子供を
篭絡する。ネウロの頭の中にはもうそれしかなかった。
親切を装い、警戒心を解こうとまずは努める。
「名前は何というのだ」
「弥子…だけど」
「そうか、ヤコか」
名前などはどうでも良かった。それでも、今まで一人ぼっちで不安だったらしい弥子は徐々に
言葉が増えていく。警戒が解けているらしい。
もう少し、もう一押しだとネウロの中の獣が吠える。
「お兄ちゃんは誰なの?」
突然現れた男に、弥子は最後の警戒を張っていた。だが、そんなものは実に他愛無くささや
かなものだ。
「誰でもない。我が奴隷を探していただけだ」
「どれいって?」
「一生、我が輩の側で共に生きて尽くし抜く存在のことだ」
「じゃあ」
弥子は目を輝かせた。
「私、お兄ちゃんのどれいになる。そうしたら側にいられるんでしょ」
「ああ、まあな」
「お兄ちゃん、キレイだから一緒にいたいの。大人になったらどれいにしてね」
弥子はこの先に何が起こるのか知らず、無邪気なことを言っている。
何と愚かな小娘、と身の内の獣が涎を垂らしてにたにたと笑っていた。人間の女はこんなに
幼いうちから、もう武器のひとつのように愚かさを身につけているものだ。それがこちらとして
は都合がいい。
冷静な顔の下で、ネウロはそんな残酷なことを考えながら弥子を人目のない物陰へと連れ込
んでしまう。

「い、やぁっ…」
わずかに木々が生い茂っている片隅で、弥子は体中を得体の知れない触手に隅々までも拘
束されて、空中で苦しげに喘いでいた。ワンピースなど、胸元までまくり上げてしまえば何の
用も成さない。下着さえ取ってしまえば、もう幼くともこの欲望の捌け口ぐらいにはなる。
あられもなく締め上げられながら、どうしてこんな、と言いたそうな目が涙ぐんでいた。そんな
切ない表情に何の感慨もなく、ネウロはにやりと笑う。
268奴隷印:2005/09/09(金) 02:09:38 ID:FYcmYnYB
「奴隷に、なりたいのだろう?」
「う、ん…」
「ならば、我慢するがいい」
そう言いながら、目の前に晒された薄紅色の幼い女の部分に舌を這わせた。
「はぅんっ…」
途端に、弥子の体が跳ねる。
やはり人間の女は、こんなに幼くともただの牝だ。ならば遠慮などいるまい、と指先でこじ開
けながら薄く張り巡らされた襞の隅々までを舐め回していく。身動きすら出来ないというのに、
弥子は相変わらず必死に体をくねらせていた。
「どうだ、気持ちがいいか」
「そんなの、わかんないようっ…変になるようぅっ」
薔薇色の小さな乳首を立たせながら、弥子は高い声を上げている。こんなに幼い女がよがる
のを間近で眺めながら、ネウロはどす黒い欲望が次第に頭をもたげてくるのを感じていた。
もう、烙印を押してやろう。
そうだ、一生消えることのない奴隷の印を。
触手はするすると引き上げて、ようやく弥子の体を開放する。ほっとしたようにネウロの体にも
たれていた弥子は、次の瞬間に更に大きな声を上げることになった。
「いやぁあああっ!」
男の硬く太いものの上に無理やり座らされ、考えもしなかったところに突き刺さってくるものの
あまりの激痛に、弥子は無意識に身を捩って何とか逃れようとした。だが、ここまで来てはも
う全てが無駄だった。
しっかりと抱きすくめられて、ただ男の欲望を吐き出す為の玩具にされていることすら知らない
ままに、幼い少女はまだ咲かずにいる花を無残に散らされてしまったのだ。

「…おい」
ようやく少しは満足したらしく、ネウロはぐったりと意識を手放してしまった弥子の頬を軽く叩い
た。けれど目覚める気配はない。まあ、それでも構わなかった。もう用は済んだのだから。
とりあえずは、下手なことを言いふらされたりしないように、ここに降り立ってからの記憶は全
て消した。いずれまた自分が人間界に来る時は、この女も成長していることだろう。そうした
ら、更にいい思いが出来るに違いないと考えるだけで、食欲のせいだけではない涎がつうっ
と垂れた。
269奴隷印:2005/09/09(金) 02:12:22 ID:FYcmYnYB
「いずれまた会おう、我が奴隷よ。次こそは決して離さぬ」
しばらく目を明ける気配のない弥子の髪を撫でながら、ネウロは残酷な笑みを美しい顔に浮
かべた。

上空で風が騒いでいる。
弥子は不安に駆られて真っ黒な夜空を見上げた。きっと、この空の向こうから何かが来るよう
な気がして仕方がない。それが一体どんなものなのかは分からないけれど。
それでも、欠落した記憶のひとつが暴れてでもいるように、不安を誘う確信は次第に強くなっ
ている。
もう逃げることさえ許されない、それはもうすぐやって来る。
何故だか、弥子には分かっていた。
270名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 02:13:43 ID:FYcmYnYB
これでおしまいです。
内容が内容なので、何だかなあ。
271244だす:2005/09/09(金) 10:41:40 ID:QAk/zLlv
『ごだいくんの一日』テラGJ!!
ひっくりかえりました。
ツボ直撃で腰抜かしました。
ごめんなさい。
あやまってしまいます。
272244だす:2005/09/09(金) 10:46:45 ID:QAk/zLlv
正直、ここまで奇抜なのがクルとは…www
273名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 10:53:54 ID:QAk/zLlv
265タソもGJ!
ネウヤコだがある意味奇抜。

連スマヌ。
274名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 15:16:42 ID:DcGZzLSt
ようじょ好きにはたまりませんハァハァハァ
禿げ上がりそうなほどGJ
275名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 20:35:48 ID:PETod+Ie
吾代は他の男キャラと違ってちょっと間抜けな虐げられる雰囲気があってイイ!!
あかねたんとのからみ、オモシロイ!!
276名無しさん@ピンキー:2005/09/10(土) 02:02:20 ID:yFlVO3uk
>>265
GJGJ!!! 文体が艶めかしくてエロくてイイ。つかスゲェ文章うまいなぁ。
こんなの書いてみたい。そして幼子弥子に萌エス。



で弥子は変わらず貧相なのですがww
277名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 00:20:00 ID:NneX2M76
傾向としては ネウヤコ←吾代で吾代一人語り、微エロ?気味です
 それとかなり今更ですが前回のSSにレスくださった方々
ありがとうございました
278雨、後・・・ 1:2005/09/11(日) 00:21:01 ID:NneX2M76
 その日は一日中雨、テレビに映る日本列島は傘のマークで埋まっている。
「本日は台風による影響で・・・交通機関は・・・」
状況を事務的に読み上げるアナウンサーの声を聞くともなしに聞く。
空から降る水滴の群れは強かに窓を打ち、重力に従って筋を作りながら滑り落ちる。
ひやりと冷たいガラスに額をつけて外を眺めると、通りを流れていく色々な
傘、傘、傘・・・。
 どれだけ眺めていたってあいつは来ない、解ってる、ムカツクぐらいに。

            だから、せめて
           
           明日は晴れるといい


「吾代さ〜ん、ちょっと聞いてくださいよ〜!ネウロのやつ今度は私のこと・・・」
ドアを開けるなり挨拶もなしにあの化け物の愚痴をこぼす、俺は「またかよ・・」と
呆れたようなうんざりしたような(たぶん両方)気分でこいつの話を聞いてやる。
何時からこんな構図が出来上がったのかは忘れた、尤も、覚えていたところで
しょうがねぇだろう。このくだらねぇ構図も、俺の感情も。
「・・・でね!ネウロなんて言ったと思う!?」
「知るか」
いつの間にやらタメ口になっていることにこいつは気付かない、そんなこたどう
だっていい。いいんだが、こいつが化け物の名前を口に出すたびに俺の中が
捻じれていく、ちょうど今日の天気みたいに中も外も嵐になる。けどそれにも
こいつは気付かない、たぶんこれからもずっと。(チクショウめ)
「・・・って言ったんですよ!?ひどいでしょ!?」
「ああ」
「やっぱり!あ、でもその後に・・・」
阿呆みたいに単調な相槌でもこいつは咎めることもなく話し続ける、愚痴なら
愚痴だけ言ってりゃ良いものを最後は必ずノロケで終わる、毎度のことだ。
それが余計イライラさせるとも知らずに。幸せそうに笑う顔が俺に止めを刺す、
これも毎度のこと。
 なのに今日に限ってこんなにざわつくのは外の嵐のせいか?その笑顔を見たとき
俺の中で薄汚いなにかが蠢いた気がした。
 やばい、と思った時には俺はあいつの上に覆い被さっていた。あいつの驚いた顔、
見開いた目をまともに見ることができずに、それでもやめる気はさらさら無かった。
279雨、後・・・ 2:2005/09/11(日) 00:21:38 ID:NneX2M76
「吾代さ・・!」
押し退けようとする両腕を片手でまとめて掴んで固定する。驚きが恐怖へと
姿を変え、必死で抵抗する体を押さえつけて細い首筋にきつく口付けた。
「吾代さん!やだぁ!」
拒否する唇を無理矢理塞ぐ、力ずくで口を開けさせて舌をさしいれ口内を犯す。
そうしながら制服越しに胸を弄っていると鋭い痛みと一緒に
錆びた鉄の味がした、思わず唇を離す。
「吾、代さ・なん、で・・?」
切れ切れに俺に問いかけるこいつの唇にも俺の血が付いていて、化粧したみたいに
紅かった。
「・・なんでかって?教えりゃヤらせんのかよ?」
「・・・・」
自虐的な笑みで口角を歪める、下からの応えはない、怯えた目でただ俺を見つめ
返す。俺自身が招いた結果だ、分かってるのに声を荒げる。
「てめぇに惚れてるからだ、つったらヤらせんのかよ!?」
「!!」
また驚きに満ちた目を今度は真正面から睨みつける、言っちまったからってなにが
変わるわけじゃない。言ったところでこいつが俺に惚れるはずがないことは
百も承知だ、だからずっと黙ってた。
「吾代さん・・わ、私・・」
「今さらどうだっていいだろ?せいぜい奴に助けでも求めてろ」
吐き捨てるように言うとまた首筋に唇を寄せる。
 そうだ、呼べよ「助けてネウロ!」って。そうしたらきっとあの化け物は
こいつを助けに来るだろう、俺はあっという間に奴にバラされて反吐みたいな
臭いがする海へばら撒かれ、魚の餌になるのは確実だ。いや、もっとエグいかもな。

そうなっちまえばいいと思った、こんな感情を持ち続けるくらいならいっそのこと。
こいつへのこのどうしようもない感情を忘れられるなら、

そうなっちまえばいい―

けどいつまでたっても助けを求める声は聞こえてこない。
「・・・?」
首筋から顔を上げて見ると、でっかい目をさらにでかくして
呆然とした顔をしている。
「・・・おい?」
頬に触れようと手を伸ばした時。
280雨、後・・・ 3:2005/09/11(日) 00:22:58 ID:NneX2M76
「ごめんね・・」
消え入るような声でそう呟いた、手が凍ったみたいに止まる。
「吾代さん、ごめんね・・私、私気付けなかった」
違う、侘びが聞きたかったんじゃねぇ。恨めよ、俺のこと。そう言いたかったのに
喉が締め付けられたみたいに声が出なかった。
「・・・謝んなよ」ようやく出した声は笑っちまうくらい弱々しかった。
「私、吾代さんにひどい事してたんだね」
恨めよ、俺はお前のこと犯そうとしてるんだぜ?恨んで憎めばいいだろうが?
そっちの方が俺は慣れてる。なのに、
「・・・ごめんなさい・・」
俺を見つめる目が濡れている。バカヤロウ、泣いてんじゃねぇよ。
 
 俺の中で吹き荒れていた嵐が急激に勢いを無くしていくのを感じた、押さえつけて
いた腕を放して、圧し掛かっていた体を離す。手首をさすりながら体を起こす
あいつに向かって。
「もうここへ来んな」それだけ言った。
「吾代さん、わた・・・」
「来るな」
何か言いかけるのを遮って、あいつに背を向けて繰り返す。しばらく気配は
躊躇う感じでそこにいたが、やがてドアを開ける音と一緒に消えた。
 力任せに壁に拳を叩きつける、一回、二回・・・そのうち皮膚が破れて血が滲み、
壁に点々と染みを作っていく。視界がぼやけてるのはきっと拳の痛みのせいだろう―


 それから程なく、俺は化け物にクビを言い渡され、今はまたコンビニで働いている。
外はいつかと同じくらいに荒れているが、もう出る時間だ。渋々支度をして部屋を
出る。とたんに風やら雨やらが吹き付けて髪や服を濡らす、これじゃ傘なんざ何の
役にもたたねぇだろう。舌打ちして俺は歩き出す。

      明日は晴れるといい、眩しすぎて目眩がするぐらいに


            あいつの笑った顔みたいに




              晴れるといい 



                
                了


お目汚し失礼しました、なんだろうこの救われない感・・・orz
 
281名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 00:26:23 ID:j8m4y77c
GJですよ先生
282名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 01:55:30 ID:xJ6mEqaB
GJ!!Ъ(゜д゜)
てか切ねぇ…

弥子のこういう鈍いんだけど優しいとこが好きだ
283名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 08:01:06 ID:DhQoZCaY
最近エロエロなのがないね…。
284名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 13:11:58 ID:sxsaa1q0
ないのなら 自分で書けば良いじゃない
285名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 14:54:29 ID:ghufZSnA
前は書いてたさ。
最近スランプなんだよ。
286名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 16:25:38 ID:okcG5PYQ
スランプなら勝手に妄想してればいいじゃない
287名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 19:27:05 ID:fRZjr8kp
>>277
GJ!
それはそうと荒れそうな予感
288名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 21:20:38 ID:9UUC5AiK
今、弥子タンのフェラ書いてるけどうまくまとまらない。

それはそうと、叙情詩の人の続きが読みたいよ。
289名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 21:51:02 ID:5RHr+JvN
フェラ読みたい 超がんばれ

それはそうとネウデレラ再うpキボン
290名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 22:06:39 ID:sob7FZzi
それはそうと自分も叙事詩の続き読みたい
291名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 23:00:02 ID:fRZjr8kp
な に こ の な が れ
292名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 23:42:14 ID:xOzhy48Q
さ あ ?
293名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 23:46:04 ID:sWa9RuY/
>291
?意味分からん。

職人さん、とにかく乙!
294名無しさん@ピンキー:2005/09/11(日) 23:59:21 ID:Rxo9C+Hu
>>291
神小説とそれに対するGJコールです。
295名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 01:58:51 ID:MZRFF/fD
すげー短いけど、保守を兼ねて投下。
ネウヤコでエロなし。
すまんです。
296九月残酷物語:2005/09/13(火) 02:00:04 ID:MZRFF/fD
ネウロと私の間には、絶対的な境界線がある。
それはキスしていても体を重ねてもこれっぽっちも変わらない。
やはり相容れない種族なのかと、それを思い知らされる度に哀しくなるのに、私の気も知ら
ずにネウロはもっとこちらに来いと手招きをする。こちらに来て同じものになるがいいと魔人
の本性を剥き出しにする。
なれるものならいいね。
そうしたら私、どれだけ救われるか。
同じになれるのなら、どんなに禁を犯してもついて行くのに。
でも、どれだけ近付いても、あなたと同じにはなれないのとっくに分かってる。
もう分かっているの。

その日事務所に入ってすぐに、物も言わないままのネウロに抱きすくめられた。腕の力が徐
々に強くなっていく。そんなに私を思ってくれているのにね。
いずれあなたは魔界にひとりで帰るじゃない。その時になって残されて呆然としている自分
を簡単に想像出来てしまうから、私はまだ境界線を越えられない。ネウロも今のうちはまだ
抱きたいのを抑えて辛抱強く待ってくれている。
でも、それももうすぐに限界が来ると思う。
どちらかが耐えられなくなったら、感情が爆発したら、それがさよならの始まり。
だからそれまではこうしていたいの。
お願いだから、もう少し。



297名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 02:35:30 ID:8jNM6OwR
キモチワル
どこの少女小説だよ
298名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 03:02:18 ID:+YpZprG0
GJでした
寝る前に来て良かった
職人様>毎度萌をありがとう
299名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 07:54:19 ID:br3FU5Hg
GJ!
エロありだろうが無しだろうが、ネタが投下されるのはええ事だ。
300名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 11:07:41 ID:kclOQrIY
…。
301名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 14:38:49 ID:04Fwjer6
>>300どうした、元気が無いぞ
302名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 15:12:18 ID:wyViqsAH
吾代×あかねを投下。多分エロ要素の方が大きい
前回のやつであかねちゃんの中に沢山の可能性を見つけたお
303名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 15:13:48 ID:wyViqsAH
『ごだいくんの復讐』

自慢の黒髪が吾代の唾液で濡らされる。あかねはそれが不快なのか、イヤイヤと髪を振り吾代の手から
逃げようとする。しかし吾代の手はあかねの髪をしっかりと握っているため、大縄跳びの縄のように
ブンブンと振り回すだけとなった。
吾代はあの日からずっと待っていた。ネウロと弥子が事件で事務所を空ける日を。
あの二人は吾代があかねにされたことを話しても、
「夢でも見たんじゃない?あかねちゃんはそんなことをするような子じゃないよ」
「溜まりに溜まったものを出せてよかったではないか。役得だったな」
と取り繕う暇も無い。
ならば実力行使だとあかねを壁から抜こうとすると、ネウロからは人間離れした力で投げ飛ばされ、
弥子からは軽蔑した眼差しで見られる始末だった。
しかし今、待ち望んだこの日が訪れた。
相手は髪の毛―――邪魔をするネウロと弥子さえいなければ恐れるに足りない。
さあどうしてやろうか、と吾代は笑った。
「・・・よし、髪の毛を地味に一本一本抜いてやるからな」
吾代くんって優しいんだね・・・あかね、胃がきゅーんとしちゃいます・・・。
本当に地味にムカツク吾代の復讐にあかねは怒りを露に髪の毛を暴れさせた。びったんびたたん髪
びったん。リンルララルラ髪びったん。こいつはとんでもない暴れ牛だぜ!
「暴れんじゃねーよ。髪の毛がいやなら・・・」
「!?」
吾代の舌があかねの髪に這わせ、唾液が粘液のように髪に張り付く。
「死体にしちゃ随分と髪艶がいいな。週五日手入れされてるだけがある」
舌は髪の流れに沿って這わせられ吾代の舌が這った痕は唾液でテラテラと塗れている。
これが生きた人間だったら勃起モンなのになぁと吾代は思った。
「・・・!・・・!」
あかねは舌の感触が気持ち悪いのか、暴れたときとはまた別の反応を見せる。
吾代の舌が這うたびに髪の毛がビクッと刎ねその度に髪を乱す。折角弥子に手入れをされ結って貰った
三つ編みは吾代の唾液と散々暴れたせいもあってか、随分とボサボサになった。
(何かこれ、妙な気分になるな)
女の髪なんてこんな形で舐めたことがなかった。
トリートメントをしてまだ間もないせいか、石鹸のような味がする。甘いような、苦いような、舌に
変にまとわり付くような味だった。
(え。おい・・・マジかよ)
股間の中心に不思議な熱を感じ熱の部分をみてみると、何と勃起していた。
立った勃った。クララが勃った。ハイジ私歩けるわ・・・!
304名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 15:16:16 ID:wyViqsAH
死体に、しかも髪の毛だけの相手に欲情したという現実に吾代は打ちひしがれる。バカ、バカ!クララの
バカバカ!何で勃起しちゃってるのよ!
違うの待ってハイジと言い訳をしようにも言い訳をする相手が居ない。
・・・いっそ開き直るか?
吾代は突然何かを決意した男、いや漢の顔となり再びあかねへの嫌がらせ―――もとい愛撫を再開する。
「っ!」
舌がナメクジのように自分の髪に這われ、あかねは再び刎ねる。
吾代もどこか吹っ切ったような目でその反応を見やり、舌の動きを更に早めた。唾液を大量に含ませた
舌はあかねの髪を唾液でドロドロに汚し、余った唾液は床に落ちた。
落ちた唾液がまるであかねの愛液のように思え、吾代は更に中心に熱を持つ。
変態のような気分だ。しかし、後悔はない。
吾代はたまらずカチャカチャとベルトを外し、いきり立ったそれを外気に晒す。あかねはビクッと震え
一瞬だけそれに怯えたそぶりを見せるが、次にはそれを待ち望んでいたかのように従順な反応を吾代に
見せた。
「欲しいか?」
吾代がそう訊ねると、あかねはこくりと髪を縦に振る。
肯定の意思を確認した吾代はあかねの髪から手を放すと、自分でやるように促す。この前のように、
髪で自分のものに奉仕しろということだ。
あかねは前回とは打って変わった少女のような臆病さで吾代のそれに触れると、突然大胆にそれに
巻きつく。唾液でぬるりとした髪の感触は、前回とは比べ物にならないほど快感だった。
「く・・・てめ、人のもん・・・刺してんじゃねぇ・・・っ」
今にも放ってしまいそうな衝動を抑えながら吾代は悪態をつく。しかしあかねは髪の先端をチクチクと
吾代のそれに突き刺し、尚刺激を与え続ける。
貴方はこれが好きなんでしょう?そんな声が聞こえた気がした。
じゅる、ずる、と水の音を立てながら吾代のそれはあかねの髪で更に膨張され、はち切れそうなくらい
肥大化する。既に先走りの液があかねの髪を汚し、唾液と一緒になって吾代のそれを愛撫する潤滑油の
役割を果たしていた。
もう―――駄目だ。吾代は熱い何かが中心から放たれる光景を他人事のように見ると、その数瞬後に
ようやくそれが自分の精液なのだと理解した。
「お前、秘書よりソープのほうが向いてるんじゃねえか・・・?」
吾代はどこか自嘲した笑みを浮かべながら、白く染め上がったあかねに呟いた。

その後また汚れてしまったあかねを見て弥子は叫び、吾代の唾液と先走り、精液で汚れたあかねの髪を
心底嫌そうな顔で再びシャンプーをしたのはまた別の話である。
「うわぁっ、白いのが服に付いちゃったよ!」
その光景をネウロは非常に楽しそうに見つめていた。



完ビール

***

俺の書く男連中は全員変態だな。石垣しかまともじゃねぇ(;´д`)
305名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 15:26:46 ID:RI8JfDvA
もうここに神はいないのだ。
寂しいものだ…
306名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 15:37:31 ID:3CqMDhn3
>>305
盲目

完の人GJ
307名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 16:22:47 ID:c31AZQhJ
>302
GJ 萌えた
308三文字:2005/09/13(火) 17:54:04 ID:+zC01PuD
完の人GJ
もしよろしければメ欄にネウデレラ他送ってくださいな…

あと携帯も閲覧可能のまとめサイト置いときますね
ttp://k1.fc2.com/cgi-bin/hp.cgi/3words/?pnum=0_6
309名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 18:22:21 ID:1nyPRy68
完の人超GJ…!
こんなエロい髪の毛見たことないぞ!
310名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 20:29:43 ID:kclOQrIY
ヘンな吾代(・∀・)イイ!!

>あかねはこくりと髪を縦に振る。
・・・この文章はネウロ読んでない香具師には意味不明だなw
311名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 20:37:22 ID:h2q7keVe
花ウザ
312名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 22:26:20 ID:Fp2vskCt
蜂蜜林檎なにかしら懐かしいものを感じると思ってたら、これか…
極楽リンゴ、知っている人はかなりのツワモノ。
313素朴な疑問:2005/09/13(火) 22:30:25 ID:wiBOFkQT
花ウザってどういう意味?
314312:2005/09/13(火) 22:32:01 ID:Fp2vskCt
ごめん。携帯にのこってたの間違って送信した
315名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 00:15:38 ID:rpkutr4D
>>296
前から思ってたのだが弥子のネウロの二人称はあなたではなくアンタではないだろうか
そっちの方が自然だしそれっぽいし萌える
316名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 00:29:40 ID:bgXB5uPM
>>315
意図的に変えてます。
私が書くと弥子ちゃんぽくないので。
317名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 00:43:09 ID:Nzm0Ns11
>>316

原作のヤコが言ってる言葉をそのまま書いて、
弥子ちゃんぽくないとはこれいかに?

318名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 00:50:59 ID:3XJETJC+
突っ込んじゃだめだ・・・そこ、突っ込んじゃだめだ・・・・・
('A`)
319名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 00:59:12 ID:FEeI7Pg6
>>318
不覚にも萌えたorz
320名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 01:17:59 ID:X2ybVqyI
>>319
「突っ込んじゃだめっ…そこ、突っ込んじゃ駄目ぇっ…」
てか。

エロパロならではだ…

そういわれたら萌えてもうたorz
321名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 01:40:42 ID:rpkutr4D
ブッちゃけ取り繕わないで言うとネウヤコで「あなた」は萎えるんです
ついでにデレデレ過ぎるネウロも萎えるんです

キャラ違い杉じゃねーか!!みたいな
…って何も書くないクセに偉そうな事言ってスマソorz
カレに忠実なイヌが言わせてしまったんだ…
ついでに今週読んで少し前に投下されたトイレでのSSを思い出した自分
322名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 01:45:33 ID:bgXB5uPM
うん、ごめんね。
嫌だったら「あんた」に変えます。
ちなみに私もトイレに篭もって・・・のSSを思い出しました。
323名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 04:34:23 ID:0eA/D7FO
〜なのよ とか 〜わね とか 〜だわ とかそういう言葉づかいばっかりの弥子も萎える
324名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 05:07:11 ID:Uv9feGAX
イヤだったらというか、原作尊重せず、自分の世界観にキャラ
当てはめたいというなら、オリジナル書いた方が気が楽なのと
違うか? や、たくさんネウヤコ見られるの楽しいから、自分で
折り合いつくのならそれはそれでいいんだが。
325名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 07:42:57 ID:elWtwA1g
>>311
確かに元花はウザス
でも楽しみにしてる人もいる訳だし、あまり責めてやんな

そして>>323年増っぽくてワロンヌwww
確かにあまり女っぽすぎるのも萎える
326名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 07:47:23 ID:tDLViDaG
300だが、321と同じことを考えていた。

………
……
……
ブッちゃけられないの!!
327名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 12:08:52 ID:Bq8nd0uS
黒住さんの吾ヤコがないかなー?とか思って久しぶりに覗いてみました。
リクエストのカップリングはありますか?
気がむいたらだけど何か書いてみようかなあ・・・。

328名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 12:13:27 ID:FB2jOQdJ
>>327
('A`) ……
329名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 12:18:05 ID:Bq8nd0uS
投下のムードではないようですね。
失礼しました。
330名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 12:29:16 ID:FB2jOQdJ
はっきり書かないと分からないようなのであえて書く
投下は常に待ってる
下2行の誘い受けな文章が('A`) なんだよ……

こういう事を書くと神のやる気をそぐなとかお前が黙れとか突っ込まれるだろうが覚悟の上で書いた。
どんなに神文章を書く方でも空気読めないコメントは本当ブッちゃけたくなる。

神よ、頼む、黙っててくれって意味じゃないんだ、自信を持って投下してくれ。
俺らは享受するだけだ。気に入ったらマンセーする。マンセーがなくても気にしないでくれ。
作品が悪い訳じゃない。萌えポイントが一致しなかっただけだ。そういう事はよくある。
331名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 12:41:10 ID:lHkzk8KI
自信を持って投下っていうのはこの流れでは難しいかもしれん。
332名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 12:45:59 ID:TyKYOmBX
>>323
言葉遣いがそうでも、
行動がぎゃーとか叫んでて色気が無いなら自分はOKだけどなぁ
投下する時はちょっと気をつける
333名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 15:59:53 ID:4oqJ0PZo
自分はどんな勢いでも投下するときはする
ただ
書く暇がないだけなんだ…
334名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 16:09:11 ID:Ty9f2pSw
流れが酷すぎる
335名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 17:51:02 ID:mQIyzfL2
気に入らなかったら読まなきゃいい


って昨日見たアニメで言ってた気がする
336名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 18:02:00 ID:CwtYdDrL
875 名前:名無しかわいいよ名無し 投稿日:2005/09/14(水) 17:16:35 ID:G8X3tLb3
待ってる間に弥子に「トイレ行きたい!」って言われたら…どうするつもりだったんだろ。


876 名前:名無しかわいいよ名無し 投稿日:2005/09/14(水) 17:33:55 ID:j/j9Po9G
当然「ここでしろ」だろうな・・・


877 名前:名無しかわいいよ名無し 投稿日:2005/09/14(水) 17:47:51 ID:k/G3eI0i
ここでしろ・・・
(*´Д`)ハァハァ (*´Д`)/lァ/lァ (*` Д´)//ア//ア!!


ネウロでなら軽いスカトロも見てみたいと思った・・・
337名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 18:07:51 ID:SrRz+9Xk
此処でそれを見る破目になるとは…(;
338名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 18:08:03 ID:on4qJWqL
>>336 それハァハァしたの自分だ (・∀・)人(・∀・)ナカーマ
339名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 18:39:17 ID:lHDZPAGZ
>336
その876自分だw

弥「ね、ねぇネウロ、トイレ行きたいんだけど・・・」
ネ「今貴様が居るのはトイレではないのか?」
弥「・・・そうだけど、ここでするわけにいかないでしょ!」
ネ「何故だ?便器ならここにあるし、紙も切れてはおらんぞ」
弥「・・・・・・だから!」
ネ「黙れゾウリムシ、ゴチャゴチャうるさい。奴が来る前に
  済ませるのだ」(頭掴む)
弥「・・・・・・はい・・・・・・(涙目)」
340名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 19:36:16 ID:SrRz+9Xk
>>339
他所を向いててやる気遣いのカケラも無いのなw GJ


「なんなら此処で見ていてやるぞw」ともっといぢめて(ry
875ですたw
341名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 21:12:03 ID:Eh9t0Yw1
>>317
316の書く弥子ちゃんが原作の弥子ちゃんぽくないから、
その電波ゆんゆんな雰囲気の文章に合わせた一人称に、
意図的に変えてるってことじゃないのか?

分かり難い上に余計なお世話か。ヌマソ。
342名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 21:15:43 ID:Eh9t0Yw1
正直、読み込まずに書き込みしてスマンカッタ('A`)
おいらのことは無視してくだちい。
343名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 23:37:08 ID:EGV/NHJr
本スレのネタなら前に笹塚のソープネタでいいのがあったな。
案外、ここの住人が書き込んでたりするのか?

224 :名無しさんの次レスにご期待下さい :2005/08/04(木) 23:17:03 ID:BLAMvRJQ
>>223 ローションプレイ好きなのか?かなりムッツリじゃまいか。


225 :名無しさんの次レスにご期待下さい :2005/08/04(木) 23:35:25 ID:PT+yuaiu
>>224
ヒント:ソープ時のテンション


226 :名無しさんの次レスにご期待下さい :2005/08/05(金) 00:00:56 ID:D793IXbY
笹塚「うん・・・マリアちゃんで」
――3分後
笹塚「ィイイヤッホォォォオウイ!!」
  「YooooHooooooo!!」
  「笹塚ァ・・・ロケ――――ッツ!!」
――61分後
笹塚「・・・お勘定」
――10分後
食玩「どこ行ってたんスか先輩?」
笹塚「んー・・・週一の楽園」


・・・これにうけた漏れは、笹ヤコ書いてた人の「ソープの方が、楽」のSSでツボにはまったわけだが。
344名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 23:40:01 ID:+QnNJPkN
ワロスw 発射しちゃったよ!
345名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 23:52:32 ID:0eA/D7FO
しちゃったのかよ!
346名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 00:00:29 ID:EGV/NHJr
しちゃだめやんw


笹塚=ローション刑事疑惑のネタだったかな、これ。
347名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 01:22:44 ID:wsfVmPyS
多分、そう。
348名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 01:28:21 ID:wsfVmPyS
>>296見てて思ったんだけど、確かに言われてる通りに痛い。
自分の世界観を主張したいなら、上にもあったオリジナルという手もあるしな。
ただ、結構今まで何作も書いている職人だったら、色々なタイプのものを書いて
みたいっていう欲求も分かる。
その中で自分なりに話し方や一人称を変えてみたりするのもありだと思う。

てか、原作を完全に尊重していたとしたら、エロパロというジャンルはない訳だしな。
書き手もいっぱいいるんだったら、それぞれのカラーがやっぱり出てくるだろ。
俺は書けないのでただ萌え小説を見たいだけだから、基本的にどんなんでも可。
むしろどんどん恐れずに投下して欲しいぐらいだ。

この不穏な流れを打ち破るような神小説待つ。
349名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 02:53:23 ID:aD+Y7Zgr
しかし小説ってどうやったら書けるようになるんだろうな。

ナンバーワンの神でなくていい、オンリーワンの小説をただ待つよ。
350名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 02:56:23 ID:u0FfXbOK
別に神でなくていいよ
何かネタの有る方は是非投下ヨロ!
ワクテカして待ってますノシ
351名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 03:43:27 ID:FEl2Tyb2
笹塚氏ぶっ壊れでソープもの。ソープ行ったことないから想像で書いている
あと私信失礼
>>三文字氏 データ入ったPCが死にました。完全にあぼんです・・・(´・ω・`)

***

『笹塚ロケッツ』

財布・カード・鞄に。詰め込んで。シータ、ここがソープの巣だ。父さんは帰ってきたよ!
実に三ヶ月ぶりのソープに笹塚は震えた。
「わかるか石垣。俺は今『震えている』のだ。これから起きる未来に対し、俺は歓喜しているッ!」
「そうですね」
何で俺まで、とうな垂れつつ石垣はは相槌を打つ。
(先輩ソープに来るとテンション高いなぁ・・・)
普段もこれくらいテンションが高ければ、と石垣は呟く。既にゲージ満タンまでテンションを上げた
笹塚にはその呟きは当然聞こえず、笹塚は咆哮すらも始めた。
「フォーーーーーー!!!!!!!!!」
「せ、先輩叫ばないで下さい!通行人スッゲェ見てますから!!」
恥ずかしいこの人本当に恥ずかしい。
石垣はあのメガネ上司の小言や寄生獣の後藤モドキの無言の圧力以上に、心労が重なる。先輩のこういう
とこだけは絶対に真似しないでおこう・・・石垣は小さな決意をした。

「俺はマリアちゃんで。こいつは適当にお願いします」

ソープの中は想像以上に小奇麗で、石垣の予想を良い意味で裏切ってくれた。
もっとこう・・・汚いイメージがあった。
「んじゃ石垣。俺はこっちだから・・・はっはぁー!マリアちゃーん!!」
「・・・あんな大人になりたくねぇなぁ」
はぁ、と大きなため息をつけながら部屋のドアを開けると、中年のふくよかな女性が「はぁい」と
手招きをした。
―――よし、帰ろう。石垣はいい笑顔をした。
「私サリンでー・・・ってちょっとちょっと!楽しんでいかないのぉ〜?」
「事件はソープで起きているんじゃありません!会議室です!少なくともここでは起きてません!」
「何を言ってるの坊や。あ、もしかして先輩とかに無理やり連れてこられたんでしょ?」
ピタッと石垣の動きが止まる。
「図星なのね。たまに居るのよ、そういうお客さんも」
振り返ると、中年のソープ嬢は聖母のような笑みで石垣を暖かく見つめていた。
「サ、サリンさぁん!!!」
その旨に飛び込み、石垣は泣いた。
何で笹塚はソープに来ると人が変わるのか。何で笛吹はムスカに似てるのか。何で筑紫を時々後藤と
言い間違えてしまうのか。全て、全て心のうちをブっちゃけた。

「笹塚ァ・・・ロケーーーーーーッツ!!!!!!!!」

その石垣の傷ついた心を知らず、笹塚はまた咆哮する。
ここはソープ。夜な夜な男たちの心の隙間を埋める楽園、ソープランド。今日もソープは二人の男の
心を静かに埋めていった・・・。



完(もう思いつかない)
352名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 05:42:49 ID:H2kzkrzN
>HDDあぼん
(´・ω・`)カワイソス
353名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 05:50:09 ID:bxt1q2s7
>>351
ロケッツ、ワラタ
毎度GJ!
354名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 06:13:46 ID:u0FfXbOK
>>351
朝から大爆笑した
本当GJ!!
355名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 06:55:56 ID:u0FfXbOK
大爆笑ついでに、
その店で賭けに負けたヤコが働いてたら笹塚どうすんだろ?
なんて妄想が…


ごめん、箱になってくるorz
356名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 07:46:44 ID:MBV8sKJl
>355
箱になる前にその妄想をクワッしく文字にしてください。
357名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 07:53:36 ID:zlZt1gz/
ちょっと長めの話でエロが一部の時、

1: まとめて別URL
2: 別URL、エロ部直接投下
3: 直接投下

どのあたりが適当だ?
20KBくらいなんだけど
358名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 08:17:28 ID:dDbwhHj9
・自信があるならここに投下
・もしくは携帯からも見れるサイトでうp
を俺は推奨。
ここは携帯からの人も多いようだし、
あるスレで正に大問題になってたのを見てたから。
359名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 08:19:27 ID:PS+3LKt+
別のスレの話だけど、そんな感じの話が投下されて荒れたことがあるので
念の為を考えると1か2がいいと思う。
21歳以上ばかりの板なのにそんなことで荒れるのはめったに無いと思うが。
私はこのスレまだ300kb以上容量あるし、20kbくらいなら直接投下でもいいと思う。
どっちにせよ楽しみにしてる!
360名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 08:52:47 ID:zlZt1gz/
意見dクス。
無用なゴタゴタを招くのもイヤだし、>>358の案あたりで行ってみるよ。
助かりましたノシ
361名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 15:18:07 ID:yEcQUhqv
360はURL載せることにしたのかな。
投下でもURLでもテカテカして待ってる

なんかいいスレだなここ。
ほっとする
362名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 16:23:51 ID:jrJCRv9y
>>351
一緒に行こうか
つポン 【五反田】
GJDST!
363名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 19:11:43 ID:84YOwjoz
>>363
答えはただyesだ。イこうか楽園へ
364名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 19:29:19 ID:z+eiEj1j
完の人がうpろだに上げたtxt3つ(シロ島太郎・ネウデレラ・ヤコ死にネタ)
保存してあるけど、再うpおkなんでしょうか?>ご本人
365完の人:2005/09/15(木) 19:35:43 ID:84YOwjoz
一時的にコテ失礼

>>364
全然OKです
というかむしろ助かります・・・本当にデータ消えちゃったんでorz
366名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 01:22:18 ID:j7vCNuRO
お久し振りのマーガレットです。
私も>>364さん応援の為に一時的コテ解禁。
完の人のあの素晴らしい三編を保存しておられるのですね、また拝読致したいと
思いますので、是非是非再うpお願いします。
弥子ちゃん死にネタではマジ泣きして、色々考えさせられましたので。
367名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 01:23:26 ID:j7vCNuRO
それだけでは何なので、小説も書きました。
相変わらずネウヤコ。微エロでちょっと変わった雰囲気。
368バッド・リアリティー:2005/09/16(金) 01:26:33 ID:j7vCNuRO
謎の気配を嗅ぎつけて嬉々とするネウロと共にその日弥子が向かったのは、陰惨な女子
大生暴行殺人事件の現場となった、埃臭い廃墟と化したビルの一室だった。
鋭い勘があるという訳ではないが、何故か足を踏み入れた途端にふるっと身震いをしてし
まう。それが全ての予兆でもあったのだ。
だが、弥子は大事なそれを見逃してしまった。
ただの胸騒ぎだと思っていたのだ。

既に誰も入っては来ず、解体の日まで放っておかれたままなのをいいことに、一ヶ月前、
ここに連れ込まれた一人の若い女性が叫びを上げるのも虚しく、締め殺されてバラバラに
切り刻まれた。
犯人はすぐに捕まったけれど、動機についてはいまだ口を閉ざしたままだという。顔見知
りでもなく、ただただ衝動的な行動の末の行為。その猟奇的な犯行にマスコミはここぞと
派手に書きたてて犯人の異常性を暴露しようとするけれど、どれもこれも想像の域を出な
いぼんやりとした輪郭の見解だ。
それもそうだろう。全ては口を閉ざしたままの真犯人が知っている。

殺人事件が起こったことを差し引いても、剥き出しのコンクリートの箱が無感情に部屋とし
て連なっているだけのビル内部は、想像以上に恐怖を感じさせた。あまりの無味乾燥さが
かえって禍々しいものを呼び込むような気がする。
「…ネウロ」
早くこんなところから出てしまいたい。
そう言いたかったのに、あらぬ方を見遣りながらしきりに感心している様子のネウロにはと
ても切り出せないまま、時間だけが空しく過ぎていく。もう夕方に差し掛かっている時刻で
暗くなりかけている。このまま夜になってしまったら、怖くておかしくなってしまうかも知れな
い。
「…早く出ようよ」
ようやくそれだけ喉から絞り出すと、弥子の存在など脳裏の片隅にもなかったとしか思え
ないようなネウロが、ゆっくりと振り向いて笑った。
「何を言う。これからだというのに」
369バッド・リアリティー:2005/09/16(金) 01:27:23 ID:j7vCNuRO
胸騒ぎが次第に大きくなる。
「…ねえ、何、言ってるの?」
「特別何も。ただ気分が乗った。せいぜい貴様を可愛がってやろうというのだ。甘んじて受
けるがいい。我が奴隷よ」
今日のネウロは変だ。何かに取り憑かれたようにどんよりとした暗い表情が普段とは明ら
かに違っていて余計に禍々しい。
やはりここに来たのが全ての間違いだったのだと思っても、後の祭りだった。
「い、いやあーーー!」
抗うことも出来ないまま、薄く埃の積もった床に無理やり転がされて初めて、弥子は自分
に降りかかる災いを自覚した。他のどんな場所でも、ここまで恐怖は感じたりしない。この
場所が事件による強大な負のエネルギーを隠し持っているからこそ、霊感のない弥子で
も何かを感じ取れるのだろう。
だが、よりにもよって、こんなところで…。
しかも、大して濡らされも慣らされもしないうちにあまりにも性急に犯そうとするものが、準
備もされていないそこを体勢も立て直さないうちに、後ろから強引に切り開いてくる。最初
の激痛に、思わず悲鳴を上げてしまった。
「あ、あぁーーー!」
乾いた粘膜をこじ開けるように突き進んでくるものが、内部のどこかをきっと傷つけたのだ
ろう。ぬるりと重く温かい感触を腿に感じて絶望的な気分になる。今日の荒々しく乱暴な
ネウロなら、限界など覚えることなく血の一滴すら残らず流され尽くされることだろう。
それがひどく怖い、苦しい。
激しく突かれ、乱暴に体を前後に揺すられて男の望むようにされながらも、弥子はぱたり
ぱたりと熱い涙を流して耐えていた。埃まみれのフローリングの床に這いつくばって必死
で爪を立てようとしながら、ただ与えられる屈辱と快楽を貪るだけの獣に成り下がる。
370バッド・リアリティー:2005/09/16(金) 01:28:56 ID:j7vCNuRO
もう、そろそろ射精感が激しくなっているようだ。この苦しみもじきに終わるだろう。そんな
安堵が弥子を油断させてしまった。
「…まだだ、まだ…」
どす黒い声が上から降ってきて、細い首に戒めのように黒手袋の指が絡みついてくる。
嘘だと思った瞬間、一気に首の骨まで折ろうかというほど強く締め上げられた。こんな展
開まではさすがに予想はしていない。慌てて向き直ろうとした弥子の瞳に最後に映った
顔は、こともあろうにネウロではなかった。
犯される直前、見た時は確かにネウロだった筈なのに、どうして…。
記憶はそこでぷつりと途切れた。

「ヤコ、起きろ」
頬をぴたぴたと軽く叩かれ、弥子は目を覚ました。
さっきまでのことが、まだリアルに脳裏に残っている。はっとして体中を探ってみたが、ど
こも痛くはないし首も折れてはいない。そこでようやくあの光景がただの悪夢だったのだ
と気付く。
けれど、一体どこで現実と夢がすり替わったのだろう。それだけがどうしても思い出せず
にいた。だが、あの異様な悪夢の内容からするに、殺された女子大生がここで最後に体
験した恐怖の場面が弥子を通して蘇ったのだろう。そう結論をつけなければ納得出来そ
うになかった。
「全く、突然倒れたと思ったら…面倒な奴だ」
「ごめん」
ネウロは普段と少しも変わらない。それなのに、変わらないままでまだ座り込んでいる弥
子の顎を掴んでにやりと笑った。
「じきに日が暮れる…せいぜい愉しもうではないか。我が奴隷よ」
夢は決して醒めた訳ではなかったらしい。まだ現実と地続きなままこんな凄まじい恐怖
を見せてくる。
ああ、この甘い地獄はいつ終わってくれるのだろう。
371名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 01:31:01 ID:j7vCNuRO
「終わり」を書くの忘れましたけど、これでおしまいです。
何が夢で現実なのか、よく分からない感覚を書こうと思ったのですが、ちょっと
まだ練りが足りなかったかな。
372名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 01:49:59 ID:zmAmCvde
ハァ…
373名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 02:14:33 ID:HE8FiT+x
>>368
普通の夢オチに見えるけど、それはそれとして
ほんのりエロくてよかった。練るなら、もっと
濡れ場をぐりんぐりんに練ってくれたら、更に
嬉しい
374名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 03:08:26 ID:HL7hyGY5
花の人…
作品投下自体はGJだが、
そこは名無しを貫くタイミングだと思うよ…
375名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 03:57:50 ID:xdCeRuJ5
マーガレットさん、ここは2ちゃんですから、もうちょい性格的に
淡白になったほうが生きやすいと思いますよ。
作品はGJでした!
376名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 05:38:43 ID:EGU+TS9N
マーガレットさん乙GJでした! 描写がテライロッポス…

で、>>360の自分も書いてきた。
ネウヤコ、弥子なりゆき上セーラー服(冬)、濡れ場は最後に申し訳程度。
ttp://mnn.h.fc2.com/kai.html

全体を要約すると 「お嬢様学校に潜入して謎喰って最後ににゃんにゃん」 みたいな話だけど、
まだ続きは手直し中で申し訳ない。
自分の携帯(au・WIN11K)からは見られたけど、
他機種から見られなかったら教えておくれノシ
377名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 07:49:06 ID:0j+BEkZ9
超乙!GJ!
スゲー
続きも楽しみにしてる
378名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 18:39:49 ID:orUl3zuI
バットリアリティー GJ

ネウロなら夢の中位覗きそうだけどな
379名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 19:13:57 ID:fG5Rij3U
お二方ともにGJ!
エロい、エロいよハァハァ(;´Д`)ハアハア
380名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 19:24:56 ID:fVVIIcDR
お二方GJ…!
スティグマータの続きワクテカしながら待つ!
381名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 19:26:26 ID:LUrBMuPf
>>376
FOMAのP901ですが、ちゃんと見れましたよーノシ
GJ!続きワクテカしながら待ってる!
382364:2005/09/16(金) 19:47:05 ID:SyrwZVLm
364です。>>365速レス&許可dクスです。なのにうpするの遅くなっちゃってすいません。
ttp://www.uploda.net/cgi/uploader4/index.php?dlpas_id=6299
3本まとめて入れてあります。DLパスはneuro

>>368
マーガレットさんGJでした!
でも個人的にはラブラブなネウヤコがまた見たいっす

>>376さんもGJ!
セーラー服ヤコ(*´Д`)'`ァ'`ァ続きも期待してます
383名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 20:39:15 ID:fG5Rij3U
GJ!
うぷありがd。そして完の人許可ありがd!
これでやっと読めたよ。

シロ島太郎テラオモシロスwwww
そして「望みし場所へ」が激ツボに入りやした。
384名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 00:35:30 ID:pDGyO8E4
今更だが>>336の「ここでしろ」ネタをネ申が料理してくれるのを待っている庶民な俺。
>>339の会話だけでも萌えたw
385名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 01:55:44 ID:+4ucRv5I
今週ネウロに媚びて命令されるがままのヒステリアに
不覚にもハァハァした…orz
386名無しさん:2005/09/17(土) 02:44:07 ID:piV0+lZj

バレ??
387名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 03:06:02 ID:7R/FjX8+
来週月曜休みだから今週土曜発売
388名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 06:15:18 ID:0E3kGycN
>384
目の前で用を足すのと漏らしちゃうのと、どっちがいい?
389名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 13:03:03 ID:pDGyO8E4
漏らしちゃう弥子(*´Д`)ハアハアモエス

昼間から何言ってんだおれ
390名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 17:19:50 ID:WjF9a4w2
便乗して、濡れた下着はネウロが買いに?まさかノーパ(ry  ,、ァ,、ァ
391名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 18:11:42 ID:Fa19WoZk
読み切りのイモムシから蝶のように、
濡れた下着はネウロが口に入れると乾いてry

変態でごめんorz
392名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 18:53:41 ID:1KqRf/Rw
ネウロなら軽いスカもセイーリネタもいけそうな自分orz
393名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 18:57:59 ID:0pqlPD+t
流れ豚切りすみません。
吾ヤコ投下します。コミック派の方は、ネタバレになるので、スルーお願いします。
394名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 18:59:46 ID:0pqlPD+t
――私は爆弾魔。だから私はカワイイ
  私の名前はヒステリア
  絶対なる本能に従う忠実な理性よ――


日本を恐怖に陥れた謎の爆弾魔ヒステリア。
その正体は、ありふれた日常の中、どこにでもいる、ひとりの主婦だった…


ネウロと知り合ってから、弥子は様々な人間を見てきた。
圧倒的な恐怖と、そこに渦巻く彼らの真っ黒な意思に触れ、時折逃げたしたくなる。
ネウロ以上に恐ろしいものはないとまで当初は思っていたが、
最近は、ネウロの方がまだいいとさえ思う自分がいる。
人間とは思えない豹変ぶりを目の当たりにしても、それでも彼らが人間以上になれない理由は、
彼らの動機があまりにも「人間臭い」からではないかと、弥子は思うのだ。
ヒステリアは抑えきれない破壊衝動が生み出した本能のカタマリ。
ブッちゃけられない。家族の前で、本能は出せない。
爆弾によって人が死ぬことすら厭わないヒステリアは、それでも理性を捨てきれない。
愛する夫とふたりの子供のために、ひたすら本能を隠してきた。
だが、本能に忠実な理性は、本能のすることをなすがまま、受け入れている。
何もかも誉められたものではなかったが、抑え切れない欲求に打ち勝てず、
自分というものを世間の前にさらけ出したヒステリアの動機が全くわからないとは、弥子には言えなかった。
無論爆弾を仕掛けて世間を騒がせるような欲求は自分の中にはない。
ネウロが謎を喰らうことを本能とし、理性もそれを許容するように、自分が求めている欲求は、どう考えても食欲だ。
鉄板一杯のもんじゃ焼き。ラーメンにとんかつ。うどん4杯。わんこそばを300杯。まだまだイケる。
人よりも大きい欲求が自分の中にあるからこそ、弥子はネウロと共にあり、
彼ら犯罪者たち、例えば歌姫アヤ・エイジアを思って泣くこともできるのだ。
それでも理解できないのは怪盗Xだが、今は忘れよう。
今はただ、目の前にあるものに集中して、己の欲を満たそう。
395名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 19:00:52 ID:0pqlPD+t

「…おい」
「おいしい〜っ! やっぱり、チョコレートパフェは5杯目からが勝負だよね! このチョコの甘苦さ! んまー!」
「おい!」
「なに?」

嫌だとダダをこね、それでもとその得体の知れない柄のシャツをつかみ、ファンシーな喫茶店に入った弥子と吾代。
コーヒーを異様な遅さでちびちびと飲む吾代の目の前で、弥子は驚異的なスピードで、チョコレートパフェを食い尽くしていた。

「俺は女のことはよくわかんねえけど、それでも言っちゃまずいと思って我慢してたが…」
「ほえ?」

バナナをほおばり、弥子が首を傾げる。
吾代は胸焼けしながら、重い口を開いた。

「いくらなんでも食べすぎじゃねえのか? はっきり言うぞ。俺はここの勘定を払えるだけの持ち合わせがねえ」

情けない台詞だが、恐らく店内の誰もが彼を非難することはないだろう。
ウエイトレスが青ざめながら五杯目のパフェを弥子の前に置き、震える手で伝票に値段をつけ加える中、吾代はじっと耐えていたのだ。
弥子は口元のチョコに気づかぬまま、にっこり微笑んで手をパタパタ振った。

「んもー気にしないで! あたしがここは払うから!」

ここでほっとしたらまずいだろ!
そう思いながらも、吾代は知らずに椅子に深く腰掛けた。

「まあ俺は、おまえが大食いだってのは知ってたが、…あと、どれくらい食べたら気が済みそうなんだ?」
これもまた、取りようによっては失礼な発言だったが、弥子はさらりと答える。
「あと3杯。いい?」
「……ほんとに大丈夫なのかよ?」
「もうっ、あたしこれでもセーブしてるんだよ? あたしの食欲はこんなもんじゃないんだから!」

忍。だめだ、これ以上聞くな! 何かが崩壊するぞ!
吾代は堅く己に言い聞かせた。
396名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 19:02:12 ID:0pqlPD+t
それから何か言いたげな店員を前に普通に会計をすませ、弥子はにこにこしながら、吾代と喫茶店を出る。
「ありがとうございました!?」と、何故か疑問系の挨拶を背後に聞いたが、耳を塞ごう。

「吾代さんも、何か食べればよかったのに」
「おまえ見てたら何も食べられねえよ」
「あ、ひどーい!」

冗談だと受け取られたか、弥子は明るく笑った。吾代は知られないようため息をつく。
それから街を散策し、夕暮れが近づく頃になると、ふたりは吾代の部屋に帰っていった。
途中コンビニで適当に買って来た飲み物をあおりながら、吾代はテレビのリモコンを押す。
安物の小さなテレビが一瞬だけ白黒になり、ザッと砂嵐のノイズが走ると、カラーになった。
アヤ・エイジアのニュースも、最近立て続けに起こる事件のせいで、人々の間から忘れ去られようとしている。
隣で缶ジュースを飲んでいる弥子をちらっと見てからテレビに目を戻すと、先日逮捕されたヒステリアの映像が出てきた。
犯人の女の顔が映るが、優しげな顔立ちで、とても爆弾魔には見えない。
いや、犯人はいつもそう言われるのだ。「あんなことをするような人じゃなかった」と。
吾代は自嘲気味に笑う。俺が爆弾魔だったら、世間様は喜んで「ああやっぱり」と言うんだろうと。

『なお、動機については…』

アナウンサーは、犯人は気が動転していて、話せる状態ではないと言った。
吾代は弥子を見下ろして、

「で、動機はなんだったんだ?」

当たり前のように尋ねた。言わずとも、弥子とネウロが関与していることはわかっているからだ。
近頃は真面目にコンビニでバイトをしているので、いつも弥子の傍にいられるわけではない。
弥子は吾代を見上げて、うーんとうなった。

「単純だよ。ずっと壊したくて仕方ない衝動があったからやっただけ。
 自分と同じように、衝動を抑えて生きている人たちは見ていてイライラするから、
 自分が破壊活動を行うことで、自分の心もブッちゃけて生きられるようになればいいって」
「なんだそれ」
「めちゃくちゃだけどね。でもさ、周りの人のために、自分の衝動を抑えて生きるって、誰にでもあるじゃない?
 やったことは許せることじゃないけど…なんか、変な気分でさ」

そう言って、弥子は苦笑した。
吾代はふーんと相槌を打ち、衝動ねえとつぶやいた。

「吾代さんにも、やっぱりそういう衝動ってあるんだよね?」
「…なんだよ、決め付けかよ」

じろりと見下ろすと、弥子は慌てて手を振った。

「あ、悪い意味にとらないでね。あたしにだってあるんだし」
「おまえはあれか、パフェ20杯くらい食いたいっていう衝動か」
「あはは、パフェだけじゃないけど」
「…それに比べりゃ、俺は爆弾魔と大して変わらねーかもな」
「だから――!」

吾代は空になった缶を握りつぶして床に放ると、弥子の手首をつかんだ。
中身の入ったジュースが床にこぼれ、缶が転がる。
397名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 19:03:14 ID:0pqlPD+t
「俺は金融業者やってたし、命令されりゃ何でもやった」
「ちょっと、吾代――」
「実際人を脅して声張り上げて、物をぶっ壊すってのは、スカッとするもんなんだぜ」

手首を引き寄せ、こわごわと見上げる弥子をじっと見下ろしながら、吾代は昏い瞳で言う。
電灯がもう古いせいなのか、モノクロの世界に入り込んでしまったような世界で、吾代の瞳は光を宿していなかった。

「俺が声を荒げりゃ、大抵の人間はビビッて言うことを聞くんだよ。まさにいたぶるってやつ。
 怯える人間目の前に、俺は愉快な気分でいっぱいだった。下っ端で、汚い仕事だった。
 人を傷つけて金がもらえるなんて、おまえには想像もつかねえだろ?」
「吾代…さん――」

乾いた瞳の中で、弥子の瞳が夕暮れの光を浴びて、ガラスのように輝いているのが映る。
輝きが膨れ上がったかと思ったら、そのまま頬に流れて落ちた。
何故おまえが泣くんだよ、俺のせいで。
そんなことは思わない。
そんな偽善者ぶった思いなど、抱かない。

「もし俺の抑えている衝動がそれで――、
 この先おまえを傷つけるようなことがあるんだったら、俺はこうしてお前の前にいない。
 あれは俺の欲望じゃない。
 現に俺は、おまえの前にいて、この拳も、必要がある時にしか、奮わない。
 …俺が抑えている衝動が、他にあるとしたら」

吾代は、弥子の手の平を、自分の口元に当てた。
弥子が涙ぐみながら息を呑み、ゆっくりと微笑む。
昔、偶然にも蕾から花が咲き誇る瞬間を見たことがあるのだが。
弥子の笑顔はそれと似ている。吾代は目元を緩めながら、そんなことを思った。
弥子の前でしか出さないこの顔を見ることができるのは、
もしかしたら見守っているかもしれない、この世にはいない人。
吾代は弥子を抱きしめながら、天を仰いだ。
さっさとどこへでも行けよ。
もう俺は、大丈夫だからよ。
398名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 19:06:10 ID:0pqlPD+t
その時ふたりには、同じ衝動があった。
互いの顔を見つめながら、両手を伸ばして、相手の服を手早く脱がす。
こぼれたジュースにかからない位置に衣服を投げて、無意識に目の前の人を求めた。
ほのかにチョコレートの匂いを漂わせる弥子の身体を静かに撫でながら、吾代は弥子の唇に割って入る。
甘いものは苦手だが、これは好きだ。
そう思いながら、溶けてしまいそうに甘い弥子の舌を味わい尽くす。
後頭部を支え、呼吸すら許さない勢いで、吾代は本能に忠実な理性となる。
「ん……ん、はっ、あ、吾代…」
潤んだ瞳が熱情に染まる。吾代は舌を差し入れしながら、流れ落ちる唾液すら惜しいと濡れた唇を喉に這わせる。
じゅるりと音を立てて唾液を吸い尽くすと、弥子は声をあげて吾代の首に両手を絡め、自分から仰向けにソファーへ落ちた。
吾代は犬のように弥子の首筋から鎖骨を丹念に舐めあげ、両手は小ぶりな双丘を下からすくうように押し上げる。
「あ、あ、もっと…」
弥子は生暖かい吾代の舌が滑るたびに下腹部に止められない熱を感じ、両足を吾代の腰へと巻きつけた。
「お願い、吾代さん、もっと、もっとして…お願い…っ、ひぁっ、あ…っ!」
「なんだ…? 何をどうして欲しいのか、ちゃんと、言えよ…」
低い声で、わざと耳元に吹き付けるようにして言ってやれば、弥子は甲高い声をあげながら、吾代の両手を上から押さえた。
「あ…あたしの、胸…ち…さいから…っ、もっと、触って、大きく…し…てほし……っ、あ、あぁっ!」
吾代が本能に従うように、弥子もまた、理性を引きずる本能へと変わりつつあった。
人差し指と中指で頂を挟み、吾代は断るわけがないであろうそのお願いを聞いてやる。
小ぶりながらも女を見せ付けるその肉の塊を、加減を知らぬ力で下から、外からとこねくり回した。
「あ…いいっ、吾代さん、もっと…ぉ!」
手をどかし、舌を這わす。頂を唇ではさみ、軽く歯を立ててやる。弥子は首を振り、自ら腰を摺り寄せて叫んだ。
すでにこちらがいじらなくても、弥子の秘所はぐっしょりと濡れそぼり、吾代もまた、その濡れた部分に分身をこすりつけ、
挿れてもいないのに先端から透明な液体を滴らせていた。

――もし俺に他の衝動があるのだとしたら。

ぐっと弥子の膝を折り、露になった蜜壷へ先端をあてがう。

――今。


「あ、ああああっ! ん、んあああっ!」

――この瞬間に違いない…!
399名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 19:09:19 ID:0pqlPD+t
もう誰のものかわからない愛液が溢れだす。ソファーを濡らす。
むっとくる雄と雌のにおいは、ふたりを更に昂ぶらせていく。
何度こうしたかわからない。おかげで弥子の中は吾代専用にできている。
肉の壁は吾代のものを喜んで迎えてくれる。心地よく包み込んでくれる。
ギシギシとソファーを揺らしながら、弥子も一緒になって腰を振る。

「奥まで、もっと来て…! もっと奥まで…!」

犬と化した吾代の耳には、弥子の卑猥なお願いしか届かない。
誰にも屈しない吾代の本能を操れるのは、この女しかいない。
弥子の足首をつかみ、吊る勢いで高く揚げた。ぎりぎりまで引き抜いてから、一気に最奥まで沈めてやる。
「ふあああっ! いいっ、いいっ! 気持ちいいっ!」
弥子の唇は本能の赴くまま、感じたまましか語らない。
左手は弥子の足首に。右手は弥子の左胸をつかんだまま、吾代はひたすら腰を振る。
肉と肉が打ち合わされ、茂み同士がこすれあってじんじんとした痛みをふたりに伝える。
それでもやめられない。
これは本能だから。
抑えられない欲望に忠実なる、愛し合う恋人たちの当然の衝動なのだから。
だらだらと止まらない愛液が、弥子の下半身をぬらぬらと染め上げる頃、そろそろふたりは限界を迎えていた。
「イく…っ、い……っ、ああああああああっ!」
「………っ!」
弥子の悲鳴と共に、今までにないしめつけが吾代を襲う。
それに抗えるわけもなく、吾代は全てを吐き出した。
折り重なるように弥子の上に体重を預けると、弥子は口元から唾液を溢れさせながら、無意識に吾代の唇を吸った。
腰をがくがくと痙攣させながら、吾代はそれを受け入れ、深く舌を挿し入れる。
終わりがなければいいと、こんな時いつも思う。
だが終わりがなければ、始まりもない。
名残惜しい気持ちで、唇を離す。
本能がようやく、理性を引き戻した。
400名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 19:10:19 ID:0pqlPD+t

「吾代さんが、吾代さんでよかった」
理性が戻れば、残るのはわずかな恥じらいだった。
ふたりはそそくさと服をまとい、ぎこちなく、こぼれたジュースをふき取る。
そんな中で漏らした弥子の言葉に、吾代は目をあげた。
「…なんだよ」
「吾代さんが、人を傷つけることが好きな人じゃなくて良かった」
「な…」
床を拭くふたりの指先が触れ合った。
ぎくりとする吾代を見つめて、弥子はゆっくりと言った。
「本当は、あんまり好きじゃなかったんだよね」
「…ヤコ…」
「だから、ネウロから追い出された後、似たような職につかなかったんだよね」
「……」
感覚のない手の上に、弥子の手が、そっと置かれる。
「吾代さんが、あたしの好きになった人でよかった」
冷えた指先を、いつも暖めてくれたのは、弥子だった。
知らずに肩を震わせる吾代の肩に、弥子はそっと額を預ける。
あたし、見てないよ。
弥子のそんな声が聞こえた気がして、吾代は声を押し殺した。

熱いものが首筋に落ちる。
それを感じ、弥子はヒステリアの言葉を思い出した。


――世界中の人がみんなそうなんだと思う。
  自分と周りの人の幸せのために…
  自分の一番出したい部分を、押し殺して生きてるの――


ヒステリア。
あたしのように、あなたの本能が違うものであればよかったね。
そうすれば、押し殺すことなんてしなくても、


「……一緒に泣いてくれて、…ありがとな」




…こうやって幸せになれたのに。





終わり
401名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 19:12:36 ID:0pqlPD+t
以上です。前回レスをくださった方、リクエストを下さった方、ありがとうございました。
年商1000億の会社に勤めたかったと思いながら、失礼します!
402名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 20:55:56 ID:+nsr+bEi
GJ!
甘いけど濃いエロ最高!
403名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 21:44:08 ID:Prmy0ul5
HGJGJ!!
全米とおいらが泣いた( iдi)
404名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 22:19:00 ID:1M/g9ItP
>>394
エロもだけど、冒頭がネウロっぽくて良かった。
405名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 22:24:49 ID:Fa19WoZk
GJ!
エロいのに読後あったかい気持ちになった。

>392
ナカーマ
今、軽めのネウヤコスカに挑戦してるYO!
406名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 22:32:17 ID:pDGyO8E4
>>405ワクテカワクテカ
407名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 22:43:09 ID:mTpc+4i3
GJ!!
やっぱ吾ヤコはさいこおだあ・・・!!
早く吾代、本編で出てこないかなあ・・・。
408名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 22:43:21 ID:8ghXHCyW
吾ヤコGJ!
>405も禿げ上がって待ってる
409名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 15:28:02 ID:Q07grY8V
ヤコ父はヤコ母を愛していた




たとえ皮を剥がれない様接着剤でくっつけられても愛していた
410名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 16:46:09 ID:N2L72GyF
餃子とは書いてない…皮……皮膚?…接着剤……



((((((( ;^ω^)))))
411名無しさん@ピンキー:2005/09/19(月) 01:32:20 ID:vyPqTe+R
遅レスだけど久々完の人ファンなので嬉しい…
サリンちゃん萌エスww
あぁでもネウデレラ他二作ケータイ房な自分は未だ読めない悲しさよ…
まとめサイトに載っけてくださりませんか…
412名無しさん@ピンキー:2005/09/19(月) 01:38:19 ID:TEUpXFt+
ふと思ったんだけど、妖謡・魔は痛覚神経以外でも引っ張り出せるのか?
もし出来るならヤコたんの性かn(ry
413名無しさん@ピンキー:2005/09/19(月) 09:17:06 ID:r7FYMdcQ
黒住さん乙でした!
次回も待ってます!
414名無しさん:2005/09/19(月) 16:25:51 ID:GBbLv99l
>>414
ttp://k1.fc2.com/cgi-bin/hp.cgi/3words/?pnum=9_53
続きうpやタイトルの修正はまた明日…
415名無しさん:2005/09/19(月) 16:27:44 ID:GBbLv99l
ごめん>>411
416名無しさん:2005/09/19(月) 16:29:00 ID:GBbLv99l
更にゲームボーイでレベル99な俺スゴス
では明日
417名無しさん@ピンキー:2005/09/20(火) 10:48:11 ID:UwsIHgdf
>>414
d!!!!続き、ワクテカしながら待たせていただきますww
418414:2005/09/20(火) 14:22:27 ID:UgtkiKm6

話だけは最後まで載せたよ。
タイトルはまだぐちゃぐちゃだけど…
419名無しさん@ピンキー:2005/09/20(火) 22:54:38 ID:bwC/4gMF
三文字氏乙です!!
420名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 03:53:44 ID:qD3lzDJh
一言言わせてもらえないだろうか


GJ!!!!!
421名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 13:08:11 ID:YcclBPJn
ダレモイナイ…トウカスルナライマノウチ

というわけでネウヤコ投下します。非常に普通なエロ。
422掛け合わせ1:2005/09/21(水) 13:09:29 ID:YcclBPJn
灰色の透けた空がほんのわずか光って見える。
夜空も色が変わるんだ、波が引いたように静かな街並みを歩きながらふと思う。
普段ならベッドか試験前なら机、ともかく家の中にいる時間だ。こんな風に外を歩くなんて考えられない。
さっき抜け出してきたクイーンズメアリーホテルはまだ端々に明かりが点っている。
高級ホテルだし、眺めもいいし、宿泊客は夜景を楽しみたいと思うのだろうか。
以前展望台で見た夜景はまだ八時くらいのそれで、道路の明かりもビルの電気も生き生きとして見えた。
こんな風に人の気配が薄まっても変わらないんだろうか、とっくに消灯して暗く溶けた展望台に向け目を細める。
…いやまあ、本来こんなことしている場合じゃないのだけれども。悲しいことに財布には500円ちょっとしか入ってない。
これじゃタクシーを呼ぶのは無理だ。
あのホテルのアイスが美味しいのが悪い。食べ過ぎた私もちょこっと悪い。
…爆弾解体作業にたっぷり時間かけやがったネウロはもっと悪い。
「予想外に時間がかかったな」
「その台詞ものすごく白々しいんですけど」
「せっかくの謎だからな、簡単に解いてしまっては面白くない」
「途中であからさまに居眠りしたのは誰よ」
「豆腐の割に今日は記憶力があるな」
「よく覚えてますから。起こしてあげたらトイレの天井から吊るされましたから」
「ふむ、逆さ吊りの方がよかったか」
「…それ死ぬから普通に」
自分たち以外に人の声はしない。鳴きはじめの鈴虫たちがひそやかに立てる音色と草の揺れる音、
時折行過ぎる車のライト以外、時間の流れを知らせてくれるものはない。
それだけあれば十分な気もするけれど、人がいないだけで街はこんなにも止まるものなんだ。
店も地下鉄の入り口も余所者をを拒むかのようにシャッターを降ろし、無機質な壁の上に標識だけが点っている。
何度か来た場所なのに初めて来たような、というより追い出されてしまったような居場所のなさを感じて、思わずネウロの方を見てしまう。
端正な顔はつまらなさそうに、そしてどこか溜め込んでいるように、じっと街を見渡している。
「どうするの、これから」
ほっといても状況は動かないだろうと予測して、こっちから声をかけた。
「終電はなくなっちゃったし、タクシーは呼べないし、歩いて帰れる距離でもないし、公園で一晩なんてやだよ」
「嫌か?」
「絶対にいや」
「ふむ、そこらの枝に引っ掛けておけばいいかと思ったのだが」
「…まだ吊るし足りないの…?」
さして広くもない敷地のベンチは既に先客がいる。俗にいうホームレス、行き場を失った人たちだ。
繁華街にはつきものの彼らの寝息はとうの昔にこの空気に溶けてしまっている。
公園で一晩という行動は彼らに近づいてしまう気がして、不快になる。何があったわけでも、何を知っているわけでもないけれど。
ネウロは彼らには興味がないようだった。かといって眠りを妨げる気もないらしい。
二、三度首を回すと、既にきっちりと閉まった地下鉄のシャッターで目を止める。
夜影の中で口の端が動いた。あの場所なら雨風も凌げるだろう、こいつのもっともらしい言葉ほど胡散臭いものはない。
423掛け合わせ2:2005/09/21(水) 13:12:14 ID:YcclBPJn
シャッターを開けるのは簡単だった。鍵の部分をちょっとひねればそれで終わり。
朝から晩までひっきりなしに人の行きかうコンクリートの通路も今は重苦しく沈んでいる。
ここもやっぱり、人がいなければ化石みたいなものなのかもしれない。
「ん…っ」
なんでまたというか案の定というか。階段を降りるなり問答無用でこれだ。
皮手袋に指を絡め取られ、ざらついた壁に押し付けられる。
口の中を這い回る舌の隙間から息が零れ、前髪が少しだけ頬を掠める。
しん、というよりじっとりと静まった空間で、蠢いているのは自分たちだけ。
「んぅ…っ」
ブラウスがはだけ、ブラジャーは上に持ち上げられる。どう考えてもこの場所には似つかわしくない格好だ。
露になった肌を指がすべる。悪寒に似た衝撃が膨れ上がり、身震いをする。
唇が離れ、ようやく普通に息ができるようになる。
非難の視線をネウロに送る。目を細めて返される。
「…なんでこうなるのよバカ」
「我輩の話を聞いていなかったのか」
「何が」
「空腹だ」
「…さっきさんっざん時間かけて爆弾解体したでしょうが」
「やはり貴様は豆腐だな」
「だから何が」
「我輩の主食は『謎』が生み出すエネルギーだと言っただろう」
「それがどうしたのよ」
「爆弾は『謎』ではあるが、エネルギーを生み出すのはそれを作り出した人間の悪意だ」
「…えーと?」
「つまり爆弾を解体したところで我輩の腹は膨れない」
「…はい?」
「アメーバの貴様にも判り易く説明するなら…今の我輩は食事の時間を刻一刻と待ちわびている状態だ」
「…待てこら」
「前菜を取ることに問題はない」
「大有りだーっ!前座に一体何時間かけてんのよあんたはっ!付き合わされて終電逃したこっちの身にもなってよ!」
「…どこまでも単細胞生物だな貴様」
「だから何が単細胞生物なのよ!食事に付き合ってんだと思ってたから我慢してたのにっ!」
「犯人を追い詰めるのは明日だ。今日のところは爆弾を解体しても食事にはならん。
 …それなら最初から代えを用意しておくのが筋と言うものだ」
「…待てぃ」
「何もおかしなところはない」
「…最初からそのつもりかこの変態魔人」
「我輩に抜かりはない」
そういうことですか、なるほどそういうことですかってそれでいいとでも思ってるのかこいつ。
けれど反論する間を置かずに唇が合わさる。今度は味わうようにゆっくりと舌が動いていく。
ものすごく納得がいかなくて空いている手でネウロの胸元を叩く。いつものことながら気に食わない。
――何が気に食わないって、息が上がってしまうことだ。
424掛け合わせ3:2005/09/21(水) 13:13:25 ID:YcclBPJn
びくん、と身体が動く。あごのラインを伝い降りていく舌の感触にどうしても反応してしまう。
鎖骨の辺りを丹念に舐められ、じりじりと内側から熱くなってくる。
押さえようにも押さえ込めない、無駄と知りつつ懇願する。
「やめて…いやだぁっ」
「嫌か?」
「……や」
「その割に…こちらは反応しているようだが」
「いっ…!やぁぁっ!」
硬くなっていた突起をいじられ、思わず声を出す。
その甘いいやらしい声が大した広さのない地下道に跳ね返る。
思わず片手で口を塞ぐ。…誰もいない。いないはずだ。聞かれてなんかいないはずだ。
「ほう…随分と響くものだな」
ネウロの笑みが深くなる。…ひょっとしてこれも計算済みなんだろうか。
「…やだ…やめて…やめようよぉ…」
恥ずかしさで血が昇る。考えてみればここは地下鉄の入り口だ。明日になれば多くの人がここを通る。
…私が撒いた色んなものの中を、見知らぬ人たちが通り抜けていく。
情けない顔を覗き込み、ネウロが煽るように口を滑らせる。
「気づく者もいるかもしれんな…声はともかく、匂いというのは案外残るものだ」
「いや…!そういうこと言わないでっ…!」
「…もう遅いだろう…この状態では、な」
「…ぃ…!」
突起を愛撫していた指が下着の中に入り込んだ。自分でもはっきりわかるくらい濡れている。
入り口部分を撫ぜられ、ずぐん、と中が脈打った。大慌てでブラウスを噛み、歯軋りをしながら押し寄せてくる快感に耐える。
身体の力が抜け、足ががくがくする。気を抜けば崩れ落ちてしまいそうだ。
「んぅぅ…ふ、んんっ…!」
胸元と下を同時にいじられる。微電流が走ったみたいに身体の震えは止まらない。もう両手は解き放たれてるのに、抵抗ができない。
「ふ…ぅ、んっ!んんっ!」
少しだけ歯を当てられ、吸い寄せられるように意識が飛びそうになる。もどかしい。声を上げられないのがもどかしい。
どこかが封じられると感度が増すというのは良くある話で。
…悔しいくらいに気持ちいい。
「今日はまた随分と反応がよろしいようで、先生」
いきなり外面助手顔で微笑まれ、不覚にもどきりとする。噛み締める歯の力が少しだけ弱まる。
その瞬間を狙って指が奥まで入り込んだ。
「んんんっ!!」
必死で力を入れなおし、何とか声を出すのを押しとどめた。あふれ出した液体がいやらしい感覚と一緒に足を流れ落ちる。
「んんっ!んぅっ!」
かき混ぜるように指が暴れまわる。もう足に力が入らない。つっぱるように立ち、なんとか倒れこまないようにと気を張る。
腰元を抱えるようにネウロの腕が回されている。…限界が近いと見抜かれている。
涙目になりながら必死で声を我慢する。その不自由さがさらに私を追い立てる。
地下は熱がこもる。匂いもこもる。噴き出してくる快感が周りで止められて、押し上げるように責めてくる。
びくびくと全身が震える。もっと欲しいと内壁がくねる。
ぐぃ、とネウロがブラウスをひっぱった。力の差であっさりと抜き取られる。
間髪を入れず唇が重なる。思わず目を見開き――
「―――!」
次の瞬間、頭がどこかに飛んでしまうような感覚に全てを持っていかれた。
425掛け合わせ4:2005/09/21(水) 13:14:29 ID:YcclBPJn
「…ぁ、はぁ、はっ…」
まだ収まらない。息を整え、壁に寄りかかる。どんなに疲れていてもこのコンクリートに座るのは気が引ける。
ネウロはというとごちそうさまとでもいいたげな表情で乱れた私を見ている。
…おのれ。
「…満足した?」
「まあまあだな。いい前菜だった」
「前菜言うな…すごくムカつくから」
「仕方なかろう。謎になる前段階では十分に腹を膨れさせることはできない」
まああっさりと言ってのけてくれる。そりゃあ確かに爆弾やら密室やらに比べたら…
…あれ?
「…ていうか…これの一体どこがどう謎の素なの?」
素朴な疑問を口にする。そういえば私はトリックを仕掛けたわけでも考えたわけでもない。
確かにエネルギーはあるんだろうけど、ネウロの言う『謎』とは違う気がする。
答える前に、すぃ、とネウロが顔を近づけてきた。びっくりして思わず首を後ろに引く。
細めた視線がじっと見通してくる。
「我輩にこういうことをされるのは嫌か?」
「…そういう答えにくい質問しないでよ」
「嫌か?」
壁に手をつき、尋問のように聞いてくる。…先に質問したのはこっちのはずなんだけど。
こみ上げてきた恥ずかしさにうつむきながらつぶやく。
「…嫌。嫌だけど、嫌じゃない」
「――そこだ」
予想外の答えに顔を上げると、満足そうに楽しそうに笑っているネウロがいる。
「貴様が真に嫌がっているのならこんなことをしても無駄だろう」
「…え…?」
「あっさり受け入れられても謎にはならん」
「…ちょっ…」
言わんとしていることに気づき、思わず顔が真っ赤になる。
…いや今更といえば今更な気もするけどしたり顔しやがってこの野郎。
「だから貴様は面白い」
多少の腹の足しにはなるしな、相変わらず意地の悪い口調。ついでの調子でおでこに口が触れる。
ああもう本当にどこまでもどこまでも腹の立つ男だこいつ。

…それでも胸が心地よく詰まるのは、なんでだろう。

426名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 13:25:01 ID:p9I5STfz
       |  |  | | |  |  | |  | |
       |  |  |_ ! ― T ―、|_  |l|
       |_ レ‐    .|      ̄ ヽ
      「         |i       .l|
      |L _       |l      _」
      7///7ラ- __ |l__ -テへヽ
      {//////:::::::::::::::::::::::::::::::\ヾヽヽ}           
      l////::r===、ヽ;;}{;:::r==ニヾヽノ
      ヾ/ノ::::[ 〇 ヨ:::;;;/;;:{ 〇 ]Tノ)}    乙      
       Yハクノヾ┬イ:::;;;|;;;:::.ゞェ┬イ l;;;;|
      _}ヽ刀入:::::::::::;;!;;;;;::::コ ヒノ/;;;;l
    /:.:.:|:::::ヾ::/::::::::::::::;:::::::ハ::/;;;;;;{_
   /:.:.:.:.:.:l::::::::::\::::::::__:::::::::/lト;;;;;;;}:.:.}
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427名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 14:05:07 ID:K5bQyQ44
>>422
徹底的にGJしてやる!
ものすごく萌えた…
428名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 17:53:30 ID:UCMalI3z
>>422
GJ

>>426
何だお前w
鼻水吹いただろバカ!!w
429名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 18:36:28 ID:MqQJLZMc
>>422

GJ 裏腹な態度も糧になるのだな。
430名無しさん@ピンキー:2005/09/22(木) 01:41:30 ID:zGuzaCLG
GJ!
謎の解釈におどろいて納得した。
複雑な女心はたしかに謎だ。
431名無しさん@ピンキー:2005/09/22(木) 10:39:52 ID:JJv3v+AC
オチまでネウロらしい。スゴクイイ!!
432名無しさん@ピンキー:2005/09/23(金) 02:19:36 ID:W5F1RLsc
>>422
イイヨイイヨ-GJ!!ナイスエロス!!
弥子可愛いなぁ…(*´Д`)艶っぽい文体がタマラナス。
433名無しさん@ピンキー:2005/09/23(金) 16:52:50 ID:abS+P5dM
突然に目の前が開けたとき、死んでしまったのだと自覚した。
飛び込んできたのが薄汚れた天井と壁、空気の濁っていそうな室内と床。
二つの目だけでは見られないものたちだったからだ。
あかねが呼び戻されてから最初に見たのは人の形に似た化物だった。
その恐ろしさに叫びたくとも生身の体はとうになく、壁にぶら下がった髪が自分なのだから
そろりと震えることしかできない。むしろそれは幸運だったのかもしれない。
化物はあかねに気が付いたようだが声をかけるでもなくパソコンや本からあらゆる知識を吸収しているようだった。
というより搾り取っているというほうが正しいかもしれない。
数え切れないほどの目玉が一字一句残すまいと穴が開くほどに情報源にかじりついている光景には一種の威圧感を感じた。
とにかくその恐ろしい化物のおかげでもう一度日を目にすることが出来たのだとあかねは理解した。
当の化物がそう言ったからだ。髪だけだとしても、死んだ人間から見ればこの上なく幸運なのだろう。
おまけに化物はあかねの口にしたくても出来ないことを、喰うといっている。
同居人らしき少女の様子では悪いことではないらしい。
あかねは壁にぶらさがり、事務所の細かな処理をすることになった。彼女の新たな日常はそうして始まった。

 申し訳ありませんが正式な依頼以外は目を通さないことにしています。

両手を使うのと同じくらいの速さで文字を打つと送受信を押す。
最近はまだ良いほうだが、この事務所の主人にされている弥子へのメールは一時期凄まじい量だった。
無遠慮な取材の申し込み、いわれない中傷、眉唾物の賞賛。
興味本位から頭の構造を心配してしまうほど熱の篭ったものなど、様々なメールが届いた。
その度にあかねは冷静な対処をした。一度死んだだけあってよほどのことでは動じない。
それも一過性の熱のように今はすっかり引いているが。そうなるとぼちぼち暇も出てくる。
非日常的な存在であるあかねの興味は自然と非現実的な化物へと移っていった。
目の前で展開されている光景には極力視界を塞いでいたが、やることも少なくなれば目が行ってしまう。
化物のやることはおよそ理解しがたいく、目の前に広がる光景にはあかねの精神を掻き乱すに充分だった。
434名無しさん@ピンキー:2005/09/23(金) 16:54:25 ID:abS+P5dM
「そうだ、悪くないぞツリガネムシ」
いつもあかねを優しく洗ってくれる弥子の後姿が見える。膝をつかされ皮の手袋をした大きな手に頭を押さえつけられていた。
彼女達のほうから聞こえてくるひどく卑猥な水音が、あかねに鬼胎を抱かせている。
「大分上手くなったな、少しは要領というものを学んだのか?」
体に比例した小さな手を細心の注意を払いながら動かしつつ、柔らかな舌は休むことなく彼を悦ばせようとしている。
けして自発的に行っていることではないのがあかねにはわかっていた。
弥子の体が 小刻みに震えているのが証拠だ。
そもそも魔人と人間とでは基本が違う。少なくとも弥子がしていることはネウロを満足させるにあたらない。
投げつけられる嗤笑と隙無くまさぐる手によって彼女が怯える様を楽しんでいるのではないか。あかねにはそう思えた。
喉の奥まで彼をくわえ込み、ゆっくりと出し入れしながら顔色を伺っている。
ネウロの服を汚してはいけないと唾液を抑え込もうとする弥子の行為を嘲笑うかのように頭を押さえつける。
胃の中のものを吐き出す寸前まで押し込み、少しでも抵抗を見せれば躊躇もせず口の中に手を突っ込んだ。
くぐもった声を出す弥子に構わず弄繰り回すのだ。手袋の外された凶器とも思える指が咽喉まで入り込み
冷たい刃が食道を撫で、歯肉に触れるぬるりとしたものが彼女の表情を何倍も凍りつかせた。
口の端から唾液が垂れる。それが床に落ちようものならネウロは大喜びだ。
泥一つ付いていない靴で彼女の頭を踏みつけ、床を綺麗にさせる。
犬のように這い蹲る弥子の姿をおもちゃを与えられた子供のような表情で眺めている化物は
無邪気としかいいようがないほど嬉しそうだった。
しばらくその姿をじっくり眺めてから、今度は子犬を抱き上げるように弥子を持ち上げる。
彼の膝の上に置かれると、大柄なネウロが座ればそれだけで窮屈な椅子なので
弥子はネウロにぴったりと体を寄せなくてはならなかった。
明後日の方向しか見ようとしない弥子の気分は今まさにどん底なのだろう。
顎の骨が砕けない程度の力を加えて視線を自分の方に向かせる。
あかねの位置からだとネウロにしてはおそろしく丁寧に接しているように見える。
先ほどまで完全な支配者であったはずの彼にしては、まだ優しいほうの行為だ。
「人間の従順さは美徳だ」
化物が言うほど弥子は大人しい性質ではないように思える。
むしろ化物に対して一歩も引かず、あげつらうこともあるのだ。ごくたまに。
435名無しさん@ピンキー:2005/09/23(金) 16:55:04 ID:abS+P5dM
つい先ほど、傍若無人なメールへの口上代を考えていたときまでには
ネウロが何か言うたびに激しく突っ込んでいた弥子の声が聞こえていたのだ。
それがどうしてこうなっているのだろう。右に左にとぶらさがりながらあかねは原因を探りあぐねていた。
「こんの、ドS、冷血魔人。あんたってどこまでキチクなの」
薄い布地の下をまさぐる手から逃れようと無意味に体をよじる弥子の動きを楽しげに眺める化物。
俎上の魚をあかねに連想させる。かといって弥子もされるがままになっている訳ではない。
壁に埋まりたくなるような言葉を吐いてはそのたびに盛大にいじられる。
彼女の口調も憎しみというよりも、約束を反故にした友人に言うような態度だ。
「ほう。それを人間の貴様が我が輩に言えるのか」
鎖骨のくぼみからうなじを伝い、耳朶へとネウロの舌が昇っていく。
それだけで別の生き物のような舌が寄越してくる感触に弥子は身震いした。
「我が輩と人間は違う」
ぼそりと呟かれた言葉に弥子は背筋が凍る思いだった。
あかねは耳を澄ませていたからようやく聞き取れたのだが、なんとなく合点がいった。
「違うから、こういう扱いをされても文句を言うなって?」
「わからないのか」
どういう経緯でその話題になったかあかねは覚えていない。
たぶん弥子が言い出したお互いの感覚の違いについてがあの化物の気に触ったのではないだろうか。
弥子が感じている重圧というものがネウロの興味を引いたのだろう。ほとんど人でなくなったあかねにも分かる。
化物から漂ってくる瘴気があかねを呼び戻したのと同じで、弥子の中身は半ば犯されかけているのだ。あの化物に。
「光栄に思え。直々に教授してやろう」
掠れた声と空を切る細い腕が気の毒だった。しかし心のどこかで羨ましく思う部分もある。
強大で恐ろしくて、とても抗えない力によって征服されるのはどんな気分なのだろう。
もっともそれを尋ねることもないが。
雇われの秘書はこうして黙々と、油の切れたような音のする椅子の存在を気に留めず仕事をするものだ。
新たに届いたメールに目を通すと机の上にだらしなくのびた。
自分の代わりに溜息をついてくれる弥子はまだしばらく解放されそうに無い。
436433:2005/09/23(金) 16:57:39 ID:abS+P5dM
DCS無しでも弥子たん萌えです
ちょっとでもおかずになれば幸いです
437名無しさん@ピンキー:2005/09/23(金) 17:46:20 ID:qQd9g2yN
>>433
GJ!
あかねちゃんモノでもシリアスにできるんだなー。
何か新鮮でよかった。
438名無しさん@ピンキー:2005/09/24(土) 18:05:40 ID:AzXMW4sn
>>433
GJです
いじめられ弥子萌え(*´Д`)
439名無しさん@ピンキー:2005/09/24(土) 23:22:44 ID:Tf0eVl9o
ウホッ!GJ萌え。
あかねちゃんの冷静な視点で見ると、なんちゅうか羞恥プレイ。
卑猥さがいや増すねぇ。
440名無しさん@ピンキー:2005/09/24(土) 23:26:28 ID:f0BR0ctu
ギャラリーがいるのは萌えるよね。
441名無しさん@ピンキー:2005/09/25(日) 02:25:41 ID:0LO2m1p5
>>433
GJ!!クオリティスゲェ…SM萌え。あかねちゃん…!!
ハイレベルな神が続いて幸せ(*´Д`)
442名無しさん@ピンキー:2005/09/25(日) 23:25:32 ID:Rw3E+rrV
あかね視点って新しいですね。目の付け所が違うっすGJです
鬼畜ネウロに嬲られる弥子たん萌え〜
443名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 17:32:35 ID:KH0Z3Hwy
弥子の萌えトーナメント予選一位通過おめでd

あと三文字氏もおめでとうごさいます
444名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 17:33:40 ID:9Y/Z1hyl
まさか三文字氏だったとは思わなかったな
つくづくネウロに縁がある人のようだ
445三文字 ◆ChdC8VZqyE :2005/09/26(月) 17:49:58 ID:mR2VV9CI
こそこそ生きます。鳥も見つかって安泰です。
446名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 18:08:17 ID:vO4DhKbC
え、何が三文字氏なん?
ヤコ一位通過オメ
447名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 18:31:40 ID:9Y/Z1hyl
>>446
キャラ板の総合闇鍋見れ
448名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 23:04:45 ID:vO4DhKbC
なるほど…三文字氏オメ!
449名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 02:42:40 ID:62VLs08U
三文字氏だったのですか…

改めてごめんなさい
そして今更ですがおめでとうございます
450名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 23:21:46 ID:4M58KwJq
あげ
451名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 03:54:29 ID:6D7pfBpG
>>449はもしかしてジェラートの人かな
まあいいや

松井先生ゴダイ描いてくれー
ネタがないー
452名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 08:06:59 ID:xLY0TOj5
ゴダイが活躍するとこみたい。
でもあかねちゃんの掘り下げも気になる。
453名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 22:07:11 ID:mN1QW7xh
流れを豚切りつつひっそり投下

ネウヤコ初体験物ですが…微妙に痛いです。
454ハッピーエンドをゴミ箱に1:2005/09/28(水) 22:08:15 ID:mN1QW7xh
きれいごとを雑誌は書く。夢見心地を漫画は描く。完璧メイクの姿をテレビは映す。
だから皆だまされる、だまされていることにさえ気づかずに自分が悪いと思い込む。
でなければ、なんだって今こんな辛い気持ちになってるんだかわからない。
シーツを掴み、全身をこわばらせる。
半端に抱え上げられた足がつりそうで、腰は曲げられて重い、シーツと背中の摩擦で擦り傷ができそうだ。
どこが気持ちいいのか説明してよ、まぶたの奥に泣き声を押し込める。
あっちもこっちも痛くて痛くて目が開けられない。あんたは気持ちいいのかと首根っこ掴みたくなる、鼻にかかる息の温度で答えはわかる。
雑誌の特集は嘘だ。少女漫画のキラキラも大嘘だ。ドラマだってAVだってみんなみんなみんなみんな嘘っぱちだ。
初体験のときめきなんて、それこそ詐欺まがいの標語だ。
――そうとしか思えないのが、たまらなく悔しい。
「…痛いのか」
歯を食いしばって首を横に振る。漏れてくるのは喘ぎではなく嗚咽。
たくさんの情報が、先入観が、楽しそうに喘いでいる主人公たちが私を責める。
私この日を待っていたの、やっとこれでひとつになれるね、もう離さない、僕らはいつまでも一緒だよ、
誰だよそんなバカ丸出しの台詞考えたの。だからみんな憧れるんじゃないか、そういう行為の果てには幸せしかなくて、
昇りつめるのは男も女も一緒で、最初だろうがなんだろうが感じるんだって、誤解するじゃないか。
こっちはそう思い込みたくたって、できないってのに。こんなときまで現実は甘くないって思い知らせなくてもいいじゃない。
わめきたいのをこらえてるのに気づいたんだろう、ネウロがそれを引き抜く。
ふんわりと身体が持ち上げられ、背中に手が回される。種族がちがっても、感じれば体温が上がるのは同じらしい。
耳元で声が揺れる。
「…冷たいな」
いつもと逆だね、よぎった言葉は口から出てこない、虚しいから。
抱きしめられて、心拍は上がる。それが繋がった部分に集まって、結局痛いのを増幅させる。
男の人にしては細身の背中に手を回す。逸る気持ちでますます身体が乾く。
「…ごめん」
「何故謝る」
腕に力をこめる。何で、どうして、小一時間問い詰めたい、あの主人公達に問い詰めたい、
何をどうしたらそんな風に幸せな顔ができるの、この引きちぎられるような痛みを忘れるくらいいい気持ちになれるの、
あの喘ぎは演技なの、それとも、私の想いが足りないとでも、魔人を選ぶなんて間違いなんだとでもいうの。
お互い半身を起こした状態で、上半身を絡ませあう。長い指があやすように髪を梳く。
ネウロだって、この展開は予想していなかっただろう。
彼は地上に氾濫するあらゆる本を読んで、面白そうだと思ったことを私に対して実験する。
今回だって、無遠慮な本たちのように、嫌だ嫌だ言いながら結局喘いでしまう私を想定していたはずだ。
ところがふたを開けてみれば、痛みに耐え切れなくて泣いている。気持ちいいと思えないことに、泣いている。
ムリヤリなんかじゃない。あの主人公達のように満たされたかったから、満たされると信じてたから、拒まなかった。
服を剥ぎ取られたときの恥ずかしさも、胸元をいじられたときの高揚感も確かにあった。
指入れられたときもちょっときつかったけど、大丈夫だった。
なのに最後の最後で、いざ繋がるって時になって、なんでこんなに痛いの。
快感なんか一発で吹き飛んだ。身体をいじられて上がった体温が一気に冷えた。触れられるのが嬉しかったのに、これ以上は怖い。
「…どうする、続けるか、やめるか」
「…」
「痛くても続けると言うなら、感覚を鈍らせる類の道具はあるぞ」
ネウロの肩にあごを乗せたままうつむく。
衣服をまとっていない肌と肌が微妙にずれた心音を共鳴させる。
いびつな沈黙が流れる。安物の時計の針がぎこちない音をたてる。
失敗だったとネウロは思っているんだろうか、声色にいつもの余裕というかいやらしさがない。
…どちらかと言えば…焦っているようにも聞こえる。
455ハッピーエンドをゴミ箱に2:2005/09/28(水) 22:09:31 ID:mN1QW7xh
「…なんで、そんなこと聞くの」
普段の傍若無人っぷりを思い返し、ぽそっとつぶやく。
この状況ならとっくの昔に興はそがれているだろうし、続ける意味もないだろう。
とっとと手放していつもの暴力に戻ればそれですむことなのに、ネウロは私を抱えたままだ。
顔を見るのが怖くて、ベッドに視線を落とす。シーツにはいびつな皺がよっているけれど、どこにも染みがついていない。
「――何故、だろうな」
「…らしくない台詞だね」
「ああ」
静かに頭をなでてくる。気持ち悪いくらい優しい。
普段ならこのあと何をやらかすかと不安になるのだけれど、今日はなんとなく、そんな気がしない。
意を決して肩から顔を離し、回していた腕をネウロの両頬に添え、覗き込む。
ネウロが何を望んで私を抱こうとしたのか、正直言ってわからない。
普段の態度を思えば期待するだけ無駄だし、告白したわけでもされたわけでもない。
言えるだけの気持ちは持ってる。けれどこいつに関しては、言えば負けになる。せいぜいいつものいたずらの理由にされるくらい。
そう頭でわかっていても、やっぱり押し倒されたときは嬉しかった。
たとえ勘違いでも、あの主人公たちのような心地よさが夢見られるんだろうと思っていた。
世の中って見事だ。こうやって他人を踊らせておいて、本当のことは言わない。
まじまじと見つめる。大きめの瞳が小さく揺れている。
「…変な顔」
「豆腐の癖に随分な言い草だな」
「だって、変だもん。そんな毒っ気のない顔」
言ってから少し後悔した。今のは雰囲気そっちのけでラリアット掛けられても文句言えない失言だ。
ところが、ネウロは動かない。こんな物静かな姿は初めて見た。
戸惑っているんだろうか、それとも…それとも。
ううん、多分ありえない。あるわけがない。
…それでも。
ツッコミを入れても毒の戻らない表情に、寂しさに似た嬉しさ交じりの切なさがこみ上げてくる。
瞳の奥に、こいつが絶対持ってるはずないと思っていた類の感情が見えた気がして、なんとなく、胸が熱い。
思い込みかもしれない。下手すればこれも全て演技なのかもしれない。
でも。
世の中に溢れるハッピーエンドだって、散々煽られていた快感だって嘘だった。
だったらそれで、いいじゃない。嘘でもごまかしでも、痛みだけが残るとしても、構わないじゃない。
首を伸ばし、唇を合わせる。ほんの少し触れるだけ。目を丸くしたのを確認して、精一杯意地悪く笑う。
「…続けて。遠慮しなくていいから、あんたの気が済むまで続けて」
「豆腐にしてはいい度胸だな」
「その代わり、痛いって叫ぶから、バカみたいに叫ぶから」
「…上等だ」
ぽす、と音を立ててベッドが揺れる。一度は抜き取られたそれが押し当てられるのを感じて、全力で奥歯を噛んだ。


はっきり言おう。
死ぬほど痛かった。
大根おろしで入り口を擦られているような荒々しさに、覚悟を決めたのにやめてと叫んだ。
皮をけずりとられる、膜が剥がされる、傷に塩を塗りこむようにぬめったものが沁みる。
時折胸元をいじられたり舐められたりしたけれど、何の慰めにもならなかった。
高揚感よりも恐怖感が緊張感が全身を埋め尽くしていた。
後で読んだ本にそういうときは力を抜けばいいと書かれていたけれど、無茶な相談だと思う。
声を出すよりも歯を食いしばって痛みをこらえる方が先で、他のことなんか何にも考えられなかった。
ただ、ひとつだけ印象に残っている。
緊張に冷えて固まった体の向こう側で、あいつは確かに私の名を呼んでいた。
痛いとしか思えない行為の向こう側で、ないと思い込んでいた気持ちが形取られていた。
達する、というのが一体どういうことなのか、想像がつかない。
けれどその直後の、安心したように私に覆いかぶさるネウロの息遣いを前に、それまでとは違う涙が零れた。
…嬉し泣き、かもしれない。
じくじくする感覚を抱えながら、涙はそのままにじっと目を閉じる。
一人で勝手に、心の中でうなづく。
よし、決めた。
この痛みは忘れない。
やめるかと聞いたときのネウロの表情も、上等だと言ったときの変な笑顔も、泣き喚いた自分の声も全部。
そう、全部。
456ハッピーエンドをゴミ箱に3:2005/09/28(水) 22:10:38 ID:mN1QW7xh
「他に捨てる本ある?」
「ふむ、そこの二段目は全て捨てていいぞ」
「…40冊近くあるんですけど…運べと?」
「無論だ」
回転椅子にふんぞり返りながらネウロが命令する。
あれから私たちの関係が変わったわけじゃない。相変わらずこき使われているし、危険な中に放り込まれる。
優しくなったか――は考えるだけ野暮だと思う。こいつはそういう奴だ。
指示された本棚から本を取り出して重ね、縛る。…表紙にあきれ返る。
「…あんたさ…いつの間にこんなに官能小説集めてたの」
「ほう、その類の話は官能小説というのか」
「いやまぁ…あんたにはこの購買層とかわかんないだろうからアレだけど…圧巻だよこの冊数」
「魔界生物にもある本能だが…それなりに興味深かったからな」
「んで、捨てていいの?」
「ああ。もう要らないだろうその類は」
「…で、やっぱり捨てるのは私?」
「さっきもそう言っただろうゾウリムシ」
「…いやあの…女の子がこういう小説を捨てに行くってめちゃくちゃ勇気がいることなんですけど」
「ほう、ワラジムシの分際で我輩に面倒を押し付けようと」
「すみませんすみません今すぐ捨ててきますからだからその明らかにヤバ気な手を引っ込めてください」
明らかに質量保存の法則を無視した指の変形具合に毎度のことながらビビり、大慌てで小説を抱え階段を下りる。
まあ、いいけどさ。
鉄筋コンクリートの天井を見上げてため息をつく。
――ハッピーエンドは、もう要らない。





457名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 22:30:21 ID:g50tyF+e
GJです。
女の子側としては、感覚的にこんな感じだよね。
最初から気持ちいいなんて、絶対ないから。
雑誌や情報は全部嘘ってのがリアルです。
458名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 23:34:05 ID:LCNNKD+v
GJ!!面白かった!
459名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 23:49:15 ID:5iwCCTkx
何この超素敵なネウヤコ、弥子の感情がリアルですっごい(・∀・)イイ!!
GJです、乙でした〜
460名無しさん@ピンキー:2005/09/29(木) 00:43:18 ID:YWmj4h83
GJ!!
こういう甘くないのもいいな
461名無しさん@ピンキー:2005/09/29(木) 01:07:12 ID:c0VEjFXd
おお…GJ!
更に流れに刃向かって感じる初体験もの書いて見ようかな。
462名無しさん@ピンキー:2005/09/29(木) 01:33:29 ID:sVLlNs7R
GJ!!!!ネウヤコだ、これぞまごうことなきネウヤコだ。痛萌え。


>>461
是非…!!
463名無しさん@ピンキー:2005/09/29(木) 08:44:20 ID:/Q1wlcbR
GJでございました!
素直に面白かった。
464名無しさん@ピンキー:2005/09/29(木) 10:49:57 ID:cdmuBNmp
>>453 

GJ GJ

描写が結構にリアル ホントそんな感じだ

>>461

是非ドゾー。 ワクテカ待機 
465461:2005/09/29(木) 15:15:01 ID:ygPnkJE7
期待せずにお待ちください。
妄想を文字に起こす暇が無いくらい忙しいもので…

とか言いながら唐突に投下する時は、
改めてカプと内容書きますね
466名無しさん@ピンキー:2005/09/29(木) 16:44:55 ID:nZDDag1X
夫×ヒステリア。正直ヒステリアには萌えた

***

『犬』

子供たちが寝静まる深夜。私は夫と本能を『ぶっちゃける』
優しい夫は理性を全てかなぐり捨て私の性器に自分の性器を挿入し、口からはまるで犬のように
涎をたらしながら腰を振る。
じゅぶ、じゅぶ、とリズム感のある水の音が奏でられ、私は言葉だけの羞恥を放つ。
「いやぁ・・・あなたぁっ。子供達が起きちゃうぅ・・・!」
本当は嫌なんて思ってはいない。
ずっとご無沙汰だったのだ―――私を立ち上がれないくらい滅茶苦茶にして欲しいと思っている。
夫は私の言葉だけの拒絶に何らかの欲求が満たされたのか、更に腰を振る。
その激しさに、私の口の中に溜まった唾液が外に溢れた。
私も犬のようになった。
「あなたぁ、あなた!壊れちゃう!壊れちゃううう!!」
きっと私の顔は真っ赤だろう。目の端からは熱い水が流れた。
もっと貫いて。もっと激しく。もっと性器をこすり合わせましょう?心の中の声が聞こえたかの
ように夫の腰の動きは更に激しさを増し、私は望みどおり壊されそうになる。
「きゃぁ・・・きゃう!きゃうん!ぁう!ぁうう!!」
私はとうとう人間の言葉を失い、本当に犬になった。
意識と理性が0に近づく。
夜なのに視界が昼のように明るくなっていくのを感じる。もうすぐ、私は『彼』になる―――
「あっあああああっあああ!!!」
私の絶頂と同時に夫からも精が放たれ、私の性器は夫の『ミルク』で白く染まる。
このときの私は子犬だ。
白く染まった夫の性器を母乳を吸う子供のように舐めては吸う。ちゅうちゅうとわざと音を立て
ながら夫の性器を吸い、また次の発情期を私は求める。
「まあ・・・」
どうやら今日は二度目が望めるらしい。
直立した夫の性器に私はまた発情し、また貫かれるのを喜んで受け入れた。

私はヒステリア私は犬。人間に対し従順で忠実な犬。
私は『夫(かれ)』の忠実な僕。

だけど夫(かれ)も、犬。私は犬の犬……。



467名無しさん@ピンキー:2005/09/29(木) 18:15:45 ID:Ju2unpVK
       |  |  | | |  |  | |  | |
       |  |  |_ ! ― T ―、|_  |l|
       |_ レ‐    .|      ̄ ヽ
      「         |i       .l|
      |L _       |l      _」
      7///7ラ- __ |l__ -テへヽ
      {//////:::::::::::::::::::::::::::::::\ヾヽヽ}           
      l////::r===、ヽ;;}{;:::r==ニヾヽノ   ぶっちゃけろ!!
      ヾ/ノ::::[ 〇 ヨ:::;;;/;;:{ 〇 ]Tノ)}          
       Yハクノヾ┬イ:::;;;|;;;:::.ゞェ┬イ l;;;;|
      _}ヽ刀入:::::::::::;;!;;;;;::::コ ヒノ/;;;;l
    /:.:.:|:::::ヾ::/::::::::::::::;:::::::ハ::/;;;;;;{_
   /:.:.:.:.:.:l::::::::::\::::::::__:::::::::/lト;;;;;;;}:.:.}
 /::::):.:.:.:.:|:::::::::::::::\ヾ=='::/;;l|;;;ヾ;;l.:.:.:ト、
/::::::::{:.:.:.:.:.:.:ヽ::::::::::::::::ヽ::二:/;;;::},ハl/:./:.:.|:::::::丶、
:::::::::::\:.:.:.:.:.:.:.:\::::::::::::::::l;;;;;/:::ll;/.:/.:.:.:./::::::::::::::::ヽ
468名無しさん@ピンキー:2005/09/29(木) 21:47:02 ID:JNgOcIyQ
>>466
ヒステリアマッテタヨー!

で、この後ネウロにも犬にされる訳だw
469名無しさん@ピンキー:2005/09/29(木) 22:37:40 ID:oYLN6EVA
あははwありそうでおもしろい!
まぢGJ!!
470名無しさん@ピンキー:2005/09/29(木) 23:28:44 ID:BZBp807i
萌えた。感謝する。
>>468
俺の妄想ゲージが高まった。やはり感謝する。
471名無しさん@ピンキー:2005/09/29(木) 23:30:28 ID:QokO/83M
>>466GJ!
そして>>470にはその妄想を文字にする義務があると思うんだ
472名無しさん@ピンキー:2005/09/29(木) 23:33:32 ID:BZBp807i
すまない。実は俺は>>461でもあるんだ。

でも何か書こうかな…
突貫工事がんがってみるか。
473461:2005/09/30(金) 00:07:37 ID:DcEbbIqW
…42号だけ無い自分を憎む
眠いので途中までの投下になるよ…

まとめサイトにて大幅修正の可能性あり
痛い系なので苦手な人はスルー推奨
↓ネウロxヒステリア「お座り」
474名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 00:08:08 ID:DcEbbIqW

何故皆ブッちゃけないのだろう?
仮面なんて外してしまえばいい。
 そう 思っていた

何故爆弾の場所が分かった?
何故時計がち打ち抜かれた?
何故、
何故俺は、
座ってしまったのだ?

あの女は従った。
オレ(本能)では無く。
…オレ(本能)よりヤバい…何かに。

「…ここ、どこ?」
「あなたの脳の中ですよ、ヒステリア」
見上げると黒い革の手袋の男。
…他の女共は? 顎髭の刑事は?
私を指さした女子高生は?
「何を言ってるの?あら、ケンちゃんもいないわ
 困ったな、ミルクあげないとなのに」
「その必要はありませんよ」
「あなたがどこかへやってしまったの? 返してよ」
その途端、曇り、嵐の様にその男は…荒れた。
「貴様がブッちゃけてしまった人間は返らないのにか?」
何故? 私が踏まれなければいけないの?
「きゃっ!」
475名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 12:21:03 ID:KHCPFRF5
>474
人妻ハァハァ
続き楽しみにしてる

ところでおもらし弥子書いたんだけど投下していい?
476名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 14:56:58 ID:6fbwnaIK
いいよ。
477おもらし弥子(1/4):2005/09/30(金) 15:18:17 ID:KHCPFRF5
スカトロと言うほどではないけどちょっと汚い。ネウヤコ。
苦手な人はスルーかNGワード指定してください。
地の文が地上の2時間ドラマのナレーション臭いのは気にしない。



 トイレの天井裏に仕掛けられた爆破装置を解除し、『ヒステリア』を待ち伏せて1時間ほど経った頃、
やや俯いてもじもじとしている弥子にネウロは気付いた。
 視線はちらちらと、つややかに磨き上げられた便器へと向かっている。

「尿意を催しているようだな、ヤコ」
「なっ…唐突に何言うのよ! …ってまぁそうなんだけど。ちょっと行ってきていいかな」
 とりあえず隣の個室を小さく指差す。が。
「ここですればいいではないか」
「…じゃああんた、ここからちょっと出ててくれる?」
「断る」
「…………。」
 ネウロが素直にこちらの要求を聞いてくれるとは端から思ってなかった、
 仕方が無い、待ち伏せの相手が来てそして去るまで我慢しよう。
 あとどのくらい待たねばならないのかわからないが、そう長い時間でもないはず。
 じっとしてればきっと耐えられる。
 体は力を抜けない状態なので、弥子は心中で盛大なため息を吐いた。
 そんな弥子を無邪気を装った眼で見ていたネウロだが、不意に弥子を壁際に押しやり、
 腹に掌を当てると探るように下方へ這わせ、ぽっこりとした下腹のあたりで、く、と力を込めた。
「ちょ、なに!? やだ、やだやめて漏れちゃうから…っ」
 弥子は下腹部を圧迫する右手から逃がれようとしたが、ここはトイレの個室。狭い。
 ましてや壁に押し付けられているので逃げ場はない。
「ほんっと…、マジでやばいんですけど…、ちょっ、やめ…」
 ネウロの手首に両手を添えてどうにか押し返そうとするがびくともしない。
 その間にも下腹部への圧迫は少しずつと強まっていき、
迫りくる放尿感とそれを耐えなければならない苦痛に弥子の顔がゆがむ。
「…っ、やだぁ…。やめてよぅ…」
 どうにか堪えようとするが、もう限界を超えることを弥子もネウロも予感していた。
478おもらし弥子(2/4):2005/09/30(金) 15:19:05 ID:KHCPFRF5
「…ぁ」
 一瞬、弥子のすべての動きが止まり、抵抗する両手から力が抜けたかと思うと、
細い水が床を打ち付ける音がした。
 かすかに漂うアンモニアの臭、腿を伝う温かさに弥子は絶望する。

「でちゃった…」
 蚊の鳴くような声で呟いた弥子は、足元に出来た水溜まりを見つめているような、ないような目をしていた。
 今になってやっと手をのけたネウロは、
「やだなぁ先生、高校生にもなっておもらしとははしたない」
 平然と言い放つ。
「…っ! あんたのせいでしょうが!」
 羞恥と怒りで顔を真っ赤にし、弥子はネウロを睨む。
 だが、すぐに俯くと肩を震わせ両手で顔を覆った。
 情けない悔しい恥ずかしいパンツ気持ち悪い、言葉にならない感情の代わりのように
涙と嗚咽が溢れて止まらない。

 後始末すらできず泣くその様子に、ネウロは弥子の足元にしゃがみ、ためらいもせず白い腿をつかんだ。
 一瞬びくりと体を震わせたが、弥子は泣き続ける。
 が。
「ひっ!!?」
 膝の内側に生暖かくざらついた感触を覚えて反射的に見ると、ネウロが舌を這わせていた。
「きたなっ、汚い、ネウロ、なにしてんの」
 予想もしなかったことに、羞恥と怒りは驚愕と混乱に変わる。
「しょっぱいぞ、ヤコ」
「そらそうでしょうよ…って、ちょ、やだ、くすぐったい」
 膝から徐々に上へ、丁寧に舐めあげる。左の腿の途中まで来たところで次は右の膝へ。
「ほんとに…っ、やだ、ネウロ、わかってるの? そこ……おしっこ付いてるんだよ、汚いよ」
 非難めいたというよりは困惑する声にネウロは顔を上げる。
「黙れセミめ。貴様が後始末もせずに泣いてばかりいるから代わりにきれいにしてやろうという
我が輩の気遣いがわからんのか。わかったらスカートを持ち上げていろ」
479おもらし弥子(3/4):2005/09/30(金) 15:19:37 ID:KHCPFRF5
 いらないいらない自分でちゃんと始末するから、と慌てて断ったが、
先生の尻拭いも助手の仕事だと心得てますから遠慮しないで、なんて胡散臭い笑顔と共に
鏃のような髪の毛に迫られ、弥子は仕方無しにスカートの裾をたくし上げる。
 ぐっしょりと濡れて肌に張り付き、くっきりと弥子の形を浮き上がらせていた
白地にオレンジ色のサクランボ模様のパンツは、くるくると丸められながらネウロに剥がされる。
 先ほどとは違った種類の羞恥に頬を染めて下半身を露にした弥子を頭からつま先まで確認するように見たあと、
再びネウロは舌を這わせはじめた。色の白い内腿はぺろりと掬うように、足の付根をちろちろとくすぐるように、
一層丹念に舐める。
「ん…、はぁ…っ」
 甘い声を漏らし始めた弥子の片足をネウロは自分の肩に乗せさせる。
 尿ではない、粘性を持った水分で濡れそぼったその部分をネウロは二度三度舐め、長い舌を挿し入れた。
「ふぁあっ」
 弥子は思わず喉をのけぞらせてネウロの頭を押さえつけ、その行動に応えるように舌は弥子の中で蠢く。
 淫靡な水音と浮かされた声色がひっそりとしたその場所に響く。
 ここがどこだとか、ここにいる目的だとか、さっきまでの恥ずかしい思いだとか、
思考は快感によって霞み掛かり、弥子はただネウロを欲した。

「きゃう!」
 熱を持ち溶けだしそうな弥子のなかを音を立ててかき回しながら、
器用にも右手で可愛らしい肉芽を押しつぶすようにして撫でると、甲高い嬌声があがる。
 強弱を付けてその愛撫を続けてやると、弥子のか細い膝がふるふると震え、嬌声に涙が混じり出す。
「あっ、だめっ。だめぇ! な、なんか…っ、またおしっこ出そう! やっ…、出ちゃうぅ!」
 そして温かく透明な飛沫が散り、ネウロの顔や髪を濡らした。
「ひ…っ! ご、ごめんネウロ…。かけちゃった…」
 肢体を快感に支配され力の入らない様子の弥子を左手で支えてやりながら、
ネウロはニタリと笑って立ち上がる。顔に掛かったしぶきを拭い、舌なめずりをしたネウロを、
弥子はびくつきながらも恍惚とした眼差しで見あげる。期待の色が見え隠れする。
480おもらし弥子(4/4):2005/09/30(金) 15:20:17 ID:KHCPFRF5
 そのとき、ネウロの髪の一房に着いた飾りが何かに反応した。
「む、『謎』を持つ気配が近付いてくる。
 どうやらここまでのようだな」
 あっさりと弥子に興味をなくし、近付いてくる『謎』に目を輝かせるネウロ。
「え…もしかして私このまま放置…?」
 無理やり失禁させられ散々恥ずかしい思いをし、快感を与えられてさらなるそれを期待すれば放置され。
 もう好きにすればいい、と心の中でこっそり涙を流し、弥子はふらふらと便器に腰掛けた。
 息を潜めて耳を澄ます。頭の上には爆弾がある。もうすぐ犯人がくる。

 やがて靴音がし、犯人が現れ。
 天井裏にのぼり、しばらくして降りてきて。
 そしてまた靴音が去ったのを確認すると、ネウロは天井裏に上がり手際よく装置を再び解除した。
 
 その間にどうにか快感の余韻も静まった弥子だが、冷静になれば困ったことに気が付いた。
 替えのパンツなんて当然持ってない、まさか履かないで行く訳にもいかない。
 どうしよう、弥子はまた泣きそうになった。
 食事の予感に歓喜するネウロは、弥子の様子にもかまわず向かおうとする。謎のもとへと。

「なにをしている、便所雑巾。犯人を追うぞ」
「ちょっと、ネウロ、私こんな状態なんだけど…。ここもこのままにしとけないし」
 なるべく目を逸らしつつ壁際の水溜まりを指し、濡れたパンツが絡まったままの片足をぴこぴこと小さく動かした。
 ネウロはしばし考えた後、
「ふむ、たしかにそのような格好をしてかつ臭う貴様の助手と思われるのは我が輩としても心外だな」
 と頷いた。
 本来の姿に戻ったネウロの口から青灰色の霧が吐き出され、個室に充満する。
「うわ、な、何!?」
「魔界777ツ能力 魔界の雲霧(イビルフォッグ)だ。
 この霧に包まれたものは物理的にある一定の時間の前の状態に戻る」
 ネウロの言葉通り、霧が晴れると弥子も床も失禁する前の状態に戻っていた。

「さて、スッキリしたところでさっさと犯人のもとへ行くぞ」
「あっ。待ってよ、もう。元に戻ったらまたトイレ行きたくなっちゃった…」


   おわる。


777ツ能力捏造だけど深く考えないことをおすすめする。
481名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 21:14:54 ID:r4iaQPZF
放置プレイまでされてヤコたんカワイソス(ノД`゚)゜。

意外にハアハアしました。
禿げしくGJ!!
482名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 21:47:11 ID:k+V8+Sdl
読んでたらトイレに行きたくなったw
とにかくGJ!!
483名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 22:22:53 ID:BIXGARwk
忘れた頃にスカトロネタwテラモエス
GJ!!!!
484名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 14:30:09 ID:GQY5edrt
GJ!意外にも萌えた

…明日から爆発するだろう祭りが今から楽しみな自分
485名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 20:22:16 ID:7JgyCeF+
GJ!!
正直ネタは少し苦手なタイプだったけど、
この文章は美味しく頂けた。面白かった。

そして自分も祭りワクテカ待ちの一人。
486名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 21:14:00 ID:oyUtbIxS
こっちで祭りがおこるだろうとバレスレでつぶやいたおいらもワクテカ通りかかってますよ。
487名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 22:13:06 ID:/ijpejNK
GJ!やたらに弥子がかわいいよぃ

自分も祭り前に仕上げて投下するかな…
祭りになったら、また投下しそびれそうだ。
488まったく需要のないモノを投下する男:2005/10/03(月) 01:27:01 ID:0OJ8ylL7
誰もいない・・・「ネウロ×第1話の毒女」カップリングを投下するなら今の内・・・

「つまり貴方は、まず準備を整え・・・そして待っていたんです!」
女子高生探偵の助手を名乗る男が私の計画を事細かに説明していくのを
聞きながら、私は絶望感と喪失感で立っているのがやっとだった。
どうする・・・いや、大丈夫だ。アレを隠した場所さえバレなければ言い逃れは
いくらでも出来るはずだ・・・そうだ、毒の隠し場所さえバレなければ・・・!
「・・・被害者に毒を盛り、誰でもいい、その同席者に容疑を向ける。その条件が
揃うまで、息を潜めてこの席で!!」
助手の男はそこで言葉を切り、私のバッグをひょい、と取り上げた。
「以上の推理が間違っていないなら・・・貴方はまだ持っているはずです。
本当に犯行に使われた毒薬とそれをドアノブから拭き取った布を。」
私は息をのんだ。バレる・・・!!!毒はバッグの底に厚紙を敷き、2重底にして
その下に隠してあった。本格的に調べられればバレてしまう・・・
しかし、次に男の口から発せられた言葉は意外なものだった。
「うーん、どうやらバッグの中にはないみたいです。すいません店員さん、彼女の
身体検査をさせて頂きたいのでトイレをお借りできますか?」
「え、あ、はい・・・」
「おいちょっと・・・!」二人連れの刑事のうち、若い方が男を止めた。
「身体検査ならウチの婦警にやらせるから。同性同士の方がそっち的にも・・・」
「・・・いいわよ。身体検査でも何でもしてあげるわよ!それであたしの無実が
証明されるならいくらでもね!」
私は先ほどよりはずっと強気だった。衣服を調べたところで証拠は一切出てこないんだから。
これは罪を逃れるチャンスだ。私は助手の男の腕を引っ張り、トイレに連れ込んだ。
「なかなか、大胆な人だな・・・」年配の方の刑事がそう呟くのが聞こえた。
489まったく需要のないモノを投下する男:2005/10/03(月) 01:27:52 ID:0OJ8ylL7
「では、始めましょうか。」
個室のドアに鍵を掛け、男はにっこりと笑った。
「まずは上から、脱いで頂けますか?」
私は言われたとおり上着と、その下のセーターを脱いで男に渡した。
何も出るわけない。私は余裕すら感じていた。
「うーん、上着のポケットにもセーターのポケットにも無いみたいですね。」
男はそう言って私に笑いかけた。私の余裕が一瞬揺らぐ。何故この男はこんなに
にこにこしていられるのだろう?自分の推理が間違っているかも知れない、と言う
局面のはずなのに。
「すいません、では下着の方も・・・」男はそう言ってブラの肩ひもに手を掛けた。
「ちょ・・・ちょっと!そんなところに隠してるわけ・・・」
「念のためですよ。・・・それとも、何か調べられると困るような事でも?」
あらぬ疑いだ。そんなところで怪しまれてもいいことなんか無い、私は男の方を
睨み付けてやった後、ホックを自分で外し、肩ひもから腕を抜き、そのまま左腕で
露わになった胸を覆い隠しながらブラを男に手渡した。
「隠しちゃダメですよ。ちゃんと見せてください。」
男はニヤニヤと意地の悪い笑みを浮かべながら私に言った。
男は無言の私の左手に手を掛けそれを下ろさせた。余り大きいとは言えない胸が男の元に
晒される。男の舐め回すような視線に身体が火照ってくるのを感じた。
「どうなさいました・・・?緊張なさっているのですか?」
男はにやりと笑って右胸に手を掛けた。既に痛いほど勃起していた乳首を摘まれ
手袋越しに親指で転がされるように弄ばれた。革手袋のくすぐったい感触に思わず声が
出そうになるのを必死にこらえた。背中を冷たい汗が滴った。
「な・・・なんなのよ気持ち悪い!さっさと検査を終わらせてよ!」
男の手を払いのけ、私は怒鳴った。心なしか声が震えていた。
490まったく需要のないモノを投下する男:2005/10/03(月) 01:28:44 ID:0OJ8ylL7
「解りました。」
そう言って助手が私に向けた笑みは、既にさっきまでの意地悪い表情を通り越し
『残忍』という言葉がぴったりな歪んだ微笑みとなっていた。
「では、下も脱いでください。」
私はその言葉に一瞬躊躇した。先ほどの愛撫で既に下着の中は自分でも冷たい感触が
解るほど、ぐしょぐしょに濡れていた。ジーンズにまでは染み出してきてはいなかったが
今それを脱げば私が感じているのがバレてしまう。それは男を悦ばせる事にしかならない。
「さあ、どうなさいました?」
男はさも愉快そうに私に言葉を投げかける。
「解ったわよ、解ったわよぉ・・・」
私は男と目を合わせるのが嫌で、俯いたままジーンズに手を掛けた。泣きそうな気分だった。
くちゅ。
「あぅんっ・・・」
中でジーンズの金具が擦れ、私は思わず声を漏らしてしまった。
生暖かい液体が太ももを伝って落ち、足下にまるで失禁したかのような淫靡な水溜まりを
つくっていた。その滴り落ちる愛液の感触までもが快感に思えた。
「どうなさったのです?手が止まってますよ?」
男がそう言って私の手をつかみ、一気にジーンズを下ろさせた。
熱を帯びたチーズのような匂いがふわっと立ちのぼった。
男は下着の上から縦筋の位置を確認するかのようにして指を滑らせる。
「はうぅっ・・・あうぅっ・・・」
もう声を出すのを我慢する気力もなかった。敏感な部分に指が触れるごとに身体が
びくんっ、と脈打つのが感じられた。
「ひょっとして・・・この中にお隠しになられたんですか?」
男が手袋を外し、右手を下着の中に滑り込ませた。
「ふあぁ・・・・」
頭の中が真っ白になり、立っていられなくなった私はその場にへたり込んでしまった。
491まったく需要のないモノを投下する男:2005/10/03(月) 01:29:24 ID:0OJ8ylL7
「ら・・・らめ・・・やめふぇ・・・」
男の指が中に入ってきた。とがった爪で奥を優しく引っかかれる。2度、3度・・・
もっと・・・もっと強く!もどかしい感覚に、気付けば私はさらに強い快感を求め
腰を前後に動かしていた。爪が奥に触れるたびにとろけそうな気持ちよさに身を捩った。
「おや・・・?どうなさいました?」
助手が残虐な笑顔をよだれと涙でぐちゃぐちゃになった私の顔に向けた。
「気持ちいい・・・気持ちいいよぉ・・・」
もう何も考えられなくなっていた。私は下着に突っ込まれた男の手を押さえ、上下に
動かし始めた。男がもたらす微弱な快感では既に欲求は抑えきれなかった。
爪が奥に到達するたびに私は歓喜の声を上げた。
身体が締め付けられるような快感の波が沸き上がるのを感じた。
「はひゃぁっ!!!ああぁっ!!!」
腰が痙攣し、目の前が真っ白になるのを感じた。

「ねえネウロ、結局毒は鞄に入ってたんでしょ?トイレであんなに長い時間何やってたの?」
「ム?いや、色々と、な。」
「何それ!?色々って何!?」
「・・・まあ、貴様らの世界で言う『カウンセリング』という奴だ。謎を効果的に解き放つために
犯人の未練、心残り、そう言った感情を解消させてやった訳だ。謎というのは元々犯人の
心が保身のために作り出したモノだからな。」
「へえ、・・・あの人の心残りってなんだったの?」
「解らないのか?察しの悪い奴だこのカミキリムシめ。男に捨てられた女が感じる欲求
と言えば一つしかあるまい。」
「えー?」
「どこまで鈍いのだ貴様は。今日から貴様はアブラムシに降格だ。」
「・・・どのくらい落ちたのか解らないよ・・・・」
492名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 02:03:06 ID:HFQZJdO2
トイレには萌がいっぱいだ
GJ!
493名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 21:19:43 ID:Ce2qgv1K
これが意外と、祭りが爆発しないのですがw
これからかな
ちなみに俺はまだ本誌見てないけど、爆発する要素を含んでいるってことだよな?期待していいんだよな??
494名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 21:33:57 ID:Uqsf3alf
自分的に宿が出るであろう来週に本格化な爆発が起きると思う
まだ出発したばかりだからね

焦らず小道具が増えるの待ちます…
495名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 21:39:20 ID:XEJKqAF5
萌えるのは簡単だけど創作するのは大変だよね
はあ、しかしネウヤコ的には美味しいシチュエーションですな
お、同じ部屋なのだろうか…?
湯上りで火照った浴衣ヤコ…(*´д`*)ハァハァ
誰かがんばって書いてください!!
496名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 23:56:33 ID:mthO3dAW
「ダメか…?」
「当たり前でしょ!!大体アンタここんトコ毎日でしょーが!!
それじゃまるで犬…」
───ハッ!
「ダメか…?」

───やらせてやらなきゃ…
  犯す気だ!!───

「てめーナメんのもたいがいにしろよ!!」
「イヤか?」
「当たりめーだ!!大体なんでてめーの異常性癖なんかに…」
───ハッ!
「イヤか?」

───交ざらなきゃ…
  掘る気だ!!───
497名無しさん@ピンキー:2005/10/04(火) 01:50:08 ID:OcC9T5dN
短いですが、祭り前にちょいと投下。ネウヤコエロなしほのぼの。
今週号ネタバレなのでまだの方はスルーでお願いします。
498鈍行列車:2005/10/04(火) 01:51:11 ID:OcC9T5dN

古ぼけた電車のきしむリズムが心地いい。
壁とガラス窓の照り返しばかりの都会を抜けると線路は屋根を横に流すようになり、空が大きいのも良くわかるようになる。
一軒家の並ぶ街を過ぎ、平たい緑の遠くを見て、やがて濃くなり、山を越える。
こっちの方面はあまり来たことがない。ましてや鈍行乗り継いでなんてはじめての経験だ。
「随分と時間のかかる手段を選んだものだな」
「しょうがないでしょ、お母さんがくれた招待券は交通費別なんだから」
「何も移動手段まで胸のように貧相にする必要もあるまい」
「胸関係ない」
言い合いながら、お互い顔を見合わせようとはしない。せっかくの機会、見慣れた顔よりは車窓の景色の方を堪能したい。
それはネウロも同じなんだろう。こそっと顔をのぞき見れば、視線は奔っていく木々に向いている。
食欲魔人なそれとは違う、ずいぶんと落ち着いた、それでいて楽しそうな表情だ。彼にも一応純粋な好奇心というものはあるらしい。
…その純粋さが見事に歪んでいるのを知っているけど、とりあえず今日は目を背けておくことにする。
なんともいえない強烈な音を立て、緑をつんざいて急行が追い抜いていった。
小さなころ、あれに乗ってスキーに行ったな。どんな景色だったか、あまり覚えていないけれど。
「しかしいちいち駅に止まるとは面倒なことをする」
「駅って止まるものでしょ」
「魔界の駅は全力で通過するためにあったぞ。いかに客を乗せないかが腕の見せ所だ」
「またそういう無駄なこだわりを…」
「ちなみに椅子は常に剣山状態だった」
「…何のために存在するのよそれ」
聞けば聞くほど天邪鬼なところだと思いながら、どことなく俗っぽい魔界の話を耳だけ傾けて聞く。秋晴れの澄んだ青が遠く透ける。
…本来ならここに叶絵がいたはずなんだけど。二人でお菓子でもかじりながらきゃいきゃいはしゃいでいたはずなんだけど。
何の因果かというかものの見事に脅されて結局こいつが付いてきた。
ネウロが『謎』の気配を感じたと言うことはそれすなわち旅先でえらいことに巻き込まれるということだ。
そう思うとやめときゃよかったかなと一瞬よぎる。
かといって探偵役の私をネウロが逃がすわけもなく、私もバイキングと温泉を逃がすわけもなく。
これも利害の一致と言うんだろうか。多分言わない。言うような気もするけれど利害の質がかまぼことかまぼこ板くらい違う。
昼の光で白くにごった窓に映る顔を見る。
人生初の二人旅、か。
過ぎていく景色に気持ちを流す。
…これから何度も、家族旅行という二人旅をすることになるんだろう。
食事で案内されるテーブルも小さめだし、ホテルは一室。走り回れるような和室にはもう泊まれない。
三と二の差は、数字で見るよりずっと大きい。
…ずっと。
ぺち、と腕を小さくひっぱたかれた。ストラップ化したミニあかねちゃんが怒ったように先っちょを揺らしている。
ああごめん、暗い顔しちゃったねと携帯に向かって話しかける。ハタから見たら相当怪しい。
「全くだ、我輩がせっかく機嫌よく風景を堪能していたのに、視界に余計なゴミが入った」
振って沸いた声に、なにその言い草と振り返ると、いつの間にやら距離を詰めていたネウロと唇が重なる。
「…ここ公共の場なんですけど」
「気にするほどのことでもないだろう」
「めちゃめちゃ気にする」
「我輩には貴様の胸のようにしぼんだ顔の方が不快だ」
「だから胸は関係ないってば」
ふん、と鼻先で笑って座席に戻り、腕を組んだ。あかねちゃんが今度は恥ずかしそうに揺れている。
ちらちらと周りを伺うと、確かに皆勝手に盛り上がっていてこっちの様子は気にしていない。
それ見たことかとネウロが見下してくる。…誰が交通費出したと思ってるんだこいつ。
上目遣いに睨む。一瞬だけ視線がかちあうと、すぃとそらされる。窓の向こうの方が重要らしい。
くってかかりたい気持ちをぐっとこらえる。…キスくらいで止めといてもらわないとマジで困る。
小さくため息をつき、座りなおす。
…新しい三人旅、か。
今度は少し顔を上げる。
鈍行列車でよかったな、形の見え始めた太陽に目を細めながら、懐の寒さにちょこっと感謝した。



499名無しさん@ピンキー:2005/10/04(火) 06:08:22 ID:Pp86hkdD
>>498
GJ!!
文体が綺麗だし、ほのぼのしてて(・∀・)イイ!!
500名無しさん@ピンキー:2005/10/04(火) 07:06:28 ID:2sH6cGwg
朝からいいモン読めてシアワセダ(´Д`*)
501名無しさん@ピンキー:2005/10/04(火) 11:09:21 ID:NBz+BrJr
GJです!
なんかすごくほんわか(*´д`*)ぽわーんとしました
読みやすい文章ですね
502名無しさん@ピンキー:2005/10/04(火) 19:12:31 ID:dxKDPpw5
来週が楽しみ・・・。
旅館の部屋とか温泉とか夜とか・・・。
小道具勢ぞろいでいろんな旅ネタができそう。
503名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 12:00:33 ID:EuRD2gQ5
湯上りぽ〜の色ぽい(?)浴衣ヤコたんとお部屋でなんぞするのもよし、混浴温泉であかねたんの前でいろいろするのもよし、悩みます。
来週のネタ楽しみ。
504名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 12:26:49 ID:vM+eDgfr
アカネたんの前で……(*´Д`)ハァハァハァハァ ノ \ ア ノ \ ア
見られて恥じらう弥子きぼん
505名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 15:47:49 ID:xlO0oB6G
一緒にお風呂入ろうか=入浴シーン有?


(*´Д`)ハァハァハァハァ ノ \ ア ノ \ ア
506名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 19:33:01 ID:LIYYak2N
あかねちゃんに一緒に入ろうとか言ってたからふつーに入浴シーンはあると思っている。
で、そこにネウロが乱入(?)くらいはふつーに原作でもありえると思っている。
が、このスレではもっとすごいことがありえると思っている。

(*´Д`)ハァハァハァハァ ノ \ ア ノ \ ア
507名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 20:40:51 ID:FQq6kBPR
風呂が一緒もいいが
同室で布団がぴったり並んでたりあまつさえ一組しか敷かれてなかったら
(*´Д`)ハァハァハァハァ ノ \ ア ノ \ ア
508名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 21:33:07 ID:i6IuiMtT
某所で同室グンナイの噂
(*´Д`)ハァハァハァハァ ノ \ ア ノ \ ア
509名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 21:57:22 ID:IBHAdYoR
↑で(*´Д`)ハァハァハァハァ ノ \ ア ノ \ アした椰子らは
それぞれが妄想して書いた内容のssを持ってくることw
510名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 23:49:27 ID:uOgZfIeX
おまんら、来週は祭りだぜよ
511名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 23:50:58 ID:J6H0rOlE
ああ、祭りだな
祭り前に死ねそうな自分がいる



ちなみに土曜日発売だぞ!間違えるな!!あさってだぞ!!
512名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 00:00:25 ID:GLEFS1Ly
スレ伸びてるから投下キタかと思ったら違ったw
みんな元気だな
513名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 00:25:12 ID:hzycTVVw
祭りまであと一日を切った

(*´Д`)ハァハァハァハァ ノ \ ア ノ \ ア
514名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 00:26:27 ID:WMklgRs1
まーつりだまつりだまつりだネウヤコまつり〜♪
土曜日早いとこおいでませ(*´Д`)
515名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 02:17:55 ID:lQHo2J4G
バレ見て久しぶりに来てしまった
あぁダメだもうダメだ萌え死む
(*´Д`)ハァハァハァハァノ \ ア ノ \ ア
516名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 02:22:02 ID:lQHo2J4G
>>498
そして今更だけど乙!!
やっぱここクオリティ高ス
517名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 04:18:51 ID:cyDGnJ+a
ネウヤコ祭り期待に(;´Д`)ハァハァして、一気に書き上げてしまいました

こんな時間にひっそり投下。ネウロ×弥子でござーい。
518セーラー服を汚さないで:2005/10/07(金) 04:20:19 ID:cyDGnJ+a

「我が輩を30分も待たせたな、この団子虫め」
「きゃあああ、ご、ごーめーんーなーさーいー!!」
探偵事務所ができ、これで唐突に呼び出されることはないだろうと高をくくっていた。
ネウロの強引な送迎がないことが嬉しくて、ついつい放課後食べ歩きツアーに興じてしまったのが運のつき。
いつもより到着が遅いことにネウロは業を煮やし、うどん屋から弥子を連行していった。
いつもの、凍てつくような笑みを浮かべながら。
まるで猫の子のように、弥子は首ねっこをつかまれている。
その細い身体には見合わぬ筋力を発揮しながら、どんなお仕置きをしてやろうかとネウロは考えていた。
「そういえば……」
ふと、吾代が事務所に忘れていった成人誌のグラビアが目に入った。
セーラー服姿の女の子が男と絡んでいる写真。
あわれ、弥子の運命はそこで決まってしまった。



「貴様の処遇が決まったぞ」
「……お願いだから爪の間に何か差し込むのはやめて……」
以前行なわれた仕置きの恐ろしさを思い返して、寒気がする。
「この写真の女のように抱いてやる」
「写真?って、ぎゃーエロ本っ!しかも制服で着衣プレイ!」
「楽しそうだな」
「…びっくりしただけよ。それより、こんなとこでエッチなんて絶対イヤ」
「黙れ。貴様に拒否権などない」
有無を言わせず、ネウロは彼女の下着を剥ぐ。
「んんむぅうう〜!!!」
全力で抵抗したいのだが、怪力でデスクに背を押し付けられている状態では、叶いそうにない。
小さなリボンが付いたピンクの下着は、高校生にしては幼すぎるそれ。
手にした布のカタマリには興味はないとばかりに、ネウロはぽいと投げ捨てる。
「やめてよ、嘘でしょ?」
「魔人は嘘などつかん」
うそぶきつつ、いきなりネウロは弥子の背中に腕を回し、抱き締めるような格好に。
「ねっ、ネウロっ!?」
ぷっちん。
小さな音と共に、胸部に開放感が溢れる。ブラのホックを外されたのだ。
優しく抱き締めるのかと勘違いし、一瞬でもどきどきした自分を殴りたくなった。
519セーラー服を汚さないで:2005/10/07(金) 04:20:56 ID:cyDGnJ+a
「貴様のように胸のない女はニプレスで充分だ」
「どこでそんな言葉……あっ!」
「胸はないが、ここは人並みに敏感なのだな」
わざわざ制服の上から乳首を舌で転がす。
布地一枚分のもどかしさが、直接舐められるよりも快感を倍増させる。
「…ネウロ、嫌だよ……」
「貴様が嫌がれば嫌がるほど、我が輩は嬉しいのだ」
冷笑して、さらに執拗に胸の突起をなぶる。
桃色に色づいた小さなその部分を軽く歯を立てると、痛みと快感が弥子を襲う。
「い……っっ」
「どうした。痛いのか」
「痛いわよバカ!」
噛まれたら痛いの当たり前じゃない、と泣きそうな表情できつい言葉を吐く。
痛いはずなのに、気持ちいい。そんな感覚を理解したくなくて。
「そのわりには性器が濡れている」
「……っ!!」
手袋越しに撫でられる局部。そこは彼の言葉どおりに潤っている。
「制服汚れちゃうじゃん、もうやめようよ」
弥子自身、男を知ったばかりの自分の身体がよくわからない。
こんな反応をしてしまうことが恥ずかしく、どうにかネウロを押し止めようとした。
「やめないと言っているだろう、これは仕置きなのだからな」
しかし彼女に男を教え込んだ張本人は、多少の抵抗が通用するような相手ではない。
がばっとプリーツスカートを捲り上げると、強引に脚を開かせて秘所に唇をつけた。
「そんなこと……っ!」
恥ずかしくて固く目を閉じる。すると、視覚が遮断された分だけ触覚が敏くなってしまう。
肉襞の狭間を滑る舌。溢れる蜜を掬い取る、細い指先。
「あっ、そこ…っ! やぁんっ!」
芽に似た小器官を含まれて、激しく身体をよじった。背筋がざわざわ疼く。
花びらに似たその部分から、またじわりと漏れる蜜。
その反応に満足したように、低い笑い声が聞こえた。
膣口をつつくのは焦らしているのだろうか。だとしたら、弥子はすっかりネウロの思う壺だ。
デスクに背中を預けているとはいえ、こんなことをされては立っていられない。
弥子の膝が、ガクガクと震えていることに気がついたネウロ。
ぷいと口淫をやめ、黒革張りの椅子にどっかりと座った。
「は、ぁ……」
ようやく気が済んだのだろう、と思ってへなへな座り込む。だが、その考えは案の定甘かった。
「こっちへ来い、ヤコ。我が輩の上に座れ」
「やっぱりやっちゃうんだ…事務所で……」
「さっさと来い、3秒以内だ」
距離にして、たったの数歩に諦めと期待が入り混じる。
夕日で逆光になったネウロの姿に弥子は、恐怖と同量の恋慕の情を感じていた。

520セーラー服を汚さないで:2005/10/07(金) 04:21:58 ID:cyDGnJ+a
黒々と床に伸びるのは、不自然な形をした、椅子に腰掛ける人影。
おかしいのも当然のこと。それは繋がっている二人の影だからだ。
弥子のセーラー服は胸をあらわにはだけられ、スカートも同様に腰までめくられていた。
「やぁ、…あっ、ぁあん!」
椅子に座るネウロに、後ろから抱きかかえられる態勢での交わり。
怒張が出し入れされる感覚に翻弄され、弥子は声を抑えることができない。
そればかりではなく、男の両手は身体のあちこちを這い回る。
小ぶりな胸を覆って揉みしだいたり、その先端をつまんだり。
まさぐる手が、下肢へと伸びた。
「ふむ、ここを弄るとよく締まるな」
「そこは…! いっ…やぁあんっ!」
淫核を指の腹で撫で回される感覚に、我を忘れた。
背筋を伝って、脳髄に直接与えられるような快感。
加えて、子宮へと打ち付けられ続ける衝撃。
「…あっああぁ! 気持ちイイ…!」
身体の奥底へと響く衝撃が、思考をひたすら麻痺させる。
結合部から流れ出すのは、どちらの体液とも知れず。
「ヤコ、貴様の汁のせいで我が輩のスーツがぐしょぐしょだ」
「そんなこと、あっ、言われてもぉ…」
「まあお互い様だがな」
「?」
疑問を追及する余裕も与えず、ネウロは一旦止めていた指の動きを加速する。
女体で最も敏感な部分。そこに直接触れるのは、弥子には刺激が強すぎた。
「ネウロ…んっ! や、だよぉ……いっちゃう!」
「良いと言ったり嫌と言ったり忙しいやつだ」
言うなり抽送を早める。指は桃色の芽を執拗に転がす。
身の内を焼くじりじりとした感覚を解放させたくて、弥子は喘ぐ。
「いっちゃうよぉ……!! ネウロぉ…」
「好きな分いけ」
きゅうっと乳首をつねられ、頭の中が真っ白になった。
激しく痙攣する秘所。その奥へ奥へと挿入される男根に、また意識が飛びそうになる。
「きついな」
勝手なことを言いながら、根元近くまで引き抜く。
小刻みに震え、喘ぐだけの弥子には、彼を満足させるしか解放される道はない。
弥子がその日の仕置きの終わりを知ったのは、胎内に熱いものが流れ込んでくる感覚によってだった。



すっかり暗くなった屋外を見やって、溜息をつく。
帰りが遅くなったのを、お母さんに何て言い訳しようか、ということは大した問題ではない。
「どうしよう…この制服……」
服の上からなぶられたせいで胸元が不審に濡れているセーラーは、乾かせばいいとして。
スカートは見るも無残な姿に成り下がっていた。
内側のみならず、外にも付着する妙な黄色っぽい染み。
その染みの発生元がまったりくつろぎながら「コーヒー」と要求するのを見て、弥子は軽く死にたくなった。
胎内から逆流してくる白濁の処理に困りつつ、今後制服ではエッチしない事にしようと学習した弥子だった。
521名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 04:25:16 ID:cyDGnJ+a
以上です。箸休め程度にドゾーヾ(*´д`*)ノ
522名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 06:06:03 ID:J/KG/yLY
GJ!着衣プレイ、サイコー(゚∀゚*)
コーヒーはフライデーたん用?


そして明日の本誌がメチャ楽しみだw
523名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 00:05:02 ID:3/UkkAvQ
GJ。
ヤコたん、イケナイ女子高生だすな(´Д`)ハァハァ
524名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 08:58:00 ID:xqJHt9Aw
今から言う事は断じて妄想ではない!
いいかおまいら!
ネウロに隣で寝てほしいのに、言い出せないヤコたんテラモエス
525名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 09:24:26 ID:bvDQ0Nfc
隣で寝てほしいのもいいし
いつ上から襲いかかられるか不安ちょい期待
そんなドキドキヤコも萌えだ…
駄目だもう萌えしねる
526名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 09:34:00 ID:MghHbDB2
なんとゆーか…今週すげえなほんとに(*´д`*)
原作でもネウヤコの可能性を考えていいのか
逆にそんな関係はありえないと言いたいのか
それとも何も考えてないのか
どれなんだ松井たん
前者であって欲しいネウヤコ派の自分
527名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 10:10:41 ID:mz+Mh/y+
しかし他人同士の男女が一室に泊まるって…はたから見ればデキてるとしか思えんよな。
探偵と助手がそういう関係だって噂されちゃうぞ。
お母さんにばれたら怒られるぞ。
528名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 13:44:18 ID:+uEDCwps
でもあの寝方は寝ててしかも面と向かっておしゃべりもできるいいポジションな寝方だ。
でも寝ぼけて落ちるくらいなら最初から下で寝たらいいのに。
529名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 14:13:21 ID:3Bh5wKWB
あの位置だとヨダレが弥子タン直撃する、寝てる間もいぢめっこ
530名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 20:57:23 ID:ztmza/u0
>528
でもあの寝方は、ネウロが寝ぼけて落ちて
朝、弥子が魘されて起きたら目の前にネウロのアップとか
シチュが思い浮かんでイイ!
別々に寝たのに、朝が来たら一緒に寝てた疑いが生まれてる不思議寝方だww
531名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 21:40:06 ID:GD5k5Dob
入浴シーンが欲しかったな・・・。
532名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 21:47:41 ID:ITjn1Zx9
>>530
誰かが起こしに来たら二人で寝てたみたいなベタなのも見たいw

>>531
来週に期待しよう(´・ω・`)
533名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 22:17:54 ID:mdakQfft
魔界魚によって温泉シーン希望薄になったんでは…orz

それでも温泉に入って魔界魚を回収にきたネウロと鉢合わせを期待。
534名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 00:43:51 ID:5iL1BeZl
ぽちぽち書いていたのを、最近の展開で投下数が増えるかもと焦って仕上げたらオチが苦しくなった。
でも、終わらせないと仕上がる気配がなかったんだ…

ヤコ挿入無し縛り系エロ。ネウロ、吾代、笹塚でちっとずつ食い散らかし。
535秋の味覚(1/5):2005/10/09(日) 00:49:16 ID:5iL1BeZl
「栗拾い、たのしみだったんだよね〜。で、どこに行く?今からだと奥多摩とか神奈川?」
大福片手にはしゃぐ弥子を横目で見ながら、ネウロはせっせと事務所の模様替えをしていた。
「よう」
やたらと大荷物を抱えた吾代がドアを蹴飛ばし入って来る。
「準備して来たぜ。すぐヤるか?」
「うわ、吾代さん…。子供の遠足じゃないんだから三脚ビデオなんていらないですよ〜」
ひらひらと両手をふる弥子。
を、ひょいっと抱き上げるネウロ。
「ふふん、ようやくそろったか」
ぷらんと小脇に抱えられた弥子は、なぜだか壁際に移されたソファに座らされる。
こてん
なんのためらいもないまま弥子の両足首を掴みネウロは弥子を押し倒した。
「見えてる、見られてるってば!」
しかし腰を前に引き出され開脚されてしまい、どうしても身動きがとれない。
ネウロが弥子の足を高々と持ち上げている間に、吾代が真っ赤なボンテージテープを
弥子の身体に密着させていった。
「…やっぱVよりもMだよなぁ」
鼻歌交じりにテープを引きだしていく吾代。
折り曲げられた足を巻き取るように弥子の下半身がなまめかしく染められていく。
「ちょっとまってよ!なんで栗拾いにいくのにM字開脚なのよ!!」
そんな格好のままでも、二人に食ってかかる弥子。どう考えても納得がいかなかった。
「先生、ここはひとつ堪えてください。活動資金のため一肌脱いでもらわないと…」
歌うように踊るように、腹が立つほどさわやかにネウロ。
「というわけで、「ナインペタンでもクリ拾い、お・ね・が・い」の撮影を始めるぞ」
「…そのタイトルって誰が?」
「…」
「…」
「…」
「さてと、無駄口聞かねぇで始めるか」
「…吾代さん?」
弥子の抗議も空しく撮影開始。
536秋の味覚(2/5):2005/10/09(日) 00:50:19 ID:5iL1BeZl
「嫌…触らないで!」
ネウロなのか吾代なのか。限られた隙間からでは誰が触れようとしているのか分からない。
弥子のカタチを探るように、薄い布地越しに指先が押しつけられる。
湿り具合を確認しながらゆっくりと前後にこすり上げ、蜜を含ませながら割れ目に添って布地を埋め込んだ。
下着のラインが細く食い込んでいき、弥子のふくらみをあらわにしていく。
「っんん。……ひゃあっ!?」
突然弥子の下着が強く引き上げられる。割れ目に押し込まれていた布地が縄のように蜜に食い込んでいく。
身体が折り曲げられているので、弥子の角度からは何が行われているのか見ることが出来ない。
さらにきつく持ち上げられたその隙間に、金属質のひんやりとしたものが当てられた。
シャキン。下着の両脇を切り取られ、食い込んだ下着をずるりと引き抜かれる。
「案外毛深いのな。イガっつーには、ちょっとふさふさだな」
「なるほどこれがイガか。これをこう開くと…ほら見ろ、クリがでてきた」
「ちょ、ちょっと!」
「む、なかなか固い渋皮だな」
「イタたたたたぁ!」
ネウロの指が、無理やりむき出しにしようと、強く肉芽を刺激する。
「そうじゃねえって。こううまく指先を濡らしてからな」
「あ…ん、ん」
吾代の指がスルリと弥子の身体に入り込み、その中を探るように丹念にかき回した。
「…思ってたより、柔らかいな…。濡れ具合もちょうどいいぜ」
あふれ始めた蜜を指にからめながら、さらに奥までかき回す。
「や…、なんで、こんな…に…」
どうして抵抗できないのか、どうして異常な行為を受け入れてしまうのか…必死で考える弥子。
「クリは渋皮がふやけて、勝手にめくれるくらいまで我慢しねえと」
蜜で濡れた指を肉芽におしつけ、もみ込むように愛撫を始めた。
「んっ…んんぅ」
「な、うまくムケただろ?」
「ほう」
吾代がべとべとになった割れ目を見せつけるように押し広げると
皮から大きくはみ出した肉芽をネウロがつまみ上げる。
「やあっ!」
ぐいぐいと肉芽をつぶされる一方で、蜜をかき出しながら再び身体の中に指が挿入された。
くちゅくちゅとだらしない水音と、独特の湿った香りが弥子の思考をマヒさせていく。
537秋の味覚(3/5):2005/10/09(日) 00:51:36 ID:5iL1BeZl
「あ……ネ・ウロ。何、したの。わたし、…に、ぅふう……」
「む、そうだった。大福の乾燥防止に使った片栗粉が「とろみ」の原因になったようだな」
「あんた、絶対、分かってて…んぐぅ!?」
「おやおや先生。こんなにはしたなく毛先まで濡らされては困りますよ」
ぬめり気のある液体が、ネウロの指先とともに弥子の口の中に押し込まれる。
ネウロの指が別の生き物のように弥子の口をくまなく這い回り唾液と愛液を混ぜあわせながら、弥子の口内を犯していく。
のみ込みきれない唾液が口の端からあふれ出し、溺れそうになる弥子。
「んむ…ん…」
吾代は吾代で弥子の下半身を責め続けていた。
差し入れた2本の指で柔らかな肉の感触を楽しみ、時々入り口を広げ蜜のあふれる様子をじっくりと眺める。
何度かそれを繰り返したあと、下の窪地に蜜がたれていくのを確認すると残った指で、きゅっと締まった窪みに指を押しつけた。
「んんぅ!」
必死に力を入れる弥子。無理に差し込む必要はない。「そこ」も感じるということを身体に教えてやればいい。
蜜を塗り込むように丹念に揉みほぐす。窪みに触れるたびに挿入している指がきつく締め付けられた。
「おいおい、感じてるのか?」
わざとらしく声を上げ弥子の羞恥をあおり、指を激しく動かす。
蜜にまみれてべっとりとした毛先が吾代の指にからみついた。
「これだけ濡れりゃあサトイモだな。イガに見えるよう散髪するか」
名残惜しそうに指を引き抜き、毛先の蜜を手ですくい取ると弥子の太ももに擦り付けた。
じたばた、ばたばた。
「おい、暴れんとよけいなとこまで切っちまうぞ。じっとしてろ」
「ううう…」
不器用なハサミの音と恨めしそうな弥子のうめきが事務所内に響く。そして、聞き慣れたあのやる気のない声。
「……そうじゃないだろ。クシを使ってそろえるんだよ。ほら」
538秋の味覚(4/5):2005/10/09(日) 00:52:51 ID:5iL1BeZl
「ぷはっ。さ、ささづかさんっ、らんで…ぇ」
ようやくネウロの指責めから解放されたが、まだろれつがまわらない。
「あ〜、ほら。俺、ヒゲの手入れはハサミでしてるから」
「そうらなくって!……う…ん」
流れに逆らって下の毛をクシですきながら、ワザと弥子の肉芽をこすりあげる。
クシの歯の間には蜜にまみれた毛先がじっとりと張り付いていった。
「弥子ちゃん、こんなに濡らしてると間違って刃先が滑るよ」
「ひ…」
剃刀を扱うように閉じた刃先を弥子の内股に押し当て、再びあふれ始めた弥子の蜜を中央にかき集める。
今度は濡れそぼった下の毛から余分な蜜をクシですくい取る。
同じ事を繰り返しながら内股にこびりついた蜜を笹塚はきれいにぬぐい取った。
それでもあふれ出す弥子の蜜を眺めると、笹塚はため息をつく。
「ここまで濡れちゃうと俺にもどうしようもないな。まったく」
ハサミを放り投げた笹塚の指がためらいもなく弥子に挿入され、栓をするように深く押し込んだ。
手のひらを弥子に押しつけたまま中の指だけを器用に動かしていく。
「あ…ん、…ん、だってわかん、ない…」
「わかんなくても感じるんだ。困った身体だ」
「そういえばこいつって処女なのか?」
「…わかん、ない、よ」
「先生?聞いているんですか?」
「だか…ら、わかんない、よぉ!」
心地よく柔らかい刺激にとらわれて正常な受け答えのできない弥子に業を煮やしたのか
ネウロは笹塚の指を引き抜き、弥子の肉芽を皮ごと根元からしごき始める。
「っ!!!」
激しく動く指から逃れようと腰の位置を引こうとするが、どうしようもない。
自分の意志に反して、ガクガクと踊るように腰が飛び跳ねる。
「あっ、だめ、だめっ!………っ!!」
容赦ないネウロの責めに耐えきれず、声にならない悲鳴とともに弥子は力尽きた。
539秋の味覚(5/5):2005/10/09(日) 00:54:26 ID:5iL1BeZl
「しーのよん」
「すか。えふのはち」
気がつくと拘束していたテープを剥がされ身体が自由になっていた。
弥子は快楽に浸りきった頭を振りつつ、部屋の隅でぶつぶつとなにやら唱えている連中に気がつく。
「……?」
「ようやくお目覚めか」
「ネウロ…、えーと」
「本番はしてないぞ」
「ほ、本当っ?…じゃなくって、アレは?」
事務机をはさんだ吾代と笹塚が、鉛筆片手に手元の紙片を見ながら話し込んでいる。
「今度こそ死ねやぁ!Cの5!!」
「……(ちっ)。沈没だ。Bの2」
弥子とネウロの会話にも気づかずに意味不明のやりとりをする2人。
「アレか?『桂木弥子初体験ハメ取り権』の順番決めだ」
「…どこでどう区切ればいいワケ?その表現は」
「ミルワームにも分かるようにもう一度言ってやる『桂木弥子の初体験をハメ取りしながら味わえる権利』だ」
「そのまんまじゃん!」
「ともかく、決まるまで時間がかかりそうなのでな。あかねが相手をするそうだ」
黒いコンドームで大人のおもちゃにカモフラージュされたあかねが、生き生きとネウロの手の中で反りかえっていた。
「っ!この、悪魔ぁ〜〜!!」
「悪魔ではない、魔神だ」

桂木<食欲娘>弥子の明日はどっちだ。
540名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 01:01:55 ID:5iL1BeZl
投下完了。
しかし本誌の展開が気になりすぎる…。
いっそのこと、2人で一緒の布団に寝ちゃってくれよう。で、叶恵が自腹で乱入。発見。
541名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 01:05:35 ID:VeZ1+EqO
おおおネ申光臨。GJです
ものすごく興奮しました(;´Д`)ハァハァ ごちです

>「ナインペタンでもクリ拾い、お・ね・が・い」
吾代のネーミングセンスにテラワロスwwwww
542名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 01:07:53 ID:+yMC0pJk
おおぉぉぉ!!!!!GJ!!
ナイスエロス!!!そしてワロスwww
何なんだよ…三人揃って!!!!
543名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 23:53:37 ID:JfzyQNjl
>寝るときはいつもこうだ
は弥子の真上という位置も含めての発言じゃないかと疑ってみる
544名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 00:01:17 ID:V7a6pJcD
ソレダ!(・∀・)

ヤコが寝てから忍びこんで、天井で三時間だけ寝て、ヤコが起きる前に退散するネウロ。
毎日真上で眠られてるのに、今回の旅行で初めてネウロの寝顔見れたと無邪気に喜ぶヤコ。
545名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 00:35:10 ID:78s2o/Ro
なにそれテラモエス(*´Д`)ハァハァハァハァ ノ \ ア ノ \ ア
546名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 20:51:16 ID:IGj2okUW
神GJ!!!!!
こんなクリ拾いが読めるなんてたまらん
547名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 22:44:54 ID:RJTSzIvY
温泉はあるのかないのか来週が気になってしょうがない
隙間を縫うようにネウヤコ投下。泡風呂ネタ。
あまりエロくないです。
548湯魚1:2005/10/11(火) 22:46:57 ID:RJTSzIvY
しまったと思うには明らかに遅すぎるけれど、今の今まで気づかなかったものは仕方ない。
目の前に敷かれた二つの布団を前にめまいがした。
旅行…そうだった、旅行って言われたら食事と温泉だけじゃない。
夜中がある、睡眠時間が付いてくる。そんなあたりまえのことを、羽根を伸ばすのに精一杯で、うっかり忘れてしまっていた。
目の整った畳の上にどんと横たわる二つの寝具。ご丁寧に隙間をぴっちり詰めてくださっている。
そんな余計な気配りをされた時点で、自分が…いや、自分とその連れがどういう風に捉えられたかわかる。
いやまあ、そりゃ、年頃の娘と背の高い兄ちゃんみたいなのが来たらそういうもんだと思うだろうけど。
冷や汗が垂れる。どうしろというのだこの状況。
不幸中の幸いに、ネウロは部屋にいなかった。どこかに隠れている風でもない。
対策をとるなら今だ。慌てて布団に寄り、手をつく。
ふぅぃ、と吸い込まれるように掛け布団に手のひらが埋め込まれる。干したてなのだろうか、太陽の残り香まで漂ってきそうな柔らかさだ。
そのまま突っ伏してしまいたい気持ちをぐっとこらえる。…今突っ伏したら間違いなく寝る、その後どうなるかは考えたくない。
もぞもぞと布団をひとつ押入れに戻す。皺だらけにしぼんでいるあたり、たたみなれていないのがバレバレだ。
これでいいかとりあえず――って、待てよ。
布団ひとつが敷いてあるのを見てネウロは何て言うだろう?
脳裏にいやな予感が走る。第一、二人なのにひとつしか布団が用意されてないなんて隙間を詰める以上に問題な気配りだ。突っ込みどころが満載すぎる。
仕方なしに、もうひとつの布団も押入れに放り込む。せっかくふわふわだったのにな、自業自得と知りつつ少しむくれる。
白さが消えた和室はがらんと静まり、秋の夜風が抜けた。
荷物はわずかに私のトートバッグが置いてあるだけで、昼間は感動した広さが、なんだか冷たく見える。
「…どこ行っちゃったんだろ、ネウロ」
首をかしげるようにあかねちゃんが揺れる。テレビをつけようかとも思ったのだけど、逆に虚しくなる気がしてやめた。
時計を見れば11時、温泉が閉まる時間を既に一時間過ぎてしまっている。
バイキングもだけど温泉も楽しみにしてきたのになぁ…沈んだ気持ちがさらにへこむ。
いや、せっかく旅行に来たのに気落ちしたら勿体無い。ぶんぶんと頭を振り、タンスの中のバスタオルを取り出す。
温泉は明日の朝イチで入るとして、とりあえず今日は部屋のお風呂で汗を流しておこう。
ユニットバスにバスボブルを入れ、威勢良くお湯を注ぎ込む。名の知れた旅館だけあって、備え付けのバスボブルも泡立ちがいい。
真っ白に膨れ上がった湯船につかり、息を吐く。なんだかロクでもないことばかりが予想できて泡に隠れたくなる。
いや、もうしょうがない。ネウロと来てしまったんだからあきらめるしかない。数日前にプロレス技解説本を読んでいたことも気にするまい。
明日五体満足で起きられるのかとか考えちゃいけない。カーテンの上からネウロが覗きこんでいたって驚くま
「やはり豆腐は豆腐だな、全く成長の影がない」
「だーーーーーーーーー!?」
「五月蝿いぞ」
「これが叫ばずにいられるかこの変態魔人っ!!」
「部屋にいなかったら探すのは当然だろう」
「そういう問題じゃない!」
「安心しろ、貴様の洗濯板など見ても面白くもなんともない」
「傷口に特選わさび塗りこむようなことを言うなぁっ!」
「塗って欲しいのか?」
「誰もそんなこと言ってない!ていうか引っ込んでよ!いくらなんでも困るよ!」
「ふむ、今日は気分がいいからサービスしてやろうと思ったのだが」
「…サービスって…どうせロクなこと考えてないでしょあんた」
「さて」
「さて…っておいこらちょっと待てこら待て本気で待ってやめて何で入り込んでくるのよ!?」
「だからサービスすると言っただろうが」
「サービスってのは受ける側が頼んで初めて成立するものなんですけど!?」
「貴様に断る権利があるとでも?」
「…だからそれサービス違う…ってうわぁ!?」
549湯魚2:2005/10/11(火) 22:48:01 ID:RJTSzIvY
腰元を引き寄せられ、背中から抱きかかえられる格好になる。ユニットバスは当然二人では狭くて、いやが上にも身体が密着する。
ただでさえ上がっていた心拍数がトランポリン級に跳ね上がる。
「ちょっ…ちょっと…何する気…」
「折角だからな、身体を洗ってやろう」
「はぁ!?」
「イヤか?」
湯気を通した向こうでネウロが助手顔で笑っている。イヤと言おうにもしっかり抱え込まれているので逃げることもできない。
…信じられんこの男。大胆にも程がある。
手袋をはめたままの指がひょこりと延びてきた。水を含んで光っているのが艶かしい。

『身体を洗ってやる』が口実なのはわざわざ追求するほどのことじゃない。
二人の肌の隙間を縫うように流れるお湯と泡の清潔そうな匂いが鼻にかかる。酸素が薄いんじゃないかと思うくらい湯気にまみれた
空間で、小刻みな呼吸を繰り返す。
「ん…ふぁぁっ…あ、やぁ…」
「おや先生、随分と顔が赤いですよ?」
「…って…あつい…のぼせてきちゃ…あっ」
「駄目ですねぇ、これくらいは我慢してもらわないと」
「…んぁ…あっ!やぁ…すべるっ…ひんっ」
「そんなに動いちゃ洗えませんよ、落ち着いてください」
「…に…いっ…やぁ…」
「ああ、こことか洗いきれてませんね」
「やぁんっ!だめぇ…そこ、だめぇっ…!」
「いやまったく。駄目ですよ、こんなに溢れさせちゃいくら洗っても足りない」
ほとんど身動きができない状態で、腰がうねる。
泡の粒が肌で割れてネウロの指を滑らせ、泡のなくなった部分は逆に吸い付くように指を止める。
少し浮力があるせいなのか、いつもよりバランスが悪く、それがかえってあちこちを敏感にさせる。
湯船のふちを握っていた手は今ネウロの腕を掴んでいる。しがみついていないと滑って沈んでしまいそうになるのだ。
吸うように先端をつままれ、快感に吊り上げられる。
「ぅぁんっ!」
「今日はまた、随分と元気のいいことで」
「って…ぇ…」
「大丈夫ですよ先生、今日は知り合いなんて誰もいないんですから…思う存分喘いでください」
さりげなく言ってのける。連れられるかのように、私の声も大きくなる。
「やぁっ…!あ、ひぁっ…!んぅ…あつい…あつい…よぉ…」
湯船に私から零れた蜜が溶けていく。吹き出した汗がおでこから輪郭を伝い滴り落ちる。
透明な膜で吸い付くように滑る二人の肌。わずかな動きで生まれる流れがひそかに二人を離しては近づける。
いたずらに昂ぶる身体の片隅で、浮つくように考える。
ネウロがお風呂に入るなんて想像したこともなかった。
ましてや二人でこんなふうに、まるで、そう…
「…まるで…」
「何だ、豆腐」
「…ううん、なんでも、ない」
「我輩に隠し事か?」
「…違う…わかってる、から…いいの、これで」
「…ヤコ?」
なんだか頭が重い、快感まで遠ざかってきた。
湯船の熱さに感覚が取り込まれる。…ひょっとしなくてもまずいんじゃないか、これ。
耳が遠くなり、引きずり込まれるようにまぶたが沈む。ゆらゆらと解けるように身体が軽くなり、しぼんでいく。
腰を抱えた腕の感覚を残しながら、眠るように意識が落ちていく。
…口走ったかどうかは、わからない。
こんな風に、二人でお風呂で遊んでるなんて。
――まるで、恋人みたい、だね。
550湯魚3:2005/10/11(火) 22:49:05 ID:RJTSzIvY
ガンガン響く頭の痛みに目を開けると、ネウロがあきれ返った顔で見下ろしていた。
「あの程度でのぼせるとはな。まさに魚以下だ」
「んなこと言ったって…ていうか魚はお湯じゃ生きていけないから」
「魔界の魚は100度くらいが適温だぞ」
「お願いだから魔界基準をこっちに持ち込まないで…あたた」
もぞもぞと手を伸ばし、ペットボトルの水を飲む。汗で少し湿った浴衣が重い。
「…って、浴衣…」
着た覚えのない布地の固さに我に返る。帯はしめられていないけれどちゃんと袖は通されている。
「…着せてくれた?」
「貴様の洗濯板を見ても面白くないと言っただろう」
「…洗濯板言うな」
感謝の言葉の代わりに水を飲みほして、くしゃみをひとつする。
まだ身体が火照っているものの、このまま放っておくと湯冷めしてしまいそうだ。
気絶する寸前の自分の言葉を思い返す。
旅先だし、少し…少しだけ、勇気を出してみてもいいのかな。
浴衣の帯を締め、のっそりと押入れを開けると、布団を一人分だけ引っ張り出して部屋の中央に敷く。
…一人分だけ。
きゅっと口を結び、ころんと横になる。仰向けに身体を転がし――
ところが、先手を打つように、さっきまですぐそばにあったネウロの顔が天井に張り付いていた。
かけようとした言葉が吹っ飛ぶ。
「…何やってんのそこで」
「決まっているだろう、我輩も寝るのだ」
あっけらかんと言われ、肩の力が抜ける。
「寝る…って、そこ、で?」
「寝るときはいつもこうだが」
「…あ、そう」
「何だそのつまらなそうな顔は」
「…別に」
腕を天井に向けて伸ばす。当然ながらかすりもしない。
ニヤニヤとからかうような視線が直角に突き刺さる。判っているのかいないのか。
ほどなく、やけにあっさりとネウロは寝入ってしまった。
無防備なくせに絶対に手が届かない位置に陣取っている辺りがものすごく腹立たしい。
見事に肩透かしを食らい、いたたまれないんだか虚しいんだか悔しいんだかよくわからない気持ちがぐるぐる渦巻く。
…ほんっとにやなやつ。
いつだってこうやって、散々私で遊ぶくせに、私からは何もさせてくれないんだ。
こっそり立ち上がって背伸びして両腕をつっぱっても、やっぱり届かない。
のぼせた名残でくらくらし、布団に倒れこむ。なんだか情けなくなってきた。
洗うがてら煽られたあちこちがまだ熱を覚えている。
頭が痛いのと身体が熱いのと目頭が熱いのとでちっとも眠くならない。
ああ、もう。
「…バカ」
ぼそりと言い残し、汗ばむ身体を丸める。
ほらみろ、やっぱり爽やかな目覚めは無理だ。




551名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 22:50:08 ID:RJTSzIvY
ネウロに振り回されるヤコが書きたかった。
今は反省している。

神投下お待ちしております!!
552名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 23:08:10 ID:r8cnsfEI
すすすすげえ綺麗に本編と繋がってるんですけど!
あなたこそ神!!
超GJ!!!!!!!
553名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 23:18:26 ID:qqOLWQxq
GJ。
まさに今、のぞまれてる作品ですな。
浴衣着せてくれたネウロ想像して(*´Д`)ハァハァしますた。
554名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 23:25:31 ID:nbEB58zq
あなたこそ神様!!(*´Д`)ハァハァ
555名無しさん@ピンキー:2005/10/12(水) 01:09:08 ID:J5ALFHyn
ネ申キタ━━━━(。A。)━(゚∀゚)━(。A。)━(゚∀゚)━(。A。)━━━━!!!!
まさにパソコンの前で上を下にの大興奮ですw
いいもの読ませていただきました、乙です
556名無しさん@ピンキー:2005/10/12(水) 01:43:34 ID:+curxGGR
泡風呂大好きの俺が乙を言いに来ましたよ
557名無しさん@ピンキー:2005/10/12(水) 01:50:09 ID:hIUeYVMM
イヤもうホントにすごいよ…てかあの松井節をここまで再現できるとは…
笑いと萌えをいつも有難うございますハァハァ乙!!!
558名無しさん@ピンキー:2005/10/12(水) 02:05:06 ID:j/W3kC1d
本当にGJ!!
お風呂ネタが読みたいと思ってたらこのタイミングの良さww
萌えました!!神様有難う!
559名無しさん@ピンキー:2005/10/13(木) 01:53:26 ID:7is44FPM
爽やかなエロ最高です!!本編とのリンク具合も絶妙…!
560名無しさん@ピンキー:2005/10/14(金) 23:36:25 ID:PT4wGAew
次回のジャンプの予想です。
初めて描いたから大目に見て下さい。

ネウ×ヤコです。

エロ表現が上手く書けんよ…。
誰か教えて下さい。
561温泉:2005/10/14(金) 23:39:03 ID:PT4wGAew

<P>…なんかおでこに温かい風のような違和感がする…ん、息?<BR>そんな事を思いながら弥子はおもむろに目を開けた。<BR>
目の前には整った顔の男の唇が…弥子は予想外の展開に驚いた。<BR>
その男の顔をそんな近くで見た事もないしましてや昨日、その男は天井に張りついて寝ていたので一緒の布団に入っているなんてありえないのである。<BR>
<BR>
「ね…ネウロ!?何でこんなとこに!?」<BR>
<BR>
そう慌てふためくき大声で騒ぐ弥子の隣で不機嫌そうな男が目を覚ます…。<BR>
<BR>
「うるさいぞ豆腐。我が輩は昨日、貴様のいびきと歯軋りでよく眠れなかったのだ。<BR>
…まだ騒ぐようなら貴様の口の中に手を突っ込むぞ…。」<BR>
<BR>
と何やら手を変形させている。<BR>
<BR>
「あっ…ごめん。」<BR>
<BR>
…とりあえずもう一度寝直そうと思ったのだが、こう隣に寝られるとどきどきして寝る所か逆に目が覚めてしまった。<BR>
そわそわしながら弥子は隣で爆睡している男を見つめた。<BR>
<BR>
こうしてみると私とか(人間)となんら変わりないのにな…ネウロ…睫毛長いな…鼻高いよな…唇…。<BR>唇…キスしたいな。<BR>
弥子はおもむろに自分の唇を男の唇を近付けた。<BR>
…触れるだけの軽いキス。<BR>
弥子にはそれだけで十分だった。<BR>…そして弥子は逃げるように昨日入れなかった温泉に向かった。<BR>
<BR>
<BR>
<BR>
</P>
562温泉:2005/10/14(金) 23:46:29 ID:PT4wGAew

温泉には誰もいなかった。
それもそのはずで入浴時間が始まったばっかりなのである。
「うわ…広い。誰もいないから貸し切りだぁ。」
と一人歓喜な声をあげた。
湯に浸かりさっきの事を思いだす。
…しかしさっきは驚いたな。
あんなに近くに顔があるなんて…なんかいい匂いがしたし…。
あいつ寝ていれば普通の人と変わらないのに…喋らなきゃ顔はいいのに…あぁもうちょっと寝顔見とけばよかったな…はぁ…。
…キスしちゃったよな。


…キス。




………。




ネウロのあの唇を思い出し弥子は自分の秘部を触りはじめた。
あの唇で私の唇を犯して欲しい…私の全てを味わって欲しい…。
あの長い指で私を触って欲しい…私をむちゃくちゃにして欲しい…。


…ネウロ。


左手で胸を責め右手で秘部を責めている。
この手がネウロのだったら…。
次第に弥子の手の動きは速くなっていった。





…次の瞬間、お客さんが入ってきた。
弥子は一人で自慰しているのを見られてたかと思い赤面するが、その場所は奥の方で湯気もたちこもっているので大丈夫だと思い安心する。



入ってきたのは60歳くらいの初老の女性。
563温泉:2005/10/14(金) 23:47:53 ID:PT4wGAew
……!?

と弥子の秘部に何かが当たっり驚いた弥子はその周辺を手で探ってみた。

…魚!?

魚のような姿が一瞬湯槽に見えた。
…!?そうか昨日ネウロが源泉で戦わせたと言う魔界の魚と言うやつか…?
だよね…普通の魚はこんな所にいれる訳がないし…どっかに流れ着いたって言うのはここの事だったのね…。



と、いきなりその魚は弥子の乳首を攻撃しはじめた。
角で乳首の先を突いたり、乳輪のまわりをなぞりはじめた。
痛いような気持ちいいような初めての感覚に弥子は声をあげそうなのを必死で堪えた。



「あなた…」
「はい!?」
急に声をかけられたので弥子はびっくりして声が裏返ってしまった。
見たこともない魚とこんな事をしているのがバレてしまったかと思い赤面するが、おばさんは



「あなたはどこから来たの?」

と平凡な質問をした。
…あぁバレていなかったんだ。
この人はただ旅先で出会ったの人との交流がしたいだけなんだ。

564温泉:2005/10/14(金) 23:48:29 ID:PT4wGAew
この時ばかり程、湯がにごり湯だった事を感謝した事はないと思う。
白くにごっているのでおばさんには見えないようだ。



それ幸いかの様に魚は弥子の敏感な所を責めている。
見知らぬおばさんと話しているのに湯の中では魚に弄ばれている…そんなシチュエーションに悶えていた。
自分のあそこが濡れていくのがはっきりと感じ取られた。


…と下腹部の方に違和感を感じた。
今度は下を責めるようだ。
まずい…そっちを責められると声が出てしまいそうだ。
だけど…。
おばさんにバレないように声が出そうなのに我慢している弥子の下で魚は嘲笑うかのようにしつこくせめている。
角で割れ目をなぞったり、突付いたり。


…え?下を責められていたのに乳首に何か吸い付いてきた感覚が…?
と、自分の胸を見ると魚のようなシルエットが…。
2匹もいたの!?
そう言えばネウロが戦わせてたとか言ってたけどさ…もう1匹いたとは…。



どうしょうと慌てるのも虚しく上も下も責められる弥子。
魚は角を弥子の中に入れはじめた。
うそ…私、魚に犯されてる…魚に犯されて感じてる…。
魚は角を出し入れしたり、角を入れながら周りに吸い付いてみたりと好きかってしている。
まだ…自分しか触ってないのに。
誰にも触らせた事がなかったのに…。
魚なんかに。しかも得体の知れないやつに。
565温泉:2005/10/14(金) 23:49:04 ID:PT4wGAew
そう思いつつも弥子の息遣いはどんどん荒くなってくる。
絶頂を迎えようとしているようだ。
なんか頭がぼーっとしてきた…。



「あぁっ…。」

とうとう声をだしてしまった…。
魚なんかにイカされてしまった…。
イッた弥子の秘部を魚はまだ責めようとする。

「んんっ…。」
弥子の一番敏感な所はひくひくしている。


…と必死に堪えるのも虚しくおばさんに聞こえてしまっていたようだ。


「…どうしたの?あらあなた顔が赤いじゃないの!?」
とおばさんが心配して近づいてた。…まずい。


「あぁ心配なく…ただのぼせちゃっただけですから。
お先、失礼します。」

と、弥子は急いでタオルで隠し風呂から上がった。

脱衣所で弥子は誰かが来てしまうとまずいので急いで着替えた。

「さてこれをどうするか…。」
…この乳首に吸い付いたまま離れようとしない魚。と弥子と合体しているもう1匹…。
端から見たらかなり間抜けな格好なんだろうなと思いつつ弥子はバイブの様にうごめく1匹を取りのぞいた
。もう1匹を外したいのだが一緒に乳首まで持っていかれそうな痛みがきたので断念…。



仕方がなくその上にブラジャーを付け浴場を後にした。

566温泉:2005/10/14(金) 23:49:50 ID:PT4wGAew
はぁ…全然温泉楽しめなかったよ…とぶつぶつ言いながら部屋に戻ると、全然楽しめなかった原因を作った男が目を覚ましたようで布団に横たわっていた。
その男はちょっと不機嫌そうだった。



「弥子…我が輩を差し置いて貴様どこに行ってたのだ?」

「温泉だよ。ネウロの所為で全然楽しめなかったんだから。」

「ほう…。それよりも貴様の凹んだ胸がでっぱっているのだがどうしたのだ?」

「どうもこうもないよ。あたしこいつらの所為ですっごく恥ずかしい思いをしたし、楽しみにしてた温泉…満喫できなかったんだから。」
と弥子はブラジャーの中から魚を取り出して投げた。

「ほう…全然楽しめなかったと…ではそのももから垂れている液体は何なのだ?」

と、ネウロはにゃっと笑った。
弥子は急いで部屋に戻ってきたのでかなり浴衣が乱れていたのだ。
露になった太ももからは弥子の愛液が流れ出ていた。


「そっそれは…その。」

顔が赤くなりまともにネウロの顔が見れなくなる弥子。
ネウロが近づき弥子の太ももについた液体を指ですくった。

「ほう…。」

567温泉:2005/10/14(金) 23:51:25 ID:PT4wGAew
ネウロの指でその液体は糸をひいた。
「貴様もメスなのだな。あの魚はメスの匂いを感じると寄ってくるのだぞ。
貴様のメスの匂いに感じたのだな…。」


と言うとネウロは弥子の唇に自分の唇を重ねた。
朝の触れるだけのキスではなくもっと深いもっと柔らかいもっと甘い…。

乱れた浴衣で弥子はネウロを見上げた。
「…ネウロ。」
もうのぼせたのと恥ずかしさとさっきのキスで弥子の頭と目はとろんとしていた。


「やはり貴様はメスだな。ヤコのくせして我が輩を誘うとは…。いいだろう…。貴様の誘いに乗ってやる。」

568温泉:2005/10/14(金) 23:52:30 ID:PT4wGAew
そう言うとネウロは弥子の唇を貪り始めた。互いの下を絡め合わせ、相手の歯並びをさぐり相手の唾液を味わう…。
あぁ…今なら何が起こってもいい。
死んでもいい…ネウロと1つになれるなら。










…とネウロの動きが止まった。



…え?元の姿にもどってる。


「ヤコ…謎の気配を感じた。これはもう終わりだ。いくぞ。」




「え…?」

「何をしてる。さっさと着替えろ、この豆腐。」



何が起こってもいいと思ったけどさ…。
私は「謎」には勝てないのね。



そんな事を思いぶつぶつ言いながら着替える弥子。
涎を流してわくわくするネウロ。



そして、そんな様子を全て弥子の携帯のカメラで撮影して事務所でお留守番している吾代にメールで送るアカネちゃん。
彼らの慰安旅行は中盤を迎えた。



…おわる。
569名無しさん@ピンキー:2005/10/14(金) 23:53:35 ID:PT4wGAew
…最初の方読みずらくてすみません。
570名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 00:28:30 ID:OOFur3DO
いやいやGJ!!
エロが書けるだけで尊敬しちゃいます!!
571名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 00:48:31 ID:OOFur3DO
そんな自分も初挑戦してみた。
一応ネウ×ヤコ(後半)エロ無し
ヤコの学校生活を書いてみたかった。今はとても反省している。
5721:2005/10/15(土) 00:49:42 ID:OOFur3DO
「うあぁ、キモっ!」
「これとかちょっとヤってみたくない?」
「うちはカンベンだなぁ〜彼氏に頼まれてもイヤだわ」
「いや〜最近の10代はススんでるね」
「やぁ〜っ!何そのオヤジ発言!!」
「・・・・・」

ここは学校、時刻は昼休み。
一人の机に集まり、お菓子を食べながら机の上の雑誌を見る四人の女子高生。
その四人の中にヤコは居た。
机の上には雑誌は10代向けのファッション誌。開いているページは今月の特集「一度はやってみたい?あんなSEX、こんなSEX」
「ど〜したヤコ?さっきから全然話に入ってナイじゃん」一人が話し掛ける。
「叶絵が休みで淋しいんでしょ?」と、もう一人。
「あはは・・・まぁね」(それもあるけどさ・・・)
「実は妄想してたな?このムッツリ!!」
「やぁ〜ヤコってばエロぃっ!!」他の二人がからかう。
「違う〜っ!!」すかさずヤコが反論する。
5732:2005/10/15(土) 00:51:42 ID:OOFur3DO
「もぉ〜あんたら、あまりからかっちゃダメよ。桂木センセは純粋なんだから!!汚れきってるアンタらと違ってね」その発言に皆が笑う。ヤコ一人を除いて。
「そっかぁ〜照れてたのかぁ〜ヤコ」
「あはは、まぁね」(言えないよ)
「色気より喰い気だもんねヤコは」
「なにそれ〜失礼な!!」(本当に言えない)
「んで、どれがお好みだぁ?このムッツリめっ!」
「え〜ドレも勘弁!って、違うって言ってるでしょ!!」(そこに載ってる殆ど全部、ネウロにヤられた事があるだなんて叶絵にだって言えないよ・・・。)


「で、どれがいいのだ?」
「どれもヤダっ!!ってかそれ返して!!友達のだら!!」
夕方の事務所、入ってすぐに拘束され、ソファに転がされたたヤコ。
「親切にも決定権を与えてやったのにこのカメムシが」
5743:2005/10/15(土) 00:54:16 ID:OOFur3DO
ソファのヤコを見下ろしそう言うネウロの手には、帰り際に「貸してあげるから、ちょっとは勉強しなよ」と友人にムリヤリ押し付けられた例の雑誌。
「どれもこれもやった事があるな」少し興が削がれたようだ。
「じゃぁいいじゃん!!普通にヤろうよ!!」今がチャンスばかりにヤコが言う。
が、運命は残酷だった。
「む。これは試した事が無かったな」楽しそうな笑顔でページを見せる。
「はぁっ!!絶対ヤダ!!」ページを見せられたヤコが真っ青になり、叫ぶ。
「黙れ。貴様に拒否権は無い」ネウロは冷たく言い放つ。
――軽い絶望の中、友人のおせっかいを恨みつつ、ヤコは思った。
(今ならアヤさんの歌で泣けるかもしれない。だって、トイレでヤられたり、旅館の浴衣の帯で縛られたり・・・毎日こんな目にあって、しかも、最近じゃそれが少しだけ、快感になってきてるような汚ない女子高生なんて・・・きっと、世界に私一人きりだろうから・・・。)

575名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 00:56:40 ID:OOFur3DO
携帯からなので改行やら文字やらおかしいけど見逃して下さい

これでもかくらいのスレ汚し、大変失礼しましたorz
576名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 01:07:17 ID:WtJpzOoN
うおお初のリアル投下キター!
グッジョブです!どんなことされてんだろうヤコ…モエス
577名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 01:13:27 ID:fDlePkXb
お二方ともGJですた!ハァハァ
578名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 03:41:29 ID:fDlePkXb
漏れもSS書いて見たがヘタレ過ぎて叩かれそう…orz
579名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 04:56:20 ID:OOFur3DO
是非に読みたい!!


と、言ってみるテスト
580名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 07:50:43 ID:pZYw4ctl
>>578
誘い受けなその態度の方がよっぽど叩かれますよ、と。
思い切って上げてみて、喜んでもらえたらその嬉しさを糧に次回作書けばいいし、
叩かれてもこなくそと思って悔しさをバネに、叩いた連中を見返すつもりで
次回作を書けばいいじゃない。
581名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 08:35:56 ID:theVVNBn
旅行から帰った後の笹塚と弥子を投下します。
あまりエロくないです。
582名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 08:38:28 ID:theVVNBn
旅行から帰った弥子は、探偵事務所に差し入れと共に現れた笹塚を見て、「腐蒲温泉名物ダチョウの温泉卵饅頭」をくれた。
正直どうかと思った。持って帰るには大きすぎ、食べる前に満腹になりそうで、一瞬ネウロの入れ知恵かと思ったほど、嬉しくない土産物だった。
げっそりしながら異様に大きい箱を抱えている笹塚に、弥子は旅行先の事件のことを話して聞かせる。
「なんか…今回も、大変だったみたいだね」
ネウロとふたりきりで旅行に行ってきたと聞いたときは、内心全く面白くなかった。当然だろう。ただでさえふたりの関係には謎が満ち溢れていて、
時折、それ以上の何かを感じることがあって、いたたまれない気持ちになるのだ。無論、そんな素振りは見せないが。
「うん…ま、何かが起こることは分かってたんですけど」
弥子はそう言って曖昧に微笑む。笹塚にすら教えないふたりの何か。それを知りたい気持ちがないわけではない。むしろ真っ先に知りたいくらいだ。
怪盗サイと出会っても無事でいられるだけの何かがあった。だがそこまでは話してくれない。自分が信頼に値しない存在だからだろうか? …そうなのだろう。きっとそうなのだ。
「探偵の行く先に事件あり…ね。テレビや本だけのことだと思ってたけど、君たちは例外らしい」
「あはは…」
気まずそうに笑ってみせる。以前ネウロが言っていた、弥子は事件を呼び寄せるモノがあるとかないとか…その類のことなのだろうか。
笹塚には、弥子よりもあの男の方がその素質があるような気がするが。
「…一応聞いておくけど、勿論、部屋は別だったんだろ?」
「え?」
自分では何気なく聞いてみたつもりだ。刑事としてそれくらいの演技はお手の物である。弥子を慎重に伺うと、弥子はしばらく考えた後、ああと両手を打ち合わせた。
「そういえば、あれも同室って言うんだ…」
「……え?」
今度は笹塚が問い返す番だった。今、なんと言った?
「いきなりだったし、えと」
「ちょっと待って。一緒に寝たの?」
笹塚は真顔で聞いた。弥子は思わず、素直に答えた。
「あ、はい。私の上で。……あっ」
「……」
慌てて口元を覆うが、もう遅い。
弥子は言葉にならない声をあげて、おたおたする。笹塚は完璧に誤解したに違いない。
違うんです。上って言っても、あの、ネウロは私の真上――天井で寝てたから、笹塚さんの思うような「上」とは違うんです!!
……言えるわけがない。
だらだらと嫌な汗が浮かんでくる。
笹塚は無表情だ。その理由も知った。家族を惨殺されてから、笹塚は笑ったことがないのだという。弥子の前ですら、笑ったことがない。笑って欲しいと思う。
せめて、自分の前でなら。しかしその日が来ることが未だにないのは、自分が笹塚にとって、気を許せる存在までいかないからなのか。…恐らくそうに違いない。
ネウロの素性も話せず、曖昧に誤魔化している自分が、笹塚の一番になれるわけがないのだ。
ふたりの間に重い沈黙が流れた。
しばらくそうしていると、ドアが開き、ネウロがひょうひょうと入ってきた。笹塚の持つ巨大な箱を見て、ふっと笑う。
「笹塚刑事…心中お察しします。災難でしたね」
「…どういう意味?」
「あなたには無理ではないかと思いまして」
瞳の奥に深い何かを秘めている。
いけ好かない、胡散臭いヤツだとは思っていた。特に最近は強く思う。弥子の心の傷を癒す役割を奪われた頃から、どこかで嫉妬していたのかもしれない。
「そうでもない」
気だるげに言って、笹塚は座っていたソファーから立ち上がり、ネウロと向き合った。
「…」
目を見る。まっすぐに。男は長身で、笹塚を見下ろす形になった。わずかに口元をあげ、弥子の影のように付き添う男は、弥子のどこまでを知っているのだろう。
あまり長いこと見ていては不自然だ。笹塚は無言でネウロから顔をそらし、弥子を首だけで振り返った。
「弥子ちゃん、おいで」
「は、はいっ」
「おや、お帰りですか」
「これ、早く何とかしないと腐りそうだし」
両手に抱えた巨大な土産を見せるように掲げると、ネウロはわずかに肩をすくめた。
「…お気をつけて」
そう言って、優雅に道を開ける。何をしても様になる立ち姿。男から見ても匂い立つような色香がある。ぴくりと眉が知らずに痙攣した。
ゆっくりと歩き始めると、弥子がわたわたとついてくる。
583名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 08:39:57 ID:theVVNBn
「行ってくる」
「…あまり遅くなりませんように。先生は、先生ひとりのものではありませんからね」
「はいはい、わかってます!」
背後で交わされる意味深な会話。笹塚は歩調を崩さずドアノブをつかむ。
男の声は、弥子というよりこちらに向けて言われているように感じるのは、気のせいだけではあるまい。
弥子とふたりで事務所から出る。エレベーター前まで来ると、弥子の身体が強張るのがわかった。緊張がこちらまで伝わってくる。以前のことを思い出したのだろう。
「…何もしないよ」
「ぇえっ!?」
ぽつりと言ってやると、弥子は真っ赤になって笹塚を見上げた。
「うん、やっぱ可愛い」
「!」
真顔でうなずきながらさらりと言われ、弥子は思考が停止した。
笹塚に手を引かれ、ビルの途中にある男子トイレ内に引っ張り込まれ、個室に入って便器に座らされると、ようやく我を取り戻し、周囲を見回す。
「あれ? …えと、笹塚さん…」
「何?」
ドアに鍵をかけ、上着を上の方にある金具に引っ掛け、笹塚は普通に弥子を振り返る。
「あの、…ここって」
「トイレだけど」
「わかってます! なんでここに?」
「聞きたい?」
じっと見つめると、弥子は慌てて立ち上がった。
「さっき! 何もしないって!」
「うん。エレベーターの中じゃ何もしなかった」
「えっ!?」
「だから」
弥子の華奢な肩を両手でつかみ、ぐっと力を入れる。すとんと便器の上に座らせ、目を見開く弥子の顔を斜めに覗きこんだ。
「ここでは色々することにした」
「ちょっと…!」
「あんまり声あげない方がいいよ。人が全く入ってこないわけじゃないし」
「なん、で…」
消臭剤の臭いがたちこめる室内で、弥子は次第に目を潤ませた。
「俺も人間だからさ」
「…え…?」
肩に置いた手の指を曲げる。弥子が痛さに目をつぶる。
笹塚は身をすくめる弥子の耳元に唇を寄せた。
「あいつが君の上に乗ったなんて聞かされたら、理性も飛ぶって」
「ちが…っ!」
ハッとして目を向ける弥子の顔が、吐息さえ触れ合うほどの近さで前にある。
「そういう関係なんじゃないかとは思ってた」
「笹塚さん、違うんです!」
「自分でも抑えられないくらいむかついたから…つきあってよ」
声は不気味なほど冷静で、台本を棒読みしている大根役者のようだった。それが却って弥子の背筋を奮わせる。
懸命に笹塚の胸を押して抵抗しようとする弥子がまた憎らしく、笹塚は弥子の唇に歯を立てながら、吸い付いた。
チッと痛みが走り、じわっと熱くなる。それに気をとられていると、口内に舌が入ってきた。事務所に来る前にタバコを吸っていたらしい。
味を舌先に感じて、弥子はむせそうになった。
584名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 08:40:49 ID:theVVNBn
「…あいつは、どんな風に君を抱くの?」
「い…やっ」
顔を背けた弥子の耳に息を吹きかけながら、腰がとろけそうになるほど甘く低い声で、残酷な台詞を笹塚は囁く。
制服の上から小ぶりな胸をつかみ、ぎゅっと握った。
「いた…っ!」
「もっと痛くしてあげようか?」
シャツが皺になるほど力をこめる。弥子は息を詰まらせ、強く笹塚を突き飛ばした。
だんと背中がドアにぶつかる。ずるずると落ちそうになり、笹塚は呆気に取られたような顔をして、息を乱し、こちらを睨みつけてくる弥子をぽかんと見た。
「酷い…笹塚さん、ひどいよ。なんで、私の話を聞いてくれないの? 私とネウロは、そんな関係じゃない。私は、笹塚さんしか知らないのに」
涙をぼとぼと落としながら、弥子は両腕で自分を抱きしめ、笹塚を見つめている。
その視線が痛くて、弥子の口元に滲む血が紅くて、笹塚はようやく、弥子が傷ついていることに気づいた。
「…それ、マジで言ってる?」
「大マジだよ!」
「でも、あいつ君の上で」
「それはっ、違うんだってば! 上って…上って言うのは」
弥子の声がしぼんでいく。何かを言いたいのに言えないと、次第にうつむいていってしまった。
「俺が思ってるようなことじゃないんだ?」
「うん」
かろうじてコクリとうなずく弥子を見て、笹塚は息を吐く。全くわけがわからなかったが、この子がここまで言うのだからと、何とか自分を納得させた。
今なら、例えネウロが天井にくっついて寝てたという意味だといわれても、はいはいと信じてしまえそうだ。
「そっか」
「…ごめんね」
「何が?」
「うん。…いろいろ」
全くだ。
笹塚は弥子の頭に手を置いた。
「俺も悪かった」
「ううん」
「でもやっぱり」
「え?」
見上げた弥子の唇を、指でなぞる。にじんだ血の色が、笹塚の暗い過去をじんわりと思い出させた。
「むかつくことには変わりないし、不安だから、いろいろやりたい」
「…うん」
弥子はくすぐったそうに笑うと、両腕を伸ばして、笹塚を引き寄せた。
制服のボタンを途中まで外したところで、中に手を差し入れる。
下着をずらすと、先ほど強く握ったせいで、肌が赤くなっていた。
「…マジでごめん」
笹塚は頭がずしりと重くなるような罪悪感を抱いた。肌をいくら重ねても、弥子の年齢が追いつくわけではない。
まだ子供なのだ。そんな彼女に大人気ない真似をした自分が情けないと思う。
「笹塚さんって、さ」
「ん?」
いたわるようにそこを撫でる笹塚を見て、弥子は笑った。
「案外、子供っぽいよね」
「言われちゃったか」
寝ぼけたような顔でぼんやりと言っているが、本当は悔しいのかな、そんなことを弥子は思い、笹塚のことが分かりかけている自分が急に嬉しくなった。
585名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 08:42:18 ID:theVVNBn
どことなくすねているような顔をしている笹塚に軽く口付ける。笹塚は離れようとした弥子の頭を後ろから押さえて、乱暴に舌を入れた。
「ん……、ん、んっ」
驚いて笹塚の腕に手をかける弥子を無視して、笹塚は息をするのも忘れたように、弥子の口内をかき回す。
次第に力が抜けていくのを確認すると、ようやく顔を離し、肩にもたれかかる弥子のスカートの中に手を入れた。
「ん…あ、あ、そこ…っ」
笹塚のシャツにすがりつくように手を伸ばし、与えられる快感の小さな波に過剰に反応する。
「ここ、だろ?」
「あ……っ!」
布の上から、割れ目をこじ開けるように二本の指を沈ませる。
やがてじわじわと指先が熱くなり、湿り気を帯びてくると、弥子の呼吸が荒くなっていった。
「ささ…、あ、は、いい…っ!」
「そりゃ、君のいい所、全部知ってるからね」
すっかり使い物にならなくなった布をどけ、濡れた茂みの一部を指でつまんで軽く引っ張る。つられて動く肉の痺れた痛みすら、弥子にはたまらなかった。
「だめ…っ、だめ、だめ…!」
「何が?」
「そんなこと、しちゃだめ…!」
「何で?」
翻弄されっぱなしで、でももっとして欲しいなんていえなくて、そんな弥子をけろりと見下ろしている笹塚を、弥子は一瞬殺してやりたいほど憎いと思った。
涙でぼやける視界の中に映る笹塚は、誰に対しても表情を崩さない。犯人と向き合っても、こうして弥子を弄んでいるときも。
笹塚が自分を見せるとき、それは、彼を捕らえて離さないという…
自然と手が、笹塚の股間に伸びていた。もどかしげにファスナーを下げ、飛び出してくるそれをつかむ。
「うあ…今日は大胆だな」
目を見張る笹塚を恨めしげに見上げ、弥子は手の中のものを握り締めた。
「私をこんな風にした責任、取ってください」
「こんな風って」
「笹塚さんにしか感じなくなっちゃった、未来ある私を奪った責任、最後まで取ってください!」
「…おいおい」
真っ赤になって、目もとろんとしてるし、何言ってるのか全然わかんないけど。
むすっとしながら笹塚のシャツのボタンを外し、胸板にあんぐりと噛み付いてくる弥子を見下ろして、笹塚はふっと笑った。
「いいよ」
「ほんと!?」
すぐに見上げたのに、弥子は惜しくも笹塚の緩んだ顔を見ることはできなかった。
笹塚は少し首を傾げると、いきなり弥子の膝を裏からつかんで、前のめりになる。
便器の後ろにある水が出る金具に強く背中を打ち付けて、弥子が小さく悲鳴をあげると、
笹塚は先ほどまで弥子の手の中にあったものを、濡れそぼる入り口にこすりつけるように腰を動かした。
「ひぁ…っ!」
笹塚の指に散々弄ばれ、敏感になっていた弥子がのけぞって喘ぐ。
「責任とるよ、だから俺の前から、いなくならないで」
ずぶりと蜜壷の中に入る。弥子は背中に金具が当たるのを嫌がり、後ろ手で金具をつかんだ。声を抑えるために、肩に強く唇を押し付ける。
「俺さ、君まで失ったら、どうなるかわかんないから」
肩口に顔を埋めた弥子が、わずかにうなずいた気がした。
弥子の膝の裏をつかむ手に力をこめ、笹塚は動いた。
「ふ、う、あぁっ、あ、んんんーっ!」
動くたびに便器がみしみしと鳴り、弥子の唇から漏れる声と息が、笹塚の肩を熱くそめあげる。
一定のリズムで腰を動かしていると、たまに我に返って空しくなったことがあるので、弥子を壊す勢いで、笹塚は動く。
いつかこのせいで弥子がどうにかなってしまってもいいとさえ思う冷酷な自分がいる。それでもいい。
この子があの男に使えないと判断され、見捨てられればいい。そうすれば、もうこの子は危険な目に遭わずにすむ。ずっと俺だけのものになる。
「あっ、あっ、あ、ん…、イ…!」
もう声を抑えきれないと、弥子が顔をあげる。限界が近いと、金具を握る手に力が入る。腰を引き、笹塚は大きく息を吐く。
586名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 08:43:09 ID:theVVNBn
「…はぁっ、……ね」
「…え…?」
その時を待つために準備していた弥子は、焦点の合っていない目で笹塚を見た。
「俺のこと好き?」
何を言われたのかわからないまま、弥子は微笑んだ。
「大好き」
「ん」
笹塚はこんな時でも真顔だった。こくんとうなずくと、油断していた弥子に向かって、大きく腰を突き出した。
「ああああああっ!?」
色彩があっという間に失われ、パチパチと何かがはじける。目を見開いて、声をあげることしかできない。
与えられた快感という名の折檻にも似た行為が、弥子を一瞬間違いなく死に至らしめた。
がくがくと痙攣し、黒目が上を向く弥子の中に入ったまま、笹塚は惜しげもなく全てを弥子の中に注ぎ込む。
がっくりと力を失い、四肢をだらしなく広げる弥子に小さく口付けて、笹塚は微笑んだ。
「よくできました」

トイレからふたりして出ると、お約束のようにネウロが立っていた。
「ああ、先生! 先生が男だったなんて!」
わざとらしく狼狽し、顔を覆うネウロ。弥子はショックのあまり棒立ちになっている。
「…何やってんの」
言い訳もせず、笹塚は言った。ネウロも笹塚には言われたくないだろう。
「いえ、女性の悲鳴が聞こえたもので、何事かと見にきたんですよ」
ネウロは白々しく答える。
「そっか。すまん」
笹塚は心にもない謝罪をして、トイレの外に置いておいた土産を手に抱えた。
「先生…前々から気づいていましたよ。やはりそうだったんですね」
「な、な、何がよ」
ようやく立ち直り、真っ赤になって開き直る弥子をしげしげと眺めて、ネウロは汚物でも見るような目で弥子に言った。
「女性にしてはえぐれていると思ってました。これで納得が」
「うるせー!!」
両腕を振り回して叫ぶ弥子といつもの笑顔でそれを見ているネウロに向かって、笹塚は淡々と言った。
「その点なら心配ないよ」
「おや」
ネウロが興味深そうな目で笹塚のほうを向く。
笹塚は弥子に向かって言った。
「君が誰よりも女なのは俺が一番知ってるし…」
「わーっ!?」
弥子が真っ赤になって、わたわたとネウロと笹塚を交互に見る。
「えぐれてる胸も、俺がいりゃ大きくなるしね」
「―――っ!??!?!?」
「先生! どうしましたか、先生!?」
卒倒する弥子を、嬉しそうに眺めて介抱する気配のないネウロ。
笹塚は肩をすくめ、歩き出す。

マジでいなくなるなよ。
責任は、とってやるからさ。



終わり
587名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 08:45:03 ID:theVVNBn
以上です。エロはやっぱり難しいといういい勉強になりました。
それでは失礼します。
588名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 10:47:34 ID:JsALMKNo
乙です。
ネウロに対抗心燃やしまくりな笹塚がいいかんじです。
589名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 11:05:11 ID:FJSDPmM9
ぐっじょぶすぎです…!!!(*´д`*)
590名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 11:07:04 ID:OSAJSt0h
うはー、午前中からいいもん読ませていただきました大変GJです!!
十分えろかったですよ〜(*´Д`)ハァハァ
「上で寝た」って事実だけど、言葉だけで聞くとやばいですよねw
やきもち笹にすんごい萌えますた!!
591初SS1P目:2005/10/15(土) 14:21:52 ID:fDlePkXb
チキンな漏れですが、意を決して投下します!

ネウヤコでエロあり



(…んんっ)

弥子は体に違和感を感じ目を覚ました。体の上に何かがのし掛かっているかのような圧迫感。
とある旅館の一室で弥子は金縛りにあっていた。
(な…なにこれ…)
弥子は初めて感じる金縛りに恐怖を覚えた。
(…そうだ、ネウロは?助けて貰おう…)
しかし見上げた天井には人影は無情にもなかった。
弥子はなんだか泣きそうだった。こーゆー時に限っていつもあいつはいないんだ。
ふと体の上を見た。あれ?なんだか人の頭が見える。え?幽霊??
「ひ…ひぎゃあぁぁ〜っ!!」
弥子は絶叫した。あまりの恐怖に意識がかすれて…
592初SS2P目:2005/10/15(土) 14:23:13 ID:fDlePkXb
「…うるさいぞヤコ…」
ん?聞き覚えのある声だ。…ネウロ?
体の上にのし掛かかっているかのように、ではなく実際ネウロがのし掛かっていたのだ。
「もぅ…!重たいからどいてよ…っ!」
もぞもぞと体を動かす弥子。
「断る。しかし単細胞かのように反応が鈍いお前が目を覚ますとは計算違いだったな」
そういうやいなや、ネウロは弥子にキスしていた。
(ふぇ…)
長いキスだった。必死に抵抗した弥子だったがやはりネウロにはかなわない。
プハッ…
やっと唇が離れた。と同時に弥子は怒った口調で言った。
593初SS3P目:2005/10/15(土) 14:24:30 ID:fDlePkXb
「なにしてんのよー!あんたはー!」
少し泣いていた。初めてのキスだったからだ。ばんばんとネウロを叩いた。
(でもほんとはヤッターとか思って…)
「ねーよ!!うわぁぁん…!」
そうこうしてる間にテンションのおかしくなった弥子の両手をネウロはつかんだ。
弥子は一瞬ドキっとした。え、もしかして…?
「ちょっと…なに…。嫌っ!離して…っ!」

ネウロは考えていた。少し前からこの弥子という少女を想い始めていた。
594初SS4P目:2005/10/15(土) 14:25:30 ID:fDlePkXb
華奢で白いすべすべした体。童顔で目のくりくりした顔と触り心地のいい髪。
そしてなにか彼女といると溢れる温かい気持ち。いじめたくなる気持ち。
それらは全てネウロにとって初めての感覚だった。これを愛しいと呼ぶのだろうか…
ネウロは考えに考えた末、自分の欲望を吐き出し恐怖に怯える弥子を犯そう、魔人であるために。
そう思い今に至った。魔人と人間は相容れぬ関係なのだ。わかり合えないのだ。

ネウロは弥子の乳房に手を添えた。揉みしだきながら先端を舐めた。
595初SS5P目:2005/10/15(土) 14:26:25 ID:fDlePkXb
「あぅ…!だめっ!」
弥子は喘いだ。だんだんと火照る体、快感に呑まれる感覚に息を切らしていった。
(私、こんなに感じてる…)
「ヤコ…」
弥子は驚いた。ネウロの舌が自分の秘部へと目掛けて動いていく。
「まっ…て!だめったら!!」
どうにか逃れようと弥子はネウロの頭を掻き乱した。
そんなことも気にせずネウロはついに秘部へと辿り着いた。
「いや…見ちゃやだぁ…」
弥子は泣いていた。心のどこかでこうなるといいなと思っていたが
(恥ずかしい…ネウロぉ…)
596初SS6P目:2005/10/15(土) 14:27:17 ID:fDlePkXb
なんといやらしくこの花は咲いているのだろう。愛液は耐えず滴り落ち、ヒクヒクとネウロを誘うかのように蠢く。
ピチャピチャ…
「やっ…!?はぁ…んっ」
チュポ…ジュル…
愛液は止めどなく流れ、びちゃびちゃにシーツは汚れていった。
「淫乱め…」
「ちがう…もん…」
そう呟くと同時にネウロは弥子を貫いた。一気に奥まで犯していった。
いきなり挿れられた弥子は背中を逸らせ声にならない声で喘いだ。
「ひっ…!?あぁ…んぁ…っ!」
弥子は初めての感覚に狂喜した。気持ちいい…狂ってしまいそうだった。
597初SS7P目:2005/10/15(土) 14:28:08 ID:fDlePkXb
「ネウロぉ…だめ…もっと…っ」
ネウロは一気に責め立てた。腰を打ち付ける度ネウロも快感に呑まれ涎を垂らす。
「ヤコ…いいぞ。もう…出すぞっ」
「ひぁあああ〜〜……っ!!」
欲に溺れ崩れ落ちた二人。互いに背を向けあって崩れ落ちた二人。

弥子はどう思ったのだろうか。我が輩を憎むだろうか。
繋がっても相手の心がわからない。それはやはり魔人と人間の関係であるから。
好きであるのに…。

ネウロはなんでこのタイミングでこんなことしたのかな…。
それでも、えへへ。ネウロのこと好きだったから…嬉しかったなぁ。
598初SS8P目:2005/10/15(土) 14:29:09 ID:fDlePkXb
弥子は振り返ってネウロの方を見た。大きい背中。抱き付きたい背中。
「ネウロ…」
「む、なんだ?……!?」
弥子はネウロのその大きい背中にひっついていた。
「ネウロぉ…好きだよ…」
疲れたのだろうか。弥子は眠りに入っていった。
ネウロは固まっていた。思いがけない言葉。弥子の気持ちがわかったのだ。

弥子の方に向き直り華奢な体を強く抱き締めた。ずっと離したくない、と思った。
「痛いよネウロぉ…」
「ふん…」
ネウロは軽く弥子のおでこにキスをした。弥子が弥子で良かったと心底思った。



おわりんこ。
599初SS0P目:2005/10/15(土) 14:30:43 ID:fDlePkXb
内容薄いわりに長いかな…また反応良かったら頑張る!⊃ロ`)
それでは失礼しました…(:D)rz
600名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 14:35:27 ID:XS1boWlK
正直キモつまらん。もっと練習してから来てくれ。
601名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 17:18:27 ID:JsALMKNo
純愛でいいね、乙です
602名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 17:24:26 ID:cJtc7iK+
全然長くないし
603名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 17:51:07 ID:53BEL0rs
えーとね、言葉の使い方が変というか間違ってるところが多杉。
あとね、視点がコロコロと変わりすぎるのもよろしくない。
雰囲気は悪くないので、もう少し修行してから投下ヨロ。
604名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 17:53:31 ID:pZYw4ctl
>>580を書いた者だが、まぁなんだ、イキロ。
さっき言った通りだ。悔しさをバネに立ち上がれ。
605名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 19:38:07 ID:qEwg6iLu
>>560なのだが、漏れのも採点して下さい。
漏れを立派な職人になれるようになりたいんでつ
よろしくお願いします

「…」と改行が多いのは自分でも反省すべき点だと思ってます
606名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 19:42:08 ID:XzoPsAbt
ところで同人板にネウロスレはない?検索かからんかった
607名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 19:43:47 ID:zatbV3ob
何を勘違いしてるかワカランがここはそういう場所じゃない
エロいのがくれば俺らは喜ぶし、気に入らなければスルーする

原作壊しすぎのエロや空気読まない発言があれば叩くけどね
608名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 20:00:04 ID:ZLv+VBuX
ここにエロ投下するならハラシマにエロ書きまくるほうが楽しいw
609名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 20:14:28 ID:8p7dwbiI
連休でもないのになんじゃ、これは。
610名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 20:45:01 ID:klo9TqMk
愛し愛されって感じがイイ(・∀・)乙
611名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 23:01:31 ID:kXcj4AR/
>>607
かしこまりました。
精進しまする。
612名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 01:13:30 ID:e99Nof7G
がんがれ
613名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 02:12:18 ID:5BQEl43T
強くあれ

俺もがんがる
614名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 08:29:31 ID:fUWdQihH
>>606
これか? 検索したらひっかかかったんでお求めのものとは違うんかな

魔/人/探/偵/脳/噛/ネウロ 同人
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/doujin/1125159177/l50
615名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 11:10:10 ID:Ix3ZPOsZ
>>614
うわぁぁあなんてこったおれの目が節穴だった
どうもありがとう!
616名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 11:58:30 ID:3fGRjcbs
>606
ついでに難民にもおいで1スレにつき1人は光臨してくれるから
ttp://aa5.2ch.net/test/read.cgi/nanmin/1128083648/
617名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 12:39:41 ID:Ix3ZPOsZ
>>616
ありがとう。
難民か…よくわからんけど面白いね
618名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 15:07:46 ID:3fGRjcbs
>617
わからんほうが幸せだとおもう
ついでにそろそろ光臨してくれないと忘れそうなんだよな
誰か難民と交換日記してくれ7月厭離の主催のように祭を....
619名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 22:22:24 ID:+wnhZODj
しかしまだコミックとか少ししか出てないのに
ほんとにぎわってるな。このスレ。。。
いいことだ。
620名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 23:25:33 ID:5BQEl43T
だって主人公の存在自体が18禁ww
621名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 23:28:46 ID:sxVQzJMa
そして何でもありな点も。
622名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 23:35:37 ID:GsE3Ja9R
ヒロインが奴隷で、日常的に虐待されながらも、
鬼畜ご主人様に逆らえない推理風ギャグ漫画。
623名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 00:00:23 ID:cSnm1ddr
作者自らコミックスでSMな場面を描くあたり、スゲーと思った。
ある意味少年マンガで最も表現が解禁されてるのでは。
624名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 00:10:31 ID:qSv3WGje
松井とこのスレに感謝せざるを得ない
625名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 00:28:01 ID:fA88QJTW
ここの住人的にはアナルって許容範囲なのかな
ちょっと気になった。
626名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 01:10:49 ID:uwsG4mcw
最初に注意書きすればおkでないの
627名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 01:11:03 ID:+ynpBOyG
>>625
お前がお前の欲望に従うことがスレ住民の願いです
書いてくれ
628名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 01:18:03 ID:fA88QJTW
レスdクス。
SMぽいネウロと弥子の話題になってたから、
じゃあアナルおkなのかなって飛躍しただけだ。
書くのは他の神々に期待します○| ̄|_
629名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 01:20:43 ID:uwsG4mcw
>>529
君すごすぎ
630名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 10:05:55 ID:ppOhJsYw
ネウロの体液があんなじゃここで書かれてることは大体できないね。
631名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 11:11:20 ID:msubjE07
目欄も同じ成分なので無問題
632名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 16:43:11 ID:AuLLycG9
別段にメール欄に書くことじゃ無いと思われ。
633名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 23:16:04 ID:HerdPlgo
今週の毒ガスプレイは面白かった。
634名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 23:51:30 ID:UWkgPVoz
>>631その微妙な恥じらいにテラモエス

体液は睡眠中だけああなるとか……性欲を満たしたい時成分が変わるとか
まあ(゚ε゚)キニシナイ!!のが一番だな、このスレ的には
635名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 00:30:25 ID:acswce5b
とりあえず毒ガス吸わせようとしてた体勢は本気エロスだった
636名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 00:36:38 ID:8Qi6Dv0Y
あの体勢、弥子の上にのしかかってるよね。って、股に挟んで…

>>634
もう一つの液がアルカリ性で中和するんだそうだ、人間的には。
637名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 02:16:49 ID:7/5MJRpq
よだれっていうか…胃酸が出てきちゃってるよアレ

ヤコたんとキスする時は媚薬と同じ成分になったりとか…しないかなあ
638名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 02:24:24 ID:fEgu2sLl
悪質なとろろの時は平気じゃなかった?
639名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 02:56:32 ID:dYD7kZ0/
顔射の時な
640名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 15:59:05 ID:ctz9W15r
謎を食べるときだけ酸になるんだよ。普段は無問題
641名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 16:41:30 ID:SN+eROcg
「言え。いつもの奴だ」

エロスww
642名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 20:05:50 ID:gXnbZL1k
>>641
ナカーマw
思ったんだが、袖をあれだけ後ろに引っ張ったら浴衣の胸の辺りがはだけるんじゃ...。
643名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 20:35:35 ID:RqkkwFTO
>641
その上のコマ見たとき、弥子が他の男と仲良く話してるから
ネウロ嫉妬してるのか!と思ったことは内緒だorz
後ろから弥子に近づくんじゃねーよオーラを出してるのかと思った……
644名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 23:32:58 ID:gXnbZL1k
最萌えコンテスト弥子が予選通過キタ━━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━!!!!
645名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 23:37:56 ID:xfi+IEfv
>>643
嫉妬だなんて…  


…萌えるじゃないか
646名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 23:38:37 ID:sRLPLvYT
弥子一回戦逆転突破おめでとう!!
ここでもどこでも弥子たんはモテモテだね(*´∀`*)
647名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 23:45:03 ID:xfi+IEfv
すまん、あげてしまったorz
そしてヤコ1位おめ。
648名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 23:54:57 ID:vQy0bVcO
弥子たん、最近の湯上り姿で見事みんなのハートを射止めたのかな
一位なんてテラスゴス
649名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 23:59:29 ID:j6/JRZYK
>>648
メ欄直そうぜ
650名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 00:01:12 ID:NrHstUDV
GJ!
651名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 00:09:55 ID:P32vCrx3
ぎゃふん
ネウヤコもいいが、吾代×弥子もいいかなと思い始めた秋の夜
652名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 02:07:11 ID:Z54t+NkU
二回戦進出嬉しくてたまらん(*´Д`)今回初めて投票したよ…
支援見てたけどやっぱりそこはかとなくエロイなww
クオリティの高さもここと同じで嬉しくなった秋の夜長

二回戦支援頑張るぞー
653名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 23:22:26 ID:d7fLNNhp
数日前からのレスに触発されて書いたネウヤコ
本番はなし、エロぬるめ。今では色々反省している
654名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 00:10:39 ID:UgoSSNEt

「この謎は、なかなか良質そうだ」
どこからか調達してきた推理小説を読みつつ垂らした涎が、事務所のソファにかかる。
その表面の本革が音立てて溶けるのを見てしまい、溜息混じりに私は指摘した。
「…ネウロ、また強酸になってるよ」
「む……」
嬉々としていたのが、瞬時にして憮然とした表情となる。
「大体、人間界は何もかも脆すぎるのだ」
魔界では強酸の雨が降る上に飲料水もすべて強酸だというのに、と、繰言を話す。
苦笑しながらそれを聞いていると、顎を掴み引き寄せて前ぶれなく口づける。
(強引だなぁ……今更だけど)
唇をこじ開けて侵入してくる熱い舌。
「ん…んぅ」
いつものことながら、この瞬間はドキドキしてしまう。
それは決して恋愛要素のドキドキではなくて、
ネウロがうっかり自分の体液を強酸にしたままこういうこと始めたら私溶けちゃうよね!?
という不安極まりない鼓動の高まりなのだった。
しかし今のところその心配は杞憂に終わっている。
どうやらネウロは、体液の酸度を自在に調節できるらしい。現に私今無事だし。
さらに厄介なことに、あらゆるツールで知識を吸収しているこいつは、要らんことまで知ってしまった。
「ヤコ、舐めろ」
ソファにどっかりと座ったネウロ。
またか、と思うが口にはしない。声に出したが最後、生きてこの事務所を出られる保証はない。
軽く開いたその脚の間に身体を割り込ませ、その部分を服の下から取り出す。
「うわあ……」
まだ硬くなりきっていないペニス。
何度見ても男の人のソレは珍しくて、見つめていると不機嫌な声が降ってきた。
「何をじろじろ見ているのだ」
「あ、ごめん」
「命令されたことを早くやれ」
「……ん! んむぅ…」
頭をつかまれて、ぐりぐりと性器にこすり付けられる。
しょうがないと諦めて大きく口を開き、赤黒いソレを含む。
その形を確かめるように舌を這わせているうちに、どんどん大きく育っていく。
張り出したカサの部分をなぞっていると、また頭を鷲掴みにされてガクガク揺さぶられて。
「…っ、んぐ」
心の準備もないままにノドの奥深くまで差し込まれて、えずいてしまう。涙が滲む。
それを見たわけではないだろうが、押さえつける手から力が抜けた。
「ん……ぷは」
一旦含むのを止めて、蛍光灯の明かりでまじまじと観察。
唾液にまみれて鈍く光るのを見ていると、なんだか私まで身体の中心が痺れてくる。
一方的な奉仕なのに、興奮している私がいる。
お腹につくくらい勃ち上がるソレの根元を押さえて、今度は膨らんだ先端だけを口の中に。
655名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 00:11:54 ID:UgoSSNEt
「ふむ……少しは上達したようだな」
珍しくストレートに褒められて、嬉しい。
「イトミミズレベルからちゃんとしたミミズレベルに昇格だ。喜べ」
………前言撤回だこの野郎。
口の中のこれに歯でも立ててやろうかと思うが、そんなことしたら仕返しに何をされるか解らない。
ささやかな嫌がらせのつもりで、先端の小さな穴を執拗に舌でねぶる。
溢れる先走りを音立てて啜ると、ネウロの両足が軽く震えた。
気持ちよくなってるのかな。
表情のバリエーションが少ないこいつが、どんな顔をしているのか気になって見上げる。
すると、ばっちり目が合った。
いつものチェシャ猫笑いを浮かべて、
「そうしていると、貧乳の貴様でも少しは色っぽく見えるな」
と憎まれ口。
でも私の頭に添えられる手は、髪の毛を撫ぜ続ける。
…そんな優しい手つきで触られたら、嬉しくなっちゃうじゃない。
舌と指を使って快感を与えようと一生懸命になる。
口いっぱいに性器を頬張って、頭を前後させる。
ぬるついた茎が、よりいっそう張り詰めた気がした。
夢中で奉仕していると、ぬめる感触で我に返る。
舌に口腔に唇に、粘液が与える感覚。
気持ちいい……
舌が、口が、唇が。ネウロ自身に触れている部分が全て、熱く疼く。
その快感は背筋を痺れさせ、下肢に伝わる。
ぐっしょり濡れて蕩けた、私の身体の中心。
リノリウムの床に接した下着が湿っているのがはっきり解った。
もしかしたら床まで濡れちゃってるかも知れない。
「ん……っ、んむ」
含んでいるものがひどく硬い。
口全体で扱いて、射精をうながす。
唾液と先走りで滑りが良くなった先端に、甘噛みを加えて。
根元部分も含もうと、ノドの奥に当たるまで咥え込む。
「ヤコ」
搾り出したような声音を聞くが早いか、頭を後ろに引っ張られた。
「んふぁ……」
口の中のものがずるずると抜けてゆく。
大げさなまでに痙攣しながらソレは白濁を吐き出す。
顔や髪にかかる、ネウロの体液。
目に入らないように目を閉じながら、こっそり嘆息する。
これこそがこいつの狙いなのだ。

656名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 00:12:29 ID:UgoSSNEt


「いつもどおり、弱い酸にしておいたぞ。ありがたく思え」
にやにやしながら、顔に付いた精液を拭う私に報告する。
「も〜……最悪」
「む? 人間の女は弱酸性をありがたがるではないか」
不審そうに言いつつ、某弱酸性ボディーソープのCMソングを口ずさむネウロ。
「いくらお肌にいい成分とはいえ、精液なんて嫌だよ……」
「黙れナメクジ」
手首をがっしり握られる。
認めるのは悔しいけど、整った容貌が薄笑いを浮かべている。
「な……っ! なによナメクジってー!」
「もちろん貴様のことだ」
「だから、なんであんたはそういうことを」
「粘液を出して床を這いずっているからだ」
「…ッ!!」
もしかして、と見やった先は予想通りの状態だ。羞恥に顔が赤くなる。
さっきまで私が座り込んでいた床は、液体に濡れて鈍く光っていた。
私が快感を感じた証拠。
そのぬめりを指で掬ってわざわざ私に示し、一言。
「貴様も満足させてやる、来い」

どうやらもう少し、こいつに付き合わなきゃならないみたいだ。

                                         おわり。
657名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 00:27:21 ID:UgoSSNEt
ネウロの酸のヨダレに萌えを感じて書いてみました
投下は以上で全部です
658名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 00:27:29 ID:wPatTIGL
GJ!!
エロティカを有難うww
659名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 03:31:38 ID:sp1Xj6AZ
エロイヨエロイヨー(´Д`;)ハァハァ
フェラネタでこんなに萌えたの久しぶりだ。

そして、そこかしこに散りばめられた小ネタ達にワロタw
660名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 19:58:25 ID:wqDdwbYJ
GJ!
CMソングを口ずさむネウロを想像したらワラタW
661名無しさん@ピンキー:2005/10/21(金) 00:54:59 ID:gDiimJdC
GJ!!!!
健気な弥子タン萌ゆ。すっげえ有り得そう…ww
オチまでしっかり笑かさせていただきました。そしてまた萌え。
662名無しさん@ピンキー:2005/10/23(日) 00:02:14 ID:cXMjdieH
保守
663名無しさん@ピンキー:2005/10/23(日) 23:28:08 ID:X/FDW6tD
体重43kgヤコたん(;´Д`)ハァハァ保守
664名無しさん@ピンキー:2005/10/24(月) 15:35:31 ID:8irJ8e35
今週号柱のコミックス宣伝に
「ネウササ」と言うルビが無かった事に心底安堵した俺ガイル
665名無しさん@ピンキー:2005/10/24(月) 16:41:34 ID:2OwE87DE
ここで>>664に数字板を薦めてみる
666名無しさん@ピンキー:2005/10/24(月) 19:11:04 ID:YnVoTjl2
こらこら
667名無しさん@ピンキー:2005/10/25(火) 00:23:31 ID:dYPC2LOV
保守代わりに駄作投下
ネウ×ヤコで、ヤコちゃんは4049じゃないかという妄想
エロく出来なかったorz
6681:2005/10/25(火) 00:24:12 ID:dYPC2LOV
その日、いつも通りネットにいそしんでいたネウロはある単語を見付ける。
その単語の説明の内容は、最近のヤコの態度にしっくり来る物だった。
これは使えると、ネウロは一人にやりと笑った。

程なくヤコが学校から帰ってくる。
「遅いぞヤコ」
「ごめん...」
そこでネウロはヤコを少しからかってみたくなり、
「あまり遅いと心配するだろう?」
と、表情は変えずに言ってみる。
一瞬本気で驚いた顔をしたヤコはあわてて目線を逸らし、
「べっ、別にアンタの心配なんて要りませんよ〜だ」
と、つい言ってしまう。(しまった!!)と思ったがもう遅く、寄ってきたネウロに両頬を引っ張られる。
「先生っ、他に言う事は?」
「ひんふぁいひへくへてふぁりふぁふぉふ」
「全く、先生の躾は大変なんだから...」
などと呟きながら、頬を擦るヤコに背を向ける。(これは...愉しい)
こうしてネウロはこの遊びにハマった。
6692:2005/10/25(火) 00:25:28 ID:dYPC2LOV
そして今日は、粗方事務が片付いた後に、
「たまには奢ってやろうかヤコよ」
と言ってみる。すると、一瞬とても嬉しそうな顔になったが、
「いっ、いいよっ、別に。アンタそういうの嫌いでしょ?」
と、目を逸らしながら言う。
そのヤコの頬を両手でガッ、と掴み、自分と目を合わせさせ、内心の愉しさを見せずに
「本当にいいのか?貴様は食うのが何より好きだろう?」
心配そうな目で問うてやると、顔を真っ赤にし、更に目を逸らしながら、
「きっ、今日は叶絵と食べてきたからいいのっ!!それにアンタと一緒に何食べたって美味しくな...」
自分の言葉にハッとしたヤコは悲しそうに潤んだ瞳を逸らし、蚊の泣くような小さな声で「...ごめん」とだけ言った。
だが、言われた当の本人は傷つくどころか面白くて仕方がない。
(もっと弄んでやりたい)とさえ思うが、それを顔に出さずに悲しそうな顔を作る。
6703:2005/10/25(火) 00:27:15 ID:dYPC2LOV
「そうか...」
「っ!!...ネウ...」
ドサッ!!と言う音と共に、ヤコをソファに押し倒す。
「ロ?何やってんの?」
「えっ?だって先生出掛けたく無いんでしょう?」
「えっ、別にそういう訳じゃ...」
「そんなにしたかったですか?先生?」
瞬間、ヤコは真っ赤になる。
「それはアンタでしょ!!もうっ、アンタのそう言う所が嫌いなのっ!!」
「ほぅ、我輩が嫌いか?」
「さっきから言ってるでしょ!!分かんないなら何度でも言ってやるっ!!嫌い嫌い大きら...んっ!!」
煩いと、ヤコの口を自分の口で塞ぐ。
最初は抵抗するが、ヤコは段々快感を受け入れていく。
ネウロは口を離し、瞳を潤ませ、とろん。とし、抵抗しなくなったヤコの服を脱がせ始めた。


「ヤコ、好きだぞ」
「ぁたしは、っ...きらぁ...ぃっ!!」
「ヤコ、違うだろう?」
「ぅっ...んっ!!」
「へぇ〜嫌いでも感じるんですね先生?」
6714:2005/10/25(火) 00:28:36 ID:dYPC2LOV
そうやって、ヤコが悪態を付く度に快感を与えていく。
「んぁぅ!...ネウ...もっと...」
ヤコの理性は段々融け、本音や欲望が素直に表れ始める。
「...ヤコ、教えただろぅ?」
「ぁっ...おねが...っ」
「ん、いい子だ」
「ぁぅっ...!ネウロ...」
「何だ?」
「大すきっ...」
「我輩も、貴様が好きだぞ」
軽く口付ける。


「そういえばこの前、最近の貴様のような動作を取る者を呼ぶ言葉を知ったぞ」
動けるようになり、着替えているヤコの方を見ずに、ネウロは言う。
「へぇ〜...別にいいや、知らなくて...」
再び両頬を引っ張られる。
「ごめんなふぁい、へひひりたひです...」
ネウロはヤコの頬から手を離す。
「まぁ、言葉自体の意味は良く解らなかったがな」
そこで一旦言葉を止め、にやりと笑う。
「貴様のその態度が愛情表現だと言う事は分かった」
「っ!...そんな訳無いでしょ!!このドS魔人!!」
6725:2005/10/25(火) 00:30:16 ID:dYPC2LOV
その後も、バカとかアホとかサドとかと耳を塞ぎたくなるような暴言を吐くヤコを、すっかり機嫌を良くしたネウロは、愉しそうに、にやにや笑いながら見守るのであった。
673名無しさん@ピンキー:2005/10/25(火) 00:35:31 ID:dYPC2LOV
終わりです
ケータイからで汚くてごめんなさい
あと4049のヒントは今週号のネウロとメル欄で
674名無しさん@ピンキー:2005/10/25(火) 00:52:22 ID:EB2zChpU
>>673
GJ!
素直じゃない弥子タン(;´Д`)ハァハァ

…たわたら?
675名無しさん@ピンキー:2005/10/25(火) 02:29:13 ID:Z+vqsHKo
4049な弥子たんモエス(*´Д`)アハーン
GJでした!
676名無しさん@ピンキー:2005/10/25(火) 02:58:40 ID:YUvR+4Mr
GJ!!弥子タン可愛いよ〜!!ネウロワロスww

で、なんだたわたらって…
677名無しさん@ピンキー:2005/10/25(火) 03:09:03 ID:V+D6W/v+
つんでれじゃまいか?
678名無しさん@ピンキー:2005/10/25(火) 13:47:16 ID:+3rgDVx8
4440004444*9999 か
679名無しさん@ピンキー:2005/10/25(火) 13:53:26 ID:KidhcchM
GJ!萌えた!

ところでさっき気づいたんだが
本誌、パジャマ代わりに浴衣着てるよねヤコ

…間違いなくノーブrうわなにをするやめろ
680名無しさん@ピンキー:2005/10/25(火) 16:50:57 ID:rye0QyP3
女子高生の常識(?):浴衣の下はTシャツ
681名無しさん@ピンキー:2005/10/26(水) 00:22:21 ID:QQvOkuO9
さらし?
682名無しさん@ピンキー:2005/10/26(水) 00:58:57 ID:wgCIPmFv
本気バイオレンスでシリアスなネウヤコを投下します…流血あり

ネウロ歪みまくりです
ラブラブが好きな人は見ないほうがいいかと
幸せなネウヤコが書きたかったのにorz
683『cupboard love』:2005/10/26(水) 01:00:18 ID:wgCIPmFv
その日いつものように、弥子は学校帰りに事務所に向かった。
ドアを開け一歩足を踏み入れた瞬間、ネウロの意思をもった髪の毛が足に絡みつき、そのまま派手に転んだ。
「ちょっ…!!人が叶絵の誘いも断ってまっすぐ来たっていうのに…」
何のつもり、と文句を言おうとした瞬間、髪の毛で体を縛られ、床に転がった自分を見下ろすネウロと目があった。
ネウロは、珍しく笑顔だった。しかしその笑顔には言いようの無い冷たさがあった。
深緑の瞳だけは、玩具を与えられた子供のように楽しそうだった。

ぞくり、と寒気が背筋を走った。
「…なぁ弥子よ、聞いてくれ。我輩は面白い事に気付いたのだ。」
「……なによ」
「我輩はな…、貴様を愛しているようだ」

信じられない言葉を告げられ、弥子は固まった。

あいしてる?今ネウロが…?あいしてるって言った…?
「そ、それってどういう…」
「だから愛していると言っているだろう、この豆腐が。弥子はどうだ…我輩が嫌いか?」
「…ゃ…そんなことは…」
「言え」
ネウロは弥子を縛り付ける髪の毛の先を刃物に変えた。返答を隠すことは許されない。

「す、好きじゃないことも…ない…ょ…」
「では、愛してると言えるのだな?」
「……ぅ、うん…」
語尾をもごもごさせ、顔を真っ赤にして弥子は答えた。
笑顔で問い掛けるネウロは、さっきと変わらぬ冷たい笑顔だったが、今の弥子にはそんなことは
気にならなかった。ただ、叶うことは一生無いと思った気持ちが
唐突に相手から与えられた事に、動揺と喜びを感じていた。

「そうか…それは嬉しいぞ、弥子。では…、愛し合う者同士は生殖をするだろう?」

…は?急に何を言っているんだこの男は
甘い気持ちは一瞬でどこかへ吹っ飛んだ。
「え…いきなり何言って」
「早速してみるか」
684『cupboard love』A:2005/10/26(水) 01:01:09 ID:wgCIPmFv
弥子を縛っていた髪の毛を元の長さに戻し、ネウロは輝くような笑顔で弥子を仰向けにすると、上に座り込んだ。

「えっ…ちょっ、ちょっと私そんな事したくないよ!!」
身の危険を感じた弥子は、腹の上のネウロに大声で抗議するが、聞いている様子はない。
「そうだな…人間共の手順はどうだったか…」
「ねぇ!!ネウロ聞いてんの!?」
「まぁ…まずはこの布が邪魔だな。」
「えっ…」
弥子の制服の胸元に手をかけると、それを縦に引き裂く。
「きゃぁぁぁぁ!!」
「うるさいぞ、弥子。せっかく我輩が脱がしてやったというのに」
私立の高い制服は、ネウロの人間離れした力で一瞬にして無残な布切れになった。
はだけられた胸元にネウロの手が触れる。
「しかし貴様の胸はどこなんだ…凸凹が見当たらないぞ…」
「うっ、うるさい…!!どうしてくれんのこの制服…お願いだから離してよ!!こんなのやだってば!」
「ふむ…」
聞いている様子は無い。
触られたところに、気持ち悪い違和感と、得体の知れない感覚を感じた。
こんな感覚は知らない、知りたくない、気持ち悪い…!

「あぁ、そういえばこんなのもあったな」
突然触る手を止め、首筋に噛みついてきた。
「いっ…痛ぁ!痛いよネウロ!」
必死に抗議をするが、離れる気配もないまま、噛みつく力はどんどん増してくる。
歯が深く刺さる感触と、ぷつっと肌が切れるのを感じた。
「血っ…血が出てるってば!!痛いぃ!」
涙が溢れ出し、めちゃくちゃにネウロの体を叩くが、ネウロはまったく動じない。
首筋の痛みは、だんだん感覚を無くし冷たくなってきた。
急に、ふっとネウロが体を離した。
「…魔界では、愛した者の体の一部を持っていく。しかし地上では愛した者に「印」を付けるんだろう?だから、我輩もやってみた。」
…キスマークといったか。どうだ、なかなかのものだろう」
と無邪気に笑う。
685『cupboard love』B:2005/10/26(水) 01:02:18 ID:wgCIPmFv
目を見開いてぜぇぜぇと肩で呼吸をしながら、ネウロが何を言っているのか理解しようとした。
「ちがうよ…こんな…それは血なんかでない…」
「ほぅ…、我輩が間違っているとでも言うのか?我輩はこのために手順まで調べ…」
「間違ってるよ!なにもかも大間違いだよ!!こんな…ぜんぶ、むりやりっ…」
どっと涙がふきだした。さっきの言葉はなんだったのか、愛してるってこういうことがしたかっただけ?

「ひどい…ひどい…!」
「酷い…?ではどうしたら貴様は我輩のものになるのだ?」
「わたしは…ものじゃない…ネウロのものにはならない…」
「愛していないと…?」
「そういうこと言ってるんじゃないよ…!私はあんたが好きだった…けど、こんなことがしたかった訳じゃない…!」
そりゃあ、恋人同士なら体を重ねるのは当たり前だろう。
でも、いきなりそれを告げられ、訳もわからぬままこんなことをされたら、こんなの強姦と変わらないじゃないか。

ネウロには弥子の言葉が理解できなかった。
「どうしたらいい?どうしたら貴様は我輩のものになる?どうしたら我輩を愛していると言う?」
「だからっ…!!」
「我輩は貴様を我輩だけのものにしたいと思った。そんな感情は魔界では持ったことはなかった。
この感情に名前をつけるなら…地上では「愛してる」という事だと知った」

「そして「愛する」ということはその者のすべてを自分のものにすることだと」

「……」

「我輩のこの感情はそれとは違うのか?」

「弥子」

「答えてくれ」

ネウロの瞳に私が写っている。
魔人の抱くそれと人間の私が抱いていたそれは、同じ様に思えた。
でも、違う。何かが違う。
「ネウロのそれは…愛じゃないよ…違うよ…」
「…そうか…」
何度目か解らない涙があふれた。

その体勢のまましばらく沈黙が続いた。静かな事務所には弥子の嗚咽だけが聞こえる。
686『cupboard love』C:2005/10/26(水) 01:04:00 ID:wgCIPmFv
「子でも作るか」
「……!?」
沈黙は、信じられない一言で破られた。
「我輩の子を。そこまでする必要もないと思っていたが…それしかする術が解らない。それをしたら、今度こそ貴様は我輩のものに…」
「ちょっ…やだ…!」

ズボンのチャックをおろし、ネウロが黙ってそれを取り出した。赤黒くて、太いもの。
見てしまった。

「ひっ…!!いや…!いや…!!」

怖い 怖い 怖い! 
気持ちは汲み取られること無く、ネウロは手を動かすのを止めなかった。

刃物の髪の毛が下着を素早く破り、冷たい指先が、花弁を広げる。
慣らされてもいない乾いたそこに、ネウロはそれをあてがい、力を込めた。
「弥子…いくぞ」
「やぁ…!いっ…痛ぁぁぁぁ!!!」
「さぁ、我輩の子を孕め…。孕んでくれ。心配するな、面倒ならいくらでも見てやるから…」
「やぁぁっ…やだぁ、痛いぃ…っ!!」
「弥子…、弥子、好きだ」
弥子の白い肌にネウロの唇が触れ、吸い付く。
「うぁっ…ん、んあっ、ああっ!!」
「愛している」

「愛しているんだ、我輩は、貴様だけを」
腰を激しく揺らし、ネウロが唇を合わせてくる。キスにしては荒っぽく、下手だった。
しかし、自分に触れるネウロの体のどこよりも、温かで優しかった。

涙が、にじむ。
かわいそうなひと。いや、人間じゃないもの。
愛し方がわからなくて、傷つけて、それを繰り返す。
ネウロが愛だと主張するすべてが、突きつけられる自分からずれば残酷なものでしかなかった。

揺さぶられる体が絶頂に近づいてきた。
「ひっ、あっ!ぁ!あぁぁ!!!」
激しい痙攣を起こし、ネウロの腕の中で弥子が果てた。
「弥子っ…!!」
一気に収縮した内壁に締め付けられ、ネウロも果てた。


深く息を吐き、弥子からそれを引き抜く。弥子は荒い呼吸を繰り返して震えていた。

「弥子、弥子…貴様がなんと言おうと、我輩のこれは「愛」だ。貴様はそれを受け入れなければないらない」

弥子は、静かに泣いていた。


「我輩が愛しているから、だ」







687名無しさん@ピンキー:2005/10/26(水) 01:06:22 ID:wgCIPmFv
…以上です。

フォローの(にもならない)一言
むしゃむしゃしてやった。今は反省している。

神の幸せネウヤコが見たいとです…
688名無しさん@ピンキー:2005/10/26(水) 01:33:52 ID:kZye63mG
GJ!!
シリアスな展開にすごくドキドキした
>むしゃむしゃしてやった
やっぱヤコは美味しそうだからねww
689名無しさん@ピンキー:2005/10/26(水) 01:47:50 ID:hyOLIwiJ
>>687
超グッジョブ!ちょっとドキっとする展開ですな!
こういう切ない系好きです
むしゃむしゃしてやったって…某スレの491ですか?
690名無しさん@ピンキー:2005/10/26(水) 08:17:57 ID:Fej5FlGj
感想ありがとうございます

>>689いえ、別人です…
流行ってるのかなぁと思いまして…w
691名無しさん@ピンキー:2005/10/26(水) 12:51:26 ID:yh5HuloA
締め付ける人というか
カオナシというか

基地ストーカーの言い分がリアルに浮かんで
マジで戦慄物でした…((;゚д゚))
692名無しさん@ピンキー:2005/10/26(水) 13:41:13 ID:z9q9OCcl
GJ!せつねぇ…

そんな切ない話の次に投下するのはどうかと思いつつ。
ネウヤコひたすらエロ。でも本番なし。
693inter-cultural communication1:2005/10/26(水) 13:42:18 ID:z9q9OCcl
ノンレム睡眠から、意識が昇ってきた。
なんだか背中が妙に寒い。身体が縦にされているような不思議な感覚が糊の利いた浴衣を重くする。
ほのかに身の危険を感じてはいるのだけれど、神経が眠気に沈んでいるせいでまぶたさえ動かない。
夢見心地でふと考える。
ネウロの寝顔を見てから一体何時間経っただろう。
三時間は過ぎたかな…それじゃ睡眠リズムの計算が合わないから二時間半くらい、だろうか。
手首に何かが絡み付いた。木と布が擦れるような、締まりのある音が上から鳴る。
そういえば、ネウロは「三時間は寝る必要がある」って言ってた。

…寝たら三時間は起きない、とは、言ってない。

一気に繋がった推理の線に思考回路が叩き起こされる。
だけどもう、遅かった。
こじ開けた目の前に、白いベストが映る。
やっぱりかと突っ込む間もなく、手首を妙な力で引っ張られ、よろめく。
確かにバランスを崩したのに、床に倒れこまない。
…いや、待て。布団に横になっていたはずなのにどうして床が遠い?
きゅい、と頭上できしんだ音がする。
顔を上げると、欄間から延びた帯のような布地、おそらくこれが音の主だろう。
夜に解けてほとんど姿の見えない藍色の布地はまっすぐに下に延び――
私の両手首でしっかりと結ばれていた。

「もう起きたのかヤコ」
「…何やってんの…ていうかどうなってるのこの状況」
「ふむ、折角の機会だからな。貴様が言っていた『異文化交流』とやらを試してみることにした」
「…両手縛って吊り下げることのどこがどう異文化交流なんでしょうか」
「事務所には手ごろな渡しがないだろう」
「使い方間違いすぎ」
ひそひそ声が畳に落ち、吸い込まれていく。
月が明るいからか、透かすように丑三つ時を混ぜた肌と昼夜対照のような髪が石膏みたいに色気づいて見えて、少し困る。
寒さ交じりの涼しさが浴衣の裾から抜け、足の指の体温を奪う。
顎に添えられた左手がゆったりと輪郭を撫ぜ、首筋を伝い背中へ這い下りる。着慣れない浴衣の固さを背骨に残し、腰元へ。
重心を作るように抱え込まれる。間を置かず唇が重なる。
歯列をなぞり、丁寧に舌を絡め、端から零れるくらいに唾液を混ぜあい、小刻みな呼吸を繰り返す。
スーツを挟まないからだろうか、いつもより強く支えられているような気がして、なんとなくくすぐったい。
一旦離し、また口付ける。もったりと過ぎる時間、垂れ落ちる紐のように液体が顎を滴る。
「珍しく大人しいな」
「…隣に泊まってる人もいるかもしれないのに大声は出せません」
「なるほど」
条件反射のように動いた唇の端に、墓穴を掘ったと気づいて慌てて口を塞ごうとする。
けれど欄間が鳴くだけで、固く結ばれた帯は手首から離れない。
ネウロはこれから起こるロクでもないことを想像し、心底楽しそうに囁く。
「その方が楽しみがいがあるな」
暗闇に慣れてきた目が、ようやくネウロの瞳を捉えた。
いつになく沸き立った、引きずり込むような、優しくて逃げられない色だった。
694inter-cultural communication2:2005/10/26(水) 13:43:43 ID:z9q9OCcl
鎖骨を擦る舌と、胸元を煽る手のひら。
さっきまで寝ていたんだから、当然ブラジャーなんかつけていない。
固くなり始めた小さな突起に当たる布地が半端な快感を与えては突き放す。
腰元の腕は私を支えたまま、時折わき腹をくすぐる。そのたびにちりりと痺れがのぼる。
声の代わりに吐き出される息が甘いのは自分でもよくわかった。
下着の冷たさが気になる。濡れた奥で少しづつ、でも確実に疼き始めている。
「…ふむ」
「なに…よ」
「『異文化交流』を名乗る以上、これだけでは少々物足りないな」
「…口実じゃなかったのそれ」
「貴様のように浅い口実を考えるほど我輩は単細胞ではない」
さりげなくひどいこと言うな、反論する前にネウロの口が鎖骨から下り、浴衣を被った左胸に辿る。
「あまり動くなよ」
胸を愛撫していた右腕も身体を支えるように背中に添えられる。
ネウロの視線は明らかに浴衣そのものに向いていた。
「…何…って…ちょ…ちょっと!?」
耳に障る、繊維の溶ける音。
小さく上がった煙は変なにおいを撒きながら布と一緒に消えていく。
「どっ…どういうことこれ…!?あんた何やってんの!?」
「五月蝿いぞ」
「だってちょっ…何で!?」
「貴様の枕元を見てみろ」
「…げ」
見事に毛羽立って溶けている枕元の惨状に目が点になる。
「我輩は自分の唾液の酸性度数を変えられる」
「…いやあの…」
「この浴衣とやらも布団と同じような成分だろう。溶かすなど訳もない」
「いやあのそういう問題じゃないんですが…」
「その気になれば貴様を内部から溶かすことも可能だが…まあそれは後々の楽しみにとっておくとしよう」
「そんなヤバい真似とっておかなくて…いやむしろ永遠にとっといて」
そんなやりとりと共に、どんどん浴衣が溶かされていく。
嗅ぎなれない匂いと想像を270度超えた異文化交流にめまいがする。
左胸の部分をえぐるように解いて、ネウロは口を離した。
片胸だけがダークトーンに浮かびあがる。小さくて色気もないはずの胸が異様にいやらしく見えて、思わず目をつぶる。
「ふむ、なかなか」
「何がなかなかだこの変態」
「…それがここを尖らせて言う台詞ですか?先生」
「っぁ…!」
すっかり固くなってしまった乳首を摘まれ、思わず声を漏らす。
外気に晒された胸の感度が上がってしまっていることに、そのときようやく気が付いた。
勢いづいて昂ぶりはじめた身体を一気に攻められる。こらえきれず、細切れの喘ぎが部屋に散る。
「…あ…やっ…!」
「どうしました先生…声を出すとお隣さんに聞こえますよ?」
「…るさっ…誰の…誰のせいで…っ!」
「こんな風に胸を晒して…全く先生ははしたないんだから」
「あんたが…っ…うぁ…あ…!」
「まあ、どうせ知らない人なんですし、気にすることはないでしょう」
「そ…な…わけにっ…!んぁ…あぁっ」
「それよりも」
「ぁ…は…んんっ…あぅ…」
「…折角の機会、楽しんだほうがいいと思いますよ、先生」
熱い、触れられた部分が、舐められた部分が熱い。
いつになく丁寧に煽る指先は浴衣の残る右胸をさすり、もどかしさを薄生地ごしに刻み付ける。
唇で甘噛みされ、たっぷりと唾液に浸された左胸は痛いくらいに張り詰め、ざらついた舌が通るたびに電流を流し、身体を震えさせる。
冷たかったはずの下着はさらに零れた蜜のせいで温く、疼いていた芽はひくりと鼓動に合わせて誘いだす。
何故だろう。これだけ煽られて、恥ずかしいことをされているはずなのに、妙に抵抗感がない。
いくら身体を重ねたところで、羞恥心が消えるわけでもないし、この変態馬鹿魔人が私の嫌がる姿見たさにあの手この手を使ってくる以上、恥ずかしいとかやめてほしいとか思わないわけがない。
なのに…
695inter-cultural communication3:2005/10/26(水) 13:45:32 ID:z9q9OCcl
「…おや、先生」
「…に…ぁ…はぁ…っ」
「今日は随分機嫌がよろしいようで」
「…良くない…っ…」
「だってほら…いつになく融けた顔をしてますよ」
「…ぁ…」
こっちの苛立ちを読むように、頬を寄せ、耳たぶに誘いを座らせる。
「いいんですよ、先生、ここには誰も来ない…どんなに乱れたって明日にはここを離れるんです…だったら」
「ふぁぁっ!」
腰に這った指に思わずのけぞる。耳朶を舐め、さらに陥落させようと心に触手を伸ばしてくる。
「何も気に病むことなどないでしょう」
もっとも、もうかまっている余裕などないようですが。見透かされた言葉だ、考える必要もない、私はこいつに知り尽くされている。
「…さて」
もったいぶって身体を離し、にっこりと笑う。解放感とじれったさがぐりぐりと全身を駆ける。
「このままでは、畳が汚れてしまいますね」
「…あ…」
「浴衣はまだしも、畳までは弁償できないでしょう」
いくら暗闇に慣れていたとしても、人間の目では夜半の畳の色の変化まではわからない。
けれど、このまま続けられたらどうなるか…想像くらいはできる。
明日の朝の惨状を予想し、流石に血の気が引いた。表情が変わったのを確認し、数秒間堪能してから、ネウロがまた笑う。
「大丈夫ですよ、先生」
「…何…が…」
「汚れるのが困るなら、零さなければいい」
「…んな…の…無理だよ…だって…もう…」
浴衣を溶いた異臭は既にしない。代わりに、女性特有のあの匂いが立ち上っている。
出している本人にわかるんだから、他人からしたら相当なものだろう。
ネウロの顔が下がる。上目遣いで私を見上げ、期待に応えるようにと暗に要求してくる。
浴衣の裾がはだけられた。既に閉じることもできない両足の内側に触れる。溢れそうなくらいの液を溜め込んだ下着にさらに上乗せされる。
「簡単です」
既にほとんど用をなさない下着に手をかける。溜まった液が滴らないよう、丁寧に丁寧に下げる。
「…こうすれば良いんですよ」
次の瞬間、ネウロの顔が腰の真下に埋めこまれた。
「うそっ…あ、あああっ!あう、ふぁぁんっ!」
今まで全く触られていなかった部分に突然沸いた快感に、身体中が淫らに喜ぶ。
わざと大きな水音を立てながら、ネウロの舌が花弁を這い回る。あふれ出した蜜をすするように芽を吸い上げる。
腰が砕けそうになり、大慌てで両足をつっぱる。壁も何もない、支えてくれるのは吊るされた両腕だけ。
吊るされていると言っても当然足がつかないわけじゃない。
…なまじ足がつくからこそ、身体を支えようとして両足に変な力がかかる。
「…やぁ、ネウロ…あ、あぁっ…!」
足の緊張をほぐすように、内股を撫ぜる指。崩れ落ちないようにと必死で耐えれば耐えるほど、その指が強い快感を生む。
かといって足の力を抜いてしまえば、縛られた手首に全体重がかかることになる。
必然的に、腰を半端に曲げ、足を張るしかない。
696inter-cultural communication4:2005/10/26(水) 13:47:17 ID:z9q9OCcl
「おや先生…想像以上ですよ、これ」
「あぁっ…ふぁぁ!だって…っ!」
「だって、何ですか?」
「…ぃ…あぁっ…気持ち…いいっ…!」
茂みから伝わる震えに、ネウロが笑ったのを感じ取る。罠に私が完全にはまり込んだのだから当然だろう。
…現に、もう悪態をつく余裕も嘆息する気もない。
「あっ…あん…やぁ、そこ…っあ!あぁっ!」
つっぱる足がびりびりと動く。とめどなく流れ出す蜜が際限なくネウロの口元に吸い込まれていく。
そのぬめりを抜けるように、舌が小さな芽をねぶり、血が、神経が下腹部に集中する。
欲しくて欲しくてたまらない。さっきまで気にしていたはずの隣室のお客さんも、今の私を止める楔にはならない。
「んくっ…あぁっ…ネウロ、もっと…っ!」
「…そんなこと大声で言っていいんですか、先生?」
「い…のっ…もう、いいのっ…!ああぁっ!うぁんっ!」
「…やれやれ、本当に困った人ですね」
「ひぁぁ…あ、ああんっ…!」
手が縛られていてよかったと思う。
もしこれで、場所が壁際で、腕が自由に動いたなら、きっと私はネウロの頭を抱え込んだだろう。
半端に放り出された胸元を自分でいじりだしたかもしれない。
そんなことを本気で考えるくらい、感覚も、判断力も快感に支配されてしまっていた。
視界が揺れる。身体は熱いを通り越して、常に沸騰しているようにさえ感じられる。
白くけぶる息を吐きながら、奉仕してくれるネウロに視線を落とす。
金色の髪と、白いベストと、普段あまり目にすることのない肌。
今、それが全部私に向いていて、私を昂ぶらせ、登りつめさせることに集中している。
…ああ。
鼓動の五割は、煽られ達しそうになる身体の喜びに。
残りの五割は、そんな立場になった自分と、こうして私の欲しいものを与えてくれる男への想いに割かれていた。
あっちもこっちも見慣れた景色に彩られた日常では、全てがくぐもっている。
日常での行動は一から十まで蜘蛛の糸を引くから、自分で壁を作って、制限を課さなければ過ごせない。
だけどここには日常がない。明日ここを出たなら、もう二度と訪れることはない。
だから、なのかもしれない。
こんなに素直に、抱かれて嬉しい、気持ちいいと思えるのは。
「あ…あぁ…ネウロ…ごめっ、もうっ…!」
張り詰めた花弁が、限界が近いことを知らせてくれる。
嫌だ。もう少し、もう少し酔っていたい。
けれどそんな気持ちとは裏腹に、警報が鳴り響くように身体が痙攣する。
「いいですよ、先生…我慢することはありません」
「っ…あ、ぁぁっ…!…め、だめっ…!あ…あぁ…!」
「大丈夫」
「だ…っ…やだぁ…っ…!まだ…やっ…」
「今日は…貴様の気の済むまで付き合ってやる」
耳たぶに座らされた言葉に。
どこまで見抜かれてるんだという戸惑いに。
…応えてくれる嬉しさに。
ひときわ大きく一声鳴いて、私は一度目の意識を飛ばした。



697名無しさん@ピンキー:2005/10/26(水) 13:48:26 ID:z9q9OCcl
自分はどこまでエロが書けるのか試してみたかった。
倫理上反省していると言いたいが全く反省はしていない。
698名無しさん@ピンキー:2005/10/26(水) 17:13:10 ID:UReog91m
>>697

いや、ご馳走様。
しっかりエロス、堪能させて貰ったよ。

ヤコが叫ばなかった事が更にヨカッタ。

699名無しさん@ピンキー:2005/10/26(水) 17:47:33 ID:N46ZPPwU
うわ、すごいエロイ。こういうのを求めてた
激しくGJ!! シチュが(・∀・)イイ!! もうあなたネ申です
700名無しさん@ピンキー:2005/10/26(水) 21:42:41 ID:kyzlz/u+
>>697
超GJ!エロス神が降臨なされた!!
文章も綺麗で、素敵ですた
最後の方の、弥子たんの全てを受け止めるようなネウロ、かっこいい〜
さすが魔人さま、俺とは器が違うぜ…
701名無しさん@ピンキー:2005/10/27(木) 00:00:43 ID:285ivp4M
二度目三度目と悦楽に溺れながらも意識が飛ぶのだろうなあ
702名無しさん@ピンキー:2005/10/27(木) 00:34:57 ID:EjOhy6Py
GJ!!
ナイスエロスww
703名無しさん@ピンキー:2005/10/27(木) 02:17:31 ID:xQ/h1cRh
この緻密な文は593の神ですね
いつもGJGJGJ!!! ご馳走様です
704名無しさん@ピンキー:2005/10/27(木) 02:18:41 ID:xQ/h1cRh
うあごめんまちがえました548の神さまでした
593の人もごめん
あーうーたー
705名無しさん@ピンキー:2005/10/27(木) 10:50:39 ID:nP7x5Qvl
誰が誰とかはいいだろ。
706名無しさん@ピンキー:2005/10/27(木) 10:50:52 ID:OSCneOjm
グッジョブです

ところでまとめサイトの中の人は多忙なのでしょうか、更新を心待ちにしています…
あの2スレ目をもう一度…!!
707名無しさん@ピンキー:2005/10/28(金) 00:37:27 ID:TeFY2iaX
まとめサイト更新してるね、管理人さん乙です!!
708名無しさん@ピンキー:2005/10/28(金) 00:40:19 ID:tMyMltA+
ほんとだ>更新
乙ですGJですー管理人さん
709名無しさん@ピンキー:2005/10/28(金) 00:49:01 ID:OBpQW9+2
管理人さん乙!
大変だろうなーありがたいです
710名無しさん@ピンキー:2005/10/28(金) 00:55:38 ID:aUKM6S0e
管理人様乙です!!
711名無しさん@ピンキー:2005/10/30(日) 15:07:49 ID:73N1Ahc2
保守
712名無しさん@ピンキー:2005/10/30(日) 22:19:32 ID:SHJ4CVZU
保守。
713名無しさん@ピンキー:2005/10/30(日) 23:14:31 ID:Q+fRBuPy
「鳴かぬなら 保守してしまえ ホトトギス」デース。

納豆age
714名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 09:35:02 ID:oqcXJhmL
今週…
ネウロが守ってくれると信頼しきっているヤコと
なんだかんだ言ってもちゃんとかばってくれるネウロに
(そのあとの犯人へのきっついお仕置きはヤコに発砲したことに対する怒りと考えておく)
ネウヤコを感じて萌えました(*´∀`*)
715名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 17:13:12 ID:gtxClQzy
ライスのライスぶりに笑わせてもらいつつ…がっつりネウヤコ分も補給できた!(´Д`*)ムハー
ネウロにしがみつくヤコにモエス
716名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 19:32:25 ID:srnnnrt1
誰も突っ込まないので突っ込んでみる
「私は結局部屋のお風呂しか入れずじまい」

…い つ は い っ た
717名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 20:25:59 ID:bi5O59sl
>>716昨日の晩じゃないの?
718名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 00:25:18 ID:kD+EaA0J
ドアの隙間の大きな風呂ね、
あの後、部屋の風呂に浸かってたら、
ネウロがわざわざ血まみれの傷を見せに来たりしてな。
719名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 00:45:26 ID:Ie5Ac2YT
お前のせいで怪我したんだから舐めろ…なんて。
720名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 01:11:17 ID:OSq/By9B
>>686を見て

777つ道具で弥子がネウロから貰うどんな苦痛でも全て快楽に感じさせるようになり、
そんでネウロからの感覚、味、声、香、つまりネウロ以外の何も見えなく、
ネウロ以外何一つ考えれなくなるっての妄想してみる俺
721名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 01:34:32 ID:joOS1dHl
ヤコに発砲された後のネウロが珍しく本気でキレた表情だったのに萌えた(#´Д`)
722名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 01:37:35 ID:joOS1dHl
そして入れる顔文字を間違ってる自分に萎えたorz
723名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 02:49:14 ID:ecyD9BYy
そんなお前に萌えた
724名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 10:53:16 ID:Qic+cUWj
>>720を見て

あまりに不幸せなので続きを書いてみようと思ったけど、
どう続いても幸せに終わらないなとくじけたorz
725名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 11:09:53 ID:WUQtP3ad
予定に無い続きなど書かなくてよい
ハッピーでもバッドでも良い作品は良い作品なんだし

よし俺良い事言った
726名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 11:49:28 ID:Qic+cUWj
それもそうだよな(´・ω・`)

アナタイイ人
727名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 16:48:37 ID:XPIF3H2+
今週の777ツ能力を弥子に食べさせてセックス依存症にしたい。
728名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 16:49:32 ID:MAXFN0X9
ガクガク(((( ;゚Д゚))))ブルブル
729名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 17:00:14 ID:XH+j535b
だいたい今週の女王様はエロイ。
730名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 18:34:55 ID:kD+EaA0J
大食になる777ツ能力は既に喰わされてるかもね。
731ネタバレ含みます:2005/11/01(火) 19:40:38 ID:02XuTXfw
指先から流血ネウロを見て…
微妙に不器用な手つきで手当するヤコとか
不思議そうにそれを眺めるネウロとか
また余計なことを言って顎とか掴まれてるヤコとか
「貴様でもたまには役立つことがあるんだな」とか言っちゃうネウロを想像して
今仕事中なのに身悶えた(´Д`*)
732名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 20:41:31 ID:P66956yA
>>731
    〃〃∩  _, ,_
    ((⊂⌒(* ゚∀゚) =3
バタバタバタ`ヽ_つ ⊂ノ バタバタバタバタ
733名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 19:07:36 ID:DrwNmOZh
    〃〃∩  _, ,_
    ((⊂⌒(* ゚∀゚)異文化交流デース =3
バタバタバタ`ヽ_つ ⊂ノ バタバタバタバタ
734731:2005/11/02(水) 21:19:07 ID:GzRtIhDn
仕事で嫌なことがあり、むしゃむしゃしたので自家発電燃料投下
優しい人、清書、どこか、たのむ


事務所で何やら仕事をするネウロ

夕方になり学校帰りで事務所にやってくる弥子

お菓子を食べながらグルメ雑誌を読みふける弥子

本をめくる仕事をさせようと弥子を呼ぶネウロ

返事がない

いつのまにかソファーで寝てしまった弥子

何を考えているか読めない表情で弥子を眺めるネウロ↓



目が覚める弥子

いつのかにかソファーに座りグルメ雑誌を見ているネウロ

微妙にびっくりしつつもネウロににじり寄る弥子

弥子が自分の腿に頭を乗せてきたが一瞥してまたグルメ雑誌をめくり続けるネウロ

そのうちまた寝てしまう弥子




ネウヤコ分が足りねぇよー
735名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 21:39:01 ID:gxzuM2xW
>>734
ネタ追加、
もう一度目を覚ますと、女体盛にされている弥子。宴会だー
736上の方のレスを見て出て来たセリフ:2005/11/02(水) 22:29:08 ID:4YjgTpjx
「なぁヤコよコレ(生まない女王さま)を貴様の下の口に突っ込んだらどうなるだろうな?」


俺の頭の中のネウロはナチュラルに変態さんです
ごめんなさいorz
737名無しさん@ピンキー:2005/11/03(木) 00:05:26 ID:s0zUIX26
(*´Д`)ハァハァハァハァ ノ \ ア ノ \ ア

そいえばヤコって恋人(?)のネウロに「貴様」って呼ばれてるんだよな
友達同士で「彼氏に何て呼ばれてる?」って話題になったとき、どうするんだろ
738名無しさん@ピンキー:2005/11/03(木) 00:11:10 ID:xzt8HwvA
原作では、彼氏とか恋人とはまだ認識してないと思うから、
普通に「そんなのいない」。
739名無しさん@ピンキー:2005/11/03(木) 02:00:35 ID:D3VQBLPd
で、「先生」でしょ〜が!と突っ込まれる。
傍から見たらデキてるとしか…
740刹那し秋:2005/11/03(木) 04:18:09 ID:l2qb0uM2
>>734に萌えたので勢いで書いてみたネウヤコ投下。
全然エロくないよ。
そしてちょっとセンチであま〜いよ。




空は青い。およそ雲というものが見つからず、高く澄み渡っている。
上着が必要ない程度の心地よい涼しさに、控え目ながら、優しく包み込むような暖かい陽射し。
多くの人々が愛するであろう、爽快な秋晴れの一日だ。
車も人も、その貴重な時を壊すまいとしているのか、静かに、ささやくように通り過ぎる。
そんな午後の街を抜けて、弥子は事務所にやって来た。
「おはよ、あかねちゃん。」
ドアを開けて、まず壁際で働いている優秀な秘書に声をかける。
あかねは嬉しそうにおさげ髪を揺らして答えた。
その髪を撫でながら、ネウロの座っているデスクへと目を向ける。
「ネウロ、今日は私何かやることある?」
ネウロはパソコンのディスプレイを見たまま答えた。
「今のところ特にないな。あかねのトリートメントでもしてやれ。」
「そう。」
弥子はあかねのほうへ向き直る。
「じゃ、あかねちゃんきれいにしてあげるからね。」
あかねのパソコンに「いつもありがとう」という文字が浮かんだ。


ひととおりの工程が終わって、ゆっくりと丁寧に髪を梳いてやる。
その間事務所内に会話はなく、キーボードを叩く音や、少し開いた窓から人々の微かな笑い声が聞こえてくるだけであった。
弥子は窓の外の青空をぼうっと眺めながら手を動かしていた。
「はい、終わり。」
きっちりきれいに三つ編みをしてゴムで留めてあげると、あかねはぺこりとお辞儀をするかのように動いた。
「さて、これからどうしようかな…」
後片づけも終え、ソファーに近寄りつつ呟いた。
ほかにやるべきことはなさそうだし、学校の課題も特に出ていない。
弥子はソファーに腰掛けて、チョコレートやら何やらをつまみながら、先ほど買ったグルメ雑誌を読み始めた。
数ページめくってはみたものの、再び窓の外に目が行ってしまう。
(はあ、それにしてもいい天気…)
六時間目の授業が先生の都合で早めに終わったので、時刻はまだ午後三時を少し回ったというところであった。
(こんな日は外に出て遊びたいなあ。部屋にこもってるなんてもったいない…)
でもいつもはちょっと暗く冷たく思える事務所も、外の明るさが反映していい感じかもね、と思い直す。
何もない青空はきれいだし、窓から差し込む光の暖かさと吹き込む風の涼しさがちょうど良い空気を生成している。
柔らかな風は、おそらくどこか近辺に咲いているのであろう、金木犀の匂いを僅かに運んできた。
穏やかな世界たちになだめられ、弥子は静かにソファーに横たわった。
741刹那し秋:2005/11/03(木) 04:19:27 ID:l2qb0uM2
ページをめくる音や、ものを食べる音さえも聞こえなくなり、すっかり静かになってしまったことに気がついたネウロは、ディスプレイから弥子のほうへと目を移した。
「ワラジムシ、暇ならこっちへ来て本のページでもめくれ。」
しかし返答はなかった。
「何だ、寝てしまったのか?我が輩が謎に飢えながらも懸命に仕事をこなしているというのに…」
そう言ってソファーに向かって歩き出した。
髪でも引っ張って起こしてやろうかと考えながら。
ソファーの中を覗き込むと、やはり弥子は小柄な全身をすっぽり収めて眠っていた。
細い足を折り曲げて胎児のような格好、顔つきもあどけない子どものようだった。
ネウロは髪を引っ張ろうと伸ばした手を空で止め、何故か助手役のときのような瞳に、何を考えているのか分からない表情で弥子を眺めていた。


赤く眩しい光を感じ、弥子はうっすらと目を開けた。
外では、美しい一日が暮れるにふさわしく、まるで蝋燭の最後の輝きのごとく燃え盛っていた。
その入り日に見とれながらも、こんなに過ごしやすく美しい季節はすぐ通り抜けてしまうのだ、ということを寂しく思った。
そう、こんな時間はずっと続きはしないのだ。
すぐに風は一部分でも肌を露出したくないほど冷たくなり、太陽はなかなか姿を見せてくれない日々がやって来る。
そこまで考えて、やっと頭の先に何かの気配を感じとった。
首を持ち上げて見てみると、ネウロが隣に座って弥子の雑誌を読んでいた。
ネウロが、人間のグルメ雑誌なんか見て面白いとは思えない。
何でこうなったのかと少し驚きつつも、赤い日に染まった無表情な横顔をしばらく見つめていた。
ネウロは弥子が起きたことに気がついているはずだが、雑誌に注目したままでこちらを向きもしない。
弥子はそれにも構わず、うつ伏せになってにじり寄った。
ひょいと雑誌を覗き込んでみたが、別に特に変わった情報が書かれているとも思えない。
弥子はすぐに魔人の意図を汲むのを諦め、詮索したりもしなかった。
ただ、そのままネウロの膝に頭を乗せさせてもらった。
怒るかな、と思ったけれど、ネウロはちらっと弥子を見ただけで、また雑誌に向かってしまった。
意外にも甘えることを許されて、なんだか少し目が潤んできたくらいに嬉しかった。
心地よい時はすぐに過ぎてしまうものだから、一瞬一瞬を大切に心に刻みつけよう。
そう考えながら、もう一度目を閉じた。


弥子の寝息が聞こえてくると、ネウロはふと独り言を漏らした。
「我が輩の膝で寝るとはいい度胸だ…まあいい、これは貸しだ。起きたら三倍返しで奉仕してもらうぞ。覚悟して眠っておけ。」

部屋の到る所にまで、暖かな夕日の光に満ちていた。




end



弥子の隣に座ってたのは寝顔を見るためかな…
エロくなくてごめんなX。
でもこの後弥子は夜の奉仕をしたんですよきっと。
そうとでも考えて補完してください。
742名無しさん@ピンキー:2005/11/03(木) 08:22:45 ID:qW//DfqF
GJ!!!萌えた
>>734の内容そのままだし、凄すぎるよ神様
743名無しさん@ピンキー:2005/11/03(木) 09:18:42 ID:PulEVT/D
GJ!
ネウロの最後の独り言がイイ!!
744名無しさん@ピンキー:2005/11/03(木) 15:21:31 ID:y00neiOd
GJ!!!!
続きが激しく読みたい・・・!
745名無しさん@ピンキー:2005/11/03(木) 22:09:58 ID:8n4y5ylm
つづき!つづき!
ヤコたんの夜の奉仕っ
746734:2005/11/03(木) 23:06:00 ID:85o1uhzp
大道芸ワールドカップから帰ってきてみたら…

>>740
あわわ、自分の垂れ流した妄想をこんなにも綺麗な文にして下さるとは…


(´Д`;) アリガトウゴザイマス
   ∨)
   ((

 (;´Д`)  マジウレシイデス
 (  八)
   〉 〉

 (´Д`;)、  カホウニシマス
   ノノZ乙
何回グッジョブしても足りませんて

チラ裏で申し訳無いのですが、マジで仕事をやめようかと思う程気持ちが煮詰まったんだが
エロパロスレにカキコしてる元気があるなら俺は大丈夫だな、と思った
747名無しさん@ピンキー:2005/11/03(木) 23:22:25 ID:dTespOu6
続ききたーい
748名無しさん@ピンキー:2005/11/04(金) 01:44:26 ID:tKBTW1vb
>>734

ナイスな妄想だったと思う。
文章つけてくれた神様共々 GJ!

チラ裏内容については、まぁその、何だ。
大丈夫だ、まだイケるだろうからガンガレ。
749名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 16:45:22 ID:T1UmW8JQ
3巻買ってきた
ネウヤコ分補給完了でありマース
750名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 19:34:31 ID:V9wXNsTa
3巻買いてぇよー

どうみてもあの本屋ネウロを置いてません
本当にドチクショウです ありがとうございました
751名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 00:34:06 ID:xENpI2xS
本誌で読んでなかった分読めたよ
これが噂の悪質なとろろかとか思いながら読んだ
どう見ても生臭いカルピスです
本当にありがとうございました
752名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 01:08:20 ID:SoRBs/VM
笹塚さんとの空間に息苦しさを感じる弥子に
今まで知らなかった萌えを感じました
本当にありがとうございました
753名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 05:41:22 ID:D3I6nI5O
 ∧=ネ
(;`・ω・) 。゚・)
/ ο━ヽニニフ)
しー-J
754名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 09:50:29 ID:9dADZrbs
3巻読んだ

何か、変なシャツじゃない吾代もいいな
755名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 13:03:05 ID:lR1d1MZ/
何となく先週のジャンプ読んで
事務所でヤコを想像して色々しすぎて燃え尽きている吾代さん
とか思い浮かんだ。
机に突っ伏したふりして慌てて後処理。
756名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 21:11:45 ID:E0Hb4vn/
亀なのですが
>>734
スケッチブックに描かれたようなアニメーションが浮かんできました…
(*゚∀゚)=3
>>740 さらにその場の空気が伝わってくるような文に清書
凄いっす
二人のほんわかとあったか〜い感じに(*人´∀`)キュン

久しぶりに覗きに来て良いもの読ませていただきました!!
GJです!!!!!
757名無しさん@ピンキー:2005/11/07(月) 23:05:42 ID:1qnPuA3C
変態プレイ?(母乳ネタとか…)
ネウヤコを投下します…ひたすらえろ下品です
ネウロは魔人でありおっぱい星人だったという話




ネウロはいつもの様に、ネットで情報収集をしながら弥子に雑用を命令していた。

「弥子、ページをめくれ」
「はいはい…」

「弥子、古雑誌を捨ててこい」
「はいはい…」

「弥子、あかねのトリートメントだ」
「はいはい…」


「…弥子、乳を出せ」
「はいはい…ってえぇ!!?」
「吸わせろ」
「えーーーーー!!!?」

突然の発言に飛び上がる弥子。ネウロは特に気にしないように言葉を続ける。
「うるさい小虫だ…。なに、今ネットで興味深い記事を見かけたのだ」
少々試してみたくてな…と、弥子の頭を掴んで無理やり画面を見せる。
「…って、これ…!」
見せ付けられたのはどうみてもアダルトな内容のサイト。
女の人が、男に胸を吸われている画像だ。
しかもこれは…よく解らないけど、普通じゃない趣味の人向けなんじゃ…。

「い…いや!絶対いや!!」
「なぜだ。このページによると女は吸われることを喜ぶと記してあるぞ」
「私は喜ばないよ!!」
「それにだな」
「人の話を聞けー!!」
「その時出る液体は非常に美味とある。貴様がどんな味を出すのか知りたいのだ…」
「液体ってあのねぇ…!わ、私そんなの出ないよ!!」
「そんなの吸ってみなければ解らないだろう」
猫目の笑い顔でじりじり近づいてくる。
「いっ…いやーー!!!」
「静かにしていろ」
「ぎゃーーーーー!!!」
758名無しさん@ピンキー:2005/11/07(月) 23:06:19 ID:1qnPuA3C
ソファーに押しつけられ、物凄い力で制服を剥ぎ取られる。
脱がした制服を、用は無いとばかりにぽいっと床に投げ捨てる。
「やっ…やめてよぉ!!」
弥子は必死に逃げようと半泣きである。
もちろんネウロはお構いなしに、半裸の弥子に残された上の下着に手をかける。
「わざわざここだけ保護するとは…やはり大切な部位なのだな?」
「そっ、そうよ!!だからもう触んないでよ!!」
「うるさい」
必死の訴えも非情な一言で却下され、ブラジャーを剥ぎ取られる。
「きゃあああ!」
「…おぉ…喜べ弥子、驚くほど質量が無いが、一般的な人間のメスと同じ形をしているぞ」
弥子は、ネウロのどこからつっこんだらいいか解らないほど勝手すぎる言動に、情けなくなって涙があふれた。
「もぉっ…お願いだからやめて…!!」
「まぁ、我輩の気が済めば離してやろう。貴様に拒否権は特に無い」
心の底から楽しそうなネウロの顔が、弥子には殺してやりたい程憎たらしく見えた。

ネウロは弥子の白い乳房をさわさわと珍しそうに撫でると、桃色の乳首に吸い付いた。
「ひゃぁっ!!いっ…やぁぁぁぁ!!!」
静かな事務所に、ネウロが弥子の胸に吸い付く卑猥な音と、弥子の嬌声が響く。
ネウロは、角度や力加減を巧みに変えて執拗に吸い付いてくる。
「やっ!はんっ、やぁぁ!!」
「む、出ないな…」
苛立ちの表情を浮かべ、弥子の小ぶりな乳房を揉みしだく。
「ひぃっ!!やぁぁっ!!」
未成熟なヤコの体から、母乳が出るはずがない。
子を持たない女はその機能を持たないと肝心なことを知らないネウロは、
なんとかして出してやろうと、執拗に胸を責め続ける。

弥子は激しすぎる快感に意識を朦朧とさせ、ある事に気付いた。
自分のあそこが…湿ってる…。
自ら気付いてしまった変化に、恥ずかしさで更に涙があふれる。
これじゃあまるでこの行為に喜んでいるみたいじゃないか、と悔しくなった。
気付かれまいと、必死に濡れた股を隠そうと脚をもじもじさせる。
だがその動きはかえってネウロにその状態を気付かせることとなった。
759名無しさん@ピンキー:2005/11/07(月) 23:07:35 ID:1qnPuA3C
「弥子…?貴様は下から液体を出す種類なのか…?」
「っ!!ち、ちがっ…」
「どれ、これはどんな味がするのだ…」
「ふぇっ…!?ひ、ひゃぁぁ!!?」
乳房を責めるのを止め、蜜が溢れ出るそこに突然指を入れてきた。
蜜をかき出すように、内部を乱暴にかきまわされる。
そして洪水の様に蜜が溢れ出るそこに、長い舌が進入してくるのを感じた。
「ぃやぁぁぁぁ!!!」
ぴちゃぴちゃと卑猥な音が響く。
「む…。まぁ、悪くない…悪くないぞ、弥子…」
人間離れした速さの舌使いで、内部も溢れ出した蜜も、全てを舐め取られる。

全てを舐めきったネウロは、激しすぎる快感にだらしなく開いた弥子の口から溢れる唾液に気付くと、それを舐め、口内を嬲り始めた。
「下やら上やら、忙しいな貴様は」
「んむぅっ!!んっ、んうううう!!」
「まぁ遠慮なく出すがいい、貴様の味、なかなか気に入ったぞ…」
そう言って、先ほど放りだされた乳房への吸い付きを再開する。
気が狂いそうなほどの快感に、弥子はもう失神寸前である。
「っくぅ…よぉ…!!!!もぉ…!!らっ、らめぇ…!!!!」
呂律も回らないまま、いやいやと首を振るが、吸い付く勢いは止まらない。
「はぅぅっ!!!!!」
突然、目の前をちかちかしたものが走り抜け、弥子は意識を手放した。


どのくらい時間がたったのだろう、外はもう夕焼けに染まっている。
急にぱち、と目が開いた。
視線も虚ろなまま、口を開けぽかんと呆ける。
「起きたか、ゾウリムシ」
「………」
「先ほどの戯れ、中々楽しめたぞ」
「……」
「まぁ心残りと言えば…貴様の母乳が飲めなかったことだ」
「………。………!!!!!?」
先ほどの行為の記憶が一気に脳裏をかけめぐり、かぁぁぁっと顔が紅潮する。

「調べた結果、母乳というのは子を作らないことには出ないらしいな。
貴様が失神している最中に、我輩はネットで子の作り方を習得した。どれ、我輩直々に貴様に種付けを施してやろう…」
「いっ…いやだ…!!!」
「遠慮するな」

またあの猫目の笑顔がじりじり迫ってくる。

魔人はやっかいな遊びに目覚めてしまった。
標的にされた哀れな弥子は、逃げ出す道は皆無なことを悟った…。





下品でごめんなX。
ちょっと箱にされてきます…( ´・ω・`)つ□
760名無しさん@ピンキー:2005/11/07(月) 23:20:10 ID:E4D2AjCy
種付け、の単語でさらに興奮した。GJです!
761名無しさん@ピンキー:2005/11/07(月) 23:55:16 ID:tmC8KNun
ニヤニヤしながら読みました。
…10ヶ月後にはこの2人の母乳プレイが達成されるんですかね。
762名無しさん@ピンキー:2005/11/08(火) 00:18:54 ID:hPuSsaqQ
GJ!!
ネウロ=変態は全然有りですともw
>>761
ネウコが産まれたりw
763名無しさん@ピンキー:2005/11/08(火) 01:14:30 ID:SrCsJL6K
GJ!
いかにもネウロらしい台詞回しが(・∀・)イイ!!
764名無しさん@ピンキー:2005/11/08(火) 18:30:12 ID:3aDTT4Uu
みんなキャラをうまく掴んでてすごいなぁ

今な、事務所でニヤニヤしながら一人で鍋をつつく弥子と
弥子が目を離した隙に魔界魚を鍋に放流して遊ぶネウロが唐突に脳裏をかすめた
どう見てももう冬です、鍋の季節がやってきました
765名無しさん@ピンキー:2005/11/08(火) 20:33:27 ID:nzCLyNYj
そこで第一回魔界探偵事務所主催闇鍋パーティー開催
766名無しさん@ピンキー:2005/11/08(火) 20:46:00 ID:NlZ7ktrS
真っ暗闇の中でうっかり手が滑ってみんなでヤコたんを召し上がるということか。
(´Д`*)ハァハァ
767名無しさん@ピンキー:2005/11/08(火) 22:13:44 ID:hPuSsaqQ
件の片栗粉を鍋に溶かしこんでみたりしてね
768名無しさん@ピンキー:2005/11/08(火) 22:30:40 ID:3aDTT4Uu
弥子にとろみがついたら食べごろです(´Д`*)ハァハァ
769名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 00:01:06 ID:KGfHxKfW
ヒステリア編の最後読み返してたら笹ヤコに火がついた
ヤコが死んだ妹と重なる→大切な存在・心を許せる相手→ラブい関係
みたいなのが読みたいな〜
笹は低体温をヤコに暖めてもらえばいい
あ、でも体温低いほうが調子いいんだっけか…
770名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 00:04:57 ID:ZOCPuxg6
水中であんなこと!こんなこと! ならできまいか?
771名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 00:46:52 ID:ff70K2up
>>769それイイ…(´Д`*)ハァハァ

笹の低体温は、まだまだ下がるぞ〜!、みたいな調子いいっていう事なんじゃないかと思った
暖めてもらえばいいよ…
772名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 19:52:13 ID:5X7861BO
3巻最後の漫画みると笹ヤコでは相性悪そうに思った漏れが通りますよ。
773名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 22:05:06 ID:vHfMf4nX
ヤコは笹相手には気を使いすぎる感じはするね
ネウロ相手にすると気を使わない相手というか、気を使っても無意味な相手だから
そう感じるのかもしれないけれど
774名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 23:24:02 ID:ghbytyRB
ネウヤコサイコー!!と思ってたけど笹ヤコ吾ヤコにハマった人が来ましたよ(´Д`)

吾ヤコは事務所のソファーで、笹ヤコは車の中で色々するシチュエーションが合うような気ガス
775名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 23:50:02 ID:RzuTJhM1
いたいけな女子高生にカーセクロスの快感を教えるのか>>774

(*´Д`)ハァハァハァハァ ノ \ ア ノ \ ア
776名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 23:51:56 ID:aPOJmDQN
今週の展開だと吾ヤコ派が喜びそうだと思っていた俺も来ましたよ

以外と話題に出ないのな('A`)
777名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 23:59:51 ID:KGfHxKfW
今週は吾代に怒鳴られて切なそうな顔してた弥子が良かったなあ。
確かに吾ヤコっぽいよね、介抱しようとしたり…
自分はネウヤコが一番好きだけどそれ以外もけっこういける
778名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 00:25:41 ID:wfAdTZmU
吾代って次回どうなるの?
779名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 01:37:14 ID:4ZXRXoFy
ジャンプ50号を見れば分かるお
780名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 01:56:41 ID:c3FrKhIV
やっぱネウヤコが一番人気あんのかな?
参考までに、皆の好きなカプを知りたい

自分は…弥子受けなら何でもおkかな
781名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 02:05:44 ID:c4NN24E0
俺はネウヤコ。
第一話で刷り込み状態。
他も割と読めるけど、気持ちが受け付けない。
782名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 02:21:16 ID:ZYI+J5p6
ネウヤコは原作でお腹いっぱいだからなあ…。
個人的には敢えて二次創作でまでは求めないかも。
笹ヤコは>>769にまるっと同意。他人とあんまり関わらないようにしてる笹が
守る対象として見てるってことは、弥子ってかなり笹にとって特別だって事だと思うし。
でも今週は吾ヤコに萌えたが。一番好きなのは笹ヤコかな。
783名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 02:41:55 ID:bKQceQLU
弥子が嫌がらないなら誰でもおk>>780
784名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 08:33:31 ID:99fL+MJW
一番はネウヤコで、他はヤコ受けなら何でもOKだな
ネウロや笹塚さんには振り回されて
吾代は困らせてやればいいと思う
785名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 12:46:26 ID:TxrFRz3x
ネウヤコ至上だな…
でも最近筍ヤコが気になり始めている…
786名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 18:08:38 ID:ZMWU5b0R
やっぱネウヤコかな。他のカプも嫌いじゃ無いけど
787名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 18:49:38 ID:mjIYWrUi
ネウヤコが一番かなあー
どっちかっていえば、笹は可愛い妹を守るため
ネウロとやりあってほしい
788名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 18:58:51 ID:3+2/KgP+
Xと協力者の娘なんて弥子以外のもたまには読んでみたい。
789名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 19:03:37 ID:kU9ihvNw
やっぱりネウヤコ派多いな〜。
そんな俺もネウヤコ派でしたが、このスレきてからというものの
笹ヤコにすごく萌え、吾ヤコにもすごく萌えるように。
要するに、ヤコたんが愛されていれば何でもこいだ。

筍ヤコって、新鮮だな
でも立場というか立ち位置?が似ている気がするので、意外と楽しそうかもな。
790名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 19:47:11 ID:zyn2lYpG
吾ヤコ ハアハア
791名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 20:15:34 ID:iAWmX+JX
漏れも吾ヤコ。
792名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 20:19:36 ID:5y+R4bN/
ヤコが可愛ければ野郎なんぞどーでもいいという
ヤコ原理主義者の俺が通り過ぎますよ。
793名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 22:01:45 ID:ZYI+J5p6
笹ヤコ一番好きなんだけど、確かに弥子が愛されてればいい、というのはあるなあ。
吾ヤコもネウヤコもそれぞれ違った魅力があって、どれも萌えるし。
早速ユキヤコとか考えてしまったのは多分自分だけだと思う…orz
794名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 22:10:07 ID:C4s3rSka
Xヤコ…とかこっそりいってみる。
エロ寸前なら笹ヤコも吾ヤコも大好きだが最後までになると、
ネウヤコかXヤコになってしまう。
795名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 22:28:54 ID:c3FrKhIV
とりあえず受けの立場は弥子に固定されてるみたいだな
原作で他の女性キャラって男連中と絡みがないもんな…
弥子ハーレム状態だなw
796名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 23:28:03 ID:c3FrKhIV
そして二回戦勝利おめでとう弥子!!
797名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 23:58:44 ID:99fL+MJW
弥子おめでとう!!

さすが究極の受けっ子w
798名無しさん@ピンキー:2005/11/11(金) 00:15:47 ID:oBVBbvg5
ライス受けキボン
799むしゃむしゃしてやった:2005/11/11(金) 00:42:19 ID:XuA6cGFF
>>798
アウチ!!
オレの自慢の...が探偵の小娘ごときにくわえられ(以下略

というわけでヤコ攻も有りかなと....。
ゴメン、箱になって来る
800名無しさん@ピンキー:2005/11/11(金) 01:02:55 ID:T6Q97Gul
つ□
801名無しさん@ピンキー:2005/11/11(金) 02:58:35 ID:G+qpjnFT
知世にも勝ってしまうとは…
しかしキャプ画像もネタ切れぽいので二次創作支援にここの職人さんのエロ無しSS投下してもらえないだろうかと言ってみる

客観的に見てここクオリティー高い職人さんが揃ってるからな…
802名無しさん@ピンキー:2005/11/11(金) 18:05:55 ID:9kJgi+q2
同意>クオリティタカス
読ませる文章を書く職人さんたちが多いから、
二次支援としてかなりの戦力になりそう
803名無しさん@ピンキー:2005/11/11(金) 19:48:30 ID:MaYYEPk7
笹塚はヤコのこと大切に思ってるんだよな?妹と重なるから…
だとしたら抱けないんじゃない?妹とブレて…!
804名無しさん@ピンキー:2005/11/11(金) 20:34:40 ID:XuA6cGFF
>>802
支援用ssってどんな感じの内容になるんだろう?
無駄に男連中と関係持たせる訳にもいかないし。
やっぱ叶絵やアカネちゃんとの話になるのかな?
805名無しさん@ピンキー:2005/11/11(金) 21:27:20 ID:vFVUhJTM
なんだか突破おめ。
http://read.kir.jp/file/read25985.txt
書いてみたけど・・・書き終わってからエロが全くない上
面白くないことに気付いたから貼るのやめてリンクにして
読み飛ばし推奨にしといた・・・
806名無しさん@ピンキー:2005/11/11(金) 23:36:13 ID:zMDmq0G/
いやいやGJ!エロはなくてもいいんじゃないか?
最後の台詞ワロスw
807名無しさん@ピンキー:2005/11/12(土) 00:50:27 ID:/aKiNpbG
>>805
リンク先をどう見るのかが分からない…
もしかしてもう消えてる?
808名無しさん@ピンキー:2005/11/12(土) 01:56:48 ID:UL6X1mvn
>>805
自分も見れないorz ケータイからだからなぁ…


支援SSは別に弥子がメインで出てくるなら誰が絡んでも全然良いと思う
寧ろ萌えだから男キャラが絡む方が良いかと…
ただテーマが漠然としてて題材を決めるのは難しいかもね
最萌のトナメ自体をネタにした会話形式のSSとかは結構見るけど…
でもここにエロ無し前提で投下されてるSSならいけると思うよ

エロパロ含めて結構いろいろなSSスレ見てるけどココに投下されてるSSマジで質高いと思う
あの独特の原作の言い回しやらキャラをよくここまで壊さずに書けるな…
文体もスゲェ綺麗だし萌えるし笑えるし
809名無しさん@ピンキー:2005/11/12(土) 08:02:10 ID:DNYtrQlh
ネウヤコ至上派なものの
ネウロが好きな自分に気づいた
アヤでもアカネちゃんでもいける
810名無しさん@ピンキー:2005/11/12(土) 08:44:04 ID:B6iV2l/3
自分もネウアカ好きだ。エロとかじゃないけど。ネウロが手の甲にあかねちゃん乗っけたシーンに
何故かものすごい色気を感じた。

非常に亀レスですが>>581さん超GJです…!!やきもち笹に激しく萌えました。
811名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 00:21:45 ID:Lky3qPQk
笹ヤコ、吾ヤコはヤコの可愛さ、純粋さを楽しむ物で
ネウヤコはヤコに対して鬼畜だったり戸惑ってるネウロを楽しむ物だと言う真理に目覚めた俺が通りすぎますよ
812名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 01:33:21 ID:hutbIHP6
空気読まずに最萌ネタなんだが
個人的にはこのスレ見てて>>64>>498みたいな感じがいけそうかなと思ったんだけど…
カプ苦手な人もいるだろうから前もって注意書きをしとけば。
…てかやっぱ巧いな〜スレ読み返してて最萌えしたw
あぁ自分にちょっとでも文才があれば…
813名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 21:52:23 ID:jPf+cSHR
ネウロにさながら高速回転でふりまわされるヤコが好きだ。
吾ヤコや笹ヤコは何気にしっかりしてて優しいヤコが見られる。
最近の事務所の三人はネウロパパヤコママ、思春期の息子(吾代)に見えてしまう。
814名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 23:26:29 ID:UmspCNmb
あかねちゃんとの絡みを読みたいのだが
815言い訳:2005/11/14(月) 18:39:16 ID:YBhYeszV
「ねぇネウロ…そろそろ欲しいの…」
「何をだ」
「…私の口から言わせるなんて…ひどい…」
「はっきり言った方が身の為だぞ ↓ ・∀・↓Ψ☆」
殺される…!!
「おいしいSSが食べたいの!もう55レスもSSがないんだよ!?」
「ナメクジはこれだから上が見えないのだ…  数レス前に別リンクで何かSSがあったのではないか?」
「旅行に言ってる間に無くなってたよ…」
「我輩は週6日9時間働いていて暇が無い。だいたい、貴様が学校に行っている間は全てこの我輩が事務作業他をしているのだぞ。
 他の者に頼むんだな。吾でも笹でも米でも貴様選り取り緑じゃないか」
「ライスさんは納豆臭いからやだ…」
「我侭なやつだ…ではコレでも嗅いでみることだな」
言うか言わずかのうちに投げつけたものは。
…とろん。
「やぁ…なに、これ…」
「先日調合したあかねのホットトリートメント剤に何か色々混ぜてみたのだが…
 おぉ!調度良い!あかねが日頃のお礼にマッサージをして下さるようだぞ!有り難く思え…!」
 今日もネウロ様は忙しいのでした。今だって、ほら予定を組んでいるのに。
 {次の休暇:所長を弄くる}
816名無しさん@ピンキー:2005/11/14(月) 20:15:48 ID:AzglVR2v
GJ!!
いきなり笑かしてもらったわw
817名無しさん@ピンキー:2005/11/14(月) 20:54:36 ID:7xS6YTu7
本とここの書き手はワロスもエロスも自由自在だな GJ

>>803
亀で悪いが、妹とブレるからこそ燃え上がることも…
818名無しさん@ピンキー:2005/11/14(月) 21:16:28 ID:vtyvnMI7
つまり妹萌えということか
819名無しさん@ピンキー:2005/11/14(月) 22:03:29 ID:RSGdiSB2
ネウヤコはわりとネタが出尽くしたかんがあるかな。
今週の見て吾ヤコが読んでみたい気がする。
あれってデートしてるよね?w
820名無しさん@ピンキー:2005/11/15(火) 00:31:47 ID:B8deJGd9
吾代が笑顔で去っていくシーンで、
弥子がはらはら泣いて引き止めたら、どんな反応を返したんだろう…
821名無しさん@ピンキー:2005/11/15(火) 02:06:16 ID:UXqETEp2
262 名前: 名無しさんの次レスにご期待下さい [sage] 投稿日: 2005/11/15(火) 00:34:45 ID:TTrcQt3b
あのさ… ちょっと気になるんだけど
今週のネウロで先週の回想シーンみたいな感じで
吾代が救急箱振払うカットがあるんだけど
これ、どうも… どーも、飛び散る救急箱セットの中に
コンドームがあるような気がするのですが…
先週のコピーじゃないから新たに描いたみたいだけど。

気が向いた人はチェックしてみてゴシカーン。

265 名前: 名無しさんの次レスにご期待下さい 投稿日: 2005/11/15(火) 00:47:13 ID:UVBa9cWG
>>262
確かに…
チューブの薬と重なってるやつだよな…
詳しく描写してない分余計あやしい…
箱からとりだしたゴムそのものだ…

松本っちーのエッチー


おおお妄想が止まらないぜ!!
「薬箱にゴム」「近くにいるとどうしても立っちゃうの」  (;´Д`)l \ァ l \ァ …ゥッ
822名無しさん@ピンキー:2005/11/15(火) 16:18:56 ID:6stOB1R9
やべー!
松本っちーのエッチーww
823名無しさん@ピンキー:2005/11/15(火) 19:03:40 ID:koToqtd+
ネウロが,あの指のヤツのもっとおっきいverを弥子たんの股間に付ける
→「近くにいるとどうしても立っちゃうの」
というふたなり化展開を考えた俺は、やはり逝くべきですか
824名無しさん@ピンキー:2005/11/15(火) 19:37:54 ID:R1mrlgrx
弥子×ヤコのサイヤコっておいしいよな
なんて思った自分よりは生きる価値が有ると思うよ
825名無しさん@ピンキー:2005/11/15(火) 22:32:50 ID:oyv5TrHN
ゴムに敏感に食いつき突貫で書いてしまいました
ネウヤコでゴムネタです


事後。半裸でキスマークだらけの弥子にまたがり、ネウロは幸せそうな表情だった。

「おや、何を泣いているのだゾウリムシ。我輩に抱かれるのがそんなに感動したか」
「〜〜〜っ!!ちがうわよ!アンタ、私が何度言っても生でしたり、好き放題出したり…!」
「?何か困ることがあるのか?」
「困るよ!!この歳で…赤ちゃんとかできちゃったらどうしてくれんの…!?」
怒りの通じない相手に怒るのが情けなくなって、涙が止まらない。
「ふむ…」
泣きじゃくる弥子を見下ろして、ネウロは何か思いついたような表情を浮かべた。
「弥子よ、見ろ」
そう言って握りこぶしを弥子の目の前に見せる。
「…何…?って、きゃっ!?」
こぶしが開かれ、中からゴムが溢れ出してきた。
「貴様が欲しかったのはコレだろう?」
「そっ…そうだけど、コレどこから…」
「喜べ、今回は特別に味付きだ。好きなものを選べ」
笑顔でネウロが大量のゴムを差し出す。
「え、ちょっ…私そこまでしてしたい訳じゃ…」
「え ら べ」
猫目の笑顔で脅す。
「……はい……」
半べそでしぶしぶいちご味を手に取る。

そこで弥子はある事に気付いた。
「…あれ?コレ、別に味とか…私に関係無くない?」
ネウロがにやりと笑う。
「大いにあるぞ?コレを貴様が自分の口を使って、我輩に装着するのだ。」
「はい!!?」
「聞こえなかったのか?コレを、貴様の…」
「いやいやいやいや!!そんなのしたくないよ!!自分でつければいいじゃん!!」
「貴様の要求を呑んでつけてやるというのに…我侭もたいがいにしろ」
「あ、あのねぇ…!とにかく絶対いや!!」
「…そんなに、イヤか?」
「うっ」
ネウロが指をくわえ、甘えるような顔で見つめてくる。
…ダメだ…これは断ったら殺す気だ…
826名無しさん@ピンキー:2005/11/15(火) 22:34:03 ID:oyv5TrHN
「……やります……」
断れない情けなさの半泣きで答える。
「おぉ!そうか、では」
子供のように無邪気な笑顔で、弥子の頭を自分の股間に押し付ける。
「う”…!!!」
見ることすらいまだにためらう赤黒いソレを口にするなんて、想像しただけで死にたい気分になった。
「…でもネウロ、私口で付けるとか、やり方わかんないよ…?」
「なに、口と舌を使ってかぶせればいいだけだ。」
「口と舌…」
…こっそり手を使って早く終わらせてしまおう…。
「手を使ったら、殺す」
ハッと顔をあげると、猫目笑顔のネウロと目が合った。
心を読むな…!!

全てを諦めて、ゴムの袋をぴりっとやぶる。
使え使えとは言っていたけれど、実物を手にしたことはなかった。
取り出すと、気味の悪いぬめりを感じ、全体からは人工的ないちごの香りがしてきた。

本当にいやだ…。
怖さと情けなさと色んな感情で、涙がにじんできた。
視線だけ上に向けると、にやにやといやらしい笑顔でこちらを見ているネウロと目が合った。
「このやろう…」
悔し紛れに小さくつぶやき、ゴムを口にくわえた。
827名無しさん@ピンキー:2005/11/15(火) 22:34:36 ID:oyv5TrHN
どうしよう…、と思いつつ、とりあえずネウロのソレの先端にゴムをのせてみた。
そのまま、上手くかぶらないかと、ためらいがちに上から少し咥えてみるが、
「あっ…」
上手くいかず落ちてしまった。
「ヘタクソめ」
「…っ…!だって…」
もう一度同じようにかぶせようとするが、再び落としてしまう。
「…ネ、ネウロ…ちょっとだけ指…」
「…ふん」
指先だけを使うことを許された。
さっきと同じようにゴムをのせ、指先で片側を押さえ、反対を唇で咥えて引っ張った。
「んむっ…!」
なんとか先端にはかぶさった。
そのまま全体まで覆おうと、上からソレを口に含む。
「んっ…!」
口しか使えない事で、ゴムがなかなか下がらない。
しかしこの行為を長引かせたくない一心で、一生懸命に咥える。
開け放したままの口から唾液がだらだら漏れている。
みっともない自分の行為にまた気分が悪くなるが、唾液がゴムの滑りを良くし、ようやく下がり始めてきた。
「んぁっ…ん…む…」
下がり始めたのはいいものの、更に深く咥えなければいけない状態に、息苦しさが増してきた。
しかもこちらの苦労もお構いなしに、ネウロは大きさを増してくる。
「ふんっ…んっ…むっ…!」
でも、あと…少し…

唇と舌でゴムの端をひっぱり、必死で残りを下げきった。
下がりきった瞬間に、弥子はすぐさまソコから唇を離した。

「はっ!…はぁっ…!!」
「よし…、虫にしては上出来だ。…ではさっそく本日二度目の食事といくか」
「うっ…」
幸せそうな笑顔で、弥子の頭を優しく撫でてくる。

珍しく優しい手の感触に、危うくほだされそうになりながら、とりあえず上手くいったのかな…とため息を吐く。
と、ネウロが何か考える表情をしているのに気付いた。

「しかし…これは中々邪魔だな」
「えっ…!?」
そう言って、今弥子がつけたばかりのゴムを引き抜いてしまった。
「ちょ、ちょっと!!せっかく頑張って付けたのに!」
「我輩はな、弥子…いつも孕ませるつもりで貴様を抱いている」
「なっ!!!?」

突然の信じられない発言に、弥子は赤面して硬直する。
笑顔のネウロはお構いなしに、弥子に覆い被さって耳元でささやく。
「今回は褒美に特別濃いのをお見舞いしてやろう…よろこべ」
「なっ…ちょっ…!」

口をパクパクさせて赤面する弥子に、ネウロはお構い無しで愛の子作りを開始したのだった。





孕ますネタが…好きです…
828名無しさん@ピンキー:2005/11/15(火) 22:45:44 ID:P5YOeLI+
(;゚∀゚)=3 ムッハー!!
 G J で す !!
829名無しさん@ピンキー:2005/11/15(火) 23:08:11 ID:R1mrlgrx
GJ!!
萌えましたわw

よく考えると薬箱ってのも、夫婦が子供に見つからないように隠したりする場所のような…
830名無しさん@ピンキー:2005/11/15(火) 23:21:55 ID:m6qWFpq+
萌えすぎてノドの奥がヒクついてきました。GJです!!
ネウヤコ分が足りなかったところにこんな素敵エロ…(*´д`*)
831名無しさん@ピンキー:2005/11/15(火) 23:49:01 ID:RTDPRI1X
モエス!!ネウヤコの孕ますネタ大好きだなあ…久しぶりにハアハアしました。。
832名無しさん@ピンキー:2005/11/15(火) 23:54:20 ID:f0BMC0nM
むしろ貴様が好きだ!!GJ!!
833名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 00:01:47 ID:mwuzFWRA
GJ!!愛を感じて良かったです(*´Д`)
この調子じゃほんとできちゃうなwネウコミタス
834名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 00:57:44 ID:y6v6UNht
薬箱、例のアレ、反抗期吾代に萌えを感じて書いてみた。

……ごめんなXI

土曜の昼下がり、ブラインドを降ろした薄暗い事務所で吾代は暇を持て余していた。
「ア〜畜生…」
椅子の上で軽く伸びをした吾代の目線はある一点で止まった。机、ソファを挟んで丁度正面の棚の上の一一
「薬箱?」
一一まさかあの化け物はケガなんざしないだろうし、考えられるのはあの丈夫そうな女子高生しか……。
ふと、薬箱の中身に興味が湧いた吾代は立ち上がると棚の上の箱を下ろし、それを机に置き、開けてみた。
一一消毒液、包帯、絆創膏、痣用の軟膏……おいおい、アイツに胃薬なんか必要あるのかよ?
中身を出しては机に並べて行く。傷薬から車酔いの薬まで、一般家庭並みに充実したラインナップだ。
一一アイツ、こんなの必要なくらい長い時間ここに居るのか?……アイツも結構苦労してんだな……お?
8352:2005/11/16(水) 00:59:18 ID:y6v6UNht
薬箱の奥、湿布の箱の影、何か小さい袋が畳んである。引っ張り出したソレに、吾代は見覚えが有った。
一一なるほど、そういう事かよ……。
5つ繋がった小さな袋。開封済みという事はすなわち「そういう事」なのだろう。これで充実しすぎた薬箱にも辻褄が合う。
なんとなく気まずくなり、薬箱の中身を全部何事も無かったかのように戻し始めた吾代だったが、ふと、何かを思い付き、机を探った。
机から取り出したのは千枚通し。手元には例の袋。
一一まぁ、これくらいの悪戯は許されるだろう。
吾代は一人、にやりと笑った。


まさか明日の今頃に、この箱の世話になるとも知らずに。


836名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 01:06:22 ID:y6v6UNht
元ネタ?は某映画です
痣用の軟膏は女のアレにも効きますw

……バカに産まれて本当にごめんなさいorz
837名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 07:58:06 ID:X2qidYqh
ワロタ
吾代それはやっちゃ駄目だろwwww
838名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 11:22:24 ID:HZbfQYlx
>>625-627→(使用後)→>>634-635

想像したらワロスwww
839名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 15:58:06 ID:yvyiP9Ob
>>825、834
超 G J !!萌え転がりの笑い転がりですた!
子どもの頭がどうなっているのか気になって仕方がない…

勢いに乗って自分も書いてみた。
ネウヤコ前提の吾ヤコのような、そうでもないような。
微妙なエロあり。

840陶器片1:2005/11/16(水) 15:59:22 ID:yvyiP9Ob
少々埃を被りつつあった木箱が盛大な音に揺れ、整然と並べられていた薬が蜘蛛の子を散らすように床に降る。
にわかに一部騒がしくなった床を叩き鳴らし、蹴破るような怒鳴り声でひとしきり喚き、跳ね飛ばした少女を見下ろす。
睨んだ視界の端に落ちている下世話な包みにさらに毛を逆立て、捨て台詞を吐く。
鼓膜を破る衝撃欲しさに扉を投げ閉めた。万が一にも追いかけるようなそぶりは聞きたくはない。
腹立たしさに乗る足は、エレベーターを待つ余裕さえない。
――見下すんじゃねぇ。
固く曲がる鉄パイプのような意固地さに、立場の低さ加減に、そこから脱出する術を知らない頭の悪さに歯軋りする。
訳のわからない、ただ不気味に浅黒い非現実に組み伏せられている現実と、同じ状況にありながら、『屈する』以外の方法を見つけていた少女。
下世話に過ぎる、あの二人組の関係を知る決定的な証拠を、吾代は一度盗み見たことがあった。
彼女の私物だという救急箱に放り込まれていた包みが、あの時の表情に妙な色気と寒気、そして確信を撒く。
かつて、少女はこう言った。
自分もまた脅されて、探偵をやらされているのだと。
――脅されてる?
――馬鹿を言え。
――十分楽しんでんじゃねぇか。
居心地悪く吾代の脳を軋ませながら、記憶が撒き戻り、隙間からの光景を再生する。
実感が、たぎるように冷えていく。
――やってんだろ?
――見てたからな、この目で。
841陶器片2:2005/11/16(水) 16:00:24 ID:yvyiP9Ob
はだけられたブラウスが重力の通りに直線を描き、膨らみと肋骨を押し出すように透かす。
お世辞にも魅力的とはいえない貧相な肌は、けれど妙に扇情的で、ぽつりと立った先端部の桃赤色の形を視線でたどらせ、露な入り口に誘い出す程度には男の目を引く。
彼女が解決した事件の結果として、無理矢理雇われ、面倒以外の何者でもない理由で暴力を使わされていたころ。
呼び出しのない時分に気まぐれで事務所に寄り、半端に開いた扉の影から目にした絵は、吾代の部屋に詰まれた暇つぶしの本そのものだった。
ソファに男が寝転がり、その腰元に制服姿の少女が座る。
少女は下半身にまとうものもなく、やわらとした線の脚をきつく曲げ、胸を上下させる。
男が腰を一度動かせば、連動するように甘い喘ぎが鳴り、既に十分反応している先端がまた張り詰める。
いつ客が来るともわからない中の大胆不敵な行為に踊らされ、少女は鳴きながら、泣いているように見えた。
背中に回された少女の腕にはパソコンのコードと思しき鈍色の縄が絡みつき、結ばれた先は男の手に握られている。
胸元を弄ばれ、腰は突き上げられ、抵抗しながらも広がっていく痺れに喉が呼気を吐く。
冷房の効いた室内のはずが、陽の光を浴びる産毛からはほの白い陽炎が浮かんでいる。
覗き見とは趣味の悪い、そうは思いながらもひどく滑稽な構図から吾代は目を離せなかった。
男が何事かつぶやき、少女が首を振り、身をのけぞらせる。
繋がっているだろう部分からこちら側まで延びてくる生臭く甘い匂いが鼻につく。
吾代自身のそれも生理的な反応を示し始めてはいたが、あくまでその目は観察に、いや、むしろ少女の憐れさに向いていた。
男の方がどれだけ理解の範疇を超えているかは身に染みて判っている。
何の手品か超能力か、そんな有り体な表現で片付けるにはあまりに不気味で威圧的、絶対的でさえあった。
そんな奴に捕まった少女が辿る末路などたった一つしか用意されていない。
――かわいそうなことで。
ソファの男よりなお曲がった笑みが浮かぶ。
――いやぁ、本当、かわいそうなこと、で。
極地まで堕とされた姿の果てを見届けてやろうと、腕組みして吾代は扉に張り付いた。
一枚板の向こうの行為はまだ続いている。恥ずかしさと体面が快感に食い荒らされたのだろう、少女の声がだんだんと高く、聞き取りやすくなる。ため息と呼ぶには短い吐息が次々と溢れては腰に響く。
女性として想像する身体とは少々遠いが、それでも吐き捨てるほど集めた薄っぺらい写真よりも遥かに五感を刺激するあられもない姿。
うっかり手を伸ばしそうになり、慌てて腕組みに戻る。
汗ばんだ影が壁紙に揺れ、口元から垂れ落ちた唾液は蛍光灯に反射し、ためらいがちに緩かった動きは激しくなり、時折背中を縁取る黒手袋にひときわ高い音でわななく。
842陶器片3:2005/11/16(水) 16:01:34 ID:yvyiP9Ob
粘るもんだな、眉を伏せた表情にほくそえむ。いや、粘らされているのか、だとしたら相当に悪質だ、遠目に少女を見下げる。
と、男が少女の名を呼んだ。
次に、握り続けていたコードの端を思い切り引く。結び目が解かれ、手に巻きついた鈍色から赤らんだ細い手首が放たれる。
そして。
――待てよ。
――おい、待てよ。
少女は迷わず、両腕を前に伸ばし、男の身体に覆いかぶさった。
名を呼ぶ、やっと手に入れたと言わんばかりに、離さないとでも言わんばかりに、痺れ、掠れた声で呼ぶ。
男の手が少女の髪に絡まる、あやすように、労わるように触れ、求めるままに唇を合わせ、腰を動かす速度をさらに上げる。
吾代の目の前の絵は、まるで黒白が飴色に焦げたかのように一瞬にして変貌した。
途端、背中を走る苛立ち。
突きつけられた結論と、思い込みへの一刀が、吾代の目から揺らぎを奪う。
――なるほど。
――そういうことかよ。
吸い上げるように衝動が静まり、淀む。
――真昼間から結構なことで。
名を呼び合い、通じ合うように、先へ先へと進む二つの身体。
少女は嫌がってなどいなかった。
いや、嫌がってはいたが、屈してはいなかった。
最初から、全ては予定調和だったのだ。
彼女は男に屈したのではなかった。
屈する必要もなかった。
ただ、男を選んだだけだった。
とすれば、組み伏せられ、意志と関係なく動かされ、突破口がないのはただひとり。
上に付く者を選べずにいるのは、ただひとり。
――そもそも。
至る直前の産声にも似た叫びが耳に刺さる。けれど吾代の身体はもうそれには反応を示さない。
――ガキと同類だなんて思うこと自体、間違ってるだろ。
――馬鹿馬鹿しい。
映像がぶつりと切れる。あの日、最後まで見届けるなどという酔狂な真似をする気にはなれなかった。
見ても意味がなかったのだ。少女が男に取り込まれ、自分の予想と形を違えていた時点で、吾代は彼女に一種の見切りをつけていた。
憐れを引きずるのは、一瞬でよかった。
843陶器片4:2005/11/16(水) 16:03:00 ID:yvyiP9Ob
――畜生。
――馬鹿馬鹿しい。
ビルを後にし、ゴミ捨て場のゴミを目一杯蹴り飛ばす。
当然ながら、あの時目撃したことを少女に伝えてはいない。何食わぬ顔で、男の無茶な行動に愚痴を言い合っていた。
それも今はさび付いたこと。
屈することしかできない者と、選び取ることで歩み寄りを許された者の落差。
吾代と少女の距離は今、吾代と男との距離に匹敵するほどに離れていた。
積まれた経験は、男と彼女を結びつけ、取り残された吾代を降ろす方へと傾いていた。
彼女は言った。
『わたしたち』が留守番させたせいで、と。
――ふざけんな。
もう一度、今度は派手な音を立てそうな袋を選び、蹴り飛ばす。
破れた袋から、赤茶の陶器が転がり落ちる。荒く砕けた破片を踏み潰すと、靴底に刺さるでもなく砂になる。
何で硝子じゃねぇんだ、まるで見当違いの苛立ちのままに、アスファルトと足で陶器を磨り潰す。
――二度と行かねぇぞ。
――てめぇらのところにだけは、二度と行かねぇ。
餌場を荒らされた野良犬が、じとりと吾代を見上げていた。




もっと萌えな文章が書きたい
844名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 17:33:55 ID:XtMWe1f8
GJ!
845名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 17:55:06 ID:GfSpBFZo
超GJGJ!!
朝方に「ネウヤコのエチーを目撃してしまう吾代」を妄想してたのでビックリした(´Д`)
ケーブルで拘束される弥子…ウハァ
846名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 18:27:06 ID:B5x+ExIM
GJです!

しかし温泉の時だって祭はじわじわきてたのに、
本物かどうかわからないゴムネタでこれだけ盛り上がるとは…w
847名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 18:43:25 ID:y6v6UNht
GJ!!!
最高にエロいです(*´Д`)
848名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 18:44:13 ID:tIl7aPiq
GJ!

でも、弥子専用救急箱が出た時点で、普段傷ひとつ付かないのに、
事務所でいったいどんな危険なプレイを…と、思ったのは本当。
849名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 20:38:44 ID:smgAkFDy
>>840さん超GJです!
言葉選びにセンスを感じます

>>848
しかもわざわざ(私用)って注意書きついてるしww
850名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 22:05:10 ID:1bosfn7X
>>840
GJ!!イイもん読ませてもらった…凄まじいエロスと文章力だ…
本当にこのスレの職人達は何者だww
851名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 22:30:45 ID:z9MwMhI3
これから吾ヤコ書こうかと思っていた意欲が薄れるほどGJでした。
修行し直そう…
852名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 22:39:43 ID:y6v6UNht
>>851
是非書いてくれ
俺が読みたい
853名無しさん@ピンキー:2005/11/17(木) 03:34:02 ID:JlZlPMwY
>>852
どうもありがとう。あと一週間修行するかと他のエロパロ読んでたよ。
吾ヤコは久しぶりに書くもんで、時間かかってしまった。
エロ薄めで長めです。
854名無しさん@ピンキー:2005/11/17(木) 03:35:46 ID:JlZlPMwY
――最初から、気に食わなかったんだよ。

中指突き立てられて、腹の立つ人間はいない。
それでものこのこ公園なんぞに連れ込まれ、最中ぱくついてるヤコの顔を見ている自分は、世界一心が広い。我ながらそう思った。
無理やり探偵をさせられていると言った少女は、あの男の妙な力に翻弄されながらも、心底嫌がっていない。自分はこんなにイラつくのに。
吾代は、すでにほとんどの最中を食い尽くそうとしているヤコを呆れ顔で眺めながら、はあとため息をついた。
ヤコはおずおずと吾代を見上げ、口を開く。

「さっきの吾代さんの怒り方は…自分の心が広くなっちゃった自分に怒ってたのかなって…」

――気に食わねえ。

何が気に食わないって、それを聞かされてもああそうかと思うだけで、ヤコに怒りが沸かないことだ。
これが狂犬とハイエナと恐れられた、吾代忍の姿か。
吾代は今でも、ネウロの下についているつもりはない。社長がいなくなった今、もう誰も自分を従えることはできない。
それでもネウロたちの言うことを聞いてしまうのは、納得いかない力を何度も見せ付けられているからか。ジャンプに挟まれる、コブラに噛まれる。まっぴらごめんだ。

「でも私は、今の吾代さんがいいと思う」
ヤコの言葉に、乾いた笑いが出る。

――いいってなんだ。これからもおまえたちのバカな用事をいいつけられて、へこへこする俺がいいってのかよ。

脅してもよかった。怒鳴りつけてもよかった。でもわかっている。ヤコは怯えはするが、心底自分に恐怖しないということを。だから怒りも沸かない。
いつの間にか優しい人間になったもんだと、吾代は自嘲した。

「おめーの言いたいことはわかってるぜ」
「え?」
「そうやって下手に出て、俺にこれからも雑用やってくれってんだろ?」
「…それは…」
「図星か。土産も結局てめえで全部食っちまうしな。ふざけてるよホント」
「う…ごめんなさい…」
すっかり空になった「東京銘菓土下座最中」の箱を見下ろし、ヤコはうなだれる。
吾代はそのふざけた名前の箱を見ながら、
「本当に俺に土下座しに来たつもりなら、もっと誠意を見せろや」
何の気なしに言ってみた。
「え…誠意って…」
びくびくとこちらを見上げてくるヤコを見ている内に、吾代の心に黒い炎が灯りだした。
「こっちも生活があるんだよ。タダで色々やらせるつもりか?」
「それは私だって同じだよ。だからお互い、将来のいい勉強になったつもりでさ」
「おい、俺たちに明るい未来が待ってるとでも言うのかよ。あんなのにつきまとわれてたら、おまえの将来ないも同然だぞ」
「…言わないで…考えないようにしてるんだから…」
しおれていくヤコを眺め、吾代はあの男が何故ああもこの少女を苛めているのか、わかったような気がした。
「よし。じゃあまず、俺に飯でも作ってもらおうか」
「は?」
ヤコが顔をあげる。吾代はこれ以上ないくらい胡散臭い笑顔で言った。
「安心しろや。食材だけは結構あんだよ」
「吾代さんが笑った…!」
相変わらず気に食わないことを言うヤコを、吾代は菩薩の心で許してやる。
「そりゃ俺だって人間だから笑いもすんぜ。おまえ、俺をなんだと思ってんだよ」
「うーん」
「あーいい、いい。考えるな、ほら」
立ち上がり、ヤコの手首をつかんで立たせる。ヤコはゴミを慌てて集めてゴミ箱へ捨てると、吾代に引っ張られるまま、歩き出した。
855名無しさん@ピンキー:2005/11/17(木) 03:38:10 ID:JlZlPMwY
空は快晴。忌々しいくらい晴れ渡っている。平和なことだ。
成り行きでヤコの手首をつかんでしまったが、並んで歩いている内、
その手を放すタイミングを失ったことに吾代は気づき、仕方がないので空を見上げることにした。
…こうして空を眺めるのも、久しぶりだ。ガキの頃以来かもしれない。
いつから、空を見ることをやめたのだろう。
怯えた顔、威嚇する顔、悲鳴をあげる顔…
それらを見慣れてしまうようになったのは、いつからだろう。
首を鳴らしながら前へ向き直ると、道を歩く人間が、吾代を見てさりげなく端によけていく。ほら見ろ、これが本来の俺だ。吾代は唇の端をあげる。
「いた…っ」
ヤコの声がして、はっとした。知らないうちに、ヤコの手首を握る手に力を入れていたらしい。
「おお、ワリ…」
自然に口をついて出かかる謝罪の言葉を飲み込む。そんな自分にぎくりとして、身を強張らせた。

――何やってんだ、俺。

「どうしたの?」
そんな吾代を見上げて、不思議そうにヤコが尋ねる。その顔を見下ろして、吾代は戸惑った。柔らかだが、細い手首を持つ手が熱かった。
「慣れってこえーよな」
「え?」
「おまえ、あの男に探偵なんてやらされてなかったら、俺見てビビッてたろうな。…あいつらみたいにさ」
吾代はそう言って、顎をしゃくる。ヤコはようやく、吾代の言わんとしていることの意味を理解した。なるべく顔を見ないようにしてこそこそ歩いていく通行人。
確かにこんな誰も着ないような柄のシャツを着用している長身の男が、女子高生を引っ張って歩いている姿は異様なのだろう。
「…そうでもないかもよ。吾代さん、カマドウマって知ってる?」
「あ? …あー、ゴキブリみたいな気持ちわりぃ虫だろ? 公園の便所に出たのを見たことある」
「こないだ、それ掴んで窓からポイッてしたら、友達に引かれた」
「げっ!」
吾代は素で驚いて、ヤコから離れようとした。おかしい。手が離れないのはなんでだ。
「だからさ、案外どこかで会っても、変わらなかったかもよ」
ヤコは明るく言った。吾代は無言になる。ヤコは、また変なこと言ったかなと気まずくなり(確かに言ったが)、吾代に導かれるまま、年季の入っているマンション前に立った。
「ここだ」
「ねえ、吾代さん」
それまで無言だった吾代が口を利いてくれたというのに、ヤコは驚愕の瞳でマンションを見上げている。
「あ?」
「共同トイレがあるっぽい、古びたアパートはどこ?」
「ああ?」
吾代が声を荒げても、ヤコには通じない。ヤコは首をきょろきょろ動かしながら、ひとりごとのように疑問符を投げかけている。
「割れた窓はちびちびテープで補強されてて、鍵も壊れてて、お風呂も当然なくて――あれ? イメージと違う…」
「ご期待に添えなくて申し訳ございませんねえ…」
吾代はヤコの頭をがしっとつかんだ。
「あああごめんなさいごめんなさい」
「あのなあ、俺はお前らが来るまで高給取りだったんだよ! 今は錬金術とコンビニのバイトで食ってる毎日だ!
社長に言われて無駄金遣ってねーから今もここに住んでいられるけどな、金がなかったら俺は今頃ストリートファイターだっ!」
「パチンコが錬金術のことだから…」
ヤコは吾代語を解読する。
「ストリートファイター…ああ、もしかしてかつあ」
「行くぞコラァ!」
吾代は戦場へ赴くような顔をして、ヤコとマンションに入って行った。
856名無しさん@ピンキー:2005/11/17(木) 03:39:49 ID:JlZlPMwY
てっきり荒れているかと思われていた吾代の部屋は、案外綺麗に片付いていた。
「わぁ! 吾代さんも掃除とかするんだね」
「…おめーは俺を怒らせることに命でもかけてんのか」
何の配慮もないヤコの第一声に、吾代はぶるぶると震える。部屋に入ったとき、吾代はようやくヤコの手首を放した。
うっすらと指の形に赤く染まる手首を、ヤコが無意識にさすっている。
吾代の部屋が片付いているように見えるのは当然で、吾代の部屋には生活感溢れるものがあまりなかった。
首を傾げるセンスをした吾代のシャツは恐らくあのクローゼットの中に所狭しと詰められているとして、後は質素なベッドと一人用の小さな冷蔵庫、
安物のテーブルに椅子が二脚。テーブルの上には無料で配布されている求人雑誌「タウンワーク」が数冊乗っている。
壁はポスターが飾ってあるわけでもなく、カレンダーすらない。台所には数枚の食器が水につけて放って置かれてある。
唯一生活感があるものといったら、ゴミ箱だけだった。乱雑に色々なものが放り込まれ、溢れている。
ヤコは手首をさすりながら、よしと気合を入れた。吾代を振り返る。
「大したもの作れないけど――冷蔵庫、見てもいい?」
「ああ、いいぜ」
「ありがと」
ヤコは冷蔵庫の前まで来ると、どきどきしながら開けてみる。あの吾代がどんな顔で野菜や肉を普通に買っているのかとわくわくしながら――
「…あれ」
「なんだ?」
ヤコはすうっと真顔になり、吾代を見上げた。
「なんにも、入ってないんですけど」
そこには、数本の缶ビール以外、何もない中身がヤコの目の前にあった。
吾代はにやりと笑う。
「仕方ねえな」
「食材あるってさっき言ったじゃん!」
ヤコが爪先立ちになってそう言うと、吾代はわざとらしく息を吐いた。
「あんなの嘘に決まってんだろ。男の部屋にのこのこあがりこみやがって。…わかってんだろ?」
そう言って、無遠慮にヤコを抱き寄せる。ヤコは慌てて離れようとした。
「ちょっと待って! 冗談でもキツイよ!」
「あのなあ」
吾代はもう一度ため息をつき、その大きな手でヤコの顎をつかむ。ひくっとヤコの唇から空気が漏れた。
「誠意を見せろと言っただろうが…っ」
そう言って、乱暴に唇を重ねる。ヤコのくぐもった声が唇に伝わって震えた。
「やだ…っ、ねえ、やめて…っ」
顔を放すと、想像通りの反応が返ってくる。吾代は余裕のないヤコを見て、気分が高揚するのを感じた。
「俺が今までどんな世界で生きてきたか、教えてやるよ」

――そうだ、それでいい。もっと泣いて、怯えて、二度と俺を哀れむような目で見られなくしてやる。

社長に言われた言葉を、吾代は思い出していた。

「許して下さいと言われたら――」

――許さねぇ。

「話し合いましょうと言われたら――」

――話さねぇ。

唯一認めた男の言葉を、吾代は忠実に実行する。
だから、

「やだっ、いやぁっ! やめて……っ!」

ヤコの言葉は、吾代にとって肯定なのだ。
857名無しさん@ピンキー:2005/11/17(木) 03:42:08 ID:JlZlPMwY
ヤコを乱暴にベッドへ突き飛ばし、覆いかぶさりながら、トレーナーと下着をいっぺんにたくしあげると、お世辞にも大きいとは言えない肉の塊が目の中に入る。
それを見てしまったらもう止まらなかった。
「どーせあの男と何度もヤッてんだろ? 俺にもヤラせろや。俺もたまってんだよ、色々とな!」
ヤコがあの男とどんな関係だろうが構わない。ふたりで旅行に行くような仲だ。考えるまでもないのだろう。
吾代は熟しきっていない果実を乱暴に揉みほぐし、立ち上がっていない頂に音を立てて吸い付いた。
「ふあ…っ、ん、やだ…、やだよ…!」
舌で執拗に転がし、果実を乱暴につかむ。ヤコは悲鳴の中に嬌声を混ぜながら、首を振る。
「やじゃねぇんだろ? あの男の前でも散々喘いでるんだろ?」
吾代は意地悪く言って、ヤコの泣き顔を覗き込む。ヤコは懸命に首を振って、違うと何度も言った。
吾代は耳を貸さず、たくしあげたトレーナーでヤコの両手を頭上で拘束した。
身動きの取れないヤコの身体をじっくりと見ながら、両手でこねるように両の果実を弄び、時折吸い付きながら、舌を這わせる。
「あ…、あ、や…っ」
「ほら、調子出てきたじゃねえか。もっと聴かせろよ…」
そう言って、ヤコのスカートの中に手を忍ばせる。下着の中に指を入れ、茂みをかきわけ、柔らかな肉を押し広げる。
「ああ…っ、そこ、だめ…!」
「もうこんなに濡らしやがって。相当仕込まれてんのな、すげえ」
吾代の指が割れ目の中に入る前に、すでにそこはぐっしょりと濡れていた。吾代は興味深そうにスカートの中に頭を突っ込む。
薄暗いその中で、下着を途中までずらせば、泉はとろとろと愛液を流し、吾代の指を濡らしている。ヤコの足に力が入り、吾代の頭を痛いくらいに挟み込んだ。
「なんだよ、してほしいんじゃねえか」
吾代はそう囁くと、砂漠の中でオアシスを見つけた旅人のように、愛液をすすりだした。泉の中に舌を入れ、わずかに出し入れし、中からあふれ出るものを飲み下していく。
「あああァんっ! だめ、だ、んああああっ!」
ヤコが喘ぎ、腰をくねらせる。膝で頭を固定された吾代も、それに引きずられるように動きながら、泉から口を放さない。じゅぷっ、じゅるっと音をさせ、
ヤコの尻を下から支えるように持ち上げ、やわやわと指を曲げる。
「あああっ、あんっ、そこぉっ!」
ヤコの身体が反る。その反動で、吾代の舌が深く泉に差し込まれ、ヤコはがくがくと痙攣し、ゆっくりとベッドの上に沈んだ。
吾代はヤコのスカートの中から頭を出す。途端に冷気が顔をなぶる。
スカートをするすると取り去っても、息を乱して恍惚と快感の余韻に浸っているヤコにとっては、どうでもよかった。
「すげぇ乱れたな。…俺も、楽しませてもらうぜ」
まだ意識が半分溶けているヤコにそう言うと、吾代はさっさと服を脱ぐ。
待ちきれないとそそり立つものを何度か手でしごいて強度をつけると、未だぼんやりしているヤコの足の間に割って入った。
「ぁあっ、すげ…、締まる…!」
充分に濡れそぼるそこに頭の部分を入れただけで、強烈な締め付けがある。久しぶりのその感触に酔いしれながら、吾代は腰を進めていく。
ぐち、ぐち、と卑猥な水音がする。その度にヤコはぎゅっと目を閉じる。いくらなんでも狭すぎやしないかと行為に夢中になりながら吾代は思う。
あの男とあれだけ一緒にいるのだから、毎日サルのようにヤッているものと思っていたが、違ったのか。まさか。
「おい…」
「ん…」
半分ほど入れた所で、吾代は恐る恐る訊ねた。
「まさか、初めてなのか…?」
ヤコの両目から涙が溢れる。
吾代はさすがにやばいと思った。
「…最後まで、して…」
動きの止まる吾代を見上げて、ヤコは泣きながら言った。吾代が面食らっていると、ヤコは目を閉じる。
「吾代さんになら…いいよ…」
「…おまえ…」
「いいから…」
蚊の鳴くような声だった。吾代は無言で動きを再開する。絡み付いて離さないと言うようなヤコの中は、吾代を責めるように締め付けてくる。吾代は息をつき、ヤコは喘ぐ。
「んん…っ!」
「……」
その、痛みに耐える顔。
吾代は自然と、ヤコに口付けていた。
唇を押し付けるだけのものだったが、甘い痺れが心地よく広がり、ヤコの体から幾分か力が抜ける。その隙に腰を動かすと、吾代のものは、全てヤコに呑みこまれた。
「お、終わった…?」
吾代が息を吐くのを見て、ヤコは安心したように言う。それが憎たらしくて、吾代は素っ気無く言った。
「何言ってんだ、これからだよバカ」
「え…、ちょ、いた、あああっ!」
858名無しさん@ピンキー:2005/11/17(木) 03:43:50 ID:JlZlPMwY
驚くヤコが逃げ出さないよう、膝を曲げて固定すると、吾代は遠慮せずに激しく動き出した。ベッドが壊れるほど体重をかけ、ヤコを追い詰める。
小ぶりな果実が生意気にも揺れている。吾代は手を伸ばしてそれをつかみ、すっかり敏感になっている頂を指ではじいた。
「んっ、んうっ、あ、あっ、ひあぁっ」
ヤコが喘ぎながら首をそらす。真っ白な喉を見て、それに手をかけたい衝動に駆られながら、吾代はひたすら突く。
ぐちゅぐちゅと結合部分から、愛液と少量の血液が流れ出す。吾代はそれを見て何故だか安心した。ますます腰の動きを速め、何がなんだかわからなくなっていく。
「あ――――っ!」
「……く……っ」
ヤコがひときわ大きく鳴くと同時に、吾代も果てた。腰を震わせ、最後まで嫌がらせをしているのだというように、そのまま全てを出してしまう。
「はぁ…っ」
ずるりと引き抜けば、どろりとヤコの中から白濁液がこぼれ出る。吾代は呆然と四肢を投げ出すヤコを見て、自然と頭を撫でていた。
「これに懲りたら、二度と俺に近づくんじゃねえぞ…」
頭を撫でながら、言葉は違うことを言う。取り返しのつかないことをしたが、今までだってそうしてきた。心が大きくなったことへの後悔。
口より先に手が出る自分がいなくなりつつある焦り。吾代はその全てをヤコに叩きつけたようなものだ。
ヤコは顔をしかめながら起き上がり、赤くなった目の周りをそっと拭う。吾代が注意深く見守っていると、ヤコは言った。

「…やっぱり私は、今の吾代さんが好き」
859名無しさん@ピンキー:2005/11/17(木) 03:44:51 ID:JlZlPMwY
「な…っ」
健気にも笑う少女を見て、吾代は絶句した。
「心が広い世界が吾代さんの居場所じゃないなんて、そんなことないよ」
「なんだと…」
「吾代さんは、変わっちゃった自分を怒ってたけど、あの頃に戻りたがっているみたいだけど…
 私は、今の吾代さんの方がずっと好き。
 だから、戻らないでいいよ。今の吾代さんの居場所は、私が作る」
吾代はぎり、と歯を食いしばり、怒鳴りつける。
「俺のこと、なんも知らねえくせに、勝手なこと言うな!」
「じゃあ吾代さんのこと教えて!」
すかさず言い返したヤコの叫びに、またも吾代は絶句する。なんだ。なんなんだ、この女。俺に酷いことされたくせに、なんで、俺に構おうとするんだ。
「私はこれからも吾代さんと関わっていきたいし、ネウロがいなくなっても、ずっと吾代さんに会いたいと思う。だから、教えて、吾代さんのこと」
「俺は…!」
吾代は頭に浮かんだ台詞をかろうじて飲み込んだ。

――俺は弱くなっちまったんだ。あの男に手も足も出なかったんだ。そんな俺と一緒にいたって、おまえ――

「私は、変わっていく吾代さんを、ずっと傍で見ていたい」
懸命に想いを伝える少女を咄嗟に抱きしめて、吾代は思った。

――こんな寝言ほざくやつ、絶対前の俺なら張り倒してた…何やってんだ、俺…

吾代は、もうあの頃に戻ることができないことを悟った。
心を広く持ち、多くの負けを認めることが許されなかった世界。
少女の訴えに負けを認めたときに感じた心の暖かさ。それは他者を受け入れねばできないこと、すなわち心が広くなりつつあることの証明だったからだ。

――だから、気に食わなかったのか、俺。

初めて会った時に感じた気持ちは、このことを示唆していたのか。
ぎこちない抱擁を解いた後、ふたりの腹が鳴る。一気に現実に引き戻されて、ふたりは思わず笑った。
「じゃ、飯でも作ってもらおうか」
「え、でも――」
吾代はぼりぼりと頭をかきながら言った。
「近くにスーパーがある。買いだしに行くか」
ヤコは途端に笑顔になった。
「――うん!」

――あーあ。

吾代は気だるげに立ち上がりながら、また負けちまったと、心の中でつぶやいた。
これも俺だよ、笑ってくれよ、社長さん。



終わり
860名無しさん@ピンキー:2005/11/17(木) 03:46:17 ID:JlZlPMwY
以上です。
文章の区切りが下手で横に長い文がいくつかあってすみません。
来週の吾代はどう動くのか、とても楽しみです。
それでは失礼します。
861名無しさん@ピンキー:2005/11/17(木) 04:21:31 ID:70GXRKyM
おおおお萌えたぜGJ!!
862名無しさん@ピンキー:2005/11/17(木) 05:30:32 ID:OtvOri6O
最高だよGJ!!!
863名無しさん@ピンキー:2005/11/17(木) 06:00:33 ID:YCTUA/ca
鼻血が出るかと思うぐらいに萌えたよ…最高。
最後の一行で萌えが突き抜けた。
864名無しさん@ピンキー:2005/11/17(木) 08:30:38 ID:B6VYf5eg
GJです!!吾ヤコに飢えた心に激しく染みました!!
865名無しさん@ピンキー:2005/11/17(木) 18:46:34 ID:dsSYbOk0
吾ヤコ(・∀・)イイ!!
すごいエロくて興奮しますた!!
原作に沿っていて上手いなあ…尊敬
866名無しさん@ピンキー:2005/11/17(木) 22:42:12 ID:uTQfQ4jr
すげえすげえ吾ヤコすげえ!
普段ネウヤコなのに激しく転んだ!
言い切れないほどGJ(*´Д`)
867名無しさん@ピンキー:2005/11/17(木) 23:18:13 ID:WSKvwV8x
GJGJGJGJ!!!!何度言っても足りないぐらいGJ!
吾代の不器用さと、ヤコの強さとカワイさに激萌です
素敵なssをありがとう神様!
868名無しさん@ピンキー:2005/11/18(金) 20:38:43 ID:yKa23h1h
悩む前にまず投稿
あなたのカキコも上のカキコもきっと神
…それがネウロエロスレクォリティ
GJ!
869名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 10:34:09 ID:y4ddbxZW
中指突き立てられて、「腹の立つ」人間は「いない」。
870名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 14:23:31 ID:z/Mv/fSv
・゚・(つД`)・゚・
マジで間違えました。ごめんなさい。そして指摘ありがと>>869
871名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 21:07:19 ID:y4ddbxZW
ライス「オーウ、ヤコさーん、お久しぶりでーす。
あの時以来ボクは新しいプレイを発見しましたー。
納豆プレイデース。」
弥子「いやー、べちゃべちゃするー」
872名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 21:25:26 ID:X+1nW7YK
>>871シュールだ…w
873名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 22:28:50 ID:BjHticr4
パタリロの納豆風呂を彷彿とさせますなw
874名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 00:06:49 ID:cafpumUk
弥子なら、平然とプレイ様の納豆を食べてしまうと思う。

って、これ書いてて、
事務所の冷蔵庫にあったコンニャクを美味しくいただく弥子。
しかしそのコンニャクは吾代の使用済み…、っていう物凄く下らないネタを思いついた。
875名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 00:07:01 ID:AU2DjuPF
とある疑問がわいたので、速攻で書いてみた。
ネウヤコでエロなし。
エロには今後チャレンジ予定。
876その理由:2005/11/20(日) 00:07:56 ID:AU2DjuPF
「…最っ低」
元々傍若無人な性格のせいか、突然変なスイッチが入るとネウロは手がつけられ
なくなる。
今日もそうだった。
いきなり襲いかかられて散々ヤられた後、鼻歌でも歌いそうなほど上機嫌なネウロ
とは正反対に、ソファーに転がったままの弥子は仏頂面の極みだ。ぐしゃぐしゃにな
った髪を撫でつけることも忘れて、ぶるぶると震えながら叫ぶように声を上げる。
「あ、あ、んたねえっ。何でそんなに勝手なの」
「何がだ」
出すものは全部出し尽くしてすっきりさっぱりとしたネウロは、そんな怒号にも平気
な顔だ。
「つまりぃ、その…少しは配慮しろってこと」
「配慮?貴様にそれが必要とも思えんが」
「コラ」
あまりにも怒り過ぎて、冷静な判断が出来なくなっているのが自分でも分かった。ど
うしてこんな奴に最初に付け込まれるきっかけを与えてしまったのだろうと、今にな
って物凄く後悔した。
周囲に脱ぎ散らかされた制服を身に着けながら、頭を整理して再び話し出す。
「あのねえ、私は一応女の子なんだよ。下手したら…そのう、赤ちゃんが出来ちゃう
んだからねっ。あんたは勝手にナマで中出ししたりするけどさ」
「そんなことか」
まるっきり興味なさそうに、既に身支度を終えているネウロはパソコンの画面を眺め
ながら素っ気なく返事をした。
877その理由:2005/11/20(日) 00:08:49 ID:AU2DjuPF
「そんなことって!」
男って奴は人間でも魔人でも本質は同じかい。
そんな感想を抱いてしまうほど、ネウロの態度は今まで色々なドラマで見た身勝手
な男そのものに思えた。そんな弥子の気持ちには気付くことなく、ネウロは言葉を
続ける。
「発情期、繁殖期。言葉は違えど生き物にはそのようなものがあるのだろう?それ
が全くない下賎な生き物は人間だけだと心得ているが」
「それが、どうしたっての」
「我が輩にも繁殖期の周期があるということだ。とりあえず今は繁殖期外だが」
「へー…って、ちょっと待った!」
今までどれだけヤられたか知れないが、最悪の事態にだけはならなかった理由が
やっと分かった。そんなのがあるなら、先に言ってくれないと困る。何よりも突然襲
われる負担が激減するなら有り難い。
だとしたら、繁殖期外でもサカるネウロはやはり異常だという域にまで、まだ弥子
は至っていなかった。
「で、その周期はどのぐらい?」
変に周期が短くても困るな、とも考えながら恐る恐る尋ねてみる。
「人間の時間に換算して、ざっと一年というところか。ちょうど年が変わる頃だな」
「えええええーーー!!!」
「何だ騒々しい。もしや我が輩の繁殖期が近いのが嬉しいのか」
「それはない、絶対ない!あと一ヶ月ちょっとじゃん。繁殖期に今のペースでヤら
れたら大変なことになっちゃうよ」
今は探偵なんてことを無理やりやらされているけれど、やっぱり大学受験もしたい
しごく普通の学生ライフも送りたい。そんな誰でもあるささやかな夢を持っていたの
に、全部崩れたような気がした。
もしかしたら、高校生のうちに子持ちになっちゃうとか?しかも鳥頭の子供だった
りするの?
考えるだけで恐ろしい。
878その理由:2005/11/20(日) 00:10:20 ID:AU2DjuPF
パニックに陥っている弥子を面白そうに見下ろしながら、ネウロは人の悪そうな笑
顔を浮かべて顔を近付けた。
「まあ期待するがいい。女とも思えん貴様だが、我が輩の子を孕む幸運を授けて
やろう」
「そんな幸運、いらねー!」
力の限りに叫んでも、もう遅いようだ。
執行猶予は後四十日足らず。
今後訪れる最大最悪の不運を想像して目眩を起こしそうな弥子を抱き寄せ、魔人
はいかにも嬉しそうに頬を寄せて腕の力を強めた。



終わり

実際、ネウロって発情期あるのかね。
879名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 01:59:46 ID:MEqIqPkO
GJ!!!
セリフ回しが上手すぎです!!!
以外と卵で増えるんだったりして>魔人
880名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 02:08:17 ID:V3RWWTIV
発情ネタGJ。ずっと待ち望んでいた

>879
鳥だしな
881名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 02:14:27 ID:QR+fuHZP
発情期を免罪符にして、がっつんがっつんやっちゃうといい。
882名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 02:15:05 ID:0E2sb/KD
細胞分裂じゃなかろうかと言ってみる。
何はともあれ職人さんGJ。
883名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 03:27:39 ID:RuwEwE5P
ここの物書きさんって皆レベル高いよな・・・すげえ;
884名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 09:05:44 ID:SDvTCauq
物書きって何か素敵な響きだな
885名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 01:43:01 ID:HC1nPFj5
11/22(火)の漫画最萌トーナメント三回戦に弥子たんがでます
相手は狼最後の砦辻希美です。
http://mangasaimoe.hp.infoseek.co.jp/
よろしければ当日投票お願いします。SS等の支援物質投下も大歓迎です。
ラシの予定もあるそうなので詳しくは此方で
【僕らは】ネウロの桂木弥子は食いまくりプリティ3【見守る】
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1129993804/

スレ汚しスマソでした
886名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 20:16:21 ID:fZR3mgD5
今週の後ろから5ページ目「お互いの商売に…より多くの繁栄が来ますように」のコマの
ヤコの顔がエロ過ぎる件
887名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 21:15:15 ID:XA5PCT4s
あれは狙ったとしか思えないくらいエロいw
エロ松井めw
888名無しさん@ピンキー:2005/11/22(火) 03:39:31 ID:scYt8P7L
ふと思いついたんで書いてみた、
エロ関係無いけどどこに貼っていいかわかんないので投下
元ネタはミュージカル「Cat‘s」の猫の台詞

究極の謎を見つけるのは とても難しいことなのです
信じられないかも知れないけれど 謎には3つの種類がある
まずは普通に喰える謎
クエェ ぇはん ギッチギチ ベリィ
平凡すぎてつまりません もっと素敵な謎もある
ヒステリア アヤ・エイジア ホトトギスデース    
これもやっぱり平凡です
ネウロは独特な謎を求めている もっとカロリーのある謎を
脳髄の空腹を満たすために 究極の謎を手に入れるために
こうした謎も挙げておこう
クシカツ ゴシカァン フゥ〜 クワッ
少し個性が出てきたけれど 本当の謎は残されたままなのだ
最高の謎は 隠されたままなのだ
人間にはこの謎は見つけられない 人間の能力では発見できない
ネウロは知っている 告白はしないが 
ネウロが瞑想していたら その理由はいつも同じ 
深い思いに沈みながら 魔人の心は思うその謎を
云うに云えない 唯一のその謎を
はかり知れない 唯一のその謎を
唯一のその謎を 唯一のその謎を

おふろで考えつきました、今では色々ぇ反省して(クシカツ
889名無しさん@ピンキー:2005/11/22(火) 15:05:57 ID:yEGkZajD
>888
ちょwwwwおまwwwww
今週末観に行くのにどうしてくれるwwww
リピート鑑賞だからいいけど、初だったら吹き出して観られなかったところだ
890名無しさん@ピンキー:2005/11/22(火) 15:33:20 ID:d38QmVo0
>>888
見てたらにゃんこ虐待コピペをネウロ風にしてみたくなってきたw
今度挑戦してみるかな
891888:2005/11/22(火) 17:03:29 ID:4Q0+acBa
>>889
マジかwww是非思い出して笑ってくれ、当て嵌めて考えるとキリが無いぞ>キャッツ

あとSSを書いてみたので透過してみます、書くの初めて&携帯なんで所々変かも
ネウヤコです、苦手な方はスルーでお願いします
892888:2005/11/22(火) 17:06:32 ID:4Q0+acBa
求められれば拒めない
優しくされればほだされる
触られれば感じてしまう
こんな関係いけない
どうにかしなくちゃいけない
でもどうしたらいいのか分からない


ネウロの腕の中で弥子はぼんやりと考えていた、自己嫌悪に近い思いが頭の中を巡る

−今日も拒めなかった−
−今日も感じてしまった−
−今日もアイツを許してしまった−
−馬鹿じゃないの−
−大馬鹿なんじゃないの−

弥子をその腕に抱いて眠るネウロは、心なしか幸せそうに見える
その表情と安らかな寝息が無性に憎たらしくなり、弥子はネウロの前髪を軽く掴んだ



とりあえず了
893名無しさん@ピンキー:2005/11/22(火) 23:48:00 ID:d38QmVo0
GJ!!!!
実際、二人はそんな感じだよね

そして弥子一位オメ!!
894名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 00:42:26 ID:aRO3kCoY
http://read.kir.jp/file/read27426.jpg
本スレに貼られてたんだけどどう見てもこっち向きなので貼ってみる。
895名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 01:11:32 ID:ZDK9Jstk
最萌、こちらに告知を貼らせてもらったしがない支援人の一人ですがトナメに参加して下さった方、支援物資投下して下さった方本当にありがとうございました!!
これからじっくり読ませていただきます!
896名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 01:25:00 ID:mJdEZQYd
>>894
どうみても学校で強制フェラです、本当にあr(ry
897名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 03:40:25 ID:MbygzLrB
誰かヤコが親の仇である竹田を惨殺する小説
を書いてくれませんか?ヘタなエロよりも勃つ
と思うのですが。
898名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 06:02:51 ID:tFTkm8g/
>>895
遅くなりましたが乙でした
次回も頑張って下さいね
899名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 17:55:44 ID:7ehioHv2
>>895は小1少女ダンボール詰め殺人死体遺棄事件の犯人
900名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 17:57:25 ID:7ehioHv2
ごめん
>>897だった
901名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 00:01:23 ID:1Ft7KVoN
ジョークには二種類ある。笑える奴とこいつ頭のネジいかれてんのかと
疑いたくなるような奴だ。今、後者の典型を見た。



つーことでここから下は真っ当な萌えとエロスをどぞー。
902名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 01:01:52 ID:E4CiBs+A
街はクリスマスムードだな…
ケーキをホール単位で食べる弥子とクリスマスプレゼントと称して嫌がらせをするネウロ
903名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 01:18:44 ID:8Z1Zdbox
これからずうっとイベント尽くしだねえ。
クリスマス、正月、バレンタインデー、そして誕生日(同じ日だし)ホワイトデー。
ネタはいっぱいあるので、是非是非職人様方、よろしくお願いしますです。
ここは本当に、みんなハイレベルなのでハアハアしてしまうよ。
904名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 02:09:29 ID:X1cFlaYC
イベント尽くしか、楽しみだ…こたつでみかんSS(;´Д`)ハァハァ
905名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 02:28:36 ID:np+NPRUU
コタツに入って…てのも(;´Д`)ハァハァ
あぁでもネウロはそんなぬるいことはしてくれんな
むしろ寒空の下で剥くな
906名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 15:48:32 ID:99br19Qu
むしろたまにだからこそぬるいプレイが光る
907名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 19:19:59 ID:9X7pEExR
コタツはいいねぇ
ヤコの自宅に出向いて表面上は親子まじえて三人でほのぼのと話している
ふりして裏でネウロがお痛をするとか
908名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 22:41:26 ID:khkKDMAW
事務所で我が輩が本読んでたら弥子がやってきて、「あつい〜」などと
言ってスカートをバタバタしはじめた。生足がエロくてチラチラ見てたら、いきなり唐突に
「ねぇ、パンツ見たい?見せてあげよっか?」などと言い出して、我が輩がキョドってたら
弥子が自分でスカートまくって持ち上げた。そしたら中にブルマをはいていた。
で「ひっかかった〜、いまスゴイやらしい目になってたよ」などと笑うので我が輩はカチンときて
スカート持ち上げてる弥子の手を固定して、ブルマに顔近づけて観察してやった。
そしたら「ちょっとお、止めてよー、怒るよ」とかいってたが、そのうち太ももをモジモジさせて
白い太ももがだんだんピンク色に染まってきて息が荒くなってきて目も潤んできたので
「セミめ、何を濡らしているのだw」といって解放してやったら顔を真っ赤にして
「自分だってチン・・・」と言いかけて黙り込んだので「何をいいかけたの?チンて何」と
問い詰めたら黙り込んだので「これのこと?」といって
(省略されました・・全てを読むには ここ を押してください)
909名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 23:05:26 ID:nAjYH4wE
>>908
コピペ改変でもいい!続きを書けwsれdftgyふじょkpl@!!11!
910名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 23:43:03 ID:fJGD5NF+
>>908
あれか、ひっかかったのは俺か?


だがGJ!!
911名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 00:18:41 ID:JPHEO3rw
>>908の続き

「自分だってチン・・・」と言いかけて黙り込んだので「何?何をいいかけたの?チンて何」と
問い詰めたら黙り込んだので「これのこと?」といってチンコだして無理やり握らしたら
嫌がるフリしながらも、やがて興味津々に指で弄り始めて我慢汁がでてきたら不思議そうに
指で引き伸ばして亀頭をツルツル撫ではじめた。そんなエロゲー出せ、至郎田正影・・・
912名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 00:59:44 ID:gqGDx0Fd
>>894がなんだったのか気になる・・・強制フェラ?
913名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 19:42:20 ID:uI+IIg0n
産まない女王をヤコに飲ませて、男の精液を飲まないといきができない(ry
914名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 16:55:32 ID:CZx3OfSD
>>911
そこで至郎田かよwwww
915名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 17:59:30 ID:ZJUZXzyk
>>908
>我が輩がキョドってたら
ここに一番ワロタwww
916名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 20:43:40 ID:f6qjGYhP
寒い季節は家に引きこもりがちです
ぜひ保管庫管理人様に残りの半分も復活して欲しいです…
2スレ目が恋しい…
917名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 23:06:36 ID:QopLktF8
管理人も忙しいだろうからあんまし急かしちゃいけないと思われ。
年末までに自分も何か書きたいものだ。
918名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 23:40:36 ID:VEuY9wVa
>>916
過去ログで読むのではイカンのか?
919名無しさん@ピンキー:2005/11/27(日) 12:48:03 ID:UaI5hcd0
過去ログどうやって見るのか解らなくて…(;´д⊂)
確かに急かしちゃいけないよな、気長に待ちます(´・ω・`)
920名無しさん@ピンキー:2005/11/27(日) 13:47:02 ID:qM1/t/KS
>>919
PCからなら読めるんじゃ?
http://makimo.to/2ch/search.html
ネウロinエロパロ で検索しる
弥子でもアヤでも叶絵でもカップリングはご自由に基本はsage進行でマターリといきましょう。
雑談時は名無しさん@ピンキーでよろ。
次スレは>>800くらいで。
投下される職人さんへ
・投下前にカップリングと傾向を宣言してから投下してください。
・ss投下時のコテ記入は可。・連投はなるべく避けてください。
前スレ魔人探偵脳噛ネウロinエロパロ板 第2話http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1121771861/
魔人探偵脳噛ネウロinエロパロ板http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1110801893/
保存庫サイトhttp://neuro.h.fc2.com/


他に追加事項は有るだろうか?
922名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 00:21:29 ID:l9GBxDwL
コテは可なの?
923名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 00:26:11 ID:OCnv9C+V
弥子がシロタにゴシカァンされているのが見たい
924名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 01:12:47 ID:lFcKHES7
そういや、以前は何人かいたコテの人々もすっかり影を潜めたな。
名無しでたまに書き込んでいると信じたいが。
以前の賑わいを知っているだけに、寂しい限りだ。
925名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 05:01:03 ID:SHvaFUQT
ヒント:もうすぐ冬
926名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 05:07:25 ID:SHvaFUQT
コテはその場のふいんきで考えれば分かるとオモ
927名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 13:32:59 ID:CbH43lWA
>>921
>>922
投下時のコテ記載はOKで雑談時のコテ記載は不可・・・だったかな?
でもこの件が言われてた時の雰囲気で投下時のコテ記載もされにくくなったんだったよね?たしか。
現在のペースだと次スレは800でなくて普通に950でいいと思うけど。
928名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 17:03:05 ID:/Djw/z8J
最萌スレの856の支援絵がすごくエロカワイかった、てかネウロは中見ただろこれww
みんなも見てみ、そしてヤコに投票しようぜ!!
929名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 17:34:08 ID:EI1WsK9e
にいちゃん、昼間のエロパロでエキサイト(ry

確かにあの絵は可愛かったけど。
930名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 20:36:59 ID:rDdegDoj
漫画最萌えトーナメントの話題ですので、興味のない方はスルーお願いします。
本日11/29(火)、4回戦に弥子が出場しています
対戦相手はフジリュー勢最後のキャラ、サクラテツ対話篇のアリスです
もしよろしければ、投票をお願いいたします。
漫画最萌トーナメント 投票スレ36
http://etc4.2ch.net/test/read.cgi/vote/1133196315/

22:50にアリスとの合同ラシもございますので、奮ってご参加ください。詳細はこちらです
【僕らは】ネウロの桂木弥子は食いまくりプリティ3【見守る】
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1129993804/

スレ汚し、スレ違い、失礼いたしました。
931名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 23:59:01 ID:EI1WsK9e
弥子おめでとう!!
932名無しさん@ピンキー:2005/11/30(水) 20:35:55 ID:2I2Ssqed
933名無しさん@ピンキー:2005/11/30(水) 22:38:44 ID:9LAC6xEw
個人サイト晒しイクナイ
934名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 00:41:40 ID:PjBBZ2Mz
これだからアンチは困る。冬か…
935461:2005/12/01(木) 01:36:27 ID:FD9ixdCj
>>474の続き。
「貴様は犬畜生のくせに、我輩を見上げる気か?面白い。」
痛いわ。やめてよ。何でこんなことされなきゃいけないの。
犬ですもの。睨んだわ。…敵わなかった。
「ぃ…や…」
「何倍も痛い思いをした者が居ることを、貴様には分からせるしかないようだな」
「やめて…」
何かが。何かが頭の中から引っ張り出される。
「貴様には犬の息子なんて勿体ない。さぁ、とくと味わうがいい。」
「いやぁぁぁぁぁ!!!!」

何、これ。
快感が来るのに引き戻される。やめてよ。このままぶっちゃけさせてよ。
「我輩の接吻とともに味わう[悪魔の娘<イビルヴァージニア>]はどうだ。さぞ痛いであろう」
「痛いぃ、でも気持ちいぃぃぃぃぃ!!!」
だめよ。死んじゃうわ。
「人間の脳内麻薬と足の付け根を好む楽器でな。日々練習したいができなくて飢えている。
 どうも完璧主義らしくてな、自分が納得するまで練習をやめようとしない。まぁ、我輩は謎だけ食べられればそれで良いのだがな」
何を言っているの?
でも、もういいの。
分からなくて、いいの。
私の中の…カレが…はじけちゃうぅっ!!!

「…またネウロ、エグいことしてんだろなー。」
彼の犬が人間の彼女に戻った。
ネウロが謎を食べて正気だった人はほとんどいない。
というか、ネウロが脳を弄くらなかった人ってアヤさんぐらい?
xiは人間というか…そもそも脳も細胞が変わるって聞いたし…
「くぅーん…」
「さっきまでの豹変っぷりが嘘みたいだし」
でも…可哀想とは…思えない。多数の命を奪っているし、奪おうともした。
見た所五体満足だし、これで良かったのかも。
何かしっくり来ないのは笹塚さんの表情だけ。何かあったのかな…

…あぁ…なんだ…
みんな…俺なんかより…うまく…ブッちゃけてるんじゃ…ないか…
俺が…消えて……ゆ…くぅ……う………ん…
936461:2005/12/01(木) 01:37:54 ID:FD9ixdCj
人妻らしさをもっと出すことを忘れていますた。
937名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 11:26:33 ID:XMOC8dJI
GJ!!
実際有りそうだなそういう道具w
938名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 00:49:42 ID:lsyWXjMN
最近の妄想

バターネウロ
バター弥子
洗濯ばさみプレイ
今週の展開で、その辺に隠れるもユキに捕まりヤられる弥子
939名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 01:17:00 ID:KgZ8J/Jr
洗濯ばさみはエロかったな
940名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 01:23:36 ID:qlTlMLSb
洗濯バサミもエロいが「板ばさみ云々」の台詞と次コマでの笹塚とネウロ立ち位置から
二人に前後で挟まれる弥子を想像しておっきしてもうた(;´Д`)
941名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 08:36:28 ID:iYws1Vpn
>>940
俺もおっきした
942名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 18:56:41 ID:DAi4aVmA
ここんとこ展開はシリアスなのに何だかラブコメみたいだ。
それはそれで良し。
>>940
ソファプレイか!!
943名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 22:00:12 ID:t1CztoZ4
漫画最萌えトーナメントの話題ですので、興味のない方はスルーお願いします。
本日12/02(金)、準決勝に弥子が出場しています
対戦相手はなんとあの、新世紀エヴァンゲリオンのアスカさんです
もしよろしければ、投票をお願いいたします。
漫画最萌トーナメント 投票スレ38
http://etc4.2ch.net/test/read.cgi/vote/1133439926/

22:50に弥子ラシ、22:30にはシロタラシもございますので、奮ってご参加ください。詳細はこちらです
ネウロの桂木弥子を優しく見守る会4
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1133448833/

スレ汚し、スレ違い、失礼いたしました
944名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 23:40:22 ID:teliiR4/
ソファプレイ?ああ、場所のこと?
挟まれるやつ、正式名称はなんだっけ
親子丼、じゃ無くって サンドウィッチだったけか。

とりあえず弥子決勝進出オメデトウサン
945名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 00:08:39 ID:aKt64ZK5
凄いな、アスカに勝つなんて

ここまで来たら優勝して欲しいな。
946名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 17:18:53 ID:ONs4M+wX
(´д`;)ハアハア
947名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 23:12:13 ID:vISuzk/t
勢いで考えてみた。

「ほほう、そんなにくるくるしたかったのかヤコよ」
「あ…当たり前じゃない!満漢全席だよ、満漢全席!……楽しみにしてたのに……」
「ふん、それほどくるくるが好きなら我輩達が味わわせてやらんでもないぞ」
「えっ、本当!?やったー!!
……我輩『達』……?」
「さあ、話はついたぞ」
「やあ、ヤコちゃん」
「おう」
「え?ちょ、笹塚さん……それに、吾代さんも。スーツなんか着てどうしたんですか?意外に似合ってますね……
 ってちょっと!タンマタンマ!なんで皆で私を押さえ付けたりするのよ!
ネウロ、どういうことよこれ!?」
「貴様がくるくるくるくる五月蝿いからな。全員でくるくるしてやる事にした。精々、諸手を上げて涎を垂らしつつ喜ぶがいい」
「そ、それはただの輪か……ッ、あ、笹塚さ……」
「……遠慮なく『お兄ちゃん』と呼んでくれ」
「テメー何先に触ってんだコラァ!!」
「や、ちょ、ネクタイで縛るとかやめてよ吾代さ、む、ん、んんぅ」
「あー…ファーストキスは俺のなのに……後で署に来てくれる?」
「さあ、始めるとするかーーーー喜べ、ヤコよ。
骨の髄まで、喰らい尽くしてやろう」


 これが本当の満姦全席うわ何をするやめぎゃああああ
948名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 23:20:01 ID:woxe8bDo
GJ!モエス!!
こんな状況で、やっぱり最後は涎垂らして喜ばされちゃう弥子たん萌える!
949名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 23:24:34 ID:aKt64ZK5
GJ!!!
ワロタ
笹塚、シスコンかよw
950名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 00:17:51 ID:kyhTk023
GJGJGJ!!
かなり萌えたww
951名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 00:20:48 ID:hsbov+t3
一応は
>>950で次スレ?
952名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 01:59:22 ID:1rMcTFgk
魔人探偵脳噛ネウロinエロパロ板 第4話
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1133629021/
953名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 02:11:17 ID:KNmzAT6B
>>952

>>947
激しくGJ!複数プレイ萌え。
>「……遠慮なく『お兄ちゃん』と呼んでくれ」
に噴いた。やばいだろwww

954名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 02:31:49 ID:0pf4vcWt
満姦全席GJ!
食事の満漢全席は「全て食べつくすまでに3日かかる」
らしいので、男陣には頑張って弥子を骨まで食べつくしてもらいたいさ。
955名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 02:38:32 ID:aApAhINb
そこに今度ユキも加わるかもな。
弥子総当たり。
956名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 02:39:21 ID:KNmzAT6B
くるくるにこんなに萌える自分はもう末期なのかも試練
957名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 19:15:23 ID:TB7jj4SC
>>947
やべー萌えたww短い中でちゃんとそれぞれのキャラもたっててすごい!GJ!

>>952
乙です!!
958名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 00:01:49 ID:/phxs1HV
http://monoganac2.sakura.ne.jp/src/milktea7269.jpg
最萌に出そうと思ったんだけど人格が疑われるので出さなかったコラを
ここに貼ってみる。
959名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 00:03:49 ID:jB7SVXTZ
>>958
GJ!!!ワロタwてかテラエロスww
960名無しさん@ピンキー
>>958
ヤバ杉wwだがGJ!!