【オリジ・パロ】AAキャラエロ小説【オールOK】

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597名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 00:47:29 ID:wzPTciOs
初めてのリアルタイムだった。

GJ
598名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 04:47:30 ID:irvG/HDJ



最近、新作ラッシュで嬉しい。けど、このペースだと
容量的にそろそろ次スレの事を考える時期かも

スレタイは今のに part2 とか付けるの? それとももっと別の?
>>1って、今のまま? スレの趣旨が分かりやすいようにAAでも貼る?
599名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 14:46:07 ID:SmehbpOb
>1にある前スレってどんな感じだったの?

個人的にはこのままで構わないと思う。
分かり易いし、これまでも特に問題なかったみたいだし。

タイトルはpart2とか、他に何か面白いのがあったらそれで。

残り50KB=1レスに限界まで(4096B=4KB)書いて12レスちょい(合ってる?)、
誘導の時間をふくめても、短めの小説一本くらいは余裕だと思うんだけど、
次かその次くらいに投稿する作品の書けた人が立てるということでいいんじゃないかな

以下一応テンプレ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
【オリジ・パロ】AAキャラエロ小説【オールOK】part 2

ここはモナ板等に出てくるAAキャラのエロパロスレです。

※sage進行で。
※基本的にジャンルは問いませんが、
  危ないと感じた内容は念のために注意書きをする事をお勧めします。
※荒らし・煽り・叩き等はスルーしましょう。レスしないのが賢明です。

前スレ 【オリジ・パロ】AAキャラエロ小説【オールOK】
 ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1119185022/
前々スレ
 ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1061927963/

まとめサイト アロエナビ
 ttp://aroenabi.hp.infoseek.co.jp/

関連リンク
  〜エロくない小説の投下場所〜
     (外部となっていますので、板やスレのルールを熟読の上、御利用下さい)
モナー小説掲示板@避難所。
 ttp://www.geocities.jp/omaemonass/index/
虐待・虐殺小説スレッドPART.3
 ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/5580/1092139155/l50
  〜小説以外のAAエロ〜
エロAA板
 ttp://sakura02.bbspink.com/eroaa/
モナーエロ絵板
 ttp://mona18.s7.x-beat.com/
モナーエロ脱厨
 ttp://siphon.s9.x-beat.com/
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
>17の関連リンクもついでに貼ってみました
600名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 16:23:32 ID:XkWms2Qw
>>599
480KB超えると落ちる危険が出てくるので
15KB超える作品なら次スレを立てるべきだと思います。

前スレは元々は小説スレじゃなくて、なりきりスレでした。
スレが廃れてきた中で小説が投下されて
更にキャラサロン板が出来て向こうに新たななりきりスレが立てられ
前スレは完璧に小説スレとして稼動し始めた…って、流れだったかと…。
って、俺も別にリアルタイムでずーっと見てたわけじゃないんで
多少、解釈の違いがあるかもしれません。

個人の好みですがpart2は後ろより中に入れたい所です。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
【オリジ・パロ】AAキャラエロ小説 part2【オールOK】

ここはモナ板等に出てくるAAキャラのエロパロスレです。

※sage進行で。
※基本的にジャンルは問いませんが、
  危ないと感じた内容は念のために注意書きをする事をお勧めします。
※荒らし・煽り・叩き等はスルーしましょう。レスしないのが賢明です。

前スレ 【オリジ・パロ】AAキャラエロ小説【オールOK】
 ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1119185022/
前々スレ モナー達でなりきりエッチ
 ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1061927963/

まとめサイト アロエナビ
 ttp://aroenabi.hp.infoseek.co.jp/

関連リンク
  〜エロくない小説の投下場所〜
     (外部となっていますので、板やスレのルールを熟読の上、御利用下さい)
モナー小説掲示板@避難所。
 ttp://www.geocities.jp/omaemonass/index/
虐待・虐殺小説スレッドPART.3
 ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/5580/1092139155/l50
  〜小説以外のAAエロ〜
エロAA板
 ttp://sakura02.bbspink.com/eroaa/
モナーエロ絵板
 ttp://mona18.s7.x-beat.com/
モナーエロ脱厨
 ttp://siphon.s9.x-beat.com/
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
601名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 19:51:23 ID:SmehbpOb
>600
あ、そうか480KB越えたらまずいのか。忘れてた…
このテンプレでも多少埋まったし、480KBまではあと13KBくらい
じゃあ短い小説ならこのスレで、長いようなら次スレを立ててもらうと。
テンプレは>600でいいと思う

にしても前スレはなりきりだったのか。
そんなAAの楽しみ方もあるのね。予想外だった。
教えてくれてありがとう。
602名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 20:06:11 ID:uUh1OrSD
>596
ヽ(・∀・)ノ otu−
603名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 21:44:24 ID:XM3QKona
怖エロス・・・

いやしっかり萌えたけどね!
604名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 11:36:32 ID:dIswK1l2
605名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 09:23:14 ID:y4Ti8kDe
>>596
乙ー!
606名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 20:00:57 ID:wYGrA5QJ
ココってオリジナルAAでもいいの?
607名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 22:10:30 ID:2/C+YhVU
>>606
スレタイでも歓迎してるし
スレ内にも沢山オリジナル設定のAAエロ小説が投下されてる
608名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 19:32:46 ID:jCnI1c59
609名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 23:12:35 ID:UNh1KWE6
オリジナル「設定」の「既存AA」な。
いきなり突拍子も無く俺のコテキャラAAでエロ書きます!
って言われてコテエロ書かれても困る。
610名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 01:08:00 ID:C0AxpkNh
>俺のコテキャラAAでエロ書きます!

吹いた。
611名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 01:31:52 ID:X8XVkPqS
ジコテスマン
612名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 15:24:19 ID:UR0Fn2WC
なんでわざわざAAにして描くのwwwww
人になおしてジャンル該当するスレに投稿すればいんじゃないの?
613名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 18:11:10 ID:02qYKZmS
age
614名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 18:28:26 ID:Js9qhefP
>>613馬鹿っどこのガキだ!!頭をsageろ!
615名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 22:45:50 ID:4jLWbRGK
>>580
>ありえないほどのトンデモ超展開
てめぇでよそでやれ
616名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 23:10:11 ID:yoOxZ3Im
厨房はやたらとオリキャラを作って出したがる特徴がある。
617名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 13:53:04 ID:fmVdYZkh
前書き、後書き、ネタフリ、未完作品含めての
このスレの投下作品のしおりを作りました。

>>が多すぎて怒られるんで分割させてもらいます。


しおりの内容は↓の順に並べてみました

該当レス 題名or内容 <パロ元作品> カップリング (未完の案内)


>>2-14  【紅目の悪魔】 ♂V×♀ちびしぃ

>>19-35  学園内の情事の事情 ♂しぃ×♀ギコ

>>52-84  長き時を越えた思い ♂モナー×♀じぃ

>>134-141  箱入りと皮肉屋の恋物語 <笑わない箱入りと偽悪的な皮肉屋> ♂モララー×♀しぃ

>>147-149  君はペット? <ありそで無かったモナー虐待・拷問スレ> モララー×虐モナー

>>155-159  フッカツしてください ♂ギコ×♀ちびしぃ
618名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 13:54:06 ID:fmVdYZkh
>>177-183  学園モノ ♂モララー×♀つー

>>186-188  アロエの撮影見学 ♂山崎×♀ぼるじょあ (冒頭のみ)

>>205-220  おとなのえほん ♂フサ×♀つー (導入のみ)

>>238-242  泥酔するよ。第一話 <虐殺するよ> ♂モララー×♀ぎゃしゃ

>>248-254  泥酔するよ。第二話 (未完)

>>261-271  気付けない気持ち <8頭身のモララーはキモイ> ♂8頭身モララー×♀1


保管庫収録済み ココまで


>>292-296  3月ウサギの誘惑 ♀3月ウサギ×♂名無し

>>320-326  幼しぃ調教 ♂モラ、のー、♂ぼる×♀幼しぃ (導入のみ)
619名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 13:55:35 ID:fmVdYZkh
>>347-359  名無しの俺に出来る事 <アロエCバックス> ♂名無し×♀見習いちゃん

>>458-473  学園内の情事の事情2 ♂でぃ×♀タカラ

>>486 >>505-528  国際恋愛風小説 擬人化・♂ギコ×♀しぃ

>>546-550  タイトル未定 <カタワ と ダルマ> ♂カタワ×♀ダルマ

>>554-558   LOVELESS <カタワ と ダルマ> 擬人化・♂コリンズ×♀山崎

>>564-577  深海の海草酒 <BARギコ> ♂名無し×♀BARギコマスター

>>582-596  喫茶ラブベリ開店中 ♀ちびミィ+♂ちびぽろろ×♂八頭身モナー



未完成作品が4つ、どの話も続きが気になる所です。
約21作品中、スレ有の作品が9作品。思ったよりもオリジナルが多いと気付きました。

まとめ忘れだとか、間違いだとか、何かあれば補足をお願いします。
620名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 18:00:07 ID:2dddTbi+
乙。
アロエナビ更新されないかな。
621名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 18:05:12 ID:qAzI45cI
おっつー!
622名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 22:32:14 ID:ZXicWWZ5
>>617-619
乙彼!

>>580
超展開とまでは言わずとも、かの二人にはハッピーエンドになってほしい自分ガイル。
近頃リアルも物騒な所為で色々考えさせられたし。
(わが子を虐待し、ときに死にさえ至らしめる親がいる。その一方で、親になりたくてもなれない人もいる。
 この因果はどこから来るのだろう・・・。)
623名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 18:02:56 ID:y0FPq0vo
新スレを立てさせてもらいました。

【オリジ・パロ】AAキャラエロ小説 part2【オールOK】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1158223357/



>>580 >>615 >>622
そんなに心配しなくても、酷い鬱話になるとか、トンでも超展開とかじゃないと思いますよ。
多少は心配させるような感じには進むと思いますが、俺がアロエで書いていた
モララーと激しく遊ぼうみたいに最終的には大団円に持っていけたらと考えてます。
ただ、今のペースだとソコに行き着くまでに数年掛かる計算ですが……。
624622:2006/09/15(金) 21:36:14 ID:doLwBqFg
>>623
新スレ乙彼さまです。

>そんなに心配しなくても〜
作者様自らコメントくださり、光栄です。
どうも内容が内容だけに実際の事件等と比較してしまう癖があるようで、失礼致しました。
お時間がかかるとの事ですが、いつでもお待ちしております。
625名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 16:53:57 ID:mOFf+V4e

【オリジ・パロ】AAキャラエロ小説 part2【オールOK】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1158223357/


埋めなくても圧縮で落ちそうな気配
スレが落ちた時のために一応、次スレ案内レス
626名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 16:37:03 ID:ErtQGuP2
  ,,,.,.,.,,,
  ミ・д・ミ ホッシュ
  "''''''"
627名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 18:22:10 ID:/Xk25Qw8

【オリジ・パロ】AAキャラエロ小説 part2【オールOK】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1158223357/


埋めなくても圧縮で落ちそうな気配
スレが落ちた時のために一応、次スレ案内レス


以下、数レスごとにコレをコピペして貼ること。
628名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 23:15:51 ID:Nlgtnl1m
【オリジ・パロ】AAキャラエロ小説 part2【オールOK】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1158223357/

何度も頻繁に書きこんでたら、圧縮きても落ちないんじゃ?
629名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 19:03:35 ID:C24beFHV
【オリジ・パロ】AAキャラエロ小説 part2【オールOK】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1158223357/

>>628
落ちなくても問題ないからキニシナイ!

以下、書き込む際は次スレリンクも合わせて貼っとくこと。
630名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 19:16:12 ID:+nhbwCKG
本気で新スレを落としたくないならこっちをさっさと落としたほうが良いと思うんだが
631名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 16:53:00 ID:cPDN2ge4
【オリジ・パロ】AAキャラエロ小説 part2【オールOK】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1158223357/

言ってることは正しいがこいつをコピペしてないのでマイナス100点
632名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 17:23:13 ID:6vlOVDR8
【オリジ・パロ】AAキャラエロ小説 part2【オールOK】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1158223357/

言ってることは正しいがこいつをコピペしてないのでマイナス100点

VIPの妹スレを色々と読んでいて思いついたネタですが、
この話に該当するようなスレはモチロンありません。

兄ギコ×妹つーの近親相姦ネタです。苦手な方は避けてください。
 ピンポーン、ピンポーン。
 チャイムの音だけが空しく響いた。
「何だ、アイツいねーのか。もう結構な時間だってのに何してんだ」
 大学に通うため一人暮らしをしている妹のアパート。その玄関前で俺は独りごちた。
「とりあえず電話でもしてみるか」
 携帯を取り出し、妹の番号を呼び出す。とりあえず電波の届く範囲にいるようで、呼び出し音が響いた。
『アヒャ? 兄貴、どーしたの?』
 つーは、すっとぼけた声で俺の電話に応える。
「どーしたの? じゃ、ねーだろゴルァ。テメーが頼んだカステラ、届けに玄関前に来てんだよ」
 出張でお前の大学近くに行くぞとメールを送ったら、
ついでにカステラ持って来いと騒いだのはつーだった。
『出張って、今日だったけか? アヒャ、明日かと思ってた。スマン、兄貴。
今、バイト中で後3時間ばかり帰れねーんだ』
 つーは何やら俺の出張の日付を勘違いしてバイトを入れたらしく、やや歯切れ悪く俺に謝る。
「3時間? おいおい、もう21時過ぎてるぞ。遅く帰っても怒鳴る奴がいねーからって、
あんまり女が遅くまでシフトいれんじゃねーよ」
 20そこそこの娘が深夜1時近くまでバイトとは、あんまり褒められたもんじゃないはずだ。
『アヒャ…小言は、また後でな。今夜はこっちに泊まって明日、向こうに帰るんだろ?
明日の朝に受け取るんでイイか?』
 ちょっとしおらしい声のトーンだったが、話題は軽くすりかえられ、
カステラの事にいつの間にかなっている。
「まあな、こんな時間に向こうに飛行機は飛ばねーから、帰るのは明日だが…分かったよ。
また、明日、お前のアパートに来るよ」
 カステラごときを届けるために二度手間なんてと思わないでもなかったが、
つーの喜ぶ顔を思い浮かべると妹をないがしろにするのは忍びなかった。
『ありがとな、兄貴。じゃ、また明日よろしくな』
 つーは嬉しそうな声で俺に礼を言う。
「ああ、明日な。じゃ、おやすみ」
 俺はカステラの入った紙袋を手に、仕方なくホテルの部屋へ帰ることにした。
「さて、と。どうしたもんかな?」
 つーを待たせちゃいけないと思ったから、取引先の飲みの誘いも断ったのにと、
余計な事が頭に浮かぶ。
「一人で寂しくホテルで飲むのもなー」
 コンビニで酒でも買おうかと思ったが、それは余りに寂しい気がした。
 だからといって、よく知らない街で一人で飲みに繰り出す程、酒が飲みたい訳でもない。
「おお、そっか。俺ってば人肌恋しいのか」
 今日は久々に妹と会って色々と話が出来るものと思っていたのに、
そのアテが外れて何だか空しいのだと気付いた。
「うーん、そういや最近疲れも溜まってるし、マッサージでも頼むかな」
 前にホテルにマッサージのAAを頼んだら、やたらと話し好きのオバちゃんで逆に疲れた覚えがあるが、
今はそういうAAでもイイから話したい気分だった。
「お帰りなさいませ、ギコ様」
 ホテルのフロントの男は深々と頭を下げ、俺の部屋の鍵を差し出す。
 結構、安かったのでサービスや内装には正直期待していなかったのだが、
このホテルはなかなかの当たりだった。
「スイマセンが、こちらはマッサージとか頼めますか?」
 鍵を受け取り、ついでにフロントに尋ねると彼はにこやかに一冊のアルバムを俺に渡す。
「お好きな所を御利用下さいませ。申し訳ありませんが、お店についてはこちらは一切、
関知いたしませんので自己責任でお願いいたします」
 男は何故か声をひそめ、頭を下げた。
「…? ああ、分かった」
 本当はよく意味が分からなかったが、要はマッサージ派遣の会社とトラぶっても
ホテルに文句言われても困るって事だよなと頷く。
 俺は鍵とアルバムを受け取り、カステラの紙袋を持って部屋へ戻った。
「にしても、随分と厚いアルバムだなー。ここはマッサージに色々と種類でもあんのか?」
 スーツを脱いで、とりあえずホテルの浴衣に着替えた俺は、早速アルバムを開く。
「って、コレ、女の子の写真じゃねーかゴルァ」
 アルバムの中に入っていたのは、女の子のほんのりしたエロから際どいエロまで
様々な格好をした写真と幾つかの店の電話番号だった。
「それであのフロント、自己責任って言ってやがったのか…」
 よく見てみればそれはデリバリーヘルスの広告で、
俺は普通のマッサージを考えて頼んだのだが、ホテル側は勝手に気を使って
特殊なマッサージをしてくれるAAの紹介アルバムを渡したらしい。
 ホテル側が女の子を斡旋したなんて思われれば、色々と面倒もあるのだろう。
つまりは、そういう事なのだ。
「…俺が自分の意思で女の子を呼んだんであって、ホテルはノータッチって姿勢な訳か」
 普通のマッサージで身体をほぐすつもりだったが、
女の子の写真や広告の煽り文句を見ていると何だかその気になってくる。
「デリヘルもイイかもしれねーな。えーっと、3頭身専門店、
素人の女の子と素敵な時間…この店、イイ感じだぞゴルァ」
 アルバムを何度も最初から最後までめくり、俺は値段も手ごろな一つの店に狙いを定めた。
 ヘルスやソープの経験はあるが、デリヘルの利用は初めてである。
俺はドキドキしながら携帯のボタンを押した。
「お電話ありがとうございます。エクスタCの御利用は初めてでいらっしゃいますか?」
 電話に出たのは予想外に優しい女声で、
何となく風俗店のフロントは男と思っていた俺は面喰らってしまう。
「はい」
 緊張でやや上擦る声を落ち着かせ、俺は簡潔に答えた。
「失礼ですが、お客様は3頭身AAでいらっしゃいますか?」
「はい」
 手慣れた、だが事務的ではない調子の声に俺は頷く。
「こちらはモナーやギコ種のAAの女の子をご紹介しております。
ドクオ体型のミニ3頭身のお客様も御利用いただけますが、多少、サイズで
問題が起こる事もあるかと思われます。そういった事は御理解いただけておりますでしょうか?」
「はい。自分はギコ種なんで、全く問題ありません」
 丁寧な女性の口調につられてか、思わず取引先の相手と話すみたいな丁重な口調になった。
「左様ですか、それではお客様のお好みのAAの特徴をお願いいたします」
 もし、何も聞かれずいきなり勝手に女の子を派遣されたらどうしようかと思っていたが、
好みを伝える隙があった事にホッとする。
「あの、チラシ見てるんですがルーシィちゃん、お願いできませんか?」
 エクスタC…いや、このアルバムの中で、最も自分の好みに適ったしぃ種のAAを指名した。
「申し訳ありません。本日、ルーシィは休みでして…人型でなく
スレンダー体型のAAを御希望でしたら、つー種はいかがでしょうか?」
 女性は心底すまなそうな声で謝り、別のAAの話を持ちかけてくる。
「つー種ですか…それはちょっと、俺は出来れば無乳よりもタワワな方が好きだしなぁ…」
 胸の問題だけでなく、つー種では妹を思い出してしまい、何だか楽しめない気がした。
「ウチにおりますツーリアは、Cカップございますよ。
十分、揉みがいのある乳房で、お勧めさせていただきます」
 落ち着いていた女声は急に弾みだし、畳み掛けるようにツーリアというAAを勧めてくる。
「でも、つー種だとアヒャってて会話にならねーとかねーか?」
 余程のお勧めなのか、それとも客の付かない地雷なのか…電話越しでは、
女の言葉を信じて頼むしか出来ないのだ。せっかく金を払って呼ぶのだから、
少しでも楽しめる相手でなければつまらない。
「その辺ももちろん問題ありません。キチンとした常識のある子で、もしお気に召さなければ、
ウチはチェンジ無料ですから…どうでしょう?」
 女の声は再び落ち着き、無料チェンジもチラつかせて俺が決断するのを待っていた。
「…うーん、そんなにお勧めするなら、まあ試してみるか」
 しばし迷ったが、他の店に電話するのも面倒かと決める事にする。
「ありがとうございます。それでは、女の子をどちらにお送りしましょうか?」
 営業トークに乗せられた気がしないでもないが、元々抜く抜かないでなく、
誰かと話したくて呼ぼうとしてたんだしなと考え、俺はホテル名と部屋番号を店に告げた。
 時間にして10分少々、思っていたよりも随分と早く部屋のドアがノックされた。
電話の女性は『15分ほどお待ちください』なんて言っていたから、
もっと待たされるんじゃないかと考えていたのに嬉しい誤算である。
「こんな早いなんて、店が随分と近くにあるんだな」
 少し緊張しながら扉を開けると、そこにはキャミとミニスカートを身につけた、つーが立っていた。
「…つー。お前、バイト早上がりでも、したのか…?」
 教えてもいないホテルの部屋へ訪ねてきた妹。
 いつもと違って露出の妙に高い服の妹。
 デリヘルから派遣されるはずの女の子を待っていたら来たのは妹。
 つまり、これは、もしかして。
「…まさか、兄貴だったなんて」
 つーがパンツが見えそうなほど短いスカートを慌てて押さえ、顔を引き攣らせた。
「お前がツーリアなんて源氏名、似合わねーぞ」
 言うべき事は他に幾らでもあるはずなのに、何故かそんな言葉が口を衝いて出た。
「ウルセー、兄貴こそ、出張先でデリヘルなんか頼んでんじゃねーよ」
 とりあえずドアを閉め、部屋の中に入ったつーは、いつもの調子で俺に突っかかってくる。
「お前がバイトで会えないって言うから、何か暇だったんだよ」
 色々と言い訳した方が、風俗ごときに必死だと思われそうで、俺はかなり簡略化した理由を答えた。
「暇だったにしろ、何にしろ、呼んだからには抜き目的なんだろ?
オレじゃ役不足だろうし、チェンジするよな」
 つーは店にチェンジの連絡をするためか、持っていたショルダーバッグから携帯を取り出す。
「いや、イイや別に。元々エッチしたくて呼んだってより話しとかしたくて呼んだんだから、
お前がココにいるんでも変わらねーし。ま、いつもより多めに、妹に小遣いやったとでも思えばイイだろ」
 俺は店に伝えられていた120分3万円というのを思い出し、諭吉を3枚財布から抜いた。
「妹に渡す小遣いにしちゃ出しすぎだろ。店側のマージンの分、1万2千だけもらえるか」
「細かいのねーし、2万持ってけ」
 妹と話すために2万を使うなんて馬鹿げてる気もするが、
ショッピングにでも付き合ったと思えば、そう変わらないもんだろう。
「アヒャ、気前イイな。でも、兄貴にデリヘルの稼ぎ貰うの変な感じだし、
200分コースって連絡するぞ。丁度、200分の店への戻しが2万だからな」
 つーは淀みのない指さばきで、受け取った2万を妙に仕立ての良いショルダーバッグの中の、
何処かで見覚えのあるブランド財布へとしまった。
「お前、結構、手馴れてんな。学生のアルバイトってより、ほとんどプロじゃねーかゴルァ」
「ちゃんと学校通ってるし、バイト優先とか本末転倒させてねーからグダグダ言うんじゃねーよ。
あ、ちょっと黙ってくれな」
 オレの言葉につーはブツブツ言いながらも、店へ連絡するため携帯を操作する。
「ん、了解」
 俺が頷くと同時に、つーは店側に発信し、入室確認とコースの連絡を行った。
「ま、そんな訳で200分間、宜しくな兄貴」
 電話を切ったつーが、アヒャッとした笑みで俺を振り返る。
「全く、デリヘル初体験だってのに妹に当たるとはなぁ…。お前、何でこんなバイトしてんだ?
普通のバイトと仕送りじゃキツかったのか?」
 ベッドに座ってつーの電話が切られるのを待っていた俺は、当然の疑問を妹にぶつけた。
「いや、金に困って始めたんじゃなくて、友達の頼みでさ。オレの大学の友達に
デリヘルに勤めてる奴がいて、どうしてもAAが足りなくて1回だけのヘルプのはずが、
評判良くって何度か呼ばれちゃってな。気付いたら常連が出来たり、
何か居心地も良くなってきて…こう、ズルズルと。オレって何かこういう仕事、向いてるみたいなんだよな」
 俺の隣に座ったつーは、ちょっと困ったような表情で勤め始めた事情を話す。
「オレには生意気で乱暴でジャイアニズム満載の妹だが、お前、ネコかぶるの上手いからな…」
 俺の知っているつーは悪戯好きで横暴、でも人から頼まれると頑張ってしまう姐御肌というものだ。
その上、初めての相手には無茶苦茶人当たりがイイ、きっとそういう所を活かして仕事をしているのだろう。
「…お兄ちゃんも、アタシが可愛くしてる方が嬉しい?」
 つーは八重歯をチラリと覗かせる愛らしい笑顔で俺を見上げ、グッと胸をあてるように腕に絡みついた。
「うわ、お前、客の前だとそんななのか? そりゃ、そんだけネコかぶれりゃ、客も付くわな」
 俺は別人のようにエロ可愛く魅せる妹にビビり、絡ませられた腕をバッと振りほどく。
「アヒャ、つー種がしおらしくなるギャップがツンデレな感じでイイとか言うのもいてな、
なかなか好評だぞ。中には乱暴なオレの素がイイって言う変なのもいるけどな」
 つーは俺の慌てぶりをいつも通りの砕けた笑いで誤魔化し、バンバンと背を叩いてきた。
「営業っぽい品の作り方とか見るとホントに風俗嬢なんだなーとは思うが、
やっぱ、どうもつーがエッチしてんのって想像つかねーな」
 上目遣いで魅せてくるつーは凄いと思うが、妹でエロ妄想というのは俺には向かないらしい。
「別に、兄貴に想像されたいと思ってねーし」
 つーの言葉にそれもそうかと頷き、視線が下がった。
「あれ、つー。ココ、虫食われてないか?」
 下がった視線は、つーの首筋に一つのポチリと赤い腫れを見つけ、
ソレを指摘するため反射的に人差し指が肌に触れる。
「ヒャンッ!」
 ビクビクッと、つーが俺の指先に震えた。
 指先に触れたのは虫食いの厚みでも熱でもなく、ただの平らなうっ血で、
そんな所をぶつけるとは思えないので、多分、それは誰かに残された跡なのだろう。
「あ、何だキスマークか。まあ、こういう事してりゃ付くわな」
 俺はこれ以上はしませんというように手を上げた。

「付けるなって、言ってんだが付けるのが好きな奴がいんだよなぁ。」
 つーは自分の肉体に付いたキスマークを確かめるように、キャミソールの生地を前に摘む。
「おま、ブラ、付けてないのか?」
 布地の盛り上がり方的にもしかしてとは思ったが、まさか本当にノーブラとは思わず、
妹の生乳を見てしまった事に罪悪感が涌いた。
「さっきの客がブラにぶっ掛けやがってさ、弁償はさせたんだけど、替えの下着無くてノーブラなんだよ」
 つーの方は俺に見られる事など何とも思っていないのか涼しい顔で、
胸のキスマークの有無を確かめている。
 そんなつーの仕草を見ていると、店の女性の話していたCカップという単語が思い出された。
「そーいや、店の人がツーリアはCカップだって言ってたけど、マジ?」
 チラチラ見える妹の胸は、確かに無乳ではなくソコソコの膨らみである。
「ん? うん。Cカップあるぞ。アヒャ、何なら確かめるか?」
 つーの悪戯っぽい笑みは、尋ねた所で俺がする訳ないだろといった感じだった。
「ああ、確かめる」
 そんなつーの鼻を明かしてやりたくて、俺は迷わず手をのばす。
 両手をそれぞれの乳房にあて、指に力を少しだけ込めた。
 光沢のあるキャミソールの生地は肌触りがよく、胸の柔らかさと同じように手に馴染む。
 膨らみは揉みがいのある柔らかさで、ムニムニと何度指を押し込めても飽きなかった。
「…兄貴、真剣に揉み過ぎだろ…」
 つーの言葉にハッと我に返る。
 大きさを確かめるつもりが、普通に柔らかさを堪能していた。
「ああ、スマン。あんまり心地良かったんでな」
 これで妹じゃなければ、理想のオッパイなんだが…と頭をかすめる。
「アヒャ、褒められるのは好きだぞ。でも、兄貴、ソレ、どーすんだ」
 つーの視線は、俺の股間に注がれていた。
「ソレ? あ、ヤバ」
 浴衣のあわせを押し上げ、パンツの中で苦しそうに勃ち上がっているムスコの存在。
 胸の柔らかさに集中している内に、勃ちそうとか勃つとか思う前に、
しっかりとソレは勃ちあがっていた。
「…一応、デリヘル嬢として呼ばれたんだしな。せっかくだから抜いてやるよ、兄貴」
 ペニスの状態につーは嬉しそうに笑って、ベッドに俺を押し倒す。
「いや、マズイだろ」
 押し倒されてアワアワと逃げようとする俺に、つーは楽しそうな悪戯っ子の笑みを向けた。
「アヒャ、別にイイじゃん。恋愛感情がある訳じゃなし、互いにのめり込むつもりがある訳じゃなし、
遊びだよ、ア・ソ・ビ」
 つーは手早く浴衣の帯をほどいて、パンツだけに俺を剥いてしまう。
「…うわっ!」
 つーのアソビという言葉に、そういうのもアリかなと迷った瞬間、パンツも脱がされた。
 ためらいのない即フェラ。しかも濃厚なディープストロークを喰らって、俺の腰は一気に蕩けた。
「つー、凄ぇ…最高だぞ…コルァ…」
 俺は抵抗する気力を完璧に削がれてしまう。
「な、兄貴もオレの事、してくれよ」
 つーは俺のペニスを咥えながら器用に服を脱ぎ、隠すもののない股間をこちらに向けた。
 女性上位のシックスナインの体勢。俺は妹の望むまま、必死に舌を伸ばした。

「…アヒャ、こんなんじゃ物足りない…」
 イイ感じにしゃぶってくれていたつーが突然顔を上げ、ペニスから唇を離した。
「こんな所で、オアズケはやめてくれよ…」
 妹相手に情けない事この上ないが、抜かない事にはどうにもおさまらない状態である。
「そんな顔するな。フェラじゃなくて、もっとイイ事しようぜ、兄貴」
 そう言ってベッドを降りたつーは、カーペットの上にあったバッグを拾い上げ枕元へと持ってきた。
「フェラじゃないなら、ローションで素股でもすんのか? 普通のホテルでドロドロはマズイだろゴルァ」
 俺の言葉につーはニヤリと笑いながら首を振る。そして、バッグの中から何かを取り出した。
 つーは今度はシックスナインではなく、俺と同じ方向でベッドに横たわり、
その何かを俺に向かって差し出す。
「着けたら入れてもイイぞ」
 寝転がったつーが持っていたのは、コンドームの包みだった。
「え、でもチラシに本番禁止って」
 思わず受け取ってしまったが、装着は流石にためらわれる。
 それに、どの店のチラシにも本番禁止と書いてあったのに、犯ってイイはずは無かった。
「そんなのタテマエに決まってるだろ。皆、してるし。兄貴だって、したくて仕方ないんだろ?」
 つーの手のひらが俺の昂ぶりを煽るみたいに、ペニスをやわやわと揉んでくる。
「でも…」
 店の書いている事が建前だとしても、俺達が兄妹なのは本当の事なのだ。
「オレの、この穴に皆、突っ込んでるんだ。だから、兄貴だってして、イイんだよ」
 つーの指が、濡れた女陰をくぱぁっと割り開く。
 ペニスを待って粘つく穴がヌラヌラと妖しく光り、俺を誘っていた。
「本当に、イイんだな」
 女にそこまで露骨に誘われて、止まれるほどの理性を俺は持っていない。
 ゴムの袋を破って手早く装着すると、つーの膝に手をあてる。
「うん…、オレ、もう、待てない。お願いだから、早く」
 つーが俺の首に手をまわし、興奮のためか荒い息で挿入をねだった。
「うわ、凄ぇ…」
 熱く潤んだつーの膣は、先端を押し込むとグイグイと飲み込むみたいに俺を受け入れ、
今までに感じた事が無いほど襞が蠢く。
 彼女も風俗も合わせて経験人数は指の数ほどあるけれど、ココまで襞が迎え入れてくれた事はなかった。
「…ァフ…ッ…」
 奥まで貫くと、つーは満たされきった表情で艶めいた息を漏らす。
「動いてイイか?」
 俺の問い掛けに、つーが小さくコクリと頷く。
 腰をひいても腰をおしても、つーの襞が絡み付いてペニスが蕩けそうな快感に包まれる。
「…兄貴のって、硬いんだな。…なんかゴリゴリ抉られてる、みたいで、凄ぇ…」
 つーは上擦った声で俺にしがみつき、腰を押し付けてきた。
 妹相手にあんまりのめり込むのは、なんて理性が必死に情動を抑えこもうとする。
だけどセックスまで辿りついておきながら今更、何を抑える事があると段々と下肢の勢いは増していった。
「つー、大丈夫か?」
 自分がガンガン突いてるせいで妹を追い込んでるくせに、気遣うふりをする。
「…ヒャ…ン…気持ち、イイ…もっと、兄貴…アヒャァ…」
 つーの強がるような甘い声が、俺を煽った。
「…体位、変えてもイイか?」
 より激しく突いたらつーはどんな顔をするんだろうか、そんな事をしてみたくて聞いてみる。
「アヒャ…ん…、オレ、横、好き…横から、して欲しい」
 つーが腰をひねり、巧みに肉体を回転させた。
 膣がうねり、ペニスにたまらない刺激が伝わる。
 つーの左足をまたいで横抱きに密着すれば、今までよりも深い繋がり方に
思わず射精しそうになってしまった。
「オレ、激しいの好き…兄貴、一杯動いて…」
 正常位とは違う襞の吸着感に戸惑って、逝きそうな山場をやり過ごそうとしたが、
つーの言葉に抽送を開始する。
「あんま、激しいと俺は逝きそうだ、ゴルァ」
 右腿を抱えながら腰を振れば、襞が追い立てるように俺を包み込み、ミミズ千匹の恐ろしさを感じさせた。
「…アヒャ、兄貴が平気なら、オレ無制限発射、大歓迎だぞ」
 汗の浮かんだ顔で、妖艶に嬉しそうにつーが八重歯を見せる。
 妹より先に逝く事に抵抗はあったが、こんな名器に敵う訳もないかと早々に意地を捨てる事にした。
「じゃ、逝くぞゴルァ!」
 つーの肉体ごと揺さぶって、貫いて、動くたび、プルプルと乳房が上下に震える。
 シーツを掴んで快感にむせぶ妹は、俺の知ってるつーじゃないみたいに魅力的だった。
「ヒャン…兄貴、まだ? まだ逝かないの? オレ、駄目…先、逝きそ…」
 激しいのが好きと言うだけあって、ともすれば痛いと騒がれそうなピストンを
つーは全て快感として受け取るらしい。
 襞の蠢き方は尋常でなく、絶頂が近い事を表していた。
「先、逝け。俺もすぐだから」
「アヒャ…ァア…ひぁ…ッ…ァア―――ッ」
 俺が言うが早いか、つーはグッと仰け反って肉体を痙攣させる。
 妹のキツい締め付けを無理矢理に押し進むようにしながら、俺は腰を動かし続けた。
「こっちも、逝く…」
 抱きしめたつーの肉体の血流はドクドクと、快感の後始末をするみたいに全身に血液を送っている。
そんな状態のつーの最奥で、俺はやや遅れて射精をした。
「……ヒャン」
 ベッドに俺も転がろうと肉体からどこうとした時、何処か敏感な所に触れたのか、
つーがイイ声をあげる。
 その声に反応して、しぼみかけていたペニスが再び熱を持ち、硬くなり始めた。
「…兄貴ってば、結構、絶倫なのか? すぐに次が出来そうだな」
 つーは枕元に置いていたショルダーバッグから2つ目のゴムを取り出す。
「アヒャ、新しいのに変えてやるから、ちょっと転がれ」
 指示されるままベッドに転がると、つーは俺の下半身に覆いかぶさり、
口と舌で汚れたゴムを器用に取り外した。
 汚れ物はティッシュに包んでゴミ箱に放り、今度は新しいゴムを口で装着してくる。
「お前、随分とエッチな奴だったんだなー」
 プロのAAでも、ココまで至れり尽くせりな技の披露はなかなかしてくれないもんである。
 つーの唇が唾液で細い糸を絡ませながら、ペニスから離れた。そこにはゴムを付けられ
再び臨戦態勢になっているペニスがある。
「エッチが好きじゃなきゃ、幾ら頼まれたってデリヘルなんかに勤めねーよ。
なぁ、今度はオレが上になってもイイか?」
 つーは水を得た魚のように活き活きとした笑顔と、キラキラとした妖しい視線で俺を見下ろした。
「ああ、構わねーぞゴルァ」
 四つんばいの姿勢で俺をまたぐつーに了承を伝えると、手を使わずに腰をスライドさせて挿入を始める。
「動いても、イイか?」
 既に息の上がった、濡れた声でつーが尋ねた。
「ああ、好きに動いてイイぞ」
 もちろん断る訳もなく、つーの好きに動かせる。
 つーは俺の胸に手を付き、腰をユックリと上下に動かし始めた。
「…フ…ァ…ア…ヒャァ…」
 最初はユックリした動きをドンドンと早め、つーは自分で自分を追い立てるみたいに快感に身を委ねる。
 激しく揺れる肉体を支えるためウエストに手をまわすと、つーはより一層、強く腰を使い出した。
 全速力で突っ走るみたいな激しい性交、つーの激情的な部分をそのまま切り取ったみたいな激しいセックス。
「俺も動くぞ、ゴルァ」
 つーの熱に煽られて、俺も下から妹を激しく突き上げていった。
 結局そのあと、俺は3回程逝ってヘロヘロになり、
つーは俺の倍以上の回数逝っていたが元気なもんだった。
 つーの話だと、バイトに出ると平均して3〜4人、多い時には計7人の相手を勤めた事もあるらしい。
『今日は兄貴で2人目だから軽い方だ』なんて笑っていたエッチ好きのつーは、
ホントに風俗が水に合ってるいるんだなと思った。


「さて、と。そろそろカステラを届けにいくか」
 昨日、店の終了10分前のコールに応えるつーに、カステラの袋を持たせようとした。が、
『明日は午前中、休講が重なってるから届けろ。部屋で兄貴の事、もてなしてやるからさ』なんて、
アヒャ笑いを見せた妹に全てを出し切ったと思っていたはずなのに、二つ返事で頷いてしまった。
 飛行機は元々、混み合っていてチケットが取れなかったので午後便である。
 期待を色々と膨らませながら、俺は今後も何度となく利用する事になるホテルを後にした。
645名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 17:37:20 ID:DdY5MZ32
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