◆エロパロの伝道師 ジルオール闇小説 その3◆

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1じゅさぷー
エロパロ板住人のあんたならわかるだろ?
ジルオールでハァハァするにはあのお方に復活してもらうしかない。
で、復活の方法を知るために闇小説でも希望しようかな…と考えたわけだ。

前スレ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1087320603/

Zill O'll Archive(過去ログ、スキル・ソウル表、誕生日など)
ttp://drinkordie.web.infoseek.co.jp/zilloll/index.html

◆ Zill O'll - 闇小説保管所 - ◆
ttp://red.ribbon.to/~argil/shaia/
闇お絵かき板(18禁)
ttp://w1.oekakies.com/p/zillion2/p.cgi
2名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 19:41:09 ID:+5FWgUYQ
>>1
乙です。
3名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 19:41:50 ID:SoDHBOcZ
>1 乙カレルラ!
といいつつ、2get−!
4名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 19:43:03 ID:SoDHBOcZ
orz
5名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 20:08:33 ID:SoDHBOcZ
即死回避の為に、おまいらの自由な妄想を!


たとえば、女主でフレアED。
フレアたんは造られた子なんで、相手に合わせてふたなr

ゴメンナサイゴメンナサイ
6名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 20:38:49 ID:MyxoO6Pb
おつー

いやだからエリス様をだなry
7名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 21:01:18 ID:hvqe1c93
>1 乙!
 昨日ネメアと二人で竜王を倒して、ネメアのコメントで驚いた後、見たENDはネメアED。
 その後頑張って妄想しようとしてみたが、

 アスティアママンの娘は獅子帝以上に 疎 そ う だ 。 orz
8名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 22:24:05 ID:MxzUVXdB
age
9名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 22:43:22 ID:TjGEKgBT
>>7
詳しく
10名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 23:25:19 ID:vA8oiB7x
女主×エア。
自由になったのに子供作れなくてごめんなさいとか慰めあうふた(ry
11名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 00:23:32 ID:0u64eYMe
初代スレから目を通してみたが………エアの闇小説、何時も良い所で終わってる-----(;´Д`)-----!!!
凄いフラストレーション溜まんなぁ………いっそ、新スレ記念に何か書くか。モノ書きなんてやった事ないけど。
12名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 01:01:02 ID:nCDKKZvc
>>11
宜しく!私もついこないだからはじめてみたけど。
1311:2005/08/08(月) 01:18:52 ID:0u64eYMe
………てエア様の闇小説、2スレに良いのがあったじゃんorz

なので、適当にリクエストでも採るか。現在3周目、全イベント見たキャラは
ティアナ
ルルアンタ
フェティ
エア
エステル
こんぐらいしかいないけどorz
14名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 01:24:04 ID:nCDKKZvc
ティアナかエア様!
15名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 11:15:44 ID:rYBgmMYv
タマ数の少ないフェティがいい。
氏よ期待していまする。
16名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 12:37:37 ID:6HMhIdOU
>5>10
hageしく(・∀・)ニヤニヤ
ただフレアはふじゃない方がより自然かと。
作者(藁)の妄執からすると相手に合わせてって仕様には…
彼女が自分以外の香具師のものになるって発想が作者にはなかっただろうし。
などとさりげない誘導を試みて、と。

もし彼女が自力で習得したんなら……エロいな。
でもそ知らぬ顔してもともとできたりとか、
あるいは初めてのことで突然なっちゃったりして女主から優しい手ほどきを受けたりとか?

自由な妄想を! ハァハァ
1711:2005/08/08(月) 13:46:20 ID:0u64eYMe
エア様とエステルたんは、前スレに神が居たので止めといた方が良いか。
つ〜か、さっきルルアンタとフェティEND見ようとしたら………エア様の呪い発動、でも妬いてると思ったら少し萌え(w

という事でティアナかルルアンタかフェティで書きます、色々と忙しいのが重なってるので5日ぐらいかかるかも。
18前スレ830:2005/08/08(月) 19:05:00 ID:nCDKKZvc
アスティア続きも書けず、かといって表もネタが浮かばない私がきますた。
なぜが空気読まず男主×ザギヴです。よろしく。相変わらずエロ薄ですが
いきますよ〜
19男主×ザギヴ(1/12):2005/08/08(月) 19:08:45 ID:nCDKKZvc
「入っていいわよ。――」
 落ち着いた女の声が室内に響く。部屋に迎え入れた相手は、先の戦いにおける英雄、
そして今は彼女の親衛隊長――いや、ナイトを務める男だった。
「鍵くらいかっておけよ。無用心だぜ」
「あら?そんなことが無いようにあなたがいるんじゃないの?親衛隊長殿?」
 憮然とする男の様子に、クスクスと笑いを漏らす。黒髪の女は自室に用意された机から
身を離して、棚に置かれた茶葉を取り出して、予めテーブルに置かれていたポットを用い
て茶を入れだす。夜着を纏ってのことであったから、不自然な光景ではあったが。
「…こんな時間まで仕事やってたのか。無茶するなよ」
「ふふ、ありがとう。寝ようとは思ったけどね。直前で気になったこと思い出しちゃって。
はい」
 差し出されたカップに注がれた液体を口の中に入れる。彼が好んで飲むエイジア・ティー
の味であった。
「皇帝陛下に茶を淹れてもらうなんてなんだか悪いな」
 冗談めかしていう彼に対して、他の人間には絶対見せない穏やかでどこか幼さすら感じ
させる表情をする。
「もう。他の人にはやらないわよ。他ならないあなただからなんですから」
「光栄に思います。ザギヴ様…」
 大げさな手振りで礼をすると、ザギヴは長い黒髪を掻き揚げて、悪戯っぽくする。
「あなただけが受けることの出来る特権よ。光栄に思って貰わないと困るわ」
 お互い目を見合わせて、少しの間笑いあう。穏やかな、ディンガル城の一室での夜が
更けていく。
20男主×ザギヴ(2/12):2005/08/08(月) 19:09:19 ID:nCDKKZvc
「にしてもさ、本当にあんまり無理するなよ。けっこうお前、自分を追い詰めることが
多いみたいだから」
「そんなに心配?」
「ああ、俺はお前が苦しんでいるところ、沢山見てきた積もりだからさ。マゴスは居なく
なったとはいえ、やっぱりな」
 ザギヴの中に住み着いていた円卓騎士の魔物、マゴスは彼の力に助けられた彼女自身
が追い払うことに成功した。それでも、あいも変わらず心配をしてしまうのは、彼女の
生真面目に考えすぎる性格が、どこかで自分を追い詰めてしまってはいないかという
漠然とした不安。それと、なによりは、愛するが故といったところなのだろう。しかし、
「ふふ、心配してくれるのは嬉しいわ。でもね――」
 薄く紅を塗った唇を彼に近づけて、そっと求める。彼もそれに応えて唇を重ね合わせる。
「ん…でも、あなたこそ、無理していない?」
 一旦唇を離して、若干目を潤ませて彼の顔を真摯に見上げる。それに彼は一瞬つまるが、
「俺が?」
 と、軽い様子で返そうとする。但し、彼女の瞳からは逃げるようにして。そんな彼を
見て、ザギヴは彼の裾をくいっと引っ張る。
「不安…なんじゃないの?」
「だから、何がだよ」
 彼の様子に苛立ちが生じる。だけど彼女はひるまない。
「…あなたの中の、ウルグのこと」
「!…」
 一瞬彼の緊張がザギヴにも伝わった。それは彼女だからこそ理解しえたこと。自分で無いもの、
悪意の塊を内に秘めて、その異物に対してなんでもなくいられる筈がないということ。
21男主×ザギヴ(3/12):2005/08/08(月) 19:10:12 ID:nCDKKZvc
 彼は不安の原因までも言い当てられて、少しの間呆然としていた。が、彼女に心配を
掛けたくない一心で、つい嘘をついてしまう。
「な、何言ってるんだよ。俺は大丈夫だって」
「嘘」
 間髪いれずに、ザギヴの切なそうな声が飛ぶ。よろめく彼をそっと引き寄せて胸に
抱く。彼はほのかに甘い香りを感じた。
「ねえ。あの時、あなたに出会って以来、きっと私はずっとあなたに助けられてきたのよ」
 優しくそう言う彼女に向かって、彼はかぶりを振った。
「違う…あれは、お前の力さ」
「ええ、そうね。確かに私の力でもあるわ。でも、矢張りあなたがいたからこそこうやって
ここに居ることが出来るの」
「ああ…」
「今だってそう。私はあなたにずっと助けられている。それは凄く嬉しいことなの。でもね」
 彼に向かって更に身を寄せる。
「やっぱり、それだけじゃ満足は出来ないの。私たちは…その、恋人でしょ?だったら、
助けてもらうだけじゃなくて、あなたの力になりたいのよ。そのほうが、ずっと素敵でしょ?」
「…ザギヴ」
 泣きそうな声で彼女の名前を呼ぶ。それに応えるのは、限りなく優しい音色だった。
「なに?」
「…ゴメン」
「ここは謝るところじゃないでしょ?」
「…ありがとう」
「…うん」
 すすり泣く彼を、彼女はどこまでも優しく包んだ。
22男主×ザギヴ(4/12):2005/08/08(月) 19:11:43 ID:nCDKKZvc
「ね?…話すだけで、大分楽になるものでしょ?」
「ああ…」
 ザギヴの胸に寄りかかりながら、落ち着いて呟く。トン、トン、とまるで子供をあやすよう
にしながら、ザギヴは彼の苦しみを聞いていたのだ。
「…ありがとうな、ホント…」
「いいえ。どういたしまして…」
数刻ほど時が流れると、彼はためらいがちに呟く。
「なあ…その、また、いいか?」
「ふふ、スケベねあなたって…」
 既に身体を交えたことは何度もあるのだが、彼は毎回求めるときにどもる。そんな彼を軽く
からかうのも、いつもの習慣であった。ゴクリと彼は一旦唾を飲み込み、ザギヴを寝台に
つれていく。そして、寝かせようとしたときに、彼女に手を払われた。
「ん?…ど、どうしたんだよ」
 急に拒まれて、彼はうろたえ始める。いつもなら彼女はここでベッドに押し倒されて、
そのたおやかかつ、男の欲情をそそる身体を存分に味あわせてくれるのだが…。ザギヴは
悪戯っぽい顔をして、
「フフ…考えてみれば、こっちもいつも貴方にしてもらってばかりだったわね…。だから…」
 急激に艶を増した微笑で、
「たまには私からしてあげる…」
 と、指をぺロリと舐めて、上目遣いで見上げる。その仕草に息を呑んで、
「ああ、よ、よろしく頼む…」
 と、これからの情交に期待を寄せた。
23男主×ザギヴ(5/12):2005/08/08(月) 19:13:56 ID:nCDKKZvc
「フフ、汚れると行けないからこれは脱ぐわね…」
薄着だった上に、脱ぎやすい形状であったので、しゅるり、ふぁさ、と音を立てた先には、
もう既に彼女の裸形が、室内の灯りに浮かび上がっている状態であった。ザギヴを特徴
づけるのは、勿論その丁度良い熟れ頃の肉付きでもあるのだが、それ以上に透き通るような
白い肌が挙げられる。どこかしら魔性が漂うその白さ。それが余計にゾフォルの予言に更なる
信憑性を持たせていたのだろうと予測される。もっとも、こと身体を交えたときには、それが
なんとも言えない朱にそまって、更なる色っぽさが出てくる、なんてことは、彼しか知り
得ない事実であったのだが。
 おもむろにザギヴは、彼をベッドの端に座らせて、かしずく体勢を取る。彼はそれを冗談
めかして、
「こうしているとどっちが上司なんだかわからなくなるな」
 などと言うのだが、皇帝陛下は、それをフフ、と笑って返した後、ゆっくりと彼のパンツに
手をかけて下ろし、下着を露出させる。そして、その下着すらも下ろすと、彼の逸物は微妙な
硬さでもって、彼女の目の前に姿を現した。
「あら…まだ元気が無いのね…。フフフ…」
 ぽう、と顔を赤くさせながらも、彼のモノに指を絡めて、ゆっくりと擦りはじめる。その行為
は最初はぎこち無いものであったが、徐々に彼の先が濡れてくるにつれて、スピードもアップ
していく。硬さや反りも、猛烈に回復していった。
24男主×ザギヴ(6/12):2005/08/08(月) 19:14:57 ID:nCDKKZvc
「フフ、そんな苦しそうな顔しちゃって…意外とこういうのに弱いのね。…次のとかに
耐えれるのかしら」
 挑発的にそういうザギヴの台詞に、彼はピクリと反応した。
「…いつもは、お前だって…」
「ふふ、なぁに?かわいいわね…」
 そんな彼にとっては何かショックな一言を呟いて、次の行為に移っていく。
ぺロリ、と、彼の赤黒いそれに、舌を這わせていく。
「ふふ、奇麗にしてあげるわね…」
 先走りを舐め取るようにして、丹念に舌で舐め上げる。何とも言えない中途半端な快感に
顔をしかめる彼であったが、尿道のあたりに舌先があたると、思わず呻いてしまう。白濁した
先走りを舐めているザギヴは、
「ん…あ、苦いわぁ…」
 などといいつつ、一旦舌を離す。微妙に白濁液が糸を引くのを見ながら、パクリ、と彼の
モノを咥えた。絶妙な暖かさがモノに加わる。
「くちゅ、んちゅ…ちゃ…」
 淫猥な音を立てながら、赤い唇がモノを奥、手前へと扱き始める。その動きは緩慢ではあった
が、舌による攻撃も交えながらのもので、当然ながら相当の刺激を生む。それに加えて、この
光景。身体全体を赤く火照らせて、アレを加えながら上目遣いに見上げてくる。こちらの反応
を確かめながら、懸命に気持ちよくさせようとする心が伝わってくるのが何よりの刺激となった。
25男主×ザギヴ(7/12):2005/08/08(月) 19:16:29 ID:nCDKKZvc

「ん…くちゃ…ぴちゃ…くちゅ…」
 徐々に彼女の唇によるストロークは激しくなっていく。更に左手で袋をもいじられたことで、
彼の我慢も限界に来ようとしていた。
「やば…ザギヴ、出る…!」
 するとザギヴは嬉しそうにして、更に動きを速める。髪を振り乱しながら、続けるザギヴに、
本当に限界を感じた彼は思いっきり彼女の頭を引き寄せて、口腔に精を放った。
「うぁぁぁ!」
「ん…ん…んぐぅ…」
 余りに勢いよく放たれたそれに、ザギヴは頭を離してしまったので、白濁液は口からこぼれ、
胸の合間を伝ってそれを汚した。が、
「ん…あ…こくっ…」
 口の中に残ったそれを飲み下し、口の端にこぼれた分も指ですくって舌で舐めとる。その
様子がすざまじく淫靡で、高揚してくるものを彼は感じた。
「ふふ…凄い量。そんなに良かった?」
「ああ…」
「ありがと…じゃあ、ベッドの上に仰向けになって…」
26男主×ザギヴ(8/12):2005/08/08(月) 19:20:30 ID:nCDKKZvc
 言われたとおりに天井を向いてベッドに倒れこむと、彼に背を向けるようにして、
彼にまたがった。四つんばいになって、その肉付きの良い臀部を揺らしながら
彼の頭に近づけると、無意識に伸ばされた彼の手によって、その桃尻がやわやわ
と揉まれているのを理解した。
「ん…あん…ちょ、ちょっと待って…」
 尻をやわやわと揉まれる感触に耐えながら、なんとか、彼の顔に、それを近づける。
彼の目の前に現れたのは、僅かに濡れたサーモンピンクであった。
「ねぇ…私がしてあげたように…ね…」
 四つんばいのまま振り向いて、懇願の瞳を向ける。自分のペニスからも、彼女による
手淫が行われているのが分かる感触がするが、また咥えてくれるのだろうか、とも思ったの
だが、
「その代わり、私もあなたの好きなコレでしてあげる…」
という声で、それを理解して、期待をする。
「じゃ、いくぜ…」
 と一声掛けてから、顔の近くまで来ているサーモンピンクに舌を這わせていく。すると、
女の香りが鼻から頭に向かって入ってくるような気がした。
「ひ…ひぃあ…あ、ご、ご褒美…上げるわ…」
 既に余裕が無くなっているというのに、ザギヴは虚勢を張って、「彼の好きな」モノで、
逸物を挟み込んだ。
27男主×ザギヴ(9/12):2005/08/08(月) 19:23:46 ID:nCDKKZvc
「う…うぉ…」
 極上の柔らかさが、彼自身を包み込んでいるのが伝わった。
「ふ…ふふ…どうかしら、私の胸の中は…」
 そう言って、やわらかくておいしそうな胸を、上下にゆさぶり始める。
「熱い…ピクピクしてるわ…」
先ほどの彼の分がかかっていたので、それが潤滑油の役目を果たして、動きをスムーズに
させた。胸を使って絶妙な感覚で扱いてくるのを受けて、彼も途切れ途切れながら、彼女への
口撃を再開する。
「ひ…ああん…ま、負けないわ…」
 何故か張り合うようにして、胸による締め付けと、上下への揺さぶりを強くする。それ
に応じる彼、と、順々にお互いを高めあう。彼は、挟まれている様子も見たいなどという
欲望を持ちつつも、彼女自身へ舌をつたわせ、時にあふれ出してきている汁をすするよう
にする。それに対抗するように、彼女もやわらかさの中で暴れ狂うモノに舌をはわせよう
として、既に先走りが出てきているのに気付く。そして、行き成り上半身を起き上がらせ、
行為を止めてしまう。
28男主×ザギヴ(10/12):2005/08/08(月) 19:24:17 ID:nCDKKZvc
「な、なんで止めるんだよ」
 急に快感を止められて、彼は不満そうにする。出来れば胸の中の心地よさの中で果てたい
と考えていたからだ。ザギヴはそれを受けて、すっと目を細めて、彼の顔のほうに身体を
向けて、彼の腹のあたりに座り込む。
「ふふ…別に今日だけとは言ってないから、その時は胸でしっかりとイかせてあげるわ。
だから、そろそろ…」
 彼女の意図するところを察知して、身体を起き上がらせようとするが、彼女に止められる。
「だから、今日は私からしてあげるって言ってるじゃない…」
 そう言って、上体を膝をついて起き上がらせる。彼の舌の攻撃によって存分に濡れたピンク
が、室内の灯りをわずかに反射した。そして、可愛らしい花弁を自ら開いてゆっくり、ゆっくりと
腰を落としていき、天に向かってそそり立つ怒張に向かってずぶずぶ、と沈ませていく。
「ああん!あ、あ…」
 一旦沈み込ませると、甲高い嬌声を上げる。そして、彼を一瞥した後、猛スピードで腰を
上下させていく。
「あん、あああ…いい…」
 きゅう、と締め付ける膣の感覚に良いながらも、ザギヴの痴態に見蕩れる。髪をふりみだし
て、喘ぎ声を上げて恍惚の表情をし、その大きな乳房は、ずっしりとした量感をあらわすかの
ごとく、上下にたぷん、たぷんとピンク色の頂点の軌道が見えるほどに激しく揺れている。
その様子に更に興奮をまして、彼もそのままではいられなくなる。
29男主×ザギヴ(11/12):2005/08/08(月) 19:25:10 ID:nCDKKZvc
「あああ!いやあ!」
 彼が自分から腰を動かし始めたことで、腰をうちすえる音は、更に倍になる。スピードが増し、
倍化した快感に身を委ねて、全身に珠のような汗を浮かべ喘ぎ声を思う存分上げるザギヴ。
パン、パン、と音をさせながら、痴態と膣求めてくるの感触に酔っていた彼に限界が来そうに
なる。絡み付いてくるような襞を感じつつ、彼は、
「ザ、ザギヴ、出るから…」
 と言って、彼女を放そうとしたが、ザギヴはただただ喘ぎ声を上げるだけであった。
「…しゃ、しゃあないか…」
 離す事は諦めて、もう自分もイくことだけに専念することにした。更に腰の動きを強くし、
彼女の淫らに揺れる胸に手をやる。
「あ、あ、ああ、いい…」
 喘ぎ声も激しさを増し、掠れるほどになってくる。そして…
「イクぞ…」
「あぁぁぁぁ、はぁあん!」
 更に一際大きな声を出して、思いっきり身体を仰け反らせるザギヴの膣に盛大に精を放つ。
あまりの快感に痺れを覚えているザギヴの股の間から、白いものがこぼれ出した。お互いの
荒い息が響いた後、ふらふらしながら、彼から身を離して、彼のモノに口をもっていって、
「後始末するわね…」
 と一言伝え、愛液と精液が混じったそれを、丁寧に唇で拭っていった。
30男主×ザギヴ(12/12):2005/08/08(月) 19:25:40 ID:nCDKKZvc
「ふぃ…どうだった?私にされるのは」
 同じベッドの中でシーツを羽織ったザギヴが、嬉しそうに聞いてくる。
「…気持ちよかった」
 彼は憮然としつつも、認めざるを得ない、といったふうに返事を返す。それに更に機嫌
を良くしたザギヴは、
「ふふ、またしてあげる…勿論、約束も忘れないわよ」
 と悪戯っぽくして、シーツにもぐって、彼に抱かれた。
「それと、恋人同士なんだから、悩みはちゃんと言わなきゃ駄目だからね…」
 と釘をさす。そして、
「あなたの苦しみは、わたしが受け続けているものと似ている。だからこそ、一緒にいれば
打ち破れるはず。わたしのときがそうだったように…」
 そう言って、穏やかな瞳で彼を見た後、
「お休みなさい、私だけのナイト様…」
 と、彼に唇を求めた。それにナイトも応えて、
「ああ、お休み、俺だけの皇帝陛下殿?…」
 茶化してそう言ってから、お互いクスリと笑いあって、夜にまどろんみ沈んでいく。


 ディンガル帝国皇帝ザギヴ=ディンガルは、その夫と共に歩み続けて善政を敷き、歴史上に
おいても類稀なる堅君にして、良妻として名を知られることとなる。
31前スレ830:2005/08/08(月) 19:28:32 ID:nCDKKZvc
以上です。お付き合い頂きありがとうございます。
何か最近エロパロしか書いてないきがする…
ともあれ、男主×アスティアの続きの代わりにお納め下さい。
続きムリポ。ウァァァン!では。
32名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 00:01:32 ID:gkVpf7SV
>17
頑張って下さい。お忙しいなら無理はなさらず…。
>31
男主カワエエw
GJです。
33名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 01:09:26 ID:ihoJxNNT
ロイ・セラ×ミイス主で3Pを書きたいのだが、なかなか兄さまが扱いづらい。
セラはむっつりだし…。
なんか良いシチュないですかねー。
てか初挑戦で濃い題材選びすぎだ自分。


どうでもいいけど、ミイス主だからって調子乗って聖杯イベ後回しにしてたら手遅れになった。
セラ「ロイは妹の教育を間違ったらしいな…。この責任は体d(ry」
ごめんなさい兄さん。
34名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 07:37:24 ID:jsJ+XCW2
ありきたりだが、セラと妹がヤってるの見てキレたロイが、後ろの穴に乱入とか。






「や、やめろロイっ!お前は確かに俺が認めた男だが、だからといって俺に入れるなぁっ!!」
35名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 10:47:52 ID:mh0rc+Zq
>34
ワロタW
女主のじやなくてセラのにかよW
36名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 10:53:42 ID:lGphyskn
>>34
ワロタw 兄そっちに乱入かよ!
キレたロイ相手じゃセラ使い物になりそうにないなw 女主(´・ω・`)ショボーン

同じようだが、超絶ブラコン主がロイに迫ってるの見てキレた腹だしにヤられながら
兄の欲望はお口でご奉仕とか。…シチュ難しいでつね…orz


神たちGJ&ガンガレ!
37名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 16:25:58 ID:IeMTn2lo
ザギヴ皇帝がご奉仕(*´Д`)ハァハァ

>>16
フレアたんは元々はキレイな女性の体なんですが、
女主人公の為に腕輪を使ってふた(ryに!

でも時々交代してあgわせdrftgyふじこlp;@
3811:2005/08/09(火) 16:42:02 ID:eWJl5g9T
>37
やっべその妄想やっべ、鼻血出そう(´Д`)
フレアのED見た事ないから書けそうにもないが、三周目はフレアED目指す事ケテーイ
とりあえずお仕事終了、なもんでルルアンタでSSでも書いてきまつ
39名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 17:11:52 ID:8pOK/Js9
>>37
×合わせk(ry
〇貝合わs(ry
40名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 23:40:22 ID:z5njYegC
>>33
その組み合わせで書いてみようかと頭を捻っている最中でした
色々かんがえてみたけどどうもピンとこない…
41名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 00:01:28 ID:cULtOf3A
>>40
ですよねー。
で、考えてたらロイ×ミイス主ができかけてます。
短くてエロ度低め。
需要ありますか?
42名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 00:26:42 ID:lpagY7Ap
できたらとりあえず投下してみるヨロシ
4341:2005/08/10(水) 06:01:28 ID:nArS5jhk
眠れなくて、気づいたらこんな時間…(;´Д`) モウアサダヨ
朝っぱらからなんですが、お言葉に甘えてロイ×ミイス主投下します。
近親相姦と、少し自分設定が入ってるので、苦手な人はスルーお願いします。
ミイス村が雰囲気暗くなっちゃった…。   
44ロイ×ミイス主人公:2005/08/10(水) 06:02:59 ID:nArS5jhk
ディンガル帝国の東には地図にも載らないような小さな村が存在する。名を「ミイス」という。
その村は旅人などにもほとんど知られることなく、外界から隔絶された空間の中、
少数の村人たちが穏やかな生活を送っていた。
ミイス村は結界に守られていて、付近の森もその恩恵にあずかっており、
故にモンスターが出ることもなく、村人たちも気軽に森へと通っていた。
だが、それでも結界を越えることを恐れてか、奥へと入ろうという者はいない。
ただ二人を除いては。


「ん…う…く…ぅう…」
「ほらまた。我慢しなくていい。こんな所にまで来る者などいないよ」
普段は小鳥のさえずりと木の葉の揺れる音しか聞こえないはずの穏やかな空間に、場違いに響く、音と声。
ミイス村の神官の息子ロイとその妹リアは、しばしばこの場所で秘密の逢瀬を重ねていた。
 
後ろからの突き上げが激しくなって、リアはさらにきつく歯を食いしばった。
快感に身を任せた方が気持ちが良いし、兄も喜ぶ。それは解っているのだがどうしても堪えてしまう。
後ろで兄が苦笑する気配と同時に少し筋張った長い指がリアの唇をなぞった。
思わず少し開いた口に、それは容赦なく滑りこんでくる。
「は…ぁ…っ」
まさか兄の指を噛むわけにもいかず、出そうになった声を、リアは目の前の古木を抱きしめるようにして
何とかやり過ごそうとした。たがそのタイミングを図ったように一際高く突き上げられる。
「あああぁっ…!!」
一度ペースが崩されてしまえば、もう立て直すことは出来ない。
リアは完全に兄の成すがままだ。
限界近くまで質量を増したモノは緩急をつけながら膣内を深く掻き回し、
いつのまにか増えた指は、わざと音を立てながら口腔内を犯してくる。
さらに、空いた手で乳房を愛撫され、リアはもう快感以外の何をも感じられなくなっていった。
「はあぁっ…いぃっ…に…さま…もっと…もっとぉっ!!」
あんなにも声を堪えようとしていた妹が、今ではみっともなく涎を垂らしながら声をあげ、
より激しい愛撫をねだるほど乱れている。
期待通りのその反応に、ロイは思わず笑みを零した。
ねだる声に応えるように首すじを軽く吸うと、それだけでびくりと体を反らせる。
同時にきゅうと中が締まって、ロイは思わず顔をしかめた。もう、二人とも限界が近い。
「あっ…あぁっ…もぅ…いっちゃ…」
突き上げるピッチを上げられて、徐々に呼吸も早くなる。
背中をきつく抱きしめられて、リアは来るであろう凄まじい快感に備えた。
が、まさに達しようとした瞬間。ぬぷっと濡れた音を立てて性器が引き抜かれた。
もどかしい熱を抱えたまま、リアは己の背中に兄の精が吐き出されるのを感じた。
45ロイ×ミイス主人公 2:2005/08/10(水) 06:04:39 ID:nArS5jhk
「中に出してくれても良かったんですよ?」
身体中の汚れを丹念に拭き取りながら、リアは不満げな声で兄に言った。
「私達は将来夫婦になるのでしょう?」
ミイス家は、代々血族結婚を繰り返してきている。一人子(ひとりご)の場合は、
やむを得ず他の血も受け入れるが、その場合伴侶として選ぶのは必ず村の者でなければならない。
この村にある秘密を守るため、よそ者を村に入れてはならない。それが村の掟だった。
「だが結婚前に子など出来れば、私たちはミイス家の恥さらしとなる。父上はきっと私たちを許しはしないだろう。
 もしかしたら、私は村から追放されるかもしれない。」
穏やかではない内容とは裏腹に、ロイは平然として答えた。
排他的で新しいものを取り入れようとしない村には、未だにたくさんの古臭い掟が残っている。
婚前交渉の禁止もその一つ。
「少なくとも私たちは二度と会えなくなるだろう。子は殺され、だがミイスの血を残すため、
何ごともなかったようにお前は村の誰かの妻にされる。」
リアに想いを寄せる幼なじみの少年の姿を思いだされて、ロイは不快げに眉を寄せる。
リアを見遣ると、妹は身体を拭く手を止めて青ざめていた。
「もしかして…知らなかったか?」
「いえ…ただ、今まで実感がなくて…」
不安げに見上げてくる目は少し潤んでいる。その身を抱き寄せると、きゅうとしがみついてきた。
「大丈夫。父上は私のことを誰よりも信頼してくださっている。それを裏切っているのは、心苦しくもあるが…。
 それでも私は…」
お前が欲しかった、と耳元で囁けば、先ほど達し損ねた身体はあっさりと熱を取り戻してかすかに震えた。
それだけで、放出したばかりのロイのものもわずかに硬くなった。
だが、村から出てもうかなり経つ。そろそろ帰らなければ、心配した父母が探しにくるかもしれない。
「すまない。私だけ満足してしまって。」
心から謝りつつも、ついその反応が見たくてさりげなく感じやすいところに触れる。
兄を疑う事を知らない純粋な妹は、頬を真っ赤に染めつつも必死で兄にフォローをいれた。
「いえっ、そんな…私は兄様にご満足頂けるだけで幸せです!あのっ、けれど…」
そ知らぬ顔で何だ?と問い返すと、今度は耳まで真っ赤にしてリアは呟いた。
「明日もまた森へのお供、させてもらってもいいですか?」
返事の代わりに、ロイは最愛の妹の唇に、己のそれを重ねた。
4641:2005/08/10(水) 06:08:49 ID:nArS5jhk
うおーたった2レスで終わっちゃった…。もっと一杯書けたらいいのに。
てかエロむずい!むずすぎる!!
ロイが別人ですいません。なんか黒いよー。
もしかしたら続く…かも。
明日まで待てずに、夜一人エチしてしまう女主…みたいな感じで。
47名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 08:11:21 ID:zgbjcU7T
GJ!
このくらいなら黒くないから大丈夫w
48名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 15:54:13 ID:mxuEjzwx
GJ!
 いや、ロイらしいと思えたよー。
自分の中ではミイスはブラコン&シスコン的なイメージがあるのでオッケーです!
49名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 12:07:56 ID:Sv0ZRRCY
GJ
ロイ女主のCPを読んだことがなかったので、初めてこの味を知ったよ…(*´д`*)
50名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 15:00:23 ID:P2XhTJYD
乙GJ!!
この小説読んで自分の妹がロイと結婚する夢みた・・・
51ティアナ×男主:2005/08/12(金) 20:36:43 ID:rz08FXGB
投入しまふ。
52ティアナ×男主1:2005/08/12(金) 20:38:31 ID:rz08FXGB
「死にに行くようなことはしないでくださいっ。」
ロストール王女であるティアナが、その背にひっしと縋りついてきたとき、
ロストールの竜字将軍であり、ロストール王妃エリス子飼いの密偵である男も
――名はクーファ、憧れの光の王女が一体何をしたのか、理解するまで数秒かかった。
「王女様。それは…できません。」
「一国の王女がこんなことを言ってはならないとわかっています。
それでも私は大切な人を失いたくないのです。」
向き直ったクーファは、困ったようにティアナの顔をまじまじとみつめた。
ティアナはそんなクーファの胸に飛び込み白い頬をよせた。
「クーファ様がお母様を実の母のように敬愛されているのは知っています。
ゼネテス様を実の兄のようにお慕いになられているのも知っています。
ですが、どうかクーファ様、今だけ…今だけは、
私だけを見つめるクーファ様でいてください!」
クーファを見上げている潤んだ青い瞳、濡れた唇、長く美しい金髪、
少し赤みがさした象牙のような肌、しなやかな肢体、
クーファの目には同い年のティアナの全てが、
艶かしい朱鷺色の靄に煙っているように見えた。
「クーファ様……どうかティアナと一緒にいてくださいませ。」
クーファは、窓掛けから射す黄金色の斜陽に踊るティアナを、
魔魅に魅入られたように力強く抱きしめると、ゆっくりと唇を重ねた。
53ティアナ×男主2:2005/08/12(金) 20:39:48 ID:rz08FXGB
 二人は熱いくちづけをかわしながら、寝台に倒れこんだ。
だが、唇を離した後、二人は固く抱きあいながら日が沈むまで動かなかった。
動けなかったという方が適切だったかもしれない。
ティアナは、王女にあるまじき行動を実行に移し、
愛する男との刹那的な悦びに身を任せている。
王国に恐るべき敵が迫っているという段になって、
総司令である婚約者の右腕を、愛情を人質にして束縛するなど、
決して許されることではなかった。
一方クーファは、亡父を共に見取って以来世話になりっぱなしである、
大切な兄貴分を裏切り戦場に出向かなかっただけでなく、
その婚約者で亡父の頃からの主人の娘でもある少女を、
寝台の上で自分の腕の中に抱いている。
二人は服越しに相手の体温と心臓の音を感じながら、互いの罪悪を舐めあい、
じっと後ろめたさから耐えていた。
せめてゼネテスと彼が率いる軍が、この王城から去っていくまでは、
罪を抱えた二人でずっとこうしていたかったのだ。
54ティアナ×男主3:2005/08/12(金) 20:43:29 ID:rz08FXGB
ありとあらゆるものが寝静まったかのような夜。
「本当に、僕が一緒に居て良いんですか?」
光の王女が顔を朱に染めながら、コクンと頷くと、
クーファもほっとしたように「嬉しいです。」と笑った。
ティアナを抱き寄せると、
互いの皺くちゃになった白銀のドレスと、クロースを脱がしはじめた。
初めてにしては不思議なほど息が合い、
静かな音をたてて次々に衣服が滑り落ちていく。
ついにティアナとクーファの生まれた時の姿が露になると、
二人の口から「あぁ…」という溜息漏れた。
ティアナの体は、床に落ちた純白のドレスよりも白く、
おとぎ話の妖精のように、触れば折れてしまいそうなほどか細かった。
クーファの体は、日に焼け黒く、クロースの上からは信じられないほど、
腕も胸も厚い筋肉の鎧に覆われていた。
ティアナの裸身を眺めるだけで、頭が沸騰するかのように気が狂いそうだったクーファは、
ティアナに覆いかぶさると唇に貪りついた。
それまでのくちづけとはまったく違う暴力的なくちづけだった。
「はっ…あぁ。」
「ん…ふぁっ。」
その激しさに最初は戸惑っていたティアナも、
すぐに舌を絡ませそれに応える。
少しでも肌と肌が触れるようにと、指と指を妖しく絡ませながら、
二人は何度も互いのものを吸いあった。
しばらくするとクーファは、舌でティアナの口腔をたっぷりと犯しながら、
掌でティアナの乳房の吸い付くような感触を堪能しつつ、
ゆっくりと下腹部へ指を進めていった。
「……んっ。」
指が足の付け根にたどり着くと、ティアナは嫌がるように太腿を閉じた。
クーファは締め付ける内腿の柔らかい感触を愉しみながら、
そっとティアナの聖域に手を伸ばした。
そこは既に充分に濡れており、愛液が滴りシーツを濡らしていた。
指を動かし蜜壷をかき回すたびに、可愛らしい声を漏らし体を震わすティアナに、
思わずクーファは息を呑み、己の獣性がゆっくりと鎌首をもたげていくのをはっきりと感じた。
クーファはずっと憧れていた、可憐な金髪の少女をぐちゃぐちゃして、
自分のものにしたいと猛烈に思った。
彼女をゼネテスから奪い、自分のものにしたいと強烈に願った。
55ティアナ×男主4:2005/08/12(金) 20:47:17 ID:rz08FXGB
「挿れるよ。」
ようやく、クーファが唇をはなした時、
二人の舌は名残おしそうに最後まで絡み合い、唾液が糸を引いた。
ティアナはクーファの首に腕を絡ませながら口を耳元に寄せ、
消え入りそうな声で囁いた。
「あの、どうか優しく…痛くしないでくだ…さい…。」
クーファはティアナの額にキスをすると、両腿の間に腰を割り込ませ、
愛液を滴らせる切れ込みに分身をあてがった。
「怖い。」
ひしっとしがみつくティアナの背に、
手を回し優しく抱きしめると、ゆっくりと腰を進めた。
「っ! あっあ、ひ……っ!クーファ様、痛いっ!」
少しクーファ自身が入っていっただけで、ティアナは涙を浮かべて、
首を振り、腰を浮かせ、クーファの背を掻き毟りながら激しく暴れた。
クーファは苦しむティアナを、頭が弾けそうなほど圧倒的な征服感を感じながら、
少しだけ眺めていたが、辛うじて残った理性で、
そのままティアナを力づくでねじ伏せる事だけはせず一度体を離した。
「今日はやめましょう。」
苦しそうに横たわる、ティアナの髪を撫でると言った。
するとティアナは、ぽろぽろと涙をこぼしながら激しく頭をふったのだ。
「嫌っ、やめないでください。私を一人にしないで。」
「でも王女様…あなたはとても苦しそうだ。」
「ティアナって呼んで下さい、せめて今だけは王女ではなくティアナと呼んで下さい。
ティアナを愛していると言ってください!
そういってくれるなら私はどんな痛みにも耐えることが出来ます。
クーファ様、私を…ティアナを一人にしないで…。」
「ティアナ!」
クーファは唇で涙をすくいとると、正面から強引に体重をかけて、
ティアナが逃げることが出来ぬように寝台に押さえつけた。
ティアナも力の限りをこめてクーファを抱擁する。
形のいい乳房が二人の間でつぶれ、その感触がまたクーファの劣情を煽り立てる。
既にクーファの理性は吹き飛び、
背徳感と罪悪感と愛情で練り上げられた獣欲だけに突き動かされていた。
「ティアナ、愛してる!僕はお前のことを愛してる。」
クーファは再び一物の先端を秘所にあわせると、一気に肉の割れ目を押し開いて挿入した。
そのまま大きく突き上げ、ゴツリと先端が子宮口にあたる。
白くか細いティアナに、黒く筋肉質なクーファが抱き合い圧し掛かる。
その白と黒という鮮明なコントラストは獣の交尾を連想させた。
もはや愛欲のみで動くクーファは、容赦なく正常位で腰を振り、
激痛から逃れようとするティアナを組み伏せ、
一寸の透き間もないように唇を奪い悲鳴をも上げることすら許さない。
それでも罪悪感を舐めあう二人は、じきに痛みも後悔も後ろめたさも全てを、
欲情に変え恍惚の海に沈んでいった。
ティアナが白い足を上げクーファの腰を締め付け、より一層結合部を深めると、
二人はぎしぎしと寝台を鳴らし、汗と淫液をあたりに飛ばし、
淫靡なあえぎを漏らしながら激しく腰を振り、更に体を密着させて快楽を貪欲に求めあった。
「ティアナ、出すぞ!」
「いっ、あうっ、クーファ様!」
クーファはティアナの細腰をつかむと、ムチャクチャに腰を振りたくり、
骨の髄までどろどろにして、一気にティアナの中に果てた。
56ティアナ×男主5:2005/08/12(金) 20:48:47 ID:rz08FXGB
クーファは身を離した後、放出した筈がかえって何やらが、
蜜のように流れ込んできたような気がした。
その蜜は全身に周り、例えないような甘美濃厚な痺れになり、
クーファ自身を先より強烈に屹立させていった。
そして、どうやら蜜が流れ込んだのはクーファだけではなく、
ティアナもそうであったようで、クーファの頬に唇が触れ合う距離で
彼女は呆けたように繰り返した。
「クーファさまぁ、ティアナを助けてください。
ティアナは悪いことをしてしまいました。
クーファさま、どうかクーファさまの色でティアナ染めて…
ティアナの後悔を忘れさせて…。」
美しい金髪が頬にはりつき、小さな唇から漏れる熱い吐息。
淫蕩なオーラが迸る無駄のない均整のとれた細い肉体。
クーファは暗闇の中で、未だ息荒く体を白い乳に濡れたように光らせ、
乳房を起伏させているティアナを、舐めまわす様にしばし見つめると、
獣のような顔つきで、舌なめずりながら這いより、
嬉しそうに嬌声を上げるティアナに再び襲い掛かった。
57ティアナ×男主:2005/08/12(金) 20:49:50 ID:rz08FXGB
終わりでふ。
58名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 20:52:30 ID:ujZaFT+Z
51>乙!!良かった
59名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 22:11:18 ID:sRHbHM1u
キターーー!ティアナ姫もイイ!です。
60名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 07:33:26 ID:9qTJSN3A
乙!
変態ちっくかつ退廃的でイイ!
この二人はリューガの変まで快楽に溺れてるのか?
エリス死亡の直前までこんなんだったらさらにエロイな。

しかし、原作のイベント流用した作品ってのも珍しいね。
61レム×金髪ミイス主:2005/08/14(日) 04:18:15 ID:JIxFfu/h
─「おまえを、愛している。」─

リューガの変の後、ふたりきりで、宿をとった。
「…よいのか?」
背を向けてベランダにたつ少女に、少しだけ、とまどい気味にレムオンは問いかけた。
…返事はない。
彼女に近寄り、後ろからそっと抱き締める。
「…本当によいのだな?」声を落とし、耳もとでささやくように再び問うと、彼女はわずかにうなづいた。
小柄な身体を抱き締め、彼女の金髪に頬を寄せた。
そこからは襟元がみえる。レムオン自身がつけ、彼女の血を奪った牙の傷跡が。
その傷跡に唇を這わせると、瞬間、彼女の身体がビクリと跳ねた。
「すまない。」あの事件のトラウマに触れたようで反射的に謝ってしまう。
しかし彼女は少しためらうと、レムオンに正面から向かい合った。
レムオンの手をとり、彼の指を自らのくびもとの傷跡に触れさせ、その次にそっと唇に触れさせた。
「間接キス…ですね?」ちょっと恥ずかしげに義妹は、ふわりと笑った。
62レム×金髪ミイス主:2005/08/14(日) 04:45:32 ID:JIxFfu/h
「まったく、おまえという奴は……。」
どうして、こうもたやすく、私の心の中に入ってくるのだ。
ほんの少し天を仰いだもと冷血の公子は、義理の妹だった少女の顎に手を添え上を向かせた。
すぐ間近にお互いの顔がある。
「愛している。」ささやくように告げる。
「その言葉を、もう一度、聞きたかった。 まるで夢か、幻のように、信じられなくて…。」
切なげに目を細める彼女の唇にキスを落とした。
ついばむように何度も。何度も。額に、瞼に、頬に。
身体が熱を帯びてきて、手に触れる肌はしっとりと吸い付くようだ。
彼女の吐く吐息も、熱く、甘く、艶をおびてきている。
レムオンは少しかがむと、彼女の背と膝裏に手を差し入れ抱え上げた。
「フフ。意外というか、やはり、というべきか。軽いものだな。」
少し、ふくれたように見える彼女に、からかうように言い添えた。
「ほめたのだ。」
63レム×金髪ミイス主:2005/08/14(日) 05:27:26 ID:JIxFfu/h
まだ無言の抗議の視線をくれ続ける義妹を、寝台の上に横たわらせる。
自分は枕元に腰掛、彼女の顔を覗きこんだ。
その金髪をいとおしげにすきながら
「…もし…嫌になったら、言うがいい。それがはやい程、欲望は止められる。傷つけずに、すむ。」
ランプの光を逆光に浴びて、表情の見えにくいレムオンだが
彼女にはレムオンこそ、その自身の言葉で傷ついているようにみえた。
ダルケニスだから。愛し合い、生まれてくる子供はダルケニスとなる。
愛する者ともども、迫害を受ける対象となる。
拒まれても、仕方のないことなのだとレムオンの冷静な部分が、諦めている。
「そんなこと、たぶん、しません。お願いです。これ以上、私に誘わせないでください。…恥ずかしいんですから…。」
「…そ、そうか。…とにかく、そう決めたのだ。…泣き言を聞くなら、はやい方がいい。」
先程よりやや無器用に額にキスをすると、フと笑ったようにみえた。
レムオンは紅い貴族服を脱いで、誰も使っていない寝台の上に投げ出した。
64レム×金髪ミイス主:2005/08/14(日) 06:26:41 ID:JIxFfu/h
「ノーブル伯は自ら脱ぐほうが、お好みか? それとも脱がされるほうが、お好きかな?」
ノーブル女伯は、耳やくびまで真っ赤になって、そっぽをむいた。
「意地悪をいっているわけではない。わたしもこういったことに
慣れていのではないしな。…あの男と違って。」
『あの男』を思い出したのか、そこだけ言葉の響きが苦くなった。
「…『ま、なるようになる』…か…。」
レムオンはそっぽを向いた彼女の顔に手をそえ、息が詰まるくらいの深い深いキスをした。
かさねた口から、レムオンは舌を差し入れる。彼女は恐る恐るそれを受け入れた。
唇を舌を嘗める。縮こまっていた舌を探り当て、絡ませ、強く吸った。
息が上がる。肌に触れる体温が熱く、しっとりと湿る。
ほどなくして、ふたりぶんの唾液を彼女の喉元が、こくん、と飲み下した。
65レム×金髪ミイス主:2005/08/14(日) 07:09:03 ID:JIxFfu/h
名残惜しげに口元に残る唾液を嘗めとり、唇離す。
彼女の白い頬は上気して妖しく、その瞳は潤んで彼を見つめる。
それが男心そそるとは露ほどにも知らずに。
少しずつ少しずつ、しかし確実に、冷血の公子と呼ばれた男から、理性を奪い取っていく。
レムオンは義妹のクロース服を脱がせはじめる。チョッキを、スカートを。下着を。
ごく、ごくわずかにレムオンの腕が震えていた。
ノーブル女伯はランプの下、その白い裸身を愛する男の眼に惜しげもなくさらした。
「ほう、…美しいな。」思わずためいきがもれる。
『意外』に豊かで形のよい双胸。桜の蕾のような頂き。腰。
触れるとしっとりと手に吸いつき、弾むような弾力が気持ちよい。
軽く揉むと彼女の口から、聞いた事もない甘い吐息がもれた。
両の手でそっと、そっと宝物のように慈しむように肌に触れ、彼女の全身の感触を楽しむ。
その微妙な、くすぐったいような感触に彼女は身体をかたくし、
羞恥や刺激に耐えようとして、眉根を僅かに寄せていた。
66レム×金髪ミイス主:2005/08/14(日) 07:40:46 ID:JIxFfu/h
「…どうする? 今なら止められる。この先は、無理だ。」
彼女は羞恥と刺激で真っ赤になりながら、くびをふった。「止めないで、きて、ください。義兄さま、」
「そうか。…だが、『義兄さま』は、もういい。…おまえは、わたしの『花嫁』になるのだからな。」
潤んだ瞳を笑みのカタチに変えて、彼女はこくりとうなずいた。
それにうなずきを返し、レムオンは寝台に背を向けて、絹のブラウスやズボンを脱ぐ。
その予想外に広い肩幅や、ランプにも映える長いダルケニス特有の銀髪の姿を彼女は、美しい、と感じた。
視線が合う。魅了される。この人しか、欲しくない、と思う。
互いを求めて腕を伸ばす。指が絡まる。引き寄せされる。生まれたままの姿で、肌を重ねる。
再び深いキスを交わし、ベッドに倒れ込む。
互いを強く感じるように、足を絡ませながら。
レムオンの激しいキスは胸元や乳房、腹へと移り、柔らかな金色の繁みへと降りていった。
67名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 08:33:11 ID:ZpxUIxEW
生殺しゴブかー?!
68レム×金髪ミイス主:2005/08/14(日) 09:41:51 ID:JIxFfu/h
「…あぁっ…ッ!」羞恥に彼女の身体が反り、跳ね、その途端、彼女はふとももを固く閉じてしまった。
「かわいいな、おまえは。だがもう、泣き言も、拒絶も聞かん。
それにもう、止めるつもりも、もうない。」
レムオンはわずかに、嗜虐めいた笑みを浮かべた。
かまわず手を背中に回し、尻の割れ目を指でさすり刺激する。
「…はぅっ…っ!」
刺激にゆるんだ、ふとももの間にひざを差し入れ、身体を滑り込ませる。
片足を腕で固定し、大きく、開かせた。
金色のけぶりの中、スリットとその奥の秘所が、レムオンの前に露になる。
ひくひく、と生き物のように、淫らな美しさで、男を誘っていた。
そこにレムオンの男性自身を、埋め込むのだ。はやく。
「…ぁ、あま、り、みない、で……。」
彼女はそんな己の恥じらいの声が、痴態が、いきづかいが、
レムオンの下腹を、いっそう熱くすることなど知らない。
理性を呼び戻し、指でスリットと秘所を何度も何度も、なで上げる。
69レム×金髪ミイス主:2005/08/14(日) 10:17:12 ID:JIxFfu/h
レムオンの指先に、金色の繁みの中のスリットにはマメのような感触が、
秘所からは染み出してきた液体が、ピチャピチャと絡んだ。
液体のからんだ指でマメを捜し当てる。触れただけで、彼女の背が弓のように反る。それをコロコロとさする。
「…っッ…、あっ、ぁっッ…!はぁ、…、おねがぃっ、ダメ、…ダメ、イヤぁッ…!」
それまで極力声を堪え、冷静でいようとしていた彼女の口から、懇願めいたあえぎがでる。
レムオンは、少なからず驚いた。
神官家系出身の清楚に育てられた彼女が、感じて、『よがって』いる。
いとおしい。もっと。もっと、狂わせたい。おれの事しか、考えられないくらいに…。
さらに激しさを増し、強弱をつけた指の動きに
「…ひぁ…っ…っ!! …はぁ…っ…」
その言葉と共に、彼女の身体がピンと張り、震え、脱力した。
「……ん、ノーブル伯? 行儀が悪いぞ。」
それだけではなく、ごく僅かに失禁し、それがシーツを染めていた。
70レム×金髪ミイス主:2005/08/14(日) 10:52:56 ID:JIxFfu/h
はあはあと荒い息の下から、彼女は元義兄を恨みがましい目で見た。
「…ですから、どうなる、か、自分でもわからなかったので、ヤメテください、と…。」
「…次からは善処しよう。」レムオンは苦笑し、彼女の手をとり、くちづけた。「加減を覚えねばならんな。」
彼女の息が少しだけおさまるのを待つ。
本当なら痛いほどに張り詰めたものを、なだめるのは辛いのだが。
「…もう、つらくはないか?」「…は、ぃ…。」 
元義妹は、ふたたび求められているのを感じとり、頬を染める。
「今度は少し、痛いぞ。」
肌を合わせる彼女の身体の心地よさに、なかば恍惚としながらも、
容赦なく愛撫の指を秘所にすべらせた。
くちゅくちゅ、と彼女自身が滴らせた液体の音がする。
指を奥深くに差し込むと、彼女が苦痛の声をあげた。
「大丈夫だ…。体から力を抜いて。」これなどは、まだ序の口ですらない。
腰を浮かさせて、胸や乳房にキスを降らせて安心させつつ、秘所をゆっくり念入りに、こね回しはじめた。
71レム×金髪ミイス主:2005/08/14(日) 11:18:49 ID:JIxFfu/h
しばらくすると彼女自身の体液が潤滑油となり、指も2本入れられるように、こなれてきた。
「…そろそろ、ゆくぞ。」身体も正面から向かい合い、レムオンは己の男性自身を
恥ずかし気ではあるが、大きくエムの字に足を開いた、彼女の秘所に当てがう。
金色のけぶりの中に、己の張りつめて猛るモノを挿し入れる。先端が入った。
「…くっ。」「あ、つっ…、義兄さまっ、義兄さま、いたぃ…。」
レムオンの声は、彼女の中の熱さと心地良さと、乙女ゆえの強い締めつけのため。
元義妹の声は侵入してくる、巨大なモノに対する痛み。
義兄さまと呼ぶなと、釘をさされたことも痛みで吹き飛び、涙を浮かべ必死で耐えている。
「…ゆくぞ…っ…くっ。」
レムオンは彼女の呼吸に合わせ、締めつけが緩くなる一瞬をついて、その処女を奪いとった。
「……。」レムオンが愛しい名前を、ささやく様に、呼ぶ。
「…義兄さまっ、レム、義兄さま…っ。」
72レム×金髪ミイス主:2005/08/14(日) 12:10:40 ID:JIxFfu/h
レムオンに秘所を強引に突かれ、その痛みにぽろぽろと涙を流している彼女の顔を真下に捉える。
罪悪感が胸に刺さる。おれは、おまえを泣かせてばかりいるような気がする。
顔を寄せて、唇で涙をすくいとる。
彼女の腕が伸びて、彼の銀髪の頭を抱えこんだ。
彼女はついばむようなキスをすると、あのすべてを許したような、ふわりとした微笑みをみせた。
『義兄様の、好きに、して、ください。』ゆっくりとした唇の動きだけで、そう伝えた。
限りなく優しい笑みを浮かべつつも、冷たい物言いで返してしまう。
「言っただろう? 泣き言も、もう聞かんとな。
覚悟するのだな。今夜は、果てるまで、おまえを抱く。」
そう言いながらも、ゆるゆると、気遣いながら、腰を動かす。

理性が痺れてゆく。欲情に流されてゆく、体の中の獣が目覚める。
互いの手を握る。強く、離れないよう、感じ合えるよう。
触れあう肌、胸と胸はじっとりとして淫靡。
淫らな水音。
軋むベッドに、乱れ混じる、金の髪と銀の髪。
73レム×金髪ミイス主:2005/08/14(日) 12:16:02 ID:JIxFfu/h
獣のように、荒くせつない吐息。
ささやくように、叫ぶように、名前を呼びかわす、ふたりの声。


夜の闇に、月がセリューンだけが、
彼の従者が、新たなる花嫁を迎えた、その夜をみていた。



終わり。



つーか、初めてのSSデス。
男性諸氏に不満が残っるキリ方だったかも。スマソ!
74名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 12:53:43 ID:5y7rsxq9
   ∩
  ( ⌒)  ∩__
  / ,ノ   i 、E)
  / /    / /"
 / /_、_  /ノ
`/ /,_ノ`)//
(    /
ヽ   |good job!!
 \   \
75名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 13:39:57 ID:8j6Oeiua
ごちそうさまでした。美味しくいただきました。
76名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 15:17:53 ID:8Znb3oc/
GJ!
レム(・∀・)イイ!!
ありがとう、よくがんがった!
77名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 15:53:27 ID:YV+jZAtV
乙&GJ!
こういう主人公の名前ださないSSってのは、個人の持ってるイメージ崩さなくていいな。
78名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 17:39:52 ID:oPBgDsCT
乙女スレのカキコ見て確信をもったんだが、
このスレは女性が多いエロパロスレなんだな。
79名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 17:51:30 ID:jkG1znIS
あーかもなあ
80名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 17:53:41 ID:+776vJVi
1スレのころからいるがその頃は男が多かった気がする
予告されてたカルラによるロストール王族陵辱をいまだに待っている俺・・・

まあなんにせよ新作で活気がでるのはいいことだわな
81名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 18:02:04 ID:oPBgDsCT
>>80
そうだね。

俺は男ばかりだと思い込んでたから
俺がエロイなぁと思った奴の反応が総じて薄くて
エロイというよりはキレイな感じを受けた作品に
ワッとGJ!GJ!と反応があったんで俺のツボって
男の中で少数派なのか?なんてオモタんだよw

女性作者と女性読者が多いなら普通に納得だ。
82名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 19:08:48 ID:OXGW7wMM
>>80
 男女で好みは違うけれど、確かにスレが賑わうのはイイな。動きがないよりずっと。
 男向けのエロも増えて欲スィ……。
8311:2005/08/14(日) 19:43:09 ID:3ycaBK1C
苦労しながらも執筆中、とりあえずは男主×ルルアンタで(´Д`)
男向けのエロってどんなのだろ……イマイチ差が分からん、男なのにorz
84名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 19:59:56 ID:oPBgDsCT
>>83
自分でハァハァできれば男向けはとりあえず桶だろw
女性向けエロの書き方は知らんw
初心者ということで、筆力の問題もあるかもしれんが、ガンガレ。

しかしアンタがここに出てきたと言うことは上のティアナは11作じゃないのか。
タイミング的にアンタだとおもてたよ。
85名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 20:28:27 ID:jkG1znIS
まあアレだ、下手な鉄砲数撃ちゃ…じゃないけど
要は思うままに書いてくれと、
作品Aが合わんでもBはイケるかもしれんし両方合えばなお素敵、
特殊嗜好な場合は冒頭に断りでも入れてくれりゃいいし
まずはとにかく読みたいんさ
86(^_^)ゞ:2005/08/14(日) 21:23:31 ID:JIxFfu/h
>>74-77 アリガトーゴザイマース!!
携帯から、ちまちま×2カキコみました。
たぶん改行が大変なことになってるハズw
睡眠とってから見直すと誤字はあるわ、一部浮いてるわ、エロさはイマイチだわ。
次があったら、もちょっとがんがりマス。
87名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 21:38:10 ID:8j6Oeiua
楽しみにしてるよ。がんがって!

男性向けとか女性向けとか、あまり気にせんけどな。
面白いもんは素直に楽しむ俺。
88ロイ×ミイス主 1:2005/08/16(火) 00:13:27 ID:Jh8DtNCK
ロイ×ミイス主投下します。近親なので苦手な人はスルーよろ。
−−−−

ミイスの村が魔人アーギルシャイアに焼き払われたその日から、アリシアの旅は始まった。
旅の目的はただ一つ、姿を消した最愛の兄の行方を探すことだった。
その目的はある日唐突に叶えられた。魔人アーギルシャイアとその仮面の下部と名乗る男、サイフォスと自分達との対決によって−−
サイフォスがロイである事を目の前で確認した時、アリシアの胸に湧いた感情は再会の喜びではなく、悲しみと嫉妬がないまぜになった気持ちだった。
兄がアーギルシャイアの支配から解き放たれてもその肉体の持ち主、シェスターと心通わせ、愛し合っていることはすぐに分かった。
アリシアはその時、泣きだしたい気持ちを必死で堪えたのだ。
(兄さま、私の兄さま……それなのに、何故……?)
それからのアリシアの行動はともすると自暴自棄になりがちだった。
一緒に旅をしていた仲間の前では今まで通りの姿でいるように努めて振る舞っていたが、一人になると自分が負の感情に支配されそうになり、苦しんだ。
またパーティのリーダーとしての判断を誤ることもしばしばだった。
(私の旅は、兄さまと元通りの暮らしを送れるようになることが目的だったのに……)
だから今この時、自棄になった自分が先程酒場でよく考えもせず軽々しく請け負った依頼のことを悔やんでも後の祭りであった。
酒場で出会った女が−−顔をショールで隠していて、身なりからしてスラムの女性に違いなかった−−アリシアの通り名に頼って依頼をしてきたのだ。
ギルドの正式の依頼でなくて済まないが、どうしてもあんたに頼みたい仕事がある、と。
相手が同性であったこともあって、アリシアはその依頼を二つ返事で請け負ったのだ。
依頼は町の中にあるスラムの一室に届けものをして欲しいという簡単なものだった。そこはスラムの中でも特に治安の悪い地帯で、依頼人は女性の身では不安で届けものが出来ない。
しかし「駆け抜ける風」のアリシアであれば間違いなく届けてくれるだろう、と泣きつくように言ったことを思い出した。
(あの時、もっと疑えば良かった……) 
89ロイ×ミイス主 2:2005/08/16(火) 00:16:07 ID:Jh8DtNCK
今、アリシアはスラムの一室らしい汚らしい部屋の中で、粗末な木のベッドの上に仰向けに寝かされていた。
武器は取り上げられ、両手を頭の上に固定されて縄で縛られ、両足もベッドの脚に縛りつけられている。
そして声を出せないように魔法も使えないように猿ぐつわを噛まされていた。
届けものの指定を受けたスラムの町に入り込むと、指定された人物には簡単に会う事が出来た。
依頼を済ませた安心感で気が緩んだその時、不意に背後から誰かがアリシアに襲いかかり、彼女の口を催眠剤を含ませた布で押さえつけたのだ。
アリシアは必死で抵抗しようとしたが、届けものを届けた筈の相手は彼女を助けるどころか、態度を豹変させて彼女の胃袋の辺りを力強く拳で殴ったのだ。
アリシアはそのまま気を失った。
「さすが「駆け抜ける風」のアリシアだぜ……」
アリシアが縛られているベッドから少し離れたところで4人の男−−
二人はいかにもゴロツキと言った風勢の荒くれの大男、
残りの二人は先程の依頼人の女に扮してアリシアに依頼を持ちかけた背の低い男と、
届けものを受け取った男−−が下卑た喜びの声を上げた。
「これだけあれば、他の国に逃げても当分は遊んで暮らせる」
「まったく俺達はついてるぜ、アリシアがこんな単純な手に引っ掛かるとはよ!」
アリシアは自分とパーティの全財産が荒くれどもの手にあるのを見て、悔しさに腹が煮えくり返る思いだった。
それと同時に、軽はずみな選択をした自分自身を呪った。
「さて、こいつの始末はどうする?」
「このままバラしちまえばお終いよ、後は重しを付けて海に投げ込めば魚の餌だ」
「こうなっちゃあ「駆け抜ける風」も形なしだな」
「待てよ、このままバラすには惜しいぜ」
荒くれどもの一人が恐ろしい言葉を口にした。
90ロイ×ミイス主 3:2005/08/16(火) 00:16:55 ID:Jh8DtNCK
「ただの売り出し中の女冒険者にしては、なかなかの上玉じゃねぇか」
男の一人がアリシアの髪をつかんで、彼女の顔と身体をじっと値踏みするように眺める。
声の出せない彼女はそれでも必死で男を睨み返したが、何の効果もなかった。
不意にもう一人の男が持っていた短剣でアリシアの衣服をビリビリと切り裂いた。
(!!)
アリシアは声にならない悲鳴を上げた。男どもは構わずにアリシアの衣服を難なく剥ぎ取る。
下着も切り裂かれ、彼女はブーツだけを履いている全裸に近い姿を身動き取れない状態で4人の男の前に晒す羽目になった。
「へへ、いい眺めだぜ……」
「小娘の割には、いい身体しているじゃねぇかよ」
4人の男の舐め回すような視線に全身が熱くなる。羞恥心と悔しさで涙が出そうになるのを必死で堪えた。
男の一人が手を伸ばしてがっちりとアリシアの乳房を握りしめた。
(!)
激痛にも近い感触を彼女は苦痛の表情で耐えた。
なんとかその手を振りほどこうともがき、身体をくねらせたが縄は緩むこともなく、帰ってそれが男達を喜ばせる結果になった。
「ああ?感じてるのかぁ?この淫乱!」
(いやだ……誰か助けて……誰か……!)
アリシアの身体の上を男達の汚い手が這い回る。たくさんの毒虫が身体中を這い回っているような感触。
あまりのおぞましさに吐き気が込み上げる。
「へへ……早いとこ犯っちまおうぜ、誰かに見つかるかもしれねぇ……」
(誰か助けて……誰か……!)
次に来るであろう恐ろしい瞬間を正視することに耐えられず、アリシアは強く目を閉じた。
だがその時、一人の男の叫び声でその場の空気は裂かれた。
「ぎゃあっ!」
アリシアの顔に、身体の上に、生暖かいものが振りかかった。
目を開けると、右手に剣を持った鎧を付けた男らしい人物がいつの間にか立っている。
その男の周りには、憤怒の気が渦巻いているのをアリシアは見て取った。
アリシアの身体に振りかかったものは、その男が一人の荒くれを斬り倒した時の返り血であった。
「てめえは何だ!?……ぐっ!」
「ひぃっ……た、助けてくれ!俺は何も……!」
4人の男達はまるで丸太のようにほとんど抵抗も出来ずに現れた男に斬り倒されていった。
いくつもの冒険をしてきたアリシアには4人の荒くれ男が一撃で致命傷を負わされた事が分かった。
だが、その男は攻撃をやめない。男は荒くれどもをまるで害獣のように斬り殺した。
アリシアの身体は返り血で朱に染まった。
(……!)
アリシアは新たな恐怖に襲われ、身体ががくがくと震えた。
しかし、その男には憤怒の気配はもうなかった。
男は手を伸ばしてアリシアの猿ぐつわを外し始める。そこでようやく男が誰であるか分かった。
「……兄さま?」
「アリシア!……アリシア、何故こんな……!」
自分と同じように顔に返り血を浴びている、それは最愛の兄の姿だった。
ロイは怒りと悲しみが混ざったような表情で、全裸の痛々しい妹の体を見下ろしていた。
そこで初めて、アリシアの目から涙がこぼれ落ちた。
「兄さまぁぁぁぁ!」
縄がほどかれ、アリシアは兄にすがりついた。泣きじゃくりながら彼女は繰り返した。
「兄さま……ごめんなさい、ごめんなさい、兄さま……」
91ロイ×ミイス主 4:2005/08/16(火) 00:17:47 ID:Jh8DtNCK
それから後の事はアリシアはよく覚えていない。
ロイに赤子のように抱かれて宿屋に連れて帰られた記憶がある。
返り血を浴びた身体を洗うために湯浴みをして、ロイが作ってくれた飲み物を飲まされて、
ベッドに寝かされた記憶がある。
兄の作ってくれた飲み物−−おそらくは薬湯−−を飲むと、先程までの疲労がどっと出て、
うとうとと眠りの淵へと誘われた。

夢を見た。先程の荒くれどもが夢に出てきた。
現実と同じように身体が動かなかった。
荒くれどもは自分の体を値踏みするように眺めた後、いつしか奇怪なモンスターへと姿を変え、
自分を喰らおうと襲いかかってきた。
あまりの恐怖に身がすくんだが、身体を動かすことも声を上げることもできなかった。
おぞましいモンスターの鋭い爪が、自分の着ていた衣服を引き裂いた。
モンスターの舌が自分の全身を舐め回した。苦痛に耐えきれず、彼女は悲鳴を上げた−−

「アリシア、アリシア!大丈夫か!?」
意識がはっきりすると、再び兄が目の前にいた。その顔は青ざめていて、動揺に震えている。
「兄さま……ああ、兄さま……」
アリシアは夢中で兄の手を握りしめた。その手は暖かかった。
それでようやく、夢にうなされていた自分に気付いた。
「夢でした……怖い夢……」
アリシアはやっとそれだけ言った。夢の中で泣いていたらしく、頬がべたべたに濡れている。
悪夢が破れた安心感と、喩えようの無い疲労感に嘖まれ、それでも目の前に兄がいることが嬉しかった。
兄ももう自分と同じように返り血を洗い落として、鎧を外していた。
アリシアはじっとりと額に、身体に冷や汗をかき、身体が冷えて寒さを感じた。
ロイは黙って彼女の様子を見ていたが、そっと傍にあったタオルでアリシアの顔に流れる冷や汗と涙を拭いてやった。
ロイは明らかに、どうしていいのか分からない様子だった。
無理もなかった、救出できたとは言え、妹の悲劇の現場を目前で見てしまったばかりなのだから。
「……兄さま」
ベッドに半身を起こした状態で青ざめ、俯いていたアリシアは不意に言った。
「兄さま、傍にいて下さい」
「アリシア!?」
「今夜は……一人にしないでください……怖いから……」
ロイはしばらくためらっている様子だったが、アリシアの枕元に腰をかけ、彼女の手を握った。
その手は氷のように冷たかった。アリシアは不意にロイの肩にすがりついた。その手は小刻みに震えている。
「兄さま……もっと傍に……寒い……」
アリシアの栗色の髪がロイの顔にかかった。
ふわり、と甘い髪の香りが漂った。その香りにロイの胸の鼓動が高まった。
いとおしさと、先程までの凄惨な光景とが頭の中で甦り、気が狂いそうになる。
気がつけば、ロイは妹の体を両手でしっかりと抱きしめていた。
92ロイ×ミイス主 5:2005/08/16(火) 00:18:29 ID:Jh8DtNCK
「兄さま……抱いて下さい」
しばらくの間、妹の体の感触と、洗い立ての髪と身体の匂いと、鼓動とを己の胸の中に感じて
甘美な背徳感を覚えていたロイは、その言葉に我に帰りまじまじと妹の顔を見つめた。
「アリシア?」
「兄さまが、シェスター様を愛していることは知っています……けれど……」
そこでアリシアの青い瞳から大粒の涙がこぼれ落ちた。
「兄さま、好きです。愛しています。ずっと前から……ミイスで暮らしていた時から……
兄さまだけを愛していました……兄さまとしてではなく、一人の男性として……だから……
「兄さま……私は今日、穢されてしまいました……だから、私を綺麗にして欲しい……
「抱いて下さい……私は兄さまのものになりたい……お願いです」
「アリシア、お前と私は兄妹なのだぞ……実の……」
「そんな事どうでもいい事です、好きになった人が兄さまだった、それだけです……お願い……」
ロイの胸の中にアリシアの肌の感触が伝わる。
旅に出てから冒険者として生活している彼女だが、それでも寝巻き越しに見える少女の肌はもともと色白なせいもあり、
絹のように柔らかく滑らかだった。
ふくよかな乳房が薄い寝巻きを透かして見える。
幼い頃一緒に遊んだ時以来、ここまで妹を近くで見つめたことも感じたこともなかった。
心の箍が外れるように、ロイの理性が弾け飛んだ。
彼はさらに何か言いかけたアリシアの唇を己の唇で塞いだ。
しばらくはお互いを貪るように絡み合っていた二人の唇が離れ、ロイが静かな声で語り始めた。
「アリシア……私は今日ほど怒りに駆られた日はなかった。
私は神官としての修業の旅にも出て、冒険者としての仕事もこなした。
数えきれぬほどのモンスターも倒した。けれども、人を殺めたことはなかった。
たとえどんなならず者であっても、とどめを刺すような事は今まで一度もなかった、しかし今日は……
「今日は……あのならず者たちを殺してしまったとしても私は少しも罪悪感など感じない。
あのならず者達は私の大切なものを壊そうとしたのだ。
あの者たちには指を触れる事さえ許されぬような、私の宝物を壊そうとしたのだから……」
「兄さま……ごめんなさい……」
アリシアの目からまた涙が流れ落ちた。ロイはその頬を伝う涙を唇で啜った。
「謝ることはない……お前は何も悪いことはしていない」
「兄さまお願い……私を綺麗にしてください」
「アリシア……後悔はしないな……?」
「はい……」
93ロイ×ミイス主 6:2005/08/16(火) 00:19:30 ID:Jh8DtNCK
アリシアは小さく頷いた。ロイは唇を彼女の首筋に這わせた。
途端にアリシアの身体がびくりと震える。
首筋に何度も口付けた後、鎖骨に向かって舌を這わせる。
「はああっ……」
少女は未知の感触に静かに震えている。
首筋を舐めながら、右手をアリシアの寝巻きの胸元に滑り込ませる。そして、初めて妹の愛しい乳房に触れた。
しっとりと掌に吸い付くようなきめ細かな肌の感触。乳房全体を優しく撫で回し、次には軽く揉んでみる。
ほんの半日前に、荒くれどもに力づくでされた行為と同じことをされている−−
それでも、アリシアの胸に不快感は生まれなかった。
むしろ愛する兄が自分の体に擦りつけられた汚れを撫で落としてくれているような甘美な心地に彼女は酔いしれた。
修業と冒険のため、兄の荒れたざらついた掌が彼女の乳房を撫で回すたびに、先端から甘い切ないような感触がわき上がる。
指が乳首を捕えた。そっと擦るようにそこを捻られると、電流が走ったように彼女の体はびくんと硬直した。
「ああ、兄さま……」
ロイは背後からアリシアの体を支えたまま、すばやく彼女の寝巻きの前ボタンを外していった。
瞬く間に寝巻きははぎ取られ、彼女は生まれたままの姿になった。
年齢の割には大きな、しかし形の整った乳房や、腹部の窪み、恥じらって閉じた足、
その中央に僅かに顔を出す茂みを枕元のテールランプの淡い光が照らし出した。
彼女の身体からはかすかに、石鹸と汗との混じったくらくらするような甘い匂いがしている。
「アリシア、綺麗だ」
「兄さま……そんなに見つめないで」
アリシアはロイの視線が痛く感じられて、両手で乳房を覆い隠した。
だが、ロイは右手だけで彼女の両手を押さえつけると妹の裸の身体をベッドに押し倒した。
言うまでもなく、ロイの中心はすでに熱を持ち、じりじりと焼けるような感触を覚え始めていた。
だが彼は、まだ自分の着ている衣服を脱ぐことをしなかった。
彼は妹に覆いかぶさるような形で、先程とかは比べ物にならない力で両手でアリシアの乳房を責め始めた。
そして何度かそこに口付けた後、桜色に染まった乳首を唇に含んだ。
そこはもう、すっかり立ち上がり、硬度が増してぷくりと膨れている。
飴でも舐めるかのように、彼はそれを何度も舌で転がした。
その度に少女の柔らかな体がびくびくと震える。前歯でそっと甘噛みすると、彼女はたまらず嬌声を上げた。
「ああん、兄さま……」
アリシアは両手でシーツを握りしめたまま、身体を弓なりに反らしのけ反るような姿勢でベッドに押し倒されていた。
乳房を弄ばれているのに、触れられていない下腹部にじんじんと熱いものを感じる。
乳首から走る電流のような感触が身体を伝わり、それが自分の秘部に集まってゆく。
いつしかそこから溢れ出した蜜が、シーツを濡らした。
アリシアの両方の乳房は今やロイの唾液がまんべんなく濡らし、灯に照らされたそれはたまらなく卑猥なものに見えた。
ロイの中心が充血して痛むのをぐっと堪えて、彼は唇を乳房から腹部へと這わせてゆく。
左手でアリシアのわき腹やすべすべした腹部の窪みを撫でつつ、右手を硬く閉じている両足の付け根へと伸ばした。
「ああ兄さま、そこは……だめ……」
彼女は喘ぎ喘ぎそう呟いたが、兄の右手は難なく彼女の淡く茂った草原の中に滑り込んだ。
掌で茂みをさわさわと撫でると、そこからじわりとわき上がった切ない感触にアリシアは思わず足を少し開いた。
すかさず、ロイは彼女の秘密の場所に指を滑り込ませた。
ずるり、と彼は指をアリシアのスリットの中を滑るように上下させた。
そこはもうすでに蜜でたっぷりと濡れていたが、ロイの指が左右の花びらを広げたり、膨らんだ肉芽に触れる度に、
あとからあとから白濁した蜜が流れ落ちる。
指先で彼女の花びらを捏ね回しながら、舌を夢中で腹部やわき腹に這わせていたロイだったが、
不意に顔を上げ、右手を秘部から離した。
94ロイ×ミイス主 7:2005/08/16(火) 00:20:10 ID:Jh8DtNCK
そして両手でアリシアの太ももをがっちり掴み、彼女の両足を強引に開かせた。
ランプに照らされて、アリシアの秘部がはっきりと見えた。
アリシアは自らの今の淫らな格好に焼けつくような羞恥心を感じたが、
足を押さえつけられているので自分の力で足を閉じることは無理だった。
「はああ、兄さま……そんなに見ないで……」
「見たい。お前のすべてが、見たい」
アリシアは無意味だと分かっていて、両手で自分の顔を覆い隠した。
そうしてもロイが見ている自分の秘部を隠したことにはならないのであったが、
恥ずかしさのあまりそうせざるを得なかったのだ。
目を覆っていても、ロイの視線が自分の身体中、そして一番敏感な部分を視姦しているのが感じられる。
直接触れられてもいないのに、視線を感覚として感じてしまったかのようにアリシアの泉からはどくどくと蜜が溢れ出している。
とろとろと流れ落ちた蜜は彼女のすぼまった菊座を濡らし、シーツに大きな染みを作っていた。
ロイはしばらくそんな妹の今まで見ることの叶わなかった秘密の場所と恥じらう彼女の様子とを目で楽しんでいたが、
不意にその蜜を溢れさせている泉に熱く口付けた。
「あ、兄さま、だめ……!」
アリシアはびくん、と飛び上がるように反応した。
二回、三回と口付け、その度に少女は嬌声を上げて反応する。
それから思い切ったように人差指を泉の入り口の中に挿入させた。
「つっ……!」
しくん、と鈍いような痛みがアリシアの表情を歪ませた。
だが、溢れ出した蜜のため、ロイの人差指は抵抗もなく根元まで内部へと侵入した。
熱い肉の壁が、たった一本しか入れていない指を締めつける。その締めつけの強さにロイは確信した。
(アリシアは、やつらに犯されてはいない……アリシアはまだ……)
埋め込んだ人差指の腹で、そろそろと肉の壁を撫でてみる。
痛がらないのを確認すると、今度はぐるり、と指を回転させてみた。
「ああっ……」
少女の体が痙攣する。途端に、指がきつく締めつけられる。
彼女が落ち着くのをしばらく待ってからもう一本中指を侵入させてみる。今度は少女も痛がらなかった。
なんの抵抗もなく、ずるりと中指も根元まで内部に入ってしまった。
二本の指で内部を引っ掻くようにくすぐるように動かすと、アリシアは見られている恥ずかしさも忘れて悲鳴のような声を上げ、喘いだ。
左手はまだ彼女の太ももを押さえつけていたが、彼女がもう自分の意志で足を閉じないことを確信すると、
ロイは左の指で右の二本の指が入り込んでいる上部の愛しい肉芽を弄った。
さっきからさんざん弄ばれているそこは充血して、意思を持つもののようにひくひく動いている。
二本の指で内部を捏ね回し、溢れ出した蜜を肉芽に塗り付けた。
その度にアリシアは悲鳴とも嬌声とも付かない声を上げ、上半身をくねらせた。
「に、兄さま……私、もう……」
絶頂が近いのが彼女の苦痛にも似た表情から見て取ったロイは、
内部を捏ね回す指のスピードを上げ、膨れ上がったピンク色の肉芽を指の腹で激しく擦り付けた。
「あああぁぁ!」
アリシアの身体がびくびくと痙攣して、一瞬硬直した。
二本の指を銜え込んでいる泉からつーっと蜜が伝ってこぼれ落ちた。
やがて少女の全身が弛緩したのを確認してから、ロイは指を彼女自身から引き抜いた。
もうロイの牡自身は痛みを覚え、限界な程に張りつめていた。
愛する妹が、自分の指技だけで果ててしまうのを目前で見ていたのだから。
彼はもどかしげに着ているものを脱ぎ捨てた。日焼けした、程よく筋肉質な身体が姿を表す。
95ロイ×ミイス主 8:2005/08/16(火) 00:22:14 ID:Jh8DtNCK
「アリシア、アリシア?」
妹はぐったりと枕に頬をうずめたまま、まだ目を開けない。
両肩を持って軽く揺さぶると、アリシアはようやく目を開けた。軽く気を失っていた様子だ。
「ごめんなさい、私、頭の中が真っ白になって……」
兄の目の前に恥ずかしい部分を晒して、果ててしまった事を思い出して、
しどろもどろに赤面しながら彼女は言いかけたが、
いつの間にか目の前の兄が自分と同じように全裸になっていることと、
その中央に息づいている兄の自身に男性自身に気付き、ごくり、と息を飲んで真っ赤に頬を染めた。
と同時にこれから起こるであろう未知の体験の予測に恐怖を覚えた。
彼女の表情に恐れが走ったのを兄はすばやく感じ取った。
ロイはアリシアの髪を撫でながら静かに耳元で囁いた。
「アリシア、大丈夫だ、心配することはない……」
耳元に口付け、耳朶を甘噛みする。震えている妹の唇に再び己の唇を重ねた。
そして舌を彼女の唇に射し入れる。口腔を舐め、舌と舌とを絡ませる。
だらだらと混ざり合った唾液が少女の唇から流れ落ちた。
「はうっ……」
唇から痺れるような感覚が全身に伝わり、アリシアの肉体はつかの間弛緩した。
ロイは力の抜けた彼女の足を持ってMの字に開かせた。
また、いやらしく充血した花びらと泉とが兄の目の前にさらけ出される。
アリシアは耐えきれず瞳を閉じる。
アリシアを支配しているもの今は羞恥ではなく、恐怖だった。
成人してから初めて見る兄の牡。赤黒く、血管を浮き出させているそれで自分の中を掻き混ぜられる様子を想像すると、
自分から抱いてくれと懇願したにも拘わらず彼女はまた身体中が緊張で強張ってしまうのを感じた。
その緊張は確実に兄に伝わっていた。ロイは落ち着かせようと再び彼女の耳朶に唇を這わせた。
そして耳元で囁いた。
「アリシア、力を抜くんだ……そう」
耳朶への甘い刺激でアリシアはため息をついた。そして息を吐き、蚊の鳴くような声で呟いた。
「優しくして……ください」
兄の肉棒がアリシアの秘部に当たっている。
先程の前戯で濡れているそこは肉棒に絡みつくようにくちゅくちゅと音を立てた。
「ひっ……」
血管の浮き出たそれが、アリシアの充血した肉芽の上を強く擦り付ける。
何度も何度も肉芽を擦られて、アリシアはそれだけで催すような強い感覚がわき上がるのを感じた。
「……いくぞ」
遠いところからその言葉が聞こえた。
96ロイ×ミイス主 9:2005/08/16(火) 00:22:44 ID:Jh8DtNCK
と、思う間も無く、ずぶり、と音がして熱く熱を持つ肉棒が彼女の秘部の扉をこじ開け、中に侵入してきた。
「ああっ……い、痛い……!」
アリシアは感じたことの無い激しい痛みに悲鳴を上げ、兄の首にすがりついた。
破瓜による鮮血が膣口からほとばしり、シーツを染めた。
身体の中を押し広げられるような感覚と続く鈍痛にアリシアは息ができなくなりそうだった。
「アリシア……息を吐くんだ……力を抜いて……」
強い膣口の締め付けによってじんじんと己の牡にわき上がる感触に眩暈を覚えそうになりながら、ロイは妹に囁いた。
アリシアは言われた通りに息を吐く。
僅かに彼女自身の締め付けが緩む、ロイは自身をずぶずぶと奥へと侵入させた。
やがて先端が肉の壁に突き当たる。
彼はしばらくそのままの姿勢のまま、彼自身に吸い付くように締めつける彼女の内部の感触を味わっていた。
「ふうっ……」
まだ鈍痛からは開放されていないが、自分自身を落ち着かせるようにアリシアは深く息を吐いた。
潤んだ目をうっすらと開けて、愛しい兄の顔を見つめた。
(私たち……ひとつになってる……今、ひとつになっている……!)
「動かすぞ」
ずるり、と彼女の身体を押し開いていたものが引き抜かれる。
息をつく間も無く、引き抜かれたと思ったそれがまた強く挿し入れられる。
淫猥な、湿った音と激しい二人の息遣いが夜の一室に木霊する。
ベッドがぎしぎしと軋み、ランプの灯がゆらゆらと揺れた。
突かれる度に身体をよじらせるアリシアの豊かな乳房が踊るように揺れる。
揺れるランプの光に照らされたそれは淫猥で、艶めかしかった。
最初の数回はまだ痛みに耐えていたアリシアであったが、
だんだんとそれが痺れるような快感に変わってくるのを感じて、
戸惑いながらも彼女はその感覚に身を任せていた。
「はっ、はっ、はっ……」
自然とアリシアの腰が持ち上がっていた。
すかさず、ロイが腕を回して彼女の腰を強く抱き寄せる。
これ以上入りきれないくらい、ロイの自身はアリシアの内部を突き上げた。
アリシアは悲鳴にも似た嬌声を上げた。
二人の茂みが触れ合い、ざわざわと音を立てる。
「アリシア、アリシア……」
ざらざらとした肉の壁に締め付けられて、
身体の中心からじわりじわりと広がってゆく快感に何か言っていないとすぐに果ててしまいそうな錯覚に捕われたロイは、
譫言のように愛しい妹の名前を繰り返し呼んだ。
ロイの自身を飲み込んでいながらも、アリシアの泉からは蜜が絶え間なく流れ落ちる。
その上部のすっかり膨れ上がった肉芽がロイの茂みと擦りあう。
切なく激しい感触がそこから再び生まれ始める。
「ああっ、兄さま……そこ……!」
ロイは己を深く彼女の中に埋めたまま、右手を二人の擦れ合う茂みの中に滑り込ませた。
そして、恥骨に挟まれた震える肉芽に蜜を塗りつけ、くすぐるように弄んだ。
途端にアリシアは身体を弓なりにして喘いだ。
その度に自分の肉棒を包み込んでいる彼女の内部がぎゅっと締め付ける。
熱く滾った蜜が飛び散るように溢れ出た。
「アリシア……!」
激しい膣の収縮により、ロイの自身は限界が近づいてきている。
ロイは旋回させるように腰を動かし、アリシア自身を貫くほどに強く何度も突き、
右手では彼女の肉芽をいたぶり続けた。
「はああぁぁぁ……!」
アリシアは激しく全身を痙攣させて、身体を反らせた。
半開きの唇から透明な液体が流れ落ちている。
がくがくと全身を震わせた後、彼女はぐったりと息絶えた様に全身を弛緩させて崩れ落ちた。
「くっ……」
その直後、ロイにも限界が来た。
身体中の血が逆流したような錯覚を覚えながら、彼は自身から白濁した液をどくどくと彼女の中に吐きだした。
何も考えられなかった。
後を引く強い快感と妹の甘い体臭に包まれて、くらくらする視界の中で彼はぐったりと妹の体の上に倒れ込んだ。
97ロイ×ミイス主 10:2005/08/16(火) 00:24:35 ID:Jh8DtNCK
「兄さま……ありがとうございます」
すべてが終わった後の気だるく心地よい疲労感にしばらく浸っていたロイは、
アリシアが口にしたその言葉に少し驚いたようだった。
「兄さまが私を綺麗にして下さらなければ、私……
今日のことで……立ち直れなかったかもしれません」
嫌な記憶を無理に思い出したのか、アリシアの顔が少し歪んだ。
ロイは慌てて彼女の髪を撫でながら言った。
「思い出すことはない……早く忘れるのだ」
「はい……でも……」
アリシアは頬を染め、まっすぐにその吸い込まれそうな青い瞳でロイの顔を見た。
「今日は、初めて兄さまと私が結ばれた日……このことは忘れません」
二人はどちらからともなく、唇を重ねた。ついばむような軽い口付けを何度も交わした。
「アリシア、愛している……」
ロイの囁く声が耳元で子守歌のようだった。それだけでアリシアはまだ僅かに痛む心を喜びが包んでくれるのを感じた。
「兄さま、このままここにいて……もう悪い夢は見たくないから……」
アリシアは頬を染めて、今宵最後の哀訴をした。もう以前のように自棄になることもないだろう。
その安心感で満たされた気持ちになりながら。

終わり
−−−
なんか無駄に長いような……冒頭部は蛇足だったかも。
甘甘でスマソでつ。
機会があればまた書きます。
98名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 01:50:14 ID:+cz9e23I
乙かれんろばーと。
99名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 02:26:45 ID:hFlUDTSo
乙! で、このロイってば、これ以降フタマタかけるの?w
それともドッチかをポイ? orz
そのへん、伝わってこなかったのでGJ!とは言えなかったスマソ!
アーギル×サイフォス時代に、山程調教されてそうな兄貴コワス。
100名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 02:31:23 ID:+cz9e23I
>>99
こらこら神に文句を言ってはいけないよw
101名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 02:47:08 ID:hFlUDTSo
文句じゃないよぅ…。
一度きりの蓬瀬なら刹那さ倍増なだけで…(⊃д`)
102名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 07:31:55 ID:H+TrsYNS
自分は一度きりの逢瀬が切なくていいと思う
何はともあれGJ!
10388-97:2005/08/16(火) 18:33:52 ID:xzoRIPGM
感想ありがトンです
一夜きりの関係のつもりですが……浮気イクナイ!でつね。
おまけに中田氏だし……orz

セラミイス主も書きたいのでつが、セラの扱いが
難しくて挫折しそうウワァァァン!
104名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 01:34:01 ID:6zwvxAVV
無口なsなどどーかと。
「おまえ(貴様)の意志は関係ない。」
「ものほしそうに、おれをみていたのは貴様だろう。」
とか。
105名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 01:52:12 ID:TgosvtMe
>>104
それある意味レイプするヤツの言いがかりじみてるなw
沈黙とか麻痺にしてうまく口利けない状態でやったら面白いかも。
106名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 02:43:07 ID:8XV2LSzX
セラは格好がアレだから
ちょっと間違えただけで変態になっても許される所があるお
107名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 03:27:08 ID:6zwvxAVV
見られたくないなら、腹出すなってコトで。
108名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 03:30:26 ID:6zwvxAVV
…そういや女版尊大露出のヒト、カルラとケリュネイアのSSもあまり見ない?
109名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 04:37:47 ID:fHQybqdK
>>108
カルラは前スレの最後の方にあったよ。
ケリュネイアは出番の露出が地味だし、若干絡ませにくいからなぁ。
110名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 05:40:32 ID:6zwvxAVV
どーも。倉庫を探せばいいのかな。
前スレは、兄さんは変態仮面…だったっけ。w
111名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 22:32:58 ID:NaTwd3II
 ネメア×女主(始まり)投下しますー。
 なんか前フリばっか長くて、エロ薄くなっちゃいました。
 少女漫画ばりにラブい気がします。苦手な方はスルーしてやって下さい。
 
112ネメア×女主(始まり)1:2005/08/17(水) 22:37:33 ID:NaTwd3II
 目の前に降り重なってきた黄金色の鬣に、何事かと目を見張った。

 眼前には、凍りついたかのような表情で、自分の上に覆い重なるネメアがいた。
朦朧とした頭で、娘は飲み込め切れない状況を理解しようと、霞みかかっている頭を
軽く動かした。
 ずきりという頭の痛みと、視界に飛び込んで来たテーブル上の酒瓶。床にも、同様
に空となった瓶が転がっている。調度品は猫屋敷のもので、恐らく自分が横たわって
いるのはベッドだろう。
 (ああ、そうだ。わたし、母さんに別れを告げてから、ここに来て――)

 仲間たちに心配かけさせやがって! と大分叱られ、理由を述べると呆れられた。
当初から一緒に旅をして来たレルラ=ロントンからは「想像はしたけれど、実行しち
ゃうところが詩人と英雄との違いだね」と言われた。とにかく無事で良かったと笑い
あい、仲間たちを呼び出してその晩は(慎ましくも猫屋敷で)盛大に祝いあった。
 こんな事をしている場合じゃないと呟く、レムオンやベルゼーヴァも何だか楽しそ
うに見えた。口喧嘩に発展しそうな場を、冷静に止めるザキヴが面白かった。宴の最
中、ヴァンが何度も連発する冗談を、鼻で笑うセラも良かった。暴れ出しそうになっ
たヴァンの仲裁に入った、ナッジとロイがまた面白かった。
 エステルと魔法の話をしていたユーリスが、勢いに乗って外へと飛び出し、魔法を
使おうとしたから驚いた。止める間もなく使われたが、猫屋敷は壊れることなく、た
だ、遠くでどぉんという音がして、夜空からきらきらとした光が落ちて見えた。魔法
を使う度に、どぉん、どぉんと音がする。夜空でそれは、まるで花みたいに咲いては
散った。綺麗なモンだね……というカルラの言葉に、アイリーンは静かに頷いた。そ
の言葉にユーリスは満面の笑みを浮かべて振り返ると、ぱたりと倒れた。慌てて駆け
寄ったら、すぅすぅという寝息が聞こえた。失敗なのか、そういう魔法なのか、聞け
ずじまいだった。
113ネメア×女主(始まり)2:2005/08/17(水) 22:41:56 ID:NaTwd3II
 宴はまだまだ止まらない。レルラ=ロントンのハープの音色に、リズミカルなルル
アンタのステップが重なる。興の乗ったアンギルダンとレーグが腕相撲をすると言い
出した。両者ともに良い勝負だったが、全く進退つかないさまに、イオンズが朝にな
ってしまうぞ! と笑いかけた。ふたりとも、ふっと力を抜いて、笑った。手を離し
て、握手した。戦者ふたりとその場の勝者に、デルガドから祝いの盃が手渡された。

 フェティとオイフェとケリュネイアが言い争いをしていた。何事かと思ったら、ナ
ジラネのパンケーキとナジラネのソースゼリー、ナジラネのドライフルーツに関して
話をしていた。どれが良いと思う!? と噛み吐かれそうな風情で言われたので、ス
ライムのあんかけが好きだと答えると、今はスィーツの話をしてるの!! と三人か
ら怒られた。仲が良いのか悪いのか、分からないなと思った。

 ヴァイライラとヴィアリアリが二人きりで佇んでいた。声をかけると、どこなく居
心地悪そうに二人は笑んだ。こういう場には、慣れないらしい。わたしも、あまりこ
ういうことは無いから、分かるけど……と呟くと、兄さんも!? とヴィアが言った。
すぐに、言葉の違いを詫びられた。気にしなくていいと笑んで答えた。何だか胸が痛
かった。

 これからどうするのですかとヴァイに聞かれた。旅には出ると思う、と答えた。で
は、良ければ自分たちも……と告げられた。頭を振った。三人で居たいんだ! とヴ
ィアが言った。やはり、頭を振った。何故だか分からないけれど、駄目だった。本当
に何となくだけど、求めているのは、自分ではないと思った。

 肩を落す二人を両腕でそっと抱くと、小さい頃母がやってくれたように、二人の頬
にキスをした。それからそっと身を離すと、自然、三人とも目が合って、泣き笑いの
ような笑みがこぼれた。ふたりでやって行きますという、ヴァイの言葉に頷いて、も
う一度二人を抱き締めると、身を離した。

 名を呼ばれ、オルファウスやネモと飲み比べをしていたゼネテスらの傍らに行くと、
ネメアが居た。こちらを見ていただろうに、ゼネテス達は何も言わなかった。ただ、
お前も今日は飲んでみろ! と盃を差し出され、助けを求めるようにオルファウスを
見ると、にこにこと笑むばかりで何も言わない。ネメアを見ると、こちらは全くの無
表情。ネモは、だからお前、ガキ扱いのままなんだよとからかいの言葉を投げてくる。
腹が立って飲み干した。


 (ああ、そうか、それで――)
 恐らくそこで眠ってしまい、見かねたネメアが運んでくれたのだろう。そう解釈し
て、娘はいまだ固まったままのネメアにひとつ破顔した。
114ネメア×女主(始まり)3:2005/08/17(水) 22:45:17 ID:NaTwd3II
 「ありがとう。運んでくれて」
 言葉に、一瞬目を見張った後、ネメアはゆっくりと身を起こした。自分も少し、身
を持ち上げて、部屋を見回す。随分と、静かだった。

 「皆は?」
 「――この家では、休みきれないので、一時、休める場所に戻ってもらった」

 そっか、と呟く。ならば、自分も母の元に戻してもらった方が、ベッドを取らずに
済んだかも知れないと思い、聞くと、
 「お前一人くらいならば、問題無い」
 と告げられた。

 「でも、ネメアも疲れてない? オルファウスさんは? まだ、ひょっとして、飲
んでる?」
 「父は、朝食の材料を採りに行っている。ケリュネイアも一緒だ。ネモは寝ているが」

 ネメアの言葉に、元気だなぁ、と苦笑する。だから、とネメアが言葉を続ける。
 「――気にせず、休んで良い」
 「ありがとう。でも、もう、大分休んだよ。ねぇ、ネメアは平気なの?」

 「私は――平気だ」
 「じゃあ、話をしよう。――まぁ、わたしはあまり、話すの、上手いほうじゃない
んだけれど」

 そう、微苦笑を浮かべながら、ぽんぽん、と自分の座っているベッドの隣を軽く叩
く。ネメアは少し間を置いてから、軽く頷くと、腰掛けた。ベッドの片側が、深く沈
んだ。


 窓の外から、虫たちの小さな声が響いてくる。二人とも、しばし黙したままベッド
に腰掛けていると、ネメアは。という、娘の声がした。
 「ネメアはお酒、強いんだね」

 こちらを見上げ、そう言って来た娘と目線を合わせる。まだ酒気が残るのか、やや
赤味を帯びた細やかな首筋が目に入り、目を逸らした。
 「――父があれだ。
 ――厭が応にも、付き合っていると、そうなる」

 そっか。という短い答えが返った。娘は曲げていた両膝を伸ばし、少し遠くを見る
ようにして、言葉を続けた。
115ネメア×女主(始まり)4:2005/08/17(水) 22:49:02 ID:NaTwd3II
 「じゃあ、うちとは逆だね。母さんは、お酒を飲まないひとだったから。
 うちは、料理屋だったから……朝とか早くに支度しなくちゃいけなかったから、ア
ルコールは飲まないんだって、母さんが言ってた」

 娘の言葉に、そうか。と答えた。
 娘が魔人である「告げるもの」アスティアを母として慕っているということは人づ
てに聞いた。聞いた当初はそういうこともあるものかと怪訝に思う気持ちもあったが、
娘に逢う度に、納得した。

 「無限のソウル」というだけではない、どこか人間でありながら人としての常識を
超越するような感覚。生い立ちを聞けば「ああ成る程」と納得するような空気を娘は
持っており、それは同時に、半魔であり、同じく円卓の騎士であるバルザーや、魔王
バロルを手に掛けたネメアの心に、波紋を呼びかけるものでもあった。

 魔人・アスティアはこの娘を愛し、恐らくはこの娘も、母を愛したのだろう。

 ――魔人が、多少の酒で酔うはずが無い。
 思うに娘に言ったことは詭弁であろう。だが、そこから「母らしくあろう」とする、
アスティアの想いが見てとれ、それに知ってか知らずか、応えている娘の姿が見てと
れた。

 「ああ、でもね。かわりにお茶は好きなんだ。
 ふたりでね、朝ご飯を食べた後、母さんはカウンターの掃除やお客に出す料理の準
備をして、私はその間に部屋の掃除とか、洗濯とかをしてね。お店を開く頃には、も
う何人かお店の周りに集まっているんだ。オズワルドは小さな町だから、もう大忙し!
 ってほどじゃないんだけれど、それでも、忙しい時は忙しくてね、わたしも母さん
も、くたくたになるんだ。

 お昼時を過ぎると、ようやく一段落してね、そこでやっと遅めの昼食をとるんだ。
母さんも大変だったのに、ご苦労様って、わたしに言って、お茶を淹れてくれるんだ。
 別に高くもないお茶なんだけど、母さんはとても淹れるのが上手で、美味しかった
よ。わたしも何度かやってみたけれど、母さんみたいには淹れられなかった。こっち
に来て、お店のものも飲んだけれど、やっぱり、違うんだ。お店のも美味しいけれど、
わたしは、母さんの淹れた紅茶が好きだった」
116ネメア×女主(始まり)5:2005/08/17(水) 22:52:49 ID:NaTwd3II
 と、そこで、ほんの少し照れを交えたかのように、娘はくすくすと笑った。

 「あれから母さんに淹れてみたんだけど、やっぱり駄目だった。難しいものだね。
 ――あ、ごめん。わたしばかり話して、つまらなかった?」

 はっと気付いたようにネメアを見ると、ネメアは軽く、頭を振った。
 娘の話は、寧ろ快かった。ただ、少し、ちくりと胸を刺すものがあった。
 だが、娘はそうしたネメアの心中に気付こう筈もなく、ただ、肯定的に受けたさま
に破顔した。

 「良かった。わたし、いつもレルラから叱られるんだ。『日常を愛するのは美しい
けれど、それだけじゃ僕の心は物足りないよ! 君のお母さんがお客さんの舌を満足
させたみたいに、僕の心を満足させてよね!』って」

 娘が口真似をして詩人の言葉を述べる様に、思わず笑みがこぼれてしまう。詩人の
目とは厳しいものだ。と言葉を返す。

 「うん。そう、とても厳しい。
 ふふ、でも、わたし、お陰で色々助けられたよ。詩人の知識って、凄いんだなぁって」

 「私は――お前の方が、凄いと思う」
 娘の目を、ひたりと見据えた。

 「魔人によって育てられ、魔人に愛することを教え、本来ならば敵対すべき者たち
を繋ぎ合わせた。母を救うために破壊神をその身に宿し、母を救った――何故だ。何
故――そうした。何故――そこまで、出来る?」

 ネメアからして、娘の行動は謎に満ちていた。「無限のソウル」だからではない、
「魔人の娘」だからでもない、「何か」が娘のにあった。この娘を動かすものが何な
のかが、知りたかった。

 何故って……と、娘が呟いた。瞳をネメアから逸らさぬそのままに。

 「『そうしたかった』からだよ……。
 だって、そうじゃない。母さんがいないままなんて寂しいし、皆がいがみ合ったま
まなんて、悲しいよ。

 母さんが戻って来てくれたら嬉しいし、皆で仲良くやれたら楽しいよ。
 前に、ヴァシュタールからも言われたことなんだけど、私は私がそう思ったから、
そうしただけにすぎないよ。
 それに、私は――」
 と、そこで。珍しく娘は俯き、呟くような小さな声で、そっと告げた。

 「――どうして、出来ないのかのほうが、わからないよ――」
 怯えるような、抑揚だった。
117ネメア×女主(始まり)6:2005/08/17(水) 22:56:10 ID:NaTwd3II


 「皆、凄いって言うんだ。『英雄』だって、『勇者』だって。そんなの、分からな
いよ。わたしはわたしだよ。単なる冒険者だよ。わたしは確かに、ノーブル伯で剣聖
で竜殺しかも知れないよ? でも、それだけじゃない。それはわたしがそうしたいと
思って、やって、それから付いて来たものに過ぎないよ。

 権力を持つのって、凄いんだろうか。力あることって、凄いんだろうか。わたしは
全く、そう思わないよ。
 ――――『変』だって――――」

 ぎゅっと、娘は、膝に置いていた手で己の衣服を握り締めた。
 「なかまの皆は言わないけれど、他の冒険者たちはそう言うんだ。わたしのこと、
『変わってる』って、わたしだけじゃない、みんなの事まで――!!

 言われることは、別にいいんだ。でも、壁があるんだ。上手く言えないけれど、わ
たしたちと他とは違うんだって、壁があるんだ。それが、すごく、悲しい……
 わたし、ナッジがパーティから離れた時、止められなかった。すごく悲しかったけ
れど、ナッジの気持ちも分かったから、止められなかったんだ。――迎えに行って、
ナッジは戻って来てくれたけど、やっぱり、悲しかったよ。ナッジの角はとても気高
くて、綺麗で、格好良いと思う。オイフェの肌は浅黒くて、金の光にとても映えると
思う。イズキヤルだって、可愛かったよ。

 みんな違ってて、みんな綺麗なんだ。なのにどうして――!!」


 顔を伏せる。肩が震えているのが見てとれた。短く、娘の名を呼んだ。
 「ノエルだって、良い子だった。わたしは、『一般的な目』っていうのがよく分か
らないけれど、それでも、多分、彼女は周りから見ても『良い子』なんだと思った。
いつも一生懸命で、元気で、可愛くて、思い遣りがあって……わたしは彼女のことも、
好きだったよ。
 ――竜王を――」

 名を、呼ぶ。娘は縮こまるようにして、言葉を続ける。
 「――竜王を倒した原因の、率直なところはそれだけれど、本当は、わたしは、きっと――!」

 娘を強く抱き締めた。娘は枷が外れたかのように、泣き叫ぶように声を荒げた。
 「わたしは、憎かったんだ。竜王が! ううん、きっと、せかいが! わたしや、
わたしの愛するひとたちを傷つけるせかいが! 別に竜王のせいじゃないかも知れな
いのに! わたしを愛してくれているひとたちも、沢山いて……そういうひとたちは、
竜王を信じていたかも知れないのに! わたし、この世界も好きだって、そう、思っ
てたのに……!」

 そっと、名を呼びながら、あやすように娘の髪を撫ぜた。娘の体が、いつもに増し
て小さく感じられた。

 「……わたしは、少なくとも、英雄なんかじゃ、ないよ……」
 掻き消されそうな程の囁きが、腕の中からぽつりと洩れた。
118ネメア×女主(始まり)7:2005/08/17(水) 22:59:42 ID:NaTwd3II


 腕の中に収まる娘を抱きながら、ネメアは自身のことを思っていた。娘はそのまま、
幼かった頃の自分自身だった。周りの評価に戸惑いながらも、それをなかなか表に出
せなかった自分だった。

 ならば自分からと歩み寄ろうとするものの、何故か、時が経るにつれ、周りの歯車
と噛みあわなくなってしまった。強くなり過ぎたのだと、後になって気がついた。そ
うして、そうしたことで寄って来る者たちが、尻込みする者たちが、悲しかった。

 そんな中、この娘と出会えた事は、これ以上にない、幸いと言っても良かった。
 娘は常に挑んできた。どんな時も、じっと、瞳から逸らすことなく答えていた。媚
びず、怯まず、りん、とそこにいた。

 「私は、お前に救われた」
 腕の中の、娘に囁く。ぴくり、と娘が身じろぎした。

 「お前はゼグナの炭鉱で、私に助けられたからだと、言うかも知れない。だが、そ
うではない。闇の門より私を救い出す折、お前はウルグを宿し――『私に破壊神が降
臨する』という予言から、お前は解き放ってくれた。

 ――これは、お前にとっては不幸かも知れぬ。そうして、予言から逃れ得たとは、
まだ、言い切れぬかも知れぬ。

 ――だが、少なくとも、お前は誰もがそうなると思っていた予測から、私を解き
放ってくれたのだ。何と――礼を言えば良いのか、分からない。
 ただ――」

 止めた言葉に、何かと娘は顔を上げた。いつになく柔らかく微笑むネメアがあった。

 ――そっと、降りて来た唇への感触に、目を、見開いた。

 「言葉と、行動で表すとこうなる。
 ――愛している。私の旅に、着いて来て欲しい――」


 沈黙が支配した。だが、娘の動悸は果てしなく、聞こえてしまうのではないか、と
勘ぐった。
 色恋に疎い、疎いと詩人や猫から指摘される娘であるが、ここまで来ればさすがに
分かった。これは、所謂「ぷろぽーず」というやつで、自分は、今、この男から愛の
告白を受けたのだ。

 敵の不意討ちや竜とも恐れず戦って来た娘であるが、全くの経験不足であるこの攻
撃には、混乱するしかなかった。そも、自分は胸中の不安を打ち明けただけである。
それがどうしてこういった結果になってしまったのだろう。分からない。と、頭の中
がくらくらした。
119ネメア×女主(始まり)8:2005/08/17(水) 23:02:10 ID:NaTwd3II

 「――駄目か――? 
 ――時間はある、ゆっくり、考えて欲しい――」

 沈黙を拒否と捉えたのか、そう告げてそっと立ち上がろうとしたネメアの腕を、娘
は掴んだ。

 「ち、違う! 旅に行くのは、喜んで! 寧ろ、わたしもネメアと一緒に行きたい!
 ただ、その、分からないんだ! どうして、その、ネメアが……」

 目線を外す。頬に熱が集まって行くのを感じる。こんなことなら、ゼネテスからこ
ういった方面の話も聞いておけば良かった、と後悔する。

 「わたしのこと、好きになったのか、分からない……」
 消え入りそうな声になった。相手の目が見れない。体全体が熱を持っているような
感覚がする。手が、汗ばんできたような気がする。思うと、さらに恥ずかしさが募り、
居ても立ってもいられなくなって来た。出来ればこのまま消えてしまいたい。

 「ひとつ、聞く」
 頭上から声が降った。ちらっと見上げると、眉間に皺を寄せたネメアが居た。怖い。

 「――何故、私と旅に出ることに了承する――?」
 そんなの、と。娘が答える。

 「そんなの、ネメアが好きだからに決まってるじゃないか!」
 次の瞬間、それはもうこれまでにないくらい上機嫌な笑みを浮かべたネメアが、娘
を抱き掻き消えた。
120ネメア×女主(始まり)9:2005/08/17(水) 23:05:56 ID:NaTwd3II
 着いた先は、見慣れぬ部屋だった。広い部屋は質素ながらも、調度品は丈夫そうな
テーブルや椅子が置かれており、これまた広いベッドが見えた。室内にはいくつかド
アが見える。とん、と。ネメアは娘を下ろすと、そっと、娘の頬に手を寄せ、問うた。

 「もうひとつ、教えて欲しい。
 もしも、旅に誘ったのが私でなく、他の者だったとしても、お前は着いて行くか――?」

 「え?」
 他? と声を挙げ……娘はうぅん。と考え込んだ。仲間の顔が次々と浮かんで行く。
頼まれれば応えるのが娘の常だったが、大抵は某かの旅をする上での理由があった。
理由も何もない状態で、「一緒に旅を」というのは今までに無かった……ということに
娘は気付き、さらに悩んだ。

 悩んだ末に、
 「『旅をする理由』による」

 という答えをネメアに告げると、ネメアは可笑しそうに笑って、再度娘に口づけた。

 先刻のものとは違う、深く、長い口付けに娘は惑った。背中がぞくぞくする。息苦
しさにくぐもった声を上げると、すっと唇を離され、息を吸おうと開いた隙に、今度
は舌を差し入れられた。酒気の匂いがする。

 息苦しさに、酒の香りに、未知の感覚とに、足が震えて行くのが分かった。上体を
少しずつ倒され、床に崩れ落ちる前に、抱き上げられる。左右も分からぬままに、ベ
ッドにそっと横倒される。

 ふわふわとは言えない、やや、堅いベッドの感触。これから何をされるのか、今更
になって気が付いた。

 ――君、そのルックスと年齢で、そんなに疎いのは問題だよ。まぁ、出会ったとき
に広場で寝てたのを思い出すと、納得も出来るけれどさ――

 レルラから、そんなことを言われたことを思い出す。もう少し、真面目に聞いてお
けば良かったと後悔する。ふと、母の顔が頭に浮かんだ。母がこういったことを知っ
たら、どうするだろうか。悲しむだろうか。

 ……ついに春が! と、喜ぶかも知れないと思って、ほんの少し、泣きたくなった。
 影が大きく圧し掛かる。口づけを受けながら、防具をかちゃかちゃと外される。

 「ま、待って……! ネメア、わたしの質問の、答えがまだッ……!」
 「もう良い、分かった」

 「……な、何ソレッ! わたし、分かってないよ!」
 「今、教えるところだ。
 ――心配しなくて、良い」

 「お、教えるッて……! ちょ……ひゃぁ!」
 大腿部を、撫ぜられた。手甲の冷たさに悲鳴を上げる。鎧が纏めて下に置かれる。
剣も、外された。素早く手甲をネメアは外すと、首筋に手を添えられた。暖かい温も
りが伝わってくる。それでふいに、じわりと、涙が浮かんでくるような感覚がした。
何故かは知らない。ただ、この男の温もりが嬉しかった。くちづけが降りる。首筋へ
と降りて行く。
121ネメア×女主(始まり)10:2005/08/17(水) 23:08:42 ID:NaTwd3II


 ――目の前に黄金色の鬣が振り重なって来た――
 
 そこでふと、猫屋敷で、自分の上に覆い被さっていた、ネメアの姿を思い出し、よ
うやくにして、娘はすべてを合点した。

 そっか。と呟く。怪訝そうに、ネメアが幾分、眉を寄せる。
 「今、猫屋敷で私が目を覚ました時のこと、思い出した。ごめんね、わたし、ほん
とう、鈍くて」

 そう告げると、「良い」とネメアは破顔して、深く深くくちづけた。


 分かってしまえば迷うことは最早ないのか、娘はそっと身を起こすと、自身の鎧を
外そうとするネメアの身を手伝った。着慣れた鎧とはいえ、着脱には手がかかる。無
論自分で着脱出来るが、借りた方が断然早い。

 服の、背にあるボタンが外れ、やや着乱れた状態のまま、娘はネメアの鎧に手を添
えた。鎧は、重い音を立て、ベッドの床に置かれてゆく。身が軽くなるのとは反対に、
互いの動悸が高まるのを感じ取った。娘の耳が、赤い。

 最後の枷が外された瞬間、掻き抱くように娘を倒した。


 銀の髪が白いベッドに広がる。
 ――どうして、抱いて下さらぬのか――という、澄んだ女の声が、甦った。好いた
女でもない、ただ、友の願いを叶えるためにと攫い、友が恋した女など、抱けよう筈
も無い。

 ――忍んで来た、女の身に――あなたは、残酷な方です――
 灰色に近い、銀の髪を靡かせながら、女は部屋から出て行った。それを目にした者
から、果たしてどう、伝わったのか――エリュマリュクが、激昂した。
 「ネメア?」

 「――何でもない。すまない。少し、思い出していた」
 いいよ。と、横たわった娘は微笑した。

 「忘れたままより、ずっとよいもの」
 困ったように微笑む娘を見、その青に近い銀髪にくちづけた。


 ゆるゆると、衣が肌蹴られる。娘の服は下から、上から捲り上げられ、腹部へと留
められていた。ネメアの手よりは幾分小さいが、それでもふくよかな胸へと唇を寄せ
る。ひゃ! という、可愛らしい声が漏れた。そのまま舌先で、片手で弄びながら、
もう片方の手を下肢へと伸ばす。しゅるり、と側面で留めていた紐を解き、ついで腹
部の服も取り払った。
122ネメア×女主(始まり)11:2005/08/17(水) 23:11:25 ID:NaTwd3II
 娘は恥ずかしいのか、先刻からずっと目を逸らしたままでいる。名を呼ぶと、ちら
りとこちらを見、すぐに目を逸らされた。見ると、目に涙まで浮かんでいる。これで
は先が思い遣られると幾分苦笑しながらも、娘へと圧し掛かった。
 止めるつもりは、毛頭無かった。


 ゆったりと圧し掛かってきた獅子に、喰われる覚悟を決めようと、娘は思った。必
死に震えを止めようとするものの、それでも、体はこれから起こることの恐怖で僅か
に震える。胸の頂きを、舌で、指で弄ばれる度に、体の奥から熱いものが集まるのを
感じた。それが何であるのかも分からず、ただ、惑った。

 いまだ喰われたことのない動物が、喰われる感覚なぞ分かろう筈も無い。ただ、じ
っくりと食われる……束縛感に、酔った。

 体の中心に指を挿れられる。体が跳ねた。くちゅくちゅという音に耳を疑う。声を、
上げる。大丈夫だという囁きに、胸を、揉まれる。指が増えた。感覚に全く付いて行
けず、ぽろぽろと涙がこぼれた。

 「慣らさねば、辛いぞ」
 自分を気遣うネメアに何のことかと視線で訴えた。視界はまだ、涙でにじむ。ネメ
アはそのさまに苦笑すると、すっと頭を、足もとへと移動した。

 「……!!」
 卑猥な音が洩れる。体の感覚と、目前の事実についてゆけない。びちゃびちゃとい
う喰われている感覚。自分は今、喰われている。喰われているのだ。

 「……ァ! ふぁ! ぁ! ネメぁ!」
 びくんと、体が震えた。脳のどこかが弾ける。息が荒い。体の力が弛緩する。衣擦
れの音が聞こえる。ベッドの外に、脱ぎ捨てられる。喘ぎながらも、目に入ってしま
った男の牙に、きゅっと娘は、眼を閉じた。

 力を抜け。という言葉とともに、それは、入って来た。牙が突き刺さる。ずきずき
と痛む。歯を食い縛り、ぼろぼろと涙がこぼれる。気を紛らわそうと、胸に、髪に、
目蓋に、くちづけが降りる。

 収まった。という囁きに、ほんとう? と涙目で言葉を返す。幼子のような声になっ
てしまい、恥ずかしさで身が詰まる。

 しばらくはそのままだったものの、動いて良いかという言葉に、そういうものなの
かと娘は頷く。抜き、再度差し入れられた感覚に、思わずシーツを握り締めた。
123ネメア×女主(始まり)12:2005/08/17(水) 23:13:39 ID:NaTwd3II
 「やァ! ぁ! ……ッは! は! ハっ!」
 「……くッ!」

 喘ぎと、打ち付ける互いの音と、互いに流れる体液と。ただただ、相手の名を呼び合
い娘は、男のものをその身に受けた。


 ネメアは娘を敷かぬように、倒れこみ、ゆっくりと牙を抜いた。
 白いシーツに、血液と、真っ白い体液とか混じり合い、滲み、ゆるやかに染みをつ
くってゆく。

 娘の方へと目を向けると、憔悴した様子がありながらも、僅かに笑んで。そのまま
すっと、眠りに落ちた。


 目が覚めると、鎧はないものの、きちんと衣を纏っている自分がいた。隣には、静
かに眠るネメアがいる。彼も鎧は無いにしろ、身を整えており、恐らくは彼がやって
くれたのだろう。その間、自分はどんな状態だったかと思うと、顔から火が出そうな
ので、なるべく、考えないようにした。

 ネメアは規則正しい寝息を立てている。そういえば、こうして彼の寝顔を見るのも、
初めてかもしれない。その顔と、穏やかな寝息に娘はほっと息を吐き、男にひとつ、
くちづけを落とした。


 猫屋敷に戻ったのは、次に目覚めてのことだった。ネメアは別によいだろうと言っ
たが、あれだけ騒いだ手前、いきなり姿を消すのも気が引ける。娘はネメアに頼み、
瞬間移動で件の寝室に運んで貰ったところ。部屋には幸いにして誰も居らず、ほっと
した。と、そこで突然、ドアが開いて、娘は心臓が飛び出るほどに驚いた。オルファ
ウスだった。

 「あ、おはよう御座います。オルファウス、さん……」
 いつもと変わらぬ笑みを浮かべるオルファウスに、娘は自然、言葉が澱む。随分と
朝が早いな。と、幾分不機嫌そうな様子でネメアが繋げる。

 「ふふ、年寄りは早起きなんですよ。それよりも二人こそ、どうしたんですか?
こんなにも朝早くだなんて。昼まで寝てるんじゃ……と思いましたよ」

 「いえ、飲んだと言っても、一杯だけですし」
 娘の言葉に、いえいえそうではなく。と、言葉が重なる。
124ネメア×女主(始まり)13:2005/08/17(水) 23:15:17 ID:NaTwd3II
 「若いですからねぇ。まぁ、じっくりと……と思ったのですよ。ああ、でも、無理
をさせたら駄目ですものね。偉いですね、ネメア」

 父よ! というネメアの声が被った。一瞬、何のことだか分からず、首を傾げてい
た娘にも、徐々に意味が浸透し、赤くなる。

 「まぁ、帰って来た以上は、皆で一緒に食事をしましょう。今朝の朝食はナジラネ
のパンケーキにソースゼリーにドライフルーツです。採って来るのが大変でした。ケ
リュネイアが頑張って料理したので、食べてあげて下さいね」

 そう言って、ドアを開ける。オルファウスが出た後、ネメアと娘は、ほんの少し笑
みを浮かべて、互いの手を取りドアをくぐった。

*FIN*
125名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 23:26:50 ID:BLcfaZ6P
GJ!
今迄ネメア様はつかみどころの無い方だと思ってましたが、
優しいネメア様イイっすね。
126名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 23:48:06 ID:mGkO3Lj4
乙。
エロは少なかったけど、その分ネメアを堪能できたよ。
始まり女主はやっぱ天然なのか
127名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 23:57:19 ID:TgosvtMe
やべぇ、マジ感動したよ!
128名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 00:05:54 ID:haBMlOxP
乙。
129名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 00:14:43 ID:0k/oHwhP
イイヨイイヨーGJ!
130名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 00:24:51 ID:kRAxm2Zs
GJでつ。
最近はここ賑わっていてウレシス
131名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 00:26:27 ID:48DgW1DP
乙!
こういうのもいいねぇ〜(*´Д`)
序盤の宴会、情景が目に浮かんで思わずわらっちまったw
132ネメア×女主(始まり)書いた人:2005/08/18(木) 01:46:46 ID:keLcCeLH
>>125-131
 コメント感謝!
 「書く人いないなら自分が書いちゃル!」と書いたものの、獅子帝マジで難しくて、
始まり女主も難しくて、なんかもうorz を繰り返しながら書いたのだけど、
書いて良かったなぁ……と思う。
エロ薄かったのだけど暖かいコメントがついて嬉しかったでつ。

>>131
 好意的に受け取られてヨカッター!!
 宴会、エロやる上ではいらないのだけれど、ネメアの台詞とかに重みを持たせるため
とか始まり主の天然さ(本人無自覚なんだけど凄いひと)を出すために書きますた。
 自分も書いてて凄く楽しかったw

 ではネタが降りて書き終わるその日まで!
133名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 01:55:22 ID:ueJ2M78s
うわー。いきなり、金獅子萌えに目覚めた感じ。
凄いや!! GJ!!GJ!!
134名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 15:30:51 ID:JDhNxfNY
GJ!
ネメア×女主好きだから萌えたよ
ちょっと幼い女主いいねー

2人で一緒に船出した後の船室エロとか妄想するけど文才が付いてこないorz
135名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 17:15:19 ID:nCX5te95
>>134
ヤバいそれ、かなりツボなんだがorz
136名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 18:23:42 ID:haBMlOxP
よっしゃー俺が船室エロかいたる!

クリュセイスと男主でいいならw
137名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 18:48:06 ID:0k/oHwhP
イイに決まっているじゃないか
138名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 18:48:43 ID:fFxwtwCI
クリュセイス!ツンデレ!ツンデレ!
139名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 19:04:57 ID:haBMlOxP
>>137
>>138
桶。
今書いてるのが終わったら逝くわ。

        _, ,_
      ( ゚∀゚)   ♂  ツンデレ!ツンデレ!
      (    ) 。/
       |   。/ 彡
       し ⌒J 彡
          \。
            \♂
140名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 21:27:10 ID:aPxpiwZX
  _  ∩
( ゚∀゚)彡 ツンデレ!ツンデレ!
 ⊂彡
141名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 04:20:09 ID:M43keb6a
ツンデレと 密 室 …
密室 密室 密室 みっしつ



幾らネメア好きでもハァハァするに決まってるじゃないのさ 馬 鹿 野 郎
142名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 07:26:42 ID:dNRQDn67
ザギヴ×王城男主書いてみたので投下します。
が、何分初めてのSSなので読み苦しいところはご容赦いただきながら
指摘していただくと有り難いです。
143ザギヴ×王城男主:2005/08/19(金) 07:27:19 ID:dNRQDn67
「待って、行かないで」
そういって背後から抱きつかれたとき、シオンはとっさに状況が理解できなかった。
「……ザギヴさん…?」
「お願い、一人にしないで…怖いの…」
普段なら決して聞くことのないであろう心細げな声。
おそらく表情は、そしてその胸のうちはそれ以上に不安に満ちているのだろう。
こうしていても背中から震えが伝わってくる。
「わかりました。どこにも行きませんよ」
こんな不安げな声を出す人を放っておけるわけがないじゃないか。
いやそれ以上に、少しでもこの人を元気付けたい、という思いもあった。
「とりあえず、少し落ち着きましょう」


「…ありがとう」
ベッドに腰掛けると少し落ち着いたのか、ややあってからぽつりと礼を述べた。
「いえ」
「ごめんなさい。私、本当にあなたには頼りっきりね」
「そんなことないですよ。
僕は結局…なにもできなかったし」
シオンの頭に幼馴染の少女の顔が浮かんでは消える。
魔人アーギルシャイアに襲われ、身動きできない自分をかばって姿を消したアイリーン。
二度とあんな思いはしないと誓ったのに、今回も出来たのは隣でおろおろと見ているだけ。
「そんな情けない顔しないで。言葉を返すようだけど、そんなことはないわよ。
あなたがいてくれなかったら私、どうなってたかわからない…」
「…大切な人を失うのは、もう十分ですから」
静かに、けれど力強く、何かを胸の奥から吐き出すように。
「ありがとう」
「あ…」
そっと頭の上に載せられたザギヴの手。ひどく優しく、そして暖かい。
144ザギヴ×王城男主:2005/08/19(金) 07:27:53 ID:dNRQDn67
「本当のこというとね。
私、あなたが私を絶望から救ってくれるんじゃないかって期待してた。
だけど、ひょっとしたら見捨てられるんじゃないかって思うと怖くて、
あんまり入り込んじゃダメだって、そう思ってたの。
ふふ、勝手な女よね。勝手に期待して疑うなんて」
そういってふっと自嘲気味に笑う。
「だけど、あなたは私を救ってくれた。
深い絶望の闇の中でもあなたの歌は希望の光となって私の心に届いた。
だから、私は闇の中からあなたのところへ帰ってくることが出来たの。
何も出来なかったなんてことはないのよ」
「ザギヴさん…」
ふと隣を見ると目が合った。
優しい、それでいてひどく哀しい目。
これまでシオンの知らなかった彼女の目。
その目を見たとき、これまでにないほど強烈に、狂おしい程に、
この人のことを知りたい、この人が欲しいとそう思った。
「ザギヴさん…」
どちらからともなくそっと口付け合う。
「んっ…」
「ちゅっ…んっ…ザギヴさん、好きです、あなたが欲しい…」
「シオン……」
お互いに抱き合い、ベッドに倒れこみながら再度口付ける。
いや、口付け合うというよりは吸い合うといったほうが正しいような、
先ほどの優しい口付けとはまったく違う、肉感的で濃厚なキス。
「ん…くちゅっ、ちゅ、はぁっ…ちゅ」
「んはぁ、ちゅぱっ…ふぁぁっ」
少しでも互いを感じれるようにと舌と舌を深く絡め合い、互いの体を抱き寄せる。
互いの体が一つでないことがひどくもどかしい。
145ザギヴ×王城男主:2005/08/19(金) 07:29:30 ID:dNRQDn67
「んふっ…シオン、脱がせて…」
口を離すと互いの気持ちを代弁するかのように名残惜しげに唾液が糸を引き、
だがザギヴの目にはこれから起こることを期待するかのような色が浮かんでいた。
しかしシオンの手は彼女の服にはかからない。ふと顔を上げると目には逡巡の色が浮かんでいた。
「? どうしたの?」
「あ、いや…僕、こういうの初めてで…」
「あら、くすっ、そうだったの?」
「……笑わないでくださいよ」
「そうね、ごめんなさい。誰でも最初はそういうものよね」
微笑みながら、こうしている時間も惜しいのか素早く服を脱ぎ捨て、
生まれたままの姿を自分より一回り近く若いこの恋人の前に晒す。
「…きれい」
「ふふ、ありがとう」
薄紅色の頂をもつ豊かで形のよい双胸、引き締まった腰、そしてすらりと伸びた足。
普段の軍服の上から彼女の体の豊満さはわかっていたつもりだったが、
こうして改めて見ると思っていた以上に美しかった。
また一つ彼女のことを知れたな、そんなどうでもいいことを思いながら、
煮えたぎる獣のような欲望でもって乳房にむしゃぶりつく。
「んふぅっ、もっと…もっと強く吸って、来て!」
それに応えるかのように、ザギヴも普段の彼女からは考えられないような情熱で迫る。
両手でシオンの頭を抱き寄せ、自らの乳房に押し付けてくる。
彼女の求めに応じて、激しく、そして執拗に乳房を責めるシオンに
ザギヴの体の火照りは早くも限界を超えようとしていた。
「シオン、私もう我慢できない…」
146ザギヴ×王城男主:2005/08/19(金) 07:30:30 ID:dNRQDn67
シオンを乳房から引き離すと、問答無用で脱がしにかかった。
シオンの目は未練がましく胸に行っているが、この際無視することにする。
「ちょっ…ザギヴさんっ!」
「んふ…あなた、見かけによらず大きいのね…ちゅっ」
「ちょ、やっ、やめ…」
「んっ…、んちゅ、ちゅぱ…れろれろっ、ちゅぶっ…!」
どうやら彼女の耳にはシオンの制止などまったく届いていないらしい。
勢いよく一気に脱がせると、そのまま彼の肉棒にむしゃぶりついてくる。
「れろっ、んちゅ…じゅぶぢゅぶぅぅっ…! んちゅぅぅ…おぃひぃ…」
「うくっ、ざっ、ザギヴさん、気持ち良過ぎっ」
「ダメよ。私の中に入るまで我慢しなさい」
ぴしゃりというその口調はいつもの彼女のもの。
「でも、そうね。あまり焦らすのも可哀相よね」
そういうと剛直から口を離し、Mの字に足を開いてシオンを待ち受ける体勢をとるザギヴ。
その中心にある彼女の秘所からは、すでに滴るほどの愛液が流れ出ていた。
「ここよ、ここにあなたのを頂戴」
先ほどまで口に入れていた肉棒の先端をじっくりと熟れた蜜壷の入り口に導く。
先端が当たっているだけだというのに電撃が流れるような快感がシオンを襲った。
ザギヴの中に入れたい、自分のことしか考えられなくなるほどにザギヴを犯したい、
そういう黒い欲望がシオンの中に去来する。
147ザギヴ×王城男主:2005/08/19(金) 07:31:07 ID:dNRQDn67
「ザギヴさん、いきますよ」
「来て、シオン、あなたが欲しい…」
いまや遅しと待ちかねているザギヴの蜜壷に、自らの肉棒を深々と差し込んでいく。
「んはぁ…シオンが…私の中に入ってるっ…
んんっ…、どうかしら、私の体は?」
「うっ、絡み付いてくる…気持ちいいっ、ですっ」
2人は欲望のままに互いの口を吸い合い、しばしの挿入の快感に酔う。
だがそれでは飽き足らず、すぐにさらなる快楽を求めて互いに腰を振り始め、肉体と肉体をぶつけ合う。
それはさながら愛欲に支配された獣の交尾のようですらあった。
「はぁぁっ…もっとっ、激しく動かして、あなたを感じさせて!」
「はあっ、はあっ、ザギヴさん、ザギヴさんっ!」
「そうよ、あぁ…! いい、いいわ、シオン、愛してるわシオン!」
肉と肉のぶつかり合う音が響き渡る。
ザギヴは長い黒髪を振り乱し、その体からは汗が飛び散る。
シオンも全身が痺れそうな感覚に捕らわれながら必死で腰を振る。
愛しあう二人のその行為は、この世のものとは思えぬほどに淫靡だった。

「ああっ、ザギヴさんっ、僕、もうっ!」
「んんっ、来てっ…! シオン…!」
絶頂を迎えようと二人の動きがこれまで以上に激しさを増す。
膣内でシオンの肉棒の震えを感じ取ったのか、ザギヴが膣奥を強烈に締め上げる。
「ああっ、ザギヴさんっ! イクっ!」
「あっ、あ、あああぁぁぁぁっ!」
痙攣する膣内へすべてをぶちまける。
全身が痺れるような陶酔感につつまれ、何度も何度も白濁液を蜜壷に注ぎ込んでいく。
「はぁ、はぁ、……んぅ、いっぱい…」
ザギヴは、恍惚とした心底幸せそうな表情でそう呟いた。
148ザギヴ×王城男主:2005/08/19(金) 07:31:42 ID:dNRQDn67

「はぁ、はぁ、はぁ…」
「ふふ、気持ちよかった?」
腕の中に抱きかかえるようにしてシオンの頭を撫でる。
「はい…ザギヴさんの中、すごくよかったです」
「それはよかったわ。でも…」
「はい?」
「どうやらこっちのほうはまだ満足していないようね」
にやりと笑いながら、シオンの下半身に手を伸ばす。
その先にはいつの間にか硬さを取り戻していたシオンの剛直。
「え、ちょっ…」
「うふふ、私はまだ満足してないんだから。
もっとあなたを私に感じさせて…
覚悟しなさい、今夜は寝かさないわよ」
元帝国玄武将軍は妖艶な微笑を浮かべると、
舌なめずりをしながら飢えた獣のようにシオンに襲い掛かっていった。


――数時間後――

「ねえ」
「はい?」
「あなたきっと後悔するわよ。私なんか選んで。
あなたみたいな子、放っておかない娘なんてたくさんいるでしょうに」
「そんなことありませんよ。
それに…」
「それに、なに?」
「ザギヴさんじゃないと、嫌ですから」
ザギヴはこの日何度目かのありがとうを呟くと、再びそっと口付けた。
(覚悟なさい。もう、逃がさないんだから)

         完
149ザギヴ×王城男主:2005/08/19(金) 07:32:28 ID:dNRQDn67
以上です。
お粗末さまでした。
150名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 09:50:18 ID:5T6VDXnn
朝っぱらからエロいですね(*´д`)b<GJ!
151名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 11:00:59 ID:OzmsILR1
キュン(*´∀`*)キュンとしました
最後の一文がザギヴらしいですw
いいエロをありがとう
152名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 12:20:39 ID:OLzzDeBW
こうして男主はザギヴにどんどん骨抜きにされていくのでつね(*´д`)
153名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 12:25:55 ID:vqE9pMeG
小津。

足りない所は何度も読み返すことで、
はっきりと見えてくると思うよ。
154ヒルダリア×男主:2005/08/19(金) 20:44:27 ID:vqE9pMeG
投下します。お目汚し失礼!
155ヒルダリア×男主1:2005/08/19(金) 20:49:44 ID:vqE9pMeG
無限の魂ユリアシュは、物音を聞きふと目を覚ました。
砂をまいたような銀河の下、潮騒の音が遠く響き、
潮の香りに満ちているワッシャー砦。
ここはそのなかにある、お頭ヒルダリアの部屋である。
下着一枚という自分の体を見ながら、
新航路開拓の大冒険から夕日が沈む前に戻ったあと、
簡単に体を洗って寝てしまったことを思い出した。
「あら、起こしちゃった?」
「ん、大丈夫…。」
ちょうど隣の部屋から入ってきたヒルダリアが、
「ごめんなさい。」というポーズをしながらベットの縁に腰をおろすと、
ユリアシュも眠い目をこすりながら上半身を起こした。
「やべ、僕だけ寝ちゃったのか。まだ手伝うことって残ってる?」
「冒険の?何言ってんの、帰って来てから丸二日は寝てたのよ。」
「マジっ?ごめん!」
「今回は許してあげる。
貴方がいなければ、しぶきの群島の向こうになんて、
とてもじゃないけど行けなかったわけだし。」
笑いながらそう言うとヒルダリアは窓を見つめた。
その切れ長の瞳は窓の外の景色だけではなく、
大陸の遥か外洋を見つめているようだった。
「もう少し進めれば絶対なにかあるよ。」
「うん。あの向こうに何があるのか絶対確かめてみせるわ。
それが海洋冒険者集団ワッシャー海賊の意地ね。
新航路を捧げて、天国の父さんを安心させてあげるの。」
「へへへ。僕も頑張るよ。」
「本当に頼りにしてるわ。」
156ヒルダリア×男主1:2005/08/19(金) 20:52:33 ID:vqE9pMeG

不意にユリアシュはヒルダリアの背にぴたりと体を寄せた。
そして彼女の長い黒髪に隠れていた耳たぶを甘く噛みながら、
両手を彼女の肩から胸元へ絡ませていった。
「だからさ、頑張った御褒美ちょうだい。」
「あらあら。困った人ね。」
ヒルダリアは勝気な顔にいたずらっぽい笑みを浮かべると、
ユリアシュの金髪をしっとりと潤った手で撫で、頬に唇を這わせはじめた。
ヒルダリアの吐息が、むせ返る様にユリアシュを包んでいく。
頬に軽く触れる、美しい花びらのように濡れて柔らかい感触を感じながら、
ユリアシュは右手を肌蹴た胸元へ潜り込ませ、
手にあまる二つの乳房を丁寧に揉みあげた。
「ん…うん…。」
指で両方の乳首を丹念になぞり上げ、爪先でつつきまわしていると、
普段子分の海賊たちを怒鳴り命令する唇から甘ったるい女の声が漏れていく。
彼女の肌はきめこまかく、まるで手が滑るようで、触れるたびにユリアシュを魅了する。
衣服に縛り上げられるように固められているにもかかわらず、
ゆさゆさとゆれそうなバストを指が埋もれるほど掴みあげたユリアシュは、
年上の女性の双球を嬲りながら至福の世界へと落ちていった。
「ん…あんっ。こら、こっちも構ってよ。」
「へへへ。ごめん。」
ユリアシュはそういうと、ゆっくり口元まで唇を運んできたヒルダリアを、力強く抱き寄せた。
肉厚の唇に猛烈に口づけ、溜まった唾液を注ぎ込む。
歯の裏側を舐め歯茎を撫で、喉の上蓋を先でつつきまわしていると、
ヒルダリアも甘い舌を使いユリアシュの口腔をトロトロに蕩けかす。
「ヒルダリア、も…っと頂戴…」
ユリアシュが喘ぐ様に囁くと、瞬く間に二人の唇の結合がより深くなっていく。
舌で互いの口をまぐさり、唾液をしゃぶって飲み合っていくと、
唇の端から混ざり合った唾液が流れだし、
びちゃびちゃくちゅぐちゅと淫猥な音もに漏れ出していった。
157ヒルダリア×男主3:2005/08/19(金) 20:54:37 ID:vqE9pMeG

「ねぇ、おっぱい!おっぱい!」
ユリアシュは唾液にまみれた唇を、ヒルダリアに舐め取って綺麗にしてもらうと、
もっと甘えるように柔らかい胸の丘に顔を埋めた。
そのままヒルダリアの胸元をぐいっと引きさげ、男を狂わす果実のようなバストを露にする。
普段から体をしっかりと締めつけた、ラインはっきりとわかるような活動的な服装なだけに、
震えながら零れ落ちた豊かな乳房は否応なしに目を引く。
ユリアシュは雪花石膏の彫刻のような、神々しいまでの胸をまず目で犯した。
そして両手と両頬で、柔らかくも弾力のある心地よい手ごたえをたっぷり味わい、
最後に熟れた茱萸の実のような乳首にしゃぶりついた。
舌で螺旋を描くようにこねくり回し、頬をすぼめ吸い付いていく。
「!!!っっ…はうぅ…あああぁああああ。」
舌の柔らかな感触とともに、ヒルダリアの体に甘美な電流が流れ込んだ。
まるで乳首と口内から二人の肌が溶け合い、
直接体の中の神経に刺激されているかのような圧倒的な愉悦。
ユリアシュが甘えながら勃起した乳首を吸い舌を絡め前歯で甘噛む。
思うが侭に嬲っていくと、それがヒルダリアをただならぬ恍惚郷に落としていくのだ。
彼女はユリアシュにあらぬ法悦の姿を見せて、身をよじらせてよがり狂いながら、
快美の喘ぎを室内に存分に響き渡らせていった。
「これは僕だけのもの…。誰にもあげない。」
「私の体…あぁ…奥まで浸入して…ユリアシュあぁっ!」
ユリアシュが巧みに乳房を吸い上げるたびに、
ヒルダリアはその凛々しい美貌を仰ぐように上をむけると、
ブルブルと体中を震わせていく。
胸を露にしたほかは、なまじ普段の服装と同じだけに、
ユリアシュの口から逃れようと汗ばんだ体を悶えさせている姿は、
なんともいえぬ妖しい色香を醸しだしていた。
158ヒルダリア×男主4:2005/08/19(金) 20:56:44 ID:vqE9pMeG

背筋をそらせて一際甲高い声を絞り上ると、ガクリと寝台の上に脱力したヒルダリアと一緒に、
ユリアシュもばたりと倒れこみ、再び双球の谷間に顔を埋めた。
昼は冒険や戦闘で誰よりも頼りになるユリアシュであり、
ヒルダリアが父に頼る少女のような表情をみせる。
だが夜となるとユリアシュがヒルダリアに母に甘える少年のような表情を見せる。
「あんっ、もう。おいたが過ぎるわよ、本当に甘えんぼさんね。」
そして顔を赤く上気させながら、黒い瞳でユリアシュを見つめた。
「一体どこでこんな不思議な能力を身につけたの?」
「ひ・み・つ。僕には無限の可能性があるから気にしないで。」
「ふぅん。ソウルは限界なしでも、こっちは限界みたいね。」
突如ヒルダリアがひんやりとした手を下着に差しいれると、
ぎりぎりまで張り詰めていた怒張を指先で掴んだのだ。
そして玉袋を握り上げて中で転がしはじめた。
「やっ…うぅぅ!」
限界が近かっただけに、突然の刺激を加えられたユリアシュは、
悲鳴を上げてヒルダリアに縋りついた。
「こんなに大きくしちゃって、まだ物足りないんでしょ。
フフフ、はじめての時はあんなにうぶで何も出来なかったのに、
胸の吸い方とか本当に助平になっちゃったのね。」
「酷いよ、僕をこんなにしたのはヒルダリアでしょ!
…僕は、うん…ヒルダリア以外の…あのその…女の人…知らないんだから。」
いたずらっぽく笑うヒルダリアに対して、
心底恥ずかしそうに、身を縮め上目でぼそぼそと呟いたユリアシュを、
ヒルダリアはまるで子供をあやす様に頬を撫でた。
「よく言えました。良い子にはご褒美あげなくっちゃね。」
ヒルダリアは膝近くまであるロングブーツで履いたまま床に立ち、
腰より上は寝台の上に肘をついて馬のように四つん這いなった。
すらっとした腿や形のいい臀部は当然天井にむかって高々とあげられている。
「ブーツとかつけたままって好きなんでしょう?」
切れ長の瞳に淫蕩な光が宿り、口端から人を酔わせるような笑みがこぼれた。
「はやくいらっしゃい、大きい坊や。」
「…うん。」
何人も抗えない魔力を秘めた声を前に、ユリアシュはゆっくりと頷くと、
ふらふらとヒルダリアの後ろに立った。
159ヒルダリア×男主5:2005/08/19(金) 20:59:51 ID:vqE9pMeG

ユリアシュは怒張をヒルダリアの美尻に押し付けながら、
腰に手を回すとベルトを外しズボンとシンプルな下着を一気に引きおろした。
ロングブーツに引っかかった下着を満足げに見つめると、彼はヒルダリアの膝裏に舌を這わせ、
そのままゆっくりと秘所を目指していく。
蛞蝓がはったような光を残しながら、
既に愛液が滴る内腿を愛しそうに舐めあげ、その雪のように白い肌の上に舌を滑らせた。
ついに付け根までたどり着くと、双丘を愛しそうに頬擦りして撫で掴んだ。
肉付きがよく柔らかい。
そして汗と淫液でたっぷりと濡れた切れ込みに一気に肉棒を突き入れた。
「あっ、んんっ、もう強引なんだから。」
ユリアシュはヒルダリアの声を右から左に聞き流すと、
腰を激しく動かして奥を亀頭でこねくりまわす。
ユリアシュの動きにあわせて腰を振るヒルダリアの肉壁が熱く締め上げ、
ユリアシュ自身を溶かすように顫動する。
激しく腰を振れば振るほど、
更に締め上げてくる壷の前にユリアシュはあっという間に屈服寸前だった。
「あぁっ、うおぉおぉ!出る!」
溜りに溜まった白濁液をヒルダリアの中にぶちまけると、
ユリアシュは力尽きたようにぐったりとヒルダリアの背に寄りかかった。
ヒルダリアがユリアシュを抱き寄せると、ユリアシュは息を整えながら、
またヒルダリアの乳房に飛び込み、なんともいえぬ満足そうな表情になる。
「お疲れ様。気持ちよかったでしょ。」
「うん。」
しばらくそうしていると、ユリアシュの甘ったるい声が部屋に響いた。
「ねぇ、もっとしようよ。
ずっと船旅で我慢してたからさ、こんなんじゃまだまだ満足できないよ!
朝までやりまくろうっ!」
「まぁ、どこまで助平な人になっちゃったのかしら。
フフフ、それじゃ楽しみにしていて良いのかしら?」
「まかせといて。腰が立たなくなるまで善がらせてやるから。」
「はいはい。期待してるわね。」
ヒルダリアはユリアシュの額にキスをすると、
優しくその頭を撫でた。
160ヒルダリア×男主:2005/08/19(金) 21:00:15 ID:vqE9pMeG
終わり。
161名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 23:31:55 ID:kST0KXcc
ヒルダはすきだが…マザコン系プレイかあ…
162名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 00:10:41 ID:kIheptTs
>>150-153
コメントありがとうございます。
初めは最萌えキャラのアイリーンとラブラブものを書きたかったのですが、
先人のSSがあまりに偉大だったのであえなく断念してザギヴさんに。
そのうちアイリーンのも書いてみたいなあ…

>>154-160
GJ!
自分が書いてみた後だけに余計に人のSSの良さがわかったような。
「おっぱい!おっぱい!」で少し笑ってしまいました。

ところでまた書いてみたいと思うのですが、このスレ的には鬼畜系とかでもOKでしょうか?
163名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 00:16:10 ID:lkjs2Qt/
>>162
保管庫見りゃ一目瞭然だけど無問題。

  _  ∩
( ゚∀゚)彡 鬼畜!鬼畜!
 ⊂彡
164名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 00:18:44 ID:jig3ZWcU
  _  ∩
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
 ⊂彡
165名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 00:29:35 ID:jig3ZWcU
ごめんリロしてなかった
  _  ∩
( ゚∀゚)彡 鬼畜!おっぱい!鬼畜!
 ⊂彡
166闇の王女×男主 :2005/08/21(日) 00:13:04 ID:6EhuK+7d
天に突き刺さるが如くにそびえ立つ肉棒に、飽くなき無限のソウルは何を夢見るのか。
終末の静寂に轟くは、男の叫びか、それとも懺悔か。
全てを知る廃城の床は砂漠に沈む空中要塞のように、いまはまだ静かにたたずむのみ…
己の、ただ一本の肉棒に全てを任せ戦い抜いてきた男の、
意地とプライドと世界を賭けた闘いが、
闇の王女の「このティアナじきじきにお相手いたしましょう…!」
という激しいゴングによって火蓋を切ろうとしております!

さあ、いよいよ闇の王女が地上に降り立ちドレスを脱ぎ去る時がやってまいりました!
なぜ男達は乳房に惹かれるのか?
虫が灯火に群がるように、カラスが猫の死骸に群がるように、
はるか神聖王国の時代から、男達は乳房に引き付けられずにはいませんでした。
そして今日もまた、ここに二つのたわわな乳房が姿を あらわそうとしております!
モモかメロンか肉まんか?おっとどっこい洗濯板か?
ヴェールの向こうはまさに軍隊未踏の分断山脈であります!

乳房と一緒に、秘められた空間も今、その全貌をあらわにしたぁぁぁ!
グロテスクなその様はさながら鎌首をもたげ人を襲わんとするティラの娘を思わせます。
その未知の大地に今一人の冒険者が向かっていかんとしております。
デルタの先に待ち受ける物は希望の未来か、はたまた阿鼻叫喚の地獄絵図なのか?
さあ遂に始まります禁断の最終決戦。
光と闇、凸と凹、男と女がぶつかりあう一発勝負、
タブーを全て断ち切るかのような運命の戦いが、いまはじまりました!

一体どのような戦いになると思いますかゼネテスさん?
「そうですね、この戦い、無限のソウルに圧倒的に不利です。
ここまで巨人、邪竜、死神皇帝・妖術宰相、虚無の子、闇の公爵と連戦ですからね。
攻めの調教を得意とする闇の王女だけに、受身になるとまずいかもしれません」

いきなり王女がいったーーーーーっ!これは俗にいうところの69といった状況か
人間が数字に変わるその瞬間、まさに男と女がおりなす究極の掛け算状態、
はたしてその答えは、総司令も絶賛グラウンドパイルドライバーといったところ。

おおっとココでバキュームフェラだ。
どうですか婚約者のゼネテスさん、この攻撃は?
ゼネテス「効いてますよ」
167闇の王女×男主 :2005/08/21(日) 00:15:04 ID:6EhuK+7d
んん?確かに男の顔に苦悶の表情がうかんでいるぞ、これは苦しそうだ。
そろそろ逝きそうなのか?
王女の口で逝ってしまうのか?
挿入を前に力尽きてしまうのか!?
さあつらそうだ、つらそうだ、つらいぞつらいぞつらいぞ!
あっと!ああーーーーーっと逝ったか!逝ってしまったのか!!
すごい!すごい!すごいぞもちなおした!
無限のソウル、危ないところで王女を引き剥がしました!ロープです!

両者再びにらみ合い、今まさに激突せんとしております。
これが光と闇とのぶつかり合いか。
はたまた文字通り、男と女のメリーゴーラウンドとなるのか!
緊迫した様相は、まさに待ったなしハルマゲドン。
おおっと今度は男が暴走機関車状態!
しゅっぽしゅっぽと走り出した!

入った!!入った!!入った!!入った!!入った!!入った!!入った!!
入った!!入った!!入った!!入った!!入った!!入った!!入った!!
乙女心も関係ござらん失礼つかまつるといったぐあいに
上下左右のピストン運動縦横無尽に荒れ狂う!
まさに、まさにエストが夢見る永久機関と化しております!!

ゼネテス「無限の可能性ですね。イイですよ彼は」

王女の顔が徐々に紅潮し、妖しい笑みから恍惚の表情へと変わりつつあります。
グラインドォーーーーーー!ディープスロート!ディープスロートォォ!
王女と無限のソウルともに顔から余裕の色がなくなってきた!
果たしてこのまま男が押し切るのか!?
それとも王女が押し返すのか!?
まさに一進一退、光と闇、戦神ソリアスと破壊神ウルグの争いであります!
おっと王女の目がうつろになった、逝くか、逝くか、逝くか、逝ってしまうのか!?
おーーっと、ここでゴングだ!!
王女が逝ったーーーーーーーーーーー!
この死戦を制したのは無限のソウル!光の使途が闇の領袖を破りました!

おぉーと ここで時間となってしまいました。
そろそろ、お別れしなければなりません!
異様な雰囲気に包まれております、ここ廃城!
無限のソウルが闇の王女を破りました!

解説は、ゼネテス・ファーロスさん。
実況は、僕、レルラ=ロントンがお送りしました、失礼します、また次戦!サヨナラ!
168名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 00:15:58 ID:6EhuK+7d
むしゃくしゃしてやった、今は反省している。
169名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 00:19:03 ID:Vsbz5SVL
>168
ワロタよ、GJ!GJ!
思わず辻アナウンサーとマサ斉藤の声で読んじゃったじゃないかW
170名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 01:18:15 ID:qCR5lhQ0
>166-168
ハゲワロタ GJ!
ゼネテスの妙に冷静な解説で吹き出した。
171名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 01:36:49 ID:iK1qu05r
ハゲワロスwww
実況はレルラ=ロントンだったのか!
GJ!GJ!
172名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 02:04:30 ID:sOacUFZc
婚約者のゼテネスさん ←テラワロスwwww
173名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 02:09:03 ID:tFOHSOHl
どうですか婚約者のゼネテスさん、この攻撃は?

ゼネテス「効いてますよ」
吹いた。
174名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 02:22:55 ID:e04wCEYa
>>166-168 ワロタ!GJ!

婚約者〜もそうだけど、実況は誰だろーと読み進めて最後吹いた。w
つーか過去ログにも相撲だかプロレスだかのネタがあったので
スポーツシリーズものかと。w

鬼畜にゾフォルシャリレムオン連戦を女主で、ティラ戦を男主でキボンヌ。
175名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 05:42:27 ID:CpEH+K25
GJ!GJ! 落ちも笑わかしてもろたwwwwwww
同じくシャリ レムオン ティアナ連戦を女主でおながいします
176名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 17:11:21 ID:Kf5YE1JO
21禁板に新しいスレが立ったので、勧誘。自作絵スレ

【自由な】ジルオール【萌えを!】
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erocg/1124508827/
177名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 02:16:23 ID:1dWKVk/J
男主×ヴィアヴァイとの3p近親の匂いのする姉妹丼キボン。
「お兄ちゃんやめて」の妹萌えにはなかなかそそられるセリフが。
…「あ、またヴァイだけお兄ちゃんに媚うってる。」
178名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 02:37:39 ID:5lNGfjv9
陵辱ものを投下してみる
179ロストール陵辱の館1:2005/08/22(月) 02:38:17 ID:5lNGfjv9
「皆様、本日はお忙しい中ようこそいらっしゃいました。
ただいまより、ロストール復興団主催のパーティーを始めさせていただきます」
ロストール貴族街の一画に位置する旧レムオン邸。
現在はロストール復興団の拠点となっているそこで、復興団主催によるパーティーが行われようとしていた。
無論、慢性的な資金難にある現状ではパーティーなど開けないと反対する者も少なくなかったが、
少しでも復興団と市民とのふれ合いの場を作りたいという
復興団リーダーのアトレイアの説得にあっては彼らも受け入れざるを得なかった。
参加者は貴族のみならず、様々な階層の人々。
これも市民皆でロストールを復興させていこうという彼女の方針を示すためのものであった。
「式典に先立ちまして、私アトレイアより皆様へご報告がございます」
ざわついていた会場がその一言で静まり返る。
「現在の我がロストールは相次ぐ戦乱や魔物の跳梁により、
国力は疲弊しており、皆様の生活にも大変な影響が出ていることと思います。
その現状を打破するため私アトレイアはロストール復興団の長に就任することとなりました。
大変微力ではありますが、私もロストール復興に向け全身全霊で取り組んでいきますので、
皆様の温かいご支援をお願いいたします」
そう言ってアトレイアが居並ぶ参列者に頭を下げると、参列者からは万雷の拍手が送られる。
「アトレイア様万歳!」
「ロストール王国万歳!」
そういった声があちこちで上がる。
「皆様、ありがとうございます。
しかし、大変お恥ずかしい話なのですが、現在の私たちロストール復興団には活動資金が不足しています。
そこで本日は皆様にお願いがあるのです」
頬を軽く上気させたアトレイアは少しうつむきがちにそう語ると、言葉を切った。
先ほどまで盛り上がっていた参列者たちも、心なしかうつむき加減である。
何せ皆一様に現在の生活すら厳しい状態である。
復興団への寄付を求められても軽々しく頷くことはできないというのが参列者たちの本意でもあった。
「もちろん私としましても皆様方の事情が厳しいことも存じております。
ですから私共も無償で寄付を、というわけにはいかないと思っています。
そこで…」
いったん言葉を切る。
そして何か思い切ったような表情を見せた後、ロストールの王女はこう言った。
「寄付を頂く代わりに……私たちの体を…皆様にお使いいただきたいと、思います…」
そういい終えるや否や、アトレイアは自らのドレスをたくし上げる。
「どうぞ…ご覧ください…」
180ロストール陵辱の館2:2005/08/22(月) 02:39:01 ID:5lNGfjv9
予想外の出来事に、というよりも王女が大勢の人々の前で
自らのドレスをたくし上げるという目の前のまさに異常な事態に、
会場の参列者たちは誰一人声を上げることができなかった。
いや、それ以上に、この美貌の姫がたくし上げたドレスの下には下着ははかれておらず、
むき出しの秘所が晒されていていたばかりか、
彼女の女としての秘所、そして菊門はそれぞれ太さにして10cmはあろうかという
極太の張り型を根本までずっぽりとくわえ込んでいたのである。
その光景の異様さに、そしてあまりの淫靡さに誰もが息を呑んだ。
「わ、私たち復興団は……国民の皆様のためにこの身を捧げて働くことが責務です。
ですから私アトレイアは皆様の肉便器として…この身を、このおまんこを、
一生に渡って捧げて生きることを、誓います」
アトレイアはそう壇上で語ると、いまだ呆然としている聴衆を尻目に、
自らの性器を自身の手でもってくぱぁっと広げて示した。
「み、皆様、アトレイアのおまんこを…
お願いします、肉便器のおまんこを、使ってください…
私……もう疼いて我慢できません……」
その言葉が最後の一押しになった。
目の前の異常な事態に面食らっていた参列者であったが、
事ここに及んでは他に取るべき選択肢などあろうはずもなかった。
先ほどまで称え崇めていた姫に、獣欲に目を血走らせた男たちが我先にと群がっていく。
その様子はさながら、獲物に群がる獣のようであった。
「うふふ…あわてなくても、これから先アトレイアは死ぬまで肉便器として
ご奉仕いたしますから…」
「しゃべってないでこっちも、こっちも頼みますよ!」
自慢の長髪を引っ張られ、強引に肉棒を口に含まされる。
「ふぐっっ! んっ…、んちゅ、ちゅぱ…んぢゅゅぅぅ♪」
前後の穴や口では男たちの肉棒を根本までずっぽりと飲み込み、
余った肉棒は美しいその両の手でしごき上げる。
だがそれだけで捌ききれるはずもなく、行き場を失ってはちきれんばかりに膨らんだ数え切れぬほどの怒張が
アトレイアの決して大きいというわけではないが均整の取れた乳房を、
さらさらと流れるような長い髪を、誰もが憧れた透き通るような肌を犯していく。
それは恋人たちの愛を確かめるためのセックスとは程遠い、自身の肉欲のみを追及する暴力的な陵辱劇。
だがその中心にいるアトレイアはそうした男たちの陵辱を嬉々として受け入れ、
むしろアトレイア自身もさらなる快感を求めるかのように激しく腰を振っていた。
181ロストール陵辱の館3:2005/08/22(月) 02:39:48 ID:5lNGfjv9
周りを見回すと、復興団の他のメンバーたちも同様に、参列者の嬲りものとなっていた。
もっとも、こうなることを知らなかった彼女たちにとってこの状況は地獄絵図以外の何物でもなかった。


「てめえ、ずっと前から滅茶苦茶に犯したかったんだよ! この裏切り者が!」
「いやぁ! 抜いて! 抜いてぇ!
え、ちょ……何する気…!? ま、前に2本なんて無理っ…
ひぎいぃぃっ!! あが……はっ…、い、痛いっ、痛いぃぃ!」
ロストール出身ながら敵の副将としてロストールを攻めたアイリーンは
その恨みをぶつけるかのような苛烈な責めにその身を晒されていた。
「やめて、お願い、動かないでぇ! 裂けちゃう……っ!」
だが、獣欲と復讐心にとりつかれた男たちにその言葉が届くはずもない。
「女の癖に騎士になろうだなんて生意気なんだよ!
てめえみたいな雌豚は尻振って男でも誘ってりゃいいんだよ!」
「くぅぅ……っ…」
かつて自分が命を懸けて守ってきたロストールの平民たちに犯されながら容赦ない罵声を浴びせられ、
屈辱感と絶望にアイリーンの目にじわりと涙が浮かぶ。
しかしこのような状況にあってさえ、体は少しでも痛みを和らげようと盛んに愛液を分泌する。
それが、この上なく惨めで、悔しかった。
「くっ、さすがにきついぜ。
そろそろ中に出してやるからたっぷり味わいな!」
「っっ! いやぁ、中はやめて、お願いそれだけは許して!」
「くおおっ、また締まりがよくなりやがった。くっ、出すぞっ!」
「あぁ……―――、う…嘘でしょ……い、いや…いやぁあああ!」
必死の哀願も抵抗も空しく二人分の精液が膣内に注ぎ込まれ、アイリーンの綺麗なピンク色の秘所を汚していく。
だがアイリーンに悲しみにくれる暇などありはしない。
「うっ…えぐっ……いやぁ……」
「おら、大好きな精液くれてやるからしっかり飲み干せよ」
「んんんんんっ!? んぐっ……んぐんんっ……ごくんっ、ごくんっ…」
いやいやと頭を振るが、屈強な男たちの手で頭を押さえつけられては身動き一つとれない。
濃縮したような精液の臭いに吐きそうになりながらも、涙を流して懸命に白濁液を飲み下していく。
そんなアイリーンに欲情した男たちから精液シャワーが降り注ぎ、
アイリーンの顔といわず体といわず真っ白に染め上げていった。
「嫌…もう許して……助けて……」
今は亡き幼馴染の名前を口にしながら、アイリーンの意識は彼方へと飛んでいった。
182ロストール陵辱の館4:2005/08/22(月) 02:40:29 ID:5lNGfjv9
「おい、姉ちゃんよぉ。
リルビーの妹が犯されたくなけりゃぁどうすりゃいいかわかるよなぁ」
「うっ…ぐすっ、お姉ちゃぁあん」
竜字将軍、そして大陸最高の剣士でもあるミネルヴァも、
妹であり旅の相棒でもあるルルアンタを人質に取られては為す術ない。
「お願い、私は何でもするから! ルルにだけは手を出さないで!」
「おいおい、それが人に物を頼む態度かぁ?
そっちがそういう態度ならまぁしょうがねえよなぁ」
「…くっ」
唇を噛むと吐き出すように屈辱の言葉を紡ぐ。
「わ、私は…皆様の、肉便器です…
そ、そんな子供じゃなくて…ど、どうか私で…私のア、アソコで
性欲処理…して…く、ください…。お、お願いします…」
そういって自ら四つん這いの体勢になると、扇情的に桃尻を高く突き上げる。
「早く…し、して…」
「あん? 聞こえねえなぁ」
「…っ!」
普段であれば竜さえも威圧するミネルヴァの眼光も、雌犬ポーズを取りながらでは滑稽でしかない。
憎憎しげに睨み付けるミネルヴァの姿を男たちはニヤニヤと笑いながら眺めていた。
「こんなクソ女放っておいてさっさとあのガキヤっちまおうぜ」
「ま、待って! わかった! わかったから!
……お願い、私の……お、おまんこ、犯して…
おまんこも、おっぱいも、ケツの…穴も、全部滅茶苦茶にして!
雌犬ミネルヴァのおまんこに太いちんぽぶち込んで、私をぐちゃぐちゃにして下さい!!」
羞恥心も忘れて思いつく限りの卑猥な言葉を叫び、少しでも男たちの欲情を自分に向けようと腰を振り股を開く。
「そこまで誘われちゃしょうがねえなあ」
「お前冒険者なんかより売女でもやったらいいんじゃねえか?」
男たちは聞こえよがしにそう言うと、愛撫もなしに彼女の柔肉を蹂躙してくる。
「く…うあぁっ…」
「おっと、油断してるうちに刃向かわれちゃ困るからな、こいつを着けさせてもらうぜ?」
そう言って男が取り出したのは通常のものより二回りは大きな脱力の腕輪。身体機能を極端に低下させる代物だ。
「こいつをお前さんの首に巻けば晴れて本物の雌犬になれるってわけだ。嬉しいだろ?」
「くっ…」
男たちの卑猥な言葉を受けて屈辱にふるふると身を震わせるものの、
ルルアンタを人質に取られては刃向かうことなど出来るはずもなく無抵抗なままのミネルヴァに首輪が巻きつけられていく。
かすかな反撃の芽さえ摘み取られたミネルヴァの顔に、遂に完全なる絶望の色が浮かんだ。
「あははは! 聡き風のミネルヴァもこうなりゃただの雌犬だな!」
「くぅっ…」
ルルアンタを人質に取られ、逆転のチャンスをも奪われ、
もはやミネルヴァには文字通り身も心も抵抗する力は残されていなかった。
「いや…お願い、もう許して…」
普段は気丈なこの娘の口から吐かれた許しを乞う言葉は、だがもちろん聞き入れられることはなく、
かえって男たちの獣欲を駆り立てるだけでしかなかった。
183ロストール陵辱の館5:2005/08/22(月) 02:41:09 ID:5lNGfjv9
「いっ、いやぁ、こんなのぉぉ」
こちらでは赤い首輪をつけられ、三角木馬に乗せられた女がその長い黒髪を振り乱して喘いでいる。
木馬にあてられた彼女の蜜壷からはもはや隠すことのできぬ程の大量の白濁液が滴り落ちていた。
「おい見ろよ、こいつ感じてるぜ」
「違えねえ、こんなによだれ垂らして乳首もギンギンにおったててよぉ!」
「帝国の玄武将軍様が嬲られて喜ぶ変態マゾだったとは驚きだなあ、おい!」
男たちは手近にいるアトレイアの侍従たちを犯しながら黒髪の女――かつての帝国将軍ザギヴの痴態を嘲笑う。
「ったく、とんでもねえ変態将軍だぜ」
「いやぁぁ、言わないで、見ないで、見ないでぇ!」
ぷしゃぁぁぁぁ。
「あ、あぁ……おしっこ出ちゃった、おしっこ出ちゃった……」
「うお、こいつ小便出しやがった」
「しょうがねえな、このスカトロ女は。
おい、自分で出したもんくらい自分で掃除しろよ」
男たちはいまだ呆然としているザギヴを引きずりおろすと、愛液と小便で汚れた木馬に顔を押し付ける。
「きゃぁっ、やっ、やぁぁっ!」
「ほら! 早く掃除しろよこのエロ年増!」
「んああっ、くっ、んっ……れろ…んちゅっ、んっ」
涙を流しながら舌を伸ばし、自らの体から出た液体を再び体内へ取り込んでいく。
その惨めさと嫌悪感の前に吐き気すら催すが、それすら許されず舐め続ける。
「んっ、くちゅっ、ずりゅりゅるるぅぅ……」
「おいおい…ほんとに飲んでるよ…」
「こんな変態が敵の将軍だったとは笑っちまうぜ」
男たちの呆れた様な、汚いものでも見るかの様な蔑みの視線が全身に突き刺さる。
だがザギヴは、その視線を浴びるごとに、より体が欲情していくのを確かに感じていた。
「あぁ…私、もう…」
誇り高き帝国玄武将軍ザギヴ。
だが尽きることない陵辱の前にその誇りももはや地に堕ち、精神は深淵に沈んでいった。


一時はミネルヴァのおかげで助かったかに見えたルルアンタも、部屋の隅に追い詰められていた。
もっともミネルヴァがどうしようと男たちはルルアンタを解放する気などさらさらなかったのだが。
「うっ…ぐすっ、うぅっ…いやぁ、来ないでぇ……」
「へへっ、泣いたって助けはこないよ、お嬢ちゃん?
なんせ今お姉ちゃんは大好きなちんぽを食べるのに夢中だからねえ」
「俺はあんたみたいなリルビーの娘を無理矢理犯すのが大の好みでね。
ひぃひぃ言わせてやるから覚悟しな!」
「きゃぁぁぁああ!」
そして何も知らぬうら若きこの妹がその純潔を汚されるその向かいで、
四つん這いのミネルヴァが泣きながら前後の穴を男たちの肉棒に蹂躙されていた。
「ううっ…ルル、ごめんね……ルル…許して」
「へっ、ほら、お前の可愛い妹が犯されるのをこの目でよーく見てな」
無理やり目を開けられ、妹でもあり、旅の相棒でもあった
ルルアンタが見知らぬ男たちに犯されていく様をまざまざと見せ付けられる。
「いや…ルル、父さん…」
普段なら絶対負けないのに、そう思うと、親友と信じたアトレイアに裏切られ
最愛の妹が、そして自分自身が見知らぬ男たちに嬲り者にされているという状況に涙が止まらなかった。
184ロストール陵辱の館6:2005/08/22(月) 02:41:57 ID:5lNGfjv9
「はぁんっ…はぁああっ! ちんぽ、きもちひっ、きもちいいぃっっ!!
おちんぽ、久しぶりのおちんぽいいぃぃっ!」
しかしやはりこのパーティーの主役、そしてメインディッシュはアトレイアだった。
その美貌は最も多くの男たちを引き付け、その蜜壷は最も多くの精液を搾り取っていく。
「んあああっ、イクっ! アトレイアまたイキますっ! アトレイアイキますぅぅっっ!!」
欲望が吐き出されると同時にアトレイアもこの日5度目となる絶頂を迎え、
股間からは愛液とも精液ともつかぬ白濁液がどろりと流れ出る。
力を失ったアトレイアの体はその白濁の水溜りの中にぐったりと倒れこんだ。
「はぁ、はぁ…気持ち…良かったです…」
「おや、アトレイア様はもう満足なさったんですか? まだまだこれからですよ?」
「あぁ、おちんぽ…おちんぽがいっぱい……
もっと、もっとぉ…アトレイアのおまんこぉ、いっぱいえぐってくださいませ…」
もはやそこには王国の姫としての威厳や美しさは欠片もなく、
理性を失い、ただ性欲に衝き動かされるだけの雌が一匹いるだけ。
「ハハッ、アトレイア様はとんだちんぽ狂いですね」
「んうぅ……ふぁい、最近はお仕事に追われて…
おちんぽを恵んでいただけることがなかったので体が疼いて…」
そういっている間にも、休む間もなく入れ替わり立ち代わり男たちがアトレイアに侵入していく。
「んっ、あっ、アトレイア様…」
「あはっ♪ 便器の使い心地はいかがですか?」
「気っ、気持ちいいです…」
「あはぁん…感じていらっしゃるのですね。
私ような肉便器の薄汚いおまんこで感じていただけるなんて…アトレイアも嬉しいです…きゃはっ!?」
肉棒を受け入れて快楽にトロけきった表情のアトレイアが突如嬌声を上げる。
「ふふふ、変態姫様はこちらの穴もばっちりですね…」
「あひゃんっ、ケツ穴ほじられてるぅ……♪」
「うっ、さすがに…きついっ…くっ、イク……っ!」
「どうぞっ、精液ください、変態奴隷のアトレイアのおまんこに精液たくさんぶっかけてください!!」
「うおおぉっ……搾り取られるっ……」
「こっちもっ、たっぷり精液ぶち込んであげますよっ…!」
「あぁぁ……精液がいっぱい私のなかにぃ…ふぁぁ…♪」
二穴刺しで締まりが一段と良くなったのか、姫を犯しているという異常な状況に興奮したのか、
早くも限界に達した二本の肉棒から精液が体内に放たれた。
同時に周囲から精液がアトレイアめがけて飛び散り、全身を白く染め上げていく。
「うふぅ…精液の臭いがいっぱい……♪
もっと精液かけてぇ、アトレイアを精液の臭いのする雌にしてください…
ああ、精液こぼれちゃう。もったいない…」
すっかり快楽の虜となった顔で誰にともなくつぶやくと、
蜜壷からどろりと床にこぼれ落ちた精液を愛おしそうにその舌で舐め取っていく。
「んぷっ、んぢゅうぅ…じゅりゅうるるるぅ、はぁ…精液…おいひぃれす…うふふ…」
美貌の姫が多くの男たちの肉棒をその身に自ら導き入れ、床に這いつくばって精液を求めるその様は、
この世のものとは思えぬほどに倒錯的であり、淫靡であった。
185ロストール陵辱の館7:2005/08/22(月) 02:42:30 ID:5lNGfjv9
男たちがその欲望を吐き出し、狂乱の宴も一段落ついたとき、
アトレイアを中心に一堂に集められた女たちが壇上に上げられた。
泣き崩れる者、呆然と虚空を見つめる者、更なる快楽を求めて身をよじる者、快楽の虜となり自慰にふけり出す者、
皆一様に顔も髪も精液で汚され、蜜壷からとめどなく流れ出る白濁液は瞬く間に床に水溜りを作っていく。
その様相に再び男たちが尽きることなき獣欲を再びたぎらせ始めた時、アトレイアが口を開いた。
「皆様…本日は私共肉便器をご利用いただきありがとうございました。
明日からも皆様の性欲処理のための公衆便所として精一杯働かせていただきますので、
どうか、ロストール復興団をよろしくお願いいたします」


「クスクス、僕の調教がこんなところで役に立つとはね」
町外れのスラムで、妖しげな雰囲気をもった少年がクスりと笑う。
「まったく、お主の悪趣味には付き合いきれぬわ」
「ちょっと待ってよ。
僕は町の人たちの望みを叶えてあげただけさ。
毎日悶々と性欲を持て余すなんて可哀相だろう?」
「フン、僕には関係のないことだ」
「ま、そう言うなって。
これであのお方の復活への障害が減ったわけだし。
それにその時までの暇つぶしくらいには楽しめそうじゃないか」
口の端をにやりとゆがめてそう言ったダークエルフの言葉に応えるように、
貴族街からは終わることのない狂宴の歌が聞こえてきていた…
186名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 02:44:11 ID:5lNGfjv9
以上。
なんかやたら長くなったな…
187名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 02:49:39 ID:L1rcM9Pa
GJ!!
ダークロウズ思い出した。
188名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 04:09:01 ID:1dWKVk/J
乙! いんや長くない全然長くない。
区分7のロストールオンリー設定のせいなのか
カルラやエステルやフェティやユーリスや双子の痴態が見れなかったのはちょっと残念だ。
シャリめ。

オール仲間キャラでの乱交パーティもいいなあ…。(ジュル
189名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 04:56:56 ID:wn+jJuW5
おのれシャリめ、エリス様が居ないとは…
190名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 22:34:26 ID:mKYB4iKu
現行スレになってから進みがはやいね。いいことだ。
191名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 03:20:31 ID:3wcmsDrZ
GJ!………だが、作品として(エロパロとして)良くても中に出てくる男共はおぞましいなぁ……………
あー殺したいwww
192名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 13:48:27 ID:trm7NUc9
一回だけの悪夢ネタかとオモタら、アトレイア暴走おさまらず「これからも〜」。
こんな状態だったらカルラに滅ぼされてしまえって感じだな。タハ。
193名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 23:29:58 ID:b5jf/PsZ
まぁ、人にはそれぞれ好みがあるってことだよね。
そんな自分は前スレの樽様大爆発が忘れられない。
職人さんたちガンガレ。
194名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 11:48:14 ID:3bBmfmbY
カルラたんの、
「弱冠16歳にして将軍に抜擢され、ロセン、リベルダムを容易く陥落させ、
白虎将軍ジラーク率いる反乱軍さえも電撃的に討ち破る」
つー設定になぜかゾクゾクする(*´Д`)
ヤバイ、Mに目覚めてしまったかも・・・・・・
195名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 12:09:10 ID:9dqacmXi
ここの職人さん達はジルプレイしながら萌えた台詞はちゃんと
メモったりして正確に記録したりしてる?
(作品に反映させたり引用したりするために)

自分、今書きたいカップリングがあるのだが、
エンディングは何度でも見られるからいいけど
途中のイベントの台詞がうろ覚えでニュアンスしか覚えていない
これは正確な台詞を知るために再度プレイすべきか・・
ヤツのEDは優先度高いのが困るな
196名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 13:25:09 ID:fiC39x/+
あまり正確じゃなくても気にしないな。
197132のひと:2005/08/24(水) 15:43:34 ID:4elrBEWZ
>>195
 作中での表現方法による。
 「必要不可欠!(話の胆となる!)」という場合はメモを取ったり、台詞を上げているサイトを参考にするけれど、
そうでない場合は場面状況が分かれば良い……という表現方法をとるなぁ。
 台詞丸写し、というのも萎える場合があるし、書き手の趣向によるんじゃないかな?
198名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 16:26:52 ID:XiH+0eKx
同じ、キモでなければ、記憶の中のそれっぽい台詞で。
199名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 16:26:57 ID:w2d7G+WU
>>195
俺は、記録してる。
キャラの口調や性格の正確な把握とかも兼ねてやってる。

原作から乖離した大馬鹿とかやってるような時こそ
シチュや口調を原作に忠実(or読者に思わせる)にするように努力してる。
原作からシチュが乖離するなら、キャラの性格や口調を忠実に…とまぁそんな感じ。
だから自分の武器となる資料は、あればあるほど良いと思ってるよ。


後、闇小説保管所の管理人乙。
昔書いた作品を、幾つも未完で放置していたのを
さっき保管所みて思い出した…orz
200195:2005/08/24(水) 19:55:16 ID:9dqacmXi
>196-199
ありがトン
参考になりますた
分かりやすい性格のキャラだったら悩まないけど
何故主人公に惹かれていったのかよく分からないキャラだと
台詞を記録して読み返すことも大事でつね
ああ、また20時間費やしてしまう・・

それにしてもジルは萌え台詞が多くていいですな(*´Д`)
最初はアウトオブ眼中だったキャラも親密度が上がってくると
萌え萌えな台詞を言ってくれる・・
このゲームやらなかったらエロパロ書いてなかったよ、自分
201名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 21:50:28 ID:XiH+0eKx
>200 いやまったく。
エロ小説を書くなんて考えられなかったのに
萌えで羞恥心がどっか飛んでいっちゃったよ。
202194:2005/08/25(木) 23:08:31 ID:XFW9M9w9
カルラルートでやってみて、初めて気づいたんだが
こいつ真性のメンヘルじゃねえか(;´Д`)
203名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 23:59:41 ID:+k65r9KC
カルラルートで進めてみたことないんだが・・
カルラって幼少期に性的虐待とか受けてそうな感じ
「心の底から笑ったことない」とか
204名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 01:45:49 ID:n5f6ZFS1
両親家族も好きだったあの人も、皆殺された。
ペウダのせい、リベルダムの武器商人のせい、糸をひいていたエリス王妃のせい。
ヤツラを殺して、せせら笑ってやる。

…な、少し壊れた少女ですから。
205名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 02:14:47 ID:54OglSws
リベルダムを廃墟にする必要があるわね、みたいなセリフのときとか
変なとこでクスクス笑う仕草をするんだよな
怖いよママン
206名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 13:16:46 ID:/wyPH+Q2
だが、それがいい。
207名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 17:03:24 ID:Fp9QGKyT
そして、尻もいい。
208名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 20:08:52 ID:kordYbAS
顔と身体はともかく性根が腐ってるのは萎え
ぶちのめされてなんぼの悪役にしか思えん
209名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 20:29:09 ID:46WJrFBw
ここは萎える場所ではなくハァハァする場所だ。
そういう議論は本スレにでも行ってやってくれ
210名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 20:34:04 ID:xFbuOWWl
>>208
腐ってないよ。
トラウマからメンヘルになってるだけだよw

性根が腐ってるというのは、
まぬけな人、欠陥品、きずもの、 はずれが語源の、
役立たずの吸血鬼みたいのだろw
211名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 21:05:57 ID:eXZ9+VK+
どんなキャラでも妄想の糧になれば無問題。
キャラが一人でも欠けたらジルじゃなくなるだろ。叩きはやめれ。

そういやシャロームって絵板では何度か出てるのにSSはないね。
400年だっけ?ジメジメした冷暗所に放置されて
腐るまではいかなくてもカビてたりしないんだろうか。いろんなとこが。
212名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 21:22:20 ID:jZR6asOB
>211
顔が美形だし壁に縛りつけられている状態なので>シャローム
それにハァハァした女主が夜な夜な魔道の塔に通い詰めて
やっちゃうというシチュを思いついたんだが……
シャロームは手も下半身も使えないから話が膨らまないんだよ……
玉葱に憑依させたら別人になっちゃうし

ところで、ジルの世界では女性はブラジャーしてるんだろうか
ブラしてないと戦う時バストが邪魔でしょうがないとは思うが
現代のレースなんかのついたブラを想像していいのだろうか
213名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 21:34:58 ID:46WJrFBw
ブラジャー 歴史でぐぐってみたら
・女性の胸部を覆うブラジャーのような下着は古代ギリシャにおいても、着用されていた
・ゾナと呼ばれる一枚布の下着
・現在のブラジャーの原型は、フランスで1889年、現在の形に近いものが1913年にアメリカ合衆国発明
らしい。
個人的に女冒険者(アイリーン、女主他)はサラシみたいな布で押さえ込んでいるイメージがある
214名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 22:01:13 ID:jZR6asOB
>213
ありがとう
しかしサラシで押さえ込んでるというのはそのまま文章で書いたら
色気ないなぁ
ティアナとかお姫さまたちはコルセットでぎちぎちにウエスト
締め付けていそう
逆に巫女たちは巫女装束の下はノーパンノーブラに見えてしまう
ジルの世界では下の下着(女物のショーツ、男物のブリーフ等)も
どんなの付けてるのか謎だけど

見せTバック履いているカルラは別として
ルルアンタはキャラのグラフィックでスカートの下から緑色の
パンツが見えるがあれはブルマーか?
215名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 22:18:04 ID:VJvBe6hA
>>214
ぼかして「下着」で書くとか。
どんな下着かは読み手に任せる感じで。

巫女ノーブラノーパンはそれっぽくていいな。
216名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 22:36:13 ID:sXuQVuBI
下はノーパンか褌キボンヌ
217名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 22:37:33 ID:K1HYv2Ca
精霊に仕える巫女ははいてなさそうだが、竜王教の信者ははいてそうだ
218名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 22:54:28 ID:54OglSws
いや、むしろパンティーは人類の革新に繋がりそうだから
竜王的にはアウトだろう。
219名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 23:37:39 ID:VJvBe6hA
>パンティーは人類の革新に繋がりそう

じゃあ玉葱と壁男はブリーフ着用ですね!!
220名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 23:43:17 ID:jvAthq6I
>>212
逆にシャロームが女主を
といシチュをプレイ中に妄想した事がある。
221名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 00:08:57 ID:/rWi2eoW
>220
手も下半身も使えんのにどうやって?
玉葱に乗り移ってというのはナシで?

今某カプで書いているんだが、キャラの性格に泣かされている・・
こいつがこんな台詞を吐く訳ない、と何度も書き直し・・
だからと言って性格を変えるのはチョット・・
例えば「従順で男の言うことを何でも聞くフェティ様」
なんて読んでて納得いかんよな
222名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 00:16:44 ID:2sd56ebp
>>221
うんw
223本スレ108煩悩記念 ×女主:2005/08/27(土) 00:37:05 ID:VaRQdq+Z
シャリ「フフ。[女主人公]、君を迎えに来たよ。なにって、君のためのパーティさ!
さあ僕の贈り物。フフ、君の願いはわかっているよ。
愛する男に、犯されたいって!! それ、叶えてあげるよ!!
フフフ アハハハハハハ!!
首を振る[女主人公]。腕が、後退る娘の体を後ろから抱きとめた。
「兄様、セラ…。」
ロイ「心配するな。兄がついている。気持ち良くしてやる。わたしが嘘をついたことがあったか?」
セラ「お前は俺が認めた唯一の女だ。俺がしたい。それだけだ。貴様の意志は関係ない。」
横から腕が伸びてきて顎を掴まれ、唇を奪われる。
レムオン「俺はけして、お前を離さない。」
ゼネテス「よう、[女主人公]。ちょっくら、やろうぜ。なーに、心配するな。
イタいのは最初だけだ。そのイタみに正面から向きあえ、受けとめる事のできる奴が本当のイイ女だと思うぜ?」
チャカ「姉ちゃん!俺の姉ちゃん!」
たくさんの手が[女主人公]の体に群れ、殺到した。
224名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 00:53:17 ID:2sd56ebp
>>223
細かい拘りが光る、記念作乙。
225本スレ108煩悩記念 ×女主:2005/08/27(土) 00:57:30 ID:VaRQdq+Z
強引に服を剥ぎとられ剥かれ、尻を乳房をねぶられ。乳首は吸われ噛まれ、フトモモをナメられる。
一度に、秘部と後ろと口を犯される。
強く鈍い痛みに悲鳴を上げるが、男のモノをくわえたままではくぐもった呻き声しかでない。
イヤイヤと涙を流して首を振るが、誰の耳にも届かないのか
愛撫する指も手も舌も唇も、ひとつとして止むことはない。
レルラ・ロントン「キレイだよ![女主人公]!とっても淫らで厭らしい!ぐちょぐちょだ!
ほら、ココもピンクでテラテラ光ってるよ。アソコもとてもキレイな色だよ!」
エスト「ああ、イイよ…。やっぱり君は、僕がこんな人だったらいいなって、思った通りの人だった。」
白面に不似合いな淫靡な赤い舌が、肌をナメクジのように這う。
痛みは既に麻痺し、かわりにじわじわと異様な刺激が襲ってくる。これが性の快楽というものなのか。
なおも次から次へと、差し入れられ体内に侵入してくる男根。それぞれのピストン、ストローク、その刺激に混濁する意識。
226本スレ108煩悩記念 ×女主:2005/08/27(土) 01:12:44 ID:VaRQdq+Z
「あああああああっっっ…!!!」
頂点に気絶をしかける[女主人公]に、容赦なくナッジが水をぶっかけた。
ナッジ「ごめんね。綺麗にしたら、気持ち良くさせてあげるからね。
お爺ちゃんに教えてもらったんだ。コーンスは数が少ないから、たくさん子供をつくらなきゃいけないって。」
シャローム「さあ腰を振れ、余の忠実なる下僕。」
エルファス「僕は姉を失った。同じだけのモノを僕は手に入れていいはずだ。」
ツェラシェル「あんたにやるよ。俺の命の残り火、残り香。
他愛無いモノだが、受け取れ、[女主人公]。」
白濁した液体が体内でぶちまけられた。
ザハク「すべては徒労。汝の感じる快楽も痛みも、所詮は徒労…。」
もう何度イったのかも、わからない…。 なのに尻を振りねだる。アソコが新たなイチモツをくわえこむ。
オルファウス「ふふ。おねだりですか? [女主人公]、しょうがないですねぇ。残さず飲むんですよ?」
口の中のソレを、うっとりと嚥下する[女主人公]。
227本スレ108煩悩記念 ×女主:2005/08/27(土) 01:33:20 ID:VaRQdq+Z
幾つもの男性器に貫かれ、這いつくばる娘を見下ろし、
ベルゼーヴァは服を着たままで彼女に向けて白濁する体液をぶちまけた。
ベルゼーヴァ「無限のソウル…受け取れ。お前が望んだ精液(もの)だ。」
ヴァン「おい!まだだ!まだやれるだろ! 俺達の熱い情熱はこんなもんじゃ終わらないだろう!なあ!」

ネメア「終わらせはせぬ。私に挑むまでは。」
レーグ「……(うなずく)。」


シャリ「どう? 108の煩悩。腐女子の妄想をその身に受けた感想は? 
あまりに一度にイっちゃったから壊れちゃったかな?
君の願いだったんだろ? 愛する男たちにぐちゃぐちゃに犯されたいって?
フフフ アハハハハハハハ! 満足でしょ?
アハハハハハハ…」
シャリは愉快気に、くるりと一回転。

まだ凌辱は終わらない。いや、[女主人公]は快楽に愉悦の表情を浮かべてすらいる。
果てしない快楽と、愛する男たちのモノと、精液の匂いに酔っている…。
終わらない、終わらない、終わらない、終わらない…。
228本スレ108煩悩記念 ×女主:2005/08/27(土) 01:36:14 ID:VaRQdq+Z
シャリ「僕もほしいの? しょうがないなあ。それ、ヤっちゃお。じゃあねーん♪」



Fin




むしゃくしゃしてやった。今は反省している。
エルファス、シャリ、シャロームEDは未見の為、らしくないことを
関係者各位に深くお詫び申し上げます。
229名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 01:36:48 ID:2sd56ebp
>>228
乙、割り込んで悪いね。
230名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 01:43:52 ID:sMU/3fCM
乙。
デルガド、アンギルダン、イオンズはいないんですな。
男主人公バージョンも見てみたいです。
231名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 01:51:48 ID:VaRQdq+Z
>230 それは男性作者のヒトにお任せデキマセンカ?
女性陣EDまでチェックして、台詞の改編の手が回らないですから。w
男主人公編も読みたいので、誰かお願いするです。
232名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 01:52:33 ID:BJo3hQ08

こっそりザハクが混じってるのがいいな
233名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 04:15:06 ID:/RnJ8na4
さり気なく徒労が居てワラタw
234名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 08:39:49 ID:wowl6loh
うわっ徒労いたのか、気付かなかったよw
ところで、本スレの108ってどの本スレ?
さっきから探しているがよくわからん
235名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 11:37:13 ID:yddF5a0O
本スレが108までいった記念じゃないかな?
236名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 11:41:29 ID:BjFlQXGP
乙です。なんだか男主版を書いてみたくなったかもw
237名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 12:32:46 ID:2sd56ebp
男主版

まさか女主と立場入れ替えたホモ物を
男の作者に書けと要求するというのか?
と、一瞬でも思った俺は負け組。
238名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 12:59:08 ID:dyw7/UqN
ttp://erotyabin.gotdns.com/user/erotyabin/cgi/uproda/img/upsf00515.zip

男主とカルラ、相当男向け
txtだけどIEとかのブラウザで開くと読みやすいはず
パスはzilloll
239名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 14:08:08 ID:eY+uWvuS
誰か↑落とした人いる?
240名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 14:14:38 ID:wowl6loh
>>235
あっそういうことか。

言い忘れてたけど>>223乙。
それぞれにそれらしさがあって面白かった
一部パラレルワールド化してるがw

デルガドだったら鍛え抜いた名工
アンギルは老いてなお、お盛ん。
イオンズは…、みっちり鍛えてやるぞい?
241名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 14:37:25 ID:5pZFM57A
>>238
GJ!
エロも良いし男主とカルラの各種やりとりもなんか粋でイイ
いやなんかかなりツボ

>>239
入ってるのはテキストだけ、安心汁
242名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 14:44:27 ID:F3QcOphq
>>238
GJ!!期待以上に面白かった。クオリティーたけ―。
カルラは好きでも嫌いでも無かったが、イイキャラしてると思った。
別に女でもいけると思う。
上手い人っているもんだな。


243名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 14:48:10 ID:2sd56ebp
>>238
一々男向けと断るだけあるね。GJ。

ロダにアポしてるわけだが、保管所に収録しても桶なのかい?
中の人じゃないんだけど、気になる。
244名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 15:38:12 ID:cMlnCVqm
>>238
GJ!GJ!

カルラ責めのパターンも見てみたいとオモタ
245名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 17:53:58 ID:P8T8ytbS
>>238
 GJ!!
 男向けとあるけれど、内容がきちんとしているし、
キャラの捉え方が上手かったから読んでて実に面白かったよ!

 いい仕事してくれると嬉しいね! 自分も負けじと頑張ろうと思えたよ!
246名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 02:00:12 ID:y9zNOCtj
ひょっとしてもう、流れた?
247名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 03:30:48 ID:JoVHiCuD
鯖が不安定ぽい
248名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 03:37:28 ID:BZCb71yS
「今だけ…セラのことを嫌いになったロイでいて下さい」
「わかった。だが、私はセラのこと嫌いになった訳じゃない、
うまく言えないかもしれないが許して欲しい…

最高だ、シェスター、セラよりずっと良い
シェスターのこのキツくも柔らかい言葉責めに比べたら
セラのなんて物足りないよ、シェスターの虐めは最高だ
奴隷プレイも、女王っぷりがすごくて、セラの我侭じゃ全然いけないけど
シェスターとのプレイを妹に見せるだけで、もうすぐにもイっちゃいそうだ
セラとのあんな友情に溺れていたなんて自分で情けないよ
この吸い付くような肌に触れたら
もうセラの自己主張の激しい腹なんて見る気もしない
セラなんて月光押し付けるくらいしか価値のない屑剣士だよ
シェスターさえ居れば私は… シェスタァ、シェスタァァ」
249名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 10:13:09 ID:Ow79TBx5
とりあえずミイス主がかわいそうだ
250名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 13:35:40 ID:3F6VgPGE
嫌いになったわけじゃない、とか言いつつ罵倒の嵐w
251238:2005/08/28(日) 15:58:26 ID:+HAZFcAj
かなり色々好き勝手やったが、評判悪いわけじゃないようで安心した

>>243
ロダに上げたのは、
なんかやたら長くなったからスレにそのまま貼りつけるのはどうかと思ったからで、
別に保管所に抵抗があるわけじゃない

でもこのロダ、よく見てみたらパスかけファイル禁止とか言ってるんで、よそに上げ直した
ついでだからいろいろ添削も
ttp://kuroneko-upload.no-ip.info/uploader/sn/src/up0183.zip
252名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 18:10:35 ID:BZCb71yS
闇ジルスレで
うまく言えないかもしれないけど…のガイドラインを見るとはねw
253名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 23:44:57 ID:EWyWmJSO
ちょww228面白すぎwwwww
254名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 02:51:22 ID:nmgokArq
>>238
カルラももちろんいいが、むしろ男主のカッコよさが目立つな
主人公は書く人によって好きなだけキャラ付けされるから
ジルオルSS読む上で一番楽しいことの一つだ
255私女だけど:2005/08/29(月) 04:50:34 ID:WynmXNwn
禿銅。
最初の男主とゼネテスが戦場で対峙するとこ、なんだかゾクゾクわくわくした!
GJ!! くそう、なんか悔しいっ。
256名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 00:36:46 ID:CD6a6bwH
投下します
257セラ×ミイス主 1:2005/08/30(火) 00:37:31 ID:CD6a6bwH
これで何度目の兄との逢瀬になったであろうか。
これで最後、これで最後と誓いながらも、劣情に負けてまた兄の元へ通ってしまう。
『もう私の元へ来てはいけない』
兄はいつもそう言う。自分も頭ではそうだと分かっている。
『私はシェスターを、お前はセラを裏切っている、許されないことだ』
兄は優しい。優しすぎるほどだ。
その優しさにつけ込んでいるのか、自分はいつも兄に泣きついて哀訴する。
兄はその度に折れて自分を抱いてくれる。これっきりだ、と言いながら。
情事が終わると自分は泣きながら謝る。もう来ません、と。
ミイスに暮らしていた頃、兄と自分は結ばれた。
その時は道ならぬ恋だと分かっていても閉鎖された小さな村の中では二人の秘め事を隠し通すことは容易であった。
この禁じられた愉しみがいつまでも続くと思っていた。
だが今はそうではない。時間は流れ運命は二人を引き離した。
兄には恋人がいる。自分にも兄以外に好きになった男がいる。
それでも、身体が兄を忘れられない。
自分を捨てて恋人を選んだ兄への、そして兄を奪った恋人への復讐、そんなものは毛頭なかった。
ただ兄の優しい愛撫がいつまでも忘れられないだけ。
お互いに罪を共有しながら、兄と自分は逃れられない泥沼のような秘密の逢瀬を続けていた。
258セラ×ミイス主 2:2005/08/30(火) 00:38:04 ID:CD6a6bwH
悪い夢を見て目が覚めた。いつの間にか見慣れない固いベッドの上に寝かされている。
身体が重く力が入らない、指の一本も自分の意志で動かせない。起き上がることが出来ない。
ふと自分の身体を見ると、見えないような細い糸で全身を縛られているようだ。
『束縛の糸』と呼ばれる代物だ。身体の自由が利かなくなる。
「目が覚めたか」
聞き慣れた声がした。
「……セラ」
目の前には自分の恋人が立っていた。
この男と知りあって随分経つ。
共に歩んでいこうと誓った仲である。大切な恋人には変わりなかった。
しかし自分はまだこの恋人に身体を許していない。
兄への想いが断ち切れずにまだそこへ踏み込めない。
男のその端正な顔が怒りで強張っているように見える。
言葉を発しようと開いた口の中に不意に何かが押し込まれた。
それは口の中で潰れ、果汁と甘ったるい味が広がる。徐々に舌が痺れてくる。言葉を発することが出来ない。
ナジラネの果実だと分かった時にはもう舌も唇も痺れ、咽は渇き焼けついていた。
男は喋ることの出来なくなった自分を冷酷な目で見つめていた。
「俺が何も知らないと思っているのか」
いつかすべてが露見する日が来るだろうとは思っていた。
その日が来る前に兄との関係を断ちきろうと思っていた。だが遅すぎたようだ。
「お前は俺の姉を侮辱した……そしてこの俺を裏切った」
男の顔は怒りで青ざめている。思わず詫びようと口を開いたが、声は出なかった。
ただ必死に男の顔を見つめ目で謝罪する。男はそれを無視した。
男は仰臥している自分の身体を値踏みするような目つきで見つめている。
やがて男の指が身動きできない自分の身体からいともたやすく着ている服を剥ぎ取る。
上着と靴を剥ぎ取られ、簡素な下着姿にされる。
恥じらいを隠すことも出来ず、ただ頬を染め、目を閉じる。
少女の身体の上には、昨日の兄との情事の痕が花のようにあちこちに色づいている。
恥ずかしさに消え入ってしまいたい気持ちになる。
「随分愉しんだようだな」
男がそれを見て、憎々しげに言った。
少女の上に覆いかぶさり、男は髪を掴んで少女の顔を自分の方に向けさせた。
目鼻立ちの整った少女の顔は恐怖に青ざめて尚美しく見える。
男は今更のようにこの美しい少女を他の誰のものにしたくないと思った。
「お前を許さない……」
強引に唇を塞がれた。唇をこじ開けて舌が侵入してくる。熱いぬめった舌が口腔のあらゆる場所を舐め、侵す。
男の歯が唇に当たる。やがて彼女の下唇を鋭い痛みが走り、みるみる口内に血の味が広がる。
唇のその痛みに戦慄を覚え、少女は掌にじっとりと汗をかいた。硬い表情のまま目を閉じる。
男の唇は彼女の唇を離れ、頬を、耳をなぞった。
耳朶に食らいつき、首筋に吸い付き、熱い舌が肌の上を這う。
くすぐったいような感触に少女はぞくりと身を震わせる。かっと全身が熱く火照り始める。
やがて男は少女の胸を覆っている下着を剥ぎ取った。
初めて見る少女の裸体。
大きいが形の整った白い乳房。長い冒険のため引き締まった細い腰。元々色白のきめの細かい艶やかな肌。程よい長さの四肢。
この身体を見たものは自分が初めてではない。改めて怒りが込み上げる。
二つの乳房が男の目前に露にされる。がっちりと両方の乳房を同時に強く掴まれる。
荒々しく鷲掴みにされてまだ発育途上であるそこに強すぎる刺激で激痛が走り抜けた。
少女は激痛に顔をゆがめる。兄からこんな酷い扱いを受けたことはない。
両の乳房を捏ね回され、刺激ですっかり膨れてしまった頂の突起を爪でぎりぎりと抓られる。
その度に激しい痛みと全身を走り抜けるむず痒いような甘い切ない感覚とか代わる代わる彼女を襲う。
男が彼女の乳房に喰らいつく。乳房に赤い歯形が付く。痛い。
身体を動かせない少女はただ天を仰いで呼吸を荒くするだけだった。
259セラ×ミイス主 3:2005/08/30(火) 00:38:47 ID:CD6a6bwH
唯一付けている下着の中が湿り気を帯びてきた。やがて、男の細長い指が彼女の下着の中に差し入れられる。
湿ったそこがくちゅ、と音を立てる。
次の瞬間強引に下着が引きずり下ろされ、少女は完全に生まれたままの姿になった。
薄桃色の丘の上に薄くまばらに生えそろっている茂みがかすかに震えている。
抵抗する術もなく、彼女の両足が力任せに開かれる。
兄にしか見せたことのない、彼女の秘部が露にされる。
触れられていないのに、そこは意思を持つもののようにひくひくと動き、淫らな泉からはもう粘液が流れ出している。
昨日の兄との情事の名残か、そこはもう桃色に色づき充血している。
男は視線で少女の秘部を犯してゆく。男の視線から直接触れられたような刺激を感じる。
直視される恥ずかしさを感じても、何故かだらだらと己の泉から蜜が溢れ出し止められないのをどうすることも出来なかった。
男は不意に、新たな怒りが胸の中にわき上がってくるのを感じた。
この少女は何度兄のものを銜え込んだだろう。
何度ここを兄の目の前に晒しただろう。
そう思うと目の前にあるそれをめちゃめちゃにしてやりたくなった。
男の人差指が少女の膣口へと強く挿入される。ずぶっと音がした。
ずるり、と指の腹が内部の肉壁を引っ掻くように擦る。その感触と鈍い痛みとに少女は喘いだ。
膣口が収縮を繰り返し男の指を締め付ける。中からは掻き出されるように蜜が止めどなく溢れてくる。
人差指が挿し入れられたまま、もう一本の指が扉をこじ開け侵入してくる。
そこは二本の指など簡単に銜え込んだ。内部を掻き回す二本の指の動きに、少女の喘ぎが激しくなる。
少女は恐怖の中にも男の指によって生まれる感覚に酔った。
だが次に、そこに経験したことのない激痛が走り少女は顔を引きつらせた。
悲鳴は声にはならなかった。二本の指が泉に埋め込まれたまま、親指が彼女の菊座に力任せに突っ込まれる。
そこは兄にも触れられたことのない場所だった。
外部から侵入を拒むそこは男の指をぎちぎちと締め上げた。やはりそこは親指の爪の部分までしか入らない。
それでも男は挿し入れた親指を彼女の全身を揺さぶるようにぐいぐい動かした。
「……ぃっ!」
少女が声にならない悲鳴を搾り出した。経験のない痛みに身体が強張る。歯ががちがちと鳴る。
痛みに苦しむ少女の顔を見ていると、男の胸にはだんだん優越感と支配欲とがわき上がってくる。
もっと強い苦痛を与え、泣き叫ぶ少女の顔が見たいと思った。
同時に与えられる鈍い痛みと快美感に少女はだんだん意識が遠くなる。知らず知らずのうちに涙が流れ落ちた。
長い時間が過ぎたように思えた。やがて入れられた時と同様に、指が唐突に引き抜かれた。
少女の身体中の筋肉が一度に緩む。深くため息をついた。やっと開放されたと思った。
まだ放心状態から戻れずに、ぼうっとした意識の中で何度も息を吸っては吐く。
気持ちがようやく落ち着いてから、少女は薄く目を開けた。
260セラ×ミイス主 4:2005/08/30(火) 00:39:24 ID:CD6a6bwH
最初に目に飛び込んできたものに、少女の顔色が変わった。
起き上がることも身を反らすこともできずに、ただ声もなく目の前にあるものを見つめる。
仰臥したままの自分の顔の前には、いつの間にか服を脱ぎ捨てて全裸になっている男の男性自身が突きつけられている。
それは赤黒く血管が浮き出て隆起し、何か忌まわしい怪物を想像させた。
少女はごくりと唾を飲み込んだ。口が渇く。頬が熱い。身体中を戦慄が走る。
兄のものでさえ、ここまで間近に見たことがなかった。
男は少女の顔の上に覆いかぶさり、それを彼女の顔に押し当てるように突きつけ
る。
何も言われなかったが、相手が何を要求しているのは分かった。
息を飲んで、思わず顔を背ける。すかさず男は彼女の髪を掴んで顔を元通りに正面を向ける。
熱い熱気とむせ返るような雄の匂いがする。
少女は強く目を閉じて、歯を食いしばり、いやいやをするように首を振った。
不意に男が手を伸ばした。そして、彼女の口に指を突っ込んで、無理やりこじ開けさせた。
あっと思う間もなく、彼女の口腔一杯に男の隆起した男性自身が押し込まれた。
「……!」
突然のことに思わず目を見開き、呼吸が止まりそうになった。
咽の奥までそれが押し込まれ、何か、熱いものが口の中にゆっくり広がってゆく。
男は彼女の髪を掴んで顔を動かせないようにしている。
口一杯にそれを押し込まれたまま身動きできず、羞恥と屈辱とで顔が赤くなる。
呼吸が詰まりそうになるのに耐えられず鼻で荒い呼吸をする。
開けたまま閉じられない口の端から唾液がだらだら流れて零れる。
口腔に押し込まれたそれは、驚くほど熱い。
それはますます大きさを増し彼女の歯を押し上げ舌に押し潰し、咽の奥にまで到達しようとしていた。
頭の中が羞恥心と恐怖で混乱しそうになる。もう何も考えられなくなった。
咽の奥深くまで強く圧迫されて、彼女は吐き気を催し、噎び始めた。
開けることも閉じることも出来ない口の端から、呻き声とも噎び泣きともつかない声が漏れ、全身がぶるぶる震え始めた。
「ぅぅ……!」
咽の奥がごろごろと鳴る。永遠にそのままの状態が続くかと思われたが、やがてそれは彼女の口から引き抜かれた。
少女は荒々しく息をついた。涙が何滴もこぼれた。
その時、目の前の引き抜かれたものから何かがほとばしるのが見えた。
次の瞬間びちゃびちゃと音がして白濁した生暖かい液体が自分の顔に、髪に、開いたままの唇の中に浴びせられた。
動くことも避けることも出来ずに、彼女は白濁した液を顔中に浴びた。
開いたままの唇から白い液の混じった唾液がだらりと流れ落ちる。
美しい少女の顔が白濁液に汚されているのはなんとも痛々しく淫靡で扇情的であった。
男はそのまましばらくぜいぜいと息をついていたが、やがて顔を上げて白濁液と涙でどろどろに汚れた彼女の顔をじっくりと見た。
「……酷い顔だな」
少女は汚された顔のままどうすることも出来ず、ただ涙をぼろぼろ流しすすり泣いている。
おそらく兄にはこんな事をされてはいまい。かすかな満足感が男の胸に広がる。
男は近くにあった布で乱暴に彼女の顔を拭った。
少女は初めて受けた仕打ちにただ身体を震わせてされるがままになっていた。
『囚われた』と思った。
261セラ×ミイス主 5:2005/08/30(火) 00:39:58 ID:CD6a6bwH
少女の思考はそこで再び中断された。
男が再び彼女の両足を開かせ、さらけ出された秘部に己の顔を埋めたのだ。
べちゃべちゃと卑猥な音を立てながら、彼は少女の秘密の場所を犬のように舐める。
指でひくつく左右の花びらをこじ開け、中に息づく泉に口付ける。
甘酸っぱい少女の匂いが辺りに立ちこめる。
やがてその上にある膨らんで充血した肉芽を彼は舌の先で何度も舐めた。
舌先のざらざらした感触が直接、脳髄にまで響く。
電流のように全身を走り抜ける下腹部から生まれる甘美な感覚に彼女はただ、腰を浮かせ声にならない声を上げ、喘いでいた。
男の前歯が肉芽に当たる。途端に激痛が走る。少女は歯を食いしばった。
男の長い髪が彼女の太股の内側をくすぐる。もどかしいような感触。
男の与える振動にその不釣り合いに大きな乳房が身体の動きに合わせて淫猥に揺れた。
昨日の兄との情事の時にもそこに与えられた愛撫。そしてその時とは比べ物にならない程の激しい長い長い愛撫。
少女の意識は遠くなってゆく。そのまま終わりに到達するかと思われた。
その直後男の男性自身が彼女のじんじんと痺れる肉芽にあてがわれるのを感じた。
燃えるような熱とごつごつした感触が触れている秘部から伝わる。
先程まで自分の口の中に押し込まれていたそれ。
それで自分の中を掻き混ぜられたら自分はどうなってしまうだろう。
未知の経験ではないにも拘わらず、緊張で身体が強張る。額に玉のような汗をかく。
しかしその意志に反して溢れ出した蜜はこれからのことを期待するように太ももの内側までぐっしょり濡らしている。
恥ずかしい、と感じた。頬が熱くなる。
あてがわれた肉棒はひくつく両の花びらの間で擦られるとすぐに蜜にべっとりと濡れた。
男の牡が動かされると、彼女の膨れ上がった肉芽と擦れ合うように触れ合う。
肉芽を硬いもので何度も擦られる感触。それだけで少女は絶頂を迎えそうになる。
少女の顔に恍惚の表情が浮かぶのを見て、男はまた胸の中に新たな憎しみが生まれるのを感じた。
悦びよりも痛みを覚えさせてやりたいと思う。
少女の全身がぶるぶると震える。身体が少し弓なりになる。その途端に、彼女の泉に男の肉棒が乱暴に挿し入れられた。
彼女の中に侵入したそれは彼女の中を押し広げるようにして奥へ奥へと入ってゆく。
ぎゅっと膣口が収縮し、男の自身を締め上げる。
その圧迫感は締め付けている彼女自身の体の中からも音を立てるように響いた。
鈍い、裂けるような痛みを感じる。息苦しい。身体が強張る。
助けを求めるように何かにすがりつきたくてたまらない。必死で両手を動かそうとした。
『束縛の糸』の効き目が薄れてきたらしい。腕が僅かに動く。少女は必死でシーツを握りしめた。
262セラ×ミイス主 6:2005/08/30(火) 00:41:42 ID:CD6a6bwH
涙で霞む視界の中に男の顔が見えたがそこに表情は読み取れなかった。
ずぶずぶと音を立てて男の隆起した牡が奥へと突き刺さる。
最も奥の、肉壁までそれが達すると、今度は一気に引き抜く寸前まで腰を引く。
その度にじんじんと身体の奥から疼くような痛みがわき上がる。
二人の下半身がぶつかり合う度に、湿った卑猥な音が部屋に響いた。
少女の顔と乳房の上に男の乱れた髪がかかる。それがむずがゆいような感覚を乳房から生まれさせる。
激しい腰の律動が止まらない。湿った音が部屋中に響く。ベッドが軋む。
少女の身体の中で内部を押し広げられる重たい痛みと痺れるように甘美な感覚とが交互に生まれ、襲いかかる。
男は不意に少女の股を両手で掴んで腰を持ち上げた。
自分の隆起したそれを銜え込んでいる赤く色づいたひくつく花びらが目の前に見えた。
そこからはだらだらと白濁した糸を引く蜜が流れ落ちている。
ここで何度も兄のものを銜え込んだのかと思うとまた怒りが込み上げてくる。
いたぶるようにそこを指で左右に広げ、その上に震える肉芽を抓るように擦った。
少女は激しい痛みに震え身を強張らせる。膣口が激しく収縮し、男の自身を締め上げた。
その感触に目の前が一瞬暗くなる。達しそうになる。堪えるように男は深く息を吸い込んでは吐きだした。
そして後少しで、という感触のところで男は腰を引いた。
内部の圧迫感が無くなり、一気に身体中の力が抜けたような気がした。少女は息をついた。
男はそんな彼女の腰を持って軽々と担ぎ上げた。
もう動こうという気力もないのか、少女はまるで人形の様に両手をだらりと垂れ、成すがままにされている。
自分はあぐらを組み、その上に少女と自分の顔を向かい合わせに両足を開いた状態で勢い良く座らせた。
いや、抱き落としたと言ったほうが正しい。
隆起し、血管を浮き出している男の自身が先程引き抜かれた少女の同じ箇所に力いっぱい突き刺さる。
「……ぃ!」
生傷をえぐられたような激痛が走る。少女は声にならない悲鳴を上げた。
なんとか動くようになった両手と上半身で必死にもがこうとする。
前から男の両手が伸び、上半身を動けないようにしっかり抱きしめる。
彼女の豊かな乳房が男の厚い胸板に押し付けられ、卑猥な形に歪む。
全身にしっかりと密着した男の燃えるような体温を感じた。熱い。
そして男の右手は結合している部分の上部の震える肉芽へと伸ばされる。
男の右手の指が結合部の上の彼女の膨らんだ肉芽を捕えた。
感じやすい少女はそこを触れられるだけで全身が鳥肌立つような感覚に襲われる。
結合した部分からはぬめった蜜があとからあとから溢れてくる。指の腹はそれを掬い、肉芽に塗り付けた。
途端に電流のように激しい快感がそこから生まれ、少女は激しく喘いだ。
その直後に今度は腰を両手で抱えられて軽く身体を浮かされ、そのままどすん、と落とされる。
下から突き上げられ、少女の内部に擦り剥いた傷口のような痛みが走った。
前からと下からの責め、激しい快感と痛みを同時に与えられて少女の頭の中は混乱しくらくらと眩暈を覚えた。
涙をぽろぽろと零しながら、ただ悲鳴とも嬌声ともつかない喘ぎ声を上げ続けた。
少女の泣き顔を見ると、男はわき上がる支配欲に頭が破裂しそうになるのを堪えた。
263セラ×ミイス主 7:2005/08/30(火) 00:42:15 ID:CD6a6bwH
男の右手がいつの間にか前から引き抜かれ、少女の引き締まった尻の双丘を撫でている。
と思う間もなく、彼の指が半ば強引に彼女の菊座に突っ込まれた。
「……!」
指は彼女自身の蜜で濡れていたが、そこは外部からの侵入をきつく拒む。構わずに男の指が中で暴れる。
少女は激痛に呻き、必死で暴れるように身をよじらせた。
だが、下半身が結合している上に、男の長い腕がしっかりと彼女の身体を抱きすくめている。
身をよじらせる事は結合部と指を強引に挿し入れられている部分から新たな痛みを産みだすだけの結果にしかならなかった。
男の指が内部を、直腸の壁を掻き回す。今まで経験したことのない激しい痛みに彼女は声にならない悲鳴を上げ、その身体はがくがくと痙攣した。
そこは激しく収縮し、男の指を食いちぎるように締め上げる。同時に膣口も激しく収縮を繰り返す。
燃えるように熱い棒状のものを彼女自身の肉壁が締め上げるのが自分でも分かった。
後ろから与えられる激痛。そして結合部からわき上がってくる鈍い痛みに混じったどうしようもない快感に少女の思考は崩壊寸前になった。
泣きながら男の身体にすがりつく。男の激しい息遣いと心臓の音が耳元にはっきり響く。
男は少女を抱いた最初のきっかけなどもう完全に忘れていた。
狂うような快楽とすすり泣く少女の甘い泣き声だけが今自分を支配しているすべてだった。
男の指が禁断の場所を掻き回し続ける。しっかりと密着した二人の恥骨に挟まれて感じやすい肉芽が擦れてとろけそうな感覚を生みだす。結合部から溢れ出した蜜がべちゃべちゃと淫猥な音を立てていた。
もう限界だった。少女の身体ががくがくと痙攣し、彼女は男の背中に爪を立てた。膣口がこれ以上締まらないくらい強く男の自身を締め上げた後、ゆっくりと弛緩した。
少女は霞んでゆく意識の中で兄の顔を思いだそうとした。しかし、思い出せなかった。
身体の中に熱い液体が広がってゆく感触を感じながら意識は遠のき、少女はがくりと頭を垂れて動かなくなった。
264セラ×ミイス主 8:2005/08/30(火) 00:43:09 ID:CD6a6bwH
身体中の血が淀んでいるような感じがする。手足が重い、何かどろりとしたものがまとわりついている様だ。
この胸の内からわき上がるような後悔と罪悪感は何なのだろう。
身体の奥がじんじんと疼いている。先程達したばかりなのに、身体の中のむず痒いようなもどかしさが治まらない。
身体の芯が溶けてしまったような気がしていた。
男は遠くを見るような目で目を閉じて横たわる少女の顔を見た。
(俺は囚われた)
もうこの少女を手放すことは出来ない。片時も自分の傍から離しておくことは出来ない。
自分はこの少女を壊した。手放せば、この少女は傷つけられたまま兄の元に戻ってしまう。
そうなったら、親友である少女の兄にも、その恋人である自分の姉にも二度と顔向けが出来ないだろう。
それ以前に自分はこの少女をもう手放したくない、と思った。
抱いてしまった後で分かった、自分は彼女なしでは過ごしてゆけない事が。
自分はこの少女と運命を共にするしかない。
この少女の兄が自分の大切な姉を奪っていったように、自分はこの少女を兄の元から奪うしかないのだ。
(捕えたつもりが、逆に囚われてしまった)

少女は薄く目を開いた。そして潤んだ瞳で自分の顔を見た。
あどけなさの残る少女の頬は薔薇色に染まり、それが蠱惑的に見えた。
何か言いたげに口を開いた少女の声を遮った。
「もう決して兄の元へは帰さん」
少女の長い睫毛が震えた。
「俺はお前を奪う。逃げたら追う、捕える」
そう言いながら赤い痣になるほど、少女の細い手首を握りしめた。
「逃げられると思うな、お前の意志など関係ない」
「セラ……」
弱々しい声を聞いた。やっと言葉を発せるようになった少女の声は掠れていた。
「ごめんね……ごめんなさい」
酷い仕打ちを受けたにも拘わらず、少女の口から出たのは詫びる言葉だった。
震えている少女は弱り傷ついた小鳥のように見えた。
「私は何処へも行かない、あなたの元から……だから……だから……!
「苦しいの……私を助けて……」
男には少女が苦しんでいる理由が分かった。
腹立たしさと愛おしさの混じったどうしようもない感情がわき上がる。
男の顔に浮かんだ表情を見て少女の頬に一筋の涙が伝った。
「私を助けて……私を壊して……」
愛した男が目の前にいるのに、忘れかけた兄との記憶が甦る。
自分の身体に刻まれた兄から受けた愛撫と口付けの感触が甦りそうになる。
それを振り払うように彼女は叫んだ。
「もっともっと、私を壊して……めちゃめちゃに、して……!」
自分に助けを求める少女の悲痛な顔はこの上なく痛々しく、美しかった。
男は飢えた獣のように再び少女の首筋に喰らい付いた。焼けつくような痛みが首筋に走る。ぐらりと視界が揺れた。
喘ぎながら呟いた少女の最後の言葉は男の耳には届かなかった。
(忘れさせて……忘れさせて……兄さまのこと……!)


−−−終わり−−−
265名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 00:45:17 ID:Ar24aMa2
長編乙!
背徳的でいいね。
266名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 00:53:20 ID:ww4aGS8W
good job!
いやー、地の文をメインでここまで書けるってのも凄いね!
このスレ、男女ともに作風が出て実に美味しいものになってると思う。
267名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 01:03:01 ID:kqrkbSaK
ものすごいグッジョブ
268名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 01:31:45 ID:H0IgFCws
一気に読めた!久々に興奮した!
269名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 02:13:39 ID:dyvRJKdQ
キターーー!!待ってたよー!!
サディスティック・セラ。(いやん、鬼!)
イイ!!すごーくイイ。GJGJ!!
ひょぉ、やっぱ甘い言葉の似合わない男だ。
近親拉致監禁強姦背徳観漂いまくり♪ 
ごちそーさまでした!
270名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 06:49:07 ID:ifDeVok2
セラキタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ !!!
GJ!!読んでて心拍数があがったよ。
背徳観がいい感じだ。
271257-264:2005/08/30(火) 19:55:29 ID:CD6a6bwH
暖かいレスをありがとう
最初はラヴな方向で書き進めていましたが
完全に挫折しますたorz
セラが甘い言葉を吐くところなんて絶対想像できん!
やりすぎかなと思いまつたがレイープものになってしまいまつた

また萌えがやってきたら書きたいと思いまつ!
272名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 21:20:50 ID:yuM3dD1N
゚+.(・∀・)゚+.゚イイ!
273名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 21:48:58 ID:BMEwX5OG
GJ!!
弟妹でこんなに読み応えあるなら
姉兄夫婦は一体どうなっているのかと…(;´Д`)'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ
274名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 23:51:31 ID:dyvRJKdQ
今更だが、「我はすべての営みを、夜の営みも、『嘲笑うもの』ザハク!

とか、ウけ取りにいけば良かった。
む、推敲は大切だな。
275名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 00:19:39 ID:mEiJ4V5+
>>274
まぁ、推敲だけじゃどうにもならんときもあるさ。
俺も同じネタを2パターン作ったが、
悩みに悩んでいざアプすると、もう一個のにしとけばよかったとおもうし。

どうしてもアレなら保管所に放り込まれたときんでも
差し替えてもらうようお願いしてみたら?
276名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 00:46:15 ID:XELMzstT
女性キャラに絞り取られる男主人公…イ`。
277アイリーン×男主(1/6):2005/09/01(木) 20:39:07 ID:2Dnx87aJ
――オズワルド。
破壊神円卓の騎士ヴァシュタールの餌場にして、アスティアの子クーファの故郷。

蒼い油絵具をぬったような空に、やや赤みがさしてきた頃。
魔人が眠っていた、棺と呼ばれる遺跡の頂へ連なる階段に、腰掛ける一組の男女の姿があった。
一人はクロースを着て、腰に片手剣をいう簡素な姿をした青年だ。
巨躯というわけでもなく痩身だが、凄腕の剣士らしく、そこにいるだけで四方に超人的な精気と妖気を放っている。美しい金髪とあわせて剽悍勇壮な風であった。
もうひとりは胸鎧を着込み、片手剣を大事そうに胸に抱える、騎士然とした出で立ちをした赤毛の娘で、こちらもまた凛々しい。
容貌は人並み以上だし、手足も長く、実の身長よりも高く見える。短い胴は深くくびれ、くびれた最低部には女性らしい丸みを帯びた臀の隆起があった。まず美女といっていいが、彼女を一言で表現するならば、それは美しいではなく、凛々しいであろう。
この二人こそ、アスティアの子クーファと、ディンガル帝国の東方攻略軍の副将であるアイリーン・エルメスだった。
278アイリーン×男主(2/6):2005/09/01(木) 20:40:14 ID:2Dnx87aJ

光を失いつつあった陽と、流れ行く雲を見つめていたアイリーンが、ふいに言った。
「ねぇ、あなたの仲間と合流する前に一つ聞きたいんだけど。」
クーファがアイリーンの顔を見ると、じいっとこちらを見つめている大きな目。
射抜くような光を湛えた瞳がこちらを見つめていたのだ。
二人はここまで、ピリピリとした緊張の中、何を言うでもなく、何処へ行くでもなく、仲間を待たせたままずっと座っていた。
何故このような事体になったのだろうか。
クーファは命を帯びて失踪したアイリーンを探し、ついには見つけ出した。
アイリーンはアイリーンで、自分の煩悶に答えを得るための道筋を見出した。
本来、旧知の二人の再会は和やかになればこそ、険悪な雰囲気には、なりようはずがなかったのだ。
その原因は、魔人ヴァシュタールの言動にあった。
「ヴァシュタールが言っていた、あなたの使命って、どういうこと。」
「あー、あれ。昔ちょっと。……たいした事じゃない。」
「うそよ。母の仇を討つのではなかったのか?って言っていたじゃないっ。」
クーファの口元に、一瞬沈痛なものが宿り、陽炎のように消えた。
思えば彼にとって、母と二人での平穏な暮らしが終わり、吟遊詩人レルラ=ロントンとの出合いなど、全ての冒険の始まりの地が、まさしくここ、オズワルドだった。
「ヴァシュタールは復活したとき、故郷の人々のソウルを奪って滅ぼした。
その時母さんは俺を逃がすために、少しね。」
「復活……したときに……?」
「そう。ここでの話。」
驚愕の表情を浮かべたアイリーンと無表情のクーファの間を一陣の風が駆け、
ヴァシュタールの棺を薙いだ。
279アイリーン×男主(3/6):2005/09/01(木) 20:41:10 ID:2Dnx87aJ

「何で、何で私を倒さなかったのよ……
あいつをやっつけて、お母さんとオズワルドを開放するチャンスだったじゃない!」
薄闇に包まれた死の町の静寂を、アイリーンの怒りが切り裂いた。その剣幕に、クーファもガタッと腰を浮かせ、正面から対峙する。
しかし、メチャクチャである。
例えバイアシオン大陸中を探し回っても、自分を殺して家族の仇を討てなどと、アイリーン以外に誰が言うのか。
過去、一つ屋根の下に暮らしていた幼馴染を、大義などない争いで失っていることもあるだろう。融通のきかない生来の生真面目さもあるだろう。彼女の怒りは大きかった。
「この前だってそう。あなたは私と戦わずに逃げた。
私を倒してカルラ様を討てば、あなたは王国を守って、様々なものを手に入れる事が出来たじゃない……そして今度は仇を前に絶好の機会をむざむざと!」
「うるさいっ」
――ヴァシュタールを倒し、母と故郷を取り戻す
彼奴は不意に村を襲い、母と親愛なる住人のソウルを喰らいつくした。
その決意と痛憤は、いまだにクーファの胸で炎をあげていた。
踏み躙られた無辜の隣人たちよ魔天から見ているがいい、必ずや皆の無念は晴らしてみせる。
母より受け継いだ心が、血肉に変じ真っ黒な執念の奔騰となって、常にヴァシュタールを倒せと叫んでいた。
だが彼はヴァシュタールと戦わなかった。
魔人の支配下にあったアイリーンを打ち砕き、怨敵と決戦する事をついにしなかったのだ。
一度戦場でアイリーンの前から逃亡したのは、アンギルダンに続いて親しい人間と殺しあいたくなかったからだ。
オズワルドで再び逃げたのは、行方不明となったアイリーンを探す依頼をこなしているうちに、
自分が彼女に心底まいっているということを、これでもかと思い知らされていたからだ。
何度彼女に制裁を加え、憎悪の炎にまかせて魔人に切り込もうかと思ったろう。
だが、そのたび脳裏に浮かぶ、愛くるしくのぞく笑顔と、やり場のない悲しみにくれる泣顔が、不可抗的な魔力を持って炎を鎮めてしまったのだ。
280アイリーン×男主(4/6):2005/09/01(木) 20:42:01 ID:2Dnx87aJ

アイリーンの怒りが、鎮められていたヴァシュタールへの憤怒を呼びさまし、徐々に欲望と混ざり合っていく。クーファは体の芯が熱くなり理性が蒸発していくのを感じた。
「答えてっ。」
「言うまでもない!」
クーファは、己の目の前に突き出されていた、滑らかな手を掴み一気に引き寄せた。
完全に不意をつかれたアイリーンは、なすすべなく体をくねらせ、どっと彼の胸に崩れてきた。
「俺はアイリーンが好きだ。惚れた女との殺し合いから逃げて何が悪い。」
アイリーンの瞳が、闇に咲く黒い花のように無限に広がって、クーファは飲み込まれそうな混迷を覚えた。青年は片腕で逃げられぬよう腰を抱き、更に引き寄せると、白いあごに手をかけ、唇を重ねた。
彼は怒りに酔っていた。いや、酔わせたのは甘酸っぱい杏の花のような、女の息の香りか。
「っん……くふ……ぅ……」
花びらのように形のいい唇から漏れる女の喘ぎをかぎながら、押しのけようとする腕に腕を鎖のごとくまきつけ、ゆっくりと胸元から引き剥がしていく。
最初の恐慌を脱したのか、それとも観念したのか、アイリーンはぐったりとクーファに靠れかかった。

クーファが唇を離したとき、既に日が暮れあたりは濃い闇に包まれていた。
町の入り口で待っているクーファの仲間たちを除けば、二人しかいない死の町だけに、深林の奥深くと変わらぬ静けさだった。
「俺じゃだめか?」
「なにがよ。」
先ほどからアイリーンは髪をふりたて、俯いていた。だが、もし暗闇が彼女を覆っていなければ、朱に染まった頬が白日に晒されていただろう。
「俺じゃ、アイリーンの幼馴染の代わりになれないのか?今は代わりでもいい、必ずアイリーンの心の中で一番大きくなってやる。」
「……………。」
「アイリーン、アイリーン、アイリーン。アイリーンを、俺のものにしたい。」
一層女を抱く腕に力が込められた。
「……っさいわね。」
泣いているかのようにか細い声。
しずしずと顔を寄せ、ついに二人の視線が絡まった。クーファは彼女の目の黒い花が、月光に照らされ碧潭に変わったような錯覚を起こした。
「ずっと、一緒に居てくれる?」
「嫌と言っても。」
アイリーンはあえぎ、クーファは笑う。
「私だけを置いて行かない?」
「誰が行くかよ。」
281アイリーン×男主(5/6):2005/09/01(木) 20:42:44 ID:2Dnx87aJ

アイリーンを胸に抱き上げ、クーファは自分の家に入った。
住人が消え荒廃するオズワルドにあって、アスティアの家だけは、手入れが行き届き小奇麗だった。
それはクーファが偽りの森によるたびに、ここまで足を運びこまめに清掃を繰り返していた結果だ。いつ母が帰ってきてもいいように、と。
寝台の上で横たえられたアイリーンは、顔を背け微かに震えていた。
「私は、剣を振り続けることしかしてこなかったの。」
柔らかな唇から、切なげな吐息とともに、小鳥が鳴くように繰り返された告白の甘美さは、それだけでクーファの脳髄をも痺れさせた。
神聖さを感じさせるほど清純で凛然として、部下の兵卒に戦女神とまで称されたアイリーン。
それだけにクーファは、あの人を俺のものに……
いや、俺のものにしたいと考える事すら冒涜的な悦びを感じていた。
だが一方で女として眺めれば、女人の精のような、あえかな面を持っていることも知っている。

クーファは、恥らって消えもいりたげな、アイリーンに優しい言葉をかけ、彼女の心を和らげたのち、全て着衣を脱がし静かに愛撫し始めた。
白いと言うよりも半透明な肌、蛇のようにしなやかな四肢。
落ち着いて、けっして焦らず、むしろ事前の愛撫そのものを、掌や全身に吸い付く肌の感触を、クーファはじっくりと愉しみ抜いているのではないか、と思わせた。
「あっ……」
やがてアイリーンがたかぶって、たえきれぬようになったのを見てとると、花心をさぐるようにその体を褥にひらいた。
窓からもれるおぼろ月の光もいらぬ。
まるでそれ自体が蛍光を発するかのように、白い体が闇の中にくっきり浮かびあがり、クーファはそれが本当に今まで見つめてきたアイリーンであるのかと思ったほどだった。
彼はゆっくりと、ここでも優しく怖がらせないようにゆっくりと、正面から彼女を抱いた。
アイリーンは身もだえし、微かなあえぎを漏らし、それがまたクーファの魂を、これでもかと言うほどかきむしった。
全身が熱い、動くたびに柔らかい肉の襞にぴったりと吸いつかれて、しごかれて、ねじられていく。
クーファはあらゆる体液髄液がしぼりつくされていくような気がした。
282アイリーン×男主(6/6):2005/09/01(木) 20:43:22 ID:2Dnx87aJ

早朝、クーファは胸に当たる柔らかい感触で目を覚ました。
アイリーンが幸せそうに皮膚をこすりつけ、あごを男のあごの下でのけぞらしていて、甘い息がなんともこそばゆい。
クーファはアイリーンを意識すると、突然昨夜を思い出して赤くなった。
彼女が己の腕に抱かれた時の恥じらい、今にでも死ぬのではないかと不安になったほどの鼓動、息のふるえ、柔肌のおののき。
――それは昔から愛していたアイリーンに間違いないのに、抱きしめて、かえってこのまま溶けてしまう幻なのではないかと思われた。
だが、夜が明けてもアイリーンは確かに胸の中にいた。それが何より嬉しかった。
ふと、クーファは床の上に一ギアが落ちているのに気がついた。
昨夜服を脱いだときに落ちたのだろうか。拾い上げ、クーファはアイリーンに笑いかけた。
「昔、俺がはじめてアイリーンに出会ったとき、この硬貨くらいの十把一絡げな存在だった。逃げたことで、様々なものを失ったってアイリーンは言ったけど、俺はなに一つも失わなかったよ。」
「……今でもあなたの考えはよくわからないわ。」
アイリーンは笑いながら、呆れたように言葉をつむいだ。
「だけど、感じるくらいならできるかもしれない。」
クーファはぎゅっとアイリーンを抱きしめた。
二人は幸せそうに互いの体温を感じながら、再びまどろみの世界に落ちていった。
283名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 20:45:00 ID:2Dnx87aJ
終わり。

オチは
デルガド「むぅ、いっこうに帰ってこんわい。
こうまで待たされると、根掘り葉掘り聞き尽くしてやらんと腹の虫がおさまらんのう。」
レルラ「ねー。ありとあらゆる事聞きだして、英雄譚の肥しにしちゃおうよ。」
フェティ「きーっ!このアタクシに野宿させるなんて、100年はやくてよー!バカー!」
ということでw
284名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 21:11:46 ID:IZRBLP0F
乙&GJ!

アイリーンってあんまり人気なさそうなんだけど
このスレでは割と出てて俺のようなアイリーン好きには嬉しい限り。
285名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 21:52:14 ID:Y6RYkKvF
でも、始まり地の主人公じゃ、
アイリーンEDは無理
つまりヤリ逃げ?
286名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 22:09:11 ID:2Dnx87aJ
>>285
無印時代だってエアとかレムオンとかの妄想ルートとか
沢山あったのにそのツッコミはヒドスw

原作にないトコロを(勝手に)フォローするのも
二次創作の楽しみの一つということで
そんな野暮な事言っちゃ駄目w
287名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 22:46:09 ID:c4/vxC5o
乙〜。

クーファ君、以前王女様も喰ってませんでしたかい?
288名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 23:01:01 ID:3y464KwX
それこそ野暮なことは言うなよw

>>276
GJ!心理描写の多いエロパロが好きなんで面白かったよ
このスレは文章が綺麗な作品が多くてちょっと嬉しい
289名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 23:46:43 ID:6LFevrZr
>277
アイリーンは王城発じゃなくても親密度が上がりやすくて
いい雰囲気だよね、GJ!
>288
も言っているが、本当に綺麗な文章だね、好きだ。
290名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 15:17:02 ID:kYpvKerd
>>287
今見たら一応
王女のは旅先男主で、こっちのは始地男主なんだな。
291名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 00:19:24 ID:Ivs0s6vL
保管庫管理人様、いつもお疲れさまです。
292名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 00:48:03 ID:gs2Kd6AB
ホントだ。保管庫いつも乙!
頼りにしてまっせ。
293名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 05:50:01 ID:213Lrytz
まいどおーきに。重宝してますよって。


最近、内なる妄想をSSで吐き出したら、さっぱりしてしまった。
何に萌えればいいのかわからなくなってしまった。
迷える件(くだん)に愛の手を。
294名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 12:49:21 ID:gs2Kd6AB
>>293
ゲームやり直す。
295名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 14:04:06 ID:DmLbiDK7
指令通達。
37は少しずつでもいいので書いて投下すること。
逃亡は認めないのでそのつもりでおながいします(*´Д`)ハァハァ
296名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 21:38:17 ID:Ivs0s6vL
内なる妄想をSSにしたら
本気でそのキャラに恋してしまった自分は
どうしたらいいのだ……orz
ただSSのネタに使うだけのつもりだったのに……
公式設定集買っちゃったよ……
297名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 23:12:27 ID:7ZaPXxro
萌えつきろ
俺にいえることはこれだけだ。

そしてあなたの萌えSSを書いて下され
298296:2005/09/04(日) 23:30:03 ID:Ivs0s6vL
よーしパパ頑張って続編書いちゃうぞー!
って自分のSSはED後の設定になってるし

「○○と主人公は新天地で幸せな家庭を育みました」
みたいなジル本来の世界を全くと言っていいほど反映させてないのは
ここに書く二次創作としてどうか?と思ってしまう
個人サイトさん掲載の作品の中には
「主人公と○○の間にはもうお腹に子供が……」とかたまにあるけれど
299名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 23:37:35 ID:7ZaPXxro
>>298
自分的にはありかと。
注意書きを題名にのせれば桶じゃないでしょうか?

催促するようで悪いですが、萌えキャラとはどなたで?
300名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 23:47:00 ID:gs2Kd6AB
>>298
俺的にはチトきついな。
そのあたりは最初に一言入れてくれれば、スルーするし。
「ジル本来の世界を全くと言っていいほど反映させてない」
つーのもピンキリだから実物を見ないと何も言えんケド。

まぁ、バーリトゥードなスレだし、気にせず投下シル。
楽しみに待ってるよ。
301名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 01:15:11 ID:FCzXg+Jd
>298
ジルオールの匂いのする二次創作ならありだと思う。
名前だけ借りたオリジナルみたいなのは厳しいが。
302名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 03:36:44 ID:ZWx13Gmu
だね。まずは一文断りいれて投下プリーズ。
琴線に触れて、問題ナシってことも。
ぜひ、貴君自身が萌え転がるよーなのをキボン。
303名無しさん@ピンキー:2005/09/06(火) 01:50:53 ID:PJsVIH/V
超亀レスだけど >>112タン
始まり女主で未来EDゲトして「こんな裏切りまくりの主人公って・・・orz」
だった私も救ってくれてありがとう 激感謝。
304名無しさん@ピンキー:2005/09/06(火) 07:29:22 ID:PgpFDkx2
旅先女主でエリス裏切ったときは流石に良心疼いたな。
旅先スタートでノーブル伯なれたら言い訳になる&ドラマチックなのに
復讐の為、捨て身で貴族に近づくってシチュに萌えるのだが
305298:2005/09/06(火) 19:54:27 ID:T+PGPtBT
>299-302
ご意見多謝。
名前だけ借りたオリジナルにはならないと思いますが
ED後だと舞台がバイアシオンじゃなくなってしまうだろう
と悩んでいました
(未来扉EDでも主人公は「どこか」へ旅立つみたいだし)

今、別のカップリング書いているので、それが書けたら
(書けたるのか?W)
続編書いてみよっと
306298:2005/09/06(火) 19:55:44 ID:T+PGPtBT
書けたるのか→×
書けるのか→○
すんまそんorz
307名無しさん@ピンキー:2005/09/06(火) 23:33:20 ID:AVzRp47+
>>304
某ジルの神サイトで、そっくりそのままのシュチュエイションで女主人公の小説があったよ。
308名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 07:14:48 ID:+C/tTk48
>>307
マジで?探してきます
そしてスレ違いスマソ
309名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 22:27:18 ID:m5fLl8V3
ED後、旅に出た主人公と落としたキャラは
絶対船出すると思うのだが
船室エロシーンが書けない・・
船室エロのある作品キボン
310名無しさん@ピンキー:2005/09/10(土) 04:40:52 ID:2SB2BUBi
船室エロといえば、こないだ×クリュセイスで書いてもイイ
というてくれたお人がいらさったのに。
どないしましたやろ。期待してますよって。
311名無しさん@ピンキー:2005/09/10(土) 05:22:40 ID:3cJ556Qr
>>310
正直スマンかった。別の書いてたw

俺も無印以来のクリュセイス萌えだし、
力足らずながら全力投球させて頂くんで待ってくんろ。
312名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 19:46:45 ID:3Je7p/u1
いまさら設定集みたいの買ったんだけど、エア様って7歳だったんだな。

いけない気分になってしまったorz
313名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 21:18:09 ID:Dwl0KjRG
>>312
しかも外見は13歳くらいだからな。
どう転んでも犯罪だw
314名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 22:08:39 ID:Y7AgPGTF
レルラが30歳でルルアンタが13歳ってのも
レルラは17歳でルルアンタを妻に孕ませて失踪かい!
ひでーヤンパパだw
315名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 22:22:11 ID:hMELU10V
それがリルビー族クオリティなのかもw
316名無しさん@ピンキー:2005/09/10(土) 22:31:21 ID:3cJ556Qr
ルルアンタが娘という話は置いておくとして、
なんでもキレイとか詩になるかだけで判断する
イっちゃった芸術家らしいエピということで結構好きだなw>失踪

やっぱ西行法師の逸話をパロった人非人っぷりなのかね。
317名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 22:37:44 ID:vNHbsuSb
よく考えてみるとガルドランって登場人物の中でもかなり善人な部類に入るよな。
この面子の中だと。
318名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 23:31:15 ID:jIAe+ohE
経歴がわからんだけかも…
でもこのスレでネタにできそうな犯罪歴?はなさそうだよね。
319名無しさん@ピンキー:2005/09/10(土) 23:36:38 ID:3cJ556Qr
フェルムちゃんへのストーカー。
320名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 04:35:24 ID:oLq4Rn9v
フェルムへの冒険への拉致未遂と
テラネでの女風呂ノゾキ疑惑と
ヴァンへの暴行が主だからなあ。
叩けば色々とホコリはでそうなんだが。
321名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 05:42:13 ID:l94Q1qy7
>>320
ノゾキは違うよ。
あれは冒険者ギルドにいる奴が犯人。
テラネのスタートイベント中に話しかけると自白する。
322名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 10:04:19 ID:VZoF+IXt
ヴァンちゃんはどこまでも報われない子だな
323名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 21:33:19 ID:XenuJhhr
ヴァンはナッジ大好きだからねー
女主とは絡ませにくい
キャラが被るチャカは姉ちゃん大好きだから
女主と絡ませられるけれど
324ヴァイライラxヴィアリアリ姉妹丼エロパロ1:2005/09/12(月) 02:55:14 ID:TXmJJUbJ
ロストールの宿屋にて

冷たい夜風がスっと肌を撫でていく。久しぶりの心地よい夜に、自然にテラスへと足が向いていた。
静かな夜は、なんだか眠ってしまうのが惜しくなる。こんな風に考えるようになったのは、いつ頃からだったろうか。
辺りを覆う静寂と暗闇は、心の奥に根ずく焦りや苛立ちを忘れさせ、空に煌々と輝く月は、困難を乗り越える希望を与えてくれる。
なぜだか分からないが、こんな夜が来るたびに無性にそんな思いに駆られるのだ。
「眠れないの?」
ふと振り向くと一人の少女がたたずんでいた。
(ヴィアリアリか・・・?)
「そっち行っても、いい?」
返事をする間もなく、ちょこんと隣にやってくる。
「お兄ちゃんとふたりっきりだ」
ヴィアリアリは舌をペロっと見せながら無邪気な笑みを浮かべた。
「・・・私さ、最近・・・お兄ちゃんのこと想うだけで身体がどんどん熱くなってきて・・・。
こんなこと初めてだよ。この気持ち、自分では抑えきれないの。
口には出さないけど、きっとヴァイも同じように感じてると思う
私たち二人は、性格はちょっと違うけど、結局似てるんだ。
ねえ、こんな姉妹だけど・・・お兄ちゃん、これからも助けてくれるよね?」

  もちろん助ける
  悪いが助けられない
⇒ ちんちんおっきした

「お兄ちゃんってば、私の話ちゃんと聞いてるの?今、すごく恥ずかしいんだから。何度も言わせないでよ」
彼女はこちらの胸ぐらをガッシリと掴みながら、偉い勢いで揺さぶっていた。
(一体どうしたらいいんだ・・・)
「ヴィア!」
彼女の動きがピタリと止まる。そして、すぐさま掴んでいた手が離れた。
その声の主が部屋の中から現れるまでにそう時間はかからなかった。
双子の姉のヴァイライラ、である。
「あなた、一体何してるのよ」
「エヘヘ、ちょっと興奮しちゃった」
「・・・お兄様!」
325ヴァイライラxヴィアリアリ姉妹丼エロパロ2:2005/09/12(月) 02:57:45 ID:TXmJJUbJ
テラスにはすでに妹のヴィアリアリの姿はなかった。
姉のヴァイライラに諭されて、先ほどへ部屋に戻ったのだ。
「はい、妹はもともと甘えん坊でしたから・・・。
お兄様に出会ってからというもの、日に日にその感情が強くなっているようです。
さしでがましい申し出と充分承知しているのですが、どうかあの子の面倒を見てやって下さい」

 面倒みるよ
⇒二人まとめて面倒みてやる
 そんなこと無理だ
 
「え?私も・・・ですか?
私は、その、あまりそういったことに経験がなくて・・・。
正直、上手くお相手できるかどうか不安なんです。
気持ちさえあれば・・・。そう・・・ですよね、つまらないことを申しました。
色々とお気遣いありがとうございます。お兄様・・・」

テラスから部屋に戻ると、妹のヴィアリアリがベット横たわっていた。
その身にはもはや何も着けていない。生まれたままの姿である。
「お兄ちゃん・・・はやくぅ」
こちらを一目見るや、切なげに声を上げる。
発達した、筋肉質の白い大腿部。大きく開ききったその中心からは、うっすらとした茂みが顔を覗かせている。
既に彼女自身から湧き出した透明な粘液が、内股をつたってシーツにまでうっすらとシミをつくっていた。
「もう我慢できない・・・よ」
彼女の潤んだ瞳だけでも、男の性的欲求を奮い立たせるには充分であった。
ふと、気が付くと姉のヴァイライラも同様に一糸纏わぬ姿へと変貌していた。
そして、その普段と変わらぬ、どこか寂しげな笑顔でこちらに微笑むと、妹の横たわるベッドに脚をかけた。
仰向けに寝そべる妹の上に、のしかかるようにして身体を預ける。すると、その光景は今までとは打って変わる程の
淫悦さをかもし出すのだった。
「ヴァイ・・・キスして・・・」
2つの鍛え上げられた女の四肢が、眼前でいやらしく交差する。
互いの唇を重ね、カタチの良い胸、そして乳首が擦れ合う。二人の脚も激しく絡み合っていた。
326ヴァイライラxヴィアリアリ姉妹丼エロパロ3:2005/09/12(月) 02:59:37 ID:TXmJJUbJ
クロースを脱ぎ捨て、勃起したペニスが露になると、彼女たちの顔に恍惚の笑みが浮かんだ。
見慣れぬ異性の逞しさからだろうか、女たちの顔がさらに紅潮していくのが見て取れる。
ヴィアリアリとヴァイライラ、二人の重なった太ももの付け根に、膨張しきったそれを当てがうと、その男の感触は
予想通り彼女たちをみるみる虜にしていった。
「あンッ・・・お兄様ッ!はやく、・・・下さいっ」
「だめっ、お兄ちゃん、私に入れてっ!お願い・・・もう変になっちゃうよぉッ」
しかし、そんな懇願をあざ笑うかのように、ペニスはそれぞれの膣口を愛撫するにとどまっている。
そんなことを幾度か続けている内に、ヴィアリアリが肩で息を吐きながら囁いた。
「い、苛めないで、お兄ちゃん・・・」
焦らされた花弁は、まるで喘ぐようにヒクヒクと痙攣を繰り返すばかりだ。
(・・・これくらいにしとくか)
一呼吸置き、再びペニスをヴィアリアリの膣口に定める。そして、力込め、ゆっくりとねじ込んでいった・・・。
「あああッー!」
妹の悦楽の叫びに、姉のヴァイライラが思わず後ろ振り向いた。
見ると彼女自身のすぐ真下をかすめて、妹の半身が貫かれていた。
絶えまなく繰り返されるピストン運動。肌と肌が激しくぶつかり合う音。
ありとあらゆる要素が二人の羞恥心を擽り、火照った身体をより敏感にしてゆく。
「ひぁっ!いっちゃうッ、もう・・私・・・いやああッーー!!」
ヴィアリアリの身体が、弓のようにそり返り、彼女は絶頂を迎えた。
そして彼女の膣内からペニスが勢い良く引き抜かれると同時に
今度はヴァイライラの膣内へと進入していく。
「いっ・・・」
あまりの不意の出来事に、声にならない悲鳴を上げてしまう、ヴァイライラ。
だがすぐにそれも喘ぎ声に変わってしまうのだ。
彼女たちの官能の叫びは、いつもでもロストールの静かな夜に響き渡っていた・・・。

END
327名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 03:40:15 ID:PQnCA2mb
新作キター!美人双子イイよなー。
男主の選択しにワロタ。
328324:2005/09/12(月) 18:27:21 ID:TXmJJUbJ
ゲームのテキストを読んでる感覚を残したSSつくりたいな!と思い、
男主のセリフを一切抜いて代わりに意思表示の選択肢っぽいものをいれてみましたw
お目汚し失礼しました!

自分妹キャラとかにはあんまり興味なかったんだが
あんな美人姉妹で、互いの存在を思いやってるピュアな双子
しかも両方に慕われるなんてマジ萌えヤバスw
329名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 19:34:32 ID:hn+OeFFO
ワラタよ。

前のプロレスネタといい、
そっちのセンスもあるSSが多いスレだw
330名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 22:37:40 ID:BUYnvmCv
そういや女主のスリットが無印より控えめになっててショックだったな…
でも相変わらずエロい体だからまあいいとしよう。

ロイは女主に自分のことを何て呼ばせてるのか気になる俺は妹萌え。
1、兄さん
2、兄様
3、兄上
4、兄君
5、お兄ちゃん
6、お兄たま
331名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 22:52:57 ID:wmH5U1Uu
>>330
2番が良いなぁ
332名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 00:18:38 ID:5QjF0mdV
フェティって需要無いのかな?
俺はああいう高慢なエルフをどうこうする話に燃えるんだが。
333名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 00:23:07 ID:z1O2cLnW
ミイススタートイベントで「兄さんと約束したんだから」って独白が。。
(「村人を助ける」選択後マップ切り替わった後すぐに上に行こうとすると出る)

ロイは女主に甘々だと信じて疑わない自分は兄萌え。

。。。失礼しましたー
334名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 00:37:54 ID:4ucR7EoN
>>324
乙ー。
欲を言えば双子Wフェラも見たかったデス。欲望に正直すぎてゴメソ。
335名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 00:41:25 ID:VYR5U91C
>>332
書け、今すぐ書け。

    〃〃∩  _, ,_
     ⊂⌒( `Д´) < 書いてくんなきゃヤダヤダ!
       `ヽ_つ ⊂ノ
              ジタバタ

    〃〃∩  _, ,_
     ⊂⌒( `Д´) < ヤダヤダ!
       `ヽ_つ__つ
              ジタバタ

      _, ,_
     (`Д´ ∩ < 書いてくんなきゃヤダヤダ
     ⊂   (
       ヽ∩ つ  ジタバタ
         〃〃
336名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 03:12:16 ID:3nyJJ1kF
>>333
それなんかちょっと萎えるよなー
いや別に「兄さん」がダメってわけじゃあなくて、
喋らないタイプの主人公なんだから、そこらへん一貫して欲しかった
なんかこう、変にキャラが付いちゃってるというかさ
黄金主のチャカとのやりとりとかもね、いや笑ったは笑ったんだけど
337名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 15:57:12 ID:0OH+UtLo
>>336
ひとりでパントマイムしたあげく何故か上に行けないとかなったら、プレイヤー置いてけぼりだろw
338名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 19:06:59 ID:EmNFVs6u
誰かオルファウス×ネモを書いてくれ

いや本気ですよ?
339名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 19:15:16 ID:w7iCAGLC
801板行ってこい
340名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 19:17:11 ID:EmNFVs6u
801板ならネコもあるのか!

OK、ちょっと行って来る
341名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 19:22:28 ID:w7iCAGLC
…いや、ネモと女キャラならともかく、男男はここの範疇じゃないという意味で言っただけで
実際にあるかどうかまでは知らんぞ。
342名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 19:24:41 ID:EmNFVs6u
なるほど、801板いってきたがネコは無かった
801板ですらないのならネモ萌えの俺は何処に行けばいいのだろう、ああ無常
343名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 19:26:23 ID:w7iCAGLC
アトレイア×ネモ、女主×ネモなら考えよう
344名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 19:33:18 ID:EmNFVs6u
おお、是非お願いします
345名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 20:26:59 ID:z1O2cLnW
ヒルダリア×猫先生・・・
346名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 21:25:52 ID:u/OylqmJ
何この猫好きの多いスレ
347名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 21:26:31 ID:VYR5U91C
獣姦は一言最初にいれてくれ。
結構きつい。

女主相手だと何故か全然ヘーキなのだがw
348名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 22:34:39 ID:T5E9iF3b
俺がロイなら女主の体がほどよくむっちり育ってきたところで
兄の権限使って犯ってるだろう。

俺がセラなら女主の警戒心がほどよくとけてきたところで
兄の親友の権限使ってあのフトモモでスマタして更に白いのぶっかけるだろう。

今までのどんな女の子主人公よりも萌えますた。
フトモモ最高。ジークフトモモ。男主で一週目終えた自分が憎い。
まさかこんなにフトモモがいいものだったとは…
349名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 23:00:11 ID:G9gHnFkl
>>342に聞きたい。

 獣姦萌えなのか、猫萌えなのか。
 前者は無理だが後者なら書けそうだ。(だが、それではエロパロでない。それが問題。実に問題。)
350名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 23:18:31 ID:aI9JRHQr
>348 そのネタで結構なので、SS投下お願いするっす。
女作者が書いた作品とは、違った風味が味わえそうでつ。。
351名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 23:49:13 ID:l4KtQavF
>>348
三国無双の新武将作成みたいに、
服とか髪型とか声を細かく設定出来ればなおよかった。
352名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 00:45:17 ID:2Zb8ArmP
>>348
無印はやったか?
もっと凄いぞw
353名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 01:28:07 ID:WozbhkD8
女でも魅了されます。無印太股。
無限女主はすらりとはしてるが、凹凸が大人しくてナ。
一方で、無印ザギヴの折れそうな程、白くて細い体にドッキドキ♪
354名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 01:59:47 ID:X2Mnx7//
この世界避妊技術など皆無に等しいだろうから
スマタはかなり有効だな。

俺がロイなら旅に出る前に幼さの残る(notロリ)女主の体を身体検査と称して
スカートめくってパンツ下ろさせる。で、じっくり見る。そしてスマタに移行。

で、旅から帰ってきたら育った女主と薬草取りに出かけて
膝を突いてしゃがみこんだ女主の尻に後ろから顔ごと特攻したい。
ついでに育ちまくった体を再検査。じっくりたっぷりテイスティング。
355名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 02:07:44 ID:2Zb8ArmP
つ山羊の盲腸
356名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 02:28:01 ID:WozbhkD8
…ちょっと勘違いしてたよーなので教えてくれ。
スマタってどーゆー状態? 避妊ができるの?
素股だから、ゴムなしなイメージがあったや。
357名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 02:36:39 ID:2Zb8ArmP
>>356
おいおい姐さん頼むよw
それじゃ中田氏だろw

とりあえずウィキペディア
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%A0%E8%82%A1
あと風俗業界用語集
ttp://www.tinkle.co.jp/dictionary/su/%E7%B4%A0%E8%82%A1.html
358名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 02:41:28 ID:yWVU6mmO
>>349
なんつーか、ネモ萌えです
ネモ可愛いよねネモ

是非書いて下さい
359名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 02:47:19 ID:eROEmAjA
>>356
つ【ぶぶ漬け】
360名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 09:25:29 ID:wJQF6C+x
>>359
さ、最終兵器…
361名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 11:23:43 ID:z1K0MPDG
マ○コにポップシールド張って避妊率ダウンと言ってみるテスト
362名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 12:35:57 ID:Jr7cH4zm
>353
そうか、大人っぽい凹凸なのか(・∀・)ニヤニヤ
と曲解してみる
363名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 14:22:33 ID:VgodCc/W
ケリュネイアがネメアが遠くに行っちゃった寂しさを紛らわすために
ネモにバター猫させるというシチュはどうだろう( ´∀` )
364名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 14:51:41 ID:Bz+gd6Re
>>363
バターのみならず挿入。
猫のティンコは棘があるから、抜く時痛いんだよね!
365名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 15:08:49 ID:r8G/+Its
舌もざらざらしてなかったっけ?
366名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 17:40:46 ID:w1g5M42g
猫の舌でなめられたら、快感どころじゃなくて痛いと思う
367名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 18:26:32 ID:VgodCc/W
じゃパンツ越しにするか
いたずらネモがベッドで寝てる女キャラのアソコを鼻でグリグリ 
女キャラ→夢うつつにハァハァ
368名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 19:49:25 ID:j4c1Hce8
>>364
姐さんがどこのスレ見てたかわかる気がするw
369名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 22:11:50 ID:X2Mnx7//
ネモより猫先生のほうが色々悪さしそうな気がする。
で、ばれるとシラを切るか巧みな話術で丸め込む。
370名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 22:59:02 ID:2Zb8ArmP
おめーらみんなエロイでつね。

でも、ネコ先生のやたらな腹黒化は正直違和感あるな。
371名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 23:41:59 ID:GvjlUvxb
獣姦だったらミノタウロスとか巨大ナメクジ……
いや、なんでもない。
372名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 00:45:54 ID:nIcTqXUs
男主だったらハーピイでもふもふ。ラミアでチュー。
373名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 02:58:53 ID:aPlXJ65J
オルファウスを性格悪いと評したゴブリンは見る目があるよな
374名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 21:23:03 ID:eYQ7njXH
タルたんに陵辱された女主人公が、
タルたんを自分にふさわしい男になるよう、
更正させる話とかはどうだろう。
375名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 22:27:12 ID:dCKtewEV
そんな発想ができる女主人公がすげぇよw
でも書いてくれるなら読みたい。
しかしストーリー重視するならエロ少なくなりなりそうだし、エロ描写を濃くすると話に説得力無くなるしなぁ
最初っから女主も樽のことを気にかけてたとかか?
376名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 23:58:16 ID:wlUA7RCF
>>374
奇抜な発想だが、読みたいとは思わんねw

ここで書くつもりなら、食わず嫌いした俺を、
懺悔後悔させるようなものを期待してるぜいw
377名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 00:33:46 ID:/fbPHPto
書き手の人は好きなの書いてくれるのキボン
いや、設定云々より抜けるかどうかが重点っていうヤシもいますよ、っていう
378名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 00:54:46 ID:9p/luTaM
とりあえず新作キボンヌ。
いつもウロウロとして待ってるよ。
たまには書くけど、Hレベルが低いの解ってるから自粛。
道程には所詮、借りてきたよーな文章しか無理ぽ。
379名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 04:28:07 ID:6MF5YboN
>>374
こうなった以上、責任は取ってもらうが、今のタルでは力不足!
その腐れた根性ごと叩きなおしてくれるわ!
エロイごぼうびを駆使しつつ、トウのたった逆光源氏計画!

って感じか?ちょっと見てみたいような。
380名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 10:35:30 ID:5RelCrCF
>>374
それ、すっごい読みたい。おながいします・・・
381名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 11:08:45 ID:wSvD4q4I
●様に凌辱されるくらいなら、
ミノタウロスに犯されたほうが
ビジュアル的には美しいよね!
わかってる!そんな俺は少数派だよね!
382名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 11:22:46 ID:p98xLlkn
>>381
(・∀・)人(・∀・)ナカーマ

ただ俺は●様でも
モンスター化して逝っちゃった●様だったら許しちゃうけどw
383名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 02:47:52 ID:GaVk7oeG
空中庭園の4人、シャリエリス入れて6人の前で…
384名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 02:56:14 ID:d6tGzfZw
ヤバそうだね、こりゃ。
理性も何もトんじまってる。
ここは俺がなんとかする!と言いつつ視姦。

385名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 05:33:57 ID:GaVk7oeG
目の前のぬちょぬちょぐちゃぐちゃな、卑猥な光景に

アトレイア「…目なんて…見えなければよかった…っ! そうすれば、見ずにすんだのに…っ。」
386名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 11:52:48 ID:gOZNYEAH
むしろティアナに
「あれは何をなさっているのでしょうか? なんだか苦しそうにも嬉しそうにも見えますが……」
とか聞いちゃう無知なアトレイアたん萌え。
387名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 12:58:24 ID:7UrUh9Cj
女主にしぼりとられて怪物●様アボソ
ティアナたんにレムオソが掘られてヒッキーに。

阿部が叔母貴襲って、
残ったアトレイアたんが仏骨に口説かれて闇落ち。
これ最強。カンペキダ!
388名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 13:22:43 ID:gOZNYEAH
お釈迦さまの遺骨=舎利、って分かりにくいよw
389名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 16:56:00 ID:mN2Gk2eA
他スレだと酢飯という表現もあるけど…
禿しくどっちも判断不能だから止めてけれ
390名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 19:26:39 ID:KnApRcW9
酢飯ワロスw
391名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 19:57:56 ID:u6gnkdw5
>>389
某妹のことかーっ!
392名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 02:25:08 ID:l2vnrBKH
クリュセイス×男主を投下します。
393クリュセイス×男主(1/6):2005/09/18(日) 02:26:12 ID:l2vnrBKH
 蒼茫とくらい内海の海原を一隻の帆船がすすんでいた。
壮大な夕焼けが西の海の水平線を血色に染めていたが、しだいに蒼みがかかり、今は残光が微かにのこっているだけだ。星影が、前檣のかげに立つふたりの男女を照らしていた。
「ルヴァ!夕陽を見たこと?わたくし、うっとりしちゃった。」
「一緒にいただろ、きれいだったな。それよりあっち、リベルダムをみろよ。」
「すてき…。わたくしも、あの小さなともし火の中で暮らしていたのね。」
バイアシオン内海には夕霞がおりて、水平線のはてに浮かんだ落日が、先ほどまでその美しさで乗客を恍惚とさせていたが、日が沈んだ今は、帆をまきあげて出港したリベルダムの灯が、闇の中でうっすらと輝いて、見るものを楽しませていた。
ひとりは上品そうな楚々たる姿体の娘で、腰まである茶色の髪と丈のながいスカートを揺らしながら、舷のへりから身をのりだしている。その傍らで心配そうにしているのは青髪の青年で、ほっそりとしているが、どこか肉食獣じみた存在感を持つ男だった。
娘は自由都市リベルダムやロセン王国の復興で、指導的立場にあったクリュセイス・クロイスであり、青年はフリントの息子ルヴァと言う。
二人ともリベルダムからの航路など、何度も何度も乗船しているはずだが、すべてが新鮮で世界は驚きに満ちている童女童子のように、屈託なく笑いあっていた。
それもこれも、この船が二人を新たな旅につれていってくれるからだ。
二人は全ての任から解放され、世界を回っていろいろな町を見て回るためへの、待望の船出だったからだ。
394クリュセイス×男主(2/6):2005/09/18(日) 02:27:13 ID:l2vnrBKH

 四面を板壁に囲まれた小さな部屋。
静かな夜の帳なかで、風に鳴る帆のはためき、帆柱の音、潮騒の響きが微かに聞こえる。
裸身をさらしながら寝台に腰掛けているルヴァの前で、クリュセイスが潮くさい羽目板にひざ立ちで屈み込んでいた。肩や太ももをはだけさせ、新雪のような肌をあらわにしつつ、艶かしく髪をかきあげている。
「それじゃ、してくれ。」
クリュセイスのひんやりとした手が、黒々とした肉棒に触れた。震えるような手つきだ。
なめらかな感触にふれた途端、だらりとしていたルヴァの肉棒が、硬くなっていった。
腿ほどになり、へそのあたりまで聳立したかと、一瞬クリュセイスは幻視した。実際そこまで巨大であるはずもない。だがその色と、小振りながら超人的な凄艶さをもつ偉容は、クリュセイスを戦慄させるに十分だった。
クリュセイスの怯えが、冷たい湖のさざ波のようにひろがるのを肌で感じ、ルヴァは思わず獣じみた笑いを浮かべた。
クリュセイスは、目を背けたいのを必死で我慢しながら、臆病に口を開き舌をのぞかせた。ちらちらとのぞく赤い舌先と、黒ずみ青筋がはった剛直との距離が縮まるにつれて、
「はぁっ……ぁっ。」
緊張からかクリュセイスの息は荒くなっていく。
そして、ついに赤い舌が吐息ともに、ルヴァに触れた。
先端を舐めまわす。粘着質な音をひびかせて、雁首にそって舌を這わし、裏筋をツーっとやる。かってがわからぬまま、男性器を隙間なく舐めしゃぶっていく。
飽きることなく、とにかく舌と唇を動かし続けたせいで、すぐに肉棒はよだれでべとべとになり、クリュセイスの口元もぐちゃぐちゃになってしまった。
「クリュセイス、そろそろ咥えてくれ。」
不慣れでめちゃくちゃな舌使いが、結果的に焦らすような細かい攻めになり、ルヴァはより強い刺激を求めた。そして彼女を促すように頭に手をやり撫でてやる。
「…うん。」
クリュセイスは舌をはなすと、困ったように上目遣いでルヴァを見上げ、今度はまだまともに見ることはできない剛直に、ちらちらと目をやった。そんなことをしばらく繰り返した後、クリュセイスはコクンと頷き覚悟をきめた。
395名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 02:27:50 ID:sCngz4Yq
>>387 (挙手)先生っ質問!
オンナのティアナが、どーやったらレムオンを掘れるのですか?!
掘るっていったら棒でアナルじゃないんですか?
396クリュセイス×男主(3/6):2005/09/18(日) 02:30:09 ID:l2vnrBKH

 おそるおそる呑みこまれていく。半分でやっとだ。生温かな肉の感触が剛直をつつんだ。
クリュセイスが股間に顔をうずめていくのを見おろしながら、ルヴァは暗い哄笑が魂の底からわきあがってくるのを感じた。
目の前の少女に恋焦がれ、深く愛している、というのもある。
目の前の少女が、沈んだ、やさしい、母性的な美しさもつ人、というのもある。
だが、なによりも、目の前でひざまずいている少女が、あの『クリュセイス・クロイス』であることが、ルヴァをこれ以上なく獣欲のるつぼに陥れていた。
ネメアの世界征服が起きなければ、旅商人の息子でしかなかったしがない己と、決して運命が交わる事がなかった深窓の令嬢。
自分をはめて、辱めて、奴隷剣士にまで貶めた美少女が、おずおずと猛り狂っている剛直に舌を這わせたばかりか、咥えているのだ。
彼女の体を、ほのかに赤らみ熟しはじめた果実に例えるなら、唇はまだ青く清らかな果実のようなもの。
ルヴァは今、恥辱をあびせられたこともある、その青い果実――キスもほとんど経験していない唇に、
てらてらと黒光る劣情を淫靡な音をたてしゃぶらせ、奉仕させているのだ。
自分を蔑み罵倒しつくした、形のいい小さな口が、己の剛直に蹂躙され犯されている。
その目の前の光景だけで、ぞうっと背筋をはいのぼる熟鉄の快感を感じて、息さえもできなかった。クリュセイスの滑らかな髪を撫でながら、この世ならぬ白光に満ちたような、絶大な征服感にルヴァは酔った。
397クリュセイス×男主(4/6):2005/09/18(日) 02:31:48 ID:l2vnrBKH

 しばらくクリュセイスの口の中の感触を楽しんでいると、彼女のたっぷりとしたふくらみが目に入った。
ルヴァは下卑た舌なめずりをすると、一生懸命に口で剛直を咥えているクリュセイスの胸に片腕を伸ばし、ぐいっとその胸をかきひらいた。
あっとおさえるいとまもなく、みごとなふたつの乳房があふれ出る。雪花彫刻のような神々しいまでの胸だった。
胸を手でもみしだくと、
「んんっ・・・あんっ・・・ふぁっ!」
「相変わらず胸の感度がいいな…口を休めちゃだめだ。」
「ん、うん…あっ…あ…。」
クリュセイスは面白いように声をあげてくれる。体をよじらせて手のひらから逃れようとする動きが、よりルヴァをたのしませた。
我を忘れたように半円球をなでまわし、乳首をいじる。
手にあまる大きさの乳房だが、逃げようと動くクリュセイスをのそれを、なかば着衣越しに嬲るには丁度よかった。
「んっ、んん…ぁん…んっ…んふ…んんっ…あぁ…ん…」
嬌声を抑えて、クリュセイスははしたなく舌を伸ばしながら、滑らかな髪と顔を怒張にこすりつけ、男の下半身にすがりつくように、クリュセイスは奉仕を続けた。
技術的にはまるでたいしたことがないが、クリュセイスの痴態にルヴァの劣情はさらに増していく。
「ちょっと動かすぞ。」
ルヴァはクリュセイスの頭を軽く抑えて、前後にゆるやかに動かし、抽挿をはじめた。唇のあいだに暗い赤銅色が出入りする。
数度のちいさな動きでも、口を奪われることに慣れていないクリュセイスは、窒息感と圧迫感に、唇のはしから唾液を垂れ流しながらむせた。
398クリュセイス×男主(5/6):2005/09/18(日) 02:34:01 ID:l2vnrBKH

 「大丈夫か?」
ごほっごほっとやっているクリュセイスを、心配そうにのぞきこんだ。
「もうっ、女の子をいじめるものではなくてよ!」
「わるい。調子に乗りすぎた。」
クリュセイスをつかんでひきずり寄せ、太ももの上に跨らせせると、優しく抱きしめ額にキスをする。
そのままスカートをすっとあげると、蕾を覆う布は愛液でぐっしょり濡れて、ふとももを伝い足元まで滴り落ちていた。
ルヴァは布を引きづりおろして、指を恥部にすべりこませ陰核に触れた。
「あん…恥ずかしいんぁっんっ……ふぁ……ぁ!」
軽く曲げて動かす指には愛液が絡みつき、易々と恥肉の中を行きさせる。
行き来させるが、一方で陰門とその内側の柔肉が、差し入れられる指をぎゅっと圧迫し、なかなか放そうとしない。
ルヴァがスカートの中に消えた指を動かすたびに、クリュセイスがもだえながら小刻みに腰を前後させる様は、
太もものうえでお馬さんごっこをしているかのようで、なかなかいやらしい。
「このまま挿れるよ。」
ルヴァは支えるように彼女の腰に手を回した。クリュセイスが頷き、剛直を自らの恥裂にあてがう。
彼女は両手をルヴァの首に回し、強く抱きしめる。たわわな胸が男の胸板に押しつけられ形を変える。
一気に腰が落とされる。剛直をひきちぎらんばかりの締め付けをむりやりこじ開け、全身を彼女の淫溝へと埋めていく。
「んっあん、あん、んあああんっ!」
窮屈な彼女のなかで、剛直はざわざわと動く肉壁にこすられて、ザラザラした肉の感触をしっとりと感じながらルヴァは狂った。
大きく下から突き上げ、ひらがなの『の』を描きながら腰を回す、壷口を擦り上げる。動くたびに恥肉がめくりあげられ、ねちゃねちゃと音を奏でた。
「あぁんっ!駄目、凄い!」
どれだけ動いても疲れをしらないルヴァのはげしい動きだった。
ルヴァはクリュセイスの太ももと尻を抱え込んだ。腿の肌はまだ熟れきっていない、清麗でなめらかだった。これからさらに熟れる女の肌だった。
熟れかけとはいえ、小ぶりな尻も充分に柔らかい。
力任せにその体を持ち上げた。しっかり肉棒に巻きついていた腰が無理やり引き上げられる。
丹花の唇から嬌声がもれた。
「ちょ、ちょっと、何をするの?」
「こうするのさ。」
腕から力が抜けた。重力に逆らうことなく落ちた細い腰は、そのまま剛直に容赦なく貫かれた。クリュセイスの腰が肉の響きを鳴らしてルヴァの腰にぶち当たる。
串刺しにされたクリュセイスが悲鳴を上げて背をのけぞらした。二人の結合部から汁と汗が飛び散る。
「いやぁぁぁ…!」
貪欲な性獣はいやらしく笑い、腕に力をこめて、またクリュセイスの体をもち上げる。見た目こそ地味だが、良質の絹で編まれた服に身をつつんだ女が、
むりやり上下に激しく動くことを、永遠に繰り返させられる。
ぶるんと振るえる乳をルヴァが口にふくみ、舌で乳首をころがし、おもちゃにしながら、女体を持ち上げ落下させるたびに淫らな音が部屋に鳴り響いた。
クリュセイスの口から涎が流れ、絶叫とともに体がビクビクと痙攣のように震えだす。
「ああああああ…」
焼きれる様な快楽のすえ。声にならない声がクリュセイスの口から迸り、それと同時に、まるで絞るように彼女の恥部が肉棒をぐっと締め付けた。
399クリュセイス×男主(6/6):2005/09/18(日) 02:36:19 ID:l2vnrBKH
 ルヴァのそれは嵐のように荒々しく、そして長かった。
ほとんど半夜をこえる愛撫。愛撫というより陵辱と形容すべきかも知れない。
べつに強姦というわけではない、もちろん愛し合う二人の和姦である。
内容とて別段異常なものは見当たらない。ただルヴァの精力が恐ろしく長くて強烈で、
まるで永久に終わらぬ光と闇の戦いを連想させるほどの長さだった。
陵辱といった観を呈したのは、クリュセイスがそうなってしまったからだ。
しだいに柔らかくなり、とろけ、湯気のごときものをあげはじめ、はては流れて、
ついにクリュセイスはじぶんが固体ではなく白い液体と化しているように感じるありさまになりはてた。
……その液体がルヴァの胸のなかで、もとのクリュセイスの姿にもどったのは明け方のことだった。

 その日は雨こそ降らなかったが、曇天でバイアシオン内海も灰色だった。
風も強く、波も少し荒れているので、昨日よりも船が揺れている。
帆の音と潮のひびきに妨げられて、甲板にいると声が通りにくい。
それだけに、今甲板にいる客はルヴァとクリュセイスのふたりだけだった。
髪と衣服をひるがえしつつ、ゆきつもどりつしている竜王の島の影を、舷から見まもっているふたり。
「もう、強引なんだから。わたくしの服ぐらいちゃんと脱がして欲しいものね。」
「へっへっへ、いいじゃん。それに寝台があるだけ、はじめての時よりゃマシだろ。
あの解放軍の部屋には椅子と机ぐらいしかなかったんだからな。」
「そ、そういう問題じゃないの!」
「ま、次はご希望にそえるように努力するよ。」
「ルヴァの変態。スケベ。けだもの。」
クリュセイスは可愛らしく頬をふくらませ、ぷいっと顔を背けた。
まぁまぁとなだめながら、ふいにルヴァが海を指さした。
「見ろ、ここからの眺めはなかなかだろ?」
クリュセイスは目を見張った。
そこにはみたこともないほど間近に、竜王の島の絶景が広がっていた。
長い砂浜の奥にはあつい雲海までのびる山がそびえ、一種独特の雰囲気をかもしだしている。
あまりいい天候ではないなか、ルヴァがクリュセイスを甲板に連れ出したのは、この眺めをみせたかったからだったのだ。
「エンシャントについたら次はどこに行こうか。」
「ルヴァにまかせるわ。わたくしはまだ世界の一部しか知らない。だから、世界を回っていろいろな町を見て回りたいの。」
「まかせろ。どこへだってつれてってやるよ。」
船は水脈を遠くひきながら、帆いっぱいに風を受け、波をものともせず航路をすすむ。
新しい世界にふれようとするふたりをのせて、帆船はエンシャントにむけて内海をわたっていった。
400名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 02:38:46 ID:l2vnrBKH
おわり。
船や船室の描写に、どれだけ参考になるかかわからんけど。

あと>>395は絶対ぬっころすw
401名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 02:57:36 ID:AuLhMN2R
gj!
そしてリッチ様×>>395キボンヌw
402名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 03:31:12 ID:sCngz4Yq
>>400 うわぁぁんっ! ゴメンよーっ!! ‖;´д`)
リッチ様は嫌なので、ブラックカウント様に掘られてくる。
カモーン。フゥーッ!!
403名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 04:03:19 ID:sCngz4Yq
掘られてくる前に感想を。
GJ!GJ! とくに文章が丁寧で綺麗だー。
是非とも見習わねば。絶倫男主エロス。

では逝ってきます。
404名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 10:48:33 ID:r+Mvh55C
死人の王の体温の無い男根が、>>395を激しく攻め立てる。
「あっ…う、ん……リッチので、イクなん…てっ……ああんっ!」
405名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 12:06:47 ID:OTrgy8my
あんま船室って雰囲気では無いんだよな。
それ以外は相当上手いしエロカワイイ作品でもありますた。ゴチ。
406名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 17:37:13 ID:VR+/g+AG
例の女主によるタル様更生計画だが、以前兄貴になるのがレムオンじゃなくてタルデュバだったら…で妄想したことがあるな。
俺の脳内ではツンツン期からツンデレ期を経てデレデレ期に以降する女主と、
ティアナ萌え。女主?すっこんでろこの馬の骨が!状態から徐々に義理の妹萌えに目覚めていくタルデュバの
ラブゲームが繰り広げられたが、前振りが長すぎる上にもうそこまでいったらジルオールじゃなくてもいいべ?
という無理矢理な設定に気付いて断念した。
407名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 18:02:17 ID:tjC/CIXA
>>406それすげーよみてー(号泣)
408名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 19:58:07 ID:S47UkVP5
号泣って、寒

…じゃなくて、自分も読んでみたいよ>406
確かにパラレルになっちゃうかもしらんが、樽様って愛されてるよな
409名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 22:42:43 ID:l2vnrBKH
>>402
>掘るっていったら棒でアナルじゃないんですか?
だからレムオンの剣とか女主の剣槍斧とか七竜剣なりの、柄・鞘を使って、
後ろから大輪の菊の花をずぶりとw
410名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 22:51:45 ID:D9nez3DW
>>406
パラレルでもなんでもいいから読みてー!
411名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 23:00:47 ID:yqzTRwXx
>>406
萌えた。エロパロでなくとも長編で読みたい。
一緒にレムオン打倒やってみてぇ
412名無しさん@ピンキー:2005/09/19(月) 02:01:00 ID:QtYP9VLR
そういえば樽様は「歩いてたら女の子とぶつかって云々」なシチュを
アトレイアとしたのに恋愛フラグ立たなかったんだな。
413名無しさん@ピンキー:2005/09/19(月) 04:03:35 ID:Bm0m7wY0
ぶつかった相手に悪態つかれて、最悪の出会い。
でも何度も会っているうちに…
アトレイアちゃん、引きこもったからでわ?
414名無しさん@ピンキー:2005/09/19(月) 20:45:06 ID:F34lAyjN
女主×ミノタウロスマダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
415名無しさん@ピンキー:2005/09/19(月) 21:47:22 ID:h9Ai/L8h
女主攻めかよw
装備に鞭が欲しかったです。
叩かれると喜ぶ●様、レムオン、ロイ、ティアナ。
痛そうにしながらもどこか嬉しげなアトレイア、ゼネテス、アイリーン。
鞭を奪って逆にぶってくるフェティ様、カルラ、アーギルシャイア。
ザギヴお姉様は鞭よりヒールで踏んで下さい。
416名無しさん@ピンキー:2005/09/19(月) 21:51:24 ID:+Yvy0xyr
駄目だ…。フレアのED見てから同データで他キャラのED見れなくなった…。
何この切なさ、そしてエロさ。
シェムハザの気持ちはちょっとわかるが、奴は新生フレアをやっちゃったのだろうか。
だとしたらもう一回ぶっ殺してぇw
417名無しさん@ピンキー:2005/09/20(火) 00:01:42 ID:71yq/mo2
>>416
俺の脳内では
ジェムハザはフレアを心から大切に想う気持ちがあったと信じている
フレアは最も幸せに描いて欲しいキャラの一人
多分俺 この人の陵辱系SSは読めねw
418名無しさん@ピンキー:2005/09/20(火) 00:40:31 ID:iKbR5H7L
>>417
そんな時こそシャイニングレオですよ。
419名無しさん@ピンキー:2005/09/20(火) 01:28:44 ID:/FNzFMH5
>>415
うえからの流れで、なんで女主が攻めなんだよw
420名無しさん@ピンキー:2005/09/20(火) 16:21:56 ID:1MA1A4k+
自分のSSに使おうかと思ってジルの世界の結婚制度
を公式設定集で見たら、ちゃんと戸籍があるんだね。
愛の神ライラネートに結婚を誓うというのは頷けるけれど
戸籍があるとは思わなかった。
神に結婚を誓うのというのが全く似合わないキャラも大勢いるが・・

ここのSSでは「主人公と誰それは結婚して〜」というのは
あまり見ないね。
やっぱり急に現実的になってしまうからだろうか
421名無しさん@ピンキー:2005/09/20(火) 18:28:26 ID:nRmlJcN8
ジルのキャラってなんとなく結婚とか思いつかないんだよな
それに勇者にはずっと冒険してて欲しい心理が働くなぁ
まぁ萌えるエロパロだったらなんでもいいが
422名無しさん@ピンキー:2005/09/20(火) 20:59:53 ID:4c84BYiY
孕んじゃうとそこで冒険終了だしな
423名無しさん@ピンキー:2005/09/20(火) 21:16:12 ID:/1F/uzxV
ざんねん!!
わたしの ぼうけんは これで おわってしまった!!
424名無しさん@ピンキー:2005/09/20(火) 23:05:29 ID:/FNzFMH5
そもそも結婚を絡めなければ絶対に使えないネタなんて、
そうあるわけじゃないから、書く必要性を感じないんだよなぁ。

結婚して腰落ち着けたらジルっぽさが一つ消えるわけだし。
オリキャラな子供据えたりしたらどーせ碌なことにならんし。
425名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 00:37:39 ID:Gkps+HLe
ここの職人さん達はジルっぽさ、ジルの世界を本当に
大切にしているね
他のスレのような「パラレル」「エロコメディ」「性格改変」が
全然ない
なにげにレベル高いし

だから半端なものは投下できないー!
426名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 02:26:18 ID:q2H4TxQu
ネタあるんやったら投下キボンヌ。
なーに、書いてるうちに上手くなるさー、多分な。
マジメに解釈すると、孕む可能性があるので冒険を続けたい彼氏彼女は、
冒険中のえっち及び中田氏は慎みましょう…
て事になるねぇ。アハハ。
ED迎えるまで我慢しろってさ。
427名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 08:00:43 ID:QG3fHc78
エアなんか、子作りする気満万なわけだが。
428名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 12:14:31 ID:OcHrPK6U
>425
このスレのエロコメだったら小ネタが氏ぬ程あるじゃないか
パラレルはパラレルでロイとかレムオンとかフr(ry
…でも性格改変だけはマジ勘弁して欲しい…
>426
エロパロ的解釈としては「いくらやっても妊娠しない」というのがデフォ
孕ませネタは鬼畜の一ジャンルになってるような。
429名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 13:26:22 ID:tLUTdaNC
性格改変は俺もマジ勘弁。
やりたければ、自サイトでやってくれい。
430名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 15:22:44 ID:Gkps+HLe
ここに、同じ作者が同じカップリング作品ばかりを続けて
投下するのは歓迎されない?
今書いているんだけど、前回投下したものとカップリングも同じで
シチュもほとんど変わらない・・というか続編のようなものだし

ジルエロパロは作品数が他のスレより少ないし
自サイト作れ、ですか?
431名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 16:49:44 ID:3nHs/wl3
俺は全くかまわんぞ。

ただ、ウザイと思う人も中にはいるだろうから、
投下時に鳥やコテであぼーんさせやすくするのもいいかも
432名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 20:27:11 ID:iFx+UTdO
私も全くかまわん。むしろカモン。
>>431のいう通り苦手な人の為にトリップやらコテ使えば大丈夫だと思うよ
433名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 21:33:26 ID:0P5iud4w
>>425
主人公が性格無いし、いろんなキャラ揃ってるからな。
あえて改変する必要も無いんだろう。
434名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 22:07:59 ID:Gkps+HLe
>>431,432
桶、書き上げたらトリ付けて投下します。

ジルのオールキャラ総出演みたいなエロコメディ読みたいなぁ
自分じゃ絶対書けないから・・
435名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 23:24:00 ID:+gyJnefJ
フレアのEDが妙にエロく感じるだが・・・
436名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 23:41:17 ID:p7hM5t6j
フレアたんはチラリズムのエロさを体現している。
服然り、無印のED無し然り、会話然り、存在然り。
437名無しさん@ピンキー:2005/09/22(木) 00:48:50 ID:hdAT/LRJ
フレアEDは全体に漂うヤバさがいい。
主人公がフレアの肉体に溺れきった挙句
将来シェムハザ化して闇の神器発動させそうな退廃感も堪らん。
438名無しさん@ピンキー:2005/09/22(木) 00:49:37 ID:wuuzaGQS
>434 一部エロパロで連作続編名品、見てから、拒否感ナッシング。
なんか続く程、愛着沸く場合がある。
特に男女ともに処女モノが幾つかあるし、その後の
エロさや心のつながりを増したのを読んでみたいと思ったりする、
期待してるよ。
439名無しさん@ピンキー:2005/09/22(木) 16:18:43 ID:hdAT/LRJ
>>430
シチュも同じってのがひっかかるんだが。

具体的に何が同じなのかわからんけど、
あんまり焼き直しくさいのは勘弁してな。
440名無しさん@ピンキー:2005/09/22(木) 21:02:10 ID:kqCvF5vF
エロなら問題あるまい
441名無しさん@ピンキー:2005/09/22(木) 23:53:16 ID:B7vnMWd2
こっちは読ませていただく立場なので、あれこれ注文しない方向で。
嫌ならスルー汁。
442名無しさん@ピンキー:2005/09/23(金) 01:44:23 ID:Edo1XAmX
読ませていただくってのもあれだな。
正直、匿名掲示板に小説おとす以上、読み手がほしいわけで
読み手からすれば読んでいただく。
書き手も読み手も代等だ。だからこそ、お伺いたててるんだろうし、
その答えに対してスルーしろはちょっとなぁ。

ま、あれだ、愛があればマンネリでもキニシナイ!
443名無しさん@ピンキー:2005/09/23(金) 02:52:00 ID:EHpvJ5xk
書き手としてはスルーばかりの無反応が一番痛いしね。
悪かったなら指摘ツッコミが欲しいと思うのは欲張りだろーか。。
444名無しさん@ピンキー:2005/09/23(金) 07:52:18 ID:a0yx7O/u
確かに折角投下したのに雑談スルーは辛いわなw
445名無しさん@ピンキー:2005/09/23(金) 10:13:33 ID:90P6nFcu
大人気ないスレだと逆ギレして荒れるけど、ここはマッタリしてて気が楽だ
446名無しさん@ピンキー:2005/09/23(金) 13:49:57 ID:5iY5IA6j
自分も、ありがたいな〜と思って読ませて貰ってるクチ。
嫌いなキャラとか苦手な描写の小説は普通にスルーするし・・・。
皆は違うのかなあ?

見てると感想も一作品に10人居るか居ないかだし、
読んだ人全員が感想を書き込んでいるワケじゃないとオモ。
書き込まない=スルー?
ちなみに自分は好きな作品には感想入れるよ。
悪い場合の指摘ツッコミは難しいです。^^;個人的な好みの違いもあるし。

ともあれ、職人さんガンガッテ!
447名無しさん@ピンキー:2005/09/23(金) 15:26:08 ID:GcOuUSro
シャリって男の子だったのか・・・orz
まあ男の子でも問題ないけどな!
448名無しさん@ピンキー:2005/09/23(金) 22:15:46 ID:Cb2jJI9h
シャリって中性ぽいよね
マネキン人形みたいに股間に何にも付いてなさそうな
449名無しさん@ピンキー:2005/09/24(土) 01:38:41 ID:lJ40cIkT
→「シャリは人形じゃない!」

ボクらが交わすのは、くちづけより刃!


ちなみに人形と聞いて真っ先に浮かぶのは、悪魔人形レルラ。
450名無しさん@ピンキー:2005/09/24(土) 05:45:17 ID:NlN0uQOY
>>447
世界古来からある稚児愛・恋童・後庭花の世界でつね。
451名無しさん@ピンキー:2005/09/24(土) 07:15:16 ID:lJ40cIkT
稚児が成長すると、正しく男らしく育たずに、歪んじゃいそうだけどね。
452名無しさん@ピンキー:2005/09/25(日) 02:21:37 ID:OPjUa7ca
>>451
そんなことないよ。
なんか、451はホモ同人あたりの女として扱われる男キャラの感覚と、
混同して盛大に勘違いしてるようだが。

稚児愛といった衆道は「美少年を美少年として」愛するもので
「美少年を女」として扱ったわけじゃない。
現代ほど変態的なものとはされていなかったし。

だから男らしく正しく云々という話は、ちょっとちがう。
453名無しさん@ピンキー:2005/09/25(日) 03:02:01 ID:go7RKrRR
稚児じゃないからって、正しく男らしく歪まずに育つわけじゃないしね。
454名無しさん@ピンキー:2005/09/25(日) 07:07:20 ID:E4ImYXBv
僕っ娘ってことでいいよもう
455名無しさん@ピンキー:2005/09/25(日) 13:29:53 ID:tumHX1Qq
俺はボクっ娘と思ってたよorz>シャリ
456名無しさん@ピンキー:2005/09/25(日) 14:32:38 ID:TbQS3IXo
エステルは可愛いよな
ボクっ娘だし
457名無しさん@ピンキー:2005/09/25(日) 20:26:38 ID:Q3YHx8wo
イークレムン×女主  EDあり
エア×女主       EDなし
フレア×女主      EDなし
エステル×女主     EDなし


イークレムンはガチレ(ry
458名無しさん@ピンキー:2005/09/25(日) 20:50:05 ID:ShftRYhX
イークレムンってエロ想像できんのよ……
なんつーか冒しがたいと言うか、母性のようなものを感じる
だから女主EDでも違和感ない
イークレムンでエロ書くのは至難かもしれない
陵辱モノ以外では

エステルは女主EDあるよ。「おねえさんになってほしい」とか
言われるよ。
459名無しさん@ピンキー:2005/09/25(日) 21:00:24 ID:E4ImYXBv
>455
あんな徒労本を出したコーエーだ、誤記の一つや二つ、珍しくもないはず…
ただ信じればいい、ィ`

>457
その結論もどうかと想うが…
エア様は子作(ry だから仕方ないが、フレアさんはEDあってもよかったかも試練、残念なところだ
そしてエステルタソはスルーですか、そうですか
460名無しさん@ピンキー:2005/09/25(日) 21:38:25 ID:dFN2XBne
女主でやっても「○○様」って王女たちから言われるのいいよな。
イークレムンは女主と並ぶと彼女の方が10センチ近くでかく見える。
いや、実際身長が170センチ近くあるんだけど。
なんか意外っつーかお嬢様じゃなくてお姉様タイプだったんだなあ…
461名無しさん@ピンキー:2005/09/25(日) 21:41:08 ID:LGoUfhQu
その身長は父親がアレだからでは…
とか言ってみるテスト。
462名無しさん@ピンキー:2005/09/25(日) 22:25:54 ID:6wmTvnib
そういやアンギルダンっていくつだっけ?
あの年でイークレムンが娘なわけでしょ。

相当絶倫に違いないw
463名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 00:36:48 ID:GI6HpuWU
原始口伝にも逆算50歳で出来た子だから本人もビックリと、書いてあるしな。
464名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 00:49:15 ID:Wk7/Fj2w
フレアEDはエロい
465名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 01:57:12 ID:MehUyuRD
>>458
そうか?
普通に相思相愛でイケそう。

とてもそんな事をしそうにないキャラが
喘いだりするのが良いんだよ。
466名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 02:05:45 ID:p18l99hA
アーギルシャイアが女主蹂躙とかどうよ?
467名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 10:34:05 ID:VfjeYXnw
>>466
一時期、書いてた>アーギルシャイア女主蹂躙
正確に言うとロイセラアーギルシャイア化シェスター女主で4Pで
でも収集がつかなくなって途中挫折orz
3P、4Pって行為の正当性とか「なんでこうなるの?」って
考えていると書けなくなる……
468名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 12:53:45 ID:yKBto9Xi
つ「考えるな、感じるんだ」
469名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 21:58:37 ID:CKxiBDQ+
あーヤバイ
なんだか最近
安達祐美がノエル 神田うのがオイフェの格好した姿が
頭に浮かんで離れねー
470名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 00:19:09 ID:3wEmayju
投下します。過去ログにあったナッジとルルアンタの非エロに
萌えたのでこの二人で書いてみました。
エロ薄めです。
471ナッジ×ルルアンタ 1:2005/09/27(火) 00:19:50 ID:3wEmayju
僕たち四人は「乙女の鏡」に来ていた。タレモクゲの汽水を入手するために。
特にギルドの依頼ではなかったが、タレモクゲの汽水はあちらこちらの国のギルドで依頼があるので近くに寄った時に手に入れておいた方が重宝するのだ。
近くのモンスターを倒してしまうと、僕たちはしばらくのんびりとピクニック気分でそこで時間を潰すことにした。
古代の遺跡も眠る「乙女の鏡」はモンスターさえ出なければ、綺麗な景色と湖が広がり、時折吹き抜けるそよ風がとても気持ちがいい。

カイ――僕たちのパーティのリーダーの名前だ――は、ちょっと森の方に行ってくるよ、と言い残してフェティを連れて森の方へ姿を消した。
フェティは、強引ですわー、この下等生物!とかなんとか言いながらそれでも彼にくっついて行ってしまった。
あの二人、いつの間にあんなに仲良くなったんだろう。フェティが仲間になった当初はお高く止まってカイに対してもツンツンしていたのに。
まぁ、今でも僕やルルアンタの前では相変わらず偉そうな態度を取っているけど。
「ナッジ?」
二人を見送りながら草の上に腰を下ろした僕にルルアンタが声を掛けてきた。
「食べる?」
腰に付けたポーチから干しぶどうのカップケーキを取り出して僕にくれた。おやつ兼非常食に持ってきたんだろう。
「ありがとう」
ルルアンタはにっこり笑って自分も腰を下ろしてケーキを食べ始め、水筒から木苺のジュースを蓋に注いで飲んだ。
――可愛いなぁ。
ルルアンタは本当に可愛い。リルビーは大抵可愛いけれど、ルルアンタはその中でも特別に可愛いと思う。
カイと一緒に育てられた兄妹のような間柄だと言うのにカイは最近ルルアンタに少し冷たい態度を取っているように見える。
カイがフェティと仲良くなり始めてから、ルルアンタは少し寂しそうだ。
僕にこんな妹がいたら、彼女が出来てもほったらかしにしたりしないのに。
そんな事を考えながらルルアンタの方を見ていたら、視線に気付いたのかこちらを見ていつもの笑顔で聞いてきた。
「どうしたのナッジ?」
「ん……ほら、ケーキの屑が付いてるよ」
僕はルルアンタの頬に付いているケーキの屑を取りながら言った。
「ルルアンタもお父さんとお母さんがいないの?」
「うん。でも死んじゃったフリントさんが可愛がってくれたし、お兄ちゃんみたいなカイもいるし、全然寂しくないよ……ナッジもフェティもいてくれるし」
「そうだね。僕もみなしごだったけどおじいちゃんがいたし、今はカイやヴァンがいてくれるから寂しくない。ルルアンタもいるしね」
僕たちは何となく共感みたいなものを感じて笑った。ルルアンタの笑顔を見ると本当にほっとする。
472ナッジ×ルルアンタ 2:2005/09/27(火) 00:20:25 ID:3wEmayju
「ねぇナッジ……ちょっとお願いがあるの」
急にかしこまって言ったルルアンタの口調にちょっとどきりとする。何?
「角に触っていい?」
真面目な顔でぶつけられたその質問に思わず吹き出した。
「いいよ。やっぱりコーンスの角は珍しいの?」
ルルアンタは頷いて、おずおずと僕の角に触った。僕たちコーンスの角には感覚がない。けれど額に伝わる微かな振動を感じる。
「ざらざらしてる……」
ルルアンタはかなり長いこと僕の角を指で触っていたけれど、不意に指を離して顔を僕の顔に近づけた。
「えっ?」
ルルアンタの白い喉元が見えて、木苺のジュースの匂いがする。
「ん……お砂糖の味がするかと思ったんだけど……何の味もしないのね」
「ル、ルルアンタ、角を舐めちゃダメだよ」
僕はどきどきしてしまった。感覚がないからよく分からなかったけれど。
ルルアンタは、えへへ、と悪戯っぽく笑ってゆっくり僕の膝の上に乗ってきた。
深い緑色の瞳でじっと僕の顔を見る――お人形みたいで、可愛い。
「……ルルアンタね、ナッジの事、好きだよ」
え、いきなり愛の告白?と一瞬思って自分が恥ずかしくなった。相手はまだまだ子供。
この子の好き、はカイの事が好き、木苺のジュースが好き、カップケーキが好き、と同じレベルの好き、なんだろう。
「僕もルルアンタの事が好きだよ」
そう答えると、ルルアンタは本当に嬉しそうな顔をした。それからちょっと真剣な顔をして囁くように言った。
「じゃあ、キスしてくれる?」
「え?」
キ、キスって?この子の口からそんな言葉がいきなり?
「キス。カイはおやすみなさいのキス、いつもしてくれるよ?」
ああ、そういう事か。僕は一人で動揺したのが恥ずかしくて、ちょっと照れながらルルアンタのほっぺたに音を立ててキスした。
果物みたいにピンク色で柔らかいほっぺた。
「んー、じゃあ、今度はここに、お願い」
そう言ってルルアンタは小さな唇を尖らせた。木苺のジュースで濡れている小さなくちびる。くちびるに……?
それってちょっとまずいんじゃないの?カイともそんな事してるの?
「ダメ?」
ルルアンタは聞いてきた。ちょっと涙目。悲しそうだ。ダメって言って泣かせるのも可哀想だよね。それに僕も嫌じゃないし。
ちゅっ、と音を立てて僕はルルアンタの唇に軽くキスした。くちびる。柔らかい。
した後、ちょっと僕は恥ずかしくなった。頬が熱い。
ルルアンタは僕が赤くなったのがおかしいのか、すごく嬉しそうにくすくす笑って、とっておきの秘密でも打ち明けるかのように言った。
「ルルアンタね……『大人のキス』知ってるよ」
「え?」
大人のキス、って?
「あのね……この前カイとフェティがキスしてるの見てたんだ、こっそり」
え?あの二人もうそんな関係になっているの?全然知らなかった。
「こんな風だったよ」
ルルアンタはそう言うとさっきの彼女の言葉で混乱している僕の唇にいきなり軽く噛み付いた。
「うひゃっ!?」
間抜けな声を上げてしまった。ルルアンタは僕の唇に噛み付いて、それから僕の唇を小さな舌で舐めた。
ぺろぺろ、子犬みたいに僕の唇を、頬を、鼻の頭を舐める。ぱくりと僕の唇を噛む。
二人の鼻がぶつかってすごくくすぐったい。
「ル、ルルアンタ、これは……違うと思うよ」
僕はくすぐったいやら面食らうやらでやっとそれだけ言って彼女の顔を僕の顔から離した。そして笑いながら言った。
「ルルアンタ、これは『大人のキス』じゃないよ」
473ナッジ×ルルアンタ 3:2005/09/27(火) 00:20:58 ID:3wEmayju
僕の顔から離れたルルアンタの顔はほっぺたを膨らませている。ほっぺたがリンゴみたいに真っ赤だ。
拗ねたように、怒ったように言われた。
「ナッジ、ルルアンタの事、子供だと思ってるんでしょ」
「え?子供って……子供じゃない」
僕がそう言うとルルアンタはもっとほっぺたを膨らませた。怒らせてしまったみたいだ。
「ルルアンタはリルビーだけど、もう子供じゃないもん」
「ごめん……ごめんね、ルルアンタ」
その膨れっ面のルルアンタが可愛くて可愛くて、僕は思わず彼女の小さな身体を抱きしめた。
「ルルアンタ……怒らないで、機嫌を直してよ」
彼女は僕の半分くらいしか身長がない。ぽんぽんと僕の胸の中のルルアンタの頭を、背中を軽く叩く。
二人の身体が密着して、お互いの鼓動が聞こえそう……
なんだか、甘酸っぱい匂いがする……それに、さっき舐められた唇と顔の感触が甦ってくる……変な気持ちになってくる……
うあ!?下半身に重い感触がしてきた。僕の身体が、こんな小さな子の身体に反応してきてる?どうして?……僕って最低かも……
僕の身体とルルアンタの身体は今、密着している。その状態が非常にまずい。僕は慌ててルルアンタの身体を離そうとした。
ルルアンタの視線が下を見た。
「あれ?ナッジのここ、どうしたの?」
うわ気付かれた!ルルアンタは不思議そうな顔をしてそこに……僕のモノを手を伸ばして服越しに触ってきた。
「うわ!ルルアンタ、そこ触っちゃだめ!」
「わー、固い……どうしてこうなるのー?あれ?どんどん固くなってきてるよ?」
ルルアンタは無邪気に僕のモノを掌で撫で回している。まずい、非常にまずい、このままじゃ……
ちょっと気持ちいい……だんだん変な気持ちになってくる……
「ふむっ!?」
ルルアンタの身体を無理矢理そこから引きはがして、気がついたら僕はいきなりルルアンタの唇を奪っていた。
そして舌を差し入れてルルアンタのつるつるの歯の表面を舐め、口の中を舐める。舌を絡めて、吸って軽く歯を立てる。
カップケーキの味がする……
「ふぅ……うん……」
ルルアンタの苦しそうな声が聞こえて、ようやく僕は唇を離した。しばらく僕は放心状態でルルアンタの幼い顔を見ていた。
ルルアンタもぼうっとした表情で僕の顔を見てる。
「ナッジ……これ『大人のキス』?……すっごい、きもちいいよ……」
ルルアンタの声が上ずっている。唇も、ほっぺたも真っ赤。
「ねぇ……もう一回して……?」
躊躇わずに、僕はもう一度彼女に口付けた。深く深く深く。彼女の唇を食べてしまうくらいに。
そんな事していると、また、身体がむらむらしてくる……下半身が熱くて、がちがちに強張って……僕って本当に最低かも。
唇を離すと、ルルアンタの身体は力が抜けてくたっとなってしまった。慌てて僕は身体に寄り掛からせた。
また二人の身体が密着してしまう。
474ナッジ×ルルアンタ 4:2005/09/27(火) 00:23:51 ID:3wEmayju
「ルルアンタ……なんだか暑くなってきた……」
ルルアンタはそう言うと、僕の胸の中でのろのろと上着を脱ぎ始めた。う、うわ!?
慌てている僕のことなんか気にもしてないみたいに、ぱさっと上着を脱ぎ捨てて彼女はノースリーブの肩や胸元まで露出したワンピース姿になった。
この子、何も知らないんだ……きっと。
そのまま彼女は僕の胸に顔を埋めた。甘酸っぱい、小さな子供の匂いがする……
「ナッジ……大好きだよ……ナッジのおっきい手も……あったかい胸も……」
どきどき。なんで僕こんなにどきどきしているんだろう。こんな小さな子を相手に。
頭の中がくらくらして、胸の音が聞こえそうだ。
「ナッジの角も……さっきのキスも……大好きだよ……」
僕の胸の中のルルアンタのすべすべした白い首筋が、むき出しの肩がすぐ目の前に見える。
う……キスしたい。舐めたい。むしゃぶりつきたい。そう思い始めるとますます下半身が熱く、痛くなってきた。
ダメだ、絶対に、この子は何も知らないし、カイの妹みたいなものなんだ……
そう思って必死に自分の欲望を理性で押し殺す。
ルルアンタ、もう膝から降りて、と言おうとしたら、不意に下半身に……僕のモノに何かが当たっている……?
「ナッジ……ルルアンタ……なんだか変なの……」
ルルアンタが熱に浮かされたみたいな声で呟いた。
「なんだか変な気持ちなの……おなか……の下の方が……じりじりして……」
そう良いながらルルアンタの身体がずるずるっと降りて僕のお腹の上にしがみつく形になった。
「ル、ルルアンタ!?」
「あん……ナッジ……すごく、変……」
ルルアンタは足を少し開いている。そして足の間が……こ、これって……?
ルルアンタは自分の足の間を僕のモノに……ぱんぱんに膨れ上がったそこに擦り付けている……。
「あんっ……あん……っ」
ルルアンタは息を荒くして、腰を上下させている。うわ、なんてエッチな動きなんだろ、ミニスカートの裾がまくれ上がっている……
なんて見とれている場合じゃない、これはただ事じゃない。
僕はその……女の子の体の事はあんまり分からないんだけれど……これはひょっとして……
ひょっとしなくても、これって女の子の……オ、オ、オナニーしてるって事?
ルルアンタが、僕のお腹の上で、僕のモノを使って?うわわ、それってすごい……信じられない……あり得ない。
「ル、ルルアンタ、やめよう、やめようよこんなこと!」
「あんっ……ナッジ……きもち、いい……止まんない……」
ルルアンタは全然聞こえてないみたいだ。両手をぎゅっと握って僕のお腹にしがみついている。はっはっと呼吸を荒くして……
あんまり身体をぎゅっと押し付けてくるので、ルルアンタの体温まで分かる。熱い、火照ってる。
そして僕のモノも……熱い。そこにぎゅうぎゅうと押し付けられているルルアンタの……
そこが擦れて……すごく、気持ちいい……くらくらしてきた……
うわ!先っぽ濡れてきた……まずいよ、このままじゃ!
僕の胸の中ではぁはぁ言ってるルルアンタの身体に今すぐむしゃぶりつきたくなる。
475ナッジ×ルルアンタ 5:2005/09/27(火) 00:25:28 ID:3wEmayju
「ナッジ……お願い……ぎゅっと、抱きしめて……」
ええええ?混乱しながらその言葉を聞いた。本当はルルアンタの身体、引き離すつもりだった。
だってこのままじゃ僕、何するか分からない。
でも、気がついたら僕は言われた通り、お腹の上のルルアンタの身体を、ぎゅっと締め付けるように抱きしめていた。
すごく可愛い……僕だけのものにしたい……
「あんっ……はああんっ……」
ルルアンタはますます激しく腰を動かして僕のモノに自分の足の間を擦り付けてくる。小さな身体が上下して、赤毛のツーテールがふるふる揺れる。
子供なのに、すごく、いやらしい……
スカート、完全にまくれ上がってる……白い股が見える。血管が透けて見えそうなくらい、白い。
じわじわ、僕の中心に熱が集まって……ただでさえ擦られて気持ちいいのに、もう爆発しそうだ……限界だよ……!
「ナッジ……はぁ、はああん!」
ルルアンタはまだしばらく激しく腰を動かしていたけれど、感極まったみたいに顔を上げて叫んで、それからがくがくっと身体を震わせた。
ひきつけを起こしたみたいに……それからぐったりして僕の身体の中に倒れ込んで動かなくなってしまった。
はっはっと荒い息だけが聞こえている……ルルアンタもしかして、イッちゃったの?
僕の上で、僕のモノを使って?……本当に?
「はっ……ナッジ……すごく、きもちよかった……」
ルルアンタはそう言いながらのろのろと身体を起こした。額に汗が浮かんでいる。目は虚ろでとろんとしている。
僕はどうしたらいいのか分からない。それに僕のモノは……全然落ち着いてないし、落ち着くどころか、ますます……
こんな可愛い子が僕の胸の中で、僕の身体の一部を使って、イッちゃうところを見てしまったら落ち着いていられる訳なんてないよ……
「あ……」
ルルアンタは何かに気がついたみたいに自分の服を直し始めた。
ルルアンタのワンピースの胸の部分がずり落ちかけている。そして……片方、小さな膨らみとピンク色の突起が顔を覗かせている……
うわ、可愛い……見ちゃいけない……けどもっと見たい、触りたい……
「恥ずかしい……」
ルルアンタはそう言いながら慌てて胸元を直し始めた。
ぱちん。
それを見て僕の頭の中の何かが弾けた。もう、何がどうなってもかまわない。この子を僕のものにしたい、僕のものに……
「ルルアンタっ!」
僕はこの子の名前を叫んで、小さなその身体を地面に押し倒した。ルルアンタが、ひゃっ、と小さな悲鳴を上げた。
476ナッジ×ルルアンタ 6:2005/09/27(火) 00:26:04 ID:3wEmayju
「こらーっ!お前ら、何してるっ!!」
響き渡る怒声に一気に正気に覚まされた。頭に登っていた血が一気に下がる。
いつの間にか戻ってきたカイとフェティが怒り心頭に達した顔で僕と、僕の下敷きになっているルルアンタを見下ろしていた。
カイの顔は真っ赤でぶるぶる震えている。
「ナッジっ!お前、何のつもりだ!」
「カ、カイ、違うんだ、これはその……」
違わない。僕はルルアンタを襲おうとした。ルルアンタはまだ虚ろな目で地面に倒されたまま。
スカートはめくれているし、上着は脱いだままだし……僕が脱がせたと思われても、しょうがない……
「ご、ごめん……」
「ごめんで済むか!ナッジ、お前見損なったぞ!」
「まあ!こんな小さい子を押し倒して……ゴーカンするつもりでしたの!?信じられない!コーンスってや、ば、ん!野蛮、ですわー!」
カイの怒声とフェティのキンキン声を聞きながら僕はただ頭を下げるしかなかった。

それからすぐに僕はカイに殴られた後、パーティを外された。僕のしたことを考えると当然のことだ。
リーダーのカイの妹と変わらないルルアンタにキスして……押し倒してしまったんだから。
斬り殺されてても、文句は言えなかったかもしれない。
僕は数日間、宿屋に引き篭もってうじうじと自己嫌悪に浸っていた。
あの時、カイとフェティが戻ってきて本当に良かった……もしあのままだったら僕は……
ルルアンタをひどく傷つけて、怪我させて、泣かせてしまっただろう。
そうならなくて本当に良かった、と思う。
でも、もうあのルルアンタの笑顔を見ることはできないんだ……そう思うと辛くて、悲しい。
でも、悔やんでいてもやってしまった事はどうしようもない。ヴァンの仇も討たなきゃならないし……
やっと宿屋から出る気になった日に、僕は再び転送機で猫屋敷に呼び出されていた。

カイは、渋々といった表情で僕を見ながら言った。
「ルルが、お前と一緒じゃないと旅したくないんだと」
え?信じられないと言った僕の顔を見て、カイは腹立たしそうに続けた。
「あいつ、ここ二日くらいろくに飯も食ってないんだよ」
ルルアンタ……こんな僕にまた会いたいの?
僕はルルアンタに欲情して……それに僕はルルアンタのその……恥ずかしい姿を見てしまったと言うのに……
カイはどこまでルルアンタに僕のことを聞きだしたのだろう。
「俺は反対したんだがな。俺は会わせたくなかった。でもあいつ、言うこと聞かねぇんだ」
「ごめん、ごめんカイ……」
僕は申し訳なくてまた頭を下げて何度も謝った。
「もう二度とあんな事しないから……」
「当たり前だ!二度とあんな事したら承知しねーぞ。もししたら……」
カイの目に真剣に殺意を感じた。ひっ、と身の縮む思いがする。
「あいつは俺の妹なんだからな」
「約束する!」
「じゃあ、さっさと来いよ。後でちゃんとルルにも謝れよ」

ルルアンタはカイに連れられてきた僕の姿を見ると、ぱあっと花が咲いたみたいに笑って出迎えてくれた。
ナッジ、会いたかったよって何の邪気もない言葉を掛けられて、僕は涙が出そうになった。
夕食の後、少し彼女と二人きりになった時、僕はルルアンタに謝った。
「どうして、ナッジ?どうして謝るの?」
無邪気に聞き返すルルアンタが可愛くて、申し訳なくて、僕は何度も彼女の頭を撫でながら、ごめんね、ごめんね、と繰り返した。
477ナッジ×ルルアンタ 7:2005/09/27(火) 00:27:13 ID:3wEmayju
それから数ヶ月間はカイは僕に冷たく接し、僕とルルアンタを二人きりにすることはなかった。
時折、カイの視線は氷のように冷たくなって、それが身を切られるように痛かった。
フェティも以前にも増してツンツンして僕を軽蔑したような態度を取ってくる――
まぁ、フェティは以前からそうだったからあまり辛いとは思わなかったけれど。
当のルルアンタだけは何事もなかったかのように、僕に相変わらずの笑顔を見せてくれている。
それだけが救いだった。

やっとカイが僕のことを許してくれたと思えるようになった頃、アミラルにしばらく滞在した。
海の近くのこの街では今、ドラゴン祭が催されている。
街には大陸中の人々が集まり、賑やかだ。街道のあちこちでいろんなものを売る露店が幾つも出ている。
紙袋や大きな荷物を持って行き来している人が大勢いた。街を歩いているだけで気持ちがうきうきしてくる。
「ねぇカイ、ナッジと一緒にお店を見てきていい?」
ルルアンタがカイに聞いた時、カイはしばらく不満そうな顔をしていたが、渋々言った。
「店見るだけだぞ。一時間後に海王の像の前に集合だ」
「カイー、リルビーとコーンスなんてほっておいても良くってよー。でも高貴なアタクシをほっておくなんて許しませんわよー!」
「ああフェティ、今行く」
二人の後ろ姿を見ていると、ルルアンタが僕の腕を引っ張った。
「ねえねえナッジ、お店行こ!さっきね、可愛いもの売ってるお店見つけたんだ!」
ルルアンタに連れられて僕たちは露店にたどり着いた。そこには女の子の喜びそうな可愛い装飾品や小さい置物が並べられている。
僕は思いつく前に言っていた。
「ルルアンタ、ひとつ買ってあげるよ」
「え?……でも……」
「子供は遠慮しない」
「ルルアンタは子供じゃないって、もう……!」
ルルアンタは僕にべえっと舌を出してから、すぐにえへへ、と笑った。
「じゃあね……これがいい」
ルルアンタはひとつの指輪を指さした。銀で作られた薔薇の花のモチーフの横に深い緑色のコロル石がひとつはめ込まれている。
ルルアンタの瞳の色と同じ。
お嬢ちゃん目が高いねぇ、なんて露天商のドワーフの親父が言うのを聞きながら、僕はお金を払ってそれを受け取った。
はい、と言ってルルアンタにそれを渡そうとするとルルアンタはちょっと真剣な顔をして言った。
「ナッジ、嵌めてくれる?」
そして左手を出した。小さな、かわいい手。
「ここに……この指に」
左手の薬指。えええっ!?それって……?
どきまぎしながらその指に指輪を嵌めてあげると、ルルアンタはこれ以上ないくらいの満面の笑顔で微笑んだ。
そして、指輪を嵌めるためにしゃがみ込んでいる僕の頬にちゅっ、と音を立ててキスした。そして耳元でこう言った。
「カイには黙っとくね……二人だけの秘密ね」
僕はまた、どきどきしてしまった。
ルルアンタは指輪を嵌めた手を陽に翳すように高く差し上げた。
そしてくるくるとステップを踏むように回ってから満面の笑みを僕に向かって贈った。
僕には分かった。この微笑みさえあれば、僕には他には何にもいらないって事が。

−−−終わり−−−

後半、全然エロくなくてすんません。
478名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 01:34:26 ID://oy7G8m
GJー!!
く、カイめ。
自分等だけイイ思いしておいて、他人の恋路を邪魔するとわ。けしからん。w
ごちそーさま!!良かったよー。
479名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 23:25:27 ID:DMfF4bDV
GJ!
可愛いほのぼのカポーだね
しかしルルに冷たくしといてナッジには渡せないとはカイ許せんw
480名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 00:00:33 ID:IaeHEi5C
>>478,479
どうもありがとう
やらせてないのは、リルビーはコーンスとセクース出来るのか?
出来ないんじゃないのか?と自分が思っているからですW
オイフェの妹みたいな事になるんじゃないかなぁと

そんな事気にしてたらエロパロなんて書けないんですが(´Д`)
481名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 00:05:04 ID:jUduv0Cd
密偵姉妹と男主で3P書いてたら
>>467のせいで正当性に疑問を持って筆が止まってしまったじゃないか!
ヽ(`Д´)ノウワァァン!! 
482名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 00:11:48 ID:hyTGjFQA
>>481
うわわぁ、ごめん、謝る。
頼むから書いてくれ。
483名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 00:13:34 ID:yfqDoseP
密偵姉妹と男主だったら「お兄ちゃんの為ならなんでもできるのv」
ということで正当性が生じるんじゃなかろうか。
484名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 00:30:26 ID:jUduv0Cd
ちょっくら俺の正当性を探して旅に出てくるわ。
485名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 00:52:54 ID:Iao12F6C
シスプリやフタコイやってる人にも安心してお勧めできるゲーム。
…そういうのやってる人からすれば絵だけで萌えの範疇外だからNG出されるのかな。

ヴァイヴィア「ふたり一緒じゃ、ダメですか?」
486名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 04:15:11 ID:QIDjBaOJ
セラロイアーギル女主は『取り替えっこ』すわっぷ?で、いーんじゃね?
双子は「どっちが好きなの?」「どっちも同じくらいに好きで、死にそうだ。」「じゃ、選ばなくていい…」
が黄金パターンでしょ。
487名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 23:16:58 ID:Hgw8k9AA
話豚カツですまん
小説+エロ初めてで、闇ティアナ×男主人公なるものを書いたんだが、需要あるかな?
内容は、闇に落ちて微妙にSの入ったティアナに、犯される主人公だが
488名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 23:33:29 ID:hyTGjFQA
>>487
何を躊躇っている、投下するがいい!
489名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 23:33:56 ID:NOVqOTpC
ペニバン付けたティアナに尻を犯されるようなSSでなければ遠慮なく投下してくれ。
ティアナがペニバン装備なら投下前に注意書き付けてくれ。
490名無しさん@ピンキー:2005/09/29(木) 00:01:51 ID:INRufq37
>>489
ペニバン付けた女主がティアナを犯すような展開なら、
そこはかとなく良い
491名無しさん@ピンキー:2005/09/29(木) 00:13:25 ID:fhZS1muF
ジルの世界にペニバンはあるのか・・?
492名無しさん@ピンキー:2005/09/29(木) 00:18:08 ID:Ft2Dmjrw
>>491
分からん、だがモンスターの触手を使った双頭バイブならありそうだ
493名無しさん@ピンキー:2005/09/29(木) 00:28:17 ID:6RPTWOt2
男主がティアナに掘られるんなら注意書きつけてくれ。
動けなくなった男主を騎上位とかでギシギシアンアンならすぐカモン。
494名無しさん@ピンキー:2005/09/29(木) 02:02:11 ID:agn4RROo
闇ティアナかあ。迫力あるよなあ。
495名無しさん@ピンキー:2005/09/29(木) 14:10:52 ID:sQVXfQrn
股間から触手生やしたティアナが女主を…

とかは許容範囲?
496名無しさん@ピンキー:2005/09/29(木) 14:37:53 ID:oSteB5RE
ふたなりよりは触手使ったほうが、らしいきがする
497名無しさん@ピンキー:2005/09/29(木) 18:26:37 ID:BV/K8nJY
レズカモン
ホモグッバイ
498名無しさん@ピンキー:2005/09/29(木) 21:41:08 ID:YiuDAjjX
犯すっつっても、穴は掘らないタイプだ
そちら期待してた人すまん

>>493 動けなくなった男主を騎上位とかでギシギシアンアン
その通り。注意書きは必要かな?
タイトル「闇ティアナ×主人公男 強姦?」にするつもりだったが
499名無しさん@ピンキー:2005/09/29(木) 23:38:23 ID:u1kF/CZj
何でもいい投下汁(;´Д`)ハァハァ
タイトルはそれで通じるとオモ。

つかここ最近あれは嫌これは駄目と言ってる人が多いけど
苦手なものが来ても黙ってヌルーにしないか。
これまでだって締め付けゆるいスレだったんだし。
文句ばっかり言って職人さん減らすよりいいと思うんだがどうよ。
500名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 00:03:58 ID:S/Re3nBH
ひとまず、置いていきますわ
痛いのが苦手な人は、スルーでヨロシク
稚拙だと思うんで、ヘタレ嫌いな人も・・・
501闇ティアナ×主人公男 強姦? 1/15:2005/09/30(金) 00:06:18 ID:S/Re3nBH
 甲高い金属音が、荘厳だった廊下に響き渡る。
 ひとつ、またひとつと増えるたびに、壁に床に、赤黒い染みが増えてゆく。
 右から打ち込まれた突きを紙一重でかわし、最低限の動きでがら空きになった腹部に手持ちの獲物を叩き込む。
 鎧ごと臓腑を貫き背骨を断ち切ったのが、柄から直に伝わる。
 仲間の死に、怒り狂った竜騎士が怒声を上げながら向かってくる。
 その数、三人。前方一列状二人、やや左後方から一人。
 たった今、絶命させた竜騎士を剣に乗せたまま、前方の二人に投げつけるように振る。
 狙った通り、前方一番前は死体がぶつからないように足を止める。後ろは、前の仲間が邪魔になり、棒立ちとなる。
 長剣はそのまま大きく弧を描き、左後方から来た奴を捕らえた。
 硬いものと軟らかいものを同時に断ち切る感触。幾度も血を啜ってきた愛剣は、貪欲に新しい犠牲者の血を啜る。
 犠牲者の上半身が床に口付けをする前に、前方に踏み込こむ。
 足が止まっていた一人を、死体を踏み越え、上から一刀両断にする。
 血の糸を引きながら左右に分かれる仲間を見てか、その後ろにいた竜騎士の顔に、恐怖の表情が張り付いた。
 勢いは止まらない。
 獣が獲物に襲い掛かる直前の動作さながら、体全体を大きく沈ませ、勢いに任せて地面を蹴り上げる。
 突き出した長剣が、竜騎士の顔面に突き刺さった。
502闇ティアナ×主人公男 強姦? & ◆pyuG9LTQRU :2005/09/30(金) 00:09:41 ID:n/DQdMyx
「ぜいっ、ぜいっ、ぜいっ・・・」
 吸っても吸っても、酸素が足らないように肺が空気を求める。心臓が破れんばかりに脈打っている。
 息が整うのを待たず、ぐるりと周囲を見回す。
 あと1名、残っている。が、目を合わせたら完全に逃げ腰になった。
「こないのか?」
 愛剣を大きく振り、壁と床に新しい染みを増やす。
「ひぃぃぃー!!」
 そいつは情けない悲鳴を上げ、持っていた剣を落とした。
 根性無くて宜しい。
 なるべく人の悪い表情を浮かべ、言い放つ。
「いつまでもそこにいると、間違えて切っちまうかもよ?」
「#○☆@△ж!!」
 謎の悲鳴を上げ、通路の闇に消える。
 それを確認し、手近かな通路の影に潜り込む。
 広いロストール城内部。現在完全に道を失っている。
 ・・・ゼネテスとレムオン救出後、大量に出てきた竜騎士に完全に包囲され、目くらましにと風の禁呪を使ってしまったのがいけなかった。
 魔法を使った進入や暗殺を防ぐ為に、城内には魔法を無力化する結界が張られている。
 最初普通の風呪文を試したところ、結界に阻まれたものの、微風を起こせた。
 もしかしたら、禁呪なら発動するかもしれない・・・と発動した途端、制御に失敗したのか、大暴風が無秩序に吹き荒れた。
 その影響で目くらましどころか、周囲の竜騎士をなぎ倒した。だけでなく柱や天井も大破し、落下してきた。
 混乱の中、二人は壁の隙間から外に抜け出たのだが、自分も続こうとしたら、天井が穴を埋めてしまった。
 そして城内を脱げ回り、現在へと至る。
 ・・・端から見たら、笑いネタにしかならない・・・
503& ◆lr6X8mvO5E :2005/09/30(金) 00:11:26 ID:n/DQdMyx
 見覚えのある柱が見えた。
「あれは・・・?」
 早足で近くに寄る。それは王家の者が住まう場所に通じる通路の柱だった。
 豪華華美な柱の足元に、ここで警備を担当していた、顔なじみの竜騎士の亡骸が横たわっている。
「・・・ご苦労さん」
 半開きになっていたまぶたを、そっと閉じてやる。
 帝国の将校となっても王女の部屋に出入りしていたのだが、エリスの手配によるものか、その辺の事情を知っていたらしく、
「よっ、モテル色男は大変だね」
 などとからかわれてたりしたものだが・・・
 黙祷し、天空神ノトゥーンに冥福を祈る。
 通路の奥に目を向ける。確か、ティアナ王女はまだ捕まってなかった筈だ。
 駄目もとで行ってみよう。部屋にいなくても、隠し通路から外に出られる。
 もしかしたら、そのルートで脱出したのかも知れない。
 無事でいるといいな。心の底から、そう思った。 
「あいてっ」
 通路に踏み出そうとした瞬間、首筋がずきりと痛んだ。 
 手を当てると、軽く出血しているのか、少量の血が指に付着する。
 ダルケニスとして覚醒し、錯乱したレムオンを相手にした時の傷だ。
 錯乱していたにもかかわらず鋭く巧妙な剣技に、長剣は不利だった。
 愛用の全身鎧を着ていないこともあり、素手で押さえ込んだのだが、懐に入る直前の攻撃でこの傷を負うこととなった。
 もう少し深かったら動脈に達していただろう。
 治療は後の方がいいか・・・誰か来ると厄介だ。
 ため息をひとつつくと、濃厚な闇が滞積している通路に、足を踏み入れていった。
504名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 00:13:28 ID:n/DQdMyx
・・・タイトルなんかまずった・・・
505闇ティアナ×主人公男 強姦? 4/15:2005/09/30(金) 00:15:38 ID:n/DQdMyx
 扉の外から、中の気配を探る。
 気配は無し・・・
 音を立てないように扉を開けると、隙間に滑り込むように体をねじ込む。
 注意深く周囲を見回すと、カーテンが開いているので、薄暗い程度の室内が浮かび上がる。
 何時も通っていた時のまま。ほとんど荒らされていない室内に驚く。
 ゆっくりと警戒しながら奥へと進む。と、床に綺麗な櫛や装飾品が散乱しているのが見えた。
 流石に宝石とかは被害にあってしまった様である。
 人間騒動に巻き込まれると、品性を失うことが多いからな。
 変なことを考えた為油断したのか、足元でぺきっと乾いた音がした。
 ぎょっとして足元を見る。散乱していた薄い櫛を踏んでしまったようだ。
「きゃぁ・・・!」
 奥から聞こえてきた声に、さらにぎょっとする。心臓に悪い。
「あ、その声・・・ティアナ様?」
 思わず、一気に寝室への扉をくぐる。
「はぃ・・・あ、貴方は・・・どうして此処に? 確かカルラ陣営に参加されていた筈ですが・・・?」
 訝しげな声を頼りに視線を向けると、寝台の上で両膝を抱え、小さくなっている少女を発見した。
506& ◆lr6X8mvO5E :2005/09/30(金) 00:17:26 ID:n/DQdMyx
「えー・・・詳しいことは長くなるので・・・ここから出てから話します」
 手を差し伸べると、ティアナは身をさらに小さくした。
 怯えているのだろう。
 そうでなくても、自分は敵軍の将校だ。警戒して当然だ。
 安心させようと、思考を働かせて話しかける。
「戦いに向こうの傭兵として参加してますが・・・えと、知り合いが危険と聞いて駆けつけてしまいまして・・・」
 血に汚れた剣と格好をなるべく見せないように、横を向く。
「ティアナ様、御無事で良かった」
 沈黙。雰囲気が重苦しい。
「・・・ここにいると危険です。アトレイア様もゼネテスも先に脱出されて、待っていますよ」
 びくり、と、少女の体が震えた。
「・・・あの・・・」
「うん?」 
「・・・あの・・・貴方は・・・のこと・・・」
「え?」
 膝の間に顔を埋めているので、よく聞こえない。寝台の上に身を乗り出し、耳を寄せる。
「どうかしたのですか?」
 それを感じ取ったのか、ティアナが顔を上げる。目が合った。
 澄み切った青空のような瞳が、憂いを含んで揺れている。
「・・・貴方は・・・私のこと・・・どう思ってますか・・・?」
 かすれているが、今度はしっかりと聞こえた。
「・・・は?」
 意味が飲み込めず、思考も体も硬直した。
507& ◆lr6X8mvO5E :2005/09/30(金) 00:20:16 ID:n/DQdMyx
「えーと、あのー・・・ティアナ様?」
「・・・すみません・・・でも・・・」
 目を逸らし、再び膝に顔を埋める。 
「もう、何を支えに生きていけばわからないのです・・・」
「・・・」
「こんな時に・・・いえ、こんな時だからこそ知りたいのです・・・貴方の気持ちが」
 周囲の暗闇が濃くなり、強い圧迫感を覚えた。
 困った。激しく困った。
 秘めた想いを告白し、小さくなっている少女を目の前に、思考がほとんど働かない。
 何か言わないといけないと、気は焦る。が、何も出てこない。
 口の中がからからに乾燥し、喉が焼ける。
 ・・・実はと言うと、すでに想い人がいる。告白はもちろんしていない。
 告白していない理由は身分違い。ロストール王家の血筋を持つが、この少女ではない。
 しかし、それを言うわけにもいかず、かといって、嘘を言う訳にもいかない。
 どれだけ時間がたったのだろう。
「・・・ウフフ・・・」
 少女から、何かを押し殺したような笑い声が聞こえてきた。
508闇ティアナ×主人公男 強姦? 7/15:2005/09/30(金) 00:24:13 ID:n/DQdMyx
「ティアナ・・・様?」
 気まずい想いで、かすれる声で、少女の名を呼ぶ。
「わかっていました・・・貴方の意中方・・・アトレイア様だって・・・」
 小さな両肩が、豊かで明るい黄金色の髪が小刻みに揺れる。
「王女という肩書きに関係なく、接してきてくれたのは、あの人と貴方だけだった・・・」
 くつくつと、疲れたように笑いながら、一人独白する。
「・・・お父様にも、ゼネテス様にも、貴方にも、わたしは受け入れられはしなかったのですね・・・」
「へっ・・・?」
 科白になにか引っかかるものを感じ、ティアナを見る。
 それに呼応するかのように、少女がゆっくりと顔を上げ、こちらを見上げる。
 いつも太陽のように明るかった少女の瞳が、悲しみの涙で濡れている。
 その瞳を直視できず、顔を背ける。
 わかってしまったのだ。こちらの気持ちが。
 胸の中に重いものが鎮座する。
「・・・すみません」
「・・・」
 無言。沈黙が痛い、痛すぎる。
 先程まで感じていた息苦しさが強まり、この場から逃げ出したい衝動に駆られる。
「ティアナ様・・・あの・・・ここは危険です。・・・逃げましょう・・・」
 視線をはずしたまま、しどろもどろで脱出を促すが、少女は無言のままだ。
 わずかに視線を戻すと、うつむき加減で、何かを堪えるように震える姿が映った。
 見ていられず、再度視線を外す。
「・・・し・・・のに・・・」
 うめくような声が聞こえた。ほとんど聞こえなかった。が・・・次の瞬間。
 視界が半転した。
509闇ティアナ×主人公男 強姦? 8/15:2005/09/30(金) 00:25:37 ID:n/DQdMyx
 否。寝台の上に引っ張りあげられたと理解した時には、ティアナが襟首を締め上げていた。
 がらんっ、と金属が床に落ちる音が薄暗い室内に響く。
「わたしが・・・わたしが貴方を先に見つけた・・・先に好きになった・・・なのに、あの女は貴方をわたしから奪っていこうとする・・・!」
「ぐ・・・がぁっ・・・ティア・・・ナ!」
 振りほどこうと暴れるが、どこにそんな力があるのか、細い両手は緩まない。
 それどころか、万力で締め上げられるよう確実に、ぎりぎりと首が絞まっていく。
 もがくたびに寝台が大きく揺れ、ぎしぎしと悲鳴を上げる。
「貴方だけじゃない・・・ゼネテス様も・・・あの女に・・・!」 
 視線が一瞬、交差する。少女の瞳が、赤く変わっていた。
 訪れる度に、立場が微妙なこちらを気遣い、明るく優しい笑顔で出迎えてくれた少女の面影は、そこにはもう無かった。
 肺が酸素を求めて、のた打ち回る感覚に襲われる。
 覚悟を決め、容赦なくティアナの腹に蹴りを入れた。締め付ける力が緩む。
 その隙に、手を引きちぎるように離させる。
「ごほっ、げほっごほっ・・・苦しかった・・・」
 激しく咳き込みつつ、ティアナの傍から逃げるように距離をとる。
 ごつんっと背中から音がし、それ以上進めなくなる。
 逃げる方向を間違えた。どうやら壁際の方にきてしまったようだ。
 ティアナは俯いたまま、ぶつぶつと何事かをつぶやいている。
「わたしがお父様の子じゃないから・・・? 皆、それを知っているからわたしから離れてゆくの?」
 狂ったように言葉を紡いでいく。
「本当の王女じゃないから・・・だから・・・だから・・・本当の王女に皆持っていかれる・・・!」
 血を吐くような叫びに、背筋が凍る。
「・・・エリス様は不倫なんてしてない・・・」
 痛む首筋を押さえながら、うめくように言葉を搾り出した。
「ウフフ・・・何を根拠に?」
 どこか虚ろな赤い瞳で射抜かれる。
 怖い。ものすごく怖い。
 全身が、本能が逃げろと警告を発している。
 血潮のように赤く染まった瞳。自分を押さえ込んだ怪力。蹴りをまともに食らいながらも、そのダメージは全く見られない動作・・・
 以前、蹴り一発で、鍛えられた大人を失神に追い込んだことがある。しかも、今回は近すぎる状況ゆえ、手加減を全くしていなかった。
 その攻撃を受けたにもかかわらず、見るからに脆そうな少女が平然としているのだ。
 本来ならば、到底耐えられるとは思えない。
 理性も、本能に従った方が良い。と囁きはじめた。しかし・・・
「ティアナ様誕生によって、王との絆が深まるのを切望していた・・・」
「嘘!」
「エリス様本人が、そう話してくれた・・・あの方は、いつも家族のことを第一に考えていた。自分の命以上に」
「・・・」 
「ゼネテスだって、庭園でアトレイア様を庇ったのは、彼女が攻撃されようとしていたからだ。攻撃される相手がティアナ様だったら、ティアナ様を庇っていた」
 気のせいか、周囲の闇が薄まったように思えた。圧迫感が和らぐ。
「貴女ははちゃんと知っている筈だ。二人の性格を」
 動揺しているのだろうか。肩が細かく震えている。涙が白い頬を伝わって流れ落ちた。
「・・・お母様・・・ゼネテス様・・・」
 小さな嗚咽が、可憐な唇から漏れ始めた。
「駄目だなぁ、ティアナ様。ちゃんと欲しいものは手に入れてもらわないと」
 不自然な程明るい声が、部屋に響いた。
「シャリ・・・!!」
「あれれ? さっきぶりだね『竜殺し』」
 異国風の衣装を身につけた少年は、長い付き合いのある友人のような口調で話しかけてきた。
「本当は一緒にお茶しながら、じーっくりお話したいところだけど、今はちょっと大人しくしてね」
「!?」
 シャリがこちらに指を向けると、全身から力が抜けた。思考が白濁し、まぶたが別の生き物のように、視界を奪おうとする。
「お疲れのようだから、ゆっくり休むといいよ。良い宿を紹介してあげる。ご褒美は闇の神器で、なんてね。アハハハハハハ」
 前めりに崩れ落ちそうになるのを両腕で堪えようとし・・・失敗した。
 地面から引きずり出された芋虫が、地面の上でもがく様相さながら、顔だけは少年の方に向ける。
 少年は音もなく床に降り立つと、ティアナの横へと移動する。
「『竜殺し』も苦手があるんだね。女性を口説くならもっと優しくいかないと、嫌われちゃうよ? ねぇティアナ様?」
 ティアナは無反応。シャリの表情がおや?という表情になった。
「おや、愛する彼の言葉を信用するの? アハハ、じゃあ、お父様の言葉は信じられないって事だね?」
 少女の瞳が、恐ろしい存在に怯えるような色を宿す。
 意地悪く笑うと、ああ、と言葉を付け足した。
「『お父様』は不適当だったね。ウフフフ、ごめんね」
 はじかれたように、ティアナがシャリを見る。
「国王様は、貴女が本当の娘ではないことを知っていた・・・だから、あれ程までに無関心を決め込んでいたんだよ。
そうしないと、王妃に自分がどうにかされちゃうからね!」
 ・・・そういうことか・・・
 部屋よりも暗い闇に落ちそうになる意識の中、状況を整理する。
 ティアナが王女ではない、とあれほどまで荒んたのは、父親に娘ではない、と疑念を肯定されたから・・・しかし、何故だ?
 国王?!
 激しい憤りと魔法への抵抗で、食いしばった唇から血が流れだした。
「国王様が怖い? やだなぁ、国王様なんな姿になったのも、貴女があんな目にあったのも、全ては王妃が悪いんだよ?」
「やぁぁぁっ・・・!」
 悲鳴を上げ、ティアナは頭を抱える。小動物が追い詰められ、怯えるように、小さくうずくまって震える。
 弱まっていた部屋の圧迫感が強まる。
 周囲の闇から生まれた黒い靄が、ティアナに向かって収束している。
 不意に、その靄が少女の中へと消える。同時に、震えが止まった。
「さて・・・君を惑わせた人には、お仕置きをしないとね」
 少年と少女が、静かにこちらを見据えた。今まで体験したことの無い戦慄と恐怖が、背筋を駆け上るのを感じた。
512& ◆lr6X8mvO5E :2005/09/30(金) 00:29:53 ID:n/DQdMyx
 ティアナの細い両手が、顎に添えられた。死者のように白く冷たい。
「酷い人・・・わたしの心を盗んだのに、他の女のところに行こうとする・・・」
 恨み言が言い終わらぬ間に、そのまま上に持ち上げられる。不自然な態勢に、息苦しさに、うめき声が口から漏れる。
「酷い人・・・わたしから離れていくだけでは飽き足らずに、わたしを惑わせるなんて・・・!」 
 白い顔が迫ってきた。
 唇にひんやりとした、しかしやわらかい感触。口内に何かが侵入してくる。
 口付けから逃れようと首を振り、顎を閉じようとするが、手が顎を固定している為か全く動かない。
 舌で唇の傷を開かれる痛みと、口内を愛撫される感触。新たな血と互いの唾液が絡み、口の端から溢れ出す。
 どれだけそうやっていたのだろう。ティアナがゆっくりと離れると、名残惜しげに唾液が糸を引く。
「貴方を手に入れる・・・そして・・・」
 肩口を掴まれた、と思ったら、寝台の豪奢な天蓋が視界に入った。体を反転させられたのだ。
「壊す・・・!」
 圧しかかられ、耳元でぞっとするような声音で囁く。と、首の傷に指を突き入れられた。
「っぁ、ぁあぁぁああっ!!」
 激痛に、先程から出なかった声が、悲鳴が口から上がる。両手で細い手首を掴むが、こちらも全く動じない。
 蹴りを試みようとするが、何かに掴まれているかのように上がらない。視線だけ動かしてみる。ティアナが邪魔しているので見えない。
 が、黒い靄が生き物のように蠢きながら、足がある方にわだかまっているのが確認できた。
 少女は悲鳴に満足したのか、恍惚とした表情を見せる。指に力が篭り、指をさらに捻じ込こまれる。
「っぁ・・・がぁっ・・・ぁぁ・・・!」
 首筋と背中が、生暖かい液体によって濡れていくのがわかる。ティアナの指が、動脈を破ったのだ。
 心臓が一回脈打つたびに、焼けるような苦痛の感覚に襲われる。血液を失うほど、全身から抗う力が抜け落ちてゆく。
 痛みと出血で視界が歪んできた。その歪んだ光景に、ティアナの赤い双眸が輝いている。
「うわー、強烈。ティアナ様ってサディストだったんだねー」
 シャリの場違いな明るい声に、指の力が止まる。
 途切れそうになる意識を、必死で持たせようとする。ここで意識を手放せば、二度と光を目にすることは出来ない予感がする。
 ここからだと姿は見えないが、声は響く。
「流石にその出血じゃ持ちそうに無いだろうから、傷口だけ治療しちゃおう。いいよね?」
 ティアナはしぶしぶ頷くと、首から手を抜いたのだろう、傷の痛みがわずかに和らぐ。その隙に動こうとしたが、痙攣しているかのような弱い動きしか出来なかった。
 少女は指に大量に付着した血を、舌でゆっくりと舐め取る。豪華なドレスに血が滴り、赤い模様が広がっていった。
513闇ティアナ×主人公男 強姦? 12/15:2005/09/30(金) 00:31:40 ID:n/DQdMyx
「いたいのいたいの、とんでけー。なんちゃって、アハハハ」
 傷の痛みはなくなったが、全身を包む倦怠感はまるでなくならない。それどころか、寒気を感じる。
「寝ないように頑張ってたから、サービスで眠気も取っておいたよ。さぁ、続きをどうぞ」
 どうぞ、じゃねぇ。悪態が脳裏に浮かぶが、声にはならなかった。
 シャリは眺めるつもりなのか、窓際の椅子にちょこんと腰掛ける。
 それを合図にしたように、ティアナの手が腰のベルトに伸びてきた。
 避けようと、体を動かそうとするが・・・首から下が動かない。
 窓のほうを見ると、お茶の準備をしようとしていた少年がにやり、と意地の悪い笑みを浮かべた。
 少女はおぼつかない手つきで二つのベルトを外すと、まず上の服をゆっくりと左右に開かせる。
 二枚目からは上からかぶるタイプの服だ。業を煮やしたのか、びりびりと素手で二枚とも破いた。
 現れた上半身に、ティアナが息を呑むのが聞こえた。そしてそのまま胸に顔を埋めてくる。薄い金色の髪が、その表情を覆い隠した。
 先程冷たいと思った少女の体は、熱を帯びているように熱く感じられた。
 その手が、舌が、髪が、全身を優しく、時に荒々しく愛撫してゆく。様々な場所に、爪による引っかき傷と口付けの後が付いていった。
 時折、唇を吸おうとするが、こちらが首を振って逃げる。そのたびに、ティアナは悪戯を指摘された子供のように口を尖らし、違う場所へと移動する。
 なんとか抵抗はしているが、愛撫によって興奮するのは止められない。息使いが荒くなってきているのが、静寂の中耳障りだった。
「体が冷えてますわ」
 何度目かの抵抗後、ティアナが口を開いた。唇からのぞく舌が、妙に赤い。
 ティアナが纏っていたドレスが、形を失い、闇に溶け込む。一糸纏わぬ姿となった。
 やや小ぶりながら、形の良い乳房が視界に入る。綺麗な桜色をした乳首は、つん、と重力に逆らって上を向いている。
 顔が熱くなるのを感じ、反らそうとして、頭を抱え込まれる。 
 耳の中に舌が突き入れられた。逃げようにも頭を抱えられてしまっている為、喘ぐことしか出来ない。
 ティアナは舌で中をゆっくりとかき混ぜ、耳たぶを咬む。耳たぶの感触が麻痺したように無くなった。
「暖めてあげましょう」
 耳に息を吹きかけるように、そう囁いた。
514闇ティアナ×主人公男 強姦? 13/15:2005/09/30(金) 00:33:03 ID:n/DQdMyx
 白い手が、胸から腹、腰へ時折爪を立てながら伸びる。新しい傷が、赤いものを含み、痛覚を送ってくる。
 と、服の上から股間の突起物に触れられた。その瞬間、びくりと体が反応した。
「ウフフフ・・・ここはまだまだ元気そうですね」
 ゆっくりと服の上から、突起物を擦る。優しく包んだかと思うと、急に荒々しく掴みあげる。
「うっ・・・ぐぅ・・・」
 絶え間なく襲ってくる快楽と苦痛に、堪えていた喉の奥からうめき声が漏れた。
 ティアナはそれを聞くと、一気にズボンを引きおろした。
 現れた男根に、ティアナはうっとりと顔を綻ばせる。
 その淫乱な表情に、思わず顔を背けた。
 屈辱と恥辱で、腸が煮えくり返る思いが沸き立った。と、強く首が引っ張られ、強引に唇を持っていかれる。
「わたしを見なさい・・・いえ・・・そうさせてあげます」
 ティアナは荒い呼吸の中そう囁くと、唾液に濡れた舌を体に這わせ、下へとおりてゆく。やがて、男根に辿り着いた。
 少女の愛撫に、本人の意思とは関係なく膨張したそれを、舌を使って根元からゆっくり先端に向かって嘗め回してゆく。
 そして先端まで行き着いたら、剥けているいる部分を重点的に攻め立てた。
 その間、両手が太股と臀部を弄り、全てを手中に収めようと暗躍する。
 少女の吐息が激しくなるほどに、それらはその動きを増徴させてゆく。
 「うぁぅ・・・」
 自分の分身とも言える部分を愛撫され、先程の感情は快楽にとって変わっていった。
 思考の中に空白が生まれた。それはゆっくりと理性を侵食しながら、膨張してくる。

14
 ティアナは男根から口を離すと、こちらの胸の上に座り込み、蕾がこちらに良く見える位置へと移動した。
 軽く肺を圧迫されるが、細く引き締まった臀部の感触がやわらかい。
「見て・・・もうこんなになってしまいました・・・」
 恍惚とした表情で見下ろしてきた。暗闇にぼんやりと浮かぶ少女の姿は、淫乱ながらもどこか荘厳さを称えていた。
 つい、見ほれてしまった。少女は可笑しそうに笑った。
「どうしました・・・『竜殺し』様?」
 意地悪くそう言うと、繊細と表現するに相応しい指で、金色の茂みを掻き分け、自らの蕾を押し広げた。
 そこからは不透明の体液が溢れ出している。
 ティアナは指を、その蕾の中に差し込んだ。
 「あうっ、あぁぁん・・・」
 中で指を動かすたびに、少女の全身が痙攣し、ぴちゃぴちゃと淫猥な音が暗くなってきた室内に響く。
 指の隙間から蜜が滴り落ち、身動きできない青年の胸板をゆっくりと汚していった。
 それでも指の動きは止まらない。残った片手で漏れ出た蜜をすくい取ると、自らの胸に塗りはじめた。
 ゆっくりと乳房の周囲を撫で回しながら中心へ、そして先端を摘む。
「あぁんっ、気持ちいっ・・・!」
 少女の興奮が肌を通して伝わるのと、蜜の淫らな芳香が、徐々に理性を溶かす。空白がそれ食らってゆく。
「はんっ、あぅ・・・あぁうん・・・」
 ずぷり、と、もう一本指を差し込み、中を掻き回しながら蕾を押し広げる。
 びくんっびくんっ、と華奢な体が獣のように跳ね、蜜が飛散する。顔にかかり、汗と交じり合いながら流れ落ちる。
 渇く。口の近くに流れてきたそれを、自らの舌で舐め取った。
 理性が空白に屈服した。思考は快楽に溺れる。
「ウフフ・・・物欲しそうですね・・・」
 ティアナは蕾から引き抜いた指を、口内へとねじ込んだ。青年は顔を背けることなく、素直にそれを受け入れた。
 蜜を残らず舐め取ろうというのか。青年は僅かに動く部分を使い、貪欲に指を貪る。
 ティアナは指を離すと、体を青年の腹の下にずらす。蕾から蜜が滴り落ち、胸板に筋がつく。
 そして蜜と唾液で光る唇に、ティアナは唇を押し付けた。
 これまでは一方的でしかなかった口付けが、違った。青年が少女を求めてくる。互いが互いの唇を、舌を貪りあった。
 濃厚な絡み合い終えると、ティアナは熱い吐息と共に、言葉を紡ぐ。
「手に入れた・・・やっとわたしを、わたしだけを見てくれた」
 ティアナは妖艶な表情で青年を見やると、物足りなげな瞳と交差する。口元の笑みが大きくなる。
 手探りで限界まで勃起した男根を探し当てると、爪を立てながら強めに握る。
「わたしが欲しいですか?」
 苦痛より快楽の表情を浮かべた青年に、問いかける。
 青年は躊躇う事無く頷いた。
 腰を持ち上げ、怪しく滑る蕾に先端をあてがった。
 そのまま、ティアナは腰を落とす。
 熱い。
 互いに感じた最初の感触が、それだった。
「ぐぅぁっ・・・!!」
「あぁぁっ、いいっ・・・!!」
 二人の口から、吐息と共に喘ぎ声が漏れる。
 それからは、少女は青年を、感触を貪るように腰を振り回した。
 両足と腕の力を使い、腰を持ち上げる。男根がもう少しで離れそうになるまで引き出す。
 力を抜き、重力に従って腰を落とす。硬くて柔らかい、熱い物体が、体内を駆け上る快感。
 男根が蕾の内部・・・膣を力強く、奥まで突き上げた。
「はぁっ・・・あぐぅ・・・ぁん・・・!」
 堪らず、ティアナ口から声と唾液がこぼれる。両の手が、知らず青年に食い込み、血が流れる。
 腰を浮かす。再び男根が出て行こうとする。と、膣が逃がすまいと抵抗し、きゅっと絞め上げる。
「んぁっ・・あぁっ・・・!」
 青年は自らの分身を絞られると、苦痛にも似た恍惚感に酔いしれる。もはや全身の傷の痛みも、快楽の一部と化している。
 少女の腰の動きがあるたびに、ぐちゅっ、じゅぷっと濡れた音が響く。寝台が大きく揺れ、ぎしぎしと歓喜の声を共に上げる。
 音がするたびに、重なり合う隙間から蜜が溢れ、二人の肌を滴り落ちてゆく。
 男根が少女の内部の限界に当たる。と、膣が震えて一層強く絞める。青年を食らうかのように。
 それに呼応したのか、少女の背が反り返り、腰を大きく痙攣させた。
 分身を噛み切られるような快楽に、青年は限界に達した。少女の内部に、自らの体液を注ぎ込んだ。
516闇ティアナ×主人公男 強姦? 15/15:2005/09/30(金) 00:35:48 ID:n/DQdMyx
 荒い息の中、ティアナは意識を失った青年の胸板に顔を埋め、疲れ切ってはいるが満足げな表情をシャリに向けた。
「手に入れた・・・この人を・・・ウフフフ・・・」
 すすっていた碗を口から放すと、シャリはにこやかな表情を返す。手に持った碗から湯気が立ち上っている。
「お疲れ様、ティアナ様。これで僕がこっそり立ち回った苦労が報われたよ」
 碗を窓辺に置き、大袈裟に肩を揉む。
「禁呪を使ってくれて助かったなー。あれがなければ、ゼネテスとレムオンと引き離すことも、ここに追い込むことも出来なかっただろうね。アハハハ」
 笑いながら椅子からぴょんっと降りると、カーテン越しに外を見る。
「そろそろ行こうか。面倒な人達がくるよ」
 ティアナは頷くと、名残惜しげに青年から体を離す。膣より溢れ出た蜜と性液がシーツに染み込む。
 少女は身を屈め、そっと青年の頬に口付けをする。その後姿に、シャリは意地の悪い口調で声をかけた。
「おめでとう、闇の王女様。後は壊すだけだね」
 永遠の闇に落ちた、かつての光の王女は、妖艶だが凄みのある表情を浮かべた。
「ええ。もう二度と、この人の心が何処かに行かないように。世界が破滅する瞬間まで、わたしの物である為に・・・」
517名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 00:38:16 ID:n/DQdMyx
・・・あ、途中14ってのがはいっとる・・・
すまん、見なかったことにしてくれ・・・
518名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 00:51:03 ID:wS2eTrOF
乙!
GJ!
こわいがかわいいティアナ様!
519名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 00:51:05 ID:mosPdvur
乙でした!一気に読んでしまったよ。
ティアナ迫力なのに切ない…余韻が残るね。GJ!!
520名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 00:52:55 ID:JmzRNN+x
>>517
大作GJ!

>>499
なら最初にお伺いなんてすんなといいたいな。
好きか嫌いかと聞かれて、イヤなら嫌と答えるだろ普通。
作者も微妙なラインと思うから聞いてるんだろうし。
521名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 00:58:03 ID:FXvlEjAa
よく書けていると思います、GJ!
嗚呼、このまま世界は滅びてしまうのでしょうか・・

522名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 01:13:12 ID:peJimodm
GJGJーーっ!!
闇ティアナ様、恐くて蠱惑的で切ないなあ…。
その男主を性奴に差し上げますから、お幸せに…。
世界は壊さないで、とか、つい言っちゃいそうだ。w

また次の作品が出来たら、よろしゅう!
楽しみにしてるよん♪
523名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 02:06:05 ID:XB6zpkgs
GJ!
14ってのから先で視点変わってるのはちょいとアレだが、
そこで理性を失ったとも読めるかな。
524名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 07:28:01 ID:NJIO97E4
レスありがトン
怖いティアナ好きなもんで・・・Mじゃないぞ、タブンナorz
次回作、エネルギー溜まったらガンバル。現在ガスケツチュウ
>>523 14ってのから先で視点変わってるのはちょいとアレだが、
すまん、理性トンだ内情が書き込めなかった

>>499 >>520
漏れの発言からだと思うので、ちょいとレス
こちらの発言の流れが原因で言い合いされると、悲しいですぞ
2hnで何を言う、と言われそうだがorz
525名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 16:57:34 ID:tlv4WPFN
なぁ、始原口伝のでのユーリスのぱんつって
なんというタイプなんだろうか?
そのまま「かぼちゃぱんつ」でいいのかね。
526名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 17:08:14 ID:XB6zpkgs
見てないから知らんが、ちょうちんブルマなるモノもあるぞ。
527名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 17:15:00 ID:OY8jMLaa
かぼちゃぱんつ系下着で西洋となるとドロワーズじゃないのか
528名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 17:28:44 ID:FXvlEjAa
ドロワーズが正解だとオモ
「フリルの付いたブルマー」でも間違いじゃないよ
529名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 17:34:17 ID:tlv4WPFN
>>526 >>527 >>528
みんなサンクス。
確かにドロワーズっぽいね。

それにしてもテメーらどっちかというと、過疎なスレなのに反応はえーなw
まったくエロカワイイなおまいら( ´∀`)σ)∀`)
530名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 18:32:13 ID:FXvlEjAa
ジルを愛していますから

ところで職人さんの方、主人公の性格付けって悩みませんか?
一応、主人公は最後英雄になる訳だから
あまりに弱い主人公ってのはどうかなーとか
やっぱり主人公だからカッコよく描かなきゃならないか、とか

王城主とかミイス主ってあまり(最初は)強そうなイメージが
ないんだけど・・
531名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 21:24:37 ID:JmzRNN+x
神щ(゚Д゚щ)カモォォォン!
532名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 22:03:55 ID:XB6zpkgs
>>530
むしろ状況に流されてくヘタレが英雄に成長していくお話だと思ってます。
533名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 23:20:10 ID:WrSKU8t1
>>510
本編もここら辺から分岐して王女両方助けられたら良かったのに……
ともあれGJ!

>>530
何をもってして強い・弱いとするか、ってのもあるんじゃね?
あ、でもいわゆる戦闘力じゃなくて性格付けか
>>532が言うみたいに時期によるんじゃないかな
534名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 23:57:18 ID:FXvlEjAa
やっぱりED近くやED後だと精神的に成長して大人になっています
よね>主人公

ED後の設定で犯られまくられる弱っちい女主を書きたいのですが……
なんかこれって無理があるような気がしてならない
535名無しさん@ピンキー:2005/10/01(土) 00:10:31 ID:dxaTXBeL
 状態変化アイテム使えばどうよ? いけると思うが。
536名無しさん@ピンキー:2005/10/01(土) 00:58:38 ID:4ijRGkDC
>>534
そこは人質をとるとか、状態変化アイテム利用とか風邪とか媚薬とか使えばいいのでは?
なんか自分が人でなしになった気分だw
537名無しさん@ピンキー:2005/10/01(土) 04:32:55 ID:TxsHhcJO
>530 ED近くの主人公は英雄かもしれませんが
書き手は英雄じゃないので、見栄を張ってもボロがでます。
自然とヘタレさが覗きます。
熟練の職人さんは違うんでしょうが…。
538名無しさん@ピンキー:2005/10/01(土) 04:40:59 ID:kf8ngda5
見栄を張っても良いじゃない!ボロが出たって良いじゃない!






人間だものwww
539名無しさん@ピンキー:2005/10/01(土) 09:30:24 ID:ViJGGU+Q
>>537
あなたは私ですかw

今書いているのを主人公の一人称にしたら主人公=自分の性格
(ヘタレ)になってしまって読み返したらテラキモス
自分は英雄じゃないもんな・・
540名無しさん@ピンキー:2005/10/01(土) 11:36:46 ID:4PaggSAV
>>537
主人公の性格ぐらい好きにやればいいのにと思う俺は鈍感かもなw
ヘタレなまま世界を救っちゃいけないという法があるわけじゃないし〜。
541名無しさん@ピンキー:2005/10/01(土) 14:02:07 ID:FNVGWpOb
>530

【ミイス】
 ブラコンで穏やかだが、責任感が強く、一途。
 反面、自暴自棄になり易いような危うげな面がある。
【黄金主】
 責任感が強く、姉御肌。規律というか、「かくあるべき」という理想を抱き易い。
【旅先主】
 好奇心旺盛な常識人。「模範的冒険者」
【始まり主】
 天然。どこまでも純粋で、常識の範囲というか善悪の観念が著しく薄い。無色透明。

 一応こんなイメージ。始めに仲間になるキャラとか、状況とかから解釈するタイプなので、
=自分の性格、とは捉え難いかなー。
 まぁ、こうした性格付けをする以上、どこかしら自分と通じるものはあるのだろうけれどね。

 ……でも始まり主みたいな性格じゃないな、うん。(ネメア×始まり書いた人) 
542名無しさん@ピンキー:2005/10/01(土) 20:36:47 ID:XSSmVRCN
最近ここ腐臭くなってきたな
543名無しさん@ピンキー:2005/10/01(土) 20:59:33 ID:pKNr0xps
‥‥最近か?
544名無しさん@ピンキー:2005/10/01(土) 21:00:50 ID:o3QG1y3m
>性格
どのスタートを選ぼうが激烈な女好きになる。
545名無しさん@ピンキー:2005/10/01(土) 22:27:27 ID:4PaggSAV
男も女もそれなりにいるようだし、
腐臭がするのはしょうがない。
546名無しさん@ピンキー:2005/10/01(土) 22:45:32 ID:rUa1t7kV
王城主はヘタレ
547名無しさん@ピンキー:2005/10/01(土) 22:48:29 ID:rUa1t7kV
ごめん、あげてしまった・・・org
548名無しさん@ピンキー:2005/10/01(土) 22:55:20 ID:ViJGGU+Q
テラネ主って不憫だと思う
あまりここの作品にも出てこない
自分もプレイしたことがない
549名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 00:41:57 ID:jAZJnBaF
だって幼馴染がオニャノコじゃ無いんだもの。
550名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 02:08:57 ID:bwFV7+8M
ユーリスと男主投下します。
下着好きの皆、先日はありがと。
あんま、反映できなかったけどそこは堪忍して。
551ユーリス×男主1:2005/10/02(日) 02:10:12 ID:bwFV7+8M
 音をたてながら廊下を走ってきたユーリスが、レイルースが寝ている部屋に飛び込んできた。
彼女はにやっと笑い、後ろ手で鍵をかけると、おもむろに寝台に近寄っていった。
「レイルース!起きて。良い物ごちそうしてあげるから。」
「…なんだよ、まだ陽も出てねぇぞ…。」
「これ飲んで、お願い!」
ねぼけまなこをこすりながら、コップにそそがれた無色の液体を、ぐいっとやる。
水のようだが、喉越しになんともいえない生臭さがあった。
「ごちそう…って、これがか?」
「そう。私が考案した新しい魔法薬。」
「なに〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!俺を殺す気かっ。」
「えっ?えっと…た、たぶん、大丈夫。
そんなに細かいことにこだわってちゃダメよ。
ほら、とりあえず即効性の毒はないとわかったわけだし。」
「な〜にが『たぶん、大丈夫』だ!」
レイルースは芥子をなめたような強面で、頭を抱えた。
かぜをひいた友人にマヒ薬を飲ましたり、新しい魔法の実験で魔道アカデミーの校舎を半壊させた、
ユーリス印の新薬をうっかり飲むなど、自殺行為もいいところだ。
だが、ユーリスとつるみながらも、出来る限り身辺を平和に保つには、
一歩ゆずる事が重要なため、とっさにそのクセが出てしまったのだ!
ああ、なんという無情!
この一歩ゆずる精神が、彼をむりやり人生の墓場にひったてていこうとは。――
「これはね。ハヤスの葉とかヤンバイ草とかを煮込んで作ってみた、安価で強力な魔力回復薬なの。
これを売り出して、儲けて、アカデミーに復帰しよっかなー、なんて。」
「馬鹿になる葉っぱと、幻覚をみる草と、最凶の女魔道士ユーリスか、ドリームコラボレーションだな。勘弁しろ。」
ユーリスの話を聞いているうちに、薬が体全体に染み渡ってくるのをレイルースは感じた。
それとともに徐々に頭の中が白い光で満たされていく。
すると突然視界がまっくらになり、レイルースの意識はそこで完全にトンでしまった。
552ユーリス×男主2:2005/10/02(日) 02:11:29 ID:bwFV7+8M
 薬を熱心に自画自賛していたユーリスは、
ふと胸や腰、そして太腿にからみつくような視線に気がついた。
演説をやめて、視線を辿ってみると、金槌頭で普段ニコリともしないレイルースの顔が、
狐つきが落ちたように、キョトンとなっていたのである。
そればかりか、ユーリスと目が合うと、にたぁと好色そうに笑ったのだ。
目じりをさげて、よだれをながさんばかり、といったほうが正確な表情であった。
「ああ、また大失敗しちゃった…?ひょっとしてばっくれた方がいいかも。」
「ユーリス。お前さぁ。淡雪みたいに白くて、みずみずしくて、細いけど出るトコは出てて…よく見れば、なんつーかさ、スキそうな身体をしてるよなぁ。」
「……………。」
「……………。」
沈黙。明らかにヤバい。
「レイルース様……さようなら!」
「まぁ、待て。」
扉めがけて逃げ出そうとしたユーリスが、足首をひっつかまれて床にひっくり返った。
そのユーリスをゆっくりと寝台の上へ引きずりこみながら、
「いただきます!」
「あぁぁ〜ん。私かなりカッコわるいかも〜!」
全身に妖気をまとわせ、レイルースは舌なめずりしながらユーリスのおとがいに指をかけ、
乱暴に唇を重ねて唾液を流しこんだ。
唾液には例の薬が多分に混ざっているようで、生臭いものにユーリスの口腔が犯されていく。

 徐々にユーリスの目がトロンとなって、力が抜けてきたのを見ると、
レイルースはその両腕を寝台の脚に縛り付けて、磔にしてしまった。
そして仰向けのユーリスの着衣を下着ごとびりびりと引き裂いた。
スカートまで破り捨てると、小振りだが形のいい乳房がこぼれ、
かわいらしいドロワーズも、レイルースの前にあらわになった。
レイルースは弛緩しきった笑みを浮かべ、馬乗りになると、まずは縛られた腕を握り、揉んだ。細い手首から肘、二の腕、脇と、たっぷりと少女の柔肌を蹂躙しながら下っていく。
肩を撫であげ、うなじをさする。小さな刺激を与えながら乳房へ目標を移していった。
ユーリスの身をくねせながらの切なげな吐息に、レイルースは喉をごくりと鳴らしながら、
すぐに乳首をいじるような真似はせず、じっくりとその乳暈に指をやった。
かすかにこね、堪能する。
きれいな突起はみるみる固くなってきた、指の間から飛び出した小さな乳首を音を立ててついばむ。
男の指が蠢くたび、手のひらの下でふくらみが刻一刻と形を変えていく。
ユーリスが目がうるませ、喘ぎを漏らしながら顔を上向いた。
雪白の裸形はさくら色に染まり、火のように熱くなっていた。
しばらく乳房を揉みしだき弄んで遊んでいたが、ユーリスの身体に火がついたのを見計らって、
白いかぼちゃパンツに手をかけ、力任せに膝までひきおろした。
無駄な贅肉のない下腹部を撫で回すと、そこは充分に潤っていた。
ほっそりとした白い肉の谷間に、一輪の淫花が花開いている。
ぬめらかな花びらが収斂するところでは、膣口が物欲しげにひくついていた。
レイルースはユーリスの太腿を抱えて、秘裂の眺めを愉しみながら、
全身をまさぐり至る所にキスの雨を降らせ、さらなる愛撫を加えていった。
553ユーリス×男主3:2005/10/02(日) 02:13:35 ID:bwFV7+8M
 つけねと下着の間に体を入れ足首を肩に担いだ。
腿のあたりにかぼちゃが絡まり、白いオーバーニーソックスに包まれたユーリスの両足も、
軽く拘束されているような感じだ。
ユーリスは消えいるように言った。
「私をごちそうするなんて…言ってなかったのに…。」
「じゃあ、ここでやめていいか?」
「…してください…
(訳:もしかして、玉のこし成功かも☆)」
滑る花芯に、男根を何度か擦りつけて焦らすと、挿入を開始した。
折り曲げられたユーリスへ、ほぼ垂直にレイルースの劣情が突き刺さる。
殆ど抵抗もなく、レイルースの剛直はユーリスの中に埋没していく。
ユーリスの中はねっとりとしていて、柔らかく包み込みながらも、強い締め付けを感じさせている。
引き抜こうとすると、絞り上げてくる。
たまらずレイルースは、奥へ奥へと杭を打ちつけるかのように、激しく剛直をねじりこんだ。
「ああ、凄い。こ、壊れちゃう。もう、だめっだめっ!壊されちゃう…だめ。だめ…!
(訳:ある意味大成功かも!ぜったい売れるわ。私だめになっちゃう♪)」
腰を大きく動かされるたびに、ユーリスは大きな喘ぎ声をあげ、泣きながら面を左右に降りだした。
自らも腰を振って、更なる快感を得ようとする。
息も絶え絶えに許しを乞うが、レイルースは逆に動きの激しさを強めた。
レイルースに限界が訪れた。
解き放たれると、熱い白濁液はいっぺんに、ユーリスの中へ注がれて行った。
同時に肉襞で野太い男根を喰いしめながら、
ひときわ大きな絶叫に近い声を部屋いっぱい響かせ、ユーリスも恥も外聞も無くなまめいた。
「あん、あぁっ、あぁぁぁぁぁっ!
(訳:あ〜〜っ、もう、ウハウハですっ!)」

 ――朝。
爽やかな光が、窓から差し込んでいる。
その気持ちいい光を受けながら、唖然、暗然、慄然たるレイルースが外を眺めていた。
レイルースは、風に漂う柔らかい雲の上にフワフワのっているのような、
甘美な心地がして目を覚ました。
だが、いざ意識を取り戻せば、既に快楽に溺れきって寝息をたてているユーリスの、
乳房に顔をうめながら腰をカクカク浮動させ、交わっていたのである!
その驚愕たるや、歴戦の勇であるレイルースが、我を忘れる程だった。
そして、ばっと飛びのいてあたりを見れば、
鍵がしまった扉、縛られたユーリスと散らかるびりびりに破かれた服やら下着である。
「一歩をゆずることは百歩をゆずることだと、ボンガさんが言ってたけど、ほんとなんだなぁ。」
人事のように呟きながら、呆けたように窓から外を眺める無限のソウルの背には、
深い深い人生の憂愁が漂っていた。
554名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 02:15:17 ID:bwFV7+8M
おわり。
555名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 02:49:29 ID:wihLHRMa
もつカレー。
能天気なエロは大好物です。

どうでもいいけど、絵掲の[835] みてたら、
「アンギルダンのファックの方がまだ気合が入ってる!」「このロストールの手先のおフェラ豚め!!」
「タマ切り取ってグズの家系を絶ってやる!」等とハートマン軍曹の口調で
罵りなじるザギブとか闇ティアナとか女主人公とか色々想像しちゃったよ(゜∀゜)


556名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 04:08:05 ID:HvTeqvj3
>>555
つい今さっき、友人の家でその映画を見てきたよ。
スノウボールにワロタw

557名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 05:32:24 ID:hGZWvNud
乙!レイスニールに幸あれ。(多分、無理w)
558名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 07:46:59 ID:1dCOU4SR
>>544
ジブンノヨクボウニチュウジツダッテイイジャナイカ(・∀・)

何でか知らんがジルオールは女キャラのストーカーになれる。
異性キャラで人気のレムオンやゼネテスより、王女やザギヴ様やフェティ様のが萌える。
女主人公でやってもエア様のところに通って、ユーリスのアホな話に付き合って
アトレイアのいじらしさに癒され、フェティ様に罵倒されて喜んでいても
ナッジやヴァンやアンギルダンを殺し、セラを一度も呼び出さず、変態仮面をシカトして
気付いたら男キャラがえらいこと少なくなってた…自由の旅だからね。
559名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 12:33:45 ID:QRx3P+cE
のぞむところだ
560名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 14:07:52 ID:JlH/W9rl
そんなわけで誰かザギヴ姉さん×女主でも書いてくれ
561名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 15:23:39 ID:hGZWvNud
おまいさんも書いてみりゃいいのに。
おまいさんの最萌えシチュは、おまいさんの中にしかないんだぞ?
言わせたい聞きたい、させたいシチュを並べて、文章を捻り出す。
レッツトライ!
562名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 21:19:03 ID:EwmJSYxP
萌えカプがメジャーどころというか、扱っている個人サイトが多い場合
今更自分が書くのもなぁ・・とも思ってしまう
あまり個人サイトのSSは読まないけれど、偶然似たようなシチュ
とかになりそうだ
563名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 21:34:58 ID:8YcUGMzZ
メジャー分類出来るほどエロ扱っている所多かったか?
個人サイト巡りはそれほど熱心じゃないから分からんが。
564名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 22:03:02 ID:EwmJSYxP
完全にエロとまではいかなくとも「女性向け」「男性向け」
とか注意書きがあるところが結構ある
「男性向け」は少ないが「女性向け」は多いような希ガス
565名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 22:10:46 ID:kx8kSzJo
>>541
なぜ女主しかいないのだ?
其処までやったら男主限定の方もあげろ
566名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 22:17:25 ID:DtUsNqoB
【王城主】
アイリーンの尻に敷かれる苦労人…というかヘタレ。

【田舎主】
友達思いな明るい人。怒ると恐い、かもしれない。



ごめん、あと適当に二つ三つ特記事項を追加してあげてください。
自分で書いといてなんだがあまりにあまりだ…。
567名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 22:29:28 ID:unHhO2jY
すいませんオリキャラがいます。
ほんっとすいませんエロが微塵もありません。

できれば文句やダメ出しをしていただけるとありがたいです。
568アリューム:2005/10/02(日) 22:30:35 ID:unHhO2jY
「こっちにもあったよー」
弾んだ声を上げながら、ルルアンタが岩陰から出てきた。
「ほら、見てよアシュレー、ルルアンタがみつけたんだよ」
そういってリルビーの少女は小走りに僕の所へやってきて大事そうに抱えている
練剛石を見せてくれた。
「どれどれ・・・・・うん、大きさも申し分ないね。いい練剛石だよ」
僕は大きな帽子の上からルルアンタの頭を軽く撫でた。
「えへへ、すごいでしょ」

僕らは死竜の洞窟にいた。とはいえ、この洞窟の奥深くに存在するといわれている竜を
退治しにきたのではない。配達や護衛をいくつもこなした、そして新米冒険者を卒業
するために拠点の近くにある死竜の洞窟の探索を決行することにしたのだ。
洞窟に入ってしばらくした所で僕らは練剛石を運良くみつけることができたので、付近の
散索することになり、今に至るのである。

「みんなー、あまり深入りしないようになー」
少し離れたところからジルオの声が聞こえてきた。ジルオは仲間内でリーダー役を担ってもらっている、少々無口ではあるが今回の件に際して<深入りしない><単独行動は
控える>等、いくつかの約束事を定めてくれたし、リーダーには適任だと思う。
僕はルルアンタと共にしばらくの間、辺りを探索した。

二時間後・・・
「・・・・4,5個、ふむ、思ったより多くみつかったな、皆御苦労だった」
ジルオが仲間を労う。
「ほんっと沢山みつかったよねー。練剛石って三時間探して一個みつかるかどうかって
 聞いてたのに、運がよかったのかなぁ」
「おいナッジ、オレも一個みつけてんだからな、そこんとこ忘れんなよ」
ヴァンが自分の成果を強調する。自称高貴なエルフであるフェティは我関せずといった感じだ。ちなみにフェティの収穫はゼロだ。
「でもルルアンタがみつけたのが一番大きいよ、ねぇアシュレーもそう思うでしょ」
僕が口を開く前にヴァンが過敏に反応した。
「いいかルルアンタ、練剛石っつーのは大きさが重要じゃねーんだよ、いっちゃん重要なのはみつどなんだよ み・つ・ど。そこんとこ間違えんなよ」
ヴァン、それをいうなら密度じゃなくて純度だよ。
569アリューム:2005/10/02(日) 22:31:15 ID:unHhO2jY
「こっちにもあったよー」
弾んだ声を上げながら、ルルアンタが岩陰から出てきた。
「ほら、見てよアシュレー、ルルアンタがみつけたんだよ」
そういってリルビーの少女は小走りに僕の所へやってきて大事そうに抱えている
練剛石を見せてくれた。
「どれどれ・・・・・うん、大きさも申し分ないね。いい練剛石だよ」
僕は大きな帽子の上からルルアンタの頭を軽く撫でた。
「えへへ、すごいでしょ」

僕らは死竜の洞窟にいた。とはいえ、この洞窟の奥深くに存在するといわれている竜を
退治しにきたのではない。配達や護衛をいくつもこなした、そして新米冒険者を卒業
するために拠点の近くにある死竜の洞窟の探索を決行することにしたのだ。
洞窟に入ってしばらくした所で僕らは練剛石を運良くみつけることができたので、付近の
散索することになり、今に至るのである。

「みんなー、あまり深入りしないようになー」
少し離れたところからジルオの声が聞こえてきた。ジルオは仲間内でリーダー役を担ってもらっている、少々無口ではあるが今回の件に際して<深入りしない><単独行動は
控える>等、いくつかの約束事を定めてくれたし、リーダーには適任だと思う。
僕はルルアンタと共にしばらくの間、辺りを探索した。

二時間後・・・
「・・・・4,5個、ふむ、思ったより多くみつかったな、皆御苦労だった」
ジルオが仲間を労う。
「ほんっと沢山みつかったよねー。練剛石って三時間探して一個みつかるかどうかって
 聞いてたのに、運がよかったのかなぁ」
「おいナッジ、オレも一個みつけてんだからな、そこんとこ忘れんなよ」
ヴァンが自分の成果を強調する。自称高貴なエルフであるフェティは我関せずといった感じだ。ちなみにフェティの収穫はゼロだ。
「でもルルアンタがみつけたのが一番大きいよ、ねぇアシュレーもそう思うでしょ」
僕が口を開く前にヴァンが過敏に反応した。
「いいかルルアンタ、練剛石っつーのは大きさが重要じゃねーんだよ、いっちゃん重要なのはみつどなんだよ み・つ・ど。そこんとこ間違えんなよ」
ヴァン、それをいうなら密度じゃなくて純度だよ。
570アリューム:2005/10/02(日) 22:32:31 ID:unHhO2jY
ジルオの提案により僕らは探索を終え、エンシャントに無事帰還した。そしてその足で
鍛冶屋に向かい、各々の武器を鍛えた。その後しばしの自由行動になった。
僕はルルアンタに誘われて散歩をすることになった。
「ねぇアシュレー、向こうの教会におっっっきなステンドグラスがあるんだって」
ルルアンタが興味津々といった様子で語りかけてくる。
「へー、どんなんだろ。見に行ってみようか」
「うんっ」
教会に向かって歩いていると、奇抜な・・いや、非常に個性的な髪型をした男とすれ違っ
た、あの髪どーなってんだろ。

酒場兼食堂で皆と合流。ジルオが宿の手配をしてくれたので、食事をしつつ明日以降の
行動予定を話し合う、その席でヴァンがある提案をしてきた。
「オレさっきの自由行動の時にさぁ、どんな仕事があるのかとギルドに行ったんだ。
 そしたらさ<デス退治>っつーのがあってさ、・・・どうよ、この仕事やってみねぇか」
黙々と食事をしていたフェティがすかさず言い放つ。
「なにバカなこと言ってるのかしら、あなた自分自身を理解しているの。いいこと、私達はギルドの定めた依頼難度の難易度4をようやくこなせるようになったのよ。〜退治は
 難易度6なのよ、つまり最高難度ってことでしょうが。あなたのスカスカの頭でもそれくらいは理解できるんじゃなくって」
「そうだよヴァン、さすがに無茶だよ」
僕もルルアンタも、ジルオでさえも口々に反対の意を示した。
しかしヴァンはこの流れを予想していたようで、さらなる説得を開始した。
「いやいやオレもさ、無謀なのはわかってんだ。でもさ冒険者になったからには魔物退治に憧れるじゃん、退治自体は先送りにするとしてもさ、なんつーか目標をさだめる意味合いも込めてどんなんか拝んでおきたいんだよ」
「でもすっごく危ないんじゃないの」
ルルアンタがごくまともな意見を口にする、するとヴァンが
「だから居場所はわかってんじゃん。はなれたとこからちょっと見物してさ、さっさと退散すればあんま危なくないんじゃね」
その後しばらく話し合いが続いたが、ヴァンがなかなか引き下がらなかったのでジルオが
いくつかの約束事を決め、ヴァン以外はあまり乗り気ではなかったが退治ではなく、姿を確認するだけということもあり強固な反対意見もなかったので、明日実行することになった。僕もあまり深く考えずに、まあいいか、と思っていた。
571アリューム:2005/10/02(日) 22:33:26 ID:unHhO2jY
あまかったあまかったあまかったあまかった。
正直油断しないように普段から気をつけているつもりだった、しかし今現在の状況は
油断や気の緩みが招いたといわざる得ない。
「ヴァン。ナッジ。しっかりしろ」
ジルオが気絶している二人に声をかけるが、おきる気配はない。

僕らはすんなりとデスをみつけることができた。目的も達成したのでそろそろ戻ろうかと
いうときに、事は起こった。
最初に異変に気付いたのはフェティだった。
「あら、何かしらデスの姿がぼやけてませんこと」
フェティの言葉に僕らはデスに視線を向けた。デスと僕らの距離は大体30M位はあるだ
ろう、しかしそれだけの距離からでもデスの周りに陽炎のようなものが確認できる、あれ
はなんだろうか。その状態が五秒程続いたかと思うと、突然デスが消えた。
その瞬間後方から冷たく鋭い空気と尋常ではない威圧感が感じられた。
後ろにいる。
「うしろだっ」
素早く状況を察したジルオが叫ぶ。
僕らは後ろを振り返った、そこにはデスがおり、何かしらの呪文の詠唱を終えるところ
だった。皆デスの威圧感に気圧されてしまい、とっさの行動をとることができなかった、
そのせいでヴァンとナッジが呪文を正面から喰らった。
「ぐあっ」
二人は5m近く吹っ飛ばされて動かなくなる。
「アシュレー、やるぞっ」
「おうっ」
僕は槍をしっかりと構え、デスと対峙する。デスの武器は大振りの鎌、冷静に対処すれば
致命傷は避けられるはず、そしてなんとか相手を怯ませ・・・逃げる。
「フェティとルルアンタは後方から補助を頼む」
ジルオが素早く適切な指示をだす。
僕は槍の特性を活かした、最短距離の突きを繰り出した。そして槍の先端がデスの胴に
刺さる、さらに深い傷を与えようと一歩踏み出そうとした刹那、2mをはるかに超える
大鎌がとんでもない速さで襲い掛かってきた。僕は反射的に後ろへ跳んだ。

僕は大振りをせず、確実に突きをあてていく。一方ジルオは隙をみて大剣の強烈な斬撃を
放つ。序盤こそジルオとの連携により優勢に戦えたが、徐々に地力の差が顕著に現われ
はじめた。
(しまった)
572アリューム:2005/10/02(日) 22:34:43 ID:unHhO2jY
避けきれない。なんとかダメージを減らそうと、僕は体を捻った。
しかし鎌が僕にとどく直前、デスの胴体に光の矢が突き刺さる。ルルアンタが先日習得
したばかりのホーリーを放ったようだ。僕はその隙にデスと距離をとる。
するとデスはホーリーがよほど効いたのか、ルルアンタに向かい高速移動をはじめた。
「ルルアンタ逃げろ」
僕とジルオは叫ぶと同時に走り出していた。
「ぅ・・・・・・・」
ルルアンタは足がすくんでいるのか、動かない。
デスがルルアンタの目前に到達し、鎌を大きく振りかぶった。
(間に合うっ)
どうする、ルルアンタをかばうかそれともデスに攻撃をするか、走った勢いを槍にのせれ
ば・・・・・否、僕では一撃で仕留めることができない。
僕は走った勢いそのままに、槍を右手に持ち替え左手でルルアンタを突き飛ばした。
「よしっ」
その瞬間、僕の左手を熱い風が撫でた気がした。熱さが痛みへと変化すると同時に僕の腕
はルルアンタを突き飛ばした形のまま、地におちた。

続く?
573名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 00:59:58 ID:8pRDvzJy
アシュレーか、なかなかカッコヨサゲな名前の主人公じゃないか。

と思ったら、主人公は汁男かよ! おまけに練剛石5個も見つかんのかよ!
しかも汁男、ルル、ヴァン、ナッジ、フェティ、アシュレーって6人パーティかよ!

マジレスすると同じの2回投下してたり、1行の長さバラバラで読みにくい。
とりあえず一度読み返してから落ち着いて投下して欲しいぞ。

もしくはまわりに読んでくれる人がいるなら、投下前に見せたほうがいいな。
独りよがりなSSになってないかどうか、自分では多分判らないだろうから。
574名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 01:51:32 ID:IG3Zzjpm
>>567
・ここは、お前の文章練習場じゃない
・エロパロ板のスレなんで、次回はエロをいれてほしい
・オリキャラが居る必要がない。既存キャラの視点でいいじゃん
・典型的な初心者の文。読みにくいうえ、長さに比べて内容がない
・これぐらいの長さ・内容で、未完はちょっと…

自分の分身であるオリキャラを
マンセーしたいだけのSSは嫌われやすいよ。
575名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 02:29:44 ID:S3sNJ1Xs
ジルのお約束を幾つか破っているので、かなりの違和感が。
アシュレーが無限の魂、主人公じゃいけない理由は、続きでわかるんでしょうか?
理由やオチがないなら(理由を期待してしまうし)、素直にアシュレーを主にしておいた方が…。
パロだから、エロはあった方がスレに馴染みやすいと思う。
個人的にはストーリーが面白ければ、笑えれば、オカズにできればなんでもイイ。

で、今回はストーリーが尻切れトンボで、がっくりきてるところ。
起承転結の起、承の半分でイキナリ「続く?」…。
エロなしならエロなしでイイ!だが、読者にサービス精神持ってくれ。
簡単に言うと、ちゃんと書いたモノがあるなら、半端をせずにキチンと投下してくれ。
576名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 03:14:52 ID:tlGzNQhF
カエレ!チラシの裏に書いとけ!でいいじゃん
おまいら優しいな
577名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 03:26:23 ID:S3sNJ1Xs
次にはレベルアップして、美味しいモノ落としていって、くれるかもしれないし?
芽は潰したくないよん。
578567:2005/10/03(月) 03:30:53 ID:z6vIz7kr
正直この場に書かせていただいたのは、自分の文章に漠然とした
不安を覚えたため、他人の意見を聞きたくなったからです。
しかしこのような行いは、ルール違反でした、申し訳ありません
でした。
>>573>>574>>575
具体的な点を挙げていただきありがとうございます。
確かに、冷静になり読み返すと独りよがりなSSであり、自分の都合
で軽はずみに投下してしまいました、反省しております。

私の稚拙な文章を批評して頂き、誠に感謝しております。
ありがとうございました、指摘を活かし精進します。
579名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 21:21:24 ID:jSPFoNWY
>>573
自分も投下前に読んでくれる人が欲しい
周りにはジルやってるリア友いないし、いてもエロなんて
恥ずかしくてたぶん見せられないと思うけど

自分の文では萌えられないし、何度も何度も読み返していると
エロいのかそうでないのかさえ分からなくなってくるよ
580名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 21:44:03 ID:Qi6v9MHt
そういう時は一ヶ月ほど放置した後読み直せばいい
581名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 22:33:29 ID:DyYzGVx/
 密談をするボルボラとフリント。
「ボルボラ様、山吹色の菓子でございます」
「フリント屋、お主のなかなかのワルよのう」
「いえいえ、私などボルボラ様に比べればほんのひよっこのようなもので」
 哄笑する二人。天井裏に潜みそれを盗み聞きする風車のセバス。

(中略)

 エスト入浴(サービスシーン)

(中略)

 悪代官ボルボラの帯回し攻撃。
「よいではないかよいではないか」
「あーーーーーーれーーーーーー」
 黄金畑女主の貞操に危機が迫るその時、
 エリエナイ公レムオンが決め台詞と伴に登場。
「ひと〜つ人の生き血をすすり」
「ってそらあんたの事やがな」

(中略)

 一件落着。
 和やかに笑み交わしながらノーブルを去るエリエナイ公ご一行。
 遅れたうっかりタルテュバが「待ってくださいよ〜」と言いながら後を追う。

 完
582名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 22:59:19 ID:ATQOMJvc
>>581
ポカーンしてイイか?
このスレに投下する必要性、これがわからない。
エロでもない、ギャグとしても中途半端、
せめて投下前に
「こんな内容の投下してもいいか」
と伺いを立てるか注意書きくらいすれ。
583名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 23:11:43 ID:MmsVoq01
まぁ、これくらいいいんじゃない?
俺はちょっと笑った
584名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 23:33:49 ID:FdFfEH9F
樽様は敬語など使わぬ!!!!
俺もちょっと笑ったニョン
585名無しさん@ピンキー:2005/10/04(火) 04:57:33 ID:2aTiEGEE
桃太郎レムオンへのツッこみ、ワロタ。w

しかし実際、ボルボラとフリント大黒屋はあんな感じだろう。
うっかり悪徳商人の子に生まれた主人公パターンもいいなあ。
586名無しさん@ピンキー:2005/10/04(火) 05:04:09 ID:DB7sC5kE
闇スレあたり向きだな。
そもそもエストのサービスシーンって
男の裸はサービスじゃねぇだろw

まともなエロSSマダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
587名無しさん@ピンキー:2005/10/04(火) 15:29:36 ID:oBrpwuXe
まぁ、もし自分では文章書くのちょっとニガテってな人でもさ
どうしても言いてーーーってなツボなシチュ(妄想)があれば
>>581みたく表現するのもアリな気ガス

あくまでここのメインはSSだけどねー
それを見て触発された職人サンが仕上げてくれるかもw
588名無しさん@ピンキー:2005/10/04(火) 18:58:44 ID:cfCadFTG
>581
普通にワラタ(w
スレの趣旨とは違うが、普通に笑えて面白かった。
まあ、こういうのも偶には良いんじゃないかなぁと…多すぎると、スレ的にアレだけど。
589名無しさん@ピンキー:2005/10/04(火) 21:09:45 ID:Za6QaCsx
>エスト入浴(サービスシーン)が
エリス入浴(サービスシーン)に見えた。
590名無しさん@ピンキー:2005/10/04(火) 21:27:48 ID:LLbwdjCg
>>589
それは実に良いサービスシーンではアルマイカ。
591名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 03:08:02 ID:SKhcFxxV
>589 おお!
確かに、エリス入浴サービスシーンだったなら
普通に乙!GJ!と歓声を上げていたかもしれん。
(時代劇板住人だしー、エリス様は、サービス的にも、ちょっと無理した熟女だ!)
592名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 19:52:12 ID:Li8UKzrx
ははは、たかが1レスくらいのネタ、よいではないかよいではないか

フレア「あ〜れ〜……と言うべきなのでしょうか、ジル様……」
593名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 20:13:03 ID:YM2CV3Kj
…ジルって女主?女主悪代官?
594名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 21:33:22 ID:f4DkOY0S
誰かが書きそうで書かないね
ツェラシェル×女主
面の体調がやってる場合じゃないというのもあるが
595名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 21:54:47 ID:U83S8PTG
結構偏ってるな。
闇ティアナなんてインフィニ初登場なのに
ギャグにゴカーンと大人気だが。

アンギル爺さんと女主のラブラブものまだぁ?
596名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 22:00:00 ID:f4DkOY0S
自分もアンギル爺さんと女主もの読みたいかも
まだまだお盛んなとっつぁんと
とっつぁんを「パパ〜」と呼ぶ女主とか
……援交かよw
597名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 22:42:47 ID:OMWg0aN5
あああああ!
アンギル×女主読みてぇ!
「お前は孫のようなもの」と言われてorzとなりつつ、爺さん守るために奔走
する女主萌えー。
598名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 23:24:00 ID:Z2ytT6WH
まだまだお盛んなとっつぁんとイオンズと、
高潔なる白きフトモモの女主の3Pが読みたいです。
599名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 23:30:23 ID:NzjHOIYk
逆シスタープリンセス。

ロイ→お兄ちゃん
セラ→兄くん
ゼネテス→あにぃ
レムオン→兄や
レルラ→おじさん

…適当に呼ばせてみた。
妹達から呼ばれるのではなく妹になって兄に適当な呼び方をつける。

本音としては真っ赤になったザギヴ様から「お、お兄様…」と呼ばれてみたいよ(;´Д`)ハァハァ
600名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 23:33:02 ID:U83S8PTG
アンギル爺とデルガドとイオンズと女主の4Pが最強です。
濃さが。
601名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 03:43:17 ID:ZH0ZDRcT
>>599
アンギルダン→兄者ぁあああ!!!!
602名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 07:06:20 ID:1jHVRnPA
デレデレとなったサキヴ様にチェスの指南を受けながら
チェスの駒の乳首にグリグリ押し付けて

チェックメイト!とかホザきたい(;´Д`)
603名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 10:38:08 ID:2lCdY3SP
鬼畜、陵辱ってどこまで許されるものなんだろう
男主が鬼畜、とか、ならず者が女キャラを陵辱というのは
自分的にも全然OK、不自然に思わないのだが
そんな事しそうにない男性キャラが鬼畜に女主を苛めるのは
「性格改変」になってしまうのだろうか
今書いているのがそんな感じで、悩む
604名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 11:24:50 ID:/7I6y1BA
>>603
キャラ性格設定に明らかに反するのだとすると、少しアレだな。
因みにキャラは誰よ?
605名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 16:46:30 ID:x+3Sgy/8
>>603
テラネ三人組がエステルを輪姦するとかなら大歓迎。
いやほら、エステルって騙されやすそうだし。
報酬は体で払ってもらう訳だし。
606名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 19:44:39 ID:pdwoagKU
仮面の男は全裸で椅子に座っていた。
手は後ろ手に縛られ、ベッドから目を離さないように命令されていた。
彼は従順にひたすら見つづけていた。まばたきすら忘れるほどに。

目の前のベッドでは繰り広げられる痴態が繰り広げられていた。
そこに横たわった女は首をのけぞらせ、漆黒の髪を振り乱しながら歓喜の声をあげている。
その下では筋骨隆々とした男が、彼女の秘所に顔をうずめ、黒い茂みの奥を舌で執拗に探り回している。
女の体は透き通るほどに白く、その胸はたわわに実った豊潤な果実にも似て、大きく張りがある。
乳首は淡く小粒だが、男の舌がもたらす悦びのためにツンとそそり立っている。
女のあえぎ声が大きくなるにつれ、男がたてる水に似た音もさらに粘度を増してゆく。
女が顔を上げ、仮面の男に声を掛けた。
「サイフォス、私のオモチャ。最後まできちんと見届けるのよ。ふふ…」

仮面の男は痛いほどに大きくなった己の肉棒を強く意識していた。
開放されることを願っているその高まりに手を当てて、
強くしごきたかったが、きつく縛られた手がそれを許さない。
アーギルシャイアは彼のそんな様子を見て、
薄く笑いながらさらに大きく悦びの声を上げた。

彼は数日前に生まれたといってもいい。
それ以前の記憶が全くないからだ。
気が付くとそこに美しい女性が立っていた。
漆黒の髪、抜けるように白い肌。
目は大きく濡れたように美しく輝くが、底にある光は冷たく残忍だ。
艶やかに赤く誘うように薄く開いた唇。
仮面の男の生は彼女を見た瞬間に始まり、その体も魂もすべて彼女のものとなった。

その日、アーギルシャイアはふたりが拠点としている研究所に初めて見る男を連れてきた。
「さあ、サイフォス。遊びの始まりよ。
この男とあなたとで存分に楽しませてもらうわ」
そう言いながらサイフォスに服を脱ぐように命令し、椅子に縛り付けた。
そして男と彼女はベッドに縺れこんで、サイフォスはそれを見ることを強要された。

「ねえ、サイフォス。この身体、まだ生娘なのよ…、ふふ…。
いいわあ。私に押さえつけられているこの娘の精神が、
男に触れられることを怖れて震えているのがわかる…。
ふ、ふふふ。ああ、その怖れで私、とても強くイイ感じが味わえる。
あああ…、今彼女は弟に助けを求めているわ。
ああ、弟にも今の彼女の姿、見せたかったわ…。
ああ、素敵。ああ、もうイキそう」

アーギルシャイアの言うことは、時にサイフォスにはよくわからない。
今も彼女が何を言っているかを完全に理解することはできなかったが、
ただ彼女が別の男に身体をまかせ、悦びの声をあげているのが耐えられなかった。
反面、自分の男は今まで無かったほど強くいきりたち、透明な液が流れ出始めている。
しかし彼女が、男の身体を彼女の中に迎え入れるのを正視できるかどうか不安を感じていた。
もしかして目を逸らしてしまうかもしれない。彼女の命令を破ることになるかもしれない、と。
607名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 21:59:21 ID:BToPWvlW
>>603
確かにシチュ萌えに無理やりキャラ当てはめました。
みたいのは嫌われやすいわな。
俺はエロけりゃあんまり気にしないけどさ。

最終的には603のバランス感覚如何だろう。
608名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 23:40:50 ID:x57MtHXi
女性主人公が無限のソウルで女性キャラを次々堕して、
仲間にしながら旅を続ける話キボン
609603:2005/10/06(木) 23:59:59 ID:2lCdY3SP
キャラ名は伏せる・・書くとupできないと困るのでw

過去ログ見ると、ゼネテスとかオルファウスって
鬼畜にも優しい男にもどちらにも使えて便利だな
だからって変更はできないが
610名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 01:39:09 ID:PCFEHXdF
>>606
文章はうまいと思う・・でも、ここで終わり?
もっと続けて書いて欲しいと思うが
おあずけ喰らった気分
611名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 02:09:26 ID:Lqd2xmG4
>606 アーギル×サイフォス×? 続きマダー!?
激しくキボー!!
えちぃの瞬間まで、書けない、書かない投下人さんとかいるからな。
無理はいわんけど、書けたらヨロシク!
612606& ◆Ahcjm1DKTM :2005/10/07(金) 10:22:51 ID:M+JoM8N+
アーギルシャイアがひとこわ大きくうめき声をあげ、男の顔に腰を突き上げて仰け反った。
「ふふ、よかったわよ」
そう言うと上半身を持ち上げ、目の前に跪いた男の目の前で軽く手を振った。
その瞬間、男の身体は闇に包まれ閃く閃光の中消え去ってしまった。

アーギルシャイアはサイフォスの視線を捉えた。
ゆっくりとベッドから降り、サイフォスに向かって歩きながら話し続ける。
「あの男は舌で私を楽しませるだけの存在。ただの道具。
使い捨てだからもういらないのよ。さあ、次はあなたの番。
あなたは私のとっておきのオモチャなのだから、存分に楽しませてもらうわ」
そういうと、サイフォスの手の自由を奪っていた縄を外し、ベッドに横たわらせた。
「この研究所、面白いものがたくさんあるのよ。
手錠、手枷、足枷、ナイフや解剖用の魔法道具も山ほどあるわ。
すべて聖霊や闇の生き物を研究するのに使っていたのよね。
ふふ…、今度はこちらが人間を研究する番だわ。
サイフォス、いくわよ。何があっても声を漏らしては駄目。命令よ」
アーギルシャイアは、サイフォスの両手両足をベッドの両脇に縛りつけた。
サイフォスは無防備な状態でただ横たわるのみ。
彼の一物はさらに怒髪天を突き、黒々と大きいその亀頭は濡れそぼっている。
彼には羞恥心はない。
だが欲望だけは膨れ上がる一方で、疼痛を伴って彼を苛む。
だが、アーギルシャイアのピンクに蒸気した肌、柔らかにうねる腰のライン、
男の唾液と彼女自身の愛液でぐしょぐしょに濡れそぼった黒い茂みの奥を
むさぼるように見つめている。

アーギルシャイアは、豊かに茂っている彼の栗色の陰毛を軽く弄んだあと
その高まりを軽く握り、すぐに離し、先端で指先をはじき、
最後に顔を近づけて、液体を尖らせた舌先でくすぐるようにして舐めとってゆく。
亀頭の先からまたもや液体が少しこぼれ出た。
アーギルシャイアは軽く笑って、爪先で雁の部分をツツツ…、となぞる。
(早く、それを、咥えて…。舌で…。転がし、唇で締め付け…)
高まるサイフォスの期待感をよそに、アーギルシャイアは立ち上がり
ベッドの下から銀色に光る輪を取り出した。
輪は男性用の指輪よりも少し大きいくらいだ。

「これって面白いのよ。魔法じかけで輪の直径が大きくも小さくもなるの。
もちろん実験用に作られた道具よ」
そう言いながら、輪を大きくするように少し念じると卵ほどの大きさの直径に変わった。
そしてサイフォスの一物を、輪の中に入れる。
肉棒の根元に、銀の冷たい輪の感触を覚えた。
しかし次の瞬間、輪は縮まり、サイフォスの根元をきつく締め付けた。
「…! …!! …!!!!!」
彼女の命令がある以上、声を出すことはできない。
しかし彼の陰毛を絡ませなから、容赦なく縮んでゆく輪は
身をよじらせるほどの激痛を与えた。
アーギルシャイアはそれを見ながら、脚を大きく開き
黒い密林の上方にある、淡いピンク色の豆をしなやかな指でさすり、なで上げる。
「あああああ…、苦しい? サイフォス?
まだ我慢できるの…?」
股間から片手を離さず、もはや赤黒く変わったサイフォスの肉茎に今一度近寄り、
もう一つの銀の輪を今度は棒の中央に設置した。
そしてさらにその輪が小さくなるように命じる。
二つの輪がサイフォスを苛んだ。もはや欲望は念頭になく、
ただ襲ってくる痛みをやり過ごすことしかできなかった。
のけぞり、のたうち、四肢を拘束している鎖が音を立てる。
613606 アーギルとサイフォスその3:2005/10/07(金) 10:23:40 ID:M+JoM8N+
アーギルシャイアはもはや息も荒く、サイフォスがもがき回るベッドの横に立ち、
片脚を椅子に乗せて、手は自分の陰部をまさぐっている。
もう一方の手は汗で光る乳房の先端を、何かを求めるように天を仰ぐ桃色の尖りをいじりまわす。

「サイフォス…、サイフォス、苦しいの?
ああ…、イイわ。どうする…? この美しい身体が欲しい…?
中に入りたい…? 埋め込んで、突き動かしたい…?
ふふふ…、この身体はセラの大事なひとのものなのに…?
あなたがこの身体を持ち主の意思に反して汚したことを知ったら、
セラはどう思うかしら…? あなたを殺す?
アハハハ、それ、イイわあ。
そうよ、やっぱりこの身体の純潔を奪うのは、あなたじゃなきゃ駄目よ。
サイフォス!」

急に輪の締め付けが消え、解放された喜びにサイフォスは震えた。
それでも彼の高まりは衰えを知らず、輪の跡を残しながらもまだ力強く天を仰いでいる。
614606 アーギルとサイフォスその4:2005/10/07(金) 13:44:15 ID:M+JoM8N+
気がつくとアーギルシャイアは彼の腰の上にのしかかっていた。
騎乗位になり、陰部を指で大きく開き、
ピンク色のひだと奥の秘肉を彼に見せつける。
そしてゆっくりと腰を落とし、彼女の割れ目に従って彼の一物を上下にこすり付ける。
アーギルシャイアの動きに合わせぬるぬるとからみつく割れ目は、
サイフォスの裏筋を刺激し、どうしようもない高まりへ導く。
アーギルシャイアももう口を開かない。
眉を寄せ、唇を薄く開き、ただ切なげなあえぎ声だけを絶え間なく漏らしながら
腰の動きをリズミカルに、そして次第に早く変えていく。
しかし彼を秘肉の奥に導く気はないようだ。
サイフォスはもはや我慢の限界に陥っていた。
(果てるならば彼女の中で)と
思わず腰を浮かせ、彼女の中に猛り立った肉棒を突きたてようと試みる。
しかし、彼の意図を察したアーギルシャイアは、横に体を逸らし、一物が突き刺さるのを避けた。

「あら…、オモチャが勝手に動いちゃ駄目なのよ?
ふふ、でもそろそろかしら。
処女の痛みを味わうなんて、ぞくぞくするわ。
さあ、サイフォス、優しさなんていらないわ。
欲望のまま、乱暴に思い切り突き立てて…」

そして彼の先端を、彼女の温かく濡れそぼった場所に導いた。
サイフォスはその瞬間、繋がれた手足が許す限界まで腰を突き上げ、
根元までずぶりとアーギルシャイアの陰部につきたてた。

ぬぷり、と音がした。
ぬるぬるとからみつく愛液に助けられ
何の抵抗もなく一気に最奥まで亀頭が辿り着く。
「うあっ…」
サイフォスからたまらず声が出る。
中に入ると、未だ男を知らなかった身体が初めて侵入してきた異物に驚き
ひたすらにサイフォスを締め付ける。
肉棒にからみつく熱い肉は、収縮しつつまるで意思あるもののように
サイフォスに吸い付き放さない。
アーギルシャイアに目をやると、彼女はきつく目を瞑り顔を紅潮させていた。
「いたい、いたいわ…。
でも、でもイイ。私の中のこの子が悲しんでいる。
絶望の中で…。ああ、とてもイイ、
もっと、もっと頂戴サイフォス。もっともっとよ…」

サイフォスは腰を引き、またつき立て、ふたたび腰を落とす。
その度にアーギルシャイアが漏らす苦痛と悦びが混ざり合った吐息を漏らす。
サイフォスは痺れるような快感に、仮面の下の顔を歪めた。
未だ果てないように、必死で唇をかみ締める。
しかし処女の固い蕾は、彼を容赦なく締め付けて、
耐えがたいほどの快楽の波に襲われ続け、到底こらえることができない。
ベッドは音を立ててきしみ、腰と腰がぶつかり合う音、
ぐちゅりぐちゅりと淫靡な音と合わさり、
アーギルシャイアの細い体は上下に揺れ、
たわわな乳房はふるりふるりと弾んでいる。

「アーギルシャイア様っ…、私はもう…」
限界を過ぎかけたサイフォスがたまらず叫ぶ。
「まだよ、まだ…。あと少し私がイク…迄…
ああああ…イク…、ああ…イクわ、サイフォス…ああ」
その声を聞くと、こらえていたすべてが壊れ、
叫びながら熱い液を彼女の中に放出していた。
痺れるほどの解放感、身体が消えそうになるほどの快楽。
615606 サイフォスとアーギルその5:2005/10/07(金) 14:05:29 ID:M+JoM8N+
気だるげにアーギルシャイアが立ち上がった。
「ふふ、なかなか面白かったわ。可愛い私のオモチャ。
また次の趣向を考えなきゃね。
まだまだ楽しませてもらうわよ」
そして四肢を拘束していた鎖をはずし、
サイフォスを残して去っていった。

彼は彼の世界の全てであるアーギルシャイアと快楽をともにしたことを
心から喜んでいた。
そして次の機会をまた期待に震えながら待つであろうことも、
これからずっと彼女に縛り付けられたまま忠誠を誓うこともわかっていた。

しかし同時に彼は心の奥底で何かが苦しんでいるような不思議な感覚を覚えた。
そして何者かを待っているかのような思いを。
しかしその感覚はすぐに消えさった。
仮面の男は服を整え、アーギルシャイアの後を追った。
そして男の心には、ただ茫漠とした記憶の荒野が広がるのみだった。

616名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 14:59:41 ID:tzKTjp6J
乙カルラ…していいのかな?
アーギルさんの鬼っぷりがイイヨーイイヨー


そんなこんなしてるうちに
闇スレと宿命の構想にとつぬーの悪寒w
617名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 18:39:12 ID:S+1rGc3K
GJ!
素敵にSなアーギルさんとすっかり下僕なロイ兄さん。ごちそう様でした。
新たな萌えに目指めたかもしれんw
618名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 18:46:41 ID:VmmRbHBv
>>603
実際ありえそうな展開なら、万事OKだと思う。
ただ無意味に鬼畜だったり、仲間キャラ達がつるんで輪姦とかは勘弁かな。
それが賊A賊Bとかならありかもしれんが(その展開の好き嫌いに関係無く)
619名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 20:48:10 ID:L9Oriu1p
>>606
GJ!
文章が綺麗で羨ましいと思った
620名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 21:12:26 ID:Lqd2xmG4
>>606 GJ!GJ!アーギルシャイア、イイなー。素敵にサドだ。
アーギルの中で悲鳴をあげているシェスターを、あざ笑いながらのえっちぃ。
SMで凌辱なんだな。いや、ゴチになりました。

今まで繁る黒い陰毛は、ばっちぃイメージあったけど、払拭された!エロい!
621名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 22:02:04 ID:L9Oriu1p
>>618
なんとかありえそうな展開に持っていこうと四苦八苦している
自分・・・w
しかし陵辱モノは締めの部分が難しいね
自分がなんとか少しでも主人公に救いを持たせたいと思っているからか
622名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 23:31:17 ID:xubvrosB
>>616
言いたい放題いわれてるが、馴れ合いでどんびきしてたのこちらも同じだし。
軋轢の種がすくなくなるなら分裂でもいいんじゃね
623名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 00:28:39 ID:hj4X/DAE
>>616
ここの住人って
「ジル背景にエロしかない、不条理」みたいなのと
(↑は他のゲームスレに行けばたくさん読める)
「ジル背景にストーリーも読ませる」みたいなのでは
どちらが好みなんだろう?

ここの職人さんってストーリーを大切にしている人多いように
思えるから、分裂したらいろんな作品が読めなくなるのは
残念かも知れん
エロシーンなし、というのはここに書くべきではないと思うが
624名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 00:49:09 ID:umNbIE45
エロシーン無しでもたまには良いと思う。
俺はやっぱりストーリーも重視が良いかな。
ジルオールが他のRPGと一線を画する部分があるとすれば、
間違い無くそれだから。ところで、スレ分裂するのか?
625名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 00:49:28 ID:Q4Fsr5fY
え? 普通にスルーし続ければ、おさまるっしょ。
エロなし控え目の乙女妄想は闇で、自主回避でいいじゃん。
個人としては、いっぱい読みたい。いっぱい萌えたい。荒れウザい。
626名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 01:20:26 ID:cIBqJXUF
ストーリー重視のも好き、ただヤりまくるだけのも好き。
書く人が書きたいようにすればよろし。

遅ればせながら>>606
Good Job!
627名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 01:45:13 ID:UuGzFibz
密偵姉妹との3Pギシギシアンアン
∧_∧ +  
(0゚・∀・)    ワクワク 
(0゚∪ ∪ +     テカテカ 
と__)__)
628名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 18:51:23 ID:a3zuVo5G
エロパロ板なので、
ストーリー重視でなくても、
やってるだけな話もあまり抵抗はないな。
逆に言えばエロのない自己満オナSSはイラネ。
ここじゃなくても投下場所はあるはずだからね
629名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 20:37:55 ID:hHKNODQY
>626に同意。ジルへの愛が感じられればどんなでもいい。
エロがあろうがなかろうが読ませてもらっておもしろかったらGJコール送るし、
2,3行読んでみてあわなそうだと思ったら読み手側がスルーすればいいだけ。
一番の問題は、この手の論議のせいで職人さんが離れていくことだとオモ。
630名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 20:40:38 ID:EmBtb9a7
二次創作板ってあったっけか?
ゲーキャラ板にでも立てればいいのかな。
そういやエロパロあるのに全年齢向けのパロ板ってありそうでない…意外。

エロもOKな身としては、こっちにエロなしもまとめて投下してくれると嬉しいけど
エロダメな人にとっちゃわざわざエロパロに来て作品投下なんてできないよね…
631名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 23:08:12 ID:UuGzFibz
今までエロありSSオンリーで進んできたスレなのに、
突然エロなしSSの市民権を主張し始めた人の思考が理解できん。
いきなりエロなしもカモン!と言い出せば普通は荒れると思うのだが…
21歳未満立ち入り禁止の板になにし来てるのか聞きたいぐらいだ。


一番の問題は、>>629の言うとおり
この手の論議のせいで職人さんが離れていくこと。
だからエロなしSSは有か無しかなんて不毛な議論はしないで
『今までどおり』エロありSSだけをスレに投下していくのが一番いい。
632名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 23:32:04 ID:8LuD23wT
エロがあればいい 萌えはあってもなくてもいい
ただそれが辛子のように辛いか砂糖のように甘いかは
読み手書き手の好みでそれはどちらでもいいと思う

ただ書き手としては共感して貰えると凄く嬉しいわけだが
633名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 12:23:21 ID:IUaCXhLL
エロ無しはスレ違い。
最初からの流れ通り、エロSSのみの投下でお願いしますよ。
エロ無くてもいいかとか言い出すのがそもそもおかしい。
634名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 15:04:52 ID:IJlQ/GoO
職人さんへ
なんでもいいからエロ書いて下さい

ハンナより
635名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 18:38:27 ID:3myBJqk+
そういや、ジルの普通小説板は無い? 一応探してみたんだが・・・

エロ無しでも、微妙にエロっぽいのはここじゃないのかな?
ここは>>1で闇小説と表記されている通り、エロやそれに近いものは置くことが出来ると思うが
全く無しのものは、やはり別板が良いのではないかと思ってしまう。ネタはOKだと思うが。
内容によっては人の好き嫌いがあるのは当然だと思う。
それは小説置く前に、内容こんな感じなんで苦手な人はスルーする。
と乗っけるだけでも違うのではないかな・・・?
まぁ・・・漏れは失敗したがな。荒らさぬように事前に伺いを立てたつもりだったのだが・・・
今度はもっとしっかり書くようにするよ・・・好きな板が荒れているのを見るのは寂しい。
636名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 18:41:10 ID:PyvHUc8L
>>606とかさあ、ちょっと女好みすぎやしないかねえ。
637名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 19:08:36 ID:Ms2obiYT
普通小説はキャラサロンの汁スレに池、保管庫もあるし。
638名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 19:15:13 ID:4BKs9vmr
ゲームキャラ板に総合スレがあるっちゃあるが、今の投下ペースからして
エロなしはスレ違いとか言ってたら過疎化が進む一方じゃね?

よほど特殊なシチュとかならともかく、気に食わないのはスルーってのが
SSスレの不文律みたいなもんだと思っていたが……
639名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 20:23:42 ID:O57MnRT6
あーもう駄目かこのスレ
640名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 21:04:38 ID:VPV3jCGI
まあまあ、捕らぬ狸の議論よりどのキャラがエロいかの議論やシチュの話をしようぜぇー
ザギブたんin執務室はガチだが、個人的にはクレムンたんがエロイと思う。
初めてで慣れないのに胸で一生懸命やってくれるとか。
641名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 21:22:55 ID:SUiPmpJt
>>638 確かに過疎化は読み手としては寂しいだろうが、
乗っける方としては、荒れてしまっている板に置きにくいんじゃないかな。

前ログとか見ていると、エロ無し・ホモ話題は、ここで出ると荒れる傾向があるように思える。
ならば、ちゃんと別板で置いてもらった方が良いのではないかと。
書き手も、ここに置くとどんなに内容が良くても、確実に悪い言葉を貰うことになるんじゃないかな。
悪い言葉は読んでいるだけでも寂しい気分になってしまうが、言われることになった人はもっと寂しいだろう。

内容気に喰わないならばスルーして欲しいが、しない人も居るからね。
感想やアドバイス、指摘とかならともかく・・・
642名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 21:50:07 ID:9qKG7Q2H
>>640 何時も思うのだが、巫女衣装全般的にエロくないか?
スリットかスリットとかスリットとかw
歩くたびにはみ出る足が4キャラ共通でハァハァ。
643名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 21:57:52 ID:0Dl+M+Cw
なんか論点がズレているような・・・

元々の発端はここの「腐」発言だった訳でしょ?
だから「エロあり、エロなし」じゃなくて言うなれば
「エロありで男が好みそうなSS、エロありで女が好みそうなSS」
の問題じゃないの?
つまり「女が好みそうな甘いSSはエロあってもここに投下する
のは住人には歓迎されない」と取れた訳だよ

エロなしはキャラサロンでいいと思う。ここはエロパロだから。
ただ折角の作品を「エロあるが女が好みそう」という理由で
スルーなら別に構わないが>>636みたいに「女好み過ぎ」とか
「腐」呼ばわりされるのは悲しいものがあるのだよ
まぁそれがジェンダー論まで行ってしまうとどうしようもないけどね

644643:2005/10/09(日) 22:09:23 ID:0Dl+M+Cw
あ、自分は>>606の作者さんじゃないよ
645名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 22:51:49 ID:yexjb7qw
腐女子乙
646名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 23:04:39 ID:KIRIaK0v
>>643「エロありで男が好みそうなSS、エロありで女が好みそうなSS」
漏れどうもその辺の区別ついておらん。
異性の裸やSEXを見たい、そういうのは普通なんだろうと思う。
同性愛系はついでに相手も同じ性別で・・・としか思えんが。
というか、両方SEXを題材にはしておるが、好き嫌いがものすごく激しい。という程度の認識。

只、ここは「男が好みそうなSS」が評価高く、「女が好みそうな甘いSS」は嫌われる傾向にある。
ならば、「女が好みそうな甘いSS」はここでは置かないで、
別(これは801板かね?)で置いてもらった方が書き手にも読み手にも優しいのでは・・・?
そしてそれによる過疎は仕方が無い。と思って書き込んだのだが・・・?
エロ有無も、男好み・女好みをエロあり・エロ無しに挿げ替えるだけ。
只、ここはエロパロ板であり、基本的にはエロを置くべし。というのが付随するだろうが。
647名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 23:56:26 ID:CBDbKPIu
なんでいきなり、同性愛や801板の話が出てくるんだ?
648名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 00:13:12 ID:Wc8t+UDo
>>642
エロイよなw

無印ん時は全身絵とかがそもそも存在しなかったらしいし、
無印のボコボコポリゴンの切れ込みをそのままイラスト化した予感w
649名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 00:13:28 ID:zYFKliTM
>646
801は論外
男×男はエロパロ板では禁止なのは暗黙のルール
だから801板に男×男以外の作品を載せるのも板違い
ジルは女主で始めて女性キャラを落すと百合っぽいEDになるので
百合は容認

なんかもう
前振りに男向け、女向け、とか陵辱、和姦とか注意書き
書いてくれればそれでいいとオモ
嫌だったらスルーするよろし
650名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 01:51:21 ID:lwP5kZpM
男向け、女向けの基準って?
男男女の3Pなら女向けで、男女女なら男向け?
651名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 03:00:34 ID:3b4+DlwB
正直境界線付けづらいんだから止めときな。無理だって。
一般文芸にあるような軽いやつに相当する、ライトなものを排除したいのは判るけど
それにほんのちょこっと萌えが混じっただけでもエロを引き出す事は可能だ。

っていうか>>606みたいなガッツリ濃い本番アリの作品まで
ドサクサ紛れに女性向けのレッテル張って追い出すってアンタ、
キチガイと言われても仕方ないに決まってるでしょ。
某性闘士スレにも似たような奴いたけど、正直頭おかしい。
652名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 07:04:33 ID:wetIi4Ss
エア様は小さいけど胸はそこそこあるように見える
653名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 07:58:24 ID:0Jt/fXB2
ポリゴン様々w
イラスト見ると胸の位置が低いのでノーブラにしか見えぬ。
654名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 08:04:23 ID:zYFKliTM
自分的には、和姦=女向け 陵辱=男向けだと思っているが
そうならない場合もあるし

恋愛至上というか「好き」「愛している」とか
そういう台詞が出てきて、ロマンチックな雰囲気が女向けだと
思っているが、極論かもしれない
655名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 08:08:14 ID:BbUKRhn5
絵板のネタにもあったけど、ザギウ゛の服は胸あいてないんだな。
まぁそんなストイックさと絶対領域がいい
656名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 08:21:28 ID:0Jt/fXB2
> >>649 801は論外
>男×男はエロパロ板では禁止なのは暗黙のルール

なら、ここで出されるその手のレスは煽りもしくは釣りなのだろう。
板で男女、又は女同士が許されているのであれば、腐女子発言も煽り・釣りと一緒では?
そういったものに反応する必要性は無いんじゃないかと思う。
発言者が満足するだけだ。

>>651 ライト系も大好きだ。自分的には指先が触れ合うだけでも良し。

つか、漏れが荒らしてる気分になってきたよ・・・見ている人すまぬ。これで最後にするよ
657& ◆rRivNjgGHI :2005/10/10(月) 09:11:54 ID:3D3VQCPP
街道でネメアを見つけたときは、夕暮れ時だった。
オイフェが付いて行くと言い張った時も、
ネメアは特に文句は言わなかった。
ただ、少し眉を潜め、オイフェの本意を疑うような顔つきにはなったが。

リベルダムでネメアに出会って以来、オイフェの心は迷いと混乱で満ち満ちていた。
そして「生きろ」と言い放つネメアに対する疑いと憤りが新たに生まれた。

「生きろ」とは何なのだ?
誰が誰に生を強要することができるというのか。
ただの偽善だ、ふざけるな。
お前がどれほどの苦悩に、悲しみに打ちのめされたというのか?

エメルは死んだ。
冒険者数人に陵辱の限りを尽くされて。
かつて傷ひとつなかった体には
遊び半分にナイフでつけられたような、無数の引っ掻き傷がついていた。
激しく抵抗したのだろう、唇は裂け、殴られた跡も数十箇所に及ぶ。
衣服は全て剥ぎ取られ、脚は大きく開かされていた。
汚らしい精液が大量にぶちまけられている。
死してなお辱めを受けている妹。
姉であるオイフェの冒険の助けにと、
攻撃補助の道具の原料であるナラジネの実を取りに出たために殺された。
何の価値もない虫けらのように…。
658ネメアとオイフェその2:2005/10/10(月) 09:12:55 ID:3D3VQCPP
その喪失から来る耐えがたいほどの悲嘆と、人間への憤怒に身をまかせ
手当たり次第に冒険者を殺してきた。
もうその数すら覚えてもいない。

復讐が終わる時は、自分が殺された時だと思っていた。
自分もまた、無残に殺されるだろう。
だからこそ問答無用で人の命を奪うことの是非に目を向けずにすんだ。
妹を殺した。自分もまた死ぬだろう。
だから私もまた殺す。
それの何が悪い?

だからオイフェは彼女の暴走をいとも簡単に止めたネメアを憎んだ。
どうしてもネメアを卑小な人間に貶める必要がある。
そうしないと己の罪と対峙を余儀なくされ、
彼女の自我は崩れ去ってしまう。

ネメアに無理に付いてきたその晩、
オイフェはネメアの部屋を訪れた。
ネメアは鎧を脱いで、身軽な服装でくつろいでいた。

「こんな時間にどうしたのだ。
明日は早い。
私と行動を共にするというなら、もう戻って寝るがいい」

その言葉を無視して、オイフェはネメアの脇からするりと部屋に入り込んだ。
少し不快気に眉を寄せる。
オイフェは内心でふくみ笑いをする。

(ご立派な救世の勇者。
世界から称えられて奢り高ぶっているのだろう。
しかし一皮むけばただの卑しい男だということを
こいつ自身にもわからせてやるわ)

オイフェはプレストプレートを取り外した。
すると、その下からは華奢でありながらも
胸も腰も張り詰めて豊かだ。
脚もすらりと伸びて美しいが、腿は豊満な曲線を描いている。
尻は小ぶりながらもきゅっと上向き、まるで男の手がそこに当てられるのを待っているかのように
そそる外見を保っている。
オイフェは自分の肉体の美しさを自覚していた。
自分の出自はエルフだ。美しくないわけがないではないか?

ネメアは無表情にオイフェを見ている。
彼女はわざと衣服をゆっくり脱いだ。
胸が官能的に揺れるようにブラをわざと乱暴に剥ぎ取った。
ビキニのショーツを脚から引き抜くときもゆっくり時間を掛けた。
赤いけぶった茂みの奥から、秘肉がちらちらと見えるように。
ネメアがそれを目にするように。
659& ◆rRivNjgGHI :2005/10/10(月) 09:31:32 ID:3D3VQCPP
ダークエルフである彼女の体は闇に染まり褐色に変化している。
その肢体は月に照らされ、壮絶な妖艶さを引き出している。

一糸まとわぬ裸となったオイフェは
質素な部屋の一人用のベッドに深く腰を掛け
つま先をベッドのふちに置いて両脚を大きく開く。
660657:2005/10/10(月) 09:35:57 ID:3D3VQCPP
タイムアウトなのでちょっと切ります。
家人とパソ共有してまして、
テキスト保存すると何かの拍子に読まれるとアレなので
即興で書いてるんですわ。
また夕方くらいに1時間でもあれば残り全部書きます。
今イチだったらやめろコールあれば、もうやめとくんで。
中途半端なことしてスマソ。
661名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 10:20:49 ID:nrRnQUCW
なんか表現おかしいところあるが、まぁGJ。
それと最後まで投下しないうちから面白くなきゃやめるとか言わんほうがいいと思うぞ。
662名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 10:22:12 ID:wqa1DcYR
>>660 即興でも十分ハァハァ。続き待ってるよ。
663名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 11:56:50 ID:Wc8t+UDo
>>660
とりあえず、ここまで乙。
でも、「面白くなきゃ止める」とか構ってチャン状態は嫌われやすいよ。

>>651
餅つけ
女性向け云々とか腐とか煽りへの耐性なさ杉
あの程度の煽りに一々反応するなよ…
お願いだから空気読んで黙っていてくれ
664ネメアとオイフェその4:2005/10/10(月) 12:14:26 ID:3D3VQCPP
次に乳房に手を当てる。
やや固く、オイフェの手にあまるほど豊かだ。
押し上げて自分の唇に近づける。
指先でピンク色の乳首を摘みあげて、舌を突き出してぺロリと舐める。
脚をさらに大きく開き、陰部のすべてをさらけ出しながら
挑発的に上目使いでネメアを見上げる。

男を欲望の虜にして、自分はせせら笑うつもりだった。
しかしこの辺りから、オイフェは欲望に取り付かれているのは自分だと気づきはじめる。
脚の間からはずきずきとうずくような刺激を覚えた。
とろりとした液体が溢れ出しているのがわかる。
思わず股間に片手を当てる。
敏感な部分はすでに膨れ上がり、指でなでるとしびれるような快感が体を走る。
意識せず甘い吐息が漏れた。

焦燥感を覚え、早くネメアが覆い被さってこないかと待つが
その様子はない。
しかしネメアの股間に目をやると、その部分は大きく膨れ上がり
彼の興奮をしっかりと伝えている。
しかし目は冷たく、言葉はひとことも発せられない。
ましてやこちらに来る様子も見受けられない。

「何をしているの?
抱けばいいじゃない。どうしてこちらに来ないの?」
沈黙は耐えがたく、オイフェはたまらず口を開いた。

するとネメアはようやく足を踏み出し、オイフェが脱ぎ捨てた服を拾って
ベッドの上の彼女に掛けた。

「ここで私よりも優位に立つことが、
君のこれからに役立つとは思えない。
私が君を抱くことで、君の苦悩は深まるだろう。
さあ、自分の部屋に戻るがいい。
明日は早いといったはずだ」

まるで平手を喰らったようなショックを受けた。
顔が熱く、目に涙が滲む。

しかし泣くわけにはいかない。
気力を奮いおこさねば。
これは拒絶ではない。
負けそうになった男の言い訳にすぎない。
もう少し押せば間違いなくケダモノのように襲い掛かってくるはずだ。

そう思い、ネメアの顔をひたと見据える。
しかし彼の目にはもう冷たい光すら浮かんでいない。
彼の欲望もすでにしぼみ、オイフェは自分の力が及ばなかったことを知った。
ネメアは慈父のように彼女を見つめている。
しかし厳しく部屋から出て行くように求めている。
オイフェは服を身にまとい、ネメアの部屋から出て行った。

翌日、オイフェは宿屋の前で朝早くからネメアを待った。
ネメアは何も言わない。
オイフェも何も語らない。
そうして何日も同じ戦いの中に身を置いた。
オイフェはネメアを知るほどにどうしようもなく彼に惹かれる自分に気づいた。

そしてちょうど一月ほどして
オイフェは再びネメアの部屋を訪れた。
665& ◆rRivNjgGHI :2005/10/10(月) 13:23:53 ID:3D3VQCPP
ドアを開けたネメアはいぶかしげにオイフェを見る。
しかし警戒はしていない。
その信頼がオイフェには何よりも嬉しいことに思えた。

ネメアはオイフェを部屋に通した。
「何か用か?」
彼が問い掛ける。
オイフェは両手でネメアの手を取って、その甲に口付けた。

「どうぞ私をあなたの従者として任命ください。
忠誠を誓います」

静かな声で語りかけ、オイフェは彼の顔を見上げた。
「妹のためにできることとは何か。
犯した罪をどう贖うか。
闇に穢れた体でどう生きていくか。
答えがでたわけではありません。
でもあなたと共に、闇をこの世から払拭することが
今や私の目的になりつつあります。
どうかお仕えすることをお許しください」

ネメアは少し考えるように彼女を見つめる。
しばらくして重い口を開く。

「……。
今はまだ私は放浪の身だ。
考えはあるが、まだ闇の動きを見定めるのが先決。
しかしお前の希望は受け入れよう。
いずれ何らかの形で私の元で動いてもらうようになるだろう。
それまでは今まで通り、パーティを組んでの探索を続ける」

オイフェはうなづき、もうひとつの願いを口に出す。
「それではネメア様、今宵私を抱いてください」

案の定、ネメアは顔をしかめた。
オイフェには部屋の中の空気が急に張り詰めたように思えた。
「そういう仕え方は私は望まない」

拒絶は覚悟の上だったオイフェは負けずに言い返す。
「仕えるから抱かれるではない。
女として貴方に抱いてほしいのだ。
そして慰めが欲しいのでもない。
思いを成就させたいだけだ。
それがただ一度だけの成就でも何の問題がある?
部下は抱けないというならば、
仕えるのは明日からでいい。
ただこの夜だけ女としてみて欲しいと言っているのよ」
666ネメアとオイフェその6:2005/10/10(月) 13:24:31 ID:3D3VQCPP
あえて仕える者としての言葉は使わなかった。
顔を紅潮させて、ただ必死に訴えた。
ネメアは耳を傾けながら何かを考えている。
そして驚いたことに、困ったように軽く笑った。
「いや、すまない。
器用な言い分だと思ったのだ。
私もそれほど器用になれれば…」

続きを聞かずにオイフェはネメアの胸に飛び込む。
彼の唇に自分の唇を重ねる。
ネメアは彼女の頭を離し、重々しくささやいた。
「では一度だけだ。オイフェ。
この後は何があろうと君を抱くことはない。
それならば君の想いに応えよう」

そしてオイフェののどに軽く唇を当てる。
オイフェは思わずあえぎ声をあげた。
ネメアの手は大きく、しかし指先は優雅にオイフェの体をなぞる。
抱き合ったまま、ネメアの指先はオイフェの股間に辿り着いた。

薄い衣服の上から、優しくなぞり上げる。
何度も何度も指が往復する間に、オイフェの股間はじっとりと濡れ始めた。
充分に濡れたのを確認すると
衣服の脇から指を入れ、今度は直接指で愛撫する。
その部分はもはや濡れそぼって、上部の突起も腫れあがり
指がもたらす刺激を待ち構えている。
彼の片手はオイフェの尻を包み込み、もう片方の手と同じように
衣服の中に滑り込んで、菊を優しく刺激する。

敏感なふたつの部分を同時に刺激され、たまらずオイフェは声を漏らした。
「あっぅ…。はああぁ…」

促し、甘えるような切ない声だ。
ネメアは声を出さないが、息遣いは荒く、
オイフェに押し付けられる腰の部分の高まりはすでに大きく熱い。

執拗に秘所をまさぐる指の早さが増す。
あの部分の痺れるような欲望は全身を貫き
乳首も悦びをたたえて固く尖り上向いている。
彼がその乳首を口に含む。
舌先で軽く転がす。
同時にクリトリスを円を描くように何度も何度も擦り上げた。
オイフェは軽く開いていただけの脚が、快感でガクガク震えるのを感じた。

「お願い、今入れて。
立ったままでいいから」

するとネメアは彼女を抱き上げ、ベッドに連れて行き横たわらせた。
お互いにまだ付けたままの衣服を脱ぎさる。
オイフェは自ら脚を開き、歩み寄るネメアを導く。
彼女にのしかかるネメアの体は引き締まり、鋼のように硬い。

オイフェは彼の一物を優しく手に取った。
そして根元まで口に含み、舌を縦に横にと動かして
ネメアの男性に刺激を与える。
次に、吸い付いたまま頭をピストン状に動かした。
舌は相変わらず口の中で男根に絡み付いている。
667& ◆rRivNjgGHI :2005/10/10(月) 13:52:33 ID:3D3VQCPP
ネメアの高まりを感じ、オイフェはじらすように口を離した。
彼の亀頭の尖りを舌で舐め回し、
袋を優しく刺激しながらまた口に含む。

しかしそろそろオイフェ自身が彼を欲していた。
そこで四つんばいになって、ネメアに訴える。

「後ろからお願い…」

オイフェは後ろから挿入されるのが好きだ。
男が彼女の尻を握り締め、突き動かす感触が好きなのだ。
ネメアの男根が、柔らかく敏感な場所にゆっくりと入ってくる。
それがネメアのものだと思うと、悦びのあまり声を上げる。

「うっ…」
ネメアも声をあげる。
オイフェが悦ぶとともに内部がきつく締まり
ネメアを容赦なく高みに導く。
オイフェの突き出された形いい尻を掴み、
下から思い切り突き上げる。
最初はゆっくりだった動きが、次第に早まり、激しくなる。
戯れに掴んだオイフェの尻を開き、菊門に軽く指を入れてみる。

「あんっ…、いやあ…」
オイフェが驚いたせいか、中での締め付けはさらにきつくなり
愛液もたっぷりと染み出てきた。
ベッドはきしみ、大きくゆらいでいる。

彼女はネメアの動きに合わせ片手で自分のクリトリスをなぞる。
下半身の敏感な部分すべてを刺激されている彼女は
意識が朦朧とするほどの快楽に我を忘れて腰をうねらせる。
尻もそれにあわせて淫靡な動きを見せる。

ネメアの男根は彼女の中で、熱く波のようにうねる肉に絡み取られ
このまま長くこらえることは難しくなっている。
二人のあえぎ声は戸切れることなく続く。
オイフェが遂に爆発しそうになる。
「ああああぁぁあ…、もう駄目。
いい、いい、出して、全部中に出して。
イってちょうだい」

それを合図にネメアの動きはさらに激しく、
一声うめいた後にオイフェの背中に崩れ折れた。
668ネメアとオイフェ、これで終わり。:2005/10/10(月) 13:56:47 ID:3D3VQCPP
しかし、オイフェはまだ彼を解放するつもりはなかった。

ネメアは彼が明言したように、二度と彼女に触れることはないだろう。
ならば今夜、彼を一生分味わいつくすと心に決めているから。
彼女はネメアに見られるように、涙を拭った。

明日からは私は戦士だ。
だから、今は…。
今だけは…。
そう考えながらネメアを引き寄せ口付ける。
夜はまだ始まったばかりだ。
669668:2005/10/10(月) 13:58:08 ID:3D3VQCPP
訂正
彼女はネメアに見られるように、涙を拭った×

彼女はネメアに見られぬように、涙を拭った○

失礼しますた。
670名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 14:23:01 ID:3b4+DlwB
>>663
煽りか。道理で無理難題言ってると思ったよ。ケッ
671名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 14:33:25 ID:ZrQ97SuT
>668 クッ、もう一ラウンドあるかと期待したが…GJ!
ちょっと?と思うとこはあったけど、ま、いいや。
672名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 17:35:18 ID:BbUKRhn5
>>668
乙。自分も、もう一ラウンドあると思ったんだがここで終わりか…。
オイフェが可愛くて普通に面白かった。GJ!
673名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 20:17:16 ID:hf7jN3M3
賑やかしに、
双子に薬を盛られ、散々イかされた挙げ句、両側から片足づつ押さえつけられて、
『お兄様、どうぞ』
『我慢することないのよ。お兄ちゃん。』
と面に差し出される女主ってどうよ…orzイッテクル
674名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 20:36:30 ID:Wc8t+UDo
>>673
男主かと思ったら女主かよw
675名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 20:36:40 ID:zYFKliTM
>>657
アーギル×サイフォス書いた人と同じだよね?
(違ったらスマソ)
貴方の文章好きだ〜GJ!
即興とは羨ましいかぎり
676名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 21:32:52 ID:1b8bKiqy
>>657 一度だけの契りイイ! GJ!
メネアも罪なオトコだw
677名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 21:34:52 ID:1b8bKiqy
>>673 漏れはOKw
ガンバレ!
678657:2005/10/10(月) 23:02:03 ID:3D3VQCPP
ああ、やっぱすぐわかるか。
その通りです。
アーギル書いた時、ちょっと揉めてたみたいだから
自分はここに書いていいのか了解を取ろうかと思ったけれど
書いていいみたいなのでしばらく居座って妄想尽き果てるまで書きまくります。

ぬるい文章誉めていただいてありがとう。
本当は誉めてもらえるレベルじゃないって自覚してるんで
むしろ恐縮至極。
679657:2005/10/10(月) 23:03:31 ID:3D3VQCPP
>>678
675さんへのレスでした。
連投ホントごめん。
680名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 01:46:25 ID:oOA5ueSI
ゾフォル×男主(嘘)を投下します
681ザギヴ×男主1:2005/10/11(火) 01:48:33 ID:oOA5ueSI
 元気ですかあーーーーーーーー!!
んふふー、私は元気ですっ!
このケツに突っ込めばどうなるものか?
入れればわかるさ、迷わず逝けよ。
それでは三人ともご唱和くださいっ!
イーチ、ニーイ、サーン、ダアアアアーーーーーーーッッ!!!

 バイアシオン一億二千万人のセックスファンの皆様、こんばんは。
壁の向こうで、ネメアさんが三人の円卓の騎士を抑えている間に、
注目の光と闇の戦いがついに行われようとしておりますっ。
邪竜を破った無限のソウルと、死神皇帝ザギヴ・妖術宰相ゾフォルが対峙する、
謁見の間は熱気ムンムン、フェロモンのサウナ状態。
光の戦士は童貞歴二十年。
しかし人間以外の邪竜や闇の怪物は何匹も堕とした、大陸屈指の猛者であります。
まさに規格外!
その天を見上げそそり立つ巨根は、ロストールの白亜の城か、
それとも神に祈りを捧げんとする救世主エルファスか!
この戦いは生をつなぐ終わりなき光の戦いであり、
闇の勢力の全人類断罪への一つのアンチテーゼなのであります!

 対する死神皇帝は二十代半ばの黒髪美人。
黒づくめの制服の、絶対領域からのぞく白い艶はフェティシズムの極致といえましょう。
美女を前に緊張する無限のソウルを、玉座から脚を組んで見下げるその視線は、
美の女神リアルーンの冷たさであります。
果たしてこの性欲のデスマッチを制するのは誰なのか、
解説はいつもの通りゼネテス・ファーロスさんでお送りいたします。
682ザギヴ×男主2:2005/10/11(火) 01:50:04 ID:oOA5ueSI
 さぁ、ゴングが鳴った、獣欲のミノタウロスが玉座へ迫る。
さながら自らの精子の動きとでも申しましょうか、唸り声を上げてザギヴに踊り掛ります。
無限のソウルに押し倒されながら、ザギヴは余裕の表情。

「最初のペアリングの体制確保は重要ですよ、突っ込み、押し倒しには注目したいですね。」

さあまずは無限のソウル、服をぬがそうと躍起になります、
しかし、ああ、しかし、脱がせません!
無限のソウル、必死に手の震えを抑えようとしています!
しかしそんなことは問題ではなく、ディンガル帝国の制服の構造をまったくわかっておりません。
初っ端から無限のソウル大苦戦ーーー!

「まったくなにやってんだよ……」

総司令も思わず失笑、ザギヴは闇落ち特有の冷めきった表情で、無限のソウルを見下ろしております。
おっと無限のソウル、上を脱がすはやめにしたのか?
ついに手が下に伸びました!
一気に力に任せてスカートとパンツをずり下ろしていきます。
これはさすがの無限のソウルも間違えるはずはない、
あっ、ザギヴの三角地帯があらわになりました。
無限のソウル、パンツを一気に膝下まで引き下げ……
おぉーーーーっと!!く、黒い!真っ黒だーーーーーーー!!
あたかも闇の門の島が現れたかのように、
淡雪の肌の中に漆黒のクレバスがぱっくりと口を開いております!
ザギヴの胎内にはマゴスが巣くっていると言われておりますが、
一体マゴスはここでなにをやっていたんだーーーーー!?

「こりゃ……」

解説のゼネテスさんも思わず絶句!
マゴスの巣の放つ闇の気配に無限のソウル、身も心も股間もすっかり折れてしまいました!
無限のソウル完全敗北、世界の滅亡ーーーーーっ!
683ザギヴ×男主3:2005/10/11(火) 01:51:12 ID:oOA5ueSI
 うん?
あ、ああーーーーーーーーーーっ!!!な、舐めたーーーーー!
なんということでありましょう、
無限のソウルが一心不乱にマゴスの巣を舐めはじめました!!
よだれを垂らし、むしゃぶりつかずにはいられないパブロフの犬状態。
しかも、バター犬よろしく必死に舐めまわしております!
海洋冒険者集団ワッシャー海賊のように、希代の考古学者エストのように、
未知なる物へ臆する事もなく踏み出すその心意気!!
無限のソウルの愛と勇気と性欲の前に、感動の嵐がまきおこっております。

 さあ、がぜん戦いが面白くなってきました。
一気に主導権を握った無限のソウル、
弁慶の仁王立ちから駅弁ファックの体勢にもちこんだー!!
これが若さか、すごいリカバリーだ。
まさにインフィニティファックといった趣であります!
子宮に強制送還不法入国罪、
スタンディング・チン・パッドがヒット!快感Gスポットのストラックアウト!!
圧倒的質量と精力で責めまくる、ザギヴの巨乳がゆっさゆっさと揺れております!
あ、ああぁーーーーーーーーーー!!
暴発だ。暴発だぁ。
一瞬、男の表情が苦悩に満ち溢れたケスコの彫像に変わったかと思うと、
次の瞬間、まさに解き放たれたキマイラのように、白濁の弾丸を女の中に撃ち放ってしまったぁ!
684ザギヴ×男主4:2005/10/11(火) 01:52:52 ID:oOA5ueSI
 「バカな…。勝てる戦いだったはず。」
おおーーっと!なんとここで、ゾフォルが、魔道士のローブを脱ぎ捨てて乱入だ!!
ザギヴがふがいない内容を見るに見かねたのか!
禿のゾフォルがやってきた!
地獄の釜から禿が飛び出した!
そしていきなり全てを脱ぎ去った!信じられません!

 こ、これは、これは一体どうした事でありましょう!
果たして彼の、いやこれは男と称していいのかどうか!
それ以前に人間と呼称するのが許されるのでありましょうか!?
まさにこれは人類が生んだ悪夢の魔人か、至聖神の創造物外か、
闇の深淵からのぞくティラの娘といった趣の裸身であります!
これにはさしもの無限のソウルも……
ん!? こ、これは。
猛っている!
無限のソウルが猛っている!
股間に構えたビッグマグナムは血に飢えた村正状態であります、
むしろいっそう燃え上がっております!
これは一体どういうことなんでしょうゼネテスさん!

「ゾフォルを見てませんね。」

た……確かに!
確かに無限のソウルはゾフォルではなく、
床にへたり込むザギヴだけを食い入るように見つめています!
「あ…、ああ…。大丈夫…。私は…、闇には…、負けない…。」と息も絶え絶え、
汗ばんだ半裸のザギヴは反則級の色っぽさ!
しかし無限のソウルよ、それでいいのか!?
お前は、お前は自らの世界のために、
皺ばった老人と股間の38式歩兵銃で戦う気なのかーーーーー!?

「若いうちはいろんなタイプと戦って経験を積む必要があります。
ゼイタク言ってちゃいけませんね。」

無限のソウルが後ろ手にゆっくりとドアを閉めてゆきます!
まさに今の我々の心境は、
ロセン兵5000に28騎で挑む勇者ネメアを見守る時のそれと同一でありましょう!
願わくば、願わくば、彼が無事に戻り、世界を救うことを、
ぼくレルラは願って止みません!

それではここで、いったん中継を終了させていただこうと思います。
解説はゼネテス・ファーロスさん、そして実況はレルラ=ロントンでお送りしました。
また来週!サヨナラ!

(つづく)

おぉーと!ネメアの乱入だーっ。
685名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 01:53:39 ID:oOA5ueSI
終わり。
686名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 01:59:17 ID:7WYFKecl
続いてからネメア乱入かよw
687名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 03:59:02 ID:TWQTZZuH
>>685 GJ!!結構好きだよ、プロレス・レルラ実況。w
無印版展開もまた懐かしい。。
ゾフォル登場で、ゾッとしたけどナ。w
688名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 10:22:57 ID:BBeLQdwO
>>680
プロレスシリーズキターーーー!! GJ!
最初の1,2,3,ダー!は誰が言っているのか気になるw
689名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 10:28:32 ID:u6+kWyHO
レルラ実況大好きだーーー!!
続きワクワクテカテカしながら待ってます。
690名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 11:39:44 ID:Rpn8/Ws/
ゼネにハゲワラw
691名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 14:37:25 ID:UampTD9L
>「ゾフォルを見てませんね。」

 死ぬほどワラタ。GJ!GJ!
読んでてホント楽しかったよ!
692名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 19:56:19 ID:QCsL9+aN
表現方法相変わらずすげぇw ワラタw

>>678 すまんかった。それしか言えぬ・・・
693名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 20:41:33 ID:b+zTUm+J
>>692
む?
ごめん、気を使わせたかな。私に謝る必要はなにひとつないですよ。
基本的に私は批判も批評も誉め言葉も煽りも
書いたものに対する素直なリアクションとして受け取るので全然OKです。

ただ私がきっかけで議論になっているならば申し訳ないなあと思っていたもんで…。

でも議論自体は興味深く読ませていただきました。
私個人は批判は平気なんだけど、
他の書き手の方は辛いかもしれない。
そう考えると気に入らない作品はスルーするのが
誰にとってもいい方法なのかも知れないですね。
読み手側の沈黙は時に雄弁な批評となるから。

それから>>685、遅まきながらGJ!
694名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 21:48:58 ID:oOA5ueSI
>>693
あれは、単純な煽りに見事に引っかかったお馬鹿さんがいただけだし、
気にする必要ないと主。
695暴力描写が過剰にあり。ご注意を!その1:2005/10/12(水) 10:24:52 ID:s5abHXyY
懐かしく、そして呪わしいあの場所。

あたしの家は豊かな農家だった。
村は肥えた大地のおかげで毎年豊富に麦が収穫でき、
ロストール王国にあるエリエナイ公の荘園地、
ノーブルと並び称されるほどだったから。

戦争がはじまるという噂があったが、
帝都に程近いこの村を襲うほどの愚挙は犯さないだろうと
皆一応は安堵していた。
あの時、かあさんは鼻歌を歌いながらお昼ご飯を作っていた。
私はその日の午前中に収穫した農作物を
机の上で仕分けしながら父が畑から戻るのを待っていた。

「ああ、バイアスとレイティアよ。
美味しい食物を私たちにお与え下さることに感謝します」
母は美味しくできたスープにご機嫌で、
毎日の生活の喜びを祈りとして声に出した。
そして母は振り返り、父を畑から呼んでくるようあたしに言いつけた。

立ち上がりかけた時に、外で男たちの奇声と女の悲鳴が聞えた。
母は何事かと外に出ようとするあたしを押し留め、
窓からこっそりと様子を伺った。
振り返った時は顔色が変わっていた。
696& ◆knBaBN1qs6 :2005/10/12(水) 10:27:06 ID:s5abHXyY
母はあたしの手首を掴み、問答無用で寝室のベッドの下に無理やりに押し込めた。
「何があってもしばらくの間は目を瞑り、耳を塞いでいなさい。
絶対に声は出さないで。
いい? 絶対によ。約束して」
怯えてうなずくあたしを母は安心させるように微笑んで言った。

「大丈夫。何も恐いことはないのよ。
さあ、いますぐに目と耳を塞ぎなさい」

言われた通りにした。
それを確認した母が立ち上がった気配がした。
その瞬間、家の粗末なドアが大きな音をたてて破られた。
どかどかと寝室に入り込む男たちの足跡。
あたしは耳をぎゅっと塞いだ。

下卑た男たちの声がかすかに聞える。
母のくぐもった声、男たちの哄笑。
塞いだ耳から容赦なく聞える破壊の音。

激しい振動を感じて、思わず目を開いた。
ベッドと床の隙間から目を凝らす。
母が床によつんばいにされている。
その頭は男の一人に無遠慮に押さえつけられて苦痛に歪んでいた。
697暴力描写が過剰です。ご注意を! その3:2005/10/12(水) 10:30:35 ID:s5abHXyY
それでも母はなんとか頭を動かして、私を一瞬見た。
その目は必死で私に何かを訴えている。
スカートは捲り上げられ、男が母の背後で尻をなで上げて
仲間とともに哄笑している。
男が母を突き動かし始めた。

あたしの心臓は跳ね上がった。
(母さんを助けなければ。
父さんはどこ? まだ帰ってこないの?)

気持ちを察したのか、母があたしの私の視線を捉える。

「だ い じ ょ う ぶ」

母は唇を微かに動かして、言葉を伝えあたしの動きを制した。

母の強い視線に押し留められて
なんとかその場に踏みとどまった。
あたしは必死で耳を抑える。
目を固く閉じる。
それでも男どもの奇声と笑い声は無情にも耳に侵入して来る。
床からは絶え間なく続く振動が伝わる。
止んだと思えばまたすぐに揺れる。

恐怖と苦痛に満ちた闇の中で、ふと気配を感じた。
目を開けると、隙間から男の顔がこちらを見ていた。
見つかった。

「おい! ここにも一人隠れてるぞ!」
湧き上がる男たちの歓声。
母が悲鳴をあげる。
698& ◆knBaBN1qs6 :2005/10/12(水) 10:35:07 ID:s5abHXyY
必死で抵抗して奥に逃げ込もうとしたが、
男はあたしの髪を捉え力まかせに引きずりだした。
「やったぜ。娘ッ子だ」
まだ子供じゃねえかと別の男が諌めた。
しかし男はおかまいなしだ。
「それがいいんだよ。最初は俺が味わうことにするぜ。
次は誰がやるかお前ら決めとけ」
それを聞いて周りの男たちが何人か名乗りを挙げ始めた。
諌めた男は頭を振りながら出て行く。

「お願いだから、その子は許してあげて!
私が何でもするから!
私だったらその子にできないこともしてあげられるから!」
母は半狂乱になって叫んでいる。

男は涙を流す母の頬を張り飛ばし、部屋の隅に払い飛ばした。
それでも這いずりながら私に手を伸ばして守ろうとする母。
お余りにありつこうとしていたらしい下っ端の男たちが
数人群がって母を押さえつけ組み敷く。
「かあさん!」
私は汗と酒臭い男にかつがれ、ベッドの上に放り出される。

腕を滅茶苦茶に振り回し、のしかかる男の体臭と酒臭い息、
重い体から必死に逃れようとした。
「畜生! この小娘が!」
男は私の頭を掴み、壁に思い切り打ちつけた。
意識が朦朧とする。
母の声が遠くで聞える。
脚が開かれ、その奥に乱暴に侵入してくる男の体を感じながら気を失った。
薄れる意識はむしろ僥倖だった。
その後の果てしなく続く苦痛はとても正気で耐えられるものではなかっただろうから。
699暴力描写が過剰です。ご注意を!その5:2005/10/12(水) 10:40:12 ID:s5abHXyY
気が付くと、誰もいなくなっていた。
外からは数人の声が聞えるだけ。
ふらつく頭を抱えると、ぬるりと血が手についた。
体を起こすと脚の間は血と生臭く奇妙な体液が半乾きになり、不快な感触を与えていた。

部屋を見回す。
開け放たれた寝室の扉の隙間から見える台所は荒れ果てていた。。
目を下に向けると倒れた母が目に入る。
頭から血が大量に流れている。
顔をこちらに向け、目を見開いたまま、涙を流して息絶えていた。

「かあさん…。
かあさん、かあさ……」
痛む体を引きずりながら母の傍らにひざまずき、
ぐったりと力ない体を起こして抱きしめた。
冷たくなった体はただの脱け殻となり、
あたしを抱きしめる魂はもはやそこにない。


母の衣服を整えてベッドに横たわらせた。
窓から外を覗くと、そこには剣で背中を斬られた父が倒れていた。
遠目からでも死んでいるとわかる。
その時、あたしはすべてを失った。

男たちは村を略奪したのだろう。
通りは奇妙な静寂に包まれている。
生きている人間には到底できないような異様な体位で倒れている男たち、
裸に剥かれて放置された女、
血を流して横たわる子供。

略奪者たちは村をうろつきながら食料を集めていた。
倒れた村人たちを目にしながら、彼らは笑っていた。
あたしはそいつらの顔を目に焼き付けた。

(絶対に忘れない。
生き抜いて、お前らをいつか殺す。
この世に産まれてきたことを後悔するほど残虐に)

あの時からロセン王家はあたしの不倶戴天の敵だ。
700& ◆CUL8r0x9cU :2005/10/12(水) 10:48:09 ID:s5abHXyY
一連の出来事が記憶の中で終わりを告げると
カルラはトランス状態からゆっくりと抜け出した。
「あーあ…。またかあ。
カルラさんも意外に軟弱だねぇ」

がくりと垂れていた頭を挙げて、執務室の椅子から立ち上がった。
ここはロセン王宮の一室。
部屋は悪趣味なまでに豪奢で、無意味なまでに広い。
青竜将軍としてロセンを陥落してのち、
カルラはここに常駐して街を建て直すための執務をこなし、
帝都からの命令を待っている。

ここに移ってきてから
ロセン王最大の愚挙、のちにランバガン略奪戦争と呼ばれるあの戦の記憶が
時々フラッシュバックを起こしてカルラを襲う。
昔からあったことなのだが、その頻度はさらに多くなっていた。
701名無しさん@ピンキー:2005/10/12(水) 12:16:48 ID:M5/YQoIw
>>695
GJ!
カルラは幼少期に絶対、性虐待を受けていると思うので
これはイイ!
それから最後に「終」とか「FIN」とか書いてくれると嬉しい
終わりなのかまだ投下が続くのか分からない時があるから

貴方の文章でネメア×ケリュネイア、ツェラシェル×双子
書いて欲しい
702名無しさん@ピンキー:2005/10/12(水) 14:59:59 ID:hpTK5L+7
このカルラネタはドジンサイトでもかぞえるくらいしかないから
着眼点がいいやね

ちなみに俺はカルラはヤられてない派なんで
絶対やられてるとか言われると猛抗議したくなるわけだがwww
703カルラその7:2005/10/12(水) 18:13:11 ID:s5abHXyY
このままロセン王国に留まることは、
彼女の精神を揺さぶり危うくするだけだ。
しかしカルラは自分の弱さを認めない。

この王国を蹂躙してやる。
街の中央のあの像のように、
はるか高みからぺウダを侮辱しあざ笑ってやる。
死んでも平安を得ることは許さない。

ドアを叩く音でカルラの黙考が破られた。
急いで笑みをつくり、いつもの余裕を身にまとう。
「んー? 誰かな? 入っていいよ」

生真面目な表情で入ってきたのはアイリーンだった。
「カルラさま。
本日の兵士の業務、すべて終了いたしました。
街と王宮の警備以外の者は、すべて兵舎に引き下がらせます」

「うーん、ごっくろう! じゃアイリーンも下がっていいよ」
アイリーンの目に映るのは、いつもの不敵なカルラだ。
不安定さは微塵もない。
アイリーンは報告を続ける。
「カルラさま。もうひとつ報告があります。
先ほどディンガルより密使が参りました。
ロストール攻撃はアンギルタン将軍に任命されることが決定しました。
カルラさまは、ロセンから近いリベルダム陥落の任命が下されるようです。
これは決定事項ではありませんが、
ベルゼーヴァ閣下のご意向ということで任命はほぼ間違いないと思われます」

カルラは内心打撃を受けていた。
しかし表情を変えることなくアイリーンを下がらせた。
誰もいなくなった部屋で、カルラは机に手を叩きつけた。
「あのトンガリ頭!」
ベルゼーヴァの考えが理にかなっていることは理解している。
これはただの八つ当たりに過ぎない。
704& ◆hYRz4m7L3s :2005/10/12(水) 18:14:40 ID:s5abHXyY
しかしカルラは平静でいられない。
自分でも思いがけないほどの失望と怒りを感じていた。
ロストールもロセンと同様に大粛清するのがカルラの悲願だったからだ。

ぺウダの腐れ馬鹿を唆した女狐エリス。
あの女の娘ともども処刑するつもりだった。
処刑するのはまず娘。
娘の死を見つめながら絶望とは何か思い知るがいい。
そう思っていた。

カルラは乱れる思考をまとめようと努力した。

とにかく落ち着こう。
あたしはいつでも笑っていないといけない。

カルラは執務室の赤いソファに腰掛けて目をつむった。
そしてロセン攻略時の戦闘を思い浮かべる。
精神的に不安定になったときは、彼女はいつもそうしていた。
勝利の記憶は彼女の精神を鼓舞させる。
ぺウダを捕獲した時を思い出してほくそえんだ。
猛り狂った兵士たちをデスサイズでなぎ払った感触を思い出して哄笑した。

彼女の体は次第に熱くなってきた。
股間がしっとりと濡れ始めるのがわかる。
体を少し動かすだけで軽いエクスタシーを感じた。
705カルラその9:2005/10/12(水) 18:16:47 ID:s5abHXyY
カルラは力を行使することでエクスタシーを感じる。
下級兵士になってすぐ、彼女は自分の天性の強さを発見した。
剣での練習試合でも負けを知らなかった。
ある時、自分よりも倍以上の体格を誇る男を打ちのめした時
彼女は強いエクスタシーを感じた。

それ以来カルラの性衝動は暴力や権力と分かちがたく結びついている。
男を相手に寝たことはないが、
他者を叩きのめすことや、権力でひざまずかせることを夢想しながら
自慰行為を行うのが常だった。
それがあの時ロセン兵から受けた仕打ちに起因するものだということは無意識のうちに自覚していた。
だからカルラは行為のあと、深い嫌悪感に襲われる。
それでもやめることはできない。


執務室の中、カルラの気持ちは高まっている。
怒りも不満も収まってきた。
濡れた場所を指で確かめる。
ショーツの部分を少し引っ張り、敏感な部分に食い込ませる。
体に軽い電流が走る。

もっときつく引っ張ってみる。
さらに食い込み、尻にも刺激を感じた。
そして手をショーツの中に滑り込ませる。
繁みの中は充分に熱く濡れている。
706& ◆hYRz4m7L3s :2005/10/12(水) 18:19:15 ID:s5abHXyY
カルラは部屋に鍵を掛けた。
ソファに戻る時、手すりに敏感な部分を擦りつけた。
クリトリスは効果的に刺激され、さらにカルラを興奮させる。
再びソファに腰を掛ける。

衣服も鎧も脱がない。
無防備になるのは眠るときだけでいい。

ショーツの上部から手をすっぽりと差し込み、
人指し指と薬指で女陰のひだを抑え、
中指でくりくりと突起部分を刺激する。
今日はいつもより敏感なようで、
一撫でするごとに急激に昇り詰めていく。
あの場所から湧き出る泉は尽きることを知らず、
股間は濡れてショーツの大部分に染みを作る。
もう片方の指を、秘部に差込み奥まで入れる。
そして出したり入れたりを繰り返し、
同時に突起部分もくるりくるりと撫で続ける。


軽くのけぞる。
甘く声をあげる。
頂上が近くなり、脚が震えはじめる。
はやく、はやく、指をもっと早く。
そしてもっと深く。
いい、いい、いい。
もっと、もっと、もっと。
そして息が詰まるような甘く強い快感が体を走り、
カルラはぐったりと体を伸ばす。
707カルラ その11エロなし:2005/10/12(水) 18:20:33 ID:s5abHXyY
気だるい気分の中で、カルラは再び考える。

まあ、いい。
リベルダムの陥落は簡単だろう。
民主主義だの自由都市だの奇麗事を並べながら
その実は武器商人が牛耳る背徳の街。
思う存分破壊してやろう。

しかしカルラは不安だ。
自分のこの破壊衝動は何なのだ、と。

自分はネメア様を尊敬している。
歯向かうことなど念頭にない。
しかし懐疑心の塊であるトンガリ頭と、堅物の玄武将軍は
もう自分を警戒し始めている。

あたしは生き残れるか?
あたしはいつでも笑っていられるか?
ネメア様という歯止めがなくなったらあたしはどうする?
力と破壊を求めるこの心を抱えて、どういう道を辿る?

答えは見つからない。
カルラは考えを求めながら、そのまま少し眠りにつく。
明日も笑っていられることを願いながら。

(終わり)
708名無しさん@ピンキー:2005/10/12(水) 18:59:22 ID:0MPptw0e
乙!!

だが出来れば終わらずに、その後男主との交流で変わっていくカルラも見てみたかったような気も・・・
709名無しさん@ピンキー:2005/10/12(水) 22:40:24 ID:CNy+MWV7
乙!
カルラみたいな娘にこそ心の平安が訪れて欲しいなあ。ヤられたヤられてない関係なく。
彼女がロストール落としてたらエリス達一体どんなぬっ殺され方をされるんだろうなあ・・・(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

遅レスですが681-684みてたら山本小鉄なゾフォルとHHHなネメア想像しちゃったYO!!
@本家にも負けないレルラのボキャブラリイ豊富な解説とピンポイントに
投下されるゼネテスのコメントに死ぬほどワラタ。乙。
710名無しさん@ピンキー:2005/10/12(水) 23:09:24 ID:kjNfJFPz
乙! やっぱりカルラはダークサイドの人間ぽいなあ。
一歩間違えば、人間出自の魔人になったような、危うさが恐いよー。
711名無しさん@ピンキー:2005/10/13(木) 01:49:32 ID:eGAdoa92
>>709
ゾフォルが山本小鉄ならシャリが星野勘太郎で
ヤマハ・ブラザーズかwww
712& ◆U5i/NEG2U6 :2005/10/13(木) 20:23:21 ID:7wLzWL15
妖術宰相ゾフォルは二人の若い男女を従え、
最後の階段を昇った。
通路の中央には扉がある。
どうやらそこが目的地であるようだ。

ウリアの決心は固いはずだったが、
その扉の前に立つと心が揺れた。
彼は横に立つバシテバを盗み見た。

踵を返してここから出ていこう。
貧しくても、たとえ子々孫々に至るまで
権力に縁がなくてもいいではないか。

言葉が胸に溢れる。
しかしそれを口にすることは何故か憚られた。

一方バシテバの顔色は青ざめていたが、
あえて夫を見ようとしない。
ひたすらに前を向いて、
決心が鈍るのをかたくなに拒んでいる。
彼女は富を渇望していた。
いつか生まれるであろう我が子のためにも権力を得たかった。


ゾフォルはそんな二人を振り返り囁く。
「フフフ、お二方よ。
何を怖がることがある?
さあ、扉を開けるがよい。
ただ一夜とひきかえに、富と権力が約束されるじゃろう。
扉を開けずに戻ることもできる。
しかしこのまま戻ればお前たちは一生涯貧しいままで終わるだろう。
どうする? 行くのか行かぬのか?」
713シャローム・魔道の塔その2:2005/10/13(木) 20:26:19 ID:7wLzWL15
事の発端は一月前に遡る。
ゾフォルは突然ウリアの館を訪れた。
ディンガル一族とは名ばかりの小さく貧しい邸宅。
彼は自分の現在の境遇を恥じていたが、受け入れてもいた。

ゾフォルはつつましい生活を送る若きウリア夫婦を伴って
ディンガルの富裕層の生活を見せて回った。
輝かんばかりの調度品に囲まれた部屋。
目にまばゆい宝石。
世界中の珍味。
かしずく大勢の召使たち。
望むものをすべて与えられ、満ち足りた子供たち。
未来への不安のない生活。

ウリアとバシテバは初めて見る世界に魅了された。
善良で控えめだった彼らの心の中に、羨望と嫉妬が渦巻いた。
富と権力がもたらす快楽など、
知らねば求めることもなかっただろう。
手に届かないとわかっていれば
あきらめることもできただろう。
しかしゾフォルは巧みに夫妻を誘惑した。

「ウリアにバシテバよ。
取り引きをせぬか。
ただ一夜、魔道の塔にて夜を過ごせば
目の前の富はお前たちのものとなる。
そこで囚われの身となっているある高貴な御方に
お前たちの夫婦の交わりを見せればいいだけだ。
簡単なことではないか。
どうだ、やってみぬか?」


(続きあり 今日中に投下します。すみません)
714名無しさん@ピンキー:2005/10/13(木) 21:48:36 ID:26BerpEF
早く書けよと煽ってみる。
715名無しさん@ピンキー:2005/10/13(木) 23:50:18 ID:JkkgwMtG
続きが気になって眠れないYO!
716シャローム・魔道の塔その3:2005/10/14(金) 00:02:55 ID:7wLzWL15
正常な判断力があれば断っただろう。
冒険者でもない二人が、
たとえゾフォルの保護のもとといえども
魔物が跋扈する魔道の塔に赴くなど狂気の沙汰だ。
ましてや夫婦の営みをそこで行うなど。

しかし二人は富に焦がれ、
一月の間迷ったあげく承諾した。
たった一夜のことだ。
こんなことなどなんでもないと己が理性を納得させながら。
717名無しさん@ピンキー:2005/10/14(金) 00:03:36 ID:1PeydqR/
玉葱誕生秘話キタ―(・∀・)―!!
718& ◆U5i/NEG2U6 :2005/10/14(金) 00:05:52 ID:7wLzWL15
そして扉の前で躊躇するウリアをよそに、
バシテバは扉をゆっくりと開ける。
おそるおそる部屋に踏み込んだ彼らの正面の壁には
下半身が埋まっている男の姿があった。
腕は頭上で鎖に拘束され、
手は下半身と同じく壁に埋まっている。

男が口を開いた。
「よく来た」

ウリアとバシテバは畏怖に打たれた。
男はこの状態で生を保っている。

壁の前には柔らかな絨毯が敷かれていた。
絨毯には何か魔方陣のようなものが描かれている。
ここで自分たちは睦み合わねばならないのか。

ウリアは確信した。
ここに来たのは間違いだった、
自分たちは愚かにも逃れられない衝に捕らえられたのだと。

凍りついたように立ちすくむ二人をよそに、
ゾフォルが宣言する。
「ではわしはこれで失礼する。
明日の朝にはお前たちを迎えにこよう」
ゾフォルは退出し、二人の背後で扉は音を立てて閉まった。


シャロームが再び口を開く。
「フフフ、何も心配することはない。
余の名はシャローム。
余と取り引きをするのだ。ウリアよ。
汝の肉体を余に貸すがいい。
これは契約だ。
受け入れればお前たちに地上の栄華を与えよう」

驚愕するウリアをよそに、シャロームが何か念じた。
男の額から光がこぼれ、
まばゆい輝きに包まれてウリアは意識を失った。

バシテバは思わすウリアに駆け寄る。
光が消えた後、そこに立つのはウリアではなくシャロームだった。
バシテバは悲鳴を上げる。
シャロームはかまわず彼女を見つめて言った。

「驚く必要はない。
一夜身体を借りるだけだ。
さあ、バシテバよ。余を受け入れるがいい。
服を脱げ」

(すみません、エロは明日に持ち越しで…)
719名無しさん@ピンキー:2005/10/14(金) 01:21:44 ID:rEdhUYfw
おおママ葱とパパ葱の話か
720名無しさん@ピンキー:2005/10/14(金) 01:59:39 ID:+/vJa3Jg
わーん眠れないよー
>>718
もうっ、ガマンできないよ…!早く…っ!
721シャローム・魔道の塔その5:2005/10/14(金) 18:12:41 ID:zdsqBTXu
バシテバはシャロームに魅了された。
夫のものでありながら、夫ではないその身体。
長身で筋骨たくましく、顔は彫刻のように繊細で力強い。

しかしバシテバは気付かない。
彼の外見は美しくとも、
その精神は酷薄で無情であることを。
シャロームにとってバシテバはただの道具。
優しく扱うつもりはない。
人類の革新のために我が身を捧げることができるのだ。
感謝するがいいとすら思っている。

シャロームの冷たい瞳は妖しい輝きを放ち、
バシテバは戦きながらも目を逸らすことができない。
そして忽然と悟る。
私はこの方への奉仕者。
この方の望むがままに身体を捧げることが私の使命だ。

これは自分の本心なのか
あるいはただ操られているだけなのか
バシテバには判断できない。
しかしシャロームの命じるまま、
質素な衣服を一枚一枚脱ぎ捨ててゆく。
722& ◆U5i/NEG2U6 :2005/10/14(金) 18:15:12 ID:zdsqBTXu
彼女もまた美しかった。
小さな顔、切れ長の目に薄い桜色の唇。
肩に流れるみどりの黒髪。
身体は小柄で、
胸も小ぶりではあったが形よく天を突いている。
胸の頂上には石榴の果肉の一粒に似た薄紅色の乳首。

ヒップは大きく張り詰めている。
デルタ地帯の繁みは薄く、まっすぐ伸びて
その奥のヒダがかすかに見える。
一糸まとわぬ姿となって、
魔法陣の中で待っているシャロームの前で身体をさらけ出す。
彼の視線に導かれ、バシテバは前に進み出る。
シャロームも服を脱いで彼女を迎える。


男根は大きく、ぬめりを帯びながらそそり立ち
バシテバの前に突き出されている。
彼女は彼の足元にひざまずき、一物を口に咥えた。
片手で根元を持ち、全体をまずはゆっくりと舐める。

一物がしっとりと唾液で濡れたのを見計らうと、
今度は先端だけを口に咥えなおす。
そしていとおしげに棒の部分を手で軽くしごく。

バシテバは上目使いでシャロームをうかがう。
しかし、彼は冷たい表情を変えず轟然と彼女を見下ろす。

バシテバは焦り、さらに男への奉仕を続ける。
彼は何をしたら悦ぶのだろう?
723シャローム・魔道の塔その7:2005/10/14(金) 18:17:14 ID:zdsqBTXu
口から男根を放した。
そして小さく開いている鈴口を舌でくすぐり、
雁首に添ってくるりと舌を絡める。
そのままくるりくるりと舌でなで上げ、
雁をひたすら責め続ける。

シャロームがピクリと動く。

バシテバは一度口を離してついばむようなキスを降らせ、
また棒の全体を口に含み、
頭を激しく動かしてピストン運動を始める。
その間裏の筋に舌を這わせて舐め上げる。
指は根元を包み、口が届かないところを優しく愛撫する。

ようやくシャロームの表情に変化が出た。
目を閉じ、軽く眉をしかめている。
軽くうめき声も漏れる。
手の中の一物が脈打つようにさらに硬くなった。

バシテバは動きを止めずにさらに深く吸い付いた。
もう一方の手で袋の部分を軽く撫でてみる。

シャロームの息使いは段々と荒くなる。
彼女の頭を抑える手に力が加わる。
さらにバシテバが動きを早めると、
シャロームは彼女の頭を強く掴んで
口の奥まで猛り立った一物を押し込んだ。
そして熱い液体を一気に解放した。

「飲み干せ」
バシテバは言われるがままに
むせ返りながらもすべて飲み干し、
いとおしむように男根を舐め上げた。
そして次の命令を待って、シャロームを見上げる。
724& ◆U5i/NEG2U6 :2005/10/14(金) 18:21:42 ID:zdsqBTXu
「横たわり、脚を開け」
シャロームが命じる。
バシテバは言われたとおり、絨毯の上に横たわった。
脚をM字に大きく開いて、ピンク色の花弁を露わにする。
奥からこぼれ出た液体で
濡れて輝くその裂け目を見つめるうち、
シャロームの一物にまた力がみなぎる。
彼はバシテバの開かれた脚の間に身体を入れた。
そして彼女の脚を手に取り高く掲げ、
己の男性自身を勢いをつけて挿し込んだ。

「ああッ……」
バシテバは甘く切ないあえぎを漏らす。
シャロームの一物を求めて腰を突き上げる。
両脚を彼の背にからめる。
陰茎の根元が敏感な肉の突起に触れ、
痺れるような快感を彼女に与えた。
彼女の悦びが強くなるにつれ、
シャロームの肉棒は強く締め付けられる。

シャロームは巧みに腰をグラインドさせて彼女を突き上げ、
秘部の壁を男根で刺激する。
彼女はその動きに翻弄されて、自分をコントロールできない。

「もっと…。お願い、もっとゆっくり」
しかしシャロームは応じない。
ただ頂上を求めて、もつれるように重なり合い、
動きは早まってゆく。
先に達したのはバシテバだった。

「ああ、ああ、ああ、すごい…、
もう…駄目です…、も、だ…あああっ……」
体が痙攣し、弓なりに反り返った。

「くはっ…」
シャロームは深く突き上げ、彼女の奥に精をほとぼらせた。
725シャローム・魔道の塔その9:2005/10/14(金) 18:27:44 ID:zdsqBTXu
バシテバはまだ解放されない。
シャロームの男はまたすぐにいきり立ち、
彼女の体を求めている。
シャロームは絨毯に腰を下ろし、バシテバに手を差し出した。

そのまま座った姿勢でバシテバと向き合う格好になりながら、
座位にもちこんで彼女を再び貫いた。
片手で彼女の腰を支えながら
目の前で揺れる乳房をもう片方の手のひらで包み、
頂きの蕾を口に含む。
軽く噛む。

「ああ…、ふう…ぅん」
バシテバからため息が漏れる。

そしてシャロームは耳元で囁く。
「どうしたバシテバよ。
まだまだ終わりは来ぬぞ。
さあ、腰を動かすのだ。深く余を迎え入れよ」

言われるがまま腰を動かした。
シャロームの首に手を掛けて
身の仰け反らせながら腰を振る。
乳首を弄ぶ彼の舌の感触に陶然となる。
敏感な部分に強く擦りつけられる彼の肉体の感触に蕩けてゆく。
すぐに体は熱くなり、
欲望に任せて体を打ち付けあうごとに
くちゅ、ぐちゅりと音をたてる。
726& ◆U5i/NEG2U6 :2005/10/14(金) 18:30:54 ID:zdsqBTXu
汗が体を伝う。
限界を感じて体が小刻みに震える。
互いの快感が高まるにつれて
バシテバは高く強く何度も突かれて体が跳ね上がる。
不意にシャロームが動きを止めた。
彼が達すると同時に、
バシテバは彼に敏感なマメを押し付けて
悲鳴を上げるほど強く昇りつめた。


…それから幾度シャロームに抱かれただろう。
部屋の中は性の甘いような独特の香りが充満している。

今も彼に貫かれながら、
バシテバは感じたことのないような深い疲労を覚えていた。
性行為の後に感じるような疲れではない。
精神の源が崩れるような根源的な疲労だ。
自分の何かが損なわれ、喪われていくような感じがする。

シャロームへの不条理ともいえるような従属心には未だ捕らえられていたが、
彼女はもはや自分の意志で体を動かすこともままならない。

シャロームは四肢を伸ばして
両手を絨毯に突き、肩で息をしているバシテバを見ながら考えた。

ほう…。
早くも魔法の影響が現れたか。
やはり革新し得ない凡庸な人間は
滑稽なほどか弱いものだな。
しかし今少しこの女には持ちこたえてもらわねばならん。
法の完成までには、まだまだ我が精を身に受けさせねば。

バシテバは体が持ち上げられるのを感じた。
彼女の意識は遠のき、白濁していった。
727シャローム・魔道の塔その11:2005/10/14(金) 18:35:31 ID:zdsqBTXu
ウリアとバシテバは人の声で目覚めた。
二人は絨毯に横たえられている。
真っ先に着衣を確認したが、
訪れた時と変わらぬ様子で身につけている。
二人は立ち上がり、部屋を見回す。
蝋燭の明かりにともされた薄暗い部屋は、
今が朝か夜かも知らせてくれない。
壁の男は、初めて見たときと同じように
封印されたまま目を閉じている。

ゾフォルが口を開く。
「さあ、役目は終わった。来るがいい。
おぬしたちの家まで連れてゆこう」

扉が閉じる前、バシテバは壁の男を振り返った。
男は目を閉じたまま身動きしない。
そして彼女は扉を閉じた。
それがバシテバとシャロームの永劫の別れだ。

館の前まで二人を送ると、ゾフォルは去っていった。
ウリアは霧がかかったような意識の中で
何があったのか記憶をさぐる。
バシテバは心の奥底まで入り込まれ
好き勝手に蹂躙されて心身ともに深手を負っている。

形は違えど二人は深く傷ついていた。
歩きながら互いのぬくもりを求めて体を寄せる。
見つめ合う。

…昨夜何があったとしても、もう思い出す必要はない。
あれはすべて夢だったのだ。
私たちの人生はこれから始まる。
子供をつくり、豊かに幸せに暮らそう。
もともと善良なふたりは、
お互いの弱さを認め合い許しあうことを選んだ。
未来への希望を胸に抱きながら。
728シャローム・魔道の塔その12:2005/10/14(金) 18:43:46 ID:zdsqBTXu
ゾフォルはひとり、歩きながら考える。

哀れな若き夫婦よ。
喜ぶがいい。
お前たちにはあれほど望んでいた富と権力を与えよう。

だが幸せを望むか? それは叶わぬ。
お前たちはいずれ知る。 
その腹に新しい命が宿ったことを。
それが誰の種かということを。

生まれる子は、その生い立ちゆえに
親であるおぬしらに恐れられ疎まれるだろう。
…わしのように。
すべてはさだめだ。

心の弱さがある限り、人の世の悲しみは続く。
しかし安心するがいい。
その悲しみも長くは続かん。
すぐに世は闇に包まれるのだからな。




そして光もささない暗く冷たい部屋の中、
おごれる王シャロームは微笑んでいた。
彼は待ち続ける。
いずれ訪れるであろう少年を想って。
愛にも似た感情を抱きながら。
(終)
729名無しさん@ピンキー:2005/10/14(金) 18:54:32 ID:FvycBiLL
>>712
GJ!!リアルタイム投下初めて見たよ。
シャロームはエロにからませにくいと思ってたけど、そういやこれがあったか。
もう魔道の塔のあの部屋がエロ部屋にしか見えねぇ…
しかしこの後、ママンもパパンも死んじゃうのかと思うとちょっと複雑だ。
文章も読みやすくて上手かった。マジでGJ。
730& ◆LMRaV4nJQQ :2005/10/14(金) 19:03:00 ID:zdsqBTXu
>>729
おお、コメントありがとうございます。
愛のないエロに行き詰まって、
いつもの行き当たりばったり即興スタイルでは難航してしまったとです。

待っててくれた方には申し訳ない出来だったと思うとですよ、はい。

来週あたりは愛あるエロをさわやかに書けたらいいんですが…。
ザギヴさんか、レムオンかセラあたりで。

731名無しさん@ピンキー:2005/10/14(金) 19:03:50 ID:FqLZGU5Q
乙!一気に読んだ。
エロもふいんき(ryもねっとりしててイイヨーイイヨー。GJ!!
732名無しさん@ピンキー:2005/10/14(金) 19:44:20 ID:YKl3R+qc
>>712
いつもながらGJ! 即興とは思えない!
次回はレムオン禿しくキボンヌ
733名無しさん@ピンキー:2005/10/14(金) 23:40:34 ID:jWSCXUR3
禿のレムオンか。
若禿だな。
734名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 00:06:11 ID:9DkIcVUH
アーギルシャイア+サイフォス×ミイス主、投下します
近親、陵辱寄り
735アーギル+サイフォス×女主 1:2005/10/15(土) 00:06:58 ID:YKl3R+qc
アンティノの研究室内部の通路を少女の足音が駆けてゆく。
少女は追っていた。生まれ育った村、ミイスを焼き払った魔人アーギルシャイアを。
そしてその後を追って姿を消した兄のロイを。
(追いつめた……遂に追いついた)
魔人のヴァシュタールに傷を負わされこの研究室に逃げたアーギルシャイアとサイフォスを見たばかりだ。
サイフォスは恐らく、自分の兄なのだろう。それを一刻も早く確かめたい。
パーティの仲間とはいつの間にかはぐれた。けれどそんな事を気にしている場合ではない。
自分の旅の目的が今、果たされようとしているのだから。

「アーギルシャイア!その男を……兄さんを返して!」
愛用の剣、竜破を美しい女魔人の方に構えながら少女は言った。
アーギルシャイアは黙って椅子に深く腰掛けている。傷を負っているのが深い苦悶の表情で分かる。
「兄さん?フフ……この男はサイフォスよ、私だけの仮面の騎士よ。私に刃向かうものは誰であろうとこの男が始末するわ」
仮面の男が少女の前に立ち塞がった。
「アーギルシャイア様には触れさせない」
「どいて!……あなたとは戦いたくない!」
アーギルシャイアさえ倒せばこの仮面の男は正気に戻る。少女の兄としての意識を取り戻す。少女はそう確信していた。
仮面の男は剣、ライジングサンを構えた。
「アーギルシャイア様に刃向かう者は容赦しない……誰であっても」
「くっ!」
男の声は仮面の下からくぐもって聞こえる。けれども確かに聞き覚えのあるその声。
戦わなくてはならないのか、恐らくは自分の兄であろう男と。
736アーギル+サイフォス×女主 2:2005/10/15(土) 00:07:49 ID:YKl3R+qc
長い冒険で培った、力は少女の方が勝っていた。少女の竜破が仮面の男のライジングサンを叩き落とす。
「アーギルシャイア!覚悟!」
女魔人は少女に剣を突きつけられた。しかし、その顔は怯むどころかたちまち愉快そうに笑みを浮かべ始めた。
「あなたに、この私が斬れるの?あなたのその剣で?」
何のことを言われたのか理解するのに時間がかかった。アーギルシャイアは立ち上がり、少女の方に歩み寄った。
「私を倒す?面白い、やってごらんなさい……でも、私を倒してその男が、サイフォスが無事で済むと思うの?」
「……!」
「サイフォスの命は私のもの、私の手の中にある……私を倒したらサイフォスも……あなたの兄も道連れにさせてもらうわ」
「嘘……嘘よ!」
少女は怯まずに剣を構えた。女魔人は不敵に微笑み続けている。
「元気のいいこと……それにね、今少し記憶を手繰らせてもらったわ。あなたには大切な仲間がいるわね、想い人?……セラね?」
その名前を聞いて少女の表情が変わった。
「セラの月光ならまだしも、あなたのその剣では私のこの肉体を切り刻んでしまうわ。それをセラが知ったらどう思うかしら?
「フフフ、あなたが自分の大切な姉と親友を傷つけ、殺したと知ったら?」
「くっ……!」
少女は怯んだ。その隙を女魔人は逃さなかった。

いきなり少女は女魔人に髪を掴まれ、その唇に唇を押し当てられた。
「うっ……!」
アーギルシャイアの力は思ったより強い。唇を割って、口移しに何かが口の中に注ぎ込まれる。口内を舌で隅々まで犯され、少女はその液体を嚥下してしまった。
「この研究室は改造生物を製造する場所……便利な薬は幾らでもあるのよ」
アーギルシャイアのその言葉を聞きながら、少女は自分の身体から徐々に力が抜けてゆくのを感じた。身体が痺れてゆく。
「即効性の毒物よ……油断したわね、無限のソウル?」
しっかりと握っていた竜破が手から滑り落ちた。からん、と音を立てて剣が床を転がる。
「さぁ、私に刃向かった償いはちゃんとして貰うわ……いえ、私よりも自分の兄に殺されたほうが面白いわね」
アーギルシャイアは美しいが残忍な目で傍らの仮面の男に命じた。
「サイフォス、その娘を始末しなさい」
「……!」
仮面の男は怯んだように見えた。返答をしない。
アーギルシャイアは苛立ったように仮面の男を見た。この男の意識に変化が起こりつつあるのは数日前から分かっていた。
「サイフォス、いえ、ロイと呼ぼうかしら?何を躊躇っているの?この娘は私たちの命を狙ってきたのよ?」
しばらくの沈黙の後、アーギルシャイアは笑いだした。
「フフフ……まあ、始末するのは今すぐでなくてもいいわ。少しこの娘で遊んでみるのも面白いかもね……」
737アーギル+サイフォス×女主 3:2005/10/15(土) 00:08:23 ID:YKl3R+qc
ぐったりと力の抜けた少女をアーギルシャイアはサイフォスに命じて研究室に設置されたベッドへ運ばせた。
ベッドと言っても金属のパイプがむき出しの固く冷たい代物。固いシーツの感触が伝わる。
「サイフォス、手伝いなさい」
仮面の男は黙ってそれに従う。少女の身体から防具が取り外された。
「何をするつもりなの……!?」
「無駄口は叩かないことね……余計に辛い目に遭いたくなかったら」
二人は仰臥している少女の両手をベッドに皮の拘束具で縛りつけ、足も固定させた。
手足に当たる拘束具の感触が冷たい。
「あなたはそこで……黙って見ていなさい」
アーギルシャイアは仮面の男に傍らの椅子に座る事を命じた。
仰臥している少女の顔にアーギルシャイアの顔が近づく。美しい、凄みのある端正な顔だ。
だがヴァシュタールに傷を負わされたせいだろうか。その端正な顔には疲労の色も見える。
アーギルシャイアはじっと動けない少女の顔を見ていたが、不意に少女の頬に手を当てて、唇に口付けた。
「……んんっ!」
その口付けを受けた途端、少女は一気に眩暈がするような脱力感を感じた。
口の中のものを、身体の中身も、すべて吸い取られてしまうような口付け。
唇が離れると天井がぐるぐる回って見えた。アーギルシャイアは少女を見下ろし美しく笑った。
「あなたのソウルを貰うわ……傷を癒す為に」
再び口付けられる。舌がナイフのように少女の唇を、歯列をこじ開ける。長い長い口付け、息ができなくなる。
舌を吸われ、噛み付かれた。唇を離そうとしてもアーギルシャイアの手の力の方が強く、逃れられない。激しい痛みが走る、血の味がする。
みるみる両手足の力が抜けてゆく。身体中の精気を吸い取られてしまったかのように。
アーギルシャイアの長い髪が顔に触れる。幻のような白檀の香りがした。
唇が離れると少女はぐったりと目を閉じた。息が苦しい。
息が苦しいのは毒のせいだけではない。ソウルを吸い取られてしまった事だけが原因でもない。
初めて受けた同性からの激しすぎる口付けのせいだ。激しい動悸がする。口が聞けない。
「フフ……さすがは無限のソウルの持ち主ね。少し力が湧いてきたわ。でも、まだまだ足りない……」
738アーギル+サイフォス×女主 4:2005/10/15(土) 00:08:55 ID:9DkIcVUH
アーギルシャイアは少女の着衣に手をかけた。びりびりと胸元が引き裂かれる音。やがてもどかしげに女魔人は手近の手術用のハサミを手に取った。
瞬く間に少女の着衣が切り裂かれる。切り裂かれた衣服の間から形の良い白い乳房が片方、露出する。
羞恥心から少女の頬は赤くなった。アーギルシャイアだけでない、恐らくは自分の兄であるサイフォスもこの様子を見ているのだ。
「何をするの……やめて……!」
不意に痛みを感じた。アーギルシャイアが少女の乳房に噛み付き、もう片方の乳房を長い爪を伸ばした手で鷲掴みにする。
ぎりぎりと噛み付かれ、爪を食い込まされ、皮膚に赤く血が滲む。少女は必死に痛みを堪えた。
「く……!」
「痛い、でしょう?その痛みを感じなさい……あなたのその痛みが心地良いの」
悲鳴を上げたいのを堪える。悲鳴を上げることは相手を悦ばせるだけだということは少女にも分かっていた。
「それとも、こうされる方が好き?」
ぎりぎりと胸の突起を爪で抓られる。その後に優しく揉まれる。痛みとなんとも言えないむず痒い感覚が交互にわき上がる。
思わず吐息を漏らすと、アーギルシャイアは残忍に笑った。
「や、やめて……!」
「お黙りなさい、いやらしい娘……こちらはどうなの?」
そう言うなり少女の着衣をまくり上げて、下着を引きずり下ろした。ハサミで下着を切り刻んで床に投げ捨てる。
「アーギルシャイア様!」
仮面の男の声が響いた。しかしアーギルシャイアはそちらを振り向こうともしない。
「サイフォス、あなたは黙って見ていなさい」
少女のまだ人目に晒したことのない秘部がアーギルシャイアの目前に現れた。

アーギルシャイアは残忍に笑って、少女のそこを長い爪を伸ばした指で弄び始めた。
敏感すぎる部分への刺激の苦痛に呻く少女。その顔は羞恥心と苦痛で震えている。
アーギルシャイアは指をずぶりと少女の膣口に突き刺した。
「ううっ……!」
刺すような痛みに少女は唇を噛む。アーギルシャイアは目を光らせながらもう一本、指を差し入れる。
そして中を掻き回すように指を動かし、そこをこじ開けようとする。
少女の泉は自己防衛のために徐々に濡れ始める。一筋二筋、蜜が伝い始める。
「……もっと苦しみなさい!」
アーギルシャイアの指が少女の中で激しく暴れる。根元まで突き刺さった二本の指。
長く伸ばした爪が少女の内壁を激しく傷つける。ぐちゃりと湿った音がした。三本目の指が刺し入れられる。
流れ落ちる蜜に赤い血が糸のように混じり始めた。
少女は唇を噛んで必死に痛みに耐えた。握りしめた両の拳が震えている。
739アーギル+サイフォス×女主 5:2005/10/15(土) 00:09:26 ID:9DkIcVUH
少女の蜜で粘液質に光る指をアーギルシャイアは少女の口を無理にこじ開け、中に差し込んだ。
少女は顔をしかめた。そして先程掻き回され、傷つけられた秘部から伝う痛みに耐えていた。
「しぶとい娘……」
アーギルシャイアは憎々しげに言い放った。そして腹立ち紛れに少女の残された着衣を引き裂いた。
「心を閉ざして私の邪魔をするのね……もっと恐れを、苦痛を感じなさい……私に力を与えなさい……」
彼女はまだ憎み足りないという風に少女の苦痛に耐える顔を見ていたが、不意に顔を上げた。
「サイフォス……命令するわ……この娘を犯しなさい!」
少女だけでなく、椅子に座って事の一部始終を見ていた仮面の男はその言葉を聞いてびくりとした。
「アーギルシャイア様、私は……」
「サイフォス、私の言うことが聞けないの?あなたは私のオモチャ……反抗は許さない。それとも私の言うことを聞かなければ……」
アーギルシャイアは少女が床に取り落とした竜破を手に取った。
「私がこの娘を嬲り殺すだけよ」
仮面の男の身体がびくりと動いた。女魔人は剣の先を動けない少女の顔に突きつけた。
「この可愛い顔を切り刻んでやろうかしら?それとも指先から一寸刻みに切り落とす?どちらでもいいわね……余計に苦痛を与えながら殺す方が面白いわ」

仮面の男は何も言い返せず黙っている。アーギルシャイアは憎々しげに仮面の男を見つめた。
「サイフォス……いえ、ロイかしら?何故そんなに反抗的なの?この娘の苦しみが私の傷を癒すと分かっている筈でしょう?」
そこで彼女は何か思いついたようにふっと笑った。そして持っていた剣を投げ出した。
「まぁいいわ……面白い趣向を考えついたわ」
そう言うなり、彼女は身に纏っている黒衣を脱ぎ捨て始めた。唖然としている少女の視界に、アーギルシャイアの裸身が飛び込んでくる。
抜けるような白い肌、上を向いた形の良い大きな乳房、濡れたような下腹部の茂みが暗闇の中で輝く。
同性の目から見ても、息を飲むほど妖艶で美しかった。
「な、何を……!?」
「いいものを見せてあげるわ、あなたに……」
楽しげな、嗜虐的な口調。見下すように少女に一瞥をくれると、仮面の男に言った。
「サイフォス……ここで、私を抱いて……見せてやるのよ、この娘に」
アーギルシャイアは少女が固定されているベッドの傍らの椅子に腰をかけた。
「この娘を嬲り殺すのはやめておくわ、だから、従いなさい」
「……分かりました」
仮面の男は観念したような押し殺した声で返事をした。
740アーギル+サイフォス×女主 6:2005/10/15(土) 00:11:08 ID:9DkIcVUH
少女は全身ががたがた震えるのを感じて、それを堪えた。
初めて見る、否、見せられるその光景。見たくない、と思っても目がそちらを向いてしまう。
裸のアーギルシャイアの身体を抱いている裸の仮面の男。お互いに艶めかしく身体をくねらせて。
女が身体に付けている香水の匂いと、男の体臭が混ざり合って漂う。獣の匂いにも似た、頭がくらくらするような匂い。
女は姿勢を屈め、男の隆起した自身を口に含んでいる。ぴちゃぴちゃと舐める音が聞こえる。
仮面の男の荒い呼吸が少女の耳に届く。少女は瞳を閉じた。
(兄さん……兄さんなんでしょう?やめて……!)
天空神ノトゥーンに仕える神官戦士だった兄。
少女にとって神はノトゥーンではなかった。少女にとっての神は兄だった。
兄は少女にとって神のような存在だった。それだけ憧れ、慕っていた存在だった。
神聖であった筈の兄。その兄であろう仮面の男が、自分のすぐ傍らで欲望のままに女と睦み合っている。
激しく身体がぶつかりあう音、そしてぐちゃぐちゃと湿った音を聞いた。思わず目を開く。
椅子に腰をかけている仮面の男の膝の上に、女は足を開いて跨っている。二人の結合部から卑猥な水音が聞こえてくる。
女は法悦に酔った表情で、愛おしげに男の首に腕を回す。その髪に、耳に口付ける。
男はしっかりと女の腰に手を回している。二人の腰が淫らに動く。
卑猥なその眺めが薄明かりの中で怪しい光を放っていようだ。
少女の胸に何とも言えない感情が渦巻いた。嫌悪、苦しみ、悲しみ、嫉妬――それがぐるぐると渦巻き、少女の胸に突き刺さる。
汗の匂い、二人の喘ぎ声、溜息。椅子の軋む音が少女を責め立てる。何かが少女の心の中で砕けた。
「いやだ……やめて……!」
少女は自分がそう言ったのを聞いた。

「フフ、もの欲しそうね?」
不意にアーギルシャイアは男の腕の中から、少女を指さして言った。
いつの間にか少女の脚の間から滑った蜜が溢れ出して、ベッドの表面に染みを作っている。
じりじりと自分の中心が熱くなっているのが少女自身にも分かった。
「サイフォスが……この男が欲しい?」
「ち、違う!誰が……!」
「そう……だったら黙って見ていることね」
アーギルシャイアは少女の存在などないもののように、再び行為に熱中し始めた。
仮面の男と女の唇が絡み合うたびに、ねちゃねちゃという様な粘っこい音がする。
耳を塞ぎたい。この場所から逃げたい。いや、それよりも――
兄を取り戻したい。自分の手の中に。今の少女はそれだけを一心に思っていた。
いつの間にか、自分の呼吸が傍らの二人のそれのように荒く、喘ぐようになっている事に気付いた。掌にじっとりと汗をかいている。
その先の考えに行き着こうとしている自分に気付き、少女は激しい葛藤に襲われた。
身体の中心が、熱い。狂いそうに熱い。
741アーギル+サイフォス×女主 7:2005/10/15(土) 00:11:40 ID:9DkIcVUH
「フフ……そろそろ素直になったどうなの?」
アーギルシャイアは楽しげに少女の苦悶する顔を見た。
「あなたの気持ちなどとっくに分かっているのよ……兄が恋しいのでしょう?」
少女は屈辱に顔を歪めた。唇を噛む。しかし、身体の疼きはどうすることも出来ない。
人の気持ちほど脆く不確かなものはないと少女は身をもって知った。
「答えなさい……あなたの兄……この男が欲しい?」
「……ぃ」
「聞こえないわ、もっと大きな声で言うの。欲しい?」
「……ほ、しい……」
少女は自分がそう言ってしまったことに気付いた。額から汗が伝う。
アーギルシャイアは声を上げて笑った。そして仮面の男の髪を梳きながら言った。
「フフ、とうとう素直に言ったわね。よく出来ました……サイフォス、もう一度命令よ。あの娘を犯しなさい、いえ……」
アーギルシャイアは男の膝から降りた。女魔人の脚の間は卑猥に濡れている。
「この娘が……あなたの妹があなたに犯されたがっているわ。犯してやりなさい」
仮面の男は仮面の下から少女の顔を見た。少女の背中に戦慄が走った。

ベッドに固定されている少女。衣服はほとんど切り取られ、腰の周りしか覆っていない。
酷く扇情的で屈辱的な光景。
アーギルシャイアは少女の脚の固定だけを解いた。
仮面の男が少女の脚を開かせる。脚の間はもうどうしようもないくらい蜜が溢れている。
自分のものとは思えぬいやらしい水音が聞こえる。羞恥心に耳まで熱くなる。
目を開いた少女の目に入った隆起した男の自身に思わず目を背けた。初めて見るものに恐怖を感じる。
「何を目を閉じているの?さあ、目を開けなさい……」
アーギルシャイアが少女の顔の傍に寄り添い、少女の顔をまっすぐ前に向けさせた。
仮面の男と目が合う。何も言わぬこの男の仮面の下の表情など読み取れる筈がない。
今目の前にいるのは自分の兄なのか、それとも別の人格を持った兄の肉体だけなのか。
仮面の男の顔が自分の顔に近づいた。その下の瞳の色には見覚えがあった。
ふわりと漂った仮面の男の匂い。間違いない、懐かしい兄の匂いだ。ずっとずっと追ってきた兄の匂いだ。
少女は自分が劣情に負けたのを感じた。ただ身体の疼きを止めて欲しい、一刻も早く。
必死に保っていた自尊心が呆気なく砕け、地に墮ちた。
「さあ、言いなさい、どうして欲しいの?」
「……く、ださい」
「はっきり言いなさい……兄にどうして貰いたいの?」
「抱いて……ください」
消え入りそうな声でそう言った。もう、何が起きてもどうでもいい気持ちになった。
仮面の男の顔が自分に近づく。仮面の下のその目の表情は読み取れない。
一瞬、仮面の男が逡巡したように見えた。
「サイフォス!」
女魔人は責めるようにたった一言、男の名を読んだ。
次の瞬間、少女は自分の秘裂に熱い楔が打ち込まれるのを感じた。
742アーギル+サイフォス×女主 8:2005/10/15(土) 00:12:11 ID:9DkIcVUH
悲鳴を抑える事などできなかった。
「いやあああ!!……いた、いたい……!」
全く未知の痛みが突き刺さる。身体を割られ、押し広げられる圧迫感。息ができない。
「フフフ、これよ、これが欲しかったのよ……あなたの心の中に広がる痛み、苦しみ、罪悪感……ああ、イイわ……力が湧いてくるわ」
アーギルシャイアは両手で少女の肩を押さえつけながら、もがく少女の顔に頬擦りをした。
「あなたの記憶……読めるわ……想い人がいるのに、実の兄に体を許した感想はどう?あなたって本当に淫らな娘ね……」
少女は喘いだ。脚の間を裂かれるようだ。目の前が激痛で暗くなる。ちかちかと視界に白い光が走る。
「痛い……にいさ、にいさん……やめ……!」
「サイフォス!手加減する必要はないわ。この娘はあなたに犯されたがっている、それだけよ」
仮面の男は少女の脚を肩の上に乗せた。少女の腰が持ち上がる。圧迫感に少女は喘いだ。
少女の頭の中を答えの出ない問い掛けがぐるぐる回る。
何故、兄は仮面を付けているのだろう?
何故、兄は仮面を取って自分に微笑んでくれないのだろう?
そして何故、自分は兄――この仮面の男に抱いて欲しいと言ったのだろう?
破瓜の痛みに意識が遠くなる。何か熱いものが身体の中に広がるのを感じる。
きつく締め付ける自身の内壁が激しく擦られる激痛。湿った卑猥な音が響く。
「いや……ああっ……にいさ……」
「自分から抱いてって言ったでしょう?兄に純潔を散らされる気持ちはどう?フフ……あなたの痛み、羞恥、すごく気持ちイイわ……」
いつの間にか少女の頬に伝った涙をアーギルシャイアは赤い舌で舐めた。そして少女の頬に口付け、囁いた。
「あなたのものではないわ、この男は私のもの……私だけの仮面の騎士よ。あなたの事など指の先ほども思っていないのよ」
「ああっ、にいさ……やめ……あぁ……」
「あなたの意識の中……イイわ、悲しい?悔しい?後ろめたい?そう、あなたは罪を犯しているのよ。恥知らずな事をしているのよ。
「そう……もっと感じなさい、苦しみを、痛みを、嫉妬を……私がすべて力に変えてあげるから……」
アーギルシャイアの煽り立てる言葉に頭の中が混乱し、砕け散りそうになる。
仮面の男が何度も腰を打ち付けてくる。その度に激痛が体内を走る。ぐちゅぐちゅと湿った音がする。
男が腰を打ち付ける度に、少女の豊かな乳房が激しく揺れる。
男は決して少女の上半身には触れない。まるで機械仕掛けのように腰を打ち付けてくるだけだ。機械的に少女を犯しているかのように。
それに気がついた時、少女は何故か悲しいと思った。
少女は過去に何度も、兄を一人の理想の異性として見ていた。兄に抱かれる夢想をしたことも一度や二度ではない。
しかし、夢見たはずの兄との契りはこんな無残なものではなかった。その筈だった。
身体の中を仮面の男に、心の領域を女魔人に征服される。心にひびが入る。まともな思考が片端から砕け散る。
破瓜の血と、流れ続ける蜜と、お互いの体液とが少女の中で泡立ち混ざり合い、溢れ出してシーツを染めた。
兄は今、何を思っているのだろう。
少女は視界が徐々に白く塗りつぶされてゆくのを見た。
意識の中も、身体の中も、白く白く真っ白に塗りつぶされてすべてが遠くなる。
(すまない……)
少女は薄れゆく意識のどこかで兄の声を聞いたような気がした。
743アーギル+サイフォス×女主 9:2005/10/15(土) 00:13:37 ID:9DkIcVUH
「ああ、力がみなぎってくる……ありがとう、無限のソウル。お陰で傷を癒すことができたわ」
女魔人は上気した顔で朗らかに少女に向かって言った。
少女は仰臥したまま動けない。何も話せない。ただ痛みを堪え、その頬を後から後から涙が伝っている。
「もうあなたは用済みよ。本当は始末したいところだけれど……残念ね、あなたの仲間がここに向かっているようね。
「このままじゃ形勢不利だから、お暇させてもらうわ。それに……」
アーギルシャイアは残忍に笑った。
「その無様な姿を仲間に見られるのも一興よね。あなたのその姿をセラが見たらどう思うかしら?
「自分の姉と親友があなたに辱めを加えたと知ったらセラはどうするかしら?フフ、イイわ……その反応を見たいところだけれど、残念だけど時間切れね」
女魔人の嬉々としたその言葉だけが室内に響く。少女は何も答えられない、表情も変えない、ただ天井を見つめている。
止めどなく両の瞳から涙を流しながら。
ただ、一言で良いから兄の声を聞きたいと思った。しかし仮面の男は何も語らなかった。
アーギルシャイアは少女の傍らに歩み寄った。
「無限のソウル……ロイの妹……これに懲りたらもう、私たちの後は追わないことね」
そう言うと、女魔人と仮面の男は瞬間移動でその場から跡形もなく消えた。

アンティノの研究室内で少女はベッドに固定されたまま、涙を流していた。
下腹部がずきずきと激しく痛む。脚の間にべとべとした不快な感触を感じる。
拘束具を付けられたままの手首が痛い。部屋の中は何とも言えない不快な匂いが充満している。
何も考えられない。思考が完全に停止し、半開きの虚ろな目でただ天井を眺めている。
切れ切れの意識の中で、何者かの足音が聞こえる――それは少しずつ近づいてくる。
研究室内を走り、この部屋に向かっている。

少女は白く霞んだ視界の中に、アーギルシャイアそっくりな男の強張った顔を見た。

−終−
744名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 01:29:03 ID:Goo292Hx
   ∩
  ( ⌒)  ∩__
  / ,ノ   i 、E)
  / /    / /"
 / /_、_  /ノ
`/ /,_ノ`)//
(    /
ヽ   |good job!!
 \   \
745名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 05:49:10 ID:PlPA1KOI
アーギルさんをはじめとした地図主組み大人気だお。
746名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 06:15:26 ID:05JcCrSP
職人さん降臨しまくりでうはうは状態w
皆GJ!
747名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 06:54:03 ID:jotXtse6
玉葱誕生話、なんか感動した。
GJ!
もしかしてカルラやオイフェと同じ人?
リクエストしたりしてもいいかな…。
748名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 07:51:50 ID:V/KnBeKj
>>734
GJ!続き読みたくなったよ
このスレ文章が上手い職人さんが多くて嬉しい。
749名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 08:55:05 ID:QZoPP4jT
やべぇ…アーギル様って最高にエロいな。
女主と絡むところはたまらん…加えて兄妹陵辱って…

     ___        ______
  __| |(,,゚∀゚)_    /      /  /
  |   ⊂) ̄ | ̄ |   / / ̄ ̄/ (,,゚∀゚)
   ̄ ̄| | ̄ ̄| ̄   /   ̄ ̄⊂)/  /    ∧∧
 | ̄ ̄   ̄| ̄ ̄|  \ / ̄ ̄/ /  /   | ̄ (,,゚∀゚) ̄| ̄|
   ̄ ̄(ノ| ̄ ̄| ̄     ̄ ̄(ノ /  /      ̄ ノっ っ ̄ ̄
     | |   |       / /  /     〜(  つ
      ̄ ̄ ̄         ̄ ̄ ̄       ∪"
750名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 09:16:08 ID:qONrxe6i
>>747
好みの職人にリクエストできるシステムがあればいいよな。
でも基本的に職人さんは名無しだかんなあ…。
個人的には712に魔道の塔の続編をベルゼーヴァ視点でお願いしたいが。
無論エロスで。
751名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 14:32:30 ID:13pU7clJ
>意識の中も、身体の中も、白く白く真っ白に塗りつぶされてすべてが遠くなる。
 この一文にメッチャ萌えた。GJ!
752名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 22:41:44 ID:XsJPyQZM
ウルグ×ノエル(陵辱)落とす・・・前に、今頃前回の訂正・・・
レス502 2/15  下から2行目  城内を脱げ回り→城内を逃げ回り
  508 7/15  2行目      貴方の意中方→貴方の意中の御方 
  511 10/15  下から8行目  国王様なんな姿→国王様があんな姿
・・・今回は無いと思う。

注意)強姦はもちろん、前回の続きな上ティアナ死亡にウルグが喋っていたりする。
   バットエンド風味
753ウルグ×ノエル 陵辱 1/13:2005/10/15(土) 22:43:49 ID:XsJPyQZM
 崩れかけた廃城。賢君、後に魔王と呼ばれることとなった、ひとりの王の墓標。
 かつて国の要であった筈の建物には魔物が徘徊し、堅牢かつ秀麗な建築技術を用いられた壁や床は、随所で崩れ落ちている。
 その隙間より差し込まれる陽光が、城内にわだかまる闇の陰影を深め、陰鬱で不気味な雰囲気を醸し出す。
 闇が威圧感を放つ最深部。床には四大精霊、周囲の柱や壁には大陸の神々をモチーフとした彫刻が、天井には緻密な絵とステンドグラスで色どられている。
 かつてここが、様々な行事を行っていただろう名残が残っていた。
 奥まった場所に、作らせた者の性格が表れているのか、威厳を示しつつも豪華に成り過ぎない作りの玉座が鎮座している。
 玉座に一人の青年が座ってる。眠っているかのように頭を垂れ、沈黙している。
 その青年の膝に両手と頭を乗せ、光を薄めたような金色の髪を持つ少女・・・ロストール国の王女が、穏やかな表情を浮かべ、瞳を閉じている。
 割れたステンドグラスから多様な色彩が落ち、深い闇色の中、二人を幻想的かつ神々しく浮かび上がらせている。
 最高級の絵画にも匹敵するその光景に、大剣・・・自分の身の丈ほどもあるものを持つ少女は足は汚すことを躊躇うかのように佇む。
 その気配に気がついたのか、光に照らされた王女のまぶたが上がり、赤い瞳をこちらに向けた。可憐な唇が、甘く滑らかな声を紡ぐ。
「お待ちしておりました。もう一人の無限のソウルを持つ者よ」
 その言葉に、大剣を持つ少女の手が微かに震えた。

「ウフフフ・・・良くぞいらっしゃいました無限の魂、小さな勇者ノエル様。このような場所なので、たいしたおもてなしは出来ませんが」
 不気味な大きな音がすぐ近くから響き、ノエルは飛び跳ねるように振り向いて戦闘態勢をとった。
 朽ち始めているが、ディンガル国の紋章が緻密に掘り込まれていた様相がかろうじて判る扉が、ぎしぎしと軋みを上げながら大きく開く。
 ノエルは飛び跳ねた心臓を落ち着かせるよう大きく深呼吸すると、覚悟を決めて部屋の中に踏み込む。
 敵と対峙する間合い・・・武器が届く位置まで歩を進めた。床の掘り込みに足を取られないよう、慎重に足元を見定める。
 その間に王女はゆっくりと、名残惜しげに立ち上がる。と、可愛らしい仕草で首を傾げた。
「あら・・・今日はお一人ですか?」
 その問いには答えず、長く使い込み、体の一部と思えるまで扱えるようになった天動地鳴を正眼に構える。
「シャリから話を聞きました・・・破壊神復活なんて馬鹿なことは辞めてください、ティアナ様。そして、その人を解放してください」
 ノエルは苦々しい思いと共に、喉から声を搾り出す。
 名を呼ばれた王女は、くすくすと可笑しそうに笑った。友人と談笑しているかように。
 だが、本能は危険だと告げている。こうして向かい合っているだけで、全身から汗が滲みだしている。
 心の奥底で恐怖している自分に気づき、慌てて首を振り、恐怖を追い出そうとする。
 ・・・竜王様より授かった使命を果たす為、いつもの四人でエンシャントに潜入していた途中、変わった格好の少年と出会った。
 シャリと名乗った少年は、行方不明の青年の居場所と王女の目的を話し、背を向けて去ろうとした。
 その言葉に動揺していたのか、ノエルはつい、その肩をつかんでしまった。
 仲間の静止が僅かに聞こえ、視界が暗転したかと思うと、それまでいたところとは全く違う場所・・・かつての謁見の間の前に、一人で立っていた。
 ・・・ナーシェスと竜王様が、シャリは危険だと教えてくれていたのに・・・
 胸中を後悔が走る。同時にレイヴンとカフィンの心配そうな顔も。
 ごめんなさい。ここにはいない二人に、声を出さずに謝る。
754& ◆XHjsr6jM3c :2005/10/15(土) 22:47:24 ID:XsJPyQZM
・・・文章長すぎが出たので○/13は消しますわ・・・トホホ
755ウルグ×ノエル 陵辱:2005/10/15(土) 22:48:34 ID:XsJPyQZM
 ティアナは形の良い唇を三日月型にする。その笑顔は、光の王女と呼ばれていたころと変わらないように見える。
 目の前の王女とは、一度だけ会ったことがあった。
 その時、この少女は一人だけで夜のスラムの酒場前に佇んでいた。貴族の格好をした、しかも女性が治安の悪いスラムにいたのだ。
 普段無いことなので警戒するレイヴンを尻目に、相手が女性だからだろうか、同意のカフィンと声をかけた。と、濡れた相貌がこちらを見上げた。
 少女は泣いていたのだ。
 理由を問うと、きめ細かく、白磁のような頬から涙を擦り上げて笑顔を作った。
 ・・・失恋をしてしまっただけですから・・・もう、大丈夫です・・・
 そうこちらを気遣いながら微笑んでいた。酒場から流れてきた、明るい音楽と歌とは正反対な笑み。
 名前を知ったのは、送り届けようと道すがら自己紹介していた時だった。
 広場に出たあたりで、失恋したなら男を引っ掛けると紛れる。遊びに行こう。と言い出したカフィンに、レイヴンが容赦ないツッコミ。
 夜だと言うのに大喧嘩を始めた。そんな二人を見てティアナが大笑いを始めた。何かが吹っ切れたように。
 ・・・その時は、この人はもう大丈夫だ。痛手を乗り越えられると思った・・・
 胸中を悟られないように、表情を押し殺したまま沈黙する。謁見の間に、変わってしまった王女の笑い声が響く。
 ・・・竜王様に、闇に落ちた者はその理由に固執し、発狂する。それまでの記憶は強い感情に押しやられ霞んでしまう。
 そして、二度と光の世界の元には戻れない・・・そう言われた。でも・・・
「・・・ティアナ様・・・きっとまだ間に合います。どうか一緒に来てください。竜王様なら何か方法をしっているかも」
 感情は僅かな望み捨てきれていなかった。
 ノエルの懇願に、ティアナは笑顔のまま目を細めた。
「過去に囚われ、変化を拒絶する竜王がそんなことをするとは思えませんが?」
 笑顔のまま、しかし声に力が篭る。
「ウフフフフ、戻れないと判っているにもかかわらず、そのようなことを言われるのですか
 ・・・そのような台詞でわたしがのこのこ無防備で寄ってゆくと思いまして? 手にある剣でわたしの命を奪う為の戯言に。
 ああ・・・勇者様は哀れな狗と成り下がってしまわれた・・・竜王は調教がとてもお上手だこと・・・ウフフフフ・・・」
 自分が泣きそうな顔になっているのが判った。表情を慌てて引き締める。そんな姿にティアナは意地の悪い微笑を送ってきた。
「教祖様にソウルイーターの情報を流したのは、竜王だと言うのに」
「・・・?!」
 思考が一瞬、停止した。
 ティアナは大剣に、このような物を持ったことが無いであろう指を当てる。そのままゆっくり、感触を確かめるようになぞった。
756& ◆GqpB1kFayY :2005/10/15(土) 22:49:31 ID:XsJPyQZM
「あら、お聞してないのですか? 貴女とご一緒の御方。
 ・・・竜王の意思の代弁者たる妖精が、救世主様にシルヴァ村と祭られている大剣、封じられている魔物のことをお話されたのですよ」
 こちらを挑発するのが目的なのだ、と自分に言い聞かせる。が、それを無視して聞き入っている自分がいた。
 ノエルは抱え込んでしまった矛盾で、身動きが出来なくなってしまった。
 ティアナはそれが判るのか満面の笑みを浮かべる。
「貴女がソウルイーターを倒された場所・・・確か・・・竜王の住まう島、その断崖・・・ではなかったでしょうか?」
「・・・!」
 心音が聞こえる。耳障りな音が鼓膜に打ち付けられる。そしてそれは確実に速度を上げている。
「そのような場所で、なぜ竜王は戦いが終わるまで静観されていたのでしょう・・・? 不思議ですね?」
 その言葉は・・・あの日、二人を蘇らせる代償として仕えることとなった日より、密かに抱えてきた疑問だった。
「シルヴァ村の熱心な信者である貴女と竜王の忠実なる僕、黄金の賢者ナーシェス。そんな人達がいらっしゃった筈なのに、何故なのでしょう?」
 ティアナの言葉は秘密の問いを正確になぞってゆく。目を背けていた、考えないように逃げていた、その問いを。
 口の中はからからに乾き、唇がひび割れる。肺が酸素を求め活発に動き、呼吸が荒くなる。なのに、頭の奥は重い。
 剣を持つ手が震える。そのたびに、ティアナの指がぶれる。
「無限のソウルは竜王にとっても魅力的のようですね・・・ウフフフ」
「・・・言わないで・・・」
 知らず、声が漏れた。聞きたくない・・・その先を。
 耳を塞ぎたくなる衝動。しかし、体は硬直したように動かない。
 こちらの懇願を無視して、闇の王女は言葉を紡ぐ。こちらの意思を砕くように。
「シルヴァ村惨事と二人の死・・・全ては無限のソウルを手駒にする為に竜王が仕組んだこと・・・!」
「・・・ああぁっ!!」
 全身から力が抜ける。大剣が、膝が床に落ちる。硬い金属音が周囲に響いた。
757ウルグ×ノエル 陵辱:2005/10/15(土) 22:52:22 ID:XsJPyQZM
 ずっと一人抱え込んでいた疑問。
 竜王と賢者が自分を良く思っていないことは、言葉を交わしていれば判る。レイヴンとカフィンがそれで文句を言っていたりもした。
 何故なのだろう。と、幾度も思った。竜王の御所での、レイヴンとカフィンの死。
 考えないようにしていたのは、自分を気遣ってくれる優しい二人に余計な心配をかけない為だった。 
 だが、ティアナによって疑問のパズルは最後の欠片を与えられ、完成することによって確信へと変わった。
 ・・・自分の存在が、二人を死に追いやってしまったということを・・・
「あらあら、可哀想に・・・」
 台詞とは裏腹に、ティアナの声は明るい。
 気配がすぐ横でした。うな垂れた視界の端に、ティアナのドレスの裾が入る。それはさらさらと優しい衣擦れの音を立てた。
 今動いたら確実に死ぬ。全身が緊張し汗が噴出す。流れ落ちた汗が重力に従い滑り落ち、鼻や顎の先から滴り落ちる。
「貴女方の目的・・・それも判っていますのよ。竜王は本当に酷なことをさせますのね・・・」
 その台詞に、ノエルの体がびくり、と震えた。
「ノエル様・・・貴女あれ程までに彼のことを慕っていたのに、殺せ・・・といわれたのでしょう?」
 途中、王女の言葉に微妙な力が入った。その理由は・・・理性では判っているが、感情は理解を拒絶した。
「ウフフフ・・・シャリが見せてくれましたの。貴女と彼の繋がりを」
 くすくすくす。と、笑う音に違和感を感じる。ゆっくり頭を持ち上げ、ティアナを見上げる。
「でも、彼はわたしが先に手に入れましたの。誰にも渡さない・・・わたしの物だから」
 その表情に、ノエルの背筋を恐怖が走り抜ける。
 先程から感じていた違和感の正体・・・それは嫉妬・・・
 理性が感情に打ち勝つ。しかしそれは、ノエルを打ちのめしただけに過ぎない。 
 ・・・玉座で眠る青年と絆を結んだ、全ての者に対する嫉妬・・・
 そう思考が言葉を刻んだ直後。ステンドグラスをすり抜け、青白い光が降りてきた。
758& ◆GqpB1kFayY :2005/10/15(土) 22:53:36 ID:XsJPyQZM
 光は数を増しながら、玉座の上に集まる。闇が光に淘汰され、柱や瓦礫の物陰に身を潜めた。
「ゆっくりしすぎてしまいました・・・始まってしまいましたわ」
「これは一体・・・?」
 疑問が口をついて出る。どこかで見たことがある・・・とても嫌な記憶。焦燥感が募ってゆく。
「始まる前に、貴女のを先にいただきたかったのですが・・・ノエル様、折角ですから目撃者になっていただきましょう」
 ティアナが手を振ると、青年を囲むように灰色の球体が現れた。それらは呼応しているかのように点滅を始める。
 その間に光は集まり続ける。あぶれた一部の光が周囲を彷徨い、闇の居場所をさらに小さくする。
 ノエルはのろのろと記憶を手繰る・・・そうだ、あれはシルヴァ村で、村の皆がソウルに替えられた時の光と一緒・・・
「見たことありますでしょう? 愚かな救世主様が自ら神になる為に、信者・・・生贄を呼んだのです。・・・最も、神にはなれないでしょうが」
 思考を読んだのか、と思えるタイミングでティアナが語りかけてきた。そしてそのまま言葉を続ける。
「何故なら、エルファス様共々ここで破壊神復活の糧となるのですから・・・ウフフフ・・・」
 押し殺していた笑いが、突然大きくなった。
「さぁ、破壊神、永劫の殺戮者よ! この人の魂を引き裂いて降臨するのです! そうすればこの人は永遠にわたしの物・・・アハハハハハハッ!!」
 壊れたかのように声を張り上げる。王女の美しい顔には狂気だけが張り付いていた。
 頭上の光が青年へと降下し、包み込む。数多のソウルが急速に光を失い、闇が部屋を手中に収めた。闇の神器が床に当たって転がった。
 自ら闇に下り、破壊を至上の喜びとする神・・・・ウルグが復活する。
 古より生き、神の揺り篭をを守る者が危惧ていたことが起きてしまったのだ。と、ぼんやりと心のどこかで理解した。
759ウルグ×ノエル 陵辱:2005/10/15(土) 22:54:46 ID:XsJPyQZM
「・・・なぜ・・・?」
 ティアナの口から、そう言葉が漏れた。
 視界は闇に制圧され、ノエルには王女の動揺した声だけが響く。
 衣擦れの音がし、気配が移動した。
「・・・何故目覚めない・・・? まさか、失敗したと言うのですか・・・?」
 ぼんやりと王女の後ろ姿が見えた。王座の前で腰を落としているのが見える。目が暗闇に慣れてきたのだ。
「目覚めなさい、そして破壊するのです・・・この人がわたしの物である為に・・・この世界すべてを!!」
 竜王の言葉通り、王女は狂気に取り付かれていた。
 元には戻せないことは判った・・・止めなければいけない。その為には・・・
 思考が決定権を行使する前に体が自然に動いた。落ちている愛剣を拾うと、ノエルはティアナにぶつかっていった。
 手に伝わる、大剣が何かに食い込む感触。何度経験しても、慣れない感覚。
「・・・あ・・・」
 ティアナが身じろぎする。ゆっくりと振り返り、ノエルを・・・己の体につき刺さった大剣を凝視する。巨大な刀身は、半ばまで貫通していた。
 ノエルはそのまま、全体重を剣に乗せて押し込もうとする。その先に、眠る青年がいる筈だ。
 このまま・・・姿が見えないままならば・・・!
 衝撃が脇腹を襲った。ティアナが体を弾き飛ばしたと理解した時には、床を何度も転がり、瓦礫と埃を巻き上げながら柱にぶつかって止まっていた。
 痛みと回転で目が回り、舞い上がった埃にむせる。
 煙が収まった時、王座の前で膝をつく闇の王女の姿があった。背に天動地鳴が刺さったまま・・・
「ウフフ・・・フフ、油断をしてしまいましたわ・・・」
 可憐な唇から、大量の血を吐き出す。血の色は普通の人間と変わらない。
「・・・わたしは・・・あぁ・・・もう終わりのようですね・・・」
 ティアナは荒い呼吸の中、一人独白する。
「悔しい・・・貴方を完全に壊せたか判らぬまま・・・」
 よろよろと立ち上がり、血を垂らしながら青年へと向きなおる。鮮血で染まった両手を、青年の頬にあてがった。
「・・・わたしは・・・死ぬのです・・・ね・・・」
 ずるりと見えない力で引きずられるように、大剣が少女の体から抜ける。大量の血が噴き出し、二人と王座を染め上げていく。
「・・・わ・・・たし・・ソウル・・・捧げ・・・」
 ティアナは紅く濡れた唇を青年の唇と合わせた。それを合図としたかのように少女が霞み、無数の光へと変じる。
 僅かな間それは空間を漂うが、ひとつ、またひとつと、落ちた雪が解けるように、青年の中へと消えていった。
 ・・・それが、狂気の闇に落ちた女性の最後だった。
760& ◆GqpB1kFayY :2005/10/15(土) 22:55:52 ID:XsJPyQZM
 ノエルは痛む脇腹を抱えながら、ゆっくりと身を起こした。
 左手で鎧をなぞる。と、僅かに変形していた。
 攻撃が生身の部分だったら・・・と考え、慌てて首を振ってそれを頭の隅に追いやる。今はそれどころではない。
 重い足取りで王座まで歩いていく。血塗られた愛剣を拾い、王座を見る。剣と同じように血に塗られた青年が目を閉じて鎮座している。
 が、先程までとは違う。何か・・・強力な気配を感じる。
 装飾は無いが上質な布で作られた服から、血がぽたぽたと下に落ちて王座と床の染みを広げてゆく。その音が、何かを急かすように聞こえた。
 ・・・殺すなら・・・今の内・・・
 天動地鳴を首筋にあてがう。一押しすれば金属の刃が動脈を、喉を切り裂く。頚椎を折り、首を落とすことが出来る。
 眠っている間ならば・・・青年に苦痛を与える事なく殺せるだろう。
 ノエルのどくんどくんと心臓が脈打ち、鼓膜を打つ。肺から酸素が足りなくなり、呼吸が荒くなる。
 緊張で手が震え、巨大な刃に添えた手・・・手甲が、ぶつかり合ってかちかちと鳴り響いた。
 心を落ち着かせる為に深く深呼吸をする。そして、自分の大切な者の事を考えた。
 青年は・・・助けられて以来、ずっと憧れていた。弱い人を守ろうとする、頑張ろうとする、その姿に惹かれた。
 しかし今は・・・自分には、守りたい人々がいる。
 村で帰りを待ってくれている両親。いつも明るく楽しい村の人々。
 共に歩んでいきたい仲間がいる。
 格好は見ているこっちが恥ずかしいくらい大胆で、無類の男好き。だけど面倒見が良く、何でも相談できる姉のようなカフィン。
 カフィンとしょっちゅう喧嘩しているが、普段は物静で、でもいつも第一に自分のことを考えてくれている。頼りになる兄のようなレイヴン。
 皆と一緒にいる為には、破壊神は復活してはいけない。
 ゆっくりと緊張が解け、呼吸が落ち着いてきた。震えが収まる。
 ノエルは覚悟を決めた。
 目を瞑った。これから伝わるであろう感触に、心が抵抗する為に。
 両腕に、渾身の力を込めて押し込んだ。
761ウルグ×ノエル 陵辱:2005/10/15(土) 22:56:55 ID:XsJPyQZM
 ・・・剣が・・・動かない。
 ぎょっとして目を開ける。すると青年の腕が持ち上がっていた。視線でそれを追ってゆく・・・と、天動地鳴の刃を掴んでいた。
 恐る恐る視線を上げてゆく・・・青年の双眸が開かれていた。紅く変化した瞳がノエルを貫く。
 蛇に睨まれた蛙のごとく全身が硬直し、動けなくなった。
 そんなノエルを青年は無表情に見上げていたが、周囲を見回すように首を左右に振る。
 視線が外れた為か、硬直が解けた。剣を引くと青年の手からあっさりと抜ける。そのまま後に下がって、我知らず間合いを取った。
「はぁっ、はぁっ・・・そんな・・・」
 再び跳ね上がった呼吸の中、青年はゆっくりと玉座から立ち上がる。乾きはじめた血が、幻であったかのように消えてゆく。
 ・・・破壊神ウルグが復活した・・・
 竜王・・・否、ノエルが最も恐れた事態に陥ってしまったのだ。
 ノエルは唇を噛み締めた。胸中に後悔が残る。もっと早くに決断をしていれば・・・
 しかし、同時にどこかほっとしている自分に気がついた。首を振ってその考えを追い出す。
「・・・無限のソウル・・・か」
 青年のものとはまるで違う、低音量だが通る声。
「・・・こちらの世界にしては、寂しい場所だな」
「・・・?」
 ノエルはその言葉の意味を図りかね、沈黙する。
 青年・・・破壊神はその顔に暗い笑みを浮かべた。
「先程まで、我が居た場所に比べれば上等だとしか言えぬがな」
 ここよりも酷い世界に居たと言うのだろう。闇に落ちた者が住む、光の当たらない世界・・・一体どんな世界なのか想像がつかない。
 青年から発せられる圧迫感に、知らず大剣を持つ手に力が入る。それを見、破壊神は楽しそうだが凄みのある表情を浮かべた。
「この体・・・慣れておらぬ故、少し相手をしてやろう。慣らすには動くのが一番良い」
 ゆっくり右腕を持ち上げる。その手の中に、青年が愛用していた長剣が納まった。
762& ◆GqpB1kFayY :2005/10/15(土) 22:58:05 ID:XsJPyQZM
 先に仕掛けたのはノエルからだった。
 大きく前に踏み出す。構えすら終わっていない破壊神に、体を捻り、剣の重さと回転力を利用した重い斬激を放つ。
 破壊神は手首を返し、片手でそれを受け止めた。部屋に大剣と長剣がぶつかり合う金属音が響きわたる。
 力では敵なわない。
 ノエルはその一太刀で判断すると、刃と刃がかち合った点を軸にして前に跳び出す。踏み込んだ勢いと体重を乗せ、柄頭を腹に叩き込む。
 破壊神は倒れこそしなかったが、鎧を着ていないこともあり、堪らず体をくの字に折り曲げた。
 力の反発を利用しながらその横に移動すると、体の回転とは反対方向の足に力を入れて踏ん張る。体を逆回転させて再び斬激を放つ。
 破壊神は軽業師のように大きく跳ぶと、王座の背もたれの上に着地した。空を切った刃が、勢い余って王座を斬りつけた。
 ・・・ここでは王座が邪魔で、思うように動けない。
 ノエルはそう判断し、大きく後ろに飛びのいた。
 その動作に、破壊神が合わせて斬り込んで来た。跳躍してこちらの目前に着地。立ち上がる動作を利用して下から上へ、流れる動作で振り上げてくる。
 ノエルは着地したばかりで体勢が整っていなかったこともあり、斬激の反対方向に倒れるように体を傾けて難を逃れる。
 右手を床につき、腕で衝撃を吸収させながら軸にして体を半回転。相手との距離を稼ぐ為に後ろに大きく跳ぶ。 
 跳んだ先で大剣を構え直す。と、破壊神は面白そうに笑っていた。
「中々良い動きをする・・・並の人間ならば、逃げることも出来ず斬られていただろうに」
 その賛辞に答えず、ノエルは荒い息の中相手の隙をうかがう。どのように戦うか、めまぐるしく思考が回転していた。
 息を整えつつ、状況を整理する。相手は長剣。力技は体格的にも、こちらが圧倒的に不利だ。
 相手の攻撃を真面目に剣で受けるわけにはいかない。
 速さ。先程の攻撃で、相手が避けた瞬間を思い出す。王座が邪魔していたので、体の流れを強制的に変えた時間があった。
 もしそのまま流れに乗って斬りつけることが出来ていたら当たったかもしれない。
 技。重い武器・・・天動地鳴が大剣であることは、現状では不利。しかし自分と相性の悪い相手でも戦えるよう、闘技場で身につけた技がある。
 先程の柄の攻撃もそのひとつ。頻繁には使えないが、斬激の流れに織り込ませれば使えるかも知れない。
 あとは・・・相手が体に慣れていない、つまり、動きが悪いと言う内に・・・
「掛かって来ないのか? では、今度はこちらからゆくぞ」
 破壊神の膝が深く沈む。移動しながら速さのある攻撃を仕掛けてくると判断。両脇を引き締め、柄をしっかりと握る。
 相手は身を低く沈め、獣のごとく踏み込んでくる・・・速い!
 長剣の位置と体勢から、瞬時に軌道を予測する。右方向からの振り。
 自分は左前に向かって回避しつつ、相手の行動を制限する為に脚を攻撃。
 と、相手が進んでいた方向とは逆に跳ぶ。目前に、紅い光が立ち塞がった。
 移動先に回り込まれた。そう理解した時、ノエルの動作が一瞬遅滞する。
 破壊神は跳び終えた先で長剣ごと一回転する。その攻撃に、体を捻りながら回避を試みようとするが・・・僅かに遅い。
 金属の悲鳴と共に、鎧の破片が飛び散った。
763ウルグ×ノエル 陵辱:2005/10/15(土) 22:58:59 ID:XsJPyQZM
「くぅ・・・!」
 背中から落ちつつも、相手の足首を狙って蹴りを放つ。威力は弱いが相手の次の行動を遅らせることには成功した。
 大剣を抱えるようにして転がり、距離を取った所で体中の筋力を使って跳ね起きる。
 左腕と打った背中が痛むのを堪えながら、天動地鳴を構えなおす。
 相手が追い討ちをかけてこないのを確認し、攻撃による被害状況を確認する。
 左上腕部から肩にかけての鎧が斬り取られていた。が、腕そのものは無事だ。もう少し捻りが甘かったら、腕を持っていかれたに違いない。
「鎧をかすっただけか・・・腕一本位は落とせると思ったのだがな・・・」
 言葉に反し、破壊神の表情は嬉しそうだった。
 猫が獲物を殺さずに遊ぶように、破壊神は遊んでいるだけなのかも知れない。先程の言葉の通りに。
 ノエルは悔しさと共に、これは好機だと思った。相手が油断している。自分が負ける筈が無いと思っている。
 心を落ち着けて精神を集中する。その間も破壊神は見ているだけであった。
 すぐには殺さないで、じわじわと弄るつもりなんだ・・・背筋に嫌な感触が滑り落ちる。
 魔法が発動した。風が全身を取り巻き、全身が羽のように軽くなる。
 ・・・レイヴンとカフィン、心配しているだろうなぁ・・・
 ほんの一瞬、二人を想った。その暖かい気持ちを胸の奥に押し込める。
 長引かせてはいけない。一気に勝負をつけないと!
「いきます!」
 掛け声と共に、破壊神めがけて脚を踏み出す。不思議と恐怖は無かった。
 最初の上段からの斬りは、移動してから放った為か軽い足捌きでわされた。
 ノエルは相手が移動した方に向かって、脚をさらに踏み込こませる。その足を軸にし、天動地鳴を下から振り上げる。
 再度かわされる。が、こちらは三度、懐に潜り込む。そのまま体を回転させながら少し身を屈める。脚を狙って攻撃。
 破壊神は長剣を地面に垂直にし、それを受ける。僅かに剣が傾ぐ。ノエルの勢いが破壊神の力より上回ったのだ。
 回転が止まる。と、腕の力を抜き、屈めておいた脚のばねを使って右肩からの体当たりを当てた。
 この攻撃は予想外だったのか、相手は大きくバランスを崩す。
 反発を利用して自身のバランスを取ると、破壊神の膝を狙って踏むように足を繰り出す。
 ぐしゃりっ、と湿った音を立てて左膝があらぬ方向に曲がった。破壊神の顔色が変わった。
 破壊神の体が大きく傾ぎ、崩れ落ちる。その転倒に巻き込まれないよう、大きく後ろに跳んだ。
 倒れなかったものの、破壊神は左脚と左手を床についた。表情が苦痛で歪んでいる。
 相手が剣を持っていない左側から、振り下ろすように渾身の力を込めて斬激を繰り出す。
 勝てる。と、確信を持って。
 ・・・その確信は外れた。
 破壊神はついた手で逆立ちをすると、左腕のばねだけで跳躍したのだ。
 天動地鳴が大きな音と共に床を抉り、食い込んで止まる。その上に破壊神が片足で降り立った。続くように風を斬る気配。
 避けようにも、一撃に力を込めすぎた。
 長剣が、ノエルを切り裂いた。
764& ◆GqpB1kFayY :2005/10/15(土) 23:00:52 ID:XsJPyQZM
揺れた視界に、崩れかけている天井が入る。
そのまま受身を取ることも出来ずに床に叩きつけられた。纏っていた風の精霊の力が霧散していった。
「残念であったな。無限のソウルを持つ人間よ」
「・・・!」
 片足で悠然と立つ破壊神に覗き込まれ、再び紅い瞳に拘束される。
「膝を砕くとは、中々良い案であった。が、それで安心してしまったのは甘かったとしか言えん」
 相変わらず楽しげな声が降ってくる。くつくつと哂う音もする。
 ノエルは身を跳ね起こす。
「痛いっ・・・!」
 否。起こそうとして激痛に阻まれる。見ると、左肩から胸にかけて大きく切り裂かれ、生暖かいものが流れ出していた。
 肺や骨は無事のようだが・・・出血が酷い。流れ出る血と共に、体中の力も抜けてゆく。
「人間というものは、実に脆い。肉体も、精神もな」
 そう言うと、破壊神は剣先をノエルの喉にそっと当てる。金属特有のひやりとした感覚が、全身を硬直させた。
「もう一押し。我が力を込めれば・・・汝の首は落ち、死を迎えるであろう」
 首の皮膚が一枚切れる。
 死への恐怖と相手の圧迫感が、ノエルの魂を砕こうとする。だが・・・
「・・・良い目をしている・・・」
 ノエルは破壊神を睨んでいた。
 ・・・まだレイヴンとカフィンと一緒に居たい・・・二人に会いたい!!
 その想いが恐怖すら上回り、ノエルの中で荒れ狂っていた。
 歯を食いしばり、涙を溜めながらも視線を逸らさない。
 行動を封じられてしまったノエルが出来る、唯一の抵抗・・・それを見ていた破壊神から、すうっと嘲る笑みが消えた。
「どこまで精神が持つか・・・試してみるのも一興」
 両足で床を踏みしめると、破壊神は優しげに微笑んだ。
 ゆっくりと切っ先が肌に食い込む。裂かれた皮膚から、少しずつ血が流れはじめる。
「・・・ひっ・・・!」
 ノエルは上げそうになる悲鳴を、必死で押さえ込んだ。
 殺される・・・怖い・・・!
 迫り来る刃に・・・痛みに、理性が悲鳴を上げる。
目から涙が溢れ、視界が歪む。それでも紅い瞳から視線を逸らさない・・・
765ウルグ×ノエル 陵辱:2005/10/15(土) 23:02:45 ID:XsJPyQZM
 破壊神が視線を逸らし、剣を引いた。
 死への恐怖から開放され、精神と肉体両方に疲労が襲い掛かってきた。が、それに鞭打って這いずるように破壊神から離れた。
 肩からの傷が激しく痛む。腰につけているポーチから元気の秘薬を取り出し、一気に飲み干す。出血が止まり、やんわりとだが確実に痛みが引いていった。
「・・・まだ残っていたか・・・」
 独白が聞こえた。見ると、破壊神が額に手を当て、苦痛を堪えるような顔をしていた。隙だらけだった。
 慌てて武器を探す。天動地鳴は破壊神の足元・・・
 ポーチのベルトに縫いこんである細い短剣を引き抜く。闘技場で修行していた頃、ノエルの武器が大剣だけであることを危惧した青年が贈ってくれた物だ。
 見た目は細く頼りないが、その刃は鋭く鋼をも貫いた。事実、これで幾度も窮地を切り抜けることが出来た。
 何故剣を引いたか判らない・・・でも、今の内に・・・
 短剣の柄に両手を沿え、ノエルは身を構える。と、額を押さえたまま破壊神がこちらを見やり・・・
「この人間が気になるか?」
 片手で両手首を掴んだ破壊神の吐息が、顔にかかった。
「・・・えっ!?」
 身を引く暇も無く、そのまま両手ごと体を持ち上げられる。破壊神の残った手が、壊れた鎧の隙間にかかる。
「やめろ・・・か・・・ククク」
 一気に手が引かれ、鎧が無理やり引き剥がされた。鎧が床に落ちる音が聞こえない内に、宙に放り投げられた。
「あぐぅっ!」
 背中から激しく柱に叩きつけられ、破片と共に床に転がる。胸甲部分の鎧を失ったこともあり、激突のダメージが直接体を蝕んだ。
 激しく咳き込みながら身を起こす。と、気配がすぐ前にあった。
 衝撃。喉を掴まれ、床に押し付けられた。
「げほっごほっ・・・ぅっ」
 息苦しさと痛み。この両方に攻め立てられ、ノエルは一瞬目を閉じた。開けるとこれで何度目だろうか、紅い瞳と目が合う。
 今度は瞳孔が細部まで確認できるまでに近い。が・・・先程までの、合わせただけで萎縮させられる圧力が無かった。
 追い詰めている筈の破壊神の表情が苦いものになっていた。が・・・
 引き締められていた唇が酷薄な笑みを刻んだ。
766& ◆GqpB1kFayY :2005/10/15(土) 23:05:13 ID:XsJPyQZM
 首から圧迫感が無くなり、息苦しさから開放される。と、相手の瞳がさらに大きくなり、唇に何かが当たる感触。
「・・・!?」
 思考が真っ白になった。唇から何かが進入して口内を動き回る。
 思わず口を閉じようとして何かを噛み締め、口の中に血の味が広がった。が、それでもそれは動きを緩めない。
 相手を突き飛ばそうと手を伸ばすが、手首を掴まれて封じられた。
 口の中に血と唾液がたまり・・・飲み込んでしまった。
「んぐっ!」
 吐き出そうと口を開けた拍子に破壊神も離れる。首を横にし、口の中のを吐き出す。泡が頬を伝い落ちる感触が気持ち悪い。
 破壊神の両手が首元の鎖帷子を掴んだ。と、左右に引き裂かれた。その下にある、鎧から肌を守る服も一緒に。
 そこで、止まっていた思考が動き出した。否定したい・・・が出来ないその行動。
 ・・・私を・・・犯す気だ!!
「い・・・嫌っ!!」
 がむしゃらに手を、足をばたつかせる。が、体格差を生かされて容易く封じ込まれてしまった。
 破壊神が胸の膨らみに沿って血に濡れた舌を這わす。・・・憧れていた青年の顔で。
 力では敵わない・・・とは判っていても、なんとか振りほどこうと暴れる。・・・やはりびくともしない。
 悔しさと無力感で目に涙が溜まってきた。相手はそんなノエルを嘲笑うかのように、その肌を陵辱してゆく。
 少女らしい、キメ細やかな肌に幾つもの唾液と血の筋が付いてゆき、乾ききっていない血が舐め取られていった。
 やがて、膨らみの頂点にある敏感な突起に舌が触れた。
 くすぐったい感触と共に、今まで感じたことのない奇妙な感覚が混ざる。
 その感覚を感情は認めたくなかった。悲鳴が口をついて出る。
「ヤダ・・・止めてっ!!」
 破壊神は丹念に突起・・・乳首を舌で弄び、吸い付く。だんだんと感覚が明確になってくる。
「ぁっ・・・あぅっ・・・!?」
 漏れ出た自分の喘ぎに、涙がこぼれ落ちて頬を濡らした。体はノエルの意志に反して感覚に反応していたのだ。
 その事実に愕然とし、抵抗していた力が緩む。
 体にかかっていた圧力が消えた。破壊神の手が両手から離れ、肩を掴んだ。鈍い痛みと共に視界が回転した。
 視界に、自分が叩きつけられたばかりの柱が飛び込んできた。
 体を反転させられた。とノエルが思う間も無く四つん這いにされ、背後から抱きすくめられる。
 首筋を舌が這い回り、小さな膨らみが鷲摑みにされ、布の上から最も敏感な場所を撫ぜられる。動こうにも、完全に押さえ込まれてしまっていた。
 ぞくぞくとした感覚が背筋を伝って脳髄に運ばれてきた。漏れ出そうになる声を止めるだけで、激しく体力と精神力を消耗していった。
767ウルグ×ノエル 陵辱:2005/10/15(土) 23:06:49 ID:XsJPyQZM
「あぅん・・・くぅ・・・」
 心臓が破裂するかと思うほど、どくどくと脈打っているのが聞こえる。
 残っていた鎧も既に無い・・・手が、舌が体を這い回り、弄ばれている・・・それがすでに快楽と化していた。
 既に喘ぎを堪える力も尽きてしまっていた。
 胸を弄んでいた指がつぅと肌を離れ、するりとズボンの裾を潜り抜け、茂みの中に滑り込んできた。指先が肉芽を捉える。
 その感触にノエルの体がびくりと反応し、仰け反った。
「ゃぁ・・・!? ・・・あぅっ・・・はぁっ・・・!」
 指が肉芽に優しく触れ、擦り、摘む。そのどれもが、びくんびくんと反応する程の快楽を送ってくる。
 そのたびに下の服がしっとりと濡れ広がってきているのが判った。
 ノエルの耳たぶを食みながら、破壊神はそれを知っているかのように指をうねらす。と、その先端が蕾の口にかかり、押し広げた。
「あぁぁぁあっ! 駄目・・・そこは・・・!」
 ずぶりと指が中に入ってきた。それは中の感触を確かめるように動き回る。内部を刺激され、蕾から体液が溢れ出す感触。
「・・ぁう、はぁぅ・・・うぅ・・・」
 指が蠢く。思考が止まり、喘ぐ唇から涎が滴り落ちる。体ががくがくと震え、芯が燃えるように熱くなった。
 破壊神はゆっくり優しく中の壁の感触と蜜を弄んでいたが、唐突にそれを引き抜いた。押さえつけられていた力も無くなった。
 前めりに倒れそうになり、ノエルは反射的に柱に抱きついた。柱はノエルが両手一杯に抱えてもまだ余裕があるほどに大きかった。
 腰に手がかかる感触・・・ズボンが一気に引き下げられた。その下に着けていた下着も一緒に。
 再び蕾に指が進入してきた。・・・今度は2本・・・!
「はぁっ・・・ぁぐ・・・んぁっ・・・」
 先程までは聞こえていなかった、ぴちゃぴちゃという濡れた音が聞こえてきた。それは指の動きに合わせて淫乱に響く。
 指が壁を撫ぜ、押し開いたかと思うと、奥深く浅くと移動する。中でぐるりと回転し、蜜を泉の如く大量に湧かせた。
「・・・ゃああああぁっ!!」
 快楽にノエルの腰が大きく痙攣し、大きく背が仰け反る。腕が一緒に痙攣しながら、ぎゅうっと柱を抱きしめた。

「・・・う・・・ぅん・・・」
 絶頂に達し、ずるずると柱から落ちたノエルの蕾から、にちゃりと音を立てて指が離れた。
 蕾がひくひくと蠢きながら蜜を吐き出し、内股を流れ落ちる。
 絶頂に至ったことにより、ノエルの思考は白濁していた。床に押し付けた頬に、荒い呼吸で閉められない口の涎が伝い落ちてゆく。
 腰に手が添えられた。疲れきった筈の体がびくんと反応する。
 ひくつく部分に何かが当たり・・・押し広げ、進入してきた。指とは比べ物にならない程大きく、奥深く。そして、強烈な痛み・・・!
「はぁっ・・・あああぁぁっ・・・!!」
 喉から悲鳴が漏れる。処女の証である膜が引き裂かれ、激痛が全身を支配する。身を捩じらそうにも、両手が腰でしっかりと固定されいた。
 それは激痛を伴いながらゆっくりと最奥まで進み、壁に突き当たった。
「初物は・・・少々きつい・・・」
 苦しげな破壊神の声も、ノエルの耳に入ったかどうか・・・
「・・・あぁぁぁ・・・はうっ・・・ぐぅ・・・・」
 ゆっくりと、だが確実に。それは生き物のように動き始めた。出来たばかりの傷を擦られる。知らず歯を食いしばり、痛みを堪えようとする。
 それはノエルの中を大きく擦り、突き上げる。回数が増えるごとに、痛みが快楽に取って代わっていった。
 進入速度に強弱をつけ、時折中で乱暴に、優しく動く。
 そのたびにノエルの口から悲鳴ともつかない喘ぎ声が上がり、何かに叩きつけられる音と濡れた音と混じり、周囲の静寂を犯してゆく。
 腰が揺れ、蜜が赤いものと一緒に飛び散り、内股だけでなく下ろされた服と床をも汚していった。
 再びノエルの腰が痙攣。それを中に残したまま、ぐったりと横に倒れ込んだ。
768& ◆GqpB1kFayY :2005/10/15(土) 23:08:23 ID:XsJPyQZM
「休んで良いと言ってはいない」
 激しい呼吸の隙間から、そう声が聞こえた。その意味を理解しようと思考を働かせる前に、体を上向きにされた。
 脚に残されていた服も、靴と一緒に取り払われた。
 中をかき回される感触と共に、僅かに上気した破壊神と向き合う。
 ・・・そして、交わった場所が視界に入り込んできた。ノエルの体液と純潔の名残で、そこは淫に汚れていた。
「・・・ああぁ・・・」
 湧き上がる感情に堪えきれず、目頭から涙が溢れ出してきた。
 不意に、青年が好きなら告白しちゃいなさい、でないともらっちゃうよ。とカフィンに言われ、憧れているけど好き・・・愛しているとは違う。
 と慌てて返した光景が蘇った。なんでもない、何時もの日常の一齣・・・だった。
 性行為に興味が無い訳ではなかった。只、その相手として青年を見てはいなかった・・・
 青年は目標だった。その後姿を見ながら・・・人から聞きながら、自分のなりたい姿を思い浮かべた。
 ・・・レイヴンと自分を助ける為、敵わないと判っている筈の敵に立ち向かっていった、その姿を重ね合わせていた。しかし・・・
 唇を僅かに動かし、呟いた。
 ・・・青年はもう居ない・・・
 その独白に、快楽に屈していた思考が息を吹き返す。
 同じ手、同じ顔、同じ姿でも・・・頑張れ、と優しく笑いかけてきていた彼では無くなってしまっていた。・・・今、目の前に居るのは・・・!
 破壊神が腰を動かし始めた。ノエルの膣をそれ・・・肉棒が再び擦る。
「・・・はぁっ! やだ・・・止めて・・・!!」
 ノエル自身、何処に力が残っていたのかと思う程、両手足を激しくばたつかせた。そのたびに腰が動き肉棒が膣を掻き回す。が、その快楽に耐える。
 破壊神が動きを止めようと、ノエルの上に覆いかぶさってきた。首筋に舌を這わせ、胸を弄る。
 反射的に顔を破壊神の反対方向に背けた。その視界に、外界から入ってきた、僅かな光を反射している短剣が映り込む。
 手を伸ばすと・・・届いた。柄をしっかりと握る。そしてそのまま、刃を破壊神に突き立る!
「!? ・・・ぐがぁっ!」
 刃は胸の横・・・肺に刺さった。そのまま背中に向かって切り上げる。
 血を口から吐き出し、破壊神が身を起こした。傷口から溢れ出た血がノエルに降りかかり、刃が体から抜ける。
 ノエルは苦痛に歪んだ破壊神・・・『青年』の変わってしまった瞳目掛け、短剣を突き出した。
769ウルグ×ノエル 陵辱:2005/10/15(土) 23:12:28 ID:XsJPyQZM
 短剣が皮膚を裂き、肉を抉り、骨を砕く感触。
 ノエルはその感触を認識する前に柄を離し、相手を膝で蹴り上げて横倒しにする。倒した拍子に交わっていた場所が解れた。
 『青年』は目と・・・手の平を短剣で串刺しにされ、床に転がった。
「ぐぅ・・・人間がぁっ・・・!」
 ごぼりと血を吐きながら、『青年』は憎悪を剥き出しにした。共に刺された手を引き、目から刃を抜く。血がその顔を覆い隠してゆく。
 ・・・刃は手に阻まれて、脳には達しなかった。
 そう判断すると、ノエルは陵辱によって傷ついた体を気力だけで動かし、這うように離れる。そして・・・天動地鳴にたどり着いた。
 床に転がっていたそれを・・・柄を握り締める。が、持ち上がらない。
 何時も使っていた自分の分身とも言える大剣。だが、体力が限界に近い今では、持ち上げることすら叶わなかった。
 後ろを振り向く。流石に肺の傷は大きかったのか、『青年』は吐血を繰り返している。
 しかし、見開いた片目が、こちらを射殺さんばかりに見ていた。
 力が・・・力があれば・・・!
 ノエルは必死に持ち上げようとするが、体は思うように言うことを聞いてくれない。
 大剣を持ち上げ、動けないであろう『青年』に突き刺す。それだけで倒すことが出来る・・・なのに!
 歯を食いしばる。否、食いしばろうとして、歯ががちがちと噛み合わないことに気が付く。
 歯だけでなく、全身が震えていることを認識するのに、そう時間はかからなかった。
「力が・・・力が欲しい・・・!」
 震える手で天動地鳴の柄に縋り付きながら、ノエルは強く願った。『青年』を上回る、強い力が欲しいっ・・・!
(力が欲しいか?)
 声が聞こえた。聞いたことのある、強大で傲慢な声。
「竜王・・・さま?」
 ぽつりと呟き、慌てて周囲を見渡す。が、当然その姿は見える筈もない。
(力が欲しいか? 無限のソウルを、大いなる力をその小さき身に秘めたる者)
 大剣を見るとぼんやりと光っていた。天動地鳴を通して語りかけてきているのだと判った。
(我ならば、その願いを叶えることが出来る)
 願い。ノエルはその言葉に反応した。今願ったこと・・・力が・・・『青年』を倒す力が手に入る・・・
(力が欲しいか? ノエルよ)
 目を閉じる。自分が最も大切にしたいと思っている姿が、閉じたその暗闇に浮かんだ。
「・・・欲しい・・・」
 ゆっくりと、だが明確に。ノエルは言葉を搾り出した。目を開け、大剣を凝視する。
「彼を倒す力が欲しい。・・・レイヴンとカフィン・・・二人が居るこの世界を守る為に」
(その願い叶えよう・・・来るが良い、我の元へ)
 竜王の哂う声が聞こえたが、ノエルは全く気にならなかった。
 天動地鳴から発せられる光が強まり、全身を包み込む。体がうわふわと浮くような感覚。
 ノエルは目を閉じ、その光と浮遊感に身を任せた。
770ウルグ×ノエル 陵辱:2005/10/15(土) 23:18:34 ID:XsJPyQZM
 光が消えた後、そこに少女の姿は無かった。
 破壊神は血で濡れた口元を拭うと、手に刺さったままであった短剣を引き抜く。血が噴出すが、すぐに肉が盛り上がり、傷を塞いだ。
「・・・出て来い、虚無の子よ」
 そう言うと、部屋の横に開いた穴に向かって投げつける。
 きんっ澄んだ音がし、短剣が床に落ちる。と、それは無数の粉に変じ、床の上に積もった。
「危ないじゃないか、そんなの人に投げたりしたら」
 穴からひょっこりと出てきたのは、この大陸では見かけない異国の衣装を身につけた、人形のような少年だった。
「折角あの子を連れてきたのに、二人してソウルは取らなかったんだね。というか、取れなかった?」
 くすくすと笑いながら少年は破壊神に近寄ってゆく。と、無造作にその顔を覗き込んだ。傷つけられた目は、未だ閉じたままだった。
「一先ず復活おめでとう。中の人が消えるまでもうちょっと時間かかりそうだね。そろそろ獅子帝ネメアが来るのに。
 まぁ、その位なら僕が時間稼いであげるけど」
 破壊神は血を消し、服を整えて立ち上がった。と、面白くなさそうな表情を浮かべた。
「何時から見ていたのだ?」
「何時からだったかなー?」
 少年の返答に眉間に皺を寄せた破壊神は、転がっていた長剣を踏みつける。踏まれた場所から刀身が溶けるように崩れ、消滅した。
「やだなぁ、そんなに怒ると早く禿げるよ。・・・あの子が、体乗っ取りほやほやで、動けなかったウルグ様を殺そうとした時に、ね。
 ・・・禿ないのはちゃんと判ってるから、本気で怒っちゃ駄目だよ。僕の死の舞台はここじゃないし」
 少年は無邪気に、しかもからかいながら言葉をかけた。流石は道化・・・といったところであろうか。
 無言で目を細めた破壊神に、少年は悪戯を見つけられた悪い子供のように、ぺろりと舌を出した。
「実はね、竜王も願ってやまないことがひとつあってね。それを後押ししちゃったんだ。ウフフフ」
 疑問符を浮かべた相手に対し、虚無の子は作り物のような顔を、狂人が浮かべる笑顔にした。
771& ◆GqpB1kFayY :2005/10/15(土) 23:21:23 ID:XsJPyQZM
「竜王はね、ずーっと人の姿に心惹かれていたんだ。
 他者が恋しかったみたい。長い間一人で断崖に閉じこもっていた影響かな? 
 でもさ、普通の人間乗っ取っても、精神を破壊するだけで入ることすら出来ないし。万が一入ったとしても、力は殆ど失っちゃうしね。
 ・・・おやや? どっかの誰かさんみたい」
 くつくつと笑いながら、歩き始めた破壊神の後ろを付いて歩く。
 破壊神は無表情に王座まで歩むと、手を軽く振る。転がっていた闇の神器が黒い霞となりひとつの塊となって、その体を包んだ。
「獅子帝でも良かったんだろうけど、猫賢者に阻止されちゃったからねぇ。まぁ、『竜殺し』が手に入ってたから問題は無かったけど」
 霞が実体化した。それは黒い鎧となり、破壊神の身を包んだ。閉じられていた片目が開かれる。
「さっき、何気に頑張ってたのは本当に予想外。流石は無限のソウル、かな? その腹いせであの子が犯されちゃったけどね」
 王座に腰を降ろした闇の神の横に立ち、虚無の子・・・シャリは意地の悪い笑みを投げかけ、
「そのお陰であの子は力を欲しがった。竜王はその願いと引き換えに、その魂と体を手に入れる。
 本来なら神に大きく劣る竜王も、彼女の協力があれば、ソウルの力・・・世界の根本を統べる至聖神の力を手にすることが出来る。
 ・・・ウフフフ、魂を吸収しただけの神とどっちが強いのか、考えるだけでもワクワクしちゃうよ」
 大袈裟な格好で、自己陶酔するように手を胸に抱く。
「・・・虚無の子よ。お前の望みは願いの生まれない世界にすること・・・ではなかったのか?」
 気だるげに目を閉じながら、ウルグはシャリに問いかける。その問いに、
「その通りだよ。確実さを増す為の保険はもうかけてあるんだ。
 ウルグ様のお姉さん・・・聖母神ティラ復活の準備はもう終わってる。
 だから本気でこれから来る人達と竜王と戦っておいで。まぁ、その前に中の人だろうけど」
「・・・つまり、我が人間を滅ぼすことが出来るはこの体で最後になる。後は無い。ということだな・・・」
 独白のように呟くウルグを、シャリは満足そうに見ていた。
「そう。ウルグ様が死ねば、その波動を伝ってティラ様が復活するからね。
 神との連戦は、至聖神の力を手に入れた竜王でも辛いだろうね。ウフフ・・・
 どちらにしても世界は終わり、僕の願いは叶えられる。
 ・・・残念なことを言うとしたら、僕はこれから死ぬから、この目でそれを見られない位かな」
 日が翳ったのか、隙間から差し込んでいた光が消え、周囲が完全に暗闇に包まれる。その中、場違いな明るい笑い声が響く。
「面白い・・・今度こそ必ず、我は人間を滅する。歯向かう者のソウルを食らいながら・・・な・・・」
「ウフフ、頑張ってもらわないと・・・あ、いけない。ジュサプブロスが討ち取られたみたい。
 流石にゾフォルが居なくなると、円卓の騎士が召還でき無くなるからねぇ。まぁ、太陽の下で死んだから良し」
 シャリは王座の闇の反応を伺う。
「僕はちょっと死んでくるから・・・って、もう入ったみたいだね」
 深淵の中。反応が無くなった闇に背を向けながら、虚無の子はそっと呟いた。
「バイバイ。人間への憎しみが強すぎて、その憎む理由を忘れてしまった戦いの神様」

 終   
772734:2005/10/15(土) 23:33:07 ID:sAIed3pC
コメント多謝です。

アーギル様に女主を苛めさせたい&女主に「兄さんやめて」と言わせたい
の二点を踏まえたらこんな救いのない話になってしまった(´д`;)

続きを書いていいのなら傷舐め合うセラと女主書きたいです。
773名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 23:39:09 ID:XsJPyQZM
>>772 是非お願いしますw
774名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 23:46:01 ID:mVxmm/oK
>>734,752
G……God Job!!
オマイらスゲェよ!!!

でも、せっかくだから>>742は兄に中田氏される描写をねちっこくやって欲しかったかもw
775名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 02:48:17 ID:vm3DUG/0
こ、こいつはやくいぜ・・・
776名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 03:49:44 ID:lgCTRMlP
保管庫いつも小津安二郎
777名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 16:09:04 ID:Cpul/awj
>>772 ぜひぜひぜひっ!!
778名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 17:12:54 ID:kzM0tccM
書きたきゃ黙って書けばいいじゃん。
駄目な奴はスルーすんだから。
構ってちゃんは正直ウザ。
779名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 17:41:57 ID:RgfYdGKO
ちょっと言い過ぎだお。
780名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 18:07:42 ID:KycKuVOd
>>779
奴が構ってチャソなんなから構っちゃダメだおwww
781名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 18:10:31 ID:KycKuVOd
アラ、誤字恥ずかしいわぁ(*゚∀゚*)w
782名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 21:37:56 ID:lgCTRMlP
>>772がそうだかの判断は横においておくが

コテでの雑談や自分がどれ書いたとかいう自己申告は
うざがられやすく嫌われやすいのは間違いないけどナ
783名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 21:56:06 ID:RgfYdGKO
>>782
誰が何を書いたかを知りたい人もいれば、
どうでもいいって人もいるだけだと思う。
気にいらない作品はスルーするのと同じように
気にいらないレスはスルーすればいいだけだと自分なんかは思うんだが。
784名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 22:05:56 ID:lgCTRMlP
>>783
でも、現実としてこの板の中で
嫌われやすい行動なんだからしょうがない。<コテ雑談や自己申告

スルー汁をありとあらゆるレスの免罪符にするのはかまわんけど
カキコするときROMに嫌がられやすい行動を念頭に置くくらいの
配慮をしてもバチは当たらんと思うよ。
785名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 22:17:37 ID:2uh/sFCU
>>753
長文乙。
途中に改行入れると読みやすくなるよ
786名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 22:46:45 ID:kzM0tccM
ってか腐が嫌なだけなんだよ。
787名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 23:49:56 ID:1oyMt+hC
腐の定義がよく分からん。
788名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 23:56:58 ID:47HVpULC
男オタがついてけない女オタ特有のノリのことでは?
てかジェンダー論はやめようよ
いいエロパロ読めて過疎ってなかったらそれで満足だよ
789名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 00:08:49 ID:ULZ8aaLh
       ∧____∧     //
       | ━ ┥    //
      (  ´ 3`)   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      ⊂ 13 つ  < 煽りも煽りに乗る香具師もスル〜モナ
       (__/"(__)   // \_______
            //
           ●
790名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 09:31:41 ID:V7ETDbb6
話蒸し返してスマソ
投下して、GJ!なり乙なり反応貰った時にも
「ありがとうございます」ってお礼の言葉も返さないほうがいいの?
ここでは?

自分は投下して反応があったら嬉しいからお礼が言いたいんだけど
自分語りや長々とした後書きはウザいと思うが
それが「自分が何を書いたと名乗り」や「馴れ合い」になるのなら
今度から投下したら投下しっぱなしにする
791名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 09:44:37 ID:o6Ke3A3N
うん、まあ好きにすれ
792名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 10:22:14 ID:PIKks5Y7
ありがとう、や感想に対してのコメントは問題ないでしょ。
私はロム専なんだけれどレスに対する返事は結構嬉しいもんだ。
次回はこれ書きます、という予告も過剰じゃなければ別にいいと思う。

ただ私がどうかと思うのは、
「こんなの書いてますがどう思いますか?」とか
「次はこれ書いていいですか?」とかのお伺い。
書いて頂戴とおねだりされるのを待ってるかのようで、生ぬるい気持ちになるのは確か。

まあこう思うけれど「腐女子発言」以降、
女性の書き手が警戒してまずはお伺いをたてるという気持ちもわかる。
投下したあとにまっとうな批評が来るならともかく、女好みだなと一蹴されるのはつらかろう。
ここも変な煽りばかり続けてたら、女性職人にそっぽ向かれて寂れてしまうぞ。
793名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 10:50:33 ID:htl/x68B
>>790
SS書きの控え室でも覗いたらどうか。似たような悩みレスが幾つでもある。
ここで聞いても新たな議論(もしくは煽り)の種にしかならん。

など言いつつ、ラドラスの核にエロい事される四巫女とか妄想してみる。
もしくはパラダウン系アイテムのせいで獣型モンスターに負け、やられる女主&アイリーン。
794名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 19:02:43 ID:mxu/BBaB
>>774,785 長いの読んでくれて感謝!
読みにくいか・・・次のから意識してみる。指摘サンクス!
795名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 19:22:31 ID:RKew4BpX
>793
四巫女を閉じ込めてるラドラスの食虫植物みたいな壷、エロいよな。
無印の頃はよくわからんかったが無限では遠目にもえらいことになってそうだった。
796名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 19:25:48 ID:RKew4BpX
>794
自分774でも785でもないが、パワーアップしたSS投下を期待してるよ!
797名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 02:13:23 ID:gwxAygxY
>>795
無印は台座に巫女が突っ立ってるだけの仕様だったから
あんまり妄想しがいがなかったりする

まぁ無印核のほうがエロそうなツラしてるけど
798名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 21:31:17 ID:rvmTWu0A
主人公「なるほど…淫らな書物が欲しいけど気が小さくて買えないわけね
     それでしょぼくれてたってわけか…」
アトレイア「い…いえ 全然違います…」
799ゼネテス×主人公(ちょっと陵辱)1:2005/10/19(水) 00:59:38 ID:J67xLZ4v
とある宿屋にて。
秋の夜風がそうさせたのか、一人月を見上げる。
「はあ・・・」
ベランダの手すりに寄りかかり、ため息をつく。
「何か悩み事かい?」
先輩冒険者が声をかけ、近づいてくる。
「あ、ゼネテス。実は…解らないことがあるんです」
「んーなんだい?俺に解る事なら幾らでも教えてやれるが・・・」
「愛ってなんなんでしょうね?」
といって主人公はシェムハザとフレアの事や、レムオンとティアナの事などを色々と語り始めた。
「ゼネテスはどう思う?」
「はっきり言おう。お前はバカだ」
いきなりバカと言われ、主人公はあっけに取られる。
「愛なんて人それぞれって奴だ。自分自身の愛の形を決めるのはお前なんだ。お前が決めればいいことだ」
「そうか!ゼネテス。わかったよ!!」
「因みにこんな形もある。」
おもむろにベルトを外し、ズボンから己の陰茎を取り出す。
「これをくわえろ」
「なぜですか?」
「いいから」
無理やり主人公の口に陰茎を咥えさせる。
「ゼ、ゼネテス。苦しいよ!」
「いいか?愛って奴は苦しい、苦しい道のりを進まなければならない。
さあ、コレも愛だと思ってしっかり咥えるんだ!!」
そういうと主人公の頭を掴み前後に動かし始めた。
「く、愛が高まって来たようだ」
そして主人公の口の中にたっぷり精を放出させた。
「どうだい?愛がわかったかい?」
「はい…愛って苦いものなんですね」
「そうか。わかったか。だったら、もう一回、これを咥えるんだ」
「いいえ、愛はもう解りました」
「いや、まだまだわかっていない。いいから咥えろ」
しょうがなく咥える主人公。今度は勃ち上がった所で解放された。
「いいか、愛というものは」
おもむろに主人公の下着を剥いで足を広げさせる。そして一気に陰茎を刺し入れた。
「!!!!!!ゼネテス!痛いよ!!」
「愛に痛みはつき物なんだ。ここで立ってろ」
そういって手すりに手を付かせ、そのまま抽迭を続ける。
「愛だけじゃない、人生何事も痛みがある。わかったか」
「はい!・・・あぁ、なんか変だよう!」
「そして痛みを乗り越えれば良い事が待っているんだ」
「んあっ、やだ、何か来ちゃうよう!!」
絶頂を迎えた主人公の中にたっぷり精を放出させる。



「ゼネテス、よくわかりました」
「そうか、わかったか。これで俺の苦労も報われたってもんだ」

ジルオール、これからもよろしくネ!

おわり
801名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 14:38:33 ID:pU+ahB6k
保管庫管理者いつも乙!
テンプレも要点を網羅しつつすっきりまとまられててイイヨイイヨー。
でもちょっと質問。
テンプレ中に
「和姦傾向の甘いカップルは別場所に」
という意味の一文が載ってるけど、
男キャラ×女主だけでなく男主×女キャラで甘いものもあるわけだしょ。
それなのに甘い傾向はここでは投下自粛というのはどうなのかなとおもた。
このルールをデフォにすると投下が少なくなる一方じゃないんか?

基本的に「これは女性向けかも」という一文があれば
自分は投下OKだと思うんだがどうだろうか。
荒れるもととはいうが、このルールでいけば女性職人が遠慮しちまって
結果的に過疎化するという傾向になりかねんと思う。
それってすげえ哀しいことだとおもうんだが。
802名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 16:04:56 ID:kYX6Xc0o
>801
自分は保管庫管理者ではないけど。
保管庫には「和姦傾向の強い女性向カップリング作品」とあるので、
男主×女キャラは除かれるのでは。

さておき、男キャラ×女主で和姦であっても、エロ度が高いものは
このスレでもいいんじゃないかと思う。
余りにもエロ度の低い、それこそ普通のサイトの表ページに載せても
良いんじゃないかと思えるくらいのはちとどうかなと思うが。

闇スレなんだから闇スレならではの作品が読みたい。
803名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 16:23:05 ID:pU+ahB6k
>>802
いや、保管庫の管理人さんに文句を言っているわけじゃないんだ。
むしろ管理人さんはこのスレでの議論をきちんと把握して
あそこにまとめてくれただけだから、むしろ有り難いと思う。
でもテンプレになる以上は、スレ住人の見解になるってわけだから
一応質問しておきたかっただけだ。
それも「管理人さん」にじゃなくて「スレ住人」にね。

疑問なのは何で男主×女キャラなら和姦でも許されて
女主×男キャラは「女向けはここでは不向き」
と切り捨てられるかってこと。
エロが少ない作品を指してるならまだしもそうじゃないかんね。

現行スレでも「女向け」といがみ合う発端になった発言は上の方にある
「俺が好きな作品にはGJコール少ないのに
女が好きそうな作品にはGJコールが湧き上がる」
っていう子供っぽい不満からじゃん?
俺の好きな作品以外は認めないという幼稚さに通じると思う。
でも自分はこういう意見こそスルーに限ると思うんだがね。

だから闇スレならではの作品を投下というのは大前提として確かにある。
でもエロ度の強い作品であれば、
「和姦傾向の強い女性向カップリング作品」であっても
通常通りここに投下OKにするのが、スレ活性化のためにも
上質の職人を迎えるためにもいいと思うんだわ。
要は俺、ジル大好きだから男であろうが女であろうが
作品をたくさん投下して欲しいだけだ。
その中で好みに合ったもの、合わないものを選択すればいいだけじゃん。
頼むからGJコールが少ないなんてつまらん理由で制限するのはやめてくれよ。
804名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 16:48:46 ID:kYX6Xc0o
>803
概ね賛成。
ただ、議論の発端はGJコールの多さだったかもしれないが、
このスレの男性住人が警戒してるのは、スレが女性向け作品で埋まって
男性向けが投下しづらくなって最悪無くなってしまうことじゃないか?

スレ1からの住人からすると、女性向けが席巻する
ここのところの傾向の変化は驚異的に見える。
女性向けをあからさまに排除した昔のやり方が正しいとは思わないが、
何らかの線引きは要ると思う。
805名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 16:50:09 ID:cJ+SbpDp
そもそも和姦傾向が強い=女向けってのがおかしいが、ここのテンプレじゃないから別にいいや。
あんまエロ薄いかどうかなんて気にせず遠慮なく投下して欲しいと思うよ。
どうしたって自分の嗜好に合わないの叩くヤツは現われるんだし。
806名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 17:08:20 ID:pU+ahB6k
>>804
うーん。
俺もすぐ闇落ちしたスレからいる人間なんだがね。
俺さあ、読み手だからそう思うのかもしんないけど
投下しづらいっていうのは結局男性書き手側の
「ここで書いてもGJコールもらえねえよ」
っていう僻みなんじゃないかとも思えてきたんだよ。

女性側もここに書いてもGJ貰えないかもという恐怖感ってのは
当然あるわけだろ?
腐女子と罵るのもいるわけだからさ。
だったら状況は同じだろうに、男側が書かないのは
単純に男の書き手が今少なくなってるってだけじゃねの? と思うわけだ。

何らかの線引きもOKだろうけど、
この板は「エロSS読みたい」と思ってる人間が集まるわけだから
エロSSの書き手はここで書きたいだろうよ。
ならばエロSSを書いている女性側に対して、何らかの線引きが必要なら
誰しも納得できる「何らかの線引き」を提示するべきなんじゃね?
と俺は思うがどうだろう。

>>805
あーすまん。俺の上の方での書き方悪かったかな。
保管庫管理人さんの名誉のために明記しとくと
「和姦傾向が強い=女向き」ではなくて
「かさや優しさ重視の作品(和姦傾向の強い女性向カップリング作品)」
が女性向けだと定義しているみたいだね。
それも管理人さんの見解じゃなくて、上の方にそんなレスがあったと思う。

ところでエロ薄SS投下OKってのはさすがにどうかと思うんだがなあ…。
薄いってのがどういう意味で薄いんかわからんからアレだが。

807名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 17:19:33 ID:cJ+SbpDp
いや、エロ薄い濃いって結局個人差があるわけじゃない?
だったら自分の書いたSSが薄いんじゃないかなんて悩んでないで、とりあえず投下してみればってこと。

漏れの感覚で言えば、今のスレで投下された作品は正直薄いのが多いと思うが、
だからといって詰まんないってことは全くないし。
808名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 19:30:00 ID:TlQ4LMBx
>>804
同意<線引き
男女が入り乱れて、新規も多い、煽り耐性も低い、
以上いらん軋轢を避ける線引きはどこかに必要

昔のスレは、なんというか男臭かったw
現行のスレは、作品や住人の反応を含めて
だいぶドジンサイトやドジンスレ、闇スレ、801スレといった
女性主体の場所に空気が近くなってきた感じ
もっともっとコミュニケーションしたい!と言った嫌なノリを感じる

まぁ俺は、エロなしも投下させろスルーできない奴が悪い、みたいな
スレ違いお馬鹿さえ排除できればいいや。
809名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 19:49:25 ID:VHDoNgul
こうして、過疎スレに戻るのであった
まる

いや、冗談はともかく
この手の議論が行われる度に、書き手が居なくなっていくような希ガス
810名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 20:11:10 ID:+kdJak38
この板でも女多いスレも山ほどあんのになあ。
だいたい女がどうとか書いてる奴も
なんで801スレや闇スレ(なんだ闇スレって)の空気知ってんだ。
俺そんなとこ行ったことないからわからんよ。
811名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 20:22:32 ID:FMLwqRbg
此処は、エロパロだろ?
801は専用板があるからそっちに行けばいいというのは当然として、
男女カップリングで、エロがあれば男向けだろうが女向けだろうが関係
ないと思うが。
812名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 20:27:23 ID:yVQjmU08
要するに
ss作品と
それに対する反応と
○○キボンとかリクエストは許されるが
ジルについての雑談はここでは歓迎されないから控えよという事でいいのか?
813名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 20:39:28 ID:pU+ahB6k
>>812
いや違う。
「エロ無しSS、甘いだけの萌えSS、エロ数行程度の自己満萌えSSは投下せんでくれ。
できれば職人も変な誘い受けやめようよな。
煽りはガキなんだからスルー」
じゃないんすかね。
どう思う?
雑談やめろって、頑固オヤジの店か学校かよって感じだしな。
少なくとも自分は男でも女でもいいSS書いてくれたら賞賛は惜しまん。
甘かろうが辛かろうが、頼むから書いてくれ。
814保管庫番 ◆YJmkpf47pU :2005/10/19(水) 20:39:52 ID:eumOyKma
>812 なんでそうなるw

保管庫番です。いい機会なのでこれからはトリップつけたいと思います。
スレ覗いてみたら槍玉に上がっててビクーリよ。

>801さん
労いdです。ご指摘の個所ですが、>802さんの言われている通り
10/15付けの更新で『和姦傾向の強い女性向カップリング作品』
としているはずですので、今一度該当ページを見ていただけたらと思います。
とはいえ、自分でももうすこし手直しした方がいいかなと思っていたので
次に更新する時にでももう少し加筆修正するつもりです。ご意見どうもでした。
くどくなるかもしれませんが、テンプレに組み込むかどうかや内容の匙加減なんかは
次スレ1さんにお任せしたいと思います。1さんがんばれーヽ('∀`)ノ


つか、これまでの流れを見ているだろうにもかかわらず
「あれはどう?」「これはだめ?」「男向けの和姦ならいいのになんで(ryと
事細かに聞いてしまってる辺りに無限ループの源を見た。ような気がする。
以下、長文ウザーな人はアボン推奨です。
815813:2005/10/19(水) 20:40:43 ID:pU+ahB6k
ごめん、
「甘いだけの萌えSS」じゃなくて
「甘いだけでエロのない萌えSS」の間違いだ。
816名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 20:42:26 ID:yVQjmU08
ああすまんかった
もちろんssはエロがあることが原則だ
エロのないものはここには必要ナシ
817813:2005/10/19(水) 20:46:39 ID:pU+ahB6k
>>814
おう、倉庫番さんだ。どうもお世話になっとります。
ちなみに自分は>>801であり>>806(下の段落を読んで欲しい)、
つまり倉庫番さんの注意書きは最新のものを読んでるってことです。
それから槍玉にあげるつもりはなく、
倉庫番さんが書いてくれてるテンプレは絶対的に必要、
でも一部に疑問ありってことです。
818保管庫番@徒労属性 ◆YJmkpf47pU
文整理してたらレスがついてしまった。
申し訳ないけどそのままコピペで。


蛇足を承知で書きますが、保管庫のアレは
女性の書き手さんを根こそぎ闇女スレに誘導したい とか
投下を迷ってるんだったら男性の書き手さんも闇女へ行っとけ とか
そういう意図のものではないです。そもそも何の強制力もないですし。

ただ、腐発言が出てから荒れ始めたというような発言もありますが、
自分の見ている限りではその前から色々兆しがあったように思います。
2chの他スレや個人サイトを見ている限り、投下前にお伺いを立てたり
感想レスがある度に返事をしたり、といった書き手と読み手のある意味密なやり取りは
男性よりも女性の間の方が盛んに行われ、また受け入れられやすい傾向にあるようです。
レスに関して男性側の本音はわかりませんが、そういうやり取りが
気にならない人もいれば鼻について仕方がないという人もいるでしょう。

これ以上掘り下げるとまた議論の的になりそうなので言及は避けますが、
ジルオールというゲームが辿ってきた道とスレの現状を見るに
このスレに何でもかんでも受け入れろ!というのは少々乱暴な気がします。
新旧入り混じれば軋轢が生じるのも頷けるわけで、度々こういった議論が
起こるくらいなら軋みが生じる前にある程度住み分けてしまえば
それぞれのテリトリーで思う存分読みたいものを読めるだろうに、
とそういう趣旨のことをテンプレ案に込めたつもりでした。
ヘンにスレッド上で自治に走って肝心のSSが読めなくなるのは本末転倒ですし。
まぁ、結局功を奏さなかったわけですが。


スマン続きます。