明日香ネタがひとつ浮かんでいるので、次回はそれを。
でも時期は未定w
いつもありがとうございます
次回も楽しみにしてます
409 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/21(土) 22:48:17 ID:kkV3e64+
ネ申様が・・・・
∧_∧
キタ━━( ゚∀゚ )っ━━━━━ !!!!!
(つ /
| (⌒)
し⌒
| | |
__________
/ \ 旦 ___\
.<\※ \____|\____ヽ
ヽ\ ※ ※ ※| |====B=|
\`ー──-.|\|___l__◎..|ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄| .| ̄ ̄ ̄ ̄|
69氏、いつもありがとう。
次も楽しみにしています。
>407
自分から迫る夏穂かわいい。明日香もとても楽しみです。
412 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 00:33:39 ID:UzIJnC74
圧縮目前保守
保守
今までのSSで最高傑作は
ネ申候補氏の…えみるが撮影スタッフにグへグへされるヤツ
415 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 06:28:49 ID:Ard3daSH
俺は初代スレの『Long Distance Call』が好き。
416 :
保守コピペ:2006/02/02(木) 11:06:51 ID:euPkLEJY
『杉原真奈美』"白樺の館"第一話
鬱蒼とした森の中に入っていくと、深い霧に包まれた地域がある。
その地域の霧は一年中はれる事はなく、常に深い霧に包まれていた。
しかし、その霧の中を2km程進むと数十本、いや数百本だろうか?の白樺並木が突然目の前へと見える。
そして、その先には霧に包まれ霞みがかった幻想的な西洋屋敷が悠然と建っているのだった・・・・・・・。
朝食が終わり、朝の仕事から日中の仕事へとメイドの仕事は移っていく。
華紀邸のメイド「杉原真奈美」は、忙しく屋敷内を動き回っていた。
部屋の数がざっと50は超えようかという広さの華紀邸である。そして、屋敷には今、五人のメイドしか在住してはいなかった。先代の時代には20人はいたのだが、現当主は数の多いメイドを好まず、今の五人に絞ったのだった。
そんな事で、絞られた五人は確かに一人一人の待遇としては上がったのだが、如何せん使用人の数が減ろうとも、部屋の数が減ったわけではないので掃除だけは数倍の労力を使わねばならなかった。
そんな、忙しい掃除の時間であり、一番若く働き者の真奈美は多くの持ち場をかかえ、大忙しだったのだが、そんな真奈美の後ろから人影が迫るのだった・・・・・。
「・・・真奈美」
真奈美の後ろからそっと迫った裕輔は、真奈美の背中から腰に向けて指を這わせる。
「きゃぅ〜!」(なになに?)
ダブルベットより更に一回りは大きい裕輔のベットを体一杯に使いメイキングの途中であった真奈美は自分の背中に怪しげな刺激を感じ、後ろを振り向いた。
「あっ・・・」
真奈美が振り向いた先にいたのは、この屋敷の主人「華紀裕輔」だった。
「・・・あっぅ・・・・・」(あぅ〜・・・)
「んっ、どうした真奈美?・・・・続けていいぞ!」
涼しい顔で続けて良いなどという裕輔であったが、真奈美の腰に添えられた手を離すわけでもなく、それどころか更に下へと手は向かって行く。
「あっ、あっ、あの〜・・・あっ・・・・・」(あの〜・・・手を・・・)
裕輔の手は、ふっくらとした真奈美のお尻を撫でまわし、五本の指は的確に感度の高い場所に刺激を与える。
的確に与え続けられる刺激に真奈美は頬をピンク色に染め始める。
そして、それを知ってか知らずか?裕輔は更に次のステップへと進むのだった。
「きゃっ・・・・・あっ、あっ、あの・・・・・・裕輔様・・・・」(お許し下さい・・・)
薄っすらと瞳を潤ませて、裕輔を見つめる真奈美であったが、裕輔は真奈美のフレアースカートを捲り上げ、パンティーを引き降ろす。
「真奈美・・・この部屋ではその呼び方を禁じた筈だ!」(めっ!)
裕輔は双臀の割れ目に指をあて、刺激を与えるとともに真奈美を抱きかかえるように自分の方に寄せ、そして裕輔の指は秘唇のまわりを撫で回すのだった。
「あっ、あんぅ・・・・あっ・・・・あの・・・すっ、すいません」(ああ〜、どうしましょう?)
「もう一度、言い直しなさい!」
「はっ、はい・・・あっ、あの・・・・・ごっ、ご主人様・・・」(うるうる)
恥ずかしそうに俯く真奈美を裕輔は抱きしめ、頬に軽くキスをすると秘所にあてられていた手を両胸へと持ていった。
「ごっ、ご主人様・・・・・あっぅ、あうっ・・・・あっ、おっ、お許し下さい・・・・・」(更にうるうる〜〜)
ふわふわのメイド服の上からであったが、裕輔の手は胸の性感体を確実に刺激し、真奈美は立っているのがツライほどの感覚を身体全身に感じ、顔を紅潮させ、唇を震わせる。
「ふぁ〜、あっ・・・・・ふぁ〜〜〜」(だめですぅ〜)
更に、裕輔は真奈美の上着を剥ぎ取り、ミルクを溶かし込んだような眩いばかりの白い乳房をブラジャーの上から揉む。
「ふぁぁぁ〜・・・あんっ、あぅんっ・・・・あぅ〜・・・」(もうだめですぅ〜)
刺激に耐えられなくなった真奈美は遂に力尽き、裕輔へと身体を授けた。
417 :
保守コピペ:2006/02/02(木) 11:07:42 ID:euPkLEJY
「おっと!・・・・・よし、よし・・・」(なでなで)
「あっ・・・あの・・・あっ・・・・」(恥ずかしいけどうれしい♪)
裕輔は倒れ込んできた真奈美を抱き止め、優しく頭を撫でる。
真奈美は嬉しそうに裕輔に抱きついたが、まだ終わりではなかった。
「あっ・・・・・あっぅぅ・・・・・・」(や〜ん〜!!)
裕輔は真奈美を抱きかかえるとベットの上へと座らせた。
真奈美は小犬のように澄んだ瞳を裕輔の方へと向け、僅かに身体を震わせていたが、それは脅えとだけで表現される事はできなかった。
「あっ、あの〜・・・」(あっ、どきどき・・)
そう、真奈美の心の中には期待という感情が無い事を否定する事は出来なかった。
そして、裕輔がその事を知らない筈も無く、真奈美を押し倒し、秘所へ指を当てるのだった。
「真奈美、もうヌルヌルだな」
「・・・?!・・・・いっ、いや・・・はっ、はずかしいです・・・・・うぅ〜」(あうぅ〜・・・はずかしい〜〜)
真奈美はねっとりとした液のつく、指先を目の前へと見せつけられ顔を横へと叛けるが、裕輔は恥ずかしがる真奈美の表情が見れれば満足で、深く追求はせずに次の行動へ移るべく、膝の所で丸まったパンティーを足先から引き抜いた。
「あっ・・・」(きゃっ!)
真奈美はあわてて膝を丸め、秘所を隠そうとするが、実際はその行為はまったくの無駄であった。
「真奈美のかわいいところが良く見える♪」
裕輔は嬉しそうに楚々とした細毛に隠され、きっちりと閉じられた秘唇が息づいている秘所を覗き込みそこの状態を事細かく口に出すのだった。
「真奈美のアソコは奇麗なピンク色をしていて・・・・・あっ!なんかヌルヌルした液が出てきたよ〜〜〜!」
裕輔は触わる事なく、見た間々を口へと出す。
そして、裕輔の言っている事に嘘はなく、確かに閉じている亀裂からはキラキラと光る液体が洩れだしていた。
「・・・・・・!!!」(はずかし〜〜〜)
次々と言葉で苛められる真奈美は、真っ赤に染まった顔を手で覆い、恥ずかしさを堪え、一生懸命、膝を丸め抱え込むのだが、その格好ではいつまで経っても裕輔の視姦からは逃れる事を出来ないのがわからなかった。
要するに、女性の秘所は膝を閉じたところで隠す事は出来ないのである。
まあ、人のそんな所を見た事も無い真奈美にそんな事を言っても可哀相な事かもしれなかったが・・・・・。
いいかげん裕輔も瞳に涙を溜め、恥ずかしそうに膝を丸める真奈美を可哀相に思い、視姦するのを止め、真奈美の上へと圧し掛かり、真っ赤に染まった顔を抑えている手を優しく外し、ゆっくりと唇を重ねあわせるのだった。
「んっ、うん・・・」
「ん・・・・・」
舌と舌が絡め合い、お互いの舌先に震えるような感触が響き渡る。
初めオドオドとしていた真奈美だったが、優しく抱きしめられると溢れ出す感情を抑える事は出来ずに、しっかりと裕輔に抱きつくのだった。
そして、腕の中でいじらしく自分に抱きついてくる少女を裕輔も心の底から愛しいと想っていた。
二人の熱いキスは、息が続く限り続けられ、苦しくなり離れてもまたすぐに唇を合わせ、お互いを求め合う熱烈なものだった。
「・・・・・・」
「・・・・・・」
熱いキスをに一つの区切りがつき、お互い見つめ合い、次の行動へと移ろうとしたその時だった!
-----PPP!PPP!PPP!-----
裕輔のポケットから携帯電話が鳴り響き、二人の甘い時間は終わりを告げるのだった。
418 :
保守コピペ:2006/02/02(木) 11:08:21 ID:euPkLEJY
甘い時間(とき)は、悠久の大河のようにゆっくりと流れてほしいものだ。
-----昼過ぎ-----
相変わらず、華紀邸のメイドは忙しく動き回る時間帯である。
真奈美も例外なく、屋敷内を動き回っていた。
しかし、足取りは軽く・・・・・いや、軽すぎるくらいだった。
『今日の夜、部屋に来るように・・・』
裕輔が先程の分れ際に真奈美に言った言葉だった。
「るるる♪・・・るるる♪・・・」(るんるん♪)
真奈美は浮かれていた。
裕輔の呼び出しは、昔はほぼ毎日のようにあったのだが、先代が死んで、裕輔が当主となると裕輔も華紀家の当主として忙しくなり、この頃は屋敷に居る時間も限られてしまっていたのだった。
だから、真奈美は裕輔が屋敷に今晩いるという事がわかっただけで嬉しいのだが、更に夜のお声がかかったともなると・・・・・にこにこだった。
真奈美は、屋敷内を踊るように動き回っていた。
それは体全体で、嬉しさを表現しているようだった。
しかし、そんな風に浮かれていた真奈美だったので・・・・・・。
「きゃっ!!」(あたたたたっ!)
浮かれてまわりの気にせずに、スキップしていた真奈美は曲がり角で何かにぶつかった。
「あいたたたっ・・・・」
ぶつかったのは、華紀邸で一番の長老メイドで「メーアおばさん」を呼ばれている老婆であった。
メーアおばさんは先々代の時代から華紀家に仕えていて、現当主の裕輔でさえ頭の上がらないところがあるという、華紀家の生き字引的な存在であるとともに、メイドの教育係でもあったのだ。
「すっ、すみません・・・・だっ、大丈夫ですか?」(わぁ〜、しまった!)
「・・・真奈美さん!」(キッ!)
「はい!」(背筋伸ばしてピリッと!)
「まだ、メイドとしての作法がわかってらっしゃらないようですね」
「もっ、申し訳ありません」(ゴメンなさい)
「今回は、わたくしだから宜しかったものの、もしぶつかったのが裕輔様や大事なお客様だったらどうするおつもりですか?」
「・・・はっ、はい・・・すいません」(アセアセ)
「二度とこの様な事が無いように、躾し直す必要がありそうですね。三十分後、花室にいらっしゃい。よろしいですね!」
「かっ、花室にですか・・・・・はっ、はい、わかりました・・・」(きゃぁ〜!いやぁぁぁ〜〜!)
花室とは、華紀家伝統のメイドお仕置きルームでその中で繰り広げられるお仕置きとは・・・・・・・。
真奈美はぐったりと肩を落とし、屋敷の奥へと消えていった・・・。
価値観とは人それぞれであり、他人に左右されるものではない。
第一話 fin
419 :
保守コピペ:2006/02/02(木) 11:09:07 ID:euPkLEJY
『杉原真奈美』"白樺の館"第二話
-----館をつつむ霧は未だに晴れる事は無かった-----
夜半、裕輔の部屋に呼び出された真奈美は部屋の中央で手を前で交差させて合わせ、僅かに瞳を閉じて、静かに裕輔の言葉を待っている。
この姿勢こそが、メイドが主人の命令を待つ格好であり、その後の主人の発した命令に対しては絶対服従がメイドとしての条件であった。
それが、十一歳の時にメイドに落とされてから、真奈美が受けてきた躾の一端だったのだから・・・。
「真奈美、俺と二人の時はそんな緊張した格好をしなくてもいい、それよりもっと俺の傍に来ていろ」
裕輔は目で真奈美の立ち位置を指示するようにベットの前へと向けた。
「はっ、はい・・・」
真奈美は裕輔の示す方へ静かに歩きだし、そして立ち止まる。
裕輔は椅子から立ち上がると左手に持ったウイスキーを一口、口に含み、真奈美の背中を右手で軽く押しながら更にベットの近くへと連れて行く。
裕輔は左手に持ったグラスを棚の上に置くと自分はベットの上に座り、立っている真奈美の腰を両腕でしっかりと抱きしめた。
主従関係としてはさながら逆に見える格好ではあったが、裕輔は何故か真奈美を抱く前にはこの様に抱きしめる事が多かった。
それは裕輔自身も理解していない事であった・・・・・。
いや・・・・・理解しているのかもしれなかったが、それを認めようとしていないだけかもしれなかったが・・・・・。
「ゆっ、裕輔様・・・・・?!」(あっ!・・・)
「・・・・・・・・・・」
真奈美は言葉を発してから、ハッと気がついた。
裕輔には、この部屋にいる時はご主人様と呼ぶように言いつけられているのであった。今日の昼間もその事で怒られたばかりだった。
真奈美は裕輔に怒られるのではないかと首をすぼめるように構えたが、裕輔はただ黙っているだけで、何も言わず真奈美に抱き付いていた。
-----裕輔は何故、真奈美にこの部屋ではご主人様と呼ばせているのだろうか?-----
裕輔は屋敷では普段、全ての使用人から裕輔様と呼ばれている。
それは、若くして後を継いだ為、使用人には依然として若主人の裕輔が脳裏にある為と裕輔が敢えてその事について、何も言わないからであった。
そんな経緯があり、裕輔は他の使用人には何も言わないのに真奈美にだけは・・・・・そして、この部屋の中だけと限定してまで、わざわざそう呼ばせているのは、ある一つの鬱屈とした想いがあるからであった。
-----それは・・・・・・・・・。-----
420 :
保守コピペ:2006/02/02(木) 11:09:47 ID:euPkLEJY
「裕輔様・・・・・?」(どうかしたのでしょうか?)
真奈美はもう一度、裕輔の名を呼び、両脇に垂らしていた手をそっと裕輔に添えた。
「真奈美・・・その呼び方はこの部屋では禁じた筈だ・・・・・・」
裕輔は頭を埋めた間々、静かな口調で言った。
「はっ、はい・・・申し訳ありません・・・・・・ご主人様・・・」(わわっ!・・・やっぱり怒られた・・・)
真奈美は急いで言い直すのだったが、次に裕輔から発せられた言葉は意外なものであった。
「いや、これからはこの部屋でも裕輔でいい・・・」
「・・・・・・?」
「・・・・・・・・」
「ゆっ、ゆう・・す・・・け・・とお呼びして宜しいのですか?」
突然の事に、ボーとしてしまった真奈美は言われたそのままの言葉を言ってしまった。
「・・・ばか!・・・呼び捨てなどは許さん,あくまでも裕輔様だ・・・・」
裕輔はボーっとしている真奈美に軽く微笑みながら、言葉は乱暴であったが口調はあくまでも優しく叱った。
「あうっ・・・もっ、申し訳ありません・・・」(あうあう)
「罰として、口移しでウイスキーを飲ませてもらおうか・・・・」
抱きしめていた両腕をやっと離すと裕輔は目をグラスの方へと向けて促すのであった。
「あっ、あの口移しですか・・・・?」
「そうだ!口移しだ!」
「はっ、はい、わかりました・・・」(ううっ、はっ、ハズカシイです・・・)
真奈美は恥ずかしさに頬を染めて、緊張に震えた手でグラスをつかむと琥珀色の液体を口一杯に中へと運び、そのまま裕輔の前へと顔を近づける。
「おいおい、真奈美・・・・・そんなに口一杯に含んでも俺が飲めないだろ?」
「・・・うっ〜〜〜、ううっ〜・・・・」(きゃ〜、どうしましょう?おろおろ・・)
裕輔はやれやれと真奈美の顔を見ると、真奈美は瞳一杯に涙を浮かべ、おろおろと慌てている。
「しょうがない、無理して飲んでやるか・・・・・無理して飲むんだから、この罰は無しだからな真奈美。もう一つ受けてもらうけどいいな!」
裕輔は恩着せがましく、真奈美に言うのであったが内心では、そんな真奈美がかわいくて仕方ないのであった。
「う〜〜、う〜」(こくこく)
口の中がウイスキーの味一杯で苦しい真奈美はもう兎に角、助けてもらえれば何でもするといった気持ちで首を縦に振った。
「よし、それじゃあ、真奈美・・・一気に口を開くんじゃないぞ!そ〜っと少しだけ開いて俺の口に移すんだ!」
裕輔は、真奈美の唇に自分の唇を被せるとゆっくりと自分の頭を下に持ってきて、真奈美の顔を受けるような形を取った。
「うっ、ううっ・・・ううん・・・・」
真奈美は少しずつ、少しずつ裕輔の口の中へとウイスキーを移し、ほとんど口の中が空になろうとした時だった。
421 :
保守コピペ:2006/02/02(木) 11:10:36 ID:euPkLEJY
「ううっ、んっ・・・むぅ・・うんっ・・・・」
体を抱きかかえられ、ベットに押し倒されると口の中に裕輔の舌が入り込んできた。
裕輔の舌は真奈美の口の中を縦横無尽に動き回り、口内を堪能すると更に舌を絡め取り、舌全体に真奈美の味を感じる。
真奈美の手が裕輔のシャツをつかみ、二人はそのまま微妙に顔の角度を変えながら、お互いの唇を味わった。
唇が離れると真奈美はギュッと握り締めていたシャツをそっと離し、体全体から力を抜き、そして、顔を赤く染め、胸の鼓動は張り裂けんばかりに激しく鳴り響かせた。
裕輔は真奈美の前髪をそっとかき上げ、おでこにキスをするとそのまま覆い被さり、耳たぶを軽く噛んだ。
「きゃぅ、あうんっ・・・あん・・・・・・」
真奈美の口から甘い声が飛び出し、それを知ってか知らずか、裕輔は更に首筋を伝い下へ下へと真奈美の身体をキスをしながら辿って行く。
そして、肌蹴たメイド服から、白いブラジャーが姿を表すと裕輔はそれをつかみ、ズリ下ろすと中からはミルク色した肌にちょこんとピンクの蕾が付いている乳房が表された。
裕輔はピンク色した蕾に唇を当て、舌先で軽くこね回すように舐めたり、軽く歯を当てて見たりと徐々に刺激を与えていく。
「あふっ・・・ふぁっ・・ふぁんっ・・・・・ぅっ・・・・」
「真奈美、だいぶ良いみたいだな・・」
「ふぁ、そっ・・そんな・・・・」(うるうる)
「そうだな、そろそろ胸だけじゃ物足りないだろ・・・・こっちにも・・・っと・・・」
「・・・・?!」
裕輔は真奈美のスカートを捲り上げ、パンティを脱がすと秘所に手を当てた。
「真奈美の此処はもうグチョグチョだな」
「あぅ、あっ・・・・あんっ・・・そっ、そんな・・・・・・いっ、苛めないで下さい・・・」
裕輔の指は真奈美の秘唇をなぞるように這い回ると更にその中心部に隠された秘壷へズブズブと音を立てるように押し入れた。
「ひゃうんっ・・・あっ・・・・・・うんっ・・・・・ふぁっ・・・・・はんっっ!!・・・」
押し入れられた指は孔内の細部まで知り尽くしている為、次から次へと性感体を刺激し、最後に真奈美のスポットゾーンとも言える場所に添えられると僅かに震えだし、真奈美の身体には電流が流れたかのような刺激が脳天まで突き抜けていった。
「真奈美、まだイクのは早いぞ・・・・」
裕輔は指を抜き、素早くズボンを下ろすとそそり立ったマグマを取り出し、真奈美の秘裂へあてがうと一気に突き入れた。
「はっん!!・・・・んあっ・・うあっん・・・・・・」
裕輔のマグマは花弁を押し開き、奥へ奥へと入って行く。そして、一番奥まで到達した事を確認すると裕輔は激しくグラインドを始めた。
「ひゃう、あっ・・・・あんっ・・・ふぁ・・・んっ・・・・・」
裕輔のグラインドと同時に部屋中に真奈美の甘い声が響き渡るのだったが、実の所こうなってしまうと裕輔はあまり気を抜いてなど入られないのであった。
それは、真奈美が類い稀なる名器の持ち主であったからである。
マグマへの締め付け、絡み付いてくるヒダ、溢れんばかりの愛液、全てが最高のものだった。
裕輔は18歳の時、初めて抱いたその日から、この贅沢な悩みと戦い続けているのであった・・・。
422 :
保守コピペ:2006/02/02(木) 11:11:20 ID:euPkLEJY
「はぅ、はん、あうんっ・・・」
しかし、裕輔も伊達に三年も前から腰を動かすだけなんて陳腐な事で抱いて来た訳ではない。
次から次へと真奈美の性感体を責め、自分のペースへと持ち込むのであった。
それは、三年かけて得たテクニックである。
真奈美の弱い所、弱い所を責め、絶頂へと導くのであった。
そうなってしまうと真奈美も身体中、隅々まで知られているの為、快楽の渦からは抜け出す事は出来ないのであった。
「真奈美、そろそろイクぞ・・・」
「あっ、ふぁ・・・・あんっ・・・・ふぁ、はい・・・」
裕輔のグラインドがいっそう早まり、それに併せるかのように真奈美の腰を振り、締め付けを増すのであった。
「うっ、くっ・・・」
裕輔は一番奥まで差し込むと一気に精液を膣内に放った。
「ひゃう・・・んっ・・・・・・ああっああああっーー!・・・・・」
子宮の中一杯に注ぎ込まれた精液によって、真奈美の絶頂も訪れ、目の前が真っ白になるとその場にぐったりと力尽きるのだった。
荒々と肩で息をする裕輔の横では、ぐったりと力尽きた真奈美が眠りの世界へと誘(いざな)われていた。
そんな真奈美を見て裕輔は優しく髪の毛を撫でると近くの棚からティッシュを取り、真奈美の秘所から引き抜いたマグマを拭くと更に精液を溢れさせている真奈美の秘所を拭き取った。
そして、裕輔は二人の交わった白液を丹念に拭き取るとその直後に力尽き、穏やかな表情を浮かべ、真奈美の隣りで眠りにつくのだった・・・・・・。
-------表と裏-------
-----過去と未来-----
-----理想と現実-----
-------しかし-------
---真実はただ一つ---
第二話 fin
GJ
424 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/08(水) 22:07:08 ID:Ty+ftaU3
∧_∧
∧_ ( ´〓`)<保守
..\ [ …з/u ノ
\ /u 〈/フ'フ
\ 〈 ///
\ ∠∠/
\ \ 彡
.\ .\
.\_/| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
. | .|
志村ー後ろ!後ろ!
426 :
保守コピペ:2006/02/13(月) 22:37:20 ID:bj4HfR2B
『青の斜陽』
………『安達妙子』高校二年生の16歳。
青森県在住の料理が得意な女の子…そして、今でも幼なじみの男の子を想い、待ち続けている……彼との思い出を胸に………彼との再会を夢見て、最高の味噌汁を作りながら………。妙子にとって、そんな人生は決して悪いものではなかっただろう。
しかし、妙子の運命の歯車は、狂い始めていた。
帰るべき、その日まで………。
199*年6月14日、7時14分。
「うん!今日のは上手くできた!」
妙子は、自分の作ったお味噌汁を味見して満足げに肯いた。
妙子の一日は、このお味噌汁作りから始まる。これは、ここ5年に渡って続いている安達家の朝の習慣だ。
妙子は、小学校を卒業するとすぐに朝の味噌汁は自分が作る事を家族に宣言した。
初め、父親と弟は反対したが母親の味方によって何とか認められた。
それからというもの妙子は寝ても覚めても味噌汁一筋、その日の味噌汁の材料選びから味噌の合わせ具合まで、徹底しておこなった。
この頑張りには、味方した母親をも驚かし、半年も経つと反対していた父親と弟が妙子の味噌汁の大ファンとなっていた。
それから、妙子は安達家の家事を任される様になり、いくつもの料理のレパートリーを増やしていったが、依然として味噌汁へのこだわりは別格だった。
なぜ、こんなにも妙子が味噌汁にこだわっているかと言うと、彼との大事な絆であるからだった………。
6月14日、11時11分。
「じゃあ、妙子!店番お願いね!」
「えーっ、今日、日曜日じゃない……やだな〜、それにもうすぐお昼のお味噌汁作らなくちゃいけないし〜……」
妙子は、不満を表しながら店に顔を出した。
「まったく、この子は寝ても覚めても味噌汁、味噌汁って……」
「だってぇー………」
「"だってぇー"じゃない30分もすれば戻るからお願いよ!」
母親は、嫌がる妙子を押さえつけて店を出ていった。
「あーあ、やだなぁ〜…」
妙子は、店のカウンターに立ち店を見渡す。
店の中は、何人かの観光客らしき人がお酒を選んでいた。
この辺りで唯一の酒店である安達酒店は、週末にもなると観光客が多数お酒を買いに来るのだ。
妙子は、その観光客が嫌いだった。
その中でも、都会から来た女性観光客と接するのが特に嫌だった。
都会から来た女性観光客の中に化粧を濃く塗り、派手なファッションをしている女性が、スッピンで地味な格好をしている妙子見ると馬鹿にしたような目で見るのだった。
『…なによ!化粧と服でごまかしてる人がそんな目で見ないでよ!…』
妙子はいつもそう思っている。
『…私だって、化粧して、綺麗な服を着たら………』
妙子は心の中で叫ぶ。
『…だけど、彼が………もし…来た時………』
妙子は、彼に逢った時の事を考え、自分はありのままで……素顔で逢いたいと思っていた………彼がすぐに気づいてくれるように………。
外は、晴天!……お客さんが出入口の戸を開けると心地よい風が店の中に入ってきた………が、それと同時にお客さんも多数入って来た。
妙子は、それを見て早く母親が帰ってきてくれないかなーと思うのでした。
427 :
保守コピペ:2006/02/13(月) 22:37:57 ID:bj4HfR2B
6月14日、15時22分。
「まったく、今日は家にいたら駄目だわ」
妙子は、大きな杉の木の下、通称一本杉に来ていた。
「井戸端会議の為に私に店番頼むのやめてよね!……私が店番嫌いなの知ってるくせに………特に日曜日なんか……」
妙子は、今日、家にいたらどうにも母親が店番を頼むので逃げ出してきたのだった。
初夏を匂わせるさわやかな空気が妙子の髪をなびかせる。
一本杉に寄りかかり、まわりを見渡すと思い出の日々が妙子の脳裏に甦ってきた。
彼と一緒に走りまわった農道、彼と一緒に通った小学校、彼と一緒に遊んだ公園、そして………彼が去った時の列車………。
妙子の瞳から本人の意思とは無関係に一筋の涙が流れた。
「…やっ、やだなー………私ったら………なに泣いてるのかしら…これはねー、いい思い出なのよ!」
そう、妙子にとって彼との思いではいい事だらけの筈なのである。
「…今度、彼に逢ったら、彼と笑って話すの、この思い出を………」
妙子は、自分の心に言い聞かせる。
「…そして、二人して、大笑いするのよ!……こんな事もあった、あんな事もあったって………だからその時は悲しい思い出も辛い思い出も、ぜーんぶいい思い出なの!………」
妙子は、フウッと一息つき、「…そう、今のこの切ない想いさえその時には、いい思い出になるの…」手を握り締め言い切った、誰に言うのでもなく、自分自身に言い聞かせる為に……………。
妙子は、彼を待ち続けている。
あの日々の思い出を胸に………まだ逢えない彼に……思いを馳せて!
6月15日、15時57分。
「じゃあな!知子!妙子!」
「うん!バイバイ!」
「じゃーねー!」
そう言って、青年が去っていった。
青年は、大吾といい、妙子の隣りにいる女の子は知子といった。
妙子、知子、大吾は小学校からの幼なじみであった。
「妙ちゃん!今度休みに一緒に、ラビナに買い物に行こうよ!」
大吾と別れ、二人っきりになった知子は妙子に休日の予定に誘う。
「いいよ!私は………そんな私より大吾を誘ったらいいでしょ?」
「…うーん、大吾か……でも、大吾のセンスで………」
知子は、なんだかんだと大吾の悪口を言っているが、大吾を誘う事に決めた事が妙子にはわかってしまった。
知子と大吾は小学校から一緒と言う事で、何だか近すぎたのだろうかお互い好きあっていたのに付き合い始めたのはつい最近だった。
だから、付き合い始めてもお互いに色々憎まれ口なども叩き合うが、うらやましいぐらい仲が良かった。
妙子は、その二人を見て、もしあの時の彼がいま自分のそばにいたら、知子と大吾のようになっているかもしれないと思うと、胸がキュッと締め付けられるようだった。
6月15日、16時16分。
「バイバイ!妙ちゃん!」
「うん、バイバイ……」
妙子は、知子と別れ一人考え込むのだった。
『…もし、今、彼と一緒にいられたらどんなに楽しいだろう?…』
妙子は、近くの児童公園のブランコに座った。
『…一緒に買い物に行ったり、映画を見たり、遊園地なんかも行きたいな………そうしたら、私、腕によりをかけてお弁当を作ったりして……』
妙子は、今まで自分が経験した事の無い世界に夢を馳せる。
『…そうして、そうして、夕日に照らされた二人は………なんて……』
妙子は、自分の想像に顔を真っ赤に染めた。
『……ばっ、馬鹿、妙子なに考えてるんだか………』
妙子は、自分の思考を責めながらも、顔が変に笑っているのは抑えられなかった。
夕日が、妙子を照らし、全身を紅く染め上げる。
妙子の視線は、遠い、遠い町に向けられた。
『…彼に逢いたい、彼に逢いたいよ!…』
妙子は、ゆっくりとブランコを動かし、彼が逢いに来てくれる事を祈った。
目の前の砂場では、あの頃の二人のようにおままごとをする小さな男の子と女の子がいた。
428 :
保守コピペ:2006/02/13(月) 22:38:30 ID:bj4HfR2B
6月15日、17時32分。
妙子は、家に帰り着くといつもの様に家事をこなしていた。
すると、母が思い出したように一通の手紙を妙子に渡した。
その手紙には一言『…6月15日21時、思い出の場所で待つ…』とだけ書かれていた。
妙子は胸が高鳴った。
妙子にとって思い出とは、あの少年との事だけだった。
妙子は思った!…ついに彼が私に逢いに来てくれたのだと……。
そう思うと、妙子はいてもたってもいられなくなったが、妙子はフッと考える。
『…彼と逢った後、彼が家に来るかもしれない…いや、私としては強引にでも連れてきてこのお味噌汁を飲んでもらいたい……私がどれだけ美味しいお味噌汁を作れる様になったのかを知ってもらいたい…』
妙子は待ち合わせの時間まではまだあるし、最高の夕食を作ってから出かける事にした。
6月15日、20時30分。
妙子は、思い出の場所一本杉に向かう。
思い出の場所と言われて妙子は他にも2、3思い当たる場所が無いでも無かったが、一番の思い出の場所といえばこの一本杉であると思った。
妙子は、一歩一歩踏み出すたびに自分の心臓がドキドキしてくるのがわかった。
そして、一本杉に着いた頃には胸から心臓が飛び出すかと思えるほど胸がドキドキしていた。
『ちょっと、早く来すぎちゃったかな……でも、一分一秒でも早く逢いたいし………』
妙子は一本杉に寄りかかり、星空を見上げながら彼を待った。
6月15日、20時57分。
『…あと三分で約束の時間だ…』
妙子の胸の鼓動は最高潮を迎えていた。
『…彼に早く逢いたい、早く、早く…』
妙子は、彼が来るであろう駅の方角をずっと見つめている。
辺りには、人影なども無く、ただ風の音だけが妙子の耳に聞こえていた筈だった。
しかし、その時一本の列車が、過ぎ去っていった。
この列車の立てた音によって妙子は後ろにいる彼の存在に気づかなかった。
「…………………」
そして、ついに彼の登場である。
「…………………」
6月15日、20時59分。
男は、駅とは逆方向から妙子に近づいていた。
故に、駅の方角をジッと見つめる妙子は、列車の音に紛れ男が近寄るのをまるで気づかなかった。
男は、妙子の後ろから襲い掛かり、首筋に強烈な一打をかました。
妙子は、「きゃっ…」と小さな声を上げてその場に倒れ込んだ。
男は、背中に背負っていたリュックの中からロープを出し、妙子の両手首を後ろ手に縛り、さらに一本杉へと縛りつけた。
429 :
保守コピペ:2006/02/13(月) 22:39:03 ID:bj4HfR2B
6月15日、21時03分。
「…うっ、うっ……うんっ…」
『一体、何が起こったのかしら…』
妙子は、自分の身に何が起こったのかわからなかった。
妙子は、目をゆっくりと開けた。
「うっーーーうっーー!『きゃぁぁぁぁぁーーー!』………!」
妙子は、叫び声を上げた。いや、上げたつもりだが口に猿轡をされていてその声は、声にならなかった。
妙子は、自分の目を疑った。
妙子がその時見たものは、なんと一人の男が自分のスカートの中に手を突っ込み、パンティを脱がそうとしている光景だったのだ。
妙子は、身体を大きく振り、脚をバタつかせて男から逃げようとしたが両手を後ろ手に縛られている妙子にとって動きには限界があった。
男は、妙子のパンティを脱がすとスカートの中に顔を突っ込み、妙子の秘所を責め始めた。
「うっーーー、うっーー!『いやぁーーー、やぁーー』…」
妙子は、声にならない叫びを上げて、体を動かそうと抵抗するが男にとって大した障害にはならなかった。
男は、体を妙子の両足の間に入れるとサッとズボンを降ろした。
「…うっ、うっ、うっ…」
妙子の両目から、涙が滝の様に流れ落ちる。
妙子の目には、ぼやけた男の姿が揺れて見えるだけだった…。
だが、その一秒後、妙子に今まで味わった事の無い激痛が襲いかかる。
「…うっーーーうっーーーーー!『きゃぁぁぁぁーーー、いったぁぁぁいーーー』」
妙子は、自分に襲いかかる痛みで気が狂うかと思った。
「うっーーー!『やめてぇぇぇーーー!』うっーー『ゆるしてぇー』…」
妙子は、顔を左右に振り回すが、男はお構いなしに次の行動に移った。
男は妙子のブラウスを引きちぎり、白のブラジャを上に上げると右胸を左手で揉み、左胸の乳首を舌で舐めまわした。
妙子は、その頃になるともう激痛と精神的ショックでもう何がなんだかわからず、男の為すがままだった。
男は、抵抗を止めた妙子を自分勝手に責め続けそして妙子の中で果てた。
6月15日、21時27分。
男は、リュックの中からポラロイドカメラを取り出し、妙子の写真を撮った………『凌辱された姿の写真を』………。
妙子は、光るカメラのフラッシュで目を覚ました。
「…うっーーー、うっーーー『やめてーーー、やめてーーー』…。」
妙子は、体を動かし抵抗を試みようとするが既に遅かった。
妙子の目の前には、胸を出し、スカートを捲くり上げられ、秘所から男の精液を垂れ流している自分が写った写真が散らばっていた。
430 :
保守コピペ:2006/02/13(月) 22:39:37 ID:bj4HfR2B
6月15日、21時31分。
男は、写真を拾いまとめリュックに仕舞い込むと、妙子を縛り付けていたロープを外した。
「わかっていると思うが、この事は他言無用だ。もし人に喋ればこの写真がどうなるかわかっているだろうな」
男は、初めて口を開いた。
しかも、妙子にとって最悪の言葉が発せられ続けた。
「人にこの写真を見られたくなければ、俺のいう事を聞け!"安達妙子"」
妙子は、自分の名前を呼ばれて、ビックとした。
『あーぁ。もう逃げられない……』
妙子の心にそんな思いがよぎる。
「妙子、お前にはこの携帯電話を渡しておく。肌身離さず持っていろ!俺からのホットラインだ。いいな、俺に逆らおう何て馬鹿な事を考えるなよ!わかったか!」
男は、妙子に詰めよった。
妙子は、目に大粒の涙を溜めながら頷くしかなかった。
「よし、いい子だ。だったら今日はこれに着替えて帰れ。」
男は、一着の着替えを妙子に渡してその場を立ち去った。
男にしてみれば、他人に妙子がレイプされたのに気づかれては困るのだった。これからの楽しみを無くすような事は………。
妙子は、一本杉に寄りかかり星空を見上げた。
天国から地獄に落とされた自分の身の不幸を感じながら………。
眼下には、最終列車が走り去って行った。
6月16日、6時05分。
昨日と変わらない朝日・・・・・・・。
昨日と変わらない家・・・・・・・・・。
昨日と変わらない家族・・・・・・・。
昨日と変わらない町・・・・・・・・。
昨日と変わらない学校・・・・・・。
昨日と変わらない友人・・・・・・。
昨日とは・・・違う・・・自分・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・帰れない!・・・・・・・・。
もう、昨日の身体には・・・・・・・。
もう、昨日の心には・・・・・・・・・。
もう、昨日の自分には・・・・・・・。
もう、・・・・・二度と・・・・・・・。
安達家の今日の朝食には、味噌汁が無かった・・・。
6月16日、16時28分。
昨日と同じ道・・・・・・・・。
昨日と同じ夕焼け・・・・。
昨日と同じ公園・・・・・・。
昨日と同じ風景・・・・・・。
昨日と同じ子供・・・・・・。
昨日とは・・・・・違う・・・・・・わたし・・・・・・・・。
昨日、昨日、昨日・・・・・・・・・・・・。
昨日の・・・・・・・・・・・夜・・・・・・・・・。
昨日の・・・・・・・・・わたし・・・・・・・。
夕食にも味噌汁の姿は無かった・・・。
431 :
保守コピペ:2006/02/13(月) 22:40:08 ID:bj4HfR2B
6月16日、21時45分。
「うっ、うっ、ううっ・・・・・・・」
顔を枕に擦り付け、声を殺して泣く・・・・・。
・・・・・涙・・・・・枯れる事無く・・・・・瞳から流れ落ちる。
・・・忘れよう!・・・そう、忘れるしかない・・・・・この地獄から逃れるには・・・・・。
しかし、傷付けられた身体は忘れさせてくれない・・・・・傷付けられた心も忘れはしない・・・・・・身体全体、髪の毛一本までもが、忘れさせてはくれない・・・・・・・。
・・・・・『死』・・・・・甘い誘惑・・・・・・。
・・・・・『無』・・・・・時の誘い・・・・・・。
・・・・・『生』・・・・・無限地獄・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
さまよい続ける魂・・・・・・・・・・。
・・・・・明日への扉・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・『妙子』・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
6月18日、8時35分。
見えなくなった、世界・・・・・・・。
ついこの間までいた、世界・・・・・。
帰る為のチケットは?・・・・・まだ・・・・・無い・・・・・。
「ブルッ、ブルッ・・・・・・・・・・・」
今まで体感した事の無い・・・・・振動・・・・・。
全身に震えが走る・・・・・・・・。
「ブルッ、ブルッ・・・・・・・・・・」
止まらない振動・・・・・。
『出ろ!出ろ!・・・・・・・・・・』
そう言わんばかりに震え続ける。
覚悟を決め、震える手で電話を取りだし、ゆっくりと着信ボタンを押す。
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「もっ、もっしもし・・・・・」
震える手をグッと押さえ付け、消え入りそうな声で話す。
「・・・俺だ!・・・・・遅いじゃないか!電話にはサッと出るもんだ、妙子」
濁った男の声。
わかっていた、この電話を鳴らす男は唯一人しかいない事は。
それでも、否定していたかった。
せめて、間違い電話であってほしかった。
「・・・・・・・・・・」
「ん!・・・妙子!聞いているのか!・・・妙子!・・・安達妙子!」
一言も発しない妙子に怒り始める男。
呆然状態の妙子を現実に引き戻す言葉は・・・。
「・・・妙子!、俺にそんな態度をとっていいと思っているのか!・・・・・・・・写真!あの写真がどうなってもいいのか!」
「・・・・・あっ、あっ、あの・・・・・・・・」
妙子の身体は写真という言葉に"ビクッ"と震え、現実の世界に心を戻す。
「なんだ、ちゃんと聞こえてるじゃないか!・・・妙子、今度またおかしな行動をとったらそれなりの罰を受けてもらうからな!・・・いいな!」
「・・・はっ、はい・・・」
「よし、まあいいだろう・・・今日、電話したのは他でもない・・・今日、昼で学校を早退して"○○町○○番地のアパート203号室"に来い、いいな!必ず来い!来なかったら・・・・・じゃあ、待ってるからな!」
「えっ、あっ・・・あの・・・・・」
『ツーツーツー・・・・・・・』
電話の発信音だけが妙子の耳に聞こえる。
遠くでは、学校のチャイムが鳴っていた。
妙子は高校生になって、初めての遅刻だった・・・・・・・。
432 :
保守コピペ:2006/02/13(月) 22:40:40 ID:bj4HfR2B
6月18日、12時47分。
重い足を引き摺りながら、言われたアパートに向かう。
まもなく視界の中に、木造二階建ての建物が目に入ってきた。
辺りには、真昼の太陽がこうこうと照りつけていたが、その建物だけは暗闇に包まれた悪魔の城のようだった。
『203』と書かれた、扉の前で立ち止まる。
『・・・これで、いいのかしら・・・・・・これで・・・・いっ、今なら引き返せる・・・・・・そう、今ならまだ・・・・・・・』
1分、2分・・・・・・5分経った。
『・・・かっ、帰ろう・・・・・・』
扉に背を向けた瞬間!
「ダンッ!」
扉が、いきなり開くと中から男の手が飛び出し、妙子の手を取ると、妙子を部屋に引き摺り込んだ。
「きゃっ・・・・・」
部屋に引き摺り込まれ、倒された妙子。
倒された拍子に、スカートが捲くれ上がり健康的な太股とその先にチラリと純白のパンティが男の目に入った。
「お前、何やってたんだ!・・・まさか、逃げようとしてたんじゃあるまいなー」
・・・・・ビクッ・・・・・・体を震わせ、顔には恐怖の表情が浮かび上がる。
「・・あっ、あの、わたし・・・その・・・・・・・」
男の怒りの表情に脅え、部屋の隅へと逃げる妙子。
「ふざけやがって!・・・」
妙子の胸ぐらをつかむと男は一気にセーラー服を破り裂き、次にスカートの先をつかみ引き抜いた。
白のブラジャーと白のパンティ・・・・・一見地味のようだがこれはこれで男の心を熱くさせるものがあった。
下着姿の妙子を部屋の隅に追い詰めると男は自分の着ているものを全部脱ぎ捨てた。
妙子の目の前に男のマグマがそそり立つ。
「いっ、いやっ・・・・・」
目をそらそうと壁の方に顔を向けたが、男はおかまいなしにマグマを妙子の顔に擦り付けてきた。
妙子の頬におぞましい、男のマグマの感触が伝わる。
「うっ、ううっ・・・・・・」
必死に逃げようと顔を振るが部屋の隅に追い詰められているので逃げるのには限界があった。要するに男の為すがままになってしまっていた。
だが、これだけで終わる筈も無かった。
男から次に、発せられた言葉は・・・・・・・。
「・・・・・・しゃぶれ・・・・・・」
妙子の耳にはそう確かに聞こえた・・・・・・。
433 :
保守コピペ:2006/02/13(月) 22:41:14 ID:bj4HfR2B
6月18日、13時10分。
男はマグマを妙子の唇へ押し付ける。
「いっ、いやっ・・・・いやっ・・・・・」
顔を左右に振り逃げようとする妙子。
・・・だが・・・。
「妙子!、しゃぶれ!・・・俺の言う事が聞けないって事はあの写真がどうなってもいいのか!」
「・・・あっ、うっ・・・うっ・・・・」
妙子は、瞳に一杯の涙を溜め、唇を一回ギュッと噛み締めるとゆっくりと口を開いた。
「・・うっ、ううっっ、うっーーー・・・」
喉の奥まで男のマグマが差し込まれ、吐きそうになるが、じっと堪え男の為すがままに妙子の口は犯された。
「よし!こっちへ来て咥えろ!」
男は一通り、妙子の口を犯すとソファーに座り足を開き、その間に妙子を呼んだ。
「・・・うっ、うっ・・・・・はっ、は・・・い・・・・・」
のろのろと男のまたぐらに近づき、ゆっくりと口を開くと、舌を伸ばし男のマグマを咥える。
舌先に生臭い異様な臭気が漂い、今まで味わった事のない汚物感が妙子の口内を刺激する。
しかし、妙子は男の命ぜられるがまま、マグマをしゃぶらされる。
「おい、ただ口の中に入れているだけじゃ駄目だ!舌を使え舌を・・・」
「うっ、ううぅ・・・」
妙子は言われるがまま、舌をチロチロと動かし、マグマを刺激する。
「よし、いいぞ!次は棹の横からハーモニカを吹くように舐めろ!」
『・・・・そんな・・・・』
妙子は拒否したかったが、できる筈も無く言われるがまま舌を這わせた。
「次は、棹を先から根元、根元から先へ舐め下ろし、舐め上げろ!」
「うっ、は・・・いっ・・・・・」
仕方がない・・・・・そうよ・・・・・仕方がないのよ・・・・・そう自分に言い聞かせながら、男に行為を続ける。
「おう、なかなか上手いじゃないか、それじゃあ次に袋を舐めろ!」
「・・・えっ・・・・」
初め、何だかわからなかったが、その場に袋と言ったら一つしかなかった。
『こっ、こんな事まで・・・・・・』
目をつぶり、舌を出して肉袋を舐め始める。
瞳に貯まっていた涙がドッと溢れ出し、カーペットを濡らす。
「うっ、うっ、っ・・・・・」
いっそ、死んでしまいたかった。
あの時、何故自分は死を選ばなかったのだろうか?
妙子は、今にも舌を噛み切りたかった。
しかし、運命の神は妙子に死を選ばせてはくれなかった。
妙子の人生はまだこれから半世紀以上はあるのだから・・・・・・・。
男は、最後にマグマを咥えさせ棹全体をしごかせ、緊張が達すると喉奥にマグマを突っ込み精液を注ぎ込んだ。
「全部呑め!一滴たりともこぼすな!」
髪をつかまれ、喉奥にマグマを突っ込まれた状態では、言いなりになるしかなかった。
妙子は、口の中一杯に漂う生臭い液体を飲み干すしかなかった。
434 :
保守コピペ:2006/02/13(月) 22:41:46 ID:bj4HfR2B
6月18日、13時41分。
ブラジャーとパンティを脱がされ、生まれたままの姿で妙子はベットの上に寝転がされた。
「俺のをしゃぶってくれたお礼に今度は、俺がお前を舐めてやる」
男はそう言うと、妙子の唇にキスをし、口の中に舌を押し込み唾液を流し込む。
「むっ、むぐぐっ・・・・・」
妙子は男の舌を押し返そうとするがかえって絡められてしまい、男に好きなように口の中を舐めまわされた。
『うっ・・・ううっ・・・いやっ、いやだっ・・・・・』
口の中に男の唾液が溜まり、妙子は吐き気さえ感じていたが、吐き出す事もできず・・・・・・・とうとう・・・・・・。
「うっぐっ、うぐっ・・・・」
男の唾液は堰を切ったように妙子の口の中に流れ込んだ。
精液に続き、唾液まで飲まされた妙子は胃の中のものを全部吐き出したいほどの気分だった。
男の攻撃は口から胸へと移っていた。
決して、大きくはないが、小さくもない妙子の胸。
16歳の瑞々しい弾力が男の舌、手に伝わってくるようだった。
胸のまわりから、乳輪、乳首と男の舌が這い回る。
強弱をつけてリズミカルに揉み扱く手。
「うっ、あっ、ああっ・・・・・」
妙子の身体がピックンと跳ねた。
男が乳首を嘗め回すと妙子の身体に電流が流れたかのような感じがしたのである。
「はっ、はっ、ははっ・・・妙子感じてきたな・・・・・」
男はにやりと笑い、さらに激しく胸を揉みながら乳首を舌で刺激した。
「あぅ、あっ・・・あうっ・・・・・」
妙子の乳首はピンと立ってきていた。
「おーおー、気持ちいいか・・・そうかそうか・・・」
「あっ、あんっ・・・・いやっ・・・やっ、め・・・て・・・・・」
妙子は自分の体の変化に戸惑いを感じていた。
435 :
保守コピペ:2006/02/13(月) 22:42:18 ID:bj4HfR2B
6月18日、14時12分。
-----部屋中に散らばる服。
-----破かれたセーラー服。
-----投げ捨てられているスカート。
-----足下に丸まっているブラジャーとパンティ。
-----ベットの上で絡み合う男女。
「だいぶ、いいみたいだなー」
執拗に妙子の体を嘗めまわした男が上気する妙子の顔を見た。
『いっ、いやっ・・・そんな・・・・・』
自分の体の変化に驚き、脅える。
しかし、妙子の秘部から流れは出している愛液は自分の意志ではどうにもならなかった。
「ジュルッ・・・ジュッ・・・ジュ・・・・」
男は、音をわざとたてながら秘裂を嘗めまわす。
「ひゃっ、うっ・・・あっ・・・あ・・・んっ・・・・・・」
手のひらはギュッと布団をつかみ、流れ来る激情に耐える。
---ピクッ・・・ピクンッ---
男の舌が妙子の一番敏感な所を責め始めた時、妙子は生まれて初めての感覚に戸惑っていた。
『いやっ・・・いやで仕方がない筈なのに・・・・うっ、ああっ・・・あっん・・・・あんぅ・・・・・あっ・・・・』
頭の中が真っ白になり、身体が自分の物でないように男の行為を受け入れる。
『ああっ・・・いやっ・・・・・』
心で悲鳴をあげ、逃れようとするが、腰を振り上げ、身体を揺さ振る姿はあたかも男の口に自分から秘部を押し付けているようだった。
「ははっ、いい格好だな」
男の指がクネクネと秘裂を這いまわっていたかと思うと、中指を秘孔に押し込みかき混ぜながら、親指の腹でクリトリスを刺激した。
「うっ、あっ、いやっ・・・ん・・・・」
ピクピクと身体を震わせ、刺激の波に呑み込まれていく妙子。
今まで経験した事のない世界。
身体中、頭の芯から爪先まで・・・感じた事の無い刺激が突き抜ける。
「うっ・・・・あっ・・・・・あああっーーーーー!」
意識が遠退き、もう何も考えられなかった。
-----『死』ぬ事さえも-----
6月18日、14時55分。
ぐったりとして、ベットに寝転がる妙子を男は好きなように凌辱した。
3日前に破られたばかりの秘孔は激しい痛みを覚えたが心の痛みには勝てなかった。
---いつまでも
---いつまでも
---流れ続ける涙
---枯れる事のない涙
---一生分の涙
窓から入り込む日の光が悲しく涙を輝かせていた。
436 :
保守コピペ:2006/02/13(月) 22:42:53 ID:bj4HfR2B
7月14日、20時35分。
あれから一ヶ月・・・・・週に一度は男に呼び出され凌辱された。
場所も問わず、屋外、ラブホテル、そして学校でまでも・・・・・。
そして、今日は・・・・・・。
町外れにある公園はこんな時間に人影など全く無かった。
男と妙子は寄り添うように歩き、公園の中に入っていった。
妙子は、男から渡された青のブラウスに白のミニスカートと言った姿であり、ノーブラの上、パンティの中には"ブブブッ、ブブブッ"と小刻みに動きまわるピンクローターが入れられていた。
「うっ、うっんっ・・・・・っ・・・・」
パンティの中で動きまわり、秘裂を刺激するローター。
押し寄せる感情の波・・・甘い、甘い誘惑。
『・・・このまま、快感の海へと浸れれば・・・・・・』
開かれる逃避への扉。
一歩踏み入れれば、二度と帰る事の出来ない・・・快楽の世界。
「あっ、うっ・・・・・ああっん・・・あんっ・・・・・・」
男の手が布越しに妙子の胸を揉み扱く。
薄いブラウスにノーブラである為、男の掌がダイレクトに胸を刺激する。
「いっ、いやぁ・・・・」
頬を紅く染めて、哀願する妙子。
それを無視するかのように、時には強く、時には弱く、強弱をつけて男は妙子の胸を責める。
上半身にビクビクッと刺激が走る。
ブラウスの三個目のボタンが外され、スルリと男の手が入り込み、直に胸を下から揉み扱く。
指がピンと立った乳首を探し当て、コリコリと刺激し始めると、妙子の脚はガクガクと震えだし、男に寄り添い掛かった。
「おっと、これは参った・・・ちょっと、刺激が強すぎたかな・・・はっ、はははっ・・・・・・」
男は妙子を抱きかかえ、辺りを見渡すと・・・・・・・!
・・・公園の奥に二つのブランコを見つけた。
7月14日、20時58分。
男はブランコに腰をかけ、妙子を近くに呼び寄せる。
「パンティを脱いで、こっちに尻を向けろ!」
妙子は脅えながら、オドオドとパンティを下ろし、男にお尻を向けた。
男の手が、スカートの中に入り込みお尻を撫でまわす。
「もうちょっと、こっちに来い!それで自分でスカートを捲ってろ!」
『うっ、うっ、うううっ・・・・・・』
頭の中では仕方が無いと割り切っているつもりだが、次から次へと出される要求に素直に受け入れなければならない自分が悲しかった・・・・。
しかし、選択肢など無い妙子は、男の言われた通り、スカートを捲り上げ男に近寄った。
男の指が腰からお尻の割れ目を這い、菊座を刺激し、秘裂に向かう。
-----クチュ、クチュ-----
今晩、会った途端にパンティの中にピンクローターを入れられ刺激され続けていた妙子の秘部はグチョグチョに濡れていた。
「おーおー、こんなに濡らして、随分といやらしくなったもんだ!」
『うっ、うっ・・・そんな・・・ひどい・・・・・』
スカートを押さえる事に両手を塞がれている妙子の涙は拭われる事は無く流れ続けていた。
男は、好き勝手に妙子の秘部を責めた。
437 :
保守コピペ:2006/02/13(月) 22:43:24 ID:bj4HfR2B
7月14日、21時14分。
「うっ、あっ・・・・ああああああっーーー!」
妙子の秘孔に男のマグマがズブズブと音をたてて、呑み込まれていく。
男は妙子の腰をつかみ、ズボズボとスライドさせる。
「いやっ、いたっい・・・・あっ・・・・うっ・・・・」
男の為すがまま、子宮の奥までマグマを挿入され、痛苦に顔を歪ませる。
さらに椅子になっているブランコが揺れるとその度に妙子の秘孔は刺激され、呻き声を上げた。
「はっ、ははっ、はっ・・・どうだ妙子!・・・気持ちいいか!」
さらに激しくグラインドし、ぴったりとマグマを根元まで押し込むと一気に熱い精を吐き出した。
「うっ、やぁぁぁぁぁぁっーーーーー!」
妙子の悲鳴が夜の公園を、むなしく響かせた。
男は妙子の秘部からマグマを引き抜くと、先程脱がせた妙子のパンティで精液と愛液によって濡れているマグマを拭いた。
7月15日、3時21分。
深夜・・・・・月明かりだけが妙子の部屋に注ぎ込んでいる。
焦点の合わない瞳。
人形のように布団に座り、ただ、ただ時だけが経っていく。
・・・・・時だけが・・・・・無常に・・・・・。
---わたしは------だれ?-----
『安達妙子』
---ここは------どこ?-----
『青森県青森市』
---歳は------いくつ?-----
『16歳、高校2年生』
---あなたは------だれ?-----
『○○○○』
---どこに------いるの?-----
『東京都○○区』
---なぜそんなところに------いるの?-----
『・・・・・・』
---なぜわたしのそばに------いないの?-----
『・・・・・・』
---どうして助けて------くれないの?-----
『・・・・・・』
---わたし貴方を待って------いたのに!-----
『・・・・・・』
---手紙------くれたでしょ?-----
『・・・・・・』
---わたし------わたし-----
『・・・・・・』
「トントン、トントン」
台所に物音がしはじめる。
母親が朝食の準備を始めたようだ。
あれ以来、安達家の食卓に妙子の味噌汁が並ぶ事はなかった。
438 :
保守コピペ:2006/02/13(月) 22:44:38 ID:bj4HfR2B
7月15日、18時16分。
"・・・天気晴朗にして、波高し・・・"
今日の天気を故事に喩えるとこんな感じだった。
学校から戻り、フッと居間のテレビをつけると妙子の全身に震えが走った。
「・・・・・昨夜遅く、○○岬より転落したと思われる人物の水死体が××海岸に打ち上げられたもようです。
水死体の身元は警察の調査によりますと強盗傷害の容疑で指名手配中の『○○ ○男(32歳)』と断定されました。○○ ○男容疑者は、酒を飲んでいたらしく、そのため運転を誤り海に転落したと思われます・・・・・・・・」
画面に映し出された男の顔は忘れもしない、あの男だった。
一ヶ月前から妙子の身体を好き放題弄んでいる、あの男だった。
「・・・しっ、死んだ?・・・・・あの男が・・・死んだ・・・」
テレビを見つめ、呆然と立ち尽くす妙子。
ニュースは次の話題に移っていたが、妙子の目にはあの男が映し出された画面がまだ、瞼に焼き付いていた。
テレビを消し居間を去ろうとした妙子だったが一つの事が頭に浮かんだ。
「・・・・はっ、写真!」
妙子の脳裏に自分の恥ずかしい写真の行方が浮かび上がってきた。
『・・・しゃ、写真を回収しないと・・・アパートの部屋に飾られているんだった・・・』
男は、妙子を呼び出した時、さらなる恥辱を与える為に部屋中に妙子のあられもない姿の写真を貼っていたのだった。
妙子はすぐさま家を飛び出し、男のアパートに向かった。
7月15日、20時01分。
「パチ、パチ、パチ・・・・・・・」
妙子は、何とか写真の回収に成功して忌まわしい写真を公園で焼いていた。
『これが・・・これが・・・・・・』
燃える炎を見つめ、安堵感とは別に強烈な無常感が妙子の心を折衝した。
この男との未来は無くなったが、大きな過去を背負わされた。
-----もう、代える事の出来ない過去。
-----消える事の無い記憶。
-----傷付けられた身体。
まだ、妙子の枕が乾く事は無さそうだった。
-----だが-----
枕を濡らす、理由が大きく変わろうとはこの時の妙子は知る由も無かった。
439 :
保守コピペ:2006/02/13(月) 22:45:09 ID:bj4HfR2B
7月18日、8時50分。
その日は、朝からおかしな日だった。
朝、起きるとあんなに作りたくなかったお味噌汁が作りたくてしょうがなかった。
そして、出来たお味噌汁の味は今まで作った物より遥かに美味しかった。
通学途中の景色も今までとは違って見えた。
木々が嬉しそうに囁き、風は妙子の身体を爽やかに突き抜けていくようだった。
たしかに、一学期最後の日として足取りも軽くなるだろうが、ただそれだけの理由とは思えなかった。
しかし、その理由は先生が教室に入ってくると同時に判明した。
先生の後について教室に入って来た・・・・・青年・・・・・。
クラス中がざわめきたち、誰もが新しいクラスの仲間に目を輝かせた。
------その中でも、誰よりも胸を高鳴らせた妙子------
「えー、静かに・・・」
先生の声が教室に響くと、一斉に生徒は黙り、先生の次の言葉を待った。
「本当は、二学期からだったんだが本人の希望で一日も早く学校に慣れたいとの事で終業式である今日、転校生を迎える事になった。それでは、○○君!自己紹介を・・・・・・・」
先生は教壇から一歩下がり、彼を壇上に招いた。
クラス中の注目を浴びて青年は教壇に立った。
「はい!・・・『野内 隆彦(のない たかひこ)』と申します。この度、父親の関係で青森に引っ越してくる事になり、青垣高校にお世話に成る事になりました。どうぞ、よろしくお願いします!」
教壇の上で頭を下げる青年の名前を聞いて、妙子の胸は張り裂けんばかりに高鳴った。
『・・・た、隆ちゃんだ!・・・』
真っ白になる妙子の思考。
「・・・実は、小学4年生までこの辺に住んでいたので、もしかしたら知っている方がいるかもしれません?」
この一言によって、幼なじみの知子と大吾も何かに気づいたようだったが、妙子の耳にはそんな言葉は聞こえていなかった。
まわり、まわる運命の歯車・・・・・その中で妙子は・・・・・。
440 :
保守コピペ:2006/02/13(月) 22:45:41 ID:bj4HfR2B
7月18日、9時15分。
新たに、青垣高校2年C組の一員となった隆彦は先生に指定された席についた。
それを見た、知子と大吾が隆彦の前にやってくる。
「隆ちゃん!」
「隆!」
隆彦は名前の呼ばれた方を見ると、何処か見覚えのある男女を見つけた。
「俺だよ!・・・小学校の時、同じクラスだった『大滝 大吾(おおたき だいご)』だ!」
「あっ!・・」
隆彦の脳裏に少年時代のガキ大将、大吾の姿がフェイドバックされる。
「おおっ!大吾!」
「隆!」
二人は手を握り合い、再会を喜びあう。
「ちょっと、わたしもいるのよ!」
二人の間に入り込む、知子。
「・・・・・?」
「はっ、ははっ・・・どうやら、隆はわからないらしいぜ!知子」
「えーーー!」
考え込む隆彦をみて、大吾は知子をからかう。
ショックを受ける知子。
『・・・知子・・・知子・・・!んっ・・・知子!』
「あっーーー!学級委員だった知子か!」
大声を上げ、知子を指差す。
「いやぁ、わからなかったよ!・・・・・随分と変わって・・・」
「はっ、はっ、はははっ・・・そうだろ・・・」
「えーーー!どう言う事よ・・・二人とも!」
顔を見合わせて、頷く男二人に知子は頬を膨らませてそっぽを向く。
「はっ、はははっ・・・・・なに拗ねてんだよ!違う!違うよ!・・・なあ!隆・・・」
「そうそう、随分と綺麗になって見違えたって事だよ!・・・はっははっ」
「ほんと!・・・」
『はははっ、はっ、はっ、はっ・・・・・・・』
三人の笑い声が大きく教室中に響く。
"・・・拗ねる知子を二人がフォローする・・・"
とても、七年ぶりに再会したとは思えない三人の息のあった会話だった。
『・・・たっ、隆ちゃん・・・』
三人を一歩離れた所から、見つめる妙子。
-----三人の輪の中に加わりたかった-----
一ヶ月も前の妙子だったら、いの一番に隆彦に近寄り、感極まって抱きついていたりしていたかもしれなかったがしかし、今の妙子には何処か自分を押さえつける感情があった。
三人の輪へと恐る恐る近寄る妙子。
「あっ!・・・」
三人の中で知子がいち早く妙子の存在に気がついた。
「たっ、妙ちゃん・・・何やってるの!早く来なよ!」
手を振り、自分を招く知子。
しかし、妙子には気づいてもらった嬉しさとは別に心を押さえつける感情が鼓動を大きくさせる。
441 :
保守コピペ:2006/02/13(月) 22:46:14 ID:bj4HfR2B
『・・・うっ、ううっ・・・あっ、どうしよう・・・』
知子の手を振る方向をゆっくりと隆彦が見る。
隆彦の目には、一人の女の子の姿が映し出された。
脅えたような瞳で隆彦を見つめる女の子・・・。
左右両側で束ねた髪の毛・・・幼い頃と変わらないそばかす・・・隆彦の脳裏には一人の女の子の名前が浮かびだされた。
「妙子!」
「あっ!・・・」
妙子は急に自分の名前を呼ばれビクッと体を縮め、目を逸らしてしまった。
しかし、思い直し隆彦の顔をゆっくりと見た。
『・・・あ、ああっ・・・変わってない・・・』
妙子は隆彦の微笑む笑顔を見て、彼が七年前と同じ優しい目を自分に注いでくれている事に心を振わせた。
三人は妙子の到着を待つ。
『・・・おっ、落ち着いて・・・』
妙子は自分を言い聞かせながら三人の輪の中に加わった。
「妙子!・・・何やってたんだ!・・・遅いじゃないか!」
「そうよ!妙ちゃん!・・・忘れちゃったの?・・・隆ちゃんよ!」
「わっ、忘れてなんか・・・・・・」
---『そうよ!一日たりとも忘れた事なんか・・・』---
顔を赤くして否定する妙子。
知子と大吾はさりげなく隆彦の前に妙子を押し出し、両手を胸の前で組み、隆彦の前に来た妙子。
隆彦は、昔と変わらない笑顔で妙子に話しかけた。
「妙子!ひさしぶり、元気でやってるか?」
「うっ、うん」
「・・・・・」
「・・・・・」
しかし、二人の間を流れる空気はどこかおかしかった。
弾まない二人の会話。
自分をまっすぐに見つめる隆彦の瞳が妙子には苦しかった。
-----彼を見つめる妙子の心-----
---変わらない彼の瞳
---変わらない彼の笑顔
---変わらない・・・・・・『彼』
---変わってしまった・・『私』
『・・・変わらない彼・・・変わってしまった私・・・』
妙子は、隆彦の変わらない部分を見つければ見つける程、心が痛かった。
昔とは違う自分が悔しかった。
七年ぶりの再会は、妙子にとって想像も出来なかったものになってしまっていた。
442 :
保守コピペ:2006/02/13(月) 22:46:46 ID:bj4HfR2B
7月18日、11時12分。
幼なじみ四人の七年ぶりの再会。
帰り道、弾む昔話。
四人の顔は、幼かったあの頃のように無邪気な笑顔をしている。
-----筈だった?-----
だが、そうではなかった。
四人の中の一人。
妙子の顔は、ぎこちない乾いた笑みを浮かべていた。
途中、大吾が別れ、知子も別れた。
-----妙子と隆彦・・・二人っきり。
-----七年ぶりの・・・二人っきり。
-----・・・・・・・・・。
妙子は俯きぎみに歩きながら、時々隆彦の顔を見ては瞳を潤せていた。
そして、そんな妙子を見て隆彦は何も感じない程、鈍感ではなかった。
七年間、思いを馳せていたのは妙子だけではなかったのだ。
隆彦は、青森への引越しを敢えて妙子には連絡しなかった。
それはちょっとした悪戯心であった。
突然現われ、驚く妙子の顔を見て自分は笑い、妙子は笑った自分を怒る・・・そんな昔のようなやりとりをしたかった・・・・・・そして、その後は二人して再会を喜ぶ筈だった・・・・・七年間を取り戻す為に。
幼心に残る、あの少女の笑顔。
そう、目をつぶればいつでも想い描ける・・・あの少女の笑顔。
それくらい印象に残っている少女が今、自分の傍にいる・・・しかし、その少女は昔の笑顔を忘れてしまっていた。
そばかすまじりの顔をいっぱいに崩して、瞳をキラキラと輝かせて笑っていた少女。
七年ぶりに会った幼なじみ二人は静かに、昔よく遊んだ児童公園を通り過ぎようとしていた。
443 :
保守コピペ:2006/02/13(月) 22:47:41 ID:bj4HfR2B
7月18日、11時41分。
隆彦は児童公園をチラリと横目で見ると妙子に話しかけた。
「妙子、ちょっと時間いいかな?・・・」
「えっ・・・」
児童公園を指差し、足を止める隆彦をちょっと驚いた表情をして見つめる妙子。
「・・・はっ、話が・・あるんだ・・・・・」
「・・・・・・・・うっ、うん・・・」
照り付ける陽射しのせいか、赤くなったように見える隆彦の顔。
妙子は、戸惑いながらも隆彦の誘いに応じた。
二人は公園のベンチに腰を下ろす。
入り口で買ったカンジュースは、冷たく水滴を滴らせている。
ジュースを一口、喉に流し込むと隆彦はゆっくりと口を開いた。
「昔、この公園で、二人してよく遊んだな・・・」
「・・うっ・・・ん・・・」
「妙子の作った、泥味噌汁・・・美味しそーなんてべた賞めして、飲まされそうになったけ」
「そっ、そんな事ないよー」
「いーや、ありました!」
「えー、うそーー」
「嘘じゃありません」
「ぶぅーー」
頬を膨らませ、プイッと顔をそむける妙子。
今日、隆彦と逢って初めて見せた、妙子の自然の表情。
隆彦の包み込むような優しさが、妙子の心を少し癒してくれた。
照り付ける陽射しが木々を青々と見せる。
「妙子、話・・なんだけど・・・」
「・・・う・・ん・・」
少し緊張したように話し始めた隆彦を見て妙子も胸がドキドキしてしてきた。
「・・あの、なんだ・・・」
「・・・・・」
「いっ、今、付き合ってる奴とか・・いる?・・」
「・・・えっ・・」
今度は、日の光ではなく確かに隆彦の顔が赤くなっているのがわかった。
「・・・・・」
「いっ、いないけど・・・」
「じゃあ・・・好きな奴とか・・・・・・」
「・・・・・・」
二人の心・・・・・繋がりあっている筈の・・・心・・・。
今年、最初のセミの鳴き声が公園に響きわたっていた。
444 :
保守コピペ:2006/02/13(月) 22:48:13 ID:bj4HfR2B
『・・・います・・・目の前に・・・』
そう答えたかった。
妙子の心はそう言いたかった。
しかし、それは声にならなかった。
ただ、ただ、隆彦を見つめこの思いが伝わらないか、願う。
「・・・・・!」
「・・・・・?」
二人の間に続く沈黙・・・・・。
妙子の瞳から、本人が知らないうちに一筋の涙が流れていた。
妙子の瞳から流れ落ちる涙を見て慌てる、隆彦。
「ごっ、ごめん・・・変な事言って・・・」
「・・うっ、ううん・・・私こそ、なにやってんだか・・・」
「ごめん、大丈夫・・・」
「ちっ、違うのよ・・・これは、ゴッ、ゴミが目に入っただけ・・・」
ポケットからハンカチを取り出し目を押さえる妙子。
溢れ出る涙が止まらない・・・。
隆彦が優しい声をかければかけるほど涙が流れ出してくる。
二人の間にその後、会話は成立しなかった。
『・・・じゃあ、いこうか・・・』
『・・・う・・ん・・・』
『・・・それじゃあ、また・・・』
『・・・バイバイ・・・』
『・・・今日は、ごめん!・・・』
『・・・・・・・・・・・・・』
最後にそっと謝って去る隆彦。
その姿を黙って見送る妙子。
『・・・謝らないで・・・隆ちゃん・・・悪いのは私・・・謝らなくちゃいけないのは私・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・・・・』
誰にも聞こえない、心の声。
大好きな人に言えない秘密。
-----心の傷-----
曲がり角にさしかかり、フッと後ろに目をやる隆彦。
こっちを見つめ続けている妙子の姿が目に入った。
-----どうも、おかしい。
-----7年ぶりに逢った幼なじみの様子。
-----9歳の女の子と16歳の女の子。
-----同じく見る方が間違っているのだろうか。
-----しかし、自分は信じていた、あの少女を。
-----自分と同じ想いである事を。
-----あの思い出の時間を共有しているのだから・・・。
立ち止まり、妙子を見つめ返す。
-------10秒、20秒、時は経つ-------
妙子は隆彦の視線に気がつき、目を逸らすと走り去っていった。
「・・・妙子・・・」
手を伸ばそうと右腕に力を入れるが、なぜか腕は上がらなかった。
どんどん小さくなる妙子の姿。
隆彦の瞳には、ぼんやりとした妙子の姿が映し出され始めていた・・・。
445 :
保守コピペ:2006/02/13(月) 22:48:44 ID:bj4HfR2B
7月18日、19時33分。
隆彦は、夕方両親と共に安達家を訪れていた。
昔、お世話になったお礼と引越しの挨拶の為に。
きっぷのいい妙子の母親である。
こんな、行事を見過ごす筈はなかった。
その後、両家族は妙子の母親の音頭の元、宴会へとなだれ込んだ。
両両親とも、昔話に話がはずみ宴会は盛り上がっていた。
しかしそんな中、妙子と隆彦は宴会を抜け出し、二階のベランダで夜空を眺めていた。
「・・・・・」
「・・・・・」
二人の口は重く、開かれない。
だが、二人とも昼間の気まずい雰囲気を取り払いたかった。
その為に、どちらともなく宴会を抜け出しこの場にいるのだから。
夜風が二人の体を通り抜ける。
『・・・隆ちゃん・・・あんなに逢いたかった隆ちゃんが傍にいる・・・なのに私、どうしてこんな気持ちなんだろう・・・すごく嬉しい筈なのに、私・・・・・』
妙子を苦しめる、一ヶ月間の出来事。
---忘れられない---
---忘れさせてくれない---
---あの、忌まわしい記憶---
---いやっ、やめてっ---
---叫び続けたあの言葉---
---たっ、助けて---
---願い続けたこの言葉---
---妙子の忘れられない日々---
------妙子を悩ませる、地獄のリフレイン------
「・・・妙子・・・」
静かに名前を呼ぶ。
「俺、青森から引っ越してさ、日本全国転々としたんだ」
「うっ・・ん」
少し顔を上げて、話し始めた隆彦。
妙子はその横顔を見つめている。
「仙台、札幌、大阪、京都、名古屋、広島、長崎、金沢、横浜、高松、福岡、そして東京・・・」
「・・・・・」
「いろんな事があった・・・そして、・・・いろんな人に出会った・・・」
「・・・・・」
ちょっと、間を置く隆彦。
次の言葉を、待つ妙子。
顔を振り向かせ、妙子の方を見ると悪戯っ子のような笑顔をして隆彦は言った。
「かわいい子にもたくさん会った!」
「・・・・・・!」
妙子はちょっとふくれっ面をして、隆彦を睨む。
しかし、隆彦は続ける。
「えみるにほのか、夏穂に若菜・・・・・・・・」
次々と女の子の名前を挙げる隆彦。
妙子の顔にははっきりと怒りの表情が浮かびだされた。
「・・・んー、みんなかわいい子ばっかりだったな〜」
隆彦が大げさに表情を作った瞬間!
「・・・むぅーーー!・・・隆彦のばかぁぁぁーーー!」
平手打ちが顔面に向かって飛んできた。
しかし、隆彦は待ってましたとばかりに手を押さえつけ、妙子を引き寄せる。
一瞬、何が起ったのかわからなくなって、目をパチクリさせる妙子。
隆彦はギュッと妙子を抱きしめ、そっと、耳元に言葉をかけた。
「・・・だけど・・・『安達妙子』より良い女の子はどこにもいなかった・・・」
「・・・・・?!」
二人の距離が急接近して、お互いの吐息がわかった。
446 :
保守コピペ:2006/02/13(月) 22:49:16 ID:bj4HfR2B
『・・・思った通りだ、なぜだかわからないが怒らせた時だけ、今の妙子は、昔の妙子に戻る、やっぱり妙子は妙子なんだ・・・なぜ?普段の時はそうじゃないのかはわからないが・・・』
隆彦は昼間、少しだけ見せた自分の知っている妙子が怒らせた時に出てきた事を思い出し、わざと怒らせたのだった。
そして、高彦は妙子が自分の思い出の中の少女のままであった事を喜ぶあまり、自分の気持ちをサラッと口に出してしまった。
「・・・妙子、好きだ・・・ずっと、好きだった・・・」
「・・・?!・・・」
突然の告白に、パニックに陥る妙子。
ずっと好きだった思い出の彼。
彼が転校してからも、一日たりとも忘れた事はなかった。
・・・・・大好きな彼・・・・・。
そんな、彼から受けた突然の告白。
妙子の心に喜びと切なさが共鳴する。
「・・・わっ、私も・・・」
これだけ近くにいても、耳を澄ましていなければ聞こえなかったような小さな声で妙子は答える。
見つめ合う二人。
目と目がお互いの気持ちを確認しあう。
ゆっくりと唇を近づけ合う二人。
「・・・・・・」
「・・・・・・」
唇と唇の間があと5cmもなくなった頃、妙子が目を閉じた瞬間!
妙子の瞼にある男の顔が浮かび上がった。
背筋に一本の氷柱が建ったようだった。
そう、妙子の瞼に映った男の顔とは・・・あの凌辱魔の顔だった。
「・・・だめーーー!・・・」
妙子はとっさに隆彦を突き放す。
何が起こったかわからず、まわりを見渡す隆彦。
息を乱し頭を抱え、両膝をつき、身体を震わせ脅える妙子。
「・・・あっ、あっ、いっ、いやぁぁぁぁぁ!・・・」
突然!狂ったように叫び、頭を振りまわす。
事態がつかめず、心に動揺をおびながらも隆彦は妙子に近寄りなだめる。
「・・・妙子!妙子!どうした・・・何があった!」
「・・・あっ、うっ、うううっ・・・」
瞳から涙をいっぱいに流し、ぼやける瞳で隆彦を確認した妙子は、両手で力一杯抱きつき顔をうずめる。
「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい・・・・・」
妙子は、ただ、ただお詫びの言葉を続けるだけだった。
「いいから、いいから・・・・・それより、何があったんだ・・・」
妙子の頭を優しく撫でながら、隆彦は問う。
「・・・うっ、うっ、・・・」
取り止めもなく、瞳から涙を流す顔を上げて妙子はジッと隆彦の顔を見た。
-----だが-----
見れば見るほど、優しく澄んだ瞳を自分に向けてくれる隆彦にあんな話は出来なかった。
『・・・言えない・・・私、言えない・・・わたし・・・わたし・・・』
隆彦の顔から視線を外し下を見ると、妙子は『ごめんなさい!』そう一言言い残し、隆彦の前から去っていった。
残された隆彦には、今まで抱きしめていた妙子の身体の温もりだけが残っていた。
月が雲によって隠され、辺りに漆黒の闇が訪れた・・・・・。
447 :
保守コピペ:2006/02/13(月) 22:49:47 ID:bj4HfR2B
9月03日、10時35分。
『夏休みも終わり、二学期が始まった。隆ちゃんとはあれ以来、話をしていない。夏休みって事もあったけど、顔を見るだけで苦しくなる。大好きな、大好きな、隆ちゃん』
会えなかった七年間。
今は振り向けば傍にいる思い出の彼。
しかし、切ない想いは変わらない。
恋しくて、想いが募って、ふれあいたくて、でも出来なくて。
二人の間は、離れ離れていく。
心の中にぽっかりとできた空間。
9月04日、15時12分。
『今日も、隆ちゃんと話す事は出来なかった。日に日にクラスのとけ込む隆ちゃん。でも、私とは・・・・・』
残暑が厳しく青森とはいえ、まだ暑い。額から流れ落ちる汗を拭い去り、妙子はあぜ道を家路に向かう。
たった一人で・・・・・。
9月05日、23時47分。
『駄目だ!眠れない!頭の中、隆ちゃんで一杯・・・・・せっかく逢えたのになんで?・・・好きって言ってくれたのになんで?・・・頭の中おかしくなりそう・・・好き!大好きなのに・・・・・なんで?』
月明かりが妙子の顔を映し出す。
耐え切れない、胸が張り裂けそうな想い。言葉にならない、七年間の想い。今でも変わらないあの想い。
伝えたいけど、伝えられない・・・・・・想い・・・。
9月07日、4時07分。
妙子は大きな決意を胸に、机に向かった。
便箋を手にとり、一文字一文字力強く書かれた文章は・・・
『・・・9月07日21時、思い出の場所で待っています・・・』
とだけ書かれていた。
「ふぅー」
妙子は大きく息を吐くと、それを封筒に入れて表に『野内 隆彦様へ』と書いた。
手紙を胸に当て、目をつぶる。
『届いて、お願い、この想い隆ちゃんに・・・・・・』
妙子の部屋に薄っすらと光が入り込んできた。
448 :
保守コピペ:2006/02/13(月) 22:50:18 ID:bj4HfR2B
9月07日、15時15分。
『今日も、一日妙子と話す事はなかった。せっかく逢えたというのに、なぜこうなってしまったんだ。妙子はあの時確かに、好きと言ってくれた。それなのになぜ・・・・・』
表面上は明るくクラスにもとけ込んでいる隆彦であったが、心の中では常に妙子を意識していた。同じく表面上の乾いた笑みしか見せない妙子を・・・・・。
9月07日、18時24分。
隆彦は家に帰り、部屋に入ると机の上に一通の手紙が置かれていた。
手紙には『野内 隆彦様へ』とだけ書かれていた。
不信に思いながらも封を開け、中を見ると一言
『・・・9月07日21時、思い出の場所で待っています・・・』
とだけ書かれていた。
隆彦は、逸る鼓動を押さえる事は出来なかった。
「・・・妙子・・・だよな」
隆彦は手紙を握り締め、天井を見上げた。
日が沈み、人々は足早に家路についていった・・・・・。
9月07日、20時55分。
「思い出の場所と言ったらここだろ」
隆彦は、思い出の場所と言われてここ一本杉を最初に思い浮かべた。もの心つくかつかないかの時から、二人一緒に遊んだこの一本杉。目をつぶれば昨日のように思い出が浮かんでくる。
隆彦は一本杉に寄りかかり、夜空を見上げた。空には満天の星空、東京では決して見られなかった景色。
眼下に列車が過ぎ去っていく音が聞こえた。
9月07日、20時59分。
まわりは、虫の鳴き声だけが聞こえている筈だった。だが、いま寄りかかっている一本杉の幹の反対側から人の気配を感じる。
「・・・妙子・・・」
隆彦は、後ろを振り返り人影を確認しようとしたが、
「動かないで!そのまま!聞いてほしいの!」
女の子の声が隆彦の動きを止めた。
隆彦は、声の言う通り動くのを止め、また一本杉に寄りかかった。
『・・・妙子・・・』
隆彦にはこの声の主は妙子であると確信し言う通り従った。
一本杉を挟んで二人は夜空を見つめる。
小さかったあの頃のように・・・。
449 :
保守コピペ:2006/02/13(月) 22:50:49 ID:bj4HfR2B
9月07日、21時03分。
二人の間に僅かな沈黙が訪れた。そして、その沈黙を破ったのは妙子だった。
「隆ちゃん、ごめんなさい。私、今まで隆ちゃんに隠していた事があるの」
「・・・うん・・・」
「聞いてくれる?」
「ああ」
「・・・あの、あのね・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「・・・私、わたしね・・・」
「・・・・・・・・・」
「私、二ヶ月程前この場所で・・・・・・・強姦・・・されたの」
「・・・・・・・・?!」
二人のまわりを流れる穏やかな風とは別に二人の間には緊迫した空気が流れ始めた。
「今日の隆ちゃんみたいに、手紙で呼び出されて・・・・・・私、私、嬉しくて、嬉しくて・・・・・だってやっと隆ちゃんと逢えると思ったら・・・・私。・・・・でっ、でも本当は違って、私、殴られて、襲われて、縛られて・・・・・・写真・・・まで撮られて・・・・・・」
「・・・・・?!」
隆彦は想像以上の事実を聞かされ、驚きと共に激しい怒りを覚えたが、今はただ黙って聞き続けることにした。
「あはっ、ごめんなさい。こんな話して、でも私、隆ちゃんに嘘つき続けるのもう苦しくって、つらくって・・・・・ごめんなさい、ごめんなさい、勝手な事ばかり言って」
「・・・・・・・・」
妙子は取り止めのなく瞳から流れ落ちる涙を拭う事もなく続ける。
「隆ちゃん、私、汚れちゃったの・・・汚されちゃったの・・・」
「・・・・・・」
「うっく・・・・・私、もう昔の私じゃないの・・・隆ちゃんの知ってる妙子じゃなくなっちゃたの・・・」
涙を堪え、必死に話し続ける妙子。
「ごめんなさい、ごめんなさい、だからもう隆ちゃんとは・・・・・」
妙子は、最後の一句を言う事は出来なかった。これがたとえ事実だとしても自分から言う事は出来なかった。
450 :
保守コピペ:2006/02/13(月) 22:51:24 ID:bj4HfR2B
「・・・・・・・」
妙子が自分の涙によって話せなくなり、辺りには妙子のすすり泣く声だけが聞こえていた。
二人の間を流れる沈黙の世界。
今度は、隆彦がゆっくりと口を開いた。
「妙子、お前を襲った男は今どうしている?」
隆彦は拳を握り締め、グッと怒りを押さえて、静かに妙子に話しかけた。
「・・・死んだ・・・」
「死んだ?なんで?」
「・・・事故で・・・崖から落ちて・・・」
「そうか・・・」
"そうか・・・"この一言を最後に隆彦は一生この男の事を口にしない事を誓った。後年、この事は隆彦が死ぬまで破られることはなかった。
隆彦は寄りかかっていた一本杉から身を起こし、サッと妙子の前に立ちはだかった。
「妙子、お前は俺の事が好きか?」
「好き、大好き!」
妙子は、もう迷う事なくはっきりと言った。もうこの恋がかなわぬ恋でもいいのだ。だが、隆彦に恋をしている自分を騙したくはなかった。
「俺も、妙子の事が大好きだ!」
「・・・・・・?!」
隆彦はかわらぬ優しい瞳で妙子を見つめる。
「好きあっている二人が、愛し合うのは当然だと思わないか?」
「・・・でも・・・」
「妙子、俺は別にお前の体が好きなわけじゃないぞ!嫌いでもないがな・・・んっ・・・おっと違う違う、俺はなー、妙子の料理の上手な所、優しい所、あとちょっとおせっかいの所まで全てが好きなんだ!」
「・・・あっ・・・うっ・・・うっ・・・」
妙子は涙いっぱいに溜めた瞳で、隆彦を見つめた。
「妙子、もう一人で悩まなくったていい。これからは・・・・これからは二人で生きて行こう!」
妙子は瞳を潤ませ、隆彦を見る。
・・・そして・・・
「うっ、うっ、うぁーーーん、隆ちゃん!」
妙子は隆彦に飛びかかり、力いっぱい抱きしめた。
「うわーーー!」
いきなり飛びかかられた隆彦はバランスを崩し二人とも草叢に倒れ込んだ。
「ありがとう、ありがとう、隆ちゃん!だーいすき!」
しかし、妙子は嬉しさのあまりそんな事は全然気にしなく、隆彦にギュッと抱きついたまま、二人は草叢を転がる。
「おいおい、くるしいよー。もうちょっと、やさしくしてくれよ〜」
「だめー!もう離さないんだから、もう絶対、離さない・・・・・・」
二人はこの後、草叢の中で絡み合いながら初めてのキスをした・・・。
451 :
保守コピペ:2006/02/13(月) 22:52:17 ID:bj4HfR2B
200*年5月20日、11時08分。
「ほら!行くよー」
「えー、ちょっと待ってくれよ」
「だめ!だめ!今日こそは約束守ってもらうからね!」
「あぅ・・・」
あれから更に七年、妙子23歳、隆彦24歳の5月。
二人は、あの後けんかなどもいっぱいしたが、幼い頃の思い出と新たに築き上げてきた思い出で二人の絆を深め合ってきた。そして、この春ついに結婚にいたったのである。
「まったく、いつも人任せでなに考えてんのよー。誰の結婚式だと思ってるの?」
「そんな事言ったて男なんてこんなもんだって!結婚式に胸躍らされる男なんてこの御時世そうはいないだろ」
「なにいってんの!そんな気持ちで私と結婚式を挙げるつもり?こうなったらとことん付き合わせるからね!」
「えええっーーー!」
妙子は予告通り、隆彦の腕を引っ張り、次から次へと引きずりまわした。何にしても、妙子にとって小さい頃からの夢であるお嫁さんになれるのである。力が入らないわけはなかった。
隆彦もそれを知らないわけでもなかったが、ここまで熱心になるとは予想外だった。結婚式まであと一ヶ月げっそりと痩せる思いのする隆彦だった。
452 :
保守コピペ:2006/02/13(月) 22:53:09 ID:bj4HfR2B
6月04日、19時45分。
妙子と隆彦は隆彦の仕事の関係で、今は東京に住んでいた。
川岸に建つ、隆彦のマンションは夜になると川からの涼しげな風が吹き込んだ。二人はビールを片手にベランダから川の流れを見ながら夕涼みするのがここのところの習慣になっていた。
「うーん、いい風が入るね〜」
「ああ!これから夏はもっといいだろうなー。片手にビールが!」
「あはははっ、そうだね!おかーさんからもっと送ってもらわないといけないね!」
「おう、そうだ!そうだ!お願いしよう!」
「ふっ、ふっ、ふっ・・・・・・・」
川から吹き付ける風は妙子の髪を靡かせ、シャンプーのいい香りをさせている。隆彦は、その女性独特の甘い香りを嗅ぎ付け妙子の髪を見る。
「よく、伸ばしたね」
「んっ、ああ、髪?・・・まあね!せっかくの結婚式、かつらじゃカッコがつかないよ。それに、ウェディングドレスもロングの方がかわいいしね」
妙子は伸ばした髪を根元から先に向けて梳き、ふわっと自慢げに靡かせた。
「結婚が決まってここ三ヶ月位バタバタで大変だったけど、それも今日でほぼ落ち着いたし、あとは当日を待つばかりか」
「そうね、でも隆彦は結婚するっていったって楽な方よ」
「なんで?」
「なんせ結婚に向けての最大のイベント父親への挨拶が無いんだから、うちらの両親は昔からの知り合いで二つ返事でオッケーが出ちゃうんだもん。おかーさんなんか、逆に隆彦に宜しく宜しくなんて何回も頭下げちゃって・・・」
妙子は手に持っているビールをグイッと飲み干し、カランとテーブルに置く。
「ははは、そう言われればそうだな。でも・・・」
「でも・・・?」
「こんなに結婚式に情熱を賭けている新婦も少ないと思うけど・・・」
「なーに言っての!女の子は結婚式となったらみんなこうなんですよ〜」
"カラン"また妙子のビールが空いた。
「そんなもんかねー」
「む〜、そんらもんらんですよ〜、まったく隆彦はわかってらいんらから・・・・・」
"カラン"妙子の前にまた空缶が転がった。
「・・・妙子、お前もう飲み過ぎ、止めておけ!」
「なに、いってんら、ま〜らぜんぜんたらないよょょょ〜〜〜♪」
---バタンッ---
妙子は椅子から転げ落ち、床に転がった。
「おい!妙子、おい!妙子しっかりしろーーーーー!」
「・・・・・うーん、お嫁さんだー・・・・・」
妙子は遠い遠い夢の世界に旅立ってしまった。
6月18日、14時18分。
「妙ちゃん!おめでとー」
「おめでとー、お幸せにー」
まわりから二人を祝福する言葉が飛びかい、その間を二人が寄り添いながら歩いていく。
後ろでは妙子の両親が大粒の涙を流し、感慨耽っている。
隆彦はその姿を見て、さらに責任の重さを再確認し、心の中で必ず幸せにする事を誓った。
妙子はブーケを持った手を大きく振り、目には薄っすらと涙を流しながら、声援に応えていた。
「ありがとう、ありがとうございます」
二人はまわりの人々に頭を下げ、お礼を言いながら歩き、ちょうどその真ん中あたりにきた時、妙子は大きく声を上げ『ありがとう!』と言って天高くブーケ投げた。
女性達がそのブーケを取ろうと揉みくちゃになってみんなの目がそっちに向いている瞬間、妙子は隆彦の耳元でそっと・・・・・
『ありがとう。これからもよろしくお願いします』といってキスをした。
妙子と隆彦、二人の人生はまだ始まったばかり。
空に舞い上がる白い鳩が二人の前途を祝福してくれた・・・・・・・。
FIN
453 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 00:15:26 ID:7vQ5ClKl
GJ
>>452 保守乙。
最終的に幸せになったとはいえ、できればレイプは無い方が良かったかな…
これまでのまとめは>136 >247
杉原真奈美 『最高の誕生日プレゼント』
>254-272
松岡千恵 バンプレストキャラクターコレクションCD
>296-301
安達妙子 『告白』
>311-318
遠藤晶 バンプレストキャラクターコレクションCD
>323-332
森井夏穂 『熱帯夜』
>367-370
安達妙子 バンプレストキャラクターコレクションCD
>375-382
森井夏穂 処女喪失SS
>399-406
杉原真奈美 『白樺の館』
>416-422
安達妙子 『青の斜陽』
>426-452