メタルサーガ metal SAGAのエロパロ その3
なんて警視庁特車二課第二小隊ですか?
ハゼ釣り?ニワトリ小屋?トマトのビニールハウス?
『次回予告』
はんたに迫るアレックスの魔の手!
ムラサメ、彼は一体何者なのか!?
そして砂の嵐に隠されたジッグラトの真実とは!?
ノアの野望が今明かされる!
戦車王メタルサーガ 第3476話
「いつか砂塵の海で」
にファイナルフュージョン承認!
「ロックハッカー」
これが勝利の鍵だ!!
ジッグラトだっけジグラットだっけ…・・
後者だと重機動要塞思い出すんだが
955 :
953:2006/01/25(水) 15:52:12 ID:X52+FedZ
前者が正解よん。
あと、『次回予告』の後に、
「君達に、最新情報を公開しよう!」
と書くのを忘れてました。あ〜あ、台無し。
>>954 クリアした勢いで書いたから確認が足りなかった。ごめんなさい…
つーか恥ずかしい。
フォックス戦逝ってくる
>>956 逝ってらっさい。
管理人さんへ。953・955がそう言ってますので付け加えてあげてくださいw
953 正(多分)↓
『次回予告』
君達に、最新情報を公開しよう!
はんたに迫るアレックスの魔の手!
ムラサメ、彼は一体何者なのか!?
そして砂の嵐に隠されたジッグラトの真実とは!?
ノアの野望が今明かされる!
戦車王メタルサーガ 第3476話
「いつか砂塵の海で」
にファイナルフュージョン承認!
「ロックハッカー」
これが勝利の鍵だ!!
♪る〜るる〜 るるる る〜るる〜 るるる る〜る〜る〜る〜 る〜るる〜
「本日のゲストのラシードさんで〜す。」
「あ、ども。」
「…へぇ、見かけより、随分とお若いですのね。あらヤダ、こんな失礼な事を…」
「よく言われるんですよ。ヒゲ剃れとか、髪切れとか…。でも、始めからこういう
キャラクターですからね、いつの間にか、イメチェンする機会が無くなってしまって、
ズルズルと。こういう商売ですし(笑)」
「ラシードさん…剣術3段なんですってね。いつからそれはお始めに?」
「いや、物心付いた時には、ですね。小さい頃、喘息だったんです。
それで親の勧めで始めまして、肌に合ったと言うんですか…いつの間にかここまで。」
「その剣術が縁で知り合ったのが…」
「そうです。ある酒場ではんた君と出会ったんですよね。その出会いがきっかけで
この世界に入りました。もう随分昔の話になりますが。」
「そうなんですよ、見てください、当時の写真です。」
「は、恥ずかしいですね。」
「はんたさん、お若いでしょう? でも、ラシードさんは余りお変わりにならないようで。」
「元々老けてますからね。ハハハ。」
「一旦CMです。」
「最近のお仕事は…?」
「あ、脇役ばかりなんですよ(笑)」
「以前はキリヤさんとコンビでコメディをおやりになってたことも多かったですよね。」
「そうなんですが、最近アイツ、シリアスものもやるようになって。
僕は相変わらず3枚目の役しかできませんが。それが自分の運命なのかな、と思いまして…。」
「性格俳優って言うんですよ。若くて綺麗なことに甘えてばかりでは…長続きしませんものね。
あ、いえ、別にラシードさんがそうじゃないっていってるわけでは…ホホホ。」
「構わないですよ。事実ですし(笑)」
「そういえば、ラシードさんって、メインキャラの割にはエロ作品の出演は少ないですわよね?」
「…ま、参ったなぁ。ハハハ。」
「残念ですわね。ソコはジッグラト並というお噂が…」
「ま、まあ…そこには自信があるんですが、求められるのはそれだけでは無いですからね。
でもいい機会ですし、一度ご覧になります?」
「TVでお見せできないのが残念ですが…いずれ二人の時にでも…フフフ。」
「楽しみにしてますよ。今夜空けときましょうか?(笑)」
る〜るる〜 るるる る〜るる〜 るるる る〜る〜る〜る〜る〜
「本日はラシードさんのお越しでした。それではまた明日。」
「ありがとうございました。」
るるる る〜る〜る〜る〜 る〜るる〜 る〜 る〜る〜る〜♪
パチパチパチパチパチ…。
>>954 こんな所でバーチャロンが出るとは思わんかったw
話がやっと進んできた…カモ。
今回も脱いでない…です。
ハハハハハ
ハハハ
ハ!
……。
>>962 キャプテン翼吹いた(笑)
相変わらずいいお仕事です。
浴衣とか何気に芸コマでGJ!
アルファが…アルファがーっ。ががががっ。
保管庫・掲示板の
>>962氏のコメントから抜粋>
ロボットアニメとかで、途中で「機種交代」ってのがありますが、スポンサーの都合なのか、突如新機体が
出てきて、ホイホイ乗り換えちゃうじゃないですか? あれダメなんですよ。機体に思い入れは無いの?って。
オイラはロボットに乗ったことは無いですが(笑)、車には乗ってます。綺麗に磨いて、色々いじって…
もしそんな愛車がいきなり事故って廃車になって、代わりに新車が目の前に用意されても素直に喜べますか?
今までの愛車への想いが消えますか?
アトラス君はそれが出来るかもしれません。ですが、彼女にはそれが出来るでしょうか?
ティーガーがそのイベントだったわけだな。
乗ってるのは単車だがその気持ち、十分解るぜGJ! お休みティーガー・・・orz
>>963 まさかここでビットマン大尉が出てくるとは。
アルファががががーーっ。
ティーガー喪失、しょっぱなから泣きそうになったよ。
MMシリーズだと戦車を失うイベントはないからね。
レッドウルフのメルカバを手に入れた時位かな?戦車で泣けたの。
>>964 車とか単車は持って無いけど、デパート屋上のミニ四駆大会で
コースアウトしたオレのマシンが人ごみの中に消えていった時には
同じ気分になった。「行かないでくれ!オレのエンペラー!!」
ついに見つからなかったorz
アルファがががががーーっ!
次回予告が始まってますが、流れを無視して
エロ無し、ひたすらバトル、ラスト鬱、というのを投下してみる。
ローズ性格変わりすぎてます。好きな人はごめんなさい。
戦車もありえない動きします。
開戦一番、ケーニヒティーガーのスリーバーストが火を噴いた。
主砲弾を3発連続で発車する、凶悪な一本だ。
「ちぃっ!」
ローズがこんなに乱暴に攻めてくるとは思わなかった。
ある程度、距離をおいて正面に向き合って始めるのが僕らの模擬戦のならわしだ。
大抵、彼女は緒戦は旋回して様子を見るのだが、先手を打ってくるのは初めてだ。
まぁ、真正面に敵がいたら先に撃った方が勝つのは当たり前だ。
バカでも解る。僕も実戦ならそうする。
正直、今まで彼女の流儀に合わせてやってたとこもあった。
模擬戦、とカッコをつけても所詮、彼女と戦り合うのはタダの馴れ合いだった。
が、撃ってきた。今までの上品な彼女の戦い方からは考えられなかった。
そもそも、ハンター同士の戦車のどつき合いなんてものが有り得ないのだが――
「アルファ!全速回避!アシスト頼む!」
『了解しました』
誰よりも従順な零式のCユニットが合成された声で応える。
僕は待機状態にあったティターニアに活を入れた。
ギャリリリィッ!っという駆動音の悲鳴とともにキャタピラが悲鳴をあげる。
無理な負荷をかけた為、後輪を滑らせながら零式が旋回を始める。
「くうっ!」
鉄の棺桶に高速軌道を強いるムチャなドライブ。身体に急激なGを感じた刹那、
凶悪な二つの弾頭が迫ると同時に、砲塔がそれをかわすかの様にひとりでに動いた。
アルファによるミリ単位の回避アシスト。
人間では真似出来ない芸当だ。
それでも誤差があったのか、装甲タイルが何枚かバラバラと屑になって剥がれ落ちた。
『3発目、回避できません』
「っ!」
ガァギィィィィィ!
イヤーパッド越しにも響く嫌な金属音が、コクピット内に響く。
「なんて威力だ?!」
『駆動系に異常なし。貫通には至っていませんが――これは模擬弾ではありません』
「え?」
『実弾です。ケーニヒティーガーはこの模擬戦に実弾を使用しています』
「何だって?」
FINAL PRACTICE
Kティガーの次弾。
態勢を立て直した零式は、大きく旋回してこれをかわす。
「じゃあローズは、僕を殺しにきてるとでもいうのか?」
『残念ですが、私には人間の突発的な行動に対応する論理を持ち合わせていません』
「だよね。もう少しお勉強が必要かなッ!」
『善処します』
いつも通りのアルファの対応を右から左へ流し、牽制とばかりに30mmをケーニヒティーガーの前面に
バラ撒いた。炸薬の量を減らした模擬弾なので有効打は得られず、わずかにティーガーの
装甲タイルに傷をつけただけだった。
『何を考えてるんだローズッ!』
形ばかりの豆まきに苛立ち、はんたは拡声器越しに吠えた。
『まぎれもなく、模擬戦ですわ』
ケーニヒティーガーのコクピットの中で、そう言いながらローズは冷静に零式の挙動を探っていた。
『これのどこが!殺す気なのか!』
『こうでもしなければあなたは本気にならない!』
『何を言ってっ…!』
『私は偉大なるアラン・ベルディアの娘ッ…!
二代続けて二番煎じのハンターに甘んじている訳にはいかないのよッ!』
ティーガーの左側後部にあった武装がせり上がり、燃える様な凶眼が姿を現す。
「…ッ!」
慌ただしくペダルを踏み抜き、レバーを引き絞る。
乗り手に従い零式が全速で後退した刹那、サンバーンXXの赤い熱線が地を薙いだ。
『だからって殺し合いをしなくてもッ!』
『だったら止めなさい、私を!装填し、照準し、ティーガーを打ち抜きなさいッ!』
「ムチャクチャだッ…」
拡声器を通さぬ声で、はんたは呆れ返った
『マスター、ターゲットの殲滅を推奨します』
「相手はローズだぞ?」
『これはもはや模擬戦のレベルを逸脱しています。このままではマスターの存命が危ぶまれます』
「殺すのはダメだ。僕の友達で、親父の戦友の娘だ」
『ですが』
「アルファ、ドッグシステム起動、とにかく逃げよう」
『ターゲットもドッグシステムを装備しています。どこまでも追撃されますが』
「あぁ、そうだったよッ!」
刹那、再びスリーバーストが火を噴く。
「ッ!」
すかさず回避運動にはいるはんた。だが、集中力を欠いていたのか、反応が一瞬遅れた。
ゴォォォォッンッッ!!
『アラート。シャシー中破、防御面において深刻な被害発生』
「駆動系がもてばいい!ヤバかったらそっちで適当にごまかして!」
『入力内容が不明瞭です。正確な発言を――』
「なんとかしろ!」
『了解しました』
荒野に二台の輪舞が描かれる。打つ手なしのはんたは旋回を繰り返しながら
ティーガーから逃げる外なかった。
『こんな状況でも逃げの一手?どこまでお優しいのかしら?』
『解ってくれ!君とは戦いたくない!』
『私は戦いたい!戦って、勝つッ!』
ローズの怒声に応える様に、35mmバルカンが機声を上げる。
『私はベルディアの娘。生まれた時から無い物は無かった。
富があった。美貌があった。才能があった。人望があった。
なのにあなたは私のいつも先を行くッ!』
ガガガガガガガガッ!
35mmの舌先が零式の尻を舐める。
『こうして砲を突き合わせても傷ひとつつける事ができないッ!』
『君の目的は戦車を集める事だろっ!戦う必要はないんだッ!』
『戦車をお人形さんみたいに飾るだけで満足するほど高貴ではなくてよっ!』
再び零式が後輪を唸らせながら、ティーガーの死角に滑り込む様にスライドした。
「ちょこまかとッ!」
狂った様な正確さでローズがモニター状の擬似キーボードに指を走らせ、
スペシャルイクイップメントのコントロールを呼び出す。
「どこへ逃げても無駄ッ!」
ティーガーの右側後部からATMミサイルが天高く射出される。
『マスター、ターゲットがATミサイルを射出。ロックされています』
「アルファ!全速後退!操縦任せた!」
『了解』
言うやいなや、猛スピードで後退を始める零式。
内臓を圧迫するGに耐えながら、はんたはメインハッチの扉を開く
「何を?!」
態勢を立て直し、目標を補足しなおしたローズの驚く視線の先には、
零式の砲塔の上でミサイルを睨みつけるはんたの姿があった。
その手には、遠投用の手榴弾が握られていた。
まさかあれで迎撃するというのか?!
…いや。
それは今のはんたには、驚愕に値しない行為だった。
「信じてるよ、グレイ博士」
いいつつ、はんたは己の左腕に意識を集中させる。
それは、サイバーウェア処理を施された鋼の腕だった。
「いけぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!」
ヴン!と、常人をはるかに凌ぐ膂力で空高く「投擲」される手榴弾。
それは、あるいは砲弾、と呼んでも遜色なかった。
刹那、空中でミサイルが四散する。
同時に、投げた勢いを殺し切れなかったはんたも、落ちる様にコクピットへ転がり込んだ。
アルファは主人の無事を確認すると、零式にコマンドを送り込んでハッチを閉じる。
「いてて…脱臼したかも」
『早急にオーバーホールが必要です』
「ローズが、逃がしてくれたらね」
「…どこまで」
ティーガーのコクピットの中、ローズは一人肩を震わせていた。
人間離れした敵への驚愕か。それとも恐怖か。
いや、それも彼女の怒りでしかなかった。
「どこまで行けば気が済むのですかあなたは!」
ローズの怒号とともに、ティーガーの全兵装が一斉に牙を剥いた。
いや、最早それはケーニヒティーガーの面影を残していなかった。
全身凶器。いやむしろ狂気か。その一言に尽きる。
『ローズ…君は…ティーガーは君の愛車じゃなかったのか?!』
その禍々しい姿に、はんたは驚きを隠せない。
もはや実用的とは呼べない程に武装で塗り固められたティーガーは、醜悪でしかなかった。
『あなたに勝つためには、定石通りにやっていても敵わない…っ!』
『戦車は怨念で人に向ける為に使うモノじゃない!その有り方を示したのは君だろうにッ!』
そうだった。その筈だった。
彼女が戦車をコレクションしていたのは、ハンターである以前に、彼女個人の嗜好。
旧文明最高の、最強の遺産をただ並べて楽しむなど、常人には理解できない発想だろう。
だが、はんたはそれも構わないと思っていた。人狩り師団のような、心無い人間に乗り回させるよりは。
兵器を愛でる。いびつだろうか。
その方が荒野はずっと平和なはずだ。
自分のやってる事と矛盾する様だが、それが出来る人間は、その方がいい。
人に砲を向けるよりは。旧文明時代のように。
『そんなの詭弁です!戦車に乗って狩るのがハンターの使命ッ!違うのッ?』
『俺達に使命なんて、ないっ!そんなのは君の作り上げたハンターの妄想だッ!』
『そうよ!憧れて何が悪いの!目の前にその妄想がいるのにッ!』
『…え?』
静まり返る荒野。
…と、零式の目の前にたたずむ怪物から、嗚咽が漏れ出した。
『私は…私はあなたが羨ましかった。伝説のハンター、放浪者キョウジの息子。
だけど実家はただの整備工場。富がある訳でもなく、頼みの戦車があった訳でもないのに、
あなたは自分の力だけで最強のハンターになった。
でも私はどうでしょうか?一大で財を気付いたアラン・ベルディアの娘。
七光りを受けて育った私には何でもあった。戦車もあった。
ハンターの血を受け継ぎ、優秀なメカニックに囲まれ、名声だってある。
なのに…なのに戦車の発掘でも、戦いでも、何一つあなたに勝てやしない!』
はんたは驚愕していた。
エリート気質のローズが、まさか自分にコンプレックスを抱いていたなど、知るよしもなかった。
止まらない涙をこらえながら、ローズの独白は続く。
『小さな時からお父様の話を聞いて、ずっとずっとハンターに憧れていた。
傷付いて、苦しんで、時には裏切られたり、人々からけなされることがあっても、
賞金首に果敢に立ち向かっていく、私達のヒーロー。
強い戦車を集め始めて、賞金首を倒せる実力を身に付けていた頃には、私もとっくに
彼らと同じヒーローになってたつもりだった。
すごく小さい世界にいたんだ、私は…自分が勝てる範囲でしか世界を作ってこなかった。
そこにあなたが現れた。この気持ち、解って?
…わたしは解ってしまったの。わたしの理想を体現した人が現れた時、
その人が、側にいる限り、私は絶対に追いつけないマラソンを続けるしかないって』
『…だから、倒す事にしたって、いうのか?』
『そうよ』
うちひしがれるはんたをよそに、ローズの口調がまた引き締まる。
『強い者を倒し、名を上げる事がハンターの宿業なら、これもきっと運命。
多くの賞金首があなたに検挙、あるいは退治された今、残る相手はあなたしかいないわ』
『何で…何でそうなるんだよ!』
『この世界にはもう本物のハンターが戦える場所なんてほとんど残されていないのよ!
私が獲物を追い求める先にはいつもあなたが居た!だったら倒すしかないじゃない!あなたを!
あなたは…やりすぎたのよッ!』
刹那、ローズの多砲塔戦車は、雨の様な弾幕を放った。
ドカドカドカドカドカ――――――――!!
「ぐわっ!」
もはや棺桶となった零式を、サンドバックの様に殴りつける砲弾。
『マスター、このままでは機体が持ちません!退避を!マスター!』
「…んまくだん」
『―――?!』
「バトー博士からもらった新作があるだろうっ!撃てっ!」
『しかしあれはまだ試用して―――』
「いいからやれっ!」
ドン、と零式の砲塔に取り付けられたエクステンションがマズルフラッシュを焚く。
「悪あがきを――!」
はんたの苦し紛れの一発に、勝利を確信するローズ。
が、次の瞬間、ティーガーのモニターの視界が塞がれる。
「これは…煙!?」
明らかに弾着により巻き上げた土煙ではない。
零式より放たれたのは、撹乱用の煙幕弾だったのである。
この機を逃さず、はんたは零式をティーガーの射程圏外へと後退した。
「よくやった、アルファ、被害報告頼む」
いいつつはんたは零式のエンジンを停止させる。
煙幕で視界はごまかせても、ティーガーはカールをはじめとする
ベルディアの一流メカニックが手がけた戦車だ。
どんなセンサーでこちらの位置を知られるか解ったものではなかった。
そういえばカールはよくあんなもの作るのを許したな、と思う。
彼程のセンスの持ち主なら戦車をあんな風には作らないだろう。
――と、思考が横道に逸れそうになった時、はんたはアルファの返事が返ってこない事に気付いた。
「…アルファ?」
『―
――
−−−
――失礼しました、マスター、問題ありません』
「…Cユニットの状況から先に知らせろ」
『問題はありませ』
「嘘付け」
問題ないわけがない。明らかに挙動がおかしかった。
『――Cユニット、一部損傷アリ。オプション、全て使用不能。回避率も40%低下すると思われます』
「ありありじゃないか。隠さないでくれ、そういう事」
『修正できる範囲です』
「強がるなよ。捨てたりしないから」
『――申し訳ありません』
「僕の我侭に付き合ってくれたおかげだ、感謝してる」
『―――――――』
その一言で、表情がないはずのCユニットからほっとした感触が伝わってくる。
が、感謝してる、といいつつ、はんたの顔は笑ってなかった。
少なからず怒っているのだ。
アルファに、ではない。
自らのエゴで相棒を傷付けたローズに、である。
「…他の被害状況は?」
『シャシー、中破、30mm機銃、レールキャノン、エクスカリバー、全て大破。
奇跡的に駆動系は軽度の損傷のみ』
「…要するに、全部壊れてるって事か」
『残された兵装は―――』
言ってアルファがモニターに零式のダメージパネルを表示すると、はんたはかすかに渋い顔を見せた。
『撤退を推奨します』
「なるほどね」
いつも通りのにべもないアルファの対応に少しだけ安心して、はんたは革張りのシートにドカッと身を預けた。
「…けど、行くしか、ないか」
『…発言の意図が不明瞭です。補完をお願いします』
「僕はハンターだ。頭から爪先まで。…でも、今の彼女はハンターじゃない」
他人を否定するのは好きじゃない。けど今は純粋にそう思う。
人に仇為す怪異や悪党を狩るもの、ハンター。
その中には、復讐を誓うもの、富を求めるもの、
自分やローズの様にハンターそのものに憧れを抱いていたもの――
――ハンターに憧れを抱いていたもの
今は、どうなんだろう。
ただ、闇雲に賞金首を狩り立てているだけか?
…少し違う気がする。
―――モンスターから守るための、モンスターハンターの牙――――
ふと、キョウジのそんな言葉を思い出して、はんたは身を起こした。
「何が足りないのか、ハッキリさせたいんだ。彼女は」
『――理解不能です。発言を明瞭にお願いします』
苦笑する。アルファは絶対に逃がしてくれない。人の心、というデータを掴んでいないが故に。
婉曲的な言い回しは通用しないのだ。
「彼女に格の違いを見せ付ける。これでどう?」
こう言うしかない。抽象的な言い回しは通用しないのだ。
『戦局は圧倒的に不利ですが』
「じゃあ僕を見捨てて逃げるかい、アルファ?」
『――おっしゃる意味が理解できません。明瞭にお願いします』
「〜…悪いけど、ちょっと乱暴に扱うかもしれない。覚悟しといてくれ」
『了解しました』
こう言うしかない。抽象的な言い回しは通用しないのだ。
「それからアルファ」
『はい』
「いい子だ。愛してるよ」
『――何を言っているのですか』
これは理解してくれた。
その頃ローズは、煙幕の中、全モニターとセンサーに神経を走らせていた。
(まさか…逃げられた?)
散々のらりくらりとかわされた挙句、逃げられた――ローズにとってはこれ以上ない屈辱はない。
最初は目くらましだけかと思っていた煙幕だったが、どうやら発煙と同時に何らかの熱源体を
撒き散らす仕組みになっており、モニターはおろかセンサーすらも使い物にならなくなっていた。
もしこれが、バトー博士による作であると彼女が知っていたら、彼もまた彼女の標的に
されていたに違いない。
それでも彼女は、消えた零式を探すしかなかった。
相手はもう、捻り潰す事くらい訳の無いくらい手負いなのだ。
もう少しで、自分の本当の立ち位置を手に入れられるのだ。
逃がす訳にはいかなかった。
逃がす訳にはいかない。
ニガスワケニハ。
『…ローズ』
拡声器越しの懐かしい声に、ローズははっとなった。
血眼で声のした方向に視線を走らせるが、モニターはいまだ煙幕で覆われていた。
(何か…何か零式の位置を探る方法は…)
『はんた、そこにいるの?』
投げかけられた声に、ローズはなるべく落ち着いた声を返しながら、Cユニットに指を走らせる。
要塞と化したティーガーのセンサーに声を拾う様に指示を出しながら。
視覚と熱源反応はごまかせても、音源はこの煙幕では誤魔化せない。
『…聞きたい事がふたつと、話したいことがひとつある』
『何かしら?』
好きなだけ話すといい。声を聞かせてくれればくれる程、照準は正確になる。
いっこめ』
はんたが言った
『君は何故、ハンターになりたいと思った?』
『お父様のお話に憧れたから。わたしもヒーローになりたかったから』
『俺もヒーローになりたかった。なりたかったのかもしれない』
『…?』
『俺達の住むジャンクヤードにはもうひとつの名前がある。…グレイブヤード、墓場って意味が』
『…な、なに、不幸自慢?』
『あの街に流れ着くのはジャンクだけじゃない。それと一緒に死体も流れてくる。ハンターか、
賞金首が、ただの街の人たちなのか、どこの誰とも知らない死体が』
『…』
『俺は、死体にあふれたあの街で育った。…親父が、エミリが生まれる前にミンチ先生を
連れて来てくれてよかった。あんな人だが、毎日流れてくる死体を残さず引き取って
くれる。…あの子には人が、あんなになる所は見せたくない』
『だからハンターに?素敵な話ね』
『もうひとつ』
センサーに目を走らせながらローズは小馬鹿にした様に言ったが、はんたは気にも止めてなかった。
『僕に勝った後は、どうするつもり?』
『…っ…それは…』
盲点だった。だったが、同時に憎しみも沸いてくる。
それは若さゆえの嫉妬。目下の者にミスを指摘された時の、形容できない憤りに似ていた。
『ねぇ、どうするつもりだったんだ?』
Pi_______________________________________________________________
と、その時、ティーガーのセンサーが反応を示す。
はんたとの会話は思っていたよりも長く続いていたようだ。
あれほどねちっこかった煙幕も薄れ始め、熱源と音源が同じ場所から見付かった。
…索敵終了。
先ほどまで応えに窮してすぼまっていたローズの口元は、ぞっとする程綺麗な曲線を描いた。
『それはね』
全砲塔、ロック。Cユニット・砲撃アシスト、スタンバイ。ホローポイント装填。
『それは?』
対ショック制御、OK。照準誤差プラスマイナス0.02% 全力斉射、準備よし。
『あなたを倒してから考えるわ!』
刹那、ティーガーの全砲塔が見えない零式に向かって火を噴いた。
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド――――――――
砲撃。轟音。
砲撃。轟音。
砲撃。轟音。轟音。
轟音。轟音。轟音。轟音――――――。
大破壊もかくやと思わせるほどの、破滅の鐘音。
砲弾が、ミサイルが、レーザーが、銃撃が。
この世のありとあらゆる火器が、撃ちつくされる。
ローズにはそれが、小気味良い、旧文明のロックン・ロールの様にも、
協会の荘厳なゴスペル(語源はGod Spell)の様にも聞こえた。
ドドドドドドドドド――――――――ガスッ、ガスッ、ガスッ
弾が切れた。
だが、手が止まらない。
狂ったブリキ人形の様に、止まらない。
ガスッ、ガスッ、ガスッ
トリガーを引き続けるのに飽きるまで、どれほど経っただろうか。
ローズは痺れた手をコントロールから引き剥がすと、奇妙な疲労感とともにシートにどっと身を預けた。
やった。
やってしまった。
遂に倒した。
やった。
やってしまったのだ。
…やってしまった後は、どうするべきだろう。
やはり死者は死者、弔ってやるべきだろうか。
ふと冷静さを取り戻し、すがる様に残骸となった
零式の姿を見た。
そこにあったのは、大きな戦車の鉄塊ではなく、
何か、小さな部品の残骸だった。
拡声器の残骸だった。
「――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――っッ!!」
「最後にひとつ、君にいいたいことがひとつある」
機械を通さない、曇り無き死神の声が荒野に響いた。
「アルファは僕のせいで人の形を捨て、戦車の部品になった」
ローズは恐怖に襲われた。
「それでも僕は、彼女を最高の仲間だと思っている。背中を預けれる相手として」
その、いるはずのない人間の声を聞いてしまった為に
――どこ?!どこにいるの?!
「それだけは覚えておいて欲しい…正直」
刹那、聞き覚えのある独特のエンジン音――――零式のティターニア改!!
「これだけは許せなかった」
ゴオオオオオオオオオッ!!
激しい鼓動と共に
消えていく煙幕の向こうに
砲塔だらけで身動きのとれないティーガーの死角、真後ろに
陽光で鈍く輝く零式の姿が
満身創痍で、しかし神々しくそこにあった。
「アルファ!装甲タイル全パージ!ティターニア、出力全開!」
『了解!』
バン!と勢いのいい音とともに零式の装甲タイルがパージされ、はらはらと舞い落ちる。
陽の光を受けて、キラキラと輝くその花吹雪の中で、零式は地を駆る獣となった。
『各部対衝撃ロック完了。ブレード、放熱開始。目標衝突まであと5秒』
静かなアルファの声とは裏腹に、零式は戦車とは思えぬ速度でティーガーに肉迫していく。
「メタルブレェェェェェド!!チャァァァァァァジッッッッ!!」
高速軌道による体当たり。内心のビクつきを晒すまいと、はんたが叫ぶ。
刹那、零式の山切り状のダンパーが、ティーガーの背中を突き刺した。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
激しい衝撃に、コクピット内のローズも無事では済まない。
しかしそれだけでは終わらない。
猛り収まらぬ零式は、ティーガーを突き刺したまま疾走する。
最初の突進で、ひしゃげたその哀れな戦車を大地ですり下ろしながら。
「いやぁっ!いやぁっ!いぁあっ!?」
ローズは既に半狂乱だった。
死んだと思った。
誰でもいいから助けてほしかった。
助けて。助けて。助けて。死ぬ。死ぬ。死ぬ!!
そのまま、ローズは気を失った。
どれだけの時間が経っただろうか。
目を覚ましたローズが見た物は、夕暮れる荒野と、義手の少年の背中だった。
目を覚ましたローズに気付いたはんたは、心配そうな顔でローズにかけより、そして
殴った。
そしてこういった。
「僕はいい。アルファに謝れ」
メタルブレードに引きずられ、見る影もなくなったティーガーは、
迎えに来たカールとメカニック班が回収していった。
はんたを倒すために、無理矢理作らせた悪魔の様な戦車。
攻撃以外のことをまったく考えていない、愚の骨頂。
ベルディアに、いや、カールに泥を塗ってしまった。
その事をローズが詫びると、カールは
「お姉様が無事で良かった」とだけ言った。
帰り道、はんたはカールと少し話した後、意外にもローズを送ると言い出した。
何故そんな事を言い出したのか、誰も理解できなかった。
何より、ローズにとっては重い道のりだった。
「もうひとつ」
「はいっ?!」
ガタゴトと走る零式の上、はんたとローズがした最初の会話だった。
(はんたのコクピットもひどい事になっていたので操縦はアルファに任せた)
「言いたい事がある」
「…っ」
はんたの一言一言に怯えるローズを見て、はんたは優しく笑った。
「何もしないよ」
「…さっきまで、殺し合いしてたのよ」
「アルファに謝ってくれたから、いい。それに、また挑まれても負けないと思う」
「え…?」
「僕が戦車で負けてしまう時は、アルファが壊れてしまう時だから」
ぽつりぽつりと、はんたが言葉をつなぐ。
「ブレークダウンっていう、賞金首がいただろ?…あれ、キリヤのお父さんなんだ。
でも、僕が倒しちゃった。
ジャック・ザ・デリンジャーって、賞金首がいただろ?
…幼馴染みのレイチェルのお父さんなんだ。でも、僕が倒しちゃった。
それを知ってて、知ってたのに、僕が倒しちゃった」
ぽつりぽつりと、はんたが言葉をつなぐ。
「レッド・フォックスって、知ってるだろ?有名だよな。僕に最初にハンターのてほどきをしてくれた。
でも、僕が倒しちゃった。僕は嫌だって言ったのに、戦ってくれって…倒しちゃったんだ」
ぽつりぽつりと。
ぽつりぽつりと、言葉と、涙が荒野の下に、零式の上にふりそそぐ。
「もう、誰もいなくならなくて、いいじゃない。賞金首は、皆僕が倒しちゃったんだし」
泣いていた。
はんたも、ローズも、泣いていた。
「ごめんなさい…」
キュラキュラと、零式は荒野を進む。アルファも泣く事があるのだろうか。
終了です。
戦車でガチで戦える相手を選んだのですが、ローズだとどうしても
妙な手加減が入ってしまって…後半グダグダになってしまいました。
長々レスを消費してしまって気分を害した方、ごめんなさい。
そうだな、長々残り少ないレスを消費してまでSSを書いた貴様には
この言葉をくれてやる
GJ!
GJ!!
GJ〜〜〜〜!!!!
では、さらばだ
さよなら三角またきて四角
おもしろかった。
描きたいところがはっきりしてるからでしょうか。
戦車戦、ガンガン!ですね。
鬱どころかハッピーエンドじゃん。ナイスじゃん。GJじゃん。
次スレ説明(920より)
メタルサーガ metal SAGAのエロパロ その4
ここはPS2作品「メタルサーガ」のエロパロ作品を投稿したり語ったりするスレです。
旧作「メタルマックス」シリーズ(1・2・リターンズ)も許容範囲です。
シャーリー成分が不足中。早急な補充を求む。
バニー服姿のカールきゅんは引き続き募集中。
◇◆◇ 注意事項 & 推奨事項 ◇◆◇
・書きながらのUPはやめましょう。一度ローカルで書き上げてから一度にUPお願いします。
・余裕があれば名前欄に 現ページ数/総ページ数 の記載を推奨します。
(他のUPされる方が割り込んでしまわないようにとの配慮のため。)
・傾向(純愛、陵辱など)を予告しておくと吉。できれば回避用NGワードも入れると更に良し。
・主人公の名前は「はんた」が吉。オリジナル名も否定はしないが風当たりは強い。
・アップローダーの使用過多による非難が増加中。
(レスが伸びない・保管期限が切れたら読めなくなる・データ紛失の危険性etc)
使用する場合は万が一に備え、作品は大事に保管してください。
前スレ
メタルサーガ metal SAGAのエロパロ その3
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1121002978/ 保管庫(新)
ttp://mseroparo.schoolbus.tv/
988 :
966:2006/02/01(水) 01:25:14 ID:Wmx1+v/2
>985
うわー、労いありがとうございます(T0T
実はSS投下するのは生まれて初めてだったんで、
思ったよりレス使っちゃって
内心ビクビクしてました。ありがとう
>986
正直、ただメカ戦がやりたかったのです(笑)
あと、メタルブレードの今作での不遇っぷりを何とかしてあげたかった。
需要があるネタなのかちと解らなかったんで嬉しい感想でした^^
>987
ええ、僕にはローズは殺せません。はんたにはそんな薄い男であって欲しくない。
ほんとはこの後の「後日談」でちゃんと救済する予定でしたが、長すぎるし、
当初のコンセプトを考えると蛇足に感じたので控えさせて頂きました。
また折をみて投下したいと思います。
とりあえずは何本かこなしてから。
さぁ、次スレでは何が出るかなっと。
990 :
987:2006/02/01(水) 02:02:14 ID:PDnOE/Y2
>>989 あ、すまん。さっき4スレ立てたんだけど、報告忘れてたわ。
ついでにスレ埋め次回予告。(管理人さんへ。ここまでは消しといてw)
さぁ〜て、次スレのはんたさんは?
ロイドだ。も〜嫌んなってきたぜ。
はんたの野郎、何度やっても勝てやしねえ!
こうなったら一服盛るしかねえかぁ!?
え? プライドはねえのかって? んなもん知らねえよ!
そんなもんで飯は食えねえ! 勝ちゃいいんだよ、勝ちゃ!
…愚痴ってばかりですまねえな。
次回
「転送装置に異変! 恐怖・ハエ男の大逆襲!!」
「エイブラムズ被弾! 露出・劣化ウラン装甲!!」
「耐震偽造発覚! 欠陥・ジッグラト大崩壊!!」
の3476本だ。
貴様の棺桶は既に用意してあるからな! 名前入りでよ!
覚悟しやがれ〜。って、また俺が入る事になるんだろうな。
トホホ。んがんぐ。
992 :
HG:2006/02/02(木) 19:44:45 ID:RORmbJMy
次スレは4(フォ〜)!
戦車埋め
野バス埋め
はしご車埋め
さりげなく次回予告埋め
みなさんお待ちかね!
レッドフォックスとの闘いで、左腕を失ってしまったはんた
一向ははんたを復活させる為、グレイ博士の下へ訪れます
しかし、そこへと迫る荒くれ者たちを目の前に
アルファがひとり立ちはだかるではありませんか
次回、機動武闘伝メタルサーガ
「アルファ絶対絶命?!絆の復活アイアンフィンガー!」に
レディー、ゴー!
時にシリアス、大体ギャグ。ピンチの時は2頭身で逃げまくれ!
存在自体が大迷惑、それでもみんなの人気者。
我らがリーダー、はんた CV:千葉 繁
一見粗暴、でも臆病。基本的には無責任!
ガサツで不器用で嘘がヘタ。一升瓶片手にプロレス観戦。
その実、恋に悩める純情派。はんたを盾にやりたい放題。
偉大なるナンバー2、キリヤ CV:玄田 哲章
天真爛漫、バカ正直。学園屈指の優等生!
気取らず、媚びず、恋の街道爆走中!
その心ははんたに届いているのかいないのか!?
ピンクの正統派ヒロイン、ミカ CV:高橋 美紀
わがままツンデレ唯我独尊。ドツキ漫才ツッこみ役!
恋にオシャレに大忙し。攻撃的性格で魅力半減。
キリヤの秘めた想いに気付いているのかいないのか!?
暴走系サブヒロイン、レイチェル CV:松井菜桜子
『ハイスクール! メタル組』
こんなのどうかねえ?
「チクショウ、なんでカールにはちんこがついてるんだあ!」
「馬鹿野郎、はんた! ちんこがついてるから良いんじゃねえか」
「ちんこがついていようがいまいが、俺は別にどっちでもかまわんが」
「あなたたち! 人の弟を捕まえてちんこちんこと何を連呼してるんですの!!」
「あの……姉様が一番連呼してます」
「まあとりあえず、本人がここにいることだしひん剥くか?」
「賛成」
「異存はない」
「えっと、冗談……じゃないみたい……ですね。ね、姉様なんとかし……」
「カールきゅんハァハァカールきゅんハァハァカールきゅんハァハァカールきゅんハァハァカールきゅんハァハァカールきゅんハァハァ」
襲い来る野郎ども+1から、カールは無事逃げ延び、貞操を守れるのか?
次回、総受けカールきゅん 801話
「なんてこった! 穴が1個たりねえぜ!!」
*なお、来週は野球中継のためお休みです
999ゲットに成功したら、メタルサーガ完全版が発売されて、
全ヒロインの結婚エンディングが実装される。
↑グッジョブ
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。