ポップンのエロ小説ぱぁと5なのだ

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274MZD×ロサ
>>273
ありがとうございますっ
それでは…前半部分のみですが、投下させて頂きます
ちなみに、ロサのキャラ付けはハイパーマスカレードの歌詞を参考にしています
275MZD×ロサ1/4:2005/09/20(火) 22:16:50 ID:R9c/QA31
月明かりに照らされて、一人の女性が舞っている
手に持つ楽器を巧みに操り、光と音を絡ませている

その女性―ロサはふと舞いを止め、仮面で覆われた目を暗がりに向ける
そこにはさっきまで何もなかった。だが、今は一人、男が立っている
「……よぉ」
「何の用だ。神」
ロサと男を神、と呼んだ。その通り、この男は神である
名前をMZDという。先日、この男が開いたポップンパーティーにロサは招かれた
音楽に関して一流、とMZDに認められた者だけが招かれるパーティに
「ほんっと、お前はいつでも踊ってんだな」
「……何の用かと聞いているんだ」
ロサが小さく問う

MZDはゆっくりと彼女に近づいた
二人が並ぶとロサの方が僅かに背が高いが、男のMZDの方が貫禄はある
MZDはゆっくりとロサの顎に手をやり、そっと囁いた
「お前、俺がパーティーに誘ったときも、パーティーの最中も、その仮面外さなかったな
主催者の俺にぐらい見せてもいいんじゃねぇか?」
276MZD×ロサ2/4:2005/09/20(火) 22:18:11 ID:R9c/QA31
「……パーティーに招いてくれたことは感謝している。だが顔を見せるわけにはいかない」
そう言って、MZDの手を軽くはらった
「私が顔を見せるのは、私の想い人だけ。今はどこかに行ってしまったが、いつか戻ってくることを信じて
その過去をこの仮面に刻んでいるのだ。見せるわけにはいかない」
二人の間に、数秒の沈黙が流れる
「ふ〜ん…神に逆らう気か、ロサ」
沈黙を先に破ったのはMZDだった
「神への冒涜。だな」

その瞬間、彼の足元から闇が一気に広がり、それは意思を持っているかのようにロサへ向かっていった
「……!? な、何だこれは!」
ロサは数歩後ろへ後ずさり、闇から逃れようとしたが、あっけなく捕まり、手足が闇に飲まれた
手足に力を込め、振り払おうとするが、闇は一切離れようとしない

「神の命令は絶対だぜ? どんな理由があろうとも、だ」
MZDは一歩一歩ロサに近づいていく
「拝ませてもらうぜ、孤高の天才踊り子の顔をよ」
「…っ!や、やだ!近づくな!来るな!」
顔を左右に振って必死に抵抗する、が、それもMZDの手に阻まれる
「っやめろ!頼む!やめてくれ!それだけはぁ!」
277MZD×ロサ3/4:2005/09/20(火) 22:19:10 ID:R9c/QA31
ロサの弁明空しく、MZDの手は仮面にかかり


ゆっくりと外された


「ヒュ〜♪なかなかの美人じゃねぇか」
口笛を吹いて絶賛する
「…この…下種…!」
ロサのあらわになった瞳は真っ直ぐにMZDを捕らえている
その瞳にはうっすらと涙が浮かんでいる
それを見て、MZDはケラケラと笑った
「踊りだけで生きてきた天才美女も、こうなれば色気が立つねぇ」
ロサは視線を横へ逸らし、はき捨てるように言った
「……顔は見せた、これで満足だろう。これを外せ」
顎で軽く手足を指す
するとまたMZDはフッと笑みをこぼす
「こんなに色気のある体見せ付けられてよ、俺が何にもしないで解放すると思うか?」
「……っ!?」
ロサは今気づいた。と言うより気づくのが遅すぎたのかもしれない
この男、MZDという神の恐ろしさに
278MZD×ロサ4/4:2005/09/20(火) 22:20:05 ID:R9c/QA31
「……一体何を―んむぅ!?」
突然、ロサの唇はMZDの唇によって塞がれた
「っ…!んんっ!」
ロサは驚き、急いで口を閉じようとしたが、それはMZDの舌の進入によって阻まれた
そしてそれは口内をゆっくりと犯し始める
歯の裏をゆっくりと舐め上げ、その後にロサの舌とゆっくり絡み合っていく
ぴちゃ…ぴちゃ…
二人の口の接している所から漏れる音に、ロサの頬は少しずつ紅くなっていく

こんな奴に…私はキスをされている
私が体を許したのは…今はいなくなってしまったあの人だけなのに―
だが…コイツ…キスが上手い…

ロサの体からは、時間と共に少しずつ力が抜けていっていた
ぴちゅ・・・くちゅ…
「あ…んっ…ふぅ…」
そしていつの間にか、ロサは手足の自由を奪われたまま、自らの体を完全にMZDに預けていた

「…ぷはぁ」
二人はようやく口を離した
つぅ、と二人の間を唾液の糸が伝う
ロサは顔を真っ赤に染まらせ、肩で息をしてぐったりとしている
「さて、と。ロサよ」
「な…んだ…?」

「ここまでされて、この後何をされるかはわかってるな?」
279MZD×ロサの人:2005/09/20(火) 22:36:23 ID:R9c/QA31
えと、前半終了です
中途半端に終わらせてすみません…
後半は出来次第すぐ投下しますのでしばしお待ちください…