【水木総合】鬼太郎・三平・悪魔くん【6怪】

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839名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 23:23:21 ID:dSnzHHrs
>>834
逆もありじゃ?
鬼太郎「あ、あの田中さん??」
猫娘「ほら、今は田中麗奈じゃなくて猫娘でしょ?」
鬼太郎「あ・・・猫娘?え?え?」
猫娘「大丈夫・・・おねえさんが色々教えてあげるね♪」
みたいなw
840名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 00:38:40 ID:0/gWHmJ4
全裸待機中・・・容量が気になるようだったら喜んで次スレ建てますぜ、旦那。
841796 ◆lOl9.3Jh5I :2007/05/10(木) 00:25:27 ID:Xtj7sgAv
>>840
明日、明後日に投下出来るように準備中。
前回とほぼ同じ文量になりそうですが、可読性を考えて改行空け入れる予定なので
その際は次スレの準備お願いしたい所存。

むしろ他の神々の降臨お待ちしたい(;´Д`)ハァハァ
842名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 00:09:52 ID:0BoDP2H2
投下始まったら適当なところで次スレたてますね〜ノシ
843796 ◆lOl9.3Jh5I :2007/05/12(土) 00:33:48 ID:esXn7k3o
先日の鬼太郎×ネコ娘話【呼応】 鬼太郎サイドです。
以下注意書きで避けたい物があればお手数ですが
またトリ付けるんでNGワード登録お願いします。

1.やはり映画のネタバレ(かなり)有り
2.鬼太郎ヘタレすぎ
3.鬱エンド
4.エロ分足りなさすぎ

色々蛇足気味の癖に長いので、スレ一杯になったら支援お願いいたします。
844名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 00:40:24 ID:OgXZO+2M
キター!
現在460KB、前回と同じだと即500行きそうですね。
とりあえず建てときます。
845名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 00:55:09 ID:OgXZO+2M
建てます田。
追加のテンプレ等ありましたらよろしく。

【水木総合】鬼太郎・三平・悪魔くん【7怪】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1178898637/

ではwktkして待ってます。全裸で。
846796 ◆lOl9.3Jh5I :2007/05/12(土) 00:58:30 ID:esXn7k3o
スレ立て乙です。
それでは保守兼ねて投下行きます。
847796 ◆lOl9.3Jh5I :2007/05/12(土) 01:22:22 ID:esXn7k3o
すいませんすいませんすいません、テンプレ終わってないっぽいのに
投下してきちゃいました(;´Д`)
神が降臨なさる前に、テンプレありましたら入れて下さい。

ちょっと墓の下倶楽部トイレ清掃用具入れで吊ってきます……
848名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 13:49:03 ID:c8ObQHVI
投下くださった神々にGJ!を送りつつ
ここいらで纏めますよ。

>178
>283
>359
>474
>585以降

◆NECOkE/60g氏『お仕置き』(三部鬼太郎×ネコ娘) >439の続き>727-734…連載中
800氏『』(三部ネズミ男×カロリーヌちゃん)>800
796 ◆lOl9.3Jh5I 氏(三部→映画鬼太郎×ネコ娘)『 呼応』>811-827
834氏『』(映画ネタ)>834
939氏『』(映画ネタ)>839
849名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 22:41:21 ID:qdJ58/x2
          ■ ■ U D 終 了 の お 知 ら せ ■ ■

    (⌒∨⌒)/::"\                          ∧_∧
  (⌒\:::::::::/⌒(⌒∨⌒)    __________     _ (´・ω・`)_
 ( ̄>::(,,^Д^)(⌒\:::::::/⌒) )これまでの解析の日々||〜。_|ヽ(__0=t/ ━ヽ
  ( ̄/:::::::: (_>::(*゚∀゚):<  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ____二コ__  ̄ … (_))
  /((⌒∨⌒(_/U::U\__)            , - ,,    ̄ ̄(◎〒=ニ二_ノ ̄
  / (⌒\::::::::/ (_∧_)`∨⌒) 、@,      ミ  ,;ミ       ヘ○ヘ
 <(__>:ミ,,゚Д゚彡 __し//J\::::::/⌒;@@^   ∧_∧∩"        |∧
 |ヽ(_/::::::::\_)(_>::(*゚ー゚)つ|/`,,- ,(,,`・ω・)ノ_____/_
 | ヽ. (_∧_) // (_(ノ:::::::\_) ミ   ;⊂    ノ |         )  )
  |  \し|.|J  ////(_∧_)   `''''"(^)  / ,人 ̄ ̄ ̄> ,/ /('∀`)ノシ
  l   `.:7 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ し"J           (,,ノ (__) ,/ / /  (ヽ)
   ヽ  /     .:::/   ∧_∧  o゜*。o  (___)' / / .i⌒i ̄|〉〉
  / ̄ ̄ヽ(,,゚Д゚) ~ ̄ヽ   (,,´Д`/⌒ヽ.*゜*. (,,・∀・ ) '───'  |  |
  ヾニニ=/./ハゞ\=ニン   (、_つヾ    )。*o /  つ_______l_|∧∧
   / / /|  |ヽ \     l   l" ̄ ̄    (   ,ノ          (゙('A`,,)
   (__ ̄l/__U"U V`"    .し"l,,ノ          ヽ,_,),,)             `o_o,)〜

Q:UDって終わったの?
A:UDは2007年4月27日に終了となりました。
  UDの貢献した成果はttp://ud-team2ch.net

Q:Team 2chは解散?
A:現在では大勢の方がBOINCでWCGを始めとするプロジェクトに移行し始めています。
  がん、AIDS治療やタンパク質解析から宇宙人探し、気象予測など
  医学、化学、数学、物理学などの色々な分野があります。詳細は下記

  【BOINC/WCG/F@H】分散計算処理総合235【Team2ch/UD】
  ttp://etc6.2ch.net/test/read.cgi/entrance/1178895619/2-7
850名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 20:10:26 ID:USH0qSHe
GJ!
851目玉の親父×岩子:2007/05/16(水) 20:37:12 ID:67CF3jf3



※ 人外注意



鬼太郎たちは地獄での長旅で、母:岩子に会うことができた。
漸く終わりを告げた地獄旅であったが、母がうっかり現世に足を踏み入れてしまい
地獄の地で保たれた姿は灰と化したが、残留思念があり
声を発する事はできなくとも動く事はできるようであった。

鬼太郎は灰と化した母を壺収め、一向はゲゲゲの森のそれぞれの塒に帰っていく。
鬼太郎親子も壺の中の母を連れゲゲゲハウスへと持ち帰った。
家に着いたものの母に出会えたうれしさからか興奮して寝付けないようだったが
慣れしたんだ我が家の雰囲気に漸く落ち着きを取り戻し、安心したのか
長旅の疲れがどっと押し寄せてきたようで、倒れるように寝入ってしまった。

そんな息子の寝姿に、ちっとやそっとの事では起きそうもない気配を感じたのか
父は、いそいそと妻の灰が眠る壺に入り込む。


―――ストン!

「…ッ、あたたたた…」

壺の中に居た岩子は突然の訪問者に驚き、灰と化した身を隅に寄せたが
その声が夫のものであるとわかったのか、直ぐに身体を包み込むように擦り寄ってきた。

「…岩子。」
「…」

妻は何も語る事はできないが、身を摺り寄せる愛情表現に目玉の親父の白目はポッと赤みをさす。
852目玉の親父×岩子:2007/05/16(水) 20:38:45 ID:67CF3jf3

「お前が逝ってしまって、いく時を経たのか…こうして二人っきりになるのも、わしが病に倒れて以来だな。」
「…」
「寂しかったときもあったが…わしゃ一度たりとも浮気はせんかったぞ。だから…その…」
「…」

言葉の語尾を潰し、しどろもどろになった目玉の親父のもじもじとした様子に
岩子は「どうしたの?」と言わんばかりに、周りをくるりと一周した。

「その…閻魔大王の迎えがいつ来るかもわらん…訳だが…久しぶりに―――」
「…」
「久しぶりに、せんか?」

言ってしまって、目玉の親父は壺の底で正座した姿勢で結膜炎かと思うほどに真っ赤にした白目を俯け照れ隠しに掻いた。
目玉の親父が言わんとする事がなかなか解らず、身をくねらせて居た岩子にも
漸くその意図が伝わり、灰の所々が風であおられた火の粉に熱が灯ったかのように赤くちらつく。

「…♥」
「いっ…岩子…♥」

最初は恥じるように蠢いた妻の灰はやがて夫の下半身を埋めるかのように纏わりつく。
半身がすっぽりと灰に覆われると、目玉の親父は妻の名を呼びその身を痙攣させた。
隙間なく覆われている為に中が一体どうなっているのかは解らない。
ただ、灰の一部分が突起のように盛り上がった部分に目玉の親父がしがみ付く様にして抱きつき
せわしなく下半身をこすこすと動かしているから、
久しぶりに夫婦の営みを行っているであろうことは想像がつく。

「♥…♥…」
「おっ…おまえ、そんなに激しくしたら…」
「♥!♥!!♥!!!」

妻は灰の所々を赤くちらつかせながら、中では激しい行為が行われているようであった。
久しぶりの情熱的な妻の奉仕に、吐き出す息には熱がこもり途切れ途切れになり目玉全体が潤む。
背筋を駆け上がる快感に目玉が真上を向き、壺の口から覗く天井を見上げた。

「いっ…岩子―――!!!」

妻の激しい責めに達した目玉の親父の雄たけびが壺の中で木霊する。
叫びと共に、妻には夫の熱液が注がれたのだろう、灰の身体を痙攣させるように蠢かせながら
やがて二人の動きは同調していく。
853目玉の親父×岩子:2007/05/16(水) 20:39:41 ID:67CF3jf3
白目から大粒の汗のようなものが滴ったが伊達に一児を持つ父親ではない。
又直ぐに腰の動きを再開させた。

「…!」

驚いたかのように妻の灰はびくりと波を打ったが、目玉の親父は突き出た突起を抱きしめたまま離さなず

「岩子…募る話も山ほどあるが…鬼太郎も熟睡しておるようだし、今夜は夫婦二人っきり…」
「♥…!」

「今夜はおまえを…寝かさんぞ♥」

一瞬火でも吹き出そうなほどに灰が赤く染まり小さな火柱のような光が所々から噴出て
再開された目玉の親父の動きにその身をうねらせた。
やがて、灰の突起に抱きついていた目玉の親父の首の根元までがすっぽりと灰に覆われ
灰風呂に浸かっているような姿になっても、営みは続けられた。












後日
目玉の親父が予想したとおり、灰に化した母を閻魔大王の使いが迎えにやってきた。
お化けは死なないとはいえ、死者の一族でもないものがいきさつはどうであれ
死とは別の形でも地獄へと落ちたからにはやはり地上に戻すわけには行かなかったのだ。
このまま母が現世に留まり続ける事は、この世の理を崩す大罪になると言われ
短くも儚い親子3人の生活は終わりを告げた。

この後に雪姫ちゃんが生まれたのならば、夫婦の子だとも言い切れるが実はそうではない。
鬼太郎が地獄へ旅立つ前既に雪姫ちゃんは存在していたのだ。
父の子か母の子かそして彼女は何時どこから表れ消えていったのかは謎だが
また鬼太郎の弟か妹が現る日も来るのかもしれない・・・

糸冬
854名無しさん@ピンキー:2007/05/16(水) 21:35:51 ID:csQUWcQY
GJ! GJ!!
親父萌え! 
そうか親子で絶倫かwww
855名無しさん@ピンキー:2007/05/16(水) 22:23:54 ID:Xe9LaWvH
ちょ…!GJ!GJ!GJ!!
夫婦は盲点だった!すげー萌えた!奥さん岩子イイ!
856小学19年生男性:2007/05/18(金) 22:26:51 ID:wYbjx6aO
一反木綿と綾のエロパロって誰も書かないかな?その後を知りたいのでお願いします。
857796 ◆lOl9.3Jh5I :2007/05/19(土) 01:11:11 ID:sx+rZthL
空気読まずに埋め立てがてらの投下。
以下注意書きで避けたい物があれば
またトリ付けるんでお手数ですがNGワード登録お願いします。

1.また映画のネタバレ有り
2.映画本編と違う所も多々有り
3.やはり三部→映画な流れとしての鬼太郎×ネコ娘
4.本番無し
858夢現1/9 ◆lOl9.3Jh5I :2007/05/19(土) 01:26:15 ID:sx+rZthL
夢うつつの中、聞き慣れた声がした。ぼんやりと寝床より見下ろすと見慣れた赤い姿が見える。

すっかり手足が伸びてより女らしく、時折色気すら雫れ出る姿態に無頓着な姿で、
ネコ娘が目玉の親父と楽しそうに話している姿に鬼太郎は知らず唇を尖らせた。
時折気まぐれと下らない意地で彼女を突き放すのは自分であっても、
自分をさしおいて誰かと和やかに、かつ仲睦ましげにしているのを見ていると、
それが自分の父親が相手であるとしても言いしれぬ苛立ちが沸き起こる。

「湯加減はどうかな、父さん」
「実に良い塩梅じゃ、すまんのぅネコ娘」
「いいのよ、だってあたしと父さんの仲じゃない」

ころころと鈴の転がるようなと形容するに相応しい笑い声を上げて笑顔を浮かべているネコ娘。
それに対し目玉の親父も鬼太郎に接するとは違う和やかな雰囲気を身に帯びて接していた。
片方は身の丈が掌ほどしか無く、茶碗の風呂に浸かっているとはいえ、まさに孝行娘と父親その物の姿だ。

「どういう仲だよ」

思わず呟いた言葉に自分自身驚いて、鬼太郎は手を口に当てる。だが階下の二人に聞こえた様子も無い。
そもそも二人とも自分が起きたことに気付いていなさそうであった。
それが何だか疎外感を感じさせて、鬼太郎は舌打ちが零れそうになる。

ネコ娘は自分と違って親が居ない。母親代わりの砂かけのおばばがいても、
幼い頃から何に付け気を配っていた自分の父に対し父親めいた感情を抱いていることも知っている。
父もまたネコ娘に対して実の娘のように思っているのか、
自分に対するのとは少し違う振る舞いをするのも知っている。特に近頃では実質的な娘にしたいのか、
遠回しにネコ娘を娶らないのかと匂わせてくるぐらいだ。

「じゃあ、お背中流しますね」
「いやいや、そこまでせんでも」
「もう、遠慮しなくたっていいのに。タオルはこれよね」
859夢現2/9 ◆lOl9.3Jh5I :2007/05/19(土) 01:27:02 ID:sx+rZthL
予想外の言葉に鬼太郎は思わず隻眼を剥いて階下をまじまじと見下ろす。
当然だが、ネコ娘の白い姿態を包んだ赤い服はそのままで、
可愛い真珠色の爪が付いていると知っている指先で、父の背を軽く撫でるように洗っているのが見えた。
目玉の親父もまた流石に恥ずかしそうにはしていても、まんざらでもなさそうに成すがままにされ、
時折くすぐったそうに笑い声を上げている。そんな姿にネコ娘がまた楽しそうに笑う。

そしてほどよい午後の光が窓から差し込んでおり、二人が居る窓際を明るく照らし、
ネコ娘の髪が艶やかな光輪を描き、茶碗風呂もキラキラと光る。
薄暗いゲゲゲハウスの中で二人だけが光の中に居るようだ。

これではまるで恋人同士のようではないか。

鬼太郎の手が知らず万年床を強く握りしめる。だが身を乗り出して声を上げまいと必死で堪えた。
だがざわりと胸の奥から湧き上がってくる物が押さえきれない。

ネコ娘は一体何をしているんだ。人の父親の背中を流すなんて事、嫁入り前の娘がするような事じゃない。
第一、僕と風呂に入るのだって恥ずかしがって嫌がるくせに、どうしてそんなニコニコ笑ってるんだよ。
それに父さんも父さんだ。
僕にネコ娘を娶らないかと遠回しに言うくせに、その相手に風呂を入れさせて背中を流させるなんて。
僕が居るんだから、一声言ってくれればすぐに風呂の支度ぐらいするのに。
それとも本当は猫娘を後添えにしようとか考えているんじゃないだろうな。
母さん一筋だっていつも言っているのは嘘だったのかよ、父さん。

何よりネコ娘は僕の物だ。あの目も手も身体も心も何もかも全部僕の物だ。
僕からネコ娘を奪うような奴はたとえ父さんだって許したりしない。
僕からネコ娘を奪おうなんていう度胸のある奴がいたら今すぐ出てこい、相手になってやる!
父さん以外の奴だったら八つ裂きにしてやる!
だが父さんだったら少し話し合いましょう。
僕という息子が可愛くないのか、母さんの事はどう思っているのかとか、
よりにもよって息子が花嫁にしたい娘を後添えに考えていないかの確認とか。
860夢現3/9 ◆lOl9.3Jh5I :2007/05/19(土) 01:27:47 ID:sx+rZthL
そもそもネコ娘は僕に会いに来ているんじゃないのか。
なのになんであんなカッコして、父さんをお風呂に入れているんだよ!
父さんだっていつも、ネコ娘は気だてもよいし家事も得意な良く出来た娘じゃが、
どうもおてんばが過ぎると注意してるじゃないか!じゃあどうしてあんな立て膝付いてるのを注意しないんだよ!

奇妙に頭が煮えつつある鬼太郎の視線の先で、ネコ娘はそのような事を気付きもしないように、
甲斐甲斐しく目玉の親父の世話を焼いている。さながら新妻の風情でそれが余計に鬼太郎を苛立たせる。

その彼女は、か細い手足が露出した赤いワンピースを着ており、あろうことかその膝を立てて座っているのだ。
猫族由来の優美さとしなやかさを持つ肢体は、幼い頃から美しい曲線をかいま見せていたが、
身の丈が伸びて子供とは言い難い年頃の姿となった今では、
服に隠された肉体の曲線美すら欲情と共に想像させる美しさを持っている。

それなのに彼女は自らの身体が他人に、ことさら男にどのように見えているのかを意識しない振る舞いをして、
時折わざと煽っているのではないかと鬼太郎を欲情させ苛立たせる事を理解しない。
鬼太郎は唇を曲げて半ば睨むように、階下で無邪気に談笑をしているネコ娘を見つめた。

彼女の赤いワンピースの下には黒いアンダー、鮮やかな赤に艶やかな黒の取り合わせから伸びる白い脚は
付け根近くまで露になっている。その脚では絹のような肌の下に女らしさを失わない筋肉が付き、
足音を立てずに軽やかに走り、そして愛撫すると実に可愛らしく、かつそそる震え方をする事を知っている。
鬼太郎は万年床に横たわったまま、父親と談笑するネコ娘が自分の腕でどのように変わっていくかを思い返し、
脳内で彼女を押し倒した。

彼女は自分に腕力でも妖力でも絶対に勝てない。だから彼女に触れる時は余りにも華奢で壊れてしまいそうで、
いつも傷付けまいと恐れながら、身の内深くから沸き上がる熱に煽られるのを堪えつつ触れる。
だが、記憶と妄想の中での彼女は欲情の赴くままに扱っても、それを受け入れて、傷ついたりもしない。
861夢現4/9 ◆lOl9.3Jh5I :2007/05/19(土) 01:28:30 ID:sx+rZthL
口付けもせずにそのような事をすれば大概最初は怒るか、驚いて一瞬あどけない顔をする彼女。
そして強気を見せた顔が情欲に蕩けていくのも、少女めいたあどけなさが女の艶やかさへと変わっていくのも、
どちらも自分だけしか見るはずのないネコ娘だと思うと、それが例えようもない狂喜を呼び起こす。
普段であれば抱きしめ、彼女の唇を心行くまで味わうが、あの悪い脚を手に取り、
自分以外の者にもその曲線をさらけ出しているお仕置きを始めることとした。

「にゃんっ!にゃぁっ、やぁ……くすぐったぁい……」

あれだけ走り回るのに柔らかい足裏を指で撫でると、ネコ娘は甘い声を上げる。
彼女の片足は体重を掛けて押さえ込み、もう片足を抱いて固定してしまえば身を起こす事など出来ない。
白い脚の向こうで、ネコ娘がこれから行われる事を予想して、頬を朱に染めて嫌がる。
しかしあの大きなアーモンド型をした目は、これからの行為に僅かなりとも期待していないとはいえぬ光を宿し始める。

爪先を口に含み、指の付け根を舌先でくすぐれば、抱いた腕の中でネコ娘の足が震えた。
指の一つ一つを丹念にねぶると、かりりと床を爪でひっかく音がする。
息苦しげな吐息を漏らし、喉を反らすネコ娘。その喉に今にも食らいつきたくなるが、
そうやって自分の愛撫で蕩けていく彼女を見ているのもまた、背筋がゾクゾクするような快感がある。

「……きたろ……きたろぉ……やあ…………」

唾液でぬめるほどにネコ娘の足を舐め回せば、押さえ込んだ手の下で筋肉が跳ねる。
スカートはからげてしまい、持たぬ毛並みの代わりのような黒のアンダーが露になる。
幼い頃のように白い清楚な下着が見えるのもいいが、
こうして彼女の白い肌を引き立てる赤と黒の取り合わせも捨てがたい。
踝より腱に沿うように舌を這わせ、膝頭に軽く歯を立てれば、彼女の濡れた声が上がる。
下腹部で熱が沸き上がる。幽霊族の血のために冷たい筈の体に熱をもたらすのは、闘争と彼女だけだ。

僅かな和毛しかない彼女のふくらはぎの滑らかさは頬ずりして堪能する。
僅かに触れるだけでもネコ娘は声を上げ身を震わせて反応する。
可愛くて愛しくていっそ食べてしまいたい。
ぷっくりとしたふくらはぎに口付けて軽く囓ると、彼女の悲鳴が弾ける。
862夢現5/9 ◆lOl9.3Jh5I :2007/05/19(土) 01:29:17 ID:sx+rZthL
「やらしい顔してるよ、ネコ娘。僕に囓られても感じるんだよねぇ」
「やぁ……鬼太郎の馬鹿ぁ……」

脚越しに見下ろすネコ娘は、首元まで真っ赤にして両手で顔を隠してしまう。
そのくせに、からげたままのスカートに気付かない。
片手でネコ娘の足を抱え舌を這わせながらも、片手を伸ばしてアンダー越しに彼女の秘裂を指で撫で上げる。

「にゃあっ!」
「なんだか濡れてるようだけど、どうしたんだい?」

ネコ娘が足を閉ざそうにも、片足は押さえられ、片足は抱きかかえられたままだ。
指先で柔毛に包まれたアンダー越しに秘裂を撫でさすれば、布地越しにぬるりとした感触が分かる。
その手を払おうとネコ娘が両手を下ろしたので、あどけなさすらある真っ赤になった可愛い顔がよく見えた。
そして彼女の手を優しく、だが抗う事を許さずに掴んで押さえ込む。

「だ、だって鬼太郎が…………」
「僕が?何?」

もっと素っ気ない素振りをしたくても、どうしても笑みがこみ上げてくる。
優しくしたいのに、大事にしたいのに、自分だけを見て欲しいから、他の誰でもない自分の物だと知りたいから、
彼女を苛めてしまう。だがこうして彼女は受け入れてくれている。
それは酷く歪んだ喜びだと分かっていても、その歪みすらも一つの歓喜となって、笑みが湧き上がるのだ。

「…………意地悪……」

濡れた目で見上げてくるネコ娘。それがどれだけ自分を煽り立てているか、
ネコ娘は一度自分の目から己自身を見るべきだ。もっともそれを知るのは自分だけでいい。
863夢現6/9 ◆lOl9.3Jh5I :2007/05/19(土) 01:29:59 ID:sx+rZthL
「ごめんよ。でも君が可愛いからいけないんだよ、ネコ娘」

押さえていた手の指先にキスをして解放してやれば、力つきたように床に落ちていく。
恥じらいで頬を染めたネコ娘が顔を背ける。

「馬鹿ぁ……」
「そうだよ、馬鹿だよ。それもこれも全部、君が可愛いからだよ。好きだよ、ネコ娘」

指の腹をネコ娘の足先から膝上まで滑らせて愛撫しそう告げれば、ネコ娘は腰を震わせて声にならぬ声を上げた。
抱きかかえた腕の中で、彼女の足の筋肉が一瞬張るのが分かる。
彼女の脚は自分とはまったく違ってか細くて柔らかいのに、
あれだけの跳躍力を持っていて、しなやかな筋肉が隠されている。
何一つ似通った所の無い異質の存在、だからこそより愛おしい。

「そんなに感じる?」
「…………うん」

幼げに頷いて素直に答えるネコ娘の姿に、自分の方が鼠径部から脳天まで電撃が走るような快感を覚えてしまう。
両腕で抱き上げたままの彼女の脚を抱きしめて、普段は赤いブーツに守られた足へ頬摺りする。
この足はいつだって自分の傍に辿り着いてくれる愛しい物、他の男の元になど行かせたりしない。

「好きだよ、愛してるよ、ネコ娘」
「あたしもよ、愛しているわ、鬼太郎」

愛しさ恋しさを素直に口にすれば、彼女が当然のように答えてくれる。それが何よりも嬉しい。
その歓喜を胸に、ネコ娘の脚へ指を滑らせる。
白い脚は内から明かりが灯されたかのように、赤く染まりつつあった。
押さえられた腕より逃れようとするのか時折ぴくぴくと動くが、
それはもっと愛して欲しい、より可愛がって欲しいと訴え誘っているようにしか見えない。
864夢現7/9 ◆lOl9.3Jh5I :2007/05/19(土) 01:30:49 ID:sx+rZthL
下着の中で自身がいきり立っているのが分かる。
だがもっと堪えて焦らして、彼女にどれだけ自分が欲しいか言わせたい。
こんなにも可愛くて愛しい彼女が、どれだけ自分を必要とするか教えて欲しい。
他の誰でもない自分だけを選ばせたい。

ネコ娘の脚に両手を添え、なぞり上げるように膝元から付け根へ向かって滑らせていく。
そしてそれを追うように唇を這わせていけば、ネコ娘の声がより甘く濡れ、譫言のように自分を繰り返し呼ぶ。
スカートの下へと手を伸ばし、その黒いアンダーへと指をかけた。

「すまんが、お湯を足してくれんか」
「はーい、ちょっと避けてね、父さん」

脳内の甘く淫らな白昼夢は砕け散り、今まで組み敷いていた筈の相手は、
階下の日だまりの中、淑やかな振る舞いで父の茶碗風呂にお湯を注いでいるのが見える。

中途半端な欲望はこのまま発散させる事も出来ず、仲睦まじい父とネコ娘の姿は苛立ちばかりを募らせる。
自分の居場所が無くなってしまったかのようにすら思えるし、
現実のネコ娘は自分だけを常に見ていてくれるわけじゃない事を突きつける。
鬼太郎は苛立ちはそのままに、萎えていく己自身を自嘲しながら、眼下の風景を眺めて溜め息を一つ吐いた。

ネコ娘は夢想の中の艶やかさとは違う愛らしさを持ったまま、和やかに父の相手をしている。
父もそんなネコ娘を相手に楽しそうだ。
我が父である贔屓目を抜きにしても、父は博学だし何より高潔で信義に厚い人だ。
自分を思う余り、目玉だけでも生き返った姿であるが、自分が父を敬愛するように、仲間達も父には一目置いている。
もちろんネコ娘だってそうだ。自分やおばばとは違う態度で接するし、時には甘えたりする。
非常時に父を彼女に預けるのだって、彼女は必ず父を守ってくれるし、父も彼女を信頼し、
その身を委ねてくれるからに他ならない。そうすれば、本当に危険な場所から二人を遠ざけられるからでもある。

もし、万が一、そう、万が一だ。その万が一、ネコ娘が父に対し、
父性ではなく異性としての感情を抱いているとしたら、自分は父に勝てるだろうか。
能力や妖力ではなく、人格的魅力として、だ。
認めたくない答えをかいま見て、鬼太郎はそれ以上考えるのを止めた。
ネコ娘を誰よりも愛している自信はあっても、自分はああやってネコ娘に笑みを絶やさずにいさせる事が出来ない。
865夢現8/9 ◆lOl9.3Jh5I :2007/05/19(土) 01:32:15 ID:sx+rZthL
彼女は自分の物だと思っているが、彼女の心はどこにあるのか時折不安になる。
夢想の中ではいくらだってネコ娘へ素直に愛を打ち明けられるのに、
現実では彼女への愛しさが欲情をも加速させて、そんな事を口にする余裕が無くなってしまう。
彼女の心がこちらに向いているのか知りたくて、いつも彼女を試してしまう。
どれだけ彼女に愛していると言われても、足りないと餓えていくのはどうしてだろう。
彼女がもっと愛している事を教えてくれればいいのに。その身を許してくれても、
その腕全てで受け止めてくれることは少ない。彼女の心も体も全て欲しいのだ。

階下の日溜まりの二人と違い、寝心地はよくも薄暗いこの寝床にいたままでは余計に気が滅入りそうだった。
それに、たとえ相手が父だとしてもネコ娘と二人きりにさせておきたくない。
のそりと起き出していくと、ネコ娘がようやく気付いたようにこちらへ視線を向けた。

「おはよう、鬼太郎。父さんのお風呂、あたしが用意したから」

自分の胸の内に渦巻く物など知りもしないように、朗らかな笑顔を向けてくるネコ娘。
艶やかに瞳を潤ませ自分を見る彼女も好きだが、こうして無邪気さすら見せる笑顔の彼女も好きだ。
だが、その笑顔は自分のためではなく、父との語らいで生まれた物。
自分が薄暗い中に一人居たのに、日だまりで二人でいる間に生み出された笑顔。

「人の父親の事、父さん呼ばわりするなよ」
「こりゃ鬼太郎!そんな言い方があるか!」

自分の苛立ちがそのまま棘となったような己の言葉の予想外の鋭さに、鬼太郎自身も内心驚いた。
だがネコ娘も一瞬びくりと身を震わせて鬼太郎を見ると、目を伏せる。
父の鋭い叱責の言葉と、彼女のその様が胸に鈍く刺さる。
866夢現9/9 ◆lOl9.3Jh5I :2007/05/19(土) 01:33:15 ID:sx+rZthL
「あ……ご、ごめんね……鬼太郎……」

悲しそうな、寂しそうなネコ娘の顔に、己の愚かさをかいま見て鬼太郎の苛立ちは余計に強くなる。
あの夢想の中のように、彼女をどれだけ愛しているか素直に口に出来ればいいのに。
そんな顔をさせたくないのに、いつも笑っていて欲しいのに、どうしてこんな事しか口に出来ないのか。
せめて一言謝ろうと思って、口を開きかけた。

「と……目玉の親父さんのお風呂は鬼太郎の日課だものね。ごめんね、余計な事して」
「いいんじゃよ、わしが頼んだのじゃから」

笑顔であるのに、どこか寂しげな顔をするネコ娘。
何でもないとその笑顔は語りかけるようであるが、逆に彼女が遠のいてしまった気がした。
父は彼女を庇う。二人の居る階下へ降りてきた筈なのに、逆に自分の疎外感が強くなる。
口の端まで上がっていた筈の言葉が消えていく。
ネコ娘の手は組まれて膝上に置かれた。赤い服に映える彼女の白い手足、
先はその足に欲情を募らせて熱が高まったのが嘘のように、胸が冷えてくる。

夢想の中でそうしたように、彼女の手を取ってその手に口付けし、許しを請いたい。
それなのに手を伸ばせない。いつかのように彼女がどこかへ逃げ出してしまう前に、その手を取らなければ。
彼女の名を口にしようとすると、目前に黒い影が飛び込んできた。
瞬間、ネコ娘の姿がその影に消されてしまう。
予兆を告げるような翼のはためきを残し、化け鴉は再び窓から飛び出していく。残されたのは一通の手紙。

そして彼女を見失い、陽の元に迷い出て目を眩ませてしまったのだ。

                                 <了>
867名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 02:36:31 ID:0dzXfdce
私の心をこんなにも萌え萌えさせる>>796を愛してる。


ところで映画のパンフによると、今回の設定では鬼太郎350歳、猫娘400歳だそうだ。
…姉さん女房ハアハア (*´Д`)=з
868名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 08:38:49 ID:SC0DRbdm
GJ!映画版にこんなに萌えれるとは思わなかったよ

>>867姉さん女房ハァハァ(*´д`*)
お姉さんぽく鬼太郎に接するねこたんいいよね
869名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 11:15:14 ID:wtY4I5ag
あの「父さんと呼ぶな」発言にこんな裏が!!....c(,Д、と⌒c)つ彡 ジタバタ
796神の降臨により映画版にもモエタ!!

漏れもネコタソにアレコレしたいと思ってるけど、
鬼太郎に八つ裂きにされてしまう恐れがあるので
妄想で我慢しまつ'`ァ,、ァ(*´Д`*)'`ァ,、ァ
870名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 13:04:09 ID:TM5BC9RG
「俺の親父のこと父さんって呼ぶなよ」
あれは鬼太郎が照れていると思っていたが
こ、こんなGJなことが!!!

あ〜もう一回映画見にいきてぇ〜
あと、見に行ってない人は
猫娘役の田中麗奈さん綺麗だから見に行った方がいいよ
871五期猫娘のアルバイト:2007/05/19(土) 13:18:06 ID:tt5ihNq/
「いらっしゃいませ」

「妖怪式マッサージ店『万魔殿』にようこそ〜」

「あっ…お客さん私の配ってたティッシュを見てきてくれたんですか?嬉しい」
「ここではあかなめの垢擦りマッサージや泥田坊の泥パック…」
「えっ?そんなのは良いから…スペシャルマッサージをしろ?」

「いや〜ん♪お客さんも好きですね」
「当店のスペシャルマッサージは…」

「私、猫娘の猫舌マッサージです」

「たっっぷり…楽しんで下さいね♪」

そんな妖怪式マッサージ店
「お代は貴方の魂で…」
872名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 21:20:21 ID:m9ThC/HO
怖っ!!!
873sage:2007/05/21(月) 02:08:55 ID:CN9DHbSU
796
貴方は凄い!!GJだ!そして、この後呼応に続くのか・・?
毎回素晴らしいモノを提供してくださりありがとう。
874名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 02:13:44 ID:CN9DHbSU
名前のところに間違えてsage入れちまったorz
875名無しさん@ピンキー:2007/05/26(土) 20:20:55 ID:aq6GI46K
保守がてらまとめです。

>178
>283
>359
>474
>585
>848以降

851氏『』(原作?目玉の親父×岩子)>851-853
796 ◆lOl9.3Jh5I 氏(三部→映画鬼太郎×ネコ娘)『夢現』>858-866
871氏『五期猫娘のアルバイト』>871
876目玉のオヤジ×岩子?+鬼太郎【1】:2007/05/31(木) 20:02:37 ID:PGsjP7nC




3期地獄編の親子再会に感動された方はスルー推奨




地獄の秩序を取り戻した鬼太郎たち一行は、閻魔大王より
無事に地上へと戻る為の道案内として地獄ゼミを渡され
長い地獄旅をの終わりと共に鬼太郎の願が叶えられようとしていた。

それは…
「かーさーん!!」

緩やかに近づく淡い光の中に見たその姿こそ、夢にまで見た母の姿。

「鬼太郎」

生まれてはじめてみる自分の母。
両手を広げる母の胸に鬼太郎は迷わず飛び込んで行き
仲間の気遣いも有って、親子だけで水入らずの時を得る事ができた。

暫く家族の会話を楽しんでいたが、目玉のオヤジが妻の方に飛び移ると
長い髪を分け入り、なにやら耳打ちをすると、驚いた妻は口元に手を当てた。

「どうしたの?母さん。」

父が何を言ったのか不思議に思った鬼太郎は母に問いかけた。
母の顔を覗き込めば、赤みが差しているようにも見えて
再び母の髪から出てきた父は鬼太郎を見た後に、妻を振り返るが
恥じらいに妻は思わず視線を逸らした。

「岩子…鬼太郎は今日までまったく母の愛を知らずに育ったんじゃ。一度くらいその胸に抱いてやってはくれまいか…。」
「…」

妻は黙ったまま頷くと、目玉の親父は鬼太郎の方へと移り耳打ちする。
877目玉のオヤジ×岩子?+鬼太郎【2】:2007/05/31(木) 20:03:56 ID:PGsjP7nC
「鬼太郎。お前母さんの乳房に甘えさせてもらえ。」
「えぇっ!」
「生まれてこの方、母の乳房を知らずに育ったんじゃ。一度ぐらい甘えても罰は当たるまい。」
「で、でも父さん…」

父の発言に、母の恥ずかしげな仕草の意味
先ほど母に何を言ったのか知った。
鬼太郎は恐る恐る母の顔を覗き込むように見ると、
母は岩壁に寄り掛かり着物の衿を両側に広げて胸を肌蹴させて
無言で鬼太郎に来る様に言っていた。

白く大きな乳房を目の前に見せられ、鬼太郎は引き寄せられるようにその手を乳房に置いた。
母の乳房は子供の鬼太郎の手には有り余る大きさで、顔を埋めれば窒息しそうなほどだった。
母の胸はとても良い匂いがして、夢中になってその乳房についついた。

「あっ!」

岩子は溜まらず声を上げた。
幾ら子供が甘えて乳房に吸い付くといっても、赤ん坊のソレとは違う。
我が子とはいえ、久々に異性に触れられたことで身体の芯に火が灯る。
いけないとは思いつつも、夫と別れて以来の性的な刺激に
嘗て女であった事を知る身体の本能には逆らえなかった。

鬼太郎は母の変化に気付く事無く、夢中になって乳房を貪っていた。
やがて貪欲に刺激を欲する岩子の身体は、自然と開いた足の間に息子を抱く形となる。

まるで我が子に犯されているかのような己の姿に、背徳感を感じると共に興奮を感じていた。

疼き始めた半身は僅かな刺激では物足り無くなり始めた頃

「ひぁっ!!」

疼きを満たす感触にビクンと身体が跳ね上がる。
先ほどから姿を消していた目玉のオヤジが妻の着物の裾から潜り込み
肉芽に刺激を与えたのだ。
弄れば弄るほど、忘れていた女の性が呼び覚まされ
花壷からは蜜が溢れ始め、目玉のオヤジは頃合を見て妻の膣に侵入した。

これ以上声を出したら鬼太郎に不振がられてし舞うと岩子は必死で声を押し殺し
縋りつくように鬼太郎の体を抱いた。
全身で妻を愛し、夫を受け入れる妻とのまぐわいに
ただ幼き息子だけが純粋に、初めて知る母の胸の感触に酔いしれていた。

満たされる母性と、長い事忘れていた女としての欲望。
全てを一瞬のうちに手にし満たされていく満足感と快楽に沈んでいく。










結局、この再会が最初で最後のものとなった。
妻は死した少女の為に命を手放し、地獄の地へと戻っていってしまったが満ち足りていた。
触れる事など適わぬと思っていたわが子を、この胸に抱く事ができたのだから。

糸冬
878名無しさん@ピンキー:2007/05/31(木) 22:24:58 ID:2ykk7Vrn
>>876
ъ(゚Д゚)グッジョブ!!
なにやら最近親子ネタが流行のようですな
879名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 17:03:15 ID:mC0fmbc3
目玉のオヤジ×岩子
鬼太郎×猫娘
この二つが大好物ですw
880名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 20:56:15 ID:AjJ9f/TR
>878-879ありがdノシ

新スレが5期の話で盛り上がってたから梅がてら
人外注意の目玉のオヤジ×岩子の後に、地獄編もありだなと思って書いてみた
今アニメの話題ばかりだけど、漏れは再販されている国取り物語に萌えてる。
猫ちゃんが可愛くて仕方が無い。
881名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 21:08:45 ID:AjJ9f/TR
×国取り物語→○国盗り物語
スマソ猫ちゃん助けにムーに逝ってくるわ
882名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 18:18:41 ID:rRf+3bzE
親子ネタも夫婦ネタもイイですなぁ。
父さんに漢を見た!!
その後のゲゲゲシリーズでは良く肉風呂に入っているが(藁

アニメ三期の岩子さんは禁忌を犯した女という処がまた背徳的でそそる。
閻魔大王×岩子さんとかコソーリ逝ってみたり。
883796 ◆lOl9.3Jh5I :2007/06/08(金) 00:47:27 ID:4rMIXJlm
埋め立てがてらのまた投下。
以下注意書きで避けたい物があればお手数ですが
またトリ付けるんでNGワード登録お願いします。

1.やはり三部→映画な流れとしての鬼太郎×ネコ娘
2.鬱エンド
3.「呼応」「希う」の翌日談
4.鬼太郎更にヘタレる。
884白露1/13 ◆lOl9.3Jh5I :2007/06/08(金) 00:48:45 ID:4rMIXJlm
走れ走れ走れ走れ。夜明けが近い。
走り抜ける身体に触れる草たちのざわめく音が、そう囁いているように聞こえる。
普段なら高らかになる下駄の音も、根深い草に包まれ消されている。

目前で揺れる影が見える。誰かの背に負われる女、その頭で揺れるのは赤いリボン。
あと少しで彼女に手が届く筈なのに、その僅かな距離が詰められない。
相手が走り抜けた後に草が跳ね、草の葉に抱かれていた白露が薄闇の中で煌めき消えていく。
彼女の名を叫ぶ、だがその声も白露となって消えていく。
彼女は彼女を攫った相手の背にその身を委ね、身じろぎ一つしない。
幾度も名を叫んでも彼女はこちらを振り返ろうとしない。
誰よりも愛しい彼女、その彼女を奪う奴は誰であろうと容赦はしない。

懐から抜いたオカリナから鞭を振るい、相手の足を絡め取る。
だが相手は彼女を庇うように、己が地面に叩き付けられるのを良しとした。
鞭を戻し刃を振るう。だが闇に火花が散り、相手の振るう剣に食い止められた。
ネコ娘は身を縮め、恐れるようにこちらを見上げているのが視界の端で見えた。
しかし彼女の方へ向かおうとすると、相手がその背に彼女を隠すように立ちふさがる。
闇が深くて相手の姿が見えない、僅かに見える片目が闇に光る、あと見える物はネコ娘の姿と白露だけ。

「退けっ!」
「退くものかっ!」

一手振るい一手封じられる、一歩進めれば一歩押し返される。
敵はかなりの強者であるが、ネコ娘を取り返す為にここで負ける訳にいかない。
いつだってそうだった、彼女を失わない為に負けるわけにいかなかった。
数十手の打ち合いの後、懐に踏み込めた瞬間にリモコン下駄を相手の手に叩き付けた。
宙を飛ぶ相手の剣、さらに一歩踏み込みオカリナソードを振り上げる。
僕の勝ちだ、僕からネコ娘を奪う相手は誰であろうと許さない、殺してやる。
885白露2/13 ◆lOl9.3Jh5I :2007/06/08(金) 00:49:32 ID:4rMIXJlm

2/13
「だめぇっ!」

ネコ娘が悲鳴を上げた。
そして彼女は当然のように身を投げ出して、敵と自分の間に飛び込んでくる。
もう間に合わない、世界が止まる。

「ネコ娘!?」

いつの間にか慣れてしまった手応えが伝わる、幾度も愛した筈の彼女の乳房ですら同じ感触がする。
彼女の身体は本当に細いのだ、彼女の胸を貫いても相手の胸を貫ける程に。
大地に縫い止めるようにオカリナソードがネコ娘と敵を貫いたまま地に突き立つ。
敵はその胸に彼女の背を抱くように倒れ、力を失った手が彼女の手を絡め取っている。
二人とも見開いた眼は自分を見ず、ただお互いの眼差しだけを絡ませ合っている。
あの綺麗なアーモンド型の瞳は光を失い、前髪に隠されていない隻眼だけを虚ろに写している。
ネコ娘の血に染まっているのは黄色と黒の縞模様。

これは僕だ。

悲鳴を上げたいのに声が出ない。ただ自分とネコ娘の骸を見下ろすしか出来ない。
刃を伝わって右手を濡らしたネコ娘の血がぬるりとする。

「そこのけそこのけ、花嫁御寮のお通りじゃ」
「明け七つの鐘までに、天神様に辿りつきゃ、晴れて来世はつがい雛」

遠くで聞こえる歌声と鳴らされる神楽鈴の音。
そちらに目を向ければ闇に浮かび上がる花嫁行列の群れ、
叢の向こうに白く光るような一行は花嫁輿を中央に西の方へ進んでいく。
その輿は御簾が上げられており、角隠しの下で大きな目が遠くを見ているのが見えた。
あの花嫁衣装は見覚えがある、そして白粉をはたき紅を差して美しく彩られたその顔も。

「ネコ娘っ!?」

足元で倒れている筈のネコ娘を見れば、そこには何もなかった。
彼女も、自分の姿をした誰かも、二人を貫いてしまった筈のオカリナも何もかも。
叢を掻き分け白露を撒き散らし、花嫁行列を追いかけた。
先頭を進む子供二人が高らかに歌いながら、稚児装束の袖を振り回し神楽鈴を鳴らしている。
886白露3/13 ◆lOl9.3Jh5I :2007/06/08(金) 00:50:58 ID:4rMIXJlm
「待てっ!ネコ娘を返せっ!」

両手を広げ花嫁行列の前に立ちはだかる。
もうネコ娘を失う訳にいかない、あのネコ娘は幻に違いない、この花嫁行列の彼女こそ本当のネコ娘だ。
白山坊の時、身代わりとなってくれた時の姿と同じ白無垢姿の彼女を見違える事なんかない。
いつかそうやって彼女を迎えるのだと思った姿そのままなのだから。
行列の一行は無言で花嫁輿を足台に乗せ、御簾を下ろす。
ただ先頭を歩く狐面の童子童女が手にした神楽鈴を鳴らしながら笑う。

「もう駄目だよ、彼女を拒否したのはそっちだろう」
「もう駄目よ、待っている人がいるんだもの」

童子童女が狐面を合わせながら笑う。子供らしい高い声、それが耳に触る。背の毛が太る、この感情は何だ。

「彼女は僕の物だ!」

シャンシャンシャンと神楽鈴が鳴る。眩暈がしそうだ。
足元から世界が崩れ落ちていくような気がする。これは幻術か。

「彼女は誰の物でもないよ」
「彼女が選んだのはあなたじゃないもの」
「うるさい黙れっ!退けぇっ!」

二人を突き飛ばすように腕を振るえば、子供らは神楽鈴を鳴らしながら軽やかに身を退く。

「鬼が来たよ、鬼が来たよ、白露が消える前に逃げましょか」

そう囃し立てる声を背に御簾を払い除けると、眼に飛び込むのは白露のように淡く光る花嫁衣装の小さな姿。
時折たまらなく魅力的に煌めく筈の大きな目は静かに閉ざされ、
艶やかな紅を含ませた唇は安らいだ微笑みを浮かべている。
そして彼女の胸を貫いているのは青いオカリナから伸びた剣。
一番鴉がけたたましく鳴く。童子童女が嘲笑う。振り返れば宙を舞う狐面、
その下から現れたのは大きなアーモンド型の眼をした少女と、隻眼の少年。
その目に映るのは返り血に染まった自分の姿。初めて悲鳴が上がった。この感情の名こそ恐怖だ。
887白露4/13 ◆lOl9.3Jh5I :2007/06/08(金) 00:51:44 ID:4rMIXJlm
「鬼太郎っ!?」

アーモンド型の眼が自分を見下ろしている。
鬼太郎は荒い息を付きながらネコ娘を抱き寄せて、その胸を必死にまさぐった。

「ちょっ、ちょっと鬼太郎っ!?」

赤いワンピースはどこにも傷も汚れも無く、掌越しにネコ娘の温かい体温と鼓動が伝わってきた。

「…………ネコ娘」
「大丈夫、鬼太郎?」

ネコ娘の問いかけに答える声も出ず、彼女が生きている事へ安堵の溜め息が零れた。
そんな鬼太郎をネコ娘はそっと抱き寄せる。
いつの間にか彼女の背丈を越えている自分をその胸に抱きしめて、
背を軽く叩いてくれる様に今まで感じていた恐怖が消えていくのが分かった。あれは夢だ。

「どうしたの?うなされていたよ」
「ん…………何でもない」

彼女の肩越しに周囲を見渡せば、ここがゲゲゲの森に幾つか作っている秘密の場所であるのを思い出した。
昔は二人だけの遊び場所だった浅い洞穴に手を加え、いつでも仮初めの閨に出来るように仕立てた場所だ。
まだ夜が明けて間もないのか、外に見える草に白露が煌めいた。
身じろぎすると寝床にしている干し草が広げたチャンチャンコの下でかさりと鳴る。

ネコ娘の指が目前で踊り、前髪を指先で梳くのが見えた。寝汗を掻いてしまったのか、
額に張り付いた前髪をその指がそっと払いのけていくのが心地よい。
墓の下倶楽部で彼女を抱き夜の闇を抜けていったのは丑三つ時の頃、
誰とも会わぬよう言葉を交わさぬようにここへ辿り着いたのだ。
彼女を傷付けたくないと願っているのに、夢で彼女を殺めたのは自分。

「ねぇ、ネコ娘…………」
「なぁに?」
「…………僕、何か言っていた?」
「ううん、何も。ただうなされていただけ」

朝の薄明に少し瞳孔が大きくなっているネコ娘の目は、
どこかあどけなさを見せながら不思議そうに自分を見ている。その目は光を失っていない。

「ならいいんだ、ごめん」
「おかしな鬼太郎」
888白露5/13 ◆lOl9.3Jh5I

ネコ娘が喉を鳴らすように笑うと、触れ合っている身体越しに彼女の笑い声が身体に響いた。
彼女の温もりと合わせて、安らいだ気持ちが訪れる。
本当に彼女は信じられないぐらいに優しい。
それが彼女を傷付けている一端になっていると心の何処かで理解していても、彼女に甘えてしまう。

もっと彼女を感じたくてネコ娘を引き寄せた。そうやって抱き寄せてしまえば、
自分の方が身の丈が大きいためか、彼女を胸の内に抱きしめる事が出来る。
彼女は抗う事無くその身を任せてくれた。

何か香を焚きしめているわけではないのに、ネコ娘は甘い匂いがする。
触れ合う身体から彼女の熱と鼓動が伝わってくる。それが心の奥底から愛しさを湧き上がらせた。
昨日、彼女に言えなかったのだから今、ちゃんと彼女に愛しい事を伝えたい。
それなのに上手く言葉が出てこなくて、切りそろえられた彼女の前髪を唇で掻き分けてその額にキスをした。

朝の冷たさに少し冷えているのが唇越しに伝わる。微かにネコ娘の身体が震えたが、
この腕から逃れようとするわけではなかった。

「ねぇ、ネコ娘」
「なぁに?」
「…………君は僕の物?」

彼女は誰の物でもない、そう夢の中の自分が嘲笑う。それは夢の筈なのに耳の奥底にこびりついている。
彼女にそれを否定してほしくて問いかけるのに彼女は無言だ。
もし否定されたらどうしよう、それを思うと背の毛が太るのに腹の底から冷えるような怒りが湧き上がる。
自分で問いかけておいてその答えを聞くのが恐くて、ネコ娘の開きかけた唇を自分の唇で塞いでしまった。

舌を割り入れる事無く、そのまま唇越しにネコ娘の熱を分けて貰うように口付けたままでいても、
ネコ娘は抗おうとはしなかった。
背に回されていた筈のネコ娘の手が動き、鬼太郎の髪に触れる。
毛繕いでもするかのような指の動きは、二人の唇が離れるまで続いていた。