DRAG ON DRAGOON エロエロエロエロパロスレ

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1名無しさん@ピンキー
俺はデボとポポと百合の葉の乙女を愛しているんだ!心の底から!!
2名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 20:55:14 ID:BvZLWZcQ
にげっと おん くそすれ
3名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 20:58:16 ID:WTg5Yd0M
<●> <●> マナ様!マナ様!
4名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 21:00:57 ID:mxGYpib9
>>1
ケダモノ!
5名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 21:01:16 ID:ErLyZO+m
アリオーシュたんにちんちん食いちぎられる同人誌きぼんぬ
6名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 21:04:45 ID:h7Ch6TKs
一応本スレ
【不精髭】DRAG ON DRAGOON 第54章【ニヤリ】
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1118202587/l50
7名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 21:06:02 ID:Xr6kMhrs
>>6
サンクス。
気が効かなくてごめんね…
8名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 06:18:30 ID:5FjRMeI5
2が発売されたらここもそれなりに盛り上がるかもしれんな。
とはいえ、どちらかといえば801ネタが多いようにも思える。

取りあえず1なら女神になる前の兄さん大好きフリアエの苦悩エロネタきぼん。
2ならヤハとハンチのエロネタきぼん。あとカイム×幼女マナの微エロとか…うーん。

基本はカイム×アンヘル(擬人化?)、ノウェ×マナとエリスを加えた三つ巴系か。
>>1がキボンするウエポンストーリー系だったらネタの幅も広がるな。
9名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 09:10:20 ID:vvk7K2eR
>>8
フリアエ→兄やんは基本でしょー。
カイム×幼女マナのSM純愛モノ考えてたけど書けそうにないしなあ…

涅槃の探検の人柱少女も何気にエロエロですね。
10名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 13:35:26 ID:utxIbEui
だから、アリオーシュがセエレのちんちんを食いちぎるのを(ry
11名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 17:54:29 ID:FTjjMJCJ
セエレだけとは限らんよな。
カイムも頭からかじられそうになってたし…

いらずらしに来た見張りの兵士を食いちぎりまくるのも見たいな
12名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 21:52:15 ID:bVF6F+ek

                   /⌒ヽ     ズドーン
            ⊂二二二( ^ω^)二⊃
                 |    /   ∧ ∧ 
           /    (_二二二⊃)^Д);+。:、.
            /  ⊂二二ノ   ⊂T⊂)
             /        ⊂_⊂ノ〜



          /⌒ヽ    。.゚・゚~・。
         ( ^ω^) 。・゚・    ゚。:.゚ヘ ∧
.        ./ ヽ y )。・       。:(^Д^;)
        ( ⌒)/          (⊃T⊃
         ノ>ノ          〜ノ  ⊃
       三レレ           し'´
13名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 22:28:26 ID:buNNqDKk
DODでエロったって、カイムとアンヘルたんでどうヤるんだよ!!


…とか思ったが、別にカップリングはこれだけじゃないんだよな
アンヘルたんに萌えるあまり、周りが見えなくなっていたようだ
14名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 23:05:48 ID:+vIlVjEw
>13
カイムの頭でスカルファック
15名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 23:16:50 ID:Ooi26K60
赤ちゃん大行進。
16名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 00:05:14 ID:kwvrR5A3
>12
カイムとアン減るに置き換えて想像してみよう
17名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 02:10:45 ID:2dFAyQ5w
>>13

318 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2005/06/11(土) 17:52:10 ID:N19elcjl ID:N19elcjl
そういや契約してるなら電話なくてもテレフォンセックルできるな

これならできるYO
18('A`)苦節15年 ◆DRAGPan2NI :2005/06/12(日) 09:58:30 ID:LVI/6/VE
そんなこと言うからピーターが一人オナニーしているのを想像しちまっただろ
19名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 03:42:43 ID:da7fdMMx
アンヘルのエロ小説書いてみたのでうpしておきます。

なんていうか自分で書いておいて萌えるどころかトラウマになりそうです。
新宿並みの破壊力あるかも。
やっぱり普通にカイム×アンヘルで書けばよかったかなぁ・・・

・擬人化無しです。
・鬼畜です。かなり。アンヘルたん犯され放題です。
・ヴェルドレさんが悪い人です。
・エロシーンでの流血は無いです。
・始めて小説なんて書いたので色々とヤバいことになってます。

パスはメ欄

http://dragon.sabax.jp/src/up0138.zip
20名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 07:33:16 ID:gziIOm+l
普通に見れないんですけど('A`)
21名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 09:08:33 ID:jafxcEc8
同じく見れないよ…

読んだ人の感想では普通に大丈夫そうだから
ここに貼っておくれよ。
心配なら最初の部分や名前欄かどこかに注意書きをしておけばいいし。
何はともあれSS一番乗り乙。
22名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 12:51:41 ID:Crb0ldD3
残念なことに自分も見れません…
お手数とは存じますが、ここに貼っていただけると嬉しいのですが…
23名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 13:35:48 ID:WnE0QziO
内容のヤバさはともかく、このスレ初SSだしな
注意書きつきで、貼れ!>>19
2419:2005/06/13(月) 18:29:58 ID:da7fdMMx
ありゃ、
俺ダウンロードツール標準使用なんで普通に落とせるんだけど・・・

何かお勧めのうpろだでもあれば改めてそこにうpします。
2519:2005/06/13(月) 18:41:02 ID:da7fdMMx
http://upld2.x0.com/data/upld4898.zip
暫定でうp

以下注意書き
・グロは無いけど鬼畜
・竜×竜(擬人化無し)
・ヴェルドレが変態
・あとは>>19参照して、それでも大丈夫そうな人。
26名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 20:35:45 ID:1A74FwHJ
>>25
(;´∀`)・・・うわぁ・・・
27名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 21:14:34 ID:9Rw4J4iR
             (^ω^)⊃ 
         _,,..,,,,_⊂ミ⊃ ) プルルン
        ./ ,' 3 `∩ηっ
        l   ⊃ ⌒_つ
         `'ー---‐'''''


             (^ω^ ) …
         _,,..,,,,_ (つ ⊂)
        ./ ,' 3 `∩ηっ
        l   ⊃ ⌒_つ
         `'ー---‐'''''


         _,,..,,,,_(。 。) チュピチュプ...
        ./ ,' 3 `∩⊂っ
        l   ⊃ ⌒_つ
         `'ー---‐'''''

            /⌒ヽ
            ( 人  )
            |  |
            | ノ(|
            |.⌒| (^ω^;)
           _,,..,,,_|  | (つ ⊂)
         / ,' 3 |  |ーっ
         l   ⊃ ⌒_つ
          `'ー---‐'''''"
28名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 21:52:03 ID:gziIOm+l
>>25
BDのレイプが短くてちょい残念

・・・でもあのハゲだとやらかしそう、ってかやらかしたら殺す、いや生かして殺す
29名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 21:56:01 ID:ZBDU7Pyx
>>25
普通に見れないんだけど俺だけ?
俺だけかもな、最近おかしいから
30名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 22:03:53 ID:da7fdMMx
>>28
感想dクス
レイープもうちょい長く書いてもよかったかな。

>>29
右クリック→保存でもダメか?
どうしてもダメならスレに文章貼り付けるが・・・
内容が内容なのでなるべくそれは避けたい。



何か他に萌えるシチュを思いついた人は是非教えてくれ。
参考にさせてもらって書くかもしれない。
31名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 22:27:58 ID:gziIOm+l
萌えシチュか。
アンヘル擬人化が有名だけど、俺はあえて裏道を貫いて。

カ イ ム 竜 化

なんかをプッシュする。
・・・ムリあるな、うん。
32名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 22:39:57 ID:ZBDU7Pyx
>>30
だめだったぽ
いつでもいいから、よかったら↓に再うpしてくれないか。手間かけてごめんプー
ttp://www.kr4.net/

萌えシチュか…傷口ナメナメとか
もちろんアンヘルたんがされる側だぞ
33名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 22:41:57 ID:gziIOm+l
傷口ナメナメアーティファクトとしても使われる竜の血飲んで竜化ギ...
いえ、なんでもありません
34名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 23:03:47 ID:u/qFG5cR
>>30
やっと見れたよ!>>19サンキュウ

何パスかけとんねんほんでしかも何でHTMLやねんこのファッキンヘナチョコ野郎がとか
思いながら解凍して読んだらスゲー萌えた。あんた最高。意地悪思ってごめん。
いや、かなりイケてますよマジで。キャラ立ってるし上手いよ!
全然異常じゃないし、余裕でここに貼ってオーケイだと思うんだけどもなあ。
次も楽しみにしてますよハァハァ
3519:2005/06/13(月) 23:43:12 ID:da7fdMMx
>>32
5M以下の4942にうpしてきたよ。解凍用DL用共にパスはメル欄参照。

>>31
擬人化と同性愛は俺の射程外なんて勘弁してくれ。
DODのドラゴンは単一性って設定なので、仕方なく両性具有やったけどね。

傷口ナメナメアンヘルか・・・
ちょっと萌えてきた(*´∀`)
そこからカイム擬竜化させて絡ませるかな。

>>34
そう言っていただけるのは嬉しいんだが、
どうも文章をレスにして晒すのに抵抗が・・・

>何パスかけとんねんほんでしかも何でHTMLやねん
OK。今度からはTXTファイルも一緒に圧縮しておくよ。
3619:2005/06/13(月) 23:44:27 ID:da7fdMMx
すまん…メル欄にパス入れ忘れた。
このレスのメル欄見てくれ。
371/2:2005/06/13(月) 23:52:04 ID:CKUeT+00
「・・・」
暗い闇の中で目を覚ます
周りには何もない、ただ暗闇が広がる
手足の感覚が徐々にハッキリしてくる
「・・・ここは・・・!?」
何気ない言葉、だが自らの口から出た言葉に驚く
契約の代償として払った声が何故・・・と

「馬鹿者」
何処からか響く懐かしい声
その声の主を探す
「馬鹿者、どこを見ている・・・ここだ」
すぐ近くで「声」がする
だが姿が見えない
「全く、しばらく戦ってないゆえ・・目まで衰えたか馬鹿者」
後ろの闇から紅い巨体が姿を現す
懐かしい、愛しい紅き竜の姿
痛々しい封印の傷からは血が流れている
かなりの時間がたったはず
それなのに癒えない、女神である印
「・・・アンヘル」
「・・・久しいな、馬鹿者め」
382/2:2005/06/13(月) 23:52:57 ID:CKUeT+00
どれくらい見つめ会っていただろうか
最初に動いたのは竜だった
翼で抱き寄せ体をすりよせる
「・・・アンヘル、これは・・・」
望んでいた事、だが有り得ない事
それが目の前で起こっている
「これは夢だ、夢なのだ・・・」
まるで自分に言い聞かせるように竜は口ずさむ
そして力強く抱きしめ涙を一粒こぼした
「会いたかったぞ、この大馬鹿者」
それに答えるかのように抱きかえす彼
しかし、何かに気が付いたようにすぐに離れようとする
「・・・傷の心配は良いぞ、これは夢なのだから」
夢であってほしくはない・・・彼はそう思った
「・・・これが現実であってほしい・・・」
竜も同じ気持ちだった
そして、今度は彼が抱き寄せる
「カ・・・カイン・・・」
恥らうように彼の名を呼ぶ竜
「こうして・・・お互いの名前を呼び合うのは初めてだな アンヘル」
「あぁ・・・」
抱き合う二人、混沌と戦いの日々を共に生き延びた二人
彼の夢か 彼女の夢か
それとも双方の夢か
そして朝日が昇り 夢は覚める

ララララ禁じられた愛ララ種ラララ雄と雌ララララ

ララララ 女神は夢を見る ララララ
ララララ 女神の夢を見る ララララ
ララララララララララララララララララララララ・・・・
39名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 23:56:23 ID:CKUeT+00
エロ無しだが勘弁な
エロシーンは今頭でじっくり練ってるから
体格差とかをどう埋めるかが問題でな

ラブ過ぎるのはDODにあわなさそうで申し訳ない
40名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 00:02:25 ID:n9AbzMey
>>39
ぐ、GJ!
やっぱりこの二人は萌えるなぁ…
>体格差とかをどう埋めるかが問題
これが1番問題だよな…

ていうか一箇所カインになってますよオガーザーン
4139:2005/06/14(火) 00:05:25 ID:0DkoQkBZ
おうけい、落ち着け俺
カイン>カイム

そうだよ!さっきまで聖書の創世記読んでたんだgyふじこlp
42名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 00:08:25 ID:Ohe6+9Dj
>38
カイン!カイン!
43名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 00:36:43 ID:VZUjI3N3
ワロス
44名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 00:38:02 ID:PzxevAlj
カイムが竜化か、アンヘルが小さくなるかそれが問題だ
あくまでアンヘルは竜のまま

マナのようにカイムが巨大k
45名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 00:51:35 ID:VZUjI3N3
おっと忘れてた>>19
とりあえず、禿は赤ちゃんの群れに投げ捨てろ
普通にここに書き込んでもいいと思うがな
また書いてくれるなら、適当なHPフリースペース借りるとか
46名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 00:51:38 ID:I4uyf6Ep
・帝国の魔道師による新しい呪いか何かでアンヘル小型化
・            〃            カイム竜化
・アンヘルがドラゴンの能力で擬人・・・もとい普通に小型化
・アンヘルが辛抱たまらず魔法でカイムをドラゴンにしちゃいました
・卵に放り込んだら小さくなって出てきました
・卵にうっかり入ったら竜になって出てきました
・ある日、朝起きたらめっちゃ小型化していました

好きなの選べ。
47名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 01:11:20 ID:n9AbzMey
こっちは本スレと違って静かだな( ´ー`)
>>46
・帝国の魔道師による新しい呪いか何かでアンヘル小型化
それもらったかも。
48名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 01:47:32 ID:UazA7FU9
>>47
てかぶっちゃけ、本スレ以外はめちゃ静かだよ〜
49名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 03:09:25 ID:K/e77wPs
おい待て、アク禁食らった筈なのになんで復活してるんだ

>>46
・アンヘルが辛抱たまらず魔法でカイムをドラゴンにしちゃいました

ん、可。
50名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 03:27:21 ID:KC924dZq
体格差そのままでも構わんぞ。
数多の武器を扱えるカイムなら指だけでアンヘルを(ry
511/11:2005/06/14(火) 08:19:53 ID:G40RfV5I

「あれが指揮官のようだな。一気に蹴散らすぞ、カイム!」

低空を飛びながら唸るレッドドラゴンと、それを駆る竜騎士カイム。
押し寄せる帝国軍の驚異に唯一対抗できる存在であり、連合軍に残された最後の望み。

「指揮官の周りは弓兵で固められているようだな…ふん、小ざかしい真似を。
 我の紅蓮の炎で焼き尽くしてくれるわ!」

ドラゴンは急降下し、爆炎に包まれた火球を放つ。
だが、弓兵のボゥガンから放たれた矢は容赦なくドラゴンを襲った。

「ぐっ…」

数本の矢がドラゴンの翼を傷つけ、たまらず減速した。
カイムはドラゴンの首を優しく擦り、手にしている剣を地上に向ける。
するとドラゴンは首を下ろし、静かに答えた。
521/11:2005/06/14(火) 08:20:31 ID:G40RfV5I
「すまぬな……カイムよ」

カイムは勢い良くドラゴンの首を蹴り、地上に降り立った。
それを待ち望んでいたかのように帝国兵がカイムに群がるが、
怯むこと無くそれを切り伏せてゆく。

ドラゴンはそれを確認すると、敵の攻撃が届かない高高度へ飛び立とうとした。
しかしその瞬間、崖の上にいた帝国弓兵が放った矢がドラゴンに突き刺さる。

「崖の上だと!?くっ…ぬかったわ…」

ドラゴンは弱弱しく翼を羽ばたかせるが、激痛が体の自由を奪う。
苦労の甲斐なく高度は徐々に下がり、敵軍を率いる指揮官の眼前に墜落した。
だがドラゴンはすぐに首を上げ、地をも揺るがす咆哮をあげた。

「人間の分際で我を倒せるとでも思ったのか、愚者共が!
 貴様らなど地に堕ちていても恐るるに足らんわ!」

そう言い放つと、ドラゴンは口から大量の爆炎を放った。
帝国兵はなすすべも無く炎に包まれ、次々と死に絶える。
次第に周囲からは帝国兵の断末魔すら聞こえなくなったが、
周囲から炎が消え始めた時、ドラゴンの目の前に信じられない光景が飛び込んできた。
533/11:2005/06/14(火) 08:21:23 ID:G40RfV5I
「な…馬鹿な!この業火の中を人間が生き延びたというのか!」

赤い法衣と杖を身に纏い、頭には恐ろしげな仮面を被った兵士…
それは敵の指揮官であった。

「赤い法衣…くっ…そうか、対魔術兵か…」

敵の司令官はにやりと笑うと、手にした杖から青い光球を放った。
ドラゴンは必死に逃げようとするが、矢傷によって体の自由が利かない。

「ここまでか…」

ドラゴンは死を覚悟した。
だが魔法に包まれた瞬間、予想もしていなかった変化が起こった。
なんと、ドラゴンの巨躯はみるみるうちに小さくなり、
人間より若干劣るほどの大きさになってしまったのだ。

「はははははは、帝国軍の魔術を思い知ったか!
 これで連合軍の驚異は去った!我々帝国軍の勝利だぎゃあああ!」

次の瞬間、高らかに勝鬨を上げる敵軍指揮官の首が宙を泳ぐ。
…それは、カイムの手によるものだった。
544/11:2005/06/14(火) 08:22:04 ID:G40RfV5I
「…このような醜態を晒すとはなんたる不覚よ…
 許せ、カイム…」

ドラゴンの元に駆け寄ったカイムの目の前に飛び込んできたのは、
人間よりも小さくなってしまった相棒の姿だった。

「あまりじろじろと見るな…
 我とて好んでこのような姿を晒しているわけでは無いのだぞ」

だがカイムはそれを無視するかのように、唖然とした表情で見つめ続ける。

しばらくの間、カイムはドラゴンに見入っていたが、
その内にドラゴンに近づき、首を擦り始めた。

「我は大丈夫だカイム。急ぎヴェルドレやセエレの元へ…
 っ!お主一体何を!?」

首を擦っていたカイムが突然、ドラゴンを抱きしめたのだ。
何が起こったのかのか理解できず、ドラゴンは困惑した。

「離せ馬鹿者!
 気でも触れたか!?」

ドラゴンは必死にカイムから離れようとするが、
契約者となり強大な力を手に入れたカイムの腕力に、
この大きさのドラゴンが勝てるはずも無かった。
555/11:2005/06/14(火) 08:23:18 ID:G40RfV5I
「くっ…」

最初は暴れていたドラゴンだったが、次第に静かになり、
カイムが力を弱めるとドラゴンは落ち着きを取り戻した。
そして同時に、カイムが何を求めているのかを悟った。

「この…大馬鹿者が…
 女神…いや、妹に愛されているというのに…何故我にこんな事を…」

カイムはただ首を横に振り、
抱きしめたままの手でドラゴンの首を擦り始めた。

「何故だ?ドラゴンは人間にとって畏怖や恐怖の対象のはず。
 鋭く隆起した鱗、剣の如き角、山ほどもある巨躯…
 その全てが人間にとって恐怖なのではないのか?ましてや愛など…」

だがカイムは抱きしめた手を離そうとしなかった。
それどころか、徐々にドラゴンの口へと顔を近づけてゆく…

「………
 種族を超えた愛…か…
 我もまた馬鹿者なのかも知れぬな…」

ドラゴンの中で、何かが変わり始めていた。
生まれて初めて受ける愛情。
その心地よさに、ドラゴン中で何かが振り切れたのだ。
566/11:2005/06/14(火) 08:24:03 ID:G40RfV5I
ドラゴンはカイムに答えるように顔を近づけ、軽く口付けを交わした。

いくら小さくなったとはいえ凶悪な牙を持った竜である。
人間同士のように舌を絡ませることは出来ない。
それでもカイムは、ドラゴンを人間と同じように愛そうとした。

「これが接吻か……
 なかなかどうして心地よいではないか…」

カイムは口付けを終え、ドラゴンの全身に舌を這わせ始める。
ごつごつとした、人間とは異質の感覚…
だがカイムは、その感覚にも愛おしさを感じていた。

「はっ…ああっ…」

未だ体験したことのない感覚に身を震わせ、声を漏らすドラゴン。
カイムは少しづつ、その舌先をドラゴンの下腹部に近付ける。
しかし、ドラゴンは突然カイムを押し離した。

「ま、待て…」

突如行為を投げ出したドラゴンにカイムは困惑した。
だがすぐさまドラゴンはその理由を語りだす。
577/11:2005/06/14(火) 08:24:42 ID:G40RfV5I
「非常に言いにくいのだが……我は…我は…
 ま…まぐわいというものを体験したことがないのだ…」

この世で最も強く崇高で、常に自信過剰なドラゴン。
それが今、か弱き人間の前で身を震わせている。

するとカイムは、下を向き俯くドラゴンの顔を両手で優しく持ち上げ、
そっと微笑みかけた。

「カイム…」

復讐と狂気だけの男だと思っていた男は、愛する者に初めて笑顔を見せた。
それに安心したドラゴンは、その身を自らカイムに委ねる。

「もう一つ、伝えたいことがある。
 言葉を失ったお主だからこそ…伝えたいことだ。
 ……アンヘル、それが我の名だ」

もはや、二人にとって種族の壁など無きに等しかった。
588/11:2005/06/14(火) 08:25:28 ID:G40RfV5I
二人は再び口付けを交わすと、カイムはそっとアンヘルの体を横に倒した。
そしてそのの体に舌を這わせ、次第に下腹部に近付けてゆく。

皮膚が非常に強固なドラゴンも腹部はやわらかく、非常に敏感だ。

「ふっ…んんっ…はあっ…」

未知の快楽に思わず声を上げるアンヘル。
その目は次第に虚ろになり、
カイムの舌の動きに合わせ、体をびくんびくんと躍動させる。

「ああっ…ああああああっ…」

まるで人間のように喘ぐアンヘルを見て、
次第にカイムはその舌をアンヘルの秘所へと近付け始めた。

「ふっ……そ、そこは…っ」

ついにカイムはアンヘルの中に舌を這わせた。
未だかつて何も受け入れたことの無い器官を犯され、
さらに声を大きくするアンヘル。

次第にそこからは蜜があふれ出し、
先ほどまで戦場だったはずの地を濡らしてゆく。
599/11:2005/06/14(火) 08:31:27 ID:mZ/3sGVv
カイムはアンヘルから舌を離すと、
下半身に身につけていた装備をすべて外した。

初めて見る雄の性器にアンヘルは戸惑うが、
何万年もの時を生きるドラゴンである。知識は豊富だ。

「今度は…我の番であろう?
だいじょうぶだ。心配するでない…」

そう言うと、アンヘルは自らの頭をカイムの下腹部へと近付けた。
ドラゴン特有の長い舌を這わせ、カイムの雄を包み込む。
あまりの快感に思わず体を反らせ、息を荒げるカイム。
徐々にそれは空を向き始め、大きさを増していった。
辺りの森には卑猥な音が響き渡り、さらに互いの興奮を煽る。

次第にカイムの性器からは先走りの液が分泌され始めた。
このままではもたないと思ったのか、
カイムはアンヘルの角を持ち、その体から離す。

「す、すまぬ…我のやり方が間違っておったか?」

カイムは顔を赤らめ、首を横に振る。
…相手は何も知らないのだ。
6010/11:2005/06/14(火) 08:32:19 ID:mZ/3sGVv
カイムは再びアンヘルを抱き寄せ、
ゆっくりと、自らの性器をアンヘルにあてがった。
やはりここから先は不安なのか、再び震えだすアンヘル。
その震えを包み込むかのようにカイムは微笑みかけ、
ゆっくりと、ゆっくりと、腰を下ろし始めた。

「ぐっ…あうっ…」

ドラゴンであるなど想像もつかないほど愛くるしい喘ぎ声。
食物連鎖の頂点に君臨するドラゴン。あらゆる生物の恐怖と畏怖の対象。
そんなものは、ただの偏見でしかなかったのだ。

徐々にカイムの器官はアンヘルの中へと沈み、ついには完全に姿を消した。

「ああ…カイム…」

肉体的な快楽よりも、
愛するものと繋がることが出来たという精神的な快楽がアンヘルを包み込む。
その恍惚とした表情を見て、カイムはゆっくりと腰を動かし始めた。

「んっ…はあっ…ぐっ…んんっ…」

時々声を漏らしながら、体を反り返らせるアンヘル。
カイムは徐々に突き上げるスピードを上げ、
それに合わせるように互いの接合点からは愛液が流れ出し、邪教の森の土に染み渡る。
6111/11:2005/06/14(火) 08:33:10 ID:mZ/3sGVv
再びアンヘルを落ち着かせるために、カイムは首筋を擦り始めた。
だが大部分の動物にとって首筋は性感帯である。むしろ逆効果だ。
次第にアンヘルの口はだらしなく開き、涎がとめどなく溢れ始めた。

「はっ…んっ…ぐっ…うっ…ああっ…」

アンヘルは翼でカイムを包み込むように抱きしめ、首をカイムの横に回した。
カイムの抽送はますます早くなり、快楽に顔を歪ませる。
…限界が近づいていた。

「…頭が…頭の中が真っ白になりそうだ…
…カイム…愛しておる…我はいつまでも…お主と一緒だ…」

アンヘルはぎゅうとカイムを抱きしめた。
それと同時に、下の器官はカイムを締め付ける。

「ああああ…っ!カイムっ!」


カイムは最後の力を振り絞り、奥を突き上げる。
アンヘルは小さな体から、大きな咆哮を上げた。


どくんどくんと脈動し、そそぎ込まれる精…
アンヘルの器官からあふれ出した、どちらのものともつかない液体は、
彼女の脚をつたって地面を濡らした。
6212/11:2005/06/14(火) 08:34:01 ID:mZ/3sGVv





…どれほどの時間が流れただろうか。いや、大した時間ではないのかもしれない。
カイムが目を覚ますと、そこには巨大な紅竜が横たわっていた。

「ようやく目を覚ましたか、馬鹿者」

カイムはその姿を見て少しがっかりそうな表情を浮かべるが、
すぐに起き上がり、首を擦った。

「…さあ、行くぞ。こんな姿をレオナールやヴェルドレに見られては困るからな」

思わずカイムは顔を赤らめ、すぐに身支度を整えてアンヘルに飛び乗る。

「…カイムよ、最後まで一緒に飛び続けようぞ。
 この身が滅びる最後までな…」



…永遠の愛を望む二人。
だがその望みは、いずれ引き裂かれることになる…
6319:2005/06/14(火) 08:36:18 ID:mZ/3sGVv
・・・というわけでアンヘル×カイム書いてみた。
前の小説ほどグロや鬼畜などの要素が少なく、和姦だったので、
直接スレに貼らせてもらいました。・・・竜姦だけどね。
番号間違えたのは許してくれ('A`)

これから仕事なので、帰ってきてからHTMLとTXT形式で改めてうpするね。
64名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 09:13:48 ID:TZ/trg55
  _, ,_                _, ,_
(; ´Д`)<ハァ━━━━━━; ´Д`━━━━━━ン!!!!
/ヽ_ァ/ヽ_ァ
)  )
65名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 10:11:24 ID:P2ayRY8j
君と出会えてよかった。
さよなら、mZ/3sGVv。

 〃∩ _, ,_    /)    〃∩ _, ,_    /)
⊂⌒( `Д´)ミ( ⌒ヽつ⊂⌒( `Д´)ミ( ⌒ヽつ ハァ━━━━━━━━━━━━ン!!!!
 `ヽ._つ⊂ノ⊂( ,∀、)つ.`ヽ._つ⊂ノ⊂( ,∀、)つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|     ミ
                            |    〃 ∩  。
                            |   ⊂⌒从ヽ从゜o ザバーン
                            | 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
                            |   My妄想の白液
66名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 11:57:20 ID:Ohe6+9Dj
  _, ,_                _, ,_
(; ´Д`)<ハァ━━━━━━; ´Д`━━━━━━ン!!!!
/ヽ_ァ/ヽ_ァ
)  )
  _, ,_                _, ,_
(; ´Д`)<ハァ━━━━━━; ´Д`━━━━━━ン!!!!
/ヽ_ァ/ヽ_ァ
)  )
67名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 15:39:05 ID:/r8/SHNk
>>19
禿乙。前回といい今回といい、すげー感動した。擬人化無しのドラゴンエロネタなんて
初めて読んだ。アンヘルタソ(・∀・)イイヨイイヨー
あと、グロ鬼畜ネタだったら先にそうレスしておいて、それからSS直張りすれば無問題。
その手のやつがダメな人はスルーするだけだし、何よりここのスレだったら
誰も文句言わないと思う。
68名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 16:24:28 ID:TGaZIihD
カ「・・・!!?」
ア「えぇぃ暴れるな、上手く出来ぬではないか」
カイムのズボンを器用に下ろすアンヘル
ア「ほう、立派な剣ではないか」
そういうとアンヘルは舌先でカイムの剣を弄び始めた
快感に耐えられずその場でガクガクと腰を下ろすカイム
ア「どうだ?気持ち良いか?」
遠い昔覚えた知識を生かせる事に少々嬉しいらしく
アンヘルの顔が緩む
カ「・・!!」
アンヘルはカイムの剣を完全に舌で巻き込み上下させる
その快感に耐えられず既に限界に近づきつつあるカイム
ア「我慢しなくて良いのだぞ?」
カ「!!!」
ドクッドクッ
アンヘルの舌に己の欲望を放つカイム、それと同時に意識を失う
ア「どうだ、気持ちよか・・・し、しまっ・・・た・・・腹上・・・死か・・・・」
契約者の心臓が止まり、己の心臓も止まるアンヘル
しかしお互いの顔は幸せそうな顔をしていた

禁じられた愛でも心から信じる者には やがて幸せな裁きが待っているであろう

エンディングは残り1つです
69名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 17:22:57 ID:Ohe6+9Dj
>68
ほのぼのエロスww
7019:2005/06/14(火) 18:51:32 ID:HGMaI/AF
宣言通り、
ttp://www.kr4.net/
の5M以下にうpしてきた。
ファイル番号は4981で、パスはDLと解凍共に dod2 。

誤字脱字、表現がおかしいところをなるべく修正。
&
前振りに比べてエロが少なすぎる気がしたんで、少しエロを強化した改正版です。
よろしければどうぞ。

以下再び注意書き
・カイム×アンヘルで擬人化無しです。
・和姦です。前回のような鬼畜はありません。

>>67
感想dクス
もう鬼畜とグロは避けたいわ・・・
・・・いや、2発売されたら('A`)レグナーに犯されるハンチとか書きたいかも。

>>All
また萌えるシチュがあったら是非教えてください。
DOD2が発売日まで手に入らないこの悶々を小説にして晴らしますんで(*'A`)
71名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 19:04:18 ID:HGMaI/AF
スマソ
後から確認したら古いほうだったのでうpし直してきた。
ファイル番号4983ね。パスは全て>>70と同じ。
72名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 21:15:05 ID:vB8j7J+y
       ∬ 
   ||\∧_______
| ̄≪ *・ vv〉     |        
|\⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒\
|  \     λ←カイム   \   
\  |⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒|
  \ |_________|   

まさかこの状況が読めるとは思わなかった。
じゃあ次は竜化したカイムにドキドキするアンへ(ry エロはなしでも(ry
73名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 21:32:44 ID:UblGFt0z
常に平和なこのスレそのものに萌え

やっぱ萌えるシチュっていうと竜化カイムとアンヘルか
74名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 22:14:54 ID:ywBM+RxX
指揮官が名古屋弁とか思ってしまった・・・orz
乙です。
75名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 23:05:46 ID:jjo+wFYa
アンヘル擬人化で本編再構成というのも面白いかもしれんね。
俺自身、形に出来ないのがもどかしいが。
76名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 23:09:02 ID:TGaZIihD
DOD3はアンヘルとカイムの双子の姉妹のちょっぴりドキドキハートフルなストーリーです
771/7:2005/06/14(火) 23:56:37 ID:TGaZIihD
ブラックドラゴンとの戦いで傷ついた体を癒すため
砂漠のオアシスに訪れていた一行を
帝国軍が作り出した対契約者用の人口砂嵐が襲った
兵とははぐれヴェルドレの姿も見えない
頼みの「声」も届かない
そんな中、二人(1人と1匹)はオアシスの大木の影に寄り添っていた
「この砂嵐・・・術がかけられているらしいな、声もさえぎられた」
紅い竜アンヘルが苛立ち、唸った
普段ならばこんな砂嵐など簡単に突破できるのだが
傷が余りにも深く、上手く飛ぶことすらできない状態なのだ
今は何時止むとも知れない砂嵐をやり過ごすしかなかった
竜騎士カイムは苛立つアンヘルを優しく撫で、落ち着かせる
「お主、戦いの時以外は案外まともなのだな・・・」
カイムはアンヘルの体についたいくつもの傷を悲しそうな目で見つめる
「あまりジロジロと見るな、治るものも治ら・・・なっ!?」
いきなり現れた体の異常に驚き小さい悲鳴をあげるアンヘル
見るとカイムが傷を舐めているではないか
「ば、馬鹿者!何をしている、やめぬか!」
しかしカイムは傷口を舐めるをやめない
(そういえば人間の迷信に傷は舐めると治るというのがあったな・・・)
その行動をカイムが自分を思ってやってくれてることだとわかると
少し顔が緩む・・・がハッとして起き上がる
782/7:2005/06/14(火) 23:57:06 ID:TGaZIihD
竜族の血の呪い である
とっさにカイムを傷口から剥がす
「くっ・・・我としたことが自分の体の事をスッカリ忘れておったわ!」
両翼でカイムをガクガク揺すりながら睨みつけ怒鳴る
「まさかとは思うが血は飲んでないだろうな!?」
そんなアンヘルを見て、カイムは少しばつの悪そうにうつむく
アンヘルはハァとため息をついた
「我々竜族の血には呪いがある・・・何が起こるかは我も知らぬが、呪いならばろくなことは・・・」
説教を言いながらカイムのほうを向く、がカイムがいない
どこかと探しても見えるのは砂嵐だけである
すると後ろから何かが水に飛び込むような音が聞こえた
「カイム、そこにいるのか?」
体をユックリ起こし、オアシスの池へ向かう
その途中、物凄い痛みが体を襲った
カイムの身に何かが起こったのだ
契約者であるカイムが何かしらのダメージを受けたためそのダメージがアンヘルにも届いたのだ
「カイム!どうしたのだ!」
徐々に引いていく痛み、そして徐々に見えてくる池
そして・・・
「カイム・・・カイムなのか・・?」
793/7:2005/06/14(火) 23:57:30 ID:TGaZIihD
そこにいたのは青白い竜だった
だがアンヘルは本能で感じた、これはカイムなのだと
「カイム・・・まさかこれが呪いか・・・」
カイムは思ったように竜の体が操れず、バランスを崩し池の中に転倒する
そんな竜の赤ん坊のようなカイムを見てアンヘルの中にある感情が芽生えてきた
「まるで赤子だな、だからやめろと言うたろうに・・・」
そういいながら自らも池に入っていく
翼でカイムの体を支え立たせる
「これ、バランスをキッチリとらぬか」
やっと立ち上がり、何か満足感にとらわれているカイム
そんなカイムを見ていたアンヘルの心の中に自分でも理解し難い欲望が頭をもたげていた
何か満足感に浸っているカイムの足を尻尾ですくう
派手なしぶきを上げまた水の中へ倒れる
何をするのかと講義するような目で睨むカイム
そんなカイムを見てアンヘルはニヤリと笑い
覆いかぶさるようにカイムの上に乗った
「カイムよ、お主に竜の体の使い方を教えてやろう」
そういうとカイムの口を自らの口で塞ぐ
カイムは驚き身動ぎをするが体が上手く動かない
口の中を弄られ、息も満足に出来ない
「んっ・・・ふぅ」
やっと口が離れ、肩で息をするカイム
「さっきのお返しだ」
そんなことを言いながらアンヘルはもそもそとカイムの体を弄る
くすぐったいやらなんやらで身動ぎをするカイム
(同族ならば・・・良いだろうか・・・)
アンヘルはそんなことを思いながら
ふと、動きを止めるアンヘルにカイムは疑問の視線を投げかける
804/7:2005/06/14(火) 23:58:20 ID:TGaZIihD
「お主、我にこんなことをされて嬉しいか?」
カイムは質問の意味がわからなかったらしく首をかしげる
そんなカイムを見てムッとなり睨む
そして何故睨まれたのかわからず混乱するカイム
「お主・・・相当女心に鈍感なのだな」
ため息をつきながらカイムの胸に顔をうずめる
カイムは言葉の意味にやっと気が付きハッとなる
自分の胸でいじけているアンヘルの頬をやっと慣れてきたぎこちない手つきでそっと撫でる
「・・・馬鹿者め、それはイエスととってもよいのだな?」
静かに頷くカイム
そしてまたもそもそと動き始めるアンヘル
手取り足取り、体の動かし方を教えながら
下へ下へと向かっていく
そして・・・
カイムの体が大きく跳ねる
目的の場所へと到達したのだ
「ここが・・・雄であるべき場所か」
そう言いながらカイムの割れ目に舌を差し込み押し広げる
快感がカイムの全身を伝う
カイムの割れ目からはソレが天を目指し伸びていた
815/7:2005/06/14(火) 23:58:40 ID:TGaZIihD
「我も・・・見るのは初めてなのだが・・・これは想像以上だな」
びくびくと脈打つソレをアンヘルは爪でつつく
それにあわせてカイムの体が跳ねる
「ほう、そんなに・・・敏感なのか、これは」
何百、何千と生きていていたが見たことのない神秘的なソレに興味しんしんなアンヘル
そしてそれ所ではないカイム
そんなカイムを尻目にアンヘルはソレを弄りまわす
「!!」
ドクン
カイムの体が大きく跳ね、白い液体がアンヘルの体にかかる
その量は人間の比ではない
何より驚いたのはカイム自身であろう
「これが、雄のタイエキか・・・これが赤子になるとは、にわか信じがたい」
自らが生きてきてハジメテの経験、だが何をすれば良いのかは体が語っている
体が熱い
興味が無かったことなのに、これが本能と言うやつか
そんなことを思いながらアンヘルは自らの体にかかった白い液体を見つめる
何を思ったかその液体をすくい口に入れる
カイムは驚き口をあんぐり開けながらアンヘルを見つめる
「ほう、何か不思議な味だな」
ハジメテ口にするモノ
それが気に入ったのかペロペロと体に付着した液体を舐めていく
826/7:2005/06/14(火) 23:58:59 ID:TGaZIihD
そして
「カイン、まだいけるな?」
返事も待たずカインのソレを口に含む
突然の快感にまた何も出来ずに身動ぎするだけのカイム
余りに一方的過ぎる攻めだが本人はまんざらでもないようだ
「んっ・・くっ、んん」
舌で包み込み頭を上下に動かす
意識してるわけでは無い、体が勝手に動く
不思議な感覚に身をまかせアンヘルはソレ咥え続ける
アンヘルの頭を抑え必死で快感に耐えるカイン
しかしすぐにまた限界に達してしまった
「んっく、ん・・・ふぅ」
ゴクゴクと白い液体を飲み干すアンヘル
飲みきれなかった分が口から糸を引き落ちる
しばらくの沈黙があった後
カインはアンヘルの異変に気が付いた
肩で息をし、目はトロンとしている
心配そうに頬を撫でる
「か・・・いん・・・・」
見るとカインをまたいでいた部分がどろどろに濡れている
カインはすぐにわかった
アンヘルは自分を求めている
アンヘルの頬をもう一度撫で、見つめる
「よい・・ぞ・・・カイ・・んっ」
837/7:2005/06/14(火) 23:59:29 ID:TGaZIihD
カインは決心したように自らのソレをアンヘルの秘部にあて一気に貫いた
「んっ!?ぐっ・・・はぁっ」
歯を食いしばり痛みとも快感ともつかない感覚に耐えるアンヘル
そんなアンヘルの頬を優しく撫で、暖める
「くっ・・・大丈夫・・・だ、カイン」
肩で息をしグッタリとカインに体を預けるアンヘル
肉体も心も全て一緒になった二匹
二匹はしばらく動かず、お互いの鼓動を聞いていた
「お主の体・・・温かいな」
そう言いながら動き始める
カインもそれにあわせて腰を上下に動かす
「んっ・・・あぁ・・・」
お互い、もう遠慮はいらなかった
二匹の竜は激しく動き
戦いを忘れ、全てを忘れ、快感に溺れた
カイムは既に限界を通り越していた
意識はもうろうとし、腰だけが勝手に動いている
アンヘルも限界に近づいていた
息は炎に変わり二匹の体温で池は沸騰し、3分の2が蒸発してしまっていた
カインの体が今までに無いほど大きく跳ねアンヘルを突き上げた
「うっあぁっ!」
二匹が繋がっている場所からは行き場をなくしたどちらのものともつかない液体が噴出す
そしてそのまま二匹の意識は飛んでしまった
848/7:2005/06/14(火) 23:59:58 ID:TGaZIihD
先に目を覚ましたのはカインだった
体はいつの間にか元に戻り、まるで今までのことが夢だったかと思えた
だが目の前で気持ちよさそうに寝るアノ液体だらけのアンヘルを見て夢ではなかったのだと
少し嬉しくなるカイン
アンヘルの体から何とか脱出しぬるくなった池で体を洗い服を着て剣を背負う

それから程なくしてアンヘルが目を覚ます
カインが元に戻ってしまったのが少し残念なようだった

砂嵐が止み、アンヘルの傷も癒えた
1人と1匹はまた戦場に向け、空へと飛び立っていった

自分の血の効果を知ったアンヘルは
度々カインを竜に変えて楽しんでるというのはまた別のお話
85後書:2005/06/15(水) 00:06:36 ID:0woQ+sZ1
どっかの昔話で竜に恨まれその血を飲むと竜になってしまう
という神話があったような気がしたんでそれを元に作ってみました
改行下手でちと読み難いですが勘弁してくれ

あと何故か俺も番号間違えた
呪いかな(’A`)ララララ ララララ 天使は小説書くよ ララララ
86名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 00:10:37 ID:gUU3EVKY
>85
途中からカインに!カインに!
前のカインの人と同じ人だろうかw
87名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 00:11:14 ID:SHIYBaUY
せ、攻めアンヘルキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!!
>度々カインを竜に変えて楽しんでる
このへんかなりツボですわ。
ツンデレな上にちょっとSっ気のあるアンヘルたんハァハァ

ここは職人さんに恵まれたスレですね。
激しく萌えさせてもらいました。GJ。
88名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 00:12:01 ID:4KxWyPzE
おっさん、カイン!カイン!
89後書2:2005/06/15(水) 00:15:35 ID:ZUkNDkHo
くそがぁぁ、またカインがぁぁぁ

脳内変換お願いしますorz
ほんとすいませんすいませn
再生の卵入ってきます
90名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 00:16:34 ID:SHIYBaUY
大丈夫。その程度の脳内変換などお安い御用だ。
91名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 01:15:17 ID:p8tyw8my
畜生カインめ! カイムを何処に隠したあっ!

>>89
めっちゃGJ! 全然おkよー。
92名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 01:38:46 ID:SHIYBaUY
・カイムとフリアエの和姦
・セエレに興味本位のいたずらをされるアンヘル
・ブラックドラゴンとイヴヴァルトに輪姦されるフリアエ
・帝国軍にレイープされるアリオーシュ
・マナに巨人化させられてそのままアンヘルを襲っちゃうカイム
・('A`)レグナーに押し倒されるアンヘル

・・・うーん
93名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 06:03:14 ID:o3NDQZd8
アンヘルたんはゲーム本編で酷いことされてるんだから
妄想の中でくらい良い目見させてやろうぜー
ということで
・マナに巨人化させられてそのままアンヘルを襲っちゃうカイム
が良いと思います('A`)ノシ

カインの人グッジョブ
ぜひ続編の妊婦アンヘルたん物語が読みたい
94名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 07:21:38 ID:3cJlOP/z
夜にひっそりとたたずむ連合軍のキャンプベース…
日々の戦いに疲れ眠りにつく中、明かりがついているのはヴェルドレのテントのみとなった。

「やはり、そうしたほうがよいと思いますが…」
レオナールは悩みながら静かに喋った、相変わらず後ろのフェアリーは五月蝿いが。
「うげぇ!そんなことしたら楽しみ減っちゃうでしょー、勘弁してくださーい マジで」
「うむ…カイムは女神がイウヴァルトに拉致された時からずっと不安定になってますからな」

ヴェルドレが重く口を開いた、が、ヴェルドレの頭にフェアリーがすわり罵詈を繰り返す。

「だ・か・ら!戦場の楽しみが減るんでやめてくださーい、絶対にするなよ、聞いてるのかハゲ!」
罵詈を続けていたがレオナールが慣れた手つきでフェアリーを捕まえ、そのままポケットに入れた。
もう日常と化しているようだ。
「それではヴェルドレ殿、…やはりカイムに『鍵』をかける事にするのですね」
「さよう、あれで少しは落ち着けばいいのだが…」

意見がまとまり、二人はこっそりとテントから出た
向かうはカイムの寝ているテントである。

カイムの寝ているテントへ二人はついたものの、すぐ側にはアンヘルが横たわっていて非常に入りづらい状態である
しかもしっかりと起きている。

そこにレオナールが機転を利かせ、アンヘルに話題を持ちかけて注意をそらしてる隙に
ヴェルドレは静かにテントに入った。
95名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 07:23:24 ID:3cJlOP/z
カイムのテント内は剣や斧などの武器が散乱していて足の踏み場が殆どなかった
しかもその武器の大半はどれもこれも『呪われた』武器、踏まないように慎重に寝床に近づいた。

「カイムの寝ているところを見るのは初めてだが…まさか」
唖然としながら初めてカイムの寝姿を眺めて、こうつぶやいた。

「…鎧を着ながら寝るとは」
非常に眠り難そうな格好だが、普通に眠っているカイム。
これもガアプ王に教え込まれた事なのだろうかと疑問に思うヴェルドレだった。
「ア・レボル・レヴォ・デォーレー レナウ・ヴェイーローナ」
気を取り戻し、杖を片手に書物を読みながら魔法を小声で唱えていく
徐々にカイムの体に魔法の帯が収束する。

「ア・レボル・レヴォ・デォーレー レナウ…」
順調にいく筈の魔法だったが、事件がおきた。

『帝国兵の偵察部隊がいたぞー!!!』
「なっ・・・!」
魔法を唱えてる最中に突然の敵襲に驚き、唱えている魔法に雑念が混じってしまった
・・・そして不安定な魔法が成立した。

突然、テントの一角が爆発したような轟音と共に煙に包まれた、カイムのいるテントだ。

あわただしく起き始めた兵士はその光景に目を丸くし、帝国兵のスパイその光景を見て脱兎のごとく逃走
そしてヴェルドレ・レオナール・アンヘルらはその光景に驚愕した
煙が晴れ、壊れたテントから欠伸をしながら、巨大な『青い竜』が出てきたのだ。
96名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 07:24:45 ID:3cJlOP/z
「キャハハハハハハッ!なにこれなにこれ?! マジスゲェ!スゲェおもしれぇ!本当の1等賞!」

カイムは妙に体がゴツゴツしているのに気がつき、自分の体を見て声が出ないのに口をあけて驚愕した。
魔法の暴発によりカイムの体はなんと、竜と化していたのだ。

「あわわわわわわわわ、か、カイム殿がドラゴンに!あわわわわ」
口から微妙に泡を吹き出しながらヴェルドレは驚愕した。
レオナールは…完全に気絶していた。

「お、おぬしが…おぬしがあの馬鹿者か!?とうとう人間を恨むあまりに竜?!」
いままで冷静だったアンヘルも完全に取り乱した、それも仕方ないだろう。

騒がしいなか、カイムは一通り周囲を見回してから、なにかを悟ったように軽く口を開いた
そしてそのまま地面へ伏せて再び眠りについた。
「カーイム!これは夢ではないッ!!」
アンヘルの鋭い蹴りを入れられるカイム、まるで夫婦のようだったとフェアリーは語る。


それからその一日は凄いものだった。
連合軍に2匹の竜。
もはやこれだけでいかに凄まじいかわかるであろう、強襲してくる帝国軍を爆炎で吹き飛ばす、地獄絵だ。

「おぬしと我ならば何者にも負ける気がせんな、我らと二人なら…」
お互い何かが芽生え始めているところをヴェルドレは眺めつつこう呟いた。
「…カイム殿とドラゴンの関係…これはひょっとしてドラゴンは『一目惚れ』をしておるのか?」
数秒後、アンヘルに罵詈されるところを見て2人は確信した、完全にアンヘルが
『一目惚れ』をしている、と。
97名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 07:27:20 ID:3cJlOP/z
戦いでアンヘルが負った傷を見たカイムは傷を少しでも早く治るように傷を舐めるが(包帯を巻く感覚らしいが
赤い顔を真紅に染めたアンヘルにより半場暴れながら突き飛ばした。

「ば、馬鹿者!何をするか!我はこの程度の傷では…」
そう言われながらも心配そうに眺めるカイム、アンヘルは急いでどこかへ飛んでいったりと。
カイムに優しくされる度に慌て、騒ぐアンヘル、兵士達の間でも既に有名になっていた。

時は過ぎ、また夜となった。
「だからぁ、ドラゴン様よぉ アナタ1万年も生きてるくせに押しが悪いんだよねー」
フェアリーがアンヘルへとギャーギャーまくしたてていた、それを珍しく黙って聞くアンヘル。
「好きなら好きって言いなさいよぉ 『おぬしの馬鹿加減に惚れたわ』とか言ってさ、押し倒してギシギシアンアン」
「わ、我はそのようなことを思っているのでは…」
そう騒いでいるフェアリーの側に竜として慣れ始めたカイムが降り立ち
フェアリーは口打ちをしながらさっさと撤退した。

しばしの沈黙が流れた、レオナールやらヴェルドレやらもテントの隙間から覗いている。
「カ、カイムよ、そなたに聞いて欲しいことがある」
うつむきながらボソボソとアンヘルが呟いた、それを不思議そうに眺めるカイム
恋とは知らずに聞きつづけている。

「わ、我の名を…まだ教えてなかったな、お主こそ知って欲しいのだ」

「(こ…これは、ヴェルドレ殿?)」
「(…プロポーズかもしれませんな)」
「(マジ?!マジ!? うっわスゲェー、おいそこ押し倒しちゃえよカイム!)」
ギャラリーがやかましく騒ぎ立てている中、アンヘルはボソリと呟いた。
顔をより赤くしながら
「我の名は…(以下竜語)」

「(あ、ズリー、竜語で喋り始めたやがったぞコイツ!)」
「(黙りなさい!)」
今度はポケットではなく側にあった大きい鉄の箱に無理矢理詰め込んだ、もう五月蝿い声は聞こえない。
98名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 07:29:45 ID:3cJlOP/z
竜語で語られた言葉にすっかり竜らしい顔をしていたカイムの顔が赤くなった。
ギャラリー2人組も顔を真っ赤にしている、フェアリーのみ圧迫されて真っ赤だが。

「…すまんな、いきなりこういう事を言い出して、我も馬鹿者か」

あまりの恥ずかしさ故に口からブレスが漏れるほどだったが、カイムは気にせず
竜となった口をアンヘルに寄せる。

それに答えるかのようにアンヘルも口を寄せる。

完全にギャラリーは見入っていたが、再び事件が起きた。

「せまいっつーねん!うりゃああああああ!!!」
フェアリーが箱の中から魔法を打ち出し、箱を内側から破壊した。
破壊された箱の一片がテントを突き破りカイムの顔面へと直撃し、よろめいて気絶した
…気絶して倒れたと同時にカイムの魔法は解け、裸身をさらした元の人間の姿となった。

「「カイム様ー!!」」
2人とその他方々の兵は一斉に飛び出し、カイムを取り囲んだ、どうやら兵士も見ていたようだ
…そして一同覗き組は己の行為を悟り、一同は非常に嫌々ながらもアンヘルを見た
99名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 07:31:52 ID:3cJlOP/z
「オ、オヌシラ・・・キサマラァアアアア!!!」
まさしく鬼神の形相でにらみつけるアンヘルがそこに居た
言葉も竜語混じりで口にはブレス発射準備ができている、非常に危険だ。

この後文字通りちりぢりに兵士達と2人は逃げ出し、それを追い回すアンヘルという地獄絵が完成した。

「誤解だ!誤解だ!誤解だああああ!」
「すみません、すみません、すみません、すみません」
「ウワチャー!!!なんで俺まで追われなきゃいけないんだよぉおおおー!」
「何を言うか!そなたが原因であろう!」
「あんたが魔法を間違えなきゃそもそも始まらないよハゲ!」

「あはははははは おおきい〜」
そんな地獄絵の中アリオーシュが裸で気絶しているカイムを観察して一人で喜んでいた。

FIN
100名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 12:25:02 ID:gUU3EVKY
キタワァ!GJ!
101名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 13:13:28 ID:qq6mFoFW
kita-!!!!!GJ!!!!
102名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 13:23:24 ID:ZY5VfrnL
キター!!
エロ無しでもエロいのが>>94-99クオリティ。GJ!!

そして100突破乙
103名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 15:34:42 ID:Osll8DhC
乙。面白かった。
104名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 16:52:52 ID:iB9S5UKa
こんな連合軍は・・大好きだ!!
105名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 17:18:35 ID:uv6iU3O7
激しくGJ!!!なんかレオナールとヴェルドレとフェアリーのトリオが好きだ…
106名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 17:51:36 ID:3cJlOP/z
工エエェェ(´д`)ェェエエ工

ぶん殴られ覚悟だったのにこの反応、アリエナーイアリエナーイアリオーシュリエナーイ
ってか下手でゴメンネ、今度こそいい文が書けるように努力するよ

・・・萌えを研究するか
107名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 21:24:44 ID:c+WCnUMX
2発売前日のワクワクテカテカを抑えて冷静になってみた
ヲタの力ってのは凄えよな
だってドラゴンのエロで萌えてんだよ?そら恐ろしい











オレモナー(*'A`)
108名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 22:42:10 ID:FJ3iH4A1
カイムとアンヘルは勿論
レオナールとフェアリーにも(*´Д`)ハァハァした
109名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 00:21:45 ID:Q56IzxbM
帝国首都の中心部に位置する邪教の神殿。
「ラララララ ララ 天使の行進! 交信! 口唇! ララララ……」
その最深部に佇む祭壇の前で、舞い踊り歌う少女、マナ。
母親によって重度の虐待を受け精神を害し、
世界の崩壊と再生を望んでしまった哀れな幼子…
だがそこに、五人の契約者と一匹のドラゴンが駆けつける。
世界の崩壊を阻止することができる唯一の希望。
その中から一人の少年が飛び出し、少女に向かい叫んだ。

セエレ
「マナ、僕だよ!セエレだよ!
しっかりして、マナ!お願い、元に戻って!」

マナ
「ウウ…オガーザン…」

セエレ
「お母さんは…もう死んじゃったんだよ…
もう怖くないよマナ。一緒に…」

レオナール
「セエレ、近づいては危険です!
ここは私達に任せて!」

セエレ
「でも、どんなにおかしくなってもマナは僕の妹だ!
助けたい…助けたいんだ…お願いレオナール!僕を止めないで!」

そう言い放つと、セエレはマナに向かって走り出した。
それを止めようとするレオナールをカイムが必死に押さえつける。
1102/20:2005/06/16(木) 00:22:38 ID:Q56IzxbM
セエレ
「もう大丈夫だよ。怖くないよ。マナ。
ほら、僕が誰だか分かる?」

マナ
「…お兄ちゃん?」

セエレ
「そう、僕だよ!」

マナ
「……お兄ちゃん、わたしが憎いんでしょう?
…殺せるなら殺してみなさい 」

セエレ
「…何を言ってるの、マナ?」

マナ
「わたし平気なんだから。だって、愛されてるの。
神に愛される子供は、お母さんにも愛されてるはず。
ぜったい平気なの。愛されてるの、だから! 」

その瞬間、セエレはマナを強く抱きしめた。
マナは急に大人しくなり、周囲はその光景に驚く。
次第に目に涙を浮かべて話し出すマナ。
1113/20:2005/06/16(木) 00:23:39 ID:Q56IzxbM
マナ
「…愛してくれる?
私を愛してくれる?」

セエレ
「うん…
だからもう…こんなことはやめて。お願い」

マナ
「私を許してくれる?
おかあさんも私を愛してくれる?」

セエレ
「…………うん」

マナ
「…ごめんなさいごめんなさい。もうしません」

二人は静かに手を繋ぎ、祭壇から降りた。
そこにカイムが駆け寄り、剣を振り上げる。

マナ
「ひっ!」

レッドドラゴン
「待てカイム!
……妹を殺された気持ちは十分に察する。
だがもう…終わりにせぬか?
この幼子に、罪を償う力など無いぞ」

剣を振り上げたまま怒りに震えるカイムであったが、
ゆっくりと腕を下ろし、ドラゴンに寄り添った。
1124/20:2005/06/16(木) 00:24:46 ID:Q56IzxbM
レオナール
「よくやりましたね、セエレ。
君こそ本当の勇者だ」

セエレ
「僕は何もしてないよ。
…ただマナが元に戻っただけなんだ」

司教はその力を失い、争いは収束したかに思えた。
…だが神官長ヴェルドレは、深刻そうな面持ちでマナに詰め寄る。

ヴェルドレ
「まだ終わってはおらんぞ。
…この幼子の"力"を封ぜねばなるまい。
このままでは再び、あのようなことを引き起こすかもしれぬ」

セエレ
「え…!?やめてヴェルドレ!
僕の…僕の妹をいじめないで…」

ヴェルドレ
「セエレよ、決していじめるわけではない。
ただ、マナの中に潜む悪い力を使えなくするだけだ」

セエレ
「…本当?痛くない?」

ヴェルドレ
「ああ、本当だ」

セエレを納得させると、ヴェルドレは杖を構えて呪文を唱え始めた。
それに危機感を感じたのかマナは震えだし、うわ言のように母親を呼び続ける。
1135/20:2005/06/16(木) 00:25:37 ID:Q56IzxbM
マナ
「怖いよ…わたし怖い…
おかあさん、おかあさん、おかあさんおかあさんおかあさん」

ヴェルドレ
「はっ!」

ヴェルドレの杖から放たれた魔法は、
マナの体を包み、淡い光を放ち始める。
だがそれを拒絶するかのようにマナは激しく抵抗する。

マナ
「オガアアアァァーザーン!」

マナは体から帯状の魔法を放ち、封印呪文を跳ね除けた。
その光はとてつもない速度で後方に飛び、
レッドドラゴンの傍らに寄り添っていたカイムに命中する。

ヴェルドレ
「な、なんと!
封印呪文を跳ね返した!?」

魔法を受けたカイムはその場にしゃがみこみ、動かなくなってしまう。
ただ事ではないことドラゴンは察し、カイムを翼でやさしく包み込みこむとヴェルドレを睨みつけた。
1146/20:2005/06/16(木) 00:26:20 ID:Q56IzxbM
レッドドラゴン
「貴様!カイムに何をした!」

ヴェルドレ
「す、すまぬ…
跳ね除けられるなどとは思ってもおらんかったのだ」

レッドドラゴン
「そんなことはどうでもよい!
こやつが一体どうなるのかと聞いておるのだ!」

ヴェルドレ
「…封印呪文を反転して受けた事例など聞いたことも見たこともないのだ。
だがおそらくは封印とは逆の現象が起こるはず…つまり…覚醒か?」

レッドドラゴン
「覚醒?
…っ!カイム!?」

彼らの眼前に入ってきたのは恐るべき光景だった。
…それは巨大化し、ドラゴンほどの大きさになったカイムの姿。
カイムに命中するまでの間に呪文の威力は落ちたものの、
その効果は恐るべきものだった。
1157/20:2005/06/16(木) 00:26:55 ID:Q56IzxbM
カイムは立ち上がろうとするが、頭が天井に衝突し神殿の壁を滑落させてしまう。

ヴェルドレ
「ああ神よ…
私は一体どうしたらよいのですか…」

アリオーシュ
「あっははははは!きれーい!」

レッドドラゴン
「くっ…なんということだ…」

その物音を聞きつけ、未だ士気を帯び続けている帝国兵の残党が、
数千数万もの大軍を率いて神殿に押し入ってきた。
マナの力が封印されていないため、彼らの洗脳も解けていなかったのだ。

レッドドラゴン
「カイム、身を丸めて隠れておれ!
その体では敵の格好の的となるぞ!」

カイムも応戦しようと、地に落ちていた父の形見の剣を持ち上げようとするが、
巨大化した手ではそれすら適わない。
1168/20:2005/06/16(木) 00:28:23 ID:Q56IzxbM
レッドドラゴン
「馬鹿者、何をしておる!
早く隠れねば弓兵に撃ち抜かれるぞ!」

カイムを庇おうと、必死に火炎を吐き続けるドラゴン。
しかし、そこに契約者達が歩み寄った。

レオナール
「ドラゴン、ここは私達に任せるのです。
あなたはカイムを連れて逃げて!」

アリオーシュ
「食べられないもの…嫌い…」

セエレ
「ドラゴンさん、僕達なら大丈夫だよ。
ゴーレムやフェアリー、サラマンダーやウンディーネもついてるもん!」

レオナール
「セエレの言うとおりです。」
我々は契約者。そう簡単にやられはしません。
この程度の雑兵、すべて跳ね除けてみせます。
必ず、また生きて会いましょう」

フェアリー
"バーカ!何かっこつけてんだよ!うざってえ!
お前が死んだら俺まで死ぬんだぞ!お願いです生きて下さいレオナールさーん
もしもし?聞こえてます?もしもーし?ぎゃっ"

レオナールはフェアリーを鞄に詰め込むと、敵軍の中に切り込んでゆく。
それに続くようにアリオーシュも駆け出した。
1179/20:2005/06/16(木) 00:35:35 ID:tBjm1fHL
セエレ
「ヴェルドレ、マナをお願い…
僕を助けてね、ゴーレム」

ゴーレム
「セエレ、マモル
テキ、コロス…」

マナ「…戦ったら、許してもらえる?」

ヴェルドレ
「お主は私が守るから動くでない。
…さあ行けドラゴン!カイム!」

レッドドラゴン
「お主ら…
…絶対に死ぬでないぞ!」

ドラゴンは鉤爪をカイムの甲冑の間に入れ、がっちりと固定するとると、
崩壊した天井の合間から、重そうに飛び立った。
118名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 00:36:11 ID:AWpKRyzz
   
11910/20:2005/06/16(木) 00:36:47 ID:tBjm1fHL
どれほど飛んだだろうか。
眼下に広がる崩壊した帝国の首都を見据えながら、
ドラゴンは敵の手が届かない山奥を目指して飛び続けた。

辿り着いた山は大量の雪に覆われていた。だがむしろ好都合。
夜ということも相まって、敵に姿を隠すのには最高の条件だ。

ドラゴンはゆっくりとカイムを降ろし、その場にへたりこんだ。

レッドドラゴン
「はぁ…はぁ…
ここなら安全であろう」

カイムは、悔しさと不甲斐なさに表情を歪ませる。
その様子を見たドラゴンは、カイムの体をその翼で優しく包み込んだ。
…いつもカイムにしてもらっていたように。

レッドドラゴン
「心配するでない…
彼らは契約者。そう簡単にやられるものか。
そうやって己を責めたからといって、どうにかなるものでもなかろう」

カイムは落ち着きを取り戻し、その場に座った。
ドラゴンも寄り添うように隣で丸くなる。
依然として、レオナール達からの念話は届かない。
12011/20:2005/06/16(木) 00:38:19 ID:tBjm1fHL
夜が更けるにつれ、カイムは身を震わせ始めた。
…雪の降り積もる山奥の気温だ。無理もない。
ドラゴンは不安そうにその様子を見つめると、
体を起こして口を広げた。

レッドドラゴン
「大丈夫か?よし、我に任せろ」

そう言うとドラゴンは、目の前の雪原に向かい炎を吐き始めた。
次第に周囲の雪は解け始め、湿った枯れ草が姿を現す。
ドラゴンはカイムをそこへ寝かせ、自分の翼を毛布のように多い被せた。

レッドドラゴン
「すまぬがこれが限界だ…耐えてくれ」

カイムはドラゴンの母性的な行動に驚きながらも、
ドラゴンの翼の端を持ち、その中に蹲った。

だが、次第にドラゴンの中には別の感情が沸きあがり始めていた。
自分の翼の中で震える存在に対して、愛おしさを感じ始めていたのだ。
そして同時に、それをめちゃくちゃにしてしまいたいという陰鬱な欲望が…
12112/20:2005/06/16(木) 00:39:41 ID:tBjm1fHL
カイムが体勢を変えるたびに、その体がドラゴンの翼と擦りあわされる。
首筋を走るような奇妙な感覚に、ついにドラゴンの理性が振り切れた。
カイムの上に被せていた翼を取り払うと、仰向けになっていたカイムの上に覆い被さる。
驚くカイムはドラゴンを跳ね除かそうとするが、
巨大化と同時に契約者としての力を封じられていたようで、十分な腕力が出ない。
ドラゴンは片方の足でカイムを押さえつけると、
もう片方の足でカイムが身につけていた甲冑を器用に外し、
いそいそと口で服を脱がせた始めた。

レッドドラゴン
「…もっとあたためてやろうか、カイム…」

そう言うと、ドラゴンは長い舌でカイムの体を舐め始めた。
暖かくぬるぬるとした感覚に、カイムはみじろぎする。
首筋、胸元、腹部へと丁寧に舐めまわし、
次第にその舌を下腹部に伸ばしてゆく。

レッドドラゴン
「まったく…愛いやつめ…」

ドラゴンはゆっくりと、カイムの雄の器官の下に頭を運んだ。

レッドドラゴン
「お主、我とこうなるのは…嫌か?」

カイムは顔を赤くしながら、ゆっくりと首を横に振る。
それを見たドラゴンは、嬉しそうに語りだした。
12213/20:2005/06/16(木) 00:40:25 ID:tBjm1fHL
レッドドラゴン
「お前だけには知ってもらいたい。我の名は…アンヘル。
…声など出せなくてもよい。ただ、心の中で呼んでくれぬか?」

カイムは硬かった表情を初めて和らげ、首を縦に振った。

レッドドラゴン
「ふふふ…嬉しいぞ、馬鹿者」

アンヘルは嬉々した表情で、カイムのそれを舌で弄び始めた。
舌を巻きつけて上下に動かし、裏筋を刺激し、
陰嚢を持ち上げ、竿を辿るように舐め上げる。
カイムは耐えられずに喘ぎ声を上げようとするが、失った声はそれを阻む。
だがその様子を見て、アンヘルはさらに興奮を深める。
既にそれは反り返り、先からはぬるぬると液体を分泌し始めていた。

アンヘルの翼にしがみつき、体を反らせるカイム。
アンヘルはカイムの器官すべてを包み込むように舌で被い、
さらに速く、上下にしごく。


ドクンッ


あまりの快感に耐えられず、カイムはアンヘルの舌の中に果てた。
アンヘルはそのまま舌を口に含み、いとおしそうにカイムを見つめる。
12314/20:2005/06/16(木) 00:40:58 ID:tBjm1fHL
アンヘル
「これが人間の…なんとも妙な味だな。だが…悪くない」

ぺろりと舌なめずりをすると、アンヘルは再びカイムの性器に顔を近づけた。
カイムは頭を起こしてアンヘルの顔を恥ずかしそうに見つめる。

アンヘル
「カイムよ…これで終わりではなかろう?
今度は我を愉しませてくれ」

アンヘルは体勢を逆向きにすると、脚の付け根をカイムに向けた。
既にアンヘルの器官も濡れ始め、
竜との行為が初めてであるカイムでも、そこが何なのかは容易に理解できた。

ゆっくりと舌を沈め、中で先端を動かす。
舌を引き抜くと今度は指先を沈め、さらに奥を刺激する。
アンヘルはそのたびに体を反らせ、蜜を垂らして喜びに震えた。

負けじとアンヘルもカイムの器官を刺激する。
カリを包み上げるように舌で回し舐め、優しく睾丸を転がす。
カイムの器官は先ほど以上に硬くなり、熱を帯び始めた。
12415/20:2005/06/16(木) 00:41:25 ID:tBjm1fHL
アンヘル
「そろそろ…よいな?」

アンヘルは身を起こしカイムの上に馬乗りになった。
カイムが頷くと、体をカイムの真上に運び、静かにに腰を下ろす。

アンヘル
「ん…ふっ…」

ついにカイムの器官がアンヘルの中に侵入してきた。
その形状は人間のものとあからさまに違うが、快感はそれ以上のものだった。
アンヘルはゆっくり体を上下に動かし始め、それに合わせるようにカイムは体を躍動させる。

アンヘル
「はっ…んっ…なかなか……どうして…あっ…」

アンヘルが腰を振る速度は徐々に上がってゆく。
カイムは口を開けて息を荒げ、手をアンヘルの後ろに回した。
翼をカイムの後頭部に回し、優しく包み込むアンヘル。
次第に彼女の嬌声は大きくなり、周囲に響き始める。
12516/20:2005/06/16(木) 00:42:10 ID:tBjm1fHL
カイムは再び限界を迎え、アンヘルの中にすべてを放った。
その律動を感じ、顔を歪めてカイムを見つめるアンヘル。
だがアンヘルは動きを止めようとはしない。
…ドラゴンは生物の頂点に立つもの。精力も人間の比ではなかったのだ。

互いの接合部からは愛液が溢れ出し、
アンヘルが腰を動かすたびに互いの体を汚す。
周囲にはぬちゃぬちゃと猥らな音が響き渡り、
駸駸と積もる雪の音を塗りつぶしてゆく。
既に果てたはずのカイムは半ば無理矢理に続行させられるが、
続けて与えられる強い快楽により再び勃起し始めた。

もはや上に跨っているのが誇り高きドラゴンなどと誰が思うであろうか。
アンヘルはカイムに激しく腰を打ちつけ、空に頭を向け息を荒げ始めた。
尻尾をカイムの脚に巻きつけ、快楽のあまり翼をばたばたと仰ぐ。

アンヘル
「こんな…はっ…凄い…んっ…快感だ…
くっ……うおおおおっ!」

カイムの三度目の射精と共に、アンヘルも絶頂を迎えた。
倒れこむように体をカイムに密着させ、カイムの顔をぺろぺろと舐める。
カイムは腕をアンヘルの後ろに回し、優しく抱きしめた。
繋がった場所からは行き場を失った液がどくどくとあふれ出し、地に染み込む。
12617/20:2005/06/16(木) 00:42:38 ID:tBjm1fHL
アンヘル
「ふふふ…これでお前は我のものだな。
最後まで付き合ってもらうぞ、馬鹿者」

にやりと笑うアンヘルに、カイムは微笑み返した。







夜が明け、日が昇り始めた。
…変化が起きたのはその時である。
陽光を浴びたカイムの体は段々と小さくなり、
最後には元の姿を取り戻したのだ。
喜ぶカイムを尻目に、アンヘルは不満足そうな表情を浮かべる。

だがいつまでもこうしているわけにもいかない。
急ぎ仲間の下に駆けつけなければ…
二人はすぐに装備を整え、帝国首都へと飛び立った。
12718/20:2005/06/16(木) 00:43:16 ID:tBjm1fHL
帝国首都からは、あの忌々しい再生の卵は消え去っていた。
神殿の前に降り立ち、カイムとアンヘルは中へと入ってゆく。
血の臭いが立ち込める中に転がる数々の骸…
仲間の死を覚悟したその時、
目に飛び込んできたのは、静かに寝息を立てる4人の契約者とマナの姿であった。

足音に気付いたセエレはむくりと起き上がると、
眠気眼でしばしカイムのほうを見つめ、不意に走り出した。

セエレ
「カイム!よかった…元に戻ったんだね!」

カイムはセエレに笑いかけると、他の契約者達を揺さぶり起こす。
…全員無事だったようだ。
12819/20:2005/06/16(木) 00:44:19 ID:tBjm1fHL
ヴェルドレ
「なんと、元の姿に戻られたのか!
…私のせいであんなことになるとは、申し訳ない…
しかし、どうやって呪文を解いたのだ?」

アンヘル
「夜が明け、陽光を浴びたのだ。
するとこやつの体は徐々に小さくなっていってな。この通りだ」

セエレ
「ドラゴン、なんか悲しそう…?」

アンヘル
「な、何を申すか!
相棒が元に戻って嬉しいわけがなかろう」

セエレ
「ふーん…」

レオナール
「…さあ、これからが大変です。世界の復興、新たな封印の女神…」

ヴェルドレ
「ああ、そうであったな…
か、カイム…!?」
12920/20:2005/06/16(木) 00:46:00 ID:tBjm1fHL
他の契約者を尻目に、互いに寄り添い、軽い口付けを交わすアンヘルとカイム。

ヴェルドレ
「ふ、二人の間に一体何が…」

レオナール
「これは…」

セエレ
「うわあ、大変だ!カイムやっぱり元に戻ってなかったんだ!」

アリオーシュ
「あっははははははは!きれーい!」




神の僕の愛によって、神の箱庭は楔による束縛を取り戻すだろう



残るエンディングは1つです。
130名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 00:47:40 ID:tBjm1fHL
ってことで責められまくりなアンヘルが逆に責めるシチュで書いてみました。
…('A`)無駄に長げぇ

ってことで買ってきたばかりのDOD2やってきます ノシ
131名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 00:48:00 ID:CJ2Blbdn
アン×カイみてちんちんおっき
アン×カイみてちんちんおっき
132名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 01:07:34 ID:G3PV/vuC
tBjm1fHLグッジョブ(*´Д`)ハァハァ
133名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 01:34:01 ID:exs0YrrY
巨匠には勝てない('A`)
素直に修行してきます、新米ですから、はい OTZ
134名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 17:12:43 ID:UjCq+1N1
>>130
GJ乙
アンヘルタソ萌え。頭の中じゃピーターの声でちゃんと変換されるyo!

そろそろDOD2ネタも投下されるか?急いでクリアしないとな。
135名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 19:14:42 ID:CJ2Blbdn
>133
修行の結果をここに投下してくれるのを
心よりお待ちしてます
136名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 20:06:55 ID:/TpYfZmh
レグナ父さんからはオナ兄さんの匂いがする…

あ、ドラゴンって単一性だから相手の性別に合わせればいいのか。
便利だな。
137名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 21:02:49 ID:5TdtpBtw
つまりあれだ、女湯にも入れると


やべぇ、またくだらないネタ思いつきやがった…
もうあのドタバタコント風DODはいらんのに('A`||)
138名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 21:26:40 ID:bcQV9vBC
今、ふと全部のウエポンストーリー見てて思った。
これって、結構肉付けとか色々しなきゃ無理かな、と……
そんな俺は希望を捨てず、フリアエネタキボンヌする。
139名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 00:28:10 ID:bwmGGtsy
ハンチの台詞がめっさエロい件について。
140名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 00:48:33 ID:MAtb85Ht
ハンチだけでCERO18禁になりそうだよな。
141名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 01:03:28 ID:f/qCaleS
ハンチさんの全台詞補完を急いでください。おら、急げよ。急げー!!
142名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 01:26:28 ID:1Vk/VjuU
ハンチ×ノウェで誰か書いて。
143名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 01:44:25 ID:U9awsrXO
大音量でやってたから焦ったwwww<ハンチさんボイス
144名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 02:59:55 ID:MAtb85Ht
>>138
フリアエって犯されても声一つ上げなさそうで書きにくい…
絡ませる相手も迷うしなぁ
>>142
そんな誘惑、全然効きませんよぉ

今のところ中盤まで進んだけど、マナが1番萌えた。
おっさんカイムに犯らせたい。
145名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 03:06:36 ID:VVRdEVil
>144
この鬼畜さんめ!
146名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 11:31:49 ID:7wmcboq1
レグナ×ノウェで書いてるんだが・・・
ここに直接投下は不味いよな?
どっかに良いうpロダは無いものか
147名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 11:40:05 ID:VVRdEVil
ttp://www.kr4.net/

こことか 前に他の職人さんがここにうpってたぞ
148名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 11:50:45 ID:L9I1tOQt
猛者キター
期待してます。頑張って下さい。
149名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 15:42:16 ID:0VK3KreW
ホントにドラゴンエロしかなくてワロタ。
おまえらそんなにドラゴンが好きか。
150名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 16:47:43 ID:Sc13OlgU
そろそろドラゴン以外が読みたいね
151名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 18:07:07 ID:ggooLoFX
えーやdうわなにわするやめr
152名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 19:12:13 ID:AtkmwO8/
1 → まともな女キャラがアンヘルしかいない。
2 → まともなカップルばかりでつまらない。
153名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 19:53:18 ID:YN0lnje1
3 →みんなアンヘルが大好き
154名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 19:53:45 ID:53Ud9M0C
>153
(;´Д`)人(´Д`;)
155名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 20:31:48 ID:aymIx2I6
>>153-154
(;´Д`)人(´Д`;)人(´Д`;)
156名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 21:12:58 ID:xuSNQu5b
>>153-155
|A`)ノ      (;´Д`)人(´
157名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 21:16:37 ID:zrxWv5uO
>>153-155
|∀`)つドンミΣ('A`)ぅゎ  !(´Д` )人!(´

レグナマダー?
158名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 21:34:34 ID:KYds4ssM
つか、ゲームのキャラにこんなに萌えたの初めてだ
もう人間では満足できない体に…
159名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 21:34:37 ID:hrZW7IcR
さすがDODスレ。変態さんがいっぱいだ。
160名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 21:35:58 ID:aymIx2I6
もうね、ここまで来たらアレだ。カイム×アンヘルでSMボッキンヌ

と言ってみるテスtうわアンヘルたん何をすr(ry


ごめん。相当なド変態だわ俺orz
161名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 21:46:32 ID:EYto6Re2
カイムとマナが一緒に旅をしているときいて変なことを考えたのは俺だけでつか…?


どっちにしろカイム×アンヘル(*゜∀゜*)
ドラゴンでこんなに萌えるなんて……
162名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 21:56:17 ID:zrxWv5uO
アンヘル「さぁ、ご主人と言ってみよ!」
バシィ!
カイム「・・・」
アンへル「早く言わぬか!」
バシィ!
カイム「・・・」
アンヘル「おっと、そういえば喋れないのであったな」

こうですか!?わかりません!
163名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 22:12:35 ID:aymIx2I6
>>162
ワロタw
わざわざ書いてくれて本当にthx!
よくよく考えてみたらカイムがダメージ受けるとアンヘルにも痛みが伝わるんだよな・・・

SM成り立たないじゃないかぁぁあ!!
ちょっと吊ってくるわorz
164名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 22:14:02 ID:r1fJlKLX
>>162
マジレスすると、160はカイムがSなことをする側なのを
きぼんしてると思う
165名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 22:14:10 ID:zrxWv5uO
>>163
馬鹿野郎!
諦めるな、アンヘルもカイムもSでMなら成立するじゃないか!
相手にダメージを与えてそれが自分にも伝わってきてそれが快楽になる
まさに理想のSMdうわなにをすr
166名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 23:56:39 ID:VVRdEVil
レグナ×ノウェの人はどうしたんだろう

>162
イイヨイイヨ〜
167名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 00:12:32 ID:T61dkIQU
レグナ×ノウェの人なんだが
・・・物語の本筋は完成したんだが絡み部分がちと厄介でもうちょい時間が(´・ω・`)
168名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 00:25:24 ID:jDeNccqZ
キター
いくらでもお待ちしますぜ。あせらず頑張って。

>絡み部分がちと厄介
遠慮なんかいらないわ。ぐっさりぐっさり
絡ませて。ほら、絡ませてよ。おにーさん!
169名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 00:45:35 ID:+3M1p5PM
竜姦スレがあると聞いてきましたがここですか?








レグナ×アンヘ(ry
170名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 01:07:12 ID:wVFTacpj
>162
アンヘルたん愉しみ杉w
171名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 01:14:32 ID:fLL/aikA
だめだ、2やってたら萌える元気もなくなってきた…

が、>>162ワロス
172名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 01:41:06 ID:ypObH2Ea
>>171
どうした、2で何か良くない事でもあったのか

・・・まさか、アンヘルたんの扱いが相当酷いとか言うまいな・・・
嫌な予感が・・・・もしそうだとしたら俺は死ぬ。ぐへぇ
173名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 02:12:33 ID:fLL/aikA
>>172
申し訳ない、少々ナーバスになっていたようだ
ここでは無用の感情よ!
気を取り直してSMネタキボン
174名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 02:26:03 ID:EsyL1Pf2
フリアエたんマダー?(´д`*)
175名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 02:47:09 ID:jDeNccqZ
そういやDOD2にはフリアエのフの時も出てこないな。
他のキャラは武器とか出てるのに…封印の女神カワイソス

あ、説明書に一箇所だけ載ってたわ
176名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 03:49:55 ID:zIhAVzwk
>175
フリアエ死んでるエンドのつつきだしな
それにしても出てこなさすぎだけどw
177名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 06:56:17 ID:RJlVFmTw
しかしアンヘルて結構世話好きでお姉さんで男言葉でツンデレと物凄い萌えキャラなんだよな
今までスレがなかったのが不思議だ
178名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 09:33:18 ID:LN+V0EAO
三週目までいったけど、エリス激萌えですよ!
179名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 10:27:08 ID:T61dkIQU
武器には結構出てくるがな、女神
180名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 13:10:03 ID:lkIvmB5R
>>176
一応出てくる

ってかノウェの母親?に当たる
えー、詳しい事言うと超ギガントネタバレなんで自分で確かめてくらはい

あー2周目ツライ、一周目でハッスルしとけばよかった。・゚・(ノ∀`)・゚・。
181名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 13:11:34 ID:ypObH2Ea
ゲーキャラ板でアンヘルたんのエロカワイイスレが立っている件について

思い切り寂れているがなorz
182名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 14:24:44 ID:Kk4wCDiV
>>181
むしろここがアンヘルたんの本スレって感じだからなwww
エロカワスレって何したらいいんだろー
とりあえずカキコしてきたが
183名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 14:54:10 ID:T61dkIQU
えぇ、えぇ、そうですよそうですよ
男なんて寄ってこないからケルピーとヤってますが、何か?
184名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 17:46:26 ID:T61dkIQU
http://upld2.x0.com/data/upld5327.zip
(´・ω・`)オソクナッテゴメンネ、レグノウェできたから投下する
雄x雄注意
一応パスつけときます(メ欄
185名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 18:49:07 ID:vhXEB8yT
お疲れさま。
雄雄は射程外だが…レグナ責めってのはアリかも。GJ!

>>184を見て、レグナに犯されるマナってシチュを思いついた。
それを止めようとする井上をエリスが押さえつけて
「いいザマね。竜に犯される女狐…お似合いよ」
とか言ったり。

やべ、ちょっと書いてくる。
186名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 19:34:53 ID:+3M1p5PM
1週目終わった。
もうあまりにもアレがアレな感じで泣けた。
というわけで何か書いてきます。頼むから創作の中でくらい幸せになってくれ・・・
187名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 19:48:01 ID:pTCda2KN
ハンチ×ノウェでお願いします
188名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 19:52:23 ID:WN+7kCWZ
むしろケルピー×レグナで。
189名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 20:03:59 ID:lkIvmB5R
アンヘル×レグナを考えたいところだが…

DODエンディングからしてどう繋ぐかが厳しいな
寝取られだと悲しいし(´・ω・`)
190名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 20:35:24 ID:T61dkIQU
オナ兄さんやハンチが絡むとパロディになる謎の体質・・・
でもハンチさん可愛いから挑戦してみます
191名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 21:02:28 ID:zIhAVzwk
>184
キターッ ご馳走様でした。
192名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 22:07:23 ID:ll4QqQou
ハンチ×蹴るピー書いちゃおう…
って書いてるんだけど蹴るピーが擬人化(♀)の上、
大 阪 弁 になっちゃっていかがなものか。
封印して新しいの快適松。
193名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 22:29:12 ID:HOdRWhYq
な、なぜ…Σ(゚д゚lll)ガーン
194名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 22:43:07 ID:YWmu1a2O
ストーリーサイドを彼女に借りて読んだけど
これゲームよりいいな


おまいら戦争中にいちゃいちゃしすぎやろうと。
カイム×アンヘル(;´д`)ハァハァハァハァ…………ゥッ
195名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 22:54:46 ID:AfXjhm0O
自分ちの虹HPに出してるアンヘル×カイム(精神的セクース)ですが
ここに出してもいいですかね。
長いんですが、うぷろだとか何もわからないんですけども
Upてどうやってやるんですか…
>>147のろだ行ってみたんですけど激しく文字化けして読めね。
とりあえず1のAエンド後で、いろいろ改変してます(フリカケと教授生きてたりとか)
アンヘルの封印をカイムが分け持ったおかげでカイムも不老になって、
二人森の中でひっそり、っていう話なんですけど。

…なんかね、2の二人の扱い見るともうねorz
2出るの知る前に自分の補完用に書いたやつなんで二人の幸せは保証します。
196名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 23:08:08 ID:+3M1p5PM
赤き竜は単一性。つまるところ雄であり雌でもある。
通常なら下等な生命のみが持ち得るこのような特性を、生態系の頂点に立つ
竜が備えているのには理由がある。竜は神に愛された種族。いついかなる時も
神の意思に従い、その実現を目指す種族。

神の意思ゆえに滅びは許されない。

だからこそ竜は完全な単一生殖による繁殖さえも可能なのである。
たとえ最後の一頭となってさえ、その一頭から子は生まれる。生まれた子は
また子を生し、あるいは親と、兄弟と、子と交わる事で種は蘇る。何度でも。
最強の種族は、即ち生物としてもまた最強なのである。

つまりは、だ。
赤き竜は考える。

あの男と妙な感情のやり取りの末に「雌」としての役回りをさせられた事と
・・・・不本意ながらこれが最大の原因だろうが、より深い繋がりを自分が求めた結果、
この身に子を宿している、という今の状況があるのではないだろうか、と。
一瞬、腹の子をダシに男を脅迫している女の図などを思い浮かべてしまい、
慌てて頭を振って打ち消した。堕ちた事は自覚しているが、そこまで認めるのは惨め過ぎる。

竜と人の間に子など出来はしない。この胎に居るのは紛れも無い竜の、我の子だ。
だが、それを宿した経緯を考えればまた、あの男の子だとも言える。

「さて、どう伝えたものやら」

驚愕するか、呆然とするか。
滅多に見せない表情がその顔に浮かぶ様を想い、竜は少し楽しそうに笑った。

***
エロ書けなかった('A`)
余裕かましてたら角と羽の生えた人間の子が生まれちゃって呆然とするアンヘル編へ続きます(嘘)
197名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 23:13:40 ID:nQnE8RDx
>>195
昔とある板で投下したことある?
198名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 23:46:57 ID:iXQ8MNxz
>196
どうか…どうか続きをお願いします…!アンヘル可愛いよう…好きだー!
199名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 23:48:26 ID:zIhAVzwk
>196
エロ無しでも十分満足したお!
200名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 00:01:44 ID:hfIYmGfE
もう>>1の叫びは誰にも届かない……
201名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 00:06:40 ID:0p4TynlI
>>200
やってやる・・・やってやるさ!
202名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 00:40:33 ID:vDb/5sbI
>>196
書いてください。 お願いします。書いてください。
書いて。書けー!!

妊婦萌えノヽァノヽァ
203748:2005/06/19(日) 01:00:49 ID:J4ggaaMj
>>197
うん、ある。なんか2やったら悲しくなってきて、
なんか書いて上げたくてたまらないんだけど今その暇がないんだorz
204197:2005/06/19(日) 01:02:05 ID:uAf2BI1K
あれ、ごめん、変なクッキー残ってた。>>203は自分です。
205名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 09:41:20 ID:n6ze6Xxs
>>196
アンヘルが妊娠してる、ってだけで異常に萌えた
くそっ、アンヘルたんのせいでツンデレに加えて妊婦属性にまで目覚めちまった!

>>203
間接的?に自サイト晒すようなもんだけど大丈夫か?
大丈夫なら読みたい
でも他におすすめうpろだ知らない
206名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 14:17:43 ID:oSocKHeA
>>19見たい
貼ってよ
207名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 15:41:57 ID:jSJBOqTY
>>206
なんだ、クレクレ厨か?
レスをしっかり読み返せ。>>25に上がっておるぞ。
これぐらいの事も自分で解決出来ぬのか
それと人に物事を頼む時にその態度なのは感心出来んな
出直してこい馬鹿者

全く世話のかかる奴だ・・・
208名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 16:47:32 ID:yS+z9PMs
>>207
まさか…アンヘルたん!?Σ (゚Д゚;)
209名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 16:48:49 ID:abIu/Nzb
むしろレグナタソ

ああネタ浮かばない、2ネタ浮かばない

封印騎士団のハンチを絡ませたいが機会がねぇ('A`||)
210名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 16:50:53 ID:d29CS6Sd
このスレは人間はダメなのかい?
211名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 17:00:21 ID:0p4TynlI
DODならなんでも良い
ただ神の書き手がアンヘル萌えが多いだけd

設定資料のハンチたん可愛いよハンチたんハァハァ・・・
212名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 17:06:28 ID:fogZUf+z
本編であまりに不遇だから、創作の中では幸せにしてやりたいんだ。
213名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 17:39:20 ID:SvHjPaVQ
>210
なんでもいけちゃいます どんどんカマーン
214名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 17:44:23 ID:abIu/Nzb
>>213
んなこと言ったらオロー×ノウェやっちまうぞこのやろー('A`)

なんかネタ浮かばないな、ハンチやザンポを出したいけど、どうすればいいのやら・・・ orz
っつーかいっそ皆登場させたいのも一つの感情(絶対パロだけになる悪寒
215名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 17:44:26 ID:hqJc5NWI
>>207
ごめんね
>>25もkr4もだめだったから、もう落ちてるんだと思ったんだ
こっちに問題あるみたいだから原因調べてみるYO
216名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 17:44:52 ID:jSJBOqTY
>>208-209
いや、アンヘルを意識して真似てみたんですが・・・正直スマンカッタorz

アンヘルたんとカイムの二人は2では結局(以下略)だったけど
きっと今も俺達の中で・・・・(つД`)ウェーン
217名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 17:48:24 ID:abIu/Nzb
次回作、時空の歪みによりお二人さん登場、DODだからこそできる荒業('A`||)
218名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 17:48:39 ID:oIK5vx1H
きっとずっと夫婦として仲睦まじくしているさ…・゚・(つД`)・゚・
219名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 17:49:46 ID:oIK5vx1H
>217
( ・∀・)σソレダ!

そして刻の流れをチョメチョメ
220名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 18:39:39 ID:mhrO4tfs
いつも時計回りにしか回らないマナたんを逆回転→時逆行
結果→皆無と赤天使再会でウマー
221196 正直すまんかった:2005/06/19(日) 19:00:22 ID:9ocFd384
   ||\∧___
  ≪ *・ vv〉
  彡/::/_( ̄´

あんへる
レベル99
レッドドラゴン
としうえ  10000
せわやき 230
けなげ   220
いちず   255
つんでれ 255
ミサイルによわい

そうび
Eめがみのおしるし
Eかいむ
222名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 19:04:09 ID:tHCfkUlp
>207
何を言ってるんだ、最後の辺りとか 正 直 萌 え た(*´∀`)ムネキュン
223名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 19:43:03 ID:J7sqelnO
>>221
とりあえず抱きしめたくなった
224名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 19:47:38 ID:Zsrsmn92
>>221
あれー?そうびの所が何かへんだぞー?
225名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 19:47:59 ID:abIu/Nzb
>>223
そのAAの竜の名前は正式には『神竜』だぞ、ドラゴンAAスレの遺品('A`)
で、ドラゴンAAスレの遺品、カイムとアンヘル
                                 ∧
                                 | :|+
                                 | :|
                                 | :|
            ヾ`^゙ゝ               | :|
            /;;,ヘ、.`ゝ、.    ,;´ゝ ,-、    (S〕       
            /,,/;;;i'`;;`ヽ \ ___,ゝ ),ゝ )∧、,,ヘ' /       /ヾ,,ゞ-、
            /,,/;;;;;i';;;;;;,ゝ―'´凵ワゝ' .,'´ (Д゚ ル´      .//`i;;ヽ.ヽ.\
             /,,/;;;;;;;i';;;;;;;;`⌒`ヽ  ...:::'';;'ヽ、〔  ヾヽ     //;;;;;;;`i;;;ヽ.ヽ ':\
          /,,/:::::::::i'::::::::::ゝ-‐'´ ...::::::,;ゝ' /〈/´∪    //;;;;;;;;;;;;;;`i;;;ヽ.ヽ. '::::\
          /,/'''''´ i'  `''' `ー 'ー、ヾ'´ヽ、 / /''''::::ヾ‐、//''''''','''::::::::::::`i;;;ヽ.ヽ. '::::::\
          //     i'    ,ゝ'´`´ヾ、 ''::;;゙し'、  '''::;;//`´゙`‐' ヽ、  ''''`i''ヽ.ヽ. ':::::::\
        .//  _  i'ゝ-‐'´´      ヽ ''::;;;\,ゞ ''::`´ ̄::ヽ、  ヽ   `i ヽ.ヽ. ':::::::::\
       // ,ゝ'´  ̄´            \、 ''::;;ゝ-‐‐、_   ::::::\_  \  `iヽ.ヽ.  '':::::::(
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                              `'-、/   '':::;;ヾ、ノ´ ゙゙:::ヽ、   ゙`ヽ.ヽ.,::::ゝ'´
                               ̄`゙―,-、,ノヽ、 /゙/::;;/:::ヽ  ヽ.ヽ./
                                /:::::::/;;;〉/:::: j ::;;〈;;;;::::\  ヽ,/
226名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 19:50:44 ID:jeD2GDFE
アンヘルたんもすごく萌えるんだがそろそろ別の人も見てみたいよー



とか言ってる俺はROMなんだが
227名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 19:52:25 ID:0p4TynlI
おk、短時間でどれだけ良いものが出来るか挑戦する
どんな絡みが良いか言ってくれ
228名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 19:52:29 ID:abIu/Nzb
>>226
待ってくれ、もう少し
くそおおおおおおおおおおどうしてもハンチとかDOD2キャラのネタが上手くいかねええええええええええ ボスケテ ('A`)rz
229名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 19:54:57 ID:jeD2GDFE
>>227
マナ絡みかな…いや、フリアエもいいな…やっぱマナかな?
230名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 19:55:29 ID:0p4TynlI
承知した
231名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 20:02:51 ID:oKqbNJ72
擬人化はなしかー。
2まだやってないんだよなあ。プレイせずに書くのもアレだしなー。
232名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 20:04:30 ID:J7sqelnO
>>225 竜違いウボアー('A`) アンヘル様ごめんなさい

空気を読まずにアンヘルたんのお尻尾プレイ希望
233めっせーじ:2005/06/19(日) 20:25:15 ID:0p4TynlI
「ぶたないで・・・ごめんなさい、ごめんなさい・・・」
少女は頭を抱えてうずくまる
側には、人間(だったはずの肉塊)の死体が転がっている
「お母さん・・・ごめんなさい・・・」
血の香りしかしない
暗い、そして広い部屋
その真ん中に少女はいた
「ごめ・・・ん・・・なさい」
少女は謝罪の言葉を繰り返しながら立ち上がり
その血のような色の眼で周りを見渡し歪んだ笑顔を見せた
肉塊の山に手を突っ込み、血のべっとりついた指で壁に文字を描く
「diediediediediediediedie・・・」
そして部屋にいくつも存在する謎の赤い扉をくぐり
無造作に置かれたベットの上に寝転がる
「・・・ラララ・・・ラララ」
涙を流しながら歌う少女
最初は透き通った透明な涙が徐々に血のように真っ赤に変わる
顔は悲しみに歪み、何かを求めるように手を天井に向け伸ばす
「・・・セエレ・・・」
234めっせーじ2:2005/06/19(日) 20:25:49 ID:0p4TynlI
ずっと
ずっと
ずっと会っていない、憎んでいた、それでいて愛していた
兄の名前
そしてパタリと落ちた手は自らの下半身を弄る
ローブをたくし上げ、スパッツを下ろす
少し湿った自分の秘部を軽く撫でる
「ん・・・」
水っぽい音が部屋に響く
「セエレ・・・セエレ・・・」
愛しい者の名前を呼びながら撫で続ける
自分の体が痙攣し、少しずつ感覚が無くなっていく
そしてそれだけでは満足できなくなった体はさらに快感を求め
指を激しく動かしていく
235めっせーじ:2005/06/19(日) 20:26:09 ID:0p4TynlI
「んっ・・・ふぅ・・・」
自らのソコに指を挿入し出し入れを繰り返す
指を自らの愛しい者に見立てて・・・
「セエレ・・・・もっと・・んくっ」
さらに激しくなる指の動き
さらに鮮明になる愛しい者の妄想
「マナ・・・いくよ」
聞こえないはずの声が耳に届き
体が大きく跳ね、絶頂を迎える
「はぁ・・・はぁ・・・」
血の涙を流しながら肩で息をしグッタリとする少女
その眼は薄いエメラルド色、兄と同じ眼の色
しかし徐々に、また深紅の眼に戻っていく
「diediedie・・・ラララ・・・ラララ」
少女はドロドロになった下半身を起こし
自らの愛液で壁に文字を画く
人間に向けて・・・兄に向けて・・・自分に向けて
・・・メッセージ

死んでください・・・
236後書き:2005/06/19(日) 20:27:44 ID:0p4TynlI
書き終わって見てみるとかなりのダークっぷりが・・・
ちなみに少女マナです、1人エッチです

ご、ごめんなさいぶたないdうぼぁー
237名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 20:31:04 ID:abIu/Nzb
ここでおすぎとピーコの辛口評価
『マナは生まれつき赤目よん』


でもエロスだからGJ
238236:2005/06/19(日) 20:33:20 ID:0p4TynlI
>>237
なんだってー!
ちょっと吊ってくr
239名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 20:34:39 ID:fogZUf+z
>>232
レグナ「奴の尾には気を付けろ。油断すれば儂とて危うい」
  バシッ!
ノウェ「カイム…俺を庇ってくれたのか?」
  バシッバシッ!
アンヘル「お主…暗闇の中で、何度も我の尾を求めておったな?」
カイム「・・・」
  バシッ!バシッ!
アンヘル「もう良いのか?カイム」

ノウェ「…何故か、カイムとアンヘルが幸せそうに見えるんだ。俺の…願望かな…」
240名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 20:42:57 ID:abIu/Nzb
>>238
逝くな!逝くならせめて・・・
これを
つ【カメラ】

あのカップルのエロ行為を撮ってき(ry
>>239
わらっちまったぞおいw
GJ


ああ、あとは俺が書くのか、もういっそDOD2キャラで小説書くには温泉ネタしかねーなー
エロじゃなくてパロになるだろうが、しかもあまりにも王道('A:;.:...
241名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 20:43:15 ID:J7sqelnO
>>239 キキキキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!テラモエス・・・
ありがとう!そして G J !!
242名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 20:59:37 ID:q0W7p/r+
197>>203
激しく遅レスだけどキタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!
投下先のHP&レンタルしてた掲示板が消えてたから
ログ保存できなくてオナール兄さん23人分ぐらい悶々としてたんだyp!
できれば池のふちでXXXなやつも読めるとテラウレシス(*゚∀゚)=3 ハァハァ
243※やや2ネタバレ:2005/06/19(日) 21:45:44 ID:9ocFd384
聞こえたのは、風の音。
他には何も無い。ごうごうと耳元で唸るそれが鬱陶しく、安息に浸っていた竜は苛立った。
だが、この身を包む感覚には覚えがある。厚い壁を切り裂き、全身が内から持ち上げられるような。
ようやくそこで、ぼやけていた視界が像を結んだ。

・・・・・・落ちている?

状況が言葉として形を成した瞬間、全ての意識と感覚が一気に覚醒した。
落ちている。雲を切り裂き、風を受けて。
考えている暇も余裕もなく、両の翼を羽ばたかせる。
同時にやや前方を真っ直ぐに落ちていく人影に気付く。誰であるかはー・・・

確認するまでも、ない。

ーカイム!

意識は戻っていたらしく、呼び掛けに応え腕を伸ばす姿が見えた。
併走するように身体を付ける。しっかりと首筋に掴まる腕を確認し、思わず息が漏れた。

そのまま身体を反転させ、空中に静止する。
首に感じる懐かしい重みを喜ぶには、だがいかんせん思考が纏まらなすぎた。
「何が起きたというのだ・・・」
誰に問うでもなく呟く。この場で唯一答えられそうな背の男からも、当然返事はなかった。
「我らは確かに共に死し、滅びた筈。何なのだ。何なのだこれは。一体、ここは何処なのだ!」




                       新宿

***
例えばこんなエンド4ルート。ラスボスはスカーフェイスとの一騎討ち。フォックスツーフォックスツー。
2441/2:2005/06/19(日) 21:50:12 ID:9ocFd384
角がある。
それは良い。まだ小さく柔らかだが、いずれ立派になるだろう。
翼がある。
それも良い。今は幼き雛の翼なれど、いずれ風を受け舞えるようになるだろう。

では、それを生やしている赤子が人間にしか見えぬ件について考えてみようか。


「なるほど」
大した労もせず産み落とし、それに付随する一通りの混乱が治まった場で
眼前の男がぼそりと呟いた。もっとも言葉として捉えられるのは自分だけだろうが。
「竜の子供というのは、人間の姿で産まれるんだな」
「何の嫌味だ。この事態を予測できなかった我に対してのものか」
いっそ怒鳴りつけてやりたかったが、実行に移す気力も湧かないほど心が疲れていた。
恨めしげな目でこちらを睨み、男が続ける。
「竜と人の合いの子は例外なく狂うだの、竜の子は母の腹を食い破って産まれるだの
 散々嫌がらせをしてくれたのはどこの誰だ。その意趣返しくらい許されるだろう」
「竜に盛るような馬鹿者はそのくらいされて当然だ」
そう言い返すと黙った。どうやら自覚はあったらしい。
2452/2:2005/06/19(日) 21:50:49 ID:9ocFd384
「で、どうなるんだ」
「知らぬ。竜と人の間に生まれ育った子など、我でも前例を聞かぬからな」
「それなら、これが今後の例となる訳か」
つくづく余計な一言を口にしてくれる。竜の間で、人の間で、自分とこの人間との顛末が
後世まで語り継がれている様子を想像すると流石に死にたくなった。
「まあ、この赤子が竜の血を受け継いでいるなら、心配はなかろうよ」
どうにも沈みがちになる思考を散らし、口を開く。
「どこまでかは分からぬが、学べば我らの魔法も操れるようになろう。
 変化の法はそう難しい術ではない。角と翼を隠し、人の世界で生きる事もできようぞ」
「人の世界で、生かすつもりなのか」
「さあな、ただ・・・」
目を細め、空を見上げる。ただ、青い。
「この子には人の血が流れておる。我の子でもあるが、確かにお主の子でもあるのだ。
 我には人間の世界など分からぬ。分からぬし興味もない。
 だがな、人の血を持つものが人と交わらず、人の世界で生きられぬのは、それは不幸だと思うぞ」
男は黙って聞いている。言葉を探しているのか、何も考えていないのか。
「全ては、この子が決める事ではあるのだがな」
そう言い、静かに寝息を立てている赤子を見やる。男も視線をそちらに向けた。
無感動な目が思いがけず優しい光を帯びていた事に、知らず竜は安堵していた。

***
上のに反省して続きも書きました。プラマイゼロで許してほしい。エロが書けない。今は絶望している。
246名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 21:57:23 ID:oKqbNJ72
だいじょうだいじょうぶ。
人外の子供、DODクオリティ。
もうこれだけでいくらでも鬼畜な話を妄想できるよ。
247名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 21:58:43 ID:abIu/Nzb
>>9ocFd384 GJGJGJGJGJ!

人外の子かぁ、なんか妄想炸裂だなこりゃハァハァ(´д`*)
248名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 22:14:09 ID:S0QOvQUG
>>9ocFd384
イイヨイイヨー
おまいの文は、エロがないのに微妙にエロイ
次はあれだ。子供がいるから、どうギシアンしたらいいか悩むんだ

マジで>>243なルートあったら、つくづく報われなくて笑えるな
あれだけ綺麗にまとめたのに成仏できねーのかよwwwみたいな
249229:2005/06/19(日) 23:49:31 ID:jeD2GDFE
>>233
GJ!GJ!密かに幼女マナ希望してたから最高だったよママン

>>243
(*´∀`*)ハーフイイ!!
250名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 01:32:49 ID:V4f7ohf9
630 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2005/06/20(月) 01:28:51 ID:U3lCCtuh
>>588
向こうって当然新宿だよな?

(やっべ遅刻だ アンヘル来てくれアンヘル)
カイムはこの世界で生きるため今日も面接に向かう。鬱だ。
昨夜の自棄酒が祟り、予定よりも大幅にオーバーしてしまった。
最早一刻の猶予もならない。文字通り飛んでいくしかない。
「おろかな」
アパートの前につくやいなやアンヘルに言われる。黙れ畜生が。
風呂場に置いてある剣で叩き切ってやろうかと思ったが、
今日の面接は第一希望の一流商社だ。遅刻するわけには行かないので
喧嘩するのは今度にしてやる。良かったなアンヘルのボケが。
「人間如きが…笑止」
俺の脳内は筒抜けか。嫌な奴だ。ともかく早く行かねば。颯爽とアンヘルに飛び乗ると
俺は今日の面接の予行演習を始めた。
「契約の代償に言葉を失ったおぬしは練習しても答えられないであろう?」
しまった。痛恨のミスだ。やけになったおれはタモさん見て帰ろうとアルタ前に集合することにした。
鬱だ。
251名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 07:19:54 ID:Ke5Gfckr
職人様…自分2をまだクリアしてないんです…orz
スマソがSS投下するとき、DOD1かDOD2か先にレスしてくれないか?
ついでに>>243のようにネタバレものかどうかも…わがままだと承知でおながいします
252名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 09:17:51 ID:OLLBIwBw
ここに来なきゃ万事解決だよ(^-^)。
253名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 09:28:20 ID:j7QN+s9d
ソレイッチャダメー('A`)

2周目シンドっ orz
254名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 12:02:18 ID:lb+zgE+2
我らが天使の出番はもう無いのかー。
次回作(あれば)ではさすがに出なさそう…。もぅ最近戦闘機見てもアンヘルたんだと思う自分が嫌。
255名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 18:47:40 ID:MIkym7pj
なあ…今日、本屋でゲーム雑誌立ち読みしてみたんだが………

゚・(つД`)・゚・

何でそんなにアンヘルたんを苛めるの?
これは一体誰のせいなんだ!!もうこうなったら訴えty(ry
256名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 19:35:40 ID:/nCoZnhv
だから漏れたちが妄想の中だけでもアンヘルたんを幸せにするんだ!

ということで(?)以前出てたテレフォンセックルネタを書いてくる。
257名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 20:04:05 ID:j7QN+s9d
駄小説なら書けそうな今の状況下
もういっそ全キャラが出る鍋を囲んだ会話くらいしか('A`)ネンリョウギレ、ネンリョウギレ
258名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 21:23:58 ID:yliITsLA
257
ブチキレちゃったノウェがレグナを犯し、カイムの目の前でアンヘルをレイープな小説キボン。
259名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 21:33:15 ID:XJ4JAUf3
「頼む・・・カイム・・・我を見ないで・・・くれ・・・」

・・・ってギョロアエと同じじゃないかぁぁぁ!
260名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 21:53:07 ID:j7QN+s9d
ってかモロヒドスwww(':;....::;.:. :::;.. .....

モスウコシ自分でヒネッテミます
261名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 22:01:57 ID:wd4loKyw
>>257
そっちはまだ良いよ
俺はカイアン擬人化エロスしか書けないから此処に投下は無理ぽorz
擬人化もせずにエロス書ける職人様が羨ましいよ・・・

三分の一程書いてから此処が擬人化がNGだというのにに気が付いた
・・・・書きかけゴミ箱に送るか・・・('A`)
262名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 22:08:54 ID:XJ4JAUf3
>>261
いや、擬人化もOKじゃないか
エロスは書こうとして書くんじゃない、感じるんだ
本能に従っていけば指が勝手に動いてくれるさ
ほら、オナ兄さんを見習って・・・
263名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 22:09:31 ID:K2F1rGez
NGじゃないお
只ちょっとドラゴンの方に性癖が傾いてるだけだお
264名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 22:10:39 ID:x9WDKwy6
擬人化していない代わりにエロスが全く書けない自分がエロパロスレに投下している件について。

いろいろ誉めてくれた人たちありがとう。もうちょっと頑張ります。
265名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 22:13:19 ID:EAnGtYgE
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
擬人化カイアン禿しく読みたいんですけど
どっかにうpキボン
266名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 22:15:06 ID:cAJeju+p
ぶっちゃけアンヘルたんであれば、竜でも小さくなっても擬人化でも何でも萌える。
267名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 22:16:51 ID:wd4loKyw
>>262-263
な、なんだってー?!
もう消しちまったよorz

もう一度最初から書き直すよ
投下は何時になるか分からんですorz
俺、遅筆ですから・・・・ウボァー
268名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 22:31:02 ID:WfmGc9Tm
>>267
ワクテカしつつお待ちしております
269名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 22:39:10 ID:J6ZDQewD
正直、エロというより萌えを求めてここに来てる俺
270名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 22:59:42 ID:j7QN+s9d
萌えられる小説目指して頑張ります

徹夜してネタ考えるか、おお、神よ!我に文才を与えよ!
271名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 23:36:23 ID:V4f7ohf9
新宿を受け入れたこの俺だ、擬人化だろうとなんだろうと
俺は受け入れられる!そして受け入れた上で萌えちまうぞ!
272名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 00:11:25 ID:487JIAce
昔から異種姦萌えだったけど擬人化もいける口ですが何か
273197:2005/06/21(火) 00:13:54 ID:G6kDXjnn
あのー、ここ半龍ロリ擬人化えろでもおK……?
1の頃に誰かが描いてた半龍擬人化ロリアンヘルをイメージして
書いてるとこなんだけど。
カイアンで和姦で処女喪し(ry
274名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 00:16:50 ID:65Kiy0oZ
あれ? >>273>>197の人か?
どっちにしろカモーン
275名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 00:45:29 ID:p3+RRVxO
擬人化アンヘルたん(*´Д`)ハァハァ
276名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 00:47:28 ID:Uyl3fd9V
アンヘルたんなら何でも萌え。
277名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 00:55:56 ID:wQPpc0Z9
ところで、このスレ的にハンチさんは需要ある?
278名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 00:57:34 ID:rgqeHKA3
ハンチが受けとか有り得るんだろうかとふと思った

どう足掻いても脳内でキャラ全員をS的にヤってしまうのですが
279名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 01:00:47 ID:/3sTkVTg
>>273
頼みます。投下して下さい。
俺の魂代償にしてもいいからおながいしますorz
280名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 01:01:49 ID:NLkJqT9c
>>277
あるある
ハンチさん萌えるよ
281名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 01:03:01 ID:4IypgxjI
>>277
当たり前だコノヤロー
人間の女性で一番好きだコノヤロー

先生お願いしますよぅ
282名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 01:07:28 ID:Uyl3fd9V
レグナにハンチを犯させたい
ええ、異種姦大好きですよぉ、うへへ
283277:2005/06/21(火) 01:13:30 ID:wQPpc0Z9
もうひとつだけ聞こう。エリス×ハンチの百合とかは需要あるか?
どちらがタチかはおまいらが決めてくれていい。時間はかかるが必ず投下する。
284名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 01:19:35 ID:WFFpkkWO
むしろ幼マナ×フリカケ
285名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 01:34:20 ID:MsiferyJ
>>277
ハンチ卑屈受けキボン
「私にこんなことして楽しいんですかぁ?ハァハァ」とか
286名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 01:52:51 ID:Eh55auET
本スレの次スレ誰か立ててくれ
287名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 01:53:42 ID:NLkJqT9c
もう立ってますよ。
288名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 02:07:54 ID:Eh55auET
そのようですね
サンクスコ
289名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 02:23:28 ID:HmLwSqmZ
エリス×ハンチ(*´Д`)ハァハァ
290名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 08:28:59 ID:ZqkVuF+g
何この良スレ

職人さんGJ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
291名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 11:03:17 ID:lix7KL6O
ここは一つマイナー路線に走って

ヤハ×ハンチとか呟いてみる
えぇえぇそうですよねぇできませんよねぇこんな私とじゃ
292名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 13:55:09 ID:SiWxuZAj
ヤハ×ユーリッうわなにを
293名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 14:02:33 ID:Gc3JJeYc
俺としたことがッ!幼女マナ読み落としてたッ!
おかーさんごめんなさいおかーさんおかーさんオガーザーン!!
>>233GJ とても怖かったです
294名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 17:18:29 ID:oQY2CM2T
>292
それいいうわ何を…
反対でもいいうわ何をっ
295名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 17:56:12 ID:lix7KL6O
>292
>294

彼らからは妖しい匂いがすうわなにをするやm
でもそれこそ、この板ホモ需要あるのか…?
296名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 18:26:59 ID:487JIAce
>>295
ヒント:オナール兄さんはこの板の守備範囲内
297名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 18:59:03 ID:Ng9kbGXp
竿姉妹穴兄弟スレとして801板にも立てていいかもしれんな
298名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 21:15:26 ID:kMb6VKxl
801はここに直貼りは勘弁してホスィ
気を悪くしないでくれ
299名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 21:16:58 ID:YZYOztF1
大人マナたんを愛してあげたい、ゆっくり、とろとろと…
300名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 21:18:55 ID:JQ4XlMS+
俺もそう思う
アンチ801な訳では無いんだが…な?
今まで通りアンヘルたんに萌えつついこうぜ


ちなみに俺はハンチさん萌え
301名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 21:34:43 ID:vj7My35i
801系は801板にスレ建てしてこことリンクしあえばいいんじゃね?
腐女子にもカイムアンヘルのエロ好きが多いようだし
ここで書いてる職人にも腐女子の人がいそうな感じがする
アンヘルたんハァハァな同士、仲良くやっていきたい
302名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 21:45:56 ID:1B89DLWU
何も適当なうpろだを借りてうpしてもらえばいいだろ。
本スレでさえ廃れ気味なのに、これ以上細分化してどうする。
303DOD2(微ネタバレ):2005/06/22(水) 02:59:05 ID:3cO6R8gp
アンヘル(擬人化)Xカイム
ちょっとアンヘルの喋りがおかしいかも知れないが、気にしない
やるシーンはもうチョイ後であげる
3041::2005/06/22(水) 03:00:54 ID:3cO6R8gp
――もう良いのか、カイム。


――ああ、行こう。共に…

燃え盛る炎の中、自分の片割れと言葉を交える。
それは、長年待ち望んだ時だった。
アンヘルを苦しみから解放してくれたのは、皮肉にもアノ黒い竜だった。
それでも俺は良かった。長年待ち続けた時がようやく来たのだ。
18年前、涸れはてていたはずの涙が流れた。
妹のフリアエが最終封印になったときも流れなかった涙。
そして今は心のそこから微笑んでいるのだ。
最終封印の呪縛から解き放たれた世界はもうどうなるかは解らない。
でももうそれはどうでもいいのだ。
こいつに再び逢えたのだから…


――目が覚めると何もない『 』の空間だった。
上もなく下もなく。
何処までも広がっている。
とりあえず、歩いてみようと足を動かしてみるが動いた気がまったくしない。
『 』の空間にいる俺の眼前に、見覚えのある剣が唐突に現れる。
「………」
彼はその剣に歩み寄り、柄を握った。
3052::2005/06/22(水) 03:03:11 ID:3cO6R8gp
――!!
18年前の初めてアンヘルと逢った時の事がフラッシュバックする。
ずたずただったカイムと紅き竜。
生き残る為に、復習の為に、カイムは契約をした。

――再び『 』の空間に戻っていた。
そして暫くすると前方から、紅い眼をした昔の親友が剣を構え歩み寄ってくる。
俺は先ほどの剣を構え、イウヴァルトをすれ違いざまに、斬った。

――再びフラッシュバック。
あの巨大な竜を倒した時、怯える紅き竜を撫でた時の事を。

――『 』の空間にまた戻った。
眼の前には再生の卵。
彼は躊躇なくそれに触れ…
3063::2005/06/22(水) 03:06:12 ID:3cO6R8gp
――馬鹿者
ハッとして俺は、卵に触れようと伸ばした手を止めた。
それは18年前、幾度となく聴いた声。
振り返るとそこに、血のように紅い髪と、見る者全てを燃え尽くすのではないかと思うほど紅い瞳
を持つ少女がその裸体を惜しげもなく晒して、そこにたっていた。
「おぬしは世界より我を選んだか‥ やはり馬鹿者だ」
そう言って彼女は…アンヘルは微笑んだ。
手に握っていた剣を落として、彼女に駆け寄った。
俺は声ではない声を紡ぐ。
―お前と今一度逢えた
涙が頬を伝って零れそうなところを、彼女が左手の人差し指でそっと拭い、それを口に含んだ。
「昔の我なら人間が泣くことの意味がわからなんだ。だが今なら解るぞ」
そう言って両の手のひらで、俺の頬を掴んでそっと口を付ける。
どれくらいそうしていたのかはわからないし、関係のないことだ。
「一度しか云わぬ。…我はおぬしの事が愛おしい」
―ああ、俺もだ。
307名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 06:12:21 ID:nipLIJFA
ワクテカして続きを待つ
308名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 09:10:34 ID:us5Szbk+
にこにこ
309誤字:2005/06/22(水) 17:58:32 ID:nygBYWFg
復習>>復讐orz
3104::2005/06/22(水) 18:35:45 ID:nygBYWFg
ゆっくりと唇と唇をあわせる。
彼女の舌が生き物のように俺の口内を動きまわる。
時折、俺の舌に絡めてくるのがとても愛おしく、狂いそうなほど濃厚な口づけだった。
唇を名残惜しそうに離す。二人の混じりあった唾液が淫靡に糸をひく。
「カイム、ナニを興奮しておるのだ。下卑た猿どものようだぞ」
―……
「都合が悪くなると黙るのも、昔と変わらぬな」
そう言って竜であった彼女は、乱暴に俺の服を剥ぎ取っていった。
それと同時に俺の暴走しかけていたモンのが、束縛から開放されて一気にいきりたった。
ゾクっとするほどの笑顔を俺にむけ、彼女は左手で俺の股間をしごいていく。
彼女は俺の耳元で少し興奮気味の、そして威厳のある声で囁きかけてくる。
「おぬしは我にされている行為が気持ち良いのだろう。どれほど名の馳せた者でも
子孫を残すという生物の摂理には逆らえぬ。それはまたおぬしも然り」
顔を耳元から遠ざけ、ゆっくりとした動作で彼女はしゃがみ、ちょうど
俺の股間の眼の前で顔を止めた。
「愚かなことぞ。人間と竜が交わるなど」
そういいつつも彼女の顔には恍惚とした表情があった。
しゃがんだ時に顔に掛かった前髪を開いている手でかき上げながら、口元を股間に近づけていった。
―ッ
股間を口の中に含んだソレを彼女はゆっくりと吸い上げて行く。
まるで万力の力で搾り取られるような感覚に襲われる。
彼女にはまだ竜の力が残っているのかもしれない。
そして俺は彼女の口の中で一度果ててしまう。
311273:2005/06/22(水) 23:14:17 ID:Qu+buqHp
豚斬ゴメス。
やっと最初のシーンだけ書けたので投下します。
カイム×ロリアンヘル(半竜擬人化)。
設定は1のころのどっか。(青き丘陵くらいか?)

今回はまだエロに届かず。てかただのギャグかも。すいません。
次回以降にがんばる…。
312カイアン(ロリ)1/4:2005/06/22(水) 23:15:48 ID:Qu+buqHp
 戦場は異様な緊張に包まれていた。

 別に敵の襲撃とかそういうことではない。帝国軍ならもうとっくに全滅している。
 残った死体もドラゴンの炎と妖精の魔法とあとアリオーシュの食欲が
(まずそうだったけど)片づけてしまったので、とりあえずOK。問題ない。
 問題は赤デブ、もとい重装魔法兵の最後の一人が、死にぎわにはじき返した一発にある。

「…えーっと…」
「十二、三歳くらい、か?」
「最大でも十四歳ってところでしょうね…」
「僕よりちょっと大きいかな? ね、ゴーレム」
「うがー」
「うふふ…ちょっと大きい…でもおいしそう…」

「おぬしら何をそんなに妙な顔をしておるのだ。不愉快な」
 鈴を振るような声がきわめて不機嫌そうに言った。
「そんなことより、なぜ急に大きくなっておるのだ? いきなりドラゴンを
見下ろすだけの背丈に成長するとは、人間とはおかしな生き物よの。先ほどの
魔法の暴発の後遺症か? 無様な」

「…ひょっとして、まだ気づいてないのか?」
「まあ確かに信じがたい光景ではありますけどね…」

 そう。
 そこにいたのは連合軍の誇る、赤いドラゴンだった。
 少なくとも、さっきまでは。

 今、地面の上で足を投げ出して頬をふくらませているのは、陶器のような白い肌に
あざやかに赤い髪をした、まばゆいばかりの美少女である。しかも全裸。
 すっぱだか。
313カイアン(ロリ)2/4:2005/06/22(水) 23:17:16 ID:Qu+buqHp
 年のころは十二、三歳ほどか。きらきら光る大きな金色の瞳に、なまいきそうにつんと
とがった高い鼻。怒ったように突き出された唇は、キスをさそうようなさくらんぼの色。
 ほっそりした手足に片手でつかめそうな腰、ようやくふくらみかけた胸に小さなピンクの
つぼみがまぶしい。

 が、この美少女には角があった。ついでに言うと、しっぽもあった。
 それから羽とうろこ。
 繊細な肩胛骨のあいだから、体格に見合った、しかしりっぱなドラゴンの翼が生えていて、
持ち主の不快に応じてぱたぱたうち振られている。
 しっぽも同様。背中いちめん、うなじから腰にかけては髪と同じ真紅のうろこにおおわれ、
まだ肉の薄い尻に至って終わっている。ちょうど尾てい骨の終わる場所から同じく赤い
うろこにおおわれた尾がのびて、今しも不機嫌な猫のように、ぱたんぱたん地面を
たたいているところだ。
 最後のとどめはちょっととがった耳のそばから、形のいい頭を囲むようにのびて、
赤い髪をきっちりと取り巻いている、角。
 ぷっくりふくらんだ丸い形もあいまって、ちょっと大きい冠か髪飾りに見えない、
こともない。
 が、全体としてやはりこの少女が、あのかなり気むずかしくてそうとう傲慢でかつ偏屈な、
同盟軍のドラゴン、殺戮大好きもと王子のカイムを契約者とするところの、赤い竜である
ことは間違いない事実のようだった。

「うろこ、ちょっと固そう…でも…」
「ね、ねえ、この感じだと、ドラゴンって、もしかしてすごく子供だったりとか?」
 うろこ取り(さすが主婦)を取り出したアリオーシュをあわてて押しのけるセエレ。
「そうだな、確か一万歳だとか言っていた覚えはあるが」
「でも、それは種族的な平均寿命の話ですからね。ドラゴンにとっては百年が人間の一年に
あたるとは聞いたことがありますが」
「じゃ、見かけが十二歳だとして、かける百で…」
「…千二百歳、くらい?」
「十倍近くも逆サバよんでたってことですか…」
「ドラゴン…なにげに大人げない…?」
 いやだから子供(仔竜)だし。
314カイアン(ロリ)3/4:2005/06/22(水) 23:18:37 ID:Qu+buqHp
「…おのれら、いつまでも何をこそこそ言っておるのだ? 言いたいことがあるなら
さっさと言わぬ──うわあああああああ!?」
 やっと気づいた。
「な、何だこれは!? どうなっておるのだ! うわっつ」
 あ、こけた。
 やはりいきなりの二足歩行はむずかしいようだ。
 しばらくふるふるしてから突然がばっと起きあがる。
 ぶつけたおでこと、白い頬がまっ赤だ。
「え、ええい、何を見ておるのだ愚か者ども!」
 すりむいたおでこを押さえてわめいた。(ちょっと涙目)
「さっさとなんとかせぬか、特にそこのハゲ!(びしいっ)
 何のために今まで貴様を生かしておいたと思っておるのだ!」
「わ、わたし美少女に変身したドラゴンをもとに戻すために
今まで生かされてたんですかッ!?」
 いやなが○けんネタはいいから。
「キャハハハ、おもれー! 天下一品!」
 ひらひら飛び回るフェアリーが甲高い声ではやし立てる。
「お偉いドラゴン様が、実はこんなガキだったなんてよー!」
「やかましい!」
 ごおっと炎が走り、黒こげになったフェアリーがへろへろと落ちる。
いちおう炎は出せるらしい。
 同時にレオナールがなんか煤だらけになってぶっ倒れたけど気にしない。
「無礼だぞ、蚊トンボのちびめが」
 可憐な唇から出た火花を吹き消しながらドラゴン。
「我は誇り高きドラゴンぞ。一万年の時を生きる高貴な種族ぞ。小汚い妖精族
などといっしょにするでないわ。…まったく誰がガキだ、誰が。失礼な」
「子供は子供扱いされるのがいちばん嫌いですからね…」
「なにか言ったか、ハゲ」
「いえ私は何も」
 いらん喋りが多いのはどうやら直らんらしいなハゲ。
315カイアン(ロリ)4/4:2005/06/22(水) 23:19:58 ID:Qu+buqHp
「とにかく、早くもとに戻せ。原因はおそらくあの赤魔法兵の魔法反射が妙な具合に
合わさったことであろう。このままでは帝国軍の再襲撃があったとき話にならぬ。
 さっさと戻せハゲ。戻さぬとあらばうぬら、全員生きたまま八つ裂きにした上で
灰も残さず焼きつくしてくれるわ」
 そんなことスウィートなキャンディボイスで言われても。
「どうなの、ヴェルドレ?」」
「そ、そんなことを言われても、私には…」
 ──どけ、ハゲ。
「おわあっ」
 背後からの見事な中段キックが決まって吹っ飛ぶハゲ。
「カイム! どこ行ってたの? ドラゴンが大変だよ」
 セエレがむじゃきに尋ねる。てかハゲは放置かおまえ。素敵な根性だお子様。
 当事者のひとりであるはずのカイムは事件直後に姿を消していたが、戻ってきたようだ。
 ドラゴン少女がさらにまっ赤っかになって飛び起きる。
「カ、カイム!? おぬし今までどこに…むぷっ」
 いきなり頭からばさっと白い布を投げつけられた。
 ──とりあえず、何か着ろ。そんな格好でうろちょろされては兵士の士気にかかわる。
「な、なんだと!? おぬし、契約相手が大変なことになっておるのに、言うべきことは
それだけか! ちょっと待て、待た、うぷっ! ぷわ! な、何だこれは!? ど、
どうすればよいのだ!?」
 大きすぎるシャツに羽とか角とかしっぽとかからまってなんか凄いことになっている。
 布の中でじたじたもがもがしている少女姿のドラゴンと、それを無表情に見ている
黒い髪の契約者に、皆はいろんな意味での戦慄を感じざるを得なかったという。

「うろこ取れば…ちょっと大きいけど…」
 いやそれはもういいから。


 続く。
316名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 23:28:57 ID:gjN5wmw2
かぁいいよ・・・アンヘルたん
カァァァィム!貴様そんなに可愛い子を目の前にして何もしない気kあwせdrftgyふじこlp@
317名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 23:30:13 ID:M52/BSpg
ここで止めるとは 重罪ニダ 続きをワクテカして待ってる
318名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 23:32:14 ID:Fqawk/ee
>>311
GJ
擬人化アンヘルたん(*´Д`)ハァハァ
続き舞ってます
319名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 23:36:09 ID:Zse/vPdJ
ダブルでワクテカ。
>>310
ほぼリアルタイムで読んだけど、まだ続くと思ってGJできなかった
今こそGJ!ここで止めるとは重z
320名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 23:41:28 ID:qtX3n9vA
んじゃトリプルで

+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・) ワクワク
 (0゚∪ ∪ +   テカテカ
 と__)__) +
321273:2005/06/22(水) 23:43:09 ID:Qu+buqHp
>>310
自分もまだ続くかと思って待ってたんだけど来ないみたいなんで
今日はもうないのかなーと思って投下さしてもらいました。
遅ればせながらGJー!
322名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 23:44:56 ID:rlFfOm+6
連日連夜、多数の神光臨(*´Д`)ハァハァ
3234::2005/06/22(水) 23:45:56 ID:nygBYWFg
続きは一応書こうとはしてるんだが、アンヘルタソの喋り方に疑問を持った俺が
書くのを止めてしまったorz
324名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 23:53:22 ID:yqk8CCTD
それじゃクアドラプルでワクテカ。
神達萌えをありがとう…!
3254::2005/06/23(木) 00:05:42 ID:yvMBwAeU
今も書いてるんだが、ひとりを聞きながらやると
どうしてもアノシーンが思い出されて
涙が止まらなくなってしまう、、、

途中までは書けたから明日にでも上げると思う
俺のどうしようもない、コークの炭酸が抜けたような不抜けた
話を読む気になればまた読んで貰いたいと願いつつ
仕上がりそうなよかーんがするから、出来れば期待せずに待ってておくれ

オノレオノレオノレ
レレレレレレ
326277:2005/06/23(木) 00:11:48 ID:BYjGVE91
ダメだ…。執筆してるんだが、ヤハ×ハンチが頭から離れない…orz
327名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 00:14:20 ID:8d2AoE+N
仕事から帰ってきたら、神キテタ━(゚∀゚)━!!
神達GJ!
疲れが一気に消えていくよ(*´д`*)ハァハァ
328303:2005/06/23(木) 00:15:37 ID:yvMBwAeU
だめですぅ、私イっちゃいますぅ

おやおや、私より先にイくというのですか

あぁ、だめですぅ。あぁっ。

みたいな
329名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 00:16:09 ID:p8M8CZ+j
>>325
>>326
ワクテカしながら待ってるお
330名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 00:59:54 ID:DLyyXPdT
勉強に欝になりかけたので覗いてみたら、こんなにも神の光臨が…!
神様めっちゃGJ!続きにドキがムネムネ

》326
落ち着いて、とりあえずそれを書き終わってから
ゆっくりヤハンチといこうぜ

》328
ヤハはアレなので道具責め主体でうわなにをすr
331名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 01:03:34 ID:QnhdLW16
カイムとアンヘル最後のシーンでエロを書こうと思うんだが、
ちょいとシチュエーションで迷ってるので意見を伺いたい。

カイム擬竜化と、疑竜擬人巨大化一切無し、どっちがいい?
332名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 01:06:47 ID:/rTtpfri
擬竜化で一本、擬人化で一本、巨大化で一本の計三本キボン

というのは冗談ではないがおいといて、
先生、擬竜化モノが読みたいです
333名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 01:12:56 ID:1Xo9yQbI
擬竜化ノシ

最近ネ申が多くて困りますうへへ
334名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 01:16:27 ID:l+AWcbpw
そして私はフェードアウト、さーネタ充電しまひょ
(':;....::;.:. :::;.. ..... マヨワーズニキミーノテヲ ダキシメ...
335名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 01:20:57 ID:f6xyYKIH
>331
本当に3本きぼん…と言いたいところだが、んー…やっぱ何もなしがいいかなぁ。擬竜化も捨てがたいけど…!
336303:2005/06/23(木) 01:21:19 ID:yvMBwAeU
もう出来上がりそうだ…
337名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 01:29:25 ID:QnhdLW16
OK
とりあえず擬竜化で書いて、
余裕があったら何もなしVerにアレンジしてみる。

>>334
>>336
共に盛り上げて行きましょうぜ
3385::2005/06/23(木) 01:49:20 ID:yvMBwAeU
「カイムよ、我はずっとこの時を待ち望んでおった。しかし人間の愚かな封印で我は何もかも忘れておった。
おぬしはそんな我を助けようとしてくれたのだな…こんなに怪我をしおって…馬鹿者が」
彼女は俯きそのまま顔を上げずに云った。
静かな空間に彼女の嗚咽が静かに響く。
その嗚咽は俺を追いつめる。
いつの間にか涙がまた流れ出した。
一度流してしまうと中々止まらないらしい。
俺は涙を拭おうとはせずに、しゃがんでいる彼女の肩を抱き寄せる。
―もう、いいのだ。全部終わった。俺はお前と逢えた。それだけで良かった。
「愚かなのは人間だけではなく、どうやら我ものようだ」
そう云うと彼女は抱かれたまま、前に重心を掛けてくる。
「また撫でてくれぬか…」
―ああ、何回でも撫でてやる。それをお前が望むのならば
彼女の頭を何度も撫でる。
彼女は無言で俺に体を預けている。
俺はそっと空いている手で、彼女の胸―決して豊満とはい言えないが、それでも大きいほうだろう―を
掴み、こねくりまわす。
「あっ」
初めて彼女の唇から甘ったるい、聴く者を興奮させる声で悶えた。
「な、何をするのだ」
明らかに焦っているのが聴いてとれた。
俺は彼女の抗議を聞き流し、頭を撫でながら愛撫を続けた。
3396::2005/06/23(木) 01:55:57 ID:yvMBwAeU
「やめろ馬鹿者!うっ…や、めろと言っておろうが…」
―………
彼女は嫌々と、顔を横に振るがそれがまた官能的に凄くそそられた。
ゆっくりと、俺は胸から手を離す。
「ふぅ、やっとやめ…!」
俺は話した手で、彼女の濡れそぼった股の秘境に重ねる。
そして彼女の中に滑りこませる。
「ふあっ」
彼女は耐えられないのか、両手で俺の肩を痛いほど掴みながら、腰を落とした。
俺もそのまま腰を落とし、彼女を片手で床―と言っても言いかこの空間は解らないのだが―に寝かす。
―痛いかもしれない
ただ俺はそう言って機械的に動かしていた右手の動きを止め、彼女にそっと覆いかぶさる。
彼女の嫌らしく濡れそぼっている股に、俺のモノを押し当てる。
彼女は顔を横背け、俺の眼を見ないようにしている。
「はやくせぬか…」
恥じらいながらポツりと彼女が言った。
俺はそれを聴いて、一気に押し込んだ。
3407::2005/06/23(木) 01:58:54 ID:yvMBwAeU
「うっ…」
息があがりきっている。
下腹部が何か温かいものに触れた。
恐らく膜が破れたために出血したのだろう。
結構な量が流れている。
―大丈夫か
「わ、我を何だと思っている。竜ぞ…と言っても前の話だがな」
彼女は苦笑しながら苦しそうに答えた。
俺はそっと彼女の頬を撫でる。
それを彼女は無言で受け入れ、目を閉じた。
暫くの間、そうしてから俺は腰をゆっくりと動かし始めた。
彼女の口からは絶え間なく喘ぎ声をあげている。
「かイム…」
彼女のただでさえきつい秘部がさらにきつくしまる。
―っ…
俺は彼女の中にずべてを吐き出す。
ブビュッと淫靡な音を立てて収まったソレを抜き、俺は彼女の股間から腰を離し、横たわる。
「我等はこれからずっとここで自堕落な事ばかりするのだな…」
―…かもしれない
俺は急激に重たくなる瞼に逆らわずにゆっくりと閉じた。
341予告:2005/06/23(木) 02:10:52 ID:yvMBwAeU
――ノウェきみにあえてよかった
白い球体が爆ぜる。

――マナァァァァァァ!!
青年の痛々しいほどの悲鳴が響き渡る。

――神を欺きおった…
黒き竜はただそれっきり黙り込んでしまう。



無事(?)にアンヘルXカイムを書き終えることが出来ました(大げさ
次はDOD2を舞台にした、俺が気に入ったストーリー部をSS化するかも

一応、終わった後直ぐに書き始めているので、来週には上げることが
出来るかも。出来れば、コークの炭酸抜きを飲んだときのような顔をして
待っていて貰えればなぁ、と思う
とりあえず、
_且~~{おつかれさまです
342名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 07:53:28 ID:LxWHzS1J
乙乙激しく乙!!!
アンヘルタソ良杉エロ杉。すべてカイムのせいなんだな。いや、愛の力か(*´Д`)ハァハァ

>>277
ヤハハンチに期待DOD。ワクワクテカテカが止まりませんよぅ、うへへへ
343名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 09:29:17 ID:ioMwH41+
うp時に>>XXXで前回うpったレス番指定するか
タイトルを名前欄に入れてもらうともっと見やすいかと
344名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 12:32:57 ID:1TZZtp1d
神達gj!!
345名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 14:21:01 ID:KldWYtSX
イイヨ!イイヨ!
346名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 15:07:59 ID:HejLsvVn
ザンポ期待sage
347名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 15:26:20 ID:VXyXt93S
まだそこまで見てないんだが
エリスの「私は女に…」のくだりは初潮と同時にジスモアに手篭めにされてツライ気持ちをノウェに
打ち明けたい、わかって欲しい、あわよくば口直しに一発、でも弱気なセリフは吐きたくないという
エリスのツンデレ汁の結晶に違いない、ってことで今からハァハァしてる。
348302:2005/06/23(木) 15:33:10 ID:zM1hlh70
>>347
ん?
それもらい(´∀`)
349名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 16:49:48 ID:PzoQpoOM
「膜」というものは存在しない。ひだ部の周囲に粘膜が覆ってるわけじゃない
破るとかいう表現は…(・A・)イクナイ!!
3501/11:2005/06/23(木) 18:43:49 ID:EXqtS1Vs

ノウェ
 「待ってくれレグナ!」

世界の果てに位置する廃城の上空。
燃え盛る爆炎を尾に纏い怒り狂う真紅の竜に、
蒼き竜の放った多数の光弾が瞬時にして突き刺さった。
夥しいほどの血を撒き散らし、廃城へと落下する紅竜。
蒼竜はすぐさま追撃に移ろうとするが、
それを駆る竜騎士が突如として叫びを上げた。

レグナ
 「小僧!何故攻撃の手を休める!?次の一手で奴に止めを刺せたのだぞ!」

ノウェ
 「今、あの紅き竜から"声"が聞こえたんだ。カイム…って」

レグナ
 「今更下らぬ感傷に身を委ねるな!一刻も早く追うぞ!」

廃城の中庭へと落下する紅竜目掛け、レグナは急加速した。
弱々しく羽ばたき、地面と接触する衝撃を和らげようとする紅竜。
しかし抵抗も虚しく、中庭には轟音と共に土煙が巻き起こる。
それを確認しゆっくりと中庭に降り立つレグナ。
そこには瀕死の重傷を負い、必死に何かを求める紅竜の姿があった。
3512/11:2005/06/23(木) 18:44:57 ID:EXqtS1Vs

ノウェ
 「まだ…生きてる」

レグナ
 「よいか小僧、竜の生命力は凄まじい。
  この程度の傷では死に至らないかもしれぬ。
  …止めを刺すのだ。」

ノウェ
 「俺には…俺には出来ないよ、レグナ…」

レグナ
 「お前は自分が成すべきことを理解しておらんようだな。
  …む?何者かが近づいてくるぞ」

ノウェ
 「あれは…カイム!?」

そこに立っていたのは、大剣を手にした隻眼の男、カイムだった。
18年前、世界を救った英雄であり、同時にノウェの義父を殺害した犯人…
本来なら、この瞬間にも剣を抜いて斬りかかっているはずである。
だが不思議とノウェには仇討ちの感情が沸かなかった。
むしろ旧友に再会したかのような妙な気分に襲われ、
気付いた時には、紅竜に向かい歩を進めるカイムに道を譲っていた。
3523/11:2005/06/23(木) 18:45:29 ID:EXqtS1Vs

レグナ
 「小僧、気でも狂ったか?」

ノウェ
 「…18年前に世界を救った英雄、カイム。
  彼がアンヘルを開放するためにあの襲撃事件を起こしたというのなら、
  非は封印騎士団にあったんじゃないのか?
  今の俺には、彼らが犠牲者に見えて仕方がないんだ…」

レグナ
 「…お前がそう思うのならば好きにするがよい。もう止めはせん」

ノウェ
 「ありがとう、レグナ。
  …よし、俺達はマナを連れてここから離れよう。」

レグナ
 「だが、もし再びアンヘルが暴走しおったらどうするつもりだ?」

ノウェ
 「その時は俺が…俺が倒すよ」

レグナ
 「…ふん。さっさと背に乗れ小僧」

蒼竜は颯爽と飛び立ち、廃城には赤き竜と隻眼の男だけが残された。
3534/11:2005/06/23(木) 18:46:35 ID:EXqtS1Vs

18年に渡る別離の末、ついに果たされた再会。
だがアンヘルは全身に深い傷を負い、
何時息絶えても不思議ではない状況だった。

アンヘル
 「カ…イム…カ…イ…む…」

それでも紅竜は、愛しき者の名を呼び続ける。
もはやその目からは視力すら失われかけていた。
それを気付いたカイムは静かに顔を近づけ、頬を摺り寄せる。

アンヘル
 「ああ…カイム…
  そなたの顔が…見える。
  暗闇の中、幾度その名を呼んだことか。
  我は…お主との再会をあれほど待ちわびておったのに…」

カイムはアンヘルの首に抱きつき、やさしくさすった。
傷口から流れ出した血は、カイムの黒装束を赤く染め上げてゆく。
3545/11:2005/06/23(木) 18:47:08 ID:EXqtS1Vs

アンヘル
 「無様な姿であろう?
  …お主にあれほど名を呼ばれたというのに、
  我はそれに気付くことすら出来ず、多くの人間を敵に回してしまった。
  その結果がこれよ。なんと愚かな事か…」

カイムはただ首を横に振り、やさしく微笑みかけた。
そのままアンヘルの傷口に舌を伸ばし、傷口を舐め始める。
…我のせいで、この男は世界を敵に回した。
我が至らなかったせいで…我が気付けなかったせいで…
アンヘルは涙を流しながら、唸るように囁く。

アンヘル
 「もうよい…もうよいのだカイム
  我はもう…助からん…
  もうお主と共に進むことはできぬのだ…
  こんな馬鹿者を…どうか許してくれ…」

辺り一面に響く竜の泣き声。
竜が泣くなど、本来は絶対にありえないこと。
しかしアンヘルの想いはその"絶対"すら打ち破った。
3556/11:2005/06/23(木) 18:48:30 ID:EXqtS1Vs

アンヘルの涙がカイムの頬に流れ落ち、二人の涙が混ざり合う。
と、その瞬間である。

カイムの体は突如光に覆われ、みるみるうちに姿を変えていった。
その背からは翼が生え、頭からは角が突き出し、
全身は鱗に覆われ、足の付け根から尾が伸びだしたのだ。
…気付くと、カイムは巨大なドラゴンへと姿を変えていた。
それはまさに奇跡であった。

アンヘル
 「なんということだ…
  大馬鹿者の我らに、竜族は情けを掛けるというのか…」

二人の間にあった"種族"と言う名の望まぬ壁は消え去った。
突然の状況にも関わらず、二人には戸惑いなど無い。
もう、互いを自然に愛するだけなのだから。

カイムはそっと翼でアンヘルを抱き寄せ、
アンヘルもそれに答えるように、カイムを翼で包む。
二人はそのまま互いの頭を近づけ、ゆっくりと長い舌を絡ませた。
地獄より辛い旅路の果てに訪れた、甘い一時。
18年振りに感じる、苦痛以外の感覚。
3567/11:2005/06/23(木) 18:49:23 ID:EXqtS1Vs

アンヘル
 「ふうっ…」

カイムは長い口付けの末、
アンヘルを優しく仰向けに寝かせた。
竜になったカイムの顔を恍惚とした表情で見つめ、
翼でその全身を包み込むアンヘル。

カイムは首を曲げ、長い舌をアンヘルの体に這わせ始めた。
あまりにも長い間苦痛を感じ続けた体は、
少しの快楽にも反応してしまう。

そのまま傷口の血を綺麗に舐め取り、
頭を下腹部へと近づけてゆくカイム。
アンヘルはその度に体を反らせ、
舌の動きと共に全身をびくんびくんと躍動させる。

アンヘル
 「カ…いむ…っ…」

その様子を伺いつつ、カイムは静かにアンヘルの秘所へと舌を埋めた。
初めての感覚に、羽をばたつかせて喘ぐアンヘル。
3578/11:2005/06/23(木) 18:51:30 ID:EXqtS1Vs

アンヘル
 「頭が…おかしくなりそうだ…」

ドラゴン特有の長い舌は、余す事無くなく奥をかき回す。
アンヘルの器官からは喜びの蜜があふれ出し、
周囲には粘液の混ざり合う卑猥な音が響き始めた。

アンヘル
 「今度は…我の番ぞ」

アンヘルはカイムを翼で押し離し、
竜となったカイムの脚の付け根へと顔を伸ばした。
長い舌を這わせ、やわらかい下腹部を舐め上げてゆく。
次第にカイムのそこからは雄の器官が顔を出し、大きさを増し始めた。
それを舌で包み込み上下にしごき上げるアンヘル。
強烈な快楽に思わず腰が砕け、カイムは膝を地に落としてしまう。
だがアンヘルは動きを止めず、一層激しくカイムを責め続けた。
3589/11:2005/06/23(木) 18:51:57 ID:EXqtS1Vs

アンヘル
  「もう…我慢する必要など無いのだぞ、カイム」

その一言で気を緩めたカイムは、アンヘルの口内に全てを放った。
大量の精は真紅の体を白く染め上げ、収まりきらない分は後方に飛び散る。
あまりの勢いに噎せ、咳き込むアンヘル。
カイムはその様子を心配そうに見つめたが、アンヘルは顔を上げ首を横に振った。

二人は互いを舐めあい、その体を清めた。
アンヘルは静かに体を倒し、仰向けになってカイムに囁く。

アンヘル
  「さあカイム…我をその胸に…」

カイムはゆっくりと頷くと、一向に萎えないそれをアンヘルにあてがった。
アンヘルは翼で優しくカイムを抱き寄せ、舌を絡ませる。
互いの体が重なったことを確認すると、ゆっくりと腰を沈めるカイム。
その逸物のあまりの大きさに、アンヘルは耐え切れず嬌声を上げる。

アンヘル
  「あ…ぐっ…」

まるで硝子細工でも扱うかのように接するカイム。
徐々にその器官はアンヘルの中へと姿を消してゆく。
アンヘルは息を荒げ、口の端からは涎を垂らして快楽に身を委ねる。
35910/11:2005/06/23(木) 18:54:02 ID:EXqtS1Vs

アンヘル
  「ああ…我の中にお主が…
   もう二度と離さぬ…二度と…」

涙を流し、カイムの体を翼で抱きしめ続けるアンヘル。
カイムはアンヘルの鼻先を翼で撫でると、
静かに腰を動かし、抽送を始めた。
アンヘルはその動きに合わせるように、愛くるしい喘ぎ声を上げる。
周囲にはぐちゃぐちゃと淫らな音が響き渡り、互いの興奮を高めてゆく。
カイムが腰を打ちつける速度は次第に早まり、
互いの体が接する度、二人の間から流れ落ちる液がその体を汚す。

アンヘル
  「さぁ…カいっ…ム…共に…んっ…」

カイムはアンヘルの顔をぺろぺろと舐めながら、抽送の速度を一層早める。
互いの快感は絶頂に達しようとしていた。

アンヘル
  「ぐっ…あああっ!」

一瞬アンヘルの下腹部が膨らみ、その秘所から勢いよく白濁液が飛び散った。
あまりの量に、互いの体はおろか地面をも白く染めてゆく。
カイムの律動に合わせ、アンヘルもびくんびくんと体を反らせる。
射精が収まりカイムが逸物を引き抜くと、
どちらのものともつかない大量の液体が溢れ出した。
36011/11:2005/06/23(木) 18:54:44 ID:EXqtS1Vs

共に翼で抱き合い、舌を絡ませて余韻に浸る二人。
…その時である。カイムは独眼を大きく広げ、アンヘルの体を揺すった。
様子がおかしいのだ。

アンヘル
  「カ…イ……ム…」

今までその意識を繋ぎとめていた糸が切れたかのように、
アンヘルの目からは色が失われてゆく。
カイムは泣きながらアンヘルを抱きしめるが、次第に瞳孔が開き始めた。

生きるため、命を契った二人。
契約者にとって相棒の死は自分の死を意味する。
…だがそれでも構わなかった。
別離の苦痛を味わい、人間の利権のための苦痛を肩代わりするくらいならば…

アンヘルの首から力が抜け、その体は炎に包まれていった。
カイムは微笑みながら、アンヘルを強く抱きしめる。
次第に炎はカイムへと燃え移り、女神の城は悲しみの炎に照らされる。


      「さあ…行こう…共に…」


二人の体は砂塵の如き灰となり、澄み渡る青空へと上っていった。
それは決して終わりではなく、夢に見た園への旅路…
361名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 18:59:18 ID:EXqtS1Vs
というわけで擬竜化カイムで書いてみた。
書いてるときにこの二人の最期を思い出してしまい、涙で画面が…

さて、DOD2の3週目でもやってきます。
362名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 19:03:28 ID:BQaTsHJ4
>>350-360禿しくグッジョブだけど。゚(゚´Д`゚)゜。ウァァァン
ほんの一時でも、幸せな気持ちになれてよかったねアンヘルたん・・・
363名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 20:26:31 ID:8d2AoE+N
>>362
神GJ!
マジで泣いちゃったよ 。・゚・(ノД`)・゚・。
エロパロ読みながら泣いたのは初めてだよオガーザーン!
364名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 21:59:34 ID:1/JxwsTy
一目で惹かれた。
その整い過ぎた容姿。
それに酔う周囲を当然のものと認識する、幼いながらに女としての歪みを備え始めている心。
遥か上の水面に浮かぶ船底から、愉しげな談笑の声と、時折姦しい笑い声が水を震わせ伝わってくる。
暗い笑いが漏れた。

契約はあっさりと成立した。
まあ、あのような子供に、次第に息が奪われていく苦痛と恐怖の中で
契約の意味する所を考えろというのも酷な話だっただろうが。
ともあれ望みのものは我が手の内に堕ちた。
ああ、一緒にいた連中は全て食らってやったよ。
助ける理由も無かったが、何より友人としてでも肉親としてでも
彼女の心の一角を占めているのが不愉快だったからな。ふふ、我ながらどうかしている。

代償が魅力だと判った時は、そうなるだろうと確信してはいたものの愉快で堪らなかった。
これでもう、彼女に近づこうとする人間など金輪際現れはしないだろう。
彼女本来の姿を、輝きを、歪みを、今後も見続けられるのは私だけなのだ。


ケルピー【Kelpie】
馬の姿をした妖精。水中に潜み、女性や子供を水に引きずり込み食らう。
渦を作り出す、水かさを増す等して、安全な場所にいる人間を溺れさせる事もある。

***
喋ってくんないから口調捏造した('A`)
365名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 22:03:16 ID:agKXQ897
>>364
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!
366名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 22:30:30 ID:1/JxwsTy
どうもどうも、ハンチですよぅ。
・・・そう嫌そうな顔しないで下さいよぅ。不快なのは私のせいじゃないんですから。

これでも今以上に嫌われないように、気を使ってるんですけどねぇ。
何度だって相手の都合を確認しますし、本当に私の案に賛成なのか、
反対だったらすぐ言って欲しいとも必ず伝えてますし、ああそもそも
私と一緒に動かなきゃいけないのが嫌じゃないかとまで聞いてるんですけどねぇ。
気を使う人間が嫌われるって良く分からないんですけれども、
なんでか私の場合は嫌われちゃうんですよねぇ。悲しいですよぅ。
367名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 22:30:50 ID:1/JxwsTy
でもでも、全く誰にも相手にされてない訳じゃないんですよぅ。
一人だけいるんです。一人というか一匹ですかねぇ。馬です。私の馬。
普段は相棒として一緒にお仕事頑張っちゃったりしてますけど、たまに男に変身して
寝屋に潜り込んでくるんですよねぇ。
馬が子を作るのは春先だけだと思ってたんですけど、妖精となると特別なんでしょうねぇ。

どうもあいつは私の本当の姿、契約前の姿が見えているみたいですねぇ。
私にも見えない物が見えてるって不思議な感じですし、腹も立ちますけど
だからって突っ撥ねたら、私本当に一人ですしねぇ。

というかですねぇ、最近いろいろ考えてみたんですが
契約した時の状況とか、その後のあいつの態度とか、こうなってしまったの
あいつのせいじゃないのかって気がしてならないんですよねぇ。
次の機会にでも聞いてみようと思ってます。あいつも私に跨ってる時だけは
妙に口が軽かったりしますからねぇ。
そういえば普通馬は跨るものなのに私は跨られてるんですねぇ。・・・あ、面白かったですか?


ケルピー【Kelpie】
時として人の姿で人間を襲う。その際は恐ろしい怪力を備えた不恰好な男、
もしくは水草や貝殻、石などで髪を飾った若い男の姿をとる。

***
ハンチさんは難しいですね。
368名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 22:41:41 ID:DS0SNzkb
上手いなぁ。こんな感じでしゃべるよね、ハンチ。

個人的には他の面子も見てみたいが、ヤハとか普通に板違いになるな。
369名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 23:02:59 ID:yx1Ftj3X
ハンチ!ハンチ!
370名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 23:22:05 ID:G3xL8hjS
>>366
普通に文章として面白いし、ハンチらしい表現が上手い。
むしろこれでポリゴン無しイベントやってほしかった
371名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 05:00:18 ID:yA7a3kxn
>368
なんかハゲとも関係あったらしいから、もし書く人が居たらハゲたぶらかすヤハの話キボン
その場合はあの板にスレ立てることになるな
372名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 09:24:03 ID:70o8hY8L
>>371
あの板はスレ乱立を嫌うのでビデオ棚に投下することになりますが、何か?
373名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 09:36:18 ID:1s2IShE1
もうここでいいんじゃね?
374名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 10:09:58 ID:gm6hsa0k
ここでいいよ。スレ探して見に行くのマンドクセ('A`)
名前欄に「注意!男×男です」とでも書いておけばいいんでね?
ってか、むかし数字板にもスレあった気がしたが落ちてんの?
375名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 10:33:07 ID:aEGYJPvI
つか別に364はヤハ書くとは言ってないし、急いで結論出す必要もないような。

まぁこれから先書きたい人も出てくるかもしれないから、先に決めといた方が
後でごたごたなくていいかもしれないけど。
376名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 11:56:56 ID:USV8kMzM
>374
数字板のスレはだいぶ前に落ちたよ
377名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 12:25:54 ID:lHbekdp6
801直貼りはやめてくれよ
うpしる
378名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 12:52:07 ID:xk32iCDY
うpってどこにうpるんだよ
タイトルと各レス番の書き出し部分に注意書きがあればスルーできるだろ
女の職人がいなくなったらどうすんだよ
ただでさえ回転の遅いスレなのに
379名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 13:39:33 ID:USV8kMzM
>25とか>32のとことか今までの職人さんがうぷってたとこでいいんじゃなかろうか
380名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 13:48:19 ID:lEXOdwLR
どうせ変態だらけが売り物のゲームだしスレ分けても廃れて寂しいし
なんでもありでええやんとわたくしは思います。めんどくせえし。
好みが分かれそうな物は最初に但し書きを入れたらそれでいいんじゃないかね。


百合の葉とデボルポポルと没落王家と背理の鎌の若い母親ハァハァ
381名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 14:22:30 ID:RXuumKzJ
勝手に男同士のカップリング作るのはさすがに板違いだと思うが
公式で同性に告白してたり少年に欲情してるのは断りがあれば
別にいいんじゃないかと思う。
そのキャラを書くのに必要不可欠な要素なら仕方ない。
382名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 14:53:30 ID:emUGIwJm
とりあえず両性具有の擬人化アンヘルたんの話は
貼ってもいいものかと問いたい。
383名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 15:11:15 ID:I5G0FRPm
あとアレだ、ノウェふたなり説。
384名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 15:12:30 ID:CZhr8enh
貼ってください(*´д`*)ハァハァ
385名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 17:30:05 ID:QYnnuHiJ
両性具有も擬人化もノウェふたなり説もどんとこい(*´д`*)

ただ、苦手な人もいるかもしれないので但し書きをお願いしたい。
同じDOD萌え同士、うまく共存していこうぜ。
386名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 19:18:30 ID:3G0giMBM
素の状態のカイムとアンヘルを絡ませようと思うのだが、
サイズの問題をどう克服しようか非常に悩む…
387名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 19:42:04 ID:AHZBOQ+6
愛で克服
388名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 22:10:01 ID:vO6CbHV3
とりあえず男×男のばあいはタイトルにその旨明記。
かつ前書きにも重ねてはっきり注意書き。
そして専ブラ使いは「男×男」をNG登録。
これでいいんじゃマイカ。
専ブラ使ってない奴はこれを機会に導入しる。鯖にも優しいし。
389名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 01:56:47 ID:M6TrcSkM
このスレリロードするたびに>>3が目について笑っちまう
マナ様!マナ様!
390名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 03:55:09 ID:HRVlO2bc
DODの同人誌ほしい
391303:2005/06/25(土) 04:08:25 ID:/ewG1ZeZ
ネタバレのネの字もないSS
野上xオリキャラ
みたいなので
もしよければ見てください
3921/7:2005/06/25(土) 04:10:14 ID:/ewG1ZeZ
草原に清々しい風が満ちていた。
上空に広がる青色は雲ひとつない。
蒼穹だ。
この青空の下にいると、世界が滅ぶ寸前だったなどとは思えなかった。
もの思いに耽っていると、甘い匂いがふと鼻についた。
「…いい匂いだ。どこからだろう」
青年は寝ていたからだを起こし、スッと立ち上がった。
背中に付いた草を手で払いのける。
彼は甘い匂いをたどって見る事にした。
4分程歩いたところで一旦足を止めた。
匂いが一際強く感じられたからだ。
そしてそれと同時に、歌声が聞えてきた。
とても美しい、心に響く声だった。
「人?こんなところに誰かいるのか」
彼はかすかな疑問を口にし、また歩き始める。
また少し進むと彼の行く手を木々が拒んでいる。
しかしそれを気に止めるでもなく、彼は木々の間を通り過ぎた。
3932/7:2005/06/25(土) 04:11:01 ID:/ewG1ZeZ
一瞬昏倒しそうなほどの匂いに包まれる。
歌声が不意にやんだ。
「どなた?」
声のした方を振り返り、その光景に息を呑んだ。
一面に咲き誇る優雅な白い花の花びらが風に乗って舞っているのだ。
そして白い花々が咲き誇る中心に恐らく歌声の持ち主であろう女性がいた。
彼女もまた、花と同じように、見る者を窒息死させる艶美さを持っていた。
さらに風に乗った花びらが彼女の周りだけを飛んでいるのだ。
「俺はノウェ…」
彼女は青年、ノウェを見つめて訝しげな顔をして言った。
「なぜここにきたの」
「甘い匂いがしたからそれを辿ってここまで」
ノウェは彼女が匂い、と言った瞬間に嫌悪感をあらわにした。
しかし次の瞬間には何事もなかったかのように笑顔をたたえ、言った。
「一緒に散歩しませんか?」
彼女の屈託のない笑顔に釣られて、ノウェはつい頷いていた。
3943/7:2005/06/25(土) 04:12:03 ID:/ewG1ZeZ
しばらくの間歩き回りながら話をした。
彼女の名前はルナ。
両親は昔、病気で他界したそうだ。
草原の風がノウェの髪を優しく撫でる。
風が微かに雨の匂いを帯びている。
「雨が降るかもしれない」
「そうですか…」
彼女が少し悲しそうに言ったときだった。
「ノウェさん、後ろ!」
「ん?」
後ろから見た事のない魔物に襲われた。
脇腹の辺りがズキズキと痛む。
爪か何かででも付きたてられたのかもしれない。
しかもノウェを襲った魔物はそのまま彼女を襲うため、俺を蹴倒して行った。
魔物に掴まれた彼女が悲痛な叫び声をあげる。
急いで立ち上がろうとしたが、出来なかった。
体が痺れていた。
3954/7:2005/06/25(土) 04:13:22 ID:/ewG1ZeZ
「っ…」
ただの気晴らしだったので気を抜きすぎていた。
持ってきていたのは短剣一本だけだったが、それも不意打ちを喰らったときに腰から抜け落ち
今は彼女の足元に転がっている。
「レ…な」
レグナを呼ぼうとしたが、痺れているせいか発音することが出来なくなっていた。
さっきまであんなに気持ち良かった風が今は肌寒く感じる。
彼女は腕を掴んでいる魔物に必死の抵抗をみせるが、まったく効果がない。
「いたい、いたい、いたい」
彼女はわめきちらしていた。
そんな中魔物は彼女が着ている服を破り捨てていく。
彼女が布一つまとわぬ姿になると魔物は自分のそそり立ったトウモロコシの様な
男根を彼女の未熟な毛も生えていない割れ目に遠慮なく押し込んだ。
耳を塞ぎたくなるような悲鳴をノウェは耳にした。
しかし全身動かない。
彼女の割れ目から流れ出た血が太ももをつたって流れ落ちて行った。
ただ彼女が純潔だったためか、それとも男根の性で裂けたのかは解らなかった。
3965/7:2005/06/25(土) 04:19:12 ID:/ewG1ZeZ
そして次第に淫靡な音が聞えてきた。
肉と肉がぶつかる音。
彼女から溢れてくる液と魔物の男根が膣内で擦れ逢って立てるいやらしい音。
「きかないで、きかないでぇ」
といって彼女は嗚咽を洩らしていた。
魔物は腰の速度を速める。
「いや、やめて、ださないでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」
悲鳴は広大な高原に響き渡った。
無常にも鳥が啼いただけであたりにはまた静寂が戻る。
魔物は醜い男根から白い液を彼女の中に注ぎこむと、満足したのか森の中に消えて行った。
3976/7:2005/06/25(土) 04:24:16 ID:/ewG1ZeZ
そして雨が降り始めた。
激しい雨だった。
残された無力だった青年と、汚された少女。
彼女の眼は虚ろだった。
不気味なほど無感動な眼でじっとノウェを見つめていた。
そして彼女はポツりと言った。
「私の――様。わた―――れ―――た。もう――待―――た。さようなら」
さようなら。
確かにそういった。
他の言葉は激しい雨に掻き消された聞えなかったが最後のせりふだけは
聞き逃さなかった。
「ま…って、くれ」
彼女は足元に落ちている短剣を拾い上げる。
そしてそっとノウェに歩み寄り、短い口付けをした。
その後彼女は短剣を逆手にし、両手で握りしめのど下に押し付けた。
ズブ。
肉を貫通するいやな音が聞えた後、彼女の体が後ろに傾いていく。
彼女の赤い血ががノウェの顔にビシャリと降りかかる。
3987/7:2005/06/25(土) 04:26:05 ID:/ewG1ZeZ
ノウェはその直後に意識を失ってしまい、次に眼が覚めたのは封印騎士団のエリスの部屋だった。
傷口には包帯が巻かれ、その包帯に少し血がにじんでいた。
後になってエリスから詳しい話をきいた。

ノウェの帰りがあまりにも遅かったので探しにいったら、小さな森を抜けたところで
女性の死体の近くで気を失っていたらしい。


これはもっと後になって知ったことなのだが、
あの森の中に20年も昔から王子様を待つ何年たっても衰えることのない美貌を持った女性が
居たという話を聴いた。
そしてその女性は契約者であったらしい、ということも。
契約の代償に女性は匂いがわからなくなっていたのだという。
彼女はノウェを王子様だと信じおそらく最後まで助けてくれると信じていたのだろう。
そして自分が魔物を殺す、醜い部分をみられたくなかったのだろう。
今、あの森にはひっそりと小さなお墓が立てたられている。
白い花々の中心に…
399303:2005/06/25(土) 05:49:45 ID:/ewG1ZeZ
なんだか、最後がダメだったなorz
400名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 13:00:25 ID:P+UubTpq
外伝っぽいね。乙ーー
401名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 13:04:48 ID:Iz+TahS1
WSっぽくて好きだ
GJ!
402名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 13:12:31 ID:PMAtZXbl
一カ所ノウェが俺になってる、と細かい所を突っ込んでみるテスツ。
魔物との絡みをもうちょい濃厚に書いて欲しかった。
何はともあれ乙
403名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 22:14:39 ID:DVXynvAh
マナたんモノはまだでつか…
404名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 22:20:26 ID:Ye6x9hfC
>>403
つ[ 自給自足 ]
405名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 23:42:05 ID:HRVlO2bc
今夜も神は光臨するだろうか?
サイト巡りしながら神をワクテカ

もしこのスレいっぱいになったら
SS補完サイト作りたいね
406名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 00:03:39 ID:KDjIMlsI
まとめサイトって何スレ目くらいから作るもんなんだろう?
職人にはなれないから管理くらいは貢献したいんだが
まぁ、何にせよまだ早いな
407277:2005/06/26(日) 02:14:55 ID:5dTa7kyY
一応完成。
ヤハ×ハンチで、かなりソフトです。では、ビクビクしながら投下しまつ。
408277:2005/06/26(日) 02:15:54 ID:5dTa7kyY
時は、天覧試合の数日前。
各直轄区から呼び戻された連隊長が、ちょうど退屈な時期を過ごしていた。
明命の連隊長は行方を眩ましており、この騎士団の牙城にいるのは、三人…厳密に言えば、四人の守護者だ。

ヤハに用意された部屋の前には、飢えた野獣のような女性騎士達、
それと何故か妙にガタイの良い男性騎士が常に血走った目をして張り付いていた。
もっとも、それを知らぬヤハは、食堂で一人ティータイムを楽しんでいるのだが。


「ふぅー……」
ティーカップを音を立てずに受け皿に乗せ、ヤハが大きなため息をつく。
ステンドグラスから差し込む光が彼を照らし、その美貌はむしろ神々しくすら映った。
数日前に戻ってきてから、彼は一度たりとも部屋には戻らなかった。
ノームに掘らせた地下室で眠り、そしてノームに警護させることすら怠らない。
そうでもしなければ、寝てる間に…などということにもなりかねないのだ。
美しすぎることも試練なのか、そう考えていつもの妖しい笑みを浮かべる麗人の姿は、
事情を何も知らぬ者にはよほど美しく見えただろう。
ふと、彼の目が食堂の片隅…本当に、文字通りの片隅にいる蒼い衣の女性を捉えた。

食堂の片隅で読書に耽る彼女の姿は、とても「神水」連隊長とは思えないだろう。
着衣が濡れて肌に張り付き、小柄だが豊かな体のラインを際立たせる。
遠目から見ればかなりの美人だが、彼女を知る者の多くは、彼女を避けて通る。
それが、「契約」の代償なのだから。

紅茶を飲み干したヤハが、何気なく彼女を見つめていた。
さっきから見ていれば、異性同性問わず惹きつけるヤハからも、彼女が美しいのが分かった。
しかし、その性根は、卑屈で…誰かを妬む事で自我を保つ、悲しい女性でもあるのだ。

話しかけるべきか、話しかけない方がよいか…。
話しかけても、まっとうな会話が成立するとは思えない。
それ以上に気になるのが、何故この自分がこれほど彼女を気にかけているのか。
409277:2005/06/26(日) 02:17:19 ID:5dTa7kyY
沈思黙考しているヤハを尻目に、ハンチが席を立つ。
スカートの裾から垂れる水滴が、彼女の足跡代わりになった。
こういう怪談があった、というような何気ない事を考えつつ、ヤハの目は彼女を捉え続けている。
扉をくぐって彼女が見えなくなるまでの間、一瞬たりとも視線を逸らさなかった。

数分後、ヤハも食堂を出て、何とは無しに散策していた。
この建物は広い。それ故に、時折面白いものが見られるのである。
人気の無い通路で男性騎士が女性騎士を口説いていたり、
陰で連隊長…主にハンチの悪口を言っている騎士がいたり。
しかし、今日のヒットはそういったものではなかった。

ティータイムの後の優雅な午後が、某「気炎」連隊長の声で見事に崩壊した。
中庭でキィキィと怒鳴り散らしている甲高い声があったら、それだ。
今日は、目の前で城下町の飲食店について話していた若い騎士二人が被害者のようだ。

「ザ、ザンポ連隊長…申し訳ありませんでした。配慮が足りませんで…」
本当に申し訳無さそうに、騎士の一人が弁明する。
実際、彼らに落ち度は全く無いものの、ザンポの前でその話をしたのがまずかった。
味覚を奪われ、何を食っても味がしないザンポからすれば、拷問にも等しい行為である。
「配慮が足りない、じゃないんだよっ!いいか?次に僕の前で食べ物の話をしたら、舌を引き抜いてやるからなっ!」
脅迫じみたその言葉を受け取り、肝をつぶした騎士達が逃げるようにその場を立ち去る。
その一連の光景を、ヤハは別に何の感情も示さず見物していた。
先ほどまでのザンポの暴君ぶりを見ていると、何故ハンチ以上に嫌われないかが不思議である。
実は、イフリートとの契約に味覚どころか、プライドまで失ったのでは無いかとも思える。

410277:2005/06/26(日) 02:17:51 ID:5dTa7kyY
そういう事を考えて、ヤハが苦笑しつつもザンポに問いかける。
「ザンポ殿…、今日はまた、随分と激しいですね」
「うるせー!僕の前で食い物の話するほうが悪いんだ!僕のせいじゃない!」
連隊長というポストについてなお、この物言いは微塵も変わっていない。
もっとも、その幼さとのギャップに惹かれるという物好きな女性もいたらしいが。
しかし、その女性もうっかり食べ物の話をしてしまい、殺されたとか、今も拷問部屋で生きているとか、
憶測が憶測を呼ぶ状況と相成っているのだが。
「それはそうと、ハンチ殿を見かけませんでしたか?何やら足早に立ち去られたのですが」
そこまで言って、はっと口に手を当てる。
何故、自分が彼女の事を尋ねてしまったのだろうか。
幸いにも、ヤハの葛藤には気付かず、ザンポが普通に答えた。
「あのムカつく女ならさっきそこを通ったよ。で、この本を落としていった。中身は知らないよ」
「…内容を検めなかったのですか?」
「うるさいな!字が読めなかったんだよー!!」
「…ああ」

ザンポは、いいとこの出ではあるが…出来はあまりよくない、むしろ、悪いのだ。とことん。
彼が投げつけるように渡してきた本を、ヤハが事も無げに受け取る。
どうやら、短編集らしいが、目次で各話のタイトルを目にした瞬間、一瞬…さしものヤハも、絶句する。
やれ、「禁断の愛…赤き竜と亡国の王子と」だとか、「女性槍騎士調教計画」だとか、
「聖女の淫らな午後」だとか、なんというか、その…官能小説のようである。
これは、文字が読めないザンポに拾われたのが幸いとしか言えない。
「……ザンポ殿…。くれぐれも、この本を拾った事は内密に。いいですね?」
ヤハが、かすかに微笑みを浮かべて言うと、ザンポは思ったよりも素直に服従した。
「わかったよー。でも、あの女に聞かれたら言うからな」
「それは構いませんよ。では」
ザンポに背を見せて歩き去るヤハ。
かすかに、彼の口元には邪悪な笑みが浮かんでいた。
411277:2005/06/26(日) 02:18:30 ID:5dTa7kyY
それから、五時間は過ぎたであろうか。
騎士団員が夕食を終え、一息ついた時間である。
人気の無い廊下を、一人の女性が、何かを探すようにして歩いていた。

「えぇと…たしか、ここを歩いて…それから…あれ、ここにも…ない…」
姿勢を低くして、床を見ながら「何か」の捜索を続けるが、無情にも見つかる気配は無い。
そのまま目線を下に歩いていると、何か柔らかい物とぶつかった。
驚いて顔を上げると、蝋燭の明かりの下、見目麗しい青年が立っていた。
いつもの赤い帽子が無いためすぐには気付かなかったものの、数秒後には同じ連隊長のヤハと解った。
「これはハンチ殿、何をお探しですか?」
「べ、別に…何でもないですよぅ…」
「何でもない、という事はないでしょうに。もしや、卑猥な書籍などを?」
その瞬間、ハンチは喉から心臓が飛び出るほどの衝撃に襲われた。
身を強張らせ、ヤハのいつもと違う雰囲気を警戒するが、時すでに遅し。
無意識のうちに、ハンチは壁際へと後ずさっていた。
「…何ですかぁ?何か、こんな私にご用事でもぉ?役には立てないと思いますよぉ」
「…いえ。ただ…こういうのも、悪くないかと思いましてね」
「え…!?」

ヤハの右手がハンチの細い首を抱え込み、乱暴に上を向かせる。
そのまま、自らの顔を近づけ、覆いかぶさるように唇を奪う。
ハンチにとっては、初めての体験だ。
幼少の頃、父や母にふざけて頬などにキスをしたことがあったが、相手からキスされたのは初めてだ。
彼女が「女」となる頃には、契約によって彼女に近づく者はいなくなっていた。
それは、騎士団に入ってからも同じだった。
なのに、目の前の青年は「女」としての自分に口付けをするという。
412277:2005/06/26(日) 02:19:02 ID:5dTa7kyY
「…ん、ふ…ぅん…!」
そんな事も構わず、ヤハは彼女の口腔に舌を進入させる。
ヤハの舌がハンチの舌と触れ合い、ぬるっとした温かい感触を共有する。
彼女の歯や上唇などをヤハの舌が撫で、失った筈の「快感」を一瞬だが取り戻した気がした。

何分の間、そうしていただろう。
梟の声が聞こえたと同時に、ヤハが満足したかのように唇を離す。
その時唾液がつぅっと糸を引き、両者の離れるのを引き止めるかのような錯覚を起こさせる。
「…ふふ。確かに、頂きましたよ。貴女の唇。ごちそうさまでした」
「な、何…するんですかぁ。酷いですよぅ……」
「では、これはお返ししましょう。貴女がこんな物を読んでいるとは、思いませんでしたよ」
そう言って、ヤハが懐から本を取り出して彼女に渡す。
「…あ、これ…は…」
「それでは、続きはまた今度…」
「え?ちょ、待って…」
来たときとは全く逆に、爽やかに立ち去るヤハ。
ハンチが引き止めるものの、その時にはすでに彼は見えなくなっていた。
一人立ち尽くしていたハンチも、数分後、さながら少女のような笑みを浮かべて部屋に戻った。
413277:2005/06/26(日) 02:19:37 ID:5dTa7kyY
それから数日後、天覧試合当日。

大神殿の階段上に、三人の連隊長とエリスが並び、ジスモアとノウェの手合わせを見ていた。
ジスモアの斬撃をすんでの所で避けて、ノウェが回り込んでの攻撃を行う。
だが、それもジスモアに防がれる。
さっきからノウェの手数はジスモアを圧倒しているが、一発たりともジスモアには届かない。

等と盛り上がっている後ろで、連隊長達は不真面目なものだった。
ザンポは腹を撫でながら、今日の食事について考えていた。
味覚は無くとも、食事をしなければならないという理不尽な代償。
いまさらながら、後悔しているであろう。

一方、ハンチはヤハを横目で何度か見ながら、顔を赤らめる。
「あ…あの、ヤハ殿…あの本の…ことですけどぉ…」
「…あれですか。あんな本を持っていたとは、未だに驚きですよ」
「いえ、あれは…その、私の本じゃないんですよぉ……」
「…え?」
「あれは、その…団長が、食堂に忘れていって……」
「……は?」

新事実。その言葉がまさにふさわしかった。
では、昨晩自分がした行為は…?
「そ、その…まぁ、なんと言うか…」
しどろもどろになるヤハに、ハンチが微笑みつつ告げる。

「それで……いつ続き、するんですかぁ?」

  続く?
414277:2005/06/26(日) 02:20:53 ID:5dTa7kyY
これで一応投下は終了っす。
ソフトすぎて顰蹙を買わないかと不安・・・orz
415303:2005/06/26(日) 03:10:23 ID:QCREOwNj
┃_・)_且~~
乙です

うまいですねぇ、ねたみで呪殺が出来そうなほどw

………orz
416名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 03:15:55 ID:Kn89PoLC
いいですね…
しかしなに読んでんだジスモア
417名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 03:19:50 ID:z/7vhn2l
ついにヤハンチキター!
ジスモアうけるw
418名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 03:24:55 ID:r3UG5zjX
「女性槍騎士調教計画」 ジスモア!おまえを許さない!
419名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 03:35:16 ID:e2a/6c6j
ハンチ萌え。まさかハンチに萌えるとはおもわなんだ。カワエエ。
420277:2005/06/26(日) 03:41:44 ID:5dTa7kyY
うお、こんな時間に米が…。

>>415
うまくはないっすよ。ただハンチさんへの愛があるだけでw
次の作品の投下を心待ちにしてまっす。
>>416>>417>>418
ぶっちゃけ、ジスモアはそういう奴だと認識してるwwwww
>>419
また一人、ハンチさんに萌える者が…

いやね、ザンポ×ハンチで書いてたら、ものっそい鬼畜モノになっちまって前後不覚。
しかし、ここのハンチ萌えの方々は紳士だと信じているから、こっちを投下しますた。
421名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 06:01:57 ID:bquzlPSG
ヤハンチキタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
>>277
禿乙GJ!! 続きを切にキボソヌ!!!
女性槍騎士調教計画テラワロスwww
422名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 06:14:05 ID:yrpuoE+r
>>414
乙&GJ!!
キャラの性格が巧い!
ジスモアと字読めないザンポワロタw

続きはハンチ×ヤハっぽい…?
423名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 11:15:39 ID:HZpHMe8W
契約者同士は感情そのものを共有できると言うことは
快感を失ったヤハでもハンチと快感を共有して気持ちよくなれる、という設定を考えた
424名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 11:44:29 ID:zuZIqWGr
>>414
ヤハンチを最初に呟いてみた者ですが
乙、そしてGJ!!
キャラ一人一人の特徴よく掴んでらっしゃって羨ましい…団長何読んでるんだw

ここにいる人達神過ぎて、自分の書いてたヤハンチなんかチラシの裏だ… orz
425名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 12:22:33 ID:UHX492dH
「禁断の愛…赤き竜と亡国の王子と」
もしかしてジスモアもアンヘルたん萌え?w
426名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 12:47:00 ID:vz5NGhb5
ハンチさん可愛いなぁ(*´Д`)ハァハァ
そんな2を買えない悔しさを1をプレイすることで発散していた時に
アリオーシュ×レオナールなシチュをふと思いついたが需要はあるんだろうか。
あるなら頑張ってみようかと思う。
427名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 12:53:43 ID:88PK0sZ7
レオ攻めかよw
428名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 13:39:33 ID:37Q8wEAg
>>426
奇遇だな、俺も1プレイ中だ
蟻レオぜひ頑張ってみてくれ。ヤバイ匂いがプンプンします!
429名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 18:27:33 ID:H2RkbEM0
以前から考えてたネタをエセWS風に書いてみました。
設定はカオスアンヘルエンド後で、ゲームオーバー(カイムが死んだ)場合。
カイムがアンヘルのために世界を犠牲にできるなら、
アンヘルも逆の立場なら同じ事をしたんじゃないかと。
エロなし(すいません)ですが、おつまみにどぞ。
430『赤竜の宝杖』Wepon Story(1/2):2005/06/26(日) 18:28:24 ID:H2RkbEM0
昔、気のふれた竜がいた。
人間であるおのが契約者への愛に心乱れた竜は、
だが、創造主たる神に吹き込まれた本能に突き動かされ、彼を殺した。
そして廃墟の中、血にまみれたその骸をむさぼり喰らった。
「我のものだ、…誰にも渡さぬ…死にも…神に、さえも」
石畳に残る血の最後のひとしずくまで嘗めとって、竜は飛び立つ。
「さあ…おまえがいちばん大好きなことを、しに行こうな…」

仲間たちの先頭に立って、竜は人間どもを殺し尽くす。
だがその耳に響くのは創造主の命令ではなく、愛する男の笑い声。
「ああ…笑っているのか? おまえの笑う声ははじめて聞く…
 心地よい声だ…さあ、もっと殺してやろうな…」
返り血を浴びたその躯はかつてのように赤く赤く染まる。
愛した男がなによりも愛でた、あのあざやかな赤い色。
「もっともっと殺そう。海のすべてが血に染まるほどに殺してやろう。
 おまえの足もとに、世界のあらゆる生き物の死骸を積み上げてやろう。
 そうすれば、おまえは…
 おまえは、──我を赦してくれるか…?」
431『赤竜の宝杖』Wepon Story(2/2):2005/06/26(日) 18:29:35 ID:np5845aW
昔、気のふれた竜がいた。
人間たちが死に絶えたあと、仲間の竜は創造主たる神に従って殺戮をやめた。
だが、気のふれた竜は神の声にさからって仲間たちに襲いかかり、殺しつくした。
今や同族殺しとなった竜は、傷ついた翼で神にさえ戦いを挑もうとする。
神は雷電の一閃で、気のふれた竜を地上に撃ち落とした。
力つきた竜はもはや仲間も失い、神に呪われ、生命すら存在しなくなった地上へ
ただひとり墜ちていった。

荒れ果てた大地に横たわる竜はおのが死を恐れなかった。
恐れたのは愛する男に、もう殺すための命を差し出してやれないこと。
「ああ…そうだ…まだこれがある…これが」
気のふれた竜は自らの胸を食い破り、脈打つ心臓を引きずり出す。
「すまぬな…もうこれ以上は…殺してやれそうにない…」
しだいに暗くなってゆく視界に、そのとき影が動くのを気のふれた竜は見る。
その黄金の眼に驚愕と疑念が、そしてじょじょに理解が広がり、
そして、まじりけのない歓喜が、竜の瞳を最後に燃え上がらせる。
「そうか…この心臓は、もともと、おまえのものであったな…」

神に呪われた大地に、気のふれた竜のなきがらが横たわる。
だがその面差しは至純の幸福に満ち、地上と天上、
どの世界に生きた者にもまして、満ち足りていたという。
432名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 18:37:06 ID:mzreZZeh
>>430-431
いいよいいよ〜こういうの好きだなあ
切ない愛が沁みる・・・
433名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 18:53:19 ID:BA9exCtX
>>430-431
激しくGJ!
ほんとにWSぽいよ、すごいな。
歪んでて、でも一途なアンヘルたんの愛に萌えた。
434名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 19:06:53 ID:bMuvfoQr
神GJ!!
Bエンド後のエピローグとして十分通用しそうなクオリティだ…
435名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 21:53:14 ID:iqf7pE2p
>>427
アリ×レオならオナール兄さんが受けだと思うんだが
436名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 22:03:06 ID:1ql8jaXU
>>430-431
凄いな
437名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 23:03:07 ID:cOSXUsJI
>435
このカプはどう考えても、蟻が最後にオナ兄さんのチンコ食いちぎりそうに思えてしょうがない
438名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 06:28:30 ID:E+Yde3mI
>>437
イタタタtelinkoイタタタ
439名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 06:56:16 ID:iZ1590aR
食いちぎられそうな程の痛みすら快感になるのがオナール兄さん。真性Mだからな。
むしろそれを望むかも。そうだとしてもあまり違和感を感じない。
440名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 08:59:19 ID:6CZsq/Hs
マナ(幼)の性的虐待ssキボン。鬼畜じゃない程度で

もしくは大人マナの普通のエロ、切ない系でキボンヌ
441名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 12:39:59 ID:rc85lTuK
OK
レグナに犯させる
442名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 13:00:40 ID:aU+7yryR
>>440
性的虐待で鬼畜じゃない程度、の意味が分からん。
443名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 13:47:59 ID:K7Kx8Kn7
弄るけど入れたりはしない、とか。
心に傷は負わせるが肉体的な負荷は極力かけない方向じゃないかと。
創作物だと強姦でも感じたりさせるからそこらへん曖昧になるけど。
444名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 14:06:36 ID:UMTFAeIR
>>440
ずっと考えてたネタ(幼マナと大人マナ)で今書いてるんだが
たいしてエロくも面白くも巧くもなくていいなら待っとり。

幼マナとか放浪時代とか妄想膨らむよな。
他にも書いてる人いたら読みたい。切ない系激しくきぼんぬ。
445名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 15:53:38 ID:xH+br6LD
あのー、上の方でも議論されてますけども、
アンヘル(男性タイプ)×カイム投下していいですか…?
かなりぼかして書いてるし、そのものずばりは書いてないんで
漢前なお姉さまアンヘルにいじられるへたれめカイムに
脳内変換できないこともないかな、とは思うんですけど。
なんでアンヘルたんが男タイプなのかの理屈は一応つけてあります(w
ここではやめて、という方が多いようなら
数字板のほうのビデオ棚に持っていってきます。
446名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 16:23:34 ID:rc85lTuK
上のほうにも書いてあったと思いますが、
ご自身で好みが分かれそうだと感じたら最初に但し書きをお願いします。

それさえして頂ければ何の問題も無いかと。
447名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 16:31:39 ID:FSdonqn0
なんていうか昨夜凄い夢を見てしまった・・・
カイアン前提での5つの鍵によるアンヘル強姦。
スレ的にOKだったら本気出して明日明後日あたりまで書き上げて投下したいと思うんだけど、いいっスか・・?
448名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 17:01:37 ID:9F5svfq7
>447
ばっちこーい
449名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 17:15:11 ID:Cw/K+AsG
445も447もどんとこーい
450名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 18:02:23 ID:5B72wE4G
>>445>>447
+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・) ワクワク
 (0゚∪ ∪ +   テカテカ
 と__)__) +
451名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 18:31:22 ID:Cw/K+AsG
谷○子だってママになるんだから
アンヘルたんだってカイムの子を孕むくらい出来るだろう

カイムが生まれた子供にベッタリで
嬉しいけどヤキモチ妬いちゃうアンヘルたん・・・
そんな拗ねたアンヘルに気づいてカイムは言った
「ダメだって言われてもかわいがってしまう。
何故ならこの子は、俺とお前の愛の結晶だから」
「愛の結晶・・・愛の・・・カイム・・・」
「アンヘル・・・」
その夜はいつにもまして燃え上がる二人なのでした
452277:2005/06/27(月) 18:35:35 ID:a9r3CUcQ
>>445>>447
キテタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ !!!!!

今続き書いてるんだが、やりにくい…ナンデ快感ナンカ差シ出シタンダ
本番無しでもOKだろうか?
453名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 19:15:22 ID:Fxagzz7q
>>442
いや、昔実際にあった性的虐待に、ちょっとグロいんだが傘をつっこんだっていう事件があったんだ

そういう鬼畜グロじゃないのがいいなと。
虐められてる、でも何もできない非力なマナ。そんな感じ。
でも性的虐待で、感じることはないだろうな…脅えてりゃ、勃ったりしないのと同じはず…

>>444
待ってる!待ってるよ!!!是非投下を!!
454名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 20:19:23 ID:3DOnC8Ea
>>451
ちょっと何その萌える3・・・人?2匹と一人?
いいやもう。モエー
455名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 23:33:21 ID:WTrZ8GXT
「カイム、今日が何の日か覚えておろうな?」
「何!?わからんだと馬鹿者め!」
「今日は我とお主の契約記念日じゃろうが!」
「えぇい、今更謝っても遅いわ!」
「もう貴様なんぞ知らん、どこへでも行ってしまえ!」
「・・・何?この宝石を我に・・・?」
「付けてみろと?えぇい、物で釣っても無駄じゃ!」
「・・・どうしてもと言うなら・・・付けてやらんでもないが・・・」
「どうだ、似合うか・・・?」
「そ、そんなに見つめるな・・・照れるじゃろうが」
「な、やめ・・カイム、おちつk」

という物語を婚約祝いを忘れたという理由で夫を殺害したというニュースで思いついた
456名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 23:48:36 ID:Cw/K+AsG
>>455
(*´∀`*)脳汁いっぱい出た
457名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 23:57:43 ID:XfXddyyN
>>455
最後のコメントが良い味だしてますね
458名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 00:20:53 ID:DH9p6f9x
>契約記念日
思いつきもしなかったが、想像するとやばいくらい萌えた
459名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 00:23:57 ID:Rp22+HkF
>455
心がじわーっと暖かくなった

そして>445>447のお二方、投下マダー?チンチン
460名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 00:35:41 ID:OzNqRgJz
>>444のお方もマダー?
契約記念日(・∀・)!!
461名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 00:56:25 ID:6ThtmGIv
>という物語を婚約祝いを忘れたという理由で夫を殺害したというニュースで思いついた
ワロス
462447:2005/06/28(火) 04:24:03 ID:8aBKzw30
アンヘル強姦って怒られそうだと思ったんですが、皆さん優しくて涙;;
ベースはあくまでプラトニックなカイアンです。
なんか思いのほか長くなっちゃったので下記にUPさせていただきました。
ttp://www.kr4.net/lite/
ファイル番号:5724
受信パスワード:angel

アンヘル擬人化でも竜でもお好きなほうで想像できるようになってるので、宜しければ脳内補完お願いしますorz
463名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 07:10:37 ID:6DwosDEX
>>462
乙。禿GJ!!! テラオモシロス(*´Д`)
ジャンルとしては触手のような輪姦系か…?だけど冷酷な展開だからこそ
カイムの愛ともいうべきものが引き立つわけで…もうね、萌え死ぬ。
464名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 09:22:40 ID:gyVI2QjJ
>>462
グッジョブだ
ジスモア団長閣下も大変お喜びになっている
このままいけば昇格も近いだろう
465名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 10:49:10 ID:NFidaT88
>>462
乙!
強姦ハァハァ系かと思いきや、カイムアンヘルのプラトニック切ない系で禿萌えた(;´Д`)
466名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 19:13:36 ID:qWjV4TSz
>>455
>>462
ネ申光臨
467445:2005/06/28(火) 20:37:31 ID:wHcCNyPp
>>445です。皆様許してくださって感謝です(;´Д`)
 念のため男性タイプのアンヘル×カイムであることは
もう一度明記しておきます。
 文中で「離れていた一年うんぬん」という表記が出てきますが、
これ、1のころに書いたものなので話の中では自分設定によりあくまで
一年後くらいにカイムはアンヘルを助け出してます。(そのへんは
長くなるのでここでは出しませんが)
 DoD2のことはとりあえず置いといて、こちらはあくまで別次元の
二人のこととしてお読みくださるようお願いします。

>>242
 遅レスですが自分>>197>>203です。ありがとうございます。
 池のそばうんぬんの話はやっぱりここには長すぎますし、間接的に
HP晒しにもつながるのではないかとご指摘いただいたので考え直しました。
すいません。代わりに当時上げていたのの短い方おいていきます。
 今後ともこちらでぽちぽち書いて行きたいと思いますので(実は文体変えて
二本ほど落としていたりしますが)よろしくお願いいたします。
468アンヘル(男性擬人化)×カイム(1/4):2005/06/28(火) 20:38:48 ID:wHcCNyPp
『カイム』
 軍議が終わって大天幕を出ようとしたとき、アンヘルが声を低めて、顔を近寄せてきた。
『──今宵、おまえに触れたい。良いか?』
 秘密めかした囁きに、かすかに甘い麝香の香りが混じる。
 カイムは一瞬視線をあげ、すぐに目を伏せた。通りすぎざま何気ない顔で片手をあげ、
こぶしの甲でアンヘルの首をさするようにかるく擦る。
 アンヘルは眼を細め、翼をゆらめかせて小さくのどを鳴らした。
「ああ、やっと終わった。ゴーレム、遊ぼうよ!」
 後ろから、大人たちの話に退屈したセエレが走り出してきた。アンヘルのそばを
一礼して走りすぎかけてふと足を止め、くんくんと鼻をうごめかしてまぶしそうに
上を見上げる。
「ドラゴン? なんだかあなた、とってもいい匂いがするよ。何の匂い?」
アンヘルは笑って答えない。
「ねえ、どうして笑うの? 何の匂いさ、ぼくにも教えてよ。ないしょだなんてずるいや」
 不思議そうにまつわりつくセエレの声を背に、カイムは天幕を後にする。
469アンヘル(男性擬人化)×カイム(2/7):2005/06/28(火) 20:41:47 ID:wHcCNyPp
 ドラゴンには性の区別がない。
 もともと種族として孤高をよしとする気質であり、群れることを嫌ううえに、
一万年にも及ぶ寿命と生命力に反比例して繁殖力は小さい。その長い生涯で同族と
出会うことはまれであり、相手と生殖行動を行うことはもっとまれである。
 彼らに人間やその他の動物のような雌雄の区別はなく、すべてのドラゴンが雄であると
同時に雌でもある。生殖の時には、力が強く体の大きい方が雄として相手をねじ伏せ、
屈した小さくて弱い方が、雌として卵をはらむことになる。
卵を抱えることは一時とはいえ危険をともなうのでできれば避けたいし、誇り高い
種族であるドラゴンは、たとえ同族が相手でも他者の下位に立つことをよしとしない。
ドラゴンの交合は、まるで仇どうしのようなはげしい格闘となるのが常だ。両者の力が
拮抗すると争いは血みどろの闘争に発展し、双方ともに瀕死の重傷を負うこともあるという。
 ──だから、自分の前でアンヘルが男性形をとるのはある意味当然かもしれない、とカイムは思う。
 人間とドラゴン、どちらが力において上かということは火を見るよりあきらかだ。
そしてドラゴンにとって、つがいの相手が自分と同性であるというのはごく自然なこと
なのだろう。人間にとってそれが、必ずしも自然ではないにしても。
『……何を考えている?』
 唇をはなして、アンヘルがささやいた。
 ──別に。
 相手の、磨いた金属のような肌に手をすべらせながら、カイムは答えた。
 ──ただ、どうしてこういうことになったのか不思議に思っていただけだ。
470アンヘル(男性擬人化)×カイム(3/7):2005/06/28(火) 20:42:26 ID:wHcCNyPp

『何を言う。おまえが我をここまで堕落させたのだろうが、人間めが』
 揶揄のまじる口調で言って、頬をゆがめる。
 苦笑いのその顔は、畏怖を覚えるほどに美しい。稲妻の、一瞬の閃光のように心を
切りつける美だ。
 肩から背へと流れる髪は溶けた銅の朱金、なめらかな肌はくすんだ真鍮の金。
刃のように鋭い顔に高い鼻とうすい唇が形よくおさまり、深くくぼんだ眼窩には、
熱した黄金を充たしたアーモンド型の双眸が爛々と輝いていた。
 ──堕落させた? 俺がか。
『そうではないか。ドラゴンである我がわざわざ人間の形をとるのは誰のせいだと
思っておる』楽しげにアンヘルは言いつのる。
『このように脆弱で不格好な生物の姿をとること自体が恥だ。爪もなければ牙もなく、
鱗も翼も持っていない。無様きわまる。つくづく我も堕ちたものよ』
 しかし指先はカイムの身体を愉しむように動きつづけているし、その動きはあくまで
やさしく、からかうように肌を辿ってゆく。唇にかるく頬をかすめられ、カイムは小さく
吐息をついた。
 堕落うんぬんの話はアンヘルお気に入りの戯れのひとつだ。こうして抱き合うときには
必ず一度は持ち出されるし、カイムの答えもほぼ決まっている。お決まりの悪口を投げ合う
子供のように、答えのわかっている問答でたがいの絆を確かめることには秘密めいた
無邪気な愉しみがある。
471アンヘル(男性擬人化)×カイム(4/7):2005/06/28(火) 20:42:52 ID:wHcCNyPp
 生と死のあいだにある世界からカイムによって連れ戻されてから、アンヘルはときおり
カイムを求めるようになった。
 ただ肌を触れあって精神のみを溶けあわせることのほうが多いが、時には、こうして
アンヘルが人間の姿をとって身体を重ねることもある。傲岸不遜な気質からして本来のもの
以外の姿をとることが滅多にないだけで、ドラゴンの肉体は普通の生物とちがってなかば
霊的なものであり、ある程度は意志の力で形を変えることができるらしい。人間の姿の
アンヘルはカイムより二つ三つ年上に見える美丈夫だが、その恐ろしいばかりの美しさ
は威厳に満ちて、どこか非人間的だ。
 快楽にふるえる人間の身体が発する波は、ドラゴンにとっては麻薬にも似た深い酔いを
もたらすらしい。ドラゴンとしてのアンヘルは基本的に肉体の接触に関して軽蔑を隠さないが、
最近では、人間のやりかたで交わることにも一種の粗野な魅力がないわけではない、と
ひそかに考えていることをカイムは知っている。もっとも、そうと口に出して認めることは
けっしてないだろうが。
『……人間のすることなどみなくだらぬと思っていたが』
 長い指でカイムの唇をたどりながら、目を細めてアンヘルは呟いた。
『この接吻というもの、そう悪くはない。──なかなかどうして』
 気に入った。
 吐息だけでそう囁いて、再び深く唇をかさねる。息苦しさに、カイムは相手の髪に指を
からめて引いたが、アンヘルは唸り声をあげて手を振り払った。ほんの一瞬カイムを解放し、
もう一度もっと深く口づける。
472アンヘル(男性擬人化)×カイム(5/7):2005/06/28(火) 20:43:31 ID:wHcCNyPp
 たがいに離れていた一年の欠落感は今でもそれぞれの中に虫食いのように残っていて、
傷がうずくと、どうしても相手の存在を身体と心で確かめずにはいられない。
 痛いほど強く吸われて、舌に刻まれた紋章が燃えあがるのがわかる。背筋を流れる欲情の
冷たい火を感じながらカイムは身を起こし、ひたりと胸と胸をあわせた。とりかわした心臓
の早い鼓動が、直接肌に伝わってくる。
 相手の背に探りあてた小さなしこりを強く握りしめる。ドラゴンに戻れば翼の付け根に
あたる場所だ。アンヘルは唸って身震いし、ぐいと頭を振って身を起こした。
『やったな。人間め』
 その黄金の目に、自分と同じ溶けるような蜜の色がゆらめくのを見てカイムは満足した。
 のしかかるように地面に押しつけられ、強い手で、思うがままの姿勢をとらされる。強い
麝香の香りがする。発情したドラゴンの身体がたてる香りはこの世のものとも思えず甘美で甘い。
『……動くなよ』
 かすれる声でささやかれる。首筋に、とがった歯が食いこむ。交合の瞬間がもっとも弱い
瞬間でもあるドラゴンの、それは本能的な姿勢でもある。
 人間のものよりずっと鋭い牙を急所の上に感じ、カイムは、最後の瞬間にそこをひと思いに
食いちぎられることを夢想する。快楽の予感が全身を総毛立たせる。
『我だけの、声だ──な』
 笛のような音をたてるカイムの喉をたどって、愛しげにアンヘルが呟く。
 そして、一息に押し入ってくる。もはや何も考えることはできない。褥がわりの脱いだ
服が乱れ、もみしだかれる。押さえた喘ぎと、たがいにしか聞こえない睦言をかわしながら、
人と竜は同じ一つの蜜の海に溺れた。
473アンヘル(男性擬人化)×カイム(6/7):2005/06/28(火) 20:43:53 ID:wHcCNyPp
 ──もし、俺がおまえに背を向けることがあるとしたらどうする?
 カイムは尋ねた。
 アンヘルはけげんそうに目をあげた。簡単に身を清めたあと、事後のけだるさに浸りながら
カイムの乱れた髪を珍しそうにいじくっている最中だったのだ。なにしろ、腕というものがない
ドラゴンの姿の時にはできない戯れだったので。
 あたりには崩れかけた石柱が何本も立ち並び、月光に長い影を落としている。古代、ここに
住んだ人々が立てた石柱は、大地の力を引き出し、地下に眠る霊力のざわめきを調律して
あたりに広げる役割を担っていたとの話だ。
 その力はいまでも残っていて、ここには人間の耳には聞こえない旋律が昼も夜も鳴りひびいて
いるのだと聞いている。その輪の中に入ってしまえば、たとえ〈契約者〉どうしの心話の声でも、
外にはとどきにくくなる。『おまえの快い声を他の奴ばらに聞かせてやるほど我は寛大ではない』
とアンヘルは言う。同じ理由からではないにせよ、ほかの人間にいちいち知られないように
するのにはカイムも賛成だったので、ここを共寝の場所とすることにはまったく異存はなかった。
『背を向ける? どういうことだ』
 熱を帯びた黄金の瞳がぎらぎらとのぞき込んでくる。
『つまり、おまえが我よりも人間の誰かに心を向けるようになり、我との契約をうとましく
感じ、我から解放されたいと思うようになると、そういうことか?』
 まったく、なんという美しい生き物だろう。燃えあがる金の瞳に魂まで吸われるような
めまいを感じながら、カイムは唇だけで、“そうだ“と答えた。
474アンヘル(男性擬人化)×カイム(6/7):2005/06/28(火) 20:44:54 ID:wHcCNyPp
『そんなことをしてみろ』
 横たわるカイムの身体にずいと身を乗り上げて、アンヘルは脅すように片目を細めた。
『貴様の胸を引き裂いて、生きたまま心臓をつかみだして目の前で食らってやるわ』
 ──そして自分も、同時に胸から血をぶちまけて果てると?
『無論な』
 当然のようにアンヘルはうなずいた。
『だからせいぜい気をつけることだな、この人間め。我の機嫌をそこねぬように』
 ──そのようだ。気をつけよう。
 カイムは言った。
 しかし、心臓を引きずり出される瞬間、自分を襲うであろう愉悦のことを思うと身内に
ひそかな戦慄が走った。この強く、美しい生き物の手で殺されながら、そのことによって
同時に相手を殺すのだ。
 あふれ出る血は混じりあい、二つの肉体に別れていてはかなわぬ完全な合一をとげること
だろう。今は、こうして身も心もつなぐことができても、生きているかぎり、それは
いっときのことでしかない。
 朝になれば戦いが待っており、また二つの身体に引き裂かれなければならない。カイムにも
アンヘルにも、この先、どのような運命がおとずれるともかぎらない。
 世界の変転はすでに、人間の意志もドラゴンの智慧も越えた。〈神〉の悪意は深く、
運命はよじれる一方だ。どんなに愛し、求め合っていようといやおうなく引き裂かれ、
背きあわざるを得ない事実を、カイムもアンヘルもとうの昔に知っている。
 永劫不変の死の眠りの中にだけ、永遠の約束があり、成就がある。──ただそれだけの
ためにでも、甘い裏切りの言葉を吐いてみたい気がする。
475アンヘル(男性擬人化)×カイム(7/7):2005/06/28(火) 20:45:27 ID:wHcCNyPp
『……あまり誘惑するな、カイム。我とて、もうしばらくは生きていたいのだ』
 同じ思いを共有したのか、アンヘルが低く囁いた。
 黄金の瞳が蜜の色を帯びている。再び麝香の香りが強くなっていた。カイムは紋章の
刻まれた舌を見えるように突き出し、くっきりと浮いた相手の鎖骨のくぼみをさぐった。
『まったく、人間というものは──』
 吐息をついて起きあがり、アンヘルはカイムの頭を抱え込んだ。汗にぬれた髪に
指を通し、赤子のように胸に舌を這わせるカイムを守るように抱きしめる。 
『まったくもって始末に負えぬ。──ただの肉欲の行為に愛の美名をかぶせ、それで他人
を縛ろうとする。縛られるほうもまた、愚かといえば愚かよ。本当に、どうしてこのような
ことになったのだろうな、カイムよ?』
 ──簡単な話だ。
 アンヘルの下肢にむかってかがみ込みながら、カイムはそっけなく言った。
『ほう? それは』
 ──俺たちはみな狂っている。
 アンヘルは一瞬絶句し、それから、弾けるような笑い声をあげた。
『ああ、違いない。我らは二人とも狂っている。
 狂っていなければこのようなことにはならぬ。王冠と平和とを捨て、再びの呪いを
受けに走った男と、自らが作られた摂理を裏切り、同族を外れて塵のごとき人間を選んだ
ドラゴンと。……我らは確かに狂っている。頭がおかしいのだ、二人とも』
 カイムは答えなかった。その必要もなかったのだ。唇と舌は無心に相手への愛撫を
続けている。小刻みに揺れるその頭に、アンヘルはそっと手を置いた。
『馬鹿者の人間に気のふれたドラゴンか。……似合いの組み合わせかもしれぬ、な』
 東の空が徐々に明るみはじめていた。白くなりかけた月が西の端にかかり、星はうすれて
藍色の空に溶け込もうとしている。──戦いの朝、飛びたたねばならぬ血みどろの時が、
もう、そこまで近づいていた。
476名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 20:45:59 ID:wHcCNyPp
以上です。
どうもありがとうございました!
477名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 21:01:05 ID:up715NR5
GJです!!
正直男物はどうかと思ってましたが、何で男なのか
文章を読んだらなるほど!と納得しました。
斬新で面白かったです。次もがんばってください!
478名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 21:07:21 ID:SiBpGugE
>>476
GJ!
なるほどなあ。
479名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 21:19:12 ID:J4moIXGN
>>476

GJ!!…と言いたい所だけど…

この小説、どっかのサイトで見た気がするんだが…というか見たんだが
このスレって既出小説おkなの?最近来たばかりだから分からなくて
書いた本人だったらスマソ。
480名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 21:43:30 ID:xliW/C0U
>>476
スゲーおもろかった
男男モノは初めて読んだけど
ちゃんと理由があっての同性愛だから
違和感無く気持ちよく読めた
文体もDODにあってると思う
また違うのを読ませてくれると嬉しい

>>479
書いた本人が貼り付けてるみたいだからOKじゃね?
481名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 21:45:16 ID:PbLe2c86
>>479
ID変わってますが>>445です。
いちおう既出なあたりは>>197>>203で断っていたんですが、
やっぱ新作じゃないと駄目ですかね…?
ぶっちゃけ前に出していたのは数字板関係の作品投稿所だった上、
自HPもちとわけあってあまり表には出していないので(今回のも載ってますが)
前より男性の多いエロパロ板のここにも出してみようかなと思ったのです。
いずれにせよ、今後はまた暇見てしこしこ何か新しいの書いていきますんで
よろしくお願いいたします。
482303:2005/06/28(火) 21:59:14 ID:MLnv+Vsq
なぁ、マナたんが捕らえられた後、エリスタソに
虐められる話を考えてみたんだが、書いたほうがいい?
483名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 22:05:13 ID:J4moIXGN
>>481
他人の小説の投稿は如何なものかと思っただけで本人であれば何の問題もないと思います
というか俺がちゃんと見てないだけだったゴメンナサイ orz
前にこの小説読んだときも、理由付けとかDODらしくて凄いなと思った
新作テカりつつ楽しみにしてます
484名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 22:22:06 ID:jvxtxbwy
242>>481
HP晒しは激しく危険な行為だし、ぶっちゃけ自力で発けn(ry
気苦労をかけさせて本当にごめんなさいorz
DODの新作ペタタノシミス

スレ違い承知ですが、他ジャンルの作品(特にDODの次にある作品)も
テラモエスでゴチになりました(*´Д`)ハァハァ
485名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 23:14:46 ID:NFidaT88
>>482
待ってるよ!

みんな遠慮深いというか何というか…。
こういうスレでは書き手さんは貴重なので、話を思いついたらどんどん投下して欲しいです。
486名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 23:35:12 ID:Mp6RkYYJ
>>482
待ってる!すごく面白そうじゃないか!そういうの好みだよ…(・∀・)イイヨイイヨー!!
487名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 17:29:30 ID:hfyrbB3g
そろそろ人間同士の絡みが見たいのは漏れだけじゃないはず。
期待あげ
488277:2005/06/29(水) 18:20:51 ID:4PnHUlW7
エリス×ハンチで書いてたら、結構きつい内容になってしまった…。
問題点としては、
1 エリスが怖い
2 ハンチさんがドM
3 救いが多分無い

それでも読みたいですか?
489名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 18:33:23 ID:vgIIYt2T
>>488
おk。щ(゚Д゚щ)カモーン!!
490名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 19:34:44 ID:a4FTcaMS
>>488
さぁ来い
491名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 22:12:08 ID:5104BAvv
カモン!エリス!エリス!
492名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 23:25:16 ID:XYWEzz8c
キボンしてる人が全員ジスモアに見えてきた

ジスモア「つ、続きはまだかハァハァ」
493名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 00:41:09 ID:85CuH0vV
このスレでのジスモア団長閣下の地位は決まってしまったようだなwwwww
494名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 00:42:18 ID:Zmp3MjHs
エリス責めマナ苦しいを激しくキボン!!

「もう耐えられない、でも私は…っく……は、ぁ…」
ってやつ…ハァハァハァハァ(*´д`*)
495名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 01:07:51 ID:eVNpBMis
ジスモア「カモン!エリス!エリス!」
ジスモア「さぁ来い」

違和感Neeeeeeee!!!!!
496名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 02:37:01 ID:NdKPYrBe
ジスモア「カモン!ハンチ!エリス!」
497名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 15:21:04 ID:6UvC5sXW
ジスモア団長閣下があまりに騒がしいので流れが止まってしまったではありませんか。
498名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 17:27:31 ID:QQBkqcHi
ジスモアがこんなに面白いキャラだったなんて知らなかった
499名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 17:53:31 ID:yHt0djvs
最近寝不足だからか494と495のレスが混じってこんなふうに見えた

ジスモア「もう耐えられない、でも私は…っく……は、ぁ…」ハァハァ(*´д`*)
ジスモア「カモン!エリス!エリス!」ハァハァハァ(*´д`*)
ジスモア「さぁ来い!」ハァハァハァハァ(*´д`*)
500名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 17:54:58 ID:alXEvKre
>>499
団長閣下、ハァハァしすぎw
501名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 18:07:25 ID:g1TRgSCP
ハアハアハアハアハアハア…ハッァ――――(*´д`*)――――ン
502名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 18:25:36 ID:OvSd/LUS
禁じられたオフィスラブ風のジスモアとエリスが見たいですハァハァ
503303:2005/06/30(木) 20:17:28 ID:C/p3vFhG
悪いけど、今週の土曜の夜にはマナ虐めを
上げるから待っててくれorz
504名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 20:27:56 ID:z+lLaQ7f
>>503
ふっひゃあああ!!待ってる!あと2日だ…ハァハァハァハァ待ってるよ!
505名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 20:47:33 ID:QQBkqcHi
ジスモア団長閣下、あと二日ですので落ち着きください
506名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 20:51:27 ID:1CvQxvw4
エリス×ハンチ、マダー?
507名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 20:57:46 ID:z+lLaQ7f
フォーーーーーーーー!!
エリスハンチ!フォーーーーーーー!フォオオオオオオオ!!
エリスマナ!フォオオオオオオオおおおおおおおおおおおおおおおおおお!
508名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 22:09:50 ID:dtvNZ8/1
団長閣下がご乱心じゃ〜!!
509名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 22:23:25 ID:g5BSDNLO
なんとなく、こんな上司なら良いなと思ってしまった俺ガイル
510名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 22:34:50 ID:XQ/5oYe3
エリス×ハンチ待ちの間に
団長×509をお召し上がりください('A`)
511名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 22:51:36 ID:G69dHxRr
エリス×ハンチでもりあがってるのにスレがウホくせえ!
なんでだ!
512名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 22:57:55 ID:oNKqJBR2
ジスモア
「ところで余の剣を見てくれ。こいつをどう思う?」
513名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 23:05:43 ID:g5BSDNLO
凄く・・・真っ黒です・・・
514名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 23:05:45 ID:XunNohQA
509
「すごく・・・大きいです・・・」
515名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 23:18:42 ID:eup8pwg2
ここは…神の国なのか…





エ ロ パ ロ
516名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 23:38:04 ID:NdKPYrBe
閣下のは黒いです!
517277:2005/06/30(木) 23:49:39 ID:uTNWxcQo
お待たせしました、団長閣下w
言っておきますが、本当に救いが無い。だが私は謝らない。ごめんなさい。
518277:2005/06/30(木) 23:50:14 ID:uTNWxcQo
各連隊長が直轄区に戻って、騎士団の居住区はいつもの様相を取り戻した。
しかし、ノウェが騎士団を抜け、結果として手痛い戦力低下が起こってしまった。
そして、一人残ったエリスには、マナ捜索と同じく力を入れている事があった。
それは…。


「…ハンチ殿、聞こえません。もう一度」
ここは、神水直轄区、兵員居住区の最奥部に位置する、連隊長の部屋である。
従来の騎士の部屋とは二回りも広さが違い、豪華な内装となっている。
しかし、部屋の主は、ベッドの上で後ろ手に縛られて転がっていた。
着衣の胸元とスカート部分が切り裂かれ、形のよいバストと白く細い脚が、太ももの付け根まで露わになっていた。
「も…もう、やめて…ください……よぅ」
守護者であり契約者である筈のハンチが、ベッドの横に立つ一人の娘に怯えていた。
ここのところ、毎日だ。
毎日のようにエリスが訪ねてきて、このような痴態を強要されるのだ。
「……ハンチ殿。何をどうすれば、そんな言葉が吐けるのかしら?ヤハ殿との秘め事、知らぬとお思いでしたか?」
ハンチの体がびくっ、と反応し、怯える子犬のような目で上目遣いにエリスを見る。
「この事を吹聴して回っても構わないのですよ?貴女は元々嫌われていますから良いでしょうが、ヤハ殿は?」
心無い言葉を無慈悲に吐き出すエリスだが、その顔は…さながら、マナを火あぶりにした時と同じだ。
相手に対して一片の慈悲も無く、恍惚に満ち溢れている。

「う…ぅ、ひっく…ご…ごめん………なさい…」
あまりの棘のある台詞に、ハンチが遂には泣き出し、謝罪の言葉を搾り出す。
それは、屈服の意思も共に象徴していた。
泣いて許しを請うハンチに満足したか、エリスがポケットからある物を取り出した。
「…よしよし。ちゃんと謝れたご褒美に、いい物をあげましょう」
ハンチの乱れた髪を撫でて、取り出した小瓶の蓋を開ける。
蓋の裏には筆がついていて、無色透明のどろりとした液体が滴る。
519277:2005/06/30(木) 23:50:47 ID:uTNWxcQo
「これは、とある筋から手に入れた媚薬ですが…ただ秘所に塗っても面白くありませんからね。…ここにしましょうか」
「ひゃうっ!?」
筆にたっぷりと塗りつけられたそれが、紋章でほぼ隠れたハンチの豊かな乳房へ伸びる。
もはや紋章の一部にも見える右乳首に筆先が当たったとき、甘い声が漏れた。
「ん……あ…ふぁ…んんっ…!」
最初こそ歯を食いしばって耐えていたものの、次第に押し寄せる快感の波に囚われる。
むず痒いような感覚が、一定の周期で襲い来る。
その時、エリスが不意に筆を止めた。
「…あ……」
「……こんなものでいいでしょう。さて、左は…」
そう言うなり、エリスがハンチに覆いかぶさるように、左乳房への愛撫を始めた。
細い指がピンク色の乳首を弄び、そしてエリスの手の中で乳房が押しつぶされ、指の間からはみ出る。
それほどまでに、ハンチの胸は大きかった。
「ふふふ…。魅力も何も失ったくせに、胸だけは人並み以上ですね。…どうせ男性は寄り付かないのに」
「…あ…ぅ……。嫌…そんな……」
今にも泣き出しそうなハンチの顔に、今まで胸を愛撫していた右手を宛がう。
細い顎のライン、艶かしい唇、彼女の顔をまんべんなく撫でるように、手を動かす。
そしておもむろに左頬に手を持っていき、じわじわと爪を立てる。
「んっ…い、痛い…!やめてくださいぃ!やめてえぇえ!痛いぃぃ!!」
彼女の懇願すらも意に介さず、エリスがゆっくり、ハンチの頬に傷をつける。
数秒のラグの後に血がじわりと滲み、それからゆっくりと流れ出てきた。
エリスの右爪には、今しがたこそげ取ったハンチの頬の皮がこびりついていた。

爪についた皮膚を振り払って、流れ出た血の味を確かめようとエリスが顔を近づける。
ハンチはこれから起こる事を悟ったのか、目をぎゅっと閉じて、その瞬間に備える。
520277:2005/06/30(木) 23:51:55 ID:uTNWxcQo
エリスがハンチの頬の血を、ゆっくりと嘗め取り始めた。
ハンチが耐え難い不快感に震え出すが、エリスは気にせずに、頬を流れる血を味わう。
「さんざん男性をかどわかすような言動を取っておきながら、未だに生娘なのですか?いや、貴女では死ぬまで生娘でしょうけど?」
血に口元を赤く染めながら、またもエリスがハンチの痴情を煽り立てるような物言いをする。
「その上、私にこんな事をされているというのに……」
言って、ハンチの下半身のほうへ手を伸ばす。
そのまま裂けたスカートの中に手を突っ込み、少々乱暴にまさぐる。
「あっ…そ…そこはぁ……」

数秒して引き抜いた手には、べったりとした液体が大量に付着していた。
これが何であるかは、最早言うまでも無い。
その手をハンチの口元へ突きつけ、半ば強引に口へ突っ込む。
「貴女が出したものなのですから、貴女が綺麗になさい。どうですか?お味は?」
「んぐっ…!ぇふ…んぅ…ぇ……」
エリスの手があまりに奥深くまで突っ込まれたので、えづきながら、エリスの機嫌を損ねない為に丹念に舐め取る。
すでに涙目を通り越して涙がこぼれ、大量の唾液によってエリスの手が再び湿らされる。
「ふ…。解ってきましたね。さて、そろそろさっきの媚薬が効いてくる頃合ですが」
言ってハンチの口から手を抜き出す。
「ぅ…ぇ、けほっ…」
吐き気を抑えて、小さい咳にとどめるが、その時に乳房への妙な違和感に気づいた。
溶けそうなほど熱く、さながら熱した針で無数に突き刺されたような感覚だ。
521277:2005/06/30(木) 23:52:27 ID:uTNWxcQo
「…あ…ああぁぁあ…!熱っ…熱いぃぃぃいい…」
股間からにじみ出る何かを、脚をこすりあわせて誤魔化そうとするが、そうはいかなかった。
最初は耐えられても、じきに乳房が、さっきとは比べ物にならないほどに熱くなってきた。
しかし後ろ手に縛られている為に、自分でそこを慰める事ができない。
拷問にも近い…いや、これは拷問なのかも知れない。
エリスの顔に浮かぶ優越の色が、それを色濃く証明していた。
恐らく、戦闘能力ではエリスの方がハンチより上のはずだ。
だというのに、契約者だというだけで自分よりも上のポストにいるハンチを良く思うはずがない。
その間にも、エリスは反対側の乳首にも先ほどの媚薬を塗りこんでいた。
乳房への異常な快感を覚え、獣の如く声を上げるハンチに、もはや「守護者」の面影はなかった。
今ここにいるのは、快楽を貪る女性と、冷酷な拷問官のみ。

数時間後、ベッドの上で一人痙攣しているハンチを、数人の騎士が発見した。
胸元を大きく開けて、それから雌特有のいやらしい匂いと、あまりの快楽に失禁した尿の匂い。
目をかすかに開き、口元からだらしなく唾液を垂らして、さながら…拷問にでもあったかのような表情だ。

魅力を失ったハンチだというのに、その姿は…今まで騎士達が見た女性の中でも、ひときわ魅力的に見えた。
しばらく、その艶姿に見入っていた騎士の一人が、やっとの事で口を開く。
「…お、おい……せっかくだし、……なぁ?」
「…ああ。そうするか」
「どうせなら、他の連中全員呼ぼうぜ。この女に思い知らせる良い機会だ」

その言葉を、ハンチは刻々と暗転する意識の中で聞いた……。


(了)
522277:2005/06/30(木) 23:54:48 ID:uTNWxcQo
こう見ると、結構短いなorz
523名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 00:04:56 ID:EZpgDZun
>>277
GJ!
ハンチさん(*´д`*)ハァハァ
漏れ、女なのにドキドキ…
524名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 00:30:54 ID:fNBY+uw2
>>518
エロいよエロいよありがとう!!
ハァハァ
525名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 00:32:58 ID:estWsh/l
>>227さん
ありがとう!エロイ!エリスもいいSっぷり!
許しを請うハンチの上目遣いが目にうかぶ…ハァハァ
526303:2005/07/01(金) 01:16:38 ID:zlSGmRIr
ジスモア団長閣下!!
飛空挺なのか飛空船なのか私にお教えください。
そうでなければマナを性戯の為にしばく事が
出来なくなってしまいます!!
早急にお答えを!!
527名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 08:52:50 ID:bBj2kBTA
だれか!答えてくれ!!このままではマナが読めない!!!

…きっと飛空船ではないはずだ!!!!!あと1日…ハァハァ…耐えられん…焦らすの馬杉
528名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 09:08:52 ID:bBj2kBTA
ああ!カモン!エリス!マナ!ハンチ!

勝手に手が下半身に伸びて……俺のIDブタだ……orz
529名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 09:13:29 ID:MQPXZR+4
IDでブタすげえええええ
528は生粋の奴隷ъ( ゚ー^)メスブタッ

エリス!ハンナ!ああ!カモン!

マナもはやくカモン!
多分飛空挺だ!俺の勘!

530名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 10:20:40 ID:jrWUHVFt
そうだ!確か艇だ!ウロだが!!艇だけのときは「ふね」と言っていたな!!
ああくそたまんねえええよカモン!カモン!カモン!カモン!カミン!カミン!!アー!!
531名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 12:28:20 ID:RjkD8skF
団長閣下!お静かに願います
532名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 18:29:49 ID:bD/FVdop
ジスモア
「カモン!エリス!エリス!」
533名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 18:40:36 ID:a+pksIVV
マナたんのパンツ…
534名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 21:13:17 ID:KEf4cP7a
パ、パンツ…フオオォォォ…
535名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 21:32:20 ID:a+pksIVV
閣下がまた乱心だぞ…ss投下まで、エリス、マナ、ハンチの下着の色を妄想しようか

マナは黒だ、あれで黒は…ハァハァ
ハンチ、想像がつかん!
最後はエリス、白、もしくはのー(r
536名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 21:39:25 ID:yHY2Cpbk
ハンチさんピンクだったよ!
537名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 21:40:13 ID:RjkD8skF
マナタソ→黒、レース付き
エリス→白or青
ハンチ→ノー(ry
538名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 22:49:11 ID:SkxpgtQh
ついに明日
>>503のマナ虐めが投下される日だな、
団長閣下、いよいよです。
539名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 22:58:57 ID:a+pksIVV
フォオオオー!
来るぞ…来る…(*´Д`)ハァハァ
540ジスモア:2005/07/01(金) 23:36:51 ID:Ms9wcqdj
己の持つ全ての力を

 ヽ('A`)ノ カイホウセヨ!
  (  )
  ノω|
541名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 10:52:15 ID:0isLdItq
今エリスが青のパンツはこうとしてるシーンが瞬間的に目に浮かんだ…ホアーー!!!
542名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 11:18:48 ID:WapiNcJF
きっとセエレたんはまだおむつに違いない!ホァァー
543名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 11:36:37 ID:NE3iatcW
そこでオナールが
「おむつ替えてあげますよ、セエレ……ハァハァ」
するんだな

('A`)<……
544名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 11:50:12 ID:0isLdItq
「セエレのココは、いい匂いがします…そして可愛い……ああ、セエレ…ハァハァ」
「あははは、綺ー麗ーー」
545名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 12:30:28 ID:P2+iz6Yb
錆の町でオナールが子供相手にハァハァしてる話がDOD2に実際あったな
546名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 12:58:52 ID:mDCud/xd
マナ虐めはまだなのか?
547名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 13:27:56 ID:NE3iatcW
>>545
あったな
正直、キタ━(゚∀゚)━(∀゚ )━(゚  )━(  )━(  )━(  ゚)━( ゚∀)━(゚∀゚)━ !!
とオモタヨ…
話だけで終わるところが15禁、ハァハァシーンを見せてくれたら18禁
ドッチモイヤダヨオガーザーン
548名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 16:06:08 ID:tdqxOVK2
もう少しの辛抱だ、俺もウズウズしてる…夜が待ち遠しい!!フォーー
549名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 16:21:50 ID:yxNlK/fn
>545
詳しく。
550名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 19:00:44 ID:tdqxOVK2
夜が……来るぞ(*´Д`)ハァハァ
551名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 19:05:08 ID:s1Fux4It
マナの下着は黒の総レースでハイレグ。
エリスはちょい透けの青。紐パンかも。
ハンチは可愛いリボン付きのピンク…が好きだけどいつも濡れ濡れだからノー(ry
552名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 19:19:12 ID:tdqxOVK2
今、瞬間的にエリスがシャワー浴びてるシーンが目に浮かんだ!
553名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 21:38:50 ID:SzWTW/0t
まだ〜?待ってるよ!!(*´Д`)ハァハァ
554名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 21:41:59 ID:mDCud/xd
はやくしないと団長閣下が暴走しますよ
555303:2005/07/02(土) 21:45:29 ID:FHWS5zv6
やばい、間に合ってないorz
俺に時間をくれ、
レグナー
…だめだ聞えないか
556名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 22:01:31 ID:SzWTW/0t
何もそんな焦ることはないよ、303さん…作品待ってるよ!一人ハァハァしながら…(*´Д`)ハァハァハァハァハァハァ
557303:2005/07/02(土) 22:30:50 ID:FHWS5zv6
もう少しで完成するから
楽しいに待ってテクリ
558名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 22:36:03 ID:SzWTW/0t
>>557
フ、フフォー、フフォオオオオおおおおオオおおおおおぉっぉお!!!
559名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 22:38:33 ID:H5h9DW/Y
マナ虐め!
マナ虐め!!!うおおおおおおおおー!!
団長閣下、今のうちに風呂に入っておいたほうがよいでしょうか!!
560名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 22:39:27 ID:vwCXAOqW
いかん!団長閣下が暴走する
561名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 22:46:49 ID:WapiNcJF
やばい、空が落ちてきたぞ!
562名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 22:48:14 ID:yxNlK/fn
マナ虐めが投下された暁には、己の持つ全てを
 ヽ('A`)ノ カイホウセヨ!
  (  )
  ノω|


覚           醒
 ヽ(((''A``;))))ノ カカカイホホウウセヨヨヨヨヨ!
  ((((  ))))
  ノノノノωω|||||
   ブーーーーーン
563名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 22:48:42 ID:SzWTW/0t
フッ、フォおお……そうだ、風呂入ってっこよう…汗かいちまったよフフォー言ってたら
564名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 22:54:28 ID:H5h9DW/Y
入りましょう入りましょう。
団長閣下、僭越ながらわたくしがお背中を……
565名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 23:12:00 ID:xtKv6iGe
 ヽ(((''A``))))ノ ワタシモジツハタノシミニシテマス、アニキ
  ((((((  ))))))
  ノノノノω|||||
ネタが思いつきません神様、もういっそ妖怪と契約しようかしら(:;....::;.:. :::;.. .....
566名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 23:16:17 ID:xtKv6iGe
ほあー俺である証のメルアドが('A`)
いや、もういいや、俺が小説うpする時までは
名無しの男として生きます
567303:2005/07/02(土) 23:40:49 ID:FHWS5zv6
3部作にしちゃってもいいですか
人間ミサイルランチャー
…先生って入れたら↑が出てきたからテラワロスww
(たぶん月姫の辞書登録してるせいorz
568名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 23:43:30 ID:y8z5gyNw
おまえらおちつけ
569名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 23:43:40 ID:SzWTW/0t
待ってるお!待ってるお!何でも受け入れる!
570名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 23:46:30 ID:SzWTW/0t
今マナがブラつけてるシーンが瞬間的に目に浮かんだ…(゚∀゚)!!
571名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 00:01:54 ID:yxNlK/fn
このマナたん祭りのさなか、
あまりにも救いのないカイムとアンヘルに救いをあげたくって書いた
新宿EDからの妄想爆裂SSがあるんだけど…うpしても桶?
エロ無しだけど…どうしても救ってやりたいんだあの二人はー(つД`)・゜。
572名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 00:02:47 ID:SzWTW/0t
>>751
おまいさんの優しさ、俺が抱きしめるぜ!
573名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 00:10:14 ID:QhV7zKsD
>571
待ってるよ!
エリスもマナもハンチさんももちろんいいが、俺はアンヘルたんが一番好きだ。
幸せな二人が見たいよ。
574303:2005/07/03(日) 00:11:12 ID:7/HfFRJI
でけたぁー
けど、最後は妥協してしまったorz
575エリマナ 01:2005/07/03(日) 00:13:31 ID:7/HfFRJI
――エリスxマナ

眼が覚めると、薄暗い室内にいた。
体を起こそうとして、動けないことに気付いた。
全裸で足を開かされた常態で宙吊りにされ、拘束具が痛いほど全身を締め付ける。
どうしてこうなったのかが解らないため、記憶をさかのぼる事にした。
疲労のせいで軋む体の悲鳴は無視することにした。
576エリマナ 02:2005/07/03(日) 00:14:44 ID:7/HfFRJI
――
「マナ様、逃げてください」
一人のボロ雑巾を来たような男が私に訴える。
「…」
「はやく逃げてください!」
男は痺れを切らしたのか、私を180度回転させると、そのまま背を押した。
ここまで乗って来た飛空挺はドラゴンに落とされてしまい、私の背後で炎上している。
「…いそがなければ追い付かれてしまう」
この場を男たちに任せて先に行こうとしたとき、目の前の林から一人の槍を構えた女が馬に乗って現れた。
見覚えがあった。
たしかノウエと言う青年と一緒にいた女だろう。
「マナといいましたね。あなたは絶対に許されない罪を犯しました。
封印騎士団は封印の名の下にあなたを拘束します」
彼女はそうまくしたてると、部下の男達に私を捉えるよう命令したのか、
縄を持った男達が私に近づいてくる。
徐々に距離を詰められ、何の抵抗もする暇もなくに捕まってしまった。
「わたしはあそこに閉じ込められていた人たちを解放したかっただけです」
最初は縄に捕らえられた私を見下すように見ていたが、 それを聴いて
彼女は唇をワナワナとさせ、平手打ちで頬を思いっきり叩かれた。
「だまりなさい!!重罪人」
577エリマナ 03:2005/07/03(日) 00:17:35 ID:7/HfFRJI
――覚えているのはここまでだった。
うっすらと眼をあけると、眼が部屋の中を見る事ができた。
ちょうど真正面に扉が備え付けられている。
扉は鉄で出来ているようで、しかも分厚そうだった。
扉を見つめていたとき、その鉄の扉が重たい音を経てて開く。
観音開きではなく、片方だけのものだ。
扉の向こうから現れたのはあの女だった。
彼女の後ろ―扉の向こう側―には階段がみえた。
「いい格好ですね重罪人」
女は部屋の中に入ると後ろ手で扉をしめていった。
今はあの槍は持ってないようだ。
扉を閉め終わると閂を下ろした。
彼女は大股に近づいて来る。
彼女の頭と私の頭は大体同じ高さだ。
「わたくしはこれからあなたを拷問して鍵を壊した理由を
聞きださなくてはなりません」
彼女は少々興奮気味の声で言った。
そして私の髪を掴み、頬にビンタを何発か喰らわされた。
「さあ、はなしなさい」
私は首を横に振った。
「そうですか…」
578エリマナ 04:2005/07/03(日) 00:19:00 ID:7/HfFRJI
彼女は悲しそうに言うと手を髪から離し、すばやく下腹部の割れ目の方へと走らせた。
「なんですかこの醜い性器は。毛もろくに生えてないではないですか」
そう言うと彼女は割れ目の上を手のひらで撫でた後、思いっきり叩いた。
バチッと重たい音がする。
「イ……」
まともな声が出なかった。
薬でも挿されたのかもしれない。
これでは話そうとしても話せない事になる。
ということは最初から私に喋らせようという気がないのだ。
何も言わない私の股を彼女は靴の先端で蹴り上げていた。
涙が出るほどの苦痛に体を捩ると、今度は拘束具が体に食い込んで痛みを倍増させた。
「痛そうね」
彼女の顔は笑っている。
まるで悪魔がイタズラする時はこのような顔になるのだろうか。
「まだ始まったばかりよ」
そういって申し訳ない程度に生えた陰毛を掴み上げ、力をこめて引き抜いていく。
「イぎぃッ!!」
恐らく私の顔は苦痛で歪んでいるだろう。
それにしても悲鳴という捌け口が無くなるということは苦痛だ。
しかしまだ涙が流せれるのは救いだろう。
股が一緒に持っていかれるのではないかという気にさせられるほど
痛む。
579エリマナ 05:2005/07/03(日) 00:19:59 ID:7/HfFRJI
私はたまらず涙を流してしまった。
「どうしたのですか?なにか悲しい事でもあったのかしら?」
馬鹿にしたような口調で彼女が言った。
そして痛みが絶頂に達しようとした頃、最後の陰毛が抜かれた。
「醜くて汚らしい陰毛は抜き終わりましたよ。あら、血が出てるじゃない」
そう言うと私の割れ目の上に口を付ける。
そして舌を使って割れ目の周辺を舐めていく。
唾液が傷口に少ししみた。
体に異変が生じたのはその時だった。
体の奥から熱いものが噴出してきそうな感覚に襲われる。
今の私の体は噴火寸前の火山のようだ。
その時下腹部の方から声がした。
「頬が赤いですね、薬が効く頃ですしね(にしこり)」
何の薬だろうか。
「それは媚薬よ」
「あ……んっ!?」
その声を聴いてからの彼女は舌の動きをよりいっそう激しくしてきた。
アクメの波が襲ってくる。
「いぁ…っあ、ぃや…」
そして下腹部から温かい体液が溢れだす。
彼女はそれを飲んでいるらしい。
それから徐に立ち上がり、私の唇に口を付けてきた。
彼女の口の中の私の液体が再び自分の体に戻ってきた。
気持ちが悪くなる。
「ごほっ!」
思わず唇の隙間からこぼれ出てしまった。
580エリマナ 06:2005/07/03(日) 00:22:28 ID:7/HfFRJI
彼女は唇を離して、のどをつたって流れていく体液を見て、
「下品ですわ」
と言って私の頬をめいっぱい叩いた。
それが引き金になり、股間からほろ温かい黄色いものが流れ出した。
足を伝っていくため、妙にくすぐったい。
さらに媚薬のせいでか、ソレだけでも耐え難いアクメが襲ってくるのだ。
「下品な雌豚ですね」
「ぁ、あ…」
もう彼女の言葉も耳に入らない程アクメの海に浸っていた。
しかし尿は止まり、もどかしいような快感はもう襲ってこない。
「いゃっぁ。じてくださぃ。おねがぃじまず…」
完璧に性欲の奴隷になっていた。
「がまんなさい。これからあなたには私の雌豚になってもらいます。永遠にね」
「ぁ、まってぇ。まっってぇ…」
そして彼女は出て行った。
581エリマナ 06:2005/07/03(日) 00:23:15 ID:7/HfFRJI
「ジスモア団長閣下!!」
エリスがジスモアと呼ばれた男に近づいていく。
「エリス、鍵を壊した重罪人はどうなった?」
「はっ!先ほど私が拷問していたところ、間違えて殺してしまったので死体は処分しました」
「そうか…しかたがないな」
ジスモアはなぜか悔しそうな顔をしている。
「ところで団長閣下。失礼ですが、手に持っているものは何ですか?」
「ん?これかこれは邪神像モッコ…」
「そうですか、それではこれで失礼します」

――第二部に続く?
582名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 00:33:42 ID:Fxz1aG8z
第一部 ハァ――――(*´д`*)――――ン !!!!
GJ!!エリスがいい味出してる…マナタン虐められてる…吊るされて…
(にしこり)に笑いますた!第二部も期待(・∀・)キタイキタイ!!
583名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 00:34:47 ID:0cHvjZ7X
571
禿萌えたーーーーーー(*´Д`)ハァハァハァハァハァァァアアアアアアアアン!
攻めエリスたん素敵すぎるよ、ドSだよエリスたん。
媚薬シチュとかツボすぎだよGJ!

そして団長、何を持ってるんだww
584名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 00:45:55 ID:7Kj8//WZ
>>581
       .|  .| | : : _,,-'"`              ゙̄:i/: .,/: ./:: : l゙
      │: : |: 丶  '゙l、               : `i、/ : : :/:::: :l゙
      '|``'-|: : 丶  ゙i、''゙,,ニニニミ'    /  ,ニニニ、、  |: : :_,,/.:: :│
      │、: : \、:ゝ ゙l゙(、 ◎ ,)  | (  ◎  )'  ̄i'‐ : : : : :l゙
      l゙  │: : \、: :/   ̄ ̄"   : 、 ' ̄ ̄"   /: : : : : :l゙
     .| .":|: : : |゙l::` ̄'         l       ./: : ::: : : : :,
         邪神像様も大変ご満足しておられるようです
585名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 00:52:16 ID:XoiD6RtP
邪心像モッコふぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
フォオオオオオオオオオオ
フォオオオオオオオオオオオ
586571:2005/07/03(日) 01:01:00 ID:0cHvjZ7X
編集終了!
カイアン小説落とします。
587新宿カイアン01:2005/07/03(日) 01:02:12 ID:0cHvjZ7X
光を抜け、景色が変わる。
明らかに自分たちが居た世界とは違う世界へ来た、という感覚はあった。
しかし、強大なる「敵」の前に、この世界のことを考えている暇さえなかった。
背筋が凍るほどの美しい歌声に、まるで聞いたこともないような澄んだ鳴声をぶつけ、戦う。
カイムは背に乗って、ただその戦慄するほどの美しい音色に呆然としているだけだった。
588名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 01:02:13 ID:qs85+ggX
神キテタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ !!!
いじめっ子エリスたんモエッ

>>571も待ってるぜ
カイアンいちゃこらなら何杯でも飯が食える
589新宿カイアン02:2005/07/03(日) 01:02:59 ID:0cHvjZ7X
敵の歌声が止まる。アンヘルはようやく倒した敵が崩れていくのを
満身創痍で、しかし満足げに眺めていた。
そしてめったに見せることのない「隙」を見せた。
そして後方から迫り来る攻撃に気付くことが出来なかった。

「やったぞ…これで…」

カイムがそれに気付けたのは偶然の奇跡だった。
ふと後ろを振り返ると、音も立てず猛スピードで飛んでくる「何か」があった。
とっさに魔剣を翳し、魔法を発動させる。
ブレスオブミカエル。一瞬でカイムとアンヘルの体を魔方陣の障壁が包み込む。
障壁にぶつかった「何か」は大爆発を起こし、激しい爆風と炎が二人を包んだ。
その衝撃は凄まじく、障壁ごと側に聳える建造物へと叩きつけられた。

突然自分の体を包んだ魔法、そして背後からの衝撃。
とっさのことに受身すらとれずに、アンヘルは衝撃に気を失ってしまった。
590新宿カイアン03:2005/07/03(日) 01:03:36 ID:0cHvjZ7X
ガラガラ、と瓦礫を押しのけ、カイムは辺りを見渡す。
すぐ横に横たわる血まみれの竜。
そして空を超高速で飛びまわる見たこともない飛行艇。

『なるほど…どうあっても神は我らに安息を与えてはくれないらしい。』

気のついたアンヘルはカイムを抱き寄せるように翼で「飛行艇」から隠す。
しかしカイムの表情は不敵な笑みを浮かべ、今にも空へと飛び出して行きそうだ。
ああそうか。お前はこの世界でも戦って道を切り開いて行くのだな。

「馬鹿者め…我の翼は戦の道具ではないというに…」

アンヘルは呆れたようにカイムを見つめる。
しかしその瞳が限りなく優しいことにカイムは気付き
そっとアンヘルの頬に体を寄せ、触れる。
そしてアンヘルにしか聞き取れない「思念」を送る。

「…っ!カイム、お主…何を……!」
591新宿カイアン04:2005/07/03(日) 01:04:07 ID:0cHvjZ7X
明らかに焦り…と言うよりは照れを見せる竜に、優しい微笑みを向ける。
その笑顔を見て、観念したかのようにアンヘルは目を閉じて

「この…大馬鹿…者…。」

と小声で呟き、カイムの体に顔を摺り寄せる。カイムは首筋に腕を回し一撫ですると、
アンヘルの背に飛び乗った。同時に轟音と共に空へと飛び立つ。

「…全てを敵に回したとて恐れはせぬ。カイム…お主と共に生きよう。」

新宿の空に、竜が舞う。
黒い軌道を描き、美しく。



数年後。人類は日本の自衛隊と米国の派遣部隊の全滅を機に、
赤き竜とその背に乗った人間を見失う。
必死の探索もむなしく、遂に捜索は打ち切られた。
592新宿カイアン04:2005/07/03(日) 01:04:32 ID:0cHvjZ7X
アフリカ・サハラ砂漠。
じりじりと焼け付くような日差しと、人が住むには過酷な環境の中、
ラクダ商の男がラクダを日陰にして休んでいた。
すると遠くから一人、すっぽりと布を纏った男が砂漠をとぼとぼと歩いていた。
両手には大量の食料を持ち、何処へと向かうのか、ひたすらに歩く。
こんな砂漠のド真ん中にラクダも持たずに一人で…?
興味の湧いたラクダ商の男は、コッソリと後をつけてみた。
暫く歩いた所に、巨大な洞窟がぽっかりと口を開けていた。
男は洞窟の目の前まで来ると、壁を不規則なリズムでココ、コンと叩く。
と、洞窟の奥から何やら大きな馬ほどの生き物がのそりと這い出てくる。
「ひっ!」
男は思わず声を上げてしまい、岩陰に背を向けて隠れる。
赤い体。傷だらけの体。大きな翼に角と牙。あれはまるで…

「ただいま、アンヘル」

突然の声にラクダ商の男はびく、と体を震わせ
岩の隙間からそっと様子を伺ってみる。
あの男はなんら臆することなく、あの巨大な…
竜にしか見えない生き物に話しかけているではないか。
593新宿カイアン06:2005/07/03(日) 01:05:01 ID:0cHvjZ7X
「…傷は平気か?」
「カイムよ…いくらこの世界に来て声が出せるようになったからとて、
 無闇に発声する必要もあるまい。我らは思念でのみの会話ができるのだからな。」
「…傷は」
「ああ、心配せずともよいわ。まったく、相変わらず人の話を聞かぬ…」
「…また小さくなったな。今では出会った頃よりも…」
「全く難儀なものよ。この世界では我の血の記憶も薄れる。
 今の状態でヤツらと戦うのは危険すぎる。」
「だから隠れてるんだろう。………肉。」
「我は食わなくとも生きて行けると言うに…馬鹿者。重かったろう。」

カイムと呼ばれた男は一通りの話を済ませると、袋から大きな肉の塊を竜に差し出した。
それを嬉しそうにほおばる竜。互いに視線を合わせて、
ふふ、と微笑みあう姿は、主従関係のそれより明らかに深い様子だ。

「…それと、カイム。」
「何だ」
「言いにくいのだが……」
「……思念があると言ったのはお前だろう」
「そういう事ではない…まぁ、よいか…」
「…」
「…」
「…!!?」
「何を驚く。」
「お前…竜と人間の間では無理だと言っていただろう。」
「くっくっく…種族など関係ないと言って我を抱いたのはどこの馬鹿者だ?」
「……」
「これも神の世界へ来た故の狂いかもしれぬ。腹をくくれ、カイム。」
「……アンヘル…」
「情けない顔をするな。」
594新宿カイアン06:2005/07/03(日) 01:06:48 ID:0cHvjZ7X
…正直この竜と男の正体は分からない。分からないが、
驚きのあまりついた尻餅からくる痛みが、
少なくともこれが夢ではなく現実であると言うことを告げている。
ラクダ商の男はそうっと足音を立てずに、
その場から逃げるように立ち去った。

以後、砂漠の中心に住む赤き竜と共に暮らす男、
そして小さな仔竜の物語は、数百年にわたって伝説が残ることになる。



おわり。
595名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 01:09:50 ID:qs85+ggX
すまん間に俺のレスが・・・( ´Д⊂ヽ
レグナに焼かれてくる
596571:2005/07/03(日) 01:17:05 ID:0cHvjZ7X
ちゅうわけでカイアン落とさせていただきますた。自分的設定で
新宿

神の国

元居た世界とはいろいろ違う

カイム喋れる、アンヘルたんも第一形態に戻ってちっさくなる

という都合よすぎの強引展開、でも幸せになってほしかったんだー!
時間さえあれば上のSSの交b(ry)シーンも書きたいところ。
597名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 01:36:39 ID:XoiD6RtP
フォオオオオオオオオオオ!!!!
GJGJ
人間じゃないのになんでこんなに燃えるんだろう・・
アンヘル可愛すぎ
598名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 01:42:51 ID:QhV7zKsD
>>596
眠れなくてスレ覗いてみたらキテタ━━(゚∀゚)━━!!
GJ!
もうこの二人が幸せなら強引展開でもいい。
幸せ気分に浸りながら寝れそうだよ、d。
599名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 10:30:56 ID:0rTrtCzz
>>571
妊娠告白アンヘルキターーーーーーーーーーーーーー!!
次回作もまってるよ!
600名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 12:36:39 ID:zqyKTBWD
マナ虐めもカイアン幸せGJ!!
フォオオー!


俺も今暖めているものがあるんだ…エロ無いけどな('A`)
601名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 14:12:44 ID:VxVgBwu9
カイアンキタ━━(━(━(-( ( (゚∀゚) ) )-)━)━) ━━ッ!!!!!キタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━ッッ!!!!キタ━━━ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ━━━━ッッッ!!!!キタ━wwヘ√レvv~(゚∀゚)─wwヘ√レvv~━ッッッ!!!!キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ッッッッ!!!!!
あああ幸せをありがとう…!激しくGJGJGJ!!!!次回も楽しみにしてる!
602名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 14:21:11 ID:zqyKTBWD
折角カイアン幸せが投下されたところ悪いんだが…幼マナ虐待のSSできたよ('A`)

でもエロでもパロでも無いダークでスレ違いだなこりゃ…

('A`)レグナに食われてくる
603名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 14:32:49 ID:rGLV+QqX
>>602
カモン!カモン!早く!!それを!!
604悪夢(幼マナ虐待)1:2005/07/03(日) 14:34:55 ID:zqyKTBWD
深い夜の闇の中で、彼女は一人、己の身をそっと抱きしめ、ゆっくりと目を閉じる。
こうして、己の身を抱きしめるように彼女はいつも眠る。

彼女は母の愛を知らずに育った、常に孤独、悲しみ、寂しさを背負って生きてきた。
そして、今も…

鍵に苦しむ民を解放し、聖女と呼ばれる今でも、心の中ではいつも愛を乞うていた。
――愛が、欲しい。愛されている、必要とされる、その安らぎと温かさが欲しかった―――
目を閉じると、身震いを抑えられなくなるような、恐怖が、闇が、身を襲う。
何があったか思い出すことはできない。それでも、その恐怖は身体にも、心にも刻み込まれていた。

思い出すことすらできない、幼い日々。それは………
605悪夢(幼マナ虐待)2:2005/07/03(日) 14:35:50 ID:zqyKTBWD
「やめて!おかあさん!…痛っ……いた…ぃ、がふっ…!」
薄暗い部屋の中で、「それ」は行われていた。
後ろ手に縛られ、腹部を蹴り上げられる。
激痛とともに息が詰まり、呼吸が出来なくなる。強い吐き気が身を襲う。
もはや、幼い少女は抗うことも、悲鳴を上げることさえも出来なくなっていた。
激しく腹部が痙攣し、耐えられず床を転げまわる。
苦しみに歪むその顔は、本来の可愛らしいあどけなさも、口端から流れる赤い血によって奪われていた。
「…うっ、げぇ、うえっ…」
恐怖と吐き気から、胃の中のものを床にぶちまけてしまう。

液体の跳ねる不快な音で、彼女の母は顔をしかめる。
「汚い子!いつも私の世話ばかり増やしてっ!」
ガッ!!
母はわが子を鬼の如く、その靴で頭を踏みつけた。
「…」
幼き不幸な少女はただ、涙を流し、恐怖と痛みに脅えながら震え「おしまい」が来ることを待つしかできなかった。
606悪夢(幼マナ虐待)3:2005/07/03(日) 14:36:34 ID:zqyKTBWD
少女の身体は、ボロボロだった。無数の傷、あざ…。
それ以上に、心の傷は癒える事無く、それは深く刺さりこみ、少女の胸を苦しめる。
(おかあさん、ごめんなさい…もう、悪い子にしないから…いい子にするから…)
脅えながら、次に身を襲うであろう激痛に耐えようと、ぎゅっと目をつむり、身を縮ませる。
………こつ、こつ、こつ…
突然、予想もしない足音が近づいてくる。そして扉の開けられる音。
「…?」
少女は思わず顔を上げる。(もう、おしまい…?)

……見ると、そこに居たのは見知らぬ男だった。
少女の母が見知らぬ男に頷いてみせると、男は懐から金、銀貨をジャラリと取り出し、母に手渡した。
「それじゃあ、お好きに。」
母は冷ややかな笑みを我が子に投げかけると、部屋を出て行った。
男は後ろ手で扉を閉めると、既にボロボロになっている少女に近づく。
ニタニタと気味悪く笑みを浮かべるその顔は、目がギラついていた。
少女は本能的に身を強張らせた。
男は乱暴に少女を抱え込むとベッドへと放り投げる。
「……?」
幼い少女には、これから自分の身に何をされるか知る由もなかった…
607悪夢(幼マナ虐待)4:2005/07/03(日) 14:37:08 ID:zqyKTBWD
男は手荒く少女の服をむしり取る。
「!?」
乱暴に少女の体を撫で回す。少女は何をされているのかも理解できずに慄いていた。
徐々に身の危険を感じるのは本能か。
「やめて!嫌だ、嫌、いやー!」
少女は泣き叫ぶ。男は大人しくしろと、頬をぶつ。何度も…
「痛い!嫌…おかーさん、助けて…ぎっ……ふぐっ!いやぁあああ!」
それでも少女は喚き続けた。その後に今以上の苦痛に襲われることすら知らずに……

……その部屋に、少女の許しを懇願する悲しい泣き叫ぶ声だけが、ただ響くだけだった。
608悪夢(幼マナ虐待)エピローグ:2005/07/03(日) 14:37:56 ID:zqyKTBWD
「…はっ…」
マナは、頬を流れる涙の冷たさで目を醒ました。ひどく汗もかいている。
今のはいったい何だったのだろう、悪夢だったのだろうか?
マナは額を流れる汗を拭うと、身をそっと起こした。
体が震える。
「…怖い…」
なだめる様に己の肩を撫でた。顔を上げると月が光を湛えている。

マナはよろめきながら立ち上がり、月に照らされる岩肌へと歩み寄り、腰を下ろした。

「マナ?…眠れないのか?」
驚いて振り向くと、月の光を背にノウェが立っていた。

「…ええ、大丈夫です。少し、夜風に当たれば平気ですから…」

――優しい声。私を心配してくれる声…。大丈夫、私はきっと、前に進むことが出来る。きっと――

透き通った月の光の中で、彼女は今、僅かながら心地よい安堵を覚えていた。

                      (了)
609602:2005/07/03(日) 14:40:56 ID:zqyKTBWD
ダメだ…終わった('A`)
ノウエ出してしまった、しかもなんか話が何いいたいか分からん
最後は曖昧だし、エロ書けなくてスマソ

許してオガーザーン
610名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 15:18:10 ID:rGLV+QqX
>>609
GJ!GJ!GJ!GJ!!
マナ虐め!幼マナ虐め!!トラウマモノ!!
611名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 16:27:54 ID:wEJpRtrp
>>575>>588>>609
おk、GJだ
昨日のうちにエリマナ読めなくて悶えてたが、3つまとめて読めて大満足だYOハァハァ
612名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 16:28:58 ID:wEJpRtrp
まつがった>>587
613名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 19:46:28 ID:u0js5Wne
今夜はSS投下されないのかなー読みたい…
614名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 20:06:15 ID:zQg0D+B0
団長閣下に伝令!
気炎の直轄区に反逆者一味がいるとの報告が。全裸で。
615名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 20:19:09 ID:u0js5Wne
反逆者一味って…ノウエくんとマナか…全裸(・∀・)ウヒョ!!
616名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 21:07:58 ID:u0js5Wne
俺のID惜しいな、もう少しでノウェだったのに…
誰かー!ハァハァしてたら暑くて汗かいちまった(;´Д`)ハァハァ
もっと俺にハァハァを…!!!


風呂はいってこよ…
617名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 21:13:27 ID:6J0GOX/v
最近ハァハァしてるやつが皆ジスモアに見えてきた('A`)
618名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 22:02:51 ID:PzLMxmem
今日は静かだな…昨日の夜はハァハァし放題だったな
閣下さまは落ち着きになられたのか?
619名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 22:10:02 ID:zQg0D+B0
今ソロプレイ中
620277:2005/07/03(日) 22:13:29 ID:D6uYUXT+
閣下×ハンチ
ユーリック×ハンチ
ザンポ×ハンチ
井上×ハンチ
マナ×ハンチ

どれがいい?
621名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 22:20:08 ID:kO9+Sxrd
どれも捨てがたいが、とりあえずユーリック×ハンチを希望しまつ
622277:2005/07/03(日) 23:00:22 ID:D6uYUXT+
忘れてた。カイム×ハンチも追加で。
623名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 23:04:07 ID:rGLV+QqX
>>622
すげえ……どうやって絡ませようというんだ……
おおおおおおおおお盛り上がってまいりましたァァァァアァァアアー!!
624名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 23:27:11 ID:rrpo/k7q
フォオオオオおおおお!!
井上×ハンチをゼヒイイィ!!
625名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 23:27:16 ID:0rTrtCzz
>>620
オーソドックスに閣下ハンチがいいです!

あとここ楽しましてもらってたら小説なんて書いたことねえし
かけねえのになんか書きたくなったからやってしまった。
カイアンだけどエロないし重たいよスレ違いだよママン!
ごめん。百ぺんあやまる。でもおいてく。
6261:2005/07/03(日) 23:27:47 ID:0rTrtCzz
「カイムよ。死ぬ、とはいかなる気分なのだろうな。」
封印の女神となり、自分の手の届かない封印の空間にいる半身の声は、
ごく稀に、そして唐突に降ってくる。
--・・・俺は無数の死を与えてきたが、俺自身はまだ死人ではないからわからないな。
--何故そんな事を聞く。
「我らドラゴンは人間よりも、遥かに永き時を生きる。
だから、己の死について考える事は殆ど無いのだ。
だが・・・お前が死ねば我も死ぬ。それは遠き未来ではない。」
確かに、永劫にも似た年月を生きたこのドラゴンにとって、
100年に満たない人の生涯など風の一吹きに等しいだろう。
--死が怖いか。
「まさか。お主が死んだ後も、永劫に生き続ける事のほうが余程恐ろしい。ただ・・・
我はニ度とお主に会う事なく、この場で死にゆく事となろうと思ってな・・・それを想うと・・」
--・・・・・
掛けるべき言葉が、カイムにも見つからない。
カイム自身も、それを恐れていたからだ。
いつも心の奥底で燻る、一つの思いが浮かび上がる。
世界に捧げられた彼女を、自分の元に取り戻したいという欲望。
だが、それは自分を助ける為、我が身を犠牲にした彼女を裏切る事になる。
--ならば
「・・?」
--ならばお前が死を迎える時は必ず俺が側にいよう。ひとりで死なせはしない。
--共に行こう。お前の名にかけてそれを誓う。
「・・・我が名にかけて、か?その誓いを守る事は容易くはないぞ。
我はこの封印の場から、動く事が叶わぬのだから。」
封印の女神となった事が、元々強大だったドラゴンの力を、
世界の封印を破壊しかねない程に高めていた。
封印の空間にいる事で、辛うじて抑えられているが、
己の力を無理矢理抑える事は、彼女自身の身体を蝕む事になっていた。
それ程長くはもたない。だがせめて、カイムがその寿命を終えるまでは。
そして、カイムもその思いを感じていた。
6272:2005/07/03(日) 23:28:38 ID:0rTrtCzz
--必ず。その為なら、世界を滅ぼしても構わない。
「世界を守る封印となった我との誓いを守る為、世界を滅ぼすというか。
・・・やはりお主はとんでもない馬鹿者だな。」
--どうせお前は、俺が死んだ後の世界などどうでもいいと思っているのだろう。
「・・・ああ、その通りだとも。」
彼女が『声』を出さずに微かに笑ったのを感じた。
「我のほうが、余程馬鹿者だな。」
一つおいて再び語りだす。
「死について、一つ判った事がある。
カイム、お主の命の炎は何よりも美しい。
そして全てを飲み込み、焼き尽くす程に苛烈だ。
それは、お主が老いる事無く永きを生きるドラゴンではなく、
短い生涯を足掻き、老いて死ぬ人間であるからなのだな。」
それを最後にドラゴンの声と、その意識は途絶えた。
それは始まりと同じく、唐突な結末だった。
--人間は、俺は醜い。
自分の為に封印となった半身に、既にとどかない言葉を紡ぐ。
--何より美しいのはお前だ。アンヘル。
復讐以外、何も無かった、何も望まなかった自分を導いた
深紅の翼と、悲しい程に澄んだ黄金の瞳。

カイムの為だけに語った彼女の名、
カイムがその名に掛けて誓った約束は守られ、そして炎と共に燃え尽きる。

おしまい
628名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 23:32:02 ID:PzLMxmem
>>626
GJ!!!!切ない系でイイヨ!!GJ!やっぱアンヘルカイムは切ないよなぁ…

ハンチ閣下ー
629名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 23:59:49 ID:VxVgBwu9
>626
泣いた。超GJ…!
630名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 00:04:45 ID:ssICYgh6
>>626
マジでGJ!
小説を書いた事がないとは思えない文章だ。
切な萌え(;つД`)
631277:2005/07/04(月) 13:59:12 ID:fT+ySDLG
畜生…orzやっとこ書き上げた皆無×ハンチとユーリック×ハンチが消えた……
ごめん、みんな少し時間をくれ・・・・
632名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 18:03:09 ID:I5Zbpcbg
>277
ハンチさんの為ならいつまでだって待ってる!がむばれ!
633名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 21:53:25 ID:r1dx6w6y
ガイシュツだけど、ヤハ×ハンチたん(エロ薄目)を投下してもいい?
しかも短い…
634名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 21:58:00 ID:np6TA1Il
カモーーーン!!
635名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 22:01:39 ID:r1dx6w6y
(1/6)
ハンチは、息苦しさを覚えた。
身体があちこち痛い。
「あ、あぅ…」
柔らかなベット。
しかし、自分がいつからここにいるのか、記憶が飛んでいる。

ヤハ。
思い出した。
全てはあの男のせいだった。
ヤハはまだ、連隊長でもないのに、有名人だった。
ヤハはいつも、その蠱惑的な姿で男女問わず侍らしていた。
それが、どうしてハンチに興味を持ったのか分からない。
いつもおいしいものを食べていると、急に物珍しいものに手を出すような心理なのだろう。
ただ、ヤハに会食に招かれ、馬鹿にされることを承知で言ったのだ。
ハンチの方には、かすかな期待があったのかも知れない。
あのヤハが、自分を相手にしてくれるかもしれない。
そう思うと、押し殺してきた女心が、ふと熱くなったのだ。

熱い。
体中が。

ヤハに、勧められるまま葡萄酒を飲んだ。
それなりに、アルコールには慣れているはずなのに、ヤハが更に勧めた。
思えば、あのときに気がつけば良かったのだ。
636名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 22:02:44 ID:r1dx6w6y

(2/6)
「ヤハ殿ぉ…どうしたんですかぁ」
呼んではみるものの、ヤハは一向に姿を現す様子はない。
あの葡萄酒に、媚薬のようなものが入っていたのだろう。
身体が熱いのも、痛いと思っていたのも、全て躰が心が疼いているからなのだ。
ヤハが欲しい。
そう思ったのは、彼と出会った時。
だが、魅力を失った自分が相手にされる訳もない。
それを憎しみにかえ、生きる糧にしてきたのだから。
「んっ…あぁっ…」
知らずに熱い内股が、擦れる。
躰を他人に愛撫されたことのないハンチにとって、それは強烈だ。
紋章のある乳房も熱い。
早く誰かが来て欲しい。
誰でも良いから、自分を慰めて欲しい。
ハンチは、濡れた髪を振り乱し、誰に命令されることもなくただ脱いだ。
脱いでしまうと、熟れた躰のみがベットに浮かび上がる。
柔らかな陰毛、まだ男を知らぬ自身…。
だが、もうこれ以上我慢出来ない。
躰の熱さはさきほどよりひどい。
「これは、ハンチ殿…」
ヤハの声に驚く。
いつもながら、美しい肢体だ。
「ふふ…大分、お薬が効いたようですね」
口角を上げ、壮絶な微笑みを浮かべるヤハに焦る。
「わ、私をどうするつもりなんですかぁ」
ヤハが、ハンチを易々と押さえつけ、その躰にのしかかる。
綺麗な糖蜜色の瞳が、自分を見ている。
一糸まとわぬ自分を。
分かっているくせに。唇が、そう動く。
これは悪い夢。ハンチはそう決めつけ、口吻を交わす。
637名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 22:03:34 ID:r1dx6w6y
(3/6)
ヤハのキスは濃厚なものだ。
舌が侵入してくる。
それと同時に、甘い味が口内に広がる。
恐らくは、媚薬。
知っていても、拒否することなど今のハンチには出来そうもない。
キスと同時に、両の乳房を指で弄ばれる。
ひんやりとした、ヤハの指が心地よい。
「ぁ…はぁああっ」
乳首を弾かれ、ただ喘ぐことしか出来ない。
そんな風にされたことは初めてだった。
ヤハの瞳に、どう映っているのだろう。
醜い自分が、こんな姿を晒しているなど、恥だ。
ヤハの視線から逃れたい。
「逃がしませんよ、何処にも」
ヤハが、囁く。
そういわれると、逃れられなくなる。
「どうして欲しいですか」
ハンチは、潤んだ粘膜に視線をちらりとやる。
「ここ、ですか?」
ヤハは、軽く見据える。
ベッドの傍に置いてあった硝子瓶の中身が、ヤハの指に絡む。
とろりとしたそれと、ヤハの指が自分の胎内に入ってくる。
ヤハのそれは狡猾だ。
「っあ、ぁ、ぁ…」
得たことのない快感が、ハンチを捕まえる。
ぐちゅ、と恥ずかしい音ですらハンチを興奮させる材料の一つになる。
知らず、腰をヤハに差し出してしまう。
もっと、ヤハが欲しい。
指が、易々と増やされた。
638名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 22:04:11 ID:r1dx6w6y
(4/6)
ぐにゅ、ぐちゅ。
ヤハが目を細め、ハンチの中をかき混ぜる。
痛みなど感じる暇はない。
「ぅ…ぁああっ…ヤハ殿ぉ…」
「ハンチ殿、あなたばかり、快楽を貪るのは、狡いとは思いませんか?」
「ぇ…あ・はぁ」
ヤハの声が、自分の全て。
その声が、支配する。
「私にも、快楽を下さい」
「ぅ…どうすれば、いいんですかぁ」
ヤハが指を引き抜く。
名残惜しいあまり、締め付けてしまう。
その途端、背筋が震えるほどの快感が襲う。
「あぁっ…」
「そんなに締め付けられては、困ります」
ちっとも困っていない声。
しかし、抵抗むなしく指がずるり、引き抜かれる。
ヤハの引き締まった躰の美しさ。
そして、ハンチの指がヤハの中心の−牡に導かれた。
驚く。
自分に、性的な興奮を感じていることに。
「あなたは知らないだけです。御自分の本当の姿に」
「ぅ…」
「舐めてください」
「は…はぁん」
ぬらりと、それを口にふくむ。
優しく鈴口を、なぞるように舐めるとヤハが快楽の声が褒めてくれた。
夢中になる。
四つん這いになったハンチの胎内から、蜜のようにしとどに濡れたものが溢れた。
それが気持ち悪いのか、良いのか判断がつかない。
ベッドの布を、濡らしてしまう。
639名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 22:04:40 ID:r1dx6w6y
(5/6)
「もう、いいですよ。ハンチ殿…っ」
ヤハ自身限界なのだろう。
無理矢理離される。
だが、次の瞬間、ハンチの顔に精が放たれた。
何故か汚いと思えなく、口の端のそれを舐め取ってしまう。
「ヤハ殿ぉ…」
ヤハが、ご褒美の代わりにキスをくれる。
ハンチは、既にヤハの術中の中。後は溺れる…そう、溺れるだけだ。
ヤハが、ハンチの長い脚を肩に乗せる。
奥まで覗かれているようで、とっくになくした羞恥心が蘇る。
「ぁ…あの…ヤハ殿ッ…っつ」
ヤハは、ハンチの中を裂くように挿ってきた。
痛い。気持ちいい。
その両方が混ぜられ、ぐちゃぐちゃになる。
自然に涙が零れた。
「っう…ぁあああっ…」
ヤハを受け入れているのが、悦れしい。
肉と肉とがぶつかる音、粘膜の音。
ヤハの吐息、ハンチの喘ぎ声。
「んっ…ぁあああぅ…もっと奥…奥に下さいぃ…」
ヤハ自身を締め付け、そうねだる。
応えるように、ヤハの動きが激しくなる。
「…っつ…もっとぉ…」
「淫乱なのですね…ハンチ殿は」
そうしたのは、誰だと問いたい。
だが、もう考える力すらない。
ヤハを締め付けながら、自分は達してしまった。
と、寸前に引き抜かれ、ハンチの腹にまき散らされた。
640名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 22:05:14 ID:r1dx6w6y
(6/6)
気がつけば、身が清められていた。
胎内が痛い。
そういえば、初めてだった。
ほんの少し、出血をしているのかもしれない。
「ヤハ殿…」
ヤハが、其処に佇んでいた。
「少し無理をさせたでしょうか。ハンチ殿にお願いがあるのですよ」
「はぁ」
躰が怠い。
そこに付け入るようにヤハが囁く。
「あなたの直轄区で、髑髏のような仮面をつけた男を見かけたらこちらに教えてほしいのです。
名は、ユーリック」
ヤハの表情は恍惚。
「見つけたら、この薬を。あなたならば難しく無い筈」
自分にも与えられたであろう媚薬の硝子瓶が生々しく、布に転がる。
「それまで、あなたに快感を与えましょう」
自分より地位の低い男に支配される悦び。
それにただ、ハンチは頷いていた。
ヤハは、数ヶ月後、手に入るであろうユーリックのことを思い、微笑んだ。




641名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 22:06:18 ID:r1dx6w6y
ハンチたんに救いが無い上に、ヤハがホモ丸出しでスンマソ。
お目汚し失礼しました。
642名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 22:10:05 ID:np6TA1Il
 GJ!
 ハンチたんエロエロ、ハレンチたんだ・・。

 つかヤハは百合狙いですか、百合にも薬使えってことは・・。
 
643名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 22:17:58 ID:cUICR4gd
ヤハンチキテタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
乙!
ハンチたんハァハァテラエロス(*´Д`)
644名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 23:42:54 ID:L738pSPN
荒らしの巻き添え食らってアク禁されてた俺が4日ぶりに来ましたよ。
>>635-640
GJ!!ハンチえろいなぁ(*´Д`)ハァハァ
ヤハの腹黒さも原作っぽくてイイ!!

俺もアク禁されてた間にレグナ×アンヘルを書き進めていたので、完成次第投下する。
恐らく水曜日には書き上げられるかと…
レグナが一方的に責めるシチュなんで和姦には程遠いけど許してくれ。
645名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 00:51:54 ID:2kb4QDAw
ハンチってそういや熟れ熟れだったのか…!!
エロいなぁ…GJ!

エリスのSSも待ってるよ!レグアンは初めてだ、世界が壊れるほどの激しい絡み(;´Д`)



646名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 07:24:52 ID:f2sTsO8m
レグアン…竜好きの漏れとしては堪らない…!(;´Д`) '`ァ,、ァ
647名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 08:14:19 ID:MZKg/SRw
スレの流れが
アンヘル酷い目にあう>カイムとラブって復活>酷い目にあう>カイムとラb
のエンドレスでなんかおもすれー
648名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 10:30:35 ID:aKD/RRB5
かわいい子ほど苛めたくなる→反省、の心理
649名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 10:34:12 ID:EtGUksHv
エリマナの第2部待ってるよ!
Sっぷりのエリスたん、次気になる!
650名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 11:22:05 ID:EtGUksHv
フォオオオオオオオオオオオーーー

もう、だめなの…

最近フォーしすぎて自分が怖くなってきた
651名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 12:38:52 ID:Pk0OzUBT
受けでも攻めでも萌えられる。
それがツンデレの特権さ。
652名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 13:19:07 ID:ULtS3rul
>>348をずっと待っているのですが…
ああ、焦らしプレイ!!
653名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 13:55:10 ID:EQVSmHpA
一応レグアンあるけどな
>>25で('A`)
654名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 15:07:32 ID:O0LHNUyP
>>25
もうファイル残ってないよな?さすがに
655名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 16:05:58 ID:/DQoV3y5
フフォー 今日も閣下はハァハァしています
656名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 16:09:53 ID:/DQoV3y5
おお!俺のIDがドクオ!!
657名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 17:36:12 ID:/ejKUVJZ
レグアンってなんか響きがエロい
658名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 18:43:55 ID:TiUwXJ/9
ギシア・・うわまてやめろなにをすrhsw5ふじこ
659名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 19:00:12 ID:GeD1bvkF
>>657THE ALFEEの曲に無かった?
660名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 19:49:16 ID:iDLWRJSC
>>284を見て何故か書いてしまった次第です。設定資料集と某サイトの会話集を参考にしました。
エロ薄を勝手に投下!気分を害した人はスマソ、忘れてくれ。
661幼マナ×フリアエ1/8:2005/07/05(火) 19:50:28 ID:iDLWRJSC
微風が頬を撫で、フリアエが眠りから目覚める。
薄く開いた目に飛び込んできたものは、斜めに建つ透明な柱と
石造りの柱の向こうに広がる薄灰色の雲の絨毯。
ゆっくりと身を起こすと、激痛が全身を襲った。
「うっ……!」
鋭い痛みに声が漏れ、ベッドの上で小さく身悶える。慣れたはずの痛み。だが、慣れるわけがない封印の負荷。
全ての封印神殿が破壊され、残る封印は自分だけなのだと知らせるかのような痛みにフリアエはため息をついた。
着衣しているドレスを見て、虚ろだった意識がはっきりと覚醒する。
文字通り、目の覚めるような深紅のビロードで仕立て上げられているイブニングドレス。
頭には豪奢な飾り付けが施され、髪は丁寧にまとめられている。
いつ着替えたのか、それとも誰かが……そんなことを考えながらドレスの肌触りを確かめるよう指をすべらせた。
「ふふふ……起きた? うふふふ……」
突然聞こえてきた声に顔を向ける。そこには真紅の少女がいた。
美しいブロンドのセミロングに真紅の外套とワンピース。そして射抜くような真紅の眼。
「ラララララ、ララ……天使のお目覚め? 天使がみた夢はどんな夢? ララララ……」
ダンスのステップを踏むようにくるくると回転しながら、花びらをまき散らかすその姿を見て
フリアエは恐れを感じた。
対する少女の口調は陽気で、傍から見れば楽しげに舞っているようにも見えただろう。
662幼マナ×フリアエ2/8:2005/07/05(火) 19:50:58 ID:iDLWRJSC
「あなたは誰……ここは、どこなの……」
「わたしはマナ。あの方に愛されてる子供……」
ふわりと回転を止め、マナはくすくすと笑いながらフリアエを見つめた。
一見すれば、悪戯めいた笑みを浮かべる幼い娘……けれど、何なのかわからない
奇怪な雰囲気をフリアエは感じた。
「あの方の愛を女神も望んでいるでしょう? 全てから解放されて、欲しいものが手に入るあの方の愛!」
「何を言っているの……あの方って誰? 私は何も望んでない……」
「ウソ。わたし、知ってるのよ。女神が見ていた夢……欲しくてたまらない愛の正体……ふふふ」
見透かされているかのようなマナの言葉に、フリアエの局部に激痛が走る。
激痛を鎮めるようフリアエはベッドの上で身を丸めた。
……考えてはいけない。想うことも許されない。女神なのだから……だめ……っ!
表情を歪め、頭の中と心の中をからっぽにする。
そんなフリアエを嘲笑うかのように、マナは嬉々とした表情でフリアエの元へ行き
ベッドの端に腰を下ろした。
「可哀相な女神。封印はもう女神だけ……苦しむのは女神だけ。たった一人で封印を守る女神。
誰も助けてくれない」
「……そんなこと、ない……」
息も絶え絶えに答えるフリアエに、マナは微笑みを絶やさない。
「哀れな女神にささやかな慈悲をあげる。どんなに欲しくても手に入らない、女神が望む愛の欠片」
そう言うとマナは一方向を指差す。フリアエは無意識にそちらを目を向け、ハッと息を呑む。
663幼マナ×フリアエ3/8:2005/07/05(火) 19:51:23 ID:iDLWRJSC
「……兄さん……?」
無言で佇む兄の姿を見てフリアエは呟くように声を掛ける。そしてすぐに違和感を感じた。
……最後に兄さんを見たのはいつだった? その時の兄さんはどんな姿だった?
何故かフリアエはそれを思い出せなかった。今見ている兄は見慣れた姿格好。
昔、カールレオン城の中庭で婚約者であるイウヴァルトと三人一緒だったときの姿。
……違う。これは兄さんじゃない。だけど……。
そうだと理解は出来ても受け入れることが出来なかった。女神だからと凡そ納得がいかない理由で
幽閉されていた辛い日々を、兄の存在を思い出すことで癒されていたフリアエに
目の前にいる兄の姿が偽者だと思うことは不可能に近かった。
心の一番奥底に閉じ込めていた思いが一気に溢れ出す。
……兄さんに会いたい。優しく抱きしめて欲しい。そばに……ずっとそばにいたい。
兄さんの姿を否定することなんて出来ない!
戸惑いと喜びが入り交じるフリアエの元へと兄はゆっくり近付いて行く。
「兄さん……会いたかった。もう、私のそばから離れないで……ずっと一緒にいて」
そう言うと、自分の目の前まで来た兄へ片手を伸ばす。その手を優しく握る兄。
フリアエは膣内を蝕むオシルシの痛みが薄らいでいくのを感じた。
……自分はもう女神ではないのかもしれない。
安堵する精神と肉体を実感し、フリアエは封印の負荷から解放されたのだと思った。
664幼マナ×フリアエ4/8:2005/07/05(火) 19:51:49 ID:iDLWRJSC
女神ではなくなる……そして、封印が解かれるとどうなるのか、神官長ヴェルドレに
口酸っぱく言い聞かせられていたフリアエにとって、己の身の最期を予想することは難しくなかった。
けれど、あまりに魅惑的な現実。自分が最終封印だということすら消し飛ぶ状況。
自分の手を握る兄の表情はとても穏やかで、フリアエはこの手を離したくないと強く握り返した。
兄は優しく微笑みながら、もう一方の手でそっとフリアエの頬を撫でた。
その手にフリアエは自分の手を重ねる。
夢にまでみた歓喜がこみ上げ、胸の高鳴りは急速に速まり、抑えていた欲求が次第に露わになっていく。
「ああ、兄さん……! 私、兄さんのことが……」
フリアエの言葉を遮るように、兄の口唇が重なる。フリアエは驚き身をかたくするが、すぐに力が抜けていった。
イウヴァルトにされたキスとは全然違う甘く蕩けるようなそれに、フリアエの肉体は官能の悲鳴を上げた。
近くにいるはずの少女の存在も忘れ、一心に兄を求め兄の口唇を吸い、自ら舌を絡める。
禁忌を犯しているとは思わない。
……今の私は妹ではなくただの女で、好きな人と結ばれたいと当たり前に思うだけ。
一方的な思いでもいい。何もせず死ぬだけならば今だけは何もかも忘れて
狂気に支配されたい、とフリアエは心の底から願った。
兄はフリアエの積極的なまでの欲求を受け入れ、そっと彼女の背を引き寄せる。
「あ、ぅんっ……は、あ……んんっ!」
抱き寄せられ、兄と体が密着したフリアエはそれだけで官能の頂点に達しそうになった。
襟巻き仕様のロングネックの布を解かれ、露出した首筋や肩に口付けされてフリアエは快感に身震いした。
だが、オシルシの痛みはやはり無く、秘所は見ずとも分かる程に潤みはじめていた。
665幼マナ×フリアエ5/8:2005/07/05(火) 19:52:14 ID:iDLWRJSC
内腿を擦り合わせてみるとその場所が敏感に反応し、フリアエは兄の愛撫に合わせて快感に身を委ねる。
「……ぁ、ああっ……! に、兄さ……ん、だ、だめ……やぁ……んっ!」
フリアエの動きに気付いたのか、兄はドレスの裾を捲り上げ
むき出しになったフリアエの腿に手のひらを這わせた。
腿を這う手はやがて秘所へと向かい、誘導するようにフリアエも自然と足を広げた。
ふと、以前イウヴァルトに似たような行為をされたことを思い出す。
あの時は今感じているような悦びは全く無く、嫌悪感でいっぱいになり彼を突き飛ばした。
それは単に自分が子供だからなのだろうと思ったが果たして、その時その相手が兄であったのなら
同じように嫌悪感でいっぱいになったのだろうか……?
答えは薄々感づいていたが、兄妹という枷を憂い、呪うばかりで
以前のフリアエであればはっきりと答えを導き出すことはなかった。
だが、今のフリアエは驚くほど本音を解き放つことが出来た。
「……お願い、もっと触って……? 兄さんだったらいい。私、兄さんに触って欲しいの……」
羞恥心を感じつつも、淫らな要求を次々と兄へ求めた。
ふと、ちらりと周囲を見る。もしかしたら……少女が暗がりに隠れて見ているかもしれない。
もしかしたら自分の元婚約者も一緒かもしれない。
しかしフリアエは、自分の言葉やこの行為を元婚約者に見られたいのだと、心の奥で感じていた。
兄を兄だと思っていない。自分にとって兄ではなく異性であり
女である自分が異性を求めて可笑しい訳がない。
誰かに……出来ることなら元婚約者に、男女がごく自然に性行為に及んでいるのだと認めて欲しかった。
くちゅっといやらしい音を立て下着越しに兄の指先が触れ、待望の刺激を受けてフリアエの思考が吹き飛ぶ。
666幼マナ×フリアエ6/8:2005/07/05(火) 19:52:39 ID:iDLWRJSC
だが指の動きは緩やかで、敏感な肉芽の上を掠める指先にフリアエは嬌声を上げながら身悶える。
「ああぁっ! んぁあ……んっ! もっと……強く、もっと奥まで触って! お願い……っ」
フリアエは秘所を兄に見せつけるように両足を広げ、悩ましく腰をくねらせた。
そして、ドレスの上から自分で乳房を揉み、尖る乳首を摘んで快感を貪る。
秘所のぬかるみは一層増し、ぐっしょりと濡れている下着がもどかしく気持ち悪さを感じた。
兄はそんなフリアエを見て、フリアエの下着を脱がせにかかり、フリアエも自然と腰を上げた。
……兄さんになら見られても触られてもいい。兄さん以外は嫌。たとえ元婚約者でも……。
「ぅあ……んんっ! そう、そこ……気持ち、いいの……あぁんっ!!」
自分で刺激している乳首も相まって肉芽や襞を愛撫され、フリアエの快感は猛然と頂点へ突き進む。
そして、オシルシのある膣内に兄の指が挿入された瞬間、頭の中が真っ白になった。
「いやっ、だめぇ……っ! もう、だ……ああぁっ! ぅああああぁぁぁっっ!!」
絶頂と共に秘蜜を噴き出しながら、フリアエは全身を強張らせながらたまらず大声を張り上げた。
快感の波はしばらくフリアエの全身を漂い、呼吸を整えながらフリアエは兄を見てにっこりと微笑んだ。
「兄さん……私、うれしい……兄さん、抱きしめて。私を抱きしめて……」
兄はフリアエの蜜液で濡れた手を見て、それを舐めながらフリアエに微笑み返した。
そして、今まで何も話さなかった兄がようやく口を開いた。
「惨めね、女神」
フリアエは驚いて目を見開いた。聞こえてきた声は先ほどの少女の声。
確かに目の前にいたはずの兄の姿はなく、そこにいたのは先ほどの少女。
マナはくすくすと笑いながら、手に付着しているフリアエの蜜液を舐め続けた。
667幼マナ×フリアエ7/8:2005/07/05(火) 19:53:02 ID:iDLWRJSC
「うふふ……そんなにお兄さんが好き? わたしにはわからないわ。悪い子なんだもの」
「な……ど、どうして……わ、私は一体……」
動揺するフリアエに、マナはフリアエの下着をつき付け、彼女の胸元に落とした。
蜜液に浸された下着の重みにフリアエの心は羞恥心にかき乱された。
何が起こったのか分からず、乱れたドレスもそのままに少女を見た。
「女神、とっても可愛かった。わたしのやり方が間違ってたらどうしようかなって
思ったけど……女神がうれしいって言ってくれてわたしもうれしい。ふふふふ……」
真紅の眼で微笑む少女を見て、フリアエは朧ながらトリックを理解し始めた。
つまり、さっきの兄は当然本物の兄ではなく、最初から最後までこの少女に……。
「すっかり汚れてしまったわね。どうする女神? 続き……やる?」
「あ、あ、あ……ああああああぁっ!」
途端にオシルシが痛みだし、フリアエは絶叫に近い悲鳴を上げた。封印は解けてなく、
欲求するがままの幻に惑わされていたのだとフリアエはようやく理解した。
真の現実を目の当たりにし、体中をめった刺しにされたような痛みに
フリアエの自我は次第に均衡を崩していく。
「痛い……イタい! 嫌……いやあぁっ! 違う! 私、そんな……兄さん、違うの……そうじゃな……い」
絶望に涙が溢れ、マナを突き飛ばし、フリアエはベッドから転げ落ちた。
立ち上がろうとするが、封印の負荷は更に増し、力が入らずなかなか立てずに床を這い始める。
……ここに居たくない。何もかも、もう嫌。もう私を放して……!
斜めに建つ透明の柱にようやくたどり着くと、それにしがみつくようにフリアエは立ち上がった。
668幼マナ×フリアエ8/8:2005/07/05(火) 19:55:07 ID:iDLWRJSC
「助けて、誰か……イウヴァルト、兄さん……誰か……」
封印の負荷とオシルシの痛みと秘所のぬかるみがフリアエを追い詰め、泣きながら助けを乞い、
柱に背を向けてもたれかかる。
だらりと下げていた左手に何かを握らされ、フリアエは視線の定まらない目でそれを持ち上げ
ぼんやりと見つめた。
「これで助かる……ふふふ」
マナは囁くようにそう言うと、一歩下がってフリアエの様子を窺う。
期待に真紅の瞳を輝かせ、女神をじっと見つめる。
まるで、何かをねだるようなマナの振る舞いに、最早フリアエは気付けなった。
気付けずとも、フリアエは自分が何をすべきか理解していた。
この少女に助けられるのではなく、自分で決めたことなのだとわずかに残った理性でそう思い、
フリアエは握らされたそれを両手で持ち、兄の姿を思い出しながら切先を自分の胸に向けた。


669660:2005/07/05(火) 19:57:11 ID:iDLWRJSC
終わりです。どちらかといえばカイム×フリアエ?

レグナ×アンヘルマダー?(AA略
670名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 20:07:02 ID:VBjwpYeg
キトゥワァ―――(゚∀゚)―――ッッッ!!超GJ!!マナのサドっぷりが素晴らしい!
671名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 20:12:47 ID:6vIl24GJ
ハァ―――――ン(*´Д`)ハァハァ!!
マナって幼女のときはS!!GJ!!次も!!
672名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 21:28:22 ID:GgyJpOQE
フリアエーーーーーーーー!!!。・゚・(ノД`)・゚・。
マナたん素晴らしい攻め具合
673名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 21:36:16 ID:Vx5OkK+5
うっひょおおおおおおおお!幼マナGJ!
フリアエ好きにはたまんんんねえええええっす!!!
674名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 23:25:44 ID:HeipRlvl
上のほうにあるナマ、ナマ〜〜とかいう広告がどうしても「マナ」に見えて興奮する俺…
エリマナァァァァ!!
675名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 23:45:29 ID:+8rBNGbM
>>669
うお、フリアエにこんなに萌えたのは初めてだ…
GJ!!!!
救いようの無い終わり方もDODっぽくて大好き(*´Д`)ハァハァ

>レグナ×アンヘルマダー?(AA略
ごめん、予定通り水曜になりそう…
676名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 00:53:56 ID:8dwAoklU
ギシアン読みたいギシアン誰か…
677名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 01:02:18 ID:EnlstCcI
漫画でカイアンのギシアンが読みたいギシアン誰か…
でもSSのカイアンのギシアンも読みたいギシアン誰か…
678名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 01:10:48 ID:8dwAoklU
エリスのギシアンが読みたい…ギシアン…(´・ω・`)
679名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 01:29:11 ID:IBQ+Xqev
だ、誰かー ('A`;)
680名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 01:33:10 ID:fSs+0bpM
聞こえないか('A` )
681名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 01:54:41 ID:81t5LBKG
某DODファンサイトでカイムとマナタンが旅中に
マナタンが生理で苦しんでいるのを怪我かと勘違いしたカイムが
診療所に連れて行こうと戸惑う内容のwebマンガがあった

ヽ(((''A`` ))))ノ フォオオオオ大おお大おおッッ
  ((((  ))))
  ノノノノωω|||||
682名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 01:57:34 ID:81t5LBKG
>>681
ごめん、怪我じゃなく病気だった。
あとマナタンは必死で隠そうとしてた

ヽ(((''A`` ))))ノ マナタアアアアアアああんんんッッ
  ((((  ))))
  ノノノノωω|||||

683名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 02:09:11 ID:fSs+0bpM
ヽ((('A` ))))ノ 改造修正しときましたよバトーサーン
 ((((  ))))
ノノノノω|||||
684名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 02:58:24 ID:1ItqRFco
OKもちつけ団長殿。カイアン(むしろアンカイ)のギシアン書いてくる
685名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 03:06:12 ID:EnlstCcI
フォオオオオオオオオオオオーーー!!!!!!!!!!
ギシアン'`ァ(;♥Д♥)'`ァ
686名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 03:20:59 ID:fSs+0bpM
団長!団長!
くっ、あのエロリストどもの動きを封じよ!
あやつらの目を見るな!あやつらの目は毒が・・・うわぁああああっ!
687名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 03:58:12 ID:8NdLAlFg
レグアンギシアン投下までずっとフォオオーとか言ってるのもアレだから、
問題を用意してきたぜ。


問題:括弧に文字を入れ、エロい文章を完成させなさい。

もう( )よいのか、カイム
688名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 07:27:45 ID:HY/oT04m
>>681
どこそこ?!見てえぇええぇ!マナたん!!!!マナたん大好きだよマナタン!!
689名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 13:32:48 ID:EnlstCcI
もう(気持ち)よいのか、カイム
690名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 14:12:46 ID:EnlstCcI
>>682
見つけた

 ヽ(((''A`` ))))ノ マナタアアアアアアああんんんッッ
   ((((  ))))   やっぱマナタンは幼女に限るよよよよょょよょっっ
  ノノノノωω|||||
691名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 14:24:03 ID:Oj4028ps
どこじゃ〜!!
教えてくれ、一生のお願いだ!!
692名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 14:34:23 ID:EnlstCcI
DODサーチをカイムxアンヘルで上から見てったら発見(´∀`)
ああいう所ってほぼ女子作成のサイトしかないけど
たまには覗いて見るもんですな
発見した>>682は偉い
693名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 14:46:22 ID:Oj4028ps
アッター!!

ヽ(((''A`` ))))ノ マナタアアアアアアああんんんッッ
   ((((  ))))   やっぱマナタンは幼女に限るよよよよょょよょっっ
  ノノノノωω|||||


694名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 15:26:47 ID:GYiHJsWc
しかしよくよく考えたら、アンヘルたんは単一性のメスとはいえ、
もう殆ど公式で女扱いだからカイム×アンヘルは男女ノーマルと考えたら。
カプ系サイト全体の比率からすれば、女子作成のサイトだろうが何だろうが
ダントツでノーマルカップリングが人気を誇る珍しいジャンルとも取れるなあ。
695名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 15:30:16 ID:GYiHJsWc
スマソ上の言い方だと語弊がある。
「女性ファンからでもダントツでノーマルカップリングが支持されている」という意味で読んで下さい
696名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 15:48:51 ID:81t5LBKG
>>692
遅れながら褒めて頂きどうもぉ
うへへぇ、自分たまにはどころかほぼ毎日覗いてますよぅ
697名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 16:02:27 ID:d/yT4spQ
カイム、もうまんこはよいのか?
698名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 16:05:01 ID:DuSHii/1
>>687
もう(イッても)よいのか、カイム


もう(そろそろお前との子供が欲しいのだが産んでも)よいのか、カイム
699名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 16:06:22 ID:AElWxb31
>>694
そりゃアンヘルは1の唯一の救い兼萌えですから
2ではノウェ達2の主人公が引き立て役になってより愛が引き立てられ・・・


('A`)
700名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 16:13:17 ID:AElWxb31
>>687
もう(種族を気にしなくても)よいのか、カイム

うーんエロくねぇな('A`;)
701名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 16:38:39 ID:EnlstCcI
もう(大きさの違いを気にしなくても)よいのか、カイム

エロくね…('A`)サッキミツケタサイトノネタパクッタスマソ
702名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 16:50:37 ID:4NqK5E7e
もう(後戻りはできぬが)よいのか、カイム
もう(我以外は見えなくなるが)よいのか、カイム
703名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 17:13:55 ID:OsVLDmm7
>>692-693
見つからないよ…マナたん…
704名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 17:28:26 ID:XgS7lJZj
>>703
えー、割とすぐ見つかるYO!
705名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 17:40:39 ID:OsVLDmm7
カイ無×アンヘルで検索したら、4つ当たった。
で、4つ見たけどなかた…俺の目は節穴か……('A`)
DODサーチだよな…?マナたん…
706名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 17:44:21 ID:QmUIa3a/
1時間探してやっと見つけた。
カイム×アンヘルとWeb漫画だな。これくらいのヒントならいいよな?
707名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 17:50:36 ID:OsVLDmm7
ヽ((('A` ))))ノうひょあああああああああ!!!!見っけた!マナたん!マナたん!フォオオお!
 ((((  ))))
ノノノノω|||||
708名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 21:21:32 ID:zw9gt86i
フォオオのAAは団長に確定したのかw
709名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 21:40:09 ID:kem9vs7d
2のAA誰か作ってくれねーかな('A`)
710名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 22:22:23 ID:xQMjwF7N
>>694
そーいやスタッフがDODの企画当初
擬人化したアンヘルが少年を伴ってカイム探して世界を旅するって話を
考えてたってエロカワイイスレにでてたけどアンヘルたん「少女」だったとか。
情報元知らないからデマかも知れんが。
711名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 22:55:09 ID:DKO7MEBN
>>710で思い出した
神様お願い
アンヘルのエロカワスレにあった、愛のバストアップ作戦ネタで一つ…
712名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 23:51:00 ID:8pjc9zF9
絵板に貼ってあるカイムが擬人化アンヘルたんの乳を揉んでるやつ、
あれがまさに愛のバストアップ作戦・・・(*´Д`)ハァハァ
713名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 00:00:58 ID:V9p7vS+W
すまん。
レグアン間に合わなかった…
もう少しで完成しそうなので許してくださいオガーザーン
714名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 00:03:45 ID:CQsbSzjq
>>315さん
GJ!GJ!!GJ!!!
頼むから続けてください!!
715名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 00:27:18 ID:QhGEESJA
>>713
ワクテカして待機します
がんばれ
716名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 00:40:14 ID:3udbF7+4
>>713
OK。いつまでも待つ。
717名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 00:52:13 ID:a/+5ug3/
>>712
すみませんどこの絵板でしょう?
せめてヒントだけでも…orz
718名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 00:54:28 ID:7+XFHNCb
本スレにある絵板ですが何か?
719名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 01:46:57 ID:t2cLfTsl
>>710
情報元は藤坂公二氏。
1の時没フリアエ絵があったように、
2資料集でそのアンヘルたんをハァハァ('A`)
720名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 01:48:16 ID:t2cLfTsl
公彦だった・・
ちょっと久しぶりに林の裏に行ってくるor2
721717:2005/07/07(木) 01:49:15 ID:a/+5ug3/
有難うございます。何とか見つけることが出来ました!
ああああアンヘルたんハ(ry
722レグアン 全14:2005/07/07(木) 02:22:48 ID:V9p7vS+W
うわー遅くなってすまん。
ようやく書き上がったので投下します。
マニアックなのでとりあえず注意書き。

・レグナ×アンヘル 擬人化無しです。
・レグナ父さんが責めです。醜悪だよ!
・結構鬼畜っぽい、和姦とは程遠いシチュです。
・何気に長いです…もっと削ればよかった。

以上に注意して下さいね。
7231/14:2005/07/07(木) 02:23:20 ID:V9p7vS+W

「小僧、ついにやりおったか」

天時塔の頭頂部でノウェ達の戦いを見守っていたレグナは、
大気に充満し始めた只ならぬ気配を感じ、本能的に封印の破壊を悟った。
だがこの気配、封印破壊によるものだけではないらしい。
翼と空気が触れ合う度、懐かしさとも愛おしさとも取れる感情が沸き起こるのだ。
…ああ。この感覚には覚えがある。

18年前、再生の卵から孵化した"人ならざる人の子"。
竜のような目、へそのない腹、人間の赤子とは似ても似つかぬ産声…
その赤子を目にした途端、レグナは自分が何者であるかを知り、自我を持った。

この感覚…まるでその時のものと同じではないか。
…そうだ、思い出した。これは"血の記憶"。
竜族すべてが共有する巨大な集合意識…

それに気付いた時、自然とレグナは気配の正体を知り得ていた。
「この気配は我らが眷属のものだ」と。

次の瞬間、レグナは気配の方向へと羽ばたき始めた。
塔の内部にはまだノウェがいる。ここを離れるわけにはいかない。
…頭では理解している。理解しているのだ。
だが"血の記憶"はそれを嘲笑うかのように思考を黒く塗りつぶす。
7242/14:2005/07/07(木) 02:23:48 ID:V9p7vS+W

砲弾で傷ついた翼の痛みは不思議と薄れていた。
気配に近づくほど、気分が高揚していくのが分かる。
息子を捨て置き、何処へ、何の為に向おうというのだ…?
そんな疑問が何度も頭を掠めるが、翼は一向に動きを止めようとしない。
次第にレグナからはそれらの感情すら消え去り、
彼の眼は目的地だけを見据えるようになっていった。


――気配は天時塔からさほど離れていない場所より発せられていた。
そればかりか、眼下に広がるこの地形には見覚えすらある。
封印騎士団に所属していた頃に見た、人間の天幕に張り出されていた巨大な地図。
この地形、その時のものと完全に一致するのだ。

…情報が正しければ、ここは女神の城と呼ばれている場所らしい。
18年前の大戦で世界を救った大英雄カイムと、
その契約相手であるレッドドラゴン"アンヘル"が最初に出会ったとされる場所。
レッドドラゴン?まさかこの気配は…
7253/14:2005/07/07(木) 02:24:33 ID:V9p7vS+W

その予想は的中した。
城の中庭へと降下したレグナが目にしたのは、真紅の鱗に包まれた赤き竜。
間違いない。アンヘルである。
息はしているようだが身動きしない。
…眠っているのだろうか?
年齢は八千、いや、一万歳くらいのようだ。
体系から察するに、雌の固体と見て間違い。
鱗には艶が無く、満身創痍のように見受けられる。
恐らく余程の苦痛を味あわされたのであろう。

そんな考えを馳せていると、アンヘルが静かに目を開けた。

「カ…い……む…」

苦痛から解放されて発した第一声が契約者の名とは、
余程親しき間柄であったことは間違いないようだ。
…いかん。今は下らぬ詮索を行っている場合ではない。
こいつからなるべく多くの情報を収集し、
あわよくばそれ以上に深い"接触"を試みる必要がある。
数千年振りに同胞と接触出来たこの好機、みすみす逃してなるものか。
7264/14:2005/07/07(木) 02:26:45 ID:V9p7vS+W

「どうだ?封印から解放された気分は」

「貴様は…誰だ…
 お主と話すことなど…無い…そこをどけ」

「竜族同士の接触など数千年に一度の機会ではないか。
 少しは儂の話を…」

「黙れ!」

レグナの言葉に対し聞く耳すら持たず、その場から飛び去ろうとするアンヘル。
だが翼は小刻みに震えるだけで一向に動く気配が無い。
…18年に及ぶ封印はアンヘルの体を蝕み、鈍らせていた。
もはや飛ぶことは愚か身動きすら難しい。

「ふん。威勢がいいのは口だけか。
 …大人しく儂に従え」

「黙れ…我は…我は一刻も早くカイムに会わねばならぬのだ…!」

「…カイム。またその名か。
 人間共の噂によれば、お前はその者と契約を交わしたそうだな。
 同胞との接触よりも大切なカイムとは、お前にとってどのような存在なのだ?」

「それは………
 ええい、愚問に付き合っている暇は無い!とっととそこを退け!
 そこに居座られては体を慣らすことも出来ぬわ!」
7275/14:2005/07/07(木) 02:27:53 ID:V9p7vS+W

レグナは確信した。
アンヘルとカイムの間にあったのは、"愛"や"情"と呼ばれるものであったのだと。
そして同時に沸き起こる、竜としての誇りを捨てたアンヘルへの怒り。
…人間に心を許した挙句、本能すら忘れるとはな。
"血の記憶"を忘れ、ただの蜥蜴へと成り下がった愚か者め。

憎悪と悲哀…二つの感情は複雑に絡み合い、姿を変えていった。
野生の本能は思考を掻き消し、頭の中はただ一つの欲望に支配されてゆく。

次の瞬間、レグナはアンヘルを仰向けに押し倒していた。
未だ身動きが取れないアンヘルは成すすべも無く空を仰ぐ。
追い討ちを掛けるように覆いかぶさり、顔を近づけるレグナ。

「貴様!」

「…気が変わった。
 情報交換に使えないのであれば、それ以外の方法で利用するのみだ。
 …儂とまぐわい、仔を孕んでもらおう」

「何を馬鹿なことを言っておる!とっとと離れろ、下種が!」

「人間との生活が長すぎて忘れおったか?
 …竜は非常に個体数が少ない種族であるが故、
 繁殖相手に巡り合った際にはその機会を逃す事無く交尾を行う。
 …それが儂らの本能であるはず。お前も知らぬわけでは無かろう?」
7286/14:2005/07/07(木) 02:30:43 ID:V9p7vS+W

「本能…」

「そうだ」

「しかし…我は…」

「…お前の口から出ないのであれば、儂が代弁してやろう。
 "カイムを愛しているからお前に抱かれることは出来ない"…違うか?」

「…!」

「ククク…やはり図星か?
 誇り高きドラゴンが人間にそのような感情を抱くとはな…傑作だ。
 儂が下種だと?お前こそ下種…いや、一族の恥さらしではないか」

「…何とでも言うがよい。とにかく我は貴様と交わる気など…ぐっ!?」

レグナはアンヘルの首元を押さえつけ体を密着させた。
アンヘルは必死に暴れるが、鈍った体では身動き一つ取れない。
それを嘲笑うかのように、顔を舐め回すレグナ。

「安心しろ。儂がお前の竜たる所以を取り戻させてやる」

「…や…やめろ……カ…カイム…っ…助け…」
7297/14:2005/07/07(木) 02:31:56 ID:V9p7vS+W

アンヘルがカイムに助けを求めようとしたその時、
レグナの翼はアンヘルの顔を捕らえていた。
薙ぎ払われたその首は容赦なく石畳に叩きつけられ、
近隣の山々に竜の悲鳴が響き渡る。

「がはっ!」

「…いいか、一度しか言わんぞ。儂の前では二度とその名を口にするな。
 何ならこの場で無理矢理、契約を破棄させてやっても良いのだぞ?
 …それが嫌なら儂に従うことだ」

「…ぐ…うっ…」

レグナは体を強張らせるアンヘルの体を丁寧に舐め、
徐々に恐怖心を取り除いていった。
…主導権を握るための脅しは止むを得ないが、
行為が失敗してしまっては元も子もない。

アンヘルが落ち着き始めたのを確認すると、
レグナは覆い被せていた体を退かし、
彼女の下腹部へと顔を移動させた。
7308/14:2005/07/07(木) 02:33:10 ID:V9p7vS+W

「お前のような下種に"慣らし"など行いたくはないが、
 このままでは儂とて痛いのでな」

アンヘルの秘所へと侵入するレグナの舌。
声を殺して必死に行為に耐えるアンヘルであったが、
18年もの間苦痛しか与えられなかった体は微かな快楽にも反応してしまう。
耐え切れなくなった秘所からは涙が溢れ始め、レグナの口内を湿らせる。

「嫌がっておったはずだが…体は正直だな。
 変態かつ淫乱…本当に救いようのない奴よ」

事情を知らないレグナはその様子を見て、さらに責めを強めた。
耐え切れずに声を漏らし、何度も体を震わせるアンヘル。
呼吸は荒さを増し、目は焦点すら合っていない。

アンヘルが絶頂へと達しそうになった瞬間、
レグナはアンヘルから舌を離し、
自らの脚の付け根を彼女の顔の前へと突き出した。
7319/14:2005/07/07(木) 02:34:40 ID:V9p7vS+W

「ふん。お前ばかりに愉しまれても困るわ
 …舐めろ」

アンヘルは鋭い眼光で無言のままレグナを睨みつけたが、
逆らう様子は無く、突出し始めていた逸物へと舌を這わせた。

「どうしてなかなか…上手いではないか。
 これも契約者との行為で培ったものか?」

「…」

「間違っても牙を立てようなどとは思うなよ。
 ろくに身動き出来ない今のお前など、
 儂がその気になれば一瞬で消し炭にできるということを忘れるな」

自分が死ねばカイムも…それだけは避けなければ…
それに…こいつを射精へと至らせれば交尾は避けられるかもしれない。
そんな甘い期待を抱き、アンヘルは持てる全てでレグナに尽くした。
尻尾の付け根から男根へとなぞるように舐め上げ、
人間一人ほどの大きさになったそれに舌を巻きつけては絞るように擦る…
先から漏れ始めた透明な液体はアンヘルの鼻先を濡らし、真紅の鱗に染み渡った。
竜特有の性感帯を刺激されたレグナは、たまらず膝を地に落とす。
73210/14:2005/07/07(木) 02:38:12 ID:V9p7vS+W

「くっ…耐えられん…」

放出された大量の白濁液はアンヘルの頭を白く染め、
中庭の土さえも汚していった。
その凄まじい勢いに咽返り、咳き込むアンヘル。

「…上出来だ」

顔を精で汚され、屈辱的な言葉を浴びせかけられてもアンヘルは動じなかった。
…これで解放される。
そう思っていた。
だがアンヘルが見上げた先にあったのものは、
一向に萎えた様子のないレグナの逸物…

「さて、そろそろ本番といこうか」

…冗談ではない。自分は一体何の為にこんな屈辱的な真似をしたのだ。
犯される。このままでは本当に…
アンヘルは必死に体を揺すり、レグナから逃れようと這いずり回った。
だがその翼は容赦なくアンヘルの体を補足する。
73311/14:2005/07/07(木) 02:40:11 ID:V9p7vS+W

「今更になって怖気づいたか?」

レグナはうつ伏せになったアンヘルの首を押さえつけ、背後から覆い被さった。
尾と尾を強く絡め、逃れられないように固定すると、
ゆっくりと逸物を宛がい、腰を沈めた。

「ぐっ…あああっ!」

あまりの大きさに肉体、精神共に悲鳴を上げるアンヘル。
それはすぐに最深部へと到達したが、
物足りないレグナはさらに強く、深く突き上げる。

「うっ…あ゛っ…ぐっ…」

アンヘルは地に爪を食い込ませ必死に耐えるが、
脚はがくがくと震え、舌を出して喘いでしまう。
だがそれ以上に屈辱的なのは、
自分がこの行為に少なからず快感を覚えてしまっているという事実。
悔しさに涙がこぼれ、たまらずカイムの名を叫びそうになる。
だがそれは叶わない。いや、耐えなければならない。あいつのためにも…
73412/14:2005/07/07(木) 02:40:54 ID:V9p7vS+W

レグナの動きは激しさを増し、
互いの接合部が密着する度、ぬちゃぬちゃと卑猥な音が漏れる。
絶頂が近づいたレグナは息を荒げ、翼をはばたかせる。

「うおおおおおおっ!」

レグナは大きく翼を広げ、アンヘルへと覆いかぶさった。
どくどくと律動し、注ぎ込まれる精…
想像を絶する量の液体が外に溢れ出し、二人の尾を伝って地へと染み込む。
レグナは荒い息を落ち着かせ、アンヘルの耳元で囁いた。

「はぁ…はぁ…
 少しはお前も…野生に戻ったか?」

「…」

「…気を失いおったか」

レグナは気を失ったアンヘルの鼻先へと軽く口付けをすると、
体を優しく舐め、白く汚れた体を清めてやった。
73513/14:2005/07/07(木) 02:41:58 ID:V9p7vS+W

「アンヘルよ…
 お前が求めるのであれば、
 人間の変わりに儂が"愛"とやらをくてれやらんことも…」

…待て、儂は何故こんなことを口走っている?
最初、儂はこいつに憎悪を覚え、
竜の誇りを捨てた恥さらしとして嫌悪したはずだ。
だが…今感じているこの感情はなんだ?
愛おしさ?友愛?いや、もっと上の感情だ。
そればかりか、カイムに対する嫉妬すら…
…いや、ありえん。ありえないことだ。
儂はただ"血の記憶"に従ったまで。
考えるな。戻るのだ。ノウェのもとへ…


レグナは最後にアンヘルを翼で撫でると、天時の塔へと飛び立った。
73614/14:2005/07/07(木) 02:44:12 ID:V9p7vS+W




「レグナはまだ来てないのか?
 大分怪我をしていたようだが…大丈夫だろうか」

「小僧!待たせたな」

「レグナ!一体どこへ行っていたんだ?」

「気にするな。大したことではない。
 いいからとっとと背に乗れ。
 奴らに儂の翼を傷つけた報いを受けてもらわねばならぬ」

ノウェを背に乗せ、砲台へと爆炎を放つレグナ。
――だがその頃、女神の城では異変が起きていた。


「…許サヌ…許サヌゾ…」


瞳に炎を宿らせ、むくりと起き上がる紅き竜。
この後間もなく、世界は地獄の業火に包まれることになる…
737名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 02:46:41 ID:V9p7vS+W
以上。
ほんと遅くなってすまんかった。

これからもマニアックなシチュには飛びつかせてもらいます(*´Д`)ハァハァ
738名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 13:11:48 ID:dSc5dJ1R
おおおおおおおおおおおおうンめえええええええー!!GJ、GJGJ!!
ほんで怪我してるのに元気やなあレグナ。切ない系でハァハァ
739名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 13:25:02 ID:3q52LquJ
レグアンGJ!GJ!
つーか、俺、今まさにゲームで天時塔にいるんだ…。
この話をふまえた上でゲームを進めようと思う。
740名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 14:17:46 ID:cc2hvuBB
>>737
グッジョブ!!
レグナがオヤジ臭くてイイヨイイヨー

>>739
(;´Д`)スゲー興奮するなソレって
741名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 14:35:37 ID:Mfhlvuvx
レグナァーーーーーーーー!!この野郎ーーーーー!!ハァハァGJ
742名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 16:24:28 ID:wlkXpz/w
乙。レグアンテラオモシロス(*´Д`)ハァハァ
そうか。カイムのこと、この時はおぼえてたんだな。
レグナに犯られて記憶がぶっ飛んじまったんだな。そういうエピソードイイヨイイヨー
天時塔イベントもやり甲斐が出てくるぜー。GJ!!
743名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 17:07:34 ID:0vz/4wWb
ああんもうこの二頭大好き。
744名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 18:54:27 ID:7w/EJ2EK
レグナオヤジくさーで(・∀・)イイヨー!!
もう、こんな隠しストーリあったなんて!GJ!!
745名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 19:03:59 ID:7w/EJ2EK
>>681
遅れたがカイムのマナへの勘違いストーリー見つけた!!

ヽ(((''A`` ))))ノ ホォオオオオーーー!!!マナたん!!隠してる!!ホワーー!!
   ((((  ))))  フォオオーー!エリマナへの欲求が復活!! 
  ノノノノωω|||||
746303:2005/07/07(木) 21:01:57 ID:rfaulBGd
ヽ((('A` ))))ノ エリマナ虐めはまたまた土曜日の夜にあげるってことで
 ((((  )))) いいかなぁ?
ノノノノω||||| フォオオーー!!
747名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 21:53:39 ID:00hO717n
ヽ((('A` ))))ノ >>303氏!待ってる!毎週土曜の夜はSなエリスが読めるって
 ((((  ))))  幸せ!フォフォオオおお!
ノノノノω|||||
748名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 21:54:43 ID:ucU2wLzy
>>746
ヽ((('A` ))))ノ 
 ((((  )))) いいともお〜〜〜〜ッッ(笑って○とも風に)
 ノノノノω|||||  フォオオーー!!
749名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 22:08:56 ID:djv1QCVC
エリスたんがお風呂場で髪をほどいたシーンがめちゃくちゃエロティック!
エリスたんのあの髪の毛が降りた瞬間フォオオオオオオオ漏れオオオ禿しく勃起オオオオ
750名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 22:19:05 ID:00hO717n
俺はエリスタンがパンツを履くシーンでハァハァ
あとはマナが黒レースのブラつけようと背中に手を回しているシーンでおっきしたおオオオオ!!
751名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 22:27:44 ID:BnpWaZkf
>>459
でもエリスたんの髪型かなりきつく編んでるから、解いたとき絶対おもしろい髪型
になってるとオモ・・・
752751:2005/07/07(木) 22:28:21 ID:BnpWaZkf
459だったorz
753751:2005/07/07(木) 22:29:59 ID:BnpWaZkf
スマソ、749ね・・。自分慌てすぎ。
レグナに踏まれて逝ってくるよorz
754名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 23:20:27 ID:7+XFHNCb
その後>>753は踏まれるどころかレグナとその同胞の神竜達に輪姦されたとかなんとか語り次がれてます

あーレグナ視点で1→2の最初までの補足物語的な小説思いついた
・・・だけどまだ作ってない上に絶対エロ抜きだな、またあの連合軍ドタバタコントの駄文になりかねねぇ('A`;)
755名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 23:22:24 ID:cc2hvuBB
>>754
ウホッ死ぬより辛そう>753輪姦
756名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 23:29:25 ID:wlkXpz/w
>>754
エロがなくとも萌えがあればそれでよし。とりあえず書いてみやがれ。そしてうpだ。よいな?
757名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 23:43:29 ID:7+XFHNCb
天使の>>756様のお言葉により小説を書き始めます、ららららら
いつ完成するか不明だけどとりあえず今の内に注意書き


一つ、レグナ視点で書きます

二つ、足りない情報とかは脳内妄想使います

三つ、エロなしです、パロディ逝け!

四つ、前回は奇跡的に萌えがあったらしいけど今回もバチク

五つ、このスレが凍り付いても
      僕

      悪くないもん!

・・・赤い目なり竜眼なり生暖かい目で待ってくだせぇ('A`)ノシ
758名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 00:24:27 ID:kTdn8jsf
ああ……ハァハァハァハァハァ…止まらない、この妄想…(;´Д`)ハァハァハァハァハァハァ!!!

カイムとマナの旅路!!ハァハァハァ!!!!


…フォーーーーーーーーーーーー

エリスたん…フォーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
759名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 00:31:02 ID:eOewFJh3
団長閣下が素で心配になってきました。
760名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 00:41:32 ID:v/jwvimb
>722
おそくなったがGJ。
レグナが何かちょっとオヤジくさいいい男に見えてきた…!

それを読んでると擬人化でレグアンが読みたくなったといったら怒られるだろうか。
レグナは30過ぎくらいのヒトを食ったような笑みが似合うちょっと年齢不詳気味な黒髪のいい男で
アンヘルは25くらいの身持ちが硬そうなキツい美女だと、強姦シチュがたまらなく萌えるんだが…
761名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 02:08:38 ID:oNHyzJkB
このスレ見てると、なんだか無限の可能性を感じる。
猫娘とかに萌えるのはわかるが、生ドラゴンに萌えられるとは思わなかった・・・
762名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 02:33:35 ID:8VKQMfLC
>>760
擬人化は範囲外なんだが、
その設定はすげぇ萌える(*´Д`)
…けど、二頭とも人間になる状況ってが想像できないな…

うん、何かいい考えが浮かんだら書くかもしれない。

>>761
俺も本格的に獣に萌えたのはアンヘルが初めてだよ。
お陰で普通のカプじゃ萌えられない体に…
763名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 02:49:44 ID:XahosAdF
やっと時間が取れたので、久々に何か投下しようと思います。
カイムになでなでされてうっかり発情してしまうアンへ(ry
764名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 02:56:31 ID:8VKQMfLC
>>763
>発情してしまうアンへ(ry
発 情 し て し ま う ア ン へ (ry

こっちが発情しそうです。是非読ませてくださいハァハァ
765名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 06:14:30 ID:e1cleENA
>カイムになでなでされてうっかり発情してしまうアンへ(ry

一番好きなシチュきたきたきたーーー!!!
皆無になでなでされて股間を愛液でびしょびしょにしてしまう
そんなエッティなアンヘルたんが好きです(´∀`)
愛液を舐めた皆無が巨大化or擬龍化して
まずは指でアンヘルをかわいがるのが読みたい・・・
焦らして焦らして焦らしまくりなニヤリ皆無
我慢できなくてちょっと泣いてしまうアンヘル

マニアックでスンマソン
766名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 07:57:08 ID:2p4OIG9x
ここはもう、アンヘルとの体格差を利用してカイムのスカルファk

ヽ((('A` ))))ノふぉぉぉぉぉぉぉぉ!
767名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 12:25:22 ID:OmiV4GB+
>レグナは30過ぎくらいのヒトを食ったような笑みが似合うちょっと年齢不詳気味な黒髪のいい男

(蒼竜な為)青い瞳でヒトを斬りたげな笑みが似合うパッと見年齢不詳気味な黒髪のいい男
だったら、遠距離不通恋愛で寂しがってるアンヘルがグラリと来るやもしれんよ。
『なんなら儂をカイムと呼んでも良いぞ』とかなんとかアンヘルたん言いくるめて妄想プレイハァハァ
768名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 13:15:11 ID:e1cleENA
>>766
ちょっwwwwおまっwwwwww
それ漏れの妄想ん中のプレイに禿しく近いぞ

ウエットスーツを着たカイムが足からアンヘルの中に入って
膣口の所に手をかけ、出たり入ったり出たり入っ(ry
アンヘルたんも気持ち良いし、年末には隠し芸「出産」として披露できる
たぐいまれな行為です(*´∀`)サスガニ自サイトジャカケナイyo・・・
769名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 15:10:57 ID:Ct+esGY3
>767
ソレダ!!
確かにブラックドラゴンは食人を好む獰猛な種類って描かれていたし
目の色のイメージといい何といい、擬人化とか、人変化能力の妄想追加イメージするとかなりカイムに似るよね。
それで罪悪感バリバリにビミョウな関係の展開は萌える…
770名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 16:20:54 ID:qxeveB0l
擬人化嫌いじゃないけど、アンヘルは竜だから萌える。
擬人化すると「女!」って部分が全面的に出る気がして。雌なんだから当然だけどww
771名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 19:43:57 ID:o03vm5uB
とりあえず発情アンヘルたんをワクテカしながら待とうじゃないか。
772名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 23:15:50 ID:Drd6EcLw
ずっとさっきまで林の中でことを済ませていた…
ふぅ、少しは収まった…ああっ!でもまたすぐに…俺も発情してるかも

もう一回林の中に行ってくる
773名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 23:23:31 ID:OmiV4GB+
イってらっさい。
7741/2:2005/07/09(土) 01:50:34 ID:qYlbWuIr
ゆっくりと熱が身体を辿っていく。
首筋にもたれ掛かった男が、何気ない調子で、しかしながらどうにも
愉し気な様子を隠し切る事もできずに手を滑らせているのを、竜は視界の隅にぼんやりと捉えていた。
手、手、手。人間の手。契約者の手。剣を握る手。殺す以外を知らぬ手。
その手は自分を前へと進め、決意を与え、温もりを知らせ、神を捨てさせ、
そして、今は。

「カイム」

男が視線だけをこちらへ向ける。その蒼が伸び放題の前髪に半ば遮られているのを
何とはなしに不満と思う。唐突に浮かんだその感覚が、前後の流れからまるで脈絡の
無いものである事実についての追求から竜は目を逸らした。
この状況でうっかり答を探り当ててしまうのは限りなく危険な結果を招く予感がする。
7752/2:2005/07/09(土) 01:51:40 ID:qYlbWuIr
「やめろ」

短く要求のみを伝えるが、男の手が止まる事はなかった。
首を辿り、喉元へ熱が移る。鱗に覆われていない柔らかな表皮を軽く握られながら、
数度、腹立たしい程に優しく擦り上げられ震えが走った。

「やめろとー・・・」
「契約者というのは」

二度目の言葉を遮り、男の意思がようやくはっきりした声を為した。

「便利であり不便でもあり、愉快であり不愉快でもあるな。
 互いの心臓を共有し、その意思を、感覚を、命を共にする間柄。
 明確な文字の羅列を組み立てる前から、心は『声』となり、伝わり」

ああ気付かれている。この男は何もかも気付いている。気付いたうえで愉しんでいる。
既に伝わっているというなら、後生だから口にしての指摘だけはしてくれるな。
その手が触れる毎にこの身を侵しつつある雌としての衝動を激情を欲望を。
尚も続く男の言葉は、ただ遠かった。

***
もうエロは諦めたのでお任せします('A`)
776名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 01:56:42 ID:W0AfYmzx
三週目でホーリーなんとかオーブでエリスたんが女神の衣裳。
髪の毛がフォオオオオほどけてるオオオオオ
777名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 02:00:23 ID:41h8e2r1
きたああああああ!!!
GJ!!GJ!!
こんな時間に神が降臨なされるとは…
エロ無しなのにエロすぎるよハァハァ
778名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 02:39:10 ID:jvagMDlP
カイムが、あのブラックな笑いを浮かべながら、台詞を言っているのを想像してもうた。
779名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 06:02:27 ID:r7ZJsEP4
>>774-775
神キテタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ !!!!!
行為そのもののシーンがなくても十分エロイよ
ってか、ズバリかかなくてエロさが出せるのがスゴイっす
780名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 12:50:55 ID:u15yk6w6
>>774-775
キタ━━(・∀・)━━!!
GJ!!!!GJ!!!!!エロ無しでこんなに萌えるとは…!
次回も楽しみにしてます(;´Д`)ハァハァ
そんな自分は腹をくだし…。萌えながらトイレ逝ってきまorz
781名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 15:05:50 ID:qkC6QfMn
>>774 >>775
マジGJ
無茶しやがって‥
782名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 19:29:53 ID:0Mc8QVFY
俺の記憶が正しければ
今日マナ虐め第二部が投下されるはずだ
783名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 21:30:30 ID:GtmZ8tyg
ヽ((('A` ))))ノ ま、マナたん!マナたん!マナっマナっ、マナマナマナナナナナナ
 ((((  ))))   フォオォオオオオオオオオ!!!
ノノノノω|||||
784名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 21:43:07 ID:0xl5P2SO
フォオオー!!
マナァァァ!!!
785名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 22:41:43 ID:qYlbWuIr
('A`) <団長閣下、落ち着いてください
786名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 23:07:39 ID:VrmqXqT5
団長が五月蝿いから今砂時計を壊してきた、まじで
787名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 23:17:04 ID:+ZbhH+EK
…俺も発情アンヘルたん書いていい?
788名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 23:35:09 ID:Uv5Mqeis
>>786
不覚にもツボった(大笑)
この責任をどう取ってくれるんだ…w
789名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 23:41:50 ID:jvagMDlP
>>787
ぜひ。
790名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 23:43:57 ID:+ZbhH+EK
OK
なるべく>>774-775さんと被らないように頑張る。
791303:2005/07/10(日) 00:05:37 ID:XahRc5QF
みんな、ごめんorz

今日中にあげるから…
絶対今日中に(つД`)・゜。
792名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 00:09:31 ID:MNyDXumO
がんがれ!俺らは何時までも待ってるぞ!
793名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 00:15:13 ID:kkW+9gd6
>>303
マナ辱め凄い楽しみなのでいつまででも待てますv
ご自愛くださいませ。
794名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 00:18:00 ID:gwUS9dVB
鋼の錬金術師再放送見終わるまでまってるよ〜
ワクワクテカテカで待ってる。
がんば303
7951/2:2005/07/10(日) 00:18:23 ID:GsoojRmB
飽きもせずに喉元から首、そして肩へと動かされていた手が止まる。
男は思い付いたように立ち上がると、ぐるりと頭側を周り込み
背へと向かう。畳まれている翼に手が置かれた。

「ここはどうなってる」

立てた指が、つうと飛膜の上を辿るのが感じられた。

「別に、どうという事もない」
「ふうん」

風を受け空を舞うには必要不可欠な部位だが、それだけで、
他に何があるというものでもない。

「血は通っているらしいな。暖かい」

続けて掌全体で、大きく撫で回してくる。
・・・全く何が楽しいのだ。
思考が届いたのか、適当に心情を読み取ってみたのか、
あるいは答えではない只の独り言なのか、男が呟く。

「少しずつ、確かめていかないとな」

勝手にしろ。
そのまま流そうとして、ふと何かが引っ掛かり反復する。

確かめる?
7962/2:2005/07/10(日) 00:19:56 ID:GsoojRmB
怪訝に思う竜をよそに、翼に沿って歩いているらしい男からの声は紡がれ続ける。

「何せ、俺から見るとお前は大きいから」

一周して戻ってきたのか、再び腕へと手が戻る。
話は続いているらしい。だが何を言っているのかがまるで分からない。
どうなってる、暖かい、確かめる、大きいから、確かめないといけない。何を。

竜が自ら答に至る事はなかった。

ー どこが好きなのか探るのも大変だ ー

契約者のみの言葉、思念、すなわち『声』が直接心に叩き込まれる。
無理矢理知らされた考えたくもない思惑に、静止の声を掛けようと竜が口を開いたのと、
滑るように動いた男の掌が、背を撫でたのはほぼ同時だった。

「は・・・っ!」

瞬間、全身に伝わる痺れに身体が跳ねる。
最悪のタイミングで開けられた口から発せられたのは、全く意味を成さない音と息。
さすがにこの反応は予想外だったのか、驚いたように一瞬背に置かれていた手が止まる。
だがしかし短い間をおいて、再び『声』が降ってきた。さも楽しげに。

ー 案外、早く見つかりそうか? ー

笑っているのだろう。
ここから表情を窺う事はできないが、そこにあるのは
あの肉を切り臓腑を裂き血を浴びている時に浮かべる歪んだ笑いでも、
あるいはこうなる前、まだ殺戮の歓喜を知らない幼き頃の純粋な笑いでもなく、
おそらくは、自分にとって最も見たくない類の笑みであるに違いない。
797名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 00:22:09 ID:GsoojRmB
***
実は続いていた。少し進展した。反省はしていない。
798名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 00:35:33 ID:afSgm9vb
>>795-797
'`ァ(;♥Д♥)'`ァ
続きを、もっと我に続きを・・・
799名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 00:36:02 ID:yUI+/SnC
またきたああああ
相変わらずGJ!!
続くなんて一言も言わなかった癖に!

お陰で見事に不意打ち食らいました。
もうドツボですよ(*´Д`)ハァハァ
800名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 00:38:11 ID:DJ90QJ6N
>797
キタァァァ(゚∀゚)ァ( ゚∀)ァ( ゚)ァ( )ァ(` )ハァ(Д`)ハァ(;´Д`)ハァハァ
おまいなんてことしてくれるんだあまりにもきゅんとして倒れかけたぞ!
続き楽しみにしてます…!超GJ!!
801名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 00:52:00 ID:EIvyPoi6
>797
GッッJェェェイ!
アンヘルタンかわいいよかわいいよアンヘルタン
ちくしょー!竜にここまで萌えるとわ思わなんだ…
おかげで最近ツンデレドラゴンのことばかり考えています…
802名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 01:15:27 ID:XaMuekxX
  。 。
 / / ポーン!
( Д )
GッJ!!!!続きという不意打ちに深夜なのにハイテンション に な っ た ぜ !ア、アンヘルタァ〜ン(;´Д`)ハァハァたまらん…っ
803名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 01:38:42 ID:BqYzqJ+W
ツンドラツンドラ
804名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 01:40:47 ID:yUI+/SnC
エロパロが本スレより盛り上がっている件について。

あ、しかも800超えてるじゃん。
805名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 02:04:54 ID:IXvFTw6d
フフォー…GJ!

ハァハァ…まっ…マナ…エリマナ…待ってるハァハァ
806303:2005/07/10(日) 02:09:03 ID:7xSjjOIM
出来たお
807エリマナ+α01:2005/07/10(日) 02:09:53 ID:7xSjjOIM
薄暗い部屋で幽閉されてからもう何日が経ったかわからなくなった頃、
私はエリスが来るのを待っていた。
エリスがいない時は濡れたワレメに上下するキカイをつっこんでいる。
口からは絶間なくあえぎ声が漏れてしまう。
トイレなどはエリスがかき出してくれるので、心配しなくてもいい。
幽閉されて以来、一切睡眠はとっていないが、魔法によって寝なくてもいいように
された。
食事はエリスが口移しで与えてくれる。
ようするに、何一つ不自由してないのだ。
「んぁッ」
もう抗う気もなくし、常に襲ってくる快楽の絶頂をむさぼるように愉しんでいる。
「エリすぅ…はやくキて…」
そんな呟きを洩らしたとき、真正面の扉が悲鳴を上げて開いた。
この部屋に明かりが差し込んでくる。
「えリスはやく」
私は待ちきれずに叫んだ。
しかし扉を開け入ってきたのはエリスではなかった。
808エリマナ+α02:2005/07/10(日) 02:10:40 ID:7xSjjOIM
「おかしいですねぇ。私、迷いましたかぁ?」
「誰かいるんですかぁ?」
そう言って誰かは私のいるほうに近づいてくる。
「…あなタだれ?」
私は呟いた。
沈黙の空間では、常に動くキカイがジュプジュプとイヤらしい音をたてるのだ。
それを人に聴かれるのは耐えがたいが、それがまた私の性への興奮をかきたてるのだ。
「あなた変人さんですかぁ?こんなところで一人でセックスなんてぇ」
「………」
何も言えなかった。
現に今も口からはあえぎ声が漏れ続けている。
言葉に詰まった時、開きっぱなしになった扉からもう一人誰かが入ってきた。
「そこにいるのは誰ですか!?」
声の主はエリスだった。
「エリス殿ではありませんかぁ」
変な喋り方をする女―容姿からして間違いはないだろう―はエリスと顔見知りなのかも
しれない。
809エリマナ+α03:2005/07/10(日) 02:11:15 ID:7xSjjOIM
「その声は…ハンチ殿ですか?どうしてこのような場所に?」
声色からしてエリスは少し戸惑っているようだ。
「城内まよってしまってぇ、迷い込んじゃったんですよぉ」
こちらは全然困った様には聞えない。
ハンチと呼ばれた女は小首を傾げてみせる。
「それなら私が案内しますので…」
「ところでこの人は鍵を壊した重罪人じゃないですかぁ?殺したと聴いてたんですけどぉ」
「それは…」
場は少し緊迫した空気に包まれた。
しかし雰囲気はすぐに壊れた。
絶間なく口から漏れるアエギ声で雰囲気もくそもない。
「これはジスモアd…」
喋っていたハンチの鳩尾にエリスのこぶしがめり込んでいた。
「…喋られたら困りますわ」
そう言うと気を失っているハンチを横たえさしてから、扉をしめた。
こうして神水の直轄区の連隊長は行方不明となった。
810エリマナ+α03:2005/07/10(日) 02:11:54 ID:7xSjjOIM
エリスはハンチが気を失っている間に、壁と結ばれた鎖にハンチを縛り付けていく。
「マナもこれから一人でいるときは退屈しないですむわね(にしこり」
「えリす…私を…」
ハンチを縛り終え、そのままさろうとするエリスに期待の混じった声をかける。
するとエリスは何も言わずに、振り返り私に近づいてくる。
そして耳元で囁いてくる。
「この雌豚、犯して欲しいならそれ相応の態度をとりなさい」
そう言うと耳たぶをおもいっきり噛まれた。
「あぅ」
口から惨めな声が漏れた。
「やっぱりド変態ですね」
耳から唇を離し、エリスは腰に付けていた短剣を抜き、私に見せた。
そして何も言わずに太ももに刃先を軽く突き立てる。
さされた箇所から血が足を伝っていく。
白い肌の上を赤い蛇が這っているようにみえ、とても美しい。
それはとても快感だ。
ジンジンと刺されたところが痛む。
「今日は忙しいのです。今日はハンチ殿を調教することにしました。マナあなたは
我慢なさい」
「えりス…」
私が彼女の名前を呼ぶと、頬を手の甲ではたかれる。
811エリマナ+α03:2005/07/10(日) 02:12:24 ID:7xSjjOIM
その心地よさで尿を撒き散らしてしまう。
ここに監禁された当初を思い出してしまった。
「…」
それを見てエリスが唐突に床に転がっていた器のような物で私の尿を溜めだした。
「ナニをしてるぅの?」
エリスは応えない。
そして器がいっぱいになると、エリスは黄色い液体を徐に少し飲んだ。
「臭くて粘っこい…」
そう呟いてから器に入った液体を私の口内に流し込む。
「ゲホッ!」
強烈な吐き気が襲ってくる。
吐き出そうとしたら、流し込むのを止め、エリスが口付けをしてくる。
吐き出したくても吐き出せず、ついには全部飲んでしまった。
「自分の出した尿はおいしかったのですね」
エリスは満面の笑みで、そう言うと残ったおしっこを、私に頭かけた。
凄い臭いでまた興奮してしまう。
812エリマナ+α06orz:2005/07/10(日) 02:12:57 ID:7xSjjOIM
「おきなさいハンチ」
そう言ってエリスは床に横たわっているハンチの頭を踏んだ。
「んっ…」
踏まれたハンチは微かに呻き声を洩らし、おきた。
エリスはそれをじっと眺めている。
そして体を起こし終えたハンチは訳がわからない、といった風に立ち上がろうとしてそれができない
ことに気付いた。
それを腕と太ももの付け根に付けられた鎖のせいだと言うことにハンチは驚愕しているように思えた。
「エリス殿、これはどういうことですかぁ?」
やはり困った様には聴こえなかった。
「どうもこうも、あなたが秘密をみたからです」
エリスは膝をついて体を立たせているハンチの腹をつま先でけつりあげる。
ハンチの口からは苦痛から出る声ではなく、快感に浸っているような声をあげた。
「あなたも変態ですか」
そう言うと、最初に私にしたのと同じようにワレメの周りに広がる草原をむしり始める。
流石にこのときはハンチも悲鳴を上げた。
目からは涙が零れ落ち、これから行われる行為でも想像したのか、頬が紅葉をむかえたカエデのように染まっていた。
「ハンチあなたも今日から私の雌豚です」
813エリマナ+α07:2005/07/10(日) 02:18:20 ID:7xSjjOIM

それから一時間ほどハンチを拷問してからエリスは部屋を後にした。
そしてまた城内で団長閣下とすれ違った。
「ん?エリス殿、ハンチ殿の行方をしらぬか?」
「いえ、今日は一度も拝見していませんが、どうかなさいましたか?」
「それが行方不明なのだ」
「そうですか…それでは私はこれで失礼します」
ジスモアは階段をあがって自室にいったのだろう。
その時変な声を聴いた。
「フォオオオオオオー」

――また続く?
814名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 02:27:04 ID:BqYzqJ+W
フォオオオオオオオオー!!
ふぉぉぉぉおおおおおおお!!!
815名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 02:27:40 ID:swekOijh
鬼畜エリスハァハァ
816名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 02:33:47 ID:iH5hb/e2
フォオオオオオオォおお!!!!!
ハンチたアアアアアンんんん!!!!!!!!!
817名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 02:39:41 ID:kkW+9gd6
感謝!感謝!!まさかハンチさんが…!!萌え尽きる!!!!!
いやまて、待つんだ、3部構成…!3部!
まさか!?フォオオオオオオオ!!
818名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 02:43:10 ID:PgUhzrQB
イィィィィヤッホォォォォウ!!!!
マジGJ!GJ!!GJ!!!
819名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 02:47:51 ID:jeIMjkiV
ジスモア
フォオオオオオオーーー!
820277:2005/07/10(日) 04:00:23 ID:7PBQ1fHG
数年前、ユーリックは戦場で初めて「彼女」を見た。
ある時、魔物との壮絶な戦いがあった。
前衛で鎌にも似た戦斧を振り回し、いまだ戦いは続いているというのに、その一帯だけは掃討戦の有様だった。
その時、馬上で突撃槍で一匹ずつ確実に倒していく女性がいた。
赤い髪に、白い…いや、蒼白と言える肌。
濡れて皮膚に張り付いた衣服、その細い体に見合わない突撃槍。
自分とは少々違うタイプの人間だが、どこか彼は親近感を覚えた。
それは恐らく、自分でも分からないだろう。
戦いが終わっても、しばらくは「彼女」の姿が脳裏から離れなかった。

その日は、晴れ渡った日だった。
陽の光が神殿を照らし、いつにも増して神々しく映った。
ユーリックは正装も身につけず、楽な服装で騎士団の本拠地をうろついていた。
まだ新封印制度が確立しておらず、連隊長のポストはまだ無い。
「さて、どうするかな…。レグナを弄るのも飽きたしなぁ…?」
余談だがユーリックはついこの間も、レグナへちょっとした悪戯をした。
レグナが寝ている隙に尻尾にリボンを固結びしたり、翼爪にネイルアートを施したり。
その度に殺されかけて…いや、殺されているのだが、彼は死神と契約したのだ。
さすがの彼もこの時だけは、自分の体に感謝した。
821277:2005/07/10(日) 04:00:59 ID:7PBQ1fHG
燃やされた灰から素っ裸で生き返った事などを思い出し、しみじみとしながら歩いていると、誰かとぶつかった。
自分の胸元あたりに当たったので、相当背が低い事が分かった。
「…あれ。お前さんは……」
その相手に、見覚えがあった。
戦場で見かけた事があったので、彼は忘れていなかった。
「ちゃんと前見て歩いて下さいよぅ。鼻をぶつけちゃったじゃないですかぁ」
あくまでも顔を上げず、目を上に若干向けて不満を口にする。
これが、あの女性騎士の姿だったのか。そう考え、ユーリックは苦笑した。
まるで、別人ではないか。とてもではないが、魔物の眉間を串刺しにしていた騎士とは思えない。

「あ…あぁ、済まん。お前さん、名前は?俺はユーリック」
「私ぃ?ハンチですが、何か?えぇ、えぇ、解ってますよぅ。不細工だと言いたいんでしょう?」
「そんな事言ってないだろう。ただ、随分と可愛いのが騎士団にいるなと思ってね」
「え…」
いつもと変わらないユーリックの軽口を受け、ハンチは頬を赤らめた。
過去十数年に渡り、可愛い、と言われた事は無かった。
なのに、冗談だろうと私を「可愛い」と。

しばらく茫然としていると、ユーリックの大きな手がハンチの頭の上に置かれた。
「ひゃっ…」
それに驚き、思わず素っ頓狂な声を出す。
固まっていたら、そのままユーリックが彼女の頭をくしゃくしゃと撫で回した。
久しく忘れていた感じ…心地良さを覚えつつ、同時にほんの少し、屈辱を覚えた。
自分のほうが彼よりも年上のはずなのに、なぜこんな扱いを?
「ははっ…驚いたか?スマンなお嬢ちゃん。また会おうぜ」
「えっ…あっ…!」
最後まで、ハンチを子供でも扱うような言い草でからかいつつ、ユーリックは立ち去った。
ハンチは、彼の後ろ姿を、いつまでも見ていた…。
822277:2005/07/10(日) 04:01:34 ID:7PBQ1fHG
その日の夜、ユーリックは妙に寝付けなかった。
別にやり残した事がある訳でもなく、明日何かがある訳でもない。
それにノウェに稽古を付けて、いい感じに疲れた筈だ。
なのに、なぜ…眠れない?
二段ベッドの上の騎士のいびきに耐えつつ、そこまで考えて起き上がった。
上で寝ている騎士を起こさぬように気を使ってドアを開け、部屋を出て行く。

灯りが点いていて明るい廊下を、のんびりとした足取りで歩いていた。
季節的には夏なのだが、夜は流石に肌寒い。
肩を擦り暖めながら歩いていると、女性騎士達の宿舎に着いた。
といっても、狙ってここへ辿り着いた訳では無い。
さすがのユーリックもまずいと思い、踵を返して来た道を戻る。
「…そこにいるのは、誰ですかぁ?」
ぎくり、と身を強張らせ、ゆっくりと振り返ると、扉の前に誰かがいた。
暗闇の中、目を凝らしてよく見れば、昼間に見た女性だった。
ただ一つ違うのは、青色のドレスの上に毛糸のカーディガンを羽織っていたぐらいだ。
「い…いや。わざとここに来たんじゃないんだ。それに、俺は夜這いなんて大それた事は…」
「あれぇ?違ったんですかぁ?」
残念がっているのか、それとも、からかっているのか…そのどちらかは、ユーリックには解らなかった。
「……ここにいるのも何ですからぁ、私の部屋に行きませんかぁ?」
「え?でも、お嬢ちゃんのルームメイトは?」
「女性騎士は、そちらと違って一人一部屋なんですよぅ」
「そりゃ羨ましいね。ナニをしてもOKってか」
少し会話をしてから、宿舎の扉を開けて中へ入る。
結果的に夜這いになったと、ユーリックは後に知る事になる。
823277:2005/07/10(日) 04:02:07 ID:7PBQ1fHG
彼女の部屋に入ると、ユーリックは若干驚いた。
あまりに殺風景だったからだ。
あるのは寝台、椅子が一つ、そして小さなテーブルのみ。
テーブルの上には寝酒がわりにしていたと思われる安物のワインが一本と、飲みかけのグラスが一つ。
「…ユーリック殿ぉ、一杯飲みますぅ?」
「あぁ…明るい内なら、飲む気になったかもな。だけど、お前さん…無用心過ぎやしないか?」
「えっ!?」

どさっ、と音を立てて、ハンチを押し倒すようにして寝台に倒れこんだ。
両手を押さえつけられ、抵抗もできず、ハンチはユーリックを見た。
その顔は、昼間見た時と同じく、口元に笑みを湛えて、優しげな目をしていた。
だが、どこかが…違う。
「ゆ…ユーリック殿ぉ、冗談ですよねぇ?やめ…」
言い終わる間もなく、ユーリックがハンチの唇を奪う。

そのまま小一時間ほど接吻と首元への愛撫を続けていると、ハンチの手から次第に力が失われて行くのが解った。
「冗談で、こんな事できると思うか?お前さんを前にしちゃ、なおの事…」
いつの間にか、ハンチが生まれたままの姿にされていた。
下着も外され、ユーリックの経験の深さを感じさせる。
ふとユーリックが目をやると、既にハンチの秘所は濡れそぼっていた。
一瞬ニヤリと笑みを浮かべ、自らのズボンのファスナーを下ろして、屹立したそれを露わにする。
「…ちょいとキスしたぐらいで、こんなんなってんのかい?…じゃ、すぐ挿れちまっても大丈夫だな」
ハンチの返答も待たず、怒張し切ったそれを秘所へと突入させた。
824277:2005/07/10(日) 04:02:39 ID:7PBQ1fHG
「あぁぁぁっ!う…ぁ、んん……!!」
喘ぎ、シーツを握り締めながら身悶えするハンチ。
深く、浅くと自らの秘所に出入りするユーリックを感じつつ、目の端に涙を浮かべる。
「おい、どうした?もうちょい優しくした方がいいかい?」
「い…いやぁっ…やめないでぇ……」
ハンチがユーリックの腰に足を絡め、盛大に声を上げ初める。
屈服したのだ、押し寄せる快楽の波に。
それだけではない。恐らく、ハンチは…初めて見た時から、ユーリックに惚れていた。
愛した男と一つになれたという嬉しさも、少なからず混じっているであろう。

「おっ…おい、締めすぎだ、締めすぎ…」
肉棒に絡みついてくるそれが、まるでハンチの意思を代弁しているかのような錯覚を起こさせる。
「はぁっ…うぁ…あん…」
ユーリックの首の後ろに手を回し、喘ぎながらも愛情の意思を伝える。
恐らくは、ハンチが異性を愛した、初めての体験だから。

「うっ…やべぇ、出る…!」
「出してぇっ!中に、ユーリック殿の…出してくださいぃぃ!!」

どくんっ…と一際大きく脈動し、彼女の中に白い精が放出された。
「っあああああ…!!」
ユーリックが果てると同時に、ハンチも体を仰け反らせて果てていく
825277:2005/07/10(日) 04:03:22 ID:7PBQ1fHG
肉棒を引き抜いたと同時に、秘所の奥からどろりとした液体が流れ出てくる。
それが、今しがた彼らが行った行為を証明していた。
疲労困憊したユーリックがハンチの首の横に顔を埋め、体を沈める。
「悪ぃ…お前さん、初めてだったんだろ?感触で分かった…」
「…いいですよぅ。気持ちよかったですし」
ユーリックはシーツに顔を埋めていたため見えなかったが、
その時のハンチの微笑みは、幼少時代の微笑みとまるで同じだった。


翌日、壁を通して喘ぎ声が丸聞こえだったためハンチは他の騎士に噂され、
ユーリックは目聡く「何か」を感じ取ったヤハに追い回されるのだが、それはまた別の話。



826277:2005/07/10(日) 04:04:41 ID:7PBQ1fHG
ユーリック×ハンチ、終了。
しかし、こういう時にはDODの設定のうやむやさが有難いですね。
それはつまり、どんな設定にしてしまっても成り立つと言うわけで。
827名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 04:36:20 ID:UPI467eD
フォォォオオオオ!!!こんな時間にフォォォオオオオオオ!!!
もう!誰もいないうちに幼マナカイムのほのぼの珍道中書こうとおもったけど気がひけちゃうじゃない!
こんな神作のあとじゃあきついぜ
828名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 05:16:37 ID:pfgQtMNt
やはり兄貴はあのルックスだけあって初めてではありませんでしたか・・・

>>827
イヤ!書いてくれー!!
829名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 06:06:30 ID:kkW+9gd6
どうやってこの二人絡めるんだろとか思ってたけど、マジGJ!!

マナ→カイムのパロディ書こうと思ってて…被るかもしれんが、是非書いてくれ>>827
楽しみにしてるから!!
830名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 06:39:52 ID:UPI467eD
IDがうpなので自殺覚悟で書いてみた

私は今地獄にいる。
地獄、地獄、無言の悪魔が私を連れまわす、私が生み出した地獄を
悪魔、悪魔、無数の罪が私を犯す、目を閉じても耳をふさいでも悪魔は私を許さない
罪、罪、悪魔は私を連れまわす、北へ南へ東へ西へ、どこにも逃げ場はないのだと。
私は今地獄にいる、生きたまま、死ぬことは許されず、私の生んだ地獄、罪
ねえおかーさん、どこにいるの?わたしをたすけてくれないの?そう、おかーさんはわたしをたすけてくれないの
だってわたしはわるいこだから、だからじごくにおとされちゃうの、へびがくる、へびがくる
もういやだ、もういやだ、もういやだ、もういやだ、もういやだ、もう・・・・

「もう・・・いやああああああ〜〜〜〜!!!!」
「・・・ッ!!」
私の絶叫にカイムが顔をしかめる、いつものことだ。いつものことだからこの後彼がする行動も一緒
「・・・」
はい出た、出ましたカイム様お得意のメンチ、戦場を生き抜いた男の視線はモノが違う
恐らく並みの男だったら尻尾巻いて逃げ出してしまうほどだろう、しかし残念なことに私はもう慣れてしまったのだ
だから私は動じない、おびえることなく感情をむき出しに出来る、そう、ありったけの憎悪を込めて
「もっとましなものが食べたい!!この一週間パン干し肉パン干し肉パン干し肉・・・いいかげんにして!」
「・・・」
「贅沢は言わないから、せめて果物とかほーしーい!このままじゃ病気になっちゃうわよ!」
かぴかぴのパンとかちかちの干し肉を水で流し込みながら私は訴える、育ち盛りの子供なのだから仕方あるまい
「・・・」
冷めた目でカイムが私を見る、あの顔は『お前は自分の立場が分かってるのか?』という顔だ
もちろん分かっている、私は所詮籠の中の鳥にすぎない、生も死もカイムが握っている
カイムがその剣で・・・いや、拳で十分だろう、一振りすれば私は軽く絶命するだろう
ましてや彼は契約者なのだ、痛めつける目的で振るった拳が致命傷になる可能性もある
神様の加護を失った私はただの魔力の強い少女でしかない、死に至らしめるのは容易だろう。
しかし彼はけして、私を死なすような真似はしなかった。
831名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 06:41:15 ID:UPI467eD
「ちょっとカイム!人の話を聞いてるの!?」
彼は私に生を強要した、死んで楽にはさせぬ、ということだろう
私が犯した罪を考えると、それは仕方のないことなのかもしれない。
でも、私はいやなのだ、もう、楽になりたい
「・・・」
「何よそのため息は!気に食わないならぶつなりすればいいじゃない!」
それなのにカイムに出された食事に手をつけ生きているこの矛盾、結局私はどうしたいのだろう?
分からなくなってきた。ああ、でも、分かっていることが一つある
「・・・」
この男と別れる。これが私の一番したいこと
だから私はわがままになる、この男が私に嫌気をさして置いていく、もしくは殺してくれるまで
「あ!ちょっと待ちなさいよ!私まだ食べ終わってないんだから!離して!離せ!うわあ!」
だって私はこの男が大嫌いなのだから。今日またさらに嫌いになった。
だってそうでしょう?食事中のレディを小脇に抱えて歩く男なんて、嫌われて当然だ!
832名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 06:44:32 ID:UPI467eD
夜になった。
あのあとカイムは私が食事が終わったにも拘らず小一時間抱え続けた、腹がたつ
夜はテントで二人で寝る、護衛騎士の誉を利用した結界は頑丈で、就寝中魔物に襲われたことはない
カイムはいつも私より遅く寝て、私より早く起きる。おかげで寝首はかけないし、逃げられない。
そして就寝前のこの時間だけは、私のわがままもおとなしくなる
カイムが瞑想にはいる、アンヘルとの会話の時間だ。
私にはよく分からないが、普通なら障害のない契約者の会話だが、アンヘルにかかった封印のせいか通信状況が大変悪いらしい
数日に一回しか成功しない会話、ごく短いものだがカイムはそれを生きがいにしているようだ
どうも今日は成功したらしい、カイムの顔に小さな笑みがある
私はそれを見ながら、今まで私は誰かとキチンと話をしたことがあっただろうかと疑問を抱きつつ、意識を闇にゆだねた。

今朝の目覚ましは肉の焼ける臭いだった、干し肉を焼いたからってどうにでもなるものじゃないというのに。
で、結局朝食はいつものかぴかぴのパンとなんかよく分からない黒いものに変化した干し肉だった
本気でそれを噛み千切ろうとして悪戦苦闘するカイムを前に、私は早々にリタイヤしパンのみに意識を集中することにした
ああ、今日の朝食のなんと味気ないことか、せめて昼はもうちょっとまともなものが食べられますように、と神様にお願いしようとして止めた、どうせ干し肉とパンだ。
いただきます、と言ってパンをちぎる。と、その前に今朝枕元に置いてあった林檎を一個カイムに投げつけた
まったく、こんな食生活じゃ病気になってしまうのが分からないのだろうか!
833名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 06:47:58 ID:UPI467eD
妄想垂れ流し終わり!よし、寝ようっと!!
あーしらないもーしらない、マナの性格がツンデレ改変されてるとかしらない!
そもそもマナじゃないなんて言葉きこえないもーん
834名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 11:15:41 ID:7xSjjOIM
>>833
GJフォオオオオーー
いただきますたつД`)つ
835名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 12:27:44 ID:iH5hb/e2
ヽ((('A` ))))ノ GJ!!!!!!!!
 ((((  )))) マナたん!マナたん!フォオオ-------!
ノノノノω|||||
836名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 12:57:26 ID:h9GEZU43
ヽ((('A` :;.:...
 ((((  ;;::;.:...
ノノノノω:;....::;.:. :::;.. .....

いつのまにか かぎ が こわされて しまった !
ざんねん ! じすもあ の ふぉおおー は ここで おわって しまった!
837名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 13:05:09 ID:h9GEZU43
最後の直轄区だけを破壊するなんて流石だよな俺ら

    ∧((∞)ヽ      ∧_∧
    ∬マナ´_ゝ`)∧_∧ (´<_`ユ)  圧政から開放されるな
   (`∬ヽ_ノ (ノウ´_ゝ`) /   ⌒i
   .| (/`'=='/   \     | | 
   .| |ー-''/   / ̄ ̄ ̄ ̄/   |
__.| lミー(__ニつ/ レグナ / .| .|_____
  ⊂ ノ    \/____/ (u ⊃ 
838名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 14:35:06 ID:PgUhzrQB
俺が団長を好きになったのってこのスレのおかげだww
フォオオオオオオオオオ
839名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 16:15:59 ID:rZV7xAmX
団長閣下の契約相手はもしかしてモッコスじゃまいか?
840名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 16:28:20 ID:i6IJcD0k
>>830
ヽ((('A` ))))ノ GJ!
 ((((  )))) やっぱりマナタソは最高だフォオオオーーー!
ノノノノω|||||
841名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 16:43:15 ID:jeIMjkiV
ユーリックフォオオオオー!
842名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 16:44:03 ID:EIvyPoi6
       .|  .| | : : _,,-'"`              ゙̄:i/: .,/: ./:: : l゙
      │: : |: 丶  '゙l、               : `i、/ : : :/:::: :l゙
      '|``'-|: : 丶  ゙i、''゙,,ニニニミ'    /  ,ニニニ、、  |: : :_,,/.:: :│
      │、: : \、:ゝ ゙l゙(、 ◎ ,)  | (  ◎  )'  ̄i'‐ : : : : :l゙
      l゙  │: : \、: :/   ̄ ̄"   : 、 ' ̄ ̄"   /: : : : : :l゙
     .| .":|: : : |゙l::` ̄'         l       ./: : ::: : : : :,
         フォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
843名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 20:46:25 ID:pfgQtMNt
ヽ((('A` ))))ノ フォォォォォオオオオオ!!
 ((((  ))))  マナたん カイム フォォォオオオオオ!!!
ノノノノω|||||
844303:2005/07/10(日) 21:03:52 ID:7xSjjOIM
今エリマナ執筆中
多分今日中に…
フォオオオオ
845名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 21:16:52 ID:swekOijh
フォオオオオオ
ワクテカして待ってる!
846正直ここの団長が一番生き生きして見える:2005/07/10(日) 21:18:12 ID:tFFGUE2t
ヽ((('A` ))))ノ 繰り返す!我らが精鋭たるスレ住民、読者の下
 ((((  ))))   (作者らは)己の持つ全ての力を解放せよ!
ノノノノω|||||
ジスモア団長閣下
847名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 21:55:16 ID:pnmNhbT7
ヽ((('A` ))))ノ フォォォォォオオオオオ!!
 ((((  ))))  >>830ほのぼの >>303楽しみフォォォオウオウオウオウオウ!!!
ノノノノω|||||
848エリマナ+ハンチ01:2005/07/10(日) 22:29:35 ID:7xSjjOIM
今日もエリスが部屋にやってきて私とハンチを虐める。
ハンチはアレから完璧に雌豚になった。
今はエリスが来るまで私の穴という穴をなめまくっている。
やはりハンチもドがつくほどの変態なのだろう。
「マナ殿は気持ちがいいですかぁ?」
などと私の事を気遣ってくれる。
フェミニストなんだと思う。
行為自体は変態じみているものの、私の事を気遣ってくれているのが
手に取るようにわかる。
「い、イくッ!」
もうこんなことがずっと続いている。
エリスが来るまでこの行為がずっと続くか、ハンチのオナニーをずっと眺めているかが
私のいま出来る事なのだ。
ハンチが繋がれていた鎖はこの間エリスが外した。
ハンチから抵抗の色が消えたのがはっきりしたからだろう。
私の拘束を解いても、私が逃げないのはわかっているだろうが、多分自由を与えればそれは
拷問ではなくなるからだろう。
おそらく彼女なりの考えだろうと思う。
そして私はイくと宣言したとおりに愛液をハンチの顔にぶちまけた。
ハンチの顔は私のヌルりとした液に包まれ、いっそう私を興奮させる。
「おいしぃですぅ。マナ殿のオマンコ汁おいしいですぅ」
そういって手で体液を集めて口に運んでいる。
少し恥ずかしい。
エリスが部屋に入って来る。
「…またオナニーですかハンチ。よく飽きませんねさすが雌豚です」
そう言うとオナニーに耽るハンチを余所目に、私の所に早足に歩いてくる。
そして腰にぶら下げた鞭のようなものを外して、右手に持って何も言わずに鞭を床に叩き付ける。
バチンッと乾いた音がした。
自慰行為に浸っていたハンチだったが、流石にこの音にびっくりして顔を上げた。
「やめて、エリス…」
私は拒否の言葉を口にするが、エリスは鞭をまたも床に叩きつける。
まるで私の言った事を否定しているように思えた。
そして何もいわずにエリスは私に鞭をうち始める。
「イダィ!!イタイッ!!」
痛みに耐えかねて悲鳴をあげてしまう。
横腹を執拗に鞭をうちつけてくる。
それは正確で一点だけをねらっている。
ビチッと生々しい音を立てて皮膚を裂き、肉をうつ。
狂ったようにエリスは続ける。
ハンチは私を見ながら自慰行為を続けている。
私はまた惨めにもおしっこを漏らしてしまう。
エリスはその黄色い液体を見て満足したのか、鞭で打つのを止めた。
850エリマナ+ハンチ03:2005/07/10(日) 22:31:13 ID:7xSjjOIM
「ハァハァ…」
エリスの息は完全にあがってしまっていた。
その時、微かな喘ぎ声と共に体を大きく跳ねさせて、絶頂に達したハンチが満足そうに床に横たわった。
「こんなときにイくなんてとんでもない雌豚なのですね」
エリスは吐き捨てるように言ってから部屋を後にした。
「…そのおしっこおいしそうですよねぇ」
そういってハンチは腕だけ私の股のしたまで這ってくる。
そして床にばら撒かれた私のおしっこをなめ始めた。
「ンチュッ…」
いやらしい音を立てて床のおしっこを綺麗になめとっている。
私はいつの間にか痛みを忘れて興奮していた。
ハンチが床から顔をあげ、私の濡れそぼったワレメに注目している。
「マナ殿はへんたいさんなんですねぇ」
ハンチはそのまま私のワレメに口をつけ、吸い上げたり、舌を侵入させたりしてくる。
あまりにも下腹部に意識を集中しすぎたためにものの数分でイってしまった。
「いぁッ」
体がビクンと大きく痙攣して、愛液を垂れ流しはじめた。
「んふふ。まだこれからですよぉ」
そういってハンチは酷く愛嬌のある笑顔を湛えていた。
――また続いちゃいます。次で終わりかにしたいです。
851303:2005/07/10(日) 22:32:09 ID:7xSjjOIM
さいごの終わりか――にもミスですorz
852名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 22:42:29 ID:swekOijh
ヽ((('A` ))))ノ フォオオオオオオオ
 ((((  ))))  >>303乙!GJ!次回も楽しみ!
 ノノノノω|||||
853303(書きたかったから書いただけ。:2005/07/10(日) 22:54:08 ID:7xSjjOIM
冷たい夜風が庭園を満たしていた。
肌の露出した箇所が冷たく感じる。
吐きだした息が白くなる。
マナはレグナと共に外で待っている。
二人には悪いが、もうすこし待ってもらうことにする。
俺はそっと床にある焼け焦げた後を手のひらで触れた。
火は消えてから何日も経っている。
なのに床は温かかった。
それはここで消えて逝った二人の熱なのかもしれない。
世界は最終封印がなくなったために崩壊している。
どうすることもできないのかもしれない。
それでもどうにかしようと最後まで足掻いてみる。
世界を救った英雄に、そして世界を棄てた男に俺は誓った。
『俺はあんたたちが護った、そして棄てた世界を救う。だから見ててくれ』
そして俺は立ち上がり、踵をかえして歩き出した。
もう決してふりかえらない。
――俺は世界を、マナを絶対に救うんだ
854名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 23:18:22 ID:omZCqb/E
>>848ー850
>>853
ぐっじょぶ!!!!!!!
855名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 23:19:52 ID:iH5hb/e2
303
GJ!!!
とってもえがったよ!!!
856名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 23:21:25 ID:iH5hb/e2
>>855
>>←これ忘れた
スマソorz
   
857名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 00:21:46 ID:Su6ATK2b
さて、今日はいかなる神々が降臨なされるのか・・・

というか、まさか次スレ必要になるほど伸びるとは思ってなかったよ
858名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 00:24:06 ID:XiPDxCA5
確実に次スレ出るよなこれ。

今スレ全体を読み返しててしみじみと思った。
凡ての神に感謝orz
859名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 00:51:29 ID:3qY5l3hN
>853
GJ!!!!本編の井上もこんな感じだったら好きになれたのに…!
860名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 00:51:34 ID:+ad9dO9q
これだけいい流れだと>>405-406さんにも期待してしまう
861ちびアンヘル:2005/07/11(月) 01:15:29 ID:uzeqwawT
『これではお前に乗れないな。』

カイムの妙にとぼけた「声」に、アンヘルはおもいっきり尻尾を振るってカイムの頬に叩きつける。
ぺちん、という軽い音を立ててカイムの頬に当たった自分の尾を見て頭を項垂れ、ため息をつく。
カイムは全く痛がる素振りも見せず、尾のあたった部分を指で掻きながら、苦笑を漏らした。
「冗談ではないぞ馬鹿者め!この体で何が出来る!」
小型犬ほどの大きさのアンヘルを腕に抱いたカイムに、なかば半べそ状態でアンヘルは叫んだ。
862ちびアンヘル:2005/07/11(月) 01:15:58 ID:uzeqwawT
時間は数時間前に遡る。
深夜。連合軍のテントの集まりの外れで、ブラックドラゴンに受けた傷はすでに癒えたというのに
未だこの場に留まっている理由をカイムに問いただそうと「声」でカイムを呼び寄せたアンヘルは
カイムを待つ間に奇妙なものを発見し、目を光らせていた。

「何だこれは…見たこともない。」

"それ"は、光の球のような、奇妙なものだった。
フェアリーでもなければ魂でもない、ましてやスフィアでもないと来れば、いったいこれは何だ?
「一万年以上生きている自分には自然界では知らない物がない」と思っていたアンヘルにとって、
目の前の見知らぬ光る球体は非常に興味深いものだったのだ。思わず顔を近づけて覗き込む。

『何をしているんだ?』
863ちびアンヘル:2005/07/11(月) 01:16:26 ID:uzeqwawT
突然背後から「声」をかけられ、アンヘルは驚いて息を吸い込んだ。
それがまずかった。
鼻先が触れるか触れないかというほど顔を近づけていたせいで、光球をうっかり吸い込んでしまったのだ。
しまったと思い息を吐いても後の祭りで、光球が出てくる気配はない。

『どうした、具合でも悪いのか?』

「いや、なんでもない」

これしきのことで動じるわけにも行くまい。と、アンヘルはカイムに向き直る。
あの光球が何だったのか調べられなかったのが多少残念ではあったが、今は目の前のこの男に話すべきことがある。

「カイムよ、いつまでここに留まっているつもりだ?我の傷はもう癒えた。もう支障なく戦えると言うのに……?」

アンヘルがカイムに今後の方針を問おうとした時だった。妙な違和感を感じたのだ。
その違和感はカイムも感じていた。二人ともその違和感の正体に気付けずに、見詰め合ったまま沈黙する。が。
次第にその違和感が何なのかが分かってきた。
864ちびアンヘル:2005/07/11(月) 01:16:51 ID:uzeqwawT
アンヘルが明らかに…"小さく"なっている。

「なっ!!?なんだこれは!!」
沈黙を破ったのはアンヘルだった。
ドラゴンが大きく進化することは分かる。実際自分は進化してここまで大きくなった。
しかし小さくなるなど聞いたこともない!
あまりの理解不能の事態に取り乱し、ばさばさと翼を激しく動かす。
既に大きめの馬ほどのサイズになったアンヘルに、カイムはハッとして駆け寄る。
なんだかよく分からないがほうっておける訳がない。

暴れるアンヘルに、カイムは優しく手を触れた。と、どうだろう。先ほどまで見る見る縮んでいたアンヘルの体が
収縮を止めた。未だに混乱し暴れるアンヘルをとりあえず抱きかかえ、自分のテントへと走る。
縮んでしまったドラゴンを他の奴らに見られたら士気に関わる。それにこんな姿のドラゴンを放っておく訳には行かない。

急ぎ足でテントに入り、後ろ手で扉を閉め上がった息を何とか整える。
ふと、腕の中ですでに大人しくなったドラゴンを見る。
力なく項垂れる小型犬ほどの大きさの竜は、片手でも抱えられそうに小さい。
それに唯小さくなっただけでは無い。足先が大きく、長い首も若干短い。鱗も滑らかで刺々しさが無く、
何より、あの鋭い目が今はつぶらで大きく、これはまるで…。
865ちびアンヘル:2005/07/11(月) 01:17:20 ID:uzeqwawT
仔竜?

と首を傾げると、アンヘルは腕の中でぐりっと首を動かし、カイムを睨んできた。どうやら伝わってしまったらしい。
「声」とは時に不便だな、と苦い顔を浮かべ、アンヘルをじっと見つめる。
予測不能な事態と、今まで見下していた人間よりはるか小さくなってしまった自分に、おびえと悲しみが混じった色の
目でカイムに応える。
不器用な男はこういう時に何を言っていいか分からず、散々考えあぐね…

『これではお前に乗れないな。』

そして話は冒頭に戻る。

『暫くこのまま、だな。お前が元に戻る方法を見つけるまでは。』
アンヘルの頭を撫でながら、あやすように声を送る。ぷっくりとした角を指でなぞる。感触が気持ちよい。

が、等のアンヘルは人間に撫でられるなど屈辱でしかないハズなのに、「心地いい」などという気持ちが芽生えてしまい、
自分自身に怒りを覚える。当然その怒りのヤツ当たりはカイムに向くわけで…

「や、やめぬかこの大馬鹿者っ!!」

首をぶんぶんと振ってカイムの手を振り払い、キッと睨みつける。
潤んだ大きな目が、じっとカイムを見る。
不謹慎ではあるが、その顔があまりにも可愛らしい。
『…まだ時間はある。俺がなんとかする。』
あまり直視できないと、少し顔を赤らめてアンヘルを床に降ろす。ぷにぷにとした感覚が少し惜しい。
866ちびアンヘル:2005/07/11(月) 01:18:15 ID:uzeqwawT

『もう寝る。お前も一旦寝て落ち着け。』
そう言って、アンヘルから少し離れた場所で横になる。今は怒っているんだろうから側に居ない方がいいだろう。
目を瞑りあれこれと考えるやめ、心を静める。と。

たし、たし、と、音が聞える。何の音かと目を開けて見ると、
カイムのすぐ側でアンヘルがビクっとしてその場で固まっている。
何だ?と怪訝な顔でアンヘルをじっと見ていると、アンヘルは照れたような表情を見せる。
目が大きいと表情が読みやすいな、と呑気なことを考えていたら、とんでもない言葉がカイムの耳に入った。

「側に寄うても構わぬか…?」
『はっ?』
「小さくなってしまっては体温が維持できぬ…だ、だから…だな。」

目を逸らし翼を広げたり閉じたりと落ち着きが無い。
いやしかし。そんな姿は反則ではないか?
867ちびアンヘル:2005/07/11(月) 01:18:37 ID:uzeqwawT

「暖めて…くれぬか。」

突然自分のサイズが縮んでしまったせいで弱気になっているのだろうか。
いや、そんなことはどうでもいい。こんなに愛らしい竜の頼みに逆らえるわけがない。

カイムは無言で布団を開け、顎でアンヘルを招く。
とたとたと歩み寄り、布団の中に潜り込んでくるアンヘルの可愛らしさといったら。

さすがに向き合って眠るのは恥ずかしいのか、カイムに背を向けて横になる。
後姿でも十分かわいいのだが。

しかし…。このまま元に戻らなかったら連合軍の戦力は大きく削がれる。
なんとか元に戻す方法を見つけないと、士気にも大きく影響する。

まぁ、そんなことは明日考えればいい。
と、すぐ側で丸くなるアンヘルを抱き寄せる。
一瞬ビクリと体を硬直させるが、抵抗は無い。むしろリラックスしているような気さえする。

眠気に薄れてゆく意識の端に、本当に小さい声で「…馬鹿者。」と聞えた。後姿で顔は見えないが。
カイムの目には幸せそうにはにかむアンヘルの顔が見えた。



ひとまずおわり。
868名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 01:20:48 ID:h5EPkp2e
>>861-867
なななななななんだこれはあああああああああああああああ
アンヘルたんアンヘルたんアンヘルたんアンヘルたん


ハァハァしてきてしまった、どうしよう、眠れない…!

GJ!!!!!!!!!!!
869名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 01:25:54 ID:uzeqwawT
擬人化ロリアンヘルたんがあったから竜のままちっさくするのもありだと思ったんだ。
ロリドラゴン。超えてペットっぽくなっちまったぬるぽ。
わかってるよ!妄想だよ!ヽ(`Д´)ノ ウワァァアン!

文章が稚拙でスマソ。ちなみにフリアエが攫われていないものと考えてくださいorz
書いた後で気づいたんだ…のんびりしてる暇なんて無いって。orz
870名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 01:28:43 ID:+ad9dO9q
ああああああGJGJGJ!!!

とたとたと布団に入ってくるところを想像して鼻血噴出しそうになった。
ペットサイズのアンヘルたんやべえよ萌え死にそうくぁwせdrftgyふじこlp

871名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 01:29:00 ID:ijy6Hvmq
aaaaああああアンヘルたんキタキタキターーー!!
ハアハアハア可愛過ぎ反則ですよまったくもうorz
872名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 01:29:43 ID:d2TBBKzY
ヽ((('A` ))))ノ
 ((((  ))))  ちびっこアンヘルたんフォオオオーーー!
ノノノノω|||||
873名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 01:41:28 ID:h5EPkp2e
誰かとたとた歩くアンヘルたん描いてくれないかなぁ
(*´Д`*)コウフンシスギアドレナリンバクハツ
874名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 02:06:40 ID:HceLxnOm
萌えキタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!
875303:2005/07/11(月) 02:07:52 ID:HzRbI5PX
ロリアン最高
((('A` ))))ノ
 (ヾ(  )))) フォオオオーーー
ノノノノω|||||
8761/2:2005/07/11(月) 02:21:40 ID:Su6ATK2b
いつもによっていつもの如く、竜は散々嬲られ弄ばれ疲れた身体を横になり休めていた。
元凶はといえば、曰く「コツを掴んできた」のが大層嬉しいらしく上機嫌そうにしている。
人として必要な物は悉く欠落しているというのに、
どうでもいい小器用さはやたらと発達させているのは何故なのだ。

できればこのまま眠ってしまいたかったが、今日はそうもいかない。
前々から気に掛かっていた件を、どうしても確認しておかなければならない。

「ところで、お主はどうしている」

些か遠回しに過ぎたらしい。何をだ、と問い掛けてくる。

「だからだな、その、こういった事だ。我が、お主に、与えられているような。
 お主も人には変わりない。欲は、あるだろう」

ああ、と納得したような声が返ってきた。

「俺は別に困っていない。てっきり、お前も知っていると思っていたが」
「・・・そうか」
8772/2:2005/07/11(月) 02:22:17 ID:Su6ATK2b
大方、食料の買出しで街に出た時にでも、相手を見付けているのだろう。
その可能性を考えていない訳ではなかった。むしろ、この奇妙で歪な関係を考えれば自然だと言える。
そう理解していても湧いてくる苦い感情を抑えられない事を、竜は忌々しく思った。
男も気付いたのか、不思議そうな目を向けてくる。
だから考えていたままを伝えたのだが、その時の男の表情こそ見ものだった。

ややあって、漸う、という感じで男が口を開く。

「呆れたな。目の前に相手がいるのに、わざわざそんな・・・
 いやそんな連中も珍しくはないのだろうが、俺は違うぞ。
 と言うよりもだな、お前がそういう目で俺を見ていた事実が今非常に重く圧し掛かって」
「では一体どうしていたのだ」

際限なく続きそうな恨み交じりの言葉を遮り、三度目の問い掛けを行う。
この場合「目の前の相手」が指すのは自分以外いないと思えたが、
そのような行為の身に覚えがある筈もない。あればそもそも聞かない。

「まさか本当に気付いていなかったのか。
 空にいる時、あれだけお前の上で露骨に腰を使っていたとい

そこから先は、勢い良く吐き出された炎で掻き消された。

***
続き書いてて詰まったんで気晴らし。上空ミッションクリア時のカイムの動きがヤバい。
878名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 02:34:44 ID:d2TBBKzY
ヽ((('A` ))))ノ
 ((((  ))))  フォ、フォフォフォフォオオオーーー!
ノノノノω|||||   神連発降臨!!!おっきしててよかった
879名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 02:37:19 ID:HzRbI5PX
>>876
テラワロスwww
880名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 02:43:51 ID:+ad9dO9q
>>876-877
GJ!!
カイム…そんな無茶してたのか(;´Д`)
大人しくアンヘルたんに頼めば(ry

…にしても、
なんなのだこの流れは!どうすればよいのだ!?
って叫びたくなるくらい神様が連続降臨してますね。
お疲れさまです。
881名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 02:44:37 ID:fiP95vhs
寝る前に見てみたら神連荘降臨とは…いい夢が見られそうだ。
GJ乙です!!
882名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 08:31:07 ID:Qq6zMMu6
おまいら、神に負けてはいけない!今こそ我ら神竜族が立ち上がる時ぞ!
883名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 10:39:56 ID:NDgjUiT+
神竜族ってレグナのハーレム要員な気がする
白くてふわふわしてて華奢な感じだし
「レグナ様ー」「レグナちゃま☆」「レグナ君」
しすぷり・・・
884名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 10:49:09 ID:9n4yNg3K
いやむしろレグナのお相手
レグナはヒマさえあれば約束の地へと行ってそこでギシギシアンアン
885名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 11:09:37 ID:XiPDxCA5
それで封印解きたがってたのかレグナ!うーん、スケコマシ(δ゜∀゜)δ゛
886名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 11:32:57 ID:H06A8R88
>>876-877
ワロス
つか俺今1やってる途中なんだぞ。空中戦笑えて仕方ナスwww
887蒼き竜の記憶:2005/07/11(月) 17:13:08 ID:9n4yNg3K
  ― 砂の村 ―

赤ん坊を抱え、ゆさぶり続ける女性。
それを眺め、拳を強く握り締めるノウェ、そしてノウェに語るマナ。
その光景をレグナは近くで眺めていた。
マナを眺めながらレグナは記憶という膨大な書物庫をかきあさっていた。
そして確信した、レグナの中で全てが繋がったのだ。

― この小娘、間違いない… この小娘は「あの」マナだ
      あれは実に・・・「あの男」と契約する前、だったな… ―




…昔、儂は世界中を彷徨っていた、人間どもの起こす下らない争いなぞまったく気にせず
ただただ儂自らの知識を豊富にするためだけに、な…。
888蒼き竜の記憶:2005/07/11(月) 17:13:29 ID:9n4yNg3K
  ― 紅き岩山 ―
儂は紅き岩山へと向かった、…紅き岩山は既に30回は訪れたが。
時が過ぎれば多くの物が変動し、多くの者が変わる…そこに生まれる新たな知識を求め、向かった。
「…ん、こんな場所に馬車が通るか、愚かな人間のすることだ、さして珍しくはないな」
儂の遥か下の谷間に見えた馬車を眺め、大して気にせず翼を休める為に適当な谷間へ降りた。

 ―相変わらず不毛の地だな、花の一つもみあたらん。
そんな事を思いながら周囲を見回すと一人の少女がいた。
ボロボロなまるで布切れのような服を着てその細い腕には完治していない傷が沢山見える
赤い眼・金色の髪を持った少女だった。
「小娘、おぬしここで何をしておる?迷子か?」
「……おかあさんに………おかあさんが……おかあさん…」
少女は黙って下を向いて、かろうじて聞ける声をボソボソと呟いた、涙を流しながら。
レグナは悟った、この子は恐らく先ほど馬車に乗っていた人間の子であること
そして、虐げられて捨てられた哀れな子供だと言う事を。

「…人間とは実に愚かだ、なにがあったかは知らんが子を平気で殴り、そして捨て置くなど」
「おかあさんはそんな!おかあさんは……おかあさん…」
「捨てられてもなお母を慕う…か」
この先この地で朽ち果てる幼い少女を眺め、レグナに小さな感情が芽生えた。

「儂の背中に乗れ」
「…え?」
「背中に乗れと言っているのだ、乗れぬのか?」
「…だいじょうぶ、のれるよ」
「よし、では行くぞ そのままではおぬしが死にかねんしな」
889蒼き竜の記憶:2005/07/11(月) 17:14:38 ID:9n4yNg3K
 風の冷気が多少収まり、周囲に木々が生え
そして比較的しっかりした小屋がある谷間のくぼみについた。
「ここは?」
「儂が見つけた場所だ、誰が建てたかは知らんが既に空き家だ、ここなら凍え死ぬ事もなかろう」
家を眺めている少女の顔は今だ暗い、それに気がついたレグナはこう言った。
「…なにも死ぬまでここで暮らせとは言わん、近くに村がある…それに村なら母探しもできるだろう」
「え?」
「母親に会いたいのだろう?たとえ虐げられていても」
「…ありがとう、ドラゴンさん」
「もう日が暗い、その家には確かベッドと服があったはずだ、母親探しはその傷を癒してからだぞ」
少女は笑顔を見せてうなずいた。

少女との暮らしは5日を迎えた。
レグナが食べ物を運んでいたから餓死することなく、少女の傷は治った。

 ― 夜 ―
「やっと傷が癒えたようだな、小娘」
「小娘って名前じゃないよ、私はマナって名前なの」
満月が輝いてる中、焚き火をながめる一人と一匹。
少女…マナの傷は癒え、服は紅いローブのようなものに取り替えてある。
「明日、儂に乗って村へ降りるぞ、村で情報採取をするがよかろう」
「うん…」
マナは体育座りをして顔をうずめた、やはり不安があるのだろう。
「もし、…母親に会えなかったなら、儂が…」
そっぽを向きながら、蒼い頬を軽く染めてつぶやいた。
890蒼き竜の記憶:2005/07/11(月) 17:15:04 ID:9n4yNg3K
しかし無残にも、その決意とも取れる声は運命によってかき消されてしまう。

「ぃいいいやぁああああぁああああああああああああ!!」
マナが突然叫びだした、その尋常ではない叫びに驚いたレグナはすぐにマナへ近づいた
「どうした小娘!」
「おかあさんおかあさん!ぶたないで!たすけて蛇が!いや!神様神様ぁああ!!」
マナは頭を抱え叫んだ、瞳の焦点は既にそろっておらず、涙が流れ続けた。
「神様!たすけて!ぃやああああああみせないでみせないで!殴らないで!神様!神さマ、カミサマ」
突然野太い声がマナの口から発せられた
その瞬間レグナは今までに体験したことがない威圧感に襲われた。
血が沸騰する、逃げろと叫ぶ、瞳が熱くなる、心臓が早鐘をうつ。
そして徐々に体が重く、意識が遠ざかっていく中、野太い声を放つマナが見下ろしていた。

     ― 我ガ玩具ガ手中ニ、コレデ準備ガトトノッタ ―

なにも出来ぬ儂に流れ込む意識・光景・感覚。

― 赤 血 肉塊 瓦礫 ―
    ― 男を噛み千切り、女を踏み潰し、それを恐怖の眼差しで見る兄妹 ―

― 黒 影 人間 契約 ―
    ― 力を欲する人間と契約、そして竜と契約せし男をあしらい女神を奪う ―

― 青 空 要塞 崩壊 ―
    ― 哀れな儂と人間、神の玩具となりて、竜と契約せし男と再び対峙する ―

― 白 卵 融合 記憶―
    ― 哀れな人間、命の灯火尽きし女神と共に卵へ入る、そして蘇る血の記憶 ―

  ― そして… ノウェ ―
891蒼き竜の記憶:2005/07/11(月) 17:17:45 ID:9n4yNg3K
「俺も行くよ、未来を繋ぐ子供達を死なすわけにはいかない、俺は人々を救いたいんだ! …レグナ?レグナ?!」
「…なんだ小僧、儂が考え事をしてる時に」

「それでは行きましょう、すぐにでも民に水を送らなければいけません」

小娘、マナの反応を見る限り、どうやら記憶喪失なのかもしれない。
…それはそれでよい、過去を忘れ、今に生きるのも道だろう
  少なくとも、今していることは正しい事だろうて。

大空を見上げながら心の中で小さく呟いた。


― 儂は血の記憶なぞどうでもよい、小僧に小娘、こやつらが死ぬまでやりたいことをして
     生きていけるよう援護するだけだ、そう、それが儂の ―

「二人も背中に乗せるのは初めてだな、さあ行くぞ!」
二人を背に乗せ、大空へ飛び立った、目指す神水の直轄区へ。


  ― …哀れにも、血の記憶は赤き竜と出会う事により解かれ、蒼き竜の決意は水泡と化すであろう ―
892駄文の人 シャープリロード:2005/07/11(月) 17:21:29 ID:9n4yNg3K
>>757の小説やっとこさうpできました、遅くてスマン
しかも駄文エロなし('A`)

ああ資料と照らし合わせて足りないものは妄想でつぶしたさ!

さぁ煮るなり焼くなりするがいいッ!俺は人間をやめてるぞぉーッ!
・・・卵に兜割りかましてくる('Aω:;.:...
893名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 17:28:47 ID:nChX3Wm9
>>892
リアルタイムで読んでた。サイドストーリーっぽくて面白かったよ。GJ乙!!
ちなみに自分756。
894名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 17:44:08 ID:+Bq8gPD/
神様方、乙です。萌える小説連発で目が離せない。
895名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 18:06:54 ID:OfoQMnHc
>そっぽを向きながら、蒼い頬を軽く染めてつぶやいた。
>そっぽを向きながら、蒼い頬を軽く染めてつぶやいた。
>そっぽを向きながら、蒼い頬を軽く染めてつぶやいた。
フォォォォォーーーーッ!
896名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 18:34:09 ID:JCbXjiis
萌えが!そんなところに萌えが!
GJ!
897名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 21:14:07 ID:HzRbI5PX
そろそろテンプレでも決めないか?
898駄文の人 シャープリロード:2005/07/11(月) 21:20:49 ID:9n4yNg3K
【DOD2公式】 http://www.square-enix.co.jp/games/ps2/dod2/
【DOD1公式】 http://www.square-enix.co.jp/games/ps2/dod/

【さよなら】DRAG ON DRAGOON 第77章【野上】
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1120902278/
ドラッグオンドラグーン攻略 第三十八章
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/goverrpg/1120392545/
DRAG ON DRAGOON 2【なりきり総合スレ】
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1119892392/
DODのハンチたんはキモカワイイ
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1112601040/
DODのアンヘルタンはエロカワイイ
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/gamechara/1118958760/

>>2用のてんぷら定食作ってみた

>>1は前スレのアド、あとは…立てた人の「叫び」でいいんじゃないかな
例)「私はどのようなことがあってもマナ様と一緒だぁあーっ!!!」
みたいな
899名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 21:23:50 ID:YY6V1/zK
本スレと攻略スレは入れなくてもいいんじゃないか?
900名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 21:26:50 ID:9n4yNg3K
一応入れといたほうがいいっしょ
どんなゲームか興味もつ奴・・・はいないだろうが('A`;)
あと名前消し、儂が本性を現す時は小説をうpした時だけだろうて…
901名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 21:38:08 ID:YY6V1/zK
いや、そうじゃなくてな。
こっちのほうが流れ遅いから、
本スレが先にdat落ちしてしまって、リンクが意味を成さなくなるだろうと思って。
902名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 21:41:03 ID:pHwfaG8G
>898
他のキャラのハアハアスレは貼らなくてイイの?
903>>2用テンプラ:2005/07/11(月) 21:41:03 ID:9n4yNg3K
>>901 OK、それじゃあ代わりにいろんなもんブチこんでみた


【DOD2公式】 http://www.square-enix.co.jp/games/ps2/dod2/
【DOD1公式】 http://www.square-enix.co.jp/games/ps2/dod/

【さよなら】DRAG ON DRAGOON 第77章【野上】
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1120902278/
ドラッグオンドラグーン攻略 第三十八章
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/goverrpg/1120392545/
DRAG ON DRAGOON 2【なりきり総合スレ】
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1119892392/
DODのハンチたんはキモカワイイ
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1112601040/
DODのアンヘルタンはエロカワイイ
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/gamechara/1118958760/
絵板
ttp://f40.aaa.livedoor.jp/~vice/dod/
大好評オガーザーンボタン
ttp://www.geocities.co.jp/Hollywood-Screen/7822/oga-zan002.html
同じく大好評ブレイク工業DOD1編
ttp://www.geocities.co.jp/Hollywood-Screen/7822/bk_dod.html
DOD1会話集
ttp://www.paradox-logical.net/irony/dod/kaiwa00.htm

これでよいのか・・・?カイム
904名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 21:42:16 ID:9n4yNg3K
>>902
全部貼ってある筈、アンヘルとハンチのハァハァスレで全部だった希ガス
905>>2用テンプラ修正:2005/07/11(月) 21:43:20 ID:9n4yNg3K
あ・・・ミスった 消すもん消してねーよおかーさーん OTZ

【DOD2公式】 http://www.square-enix.co.jp/games/ps2/dod2/
【DOD1公式】 http://www.square-enix.co.jp/games/ps2/dod/


DRAG ON DRAGOON 2【なりきり総合スレ】
http://etc3.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1119892392/
DODのハンチたんはキモカワイイ
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1112601040/
DODのアンヘルタンはエロカワイイ
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/gamechara/1118958760/
絵板
ttp://f40.aaa.livedoor.jp/~vice/dod/
大好評オガーザーンボタン
ttp://www.geocities.co.jp/Hollywood-Screen/7822/oga-zan002.html
同じく大好評ブレイク工業DOD1編
ttp://www.geocities.co.jp/Hollywood-Screen/7822/bk_dod.html
DOD1会話集
ttp://www.paradox-logical.net/irony/dod/kaiwa00.htm
906名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 21:51:42 ID:H89NFlzx
>>905

これでいいんじゃね?天麩羅に詳しくないが
つかなりきりスレあったんだな
907>>311->>315:2005/07/11(月) 21:54:45 ID:vg7SV11S
>>311->>315の擬人化ロリアンヘル書いてたものですが
仕事&アクセス規制に巻きこまれて投稿遅くなっております、スマソ
次スレ立ちそうだし2スレ目にまとめて投下したほうがいいかな?
ギャグ書きなんでシリアスエロに入るとむずかしいよママン…

それとすべての神職人さんGJ!
これからもハァハァさせてください〜
908名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 22:00:48 ID:pHwfaG8G
他にもハアハアスレはあったぞ、確認したらエリスたんとヤハとマナとセエレのがある
もしこれも入れるんだったら貼るよ
909名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 22:03:55 ID:bVC+Gfy7
貼って貼ってー
910名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 22:08:19 ID:3OiLfhyF
立ててみる。
タイトルは「DRAG ON DRAGOON エロエロエロエロパロスレ2章目」
で、いいかな?テンプレは>>905のみでおk?
911名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 22:11:17 ID:bVC+Gfy7
950くらいでいいんじゃ?
912名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 22:11:19 ID:U8jmup0A
>>910
まて、>>908のも入れてあげなきゃ
913名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 22:11:23 ID:3OiLfhyF
あ、あと
DOD2のヤハはエロカワ美しい
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/gamechara/1120712103/l50
DODのマナたんはエロカワイイ 2歳目
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/gamechara/1118925086/l50
DODシリーズのセエレたんはエロカワイイ
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/gamechara/1115461621/l50
これも必要だよな。
914名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 22:11:37 ID:U8jmup0A
上げちまったスマソ
915名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 22:14:09 ID:3OiLfhyF
>>908これか、
DOD2のエリスたんはエロカワイイ
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1119873705/l50


>>911
立てれないかもしれないから、一応だめもとでやってみる。
916名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 22:15:13 ID:pHwfaG8G
>913
これもアルヨー
DOD2のエリスたんはエロカワイイ
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1119873705/l50
917名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 22:16:09 ID:pHwfaG8G
>915
ゴメン、もう貼ってくれたのか。かぶってスマソ
918名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 22:21:35 ID:3OiLfhyF
立てれちまった〜。
このスレの梅から初めてください。orz
DRAG ON DRAGOON エロエロエロエロパロスレ 2章目
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1121087878/

オレ・・・いいことしたよな・・・いいこと・・・・、だよな。。。
919名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 22:28:23 ID:bVC+Gfy7
1に前スレ(このスレ)のリンク貼ってないけど・・・
920名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 22:30:27 ID:3OiLfhyF
だあああああああ、
921名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 22:31:57 ID:9n4yNg3K
フロ入ってる間にスレ立っd
922名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 22:55:45 ID:YY6V1/zK
発情アンヘルたん書いたんだけど、
まだ埋まってないみたいだからこっちに投下していいかな?
923名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 22:57:02 ID:JCbXjiis
ぜひ!ぜひに!
924発情アンヘル:2005/07/11(月) 23:20:49 ID:YY6V1/zK
まず謝罪。
…最初に発情アンヘルたん書いた神様ゴメンナサイ
なるべく内容的に被らないように書いたんだけど…許して(;´Д`)
925発情アンヘル 1/4:2005/07/11(月) 23:21:22 ID:YY6V1/zK

寒い。全身を覆う鱗がひどく冷え切っているのが分かる。
ヴェルドレめ。
あいつがこの山にキャンプを張るなどと言い出さなければこんなことには…
いちいち宿営地に戻っていては明日の作戦に支障が出るだと?
そんなことは我の知ったことか。
今思えば、あの時無理をしてでも戻るべきだったのだ。

目の前の天幕からは、揺らめくランプの炎が垣間見える。
一体この扱いは何だというのだ。
我は一人で寒さに凍えているというのに…
吹き付ける風…降り積もる雪…もう限界だ。

「カイムよ…暖めてはくれぬか…」

天幕へと"声"を飛ばすと、
そいつは嫌な顔ひとつせずに飛び出してきた。愛いやつだ。
…唯一の理解者。そして我が、今生で初めて想いを寄せた相手。

「我をこの寒空の下に捨て置くつもりだったのか?馬鹿者め」

喉を鳴らし、男の体へと鼻を摺り寄せる。
上から浴びせかけられる優しい眼差し。
ああ。その目だ。その目が我を奮い立たせるのだ。
足りぬ。もっと温もりを…
926発情アンヘル 2/4:2005/07/11(月) 23:26:04 ID:YY6V1/zK

続けて差し伸べられる暖かい掌。
擦り、撫でられ、奇妙な感触が全身をぞわぞわと這いずり回る。
体が熱い。尾が火照る。
…このままずっと、この快感に身を委ねていたかった。

その矢先、まるで何かに驚いたかのように男の手が止まる。
不思議に思い視線の先を辿ると、そこには信じ難い光景が待ち構えていた。

脚の間から滴り落ち、降り積もる雪を溶かしていく雫…
有り得ぬ。何かの間違いだ。
…そう何度も自分に言い聞かせるが、
視界に飛び込んできた現実はそれを見事に打ち砕く。
自分は紛れも無くこの男に"発情"していた…性衝動を覚えていたのだ。
我は知ってしまった。この男に感じていた感情が何であったのかを。

人間に特別な想いを抱いた時点で、プライドなどとうに捨てたつもりでいた。
だが沸き起こる羞恥心は顔の赤らみとなって現れ、体色を一層紅く染めていく。
尚も浴びせかけられるカイムの視線。
頼む、見るな。見ないでくれ…

気が付くと、我は翼に顔を埋めていた。
ちらりと様子を伺うが、カイムの姿は無い。
…ああ、確実に嫌われたな。
明日からどうやってあいつに接すればよいのか…
そんな事ばかりが脳裏を掠めた。
しかし、下腹部に走った奇妙な感覚がすぐさまそれを掻き消す。

思わず仰け反り、振り返る。
そこには我の脚の付け根へと手を置き、
じっとこちらを見つめるカイムの姿があった。
927発情アンヘル 3/4:2005/07/11(月) 23:33:26 ID:YY6V1/zK

「なっ…何をしている馬鹿者!」

『気にするな』

慌てて尾で振り払おうとする我を、男の"声"が止めた。
気にするなだと?
異種族に対して恋愛感情を抱いた挙句、性衝動すら起こしたのだぞ?
尋常ではない。嫌悪感を覚えて然るべきだ。

『我慢…させてしまっていたんだな
 すまなかった』

「…何故だ。
 我を軽蔑したのではないのか?」

『軽蔑?
 むしろ嬉しいくらいだ。
 お前が俺を愛してくれていると分かったのだから』

「馬鹿者…そんな事、"声"にするなというに…」

カイムの手が"そこ"に触れた。
溢れ出す液は勢いを増し、快楽で溢れた思考は声となって漏れる。
すべてがこいつで満たされ、すべてがこいつに支配されていく。
体中をかき回されるかのような感覚に体が震え、
視界は徐々に暗くなっていった。
928発情アンヘル 4/4:2005/07/11(月) 23:36:12 ID:YY6V1/zK

『もう、耐えなくてもいいんだぞ?』

…まどろむ意識の中、一つだけ鮮明に覚えていたことがある。
それは、我を満足させた後、鼻にそっと口付けをしてくれたカイムの姿。

ひたすら復讐の炎を滾らせているだけの、
何ら他の人間と違わぬ下等な男だと思っていた。
だが今は…すべてを犠牲にしてでもこいつと共に在りたい…



──夜が明ける。
…折りたたんだ翼の中から聞こえる寝息。
その小さな音に我は誓った。
こいつにすべてを捧げよう、と。
929名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 23:40:11 ID:YY6V1/zK
明日か明後日にでも>>17の書き込みで思いついたネタを投下しようと思います。
期待しないで待ってて下さい。
930名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 23:41:51 ID:DpRwLmya
萌え・・・
931名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 23:58:41 ID:oNS0I/um
(・∀・)神!!!!
932名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 00:03:57 ID:bVC+Gfy7
(´∀`)モエー
933名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 00:10:07 ID:C6j0faE0
>我は翼に顔を埋めていた

これかわい杉…
934名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 00:49:06 ID:6YOsyoNh
アンヘルテラカワイス(*´Д`)
GJ乙です!!
935名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 01:08:26 ID:mJIRHyMG
大人マナの虐めモノを考えた…鍵の解放以前の設定で
よければ明日の夜あたりにできると思うんだが…
936277:2005/07/12(火) 01:14:43 ID:P4r5oUFf
私が16歳の時、その人は急に訪れて来た。
湖の見える大きな家に住んでいた時、その二人連れの旅人が門を叩いた。
黒髪で腰に大きな剣を下げた男性と、それに不釣合いな、赤いビロードのローブを着た金髪の女の子。
一目で、私には彼も「契約者」と分かった。
彼が私に送った「声」で、彼が喋れない事を知った。
そこで、私は彼の代わりに、両親に意思を伝えた。
西の空に不穏な雲があるので、嵐が去るまで一夜の宿を提供してくれぬかと。
幸い、両親は私にほぼ無関心だったので、二つ返事でOKをくれた。

「…こちらが、あなたの部屋になります」
二階奥の、使われていない使用人室に彼を案内する。
彼は「声」で私に礼を伝えると、少女の手を引いて部屋に入った。
彼が声を失ったのは分かるが、それにしても無愛想が過ぎないだろうか?
「あの、食事は二時間後です。それまで、お風呂などは?」
-----俺はいい。マナ…小さい方を入れてやってくれ-----
それだけ言うと、彼は剣を枕元に置き、泥のように眠り始めた。
私も人の事はいえないが、彼の目元には大きなクマが出来ていた。
そんな彼を微笑ましく見つめ、思わず笑いが漏れる。
何故だろう?彼は、何処と無く寂しげな寝顔をしていた。
ふと、少女が私のスカートの裾をきゅ、と掴んでいるのに気付いた。
「…お風呂、入る?」
こくりと頷いた少女…マナは、非常に愛らしかった。
マナの手を引き、ゆっくりと浴場へ向かう。
937277:2005/07/12(火) 01:15:17 ID:P4r5oUFf
脱衣場に着いた。
私は、マナが寒くならないようにと、先に衣類を脱ぎ始める。
スカートを脱ぎ、次いで上着。最後に下着と脱ぐと、私の乳房の紋章を、マナが珍しげに見ているのに気付いた。
「これ、気持ち悪いでしょう?」
そう尋ねると、存外、マナは小さな首を横に振った。
なんとなく救われたような気がして、マナの頭に軽く手をやる。
手が届く直前マナは急に大きな声を出し、私の手を振り払った。
「いやぁ!許して!!ごめんなさい!ごめんなさい!おかぁさん!ぶたないで!ぶたないでぇ!」
「え…?お、落ち着いて。何も、叩こうという訳じゃ…」
私が歩み寄るが、それでもマナは後退し、私の手から逃れようと、壁を背にしても必死の形相で下がる。
やっと手が届くが、その瞬間、右手に鋭い痛みが走る。

マナの小さな歯が、右手首のあたりに食い込んでいた。
それを見て私の心に沸き起こったのは、単なる、気まぐれだったのかもしれない。
気付いたら、マナを抱き寄せ、赤ん坊でも抱くようにしていた。
「…ここには、あなたを叩く人なんていませんよ。だから、安心して…」
右手首が痛むが、そんなのはどうでもいい。目の前の幼子が受けた痛みに比べれば。
「うっ…ひっく、ひっく…おかぁ、さん……ひっく…」
とうとう、マナは泣き出してしまった。
私に出来るのは、マナの小さな頭を撫でる事ぐらいだった。
「…痛かった?ごめん、なさい……」
マナが私に尋ねる。右手首から、少し血が出ているが大した事は無い。
「痛くなんて、ないよ。さ、お風呂入ろうか」
こくりと頷いてくれたマナの目には、もう恐怖の色は無かった。
後に知ったが、彼女は母に酷い虐待を受けていたらしい。
それ以来、トラウマとなったと。
938277:2005/07/12(火) 01:15:49 ID:P4r5oUFf
話は戻り、現在。
今、私は城の、軍議の間に来ていた。
反逆者ノウェ殿と、立派に成長したあの時の金髪の少女を捕まえる為の会議だ。
私は、別にノウェ殿はどうなってもいいが…マナは、できれば殺さずにおけないか。
…愚問だ。ジスモア団長閣下が、それを許すはずがない。
どうしても、なのか。どうしても…彼女を、殺さなければいけないのか?
「ハンチ連隊長、先ほどから聞いておるのか?」
「えっ?は、はい…聞いてますよぅ」
一瞬どもった私を、隣に座っていたヤハ殿が笑う。
何故、私は此処にいるのだろう。
騎士にさえならなければ、マナを自ら手折る事などなかったのに。
一瞬、不覚にも目の端に涙を浮かべてしまった。

そうこうしている内に軍議は終わり、私は直轄区へと戻った。


次の日、ノウェ殿とマナが、神水直轄区を強襲した。



939277:2005/07/12(火) 01:17:23 ID:P4r5oUFf
とりあえず、まだ残っていたので、ストックしていたハンチものを。
940名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 01:43:20 ID:j48FwOAb
>>939
GJ!!
悲しかったけどとてもよかったです!!
941名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 01:44:52 ID:ojBWB7Rh
>>939
イイヨーイイヨー
942名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 01:46:42 ID:X7odA72S
ハンチタソの・・・・語感が・・・・・今と違う・・・・・
943名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 02:25:29 ID:XgY4MSHs
>>942
連隊長のころの卑屈度を100として、
上のころはまだ50くらいだったとか。
944名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 14:43:06 ID:g7x5abhW
>>938を読むまではハンチタソSSだと不覚にも気づかなかったよー

>私も人の事はいえないが、彼の目元には大きなクマが出来ていた。
>そんな彼を微笑ましく見つめ、思わず笑いが漏れる。
>何故だろう?彼は、何処と無く寂しげな寝顔をしていた。
周りの人々から無視され続ける少女ハンチタソと世界の皆を敵に回した皆無との違いがクマの大きさに
現れているのですか・・・ 文師さんGJ!
少女ハンチタソの語感もまだ「奥ゆかしい」程度に留まっていたが、>>938で「卑屈語感」に染まっていた
時点でほっっとしたよ!!

この分だと、虚弱ザンポ(今週の電撃PS2参照)や百合にも逢っていたかも
945名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 18:00:28 ID:/PHvCu6g
>>936
イイヨイイヨー(´∀`)



こっちのスレまだまだ余ってるのに、
なんでわざわざ新スレ建てたん?
まだ950にすらなってないやん
勿体無いから梅よーよー
946名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 18:59:42 ID:/e/uj9GM
気が早いだけなんだよ。



では、神の光臨を待ちましょうか。
947名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 19:23:10 ID:mJIRHyMG
今、大人マナの虐めモノというか凌辱モノを暖めている。
前の子マナ虐待は性的なシーンが省かれてるけど今回は書くつもり。でもマナは全然感じたりしないものなんだけど、それでもよい?
948名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 19:31:33 ID:LL8I3KGH
>>947
己の持つ、全ての欲望を解放せよ

と、ジスモア団長閣下が申しております。
949名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 20:06:49 ID:8Kafm7/0
ハンチ×子ノウェ
とか書いてるんだけど設定が曖昧でいまいち旨く行かん。
ノウェとハンチってどれくらい年離れてるの?
950名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 20:20:22 ID:HAN/B/wm
>>949
公式にノウェは18歳、ハンチは32歳とあったよ
ガンガレ!
951名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 20:20:59 ID:btb3UmC8
14歳違いぐらいだったような。
ハンチって兄貴よりも年上なんだよな。妙にリアル。
952名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 21:33:01 ID:/PHvCu6g
女は40歳前後が一番性欲が強くなるからな
ハンチも今までは我慢できたけど、
これからは身体が疼いて疼いてしかたがないぜー
ってなっていくのかも…



>>946
スレ建て厨が出たんかー
もし次があるなら950でいいよな
ニュース系の板じゃないんだからそんな流れ早くないやん
953>>311->>315:2005/07/12(火) 22:04:23 ID:Cno9VlOz
まあすでにあるもんはあるんだから適当に消化していこうよ。
日によっては連続神降臨で60くらいレス行くときもあるし。
954名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 22:04:55 ID:Cno9VlOz
あ、前のクッキー残ってた。ごめん。
955名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 22:12:32 ID:4nZlRNk6
フォオオオオ…
ああ、重厚な作りににしょうと書いてるがエロ部分をもっと濃厚にしてみたい
でもムズカシ('A`)
マナ陵辱の真っ最中…フオオォォ…オォ……ォ
956名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 22:14:25 ID:gmgijatr
明日テスト3連発なのに半刻おきにエロパロスレを観に来るオレに、皆の萌えを分けてくれ…!
957名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 22:30:04 ID:hBYCFXRk
突然だがまとめサイト作ってもいいか?
不手際あるかもしれんが、ちゃんと管理するから
958名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 22:40:29 ID:4nZlRNk6
>>957
俺はいい考えだと思う。できるならきっと便利になりそうだ
>>956
俺もテスト間近なのに妄想の方に力入れてる、単位が…('A`)

とりあえず小出しだが載せてみる
959明けぬ夜(大人マナ辱め):2005/07/12(火) 22:41:14 ID:4nZlRNk6
幼マナ時代に性的虐待も受けてる設定で

…私の記憶は、とある村から始まっていた。
流れついた先の村の住民は、私を温かく迎えてくれ、身寄りも記憶もない私は、恩に甘えその村にとどまることにした。
その日以来私は、村人の手伝いをしながら、空いた時間で書物を読みあさる毎日を過ごした。
書物の中に、記憶を蘇らせるきっかけとなるものがあれば、と。

そんな毎日を過ごしていたある日、それは起きた。

いつものように、村の外れにある教会の地下書庫で、時を忘れたかのように書物を読みふける。
辺りが暗くなり始めていることにも気づかずに。
薄暗い書庫の中、文字が見えなくなったところで私は夜が訪れたことに気づき、慌てて教会をあとにする。
「ふぅ…」
ちょっと目が疲れた。辺りはもう真っ暗だ。教会の周りは林が鬱蒼としている。
魔物が現れるかもしれない。急がなくては。
そう思った矢先。林の茂みの方で、黒い影がうごめいた。
―――まさか、魔物?こんな軽装で来るべきではなかった――
覚悟してそちらを見据えると――出てきたのは村の青年だった。
960明けぬ夜(大人マナ辱め)2:2005/07/12(火) 22:41:53 ID:4nZlRNk6
「あぁ、マナじゃないか。こんな暗くなるまで書物かい」
「えぇ。少し。あなたは…?」
「俺か?ああ、ちょっと小屋の整備をしてたのさ」
そう言うと青年は林の奥を指差した。
こんな林の中に、小屋…?
「もう暗くて危ないし、俺がついてってやるよ」
「あ、でも大丈夫ですから」
「まぁ、そう言うなよ」
なかば強引に、二人で村に戻ることになった。青年は先ほどからソワソワと落ち着かない。
何なのだろう…。しばらく歩き、林から離れようとした時だった。

いきなり腕を乱暴に掴まれる。
「なっ…!?」
抵抗する間もなく、平手で頬を強く叩かれる。私は一瞬何が起きたか理解できずに呆然としてしまったが、次の一撃をとっさにかわした。
「ちっ、逃げるな、待て!」
「やめて、はなして!」
私は男に掴まれた腕を振り払おうともがいたが、男の力には敵わない。
「がッ…」
ついには私は腹部に膝蹴りをもらってしまう。前のめりに崩れる私を尻目に、男は叫んだ。
「おい、うまくいったぞ、出てこい!」
ガサガサと茂みから音がする…数人の男が現れた。
「う…あなた達、何を…」
「何って、決まってるだろが」
うずくまる私を無理矢理引っ掴むと、後頭部を殴りつけた。
「…!」
遠くなる意識。朦朧と、男達が私を囲むのが見える。
「いつも落ち着き払った態度が気に食わねぇな」
「オマケに記憶も無いと来た、気味が悪い女だが、」
「キヒヒ…頂いちまおうぜ」
薄れゆく意識の中、男達に引きずられて行くのが分かった。
私はただ、成すすべもなく…そこで意識は途切れた。
961明けぬ夜(大人マナ辱め)3:2005/07/12(火) 22:44:58 ID:4nZlRNk6
ビシィッ
私は頬を強く叩かれて目を覚ました。
「はっ…!?」
気づくと、後ろ手に縛られ、腰を下ろした状態で柱に繋がれていた。柱…?見回すと粗末な小屋だった。
先ほど男が言っていた小屋なのだろう。
「お目覚めかい?ヒヒ、お楽しみの始まりだな」
嫌らしい笑みで男が近付いてくる。身をよじってみたが、縄はきっちりと縛られ、逃げられない。
「こんなバカげたことを…やめなさい」
「ほぉ、いつまでそんな強気でいられるのかな?自分が今どういう状況か分かってるのか?」
相変わらずニヤつく男を私は睨み返した。このままでは…でも、屈するわけにはいかない。
「落ち着き払ったその顔、歪むのを想像すると堪らんね…」
「……」
男が私の顎に手をかけ、男の方に私の顔を向かせる。こんなところで弱みを見せてはいけない…
私は目を背け、目を合わせまいとする。
「ふん、生意気にしてられるのもそこまでだ」
ギラついた目で男が私の脚を割り開く、とっさに抵抗したが、敵わなかった。
次いで私の腰の金具に手を掛け、器用に衣服を脱がされてしまう。
「…くっ…やめなさい」
「まだ抵抗しやがんのか、このアマぁ!」
男が頬を殴った。でも、怯むわけにはいかない。
「ふん、まぁいい」
男はいそいそとズボンを下ろす。思わず私は目を背けた。
「おい、見ろよ、なんだ、コレ見るのが初めてなのか?おっと、記憶にないんだったか?」
嘲笑うように男はソレを見せつける。
「俺は気が短いんでね、サッさと本番いかせてもらうよ」
962名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 22:50:33 ID:4nZlRNk6
とりあえず、こんだけ。
エロ直前でスマソ('A`)
963名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 23:23:08 ID:/e/uj9GM
>>962
ヽ((('A` ))))ノ
 ((((  ))))  大人マナ辱めフォオオオーーー!
ノノノノω|||||    直前でもフォオオオオーーー!!
いっちゃってイっちゃって〜〜〜。

リアルで見れた、風呂に入らんでよかった〜。
964名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 23:35:22 ID:gmgijatr
>>962
乙!激乙!!
テスト間近なのにここまでやってくれる神よ…!!
萌えを有難う。続き期待しながら俺も頑張るよ(*'q`)/
965名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 23:37:15 ID:HAN/B/wm
>>962
寸止め食らったけどGJ!!
続きも待っとります(*´∀`)
966名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 23:43:10 ID:CYQYrn5q
「ハンチお姉ちゃん、何やってるピー?」
「仮装会で着る衣装を作っているんですよぅ。」
(少しは歳を考えろピー。)「わーすごいピー、どんなキャラピー?」
「ドラッグ オン ケルピー2のハソチてゆうキャラクターのを作っているんですよぅ。
私ととても似ているキャラなんですぅ」
「へー、なんか違和感を感じるピー。」
967名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 23:46:41 ID:obmmQr1h
>966
ハンチさんキモカワスレの誤爆?
968名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 23:56:13 ID:4nZlRNk6
小出しでスマン、少しずつできてきたので載せてみる
969明けぬ夜(大人マナ辱め)4:2005/07/12(火) 23:57:00 ID:4nZlRNk6
なっ!?やめ…」
男は私の下着に手をかけ、一気に引きおろした。
「へへ…こんな涼しい顔して、淫乱なのか?黒の下着は淫らに見えるなぁ…」
恥ずかしさと惨めさで思わずうつむく。こんな時こそ、弱さを見せたくないのに…
手も腕も縛られている。身動きも取れない
男は嫌らしい手つきで私の下腹部を撫でた。嫌な気分で、吐き気がする。
男は私に嫌らしく言葉を投げかける。
「こりゃ貧相な密林だな…熟れない青い果実もそれなりにいい匂いがするってか? ニヤニヤ」
「……」
ここで屈したら男の思う壺。そう思って私は耐えた。噛み締めた歯が、ギリ、と鳴る。
こんな嫌らしい言葉、羞恥心を煽るつもりなのだろうか…なんて愚劣で嫌らしい。
私の心の中は嫌悪感でいっぱいだった。
「ほら、少しよくしてやるよ ニヤニヤ」
男の指がガサツな動きで私の秘められた部分に触れる。
「…っ!!」
私のソコは乾いていて、男の指が動くたび、擦れて痛い。
「なんだ、濡れねぇな…クソ、手間かけやがって」
男は一旦指を引き抜く。小屋の棚にある小さな小瓶を2つ取り出した。
蓋を開けると、一方にはトロリとした液体が入っている。もう一つはサラサラとした水のようだった。
男は水を口に含むと、無理やり私に口づけた。拒んでも、液体が口内に流し込まれる。
970名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 23:57:45 ID:HAN/B/wm
>966
ハンチスレで見たことある気が…ガイシュツジャマイカ?
971明けぬ夜(大人マナ辱め)5:2005/07/12(火) 23:57:54 ID:4nZlRNk6
「…んむっ…!げほっ…」
口を離されてから、私は液体を吐き出した。糸を引いて落ちる雫。
「ふん、吐き出したって構わないさ、そいつは口の粘膜から吸収される優れモンだ」
そう言うと男はさっきのトロリとした液体を指につけ、私の秘所に塗りつけ始めた。
ヒヤリとした冷たさ、指の感触…私は段々と血が引いていくような気分の悪さを感じた。
と、同時に意識が朦朧としてくる。

「これ以上、なにを…」
「どうだ?ボーっとしてきただろ?あんまり大声で喚かれたらさすがに困るんでね」
抵抗する気力すら失われていく。視点が合わない。これは…麻酔のようなものだろうか。
ぬらり、と秘所から指が引き抜かれる感覚が伝わる。不快だった。
「これだけ塗れば入るだろ…きひひ、いくぜ!」

「…っぐ!……ぅ、あ…」
あまりの強烈な痛みに、出すまいと食いしばった口から声が漏れる。
引き裂かれるような激痛、灼熱感。みりみりと男の愚物が侵入してくる。
972明けぬ夜(大人マナ辱め)6 :2005/07/13(水) 00:08:51 ID:Bk3m3VK+
…痛い、助けて…おかあさん…

その痛みを感じた瞬間だった。もの凄い勢いで脳内をある風景がフラッシュバックした。
痛み、血、悲鳴、嗚咽、冷たい視線…
その脳内を駆け巡ったものは幻影か。頭の中で幼い私の声が聞こえる。抵抗する声。
男の罵倒する低い怒鳴り声。秘所を引き裂かれる苦痛、涙、地獄のようなものだった。

「…ぎっ……うぁ…」
激しい痛みと共に私は現実に引き戻された。
男が私を揺さぶる。それと同時に中を掻き回される痛みが走る。
「ハハハ、どうだ?生娘が、男を知らないんだろ?いいぜ、その歪んだ顔、おらおら」
男の動きが激しさを増す。痛い、苦しい…もう、ダメなの…?
痛みの中、身をよじって抵抗を試みても、無駄だった。
突き上げられるたびに、私のソコが裂かれるように、熱い血が滲み、男の体液とが混じって嫌な音がする。

男の愚物は私のソコをえぐるようだった。見た目以上に大きく、私のソコでは収まりきれない。
それでも男は狂ったように腰を打ち付けてくる。
灼熱の痛み。
「ふっ、ははは、締まりがいいぞ、姉ちゃんよ!くぅ、堪らねぇ!」
「い、や……くっ、やめ…」
とうとう私はその痛みに屈し、目じりから涙がこぼれた。
「ひゃはは、今頃ゆるしてってか?そんなワケにはいかねぇよ!」
男はあざけ笑いながら私の胸を鷲掴みにし、握りつぶすように揉む。
「…う、あ……」
私の身体は、痛みにに支配されていた。
973962:2005/07/13(水) 00:12:12 ID:Bk3m3VK+
これで後半戦突入…
まだ続きがあるけど仕上がらないのでまた明日以降に…今夜は6話で終わり

読んでくれてdクス
974名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 00:21:23 ID:RX/wvDlr
激しく乙。続きが楽しみ(*´Д`)
公式のマナたんの尻を思い出した…やっぱあれは萌えるな。
975名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 00:47:06 ID:VrQH8R3Y
>>311->>315のカイム×擬人化半竜ロリアンヘル書いてた者です。
やっとエロ直前まで行ったので、とりあえず投下。長かったorz
続きはまた二、三日中に。たぶん次で終わると思う…
遅くなってスンマソ。そして長くてゴメス。
976カイアン(ロリ)その2(1/10) :2005/07/13(水) 00:48:34 ID:VrQH8R3Y
 ──なんだかさっきから目のすみっこで赤いのと白いのがちらちらしている。

 いわく。

「なるほど、これが人間の住むテントという場所か。狭苦しいな。よくこんなところで
息ができるものだ」
「本? なるほど、記憶力の悪い人間の考えそうなことだ。文字に残しておかなければ、
たかだか百年前のことも覚えておれんとはな」
「ほほう、これがいつもおぬしの使っておる剣か。うむ、こうしてみるとなかなか大き
いな。しかし、我の牙にくらべれば小さいものよ」

 ──おい。
 ぱた、と本を閉じて言うカイム。ベッドの背にもたれて、足をのばしている。
「む。なんだ」
 ──そんな格好で歩き回るのはやめろと言ったはずだぞ。
「何を言う。我は誇り高きドラゴンぞ」
 かわいく胸をそらした足もとに、半分焦げたシャツ(カイムの)がぼろぼろになって
転がっている。
 ていうか、キレたドラゴンが火吹いて燃やしたのだが。ごーっと。
「このようなうっとうしいものをかぶっていられるか。……まったく、どこから頭を出す
やら翼を出すやらわからぬしろものをありがたがって着るとは、人間とは度しがたい生き物よの」
 いやまあドラゴン少女用にはできてない服だし。男物だし。
 まあそれは関係ないけど。
977カイアン(ロリ)その2(2/10) :2005/07/13(水) 00:49:02 ID:VrQH8R3Y
 とりあえず、少女姿のドラゴンはやっぱり、裸だった。堂々と、すっぱだかだった。
 ドラゴンとしてはそれが自然な姿だから、誰が言っても納得しないし聞きゃしない。
しかし、ハゲが泡を吹いて倒れたのはいいとして(いいんか)、小さくなった姿を兵士に
見られるのと、あとアリオーシュに背後で包丁を研がれたのは嫌だったらしくて、魔法が
とけるまではカイムの寝起きするテントから出ない、というとり決めにしぶしぶ同意した。
みんなほっとした。
 カイム以外は。
 あ、それからアリオーシュも。
 まあそれも関係ないけど。
 
 それはともかく、日ごろ人間をさんざんくさしておきながら、ドラゴンは実のところ、
人間の暮らしには興味しんしんのようなのだった。
「カイム、これはなんだ? パン? 食べ物か? うむ、堅いな、味がないぞ」
 とか、
「カイム、この頭に穴のあいているものは何だ? 水入れ? 水など池に直接口をつけて
飲めばよいではないか。人間のすることはわからんな」
 とかなんとか言っている。
 要は新しい環境にほうり込まれてもの珍しくてしょうがないらしいのだが、正直にそう
言わないところが素直じゃない。まあ十倍も年齢を逆サバ読んでいたわけだから、それ
くらいの大人げなさ、というか子供っぽさは普通なのだろうけど。
 問題は。

「カーイム? おぬし、我の話を聞いておるのか?」
 赤いしっぽをぴろぴろさせて近づいてきて、頬をふくらませて見上げるドラゴン少女は。
「我がせっかくこうしておとなしくしてやっておるというのに、もう少し愛想のいい顔は
できぬのか。まったくもって、面白みのない男よの」
 ──やっぱり、すっぱだかだということだった。
978カイアン(ロリ)その2(3/10) :2005/07/13(水) 00:49:27 ID:VrQH8R3Y
 片手にすっぽりおさまりそうな薄い乳房のてっぺんに、つんと尖ったピンクのつぼみ。
 百合の花みたいに細くて白い首筋に、うっすら落ちる鎖骨の影。
 つるんとなめらかな白いおなかに、小さくくぼんだかわいいおへそ。(ドラゴンはもし
かしたら卵生かもしれないが、このさい気にしないことにする)
 そしてそのずっと下に、赤いうろこに飾られた細い両腿のあいだに。
 つつましく、ほんのわずかに見えている、秘密の谷間。

 ──服を着ろと言ったはずだぞ。
「うるさい。あんなもの、邪魔なばかりでなんの役にもたたぬではないか」
 ──竜の時はともかく、今のおまえは人間の娘だ。節度は守れ。
「節度? は! おぬしの口からそんな言葉を聞くとはな」
 ドラゴンは声をあげて笑った。それはまあ、毎日ばさばさ草みたいに人を切り倒している
殺人鬼から言われるセリフじゃないだろうが。
「よかろう、その節度とやら、どの程度のものか検分してやろうではないか。どれ」
 そういうと、カイムのいるベッドの上へよいしょとよじ登ってきた。背中の羽を
楽しそうにぱたぱたさせながら、カイムのズボンに手をかける。
 ──おい。
「黙れ。我がわざわざ検分してやろうと言っておるのだ。ありがたく受け取れ」
 そう言っているうちに、カイムのズボンの前を開いて、中身を取り出してしまった。
 ──おい、よせ。何のつもりだ。
「だから節度というものを検分してやるのだ。ふん、これが人間のオスの持ち物か」
 もう勃ちあがりかけているカイムのものに、白い指を巻きつけてしげしげと見る。
 鼻を近づけてくんくんと嗅ぎ、ちょっと鼻筋にしわを寄せてまた見つめた。
「さして面白くはないな。……しかし、珍妙なしろものだ」
 小さなピンクの舌を出して、ぺろりと先端を舐めた。
 もう限界だった。
979カイアン(ロリ)その2(4/10) :2005/07/13(水) 00:49:51 ID:VrQH8R3Y
「うわ、な、何をする!?」
 いきなりベッドに引き倒されて、ドラゴンが驚いた声をあげる。
 いくらじたばたしても、大人の男の力には、今の姿ではかなうわけがない。シーツの
上に押さえつけられて、身動きもできずにいる。金色の目を必死にきらきらさせて、
「な、何のつもりだ、カイム! おぬし、節度とか口にしておいて、これはどういうことだ!」
 ──おまえ、あれだけやっておいて、誘っていないとでも言うつもりか?
 カイムの〈声〉は低い。
 彼だって、怒っているのだった。殺人狂の気は多少あっても、また相手は年齢的には
自分よりはるかに年を取っているのだとしても、見かけは子供だ。種族的には子供。
小さな、女の子。
 そんな子供に手を出すような趣味は持っていないつもりで、また出さないという堅い決意
をしていたはずが、少女に変貌したドラゴンは、こちらの気持ちも知らずに裸のまんまで
うろつき回る。
 しかもこちらを挑発するように、ちっちゃな胸を突きだしたり、顎をあげて唇を見せ
つけたり、揺れるしっぽの影からかわいいお尻を覗かせたりする。
 とどめが、さっきのあれ。
 少しくらいのお仕置きをしても、誰も文句は言えないだろう。
980カイアン(ロリ)その2(5/10) :2005/07/13(水) 00:50:12 ID:VrQH8R3Y
「は、離せ! 離さぬか、カイム!」
 手足を広げて押さえつけられて、必死になって少女がもがく。
 ──もう遅い。今ごろ焦るくらいなら、最初から言うことをきいて服を着ていれば
よかったということだ。恨むなら自分を恨むんだな。
「離せー!! ……んむ」
 大声で叫ぼうとした口を、カイムの唇がふさぐ。閉じようとする口を、男の強い指が
顎をつかんでむりやりこじ開ける。ぴちゃ、と濡れた音がする。
「んく……んむ……ふぅ」
 長いキスが終わると、少女はすっかり抵抗する力を失っていた。
 唇を離したカイムは、金色の目のふちに光るしずくがいっぱいたまっているのを見て、
瞬いた。
 ──おまえ……もしかして、初めてなのか?
「うっ、うるさい、つ、つがいを迫られたことくらい何度もあるわ!」
 頬にさっと朱を走らせてドラゴンが怒鳴った。図星らしい。
「だ、だが、どいつもこいつも我の炎で焼きこがしてやった。我にむりやりのし掛かろう
などという不届き者は、灰になって風に散ればよいのだ。馬鹿にするな! 馬鹿者! 
馬鹿者!」
 つまり、何度かアタックは受けたが、そのたびに希望者を撃退してきた、ということか。
 種族的には幼い子供に交接を迫る仲間もどうかとは思うが、それをいちいち全部撃退して
きたというあたり、さすがは気性の激しい赤きドラゴンというかなんというか。
981カイアン(ロリ)その2(6/10) :2005/07/13(水) 00:50:35 ID:VrQH8R3Y
 ──…………。
 カイムはしばらく動きをとめていたが、やがて黙って少女の上からおりた。
「……な、なんだ? どうした?」
 急に解放されたドラゴンがきょとんとしている。
 ──気がそがれた。
 背中越しに言って、自分の服を直す。
 ──経験もない子供に無理強いする趣味は持っていない。これに懲りたらちゃんと
服を着て、魔法が解けるまでシーツでもかぶっておとなしくしていろ。わかったな。
「そ、そんなことを言って!」
 少女はぴょんと起きあがった。背中の翼が興奮のために逆立ってふるふるとうち震えている。
「わかっているぞ、ほんとうは我がいやなのだろう。こんなうろこや尾のある女など
抱けぬと思っているのだろう! 馬鹿にするな、我はドラゴンぞ! 地上最強にして
最大の、高貴な種族ぞ!」
 ──それとこれとは関係ない。
 カイムの返事は無情にも聞こえる冷静さだった。
 ──怖がっている相手を無理やり犯すのは好きじゃないと言っている。早く服を着ろ。
ベッドはそのまま使わせてやる。
「怖がってなど……!」
 そこまで言って、自分が泣きだしかけていることに気づいたらしい。
 腹立たしげにぐいと目をぬぐって、手を振った。身を起こして、シーツの上にぺたりと
座り込む。
 カイムは剣をとって、テントを出ていこうとした。
「ま、待て」その背中に、あわてたように少女が声をかける。
「どこへ行くつもりだ? もう夜も遅いのに」
982カイアン(ロリ)その2(7/10) :2005/07/13(水) 00:50:57 ID:VrQH8R3Y
 ──どこかで寝場所を探す。おまえは服を着る気も、おとなしくしている気もないよう
なのでな。
「女のところへ行くのか?」
 そう言ってしまってから、少女は自分の言葉におどろいたように口をつぐみ、しばらく黙った。
 痛みをこらえるように胸に手を当て、息を詰める。うつむいてぐっと唾をのんで、小さな
こぶしを握りしめ、思いきったように、少女姿のドラゴンはその先の言葉を吐き出した。
「……人間の、女のところへ?」
 カイムは動きを止めた。
 少なからず驚いていた。確かに、何度かそういう女のところへ行って寝たことはある。
軍隊のあとを追ってくる、いわゆる戦地働きの娼婦で、兵士相手に身体を売るのが仕事
の女たちだ。
 誘われて行きはしたが、たいして楽しくもなかった。女にはちやほやされたがうるさい
だけだったし、あとで何度もまた来てくれとか、手紙や伝言を送りつけられたのもうっとう
しかった。
 なので今回はどこか宿営地のはずれで、雑兵に混じって毛布でもかぶって寝るつもり
だったのだが。

 ドラゴンは、少女の姿をした赤いドラゴンは、ひどくうちしおれた様子でベッドの上にいた。
 誇らしげに上げていた頭を垂れ、翼もいっしょにだらりと垂らして、長い尾もベッドの
ふちから力なく下がっている。
「……わかっておる」
 うつむいたまま呟く少女。
「人間としてはこの姿が異形なことくらい……我はドラゴンだ……そうとも、この翼も尾も
うろこも、恥じることなどひとつもない……むしろ誇りに思うべきなのに……我は……」
 ──ドラゴン?
「え、ええい! うるさい!」
 カイムの問いかけに、はっとしたように声を大きくして、
「もういい、あっちへ行け! 我はもう寝る!」
 ぼふっ、とシーツをかぶってベッドにもぐってしまった。
983カイアン(ロリ)その2(8/10) :2005/07/13(水) 00:51:18 ID:VrQH8R3Y
 カイムはしばらく剣を手にしたまま立ちつくしていたが、やがて剣をもとの場所へ置き、
着かけていた上着を脱いで放り出した。しっぽと翼が片方突きだしているシーツの盛り上がりに
歩み寄る。
 ──ドラゴン。
『うるさいと言っておろう!』
 もごもごと返事が返る。
『人間は、人間のメスと仲良くしておればよいわ! 我になどかまわずに、どこへでも
好きなところへ行ってしまえ──ぁわっ!?』
 いきなりシーツを引っぺがされて驚く赤竜の少女。
「な、何のつもりだ!? とっとと出てい──あ、ん」
 有無を言わさず腕の中に抱き込まれ、唇を奪われる。大きな手で胸を包まれ、揉みしだかれて、
細いからだがびくんと跳ねる。
「カ、カイム!? 何を──」
 ──契約者の絆、というのは、思ったより不便なものらしい。
「……カイム?」
 ──俺が娼婦のところへ行って、心底楽しんだと思われるのは迷惑だ、という意味だ。
984カイアン(ロリ)その2(9/10) :2005/07/13(水) 00:51:38 ID:VrQH8R3Y
「カイム……、んっ」
 固く尖りはじめた乳首を強く吸われて背をそらせる。
 ──気に入らないなら火を吹いて俺を燃やすんだな。その場合、おまえも燃えることになるが。
「あっ……ふ、んんんっ」
 たぶん、言っても誰も信じないだろう。ドラゴンが人間に嫉妬し、別の相手と寝ている
自分の契約者に、嫌でも伝わってくるその快楽に、傷ついていたとは。
 ドラゴン自身に言っても笑い飛ばすか、いや、侮辱だと怒りさえしたかもしれない。
 それでも、少女になったドラゴンが感じていたことはまさにそれなのだった。人間である
カイムに、異性として抱かれ、愛を交わすこと。それのできる者への、羨望と、嫉妬。
 普段は巨大な体躯を持つドラゴンでいることで蓋をされていた気持ちが、同じ大きさの
少女になることで、一気にたがが外れて吹き出してしまったのだった。
 少女になっても、竜は竜。翼も角も長くて強い尾も、ドラゴンであったときには誇りの
種だったことが、なまじ同じ手足を持つ今の姿では異種族であることを強調してしまう。
 加えて、人間の女たちのなめらかな肌、ゆたかな胸。一千年生きていても子供は子供、
まだ平らな乳房と肉の薄い腰は、見比べるといかにも貧弱に思えてしまう。
 それに、このうろこ。
 きらきらと輝くルビーのような色がどんなに美しくても、異形であることには変わりない。
 だからこんなものを、人であるカイムが欲しがるはずがない。
985カイアン(ロリ)その2(10/10) :2005/07/13(水) 00:52:44 ID:VrQH8R3Y
 そう思ったからこそ、腹いせにわざと挑発的な態度も取った。反発もした。人間になった
自分の肢体に、狼狽するカイムの顔を見てみたくて、きわどい姿も見せてみた。
(カイム、我は──……)

 ──言っておくが、これ以上続けると、やめてやれなくなるぞ?
 ほんの呼吸の間だけ唇を離して、カイムは言った。
 呼吸が荒くなりはじめている。自分の上にのしかかった男の青い目に、少女はこれまで
自分を犯そうとしてきた同族の者たちと同じ、欲望を見る。
 だが、それが少しも嫌悪を誘わないのは、むしろ、もっとその火をかき立てて、燃え上がら
せてほしいと感じるとは、いったいどういうことだろう。
「……いい」
 いつのまにか、手足から力が抜けていた。
 白い頬をうっすらと朱く染めて、少女は恥ずかしげに目をそらした。
「……おぬしなら、いい。かまわぬ。
 我の身に触れるのは……初めて、我に触れるのは、おぬしが──カイムが、いい。
 ほかの者では──いやだ」
986名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 00:53:31 ID:VrQH8R3Y
以上です。読んでくれた人ありがとうございました。
続きは次スレになるんだろうなぁ。
987名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 01:06:37 ID:mZMY8tDQ
>986
キタ━━(━(━(-( ( (゚∀゚) ) )-)━)━) ━━ッッッッッッ!!!!!アンヘル可愛いよアンヘル!!!!
萌をありがとう、続きも楽しみにしてる!
988名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 01:25:59 ID:GTIxiULW
>>986
uooooooo!!
GJ!!
最高ですううううううううう
989名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 01:26:41 ID:2w1KTOkK
(;´Д`)ハァ―――――――――ン!!!!(;´Д`)ハァハァ
な、何だこれは…テラヤバスorz
夜中に見るんじゃなかった…寝られねぇ!職人サンGJ
990名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 02:43:58 ID:DSzvGfRV
萌え
991名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 04:29:02 ID:dZ7NNVCH
残り9スレかぁ
大体一ヶ月で1スレ消費したことになるのか…
992名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 09:11:17 ID:0sIiHg/E
オオオオ…フッフォオオー
朝から(;´Д`)ハァハァ してる俺…大學マンドクサイ
返ってくる頃はスレ消化してるかな?
カイアンみたいに甘いのもいいなぁ…GJ!
993名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 12:39:26 ID:Vbdngav+
フオオオオオオオオオッ!
それは私のおいなりさんだぁぁぁぁっ!!
994名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 13:41:40 ID:Y4FAdNwr
イイヨーイイヨー!
GJ!GJ!
このスレが落ちる前にいいもん読ませて頂きました。

そして梅ー
995名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 14:11:04 ID:rdMbmMua
あぁ、アンヘルタソ可愛すぎハァハァ
もうすぐ1000フォオオオオオ
996名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 14:57:30 ID:bJFTkMS0
フォオオオオオオオ
何この最高のスレ
997名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 15:28:35 ID:Y4FAdNwr
あと少し!
うめうめ!
アンヘルタン生めー!
998名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 15:35:01 ID:lFKTIHXM
1000だったら3は団長が主人公で男女問わず敵に清水を飲ませて迫るゲーム。
フォオオオオオ。
999名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 15:42:18 ID:fFou5fxm
1000だったらアンヘルたんは俺がいただく
1000303:2005/07/13(水) 15:44:06 ID:VZ872970
俺がもらったw
10011001
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