KOFでエロパロしてみるスレ

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457龍と霞9/19
 ある日、いつものように香澄がリョウに挑んだ時のことだった。
「オラァッ!」
「…!甘い!!」
「ぬ!うぉぉっ!!」
「くはっ!?」
ついに香澄がリョウの拳を受け止め、投げ飛ばしかけた。
藤堂流・滅身無投。
筋力のない香澄でも、相手の力を利用し大ダメージを与えられる奥義である。
その強力な一撃にリョウの格闘家としての本能が反応してしまった。
投げられる寸前に香澄の肩を掴み耐えようとしたところ、バランスを崩し香澄を押し倒してしまったのだ。
「あ!?か、香澄君!大丈夫か?香澄君!!」
すぐ近くでリョウの声がした気がしたが、頭を打ったのか、香澄はそのまま気絶してしまった。

 それから何時間たったのか……香澄は道場の医務室で目を覚ました。
「大丈夫?香澄ちゃん!痛まない?」
「ユリ…さん?」
「もう!お兄ちゃんたらやりすぎよ!」
「いえ……勝負は全力でするものですから」
「香澄ちゃん、今日はもう遅くなっちゃったし泊まっていきなよ!」
「え?で、でもご迷惑じゃあ……」
「大丈夫だって、この家無駄に広いんだから!大丈夫、お兄ちゃんが変なことしないように私がついてるから!」
「へ、変なこと!?」
結局、香澄はその日極限流道場に泊まることとなった。
リョウにやけに丁寧に謝られたり、タクマの武勇伝を長々と聞かされているうちに時間は過ぎていった。