みなみけなら誰でもいいよ
おらおら、WWF(World Wide Fund for Nature:世界自然保護基金)の
愛くるしいパンダ様が
>>2ゲットだぜ! 頭が高いんだよ、ボケ!
. ,:::-、 __ >1 クソスレ建ててんじゃねーよ。ビンスみてーに裁判で潰しちまうぞ。
,,r 〈:::::::::) ィ::::::ヽ >3
>>2ゲットも満足にできねーお前は、俺の着ぐるみ着てプラカード持ってろ(プ
〃 ,::::;r‐'´ ヽ::ノ >4 お前はカキフライのAAでも貼ってりゃいいんだよ、リア厨ヒッキー(プ
,'::;' /::/ __ >5 汗臭いキモヲタデブは2ちゃんと一緒に人生終了させろ、バーカ。
. l:::l l::::l /:::::) ,:::::、 ji >6 いまさら
>>2ゲット狙ってんじゃねーよ、タコ。すっトロいんだよ。
|::::ヽ j::::l、ゝ‐′ ゙:;;:ノ ,j:l >7 ラッキーセブンついでに教えてやるが、俺はストーンコールドが好きだぜ。
}:::::::ヽ!::::::::ゝ、 <:::.ァ __ノ::;! >8 知性のねーカキコだが、お前の人生の中で精一杯の自己表現かもな(プ
. {::::::::::::::::::::::::::::`='=‐'´:::::::::/ >9 つーか、自作自演でこのスレ盛り上げて何が楽しいんだ?
';::::::::::::ト、::::::::::::::i^i::::::::::::/ >10-999 WWEなんか見てるヒマがあったら、俺に募金しろカスども。
. `ー--' ヽ:::::::::::l l;;;;::::ノ >1000 1000ゲットしたって、WWF時代の映像物に販売許可は出さねーよ。
`ー-"
3 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 14:01:42 ID:NQi1ZxPC
おお! ついにできたかな。
1
乙
神が来るまで耐えようぜ
もうおやすみ
わくわくしながら待ってるよ。
即死回避
保坂はオールマイティに使えるキャラ
こうなったら氏家スレの方に協力してもらうか
とりあえず即死防止のため氏家スレからきました
11 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 21:02:10 ID:qofSa9dy
姉妹同士のからみも…(・∀・)ニタニタ
即死防止
アツコのがいい
王道は藤カナか?
粘るぞ俺は
気持ちの悪い魔の手が・・・
17 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 00:38:37 ID:XU7BXRqW
13
アツコいいよな。
18 :
メリー:2005/06/29(水) 01:20:09 ID:x1ew8omv
と、いうわけで氏家スレからきました。
初手の投稿みたいなんでちょっと緊張。
11氏のリクというわけではないですが、カナ×チアキ。
途中までしか完成してないですが……orz
ではどうぞ
19 :
おかしな事1:2005/06/29(水) 01:20:30 ID:x1ew8omv
ここは南家。時間は夕刻。
そしてここには二人の人影。
「おいチアキ。お前がそこで勉強してると私がまるで怠けているように
見えるだろ」
次女のカナが床にゴロゴロと寝転がりながら文句を言った。
今日も我を通す姿勢は変わらない。
「見えるんじゃない。怠けてるんだバカ」
言い捨てると再びノートに目を落とす。
というかもとからそんなに動かしていなかった。
どうでもいい、ということなのだろう。
「あっ、今お前私のことバカって言ったな」
さすがに起き上がって反応を見せる。
「言ったさ。それがどうしたバカ」
黙々と宿題を解きながら言う。
カナがついには立ち上がって、拳をチアキに突きつけた。
「バカと言った方がバカなんだぞ!」
さすがにうるさいと思ったのか、
チアキは年甲斐も無く疲れたため息を吐き、
「分かった。分かったから黙ってくれアホ」
「なぁっ……」
言い換えられて上手く返せないカナは、仁王立ちのまま震えている。
そして震えたままチアキの目の前に座った。
「くそぅ……。そんなに勉強が楽しいのか」
「楽しいからするんじゃない。それも分からないのかアホ」
「なぁっ! またアホって言ったな!」
今度はペンを置いて盛大なため息を吐く。
つくづく外見に似合わない行動をする少女だった。
「バカと言うな。アホと言うな。じゃあマヌケとでも言ってほしいのかマヌケ」
20 :
おかしな事2:2005/06/29(水) 01:20:48 ID:x1ew8omv
「お、おお、お前ぇ……」
指差して、驚愕の表情をみせる。
「私より頭が良いと証明できたら撤回してやる」
「て、てっかい……?」
分かっちゃいないようすのカナ。
「もう二度と言わないでやろうと言ったんだマヌケ」
「お前はアレか、私を蔑んで楽しんでるのか!」
「楽しんでるわけじゃない。事実を言ったまでだ」
ふっと蔑むような目をするチアキ。
あぁ、その歳でそんな目をするなんて……。
「お前は『おかしな事』について何にもしらんだろぅ!」
その事実を突きつけると、少なからずチアキは動揺を見せた。
「そ、それはハルカ姉さまがまだ知らなくていいというからでな……」
「ふん、そのハルカが知っていることを私も知っているんだぞ?
どうだ、羨ましかろう?」
「ぐぬぅ……」
長女、ハルカの名前を出されて本当に悔しそうな表情を見せるチアキ。
カナは誇らしげに腕を組んだ。
「私のことをカナ姉さまと呼んだら教えてやらないこともないぞ?」
何て奴だカナっ! 小学生に駆け引きをするなんて!
「……………ほ、本当だな?」
ハルカに少しでも近づきたいと心から願っているチアキにとって、
その申し出はかなり魅力的なもので、小学生の心は簡単に屈してしまう。
「ああ。本当だとも。さあ、さあ!」
大人気ないカナ。
「カっ、カナっ……!」
「どうした? お前のハルカに対する想いはその程度なのか?」
とても悪役っぷりがお似合いのカナ。
21 :
おかしな事3:2005/06/29(水) 01:21:16 ID:x1ew8omv
普段と立場が逆転しているだけに、とても優越感に浸っているのだろう。
「くぅ……カナ、姉さま……」
ついに言ってしまったその言葉。
噛み締めるようにカナは感動していた。
思い起こせばいつから姉として見られていなかったことか。
「よしよし可愛いぞ妹よ。さあ目を閉じるのだ」
チアキは教えてもらえると思い、多少不安げに目を閉じた。
そして唇に柔らかなものが当たる感触でカッと目を見開いた。
以前感じたあの感触と同じそれに。
そしてチアキの目に映ったのは目を閉じた姉の姿。
「なあっ!」
顔を引き離そうとした瞬間、ガッとカナの手が伸びて、千秋の頭を
固定した。
「んっ!」
再び感じる柔らかさ。
しかも今度は違っていた。
「んー! んんーっ!」
力ずくで閉ざしていた唇を割って、湿った軟体物が侵入してきたのだ。
「んっ、ん、ふぅ、んんっ、ちゅっ、あぅ、んふぅ〜」
割って入ったカナの舌にどう対処したらいいのか分からないチアキは、
やられたい放題に口の中を蹂躙される。
舌を舐められ、唾液を送り込まれ、歯茎や口内を丹念に舐められた。
カナがどうしてそんなことが出来るのかはさておいて、
ようやく離れることが出来た顔からは糸が引いていた。
「ぷはぁ〜。どうだ、これが『おかしな事』の一歩だぞ。
しかもまだまだあるんだからな。
どうした? 怖気づいたか? この程度ではハルカには追いつけないぞ」
またもハルカの名前を出して挑発するカナ。
22 :
おかしな事4:2005/06/29(水) 01:21:32 ID:x1ew8omv
それを挑発だと分かっていても、コケにされたように思ってしまい、
どうしても抵抗してしまう。
「ふ、ふんっ。なんだこのぐらい。まだ先があるんだろう?
さあ教えろ」
唇を袖でゴシゴシと擦る。
「カナ姉さまは?」
「……カナ姉さま」
「はっはっは、愛い奴愛い奴」
カナはチアキの頭をぐりぐりと撫でると、もう一度キスをした。
「んぅっ……」
抵抗=屈服という式が頭の中で成り立っているチアキは甘んじて
それを受け入れる。
それに乗じてカナの手はチアキのズボンの方へと伸びていく。
「んふぅ!」
明らかにカナが触れた場所とはチアキの秘所、その場所だった。
ズボンの上から何度も何度も刺激するように、押しながら上下になぞる。
「はぁ、んっ、んふぅ、ふあぁ、あっ、んあっ!」
チアキの声が次第に艶を増し、それに合わせて逆にカナは手を止める。
23 :
メリー:2005/06/29(水) 01:22:22 ID:x1ew8omv
ここまでですー。
残りは明日がんばって、出来ればうpすると思います。
ヘタすりゃ一日間隔が空きますが。
>19-22
わざわざお越し頂きまして乙だバカ野郎!
続き楽しみにしてます(;´Д`)ハァハァ
>>23 これはもうGJとしか言い様が無いな
明日が楽しみです
メリー神来た!乙です!
こんなにもはやく神が光臨するとは…。
(*´∀`)b<GJ!
29 :
メリー:2005/06/29(水) 19:26:46 ID:tVagel9g
完成するかと思いきや、なんか長くなってしまいましたよorz
ってなわけで今日もまた途中まで……。
ではどうぞ。
30 :
おかしな事5:2005/06/29(水) 19:28:59 ID:AJJ5ppQ5
「どうだ気持ち良かっただろ?」
「そ、そんなことっ!」
かぁーっと顔を赤くさせる。息遣いがまだ荒い。
「『おかしな事』はまだまだあるんだぞ? お前は勉強は楽しくないと
言ったが、これは楽しまないとダメなんだぞ?」
「う、うぅ、嘘だっ!」
「嘘なもんか。実際気持ち良かっただろ?」
「そ、それはぁ……」
カナはチアキがそう言うのを聞いてにやーっと笑った。
「ほら、今自分でも認めたじゃないか」
「ひ、引っ掛けたな!」
「まあ、その問題は置いておこうじゃないか。
それもよりだ、お前はこの先も知りたいのかどうか、だ」
こんな問題なのになぜか真剣な顔をするカナ。
色んな意味で追い詰められたチアキ。
「し、りたい……」
「素直な妹は大好きだぞ」
そう言うとカナはチアキの服を脱がせ始めた。
「な、何をするんだ急にっ!」
当然怒るチアキは顔を真っ赤にさせている。
しかしカナはというと、首を傾げていた。
「何って下準備だが?」
そしてまた脱がせ始める。
上着の下には白いシャツしか着ておらず、薄くピンク色の先端が透けていた。
当然それも問答無用で剥ぎ取り、
穿いていたズボンもチアキが慌てふためいている間に脱がす。
ある意味神業的な行為だった。
かろうじて残されたのは一枚の白いパンツ。
31 :
おかしな事5:2005/06/29(水) 19:30:13 ID:tVagel9g
「どうだ気持ち良かっただろ?」
「そ、そんなことっ!」
かぁーっと顔を赤くさせる。息遣いがまだ荒い。
「『おかしな事』はまだまだあるんだぞ? お前は勉強は楽しくないと
言ったが、これは楽しまないとダメなんだぞ?」
「う、うぅ、嘘だっ!」
「嘘なもんか。実際気持ち良かっただろ?」
「そ、それはぁ……」
カナはチアキがそう言うのを聞いてにやーっと笑った。
「ほら、今自分でも認めたじゃないか」
「ひ、引っ掛けたな!」
「まあ、その問題は置いておこうじゃないか。
それもよりだ、お前はこの先も知りたいのかどうか、だ」
こんな問題なのになぜか真剣な顔をするカナ。
色んな意味で追い詰められたチアキ。
「し、りたい……」
「素直な妹は大好きだぞ」
そう言うとカナはチアキの服を脱がせ始めた。
「な、何をするんだ急にっ!」
当然怒るチアキは顔を真っ赤にさせている。
しかしカナはというと、首を傾げていた。
「何って下準備だが?」
そしてまた脱がせ始める。
上着の下には白いシャツしか着ておらず、薄くピンク色の先端が透けていた。
当然それも問答無用で剥ぎ取り、
穿いていたズボンもチアキが慌てふためいている間に脱がす。
ある意味神業的な行為だった。
かろうじて残されたのは一枚の白いパンツ。
32 :
おかしな事6:2005/06/29(水) 19:31:02 ID:tVagel9g
しかしながらそれも何かがおかしく、というか中央の股下部分に
一本の濡れたような線があったのだ。
しかも見ていると、徐々に染みは広がっていく。
チアキは胸を両手で隠して、壁を背後にして明らかに怯えていた。
それをカナは上から見下ろし、怪しい笑みを浮かべている。
「大丈夫。君にはきっと素質がある」
優しいのかどうか不明な言葉を浴びせ、カナは体を下ろすとチアキの
腕を無理矢理に取った。
「やぁっ!」
チアキの悲鳴などなんのその。
そのまま口をチアキの乳首にあてがうと一気に吸った。
「ふあああぁぁぁ!!」
表現のし難い刺激が電流となってチアキの体を駆け巡り、
大きく背を仰け反らせる。
刹那に身体中の力が抜け落ちたのを感じたカナは、力の入らなくなった腕を
離し、そのまま空いている胸へと触れた。
「あひゃぅっ!」
吸われている胸の刺激と、突然触れられた胸の刺激がチアキを痺れさせる。
カナの手はまだ硬さの残る胸を揉み、手の内で乳首をこねる。
少しずつ柔らかくなっていく胸とは反比例して、カナの手には何かが
硬くなる感触があった。
「あっ、ふぅ、ん! んぁ、ダ、ヤッ、イ、はぅん!」
チアキの反応を楽しむかのように、刺激する方法、リズム、強弱を変えていく。
口の中では舌の上で乳首を転がしたり、歯で甘噛みしてみたり。
一番反応を見せるのは、舌先で弄ぶことだった。
指で摘んでみたり、引っ張ってみたり、焦らすように乳首の周りを
指でなぞってみたり。
「あ! やんっ、ダメッ! あっ、ひゃうっ、うっ、んん〜、んあぁぁっ!」
33 :
おかしな事7:2005/06/29(水) 19:31:23 ID:tVagel9g
チアキはそれまで以上に身体を反らせると、ビクンビクンと痙攣をした。
口の締りが悪く、よだれが垂れてきている。
「ぷはぁ。なんだ? もうイッてしまったのか。耐え性の無い奴だ」
で、なぜかパンツに手を伸ばす。
グチュ……。
カナの手が軽く触れただけで、パンツからは水気のある音がした。
チアキの身体から出された液体が、その小さなパンツでは吸いきれずに、
床にまで染みを広げていた。
「ここが濡れているだろう? これが『おかしな事』をするための重要な
下準備なのだよ」
「はぁ、はぁ、はぁ……」
返事は荒い息しか返ってこない。
「まぁ、何事も経験だ。もうちょっと気持ち良くしてやろうじゃないか」
パンツの上に当てた指を、ゆっくりと上下に擦り始める。
「あっ、あっ、はっ、うっ、んっ」
物を言う気力は無くても、身体の方はしっかりと反応してしまう。
グチュグチュという音が幾度と無く響き、肌と濡れた布の擦れる音した。
「ふふん、どれ」
カナはしっとりと濡れた指を舐めると、パンツの中へ入れた。
「やあ、この中は大洪水じゃないか」
さも驚いた風に言う。
カナの指先にはヒクヒクと痙攣する割れ目が感じられ、
その筋に沿ってカナは指をなぞらせた。
「ああんっ! あっ、んくぅ、ふぅ、ひゃうぅ!」
水気が滑りを滑らかにし、指の動く速度は増していく。
「こういうのも下準備のための作業なのだよ。どれもう少しだけ……」
言うとカナは指を二本、その割れ目の中へと入れた。
「はあああぁぁぁあああ!! なにっ、は、いって!」
34 :
おかしな事8:2005/06/29(水) 19:31:48 ID:tVagel9g
異物の侵入にチアキは身体を強張らせる。
力の抜け切った身体は言うことを聞かず、それでも何とか顔だけは
下を向かせることは出来た。
「おおぅ、いきなり二本とは、やるなぁ」
などと感想を漏らすカナ。
ツプ、と指を少しずつ入れ、内壁が締め出そうとするのを完璧に無視している。
「んああ! おなっ、かの、あっ、なかっにぃ! はい、ひゃうぅっ、って、るぅ〜!」
二本の指でチアキの中をグチャグチャとかき混ぜ、それに前後運動も加えだす。
壁と指とは潤滑油が滑らかな移動を可能にし、締め出そうとしていたはずが、
今はどちらかと言えば招き入れようとして締めていた。
まるで出て行ってほしくないかのように。
しかしことごとく人の望みを裏切りたいのか、カナは指をズルリと抜いた。
「ああっん!!」
何の躊躇いもなく抜かれた指に、多大な刺激を覚え、チアキははしたなく声を上げる。
「見ろ。これが重要なんだ」
ニチャーッと広げる指の間にはいくつもの糸が引いていた。
うつろな目でそれを見るチアキ。
「ふむ。物足りなさそうな顔をしているな」
まったくそんな顔ではなかったが、何をどう考えたのかカナはそう言った。
そしてチアキの身体を横に寝かせると、最期の砦であるパンツまで脱がした。
35 :
メリー:2005/06/29(水) 19:33:11 ID:tVagel9g
までです。
何やらパソコンのご様子が思わしくなく、
なぜかしら『おかしな事5』を二つもうp……or2
次は……やっぱり明日かなぁ〜
>>35 (;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
素晴らしいです。
また明日も楽しみ。
37 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 20:33:20 ID:SMAYt/Vp
良スレハケーン期待期待
俺はこのマンガに出逢えたこと、そしてこのスレに出逢えたことに全力で感謝する!!
>>35(´д`*)GJ!
40 :
メリー:2005/06/30(木) 00:27:33 ID:xDkJanXz
なんか思った以上に早く完成しちゃいました。
日付も変わったことですし、一応『明日』になったということで。
ではどうぞ。
41 :
おかしな事9:2005/06/30(木) 00:28:31 ID:xDkJanXz
「つるんっつるんだな」
カナの言う通り、チアキの秘所はたっぷりの愛液で濡れていたが、
産毛すらまだ生えていない。
痙攣で収縮を繰り返す割れ目からはトロトロとまだ愛液を漏らしている。
「これ以上床を濡らしたら掃除が大変だからな。舐めて拭いてやろう」
どう考えてもそんな風に考えていない笑みを浮かべているカナ。
チアキの足を広げると、顔を近づけていく。
「んっ」
舌先で筋をなぞる。
「んあぁっ!」
ピクンと背を仰け反らせた。反応だけはまだしっかりとしている。
「ほのかにしょっぱいな」
とか何とか言いながら舐めるのは止めない。
焦らすように何度も何度も淵を舐め、上部のまだ成長しきっていない突起をグリグリと
舌先で弄る。
「んあっ!! あああっ、ひゃあっ! はああぁぁ!」
成長しきっていなくても感度は良好らしく、返す返す反応を見せた。
それに気を良くしたカナは指同様に舌をチアキの中へと入れていく。
「ひゃふうぅっ!! はい、キタナ、はふぅ、んにゅ、ひうぅ!」
ジュプ、グチュと空気が混ざる音がいやらしく何度も響く。
「ん、んく、はむ、ちゅううぅぅ、ごくん、んんっ、ちゅっ、ジュルル」
口で割れ目全体を覆うように吸ってみたり、舌を器用に動かしてみたりする。
その度にチアキの甘美な喘ぎは上がり、小学生とは思えない艶が出てきた。
「あっ、ダメッ! で、出るぅっ!」
チアキは必死で手を動かし、カナを頭を離した。
その瞬間、プシャっと短い音がして、愛液が二、三度噴き出される。
そしてその後に続くように薄い黄色い液体が迸った。
「あぁ、ああ、ああああ……」
42 :
おかしな事10:2005/06/30(木) 00:29:20 ID:xDkJanXz
慣れない刺激と、緩んだ緊張で、チアキは絶頂に達すると共に放尿する。
「おいおい、こんな所で漏らすんじゃないよ。今度ばかりはちゃんと拭いてやらなきゃ」
でなぜか自分のスカートに手を入れ、出したかと思うとパンツもついてきていた。
しかもそれはチアキのと同様に、濡れていた。よく見てみてみれば、
カナの内ももを液体が伝っていた。
「やり方は分かっただろ? ギブアンドテイクというやつだ」
あのカナが英語を使った!
カナは下半身をチアキの顔の上に跨ると、腰を下ろした。
「んんっ!?」
チアキの口に当てられたのは濡れた柔らかいもの。
「あんっ」
カナも思わず声を出す。
そして顔をチアキの秘所に近づける。
お互いが逆さまに向き合う形になったのだ。
身長差のあまりない姉妹だが、カナが身体を少し丸めることで距離を保っていた。
そして姉妹でお互いの秘所を舐めあう。
「んっ、あぁっ、くちゅ、ちゅう、んあっ! ぁう、ん、ちゅ」
チアキは舐める、ということしか分かっておらず、カナのマネをして、
なぞるように舐めたり、舌を入れてかき混ぜたり、吸い付いたりする
43 :
おかしな事12:2005/06/30(木) 00:29:41 ID:xDkJanXz
一応経験者(?)のカナはとりあえず最初のうちは割れ目や内ももに着いた、
少し鼻に突く液体を舐め取った。
そしてほとんど舐め終わると、チアキの秘所を存分に刺激する。
さすがに年季(?)が入っているだけに、チアキよりも上手ではあった。
お互いが舐めあうだけの空間で、甘い吐息と蜜の滴る音がした。
「ん、ふ、ふう〜……」
カナが身体を離すと、入れ替えた。
お互いの秘所をくっつけ合う。
「んんっ!」
クチュっという音が二人の耳に届く。
カナがチアキの片足を持ち、クロスするように交わる。
ズッズッとカナが積極的に腰を前後に動かしていく。
「ああっ! あっ、ふわっ、はふぅ、ひゃぅ!」
「どうっ! ふぅ、気持ちっ、あん、良いだろ? あ!」
淫らな音が何度もし、チアキの喘ぎ声が幾度となく上がる。
いつしかチアキも積極的に腰を動かし始め、ぶつかり合う衝撃が増える。
腰を振る速度が増し、そろそろ二人の体力も限界に近づいていた。
「ああ! ダメェ、ま、また出るっ!」
「んあ、わ、たしもイクッ!」
お互いが秘所をくっつけたまま絶頂を迎え、愛液が二人の間を行き来する。
何度も腰砕けにされたチアキはそのまま気を失った。
かろうじて意識のあったカナは、しばらく快感の余韻に浸ると、
ハルカが帰ってくる前に自分とチアキの着替えを済ませた。
44 :
メリー:2005/06/30(木) 00:30:25 ID:xDkJanXz
間違いましたorz ↑は11です。
45 :
おかしな:2005/06/30(木) 00:30:52 ID:xDkJanXz
「ただいまー」
長女が夕食の荷物を片手に帰ってきた。
「あ、おかえり〜」
何事もなかったかのように振舞うカナ。
「あれ? チアキは……って珍しいっ! チアキがカナの膝枕で寝てる!」
自然なんだか不自然なんだかそうだった。
「私が教えていたら寝たんだ」
「え? あのカナに何が教えられるの?」
驚愕の表情を見せるハルカ。
「おい。あの、ってのはどういう意味?」
「あ、いや、そのぉ〜」
思わず口を滑らせてしまったために、しどろもどろになる。
「そ、そうだ!」
手をパンと叩き、
「今日は奮発してごちそうを作ろうかしら!」
「何っ! それは楽しみですっ!」
目を輝かせるカナ。やっぱりバカだった。
「じゃあそのままチアキをよろしくね」
「分かりましたっ!」
冷や汗を掻きつつキッチンへと向かうハルカ。
どうやら彼女にはカナの背後の染みは見えなかったようだった。
46 :
おかしな事13:2005/06/30(木) 00:31:26 ID:xDkJanXz
「カナ姉さま」
チアキがカナを呼ぶ。
「はっ! チアキはついにあのカナを姉と認めたわ!」
「また、あのって言ったな〜」
「き、気のせいよ」
笑って誤魔化そうとする。
「そうだぞ。気のせいだバカ」
一転、チアキはいつも通りの呼び名に戻す。
「なぁっ! おまっ、いまっ、バカって!」
ハルカは話が自分から逸れるのを感じると、隣の部屋に逃げた。
「バカをバカと言って何がおかしい?」
「せっかく私が教えてやったのに!」
「一度教わってしまえば関係ない」
「なぁっ!」
するとチアキは顔を赤らめ、
「でも、そのなんだ、まだ教えることがあるんだったら、そのぅ、あのぅ、
教わらないこともないぞ?」
とりあえず教えるまでは普段通りに戻ることとなったご様子。
今日も今日とて南家は順風満帆だった。
47 :
メリー:2005/06/30(木) 00:32:46 ID:xDkJanXz
やっと終わったー。
13。意外に長くなった。予定(?)では8ぐらいだったのに。
ハルカも混ざったらもっと長くなったかも。
それはまた今度ってことで。
次回は……いつになるのやら
48 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 01:08:59 ID:h+uH4k7E
GJ!
ありがとう神様
この素敵なSSのおかげで勉強が手に着かなかったぜ…。
(;´д`)GJ!
氏家スレとこのスレは姉妹スレでつね
向こうは賑わってるからそれは嬉しいな
(;´Д`) ハァハァしますた
カナ姉様…
番長×カナきぼん
カナ×番長キボンヌ
先輩二人…
カナ姉
本スレにSS書いている神がここに光臨してくれる事を願う
じゃあ俺が続きかいてやる
「うっひょー、みなみーっ、いっただっきマース!」
「あーれー、ふじおかさーん、おやめになってー」
「へッへッへっ、いいじゃろいいじゃろ。大人しゅうするこったい」
「だめよ、私には…そう、私のおなかにはあなたの子供が…」
「な!?そ、それは……本当か??」
「コクリ(うなづくカナ)」
「お、俺に…子供(ガキ)が…(涙)」
「だから…死ぬなんて言わないで!私とこの子のためにも…」
「ああ、もう俺は弱音を吐かない。俺たち三人、力を合わせて生きていこうじゃないか!」
ガタイの良い割に自己主張苦手なアツコキボン
メリー神光臨希望
捕手
帆主
64 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 17:05:27 ID:Nu4mndwQ
触手
メリー神光臨キボン
穂種
俺は神光臨を願って毎日このスレを守っていく事をここに誓うぜ
68 :
メリー:2005/07/09(土) 17:26:37 ID:4tYX9m8M
光臨希望してくださった方々ありがとうです。
神と呼ばれるのは未だに恥ずかしいですね。
さっそく書いてみたわけですが、またまた途中までとなってしまいました。
カナ×ケイコです。また百合です。
ではどうぞ。
「む、むむぅ……」
南家の次女、カナは一枚のプリント見ずに唸っていた。
今日は以前におこなったテストが返ってくる日で、何気にこれがヤバイことに
なると、デンジャーなことになる。
ゆっくりと目を開けるカナ。
そこには他のテストではあり得ない数字が書かれていた。
「おおぅ! 92点」
ちなみに何のテストかというと『保健体育』だったりする。
とはいえテストで良い成績を取れた喜びを、友人のケイコに無理矢理教えに
行った。
近寄ってきた藤岡は蹴り飛ばしておいた。
「おいケイコ。私は92点だったが、そっちはどうだ?」
「…………」
なぜかケイコの表情が暗い。心なしか眼鏡にも陰が見える。
ケイコはテスト用紙を見つめたまま固まっていた。
「?」
不思議に思ったカナがこっそりと覗き込む。
とそこにはこれまたあり得ない数字が書かれていた。
「……30点。赤点ギリギリじゃないか」
そう。100点量産マシーンと呼ばれてもおかしくないあのケイコが、
どうしてか30点という低い数字を取っていたのだ。
「あ……、カナ」
ショックが隠せないのだろう。
暗い雰囲気を背負ったまま、消え入りそうな声でケイコが言った。
「どうしよぉ〜」
「む。どうするもこうするも、どうしてそんな低い点数を取ったんだ?」
さすがのカナも心配になったのだろう。隣の席に問答無用で座る。
「今回のテスト範囲が……、そのぉ〜」
ケイコが顔を赤くして、言いにくそうに言った。
「? テスト範囲?」
首を傾げるカナは今回の保健体育のテスト範囲を思い出す。
「確か二次成長期の辺りだったな」
そう。子供から大人に移り変わる時期。体の変化や、体の中がどうなているのか
知るのだ。
なぜかそんな内容だと覚えていた上に、点数も良かったカナ。
「はうぅ〜……」
『二次成長期』という単語にますます顔を赤くするケイコ。耳まで真っ赤だ。
「どうしたんだいったい?」
カナにはケイコの純情さがまったく理解できないようだ。
ボソボソとケイコが呟き始める。
「あのね、勉強はしようと思ったんだけど、教科書とか参考書は恥ずかしくて
見れなかったの……。ノートも単語とかちょっと恥ずかしくて……」
とても恥ずかしそうにして両手で顔を隠すケイコ。
そんな姿を見てカナは何かを考えている表情。
あごに手をあて、もう片方の手をひじの内側にのせている。
「じゃあ、勉強するか?」
「え?」
あまりにも突然の言葉に理解できなかったケイコはカナの方を向いた。
驚きの表情を見せるが、カナはいたって真面目そうな表情だった。
「じゃあ今日私ん家に集まろう。今日はハルカもチアキも遅いからな」
「え、集まるのとか勉強するのとかはいいんだけど、遅いのは関係あるの?」
唯我独尊なカナはその質問を完璧に無視した。
それが一層ケイコの不安を掻き立てたのは言うまでもない。
「お邪魔しまーす」
「おう、勝手に入れ入れ」
ケイコを促しつつ、カナも一緒に入っていく。
今にある机に向かい合って座ると、カナがおもむろに口を開いた。
「では勉強を始めます」
今から手術でも始めようかという口ぶりだ。
「何からやるの?」
当然の質問。話の流れからすれば保健体育だろうが。
「うむ。思うにケイコは恥ずかしいが故、まともに勉強できなかったのだろう?」
なぜか偉そうな口調のカナ。
「う、うん」
「というわけで私が恥ずかしくならないようにしてやろう!」
言うと立ち上がり、机を寄せた。
「? ?? ???」
明らかに行動の意図が読めない。
ケイコは不思議そうに首を傾げるばかりだ。
「この辺でいいか。さ、もうちょっと前に出て。後ろ危ないから」
「え、いいけど。後ろ? 危ない?」
とりあえず言われた通り少し前に出た。
後ろと言われて振り返ってみたが、あるのは壁だけだったし、到底理解できない。
「では」
その言葉がケイコの耳に入る頃には世界は一転していた。
「えっ、えっ、えっ?」
気付いたら天井を見上げていて、目の前にはカナの顔。
両手は頭の上の方で押さえられていて、身動きが取れなくなっている。
「まあ初めてだろうから順序良くやっていこうと思う」
「んっ!」
カナは突然ケイコの口を自分の口で塞ぐと、舌を侵入させた。
二、三順序を外しているような気がする上に、人として色々間違っている。
「んん〜! ん〜、んんっ、んく、んくぅ、っく」
暴れように暴れられず、拒否しようにも拒否出来ず。
「ぷはぁ……」
ようやく口を離したカナ。
ケイコが目に涙を浮かべていた。
「はぁ、はぁ、カ、カナ、どうしてぇ?」
「もっと恥ずかしいことをすれば、薄まると思って。なに、優しくするから安心しろ」
そういう問題ではないのだが、カナもう一度ケイコにキスをする。
今度は吸い付くようにキスし、徐々に顔をずらして、耳の周辺、首筋、鎖骨と
徐々に体の下へ向かっていた。
「あっ、ダメ、そんなトコ、あうんっ!」
73 :
メリー:2005/07/09(土) 17:29:15 ID:4tYX9m8M
とりあえずここまで〜。
本当はもうちょっと書いてから、と思ったのですが、
今日はこれからバイトに行かなきゃなんないので〜orz
続きは多分明日になるかと。
>>73 キタ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━ !!
乙です(;´Д`)ハァハァ
カナー(;´Д`)バカだけど萌えーーーーーーーー(;´Д`)
神再光臨キタ────(゚∀゚)────!!
俺は信じる心を一生忘れないよ。
>>73(´д`*)GJ!
まぁ神様、すごいレス。
早く続きを書かないと、皆様が悶絶なさいますわ。
78 :
メリー:2005/07/10(日) 22:09:04 ID:d1nbiHGc
どうもです。
今日もまた投下に来ましたよ、っと。
でもでもまた途中までですよorz
焦らしているわけじゃないのに焦らしてる?
作中でも使ってる言葉を引用してみました。
ではどうぞ。
元から力の弱いケイコに出来る抵抗は口だけだった。
興奮や緊張などの要素が相まって、ケイコの体も薄っすらと桃色に染まる。
「ふむふむ。ケイコは首筋が弱いみたいだな」
「やっ、ダメェ、やめてぇ〜」
図星だったのかどうか、激しく抵抗を見せるケイコ。
「まあそう言うな。本当は気持ち良いんだろ?」
「えっ、やぁ、でもぉ〜……」
首筋を左右責められ続け、赤い斑点が出来上がっていた。
「ほらほら、早く本当のことを言わないと止めちゃうぞ〜」
焦らすようにつつ〜っと舌先で首筋を舐め上げる。
「ああぁぁんっ! カ、カナ〜……」
眼鏡越しにケイコの物欲しそうな目。トロンとほだされたような目。
「目は口ほどに物を言う……だっけ? まあいいや。ケイコ、上脱がすぞ」
「ん……」
今まで掴んでいた手を離すが、ケイコは暴れようとしなかった。
カナの手で脱がされていく制服。脱ぐことには慣れているだろうが、
脱がすことには慣れていないはずだ。
なのにすんなりと脱がしていく。
「ケイコ。顔に似合わずあるな。私よりも大きいんじゃないか? しかも細いな」
そう言って普通にブラジャー越しに胸を揉んだり、腰を触れる。
「んっ、あはぁ、ふぅ……」
そういう意味合いで触ったわけではないのだが、敏感になったケイコの体には
十分な刺激だった。
むにむにと胸を揉み続けるカナ。
「やぁん。カナ〜……」
焦らしているわけではないのに、ケイコにとっては十分な焦らしとなる。
「ああ。すっかり夢中になってしまった。どれ、邪魔なこいつも……」
背中に手を回し、パッと見では抱き合っているように見える。
プチッという音がし、ブラジャーの締め付けから逃れた胸がプルンと震えた。
柔らかな胸は薄っすらとピンク色に染まり、それよりも濃いピンク色の乳首は、
つんと硬く尖っている。
「どれ」
両胸に両手を当て、片方には口も近づける。
ちゅうっと一吸い。
「ひゃああぁ!」
全身に痺れが走り、ケイコが大きく背を反らせる。
余った方の胸は揉まれていて、人差し指と親指で乳首をこねられていた。
「あっ、ダメッ、ひゃう!」
快感が全身を震えさせる。
カナは胸をたっぷりと時間をかけ愛撫した後、脇腹や腹、へそへと吸い付き始めた。
「この辺は、んちゅ、ちょっとしょっぱいな」
「やぁ、言わないでぇ〜」
吸い付き、別の方法では焦らすように舐めた。へその周りは特に敏感で、
ケイコはもじもじと体を動かしていた。
「んんっ、はぁっ、きゅぅ、ひゃうううぅぅっ!」
ビクビクっと体を痙攣させ、ケイコは否が応なく腹に力を入れさせられる。
「おや? イッたのか。あ〜あ、スカートがびしょ濡れだな」
見るとスカートは濃く色を変色させていたのだった。
81 :
メリー:2005/07/10(日) 22:12:17 ID:d1nbiHGc
たった二つorz
なるべくは明日に残りを完成させられたら……と思っております。
ケイコ……もしかして素質あるのかも(って感じの設定になりつつある……orz)
GJと言わずにいられない!
股間がファイルフュージョンしちゃったよ!
GJ
ウハッwwww股間がメタモルフォーゼしちゃったおw
(;´Д`)GJ!
メリー神Щ(゚Д゚Щ)カモン
投下に備えて今からスタンバってみる(;´Д`)
86 :
メリー:2005/07/12(火) 00:04:42 ID:8VOc+KkU
……orz
日付を越していたことに完成して気付いてしまいました。
直したり、いらないおまけを足したりして、遅くなったデス。
コンパクトにしたのに、これじゃあ意味がないデスね。
ではどうぞ。
「う〜む。普通に可愛いなあケイコ。こう、変な気持ちが高ぶってくるな」
高ぶる前から変なことをしている奴が言っていい言葉ではないような。
カナはケイコのスカートとパンツを下ろした。
「あれ? ケイコ、まさかおまえ……」
つるつるの産毛も生えていない秘所は、しっとりと濡れている。
それを見て、カナはゆっくりと指先を筋に沿ってあてがって見みた。
「あ……」
軽く触れただけケイコは甘い声を漏らす。
何度も指先を上下させる度にクチュクチュといやらしい蜜の音がする。
止まることのない蜜は、割れ目から止めどなく溢れ、床を濡らしていく。
「ここ、硬いな」
カナの指は割れ目の上部にある硬い突起に触れられ、そこはケイコにとって
過敏に反応を見せる部分でもあった。
「きゃふぅっ! ひゃう! シビレッ、ちゃうぅ」
指の腹で擦るだけで喘ぎ声が上がる。
被っていた皮を剥くと大きく膨らんだ突起が現れた。
そしてカナはゆっくりとそこに顔を近づけていく。
「ここも十分に濡らしてやろう」
ちゅううっと吸い付くと、ケイコは大きく背を反らせて反応させた。
割れ目からはピュッピュッと透明な液体が噴く。
「ついでに味見も……」
舌をその十分に濡れた秘所へと伸ばしていく。
ピチャ……。
「んっ!」
指とは違ったはじめての感触がケイコを襲う。
「ちゅ、ん、んく。じゅる、じゅるるっ、ピチョ」
舌が内壁に触れる度に、舌に愛液が絡まる。
軟体物の侵入を拒む動きが、徐々に違う動きを見せた。
「ちゅ、ちゅう……ぷはぁ」
唾液と蜜が混じりあった液体が糸を引く。
カナは口元を拭い、ペロっと唇を舐めた。
「ケイコ……」
「はぁ、はぁ、はぁ、んっ、はぁ、はぁ、はぁ……」
なんかもう答えられないくらい体から力が抜けていた。
「オナニーってしたことある?」
「ん、オナ、ニー?」
初めて聞く単語らしく、うつろな目のまま首を少しだけ傾げた。
「要は今までも行為を自分ひとりでやるということだ」
「な、いよ……」
初めてなのにあの順応性。
「カナ〜……」
恥ずかしそうに頬を朱に染め、物欲しそうな声を出す。
「分かっている。優しくしてやるぞ」
「んっ」
カナとケイコはキスをし、カナの指が割れ目にあてがわれる。
そして中指が一本。第一関節まで入った。
「んああっ!」
それだけでもケイコの身体は悦びに震えた。
ツプツプと小さな泡が潰れるような音を立てながら、ケイコの中にカナの
指は呑み込まれていく。
「ああ、あっ、んん、ひゃうっ!」
根元まで呑まれた指を、カナはゆっくりと前後させる。
ジュプジュプといやらしい音がして、それに合わせてケイコも喘ぐ。
カナも体をケイコの隣に持ってくると、胸に吸い付きながら指を動かした。
二箇所からの刺激がさらにケイコの身体がさらに反応する。
「あっ、ダメッ、あっ、あ、ああ、うああぁぁ!」
ケイコは再びの絶頂を迎え、潮を噴いた。
指を抜いたカナは、指にまとわりついた愛液を舐め、不敵に笑った。
「これでテストも頑張れるぞ、きっと。でなかったらまた復習が必要だ」
「はぁ、ん、わか、った……カナ」
後日行われた成績不良者のためのテスト。
これで良い点数を取らないとヤヴァイ上に、今後の成績にも影響が出る。
内容は簡単になっているので、皆はこれに力を入れることになる。
で、ケイコも初めてこのテストをすることになった。
ちなみにカナは常習犯。
「ケイコ! どうだった再テストは?」
返ってきたテストの点数。カナの点数は実に人間らしい数字だった。
一方ケイコはというと、いつぞやと同じ俯き具合。
カナに気付くと振り向く。
表情が心なしか嬉しそうで、顔を桜色に染めていた。
「あのねカナ……」
このあとどうなったのかは……想像にお任せ……。
おまけ。
「ねえカナ」
「どうしたハルカ?」
「最近ケイコちゃんが遊びにくること多くない?」
「そうか? まあ、親睦を深めるのも悪くないだろう」
「そうね。また遊びに来てもらってね。ちゃんとお菓子とかも用意しておくから」
「うむ、分かった。では明日にでも……」
91 :
メリー:2005/07/12(火) 00:08:36 ID:8VOc+KkU
『100点目指して』以上で終わりです〜。
最後濁しましたが言わずもがな〜。
言うのはヤボってもんですよ(笑)
次回もまた百合でも書こうか、なんて今から思ってるわけですが、
構想がないんで、また時間がかかるかと〜。
出来れば今度は一括投下にしていでヤス。
(;´Д`)GJ!
しかし、すっかりカナはテクニシャンというイメージが出来上がっちゃいました。
つーかカナは自慰したことがあるのか(;´Д`)
焦らなくてもいいので自分のペースで投下していって下さいね。次回作も楽しみにしてますので!
百合はリリンの生んだ文化の極みだよ------
>>91GJ!
hosu
保守ついでに人数確認
( ゚д゚)<1
<2
3
保坂×速水きぼんう
98 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 00:54:01 ID:lfYcBt3Z
4 チアキはハルカの娘である。と言ってみるテスト
5
ハルカネタキボン
つ【保守】
6
101 :
サブロー:2005/07/16(土) 04:21:58 ID:ojtp6deL
7
5の2はアリ?
まじでサブローってか
キターコレ
2人目の神光臨の予感(;´Д`)
106 :
サブロー:2005/07/16(土) 12:07:41 ID:ojtp6deL
あー。とりあえずあっちで書いてるやつが出来次第、何かしら書きます
実はかなり前から早くコハルスレ建たないかなーと期待してたw
>>106 やっぱり出張組かwww
氏家スレとのコラボは成功かもね
遅れ馳せながら・・・
グッジョブAA(ry!!
そして8番目の住人 ノシ
9ノシ
だれだいサブローって?誰か俺に教えておくれ
間違ってなければだが
サブロー氏‥‥‥数多くの作品が投下される氏家スレの職人の一人
一時期筆が折れたということで作品投下をSTOP
それ以来たまーに神が舞い降りてくるらしく、何度か作品を投下してくれたりもあったりなかったり
みなみけスレを待ち望んでたらしいので、新たな筆をひっさげスレ活性化を担うと思われる
ちなみにメリー氏も氏家スレからだね
そろそろホサマキキボンヌ
112 :
サブロー:2005/07/19(火) 02:57:21 ID:t9sfMemf
うpします
とは言ったものの、何時になるかわからんので
ちょっと小ネタを投下します
5の2の小泉チカものです
113 :
サブロー:2005/07/19(火) 02:58:27 ID:t9sfMemf
19時間目「セクラベ」
薄氷の勝利を手にしたリョータ君。
ほっとするのも束の間、思わぬケチが・・・
「リョータの方が足短くねぇ?」
「え」
「鉄棒に跨れば較べやすいぞ」
「もう勝負はついたから・・・(汗」
「何してるの?早く」
やる気満々のチカちゃん。
コウジ君が鉄棒を指差してます。
リョータ君は渋々鉄棒に跨りました。
「セクラベ」第2戦の開始です。
114 :
サブロー:2005/07/19(火) 02:59:47 ID:t9sfMemf
「ちゃんと足伸ばさないとな」
そう言いながら、コウジ君はリョータ君の足を下に引っぱります。
「おいおい!あんま強く引っぱるなって!」
「チカちゃんもね。リベンジだよ!がんばんなきゃ!」
ユウキちゃんもコウジに便乗してチカちゃんの足を引っぱり始めました。
「へ?!ちょ、ちょっと!まっ」
その時です。
チカちゃんの体がピクンと震えました。
(えっ!な、なに・・・これ・・・)
ユウキちゃんが、チカちゃんがリョータに負けないようにとグイグイ引っぱるたびに
鉄棒にチカちゃんのブルマが食い込んでしまいます。
そしてそれはチカちゃんが今まで経験したことが無い気持ちよさを頭に叩き込んでくるのです。
「ちょ、ユウキちゃ・・・アっ!」
(ひゃぁ!・・・だめ・・・そんな・・・つ、強くしちゃ・・・アゥっ!)
頭の中が桃色になり始めたチカちゃん。
必死の抵抗で鉄棒を両手で突っぱねます。
でもユウキちゃんの「チカちゃんを勝たせたい!」という強い思いを跳ね返せません。
それどころか、変に手に力を入れたために体が前後にスライドしてしまいました。
「!!!」
(きゃぅッ!あぁ!ふぅあ!)
チカちゃんは顔を真っ赤にして目を閉じてしまいました。
「がんばってチカちゃん!痛くても、ここが我慢のしどころだよ!」
ユウキちゃんが見当違いの応援をします。ますます強く引っぱります。
未知の快楽に喘ぐチカちゃんは、全身に力が入ってしまいます。
その絶妙な力の配分が、食い込むブルマに絶妙な刺激を与えてしまうのです。
(ヒっ!あぁぁっ!い、イヤァ・・・もう、がまん、できないよぅ!)
115 :
サブロー:2005/07/19(火) 03:01:31 ID:t9sfMemf
「やった!チカちゃんの方が、足長いよ!」
我慢も限界に達しようかというその瞬間。ユウキちゃんが勝利者コールをあげました。
そして、その声が引き金になったかのように、チカちゃんのエクスタシーが始まりました。
(うあっ!ああああああああああああああんッ!!!)
びくんびくんと体が震え体がくの字に折れ曲がります。
鉄棒を抱え込むようにして倒れ込んでしまいました。
必死に歯を食いしばっていたので、嬌声を聞かれずに済んだのは幸いです。
未経験の快楽に飲み込まれ、全身の力が抜けてしまったチカちゃん。
そして、ここは鉄棒の上。
ずるりと滑り落ちてユウキちゃんの上に落下してしまいます。
「むぎゅっ!」
情けない悲鳴をあげてユウキちゃんは気絶してしまいました。
まさに天罰覿面ってやつです。
予想外の出来事に、周りの子達は慌てふためいて二人を介抱し始めましたとさ
・・・あ。
そういえば。
すっかり忘れてました。
気絶した二人を中心にした輪からちょいと外れたところ。
リョータ君、コウジ君があんまり強く引っぱるもんだから股間を押さえてうずくまってます。
痛くて痛くて泣きそうなリョータ君。
気持ちよすぎて気絶しちゃったチカちゃん。
・・・男って損ですね♪
おわり
116 :
サブロー:2005/07/19(火) 03:07:56 ID:t9sfMemf
まぁ、こんな小ネタならストックあるんでチョコチョコ出そうかと思ってます
本気で書きたいネタもあるんですが…遅筆で申し訳ないです
皆さんも何でも良いから書いてみてはどうでしょうか?
キモさえ抑えとけば、文才無くてもどうにかなるもんですよ
GJ
GJ!
俺も保坂と○○○の絡みでも書いてみるかな・・
GJ!
さて、次は氏家スレの誰に協力を要請しようかw
いや、失礼失礼、みんながんばれー
生え抜きを育てなきゃw
122 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 19:17:13 ID:jyfM001A
此処に、氏家スレ神職人が居ると聞いてとんできました。
>>118がこのスレのエースになる予感!
……保坂専門として
>>124 保坂×チアキからは犯罪の匂いがするぞ。
そろそろ神光臨の予感(;´Д`)
127 :
はなさく:2005/07/22(金) 19:22:42 ID:W6bVCrmM
オレは保坂、男子バレー部で大活躍の保坂だ。
オレは試合前いつだってイメージトレーニングを欠かさない
オレは自分で言うのもなんだが、誰よりもイメージトレーニングを欠かさない男だ
オレは今まではバレー一筋で生きてきたが、そんなオレに天使が現れた
その天使の名前は“南ハルカ”という。オレは南ハルカに汗を拭いてもらいたいのだ
なによりオレの活躍を南ハルカにみせつけたいわけだ、しかし南ハルカは子育てに忙しいらしいわけだ
ならば汗を拭いてもらうかわりに、オレが夫になり子育てを手伝おうと想ったわけだ
今オレは身近な所から南ハルカに近づこうと思い、料理の勉強をしているのだが
エストラゴンとコルシニョンがとてもケッパーでまだまだオレは甘いという事が判明したわけだ!
そしてオレは想ったわけだ、料理だけでは進展しないとようやく思いついたわけだ
今はオレは自宅だ、AVを脱ぎながら鑑賞しているわけだが…
ここでオレは思いついた、そうだ、オレは忘れていたわけだ…
進展するには
イ メ ー ジ ト レ ー ニ ン グ し か な い と い う こ と を !
128 :
はなさく:2005/07/22(金) 19:39:41 ID:W6bVCrmM
イメージトレーニングを欠かさないオレが、恋の力に惑わされて怠っていた!
なんで魅力的な女なんだ、南ハルカ…。お前の美貌は罪すぎるわけだ…
だが、いつまでも見とれているばかりではお前には近づけないわけだ
だからオレは今宵、久しぶりにイメージトレーニングをする決意をしたわけだ…
カチャッ、スルルル…
オレも手馴れたものだ、制服のズボンのベルトをはずし、ズボンを下ろすまでの仕草がな…
南ハルカ、おまえの美貌がオレをここまでさせたんだ、お前のカワユサは罪なわけだ…
お前を想うとオレの息子もイキりだってくるわけだ、南ハルカ……許せない。
許せなさすぎて、愛しすぎてしまうわけだ…オレは悪くないわけだ…
シコシコ…シコシコ…
オレは南ハルカをついに昼休みに体育館裏に呼び出すことに成功したわけだ…
「保坂先輩…、こんな体育館裏の人影のないところで、何か用ですか…?」
南ハルカはここで頬を赤らめながら、オレに首を傾げるわけだ…
「…! ほ、保坂先輩……っ」
南ハルカはオレの耽美な告白に動揺を隠せないわけだ
「あっ……」
動揺する南ハルカをゆっくりと抱き寄せるオレが居るわけだ…
「保坂先輩…嬉しいです、嬉しいですけど、家に子供達が…」
そこで南ハルカはオレの胸の中で嗚咽するわけだ…オレはゆっくり口を開くわけだ…
「え…? 保坂先輩も子供達の世話をしてくれる… それって…」
オレは遠まわしにプロポーズするわけだ、南ハルカは感激の余りオレの胸の中で泣き出すわけだ…
「保坂…先輩…、、」
南ハルカの頭を撫でてオレは彼女を安心するわけだ…
南ハルカはゆっくりと目を瞑り、唇をオレにむけてくるわけだ…
その淡い緑色の草原に萌える桃色の花びらのような潤いに満ちた唇にゆっくりと唇をのせるわk
うっ……… はぁっ…はぁ…。
129 :
はなさく:2005/07/22(金) 19:42:54 ID:W6bVCrmM
手強い女だ、南ハルカ…。南ハルカを想うと流石のオレもすぐに昇天してしまうわけだ…
続きは明日にするわけだ、南ハルカ…嗚呼、南ハルカ…Zzz…
ウェアロスwwwwwwwwww
ミラクルテラワロスwwwww
132 :
はなさく:2005/07/22(金) 20:17:50 ID:W6bVCrmM
その淡い緑色の草原に萌える桃色の花びらのような潤いに満ちた唇にゆっくりと唇をのせるわけだ…
最初は濃厚なキスなどいらない、軽い口付けほんの数秒でいいわけだ…それですら幸福なわけだ
「保坂先輩となら、、喜んで…」
南ハルカはその大きくだが下品ではない…
宇宙率的に黄金比を保った清らかな瞳に涙をためながらオレを見てくるわけだ…
「保坂先輩、今日は子供達はみんな友達の家にお泊りにいってます…だから、、」
頬を赤らめて目をそらす南ハルカにオレはゆっくりと頷いて、その手を握るわけだ…
「……っ。。」
手を握られ少しびっくりしたような南ハルカだが、すぐに順応しオレは南ハルカの歩行速度にあわせて歩いていくわけだ…
「え…? 今日は保坂先輩が夕ご飯作ってくれるんですか? 嬉しい…」
ここでさらりとオレが料理できるんだぜ、アピールしておくのが重要なわけだ…
昼休みだろうと関係ない、今オレ達は確実に幸多き道を歩いて南ハルカの家にいくわけだ…
「あっ、ちょっと待っててください。今、家の中散らかってるんで…」
南ハルカの家についたわけだ…、南ハルカはテヘ、と愛らしい笑顔を浮かべて自宅へと戻っていくわけだ…
オレは南ハルカの髪が残す淡い香りを1ミクロンも余さず吸って待つわけだ…
「大体片付け終わりました、保坂先輩、どうぞ…?」
南ハルカが照れた顔しながら戻ってくるわけだ、ここでオレは制服ただし“みなみけ”へフェードインするわけだ…
「えっと…、少し居間で待っててください…。私、シャワー浴びてきますから…」
オレは短く、だが凛とした声で「ああ…」と言うわけだ、南ハルカは浴室へと入っていくわけだ…
そこでオレは即座に隅に畳まれていた布団を整え、カーテンを閉めるわけだ…
これでオレ達を阻む物は何もなくなったわけだ…。オレと南ハルカの織り成す…愛。嗚呼…
「先輩、、背中…流しますよ?」
仕方ないな、とオレは渋々立ち上がるわけだ…申し訳なさそうなバスローブ姿の南ハルカの頭を撫でて服を脱ぐわけだ…
「先輩の背中って…やっぱり、おおk」
はっ……?!
133 :
はなさく:2005/07/22(金) 20:19:09 ID:W6bVCrmM
なんて事だ南ハルカ…本当にお前は罪な女だ…
数年ぶりに夢精してしまったじゃないか…、南ハルカ…嗚呼、南ハルカ…Zzz
宇宙刑事ギャバンwwwwwwwwwwwwwwwww
宇宙刑事シャリバンwwwwwwwwwwwwwwww ww
136 :
118:2005/07/22(金) 23:28:28 ID:7Cj5Joeg
先を越されたー!!
>133
ゲイジョブ!!
一万と二千回感動した
138 :
はなさく:2005/07/23(土) 01:00:03 ID:TfgHTwdT
空を見ろ君を見ろ太陽を見ろオレが読んでるううー
>>118さん、すいません。お先に書かせてもらいましたw
でも保坂先輩のオナニーっていうくだらない内容なので是非カラミも書いてあげてくださいね。
次は何書こうかなあ…
保坂はハルカの話を聞かずに無理やりイクとこまでイキそうだなw
141 :
FMAM:2005/07/23(土) 03:42:27 ID:SbtJme0w
ふじ×カナ
みなみけの居間の片隅に、ところどころボロボロな熊のぬいぐるみがある。
鮭も狩れなさそうな顔をしているそいつは、藤岡がチアキに買ってきたクリスマスプレゼントだ。
そいつの名前は《ふじおか》という。
「チアキのやつめ、またこんな所にふじおかを放置しやがって。」
私は呆れながらふじおかを拾い上げた、そこで私はひらめいた。
「ふじおかが急にいなくなったら、チアキのヤツ焦るだろうな…」
今は幸い家には私しかいない、軽く不適な笑みをみせてどこに隠そうかと台所をへいってみた。
「お、いいところがあるじゃあないかい。」
私は朝ハルカが洗ったばかりのなべが無造作に転がっているのを発見した、思わず笑みが綻ぶ。
この中に隠しておけば、夕飯になるまで見つからないだろうと考え、なべの中にふじおかを放り込んで、蓋をしめた。
数分後、まだまだ二人が帰ってくるまで時間がある。センベイを食べながらごろごろ雑誌を読んでいると
『ぶーう ぶーう』
なんだか歪な音が台所から聞こえてくる。なんだろうと私は蝿叩きを手に持って台所にいってみたところ
『ぶーう ぶーう』
音はする、だが、敵の正体がみえないではないか!これが噂のラップ音というやつなのか!
ついに我がみなみけでも幽霊が出没するようになったか、と思い、食塩でも盛ってやろう!
と食塩に手を伸ばしたときに…
「なべからだと…?」
私はふじおかを隠したなべから歪な音が響いているのに気が付いた!
「しまった、ふじおかめ。まさかわたしに積年の恨みを晴らすべく、ついに魂をもったか!」
おそるおそる鍋の蓋をあけてみる…、そこには………
142 :
FMAM:2005/07/23(土) 03:49:16 ID:SbtJme0w
なんということだろうか、ふじおかの手が小刻み振動しているではないか!
流石のわたしもこれには驚いた、一体なにがおきたのだろうと、口を「お」の字にして
ふじおかを蝿叩きでもちあげた、やはり、そのふわふわの手が振動している。
「これはまさか…、ふじおかに隠された特殊能力なのか…?」
どうやら小刻みに振動する以外に変化はない、意を決してふじおかをつまみあげた。
「手が…振動してる。それも結構な威力だぞ、これは…」
額から滴る汗をソデで拭い、振動を繰り返すふじおかを眺める…。
しかし、一向にやみそうにないので私はひとまず、ふじおかで遊ぶことにした。
テーブルの縁にふじおかの手を当てて振動させたり、カーテンからブラ下げてテルテルふじおかをしてみたり
なかなか暇がつぶれたが、一向にやむ気配がない事態に私は少々焦りだしていた。
「これ…どうすれば直るのだろうか…」
何かスイッチがあるのでは?と、ふじおかの全身をまさぐっていると突如!振動の威力速度がパワーアップした!
これはもうすでに健康危惧レベルだ!私は焦る前にとりあえずふじおかハンドで肩を揉み解しておいた。
「あ〜…気持ちいいな、こいつ…」
ひと時の幸福を味わったあと、私はここで思いついてしまった…
ふじおかのパワーハンドを使って、あることをしてみようか…と。
143 :
FMAM:2005/07/23(土) 03:57:27 ID:SbtJme0w
それは…、今でも何故あんなことをしたのだろうかと悩むときがあるが
恐らく、色々と欲求不満だったのだろうと解釈する…うう。
事もあろうに私は、自分の胸にふじおかハンドをあててしまったのだ!
「あうっ……うぁ、、ぅ、」
ふじおかハンドのパワーは健康危惧波だ、胸の先端に当てただけ体にくすぐったいような、きもちいいような、不思議な感覚が走った。
「うぅ、ぁ、、…ま、不味いぞ、コイツは不味いぞ。コイツの手は強力すぎる!不味い!」
悪い感じはしなかったので、服の上からあてていたが、流石にヘンタイだろ!と思いなおしてふじおかを手放した。
しかし、もう多分ときは遅かったのだろう…。
「…ま、まだチアキとハルカは帰ってこないな…。」
時計を一瞥して、再びふじおかを掴んだ。そして私はゆっくりとTシャツをたくし上げる。
自分で言うのもなんだが、私の胸は小ぶりらしくいい形をしていると想った。胸の先端も薄く桃色だからな。
私はふじおかの両手を掴み、ゆっくりと乳首へとふじおかハンドを当ててしまった…
「あう、あううぅ、うぁ、…ぅうん、うっ...」
家に誰も居ないこともあり、この奇妙な感覚に私は溜まらず声を漏らした。
大丈夫だ、誰も見てないし…、そんな安堵感から私は理性を捨て始めてきた。
「はぁ、、あうっ、ぅんっ、ぅんぅんぅんっ…あはぅ...」
ふじおかの両手を掴み、小刻みに動かしていくと、乳首を中心にこねくりまわっていく。コレが胸の中では私が一番
気持ちよかった…。
「ひゃぁ、あぅ、あぁはぁ...ぅんっ、ぅっ、ぅぅううう...」
私の桃色の乳首もすっかり充血して硬く膨らんでいく、若干背徳の精神を覚えながら…わたしはゆっくり
…スカートをたくしあげた…
144 :
FMAM:2005/07/23(土) 04:06:43 ID:SbtJme0w
その日は私は水色の縞パンをはいていた、なんだか悪いことをしている気分になったが
もう私は私を止められない、片手で自分の胸を大きくまさぐりながら…
ふじおかのバイブハンドをパンツをひっかくようにして沿わせた。
「ひゃうっ! …あうっ、あっ...」
思わず大きな声が出てしまった、最初の当たり所がどうも悪かったらしく、電撃のようなものが背筋を走るのがわかった…
「ふ、ふじおかめ…貴様だけだぞ、私のこんなところ…こんな、ところを…あうっ。」
ふじおかの顔が憎らしく見えてくる、でも、私は行為をやめることができなかった。
「あっ、ううっ、はぁぁっ、いっ、いぃ、いぃ、、よぉ...あふぁ...」
全身の血液が沸騰してるみたいに熱い…、左手で私は乳首をつまんで上下に動かしながら
右手でふじおかのハンドを動かし、パンツに沿わしている。じんわりとパンツが濡れていくのがわかった…
「ふ、ふじおかめ…、ふじおかっ、ふっ、あ、あぁぁ、うぅんっ、ぅんっ、おっ、いぅ...」
もう理性のタガなんて外れていたさ…、わたしはぬれたパンツを引き下ろし、まばらな陰毛の間に
ふじおかのバイブハンドをやさしく、ゆっくりと突っ込んだ
「あぁっ、うぃっ!いぃ!あぁんっ、いぃ、ぉ、きも、、ち...いぃぃぃっ!」
今思うと恥ずかしくなる、私は誰も居ないことをいいことに感じたことをさらけ出していた。
「んはぁっ、ん、ん、んっんんっ!! いぁっ、だ、だめ...こ、れぃ、…あぁぅ!」
なんだか下腹部から競りあがる物がある、これ以上はダメだと想っていても…もう手が止まらないんだ。
「あっ、あっ、はぁはぁはぁっ、んゃっ、やんんっ、いっ、こっ、こわれっ」
ふじおかの手を持つ手が力む、私は自分自身への最後のトドメとして強くねじりあてた…
「あうぁっ、こわれちゃっ、こわっ、ぃ、きもっ、ち、よっ…あぁっ!!」
私は、初めての昇天を…ふじおかのバイブハンドで迎えてしまった…
145 :
FMAM:2005/07/23(土) 04:10:35 ID:SbtJme0w
〜後日談〜
私が絶頂を向かえ、ふじおかの手を強く握ったら…バイブは静かに止んでいった。
アレ以来私は自分自身が怖くなったので、ふじおかには手はださなかったが…
最近、チアキが寝る前にタオルといつものようにふじおかをもって寝室に入っていく。
「………ははあ。」
私はしたり顔でみやり、次の日の朝、チアキの部屋にもぐりこんだ。
チアキの顔の横で横たわるふじおかの手は……
…少し濡れていたので、決定的だな…、と想ったんだ。
それにしても藤岡のヤツは、確信犯でこれを買ったのか。
それともこの機能について知らなかったのか、
それはふじおかしか、知らない…。
そう、昨日はハルカの部屋でふじおかが発見されたことも伝えておこう。
146 :
FMAM:2005/07/23(土) 04:11:49 ID:SbtJme0w
そっこうで書き上げた駄作ですが、ドゾー!
GJ!たしかにふじおか×カナだw
カナ最高だよカナ(;´Д`)
148 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 22:42:36 ID:PHDmr8Ql
マジでおもしろかよ。ふじおか×チアキもみたいです
オチをつけたのは称賛に値するね GJ!
普通の男女のエロがいい。
文句ばかり言って
○○希望とかいうクレクレ厨は自分で書けばいいのに…
やっぱり夏かな
>>146 GJ!
後日談でのハルカが良い…(*´Д`)
夏厨ってのは、どうでもいいことにすぐ「夏だなぁ」って言う奴のことだって覚えておくといいよ。
153 :
FMAM:2005/07/24(日) 18:17:58 ID:sWR6QsR7
どうも、色々なジャンルに手をつけていきたいエフエムエーエムです。
心温まる声援有難うございます!よりいっそうの励みを目指してがんばります!
夏厨だろうがなんだろうが望みは聞くぜ、男女でいいんだろ!?
ということで保坂×マキ で! ギャグ色強し。
154 :
FMAM:2005/07/24(日) 18:38:28 ID:sWR6QsR7
今は放課後、部活動の時間…!今日も体育館で汗を流す中、バレー部保坂部長は今日もシミュレーションを欠かしません…
保坂(以下保)「そこで南ハルカは笑うわけだ…(ジャンプ)そこでオレが肩を組むわけだ…(腕を撓らせ…)パーフェクトなわけだ…(スマッシュ)」
マキ(以下マ)「気持ち悪い!なんかりりしい顔でスマッシュしてる!」
アツコ(以下ア「聞こえるってばマキ…」
マ「やっぱりアツコは保坂先輩が好きなんだよね…?やっぱり、趣味を疑うよ!」
アツコ「そうじゃないってば…」
保「おい、マキ…ちょっといいか?」
マ・ア「!!?」
マ「なんですか保坂先輩!さっきのスマッシュカッコよすぎてイロメキだっちゃってましたよ!」
ア「…!? あ、ああ、うん、マキの言う通りですごいシャンp」
保「当然だ、オレは全国を目指してるんだ。南ハルカに甲子園に連れてってって言われた夢を見たからな…」
マ「(気持ち悪い…(´・Д・))」
ア「(話を聞いて…(;;)」
保「それよりもだ…マキ、ちょっと話がある。ちょっと裏まで来い。」
マ「!?(聞こえてた!?)」
ア「保坂先輩、そろそろ男女合同れんしゅ」
アツコの台詞が終わらない間に保坂先輩はマキに一方的に肩を組んで体育館を後にしました…
ア「……話を…」
155 :
FMAM:2005/07/24(日) 19:01:25 ID:sWR6QsR7
舞台は移り変わり、ここは体育館裏…どこの学校の体育館裏も暗いものです。
木々の新緑の間を縫ってさす日光の明りも今はどことなく寂しげ…
夏も盛り、蝉の鳴き声と部活生の鬨の声が響く頃、保坂先輩とマキは体育館裏に…
マ「は、話ってなんスか…、またハルカのことじゃ?」
保「察しがいいな、まさにその通りだ。お前もまったく可愛いやつだな。」
マ「(た、助けて…!)」
保「ということで本題に話そうか、マキ。オレは毎晩夢に南ハルカが出てくる程、彼女はオレの中で大きくなっている…」
保「ゆえに毎晩が楽しみだ、おかげで最近は夜の9時に寝てしまう。朝練の寝坊が激しいのは南ハルカとのアバンジュールが…」
マ「は、はあ…」
保「で、オレはついに南ハルカと初夜を迎えるに至ったのだが、そこでなんと!南ハルカが…いや、保坂ハルカか。」
マ「ちょっ、保坂先輩!ユメの中で結婚したぐらいでリアルの苗字までかえないd」
保「こともあろうに南ハルカは苦虫を噛み潰した顔で!(自分を抱きしめ)…先輩、キス…下手糞なんですね、と!(涙…)」
マ「うぞぞぞぞぞぞぞぞおお! ひ、…で、な、なんですか、私にキスのやりかたでも…」
保「やり方を聞くだけで上手くなったら誰も練習なんかしない。だろう、マキ…?」
保坂先輩はマキを体育館の壁に追い詰め、壁に手をおき、マキの逃げ道をなくしました…
マ「え、ちょ、いや、そうですけど! ちょ…保坂先p」
追い詰めた後は保坂速し、大きく腰を折り嫌がるマキの唇に軽く唇を乗せました
保「(キスには二通り存在するわけだ…、まずは軽いバードキス。これで南ハルカは安心するわけだ…) ちっ、ちぅ...ちる...」
突然の事態に困惑し、頭の中が真っ白なマキ…、抵抗する間もなく、保坂先輩の唇に蹂躙されるがまま…
マ「(っっっっっっっ!!)ん、んん…んっ、ん…」
そんな困惑してるマキの事なんて露知らず、唇を軽く離して軽く口付ける…バードキスのお手本のような動きで
マキの唇を唾液でぬらしていきます。
保「(ここで南ハルカの背中に手をよせ、抱擁するわけだ…。そして彼女をひきよせ、彼女の唇を…はむわけだ…)
保坂先輩は尚も止まりません、マキの上唇を優しく唇ではみ、舌で上唇に沿わし…下唇も同じく。
マ「(キスの仕方も気持ち悪い…)ちゅっ、つぃぃっ...ちゅ、ちゅう...」
保「(優しいキスでなれさせた後は、ディープにうつるわけだ…。段階を踏み、タイミングを計らって…)ちゅるぅぅ...」
マ「!!(舌の入り方まで気持ち悪い!)ちゅう、ちゅる...ちぅぅぅ...つぅ...。。」
保坂先輩はマキの顎を優しく掴み、顔を上げさせます。マキの舌の先にチロチロと舌をあて、ねっとりと
歯茎と内頬を撫でていきます。
保「(これで今頃南ハルカはメロメロだ…。しかし焦るなよ、オレ…まだするべき事がたくさんある…)」
マ「(汗臭い…)」
神よ
台詞の前に名前はイランと思うけど
157 :
FMAM:2005/07/24(日) 19:25:41 ID:sWR6QsR7
保「ハルカ…」
マ「!?(ハルカ?!」
唇を離して、顔を正面…色目を使い、マキの瞳を見つめる保坂先輩…
唾液が糸をひき、うっとうしそうに唇を拭く…保坂を見つめる目は険しいマキ…
マ「(ハ、ハルカを護るためにはここで「先輩キス下手糞ですね」と言わなければ!)
マ「(いやでもしかしそんな事いったら、私の唇が壊れるまでこの男は私の唇を…?!)」
マキの葛藤も露知らず、保坂先輩は第二段階へ移行!マキのおなかで優しく指でなで上げながら…胸に触れます。
マ「(止まらない!?キスだけで終わらない…?!というか、私胸は!」あぅ...」
保「可愛いよ、ハルカ…。君の胸はまるで作られたての饅頭のように暖かく…柔らかく…」
保坂先輩、止まらず、終わらず、省みず!保坂的耽美ワードで責めながら、マキの胸をゆっくり愛撫していきます…
マ「(褒め方まで気持ち悪いし、胸の触り方まで…くう。)んっ、くっ...」
さすがのマキもここで声を漏らすわけにはいきません、最終的には全て保坂の行為を淘汰しなければならないのですから
保「ハルカ…照れて詰まらせる声も可愛いよ…。でも恥ずかしがらなくていいわけだ…」
保坂先輩の掌がマキの胸をゆっくりと揉み解していきます...そして、マキの後ろに回した手が、マキのブラジャーを…パチン。
マ「(ブラジャーのはずし方までうまいけど、はずし方まで気持ち悪い!)…う、う、んっ...」
マキははずされたブラジャーが落ちないように、腕で支えますが抵抗むなしく…、保坂先輩がマキの手をとります。
保「オレの前では全てをさらけ出すといい、オレは君の全てを受け止める…」
保坂先輩はマキの体操服がつっぱった乳首へと視線を下ろし、人差し指で円をかくように撫でまわします。
マ「(何をとっても気持ち…わ、るい…)んんっ、んっ...きゃうっ...」
保「そう、ハルカ…そう、君の全てをオレに見せてくれ…」
保坂先輩はマキの体操服を下からまくしあげ、マキの胸の上に体操服の裾を乗せます
露になるマキの胸にまで顔を落とし…、保坂先輩は唇でマキの乳首を食みました。
マ「(きも、ちわるいけど、胸は…胸は、、っ)あうっ、あっ、んくっ、んっ、んんっ...」
保「世界で君の胸が一番美しいと今ならオレは言えるよ、ハルカ…」
保坂先輩の舌でマキの乳首を弾いて戯びます、上に弾いたり、あるいは、前歯で優しく噛み…
マキはマキで、下手糞と罵り、自分を犠牲にするか。行為を最後まで及ばせて、ハルカを捨てるかの葛藤で悩まされ…
保「ハルカ…君の花園はどうなってるんだい…?オレに…見せてくれ…」
マ「…!!」
保坂先輩の魔の手がついに、マキの下腹部に迫ります…いよいよ葛藤してる場合ではなくなったマキ!
マキがとる反応は?!果たして保坂先輩はシミュレーションを終わらせることができるのか…?!
作者の疲労により、明日を待て…!
ア「せ、先生!マ、マキと保坂先輩は!その、飲み物の買出しに!え?飲み物はあるって!?ああーうう。」
158 :
FMAM:2005/07/24(日) 19:27:35 ID:sWR6QsR7
>>159 オチのアツコの時だけに名前をつけるとするよ…
すいません、ちょっと疲れました。明日まで待っててくだされ〜っ。
159 :
FMAM:2005/07/24(日) 19:29:37 ID:sWR6QsR7
いや、気が向いたら書くかもしれない。
八万回抜いた
ついに保坂が性犯罪者にガクガク((((((;゚Д゚))))))ブルブル
GJ!
162 :
FMAM:2005/07/26(火) 01:00:13 ID:OxhH3Zmk
アツコが居なくなった二人のことをしどろもどろ顧問の先生に言い訳をしている間
その部活盛り体育館の裏で、保坂の対ハルカシミュレーションもいよいよ佳境…
シミュレーション台になっているマキの運命は果たして!
マキのブルマに指を乗せ、まるでピアノをひくかのように四指がマキの秘部を叩く
叩く直後に指に力をこめ、ブルマを貫いてマキのあそこに衝撃に伝えていく
「ハルカ…ブルマの上からでも分かる濡れっぷりだな、恥ずかしがらなくていいんだぞ…」
「(くう、気持ち悪…ぃ、けど、気持ち悪い!…けど…)あ、、んくっ、んっ、んっ、ふっ...」
マキの反応をうかがって微笑む保坂、彼の瞳には嗚呼、マキではなくハルカが
イメージとしてそこに存在しているというのか、類稀なるシミュレーション能力(妄想ぱぅわ)よ。
マキの首筋に顔を落とし、丹念に彼女の首元を舌で舐め上げながら保坂はブルマの中に…
加えてはパンツの中に骨ばった指を滑らしていく。
「んっ!!ちょっ、保坂先輩!そこは、そこだけはっ...ゆるしっ、あうっ。」
「照れなくていい、ハルカ。言葉でそう言ってても体は素直じゃないか。オレには…わかる」
「(た、助けて…!!)ハッ、ハルカじゃなくて、私はマッ、んんううっ!」
マキの膝が笑い出した、腰を「く」の字におって保坂の胸に頭をうずめる
最初こそ体が拒否反応が起こしていたが…
マキも保坂のテクニックに仕立て上げられてしまっていた。
秘部へもぐりこんだ保坂の手が、丹念にマキの陰部を撫で回していく。
「あっ、はぁっ、だめ、だめだって、そんな、、トコ...んくっ!あぁはっ...」
すでにマキの頬は赤く染め上げられ、保坂の手がマキの秘部の深みへ潜り込む
ガクガクとマキの膝が笑うなか、保坂はついにマキのブルマを脱がしたてた。
「(もうすでにハルカのあそこはぐちゃぐちゃなわけだ…、ここで最後、もう一つ…
ハルカのあそこをオレの唾液でぬらしてやれば…オレと一つとなる時に
彼女も痛みがだいぶ和らぐというわけだ…)
保坂は妄想アイを通して、マキの三角帯へと顔を埋めた、舌で器用にマキのパンツをずらし
露になった陰部に涎で塗れた舌を入れ…
「(気持ち悪いけどっ・・…気持ち、いいっ!!)あっ、くううんっ!だめっ、もうだめっ、うっあ!
保坂っ…せんぱっ、イっちゃう!もう、ほんと、だあぁめっ…んんぅ!」
保坂の舌がマキの陰部をまさぐると同時、保坂は体育館特有の下方の窓から体育館に居る
南ハルカの姿を、目撃…!
「…!!
南…、ハルカ! は! そうだ、マキ。こんなことをしてる場合じゃない。
逢いにいかねば、南ハルカが…オレを呼んでいる…!」
一気にリアルに帰還する保坂!身だしなみを整え、そそくさと凭れかかるマキを跳ね除け
体育館へ急行! 支えを失ったマキは、胸や陰部を露にしながらよれよれと座り込み
荒い息を吐いて、うなだれた…。
「どうせなら…最後までしろよ…がくう。」
163 :
FMAM:2005/07/26(火) 01:03:13 ID:OxhH3Zmk
「あれ…、おい、アツコ。南ハルカはどこにいった?」
「ハルカならマキを探しにいきましたけど、マキは…?」
「なんだ、オレを探しにきたわけじゃないのか…
マキなら、体育館裏でグッタリしている。暫く休ませておけ…」
「ええ?マキ大丈夫なんですか…というか、一体なんの話をし」
「そうか、南ハルカはたまに部活動中の体育館にくるというわけか…
ふふふ、南ハルカが現れた直後、オレがバレーで痛快なスマッシュを
決めれば、南ハルカはオレに一直線で惚れるというわけだ…
そうなったら海で熱いアバンジュールなんかできちゃうわけだ…」
「(この人は最後まで話をきかなさすぎるよ…マキ…)」
164 :
FMAM:2005/07/26(火) 01:04:45 ID:OxhH3Zmk
義務感で書き上げたので多少おざなりになった部分があるけど許して!
それよりも今週のみなみけのおかげでハルカが凄く弄りやすくなったよなあ…
あ、因みにオレはみなみけの同人とかエロとか求めてない人です。
純粋な萌えだけでオレはいい…、説得力がないなんていわないでくれ、本当なんだ…
うまいなぁ
俺も文章構成能力が欲しいなあ
(´・ω・`)マキテラカワイソス
GJ!
ヒトイナス
ノシ ここにいるよ
ノシ
ここにもいるぞ
ノシ ここにもいるよ。貴様は一人じゃない。
ノシ 同士たちよ。何かリクエストがないと神もさすがに光臨しないんじゃないか?
172 :
170:2005/07/31(日) 19:29:24 ID:s3kYH68B
おれ、他スレでSS投下させてもらってる者だけど・・・今取り組んでるのが終わったらこっちのスレでも書いてみようかな・・・と思っている試験間近のおれガイル(つ∀`)
リクがあってもこない時はこないがな……orz
職人さんがマイペースで楽しみながら作品を投下してくれればそれが一番だよ。
漏れはコハル作品ならなんでもOK、百合でもフタナリでもドンと来いだ。
でもあえてリクさせてもらうなら、藤×カナ、ハルカ×カナキボンヌ。
(;´Д`)カナハアハアなもんで。
カナいいよ、カナ(;´Д`)ハァハァ
カナといったらメリー神の降臨をキボンヌかっ?
カナ受け、これ最強
マコちゃんとカナかぁ…
暇があれば…まぁ…
>>176 とあるスレで厨に煽られてしばらく投下は自粛らしい
まじで夏は勘弁だよorz
>>179 マジかよっ!
せっかく夏だから時間が増えて投下されると思ったのにっ!
で、いつ帰ってくるって?
182 :
179:2005/08/02(火) 20:41:04 ID:uaoKZs5n
>>181 復活の目処は立ってないそうだよ
経緯を知りたければ鳴滝荘行くよろし
183 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 21:35:51 ID:VbrmlSEs
どこかにみなみけのSSあるサイトは無いか?
馬鹿野郎
馬鹿野郎
馬鹿野郎
BAKA-YAROU
神よこのスレに光臨したまえ!
もう随分と溜まっちゃってるよ(;´Д`)
今週号の展開は妄想をかきたてられそうだ(;´Д`)
みなみけのエロドジン見たことあるヤシいる?
そろそろ見かけてもいい頃だと思うんだが。
何か燃料はないのか!
年長な速水と保坂は絶対おかしなことしてるって
俺なんか一日一回はここチェックしてるぜ…。
頼む神よ!このスレに職人を降臨させたまえ!
俺は…破廉恥な男かもしれん……
195 :
郭泰源:2005/08/19(金) 12:24:45 ID:DcvR9oqH
どうも。某板の職人、郭泰源です。
随分前にあちらで予告してました藤岡×チアキで投下します。
とは言っても本番なしのうえ、チアキのキャラがイマイチ把握しきれてないので、
(彼女のまだ女の子として自覚のないスッとぼけたところは難しい…)
なんだか中途半端な出来になりましたが、ま、助っ人外国人選手ということでお許しを。
では、投下。
196 :
郭泰源:2005/08/19(金) 12:26:02 ID:DcvR9oqH
"ぴんぽ〜ン"
「…誰だ?まったく宿題をやっているというのに…」
"ガチャ"
「やあ、チアキちゃん」
「あれ?ふじおか…さん?」
「あはは、南は、いる?」
「カナは…まだだ…ですけど?」
「あれ?そうなの?いやあ、実は今日またご馳走してくれるって話だったんだけど…」
「あの馬…じゃなくてカナのことだから忘れて寄り道してるに決まってるな」
「そうか。じゃあ出直して…」
「あの?もしよかったら、カナが帰ってくるまで待ちませんか?」
「え?でも…」
「今宿題をしていて、できたら教えて欲しいところがあるんだが…」
「…そう?じゃ、遠慮無く…」
藤岡は、気付いていなかった。目の前の少女の頬がうっすらと赤く染まっていることに…。
£
「だからね、ここはこういう風にすると…」
「なるほど…藤岡さんは頭良いんですね。カナの言っていたとおりだ」
「あはははは、そんなこともないんだけどね。小学生の問題だし」
(まああの馬鹿野郎に比べれば大抵の人間は…)
そう思いながらも当然口には出さないチアキ。
ただ藤岡がなかなか丁寧で教え上手なのは確かなようである。
「よし、宿題終わった。ありがとうございました、藤岡さん」
ぺこり、とチアキが頭を下げる。
「あははは、いいんだよ。俺も久しぶりに小学生の問題やって懐かしかったし…」
あくまで爽やかに、優しく微笑みながら答える藤岡。
その笑顔に、チアキは胸がざわつくような…甘酸っぱいような思いになるのだった。
「しかし南はまだみたいだね…ハルカさんも今日は遅いみたいだし…。
どうしようか?やっぱり俺、今日は帰った方が…」
「!だ、大丈夫。ハルカ姉様もすぐに帰ってくるはずだし、
馬…カナもそろそろ帰ってくるはずだ。あの…私、お茶をいれてくる!」
そう言うと、脱兎のごとき勢いで部屋をあとにするチアキ。
「あれ…チアキちゃん?そんな気を使わなくても…」
制しようとする藤岡だが、あっという間にチアキがキッチンへと消えてしまい、
仕方なくチアキの部屋で彼女の帰りを待つのであった。
(そう言えば…チアキちゃんの部屋ってクリスマス以来2度目だな…)
あの時は部屋も暗かったので、ほとんど見えなかったが…女の子らしい部屋だった。
藤岡とて女の子の部屋をそうたくさん見てきたわけでもないので、
誰と比較して、とも言えないのだが――学習机の周りはキチンと片づけられていたし、
本棚も丁寧に収納されていた。また、そこかしこに女の子らしい
可愛らしい小物がちりばめられているのも微笑ましかった。
(大人っぽくて、ちょっと生意気っぽいところもあるけど…やっぱりまだ小学生の女の子なんだよな…)
藤岡は、そう思いながら微笑んだ。ふとベッドへと目をやると――。
そこには、プレゼントの『ふじおか』ことぬいぐるみがちょこん、と座っていた。
(チアキちゃん、大切にしてくれてるみたいだね…)
思わず嬉しくなってしまう藤岡であった。
「お待たせしました…」
チアキが、お盆にお茶菓子とお茶を乗せて戻ってきた。
「ああ、悪いね、チアキちゃん…」
「どうぞ、藤岡さん」
その後、ふたりは学校でのこと、友人のことなど世間話をしばらく続けた。
「あははは…そうなんだ。おかしいね、内田さんって子は…」
藤岡は聞き上手で、穏やかにチアキの話に耳を傾けていた。年下だからといって子供扱いせず、
あくまで友人のように話を聞き、時には親身な指摘をしてくれた。
§
197 :
郭泰源:2005/08/19(金) 12:26:51 ID:DcvR9oqH
そんな藤岡のことを、チアキはずっと好ましく思いながら話をしていた。
(やっぱり大人だな…それに…ハルカ姉様が言っていたけど…。
お父さんに似てるんだよな、藤岡さんって。…こういう感じなんだ…お父さん)
普段は強がっていてもまだ小学生である。
両親のいない寂しさは、こんなときに思い起こされるのであった。
「藤岡さん…あの…」
少し話がとぎれると…チアキが下を向いてもじもじとし始めた。
「?どうしたの?チアキちゃん?」
様子の変わったチアキを、不思議そうに藤岡が見つめる。
「あの………」
顔を少し赤くしながら、チアキは立ち上がると…そのまま藤岡の膝の上にちょこん、と座った。
「あ?え?」
驚く藤岡。
「お願いだから…少しだけでいいから…」
チアキはうつむいたまま藤岡の腕をぎゅっと握りしめて離そうとしない。
(?確か前にもこんなことが…あ、そう言えば南の家ってご両親が今…。
そうか…寂しいんだね、チアキちゃん…)
あくまで好青年、藤岡である。少女の気持ちを察し、そのままにすることにした。
「ああ…別にこれくらいならいいけど…でも南かハルカさんが帰ってきたら…」
「はい…そのときは…」
ふたりの間に、微妙な空気が流れていた。
前回、藤岡が初めてみなみけを訪れたときは…ハルカもいたし、カナもいた。
だが、ふたりっきりの状態でこんな風に密着するのはなにかしら秘め事のようで…。
秘密を共有するような後ろめたさと恥ずかしさをふたりは感じていた。
「…」
「…」
無言のままのふたりだったが…やがて、チアキが口を開いた。
「あの…ふじおか…さん」
「なに?チアキちゃん…」
「藤岡さんは…カナのことが、好きなのか?」
「!」
少女のド直球発言に驚く藤岡だったが…。
「ん…そうだね、少なくとも…俺は、南のことが…好きだ」
何故かは分らないが自分でも驚くほど素直に、藤岡はその問いに答えていた。
「…藤岡さんて、モテますよね?」
「!?そ、そんなことないよ」
「いえ。なんとなくわかります……カナにはもったいないくらい…。
なのに…あいつのどこがいいんですか?」
ずっとチアキが疑問に思ってきたことだった。普段ケンカばかりしているから、という理由だけでなく…。
こんな好青年の藤岡が、カナに魅かれているということがイマイチ納得できないのだった。
「あはは、ダメだよ、チアキちゃん。お姉さんのことをそんな風に言っちゃ…。
でも…そうだね、南ってさ、天真爛漫で、裏表が無くて…。すごくね、一緒にいて楽しいんだ。
そんなところかな?俺が南のことが好きなのは」
ニコニコと、照れることもなく藤岡は話した。
(藤岡さんは…本当に、カナのことが好きなんだ…)
そう思って――なぜかちくり、と胸が痛くなるチアキ。
「だから…チアキちゃんやハルカさんにもなるべく仲良くしてもらいたいなと思ってる。
南の家族なんだから、きっと素敵な人たちなんだろうなと思ってたけど…本当に、いい人だったし」
「…藤岡さんは、ハルカ姉様や私のことも、好きですか?」
「うん…そうだね、好きだよ」
「あの…なら…」
再びうつむいたが…意を決してキッ、と顔を上げて後ろを振り返ると、チアキは言った。
「目を…閉じてください」
「?…目を?」
§
198 :
郭泰源:2005/08/19(金) 12:27:55 ID:DcvR9oqH
「お願いします…」
「う、ウン…」
疑問に思いつつも…素直にチアキの言葉に従う藤岡。
そしてチアキは…。
"ちゅ"
ゆっくりと、藤岡の唇に自分の唇を重ねた。
「!>!%?!」
驚く藤岡だが、チアキは頬を染めながら、唇を離そうとはしなかった。
「…」
「い、ちち¥#$チアキちゃん?」
やっと唇を離し、慌てふためく藤岡だが、チアキはじっと彼の目をそらさずに見つめていた。
「ち、チアキちゃん?どうして…」
「…ふじおかさん…」
「?」
「私…もう少しすれば、きっとハルカ姉様みたいにキレイになって胸も大きくなると思います。
カナよりも…家事もできて、勉強もできる女の子になると思います。そのときは…」
こくん、と小さくつばをハルカは飲み込むと…一気に言った。
「私の、恋人になってください。今は…まだカナのことを好きでもいいから」
「チアキちゃん…」
目を白黒させる藤岡。と、そこへ…。
「帰ったぞ!ん?チアキ!チアキはいないのか!」
何も知らないカナ、ご帰宅。
「!&%A!!」
(マズイ…この状況は…マズイ)
瞬間血の気の引く藤岡だったが、チアキはすとん、と藤岡の膝から降りると、
「うるさいぞ!馬鹿野郎!」
なぜかにこやかに、そして元気良くカナの声のする方へと向かっていった。
「ん?チアキ、どうしたのだ、いきなり馬鹿野郎とは…」
「藤岡さんを招待しておいて忘れるような奴は馬鹿野郎だと言っているのだ!」
「あ…そういえば藤岡は…」
「私の部屋で宿題を教えてもらっていた。どこぞのアホと違って藤岡さんは優秀だったぞ、まったく…」
「藤岡!またお前はハルカとチハルに取り入ろうとして…」
「や、やあ南…」
ひきつった笑いを浮かべる藤岡だったが…。
手をぶんぶん、と振り回すカナの後ろで、チハルの笑顔を見ていたのだった。
やけに悪戯っぽく、策略めいた笑顔を…………。
END
199 :
郭泰源:2005/08/19(金) 12:28:35 ID:DcvR9oqH
以上です。エロまでいかずキスまでなのはご勘弁を。次回あったらチャレンジしてみますけどね。
……チハル!?
関西援交か?
202 :
郭泰源:2005/08/19(金) 18:52:58 ID:DcvR9oqH
あ!誤植です。
ご指摘ありがとうございます
>>200氏
最後から2行目と5行目、「チアキ」に直してください>>読者の皆様
すんません!
203 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 19:16:50 ID:i9C6ISW0
おお氏家スレの郭氏じゃないか。
あちらでもお世話になってます。GJ!
GJ!
百合やエロスもいいけどこういう健全なのもいいね
超大型外国人助っ人キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!
郭氏超絶GJ!
藤岡が羨ましすぎる(;´Д`)でも藤岡だから許せるw
チハルの誤植もカワイイw
25行目のハルカって書いてあるのは正しいの?
208 :
郭泰源:2005/08/20(土) 12:38:09 ID:AhDCp5xS
>>207氏
うわっち、それも「チアキ」の誤植です。
単純ミス多いなー、俺。やっぱこっちではルーキー丸出しだな…。
次回ありましたら精進いたしますです。
ここで氏家スレ繁栄の立役者に逢えるとは‥‥
みなみけスレも繁栄間違いないぞ
やっぱ高校組が最高だよな
小学校組が最高だろ?
いや中学生組だろう。カナのちっちゃなおっぱい(;´Д`)ハアハア
カナ受けでごはん何杯でもいけそうな予感!つーかいける!
213 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/02(金) 03:10:31 ID:o4Q6m4nZ
そーかァー
チアキはふじおかを毎日使ってんのかァー
ふじおかをねぇ
使ってんだよな〜
毎日な〜
>>213俺もまったく同じことを考えてたから困る。
保守
保坂×ハルカ
藤岡×カナ
マコト×チアキ
か
マコト×ハルカ
藤岡×チアキ
保坂×カナ
ハルカ×カナ、ハルカ×アツコ、ハルカ×チアキ
カナ×ハルカ、カナ×チアキ、カナ×ケイコ
カナ×内田、カナ×マコちゃん、リコ×カナ、
リコ×ケイコ、チアキ×内田、吉野×チアキ
内田×吉野、内田×マコちゃん、吉野×マコちゃんキボンヌ
俺はチアキ×カナ
チアキ×内田
チアキ×吉野
チアキ×マコちゃん
内田×マコちゃん
吉野×マコちゃん
内田×カナ
吉野×カナ
カナ×マコちゃん
が見てみたい
タケル×チアキ
ハルカ×チアキ
マコト×内田
藤岡×ハルカ
鉄也×キラ
保坂×ふじおか
220 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/19(月) 17:09:08 ID:bfvNoCSx
age
ここはいっそ三姉妹に責められる藤岡で(;´Д`)
明日俺は人生が決まるあみだくじをしてきます
怖くて眠れません
添い寝してください
チカとカズミのくすぐりプレイ。
226 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 00:28:12 ID:Jl/8BqV3
何でこのスレ「コハルスレ」にしなかったんだ
5の2が落とせたら…
>>226 サブロー氏が5の2ネタで書いてなかったっけ?
マコちゃん×トウマという妄想が頭から離れない…
色々落ち着いたら、書いてみるか…
>>226 俺もジャガーにしようとしたけど人の入りを考えてうすた京介総合スレにしたし
1も考えてほしかったな
なら、これから『今日の5の2』もOKにすればいいだけのような…
はっきり留意点として記すなら、次スレからでもいいわけだしさ…
231 :
226:2005/09/26(月) 23:31:05 ID:Jl/8BqV3
スマン
全読みせずにカキコんでた
なんで廃れてるんだ( ̄ω ̄;)
233 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 00:52:59 ID:+Cze6KIW
あげ
234 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 07:32:37 ID:uZHhdLuV
大丈夫。書き込まないだけで毎日チェックしてるヤシは20人ほどいるはずだ。
神光臨あげ
236 :
完全版:2005/09/29(木) 21:28:57 ID:6ftqBF6+
,へ ○ ほ・さ・か!
/`ゝ _o
/\ /ゝ
/ / />
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
↑保坂 ↑マキ
238 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/01(土) 21:30:53 ID:1YovpiD5
ヽ( 0w0)ノ
239 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 02:23:59 ID:zpmxXZO8
保守
うぉぉぉぉぉぉぉい!! 過疎ってるぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉお!!
240 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 03:29:53 ID:b0ugWSs7
保(守)坂
保坂を登り始めたばかり
神光臨期待age
来るのか…スネーク!
スネーク、報告を頼む…!
246 :
某スレ264:2005/10/05(水) 03:20:43 ID:OK3blQzR
こちら264。みなみけスレに侵入した。
SSがまだ少ないので、投下する。
さて、キャラを戻して…みなみけのキャラはつかみづらい感じがしました。
マコト×トウマですが、かなり微エロです。
マコト主観なので、嫌な方は避けて下さい。
NGワードは『超微エロ』『マコト主観』『低品質』です。ではどうぞ↓
247 :
264:2005/10/05(水) 03:22:21 ID:OK3blQzR
こんにちは!! 俺、マコトっていいます。
今‥俺は、みなみトウマっていう、俺と同じような境遇の子と帰宅中でっす!
彼女は、みなみに強制的に弟にさせられました。
俺は……ハルカさんの弟になりたい…って、そんなんじゃないから!
「何…慌ててんだ?」
「ななな何でもない!!」
「ふぅん…なぁ? あのカナって人は、いつもああなのか?」
まぁ…いつもああとは限らないけど、明るいよなぁ…同じ姉妹になんか見えないよ。
「へぇ…俺‥急にあんな事されて、凄く恥ずかしかった…」
俺もなんか恥ずかしかった。
確認なんてしたら、明日からみなみに『おかしな人』って呼ばれるに決まってる!!
おかしなことは、是非ともハルカさんと…って! また俺何考えてんだ!?
「お前…おもしろいやつだな…」
うおっ!? 笑顔がか‥かわいい! でも、俺にはハルカさんが…ってバカ!
…………ん?
雨……か。まいったな‥どっかで雨宿り出来るところは……と。
「あっちだ! 急ぐぞ。濡れたくないから」
…まぁ、同じことを考えるよね、普通。
「あちゃー…びしょびしょだぁ…」
ヒドいなぁ…髪までベチャベチャだっ!
「なんか…寒い」
!? 風邪ひいちゃうぞ? どうしよう?
248 :
264:2005/10/05(水) 03:23:57 ID:OK3blQzR
い‥いちおう俺の服着とく?
「い‥いいの?」
いいから、いいから。遠慮すんな。
「あ…ありがと」
………寒い。格好つけるんじゃなかったよ。
「…寒そうだな? ほら…」
お前…半分わけてくれるなんて、いいやつだ!
「お前…あったかいな」
俺もあったかいぞ!
「早く…止むといいな」
うん。早くしないと怒られるしね。
ぐぅ〜〜〜〜
「腹…減った?」
もちろん! オナカとセナカがくっつきそうだよ。ついでに恥ずかしい。
「ほら…ポケットに入ってた。あげるよ」
ガム? ありがたし!!
…うーん、口いっぱいに広がるブルーベリー。
「止まないな…。むしろ‥ひどくなってる」
ホントだ…。どうしよう?
「お前の家は…ここから近いの?」
まあ‥近いって言えば近いさ。そういうお前はどうなんだ?
「近いよ? でも‥この雨の中走ってまで帰りたくはない」
…同感だっ!
「それに…」
…それに、何?
「…ここに居れば、話し相手に困らないし」
確かに。俺も助かる。
「……服、乾かないなぁ…」
えっへん! 上着がキャミ一枚の俺はもう乾いたぜ!!
「そうだ…話変わるけど、何で女装なんかしてんだ?」
女の子ばかりの家で俺がいたら浮くから。これじゃ…ダメ?
249 :
264:2005/10/05(水) 03:25:10 ID:OK3blQzR
「アハハハ!! …やっぱおもしろいよ、お前」
……こいつの顔見てたら、何だかドキドキしてきた。俺には‥ハルカさんがいるってのに!
「? どうした?」
何? これってもしかして俺…トウマに恋してる? なんてこった!!
マコト一生の不覚! ハルカさん、俺はアナタを裏切ってしまいました…。
ゴロゴロ……ドガッ! ………ドーン!!
!!? か‥雷? ビックリした………って、おい!! トウマ! 何してんだ!
「………か‥かみなりだけは、昔から苦手なんだ…」
だからって、抱きついていいのかよ!? がっ…イタいイタい!!
「うわっ!? ま‥まただ……こ…こわいよ…」
怯え過ぎだよ! 息かなり荒いし…っていうか、結構かわいい弱点だよな…。
「何見てんだよ! は‥恥ずかしいだろ?」
顔真っ赤にして…めったに見れそうにないや。…イタズラしてみるか?
「うぅ……。 !! 待って! 置いていかないで!!」
…なんてかわいい顔してんだ‥キミぃ!!
チクショ〜‥万年首位だと思っていたハルカさんの地位を脅かすとは…。
「…グスン……うう…」
あれ? …泣いてる? なんで?
「…ゴメン。置いてかれると思ったから……安心したら泣けてきた」
………決めた! 守ってやる!!
250 :
264:2005/10/05(水) 03:26:25 ID:OK3blQzR
「なぁ……どこにも行くなよ?」
全力でそれは無いと誓う。絶対!
「よかった…あ…っ……」
…何だい?! ど、ドキッとしたよ!?
「ななな何でも無いっ!!」
ギャッ!! だからイタいって!
「……ひゃう!?」
!!? どうしたんだコイツ? さっきから変な声あげて。
「はぁ…ぁ…お前ワザと……してるのか?」
? そんなつもりは全く無いけど…
「なら、どうしt…やぁ……っ」
わっ!? 抱きつくなって! 恥ずかしいの!!
「なんか……ぁん…おかしくなり‥そう」
だから何が!!
「もう‥だ……め…」
お…おい? だ、大丈夫か!?
「はぁ…はぁ……お前…俺の首に息吹きかけやがって…」
…首弱いの? へぇ…いいこと聞いた♪ ふぅ〜
「!!? こらっ! てm…!!」
!? !!!!!!!
「あっ…わ‥へ?」
…状況が飲み込めないよ?
確か‥俺がトウマの首に息吹きかけたら、トウマがこっち向いて…それで……
「……せ…」
‥ん? 聞き取れない。
「…責任取れ」
??
「お前…キスしたもん…」
…………やっちまった!! 大人の階段登っちまった!!! 子供ができちゃうよ!?
「……いいよ」
? 何が?
「……お前との子供ならいいよ…」
!!? なっ…なんてことを言うんだ!!
251 :
264:2005/10/05(水) 03:27:24 ID:OK3blQzR
俺‥子供だから、まだ結婚できないよ!?
「…いい。責任取ってくれるなら…」
………………………わかった。俺も男だ。結婚しよう!!
「なら……その……もう一回」
‥何を?
「何回も言わすな! んっ………。 ぷはぁ…バカ…」
!? ああ…キスのことね。…なんで落ち着けるの俺?
ハルカさん‥俺なんかはあきらめて、幸せになって下さい。
「ふう…………あっ…雨止んだぞ?」
ホントだ…帰ろうか?
「…うん」
……何、もじもじしてるの?
「…責任。手ぇ…つなげ」
別にいいけど? そんなに照れることでもないじゃんか。ほら。
「…あったかい」
結局、俺は雨上がりの夜道をトウマと手をつないだまま帰った。
トウマとつないだ手は、雨にうたれて冷えたのか
それとも、アイツの温もりなのか……いつもよりあたたかかった。
End
252 :
264:2005/10/05(水) 03:35:03 ID:OK3blQzR
以上です。
本編を見ていると、過度にエロ過ぎると雰囲気を壊すような気がして…
それに、小学生同士が濃厚にしてもリアルさが無いので、こんな感じになりました。
期待してた方は期待はずれでゴメンナサイ。
トウマは僕っ子なので、適当にツンデレ風味を追加しました。
これでよかったですか? わかりません><
では、このスレの発展を祈りつつ… ノシ
253 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 15:28:15 ID:2qN22hYs
お・・・おま・・・・・・・・・・
254 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 15:28:52 ID:2qN22hYs
あ、おまwwwwwwwwwww
目から汗がwwwwwwwwwww
1ヶ月半ぶりに神キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!イイヨイイヨー!(;´Д`)
マコちゃんの台詞にも括弧があった方が読みやすかったかな?
ともかく投下GJ!
お疲れだスネーク
「キスしたら赤ちゃん出来ちゃうよ!」と良う発想が可愛いな
しかしスネーク、マコちゃんはおかしなことの内容は知っていたは(ry
いや、あそこでマコトが考えた「おかしなこと」が
俺達が考える「おかしなこと」と同じとは限らないから
259 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 16:39:12 ID:2juvNB1w
生きるためにっ……保守っ…………!!
生きるためにっ……保坂っ…………!!
くくく……。初めて見てみたが……、
気持ちいいな……エロパロというのは………!
ましてそれが敬愛するコハルせんせいさんの作品なら更に格別…!最高だ……!
ざわ…ざわ…
何故カ●ジ?(w
264 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/14(金) 16:34:30 ID:lukJHKj7
まさか、ハヤテの親父は…
265 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/14(金) 16:38:28 ID:lukJHKj7
すまん、ハヤテのごとくと混同した。
…まさか、未だに登場しない父親というのは…
利根川っ……!?
↑
焼き土下座しろ 保坂と共に
保坂マキ
速水に保坂が逆レイプされる展開キボン
それを目撃して自らの……を慰めるハルカ
270 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 22:00:19 ID:SzxwsLGK
age
273 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 18:17:36 ID:tMcbZPft
走る南家に乗って〜
しかし、これだけエロスに満ち溢れてる作品なのに
エロ同人が出ないってのはどういうこった・・・・
275 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/23(日) 11:47:55 ID:WFoCmpwq
保守坂
マコちゃんウラヤマシス
277 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/26(水) 18:44:49 ID:MgQpehT6
そろそろ二巻も発売ですね先輩
いつ頃?
dd。
281 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/27(木) 22:19:36 ID:/stOrkc0
age
282 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/29(土) 09:59:50 ID:NTzBUZ8m
hage
一日千秋
保守
>>283 単語:一日千秋
読み:いちにちちあき
意味:一日中千秋について考えること
>>285意味
×一日中千秋について考えること
○一日中千秋がおかしな事をしている様子を考えること
あほくさ
だがそれがいい!
まったくだ
保守
291 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 01:13:47 ID:boFs5q1t
保坂
ほさっ…!?
(きもちわるいたくらみをかんじる…)
2巻、出たのに・・・・
一年ぶりの新刊ですよ
なにっ!早速あした買ってこなければ
一ヶ月の放置プレイ…
2巻読んだ
…速水先輩ともっといい所に行きてぇ
さて…今ネタ2つ…どっちが良い?
・今週号IF〜あの後マコちゃんが遊びに来たら〜
・第25話「はい おみやげ」勝手に続き〜速水がカナに…〜
多数決で決めたい…本日23時まで
尚、レス無しの場合…前者になる。では
上で。
期待してます。
こういうのはだね、とりあえず書きたいほうを先に書くものなのさ。
そして余力ができたら、あらためて次のネタにとりかかる。コレ。
既に23時まわってるけど下がいいな。
寝過ごした…orz
>>303には申し訳ありませんが、一応23までの分で
前者2
後者1
のため、今週号IF〜あの後マコちゃんが遊びに来たら〜に決定しました。
なお、これから制作に取りかかる為、少々時間がかかるのはご了承下さい。
クオリティは…まぁ、凄い期待をするとコハルパックの二の舞になるとだけ言っておきます…では ノシ
305 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/08(火) 09:09:42 ID:jmHg+Fi8
まこちゃん×ちあき
期待しているぞスネーク。
さて俺はこれから全裸待機だ。
307 :
300:2005/11/09(水) 20:28:30 ID:jSjFAbRs
期待してるお
いざ速水×カナ書こうとオモタんだが
カナって速水先輩のことなんて呼ぶの?
「速水先輩」じゃ変だしな・・・「速水さん」もなんだかな
つか下の名前あるっけ?
カナ受けの予感(;´Д`)
南性の4人以外はフルネームが判明していない。
個人的には「速水先輩でよろしいかと。
凍えてきたから服着るか。
310 :
スネーク:2005/11/09(水) 21:20:43 ID:4muczsWo
…こちらスネーク。防犯教室の回の不思議空気ちゃんと太眉の子に名前はあったか?
無かったら、
不思議空気ちゃん→
太眉ちゃん→
で名前候補を募集したい。22時半までに頼む。
>>308 敢えて名前を呼ばないのも良いかもしれない。そしたら、一方的によがるカナっぽくなるかも…
>>310 あえて名前を出さない方がいいと思うのは私だ
そして過度な期待をしているのも私だ
……保坂×マコちゃんを書きたいが、勇気が出ずにいるのも私だ
312 :
スネーク:2005/11/09(水) 22:55:02 ID:4muczsWo
>>311 了解した。
今書かねば、せっかくの名作だったのが埋もれてしまうかもしれないぞ? レッツトライ!!
スネーク… トリップを付けてもらえるとありがたい…
>>313 残念ながら、俺にはトリを付けるほどの実力は無いんだ…
気が進まないが…一応つけてみた。
現在、マコちゃん主観で執筆中…ちょっと読みづらいかもしれん。
投下は来週の今頃か?
トリ付け乙だスネーク。
エロカワイイ作品を期待する。
空は飛べないけど〜
保守ならageよう〜♪
すれ違いですやんw
319 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/12(土) 18:41:22 ID:bTS5BFIX
おい、おまえのチ○コはでかすぎだ。わたしには入らんぞ。
320 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/15(火) 00:23:43 ID:DXe9xSHg
保・坂!!
ラーカイラムでスレをageるんだよ!
322 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/18(金) 13:08:51 ID:zyGof7wZ
スネーク……
まだかっ!!?
性欲を持て余す
スネークだけじゃない、
>>308もいる……!
全裸待機だな。
スネーク?スネェェェェィィィィクッ!!!?
み な み け
327 :
保坂:2005/11/19(土) 21:15:26 ID:KhlgFNOT
hふdh」
オレオレ、スネークだけど。
偽者キタ――――――――――!
たった一つの保守で
守りたいんだスレを
331 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 01:29:18 ID:Wyqaq1GK
待っているんだ
稲妻に打たれるようなSSを
「おい藤岡。」
「ん?どうした南?」
「お前は番長のクセにハクがないよなぁ?」
「まぁ、南が勝手に言ってるだけだしね。」
「その理由とは…おまえが童貞だからだ!
そこで、私が一肌脱ごうと思う」
「え!?南なに言って…」
「安心しろ、私も処女だ!さぁ、脱・童貞!」
がしっ
「はあぅ!ガクッ」
「おお、でかいな…ん?藤岡?藤岡ーーー?」
「チアキ、お前に男と接するときの教訓を教えてやろう。」
「ん?なんだ?」
「あのな、つかむのは、実じゃなくて棒だ。棒の方をつかむのだ。」
「???」
終わる
333 :
332:2005/11/21(月) 02:41:55 ID:LYCtLb8t
せめてもの潤いに…
まず…すまない。とある事情で携帯に溜めていたストックが消失してしまったんだ。
本編は相変わらずの萌えっつぷりだったため、流石に二番煎じの俺は尻込みしてしまう。
だが、約束は必ず果たす。それまで待っていただけたら、恐悦至極。
登場人数が多く、きっと読みづらいがやりきってみるつもりだ。では…通信を切るぞ
追伸:
>>333 GJ!!! もっと潤いを!!
速水×保坂でエロを書くつもりが、段々とコメディーに。書いてから後悔。エロ部分を全て消したので完璧コメディーです。エロパロなのにすいやせん
「俺は南ハルカに汗をふいてもらうんだ」
「南ハルカの言葉は絶対に正しいのだ」
「って保坂もおもしろい奴になったよね」
「速水先輩…笑い事ではないと」
「マキ、人が人を愛する事は必然な事なのよ、温かく見守らなきゃ」
「絶対楽しんでますよね?」
普段通りの先輩と後輩の会話、話題は保坂の事だ。
「ハルカがもし気持ち悪い魔の手にかかったらと思うと私は」
「安心しなよ、見栄っぱりで小心者の保坂には無理だろうから」
「でも…」
「大体アイツ女の子と付き合った事があるのかも怪しいわよ、…そうだ調べてみよう!」
「…速水先輩、何を調べるんですか?」
「保坂の女性経験よ、いきなり抱きついたりしたら解るかも」
その発言にマキは驚く
「ちょっ速水先輩!いきなり抱きついたりしたら襲われますよ!」
「大丈夫、保坂なんかヘタレだからそんな勇気ないわよ」
「大体女性経験を調べるのに何故抱きつくんですか?」
「対応で何となく解るでしょ?」
「それはどうかと…。」
今一つ納得できないマキであるが想像をふくらませ速水は楽しそうに保坂を捜し教室に戻って行く
「速水先輩!…もぅ!」
しょうがなく速水の後をマキはついて行った。
「やはり南ハルカの為に栄養を重視した料理を」
教室では窓際で朱く染まった空を眺め何かを考える保坂が一人呟いていた
「うわっ、独り言キモい!」
「あの空が保坂にあってるわ」
個々の意見を発しながら廊下で保坂を観察する
「速水先輩、止めといた方が…」
「マキ、見てなさい」
「いや話しを…」
マキの意見を聞かず速水は教室に入って行く
そして後ろから気配を感じ保坂は速水の方に顔を向けた
「保坂…」
「速水か、どうした?」
「私…、私…」
「なんだ?体調が悪…」
その言葉を継ぐかのようにいきなり抱きついた
「…速水、何のマネだ?」
抱きつかれた保坂は驚きもなく速水を見つめる
素で対応する保坂は想定外であり速水はパニックに陥る
「…好きなの!」
驚いた速水は考えも無しにその言葉を呟いた。
廊下でその状況を見つめるマキは驚きを隠せずに慌てだす
「あら、マキどうしたの?」
「???、!!!」
マキは声に振り向きまた驚いた。そして速水もその声に気付いた
「速水…、お前も知ってる通り俺は好きな人がいる」
「そうね、悪ふざけもここまでね。保坂、廊下を見なさい!男を試す時よ!」
そう言ってマキの方を指をさした
何事かと指した方に足を向け見てみるとマキと共にハルカがこちらを見ている
「男として羽ばたきなさい」
小声で保坂に呟く
(速水…、俺の為に、手本を見せる為に)
何かに納得したように二人に近づいた
マキとハルカは近づく保坂を見つめた
そして保坂は二人の前に立ち、息を吸い顔を上に向け叫んだ
「好きだ!好きです!付き合ってくれ!」
その言葉が重い静寂を作る
マキはハルカに視線を向け、保坂もハルカを見つめ答えを待つ
ハルカは顔を真っ赤にしてマキを見つめる
「魅せたじゃない保坂」
速水は満足顔でうなずいた
重い空気の中、ハルカは口を開く。保坂は聞き逃さないよう唇を見つめ耳を澄ます
「…えっと、マキごめんね私邪魔だね」
「っはい?」
「この人前もマキに告白してたじゃない、早く答えてあげなよ。私は帰るから、バイバイ!」
そう言って足速に去って行った
取り残された三人は
「速水先輩…」
「面白かったねマキ。速水…諦めたらそこで終わりよ!はい上がりなさい!魅せる男になりなさい」
「ああ、よく解らない状況だが振られた訳ではないからな!」
マキだけが場違いかのように困り顔で二人は満面の笑みで語り合った
ごめんなさいとしか言えませんm(._.)m
>>342 GJ!
スレが過疎ってたからエロ無しについてはそんなに気にする必要はないと思われ。
結構キャラの特徴も掴めてたと思うので次は是非エロに挑戦していただきたい。
>>334 安心してくれスネーク、みんないつまでも待つつもりさ。
344 :
342です:2005/11/21(月) 22:34:38 ID:yndoIAkp
削ったエロ、中途終了
「保坂…」
「速水…」
二人の唇がそっと触れ、少しの空白の後愛おしく離れる
「保坂、ハルカちゃんはいいの?」
「…相変わらず速水は意地悪だな。今の俺にはお前しか見えない」
「それキモいよ」
「これ以外の言葉では表せないんだからしょうがないだろ」
「でも案外嬉しいかも…あぅ!」
速水が言葉を続けると保坂の手は腹部からスカートの中へこそばゆくそっと動いて行く
「いきなり?普通胸を先に攻めるんじゃない?」
「悪い…よく解らないんだ」
「ふふっ」
そう言って速水はまた保坂の唇を求める
GJ!
では次は
トウマがらみのやつをキボン
346 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 01:45:10 ID:nsOMHFU7
黼鬚
347 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 13:56:29 ID:DonrldrQ
エロパロの中で輝いて
その保守を諦めないで
348 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 17:13:51 ID:yZDlXWf6
傷付いたアナタの頭の
そのエロパロ そっと読んで〜読んで上げたい〜
深く果てしないネットの片隅で
生まれたスレッドが 今過疎ってても
色あせる事なく
新しい出会いがいつかあると
流れをぶったぎるが、投下予告しとく。
それはグゥ〜レイトだね!
…こちらスネーク。やっと出来た。かなり見づらいが…勘弁してくれ。
NGは「微エロ」「えらい長い文章」かな?
編集と合わせて投下するから、間隔長めにいきますぜ!!
354 :
スネーク:2005/11/27(日) 02:45:58 ID:jv8uvH86
〜5の2〜
今日は学校がPTAで2時までしかない!! 何て素晴らしいんだろうか!? さぁて…何しようかな?
「マコト〜」
『ん? なんだよ‥シュウイチ? いや…プレーンヨーグルト?』
「そ‥その名前で呼ばないでよ…」
『ああ‥わかった! んで‥何だよ?』
「今日遅刻しただろ? その罰として、先生が正門の掃除しろって」
『ぬわぁにぃぃぃ!? そ‥それは本当か、プレ…シュウイチ?』
「うん。残念ながらね‥」
…なんてこったい! こんな秋晴れの遊び日和に掃除!? なんたる屈辱!
「おーい…リアクション大き過ぎるよ。ま‥そういう事だから、頑張ってね」
『あ‥おい!! シュウイチ! お前は友人を見捨てて行くのか?』
「僕だって‥心を鬼にして言ってるんだ。第一、悪いのはマコトだろ?」
『ぐっ…』
「おっと…もうこんな時間か。じゃ‥行くね。また明日」
……ちくしょう。アイツ‥あんな事言いながら、終始半笑いだったぞ? むかつくなぁ…。はぁ…仕方ないや、行こう。
〜正門にて〜
うわ‥汚いなぁ。これ全部俺一人でやるのかよ…。めんどくさいなぁ…。
“サッ‥サッ‥サッサッ…”
秋だなぁ‥落ち葉ばっかだ。焚き火したいね。焚き火。
「こんにちは」
『!? こ‥こんにちは!!』
355 :
スネーク:2005/11/27(日) 02:48:45 ID:jv8uvH86
「一人で掃除してるの? 偉いねぇ」
『あ‥ありがとうございます!!』
「大変だろうけど‥頑張ってね」
『ハイ!!』
…PTAの人かな? ヤバい‥やる気出てきた。今なら全てをそつなくこなせる気がするよ!
『よーし! バッチこ〜い!!』
《この後、マコトは凄まじい勢いで掃除をしますが、関係無いので割愛します。》
『よーし‥終わったぞ〜! ふぅ…自分で自分を褒めてあげたいね!』
「おっ…終わったか。随分キレイにしたな。偉い偉い‥よし! 帰っていいぞ」
『よっしゃあ! 先生、さよなら〜!』
「もう遅刻するんじゃないぞ〜!!」
『はぁ〜い!!』
…イィィャッホォウ!! 俺は自由を勝ち取った! 清々しいぜ! 足取りも軽い軽い♪
ところで‥今何時だ? 学校の見れば良かったな…。いいや! 今からでも遅くはない、めいっぱい遊ぶぞぉ!!
「何‥道の真ん中で両手上げてんだ? お前」
『!? おぉっ、誰かと思えばトウマじゃないか! どっか行くの?』
「ん? チアキの家だけど?」
チアキの家か……。俺も行こうかな?
「おっと…一緒に行く友達待たしてるから、またな!」
『あ? ああ…』
…アイツ、足早いなぁ。もう見えないや…………よし! 決めた! 俺もチアキの家に乗り込むぞ!!
356 :
スネーク:2005/11/27(日) 02:50:12 ID:jv8uvH86
そうと決めたら、いざ行かん我が家へ!!
〜マコト家〜
『ただいまぁ〜!! …誰もいないよな? OK‥早速、姉ちゃんの部屋へ…っと』
“ガチャッ…キィィィ…バタン!”
忍びの基本は…あれ? ええと…『安い、早い、うまい』だっけ?
いやいやいや、それは置いといてだな……おっしゃ、落ち着けマコト! ハルカさんが待ってるぞ?
“ガタガタガタッ…ガサガサ‥ゴソゴソ…”
上着はこれと…これで…下はこれでいいや。よーし! 待ってろよ!! チェンジ!マコちゃんモード!!!
[説明しよう! マコトは10分をヘアスタイルを整える時間に費やす事で、マコちゃんに変身出来るのだ!!]
『な…なんていじらしいんだ、俺? いつもの溢れるダンディズムが嘘のようだ…』
えへっ♪………ヤバい。ポーズが決まり過ぎた。まさに完璧! チアキやハルカさんが気づかないのも無理ないや!
まったく…俺ったら、罪作りな男だぜ…。よーし、マコちゃんいっきま〜す!!
〜みなみけまでの道〜
もう夕焼けか…最近夜になるの早いなぁ。冬が近いのかもな……さぶっ…。
「あら‥マコちゃん?」
…!? こ、この声はまさか!!
「どうしたの? そんな驚いた顔して」
やっぱり…ハルカすわぁん!
357 :
スネーク:2005/11/27(日) 02:52:07 ID:jv8uvH86
「こんな時間にどこか行くの?」
『いや‥これから丁度お宅におじゃましようかと…』
「あっ‥そうなんだ。今日チアキが友達とパジャマパーティーするって
言うから、ご飯たくさん作る予定なの。良かったら、夕飯ご一緒しない?」
ああ‥トウマはだから急いでたんだ…。
「…どうかしら?」
『あ!? え、ええ!! ぜひ! ぜひご一緒させていただきます!』
「そう…よかったぁ。特売日だったから、ついつい買いすぎちゃったのよね…」
『よかったら、手伝いましょうか? 荷物持ちくらいしますよ!!』
「わぁ‥良いの? 助かるわぁ‥ありがと♪」
『お礼を言われるだなんてそんな…』
よっしゃぁぁぁぁぁあ!! ポイントアーーーップ!! ここで男らしいところを……あ。
俺…今、マコちゃんだ。いくら良いところ見せても無駄じゃんか…。
「じゃあ…ごめんね、これ…」
『あ…はい。よっと…』
……お、重っ!? 何入ってんだよ、この中身!!
「あ、もしかして重かった? ごめんね? 無理しなくて良いから…」
『ぜ、全然大丈夫です! 平気です!』
「‥ホント? なら、お願いね?」
『…は‥はい!』
やせ我慢し過ぎたっ! 指千切れる! マジ千切れる!! 痛い痛い痛い痛い痛い!!
358 :
スネーク:2005/11/27(日) 02:54:31 ID:jv8uvH86
「ほ…本当に大丈夫? 持とうか?」
『大丈夫です! やれます! やらせて下さい!!』
「そ‥そう?」
片手で持とうとするから痛いんだ…両手でいこう。‥おっ? 全然痛くない! これなら平気だ♪
「今日はお料理大変そうね…カナだけで大丈夫かしら?」
『…また、むやみやたらにがんばろうとしてるんじゃ?』
「ふふっ…そうかも。カナったら、チアキの事なのに自分の事みたいに張り切っちゃって…」
『でも、そこが‥』
「そう…あの子の良いところなのよね」
《「…へ…へっくし!」
「どうしたバカ野郎? バカは風邪を引かないのではないのか?」
「チアキ…またお前は人を見下して‥許さん! おい、お前たちやっちまいな!!」
「「「「「お〜う!!」」」」」
「!? なっ! ば‥バカっ…よせ!!」》
『…やっと着いた』
「マコちゃんお疲れ様。手伝ってくれたお礼に、後でプリンあげるわね」
『あ‥ありがとうございます!!!』
ハルカさん‥なんて優しいんだ! まるで女神!! いや、女神の生まれ変わり!!
「外からなのにすっかり賑やかね‥もう…カナったら一体何してるのよ!?」
『はしゃいでるんでしょ…きっと』
「まったく…注意しなきゃ」
“ガチャガチャ…カチャン……ギィィィ…”
359 :
スネーク:2005/11/27(日) 02:55:44 ID:jv8uvH86
「ただい……!!」
『おじゃ……!!』
…な‥なんだ……ありゃ?
「!! た‥助けて下さい、ハルカ姉さまぁ〜〜〜〜!!」
「それそれそれぇ〜〜」
「抵抗なんかさせないよ♪」
「チアキちゃん‥かくご〜!」
「こら! 動くんじゃねえ!!」
「…………カナ? 事情を説明して」
「えーと…私と内田達でチアキを羽交い締めして、コチョコチョの刑を執行してるとこ…」
「そんなの見ればわかるわよ! 何でそんなことしてるのって聞いてるの!!」
「ね‥姉さま…たすっ‥ふふっ! 止め‥ひひゃっ!!」
「‥おおう!? みんな! チアキが笑ったぞ? これは歴史的快挙だ!!」
「カ〜ナ!! 止めなさい! チアキも嫌がってるでしょう!?」
「…はぁい…みんな聞いての通りだ。罪人を解放しろ」
「「「「「はーーーい」」」」」
「ぜぇ‥ぜぇ…まったく…ヒドい目にあった…」
「‥これに懲りたら、今度から言葉遣いに気をつけな!!」
「カナ…それ以上図に乗るとご飯抜きだからね?」
「!? そ‥そんなぁ……!」
『ハハッ…子どもっぽいなあ……がっ!』
「……暴言を吐いたのは、この口か? おい、マコちゃんよぉ?」
『…ずびばぜんべびば…』
「ったく…」
本気で引っ張りやがった…ほっぺ伸びたら泣くぞ……って!?
360 :
スネーク:2005/11/27(日) 02:58:29 ID:jv8uvH86
[内田は俺を部屋の隅に引っ張り込むと、おもむろにひそひそ話を始めてきた]
「ちょっと! マコト君、何しに来てるのよ?」
『お‥おい!! 今はマコちゃんって呼べって! 吉野達がいるだろ?』
「あ…ゴホン。と‥ともかく、何で来たの?」
『いや……暇だったからハルカさんに会いに来た』
「何でこう…タイミング悪いのかなぁ…? はぁ……仕方ない。邪魔はしないでよ?」
『…邪魔? なんだよ、それ』
「いいから! ね? 約束!!」
『あ‥ああ…』
“…トン”
「…おい二人共、ジュースとコーラどっちが良い?」
「!? わ‥私はジュースで!」
『お‥あ! 私はコーラ!!』
「…何を焦っているんだ? まあいい」
今、チアキに怪しまれたな‥ゼッタイ。なんとかしてバレないようにしなきゃいけないな…。
「おい、マコちゃん。こっちこっち…」
? …カナ姉が手招きしてら。何だろ?
「…今日は見ての通り私と内田、それにトウマの三人しかお前の正体を知らん」
…そりゃまあ、そうだ。
「もしバレたらゆゆしき事態になることうけあいだ。そこで、私たちは全力でお前をカバーする事にした」
‥そいつはありがたい! ぜひ、よろしく!
「トウマには後で言っておくから、気をつけろよ」
361 :
スネーク:2005/11/27(日) 03:01:02 ID:jv8uvH86
『了解!』
「よし、これにて作戦会議おひらき!」
《「あの三人‥何してんだろね〜〜〜」
「ね〜〜」
「…どうせ、またカナの悪知恵かなんかだろ? …ん? 今度は俺が呼ばれてるのか?」
「「いってらっしゃーーーい」」》
早速‥トウマを呼んだか…流石カナ姉、仕事が早い!!
「マッコちゃ〜ん」
『…どうしたぁ?』
「トウマ抜けちゃたから、代わりにトランプしない?」
『‥するするーー!!』
〜ババ抜き中〜
「‥これかな? やったぁ! あ〜がり♪」
「吉野‥強いなぁ…」
「ホントだよ…私も早く…あ!? 終わったぁ〜」
「…ということは?」
「…ぐっ」
『ヤバい…』
「…カナとマコちゃんの一騎打ちだ!」 「おい……分かってるよな? 私は負けるのが、馬鹿にされるのと同じ位嫌いなんだ」
『ん、んなこと言われても…運じゃんか』
「う‥うるさい! しょ……勝負だ!!」
“シュパッ……”
「あ…」
『や‥やったあ〜〜〜〜〜!! 勝った! 勝った! あっぶねぇ〜!』
「く‥こら! い‥い気になるんじゃない!!」
『…だって勝ったもん!』
「……何を言っているんだ? 今のは練習だ! 本番はこれからだろ。なぁ…内田?」
“…ギロリ!”
「…え!? あ‥そう! これからが本番!!」
362 :
スネーク:2005/11/27(日) 03:03:23 ID:jv8uvH86
『なっ…ひ、卑怯くさっ!!』
「ええい、黙れ黙れ!! 私の逆鱗に触れたお前には、文句を垂れる余裕など与え無いからな?」
……うわ。わかっちゃいるけど、超負けず嫌いだ…この人。
「‥おい、バカ野郎。盛り上がるのは勝手だが、声のトーンを落とせ」
…おっ、チアキだ。ハルカさんの手伝い済んだのかな?
「なんだと? お前は試合中の広島ファンの応援にも同じようにうるさいと言えるのか?」
「…それとこれとは話が違…」
「いいや、違わないね!!」
「…お前は論点のすり替えをしている」
「何をバカな事を…これだからお子ちゃまは困るんだ」
「………」
“…ポコン!!”
「‥ぐあっ!?」
!? ク、クマが飛んだ!!
「ふじおかが、私をこれ以上いじめるなと言っている」
「いたたたたた………」
おおっ……これが内田の言ってた『ふじおかアタック』か!!
…人形は投げるもんじゃ無いけど、それはそれでアイツらしいか。ってか、なぜ『ふじおか』?
「くぅっ…2対1は卑怯だぞ!! ええい、こちらも助っ人内田を投入だ! ゆけい!」
「な、何でいつも私がっ!?」
「いいから、ほら」
[ケンカする3人+1頭を眺める俺達5人]
「…ホント、こんな時はいつもあの子だね」
363 :
スネーク:2005/11/27(日) 03:04:15 ID:jv8uvH86
「ま…大人な私たちは、静観しとこうか?」
「異議なーーし」
「…あんな感情剥き出しのチアキちゃん、初めて見た…」
…ひょっとして、本来のチアキはこんな調子なのか?
「ひゃっ!! カナ、ふじおか強いよぉ〜!!」
「諦めるな! 諦めたら、そこから先には進めないんだぞ!!」
「いや、素直に諦めろよ…いい加減。私は疲れたぞ」
「内田! 聞いたか? 敵はパワーダウンしている! 今しか無い! いくぞ必殺b…」
………?? カナ姉ったら、どうしたんだ? 急に固まって……ああ、なるほど‥。
「…カ〜ナ? 暇があるなら手伝いなさい!」
「え‥あ、う…うん…」
「まったく…」
“ドタッ‥バタドタ…”
ハルカさん‥殺気垂れ流してたね……怖っ。
「おーい、マコちゃん、皿運ぶの手伝ってくれぇい!」
…か…カナ姉ナイス!! 行くよ! 今すぐ飛んで行くよ!!
『は〜〜〜〜い!!!』
「マコちゃん張り切ってるね」
「アイツらしいな…」
〜食事終了後〜
「チアキ〜、お風呂湧いてるからみんなと一緒に入ったら?」
「え…でも…」
「後片付けは心配しないで。私とカナ、それにマコちゃんもいるから」
「………それでは姉さま、一足先にお風呂に行ってきます」
「ごゆっくり♪」
364 :
スネーク:2005/11/27(日) 03:06:32 ID:jv8uvH86
「それでは…みんな、用意はぃ…」
「「「「「おっけー」」」」」
「……準備周到だな。まぁ、そっちの方がありがたいが…」
[チアキ達6人は風呂場へ、俺やカナ姉、ハルカさんは洗い物]
“ジャー…ジャバジャバ…”
「晩ごはん大好評だったねハルカ」
「ホント、作ったかいがあった」
『ハルカさんの作るものは何でも美味しいですよ!』
「あら‥ふふっ…嬉しいわぁ」
「こら、あんまり褒めるな。調子に乗るぞ?」
『いやいやカナ姉、アンタじゃあるまいし…』
「そうそう」
「…お前達は二人して私をコケにしてるのか? 終いにゃ泣くぞ」
「ごめんごめん。冗談だから‥ね?」
「まったく……あ!」
「!? 何? カナ、どうしたの?」
「朝ごはんも9人分か…お泊まりだし」
………あれ? 9人?
「そっか‥明日も大変だね」
まさか……な?
『……ちょっと質問良い?』
「何? マコちゃん」
『お…わ、私も今日泊まるの?』
「え…泊まらないの?」
「そんなの親に電話すりゃ良いだろ? ほら、して来い」
『う…うん』
帰るのもめんどいし…泊まるか、今日は。よし!
[電話の所へ駆け出す俺]
「まあ‥とりあえず、ハルカのもてなしはs……」
…レェーッツ! テレフォンターーイム!!
365 :
スネーク:2005/11/27(日) 03:08:51 ID:jv8uvH86
『あ‥もしもし、母さん? うん‥今、南の家。今日泊まってって良い?』
「…よけいなことじゃないよ!! もてなしだよ!!」
カナ姉うるせぇ…声が聞こえないよ。え? …………い、良いの?
『う‥うん! 分かった! は〜い、は〜い♪』
“ピッ…カチャッ…”
…女子8人と俺一人か。これは生まれて初めての体験だぁ!! なんか意識しちゃうな…。
「マコちゃんも牛乳飲む?」
『あ…はい!!』
〜リビングにて〜
「はい、これね」
“…コトン”
『あっ‥は、ハルカさんどうも…』
「どう致しまして。はい、これはカナの分」
「…にしても、あいつら6人でフロ入ってんの? そんな大浴場‥うちにあったか?」
「浴槽は‥無理すれば3人くらい入れる大きさだよね」
『でも、めっちゃ無理しなきゃ‥』
「そうだね…もう少しのんびり入れるおフロ場欲しいよね」
『ゆっくり足を伸ばして入れるような?』
「そうそう。だれが一番風呂か競争して」
『あ〜〜…楽しそう』
「でしょう?」
「…大きさ欲しい競争?」
『「ん?」』
「大きさ競争…大きさ欲しい……」
‥つ、ついにカナ姉…壊れたか?
「…ひらめいた!!」
『「わぁっ!?」』
「私のもてなしは、この牛乳だ!!」
‥な…なぜ!?
366 :
スネーク:2005/11/27(日) 03:10:31 ID:jv8uvH86
「やつらはこの牛乳を、ありがたく飲むことだろう!」
‥だから、なぜ!?
「ハルカ、マコちゃん、もてなしとはなんだ?」
‥え?
「心にくい気配りだ!!」
早っ!? カナ姉早いよ!
「考える暇を与えない……」
「私の心にくい気配りに、上手いことやつらを誘導しないと!!」
『…私たちは置いてきぼりですかね、ハルカさん?』
「‥みたい」
「そのためにも‥フロ場をたきつけてくる」
…どういうこった?
「…? おフロはたいてあるじゃない」
「いいからいいから。あっ…そうだ! マコちゃんも来な」
『え? あ…はい』
“トテトテ…”
〜お風呂場〜
『なぁ‥カナ姉、何で俺も?』
「まぁ‥これも、いわゆるもてなしだ。お前も一応、お客さまだからな」
『なるほど!』
カナ姉…すげぇ! 俺のことまでシッカリもてなすなんて!!
「さぁ‥ついたぞ。心の準備はいいな?」
『…何の?』
“ガチャ…”
……!!?
「あちゃー‥脱ぎっ放しかぁ…。マコちゃんには少々刺激的過ぎたかな?」
…し、刺激的とかそんなんレベルじゃねぇよ!! 困るだろ目のやり場に!!
「まったく…いったい誰のパンツだい、これは?」
…だ・か・ら!!
「…なんだい? そんなに顔を赤くしてから」
367 :
スネーク:2005/11/27(日) 03:11:24 ID:jv8uvH86
『あ‥赤くなんかないよ!』
「そうかそうか‥お前もやっぱ男の子だな。余りに予想通りの反応で、私は嬉しいよ」
『ひどいや…』
そうだよ! こんな格好してるけど、俺だって男だよ!!
そりゃいきなり‥し、下着とか見たらこんな反応するに決まってるよ!!
だ‥誰のかは知らないけどさ!! き…気にしてないぞ!?
「さて……私はこんな事をするためだけにここへ来た訳じゃないんだ」
なっ…何だよそれ!! …落ち着け! 落ち着くんだ!! 俺に焦りは似合わないぜ!
「えっと……あった! これで良し‥っと」
……ふぅ…ん? 石けんだ。何に使うんだろ?
「おーい、新しい石けん使いな〜」
“ガチャ…”
「「「わっ!」」」
「「ひゃっ!」」
「‥いきなり開けるんじゃないよ、バカ野郎」
「まあまあ………おっ? お前なかなか…」
?? な、何がなかなかなのさ!?
「わぁ‥カナちゃんエッチ〜」
「見るなぁ〜!」
「やらしいおじさんがいるよ!!」
「へっへっへっ…」
「このスケベ! よ〜し‥トウマ、水かけちゃえ!」
「おう!」
“ぱしゃっ‥ぱしゃっ…”
「わ‥こら、止めろ!」
ど‥どきどきが止まらないや! 体が熱い、すごく熱いよ!!
なんかノドもヒリヒリしてるし…何か変だ、俺!
368 :
スネーク:2005/11/27(日) 03:12:57 ID:jv8uvH86
「ぬぅぅ…退却だ!」
「やった! トウマちゃんナイス!!」
「流石、1組の女番長!」
「あっ……待って! 何かニヤリとしてる…」
「ふふふ…よく気づいたな。褒めてつかわそう」
「‥みんな気をつけろ! あの表情の時のカナは、変なたくらみを持ってるぞ!!」
「ねぇ……チアキ?」
「へ、へらへらするな。気持ち悪い」
「…誰が一番大人なのかなぁ?」
「!?」
“‥バタン!”
「さぁ‥マコちゃん、戻ろうか?」
『あんた‥鬼だ』
「ふっ…今の私には最高のほめ言葉だよ」
〜再びリビングにて〜
《「わぁー! キャー!」》
「フロ場をヒートアップさせてきた。心にくい牛乳を飲ませてやる」
『……なんて言うか』
「あの子達…かわいそう」
「…準備オッケイだ。さぁ‥私流のもてなしをとくと味わうがいい!!」
『もう‥止めらんないなぁ』
「‥カナの好きなようにやらせてあげましょう」
〜数分後〜
“ガチャ…”
…誰か出てきた! 内田か! …すげぇ顔色悪いけど、大丈夫か?
「おーー内田、トップで出てきたな。牛乳でもどうだ?」
「…いただきます」
「よしきた!」
“トパッ…ドポドポ…”
「そら‥内田、飲みな」
“ゴク‥ゴク‥”
‥いい飲みっぷりだ!!
369 :
スネーク:2005/11/27(日) 03:14:38 ID:jv8uvH86
「ぷはぁ…………もう一杯」
「腹をこわすよ!!」
「でも…」
「でも‥じゃない!」
『ハルカさん‥ハルカさん』
「何‥マコちゃん?」
『内田の落ち込みようが…』
「…よほど、おフロ場でヒドい目にあったのね」
内田‥かわいそうに…。
「おーーチアキ、早かったな…牛乳でもどうだ?」
「‥腹がたつよ!!」
“ガシッ…!!”
「はうあ!?」
…おおう! な、なんて見事なアイアンクロー! リンゴもつぶせそうだぁ!!
「ち‥チアキっ! ギブギブ!! 顔が変形する!!」
「そのまま変形してしまえ! バカ野郎!!」
“ドタ‥ドタ‥ドタ…”
「いい湯だったよ〜」
「‥牛乳のサービスもあるんだ」
「フルーツ牛乳ないの?」
…どうやら、残りの連中も来たみたいだね。
「「寝ちまえよ!!」」
「…ねぇ、みんな‥どうしたの?」
「あのねぇ〜、カナちゃんが来た後にみんなで誰が一番大人か競争したの」
「そしたら‥2人が同じくらいで、どっちもビリになったんだよ」
え〜と……何の大きさだい?
「まったく‥2人とも、子どもな・ん・だ・か・ら?」
「うるさいよ! 負けた訳じゃあないんだ! たまたまへこんでたんだ!!」
「そうだよ! チアキちゃんの言う通りだよ!! 偶然なの、偶然!」
370 :
スネーク:2005/11/27(日) 03:17:32 ID:jv8uvH86
「またまたぁ〜、負け惜しみはカッコ悪いよ?」
「ぐっ……ね、ねえさまぁ〜〜〜!」
「あらあら‥よしよし…」
よっぽど悔しいんだな…めっちゃ泣いてるよ。ってか…
『なぁ‥おい、カナ姉』
「‥ん? どうしたマコちゃん」
『こいつら‥いったい何でもめてんの?』
「…はぁ。まったくもって、お前はピュアバカだな。あれだ…バカ通り越して天然だ」
『そ、そんな言い方無いじゃん!! それより、何なのさ!?』
「ったく……コレだよコレ」
…胸? ……………!!?
「カナちゃんカナちゃん! マコちゃんの顔色がいきなり真っ赤になったよ!?」
「なぁに…心配いらないさ。一つ大人に近づいただけだよ」
「…そうなの? な〜んだ」
「さて…そろそろ私もフロに入るか。1日の疲れを洗い流したいしな…」
「うぅ〜‥カナのイジワルぅ!!」
「ハハハハハ…、まぁ‥そこにもっと大人のハルカがいるだろう?
大きくなる秘訣でも聞いてみたらどうだ?」
「!!」
「ちょ‥ちょっとカナ!! なんで私に振るのよ!」
「ハルカさん! なんでそんなに大きいんですか!!」
「えっ……え〜と…」
「ねえねえ吉野‥いつになく内田ちゃんたら、熱心だね」
「‥だって、自信満々で負けたんだもん」
371 :
スネーク:2005/11/27(日) 03:19:25 ID:jv8uvH86
「大きさなんて関係ないのにな」
「トウマ!! 一番のあんたが言っても説得力ないよ!」
「吉野も吉野だよ! そこらへん、友達ならフォローの一つくらいしてよ!!」
うっわ……やさぐれてる。何にでも噛みつきそうだね…こいつら。
「‥と・こ・ろ・で! ハルカさん、質問に答えて下さい!」
「う‥うん。! そうだ! マコちゃん、どう思う?」
なっ!? お‥俺、女じゃないからわかんないよ!! っていうか、ハルカさん逃げた!!
「うーーーーん…この際‥マコちゃんでも良いや」
おーい!!! 内田! お前、俺の正体知ってるくせに! やっぱバカだ!! うわ‥睨むな! 怖いよ!!
『ええと………』
どうする! どうする俺!! !? そうだ! 確か姉ちゃんの雑誌に…
『も‥も…』
「…も?」
『‥揉めば良いんじゃない?』
「…揉むの?」
『う‥うん…』
神様! いるなら助けて!!
「そうなんだ…」
…あれ? た、助かった?
「揉むのか‥そうか…」
「ちょっとマコちゃん! あなた何言って‥」
『でも…大きくても、後で不自由しないと…』
「そ‥それは…う〜ん…」
しまった…ハルカさんを困らせてしまった。なんてことを!!
372 :
スネーク:2005/11/27(日) 03:20:16 ID:jv8uvH86
〜就寝〜
《「すー…ぐぅー…すやすや…」》
寝るか…色々面白かったなぁ。みんなそれぞれ面白話持ってたもんなぁ…。
“……ごそっ…ガシッ!”
『!? だ、誰だ? 急に人の手握って!」
「…ご、ごめん!」
……う…内田?
『な‥何してんの? こんな真夜中に』
「あ‥あのね‥さ、さっきはごめんね? 私‥その、慌ててて…」
…慌ててのレベルか、アレは?
「…で、その……あの…」
『…何? 言いたいことは、はっきり言わなきゃ伝わらないぜ?』
「…うん。お願いなんだけど…」
『いいから早く言えって! 何でもするから!』
「…ホント? じゃあ…」
“ぺとっ…”
……!!!!!!???
「その…自分でやるの難しかったから……手伝って?」
『え…ええっ?』
「ほら‥早く…」
『お…おう…』
“もみもみもみもみもみ…”
『ど…どう?』
「なんか…変な感じ」
…そ‥そんなもんなの?
〜10分後〜
「…ペース落ちてきたよ。ほら、がんばって!」
手に力が入らないよ…おまけに眠いし。
「はぁ……はぁ…っ」
『内田? さっきから息荒いけど、大丈夫か?』
「えっ!? へ…へ〜きだよ! さぁ、続けて?」
“もみもみ…”
「あっ…んん……はぁ…っ」
373 :
スネーク:2005/11/27(日) 03:20:54 ID:jv8uvH86
声出すなんて…たいそう気持ちいいマッサージなんだな‥これ。
「お‥おかしくなっちゃうぅ……」
つーか…疲れた‥ついでに眠い…もう……ダメか…も。
“‥ぷにゅ”
「‥ひぃっ!? あっ‥あぁぁぁ……」
『…ZZZ』
〜翌朝〜
「ほら、みんな! 朝だよ、起きな!!」
「う゛〜ん…」
「おはよ〜」
「ふわぁぁ…」
「…ねえねえ! みんな見て! マコちゃんの布団!」
「…あらら」
「マコちゃんたら、モテモテ〜♪」
「内田ちゃんたら、嬉しそうな顔してるね」
「…トウマもね」
「この3人‥どうしちゃう?」
「幸せそうだから‥もう少しこのままにしとこうか」
「…そうだね」
『ZZZ…』
「すぅ…すぅ…」
「くかー…くかー…」
[この後、マコちゃん始め3人は起床後大騒ぎするけど…それはまた別のお話]
おしまい
374 :
スネーク:2005/11/27(日) 03:21:48 ID:jv8uvH86
〜おまけ就寝後『トウマ編』〜
“ガバッ…ムクリ…”
「トイレ…」
“ザー…トテトテ…”
『うぅん…あれ? まくらどこいった? …無いな。仕方ないや…マコト、我慢しろよ…』
“ゴソゴソ…”
…マコトの布団の中‥あったかいな…最近寒いから嬉しいよ。
「ううん…愛してます…」
!! な‥何を言ってんだい!? 寝言?
「誓います……絶対…あなた………守ってみ…ます…」
…かっこいい事言うな…。 お、俺も守ってくれるのかな?
…コイツの隣にいると、何だか安心できるんだよなぁ。
……………今ならバレないよな?
『………ちゅっ』
…へへっ、気づいてなくても緊張するな。いよっし! 寝るぞぉ〜!!
「ふわぁ…」
あの雨の日からかな……俺がコイツを好きになったのは…。
あれは…偶然だったのか? いや‥必然だな…うん!! きっと‥いいや、ぜったいそうだな……。
『…………くかー…くかー…』
おまけ『トウマ編』おしまい
スネーク氏、いやスネーク殿。
……あんた天才やわ!!
爆笑させてもらいました、ここの救世主になれますよ!
うん‥長かった。間に合わなかった。ごめん…グダグダだな…orz
え〜と…一度目を通して台詞を確認した後、場面を想像して読み返していただくと楽しめるかと…
SSというよりは、絵無しの漫画になった感じだね…。
では、寝ます ノシ
おつかれだスネーク。
うっちーかわいすぎ(´д`;)ハアハア
これからもよろしくお願いします!
ガトー少佐…お疲れ様です
よくやった、スネーク
短くまとめようと努力してるのは理解するが、氏自身が言うようになってしまう恐れがある
具体的には会話の連続、地の文とのバランスだ
誰のセリフか明示的に示してみたり、情景描写を書き込む事でもっと深い表現ができるようになるだろう
あるいは冗長すぎると感じるのであれば小ネタとしてのこの形だと開き直ってしまう手もある(文章として正しいかは兎も角)
内容については上出来だ。何も言うことはない。マコトに殺意を覚えたくらいか
今後も頑張ってくれたまえ。次のミッションまで英気を養うといい。以上だ
あ。うっちーはもって帰りますね
380 :
雷電:2005/11/27(日) 18:02:12 ID:9S7rS/aw
違う所で書いている雷電です
スネーク氏に敬意を表し、私も一つ投下します
「南家の黒歴史」
381 :
雷電:2005/11/27(日) 18:02:58 ID:9S7rS/aw
「バッ、バカ!そんな大きな物入るか!」
「大丈夫、ゆっくり入れるから」
「あっ…」
ハルカは帰るなりチアキとカナの悩ましげな声を聞く
ハルカは驚き二人の元へ走る
「何変な事してるの!?」
「あっ姉様」
「どうしたハルカ?」
二人は小さな鞄に物を詰め込んでいるだけだった
「…今日何食べたい?」
ハルカは慌てて聞く
「ハルカ変な事って何だい?」
「……」
「教えておくれよ」
にんまりとした顔でハルカに近づく
「あっ虫だ」
ハルカは殺虫剤を手に取りカナに向ける
「…私は虫かい?」
危険を感じ離れていった
382 :
雷電:2005/11/27(日) 18:03:46 ID:9S7rS/aw
「いいかいチアキ、変な事って言うのはな」
「ふんふん」
カナは料理に使う魚で実演をする
「まずこうだ!」
魚同士をくっつけキスを表す
「で、これから?」
「これからな」
魚をピッタリくっつけ片方の魚を上下に動かす
「???」
「これで子供ができるんだ!」
「意味が解らない」
「詳しくは経験済みのハルカに聞いてみな」
「…チアキ、二人で外食にしようか?食べてる間にバルサン焚かなきゃ」
凄まじいオーラを放ちハルカは言う
「ゴメンナサイ!」
本気のハルカにいつもの優しさを求める事が出来ず謝るしかなかった
383 :
雷電:2005/11/27(日) 18:04:35 ID:9S7rS/aw
「よし寝るか!」
「…なんで私の布団に入ってくるんだバカ野郎!」
「姉として変な事をもっと詳しく教えてやろうと」
「迷惑だ、出ていけバカ野郎!」
「二人共夜なんだから静かにしなさい!」
「ハルカ、二人でチアキに変な事を教えよう!」
何かが切れた音がする
「…、カナいらっしゃい」
ハルカは強引にチアキの部屋からカナを引っ張りだす
「チアキ、おやすみ」
そして笑顔で戸を閉めた
それから少しして
「待て!姉として!…うわぁ〜!ごめんなさい!」
カナの叫びが聞こえる
チアキはそれを聞きながら眠りについた
384 :
雷電:2005/11/27(日) 18:05:41 ID:9S7rS/aw
投下終了
ではスネーク氏、4で会いましょう!
下手くそw
387 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/27(日) 23:58:13 ID:F96XqrP5
保守坂
雷電さん乙
ラブエロ藤カナがよめたら10000回射精する
391 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 20:00:12 ID:lBwMBb+N
姫の権限より浮上
392 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 20:27:11 ID:llQDXz30
393 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/30(水) 19:11:45 ID:Biwu5gOe
機動戦士フジオカ
逆襲の保坂
「タケル散る」
「シンデレラ保坂」
「南家に咲く姉妹愛」
「姉妹達の昇天」
「さらば部長!保坂先輩暁に死す!」
「その名はマコちゃん」
「南家はいつもそこにある」
「黄金の(千)秋」
「春香再び」
「天空の保坂」
見てください!
シュウイチ×吉野
397 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 18:22:41 ID:oMK5MkTl
誰かおかしな事書いて
おかし
……スマソ
南ハルカ伝説その1
目の前に露出狂が飛び出してきた時
いきなりその男のモノを掴むと高速でしごきだし
果てさせた後、金的に蹴り。この間約9秒。
「はっはっはっ、竿竹屋がつぶれないように
サオだけは潰れなかったわけだ」
ガチャン!!
笑っていたカナがその音に振り向くと
「カナ、ちょっと話し合いましょう」
とハルカがカナを奥の部屋に連れて行った。
思わず見た夢をそのまま書いてしまった
夢を見たことについては反省していない
400 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 01:02:25 ID:g41d4ZeW
9秒っていう所がミソだな。
この南カナが保守しようと言うのだ、邪魔するな!
「ねえカナ。」
「ん?」
「この間『誰が一番大人なのかな?』って言ってたけど、カナは
言うほど大人なの?」
「ハルカは私を見くびっているようだな。なんなら見てみるか?」
「えっ、うん。」
「あの…やっぱりトウマとあまり変わらな…」
「そんなはずは!(毎日自分で揉んでたのに…!)」
ガラッ
「ただい……!?なにハルカ姉さまに貧相なもの見せてんだバカ野郎!」
「なんだって?チアキ、あんたよりは全然マジさ!」
「私はまだ小学生だからな。お前はもう成長しないんじゃないか?頭も。」
「なんだとう!やるかー?」
「上等だ!」
(ふふ、仲がいいわね。)
おわり
カナ「カナって10回いいなさい」
チアキ「…え?カナカナカナカナカナカナ…」
カナ「嘘だッ!」
ひぐらしが鳴きやんだ。
チアキ「……何がしたいんだバカ野郎」
カナ「私はちゃんとやった、でも御ハルカ様は許してくれなかった…」
藤岡のなく頃に
このスレの半分は気持ち悪い優しさと保守で出来ている――――保坂
血潮は汗で、心(ry
ごめんなさいもうしませんゆるしてください
406 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/06(火) 08:42:34 ID:42/8/r3u
ほす
カナしみに暮れたとき
そっとスレ保守してみよう
きっといつまでもバカは You'll be friends
保守
リリカルほさか
411 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 17:44:33 ID:BMBdSYYc
ほさかましまろ
412 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 18:48:02 ID:AKLUMu8X
保守よやぁぁぁぁ!!
投稿者などいない
書き込みに疲れ果て
星空を見上げる
泣くこともかなわない
(中略)
蒼く輝くSSで
この良スレを覆いつくすのさ
冬コミとこのスレに期待
それでも職人なら…
SS職人ならきっとなんとかしてくれる……!!
ヾヽ'::::::::::::::::::::::::::'', / 時 .あ ま ヽ
ヾゝ:::::::::::::::::::::::::::::{ | 間 .わ だ |
ヽ::r----―‐;:::::| | じ て |
ィ:f_、 、_,..,ヽrリ .| ゃ る |
L|` "' ' " ´bノ | な よ |
', 、,.. ,イ ヽ い う /
_ト, ‐;:- / トr-、_ \ な /
, __. ィイ´ |:|: ヽ-- '.: 〃 `i,r-- 、_  ̄ ̄
〃/ '" !:! |:| :、 . .: 〃 i // ` ヽヾ
/ / |:| ヾ,、` ´// ヽ !:! '、`
! |:| // ヾ==' ' i i' |:| ',
| ...:// l / __ , |:|::.. |
とニとヾ_-‐' ∨ i l ' l |< 天 ヾ,-、_: : : .ヽ
と二ヽ` ヽ、_::{:! l l ! |' 夂__ -'_,ド ヽ、_}-、_:ヽ
419 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/18(日) 20:25:03 ID:DMhME9HK
待機保守
⌒*(・∀・)*⌒「おまえの軸足は死んだ。おまえの黄金の右は死んだ!」
スレが持たんときが来ているというのだ!
hosyu
423 :
つれられ:2005/12/23(金) 21:17:57 ID:v6/sppVw
南家
「それでチアキが・・・」
「いや、それは南が悪いと・・・」
番長とカナはだべっていた。
「ん?」
藤岡は気づいた。カナの開かれた脚の間の白い布地に。
「!!・・・!!」
「ん?どうした番長?顔が赤いぞ?」
「や!なんでもないよ?」
「なんでもなくないだろう。動悸が激しいぞ?!」
そういうとカナは藤岡を床に押し倒す。
[!・・・南!」
「まぁ落ちつけ。この迷女医、カナ先生に全て任せておけ。」
そういうとカナは藤岡の服を脱がしていった。
424 :
つれられ:2005/12/23(金) 21:26:53 ID:v6/sppVw
「っ、ちょっと南!」
「脈拍、かなり激しい・・・」
カナは藤岡のあらわになった胸板に掌を這わせる。
そして気づいてしまった。藤岡のモノに。
「・・・・・・!!!」
流石にカナも顔を好調させた。
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
しばらくの沈黙。
「俺、帰るわ・・・」
「オ、おう・・・」
お互いに顔真っ赤。へたれ番長、
そこはもう行っとけ。
つづく・・・といいな
10000回抜いた
万願成就の夜が来た!
427 :
つれられ:2005/12/24(土) 20:53:12 ID:VK93ZKIe
続きを投下
「じゃ、じゃあな」
「おー、ま、またこいな。」
藤岡が玄関でうつむき加減に別れの挨拶を言う ガチャ
「ただいまー」
チアキのお帰りに、一緒に無言で体を震わす二人。
「や、やあチアキちゃん」
「あ、藤岡さんいらしてたんですか。」
と、そこで明らかに様子のおかしい二人の気づく
「おいバカ野郎!」
「な、なんだチアキ?」
「お前また藤岡さんに何かしただろう!?」
「ななな何をいいい言ってるんだ。た、ただ話してただけだ。」
と、チアキから目をそらす。やはりバカ野郎日本代表、
うそを付くことは大の苦手のようだ。
「うそを付け!」
「いや、ホントに何もされてないよチアキちゃん」
「う…そうですか…?」
と、仕方なくカナの首を絞めていたてを話す。そして、靴を脱ごうと
下を向いた時、気づいてしまった。勃起現在進行形のモノに。
今度はチアキが顔を紅潮させる。
428 :
つれられ:2005/12/24(土) 21:13:05 ID:VK93ZKIe
(た、たしか男の人は性的に興奮すると大きくなるって…)
その視線に気づいた藤岡は、あわててみるがどうしようもない。
「おい!カナ!これはどういうことだ?」
藤岡の股間を指差しカナに問い詰める。指先が困惑する藤岡のモノをかすめる。
「ぅっ」
突然の事に声が漏れる藤岡。
「まぁ落ち着けチアキ。男というのはな、おかしなことをしたくなるとこうなるのだよ」
「な!するわけ無いだろう!」
「だがしかしこうなってるでわないか!」
またもチアキの指がさらに勃起したモノの触れる。というか刺さる。
「ふぉぅ!」
今度は苦痛の声が漏れる。チアキは頭に血が上って気づかないが、カナはその痛みを創造して青ざめる
「おいチアキ、藤岡が…」
不意をつく接触に、息を荒げ顔が真っ赤なへたれ番長。
「ああ!すいません藤岡さん!と、とりあえず中へ!」
この場を即刻立ち去りたかった藤岡の意志に反し、再びリビングに通される。
429 :
つれられ:2005/12/24(土) 21:29:42 ID:VK93ZKIe
尚も勃起を続ける自分のモノに、非常のこの場に居たたまれない藤岡。
カナの部屋で二人はどうするか悩む。
「なんでまた上げるんだよ。」
「いや、苦しそうだったろ?」
いつになくカナに攻められる状況に落ち着かないチアキ。
「こ、こういう場合はどうすればくるしくなくなるのだ?」
「たしか、もういっそのこと気持ちよくさせまくってみるか。」
「気持ちよくって…あの、股間のをか?」
「それしかないだろう。頑張れよ。チアキ」
「!わたしがやるのか?」
「そりゃ、お前の責任だろう?」
当初の責任はこいつにあるのだが、そんな事はすでに忘却の彼方なバカ野郎。
「ふ、藤岡さん…」
ズボンのポケットから密かに慰めていた藤お…へタレ番長。
「藤岡さん…苦しいですか?今、楽にしてあげます…」
言うとチアキは藤岡のファスナーに手を伸ばす。やはりへタレ番長、慌てるものの止めようとしない。
「チ、チアキちゃん…」
430 :
つれられ:2005/12/24(土) 22:11:04 ID:VK93ZKIe
あっという間にズボンを下げられる。そして、パンツをゆっくりとずらして行く…
ビィンと勃起した藤岡のモノがそそり立つ。
「ぅわあ!」
初めて見る男のそれに、チアキは驚く。
(ど、どうすればいいんだろう?)
性知識は皆無な小学生。とりあえず、竿をてで上下にしごいていく。
「うあっ、ふぅ、はぁ」
初めての快感に、声が漏れる藤岡。その鼻腔を、女の子な髪のいい香りがかすめる。
すると、モノの先端から透明の液体が溢れてくる。
(気持ちいいのかな?)
と、チアキが考えていると、
「チアキちゃん、その…口でしてくれないかな?」
へタレ番長はエロ番長に進化した。
「え?口で…ですか?」
突然の注文に困惑するチアキ。
(藤岡さんのなら…)
チアキはその亀みたいな先を、舌で舐める。
「うあぁ、」
(まずいな…でも、藤岡さん気持ちよさそう…)
さらにチアキは竿のほうも舐め、そして先を口に含む。
「そう、そして、出したり入れたりしてみて」
言われた通りに、チアキは口いっぱいに含み、唇のあたりまで出したりを繰り返す。
「んっ、んふぅ、じゅぷっ、じゅ、うんん」
「ああ、いいよチアキちゃん、ふっ、そろそろ出るよ。」
(でる?何が?)と、
「うあぁ、イクッ!」
ドクッ、ドクドクッ
溢れてくる精液を口に出されたチアキはどうしたらいいか分からず、仕方なく全部飲み干す。
「チアキちゃん、良かったよ」
「はい…」
「フフフフフ・・・・番長もまだまだだな。」
どこに居たのかカナが現れる。
「南・・・」
「よいか番長!お前はまだまだだ。なぜなら小学生のフェラで1分持たないからだ!」
するとストップウォッチを見せ付ける。そのタイムは、53秒10.
勝ち誇った顔のカナ、ちょっと落ち込んでいる旧・へタレ番長。精液のまずさに咽るチアキ。
「じゃあ、またしますから、長くなるよう頑張りましょう。」
チアキの言葉に驚くもうなずくエロ番長。それをみてうんうんと頷くバカ野郎。
それから毎週末は、チアキのフェラレッスンが行われたとさ
おわり
431 :
つれられ:2005/12/24(土) 22:13:12 ID:VK93ZKIe
下手な文面ですいません。精進しますので、暖かく見守ってやってください。
432 :
つれられ:2005/12/24(土) 22:16:42 ID:VK93ZKIe
すいません。
>>428の「まぁ落ち着け〜」と、「な、するわけ〜」の間に、
「じゃあ二人はおかしなことをしたのか?」
とちあきのセリフを入れて読んでください。
>>つれられ氏
GJ!なんて良いクリスマスプレゼントだ!もしかしてサンタか?
そんな俺も投下するが…相変わらずの微エロ仕立てだ。
設定は…マコトがトウマの家に遊びに来たら、ということで…では、投下
ここはとある家のとある部屋。そこに座る子供が一人。
「外は寒いからなぁ…カーペットがあったかいよ…」
金髪にとんがり頭。みんなお馴染みのマコト君、通称マコちゃんである。
「おーい、ココア持って来たぞぉ〜〜」
足でドアを器用に開け、威勢のいい少女がココアが二つ乗ったトレーをテーブルに置く。
名前はトウマといって名前も見かけも少年だが、胸元には微かに成長の印。将来が楽しみな子である。
「砂糖は?」
「2杯で頼んだ!」
「俺は‥俺も2杯でいいや」
トウマの手により、粉雪のような白砂糖がココアに吸い込まれていく。
「ほらよ」
「おっ‥サンキュー♪」
トウマは甘くなったココアをマコトに手渡すと、自分の分のカップにそっと口をつけた。
「あちちち…」
「‥ん? なんだ…トウマ。お前…猫舌なの?」
マコトはカップに両手を添えながら尋ねた。
「ああ…あんまり熱いと苦手だ」
それに対し、しかめっ面を浮かべるトウマ。そして、不意にテーブルを挟んで見つめ合った二人。
「…どうした?」
「‥こっち見んな。ココアが不味くなる」
顔を背けるトウマ。気のせいか顔が赤い。
「酷っ!? チアキに続いてお前まで俺を避けるつもりか?」
一方のマコトは動揺のあまりカップを置き、叫ぶ。
「そっ…そういうワケじゃない。ただ…」
少しずつではあるが、トウマのカップが小刻みに震え出す。
「‥ただ?」
「なんか…二人きりだと緊張するからな…」
「ゴホッ!! お、お前…」
むせるマコトと耳まですっかり赤いトウマ。彼女は目を伏せてカップのココアを飲み干した。が、
「‥!? あっちぃ〜〜〜!!!」
部屋に響き渡る悲鳴。そして、口から吹き出る茶色の液体。
「ぐおぁっ!! な、何すんだよ! かかっただろ?」
「わ‥悪い! 今何かふくもの持ってくる!」
ガバッと立ち上がり、足早に部屋から出ていくトウマ。1分もせぬ内にタオルを持って帰ってきた。
「ブレザーが2色になった‥どうすんだよ?」
「うーん‥どうせ今日から冬休みだ。洗ってやるよ」
「…それはそれで悪いだろ?」
そんな会話をしながらも、手にしている白いタオルは茶に染まっていく。
「いや‥俺のミスだ。だいたいふき終わったし、ほら…脱いでくれ」
「あ? ああ…」
おもむろに立ち上がり、汚れた上着を脱ぐマコト。
しかしそんな中、トウマはあることに気がついた。
「…あ、ちょっと待った! マコト‥お前、ズボンにまで付いてるぞ?」
「へ?」
「ふいてやるよ‥じっとしてろよ」
「え? あ‥じ、自分でできるからいいって!」
股間の辺りに手を当て、近づくトウマの手を振り払おうと試みるが、いかんせんマコトはマコト。
「おい‥手をどけろ。ふけないだろ? こら‥じゃまだっての!」
「お‥おい! 止めろって‥ああ…」
抵抗虚しく、股間にタオルが当たる。
「……なんか、変な感じ」
恥ずかしさの余り、いつもは元気いっぱいのマコトの声が僅かにごもる。
「う‥うるさいよ。い、意識しちゃうだろ? ……あれ?」
ぴたりと止まる小さな手。そして再び、今度は恐る恐る、タオルを上下させ始める。
「……………なぁ?」
「………うん?」
トウマが顔を上げると、そこには上気したマコトの顔。
「お前…どうしたんだ? さっきから息があらいぞ?」
「き‥気のせいだよ。うん…気のせい」
そうは言っても、裏返った声では誰も信じない。疑いの眼差しをマコトに向ける。
「ホントに気のせいかぁ〜? 怪しいなぁ〜」
「あ、あやしくなんてないよっ!! 全然まったく潔白だ!」
焦りに焦って、身振り手振りを加えての言い訳をする。
「ふーん…そうか? ……ところで、お‥お前のここ…その…なんだかやけに固いんだけど…」
「!!?? そ‥それはっ…ごご護身用に棒が入ってんだよ!?」
「護身用!? なんだそりゃ? そ‥そりゃあ蹴ったりされたら痛いんだろうけど…どのくらい痛いんだ?」
「痛いとかじゃない! 死んじゃうよ!! まあ…お前には一生その痛みを知らないですむから良いよなぁ〜」
「へぇ〜…お前も色々大変だな…」
マコトの苦し紛れの説明をアッサリ信じるトウマ。
でも、ついてないものの痛みを説明されたら信じるしかない。
「……うーん、なかなか取れないなぁ。マコト、ちょっと強めにこするからな!」
「‥うん。って、ええっ!!」
「我慢しろよ‥このっ! この! 落ちろ! しつこいぞ、汚れめ!」
「あ゛あ゛‥なんか変だ…なんか…」
股間を乱暴に動き回るトウマの手とタオル。マコトの声はさっきよりも悶えたように聞こえる。
体勢は両足を内側に入れ込み、何かを我慢しているような感じ。
「どうした? もうちょっとで終わるからな! それまで待てよ?」
「ま‥まて…あ…っ…くふぅ……っ」
心配の余り手の上下するスピードが増していく。ということは…
「ああ……っ…なんか‥おかしくなるっ!?」
「な、何がおかしくなるってんだよ!?」
マコトの股間に負担が更にかかるわけで…。
マコトの目はトロンとして顔は耳まで真っ赤。息も絶え絶えで、立つのもやっとの様子。
「お、おい! マコト! なんで腰を引くんだよっ! この!」
タオルという魔の手から逃げようと必死で腰を引く。もはやお辞儀レベルの傾きよう。
負けじとトウマも体をねじ込んでマコトを追う。
「えい! やった、捕まえたぞ…って……」
「あっ!? あぁぁぁぁ………」
ガクガクと震えるマコト。固まるトウマ。
そして……床に落ちたタオルと直にマコトの股間を握った手。
「はぁ‥はぁ…なんか、すげぇ気持ち良かったんだけど…」
絶頂を迎え、マコトは軽くげっそり。
「……………おい」
「…ん? どうした?」
ハッとして下を見ると、そこには涙目のトウマが。
「……に…を…ょ」
「…え? 何? 聞こえないよ! トウマ‥お前らしくないぞ?」
「…に…のを……だよ…」
「おいおい‥はっきり行こうぜ。俺‥なんか悪い事した?」
鈍感なマコトを見てため息一つ。そして、
「女になんてものにぎらしてんだよ!!」
と泣きわめきつつ恫喝。
「だからよせって言ったの…ぐはっ!!」
右ストレート炸裂。とてつもない痛みがマコトを襲う。
「許さない! ごめんなさいって言っても許さない!!」
「ああ〜〜〜〜っ!!!」
結局、マコトは怒ったトウマにしつけられましたとのこと。
トウマの女の子らしい一面を垣間見る事ができた…そんな冬の日でした。
おちまい
はい。正直10分の構想と3時間という製作時間の都合上、よくわからないものになったのは反省。
一言で言えば、トウマの疑似てこき、という事で。
では、メリークリスマス!
俺は内田より不安な子とケーキ食べますね。 ノシ
orz
441 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 01:11:40 ID:L3sG86pc
GJ
ふとスレを覗いてみたらサンタさんからのおくりものが!
つれられ氏、スネーク氏、いりがとう!
メリークリスマス!
443 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 01:41:50 ID:TxmN4BFe
ふじおかサンタ現る
オツカレチャーン
445 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/31(土) 02:00:40 ID:i6ydZaqB
それでも…それでも守りたいスレがあるんだぁ〜〜〜〜〜っ!!
期待age
今年一番乗りだバカ野郎
今年もカナで抜きまくるぜ
449 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/01(日) 18:07:19 ID:C/C+BVGg
じゃあ僕は内田で抜きまくる
それじゃ吉野で
じゃあ俺はトウマで
ハルカ姉さまが余ってるみたいなのでもらいますね
よし、みんな被らずに自分のが決まったな!
内田可愛いよ内田
今日の5の2アニメ化記念age
455 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 16:36:55 ID:2eup3rwU
>>455 某情報サイトにそれらしきことが載ってるが正式発表は次かその次のヤンマガ辺りじゃないかと。
457 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 22:38:54 ID:2eup3rwU
マジカ
パンチラは必須
保守
保守れ全てこの手で
たとえ心傷つけたとしても
衝撃のageホシュブリット!
>>460-461 確かにネタ投下がスロウリィになってきてるな
仕方ない、そろそろ俺がふじおか×内田の獣姦物でも…
おかしな事に期待
最近のコハル漫画はパンツを見かけないな
ここでリアル苗字が藤岡な俺様が颯爽と登場。
スレを越え刻まれた
エロパロの記憶
469 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 12:54:58 ID:f2G5Fq+7
新作マダー
5の2アニメ、ヤンマガに情報出たけどハズレ確定だな
エーベッ糞とエロアニメの制作会社にアイドルとのタイアップって……
>>471 お前の「5の2愛」はそれだけか?
漢なら黙って買う!
うはww自分にレスしてらwwwwwまぁ、俺にも言えることだしなwwwwwwwww
というわけで、
>>470よ。蓋を開けるまではわからないぜ?
まぁそうだな…
初めから駄作と決めつけたり、良作だと過度な期待をするわけでもなく、今は続報を待つことにするよ
今週のはいいネタになりそうだと思った
正直、俺もああやってあのコタツの中に潜りたい。
そう思ったヤシ挙手。
ノ
あれ‥?微エロな妄想が久々に浮かんできたよ?
近いうちにまた投下の予感
微エロ→エロエロでヨロ!
投下予告キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
>>477 もうムリスwwwww今度ガンバるから許してwwwwwwwwwww
480 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 15:18:56 ID:ywVVgqEj
もうアニメダメポ
hosyu
482 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/27(金) 09:22:00 ID:IICHRRwW
落ちるてるな
あげます
ほしゅ
サゲ
485 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/05(日) 23:08:34 ID:aOJ2HZsn
揚げ
保坂
もしかしたら↑のひと、かっこいいのかもしれない
でも、脱ぐところではないと思う・・・
そろそろ保坂アツコ物があがってもいいと思うんだ
期待に添えれるかどうか分からんが今書いてるから
出来次第投下すっから
ふじおか
494 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 11:32:53 ID:Ug5VBkxz
ほす
495 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/28(火) 22:03:23 ID:c3hcoUPK
み、見れない
GJ!!!
490だが遅くなりすぎた。しかも完成していない。
続きはいずれ・・・
南家三女チアキはボーゼンとしていた。
いつの間にか服を脱がされ、下着まで剥ぎ取られ、あげくの果てには
南家次女カナが自分と同じく裸になり、大きく両手を突き上げ、三文芝居的な襲い方で迫っていた。
「・・・何のつもりだ馬鹿野郎。」
「ちっ、起きちまったか。」
「起きてなければ何をするつもりだったんだ馬鹿野郎。」
「いや、姉としてやはり妹の成長度合いの確認は怠ってはイカンと思ってな。」
「・・・常識的な範疇なら私は構わないがもっと時間と調査方法を
その少ない脳でも考えて見るべきだったな馬鹿野郎。」
ノータイムでカナをまくし立てる未だ全裸のチアキ。
そろそろ怒りの沸点が近い全裸のカナ。
「大体こんな格好にして何をするつもりだ?一応意見を聞いておこう。」
カナの沸点を悟り、こんな夜遅くに事を荒立てては色々と面倒だと思い、少し譲歩してみるチアキ。
「む、そうか?まあ簡単な事だ。」
(簡単な事ならますます今する必要はないだろう馬鹿野郎。)
と出かかった言葉を飲み込みとりあえず話を聞く。
「チアキは『おかしな事』についての知識はまだまだだが身体的には
『おかしな事』を受け止められるかどうかの確認作業だな。」
自信満々に答えるカナ。
「ほう。やはり『おかしな事』は誰でもいきなり出来るわけでは無いのか?」
チアキが何故か興味を持ち始めた。
適当に話を聞いて受け流しとっとと寝ようと目論んでいたが
長女ハルカにいくら聞いても顔を赤くするばかりの『おかしな事』にチアキは少し気になっていた。
思わぬ伏兵にスキを突かれたもんだと思いつつ、『おかしな事』については一日の長(?)があるカナに任せてみる事にした。
「どうするのかよく分からないが、分からないままの方が不安だ。確認してもらいたい。」
「うっしゃ!任せとけ!」
どんと胸を叩き威勢よく答えるカナ。
「じゃあまず・・・」
「・・・まず何だ?」
「アタシをチアキの好きな男と仮定してくれ。」
「む、不本意だが仕方ない。」
(これがハルカお姉様だったらな・・・。)
「じゃあまずキスだな。『おかしな事』においてキスは最初の重要なポイントだ。」
「ほう。キスか・・・」
少し顔を赤らめながら納得するチアキ。
「そしてただキスするだけじゃあなくワンステップ進んだキスを伝授する。」
すっかり老師気分のカナ。
「え?す、するのか?」
「まーまー任せとけ。」
チアキの顔をわしっと掴み近付ける。
(・・・何だか怖いぞ。相手がこの馬鹿野郎だからか?)
ちゅっ
「・・・んむぅっ・・・んぅっ・・・」
唇を合わせる二人。行き場の無いチアキの両手はふらふらと空を切る。
「ふうっ。よし、ここからが重要だ!
いいか?『おかしな事』をさらに盛り上げる際のプラスアルファが必要だ。」
「プラスアルファ?」
「いいか?実際に今からやってみる。」
再び唇をチアキの唇へあてがう。
「むぅっ・・・んむぐぅっ・・・!!」舌を挿入され戸惑うチアキ。口内で本人と同じく、活発に動くカナの舌に圧倒されていた。
「ぐむぅ・・・ぅん・・・・・・んむっ・・・んふぁっ!」
息苦しく悶えるチアキ。
カナの舌がチアキの舌を捉える。
チアキの舌を見つけ、姉らしいところを見せるべく(?)貪り続けるカナ。
「っちゅっ・・・くちゅっ・・・あむっ・・・・・・」
最初はぎゅっと目をつむってだけのチアキが、だんだん反応を見せ始める。
目は潤み少し視線が惚けている。強張らせていた体も舌を絡ませる度、びくびくと体を震わせる。
体に力が入らないのかカナの肩に手を置く。
「あっ・・・」
カナが唇を放すとチアキが少し名残惜しそうにする。
「ふうっ。じゃあここからは私は何も言わん。チアキも体で覚えろ。」
聞こえているのかは定かでは無いがこくりと頷くチアキ。
言い終えるとカナは一回り小さいチアキを覆うように抱く。
チアキの首辺りに顔を埋め首筋をちろりと舌を這わす。
「きゃうっ・・・!」
予想外に可愛い反応が返って来る。
カナに火が付いたかそこから更に舌を這わせる。
「くぅっ・・・あっ!・・・あふっ・・・・・・」
ぬらぬらと辿り着いた膨らみきっていない僅かな胸の頂を直に攻めず周りを舐め、焦らしてみる。
「あっ・・・うあっ・・・・・うぅんっ・・・あぁっ・・・」
口許に締まりが無くなって来た。
普段の引き締まった口許の面影も見せず、初めて知った快楽に溺れている。
「んぁっ・・・カナぁ・・・・・・ここ・・・ぅぁっ・・・もぉっ・・・・・・」
遠慮がちに催促するチアキ。求めている妹の願いを無下にすることは出来ない。
そう考えたカナは焦らす事無く乳首を一気に攻める。
ここまでですorz
消化不良で悪いが続きは必ず書く。
イイヨイイヨー
「おかしなこと」を軸にえっちなことを迫る展開はいかにもありそうだ。
カナ×チアキの組み合わせもイイ感じ。
ただ、「馬鹿野郎」の表記は「バカ野郎」だと思った。
GJ!!!!
GJ!
507 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 11:25:22 ID:lS5AQyRy
保坂
もしかしたら↑のひと、かっこいいのかもしれない
でも、脱ぐところではないと思う・・・
510 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 22:49:34 ID:yH4FitFx
保板
春はバカに拍車をかけるなぁ
誰がバカだって?
保坂
保坂はバカじゃない、純情なんだよ
517 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 14:31:17 ID:ne2X7XPE
デリヘル ヴィーナス で検索すると・・・
>517
なにがそんなにおかしなことなのだ?
>>517 それはそれは
とても
おかしなことなんだよ
保守
hoshu
保坂
保守♥
保坂
保守?
ほす
保……………………………
坂
アッー!
エイプリル保坂
保守
533 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 20:47:52 ID:Ke1uESUP
一万円あげるから投下して
ピクッ
535 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 00:53:02 ID:wYkWa53h
いいか
>>534 たとえ福沢先生が百人先束になろうとも、SS投下にかなう価値は無いものと知れ…………
537 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 22:21:20 ID:Zshx2fK6
★
879 名前: 名無しんぼ@お腹いっぱい [sage] 投稿日: 2006/04/21(金) 18:50:23 ID:bcuiylf60
そういや保坂と速水先輩って幼馴染なの?
だったらあれか一緒にお風呂も・・・
本スレのこのシチュでキボン
保坂がいつも通り普通に風呂入って終わりそうだけど
速水先輩は見事にお姉さん属性。
保守。
藤岡×カナ マダー?
マコちゃん×内田
頼む
マコちゃぁぁあん!!
543 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 17:18:26 ID:CbV8twIA
age
544 :
1/11:2006/05/19(金) 02:03:44 ID:HPycbxLs
「ただいまー」
「お邪魔します」
「まあ、もうウチについては慣れてるだろ。適当に座ってて」
「あはは、ありがとう」
カナは藤岡を居間に残して、ジュースを注ぎにいったようだ。
藤岡も何度もこの家に来ているだけあって、黙って待っている。
「あれ。おかしいな。お客さんが来たっていうのに、誰も接待をしないじゃないか」
「ううん、いいよ。そんなに気を使わなくても」
「気を使う使わないの問題じゃないよ。我が家の教育はどうなってるのって話だ」
「単にまだ帰ってないんじゃないかな?」
「いや、きっと帰って昼寝かなんかしてるんだよ。よーし、私が叩き起こしてやろう!」
「い、いや、それだけ大きな声を出していれば、もう起きてるんじゃないかな」
「それもそうだ」
カナはあっさり引き下がった。
「あー……」
間。
「…………」
「…………」
「……なんか面白いこと言ってくれ」
「……面白いこと?」
「そう。ヒマだから、なにか面白いことを言って盛り上げてくれ」
「うーん、そうだなあ……」
藤岡は困ってるみたいだ。
「南はサッカーには興味ないよね?」
「そんなことないよ。ブラジルは強いよ」
「……。……ええと、そういえば数学の先生が……」
「ああっ! そうだ! テストが明日あるんだ! イヤなこと思い出しちゃったよーう」
「あ、ご、ゴメン……。ええと……」
藤岡はますます困ってるみたいだ。
「あれ? これって漫画雑誌だよね。南もこういうの読むんだ」
藤岡は居間に置いてあった少女漫画雑誌の話題に切り替えようとした。
「ああ、それか。それはチアキ以外みんな読んでるよ」
「なんでチアキちゃんは読まないの?」
「小学生には刺激が強すぎるから、ハルカが読ませないようにしてるんだよ」
「へ、へえ……そんな過激な内容なんだ」
パラパラパラ。
「あ、待った。やっぱりその本は読むな」
「え? なんで?」
「いいから返しなさい。それは男の子が読むもんじゃないよ」
「あれ? この子、南と名前が同じだ」
545 :
2/11:2006/05/19(金) 02:04:48 ID:HPycbxLs
「コラッ! 人の話は聞け! だから読むなって言ったじゃないか!」
「うわっ、ホントに過激だね、今の漫画って。これはチアキちゃんには見せられないよ」
「な! 恥ずかしいから返せ! 返せー!」
「うわっ! わわわっ!」
どさり。
二人が折り重なって倒れる音がした。
「ふふふ、マウントポジションを取られては、さすがの番長も抵抗できまい」
「いたた……」
「コラ! そこで痛がったら、まるで大した体重を上に載せてるみたいじゃないか!」
「あ、ああ、ゴメン……っていうか……」
「なんだ?」
そこでカナは藤岡から雑誌を奪いとった。
「南って、他に仲のいい男子っているの?」
「他に? ウチに来たことあるのは藤岡くらいだよ」
「そっか……」
「なんだ、ニヤニヤ笑って薄気味悪い」
「いや、こういうのって南にとっては普通なのかなって思って」
「お、おーう? なに恥ずかしいこと言ってるんだ」
「その……恥ずかしい体勢なんだけど」
「わ、わかった。すぐにどこうじゃないか」
「待って」
ぐいっ。
「何?」
「逆になれば南もわかるんじゃないかな」
「なりたくないなりたくない。私は下になんてなりたくないぞ……うわわっ」
どさっ。
カナは藤岡に引っぱられて、下に倒されたみたいだ。
「……なにするんだよう……」
「いや……いきなりだったから……」
「いきなりなのは私のほうだ。なんで私がこんな目にあわなきゃいけないんだ」
「っていうか、その……」
藤岡はしばらく黙っていた。カナもめずらしく黙っていた。
一瞬、唾を飲みこんだような音がした。
「こんな機会、滅多にないから……俺、南のことが好きなんだ」
「わーっ! わーっ! 待て! なんだ、いきなりなんだ! 私は知らないぞそんなの!」
「南……」
「そ、そんな悲しそうな目で私を見るな。だ、だって……」
「だって?」
「そ、そんなこと言われても……恥ズガジイじゃないかよぅ……」
「み、南……」
546 :
3/11:2006/05/19(金) 02:06:03 ID:HPycbxLs
カナは消え入りそうな声で、かろうじてそんなことを言った。
「南は、そういうことって考えたことない?」
「な! お、お前のほうこそ、いっつもそんなこと考えてたのかっ!?」
「うん、まあ……」
「こ、この裏切り者ーっ!」
それは裏切りではないと思うが。
「い、いや! 別にやましいことを考えてたワケじゃなくて!」
「じゃなくて?」
「一緒にいて楽しいのはもちろんだけど、いつも南のこと見てたって言うか……」
「バカじゃないの!? なんでそんな恥ずかしいこと言えんの!?」
「南は……」
「な、なんだ……」
「俺のことどう思ってる?」
「う……わ、私は……考えたことない……」
「そっか」
「ち、違う! だって、考えたら家になんか呼べないだろう!?」
「だから、南の気持ちがわからなかったんだよ」
「そ、それは……謝ろうじゃないか。ゴメン」
「じゃあ、南は別になんとも思ってないんだ」
「あ……」
藤岡が体を起こそうとした。
「ち、違う!」
その時、カナが動いた。
「え?」
「い、いや、違うというか……なんというか……?」
「なんというか?」
ぐいっ。
カナが藤岡を引っぱった。
「いや、好きとかじゃなくて、そんなはっきりとは言えないけれど、なんというかだね」
「南」
「か、カン違いするな! 私は別にやましい心はないよ! でも、恥ずかしいんだよ」
「抱きしめていい?」
「そ! そんな恥ずかしいことをををを……」
ぎゅっ。
藤岡がカナを抱きしめる音がした。
「ふ、ふじおか。コレはすごく恥ずかしいぞ」
「俺だって恥ずかしいよ」
「じゃ、じゃあもうやめよう? 恥ずかしいならもうやめよう?」
「南」
「は、はいぃ……」
547 :
4/11:2006/05/19(金) 02:07:13 ID:HPycbxLs
「こっちむいて」
「それはムリ」
カナは即座に断定した。
「南の顔が見たいよ」
「それはムリ。絶対ムリ。恥ずかしすぎてムリ」
「南ってば」
「ハハハ、ざまあみろ。私は絶対むかないもんね。これはお前がどうしようと、私は絶対お前を見ない」
「じゃあ、目をつぶってでもいいからこっちを見てよ」
「そ、そんなにしてまで、私はお前に顔をむけなくちゃいけないのか」
「うん。そうして欲しい」
「そこまで言うなら……いいけど。いいか、絶対目は開けないからな」
「うん、いいよ」
「ん」
「ん……」
その瞬間、何かが起きた。
「ん……?」
「ん……」
「……ん? ん?」
「……」
「んんんんんんんーーーーーーーっっっっっ!!!!」
どこかから、声にならない発狂が聞こえた。
「ぷはっ!」
「……っ! お、お前っ!」
「あ……な、何? あ、目……開けたね」
「そんなことはどうでもいい! い、今っ!」
「どうでもいいんだ」
「わたっ! 私の、口っ! 口に……!」
カナの唇に、藤岡の唇が重なった瞬間だった。
「実は俺、初めてなんだ」
「私だって初めてだっ! バカっ!」
「ゴメン、イヤだった?」
「……イヤじゃないけど……」
そこまできて、何か藤岡の切れる音がした。
「恥ずかしいじゃないかよぅ……ホントに恥ずかしいんだよぅ……」
「南……もう一回していい?」
「それはダメだ!」
「早いね」
「だって恥ずかしいじゃないか!」
「それはそうなんだけど」
「あ、バカっ! 顔に触るな……ダメだって言ってるのにぃぃぃ……」
548 :
5/11:2006/05/19(金) 02:08:43 ID:HPycbxLs
「ん……」
「なんでお前は人の言うことが聞けないんだぁぁぁ……」
「ん……ん……」
「ん……」
そこでは、一回じゃ終わらなかったみたいだ。
一度離しては、もう一度唇を合わせ、何度か軽いキスを交わした。
「南」
「……んっ」
「南?」
「く、首のあたりは触るな……くすぐったい」
「首?」
「あっ! だ、だからくすぐったいんだって!」
「南……」
「ば! 藤岡、ちょっ! まっ……! んっ、んっ!」
「首筋……口つけていい?」
「あ〜ん、よろしくないよろしくない! お前は番長だから慣れてるかもしれないけど、私は初めてなんだよう」
「な! お、俺だって!」
藤岡は少しムキになって言った。
「な、なんだ……」
「俺だって……初めてだよ」
「だ、だって、お前はモテるじゃないか」
「俺は、ずっと南しか見てなかったんだよ」
「どうせ、みんなにそんなこと言うんだろう」
「ホントだよ! だからずっと……」
ちょっと間があった。
「南といっしょに居たんじゃないか」
「……そうか」
「……そうだよ」
「……そっか……そうなのか」
カナの声はなんとなく、それとなくだったけど、どこか嬉しそうに聞こえた。
「でも、こんなことしていいとは言ってないからな!」
「あ……それはそうだけど……」
「だけどなんだ」
「その……もう少し続きをしたいなあって」
「ハルカやチアキが帰ってきたらどうするんだ」
「だ、大丈夫だよ。まだ帰ってきてないし」
「イヤだって言ったらどうするんだ」
「いやその……」
藤岡は困ったみたいに言った。さっきとまるで逆だ。
「し、したいなあって」
549 :
6/11:2006/05/19(金) 02:09:47 ID:HPycbxLs
「…………」
それきり、カナは何も言わなかった。
「み、南?」
「言っとくが」
「は、はい」
「私はハルカみたいに、胸は大きくないからな」
「え?」
「それどころか、チアキにも追いつかれそうだ」
「い、いいよ! 俺は小さいほうが好きだし!」
「小さいって言うな!」
「ご、ゴメン」
そう言って、藤岡はカナの服の中に手を入れた。
「う……」
「あ、よ、よくわからないけど、大きいんじゃないかな、南の胸」
「黙れ。それ以上しゃべったら、ここまでで中止だ」
「はい……」
ぐっ。
「…………」
「…………」
「…………」
「……楽しいのか?」
「えっ! す、すっごく楽しいよ!」
「私はちっとも楽しくない」
「そ、そう……」
「こんなもの触って、何が楽しいんだ」
「じゃ、じゃあ、ちょっと失礼するね」
「は?」
するっ……さわっ。
「ん……っ!」
「…………」
「た……楽しくない楽しくない!」
「え……?」
「あ……っ! バカっ、いきなり直で触るやつがいるかっ! あ、あっ……!」
「南……かわいい」
「あ、あっ! ふあぁっ! や、ヤダ、先はダメだっ……あっ!」
「南……」
「あっ! やめろ、声が……声が……! 恥ずかしいんだよぉぉ」
ぽかぽかぽか。
「あんっ! やめっ、あんっ! いっ、んっ……あんっ! ああんっ!」
「南……俺、すごく嬉しいよ」
550 :
7/11:2006/05/19(金) 02:11:15 ID:HPycbxLs
「ふっ! あんっ! ああっ、あぁっ、ああぁ……ん、んんっ、んっ! んっ! も、もういいだろう……?」
「え、えっと……次は口でしたいんだけど……」
「口ィィィ!?」
「う、うん」
「お前、口で何をするんだ! それは多分汚いからやめたほうがいいぞ! それはそもそも恥ずかし……」
ごそごそ。ぱくっ。
「ああああんっ!」
ぺろ、ぺろ……ちゅっ、ちゅう……
「ああ、あんっ! バカっ、あんっ! やだやだっ! やめ、んっ! うっ、あんっ! あんんっ!」
かぷ。
「あああああんっ! あ、あはぁっ、はぁ、はぁ……あっ! あーっ!」
「こ、こういう時って、声が結構出るんだね……」
「だって出ちゃうんだもん、仕方ないんだよぅ……」
「い、いいよ。全然いいよ。むしろ嬉しいよ」
「私は嬉しくないんだよぅ……!」
「あの、南」
「……?」
そういって、藤岡は少しだまった。
「……何だ? まさかこれ以上恥ずかしいことをするのか?」
「…………」
「お、おい、まさか……」
「うん、まあ……」
「何をっ!? 本気かっ!? これ以上何があるって言うんだ!?」
「その……」
「その……?」
「下を」
「下ああぁぁっ!?」
カナが驚愕するのだけがよくわかった。
「ムリだムリだムリムリ、ダメだダメだムリムリ! それだけはダメだっ!」
「み、南……」
「違うんだ、違うんだよ藤岡……ゴメン、今日だけは……」
「え?」
「ゴメン、こんなときに限って、私は今日はあの日なんだ……」
カナは普段見せないような、申し訳なさそうな声で謝った。
珍しく、本気で申し訳ないと思ったのかもしれない。
「あ……」
「ゴメン、藤岡! 本当にゴメン! 本当にゴメン……!」
「い、いいよ。全然、南は悪くないよ。なんで謝るの?」
「ゴメン、本当に……男って、こういう時、我慢できないんだろう……?」
「そ、そんなことないよ。俺が結構強引にしちゃってたし……」
551 :
8/11:2006/05/19(金) 02:12:40 ID:HPycbxLs
「…………」
カナは落ち込んでいるかのように黙っていた。
藤岡も気まずくなったのか、しどろもどろにカナを慰める。
「だから、本当に今日はここまでで……」
「口でする」
「え?」
「私が……口でする」
「えええっ!?」
ごそごそ。
カナは藤岡のズボンを脱がし始める。
「み、南! そんな、ムリしなくっていいよ!」
「ムリじゃない! 私にできないとでも思っているのか!」
「だ、だって、南の嫌がることをさせたくないよ!」
「違うよ……」
カナがまた珍しく、しおらしい声で言った。
「私だって、藤岡になにかしてやりたいんだよ」
「南……」
するり。
「おお……」
「うわっ」
藤岡のそれがカナの目の前に現れたようだ。
「は、初めてみた……」
「そ、そう。嬉しいよ」
「嬉しいのか?」
「だ、だって、初めてって言ってくれたし」
「そ、そうか」
こんな会話より、カナは初めて見るそれに、なんとも言えない感想をもったみたいだ。
「コレを咥えればいいんだよな……」
「ほ、ホントにムリはしないでね」
「ああ、任せろ」
すっ……
カナの手が触れる。
「うっ……」
「ど、どうした!?」
「いや……南の手が……気持ちいい」
「まだ触っただけだぞ!?」
「うん……それでも気持ちいい」
「そ、そうか……それは良かった」
触るだけで気持ちいいらしいので、カナはそれをしばらく触っていた。
そこで妙なものに気づいた。
552 :
9/11:2006/05/19(金) 02:14:04 ID:HPycbxLs
「ふっ、藤岡! もう既に何か出ている!」
「ご、ゴメン、男は最初にもちょっと出るものなんだ」
「そ、そうなんだ……それは知らなかったよ」
しばらくカナはそれを見ていたようだが、
ぺろ。
「うわっ!」
「やっぱり、おいしくはないね……」
「そ、それはそうだと思うよ」
「そうだよなあ……」
少し口につけたことで慣れたのか、
ぱくっ。
一気にそれを咥えた。
「わわっ!」
「ふふふ、今度はわひゃしのふぁんだな」
ぺろぺろぺろ……ちゅう……
「うっ! ううっ!」
ちゅっ、ちゅう……ぺろ、ぺろ……
「っううっ……」
「おい……」
「な、なに?」
「どうやったら気持ちいいかなんてわからないから、ちゃんと教えてくれよ」
「そ、そんなの俺もわかんないよ」
「何!? なんて無責任なやつだ! 自分のことじゃないか!」
「で、でも……今ので十分気持ちいいよ」
「そうなのか」
ちゅぱっ、ちゅう、ちゅう……ぺろぺろぺろ……
ちゅっ、れろん、れろれろ……ちゅぱちゅぱ、ちゅうっ……
「うっ、うっ、うっ、ううっ……!」
「ふ、あ、あ……むぐ……ん、んっ、むぐっ」
ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱっ、ちゅるっ……
「むぐ……むあ、お、大きくなってきたぞ……お、おっきい……大きいよ」
「し、仕方ないよ、南が気持ちいいんだもん」
「そ、そうか……よかった、ん……うれしい……むぐっ、よ」
ちゅくっ、ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅううっ、れろれろれろ……
ちゅう……じゅぱっ、じゅぱ、ちゅぱっ、じゅぷ、じゅぷ……
じゅぱっ! じゅぽっ、じゅぽ、じゅぽっ! じゅぱっ!
「み、南……俺、もう……!」
「ん……! ん、ん……! んっ……!」
じゅぱっ! じゅぱっ! じゅぷ、じゅぽっ! じゅぱっっ!
「み、南……! 出ちゃっ……!」
553 :
10/11:2006/05/19(金) 02:15:31 ID:HPycbxLs
「んんんんんんっっっ……!!!!」
どくっ! どくん、どくっ!
「ぷあっ……」
「ご、ゴメン、南……口の中で……」
「ふぁあ、ひにふるひゃ」
「でも、すっっっごく、気持ち良かった」
「ほ、ほーひゃ。ふぉれはふぉはっは」
「南? ……あ。だ、出していいよ!? は、早く吐いて! ホラ、ティッシュ!」
「すまん」
カナはティッシュにそれを吐き出した。
「ゴメン、ホントはこれって、全部飲むものなんだろう?」
「い、いや! そんなことはないと思うよ」
「次は全部飲めるようにがんばるよ」
「南」
「あ」
「え?」
「まだちょっと出てるな。私が綺麗にしてあげるよ」
「い、いいよ! ちょっとまだ触れないで!」
「なんだ、触れると困るのか?」
「う、うん、まあ……」
「そうかそうか、ふふふ……」
じりじりじり。
「い、いや、こういうのは普通、立場が逆……」
「よくも恥ずかしいことをいっぱいしてくれたな……この恨みっ! 晴らさでおくべきかっ!」
「うわああ、南、ゴメン! 謝るから!」
「許さん!」
「うわああああ!」
それからしばらく二人のじゃれ合いは続いた。
そして……
「……あはは。それで、ねえ、南……」
「……ん? なんだ?」
「それで……結局、南は俺のことどう思ってるの?」
「どうもこうもないよ。変態だろう」
「そ、そうじゃなくて!」
「そうだよ。だって、私にいやらしいことをいっぱいしたじゃないか」
「ご、ゴメン」
「謝るくらいなら、最初からするなよ」
「そ、そうだね」
「…………」
「……南?」
554 :
11/11:2006/05/19(金) 02:16:50 ID:HPycbxLs
「……だから今言ったじゃん」
「……え? 何を?」
「だから、確かめるくらいなら、最初から言うな」
「あ……」
「私は今まで通りにするからなっ」
「……うん、それでいいよ」
「うん。それでいい」
よくわからなかったが、藤岡は安心したみたいだ。
「ただ、もうこの家でこういうのするのは困るよ。それはホントに困る」
「い、いや! もうしないよ」
「でも困ったな。他に場所なんてないよ」
「……え?」
「何?」
「あ……こういうこと自体は、してもいいんだ」
「……あ」
「……ん?」
「ち、違うっ! それは違うんだっ!」
「あはは、そうだよね」
「その大人ぶった態度をやめろーっ!」
「ゴメン、ゴメン。でも、南……」
「ん?」
「そんなこと言われたら、もう一回抱きしめたくなったよ」
「な! うわっ! だから恥ずかしいってゆってるのにぃぃぃ……!」
「南……」
「ハルカやチアキがいたらどうするんだぁぁぁ……」
「大丈夫だよ」
「大丈夫じゃないよ……特にチアキなんて、小学生なのに……」
そう、大丈夫じゃないよ……。
大丈夫じゃない……。
大丈夫なワケあるか、このバカ野郎。
そう、私は寝てただけで、実はずっと自分の部屋にいたんだ。
この1時間、私はどうしたらいいのかわからないまま、泣きそうに自分の部屋で閉じこもっていた。
以上、私の苦痛の1時間を、リアルタイムで解説させてもらった。
春はバカに拍車をかけるなぁ……。
「南……」
「お、おい、もう一回は私はしてやらないぞ」
…………。
早く解放……
しろっっっっ!!!!!
>>544
乙
まいうー
キャラとか台詞のクセとかよくつかんでるなあ…
カナはファーストキスではないと思うけど
ふじおかキター
ラブコメみたいだ
高校生分が不足してる・・・
かなり久しぶりのネ申降臨・・・
GJ!!!!!!!!!!!
GJ過ぎて涙と精子がとまらないよ…。
ひんぬーのカナが可愛過ぎる( ;´Д`)
563 :
1/5:2006/05/20(土) 18:06:06 ID:+yx6wVlJ
「それじゃあ、風呂も入ったし、私は寝るぞ」
「そ、そう! おやすみ!」
「…………? なんだ? なんか変だな。まあ、いいや。私は疲れた。今日はホント疲れた。だからもう寝るよ」
カナ……私は知ってるのよ。
今日、帰ってきてビックリした。藤岡君がいて、いつも通りに遊びにきてるだけだと思ってたら……。
『おかえり、ハルカ』
『お邪魔してます、ハルカさん』
『いらっしゃい。今日は、夕飯は食べていくの?』
『あ、いえ! きょ、今日はもう帰ります』
『そ、そうか。ハルカ。私はちょっと下まで送ってくるよ』
『そう? いってらっしゃい』
『(ふふ……あらあら、普段は玄関までなのに、今日は仲がいいのね)』
『(カナったら鈍いから、藤岡君も、もっと積極的になってくれればいいのに)』
『(最近の中学生は進んでるって言うし、キスくらいなら逆にカナのためよね)』
『(……あれ? 変な匂いが……ゴミ箱?)』
『……っ!?』
「ダメじゃないっ!」
「……っ!? は、ハルカ姉さま……? 食器は洗い終わりましたけど……」
「誰がそこまでしていいって言ったの!?」
いくら最近の中学生が進んでるって言ったって……!
「ご、ゴメンなさい……ハルカ姉さまが考え事してたんで、やったほうがいいかと思って……」
高校生の私がまだなのに、そんなことしていいワケがないでしょう!?
「あ、あの……ハルカ姉さま、相談したいことが……」
「いけませんっ!」
「は、はい……では、私も寝ます……。うう……おやすみなさい」
まったくもう! 藤岡君はそういうことしない子だって思ってたのに……!
そりゃ、藤岡君は性格もいいし、今時珍しいくらい真面目な子だけど……。
……でも、男の子だもん、そんなことしないハズはないよね。
そうよ! 大体、カナだってそんな簡単に許して……!
やっぱり、私がちゃんと見ていてあげられなかったのが問題なの!? カナ、ごめんね……。
……でも、カナにもようやく彼氏ができたんだもん、いいことよね。
こんな自問自答を繰り返して、今は23時。もう、カナもチアキも寝てるハズ。
「あ、そういえば、食器を洗わないと……ああっ!? もう洗ってある!? 一体誰が!?」
動揺してるのかな。
とにかく、今日はお風呂に入って寝よう。
ちょっと驚きが大きすぎて、疲れちゃった……。
「ふう……」
サアア……
ふう……シャワーが気持ちいい……。
今日は、クラスで行事についての話し合いがあったから、帰りが遅くなっちゃって……。
その間に二入きりだったのね……もうっ! 私がいないと思って!
サアア……
564 :
2/5:2006/05/20(土) 18:07:03 ID:+yx6wVlJ
大体、付き合ってるなら私に一言あってもいいじゃない! カナは私を信頼してないのかな……。
ああ、もう! どうして私がこんなに悩まなくちゃいけないのっ!?
キュッ!
シャワーを止めて、とりあえずシャンプー。
あ、そうだ。藤岡君が近くに来てもいいように、カナのために、もっと匂いが人気あるシャンプーを……。
「って、ダメよっ!」
まったく、ダメよ! ダメったら、ダメのダメよ!
やっぱり、一度カナと話した方がいいかもしれない。
もちろん、私は応援してあげたいけど……で、でも、そういうのはダメだから!
姉として、言うべきところは言ってあげないと……!
でも、もしかして……
『そんなこと言って、ハルカはしたことあるのか!?』
なんて反撃されたらどうしよう……。
た、確かに私が経験無いのも事実だし……でも! だからって!
わ、私だって、全然男の子に縁が無いワケじゃないし……付き合ってって言われたこともあるし。
でも……興味がないのは事実よね。付き合いたいとか思ったことってないワケだし。
ああっ! ダメ! こんなことじゃ、カナに注意なんてできない!
「困ったなあ……」
そういえば、マキも先輩に「好きだ!」って言われてたし……私が遅れてるのかな。
「はあ……」
サアア……
体を洗い流しながら、自分の至らなさについて考える。
カナってどんなことしたのかな……。
サアア……
「んっ……」
いつもより気持ち強めに出していた水圧が、私に変な感覚を与えた。
あ……。
変なこと考えてたら、変な気分になっちゃった……。
サアアア……
「んっ、んっ……」
ん……ここ、に、シャワーがあたると、気持ちいい……。
「あ、あ……んん……っ……ん、ん……」
サワワワ……
気づくと、その場所のちょっと近くに、シャワーのノズルを寄せていた。
「はぁ……」
ぺたん
お風呂場に座り込むと、私はいよいよもって、その行為を続けだした。
そう、さっきの偶然。今やってるのは私の行為。
「あぁ……あ、あぁ……」
ノズルの角度を変えると、気持ちいいところが変化する。
近くに寄せたり、少し離してみたり、一番気持ちいいところを探すのに、私は熱中していた。
「あ……」
565 :
3/5:2006/05/20(土) 18:08:11 ID:+yx6wVlJ
気がつくと、私の左手は自分の胸にあたっていた。
「あ、あ……あん……あっ、ん、んん……」
胸の先が固くなってる……。
うう……カナは男の子とキチンとしているのに、私は一人で何やってるの……?
ん……そうだ……これは、カナを注意するために、私も多少知っておかないとってことだから……。
「ああっ、あっあっあ……ああっ! ああぁ……」
サワワワ……
くりっ、くりくりくり……
気持ちいい。
これなら、カナのしてることも仕方ないのかな……。
「あっ! あん、あああ……んっ! んんっ! あ! ぅんっ!」
サワワワ……
あ、もうちょっと水流が強くないと……もうちょっと……!
「ああっ、んっ、あんっ! あ、ああ……! ああ……っ!」
シャワ……!
「ハルカ姉さま?」
あうっ。
「ハルカ姉さま? お風呂に入ってから、だいぶたってますが、何かありましたか?」
「ち、チアキ? な、なんでもないのよ。ちょっと……そう! シャンプーが目に入っただけ!」
「そ、そうですか。それにしては長かったもので……」
「ち、違うの。そう! シャンプーが鼻にも入ったのよ!」
「そ、そうなんですか……それなら仕方ないですね」
「そう! わかったら、シャンプーが耳に入って、もうちょっとかかりそうだから、チアキは部屋に戻って寝てなさい?」
「はい……おやすみなさい」
はあ……危なかった。
チアキったらまだ起きてたのね。チアキに心配かけちゃダメよ。
まったく、カナのせいなんだから! やっぱり、こういうのはダメよ!
私は憤りながら、体を拭いて部屋に戻った。
「もう……やっぱり明日、注意しないと」
ぱたん。
扉を閉めて、ベッドに寝転がる。
ああ、ふとんは気持ちいい……寝転がるのって、本当に幸せ。
「ふう……」
電気を消して、ふとんの中で丸くなりながら考えた。
カナは……もしかして、藤岡君に流されてしちゃったのかも。
だとしたら、注意するのは藤岡君にしてあげないと。
ああ、でも……あんなにいい子が、どんな風にカナを口説いたのかな。
……ムリかも。やっぱり、藤岡君にはムリよ。
「カナ……女の子なのにダメじゃない!」
多分、カナのほうから藤岡君を押し倒したりしたのね!
だけど……カナってそういう恋愛感情とかって見せたことないよね。
……ムリかな。やっぱり、カナにはムリね。
566 :
4/5:2006/05/20(土) 18:09:24 ID:+yx6wVlJ
「ああっ! じゃあなんで!?」
とりあえず、思考を落ち着けるために、検証してみることにした。
「多分……藤岡君の手がこんな風に当たって……」
さっき気持ち良かった……胸……に……。
「んっ……」
こ、こんな風……に? カナが声を出しちゃって……。
「んっ、んっ……ぁんっ! あ、ん……んっ! んん……」
あ……これなら仕方ないよ……藤岡君も我慢できなかったんだね。
カナは悪くない……うん、藤岡君も悪くないよ。
「あんっ、あっ、あ……あんっ! ん、んん……あ、き、気持ち……いい……」
でも、カナは私に比べて胸がちょっと小さいから……今度から、朝食には必ず牛乳を出してあげよう。
「ん、んっ、あ、ああ……あんっ……は、んっ……! あ、あん……あ、あんっ! あ、ああ……んっ!」
あ……そうだ、下……下も……。
指を体に沿って下にやると、意外なところが感じたりもした。
「ふあっ……! お、おへそ……くすぐったい……!」
なんだか、だんだん止まらなくなってきちゃった……。
そして、私は自分のそこに指をあてた。
「……はぁ、はぁ……」
なぞるように、なでるように、下着の上から指を這わせる。
「……ぃっ! ……うう……んっ! やん……あっ! いっ! あ……!」
そこは、私が初めて感じる感触を与えて……そして、私をもっと変な気分にさせた。
「あ、や……! ん、あっ……あんっ! くうっ……あ、はぁ、は……っ、はぁぁ……」
「ああ、あんっ! あ、いい……あう、ん、んっ……んんっ! あ、あああぁ……!」
「はっ、はっ、あ! ああっ! っくうっ……あっ! あ! あ……ああ……!」
あんまり声を出して、二人に聞こえたりしないかな……。
それは心配だったけど、声を抑えようとすると、私のそこはもっと気持ちよくなるのを増してしまった。
「う! あ、うう……っ!」
もう……直に、直に触ったほうが、気持ちいいよ……。
そう思って、私の指は下着の中に入り込んだ。
「ああっ! あ、っああっ! は、ああぁ……あ! あんっ! あ、あんっ!」
知らなかった……私のここって、こんな風になってたんだ……。
「うう……あ、あん……あんっ! あ、いっ! う、ああ……!」
こ、ここのふくらみが一番気持ちい……!
「あっ! あんっ! ぅふっ、 あ、ああああっ! あんっ!」
「あ! も、ああ……はぁ、はっ! あんっ! あ! あっ、あーっ!」
「ああああ……あんっ! あ、ああうっ! あんっ! あ! あんっ! あああああんっ!」
はうっ!
は……あ、はぁ……。
そこまでして、私は疲れた。
いっぱいいっぱいになっちゃった。
あ……今日はもう、満足……。
もう、いい……今日は、このまま寝よう……。
567 :
5/5:2006/05/20(土) 18:10:15 ID:+yx6wVlJ
私は、部屋の扉から少し漏れる廊下の光を眺めつつ、力尽きて眠りに落ちた。
実は、お尻を出したままのみっともないカッコで寝てたっていうのは、次の日の目覚ましがなった時に、初めて気がついた。
そして、次の日の朝……。
「あう……はっ! いけない! 目覚まし鳴ってるのに、二度寝しちゃった!」
慌てて飛び起きて、朝食の支度をしに、台所へ向かった。
「……あ。ハルカ姉さま。おはようございます」
「あ……チアキ」
いい匂い。チアキが朝食の準備してくれたんだ。
「ゴメンね、チアキ。今日は早いね」
「いえ……昨日は、あんまり寝られなかったんです」
「そういえば、いつもより眠そうだね。ダメだよ、ちゃんと夜更かししないで寝ないと」
「はい……ゴメンなさい」
本当に寝てないのか、チアキは疲れた顔でトーストをかじり始めた。
チアキが夜更かしするなんて珍しいなあ……。
「ふぁーあ。おはよう! 今日もおはよう!」
「あ」
「あ」
あ。カナのことすっかり忘れてた。
「な、なんだ二人して。私がなんか悪いことしたのか?」
「そうだ! 元はと言えばお前が……!」
「まあまあ、チアキ。何を怒ってるのかわからないけど、カナは悪くないよ」
「わ、私か? 原因は私なのか?」
「お前だっ!」
「私は味方だからね」
「ちょ、ちょっと待て! 私のわからないところで、話を進めるな!」
「あ、そうだ……」
とりあえず、私は二人を応援することにした。
その手始めとして……
「はい。カナは今日から、朝晩牛乳2リットルずつ飲みなさい」
「え! なんで私だけそんな目にあうんだ!?」
「いいから。飲みなさい」
「ざまあみろ」
「うあ……」
そう、これが私が藤岡君とカナのためにできること。
「うえ……チアキ、少しでいいから手伝って」
「うう……私にはもう、相談できる相手はいないよ」
今度藤岡君が来たら、夕飯出してあげないと。
精力のつくものをいっぱい作ってあげるから!
よしっ!
はああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
570 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 21:15:25 ID:Stk0fdEC
>今度藤岡君が来たら、夕飯出してあげないと。
>精力のつくものをいっぱい作ってあげるから!
なんか間違ってるような気がするけど
そこがいいよ姉様!
GJとしか言えないじゃない、かっ!
神のいるスレはここですか?
しかしどちらの話もカナのひんぬーが強調されててエロス。
573 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 16:54:12 ID:UdVUrXca
保守坂!
藤岡×カナ
藤岡×チアキ
物が見たい俺は負け組?
>574
大丈夫!藤岡×チアキは俺も凄い萌えるさ!
マコト×チアキもありかな
保坂×マキって保坂×ハルカより正統だよな?
だって誤爆告白はフラグでしょ
保坂×速水もありじゃないか?
藤岡はオールマイティ
保坂×速水orマキ
馬鹿な子とプレーンは子供だからエロはあまり妄想できんな。
亀だが今気づいた、GJGJGJGJ!!!!!
ねんがんの藤岡×次女が見れて本当に嬉し死にしそうだ
582 :
1/15:2006/05/27(土) 02:24:40 ID:YS+Ri/dR
キーンコーンカーンコーン……
「はい、じゃあ今日の片付けは、3班の人がしてね」
「はーい」
「わーい、今日はこれで終わりだね」
「うん、でも、帰る前に雨が降らなくてよかったね」
「吉野、内田」
「ん? どうしたのマコトくん」
「早く片付けないと、帰りの学級に間に合わないよ」
「南が俺を無視します」
「また?」
「今度はなんで?」
「それが、まったく心当たりがないんだ」
「うーん……」
「マコトくんだからなー……」
「どうすればいいんだ……」
「どう思います? バットさん」
「バットさんて誰だ」
「私が思うにですね、グローブさん」
「グローブさんて誰だ」
「ボールさんの最後のエラーで負けたからかと」
「なるほど、ボールさんは俺だな!?」
「チアキちゃんに謝ってきたら?」
「よし! じゃあ、後片付けは俺が全部やるから、お前らは帰ってていいぞ!」
「ホント? やったー」
「でも、チアキちゃんは先に得点ボード持ってっちゃったよ」
「そうか! じゃあ、一人でやって遅くなると先生に怒られるから、体育着は隠しておいてくれ!」
「うん、わかった。うまくごまかしておくね」
「じゃあ、よろしくー。ラッキーだなー」
「うわっ! いっぺんに全部持つのって難しいな!」
「ところで気になることがあるんですが、体育着さん」
「どうしました体育着さん」
「チアキちゃん、今日は朝から機嫌悪かったよね」
「うん、私も気になってた」
「大変だ! ボールがこぼれた!」
「はあ」
今日は朝から眠い。
当たり前だよ、ほとんど寝てないんだから。
疲れた。今日はもう、考えすぎて疲れた。
昨日のあれはなんだったのか、未だによくわからないよ。
583 :
2/15:2006/05/27(土) 02:25:35 ID:YS+Ri/dR
「もう、今日は早く帰って寝よう……」
この得点ボードを片付けたら、さっさと教室に戻って、家に帰ろう。
だけど、まさか今日も、あんなことになってたらどうしよう。
「南っ! お待たせ!」
「…………」
ハルカ姉さまは部屋が暗くてよくわからなかったけど……なんだか、ベッドで丸くなっていた。
私にはよくわからないけど、なんだか、いつものハルカ姉さまじゃないみたいで、怖かった。
「今日はエラーしてごめんなさい! だから、全部一人で片付けるために来ました!」
「…………」
カナに至っては、明らかにおかしかった。
藤岡と何をしていたんだ? キスをしていたのはわかるんだけど。
「チアキ?」
「…………」
その後、なんだか怖いことをしていた。
なんだかよくわからないけど、いつもの二人じゃないみたいで、やっぱり怖かった。
「姫!」
「…………」
まあ、いいよ。今日はもう疲れたんだ。とにかく、ベッドに入って寝転がりたいよ。
帰ろう。
「南! 南っ! チアキ! ごめんなさい!」
「ん? なんだ、いたのか。みんなはどうした?」
「はいっ! 俺のせいで負けたから、一人で片付けようと思って帰らせた!」
「そうか。じゃあ、私も帰っていいか?」
「はいっ!」
帰ろう。考えても仕方ない。
もしかしたら、昨日のは夢だったのかも知れないし。そう思おう。
「南っ!」
「なんだ?」
「ボールをどこに片付ければいいのか、わからないよ!」
知るか。
「知らないよ、そんなの。どこか適当に空いているところにでも置けばいいだろう」
「わかった!」
ああ、うるさい。私は疲れてるんだ。
「よしっ! あの棚の上に隙間を見つけたぞ!」
「ん?」
「それっ!」
マコトは身長が届かないところに、ムリに詰め込もうとしていた。
「おい! 隙間に無理やり入れるんじゃなくて、キチンと空いてるスペースにだな……!」
「ああ! 任せろ! えいっ!」
がらがらがっしゃーん
584 :
3/15:2006/05/27(土) 02:27:01 ID:YS+Ri/dR
「…………」
「…………」
ぽーんぽーんぽーん……
「…………」
「…………」
カンベンしてくれ……。
「み、南! ごめんなさい! だけど、俺一人で片付けるよ!」
「バカ野郎……」
こんなのを放っておいたら、私のほうが先生に怒られるじゃないか。
頼む、ホントに疲れてるんだよ……。
「いい。私がやるから、お前はただボールを拾い集めることだけしてくれ」
「俺も手伝うよ!」
「いいから拾え」
「はいっ!」
ああ、もう、考え事なんかしてないで、さっさと帰ればよかった……。
昨日から、なんだかずっとツイてない気がする。
なんで私ばっかりこんな目に遭うんだろう。
「南っ!」
「なんだ?」
「ボールが一個、奥のほうにいって取れないよ!」
「どこだ?」
「ほら、跳び箱の奥にいっちゃって、手が届かないんだ!」
「ホントだ。あれは取れないよ。跳び箱を登るしかないな」
「よしっ! じゃあ、俺が取るよ!」
「いい。私がやるから、他のを集めてろ」
「はいっ!」
こういうとき、身長がないって困るなあ。
ふう。なんで体育倉庫っていうのは、こんなにほこりっぽいんだろう。
「南! 取れたか!?」
「な! お前まで来てどうするんだ! 私一人でいいだろう!」
「カゴ持ってきた!」
「ああ……ありがとう」
「今行くぞー」
その時私は、跳び箱を登って、カゴを横倒しにして、ボールを撒き散らすマコトの姿が脳裏に浮かんだ。
「待てっ! いいっ! カゴはいいから、持ってくるなっ!」
「はいっ!」
ふう……なんで私が、マコトの操作までしてあげなくちゃいけないんだ。
「南! 来たぞっ!」
…………。
「……何をしに?」
「大丈夫! カゴは持ってこなかった!」
585 :
4/15:2006/05/27(土) 02:28:02 ID:YS+Ri/dR
だったら、お前が来る意味自体がないでしょう……。
と思ったけど、説明するのが面倒だから、もう諦めた。
「わかった、ありがとう」
「どういたしまして!」
「ここは角になって狭いから、さっさと登ろう」
サア……
「ん?」
「どうした? 南?」
「……雨が降ってきたな」
「そういえば、天気予報で降るって言ってたな」
最悪だ。私は今日、傘も持ってこなかったんだ。
「もう、いい、さっさと行こう」
ちょっと気温も寒くなってきた。
体育着のままだと、カゼをひいてしまうかもしれない。
その時、ドアのほうから声がした。
「なんだー? 誰もいないのか?」
あれ? あれは2組の先生か?
「いや、ここに……」
「まったく、ちゃんと鍵をかけておけって言ってるだろう……」
がしゃーん
「あ……」
がしゃこん
「…………」
「南?」
絶望的な音が倉庫内に響き渡った。
外の体育倉庫は、普通の鍵だけじゃなくて外から南京錠もかけるんだ。
「どうした南! もしかして、登れないのか!?」
マコトが下から突っ込んできた。
「うわっ! バカ野郎、押すなっ!」
どしーん
「いたた……」
「南っ! 大丈夫か!?」
「大丈夫じゃないよ……」
肉体的ダメージより、精神的ダメージのほうが大きかった。
「おい……鍵を外からかけられたよ」
「ええっ!?」
マコトが大声をあげた。
なんであの時、このくらいの声を出せなかったんだろう。
普段大きな声を出したことのない、自分の声帯をちょっと恨んだ。
「よし! 俺が助けを呼んでくるよ!」
586 :
5/15:2006/05/27(土) 02:28:56 ID:YS+Ri/dR
「悪いが、期待してるよ」
この状況だと、マコトのバカみたいに大きい声だけが頼りだよ。
私は疲れて動く気力もなく、ドアの前で叫ぶマコトの声を聞き続けた。
「ごめん、南……」
「仕方ないよ」
結局、しばらくたったけど誰も来なかった。
来たのかもしれないけど、この土砂降りの雨の音と、体育倉庫の完璧な防音で、聞きつけてくれって言うほうがムリだ。
それよりも、疲れた。もう、しゃべる気力もなくなってきた。
ホントに、なんでこんなにツイてないんだろう……。
「南っ! 俺、考えたんだ!」
「…………」
「学級会で俺たちがいなければ、先生が気づいてくれるんじゃないかな!」
おお。
マコトにしてはまともな思考だ。
「あと、クラブの時間になれば、誰かがこの倉庫を開けるよ!」
「そうだな……それまで待ってよう」
「そうだね!」
だけど、このとき気がつくべきだったんだ。
雨が降ってたら、外でやるクラブ活動なんて、お休みだってことに。
もっとも、気がついたところで、どうしようもないんだけど。
「誰も来ないな……」
「ああ、そうだねえ……」
もう、どのくらいたったかわからない時間になっていた。
私は疲れて居眠りしていたけど、やっぱり誰も見に来てくれなかった。
「はあ……」
マコトもだいぶ疲れてるみたいだ。
私なんか、もっと疲れてるよ。
「寒いよ……」
雨の中、どんどん気温は下がっていった。
地面にそのまま座るのは冷たすぎるから、マットをひいてその上に座っていた。
それでも、体育着一枚の私は、居眠りしてから、どんどん寒くなってきていた。
「大丈夫か、南!?」
「私の体に触れるな」
「はいっ!」
と言っても、マコトも寒いんだろうけど。
はあ、なんで私はこんな目に遭わされるんだろう……。
「…………」
「…………」
587 :
6/15:2006/05/27(土) 02:29:52 ID:YS+Ri/dR
さっきから、私たちはほとんど無言だ。
そもそも、マコトと二人きりなんて、私にとってどんな罰を受けるより残酷だと思う。
だから私は、ずっと自分の家のことを考えていた。
「な、なあ、南……」
「…………」
今日も、カナは藤岡と二人なんだろうか。
「その……俺のせいでごめんな」
「…………」
ハルカ姉さまは、今日の夜も昨日みたいなことをするんだろうか。
「…………」
「…………」
私にはわからないけれど、いつか私もあんなことをするんだろうか。
そう思うと、なんだか怖くなって、泣きそうになった。
「…………」
「…………」
私にはわからない大人の行為。
疲れきって、寒くなって、そんなことを考えて、私はどんどん心細くなってしまった。
「…………」
「……なあ」
「えっ!? なっ、なんだ!?」
私から出た声に、マコトはまるで助かったかのように飛びついてきた。
「おかしなことって……なんだ?」
「おかしなこと?」
マコトは、私が急に出した話題に、頭がついてきていないようだ。
「前に知ってるようなことを言ってたじゃないか。おかしなことってなんだ?」
「そっ、それは!」
マコトは顔を真っ赤にして飛びのいた。
もしかして、私の考えてる「おかしなこと」と同じなのかもしれない。
「なあ、おかしなことを知ってるのか?」
「知ってるといえば知ってるけど」
「じゃあ教えてくれよ」
「俺もねえちゃんから聞いただけだもん」
「それでいい。教えて欲しいんだよ」
マコトはちょっと悩んでるみたいだった。
聞いただけなら、そのまま説明すればいいだけでしょう。
「じゃ、じゃあいくぞっ!」
「よし、こい」
がばっ
「何、するん、だっ!」
右ストレートが炸裂した。
588 :
7/15:2006/05/27(土) 02:31:03 ID:YS+Ri/dR
「だ、だって、おかしなことを教えてくれって……」
「私の体に触れるな」
「だって、触らないと教えられないよ……」
「触る? 口で説明してほしいんだよ」
「わかった、口でするよ」
がばっ
「何、するん、だっ!」
黄金の右が炸裂した。
「〜〜っっ……〜〜……っ!!! ……っ!!!」
「私の体に触れるな」
「だ、だって、触らないとできないよ……」
「だから、言葉で説明しろって言ってるんだよ」
「体に触ったり、体を舐めたり……」
「そうか。それは私にはムリだよ」
「だろ? だから俺もしたことないよ……」
なんだ、そういうことか。
なんでそんなことをするのかはわからないけど、何をしてたのかはなんとなくわかった。
だけど、なんでそれが怖いのかはもっとわからなくなった。
「…………」
「痛い〜……」
怖いのはもしかして、私がそれをするのがイヤだからじゃないか。
それをすることによって、私は怖くなくなるんだろうか。
ふと、そんなことを思った。
「…………」
「南?」
「してみたいのか?」
「えっ?」
言ってから、急に汗が噴き出した。
急に体が熱くなってきたよ。これは、なんなんだろう。
「してみたいのか?」
「い、いや、俺は別に……」
「して……みたいのか?」
「はいっ」
前提として、私はしてみたくない。
そうじゃないと、なんだか自分がすごくおかしな生き物になる気がした。
「で、どうするんだ?」
「ええと……」
マコトが困ったように私の体を上から下まで見た。
「変な目で私を見るなよ」
「ご、ごめん」
マコトは困ったように手を伸ばすと、私の体育着の裾に手を入れた。
589 :
8/15:2006/05/27(土) 02:32:13 ID:YS+Ri/dR
「なっ!」
ごそごそ
「何をするんだっ! やめろっ!」
「だ、だって、しようって言ったじゃんかっ!」
マコトに触れられるのは覚悟してたハズなのに、なんだか、急に怖くなった。
怖くなったというよりも、この感覚は。
恥ずかしくなった。
「うわっ!」
体育着をまくられて、私はすごく大事なことを思い出した。
「あれ。南ってブラジャーつけてるんだ」
「み、見るなーっ!」
そう。しまった。よりにもよって。
ちょうど昨日まで、私はキャミソールかタンクトップを着ていたんだ。
だけど、最近になって、私の周りの友人が一人、ブラジャーを着けてきたんだよ。
それ以来、ブラジャーをつける人口は多くなり、とうとうクラスでつけていないのは私だけになってしまったんだ。
これを第一次ブラジャーの政変と私は呼ぶ。
普段はみんなキャミソールのくせに、体育があるときは、みんなブラジャーを一斉に着けてきた。
だから私も、それとなくハルカ姉さまにお願いして、私用のものを、とうとう一枚買ってもらった。
そのデビュー戦が今日だったんだよ。
それがよりにもよって。
「うわっ、すげぇ!」
マコトに見られた。
はっきり言って、ブラジャーの本来の役割は果たせていないから、用は短いタンクトップと言っても過言じゃない。
もっとはっきり言ってしまえば、見栄だ。ああ、見栄だよ。
っていうか、バカみたいだ。
それを、クラスで一番のバカ野郎に見られてしまった。
「あっ、あっ……」
「ん?」
「もう、殺してくれ……」
全ての気力が一気になくなった。
もうダメだ。
「ど、どうした南! 俺、クラスの子がブラジャーしてるの初めて見たよ!」
「その話題をするな!」
ホントにバカ野郎だ。
何も考えてない大バカ野郎だよ。
少しは気を使えと思った。
「そっかー、南もハルカさんみたいになるんだなー」
ああ、私はハルカ姉さまにはなれないよ。ハルカ姉さま……。
ハルカ姉さま?
「あ! いや! 俺はハルカさんの胸を見たとかそんな!」
590 :
9/15:2006/05/27(土) 02:33:17 ID:YS+Ri/dR
「ハルカ姉さまみたいに……?」
そうだ、これからハルカ姉さまみたいになるんだ。
「そうだ、南! 胸は触ったほうが大きくなるらしいよ!」
マコトがなにか必死に騒いだ。
「…………」
「み、南……?」
「マコト……ゴーだ」
「はいっ」
どうせ、ここまで来たんだ。もう、なんでも我慢しよう。
そう思って、ゴーサインを出した。
もう、なんでもやってくれ。
「じゃ、じゃあ、いくよっ!」
ぐいっ
ブラジャーをあげると、私の小さな胸がマコトの目の前に晒しだされた。
さすがに、恥ずかしいんだよ……。
な、なんだか、緊張してきたぞ。
くりっ
マコトの手が、私の胸の突起に当たった。
「あんっ!」
びくんっ
思わず私の体が跳ねた。
な、なんだこれ!? なんなんだこれはっ!?
「み、南?」
「く、くずぐったい……くすぐったいだけだよ」
「そ、そうか! じゃあ、いくよっ!」
くりん
「あぁんっ!」
なんだか、緊張して、想像以上にくすぐったい。
これは、我慢できるもんじゃないと思った。
「ま、マコト、もっと優しくしてくれ……」
「はいっ」
さわさわさわ
「う、うう……」
体がくすぐったくて、恥ずかしくて、頭がとけそうだった。
この感じがなにかに似てる……これは……。
くりんっ
「うあぁんっ!」
お、おしっこするとき……だ……。
くりっ、くりん、くりっ、くりん
「あっ、あぁっ! ひゃんっ! ダメッ、ダメだっ!」
初めての感覚に、体のどこかがおかしくなりそうだった。
591 :
10/15:2006/05/27(土) 02:34:20 ID:YS+Ri/dR
「み、南……大丈夫か?」
こくん
かろうじてうなずくのがやっとだった。
というよりも、ホントに私は大丈夫なのか……?
ぱくん
そこで、信じられないものを見た。
マコトが、私のそれに口をつけた。
「なっ……」
ちゅう……
「あぁうっ!」
また、こそばゆい感覚が私の中をまっすぐに通った。
さ、さっきとは違う感触が、また……!
ぺろっ、ぺろぺろぺろ、ぺろっ
「あんっ! あっ、あんっ! ぁはっ、ふぁぁ……」
マコトは、アイスでも舐めるかのように、私のそれを舐めまわした。
だけど、指でされるよりも、それは私の芯によく通る感触だった。
「あぁっ、はっ、ふぁっ、はあぁ……ああぅんっ! あぁんっ! あっ! あ……っ!」
「はあ、はあ……あ、熱いよ、南……」
マコトはこの気温の中、体育着の上を脱いだ。
だけど、不思議には思わなかった。
「南も、汗かいてるけど、熱いのかっ?」
え……。
ぽたっ
私も知らず知らずのうち、汗をかくほど熱くなっていた。
「熱い……」
マコトはマットの上に私を押し倒すと、私の体育着の上着を脱がせた。
「あ……」
ぺろぺろぺろぺろ
「ううっ! あっ、やっ……! ああ、はぁっ、うっ、あうっ……」
マコトの舌は、悔しいけどすごく、くすぐったかった。
そして、
ちゅうっ
「っっっ!」
ときどきこんな風に吸われると、その感覚はさらに大きくなった。
「うう……す、吸うのが、いい……吸うの……」
「はいっ」
ちゅうちゅうちゅうっ
「あんっ! ば……バカ野郎っ! あ、あ、そんなに強く吸ったら……痛いっ!」
「ごめん!」
かぷっ
「はううっ!」
592 :
11/15:2006/05/27(土) 02:35:19 ID:YS+Ri/dR
認めたくないけど、これはある感覚なんじゃないかって思うようになってきてしまった。
「うう、う、うう……あ、あぁ……あんっ! あ、あんっ!」
「はあ、はあ」
マコトもだいぶ疲れてるみたいだ。
「ち、チアキ……」
いつの間にか呼び捨てだったが、疲れてるみたいだから、止めないでおいた。
「な、なんだ……?」
「ええと、次にいくよ」
「次……?」
マコトは「次」と言うと、私の下半身に手を下ろし……。
するっ
「!!」
短パンに手をかけると、それを下ろそうとした。
「なっ! ダメだっ! 何するんだっ!」
「だ、だって、こっちが本番なんだって!」
「本も番もなにもあるかっ! バカ、やめろっ!」
しばらく抑えたり引っ張ったりの格闘になったが、いかんせん、私はもう疲れていた。
「くっ」
脱がさせまいとうつぶせになったところに、
ずるっ
「なっ!」
マコトにお尻を突き出す形で、下着ごと下ろされてしまった。
自然、犬みたいな格好になった。
「あ……」
「うわっ」
「見るな、バカ野郎!」
「そこ」は自分でもよく見たことのないところだった。
だけど、その言葉が届くか届かないかの前に、マコトの指が私の体に触れた。
くにっ
「いっ……!」
「おおっ!?」
「な、なにしてるんだっ?」
「チアキ、なんかチアキから出てる」
「え……?」
マコトに手を取られて、私は「そこ」を触ってみた。
ぬる……
「!!」
な、なんだこれ……?
汗……じゃないよな?
おしっこ……でもないよな?
593 :
12/15:2006/05/27(土) 02:36:25 ID:YS+Ri/dR
「チアキっ、これは濡れてるんだよ!」
「ぬ、濡れてる……?」
なんだそれ。なんで私がそんなことにならないといけないんだよ。
「わかったから、もうカンベンしてくれ……」
とにかく、この恥ずかしい格好をなんとかしたかった。
ホントに、なんで昨日から、こんなにツイてないんだよ……。
「ここからだよチアキ!」
「なに……?」
ぬちゅるっ
「ふああああっっ!?」
マコトの顔が、私の「そこ」についた。
「あ、あ……あぁ……」
今までに感じたことのない感覚。
くすぐったいとも、こそばゆいとも違う感覚だ。
ちゅぱっ、ぬちゅ、ぐちゅっ、ちゅう、ちゅう……
「ああっ! あぁっ! もう、ダメだ……ああああっ! やだ、ぁ……」
相変わらず、マコトの舌はすごい勢いで動く。
「あああぁぁっ、ひあっ! あっ! ふぁあ……うぁっ、あっ、はぁっ」
舌が動くたびに電気が走り、私はもうその感覚を認めてしまっていた。
「ああ……う、ああぁ……マコト……気持ちいいよぉ……」
その言葉を出してしまってから、あとの私はもう、素直だった。
「ああっ! あんっ! ぅあんっ! あっ! ああっ! あんっ! あああぁ……」
ハルカ姉さまも、カナも、これをしていたんだ。
二人はもう、大人だから知っていたんだ。
「あっ! うぁっ、はっ、はぁっ、はっ、はぁ、やっ、ああっ、はぁ、はぁっ……!」
なんで私に教えてくれなかったのか、やっとわかった。
これは、知っちゃいけないことなんだ。私はまだ、知らないほうが良かったんだって思った。
「あああぁっ! もうっ、もうやめ……うううぅぅぅ……ああっ! うっ、あっ、あんっ!」
自分が変になりそうで怖かった。だから、もうしないから許してくださいって思った。
「ああっ! あ! あ、あああああああぁぁぁぁ……あああーーーーーっっっ!!!!」
ぷしゅっ
「え?」
ぷしゃああああああああっ
「ち、チアキ、おしっこ……」
「ああっ、ぐすっ、あっ、あっ、ごめん、ごめんなさい……」
最後の一滴を出し終わるま止まらなくて、マットをびしょびしょにして、ようやくおしっこは止まった。
「ううっ、うっ、えぐっ、あ、うああああん……」
だけど、目から出る液体は止まらなくて、私が泣き止むまで、マコトは呆然としていた。
594 :
13/15:2006/05/27(土) 02:37:42 ID:YS+Ri/dR
「チアキちゃんごめんね。もっと早く気がついてればよかった」
「あーん、チアキちゃんゴメンねー!」
それからほどなくして、体育倉庫には先生が迎えに来てくれた。
「チアキちゃーん!」
「ごめんねチアキちゃん!」
「い、いや、ホントに大丈夫」
さっきから首が重い。
さすがに、人間二人を首にぶら下げるのは、大変だと思った。
「チアキったら、遅いから心配したんだよ」
「まったく、体育倉庫で男と二人とは、何やってたんだか」
ハルカ姉さまとカナも迎えに来ていた。
帰りが遅いのを心配したハルカ姉さまが学校に連絡してくれたみたいだ。
「…………」
さっきから、マコトがずっとこっちを見ているのは気がついてた。
だけど、なんて言ったらいいものか、私にもわからないんだよ。
こういうときは、男のほうから声をかけるべきじゃないのか?
「…………」
「おい、マコト」
「はいっ」
マコトの母親も迎えに来ていた。
ちょいちょいと手招きして、マコトだけ呼び寄せる。
「な、なんだっ!? その、ごめんなっ」
「いや、頼むから謝らないでほしいんだよ。気づかれると困るんだ」
「はいっ」
あー、もう、どうしたものか……。
「おい」
「はいっ」
「今日のことは絶対誰にも言うなよ」
「はいっ」
「それで、お前はどうしたいんだ」
「えっ?」
マコトは怒られると思っていたのか、きょとんとした顔をした。
「まさか、あれだけして何も考えてないとは思ってないだろうな?」
「お、思ってないよっ!」
「じゃあ、どうするんだ」
「わかりません!」
やっぱりバカ野郎だ。
595 :
14/15:2006/05/27(土) 02:38:51 ID:YS+Ri/dR
「お前は、ハルカ姉さまが好きなんだろう?」
「いや! そんなハルカさんが好きとかそんな大それた!」
「声が大きいよ。それで、私はどうするんだ」
「へ? チアキ?」
「私のことはどうでもいいのか」
「い、いや! そんなことないよ!」
「うん」
ハルカ姉さまとカナがこっちを不審そうに見ている。
早く話を切り上げよう。
「マコトが私のことを一番にするなら、今日のことは許してやろう」
「す、するよっ! チアキのこと大事にするよっ!」
「ただし!」
私はマコトを睨みつけた。
「私はバカ野郎は嫌いなんだよ。だから、私より頭のいい男になるのが条件だ」
「な、なるよっ! 俺、がんばるよ!」
「それまで、私以外とこういうことをするのは禁止だからな」
「うん! もうしないよ!」
「それと、誰かにしゃべったら、今の約束もなしだ」
「はいっ」
「よし」
別にマコトのことは好きでもなんでもないけど、これでクラスにバカ野郎がいなくなるだろう。
「じゃあ、帰るか」
「うん」
私はハルカ姉さまの元に戻った。
「おやおや、チアキもお年頃になったもんだ」
「チアキ、何を話してきたの?」
「ええと……」
さて、なんて言おう。
カナがにやにやしながらこっちを見ていた。
「謝るくらいなら、最初からするなと言う話を」
「!!!」
「謝るくらいなら? なにそれ?」
「ち、チアキさん? ちょっとこっちで話でもしようじゃないか」
「確かめるくらいなら、最初から言うなってことを」
「???」
「チアキ様っ! 本日はいかなるおやつをご所望でございましょうかっ!?」
「疲れたから、甘いものが食べたいよ」
「ハルカ、私は一足先に帰って、疲れた妹のために一個300円くらいするプリンでも買っておいてあげることにするよ」
596 :
15/15:2006/05/27(土) 02:40:45 ID:YS+Ri/dR
「そう? カナは優しいね」
「ははははは。まあ、かわいい妹のためだからねっ!」
「おい、ハルカ姉さまの分も忘れるなよ」
「承知しました!」
「???」
そのまま、私はハルカ姉さまと帰宅した。
途中、ふと空を見上げると、雨はすっかり上がって雲の間から星が見えていた。
私が、少し大人になったと知ったら、お父さんとお母さんはどんな顔をするんだろう。
そんなことを考えながら、ハルカ姉さまの手をしっかりと握った。
ツイてないと思っていたけど、今見た星空は……。
なんだか、久しぶりの人に会えたみたいで、すごく心地よかった。
「チアキ様、パステルのプリンでございます」
「明日も」
「そっ、そんなバカな! チアキさま、どうか、お慈悲をっ! お慈悲をっ……!」
「藤岡にでも頼め」
「! そうか! よく考えたら、私だけのせいじゃないじゃないかっ! 連帯責任だっ!」
「藤岡君がどうかしたの?」
「い、いや! なんでもない! なんでもないぞ!」
「そう。ところでカナ。晩の牛乳2リットル。はい」
「ぷおおっ!」
「ざまあみろ」
そして、今日も我が家の夜はいつも通りだった。
「藤岡っ! ふ、藤岡も半分の1リットルは手伝えよーう! えっ、えっ」
そんなみなみけ。
>>596 リアルタイムで見てた。いいね‥いいねコレ!!! 超GJ!
WF事務局からFAXが来ていた・・・
講談社作品でエロはやるなというお達し。
特に、アフタヌーン作品とみなみけと西尾維新という注があったけど・・・
GJ!
でWFってなんだ?
むう
投下したいのだがPSPだからリアルタイムで書きながら投下するしかない
しかし、PSPには一度に書ける量に限界がある
しかも少ない
どうしよう?
>>602 @裏紙かなんかで下書きして投稿する
Aリアルタイムで少しずつ投下
Aでも構わないぞ
そうか
ところで、保坂は一人暮らしとかそこのところわからん?
金が無くて単行本も連載も読めん・・・
あれ?となるかもしれんが許してくれ
すまん
単行本は二巻まで中古で読んだ
>>605 つまりお前のハルカとカナとチアキは中古なわけだ。
GJ…!!
…しかしどうせなら4部作に……仲間外れはかわいそうだ!
609 :
KATU:2006/05/29(月) 20:21:46 ID:AhkmLMdg
>>602だ
これより作品を投下す
つづきはできるだけ速く投下できるようにする
[まけない]
「アツコよ」
「・・・なんですか?」
場所は放課後の屋上の物陰
人気の無い屋上のさらに人が寄らない場所
そんな場所に青年、保坂と少女、アツコがいた
「実は俺としては速く南ハルカに告白したいのだが・・・」
「・・・だが、なんですか?」
「実はな・・・」
昼休みの時・・・
「速水よ、どうすれば南ハルカに告白する事ができる?」
「甘いな保坂、逆に考えるんだどうしたら告白できるかではなく、どうしたらイかせられるかと考えるんだ」
そう言うと速水は笑いながらさっていった
保坂の自作弁当を持って
「ということがあったのだ」
(速水先輩・・・)
空を仰いで先輩の顔を思い浮かべる
親指立てて笑顔でガンバと言ってる気がした
「そこでだアツコ」
「はい?」
「練習に協力しろ」
「・・・え?」
練習に協力しろということはつまり保坂とSEXをするということでーーー
そこまで考えてアツコは赤面した
「え、あの、わ、わたし!」「そうとなれば早速家で練習するぞ」
(話を聞いて)
こうしてアツコは保坂の家へ案内、もとい連行された
つ
要するに藤岡×トウマが見たいんだよっ!
あ、保坂先輩つづけてね。
612 :
KATU:2006/05/30(火) 20:42:23 ID:NYstgK9f
つづき〜(保坂の家とか捏造です)
シャーーーー
「どうしよう・・・」
抵抗できずにさせるがまま保坂の家に連れていかれてしまったアツコ
とりあえずシャワーを止めて体を拭く
そして、タオルを巻いて保坂の元へいく
「来たか」
「は、はい・・・」
保坂はなかなかにいいマンションに一人住んでいた
ゆえに止める者はいない
そして二人はベットの上に乗り
「よ、よろしくお願いします」
「こちらこそ頼むぞ」
などと挨拶をした
保坂の手がアツコの顎に触れた瞬間
アツコの体がびくりと跳ねた
「アツコ」
「は、はい」
「力を抜け」
保坂はアツコの顎をわずかに上げキスをした
アツコはベットに横たわった
保坂の手がアツコの豊かな胸に触れゆっくりと揉みしだしていく
「ん・・・は・・・あ・・・」
アツコの口から声が漏れだしそれを保坂が口で塞ぎ舌を絡ませる
「ん・・・ちゅ・・・はぁ・・・」
絡み合い混ざり合う唾液
やがて離された舌と舌には糸が引いていた
それを真っ赤な顔で火照ったように惚けているアツコは見ていた
その間に保坂は顔をアツコの胸へと近づけ
ピンクの乳首を甘噛みした
「ひゃ!あっ!」
次第に堅くなってきた
「あっ!せ、先輩!」
613 :
KATU:2006/05/30(火) 21:38:24 ID:NYstgK9f
そこで保坂は顔を離した
「え?」
突然やめられてアツコ残念そうに涙目で保坂を見た
「アツコ、なめてくれ」
保坂はすっかり堅くなった自分の物をアツコの前に差し出した
アツコはなにも言わずにそれを手にとりおずおずと舌を這わせた
亀頭、裏筋、カリとぎこちないながらも必死に保坂を気持ち良くさせようとする
「く・・・アツコ」
そのぎこちない動きは確実に保坂を気持ち良くさせていた
「ふぁい?」
保坂のものをくわえたまま上目遣いに保坂を見るアツコ
その天然の愛らしい仕草がやり拍車をかけた
ガッとアツコの頭を抑えて根本までくわえさせる
「!!」
どぴゅ!どぴゅ!
勢いに乗って大量の精液がアツコの口の中に放たれる
「アツコ、吐き出してもいいんだぞ?」
口を抑えて涙目になっているアツコが心配になってそう言うが
フルフル
アツコは首を横に振るい
コクン
と保坂の精液を飲み込んだ
うっとりとした表情のアツコはとても可愛らしかった
美しいや妖艶ではなく
[可愛らしい]だった
「アツコ・・・いいか?」
アツコの性器は十分に濡れていた
「はい・・・保坂先輩来てください・・・」
とりあえずここまで
続きは早い内に書きます
614 :
KATU:2006/05/30(火) 21:41:16 ID:NYstgK9f
>>606 ならば俺が書いた中古の保坂とアツコも読まないな
>>614 ふむ、漢らしく言わせて貰うぜ。
そ れ は そ れ 、 こ れ は こ れ !
GJ
GJ!!チアキをありがとう!!
618 :
KATU:2006/06/01(木) 21:46:04 ID:OduhBzEP
ハルカ×チアキの需要はあるかー
需要の無いの組み合わせなど存在しないとだけ言っておこう
>>619 あなたはネ申か…!?
新世界を造るネ申か!?
ハルカ×藤岡
ハルカが無理やり藤岡の童貞を…………
無理があるな
この作品では姉妹レズこそ王道ですよ
女王様なハルカ話きぼんぬ
マコちゃん総受けという新世界
少ない男性キャラをどう生かすかだな
627 :
KATU:2006/06/04(日) 20:46:45 ID:MRjAfQpG
すまん、ネタが浮かばなくてしばらく書けそうにない
もう少し待ってくれ
藤岡×内田
藤岡×チアキ
藤岡×トウマ
激しくキボン!
特訓中に脱線して男同士の会話に…トウマにオ○ニーを伝授しようとする藤岡……!!
とか読みたいよバカ野郎!
藤岡×カナ×チアキ
じゃあもう藤岡×3姉妹で
おまいらさっきから俺の名前を連呼するな!
>>632 バカ野郎。4姉妹に決まってるだろうが!
638 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 07:48:53 ID:Gy/F81UW
神が来ることを願ってage
4姉妹=ハルカ、カナ、チアキ、マコちゃん
単行本二巻でカナがチアキの同級生相手に防犯教室を開いた時、
タケルが小学生達に押し倒されたじゃないか。
それから発展してだな、小学生多数×タケルの逆レイプものが読みたいなぁ…
某少年漫画の続きを7年も待った俺は待つ事には慣れっこだぜ
藤岡×アツコ
藤岡×アツコ
>>643 エロ小説を初めて書く俺でいいなら、トライしてみるんよ
内田と吉野以外の2人の名前が分からないorz
タケルの両手と両足に、覆いかぶさる様にして抱き付いてきている少女達。目的は、タケルの拘束。
彼は今、とある疑いをかけられていた。
発端は、カナの一言。
「ハルカ、チアキ。タケルってどういう親戚?」
だが、その疑問に答えるはずの二人も、タケルがどういう親戚なのかを覚えていなかった。
その後、済し崩しと言うか、場の雰囲気でなぜか不審者扱いとなり、あっという間に拘束されてしまった。
ある意味、拷問だよなあ。
タケルは、心の中でそう苦笑する。
自分を捕まえているのは小学生とはいえ、女の子。
しかも、どの娘もかなり可愛い。
……ロリコンかよ、オレは。
自分を諫めるために、そして思考を別の方向へずらそうと、タケルはそう考えていた。
だがしかし、腕や下半身に感じる柔らかさや暖かさは、その娘たちから女を感じるには十分過ぎた。
「……む、カナ先生ーー」
やがて、下半身に抱き付いていたショートカットの娘が、何かに気付いた様子で挙手。
カナは、彼女に内容を言うように促す。
「はい。どうやらおじさん……じゃなくて不審者は、ズボンに何かを隠しているかも知れなくて……でも勘違いかもしれなくて──」
「ストップ。つまりは、何かを見つけたんだな」
一人で不思議な空間を構築しようとしていた少女を制止し、要点だけを纏めるカナ。
「それでいったい、何を見付けたんだい?」
「えっと、棒のようなもので……硬くて……あ、でも柔らかくて──」
ゴツンッ。
今度は、受話器を置こうとしていたハルカが壁に頭をぶつけた音が、彼女の言葉を遮る。
「ん? どうしたんだい、ハルカ?」
「いたた……。そ、それってもしかして」
額を手で押さえながらも、何かを言おうとするハルカ。
「よーし、不審者から凶器を奪うぞー!」
「「おーっ!」」
だが、カナと吉野らタケルに抱き付いている少女たちは、彼女の言葉に耳を傾けようとはしなかった。
しかも、いつのまにか凶器に決定されている。
「脱がすぞー!」
「「おーっ!」」
「ちょ、ちょっと待ちなさい!」
ハルカの制止の声も聞かず、カナたちはタケルのズボンを脱がそうとする。
タケルは逃げようとするが、彼を拘束している少女たちの力は思いの外強く、上半身を上げるだけで精一杯だった。
「だ、だ、ダメだよカナちゃん!」
なんとか止めようとして、タケルが叫ぶ。
「観念しろーー!」
両手の指を、不気味に動かしながら、カナがタケルに迫る。
「いくぞ!」
そして、ズボンに手をかけ、一気にずらそうとした。
「ん? あれ? なかなか脱げないぞ」
ズボンの中にある「何か」が引っ掛かり、思うように脱がせないカナ。
「や、やめてくれーッ!」
「仕方ない。それなら!」
絶叫するタケルを無視し、カナは目一杯の力をズボンに込める。
一気に下がっていくズボン。そして、力を込めすぎた為か、ズボンと一緒に下着までもが下げられていく。
そして……。
「わーーーーーッ!」
「…………っ!」
絶叫するタケル。対照的に、沈黙している女性陣。
全員の視線が、露出されたタケルの下半身に集中している。
「…………。」
時が、止まった。
「……んっ……く……ん……」
何分ほどたっただろうか。部屋の中に小さく響いた音が、再び時を動かしはじめる。
その音を発しているのは、タケルの右腕に抱き付いている少女。名前は、吉野。
彼女は、自分の股間をタケルに擦り付ける様にして、軽く上下に動いていた。
今度は、全員の視線が内田に集中する。
「……んっ……あの……おじさんの……みてたら……その……あっ……おしっこするところが……なんだかむずむずするような気がして……んっ……」
言い訳するようにそう言葉を放ちながらも、擦り付ける強さを、少しずつ強くしている吉野。顔には、少し赤みが差していた。
タケルは、先程とは比べものにならないくらいの暖かさと柔らかさを、右腕に感じていた。それと同時に、少しの湿っぽさも。
「……ん……ダメ……止まら……ないっ……」
タケルの腕に股間を更に強く擦り付け、吉野が喘ぐ。
他の娘たちは、息を飲んでそれを見つめる。
本来ならこの行為を止めなければならないタケルやハルカも、この光景に釘づけになっていた。
「……は……あ……んっ……」
ときどきタケルの陰部を見ながら自慰行為に更ける吉野。
彼女の股間が当たっているタケルの腕が、濡れているのが分かる。
やがてその行為は、最高潮を迎える。
「……く……あふ……んっ……ダメ……んっ……何か……来ちゃうよぉ……」
多分初めてであろう絶頂を、まだ幼い彼女はそう表現した。
「……あ……だ、だめ……お、おしっこ……んっ……はっ……」
突然彼女を尿意が襲うが、それすらも、快楽の一部となってしまっている。
「……はっ……んっ……だめ……だめっ……」
言葉とは裏腹に、吉野は股間を擦る強さを最大まで上げる。
「……んっ……来る……出ちゃうっ……あ……あ……ん……んっっっ!」
痙攣したように体を大きく震わせ、タケルの腕に倒れこむ吉野。その目は、涙を浮かべながらも、艶めいていた。
タケルは右腕に暖かさを感じていた。もちろん、吉野の体とはちがう。
「……ごめん……なさい」
息を乱しながら、謝る吉野。
タケルが感じている暖かさは、彼女の尿だった。
下着越しにあふれ出るそれを、股間を当てられていたタケルは、もろに受けている。
初めは遠慮するようにちょろちょろと流れだしていたが、やがて我慢が効かなくなったのか、音を立てるくらいに勢い良く放っていた。
「……や……止まって」
吉野は力なくそう言うが、その行為を止めることは出来なかった。
タケルの腕を伝わった液体は、床に波紋を立てながら広がっていく。
「……漏れちゃった」
そして、放尿が終わると、彼女はそうつぶやいた。
その行為を見届けていたタケルが、下半身に違和感を感じ、自らの陰部へと目を向ける。
「へぇ〜、男の人のってこうなってるんだ」
「わ、私初めて見ました……」
タケルの性器をいじるように触れている4つの手。
「えっ?!」
驚くタケルをよそに、楽しそうにいじる内田と、多少おじ気付きながらも興味はある様なそぶりのロングヘアーの少女。
「わっ、何か出てきた……おしっこ?」
「ねばねばしてますね……」
無邪気に自らの性器をいじり回す手に、タケルは快楽を感じてしまっていた。
そして、少しずつ溢れだす我慢汁が潤滑油となり、ますます感じてしまう。
「あ、これです。硬くいような、柔らかいようなもの。あ、でもやっぱり硬くって……」
「…………」
いつのまにか、陰部に触れる手は8本に増えていた。先程の、ショートカットの少女、そして内田だ。
内田は無言ながらも、しごくように竿の部分に手を当てている。
南3姉妹はというと、少し離れた場所で、その行為を遠慮がちに、でもしっかりと見つめていた。
スレ汚しすみませんでした。
かなり中途半端ですが、こんな感じでよければ、続きも書いてみようと思います。
こういうのは初めてなので、なかなか難しかったです。
もっと上手に書けるようにして、楽しんでもらいたいので、些細なことでも何か意見がありましたら、言って頂ければすごく嬉しいです。
>>653の最後の内田は、吉野の間違いです。
最後にカナが離れてるのも少し不自然ですねorz
今度、最後の方を少しいじった訂正版を投下するかもしれません。
なんだこれは!?……超GJじゃないか…!!!!
続きも是非!
そしてその後トウマ系ストーリーも書いて下されば神
GJ!GJ!
続き楽しみにしてます
>>658 すみません、トウマ系ストーリーとはどういうものでしょうか?
聞いたことがなくて……。
もう一つの南家の末っ子冬馬(トウマ)のお話のコト。
単行本にこそまだ出てないが、連載での存在感と活躍はまさに主役だよ。
単行本は11月か………
>>661 すみません、単行本派なので……。
もし書くとしたら、3巻発売後になると思います。
単行本派でしたか…
最高のキャラクターですので、3巻発売とそれに伴うカキコを心からお待ち申し上げます!
続きの方もよろすく!
保守
すみません、あまり書く時間がとれなくて。
もう少しかかりそうです。
保坂
オレはこのスレの職人さんを“信じる”よ‥‥。
>>668 なんか言い方に毒が籠もりつつあるなw
続きマダー?
書き込みが少ないから、職人さんは見てる人があんまいないと思ってるのかな?
みなみけの作者の作品がOVA化から認知度はあるみたいだし、ROM専の人が多いだけだと思うんだけどな、今までの俺みたいに。
気長に待ってますよ
そのとおりだよ!
超待ってるよ!
頑張って!
OVA発売した買うな
藤岡×カナが読みたい。
保っ坂
675 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 21:34:06 ID:5OP789Cm
保守
おまえらホント保坂が大好きだなw
>>674の人、本当はかっこいいのかもしれない・・・
好きなの? だとしたら趣味を疑わせてもらうわよ。
保守
坂
>>678 そこは「でも全然脱ぐタイミングではないと思う……」
と返すのが適じゃないのか。
馬鹿野郎共が偉そうに
>>683 騙されるな!
姫は「馬鹿野郎」じゃなくて「バカ野郎」だ
まこちゃん
チアキテラモエス
南家で暮らしたい
南こうせつと暮らせばいいよ
たまにはage
それではsage
まだまだage
それでもsage
693 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 23:54:39 ID:vOFpDr6Q
∩(・∀・)∩ age
(・∀・) sage
U U
マコちゃんかわいいよマコちゃん(*´д`)ハァハァ
∩(・∀・)∩ ・・・
∩(・ω・)∩ age
誰かこの流れを・・・
俺はこのスレの“職人”さんを“信”じるよ…
700 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 03:21:07 ID:1AEOAstq
保守
ば‥‥!?
703 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 10:50:44 ID:ktdllBWU
保守
ほす
705 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/18(金) 16:24:25 ID:3RaBxDOx
捕手
706 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 01:27:58 ID:XCAJ73f6
(゚ω゚彡゚ω゚)
カナ×チアキ×ハルカ×速水先輩で書いてみようかな・・・
気が向いたら
南家のおかしな事+α
「おいバカ野郎」
日曜日の夕方の南家にチアキの呼ぶ声が聞こえる
「ふむ、何だね?」
「お前は私が前におかしな事について尋ねた時に、私よりは詳しそうだったじゃないか」
「ふむ、そうだね」
何だチアキは、まだそんな事が気になっていたのか・・・
「バカ野郎のお前が知っていて、私が知らないのは気に入らない。ちょっとおかしな事について教えてくれ」
おかしな事について教えてくれ・・・か。
おかしな事の意味を知っている人が聞いたなら、たまらんだろうな、その発言は
「む、何だ?その顔は、教えるのか?教えないのか?」
ん〜・・・とここで少し考え込む。
別に教える(というか実践する)のはかまわないが、もうすぐ買い物に行ったハルカが帰ってきてしまう。
今日は、少し離れたところにあるスーパーが特売日だったので、そっちに行ったらしいが
流石にそろそろ帰ってくるだろう。
そうなると少々やっかいな事になりかねない。
ん〜・・・どうしたものか・・・何か名案は・・・
そうだ!あの人なら詳しそうだし、何よりハルカの行動を制御できるかもしれない!
「よしわかった、教えてやろう。だが助っ人がいるので、その人を呼ぶから待っていたまえ」
「誰だ?その助っ人というのは?」
「それは秘密だよ、チアキ。それを言ったら面白くないだろう?」
「そんなものか?」
「そんなものだよ」
そうと決まれば早速電話だ。大晦日に教えてもらった携帯電話の番号をプッシュする
「はいは〜い」
という明るい声で電話にでたその人は、ハルカの高校の速水先輩だ。
早速計画を伝えることにする。
「南さん家のカナです。実はですね・・・ゴニョゴニョゴニョ」
「えぇ!?そ、それは面白そうだね!是非とも混ぜてほしいな!」
「わかってますよ、先輩にはハルカを・・・ゴニョゴニョ」
「ふふふ・・・わかってるねカナちゃん。じゃあ、アレも持っていったほうがいいかな?」
「そうですね、アレもお願いします。ところで、今はどこに?」
「ん?○○スーパーだけど、ちょうど今晩用のアレを買うところだったんだよね」
ハルカが行ったのと同じスーパーだ。
ふむ、だったらハルカよりも、先に来てもらったほうが良い。
「そのスーパーに、ハルカがいるはずなんですが、いますか?」
「え?ハルカがいるの?ん〜っと・・・あ、いたいた。連れてこようか?」
「いえ、ハルカにバレると厄介なので、それよりもハルカより先に家に来てください」
「それもそうだね、それじゃ今からいくよ」
ブツッという音で電話は切れた。
とりあえず、助っ人は頼めたな。ふふふ・・・
と、何げなく脇を見ると、チアキが何やら不安そうな顔になっている
「どうした、チアキ?不安そうな顔して?」
「ハルカ姉さまにバレると厄介だとか言っていたが?」
「ふむ、それはね。おかしな事の内容と関係しているのだよ。助っ人が来るまでは教えられないからね」
どうやら、その説明で納得してしまったらしく、「ふむ、そうか」と言って
私が電話中にしていたらしい読書に戻った。
――――――――――20分後――――――――――
ピンポーンの小気味良い音で、南家の呼び鈴が鳴らされたことを知る
呼び鈴を鳴らすということは、ハルカではない。助っ人か!?
そう思いチアキには、私が出る。といい玄関の扉を開けに向かった
ガチャリ
ドアを開けると、果たしてそこには助っ人の速水先輩がいた。
「おっす」
挨拶とともに掲げた袋には、アレが沢山入っている。
「ハルカに、あんなことやこんなことが出来ると思うと、買いすぎちゃって」
「ちょっと多すぎやしませんかね?」
「まぁまぁ、いいじゃない。それよりあがるよ?」
どうぞと言い、アレを受け取り中へ促す。
とりあえず、冷やしておかなければ。幸いにも、冷蔵庫にはまだ空きがあったはず。
そう思い、冷蔵庫へアレを入れにいく。
居間のほうをみると、速水先輩とチアキが挨拶をしていた、小学生なのに中々よくできたやつだ。
冷蔵庫にアレを入れ終わると、ちょうどハルカが帰ってきた。
「ただいま〜、あら?お客さん?」
ハルカに冷蔵庫を開けられる訳にはいかない、出迎えにいくか。
「そうだ、ちょっと私が呼んでな、それよりも私が冷蔵庫に入れてやるから食材をよこせ」
「カナが?珍しいわね、じゃあお願いね」
と言いスーパーの袋を預け、居間に入っていく
「速水先輩!?」と驚く声、「ちょっとカナちゃんに呼ばれてね」それに返す声。
そんな声を聞きながら、食材を冷蔵庫に入れ終わるとアレの準備を始めた。
アレ・・・・つまりお酒である。
大晦日の時は、二人とも最後は寝てしまったが、寝るまでには量も飲んでいたし、時間もかかっていた。
なので二人が酔っ払う程度のお酒を飲ませ、判断を失っている時にヤッてしまおうという作戦である。
我ながら完璧な作戦だな。そう思っていると、先輩から
「喉が渇いたな、カナちゃん飲み物持ってきて」という指示が下ったので、飲み物(酒)を持っていく
SS書くのはほぼ初めてなんで、色々とおかしなところがあるでしょうが
ご容赦を・・・
予定ではこれからエロパートに移るつもりです
藤岡とふじおかも出して欲しいなー、とか。
へ‥‥!?“良作(エロエロ)”の予感‥‥!?
しますね‥‥“全裸待機(wktk)”‥‥!?
>>714 服を着ろ馬鹿野郎
投下前に逮捕されたら元も子もないだろう
吉野×マコちゃんという新世界
ほっす
全裸保坂
(・∀・)
男は藤岡とマコちゃんが人気だな。
ほしゅ
上げるぞバカ野郎
藤岡はなんとなくいい奴だからなあ・・・不憫だし。
速水先輩、どこに行ったんですか?
私我慢できなくて、二回ほど職質されましたよ。
需要があるのに供給が無い(´ω`)
アメアメしい展開だ
729 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 14:33:13 ID:Qxg3D7Ti
今日、今日の5の2読んだ。
面白かったけど1巻しかないのが残念だ。
かなり俺のツボをついてた。
730 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 19:51:06 ID:gCJi29EI
>>730 リンク先見てないけど投下プリーズヽ(´д`ヽ)
>>730 いくつか読んでみたけど、それだけ文章力あれば余裕で充分だと思うぞ。
是非!
733 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 17:19:10 ID:Akba6udd
>>733 wktkwktk(・∀・)
_ ∩
( ゚∀゚)彡 藤岡!カナ!
⊂彡
735 :
S:2006/09/24(日) 03:27:38 ID:kRWaaP/7
序章だけ書いてみた。単行本派だから最近のわかんない。原作と食い違ってたらスマン。
736 :
S:2006/09/24(日) 03:28:28 ID:kRWaaP/7
「ん…あれ?いつの間に寝てたんだ?」
「あ、起きた?」
放課後の教室。
HRも終わり、普通なら帰宅生は家に帰り、クラブ生は部活で汗を流している時間。
そんな時間にカナと藤岡、2人だけが教室に残っていた。
「藤岡?部活は?」
「ああ、一週間後から中間テストがあるから、今日から試験休みだよ。」
「ああ、そういえば先生がそういうこと言ってたような気がするよ…」
「うん、さっきのHRで言ってたよ。その後ぐらいから居眠りしたんじゃないかな?」
「そうか…」
・・・
沈黙。
5分ほど経ったころ、カナが口を開いた。
「なあ藤岡、前に私のことを好きと言ったじゃないか?」
「…うん、言ったね。」
「あれはどういう意味だったんだい?」
「?!・・・え〜と…オレが『すごい好きだから』って言ったのだよね?」
「そうだ。」
「そのまんまの意味なんだけど…」
737 :
S:2006/09/24(日) 03:29:12 ID:kRWaaP/7
「だから、私のことが女として好きと言ったのか、ただ単にスキだらけだと言ったのか、どっちなんだ?!」
カナが机を叩いて言う。
「え〜と、南のことが女として好きだってことだよ。」
「そ、そうか…」
・・・
再び沈黙。
「・・・藤岡は結構モテてるよな。付き合ったことはないのか?」
再びカナが沈黙を破った。
「うん、まあね。正直、女の子よりもサッカーだったんだ?」
「そうか。私も付き合ったことないぞ。同じだな!」
「はは、そうだね。」
「ははは・・・藤岡は今日は勉強するつもりなのか?」
そう問うカナの表情には、今までとは違う微かな変化があった。
「うん、そのつもりだけど・・・南はどうするの?」
微かな変化に気づいたのか、藤岡は言葉を返す。
「ああ、勉強しようと思うんだが・・・1人よりは2人のほうがいいと思わないか?」
738 :
S:2006/09/24(日) 03:31:02 ID:kRWaaP/7
とりあえずここまで。これからどこで勉強(+α)すればいいだろうか?
だれか提案してくれ。
>>738 おつかれさま
さて、藤岡の部屋が無難……だろうか?
他のキャラの介入を考えているのなら、南家ということになるかなぁ。
みなみけの同人誌出ないかな
741 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 20:55:13 ID:NCBwBppf
>>735 GJ!
ありがとう。そして続をよろしくです。
743 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 00:16:12 ID:9ewy8uyj
アレは業者じゃなくて児童保守装置だ。
746 :
S:2006/09/25(月) 19:18:55 ID:/tF3yNOc
>>744 指摘ありがとう。書き込み始めてだからまだよくわかんないんだ。
>>739,
>>743 とりあえずやってみた。
藤岡の部屋・・・部屋のイメージがわかない
南家・・・ハルカとチアキがいない(帰っていない)理由付けが問題
教室・・・どうなんだろう?キスまでしかいけないんだが
大学のレポートが明日までに6個提出なんで今日は書けない。明日以降になるんでよろしく。
時に今日 今日の5の2立ち読みしたんだが、
みなみけからは想像つかないほどエロかたな。
だがみなみけ派(*´Д`)ハアハア
柔道部&剣道部のエースにモエタ
剣公柔公アメ公
保坂
750 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 16:45:51 ID:zAncL8pB
age
751 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 12:05:30 ID:Olr1eLeJ
あげるぞばかやろう
752 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 02:24:34 ID:msjb+cLa
本スレの避難所早くも潰されたかw
あんな狂った粘着荒らしは久々だww
また作った。
乙公
本スレからきますた
メグミちゃん貰っていっていいですか?
ダメだよペド公
もう、あの流れだと荒らしを荒らしと言ってもダメみたいだな
あとナツミはオレの膝の上
> あとナツミはオレの膝の上
こういうレスは公とやってることはなんも変わらんぞ?
お前の脳内では別だと認識してるだろうが
一般的に(問題点があるとはいえ)ネタとして広まっているものと、
明らかに局地的にしか見られない嵐が変わらない、というのもどうかと思うが。
てか噛み付くようなことじゃないっしょ
ナツミは体重計の上でなんかやってるのが吉
よってお前らのものでもお前らの膝の上にもいない
ちなみに体重計あるの俺の部屋だから・・・・www
キモ公レスより妄想レスの方が消えてほしい
何を言ってるんだ。
ココは妄想をするスレだぞ。
>>759 誰誰が俺の嫁とかいうのは萌え要素のある漫画じゃよくあるもんで、
別にみなみけ固有でもないもんな。
今更それを通りすがりの常識人ヅラでキモいだのといい始める方がおかしい。
それこそ「気に食わないなら出て行けば?」だ。
もしくはアレだよ。三年ROMった上で書き込まないでほしいな。
漫画板のスレでもお前はよくアンカー間違うよな
それに「公が消えるまでもう来ない」つってすぐ戻ってくるし
誰と間違えてるんだ?
>>759へのレス返しで合ってるんだが。
あとIPの特定が得意なんだな。スーパーハカーか?
あと、消えるまでもう来ないとは言った覚えがないな。
で、アンタはどの人だ?
正直 ど う で も い い
誰か流れを読まずに作品投下きぼん
荒れてるな
まぁ良いやage
カナ、姫をいぢめる→ハルカ、目撃→カナ受け→世界平和
Sさんには期待してる。
>>769 「く……やめろ、バカや……んっ」
3分後
「カナ、なにしてるの……!」
2分後
「ハルカ……そこはっ……」
こうですか分かりません><
>>771 そ れ だ !
そこから話をふくらませたら俺の息子も(ry
期待age∩(・∀・)∩
今日のごにょごにょはスレ違い?
なに
画像うpしてくれんのか
エロ同人板の管轄ではなかろうか。
どのスレで語ればいいのか分からんが。
捕手
触手か……シチュとして絡めるには遠すぎるな。
age
780 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 23:18:08 ID:uEeVQrpi
もうすぐ3巻発売記念age
781 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/03(金) 22:06:19 ID:9RY9lClu
今日のアメ公
アメ
783 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 12:43:49 ID:f5xhPrwm
3巻買った記念真紀子(´Д`*)
今日
特装版を注文
ふらっと本屋に寄ったので3巻買ってきた
なんかいいキャラが増えたな
もっとおかしな事が起こることを希望する
テストで藤岡に負けたので
約束通り犬の真似ということで藤岡の前で四つん這いになるカナ
ハアハア
>美形の藤岡君
やっぱ俺じゃねーかww
いきなり呼ばれるから驚いたぜw
790 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 20:48:05 ID:hKpqEZ/+
>>789 藤岡というのはカナの婿殿候補の藤岡だ
貴様のようなバカ野郎では無い
藤岡特等席をトウマとられて嫉妬するチアキ(*´Д`)ハァハァ
やっぱマコちゃんかわいいな!
>>791 何を言う、藤岡はチアキとトウマの婿殿だ
藤岡はチアキのお父さんだ
>>786 っていうか、後で2人っきりになったときに
「あのときの約束がまだだった」って流れで
四つん這いになればいいと思うよ。
何か書きたいな・・・・・・・・・
>>799 スマン一歩遅かった、中学生編で書き始めてしまった。
が、ここ見てると果たして需要があるのか不安になってくるよな………。
好きで書いてるんだから、気にするのも変な話かもしれんが。
コハル作品なら誰でも何でも大歓迎だバカ野郎
「ただいま」
ハルカが学校から帰ってきた。
何やら居間が騒がしい。
チカとチアキが言い合いをしているようだ。
(またか・・・)
呆れたというか、何というか。
そのいつもの光景に和む思いをする一方で、煩わしさも感じている。
もし。
もし、この二人がいなくて。
私一人だったら。
私は自由なのだろうか?
・・・馬鹿なことを
頭を振って、喧嘩を止めに居間へ向かった。
・・・チカ?
うお、書き込む前に他の作品が。
混乱しそうだし、もう少し様子を見ようか………。
マコト×トウマで良くね?
807 :
803:2006/11/18(土) 17:35:30 ID:n5FTFp+L
>>798様
旦那と子供の世話に疲れた主婦の話を聞いて
思いついただけなので続きません。
どうぞ書いてください。
803は作品ですらない
>>808 いや、作品には違いないだろうと思うが。
812 :
798:2006/11/18(土) 23:47:28 ID:uMSRIfiI
高校生編でもないしトウマも出ないので恐縮だが、とりあえず投下。
書き終わってないんで次いつになるか解からないが、必ず近いうちに完成はさせる。
813 :
798:2006/11/18(土) 23:54:17 ID:uMSRIfiI
最近、妙な気分になるときがある。
ムカムカというか、モヤモヤというか。
胸が詰まるような、嫌な気分だ。
「(………なんだろうね。)」
どうしてなのかは、解からない。
けれど、そんな気分になるときは、いつも決まって、藤岡が家に来ているとき。
それから。
「………この歌は、好きか?」
「うん。好きだな、この人の歌。」
「………私もだ。」
決まって………チアキが、藤岡の膝の上に居るとき。
2人が、楽しそうに話をしているときだ。
「………どうした?」
「へ?」
チアキが、不思議そうにこっちを見ている。
慌てて、睨むように見つめていた視線を外す。
「あ、いや………別に。」
適当に誤魔化して、視線をテレビに移す。
814 :
798:2006/11/18(土) 23:55:32 ID:uMSRIfiI
「あ………もう、こんな時間だ。」
「あら、すっかり遅くなっちゃったわね………お家に、連絡した方がいいかしら?」
「いえ、お構いなく。」
藤岡がチアキに声を掛けて、チアキが少し寂しそうに立ち上がって、そして、藤岡を
3人並んで玄関で見送る。
「じゃぁ、お邪魔しました。」
「また、いつでもいらっしゃいね。」
「………今度は、いつ来るんだ?」
「解からないけど………また、来るよ。」
藤岡は笑顔でそう言って、玄関のドアノブに手を掛ける。ドアを開ける。
そして………去り際に。
「じゃぁ、南、また明日。」
私に向かってそう言って、同じように、微笑む。
どうしてなのか、解からないけれど………ムカムカとモヤモヤが、一気に吹っ飛ぶ。
「お、おう。またな。」
私は笑わずに、いつもの様に、ぶっきらぼうに別れの挨拶を済ませる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「番長は、本当にいい人だよ。」
「………。」
「いや、いつまでも『番長』と呼ぶのも、申し訳ないな。」
「………。」
リビングでテレビを眺めている隣で、チアキはずっと藤岡の話をしている。
815 :
798:2006/11/18(土) 23:57:11 ID:uMSRIfiI
テレビの中で、好きな歌手が新曲を歌っている。それなのに、その音が全然頭に入って
来ない。
ムカムカが、モヤモヤが、再発する。
「一緒に居て、凄く落ち着くんだよ。」
あのチアキが、いつも私に毒ばかり吐いているチアキが、そんなことを言っている。
見ると、何か、少し顔が赤み掛かっているように見える。
「(………ッ!)」
それを見た瞬間、私の中で、何かが弾けた気がした。
乱暴にリモコンを掴んで、テレビの電源を落とす。中途半端な音を残して、テレビが
黙り込む。
「………?」
私はそのまま、チアキの顔も見ないで、早足でリビングから出て行く。
「おい、見てたんじゃ………?」
「うるさいよ!!」
叫ぶように言って、私は、一目散に自分の部屋に駆け込んだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
カナが去った後のリビングに、ハルカが顔を出す。
「今の、カナの声………?」
心配そうな声で言いながら、ハルカはチアキの顔を伺う。
チアキはチアキで、何がなんだか解からない、というような顔をしながら、ハルカの
顔を見つめ返す。
「………そっとしておいた方が、いいんじゃないですか?」
「そうかしら………。」
2人はしばしお互いの眼を見つめた後、小さく頷いて、視線を外す。ハルカは台所に
戻り、チアキはさっきまで見ていた番組の続きを見ようと、投げ出されたリモコンを
拾う。
テレビの電源が入る。カナの好きな歌はまだ続いている。眼に痛いほどの赤い照明が
照らすセットの上で、4人組の男性ユニットが、歌っている。
816 :
798:2006/11/18(土) 23:59:16 ID:uMSRIfiI
とりあえず導入部………が、もうちょっと残ってる感じで。
文章をコンパクトにまとめられないので、無駄に長くて申し訳ない。
乙公
何も書いたことないんだが
>>796さんの案を拝借して何か書いてみようと思うんだ。
書き上がらないかもしれないし、時間が大分かかるかもしれない。
そんな初心者なんだが「まずはここで練習してからこい」ってところはあったりしますか?
ないならそのまま書いてみようと思ってるんですが。
>>818 書こうという姿勢が大事。
書きたいと思ってるってことはある程度の心得はあるんだろうし、暖かく
迎えてくれると思うよ。
821 :
818:2006/11/19(日) 20:27:36 ID:qEJk5MRf
書いてみようとしたら藤岡の性格が変わましたorz
R制限物どころか物書きとしても走りだしなんでちゃんと出来るかわからないけど書いてみようと思います。
こんな俺が書いてもいいか確認したかったんだ、ごめん。
チアキさんカナねえさんハルカおばさん
何点だろう?
そっと目を開いてみると答案の右上には「72」の数字が。
「なんとかなったー」
最近はいつもの部活動に加えて、チアキちゃんの弟になったっていうトウマの練習もみていたので正直不安だったけれど
赤点どころか割といい点数をとれた。
そうだ、南は何点か聞きにいこう。こういうさりげない会話もきっと大事なんだ。
最近南はよく一年生の男子と話してるけど、あの子にも勝負を挑まれたからにはいつか決着をつけなきゃいけないのかな。
まぁ、今はそんなことより南に点数を聞くことの方が大事だ。
「なぁ南、テストどうだった?」
「おお、番長!前回は負けたけど今回はそうはいかないぞ」
「今回は何点で勝負するんだ?さぁ、言ってみろ!」
また変な勝負になっちゃったなぁ、まぁいいか。
「えっと、72点だけど」
あ、ケイコさんに抱きついた。この二人ってほんとに仲がいい。
それにさっき一瞬見えたけど、南って涙目もかわいい。
「くそぅ、わたしの負けか」
「しょうがないよ、カナったらこないだなんて勉強してたのに急にラムレーズンシューが食べたいって言って帰っちゃったじゃない」
うん、俺はそういうところも南の魅力のひとつだと思うんだ。
「む、アレはその………ソレだ。うん、若いうちは栄養が大切なんだよ」
点数は聞けてないけど、この様子だと俺よりも低いみたいだな。
「まだだぞ藤岡、真の決着は次に返ってくる国語のテストでつけるんだ!」
なんで勝負かはわからないけどそう言われたからにはそうなっちゃうんだろうなぁ。
「いいよ、だけどなんだって勝負なの」
「ん?そうか、ならペナルティとして負け犬には前回と同じく犬のマネをしてもらおう」
なんだかデジャヴ、そんなことを聞いたわけじゃないんだけどな。
「やめなよカナ、そんなこと言ってまた藤岡君蹴っちゃうつもりなの」
ケイコさん、南が負けるの前提なの。それは俺だって負けたくはないけど。
「何を言う、私は勝つん だっ!」
あ、チャイムが鳴った。
「それじゃあ南、またテストが返されたら聞きに来るよ」
「おうっ、いつでもこい」
ふぅ、やっと終わった。
75点、これも結構頑張れたんじゃないかな、俺は。
「おーい、南ー」
「フッフッフ、悪いが今回は私の勝ちだな」
やけににやけてる、こういうところもかわいいなぁ。
「そう、南は何点なの」
「聞いて驚け!74点だ!」
「俺は75点だったよ」
あ、南が倒れた。だけどケイコさんの位置を計算して倒れたから大丈夫だと思う。
「そんな、なんで改竄したのに負けるんだ」
両手を手をくの字に曲げて頭を抑えて嘆いてる。こういうところもかわ(ry
「もう、だからあんなこと言わなきゃよかったのに」
ケイコさんは対照的にプリプリしてる、折角の忠告が無視されたもんね。
「えっと、また俺の勝ちでいいのかな?」
「そうだな、今度はちゃんと負け犬らしくしてやろう。帰りにウチへよっていけ」
南の家に行くのも久しぶりな気がする、行っても最近はトウマやチアキちゃんとばっかり話してたような。
ここで断る理由もないし
「それじゃあ慎んでおじゃまさせてもらうよ」
「よし、じゃあ話はそれで決まりだ」
「おじゃましまーす」
「よく来たな」
よくきたな、ってさっきまで一緒に帰ってたのに。
「遠慮しなくていいぞ、今日はチアキは吉田の誕生日会に行くって言ってたし、ハルカは委員会の日だ」
アレ?それってどういう?
「今日は自由だ!だからどんなことをしてもかまわない」
よくわからないけど、とりあえずここでペナルティ実行なんだろうか?
「じゃあさ、とりあえずお手」
前回と同じことを言ってみる。
すると前回と同じくまた手を蹴られた、凄く痛い。
「バカ!もっとよく考えてものを言いなさいな」
「だからさ、そういう『おかしなこと』をするのはあたしたちには早いでしょう」
「そんなわけで今日はまだおかしなことはなし、いつかちゃんとこのペナルティはうけるから安心なさい」
うーん、よくわからない。そもそも『おかしなこと』ってなんだろう?
「なぁ南、『おかしなこ「あー、もうまどろっこしいよ」
南が俺の疑問をさえぎってそう言うと、俺の口が南の唇で塞がれた。
一瞬の沈黙の後
俺は驚いて一歩さがってしまう。
「ッハァ!な、何するんだ南!」
情けないことに状況が理解できない。
「なんだ、ダメなのか」
南はそういうと凄く悲しそうな顔をしてうつむいてしまった。
もしかして泣いてるのか。声も心なしか震えてる。
「いや、ダメとかそういうんじゃなくてさ」
「だって」
南?
「だってわかんないんだよ!」
怒ってるような、泣いてるような悲しい叫びだ
「あたしだってさ、最初は藤岡を仲間にしようとしたんだよ」
「それはうまくいってたしさ、これで藤岡と敵対することもなくなったと思ったんだ」
敵対って何のことだろう?
そんなことより俺は女の子が、いや南が泣いてるのは見たくないな。
「それなのに藤岡はチアキやトウマとばっかり仲良くしてて、あたしはなんだかわからないけど寂しくなって」
「それで藤岡をどうにかしたくなって」
「南っ!」
今まで女の子を抱きしめたことなんてないから抱き方なんてわからない。
けど、南が泣いてる顔なんて見たくないから。
「ふじ……おか?」
「俺は南のことが好きだ。大好きだ!」
言ってしまった。手紙でも言えなかった自分の気持ちを。
「ふぇ?なんで?藤岡はあたしに果たし状まで送ってきたのに」
「なにを勘違いしてるのかはわかんないけど、俺は南のことが好きなんだ」
この気持ちに偽りはない。
「藤岡、本当なのか?」
ああ、本当だ。
さっきのお返しと言わんばかりに南の唇を奪う。
唇と唇と重ねるだけの子供のキスだけど、これでいい。
「俺の気持ち、伝わった?」
「………うん」
南は赤い顔で少しボーッとしている、多分俺の顔も凄く赤いんだと思う。
「あのさ、藤岡」
「何?」
「気持ちはわかったんだけど、その………少し苦しい」
思えば力いっぱい抱きしめていたようだ。
「ご、ごめん。今はなすから」
「いや、離さなくていいぞ。」
え?
「このままでいてよ、どーせまだ誰も帰ってこないし」
「そうかー、藤岡はあたしのことが好きなのか。ふふふ」
なんだか笑ってる。
どんな南もかわいいけど、やっぱり笑ってる南が一番かわいいな。
「じゃあさ、藤岡」
「うん」
「これからもたくさん一緒に遊んで、たくさん楽しいこと見つけよう」
「そんでわたしと藤岡が一緒にわらうんだ」
「うん、凄くいいと思うな、そういうの」
これからどうなるかはわからないけど、俺と南が一緒に笑うっていうのは楽しそう。
「それじゃあ、これからはそういう方向性でいきましょう。あ、だけど『おかしなこと』はまだ無しだからね」
あんまりかわってないような気もするし、『おかしなこと』がなんなのかわからないけど。
今日は少し南に近づけた気もする。だからこの場もいつもどうり微笑んだ。
そうしたら南がいつもみたいに笑いながら言ったんだ。
「そうそう、一応言っておくが私は今日のことがファーストキスじゃないからな」
ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ
834 :
818:2006/11/20(月) 01:11:07 ID:JDZgEql/
先に断っておくと処女作です、免罪符になるとは思ってませんがすみません。
>>796さんのアイデアを拝借すると言っておきながら、非常にヌルいものになってしまいました。
本当は藤岡が南家に行く→
>>796→犬ならご主人様の言うことを聞けよ→鬼畜にセックル
という話だったんですがコレ以上に藤岡のキャラが崩れる&エロ描写に自信がなかったためにこのような形になりました。
話が書き手の頭の中だけで進行してる、というお叱りをたまに見るのですがそうなっていなければ幸いです。
乙です。おかしな事なんておこらなくてもお腹いっぱいです。
乙。吉野か内田かはっきりしなさい。
ユカって誰だ?
なんか私そいつにエロい目にあわせられた覚えがある
ずっと内田でいいや…
840 :
796:2006/11/20(月) 21:18:49 ID:C2sZllvq
乙。まさかアレで書いて貰えるとは思わなんだ。なんだか非常に有難いです。
>>834にあるような藤岡の闇人格も見てみたかった気もします。
もう、パラレル作品くらいのつもりでハッチャけて………とか。
藤岡の夢の中での出来事にすれば丸く収まる
842 :
798:2006/11/20(月) 23:42:07 ID:C2sZllvq
素敵作品を挟みまして、続き投下します。混乱しちゃったらスイマセン。
843 :
798:2006/11/20(月) 23:43:05 ID:C2sZllvq
部屋に入って、そのまま、電気も点けずにベッドに倒れ込む。
「………。」
眼を閉じると、なぜか、真っ暗な中に藤岡の顔が浮かんでくる。
「(………なんだい、顔なんか赤くしちゃって。)」
続いて、チアキの顔と、声が浮かんでくる。
藤岡の話をするときの、あの楽しそうな声。赤みが掛かった頬。
「(なんだってんだよ、全く………。)」
今度は、2人が一緒に出てくる。藤岡の膝の上に乗って、お気に入りの『ふじおか』
を抱えて、幸せそうにテレビを眺めるチアキ。楽しそうに話しかける藤岡。
「(ホントに………。)」
そして。
「(どうしちゃったんだろう。)」
考えることが、切り替わる。
「(どうしたんだよ………私は。)」
またいつの間にか、心の中に浮かんでいるムカムカとモヤモヤ。
息苦しいような、妙な感じがする。喉の奥に何かが詰まっているように、胸が苦しい。
「(なんなんだよぉ………変だよ。どうしたんだよ。)」
行き場の無い気持ちが湧いてきて、どうしようもなくなる。何も無い空中で両手を
振り回す。心は、晴れない。
844 :
798:2006/11/20(月) 23:43:37 ID:C2sZllvq
自分の気持ちが、なんだか、理解できなかった。
藤岡が自分じゃなくてチアキを構っていると、どうにも面白くない。
2人が楽しそうなのを見ていると、声が詰まって何も言えなくなる。
チアキが藤岡のことを楽しそうに話すのが、なんだか頭にくる。
独りでそれを思い出して、またムカムカモヤモヤする。
そして………いつも、無意識のうちに。
『もしチアキじゃなくて、私が藤岡膝に座っていたら。』
そんなことを、想像してしまう。
そのくせいつも、帰り際に藤岡が笑顔を見せると、それが一瞬どこかに消えてしまう。
学校で話をしたら、前の日の嫌な気分を全部忘れられる。
「(………藤岡………。)」
理由も解からないまま、無意識に、心の中で名前を呼ぶ。
心臓の音が、凄く、大きく聞こえた。
そして。
「………カナ?」
「!」
部屋の前で、ハルカの声がする。
「お風呂、沸いたけど………。」
私は、少しベッドの上で固まってから。
「………今行くから。」
出来るだけいつも通りの声で、返事をした。
845 :
798:2006/11/20(月) 23:44:23 ID:C2sZllvq
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
昨日の気分を引き摺ったまま、私は3時間目を迎えた。
直前に、今日の3時間目は音楽から体育に変更になったと連絡があった。ほとんどの
生徒が喜んで、一部の生徒は文句を言いながら、それぞれ体操服に着替える。私は、
喜んだ側だ。
今日は、体育館でバスケットボールをやるらしい。
「ええ、じゃぁ欠席が3名………。」
体育の先生が、出欠の確認を終えようとしたとき。
「あ、藤岡君は遅刻の連絡があったって言ってましたー。」
誰かが、そう言った。担任はそれを聞いて、名簿に何か追加の書き込みをする。
「ええと、じゃぁ、体育になったのは解かってるのかな?」
そして、それを聞いて………私は、忘れていたことを思い出した。
「あ………。」
授業の変更のことを黒板に書いてくるのは、日直の仕事だ。今の今まで、すっかり
忘れていた。このままだと、藤岡は別のクラスの音楽の授業に言って赤っ恥をかく
ことになる。
「スイマセン、書いてくるの忘れました。」
苦笑いしながら手を上げる。
「すぐ書いて………。」
「あ、なんなら私が代わりに!」
『書いてきます』と私が言うよりも早く、何故か、全く関係ないリコが名乗り出る。
そしてすぐに。
「いや、あなた準備運動の当番でしょう。」
と、先生が指摘した。リコが、心底悔しそうに引き下がる。
「じゃぁ、南さん、お願いします。」
「はーい。」
私は急いで体育館用のシューズを履き替えて、教室に戻った。
846 :
798:2006/11/20(月) 23:45:31 ID:C2sZllvq
ここまでです。エロパロのエの字も出てなくてスイマセン。パロの字しか出てません。
では。また来ます。
847 :
798:2006/11/20(月) 23:48:55 ID:C2sZllvq
っと、イージーミス!845番は忘れてください!
848 :
798:2006/11/20(月) 23:50:50 ID:C2sZllvq
(以下を
>>845の前に追加。各自入れ替えてお読みください。阿呆でスイマセン。)
その翌日。
カナはいつも通り、チャイムが鳴る直前で教室にやって来る。
「あ、おはよー。」
ケイコや他のクラスメイトが挨拶をする。カナもいつも通りに挨拶を返す。
カナは自分の席に着いて、鞄の中身を机に移し変える。黒板を見て、そういえば今日は
自分が日直だった、ということを思い出す。
そして。
「あれ?」
いつもはとっくに席に着いているはずの藤岡の姿が無い。
教室を見渡す。いつも話をしている男子生徒の話の中にも、その姿は無い。
「おい、藤岡来てないのか?」
男子生徒の輪に、カナが声を掛ける。
「え?知らないけど。」
どうやら、誰も理由を知らないらしかった。
やがて、藤岡が不在のままホームルームが始まる。出席の確認が終わる。
「ええと、藤岡君は今日はお家の都合で遅刻すると連絡がありました。」
担任の先生が言う。
「3時間目には出席………と。はい、では、何か連絡のある人は居ますか?」
その後、何人かの生徒が、委員会や何かの連絡を済ませて、ホームルームが終わる。
チャイムが鳴る。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
乙。
悔しがるリコちゃんが浮かんでなぜかそこに萌える俺
乙です。
たしかに俺もリコちゃんに萌えた。
藤岡×チアキを見たいな……
852 :
798:2006/11/23(木) 00:35:11 ID:L7KKNx2V
藤岡×チアキじゃなくてすいません。続き投下します。
853 :
798:2006/11/23(木) 00:36:18 ID:L7KKNx2V
教室に辿り着いて、藤岡は、鞄の中身を机に移し変えた。
「(………音楽か。)」
時間割を確認して、音楽の教科書を手に取る。机の横にぶら下がったリコーダーを
手にして、教室を後にしようとする。
と、そのとき。
『ガラッ。』
教室の、後方のドアが開く。
「おう、ギリギリ間に合ったか………良かった。」
藤岡が、視線を向ける。ドアの向こうには、体操服姿のカナが立っていた。
「南………?」
一瞬、藤岡の胸が高鳴る。そしてすぐに、そこにカナが居ることと、カナの格好を
見て、おや、と不思議そうな顔をする。
「………えっと………?」
「えっと………3時間目、体育になったんだよ。」
「あ………そうなんだ。それで………。」
「急げよ。体育館だから。」
「解かった、有難う。」
藤岡はそう言って、微笑む。
その笑顔が、いつもの様に、カナの中でくすぶる想いを消し去っていく。
「(………ッ?)」
………その、はずだったのだが。
「(なんだよ………?)」
すぐにカナは、自分の中の異変に気付く。
854 :
798:2006/11/23(木) 00:37:04 ID:L7KKNx2V
鼓動が、少しずつ大きくなっているのが解かる。顔が、火照ってくる。
すぐに体育館に引き返すはずなのに、身体が、そちらに動こうとしない。
「………?」
教室で、藤岡と、2人きり。
自分の置かれているその状況を意識すると、とんでもなく、恥ずかしいような、照れ
くさいような、いつもと違った妙な気持ちになる。
ごくり、と1度、カナの喉が鳴る。
「………。」
足が、1歩踏み出す。
体育館へと続く廊下ではなく………目の前の、藤岡の居る教室の中へ。
「………南?」
後ろ手に、ドアを閉める。カナがゆっくりと、藤岡の席に近づいていく。互いに互いの
眼を見つめ合ったまま、徐々に、2人の距離が縮んでいく。
やがてカナは、もう1歩でぶつかってしまう距離まで、藤岡に接近する。少しだけ上に
ある藤岡の眼を、なお、見つめ続ける。
「………。」
「………み、南?」
「なぁ、藤岡。」
「え?」
息が掛かる程の距離で、カナが藤岡の名前を呼ぶ。また、藤岡の胸が高鳴る。
そして。
「………ちょっと1回、座ってみて貰えるか?」
「………え?」
カナは突然、そんなことを呟いた。
「座る………って?」
「だから、その、椅子でいいからさ。ちょっとだけ。」
「………なんで?」
「まぁ、ちょっと。ちょっとね。」
ちょっと、を何度も繰り返しながら、カナは藤岡の席の椅子を指差す。理由も何も
解からないが、藤岡は言われるがままに、自分の席に腰を降ろした。
855 :
798:2006/11/23(木) 00:37:51 ID:L7KKNx2V
すると。
「よいしょ。」
「え?」
カナは突然、藤岡の目の前の机を、押し退け始める。藤岡の荷物もろとも机は横に
押し退けられ、綺麗に並んだ列が乱れた。そして藤岡の前には、机も何もなくなる。
そして、その後。
「………ッ!?」
カナは突然、藤岡の前に立って、藤岡の膝の上に腰を降ろした。
「ちょっ、み、みな、み………!?」
思わずバランスを失い掛けて、藤岡は慌てて体勢を立て直す。自分に向かって体重を
掛けているカナの身体を受け止めて、足を踏ん張る。
藤岡のお陰で、どうにか椅子ごと倒れるのだけは免れることができた。
「っと、ごめん。」
「あ、いや………その………。」
藤岡は、危うく倒れそうになったのと、突然の展開に混乱しているのとで、上手く
声が出せないで居た。
今は、カナは膝の上というよりは、藤岡の足の間に座っている。教室の椅子なので、
座れる部分はそれほど大きくない。うっかりすると、前に滑り落ちてしまいそうだ。
「(………〜〜〜ッ。)」
藤岡は、心臓がまるで耳のすぐ後ろで鳴っているかの様な感覚を覚えた。自分に寄り
掛かるカナの、綺麗な黒髪、細い身体、白いうなじ。密着する自分の胸板と、カナの
背中。意識するごとに、脈が強く、速く、大きくなっていく。やがて、全身が脈打って
いるような錯覚に陥る。
やがてカナは、頭をこてん、と藤岡の肩に預ける。
「あの、南………?」
無理にカナをどかすことも出来ず、藤岡は自分の席に腰掛けたまま、硬直する。
856 :
798:2006/11/23(木) 00:39:38 ID:L7KKNx2V
すると。
「………やっぱ、落ち着かないね。」
「え………?」
「いや、チアキが気に入ってるみたいだから、どんなもんかと思ったんだけど。」
「え?あ………それで………?」
「駄目だ………ちっとも、落ち着かない。」
カナはそう言って、自分の身体を支える藤岡の右手を捕まえた。
掴んだまま、カナの手はゆっくりと藤岡の右手を導いていき、そして。
「ん………。」
「は………?」
やがて、導かれた藤岡の手は………カナの、胸元に押し当てられて、止まる。
しかも、それは服の上ではなく。カナの、体操服の中。下着の、更に下。
直に、胸に押し当てられている。
決して大きくない膨らみと、その先の小さな突起を、藤岡の掌が感じ取る。
藤岡は一瞬、自分の中で、さっ、と熱が引いていくような感覚を覚えた。
そして、直後。
「………ッッッッッッ!!!??」
引いた熱が、何十倍にも増幅されて押し寄せる。
顔が、燃えるように熱い。頭が真っ白になって、何も考えられなくなる。身体中が
強張って、思わず、導かれた手にも力が入ってしまう。
「んんッ………!?」
途端に、カナはピクリと跳ねて、呻くような声を上げる。
「あ、ご、ゴメン………ッ!?」
藤岡は、理由も解からないまま、とにかく謝る。
カナはしばらくの間、ピクピクと、小さな震えを繰り返してた。
そして………やがて、身体の落ち着きを取り戻し。
「………なぁ。」
「え?」
「解かるか………?」
普段からは想像もつかない、消え入るような声で、カナが呟く。
「私………今………。」
「な、何………?」
「物凄く………ドキドキしてるんだよ。」
「………ッ!」
言われて、藤岡はハッとする。
857 :
798:2006/11/23(木) 00:40:43 ID:L7KKNx2V
確かに、それどころでは無かったので気付かなかったが、藤岡の掌には、胸の膨らみ
の上からでもハッキリと解かるほど強い鼓動が伝わっていた。
藤岡が、後ろからカナの横顔を覗き込む。その頬は、明らかに紅潮している。
「変なんだ………自分でも、解からないんだよ。なんで、こんなになるのか。」
声は、なおもか細いままだ。
「でも、なんか………今も、変なんだ。お前と2人きりだと思ったら、急に………。」
「南………?」
「チアキと一緒の所、思い出しちゃって………なんか、我慢できなくなって。」
「………っ。」
「どうしちゃったんだ、私………おかしいよ。なんだよ、コレ………。」
しかし声の弱々しさとは逆に、藤岡の手を抑えるカナの手には、徐々に力が込められて
いく。やがてそれは、握り締めるような形になった。
「こんなこと、して………。」
言葉とは裏腹に、カナは決して、胸に押し当てられた手を逃がそうとはしなかった。
規則正しいリズムで、鼓動は藤岡の掌に伝わり続けている。
「なぁ………藤岡………?」
「………何?」
やがて。
「私………変なのか………?」
カナは、搾り出すようにそう言って、下を向いた。
「こんなの………。」
2人だけの教室に、沈黙が訪れる。校庭で体育の授業に励む生徒達の声が、遠くに
聞こえる。鼓動は、弱まらない。
そして、しばしの間が空いた、その後。
858 :
798:2006/11/23(木) 00:41:19 ID:L7KKNx2V
「………南。」
それまで事情を飲み込めず混乱するばかりだった藤岡が、突然、背後からカナの身体
を抱き締めた。
「ッ!」
カナは、眼を見開いて驚く。その拍子に、目尻に浮かんだ涙が、つ、と頬を伝う。
「変じゃない。」
「え………。」
一言そう言って、藤岡はカナを更に抱き寄せ、自分の胸をカナの背中に押し付ける。
そしてその直後、カナが何かに気付いて、声を上げた。
「あ………?」
首を一杯に回して、藤岡の様子を伺う。
「俺だって………ドキドキしてる。聞こえるだろ?」
「………ッ!」
「南と居て………南に触って、俺も………死ぬ程ドキドキしてる。」
「藤岡………っ。」
何かが、カナの頬を伝う。
「南が、俺のこと考えてドキドキしてるんだったら………俺、凄く、嬉しいよ。」
藤岡の指が、伝った物を拭う。
「………は、恥ずかしいこと、言うんじゃないよ………。」
カナが言って、藤岡が微笑む。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
859 :
798:2006/11/23(木) 00:46:49 ID:L7KKNx2V
自分で書いといてなんだけど………長いな。
エロじゃない部分もいろいろ書きたくて、書きたいように書いたらこんなんなってしまいました。
次回からちゃんとエロ書きます。なんかいろいろスイマセン。
GJ!
ラヴいの禁止!
恥ずかしいだろう!
キモ公だ
ネ申降臨
股間が張り裂けそうさ(; ´Д`)
キタ━(゚∀゚)━!!
最高!ラヴいの最高!エロイのなくても超GJ!!
でかしたよ!
リコちゃん×藤岡とか……どうだろうか。
リコちゃんの夢オチということで。
870 :
818:2006/11/25(土) 01:03:29 ID:6+PY/nFg
続行中のGJな神作品の手前、申し訳ないのですが投下させていただきます。
871 :
818:2006/11/25(土) 01:11:01 ID:J3yajab0
連投規制にひっかかりましたorz
前は大丈夫だったのになんでだろう?
872 :
818:2006/11/25(土) 01:26:57 ID:J3yajab0
すみません、明日改めて投下します。
うん、とても人間らしい点数じゃないか。あたしはよくやったよ。
正直言って目の前に置かれている理科の答案の右上に書かれた62という数字には多少納得いかないが、こう思えばどうということはないさ。
「カナー、何点だったー?」
ケイコがあたしの点数をきいてくる。
むぅ、この子ってば頭もいいのになんであたしの親友やってんのかねぇ。
「62点だよ、実にいい数字じゃないか。」
そう、人間らしくていい数字なのだ。きっとそうだ。
「ケイコは何点なのさ?」
「百点」
ぱーどぅん?
彼女は笑顔でそう言った。
「百点?それって百点中の百t(ry」
ここからはお決まりのやりとりが続く、これも楽しい日常かな。
「そんなに頭がいいなら白衣を着ればいいよ」
とりあえず一言言い放っておこう。
「おーい南」
そんな日常風景にもう一人のレギュラーが入ってくる。
「南は何点だった?」
「バカだねぇ、人にものを尋ねる時はまず自分から言うもんだろう」
あれ、あたしってちょっとオバサンっぽい?
「そうだね、俺は65点だったよ」
負けた、なんだかんだでこの番長にはテストで勝ったことがない気がする。
「む、62点だよ。今は笑うがいいさ」
「だがしかし、これであたしの負けではないぞ」
「次に返ってくる国語のテストが真の勝負だ!」
正直勝ってる見込みもないけどこうでも言わなきゃダメなんだろう、ノリ的に。
「ちょっとカナ、またそんなこと言って」
「南、勝負って?」
言った手前止められてもひくわけにはいくまい。
「そうだな、じゃあ前回と同じく負け犬には犬のマネをしてもらおうか」
この言葉に責任は持てないけど多分大丈夫でしょう。
何が大丈夫なのかはあたしにもわからないけど。
「そういうことじゃなくってさ」
「〜〜」
藤岡が困った顔をしている。
見てておもしろいな。
ここで授業開始の鐘が鳴る。
「よし、じゃあそういうことで決定な」
「もう、カナったら」
関係無いはずのケイコは怒っている、藤岡も困惑しながら席へ帰っていった。
ふむぅ、どうなることやら………
なんて他人事のように思いながら、とりあえずはきちんと授業は受けることにする。
まぁ半分くらいは寝る予定ですけど。
・
・
・
結論から言うとコレはまずい。
先ほど藤岡は62点だったので、国語も60点以上はあると見ているが、当のあたしは55点だ。
ちなみにケイコはまたも百点だったので
「広辞苑になればいいよ」
とだけ言っておいた。
ところで今はあたしの点数の話。
そうだ、前みたいに改竄すればいいじゃん。
5の下半分を円にして歪な66点をつくろう。
うん、流石にこれなら勝ってるでしょう。
「南ー」
ふっ、いいところに来おったわ。
「残念だが藤岡、あたしは66点だ」
勝ったな、これは。
「そう、俺は67点だったよ」
え、あれ、負けた?
あれ、あたしの負け?
よくわからないので、とりあえずケイコに倒れ掛かろう。
「キャッ!」
「カナー、急に倒れてこないでよー」
親友が叫ぶ、まぁケイコの言うとおりなんだけど。
「なんで、なんで勝てないの」
改竄までしたから本当は圧倒的敗北なんだけど。
「えーっと、俺の勝ちでいいのかな?」
悔しいがそのとおりだよ、勝者。
「そうだな、今回はちゃんと負け犬に甘んじるが次はないぞ」
「今日は丁度ハルカもチアキもいない、帰りにうちへよっていけ」
別に家まで来る必要はないんだけど、学校でやるよりはいいからな。
「そうだね、じゃあお言葉に甘えて」
ちなみにケイコはこの時「広辞苑になって白衣を着ればいいのかなぁ」と呟いてた。
これからどうする?どうするよあたし?
ここで「続きはwebで」ってわけにもいくまい。
とりあえず今は藤岡を家まで誘い込んで、雑談をしているんだが
どうにもこちらから今日のテストの話題は切り出せそうにない。
このまま流れてもいいが、藤岡が切り出さないとも限らない。
まぁ相手は藤岡なんで、前みたいに「お手」とか
ひどくても「3回回ってワン」くらいだろうから問題はないのだけれど。
「あ、ところでさ南」
昨日見ていたお笑いの番組について喋っていたのに、藤岡は話題の転換を行う。
「おう、なんだ」
ついにくるか!?
「さっきのテストのペナルティのことなんだけど」
キタ━(゚∀゚)━!!
って、なんであたしは期待してるんだ。
まるでこの話題を振られて喜んでるみたいじゃないか。
「そろそろ始めてもいいかな」
「そりゃあ、あたしはかまわないよ」
あれ?なんだか急に藤岡の顔つきが変わったぞ?
「じゃあ南、よつんばいになって」
え?
突然の命令にあたしの思考回路は一瞬とまる。
「ふ、藤岡?今なんて?」
きっとあたしの聞き間違いだ。
藤岡はきっとそんなことは言わない………はず。
「ここでよつんばいになれ、って。南は犬なんでしょ」
ぜっっっったいイヤだ!
いくらテストで負けたからって、いくら取り決めだからってそんな格好は絶対にしたくない。
もし諭吉先生や樋口先生が束で襲ってきても絶対にやらない………多分。
「藤岡、いくらなんでもそれはないだろうよ」
当然だ、犬のマネなんてただのお遊びだもの。
そんなポーズなんてとれるわけがないじゃないかい。
「ううん、南は犬なんだから」
「よつんばいにならなきゃだめなんだよ」
藤岡の雰囲気が変わった、なんなんだろうね。
「あ……れ………」
上手く体が動かない。
藤岡がさっきの言葉を発すると同時に体の自由がきかなくなった。
なぜか言われたとおりにしか体は動かせない。
なんだか藤岡の言葉には大きな強制力みたいなものを感じるよ。
むぅ、これはいったいどうなってんのかね?
「ちょ、ちょっと藤岡!なんなんだい、コレは」
「え?敗者のペナルティだろ、南の決めた」
たしかに負けた者が犬のマネをするのはあたしの決めたお約束だ。
「だけど、なんだってあたしがこんな格好!」
まだ体はまともに動かせそうにない。
藤岡に言われたとおりの体勢を保つだけだ。
「あ、そうか。ごめんね南」
む、さすがにやりすぎと気づいたか?
「犬は服を着せられるのが嫌なんだよね」
え!
藤岡はそう言ってポケットからハサミを取り出した。
あんた、いつもそんなもん持ち歩いてんのかい。ってそうじゃない!
「今からその服を脱がしてあげる」
言うが早いとあたしの服をハサミで切り落としていく。
「や、やめろ!ちょっと待て!」
あたしの言葉は届かず、藤岡はあたしの制服をてきぱきと切っていく。
あたしは恥ずかしさで顔が真っ赤になる。
いくら藤岡とはいえ、裸を見られる事を想像すると死ぬほど恥ずかしい。
いくら足掻こうとしても、体はろくに動かずに藤岡が服を切りやすいよう体位を変えるだけだった。
「藤岡ぁ、もうやめてよ」
ついに制服は全てきれいに切り落され、あたしはあっというまに下着姿にされてしまった。
視界が悪い、多分目に涙が浮かんでいるんだと思う。
「もう、こうすることを決めたのは他ならぬ南じゃないか」
そうだけど、こんなことになるなんて思ってなかったんだもん。
「何でこんなことするのさ」
無駄だとは思うがちょっとだけ虚勢を張ってみる、声も細く裏返ってしまったが。
「南が望んだからだよ」
それってどういう………
「今から教えてあげる」
彼はそう言うと今度はパンツを切る。
あたしはというと、もうなんだか抵抗する気力さえなくなってしまった。
「ほら、こんなに濡れてる」
ッッッッッツ!
藤岡が見せたそれは確かにあたしの愛液でベチョベチョだった。
あたしだって自分が濡れていたのに気づかなかったわけじゃない。
ただ、認めたくなかっただけなのだ。
「じゃあ指、入れるよ」
なんだかもうどうでもいい。
こんな現実を見せられては、もうどうもしたくない。
藤岡はあたしの秘部へと指を進めた。
目に見えたのは白い天井
鼻についたのは消毒液の匂い
「あれ?」
おかしい、さっきまでわたしは家にいて、その……
「カナー、やっと起きたー」
「よかった、どうなることかと思ってた」
隣にはケイコと藤岡がいる、二人ともひどく安心した表情だ。
それと白いカーテンが目に入った。
あ、ここ保健室か!
「え、なんであたしこんな所にいるの?」
だってさっきまで私は………………
あれ、思い出せない。
「なんでって、カナったら自分がテストで負けてたからって倒れちゃうんだもん」
「軽い脳震盪だから大丈夫だろうって」
あたしが倒れた?
あ!もしかしてケイコにもたれようとした時に失敗したのか。
うむ、あたしらしくもない。
「藤岡君、カナが心配だからって部活抜け出してきたんだよ」
てことはもう放課後なのか、心配かけちゃったな。
「俺のせいかと思って。でも、南になんともなくて本当によかったよ」
二人がそう言って苦笑する。確かに藤岡はユニフォームを着ているな。
「あー、その、ゴメン」
うん、いくらわたしでもこんな時にはホントに申し訳なく思う。
「いいよ、南は大丈夫だったんだし」
ケイコも何か言いたげだったが、ここは何も言わなかった。
「じゃあ南、俺は部活に戻るよ」
椅子から立ち上がり、彼が扉に手をかける。
「あ!?」
何故だろう、藤岡に出て行かれるととても寂しくなってしまう気がする。
「何?」
言葉につまる、こんな時何を言えばいいんだろう?
前にも同じようなことがあったが、あの時とは状況が違う。
「あ、あー、その、なんだ」
「部活がんばって来い!」
元気よく親指を突き立てて笑いながら言う。
よくわからないけど、きっとこれでいいんだろう。
「ありがとう、南もお大事に」
いつものような微笑といっしょに、彼はそう言って扉を閉める。
引き戸のためか、木の擦れる音は保健室にもかかわらず私には大きく聞こえた。
希望があったので書いてみました。
没案をリメイクしただけなんでお粗末ですん止めの内容で申し訳ないですが。
夢落ちという禁忌的な奥の手、ですが他に手が無かったので住民様のアイデアを使わせてもらいました。
前にいた板の名残か、話が唐突な点、台詞主体の一人称で状況描写がおざなりな点は善処していきたいと思います。
891 :
798:2006/11/26(日) 00:36:39 ID:FO7tk7eS
893 :
798:2006/11/26(日) 23:09:19 ID:BDtonOuo
はい、798です。残り一気に投下します。
あのまま綺麗に終わっても良いかと思ったんですが、やっぱりせっかく書いたので。
ぬるかったらすいません。
894 :
798:2006/11/26(日) 23:10:02 ID:BDtonOuo
「えっと、南………ほ、ホントに、大丈夫?」
藤岡が、カナに尋ねる。2人は藤岡の椅子と、もう1つ隣の席から拝借した椅子に
それぞれ座って、お互いに向かい合っている。
体操着の上着を、首の所まで捲くった状態で、カナがじれったそうに藤岡を見る。
下着は付けておらず、小さな膨らみとピンク色の突起が、露わになっている。
「お、女が、いいって言ってんだから、恥かかせるんじゃないよ………。」
カナは顔を真っ赤にしながら、怒ったような口調で言った。
「なんだい………さっきは、ちょっとカッコ良かったくせに………。」
「え………?」
「なんでもないから!や、やるなら、早くしなさいよ!」
藤岡が急かされるようにして前に屈み、剥き出しのカナの胸に顔を近づける。
「じゃ………い、行くよ?」
1度確認してから、藤岡は慎重に、カナの胸に両手を添えた。
「………ッ。」
藤岡が触れた瞬間、カナの身体が小さく震える。藤岡は手を添えたまま、カナの胸の
膨らみを、円を描くように揉みほぐしていく。
「んん………う………ッ!」
力の加減で、掌の中心の辺りに、硬くなった突起が当たる。そしてその度に、カナの
身体がまた震える。顔の赤みが増していき、息も徐々に荒くなる。
「だ、大丈夫………?」
「い、いちいち聞くな、バカ………ッ!」
カナの様子を気遣いながら、しかし藤岡は、少しずつ変化していくカナの様子に、
興奮を抑えきれずに居た。藤岡の中で、何かが少しずつ燃え上がっていく。藤岡
呼吸もまた徐々に深く、荒くなり、やがて藤岡はその行為に没頭していく。
「や、ぁ………ひゃん………!」
「み、なみ………南っ………!」
藤岡は、いつの間にか意図的にカナの胸の突起を刺激し始めた。最初は掌でこねる
ようにしていたのを、指で押し、弾き、摘むようになる。その度にカナを襲う震え
を、まるで楽しんでいるようにも見える。
「あ、うん………ふ………ぁッ!」
そして、次に藤岡は………舌を、カナの胸に近づけていく。
「あ………ちょ、それ、は………っ。」
カナに何か言われるそりも先に、藤岡は、柔らかい舌でカナの突起に触れた。
895 :
798:2006/11/26(日) 23:11:44 ID:BDtonOuo
「ひあぁっ………!!」
一層強い震えが、胸を掴む手を伝って藤岡に届く。藤岡はカナの突起の周りを丹念に
舐めあげて、舌先でそれを弾く。もう一方の胸へ刺激を送るのも、忘れてはいない。
舌での愛撫が一通り終わり、今度は、唇で突起を挟み、赤ん坊のように軽く吸う。
「ひっ、あ………!」
カナの身体が、ぶるぶると震えながら反り返る。
「そ、それ………だ、ダメだ、ヤバいって………ッ!!」
哀願するような声で言いながら、しかしカナは、決して藤岡を拒もうとはしない。
藤岡も、カナの声など意に介していないように胸を吸って、離す。突起の周りが、
さきほどより少し赤くなっている。
カナが、足をもじもじと擦り合わせる。藤岡はさらにカナに迫り、今度は胸の突起に
軽く、優しく、歯を立てた。
「ひゃぁんッ!?」
カナがそれまでに無いような声を上げ、ビクン、と大きく跳ねる。
「あ………ご、ゴメン………?」
思った以上の反応に、藤岡はとっさにカナから離れ、思わず謝ってしまう。
「あ、いや………つ、続けていいから………。」
「でも………。」
「い、いいから………空気読めよ、バカ野郎!」
言われて、藤岡はまたカナの胸に口付けをする。歯を立てる。カナはずっと体操着を
捲くっていた手を離して、両手で、藤岡の頭に抱きつく。
藤岡の動きにもいよいよ迷いが無くなり、藤岡はそっと、空いた手でカナの足に触れる。
「ん………。」
カナは1度ピクッ、と反応する。開いた脚の内側を撫でるようにして、藤岡は、手を
足の付け根に近づけていく。藤岡の手が近づくごとに、カナの背筋を伝う震えが大きく
なる。
そして………藤岡の指が、ブルマと下着越しに、カナの秘所に触れる。
「ひゃ………ぁッ………!」
瞬間、カナの身体の震えは最高潮に達した。
896 :
798:2006/11/26(日) 23:12:46 ID:BDtonOuo
「ふ、ふじ、おか………そこ………っ。」
その反応を見て藤岡はもう1度、同じ場所を指で触る。また、カナの身体が震える。
藤岡は半ば我を忘れて、初めて触れるその感触に浸った。最初は軽く擦るようにして、
やがて、指を押し付けて、更に押し付けたまま指を前後に動かす。
「あ、あっ、だ、ダメ………そ、それ、ダメだって、藤岡ぁ………ッ!!」
これ以上無いほど切ない声を上げながら、カナは藤岡の頭を抱きかかえて、ほとんど
のしかかるように体重を掛けている。指が刺激を送るたびに、痙攣のように身体が
ビクビクと震える。息は、荒い。
藤岡はやがて、カナの秘所を攻める指先に、何か、湿ったような感触を覚えた。見る
と、ブルマの生地に、じんわりと染みが広がっている。
「南………。」
藤岡は指を離し、カナのブルマと下着に手を掛ける。
「ふぇ?ふ、藤岡………!?」
「ちょっと………腰、上げて………。」
そう言って藤岡は、片腕でカナの身体を抱きかかえて、もう一方の手でブルマと下着
を、カナの膝まで引きずり降ろした。
藤岡が腕を離して、カナが再び、ぺたん、と椅子に腰掛ける。
「ちょ、これ嫌だ、恥ずかし………ッ!」
カナは涙を浮かべながら、薄く毛の生えた秘所を必死で隠そうとする。しかし藤岡は、
カナの手の間に自分の手を差し入れて………。
「や、ダメ、ダメだって………!?」
今度は、直にカナに触れる。
「ひゃぁ………ん………ッ!!」
指先が、ほんの少しだけ、カナの中に入り込む感触がする。そこはカナの愛液で湿って
いて、そして、驚くほど熱い。
「なんか、南のココ………す、凄い、濡れてる………。」
「や………嫌だ、言うなよぉ………!」
藤岡は、慎重に指をカナの奥へと進めて行く。進むごとにカナは細い声で喘ぎ、身体
を震わせる。やけに大きい鼓動が聞こえるが、それはもはや、どちらの胸の音なのか
解からなかった。
897 :
798:2006/11/26(日) 23:14:01 ID:BDtonOuo
試しに藤岡は、差し込んだ指を、中で曲げる。くちゃ、と小さな水音がする。
「ふああぁぁぁぁぁ………ぁっ!!?」
途端に、カナの身体が仰け反る。カナは眼を半開きにして、歯を食い縛り、顔を天井
に向けて震える。
「み、南………?」
カナが、またぐったりと藤岡に体重を掛ける。眼の焦点が合っていない。口の端から、
つ、と一筋の涎が流れる。
「ふ、じ、おか………っ。」
そして蕩けるような甘い声で、名前を呼ぶ。
普段あんなに元気の良いカナが、自分の目の前で見せている信じられないような姿に、
藤岡は異様な興奮を覚えた。
また、指を動かす。勢い付いた藤岡は一心不乱に、何度も出し入れを繰り返す。中で
指を曲げ、回して、乱暴とも言えるような指遣いでカナの秘所を掻き回す。
くちゃくちゃという水音は次第に大きくなり、教室中に響き渡る。
「あっ、ふあぁっ………ふ、藤岡、ふじ、おかぁ………ッ!!」
「凄い………どんどん、出てくる………。」
「そ、そんなの………だって………。」
出し入れする毎に溢れてくる自分の愛液を見つめながら、カナは赤い顔を更に真っ赤
に染める。カナの中から溢れたそれが、椅子の上に小さな水溜りを作っている。
「ふ、藤岡に、こんなことされたら………仕方ない、だろぉ………。」
「………〜〜〜ッ!」
切ない声でそう言われて、藤岡の中で、何かが弾け飛ぶ。
「南ッ………!!」
「ん、ふ、藤岡………藤岡………ッ!!」
藤岡の動きが加速する。カナは、もはや完全に藤岡に身体を預けている。
「や、な、なんか………来る、うあぁ………ッ!?」
やがて、背中を駆け上がってくるような快感にカナの身体が震える。
カナは眼の前の藤岡の頭にしがみつき、きつく眼を閉じる。
「南、南………ッッ!!」
「あ、あ、あぁ、あッッ………。」
そして。
「うぁッ………〜〜〜ッッッ!!!」
全身をブルブルと震わせ、カナは、藤岡の頭を掻き抱いたまま、果てる。
糸の切れた人形のように、カナの身体はバランスを失う。藤岡が、それをしっかりと
抱き止める。2人は抱き合ったまま、しばしの間見詰め合って、そして………どちら
からともなく、唇を重ねた。
898 :
798:2006/11/26(日) 23:14:37 ID:BDtonOuo
そして
「………なぁ?」
「ん?」
長いキスの後、カナが尋ねる。
「そ、その………お前は、大丈夫なのか………?」
「………何が?」
「だから、その………こ、コレ………。」
カナはおずおずとそう言いながら………藤岡のズボンの前に、手を触れる。
「あ、いや………。」
そこにはズボンの中でパンパンに膨れ上がった、藤岡の物があった。
「お前、コレ………く、苦しくないか?」
「い、いや、その………オレは、大丈夫だから。」
藤岡は、ひきつった顔で笑う。
それに対してカナは、いたって真剣な表情で藤岡の顔を見つめた後、意を決したよう
に、ズボンのチャックに手を掛ける。
「い、いや、南………!?」
「お前ばっか、ズルいだろ………私だって、何かしたいんだよ。」
「で、でも………!」
「お前がしろっていうなら、私………なんでも、してやるから………!」
カナはそう言いながら、今度は逆に、藤岡に迫っていく。
藤岡が抵抗しないのをいいことに、カナは、藤岡のズボンのチャックを下ろし、中で
脈打っていた藤岡の物を、外に解放する………。
と。
その、直後。
899 :
798:2006/11/26(日) 23:15:36 ID:BDtonOuo
『ガタン。』
教室の、鍵の掛かっている方のドアが、音を立てる。
「ッ!?」
「え………!?」
2人が同時に、ビクッ、と震える。
「あれ?………南さん、居る?」
ドアの向こうに居るのは、体育の担任の先生だ。
「う、うわ………ど、どうしよ………!?」
「と、とりあえず南、あの、ふ、服だけなんとかして………!!」
カナはふらつく身体で必死に体操着の乱れを直し、藤岡も自分のズボンを直して、更に
椅子を元通りにする。。
人影が、鍵の掛かっていないドアに移動する。
そして。
「南さ………あれ、藤岡君?」
「あ、せ、先生………。」
藤岡は、ふらつくカナの身体を支えながら、言う。
「あれ、南さん、どうかした?」
「あ、はい、その、俺さっき来たんですけど………。」
「さっき?」
「は、はい。で、そしてら………南が、具合悪そうに、机のところに居て、な?」
とっさに、藤岡はそう嘘を吐く。
「え?………あ、は、はい………。」
「え、そうなの?南さん、大丈夫?」
「あ、その、なんか………あ、頭が、痛くなっちゃって、その………。」
カナが、話を合わせる。
「そう、じゃぁ、保健室に行った方が………。」
「あ、はい!大丈夫です、俺、連れてきますから!」
「え、でも………。」
「先生は、早く授業に戻った方が………俺も、保健室行ったらすぐ着替えて行きます。」
「あ、そう?じゃ………お願いしようかな。南さん、大丈夫?」
「は、はい、大丈夫です………。」
「うん、じゃぁ………藤岡君、よろしくね?」
「はいっ!」
2人の話にどうやら納得したらしく、体育の担任は、以外にあっさりと教室を去った。
「危なかった………っ。」
「あ、アリガトな、藤岡………。」
また2人きりになり、2人は、額の汗を拭った。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
900 :
798:2006/11/26(日) 23:16:15 ID:BDtonOuo
その後、藤岡は雑巾で簡単に水溜りの後始末をして、カナを保健室に送り届ける。
カナは、一応は頭痛で体育の授業を休むことになっているので、保健室のベッドに
寝て居なければならない。カナがベッドに入るのを見届けて、藤岡は言う。
「………じゃ、俺、体育の方行くから。」
「あ………。」
カナが、何かを言いかける。
「ん………?」
「あ、その………えっと………。」
カナは、顔を真っ赤にして俯いた。
「こ、今度は………そ、その………。」
その様子に藤岡も、自分たちがさっきまでしていた行為を思い出してしまい、赤面する。
「………やっぱ、後でいいや。」
カナが呟く。
「そ、そう………。」
「うん。」
「………じゃ、また………後で、ね。」
「ああ………。」
そうして藤岡は、保健室の先生に二言三言話しかけて、保健室を去る。
カナが独り、ベッドに取り残される。
「………………。」
眼を閉じると、藤岡の顔が浮かんでくる。
なんだか、妙な気分になる。
「(………なんだろうね。)」
嬉しいようななこそばゆいような、妙な気分に浸りながら、カナは、シーツに包まった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
保健室を去り、藤岡は教室への道を辿る。渡り廊下を越えて、教室に辿り着き、ドアに
手を掛ける。
しかし。
「(う………。)」
自分の中の異変に気付き、藤岡は動きを止める。
藤岡の中で燃え上がった衝動は、放出されることなく、藤岡自身の中で燻ぶったままだ。
ドアの前で立ち止まったまま藤岡は考える。
「(………体育の前に………。)」
そして。
「(ち、ちょっとだけ………。)」
そのまま踵を返して、藤岡は、男子トイレに向かった。
901 :
798:2006/11/26(日) 23:19:31 ID:BDtonOuo
900でした。なんとか書ききりました。
本番までは書けませんでした。長い上にぬるくて申し訳ないです。
みなみけは書きたいエロパロネタが就きませんな。
時間さえあれば、また書いてみたいです。
902 :
798:2006/11/26(日) 23:20:52 ID:BDtonOuo
900でした、なんとか書ききりました。
本番までは書けませんでした。長くてぬるくてすいません。
みなみけはホントに書きたいエロパロネタが尽きません。
時間さえあれば、また挑戦したいです。
903 :
798:2006/11/26(日) 23:21:30 ID:BDtonOuo
更に、重複投稿ですいません。
カナたんエロいよカナたん
GJ!
gj!
学校のトイレで抜くなよ藤岡w
もうちょいで1000か……
>>598みたいのが見れなくなるのか……
、 ∩
( ゚∀゚)彡 保管庫! 保管庫!
⊂彡
カナ「してみるか?」
チアキ「い・・・イヤだよ」
カナ「まあまあそんなこと言わないで。ほらほらほら」
チアキ「ちょ、ちょっとま・・・アッー」
ハルカ「あら・・・千秋ったらカナに抱きついて・・・仲がいいのね」
カナ「いやー・・・少しやりすぎた」
チアキ「ポッ・・・///」
そんな保守
これより馬鹿の順に島流しにいたす
そなたはなんじゃ?馬鹿か?
ではなにゆえこんなにあそこを大きくさせておる
そんな保守
藤×カナいいよ藤×カナ(* ´Д`)
是非また書いて頂けたらうれしいです。
吉野とか内田とかのエロいのキボン
次スレもやっぱりみなみけだけ?
それともコハル総合になるのか?
>>911 コハル総合でいいと思う。このスレでも、5の2作品あったし。
aga
マコト×トウマでも書こうかな………。
>>914 書いてくれ……
wktk
つか藤岡はトウマの胸触ってたんだ
過疎だな
ところで、保管庫は作るの?
誰も作らないなら俺が作るけど?
920 :
918:2006/12/08(金) 06:31:03 ID:xB0QQrFe
>>919 だがいかんせん、私はまとめサイトの作り方がいまいちわからんのだよ
どこか無料でいいとこある?
>>920 うーん、サイトはやっているんだが、自分が使ってるところは
「アダルト禁止」って規約があるんだよな・・・・・・・・・。
あと、「まとめサイト」の作り方は自分もよく解からない。
是非とも、と言っておきながら力になれないダメな奴でスマン。
922 :
918:2006/12/09(土) 06:46:50 ID:Zz+hxvEo
>>921 ありがとう、参考になった。
18禁ダメなとこもあるんだな…
wiki形式なんてどうだろうか?
そういうエロパロのまとめあるし…
>>922 うん、やっぱり他のエロパロまとめスレを参考にするのが1番良いと思われる。
力になれなくてスマンですが、心底楽しみにしてますよ!
925 :
914:2006/12/11(月) 09:45:03 ID:wFbskfsT
とりあえず、導入部分だけ投下。
926 :
914:2006/12/11(月) 09:46:53 ID:wFbskfsT
「まぁ、上がんなさいよ。」
カナが、ドアを潜る。
マコちゃんことマコト、そしてトウマがそれに続く。
「仕方ないだろう、ハルカだって暇じゃないんだから。」
マコトが、がっくりと肩を落とす。
「ああ………せっかく準備して、ハルカさんに会いに来たのに!」
「おーう、なんだい?私じゃ不満だってのかい?」
「いや、不満っていうか………何もかも違うっていうか………。」
「よし、いい度胸だ。そこに直れ。」
「あ、いや、その、このメンバーなら、着替えなくても良かったなぁ、なんて………。」
「ほう………。」
カナの攻撃をやり過ごし、依然肩を落としたままのマコトが誰も居ないテーブルに着く。
「チアキも他所で勉強会だし、藤岡も部活だ。トウマも、残念だったな。」
「いや、俺はどっちにしろ、暇だから。」
トウマも、それに続いてテーブルに着く。
「練習も中止になっちゃったし、まだ家に帰っても誰も居ないし。」
「トウマって、家でゲームとかやらないのか?」
マコトが肘を突いて、トウマに話し掛ける。
「うん………ほとんどやらない。」
「ウイイレとか、サッカーのもあるじゃん。」
「だったら、ゲームじゃなくてホントに練習した方が楽しいよ。」
「いや、だから今日みたいに暇なときはさ………。」
マコトとトウマは、テーブルを挟んで他愛も無い雑談をする。やがて、荷物を片付けて
着替えを済ませたカナが、リビングにやって来る。
「よし。誰も居ないんだし、今日は私がもてなしてやろうじゃないか。」
カナは、腰に手を当てていかにも偉そうに胸を張った。
927 :
914:2006/12/11(月) 09:47:49 ID:wFbskfsT
「あ、そうだ。そういえば、『あのプリン』があるんだった。」
台所に向かいながら、カナがぽつりと漏らす。それを聞いた瞬間、トウマは勢い良く
振り向く。眼が輝いている。
「『駅前の角のあの店のプリン』!?」
「『駅前の角のあの店のプリン』だ。」
合言葉のようにそれを繰り返す2人を、マコトは不思議そうに見つめていた。
カナが台所に向かう。トウマはなにやら嬉しそうな顔で、そわそわと落ち着きが無い。
「何、美味いの、そのプリン?」
「お前知らないのか!?美味いなんてもんじゃないんだぞ!!」
「へぇ………。」
キラキラと眼を輝かせるトウマの様子に、マコトも少しだけ期待を膨らませた。
と。
「ん?」
マコトが、部屋の隅に奇妙な形の物体を発見する。
「なんだ、これ?」
引き寄せて、手に取る。野球ボール大の塊に棒が刺さったような形の、それは機械だった。
持ち手の部分にスイッチが付いていて、電池パックがある。
試しに、スイッチを入れる。ボールの部分が、低い音を立てて震え出す。
「マッサージ機か?」
「あ、それ、この間商店街のくじ引きで見た。」
マコトは震えるボールを、肩に当ててみる。
「うおおぉぉぉ、け、結構効くぞ、コレ………。」
「なんか、ジジ臭いなお前………。」
「いや、ホントだって………やってみるか?」
「………じゃ、貸して。」
トウマが手を差し出し、マコトがマッサージ機を………手渡そうとした、そのとき。
928 :
914:2006/12/11(月) 09:48:42 ID:wFbskfsT
手が滑り、するり、とマッサージ機がマコトの手から逃げ出す。
「あ。」
「え?」
そして、次の瞬間。
「よーしお前達、とくと味わうが………。」
最悪のタイミングでリビングに入ってきたカナが踏み出した足の真下に、マッサージ機
が滑り込む。
「うわっ!?」
当然の如くカナはそれに足を取られて、バランスを失う。
カナの身体が傾き、手にしたお盆の上でプリンとスプーンが滑る。ご丁寧にもその蓋が
剥がされているのは、カナの心憎い計らいのお陰だ。
スプーンが床に落ちて音を立てる。そして、ぐしゃ、という音がそれに続く。お盆が
床にぶつかって高らかに鳴り、最後に、カナ自身が床に倒れこむ派手な音が響く。
「………………。」
トウマが、首を傾げる。その視線の先で、3つのプリンが無残な姿を晒していた。
「あ………………。」
マコトの顔が引きつる。その額に、冷や汗が浮かぶ。
そして。
「………オイ。」
「………は、はいぃ………。」
カナが床に突っ伏したまま呟き、マコトが弱々しく応える。
「お前………どうしてくれるんだ、バカ野郎。」
チアキばかりかカナにまでバカ野郎呼ばわりされ、しかしマコトは、反論が出来なかった。
929 :
914:2006/12/11(月) 09:49:21 ID:wFbskfsT
カナが顔を上げる。カップから飛び出て潰れたプリンは、1つ、2つ………3つ。
「全滅とは………マコちゃんよ、やってくれるじゃないか………。」
「………ッ!?」
そこまで来て初めて事態に気が付いたかのように、トウマが眼を見開く。
「しかもこいつ等は………お客様用に残っていた、最後の3つだ………。」
「〜〜〜ッッッ!!」
トウマは、更に絶望的な顔をする。マコトの顔が、みるみるうちに青ざめていく。
「覚悟しろ………食べ物の恨みは、怖ろしいぞぉ………?」
ゆらり、とカナが立ち上がる。そして、
「よーし、トウマ。」
潰れたプリンを前に絶望しているトウマに、声を掛ける。トウマが、泣きそうな眼を
カナに向ける。
「マコちゃんを取り押さえるんだ。」
「………………?」
「そいつの犯した罪は、死に値する。よって、私達が処罰するッ!」
「ッ!!」
それを聞いて、トウマは1度大きく頷く。そして直後に、キッ、とマコトを睨みつける。
2人の視線を受けて、マコトは正にヘビに睨まれたカエルのようにすくみ上がる。
「い、いや、今のは、じ、事故で………っ。」
「問答無用、行け、トウマ!」
マコトの必死の弁解を無視して、カナがトウマをけしかける。腰が抜けたようになって
いるマコトはあっさりトウマに捕えられて、後ろから羽交い締めにされた。
「フフフ………覚悟はいいな、マコちゃん………?」
カナは言いながら、足元に転がったマッサージ機を拾い上げ、ニヤリと笑う。
その殺気を感じ取り、マコトはどうにかトウマの腕から逃れようともがくが、何故か
トウマの腕が全く外れる気配が無い。これも、食べ物の恨みの力だろうか。
カナがじりじりと歩み寄る。マッサージ機のスイッチを入れる。
「えっと、か、カナさん………何を………?」
その、直後。
「行くぞ………!」
「へ?」
カナはマコトの足を押さえ、開く。
「必・殺!!」
「え、ちょっと………!!」
そして。
「待ッ………!!」
マッサージ機を、あらん限りの力で押し付けた。
マコトの叫び声が、南家に響き渡る。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
保管庫出来上がるまで投下は自粛したほうがいいのかな?
932 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 20:05:04 ID:n2RFXJ6G
トウマ×藤岡希望
同じくトウマ×藤岡希望。
二人ともそんなつもりなかったのに、気がつけばなぜかエロい展開になっている・・・。
そんな話が読みたい・・・。
藤岡が攻めの方が個人的に良い
俺は逆に藤岡は受けの方がいい。何となくだが、相手がカナなら攻めでもいい気がする。
937 :
914:2006/12/13(水) 23:44:08 ID:553dO0F5
ここで空気を読まずにマコト×トウマの続きを投下。本当に申し訳ありません。
………流石に、まだ1000まではいかないだろう。うん。
938 :
914:2006/12/13(水) 23:44:38 ID:553dO0F5
「全く、フローリングだから良かったようなものを………。」
ブツブツ言いながら、カナは仕方なく、落ちたプリンを片付ける。
「あの………もう、無いんだよな………?」
「は?」
「プリン………。」
トウマは悲しそうな顔で、呟く。声が、心なしか震えている。
「………そ、そんなに楽しみだったのかい?」
カナの問い掛けに、トウマは眼を潤ませながら無言で頷く。想像以上にショックを受けて
いるトウマの姿に、カナは、しばしの間考え込む。
そして。
「あー………もう、仕方ないねぇ。」
「え………?」
「妹の弟分にそんな顔されたら、そりゃ、ねぇ。放っておけないでしょう。」
およそカナらしからぬ台詞を吐いて、カナが立ち上がる。
「ちょっと待ってなさい。私が買ってきてやろう。」
「え!?いや、そこまでして貰うのはさすがに………。」
「いいんだよ。他の皆の分も買ってきて、全部こいつに請求してやる。」
カナはそう言って、倒れているマコトを指差し、悪役のような笑みを浮かべる。本音は
もちろん、こちらの方だ。
「フフフ………待ってろよマコちゃん………。」
「………………。」
黒い笑顔のまま、カナは2人を残してリビングを後にした。その後、部屋から鞄と財布
を持ってきて、トウマに一言『留守番、よろしく。』とだけ言い残し、家を出る。
住人が誰も居なくなった家の中に、マコトとトウマだけが残された。
939 :
914:2006/12/13(水) 23:45:33 ID:553dO0F5
「う、うおぉぉ………ぉぁ………。」
やがて、2人のやり取りの横でずっと沈黙していたマコトが、呻き声を上げる。
「ううぅ………。」
マコトは両手で股間をしっかりと押さえて、内股で床に転がっている。顔面蒼白で、
歯を食い縛り、額に脂汗を浮かべながら………身体は、小刻みに震えている。
余りに痛々しいその姿に、トウマは思わず声を掛ける。
「えっと、その………だ、大丈夫か?」
マコトが、首を小さく横に振る。
「だ、大丈夫じゃ………ない………っ。」
プリンのことで我を忘れていたとはいえ、これはちょっとやり過ぎかも知れない、と、
トウマは少しだけ申し訳ない気分になる。
マコトの隣に落ちているマッサージ機を、トウマが拾い上げる。
「そ、そんなに痛いのか、さっきの………?」
尋ねられて、マコトが今度は首を縦に振る。
マコトが受けた破壊的なダメージは、床に転がるマッサージ機の力によるものという
よりはむしろ、カナの腕力によるものだった。
まぁ、どちらにしても、マコトのダメージが深刻なことに変わりは無いのだが。武器が
なんであれ、あれだけ力任せに股間を押し潰されたら、男ならばひとたまりも無い。
「い………痛いとか、そんなもんじゃないぞ………。」
やっとマトモに喋れるようになったマコトが、震える声で言う。
「ホント、オレ死ぬんじゃないか、って思うぞ………。」
「そ、そんなに………?」
トウマが、眼を丸くする。そして、それからしばしあって、
「いてて………。」
マコトが、腰を叩きながら慎重に身体を起こす。
「………ほ、ホントに大丈夫か?」
「いや、まぁ………かなり、マシにはなった………。」
「悪い、プリンのことで、つい………。」
申し訳なさそうにしゅんとして、トウマは俯く。
940 :
914:2006/12/13(水) 23:46:33 ID:553dO0F5
「でも………良いよなぁ、トウマは。」
「え?」
不意に、マコトがそう言う。トウマは、首を傾げる。
「だって………トウマはなんだかんだ言っても、結局女だからな。」
「ッ………?」
「この痛さは、男だけだからな………ホント、死ぬ程痛いんだぞ?」
まだ、ときどき痛みに顔を歪めながら、マコトはそう言って溜め息を吐いた。
そして………それを聞いた、瞬間。
トウマの中で、何かが、ふつふつと湧き上がり始める。
「なんだよ………なんか、ムカつくなその言い方。」
「え?」
「女だから解かんない、とか………なんか、バカにされてる気がする。」
「いや、そんなつもりじゃないけど………女なんだから、仕方ないだろ。」
「いつも言ってるだろ、俺は、男だッ!」
「そんなこと言ったって、トウマには一生解からないんだから………。」
「だから、そういうこと言うなぁーッ!」
トウマが、マコトの身体を突き飛ばす。マコトはまた床に倒れこみ、その拍子に、股間
の激痛が再発する。また、呻き声が上がる。
「………ッッッ!!〜〜ッ!!」
「なんだよ、こんなので………男のクセに、情けないぞ!」
激痛に背中を丸めるマコトなどお構い無しに、トウマは手にしたマッサージ機を見つめて
吐き捨てるように言う。
「お、お前………ホ、ホント、やめろよ………。」
嫌な汗をかきながら、マコトは再び身体を起こす。
「ど、どんだけ痛いか解かってたら、そんなこと言えないって。」
「なんだよ、まだそうやって………!」
トウマはムキになって、起き上がったマコトを再び突き飛ばす。
マコトはまた同じように床に倒れこみ、同じように呻き声を上げる。
そして。
「いいよ、解かったよ。俺もやってやるよ!」
トウマは言いながら、手にしたマッサージ機のスイッチを入れる。低い音で唸りながら、
マッサージ機が震えだす。
そして、トウマの手が………それを自分の足の間に、あてがう。
941 :
914:2006/12/13(水) 23:48:37 ID:553dO0F5
短いが今日はここまでで………また来ます。
あと、保管庫楽しみにしてます。
全裸待機開始
944 :
914:2006/12/15(金) 00:09:16 ID:faFA0MI2
(続きです)
その、直後。
「ひ………ッ!?」
トウマが、裏返った声を上げる。
自分の足の間、ハーフパンツの股の部分にマッサージ機の振動が伝わった、その瞬間。
トウマの身体を、ゾクゾクと全身を震わせるような感覚が駆け抜ける。
反射的に、マッサージ機を自分の身体から引き離す。
「(………な、なんだ………?)」
トウマが、震えるそれを見つめる。何故か、サッカーの練習の後のように、バクバクと
胸が高鳴っている。息が荒くなり、一筋の汗が頬を伝う。
マコトはうずくまったまま、首から上だけをトウマの方に向ける。どうやら自分の事で
精一杯で、今何が起きたのか見ていなかったようだ。
「………な、なんだ、今の………トウマか………?」
マコトに尋ねられ、トウマは自分でもわけが解からないまま、顔を真っ赤にした。
トウマ自身は自分が何をしたのか解かっていないが、それでも、今の声を聞かれたのかと
思うと、なんとなく恥ずかしい気分になってしまう。
しかし。ここで引き下がっては、男が廃るというものだ。
「だ、だから、俺もやってやるって言ってるんだよ!見てろッ!」
「へ………?」
言いながら、トウマが再びマッサージ機を自分の股に押し付ける。再び、寒気にも似た
感覚が腰から背中を通り、頭まで突き抜け、全身をゾクゾクと震わせる。しかしトウマ
も今度は、必死で襲い来る感覚の波に耐えている。
「う、ぁ………あ………ッ!!」
トウマが、普段は決して聞かせないような、『女の子』の声を上げる。
「ちょ………………ッ!?」
その様子を呆然と眺めていたマコトは、ふと我に返り、慌ててそれを止めに入った。
「バカ、お、お前、何やってんだよ!?」
トウマの腕を取り、マッサージ機を身体から遠ざける。トウマはしばし惚けたように
マコトの顔を見つめ、やがて、マッサージ機を握った掌を開く。
スイッチが切られる。部屋に、沈黙が訪れる。
945 :
914:2006/12/15(金) 00:09:47 ID:faFA0MI2
「(な………なんだろ、今の………?)」
未だにヒクヒクと身体を震わせるその感覚を、トウマはかつて味わったことが無かった。
「(なんか、頭が、痺れて………身体が、ゾクゾクして、ムズムズして………。)」
それを思い出すように、眼を閉じる。
「(それから………ち、ちょっと………。)」
思い出すとまた、ピクン、と身体が反応した。
「(気持ち、良かった………?)」
トウマはまるで名残を惜しむかのように、焦点の定かでない眼で、マコトの手に渡った
マッサージ機を見つめる。
見つめられながら、マコトもまた、心の中で自分自身に問い掛けていた。
「(なんだよ………今、オレ………。)」
心臓が、今までに無い程高鳴っている。
そしてそれは、今までこの家に来て………憧れのハルカと一緒に居たときに感じていた
胸の高鳴りとは、明らかに、異質な物だった。
「(な、なんか………凄い、ドキドキして………なんか、トウマに………。)」
胸の高鳴りと共に、年頃になるにつれて芽生え始めた新しい感覚が、マコトの内側で
煮えたぎりその身体を疼かせる。
「(こ………興奮、したっていうか………。)」
直前にトウマが見せた行為に、マコトは心当たりがあった。
まだ得たばかりのその知識は断片的で、実際にそうなのかと言われるとまるで自信が
無いが、しかし。
「(っていうか、今のってもしかして………オ、オナ………!?)」
生まれて初めて目の当たりにしてしまったその行為に、マコトの思考回路が麻痺する。
本人の様子を見る限り、トウマ自身は自分のしたことがどんな行為であるのか、全く
知らない様子だ。
その間に、トウマが少しずつマコトに、いや、マコトが手にしているマッサージ機に
近づく。本人は気付いていないようだが、口の端から一筋、涎が垂れている。それを
見て、また、マコトの胸が高鳴る。
「ねぇ、もうちょっと………もう、1回だけ………っ。」
何も知らないトウマは、自分の身体が求めるがままに、再びあの感覚を得ようとして、
マッサージ機に手を伸ばす。マコトが、後退りをする。
「と、トウマ………?」
トウマは四つん這いになるようにして、更にマコトに近づく。マコトが更に後退りして、
やがて壁際にまで追い詰められる。
上目遣いで、トウマが潤んだ眼をマコトに向ける。
「………マコトぉ………。」
トウマが、甘い吐息と共に、マコトに向かってそう呟く。
その瞬間。
「(………………ッッッ!!!)」
マコトの理性が、吹き飛んだ。
946 :
914:2006/12/15(金) 00:10:59 ID:faFA0MI2
手にしたマッサージ機のスイッチを、入れる。
「トウマ。」
「え?」
「そんなの………自分でやっても、痛いワケないだろ?」
「あ………………。」
言われて、トウマはハッと気付いたように、半開きだった眼を丸くする。
「なんか、その………へ、ヘンな感じは、したかも知れないけど。」
「う、うん?」
「ホントは、さっきも言ったけど………死ぬほど、痛いんだ。」
「………………?」
「だ、だから、さ………その………。」
マコトは言いながら、自分を見上げるトウマの顔を、じっと見つめ返す。
そして。
「オ………オレが………。」
最後の一歩を、踏み出す。
「オレが………やってやるよ。」
「ッ!!」
トウマが、丸い眼を更に丸くする。そして、すぐに顔を真っ赤にして、見上げていた視線
をマコトから外す。後退り絵押して、マコトと距離を取る。
「あ………………。」
言ってしまった直後、マコトはすぐに、自分のその言葉を後悔した。
トウマはマコトの下を離れ、俯いたまま顔を上げようとしない。
重苦しい沈黙が、2人を隔てるように漂い始める。
「………………。」
「………と、トウマ?」
「………………。」
「………………。」
身体を掻きむしるような、激しい自己嫌悪の念が、マコトに襲い掛かる。
「………………ごめん。」
トウマは、何も言わない。身動き一つしない。
謝ること以外に、もはや自分に出来ることなど無い、と、マコトは思い始めていた。
だが、しかし。
「………解かった。」
「………………え?」
黙り込んでいたはずのトウマが、不意に、声を上げる。
「このまま引き下がるのも、悔しいしな。」
「え………トウマ………?」
「ホントにそんなに痛いのか、こうなったら絶対に確かめてやる。」
それを合図に、トウマは何事も無かったかのように話し始める。
「え、あの………怒ってたり、したんじゃないのか?」
「え?何が?」
「いや、その………オレ、あんなこと言ったから………。」
「だって、お前の言う通りだろ。」
先程までマコトが抱いていた自己嫌悪のことなどつゆ知らず、トウマはそう言ってのける。
どうやら、マコトの発言に気分を害したわけではなく、単純にマコトの申し出を受けるか
どうかで迷っていただけの話のようだ。
「そりゃ………なんかヘンな感じだったし………ちょっと、恥ずかしいけどさ。」
「………………。」
「男同士だからな!俺だって、やってやるんだ!」
マコトはぽかんと口を開けたまま、語り続けるトウマの顔を見つめる。手の中では、まだ
マッサージ機が唸り声を上げている。
トウマが、再びマコトに近づいて、向かい合うようにして座る。
「………?何やってんだよ、やんないのか?」
「え?あ………いや………。」
「お前が言い出したんだろ。いいから、やってみろって。」
「は、はい………。」
トウマに促されるまま、マコトはゆっくりと、マッサージ機をトウマに近づけていく。
947 :
914:2006/12/15(金) 00:15:36 ID:faFA0MI2
(終わり)
・・・・・・・・・はい。
あんまりにも長くなりそうなんで、なんていうか、第一部完、というか。とりあえず一区切り。
続きも、考えてはいるので、書く気はあります。先の話になるかも知れませんが。
とにかく、今回はこの辺で。お目汚し失礼致しましたっ。
>>947 GJです。
ところでアツコで書こうと思ったんですが絡ませる相手がいない。
名無しのおじちゃんに痴漢でもやってもらうかと思案中。
やっぱりアツコの相手に相応しいキャラっていませんかね?
>>948 事前に設定を考えてくれたらオリジナルキャラでもOK
純愛系が良いな………
そこでふじおか
いっそ酔ったハルカ。或いはアツコを酔わせて速見先輩
容量はまだ余ってるな
オリキャラとの純愛は勘弁・・・。
巨乳ハンターにパイ拓を取られればいいよ。
速水先輩のジュースをつかってみようと思います。
次スレは
>>980でいいのかな?
とりあえず容量も大丈夫らしいんで投下します。
「おじゃまするよー」
そう言いながら速水先輩がリビングに入って来る。
「やっほー」
「こんにちはー」
「こんにちは」
雑談していたチアキと内田が挨拶を返した。
「あれー、二人だけかい?」
「ハルカお姉様は大分前に買い物に行ったままで、バカ野郎はどっかほっつき歩いてます」
「ちょっと来るのが早かったかー、マキやアツコも来てないようだね」
全裸待機wktk
「まぁ、いないならいないで楽しんどこーかな」
そう言いつつおみやげに持って来た袋をアピールする。
「チアキちゃん、キッチン貸りるね」
「ああ、それなら私がやります」
「いいのいいの、若い者は楽しんでなさい」
「これからもっと楽しくなるんだから」
「「?」」
意味深な速水先輩の言葉にチアキと内田は首を傾げた。
「お待たせ」
しばらくしてリビングに戻ってくる速水先輩、何故か手には2つしかコップを持っていなかった。
「あれ?先輩の分は」
「私はハルカ達が帰ってきてから飲むから今はいいのよ」
そう言ってぷらぷらと手を振る。
「そういうことなら遠慮なく」
「いただきまーす」
チアキと内田はコップのジュースを一気に飲みほした。
「かっ」
「あれー?」
いつもどうりの反応を見せるチアキと普段とたいして変わらない様子の内田
速水先輩は二人の様子を見て楽しそうに笑う。
「ん、あっ、あれぇ」
目を細めたままどことなくふらふらしているチアキ、この子は免疫がないとかじゃなくて根本的に下戸なのだろう。
「なんだかこの白いジュース少し苦かった気がする」
対して内田は普段とほとんど変わりない様子だった。
「ちゅーもーく」
二人の反応を楽しんでいた速水先輩だったが、突然声を上げる。
それに気付いた二人は落ち着きなくだが速水先輩の方へと振り返る。
「世界が回るよ」
いつものことながらこの時点でチアキはすっかりできあがっていた。
「はいはーい、前にチアキちゃんは『おかしなこと』について興味あるって言ってたよね、今でも興味あるのかな〜」
心底愉しそうに喋る。
この人は悪い人だ。
「興味ありますぅ、ハルカお姉様に聞いれもはぐらかされるばっかりれぇ」
「何々?『おかしなこと』って、あたしも知りたいでーす」
チアキは所々呂律が回っていない。
今回速水先輩が持って来たジュースはそんなに強いものではなかったが、チアキには充分過ぎたようだった。
「よし、それなら今回は特別に私が教えてあげよう」
「ほんろですかぁ」
「わーい」
知識が増えることを純粋に喜ぶ二人だが、速水先輩も違う意味で喜んでいた。
「そうねぇ、じゃあ手始めに」
「始めにぃ?」
「服を脱いじゃいましょう」
「えー!?」
あからさまに拒絶の意を見せる内田に速水先輩は語りかける。
「どうしたのかな内田ちゃん?」
「だ、だって服を脱ぐなんて恥ずかしいじゃないですか」
「(ちょっとこの子にアレだけじゃ弱かったかな)」
速水先輩がそんな黒いことを考えていると、不意に横からチアキが飛び掛かった。
「コラー、ユカー!」
「え、キャッ、ちょっ、ちょっとぉ」
既にチアキは下着姿だった、速水先輩に言われてすぐに服を脱いだらしい。
そして中々言うことを聞こうとしない内田にたいして実力公使にでる。
「(酔ってる時は名前覚えてるんだ)」
速水先輩はふとそんなことを考えた。
「キャッー、ちょっとチアキ。それはブラジャーだよー」
悲しく響く内田の悲鳴
「ああ、大丈夫ダイジョーブ」
「最終的にはそこまでいくから」
チアキを促すような速水先輩の言葉。
「そこってどこー」
抵抗虚しくチアキの耳に内田の言葉は届かなかった。
「うぅ、ぐすん」
結局下着までチアキに剥ぎ取られて靴下を残す以外は産まれたままの姿になってしまった内田。
「次は何をするんでふかぁ?」
チアキはそんなことはお構いなしと速水先輩の指示を仰ぐ。
「そーだねぇ」
「じゃあとりあえず、チアキちゃんは内田ちゃんの胸を揉もうか」
「?」
「ふぇぇぇぇぇぇ」
チアキはなんだかよくわからない顔をしているが、内田も訳もわからず怯えていた。
「乳房なんて揉んで意味あるんですかぁ」
「習うより慣れろ、よ。いいからやってみなさいって」
「?」
チアキはまだわからなそうな顔をしているがとにかく内田の胸を揉んでみようとした。
「ダメ、だめ、駄目だったら」
内田は手を組んで防ごうてするが、それも速水先輩によって妨げられる。
「最初はあんなに乗り気だったんだから」
その顔には極上の笑顔があった。
ふに………ふに…ふにふに
「んっ……ゃ…はぁっ」
大きさ欲しい大会ではチアキを抜いての一位だった内田だが、チアキに揉まれてしっかりと感じていた。
「内田ちゃん、今どんな気持ち?」
速水先輩にとっては自分の予想以上の反応がでていたが、面白いのでこのまま続けるようだった。
「え……き、聞こえなアッ」
既に答えれる状態でなくなった内田、その小さな胸にはピンク色の乳首がピンと立っていた。
「あっ……だ………だめぇ」
既に顔は耳まで真っ赤で
力ない甘い声が出るが、それを止める術はなかった。
「チアキちゃーん、ちょっとストップ」
「はーい」
やっと終わるのかな、内田がそう思うのもつかの間
「次はおっぱい吸ってみようか」
更に過激な命令を出す速水先輩だが、本人は凄く楽しいといった感じのようで。
「? 私たちの歳じゃ、吸ってもなにもでませんよ」
「いいのいいの、さっきと同じ要領でとりあえずやってみて」
「や、ダメェ」
さっき少し揉まれただけでああなったのだ。
吸われればどうなるかくらい内田にもわかる。
「ふっ……いゃぁ………」
気持ちいい、勃起した乳首を吸われて少なからず内田はそう感じた。
それは今までに感じたことのないような快感でもあった。
ちゅーちゅー
まるで赤ん坊のように胸に吸い付くチアキ
交互に左右の胸を吸い、口をつけていない方はご丁寧に速水先輩が揉んでくれている。
「ふぁ、あん………ぁぁ」
時々チアキが甘噛みするのはより刺激的に感じる。
「あ……あ、ああっ」
内田はもう快感のベクトルが振り切れそうだった。
「だ、ダメッッッッッッッッッ!!」
「よし、チアキちゃん。次からが本番だよ」
チアキを止めて心底楽しそうに言う速水先輩。
「ん、あれ?」
そこで速水先輩はあることに気付く。
「あちゃー、こりゃダメだー」
残念そうにそう言う先輩。
内田ユカは失神していた、初めての感覚に驚いたのか、それとも達してしまったのか。
とにかく理由はわからないが内田は気を失っていたのだ。
「えー」
不服そうに言うチアキ。
今回彼女は所謂『攻め』に回って余り『おかしなこと』がなんなのかわからなかったので当然といえば当然か。
「んー、相手がいないからどうにもならないんだよー」
「相手ならまだいるじゃないですかぁ」
チアキは顔を真っ赤にして言う。
「へ?」
「先輩が直接教えて下さーい」
飛び掛かるチアキ、これでは内田の二の舞になってしまうと速水先輩は身構えた。
が
「はうっ」
脱いだ内田の服がチアキの足に絡まり転倒する。
そのままチアキは動かなくなった。
「チ、チアキちゃん?」
速水先輩は恐る恐る声をかける。
「すー、すー」
「ね、寝てるのか」
「あー、後始末どうしよっか、このままだとバレると驚かせないし」
この状況を見ても驚くというのは頭にないらしい。
「とりあえず服を着せとけばいいか、チアキちゃんは酔ってたし夢を見てたとこにすれば問題ないよね」
テキパキと二人に服を着せる、それが終わると玄関から声が聞こえた。
「マキったら風邪ひいちゃったんだ」
「うん、今日はこれないって」
「残念ねー」
「あ、速水先輩もう来てるよ」
買い物の帰りにでもちょうど鉢合ったのだろう二人がとたとたとこちらに歩いてくる音が聞こえてきた。
しまった、
>>970じゃなくて
>>980だった。
とりあえず前座のチアキ×ユカ終わりです。
速水先輩のキャラで四苦八苦しましたorz、ただ地の文ですら先輩と付けるのは趣味みたいなものです。
それと原作読んでて内田が某月のさっちんに見えたのは私だけでしょうかw
本番の?×アツコ(相手はまだ決めてません、多分流れ的に速水先輩かハルカですが)は埋まりそうなんで次スレまでまった方がよさそうですね。
最後になりましたが、保管庫の方期待してます。
グッジョブだよバカ野郎
>>974 あ、あなたが神か!?
ヤバいです。自分でもビックリするくらい萌えた。
保管庫をつくると言っていた者だが、HPづくり舐めてたわ。
まさかこんなに難しいとは…
しかし、やめるつもりはない。
俺が初心者だから少し先になるとは思うが、必ず完成させるので待っててくれ。
それから
>>974 GJ!!