「…にゅぁあああ!」
少女は思わず手を離し、声をあげた。疼くような痛みが少女を襲ったのだ。
「我慢だ…。力を抜け、少しは楽になる」
少女は痛みを堪え淀の腕を掴み、体を緩く起こすともっと彼の温もりを感じようと、彼の肩に手を回した。
より深く中に入ってしまうが、徐々に少女にとって快感へとかわっていくようだった。
「ふにゃぁあああ」
「…お前…」
少女の自分を求める腕が純粋に嬉しく、淀は少女の深紅の頭を撫でてやると、深く口づけた。
淀は少女に負担が掛からないようにリズムを刻み、それにあわせ少女もそっと腰を上下させた。
ちゅぷちゅぷと音が山道に広がるが、この時間は獣も眠っている。
二人は静かな空間を、二人だけで共有した。
「うにゅう、ふにゃああ」
「も…いいであろう。そろそろワシも力切れだ」
妖怪なので中に出しても子供は出来ないが、負担が掛かるために淀は少女から自身を抜こうとしたが、少女はそれを指で止めた。
「いゃあ…」
「いいのか?」
「おに…びの中で、いっぱい……」
「あ…」
「お…にび…、中にいっぱいほしいの」
「無理をするなよ?」
淀は言われるがままに深く挿入し、少女が一際声をあげる所を攻めながら絶頂へとむかっていく。
「んぁあぁあ!」
「…出すぞ!」
「みゅぁぁあああっ…!」
ビュルビュル…。少女の中に温かい思いが放出され、少女自身も達した。
「ふぅ、だいぶ力を使ってしまったな」
淀は黒の羽織を少女にかけてやった。妖怪といえど女の子が裸なのはあまりいい事ではないと、淀は考えたのだ。
「ぴぎゃーー」
少女は嬉しそうに羽織を着てくるくる踊る。
「…お前、そういえば名前は?」
「ぷきゃ?なまぇ…おにびって言う」
「おにび?ということはお前も火の妖怪か」
「ふにゃーー」
少女は照れを隠すように面で顔を隠し、淀に抱きついた。
「おにび、あなた好き。あなた名前は?」
「ぁあ、わし?わしはな、…淀だ」
その後、この山道ではよくお面をつけた少女と提灯をもった妖怪が、仲良く夜道を歩いているところが度々目撃されるそうです。
864 :
855:2006/02/07(火) 00:23:17 ID:uKsC/KKZ
終わりです。
鬼-BEは幼jy(ry
こっそり
>>858に期待しつつ名無しにもどります。
>ID:uKsC/KKZ
GJ。マジで萌えた。
>>861-863 待ってたよ、GJ!
鬼−BEをどう喋らせるかって難しそうなのに
ちゃんと書けてて裏山
鬼-BEに萌え死んだ
なんて可愛いんだ鬼-BE
超GJ!
可愛いかった!GJ!
あんまり関係ないけどもっとさな受け話が読みたい…とか思ったり。
ニャミとミミの耳をせめる話が読みたい。。。
さり気にナカサユを読んでみたい…自給自足が出来ない俺。
>>872 ナカサユはやっぱあれ?
同級生?
兄妹ってのが多い気がする。
さな受けってみんなどれが好き?
最近の新キャラとのカプって見ない気がする。さなえ。
もちろんリエさな。
ベルさなでもよい
男相手は趣味じゃない
ゲノムだっけ?トイブレークのキャラ
あれってダンスで悪リエになるじゃん
悪リエ×さなえとかやってみれば?
まぁ俺は陵辱系好きじゃないけど
個人的にはベルさな希望。
リエさなは何回か見たけどこの二人ってまだ見たことないし。
もしくはさなえに手を出す百合っ娘ベルと、それに嫉妬するリエなんて
シチュどう
あと男相手だとマイナーだけどスギさな好きだな。
残念だけど自分は小説書けない・・・・・。
>>876 それいい!
リエは絶対やきもちやくね
ベルさなはほんと見ないな
有り得ると思うんだけど
スギさなも良いと思う
というわけでベルさなを書いてみたんだけど・・・みんな読む?
ベルさなってかベル→さな
読むなら明日にでも投下するつもり
で、聞きたいんだけどベルって日本語ペラペラなのかな
それとも片言?
一応片言なイメージで書いたけどどうなんだろうこれ
場合によっては書きなおす
どっちでもいいんじゃないか。
とにかく期待して待ってる。
ベルさな一人でも期待してくれてる人がいるみたいなんで夜にでも投下する予定
内容にはあんまり期待しないでくれ・・・
予告通りベルさな投下
雨が降りしきる中、ベルとさなえは急いで走っていた。
二人ともすでにビショ濡れで、服が冷たく重くなって肌に張り付いてくる。
「とにかくワタシの家に行きまショ」
鞄が濡れないようにとかばうように抱き締めてベルがさなえに言った。
「うんっ」
先を急ぐベルに遅れないようにとさなえも足を速める。
寒さに震える手で鍵を開けて、部屋の中へと入る。
「お邪魔します」
「ドウゾ」
クスッと笑ってベルはさなえを招き入れた。
ベルの部屋の中はスッキリとしていて無駄な物が無いという印象だった。
すぐにタオルを二枚取り出して、一枚はさなえに手渡した。
「ありがとう」
渡してもらったタオルで早速体と髪を拭き始めたさなえを、ベルはじっと見つめていた。
服はしっとりと濡れていて、さなえの体のラインがはっきりとわかる。
「ベルちゃん…拭かないの?風邪ひいちゃう」
言われてベルは我に帰り、自分も体を拭き始めた。
「今からおフロの準備をするワ。ちょっとマッテテ」
ベルはパタパタと風呂場へと向かい、準備を始めた。
ちょっとしてから風呂場に続くドアから顔を出し、さなえを呼んだ。
「サナエ。先にシャワー浴びル?」
「ううん。ベルちゃんが先に入って」
「サナエが風邪をひくワ」
何度か同じような問答を繰り返した後、ベルがにっこりと笑ってこう切り出した。
「それじゃあ、イッショに入りまショウ」
嬉しそうに言うベルにさなえは少し戸惑った。
「で、でも…」
「サア、早く」
「あっ」
半ば強引にさなえを脱衣所に引き込んでドアを閉めた。
さなえはやっぱり後にさせてもらおうと思ったが、素早く服を脱ぎ始めたベルを見て渋々と自分も脱ぎ始めた。
恥ずかしくてのろのろと脱いでいると、すでに何も身に纏っていないベルがこちらに向き直った。
「サナエ早ク」
「う…うん」
恥ずかしげに目をそらして動作を速める。
「ワタシが手伝ってアゲル」
そう言ってさなえのスカートのチャックを下ろし、パサリと床に落とした。
さなえの真っ白な下着と太股が露になる。
「キャッ!じ、自分で脱ぐから…ベルちゃんは先に入ってて」
慌てて言うさなえにベルは残念そうな様子で頷いた。
「わかったワ…」
ドアが閉まったのを確認してからさなえは再び服を脱ぎ始めた。
「(びっくりした…。外国の女の子ってみんなあんな風に大胆なのかな…?)」
一人ドギマギとしながらようやく服を脱ぎ終え、遠慮がちにドアを開けて中に入る。
風呂場の中は二人だと少しばかり狭く、向き合うような形で座ることになった。
さなえを地べたに座らせるわけにもいかないので桶をイス代わりにしてベルがそれに座る。
「ごめんね」
申し訳なさそうに言うさなえにベルは微笑んで首を振り、シャワーをかけてあげた。
ベルはすでに浴びたらしく、体が濡れている。
「ありがとう」
さなえは恥ずかしそうに身をすくめてそう言った。
ベルはさなえの肌に手を当てながらまんべんなくお湯をかけていった。まるでさなえのすべすべとした肌の感触を楽しんでいるかのように。
「前開いテ?」
体を縮こめたままのさなえに、ベルは心なしかもどかしそうに言った。
「あの…自分でやっていい…?」さすがにそこまでは恥ずかしすぎると思ったのか、シャワーを貸してもらうようにと手を差し出す。「ドウシテ?」
「だって…恥ずかしいもの…」
顔を赤くしながら小さくそう言った。
するとベルはにっこりと笑った。「大丈夫ヨ。サナエすごく綺麗だカラ」
「そ、そんなことないよ」
「ホラ、肌もツルツル…。それにサナエのムネって大きくて綺麗な形ネ」
体をじっと見つめるベルに、さなえは照れくさくなってさっと胸を隠した。
「ベ、ベルちゃんの方が綺麗だよ?」
「そうカシラ…。そうだワ、サナエちょっと後ろを向いテ?」
不意にそう言われて、さなえは素直にベルに背を向けた。
「これでいい?」
「エエ、ちょっと試したいコトがあるノ」
言いながらシャワーを止めた。
「え…?なあに?」
不思議そうに問うさなえの胸にベルは背中からスッと手を伸ばした。
「ひゃあ!?」
突然胸に手を当てられてさなえは跳ね上がった。
「べ、ベルちゃん…?」
真っ赤な顔で振り向くさなえにベルはまたにっこりと笑った。
「揉むと大きくなるっテ噂を聞いたカラ試してみたいノ」
「そんな…は、恥ずかしいよ…」
ベルの腕をむやみに振り払うこともできずにさなえは身を固くしていた。
「お願イ。ちょっとダケ…」
さなえは頼まれると断れないタイプだった。
それに、拒否してベルが傷ついてしまうかもしれないのは嫌だった。
もじもじとしながらさなえは小さく頷いた。
「ちょっとだけなら…」
「ホント?」
「う…ん」
「アリガトウ!」
そう言って後ろからさなえをギュッと抱き締めて頬に軽くキスをした。
「あっ」
ベルにキスされるのは別に初めてでは無かったが、何回されても慣れられずにいたさなえはまた驚いてしまう。
「サナエ…大スキ」
「ベルちゃん…大げさだよ」
照れながらもさなえはクスッと笑った。
しかしベルはムッとして眉を少しひそめた。
「そういうコトじゃないワ」
「え?」
「ホントウに好きだモノ。リエよりずっとずっとサナエのコトがスキ」
ベルのいつもと違う様子の声にさなえは少し振り向いた。
しかし背中にぴったりと体を押し付けられて、前を向かざるをえなかった。
ベルの柔らかい胸の感触が伝わってきてさなえはまた照れくさくなる。
「あ、あったかいね。こうしてくっついてると」
さなえはそれをごまかすように慌てて言った。
「ウン…。ドキドキするワ」
「え…?…やぁんっ」
急に胸を揉まれてさなえは思わず声を上げてしまった。
「痛かっタ?」
ベルは手を止めてさなえの顔を覗きこんだ。
「う…ううん…大丈夫。びっくりしただけ…」
つい声を上げてしまったことに恥ずかしくなってさなえはうつむいた。
「ソウ…?じゃあ続けるワ」
痛くないようにそっと胸を揉み始めると、さなえが身じろいだ。
「サナエの胸とてもやわらカイ…」
円を描くように手を動かしながら、ベルはうっとりと呟く。
「ん…っ」
「サナエ…どんなカンジ?」
ピクピクと反応するさなえに、意地悪そうに微笑んでそう聞いてみる。
もちろん手は動かしたまま。
「何だかくすぐったい…の…っ」
何かを必死に堪えている様子でさなえは言った。
頬は紅潮して目にはうっすらと涙が溜っている。
そんなさなえの様子にベルは興奮してしまう。
それが手伝ってか、先程までの優しい揉み方に比べると今は随分と大胆に揉んでいる。
「ね…ベルちゃん。い、いつまでやるの?」
「マダヨ」
ベルは楽しげに言った。
そうして揉み続けていると、徐々にさなえの呼吸が荒くなり始めた。
「はぁ…っ…ん…。ベルちゃ…ん…もう…いいでしょう?」
「もうチョット…。ドウシテ?」
そう聞かれてさなえは口ごもる。
「だって…だって何だか…っあん!」
今度は突起の部分をつままれて大きく反応してしまった。
「どうしたノ?」
わざとわからないというふりをしてベルが再び問いかける。
「ダメだよぉ…もう恥ずかしいから…そんなの…ひゃあんっ!」
つまんだ突起をクリクリともてあそぶとまたさなえが大きく反応する。
「お願い…ベルちゃん。も、もうやめよう?私…私っ」
「ナニ?」
「変に…なっちゃう…っ」
その言葉にベルは満足気に小さく微笑んだ。
本当に胸が大きくなるかを試してみたいという口実でこんな行為をしていたベルにも、段々と遠慮がなくなってきたようだった。
今度は片方の手を下の方へと伸ばし、太股を撫でながら少しずつ股を開かせる。
「えっ?だ、ダメぇ。そんなところ…」
「大丈夫」
「でも…そんなところを触るなんて変だよ」
さすがに今度はさなえも譲らない。
ついにはベルの手を掴んで止めてしまった。
「これも胸を大きくスルのに関係がアルのよ」
騙されてはくれないだろうと思いつつも、ベルは嘘をついた。
「そ…そうなの?でも…」
これはいけるかもしれない。
そう思って更に追い討ちをかけた。
「それにオンナノコはみんなやっているコトヨ。シラナイならワタシが教えてアゲル」
「でも…でも、恥ずかしい…よ」
「とっても気持ちイイのヨ。こわくナイワ」
「本当…?」
当…?」
さなえのその言葉を合図に、再び手を伸ばして股の間へとさしこんだ。
「やっ…」
「ホラ、濡れテルでショ?気持ちヨクなると出てクルのよ」
言いながらすでに濡れていたさなえのそこを撫で回す。
「ひゃっ!く…くすぐったい…」
「ココをこすると気持ちイイノ」中に埋もれている小さな突起をいじるとさなえの体がびくりと動いた。
「あぁっ!あんっ」
下の方を刺激しながら再び胸を揉み始める。
クチュクチュと音をたててこねるように刺激し続けるとさなえの息は更に乱れて声も大きくなってきた。
「ベルちゃあん…あっ!あぁんっ…もういいよぉ…やめて…っ」
「気持ちヨクないノ?」
キュッと胸の突起をきつめにつまむ。
「きゃあぅ!…それ…ダメぇ」
「ネェ…さなえはイヤ?」
ベルは聞きながらも手の動きを止めようとはしない。
「コンナに濡れテルのに…ウソはダメヨ」
「ひゃっ!…んぁ…だってぇ…頭が真っ白になりそ…ぅ、あんっ」
「イってイイノヨ…?」
ベルの言葉の意味を正確には理解できなかったが、さなえは首を横に振る。
「あぅ…ん…やだぁ…ダメ…恥ずかしい」
「…じゃあ一緒に気持ちヨクなりマショウ」
「え…?」
手を止めてさなえを自分の方に向かせた。
そしてさなえを地べたに座らせる。
「どうするの…?」
「コウするノ」
さなえの足を持ち上げて自分の足と交差させる。そして自分の割れ目とさなえの割れ目をぴたりとあわせてみせた。
さなえは戸惑いながらもされるがままになっている。
「ベルちゃん?これ…」
「サナエも動いてネ」
そう言うとお互いの濡れた部分をこすりあわせるようにベルが腰を動かし始めた。
「あっ!ひゃぅぅ!」
「サナエ…はぁっ」
グチュグチュといやらしい音が風呂場に響きわたる。
「ベルちゃん…熱いよぉ…んぁっ」
「ああっ…サナエの…ヌルヌルしてて気持ちイイ…」
気付けばさなえも自然に腰を動かしていた。
「サナエは?気持ちイイ?」
「んっ!あぁ!気持ち…いいっ。はぁっ…もっ…と…」
「もっと?…シテ欲しいノネ?」
さなえの意外な言葉にベルは興奮し、更に動きを激しくした。
「あっあっ!サナ…エっ…」
「やぁっ…ん!もう…だめぇ…」互いに頬を紅潮させながら腰を動かし続ける。
混ざりあった二人の液体が太股を伝い、床にポタリと滴った。
「一緒に…アッ…くぅ!」
「んぁっ…あっ!あっああぁぁん!」
二人の体が同時にガクガクと震え、共に果てた。
「はぁ…はぁ…」
初めての感覚にさなえはぐったりとして風呂場の壁にもたれかかった。
まだ頭がぼーっとしているらしい。
ベルも余韻に浸るようにバスタブにもたれ、ただ黙って夢見心地な様子でさなえを見つめている。
それから少ししてベルが小さく呟いた。
「サナエ…大スキ…ワタシだけのモノヨ…」
ベルの言葉は、まだ息が上がったままのさなえには届かなかった…。
終わり
オチがちゃんとつかなかった…orz
女の子同士のエロってこんな感じでいいのかな
無い知識振り絞って書いてみた
この後二人がどうなるかは想像におまかせ
一部文の最後の方が変になったけど気にしないで欲しい・・・
>>887 乙。
控えめなさなえが凄くいい!
片言なベルってどんな感じかイメージつかなかったけど全然ありだな。
超GJ!
ベルさなキタキタキタキターーーーー!!!
超萌えたよ(*´Д`)ハァハァ
うわ、すごくいい…。
最後が逆に、切なくも黒くも想像できていいと思う。
エロも萌えたよ。GJ!!
ホワイトメリーたんをキボしたい。
神様方、頼みます。
>>891 キボって何だorz
キボンでした。
同じくホワイトメリーたんキボン
今日熱帯で勝ちコメが「ミルク×さな」ってのがいた。
ネタは思い付くが文才が…orz
>>894 うわ、萌える
文才とかそんなの気にしないで是非とも書いて欲しい
気持ちがこもってればOKだと思うよ
頑張れ!
ひょっとしてそれは夕方のヒーロー部屋か?w
その通り
あの人やたら強くて惨敗したぞw
900 :
894:2006/02/18(土) 22:08:23 ID:bjR7uVcG
何コレ、俺が書くの?w
よろしくお願いします。>ミルさな
このスレみるまでミシェル×オフィーリアとか考えもせんかったが…
あえて言おう、
(・∀・)イイ!
ミシェオフィ推してるサイトって意外と多いな。どマイナーかと思ってた。
前に誰かがリクしてたホワイトメリーのエロ書いてみたよ
相手はナカジだけど…
どっかでこのカプ見たことあったんだよ
どうかな、抵抗ある?
もうすぐ1000行くし投下していいのか迷ってる
ワクテカしながら投下まってます!
じゃあさっそく投下しまする
勢いで書いたからあんまり中身無いかんじだけど、軽い気持ちで楽しんでもらえたら助かるよ
その日、ホワイトメリーはギターと歌の練習のため、一人スタジオに来ていた。
「えっと、この部屋だったよね」
ガチャリとドアを開けると、中では数人の男達が楽器をしまいながら談笑していた。
「あ、あれ?部屋間違ったのかな?」
一人首を傾げていると、ホワイトメリーに気付いた男達が、皆こちらを見た。
「え?なになに。俺らのファン?」
一人の男がそう言ってゲラゲラと笑う。
「何だ、ギター持ってるじゃん。そんなとこいないでこっち来なよ」
手招きされて、ホワイトメリーは素直にそれに応じた。
「キミたちはバンドの練習?」
もしかしたら話があうかもしれない。そう思ってホワイトメリーはニコニコと質問した。
しかし、男達はそれに答えずホワイトメリーをジロジロと舐めるように見ていた。
「かーわいー。何?ヒツジちゃん?」
「耳長いなー」
「そのフワフワって地毛?」
次々に質問されてホワイトメリーはたじろいだ。
「体はどうなってんの?」
「おっ、調べてみるか?」
ニヤニヤと笑いながら男達が目配せをしあう。
「えっ?」
ホワイトメリーが戸惑っていると、一人の男に肩を掴まれた。
「面白そうだな!おい、お前そっち押さえろよ」
「りょーかい」
後ろから羽交い締めにされて、ホワイトメリーはバタバタと抵抗する。
「や、やだ!何するの!」
すると足まで押さえられてしまい、動くことすら叶わなくなった。
「拝見しまーす」
ふざけた口調でそう言うと、ワンピースの裾を掴んで胸の上まで一気に捲り上げた。
「キャアッ!」
中に着ていたキャミソールも共に捲り上げられて、ブラまで外された。
ホワイトメリーの小ぶりな胸が露わになった。
「小さいけど意外とあるんだな」
「ヒック…うっ…」
恥ずかしさと怖さで、ホワイトメリーはしゃくり上げて泣いた。
「ちょっと味見」
ペロリと舐めあげられて、ホワイトメリーの体がビクリと動いた。
「やだやだぁ!やめてよぉ…ック…」
男の舌の感触に寒気がする。
「んじゃあ俺は下のほう」
ホワイトメリーのはいているモコモコのパンツらしきものと一緒に中の下着も一気にずり下ろした。
「いやぁ!」
「なんだ、下も普通かぁ」
その時、いきなりドアが開いて男達はビクリとして振り向いた。
そこには学ランと学帽、眼鏡に青いマフラーという出で立ちの青年が立っていた。
「次…予約入れてるんすけど…」
ボソリと言って背負ったギターを抱え直す。
「やべ…行くぞ!」
見られたのがまずいと思ったのか、男達は各々自分の楽器を手に持ち、逃げるように去って行った。
ホワイトメリーをその場に残して。
「ヒック…ッ」
「誰か…いるのか…?」
機材に隠れて誰かが床にへたりこんでいるのが見えて、青年は中へと歩いて行った。
「!?」
そこには乱れた衣服のまま泣きじゃくっているホワイトメリーがいた。
「ふぇ…。ナカジ…くん?」
「まさかさっきの男共に…?」
ナカジと呼ばれたその青年は、怒気を露わにしながらも、静かにそう言った。
ナカジとホワイトメリーは、いつもこのスタジオで遭遇しては、何気無く仲を深めていた間柄だった。
「ナカジくんっ!」
名前をもう一度呼んで、しゃがみこんだナカジに勢いよく抱きついた。
「ナカジくん!ナカジくん…怖かったよぉ…ヒック…」
「メリー…」
ナカジは自分の腕の中で泣きじゃくるホワイトメリーの頭を無器用に撫でた。ホワイトメリーの体の感触が柔らかい。
衣服が乱れていることにも構わず、ホワイトメリーはナカジに甘えるように抱きついたまま泣いている。
憎からず思っている相手のこんな姿を見せられて、ナカジは体が熱くなるのを感じた。
ふとホワイトメリーの腕を見ると、血が出ていることに気が付いた。
「メリー…怪我したのか」
「え?あ…ほんとだ…」
抵抗した時に傷つけてしまったのだろう。
流れはしないものの、じんわりと血がにじみ出していた。
ナカジはおもむろにホワイトメリーの腕を掴むと、血を拭うようにそっと舐め始めた。
ドクリと脈打った。
あ…最後のとこおかしくなった
「ドクリと脈打った」っていう部分は無しにして…
「ひゃあ…っくすぐったいよ…」恥ずかしげに言うホワイトメリーにナカジは慌てて腕から口を離した。
「悪い…もう止める」
すると、ホワイトメリーは首を横に振って頬を赤く染めた。
「もっと…」
「…?」
「もっとして…。ナカジくんに舐めてもらうの…キモチいいの…」
ナカジの心臓がドクリと脈打った。
「馬鹿なこと…言うな。そういうことは好きな男にしてもらえ…」何とか平静を装って、冷たく跳ねのけた。
「だってアタシ…ナカジくんが好きなんだもん」
「な…」
「ずっとずっと好きだったもん。初めて会った時から」
ホワイトメリーは潤んだ瞳でナカジを見つめた。
「ナカジくんじゃなきゃヤダ…。だからお願い…」
言いながら、ワンピースを捲り上げて催促する。
ホワイトメリーの愛らしいピンクの乳房がナカジを釘付けにした。「…………っ」
そのまま何も言わずに、ナカジはホワイトメリーに口付けた。
「んっ…」
そしてホワイトメリーの小さな胸を舐め始めた。
「あっ…ひゃあぁ…っ」
さっきとは違う気持ちのよい舌の感覚に、ホワイトメリーは身をくねらせる。
「ふぁ…あんっ!ナカジくぅん…」
ナカジの頭を掴みながら、ホワイトメリーは甘い声で身悶えた。
「はぁ…ねえっ…下も舐めて…んっ」
すでに濡れているホワイトメリーの割れ目を、ナカジは言われるままに舐め始めた。
「あん…気持ちイイよぉ…。ふぁっ」
ピチャピチャと水音を響かせながら、ホワイトメリーのそこを夢中で舐めあげる。