なぜ今までなかったのか・・・。
角川豆文庫出版「今日からマのつく自由業」以下続刊
女子を語れ。
ホモ不可。
ナンバー1風俗嬢の私が
>>2ゲットさせていただきますっ♪
__、-'''^~~~^`''ー、
_、'~-i/~^~^~^''ヽ:::ヽ、 >1 童貞なの? 私にすべて任せてネ♪(アーマンドクセー!)
/''~"::i~~^^`''`:::、:;;;;ヽ、;ヽ. >3 お仕事は? そう、フリーターなの。(定職につけよ!)
i;;/;i''~'i、ヽ:ヽ;:::ヽ;ヽ:ヽ;ヽ;;ヽ >4 ア、ゴメンねー。マンコに指入れないでねー(これだから童貞は…)
i:i:i::i: ヽ::ヽー、--、、;ヽ:ヽ;;;ヽ >5 この時間だけは私はあなたの恋人よ♪(今だけな。ププッ)
i;、;、i_、-‐ヽ`'^ '、_;`ヽ;;ヽ、;;;ー-‐'ノ >6 わぁースゴク大きいのね!(ケッ、短小がぁ)
i;;;;ヽ i'`、; , ´ i;;:;`i''''ー''"´ >7 えっ? もう出ちゃったの?(しかも早漏かよ)
i::;;;::ヽ." `__ i::;::/::|::|::|、 >8 あ、大丈夫よ、まだまだイケるわよね?(皮ブ厚いな、コイツ…)
i:: ::: iヽヽ、_ ,/';/:;:;::i::;i::;、i、 >9 ほら、もう勃っちゃたよ!(節操ネーナ。ププッ)
,,i::;;::;;;:i i''ヽ;i~"´ ,/"/i;;:::;;:;iヽi、 >10 趣味は何?えっ?萌えアニメ? フーン…
/´~ i ヽ、|'i、 iヽ、 __、-~ヽ'、_//i: ヽ
i ;i ノ;; ;iヽ;ヽ i''ノ 、'~/; ~^'ー_ >11-1000 けっ、キモヲタは萌え絵でオナってろよ!カス!
| /;i i、 ;;;i、ヽ,,、-''~´ i ; / `'ー、
| _/;;;-‐‐i:::i‐''~''`´ ::/" i´ ヽ
ホモ不可か・・・人いないけど大丈夫か?
三男萌えなら投下できるお
4 :
1:2005/05/20(金) 21:40:44 ID:pCjTEr+X
サンクス!!
エロパロは迂闊に誘導できんので、
まあしばらくは人がおらんかも。
ぼちぼち作品を投下していって、人集めするしかない。
>>4 ノシ
アニシナ書きたいけどどうしても組み敷けない。
どうする 愛フr(ry
>5
根性で組み敷け!
とりあえずまるマの女子の名前を出して、落ちを回避してみよう。
アニシナ、ギーゼラ、グレタ、ツェリ様、フリン、ウルリーケ、
浜のジェニファー、ヒューブ嫁、スザナ・ジュリア、ユーリ彼女候補
アビー、お嬢
・・・他にいたら補完ヨロ
この作品の女キャラ、なんか絡ませにくいよ〜。
オスっぽいというか。
いっそユーリか三男が女だったら楽なんだがな。
8 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 00:42:51 ID:ZXPzI5T5
まずは、お風呂でツェリ様×ユーリとかかなー
>>8 ソレダ!
ってかまるマキャラって女×男しか浮かばんw
とりあえず書き上げたので投下する。
あんまりエロくないし長いけど、回避と思って。
グウェンダル×アニシナ
グウェンダルが初めて女を抱いたのは、母が自分を産んだ年の頃だ。
「あら、グウェン。どうしました、無言でこちらを伺ったりなどして。」
さも当然のように幼馴染は言うが、外から自室に帰ってきて、扉を開けたら当然のようにお茶をしているのを見れば、
誰でも思わず無言になる。声変わりしたばかりの父に良く似た声で、ソファに座った幼馴染に一応声をかける。
「何をしている。アニシナ。」
「見てわからないのですか、相変わらず愚鈍ですね。お茶を飲んでいるのです。」
「・・・見ればわかるな。」
今日も燃えるような赤毛は高い位置に結わえられていて、夏空の青色をした瞳は、いつにもまして涼やかだ。
「・・・実験には協力せんぞ。」
「おや、生意気にも拒否するというのですか。そんなことを言って、これからしてほしいなんて言ってももう構ってあげま
せんよ。」
「絶対にないから安心しろ。・・・実験が目的ではないのか?」
いつもと様子が違うことに気付き、グウェンは今日の用向きはなんなのか改めて問い直した。
「実験に一区切りついたので、休憩兼暇つぶしにやって来ただけですよ。話し相手にでもなりなさい。」
思い切り上から下への発言。見下げているのはグウェンなのに、明らかに立場は逆なのだ。昨日今日に始まったことで
はないので、もうさほど気にはならないが。
アニシナは自分のティーカップをソーサーにおいて、新たなカップにお茶を入れた。それをグウェンに手渡し、またソファ
に座りなおす。グウェンも手近なソファに腰掛け、一口茶をすすった。
「昨日、寝室に女を入れたそうですね。」
っぶ――――――ぅ!!!
グウェンは口に含んだ茶を思い切り吹いた。嫌な顔をするアニシナ。
「何だと言うのです!!成人して何年にもなろうというのに、汚らしい!!さっさと拭きなさい!!」
「なっ・・・お前、それをどこで・・・っ!?」
は!?まさかまた例の怪しげな魔道グッズで、盗聴か何かを!?
「今日ここに来たら、使用人たちが噂をしていましたよ。あと、ツェリ様が嬉しそうに話してくださいました。今朝はお赤飯
だったそうですね。」
年頃の少女か、私は。
そんな突っ込みを口にすることもできないほど、グウェンは動揺していた。アニシナに知られていることもそうだが、母が
他人にこの事を吹聴して回っていることにも驚いた。明日には知らない者がいないほどの広まり方をしているのだろう。
胃が痛い。この頃からすでに、グウェン苦労性。
「・・・父が送り込んできた。帰すわけにも、いかなかった。」
いい歳になったのだから。そんな意味だったのだろう。両親はそんなにこの事を重要視していないだろうし、送り込まれた
女にしてもそうだった。貴族の末席の女だったのだろうが、自分よりも年上だったし、まして生娘でもなかった。金を受け取
っている以上、帰れないとも言っていた。つまりは、そういうことなのだろう。
「わたくしは別にあなたを責めようなどと思っているわけではありませんよ。そんな筋合いではありませんし、第一、合意の
上でのことをとやかく言う気はありません。」
「アニシナ・・・。」
「だからそんなに顔を赤くすることはありません。まったく、みっともない。」
思わず顔を触るグウェンダル。そんなに顔が赤くなっているのだろうか!?
「ただの興味で聞いただけですよ。生憎、わたくしにはまだ経験がないものですから。」
「ア、アニシナ!!」
「なんです。羞恥心などという実験の役にも立たないものは持ち合わせていないと何度も言っているでしょう。そんな様子
だから、フォンヴォルテール卿も心配して女など遣すのです。いらぬおせっかいを焼いて欲しくなくば、自分で女の一人
二人お持ち帰りしてごらんなさい。ぬいぐるみばかりお持ち帰りしていないで。」
「生憎だな、私もお前と同じで、女には特に興味はない。」
「では、男でも構わないのではないですか?」
「興味がない!!」
思わず声を荒げてしまい、体裁を繕おうとこほんと一つせきをした。興味なさ気にそれを眺めるアニシナ。どうも本当に
茶飲み話の話題のつもりで振ったようだった。思わずため息をつくグウェン。
「・・・別に、楽しいことなど何もなかった。」
「おや。そうなのですか?」
「・・・良く知りもしない相手と同じ床にいるのは、気分がよくない。」
「もっともですね。しかし、この眞魔国の歴史でも色欲に溺れて政務をないがしろにした王はたくさんいます。一体、なぜ
そんなことになるのでしょうね?」
「さてな。私にはよくわからんが、少なくとも私はそういうことにはならなさそうだ。」
気持ちがいいと良く聞いていたものだが、実際はそれほど気持ちがいいとは感じなかったし、女の好きなようにさせてい
ただけだ。そこに自分の意思はかけらもなかったし、生殖本能で一晩が過ぎただけだ。あれなら帝王学の本でも読んで
いたほうが、よほど自分と国のためになる。
「ま、あなたの様なちきん・はーとの持ち主では、やろうと思ったところでできはしないでしょうがね。」
ふと哂ってアニシナが茶をすすった。誰がちきんか、と言いたかったが、言えば3倍になって言い返されるので、グウェン
は黙ったままだった。
「いつか・・・」
「?」
「いつか、わたくしにもそのような相手があてがわれるのでしょうね。」
「・・・!アニシ・・・」
「まぁ、わたくしが素直に相手や周りに従うとはとても思えませんが。」
アニシナがきっぱり言い切ったので、グウェンは言葉を飲み込んだ。飲み込んだ言葉が多すぎて、そのうち消化不良を
起こしそうだ。
「せめて知り合いならば、不快な気分は軽減されるでしょうか?」
「・・・さあな。試してみてはどうだ?」
「そうですね。」
グウェンは目を見開いてアニシナを見た。何でもない軽口だったのを返されたので、急に不安になってきたのだ。アニシナ
ならやりかねない。
アニシナはティーカップをソーサーの上に置き、グウェンダルを手招きした。口元には、なにかをしでかす時の笑み。この
笑みを見てしまうと戦慄が走り、嫌だと思っても身体が言葉に従ってしまう。古典的条件付けとは恐ろしい。
アニシナの座っているソファの肘掛に軽く腰掛けると、アニシナの細い腕が伸びてきて、グウェンダルの顔を捉えた。その
まま、グウェンダルに軽く口付けをする。触れるだけの、他愛もない接触。ゆっくりと離れていくアニシナの顔を見ると、実験
の途中で何かを発見したときのような、面白いものを見つけたと言った笑顔を浮かべていた。グウェンはあきれた表情をした。
「・・・驚かないのですね?ちきんなあなたが、珍しいこともあるものです。」
「・・・今日は、前ふりをきちんとしておいてくれていたからな。」
それも、珍しく長い前ふりだ。いつもは素っ頓狂で常人では理解できない行動を、突然してくれるから驚くのだ。今日ほど
の時間があれば、覚悟はできる。
「どうだ。気は晴れたか?」
「さあ。わたくしには判断がつきかねますね。グウェンはどうですか?」
また答えにくいことを聞く。どう答えたものか迷っていると、再びアニシナは唇を重ねてきた。昨日の女より、遥かに緊張
することだけは確かだと、この時思った。そして離れていく桜色の唇を、今度は自分から追いかけた。アニシナよりも、深く
て激しい口付け。唇を離し、互いの息がほんの少し乱れていることを感じる距離で、グウェンダルは口を開いた。
「・・・昨日の女は、私のシュミではなかったな。」
「女を値踏みするとは、いつからそんなに偉くなったのです。恥を知りなさい。」
グウェンは頭を抱えたくなった。
「・・・お前が、知り合いとの差を比較しろと言った。」
「今のはあなたのシュミの話で、比較検討された話ではありませんね。」
研ぎ澄ました電動イトノコギリのようにさくさく人を切り刻んでいくアニシナの言葉。しばらく無言でいると、アニシナが口を
開く気配がした。
「―――あなたの、」
アニシナの言葉を、至近距離にある目と目を合わせるだけで促した。
「あなたのシュミなど、わざわざ言われなくとも知っています。」
それは。
それは、小さなものが好きで、かわいいものが好きで。そのカテゴリーには、アニシナも含まれていて―――
そのようなグウェンのシュミ趣向など、アニシナには手に取るようにわかる。グウェンダルには、アニシナのことなど少し
しかわからないのに。
「卑怯だな。」
「何ですか、急に。」
グウェンは自嘲気味に笑った。それを訝しげに見るアニシナ。
「いや・・・。で、どうするんだ?私はどうすればいい?」
「おや、誘惑してくれるのではないのですか?」
「・・・お前が誘惑しているのだと思っていた・・・。」
「わたくしのような貞淑なレディが、ですか?女に頼ろうなど、だからあなたはちきんだというのです。」
「ああ、わかった。」
ため息をつきながらグウェンが適当に会話を打ち切った。色気の欠片もない会話だった。自分たちらしいと言えばらしい
が、こんなことでお互いがその気になるのか、わからなかった。
もしかしたら、これって実験の一部なんじゃ?
そんな予想がふと浮かんだが、そう考えてしまうとあまりに心が乾いてしまいそうだったので、何も言わずにアニシナを
隣の仮眠室へ運んだ。
アニシナの身体は、細かった。小さくて、白くて、女の身体をしていた。何も身に着けず、何も言わないままベッドに横たわ
っている彼女を見ると、普段の悪魔めいた彼女は想像もできない。もっとも、何も言わない時間など、ほんの数十秒のことだ。
「いつまで見ているつもりですか。珍しくもないでしょう。昔は一緒に湯船や寝所を共にしたのに。」
「・・・何十年前の話だ。」
呆れながらも、アニシナへと何度目かの口付けを落とした。深く口付けたり、触れるだけだったり、できる限りの口付けをした。
身体に触れるのが、恐ろしかった。自分の無骨で大きな手が、アニシナの身体を傷つけてしまいそうだった。とりあえず、
ゆっくりと身体の線をなぞった。口付けて、身体をなぞる、たったそれだけの行為を何度も繰り返した。
「?グウェン、どうかしたのですか?」
「・・・いや、なんでも・・・」
ただ、緊張してきただけだ。柔らかい唇に何度も触れ、熱い舌を絡ませ、細い身体に手を這わせているだけなのに。
興奮、しているのだ。どうしてもこれ以上のことをしようとすると、傷つけてしまいそうだったし、痛がらせてしまうと思った。
自分が制御できないと思った。
「グウェン。」
アニシナに名前を呼ばれて、改めてアニシナの顔を見た。アニシナは、微笑んでいた。
「どうせまた、余計な気を回しているのでしょうけど、気にすることはありません。ちゃっちゃとやってしまえばいいのです。それとも、
男特有のロマンチズムに酔いたいのですか?まったく、男はいつまでも夢の中をさまよっていたいのですね!」
「・・・アニシナ、私はお前が・・・」
「わたくしは、構わないと言っているでしょう。それとも、わたくしがあなたに遠慮して、嫌だと言い出せないとでも思っている
のですか?」
「・・・そんなことは・・・」
嫌なら今頃、私を半殺しにしているだろう。とは言わずに、グウェンは言葉を捜した。
「それとも、わたくしが相手では不満ですか?」
「・・・いや・・・」
アニシナに不満を持つと言う感覚を、遠い昔にどこかに置いてきてしまったから。
「お前を傷つけそうで、怖い。」
「あなたが、わたくしを傷つける?面白いことを言うのですね。」
アニシナはグウェンダルの首に、腕を回して耳元で囁いた。
「あなたが、わたくしを傷つけるはずがありません。」
そんな度胸など、ないでしょう?
それを聞いてグウェンダルは、ただ笑ってアニシナを抱きしめた。
白い身体には、グウェンがつけた赤い花が散っている。白い胸の頂を口に含み、甘噛みを繰り返す。とても甘く感じた。
とても。右手は、アニシナの太ももを撫ぜている。そこは他の部位より一際柔らかく滑らかだった。
頭がぼうっとする。静かに興奮しているのがわかった。息が荒くなる。アニシナを見ると、白い頬には朱が刺して、息を上げ
ていた。普段とは違う、信じられないような色気と美しさがあった。けれど、先ほどから気になることがある。
「なぜ、声を出さない・・・?」
先ほどから、アニシナは一声も発していなかった。息が上がる様だけで、あのりりしい声を、一度も聞いていない。今も、
何かを言いたそうな目をしているのに、必死で口をつぐんでいるようにさえ見える。
「どうしたんだ?」
アニシナはグェンダルから目を背けた。滅多にないことで驚いた。
「アニシナ?」
「・・・っと・・・」
小さくかすれた声で、アニシナがつぶやいた。
「小さな・・・こ、とをっ・・・気になど、しないでっ・・・早くなさい・・・!」
声が、震えていた。笑うグウェンダル。
「何だ、我慢していたのか?声を出すのを。」
「・・・っ・・・」
「お前が我慢しているところが見られるなんて、役得もあったものだな。」
しかも反論される恐れもない。女を組み敷いて、己の優位を示したい男を愚かだとアニシナは言うかもしれないが、男に
はそれくらいでしか女に太刀打ちできないのだから、見逃して欲しいと思う。
「我慢するな。」
抱きしめて、首筋に唇を落とした。
「声が聞きたい。」
耳元で囁いて、口付けると、唇を噛まれた。痛みに顔を引いてアニシナを見ると、とてつもなく不機嫌な顔をしていた。
どうもグウェンダルにいいようにされるのが気に食わなかったらしい。苦笑するグウェンダル。不機嫌にしているアニシナ
など、恐怖の対象でしかないのに、この時は可愛く見えたのだ。否。いつだって、究極のところグウェンダルにとってアニシナ
は見た目の可愛い幼馴染なのだ。
太ももから薄い茂みへと手を伸ばした。それに身体を振るわせるアニシナ。微かだが、湿った感触がした。ゆっくりと茂み
を掻き分け、蜜壷へと指を這わせる。
「・・・っ!」
「我慢するな。」
何度も行き来を重ねると、じわりと蜜がわいてきて指にからんだ。溢れる蜜に誘われるままに、指を中へと沈めた。
「っあ・・・!」
あまりに小さな声だったが、アニシナは声を出した。痛みからなのか、快楽からなのか、声が小さすぎてわからなかった。
ただ、もっと聞きたいと思った。
中は指一本をこれでもかというように締め付けてきた。指を曲げると、さらにアニシナの身体がびくりと震えた。アニシナの
顔を見ると、涙を流していた。戸惑うグウェンダル。
「あ、アニシナ?痛いのか・・・?」
「っだ、大丈夫です・・・!女の身体は、これしきでどうにかならないように、なっているのですっ・・・!」
それはそうなのだろうが、痛いものは痛いのではないだろうか。何とか快楽を引き出せないものかと、グウェンダルは考え
た。とりあえず、唇を合わせてみる。唇を触れ合わすだけのつもりだったのに、唇が合わさった瞬間に舌を割り込ませて、
お互いに絡めあっていた。自分が思っていた以上に、アニシナを欲していたのだと知って驚いた。
指をゆっくりと動かし続け、キスを繰り返していると、さらに蜜が溢れ出す。震えるアニシナを見つめると、背中からぞくぞく
と何かが這い上がってくる気がした。さらに深く指を挿れると、アニシナは一際高い声を出した。
「っあぁっ・・・!」
「・・・アニシナ・・・」
頬を紅潮させ、瞳に涙を浮かべながら荒い息を吐くアニシナは、長年幼馴染をしてきたグウェンダルでさえ見たことのない
表情だった。痛みで顔が曇ることもない。水色の瞳は、快楽に揺らいでいたから。くちゅくちゅと音を鳴らして、指を動かす。
そのたびにアニシナは震え、グウェンダルも震えるほど興奮した。指を増やしてかき回すと、もうアニシナは声を殺したりは
しなかった。
「ぁあっ!は、グウェ・・・!!はぁんっ!!」
「アニシナ・・・。」
もう限界だとばかりにアニシナの蜜壷から指を抜き去り、張り裂けそうなほど興奮した己自身をあてがった。そしてアニシナ
の表情を伺う。
「は・・・何です、こんな時までわたくしの顔色を伺うのですか?情けない。」
アニシナは涙の浮かぶ瞳で、こちらを見て笑った。腕をグウェンの背に回して、身体を密着させて、小さく言った。
「たまには、自分の好きなように、わたくしをさらって見せなさい。」
グウェンダルは、苦笑しながら猛る自身をアニシナに沈めた。
「っあ・・・!!」
「大丈夫か?アニシナ」
「・・・っ!無駄に、身体ばかり大きいからっ・・・無駄な部分も大きくなるのですっ・・・!」
大きくなったのはお前のせいも多分にあると思うが。そんなことはグウェンダルは言わずに、ただ腰を動かした。理性が
残っていると思っていたが、自分が思っていた以上にそんなものはなくなっていたらしい。ただ、アニシナだけが欲しかった。
互いの息が荒い。声が響く。耳元で聴く、互いに知らない互いの声。軋むベッド。混じる赤と黒灰の髪。汗ばむ身体。熱く
なる身体。快楽しか感じない瞬間。目の前の相手が、ただ愛しかった。
「はぁっ・・・!グ、ウェン・・・!!」
「アニシナっ・・・!!」
下半身からくる快楽は、昨夜の比ではない。相手に持つ感情一つで、肉体の快楽にこれほど影響がでるものなのだろうか。
なら、肉欲に溺れるのではなく、相手に溺れることこそ有り得る話ではないだろうか。少なくとも、自分はそうだとグウェンダル
は思った。
互いが繋がる部分からの水音が酷くなる。限界が近かった。壊れるほど強くアニシナを抱きしめて、自分を最奥へと突き
入れた。
「っああぁあ!!」
「・・・っ!!」
背中を引っ掻かれる感覚がした。グウェンの背にしがみ付こうとして、爪が引っかかったのだろう。しかし、一瞬の痛みも
快楽に飲み込まれ、記憶にも留めて置けない。アニシナが、ぎゅっと絡み付いてくる感覚は、他で感じたことがないほどの
快楽だった。
「はぁっ!グウェンっ!あぁっ・・・!!」
「アニシ、ナっ・・・!!」
急速に狭まるアニシナの中に、自分の精を吐き出して、グウェンは、互いが混じる瞬間を感じた。
アニシナの寝顔を見たのは一体いつぶりだろうかと、アニシナの赤い髪を梳きながら考えた。確かに何十年か前は、
昼寝や寝室を共にしていた。ただアニシナは当時から宵っ張りで、いつまでも明かりをつけて本を読んだりしていたので
何時までもグウェンダルが寝付けずに、結局嫌になって一緒に寝なくなったのだ。
ゆっくり眠れることは嬉しいことだったが、一つ残念に思ったこともあった。アニシナの寝顔が見られない。それはそれは
可愛いのだ。眠っているから怒らないし、実験に協力しろとも言わないし、口も利かない。眠った顔はあどけなくて、まつ毛が
長くて、唇が桜色で、自分より遥かに小さな身体を丸めて眠るのだ。惜しいことに、寝相は相当悪いが。
どうやら寝相は治ったようだ。淑女になるべく準備は着々と進められているらしいが、あの悪筆と変な笑い方と、独特の
人生観は永遠に治らないだろう。
「身体が痛い・・・。」
何時の間に起きていたのか、アニシナと目が合った。
「あ、ああ。すまん。大丈夫か?」
「ええ、大丈夫ですとも!偉大な女性が必ず通る道を、わたくしも経験しただけですからね!知ったことで、様々な問題点
も見えてきます。これはわたくしにとっても良い経験だったと思いますよ。」
「そうか・・・。」
一体どういう意味の問題点で、どういった意味の良い経験だったのか。それは精神衛生上、聞かないほうが良さそうだ。
「今日は泊まるか?」
「ええ、そうさせてください。流石に今からカーベルニコフに帰る気力はありませんね。実験で帰れそうもないと、連絡でも
入れておいてください。」
「わかった。」
グウェンダルは脱ぎ散らかした服を取り上げ、身に着け始めた。ズボンを履いたところで、ふとアニシナを見た。アニシナ
は、じっとこちらを見ていた。
「背中・・・。」
「なんだ?私の背中がどうかしたか?」
「傷をつけてしまいましたね。」
アニシナの指が、グウェンダルの背中を這う。自分では見ることはできないが、恐らくそこに傷とやらがあるのだろう。
「そうか。・・・気付かなかったな。」
「わたくしが引っ掻いてしまったのでしょう。今治します。」
グウェンダルはアニシナの魔力の発動を感じる前に、アニシナの手をとった。
「何です?」
「・・・治さなくて、いい。」
「・・・そうですか。」
アニシナは特に理由を聞かずに引き下がった。理由など、聞かなくてもわかっているのかもしれない。お前を抱いた証
だから残しておきたい、なんて、なんてセンチメンタルなと怒っているかもしれないが。
「アニシナ。」
「何ですか。」
再びベッドに沈んだアニシナに、低い声で囁くようにつぶやいた。
「私は・・・母上のように好きだ愛しているなどという言葉は言えないし、それが適切な言葉なのかもわからん。これが恋愛
だとも思わないし、ただの遊びだとも思っていない。」
アニシナは、静かにこちらを見つめ返すだけだった。それでも、水色の瞳は言葉を曖昧にすることを許してはいない。
「愛しいと、思っている。」
友情とか、愛情とか、そんな感情も全部含めて。愛しいと。
アニシナは、ただ笑った。
「知っています。」
長い年月、互いに傍にいて、わからないなんてあるはずもない。無理な実験に付き合うのも、怒らせるのを怖がるのも、
頼りにして様々な相談をするのも、全部、その一言に尽きるのだから。
「さあ、そろそろ夕食の時間のはずです。わたくしの分を作ってもらうように厨房に頼んでいらっしゃい。それとも、脱がす
だけでは飽き足らず、着るところも見たいと言うのですか?」
アニシナがそう言うと、グウェンダルは慌てて他の服を着こみ、仮眠室を後にした。きっとアニシナの客室の用意も頼むに
違いない。
アニシナは一人きりになった部屋で笑った。身体は相変わらず下腹部が痛むし、筋肉痛であちこちが悲鳴をあげている
のに。
「まったく、本当に男という生き物は―――」
愚かしさを盾にして、なんて愛らしいのだろうか。
終わり
おつかれー。
アニシナが押し倒されてくれないというのは本当だ。おとなしく押し倒されてくれと。
難産だった・・・。
26 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 11:05:27 ID:qFLyEEbM
グウェアニ萌え〜!
良かったです!
珍しくアニシナが受けなのがマイナーな私には嬉しかったです!
お疲れ様でした〜!
GJ!!グウェアニ最高でした。THE STAND UPの曲を聴きながら楽しませて頂きました
だが精神的にはアニグウェ
グウェアニ萌!グウェアニ萌!
激しくグウェアニ萌!!
グッジョブ!!!!
___ ♪
`|◎□◎| ♪
二二二二二|
∧_∧
<`д´>つ─◎
/ ̄し' ̄し\///
 ̄| 、人_/ 彡◎ ̄ ̄
| _) ◎彡| | バン
| ´Y | | バン
t_____t,ノ
>>1 良くやった!
グウェアニGJ!! 萌 え た !
GJ−!
すごくうまいです。萌えました。口調うまいし、こういう展開ならありえる、とか。この二人が結ばれるなら、こういう運びですすみそう
昨夜の地上派
ツェリギュン臭かった
つーか、面食いのツェリ様はギュギュ食って無いんだろうか
ここでのネタバレは地上派基準でいいのだろーか。
34 :
1:2005/05/27(金) 16:19:48 ID:lVE0dT74
どうだろう。正直そこまで考えてなかったな。
基本は何でもありでいいかな、とか。ただでさえノーマルってことで人こなさそうだし、
制限は緩くていいと思う。
ただし作者同人誌ネタと発売前の早売り小説のネタバレは禁止ってことでどう?
俺はおk
ノシ
俺も
37 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 10:16:21 ID:M8xp1RIs
ツェリギュン良いかも!
アニグウェが増えるの楽しみにしてます!
女体化はダメ?
自分としてはなしでお願いしたいが・・・
他の住人はどうなんだ?なんかプーくらいなら女体化とかより素直に801版いったら
むしろ歓迎されると思うんだが・・・。
40 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 02:13:02 ID:K880kX/I
そうですね、女体化なら801板の方が良いかと…
明らかに元ネタ自体が狙ったキャラを書いてたとしても、女性キャラもいるわけだし。
ってか、ここの板については最初に述べてありますよ。
41 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 19:15:32 ID:TtNm7n1q
グウェンダル×アニシナ←ヨザックで3Pとか誰か書いてくれませんかね
42 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 02:55:00 ID:73agJpuT
コンラッド×ジュリア←アメフトマッチョ
イイな!
あと普通にヒューブ×ニコラとか、ユーリ×グレタとか。
ツェリ×ユーリとか。
実は色々ノーマルカプもあるんだが、やはりBLの陰に隠れて目立たないな・・・。
というか男が食われる
ファンファン×ツェリでどなたか書いていただけないでしょうかね。
あのファンファン節がベッドのなかでどんな風に炸裂するのかいっぺん見てみたい・・・。
あとデューター×エイプリルとか。
>>46 おまいイイコト言うな。
ファンファン×ツェリ、リチャード×エプリルもだが、勝馬×ジェニファーも読みたいぞ。
次男×ジュリアが書きたい気もするが、ジュリアの性格がわからなくて無理だ・・・。
いつ彼女の詳細が出てくるんだろう。
ユーリまんまの性格だったらワロス
盲目の女性とのエロシーンってなんか妙に色っぽい感じがする。
目が見えないぶん気配や声や息遣い、肌の感触や体温、触れてくる感じや抱きしめる腕の力の強さ、
のしかかってくる身体の重み、指、手、唇、言葉、
すべてを駆使して相手を確認しようとするから。
>50が書いてください。
マニメを見てアーダルベルト×ジュリアでもいけるんじゃないかと思った今日この頃。
今月のザビでアニシナがグウェンを実験している部分が妄想を掻き立てられる・・・。
深夜に寝巻きで実験とか。なんか「鰤っこくん」の他にもいかがわしい実験をしてたんじゃ
なかろーかと思ってしまう・・・。
56 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 19:37:44 ID:CUnxLM8p
ユーグレなんて言ってくれる人がいてうれしいな。
ユーリとグレタが結ばれる伏線が原作に何箇所かあるのに、本スレだと一笑されます。
幼くして引き取った娘と結ばれるなんて、平安時代からの男のロマンだー!
ツェリ×ユーリが見たいぞ。美熟女戦士コミで。
>56
娘とはいうものの、実際はそんなに年の差ないよね、あの二人。
光源氏よりは近いしなw
>>58 では、ギュン×ギーゼラは如何か?
今の漏れの気分は長男×ギーゼラだがw
>59
今日の地上波か?漏れも思った。包帯巻きの長男とギーゼラ。いろっぽすぎ。
しかしグウェアニ萌えの自分としては、あの後アニシナに可能な限り長男を罵倒しながら
看病して欲しかった。
>>59 それイイ!
しかしあの親子関係はいまいちわからんから科研
62 :
59:2005/06/16(木) 01:20:53 ID:EjEjsTe6
>>60 その通り。
ユーリが部屋を出てった後、グウェアニが繰り広げられたに決まっている。
長男を罵倒しながら看病しつつ、さりげなく魔導実験を交えながら、最後はアニシナ様の堪能なお言葉でネチっこく攻めまくられ…バンドウ君に見つめられながらグウェンは果てるに違いない(*´д`)ハアハァ
いかがわしい実験に堪えるグウェン。いやらしく身悶える包帯巻きの美丈夫。妖しい笑みを浮かべながら言葉攻め
に興じる美女。それを魂のない瞳(プラスチック)で見つめるバンドウくん。
・・・萌えるな!!
そしてアニシナが受けに回ると漏れ的にはかなり萌える!
グウェン×ギーゼラ→×アニシナ様
コンボ確立
誰か書いて(´д`*)
67 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 21:59:10 ID:T54MgzPH
次男ジュリア読みたい〜!!同志いませんか?漏れ書こうかな…
ノシ
よく見てないけど今週の冒頭に出てたのがジュリアさん?
69 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 23:25:52 ID:T54MgzPH
そうだよ。盲目の女性ジュリア。次男ジュリア萌える!
次男ジュリア萌え!
>>67 (*・∀・)マッテル
デューター×エイプリル萌えだ。
ベッドの中でまで
「リチャード・・・」
「俺はリヒャルト!」
て言ってたら笑う。
そんで怒ったリチャードが「リヒャルト」と呼ぶまで攻めて攻めて攻めまくって、
最後に息も絶え絶えになったエイプリルがようやく「リヒャルト・・・」と呼んで
失神とかしてくれたら激しく萌えだ。
>>71 そういやお嬢様もいたな。すっかり忘れてた
そして目覚める
>71
ぜひ書いてください(*´Д`*)
グウェアニ書けたけど、投下していい?
75 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 01:15:47 ID:pFauNEzl
是非(´д`*)
77 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 02:05:27 ID:n9uoY2iH
>6
ベアトリス忘れてる。
始めて見た話が彼女とユーリが船の上で踊る話だった。
それでは長いので少しずつ落としていきますよ。
グウェアニ↓
「・・・またいるのか。」
「ああ、帰ってきたのですか。今は邪魔ですね。そこらで猫とでも遊んでいなさい。」
自室なのにこの仕打ち。夜も更けたのに赤い悪魔は元気はつらつだ。元気に怪しい泡をだす試験管を振っている。逆に
グウェンダルはぐったりとしている。
「なんです、老人のように疲れた目をして。今日は確か新魔王陛下と上王陛下との晩餐会だったのではないのですか?」
「ああ。そこで色々あってな。」
見た目は愛らしいが、王になる気のない子どもの魔王陛下は、末っ子のヴォルフラムに求婚し、あまつさえ逆上した弟は
魔王と決闘するなどと言い出した。そのきっかけが自分たちの母だと言うのだから、疲れずにはいられない。
話を聞いているのかいないのか、アニシナはそうですかと適当に相槌を打ちながらえぐい緑色をした液体に、先ほどの
泡噴く液体を混ぜては様子を見ている。しばらくして、じゅっぽっと怪しげな音と少ない煙を吐き出したその液体を、アニシナ
は満足げに見て、魔道小型保存庫に大切そうにしまった。そしてようやくグウェンダルの顔を見た。
「まあ、あなたがその新魔王を気に入ろうが気に入るまいが、すべては眞王のご意思。我々がとやかく言ったところで、どう
にかなるわけでもありません。あなたは自分の仕事をしていればいいのです。・・・おや、香水の匂いが。」
意味もないのに、グウェンダルは慌てて弁解した。
「これは違うぞ。母上が洗髪水に、匂いのする薬を混ぜていたとかで・・・それが移っただけだ!」
「何を慌てているのです。別に女の移り香くらいであなたの女関係を洗ったりなどしませんよ。ぷらいばしーは大事ですとも。」
お前がそれを言うのか。ぷらいばしーのぷの字もないくせに。
「ところで、その匂いには覚えがありますね・・・。ツェリ様が使っていたのでしたら、アレですか。確か、ツェリ様が美香蘭
とか名付けたと言う・・・」
「知っているのか?」
意外そうな顔をするグウェンダルに、アニシナは自慢げに笑って見せた。
「ええ。何を隠そう―――別に隠すこともありませんが―――それを作ったのはわたくしです!」
「何!?」
それは初耳。
「ツェリ様に、薬のことならわたくしが詳しいのではないかと頼まれましてね。まだ当時は魔王陛下でもあられましたから、
断る理由もなく作りましたとも。媚薬というのは、毒のようなものですからね。当然、わたくしの範疇です。」
そんな危険なものを・・・とつぶやいて、グウェンダルは次の瞬間はっと気付いた。
「まて、アニシナ。お前が発明品や開発した毒を、実験することもなく人に渡すわけがないだろう。と言うことは、あの薬の
実験をしたのか!?」
「ええ、しましたとも。」
さらりと返すアニシナに、顔面蒼白になるグウェンダル。
「誰を実験台にした!?私は覚えがないが!?」
「ああ。納期が迫っていたので珍しく自分で試してみました。」
それを聞いて、アニシナが自分一人で実験を!?と驚いた。というか、できるなら普段も一人でやって欲しいと思う。
しかし、自分の他に被害者が出ていないのなら、もう慌てることはない。てっきり、他の被害者が出ているのを見逃した
のかと思った。慣れない者に、あの実験は過酷過ぎる。
「そ、そうか・・・。しかし、どこで実験をしていたんだ?カーベルニコフの研究室か?」
「いいえ。確かヴォルテール城です。ヴォルテールの地下研究室で調合していましたから。あの薬は、うまくいったか判断
するのに他人の反応を調査しなければなりませんから、城内を散歩したりもしました。」
うっかりしていた!あれは好意を持つものはより大胆に、敵対心を持っているものはより険悪になる、感情増幅剤のような
もの。そんなものをアニシナが自分の身で実験していたとなると・・・。
「お前、道で後ろから襲われたりとかしなかったか?メイドたちにトマトとかを投げつけられたりは・・・。」
アニシナを嫌いだと思っている人間は少ないが、迷惑だと思っている人間は沢山いるので。しかし、アニシナは首を横に振る。
「いいえ。むしろ、道を歩いていても人っ子一人近寄ってきませんでした。たまたま出会ったアンブリンは、小さく声を上げた
後走り去ってしまいましたが。なぜなのでしょうね。」
・・・どうも恐怖心を増幅させたらしい。
「・・・まぁ、大事がなかったようで何よりだ。しかし、それならどうやって成功か失敗かを見分けたんだ?」
恐怖心を増幅させる薬ではなく媚薬として依頼を受けたのなら、それに見合った効能がでるまでアニシナは薬を作り続けるはず。
グウェンダルが不思議そうな顔をしていると、アニシナはにやりと笑った。不吉な笑みだ。
「もちろん、実験といえば、あなたに決まっているでしょう。」
「は?」
「あなたで実験をした、と言っているんです。」
グウェンダルにそんな記憶はない。そんな、アニシナに媚薬など―――
「おや。忘れてしまいましたか?まぁ、4ヶ月ほど前のことですから、あなたの脳みそでは覚えていられないのかもしれませんが。」
近づいてくるアニシナには、変わらず笑みが張り付いている。面白くて仕方がないという笑顔だ。グウェンダルは戦慄を覚えた。
「しかし―――本当に覚えがありませんか?わたくしに、言ったことも?」
アニシナに、何か言っただろうか。4ヶ月前。媚薬―――
「あ。」
グウェンダルは思い出した。首から耳まで、真っ赤になる。それを可笑しそうに笑うアニシナ。
「思い出しましたか?まったく、男というものは自分の都合のいいように記憶を消してしまえるのですね。呆れてため息もでません。」
口では辛らつなせりふを言うくせに、心底楽しそうだ。グウェンダルは、とうとう片手で顔を覆ってしまった。
まさか、あれが媚薬の実験だったなんて―――
アニシナはグウェンダルの部屋でお茶をすすっていた。ツェツィーリエに媚薬の調合を頼まれたので、一応毒の範疇と
いうことで作ってみた。魔族にのみ反応する特殊な毒で、相手の感情を高ぶらせる匂いがあるものを香水仕立てにしてみた。
しかしなるべく早くと言うことだったので、今回は幼馴染をだまくらかして香水を代わりにつけさせるということもできず、直接
自分に振りかけてみることにしたのだった。
しかし、ヴォルテール城を闊歩してみても人っ子一人近寄ってこないとはどういうわけか。これでは媚薬の効果があるか
わからない。やはりグウェンダルを使うべきだったと、アニシナは少し後悔していた。何とか実験結果を得られないものかと思案
しながら、グウェンダルの私室のソファに身を沈める。部屋の内装に目が行った。
・・・また増えましたね。あみぐるみ。
目に付いたのは魚人姫のあみぐるみ。グウェンダルのシュミとは思えないので、誰かの
リクエストだろうか。
「・・・なぜいる。」
威厳が備わっていそうな低音で話しかけられた。あくまでも備わっていそうなだけで、見掛け倒しなのをアニシナは知って
いる。いつの間にか扉が開いていて、長身の幼馴染の姿があった。苦虫を噛み潰したような顔。
「ああ、グウェンダル。遅かったですね。」
「ああ、最近シュトッフェルの様子がおかしいのでな・・・。それより、ここ数日行方不明と聞いていたが。」
「ああ、別に。この城の地下で泊り込みの研究をしていただけですよ。そういえば、カーベルニコフに連絡を入れるのを忘れて
いましたね。」
研究にかかりきりになるとよくあることだ。グウェンダルもカーベルニコフの人々もわかってはいるのだが、それでも十貴族
の一員であるアニシナにもしもがあっては事である。行き先だけはいつも告げているのだが、その連絡も今回は怠ってしまった。
軍籍もあるので、今後注意しなくてはならない。
「それで、研究はどうした?」
「まだ試作段階ですね・・・。どうしたものでしょう。」
どうすればより良い実験結果が出るか。アニシナは頭をフル稼働させている。
「・・・アニシナ、お前香水を変えたのか?」
「ええ・・・。」
グウェンダルに話しかけられても上の空である。香水というのは、例の媚薬だ。なかなかいい香りがするのだが、しかし
朴念仁のグウェンダルが香水が変わったことに気付くとは。
「よく気付きましたね。あなたにしては珍しいことです。」
「そうか?・・・今日はどうする。泊まるのか?」
「ええ、そうしましょう。カーベルニコフには明日連絡を入れましょうか。また何日かこちらで実験をする予定ですし。」
「・・・部屋は。」
「結構。研究室に篭って―――」
実験方法の練り直し・・・と続くはずだったのだが、アニシナは口をつぐんだ。グウェンダルが、アニシナを後ろから抱き
寄せたからだ。
「・・・何事ですか。グウェンダル。」
横目で見ると、グウェンダルの低い声が耳元で囁いた。
「・・・泊まる、というのは―――」
私の部屋ではないのか?
何だ、とアニシナは思った。しっかり効いているではないか。こんなことなら、やはり最初からグウェンダルを使って実験
すればよかった。
そのままアニシナはグウェンダルのひざの上で抱きしめられる。
体温は、高めですね。脈・・・鼓動は速め、血圧も上がっていそうですね。
グウェンダルの顔に手を伸ばし、じっと瞳を覗き込む。
目が少々潤んでいますね。頬も上気していますし、軽い興奮状態といったところですか。
足に当たる、硬くて熱い、モノ―――
・・・まぁ、興奮状態にあるのなら、こんなものでしょう。
アニシナは冷静にグウェンダルの変化を感じていた。そんなこととは露とも知らないグウェンダルは、青い瞳を揺らがせ
てアニシナに唇を落とした。驚くほど熱情を孕んだ口付けは互いの息を上げたが、アニシナはそんなデータが欲しいのではない。
「グウェン。少し離れなさい。今のあなたの状態をメモしなければ・・・!」
「・・・後ではだめなのか?」
「だめです!」
言い切って、グウェンダルの机の紙を勝手に使って、走り書きをし始めた。アニシナに命令されては、迂闊に動けない
グウェンダル。薬を使っても、本人の習性が消えたり、理性が欠けたりもしないようだ。これはいいデータである。
がりがりと一心不乱に書きなぐるアニシナの後姿を、寂しげに見つめるグウェンダル。そのうち、アニシナに近づいてまたもや
後ろから腰に抱き付いてきた。
「グウェン。邪魔ですから、あっちに行ってなさい。」
母親にもされたことのないしっしのポーズで追われるグウェンダル。しかし、今夜のグウェンダルは負けなかった。
「これが邪魔なら、今すぐお前を寝室へ運ぶ。」
「何ですか、わたくしを脅すつもりですか?」
心底うっとうしそうに言われたが、言っただけで結局グウェンダルはそのままにされた。ただ単に、相手をするのが面倒
だっただけだが。それでもグウェンダルは満足そうにアニシナの腰を引き寄せて、露わなうなじに唇を寄せた。アニシナは
もう、何も言わない。そんなことに注意を逸らすよりも、研究のデータのほうが大事だった。
グウェンダルの手が上がってきて、アニシナの胸をまさぐろうとする。アニシナはグウェンダルの手を思い切りひねった。
「・・・痛い。」
「わたくしにせくはらをするとはいい度胸です。」
睨まれて、おとなしく胸からは手を引いた。代わりにアニシナの髪に顔をうずめた。
「・・・ふむ。これくらいですか。そうだ、グウェン。今の気分はどうですか?気分が悪かったり、変にハイになったりはしていませんか?」
変な副作用があってはいけない。グウェンダルはアニシナの頭上で少し考え込んだ気配を見せたが、ぽつりと一言つぶやいた。
「・・・幸せだ。」
「は?」
グウェンダルは、先ほどより強い力でアニシナを抱きしめた。
「お前とこうしていられるのは、幸せだ。」
正確には、こうしても怒ったり殴ったりしないアニシナと一緒にいられる事が、だが。
「そういうことを聞いているのではありません!質問の意味も正確に汲み取れませんか、役立たずな頭だこと!気分は悪くない
ということでいいですね?」
「ああ。」
「吐き気や眩暈、幻覚症状などは?」
「ないな。」
「ふむ・・・。副作用はなし、と。」
どうも先ほどの台詞は、とるに足らぬこと、とアニシナの中で判断されたようだ。別に構わないが。
「ふむ。これなら成功といっても良い出来ですね。」
「終わったか?」
「ええ。まだ改良の余地はありそうですが・・・今日はこれくらいでいいでしょう。グウェンダル、ご協力どうもありがとう。」
アニシナがそっけなくそういった瞬間、グウェンダルがアニシナの身体を抱き上げた。きつく睨み付けるアニシナ。
「・・・何のつもりですか!グウェンダル!!」
「終わったのなら、次は私に付き合ってくれてもいいだろう。」
「なぜわたくしがあなたに付き合わねばならないのです!第一、最近実験続きで今日は疲れているのです。そんな気分に
はなれません!」
グウェンダルは困った顔をしたが、気がつけばもうアニシナはグウェンダルの私室のベッドに下ろされていた。
「絶対にだめか?」
まるで捨てられた子犬のような目をしてこちらを伺ってくる。もう130も超えたと言うのに、なんて情けのない!!
呆れてため息がでたアニシナだったが、同時にあきらめてもいた。自分の薬の効果でこうなっているのだ。何を言っても、
最終的な要求は変わらないだろう。媚薬とはそういうものだ。
「仕方がありませんね・・・。」
アニシナはベッドに大の字になって勢いよく寝そべった。
「さぁ!やるなら好きになさい!!わたくしは逃げも隠れもしませんよ!受けてたちましょう!!」
フォンカーベルニコフ卿アニシナ。ベッドの中まで漢らしい。
グウェンダルはやはり苦笑しながらだが、嬉しそうにアニシナに口づけた。そういえば、随分久しぶりだとアニシナは思い
返した。以前グウェンダルと寝たのはいつだったか・・・もう思い出せない。そんなに前の話でもないような気がするのだが、
実験以外のことはそれほど覚えていられない性質なのだ。
口付けを繰り返すグウェンダルの身体は熱く、その熱もアニシナに伝染したように身体が火照ってきた。馴染んだ口付け
は心地が良かった。
互いに服を脱がしあい、生まれたままの姿になった互いをみつめた。あまりにも体格差があるのように感じるが、アニシナ
もグウェンダルも、そのことに怯えたりはもうしない。長い時間の中、愛情と友情の狭間で身体を重ねてきた。この先、この
関係が崩れることはないという確信が二人にはある。身体は熱いのに、心はいつも冷静だった。少なくとも、アニシナはいつも
そうだった。グウェンダルもいつもはそうなのだろうが、今日は薬のせいもあってか、理性がどれほど残っているのかアニシナ
でさえわからなかった。
アニシナの胸に、グウェンダルが舌を這わせる。強くなめ上げ、先端を咥えては舌で転がし、強く吸い上げる。熱い息を
吹きかけられると、肌が粟立ち、頂がぴんと張り詰めた。グウェンダルはそれを満足そうに見下ろし、首筋に吸い付いた。
薬の効果のせいか、普段よりも優しく感じるその愛撫は、グウェンダルらしくなくて厭らしいとアニシナは感じた。それが不快
で、アニシナは今日はもう、とっとと終わらせることに決定した。
グウェンダルの硬く張り詰めた一物に手をかける。グウェンダルがわずかに表情を変えたが、気にも留めずにそれを手の
中で玩んだ。アニシナの両手に余るほどの大きさのそれは、徐々に形を変えていくことでグウェンダルの興奮を表した。
ゆっくりと指先で筋をなぞり、握った片手でグウェンダルの形を確かめる。先端を弾くと、グウェンダルがわずかに声を上げた。
「・・・っ・・・」
「何です?グウェンダル。普段わたくしに声を出せ、などと言っておいて、自分は我慢するのですか?もっと声を出しなさい。」
グウェンダルを握ったまま、アニシナが一方的に口付けると、グウェンダルは快楽に耐えられないとでも言うように、無言で
眉根を寄せた。眉間に苦しそうな皺がよる。熱い息を吹きかけながら、アニシナは至近距離で囁いた。
「啼きなさい。・・・そちらのほうがかわいいですよ。」
いつだったかグウェンダルに言われたせりふそのままを、アニシナは言った。羞恥にグウェンダルの顔が赤くなったが、
情けないことにアニシナの手の中では分身が反応している。ふいにそれを強く擦りあげられ、グウェンダルは声を上げた。
「っあぁ・・・!!」
「ふふ・・・いい声ですよ。グウェン。かわいらしく見えます。」
完全に主導権を握ったことに、アニシナは笑みを浮かべたが、グウェンダルはアニシナの手を自分からはずし、荒い息を
混じらせながらこう言った。
「・・・手、だけなのか?」
アニシナは眉根をよせた。
「・・・手だけでは不満ですか。」
グウェンダルは無言でアニシナを抱き寄せ、耳元で囁いた。
「・・・頼む。」
アニシナは、仕方がないという顔をして、グウェンダルの下半身に顔を近づけた。起ちあがることで主張しているグウェンダル
のものを、ためらいもなく口に含んだ。ねっとりとした熱い口内を感じて、グウェンダルの息が上がった。口内で、飴玉を
転がすようにグウェンダルの雄を玩ぶ。
「っぁ・・・アニシナっ・・・!」
根元に手を沿え、丁寧にグウェンダルをしゃぶるアニシナ。長い付き合いなので、どこがどう感じるのか、アニシナは自分の
身体以上によく知っていた。裏の筋を舐め上げ、先端を口に含み、口内で舌を使ってしごきあげると、グウェンダルはアニシナ
の頭に手を置き、さらに押し付けるようにしてくる。
「ふっ・・・ん、ぅく・・・」
「っああっ・・・アニシナっ・・・くぅっ・・・!!」
快楽に身体と声を振るわせるグウェンダル。喉の奥までグウェンダルを導き、むせるのを耐えながら喉を使って奉仕すると、
グウェンダルは声をさらに高くした。
「っ・・・アニシナっ・・・もう、無理、だっ・・・!!」
アニシナの口から自身を抜き取った瞬間、グウェンダルの欲望が弾けて、アニシナの顔を白濁した液で汚した。
「くっ・・・う・・・!」
精を吐き出す快楽に身を震わせた。我に返ると、そこには己の精で汚れたアニシナの姿があった。不機嫌そうな顔の
アニシナに、怯えるグウェンダル。
「あ・・・その、すまん。」
「いいえ。大丈夫です。たかが男のだし汁ですからね!」
そんな言い方はないと思う。
「その・・・気持ちが、よかった。・・・ありがとう。」
「そうですか。それでは満足しましたね?ではわたくしは身体を拭いて眠ります!変なことをしたらただでは・・・!?」
一方的に行為を終わろうとしていたアニシナだったが、グウェンダルはアニシナの話を最後まで聞かずに、アニシナを押し
倒した。
「グウェン!何だと言うのです!!」
「お前はまだ、満足していないだろう?」
何の前触れもなく秘所に手を伸ばされ、アニシナは身体を硬くした。
「・・・濡れているぞ。」
「っ・・・だから何だと言うのです!」
少しグウェンの身体を玩んで、興奮しただけだ。決して、グウェンダルに欲情したのではない。グウェンダルは抵抗する
アニシナに構わず、指を膣内へと挿れた。大きく身体を振るわせるアニシナ。
「ふ・・・ぅ」
「いいのか?アニシナ・・・」
重低音を耳元で囁かれ、アニシナの肌は粟立った。太い指が、アニシナの中を探るように蠢く。アニシナと同じように、
グウェンダルも自分の身体のこと以上に、アニシナの身体を良く知っていた。腰から上ってくる快楽に、アニシナは瞳を
潤ませる。くちゅりと音を鳴らして、中で指を曲げると、快楽にぞくぞくと身体が震えた。
「はぁ・・・あぁ・・・っグウェ・・・んっ・・・!」
「・・・かわいいな・・・アニシナ・・・」
胸の頂を口に含み甘噛みしてやると、さらにアニシナは声を高くして喘いだ。アニシナが、指をぎゅっと締め付けてくる。
グウェンダルは堪らなくなって、秘所から指を抜き、再び熱くなった雄をアニシナの蜜壷に擦り付けた。互いがもっとも熱を
持っている部分を接触させると、熱が何倍にも膨れ上がる気がした。
「・・・っ・・・何をぐずぐずしているのです・・・!早くなさい!!」
涙目になりながらアニシナが怒鳴ると、グウェンダルは可笑しそうに唇を歪めた。
「何だ・・・?我慢できないのか・・・?」
挑発の言葉。アニシナは激昂するかと思いきや、涼しい瞳でこちらを睨んだ。
「おや、どちらが我慢できないんでしょうね?」
そう言ってグウェンダルの一物を、指先で辿る。それだけでグウェンダルは身体を震わせた。我慢できないのは同じだった。
「わかった。・・・入れるぞ。」
じゅぷりとグウェンダルの硬くなった分身をアニシナの蜜壷に沈める。アニシナの身体と自分のサイズが合わないので、
傷つけないようにゆっくりと挿入する。快楽が、じわりと二人を犯していく。
「ふ、ぁ・・・グウェンっ・・・!!」
「っく・・・アニシナ、きつい・・・もっと、緩めろっ・・・」
「あ、あなたの方こそっ・・・ああっ!・・・もっと小さければいいのです!みっともないほど大きくしてっ・・・!!あぁんっ!!」
無茶苦茶だ。そんなことできるわけがない。アニシナは、例えベッドの中であろうとアニシナだった。
グウェンダルが完全にアニシナの中に納まると、徐々に動きを激しくしていく。アニシナの細い腰を抱きしめ、抜き差しを
繰り返し、アニシナの最奥に何度も先端を擦りつける。その度、アニシナの豊満な胸が揺れて、グウェンダルの目を愉しませた。
「ん・・・!!ぁあ!ぐ、グウェンっ・・・!!」
「アニシナ・・・すごく、いい、ぞ・・・っ」
グウェンダルの興奮した声を耳元で聴き、アニシナは満足だと思った。身体よりも心が満たされる。男が普段見せないような
部分を知るのが、アニシナは何より楽しい。特にグウェンダルには、普段から徹底してフェミニズムを叩き込んである。
アニシナにも逆らわない。だから、ベッドの中でしか反撃ができない愚かな自分を良く知っている。それでも尚、愚かな自分を
さらして求めてくるのは、女の保護欲を刺激してくるものでしかない。アニシナは身体の快楽よりも、むしろそちらの快感を
好んだ。グウェンダルに抱かれるのが嫌ではない理由は、そういう部分もあった。
しかし、もちろん身体の快楽も感じている。長い時間をかけて互いに慣れた身体は、相手の愛撫で達するようにできて
しまっている。グウェンダルに限界が近づいているのを感じた。それに向けて、グウェンダルの動きは一層、激しくなっていく。
アニシナの小さな身体を抱きしめ、腰を激しく動かした。
「あ、あぁ!!んぁ!ああぁんっ!!」
「アニシナ・・・もうっ・・・!」
最奥を突き、アニシナは達すると同時にグウェンダルをぎゅっと締め付けた。
「っああああああぁんっ!!!」
「くっ・・・!アニシナぁっ・・・!!」
グウェンダルは、そのままアニシナの最奥に己の欲望を吐き出した。息を荒げるアニシナ。しかし、グウェンダルはまだ
終わらせるつもりはないようだった。震えるアニシナの身体をうつぶせに組み敷き、腰を抱いた。
「ま、待ちなさいっ!グウェンっ、わたくしは疲れました!!」
「私はまだ大丈夫だ。」
顔の見えない状態で、耳の後ろから熱い吐息とともに口説き文句が降ってくる。
「お前が足らない・・・。もっと、欲しい・・・。」
アニシナが逃げられないと覚悟を決めた瞬間に、後ろから異物が挿入される感触がした。強烈な快楽を伴う異物は、
自分に先程まで這入っていた、身体に馴染んだ幼馴染であることは疑いもない。腰を掴まれ、先程とは違った角度で攻め
立てられ、アニシナはみっともなく声を出しそうになり、慌てて枕で口を塞いだ。
「んんっ・・・!!ふ、うぅんっ!!」
「アニシナ・・・っ!アニシナっ!!」
何度も自分の名前を呼んでくる幼馴染の指が、アニシナの唇に割って入ってきた。グウェンダルの指に、舌や歯茎を
なぞられて、アニシナは理性が溶けていくのを感じた。アニシナの小さな口に、グウェンダルの指は2本も入ればいっぱいに
なる。上下の口をグウェンダルにかき回されて、アニシナは再び絶頂を迎えようとしていた。
「んぐっ・・・ふ、ふうぅっ!!ううんっ、ん、ん、んんんんんっ!!」
「っ・・・アニシナ、後ろからが気持ちいいのか?」
グウェンダルの興奮した声を聞くと、アニシナは気分を害したのか、グウェンダル自身を思い切り締め付けた。グウェンダルは苦しそうな声を上げる。
「っく・・・!!や、やめろアニシナっ・・・!!もったいないだろうっ!!」
もったいないことがあるものか。明日になればまたいくらでも出来る無駄な体力があるくせに。アニシナはぎゅっとグウェンダルを締め付けて、思い切り腰を動かした。グウェンダルが顔色を変える。
「っ・・・アニシナっ、やめっ・・・くっ!!」
「ふ、んっ、んんぅっ!!ふうんっ!んんんんんんんっっ!!」
グウェンダルを激しく攻め立て、指をしゃぶると、グウェンダルが急速に限界を迎えようとアニシナに猛ったものを最奥に突き立てた。
「くっ・・・ううっ!!」
「ん―――――!!」
二人同時に達した後、アニシナは思った。
薬が・・・強すぎるようですね。匂いを薄めないと、獣に襲われます・・・。
最後まで、実験のことを考えていた。
とりあえずここまで。
長いよ、これから。
GJ!
GJーーー!
続きキボン!
(*´д`)ハァハァ
た…たまらん。続きを(*´д`)ハァハァ
>「グウェン。少し離れなさい。今のあなたの状態をメモしなければ・・・!」
笑った。すげー言いそうw
さて。今夜もいってみましょう。
↓グウェアニ続き。
思い返せば、とても恥ずかしいことをたくさん言った夜だった。「しあわせ」だとか「かわいい」とか。今まであんなにアニシナ
を激しく抱いたことはなかったし、今考えれば、あの時の自分はどうかしていた。
4ヶ月前のことを思い返し、グウェンダルは赤面して声も出なかった。そんな幼馴染を見て、笑うアニシナ。
「まぁ、というわけで、あれはあの後洗髪水に混ぜることによって効能を薄くすると言う改良を加えて、あなたのお母様に
お譲りしたわけです。あなたも欲しいのなら譲りましょうか?」
「いらんっ!」
「そうですか、それは残念。―――ところで、案計統にご協力いただきたいのですが。あれは自白剤の効果があったのか、
精力剤の効果があったのか、わたくしでは判断できませんでした。どちらかの効能があったのは、あなたの様子を見る限り
明らかです!どちらの効果があったとあなたは考えますか?いえ、あなたがどれほど愚かでも、2択ならば答えられるでしょう。」
さあ言え、とばかりにアニシナはグウェンダルを見つめている。グウェンダルは頭を痛めた。それは――あの時言ったことは、
自分の思いを達するための方便に過ぎないのか、それとも本心から言ったのかと、遠まわしに聞いているようなものだ。
グウェンダルは重い口を開いた。
「・・・どちらの効能もあったんじゃないか?」
本心だった。それでも、まともな状態なら死んでも口にしたりしない。どちらの効能もあったのだろうとしか、グウェンダル
は思えない。アニシナを見ると、少し不機嫌そうに眉を寄せていた。
「本当ですか?わたくしを誤魔化そうなどというつもりで言ってはいませんね?」
やはり遠まわし・・・どころか、直接聞いていたらしい。
「・・・私を試しているのはお前だろう。」
「まあ、いいでしょう。どちらの効能も、あったのかもしれませんね!」
グウェンダルはため息をついた。どうもあの夜のことを根に持っているようだ。それはそうだろう。小柄なアニシナが、自分の
ような大男の相手を一晩かけてするのは、体力のいる話だ。普段は実験のこと以外、次の日になれば忘れているアニシナが、
よくも4ヶ月も忘れずにいたものだ。それだけ恨みも深いと見える。
「そんなに私の言ったことを疑うのなら―――私にその薬を使って、自分が被験者になればいいだろう。」
グウェンダルがしまった、と思った瞬間、アニシナはグウェンダルに香水を振りかけていた。甘い匂いが、鼻を突く。にやり
とアニシナが笑った。
「やはり、されたがりのあなたらしい発言ですね!では、遠慮なく試させていただきましょう!!」
グウェンダルは頭を抱えた。明日は弟と魔王の決闘に立ち会う予定なのに、今夜は一晩かけてアニシナの相手をすること
になってしまったらしい。ああ、涙が出てくる。
役得とは考えないグウェンダルの思考の仕方が、彼の不幸の原因かもしれない。
「さて、効果が現れるのは相手の体臭と香水の匂いが混じり始める十分後くらいですから・・・そのあたりも含めて、今度は
ほれ薬として商品化できないかを検討してみましょう!」
女子にはばか売れするだろう。犠牲になる男が哀れだった。
「アニシナ、一つ忘れていないか?」
「何をわたくしが忘れていると?」
「この薬は・・・好意を持つものに、より一層大胆になると聞いている。お前と私の感情が一致していなければ、私と同じ効能
は得られないのではないか?」
アニシナは一瞬、きょとんと目を丸くして、次には不敵に笑った。
「それは、わたくしとあなたの感情が一致していない、と言いたいのですか?」
「・・・さぁな。私にはわからん。」
試されたので、試し返している。アニシナが、自分に好意を持っているのか、と。自分はすでに、好意を持っていると4ヶ月前
のことで証明してしまった。なら、アニシナも自分のことをどう思っているか、確かめても罰は当たらない―――
「わたくしを試すのですか?」
「何のことだ。」
「・・・わたくしが、嫌いな男と130年も一緒にいると思いますか?」
まして、抱かれるなんて。細いあごを上げて、上から下へとグウェンダルを見下ろすアニシナ。グウェンダルは苦笑した。
「・・・そうだな。」
「分かればよろしい。それでは、そろそろ時間ですが・・・まずわたくしの脈と血圧、瞳孔の開き具合を見てみましょうか。」
血圧はいつもより少し高め。脈は正常。瞳孔は・・・少し開き気味か。
「ふむ、薬が効き始めているようですが・・・さしたる変化を感じませんね。」
「私のときもそうだった。」
だからまさか、実験の材料にされているとは思わなかったのだ。ただ少し・・・その夜はそんな気分になったのだと思っていた。
「では、まず自白剤の効果があるのかどうかですが・・・グウェン、わたくしに何か答えにくい質問をしてごらんなさい。」
「は?」
「自白剤の効果を試すには手っ取り早い方法です。何かわたくしに聞いておきたいことなどないのですか?」
アニシナに聞いてみたいこと・・・ない。むしろ聞きたくないことばかりだ。大体、アニシナについて特にわからないことなどない。
生まれたときから一緒にいるようなものだし、隠し事などしようがない。もし隠し事があるとするならば、それは幼馴染の自分にも
言えないことで、それに触れることはためらわれた。
考え込むグウェンダルに、焦れたようにアニシナが急かした。
「何を考えることがあるというのです!わたくしの何もかもを知っているわけでもないのに。何かないのですか!?」
・・・これは何か言わないと、ただでは済みそうにない。精一杯考えたグウェンダルはためらいがちに口を開いた。
「あー・・・その、だな。私のことを―――」
こちらを伺うアニシナの水色の瞳を見て、言わなきゃよかったかな、と思ったが、もう遅い。
「私のことを、どう、思っている?」
一瞬だけ静寂に包まれた後、アニシナは不機嫌そうな顔をして言った。
「却下です。」
「・・・なぜだ。」
というか、自白剤の効果があるなら、却下はないだろう。グウェンダルの疲れた瞳を見つめて、アニシナははっきりと言った。
「わざわざ聞くことですか?それは。その答えをあなたは―――」
知っているでしょう?
グウェンダルは頭を抱えてため息をついた。だったら何を聞けと。
「無理だ。お前の返答は予測できる上、お前は私に隠し事などしていないだろう。」
「当然です!わたくしがなぜ、あなたごときに隠し事などせねばならないのです!」
「では、私から何を聞くことがある?」
「あら、そうですね・・・。これでは自白効果の有無が確認できません。」
腕を組み、アニシナは考え込んだ。グウェンダルは実験を切り上げるために適当なことを言った。
「自白剤なら、先程の私の質問には嫌でも答えていただろう。ということは、自白剤の効果はなかったと言えるのではないか?」
「・・・ふむ、そうですね。では、自白剤の効果はなし、としておきましょう。」
メモに例の悪筆でデータを書き込んでいくアニシナ。さぁ、次が本番だ。フォンヴォルテール卿。
「では、次は精力剤としての効果ですが。」
きた。グウェンダルはまともにアニシナの顔が見られない。アニシナは、グウェンダルに近寄って、ゆっくりと唇を重ねた。
「・・・では、寝室に行きましょうか。ここでわたくしに抱かれたいと言うのなら、わたくしは別に構いませんが。」
あの夜とは、攻守逆転だ。グウェンダルは今すぐ逃げ出したい気分と、このまま押し倒してしまいたい気分という、究極の
二択を味わった。選択する権利はないが。
「・・・寝室だ。」
「いいでしょう。」
アニシナの水色の瞳で見つめられるだけで、グウェンダルの権利は消失する。逆らう意思も、持てない。
グウェンダルがベッドに腰掛けると、アニシナはグウェンの膝に乗って、再び唇を重ねてきた。唇を舐め、舌を絡ませ、
口腔を探る濃厚なキス。何度も繰り返していると、それだけでグウェンダルは先程の恐怖が吹っ飛んだ。口付けだけで脳が
とろけそうになる。目を開いてアニシナを見ると、アニシナも目を開いてこちらを見ていた。急に気恥ずかしくなり、唇を離した。
「・・・何です、グウェンダル?」
「いや・・・何でもない。」
いまさら恥ずかしいなどと言ったら、また馬鹿にされるのは目に見えている。『一体何年の付き合いになると思っているのです!
いまさら口付けの時の顔を見られていたなどと、瑣末なことに羞恥を感じるなら、もっとすごいことはどうなるのです!憤死でも
しますか!?』とか何とか。
グウェンダルは余計な考えをかき消すように、アニシナを抱き上げ、ベッドに横たえた。集中すればいい。これは『実験』なのだから。
アニシナの髪留めを外し、髪を下ろす。同時にアニシナもグウェンダルの髪留めを外した。互いの長い髪が、シーツの海
で交じり合う。互いに互いの服を脱がしあい、身体に触れる。グウェンダルからは、先程の香水の香りが漂っていた。
「・・・酔ってしまいそうですね。この匂いは・・・」
「・・・例の薬か?そうだな・・・あまり好きな香りではないな。」
「あなたは甘い香りが好きではありませんからね。」
アニシナがグウェンダルの首筋に舌を這わせる。グウェンの背筋に、ぞくりとした感覚が這い上がってくる。
「まぁ、たまにはあなたからこんな匂いがするのも、いいでしょう。たまには、ですが。」
「・・・お前も、甘い香りは苦手だと思っていた。」
「ええ。ですが、いつもと同じがいいとは限らないときもありますよ。例えば――」
アニシナはグウェンを強い力で引き倒した。そのままアニシナはグウェンダルに馬乗りになる。こぼれる白い乳房がまぶしい。
「こうやって、あなたを見下ろすのもいいものです。」
「・・・変わらないではないか。普段と。」
「おや、それもそうですね。」
笑いながら、グウェンダルの胸に舌を這わせてくるアニシナ。グウェンダルは好きなようにさせた。普段なら、アニシナが先に
疲れてしまうのだ。グウェンダルは大男だし、アニシナは小柄だ。いかにアニシナに体力があるとは言っても、実験以外に
その体力を使う気はないようで、すぐに飽きてしまうのだった。
しかし今夜は、執拗に胸に舌を這わせ、頂を口に含み、十分すぎるほどの愛撫を贈った。下半身が熱くなっていくのを
グウェンダルは感じていたが、アニシナはそのことにさして興味を持っていないようで、どんどん下へと舌を下ろしていく。
胸から、腹、脇、そしてへそ。ゆっくりと舐め上げ、グウェンダルの弱い部分に口付ける。
「・・・っ・・・アニシナ・・・」
「なんです?グウェンダル。」
見上げてきたアニシナは、いつもよりも瞳が潤んで、頬が上気していた。声が、何時になく甘い。これが、美香蘭の効能―――
グウェンダルは、たまらなくなってアニシナを再び力ずくで押し倒した。そのまま口付け、首筋や胸にも舌を這わす。
「あっ・・・!グウェン!やめなさいっ・・・実験にならないでしょうっ・・・!?」
「結果なら、もう出ているだろう」
アニシナの白い小柄な身体を抱き寄せて、唇が触れそうなほど近くで囁いた。
「自白剤の効果はない。精力剤の効果があった。程度は強。これでいいのではないか?」
「・・・っ・・・」
アニシナは何時にもまして荒い息をつきながら、グウェンダルから視線を背けて、苦しそうにつぶやいた。
「・・・どうやら、自白剤の効果もあるようです・・・。」
「・・・?どういうことだ。」
不思議そうなグウェンダルの言葉に、アニシナは大きく息をついた。ため息でないことは、息の熱さで分かる。
「・・・わたくし、今自分がとんでもないことを言い出しそうなのを、自制しています。ですが、それもいつまでもつかわかりません。」
「・・・何を言おうとしているんだ?」
グウェンが問うと、アニシナは一瞬苦しそうに眉をひそめたが、次にはグウェンダルと瞳をあわせた。
「・・・我慢、できないのです・・・」
熱い息の中に混じった、小さな声だった。普段のアニシナからすれば、想像もつかない光景だったが、声の震えには自制して
いたものが漏れたという葛藤が含まれているのだと悟った。
それゆえに、グウェンダルには劣情の火種にしかならなかった。目の前の幼馴染が、愛しくてならない。
「・・・今、楽にしてやる。」
グウェンダルはいきなりアニシナの秘所に触れた。身体を震わせるアニシナ。
「・・・すごいな。洪水だ。」
そこは、一度も触れられていないのに、溢れるほどの蜜が溜まっていた。羞恥に顔を染めるアニシナ。足を開かせて、
身体を割り入れた。指を秘所に入れると、アニシナはぎゅっと目を瞑る。快楽で自制が効かないことを恐れているのだろう。
それでも、声が唇から漏れた。
「ふ・・・っ・・・ん・・・!」
「声・・・もっと、聞かせてくれ・・・」
口付けとともに囁くと、アニシナはためらいながらグウェンダルの胸に顔を寄せた。ぎゅっと身体を抱きしめてくるアニシナ
の口から、先程よりも甘い声が聞こえてくる。
「ぁ・・・ぅ・・・んっ、グウェンッ・・・」
「アニシナ・・・」
指を動かすと、甘い声と息は荒くなって、ますますグウェンダルにしがみ付いてくる。愛しくて仕方がない。きついアニシナ
の中を指一本でゆっくりとかき回していると、アニシナが腰を揺らして求めてくるのがわかった。グウェンダルは笑った。
「アニシナ・・・?どうして欲しい。言ってみろ。」
「・・・ぁっ・・・な、なにもっ・・・」
瞳は潤んで、今にも泣きそうなほど身体が飢えているというのに、アニシナはとろけそうな甘い声で白を切った。自白剤に
対してこれほど抵抗力があるとは、さすが毒女。なら、もう少し焦らしてみるのも悪くない。こんなアニシナ、百年に一回だって
拝めるか分からないのだから。
グウェンダルは指を抜き、身体を下へとずらした。アニシナの開いた足の中心をまじまじと見つめる。蜜が溢れてひくつく
そこをただ眺められて、アニシナは真っ赤になった。
「グウェンっ・・・何を!?」
グウェンダルは無言で、アニシナの秘所へと唇を近づけた。蜜の溢れる部分に口づけて、蜜を舐め上げた。
「ぁあっ!!」
アニシナが過剰なほど反応し、身体を震わせた。構わず、そこを執拗なほど何度も舐めあげる。美香蘭より、甘くて濃い
匂いがする。ぴちゃぴちゃと何度もそこを舐めあげられ、アニシナは先程より高い声で喘いだ。
「あぁ!!は、ぁっ・・・!グウェンっ・・・も、やめなさいっ・・・!あぁんっ!!」
グウェンダルの舌が、アニシナの蜜壷へと侵入した。ほんの浅く挿れただけなのに、アニシナは身体を大きく震わせた。
どうやら、軽く達してしまったらしい。
「いつもより感じやすいな・・・媚薬の効果はあるようだな。」
アニシナが涙を溜めた水色の瞳で睨みつけてきた。そんなことは、言われなくてもわかっていると言いたげだ。だが、決して
口は開かなかった。言葉を発しようとした時、意図とは別の言葉を言ってしまいそうになるのを堪えているのだろう。強情だ。
グウェンダルは再び蜜壷に舌を挿し入れ、アニシナの中をかき回した。くちゅくちゅと響く卑猥な水音と、アニシナの甘い声を
聞きながら、グウェンダルは自分もまた限界があることを悟った。今すぐに挿れたい。けれど、こんなに愛らしいアニシナを、
もっとずっと見ていたい。
「アニシナ。いい加減、口を開け。」
アニシナが、自分を欲しいと言ってくれれば、理性なんて吹っ飛んでしまうのに。早く、自分を欲しがるアニシナの声が
聞きたかった。
「アニシナ。」
だが、アニシナはただきつく目を瞑って首を横に振るだけだった。焦れたグウェンダルは、強引にアニシナに口付け、唇を
割って舌を挿し入れた。激しく舌を絡めあい、唾液を交換させる。同時に、胸の頂をきつく摘み、乳房を揉んだ。十分な膨らみ
と張りを楽しみながら、角度を変えて何度も口付けをする。息もつかせない激しい口付けに、とうとうアニシナの身体から力が抜けた。唇を離し、耳元で囁く。
「・・・アニシナ、私に、どうして欲しい?」
荒い息の中、アニシナは小さな声で訴えた。
「・・・グウェン、を、わたくしにっ・・・わたくしの中に、挿れてくださいっ・・・!」
「私で、いいのか?」
「・・・あなた以外など、必要ありません。」
グウェンダルは笑った。美香蘭様様だ。
グウェンダルはすぐに猛り狂った己をアニシナに挿れた。蜜がアニシナの奥まで誘ってくれる。アニシナの中は、すぐに
グウェンダルでいっぱいになった。
「ああああああぁっ!!あ、あぁんっ!!グウェンっ!!」
「は・・・アニシナ・・・気持ちいい・・・」
狭くて、熱くて、ぎゅっと締め付けてくる。すぐにも果てそうだった。
「グウェンっ・・・はやく、動きなさいっ・・・!!」
「ま、待て。もう少し落ち着いてからっ・・・!」
少しでも動けば達してしまいそうなのに、アニシナは腰を振ってグウェンダルを刺激してくる。ぎゅっと絡み付いてくるアニシナ。
我慢できそうにない。
「ちょっと・・・ちょっと待てっ・・・うぁっ!!?」
突如グウェンダルを襲った射精感に、グウェンダルは堪えられずにアニシナの中で果てた。自分の中で射精されたのを
感じて、アニシナはグウェンダルを見た。グウェンは先に達してしまったことへの羞恥で真っ赤だ。
「・・・自分だけ達してしまうとは・・・本当にあなたは情けのない男だこと!」
グウェンダル、撃沈。もうしばらくは起ちそうにない。涙目になるグウェンダルだったが、突然強い力に押し倒された。
アニシナと繋がったまま、アニシナに押し倒されたのだとわかったのは、アニシナが自分の上に座り、こちらを眺めている
瞳と目が合ってからだった。
「アニシナ・・・?」
「わたくしはまだ満足していませんよ。あなたにはまだ、わたくしと付き合ってもらいます。」
そういうなり、腰を動かし始めるアニシナ。頬を赤く染めながら、荒い息を吐くアニシナは、とても扇情的だ。絡み付いてくる
アニシナの肉は、すぐに果てたばかりのグウェンダルを硬くした。自分の中で大きくなるグウェンダルを感じてか、アニシナ
の声は高くなる。
「んっ、ああっ・・・!はぁ、あ、あんっ・・・!!」
「ア・・・アニシナ・・・っ!!」
アニシナは自分の弱い部分を上手く腰を使ってグウェンダルと擦り合わせる。アニシナが感じる度に、ぎゅっと肉に締め
つけられて、グウェンダルは幸福で死にそうだった。しばらく快楽に身を委ねていたグウェンダルだったが、ふと気がついた。
まだ自分の先端が、アニシナの最奥までたどり着いていない。
「アニシナ・・・?」
「んっ・・・何、ですかっ・・・!あっ、ん・・・!」
グウェンダルは腰を使い、アニシナの最奥へと一突きした。高い声で啼くアニシナ。
「ああああぁんっ!」
「アニシナ・・・もっとここに欲しいのではないか・・・?」
途端に顔を赤くするアニシナ。グウェンダルは笑った。
「自分でするのが恥ずかしいのか?」
「違いますっ・・・!あ、あなたのように達してしまうのが嫌なだけですっ・・・!」
「一人でイくのが怖いのか?」
その台詞に、アニシナは目を見開いた。
「なっ・・・!そんなわけはないでしょう!ただわたくしはこのままっ・・・」
激昂しかけたところで、アニシナは我に返った。逡巡したように瞳を伏せたが、次には覚悟を決めたように一言呟いた。
「このまま・・・もう少しあなたと遊んでいたいと思っただけです・・・。」
自白剤を使っても尚、こんな言葉しか出てこないアニシナに、グウェンダルは苦笑した。それでも、グウェンダルは好意的
に解釈できる。
「私と、もう少しこうしていたい、ということか?」
アニシナは肯定も否定もしなかった。グウェンダルは、何も言わないアニシナの唇に口付けた。何度も口付けを交わし
ながら、徐々に腰を動かしていく。熱が再び、二人を犯す。
「ん、あぁ!はぁんっ!!・・・あ、あああっ!」
アニシナの甘い喘ぎを聞きながら、グウェンダルは腰を動かす。未だアニシナが上に乗ったままだったが、アニシナも
自ら腰を動かし、互いに快楽を貪りあった。
アニシナにきつく絡みつかれる度に、グウェンダルの限界が再び近くなってくる。自分でいっぱいになったアニシナの腰を
掴み、最奥へ何度も先端を擦りつけた。ぐちゅぐちゅと熱い楔を打ちつけられる度、アニシナは甘く啼いた。
「ひゃっ・・・あぁんっ!はぁあっ、あんっ!グウェンっ・・・もっと・・・もっと動いてっ・・・!!」
「は、アニシナっ・・・!」
アニシナの中がひくついて、グウェンダルに絡みつく。グウェンダルも、もう我慢ができないほどの射精感を感じていた。
限界が、近い。
「んぁっ!はぁあっ!あんっ、ひゃああっ!」
「アニシナ、もう、イくぞ・・・」
「あっ、だ、めっ・・・まだっ・・・もう少しっ・・・!」
「もう・・・無理だ・・・っ・・・」
アニシナが快楽の涙を零しながら、グウェンに唇を寄せてきた。口づけの合間の、荒い息に隠れるように、囁いた。
「もっと・・・こうしていたいのです・・・っ・・・」
愛おしさに、どうにかなりそうだった。何度も身体を重ねてきたが、こんなに可愛いことを言うアニシナを見たことがない。
こんなアニシナの願い事なら、何だって聞いてあげたいと思ったが、グウェンダルには快楽に抗う術を持たなかった。
こんな可愛い幼馴染と一緒に果てるという欲求には、勝てそうもない。
グウェンダルは一言、すまん、とだけアニシナに囁いて、アニシナを抱きしめた。座ったグウェンダルの膝に座っているような
体位で、アニシナはグウェンダルに貫かれた。
「あんっ!ああぁっ!!グウェンっ・・・!!」
「アニシナっ・・・!!」
アニシナの腰を掴み自分に引き寄せ、一際強くアニシナの中へと己を突き入れると、アニシナの肉がぎゅううっと
グウェンダルを締めつけた。
「あん・・・ぁ、あ、あああああああああああああっ!!」
「っぅ・・・くっ!!」
その衝撃に堪えられず、グウェンダルはアニシナの最奥に、再び精を放ったのだった。
ぐったりとしたアニシナの身体を抱きしめながら、グウェンダルは呟いた。
「朝まで・・・まだ時間があるが・・・。」
どうする?朝まで続けるか。とのグウェンダルの問いに、アニシナは快楽のために零れる涙を拭いもせずに、グウェンダル
を見つめた。
「明日は、陛下と弟の決闘があるのではないのですか・・・?」
「ああ・・・そうだな・・・。」
「陛下の戴冠に当たっては、何かと面倒も多いでしょう。こんなことをしていてもいいのですか?いくらあなたが無能でも、
一応、国政を任されているのですから、勤めくらいは果たしなさい。」
いつもの口調に戻りつつある。けれど、まだ頬は赤く染まっているし、瞳は涙を溜めているし、息も荒くて声も甘い。
「そうだな。・・・あの小僧が王になろうがなるまいが、厄介ごとが増えるのは間違いないだろう。・・・これからは、忙しくなる。」
言っていて、グウェンダルは苦笑した。なんだか、これでは情事のあとの、恋人同士の会話のようだ。次はいつ会えるの?
なんて、腐った会話のよう。実際二人はいつだって会えるし、アニシナがグウェンダルに遠慮をして会いに来ないわけがない。
どうせ実験に使われる日々は変わりはしないのに。
グウェンダルはアニシナをゆっくりとベッドに横たえて、唇を重ねた。
「ただ、今のお前は百年に一回、見られるか見られないかだ。・・・多少無理をしてでも、奪っておきたい。」
アニシナは眉をひそめた。
「まったく・・・男は自分のことしか考えないのですね。結局、自分がしたいだけではないですか。」
「嫌なら言え。」
「・・・嫌だとは言っていません。」
グウェンダルは笑った。そのまま、二人は朝まで激しく相手を求め合った。
今夜はここまで。次で終わり。でも次はエロくないねん。
ところで今週の議題は陛下トトにグレタ姫もノミネートされていた事実がシンニチで明らかになったことについて
議論したい。
なぜ彼女がトトでぶっちぎりの一位にならないか不思議だ。
ごちそうさま。
次はデザート、ってかんじ?
陛下トトでグレタ、
閣下マのギュンターのところでもうすでにエントリーしてたよね?
やっぱり近親相姦になっちゃうから?かなぁ・・・。
116 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 15:18:12 ID:KyOycF9o
最終回?で意外な相手と結婚、それは・・・グレタだー!
って感じにしたいから、今はまだ子ども扱いでカムフラージュしてるのかも。
グウェアニのラストです。今回はエロなしですがご勘弁を。
「兄上。目が赤いようですが。」
朝になり、ヴォルフラムと遅めの朝食をとっていたときのことだ。ヴォルフラムが疲れた顔をした兄に眉を顰めた。
「なんでもない。」
「もしかして、僕があの小僧との勝負に負けるかもしれないと心配なさったんでは・・・?」
小僧とは、一応異世界から魔王となるべく連れてこられた双黒の少年のことだ。体格はそう変わらない上、庶民の出だと
聞く。こちらが不利な条件は何一つない。グウェンダルは表情も変えずに首を振った。
「そういうわけではないが・・・」
グウェンダルも、いくらなんでも負けるわけがないと思っている。あの子どもに何ができるか、と。なので、昼の決闘のこと
など昨夜はこれっぽちも考えなかった。考える余裕もなかったが。
「そうですか・・・それでは、お仕事で無理をされたのですか?随分お疲れのようでしたので。」
グウェンダルは何も言わなかった。言えるわけもない。
「ああ、グウェン、ヴォルフ。良い朝ね。おはよう。」
朝から艶めく声。見れば彼らの母が、微笑んで部屋に入ってきた。そのまま食卓の席へつく。
「ヴォルフラム。今日の勝負は無茶しちゃだめよ?そのかわいい顔に傷がついたら、わたくし、泣いてしまうわ。あと、陛下
に失礼なことをしてはダメよ?」
決闘に失礼もなにもないだろう。
「母上!僕があの小僧に傷をつけられるとおっしゃるのですか!」
「そうねぇ。陛下は温和な方とお見受けするから、剣で傷をつけられはしないと思うわ。」
「母上は僕が負けるとおっしゃるのですか!?」
「それは見てみないとわからないけれど・・・。」
曖昧な言葉で微笑んで眺めるのは、かわいい息子の怒った顔。なんて可愛いのかしら、と悦に入る親ばかぶりだ。けれど、
ツェツィーリエはこうも思っていた。
負けて欲しいとは、思っているわねぇ。
今度の魔王こそ、この国と子どもたちを救えるほど強い人だと、いいと思っているから。
自分の思いは口にせず、ツェツィーリエは長男に目を向けた。さし当たってどうにかなる問題でもない魔王陛下と末っ子の
決闘より、母には興味のあることがあった。
「グウェン。アニシナがこの城に来ていたのは知っていて?」
グウェンダルの動きが一瞬止まった。その様子に微笑むツェツィーリエ。
「アニシナに、何か御用でも?」
動揺を抑えて、グウェンダルはそう言った。長男の心の機敏を見透かしながら、ツェツィーリエは言葉を選んで会話を続けた。
「薬のお礼を、まだしていないのよ。どこにいるか知っていて?」
グウェンダルの眉がぴくりと上がった。アニシナはグウェンダルの寝室で爆睡中だ。教えると大変まずいことになる。答えに
詰まる兄に気付かず、ヴォルフラムが口を挟んだ。
「薬?なんのお話ですか、母上。」
「うぅーん。ヴォルフにはまだ少し早いかしらぁ。まぁ、使いたいならいつでも貸してあげるけれど」
「母上!」
とんでもないことを言い出す母に待ったをかけるグェンダル。顔色が蒼白だ。その兄の様子を見て、ああ、薬とはアニシナ
絡みで、昨夜も例によって例のごとく酷い目にあわされたのだ。だから寝不足なのだ。と解釈した。プーの解釈力なんて、
まだまだこんなもの。
ツェツィーリエは心底楽しそうに笑って、長男を見た。
「じゃあ、グウェンからお礼を言っておいて。これからの自由恋愛旅行にとても役に立ちそうだもの。」
「・・・伝えておきます。」
「母上は、本当に旅に出られるのですか?」
三男の少しさびしそうな声に、過剰に反応する母。ヴォルフに近寄ってぎゅうっと抱きしめる。
「そんなに寂しそうな顔をしないでちょうだい。でもね、これはわたくしの長年の夢だったのっ!世界中の素敵な男性と恋に
落ちるの!!人間も魔族も神族も貴族も庶民も関係なく、素敵な恋愛をするのよ!!ね、ヴォルフも素敵だと思うでしょう?」
「は・・・はぁ・・・」
気のない返事をする息子に構わず、なおもマシンガントークを続けるツェリ。
「ようやくわたくしの夢が叶うの!黙って行かせてちょうだい!ああ、でもね、わたくしもう一つ夢があるのよ?何だと思う?」
「・・・もう一人子どもが欲しい、とか・・・」
「あぁん!それも素敵!ヴォルフは弟と妹、どっちがいい?わたくし、今度こそ女の子が欲しいのだけれど・・・それはそれ。
わたくしね、早く孫の顔がみたいなーって思っているのよ?」
「孫?」
「そうっ!ま・ご。」
上機嫌にしている母を見つめる息子たち。
・・・おばあちゃんと呼ばれるこの人を想像できない。
そんな息子たちの視線を受け止め、ツェツィーリエはグウェンダルに視線を向けた。
「年齢的に、グウェンに期待をしているのだけれど・・・」
「兄上に?」
「・・・なぜ。」
いい加減、眉間の皺が増えてくる。何もかもこの人に知られているような気がして、背中に嫌な汗が流れた。
「わたくしが旅行から帰ってくるまでにできているといいのだけれど。やっぱり孫も女の子がいいわー。きっと可愛いわよっ!
グウェンが父親なら安心だしっ!」
それは、子どもは小さくて可愛いだろうが、生憎グウェンダルの未来予想図に自分の子どもと家庭というものはない。
「・・・ご期待には添えかねると思いますが。」
「どうかしらぁ?あぁ、わたくし楽しみだわー。小さくて可愛い・・・母親似の、水色の瞳に、赤い髪の小柄な-――」
「母上!!」
大きな声で遮ったのは、いたたまれなくなったグウェンダル。その先に何かを言おうとして―――なにも言えずに、席を立った。
「・・・お先に失礼します。」
「アニシナによろしくねっ!」
「・・・。」
やっぱり、全部知っているんだろう。針の筵に立たされたみたいだ。もういや。
部屋を出て行く兄の背中を見ながら、ヴォルフラムは首をかしげた。
「・・・兄上はどうなさったのでしょう・・・?」
「そうねぇ。強いて言えば、赤い悪魔の毒にやられちゃったのかしらねぇ。」
悪魔!?毒!!?
ヴォルフラムは考えた。
そんなに、昨夜のアニシナの実験は苛烈を極めたのか、と。
意外にも、一番先に娘ができたのはヴォルフラムだった。
終わり。
終わりです。長かったですね、申し訳ない。
そうか。陛下マのときにグレタのことも載ってたっけ。ロメロとアルジェントを目が腐るほど読んでばかり
いたから、他の作品のこと忘れかけてるわ。w
(*´д`*)ハァハァ
GJ!
GJ!!!萌えた!!
(´д`*)
誰かレイヴン×ツェリ様書いてくれないかなー…
地上波見たら何か良かったから。
どなたかコンジュリお願いします。。。
そう急かすなよ 出るもんも出なくなっちまわァ
>126
ぜひ頑張って書いてくれ。
兄貴が持ってたエロ本の中に、ユーリとユーリママにめちゃソックリのキャラがエチーしてた話があった。
その話でも親子だった。
自分の目にはどう見てもまるマキャラをパクったようにしか見えなかったよ…。
エロじゃよくある話だ
ユーリ×フリンなんて無いよな。
フリン相手だとユーリ×フリンというより
フリン×ユーリになっちゃいそうな気が・・・。
キスどころか女の子と手もつないだことないような天然野球少年と
年上の美貌の未亡人(それも自称「悪い女」)だぞ。
ヒューブ×ニコラぐらいしか思い浮かばん…。
>132
ネタがあるなら書くんだ!
ヨザック×アニシナなんてどう?
ヨザックは実際アニシナをどう思ってるんだろう
136 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 23:31:59 ID:BTqHK8WM
腐女子サイトで見かけたことはあったな
↑すまん二重
単行本未収録の短編でそんな話があったんだよね。読んだことないけど。
裏マでもそんなネタがわずかにあった。・・・ヨザックは本気半分面白半分みたいな感じのような気がする。
その辺でちょーっとだけグウェンを意識してたらツボだ。
単行本未収録の話では、ヨザックはアニシナを好みのタイプだとは言っていたぞ。
ちなみにヨザックの胸らへんにアニシナの頭がくるくらいの身長差らしい。
うろ覚えだけどw
あのアニシナを「好みのタイプ」というなんて漢だな、グリエ・ヨザック。
むしろヨザックが好みだ
やべぇ。ツボだよ、その身長差。
グウェンとアニシナはどのくらいの身長差なんだろうか。マニメって身長差ちょっと違うくないか?
アニシナと陛下が同じくらいに見える。陛下のほうが高いよな?
確かグウェンとヨザックだとグウェンの方が少し高いんじゃなかったかな。
あとユーリは噂では160以上だとか聞いた希ガス
高校生男子で160以下は間違いなくチビだぞ。
噂では167ぐらいと聞いたような…
>>143 ナカーマ(*´Д`)人(´Д`*),、ァ,、ァ
マニメ見てたらアニシナの頭がグウェンの肩くらいに届きそう。
小さくて可愛いもの好きのグウェンが(容姿だけは)大絶賛のアニシナが160以上あるとは思えない。
ユーリと身長同じくらいの三男が「小柄なご婦人」
て言うくらいだから、アニシナは155cmくらいと予測してみる
>>146 グウェンは身長どれくらいなんだろ?
190はあるんだろうか・・・。
だとするとアニシナと身長の差すごいな!それが萌えだけど(;´Д`)ハァハァ
>>148 並んで歩くと親子くらいに見える身長差、てのもいいなあ。
グウェンがでかすぎてアニシナが小柄なんだからそれくらいの身長差ありそう。
無敵の毒女(でもチビ)アニシナと永遠の被害者(でも長身の武人)具・上樽の関係に萌える。
151 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 20:35:10 ID:3kGfR+03
>>150 まぁ、これはアニメの設定だし…。
原作ではそう書かれてたよって話だな。
金もいらなきゃ
女もいらぬ
わたくし
も少し背がほしい
153 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 23:46:00 ID:2TJvWjvr
>152
どの本にそのセリフ載ってたっけ?
そういえばマニメではアニシナが小柄って設定でてきてないんだな。
そこが萌えポイントなのに・・・。グウェンとの幼馴染関係より実験台とマッドマジカリストとしての関係が
強調されてるし。(実際そうだけど。)憎んでも憎みきれない幼馴染関係も萌えなのに。
ロメロとアルジョエントをやってくださいお願いします。
サックス吹いてそう
<アルジョエント
>>154 アニメでグウェアニの萌えシーンって何話にあるー?
>155
ジョイントしてしまった・・・。申し訳ない。
158 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 21:08:54 ID:sPC0aS2A
エロなんて妄想するばっかで、まともに書けやしない小生だが、ヨザ×アニは考えれば考えるほど鬼畜になるw
ところで文庫じゃヨザックがアニシナを好いてることはイヤってくらい分かるのだが、アニシナはどう思ってるんだろ?
>>158 アニシナとしてはグウェ>>>ヨザって感じじゃね?好き具合は。
グウェアニでもヨザアニでも萌える(;´Д`)ハァハァ
じゃ、アニシナはグウェンのことはどう思っているのだろう。
・・・個人的には物凄く都合のいい幼馴染とかいういい加減な認識だったりしたらいいと思う。
>>160 なんとなくだけどいい加減な認識じゃなさそうな気がする…
幼馴染以上には思ってそう
162 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 22:53:09 ID:jOFQDZaN
>>158 ヨザックがアニシナを好いてる描写なんてあったっけ?思い出せない…
まるマ終了後十年位したら、普通に子供がいそうな組み合わせだとも思う。
>グウェアニ
>>163 ヽ(・∀・)人(・∀・)ノ
ヨザック、アニシナ、グウェンダルのエロハアハア
165 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 21:09:31 ID:2wwG5Br+
>>137 ど…どこにあったんだ!?周りの友人はコンユだヴォルユだというのばっかで、
1人だけヨザ×アニいいよねとか言えないでいる私にとってはオアシスなんだがw
ヨザアニってコンジュリ以上の「身分違いの恋」だよな。
人間との混血と十貴族の令嬢。
でも悲壮感は全然ない組み合わせだな、ヨザとアニシナ・・・。
167 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 23:05:28 ID:szCyBuNC
>>166 それはきっと、コンジュリと違って、2人とも身分差なんて屁の河童だからw
アニシナがこうと決めたら、それに逆らおうと考える輩は皆無。ていうか無理。
ヨザック×アニシナ←グウェンだと、グウェンが止めるか?
……俺の屍を超えてゆけ!
屍になってなくても踏んでいくよ……。
168 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 00:01:48 ID:2s2UdPiY
>>167 グウェンはヨザックに知らないうちに嫉妬してそうだな
萌える・・・!!
アニシナに冷たくされても全く凹まないヨザが好きだ。なのでやはりここは
グウェン×アニシナ←ヨザで。 貴重だよ、ヨザ。
ヨザがアニシナと噂になったりしたら
ヨザは眞魔国の英雄扱いされるかもしれん。
赤い悪魔をなんとかしてくれるのなら混血でもなんでもかまわないという空気のなか
一人自分でもわけのわからない感情に悩まされるグウェン・・・。
171 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 23:03:02 ID:5XdUr++U
>>170 そしてグウェンダル×アニシナを激しくプッシュしているツェリ様に言いくるめられ、
アニシナの部屋を訪れたグウェンダルの見たものとは……
いちー。ヨザ×アニ真っ最中(どなたか書いてー!)
にー。血湧き肉踊るスプラッタ実験中
さーん。(ヨザ+アニ)×グウェンダル=ある意味萌え
さあ、どれか選んで。希望としては3番。(1巻P35)
アニシナはダカスコスをスカウトするより、
ヨザにやらせればよかったんじゃないか、ロメロ。
喜んでやってくれそうだw
173 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 00:11:40 ID:9IF3BqT1
部屋でグウェアニがいちゃこいてるところを覗き見するヨザも萌え
ダカスコス×アニシナは、 不 倫 ジャマイカ
>>171の1番で萌えたw
覗き見したグウェンはどーするのか!
176 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 11:43:36 ID:maXxzw68
>>173 使用人は見た!ごっこですかw
公式携帯サイトでは書かれなかったエピソードをここに!ネ申よ!
>>175 3番になる……?
ここにはコンジュリ好きな人はいないのですか……
コンジュリもいける。ただ、語ったりエロ書くにはジュリアがどんな人物だったのかが
すんごい重要になるから、今は皆なんとも言えんのだと思う。
>177がコンジュリエロを書けば皆食いついてくるyo!!
コンジュリより
心の底から
ギーゼラ×ジュリアの百合が読みたい、、、
コンジュリ書きたいけど実力が伴わないのよ・・・。
盲目のジュリアが次男のことをどんな風に感じ取ってたんだろう、
軍靴の音だけで「あの人だ」てわかったんだろうか、
次男の手は剣の修行でたこもできて小さな傷もいっぱいあったろうから
その手に触れることで次男がどれほどの剣の使い手かジュリアにもわかってたんだろうか、
次男ってどんな匂いなのかな、
ジュリアに花を贈るとしたらやっぱり香りのいい花だよな、
想像ばかり先走って文章にできないの・・・。
>>180 想像入っててもいいのでコンジュリ書いてください……漏れ小説書けないorz
183 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 19:57:52 ID:tc8pAltn
でもジュリアって原作とマニメで性格違うよな。
原作では『むしろがさつ』と評されてたはずだがw
漏れはユーリ×グレタが見たいんすけど・・
186 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 16:08:33 ID:+e3Kj69F
俺はコンジュリ、グウェアニ、ヨザアニが見たいw
なんでも見たいよ
ユーリ×グレタは需要あるのかな
わーいグウェアニ〜!!!
オフで探してもないんだよ、ノマカプ。
1さん感謝いたします。
自分的には枕開発秘話が気になるところ。
暑苦しい赤とクールな青を交互に、でのたうつ長兄も萌えだが、
どーやってアニシナ様はピンクの効能を確かめたのか。萌え。
ヨザアニ見たいなー。サイト巡っても、ヨザアニ見つからないよなー。
グェアニのサイトはそれなりにあるようだが。サーチにカテゴリあるし。
>>枕開発
文字通りアニシナとグウェンダルが枕を並べてたら萌えだ。
しかも『あ〜んなこと』や『こ〜んなこと』を散々した挙句に夢オチなんだな!?
190 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 20:36:00 ID:DBO0UMBt
はいはい!自分ユーリ×グレタ派であります!
「おっきくなったらおとーさまと結婚するー!」
と言うグレタをなだめながらも、
「娘は絶対嫁にやらんっ!」
て親バカなユーリ。
グレタはいつまでも子供だと思ってたのに、
14歳くらいで急にキレイになってドギマギするユーリ。
いつまでもグレタに振り回されるユーリであって欲しい。
>>190 良かった〜自分のほかにもユーリ×グレタ好きな人いて。
14歳・・う〜ん、そそられますな
>>171の選択肢1に挑戦中
でも果てしなくオナーニな内容だ…orz
(0゚・∀・)ワクテカ
いつものようにグレタが抱きついていると
胸が大きくなってる事に気づくユーリ・・
199 :
妄想マン参上:2005/07/26(火) 21:59:41 ID:fP37CPa3
別に隠すことなく付き合ってるヨザックとアニシナ。
なのに誰も気付かないのが気に喰わなくて、きわどい場所(廊下とか庭とか?)でアニシナを押し倒そうとするヨザック。
さすがにそんな場所は初めてのアニシナは、主導権をヨザックに奪われちゃってけっこう鳴かされてしまう。
とか萌え。誰かこの妄想拾ってください。
201 :
193:2005/07/26(火) 22:15:43 ID:GHSNPU1I
がんがって書いてみてるよw
でもあんまりワクテカしないでくれwwww
常にテカテカな漏れ。
ワクワク。
203 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 01:30:17 ID:2WnRbzI1
誰もいない?
ヨザアニ←グウェするならイマノウチ?
一応書き上げたんでうpします。
おまいら、漏れのオナーニみろ!ww
はっきり言ってエロくねーから…orz
「グウェン〜」
自由恋愛旅行から、たった今帰国したばかりのツェツィーリエは
愛しい愛息子を見つけて駆け寄った。
「母上、帰ったのですか」
「えぇ、楽しかったわ〜色んな殿方との恋愛は。とーっても刺激的で情熱的で」
そんな話を聞かされても、グウェンダルは恋愛ごとなどは全くと言っても良いほどに
興味はないので、適当に相槌を打つ。
「うふふ、ところでグウェン?アニシナとは最近どうなの?」
いきなり思ってもいなかった名前を出されて、条件反射でグウェンダルの眉に皺が増える。
「アニシナ?アニシナがなにか?」
思い出したくもない実験の数々が脳裏に浮かびグウェンダルは、それを跳ね除けるように頭を振った。
「とぼけたってだめよ。ちゃんと見たのよ。
私が旅行に行く前に、グウェンがアニシナに押し倒されているところをっ」
グウェンダルは、少々思い当たることがあり、「あぁ」と一人納得した。
そういえば、このツェツィーリエが旅行に行く前にアニシナは見送りと称して血盟城へとやってきていた。
そして、ちゃっかりとグウェンダルを捕まえて実験室へと連れ込んでいったのだ。
そのときに、新しい薬を飲めと言われて以前の恐怖が蘇り、断固として拒否していたら、
あのバカ力で捻じ伏せられたのだ。
小さくて可愛いものに目がないグウェンダルは、結局薬を飲まされた。
そのことを思い出したグウェンダルは、顔を顰めた。
それを見たツェツィーリエは、何を勘違いしたのか大喜びだった。
「あぁん!やっぱりそうなのねっ!大丈夫よ、グウェン。誰にも押し倒されたなんて言わないから。
やっぱり殿方が押し倒す方がロマンがあるものね!」
「は、母上…」
「大事な息子を取られるのはちょっと寂しいけど、アニシナになら良いわ。アニシナはとってもいい子だから」
「いい子!?」
自分の息子を人体実験に使われているのを知っているのか、いないのか、暢気なことを
言ってくるツェツィーリエにグウェンダルの顔は引きつる。
「式はいつにしようかしら。最高の花嫁衣裳を私が選んであげなくちゃならないわね。」
ツェツィーリエの話がどんどん進んでいくことにグウェンダルは、焦りを露にする。
このままでは本当に結婚まで話が進められるのは明白である。
はっきりと否定しておかないととんでもないことになってしまう。
「母上。アニシナと私はそんな関係じゃないです!」
多少荒げた声にびっくりしたのかツェツィーリエは目を見開いた。
そして、
「グウェン…それはだめ。体だけの関係なんて絶対だめよ!愛があってこそなのよ!」
いきなり力説し始めた自分の母親に呆気に取られ、ツェツィーリエが一体何を
言い出 したのか分からなかった。
「愛を囁かれるのも女の幸せなのよ。今からでも良いから行ってらっしゃい、グウェン」
そっと手を握られ、ツェツィーリエは自分の息子を哀れむような目で見つめてきた。
そこまで来て、グウェンダルはやっと状況を飲み込めた。
ツェツィーリエが自分が恥ずかしくて愛の言葉を囁けずにいるのだと勘違いしたの
だ。
しかし、気付いたときにはすでに遅く、ツェツィーリエは自分の倍以上ある息子を
ぐいぐいと押しやり、ついにはアニシナの実験室の前まで連れてきてしまった。
「じゃあ、グウェン?しっかりやるのよ?あ、事後報告もちゃーんとするのよっ?」
一体どんな報告を待っているのか、ツェツィーリエはいかにも楽しみという顔で
その場から去ってしまった。
「…」
グウェンダルは、眉間の皺を増やしながらもそのまま部屋の前で立っているわけにもいかず、
自ら望んでなど決して入りたくもない実験室の戸を叩いた。
しかしながら戸の向こう側からは全く応答がない。
何日も前からこの血盟城の実験室にいることは、グウェンダルは身をもって知っていた。
発明品が完成してはギュンターと代わる代わる実験台にされていたからだ。
そして、今も新しい発明品を開発中なのでこの部屋にいることは明白だった。
しかしながら反応が全くないことにグウェンダルは訝しがり、そのまま戸を開いた。
いつもながらぞっとするほどの発明品の数々がずらりと並んでいるその部屋に
条件反射でグウェンダルは嫌な汗が出るのを感じた。
その部屋の辺りを見渡してもアニシナは居ないようだった。
「…?」
しかし、グウェンダルは奥の部屋で何か声が聞こえた気がし、そちらへと歩みを進める。
奥の部屋は、一応アニシナの仮眠室となっていた。
しかし、仮眠室とは名ばかりでアニシナはほぼここで寝ることはなく実験や
発明に勤しんでいた。
だからこそ、その仮眠室で声や物音が聞こえるということは珍しかった。
何か怪しい生き物でも飼っているのではないかとグウェンダルは、ゆっくりと
わずかに戸を開けた。
しかし、そこに待っていたのは恐ろしい生き物や怪しいものではなかった。
それでも、グウェンダルはそれ以上戸を開けることは出来ずに体が鉛になってしまったかのように
動けなくなってしまった。
戸が少し開いた隙間から見えるのは、ちょうどベッドだった。
仮眠室に置かれたベッドは、仮眠するには大きすぎるほどのベッドだった。
特にアニシナほど小柄な人物では両手を広げてしまっても、あと一人は寝れるほどの
スペースが余るほどだ。
そのベッドの上に、アニシナはいた。
いつものように真っ赤な髪をきりりと頭の上で結んでいたときとは打って変わり、
その髪は乱れてベッドに散っている。
そして、その上にすっぽりと覆いかぶさるようにしていたのはグウェンダルの部下である
グリエ・ヨザックだった。
部屋の中には、ぐちゅぐちゅと粘膜が擦れ合う音が響いている。
「あっ…あぁっ!はぁんっ…んっ…」
「アニシナちゃん、我慢しないでいいですよ…」
「はっ…こんなときまで…っ…ちゃん付けなどおやめなさい…っ…あぁっ」
アニシナは、何とか甘い吐息が混じった声で窘めるが、すぐに揺さぶられて嬌声と変わる。
「すみませんでしたー…アニシナ…」
ヨザックは、お茶らけて謝ったかと思うとふと真面目な顔になり、アニシナの名前を呼ぶ。
閣下という自分よりも上の身をに呼び捨てにするなど言語道断であるが、
アニシナは、自らそれをヨザックに望んでいた。
自分よりはるかに体格が大きいヨザックの狂い猛ったものを狭い自分の中へと迎え入れて、
苦しげにしているものの頬は紅潮して快楽を示している。
そんなアニシナの顔を撫でながら、生理的にながれた涙を唇で拭いながらそのままヨザックは
深く口付けた。
「あぁんっ…あっあっ…!!ぁああっ!!!」
ぐんっとヨザックが腰を進める度にアニシナの口からは声が漏れる。
アニシナ自身は声を抑えようとしているのだが、唇を噛み締める度に口付けをされ、
緩んだ口からとめどなく声が漏れる。
その声に満足するようにヨザックは笑んでいた。
「まっ…たく…男という生き物は…っ…」
「その男の中でオレを選んだのはアニシナちゃんですよー」
「だから…っ…」
「はいはい、アニシナ。そろそろ集中していいですか?こっちヤバイんで」
そう言うと同時にヨザックはぐんと腰を進めた。
「ああぁっ!!はぁっんんっ…あぁんっ!!」
「…っ…」
激しい揺さぶりにアニシナも絶頂が近いのか、声を我慢することも忘れて必死で
ヨザックにしがみつく様にする。
部屋には水音とアニシナの声、そして二人の激しい息遣いが響いている。
「あぁっ…っヨザック…早く…っ…達しなさ…」
「えぇ、一緒に…っ」
そしてヨザックは、一気にアニシナを追い立てるように何度も何度も絡み付いてくる
粘膜を擦りあげた。
そして一気に二人は同時に絶頂を迎えた。
「…っ…く…アニシナ…!」
「っ…ああぁぁっ!!!」
びくんと大きくアニシナの体が震えたかと思うと、失神してしまい、ぐったりとベッドに沈み込んでしまった。
グウェンダルは、鉛のように動かなくなった体をどうにかして動かそうと試みたが、
どうもうまくいかなかった。
それどころか、目の前に広がる光景に目が片時も離せずに食い入るように見てしまっていた。
見たこともないような部下の男としての顔と幼馴染の妖艶な顔を見てしまったショックなどではない。
アニシナが一人の女として、誰かに好意を持っているということがグウェンダルにショックを与えたのだ。
明らかに、グウェンダルの中で何か沸々とした感情が溢れ出していた。
ようやく体が動くようになると、足早にそこを立ち去り真っ直ぐに自室へと向かった。
「…っ…!」
帰ってくるなり、グウェンダルはダンッと強く拳を壁に叩き付け、苛ついた感情を露にする。
そして、そのグウェンダル自身も自分の中にある感情を最悪の状態で誰にともなく気付かされ、
ただそのまま強く拳を握り締めたのだった。
「失礼しまーす。グウェンダル閣下、お呼びでしょうか?」
早朝にも関わらず呼び出されたヨザックは、暢気な顔でグウェンダルの部屋へと訪れた。
「任務だ」
グウェンダルはそれだけ言うと、一枚の紙をヨザックへと渡す。
その紙の中をまじまじと覗き込むと、ヨザックは「こりゃー…」と言って苦笑した。
「片道、馬をどう早く走らせたって1週間以上かかりますね、こりゃ」
ぽりぽりとオレンジ色の頭を掻きながらヨザックは自分の上司を見遣った。
しかし、相手はただ眉を潜めているだけで何も言おうとはしなかった。
「任務期間はどのくらいで?」
「決まっていない、私がよしとするまで帰ってはくるな。すぐに出発しろ」
それを聞いたヨザックは、わざとらしく大げさにため息を吐き肩を竦める。
「りょーかいしました」
投げやりなのか、諦めたのかヨザックは貰い受けた任務の紙を適当にくしゃりとまとめると
懐にしまいこみ、扉に手をかけた。
そして、ふと思い出したように口を開いた。
「あー…そういや閣下?覗き見は控えたほうがいいですよ?」
にやりと笑いながら言うヨザックにグウェンダルは目を見開いた。
そして、扉が閉まると同時に憎々しげにグウェンダルは舌打ちをした。
眉間には一層の皺を寄せて。
中途半端だけど終わり。スマソ。
じゃあ、逝ってきますwww
キター!ヨザアニ←グウェンーーーー!!!
GJ!GJだよ!
まさしく投下中に居合わせたので、ワクテカでリロードリロードいたしました!
マジでごちそうさまでした。
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!
GJ!!まじでGJ!!
ごちそうさまでつ(・∀・)
ヨザックとアニシナに翻弄される長男がヨイ!
GJでしたー。
おつかれ!!
今からマニメだ。
今日はいい夢見られそうだ。
ムッハ━━━(*゚∀゚)=3良いオナーヌだた。GJ!
きっと、二人とも長男に見られてる事に気付いてから、より一層熱く濃厚になったに違いない。
>>217 このあと長男一人(ryだったりしても萌えw
219 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 17:59:48 ID:mzBK3m2j
続きみてええ(*´д`*)ハァハァ
すっごくGJ!!
>>218 ホントは何歳なのかは知らないが
人間でいえばおそらく20代後半くらいの長男が一人(ryというのも寂しすぎるので
ここは娼婦でも買ってくれないかな、と。
「あああ・・・っ!!あん、閣下、激し・・・激しすぎ・・・!あっ・・!ああっ・・・!!」
自分が求めているのはもっと別の相手だと知りながらも
激しく娼婦を抱く長男。
>>220 そこで娼婦を買うって考えが出ない長男に萌えますがw
>>221 イイ!(・∀・)
ロメロとアルジェントで
結婚後を想像して長男とアニシナが青ざめてたけど、
長男はともかくアニシナは何を想像したんだろう。
たとえ結婚したとしても、相手が長男だったら
アニシナの自由はほとんど侵されない(というか侵せない)
ような気がするのだが。
やっぱり十貴族どうしのしがらみや体面とかがあって、
思いどうりに行動できなくなるからかな。
アニシナしか知らない長男の悪癖があるなら、それはそれで萌えるのだがw
223 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 01:14:22 ID:LhCa4trG
>>222 アニシナ的にはしがらみとかがイヤなんじゃないかな?
まあ長男とアニシナが結婚しても誰も驚かないと思うけどね。
夜は…週に何回とかアニシナに決められてむくれてる長男
>223 夜は・・・
いいね。非常に萌える。それに逆らえなくて、決められた週何回でしつこくアニシナを攻める長男。
そしてまたそれで怒られる長男。
しまいには時間制限されたりしてw
仕事の合間、眉間に皺を作りながら短時間(?)で如何に濃厚にエチーするか悶々とシュミレーションする長男。どっから見てもクソ真面目な顔で考えに耽る長男の頭の中が、ギシアンアヘアヘで大変な事になってるなんて当然周りは気付かない。
あぁ…(*´д`*)萌ヘ
アヘアヘwwwワロタ
>>225 そうと知ったアニシナが、短時間で濃厚にエチーできる魔動とか発明したら…
悲劇か喜劇のどっちかだなw
>>225 そんなグウェンを偶然見かけたアニシナが
「何か良からぬことを考えてますねw」
と一言w
229 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 00:22:35 ID:/xVXmfhS
その一言がグウェンダルに火をつける……といいのだがw
執務室が愛欲の巣に!誰が入ってくるか分からないスリル!
とか言いつつ、実は最初から誘い受けになるつもりだったアニシナが、不意の来客用に用意周到に罠を仕掛けているのもアリだ。
そこでヨザが覗き見するんですよ。そんで3Pに突入。
・・・というのを今考えている。近日公開予定。
>>230 おおう。楽しみにしてるわ!!
ワクテカ
>>230 キタ━━━(゚∀゚)━━━!!
ワクワク
ワクテカww
関係ないが、まるマ登場人物の中で1番凄いテクを持っているのはムラケンこと大賢者だと思うw
魂の遍歴の中には数千年に及ぶテクの歴史が!!
>>230 ワクテカしてます。
>>235 確かに、男のイイ場所も女のイイ場所も知っているからな
そして豊富な経験がある…
我々にとって非常に恐ろしい存在だ(*´д`)ハァハァ
>>229 大丈夫、アニシナがきた時はたぶんほとんどが非難しているからw
むしろそれを逆につかってそうな・・・
なにせ、前世が前世だしな>ダイケンジャー
>>237 だなw
二人っきりになるチャンスはたくさんあるわけだ
なんかアニシナばっかりだなぁ。
ツェリ様のねっとりとしたエロが読みたい
ギーゼラ×ヴォルフラムは茨の道ですか
>>244 いえいえ大好物ですよ。
優しく手当てされてたら、
いきなり軍曹モードになったギーゼラに翻弄される三男萌え
軍曹×三男か…(*´д`)イイッ!
実は三男軍曹チト考えてる。ただキッカケがなぁ…orz
亀レスだが妄想マンの妄想にもモエスw
ここって百合はありなんでしょうか?私は書きませんけど。
ありだろ、あり。
アニシナ×ジュリア←ギーゼラ
アニシナに対して遠慮がちなグウェンダルよりは強引に自分の思いを遂げることを優先するヨザック萌え
>>250 どっちも萌えるよ。
というか普段遠慮がちなグウェンがアニシナに強引に迫るところ見てみたいw
すげぇ見てみたいが、どんなことが起こればグウェンが強引に迫れるのか
想像できない。
アニシナの発明品でおかしくなるグウェン
>>253 やはり薬に頼らなきゃ駄目なのか!!w
いやいや、嫉妬に狂って、というのもありだ。
日常ではアニシナにしてやられてばかりだが、ベッドの上ではきちんと主導権を握ってる、というのが理想だ。
アニシナの『女は女らしく』という標語に、閨での所作はどう定義されているのだろう…
>>254 そうだな。
ベットの中では主導権握っててほしいな。
嫉妬にくるって強引に迫るグウェンというのはけっこうありそうだ。
というか萌える(´∀`)
実験の副作用(?)か何かで一時的に失明したアニシナを抱くグウェン。
いえ、以前コンジュリ考えてらした方(
>>50さんや
>>180さん)のエロティックなネタが萌えだったので…
コンジュリも読みたいがジュリアの性格が分からないから、個人的に萌え度数は低い。
……むしろ失明するのはグウェンか?それをアニシナが抱くのか!?
>>256 一時的に失明したアニシナを抱くグウェンって萌えるな(*´д`*)ハァハァ
片方の視界が利かないのは萌える!一時的な失明もイイが、目隠し(包帯)プレイもイイ(*・∀・*)
もしアニシナに目隠しされたんなら、グウェは絶対外さないと思う。
外さなければ、これからナニをされるのか分からない。勝手に外せば、何をされるか分からないw
そんな事に萌えながら、ユーアニ(むしろアニユ)にも猛烈に萌え(*´д`)
アニシナに筆下ろしされたら、他の女では満足出来ないだろう。
>258
そこで目隠し外す時のお願いが
「お前の顔がみたいんだ・・・。」と大塚声で囁くわけですな。
今日のマニメのアニシナきれいだった・・・。アニユでしたな。
>>259 「お前の顔がみたいんだ・・」の大塚声・・・・萌えだな。
それすごく(・∀・)イイ
ユーリ好きなわがままプーを矯正するためにアニシナ筆おろし。
「なんでお前がでてくるんだ〜!」
「女のスバラシさを教えてさしあげますわ!(強制)」
・・・まぁ、、ありえないか・・・・・・・。
何でも良いからうpマダー?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
今まで全部アニシナだったから、そろそろギーゼラきぼん。
ギーゼラ×わがままプー!
…本当にまるマの女性キャラは攻だな…
巫女さんは受け臭いと思う
ウルリーケは村田ですかね
>>265 すげぇ、お互い膨大な知識を有しているから、テクニカルな応酬になりそうだw
いやウルリーケは純粋培養か?
グレタ×アニシナとかいってみるテスト
コンラート×ジュリア
エロなし。ジュリアの正確が甚だしく捏造です。苦手な方はスルーよろしく。
色素の薄い髪を草の上にばら撒いて、彼女は草むらで寝そべっていた。よく聞くと、風の音に混じって鼻歌が聞こえてくる。
彼女は相当ごきげんのようだ。
「ああ、コンラート?」
名前を呼ばれて、改めて彼女に近づいた。自分と彼女の距離は4馬身ほども離れているのに、どうも彼女には誰が傍に
いるかわかってしまうようだった。
「なにを笑っているの、コンラート。」
「どうして、俺が笑ってるってわかったんだ?」
スザナ・ジュリアは得意げに笑って、人差し指をちちちと振った。
「あなたが今どんな顔をしているかなんて、見えなくてもわかるのよ。」
今度こそコンラートはふきだした。あんまり得意げな彼女がおかしくて、嬉しくて。
「こんなところで寝転んで、泥だらけだぞ。ウィンコットに帰ったら皆に叱られるんじゃないか?」
ジュリアは笑った。白い服が泥に汚れたことなど、少しも気にしていないようだ。
「こんなに気持ちのいい日に、草の匂いや風が肌を撫でていくのを感じないなんて、眞王様に申し訳ないわよ。どう?コン
ラートも一緒に。」
「風邪を引く。」
「日が高いうちだけよ。」
ジュリアはまた視線を青い空に向けて、はぁーと息を吐き出した。コンラートは苦笑して、ジュリアの隣に腰を下ろした。
「どう?気持ちいいでしょう。陽がぽかぽかして、あったかくって。」
「そうだな。」
確かに陽は暖かくて、草の匂いはやさしくて、風は緩やかに頬を撫でていくのはとても気持ちいい。けれど、コンラートは
それ以上に満足そうなジュリアの顔を見て、胸の中が暖かくなった。
しばらく二人で、何を話すでもなくそうしていると、突然ジュリアががばりと跳ね起きた。
「たいへん!」
「どうした?」
ジュリアは目が見えるように、コンラートと視線を合わせて困ったように言った。
「アニシナとツェリ様とお茶の約束をしていたのだった!そうよ、何のためにわざわざ血盟城までやってきたのかしら!」
ここは血盟城の庭だった。ジュリアはふらりとこの城にやってきて、母と話をして帰って行くことがあったので、まさか約束を
しているとは思わなかった。
「どうしよう、コンラート!ねぇ、わたくし泥だらけ?」
どうしようもなにも、先程から泥だらけだと言っている。いくら整備された王城の庭とはいえ、母が気に入っているバラ園ほど
丁寧に整備された庭でもない。せいぜい、草が切りそろえられている程度なので、寝転べば泥がつくし、草の切れ端が髪の
いたるところにくっついている。
「そうよね、泥だらけよね。どうしましょう、アニシナの着替えってここにあるかしら。」
「どうしてアニシナの着替えなんだ。」
「だって、ツェリ様の服を着る勇気はわたくしにはないし、アニシナの服ならグウェンダルの部屋にあるかもしれないでしょう?」
ないない。ないから。
コンラートは心の中だけでつっこんで、困ったようにジュリアを見た。
「何かあるだろう。とりあえず、母上たちには連絡を入れて・・・」
「まぁ、いいでしょう。」
「は?」
ひとりで決着をつけたような声を出すジュリアに、困惑の眼差しを送るコンラート。
「わたくしが少し汚れていたくらいで驚かれる方たちでもないし。いつものことだと言ってくれるでしょう。」
うん、そうそうとひとりで納得して、笑顔を向けてくるスザナ・ジュリア。その笑顔だけはまぶしいが、呆れるコンラート。
ちょっと良家の子女としてざっくばらん過ぎやしないか。
「それでは、わたくしはそろそろ行きます。」
「待って。」
立ち上がろうとするジュリアを引き止めた。不思議そうな表情をするジュリアの、色素の薄い髪に手を伸ばす。
「せめて今ついている泥と草を払ってから行ったらどうだ。」
「・・・手伝ってくださる?」
「もちろん。」
コンラートは笑顔で言った。実際、盲目のジュリアはどこに泥がついているとかは知る術がない。手伝うとは言っても、
払うのはコンラートだ。ただ、少し負けず嫌いの彼女は盲目だからと言って、自分に出来ないことがあるのを認めたがら
ない。
コンラートはジュリアに近寄って―――実際、草を取るには必要以上にジュリアの傍に近寄って―――色素の薄い髪に
ついた、青い草をひとつひとつ丁寧に取り除いていく。
「後ろの方がたくさんついてるな。」
そう言って、コンラートはジュリアの後頭部に腕を回して、草を落としていく。その体勢は、まるでジュリアを抱きしめている
ようで―――
「コンラート。」
「何?」
「・・・わたくしをからかっているんでしょう。」
見るとジュリアは、うっすらと頬を赤らめている。近すぎるコンラートの気配を感じたのかもしれない。笑うコンラート。
「まさか。俺がそんなに意地悪に見える?」
「見えるわ。とーっても意地悪そうな顔が、わたくしにはちゃぁんと見えているのよ。」
少しすねたように言うジュリアを見て、コンラートは笑い出した。彼女の傍にいると退屈しない。
今度は顔を近づけてみる。少し動けば、口付けができるかもしれない。ジュリアの青空の色をした瞳を覗き込む。ジュリア
の頬は先程よりも赤く染まって、不機嫌そうに眉根を寄せている。今コンラートに何をされているのか、正確に把握している
のだろう。
「それは困ったな。嫌われた?」
「ちっとも困ってないくせに。嫌われたなんて思ってもないくせに。」
コンラートは苦笑して、へそを曲げたジュリアの髪をそっと撫ぜた。ジュリアにも気付かれないように、そっと、指先だけで。
口を閉ざしたコンラートを、ジュリアは不思議そうに見上げたが、何も言わなかった。
服についた泥を払って、コンラートはジュリアを立ち上がらせた。
「これで少しはましになったよ。母上とアニシナによろしく。」
城の中から爆発音と悲鳴が聞こえてきた。どうもアニシナは元気なようだ。
「ええ。ありがとう、コンラート。」
ジュリアは唐突にコンラートの手をとって、細い指先でその手を撫でた。あまりに唐突で、コンラートの胸は不覚にも高鳴
った。
「また剣だこが増えたわね。訓練のしすぎじゃない?」
「そうかな。」
「そうよ。」
細い指が、コンラートの指にほんの少し絡んで、ジュリアが少しばつの悪そうな顔をして言った。
「嫌いになんて、なってないから。」
コンラートは目を丸くした。その気配を感じたのか、ジュリアはコンラートの指を離し、城へ向かって身を翻した。
「あなたは意地悪だけど、嫌いになんてならないから!」
そう捨て台詞を残して、淑女とは言えない騒々しい駆け足で城へと帰って行った。
ジュリアのぬくもりが未だ残る手のひらを、コンラートはそっと握った。顔がにやけてしかたない。
本当は、きみに嫌われたって構わないと思っていたけれど。自分が想っている感情で、彼女が言っているとは思わない
けど。それでも。
やっぱり、嫌いじゃないと言われたほうが、ずっとずっと、嬉しい。
おわり。
以上。ジュリアはちょっとユーリっぽい性格を残しつつ、「がさつ」で「おおざっぱ」というのを意識して・・・
うまくいったか分からんが。
原作はもっとぶっとんだ性格だと思うけど。
273 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/15(月) 21:31:41 ID:6JCX/yHs
すてき!胸にきゅんきゅんくる作品でした。
ああ、ジュリアかわいい。
未来を知っているだけにコンラートと幸せそうなようすがせつない(ToT)
GJ!ネ申!!
ジュリアに違和感ないよ!胸キュンだよ!
エロもいいけど、ほのぼのもいいなぁ…
さりげにアニシナ×グウェンダル風味にニヤリ。
ああエロもいいけどこんな可愛い話も好きだ・・・。
ジュリア素敵。
「がさつ」で「おおざっぱ」でユーリっぽい性格のジュリア、大成功してますよ。
コンジュリ
キタ━━━(゜∀゜)━━━!!!!
ジュリア可愛いよジュリア
超GJです!
原作でもこんな二人だったのかなあ…
コンジュリキタ━━━━━━!
ジュリア、イイ感じにガサツで大雑把だwそして、お付き合いしてる訳じゃ無いけど二人はラブラブ(*´Д`)キュンキュン
つか、次男の呼び名が漏れ個人的に惜しい…というか、もしかしなくてもマニメのジュリアは次男を「コンラート」と呼んでたんだろうか。
そうなら、ちょと凹むorz
279 :
書いた人。:2005/08/18(木) 01:49:51 ID:GRLHLFaj
コンラートじゃなかったら、コンラッドってこと?
すまん。個人的に次男は陛下以外は「コンラート」と呼ぶように書いてる。
小説ではそこまで厳密に書かれてないみたいだけど、「コンラッド」は「コンラート」の
英語発音でしょ。眞魔国でそう呼ぶことはないんじゃないかと思って。
ところで、今日の地上波を見てジュリアは白じゃなくて黒なんじゃないかと思った。
親しい人はコンラッドと呼ぶみたいですよ。
アーダルベルトがコンラッドと呼んでるのが非常に浮いてますがw
誰もいない……チャンスだ。
アニシナ+ジュリア投下。×じゃないのは、どっちが攻めで受けなのか、書いた自分でも判断できないからだ。
彼女は強いから、泣くことはしないのだろう。
「納得できませんね」
凛と張った声に、湿ったものは感じられなかった。
「だけどこれは、私の仕事なのよ」
見えない目を向けると、アニシナの柳眉が逆立つのが見えた気がした。
「ええ、そうでしょうとも!これは貴女の仕事です。わたくしに、それを止めたり邪魔立てする権利があるなんて、思っていませんよ」
さらさらと衣擦れの音がして、アニシナの気配が近づいてきた。
ジュリアは微笑んで、気配に手を伸ばす。
最初に触れたのは布地で、そのまま指を滑らせると、肌に直接触れることが出来た。
鎖骨のあたりだ。
喉に近い皮膚が震えている。
「わたくしも軍人です。眞魔国のために身命を投げ打つ覚悟を持っているのは、貴女と同じ――」
「ええ。だから……前線のことは任せて。国内のことは、貴女を信じてるんだから」
「それはもちろん、任せてくださっても構いませんが」
自信満々の答えに、ジュリアは笑みを深くする。
アニシナがこちらを見つめているのは分かる、けれどその瞳の色がどのように変化しているのかまではさすがに知ることが出来なくて、それだけは少し残念に思う。
「アニシナ」
小柄な身体を抱きしめる。
いつもと変わらない温もりを愛しく思う。
戸惑うことなく抱きしめ返して、アニシナはジュリアの耳朶に囁いた。
「貴女はずるいですね」
「?何が」
「この戦いで、わたくしが命を落すことになっても」
「アニシナ」
覚悟の上のたとえ話でも、そんな言葉は聞きたくない。
「わたくしの身体は残ります。でも貴女の身体は残らない」
「……そうね」
希少な毒となるウィンコットの血を、敵地に残すことは出来ない。
毒女としても、フォンカーベルニコフ卿アニシナとしても――
「納得できません」
ジュリアの背中に回った腕に、力が入った。
彼女は強いから、泣くことはしないのだろう。
一陣の風が、2人に当たって砕けた。
「――御武運を」
2人の軍人は、己の職務を全うするために、それぞれの行くべき場所に足を向けた。
おわり。
すまん、今さらだがエロじゃなかった。
期待していたら心底すまんでした…
GJです!
この二人の会話いいなあ…。
強い女って素敵だ。
GJ!
アニシナとジュリア、あえて受け攻めを決めるならジュリア×アニシナが好きだ。
いつかこの二人でエロを書いてみたいよ
GJ!
女子はええのう。ジュリアとアニシナってすごく対等な間柄だと思うから
受け攻めって考えにくい・・・。リバーシブル?(w それはグウェンも同じだと思うけどね。
ジュリアって何歳ぐらいなんだろうね。
アニシナと親友だってことは
長男と同じくらいなのかとも思うけど、
そうすると次男との歳の差がなあ…。
289 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 21:51:03 ID:8XaJ8PoW
コンジュリエロきぼん。
アニグウェエロきぼん。
ギーヴォルエロきぼん。
>>288年上萌え!
ある夜のこと。
ジュリアは就寝の準備を終え、メイドをさがらせて寝室に一人になった。
ベッドに入ろうとしてふと思いつき、書き物机の上にあった小瓶を手にとる。
繊細な形のその小瓶のふたをとると、爽やかでまるで夏の早朝の草原のような、それでいて女性的な柔らかい趣きもある心地よい香りが辺りに漂った。
「・・・母上の使いでご婦人用の品物をあつかう店に行ったとき、見つけたものなんです。」
昼間のコンラッドの言葉を思い出す。
「ジュリアに似合いそうな香りだと思って・・・。よかったら着けてみてください。」
ジュリアは心に甘いものを覚えながら、手の香水瓶を夜着姿の胸に軽く押し当てた。
生まれつき視力に恵まれず、ドレスにも宝石にも流行の髪形にも興味はなかった。
それでも世界に美しいもの、素晴らしいもの、愛すべきものがあふれていることはジュリアにはわかっていたし、
彼女は彼女なりのやり方で人生を楽しんで生きてきた。
「よく言えばさっぱり、悪く言えばがさつ」な性格だと評されても飾り気のかけらもない自分には妥当な評価だと笑っていた。
しかしそんな彼女でも年頃の乙女としてお洒落を楽しむ気持ちが皆無だったわけではない。
昼間のコンラッドからの小さな贈り物にジュリアは喜び、素直に礼を言って受け取った。
その後ずっと、ジュリアはほのかに幸福な気持ちに満たされた想いで時を過ごしたのだった。
ジュリアは香水をほんの少しだけ、自分のベッドに振りまいた。
爽やかで柔らかい香りのなか、ベッドに入る。
こうしていると、コンラッドに抱かれて眠っているようだと自然に思い、
「・・・・・!!」
その直後に赤面して飛び起きた。
「いやだわ、私ったら・・・」
どうしてこんなことを思ったのだろう。男性的なところなどない女らしい香りなのに。
「ジュリアに似合いそうな香りだと思って・・・」
コンラッドの言葉を思い出す。優しい声。軍靴の音。ジュリアに会うまで厩で愛馬の世話をしていたらしく、その身体からは干し草の匂いがした。
香水瓶を渡されたときにわずかに触れた、暖かく大きな手。
「・・・気のせいよね。そう、気のせいだわ。もう寝ましょう、そうだわ寝てしまいましょう。
なにかよくわからないことがあったときは、美味しいものを食べるか寝るか、どっちかにすればいいわ。」
ミもフタもないことをつぶやいて再びベッドに横になる。
明日は血盟城に行こう。
今夜一晩この香りのなかで眠れば朝にはジュリアの髪にも手にも身体にも、この香りは染み込んでいるだろう。
この香りをまとったジュリアを前にして、コンラッドは何て言うだろう。
ジュリアは眠りに落ちていった。
まだ自分自身ですら自覚してない、淡い恋心を抱きしめながら。
終わり
捏造ジュリア。イメージ壊れた人すみません・・・。
目が見えなくても香りのお洒落なら楽しめるかなと思って、
ジュリアで香水ネタやりたかったんです。
GJ!
ジュリア可愛いヨ!そこはかとなくエロいよ!
GJです!
香りってエロいんだな…
すてちだよジュリアさん。
かわいいよジュリアさん。
>288
そもそも長男とアニシナの年齢も本当に同世代なのか確定してない。
アニシナはずっとグウェンと一緒にいた、みたいなことを言ってるけど、それだって10年や20年上かもしれない。
(個人的にアニシナがグウェンより年下だったらいいのに、とは思うけど。)そもそもツェリ様とアニシナとジュリアは
友達同士っていうのもわからん・・・。歳の離れた友人なのか、同世代の友人なのか・・・。
でも眞魔国に年齢差ってどうも関係ないよね・・・。82歳と15歳が婚約できるんだから・・・。
ジュリアはコンラッドより年上ではないと思う。
なぜならコンラッドはこれまでに何度も心の中でジュリアに「君」と呼びかけているから。
もしジュリアが年上だったりしたら「君」でなく「あなた」と呼びかけそうなもんじゃない?
わたしはジュリアとコンラッドは同世代くらいだったんじゃないかと思ってる。
296 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 19:51:33 ID:jlRv6+XP
アニシナもグウェンより年上ではないよね。
グウェンがアニシナに「お前」て言うシーンがあるけど
アニシナは年下に「お前」呼ばわりされて黙ってるような性格じゃないもの。
むしろ「礼儀を教える」という名目で相手に地獄を見せる性格w
ツェリ様>グウェン>アニシナ>コンラート>ジュリア
ギーゼラとヴォルフの年齢はどうなんだろう。
ギーゼラのほうが上、とどこかで見たことがある。
ギーゼラの方が上だよ。300ゲト?
ツェリ様>グウェン>アニシナ>ヨザ=コンラート≧?ジュリア>ギーゼラ>ヴォルフ
300か・・・立てた当初はどうなることかと思ったものだが、よくぞここまで・・・。
301>>やはり男女カプの人気は根強いのだw
とはいえ、ファンサイトにある男女カプはアニグウェばっかでつまんないんだよな。
漏れはヨザアニかアニヨザを求めて今日も海を漂う。
ヨザはコンラッドより少し上だった気が。
グウェアニも見たいなあ。
あんまりみかけんよ。ファンサイトでも。
ヨザアニも見かけないけど('A`)
>>304 でもグウェアニはサーチエンジンのカテゴリの1つとして立派に確立されているんだ…
恥を忍んでヨザックドリーム小説なんぞも見に行ってみたが、名前アニシナにするのは躊躇われるw
それはグウェンでも同じだ。夢で名前をアニシナにしてもキャラ違いすぎて鬱になるとかいうw
サーチエンジンにあっても、更新してる人は稀だし、あくまでも好きだという主張だけの場合も・・・。
ここでもっと作家さん増えれば、ヨザアニもグウェアニも読み放題になるんだがな・・・。
とりあえず、グウェアニいっとく?
>>306 同じくハゲドウ!!
グウェアニいっときたいw
サーチエンジンにある、こまめに更新してるサイトで、けっこう萌えるアニグウェ絵のあるとこがあるよ。
直接的なエロ度数こそ低いが、ラブい。
>>306グウェアニいっときたいw
新刊の小説に様々な衝撃を感じつつ、グウェアニいっときます。
目の前の重い扉を開けることは、そう何度もない。彼女はいつも動き回っていて部屋にはいないし、尋ねなくても向こう
から自分のところにやってくるから。彼女自身、この部屋にいることなんて一月に一回、あるかないかだろう。
彼女のいる部屋の扉を開けることをいつもためらってしまうけれど、今日ほどこの扉が重いと思ったことは、ない。
「何用ですか。フォンヴォルテール卿。」
アニシナの声は、落ち着いた声だった。もう何年もこんな声は聞いたことがない。悲しみが宿っているわけでも、怒りに
満ちているわけでもない、ただ、静かな声。アニシナはベランダに面した大きなガラス窓の前に立って、外を眺めていた。
どんな顔をしているのかは見えなかった。
グウェンダルはほんの数歩、アニシナに近寄って足を止めた。広い室内では彼女までまだ距離がある。グウェンダルは、
それ以上近づかなかった。
「この戦時中、司令室にいてシュトッフェルを抑えておかなくて良いのですか?お戻りなさい。」
アニシナは振り向きもせず、グウェンダルにそう告げた。グウェンダルは眉間の皺を深く刻んだ。口を開こうとして、何度
かためらい、アニシナの小さな後姿を見てようやく決心をつけた。決心なんて、この部屋に入る前にしたはずだったのに。
グウェンダルは小さく息を吸い込み、できるだけ穏やかな声になるように祈った。
「スザナ・ジュリアが死んだ。」
穏やかどころかかすれた声にしかならず、自分の未熟ぶりに嫌気が指したが、グウェンダルはそのまま小さな背中に話し続けた。
「今、連絡が入った。遺体は副隊長とごく少数の者で火葬され、骨一つ残さなかったそうだ。」
「当然ですね。」
アニシナはガラスの向こうの青空に視線をやったまま、先程と変わらぬ声で言った。
「ウィンコットの毒は恐ろしいものです。それが他国に渡ってしまうわけにはいきませんから。」
燃えるような赤毛が小さく揺れ、ようやく水色の瞳がグウェンダルに向けられた。事実だけを述べる、理知的な光の宿った
水色の瞳と冷静な表情を見て、グウェンダルは、いっそ泣いていてくれたらよかったのにと思った。
「彼女が―――スザナ・ジュリアが出征を決めたときから、覚悟はできています。」
だから、大丈夫なのだと言いたいのだろうか。こんなときに、何か上手い言葉がでてくればいいのに、グウェンダルには
アニシナを慰める言葉など持っていなかった。いつも、泣かされるのも、慰められるのも、助けられるのも、自分だったから。
アニシナはまたガラス窓の向こう側へ視線を移した。部屋は、ひどく穏やかだった。
「あなたはコンラートの心配でもしていなさい。―――・・・彼はジュリアのことを知りましたか?」
「―――・・・いや。奴は前線にいて、連絡もままならん状態だからな。」
「知らないほうがいいでしょう。―――後を追いかねませんから。」
「お前は・・・」
こんなときにも、自分に頓着しない気なのか、と言おうとしたが、声にならなかった。自分自身、弟のことが気になって
いるのも、アニシナには隠し切れないので―――よけいに自分がみじめだった。
「お前は、知っていたのか?ジュリアの気持ちが、コンラートにあったのか・・・」
「―――・・・どうでしょう」
アニシナには珍しい、曖昧な返事。アニシナの脳裏を掠める、友人との思い出。
陽にすかす、彼女のばら色の手のひらも、淡い髪の色も、文字を指でなぞる動きも、好奇心に溢れた笑顔も、すべてが
色鮮やかだ。
『昼間の空が私の瞳と同じだって本当?あの人が言ってたのは本当なの?』
アニシナは、今度は身体ごとグウェンダルに向き直った。
「―――彼は彼女の、大切な人でしたよ。」
ほんの少し、アニシナの瞳が揺らいだと感じた。グウェンダルは、長い足を数歩分動かし、アニシナの目の前に立った。そっと、アニシナの頬に手を伸ばす。
「お前にとっても」
小さくて柔らかい頬に、少しだけ指を這わせた。
「彼女はお前の、大切な友人だっただろう。」
声も、指先も、グウェンダルなりの精一杯の優しさが込められていた。余計な気を回す前に、自分のことをなんとかなさい、
と心の中だけでつぶやいて、アニシナは静かに涙を零した。
一歩だけ、アニシナはグウェンダルに近づいて、グウェンダルの胸に額を押し付けた。グウェンダルは、抱きしめるでもなく、
声をかけるでもなく、そのまま、アニシナの傍にいた。
ただ、胸が痛かった。
陽が落ちる頃、アニシナは泣き止んだ。その時刻には、二人はソファに座っていた。二人並んで、顔を合わせるでもなく、
静かに二人で座っていた。ただ、互いの片手が、なんとなしに重ねられていた。泣き止んでも、アニシナはその手を外した
りはしなかった。
「アニシナ。」
アニシナにだけ聞こえるような、小さな声でグウェンダルが口を開いた。顔を上げるアニシナ。ほんの少し腫れたまぶた
と、紅潮した頬がグウェンダルの胸をざわめかせる。
「いつも私を使うのだから、今日も私を使えばいい。・・・こういうときこそ、使え。」
いつもの実験ばかりではなく。アニシナは瞳を伏して苦笑して、重ねていたグウェンダルの手を握った。
「本当に・・・あなたは愚かですね。」
「なぜだ。」
「・・・引き受けなくてもいい面倒ごとばかりを、自分からやろうとするでしょう。これを愚かと言わず、何を愚かというのです。」
グウェンダルは一瞬考えて、アニシナの手を薄いガラスを触るように、そっと握り返した。
「私が引き受けなかったら、誰が面倒ごとをするんだ。」
アニシナが微笑んだ気配がした。予測できた答えだったのだろう。予定調和の中へと一瞬帰ることができて、身体の緊張
が緩んだ。
313 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 21:58:45 ID:B+7T1h4n
「それに、私は面倒ごととは思わない。」
アニシナは、黙って聞いていた。グウェンダルの手を指先でそっとなぞる。いつだったか、ジュリアがこうしてくれたことを
思い返していた。アニシナの指先をなぞって、きれいな指ねぇ、うらやましいわ、と視力もないのに羨望の眼差しで見つめ
てきた。そのときのジュリアの指先とは似ても似つかないグウェンダルの指先だったが、どこか同じのような気もした。
グウェンダルはアニシナの好きなようにさせながら、言葉を選んでアニシナに語りかけた。
「お前が傷ついたり、落ち込んだりしたときに力になりたいと思う程度には・・・私はお前を想っている。」
アニシナはグウェンダルと自分の指先を見つめながら、静かに応えた。
「わたくしが、あなたに「お願い」をしては、あなたは逆らえないでしょう?ですから、わたくしからあなたに何かをしてほしい
とお願いするわけにはいきません。」
グウェンダルは眉根を寄せた。
「・・・いつも実験しろと「お願い」されているが?」
「あれは、眞魔国に関わる重要な案件ですから、「協力」を仰ぐのは当然でしょう。」
本当に当然のことのように即答されてしまい、グウェンダルは何も言えなくなってしまった。
「では、今は私は必要ないか?」
アニシナはグウェンダルをゆっくりと見上げて、また重ねた手に視線を戻した。
「・・・必要です。」
他のどんな言葉もいらない。すがってくる涙も、訴えかけてくる言葉もいらない。ただ、アニシナに必要とされることだけが、
自分の心を慰めた。甘い言葉も、恋人らしいやりとりも、そんなものはなくても構わない。この、小さな手のひらのぬくもり
さえあれば。
しっとりと汗ばんだ白い肌に手を這わすと、細い身体はなまめかしく身体を捩る。何度目かの口付けを贈ると、応えて
こちらの唇に吸い付いてくる。白い太ももの付け根を指でそっと辿ると、もどかしいのか太ももを擦り合わせる。あまりに艶
かしくて正気を失いそうになるが、アニシナを見つめるたびに胸が痛んだ。
アニシナの水色の瞳には、涙が浮かんでいる。それは生理的なものからではなくて、もっと感情的なものを含んだ涙だ
ということに、グウェンダルは気付いていた。気付いていたが、こうやって抱くことしかできない自分に、一体何が言えるの
かと何も言えずにいた。こんな陳腐な慰め方しかできない自分が、本当に嫌になる。今は戦地にいる弟なら、どんな慰め
方をしただろう。彼は一番、母親に似ている。
「っ・・・!」
ふいに、背中に痛みが走る。アニシナが、じっとこちらを見つめていた。桜色に染められた爪先で、背中をひっかかれた
ようだった。
「・・・何を考えているのです。」
「あ、ああ・・・何も・・・」
「嘘をおっしゃい。上の空でしたよ。失礼な男ですね!」
一見いつも通りのアニシナに、グウェンダルは困惑するしかない。いつだって困惑しているけれど。
「・・・こんな慰め方しかできないと、自分を責めていた。」
「・・・あなたは、よほど自分を責めるのが好きなようですね。」
グウェンダルが眉間に皺を寄せる前に、アニシナは自ら唇を重ねた。そのまま、舌を絡ませながら激しく口付けを交わす。
「んっ・・・ふ、くちゅっ・・・ちゅ・・・」
「ちゅっ・・・ん、は・・・」
角度を変えて何度も互いの口腔を舌で探りあい、唾液を交換させながら、長い時を経てようやく二人の唇は離れた。
自分も傷ついていて、アニシナも傷ついていると言うのに、甘すぎる口付けはグウェンダルを容易に虜にする。どっちが慰め
られているのかわからない。
アニシナは荒い息の中、はっきりとグウェンダルに聞こえるように言った。
「一晩、自分の感情をやり過ごすのには、十分ですよ。」
「・・・そうか。」
「ええ。」
グウェンダルの眉間の皺が緩んだのを見て、アニシナはグウェンダルの首に腕を回して抱きしめた。
「・・・独りに、なりたくないのですよ。今夜は。」
今夜だけは。
なら、今夜だけは悲しみを思い出さないように、甘い一夜にしよう。自分とアニシナにはふさわしくないかもしれないけれど。
互い以外に何も入らないほど、情熱的な一瞬にすればいい。
グウェンダルは触れるだけのキスをしてから、アニシナの白い膨らみの頂を口に含んだ。唇で甘咬みしながら、小さな
突起を舌できつくしごき上げる。アニシナは身体をぶるりと震わせながらグウェンダルを抱きしめた。
「んあ・・・!グウェン・・・っ」
いつもはこの程度の愛撫なら、口を閉じて声を殺してしまうのに、今日のアニシナはそれをしなかった。甘い声を惜しげ
もなくグウェンダルに与える。唇で弄んでいるのとは逆の乳房は、左手できつくもみしだいた。すでに硬く起立した突起部分
をきつく摘むと、一際甘い声がアニシナの口を突いて出た。
「ああっ・・・グウェンっ、もっと、・・・!」
「急くな。」
ねだるアニシナの涙を舌で舐めとってから、グウェンダルはアニシナの太ももに手をかけた。そのまま、大きく足を開か
せる。秘所からは、すでに大量の蜜が零れてグウェンダルを誘っていた。指で蜜をすくうと、アニシナが腰をよじらせた。
蜜を指に絡ませるように、秘所をつつくと、いよいよアニシナの声は高くなってきた。
「あぁんっ、あ、はぁっ!」
「アニシナ・・・。」
色めくアニシナを見て、うわ言のように名前を呼ぶグウェンダル。秘所に口付け、舌で蜜を掬い上げると、アニシナの身体
は震えた。気にせずくちゅくちゅと蜜を舐め続ける。突起をきつく舌で舐め上げ、秘所を指で辿る。激しく水音を立てて秘所
に顔を埋める男を見て、アニシナは全身を赤く染めた。
「あぁ!や、グウェンっ・・・!そ、な・・・はぁあんっ!!」
「アニシナのココは、洪水だぞ。何が嫌なんだ。」
見上げてくるグウェンダルの口元は蜜で汚れ、汗ばんだ額には黒灰の髪が張り付いていて、驚くほど扇情的だった。
赤い舌が、指に絡んだ蜜を舐めとる仕草は、目を奪われるほど色っぽい。普段なら男に欲情するなんてと思うかもしれない
が、今はそれも構わないと思った。
グウェンダルに自ら唇を寄せ、舌を差し込み絡ませあった。柔らかな唇と、絡む舌が心地いい。互いがとろけるような快楽
に浸り、グウェンダルは再びアニシナの秘所に手を伸ばした。指をゆっくりと挿入し、アニシナの熱さと狭さを感じた。
「あ、あ・・・もっと・・・んっ・・・!」
グウェンダルの太い指は、アニシナの内壁を何度も擦る。アニシナはもっと奥に刺激が欲しくて、誘うように腰を動かすが、
グウェンダルはアニシナが望むようにはしてくれなかった。指だけで高みにまで上り詰めさせられ、アニシナはグウェンダル
にすがった。
「あ、あ、あぁんっ・・・はぁっ、あ、だめですっ・・・!もうっ!」
「イけばいい。私が見ていてやる。」
「ぁあんっ・・・!!ど、どんな理屈ですかっ・・・!」
アニシナが快楽に眉をひそめてグウェンダルを見ると、グウェンダルは自身も堪えるように眉根を寄せていたが、それでも
不思議そうにアニシナに言った。
「独りでイくのが、寂しいんじゃないのか?私がいるから、大丈夫だろう?」
「―――っ!!」
羞恥に顔を真っ赤に染めたアニシナに、グウェンダルは激しく口付けた。舌で歯茎をなぞられ舌を絡ませあう快楽と同時
に、蜜壷に挿れられる指はさらに一本足され、激しくアニシナの弱い部分を攻め立てる。
「ん・・・んううぅっ!!」
ぎゅっと指にアニシナが絡みついたかと思うと、蜜が溢れて、アニシナの身体から力が抜けた。達してしまったのだろう。
荒い息を吐き身体を震わせるアニシナの小さな身体が愛しくて、グウェンダルはそっと身体を抱きしめた。
「グウェン・・・?」
涙が浮かぶ瞳でこちらを見るアニシナに、グウェンダルは微笑んだ。訝しげに見るアニシナ。
「何です。何がおかしいのですか。」
「・・・別に、なんでもない。」
ただ、アニシナがかわいくて、それを今感じている自分が申し訳なくて、グウェンダルは苦笑するしかなかった。気持ちは
止められない。けれど、気持ちをどうすることもできないどうしようもない状況や関係はある。アニシナとジュリアは。コンラ
ートとジュリアは。
自分とアニシナは、どれほど恵まれているんだろう。それを感じるほど、グウェンダルにはアニシナが愛しくて仕方ない。
不謹慎な気がして、どうしようもない。
「グウェン・・・。」
まだ火照った身体を持て余しているのか、甘い声で名前を呼び、身体に乗っかって唇に吸い付いてくるアニシナ。細い
身体に対して豊かな胸がグウェンダルの身体に押し付けられる。
「もう、おしまいですか・・・?」
「・・・まさか。」
アニシナの耳元でささやいて、そのまま耳たぶを甘噛みする。耳の穴に舌をいれると、くすぐったそうに肩を震わせるくせ
に、甘いため息を吐いた。
「耳が弱かったか・・・?気付かなかったな。」
「んっ・・・やかましいですよ、グウェン。もっと、色っぽいことを言えないのですかっ・・・!」
お前だって、もう少し色っぽいことを言ったらいいのに、という台詞をグウェンダルはかろうじて飲み込んだ。とりあえず、
この姿だけでも色っぽいので台詞は問わないでおこうと思った。
くちゅくちゅと音をだして耳を弄ると、ますますアニシナの息は荒くなっていった。腕の中で震えるアニシナは、なんだか
とても可愛い。胸の突起に触れると、先程よりも硬さを増してグウェンダルの手のひらを刺激してきた。突起だけを強くつね
ったり、揉んだりしていると、アニシナの瞳から涙がこぼれた。きっと、秘所からは零れるほどの蜜が流れているだろう。
それが予測できていても、グウェンダルはアニシナの秘所を刺激しなかった。ただ、自分の腕の中で快楽に震えるアニシナ
を眺めているのが嬉しかった。
「グウェンっ・・・!!いい加減にっ・・・」
「何をだ?」
とぼけるグウェンダルを、アニシナはきつく睨みつけた。普段なら恐ろしくてたまらないその目も、今ばかりは子猫の些細
な抵抗にしか感じない。
「何を、いい加減にしてほしいんだ・・・?」
「わたくしにわざわざ言わせたいのですか・・・?」
「そうだな。」
ようやく楽しそうに微笑んだグウェンダルを見て、アニシナは少し安堵した。
無駄に心根だけは優しい男だから、こんなことを頼んでしまって、少しだけ心苦しかった。きっと、自分がどれだけ傷つい
ているかとか、こんなときにこんなことをしていてもいいのかとか、そんなことばかりに気を取られていただろうことは予測
できる。けれど、それでも自分を慰めようとしてくれたことはありがたかったし、傍にいてくれることは救いだった。ただ、その
ためにグウェンダルが気を回しすぎるのが嫌だった。気持ちの切り替えのできない、本当に愚鈍な男だから。
アニシナは、グウェンダルに唇を重ね、至近距離で囁いた。
「ここを・・・さわって。」
グウェンダルの右手を掴み、秘所まで導く。
「さっき、触らなかったか・・・?」
「もう一度、です。」
グウェンダルは、再びアニシナを下にして、膝を割り開いた。そのまま指を這わせるのかと思っていると、腕はそのまま
膝を固定し、秘所に顔を近づけた。眉をしかめるアニシナ。
「何ですか・・?」
「同じことを2度するのは、芸がないだろう・・・?」
そう言うと、グウェンダルはアニシナの秘所に舌を這わせた。豆粒大の小さな肉を、つっと優しく舐め上げる。
「あぁっ・・・!」
ぶるりと身体を震わせるアニシナ。構わず、グウェンダルは何度もそこを舐め上げた。溢れる蜜を丁寧に舌で掬い取って、
飲み込む。くちゅくちゅと水音が響き、その音の卑猥さにアニシナの肌は粟立った。
「や・・・は、グウェンっ・・・!」
肉芽を唇だけで咥えられ一層強く舌で刺激されると、アニシナは身体をのけぞらせた。白い上半身がなまめかしく動くの
を見てグウェンダルは興奮したが、それでも刺激だけはきつくならないように、懸命に自分を抑えた。
丁寧に、丁寧に。彼女が快楽しか感じないように。
「あ、あんっ・・・!そ、なにしたらっ・・・またっ・・・ああぁあんっ!!」
何度か肉芽を舌で揉み解し、ほんの少し蜜壷の入り口へ舌が入った。そのまま内側から舌で刺激してやる。くちゅくちゅ
と蜜の溢れるそこを舌で刺激され、アニシナは羞恥と快楽でおかしくなってしまいそうだった。ふいに弱い部分を舌で刺激
されると、アニシナの身体は大きく振るえて、力が抜けた。グウェンダルは口元についたアニシナの蜜を拭いながら、瞳を
細めて囁いた。
「舌だけでも、よかったか・・・?」
「ばかっ・・・!!」
胸を叩かれたが、力の抜けた腕ではいくらアニシナでも普通の御婦人と変わらない腕力でしかなかった。そうなると、もう
グウェンダルにはじゃれているようにしか感じられない。暴れるアニシナの身体を少し押さえつけて、猛った自身をアニシナ
の蜜壷にあてがう。アニシナの身体がほんの少し震えたが、額をグウェンダルの汗ばんだ胸に押し当てて囁いた。
「・・・早く。」
「・・・ああ・・・。」
もうこれ以上は、待つつもりもない。
アニシナの頬に唇を寄せてから、グウェンダルは己を一気にアニシナへと突き入れた。
「あああぁんっ!!」
「っく・・・!」
熱いアニシナの中は、グウェンダルをぎゅっと締め付けて離さない。動けばすぐに達してしまいそうで、アニシナの中を動
くことは困難だった。
「グウェン・・・」
甘い声で名を呼ばれるだけで、背筋に甘いものが走る。アニシナが背に手を回して抱きしめるのを感じながら、いつもこう
だったらいいのにと頭の片隅で思う。
「アニシナ・・・」
自分の声が、これほど甘くなるのをグウェンダルは自分でも聞いたことがない。潤んだアニシナの瞳を見ると、こんな声
が出てくるのも仕方がないように思えるけれど。腰を動かし一突きする度に、アニシナは細い身体をくねらせる。水色の瞳
が甘く揺らぐのを見ると、愛しくて仕方がない。緩急をつけて締め付けられる下半身に、意識が遠のいてしまいそうだ。
「グウェ・・・奥までぇ・・・ああっ!」
「は・・・いいか?アニシナ・・・」
ゆっくりと動いていた腰が、徐々に大きく早く動くようになる。アニシナの奥を膨張したグウェンダルで摩擦すると、より一
層アニシナの締め付けがきつくなった。じゅぷじゅぷと蜜の音が結合部から響いて、二人の行為の激しさを物語った。
「んぁっ!グウェンっ・・・も、だめ・・・ああっ!」
「私も・・・一緒に・・・」
グウェンダルがアニシナに口付ける。激しく舌が絡まり、荒い吐息が混じる。グウェンダルはアニシナの腰を抱え膝を開き、
アニシナの最奥へと自身を突き入れた。
「はあぁんっ!あ、グウェ・・・ッ!」
ただでさえ狭いアニシナの中は気持ちがいいのに、アニシナの喘き声はそれを増幅させるような気がした。しかし、もっと
そんな声を聞いていたいと思っているのに、声を塞ぐように口付けを繰り返してしまう。まるで甘い果実を貪るように、アニ
シナの唇を追いかける。塞いだ唇から漏れる、かすかな声と荒い息遣いを聴くのも、グウェンダルの性感帯を刺激した。
「はぁ、グウェンっ・・・ん、ふ・・・」
「ん・・・ちゅ・・・アニシナ・・・」
アニシナの細い指に自分の太い指を絡ませて、グウェンダルは口付けたままアニシナを激しく貫いた。ふいにアニシナの
身体が腕の中ではねて、きゅっとグウェンダルを締め付ける。
「ん、ふぅ、んんんんんんっ!!」
「―――アニシナ・・・っ」
その刺激に耐え切れずに、グウェンダルはアニシナの中に精を吐き出し、アニシナの最奥で精と蜜が混じりあった。
「わたくしが死んだら、と考えたことはありますか?」
唐突にアニシナがグウェンダルに尋ねた。急に自分の腕から逃れて起き上がったかと思えば、何を。
「・・・考えたこともない。」
グウェンダルは正直に答えた。どういう意図でこんなことを聞いているのかわからないので、下手な返答をするよりも素直
に言ってしまったほうが言い訳がしやすいと思ったのだ。言い訳を聞いてくれる相手ではないけれど。
アニシナは眉をしかめた。
「このご時世に、考えたこともないのですか。これだからあなたは幾つになっても愚かなままなのです。」
情事の後にいきなり説教されるのは慣れたつもりだったが、眉間に皺がよるのを感じた。互いにまだ一糸纏わぬ姿で、
指先だけはまだ繋がれたままでそんな辛らつな台詞を聞くと、心のバランスを失いそうだ。グウェンダルは大きくため息を吐いた。
「考えたこともない。大体お前は軍籍とは言え、司令部勤務だ。実際に戦場に行くことはほとんどないだろう。」
「ええ。あなたとデンシャムの陰謀によってですがね!」
「お前が前線にいると、他のものが無茶をしなくてはならんだろう。誰もお前ほど体力があるわけではない。」
無尽蔵の体力を誇るアニシナが司令官などやっては、他の兵が過労で倒れる。司令官がやる以上のことを兵はやらな
ければならないから。そういう理由もあって、グウェンダルとデンシャム以外の者の意見も入れてアニシナには前線に出な
いように言ってある。それが決まったときは散々文句を言われたものだが、まだ根に持っているとは思わなかった。
「くだらないことを。自分の領地を守らない領主の娘になんの価値がありますか。」
グウェンダルは乱れた髪をかき上げながら、ため息混じりに言った。
「これでもお前を心配しているんだ。」
「だから、わたくしが死ぬかもしれないことは考えたことがないと言うのですか?」
「・・・アニシナ、滅多なことを言うな。」
グウェンダルはつないだ手をそっと握り締めた。アニシナはそれを振りほどき、また指先だけ手を重ねた。
「では、想像してみるのですね。―――コンラートがジュリアを失うというのは、わたくしたちのそれに匹敵しますから。」
グウェンダルはアニシナを見つめた。かける言葉が見つからなくて、繋がった指先にそっと指を絡める。その仕草にアニシ
ナは微笑んだ。
「もっとも、内容も形もまったく違いますが。」
照れ隠しなのかどうなのか、判断しかねる台詞だったがグウェンダルは何も言わなかった。言葉にできる関係など、互い
の関係のほんの一部でしかないから。
「・・・お前は私が死んだら、などと考えたことがあるのか?」
「―――もちろん。」
予想もしなかった答えに目を見開いたグウェンダルを横目で見て、アニシナは少しだけ微笑んだ。
「何ですか。鳩が豆鉄砲食らったような顔をして。何をそんなに驚いているのです。」
「いや・・・。」
心底驚いているグウェンダルの表情を見て、アニシナは笑みを深くした。口では、だからあなたは愚かなのですと言う。
「あなたが戦場に出るたびに、わたくしはいつも考えていますよ。」
アニシナがそんなことを思っていたとは、知らなかった。いつも、日常と変わらないような態度で、「行ってらっしゃい。せい
ぜい死なないことですね。」などと言って別れるから。
あまりの衝撃に口を閉ざしたグウェンダルを、アニシナはいつになく優しい瞳で見つめる。そっとグウェンダルの指先に触れ
ながら、静かに言った。
「例え生まれたときから一緒でも、死ぬときまで一緒とは限りません。そんなことも思いが行かないとは!だからあなたは
いつまで経っても物の道理がわからないのです。」
グウェンダルは瞳を細めてアニシナを見つめた。触れる指先のぬくもりが急に愛しくなって、手にとってそっと唇を落とす。
コンラートは、本当にジュリアの後を追うかもしれない、と思いながら。
「後を追わない自信がないな。」
コンラートと、自分を重ねて。死んでしまった誰かを思いながら、自分は生きていけるだろうか。相手が自分に深く根付い
ていればいるほど、生きにくくなる。相手が自分にとって、強烈な個性を持っていればいるほど、いたたまれなくなる。手の
ぬくもりが、温かければ温かいほど、その後の冷たさに堪えられない。
アニシナは指先に落ちる唇の温かさを感じながら、柳眉を潜めてつぶやいた。
「―――馬鹿なことを。」
不機嫌になったアニシナをなだめるように、自分も起き上がって後ろから抱きしめた。そんなことで機嫌の直る相手では
ないけれど、なぜだがこうしたいと思った。
「―――『死ぬまで一緒』とは、なかなか上手く行かないものですよ。」
「ああ・・・。」
アニシナはそんなことを望んでいないし、自分もそんなことは望んでいない。けれど、コンラートとジュリアはどうだっただ
ろう。そんな愚かなことを、二人は望んでいただろうか。せめて、それまでは一緒にと、願っただろうか。
ジュリア、お前は一体―――
「・・・二度と、こんなことは起させん。」
グウェンダルが低くつぶやく。甘い響きは、少しも混じっていなかった。
「誓えますか。」
「誓う。」
アニシナの硬い声に、硬い声で返事をしてきつくアニシナを抱きしめる。
「・・・ゲーゲンヒューバーを、処断する。」
「私情を交えてはいけませんよ。」
私情とは、親戚云々のことではない。アニシナを、コンラートを、悲しませたという、グウェンダルの私情。
グウェンダルは瞳を硬く閉じた。
「・・・ああ。分かっている。」
アニシナは、慰めるようにグウェンダルの額に口付けた。
しまった。鬱展開時に鬱なものを投下してしまった・・・!!
えーと。グウェンがヒューブに怒り狂っていたのはアニシナのこともあったからだと妄想すると萌え度が
高まるなぁ、とか。そういう話です。
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!
GJ!!
リアルで見たよ!!!(*´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア
GJ!
あまりの萌えと切なさに涙が止まらないよ…
GJです!
ジュリアの死は次男と絡めて描写されがちだけど、
アニシナにとっても親友だったんだよね…
グウェンいい男だよグウェン
そのまま結婚しちゃえよ二人
GJだよ。
もう感動したよ( ;∀;)
何度読んでもいいよ。
GJ!
こういう関係はいいな…
でも誰かヨザックを幸せにしてやってくれ…orz
鬱過ぎる
GJです!
せ、切ない……!不覚にも目から汁が出てしまいましたよ。
もう『ヨザックは生きてるに違いない同盟』が出来てますよ。
ここで一発、ヨザックを幸せにするSSを投下してくれる職人および神の降臨を
上腕二等筋がはちきれんばかりに願っております。
だ、誰か……。゜゜(´□`。)°゜。うわぁぁん
グウェアニ泣きました。GJ!
ギーゼラに調教される三男ってのがみてみたい
336 :
1:2005/09/05(月) 01:01:55 ID:QScxSvTw
ちょっとこの辺のルール決めておこうか。本スレ大変なことになってるみたいだから。
一応、最初のころ「早売りのネタバレ禁止」とは書いた。で、発売後の話題について私個人の見解だが。
別に構わないと思う。というのは、ここは本スレのように内容についてあれこれ論議する場ではなくて、
あくまで「女子がかわいいー」「○○カップリング萌えー」とかを話したり、そのエロ作品を発表する場としてあるから。
それに準じる新刊の話題は、実は多くない。今回はこのスレでも人気のあの方があーんなことになってしまったが、
そんなことは普段はないわけで。本スレに準じて4日後にする必要性はないと感じる。(準じる必要性がない。)
だからといってべらべら話すのもいただけない。21歳以上の節度ある文章でそこはかとなくわかる人にだけは
わかるけどわからない人には全くわからない、そんな書き方をしたらどうか。どうだろう大人の皆。
337 :
ヨザックの休日1:2005/09/09(金) 02:12:25 ID:4kdTUzLR
『ねぇねぇ、あのね、ヨザック。お願いがあるんだけど、聞いてくれる?』
そう言って主の最愛の娘がヨザックの部屋のドアを叩いたのは夕べのことだった。
『明日、グレタと"でーと"して欲しいのっ』
そして、本日。
「あっちよ、あっち!」
子供特有の底なしの体力で、グレタは力いっぱいヨザックを
ひきずりまわしていた。
二人がいるのは城下街でも、最も活気がある通りだ。
ひっきりなしに行き交う人ごみにまぎれそうなオリーブ色の頭を、
ヨザックは必死で追いかけた。
「姫様、姫様!もーちょいとだけ足を緩めてもらえませんかねぇ」
後も見ずに突っ走るところなど、血は繋がっていないくせに主に
そっくりだ。そんなことを考えながら、グレタのフードの端をつかむ。
「俺も年なんですよ。ちょっとは労わってくれないと、グリ江泣いちゃう」
ヨヨ…と泣きまねをするヨザックをチラリと見ると、グレタは
ようやく足をヨザックの歩みにあわせてくれた。
「そーだね。ユーリも『グリ江ちゃんは若く見えるけど、そろそろ
体にガタがきてもおかしくないから、労わるんだぞ』って言ってた。
ごめんね、グリ江ちゃん」
すごく生意気極まりないことを言いながら、無邪気に微笑んで
ヨザックの手と自分の小さな手をつないだ。ヨザックもこの小さな姫と
はぐれないように、しっかりと手を握り締める。
「へぇー。坊ちゃ…じゃなかった、陛下がねぇ。ふーん」
自分から言い出したこととはいえ、年寄り扱いされた恨みをどこで
晴らそうか。ここはやはり陛下だろう。腹黒い幼馴染の目をかいぐくって
陛下いじりをするのも、なかなかスリルがあっていい。
先日『軍人用パンツ』を見せたときの主のビビリぶりを思い出して、
ヨザックは思わずニヤついた。
338 :
ヨザックの休日2:2005/09/09(金) 02:13:54 ID:4kdTUzLR
「あーヨザック、ここだよ。このお店!」
グレタが歓声を上げたのは、一軒の店の前だ。
「ここ……ですか。間違いじゃなくて?」
魔力のないヨザックにも一目でわかる、怪しげな店。
店全体から『あやしい』オーラが漂っている。
なぜ、店の前にぐったりしすぎたネコがいるのだろう。しかも複数。
なぜ、店の前の巨大な水槽は中身が見えないほど緑色の金属光沢の
水がなみなみと湛えられているのだろう。ついでに中から時々
『ザベルザベルザベ〜』と、魚ではありえない水音がする。
屋根からは蔓まで緑色の怪しげな植物が隙間なく垂れ下がっており、
それが自然の暖簾代わりとなっている。蔓のせいで、看板すら見えない。
軒先の蔓が風もないのに勝手に動いたのは気のせいだ。
気のせいだったら気のせいだ。
おかしい。ここは城下でも一番活気のある通りのはずだ。
そんなところにこんな怪しい店があるなんて。これがうらぶれた
薄暗い通りだったら、ヨザックは間違いなくグレタを抱えて回れ右している。
が、ここは大通り。怪しげに見えるだけで実はまともな店…であって欲しい。
しかし、現実は厳しかった。グレタはこの店の怪しさに頓着せず、
無邪気に微笑んでのたまった。
「うん。アニシナ御用達の魔薬材料の店なのっ」
逃げようそうしよう。アニシナちゃんは大好きだが、"もにたあ"は好きではない。
もっとも、魔力のないヨザックにはあまりその役目は回ってこないのだが。
「えーと、姫様。これは"でーと"ですか?"おつかい"じゃなく?」
及び腰の自分をごまかすように、ヨザックは恐々とグレタに質問してた。
"でーと"に期待していたわけではないが、"アニシナちゃんのおつかい"だったら、
もっと覚悟を決めてきたのに。たとえば『軍人用パンツ』のヒモを
締めなおすとか。でも軍人用パンツにはヒモはない。嗚呼、軍人用パンツで
気持ちを引き締めるにはどうすれば……。
関係のない思考で一瞬現実逃避をしてしまったヨザックを尻目に、
グレタはごそごそとポケットからメモを取り出した。
「これはれっきとした"でーと"だよ。だって、アニシナに
頼まれたわけじゃないもん。明日、アニシナの誕生日でしょ?
だから、アニシナが何を欲しがっているのかグウェンに聞いてもらったの」
どうやら、姫様の手に握られたメモにはその"アニシナの欲しいもの"が
書いてあるらしい。
「んまー。閣下らしい几帳面な字!」
覗きこんで、思わずそう感想を漏らす。そんな感想しか漏らしたくない。
書いてあったのは『ポレポレの目玉』と『ニュルンベニュの牙』だ。
聞いたこともない名前だが、目玉と牙ということはきっと生き物に違いない。
生き物であってくれ。
「そうそう、ポレポレの目玉は、ちゃんと花弁とガクがついてるもの、だって!」
ああ、もうどんな物体なのか想像したくない。
「じゃ、レッツゴー!」
元気な姫にひきずられて、ヨザックは覚悟を決めた。
339 :
ヨザックの休日3:2005/09/09(金) 02:14:56 ID:4kdTUzLR
夕刻、血盟城。
目的の物を買えてご機嫌のグレタと、げっそりと疲れたヨザックが帰城した。
店の中は、扱っているものはともかく、ごく普通の店であったのが救いだ。
店主もにこやかで、買い物はスムーズに済んだ。
ただ、店への出入りのときに暖簾の蔦に執拗に耳を嬲られたことだけは
忘れたいと、心底ヨザックは思った。テクニシャンだった。イヤさ倍増だ。
無事にグレタを部屋の前に送り届けると、別れ際にグレタがヨザックの手を引っ張った。
「ヨザック、今日はありがとう」
ペコリと頭を下げる。頭を下げるあいさつは陛下の影響だろうと考えながら、
「いえいえ。どういたしまして。グリ江も楽しかったわぁ」
とシナをつくってみせる。本日の"でーと"において、グレタは「ヨザック」
よりも「グリ江ちゃん」の方がお好みらしいと判明したからだ。
グレタの視線にあわせて背をかがめると、グレタがヨザックの耳に口を寄せてくる。
「今日の"でーと"、お父様たちにはナイショよ?」
かわいらしい言葉にうなずいて、二人で指切りを交わす。最後にグレタは
そっとヨザックの頬に口付けを落とした。
「じゃぁね、ヨザック。バイバイ」
照れたように部屋の中へ逃げ込むグレタを最後まで見送ったあと、
年寄りらしく『よっこいしょ』の掛け声で立ち上がる。
「あーもー。かーわいいなー。」
あれでは、陛下とプー殿下が親ばかになるのも分かる気がする。
とりあえず、部屋に帰ったらアニシナちゃんへバースディカードを書こう。
でも、部屋に帰るまでの道のりぐらい、未来の毒女に捧げよう。あの小さな姫は、
今日の"でーと"をいったい何歳まで覚えていてくれるだろうか。
いまだぬくもりが残る気がする頬をなでながら、ヨザックはのんびりと
兵舎への道を歩いていった。
340 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 02:16:00 ID:4kdTUzLR
すすすす、すみません。
幼女+ヨザックを目指したのですが、わけわかんなくなった orz
修行してきます。
面白かったから(゜ε゜)キニシナイ!!
GJ!
グウェアニ、今見た・・・・。
感動した。・゚・(ノд`)・゚・。
ヨザックの1日もGJ!!
最近神が多いな。
GJ!
ヨザック…!!グレタもカワイイ!
和んだ。dクス
gj!ナイスプレイ!!
なんでもいいからSS チン☆⌒ 凵\(\・∀・) まだぁ?
リヒャルト×エイプリルマダー?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
349 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/19(月) 16:52:45 ID:JeM7Kj/G
ギー×アニとかアニ×グレとか百合SS チン☆⌒ 凵\(\・∀・) まだぁ?
グウェアニヨザ見てえ(;´Д`)ハァハァ
_ノ`丶、__
ト、 _ノ\ 、--' ̄ ̄ `ー‐ァ
__r' ` ̄´ ` ̄L..___ | 〈
\ 〈 ,.-、r‐-、 | D D Y
| D D | /::::::::\:::,.ゝ-――‐-、,.-、 ,.、__/`丶 | . .!
| | ,. -‐|::ト----/ / /:::::::::\/::::::::::::::::::| ___! ・ ・. |
| ・ ・ |/ Y/´ ̄ ̄/ /::::::::::,イ::|::__::::::::::::__}二´ ! . !
| | ,イ,.イ // / / /ヽ__//::/´ \_::ヽ __ `丶、| V V |
| V V | /:::::::ハィ_,イ _/ / / / / /:::/ ヽ|/-、ヽ 〈 . ヽ
| l /:::::::/ |、 ´ `く/-'´lハ_//:::::::/l | / | / ・ ・ /
! ・ ・ | f:::::::::|、 | `ヽ、 l/Vヽ!j / ,'∠_ |
〈 ヽ-∧/ヽl ヽ| ,rァ=ミー 、、____/ / / 〈 D D !
ノ D D l/ ∧_r=! 弋Yリ` ,r==、 ,ri| / /ヽ / |
< ,>,rキ=' ヘ , 弋Yリ 〉j ll / / \`ヽ、 !! !!
ヽ_ !! !! ,.イ く\ r‐、 ヽ r--、 /l! l! / /j / \ ,. -‐'´
`丶、 / ハヽ l\|'⌒\ |ヽ { } ,.ィ´ l! l/ /_/__ / ,. '\__ ,.ィ´ 〉
\ / /ノ/j !、_ ゙、 \,.ゝニ´‐T/ |! ,.イ /´/ / ,.イ-‐'´ ヽ/ ノ /j
ヽ-、 / ///l、 ト-r‐ヽ `丶、 |! jl_/ / 、__/- ' ´ /__ ヽ__/__//,イ
ヽr'<._/ノ/´ ̄/ /l \ ` ̄-‐'´ ,. '´/ ̄ヽ 〉、 ̄ //
/ ̄/ ,.イ f | l`丶、 ヽ ヽ--‐<_ ̄´: : / {`ー` ̄´ /
/! {__ {/L_!ハ._,ゝ、__ヽ、 ヽ ヽ  ̄`` ー- L...___r'
,.イLl--'´ `´/ 〉〉 //=ニヽ、 | ヽ 、_ Y
l/ / `' // ,>、 ヽ l`` ー ---,-,--‐ '´
/ / /:::/l`Tヽ ̄ ヽ| ヽ ノ ヾ=-
| /::/: : :`¨!:| \___,. -‐¬、 \
|l ヽ __ /::/: : : : : :〉--ァ'⌒ハヽ : : / \ \
,. -―、 | ! ヽ ヽ`丶 l::::l: : : : : / :/: ,.イ:::/ニj ̄j \ \
/ ヽ ! | ヽ ヽ \ |::::!| : : : /'´: ://:::/  ̄´ ヽ、 )〉
| _ V ! ヽ \ |::::|:l : : / : : : : /j::/ ` ̄´
| \`\ j ヽ !:::|: ! : j: :__: : //
| ン /⌒ヽ ヽl: : /´//´
352 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/19(月) 19:42:13 ID:fzvBbDKb
グウェアニでもいっとく。
いつもどおり遠乗りから我が城へと帰ってきた。
そしていつもどおりあの女が私の部屋にいる。
私は疲れた体を休ませようとベッドに寝る。そのベッドにはアニシナが
座ってもいる。
「お帰りなさい。閣下。」わざとらしく閣下と呼ぶ。
「なぜまたお前がここにいる。」「別にいいでしょう。」「グリエとはどうだ。」
「あなたには関係のないことです。それと…」微妙に顔つきが変わっている気がする。
「わたくしがヨザックと……でもあなたは反対しないのですよね?」
「なにを突然…。」「いえ。別に」少しの沈黙。
「本当に鈍い…。」「鈍い?」「私がヨザックと上手くいってるとでも?」
「そうではないのか?」「わたくしはくだらない男なんかに割く時間はなくとも
従順な実験台に割く時間はありますよ?」「どういう意味だ?今日の
お前はどうかしている。」…このときアニシナの髪から香りが…。
この香りには覚えがある。……美香蘭?「どうもしておりませんよ。」「なんというか
唐突すぎるというか…。」「ただ、少し不満があるのですよ。ヨザックに」
といいながら私の上に乗る。
「不満?」「ええ。もにたあとして
ヨザックと付き合い始めただけなので。いろいろとしたいこともあるのです
が…本命でなければできませんもの。」「な、なに?!」「どうです?私の
実験台にでもなりますか?」この展開は!ダメだと思っていても
否定ができない。これも私の願望だからなのだろう。
やっと気づけた。「………私は従順な実験台だ。」「ならばおとなしくして
なさい。声がきかれたら終わりですよ?実験は成功させてみせますとも。」
序章キタ━━━(゚∀゚)━━━!!
(;´Д`)ハァハァ
久しぶりに覗いたら、姫君+御庭番にほのぼの超萌えた。
が、『ザベルザベルザベ〜』と軍人用おパンツへのこだわりに激しくツボった。
という訳で、グウェアニ序章の続き、かなり待ってますよー(*´д`)アヘアフェグフーン
いやらしい音が響く自室。視線を感じる気がするのだが…。
「……これで何回目ですか?全く…見かけによらず感じやすいのですね。」
「それは…っどういう見かけだ…っ」「女性にばかりしてもらうとは情けないです。
そろそろ本格的にどうですか?」「っ…ならば。私もお前を実験してやる。」グウェンダル
は彼女に手を伸ばした。「もうこんなに濡れているではないか。お前にはまだ
一切触れていないというのに。」「お、お黙りなさい。」「お前も感じやすいん
だな。」彼とは思えないような小悪魔のような微笑。くちゅくちゅと音をたて
ながら彼女から溢れたものを舐めとる。「……どうですか?」「どうって…
なにが?」「普通は…っ。あぁっ。んんっ……奥まではやめなっさい!」
「普通は…なんだ?」「いえ。別にいいですよ。でも、少しぐらい口説いても
どうですか?とききたかっただけ…です。」彼の舌が彼女の奥まではいっていく。
「はぁっん……んん…あぁぁん…。やはり、…まだあなたは…不慣れですね。」
「お前は慣れているとでも?」「いえ……2人ではしたことが1度しかありません。」
「2人では…か。誰だ。」
「おしゃべりが多いですね…。」「誰とだ?」「別に誰でもいいでしょう。」
教えないと…とでも言わんばかりに、彼女をもっと感じさせている。
何度も勃つ彼を押し込もうとまでしている。「なっ。お待ちなさい!!グウェン。」
ぬるぬると滑ってなかなか入らない彼はなんどもなんども彼女の1番感じる部分に
当たる。「はぁっ…ん……はぁぁん。んっあぁぁっ。」「濡れすぎて入らないぞ。」
「や、やめな…さい。」「誰としたかを言え。」「………そうしたらやめるのですか?」
「あぁ…。」彼女は気持ち良さそうな顔を歪ませて悪魔のように、さっきの
グウェンダルのように笑った。「ならば言いません。」「矛盾しているぞ。さっき
いったことと…。」ぬるっと音をたててやっと彼女の入り口へとつけた。
「ここまで濡れるとはな。感じやすいのはお前もだ。」ピチャピチャと音を
たてながらゆっくりといれていく。「んんぁっ!グウェンっ!!あぁぁ!」
そのときだった。勢いよくドアが開かれ、オレンジ色の髪をした男がたっていた。
「俺も仲間にいれてくださいよ?」
少し遅れてスマソ。
そしてなんかキャラ壊しまくってスマソ。
おおお!キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
いいよいいよGJ!!
萌えた・・・(;´Д`)ハァハァ
ウォォォ━━(*。∀゚*)━━!
キタキタキタキタ…キタ━━━━━━(*´Д`*)━━━━━━…ゴクリ
キタ━━━━━━\(゚∀゚)/━━━━━━ !!!
この後、3Pクルー?
にしてもこの三角関係いいなあ(*´д`*)
「な…っ!なんですか!ヨザック…」「2人だけなんてずるいと思いません
か?閣下ぁ。アニシナちゃんを独り占めするとは…」「…………。」
恥ずかしさより、敵対心のほうが強かった。なぜこいつがでてきたんだ?
アニシナを……っ。「閣下も、もうもちそうにないようですけどアニシナちゃん
の中で出したら俺、本気で怒りますよ?」といって服を脱ぎ始めた。
「な!なにをするのです?ヨザック…。」「アニシナちゃん、閣下、俺もいいですよねぇ?」
「2対1とは卑怯です…」そんな問題ではなかろう。「俺と閣下のほうが
もっと実験も充実したものになるのになぁ。」実験のことならどんなこと
があっても…というアニシナだがまさかOKするはずがない。「わたくしが
あなたたちごときに感じたりするものですか!」「じゃあ俺は何度も疲れ果てるまで
イカせましょうかぁ?閣下と組んで。」「な、なに!」「さっさとやりましょう?
どっちもイキそうなところで止めちゃったんだからきついでしょう?」
「んぁっ…ぁぁんっ…はぁぁぁっ…」ヨザックは口へ、グウェンダルはアニシナの中へといれて
いた。ヨザックをアニシナはチロチロと舌で先端を舐めまくり、さすがのヨザック
もかなり限界に近かった。「さっす…が。アニシナちゃん…。上手いっ…な」
「あな…たのほうが先に…いってしまうのではないのですか?……あぁぁんっ」
ヨザックは我慢しつつも少しずつ垂れてきていてアニシナの口のなかを白色に染める。
「グウェン…。」グウェンダルのほうはかなり濡れているアニシナを舐めたり、
中に入れたりしていてグウェンダルもやばかった。こんなアニシナをみているだけで
放ちそうになるからだ。「まずはあなたが終わりですねヨザック。」
先端の窪みに舌を入れゆっくりと動かす。「はぁっ……」かなり感じているみたいだ。
まだ我慢しているのだが、さっきより溢れる量が多くなってきた。
「きついでしょう?もういいのですよ?あなたは実験に失敗だということで」
「んっ…。それはないってアニシナちゃん…。まだまだ…」アニシナの胸に
手を伸ばし乳首を舐め始めた。「はっあぁぁぁっ!!!んぁ…」「…ね?口の中に
はいったまま胸までやられたらねぇ。それに閣下は…」グウェンダルは
アニシナの下にいき、後ろにいれて激しく腰をふっている。「ぁっ…
あぁぁっはぁぁぁっ!!!」
アニシナからは大量に溢れだし、後ろまでまわってグウェンダルを濡らす。
「へへへ……成功でしょう?」今にもイキそうな顔つきで笑う。
「はぁっはぁっ…ぁぁ…」アニシナはもう疲れている。だが二人の動きは
まだおわらない。「ここから本番…ですよね閣下。」「あぁ…」
ヨザックは前にグウェンダルは後ろにいれて2人とも腰をふっている。
アニシナはただただ喘ぐばかりだ。「はぁ…あぁんんぁっ…ひゃぁんっ…
はぁんぁぁぁぁっ!」どんどん2人はスピードをあげていく。「はぁっはぁっはぁ
はっはっはっぁぁん!!あぁ…!!」「んぁ…っ」「うっ…んっ…」
3人は同時に放った。
1日後。
さすがに美香蘭の効能もきれ、いつものアニシナにもどっている。
「…アニシナ。」「なんですか?グウェン。」「その…昨日は…」
「なんです?」「成り行きでああなったのだが…」「”ああ”とはなんですか?」
「ヨザックのことだ…」「ええ。」「お前は…ただ実験のためだったのか?」
「なにをいいたいのですか?」「私と…したのは実験のため…なのか?」「
そうですよ。」「…そうか。」
「もちろん、本命の相手とのグレタのいう愛の実験ですよ。」彼女らしくない
微笑み。こんな笑顔は久しぶりにみた気がする。「愛…?」「ええ。ヨザックが
きたのは…まぁ残念ですが追い返すのは不可能でしょう?あの状態ではもしかしたら
わたくし達のことを城中にいいふらすかもしれません。」「だが、私は私だけで
お前と…。」「たまたま…です。あれはまだ準備というところですね。」
「準備?」「まだまだあれくらいでは。実験の準備のようなものでした。
本当に実験するのはやはり2人で、もっともっと…ですね」「ならこれは実験では
なかったのか?」「まあ実験ですよ?」「そうか。ならこの実験は…」
「失敗ですとも。邪魔もはいったうえ、あなたがそれぐらいでは。」「お前が
よくいうな。何回果てた?」「それはいいとして…。また今夜もどうです?
実験に付き合っていただきませんか?」今度の実験は成功させてやろう。
続編キタ━━━(゚∀゚)━━━!!
萌える(*´Д`)
GJ!
GJ!!萌えるよ!!
台詞と台詞の間を改行したほうが、もっと読みやすくなるよ!
昨日の地上波、アニシナとかグウェンとかヨザとか、すげー萌えた。
チャイナ・・・。
携帯からだが
萌えた!!
GJ!
昨日の地上派は俺も萌えた。チャイナまじでよかった(・∀・)
グウェアニ良すぎだ!
ノーマルなんてあったんだ。
ホモだけだと思ってた。
神よGJGJGJ!!!
改行なんてどうでもいいだろ!GJGJGJGJGJ!!
3Pキタ━━━(゚∀゚)━━━!!
ヨザの「へへ…成功でしょう?」にかなり萌えぇぇぇぇ!!!
”へ”は三つだった…スマソ。
かなり興奮しておかしくなっちまった
ギーゼラを・・・
神よ・・・
このなかでどれがいい?暇だから小説かくんだけど。
・アニシナ×グウェン
・ギーゼラ×ヴォルフ
・ジュリア×コンラッド
・ヨザック×アニシナ
・アーダルベルト×ジュリア
375 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/24(土) 20:18:37 ID:amM7plPx
>>374 どれも捨てがたいけど、ギーゼラ×ヴォルフ見てみたいでつ!
漏れも明日暇だからヨザアニでも書くよ…
>>374 ギーゼラ×ヴォルフでノシ
377 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/24(土) 21:22:30 ID:4gJ+duX0
>>374 アー×ジュリに一票ノシ
哀れな顎に愛の手をwww
>>374 ・ギーゼラ×ヴォルフ
後生ですからぁぁぁぁ!!
・ギーゼラ×ヴォルフ
でお願いしまつ!!
381 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/25(日) 01:43:56 ID:z+e9h+ck
コンジュリ以外と人気ナッシング!是非ともコンジュリをお願いしたい
ギーゼラ×プーで!w
コンジュリで!!どうか神よ!!
ギーゼラ×ヴォルフ
見たことないからみてみたい。
>>374 神よ!!頼む!!
何か、本当に女が強いよね。
>・ヨザック×アニシナ
>・アーダルベルト×ジュリア
しかないってどうなのw
「閣下!…閣下!?」息を切らせながら走ってくる。僕のほうへと。
「ギーゼラか??」何のようだろうか。僕は今急いでいるというのに。
兄上に呼び出され、ヴォルテール城までいこうとしていたところだ。
「閣下、今お暇ですか?」本当は全く暇ではないのだがついつい…
「いや、別に。…暇だ。」彼女には弱い…のだろうか。まさか…この僕に
弱いものなど。
「なら閣下。私の部屋にきませんか?」
「お前の部屋…?」ああ。この血盟城にあるんだったか。
「そうです。見せたいものあるので…。」
「見せたいもの?なんだそれは」
「それはきてからのお楽しみですよ。」
少しの好奇心。ヴォルフラムは彼女へとついていった。
…やはり綺麗に整頓されていた。彼女らしい。
「見せたいもの…そろそろいいだろう?」
「ええ。…でもそんなもの、嘘です。」彼女とは思えないような小悪魔的な
笑み。いつもと違うのでヴォルフラムは少し動揺していた。
「う…嘘だと!?僕はそんなことで呼び出せれたのか!全く…笑えないぞ!」
「ちょっと閣下を誘ってみました…」
これからマジでキャラ壊すと思うから。
……ご忠告はしましたよ
「誘った?なんにだ?食事か?」
「いいえ。そういうのではありません。」
「…どういうのだ?」
「診察でもどうですか?健康診断、受けてないでしょう?」
「ああ。そういうことか。…頼む。」
「鈍いところがかわいいですね。ヴォル…いえ閣下。」
「に、鈍いだとぉ!?どういうことだっギーゼラ」……!
本当になんなのかわからなくなった。ギーゼラがどんどん服を脱いでいく。
「な、なにを!」綺麗な肌。透き通りそうな色の肌をしている。
「まさか…閣下。もう勃っちゃってますか?」微笑んだ。小悪魔で。
「ムズムズしてきた…。くっそぉ…」やってしまったほうがこのさい楽だ。
ただ女性の裸をみただけだっていうのに…。
「相当溜まっているでしょう?体によくありませんよ。」
「う、うるさい!」
「ヴォルフラム。女性の誘いを断る気ですか?」
「…どうかしたのか?いつものお前じゃない。」
「私も男性のいう溜まっているような状態だったので」そういって自分で
胸を触り始めた。かなり敏感で秘所もテラテラとてかってきた。
「はっぁん…。んぁ…」自らを犯している。そんなありえないようなギーゼラを
みた三男は無意識のうちに彼の手は自分のをいじっていた
「はぁ…どうです?ヴォルフラム…はぁんっ…んぁ…っ」
「くそっ。どうしてこんなことになった!なんでギーゼラがっっ!!」
どんどん服を脱いでいくヴォルフラム。
「かなり、勃ち上がってますね。しかもかなり硬い。」
「だからなんだというんだ。はやくぶちまけて終わるぞ。」
ヴォルフラムは彼女へ手を伸ばした。
389 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 21:17:04 ID:+G/HSupe
GJ!続きキボンヌ(´Д`)
つーづーきっ!
つ ー づ ー き っ !!
流れぶった切ってスマンοrz
まだエロには入ってないんだが、コンジュリを流します。
空は彼女を思い出させる。
「空?私の瞳が…?」
濁りのない水色の瞳が、長身の男を見つめている。
澄んだソレは穏やかであるが決して弱くない光がある、彼女そのものだった。
「ええ。ちょうど今の空ようだ」
男は手を天にかざして、太陽の光から目を守りながら指の間からのぞく青空を確かめる。
ジュリアにそっくりだ、と目を細めて空と彼女を交互に見た。
「そうなの‥」
とても不思議そうに彼女は空を見上げたが、その瞳から空を見ることは出来ない。
ゆっくりと目蓋をおろし、残念だわと小さく洩らす彼女は、決して自分を可哀相だとは思っていないに違いなかった。
空という色が見れないことは残念だけれども、彼女は不幸だとは思わない人だ。
自分にしか見えない、感じ取れないものをたくさん知っている。
「コンラート、貴方は大切なモノはある?」
唐突な質問に一瞬、躊躇したもののウェラー卿はすんなりと答えることが出来た。
ただし、確信に触れずに質問を返すような形で逃げた。
「ジュリア…貴方は?」
ウェラー卿が微笑む姿が見えなくとも、ジュリアはその声音で彼が何を思っているのかを感じ取った。
「ありすぎるわ。国や家族、友人、兵…生きる人々」
目蓋を閉じたままの彼女は、同じトーンで話しながら数多くのことを思っていた。
「戦争は嫌いだわ」
ポツリと呟く一言にどれだけの想いがあったことか、人を気遣い、立てる事の得意なウェラー卿も若さゆえ知ることは少なかった。
「もうすぐ、この戦いも終わるだろう」
眺めた先に一羽の鳥が美しい鳴き声を誇らしげに奏でながら旋回して、城を出ていく。
視線をおろせば、城の門の手前で若き魔族の兵がぞくぞくと集まっていた。
「ジュリア、部屋に戻ろう。」
見えないはずの瞳を兵に向けた彼女は、ウェラー卿の一言に小さく頷き、庭園をあとにした。
長い城内の廊下を歩いているとき何人かの兵に会釈をされ、俺が教える迄もなくジュリアも存在に気付いては会釈を返した。
以前、なぜ人がいることが分かるのかと聞いてみたことがあった。
彼女は笑みを浮かべて、当たり前のように言った。
「生きているからよ」
分かりそうで分からない答えにモヤモヤとしながらも、そういうものなのだと納得したのだ。
部屋に着くと、ジュリアはウェラー卿にお茶を勧め、彼もそれに従った。
とりあえずここまで。
エロは次くらいには入りたいと思。
>>388 ぶった切りスマンοrz
続き楽しみにしとります!
コンジュリもキタ━━━!
続き楽しみにしてまつ!
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
J.Aさん乙GJ!!
出された湯気がたつ紅茶をウェラー卿は一口飲んで、静かに置くと、テーブルを挟んだ窓際に座る彼女に視線を送った。
光を浴びた雪のような髪が肩にかかった彼女は、慣れた手つきで紅茶を口にした。
「そういえば」
唇から離したカップを、両手で支えながら膝の上に乗せたジュリアは、思い出したように話を切り出した。
この部屋に誘う前から、なにか話したそうな彼女にウェラー卿も気付いていたようで、彼はさして驚きもせず彼女の話を促した。
ジュリアも、彼の姿勢に感謝しつつ話を進めた。
「今朝方、ツェリが来ましたよ」
予想外の話だったのか、ウェラー卿は少し驚いたようで、不自然にカップを鳴らしてしまった。
失礼と謝罪を述べて、ウェラー卿はジュリアの瞳を見つめた。
「母上が…ですか?」
第26代魔王陛下であるウェラー卿の母親は、世界がめまぐるしく変わる中で兄であるシュトッフェルを頼りに魔族の長として暮らしていた。
昔から恋多き女性であった彼女が、一つの城に閉じ込められることがどれだけ辛い事か。
ジュリアに愚痴や泣き言を洩らす己の母親を想像することは、容易かった。
「彼女、とても辛いと言って…眞王がなぜ自分を選んだのかと嘆いていたわ」
閉じてしまいそうな目蓋が影を作って、ジュリアの水色の瞳が青く濁った。
「たくさん人が死んだと知らされては、次は殺したと知らされる…おかしくなってしまいそう」
昨日話し掛けてきた兵が今日は棺で運ばれてくる。
友人も一人、また一人とどこか遠くへ行ってしまう。
婚約者の彼も…
ジュリアは、カップの淵に指を滑らして哀しげに紅茶に映った自分を見つめた。
否、見えていないのだから自分を見ていたのでは無いのだろう。
「ジュリア…」
俯いた彼女が泣いてしまったのだと思ったウェラー卿は、大きな手のひらを薄い彼女の肩に気遣うように触れさせた。
しかし、彼女は泣くことはせず顔を上げると優しく微笑んで肩に乗ったウェラー卿の手に、彼女のそれを重ねた。
「貴方も行くのでしょう?」
彼がどこに向かうのか、ジュリアは知っていた。
彼が魔族として誇りや信頼を取り返すために、死を覚悟した戦いに挑むということを。
ジュリアの微笑みは、少しでも触れたら壊れてしまいそうにはかなげで、ウェラー卿は笑みを作ることもままならなかった。
そして不謹慎にも、彼女の眼が見えなくて良かったと思ったのだ。
彼女を傷つけずにいられることに安堵して。
「ジュリア、俺は辛くないよ。君が代わりに悲しんでくれたから。」
ウェラー卿は、崩れてしまいそうな彼女に愛しさにとても近い感情が生まれていたことに気付きながら、そんな自分を見て見ぬフリをした。
席を立ち、ジュリアを引き寄せると彼女が手にしていたカップが落ちて音を立てて割れた。
彼女の長い髪をゆっくりと手で梳いて腰に空いた右手を回すと、彼女は糸が切れたようにウェラー卿にしがみついた。
「とても、とても悲しくて、心が痛い…潰れてしまいそうだわ」
折れそうな体が震えて、水色の瞳に薄く膜が張る。
もし、この場にアーダルベルトがいたら絶対殺されてたなと、急に思ったりしたのは、おそらくこの先の己の行動に原因があるに違いなかった。
「でもね、コンラート。私は皆が言うほど強くないけれど貴方が思うほど弱くも無いわ」
水色の瞳がコンラートを写し出して、危うい感情の狭間で不安げに揺れた。
これ以上進むなと、“親友”の線を越すべきでないと、お互いの全身で警告し合っている。
「そんなこと…知っている。」
それでも、ウェラー卿は腕からジュリアを放すことが出来ず、ただただ切ない感情に身を任せてしまう。
「きっと後悔するわ」
あんな行為をするべきてはなかったと、ただの“親友”でいられなくなることを。
「争いのせいにしてしまえばいい」
焦れたようにウェラー卿がジュリアを強く抱き締めたのを合図に、彼女は拒むことを止めた。
同じくして、彼は彼女の唇に触れるだけの口付けを送った。
GJくれた方ありがと!
前フリが糞長くてスマンですοrz
今日もエロ入れずじまいだが…明日はエロから行く。
>>401 おお!!
明日からが楽しみだ(´∀`)
すっごくいい前フリだ!!
GJ!
コンジュリキター!!!!
GJ!!!
ギーゼラ×ヴォルフ!続きぃぃぃぃぃ!!!
コンジュリ最高ww
GJ!!!
エロキボンヌ(´Д`;)
ジュリアのやわらかい唇が一度離れて、お互い強く抱き合うと再び、今度は深く口付けた。
ウェラー卿は彼女の下唇をついばむように甘噛みし、口が開かれるとそこから舌を侵入させた。
彼女の舌を絡み取り、角度を変えながらキスを味わった。
「ん…ぅ」
蹂躙する舌と、息も付けない激しさに苦しげに眉をひそめたジュリアは、細い指をウェラー卿の上着に引っ掛けて、キュッと握り締めた。
彼女の訴えに気付いたウェラー卿は唇を離し、キスでぽってりと膨れた彼女の唇を舌先でなぞるように舐めた。
「すまない」
恥じたようにうなだれ、ジュリアを抱き締める。
決して手に入れることは出来ないし、しないだろうと思ってきた彼女をこの手で抱く現実が、少なからずウェラー卿を焦らせていた。
「大丈夫よ」
優しい鈴の音のようなジュリアの声に誘われるように、彼はもう一度、ゆっくりと口付けた。
キスをしたままで、ウェラー卿はジュリアを抱き上げると部屋の奥、寝室のドアを抜けベッドに彼女を寝かせた。
窓から日が射していたことで、今が昼なのだと唐突に思ったが備え付けられた天蓋のカーテンを引いてしまえば、光は遮られ時間など気にすることはなかった。
ウェラー卿が上着を近くの椅子の背もたれに掛け、ベッドに戻ると腕でジュリアを閉じ込めるように、彼女の頭の両側に腕を付いた。
見つめた先の彼女の水色の瞳が、今は暗闇の中で何色か判断できなくなっていた。
ウェラー卿は、ジュリアの頬に唇を寄せると滑るように顎に移り、首筋を舌先でたどって鎖骨のあたりを強く吸った。
「少し背中を浮かせて」
「ん。」
そうしながら彼女の服を脱がしていき、胸元にキスを贈る頃には、ジュリアがしっかりと身につけているものは下着と青い魔石の首飾りのみとなっていた。
暗闇のなかでも彼女の胸で薄く光を放つ魔石をウェラー卿は手に取ると、それに軽く口付け彼女の上に戻した。
外そうとは思わなかった。
そうしてから、ジュリアの胸を撫でるように触れ唇を寄せた。
片手で胸を揉み、空いた胸の頂きを舌で転がすように愛撫する。
「ぁ‥ン、ん」
同時に今にも消えてしまいそうな小さな喘ぎを少しでも引き出そうと、右手を彼女の秘部に向かわせた。
中指で割れ目をやんわりとなぞってから、ひだの間に隠れている性感を人差し指で刺激した。
「ひぁッん‥!」
途端に彼女の体がビクリと震えて、叫びに近い声をあげる。
とろりとした愛液を指に絡めて、くちゃくちゃと音を立てながら彼女の中を人差し指がゆっくりと侵略していく。
彼女の中の襞の熱さに指が溶かされてしまいそうな錯覚に侵されながら、押し広げるように指を曲げた。
二本目の指を咥え込んで、しばらくすると暗闇で映える彼女の白い肌が熱を帯びて、しっとりと汗を滲ませているのがよく分かった。
遅くなった&中途半端だけど、とりあえずここまで書きました。
次回で一気にラストまで書くんで…今回はこれでスマン許してくれοrz
GJ!続き楽しみにしてまっす(*´Д`)
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
GJすぎるww
萌えすぎだ!`ァ '`ァ '`ァ '`ァ '`ァ '`ァ (;´Д`) '`ァ '`ァ '`ァ '`ァ '`ァ '`ァ
411 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/29(木) 14:10:17 ID:iYLQUZm5
GJだ!!
続き楽しみです(゚∀゚)
ageてごめん
動揺しすぎたw
J.AさんまたまたGJ!! 続き楽しみにしてまつ(*´д`)ハアハア
>>412 あるあるwww
GJ!!!続き楽しみにしてまつよ!!
ジュリアの唇から絶え間なく洩れる喘ぎは、切なげに潤ませた瞳と共に、ウェラー卿を十分に魅了した。
彼女の中を掻き混ぜるように旋回させていた指の動きを抜き差しに変え、長い指の爪先まで抜いては、根元まで咥え込ませた。
「は‥ンっ、ん、んッ!」
一定のリズムを取りながら彼女の中を犯し、舌で胸を愛した。
しなやかな肢体が妖しくベッドで悶える様は、たまらなく扇情的で、ウェラー卿の人並みはずれた理性は、一つ、また一つと崩れていった。
乱れた長い髪を一房すくい上げると、そっと香りを吸いこんだ。
この先、二度と彼女を抱くことは無いのだろうと思った。
「コンラート…もうこれ以上‥」
見えないはずのジュリアの瞳がウェラー卿の目をしっかり見つめた。
そのとき、薄茶の彼の瞳は闇に溶けて黒く染まっており、普段の彼からは想像できない鋭い眼光すら備えていた。
細いジュリアの指がウェラー卿の頬を撫でて、甘えるように先を促す。
それまで彼女を犯していた指を、ずるりと抜くと代わりに指とは比べものにならない欲望の塊を押しあてた。
「…ぁっ」
あてられたモノの熱さと大きさに息を飲み、それでも受け入れようとする彼女は、そっと脚を開いた。
ウェラー卿はジュリアの膝に腕を通すと彼女の体を少し持ち上げ、己のモノを押し込めた。
「ひぁァア、ぃあー――ッ!!」
一気に埋め込められる苦痛とひどく曖昧な快楽にジュリアは叫びと同時に、水色の瞳から涙を零した。
痛いと思うのに辛いとは思わない、とても不思議な感覚を味わう間もなく、ウェラー卿の腰が引き、再び穿たれる。
「ぅっン、ぁッあッあ!ひぁ‥ッ」
徐々にあげられるスピードに狂わんばかりにジュリアは泣き喘ぐ。
肉同士がぶつかる音が鳴っては、粘着質な水音が溢れていった。
シーツを掴むジュリアの指は青く血の気をなくすほど力が籠もっていて、時間と共に皺を様々に刻んでゆく。
コンラートの熱っぽい息が事の激しさを物語り、ジュリアは泣きながら彼の名を呼び続けた。
小刻みに腰を揺らし、彼女の中をめちゃくちゃに掻き混ぜると、ビクンっと彼女の体が震え仰け反り、最後を迎えたことを知らせた。
そして、彼もまた少しして彼女の中で果てた。
余韻の残るけだるい体で、ジュリアを上から被さる形で抱き締めると彼女も力の入らない腕をウェラー卿の首に回した。
息を整えようと開いたジュリアの唇にウェラー卿は己のそれを被せ、優しいキスをした。
「もし…」
唇が触れるか触れないかの位置で、ウェラー卿は言葉を紡ぎだす。
「俺が帰ってきたら、笑って迎えてくれ。同志である親友として」
ジュリアは、小さく頷きウェラー卿を抱き締めた。
青い魔石が薄茶の瞳から流れた雫を受けとめた。
END
ようやく終わりました…!
最後の締めが甘い気がしますが、自分なりに頑張ったんで、どうか広い心で読んでくださいοrz
では、またの機会がありましたら、精進した自分でお目にかかりたいと思います。
覗いてみたら
キテタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
しかし良作ですな〜!(*´д`) 乙GJでした!!
>>418 GJ!!
もう最高です!!
(´∀`)
J.A様のような良作の後に申し訳ないのですが、
以下のようなシチュで書きますたのでうpします。
アニシナ
愛↓ ↑幼馴染
グウェンダル
グウェンダルは憔悴しきっていた。
「いつまでこんなことをせねばならんのだ」
グウェンダル閣下135歳。アニシナに反抗するという発想自体を捨てて幾星霜。
すでにアニシナの許し無しでは、実験装置の前から一歩も動けない体になっていた。
「しかし時間も遅い。明日だって朝から会議があるし」
そろそろ閣下の訴えも泣き言に変わってきている。
「ふん。まぁ、いいでしょう」
「ではとっとと帰ってくれ」
その時だった。グウェンダルは背中にアニシナの暖かいぬくもりを感じた。
アニシナが細い腕をグウェンダルの胸に回してくる。
「…お前、何をしている」
「私を抱きなさい」
こうして体を求められるのは初めてではない。
グウェンダルは思う。アニシナはいつもいつもこうなのだ。
俺をモルモットにするばかりでなく性欲のはけ口にもしている。
アニシナはちっちゃくてカワイイ。しかし…
俺は一体何なのだ。アニシナの道具か。それで良いのか、俺。
けれど、ちっちゃくてカワイイものには逆らえない性のグウェンダルである。
今日もやはり何も言えないのであった。グウェンダルが頭を抱えている間にも、
アニシナの指が胸を滑り降り股間に届き、まさぐり始める。
「あ…ぅ、待て、おい」
「ではさっさとしなさい、寝室に連れて行くのです」
グウェンダルは言われるままにアニシナの小さな体を抱き上げてベッドに降ろした。
アニシナが見上げてくる。水色の瞳が縋るようだ。
こんな時のアニシナはらしくない、とグウェンダルは思う。
何かがおかしい…と、そう考えるだけの能力を持ち合わせてはいるのだが、しかし
「何をボッとしてるのです、さっさと服を脱ぎなさい!」などと厳しく叱られ、
考える時間もなく慌てて裸になるのであった。
アニシナはといえば、いつもなら全裸になっているはずなのに、今日はまだ着衣している。
グウェンダルは困ってしまう。
「あ…今日は脱がないのか?」グウェンダルは股間を隠しながら言う。
「これから性交しようというのですよ?裸にならぬはずがないではないですか」
「ではなぜ脱いでいないのだ」
「あなたが脱がせるのです!怠けてはいけません」
何を怒っているのだ…
「脱がせて良いのか?」と一応確認してみる。
「さっさとしなさい!」
のそのそとベッドに乗りアニシナの体に手を伸ばす。
閣下もこの年でありこの身分である。女の服ぐらい脱がせなれている。
女の肉体をむさぼりながら脱がすのはグウェンダルだって大好きだ。
だが相手がアニシナとなると勝手が違うらしい。
どことなく必死にコルセットをはずし、ドレスのボタンに手を伸ばし、一生懸命脱がせている。
「グウェンダル、あなたには情緒というものがないのですか?」
「それはこちらが聞きたい台詞だな
そもそもどうして俺がこんなことをせねばならんのだ」
「…っ」
「うん?」
アニシナは押し黙っている。
「すまん、言い過ぎた」
「何を謝るのですか、くだらない!早く続けるのです」
「しかし…」
「いいから」
アニシナはグウェンダル好みの体をしてる。
小作りで柔らかい、労働とは全く縁のない貴族の体。なによりもカワイイ顔。
彼女のいうことなら何でも聞かずにはいられない身の上だと城中の誰もが知っている。
幼い頃からの調教の成果といえるが、幼馴染ゆえの親愛の情という奴なのかもしれない。
全裸のアニシナを抱きしめると労わるように髪を撫でた。
「他に何か嫌なことでもあったのか?」
頬に優しくキスをするともう一回髪を撫でた。
「どうした?」
アニシナは黙ったまま、しかし次の瞬間、火がついたようにしがみついて来た。
頬グウェンダルの肩に押し付け爪を立てる。
「どうしてあなたはそんなことばかり言うのですか、黙って抱きなさい、強く強く、もっと」
小刻みに体が震えている。やはり泣いているのだ。
「きれいな体だ」そういうとグウェンダルはアニシナの背を優しく撫でた。
アニシナが上になり、そのままグウェンダルの股間に手を伸ばしてきた。
それはまだ柔らかなままだった。
一瞬、アニシナの眉がゆがんだように見えた。鍛えた分厚い胸にくちびるを這わせながら、
アニシナがそこへ降りていく。グウェンダルはその行為に高まりを感じはじめていた。
唇にやさしく包まれると思わず声が漏れそうになる。
アニシナは舌を使った。股間のそれは熱く硬く変化していく。
アニシナはそれから口を離し、グウェンダルを見下ろした。
涙にぬれた水色の瞳が勝ち誇っている。
グウェンダルはそれを美しいと思った。
両手を乳房に伸ばし鷲づかみにした。激しく揉んだ。
アニシナは自らの股間をグウェンダルのそれにこすりつけながら挑戦的な眼差しで
グウェンダルを見下ろしている。
グウェンダルはアニシナの背中に手を回すとグいっと引き寄せた。
「どうして欲しいんだ?」
首筋を舐めながら右手でアニシナの右足を引き寄せる。そのまま太ももを弄りつつ背筋を撫でた。
アニシナは熱い息を吹きかけながらグウェダルの耳をなめている。
グウェンダルは背筋を撫でていた左手をアニシナの尻に運んだ。
「ここが好きなんだろ?」そういうとアナルに指を這わせた。
「はあ…ん」
「感じてるのか?」
アニシナがグウェンダルの耳をかむ。グウェンダルは体を返しアニシナを組み敷いた。
乳房に口を寄せ、舌で転がす。そして挿入した。
小さなアニシナはグウェンダルが動くたびに人形のように揺れる。
「もっと抱いて。離さないで」
アニシナは激しく揺さぶられながら頬を高潮させ何か訴えていた。
「気持ちよかったか」
「当たり前です、そうでなかったら私があえぐはずがないでしょう」
「うむ。で、大丈夫か?」
「何の話です」
さっきまで泣いていたじゃないかと思うグウェンダルだが、あのアニシナが泣いたのだ、
これ以上聞かないのが思いやりかもしれない。俺は少しぐらいアニシナの役に立てたのだろうか。
そしてやはり確認してしまう。
「…もう服を着ていいか?」
「さっさと体を離しなさい!シャワーを浴びます」
「ここは俺の部屋なんだが…」
グウェンダルはアニシナの気持ちに気付かない。けれどアニシナの可愛い下僕。
以上終了です。
ご精読ありがとうございました。
グウェアニもキタ━━━(゚∀゚)━━━!!
神すごいよ(・∀・)
グウェン、アニシナの気持ちに気づいてやれよw
ってそれでもGJだけど(;´Д`)
鈍感グウェンいい!!
すごいよ、アニシナ。そしてやっぱりアニシナが上なのねヽ(・∀・)ノ
ラブラブじゃないグウェアニも(*´д`)
「どうして欲しいんだ?」←明夫ヴォイスで(;´Д`)
>グウェンダルは股間を隠しながら言う。
可愛いじゃないかw
コンジュリもグウェアニもGJ!!
アニシナが可愛い〜(o´∀`o)
ちょっと来ない間に2作もー!!GJ!!
こういうグウェアニもいいな・・・。グウェンの優しさでラブに見えるよ・・・。
コンジュリも切ない!!神!!
1人、ギーゼラ×ヴォルフラムを待っている俺。。
自分も。
あれでおわりじゃないだろうな。
ギーゼラが自分のオパーイ触るのと三男が自分のをいじる場面に萌え…。
436 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/04(火) 20:30:36 ID:0zDbat1u
待ち続けてはや幾日…
降臨まってますよう
「はぁっん……。んんぁ…」
ギーゼラの喘ぐ声。ただその声をきいているだけでヴォルフラムは放ちそうになる。
「もしかして…閣下…。経験ないんですか?」
乳房を舌で上手に舐めているようにみえるのだが、先端の部分で滑ってしまう。
「自分の唾液で滑るだけだ。別に…経験がないわけじゃ…」
「あるんですか?」
「………」
いえるはずがない。今年で82になるというのに一度もしたことがないなんて。
いつも自室で1人でやっていた。
[2人はなくても1人ではあるでしょう?みたことありますよ。」
いつものような笑顔で彼女はいうから少し安心してしまう。今日のギーゼラは
かなり唐突だったから。
「なら閣下。今後に備えて私が教えてあげましょうか?」
…安心している場合じゃなかった。
「いや、別に僕は…」
教えてもらわなくていいといいかけたときだった。ギーゼラはヴォルフラムを
口の中に入れ、しゃぶりはじめた。
「ぁ…」
ヴォルフラムは涙目になり、ただ快感を抑えきれず喘いでいた。
はじまった
439 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 12:48:42 ID:CH7wIjog
ギーヴォル
キタ━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
ギーヴォルキタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
グウェアニもセツナス…
愛だけは命令じゃ手に入らないのね…
1人エッチをしているという三男にかなり萌え。
ここの住人ってシチュ萌えが多そうですね…
いわゆる心理描写にエロスを感じるタイプ。
これってちょっと魅力かもw
そのうち投下しますね。
巧くないけどw
443 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 23:41:20 ID:wOhTKrTQ
ツェリ×ギュン萌
ユーリ×グレタで微エロとかありですかね・・・・
ちょっと身体に触れたり、一緒にお風呂入ったりとか・・・
ほのぼの系になっちゃうかな?
446 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 17:04:19 ID:pGd06b4b
>>444 新しい組み合わせだ・・・カイてみようか
じゃあ漏れはムラケン×美子ママン萌え
凄いな、新境地がどんどん開拓されつつあるwww
ムラケン×巫女 つーのもなかなか
村「ふふ・・・奥さん、そんな格好して、僕を誘ってるの?」
ジェ「やだわ、そんなんじゃないもの。」
村「だって、僕の前でいつもひらひらエプロンや着物なんか着てるじゃないですか。僕はぺタジーニの友人への
偏見はありませんからね。僕らもペタジーニの母親と友人みたいな関係になってもいいじゃないですか。」
ジェ「そんなっ、私にはかわいいかわいいゆーちゃんを微妙な心境に立たせることなんてできないわっ!」
村「渋谷のことなら僕に任せて。悪いようにはしないから。さぁ、いきますよ奥さん!」
ジェ「あ〜れ〜」
有利「やめろよな、玄関でそういうコントすんの!!ご近所になんて言われてるかわかってんのか!?ペタジーニに
謝れよ!!」
村&ジェ「えー?」
>447
とか?
有利じゃなくて、勝馬か勝利が居合わせたらどうなるんだろう…修羅場?w
ゲイカ(漢字不明)のミンチの出来上がり!!
魔動挽肉製造機www
455 :
447:2005/10/19(水) 14:12:10 ID:ogMYIQZO
>>451 「ペタジーニの母親と友人」じゃなくて、「ペタジーニと友人の母親」だよ。
グウェアニでラブラブなヤツは正直萌えない
せっかくの上下関係なのだからあくまでもその中でヤッてほしい
>451
とても良いと思われます
激しく萌えまする
>>458 ラブラブが萌えるよ。俺は。
まあ人それぞれだなw
>458
俺はラブラブすぎるのはイマイチだが突然積極的になったりするところとか
いいかも。
ユーリ×ヴォルフラム(女体化)がよみたいのは俺だけですか、そうですか。
そーかー
あくまでアニシナにとって都合の良い男としてのグウェンと、その延長にあるような
グウェアニのラブラブは正直嫌だな。
他の男とアニシナでラブラブやるのとは一線を画すよ。
ぶっちゃけこのカプでラブラブやると
読み手書き手共に欲求不満によるご都合主義な妄想が炸裂し交錯する運命w
更に書き手としてはその辺の心理を覗きながら書いてる部分も、正直なところあるので、
アレだよ、ちょっとセツナスだよ、と。
萌えるのは自由だけどさ。
グウェンがアニシナにゾッコンLOVEっというシチュは甘ったるいご都合主義に
はまり易く、それを見るのはセツナイよ、と言いたかったわけさね。
そりゃ書くのも読むのも自由でさー
>>461 (゚∀゚)人(・∀・)
だが女体化ってどうなの
>>462 何が言いたいのか・・・
よく意味がわからんが、つまりはせつないグウェアニが見たいということか?
どちらかの片想いがいいわけか?
なんだかんだいってお互いを必要としてる関係がいいとか?
>462
アニシナの胸が まで読んだ。
>457
え、マジで!?本気で勘違いして書いてたよ!そうするとせっかくの意味が変わってしまうじゃないか。
せっかく「友達の母親」というシチュとかぶらせたと思ってたのに!!
>462
実は童貞のグウェンダルが まで読んだ
それより何より
神カモーーーン。
ヨザックって結構アニシナに本気なのか?今回のシンニチ読んだら、
結構本気なのかもしれんと思ってしまった。
ヨザの片想い(;´Д`)ハァハァ
グウェアニヨザの三角関係キボンw
あげ
ユーリのエロを考えてみた。
ユーリ「あれ?ギーゼラさん。何で俺の寝室にいるの?」
ギーゼラ「陛下。最近調子が優れない様子でしたので、伺いました」
ユーリ「え、あ・・・うん。でも大丈夫だよ。熱もないし」
ギーゼラ「いえ陛下。陛下のお体は何ものにも替えられない大事なものです。
定期的な検診はお受けいただかないと」
ユーリ(何か、父親に似てきてないか、ギーゼラ)
ギーゼラ「さ、陛下。ベッドに横になってください」
ユーリ「え?座ってじゃなくて?」
ギーゼラ「より正確な脈拍と呼吸数をはかるためです。お願いいたします」
ユーリ「え、あ・・うん」
ギーゼラ「それでは失礼します」
ユーリ「いや、ちょっとちょっと!何服脱がせているの!」
ギーゼラ「脈拍を正確に計るためには胸を直接触ることが大切です」
ユーリ「え、でもそんな!」
ギーゼラ「あら陛下。妙に脈拍が多いです。これは病気の前触れかもしれません」
ユーリ「恥ずかしかったら誰でもそうなるだろう!!」
ギーゼラ「これは徹底的にお調べしなくてはなりませんね」
ユーリ「ギーゼラ!!こら、ズボンはダメだって!!!!」
ギーゼラ「陛下(にっこり)」
ユーリ「うわああああ、ヴォルフラムーーーー!!」
ギーゼラ「ああ、ヴォルフラム閣下は先ほど検診が終わりまして、向こうの部屋でお休み中です」
後はご想像にお任せします・・・
>>473 ギーユリか!斬新ですな〜(*´д`)
GJ!
グリエ・ヨザックは血盟城の天井裏を這って回っていた。薄暗くて、狭い、蜘蛛の巣だらけの細い通り道に、自慢の筋肉
をぎちぎちに詰め込んで膝歩きで進んでいく。これも仕事と割り切って、城内の情報収集に当たるのだ。薄暗い天井裏で
聞き耳を立てると、大小様々な情報が耳に入ってくる。
へー。ダカスコス、また奥さんと喧嘩したのか。飽きんねぇ。
・・・本人のシュミも多分に含まれた仕事ではあるのだが。
そんな彼が、一番好きな覗き・・・情報は、まぁ他人の色恋に関することだ。城内に張り巡らされた魔王の知るところには
ならない権謀術数を聞いていても、一兵士たるヨザックには面白くもなんともない。耳に入ってくる、誰が誰を気に入って
いるとか、どこで逢引するだとか、そういう人間くさい情報のほうが遥かに楽しい。
今日もたまたまとはいえ、耳にしたのは・・・男女が静かに睦み合う声。結構盛り上がっていそうなその様子に、ヨザックは
興味を引かれた。というか、こういうのは出刃亀しないと気のすまない性質だ。興味津々に耳を澄まして、天井裏の通路に
耳を当てる。壁を通して、ひっそりとした睦言が聞こえてきた。
『待て・・・仕事中だ・・・っ、こんな・・・』
『そんなことを言って、身体は正直ですよ。ほら・・・』
ぴちゃり、くちゅりと、なにかを舐めあげる音。
『―――ッ!!』
『ね?これでも嫌がりますか?』
どうも女性が男性に迫っているらしい。眞魔国では珍しくない光景だが、仕事中となるとなかなか肝の据わったご婦人で
ある。というか、この立場関係は非常に身近な人物たちに当てはまらないだろうか。そういえば、この辺りにはかの人物の
執務室が―――
『よ、夜では駄目なのか・・・?』
『今日の夜は約束がありますから。だから、もししたいのであれば、今しか認めませんよ。』
男が一瞬、息を詰める。葛藤している様が、まざまざと目の前に浮かんでくる。
壁を隔てているので声は聞き取りにくいが、今ヨザックが想像したのは、上官である―――
『グウェンダル?わたくしがその気になっている間に決めるのですね。』
『アニシナ・・・私は・・・』
「ひどいわー!!!閣下ってばーーー!!」
ばきっ
天井板を突き破る音と、低い声でおねえ言葉を喋る男が上から降ってきた。半裸で身体を重ねていた男女は、目を見開
いた。ものの見事に二人の前に着地したヨザックは、涙目になってしなをつくって上官に訴えた。乙女の懇願ポーズだ。
オレンジの髪に蜘蛛の巣をくっつけていては威力が半減するが。
「ひどいわー!グウェンダル閣下ったら!グリ江に仕事させておいて、ご自分だけアニシナちゃんと執務室でいちゃいちゃ
してるなんてー!!グリ江妬いちゃう!!」
しかもなーに!?その格好!閣下なんか下半身モロだしだし、アニシナちゃんたら上はシャツ1枚で、下はガータースト
ッキングと下着だけじゃないっ!なんて色っぽいのっサイコーだわ!!
未だ突然の出来事に硬直しているグウェンダルだったが、傍らのアニシナは面白くもなさそうにヨザックを半眼で見やった。
「騒々しい登場の仕方ですね、グリエ・ヨザック。少しは雰囲気というものを察してはどうですか。」
「うわーアニシナちゃんにだけは言われたくなーい。アニシナちゃんもアニシナちゃんよー。閣下を誘惑するだなんて。こん
なにグリ江はアニシナちゃんを想ってるのに、一度も誘ってくれたことないじゃなーい!」
「なぜわたくしがあなたを誘わなければならないのです。わたくしはこの無駄に身体の大きな男の相手をするので手一杯
なのです。」
「手が一杯ならお口でもいいわー。」
「口いっぱいに火のついたロウソクでも詰め込んで差し上げましょうか?」
想像するだけで痛ましい罰ゲームをさらりと言ったアニシナは、グウェンダルの顔を蒼白にさせた。もしかしたらされたこと
があるのかもしれない。そんなアニシナの毒女ぶりにはこれっぽちもひるまずに、ヨザックはアニシナに詰め寄った。
「アニシナちゃん?俺にそんなこと言っていいのー?」
アニシナは露骨に嫌そうな顔をした。
「何です。わたくしたちの弱みを握ったつもりですか。グウェンダルはどう想っているか知りませんが、別にこんなことを世間
に公表されるくらいでわたくしの偉業に傷がつくなどありえないことですよ?」
「・・・私はそんなことを恐れてお前との関係を口にせんのではないぞ・・・。」
ようやく我に返ったグウェンダルが、アニシナにそう告げた。意外そうな顔をするアニシナ。
「おや、そうなのですか。まぁ、他人にわざわざ言うことでもありませんが・・・。」
「でも、知られてまずい人がいるんじゃなーい?」
ヨザックは実に楽しそうに二人に言う。不思議そうな表情の二人に、にやりと笑いかけてやる。
「グリ江、ツェリ様にこのこといっちゃおーかなー」
「!!!!」
二人は同時に驚愕の表情になる。ツェリ様に、仕事中にいかがわしいことをしていたのがばれる。→まあ、二人ともそんな
関係だったのー?→そういうことなら、手続きは早いほうがいいわっ。結婚式はいつにしましょうか!陛下にもぜひご出席
願わなくてはねっ!
という流れになるに違いなく、それは二人が最も避けたい事態だった。
顔色の悪くなったグウェンダルは震える声で部下に尋ねた。
「・・・何が望みだ。」
「えー、やだなぁ。それじゃ俺が脅してるみたいじゃないですかー。」
そうだろうが。というメッセージを込めた視線を、ヨザックに送ってやる。先程の面白そうな笑みに加え、目論見が達せら
れそうな期待に頬が緩んでいる。
「でもぉ、閣下がそういうなら、要求がないわけでもないンすよねー。」
「なんだ、言ってみろ。金か、休暇か。」
ため息混じりに言うグウェンダル。ヨザックはそんな上司を見て笑い、次にアニシナに近寄って、小柄な身体を抱きしめた。
「閣下―。グリ江、アニシナちゃんが欲しいなー。」
「なっ・・・」
「却下です。」
グウェンダルの返答もないまま、アニシナが厳しい声で提案を却下した。膨れるヨザック。
「えー、なんでよー。」
「女を取引の材料にする気ですか。恥を知りなさい。女性の尊さを知らない男など滅んでしまえばいいのです。手始めに
あなたのブナシメジを始末してしまいましょうか。」
「うわー、さっきまで閣下のブナシメジをご奉仕してたその口でそんなこと言うー?」
つんとそっぽを向いたアニシナに、ヨザックは苦笑する。
「一回だけ。ねー、二人に混じるだけでいいんですってばー。閣下とアニシナちゃんと、俺との三人でってことで。でないと
ツェリ様に言いつけちゃいますよー?」
グウェンダルとアニシナは顔を見合わせた。あの女王様にばれることだけは避けたい。今のこの関係を続けることと、
結婚することはまた別の話だ。アニシナは結婚するつもりがないし、グウェンダルにはまだ所帯を持つ気がない。
グウェンダルは、しかし悩んだ。混じるとは、やはりヨザックがアニシナを抱くのを黙認しろということで、それはどうも
気分が良くない。アニシナだとて、自分以外の男に抱かれたことくらいはあるだろうが、それが目の前で起こるとなれば
事情も変わる。やはり気分が良くない。
グウェンダルが葛藤を続けている間に、アニシナはため息を吐いて、
「しかたありません・・・。いいでしょう。」
「え、マジで!?」
「あ、アニシナ・・・。いいのか?」
これはつまりあれだろう、3・・・と言いかけてアニシナと目が合ったので口をつぐんだ。
「わたくしとてこのような要求は飲みたくはありませんが、仕方ありません・・・。ツェリ様にばれることを考えれば、この選択
も余地がないでしょう。」
グウェンダルは頭を痛めた。
「・・・だからこんな場所でするのは嫌だったんだ・・・。」
「まぁ!わたくしのせいにするつもりですかっ!?自分だってなんだかんだと乗り気だったくせに。」
「それはお前が・・・!!」
口げんかを始めてしまった二人の間に、笑顔で割って入るヨザック。
「まーまー。二人とも、仲良くしましょーよ。三人で、な・か・よ・く、ね?」
アニシナがソファに座り、その後ろにはグウェンダルが、その足元にはヨザックがアニシナのあられもない姿を上下から
眺めていた。いつも首まで閉じられた白いシャツは胸元まではだけられているし、スカートも脱がされていてヨザックには
下着の皺までくっきりと見えた。さすがに男二人に同時に眺められる経験は毒女でもなかったのか、ほんのりと羞恥で顔
が赤く染まっている。それを眺めるヨザックは実に機嫌よさ気だ。
「アニシナちゃん、かわいいー」
「・・・おだまりなさい。」
不機嫌そうにアニシナに言われても、ヨザックは堪えた気配もなく笑っていた。それを面白くなさそうにアニシナ越しに
見るグウェンダル。無意識にアニシナを抱く腕に力が篭った。ついでに首筋に唇を落とす。
「お、もうはじめますか。そんじゃ、アニシナちゃん。別に痛くしないからねー」
そう言って、ヨザックはアニシナの足の間に身体を割り込ませた。ストッキングには包まれていない足の付け根の生肌を
、ぺろりと舐め上げる。一瞬、びくりとアニシナの身体が震えた。グウェンダルが嫌そうな顔をした。
「・・・あれ。もしかして、アニシナちゃんって感じやすい人?」
「・・・あなたには関係のないことですよっ」
「いや、関係ありありよー?だって、どのくらいのレベルで攻めるか考え直さないと。」
経験豊富そうなヨザックの発言に、またもグウェンダルは眉間に皺を寄せた。あまり無体なことをしてはアニシナがかわ
いそうだし、何より今度するとき自分と比べられたら嫌だ。そればかりか、変な癖とか覚えさせられたら、グウェンダルとて
穏やかではいられない。
グウェンダルはヨザックばかりに気を取らせてはいけないと思い、アニシナの胸に手を這わせた。シャツの中に手を入れ
下着越しに胸を揉みしだくと、アニシナは息を詰めた。馴染んだ手つきで胸を揉みしだかれると、いつものように甘い息を
吐きそうになる。ただ、胸と同時に足の付け根を嘗め回されて、いつものような安堵感にも似た愛撫とはまた違った感覚に、
アニシナの身体は緊張していた。
「ん・・・っ。」
「アニシナちゃん、もっと声出して?」
そのせりふに、ヨザックをにらみ付けるアニシナ。ヨザックは笑った。
「ま、声上げたくなるようにするだけですけど。」
ヨザックは太ももに這わせていた舌を滑らせ、下着越しにアニシナの秘所を舐め上げた。馴染んだ感触とは違う舌遣い
に、アニシナは身体を硬直させた。
「―――っ・・・!」
「アニシナ、大丈夫か?」
目をつぶって身体を硬くするアニシナが心配になったのか、グウェンダルは耳元で声をかけた。自分がやるといったこと
は最後までやる女である。何を言っても聞きはしないだろうが、それでもいつものアニシナとは違う反応にグウェンダルは
不安になる。
「だ、大丈夫です。・・・続けなさい。」
グウェンダルはそろそろと下着をずらし、下着から零れた胸を大きな手のひらで包み込んだ。最初はゆっくり、徐々に力
を込めて荒々しくなる愛撫に、アニシナは声を漏らした。
「んん・・・はぁっ・・・」
桃色に色づく頂を指の腹で押したり、こねくりまわしたりする。一緒に耳たぶを甘噛みしてやると、細い身体がぴくりと動い
た。
「アニシナちゃん、濡れてきましたよ?」
胸の愛撫に集中していたアニシナが、ヨザックの声で意識を急浮上させた。白い足の間から顔を覗かせているお庭番は
、嬉しそうにアニシナの下着を舐め上げる。くちゅり、という音がアニシナとグウェンダルの耳を打った。
「閣下が胸弄ってて、感じちゃったんですかね?」
アニシナは眉根を寄せてそっぽ向いた。その様子に、喉の奥で笑いをかみ殺すヨザック。やーだもーお。アニシナちゃん
ったらかーわいーいー。
「閣下も、続きやっててくださいよ。」
「あ・・・うむ・・・。」
胸への愛撫を再開したグウェンダルを横目に、ヨザックはアニシナの下着を鮮やかに抜き去った。レース地の豪華な貴族
の下着は、秘所のぬめりを帯びて糸を引いていた。改めて足を持ち上げて割れ目を眺めると、染み出た愛液がきらきらと
光っている。そこをゆっくりと舐め上げると、アニシナは身体を震わせた。
「っ・・・!」
声を出すまいと、必死のアニシナ。そんなアニシナを眺めながらいたずらをするのは、ヨザックも興奮した。初めて抱く
想い人の身体に興奮しながらも、ヨザックの愛撫は焦らすかのようなゆっくりとした動きだった。丁寧に、溢れる蜜を舐め
上げる。そのゆっくりとした愛撫に、アニシナはとうとう声を上げた。
「ん、あ・・・!ヨザック、そんな・・・そういうのは、わたくしは苦手なのですっ・・・はぁぅ!」
「まったまたぁ。閣下といつもこういうのしてるでしょう?それとも、俺は閣下より下手ですか?」
「っ・・・あ、い、いいからおやめなさいっ・・・ああんっ!」
「そんなかわいい声出して、説得力ってやつがありませんよ?ねぇだんな。」
「・・・私にふるな。」
グウェンダルだって、いつものアニシナとは違う声音を可愛いと思っているが、それをこの男の前で言うのは癪だと思った。
本来なら、自分しか知らないはずだった声なのに。そう思うと、何だかくやしくて、思わずアニシナの唇を自らの唇で塞いだ。
「っん・・・ふ、ぅ・・・!ちゅっ・・・」
「ん、アニシナ・・・ちゅ、くちゅっ・・・」
息も吐かせぬ激しい口付け。そんな二人を見て、ヨザックは少しため息を吐いた。
ヨザックは、自分がイレギュラーであることを自覚している。二人の間には百数十年という長い月日に築かれた関係性が
ある。そこに自分のような新参者が割って入れるとは思っていない。単純な恋愛関係になるだけなら、自分にも多少望みは
あると思ってはいるけれど、それとこれとは何だか違う。
だから、今回はアニシナの唇にキスはしないと決めていた。街の娼婦を買う時だって、娼婦は唇のキスは譲らない。それは、
女としての最後の砦なのかもしれないし、相手に本気になるのもなられるのも嫌だからかもしれない。街の娼婦と貴族の
姫君を比べるのは端から間違っているが、そこを犯さないのはマナーだとヨザックは考えている。だから、アニシナには
キスをしない。
と、思ってんのになぁ・・・。
こうも目の前で堂々と熱い口付けを交わされると、嫉妬心にも似た思いが沸いてくる。ヨザックはアニシナの秘所に指を
突き入れた。
「んうぅっ!!」
指は蜜に促され、たやすく中へと這入ることができた。そこをゆっくりとかき回すと、奥から蜜が溢れてきた。
「ん、ん・・・っはぁ、ああぁんっ!」
「ココが弱い?それともココですか?」
ぐちゅぐちゅと秘所をかき回され、口内を舌で蹂躙され、胸を揉みしだかれ、アニシナの利発さはすっかり影を潜めた。
水色の瞳は快楽の涙で滲み、桜色の唇からは甘い吐息と声しか漏れない。
そんなアニシナを満足げに見つめるヨザックは、指を一本増やし、その上にちょんと立ち震わせている突起を舌で舐め上げた。
「んうっ!」
アニシナの小さな身体がグウェンダルの腕の中で跳ねたが、ヨザックは構わずそこへ舌での愛撫を続ける。舌で舐め上
げ、唇で咥え、きつく吸い上げるとそこはますます充血し、指に絡まる蜜の量が増えた。
「すごい、アニシナちゃん。洪水ですよ、ほら・・・。」
くちゅりと秘所から抜き出した指をアニシナの目の前でかざした。粘着質の液体が、ヨザックの太い指に絡まって糸を
引いている。アニシナは顔を真っ赤にしてそれから目を逸らした。
「駄目ですって、ちゃんと見てくださいよ・・・。」
「・・・ヨザック、あまり虐めるな。」
普段自分がやっていることは棚に上げて、グウェンダルはヨザックを嗜めた。
「へーい。」
しぶしぶと言った感じでヨザックは引き下がったが、しばらくアニシナの身体には手を伸ばさなかった。アニシナの身体を
じっくりと眺める。
いつも苛烈に輝く水色の瞳は快楽で揺らめいているし、頬は上気していて何とも色っぽい。桜色の唇は、誓いなどなけれ
ば今すぐにでもしゃぶりつきたいほど愛らしいし、時折漏れる甘ったるい声はその欲求に拍車をかける。上半身は白い
シャツを羽織っているだけで、レース地のブラははだけられていてそこから白い胸が零れている。その胸も頂はピンクに
色づいて、ぴんと起っている。だらしなく開けられた足にはまだガーターストッキングが付けられたままだが、下着は付けて
おらず、足の付け根の奥からは大量の蜜が溢れている。
なんかもう、これだけでもあと一月は夜のオカズに困らないわねー。
「いいなぁ、閣下は。こんなん毎晩拝めるなんて。」
「・・・別に毎晩は・・・」
「アニシナちゃん、閣下。俺もう我慢できません。挿れちゃっていいですか?」
ヨザックは先程からズボンの中で硬くなった分身を取り出し、アニシナの秘所にこすり付けた。
「ゃんっ・・・」
「ね、だめですか?」
グウェンダルは眉間に深く皺を寄せた。本当にアニシナがこの男に抱かれるのだと思うと、やはり穏やかではいられない。
ここまでさせてやったのだから、もういいだろうと喉の奥でつぶやく。
そんなグウェンダルの内心など気にもかけないでヨザックは楽しそうにアニシナを組み敷いていく。なぜかうつ伏せだ。
「ほら、アニシナちゃん。閣下にもご奉仕してあげてくださいね。俺だけイイ思いしたんじゃ、恨まれちまいますから。」
ソファから降りて膝立ちになったアニシナは、ソファに座ったままのグウェンダルの足の間に小さな身体を割り込ませた。
すでにグウェンダルのはだけられた下半身はアニシナの媚態で興奮しきっている。その証をまじまじと水色の瞳で眺められ、
グウェンダルは羞恥に顔を赤らめた。
「あ、アニシナ・・・。そんなに見るな・・・。」
「何です。今更でしょうに。」
アニシナは甘さの残る声でそう言って、グウェンダルの立ち上がった雄に手を伸ばした。ゆっくりと擦り上げると、グウェン
ダルの身体が大きく揺れた。
「っ・・・!アニシナ・・・」
「じゃ、俺もそろそろ・・・」
アニシナの愛撫に震えるグウェンダルを確認した後で、ヨザックはアニシナの蜜壷に猛る己を突き入れた。溢れる蜜は、
ヨザックというイレギュラーを難なく受け入れた。
「んあぁっ!!」
アニシナの中は恐ろしく狭く、暖かかった。下半身から痺れるような快楽が這い上がってくる。ヨザックは眉をしかめた。
「これっ・・・すごいっすね。閣下、アニシナちゃんっていつもこうなんですか?」
グウェンダルは聞こえているのかいないのか、返答しなかった。アニシナに与えられる愛撫に夢中になっている。それを
苦笑しながら見つめ、ヨザックは一瞬達しかけた興奮を鎮めようとした。
アニシナはヨザックの挿入に快楽の色を見せていたが、とりあえずヨザックが動かないのでグウェンダルへの奉仕に集中
した。手で擦り上げた後、口に含み先程の続きをしてやる。口の中で一杯になる幼馴染を感じ、アニシナはその行為に熱中
した。しゃぶりつき、舌で激しくしごきあげ、唇で吸ってやる。喉の奥まで導くと、グウェンダルは腰を僅かに動かし、アニシナ
に己を擦りつけようとした。
「んっ、ぅ・・・んぐ」
「あっ・・・く、アニシナっ・・・」
「んんぅっ!!」
突然アニシナの愛撫が止んだと思ったら、肉と肉のぶつかる音が響く。ヨザックが動き出したのだ。己を咥えるアニシナ
が他の男に後ろから犯される様を見て、グウェンダルはわけのわからない感情で一杯になった。二人の男に犯される
アニシナは、正直可愛い。たまらなく扇情的だ。自分に与えられる刺激も、気持ちいい。だが、いつも自分を咥えるときに
見ることができるあの勝ち誇ったような笑みはなく、別の男に突かれる快楽に表情を歪めている。それが、たまらなくくやしい
ような気がする。
「んぁ!あ、ああぁんっ!ヨザっ・・・そんなところはっ・・・あぁ!!」
「なに?ここが弱いの、アニシナちゃんは。」
男の高ぶりから口を離したアニシナは、ヨザックの行為にただ嬌声を上げるばかりだ。グウェンダルは面白くなくて、
アニシナの頭を自分の下半身に押し付けた。
「アニシナ、口が留守だぞ。」
アニシナは、ヨザックが動くたびに嬌声を上げながら、それでもグウェンダルの雄を再び口に含んだ。
「ん、んぅ!ちゅ・・・ふ、ゃあ、あぁんっ!!」
上下の口を男のもので塞がれ、刺激されて、アニシナは意識が遠のきそうだった。限界がすぐそこまで来ている。
ヨザックも、アニシナのあまりの締め付けに堪えられなくなっていた。アニシナの小さな身体は、思っていた以上に気持ち
がいい。
俺、ホントはこんなに早くないんだけどなぁ。
本当なら上司との場数の違いを身体に刻んでやろうと思っていたのに、返り討ちにされてしまった。
「アニシナちゃんっ・・・俺もうだめみたい・・・っ。」
「ん、んっ、ふぅっ!!」
アニシナがきゅうっとヨザックに絡みつき、ヨザックは自分の限界を悟った。慌ててアニシナから自身を引き抜き、アニシナ
の白い背中に白濁した精を放出した。
「うっ・・・く!」
どくどくと長い放出が終わり、改めてアニシナを見るとアニシナの身体は真っ白になっていた。
「あー、ごめんアニシナちゃん・・・」
さすがにやりすぎたと思い、謝罪を述べようとするヨザックだったが、アニシナは聞いていなかった。グウェンダルも限界
を迎えようとしていたから。
口をすぼめてグウェンダルを吸い上げ、舌で刺激するとグウェンダルはアニシナの頭を己に押し当てて、大きく身体を震わ
せた。
「くっ・・・!」
瞬間、アニシナの口にグウェンダルの液が吐き出された。熱いそれを、飲み下すアニシナ。あまりに長い放出に、口だけ
では受け止め切れずに顔にも白濁した精が飛び散った。
「ん、んく・・・」
口にあるグウェンダルを全て飲み下して、アニシナは力を失ったグウェンダルを解放した。
「大丈夫か?アニシナ・・・」
「ええ・・・」
グウェンダルは労わる言葉をかけ、顔に散った液を指で掬い取ってやる。ついでに抱き寄せて、口付けをした。
あっけにとられるヨザック。
「な、なに!?なんなんですか二人ともっ!え、口内発射ありなの!?ずるーい、閣下!!グリ江もそれヤりたいー!!」
グウェンダルは嫌そうな顔をした。アニシナも眉をしかめたが、ため息をついた後。
「したいのなら、すればいいでしょう。どうせ交代するのでしょうから。」
あまりにしれっと言うので、グウェンダルは耳を疑った。
「あ、アニシナ。本気か?」
アニシナは不思議そうな瞳でグウェンダルを見上げた。
「何か問題でもありますか?」
問題。あるかと言われると、ないような気もする・・・。自分はアニシナに他の男に抱かれるなと言える関係ではないし、
当のアニシナが嫌がっていないのならなおさらだ。でも、何だか腑に落ちない。
ヨザックでもいいのか?なんてことを頭の片隅で思ったが、それを意識化することもできずに、グウェンダルは複雑な
表情で黙り込んだ。ヨザックは喜色満面でグウェンダルを急かす。
「じゃ、そういうことで。閣下も早く準備してくださいよ。ね、アニシナちゃんはこっち。」
ヨザックの足の間に、小さな身体を割り込ませるアニシナ。白く、はりつやのいい尻を幼馴染に向けてグウェンダルが動く
のを待っている。
「グウェン。」
アニシナが咎めるように名前を呼んだ。その声音が意外に真剣で、まだ彼女は達していないのだと知る。
「・・・ああ・・・」
グウェンダルはまだ硬さの残る自身を、アニシナの蜜壷にあてがった。そのまま、一気に刺し貫く。
「あああぁんっ!!」
馴染んだ快楽に、アニシナは嬌声を上げる。そのアニシナの細い顎を持ち上げ、ヨザックは笑いかけた。
「アニシナちゃん。俺のも、お願いしますよ。」
アニシナはヨザックに促されるまま、また勃ち上がったヨザックのものを口に含んだ。グウェンダルと同じようにしてやると、
ヨザックは気持ちがよさそうに息を吐いた。
「っ・・・、ホント閣下ってばうらやましい・・・。」
こんな女性に、執務中とはいえこんなことをされて、よくも拒否などできるものだ。いや、拒否はしてないか。彼に元々
拒否権はない。
「ふ、ぅ、んぐ・・・くちゅっ・・・」
「ん、アニシナちゃん・・・すっげーイイ・・・」
苦しそうに男を咥えているアニシナを愛しげに見るヨザックに、グウェンダルはいらいらする。そのいらいらをどう処理
していいのかわからず、その不満を全てアニシナの秘所にぶつけた。
「ん、ん!!グウェ・・・はげしっ・・・ああ!!」
「閣下ー。あんまり女性を乱暴に扱っちゃだめですよー?」
そう言いながらも、口を離したアニシナにもう一度己の雄を咥えさせるヨザック。グウェンダルはヨザックの話を聞いている
のかいないのか、さらに激しくアニシナを抱いた。
「ん、ふ!んあっ!」
「・・・アニシナっ・・・!」
狭いアニシナの中で、何度も抜き差しを繰り返すグウェンダル。切ない快楽に、頭がおかしくなってしまいそうだ。
アニシナも、自分の中で大きく硬くなる幼馴染の欲望に、とろけるような快楽を見出していた。あまりの快楽に堪えるよう
に、口に含んだものを強く吸い上げる。
「んっ!アニシナちゃ・・・激しいってば・・・!」
「ん、ちゅ・・・ふっ、んんぅ!!」
も、やばいかも・・・。
そう思った瞬間、アニシナの口の中でヨザックの高ぶりが爆ぜた。白濁した液がアニシナの口を汚す。
「くっ・・・ぅ!」
「んぐっ!」
それを飲み下すため、喉を上下するのをヨザックは満足げに見つめ、アニシナの赤い髪を撫ぜた。しかし、アニシナは
そんなことにも気が行かない。まだアニシナとグウェンダルの結合部から、激しい水音が聞こえてくる。
「あ、あんっ、ああ!はぁんっ!グウェン!」
「っ、アニシナ・・・イイか・・・?」
「あ、ん!はあぁ!」
何度も弱い部分を攻められて、奥を突かれてアニシナも限界が近かった。グウェンダルをぎゅっと締め付ける。
「く・・・!」
「グウェ・・・っあああああ!」
ふいにアニシナの中が急速に締まり、グウェンダルを締め付けた。アニシナが達したと同時に、グウェンダルもまたアニシナ
の中に精を勢いよく放った。
「え、ちょっと、いいんですか?」
困惑したヨザックが、幾分疲れた顔をした二人に尋ねた。二人とも、不思議そうな表情である。
「?何のことだ。」
「いや、だから。アニシナちゃんのナカに・・・」
そこまで言っても、二人はまだ不思議そうだ。
「ナカに入れるならナカに出すだろう。」
「何をあきれた顔をしているのです。」
当然のことのように言い放ち、グウェンダルはアニシナを抱き寄せた。それを呆然と見るしかできないヨザック。
え、何。この二人ってもう子どもとかできてもいいとか考えてるの?それとも、貴族様は何人作っても生活には困らないから、
別に気にしないとか?
何だか、うらやましいような気も起きない。目の前でそれなりにいちゃいちゃしている二人には、自分が入る隙間なんて案外
なかったりするんじゃないだろうか。そう考えると、急に徒労感が襲ってくる。
ヨザックは衣服を整えて、二人に背を見せた。
「じゃ、一応約束は約束ですから、ツェリ様には内緒にしときますよ。俺はこれで失礼します。」
このままじゃ、馬に頭を蹴られて死ぬ恐れがある。
ヨザックが去っていくのを眺めていた二人だったが、二人ともあれほど乗り気だったヨザックの背中が煤けていたことに、
不思議そうな顔をしていた。
「何だったんだ・・・。」
「さぁ・・・欲求不満だったのでしょうか。」
とりあえず、グウェンダルはほっと胸を撫で下ろした。腕の中の小さな幼馴染にキスを送ると、もう一度ぎゅっと抱きしめた。
それを迷惑そうに見るアニシナ。
「わたくし、お風呂に入りたいのですが・・・」
「ああ、入ろう。」
「あなたも入る気ですか。」
「だめか?」
アニシナはため息をついた。アニシナには珍しく、小さく毒づく。
「まったく、独占したいならそれなりのせりふでも何でも言えばいいでしょうに。」
「何か言ったか?」
アニシナはグウェンダルの首に両手を回して口付けた。
「あなたは本当に愚かですね、と言ったのです。」
終わり。
お疲れ様でした。三人って難しい・・・。
携帯小説にジュリアが出てきたので、もっと盛り上がればいいと思います。
ぐ、GJ…!!!
久々に来たらなんて素敵なもんが投下されてんだ!!!!!
テンポ良く読めて面白かった!乙!
すんごくGJ!!
もう萌えまくった(*´Д`)ハァハァ
(;´Д`)ハァハァ
GJ!
キタ━━━(゜∀゜)━━━!!
テラ萌えす!!
GJ!!!
グウェアニのテンポに萌えっす(´Д`*)
超GJです!
アニシナ可愛いよアニシナ(;´д`)
馬に蹴られそうなヨザックも好きです。
この3人いい味だしてるよ!
嫉妬してるグウェン(・∀・)イイネ!!
ほす
グウェンダルがアニシナにベタ惚れってシチュはちょっと恥ずかしいんだが
なんだか痛ましさが漂ってるっていうか…
>497
いや、むしろ大好物だが。逆もいいが。
逆もいいって言ってて気付いたけど、アニシナがグウェンダルに「ベタ惚れ」という単語が合わない。
>>499 俺も大好物w
べたぼれっていう単語じゃ合わんよなw
グウェ→アニなら合うような気もするが
アニシナはたとえ一番近しい人と接していても淡白な印象を受ける
しかしやることはしっかりねっとりやるお方だな
恋愛的なベタ惚れは無さそうだが、もにあたとして最適な人にはしつこく付き纏う
そういう意味では長男にベタ惚れだと思う
もにたあとして長男にべた惚れ(w
503 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 23:11:27 ID:DoJaxA38
保守
顎と軍曹にときめいた。
初心者ながら、
ユーリ×橋本
書くかも知れません
もしも読んでみたいという人居たら挙手を
漏れも漏れも
ノシ
508 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/30(水) 19:17:17 ID:nbctFaot
あげあげ
509 :
505:2005/12/01(木) 19:24:06 ID:nUka3lwn
えっと、途中までですが、予告通り橋本×ユーリです。
それと、設定とストーリーに無駄に力入っちゃってエロは次か、その次になりそうです。
気長にお待ちください。
510 :
505:2005/12/01(木) 19:25:19 ID:nUka3lwn
「じゃあ渋谷またね〜」
「ああ。じゃーなー村田」
俺、平凡な高校生渋谷有利は友人である村田健と草野球の帰りある公園の近くで別れた。
その公園は俺と村田が中学以来、少し微妙な形で再会した所で、俺の人生を180度変える体験をした所でもある。
それは、公衆トイレから異世界へゴーという普通の高校生ならまず体験しない様な事。
そこで俺は更に驚きの肩書きを言い渡される。
堀江社長の肩書きも凄いが俺の肩書きもなかなかだ。
俺様は、魔王様だったのです。
で俺はその世界で絶世の美少年と婚約したり、身に覚えの無い隠し子が現れたりと色々あったが、今は伏せておこう。
俺はふと懐かしくなり、村田と再会した公衆トイレの近くまで来てみる。
すると、何だか聞き覚えのある声がする。
「おい、次どうするよ。」
「んー?そろそろ本番いっちまうか〜?」
この声は・・たしかまえ村田をカツアゲしていた奴らの声だ。
俺は声のする方へ廻ってそいつ等に声をかける。
「おいお前等また何かってっおいお前らっなんて事してんだよっ!!」
余りに酷い行いに俺は理性を失いかける。
そこでは二人の男が一人の少女の服をはぎ取り、辱めていた。
少女は目隠し、猿ぐつわをされ、胸部と秘所の肌は露わになりロープで縛られていた。
そしてその子の目からは涙が流れていた。
「んだよ〜渋谷じゃねーか。おめーも混じるか〜ひっひっひ」
「それともぉ〜またトイレに顔突っ込みてーのか?」
こいつらの女の子への仕打ちと、何の悪気も感じられないげひた笑い声に怒りが更に加速する。
「お前らっ」
ぎりっと歯軋りをする。
今は俺の怒りを発するより、あの子を助ける方が大切だと言う事だけが理性を支えていた。
相手は二人とは言え片方はスタンガンを持っている。殴りかかっても返り討ちにされるだろう。
なら、どうすれば・・・
そんな時、頭をよぎったのは、炎に囲まれた少女たちが、龍をかたどったお湯に助けられる姿。
しかし、この世界の、一般高校生である俺に出来るだろうか。
いや、やらなくてはならない。
どのみち女の子一人助けられ無い力なんてあっても意味がない。
そう決意したとき俺の精神は空高くにあった。
511 :
505:2005/12/01(木) 19:26:23 ID:nUka3lwn
「か弱き清純なる乙女の純潔。それを己の淫らな欲望で汚そうとは何事かっ!!」
地上では俺が前口上を並べている。
俺は時季はずれの第九に包まれながらその様子を眺めていた。
「この世の中、如何なる獣とて相手の同意を得てから行為に及ぶというに、ああ男尊女卑の悲しき風潮よ。
命を取ることは本意ではないが止む終えん。
お主等を斬る!」
ヤンキー連中はきょとんとしている。
そして、俺の武器は刃物ではない。
公衆トイレからギュロロ・・・と水が、渦巻く一本の竜巻のように現れる。
そして、巨大なトカゲに形作られる。
「成敗!!」
「なっうわぁぁぁ」
ヤンキー連中が食われる。
そして水の中でぐったりしてきた頃、
「真に命を取るわけにもいくまい。
しかし、以後改善の様子がない場合、そのときは覚悟しておくがよい!」
ふっとトカゲを形作っていた力が消え、気絶したヤンキー×2と水は地に落ちる。
水は、正義の二文字の形で地を濡らす。
「大丈夫?怪我はない?」
心が体に戻った俺は、少女に駆け寄りまず目隠しと猿ぐつわをとる。
すると、そこにいたのは・・・
「なっ、橋本?!」
「えっ、渋谷君?!」
そこにいたのは、数日前俺の彼女になった、橋本麻美だった。
何だか沈黙してしまう。
先に橋本が口を開いた。
「・・・あのさ、ロープも外してくれない?」
「あっああ悪い今外すよ」
俺は急いでロープを外す。
「ふう。ちょっと待ってて服着るから」
「あ、うん」
幸い破かれてはいなかった。
俺は橋本が服を着終わるのを待った。
「ふう。助けてくれてありがとう渋谷君。結構演技派だったんだね。
それと、今のことは誰にもいわないように」
勿論誰にも言えるわけがない。
「もちろん!絶対誰にも言わない。」
「でもホントに助かったよ。渋谷君いっつもここ通るの?」
あんな事されて・・・泣くほど酷い事されたのに、橋本はいつも通りだ。
強い娘なんだなと俺は思った。
「いや、今日はたまたま通りかかって・・・それより橋本、どっか怪我とかしてない?」
さっきの奴らがスタンガンを持ってたことが気にかかり訊いてみる。
「うん。大したこと無いんだけど捕まったときちょっとね・・」
そう言って左の二の腕をさする。
ちょっと見せて、と言うと一瞬躊躇してから見せてくれる。
「うわぁ」
その腕はとても痛々しいほど腫れていた。
過疎?
514 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 22:56:21 ID:gTNzwJA1
「閣下、天国・・イかせてさしageましょうか」
「い、いやいや落ち着けギーゼラ、むしろ落ち着けぼく、そしてお前は何で近付いてきているんだ」
過疎りage。
ユーリ×ハシモト激しくGJ!
むしろ落ち着けぼくワロスwwwwww
516 :
505:2005/12/09(金) 13:25:56 ID:YnBEzpSY
橋本×有利
続きいきます
517 :
505:2005/12/09(金) 13:26:42 ID:YnBEzpSY
「ちょっとゴメン」
そう言って俺は腫れている部分に手をかざす。
「何?」
「ん、早く治るオマジナイ」
そう言いつつ俺は更にかける言葉を考える。
(後は生きる気力を引き出す・・・か
そうは言っても何を言えば・・・
そうだ!一応橋本と俺は付き合ってるんだから)
「なあ、橋本。この腫れが引いたらさ、二人でどっか遊び行かない?」
「渋谷君・・・それはひょっとしてデートのお誘い?」
「うん、まぁ一応・・・」
「でもさ、腫れているところは服着てれば見えないし、プールも時期はずれだし、もしかしてどこかいかがわしい・・・」
「違う違う!その、腫れたままだと痛くて楽しめないだろうと思って」
どうやらいらぬ誤解を招いたようだ。
俺は慌てて言い訳すると橋本は少し残念そうになあんだと言った。
何故だろう?
「うーん、じゃあ渋谷君の行きたいところでいいよ」
「え、いやいや橋本は行きたいところないの?」
これは橋本の治療のためだし、俺の行きたいところと言ったら野球関係しか浮かばない。
流石にデートに野球観戦はまずいだろう。
「でも、誘ってきたのは渋谷君じゃん。渋谷君あてあったんじゃないの?
それに渋谷君の好きなとこも知りたいし。
なんなら、野球の試合でも良いよ」
本当ですか!!
いやいや、それ以前に橋本には俺の考えてる事が解るのだろうか?
そこで俺ははっとした。
(コレは橋本の治療が目的なんだから彼女の希望通りにすべきなんだった)
「わかった。じゃあ次の土曜日。ライオンズ対ホークス戦を見に行くって事でどうかな?」
「うん。ぜんぜんオッケー」
そう楽しそうに笑う彼女の顔に見とれてしまった。
「なに?私の顔に何かついてる?」
オーソドックスに言われて慌てて視線を逸らす。
「と、そろそろいいかな?」
「 ? なんのこと?」
「いや、こっちの話」
俺は患部にかざした手に集中してみる。
刹那、俺の手が青白くやわらかい光を発した。そしてその光が収まったと思うと、腫れは引いていた。
「すごい・・一体、何やったの渋谷君?」
なんとか治ったようだ。俺は安心して体から力が抜ける。
「はぁ、よかっ・・・た・・・」
「!?渋谷君っ!?渋谷君!!」
それっきり俺の意識は暗転する。
518 :
505:2005/12/09(金) 13:27:23 ID:YnBEzpSY
「・・はい・・・で・・そう言うことですから・・えっ・はい、判りました」
頭に柔らかい感触を感じ、俺は目を覚ます。しかし、この感触はもしや・・・
「う、うーん」
「あ、渋谷君起きた?」
「へっ?あっ橋本っ?なっ何で橋本が俺に膝枕っ?」
「あ、ごめん嫌だった?」
「え?いっいやぜんぜん!」
今まではモテそうとは言え膝枕をしてくれたのは男ばかりだった。嬉しくないはずがない。
「ふふ、じゃあもう少しこうさせてて」
「う、うん・・・でも何でこんなとこ・・・っていうかそれ以前にここ、どこ?」
膝枕をされながら、尋ねる。
「えっとココは私の家の私の部屋。それで何でうちに渋谷君がいるかというと・・・」
どうやら俺は橋本の腕を治した後、気を失ってしまったしかし、そのままにしておくわけにもいかない。
そこで公園から家が近かったからと言う理由で連れてこられた。
んで俺んちに連絡を入れたらしいのだが・・・
「でね、渋谷君のお母さんがでてね、事情を説明したら
『まー、今まで野球だけが恋人だったゆーちゃんの彼女なの!?
わかった今日一日ゆーちゃん貸してあげる。
ほんと野球本位な子だけどその分一途だからちゃんと、つなぎ止めておけば裏切らない子だから。ちゃんとつなぎ止めるのよ。
あと、念のため今日は帰ってきてもゆーちゃん家に入れないからそう伝えておいて。
それじゃあ、橋本さんゆーちゃんをよろしくね』
って」
最後には赤くなってしまう橋本。
お袋、何言ってんだよ・・・
俺は起き上がり橋本に言う。
「ゴメン橋本。お袋が困らせるようなこと言って。
今から帰って叱ってくるから」
「待って渋谷君。
お母さんは私たちのこと想って言ってくれたんだと思う。
それに、本気かどうかわからないけど、帰ってきても家に入れないって言ってたよ」
う、そうだった。あのハマのジェニファーは絶対俺を家に入れないだろう。
「じゃあ、どうすれば・・・」
「だから、お母さんの言うとおり家に泊まってけば。
私たち付き合ってるんだし、渋谷君私を助けてくれたし」
「けど、いいの?」
付き合ってるとは言え男子が年頃の女の子の家に泊まるなんて・・・
「うん!渋谷君なら全然!!むしろ歓迎するよ!」
それならと俺はお言葉に甘えることにした。
親は居ないのか訊いたら、たまたま旅行に行ってたらしい。
「あ、晩ご飯まだでしょ、作ってくるからちょっと待ってて」
そう言うと橋本は部屋を出ていった。
519 :
505:2005/12/09(金) 13:27:59 ID:YnBEzpSY
部屋に残された俺は一人何となく居心地の悪い時間を過ごした。
そして、数十分後。
「おまたせ〜」
そう言ってお盆をもった橋本が戻ってきた。
「シチューを作ってみました。
たべてたべて」
「ゴメン橋本泊めてもらうのに食事まで作らせちゃって」
「いいよ気にしないで。
料理するの嫌いじゃないし」
「ありがとう。じゃあ、いただきます」
そう言って俺は橋本の作ってくれたシチューに舌づつみをうつ。
「うん美味しい」
「ふふふ。ありがと
ところでさ渋谷君なんで私の腫れ治せたの?」
俺は食べてた料理を吐き出しそうになるも何とか堪える。
「ひょっとして、渋谷君が変わったことと関係あるの?」
今度は喉に詰まらせてしまった。
俺は慌てて胸をたたく。
「だ、大丈夫っ!?」
「っっぷはっ、ふー大丈夫、大丈夫。
けどなんでそう思ったの?」
実はホントに心が読めるんじゃ・・・
「ん、勘で何となくなんだけど・・・やっぱ関係あるんだ・・・」
なんて鋭い勘だろう。
「・・・私ね、テニス部やめた頃から渋谷君が気になってた、ううんもう好きになってたんだと思う」
「へっ?」
語りだした橋本に俺は間抜けな声を出すことしかできなかった。それを気にせず橋本は話し続ける。
「結構前からいいなーっては思ってたんだけど、はっきり意識したのは私がテニス部やめた頃。
渋谷君が野球部の監督を殴ったって話しを聞いてから。
自分より他人のために動ける人ってホントにいるんだなぁって感心してたらいつの間にか好きになっちゃってた」
俺の暴走をそんな風に・・・でもあれは・・・
「・・・実はそれ、自分のためにやった事かもしれないんだ」
「え?」
不思議がる橋本に俺は言う。
「・・・俺、その頃全然スタメンに選ばれなくて、で心のどこかで諦めようかなんて考えてたと思う。
かっこ良く野球をやめる口実を探してたのかもしれない」
橋本は黙って聞いてくれる。
「で、あのとき監督が酷いことをチームメイトに言って、かっとなって・・・
今でも疑問に思うことがあるんだ。
本当にチームのためだったのかって」
誰かに言った気がする言葉を目の前の少女にも言う
黙って聞いていた橋本が口を開く。
520 :
505:2005/12/09(金) 13:28:30 ID:YnBEzpSY
と、今回は以上です
次回確実にエロ入ります
気長にお待ちください
こんなにピュアなのに次エロなのか。
続き待ってるぞー!
イイヨイイヨー!
想像以上にピュアでときめくな!
523 :
505:2005/12/13(火) 06:55:21 ID:n/N4FmQQ
行きマすっ
橋本×有利の続き
性格が少し以上に本編とずれてきた・・・
兎に角投下します
524 :
505:2005/12/13(火) 06:56:06 ID:n/N4FmQQ
「でも、きっとその人のためにやっちゃったんだって私は思うな」
「なんで?」
「だって渋谷君いざって時になると、考えるより先に動いちゃうタイプでしょ」
「た、確かに・・・」
それのせいで何度苦労したか・・・
それに、と橋本は続ける。
「渋谷君そういう事したらたぶん自己嫌悪で耐えられなくなると思う」
橋本は俺の顔を見て真顔で言う。
目の前のこの女の子は、俺がずっと悩んでたことに何故答えを出せるのだろう。
この娘は何故・・・
「・・・なあ橋本」
「ん?なーに?」
「なんで、橋本には俺自身にも解らない俺のことが解るんだ?」
「そんなの決まってるじゃん」
「なんで?」
「私が、渋谷君のこと好きだからだよ」少し顔を赤くして言う橋本。
優しく、暖かいけどとても重い好きと言う言葉。
その言葉を目の前の少女はいとも簡単に、当たり前のように使ってしまった。
いや、この娘にとって俺に対して当たり前なのだろう。
それほどまでに俺を想ってくれていたのだろう。
俺は、そこまで想ってくれている橋本に信じてもらえないと言う理由に逃げて、隠し事をする自分がとても卑怯に思えた。
だから、俺は、
「なあ、橋本」
「何?」
「一つ、物語を聞いてくれないかな」
「え?別に良いけど?」
「ありがとう・・・昔々、あるところにとっても平凡な高校生がいました」
「変わった切り出しだね」
「まぁね」
俺は物語として、眞魔国の、俺の国の話をしようと思った。
橋本は俺に対する気持ちを、教えてくれた。
なのに俺はとても大事なことを隠している。
それが申し訳なく思ったから。
でも、本当の事言っても流石に信じてもらえないだろう。
だから、物語という形で。
俺はあっちの話をいろいろとした。
トイレから流されたこと、
魔族そして魔王だと言われたこと、
人と魔族が戦争してたこと、
あちらで出会った人々、
名付け親コンラッド
保護者兼教育係、超絶美形ギュンター
手違いから婚約してしまった俺の相棒ヴォルフラム
任務のためなら女装もこなす敏腕スパイヨザック
編み物が趣味で可愛い物大好きグウェンダル
人間の国のお姫様から俺の隠し子になったグレタ
前魔王、セクシークイーン・ツェリ様
マッドサイエンティスト、アニシナさん
etc.etc.・・・
これら全てを物語として語った俺に橋本が言う。
525 :
505:2005/12/13(火) 06:56:49 ID:n/N4FmQQ
「へ〜渋谷君って、子持ちで婚約者いるのに私とつき合ってたんだ〜。つまり、不倫?」
なっ!
最近そんな名前の女性に見事に失恋しましたがそれは橋本とつき合う前でしたよっ!!
と言うより何故俺の事だという形の発言をっ!
それをそのまま率直に訊くと、橋本は笑いながら、
「え〜?だってあんな風な切り出し方は自分の事だって言ってるようなものだと思うけどな〜」
えっ!でもイセカイですよ!?魔族ですよ!?その上魔王ですよ!?
んな簡単に信じられるものだろうか?
少し信じにくいけどね〜と言っている橋本。
ひょっとして俺、彼女に翻弄されてる?
と、ぼんやり考えていると、橋本が真面目な、不安そうな顔で俺に言う。
「でも、渋谷君が魔王・・・一つの国で一番偉い人だなんて、驚きだけど不安だな・・・」
「え、何で?俺そんなに頼りな・・・い・・・かもしれないけどさ、今までだって何とかやってきたから多分大丈夫だと思うけど・・・」
しかし、不安な顔のままの橋本が言う。
「ううん、そうじゃないの。さっきの話だと渋谷君結構危ない事もやってるみたいだった。
それは渋谷君だから仕方ないかもしれない」
でも、と橋本は続ける。
「でも、渋谷君優しいからその国の人にずっと居て欲しいって頼まれたら、ほんとにずっと居そうな気がするの。
もう、次行ったら帰ってこないんじゃないかって」
いつの間にか、橋本の目には涙が浮かんでいて俺ははっとなる。
「言い方はおかしいかもしれないけど、私、これ以上渋谷君を理解したくないの」
「え?」
「渋谷君の家族の人たちはずっと渋谷君と暮らしてきたからて渋谷君がどんな道選んでも認めてあげれるんだと思う。
でもね、私は理解して認めてあげる事で、渋谷君に会えなくなるのは、好きな人と離れ離れになるのは嫌なの・・・」
確かにあっちの国、あっちの人たちは、とても大切だ。
だけど・・・
「大丈夫」
「え?」
俺は、俺のことを、本当に大切に思ってくれている少女を安心させるため言った。
「この世界も、あっちの世界も、俺の帰る場所だから」
あちらの世界も、こちらの世界も俺の大切なホームグラウンド。
だから、どちらにいても、絶対もう片方に帰る。
たくさん心配をかけてしまうけど、一番心配をかけないためにも。
「ありがとう」
泣いたまま、それでも笑って言ってくれる。
「あと・・もう一つあるんだけど・・・」
もう一つ?
526 :
505:2005/12/13(火) 06:57:31 ID:n/N4FmQQ
「こういう事訊くの失礼だと思うけど・・・渋谷君、私の事・・・好き?」
なっ
言葉もない俺に橋本は言う。
「初めはね、少し強引に付き合ってもらって、段々好きになってもらおうって思ってた。
だけど、渋谷君に、婚約者や子供が居るって聞いて、好きになってもらえないんじゃないかって不安なの・・・」
黙ってた俺は本当の気持ちを橋本に言う。
「・・・正直に言うとさ、今まであっちのことばっか頭にあって、橋本のことをあんまり意識して無かったんだ」
また泣きそうになる橋本。
俺は、続ける。
「でも、今日、橋本の事教えてもらって、俺のこと知ってもらって、君の事を守ってあげたいって、そう思えるようになったんだ。
それに、確かにヴォルフラムは婚約者だけど、男だし、どっちかっつーと、親友とか友情とかって言葉が合いそうだしな〜」
俺が笑って言うと、橋本もやっと笑ってくれた。
「・・・ねえ、渋谷君」
橋本は少し恥ずかしそうな顔をでも期待に満ちた目をして訊いてきた。
「キス、してくれる?」
俺は少し驚いたけど、笑って、
「いいよ」
そう、言うことができた。
俺たちは唇を静かに重ねる。
俺達はたっぷりと時間をかけてキスをした。
そして、名残惜しかったけど、どちらからともなく唇を離す。
「ふう・・・良かった。ファーストキスが渋谷君で」
「えっ、橋本初めてだったの!?」
「そういう渋谷君は?」
「は、初めてだったけど・・・」
でしょーと可愛く笑う橋本。
ふと時計をみるともう0時を廻っていた。
「わっ、もうこんな時間だ」
「じゃあ寝よっか渋谷君」
「あ、ああ・・・ところで俺はどこで寝ればいいかな?」
「え?そこだよ」
そう言って一つだけのベッドをを指さす。
「じゃあ橋本は?」
「え?そこだけど」
と言って全く同じ動作で全く同じところを指さす。
「ぅええええ!!!???」
橋本が何を言ったのか俺の頭は処理しきれなかった。
「あ、ゴメン渋谷君。
渋谷君王様だから屋根付いてるのじゃなきゃ駄目だった?」
いやいやいやそう言うことではなくてっ
「そっそうじゃなくてっ!!
今の説明だと、俺と橋本が同じベッドで寝るということになりマスがっ!?」
あまりに興奮して途中声が裏がえってしまった。
「仕方ないじゃんベッド一つしかないし、渋谷君なら優しいから絶対安心だし」
527 :
505:2005/12/13(火) 07:00:00 ID:n/N4FmQQ
そう言われ、断ることもできずにおろおろしていたら、結局同じベッドで寝ることに・・・
「じゃあお休み渋谷君」
「うん、お休み・・・」
俺は過ちを犯さない為にも、早々に寝ようと思った。
するとすんなり眠気が襲ってきてあっさり眠ることができた。
「渋谷君、起きてる?」
すー、すー
「寝ちゃったの?」
すー、すー
「寝ちゃったんだ・・・」
すー、すー
「・・・渋谷君の馬鹿。いいよ、だったら明日・・・お休み、渋谷君」
すー、すー
翌朝、日曜。
俺はどうやらグッスリ眠ってしまったらしい。
すっきりと起床できた。
しかし何故か下半身がすーすーする。
俺は顔だけ動かしそこを見てみる。
すると、そこには反り立つ俺のモノとそれを見てなにやら驚きに固まっている橋本が・・・
「あの、橋本さん?・・・何をやってるんでしょう?」
「あ・・・お早う渋谷君。
実はね、渋谷君が寝言で何度か私を呼ぶから起きちゃって・・・
で、渋谷君を見てたらなんだかコレがむくむくと・・・
で、楽にしてあげようと思って出してみたら予想以上で・・・」
(男の人のってこんなになるんだ・・・
少し怖いけど、コレも渋谷君がもっと戻ってきたくするためと、浮気させない為。頑張らなくちゃ・・・)
俺は理解のおぼつかない頭で必死に言い訳を考える。
「橋本、コレってセクハ・・・」
「渋谷君は、イヤ?」
「えっとイヤとかそう言う問題じゃ・・・」
「なら良いじゃん、・・・私も、怖いけど渋谷君の為ならやってみたい気もするし・・・」
為ならを強調して言う。
そうか、橋本は昨日・・・
あんな事があったのに言ってくれた橋本に対し、覚悟を決める。
「・・・わかった。お願いします」
任せてっ!そう笑って言ってから急に真顔になる橋本。
何をする気なのだろう・・・ドキドキしてきた。
(とは言ったものの・・どうしよう・・・
確か、アビーの話だと・・・舐めるんだった・・よね・・・)
橋本は、覚悟を決めたみたいな表情になると、俺の予想外のこと・・・確かフェラチオって言ったはず・・・をやってきた。
「ん・・渋谷君・・・気持ちいい?・・んむ・・」
「橋本ぉ」
俺は気持ちよすぎて名前を呼ぶことしかできない。
橋本は、先を舐めたり、脇を舐めたり、裏側を舐めたりと色々と試しているようだった。
その快感で、性欲をコントロールできなくなった俺は、
「橋本ぉっ!」
また彼女の名前を呼ぶ、そして
528 :
505:2005/12/13(火) 07:03:06 ID:n/N4FmQQ
ふぅ
期待と感想くれた方々有り難う御座います。
次で終わりにできそうです。
つまり次回は本番と完結と言うことで、できれば最後まで見てやってください
それでは
ノシ
良い所で切れるなぁ(;´Д`)
後が気になる・・・
橋本ってこんなんだっけ? キャラが思いだせん。
萌えるからいいけど。
531 :
505:2005/12/19(月) 06:54:37 ID:M4GdKRTf
そして俺は橋本をベッドに巻き込み押し倒してしまった。
しかし、すぐに理性を取り戻した。
「あっ・・・その、ゴメン橋本・・・」
そう言って起きあがろうとする俺の腕を優しく掴み言う。
「渋谷君なら・・・ううん、渋谷君だから、いいよ」
「えっ!?」
「その代わり、初めてだから優しく・・・お願い・・ね・・・」
「・・・」
俺は暫く黙って考る。橋本も微笑みながら黙って俺を見つめる。
覚悟を決める。
「・・・わかった」
俺はそっと体を橋本に重ねると、キスをする。
今度は、舌を絡める深く、甘いキス。
それを何度も繰り返した。
「んっ、渋谷君、」
「何?」
「胸、触ってもいいよ」
「う、うん」
俺はドキドキしながら、服をまくる。
橋本の胸はシンプルなブラジャーだけに覆われる状態になる。
「え、えっと、取る、よ?・・・」
「うん、いいよ」
俺はそっと、橋本の胸を隠す最後の衣類を外す。
白い、小振りだが形のいい胸が露わになる。
「綺麗だ・・・」
俺の口から自然とそんな言葉が洩れていた。
「恥ずかしいな」
頬を染める橋本。
「嫌?」
「そうでも、ないかな」
俺は橋本の胸にそっと手を当てる。
柔らかい。
優しく揉み解していくと段々と甘い声が漏れてきた。
俺が、気持ちいい?と訊くと、
渋谷君にやってもらってるからね、とはにかみながら答えてくれる。
俺は今、自分が目の前の少女をとても愛しく思っていることが解り、嬉しかった。
「橋本、」
「何?」
「好きだよ」
「嬉しい」
言葉にするともっと嬉しく、それを受け入れて貰えると更に。
行動の一つ一つが喜びに繋がっていく。
こんな気持ちは初めてで、とても温かかった。
俺は橋本の下半身を覆う衣類をそっと脱がせる。
俺は、女性の本物の秘部を見た。
ソコは、うっすらと湿っていた。
「綺麗だ・・・」
「またぁ〜。恥ずかしいよ」
顔を赤く染めて恥ずかしがる橋本。
「ゴメン。・・触ってみても、いいかな?」
「渋谷君のエッチ」
「うっ」
言葉に詰まってしまう俺。
「冗談。いいよ、こっち触っても。ただし、敏感だから優しく、ね」
俺は、恐々触ってみる。
んっ、とくぐもった声をあげる橋本を見て、本当に敏感なんだなと実感する。
そっと撫でてみる。
532 :
505:2005/12/19(月) 06:55:24 ID:M4GdKRTf
喘ぎ声の量が増す。
俺は少しずつスピードを上げていく。
「んっあぁ」
「何だよ、橋本だってそんな声出して・・・」
一応俺が出させているので、白々しいとは思ったけど、さっきの仕返しのつもりで言ってみた。
「はっ、あっ、ひどいよっあっ渋谷君っんはっ」
「えっ、そのゴ、ゴメン」
予想外にストレートな反応に狼狽える俺。
「んっ、でもさっ、はっ、声は渋谷君がっ、出させてるんっ、だしっ」
気がつくと撫でていた指がじっとりとしてきたようだ。
「・・・もう大丈夫そうだから、入れて、いい?」
「私の話は無視ですか・・・」
「・・・ゴメンナサイ・・・」
「まあいいけど。私も我慢の限界だし・・・何度も言うけどホントに怖いから優しくだよ」
「ああ、絶対に優しくするって約束するよ」
「じゃあ・・・」
「うん・・・」
俺はそっと自分のモノを橋本に挿入れていく・・・
「あれっ!?」
「えっ!?」
そこで全く予想外のことが判明する。
「どうして・・・?私、初めて、なのに・・・」
あまりの出来事に泣き出しそうになっているようだ。
「でも、激しい運動とかしてた人に偶にあることらしいし・・・」
慰める俺。
実は、橋本の処女膜は既に無くなっていたのである。
「ほら、それにこれなら、痛くなく出来るし・・・」
「う、うんそうだね・・・よし!じゃあ改めてお願い」
「うん」
泣き顔がいつもの微笑みに戻ってつられて俺も笑ってしまう。
そして、中に入れていたモノを少し抜いて、また深く入れてみた。
ぞくっとするような気持ちよさがあった。
そのときビクッと動いて甘い声を漏らしていたから、橋本もそうなのだろう。
俺はまた段々早さをあげる。
「うっく、あぁ橋本ぉ」
今度は俺まで声がでてしまう。
「ふあぁ、イイよぉ渋谷くぅんあぁっ」
俺たちに理性は残っておらず、ただただ相手を求めていた。
それを何度も何度も繰り返した。
「うぁっ橋本ぉっ、でっ出るっ!!」
「あぁんあぁっ、わっ私もっああっ!
渋谷くぅんっ!!」
「橋本ぉっ!!」
俺たちは互いに呼びあって果てた。
俺たちはだいぶ長い間余韻に浸っていた。
そしてだいぶ時間が過ぎて落ち着いた頃、俺は不安に教われ訊いてみた。
「なぁ橋本、あの、中に出してしまったんだけど・・・大丈夫?」
533 :
505:2005/12/19(月) 06:57:53 ID:M4GdKRTf
「うん、大丈夫。ちゃんと危ない日」
「うぇっ!!」
「何、その反応。ひょっとして渋谷君やるだけやって責任はとらない気だったの?」
「いっいやっ!もしもの時はきちんと責任とりますからっ!」
狼狽える俺。
・・・昨日から何度目だろう・・・
そんな様子を見て橋本が笑いながら、
「あははっじょーだんだよ」
「なんだ・・・」
脱力する俺。
「でも、これからそういうことがあったらちゃんと責任とってね」
そう微笑んで言う、とても可愛くて、とても大切な少女に俺は精一杯力強く言う。
「ああ、その時は絶対幸せにするよ」
彼女の為ならどんなことも乗り越えられる。
だって彼女は、俺の大切な、大切な人なのだから・・・
534 :
505:2005/12/19(月) 07:00:02 ID:M4GdKRTf
505です
橋本×有利
やっと書き終えました〜
滅茶苦茶遅れました申し訳ありませんっ
エロシーンだと指が進まなくなるんです・・・
orz
とにかくこれで終わりです。
エロシーンマジ下手だな俺・・・
短いし、レパートリー無いし・・・
そんな文を今まで読んでくれて有り難う御座いました。
これにて自分はROMに戻ります
それでは〜
ノシ
(;´Д`)ハァハァ(*´Д`)/lァ/lァ(*` Д´)//ア//ア!!
萌え死ぬ・・・お疲れさんでした。
536 :
505:2005/12/23(金) 14:27:55 ID:HSyOWzDj
過疎ってますな〜
ageときます
また何か書こうかな・・・
>>536 乙!禿げしく萌えました!!
(;´Д`)ハァハァ
(;´Д`)ハァハァ
だれか…
コンジュリキボンヌ
神降臨キボンヌ
自分はリヒャエイ激しくキボン(*゚Д゚)
不倫さんのエロはないの?
ギーヴォル・・
541 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/29(木) 22:36:52 ID:rWQPI41G
マジックアイテムで、ヴォルフラムが女性化する話希望。
女体化はイラネ
混じり気なしの本物の女子がいい。
543 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 01:37:46 ID:OnZIW/uN
久々に長男×アニシナが読みたい…!
ツェリ様…。
接点ほとんど無いけど
ヨザック×ギーゼラ とか。むしろギーゼラ×ヨザックか。
>>545 確かマニメで、三兄弟たちが初めて地球へ行く回で二人が話をしていたような気がする。
547 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/05(木) 21:40:50 ID:RLiD+QfS
グウェアニ待ってるのは漏れだけか
俺も待ってるよ。
というかなんでもいいよ。
誰かグウェアニのエロ書いてくれ
ほしゅ
551 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/11(水) 05:38:27 ID:TggCxtL7
age
ホスュ
553 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 13:49:12 ID:ETxly4Nr
あげ
ほtsu
睡眠中の有利に夜這いを仕掛ける杖&不倫とかさ。
あとギーゼラVSダカスコスとかどうだろう。
ギーゼラ×アニシナとかジュリア×アニシナとかの百合は?
エロじゃなくても萌える
ヴォルフ女体化でユーリ×ヴォルフ
そういうのはいらない
いや俺はいる
そういうのは801板でやれよ。
意外と女が入るんだから女体化する必要なし。
グウェアニとかヴォルギーとか職人なら頑張れば男優位なSS書けるだろうな
よしきた!ちょっと時期尚早かとも思ったが、リクも出てたし、アニシナ×ジュリアいきますよ。
エロじゃありませんがね。嫌いな人はスルーよろしく。
「アニシナっ!ねぇ、アニシナっ!」
騒々しい足音と共に部屋に転がり込んできた少女は、さっそく部屋の机の角に太ももをぶつけて小さくうめいた。
それを呆れた様子で眺めるフォンカーベルニコフ卿。
「危ないからこの部屋に入るときは気をつけなさいと言っているでしょう。何です、ジュリア。」
秋空の色をした瞳に涙を浮かべていたフォンウィンコット卿スザナ・ジュリアは、ぱっと顔を上げ嬉しそうに笑った。
「ねぇ、わたしの目を治す薬の実験をしているって本当!?」
アニシナは誇らしげににやりと笑って友人を見た。
「ええ。あなたは普段の生活には困っていなさそうですが、いつも「色が見たい」「星が見たい」と言っているでしょう。魔族
の人生は人間より少しは長いですからね!わたくしとあなたが生きている間に、あなたの目を治す薬を作って差し上げます。」
自信満々の友人に期待のまなざしを向けて手を叩くジュリア。
「うれしい!ねぇ、わたしに手伝えることってある?ああ、あなたがいつも言っている「もにたあ」というのにもなるわっ!」
アニシナは、気持ちは嬉しいですが、と言って首を横に振った。
「まだ実験も始めたばかりですし、もし仮に「もにたあ」が必要になってもわたくしにはグウェンダルがいますからね。あなたの
手を借りることはないでしょう。」
「そう?ねぇ、きっとアニシナなら作れると思うの。楽しみだわ。」
本当にきらきらした目で語りかけてくる友人を見ていると、アニシナも心が温かくなってくる。この友人は、人をそんな気持ち
にさせる力がある。」
「もしわたくしの研究が完成したら、最初に何が見たいですか?」
アニシナの言葉に目を見開くジュリア。次に本当に考え込んでしまう。
「そう言われると考えたことがなかったかも・・・ああ、でも、そうねぇ。」
秋空の瞳はきらきらし始める。
「空ってどんな色をしているのかしら。わたしの瞳と同じ色だって。ねぇ、本当かしら。」
「それは・・・まぁ、あなたの目はそういう色ですよ。」
「楽しみだわ!」
本当ににこにこと笑う友人に、アニシナは少したじろいだ。時間がかかっても、確かに自分ならできると確信している。けれど、
それがいつになるかはさすがの毒女でもわからない。こんなに楽しみにされると、それが申し訳なく思えてくる。まだ彼女に
告げるのは早かったかもしれない。
そんなアニシナの微細な揺らぎに感づいたかのように、ジュリアはアニシナの顔に手を伸ばした。白く柔らかな頬に、そっと
指を這わせる。
「それに、あなたの顔も見たいわ。アニシナ。あなたってとても美しいんですって?皆言ってるわ。「黙っていれば」かわいい
って。」
「それを言ったのは誰ですか。」
「グウェンダルよ。」
「覚えておきましょう。」
後で折檻である。
「それに、わたしの瞳が昼間の空なら、あなたの髪は夕日の色だって。あんなに暖かい色をしてる髪なんて素敵ね。早く見て
みたいわ。」
アニシナの心の揺れは止まった。やはり、彼女に言ってよかったと思った。
「一日も早く、わたくしが見れるようにしてあげます。」
「約束よ?」
アニシナはジュリアをそっと抱きしめた。
「約束です。」
遅まきながら、携帯デビューおめ!ジュリア!!ということで。
本当はこのあとグウェアニとコンジュリエロを続けるつもりだったけど、まぁできたら投下するよ。
なんで百合はよくて女体化はだめなんだ?
男×女?なだけ女体化のほうがいいと思うんだけど…
それこそ百合は百合板でやれって思うんだが…
>>567 おおう!よかったよ!
グウェアニ&コンジュリも楽しみにしてるよ
俺も女体化ヴォルフ見たい
ユーリ×女体化ヴォルフキンボヌ
てか元々男なのが喘いでたりすんのマジでキモイんだけど。
このスレ婦女子ばっかりか?
女向けのサイトでもいけば山ほどあるだろうに、なんでここに持ち込むんだ?
てか女同士とかがが喘いでたりすんのマジでキモイんだけど。
このスレキモヲタばっかりか?
ヲタ向けのサイトでもいけば山ほどあるだろうに、なんでここに持ち込むんだ?
いや、別に俺は女同士を肯定する気もねーよ・・・
腐女子はスルーしたほうがいいな
めんどうだからノーマルエロだけにしてくれよ
ちょっと待った!俺女だけど801嫌だからこの板にいるのに、女体化とかマのサイト回れば大量にあると思う。
元が女性向けの作品だから男性向けサイト少ないし。良いじゃんノーマルだけで。
>>574 そうなんか、女体化はダメで
百合はダメじゃないって感じしたから…
ならまぁいいや
>>576 「俺女」とか言われてもキモイだけですよw
ていうか作品が投下されないんじゃ意味ない
職人さんコォ━━━━щ(゚Д゚щ)━━━━イ!!!!
なら取りあえずルールみたいなの決めよう。
★ノーマル可
★BL(女体化含)不可
★百合不可
これでよくないか?ノーマルオンリーで。
>>579 最後の方にちょいラブい要素が入ってると思う
女体化が受け入れられないのは、この作品ではあまりにも女体化するキャラが特定できてしまって、
ああ、そのカップリングやりたいの?って感じになるからだろ。長男女体化するのかよ。ヴォルフとか陛下
だけになるだろ。
個人的に百合はいいとおもう。原作のキャラを変えてるわけじゃないから。
・・・でもここにいる人が嫌な人が多いなら、このままノーマルオンリーでも構わないと思う。
「あ、あっあぁーっ!」
今日も私はやってしまった。
ある人を想って
私から、仮面を剥ぎ、私を本物の領主にしてくれた、
自分より弱いものにも強いものにも同じ高さで接することのできる、そんな少し変わった、けれども本当に優しく強い人
その彼と別れたとき彼と私、それぞれのすべき事をするために、男女の関係にはならない
言葉こそ無かったものの、そう誓ったのに、彼もきっと同じように誓ってくれてたのに。
私は、やってしまう。
彼に対する裏切りだとわかって、
それでも彼のことを想って、毎晩、毎晩・・・
私がこんなことをしていると知ったら、彼はどう思うのだろう。
はしたない女と嫌われるだろうか
そのままではいけないと私に怒るだろうか
それとも、私を求めてくれるのだろうか・・・
怖い
怒ってくれるならうれしい、嫌ってくれるのならまだいい
怖いのは、そんな私を知った上で、私を私を求めてきてくれることだ
そうなったら、たぶん私は快楽に溺れてしまうだろう
そして、その幸せから逃れら無くなってしまうだろう
そんな幸せが、怖い
もちろん彼はそんなことはしないだろう
けど、そんな展開を私は心のどこかで求めてしまっている
だから私は、もっと強くあらなければならない
そんな歪んだ望みにしがみつかなくてもいいように
彼との約束を果たすために
そして、カロリアとそこに暮らす人々のためにも
私は領主なのだから
でも、この地で貴方を思うことだけは許してね・・・ユーリ・・・
どうも
以前有利×橋本書いたものです
流れぶちきった上に、エロ少なくてすんません
ちなみに俺もノーマルだけが無難かと思います
それでは、再度ROMに戻ります
ノシ
>>586 ユーリをオカズにオナヌーするフリンだな。
このスレ建てた
>>1としては、フォモでさえなければ良いっぽいな。
個人的には百合もOKだが、該当スレがあるんならノーマルオンリーで構わない。
それから、既にされてる書き手様もいらっしゃるが、カプとかシチュ(甘・無理矢理・SMハードorソフト等々)を出来る範囲で書いてもらえた方が嬉しい。
ノーマルカプでも、中には好まないカプやシチュがある人も居ると思われるので。
ちなみに俺は、誰でも何でもドンと来い。
受験の息抜きにグウェアニ(エロなし・甘)を書いてみました。
が! _| ̄|○
どなたか、グウェアニ書いてください。
自分にはROMがお似合いです。
>>589 588ですが…。
一応書いたので投下しますが、ありえねー設定なんで、
自分的にはスルーしてもらえればと。
現実逃避したバカな受験生が書いたと思ってくだされ。
シチュは「朝チュン」っス。
非常事態を告げるかのように、甲高い音がけたたましく鳴り響いた。
火事か、或いは敵襲か。
「……」
布団の中から手を伸ばし、その音源を叩く。
朝の静寂を取り戻し、もう一度眠りに落ちる。
五分後にまた鳴る仕組みのアニシナ作の”魔動目覚まし時計”なのだ。
この”魔動目覚まし時計”はアニシナ作にしては立派に役目を果たしている。
起きなければならない時間より十分は前にセットして、二度寝を二度ほど楽しむ。
…平生ならそうする所なのだが、今朝は勝手が違った。
二度寝より楽しいことがあるのだ。
私は絶好のポジションへと、躰の位置をずらす。
彼女の寝顔がよく見える角度。
彼女は随分と疲れているようで、まだ深い眠りの中だった。
どうして疲れているのか―――という疑問は野暮だというもの。
どうしても聞きたいと言うのなら、話しても良いのだが。
きっと彼女が怒るだろうから、それはまた別の機会に話すことにして……。
私は二度寝分の時間、彼女の寝顔に見惚れた。
この寝顔観賞は、私が”もにたあ”と言う名の実験台になる代わりに手に入れたものの一つ。
彼女は知らない、私の楽しみの一つである。
これを知ったら、きっと彼女は怒るだろう。
無防備な自分を見せるのが嫌いなのだ。
不幸なことに、私は無防備な彼女を見るのが好きなのだ。
無情にも進んだ時計の針の角度に気づき、囁くように彼女の名前を呼んで、起こす。
私は職場へ行く仕度なんて、五分もあれば充分だ。
が、彼女はそうはいかないらしい。
以前に一度、あまりにも心地良さそうに眠っている彼女を起こしそびれて、酷く怒られたことがあった。
何故私が怒られるのか―――理不尽に思うが、同じ轍を踏むのはごめんだ。
…と、彼女を怒らせることを酷く恐れている自分を自覚。
どうしてだろう―――と自問。
きっと今日は、そういう私なのだ―と自答。
時々、敢えて彼女を怒らせたがる私もいる。
嫌がると分かっていても、猫の肉球を触りたくなる衝動と一緒だ。
――…ちょっと違うか。
私はもう一度、彼女の名前を呼んだ。
彼女は眉間に縦皺を刻ませて、次の実験には魔動抱き枕戦隊の新作を…などと、
考えただけで恐ろしくなるようなことをぶつぶつと呟きながら目を開けた。
起き抜けはいつも、こんな調子だった。
私は暫く、彼女の覚醒を見守った。
彼女は躰を起こし、赤色の髪を掻き上げて、今初めてその存在に気付いたかのように、私を見た。
「起きたのか?」
「…起きています」
彼女は片目を細めて、不快そうに答える。
この答えは、ノーと同義だ。
酔っている人間が酔っていない―と言い張るみたいに。
軽くキスをして、
「起きたか?」
私はもう一度訊ねる。
彼女はわずかなタイムラグの後、笑おうと口元を歪めて、
「まだダメ、ですね」
「ところで、魔動抱き枕戦隊の新作があるのか?」
「…何のことです?」
彼女は下から覗き込むような目つきで私を見て、首を傾げた。
普段の彼女ならば『さては実験されたいのですね。まったくあなたときたら…』と、
続く言葉が朝の、このほんの一時だけは違うらしい。
私は答える代わりに、眉間のしわを緩めてふっと笑う。
どれだけ一緒に居る相手でも、時々さっぱり分からない、なんて事がよくある。
多分、それが普通だろう。
「さて、いい加減起きないとマズイのではないか」
私は布団から出るように促すが、
「ダメです。まだスイッチが入っていません」
彼女は睫毛を伏せて言う。
私はもう一度キスをして、彼女のスイッチを切り替えた。
END
と、まぁこんな感じなんで・・・。orz
スルーしちゃってください。
本当にこんな駄作じゃなく神なグウェアニ読みたいっス!
ごめん、あんた神。たまらん。
エロなしも良いもんだな、って思った。
ほんとかなり萌えた。ありがとう!!
いや、充分萌える!!
GJ!!
試験(,,゚Д゚) ガンガレ!
ありがとう、ありがとう受験生!
たまらんな、
グウェアニ・朝チュンを書いたものです。
>>594、
>>595、
>>596、
>>597の方々、
こんなエロなしのショーもないものなのに…。
本当にありがとうございます!!
受験、がんばります。
こんなんで良ければ、息抜きがてらに
また書いてみようと思いますた。
萌えをありがとう!
・・・・だが、匿名の掲示板でリアルを匂わす様な事を書くのは、
あまりオススメできない(´Д`;)
というかここ21禁板だからそれを公言するのは避けたほうがよろしいかと
588っス
なんか誤解されるような発言して申し訳ないっorz
が、受験には現役生だけが受ける受験以外にもあるんで。
一応、21禁板ってことは理解してて、ちゃんと超えてるんで。
これ以上、ここにいると荒れそうなんでROMに徹しマス
そういえば、まるマはコンラート以外全員ヒモパンなんだよな。
ギーゼラも、ヴォルフも、グウェンダルも、アニシナも。
お貴族様は女性もヒモパンなの?
男性用だけだと思ってた。
>>603 男も女もヒモパンなんじゃないか?
よく分からんが。
605 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 22:31:17 ID:N0XFspz2
>>603 貴族のたしなみとしてヒモパンなら、男女の別なくヒモパンと思われ。
606 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 23:26:39 ID:0iaRJbku
じゃジュリアもヒモパンなんだ。
>>606 ワロタw
>>606 笑えるw
ん?なら新たに眞魔国の住民(姫)となったグレタは当然ヒモパン…?
>>609 割れ顎でマッチョでしかもヒモパンかい!
…でももと十貴族なんだから当然のごとくヒモパンはいてるだろうな…。
アニシナって赤い下着持ってたよね。あの服の下に派手目な赤い下着ってところに萌えた。
>>611 というか、アニシナの下着畑を易々と通ってくるグウェンに萌えた。
(どうして彼女はあんなところで寝ていられるのだろう)
そう思いながら、ゆっくりとコンラートはスザナ・ジュリアへと近づいていった。
場所はウィンコット城の中庭の東屋。備え付けのベンチには昼下がりの強い光が照り付けている。
夏の盛りを過ぎたとはいえ、まだまだ日向は暑い時期だ。
それなのに、そんなことはものともせずに穏やかな寝息を立ててジュリアは午睡を楽しんでいた。
「ジュリア、起きたほうがいい。日焼けで肌が赤くなるぞ」
先日、やはり日向で午睡して肌を焼いてしまい
三日間ほど夜眠るのもつらかったと手紙に書いていたくせに、
また同じ事をしている親友の肩をそっとコンラートは揺すった。
しかし、彼女は一向に起きる気配が無い。幸せそうに寝息を立てて、
寝やすいように整えられたクッションに体を預けたままだ。
苦笑して、コンラートは同じベンチの日の光をさえぎる位置に座り込み、
ジュリアの寝顔を見つめてみる。座る場所を確保するために
淑女の足に触れてちょっと奥へ押しやったが、これは不可抗力だ。
コンラートが座った場所は、ちょうど彼女の顔が良く見える場所だった。
よほどいい夢を見ているのか、幸せそうに微笑んで規則正しい寝息が聞こえてくる。
薄い水色の髪が柔らかくうねりながら頬に散り、肩から背中、腕を辿ってクッションへ落ちている。
その柔らかそうな頬や幸せそうな口元へ指先を伸ばし、
触れるか触れないかという距離でそっとコンラートはその輪郭をたどる。
(寝ていてくれたほうがよほど楽だな)
そっとため息をついてコンラートは思う。起きているときは、いちいち肩に触れるのにも
『これは親友として適切な距離だろうか』『きちんと友情として見えているだろうか』
と考えながら触れなければならない。
世間の目よりも先に、彼女にそう見えるように振舞わなければならない。
もし、この思いが友情以上であることがばれてしまえば、きっと彼女は今と同じようには
笑ってくれないだろう。全幅の信頼を寄せて慕ってはくれないに違いない。
彼女にとって、コンラートは『親友の息子』で『信頼できる友』でしかないのだ。
だが、同時に目を開けて欲しいとも思う。秋の空のように、どこまでもどこまでも
高く澄み切ったあの青を覗きたい。その瞳に自分だけが映っている瞬間を楽しみたい。
そんな矛盾した考えをもったまま、そっとコンラートは彼女の寝顔を見つめつづけてた。
ふと、コンラートはさっきまで規則正しかった寝息が聞こえないことに気が付いた。
ゆっくりと髪を一房手にとって毛先に接吻し、わざとらしく艶めいた声を出してみせる。
「ああ、美しい人よ。あなたはなぜ目覚めてはくれないのか。
今あなたに足りないのは眠りの呪いを破る魔法か、それとも愛の接吻か・…」
そこまで言ったところで、ほかならぬジュリア本人の笑い声でその言葉は中断させられた。
「狸寝入りの姫君。こんなところで寝ていたら、またしばらく寝不足の日々が続くぞ」
笑いの発作がおさまらないジュリアにそっと手を貸して起き上がらせると、
彼女ははまるでいたずらっ子のような顔でコンラートの顔を覗き込んできた。
「勉強になったわ。女の子を口説き落とす時ってこうするのね。今度活用させてもらおうかしら」
簡単には口説き落とされてくれない、口説かれたことにも気が付いていないジュリアの言葉には、
百戦錬磨と部下に言われるコンラートでさえ、もはや苦笑しか出てこない。
「あんなに立派な婚約者がいるのに、女性を口説くのか?」
くすくすと笑っている彼女を見ているとこちらまで幸せな気分になる。
この感情は、知っている。だが、この想いには決して名前を付けてはいけない。
それが、ひどくつらい。
「いやね、もちろんアーダルベルトに向かって言うのよ。『ああ、美しい人よ。
あなたに必要なのは破魔の魔術か、愛の接吻か…』って」
「間違いなく、愛の接吻を選ぶだろうな」
「いいえ、きっとアーダルベルトは目を白黒させて、ひどく照れながら
『な、何を馬鹿なことを!』って言うに決まってるわ。照れ隠しにね。
そういうおふざけはあんまり得意じゃない人だもの。そこがかわいいのだけど」
笑いの止まらない様子のジュリアとは逆に、コンラートはその言葉にしばらく固まってしまう。
母親が男性に『そこがかわいいの』と言っているのは何度も聞いたが、ジュリアからその言葉が
出てくるとは予想だにしていなかった。しかもあいてはあのアーダルベルト。
「どうしたの?だまってしまって。具合でも悪い?」
心配そうにコンラートの顔へ手を伸ばしてくるジュリアに、はっとコンラートは正気に戻る。
「いや、アーダルベルト相手に『かわいい』という言葉を当てはめられなくて、びっくりしただけだ。
彼はかわいいタイプとは真逆に位置する人物じゃないかと思っていたから」
「みんなそう言うけれど、アーダルベルトはかわいいのよ、ほんとに」
まるで、『自分だけが彼のそんなところを知っている』とでも言うように、少し自慢げに
言うジュリアを見て、コンラートは腹のそこに暗い感情がたまっていくのを感じていた。
その感情は、熱くドロドロと熔けるような負の感情だ。
ひどく苦労してコンラートはいつもの笑顔を保つと、できるだけ軽く聞こえるよう言った。
「そんなかわいいところ、ぜひ俺も目にしたいものだな」
成功しただろうか。自分の醜い感情が言葉の裏に現れていなかっただろうか。
だが、そんなコンラートの心配をよそに、ジュリアは
「そうね、ぜひ。いつか見せてあげるわ。簡単よ」
そう言って笑っている。
安堵と同時に少しばかり理不尽な怒りを抱いて、だがそんなことはおくびにも出さずに
コンラートはジュリアをベンチから立たせた。
「さて、そろそろ城へ戻ろうか。ここは暑すぎる」
ジュリアの代わりに日の光を受けつづけた左半身が熱い。いっそこの熱にまぎれて腹の底の
醜い感情も感じなくなればいいのに。ジュリアに気が付かれる前に。自分が我慢できなくなる前に。
「今日はぜひ、夕食を食べていってね。きっと弟も喜ぶわ。
あなたのこと、実の兄のように慕っているから」
風のように軽やかにスカートのすそを翻して振り返るジュリアの笑顔が、どうか永遠に続くようにと
コンラートは心の底から祈った。
きっとこの笑顔があれば、自分は永遠に醜い感情を持ったままでも、幸せに生きていけるだろう。
それが、たとえ自分ではない誰かを想っての笑顔だとしても。
「よろこんで、お招きにあずかるよ」
こうして、いつもの二人の午後は過ぎていった。
615 :
613:2006/02/04(土) 02:20:44 ID:EnY+hg2V
なんだかわけがわからなくなったよ orz
皆さんすごいっすね。エロマンセー!
切ねー! こういうの好きだー(*´д`)
GJです!
618 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/09(木) 23:06:43 ID:wZ578sqK
ファンファンを忘れてもらっちゃ困る
ツェリ様の恋人
619 :
618:2006/02/09(木) 23:55:14 ID:wZ578sqK
ごめん最新レスを
>>10と勘違いして書いてしもうたorz
意味不明なレスしてスマソ
ハズカシス・・・
>>618 キニスンナ。
どうしても気になるんなら、藻前さんすぐ上を見てみ。
ツェリ×ファン読んでみたいな…
>>6 そういえば、アンブリンもじゃないのか?
ダカスコスの奥さん。
自分は、ギーゼラたんは受がいいな
士官学校で辱められるギーゼラとか書きたい
普段軍服で露出0で、鬼軍曹がベッドの上では・・・・
ヴォルフラム・ギュンター・コンラッド・グェンダル・ヨザック・ユーリ・アメフトマッチョ×ギーゼラ
何でもバッチコーイ
是非彼女にはミニスカナース服で看護して欲しいものですな
漏れはアニシナ総受けがいいな
強気受けがモエw
へたれ攻め×強気受けは、愛称バッチリらしい…。
グウェンダル(へたれ攻め)×アニシナ(強気受け)じゃん!
眞魔国の男たちはみんなへたれだから、アニシナと相性バッチコーイ!?
いやぁ、萌えますな。へたれ攻め×強気受け(ここ誘い受けでもいいよな?)
625 :
623:2006/02/19(日) 09:25:23 ID:46GM2BAX
愛称じゃなくて相性だった…。
スマソ。
総受て・・・・アニシナは身も心も攻様だろう
627 :
623:2006/02/20(月) 16:34:32 ID:3dBEJCmZ
ギーゼラは受け。普段は強がってるだけっぽ
ギーゼラ受男性向け誰か描いてくれ!
630 :
623:2006/02/24(金) 22:48:44 ID:580j6Phn
うむ、アニシナは受けだろう。
>626
アニシナは確かに攻めだよ。だがな、その攻め体質の女性が夜になると受けに回る部分にまた萌えがあるんだよ。
ギーゼラもな。しかし、そこはツンデレではない受けなんだよ。受けらしい受けではなく、心意気は攻めなんだよ。
わかるか?
唐突なんだけれど、グウェンダルの誘い受けを読んでみたい・・・。アニシナの夜の受け体質について考えてたら
グウェンの受け体質(グウェンは常時受け)を強調した小説がまだない・・・。読みたい。
hosyu
本スレにアイスダンスのグウェンダル・アニシナペアの演技がある。
見てみ。演技ではいちゃいちゃしてて、グウェアニにみえて顔がにやける。
あとアニグウェっぽいのもあるから。
ほしゅ
637 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 10:33:50 ID:yyzURf3p
保守ageです
グウェ×アニに期待・・・・・
それではグウェアニを一本。
>565-566の続きです。
「と言うわけで、実験です。フォンヴォルテール卿!!」
部屋に入っての第一声がそれだった。幼馴染の傍若無人ぶりに頭を抱えるフォンヴォルテール卿グウェンダル。
「どういうわけなのか、まず一から説明するのが筋じゃないのか。」
アニシナはふんと鼻を鳴らした。
「あなたに言ったら、また余計なことに気を回すのが目に見えています。ぐだぐだ言わずに、この薬をお飲みなさい。」
言って小瓶を取り出した。震えるグウェンダル。
「い、一体何の薬だ・・・?」
「これは一時的に視力をなくす薬です。」
「なに!?そんなものを私に飲ませる気か!私は明日も仕事が・・・」
「一時的に、です。数日すれば治ります。いいからお飲みなさい!」
「い、いいいいいいや待て。なぜだ!?なぜそんなものをぐあっ!!」
幼馴染が動揺している間にアニシナはつかつかと近寄って、力強い細腕でグウェンダルの顎を鷲掴みにした。
「ほら、とっとと口を開けなさい!」
「いいいいいいいやだ」
無理やりこじ開けられそうな口を必死に閉じて抵抗するグウェンダル。
「仕方ありませんね。」
アニシナは小瓶のコルクを口で開け、そのまま薬を口に含む。何をしている、と言いかけたグウェンダルの唇に、アニシナ
は唇を重ねた。そのまま舌でグウェンダルの唇をこじ開け、薬を流し込む。
あまりに唐突な出来事で、グウェンダルは口に流し込まれた薬を、喉を鳴らして飲み込んでしまった。
それを確認した後で、アニシナはゆっくりグウェンダルから離れた。
「さて、これでしばらくすればあなたは盲目になります。」
「な、なんの研究だ・・・?」
と言ってからグウェンダルはようやく答えにたどり着いた。
「ジュリアか・・・?ジュリアの目を治そうとしているのか?」
アニシナは片眉を上げた。
「さぁ、どうでしょう。」
「彼女の目は、治らんと・・・」
アニシナがグウェンダルの目を手で塞いだ。自信に満ちた強気な声が耳を打つ。
「わたくしと、そこらの役に立たない医者と同じにしてもらっては困りますね。」
手を離されても、グウェンダルの目は光を映さなかった。
「・・・何も見えん。」
「そうですか。まぁ、この程度の薬なら造作もなく作れますとも。壊すより作るほうが、ずっと難しいですからね。」
「待て、私の目は壊れたのではないな!?」
「違います。一時的に目の機能を止めただけです。・・・さて、こちらにあなたの目を治すことができるかもしれない試薬が
あります。」
「・・・かもしれない?」
そこの突っ込みは無視して、アニシナは続けた。
「ですが、あなたに今飲ませた薬はすぐに次の薬を与えると化学変化が起きてしまうので、5時間以上はあけて次の薬を
服用しなければなりません。」
「・・・私は少なくとも5時間はこのままだと言いたいのか?」
「まぁ、要はそういうことですね。どうですか?目が見えないというのは不便でしょう。これからより良い障害者保障の法案
をつくるためには、あなたもこういう経験をしたほうがよいでしょう?」
グウェンダルは何も言わなかった。アニシナの目的は大体わかったし、それがいつもよりは有益な実験であろうというの
もわかった。自分が犠牲になるのも、まぁ仕方がない。
「・・・5時間も何をしていろと。」
「編み物でもしていればいいでしょう。目が見えなくてもできるのでは?」
「道具がどこにあるのか、目が見えんのではわからん・・・。」
ソファから立ち上がって歩こうとすると、さっそく机に足のすねをぶつけてよろめいた。とっさに近くにいたアニシナにしが
みつく。目が見えないせいか、いつもより柔らかく感じて心臓が一瞬跳ねた。
「す、すまん・・・。」
「ジュリアの偉大さがわかりますね。武人が、たかが目が見えなくなっただけで自分の部屋もろくに歩けないとは!」
アニシナはグウェンダルをソファに座らせて、編み物道具を持ってきてやった。
「わかりますか?」
「ああ・・・。」
編み物は手の感覚でできる。が、どうも網目や出来具合がよくわからない。適当に編んでいると、隣に座ったアニシナの
ため息が聞こえた。
「ただでさえ不器用なあなたに、盲目の生活というのは思った以上に困難なようですね。」
「・・・ジュリアと比べるな。あれは私と同じくらい不器用だが、生まれたときからああいう生活をしているんだ。たった今目が
見えなくなった私にあれと同じことをしろと言われても無理だ。」
目が見えないといっても、光や光の暖かさがわかることには驚いている。確かに、ジュリアがいつもどんな世界で生活
しているのかはわかる。これで日常生活を不便なく送っているジュリアはたしかに偉いと思う。
「ジュリアはその状態で文字も読みますよ。」
「無理だ。」
アニシナが呆れて肩をすくめた。そういう様子は、なぜだか手に取るようにわかる。
「なんでもかんでも無理無理と・・・!やってみようという根性もないのですか!」
「これは何の実験だ!?別に健常者に盲目の体験をさせ、その案計統をとるためではないだろう!?」
「まぁ、そういう意図もありますが。」
「あるのか・・・。」
がっくりとうなだれたグウェンダル。アニシナはそのグウェンダルの顔に手を伸ばし、自分の視線とグウェンダルの視線を
合わせた。
「とりあえず、わたくしと目を合わせて会話することから始めなさい。」
「・・・合ってなかったか?視線。」
「ええ。あさっての方を向いていましたよ。」
今アニシナがどっちを向いているのかわからないので、視線を合わせることさえ難しい。よくジュリアは目が見えないのに
視線を合わせてくるが、それがこんなに高度なことだとは思っていなかった。
グウェンダルはアニシナの顔を指でなぞった。頬、目、鼻、唇。あらためて触れると、いかにも繊細な造りで妙に緊張した。
そんな考えに耽っていると、急にアニシナが笑い出した。自分の妙な考えを見透かされたのかと思い、慌てて手を引っ込め
た。
「な、なんだ・・・?」
「いえ、何も。」
そう言いながら、笑みの気配は消えていない。不思議に思っているのが表情にでたのか、アニシナはグウェンダルの
まねをするように、顔を指でなぞってきた。指は細くて小さくて、暖かかった。
「あなたがわたくしをこんなに真っ直ぐに見るなんてことは、今までなかったと思って。」
「・・・そうか?」
今まではアニシナの夏空の色をした瞳が苛烈に輝くと、思わず目を背けてしまっていたが、今はその色も見えない。
恐ろしくて目を背けることもない。ただ、なぜだろう。それが歯がゆかった。
「やはり、目が見えないのは不便だな。」
「あなたにはそうでしょうね。」
すぐ近くでアニシナの声がするのに、あの水色と赤色が目に入らないのは、なぜだか落ち着かない。そっと隣のアニシナ
の腰を引き寄せて、腕の中に収めた。アニシナの身体は、目で見る以上に小さくて柔らかい。こんな身体のどこからあの
怪力が生まれるのか、眞魔国の777あるうちの不思議の一つだ。
アニシナが腕の中で笑う気配がする。
「何です、急に。」
「いや・・・。」
「不安にでもなりましたか?大丈夫です、この毒はわたくしがきちんと量を調節し、視力を奪うことはないようにしてあります。」
「・・・やはり毒だったのか・・・。」
「それはともかく。一体いつまでこうしているつもりですか?」
意地悪そうに笑っている顔が想像できる。グウェンダルはアニシナの耳元(と思われる場所まで)に口を近づけた。
「・・・これなら、お前がどこを向いているか考えなくてもいいだろう。」
「おや、そういうことですか。」
腕の中に閉じ込めてしまえば、目が見えなくてもアニシナの存在は感じるし、目線のやりどころに困ることもない。しかし、
アニシナが大人しく閉じ込められているわけもなく。
「怠けてはいけませんよ。人と話すときは相手の目を見なさいとツェリ様に教えられませんでしたか?」
教えられた。ただし、ニュアンスは若干異なる。
グウェン、女の子を口説くときは瞳を見てあげなきゃ。照れてちゃダメ。あなたのしぶーい声と、父親に良く似た瞳で見つ
められたら、どんな女の子だって恋をしてしまうわよ!
とかなんとか。グウェンダルが母の教えを思い起こしていると、アニシナは腕の中からするりと抜け出した。ぬくもりが消え
てしまった腕は、行き場もなく宙をさまよう。
「ほら、こちらですよ。」
不意に強い力で顔を固定された。アニシナの細い手が、がっちりとグウェンダルの顔を包み込む。その手の暖かさに、
ほんの少し胸が高鳴ったが、それ以上に思うところがあって憮然とした表情になる。
「・・・近くないか?」
「わかるのですか?」
「・・・これだけ近ければな。」
アニシナが、グウェンダルの顔に自分の顔を近づけている。吐息が唇にかかるほどの距離だ。アニシナの声は楽しげな
色に満ちている。からかわれている。
「アニシナ。」
頬にやられた手に無骨な自分の手を重ねながら、グウェンダルは咎めるように幼馴染の名前を呼んだ。そのグウェンダル
の表情があまりに可笑しかったのか、アニシナは喉の奥で声を殺すようにして笑った。その様子が手に取るようにわかって、
グウェンダルは羞恥に顔を赤く染める。アニシナはそんなグウェンダルの反応にますます気を良くして、首に腕を回して密着
してきた。小さくて柔らかな身体が近づいてきて、甘い香りが鼻腔をくすぐる。実際にはどんな状況なのか視認することが
できないが、グウェンダルの想像ではかなり恥ずかしい構図になっているはずだ。
「グウェン。今ちょうど目が合っていますよ。わかりますか?」
珍しく音量を抑えた声が、自分の唇の間近で聞こえた。背筋からしびれるような感覚が走り、脳が麻痺していくのを感じる。
それでも、声と顔だけは冷静だった。
「わからん。」
アニシナは眉を跳ね上げたかもしれない。声に出さず、ため息もつかないので詳しいことを察することができない。
「やれやれ。やはりあなたには無理・・・おっと。」
あまりに唇の間近で話すので、拍子に唇同士が触れ合った。ほんの少し、掠めるほどの接触で、キスと言うにはあまりに
中途半端だ。グウェンダルは、その接触に少しいらついた。もどかしい。
「アニシナ。いい加減にしろ。」
眉をひそめてそう言うと、アニシナが鼻で笑った。未だ顔が接近している状態で、指で頬をなぞられた。ゆっくりと這う指の
動きが、グウェンダルをさらにいらつかせる。
「アニシナ・・・」
「何を、いい加減にしろですって?」
見えなくてもわかる。目の前にいる彼女の水色の瞳は、楽しげな光で苛烈に輝いているだろう。その自分の想像上の瞳
に、胸が早鐘を打つ。
「答えなさい、グウェンダル。何をやめろと言うのです。」
この体勢を今すぐやめろ。まず私からどけ。そんなに顔を近づけるな。いつまで私をからかうつもりだ。
様々な要求が脳裏に浮かんだが、口に出すのはためらわれた。従来の性格もある。だが何より、本当の要求がそんな
ことなのか、自信が持てなかった。
迷っている沈黙にアニシナは飽きたのか、グウェンダルの額に自分の額を合わせてきた。鼻先に唇をよせ、そのまま頬
や瞼に軽く触れるだけの口付けを繰り返す。
その柔らかな接触に、グウェンダルは負けた。いつだって、彼女には負けてしまう。
「アニシナ。」
ようやく口を開いた幼馴染に、アニシナは動きを止めた。もう、そんな一瞬さえもどかしい。
「・・・じらすな・・・」
超重低音で恥ずかしげにつぶやいた。蚊の鳴くような声だったが、この至近距離でアニシナが聞き逃すわけもない。
笑みを浮かべた気配がする。先程より腕に力を込めて身体をこちらに密着させてきたが、やはり唇へのキスはしてこない。
唇を掠めるように、頬や顎に口付けてくる。
「アニシナ。」
グウェンダルもアニシナの唇を捜すように顔を近づけるが、何せ視力がないので、アニシナに避けられては頬や瞼への
接触に留まってしまう。腕に抱きしめたアニシナは、徐々に笑い声が大きくなっていく。眉をひそめるグウェンダル。
「満足にキスもできないのですね。これではキスだけで一晩が終わるのではないですか?」
「そんなことにはならん・・・。」
「おや、断言しますね。何か根拠が?」
グウェンダルは渋い顔をしながら、それでもアニシナの頬に唇を寄せながら囁いた。
「・・・私がお前の身体を忘れるわけがない。」
例え目が見えなくても、身体がお前を覚えている。
アニシナは、驚いたような、呆れたような、よくわからない気配を見せた。何か言いたそうでもあったが、珍しいことに何も
言わなかった。言わない代わりに、グウェンダルの唇に、そっと自分の唇を重ねた。触れるだけの口付け。しかしグウェンダル
は離れようとするアニシナの頭を固定して、唇に噛み付くように口付けた。柔らかな唇を吸い、舌を差し入れ絡ませあう。
息を次ぐのも惜しくて、酸欠状態になりながらアニシナの唇を貪った。柔らかな感触が、先程まで感じていた飢えを満たし
ていく。甘い衝動が、次々に沸いてくるのを感じた。
「ん・・・ちゅ、はぁっ・・・グウェ、ぁむぅっ・・・!」
唇でアニシナを翻弄しながら、ゆっくりと小柄な身体をソファに横たえた。ベッドまで連れて行きたいところだが、盲目の
ままアニシナを抱き上げて寝室まで移動するのは困難な上に興ざめすると思われた。自分が横たわるには小さすぎる
ソファだが、アニシナを横にするには十分な広さがある。上等なソファだし、身体を痛くすることはないだろう。
服を脱がすのに、時間はかからなかった。いつもと変わらない服のつくりだったし、今日着ていたものは以前にも脱がした
ことがあった。ただ、あの時はこんな色事ではなく、実験の際に防護服を着るのを手伝ったからだった。大掛かりな防護服
は、確かに一人で着ることは困難で、二人がかりでさえ一時間を要した。そこまでして何の研究がしたいのかとも思うが
・・・今はそのことは置いておこう。
素肌を確かめるように滑らかな肌を指でなぞると、アニシナが身体をくねらせた。どうもくすぐったかったらしい。いつもは
見ることのできる白く滑らかな肌が見ることができないのが残念だった。それでも手探りで、アニシナの胸をやわやわと揉み
しだいていく。
「ふぁ・・・」
小さな声だったが、グウェンダルは聞き逃さなかった。盲目に慣れてきて、聴覚が敏感になっているのかもしれない。
その声に気を良くして、肌に舌を滑らせる。
「グウェン・・・明かりを消しなさい。」
身を捩りながらそういうアニシナを、グウェンダルは訝しげに見た。
「私は今、見えていないが・・・」
「気持ちの問題です。わたくしは見えていますし、こんな明るい部屋ではある種の羞恥プレイです。さっさとなさい。」
グウェンダルはますます眉をしかめた。どこに明かりを消すスイッチがあるかわからないのだ。
「別にいいだろう、明かりくらい・・・」
グウェンダルはそう言って、甘えるようにアニシナの胸の頂を舐め上げた。腕の中の身体がぴくりとはねる。
「・・・っ、ならっ、あなたも服を脱ぎなさいっ!」
グウェンダルは、それでアニシナの気が済むのなら、と軍服を脱いだ。少し焦っていたので、妙に時間がかかってしまう。
もたもたしていると、アニシナが服を脱がすのを手伝ってきた。手伝う、というよりは衣服を剥ぎ取られるといった荒々しい
手つきで、ここに二人を見る人物がいれば、アニシナがグウェンダルを襲っているように見えただろう。別に珍しくもないが。
全裸同士になってアニシナは満足したのか、再び唇を重ねてきた。しばらくアニシナの唇の柔らかさに浸っていると、
アニシナがそっと下半身に触れてきた。突然のことで身体を震わせる。
「・・・っ・・・!」
「おや、もうこんなになっているのですか?大の男がキスだけでこれほど興奮するとは。」
アニシナが耳元で囁く。それだけで腰から背筋に快楽の予感が駆け巡る。アニシナがグウェンダルの耳たぶを甘噛み
しながら、細い指でむき出しの高ぶった雄をひと撫ですると、グウェンダルはたまらないと言うように眉根を寄せた。
「ふふ・・・。また固くなりましたよ。もしかして、」
アニシナは手のひらでグウェンダルを弄び、ふいに高ぶりをぎゅっと握り締めた。
「くぅっ・・・!」
「言葉で攻められて感じているのですか?」
耳元で囁くアニシナの声が、信じられないほど色っぽかった。背筋にぞくぞくと快感が走る。アニシナの手の中で、正直
に高ぶりが反応してしまう。これでは、アニシナの言葉を肯定したも同じだ。
「ち、違うぞ、アニシナ。これはっ・・・」
グウェンダルが言い切る前に、アニシナは強引に唇を奪った。強く唇を吸い、舌を絡ませる。同時に下半身の高ぶりも
擦り挙げられ、上下の快楽に意識が遠のきそうだ。目が見えないせいで、刺激の柔らかさにいつも以上に興奮する。たっぷり
と時間をかけた愛撫から、アニシナはようやく離れた。薄く笑っている気配がする。
「違うことなどあるものですか。正直に言って御覧なさい。わたくしに苛められたいのでしょう?」
「違うっ!」
言葉だけは強く言ったつもりだったが、相変わらず身体は正直で、ついに高ぶりは震えるほどにまでなってしまったし、
そのことに顔は羞恥で赤く染まっていることだろう。
「頑固ですねぇ。身体は面白いほど正直ですが。」
アニシナが一瞬身体から離れ、再び自分の足元に座る気配がした。何をしているのか、大体わかる。
「や、やめろ、アニシナ。見るな・・・。」
「おや、わかるのですね。」
アニシナは今、グウェンダルの足元に座りグウェンダルの立ち震える雄を眺めていた。時折、指ではじいたりなぞったり
するが、基本はただ眺めているだけだ。
「やっ、やめろ!」
「これだけ明るいと、よく見えますよ。ふふ、こんなに大きくするとは。見られて興奮する性質なのですか?」
煽られているだけなのは、わかっている。理性ではわかっていても、身体は反応してしまう。これも長年の刷り込み
だろうか。抗う気力さえも持てず、ただ羞恥に顔を染めて俯くことしかできないでいた。
やがてそれを眺めるのにも飽きたのか、アニシナはおもむろにその高ぶりを口に咥えた。そのまま、激しくしゃぶる。
「っあ!アニシナっ・・・急に、そんな・・・ああ!」
「ん、ちゅ・・・くちゅっ、ん、んっ・・・」
舌を使い、グウェンダルの性感帯を辿る。下から上へと舌でなぞり上げ、先端を含み、口で飴玉を転がすように愛撫する。
喉の奥まで咥えて頭を動かすと、グウェンダルが上擦った嬌声を上げた。
「っあ、ぁ・・・!はっ・・・」
「ふ、んぅ・・・、ちゅ、くちゅ」
アニシナの口には大きすぎるそれを咥える姿を見るのはグウェンダルも好きだった。だが、今は目が見えず、一方的に
されるがままだ。アニシナの姿も見えず、目が見えないことで他のあらゆる感覚が敏感になっているこの状況では、アニシナ
の行為にただ悦ぶだけしかできない。舌を使って口の中で転がされるだけで、もう我慢ならない状況になってしまった。
「アニシナ・・・もう、いいだろうっ・・・」
アニシナが雄から口をはずし、何かを言いかけた瞬間にグウェンダルがアニシナを抱き上げてソファに押し倒した。珍しい
ほどの早業に、アニシナは睨むことしかできなかった。
「グウェンっ・・・!」
アニシナの呼び声も無視し、扱いだけは優しく、そっと足を割り開き、そこにあるだろう蕾に唇を近づける。舌を使い、場所を
確かめていく。立ち震える蕾にはすぐにたどり着き、舌で念入りにほぐすと、あっという間に溜まっていた蜜が零れ始めた。
ぴちゃり、ぴちゃりと音を立てて舐め上げる。アニシナの上擦った声が、耳を打った。
「あ、あんっ・・・ぁ・・・っはぁ・・・」
自分が奏でる音を聞いて、興が乗ってきたのか、グウェンダルはさらに蕾の下の蜜壷へ舌を突き入れた。アニシナの身体
がぴんと緊張する。腿に力が入ったのか、滑らかな太ももはグウェンダルの顔をきつく挟み込む。その柔らかさと蜜の味に、
グウェンダルは酔いしれた。
「あんっ!ぁあ・・・!だめっ・・・ひゃ・・・」
「今のお前の姿が見られないのはもったいないな・・・。」
くちゅっ、ぐちゅ、ちゅるっ
舌であらゆる敏感な部分を探られ、流石のアニシナも限界が近かった。グウェンダルも、アニシナのいつになく甘い嬌声
を聞いて、我慢の限界が近づいている。
「アニシナ、もういいか・・・?」
「あんっ・・・グウェン・・・」
恐らく、アニシナはうるんだ水色の瞳をこちらに向けて、切なそうに名前を呼んだに違いない。いつもと、同じように。
その自分の想像に興奮したグウェンダルは、己の高ぶったものをアニシナへ一気に突き入れた。強烈な快楽が脳天を
直撃する。
「っ・・・アニシナぁ・・・っ!」
「はぁあ!グウェンっ・・・ぁ、や、早くっ・・・!」
自分で焦らしておいて、アニシナも相当焦れていたようだ。グウェンダルの分厚い胸板に頬を寄せ、背中に腕を回して
しがみ付いてくる。その力強さと、腕の細さにアニシナを抱いている実感が襲ってきて、グウェンダルは我を忘れるほど
興奮した。腰を遣い、激しくアニシナの弱点を刺激していく。
「あ、あ、あぁ!はぁっ、グウェンっ!や、あああああっ!」
いつも以上に柔らかく締め付けてくる感触。目が見えないことで、いつも以上にアニシナの熱くなっていく体温や汗の匂い
が感じられる。目で見る以外の全ての感覚でアニシナを抱いている気がして、グウェンダルはもうどうなってもいいと思った。
このままでいられるなら、盲目のままだって構わない。
「グウェンっ・・・」
耳元で聞こえる、アニシナの艶めいた声。アニシナの、自分を呼ぶ声が好きだった。
「もっと・・・名前を呼べ。」
「グウェダルっ・・・あっ、あぁグウェンっ・・・!も、だめっ・・・!」
「―――っあぁ・・・!」
アニシナが強く自身を締め付ける快楽を感じ、様々な液体が混じる水音とアニシナの嬌声を聞きながら、グウェンダルも
果てた。
―――数時間後
「な、なんだこれは!ぜんぜん治ってないぞ。世界が白黒だ!」
「おや、おかしいですね。どうやら光を入れる部分がまだ機能していない様子。ということは、この実験は失敗ですね。
ジュリアは光が見えないのですから。」
「なにぃ!?それでは私の目はどうなる!」
「世界一の名医に治してもらえばいいのではありませんか?お金は十分あるのですし。」
「一億で命が助かるなら安いもんだ―――違うだろう!!」
おわり。
お疲れ様です。
以前ここでネタとして挙がっていた盲目ネタを絡ませてみた。なかなか難しいのでだれかチャレンジしてみてくれ。
コンジュリ編にエロをつけようか激しく迷っているところ。あの二人のエロが想像できない・・・。
GJ! 禿モエス(*´д`)
コンジュリ編もwktkして待ってます!
>>651 GJ!モエス(*´д`))ハァハァ
アニグウェアニな展開がよかったvv
GJ
話は変わるが、主人公出るssってあったっけ?
保守
658 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 15:35:45 ID:OfWnhQ3J
保守age
グウェアニに期待・・・
660 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 02:04:28 ID:R0fpXZUW
保守
村田とウルリーケとかってどうかな?
662 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 20:12:19 ID:5wF6vO5Y
>>661 いいんじゃない?
てか、もろに好みだけどw
ついでにage
663 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 03:04:37 ID:dOORD6yH
ウルリーケが絡めば俺はとりあえずOKだ
箱はマのつく土の中!発売まであと一週間か…
楽しみだ
俺はグウェアニ希望
アニシナ絡みならおk
665 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 14:25:31 ID:+VQg+dlZ
GWage!
みんな聞いて!!最近仁が仁の彼女とHしたんだって。
しかもコンサート中にディープKISSしたんだよ。
コンサート終わった後に仁が彼女o会場の奥に連れ込んで無理やりHしたんだって。彼女は嫌がったんだけど胸を揉んだりなめたりして凄かったんだって。
帰りの電車の中でも触ったりしたんだってさ。
そのときの画像が
http://jin-kita/sah13802100dah-hSEX コレは他の掲示板に5箇所以上にコピペしないと見れません
>>668 ハゲドウw
アニシナが、グウェンに薬飲ませて、その薬によってグウェンが超鬼畜になって、
アニシナに放置プレイする――って夢を見た。笑
いい夢だな、オイ。(w
そこ放置プレイじゃなくて鬼畜攻めとかにしてみない?
>>670 いいな!笑
鬼畜攻め×強気受け、へたれ攻め×強気受けは相性バチーリ
誰かに書いてほしい
673 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 19:29:40 ID:iz38zTfP
コンジュリ鬼畜を期待age
「この薬は、人が普段抑えている欲求を余すことなく口にすることができる、という効能があります。」
「・・・そんなはた迷惑な薬を作ってどうするつもりだ。」
アニシナは大げさなほどため息を吐いて、呆れた目でこちらを見やる幼馴染の眉間の皺に人差し指を突きつけた。
「これだからあなたは無学だというのです!人が自分の欲求を口にすることを躊躇うのは、無意識下で理性が
欲求を抑えているからです。しかし、時としてそれは大変なストレスを人に与えるのです。過度なストレスは身体の異常、
性格のゆがみを与える、万病の種なのです。それを解消するのがこの薬「ハッキリサセタルネン」です!この薬を服用
することで、あますことなく自我から開放され、ストレスを発散させる素晴らしい薬なのです!」
興奮気味のアニシナの巧拙を黙って聞いていたグウェンダルだったが、小さく一言
「そんなに素晴らしい薬なら、自分で飲めばいいだろう。」
「わたくしが病に至るほどのストレスを溜め込んでいると思いますか?身体と精神に悪いと知っていながらそれを溜める
などという愚かなことを、このわたくしがするとでも?そんな無茶をするのはあなたくらいのものです。」
3倍くらいになって返ってきた。大きくため息を吐くグウェンダル。
「・・・私は飲まない。明日も仕事があるからな。たとえ、お前が狙ったようにストレス解消の効能があるとしても、そのストレス
を口に出すような解消の仕方は、摂政として許されん。」
アニシナは一瞬嫌そうな表情をして、次に心底バカにしきった瞳で幼馴染を見下した。
「無駄なプライドと、その苦労ばかりを背負い込む性格のせいでその内身体がおかしくなりますよ。」
「そうなっても、別にお前に迷惑はかけんだろう。」
「何をいうのです!あなたが使い物にならなくては、わたくしの実験のもにたあがいなくなってしまうではありませんか!
いいから四の五の言わずにお飲みなさい!」
「ぐあやめろ!わひゃひはのまにゃー!!!」
力ずくで口をこじ開けられ、赤い色をした異臭を放つ薬を飲まされたグウェンダル。あまりのまずさに涙目になってしまった。
涙目になった理由はそれだけではない。何だかんだと理由をつけてはいるが、アニシナは結局仕事のし過ぎで疲れている
幼馴染を案じているのだ。それはわかる。それはわかるが、もっと普通に元気付けてはくれないものか。幼馴染の奇怪な
優しさに、グウェンダルは涙を流した。
>669
こんな感じではじめてみた。誰か続き書いてくれ。
677 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 01:04:12 ID:z3ApaVca
グウェン×アニシナ めちゃめちゃ見たい。
飢え。誰か書いて。毎月でも書いて
>>677 激しく同意!
鬼畜グウェン×アニシナきぼん
682 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 20:04:40 ID:neHBeKpf
週末ぐらいにきてくれると信じて期待age☆
683 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 00:13:11 ID:2/qjpTbi
飢え飢え飢え飢え飢え飢え飢え飢え飢え
アニグウェアニ飢え。グウェアニグウェ飢え。
見たい観たい視たい診たい看たい見たい!!
>>683 激しく同意激しく同意激しく同意
グウェアニ激しくきぼん
ギュンアニ激しくキヴォン
hosyu
グウェアニの間に一子誕生
その次にアニシナがとる行動は?
1 (実験なので)グウェンともう二・三人
2 (実験なので)新たな父親候補を探して三千里
3 一子のじっくり経過観察
4 グウェンに複数の女をあてがい対照実験
個人的に2・4はグウェンが全力で阻止しそうだが
690 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 18:16:26 ID:XJhgPjDF
5 グウェンに育児をさせ、実験に没頭
6、可愛い我が子にデレデレな夫に憤慨。自らも幼児化
692 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/10(月) 00:38:12 ID:Ybf8DPl+
自分も個人的には2・4はグウェンが全力阻止すると思う。
ここはもう2・3人作ろうとしてもいいんじゃないか?
だが全力で阻止しようとするグウェンも
アニシナを押し倒すグウェンにも激萌ですが!!
誰かお願いグウェアニグウェ書いて萌をプリーズ
d
>>692 激同。グウェン萌え。
それと、1で、積極的なアニシナ(の誘惑?)に逆らえないグウェンにもモエス。
たまには、アニシナに強気に迫るグウェンダルも見てみたいね。
でも、相手がアニシナだからなぁ。
いやいや、気の強いキャラは存外強引な一押しに弱かったりするんだよ
でもアニシナだからなぁ…
697 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 09:07:47 ID:CT9kSMu3
強引な一押しに、それを余裕で上回る迎撃をしそうだなww
どう転んでもグェアニではなくアニグウェwww
絶望した!アニメ板のまるマスレの荒れっぷりを知って絶望した!
でもやっぱりたまには強引に迫るグウェンも見てみたい・・・。
というか、想像すると萌える・・・。
アニシナがグウェンを強引になるようにけしかける、ならアリじゃないか?
三男坊がいない隙に陛下がメイド三人娘にお手付き
愛情表現が苦手なのはグウェンのいい(萌え)ところだけど、たまには情熱的なとこ見たいね。
702 :
1/2:2006/07/16(日) 23:18:23 ID:RTDUoSme
>愛情表現が苦手なのはグウェンのいい(萌え)ところだけど、たまには情熱的なとこ見たいね。
ある日、唐突にアニシナが言い出した。
「わたくし、たまには情熱的なあなたが見てみたいです」
アニシナがグウェンダルに唐突な無茶を言うのはいつものことだが、
その内容はいつもよりさらに難題だった。
「そんな暇があれば仕事をしている。
というか、アニシナ。お前も手伝え!」
目の前にうずたかく積まれた書類の山。
全ては新前魔王と役立たず王佐の仕事のはずだ。
『眉間の皺が怖い』だの『いやーん、だってフォンヴォルテール卿ったら
仕事ばかりで構ってくれなさそう』というのが、
城内の女性によるグウェンダル評らしい(次男調べ)。
しかし、それもこれも、本来は魔王と王佐のせいではないのかと、
グウェンダルはますます眉間の皺を深くした。
ようやく一通の書類に目を通し終え、新たな書類を山から取ろうとし、
その手をアニシナの小さな手で阻まれる。
「アニシナ。話なら三百年後あたりに聞いてやる。
手伝いをしないなら、せめて邪魔はするな」
深いため息を吐きながら言ってみる。
アニシナはこれでいてグウェンの生活を(良質なもにたあ確保のために)
それなりに気遣っている。多分、今のように疲れた声を出せば
手伝ってくれるだろう。そう考えたグウェンダルだった。
が、アニシナは阻んだ手をそのままに、いつもどおり
何か企んでいる微笑でグウェンダルを見つめた。
「わたくしは、あなたが情熱的になったところを
見たいと言っているのですよ」
いつも青く輝いている瞳が、さらに美しく煌いている。
この瞳を見るためなら、少々の無茶ぐらいは聞いてもいい。
グウェンダルがいつもそう思ってしまう瞳だ。
もちろん、その後死ぬほど後悔するのだが。
「情熱的だと?」
アニシナが仕事を阻むのをいいことに、
グウェンダルはとうとう羽ペンを机に放り出す。
本当はこんな仕事あきあきしていたのだ。
少しぐらいアニシナの話に乗ってもいいだろう。
「そう、情熱的です。わたくし、あなたが情熱的になったところを
最近見ていないのです」
書類を取ることを阻んでいたはずの手は、いつのまにか指を絡ませ合っている。
グウェンダルはアニシナの小さな体をそっと自分の膝の上へ引っ張り上げた。
703 :
2/2:2006/07/16(日) 23:20:39 ID:RTDUoSme
「執務室で昼間からこのような体勢になるのは、情熱的とは言わんのか?」
ゆっくりと柔らかな体を抱きしめても抵抗はない。
むしろグウェンダルの疲れた体を包み込むように
アニシナは体をグウェンダルへ預けてくる。
「これは休憩であって、情熱とは言わないでしょう」
なぜかいつもいい匂いがするアニシナの髪に、
グウェンダルはそっと口付け、暫し熟考する。
「思うのだがな、アニシナ。私が情熱的になったら困るのはお前だ」
「まぁ。それはなぜですか?」
「私が情熱に身を任せれば、きっと朝から夜どころか朝から次の朝まで
お前を手放さん。お前が常に私を見るよう愛の言葉の限りを尽くし、
お前の素晴らしさを一日中称え、執務中でもきっとお前がそばにいることを
求めてしまうだろう。離れたくないのだ。
だから、お前は好きな実験も出来ず、きっととても困るだろう。
そして私は、離れがたい想いと自由気ままに生きるお前を見ることが出来ない
悲しさで板ばさみになる」
「まぁ、そうですか。ところでグウェンダル」
「なんだ」
「お耳が真っ赤ですよ」
クスクスと耳元で笑うアニシナの声を聞いて、グウェンダルは脱力する。
もともと、こういうことを口に出すのは自分の性分ではない。
なれないことをして緊張したから耳が赤くなって何が悪いのだ。
そう、決して照れているわけではない。
そんなことをボソボソとグウェンダルはつぶやくが、
当然のように赤い魔女は聞いていない。
「それで、その情熱的なグウェンにはいつ会えるのですか?」
「きっと三百年後あたりだろう」
「それは残念ですね。もっと早く見たいものです。
ええ、三日ぐらいならばそれほど困りません」
「私は出し惜しみをする主義なんだ」
そう言って、グウェンダルはまだ何か言いたそうな
赤い唇を自分の唇でふさぐのだった。
ナンカイッテルー!
GJです!格好良いはずなのに何故か笑ってしまった…
GJ!
いいなー。素敵な2人。
グウェンがあの声で上のセリフを囁いたら萌え死ぬ。
アニシナもかわいらしい。
いい話だー、GJ!
こういう恋人らしい2人もいいね。微笑ましい。
707 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 23:18:55 ID:HkoQq7Ie
GJ!
「…いいの、本当に?」
もう故郷ではなくなる故郷を眺めていたら、隣からそっと声をかけられた。
ボーデン湖の騒動から奇跡的に救助され軍から逃げ回り、傷も癒え、決心もついた。
いよいよ今日、亡命する。
暴走する母国を止められないまま、同士を見捨て、アメリカに渡る。
自分はすでに軍籍は無い。
命令違反を犯し、国に逆らった自分に待っているのはおなざりな軍法裁判と銃殺刑だ。
それならばいっそ亡命してしまえと助言してくれたのは、謎のフランス人医師。
「中からじゃなくても、外から出来ることなら沢山ある。生命を無駄にしないでくれ。」
彼の言葉の奥に潜む切実な響きに半ば押されるように亡命を決意した。
彼は軍医として旅立った。皆の幸せと健康を祈る言葉と不可思議な笑みを残して。
亡命を決意したもう一つの理由は、今横に立つ「新妻」である彼女。
「なぜ?」
今更だろう、とは声に出さず目で問い掛ける。
聡明な妻は分かっているだろうに、けれども顔を上げて言葉を続ける。
「あんなにも国を愛していたじゃない。」
たぶんこのお嬢様には国を捨てなければならないこの気持ちはわからないだろう。
けれども、あの箱を巡る日々のように彼女は俺をなんとか理解しようと寄り添い続けていてくれる。
「レジャンも言っていただろう。国を愛するからこそ、外からしか出来ないことがあると。」
一生、自分は祖国を見捨てることなどできはしない。
石畳の道、黒い森、エルベの流れ、窓辺の小さな花、厳しい冬…ドイツの総てが自分を育んできた総てなのだから。
例え祖先が空から降ってこようとも。
「それに俺は可愛い新妻を放り出すほど無責任じゃない。」
…何を言っているんだ俺は。
自分から零れ落ちた言葉に自分で驚いていたが、それ以上に驚いていたのは妻らしい。
いつものように五秒おいて、それから真っ赤な顔になる。
「口説き文句らしきモノも知ってたのね。」
いつものように口を開けば罵詈雑言、もしくは人を圧倒するような瞳と声音であったらさすがに落ち込むが、
今回は首まで真っ赤だ。
続けてそっと彼女の耳元に唇を寄せて囁く。
「昼間も夜と同じくらい可愛ければさらに可愛いぞ。」
昼間は口でかなわないのだから、ちょっとした仕返しくらいは許されるだろうと、ほくそ笑んでいたら
思いっきり蹴られてしまった。
あと、お好みでデュータのドイツ構成要素に
パン、チーズ、ビール、ソーセージ、ハム、サッカー、車、アウトバーン、教会、自転車、哲学、刃物、マイセン焼きなどなど
お好きなものを付け加えてください
生まれた場所知らんので勝手に捏造しました。
テラモエス(*´Д`)
この2人をどれだけ待ったことやら…
良かったらまた書いてくれ。エロ有りでも無しでも読めたら幸せ。
えろ神様降臨キボン
村田×ウルリーケ
次男×ユーリママ
ベアトリス×グレタ
↑茨の道ですね
hosyu
過疎ってんな…
保管庫って無いんですか?
>>716 ないと思います
保管庫作った人は大体スレに報告しにきますが、今のところないですしね
要るなら作るよ
でも、まだ1つ目のスレだし・・・
もっと作品増えてからでもいいけどね。作れる人の負担がどっちが大きいかはわからないけれど。
でもあればいいなぁとは思う。
もうちょっと待ってくれたらグウェアニとコンジュリができるよ・・・。
>>719 wktkしながら待ってます(*´Д`)
721 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/20(日) 14:18:50 ID:+u2iUWxH
フリン×ユーリ希望
保管庫作ってみたけど
これってアダルト文章に入るの?
アダルトOKの無料スペースとか知りませんかね?
はじまり〜でユーチャン×ギーゼラ萌え…(´ω`*)
>>723 ここは21禁板ですから当然アダルトですよ
ていうか、どう読んでもアダルトだと思いますがw
スペースは他のエロパロスレを参考にしたらどうでしょう
その前に、まだ1スレ目だし、必要無さそうな気がしますけどね・・・
>>725 そっか、他のところ参考にすればよかったんだw
ありがとう
これから探してくる('ω`)ノシ
727 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 23:22:24 ID:QkTHRJEw
保守
捕手
hosyu
ほしゅ
731 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 20:14:57 ID:BuNwzA+b
hosyuage
保守
なんてこった!!このスレみつけてアニグウェに久々に萌えて、以前足しげく通ってたファンサイト行ったら閉鎖されてた!ショック!
734 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/06(金) 23:54:38 ID:oDi4xYJH
ほしゅ
最近、閉鎖多いよな・・・。せめてここくらいは粘りたいけど、人いないしな・・・。
ところで、これからエロなし投下します。三男→魔王気味だけれど、原作以上の描写はないと思ってください。
グウェアニ夫婦設定の小話。どうしても三男→魔王とか嫌な人は注意。
ヴォルフラムが兄を呼びに毒女の部屋へ入ると、兄はぐったりと机につっぷしていた。
・・・なぜ兄の執務室ではなく、兄の妻の部屋へ来たのかは自分でもわからない。けれど、
なぜかそこにいると思ったのだ。彼ら夫婦は、よくこの部屋に二人でいる。
「おやヴォルフラム。何の用ですか?」
義姉が煌めく水色の瞳でヴォルフラムを見た。手元には兄で実験した結果を書き込むための
紙が握られている。
「兄上に急いで決済していただきたい案件があって・・・ユーリ・・・王が呼んで来て欲しいと。」
「・・・わかった。」
今まで黙っていた兄がのそりと起き上がり、ふらふらとした足取りで部屋を出た。それを
慌てて支えるヴォルフラム。
「今日の夕食は8時です。遅れないように。」
背中で義姉がそう言ったのが聞こえた。兄は手を挙げて返事を返した。
未だに、なぜ兄が毒女と結婚したのかがわからない。しかも、話を聞けば嫌がっていた
アニシナに何度も何度も頼み込んで、やっとプロポーズを受けてもらったと言う。
兄とアニシナは、あれで仲も良かったし、幼馴染としてとても長い間一緒にいた。
それは知っている。しかし、兄はその長い間をずっともにたあとして毒女にこき使われ、
時に恐れ、時に逃げ回っていた。仲こそ悪くないものの、まさか男女としての何かがあるだなどとは
考えたこともなかった。しかも、結婚してもその関係は変わらず、こうして日々もにたあとして
こき使われている。なのに、兄は毎日アニシナと一緒に食事をし、一緒の部屋で夜を過ごす。
一体、この夫婦はなぜ夫婦足りえるのか。
「兄上。兄上はなぜアニシナと結婚したのですか?」
単純な疑問だ。なのに、兄は渋い顔をして一瞬黙り込んだ。
「・・・お前は・・・もし、ユーリに自分しか知らない良いところがあったら、それを他人に教えるか?」
「は?それはどういう意味です?」
「例え話だ。」
もし、ユーリに自分しか知らない部分があったら。ユーリは誰にでも優しいし、とても立派に王として
やっていると思う。それは誰もが認めることで――残念ながら婚約者である自分しか知らない部分ではない。
そもそも、ユーリ自身が誰にでも平等に優しいから、特定の人間に対して特別な部分がないのだ。それが
――悔しい。もし、自分にだけしか見せないユーリの顔があったなら、きっと・・・
「・・・誰にも、教えないと思います。」
自分しか知らない。自分にしか見せない相手の表情なんて、こんなに独占欲の満たされることはないだろう。
きっと、自分は他人には教えない。
「絶対に、教えません。」
そう答えると、兄はぽそりと
「――では、そういうことだ。」
兄はそっぽを向いた。顔が紅かったのは気のせいだろうか。
737 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 10:05:47 ID:zGtW/1DK
GJ!
やっぱりグウェアニいいなあ
もにたあとして死にそうな目に遭ってもそれでも(・∀・)イイ!!と思えるほど夜の生活が素晴らしいのですね。このスレ的に。
GJGJGJGJGJGJ!
裏マCDの「毒女アニシナと患者の意思」の後日譚を書いた。
エロではありません。
「コンラート、お前アニシナに何を教えたんだ?」
弟は怪しげなほど爽やかな笑顔を兄に向けた。
「ああ。裸エプロンの話?どうだった?」
爽やか次男の発言に、すぐ傍で書類とにらめっこをしていた魔王陛下が悲鳴を上げた。
「はっ・・・裸エプロン!?いやー!コンラッド、お前が言うといかがわし過ぎるって!!ってか何?どうだったって何?ま、まさかグウェン、
アニシナさんに・・・!!」
「へぇー。やっぱフォンヴォルテール卿とウェラー卿とでも猥談なんてするんだねー。」
グウェンダルは眉をしかめた。弟だけでなく、魔王や大賢者も「裸えぷろん」なるものを知っているとなると、あちらの世界では
ポピュラーなものなのか。てっきり弟がマニアックなことを面白がって幼馴染に吹き込んだのだと思っていたのだが。
「・・・あれのどこが「男のろまん」なのだ?寒いし、不気味なだけだと思うのだが・・・」
「不気味!?アニシナさんの裸エプロンが!?不気味どころかさぞ可愛いだろうに!!うらやましい・・・。」
そう言いながら魔王陛下は、あらぬコトを想像したのか顔を赤らめた。そんな魔王と、よくわかっていない兄の表情を見て、
ウェラー卿は腹をかかえて笑い出した。
「ははっ。ユーリ、俺は確かにアニシナにそういうものがあるって教えたけれど、どうもアニシナはグウェンに「裸エプロン」を
させたんじゃないか?」
「ええっ!?マジで!?」
「なんだ。アレはそういうものじゃないのか?」
「さっすがフォンカーベルニコフ卿。やることが違うよねー」
「お前、そういう感想?でもそれは・・・確かに不気味・・・」
グウェンダルは周りの反応にだんだんいらつき始めた。要領を得ない。
「結局、あの「裸えぷろん」というのは何なのだ?どういった類のときに用いられる服装なんだ。」
生真面目な言い方に、ウェラー卿と大賢者が爆笑し始めた。ますます憮然とするグウェンダル。目に涙を浮かべたウェラー卿は、
かわいそうな目にあった兄に説明をし始めた。
「グウェン、「裸エプロン」がどういう服装なのかはわかってる?」
「まぁ、やらされたからな。」
「じゃ、あの格好をアニシナがやったらどうかな?」
あの格好。裸にえぷろんとやらをつけた格好だ。えぷろん自体はフリルをあしらった大変可愛らしいものだった。
アニシナが、アレを着る・・・。
「・・・。」
「・・・。」
「・・・。」
「・・・。」
グウェンダルだけでなく、つい想像してしまう他3名。
「・・・いやー。やっぱ美人がああいう格好して出迎えてくれたら最高だよねー。」
「うっわ、やべぇ。俺、鼻血出そう・・・。」
「アニシナは見かけはなかなか可愛いですからねぇ。」
「・・・。」
好き勝手言う弟と上司たちに、グウェンダルは剣呑な視線を向けた。
「・・・コンラート。結局、「裸えぷろん」は本来女性が着るものだったのだな?」
「まぁ、大抵は。見る側の趣向によっては男性がやる場合もあるだろうけれどね。今度はアニシナに着せてみる気になった?」
「バカを言うな。」
眉間に皺を増やして、グウェンダルは魔王の執務室から退出しようとした。
「あ、フォンヴォルテール卿。それで、今の説明で「裸エプロン」の使用方法はわかった?」
大賢者の発言に、ウェラー卿は大爆笑だ。魔王は微妙な表情で顔を赤くして俯いている。このような話題に慣れていないのだろう。
思わず一瞬、頭に血が上ったグウェンダルだったが、何か言う前に大賢者に畳み掛けられた。
「今度は是非、使用後の感想を聞きたいねぇ。」
「・・・ッ失礼する!!」
室内の爆笑の渦に完全に背を向けて、グウェンダルは乱暴にドアを閉めた。
あんまりグウェアニだったから思わず書いた。
・・・次男は裸エプロンを聞いたときに、しばらく脳内でジュリアに着せて独りで楽しんでた。
絶対だ。
>>741 うっかり想像して吹いたじゃないかww
そして
>・・・次男は裸エプロンを聞いたときに、しばらく脳内でジュリアに着せて独りで楽しんでた。
も激しくヨミタス
744 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 07:15:15 ID:Ho2jtjc7
保守
GJ!
746 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 10:04:36 ID:xIAEYuVc
おお 久々に来てみれば良作が!
>>741GJ!
そして保守age
747 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 16:16:32 ID:wgapKfIM
>>741
出て行ったグウェンはどこに行ったのだろう(´∀`☆
捕手アゲ
674の続きです。
グウェアニエロ。
「この薬は、人が普段抑えている欲求を余すことなく口にすることができる、という効能があります。」
「・・・そんなはた迷惑な薬を作ってどうするつもりだ。」
アニシナは大げさなほどため息を吐いて、呆れた目でこちらを見やる幼馴染の眉間の皺に人差し指を突きつけた。
「これだからあなたは無学だというのです!人が自分の欲求を口にすることを躊躇うのは、無意識下で理性が欲求を
抑えているからです。しかし、時としてそれは大変なストレスを人に与えるのです。過度なストレスは身体の異常、性格の
ゆがみを与える、万病の種なのです。それを解消するのがこの薬「ハッキリサセタルネン」です!この薬を服用することで
、あますことなく自我から開放され、ストレスを発散させる素晴らしい薬なのです!」
興奮気味のアニシナの巧拙を黙って聞いていたグウェンダルだったが、小さく一言
「そんなに素晴らしい薬なら、自分で飲めばいいだろう。」
「わたくしが病に至るほどのストレスを溜め込んでいると思いますか?身体と精神に悪いと知っていながらそれを溜める
などという愚かなことを、このわたくしがするとでも?そんな無茶をするのはあなたくらいのものです。」
3倍くらいになって返ってきた。大きくため息を吐くグウェンダル。
「・・・私は飲まない。明日も仕事があるからな。たとえ、お前が狙ったようにストレス解消の効能があるとしても、その
ストレスを口に出すような解消の仕方は、摂政として許されん。」
アニシナは一瞬嫌そうな表情をして、次に心底バカにしきった瞳で幼馴染を見下した。
「無駄なプライドと、その苦労ばかりを背負い込む性格のせいでその内身体がおかしくなりますよ。」
「そうなっても、別にお前に迷惑はかけんだろう。」
「何をいうのです!あなたが使い物にならなくては、わたくしの実験のもにたあがいなくなってしまうではありませんか!
いいから四の五の言わずにお飲みなさい!」
「ぐあやめろ!わひゃひはのまにゃー!!!」
力ずくで口をこじ開けられ、赤い色をした異臭を放つ薬を飲まされたグウェンダル。あまりのまずさに涙目になってしまった。
涙目になった理由はそれだけではない。何だかんだと理由をつけてはいるが、アニシナは結局仕事のし過ぎで疲れている
幼馴染を案じているのだ。それはわかる。それはわかるが、もっと普通に元気付けてはくれないものか。幼馴染の奇怪な
優しさに、グウェンダルは涙を流した。
「飲みましたね!気分はいかがですか?」
「・・・最悪だ・・・」
当然である。しかし、アニシナはグウェンダルのその台詞をきれいに無視して、記録用紙を持ってもにたあの変化を見守っていた。
「気分に変化はなし、と・・・。さて、あなたのストレスと言うと、やはり仕事のことですか?何でもさっさとお言いなさい。」
「仕事・・・ああ、あの新米魔王、次々に新しい案件を持ってきてはこれをやれ、あれをやれと言う。少しは自分でできるもの
からやればいいのに・・・。これもそれも、全てあの過保護王佐が甘やかしたせいだ。だれもかれも、あれに甘すぎるのだ。」
「いい調子ですね。ですが、陛下に甘いのはあなたも同じです。ついでに弟にも甘いですよ。まったく、可愛いものを愛でる
のが悪いとはいいませんが、節操を持ちなさい。」
アニシナ様、説教モード。ストレスを口にさせているのに、黙って聞く気はないようだ。それでも薬の効果からか、グウェンダル
は普段は口にすることのない愚痴を言い続けた。 「ああ、弟たちと言えば、ヴォルフもコンラートも魔王に甘すぎる。誰も王を
叱るものがいないのであれば、あのように奔放な王になってしまっても臣下は文句が言えん。」 「あなたが叱ればいいでしょうに。」
「それからアニシナ。」
急に話の矛先を向けられて、アニシナはおや、と首をかしげた。本人的には、グウェンダルのストレスと自分との関係性が
よくわかっていない。
「お前、いつまでグレタの教育係をやっているつもりだ?」
「別に教育係などやっていませんよ。ただ、グレタは勉強熱心な子ですからね。王佐の教育など物足りないので、わたくしの
ところまで勉強にくるのですよ。」
「・・・構いすぎじゃないか?」
「・・・そうですか?」
グレタに対して、甘やかしているということはないと自分では思うのだが。
「・・・四六時中一緒にいるだろう。」
「それは、今は留学先から帰省中ですし、陛下がいらっしゃいませんからね。構ってあげないと、いくらなんでもかわいそうでしょう。」
毒女が珍しく人間的なことを言ったので、グウェンダルは黙り込んだ。それでも、薬の効果で言いたいことを言わずにはいられない。
「・・・わたしと」
グウェンダルの指が震えた。理性と薬の効果で戦っているのだろうか。それでも、毒女印の薬に勝てるわけもない。震える唇で、
どこか訴えるように言った。
「・・・わたしと、一緒にいる時間が減る。」
「おや。」
アニシナは意外そうな表情をしてグウェンダルを見た。その瞳に羞恥を感じて、思わず水色の瞳から視線を外した。
だからグウェンダルは、アニシナの瞳が細くなったのに気付かなかった。
「わたくしと一緒にいられなくて、寂しかったのですか?」
「・・・そ、そんなわけでは・・・」
別に、四六時中一緒にいたいわけではない。そんなことを望むほど命知らずではない。けれど。けれど、いつももう少しだけ
自分に構って欲しいと思うだけだ。もにたあとしてではなく、幼馴染としてでもなく。
「では、何が欲しいのです。何が不満だというのですか。」
「欲しい・・・のは・・・」
欲しいのは。不満なのは。
グウェンダルは、とうとう薬の効果に負けた。それとも、毒女の毒に負けたのだろうか。そっと、アニシナの身体を抱きしめた。
いつだって欲しくて、でも足りなくて、不満に思っていたから。
そっと頬に唇をよせた後、アニシナの柔らかな唇に吸い付いた。軽く吸い付いただけで離れたが、何だか蜜のように甘く感じられた。
その甘さに、頭がくらくらとする。目の前のアニシナが、ゆっくりと赤い唇を動かすのを、夢のように見つめた。
「グウェン。グウェンは、わたくしが欲しいのですか?」
淑女が口に出していい台詞ではないと思いながら、それでもグウェンダルは突っ込まなかった。大人しく、首をこくりと縦に振る。
「欲しい。」
「わたくしの、何が欲しいのですか?」
この問いには少し考えた。と言っても、言いたいことを整理するための沈黙ではなく、普段は曖昧にしたままの欲求を
はっきりさせるための沈黙だった。
アニシナの、心が欲しい。いつだって、自分に向いていればいいと思う。そうすれば無駄な実験だってしないし、自分は
もう少し大切に扱われるだろうし、一緒に編み物をする時間が増える。
アニシナの、身体が欲しい。いつも小さな身体を抱きしめていたいし、毎晩、求めることができればいいと思う。そうすれば、
言葉の少ない自分だってアニシナをいかに大切にしているか伝えられるはずだ。
どっちがより欲しいか、なんて、決まっている。
「アニシナの、心も、身体も、全部だ。」
どちらか片方だけなんて、そんな寂しいのは嫌だ。
アニシナは、この答えに笑った。この、幼馴染のことならなんでもお見通しの毒女は、さっき本人が改めて言語化した
気持ちでさえお見通しだったのかもしれない。
「男は本当に欲張りだこと。わたくしの、何もかもが欲しいですって?」
グウェンダルは真面目に頷いた。
「残念ながら、わたくしの何もかもをあなたにあげることはできませんよ。わたくしの優れた頭脳は、やはり眞魔国のために
使われるべきです。」
グウェンダルはしょんぼりと眉を下げた。全部が手に入らないことをほんの少しだけ嘆き、逆にそんな物騒なものはいらない
かも、とちょっと考えている。
「ですが・・・まぁ。」
アニシナはグウェンダルの首に腕を回して抱きついた。まるで大木につかまった子猫みたいだったが、グウェンダルは
そんな様子にさえときめいた。というか、そんな姿にこそときめいたと言うべきか。
アニシナはそのままグウェンダルの頬に唇を寄せた。軽い接触にも、胸がしめつけられる。離れたアニシナの顔を見ると、
機嫌よく微笑んでいた。滅多に見せない表情は、彼女が毒女であることを忘れさせる。男なら皆、騙されてしまうに違いない。
自分でさえ騙されそうだ。
「でもまぁ、半分くらいはあげても構いませんよ。」
「・・・本当か?」
グウェンダルの表情が明るくなった。と言っても、幼馴染にしかわからない程度の瞳の輝きだったが。その様子に微笑んで、
アニシナは言葉を続けた。
「ええ。ただし、条件があります。」
「何だ?」
実験はお断りだ――
そう言おうとしたグウェンダルの声を、アニシナは遮った。
「わたくしにも、半分あなたを寄越しなさい。」
それで、一つになるでしょう?
アニシナが機嫌よくそう言ったとき、グウェンダルはかつてないほど相好を崩した。あまりに崩れた自覚があったので、
アニシナを胸に抱きしめて顔を見せなかった。
「・・・やる。半分だ。」
本当は全部あげても構わなかったが、全部となるとちょっと怖かったので、とりあえず半分と言った。
アニシナはグウェンダルの束縛から力づくで抜け出し、グウェンダルの顔に近づいた。
「男に二言はありませんね?」
「――お前こそ、後で知らないとは言わせない。」
まるで、将来を誓い合ったかのような言葉は、絶対に忘れてもらっては困る。アニシナは、女は嘘を吐きませんと言って、
グウェンダルに口付けた。
くすくすとくすぐったそうなアニシナの笑い声に、グウェンダルは少しいらついていた。互いに衣服が乱れ、幾度となく口付け
を交わし、身体をまさぐりあっているのに、アニシナは何時までたっても本気にならないからだ。
白いブラウスから零れ出た白い乳房の先端を口に含んできつく吸うと、ちいさく啼いて身を捩るのに。まるでじゃれついた
犬をかわすように、笑ってはグウェンダルに抱きついて浅いキスを繰り返す。
じれったい。
いつも以上にアニシナの機嫌がいいことだけはわかったが、それにしても焦らされる。これでも本気で襲っているのだが、
なぜか筋力が互角な上、相手はかわいいときているので、毒女印の薬の効果を持ってしてもコトは容易には進まなかった。
乱れた衣服のまま、白い肌が露わになってシーツに沈んでいる様は、非常に扇情的だ。赤い髪と白い肌のコントラストが、
グウェンダルの目を焼く。こんな風にかわいくて色っぽい彼女を、早く自分のものにしたいのに。
無理やりにでもその気にさせてやろうと、グウェンダルは強引にアニシナのスカートをたくし上げて、中へ手を入れ、下着の
上から陰部をまさぐった。
グウェンダルは少し驚いた。
「・・・濡れて・・・」
最後まで言う前にアニシナに頭を殴られた。頭に痛みを感じながら、それでも気を取り直して改めてそこを触ると、たしかに
アニシナは濡れていた。まだ、大した刺激も与えていないのに。というか、それを避けたのはアニシナなのに。そこまで考えて、
グウェンダルははたと思い当たった。
そういえば、アニシナは感じやすかった。いつも危険な毒物やらなにやらに触れているので、肌の感覚が常人と比べて鋭敏
なのだ。そのせいで普段は近づくのも一苦労だが、一度触れてしまえばこちらが驚くほど敏感に反応する。
アニシナに触れるのが久しぶりで、すっかり忘れていた。少し嬉しくなって、ゆっくりとそこに指を這わせるとアニシナはぎゅっと
グウェンダルの身体に抱きついて、堪えるように目を閉じた。その様子がかわいくて、グウェンダルは頬を緩める。激しく口付け
ながら、濡れた秘所に指を指し入れる。くちゅりという卑猥な水音と、唇と舌のとろけるような接触に、グウェンダルは我を
忘れて夢中になった。
「んっ・・う・・・はぁっ・・・!」
「は・・・アニシナ・・・かわいいな・・・」
いつもは言わないようなことを言って、グウェンダルは自分で照れたが、アニシナは聞いているのかいないのか
(聞き流されているのかもしれない)、いやらしく腰を振ってグウェンダルを挑発した。衣服が乱れて半裸の状態になった美女
のその仕草に、グウェンダルはごくりと生唾を飲み込んだ。
何度抱いたところで、この毒のような色気に抗えたことは一度もない。
グウェンダルは自分のシャツを乱暴に脱ぎ捨て、アニシナの下着を抜き取った。上半身は白いシャツが申し訳ない程度に
アニシナの完璧な白い肌にくっついているだけだし、いつもは長いスカートに包まれた白く細い足は、スカートを思い切りたくし
上げられて、下着さえもない状態で、非常に扇情的だ。
グウェンダルはアニシナの足の間に身体を滑り込ませ、蜜の滴る恥部を舌で舐め上げた。アニシナの細い腰がびくりと揺れて、
濡れた唇から甘い声が漏れた。
「あ・・・んん・・・」
アニシナが逃げないように、腰を引き寄せながら、固くなった蕾を唇で刺激し、蜜壷へ舌を挿入する。蜜はますます溢れて、
ぴちゃぴちゃと淫らな水音は増していった。
「はっ・・・そ、そんなにっ・・・はっ、だめっ・・・」
「びしょびしょだ・・・いいのか?アニシナ・・・」
「・・・ん・・・」
肯定とも否定ともつかないアニシナの返答。けれど、声の甘さからグウェンダルは肯定と受け取って、行為をさらに進めていく。
固く立ち上がった蕾を指で弄ったり、逆に蕾を口にくわえて愛撫しながら、蜜壷に指を指し入れたりした。その度、くちゅりくちゅり
という淫靡な水音が二人の耳を打つ。
「あっ・・・やぁっ・・・はっ、グウェンっ・・・!あんっ」
「凄いな、ココは・・・。気持ちイイか?」
「・・・もっと、気持ちよくさせてはくれないのですか・・・っ?」
アニシナが、荒い息の中小さくそう言った。グウェンダルは顔を上げてアニシナの表情を見ると、興奮のためか何なのか、
顔が紅潮していて、荒い息をしていた。不覚にも、とてつもなくときめくグウェンダル。
「・・・いくらでも、よくしてやる・・・」
そう言って、改めてグウェンダルはアニシナの身体を押し倒した。アニシナが抵抗さえしなければ、驚くほど簡単に倒れて
しまう小さな身体。その身体に再びキスを落とし、自身の興奮しきった雄をアニシナの蜜壷に充てる。
「ん・・・はやくっ・・・!」
「ああ・・・。」
アニシナが欲しがってくれることも嬉しかったが、何より、今は自分がアニシナを欲しかった。ゆっくりとアニシナの秘所に
雄をすすめていく。
「ああああっ!はぁっ!グウェンっ・・・!!」
「アニシナ・・・ッ・・・!!」
アニシナの中にあたたかく包まれて、頭の中が変になりそうだ。一度奥まで辿りつくと、今度は何度も抜き差しを繰り返す。
アニシナとグウェンダルの体格差では、それだけでも互いに強い快楽を呼び起こした。
「はっ・・・アニシナッ・・・!すごく、いいっ・・・!」
「ああんっ!はぁっ!あ、あっ・・・グウェンッ!!」
アニシナはすがるようにグウェンダルの広い背中にしがみ付いた。グウェンダルはアニシナの小さな身体をしっかりと抱き、
ずぶずぶと出し入れを繰り返す。幼馴染の最奥は馴染んだものではあるが、それでもこれ以上ないほど狭く、グウェンダルを
締め付けてくる。下半身から脳髄へ直撃するような快楽に、どうにかなりそうだ。
「んぅ・・・!ぁ、ひゃあぁっ・・・!」
アニシナは快楽に水色の瞳を揺らがせ、白皙の頬は興奮に紅潮している。とても、かわいい。いやらしい声を漏らす赤い唇を
強引に奪った。舌を割りいれ、逃げる舌をからめとる。
「ふ、んっ・・・ん!ちゅっ・・・うんっ!」
「ちゅ・・・ん、はっ・・・アニシナっ・・・今、ひとつだ。わかるか?」
互いが交じり合って、ひとつになる。アニシナの半分は自分のもので、自分の半分はアニシナのもの。今のこの状況の
ようで、なんだかグウェンダルは嬉しかった。それを聞いたアニシナは、うっすらと笑った気がした。
「・・・っそう、ですね。今、あなたがわたくしの中にいるのですから、ひとつですね・・・っ」
アニシナに肯定されることで、グウェンダルは自分の感覚にようやく実感が持てた。幼馴染を抱く力が強くなるのがわかった。
離したくない。部屋に響く卑猥な水音は二人の快感は高める一方だ。限界が、近い。
「や、ぁあ!もぅ、ダメッ・・・!」
「あ、ああ・・・私も、一緒に・・・っ!」
「ああああんっ!!」
「―――くっ・・・!」
アニシナが達したと同時に、グウェンダルはアニシナの中へ自らの精を放った。
情けないことに、もう一回したいなぁとグウェンダルが思ったのは、アニシナの疲れきった寝顔を眺めていたときだった。
あんまり可愛い寝顔なので、素直に身体が反応してしまった。しかし、寝込みを襲うことはグウェンダルの騎士道に反したし、
後の仕返しが怖いので、何とも出来ずに愛らしい寝顔を眺めているだけだった。
一応、心配してくれてあんな薬を用意してくれたわけだし、薬を使った後も・・・グウェンダルの要求にのってくれたわけだし、
彼女は彼女なりに心配してくれたに違いない。そのことについては礼を言わなければならないだろう。
そう考えていると、ゆっくりとアニシナが瞼をあけるところを見た。あんまりゆっくり水色の瞳が見えたので、まるで人形が動き
出したようだった。
「・・・グウェン・・・?」
「・・・起きたか。」
できるだけいつものようにそっけなく言ったつもりだったが、きっと目元はだらしないくらい緩んでいるに違いない。アニシナは
寝ぼけたついでにグウェンダルの唇に唇を軽く重ねてきた。ちゅっちゅっと軽く触れ合わせる。
「・・・アニシナ、その・・・すまん。」
「?何を謝っているのですか?」
ああ、そうじゃない。グウェンダルは自分の無口さを呪った。
「・・・いや、その・・・」
心配してくれて、ありがとうと言えばいいのだろうか。何だかそれも違う気がする。そもそも、自分の疲れの半分くらいは
彼女の実験によるものだし。
結局何を言うべきか見当たらず、グウェンダルは口をつぐんだ。
「・・・なんでもない・・・。」
アニシナはわけがわからないという表情をしたが、グウェンダルは唇を塞ぐことでこのことをうやむやにした。
以上です。
そろそろネタが尽きてきた・・・!
GJ!
朝からいいもの見せてもらいました。
鬼軍曹ギーゼラがヘタレ部下ダカスコスを無理矢理
欲求不満ツェリ様がギュンターを無理矢理
ギャルゲーオタの勝利がメイド三人組と
渋谷夫妻の超ラブラブでゲロ甘な夜の営み
アーダルベルトとジュリアの純愛モノ
グレタとベアトリスのロリ百合
箱の魔力を抑え切れなかったウルリーケが魔物に凌辱
とまぁ、ネタだけは浮かぶんだけどね
759 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/14(火) 21:39:23 ID:klYe30Mz
保守
渋谷夫妻いいよなー
パパはジェニファーと呼ぶのだろうか?
ギーゼラが野蛮な部下や下衆な人間に犯られるのがみたい
兵学校に入りたての頃、上官や先輩達の慰み者になっていた話とか想像するだけで萌
基本的に一番といっていいくらい矜持が高そうなキャラだから辱めたいですな
762 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/27(月) 23:48:37 ID:QZ9M3wPd
hosyu age
ユーリが女の子だったら良かったのにぃ…!
764 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/01(金) 17:48:21 ID:eueDIFLL
誰か鬼畜グウェアニ書いてくれないかな〜。
鬼畜アニグウェではなく・・・?
グウェンがアニシナ相手に鬼畜出来ると思いますか?
んー、怪しいねー(笑)
鬼畜(?)アニグウェならとりあえず書けたけど、鬼畜グウェアニは無理だった
鬼畜グウェアニ書ける人は神だと思う
読 み た い !
770 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 14:40:18 ID:U3pFusav
是非!!
読みたい!!!!!
鬼畜(?)アニグウェ投下したほうがいいのか?
自分的には神を待ちたいんだが
是非とも投下してくださいませ
775 :
772:2006/12/07(木) 00:32:10 ID:eZL7Jisu
>>773,
>>774 自分のは神レベルに程遠いがとりあえず投下してみるよ
普段鬼畜系は書かないから変なトコあったらスマン
…目が回る。
頭がクラクラする。
彼女に抱かれている時はいつもそうだ。
頭の中を、何かでグルグルとかき回されているかのような快感。
彼女に触れられると、他の事はもう何も考えられない。
甘い甘い倦怠感が、身体全体を包み込む。
ぐったりと身体が重くなって、思うように動かせない。
彼女に与えられる快感だけを貪って、それに飲み込まれて、彼女に愛されることだけが許される。
フォンヴォルテール城の地下実験室で、月に数回行われる『実験』が今始まろうとしている。
もう何年も前から行われているのに、この城の主、フォンヴォルテール卿グウェンダルと、
この実験室の主、フォンカーベルニコフ卿アニシナだけで行われる極秘実験である。
実験室の奥に設置された通常の実験で『もにたあ』確保用の椅子に良く似た…
しかし、この実験のためだけに特別に誂えた拘束器具付の椅子に、
グウェンダルが手足の自由を奪われた状態で縛り付けられている。
そんなグウェンダルの膝の上をアニシナは手馴れた様子で上っていく。
ゆっくりと優しく、それでいて強引なアニシナの指が、グウェンダルの顔を自分の方に振り向せる。
水色の瞳でじっとグウェンダルの瞳だけを見つめながら、アニシナが額にキスを落とす。
続いて、瞼を閉じさせるように両の瞼の上に落とされる口付け。
「アニシナ…」
グウェンダルが何かをせがむかのような声を上げるが、それを塞ぐように指が唇の上に置かれた。
「しっ…」
唇の輪郭をなぞるようにそっと這わせられるアニシナの長い指先。
その指にくっと力が入って唇を微かに開かせると、アニシナはそこに自分の唇を重ねた。
そっと唇を触れ合わせるだけのキス。
それだけで、頭にカーッと血が昇ったみたいに何も考えられなくなる。
「はっ…」
息が上がる。
胸が苦しい。
頭がくらくらする。
アニシナは逃げようとするグウェンダルの頭を片手で抱え込んで、戸惑うグウェンダルの舌先に自分の舌を絡ませる。
それと当時に、拘束していたグウェンダルの片方の腕だけを開放させる。
「なっ…何でいつもそういう風に強引なんだ!?」
ぷはっと息を吐きながら、開放された腕でアニシナの肩に手をかけ押しのけようとする。
しかし、アニシナはそんなグウェンダルににっこりと微笑むだけ。
「グウェン」
「…何だ?」
「愛してますよ」
それは魔法の言葉。
いつもグウェンダルから抵抗する気力を奪ってしまう。
ふにゃふにゃとグウェンダルを腰砕けにしてしまう、アニシナだけが使える魔法の言葉。
「…返事ぐらいしたらどうです」
「…私も愛している…」
その言葉を聞き、アニシナはもう片方の腕も開放させる。
開放された両腕をグウェンダルはゆっくりとアニシナの首に巻きつける。
長いキス。
息が続かなく、目の前が真っ赤になるくらい、甘くて長いキス。
キスが途切れて、しがみついたグウェンダルの首筋に、アニシナが顔を埋める。
忍び笑いが低くアニシナの喉から溢れて、それがくすぐったくて気持ちがよくて、グウェンダルは小さく呟く。
肩のラインをそっとなぞる指。
アニシナの指が動く度に、身体全体に走る快感。
自分の手で自分の身体に触れても別に何とも思わないのに、何故アニシナに触れられるとこんな風になってしまうのだろう。
服の下に手を滑り込ませて、アニシナがグウェンダルの肌の感触を楽しむように撫で回す。
「っ、手が冷たいな」
グウェンダルが訴えるが、アニシナはぽぅっと上気して薄薔薇色に染まるグウェンダルの肌のそこかしこに触れる。
「あなたの肌で暖めれば良いでしょう」
アニシナはグウェンダルが何かを言う前に服を肌蹴、乱れた服の下に手を差し入れて、厚い胸板に手を置く。
軽く突起を愛撫するとグウェンダルのそこはぷっくりと尖って、その存在を強調する。
グウェンダルの顔にキスの雨を降らせていたアニシナの唇が、首筋を伝って降りていく。
首筋から胸元の肌に、数え切れないくらいの紅い花が咲く。
「前のモノが消えかかってますね、グウェンダル…またつけてあげますよ…」
紅い花は、グウェンダルがアニシナのモノという証。
その数は、どれだけアニシナに愛されているかというバロメーター。
古いモノが消える前に、また新しい花がそこに花開く。
顔を近付けて、厚い胸板には似つかわしくない突起を愛しげにちらりと舐めると、
もう片方の突起を2本の指で優しくつまみ上げていたぶる。
「くぁ、ああ…」
2つの突起に与えられる快感が全身に染み渡る。
気持ちが良すぎて、身体中から力が抜けていってしまう。
「嫌?それとも、気持ちよくないですか?」
気持ちがよくて声を上げているのをわかっているくせに、アニシナはわざとそんなことを聞いてくる。
「…ぃぃ…」
聞き取れるかどうかの小さな声で、グウェンダルが呟く。
「そう、イイんですね。では、もっと可愛がってあげましょう」
アニシナはにっこりと微笑んでグウェンダルの唇の上にキスを落とすと、今度は温かい口の中に含んだ。
「ふぁ…ぁあん…はぁっ…あぁ…」
口の中に含まれていた乳首の頂を、ぺろっと舐め上げられて甘噛みされる。
…これ以上気持ちよくなったら、頭がおかしくなりそうだ。
剥き出しになった神経に直接触れられているみたいに。
しばらくしてアニシナがグウェンダルの膝の上から降りた。
が、次の瞬間、そっと優しく、しかし有無を言わせずにグウェンダルの身体を椅子の背に押しつけられる。
それと同時に、今度は椅子に収納されていた拘束ベルトでグウェンダルの腰を縛る。
「な、何をするアニシナ!?」
「おや。イイ声で啼くようになった途端に止められては不服ですか?」
僅かに笑いを含んだ声が耳元で囁く。
「そ、そんなことはっ、くっ…あ、…あぁっ!」
答えようとした瞬間に、押し付けられる熱い身体。
ぐん、と背筋が大きく仰け反る。
逃げたい。でも逃げられない。
首筋から肩先、肩先から胸板、ウエストへと順番に滑り落ちていく、火傷しそうなくらいの熱を放つ熱い唇。
その唇の動きに全神経を集中させていたら、アニシナの手がズボンの中に忍び込んでいるのに気付かなかった。
アニシナの手が、下着越しにその存在を強調し始めたグウェンダルの脚の付け根に触れる。
アニシナの指がソレを布の上からゆっくりと上下させる。
何度も何度も執拗に動くその指の動きに、グウェンダルの腰が微かに揺れる。
気が付くと、下着越しでも分かるくらいにくちゅくちゅと水音が聞こえてくるようになり、
その音に気付いたグウェンダルは一気にかぁっと赤面し、アニシナの肩に爪を立てた。
その爪は抗議なのか、快楽に悶えているのか。
アニシナはそれを愛撫が足りないのだと解釈し、愛撫する指を更に動かす。
布を押しつけて、グウェンダルを追い詰めるかのようにゆっくりと指をうごめかせると、
グウェンダルは背を弓形に反らすようにして、アニシナの執拗な愛撫から逃れようとした。
「んっ、ふぅっ!…ゃぁっ、あぁっ…!」
グウェンダルは顔中を真っ赤に染めて、首を左右に振って身悶える。
「今更こんなことをする位で赤面するんですか、あなたは?」
おかしそうにククッと笑いながら、アニシナは更に身体を愛撫する指の勢いを強める。
「やぁっ、ダメだ…もう、やめ…」
「何故です?…こうすると気持ちがいいのでしょう?我慢しなくていいのですよ」
アニシナがグウェンダルの耳元で囁く。
びくりと身体を震わせて、反射的に逃げようとする身体を抱きしめるようにして、濡れた指をそこから引き抜く。
根元までべっとりと濡れた指を、じっとグウェンダルの瞳を見つめながら舐める。
「おやおや、指だけじゃ嫌なのですね?」
ゆっくりとアニシナが微笑む。
グウェンダルを快感の地獄に突き落とす、堕天使の微笑み。
そして、開放されていたグウェンダルの両腕を再度椅子に縛りつけ、今度は片足だけを開放する。
「イヤだ…もう、ダメだっ…」
「イヤ、じゃないでしょう。イイんですよね?」
この時のグウェンダルの『イヤ』は、それと反対の意味だということを知っているから、アニシナは止めない。
アニシナのすることが気持ちよくて、ついそんな言葉が口をついて出てきているだけだから。
足首から両脚の付け根へと、アニシナの手がゆっくりと這い上がる。
膝に手が当てられると、ぐっと大きく脚を広げさせられる。
大の男相手にこんな小柄な女性のどこにそんな力があるのかと思えるのだが、グウェンダルにはそんなことを考える余裕はない。
ゆっくりとアニシナの身体がグウェンダルの脚の間に沈みこむのが見えたかと思った次の瞬間、
グウェンダルの瞳がカッと大きく見開かれた。
思わず逃げようとした腰もベルトで縛られているため、逃げることも叶わずただひたすら拷問のような愛撫を受ける。
ぺちゃぺちゃと、子猫がミルクを舐める時のような音だけが聞こえる。
視線を向けてもそこにはアニシナの赤い髪が見えるだけ。
その場所でその音が自分の身体から発せられているのかと思うと、平静でなんか居られない。
「あ、あ、あ…」
これ以上は開かないというくらいに大きく見開かれた瞳。
しかし、そこには何も映ってはいない。
アニシナの舌がソコに触れるたびに、まるで身体に電流を流されたかのような衝撃が走る。
「く、あぁ、…た、頼む、もう…」
「もう?何を頼みたいんです?」
グウェンダルは今にも泣き出しそうに潤んだ瞳でアニシナを見る。
「ア、アニシナっ…それを…」
聞こえるか聞こえないかというくらいの小さな声でそう呟くと、アニシナから顔を背けた。
「何です?グウェンダル。わたくしに何をお願いしたいのです?」
「……ぃ…」
口の中で小さく呟くグウェンダル。当然アニシナには聞こえていない。
「何です、もう一度はっきり言ってごらんなさい。ほら」
「……出したい…アニシナの…中…で…」
アニシナは微笑みを浮かべるとグウェンダルの上にまたがり、ぐちゅぐちゅに濡れたそそり立つソレを、自分の華にあてがった。
アニシナのソコはすでにびしょびしょで、今までのグウェンダルへの愛撫の間ですっかり準備ができていたようだ。
「今夜は気が狂うくらい愛してあげますよ…」
その言葉と共に、グウェンダルのソレがアニシナの中へと入っていく。
そのままいきなり奥まで突き進み、グウェンダルのソレをギュッと握り絞めるような感覚に、グウェンダルは声にならない悲鳴を上げた。
アニシナの身体の動きに翻弄される。
繋がりあった下半身から流れ込んでくる快感が、グウェンダルを飲み込み尽くしてしまう。
「はぁ…ぁ…ん…」
アニシナの甘い鳴き声が上がる。深い口付けが、それを塞ぐ。
緩やかなアニシナの腰の動きに、触れ合った唇の隙間から堪え切れなかった声が漏れる。
「ふぁっ、ぁんっ…ぁっ…」
貪るようなキス。
何もかもを飲み込むような深く熱いキスに、意識が引き戻される。
「ア、アニシナ…」
熱に浮かされたみたいに、ぽうっと潤んだ瞳。
その瞳の中にはアニシナの顔だけが映し出されている。
世界が回る。
彼の周りでだけ、グルグルと回る。
甘い眩暈がグウェンダルに襲い掛かる。
「もっと欲しいですか?」
まだ二つの身体が繋がりあっているということをグウェンダルに思い知らせるかのように、ゆっくりとアニシナは腰を動かす。
「…んっ…だ、だめだ…も、だめ…」
「おや、そんな事を言ったってダメですよ。…あなた自らがわたくしの中で出したいと言ったのでしょう?
今夜はどれだけ出せるのか実験するのですからね」
そう呟くと、アニシナはグウェンダルを快感の谷底へと突き落とす動きを再び始めた。
今夜もまた、眩暈がするような甘い時間が続く―――。
END
782 :
772:2006/12/07(木) 01:00:51 ID:eZL7Jisu
以上、鬼畜(?)アニグウェでした。
と、言うわけで………
求ム、神よ!!
GJーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
この板で初めて本格的なアニグウェを拝ませてもらったよ!最高だった!
>>782 照れるなよ。
あんた十分神だよ。でなきゃ仏だよ。
神ktkr
アニグウェ(*´Д`)ハアハア
ときめいた!ときめいたよ!!
これを読んだら余計に鬼畜グウェアニが見たくなったよ♪神求む!
788 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 20:54:59 ID:dA6D4tmj
hosu age
アニシナの開発した薬でアニシナとグウェンの中身が入れ替わってそのまま・・・くらいじゃないと鬼畜グウェアニなんてできなそうな気がする・・・
でも口調も逆になるんじゃね?
>>790 「これだから男というのは!」と早口でしゃべるグウェンダル。
「ア、アニシナ!何をする!」と怯えきったアニシナ。
その声はこれからされることへの恐怖でかすかに震えながらも、
体の中には小さく情欲の炎が灯るのであった。
いけるかもしれんなw
>>791 ワロタww
それは中身が変わってるのかな?
>>792だけど、ちゃんと上の設定読んでなかったよ・・・
>>791 あなたが神に!!
782だけど神でも仏でもないけど、各々レスありがd
またなんか書けたら投下してみるよ
795 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 22:55:08 ID:XUzDR/vO
でもそれって根本的にアニグウェってわけでしょ?
文章で読んでる限り、あんまりグウェアニって感じはしないと思うんだけど、
みんなはどう思う?
確かに
>>795の言う通りだね。グウェンダルそのものが攻めなくちゃ意味がないと思う。
じゃあ
体入れ替わる→グウェンの体のアニシナ攻め→あと少しのとこで戻る→アニシナ力不足グウェン攻め
いいんじゃね?
わがままを言って申し訳ないが、自分はグウェンオール攻めの鬼畜がいいな。これを書くには二人のキャラを相当壊さなければ無理かな? 神に降臨していただきたい!
もし物凄くキャラ壊していいのなら
父ちゃん頑張ってもいい。
年末に向けて。
『男→女体化』が駄目なら『陛下は初めから女の子です化』は駄目?
ふたなりは??
>>799 本当に?ありがとう。感謝するよ。今から年末が楽しみだ。
前に落としたレスのリライトっておk?
あと保管庫ってどーなったんだろう
保守
年末に鬼畜グウェアニ書くとか言ったんだけど、予想以上にてこずってて、まだ投下できそうにない。
書いてたらいつの間にかアニグウェになっててびっくりした・・・。本当に長男って毒女に弱いね。
なんか薬とかじゃないとどうにもならんよ、こいつ・・・。
まだ時間がかかりそうなので、誰か投下待ちがいたら、どんどん投下してほしい。
裏マ(本家)の『グウェンの苦悩』と某雑誌での作者コメントを受けての妄想ネタならできた
ただし、妄想するためのネタなんでエロはない
しかも、どちらかだけでも知っていればいいが、両方知らないとNGだと思うため投下を迷っている
妄想ネタか・・・・・
是非見てみたいね。
注意書きした後で書き込めば大丈夫だろう。
自分も是非見てみたい。
810 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 12:44:27 ID:1QocvSME
809と同意見っす!
早く見せてくれ!!
ドラマCD『裏 明日はマ<本家>』の『グウェンダル閣下の苦悩』を聞いたことがあり、
ニュータイプロマンス2月号の作者インタビュー記事を読んだことがある方以外はスルーしてください
特にドラマCDのネタばれありますんで注意してください
また、あくまでもネタとして書いたので、他の方々みたくちゃんとした文章にはなってません
エロもないです
そんな妄想ネタを見たくない方もスルーしてください
念のために本文前を数行あけときます
812 :
妄想ネタ1:2007/01/14(日) 23:02:13 ID:dFld2Rc2
裏マ(本家)の『閣下の苦悩』の魔鏡でのやり取りと、作者のコメントを受けての妄想ネタ
〜ドラマCDから約20年後〜
地下実験室へと向かうヴォルテール城の廊下を歩く赤い魔女・アニシナ。
その姿を見て、この城で働く者たちが次々を唖然とした表情になっていく。
正気に戻った部下が当主・グウェンダルを呼びに走る。
数分後、その報告を聞いたグウェンダルがアニシナの下へと走り来る。
「ア、アニシナ!?」
「おや、グウェンダル、そんなに急いで何の用です?息まで切らして年寄りくさい」
「な、何の用って…その格好はいったい?」
「これですか?各地から取り寄せた本が届いたので運んでいるのですよ」
「そ、そうか…しかし、さすがに不味いのではないか?」
「どうしてです。別に問題ないでしょう」
「だがな…」
「今更わたくしがこの城内を歩いていて不思議がるモノがいるとは思えませんが?」
「いやそうではなく、その姿で分厚い辞書や古びた本やらを何冊も両手に抱えて廊下を歩いているのはどうかと聞いているんだが」
「でしたら、手伝ったらどうです。まったくこれだから男というのは…」
「す、すまない。ではそれを…」
「初めからそう言えばいいのですよ」
そう言ってズシンと言う音が聞こえるような重量の本をアニシナはグウェンダルに渡す。
813 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 23:07:33 ID:dFld2Rc2
「うっ(お、重い…)」
「それに、わたくしをこのような姿にしたのは紛れもなくあなたなのですよ、グウェンダル。それなのにあなたときたら…」
「(アニシナのお腹を見ながら)わ、私が悪かったのか?」
「失敗したのはあなたでしょう。違うのですか?」
「ち、違わなくはないような…だが、しかし…失敗というのは……確かに私に責任があるのは重々承知はしているが、あれは合意の上でというか、
そもそもきっかけは研究成果を試すから協力しろと言い出したのはアニシナのほうで……(だんだん声が小さくなっていく)」
「言い訳なんていいですから、グダクダ言う暇があったら、さっさとこの辞書を実験室まで持っていきなさい」
「あ、ああ」
「それに今の時期は多少動いたほうがいいんですよ」
「だからといって、辞書を両手に10冊以上も持って運ぶのはいかがなものかと思うぞ」
「しょうがないですね、次からは8冊程度にしておきます」
「あまり変わらないと思うのだが…」
「何かいいましたか?」
「いや…」
「もうすぐ父親になるのに情けない。意見があるのならはっきりといいなさい」
「うっ」
「このような情けないままでは親としての威厳が保てませんよ?」
「ぜ、善処しよう」
「そういえば、以前グレタが持ってきた魔鏡で未来が写ったときにわたくしを侮辱したことがありましたね」
「いきなり唐突な。しかし、あれは侮辱したのではなく見たままを…」
「何です(ギロリ)」
「い、いや…あれは私が悪かったんだな。ああそうだ」
「…わたくしが言いたいのはそのことではありません」
「では、何を」
「あの魔鏡で見た映像は本当に未来を映し出したものだったと言うことです」
「あ、ああそうだな。あの時は太っ…いや、ふくよかになったと思ったが、今にしてみれば妊娠して腹が大きくなっていたのだと考えれば合致するな。あの時はまさかこうなるとは考えもしなかったが」
「自己管理の完璧なわたくしが太るなどと…まぁ、確かにわたくしも子どもを身籠った姿が写っていたとは思いもよりませんでしたが」
「しかしよく今まで身籠ることがなかったものだな。まぁ、お前とは何年も前からそうゆう関係になっていたというのに」
「それは当然です。きちんと計算していましたから」
「計算?」
「当たり前です。むやみやたらにやって研究に差し支えるのは嫌ですからね」
「では今回は何故…」
「おや?身に覚えがないとでも?」
「い、いやそうではない。その、計算していたのであれば今回のようなことにはならなかったのではないのか?」
「残念ながらその研究が完全ではなかったのですよ。ですから、さらなる研究をするためにこの辞書と文献が必要なのです。女性の地位向上を目指すにはますこの研究で成果を挙げなくてはならないのです。
さあ、こんなところでじおしゃべりしている時間はありませんよ、グウェンダル。さっさと運びなさい」
「わかった、わかったからもう少しゆっくり歩いてくれ。お前一人の体ではないのだからな」
「それぐらい、わかっています」
「靴ももう少しかかとの低いものにしたほうがいいんじゃないか?それに…」
「あーもう、いいですからさっさと行きますよ」
「お、おい。私はお前を心配してだな」
「過剰な心配は結構です。それよりも……(クラッ)」
貧血でも起こしたのかアニシナがよろめく
814 :
妄想ネタ3:2007/01/14(日) 23:15:54 ID:dFld2Rc2
「ア、アニシナ!!??」
持っていた本を放り投げ、アニシナを受け止めるグウェンダル。
しかしながら…
「な、なんてことをするんですグウェンダル。早く本を拾いなさい」
当のアニシナは自分よりも本を心配している
それにちょっとムッとしたグウェンダルはいつもより強い口調で
「本は部下たちに運ばせる。それよりも、大事なのはお前のほうだ」
「ちょっ…」
そういってグウェンダルはアニシナをいわゆるお姫さま抱っこをして地下実験室ではなく元来た道を戻り自分たちの自室へと向かう。
「グウェンダル、降ろしなさい。わたくしはもう平気です」
「無理をして本を運ぶなどしたから立ち眩みを起こしたんだろうが。過剰な心配は無用だといったが、ここは夫として妻の身を案じるぐらいさせてくれ」
「ですが!」
「それに、もしも子どもに何か悪い影響がでたらどうする?無理をして母子ともに危険な状態になるなんてごめんだぞ、私は」
「…しょうがないですね。今回だけはあなたの部下たちに貴重な資料を運ばせる権利を与えましょう」
「今回だけでなく今後暫くは力仕事は部下たちにやらせてやれ」
そう言って、グウェンダルは今までその姿を目撃し呆然としていた部下たちに命令する
「それに、あの数の本を読むのだからしばらくは自室に篭っているだろう」
「まぁ、そうですね」
「読み終えたら、研究を煮詰めるのだろう」
「当然です」
「だったら、力仕事などする必要はないではないか」
「あなたもたまには頭の回転が速くなるのですね」
「…まぁ良い。お前が無理さえしなければな」
「仕方がありませんが夫の顔を立てるのも妻の務めですからね」
「わかってくれれば結構だ」
「しかし、今からこんな状態では子どもが生まれてからは大変でしょうね」
「何がだ」
「まぁ、何れわかることです」
「?」
「それよりも、この研究の目処がついたら即実験ですからね、楽しみにしていなさいグウェンダル」
「た、楽しみ?………ほどほどにな」
「この研究を女性の地位向上と眞魔国の発展と繁栄のために捧げるのですから、ほどほどなどと曖昧なことでどうするのです!」
「ああ、わかった。お前の実験には数十年もつき合わされて来たのだから生命の危機に直面しない限り付き合ってやるから少しは休め」
「その言葉、忘れてはなりませんよ」
「ああ」
そうして、数ヵ月後子どもが生まれてからのグウェンダルは予想どおり親バカに。
そして、研究成果を得るために根も精も尽き果てそうになったのだった。
以上です
子どもができるまでの過程は各自で想像してください
そのための妄想するためのネタを投下してみたので
2番目をミスってageてしまってスマソ
妄想GJ。
何日かに分けて読んできたがグウェアニいいなぁ、アニグウェはもっといいなぁ…。
しかしアーダル×ジュリア←コン派の俺にはきつい環境だ。
妄想楽しませてもらいました!そんな未来だといいなぁ。
>>815 自分はグウェアニ派だけど・・・確かにここは他のCPが好きな人には物足りない環境だよね。
他のCPにも神降臨しろー!
CPって何?
819 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 21:09:59 ID:QVlekjyK
保守ageておく
820 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/29(月) 20:47:49 ID:CvlyZP0R
hosuage
保守あげ
822 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/06(火) 18:38:36 ID:X+XqG4ET
なんか最近めっきり書き込み少なくなったよね。なんか寂しいような気がします。
806さんの鬼畜グウェアニの進み具合はどうなんだろう?俺は待っているんだが。
824 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 14:37:11 ID:pKYNbV1n
テレビ放映も終わったからね・・・
教育テレビでやってるけど、深夜だし・・・
でも、そんなときに神が来ると期待してage!!(゚∀゚)ノ
原作である文庫本より再放送アニメの方が燃料になるってどうよ?
826 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/13(火) 12:33:53 ID:d7d6UX+v
原作でないじゃないですか
827 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/15(木) 03:40:10 ID:ESNzXVKD
ageとく。
グウェアニ好きとしては絡みの多い原作がいいよ。アニメはもにたあとかしかないから。
828 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/16(金) 23:55:14 ID:dPxzV0gu
たしかに、意外とグウェアニって公認?っと思わせるコメントやらを作者書いてるしね。
俺自身は原作派かな。
大圧縮前に保守
リチャードとエイプリルの話は無いのか?
831 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 22:25:27 ID:JOEvipx3
神の光臨求む
自分も原作派。もうカップルとか以上に、長男と毒女がが仲良しでどきどきする。
ジュリアかわいくてどきどきする。
とりあえず、いつになくしおらしいアニシナにときめくグウェンがアニシナを襲っちゃう話が読みたい。
とネタをふってみる。
833 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 01:13:34 ID:/2lrLBo0
>>832 GJ!
しおらしいアニシナ萌えに一票!ageるよ。
神の降臨を待っている!
保守
835 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/02(金) 09:59:01 ID:jeGqxwgW
保守ageっと
あ ごめwww全然いらんかったw
保守ついでに、長男×毒女を投下します。
ご注意下さい。
無意識に引き寄せた、彼女の身体の温かさで目が覚めた。
腕の中にいる彼女は、やわらかで暖かだ。目を瞑っていて、長いまつげが白い肌に影を落とすのが見える。穏やかな
寝顔で、普段の彼女からは想像もつかないほど女性らしい。落ち着いた寝息が肌にあたり、くすぐったい思いにかられる。
彼女は毒女だけれど、今は忘れてもいい。可愛い寝顔を心ゆくまで眺めていたい。そっと絹のような赤毛を指で梳いた。
彼女に触れるのは、とても気持ちがいい。肌も、髪も、その生き方も。
そっと頬に唇を寄せると、長いまつげが震えて、アニシナは目を覚ました。アニシナは、寝起きらしく少し焦点の定まら
ない視線でこちらを見つめる。水色の瞳はいつになく優しげな光で、思わず頬が緩んでしまうほど可愛い。
「グウェン・・・? もう朝ですか・・・」
「まだ少し起きるには早い」
そう言って腕の中に引きとめようとするが、アニシナはやはり人の話を聞かず、腕の中から出ようと身体を捩った。
「湯を浴びたいのでもう起きます。あなたももう起きなさい・・・っ!?」
「・・・ッ!」
アニシナが身体を起こすと、頭に鈍い痛みが走った。アニシナも同時に顔をしかめる。
髪がひっぱられたのだ。
「なんですっ・・・! 髪が絡まっているじゃありませんか」
黒灰の髪と、赤い髪が絡まって交じり合っている。昨夜の激しく長い交わりの時に、弾みで絡まってしまったのだろう。
離れようとすれば、互いの髪がひっぱられてしまう。
「切ってしまいましょう。髪など解いていては時間がかかります」
「何? 女の髪だぞ。そんなに簡単に切るなどと言うな。時間がかかっても解けばいいだろう」
そう言って、絡んだ髪に手を伸ばし、不器用な太い指で繊細な髪を解きにかかった。アニシナは腕の中から出るの
あきらめて、こちらの胸に頬を寄せて髪が解けるのを大人しく待っている。アニシナが大人しくしていることをいいことに、
抱きしめるようにアニシナの小柄な身体を抱え込み、髪を解いていく。
小さな身体は、柔らかくて暖かい。
長いまつげは陰を作る。白い肌がばら色に染まっている。触れる髪が気持ちいい。
我慢できずに、アニシナの唇を唇で塞いだ。目覚めのキスにしては、長くて深い。いくら数時間前に身体を重ねても、
彼女が欲しいという欲求はおさまらない。
「んっ・・・ふぅ・・・ちゅ、ん・・・」
アニシナは逃げるそぶりも見せず、激しい口付けを受け入れた。それが嬉しくて、もっともっと、と深く口付けを繰り返す。
ようやく離れたものの、さらに離れがたくなって小柄な身体をきつく抱きしめた。
「・・・髪は解かないのですか」
「・・・もう少し一緒にいるなら、後でも構わないだろう」
また、絡まるかもしれないから。
アニシナは呆れたような、あきらめたような表情をしたが、そっとこちらの首に腕をまわした。
もう少しだけ、二人の夜明け前は続く。
GJ!
なんとなく、グウェンが眉間にシワ寄せながら髪を解いてる姿を想像して和んだ。
GJ,GJ!!
甘々な二人が苦手っていう人が居るみたいだけど、俺は大賛成だよ!
久しぶりの話だったからいつも以上に楽しく読ませてもらった!ありがとう!
GJ!愛があっても良いよね
保守
保守!!
気持わりぃスレだな
誰もいなーい・・・・
まるマでノーマルのオフ本って見たことがないんですが、男性向って描いても需要無いでしょうか
去年辺りからギーゼラ萌なので、ヴォルギーで「初めて物語」とかいいなと。
あと長男×ギーゼラは見た感じ犯罪っぽいので萌えます。
原作が女性向けっぽいから男の人にはあまり浸透してないみたいだけど、男ファンは存在するから大丈夫だと思うよ。
847 :
845:2007/04/14(土) 00:09:32 ID:zH4UEgod
>>846 レスありがとうございます!!
男性ファンがもっと増えてくれればな〜
描いてみますね
848 :
486:2007/04/14(土) 15:15:23 ID:I3lwaYdM
>>487 描いてくれる!?おぉ、楽しみにしとくよ。男性向けのまるマは見たいと思っていたからね。
それにしてもここには自分たちしかいないのかな?
tp://www2.tokai.or.jp/sinra/etya15.html
可愛い絵を発見
>>845 この作品でギーゼラだけが好きなので描いてくれると嬉しい
保守
誰か久しぶりに話を書いてくれないかなー。
854 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 21:09:10 ID:rJYAE9gX
保守age
855 :
山田 貴美子:2007/05/02(水) 11:50:01 ID:yUxbWULx
雛鯖総合提案?要望スレ
造形
雛鯖に関する総合的な提案?要望?マナーに関するスレです。
必ずしも実装に結びつくわけではありませんのでご理解ください。
なんとなく95踏んだので作ってみました。
前スレが埋まるまでに書き込んだら冷たい目で見られます。
前スレはこちら
http://www.rmt-navip.com/news/
856 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/04(金) 21:03:52 ID:4Ogi2zwk
(屮゚Д゚)屮 カモーン
857 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 12:45:57 ID:KXLQYfvQ
hosyu age
>>851 可愛いですね〜w
ギーゼラの三つ編みをほどきたい・・・
tp://www2.tokai.or.jp/sinra/g-w-2.jpg
おおおお・・・・可愛い
860 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/16(水) 11:40:11 ID:l79QTfnr
tp://charaku-an.hp.infoseek.co.jp/img/illust/ug-anidaru_b.jpg
グウェアニ 微エロですのでご注意を
・・・・拾ってきた場所忘れた orz
遠征に敗れて人間どもに次々と慰み物にされるギーゼラとジュリア希望
862 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 20:06:20 ID:cqfiI+Sd
ユーリ×ツェリ&アニシナ&ギーゼラ
ってのはダメ?(一人ずつだけど・・・)
ツェリ&アニシナ&ギーゼラに干涸びるまで嬲られるユーリが(゚∀゚)イイ!!
864 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 05:08:35 ID:KflnMC4Y
>>860 これアドレスけずったらサイトトップに行けたぞ。
そしたら以前、日参してたサイトだったから和露他WWW
ここのイラストけっこう萌えるのが多い
865 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 16:49:39 ID:H82GK8eS
>>864 ホントダwwwアリガト
キガツカナカッタヨ (-_-;
グウェアニ←ヨザには良いよね此処
ツェリギュンマダー?チンチン
867 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/23(水) 06:02:24 ID:Bku2JqNV
>>860 スレ違なのは100も承知だが、誰かこのサイトの隠しページへの行き方教えてくれ…
868 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/23(水) 11:10:19 ID:qaecU9uN
>>867 あれだ、ソースを見れば一発
他 一文字一文字クリックしていっても良いけどさ・・・めんどいよ?
一般サイトの話はよそでやってね。
長男とギーゼラの不健全な関係まだ?
長男と軍曹・・・・・・・
ちょっと読みたいィィ!
872 :
名無しさん@ピンキー:
保守age