触手・怪物に犯されるSS 6匹目

このエントリーをはてなブックマークに追加
784 ◆1fzaJfPgmc :2005/11/24(木) 02:11:59 ID:WUhMRRjV
「マナ、見つかった?」
少し離れたところで薬草を探していた妹の所まで行き声をかけると、彼女は茂みに突っ込んでいた上半身を起こして振り返った。
今は邪魔にならない用にまとめてある私とは違って長く伸ばしている髪の下、なんだかいつも眠そうというか、姉の私でも何を考えているのか掴みにくい瞳がこちらに向けられる。
ただまあ、さすがに今は随分疲れている感じが容易に見て取れた。
基本的に無口な妹は首を横に振り、続いて視線でこちらの首尾を聞いてくる。
「こっちもダメ。
 ここ最近で誰かが大量にとってったのかもね。
 あ、ちなみにちょっと回復おねがい」
そう言って指を見せると、少しだけ眉を顰めた後回復のための呪文を唱えてくれる。
傷口が持つ嫌な熱が薄れていって、かわりにじんわりとした温かさを感じているとあっという間に傷口は塞がっていた。
「これくらい、お姉ちゃんも覚えればいいのに」
私がお礼を言うと、ぼそっとそんなことを言われる。
確かにこの程度の回復呪文は初歩の初歩なので覚えようとすればそんなに苦労しなくても覚えられるだろうから、マナの言うことはもっともだった。
「だってなんか地味なんだもん。
 私はもっとこう、バーンと派手な方が好きだから」
同じ人に師事しているにも関わらず、私とマナは全く正反対の魔法使いになっていた。
私は自分でも言ったように攻撃呪文専門と言った感じで、逆に妹は回復や補助的なものばかりを覚えている。
加えて基本的に外に出たがる私と違って、私がむりやり引っ張り出さないかぎり部屋で本を読んでいるタイプのマナは今や先生すらも一目置くほどの薬や魔物の知識を獲得していた。
実際この数時間の内でも何度か私は目的の薬草だと思うものを見つけたけど、意気揚揚とマナに見せて一瞬で否定されるということを繰り返している。
私としては結構自信があったのだけど、彼女にしてみれば逆にどうして間違えるのかがわからないらしい。
それぐらい私たち姉妹は正反対だった。
785 ◆1fzaJfPgmc :2005/11/24(木) 02:12:33 ID:WUhMRRjV
「じゃあ、今度はわたしそっち探すから」
回復が済むとそう言ってまた薬草探しに戻ろうとする。
そんな真面目さも私には少しばかり足りないものだった。
とはいえ早いところ見つけないと困るのも確か。
私も作業に戻ろうと思った、その矢先だった。
「……ぁ」
「見つかったの!?」
再び近くの茂みを覗きこんだマナが小さく漏らした声。
いくら小さくても無口なマナが思わず漏らした声にちょっと期待してしまう。
けれど私が次の瞬間見たのは目当ての薬草を持った妹の姿ではなかった。
それは小柄な彼女の体が上へと飛んでいくという非常識な光景。
思わず言葉を失った私が見上げると、マナは高さ数メートルの所に浮いていた。
いや、違う。
高く挙げた片手の先から何か細長いものが伸びていた。
何が何やらわからないまま見上げる私の視線の先で、他にも3本の何かが伸びマナの手足に巻き付いていく。
「マナっ!  ――きゃぁ!?」
それが植物の蔓だと気がついた直後、私にも異変が襲いかかってきた。
何かが足に巻き付く感触。
その直後、空中で×の字で磔になった妹を見上げていた世界が反転した。
786 ◆1fzaJfPgmc :2005/11/24(木) 02:12:58 ID:WUhMRRjV
気がつけば私も空中に引き上げられ、しかも両手両足を蔓に巻き取られて四方に引っ張られていた。
ピンと伸ばされた手足を引こうとすると逆に関節が抜けそうなほど強く引かれ、とても動ける状態ではない。
「お姉ちゃん……」
マナの方も同じ状態で痛みのせいかわずかに顔を顰めていた。
マナを助けないと。
妹のその表情が私を現実に引き戻してくれた。
まだ完全に状況を把握できたわけではなかったけど、とにかくこの蔓から逃れないといけないことだけは間違いない。
「マナ、待ってて。
 こんなのすぐに――あぐぅっ」
私が1番得意な炎系の呪文では私たちまで巻きこんでしまう。
だから風の刃で目標を切断する魔法を唱えようとした瞬間、まるでこちらの考えを読んだようにのどに新たな蔓が巻き付き締め上げてきた。
息苦しさを感じるより先に痛みを感じるほどの締め付けの前では、当然のように呪文など唱えられるわけがない。
「お姉ちゃん!」
これもまたひどく珍しいマナの切羽詰った叫び声。
そんなことを考えていられたのも束の間、呼吸が出来なくなった私は意識が急速に遠のいていくのを感じていた。
「かはっ……」
ぎりぎりのところでのどの蔓が緩み再び呼吸ができるようになる。
空気が通るだけでキリキリ痛むののどで、それでも私は空気を貪った。
「お姉ちゃん、おとなしくしてて」
少しだけ落ち付きを取り戻したマナがそんなことを言う。
「で、でもこのままじゃ……」
「……だいじょうぶ、殺されたりはしないから」
「マナ、こいつ知ってるの?」
私もさすがに街の周辺に出没する魔物についてくらいは調べてあるけど、こんなやつは知らなかった。
だけどマナなら本来このあたりにいない魔物についてもかなりの知識があるはず。
「たぶん……」
言葉とは裏腹にマナはそれなりの確信を持っているのが窺えた。
そうであるなら私としては彼女の知識を信じるしかない。
「でも殺されないって?」
それでも私はこの魔物については何も知らないけど、それでも魔物が捕らえた獲物をどうするかなんてそうそうパターンがあるとは思えない。
787 ◆1fzaJfPgmc :2005/11/24(木) 02:13:24 ID:WUhMRRjV
「本で読んだけど、これ、私たちに種を植えようとしてるんだと思う。
 無理に逃げようとしなければ殺されたりはしないはず」
確かに捕まってから無抵抗のマナに対しては拘束するだけでのどを締めたりまではしていない。
「種って、でもそんなの植えられたら……」
一瞬この蔓が私の皮膚を破って成長していく様子を想像してしまい寒気が走った。
「そう、それで植えた後は別のところで発芽するように解放するの。
 同じ場所に複数いると栄養の取り合いになるからだろうって本には……。
 だから解放されてから発芽する前に処理すればきっとだいじょ――んっ!?」
言葉が途中で遮られる。
不意にマナの目の前で鎌首をもたげた蔓の1本が、先端についた花のような物から何かを彼女の顔めがけて吹きかけたせいだ。
そして声をかけようとした私の目の前にも同じ物が現れ何かを吹きかけてくる。
「な、なにこれ!?」
トロリとした液体が頬を伝い落ちていく感触と、頭痛を催すほどの強烈な甘い香り。
腐った果物のような匂いが頭の中にじわじわと染み込んでくる。
「なに、これ!?」
さっきと同じ台詞。
だけど、その内容は違っていた。
吹きかけられた物に対してだったさっきの言葉と違い、今回のは自分の体の変化に対して思わず口にしてしまった言葉だ。
視界が霞み、周囲の音がまるで壁を1枚隔てたように遠くなった気がした。
その代わりとでも言うように、自分の体内に関してはまるで皮膚の下の血の流れさえも感じ取れるようで、そのあまりの変化に戸惑ってしまう。
「種を植え……適した状態……いくため……。
 それと解放し……、種を……ないように……思考能力を奪う……」
意識的にそちらに注意していないと聞き取れなくなってしまったマナの声。
この魔物についての知識を持っている彼女が教えてくれた内容に私は耳を疑った。
「でも、わたしは……耐性があるから、だから……」
その言葉に安堵を覚えたり、ずるいとか思うだけの余裕はなかった。
彼女の説明が終わるのを、というよりこれの効果が十分に発揮されるのを待っていたかのように何本もの蔓が服の下に潜り込んでくるのが感じられたからだ。
血流量が何倍にも増して燃えるように火照った皮膚の上を蛇みたいな蔓が這いずり回る感触に全身に震えが走った。
「な、なんでこんな……」
何より私を恐怖させるのは、その感触が自分でも信じ難いことに決して嫌なものではないということだった。
いや、悪くないなんてものではなく、思わずその感覚に全てを委ねたくなるような――、
「あ……あぁ……」
その恐怖すらも溶けるように薄れていく。
薄れていく恐怖と入れ替わるように、じわりと股間を覆っている布地が湿りを帯びて肌に貼り付いてくる感触。
その感触と、種を植えるのに適した状態にもっていくという妹の説明が結び付き、この魔物が種を植えようとしている場所に思い至った。
その想像にさすがに怖気が走り、動けないことも忘れて“その場所”を少しでも逃がそうとしたのと、足の表面を這い登ってきた蔓の1本がそこに辿りついたのはほぼ同時だった。
788 ◆1fzaJfPgmc :2005/11/24(木) 02:13:51 ID:WUhMRRjV
ずるりと、未だ何も受け入れたことのなかった場所に蔓の1本が潜り込んでくる。
こちらの気持ちなどお構いなしで易々と潜り込んできた蔓に体を内側から擦られる感触は、皮膚の時とは比べ物にならなかった。
わずかに残っていた思考が一瞬で白く塗り潰される。
「ぅぅ……」
今まで経験したことのない、紛れもない快感に押し流されそうになった私の耳に辛うじて滑り込んできたかすかな呻き声。
苦痛から迸ろうとする悲鳴を必死に噛み殺そうとしているのがありありとわかるマナの声。
彼女はこの魔物が放った液体に耐性があると言った。
それはつまり普段のままで体内に蔓を挿入されているということだ。
「ま、マナ……あ、うああ、だ、だめ、うごかさないでぇ!」
体の中で始まった蔓の前後運動に、妹に向けた言葉は途中から自分が放ったものだと思いたくない喘ぎ声に塗り替えられてしまう。
膣内の蔓をサポートするように、全身を這いずる蔓の動きが激しくなる。
胸を搾り出すように巻きつき、先端をその中心に押し付けられると下半身からのものとはまた別の快感が生まれて意識をさらっていった。
妹を助けたくても何もできない。
喘ぎ声と、蔓が動きを激しくしたせいで森中に響き渡っているんじゃないかと思うほど大きくなった股間からの水音を聞かせるだけ。
「マナ、マナぁぁあ!」
全身に許容量を超えた電流が流れたような錯覚を感じた直後、体内の蔓の先端から大量の液体が吐き出される感触が生まれた。
「いやぇ! 出さないでぇ!」
その中に存在する小さな粒の感触を感じながら私は意識を薄れさせていった。
789 ◆1fzaJfPgmc :2005/11/24(木) 02:14:15 ID:WUhMRRjV
「マナ! ……あ、あれ?」
夕日が差し込む私の部屋。
正確にはマナと2人で住まわせてもらっている部屋のベッドの上に私はいた。
「やっと起きた」
「え、あれ、マナ……どうして?」
私たちは先生のお使いで近くの森まで行って――どうしたんだっけ?
なかなか目当ての薬草が見つからなくて、それで――、
「お姉ちゃん、途中からサボって居眠りしてたの」
途中で途切れてしまった記憶の先を補足するようにするようにマナが言う。
その声音には呆れの色が濃い。
「全然起きないし」
「え、えーと……」
確かに全然見つからなくて嫌になってきたのまではちゃんと覚えているんだけど。
「重かった、すごく」
つまりこれはサボって居眠りした私を、マナが家まで運んでくれたということ?
「って、そうだ! 薬草は!?」
もうすぐ日が沈むということはそろそろ先生が帰ってくるころのはず。
見つからなかったなんて言ったらどんなお仕置きがあるか。
「わたしが見つけた」
マナが視線で示す先、テーブルの上には一掴みの草が置かれていた。
私としてはやっぱり私が午前中に見つけてマナに見せたものと同じに思えたけど、実際にはあれこそが目当てのものなんだろう。
薬草も見つけて、起きない私をここまで運んでくれて。
「ごめん、埋め合わせはするから!」
こうなってしまっては、できの悪い姉にできることなんてただひたすらに平謝りすることだけだった。
790 ◆1fzaJfPgmc :2005/11/24(木) 02:14:38 ID:WUhMRRjV
昼間寝すぎたせいか、夜になっても全然寝付けない。
私は2段になっているベッドの下の段で、ぼんやりと上のベッドの底面を眺めて時間を潰していた。
あの後何度思い出そうとしても記憶は途中で途切れてしまう。
何かがあった気がするのに、まるで濃い霧の中に迷い込んだようにそこから先に進めないのだ。
まあ眠くなって寝てしまったということで説明できるし、自分の性格を鑑みるにいかにもそれがありそうで我ながらちょっとあれなのだけど。
だけど、どうしてもそれで納得できない理由は上の段から時折聞こえる衣擦れの音だった。
マナは私と違って寝相がいいから、時々寝返りをうつくらいでほとんど動かないまま一晩過ごすことを私は知っている。
今日の衣擦れの音は彼女にしては多すぎた。
マナも眠れないらしい。
私と違って疲れているはずなのに。
「眠れないの?」
無視されるかなと思いつつ声をかけてみると、上半身を起こしたのだろう少し大きめの音がしてベッドの縁からマナが身を乗り出してくる。
長い髪が滝のように垂直に落ちて月光を反射した。
何かを迷うように瞳が左右に揺れている。
「どうしたの?」
珍しいこともあるものだと思いながら促してみても、無口な妹はしばらく口を開かなかった。
「……一緒に寝ていい?」
「……え?」
たっぷり10分はあっただろう沈黙の後彼女が放った一言に、思わず私は言葉を失ってしまった。
「……埋め合わせ」
予想外の事態に固まってしまった私にマナがそんなことを言う。
どうやら私の沈黙を拒絶の意味で取ったらしいということに思い至り、私は慌ててそれを否定した。
「も、もちろんいいけど、どうしたの急に?」
「別に……なんとなく」
そんなことを言いながらはしごを下りてきたマナが私の横に入ってくる。
同じベッドで眠るのは本当に久しぶりだった。
先生の所に引き取られてすぐの頃はこうして一緒に寝ていたのだ。
だけどしばらくして別にしようって言い出したのはマナの方だった。
「寒い?」
横に寝るマナの体が細かく震えていた。
だから私は少し体を動かして、マナの小さな体を浅く抱くようにする。
「……ん」
マナは、拒まなかった。
791 ◆1fzaJfPgmc :2005/11/24(木) 02:15:19 ID:WUhMRRjV
ここまでです。
792名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 13:09:39 ID:HRGTrrWI
GJ!
793名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 20:07:48 ID:5Vtcrwqz
GJ!
でもけっけょく、飢えられた種はどうなったの?
794名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 21:46:00 ID:4IkT3aEj
>>793
発芽して姉妹の命を奪うんだと思う。
795名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 21:56:24 ID:HRGTrrWI
>>794
いや妹が処理したんだろ。
796名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 00:18:50 ID:kt45Bmhd
発芽してふたなりになります
797名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 10:29:40 ID:SbCKqU9o
>>790のあと、「姉妹レズ・発芽触手によるふたなりプレイ付き」に突入するのを期待した香具師
ノシ
798名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 11:14:13 ID:GOhQUFxa
ノシ
799名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 12:33:01 ID:AYDlMGSJ
  _  _∩
( ゚ _ ゚)ノ
800名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 13:29:30 ID:iYKYdTjl
産卵プレイ想像した俺は異端か?
801名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 20:10:18 ID:kt45Bmhd
折衷案として、『ふたなりになった姉に犯されて産卵する妹』でどうだ!
802名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 22:39:04 ID:db649DpI
つづきマダー?
803名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 01:19:09 ID:T8b3fWjm
ところで、姉の名前は「カナ」だろうか?(w
804名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 06:44:03 ID:EVUfN0LE
>>803
知らんがな
でもマナカナってどっかで聞いたような気が……
805名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 08:20:35 ID:A7xZ/3s4
マナと聞くと鋼の…を思い出す
806アンデット1−3 ◆VbCFpoV.fE :2005/11/26(土) 14:45:18 ID:A7xZ/3s4
それは舞い散る触手のように

元ネタはNavelのシャッフル、原画は西又・鈴平のゴールデンコンビです。
神界と魔界と人間界が繋がってしまった、ちょっぴり不思議で独特の世界のお話です。

プリムラ:神界・魔界が共同で開発した、高魔力を持つ実験体の少女。
     無口で無表情、銀色の髪をツインテールにした小さな女の子さんです。
     原画・西又、声・ペー姉さん

これは、とある人間達の国が対神界・魔界用に作り出した生物兵器のお話。


ソレはある日突然暴走を始め、研究所の人間達を根こそぎ喰らって逃亡し、
従来の目的である『強い神力・魔力を持つ相手を吸収する』を実行するためにこの街へとやって来た。

いつもの通学路。
今日はたまたま一人で帰宅の途についていたプリムラの目の前に、いきなり変な人間が行く手を遮るように現れた。
いや・・・「人間」と呼べるのは形状だけで、目深に被った帽子の下に目や鼻は無く
真冬でもないのに着込んだ厚手のコートの下は、不自然にボコボコと何かが蠢いていた。
「・・・・・・・・・・」
いつもの無表情。
何を考えているのかわからないガラスのような瞳で、プリムラは不審な人間(?)を見た。
そのままボ〜っと突っ立っていると、いきなりコートのボタンが内側から弾け飛び
中から幾本もの赤黒い触手が飛び出した。
「・・・・っ!?」
声を上げるいとまもあらばこそ、伸び出た触手はツインテールの少女を絡め取り
コートの中へと引きずり込む。
「・・・ゃっ・・・・く・・・ぅ」
モゾモゾとコートの中で暴れてみるが、巻き付いた太い触手はびくともしなくて
腕や腿などの露出した部分を這い回る粘質の感触が気持ち悪かった。
「ぅぅ・・・〜〜〜っ!  放し・・・て・・っ」
ジタバタと無駄な足掻きをする少女の顔を、空いている触手がベロリと舐め上げる。
高い魔力を持つプリムラ。
しかし持っているというだけで、使い方はまるでわかっていなかった。
カレハのような治癒能力もなければ、ネリネのような攻撃魔法も使えない。
非力で無力。
今の彼女は、なんの力も持たないただの人間と同じであった。
コートのバケモノはそんな少女の魔力をベトベトした触手で肌の上をまさぐりながら吸収し、内に秘めたる力を
余すことなく吸い取ろうと、プリムラの中へと侵入を開始した。
「・・・く・・っ・・・・・・ふあぁ!?  やぁっ! ・・・・ヤダっ・・・ぁっ」
触手はゾロゾロと短めのスカートの中に侵入し、さらに白の無地の下着の中にまで潜り込んで行く。
「ひぅ・・・・ぅぅ!!   やだ・・・やめてよぅ・・んぅっ!」
キュッと引き締まった尻側から入り込んだ粘液を伴う触手の先端部が、
ヌルリ・・と女の子の部分をねぶり上げた。
「ひあっ!?」
そのおぞましい感触に、ビクリと小さな身体を竦ませる。
しかし触手は意に介さず、そのまま股の間を擦り続け、今度は後ろの窄まりへと移動する。
「やっ!?  そこ・・・・は・・」
先端部がニチャニチャと音を立てながら、肛門をくすぐる。
「ふわ・・・あぁ・・・・・っ・・・・・んん〜っ!」
未知の感覚。
排泄を行うための器官であるはずなのに、その部分を優しく
皺の一つ一つを伸ばすかのように触れられると、なんだかアヤシイ感覚が沸き起こってきた。
「あぅ〜〜・・・っ、やあ・・ん・・・・はぅ!!   ・・・・ぅぅんっ」
普段は無表情で、人形のようなプリムラ。
そんな少女が頬を赤らめながら小さな身体をよじらせ、
乱れた吐息で、潤んだ瞳で切なげな声を上げていた。
807アンデット1−3 ◆VbCFpoV.fE :2005/11/26(土) 14:46:02 ID:A7xZ/3s4
ズム・・・
触手の先端部が、不浄の穴へと潜り込む。
「やぅっ!?  ひゃあっ! ・・・・・・おし・・りっ・・・ぅぅ〜っ・・・・」
トイレのときとは逆の感覚。
先端部が外側から窄まりを押し広げ、自ら纏ったの粘液を潤滑油がわりにして、意外にスムーズに入り込んでゆく。
ヌチリ、ヌチ・・ヌチリと音を立てて、回転しながら徐々に奥へ。
「やだぁっ、やぁ・・・・はうぅっ・・・・たすけ・・たすけて・・ぇっ・・・リコリスっ・・リコリスぅっ!!」
人形のように端正な顔を尻穴からもたらされる感覚と羞恥に歪め、喘ぎながら助けを乞う。
だけどその相手は、今はもうこの世のどこにもいなくて。
少女は触手の群れに包まれながら、決して届くことのない相手に救いを求めつづけた。

ニュルリ、ニュルリ・・・・・・・・・・
ある程度まで腸内に入り込んだ触手が急に動きを止めた。
体の表面をまさぐっていた他の触手の動きもとまる。
すべての触手が動かなくなった。
「ぁ・・・・・・ぁ・・・・・入って・・・・・る・・」
すると今までとは逆に、お尻の穴に入り込んでいる触手にのみ意識が行ってしまい
今自分の後ろの穴が、直腸内がどのぐらい広げられているのかが手に取るようにわかってしまう。
「ぅ・・・・うぅ・・・」
その違和感と恥ずかしさに、プリムラは居心地の悪そうに腰をモゾモゾと動かしなんとか逃れようとするが
かなり奥まで入り込んだらしい触手は、抜ける気配などまるでなかった。
・・・・・・・・・・グチリ・・・ヌチ、ヌチッ・・・
今まで動きを止めていた触手が、再び活動を始める。
「ひッ!?  うぁ! ・・・ぁぁ〜っ!」
ズルズルと、抜け行く感触。
排便のときの感触。
それが今、自身の意思の介入できないところで強制的に行われ
まるで自分の中でこさえられた不浄のモノが、自らの意思で外へと出て行くような。
そんな感覚だった。
括約筋の入り口が外側へと捲れて行き、長くて太い触手がどんどん垂れ流される。
「ぁぁ・・・ゃあっ・・・こんなの・・・こんなの〜〜っ!!」
出て行くそれはプリムラの体の内ら側からあちらこちらを擦り上げ、悲鳴をあげさせた。
やがて先端部が肛門まで引きずり出され、ようやくすべてが出て行くかと思い少しばかりホッとしたのも束の間
しかし触手の先端部は抜けきる前に動きを止め、今度は先程と同じように再び潜り込んで来た。
「あぁっ!?  ひゃぅぅっ! うあ〜〜〜〜っ!!」
2度目の肛門への挿入。
また味合わされる、排便とは逆の感覚。
その感触に再び少女は悲鳴を上げた。


ズヌ゙、ズヌ゙、ズヌ゙、ズヌ゙・・・ヌ゙ルルルルルゥ〜〜〜〜〜〜〜〜〜・・・
出たり入ったり、出たり入ったり。
その動きをゆっくりと、ゆっくりと繰り返す。
「やぁっ!  ・・・・おしりが・・・・おしりがぁ〜〜っ!!」
真っ赤に染まった顔を振るたびに、左右で結ったプラチナブロンドの髪が触手の束の中で揺れ動く。
コートを纏った触手の束は暴れる少女の体内に魔力を求めて、さらに出し入れを繰り返す。
小さな身体があやしい悦びで震えるたびに魔力が高まり、触手はそれを美味しそうに吸収していった。
プリムラのお尻の穴は熱くうねっていて、侵入を繰り返すたびに腸液が滲み出してくる。
後から後から愛液のように湧いてくるヌルヌル。
おかげで触手の動きも速く、スムーズになる。
ヌヂッ、ヌ゙ルルルルル〜〜〜〜〜ッ、ヌチュチュチュ、ヅプッ、ヅプッ、ツプ、ツプ、ツプ、ツプ・・・・
入り口からかなり奥までの長いストロークだったものが、肛門を先端部を捲る動きに変わる。
浅めの結合。
少しばかり瘤になった触手の頭が窄まりから顔を出し、抜けきる寸前でまた潜り込む。
ツプ、ツプ、ツプ、ツプ、ツプ、ツプ、ツプ、ツプ・・・・・・
穴をほじられる度に、ピュッ、プピュッと
まるで愛液のように腸で分泌された液体が飛び出した。
808アンデット1−3 ◆VbCFpoV.fE :2005/11/26(土) 14:46:48 ID:A7xZ/3s4
「やぁ・・・っ、・・ッッ! なんか・・・・・・へん・・・・・・へんなの・・・ッ!!」
お尻の穴に出入りを繰り返される度に湧き上がる感覚がなんだか心地よくて。
きたない場所をもっともっと弄って欲しくて。
顔を真っ赤にしたプリムラは涎を垂らしながら、今まで知らなかった得も言われぬ背徳の気持ちよさに酔いしれる。
「あ〜〜・・・・ぁあ〜〜ッ、はぁああぁ〜〜〜〜〜〜〜っ・・・・・・」
ポタ、ポタタッ   ポタポタ、ポタッ
もぞもぞと蠢くコートの下の地面に、自慰すら知らなかった少女の色々な液体が滴り落ちた。

「はぁう〜〜〜〜っ・・・・ん〜、んぁッ!? アぅ・・・はぅ・・ンーッ!!」
やがて、性知識のまったくなかった少女が絶頂への階段を上り始める。
頂きへの段差を一歩、二歩。
登りだすと、もう止まらなかった。
尻穴への出し入れが気持ちよくて、もっとして欲しくて。
プリムラは我知らず腰を、お尻を振り出した。
ツプ、ツプ、ツプ、ツプ・・・・・ツプツプツプツプツプツプッ
獲物の絶頂が近いことを感じ取ったのか、尻穴を犯す触手の動きがさらに速くなる。
「あぅっ、うンッ、んっ、ンッ、ンン〜〜ッッ!!」
注挿の激しさに合わせて人形のような少女の唇から喘ぎと涎が漏れた。
ツプツプツプツプツプツプツプツプ・・・・・ッ
なおも触手に入り口周辺での浅い出し入れを繰り返されると
プリムラにはもう、何がなんだかわからなくなった。
自分の身体が今どうなっているのかわからなくて、これからどうなってしまうのかもわからなくて。
悦びの喘ぎと涙を流し続けた。

「やあっ、らめ・・・っ! らめなのォ!! ひぅんッ、あ・・ああ〜〜〜〜〜っ!!」
少女の限界を悟ったのか、最後にトドメの一撃として
大きく膨れた先端部のコブを回転させながら、直腸の壁を擦り上げた。
「ひゃあぅぅっ!?!?  はぁ〜〜〜〜ッ!! ぁあああぁああぁぁアァァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ!!!」
それは、産まれて初めて味わう絶頂だった。
ピッタリと閉じ合わさった幼い性器から、まだ男を知らぬ期待の愛蜜を染み出させ
お尻の穴から大量の腸液を垂れ流しながら、人形のような実験体の少女・プリムラは派手にアクメを迎えた。


その少女の体内から余すことなく魔力を吸収し
コートを着込んだ触手の束は満足そうにブルブルと震えた。
白磁の肌を桜色に染め、乱れた吐息と喘ぎを漏らすプリムラ。
絶頂の波は一段落したようだったが、まだビクンビクンと全身を大きく痙攣させていた。
ニュムルルルル〜〜〜〜〜〜、ヌポ・・・・
真っ白で小さく引き締まった双臀の中心にある穴から、体内の感触を愉しんでいた触手が引き抜かれる。
ほんのりと甘く、極上の愛蜜のような上質な魔力。
戴く物を戴いたが、だけど彼はまだまだ喰い足りないようで
腸液にまみれた触手を、太い物が抜けてようやく閉じ合わさった窄まりに
再び魔力を求めて潜り込んだ。
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・ひゃぅうッ!?」
温かく、先ほどの行為で程良くほぐされたお尻の穴。
プリプリとした躍動感とキュウキュウとした締め付け。
得物が感じれば感じる程、イけばイク程
蒸留酒のような高められた魔力をたくさん飲むことができる。
「あ〜〜っ、あァ〜〜〜ッ!  おしりが・・・熱いよぅ    おしり、こわれちゃうよ〜〜〜っ!!」
この幼い少女の小さな身体から、もっともっと魔力と快楽を引き出すべく
触手はさらなる甘い刺激をお尻の穴にもたらした。


――――――――――――――――――――
809アンデット1−3 ◆VbCFpoV.fE :2005/11/26(土) 14:47:34 ID:A7xZ/3s4
「あっ・・・・  アッ、アッ、アッ、アッ・・・ひゃひぃ〜〜〜ッ!」
あれからお尻の穴で12回。
なだらかな胸の頂で3回、皮を剥かれた小さな陰部の突起で8回
計23回もイかされ、本日初めて快楽というものを知ったにもかかわらず
プリムラは異形の物からもたらされる快楽に溺れてしまったいた。
「くるの・・・またキちゃうの〜〜・・・・ひぃん! アッ!! ひゃあぁああああぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっ!!!」
ガクガクと全身が震えた。
お尻の穴では13回目、合計24回目。
今度は腸液だけでなく、ネバっこい愛液まで噴き散らかして果てた。

随分と魔力が溜まった。
コートを纏っていた触手はすでにその上着をただの布きれに変え
プリムラと出会った時の約5倍の大きさに膨れ上がっていた。
小山ぐらいある触手の束の中へと魔力の源である少女を押し込め
次なる得物を探し始める。
この頃になると、道行く人々が「アレはいったい何なんだ」と騒ぎだし
警察や保健所にも連絡が行き、人垣の内側には装弾数6発のニュー南部を構えた国家権力達が
何事かを呼びかけながら、その包囲をジリジリと狭めていた。
触手の束は動かない。
しかし周囲の目撃者からの情報では、中に女の子が捕らわれているとのことなので
警官達は慎重にならざるをえない。
どうしたものかと責めあぐねていると、今までその場を動かなかった物体が突如として動き出した。
高い魔力を見つけたのだ。
ここから街の中心部へと向かったところに、とびきり高い魔力反応が二つも存在した。
ノソリ、と一歩。
今の今まで動かなかったそれの突然の行動に、周囲の人間達がざわめく。
しかし群衆の輪が割れるより、2歩目は早かった。
ニョロ、ニョロニョロニョロニョロニョロニョロニョロニョロニョロニョロニョロニョロニョロニョロニョロ
ニョロニョロニョロニョロニョロニョロニョロニョロニョロニョロニョロニョロニョロニョロニョロニョロ
ニョロニョロニョロニョロニョロニョロニョロニョロニョロニョロ――――――――――――――――――――ッ
進行方向にいた数人の人間を踏み越え、触手の束は駆けだした。
突き飛ばされたり踏まれた人々から悲鳴が上がるが、不思議と足蹴にされた痛み以外は訴えなかった。
喰われたりはしなかった。
彼にとって、魔力を持たない人間なんかに興味はない。
研究所でたらふく食べたが、どうにも口には合わないのだ。
それに魔力を持つ者ならば摂取・同化せずに、生かしたまま自分の体内に閉じこめて
エネルギー源とすることができる。
力の源となる相手には自分から栄養素を送り込むので、死にはしない。
ただただ与えられる快楽を享受し、甘美な性欲の海に浸っていればいいだけだ。
自分はその相手から得た魔力で身体を次々と再生する。
一切の無駄がない、完全無欠なリサイクル。
つまりは共生関係を築けるのだ。
警官たちと野次馬の包囲網を難なく蹴散らした触手の束は、次なる共存者を求めて街へと駆け出した。


それは舞い散る触手のように END
810名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 17:24:22 ID:hyxwocIi
GJ!!!


「リコリスって誰?」とか訊かれそうだが、ここで答えてしまっていいものなのか(ネタバレ要素高し)
811名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 17:27:10 ID:IjGhWs33
これは良い触手だ
812名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 18:16:42 ID:6ZqvAu6o
>>810
やめとけ。気になった香具師がググればいいことだし
813名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 21:23:53 ID:GkNJZhAM
GJ!!!!!
是非とも連載を希望したい!!!
814名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 21:27:17 ID:N4QxOa3B
おまいらNHK見れ。
815名無しさん@ピンキー:2005/11/27(日) 18:59:29 ID:EyzYwAoq
NHKへようこそ
816名無しさん@ピンキー:2005/11/27(日) 22:36:54 ID:S0zHGL+M
さとうく〜ん♪
817名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 14:27:03 ID:e3f180Ra
「ん・・・んっ・・」
月明かりの差し込むベッドの上で、
冨美は身をよじった。

右手はさっきからとがり始めた乳首を
つまんでは転がしている。
何度も何度もつまんでいるうちに
次第にそこは赤みを帯びて
むずがゆいような、もっと苛めたいような
微妙な感覚が波のように繰り返し押し寄せてくる。

だんだんと冨美の下半身も温かみが増してきて、
左右の足をこすり合わせるような動きが加わる。

「ふうっ・・んっんんっ・・」

はやく手を下に下ろしてソコを・・
と求める気持ちを、自分自身でじらすように、
今度は両手で胸を覆い、もみしだくように
動かす。
もう乳首は充分に鋭くとがって、わずかな刺激にも
じーんとした快感をもたらすようになっている。
冨美の乳房はたっぷりとした量感をたたえ、
彼女が身を震わせるたびに揺れ動いて
さらに快感を増していた。
818名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 14:28:17 ID:e3f180Ra
じわっと熱い露が湧いたのを冨美は感じた。
「あっ・・あぅっ・」
彼女はこの瞬間がとても好きだった。

今日もその時が訪れたのを感じ、
腰を震わせて少し浮かせ、
揺らすようにして楽しんだ。
まだ男との経験はないが、きっとこういう風に
するんだろうと想像するままに、
腰をいやらしくうねらせる。
すると、最初の露に導かれるように
次々と熱い液が身体の奥から湧き出してきて、
冨美の奥底の扉にたっぷりと溜まってくるのが
はっきりと感じ取れるようになる。

「はあっ・・あっ・あっ・・ああっ」

両手を広げて乳首にわずかにかする位置にして
手のひらで乳首をなぶる。
もう痛いくらいにとがったそれは
揺れ動きながらさらに強い刺激を求め、
わざと軽くしか触れない手のひらに
吸い付くように上下している。

もう我慢できない・・・
819名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 14:29:08 ID:e3f180Ra
美は右手をゆっくりと伸ばし始めた。
びくっと腰が跳ねて、興奮を抑えきれない自分に
少し哀れみを感じてしまった。

身体は充分その時を受け入れられるほど発達していても、
恋人もいない冨美にはなかなかその時はこなかった。
奥手で恥ずかしがりの高校生には
今時の軽い交際はストレート過ぎて考えられなかった。

自分で自分を・・など、おぞましいと思ったこともあるが、
月に何度かはついこんな恥ずかしい事をしてしまうのを
我慢できない。
820名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 14:41:53 ID:e3f180Ra
白い腹部を滑っていく指が
ショーツの下にもぐりこんだ。
茂みを進むと、思わず太ももをこすり合わせて、
形だけ指を拒むようなポーズを取ってしまう。
独りでいつも楽しんでいるうち、こんな
独り芝居じみた滑稽な仕草まで身についてしまった。
しかし、今の冨美にはそんな自分を笑う余裕は全くない。
全神経は指先と、それを待ち受ける濡れそぼった部分に
集中していた。

窓の外でかすかな物音がしたように思ったが
じわじわと目標へ指を進めるのに夢中な冨美は
固く目をつぶった。

指は、固く閉じた腿を下り、両足にはさまれた
状態で止まった。
「はあっ・・あっああっ・・」
息遣いが荒くなり、乳房の揺れが激しくなる。

手をはさんだまま、腰を震わせて
しばらく逡巡していた冨美が、腰を落とし、
足の力を少し抜いてわずかに開いた。

冨美の熱い部分はもう濡れに濡れて、
後ろの方までぐっしょりと露にまみれている。
821名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 15:32:19 ID:e3f180Ra
期待に震える指が、ついにそこへたどり着いた。
が、まだ触れるか触れないかの位置で自分を焦らしている。

焦らせるだけ焦らすことで、独りで得る快感を
最大限に増幅させる癖がついているのだ。

指には、濡れた入り口の熱が離れていても伝わってくる。
たっぷりと潤い、熱い唇を開いて、
触れられ、もてあそばれる事を待ち受けているのだ。

「あっ、はやく、はやくう・・」
腰をみだらに振って、ねだる。
腰を振る事によって、さらに熱いほとばしりが増して、
身体全身がカッとほてってくる。

左手で、細かく揺れる乳首を思いっきりつまみあげた。

「はっ!はあああっ!ああんっ!」
濡れた入り口にいつまでたっても触れてもらえない焦れったさと、
思いがけない所からの快感に冨美は悶えまくる。

カラカラに乾いた唇をなめて、ついに冨美は指を進めた。
割れ目に沿うように上から指を押し付けると、
指全体にねっとりとした液がからみつき、
その場所の尋常ではない濡れ加減に
冨美はなんともいいようのない満足感を覚えた。
822名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 15:32:51 ID:e3f180Ra
自分で慰めると言っても、冨美はまだ
その中深くまで指を進めたことはなかった。
小さな突起を苛め、溢れ出た熱いジュースで
そこ全体がぐっしょりと濡れているのを感じることで
軽く達した感覚を味わっているだけだった。

周りに溢れ出ているぬるぬるした液を
冨美はゆっくりと太ももや茂みに塗り広げた。
指の刺激で、時々どぷっと新たなジュースが湧き出ている。
指をそこに少し沈めると、熱い唇がくわえ込むように
指が引き入れられる。
自分の恥ずかしい部分がそんなにも相手を欲しがっている事に、
戸惑いながらも、何ともいえない興奮を覚える。

「ああっ、こんなに・・熱くて濡れてる・・」

こんな時、自分の細い指ではなくて、
もっと力強い、たくましい何かがそこを埋めてくれたら・・
と、いつも願って身悶えるのだ。

しかし、今日もいつものように、
とがってきていた突起を指でとらえて
刺激を与え始めた。
この蜜のあふれる狭い通路に
太く熱い何かをくわえることができたら
どんな快感が湧き起こるのだろうと想像しながら。
823名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 15:33:16 ID:e3f180Ra
その時、ベッドの足元で何か床をこするような音がした。
そういえば、さっき外でも何か音が聞こえた・・と
冨美は思い出した。
少し風が吹き込んでいるような気もする・・

そこで初めて、ベランダへ出る戸が少し開いて、風が入り、
カーテンが揺れている事に冨美は気づいた。

ベランダ伝いに部屋の中へ何かが入り込んだような
小さな音である。
全身が水をかけられたように恐怖にこわばり、
はだけていた毛布を顎まで引き上げて
冨美はベッドのヘッドレストに身をもたせた。
大きく目を見開いて音の正体を見極めようとするが、
月を雲が横切って、部屋は暗闇に包まれている。

戸の開き方はごくわずかで、人間が入り込んだような
スペースではない。
じゃあ、一体何なの・・

身を縮めて、小さな音が近づくのを冨美は聞いた。
今日は家族は出払っていて、この家には自分しかいない。
音も小さいし、多分なんか小さい動物でも入ったんじゃ・・
いざとなったらこの枕で振り払って、ドアから飛び出れば、
命に別状はないと思う・・大丈夫・・
無理な希望的観測でパニックを切り抜けようと、冨美は努力した。
824名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 15:33:40 ID:e3f180Ra
ふいに、ベッドの上の毛布を横切って、
ロープ状の物が冨美の足首に巻きついた。

「き、きゃあっっ!!」
反射的に飛び上がりそうになったが、それに足をとられて
ヘッドレストに背中を打ちつけただけだった。
その隙にもう一本の足にも、反対側から出てきたロープが巻きつき
いやおうなしに冨美の下半身はベッドに固定されてしまった。

懸命に後ずさろうとするが、全く足が動かない。
巻きついたものはゴムのような、弾力のある固さで、
少し温度を持っているようで生暖かい。
振り向きざまにヘッドレストにつかまって、
足を振りほどこうとすると、
さらにロープの本数が増えて、腰と首にも巻きつかれてしまった。

「うっ!うああっっ!」
正体の分からないロープにがんじがらめにされ、
恐怖で声がうまく出ない。
巻きついたロープは冨美の身体をベッドに押し付けて、
もがこうとあばれようとびくともしない。

その時、別のロープが冨美のTシャツのすそから
中へ入り込んできた。
「きゃあっっ、いやあっ!」
825名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 16:07:29 ID:e3f180Ra
冨美はロープをつかんで、引き剥がそうとした。
よく見るとそれは薄い茶色をしていて、
思ったよりも滑らかな手触りである。
おぞましさに鳥肌をたてながら引っ張ったが、
全く動かせるような様子ではなく、
ロープはTシャツの中でくねりながらうごめいている。

な、なんか植物、食虫植物みたいな、動く植物なんだ、
昆虫を食べたくて探してるんだ、大人しくしてたら
ここには虫なんかいないことに気づいて
どっかに行くんじゃないの・・
冨美は触手と格闘しながら気休めを考えた。
この力にはとても太刀打ちできない、
両足は全く動かせないように拘束されてしまっているのだ。
抵抗しても無駄な事を冨美は悟っていた。

冨美の震えて声を出せない唇に、一本の触手が
近づいた。
触手の太さはテニスラケット位で、先は丸みを帯びて
小さな穴がたくさんあいていて、見ていると少しずつ
粘液のようなものがにじみ出始めている。
それは次第に量をふやして、触手の先に集まり、
冨美の目の前でとろーっと滴り落ちた。
糸を引いて垂れる様子はかなり粘性が高い事を
表していた。
826名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 16:07:57 ID:e3f180Ra
ベッドから頭を持ち上げるような体勢のその触手は
冨美の顎の下に頭をこすりつける。
両手で引き離そうとしてもお構いなしに
粘液をこすりつけられ、
甘いような、少し刺激臭のある匂いをかがされた。
頬の横から触手が口の中に滑り込んだ時には、
冨美の嗅覚は粘液の匂いに既になじんでいた。

得体の知れない植物に先ほどまで脅えていたのに、
なぜか粘液に顔を汚されてから抵抗する気力が
全くと言ってよいほどなくなっている。

冨美は口の中に入り込んだ触手の、
弾力のある先端に舌をからめ、
そのわずかに割れた部分から粘液を吸い出すように
口をすぼめた。
キスしたこともない冨美だったが、
ほとんど本能的な動きで
口にいわば挿入された触手をしゃぶっていた。

Tシャツに入り込んで這いまわっていた触手は
たっぷりとした冨美の乳房をなぶるように
下から上、上から下に押し上げ、押し下げて
なまめかしく動き始めた。

「あん、あっ、ああっ・・」
827名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 16:08:18 ID:e3f180Ra
先ほどまで、自分で自分を慰めていたのに、
こうして何かわからないものに
恥ずかしいなぶられ方を・・・

そう思うだけで、さっき自分でしていた続きのように
太ももの間がじゅん、と熱くうずく。

口に触手をくわえ込んでしゃぶりながら、
冨美は自分がもう何の抵抗もなしに
触手に身を委ねている事を思い知った。

足に絡んでいた触手も、少しずつ位置を変えて
這い上がっているような気がする。
ああっ、あんなに濡れてるのに・・
なぜか触手にそれを知られるのが恥ずかしい冨美であった。

肘から下で体を支え、口の中で触手をなぶり、
両乳房はあやしく触手にまとわりつかれて、
下半身ももうすぐ触手に・・・

想像するだけで太ももが震え、そこへ触手がどんどん上がってくる。

自分の指なんかよりずっと太くて、ねっとりと粘液にまぶされた
コレがもし・・と思うと、カッと頭に血が上ってくる。
もはや恐怖よりも欲望の方がまさってきてしまったようだ。
828名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 16:08:44 ID:e3f180Ra
「へ、変態・・こんな人でもないものとなんて
想像したりして・・」

自分で自分を戒めるが、早くそこへ太いものを導きたくて
半ば狂ったような精神状態になっている。

乳房をいたぶる触手は、先端の割れ目を開いて、
そこに乳首を挟み込むような動きを始めている。
まるで男にくわえられているようで、
鋭い快感に冨美はのけぞった。
くわえた触手からの粘液はとめどなく溢れて、
顎を伝って乳房にしたたっている。

冨美は身体を起こして、自らショーツの脇の紐をほどいた。
829名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 16:46:28 ID:e3f180Ra
べっとりと糸を引いて、ショーツのクロッチ部分が
冨美の肌から離れた。
自分でしていた時よりもずっと大量の熱い蜜で
冨美の奥底は満ちあふれている。

「ああっはやく、はやくここに・・」

恥ずかしさも忘れて冨美は願った。

一本の触手が足首からほどけて、
先端が探るようにその部分に近づいてくる。

口の中の触手を吸い上げながら冨美はそれを
期待に満ちた目で見ている。

触手の柔らかい先端が冨美の熱い花びらに密着した。

あっああんっ、ああああっっ!!

初めて自分以外のものにそこを触れられ、
冨美は思いっきりのけぞった。

き、気持ちいい!!
自分でするのと全然違う!
は、はやく、もっと奥にっ!
830名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 16:46:51 ID:e3f180Ra
べっとりと糸を引いて、ショーツのクロッチ部分が
冨美の肌から離れた。
自分でしていた時よりもずっと大量の熱い蜜で
冨美の奥底は満ちあふれている。

「ああっはやく、はやくここに・・」

恥ずかしさも忘れて冨美は願った。

一本の触手が足首からほどけて、
先端が探るようにその部分に近づいてくる。

口の中の触手を吸い上げながら冨美はそれを
期待に満ちた目で見ている。

触手の柔らかい先端が冨美の熱い花びらに密着した。

あっああんっ、ああああっっ!!

初めて自分以外のものにそこを触れられ、
冨美は思いっきりのけぞった。

き、気持ちいい!!
自分でするのと全然違う!
は、はやく、もっと奥にっ!
831名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 16:47:14 ID:e3f180Ra
その時、口の中の触手と胸にいた触手が
協調した動きで冨美の身体を起こした。
M字に足を開いて触手を受け入れたまま
冨美の上半身は起きてきて、ベッドの上に膝立ちになった。

秘所に入り込んだ触手も今は垂直方向に立ち上がって
冨美の足の間に挟まっている。
冨美はベッドに膝をついて身体を起こした体勢に
させられた。
白い肌に汗が流れ落ち、時おり乳房から滴る。

ひくひくと蠢く冨美の入り口は触手をくわえたまま
ねばついた液を潤滑液として垂らし続けている。
そして冨美の腰は、自分でも意識しないまま、
前後にグラインドを始め、割れ目にまんべんなく
触手をこすりつけるような動きをしている。

ぬちゃっ、ぬっ、ぬっ、ぬちゃっぬちゃっ、

「あっ、ああっ、はあっ、ああんんっ、はっ、んんっ、」

背中に軽いウェーブのかかった冨美の髪が揺れ、
腰はますます隠微な動きで触手をむさぼりつくす。

「はあんっっ!!」
ひときわ高い声で冨美があえいだ瞬間、
832名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 16:47:37 ID:e3f180Ra
それまでじっとしていた触手が
冨美の中に激しく突き刺さった。
冨美がもっと深く入れたくなって腰を沈めたのと、
触手がさらに冨美の中めがけて深く入ったのと
同時だった。

ぬっぷうっっ!

思いっきり深く冨美の中に触手が飲み込まれ、
冨美の尻の肉が激しく引き締まって
ぴくぴくと痙攣した。
乳房が汗を飛び散らせてたぷんっと揺れ、
冨美はベッドに手をついてあえいだ。

「あっああっ、奥に、奥にアレが入ってる、入ってきてるぅ・・
 ああっ、いいっ、すごいっ、
 中で動いてるっ、・・」

初めて自分の中に太いものを埋め込まれ、
思い切り奥深くまで差し込まれて、
冨美の中で何かがはじけた。
 
手で体重を支えた冨美は、何の躊躇もなく
腰を激しく振り始めた。
先ほどより太さを増してきた触手をくわえて、
白い尻を上下させて快感をむさぼっている。
833名無しさん@ピンキー
それまでじっとしていた触手が
冨美の中に激しく突き刺さった。
冨美がもっと深く入れたくなって腰を沈めたのと、
触手がさらに冨美の中めがけて深く入ったのと
同時だった。

ぬっぷうっっ!

思いっきり深く冨美の中に触手が飲み込まれ、
冨美の尻の肉が激しく引き締まって
ぴくぴくと痙攣した。
乳房が汗を飛び散らせてたぷんっと揺れ、
冨美はベッドに手をついてあえいだ。

「あっああっ、奥に、奥にアレが入ってる、入ってきてるぅ・・
 ああっ、いいっ、すごいっ、
 中で動いてるっ、・・」

初めて自分の中に太いものを埋め込まれ、
思い切り奥深くまで差し込まれて、
冨美の中で何かがはじけた。
 
手で体重を支えた冨美は、何の躊躇もなく
腰を激しく振り始めた。
先ほどより太さを増してきた触手をくわえて、
白い尻を上下させて快感をむさぼっている。