1 :
名無しさん@ピンキー:
草壁桜
自称、成績優秀、眉目秀麗、完全無欠で将来有望らしいが、実はどこにでもいる平凡な学生。
未来において、女性の外見を12歳で止めてしまう発明をする際に、
偶然不老不死の技術を生み出してしまうとされている問題人物。
そのせいで、未来から抹殺指令を受けてやってきた天使達に、命を狙われることになってしまう。
聖ゲルニカ学園に通っていて、幼馴染みでクラスメイトの静希ちゃんに片思い中。
ドクロちゃん
未来で神様に近付く発明をしてしまう桜くんを抹殺するために、
天使による神域戒厳会議、通称「ルルティエ」から送り込まれた天使。
しかし、ドクロちゃんにその任務を果たす気はまったくなく、ちゃっかりと桜くんの家に居ついている。
感情に起伏が生じると、とげ付きのバット「エスカリボルグ」で、桜くんを撲殺してしまう。
身長は、原作だと135cmだが、アニメでは153cmとされている。
ロリロリな雰囲気で小学生ぐらいかと思いきや、実はバスト80台というナイスバディをしている。
家にいるのが退屈だったのか、桜くんと一緒に聖ゲルニカ学園へと通い始める。
水上静希
桜くんの幼馴染みで、クラスの人気者。
ドクロちゃんが現れてから、桜くんが妙に気になり出す?
お風呂に入るのが大好き。
サバトちゃん
ドクロちゃんと同じく、ルルティエに所属する天使。
電動スタンロッド「ドゥリンダルテ」を使い、桜くんを何度も抹殺しようとするが、
ドジな性格もあってか敢え無く成功せず。
現代では、ドクロちゃんのように住む家を持っていないので、
ダンボールハウスでひもじい生活を送る羽目になる。
ザクロちゃん
長身で白い軍服を着こなしているが、実はドクロちゃんの妹。
変幻自在の殺人濡れタオル「エッケルザクス」を操る。
最初のうちは、ドクロちゃんを未来に連れ戻そうとしていたが、
ルルティエが機能停止状態に陥ったことにより、桜くん抹殺指令が保留。
結果、その目的を桜くんの監視に切り替え、ドクロちゃんとともに桜くんの家に住み着く。
7 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 00:50:38 ID:ATEscq1a
乙
キャラ紹介でちえりちゃんと倉木さんがないのは何故だー!
新スレ乙
乙です!
南さん
クールビューティー、何があっても動じない
…ハズなのに桜くんと二人きりになるとおかしな言動をすることがある。
腰まである長い黒髪を持ち、田辺さんと一緒にいることが多い。
吹奏楽部にてサックス担当。
田辺さん
文章では触れられてないが、アホ毛がチャームポイント。
かなりの毒舌家で、南さんと一緒の時は言葉の破壊力が増す。
吹奏楽部にてトランペットを担当している。
即死は回避しないとね。
14 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/10(火) 17:14:18 ID:pDi+t8SI
おかゆ
みずっぽくてやわらかい。夏ばてのときなどにいい
おかゆ妹
お兄ちゃんがんばって
宮本
野球部 ピッチャー モテる ちえりちゃんと付き合ってる 以上
17 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/10(火) 23:16:26 ID:UPNBl4yl
ドクロちゃんを支えている俺たちの説明も入ってないぞ。
このスレの住人
エロい。とにかくエロい。
イラストに騙された名無しさんとも呼ばれるドクロちゃんを支えてる読者のみなさんである。
特殊な性癖の持ち主が多い。
ちえりちゃん(小野ちえり)
眼鏡が似合う、大人しくて真面目な文学少女。恐ろしく頭がいい。
静希ちゃんと一緒に、図書委員をやっている。
桜くん達とクラスは違うが、想い人である宮本との関係もあって、たびたび姿を現す。
きわどい質問を投げ掛けてくるドクロちゃんに、少々お困りのご様子。
住人が増えて盛り上がるのを待ちつつ、即死回避カキコ。
22 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/13(金) 08:59:42 ID:Rjo6N1PU
23 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 10:33:18 ID:WmxPaufR
じゃあ話題でも振るか。
最近どうよ。
ドクロちゃんに撲殺されました。まる
テレビで13歳の授乳を見てる
13歳が吸ってるのか? エライマザコンだなw
どっかの赤い三倍の人並みだろw
いや、違うか 13歳が与えてるのか?
まぁどっちでも問題ありだが
・・・人間なんだろうな?
あ、天使?
>>26-28 「世界がもし百人の村だったら2」の再放送でやってた、アルゼンチンの12歳で妊娠→13歳で出産の事だがおまいら一体何を考えてた…
もうすぐその運命が明らかに
最近このスレ投稿が…
書きましょうか?南さんの次はサバトちゃんで行こうと思うのですが。
っていうか導入部はラノベスレに書いていたりするんですが…
ぜひ、お願いします。待っています。
南さんネタキボン
なんでもいいからお願い。
んじゃ導入だけ。南さんシリーズ見てたらわかると思いますが、結構不定期に書いてるんですぐには終わらないかもです。
「あぁっ!!ごめんなさいですぅ・・・」
「ひぃぃぃ!!すいませんですぅ!!」
がしゃーんとかぐわしゃーんなどの破壊音が家中に炸裂します。
サバトちゃんがうちのメイドさんになったのは三日前。
年齢を誤魔化していたのがバレてバイトをくびになったサバトちゃんがあんまりにも不憫だったので、
ここ、草壁家の住み込みメイドとして雇ったのでした。
しかし、サバトちゃんのドジっぷりを僕は甘く見ていたようです。
毎日のように壊れる家の調度品。
サバトちゃんが一生懸命働けば働くほど仕事が増える一方なんです。
「あうぅ・・・ごめんなさいですぅ。さく・・・あっ、ご主人様ぁ」
ご、ご主人様・・・!?
そうです。なんだかご主人様と呼ばれるとなんでも許してしまう僕がいるのです。
困ったものです。
昨日なんか(何故か掃除中に)リビングの絨毯が炎上。
でも僕はそんなサバトちゃんを許してあげました。
だって、オシオキしてくださいと言わんばかりの瞳で見つめられてご主人様なんて言われたら僕は・・・僕は・・・!!!!
「うにゅあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
「あぁっ!さく・・・ご主人様の全身の毛穴から何か言葉で言い表せないような色の液体が出てるですぅ!!」
かしん、しぱぱぱぱぱ、ばちぃ!!
「ひぎゃん!!」
サバトちゃんのドゥリンダルテによる一撃で正気に返ると同時にアフロになる僕。
これは、最近電撃に耐性ができ始めた僕と、普通の生活さえあればお給料なんていらないという健気な天使のサバトちゃんが繰り広げる、
メイドづくしの物語。
サバトちゃんが家にやって来てから草壁家はさらににぎやかになりました。
喜ばしいことです。
しかし、こうしょっちゅうモノを壊されてはこっちがたまりません。
父さんも母さんもあんまり気にしていないようですが、サバトちゃんを連れてきた僕としてはやっぱり気になります。
気が重いです。
だからといって今更クビにはできないので違う仕事についてもらうとか・・・
違う仕事?夜のご奉仕?いやいや、な、何を考えているんだ僕は!
たしかにサバトちゃんはかわいいですし、あんなカッコウ(メイド服)でそんなことしてくれるなんて正直たまりません。
しかしそんなことサバトちゃんにやらせたらドクロちゃんがだまってないでしょう。
そもそもサバトちゃんがそんなこと快諾してくれるとは思えません。
と、言うより僕はまだ中学二年生。そんなことをしていい年齢じゃない・・・ハズ・・・です。
じゃあ、いったい今の僕は何をしているのでしょうか?
僕の目がおかしくなかったら、今僕はサバトちゃんと一つになっています。
「あぁっ!!ご主人さまぁ!もっと、もっと、突いてくださいですぅ!サバトをもっとおしおきしてくださいいぃ!!!」
なんでこんなことになってしまったのか。時は一時間ほど遡ります・・・
39 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 11:29:10 ID:nhXiemn0
ここらへんで雑談でも交えようか。
みんなどんな服が好き?漏れは裸ワイシャツ
それは微妙に服じゃねえ気がする。
本人に似合ってればなんでもいいかな。
あ、エプロンがいい。飯作ってくれたらそれだけで惚れる。エロとかいらん。
もう体力ないねん
パジャマ
南さんネタキボン
バニー
だぶだぶ袖のパジャマ
突如、家中に響き渡る爆発音。
何事かと見に行ってみるとサバトちゃんが台所で失神していました。
ガスレンジの上にはナベらしきものの残骸。
どうやら今度は料理中に失敗してしまったようです。
頭が痛くなってきました。ドクロちゃんがアホ天使ならサバトちゃんはダメ天使です。
どうやったらナベが原型を留めないような大爆発をおこすのでしょうか?
「まったく・・・」
サバトちゃんはしばらく起きそうにないので、僕は仕方なく後片付けするのでした。
―――・・・うぅ・・・サバト、また失敗しちゃったですぅ。―――
サバトちゃんの目は覚めていたのですが、まだ頭の中にもやがかかったようにぼんやりしています。
―――後片付けを・・・あぁっ!?桜くんがやってるですぅ!ご主人様は働いちゃいけないんですぅ。―――
あわてて起き上がろうとしましたが、体が思うように動いてくれません。
―――サバトはダメな子なんですぅ・・・全然桜くんの役に立ってないですぅ・・・―――
サバトちゃんはせっかく家に住まわせてくれた桜くんのことを思うと、申し訳なくて悲しくなってきました。
―――こんな悪い子にはオシオキが必要なんですぅ・・・―――
ようやく体が動くようになってきたのでゆっくりと起き上がります。
―――で、でもオシオキってぇ・・・―――
サバトちゃんは頭を振って覚悟を決めたのでした。
片付けがもう少しで終わるところで、サバトちゃんがよろよろと起きてきました。
「あ、大丈夫?サバトちゃん。」
どう見ても大丈夫じゃないのですが、一応聞いてみます。
「大丈夫ですぅ。あとはサバトがやりますから、ご主人様はお部屋で休んでてくださいですぅ。」
これ以上気を使うとまたサバトちゃんがヘコみそうなので、素直に言うことを聞くことにしました。
そこで違和感。
・・・あれ?サバトちゃん今普通にご主人様って・・・
そして、その違和感の意味を、このときの僕はまだ知りませんでした。
僕が部屋でくつろいでいると、サバトちゃんがやってきました。
「ご主人さまぁ、お茶を持ってきましたぁ。あけてくださいですぅ。」
「いいよ、入ってきて。」
がちゃり、とドアを開けてサバトちゃんが入ってきます。
そこで、また違和感。
「あれ?サバトちゃん何も持ってないね?お茶を淹れてくれたんじゃないの?」
そうです。サバトちゃんは何も持ってませんでした。
しかもなんか妙にもじもじしてるし・・・
「え、えぇとぉ・・・、さ、サバトにオシオキして下さいですぅ!!」
へ?オシオキ?
サバトちゃんはいったい何をいってるのでしょうか。
「だ、だからぁ、ですねぇ、ご、ご主人様の気が済むまでえっちぃことをするんですぅ!!」
「い、いや、そもそも何でそんなことするのかがわからないよ!!」
「さ、サバトは悪い子なんですぅ。せっかくご主人様がお家においてくれてるのにぃ、何にも役に立ってないんですぅ。」
「別にいいよ、役に立たないのはドクロちゃんも一緒だし。」
「よくないんですぅ!それじゃあサバトの気がすまないんですぅ!!」
サバトちゃんは必死です。僕だってなんとかしてあげたいのですが、さすがにそれは・・・
「それともぉ、ご主人様はサバトのことがいやなんですかぁ?」
「そんなわけないよ。でもサバトちゃん・・・っッ!!」
「つべこべうるさいですぅ・・・いやじゃないならサバトにオシオキするですぅ。でないと、サバトは、サバトは・・・!!」
サバトちゃんは目に涙を溜めて震えていました。
そうです。サバトちゃんだって相当の覚悟をしてきたはずです。
それなのに僕は・・・。
「わかったよ、サバトちゃん。」
「へぇ?」
「してあげるよ、オシオキ。」
「ホントですかぁ?」
「うん、そのかわり、オシオキなんだから僕の気が済むまでやらしてもらうよ。」
「・・・はいぃ・・・サバトもそのつもりでやってきましたぁ・・・」
48 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 00:20:26 ID:sllEykpr
聖闘士聖矢の服着たドクロちゃん萌え〜
49 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 14:28:32 ID:WCBgBQTN
シャナ×吉田さんで
52 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 10:03:55 ID:0Wz3rNTj
876スレからの誤爆者だったりする。
びんかんサラリーマンは誰も書かないのか?
まずドラマCD聴いてからでしょ。
ぬるぽ。1時間以内にガッされたら俺の恥ずかしい秘話を語るよ
どうでもいいや
( ・∀・). | | ガッ
と ) | |
Y /ノ 人
/ ) < >__Λ∩
_/し' . V`Д´)/
(_フ彡 / ←
>>58 さぁ、語りなさいw
おーけー話す。
が、相談になってしまうんだがいいかい?
スレ違いにならない程度なら
ドクロちゃんの陵辱希望。
風呂上がりに妹が全裸でテレビみやがったから、服着れば?って言ったら、エロ兄死ね、って言われてタオル巻いて部屋に閉じこもられた。
その後ずっと無視されるし。
この後おまいらならどうやって対処するよ。
うわ、理不尽にもほどがあるよそれ。
同情するよ兄貴…
いわゆる逆切れって奴ですか。
構わないで放って置いたほうがいいと思ったがどうだろ
真面目に考えると、妹さんが機嫌を直すまで辛抱強く待つしかなさそうですね。
不真面目に考えると、実は妹さんはせっかく勇気を出して精一杯のアピールをしたのに、お兄ちゃんの反応が
つれなかった事に腹を立てているので、
「変な言い方してごめんな。でも、お前にああいう恰好でいられると、その、困るんだよ……」
などと微妙に目を逸らしながら謝ってみると、
「ばっ、バカ、なに言ってんのよエロ兄っ!」
とか照れつつ機嫌が直ってそのまま妹エンド一直線です。
すごくもったいないのですが、適当にそれっぽいことをやって帰ってもらうつもりでした。
だって、もしサバトちゃんに変なことをしているところをドクロちゃんやザクロちゃんに見られたらたまったもんじゃないですから。
「じゃあ、サバトちゃん本当にやるからね。」
「はいぃ。」
まずはサバトちゃんに手錠をかけます。
・・・手錠?
僕の部屋にそんなものがあった記憶はないのですが・・・。
よく見ると、どこからもってきたのかサバトちゃんの足元にはオシオキするためにしかないようないやらしい道具がたくさんあります。
「サ、サバトちゃん?これは・・・」
「はいぃ、好きなだけ使ってくださいですぅ。」
す、好きなだけって!!こんなものでサバトちゃんを、サバトちゃんを・・・
ウオォォォォォォォォォォォオオォォォおお!!
僕の脳内でリビドーという名の囚人達が、一斉に理性という牢獄をやぶってとび出してきました。
だ、ダメだ!!外に出ちゃ!!!
僕妖精達が必死に止めます。がんばれ!僕妖精!!
しかし、奮戦むなしくすぐに敗れ去る僕妖精。
もう僕は、性欲の赴くままに動くケダモノになってしまったのです。
手錠なんて甘っちょろい。
僕は自分のベッドにサバトちゃんの手足を鎖で動けないように縛り付けます。
「い、痛いですぅ!!」
ちょっとキツく締めすぎたようです。
「あれ?サバトちゃん、僕の好きなようにしていいんじゃなかったっけ?」
しかし今の僕は性欲の虜。いつもの僕とは違います。
(いつもの桜くんじゃないですぅ・・・)
「どうしたの?サバトちゃん。サバトちゃんが望んだことだよ?今更嫌なんて言わないよね?」
「はいぃ・・・、ご主人様の気が済むまでサバトのカラダを好きなようにしてくださいですぅ。」
まだ、大丈夫みたいだ・・・。
あんまりやりすぎると出てってしまいそうなので、一応確認します。
今度はサバトちゃんを弄ぼう。なんだかんだ言っても痛めつけるのは僕の趣味じゃないですし。
僕が取り出したのはピンクローター。
本当にサバトちゃんはどこからこんなものを持ってきたのでしょうか?
スイッチを入れると小さなモーター音と共に本体が振動を始めます。
「まずはサバトちゃんの性感帯を探そうか?これを使ってじっくりと。」
サバトちゃんは何も言いません。
よく見るとなんだかものほしそうな表情をしている気がするのはきのせいでしょうか?
「上から行くね?サバトちゃん。」
僕はサバトちゃんの服をずらして胸をあらわにしました。
サバトちゃんの胸には、ドクロちゃんにも負けないふくよかな二つの丘。
僕は思わず唾を飲みます。
すぐにでも飛びつきたい衝動を抑えます。
だって、こんなもったいない場面はもうないでしょうからじっくりと・・・
GJ祭開催!
GJGJ!たまらんね。
>66ごめん俺上半身何も付けないでジーパンだけの格好だったんだよ。腹周りが引き締まったから俺SUGEEEEEEって悦に入ってた。
でも男なんて上半身裸でも良くない?
女だってへそ出したりきわどい服着る癖によ。
ごめん笑った
つか
>>63の妹はどのくらいの学年かにもよらないか?
15〜8歳ぐらいと妄想
何故って俺の弟が六つ下だからさ。ナンデイモウトジャナインダ…オトウトヨ
いっそウホ(ry
妹は中2で14歳。早生まれか。
俺は高2の17歳。早生まれだな。
いつも親に言われて妹の誕生日に気付くくらいだから、でもこれで合ってるはず。
4/11誕生日だな。
いや、確かに色んな条件は当てはまるのよ。
親は共働きで母親8時、父親12時まで帰って来ない。妹は部活入って無いから予定無ければ五時くらいには家にいる。
妹の身長は145cm(以前聞いた)そんで童顔
だが 幼 児 体 型 なんだ。ここのスレの住人ならきっと力になってくれると思い、うきうきしながら書き込んでて気付いた。
ドクロちゃんスタイル抜群じゃまいかorz
絶対に来るなと言わないが一応建前だけでもこの板の年齢制限ぐらいは知っておいて欲しいと思った。
誕生日いっしょだよw
いや、悪い。スレタイ検索で来たからよく分からんかったよ。題名にエロが入ってるけどどこのスレもマンコマンコ言ってるし、エロ可愛いと同じなのかとおもた。
他の良さげなスレでも探してくるかね。
>>76 うらやましい奴だ。間違いが起きたりすることは無いのか?
>>81いや、一緒にゲームとかしたりするが特には無い。
親があまり家にいない分仲は良い方だったんだが…今じゃ逆に気まずい。
で、ここは何のスレよ
色気づいてきただけだろ。反抗期みたいなもんだから刺激せずほっとけ。
男ってみんなそう…。
俺も高1の妹が居る
平気で下着で俺の前歩いたりしてるようなやつ・・・
俺の部屋に居座るのはやめてくれ・・orz
それなんてエロゲ?
>>87 若い健康な男の前でそんなことしたら、どうなるか教えたほうがいいんじゃないの?
もちろん、口頭で。
>>87だよな。気にしなさ杉!
男はいいんだよパンツ一丁で部屋うろうろしてても。女は下着なら普通に見れるんだが、全裸はまじ勘弁して欲しいorz
そんな妹には古事記を読ませるべし
ほんの数十ページでいい
そして兄の真意を悟らせ妹ry
む、どんな内容なんだ?
こないだ風呂入ろうとしたら妹が踊り場でパジャマ着てるとこだった 奇声と共に手を扉に挟まれた
鍵くらい閉めろよ…
お前の家の風呂には踊り場があるのか?
俺の常識は脱衣所のことだと変換した。
早く誰かSSお願いします。でないとここは妹フラグスレになってしまいます。
人に頼む前に自分でやるべきだと思わないかね?
といっても投稿しておいて、書きかけのまま放置している私も悪いのですが。
卒論で忙しくて一気に書けないんです。スマソ。
>>92 簡単に言えば兄妹の神様がよろしくやるシーン
むしろそこだけが重要だから、他はすっとばして吉
つまり、だ。近親相姦は神聖な行為なんだと古事記では言ってる訳だ
だから妹ルートは決して不純と背徳に塗れた穢れた道ではなくむしろ古代から神々の(以下全略
みんな聞いてくれ!
さっき妹が謝ってくれたぞ。なんでも生理前で、更にテスト勉強がなかなか進まなくて苛々してたとか。生理前ってみんなおかしくなるらしいね。よう分からないが。
今は妹に勉強を教えてやってるぜ。そして支えてくれた住人の期待に応えるべく、妹と
何時まで未成年の主張は続くんだ?
>>99 よくやった! あわよくばそのままベッドへry そしてその写真をうpry
こうして今、我々は一人の青年(少年か?)を妹ルートへと導いた
この功績は後世に語り継がれるだろう。そう、永遠に・・・
>>100 SS投下まで
さすがにそれは冗談だが、一緒にご飯食べに行った。
夢庵?って和食料理屋に行ってきたぜ。
103 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 14:47:17 ID:Mjc8ya/X
良スレの予感。
スレ違い(むしろ板違い)だし、そろそろちゃんと誘導してあげたほうが…
空気を読まずに言ってみる。
105 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 16:00:56 ID:+qVfAwk+
分かってるなら空気読むかSS投下してくれ
まあ板ルールレベルで違反してるからな。一応鯖ぐらい読んどけ。
スレに関係ありますよ。胸以外の環境は同じなんですし、リアルドクロちゃんをどうすればいいかみんなで相談にのってあげていたんですよ。
この話を未成年の主張という題名にしてまとめませんか?
じっくりといじくりまわそうと思います。
「ここなんてどうかな?」
まずは下着の上から乳房を。
いきなり直にいったり乳首を刺激したりするようなことはしません。
「・・・っ!」
ぴくんと動くサバトちゃんのカラダ。
そこから撫でるように乳房の上にゆっくりとローターを滑らせます。
「ん・・・あ・・・」
「あれ?もう声がではじめてるよ?びんかんなんだね。」
「あ、あのぅ、ご主人様ぁ、そ、それぇ、乳首に響いて・・・」
「ん?どうしたの?乳首のほうも触ってほしいの?」
顔を真っ赤にしてうなずくサバトちゃん。本当にかわいいなぁ・・・
でも、今の僕はそんなに優しくないのです。
「そう。でもダメ。」
しゅんとするサバトちゃん。
その表情にグッときちゃいます。
うぅぅ、今すぐにでも襲いかかりたい・・・。
でも、まだダメです。我慢です。
そういえば、サバトちゃんの様子がなんだか妙です。
なんだかぷるぷるしてます。
「も、もう・・・だ・・・め、で、すぅ・・・は、はやく・・・うぅ・・・」
サバトちゃんの我慢はもう限界みたいです。
「ち、乳首がぁ・・・むずむず・・・ひぁっ・・してぇ、とまらないんですぅ・・・」
「まったく・・・ご主人様におねだりするなんていけないこだなぁ・・・」
僕はサバトちゃんの下着をはがして直接乳首にローターを押し付けます。
「ひゃっ!!」
サバトちゃんの体がびくんとはねます。
「ん?こうしてほしかったんじゃないの?」
「そ・・・んなぁ、いき、な・・・り直に・・・あ、ひゃぁぁぁん!!」
「そんなにいいんだ。えっちだねぇ・・・サバトちゃん。」
また、サバトちゃんの顔が真っ赤になります。
「じゃあ、こっちはどうかな?」
僕はサバトちゃんのスカートのなかに手を入れます。
「あっ、そっちは・・・」
サバトちゃんは抵抗しようとしましたが、鎖が邪魔をしてうまく動けません。
サバトちゃんがじゃらじゃらと鎖をならして抵抗にならない抵抗をしているあいだに、僕の手はサバトちゃんの股間に到達します。
「パンツがもうこんなにしっとりしてる・・・ご主人様より先に気持ちよくなっちゃだめじゃない。いけないこにはもっとオシオキしないとね。」
「はぅぅ、ごめんなさいですぅ・・・あひっ!?」
言って、僕はさっきのローターをサバトちゃんの股間に押し付けてぐりぐりと動かします。
「は、ひぃ・・・サバトはいけない子・・・んんっ、なんで、すぅ・・・ひっ!だ・・・から、もっとおしお・・・あっ・・・きをぉ・・・」
あえぎ声でもはやサバトちゃんの言葉は途切れ途切れ。いいかんじです。
ぜんぜん更新出来ないくせにこんな事言うのはどうかと思うが、
エ ロ パ ロ と は ま っ た く 関 係 な い
話なんで、専用のスレ行ってください。スレ違いどころか板違いですよ・・・。
あと、正直そこのコテだけはどうにかしてほしい。
>>110 むしゃくしゃしてやった。今は反省している
いや、暇だったんだよ。目障りだったなら申し訳ない
そしてSSはGJ
続きを待ってるよ
妹話の最中にも何個か板違いなレスがあったのに
「文句言うならお前がSS書いてネタ提供しろ」という訳の分からない理論でスレを乗っ取ってた奴が
本当に反省してるんでしょうか。
×板違いな
○板違い指摘
本人も他のスレに行くと言いながらちっとも行ってないしな。
>>113 煽っていると取られると困るが、ごもっともな話だね
悪かったと思ってる。今後は大人しくROMってるよ。ごめん
で、ドクロちゃんの妹の話マダー
雑談するぶんには構わないと思うが。進行遅いし。
だからって仮にも21禁(実質意味無し規制だけど)の板で僕は高校生ですよーなんて
全身でアピールしてるやつを過剰に持て囃すってのもどうだろうか?
もてはやす訳でもあるまい
ってかお前、今時小学生でもこの板をROMってるこの時代に何を(ry
まぁガキだとカミングアウトするのもいかがとも思うが、そこまで粘着して叩きたい理由が判らん。
ってかおまいら未成年相手にそんな狭いケツの穴でどうする。
だから雑談するなら、ドクロちゃんに関係あることでしてくれ。
じゃあネタふるぞ。
地方で視られないけど、アニメのドクロちゃんて実際どうよ?
DVD買うほど面白い?
脳髄を見たいならDVDを買うのもありだけどtvkでの放送でお腹いっぱい
119や120みたいなのがいる限り、板の年齢規制は形だけでも必要な存在であることが良く分かる件について。
>>121 アニメ板にでも行って聞いてこい。
アニメ板と妹板に誘導すれば済む事じゃまいか
そろそろ、ほかの道具も使ってみるか。
サバトちゃんの持ってきた道具を調べてみます。
バイブレーター。うん、僕のよりおっきいから却下。
ギャグボールもなんかいまさらだよなぁ・・・。
まあいいや、コレは保留。
ええと・・・これは?
ボンテージっていうやつかな。僕はいまフリフリな衣装のサバトちゃんがいいので却下・・・と。
ほかの道具はなんか傷そうだしなぁ。
スタンガンやら鞭やら浣腸やらがゴロゴロしています。
どれも趣味に合わない道具ばっかなので困っちゃいます。
と、いうよりホントにどこからこんなモノを持ってきたのでしょうか?
まさか、自分で使ってるんじゃあ・・・。
・・・それはそれでいいかもしれません。
思い立ったが吉日。僕はサバトちゃんの自由を奪っている鎖をはずしました。
サバトちゃんは怪訝な顔をして僕を見つめます。
「ご主人様ぁ・・・?」
そんな、うるんだ瞳で見つめないでッ!なんか悪いことしてるみたいです。
まぁ、いいや。
ついさっき思いついたばっかの指示を出します。
「サバトちゃん?今度は自分でするんだ。僕の目の前で。」
「へぇ・・・?」
サバトちゃんはいまひとつ理解していないようです。
「うん、今ここでオナニーするんだよ。わかるよね?」
しばらくぽかんとしていたサバトちゃんですが、だんだん顔が真っ赤になっていきます。
やっと僕の言ってることを理解したみたいです。
「えうぅ・・・でもぉ、サバトはぁ・・・」
「いいからやるんだ。ご主人様の好きなように、って言ったのはサバトちゃんじゃないか。」
サバトちゃんの言葉をさえぎって強要します。
サバトちゃんはちょっともじもじしたあとに、ゆっくりとスカートをたくしあげました。
「・・・もうちょっと桜くんにいじってもらいたかったですぅ・・・」
「ん?なんか言った?」
サバトちゃんがなにやらつぶやきましたが、僕はうまく聞き取れませんでした。
「あっ、いえぇ、なんでもないですぅ。」
そう言うと、サバトちゃんは自分の胸と股間をまさぐり始めました。
「あっ・・・はぁ、はぁ・・・っっ・・・うぁ・・・」
いい眺めです。
僕の生きてきた14年間の中でもこれだけの絶景に出会った記憶はありません。
「いやらしいなぁ、いつのそうやってシてるんだ。」
「えっ!?へぅぅ・・・そ・・・んな・・・ふぁ・・・こと・・・な・・・い、ですぅ・・・くぅっ!」
僕と話しているあいだにも、サバトちゃんの手の動きはだんだん早くなってきます。
「ダメだよ、まだパンツの中に手を入れちゃ・・・外からじっくりやるんだ。いいね?」
下着の上からの刺激じゃ物足りなくなったのか、パンツの中に手を入れようとしているサバトちゃんを僕は制止します。
サバトちゃんは一瞬、残念そうな顔をしましたが、もう手が止まらないらしくすぐに作業にもどりました。
「そう・・・じっくり。じっくりと・・・」
「へぁっ・・・はぁはぁ・・・んっ・・・んあぁ・・・ッ!」
サバトちゃんの指に力が入ります。そろそろ頃合かな。
「よく、耐えたね。パンツの中に手を入れてもいいよ。」
サバトちゃんは何も言わず、パンツの中に手を入れて自分のモノをかき回します。
「あぁっ・・・ん・・・んんっ・・・」
「ずっとそうしたかったんだ。淫乱だねぇ・・・」
何も言わないサバトちゃん。ただ、喘ぐのみです。
「んぁっ・・・はぁ・・・んっ・・・」
時々するくちゅりという水音が僕を興奮させます。
「ひはっ・・・ああぁっ・・・あっ!!」
サバトちゃんはビクン、と大きくはねてぐったりしてしまいました。
「ひとりでイッちゃったの?僕はぜんぜん満足してないよ。それに、シーツもこんなに汚しちゃって・・・」
「さ、サバトはいけないこなんですぅ・・・だから、だから・・・」
「こうしてほしいの?」
たまらなくなって僕はサバトちゃんに挿入。
「あぁっ!!ご、ご主人様のぉ、好き・・・な、よ・・・うにぃ・・・。」
「じゃあ遠慮なく。」
動かします。
「いっ・・・あぁっ、あっあっ!!」
ヤバイ、もうダメ、限界です。
サバトちゃんは名器です。締め付け具合も、絡みつくいぼいぼもたまりません。
まだちょっとしか往復してないのに、こみ上げてきました。
「ううぅっ!!」
ぼくはあわててサバトちゃんから引き抜きました。
開放された僕のモノから勢いよく精液が放出され、サバトちゃんにかかります。
「はぁ、はぁ・・・」
何たる失態。こんな早漏じゃサバトちゃんに笑われてしまうッ・・・!!
でも・・・
「あれ・・・?」
再び大きくなる僕のモノ。
「すごいですぅ。」
ホントに僕の秘められた力にびっくりです。
じゃあ、こんどは・・・
「咥えて。」
サバトちゃんの愛液と僕の精液でべたべたになっているソレをサバトちゃんの口もとに持っていきます。
「こ、コレを、ですかぁ?」
「そう、きれいにしなきゃいけないから、しっかり舐めてね。」
130 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 22:07:46 ID:5HZvQhax
GJ!
ダイドーの缶コーヒーに描いてあるおじさんが
親指立ててもおかしくないくらい
Good Job!!
展開の持っていき方が上手いなぁ…
欲を言えば挿入のときの描写がもう少しあれば良かったかも
でもGJ!
やるじゃないか!
やっぱサバトはいいな。GJ!!
そろそろドクロちゃんゲーム化じゃね?
格闘ゲームか?
平面宇宙SLG
ごせろだったりしてな、PS2の性能でごせろ、無駄なパワーだなw
138 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 09:29:09 ID:Jzt1qOVL
ワロタ
脱衣ごせろ希望w
勝てねwwwwwww
成田曰く「一色でも勝てない事はないぞ、コレ。」だそうだ。
負ける度に男は撲殺w
ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ〜♪で復活できるからいいんじゃないかな
145 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 09:42:08 ID:cSZBTJME
「うなー」が口癖の人
ああ、ドラゴンボールの作者ね
にゅるぽ
150 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 12:53:09 ID:bPLApG6x
にゃっ!
ちんぽ
今週あんまし書けなかったんですけど一応貼っときます。
サバトちゃんはおそるおそる起立した僕のものをつかみます。
ぬちゃりと粘着質の液体の音がして、その卑猥な音で僕はさらに興奮してきました。
ゆっくりとサバトちゃんは僕のを口元へもっていくとちろちろと舌先で舐めはじめました。
っく―――!!
少し舐められただけで体中に電撃が走るように快感がかけめぐり、次の射精感。
いくらなんでも早すぎです・・・。
えぇぃっ!我慢だ!!我慢するんだ、僕!!
・・・・・・あれ?
なんということでしょう。僕はこの短期間のうちに射精を我慢する術を手に入れたのです。
この調子ならまだ続けられそうです。
「ほら、そんな先っぽばっか舐めてたってだめだよ。ちゃんと咥えこまなきゃ。」
「えぇ!?ひゃっ!!むぐっ!」
僕はサバトちゃんの角をつかんで、サバトちゃんの顔を僕の股間に押し付け、股間のモノをサバトちゃんの口にねじ込みました。
うう・・・口の中は膣の中と違った快感がありました。舌が絡み付いてきてなんというか、その・・・。
「んむ・・・むぅ・・・んん・・・」
サバトちゃんも最初は苦しそうにしていたものの、なれてきたのか、今は恍惚とした表情で舐めまわしています。
「そう、いいこだ・・・」
僕は何の気なしに、つかんでいたサバトちゃんの角をさすりました。
「んむっ!?」
サバトちゃんが驚いたようにぴくんと動きます。
おや?どうしたんでしょう。
今度はもっといやらしくサバトちゃんの角を撫でまわしてみました。
「んんっ!!ひあっ!?ツノはぁ・・・ツノだけはダメなんですぅ・・・あぁっ!!」
僕の手がツノをさする動きに合わせてサバトちゃんが悶えます。
ふぅん、これはおもしろい。
「こんなところにあったんだ・・・性感帯。」
ベリーグッド!
GJ!
やっぱサバトちゃんはいいな
僕はサバトちゃんのツノを執拗にいじくりまわしました。
「ひゃあぁぁぁん!!や、やめて下さいですぅ!!!さ、サバトはおかしくなっちゃいますぅ。」
「いいよ。乱れたサバトちゃんを見てみたいし。」
またまたサバトちゃんは真っ赤になります。
「そんなのぉ、恥ずかしいですよぅ・・・。」
「僕がいいって言ってるんだからいいんだよ。恥ずかしくなんてないよ、僕しかいないんだし。」
「・・・だからだめなんですよぅ・・・」
「?言ってる意味がわからないよ。まぁ嫌がってもやるんだけど。オシオキだし。」
そうして、またツノを撫で回します。
サバトちゃんはびくびくがくがくしていて、もう声も出ないみたいです。
・・・触っただけでこんなになるならほかの事をしたらたらどうなるんでしょうか?
気になった僕は、とりあえずツノを口に含んで嘗め回してみました。
「っひぃ・・・!!」
サバトちゃんがひときわ大きく反応します。
あんまり舐めててもいい気持ちのするものじゃないんですね。ツノって。
なんだかざらざらとしていて舌触りもイマイチですし、味も皆無です。
ソレでも僕はツノを舐めます。だって、サバトちゃんをもっと悶えさせたいから。
今度は根元からゆっくりと舌を這わせます。
「ひぁ・・・あ、あ、あ、あああぁぁぁぁ・・・」
まだイかないのか・・・反応のわりにはしぶといな。
僕はローターを取り出してツノにそっとあててみます。
「あぁぁっ・・・!!いやぁぁぁぁん、や、やめ・・・あぁっ」
「やめてほしいの?ほんとうにいいの?」
僕はローターをはなして聞いてみます。・・・答えはわかってるんですけどね。
サバトちゃんは切なそうな顔をして、
「ご主人様はいじわるですぅ・・・」
思ったとおり、サバトちゃんはもうやめられないみたいです。
「じゃあ、いいんだね?」
サバトちゃんは頷いた後、顔をそらせました。
「僕の目を見て、「お願いします。ご主人様。」でしょ?そろそろドクロちゃんが帰ってきそうだし、もうやめてもいいんだよ?」
「うぅぅ・・・」
サバトちゃんはゆっくりこっちを見て顔を真っ赤にしながら言いました。
「・・・お願いしますですぅ・・・ご主人さまぁ・・・」
「よく言えたね。サバトちゃん。」
僕は再びローターをツノにあてます。
「あぁっ!!」
サバトちゃんがまたびくびくとなります。
ゆっくりとローターを移動させます。根元にもっていってまた先端へ。反対側も同じように。
「あ、あ、あ、はぁあぁぁぁぁあああ・・・んあっ!?」
む、このへんが特に感じるみたい。
ツノの中腹辺りの何の変哲のないところで、サバトちゃんは激しく悶えます。
「あ、い、イイ、イっちゃうですぅ!!」
サバトちゃんがびくんとはねると、何かが僕にかかります。
びゅるるっとサバトちゃんが潮をふいたのです。
「あうぅ・・・。」
サバトちゃんは何が起こったのかよくわかってないのか、ぐったりとしています。
ツノってすごいんですね。
「サバトちゃん、まだ僕は満足してないんだ。わかるよね?」
サバトちゃんはうなずきますが、目がうつろです。本当にわかっているのでしょうか?
「サバトちゃんは主人の僕より先にイっちゃった悪い子なんだ。これもわかる?」
「はいぃ・・・サバトは悪い子ですぅ・・・」
なんだかイマイチわかってるようには見えません。
「だからさ、僕を満足させてほしいんだ。いいよね?」
「はいぃ・・・」
僕はなんだか不安になってきました・・・。
160 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 16:29:11 ID:MBShEXh/
GJ!
グッジョブですぅ…
すんばらしいです。
にゅるぽ
にゃっ
5巻ネタか>角が性感帯
166 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 18:13:59 ID:xGGS3+Ij
凸凸__ ∧_∧
鹵鹵 %(´∀`)
._∧∧_∧∧_)
旦( )( )旦
─/ |-( 〜)─
~( ノ ━┳━)
.━┳━ ┃
 ̄~┻~ ̄ ̄┻ ̄ ̄
「しょうがないな、まったく・・・。」
僕は相変わらずぐったりしているサバトちゃんの足をひらきました。
サバトちゃんの秘部は愛液でべたべたで、僕の股間でそり立つもう一人の僕を手招きしているようにヒクヒクしています。
「イッちゃった後なのにまだ足りないみたいだね。ココは。」
軽くクリトリスをつまみます。
「ひゃっ!?」
サバトちゃんがぴくりと反応します。
「挿れてもいいよね。僕も満足したいんだ。」
「はいですぅ・・・サバトはオシオキが必要なんですぅ・・・」
「そう、僕の好きなようにさせてもらうよ。」
再び僕のモノはサバトちゃんに呑みこまれて行きます。
ふあぁぁぁぁぁぁ・・・。
や、やっぱりたまりません。こんな心地のよいことは他にあるのでしょうか。
「?ご主人さまぁ?」
い、イカン。余韻に浸っている場合じゃなかった。
なるべくオシオキっぽく激しくしなくちゃいけません。
あんまりサバトちゃんに不審がられる行動は慎まないと。
「あっ、はうぁっ、もっと・・・激し・・・く、オシ、オキを・・・」
「コレでも足りないんだ。じゃあこれでどう?」
もっと激しく動かします。
「あぁっ、イイ、いいですぅ!!もっと、もっとサバトをオシオキしてくださいですぅ!!」
サバトちゃんがよがってたらオシオキにならないよ・・・
まぁ、いいか。気持ちいいですし。
「あぁっ!!ご主人さまぁ!もっと、もっと、突いてくださいですぅ!サバトをもっとおしおきしてくださいいぃ!!!」
おぉ、やっと冒頭の部分にもどってきましたよ。
とにかくまぁ、そんなわけです。
今の僕はサバトちゃんにオシオキ(?)を行っているのです。
「うっ、くぅっ。」
そうこうしているうちに、僕はそろそろ限界みたいです。
やはり激しくしすぎたのでしょうか。
・・・否。サバトちゃんはそうでもないみたいです。
「もっと、もっとですぅ!!ああぁっ、さ、サバトはさばとはぁぁぁぁぁぁ!!!」
いっこうにイく気配が見られないサバトちゃん。まだ激しくしろと・・・?
ううぅ・・・もう限界です。これ以上がんばったら膣内にでちゃう。
あれ?でも天使と子供って作れるんでしょうか?
なんていう一瞬の気の緩みが・・・
「うぅっ!!」
抜く間もなく出しちゃうという失態を招きました。
びゅくびゅくとサバトちゃんの中に流れ出る僕の精液。
「あ、あ、ああぁ・・・」
「大丈夫ですよぅ。多分。」
多分ですか・・・
後始末が大変だったわけですよ。実際。
サバトちゃんが吹き飛ばしたナベなんかよりよっぽど。
まずは、サバトちゃんが持ってきた道具の数々。
ほとんど使わなかったわけですが、後で確認してみるととんでもない量だったんです。
なぜかサバトちゃんもどこから持ってきたのか記憶にないようで、仕方なくこっそり廃棄(いくつか隠し持ってますが・・・)
あと、帰ってきたドクロちゃんに部屋が匂うとなんくせをつけられて三回ほど撲殺されました。
サバトちゃんはサバトちゃんで急によそよそしくなって、ザクロちゃんに変な誤解をされかけたりと・・・。
いい思いをしただけ後は大変なんです。
なのに、僕は・・・
「ああぁっ!サバトを、めちゃくちゃにしてくださいですぅっ!!」
また、やっちゃってるんです・・・。
さて、今日はどうやって誤魔化そう・・・。
これは、据え膳は必ずいただいちゃう普通の中学二年生男子と、ちょっとおかしな天使たちが繰り広げる血と涙と木工ボンドの物語。
〜fin〜
終わった・・・ついに・・・長かった・・・。
感想お待ちしております。
171 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 09:41:17 ID:wgfZdE3c
GJ
なんか淡々とした桜くんだw
うわぁ・・・
>>174 誰の頭が悪いの?桜くん?サバトちゃん?それとも…
まあとりあえずGJ
ははは!GJじゃないか!
ちんぽ
179 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 11:51:32 ID:DBICigaI
おおおおおおおおおおおおおおおお
萌えたぁぁぁ
GJ!!!!
この話、実は続きっていうかもうひとつのエンディングみたいなのがあるんですけど、みますか?
こっちの方がドクロちゃんっぽい終り方なんですけど、イマイチなのでやめといたものです。
でも、折角書いたので需要があれば…
もう書き終わってるなら、今のうちに投下した方が……。
182 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 02:21:00 ID:uNNuLrgp
見たい・・・
うぉぉぉぉぉ!!!!!!!!
マジでGJ!!!
184 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 09:49:08 ID:gk3DcdOw
最高
マヂで
185 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 17:47:55 ID:z9LsOUEY
>>180 需要なんてあるに決まってるジャマイカ!!
新作投下待ちage
「うふふふふ、あはははは」
今の僕はノリノリです。
そうです!サバトちゃんがまたオシオキを求めてきたのです。
さて、今日は何で責めようかな…
すっかりサバトちゃんのオシオキグッズ入れになってしまったタンスの一番下の段をあさります。
よし、これにしよう。
僕が手にしたのはロープ。どう使うかは今は秘密です。
ちょうどロープをセットし終わったあたりでノックの音がしました。
「入っていいよ。今日はね、このロープをまたいでっっッッ!!!??」
アガァ!!思わず舌を噛んでしまいました。だって、入ってきたのはザクロちゃんなんですもの!
「桜さん…これは…それに、またぐ、とは?」
ザクロちゃんは僕の部屋に張り巡らされた結び目だらけのロープを見回しています。
「いや、だから、これはっ…」
どうしましょう、言い訳が思い付きません。ピンチです。
すると、ザクロちゃんは、
「これでよろしいのですか?」
い、イヤーっ!またいじゃダメー!!僕の言った通りにロープにまたがるザクロちゃん。
当然のようにアソコに食い込む高さにロープはセットしてあるのです。
「それで、私はどうすればいいのでしょう?」
ね、ザクロちゃん。少しは疑うってことを知ろうよ。
危険なので早々にお帰りしてもらおうと思います。九歳ちゃんにはまだ刺激が強すぎですから。
「そのまま、綱渡りするの、前に進むんだ。」
な、何を言ってるんだ僕は!しかし、時すでに遅し、
「こう、でしょうか?」
ゆっくり前進するザクロちゃん。
ああぁぁぁぁぁ…ろ、ロープがザクロちゃんのアソコに擦れてるよ…
「あ…んっ…」
ザクロちゃんの顔がだんだん紅潮していって、結び目の上を通るたびに身悶えます。
しばらくのあいだ、僕はザクロちゃんから目が離せませんでした。
だって、こんな、色っぽい、ザクロちゃん、初め て、見
るし。
あれ?おかしいな、
いし
きが、と お の い て…
気が付いたら、僕の胸から鋼鉄バットがはえていました。
「ぐふっ、がはぁ…!」
「桜くん?これは何?」
「いや、ドクロちゃん。これは違うんだ。え?何?二撃目いっちゃうの?そんなことしたら僕は跡形もなく―――」
ぴぴるぴるぴるぴぴるぴー
言っておいて書くのが遅くなってすいませんでした。
とりあえず、以上です。
191 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 18:31:24 ID:SrcCFfoo
(・∀・)イイ!
乙です
ロープが、ロープがぁ! GJ
保守
194 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 09:49:53 ID:qhmGl90V
今週、5.6話放送か・・・楽しみだ。(;´Д`)
195 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 22:49:58 ID:ah7BviZM
なんもこないんかな〜
ま、マターリしてるか
196 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 00:40:02 ID:6S2QUeUs
新作期待age
このスレのサバトちゃんは毎日桜君に犯されてるんだな
198 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 09:30:32 ID:bzAHcqve
毎日・・・・・ ;´Д`)ハァハァ
199 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 13:37:04 ID:dbxUQ3Uc
書く人いなくなったな・・・・
南さん、サバトちゃん、と書いてちょっと疲れたよ。
新作の書くとしたらどんなシチュがいい?
弓島さん…はキャラ読めないしなあ。
暴走エッケルザクスに襲われる三塚井姉妹
それを助けに来て巻き込まれる桜
敏感になったザクロちゃん
びんかんザクロちゃん?
「あ、あの・・・桜さん?」
その事件は何の前触れもなく突然やってきました。
「ん?どうしたの?ザクロちゃん。」
「ちょっっ・・・あっ・・・手を貸してもらいたいのですが・・・」
なんだか様子のおかしいザクロちゃん。
「あっっ・・・やっぱりっ!・・・いいで・・・ああぁっっ!!」
がくがくと崩れ落ちるザクロちゃん。
「だ、大丈夫!?」
僕はあわてて駆け寄ります。
「あ、あぁぁっ・・・さ・・・わら・・・ひぅっ!!ないでくだ、さ・・・い・・・」
なぜでしょうか、僕はザクロちゃんのこの症状にすごく覚えがあるのですが・・・
「・・・もしかして、ザクロちゃん・・・?」
「はい・・・んあっ・・・さ、くら・・・さんのおも、ってい・・・あんっっ!!いるとおり・・・か、と・・・」
僕の想像通りってことはつまり、ものすごく"びんかん"になっちゃったってことですか?
これは、多分自分はもう普通じゃないんだろうと自覚してきた中学生の僕と、
まだ一人でお風呂に入ることの出来ない幼い天使の繰り広げる低刺激(?)な物語。
さて、どうしたものでしょう。こういうときはザンスさんに来てもらってさっさと治してもらうべきなのでしょうけど、こういうときに限って連絡がつきません。
ホンッと役に立たないな。あの変態天使。
「あのっ・・・桜・・・さん?」
「ごめん、ザクロちゃん。ザンスさんと連絡つかなっかったよ・・・」
とりあえずザクロちゃんには横になってもらいました。
僕もアレは体験済みなのですが、たまったものじゃありません。服が肌に擦れるだけでびくびくがくがく、立っていられなるのです。
だから、極力運動量の少なくてすむ姿勢でいてもらうことにしたのです。
「すみませっ・・・ん、桜さ・・・んぐら・・・いしかそうだ、んっ・・・出来る人が、はぁ、はぁ・・・いなくてっ・・・」
そうですよね。さすがに『体中がびんかんになった』なんて相談しにくいですよね。
僕が経験者でよかったとはじめて思えました。
「謝らなくても平気だよ。とりあえずザンスさんと連絡取れるまでがんばって。残念だけど今の僕は無力だ・・・」
「そんなことっ・・・ありま・・・せ、んん・・・桜さ、あっ・・・んは、よく、うんっ、やってくれ・・・て、ま・・・す。」
いまさら気づいたのですが、今のザクロちゃんすごく色っぽいです。
上気した頬、身悶える時の表情や仕草、そして声。普段見られないザクロちゃんです。
「さ・・・くら・・・さ、ん・・・?そんなにっ・・・見つめられ、んっ・・・ると、なんだか、よけいに・・・ひっ・・・びくびくしてし・・・まうのです、が・・・」
「あっ、ご、ごめん!!」
なぜか一瞬でに真っ赤になる僕の顔。
「な、なにか飲み物をとってくるね。疲れたでしょ?」
なんだか、これ以上ここにいるとおかしくなりそうだったので、あわてて立ち上がります。
・・・と、ついた手に不思議な感触。
「・・・ふに?って・・・」
僕の手が触れてたのはザクロちゃんの胸のふくらみ。
「ああぁあぁぁぁぁぁぁぁあ嗚呼ぁあぁぁああぁぁぁぁぁぁ!!!?????」
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
しゅぱーん、とザクロちゃんから放たれたオレンジ色の濡れタオル。
魔法のアイテム『殺人濡れタオル エッケルザクス』です。ザクロちゃんが放った濡れタオルは的確に僕をとらえ、僕は一気に宙吊りに・・・なってない。
「・・・あれ?」
なんだか様子が変です。
「あ、あぁぁ・・・あ・・・」
「ざ、ザクロちゃん?」
「こ、こっち・・・にっ・・・こないっ、で、くだ・・・さ、い・・・」
「ど、どういうこと?」
ザクロちゃんは必死に何かに耐えているようでした。
「エッケ、ルザクス・・・が、言うこ・・・と、をきかなっ、あっ・・・いんです。」
「な・・・!!」
「たぶ・・・んっ!この、からだのっ・・・せい・・・です、んうっ!・・・精神が、エッケルザ・・・クスを操ること・・・に、までまわ・・・ら、な・・・」
え、それってすごく大変なコトなんじゃあ・・・?
「だか・・・ら、はなれ・・・て下さい・・・。き、ひぃっ!?危険、です、から」
うぞうぞと卑猥に蠢くエッケルザクス。たしかに危険そうです。でも、こんな状態のザクロちゃんをほったらかしにしておいていいのでしょうか。
「ああぁっ!もう、なんでどうでもいいときだけ現れて肝心なときに連絡すら取れないんだよ。あの変態天使は!!」
ここにはいないザンスさんにやつあたり。役に立たないのは僕も一緒ですから人のことは言えません。でも、でも・・・!!
「あぁっ、いやっ・・・!!」
え・・・?
エッケルザクスが主であるはずのザクロちゃんに襲い掛かり、びんかんになってしまったザクロちゃんの体を這い回ります。
「いっ・・・ひぁっ・・・やめっ、やめぇ・・・!!」
ザクロちゃんは必死に抵抗しますが、思うように体に力が入らないようです。
「んぁっ、ふく・・・服の中は、あっ・・・らめぇ・・・!!」
エッケルザクスは何か奇妙な触手のようにザクロちゃんの体を嘗め回し、服の中にまで進入しようとしています。
助けなきゃ。でも、どうやって?
そうこうしているあいだもその濡れタオルは主の体をどんどん犯していきます。
「ひっ、ひやぁ・・・!!そこ・・・は・・・」
すると、意思のないはずの濡れタオルは見事な連携でザクロちゃんを剥いていきます。
「いやっ・・・桜さっ・・・見ないでく、くださ・・・んんっ!?」
ザクロちゃんから服を剥ぎ取った濡れタオルはザクロちゃんの口をふさぎ、あの・・・その、下着に覆われた一番敏感であろう部分を愛撫します。
「んんーっ!!んっ、んんっ!!」
びくびくと跳ねまわるザクロちゃん。
その美しい肌はうっすら汗ばんでいて、形のいい乳房の先端にある乳首は充血してピンとたっていて・・・
僕は、ザクロちゃんを助けなきゃいけないのに、男性的興奮のせいかその光景から目を離せなくなっていました。
「助けなきゃ、ザクロちゃんを・・・」
自分に言い聞かせるようにして僕は一歩前に出ます。
しかし、まだこの光景を見ていたいのかそれ以上歩は進まず、僕はその光景に見とれてしまっています。
「んんっ!?んー、んっんっんっ!」
ザクロちゃんは半泣きで、僕に向かって首をふるふるふってきます。見ないで欲しいという意思表示でしょう。
でも、もう僕は、首も、視線も、手も、足も、動かない・・・。情けないことに僕の意思は、欲望に勝てなかったようです。
普段なら僕を助けてくれるはずの僕妖精たちもすべてデビル化。誰も助けてくれる人がいないのです。
「んんっ、んんっ、んんんーっ!!!??」
ザクロちゃんの下着はびっしょり濡れていて、はりついた布からはその中に隠された肉の丘が透けて見えます。
それが、タオルに含まれていた水分でないのはもはや明らかです。
ザクロちゃんの股間から滴る液体は、さっきまでザクロちゃんが横になったいた布団を汚します。
その様子を見ていたら、なんだか僕の足元まで湿っぽくなってきた気が・・・
ってあれ?なんで僕の足にまでエッケルザクスは巻きついているの?
僕が、その足元にある濡れタオルに気づいたときにはもう手遅れでした。
そのままエッケルザクスは僕にまで巻きついて・・・
「ああぁっ!そんな大胆な!いやっ!僕はこんな事望んじゃいない!望んじゃいないのに勝手に体が・・・いやあああああぁあぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁアァァァァァァァァ・・・!!!」
僕の意識があったのははそこまででした。
だって、突然乱入してきたドクロちゃんが顔を真っ赤にして僕を手にした魔法のバットでただの肉片に変えてしまったのですから。
「あぁっ!桜くんがただのたんぱく質のかたまりにっっ!!」
ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ〜
「ひどいやドクロちゃん!入ってくるなり僕をバラバラにしてっ!!」
「だって桜くんがザクロちゃんに変なことを・・・」
「してない!断じてしてない!エッケルザクスが急に暴れだして・・・僕も襲われたんだよ?僕だって被害者です!」
いつもと大して変わらないやりとり。
しかし、ドクロちゃんの様子はいつものそれとは全然違いました。
「・・・あの、ドクロ・・・ちゃん?」
なぜか、背中が盛り上がって見えるほどの闘気を放って見えるのは僕の見間違いでしょうか?
「桜くん。どこで、エッケルザクスが暴れてたの?」
「え?今だってあっちで・・・ってえぇっ!?」
さっきまで暴れていたはずのエッケルザクスはきれいさっぱりなくなっています。あとに残ったのは半裸で失神しているザクロちゃん。
これは・・・
ま る で 僕 が 襲 っ た み た い じ ゃ な い か ! ! !
「ねエ、おシえてヨ?どうしタらザクロちゃんハああナるの?」
「あ、あはは・・・なんだか変だよドクロちゃん?話せばわかる!話せばわかるからっ!!だからお願い、その物騒なバットをしまってよ!!
ねえ、聞いてる?だから僕はむじ・・・」
ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ〜
書きました。ザクロちゃんモノ。
ただ、僕には無理です。ザクロちゃんにハメる描写を書くなんて・・・
というわけで、不完全燃焼だった方、申し訳ないです。
かなり無理やりなところもありましたが、出来れば感想お願いします。
GJ!
215 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 10:38:09 ID:fku5QzwC
素晴しい!
216 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 11:01:20 ID:Aw1UYKHZ
GJ!!!!!!!
ザクロちゃんはエロ担当
ちぃ おぼえた!
218 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 20:54:25 ID:EcyFlfau
GJ!!
寸止めかよ…
220 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 19:14:30 ID:Yww6Ctws
お…おまえだって!
おまえだって童貞だろうに!!
__,. -─-- 、_
, - ' _,´ --──‐- )
,イ´__-___,. -‐ '__,. - '´
`ー----, - ' ´ ̄ `` 、__
__,ィ ヽ. `ヽ.
, '⌒Y / 、ヽ ヽ ヽ.
/ / i /l/|_ハ li l i li ハ
. // 〃 /l i|j_,.//‐'/ lTト l、l j N i |
{イ l / l li //___ リ_lノ lル' lハ. ソ ___◎_r‐ロユ
i| /レ/l l l v'´ ̄ , ´ ̄`イ !| ll,ハ └─‐┐ナ┐┌┘ _ ヘ____
ハ| ll∧ハヽ ト、 '''' r==┐ '''' /l jハ| ll ll /./┌┘└┬┘└┼────┘ロコ┌i
〃 ‖ レ'¨´ヽiへ. _ 、__,ノ ,.イ/|/ ノ ll l| </  ̄L.l ̄ ̄L.lL.! ┌┘|
ll ll { ⌒ヽ_/ } ー‐<.__ ′ l| ‖
‖ ‖ ヽ, /、 〈 |:::::::| `ヽ ‖
‖ {. ハ ヽ Y`‐┴、::::v l ‖
‖ |iヽ{ ヽ_ゾノ‐一’::::ヽ. | ‖
‖ |i:::::`¨´-- :::......:...:.:.::.}| ‖
‖ |i::::::ヽ._:::_:::::::::::::::::::_ノ | ‖
‖ |i::::::::::::i___:::::::::::/ |
jj::::::::r┴-- `ー‐ '⌒ |
〃:::::::マ二 _,ノ
//::::::::::::i ー 一 '´ ̄::.
,','::::::::::::::i::::::::::::::::::::::i::::::ヽ
どどどど童貞ちゃうわ!
お、俺はちゃんと、もうけ、経験済みだ。ほんとだぞ!
☠ฺ ちゃん保守
226 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 09:32:56 ID:bkeV4fCm
(;´Д`)ハァハァ
227 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 16:11:13 ID:8l9XNr6C
age
228 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 10:18:53 ID:MgRsc8yF
ぴぴるぴるぴる ぴぴるぴ〜♪.
,. -' ´ ̄ ̄ `¨ ¬ー- .._
{ ,. -' ´ ̄ ̄ ` ¨ ー- .._ ``ヽ、_
ヽ ヽ ``ヽ 、 ヽ、_
\ ヽ、 `ヽ、_ \
`ヽ 、 ー 、. -──- 、_ \. ヽ、
, '´ ` 、 ) } ,
___,/ \二 - '′ ハ
, '´ / / / / i >─-ム__/ ',
/ / / /l ,ハ. ト、 i ! { \  ̄`ヽ.
/_/ / l / l ! l l_,.⊥L.._ l l i! ヽ、_ |
/イ/ ,ll l ,ィT厂lト ,ィ' l _ヽト トi`ト ! |ト. い. >ー- 、__
/ ,イム l l lL=、! ヽ! ,ィテ=l、 l li |l iヽ ヽ い _弋ニ=-
{ / /廴 V l〈 トッ:l トッ::l 〉 j jヽ ll ハ l i ト┬‐'´ ヾ.、
r‐、 ,.イ / /,1 \lへ 辷j 辷ソj / リ ノハヽj ハ l lノ ,└ 、 l i
ヽ `< _V´ {i | ilヘl '''' '__, ''' // /イ/ ハVノ }ハ / { \ l }
>、 ヽ! \ l! |i l lヽ、 ヽ_,ノ ,// / ,/l l/l 「¨’´ Vl `f¬- .ヽ jリ
//-ゝ ヽ、. ヽ. ,イl l |ヽ,ハ l>r-r‐_'´// /{/_从ハい lj | `〃
// j_ _ `ヽ } }V lトl L-==rこ7 /V「ィ/7 /'´ ̄`ヽ-‐ト ヽ. r¬ー- ._/_
. // 〈 ヽ ) / } い |_,/ _/.>クィ´ /l / / マ_ ヽヽ /i ヽr=-‐ァ'´
. // { ー- ,) '´ l /ハ.l_> _//ハヽ. //li , ' ├、. ヽヽ‐'′! i| /
// liヽ‐ァ'´ l |_l レ'_/∠///ヽ_,/ j |_ノ ヽヽノ |_〃
! l ,ル'´ l / ,ゝ'' 〃 // / ,1 ヽ. | ヽヽ. レソ
コミック版が出てたじゃん、あれで一筆たのむ
あんなんドクロちゃんとは認めねーよ
やっぱとりしもだよとりしも
232 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 21:41:53 ID:yL6xlM7Z
漫画ver撲殺天使テラツマンナス
そしてぬるぽ
ガガガッ!ガガガ!ガオガイガー!!!!!
漫画読んでないけど、ダメなん?
最近はマシになってきてるが絵がぐにゃぐにゃしてると言うか何と言うか、な上
(ただし単行本や雑誌表紙などのカラーイラストなどは見れる出来。)
本編の桜君の長文突込みなどをマンマ長台詞で表現するのでテンポがあまりよくないような。
236 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 17:44:08 ID:spD+K3TQ
ファイナルフュージョン承認だ〜今(ry
漫画は買って後悔した。買う前に古本屋で立ち読むことをお薦め汁
自分が容認しすぎるだけかもしれないが
それなりに読めた
カラーイラストとのギャップにはちょっと驚いたが
239 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 22:43:13 ID:ZHsZjPrD
>238
ゲム、ギル、ガン、ゴオ、グフォ、はぁぁぁぁぁ
そして桜くんのコアを抜き取る。ゾンダー化したコアを直す呪文はもちろん
ぴぴる(ry
地球の希望守るため今こそ立ち上がるスレはここですか?
むしろ宇宙の平和を守るため今こそ発信するスレ
何を発信するかって?電波に決まってんだろw
ルルティエが発動されますた
244 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 00:25:58 ID:UdhB8APP
Σ(;´Д`)
ルルティエ発動確認
総員第一戦闘配備
(`・ω・´)
三塚井少尉はエールを装備します。桜ストライカー発進どうぞ。
って、バカーヾ(゚д゚)ノ゛
ごるでぃおんはんま〜
246 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 21:32:33 ID:IU+bJ3QI
たまには上げ
247 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 09:35:20 ID:+9Eb2aUL
あ〜げ!あ〜げ!
ageたところで書いてくれる人が増えるわけでもないだろうに・・・
今一人しかいないでしょ、書いてくれる人。
その人も最近行方不明だし。新刊が出ればもうちょっと増えるのかなぁ・・・
249 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 16:08:37 ID:dw4JTO3a
251 :
リディアル:2005/08/20(土) 03:04:49 ID:6RH3rb4X
チャHしたいチャHしたいチャHしたいチャHしたいチャHしたいチャHしたいチャHしたい
252 :
名無し@じょー:2005/08/21(日) 01:24:22 ID:BYXrUZzU
放課後。僕はできるだけコッソリと教室を出ます。
ゆっくり……あせらぐばらっ!?
「ボクを置いて、一人で帰ろうとするなんてひどいよっ!桜くん!」
ちょうど僕の体の心臓のあたりに突き刺さったエスカリボルグを、いじけたようにグリグリしながらドクロちゃんは問いつめます。
「ぎゃ〜〜〜〜〜!お、お願いだから!ドクロちゃんお願いだから抜いてぇ〜〜〜!」
エスカリボルグがだんだん下にさがってきて、僕の体はこのままでは秘孔を突かれたがごとく真っ二つです!
「…もう、一人で帰ったりしない?」
クリクリのロリータボイスで、上目遣いに聞いてくるドクロちゃん。
「わかった、わかったから早く抜いて〜!」
ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ〜♪
はぁ……
ブルーです。今、僕はすごくブルーです。
今日は、できればドクロちゃんと一緒に帰ることなく家に早く帰りたかった……
今日は、両親が共に家にいません。
母は町内のカラオケ大会で夜中まで帰ってきませんし、父は接待で遅くなるそうです。
つまり!!
今日、家にいるのは僕一人なのです!!(ドクロちゃん除く)
何故こんなにも力説するかというと……
日頃、溜まりに溜まった若い欲望を発散できるチャンスだからです!!
あいにく、僕の部屋にはテレビが設置されていません。
なので、僕の広辞苑の中のコレクション(ドクロちゃんに見つかったので隠し場所は移動済み)を見るためには、必然的に、居間に降りる必要があります。
しかし、あのお気楽アホ天使がいたのではナニもできません!
なので、一人で先にコッソリ帰ろうとしたら先ほどの撲殺……
しかし!今日の僕はひと味違います!
もう次の手は打ってあるのです!
「ねえ、ドクロちゃん?」
学校からの帰り道、何気なくドクロちゃんに話しかけます。
「うん?なーにー、桜くん?」
案の定、なんの疑いもなく反応してきたドクロちゃん。
「今日ね、前にパーティーを開いた喫茶店で【第一回世界マヨネーズ選手権大会】が開かれるらしいよ。」
「本当!?桜くん!」
ドクロちゃんの目が輝きます。
「僕は一人で先に帰るから、ドクロちゃんは大会に行ってきなよ。」
「うん!ありがとう、桜くん!」
会話が終わると、ドクロちゃんは猛スピードで喫茶店へと、走っていきました。
やった……僕は、あのドクロちゃんに勝ったんだ……
家に着き、素早い身のこなしで二階へ上がると、広辞苑からコレクションを探り出します。(この間10.27秒)
もう気分はウキウキ。家には誰もいません。そう!この家は今、僕の支配下に置かれているのです!
今の僕なら時だって止めてみれそうです!!
居間へ着き、早速ビデオをセットします。
ああ、手が震えます。落ち着くんだ!僕の手!
うぃ〜〜〜ん
がっしょん
再生ボタンを押します。
始まりました。
僕はもう、すでに下半身にはなにもつけていない状態でスタンバイOKです。
もちろん、イヤホンなどはつけません。なにせ今、家には誰もいませんから!そう!誰もいないのです!
「あ〜〜!桜くんが耳から緑色の液体を出しながら、うへうへしてるぅー!」
……今、何か聞こえませんでしたか?
「もぉ!桜くんの嘘つき!マヨネーズ選手権大会なんか、やってなかっ……」
ドクロちゃんの目が、僕の下半身とテレビの間を2.3回往復します。
「あ、あ、ドクロちゃん?これは違うんd…」
ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ〜♪
「もう!桜くん。びっくりしちゃたじゃない!」
魔法の擬音で僕を戻した後に、頬を赤らめながらドクロちゃんは言います。
「……はい。」
もう、僕は穴があったらさらに深く掘って入り、上に石で重しをしたいくらいです。
「いくら一人になれたからって、そこまではしゃいじゃだめでしょ。」
万年はしゃぎまくりのドクロちゃんに言われたくありません……
「……着替えるから部屋でといてよ……」
まだ僕は、下半身になにもはいていない状態なので、ドクロちゃんには部屋から出てもらうようにお願いします。
もうちょっとで、今まで溜まっていた欲望を発散できていたのに…
気分は先ほどよりブルーです。
ペロペロペロ…
そう、ドクロちゃんが僕の息子をナメナメしてくれたとしても気分はかわ……
ええ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!?
な、なんでドクロちゃんが僕の息子を舐めているんてすか?
「うふっ。桜くんの大きいね♪」
と、言って裏筋の部分を、つーっと舐めあげます。
き、気持ちよすぎる!
「……っ!じゃなくて!なんでドクロちゃんが僕のを舐めているの?」
「えへへ〜。」
ちゅっ。と、先っぽにキスをしながら答えます。
「桜くん、溜まってたでしょ?だからボクが手伝ってあげる。」
「い、いらないよ!ドクロちゃ…うぁぁ!」
ドクロちゃんが僕のを口の中に入れます。口の中で、舌がカリの部分を丁寧に舐め回します。
「ひぃもひぃいい?しゃくりゃくん?」
上目遣いに僕に聞いてくるドクロちゃん。
「ど、ドクロちゃん…っ!あっ、くっ、き、気持ちいいよ…」
もう、理性が吹き飛びかけています。
僕の頭の中では、すでに僕妖精達がラッパを高らかと鳴らして今の状態を祝っています。
「うむ…ちゅ…ちゅく…ふっ…」
ドクロちゃんが頭を振って、僕のを口でシゴき出しました。
こ、これはやばいです!!
「ど、ドクロちゃん!も、もうでちゃうよ…!」
決して、僕が早漏なわけじゃないです。全部この天使の舌使いのせいです!
「ちゅく…ふっ…さくらくん…出していいよ…?」
さらにスピードを上げるドクロちゃん。
もう限界です!!
「あっ!あっ、でる!でるよドクロちゃん!」
「…うぅん!?」
どくん、どくん、どくん。
僕の分身達がドクロちゃんの口の中を駆け回ります。
こくっ、こくっ、こくっ。
ドクロちゃんはそのすべてを飲み干そうとしますが、何せ、今まで溜まっていた分の精子です。収まりきらずに、口の端から垂れてしまいます。
「……ぷはぁ!…桜くん…いっぱい出たね。」
口の端から白いものを垂らしながら微笑むドクロちゃん。
僕は、一滴残らずだしてしまったのかクタクタです。
「どうして、ドクロちゃんはあんなことをしたの?」
後始末を終えた後、僕はドクロちゃんに質問します。
「え〜。それはね〜。」
えへへっ、と照れるドクロちゃん。
「ボクは、桜くんのことが大っ好きだからだよ♪」
〜fin〜
ageてしまった……orz
スマソ。
ドクロちゃん過疎憂いうp。
GJ!!
いや、よかった。作家さんがあらわれて・・・
よし。次いくぞ次。
日曜日の朝。僕は公園へ向かいます。
サバトちゃんに、お弁当を差し入れしに行くためです。
あのルルティエからの刺客であるはずの、有角天使はいつもひもじい思いをしています。
か弱い女の子が、公園のダンボールハウスで寝泊まりしているのです。
そこで、僕は毎日コンビニ弁当をサバトちゃんに差し入れしに、この公園にやってくるわけです。
「サバトちゃん。いるの?」
一応確認します。
「……あ、桜くんですかぁ?」
よかった。ちゃんと居たみたいです。
「今日の分のお弁当、持ってきたよ。」
僕はダンボールハウスの前に、お弁当を置きます。
「それじゃ、僕は帰るね。」
と、方向転換して帰ろうとしたのですが……
クイッ
「えっ?サバトちゃん?」
ダンボールハウスの中から伸びる白い腕が、僕の服の裾を掴んでいます。
「あっ、……んっ…さ、桜くん…ちょっと待ってください。」
何故か、サバトちゃんは苦しそうに息をしていて、頬もほのかに赤いです。
「ど、どうしたの、サバトちゃん?」
僕が声をかけると、ビクッとするサバトちゃん。
「もしかして…サバトちゃん、風邪をひいているの!?」
熱を確認しようと、額に手を添えると
「ひゃぅん!」
体を反らして、敏感に反応するサバトちゃん。
……敏感?
「まさか!?サバトちゃん……」
よく見ればこの症状、とても身に覚えがあります。
ん!」
体を反らして、敏感に反応するサバトちゃん。
……敏感?
「まさか!?サバトちゃん……」
よく見ればこの症状、とても身に覚えがあります。
「サバトちゃん、今、体がとても敏感なんだね?」
びくっ、声をかけられただけで反応するサバトちゃん。
「は、はいぃ……うぅんっ…か、体が、変なんです…っ!<びくびくっ!>」
そうです。この、『体が敏感になる』症状はドクロちゃんが愛読している『びんかんサラリーマン』の主人公、『敏感一郎』が持つ特徴そっくりなのです。
以前僕は、ドクロちゃんの手によりものすごく敏感になってしまい、大変な目に遭いました。
そして、今はサバトちゃんが敏感になってしまっているのです!
「だいじょうぶ!?サバトちゃん!今ザンスさんを呼んでくるからね!」
あの変態天使に助けを求めるのはしゃくですが、背に腹は代えられません。
走りだそうとしましたが、サバトちゃんは離してくれません。
「……?サバトちゃん……?」
フルフル震えながら、こちらを見上げてきます。よく見ると、目が潤んでいます。
「さ、桜くん…ひぅっ!……も、もう、サバト、我慢でき…あっ!…できません。」
胸をギュッと手で苦しそうに押さえるサバトちゃん。
「えっ!ま、待ってよサバトちゃん!」ぐいぐいとダンボールハウスの中に引きずり込まれる僕。
「ひゃうぅぅ……も、もう、ダメです…っあ!…ここで、サバトと、してください…」
な、ナニをするのでしょうか?僕にはさっぱり分かりませんよ?
「ごめんなさいですぅ…桜くん…ぅあっ…」
そ、そんな目で見られたら、僕は我慢できそうにないかもしれなかったりできたりできないかも…あぁ!わけが分かりません!
「桜くん…んっ…ちゅ……ちゅぱ…」
も、もしかして、僕の唇奪われちゃってます!?
「んっ……はっ…ちゅぷ…」
し、舌が!舌が!サバトちゃんの舌が!僕の口の中に!
必死に抵抗しますが、狭い口の中、逃げ切れません。ついに僕の舌が捕まります。
「うっ…さ、サバ…ちゅぷ…むちゅ…」
「ぺちゃ……はぁっ…桜くぅん…」
「さ、サバトちゃん。こんなこと…」
「いいんですよぉ…桜くんなら、…サバトは、あっ…全然かまいませんよぅ」
じぃ〜〜〜〜っ
僕のズボンのチャックが下ろされます。
僕のそこは、キスだけでもうビンビンでした。パンツの中で、苦しそうにヒクヒクしています。
「桜くんの、苦しそうですぅ…」
僕のパンツを下ろすサバトちゃん。
「あ、サバトちゃん…」
目が座ってますよ?
「わぁぁ…桜くんの、大きいですぅ…」
戒めから解放された僕の息子は、へそに届きそうなくらいにそそり立っています。
「んむっ…ぺちゃ…くちゅくちゅ…」
「あぁ!だ、だめだよ!」
僕のを舐めだすサバトちゃん。
こ、これは!すごいです!やばいです!
「桜くん、気持ちいいですかぁ?…あむ。」
僕のを今度は、口に含みだしました。
「んふっ…はっ…ちゅぶ…ちゅぱっ…ちゅ…」
だ、ダメです!出ちゃいます!
「だ、だめ!僕、出ちゃうよ!さ、サバトちゃ……あっ…」
突然、サバトちゃんが口を離してしまいました。
ひどいです。こんなの、生殺しです!
「今度は…桜くんがサバトを気持ちよくしてくださいね?」
するすると、スカートの中に手を入れ、ショーツを脱ぎ出します。
「ほらぁ……サバトのここ、こんなになっちゃってますぅ。」
スカートの端をついっと持ち上げて、よく見えるようにするサバトちゃん。
「……あっ……」
サバトちゃんのそこは、もう既に充分すぎるほどに濡れていました。
あくまでシンプルな縦すじからは、愛汁があふれだし、白くてきれいな股をつたっていました。
「いいの?サバトちゃん?」
僕は確認します。
「はい…んっ……いいですよぅ。」
僕は、サバトちゃんの下の口の入り口に僕のをあてがいます。
「んっ……」
ずぶっ、ずぶぶぶ…
サバトちゃんのそこは狭かったですが、充分に濡れていたのであまり抵抗はありませんでした。
「くっ……サバトちゃんの中、気持ちよすぎるよ…っ!」
「ああっ!さ、桜くんのがぁ!」
ずぶ………ずぶ…ずぶっずぶっ!ぺちゃ!ぺちゃ!
僕は、腰を使い始めます。
「あ、ひぃ!あふっ、あっ!ひゃっ!」
僕が動く度に反応してくれるサバトちゃん。
さらにスピードを上げていきます。
「ああぁ!はっ!だ、だめぇ!はげし、すぎますぅ!あっ!」
もうサバトちゃんの目は焦点があっていません。
イキそうなのでしょうか?
「あっ!ひゃう!うあっ!……あ、そこは、………あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
僕は、サバトちゃんのもっとも敏感な部分、クリをつまみながら腰を振ります。
サバトちゃんの中は、僕のを奥へ奥へと持っていこうとします。
も、もう、たまりません!
「う、さ、サバトちゃん!でるよ!」
「あぅ!ひぁっ!さくらくん!一緒に!あぁぁ!」
限界です!
「さ、サバトちゃん!…っ!」
「あぁっ!さくらくぅん〜!」
サバトちゃんが、イったのでしょう。すごい締め付けです!
僕もイってしまいました。
どぷっ、どぷっ、どぷっ、どぷっ
中に入りきれなかった分の精液が、溢れだします。
「あぅぅ…桜くん…ごめんなさいですぅ…」
済まなそうにするサバトちゃん。
「いいよ。僕はだいじょうぶだから。」
それにしても、棚からぼたも、ごほっごほっ、とんだ災難でした。
「じゃあ、僕は帰るね。」
「あ、あ!桜くん。ちょっと…」
僕を引き留めるサバトちゃん。何か言いたげです。
「な、なに?もしかして…まだ、足りないの…?」
違いますぅ!、と手を振り真っ赤になって否定するサバトちゃん。
「あの、サバトが言いたいのは…」
サバトちゃんは、少し照れながら言いました、
〜fin〜
すばらしいです。GJ。
GJ&乙!
「桜くん、今日の放課後、残って資料室の整理よろしく」
「え?」
放課後になった途端、どこから現れたのか、クラスメイトの南さんが当たり前のように言ってきました。
僕は草壁桜。この聖ゲルニカ学園の二年生です。
ここでの南さんの登場は助かりました。
だって、目の前でエスカリボルグを振ろうとしていた天使のドクロちゃんを制止させていたのですから。
でも、ちょっと気がかりな事があります。
「でも、それってクラス委員の南さんの仕事じゃないの?」
そうです。
この資料室の整理は、先ほど先生が南さんに頼んだ仕事です。
決して、僕にお願いしていた訳じゃないのです。
「私は他にやることがあって、忙しいから」
「他にって何?」
「……文句あるの?」
いきなり、得体の知れない雰囲気が南さんを包み込みます。
僕は、御託を並べるのを止めて、ふるふると首を振りました。
ですが、隣でわいわい騒いでいたドクロちゃんが乱入してきます。
「桜くん、早く帰って遊ぼうよー」
エスカリボルグをブンブン振り回すドクロちゃんは危険極まりありません。
このアホ天使の要望に従わなかったら、僕を待っているのは勿論撲殺でしょう。
ですが、ここでも、また思わぬ事が起きます。
「今日は確か『初恋』の限定コロッケの販売日……だったはずね」
ポツリと呟く南さん。
すかさず、それが好物のドクロちゃんは反応しました。
「でも、今から行っても全然間に合わないよー、南さん」
「はい、これ」
南さんは制服のポケットから何やら小さな紙切れを出してきました。
しかし、それはよく見ると……。
「これ、今日の日の分の優待券。持っていけば無条件で一個交換してもらえるわ」
「うわーー! 南さん、ありがとうーー! ボク、早速行ってくるーー! じゃあねー、桜くん!」
優待券を受け取ったがすぐさま、ドクロちゃんは文字通り、光速の速さで窓をブチ破り目的地向かって一目散に消えて行きました。
「それじゃ、よろしく。頼んだわよ」
「え、あ。ちょっと、南さん?」
「……サボったらタダじゃ済まさない」
またしても、妙な雰囲気が僕を拘束します。
僕はパブロフの犬の如く、手を上げ指定された資料室にダッシュして行きました。
着いた先の資料室では、予想以上に散らかっていました。
元より資料室はそんなに広くもなく、カーテンで日が遮られているので散らかっている様子は余計にひどいものです。
取り合えず、僕は南さんに言われたように散らかった資料などなどを指定されたように整理していきます。
最初は文句も色々あったけど、黙々とやっていく内に案外、資料整理はすぐ終わりそうです。
と、作業が半分くらい終わった所で、資料室のドアがノックされました。
「はーい」
と返事をして、入ってきたのは南さんです。
彼女は部屋をキョロキョロと見回して、僕に向き直りました。
「進んでる?」
「うん。今、大体半分くらい終わったのかな」
「そう……」
と、不意にガチャという音がしました。
何だろうと考えていると南さんが、無言の威圧を持って、こちらに近寄ってきます。
僕は駆り立てられたように立ち上がり、南さんの接近に備えました。
しかし、南さんは足を止めず、僕に近寄ります。
僕は条件反射のように、後ずさりますが、あっという間に壁に背中が当たりました。
そして、南さんは僕に密着するまで近づいてきました。
南さんの体が正面からぎゅうっと押し付けられ、シーンと静まり返って一分くらい経過。
「ねえ、南さん……どうして、密着してるの?」
僕は心臓バクバクの状態で、チグハグに言葉を紡ぎます。
だって、南さんの胸が僕の胸板にモロに当たっているのです。
慌てます、どうしようもないほどに。
「何、意識しているの? 桜くんは十二歳の子にしか反応しないんでしょ?」
突然、妄想から現実に吹き飛ばされた僕はフライパンで後頭部を殴られたようでした。
「ちょっと待って! だから、それは違うよ! 僕はもっと健全的な男の子だよ!」
「未来で、世界中の女の子は十二歳で止めてしまうんでしょ?」
「そんなこともしないよ! 僕はもっと素晴らしい方向に、その力を活かすよ!」
「桜くんの素晴らしい方向は変態の道でしょ?」
「どうして、南さんはそんな事をキッパリ言えるの!? ひどすぎるよ!」
「別に桜くんだし……慣れてるでしょ?」
「慣れてない! こんなこと慣れたくないよ!」
「でも、最終的には十二歳がいいのよね?」
「そんな話を戻すような事言わないで……うあぐ!」
突然、下半身から変な感じがしました。
驚くことに僕の股間辺りを南さんがズボン越しから、さわさわと触っているのです。
そこで、僕と南さんが密着しているという状況に引き戻されます。
「み、南さん! 何やってるの……」
「何って……ここ、触ってるの」
当然のように言い放つ南さんはやはり怖いものを感じます。
「桜くんは十二歳の子にしか反応しないんでしょ」
先ほどの言葉を耳に囁き、南さんは更に捏ね繰り返すように、僕の股間を触ってきます。
ズボンの下に生息している僕のアレは、ぐうの音も出ずに剃り上がってきました。
南さんはそれでも表情一つ変えずに、更に自分の体を僕に押し付けてきました。
何がどうなっているのか途中で理解できなくなり、僕は南さんの為すがままでした。
しかし、僕だって男の子です。好きな子だっています。
そう、幼馴染の水上静希ちゃんです。
彼女の爽やかな笑顔が脳裏を過ぎった瞬間、僕はハッと我に帰りました。
「南さん、やめて!」
「……!」
僕は両手で南さんの両肩を掴むと、密着していた南さんの体を引き離しました。
ハァハァと荒い呼吸の僕ですが、なんとか理性だけは消えるのを食い止めました。
南さんはまたしても表情を変えずに、寧ろ、何ともなかったかのように僕をじっと見ていました。
「抵抗するの……?」
彼女の静けさを伴った言葉は今や、ナイフのように僕を突き立ててきます。
しかし、僕だって男の子。たじろぎながらも言い返します。
「あ、当たり前じゃないか! なんで、こんな事するのさ!」
「ふーん、そう……」
しかし、僕の言葉なんかどうでもいいように南さんは呟きました。
するとどうでしょうか。
南さんは自分の制服に手をかけ、事もあろうに上着を脱ぎ捨て、シャツのボタンを外していきました。
僕は呆気に取られ、南さんの脱衣を目を丸くして見ていました。
シャツのボタンを全部外すと下にあるブラジャーが姿を現しました。
南さんは、それとグイッと無造作に上に剥いでしまったのです。
瞬く間に南さんは自分の胸を露わにしてしまいました。
まだ、呆然としている僕に向かって、南さんは冷ややかに言い放ちます。
「今度、また抵抗したら……大声出すわよ」
「え?」
またしても現実に引き戻された僕は、ポカンと口を開けてしまいます。
頭がパニックして、南さんの言っている事がよく理解できません。
しかし、二秒後には、それがどういう意味なのかを理解できました。
まずいです、この上なくまずいです。
「み、南さん……止めてよ……。そういう脅すような事言うの……」
「……脅しだと思う?」
「そりゃ脅しなんじゃ……」
「きゃぁぁぁぁっ! ……むぐっ」
不意打ちの如く、叫び声を上げた南さんの口を、僕は反射的に手で塞ぎました。
一瞬にして、僕の額からはいくつもの冷や汗が噴き出してきました。
この瞬間、南さんが一番怖いと感じたことはありませんでした。
南さんは、僕の手を跳ね除け、平然としています。
「大声出したら誰か来るかもね……鍵はかけたけど、鍵自体は職員室にあるから」
「み、南さん!?」
ここで大声を出されて、誰か来たら、間違いなく僕が南さんを襲ったと誤解されるでしょう。
しかも、南さんの制服のはだけている様が、それを強調しています。
もし、この現場を見られれば、退学はないにしろ、停学は充分有り得るでしょう。
もしかしたら、校長先生と担任の先生を前にして両親を呼び出されるかもしれません。
何より、こんな事が静希ちゃんの耳に入りでもしたら、それこそ顔合わせができません。
想像するだけでゾッとする状況。
「もう一度言うわよ……また抵抗したら大声上げるから……」
「み、南さん……」
南さんは静かに詰め寄ってきます。
上半身の制服がはだけ、露出している胸についつい目が行ってしまいます。
南さんの胸は形が整って綺麗な胸でした。
そして、再び密着してくる南さんの柔らかい体。
今度は黙って、南さんの体を受け止め、胸の感触がより一層ダイレクトに感じられます。
ギュッと押し付けられる南さんの体から、いい香りが漂ってきます。
「桜くん……どこ見てるの?」
「ど、どこって……」
「私の胸……見ているんでしょ? 変態だもんね」
「ち、違うよ……」
「嘘……。もっと見たいんでしょ……?」
はだけかけたシャツを広げて、南さんは僕に自分の胸を更に押し付けてきました。
僕は頭がクラクラしそうで意識を保つのがやっとの状態です。
けど、南さんは勢いを止めるつもりもなく、また僕の股間を触ってきました。
しかも、南さんはポーカーフェイスのままで、です。
「桜くんは十二歳にしか反応しないのに……どうして、これで反応してるの?」
否応なく、グリグリと捏ね回す南さんの手はいやらしい手つきだった。
僕は言い返す気力も徐々になくなっていき、ただ荒い呼吸を繰り返すだけ。
体を押し付ける勢いも、股間をまさぐる手の動きも止まる所か、増していくだけ。
南さんは相変わらず、ポーカーフェイスのまま、言いつめよってきます。
「なんで、反応しているかって聞いているの……!」
「あくう……!」
語尾の部分を若干強い調子で言うと、南さんはまさぐっていた手で、僕の大きくなったアレを捕らえ、力任せに強く握ってきました。
ズボン越しとは言え、強く握られた僕は堪らず声を上げてしまいました。
そして、南さんの手はまた、絶妙な動作で僕の下半身を攻めてきます。
「ふーん、黙ったままでいるのね……」
南さんは絶対ワザとこう言っているとしか思えない。
僕は既に心臓はバクバク状態、頭の中もロクな思考もできないで足元もふらついています。
いまだにポーカーフェイスでいられる南さんが逆に怖かったのです。
「結局、桜くんは変態だから何でも反応してしまうのね」
「ち、が……ああああ……!」
何とか抵抗を試みようする僕ですが、敢え無く無駄に終わります。
なんと、南さんは体を伸ばして、今度は僕の首元に吸いついてきたのです。
「ちゅ……ぺろぺろ……」
「あああ……ふあ……」
南さんの舌が僕の首筋を這い回る。
ぴちゃぴちゃと所々に、音を鳴らしつつ、南さんは執拗に小さな舌で舐め回して行きます。
足はおろか、腕さえも痙攣のように震え、快楽が高揚するだけの僕。
「ぴちゃ……ちゅぅぅ……」
「南さん……はぁ……はぁ……」
どこでこんな事を覚えたのだろうかと思うくらい南さんの愛撫は強烈でした。
首を舐め回すだけでなく、下半身の方もお留守になってない辺りが怪しいです。
南さんの愛撫は気持ちいいけど、実際には素直にはそう思えません。
僕は、ぼやけた視界の向こうに映るドアがいつ開くか心配で仕方ありません。
こんな姿を誰かに見られでもしたら恥ずかしくて死にそうです。
「ちゅ……ちゅ……ぺろぺろ……」
「はぁぁぁ……す、すご……」
南さんは首筋から舌をつーっと這わせ、今度の耳元を舐めて来ました。
ゾワゾワするくらいのゆっくりさと舌遣いが全身を震わせます。
耳をペロペロと舐められていると思ったら、不意にその感触が消えました。
ですが、それは一瞬の事です。
「ちゅぅぅぅぅぅぅぅっ」
「ああああああ……!」
また首筋に強烈な感触が襲ってきました。
先ほどとは全く違う勢い。
まるで吸血鬼に血を吸われているんじゃないかと思うくらいに、南さんの唇で吸引されています。
痛いのか気持ちいいのかも分からず、僕は声を上げ、南さんは吸い上げ続けます。
「ちゅぅぅぅぅぅ……ちゅ……」
どれくらいの間、南さんが僕の首筋の一部を吸い上げたのかは定かではありませんでした。
南さんはようやく、その唇を離し、もう一度吸い上げた部分に口付けしてきました。
そして、首元から離れ、僕の顔を見上げてきます。
「キスマーク……」
「え……」
呆然としている僕に、教えるかのように南さんは、吸引した部分に指を走らせました。
そうか、さっきの長い吸引はキスマークをつけていたんだ……。
首筋に南さんのキスマーク。
僕は覚束ない思考で、そんな事をぼんやりと考えていました。
しかし、また奇襲のように新たな感触が沸いてきました。
下半身に何かを感じ、ハッと見下ろしてみると。
「直接してあげる……」
さっきまでズボン越しに触っていた南さんの手が僕のズボンの中に進入していたのです。
その南さんの手は僕の下着を軽く乗り越え……。
「み、南さん……!」
しかし、僕は渾身の力で彼女を腕を手にとって止めました。
すかさず、南さんが僕の目を覗き込みます。
「……抵抗する気?」
「あ……」
彼女の目に何か、さっきまでにはない恐ろしい物を感じ、僕はビクンと震えました。
抵抗してしまったら何もかもが終わる。
そんな被害妄想を脳裏に浮かべてしまった僕は、南さんの腕を捕らえた手をすっと離してしまいました。
その時、ふと南さんが笑った気がしました。それはまるで絶対勝利を確信したかのように。
「熱い……変態桜くんね……」
自由になった南さんの手は、難なく僕のアレをぎゅっと掴んで来ました。
直に南さんの小さな手で触られ、ピストン運動のように、擦ってきます。
ただでさえ、たくさん愛撫を受けているっていうのに……。
「はぁ……はぁぁぁ……はぁはぁああぁぁぁ……」
僕の吐息は荒く、下手をしたら外に聞こえてしまうんじゃないかと思うくらい大きくなっています。
もう限界が近い。
「桜くん……桜くん……はぁぁぁ……」
尚も激しい手つきでアレを刺激してくる南さんは執拗に僕に体を擦り付けてきます。
押し付けるだけではなく、胸なんか揺らしながら本当に擦り付けてくる感じです。
しかも、心なしか南さんの口調も興奮している気がします。
でも、僕はそれ以上に興奮し、いつ限界に達してもおかしくありません。
「南さん……すごい……よ……」
「桜くん……あああ……いい……」
ふと、頭が真っ白になっていく中、南さんのもう一つの手が妙な所に伸びているのが見えました。
僕のアレをしごいているとは違う、もう一つの南さんの手は彼女自身の股間部分に届いていたような気がしました。
僕と南さんはお互い、呼吸が荒れるに荒れて、限界はすぐそこでした。
ズボンの中での南さんの手はそれほどまでに加速していたのです。
「南さん……もう……ダメ……!」
「わ、私も……あああああっ……!」
その瞬間、僕の中で世界が全て真っ白になりました。
ただ、下半身から何か熱い塊が放出される感覚がありましたが、深くは分かりません。
それと同時に南さんも何やら、グッタリした様子で、いまだズボンの中に腕を入れたまま、僕に体重を預けてきたのです。
そして、遂には立つ力さえも足から消えていき、僕は南さんの両肩を持って、二人で一緒にその場に崩れ落ちました。
「はぁ……はぁ……はぁはぁ……」
僕と南さんはただ呼吸だけを繰り返し、お互い俯いたままです。
そのままの状態がしばらく続き、南さんが僕のズボンから手を抜いた事が僕も調子を取り戻しました。
ズボンから抜いた南さんの手には白い液体がまとわりついていました。
南さんは、その液体の一部を小さな舌でペロリと舐め取って見せました。
何故だか、その仕草はとても色っぽく見えました。
「苦い……」
そう彼女は呟いて、僕の顔を覗き込んで来ました。
「変態桜くん……」
「……違うよ……」
精一杯の反論です。
「でも、ズボン、こんなに汚しちゃったね……」
「……うん、シミだらけになっちゃったよ」
「キスマークもまだ全然残ってるわよ……」
「僕が付けたんじゃないよ……」
南さんは何故か、二コリと僅かに笑みを浮かべました。
「それで、このまま家に帰れるの……?」
南さんの問いに僕は即答しました。
「帰れない」
「じゃあ、私の家に来たら? 洗濯してあげる」
「でも……」
「大丈夫。今日は私以外、家に誰もいないから……」
なんだかマズイような気もしたけど、この状態をどうにかしないと家には本当に帰れないみたいです。
僕は観念して、首を縦に振りました。
「そう。じゃあ、行きましょう……」
「でも、僕……これじゃ外にも出れないよ……」
すっかりシミだらけになったズボンを見下ろします。
それはくっきりはっきりシミになっているのが誰にでも分かります。
「桜くん、何も着替えはないの?」
「ないよ、持ってきてないもん」
「じゃあ、これ、貸してあげる」
と言って、南さんが近くに置いてあったカバン(?)から何やら服を取り出して僕に手渡してきました。
ですが、それは……。
「これ……女子制服じゃないか!」
「そう、私の予備の制服」
「待ってよ! これ、僕が着なきゃいけないの!?」
「じゃあ、その格好のままで外に出るの?」
「…………」
言葉に詰まります。
しかし、いくら何でも女子制服に着替えるのは抵抗があります。
僕がまごまごと考えていると南さんが、すくっと立ち上がりました。
「別に無理にとは言わないわ。それじゃ」
と言って無情に僕に背を向けて、ドアに向かって歩いて行きます。
ひぃぃっとばかりに僕は一瞬、怯えて叫びます。
「わ、分かったよ! 着替えて出るから……置いていかないで!」
こんな状態で一人ぼっちにされたら、それこそ途方に暮れる他ありません。
それを聞いた南さんは、こちらに振り返り、ニッコリと笑みを向けてきました。
何故か、今の僕には南さんの言葉に逆らう事はできませんでした。
おしまい
このスレに来るのは初めてです、初めまして。
文章全体、どうも長々してしまいました(´・ω・`)。
しかも、エロさがあるのかも自分でもよく分かりません(;´Д`)。
では、読んで頂ければ幸いです。
失礼しますた。
GJ。なんか今日は凄いねぇ。
今起動したら新着がやけに多いなと思ったら・・・・・・
おまえらに俺の尻を捧げよう
めちゃよかったよ。続きを期待してもいいんだろうか・・・?
とにかくグッジョブ!
僕が書いてるのより評判がいいなぁ・・・
なにはともあれGJ!
つなぎに小ネタ挟む。
修学旅行が終わりしばらくしたある日の会話。
「ねえドクロちゃん。」
「なーにー、桜くん?」
「修学旅行先の旅館でみんなとお風呂に入ったよね?」
「うん。とっても気持ちよかったね!」
「じゃあ、なんでドクロちゃんの背中の昇り龍に誰もつっこまなかったの?」
「えっ……?」
「みんなが見ている中で、背中を見せないようにするなんて無理だよね。」
「う、うん……」
「しかも、四巻の232ページの挿し絵には昇り龍がなかったし。」
「………」
「田辺さんがあんだけ近づいたのに気づかないなんておかしいし。」
「……ねえ、桜くん……?」
「えっ、な、なに?ドクロちゃん。」
「なんで桜くんはボクたちのお風呂場での出来事を知っているのかな?」
「え、そ、それは!誤解だよ!ただ男湯の方に声が聞こえてきただけで、別に僕が覗いたわけじゃ……だから!エスカリボルグで八双の構えをとりながら僕ににじり寄らないで〜!!」
「さくらくんのバカ〜〜〜!!」
ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ〜♪
以上。小ネタ。しかし、真相はいかに。
アニメ版でも黒歴史なんだよな「死ぬまで天使」と
昇り竜。アニメだと身長も20cmほど高くなってるし
続きを希望する人がいるなら書きます。
しばらくお待ちください。
南さん萌え〜
291 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 17:02:13 ID:g4ebcSyL
待ってます♪
どうしてもドクロちゃんだけは好きになれない…
他の女キャラはいいんだけどなぁ…
293 :
284:2005/08/22(月) 17:26:28 ID:e2q3HxsJ
>>289 全裸で待機させてもらいます。靴下は履きます。
なんかここ数日で思いっきりフィーバーしたな
南さんに襲われ、制服もたくさん汚してしまった僕は自分の家にも帰れず、南さんの家に行くことにしました。
代えの服を持ってなかった僕は、何故か南さんが持ってきていた女子制服に着替える破目になったのです。
幸い、結構遅い時間だったので校内には人はいなく、人目に着かずに帰ることができました。
南さんの家で洗濯して貰えれば、すぐにでも僕は帰るつもりです。
ですが、今はもう別の問題に直面していました。
「じゃあ、桜くんの制服、洗濯機にかけてくるからしばらく待ってて。ジュースでも飲みながらね」
「うん、分かった」
南さんの家に着き、彼女の部屋に招き入れられて、すぐに南さんは僕の制服を洗濯しにかかってくれました。
と言っても、僕はいまだに南さんの女子制服を着たままです。
外に出た時は、恐ろしく恥ずかしい思いをしましたが、誰にも見られなかったのは助かりました。
南さんは出て行き、部屋の中で一人になった僕はようやく落ち着ける事ができました。
ふうと一息着いて、僕は南さんが持ってきてくれたオレンジジュースのコップに手を伸ばしました。
「ごくごくごく……あーおいしいー」
やたらと喉が渇いていたのか、コップに注がれたオレンジジュースはあっという間に僕の胃の中に。
ふと、急に欠伸を上げる僕。
「んーなんだろう……ジュース飲んだら眠くなってきたな」
瞼がトロンとしてきましたが、ハっとします。
「ジュース飲んだらって……そんな、まさか……」
僕は何かが閃いたように覚醒し、ぐっと襲い掛かる眠気に耐えようとしましたが、全然歯が立ちません。
強力な睡魔は僕を包み込み、僕は敢え無く床に突っ伏しる事になってしまいました。
「桜くん、早く起きないと遅刻するよ!」
聞き覚えのあるロリータボイスが僕の鼓膜を刺激しています。
僕は重たい瞼を手で擦りながらゆっくり開けると、目の前にはドクロちゃんがいました。
「もうお寝坊さんなんだからー! 早く学校行こうよ!」
ドクロちゃんはぷんぷんしながら僕の布団を剥ぎ取りました。
布団?
僕は、え?と思いながら周りを見ると、そこは僕の家の自室でした。
そして、僕は自分の布団でパジャマ姿で寝ていたのです。
「あれ、南さんは……」
「もう桜くん、何寝ぼけてるの? 南さんがいるわけないじゃない」
ドクロちゃんのロリータボイスがより一層響きました。
そして、僕は思いました。
そっか、夢だったんだ。
そうだよね、あんな事が現実に起きる訳ないもんね。
僕は南さんに貞操を奪われる悪夢から解放されたと理解し、ふうっと胸を撫で下ろしました。
「桜くん、いい加減に起きないと置いてっちゃうよ!」
目の前でエスカリボルグを構えるドクロちゃんを前に僕は布団から飛び起きました。
何故か、元気ハツラツです。
「分かったよ、ドクロちゃん! いい朝だね、今日は!」
そう言って僕は制服に着替えようとしたら、何故か急に腕が動くなくなってしまいました。
「あれ……なんで」
とか思っていると、両腕は勝手に背中に回ってしまい、両手首をテープか何かでぐるぐる巻きにされて拘束されてしまいました。
何が起きているのか分からないまま、今度は両足の自由も奪われました。
敬礼のようにピシッと両足をつけ、またしても両足首をテープか何かで拘束されてしまいました。
そして、両手両足を拘束された僕はバランスを崩して、仰向けに倒れてしまいます。
「これは何!? もしかして、ザクロちゃんのエッケルザクス!?」
「もう桜くん、ボク、先に行っているよー」
「待って、ドクロちゃん! 体が動かないんだ、助けて!」
「じゃーねー」
「ドクロちゃー……むぐっ!」
ドクロちゃんの名を呼ぼうとした僕の口はテープか何かを張られてしまいました。
体も動かせない、何も喋れない。
まさに手も足も出ないとはこのことを言うのでしょう。
なんて、呑気な事を考えていると僕の視界はあっという間にブラックアウトしていきました。
「起きた?」
「!?」
クールなハスキーボイスで僕は二度目の目覚めを迎えました。
まず目を開けたら、目の前には南さんがいました。
次には、その南さんが、仰向けになった僕の体に乗っかっている事が分かりました。
その僕はベッドらしき上で、体が動きません。
「んー! んー! んー!」
挙句の果てには喋れません。
両手足首はガムテープでぐるぐる巻きにされて拘束いる上に、その拘束部分を更にベッドの柱にくくりつけてある。
この厳重さ、僕の力では絶対に外す事はできません。
挙句の果てには、口にもガムテープが張られていて、まともに喋ることもできません。
そして、トドメは南さんは下着姿であること。
だけど、一番最悪なのは、これが現実世界であるということでした。
更には、僕はまだ南さんの女子制服を着たままであるというこも。
「桜くん、なかなか起きないから上に乗っちゃった」
「んー! んー!」
周りは南さんの部屋、僕が拘束されているのは、その南さんのベッド。
南さんは長い髪をかき上げると、少し後ろにずれて僕が履いているスカートに手を伸ばしました。
「じゃあ、始めるわね」
「んー!」
そう言って、南さんはスカートをめくって、その下のパンツを躊躇なくずり下ろしました。
言うまでもなく、姿を現した僕のアレは、南さんの手にすぐさま掴まれてしまいます。
「何もしてないのに……少し大きくなってる。いやらしい……桜くん」
「んー! んー! んー!」
僕は口答えすることも許されず、首をふるふると振るだけしかできませんでした。
南さんはアレをしばらくじっと見ていると、握っている手を上下に動かし始めました。
否応なく刺激が僕の体を伝わり、一瞬、回転する思考の輪を崩します。
「桜くん、こういう状況でも反応するのね……。どういう神経してるの?」
「ん! んん……!」
南さんは擦るスピードを段々と上げていき、アレはあっという間に最高峰にまで昇ってしまいます。
僕は身動きできずに、ただ南さんの愛撫を受けるだけで、呼吸するのも苦しくなってくるほどです。
「あーあ、大きくなっちゃった……どうしよう、コレ」
「んー!」
そう言って、硬くなったアレをピンと指で弾く南さん。
僕は顔を真っ赤にしたまま、明後日の方向に向くことしかできません。
恥ずかしくて死んでしまいそうです。
「そうだ、いいこと思いついた」
そう言って、下着姿の南さんはベッドから降りると何やら机の方に向かって行きました。
僕も視線を追って机を見てみます。
しかし、その机に置いてあるのは……ポラロイドカメラです。
南さんは、そのカメラを手にして、僕の方に振り返ります。
「桜くん、折角、そんな格好しているんだし、記念写真でも撮ろう?」
「んんんんんんーー!」
その瞬間、僕は全身から血の気が引きました。
顔は当然のように青くなり、僕は必死で首を横に振り続けます。
こんな醜態を残されるなんて、それこそ僕の人生は終わってしまいます。
ですが、南さんは僕の抵抗なんて聞く気も毛頭なく、カメラを構えます。
「フラッシュ焚くから、目、つむらないでね」
「んんー!」
パシャ
悪夢の瞬間でした。
フラッシュが瞬いた時、僕は一緒に精気を吸い取られたのではないかと思うくらい呆然としていました。
南さんは写した写真を手に取り、満足そうでした。
「よく撮れてる。桜くんも見て?」
事もあろうに南さんは、その写真を僕の顔に突きつけてきました。
僕は条件反射のように顔をそむけ、目をぎゅっと瞑りました。
だけど、南さんはそれに構うこともなく、またカメラを構えたのです。
「じゃあ、もっと別のアングルからも取ってみよう。ね、変態桜くん?」
「ん!! んんんんんー!!」
「うるさいわね。仕方ないから、それ、外してあげるわ」
南さんはベッドにのしかかり、僕の口に張られたガムテープを掴みました。
テープは一気に剥がれ、僕はようやく口から呼吸を行うことができました。
「南さん、止めて! 写真なんか撮らないで!」
「どうして? 勿体無いじゃない」
「勿体なくないよ! とにかく止めて!」
「別の桜くんの意見なんかどうでもいいの。じゃあ、続き撮るね」
「いやぁぁぁぁぁぁぁっ!」
「あんまり、うるさくすると、この写真見せるわよ」
「!?」
「例えば……水上さんに、とかね」
「なっ!」
南さんは写した一枚の写真をピラピラと靡かせながら言い放ちました。
僕は一瞬にして全身が凍りつきました。
女子制服を着て、ベッドに拘束されて、天津さえ、アレを大きくした姿を納めた写真。
それが静希ちゃんに見られる事があったら、僕は破滅です。
そして、僕は水を打ったように悲鳴を上げるのを止めて、無抵抗状態になりました。
「桜くんって聞き分けがいいのね。じゃあ、撮るからね」
「…………」
南さんは生き生きとして、カメラを手に取り文字通り、色々なアングルから僕の痴態を写真に撮って行きます。
結局、十枚以上の写真を撮られ、僕は呆然と天井を見つめることしかできません。
「南さん……なんで、こんなことするの……?」
僕は泣く寸前の心境で南さんに尋ねます。
けど、彼女はポーカーフェイスのまま平然と答えます。
「楽しいから。桜くんだって気持ちいいんでしょ?」
「そ、そんな事ない……僕は気持ちよくなんか……」
「ふーん……」
南さんはまたベッドの僕の上にのしかかり、舌を出しながら、僕の首元に寄ってきました。
案の定、南さんは僕の首筋を舐め回して来ました。
「んん……み、南さん……」
「ちゅ……」
正直に言ってしまうと、南さんの舌の愛撫は気持ちがいい。
ゆっくりとした動作で舐め回して、的確にツボを押さえるような感じです。
しかも、目の前の南さんは下着姿で、どうしても興奮をそそられます。
彼女の肌を直に合わせていることもあって、僕は快感を抑える事ができません。
「ちゅ……ちゅ……ぴちゃ……」
ふと、南さんの手が僕の着ているシャツに伸びてきました。
すると、ボタンを一つ一つ丁寧に外し、シャツを広げて、僕の上半身を露にしてきました。
そして、南さんは首筋に這わせていた舌をゆっくりと僕の胸に伝わらせてきました。
上半身からゾクッと電撃が走ったかのような錯覚を覚えます。
「あああ……南さん……」
「桜くん、感じてる……すごい感度……」
ポーカーフェイスのままで呟き、南さんは僕の胸板全体をつーっと舌を走らせて行きます。
次には僕の乳首を舐め回して、赤ちゃんのように吸い上げてきました。
「あ、あ、ああああ……」
「ちゅちゅぅぅぅぅ……」
頭の中にモヤがかかって、正常な思考がどんどん狂い始めてくる僕。
ただのポーカーフェイスをしている南さんが、綺麗に見え始める瞬間。
「ちゅ……ぴちゃぴちゃ……」
「はぁぁぁ……ふぁぁ……」
「ねえ、桜くん……気持ちいい……?」
「気持ちいい……南さん……」
もはや、本能のままに口が勝手に言葉を言い、理性というものはとっくに砕けていました。
南さんは、僕の胸から口を離し、下のパンティーを脱ぎ捨てました。
「じゃあ……私にもして……」
「え……どうやって……」
南さんは、露にしたお尻を僕の顔の上に持ってきました。
そして、そのお尻を僕の顔に被せるかのように降ろしてきたのです。
南さんの割れ目が僕の目の前に迫っています。
「桜くんだって知ってるでしょ……」
「南さん……」
「舐めて……」
「うん……」
僕は催眠術にかかったかのように頷き、舌を伸ばして、南さんの割れ目に走られます。
舌が触れた瞬間、南さんの体が一瞬震えた気がしました。
僕はゆっくりと彼女のソコを舐めて行きます。
苦いような匂いもしたけど、それが逆に興奮するような気もしました。
「あ、あ、あ、あああ……」
南さんが艶やかな声で喘いでいる。
今、南さんはどんな顔をしているのだろう。
そんな事を思い浮かべ、僕は南さんへの愛撫に集中します。
「あ、あああ……ダメ……もっと強くしてくれなきゃ……」
南さんの微かな声が聞こえ、僕は彼女の要望に応えました。
舌を強く押し当てるように舐め、時にはその中に入れ込むかのような勢いもつけました。
すると、南さんは一層強くビクンと体を震わせました。
「ああああっ! さ、桜くん……いい……よー……」
南さんが悦んでくれています。
僕はまるで自分のことのように気分が高揚し、南さんの愛撫に夢中になります。
「私の事、気持ちよくしてくれたら……桜くんももっと気持ちよくしてあげる……あはぁっ」
南さんの言葉で、僕の煩悩に火がつき、どうしようもないくらいに舐め回します。
部屋にはピチャピチャという音と南さんの喘ぎ声が響き、南さんは体をくねらせています。
「あああっ! あああああっ……!」
突然、南さんの体が大きく伸びたかと思うと、南さんはグッタリと僕の体に倒れてきました。
そして、気がつけば、僕の顔は南さんのソコから溢れ出た液体でびしょびしょでした。
南さんはしばらく、倒れたまま肩で息をして、すっと起き上がりました。
その南さんの顔は、ほんのりと赤くなっているのが分かりました。
「桜くん、良かった……。今度は……私が……」
「え……?」
南さんは、うわ言のように呟き、今度は僕の下半身の方に体を移動させました。
そして、自分の割れ目の部分を、僕のアレの上に持ってきたのです。
南さんが熱っぽい視線を僕に向けてきます。
「桜くん……」
「うん……」
僕が頷いたと同時に、南さんは腰を下ろし始めました。
南さんの割れ目が僕のアレを吸い込み……。
RuRuRuRuRuRuRuRu!!
吸い込もうとした直前、突如にして棚の上に置いてある電話の子機からコール音が鳴ったのです。
南さんは同時に動きを止めて、いつものポーカーフェイスに顔を戻すと、そのままの格好で子機を手に取りました。
「はい、もしもし」
南さんは何でもなかったかのように、いつもの口調に戻って電話に対応しています。
僕は呆然と、それを見続けていました。
「うん、そうなの……分かったわ、ありがとう」
話が進んでいき、そろそろ電話が終わるかと思ったら、思いがけない一言が出ました。
「今ね、桜くんが私の家に遊びに来てるの」
「!?」
どうして、わざわざ僕の名前を!?
一瞬、現実に引き戻された僕は目を丸くして、南さんを見据えます。
その視線に南さんも気づき、何かしら口元に笑みを浮かべていました。
嫌な予感がします。
「ちょっと桜くんに代わるわね」
そう言って、子機を僕の顔元に持ってきます。
「だ、誰からなの?」
「水上さんよ」
「!?」
僕は失言しました。
よりにもよって静希ちゃんから!
「ちゃんと話さないとダメよ」
そう言って、南さんは子機を僕の顔のすぐ横に置きました。
僕は何て言っていいのか、分からず、冷や汗が出てきます。
『もしもし、桜くんなの?』
子機の向こうの声は確かに静希ちゃんのものでした。
僕はハッとして応答します。
「もしもし、静希ちゃん?」
『うん、そう。珍しいのね、桜くんが南さんの家に遊びに行っているなんて』
「そ、そうなんだよ。実は勉強で分からないとこがあって……ああうっ!」
突然として、僕は悲鳴に近い声を上げました。
何だと思い、視線をずらすと、何と南さんが僕のアレを舌で舐めていたのです。
その南さんの顔には、わずかながら笑みがありました。
『ど、どうしたの、桜くん?』
「い、いや、何でも……あああはああ……何でもないよ、大丈夫大丈夫……ああっ」
全然、言葉になっていません。
南さんは丹念にアレを舐め上げ、それにキスの雨を降らせます。
これは胸や首の愛撫とは全然違う。気持ちよすぎる。
「ぴちゃぴちゃ……ん、ぺろ……」
南さんの愛撫にまたしても意識が遠くなりそうな僕。
『桜くん……一体、どうしたの?』
受話器の向こうの静希ちゃんの声にも不安げなものが混じっています。
「な、何にもないよ。僕はいつもどおり……くああ……あああ……」
ダメです。南さんの愛撫を受けては声を上げずにいられません。
南さんは僕の反応を楽しむかのように、更に愛撫を強めます。
そして、舐め回していくのを止めて、今度は口の中に入れ込み、口全体での愛撫をしてきました。
「ん、ん、ん……ちゅぅぅぅぅ」
「はぁ……あああはぁぁぁ……!」
『桜くん……何だかすごく切なそう……どうしたの?』
「し、静希ちゃん……その……ああああっ」
もはや、言い訳の言葉も出ずに、僕の頭は快楽とパニックで一杯です。
南さんは尚も激しい愛撫を続けて、僕を攻め立ててきます。
「んん、ん……んんっ」
顔自体を上下に動かす南さん。
僕の中で何かが昇りつめてきます。限界に近い。
『桜くん……私……』
「え、静希ちゃん……」
『そんな声出されたら……私……』
「……静希ちゃん……?」
その時、僕の中で何かが弾けました。
「あああああああああっ……!」
限界でした。
子機の受話器にも思い切り響くような声を上げて、僕は果ててしまいました。
南さんは髪をかき上げながら、僕が放出したものを口で受け止め、近くにあったティッシュを数枚取り出して、そこに吐き出しました。
僕は、はぁはぁと乱れた息を整えようとしますが、どうにもなりません。
「電話、切れちゃってる」
南さんの一言で僕は子機に視線を戻しました。
彼女の言う通り、電話は切れていました。
恐らく、静希ちゃんから切ったのでしょう。
でも、今の僕は放出した快楽に酔いしれることしかできませんでした。
まだ荒い呼吸のまま天井を見続け、僕は呆然としています。
南さんはポーカーフェイスのまま、ベッドから降り、そそくさと着替えを始めました。
下着を身に着け、家での部屋着に着替えました。
そして、僕の手足を拘束しているテープをハサミで切り、彼女は言いました。
「桜くんの制服、もう洗濯終わって乾いているわ」
「あ、うん……」
自由になった僕は何か名残惜しい物を感じつつ、ベッドから降りました。
そして、南さんが持ってきてくれた僕の制服に着替えます。
「桜くん」
「ん、何、南さん?」
着替えの途中、南さんが僕の傍に寄ってきます。
シャツに腕を通した僕は何かと思いましたが、南さんはまだ外気に触れている僕の胸元に顔を近づけました。
そして、すっと唇を寄せると。
「ちゅぅぅぅぅぅぅ」
「あ、ああ……」
僕の胸に吸い付いてきました。
音を響かせながら、しばらく経って南さんは唇を離しました。
そこには南さんのキスマークがハッキリ映っていました。
「首のは消えたから……今度は見えない場所に」
「う、うん……」
僕はコメントに困り、さっさと着替えを終わらせました。
そして、南さんの部屋を出て、玄関まで見送って貰いました。
「じゃあね、桜くん。遅いから気をつけて」
「うん……ばいばい、南さん」
僕は落ち着かない気分で、南さんにさよならを告げるとドアから出て行きました。
桜くんの姿が消えた後すぐ、南さんは電話機の受話器を手にとっていました。
ダイヤルボタンをプッシュし、コール音がなる。
そして、相手が電話に出た。
「はい、もしもし、水上ですが」
続くかも?
続きを書きました。
イメージがいい具合に固まったと思いましたので一気に書き上げました。
とは言え、前回以上に長い文章になってしまいました(;´Д`)。
読んでくれる方に満足して頂ければ言うことはありません。
ではでは、失礼しまふ。
GJ!GJ!GJ!GJ!GJ!
かなり好きなシチュだ
とにかくGJ!
南さん最強!!GJ!!
>>305 最高。そしてGJ!
単にSMの関係のようで最後の南さんは可愛すぎ。
最後はラブラブになってほしい。
すばらしい。GJです。
ぜひとも続きを書いてくださいね、期待してますから。
100000回保存した。
長くていいのでぜひ続きを。
永久保存したお(^ω^)
南さん萌え〜
おかゆ本人が書いているのだから当然だろう
ナ ゝ / 十_"
cト  ̄ ̄ ̄ ̄ /^、_ノ | 、.__
,. -─- 、._ ,. -─v─- 、._ _
,. ‐'´ `‐、 __, ‐'´ ヽ, ‐''´~ `´ ̄`‐、
/ ヽ、_/)ノ ≦ ヽ‐'´ `‐、
/ / ̄~`'''‐- 、.._ ノ ≦ ≦ ヽ
i. /  ̄l 7 1 イ/l/|ヘ ヽヘ ≦ , ,ヘ 、 i
,!ヘ. / ‐- 、._ u |/ l |/ ! ! | ヾ ヾ ヽ_、l イ/l/|/ヽlヘト、 │
. |〃、!ミ: -─ゝ、 __ .l レ二ヽ、 、__∠´_ |/ | ! | | ヾ ヾヘト、 l
!_ヒ; L(.:)_ `ー'"〈:)_,` / riヽ_(:)_i '_(:)_/ ! ‐;-、 、__,._-─‐ヽ. ,.-'、
/`゙i u ´ ヽ ! !{ ,! ` ( } ' (:)〉 ´(.:)`i |//ニ !
_/:::::::! ,,..ゝ! ゙! ヽ ' .゙! 7  ̄ | トy'/
_,,. -‐ヘ::::::::::::::ヽ、 r'´~`''‐、 / !、 ‐=ニ⊃ /! `ヽ" u ;-‐i´
! \::::::::::::::ヽ `ー─ ' / ヽ ‐- / ヽ ` ̄二) /ヽト、
i、 \:::::::::::::::..、 ~" / ヽ.___,./ //ヽ、 ー
ゲーム化する件について・・はスレ違いだよなさすがに
新キャラがエロに適しているなら・・・
夜仮面×静希ちゃん&南さんキボンヌ!!!!!
あくまで桜くんはダメ!!
夜仮面はそっちもスゴイのかwww2人相手だなんてw
職人さん、ファイト。
南さんと変な関係を作ってしまって一週間くらいが経ちました。
あれから南さんは僕に何かをするような事もなく以前と全く同じように接してきます。
普段のポーカーフェイスも勿論、そのままでした。
ただ、困ったのは僕の幼馴染の水上静希ちゃんの方でした。
授業中、休み時間中を問わずに何か視線を感じるのです。
それは静希ちゃんの物でした。
どうも、チラチラと僕の方にこっそりと視線を送っているようなのです。
僕は何かあるのかなと思い、静希ちゃんに話しかけますが。
「あ……その、ごめんなさい……」
何故か、静希ちゃんは怯えるような顔をして、そっぽを向いてしまうのです。
最初は単にショックを受けましたが、一度や二度じゃ怯みません。
しかし、この一週間ずっと、静希ちゃんの反応はこういうものなのです。
つまり、僕は静希ちゃんに避けられているのです。
同じクラスで親友の宮本からも「お前ら、どうしたんだ?」と言われるばかり。
こうも見るからに避けられるのが続くと、僕からも話しかけづらくなってしまいます。
とは言うものの、何とかして静希ちゃんに話を聞いて貰わないとまた疎遠になってしまいそうです。
僕は意を決して、大好きな幼馴染に何とかして話をできるように踏み出します。
その日の放課後、運がいいことにザクロちゃんが迎えに来てくれたので、ドクロちゃんを任せて僕は一人学校に残りました。
そして、その僕は放課後、静希ちゃんが所属する図書委員の活動が終わるのを待って一人、誰もいない教室で待っていました。
僕は椅子の背もたれに、もたれながら、静希ちゃんにどう切り出して話そうか考えます。
あれはダメ、これはダメ、それはいいかもしれない。
色々考えていると、ふと、南さんの顔が脳裏を過ぎりました。
その次には、一週間前の出来事……淫らな南さんの手つきが……。
「!」
変な気分になりそうな所で、僕は目を見開き、首をブンブンと振ります。
静希ちゃんのことを考えていたのに、どうして、南さんの事を考えてしまうんだろうか。
「あーもう、止め止め。どうせ、一時間近くあるんだし寝ちゃおう」
独り言を言い残して、僕は机に突っ伏しってすぐさま眠りの世界に旅立ちました。
ツンツン
どれくらいの時間が経過したのか、僕の頭に何か突付かれるような感触があります。
何も夢を見てなかった僕は、その感触に刺激されて目を開けます。
すると、そこには。
「放課後に、なんでわざわざ寝ているの?」
長髪をゆるやかな風に靡かせ、ポーカーフェイスで佇んでいた南さんがいました。
「うわ、南さん!」
僕は反射的に立ち上がり、一歩後ずさりました。
何故か、体が勝手に動いてしまうのです。
「何、逃げてるの?」
「え? いや、別に何でもないよ」
平然な顔のままで、南さんは特に何かをしてこようというつもりはないみたいです。
一週間前のことを思い出すと、僕は何か空虚感を感じてしまいました。
それにしても、改めてみると南さんは綺麗だと思いました。
長い髪は艶やかで光を反射して、夕陽の日差しが南さんの顔を照らし……。
ん? 夕陽?
「って、南さん! 今、何時!?」
「もう五時回ってるわよ」
「何だって! しまった!」
僕としたことが一時間寝るつもりが余計に一時間寝過ごして二時間も経過していました。
既に図書委員の活動もとっくに終わって解散していることでしょう。
僕は机下に置いてある自分のカバンを手に取ると、南さんにシュタっと手を上げます。
「ごめん、南さん! 僕、行くからじゃあね!」
一目散に駆け出し、僕の姿はあっという間に教室から消えました。
「…………」
南さんはポーカーフェイスで桜くんの消えた入り口を見つめ、風に揺らされるように歩き出しました。
およそ二十分前。
図書委員の委員会活動はとっくに終了したのに静希ちゃんは一人図書室に残っていました。
別に居残り作業をしている訳でもなく、受付カウンターの椅子に座って、彼女にしては珍しくボーっとしていました。
「…………」
静希ちゃんはまるで虚空を彷徨うような目で窓の外の夕焼け空を見ていました。
ここ最近、静希ちゃんは何か一人になりたいと思っていたのです。
それもこれも原因は一週間前。
一週間前の夜、南さんの家に、ある用事ついでに電話をかけた静希ちゃんは思わぬ事を耳にしてしまったのです。
それは桜くんの奇妙な声。
静希ちゃんは頭の回転がいい女の子です。
桜くんのその声が、どのような物か大概の想像がついてしまいます。
しかし、それを想像すると静希ちゃんの胸の中に、嫌な物が沸いてくるのです。
その想像を静希ちゃんは認めようとはせず、けど、頭から全く消えてもくれません。
結果、桜くんを見てしまうと、その想像が本当の事になってしまいそうで怖くて仕方ありませんでした。
それが桜くんを避ける行為と分かっていても、静希ちゃんは抑えられませんでした。
(このままだと、また、桜くんと疎遠になっちゃうのかな……)
虚しい空気が、静希ちゃんの胸を通り過ぎていきます。
でも、あの想像の真偽を確かめる勇気も、静希ちゃんにはありませんでした。
知らない方がいいこともある、とはよく言います。
ですが、その時でした。
廊下の方から何やら駆ける音が聞こえてきたのです。
僕は、静希ちゃんが帰ってないことを祈って図書室に猛然と走っていました。
寝ていた教室から図書室までは、そんなに離れていないために走れば、ものの一、二分で着きます。
そこを曲がって、階段を上がって右に曲がったところに……。
僕は図書室のドアの前で足を止めると、少し乱れた息を整えました。
そして、深呼吸を何度かすると、静希ちゃんがいるかいないかでドキドキしつつ、引き戸のドアを開けました。
「あ、静希ちゃん」
ドアを開けて、周りを見渡す必要もなく、静希ちゃんは受付カウンターの椅子に座っていたのです。
静希ちゃんは、僕が入ってくるのを見るとガタっと椅子が倒れるのにも立ち上がっていました。
「あ、桜……くん……」
あまり表には出していませんが、僕にはハッキリ分かりました。
彼女はまるで怯える小動物でした。
こんなに怖がった幼馴染の姿を、僕は初めて見ました。
次の瞬間、静希ちゃんはカウンターを抜けるとすぐそばにあった図書準備室に通じるドアを開けると、すぐさまそこに入り込みました。
「ま、待って、静希ちゃん!」
僕は慌てて、追いかけるように準備室のドアに走り出します。
静希ちゃんは素早くて、すぐさまドアを閉めると同時に鍵もかけてしまったのです。
僕は開かないドアのままで、それを乱暴に叩いていました。
「静希ちゃん! どうして、ドアを閉めるの!?」
言った直後、僕は我に帰りました。
静希ちゃんは怖がっているのに、僕が冷静にならないでどうするんだ。
今、横着に事を進めても静希ちゃんは何も変わらないでしょう。
僕はまた深呼吸をして、落ち着きを取り戻した後で、できる限り優しく問いかけます。
「静希ちゃん、乱暴してごめん。でも、お願いだからドアを開けてくれないかな?」
優しさに優しさを重ねて、僕は慎重に待ちます。
ですが、ドアの向こうから返事は返ってきませんでした。
僕は不安に駆り立てられますが、辛うじて抑えます。
「お願いだよ、僕の話を聞いて欲しいんだ」
これ以上、大好きな人に避けられたくない一心でドアの前で待ちます。
そして、ガチャという音が確かに聞こえました。
僕は早速ドアを開けようとしましたが、踏み止まりました。
「静希ちゃん、開けるよ」
そう一言断り、僕は静かにドアを開けました。
開けた先の狭い準備室では、すぐ前に静希ちゃんが立ち尽くしていました。
震えていないものの、僕の顔を見ようとはせず、俯いています。
僕はドアを閉め、静希ちゃんの目の前まで寄ります。
しかし、目の前まで来たのはいいものの、今度は僕が焦りだします。
何て言って切り出せばいいのか。
変なことを言って、静希ちゃんを下手に刺激させてしまったら本末転倒です。
でも、黙ったままなのはとても気まずい。
「あ、あの静希ちゃん……。僕、何か気を悪くするような事してしまったのかな……」
静希ちゃんは俯いたまま、何かを言い返すような気配は見られませんでした。
僕の焦りは秒単位で上昇していきます。
「その、僕が何かしてまったのなら……謝るよ、ごめん」
まだ何も聞いていないのに、先に、ごめんと言った僕は相当焦っているんだと自分でも分かります。
そこで、初めて静希ちゃんに動きが見られました。
静希ちゃんは、顔を俯かせたまま、首をふるふると横に振ったのです。
僕は、じゃあ、何かあったの?と問いかけると、静希ちゃんはそのままで、どうにか口を開きました。
「桜くんは何もしてないの……。でも、気になることが……」
「気になる事って何? 言ってみてくれない、かな?」
「それは……」
静希ちゃんが口を濁します。
でも、静希ちゃんが言ってくれないと僕としてはお手上げです。
何とかして、静希ちゃんの口から気になる事というのを話して貰わないと。
でも、突然として、静希ちゃんが顔を上げてきます。
その静希ちゃんの顔を見た僕は一瞬、ドキッとしてしまいました。
今の彼女の顔は何と言うか、儚げな物を感じました。
「じゃあ……聞くね」
「う、うん……」
僕は何を言われてもいいようにしっかりと心の準備をします。
静希ちゃんは、ちらちらと目移りさせながら、僕に問いかけます。
「その、今日から丁度一週間前の日って覚えてる、桜くん?」
「え? うん、覚えてるよ……」
その日は忘れもしない。学校と南さんの家で、僕が南さんに襲われた日です。
そして、その時、偶然にも静希ちゃんが南さんの家に電話をかけた日。
「その日、桜くんは南さんの家に遊びに行ったのよね?」
「う、うん、そうだよ……」
僕は急に、聞かなきゃ良かったかも、と弱気な後悔をしてしまいます。
けど、そこはもう乗りかけた船で、引き返す事はできません。
「桜くんは……南さんの家で、何をしていたの……?」
最も答えづらい質問が来ました。
目の前では静希ちゃんが何かを渇望するかのようにジッと僕の顔を覗き込んでいます。
その瞳は潤んでいるかのように綺麗でした。
僕は南さんと……。
焦ってみるものの、冷静な心は残っていました。
そうだ、何も馬鹿正直に答えることはないんだ、と。
僕は静希ちゃんに、心の中で謝り、こう言いました。
「ほら、電話でも言ったじゃない。勉強で分からない所あってさ、もうすぐテストも近いからさ」
「そう、なんだ」
「うん、南さんに聞いてみたら、分かりやすい解説してくれてね。それで長引いちゃったんだ」
「そっか」
静希ちゃんの顔から、すーっと怯えの色が消えていくような気がしました。
その証拠に、彼女は柔らかい笑顔をこっちに向けてくれました。
「じゃあ」
笑顔のままの静希ちゃんが言います。
これならもう何を言われても平気のはずです。
「南さんの家に行く前の、学校の三階の資料室でも勉強していたのね?」
「!?」
平気のはずでした。
しかし、そんな高をくくった自信は一瞬にして灰になってしまったのです。
資料室でのことを静希ちゃんが知っている?
僕が呆然としていると、静希ちゃんの顔から再び笑顔が消えていきました。
「私、桜くんが資料室にいるって知って……」
「……あ、その……」
僕は何も言い出せないままです。
すると、突然、静希ちゃんは何かが吹っ切れたように悲しげな顔をしました。
それはまるで半ば自暴自棄の勢いで迷いを断ち切ったようなもの。
「桜くん、教えて……。資料室で南さんと何をしていたの……?」
「そ、それは……」
「教えられないの……? 勉強していたんじゃなかったの……?」
「…………」
僕はもう何も答えられません。
僕が沈黙すればするほど、静希ちゃんの顔はみるみる暗くなっていきます。
そして、彼女は絶望的で、沈んだ笑顔で顔を伏せました。
「そうよね……教えられないような事……していたものね……」
その時、僕は終わったと思いました。
今まで、積み上げてきた静希ちゃんへの想いは、この瞬間、無下に砕け散ったのです。
静希ちゃんに、大好きな幼馴染の女の子に、他の女の子との痴態を見られていたのです。
静希ちゃんの言葉は、ただただ僕の心の奥に突き刺さるだけだったのです。
「気になっている事……もう分かっちゃった……」
静希ちゃんは、何かを諦めたように言い捨て、動き出しました。
僕はまだ凍りついたように動く事ができません。
静希ちゃんが狭い準備室を歩いて、僕を通り越そうとする。
「さようなら……桜くん……」
静希ちゃんの震えた声で言われた、その言葉はただの別れの言葉ではありません。
僕を通り越して、ドアに向かう静希ちゃん。
このまま、静希ちゃんが外に出てしまえば、もう二度と彼女は僕の手の届かない所に行ってしまうのではないでしょうか。
皮肉にも自分は悪くないような被害妄想が、初めて僕を動かしました。
「ま、待って、静希ちゃん!」
気づけば、僕は準備室から出ていこうとする静希ちゃんの腕を掴んでいました。
ですが、もはや静希ちゃんは冷たくなっていたのです。
「桜くん、離して……もう、これ以上……桜くんと一緒にいたくないの……」
「そ、そんな……」
静希ちゃんは顔を、こちらに向けずに、ただ羅列するだけのように語りだします。
「だって……私……」
「え……?」
「私は……桜くんの事が好きなのに……なのに……こんなの……耐えられない……」
告白。静希ちゃんの想いが初めて分かった瞬間でした。
ですが、憧れの静希ちゃんの告白なのに何故か、何も嬉しくもありませんでした。
あるのは、彼女を深く深く傷つけてしまった罪悪感でした。
「お願いだから離して……もうダメなの……」
静希ちゃんが強引に僕の腕を振り解こうとします。
僕は不意を突かれ、彼女の腕を逃がしてしまいました。
「やっぱり、知らない方が良かった……」
静希ちゃんは冷たく悲しい調子で言い放つと、ドアに手をかけます。
このままじゃ、このままじゃ!
「静希ちゃん!」
その時、この準備室の中だけ時間が止まったような錯覚がしました。
僕は静希ちゃんに後ろから抱きしめました。
異例のないことです。
人間、窮地に立たされれば何でも出来てしまうのかもしれません。
静希ちゃんも動きを止めて、二人とも沈黙に覆われてしまいました。
僕は今、目の前の事以外を全部捨てました。
「静希ちゃん、行かないで……!」
「やめて……そんな事言わないで……」
「嫌だよ……行かないで……」
静希ちゃんはもう涙声です。
もしかしたら、もう既に泣いていたのかもしれません。
今にして、ようやく、静希ちゃんがあんまり顔を見せなかったのが理解できました。
静希ちゃんは、大して抵抗する気配もありませんでした。
それ所か、時間が経つにつれ、静希ちゃんは体を委ねるように僕に、もたれかかってきました。
準備室の壁にかかっている掛け時計が、チッチと秒針を進める音だけ響きます。
「ねえ、桜くん……」
「なに、静希ちゃん……?」
後ろから抱きしめられたまま、静希ちゃんは甘えた声で言います。
「私にも……して欲しい……」
僕は無言で頷きました。
「そうしたら……少しは悲しくなくなると思うから……」
「うん……」
もしかしたら、静希ちゃんも僕と同じように理性が消えているのかもしれません。
いつもの彼女ならこんな事、絶対言いません。
でも、静希ちゃんだって、か弱い女の子の一人なのです。
僕は手馴れている訳ではありませんが、彼女の希望に応えます。
南さんにされた事を思い出しつつ、僕は後ろから静希ちゃんの首筋に舌を這わせました。
「ん……」
静希ちゃんが小さく甘い吐息をもらしました。
一瞬、静希ちゃんの体がビクッと震えました。
僕は彼女がバランスを崩さないよう、しっかりと抱き止め、首筋を舐め回します。
「ああ……ふあ……」
静希ちゃんは頬を赤く染め、僕の愛撫に感じてくれているようです。
その何かをそそられるような声に刺激され、僕は残りわずかの理性が更に消えていこうとしていました。
「あっ……ああん……」
静希ちゃんは喘ぐ声をもらしながらも、僕の方に顔を向けてきました。
「桜くん、何だかくすぐったい……」
そう言う静希ちゃんの顔は涙ぐみながらも笑っていました。
今日見た中では、一番の顔だと思いました。
「ごめん、僕……その、下手くそで……」
「ううん……気持ちいいの……続けて」
静希ちゃんの笑顔で、僕は何か救われたような感じがしました。
例え、それが自己満足であっても、今はそれで良かったと思います。
静希ちゃんの首に僕の唾液が広がっていこうとした時、静希ちゃんの手が僕の手を取りました。
静希ちゃんは、僕の腕を自分の胸に導いたのです。
「桜くん……触って……」
静希ちゃんの言葉に悩殺というのがどういうものかを理解させられます。
制服越しとはいえ、静希ちゃんの胸は柔らかく、確かな感触がありました。
僕は両手で彼女の胸をもみ始めました。
最小限の力だけでゆっくりと、痛くしないように手を動かします。
「ううん……はぁぁぁ……」
静希ちゃんの声に段々と色がかかってきます。
僕は何かコツを掴んだように、回すように静希ちゃんの胸を愛撫していきます。
静希ちゃんも体を少しくねらせ、感じているようです。
そして、留守になっていた首筋への愛撫も同時に再開しました。
「あああ……! さ、桜くん……」
静希ちゃんはゾクゾクしているかのように体を震わせています。
呼吸も熱くなり始め、気分もすっかり陶酔しているのでしょう。
「もっと……触って……気持ちいいの……」
静希ちゃんが言葉を発するたびに僕は刺激され、徐々に愛撫のペースが上がっていきます。
首筋を舐めている舌は、静希ちゃんの小さな耳に上り、ペロペロと舐めていきます。
胸を弄っている手も少しだけ力がこもり、激しくなります。
「あんっ……桜くん……何だか変な気分……」
「うん……」
既に動揺も興奮も隠せない僕は、ただ静希ちゃんの熱い声に頷くことしかできません。
しかし、何よりも本能と欲望が前に出てしまい、勢いは留まる事を知らず加速していくだけでした。
次第に僕の静希ちゃんへの愛撫は多少、乱暴じみた勢いにまで昇ってきました。
「ああっ! んあああ……」
静希ちゃんが一瞬、鋭く声を上げます。
僕は構わず、乱心したかのように静希ちゃんの声を聞きたいが為に愛撫し続けます。
「ああうっ……あ、ああ、あああ……」
もっと静希ちゃんに気持ちよくなって欲しい。
僕はそんな思いに駆り立てられ、片方の手を彼女の下腹部に伸ばします。
「桜くん……」
静希ちゃんが潤んだ瞳で僕の顔を覗き込みます。
そんな視線を向けられたら、止められる物も止められません。
僕の伸ばした手は静希ちゃんのスカートの中に侵入し、下着を触れる所まで来ました。
僕は下着の上から、静希ちゃんのソコを捏ね繰り回します。
新たな所を触られたせいか、静希ちゃんはまたビクッと震えました。
「はぁぁぁぁ……んう!」
静希ちゃんはまるで僕の腕から逃れるように体をくねらせます。
けど、今更僕は逃がしたりしません。
僕は夢中で、静希ちゃんの体の三箇所を満遍なく攻め立てます。
手で触れた静希ちゃんのソコは気持ち熱くなっていたような気がします。
僕はそんな感触じゃ、満足できずに下着の中に手を入れ込みます。
「あ、あ、あ……ああくうっ」
静希ちゃんの息は途方にもなく荒れています。
直接触れたソコは熱く湿っていて、まるで湧き出る蜜の泉のようです。
自分の手に何かが絡みつく感触を楽しみながら、僕は静希ちゃんのソコを擦っていきます。
ふと、触っている手の一本の指に何か、コツンとあたるものがありました。
「!」
静希ちゃんが一層ビクッとしました。
僕はコツンとあたったものが何か知りたくて、その部分を撫で回してみます。
「ああああっ! そこ……だめぇぇ……」
静希ちゃんの声が一段と大きくなっています。
「ああっ! 桜くん、そこは……はああっ」
「静希ちゃん……綺麗……」
「嬉しい……あ、あああっ」
声も体も、僕と静希ちゃんの何もかもが熱くなる雰囲気。
今ここで誰かが来たとしても、恐らく僕は、この行為を止める事はできないと思います。
「桜くん、好きっ……好き……!」
もはや、麻薬中毒を誘うような静希ちゃんの声だけが僕を刺激し続けます。
「あああっ……あああんうううううっ」
瞬間、静希ちゃんは体をえび反りさせ、くたっと目を閉じて、前屈みに倒れてしまいます。
僕は一瞬、興奮から引き出され、静希ちゃんの体を慌てて支えます。
そして、そのまま僕は静希ちゃんの体と一緒にゆっくり床に座りました。
僕の腕の中で静希ちゃんは目を閉じたまま、ハァハァと呼吸を繰り返していました。
額には多少、汗を掻いていましたが、苦しい顔はしていません。
「静希ちゃん、大丈夫……?」
しばらくして、僕が呼びかけると静希ちゃんは胸を上下させたまま目を開きました。
静希ちゃんは表情を綻ばせて、僕に顔を向き上げます。
「うん、大丈夫……ありがとう、桜くん……」
「ううん……」
「ねえ……もう一つお願いしてもいい?」
その言葉と同時に、また静希ちゃんは僕に甘えるようにもたれてきます。
でも、僕はその彼女の温もりを感じられる事が今は何より嬉しかったのです。
「何……?」
「ぎゅっとして欲しいの……」
「うん……」
僕は少しだけ力を込めて、目の前の華奢な女の子を抱きしめました。
静希ちゃんは抱きしめた僕の腕に自分の手を重ね、わずかに微笑みました。
と、その時でした。
最終下校時刻を告げるチャイムが鳴り響いたのです。
ふと、静希ちゃんの顔がハッと我に返ったように真面目な顔に戻りました。
「大変、もうこんな時間。今日は用事を頼まれてたのに……忘れてた」
「じゃあ、静希ちゃん。早く帰らないと」
「う、うん」
僕は腕を解き、静希ちゃんはささっと立ち上がりました。
僕も遅れて立ち上がり、彼女に言います。
「ここの鍵、僕が閉めておくから静希ちゃんは先に行って」
「あ、うん」
準備室から出ようとする静希ちゃんでしたが、最後にこちらに振り向きました。
僕は何?と顔を傾げていると静希ちゃんは嬉しそうな口調で。
「桜くん、好き……やっぱり嫌いになれない……」
「あ……」
「またね……」
そう言って、恥ずかしそうに静希ちゃんは準備室から出ていき、カバンを持って廊下に躍り出たのでした。
僕は改めて、静希ちゃんから好きと言われてボッと顔が赤くなっていきます。
告白されたんだ、静希ちゃんから……。
僕は自然と顔が緩んでしまい、あははと軽く笑いながら、準備室を出ました。
自分のカバンを探し当て、準備室の鍵をかけて図書室を出ます。
「嬉しそうな顔、してるのね」
「え?」
聞き覚えのあるハスキーボイスに僕は敏感に反応してしまいます。
さっきの嬉しさの気持ちはどこに行ったのか、急にドクッと心臓が脈打ちました。
声の主は少し奥にある本棚の後ろから出てきたのです。
「み、南さん……」
そう、南さんがそこに立っていたのです。
もはや、夕陽も沈みかける直前になり、静まり帰った図書室で南さんは僕を見据えていました。
南さんはいつものポーカーフェイスをしていました。見るからに冷静です。
でも、何故か僕はそれがとても怖く感じてしまったのです。
続けますか?
[>はい
いいえ
また続きを書きました。
今回は相手が南さんではなく静希ちゃんです。
南さんを期待していた方には申し訳ないです(´・ω・`)。
何だか徐々にストーリーのイメージが構築されているので
また続きを希望する方がいましたら書かせて頂きます。
ではでは、お楽しみ頂ければ幸いです。失礼します。
展開が面白いです。これからも頑張って書いてくださいな。GJ
329 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 15:30:35 ID:6QeG5k2c
GJです。どんどん続き書いちゃってくださいな
修羅場の予感・・GJ
GJ!!(;´Д`)ハァハァ
最後の南さんが怖かった…しかし面白い展開だ。ガンガレ!!
>>327 GJ!俺は(;´Д`)ハァハァすることしかできないが是非続きを書いてくれ。
いや、書いてください。
おっきしたお。
是非続けてくださいな。
そしてこのあと3Pに…と思いきや南さんが二人を調k(ry
職人さん、ファイト。
>317
それは中々面白そうだ、と思ったり。
337 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 13:37:18 ID:Xd7W+XyC
(;´Д`)ハァハァ
続きまだかなー
339 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 10:10:38 ID:QK/R93NE
...まだかな、通いつめてる俺にはつらい。
(゚∀゚)人(・∀・)
まぁ職人さんの都合もあることだから
気長にマターリ待ちましょう
343 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 16:55:03 ID:QK/R93NE
関係ないけど、ゲーム化か・・・
どうにか11月までの生きる希望ができたよ。
脱衣なら買う。
>>344 ゴセロかよ!
余談だが最近発売した某エロゲの
おまけゲームにゴセロがあったりする。
きゃんでぃそ○とのつ○きすだな
そこは伏せるな。
キャンディソフトの「つよきす」、ツンデレとはこういうものだ
ちょwwwおまいらwwww
俺がせっかく「某ゲーム」とぼかしたのにwwww
姉しよと同じとこだよな?
>>346 他にゲームなんてないじゃん、と思ったらパニックボタン(デフォルトだとF5キー)のか!
あー、でもCPUが参加してくれないから5人揃えないとダメじゃんw
352 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/02(金) 10:10:12 ID:net4Rrz6
とりあえず頭を空っぽにして公式ページを見てみると、
ドクロちゃんの(設定その他諸々含めた)ぶっ飛び具合を再認識できるな
>>348 実際ツンデレって言うより強気なだけだろ、ほぼ全員
>>351 2巻読みなおせ
ゴセロは1対1の勝負だ
もしくはOVA1巻だな
これ、制作がアイデアファクトリーじゃないか。
こんなゲームも作るんだ。
357 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 15:42:52 ID:L+teStgk
ドクロちゃんよりサバトちゃんに萌え。
ベノムちゃんに萌えな俺ガイル
359 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 10:03:48 ID:Lx4bcQvC
職人さんいないね。
ゲーム発売されればまた活気でるかな?
ちなみに俺はザクロちゃん萌え。 げへへ
南さんが大好きでつ。
ゲームには出るのかな?
静希ちゃん萌えであると同時に弓島たん萌えなオレガイル
6巻っていつだっけ?
今月10日
「どうしたの? なんで、そんな顔してるの?」
もう夜空になりそうな外で明かりが目立つ図書室で、南さんは僕に歩み寄ってきます。
僕は静希ちゃんとのやり取りを見られていたのではないかと思って冷や汗を流しつつありました。
いえ、南さんのことだから、絶対に気づいているでしょう。
けど、南さんは特に反応するような事もなく、いつものポーカーフェイスを浮かべていました。
ですが、今はその冷静さが逆に怖かったのです。
南さんは硬直している僕にどんどん近づいてきます。
「水上さんと楽しくやっていたみたいね」
「なっ」
そして、いきなりの直球発言。
僕は平静を保とうとしますが、南さんがどんどん近寄ってくるので保ちきれません。
南さんは僕のすぐ目の前で止まり、僕の顔をスッと見上げてきました。
その彼女の顔と瞳は澄み切ったもの。
一週間前に、僕を襲った南さんと一緒に思えないくらいでした。
僕は何でもいいから話題を逸らそうとします。
「南さんこそ、ここで何やってるの?」
「私? 私の事はどうでもいいわ」
ふと、いつの間にか南さんの手が僕の左胸に置かれていました。
空気の流れのような動きをする南さんの手は白く繊細です。
そして、何を思ったのか彼女が柔らかい笑みを浮かべました。
「桜くん、ドキドキしてるのね」
「別に何でもないよ」
僕は強がるように言い返しますが、南さんは、ただ柔らかい笑みを浮かべます。
僕は、その南さんならではの独特な雰囲気に何故か緊張してしまいます。
ついさっき南さんの姿を見つけて湧き出した焦燥感とは違っていました。
南さんは、そっと僕の胸から手を離すと、代わりとばかりに耳をつけました。
僕の胸に顔をうずめている南さんに、僕は更にドキドキしてしまいます。
「はっきり分かる……桜くんの鼓動」
「その、あの……」
「それに……桜くんの胸、温かい」
何がどうなったのか。僕は南さんの行動にあたふたするだけ。
本当に、この女の子は一週間前に僕を襲った女の子なのか?
そんな答えの出ない事を何回も自問するほど、今の南さんは可憐でした。
「水上さんに告白されたの……嬉しかったの?」
「えっ!?」
一体、南さんはどの部分から僕と静希ちゃんとのやり取りを聞いていたのか気になります。
もしかしたら、最初から全部聞かれていたというのも考えられます。
南さんはまだ、僕の胸に顔を埋め、僕の答えを待っているかのようでした。
ここまで来た以上、何も隠すことはありません。
「う、嬉しかったよ。だって……僕も、静希ちゃんのことが好きだから」
「やっぱり……そうだったのね」
南さんとの、あの関係を断ち切るべく、僕はキッパリと言いました。
返事をする南さんの顔は、いつものポーカーフェイスです。
「だから……その……もう、南さんとは」
「分かってるわ……」
僕の言葉を遮り、南さんが僕の胸から顔を放して、僕を見上げます。
そして、すっと爪先立ちになって、僕の顔を両手で包み込みました。
僕はハッとして抵抗しようとしましたが、南さんが首を振ります。
「最後だから……少し目を閉じて」
「で、でも!」
「口付けする訳じゃないわ。少しだけ目を閉じて」
「……うん」
南さんの言葉を信じて、僕は少しだけ瞼を下げます。
わずかな視界の中で南さんの顔が近づいてきます。
南さんも僕と同じように瞼を下げつつ、僕の顔を寄せています。
そして、触れ合ったのはお互いの目、まつ毛の部分でした。
数秒重ね合わせた後、南さんはまた同じような動きで顔を離しました。
「バタフライ・キスって言うの……こういうのもいいでしょ」
「よく分からないよ……」
南さんは何か満足したように体を離して、くるりと僕に背を向けました。
そして、隅に置かれていたカバンを手に取って、出入り口に歩いて行きます。
「帰るわ。先生に見つかったら、怒られそうだし」
「あ、うん」
そうです。もう最終下校時刻はとっくに過ぎていたのです。
南さんの背中を見た時、僕は心にもなくドキッとしてしまいました。
そして、何かに駆られたように言い出します。
「あ、あの、南さん。良かったら送っていくよ。もう、外暗いし」
「もう、終わりにするんじゃないの?」
「そ、それとは違うよ。ただ、こんな遅い時間に女の子の一人歩きは危ないかなって……」
振り返った南さんは一瞬、何やら笑みを浮かべて、また背を向けました。
「じゃあ、送ってくれる?」
「う、うんっ」
僕は柄にもなく、照れたように頷き、南さんの後に続きました。
隣に並んだ南さんが、こちらに顔を向けます。
「桜くんはいつでも優しいのね」
「え?」
「図書室の鍵、閉めなくていいの?」
「あ、そうだった」
「早くしないと置いていくわよ」
「待ってよ、南さん! すぐ終わるから」
まるで、普通の友人の接しあいのごとく、僕と南さんの間には暖かいものがありました。
そして、僕は、これを最後に南さんとの関係を断ち切りました。
翌日、教室で会った僕と静希ちゃんは、はにかみ合いながら挨拶を交わしました。
一緒にいたドクロちゃんは、不機嫌そうに、つまんないと言ってきます。
何がつまんないの、と聞くと、僕は問答無用でドクロちゃんに撲殺されました。
すかさず静希ちゃんが心配してくれて、僕は満更でもなく頬が緩んでしまいます。
別に何かが見るからに変わった訳ではないですが、静希ちゃんの僕に対する接し方は変わっていました。
こう、積極的というか、たくさん話しかけてくるというか、とにかく少しずつ変化が見られています。
「桜くんといると、何だか楽しい」
そう言っては、ご機嫌のように微笑み、満足そうに話を弾ませます。
ですが、それはドクロちゃんが介入してこなければの話でした。
その日の放課後、あの天使の大逆襲が僕に降りかかったのです。
「最近、桜くん、ご無沙汰すぎ! どうして、ボクに構ってくれないの!?」
「待ってよ、ドクロちゃん! 僕にだって色々と都合が……」
エスカリボルグをブンブン振り回し、ヒステリックに言い放つドクロちゃんに僕は、しどろもどろです。
ここ最近、劇的な事が起こりすぎて、ドクロちゃんのようにボケだらけの生活はできません。
そうして、こうにも放置状態にあったドクロちゃんは、かなりのご立腹状態でした。
「桜くんはボクのものでしょ!? すーこーしーはーあーそーんーでー!」
「勝手に僕を下僕か何かのように言わないでよ! ちょっと、何ヒソヒソ話してるの、そこ! 僕は何でもないよ!」
「とにかくー。今日は絶対、一緒に帰って遊ぶよ!」
ドクロちゃんは振り回していたエスカリボルグの先端を僕の顔に、ピタッと止めてきます。
ですが、もう僕は静希ちゃんの用事が終わったら、一緒に帰るという約束をしているのです。
ここでドクロちゃんにはサバトちゃん辺りと帰ってもらいたいところです。
僕は最凶の凶器を前にして冷や汗を流しながらも深呼吸一回。
「また今度ね!」
そう言って、僕は踵を返してカバンを持って、教室から走り出します。
「こらー! 桜くん、待てー!」
再び、エスカリボルグを振り上げつつ、ドクロちゃんも僕を追ってきます。
しかし、ここでドクロちゃんに捕まるわけにはいきません。
僕が本気を出せば、三十分で地球を一周できるわけではないですが、とにかく逃げます。
曲がり角を利用して、振り切れれば儲けものです。
階段を下りては上がって、曲がり角を右に左にと、まさに縦横無尽です。
それでも、後ろからの天使は全く離せません。
このままじゃ、僕の体力が危ないと思いつつ、次の角を曲がると。
「桜くん、こっち」
なんと、とある場所から手招きをする静希ちゃんが見えたのです。
ご都合主義万歳、ではないですが、僕は何も考えずに静希ちゃんのいる場所に駆け込みました。
すぐさま、静希ちゃんは僕の手を引いて中に入り、ドアをバタンと閉めました。
次の瞬間、あのアホ天使の声がこだましては、すぐに小さくなっていきました。
「はぁ、はぁ、はぁ。静希ちゃん、助かったよ」
「桜くんはいつも大変ね」
「まあ、ドクロちゃんだし。もう、慣れたよ」
「そっか」
静希ちゃんはクスっと笑いました。
と、ここで僕は周りを見渡しました。
そして、ん?と疑問に思ってしまうのです。
「静希ちゃん」
「何、桜くん?」
「ここ、どこ?」
「え? トイレの個室だけど……分からなかった?」
「…………」
ドクロちゃんから逃げることしか頭になかった僕は何も考えずにトイレの個室に静希ちゃんと二人で入ってしまったのです。
僕は、妙な雰囲気でドキドキして、なんとか平常心を取り戻します。
「ご、ごめん。ちょっと逃げる事に夢中で気付かなかった……って、女子トイレ?」
「うん、そう……」
静希ちゃんも何か恥ずかしそうに頷きます。
ですが、僕の方は女子トイレに入ってしまったことに、とても後悔していました。
今、目の前にいる女の子が静希ちゃんだから、良かったものの、他の女の子に見つかりでもされたら、あっという間に僕は変態です。
幸い、ドクロちゃんも、この辺りからいなくなり、静希ちゃんとも会えたので、ここから出ようと思います。
「じゃあ、出ようか。僕が、ここにいたらマズイし……」
「あ、そ、そうね」
静希ちゃんは、何かもじもじと何かを出し渋っている感じがしますが、僕は気付きませんでした。
早く、ここを出ないと本格的に僕に対する変態のイメージが固定化されていくことでしょう。
すると、静希ちゃんがすっと扉の前に立ち、とうせんぼするかのように僕の顔をじっと見ていました。
「あ、あのね、桜くん……」
「ん? どうしたの、静希ちゃん?」
「えっと、その……」
ついさっきから、もじもじしている静希ちゃんを前に、僕はちょっとドキドキしています。
静希ちゃんが、こんな態度を取るなんて、以前いつ見たのか考えてしまうくらいです。
と、ボーっとしていてまた僕は我に帰ります。
だから、ここを早く出ないと変態が確定されるんです。
「取り合えず、話があるなら、ここから出て……」
「ま、待って……わあっ!」
僕が一歩踏み出すと同時に、静希ちゃんが反射されたように前に踏み込みます。
しかし、何か足元が滑ったのか、静希ちゃんはバランスを崩して、僕に倒れ掛かってきます。
僕は咄嗟に手を伸ばして、静希ちゃんの体を抱きとめていました。
「あ、危なかったね」
「うん……」
僕の腕の中にいる静希ちゃんはぎこちなく頷きました。
床を見てみると、ペチャンコになったトイレットペーパーの芯が転がっていました。
僕は静希ちゃんの小柄な体を受け止めたまま、動けなくなりました。
どさくさに紛れて、こんな格好になったのはよしとして、ここからどうすればいいのか。
1.二人きりだし、ここで僕から告白する。
2.ここで悲鳴を上げて、変態宣言をしてみる。
3.昨日のこともあるし、ここのまま襲ってみるのもいいかもしれない。
4.取り合えず、この洋式トイレの水路から脱出する。
こんな下らない選択肢を全部潰して、僕は、そっと静希ちゃんの体から手を離しました。
そして、紳士な気持ちを前面に押し出し。
「待って、桜くん」
ふと、突然に出される静希ちゃんの静かな声。
先ほどとは違い、落ち着きさがあり、いつもの彼女の声のようでした。
僕は顔を見下ろすと、すぐそこには頬を染めた幼馴染。
さっきから、慌てて我に返っての繰り返しで、脳内がミキサーにかけられた感覚がします。
「さっきからどうしたの……静希ちゃん?」
「桜くん……私にもさせて……」
「……え?」
静希ちゃんの何か覚悟を決めたような声に、僕の素っ頓狂な声が交錯します。
こんな狭い空間で、静希ちゃんは一体何を言っているのか僕にはよく分かりません。
もしかしたら、これは僕の脳内で繰り広げられている妄想の一部なのかもしれません。
ですが、そんな事は僕に密着している静希ちゃんの温もりで、全て否定されました。
「その……昨日、私ばっかりだったから……」
「い、いや! いいんだよ、そんなこと!」
僕は事の重大さを認識して、大慌ててで首をブンブン振り、直後に大きな後悔をします。
甘美な誘惑が、また僕をお花畑に連れていこうとします。
「ううん……私がしたいの……桜くんにも……」
「静希ちゃん……その……」
僕は一瞬で赤くなってしまった顔で、静希ちゃんに顔向けできません。
また昨日のような一瞬の度胸でもあれば、まともな返事が出せたのでしょうが。
少しして顔を下げた僕が見たのは、なんとも目を潤ませた静希ちゃんでした。
「お願い……桜くんが欲しい……」
「うん、分かった……」
結局、僕は静希ちゃんの熱っぽい声の誘惑に負けて、流されるままに頷くだけでした。
それにしても、どうして静希ちゃんが、こうにも積極的なんだろう。
そんな事が、ぼやけた僕の頭の隅に現れて消えていきました。
「静希ちゃん……僕はどうしたら、いい?」
「あ……」
静希ちゃんはまた真っ赤に顔を染め、僕からスッと離れました。
僕は静希ちゃんの重みが消え、バランスを失ったかのように壁にもたれました。
そして、静希ちゃんが屈んで、僕のズボンに手を伸ばします。
心なしか、その手は震えていて、まるで怯えているようです。
「静希ちゃん……無理しなくてもいいんだよ……」
僕は静希ちゃんの動作が無理矢理なのが分かっています。
静希ちゃんは、少し不安そうな顔を僕に向けます。
「大丈夫……私にだって出来るから……」
静希ちゃんはゴクリと唾を飲み込み、すうっと撫でるように僕の股間に手を添えました。
彼女の手が触れ、僕も唾を飲み込み、次の一動作を待ちます。
すっすっとゆっくり、丁寧に扱うように静希ちゃんは、僕の股間を撫でています。
わずかな温もりがズボン越しに伝わり、マッサージ感覚で気持ちいい感じ。
しかし、アレ自身は大した反応がありません。
しばらく、さすっているばかりで反応がないせいか、静希ちゃんがつぶやきます。
「ねえ……やっぱり直に触ったほうがいい……?」
「えっ」
静希ちゃんの答えづらい質問に、僕は、しどろもどろです。
ここで、触って欲しいと言えば、静希ちゃんは素直に受け入れてくれると思います。
しかし、そんなことを思うだけで顔から火が出そうです。
僕が黙ったままでいると、静希ちゃんが、心細い声で言います。
「桜くん……何か返事して……。私、ちゃんとするから……」
今の静希ちゃんは、まるで触れたら脆く崩れてしまうような氷の結晶のようでした。
確かな輝きがありながらも、それはちょっとの刺激でも崩壊するような儚さ。
僕は、その静希ちゃんの輝きが消えないよう、僕なりにフォローするようにしました。
「大丈夫だよ、静希ちゃん。静希ちゃんのペースで進めて……」
そう言って、僕は恥ずかしながらも制服のズボンを脱ぎました。
普段はすぐ脱げるのに、今に限ってベルトが外すのに、やけに手間取ってしまいます。
静希ちゃんも相当恥ずかしい思いをしているのだから、僕もこのくらいはやってみせます。
ズボンを下げて、パンツになった所で静希ちゃんが恐る恐る、顔を向けました。
「ありがとう、桜くん……」
静希ちゃんは目線を元に戻して、僕のアレにパンツ越しに手を添えました。
静希ちゃんの手の感触がより一層、暖かく感じられます。
その小さな温もりと、恥ずかしさと気持ち良さが入り混じり、僕のアレは少しずつ反応していました。
しばらく触り続けて、静希ちゃんは意を決したように、僕のパンツに手をかけました。
「脱がして……いい?」
「う、うん……」
僕は勿論のこと、静希ちゃんも恐らく緊張で胸が高ぶっているのだと思います。
静希ちゃんは、そーっとした手つきで、僕のパンツをするすると下ろして行きます。
数秒も経たず、露になった僕のアレは少しからず大きくなっていました。
静希ちゃんは一瞬、驚いたように口を手で塞ぎましたが、すぐに僕のアレに向かって手を延ばします。
そして、包み込むように下の方から手で触れ、すっすっと擦るように上下に動かします。
それはとても、ぎこちない動作でしたが、アレはすぐさま反応して限界の大きさまで達してしまいます。
「あ……はぁ……」
僕は思わず吐息を漏らします。
静希ちゃんは顔を赤くし、無言のままアレに刺激を与え続けます。
「…………」
静希ちゃんは、ゆっくりと撫でているように擦っていきますが、ふと動きを止めました。
すると、顔をアレにゆっくりと近づけ、口の中にある小さな舌を恥ずかしげに出そうとします。
アレの棒の部分を両手で包み、静希ちゃんの口が触れようした時、彼女は僕の顔を見ました。
「ねえ、桜くん……お風呂、入ってるよね?」
「え? そりゃ……勿論だけど」
「じゃ、じゃあ……ここも洗って……」
そう言って、すっかり直立した僕のアレを見据える静希ちゃん。
僕はそういう事かと納得し、コクリと頷きます。
「じゃあ……安心ね」
何故か、僕ではなく静希ちゃんは呼吸が荒く、僕のアレを執拗に見つめていました。
そして、目を閉じながら、アレに舌を伸ばし伸ばし、つーっと走らせました。
少しゾワゾワしたものを感じますが、充分耐えれるレベルでした。
「ん……んー……」
一度、二度はついばむように舐めていましたが、もう慣れたのか、静希ちゃんは断続的に舌を走らせて行きます。
静希ちゃんは、おぼつかない舌遣いでアレを愛撫していきますが、どうもピンと来ません。
「ぺろ……ん、んん……」
でも、静希ちゃんは一所懸命に僕のアレを舐めてくれています。
そんな彼女に申し訳ないと思いながらも、僕は、今のアレの大きさを保つ程度の快感しか感じられませんでした。
何も反応を見せなかったのがマズかったのか、静希ちゃんは一旦、口を離して問いかけてきます。
「桜くん……気持ちよくない……?」
「う、ううん……そんなことないよ。気持ちいいよ」
正直な所は、それほど気持ちよくありません。
原因はあの南さんの強烈な愛撫を受けてしまったことです。
最初に受ける愛撫としては本当に強烈で、僕はあっという間に限界に果てていました。
その味を、僕の体が完全に覚えてしまい、それに劣る愛撫ではあまりよくないということ。
あの南さんの愛撫でなければ、僕は本当に気持ちよくなれなくなっていました。
だからと言って、そんなことを静希ちゃんに話せるわけもありません。
「その、こうして欲しいとかあったら言って……私、まだ全然だから……」
「それじゃ……くわえてくれるかな……?」
「あ……」
静希ちゃんは一瞬、躊躇いを見せるものの。
「分かった……」
素直に頷きました。
ゆっくりと口を開けて、静希ちゃんは僕のアレをくわえていき、スッポリと被せていきます。
彼女の唇が直接、アレに触った時、新たな快感が生まれます。
それでも、南さんのような愛撫には程遠く、じわじわと時間をかけて昇ってくるかのようです。
「ん、んん……ん……」
静希ちゃんは、ゆっくりと顔を上下に動かし、僕のアレを愛撫しにかかってくれます。
テクニックはなしにしても、静希ちゃんだからこその献身的な思いが徐々に快感に繋がっていきます。
結構な時間が経った中、僕の息も気付けば荒くなっていました。
「静希ちゃん……気持ちいいよ」
「んん……ん、ん、んっ」
静希ちゃんはペースを速め、熱心に僕のアレを刺激し続けてくれません。
南さんに勝る訳ではありませんが、静希ちゃんの思いが伝わってくるかのようです。
「んん、んうん……ん」
静希ちゃんの二本にまとめた髪が揺れ続け、次第に水滴音も奏で始めます。
僕は思わず静希ちゃんの頭を手で押さえ込み、彼女の速い動きに更に加速をかけ、奥に食い込ませます。
「んんっ! うぐんぅっ!」
静希ちゃんが一瞬、呻きますが、僕はもうちょっと到達できる欲望に駆り立てられ気にしません。
少し苦しそうな顔をしながらも静希ちゃんは逆らおうともせず、寧ろ、僕のペースに合わせてくれます。
「ん、んん、ん、んんん!」
「し、静希ちゃん……!」
次第に僕の頭もクラクラしてきて、絶頂に達するほど、体の自由を奪われ、壁にもたれかけます。
静希ちゃんの動きも相当な加速で、頭を動かして愛撫をしてきます。
視界すらぼやけた時、僕は限界に達していました。
「ううん! んん、んんん……」
瞬間、静希ちゃんは目を見開いて、自分の口に放出された液体を受け止めていました。
静希ちゃんは僕の腰に手を置いて、アレをしっかりくわえ込み、まるで液体を逃さないようでした。
しかし、その顔は苦しげなもので耐えているようにしか見えません。
十数秒かけて、静希ちゃんは僕が放出した液体を口に収めて、ゆっくりと引き抜きました。
僕は少しの間、呼吸を整えていましたが、静希ちゃんの状態をすぐ把握して、彼女の肩を支えました。
静希ちゃんは口元を手で押さえながら、苦しそうです。
「し、静希ちゃん、吐き出して……!」
トイレットペーパーを何重にか重ねて、静希ちゃんの口元に持っていこうとしますが。
「んん……ごくん……」
なんと、静希ちゃんは飲み込んでしまったのです。
でも、すぐさま静希ちゃんは咳き込み、気持ち悪そうに顔を伏せました。
僕は背中をさすって、どうにか状態を落ち着けようとします。
「飲んじゃった……はは……」
静希ちゃんは、それでも僕に対して笑顔を向けてくれました。
僕は間抜けすぎて、密着した静希ちゃんの顔にドキドキします。
「桜くんの……味かな」
何気なく呟いた静希ちゃんの一言に僕は真っ赤になります。
それと同時に、僕の中で何かがプツンと切れたような感じがしました。
「静希ちゃん、立てる?」
「うん、大丈夫」
僕は静希ちゃんを立たせて、ズボンを履きました。
そして、有無を言わさず、今度は僕が静希ちゃんの下半身に潜り込みます。
「きゃっ……さ、桜くん?」
「静希ちゃんに苦しい思いさせちゃったから、今度は僕がしてあげる」
「え、で、でも……」
静希ちゃんは恥ずかしそうにスカートを押さえて、僕の侵入を防ぎます。
しかし、今の僕にはそんなことは通用しません。
「静希ちゃん、スカートを持ち上げて」
「ええっ……」
「僕も静希ちゃんに気持ちよくなって欲しいんだ……」
静希ちゃんはスカートを押さえたまま、微動に震えますが、しばらくすると、スーッとスカートの裾を持ち上げてきました。
目線を泳がせ、まるで自分の行為を誤魔化そうとする静希ちゃん。
「うん……お願い……」
静希ちゃんがスカートを持ち上げてくれているので、下着が丸見えです。
僕は下着の上から指を走らせ、軽くいじってみました。
静希ちゃんがほんの少しですが、震えました。
僕は前座を抜きにして、彼女のパンティーを下ろしました。
静希ちゃんはスカートを持ち上げたまま、恥ずかしさで目を瞑ったままでした。
パンティーを脱がした静希ちゃんのソコは湿ってなくても、とても熱かったのです。
僕は素早く舌を遣い、彼女のソコを愛撫し始めました。
「あく……んん……」
静希ちゃんが堪らず喘ぎ、ふるふると震えます。
声は最小限に留めているのでしょうが、はっきりと艶やかに聞こえてきます。
僕は静希ちゃんが逃げないよう、両手で彼女の腰を掴んで、舌走りを強めます。
「ううっ……さ、桜くん……上手……どうして……」
静希ちゃんの言葉に、胸に刺さるものがありますが、今はどうでもいいのです。
彼女が気持ちよくなってくれれば、僕だって嬉しいのです。
「これじゃ……すぐ……あはぁ……はぁ、はぁ……くぁ」
静希ちゃんはあっという間に高みに昇り、僕は彼女テンションに合わせてペースを上げます。
裂け目を舐めていくうちに、小さい突起に突き当たり、今度をそれを舌先で突付いたり、舐め回します。
「桜……く、ん……激しいよ……気持ちよ……す、ぎる……」
静希ちゃんが僕にしてくれたのとは対照的に、本当に静希ちゃんは快楽に浸っていました。
舐め回していくうちに、僕は舌を彼女のソコに突き入れ、その中で動かしてみます。
静希ちゃんが僕にしてくれたのとは対照的に、本当に静希ちゃんは快楽に浸っていました。
舐め回していくうちに、僕は舌を彼女のソコに突き入れ、その中で動かしてみます。
「あはぁぁぁ……だめ……だめ……来る、の……」
僕は更に舌の動きを強めて、静希ちゃんの中をかき回しました。
ふと、静希ちゃんの唾液が僕の頬に当たりました。
そして、初めて手の指を動かして、ソコにある小さな突起をクイっと動かしました。
「あああっ! ひいぃぃぁぁぁ……!」
静希ちゃんはスカートを持つ手を離し、体を支えるかのように、僕の両肩に手を置きました。
しかし、すぐ体が崩れ落ち、僕が支えると同時に、静希ちゃんは僕の首に腕を回して、抱きついてきました。
「桜くん、素敵……大好き……」
「静希ちゃん……」
僕は悦びに浸っている幼馴染を抱きしめたまま、言葉が出せませんでした。
僕からも、好きだ、とは言えず、ただただ、後ろめたい感情が渦巻いていました。
恐らく、僕が静希ちゃんに「好き」と言えるのは、この後ろめたいものが消えてからでしょう。
「桜くん、どこぉぉぉぉぉぉっ?」
その頃、ドクロちゃんが校舎内を走り回っていました。
疲れを知らないのか本当に走りっぱなしです。
しかし、あまり周囲を見ていないので見つかるものも見つかりません。
ですが、ふと、ぐるっと校舎を三周くらいしてきて、自分のクラスの教室でドクロちゃんは何かに気付いて止まりました。
「あー南さんだー」
教室内で一人で佇んでいる南さんを見つけて、ドクロちゃんは彼女の側に駆け寄りました。
南さんは近づいてくるドクロちゃんに気がつき、耳から何かを外してポーカーフェイスで迎えました。
「どうしたの、ドクロちゃん?」
「うん、桜くん、見なかったー? 探してるんだけどいなくてー」
「さあ、私も見てないの。帰ったんじゃないかしら」
そう言って、南さんは窓から外を眺めました。
「そっかー。って、南さん、何それー?」
ドクロちゃんは、南さんが手に持っているものに指差しました。
南さんはその手に持っているものをドクロちゃんに見せました。
「イヤホンよ、ほら」
「へー。南さん、音楽でも聞いているの?」
「そうね、そんな所かしら……楽しい音楽よ」
南さんはポーカーフェイスでイヤホンを握り、ドクロちゃんの顔を見据えました。
「桜くんなら、どうせ、また十二歳の研究でもしてるのよ。ドクロちゃん、早く止めてあげて」
「うわー許せないー! じゃあ、桜くんをとっちめてくるよ!」
そして、ドクロちゃんはまたあっという間に教室から消えていきました。
南さんはポーカーフェイスのまま、またイヤホンを耳につけ、窓の外を見つめます。
どこからか開いている窓からビューっと風が吹き込み、南さんの長い髪を揺らします。
髪が靡き、南さんはスッと瞼を閉じました。
「桜くん……」
そして、彼のことを呟きます。
誰もいない教室で佇ずみ、南さんはいつの間にか、そこから姿を消していました。
もはや続きます。
お久しぶりです、続きを書きました。
長らくお待ちしてもらった方には申し訳なく思っています。
こちらの私生活が忙しくなり、まともな休みもないので書くペースがぐんと下がってしまいました。
今回も静希ちゃんで、何かこうイメージ通り書けたのかが不安です。
とにかく、楽しんで頂ければ幸いです。
書くペースは以前と同じ、とまではいきませんができる限り、早く書き上げよう努力します。
ここまで書いた以上、終わりまで続けるので、どうか最後までお付き合いくださいませ。
余談
つい二、三日前バーボンハウスに飛ばされました(ぉ。
どうも、文章UPの時の連続投稿で引っかかってたようです。
今、自分のIDを確認したら一部嫌なもんがありました。
>>371 すげぇ。神だ。
何がどうしたらこんな奇跡が起きるのだ。
ssの内容が神ならIDまでも神。
もうこれは崇め奉るしかないな。
ということで
>>371、乙。
GJ!!もう最高です
374 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/06(火) 09:48:11 ID:PJccNzg1
いくらでも待ちますよ!! 南さんもいい感じですね!!!
・・・ちょっとドクロちゃんカワイソウかな?
GJ!
無理しなくていいけど出来得る限りガンガレ。超ガンガレ
>>371 IDまで神とは・・・。マッタリワクテカで待ってるから
自分のペースで頑張ってくれ。GJ!
すげえ。すげえ。GJGJGJGJ。
き、き、き、キターーーーーーーー!!!!!
通いつめてた甲斐があったぁ!!
職人さん、ナイスGJ!! そしてガンガレ!!
>>371 激しくGJ!!
マターリと期待しながらまってるお(^ω^ )
380 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/06(火) 22:51:58 ID:dkUp6h8L
GJ!!
最高っす!!。。次にも激しく期待ガンガレ!
GJ
GJ
新刊で割と使えそうなネタがあったがここってネタバレの扱いはどうなってるんだっけ
ねたばれはやめて
>386
(メル欄)だと。
メール欄が筒抜けな2ちゃんねるブラウザがあること、たまには思い出してください
んだ。
是非とも「田辺さんの教えてあげるABC」を!!
また田辺さんで書きましょうかね…
南さんに萌えまくりです…
田辺さん×桜くんを希望してみる
ルルティエ並に期待してるぞ(゚д゚)
んじゃ、連投規制かけられても困るんで、ちまちま行きますよ。
時は夕暮れ時。
「うんうん、わかるよ。そういうの。」
部活帰りの二人の女の子がなにやら真剣な表情で話し合っています。
「・・・・・・。」
一人は腰まである長くてきれいな黒髪の女の子。
「だから・・・ね。がんばって。私応援してるから。」
もう一人はショートカットで明るい髪色をした女の子。
「あ・・・もうこんなところまできちゃったんだ。じゃあね。また明日。いつでも相談のるからね。」
ショートカットの女の子、田辺さんが、黒髪の女の子、南さんに別れを告げました。
南さんが見えなくなるまで見送ると、田辺さんははぁとため息をひとつ。
「困ったなぁ・・・。」
田辺さんも帰路につきます。
「桜くんか・・・どうしよう。」
そのときの僕には想像もつきませんでした。この、僕のあずかり知れないところで行われた二人の話が、後に僕の身にとんでもないことを引き起こすきっかけになるとは。
これは、普通の中学二年生の僕と愉快なクラスメイトたちが恋と友情の狭間でゆれる、愛と涙と鮮血乱舞な物語。
私は田辺。名前もちゃんとあるんだけど、みんな苗字で呼んでるから名乗らなくてもいいよね?
実はちょっと困ったことになってるの。私の親友の南さんがとある男の子のことを好きになっちゃったんだけど・・・。
その男の子にはもう好きな子がいて、相手の女の子もそれにうすうす気がついてて、まんざらでもないみたいで、本人たちは知らないだろうけどクラスの半分以上の人がそのことを知っていて・・・。
もちろん南さんもそのことは知っているんだけど、どうしてもその人が好きなんだって。
こういう場合ってどうすればいいんだろう。
私としては両方とも応援したいんだけど、桜くんは一人しかいないから・・・。
やっぱり、桜くんにはっきりしてもらうべきよね。桜くんがはっきりしないでいるからこんなことになっちゃうんだろうし。
うん、機会があったら桜くんと話してみよう。
―――――――中略。本編ドレミファソラシドクロちゃんだよ!ドクロちゃん!参照。
僕はやっぱり田辺さんに相談に乗ってもらうことにしました。
いつもは南さんとグルになって僕の心の傷をえぐるようなことばかりする人なので、味方になってくれるだけでこんなに頼もしく見えるとは思いもしませんでした。
「それで、桜くんは誰が好きなの?」
グホァ!!いきなり核心をついてくる田辺さん。
「やっぱり静希ちゃん?」
そうですよ。そうに決まってるじゃないですか!!と、田辺さんの話はまだ終わってなかったようです。
「それとも、ドクロちゃん?」
誰があんなアホ天使!確かにいないと寂しいですけど・・・ってあれ?田辺さんの話はまだ続いていました。人の話は最後まで聞きましょうね。
「もしかして、十二・・・」
「ストーップ!!なんか今よからぬことを言おうとしたよね田辺さん!?はっきり言っておきますけど、僕にはそんな趣味はありませんからねっ!!」
あ、早速誓いを破ってしまいました。
ふう、なんでこの人はそっちの方向に話をもっていこうとするんだ・・・
「じゃあ、誰?」
う・・・田辺さんの目はすごく真剣です。返答次第じゃ確実に登校拒否にまで追い込まれそうな、そんな迫力があります。
「う・・・静希・・・ちゃん・・・です。」
「でした。じゃなくて?」
「え・・・?それってどういう・・・」
「ドクロちゃんが来てからよくわからなくなった。じゃない?」
僕は田辺さんの言っていることがよくわかりません。
「私は男の子の気持ちはよくわからないけど、そんな気がするの。桜くん、ドクロちゃんがいないと寂しいでしょ。ドクロちゃんと一緒にいるのが生活の一部みたいになってる。」
そう・・・言われてみればそうだ。
「でも、静希ちゃんとも一緒にいたい。ちがう?」
あ、当たってる。さすが田辺さん。
「じゃあ、僕はどうしたらいいの?」
「うん・・・私にもよくわからない。だって決めるのは桜くんだから。」
そういって田辺さんは僕のほうによって来ました。
「そう、私に出来るのはこれくらい。」
そこで、僕の思考はいったんフリーズ。何が起こったのかよくわかりませんでした。
え?だって田辺さん今僕にキスしたよね・・・?
「いざって時のための練習相手くらい。」
いざってどんなときですか?なんで服を脱ぎ始めてるんですか?ちょ、まっ・・・田辺さん!?
「ほら、触ってよ。桜くん。練習にならないじゃない。」
「なっ・・・なぁぁぁぁっっ!?い、いやっ田辺さん!?僕の手をとってどうしようというの?ちょ、そこは・・・」
田辺さんが僕の手を置いたのは心の臓のあたりにあるふくらみの上。
「ほら、こんなにドキドキしてる。私だって恥ずかしいんだから早くしてよね。」
「いやっ、でも、心の準備とかが・・・」
僕の心臓は焦りと興奮でバクバクいっていて今にもハレツしてしまいそうになっています。
もはや、まともな思考も出来ずにシドロモドロです。
「それとも・・・私なんかじゃ、イヤ?」
悲しそうな顔をしてうつむく田辺さん。
「私はね、桜くんなら何されてもいいかなって思ってるんだよ?」
「え、あ、う・・・」
僕はさらに混乱してしまいました。それってどういう・・・
「どうしていいのかわからないんだったら私が教えてあげるよ。」
GJです。
流れを読まずに投下
僕の名前は草壁桜。突然ですが、僕は大変な状況に陥ってしまいました。
そう、あれは十数分前・・・・・
「桜くんの好きな人って、静希ちゃんでしょ。」
ええええっ!!な、なんでワカッタノ?ま、まさか田辺さんはエスパーか?
いかん、こんな時こそ冷静に、冷静に・・・・
「な、何言ってるんだよ田辺さん!いきなり・・・・」
「だって桜くんの歌詞の一番上を右から読むと『静希ラブ』に・・・」
うわぁぁぁっ!バレた!僕が静希ちゃんに向けたメッセージがぁ!!
(本編 ドレミファソラシドクロちゃんだよ!ドクロちゃん!参照)
「ち、違うよ!それはきっと田辺さんの勘違いで・・・」
やばいです。イキナリ真相を暴かれた僕のハートはバクハツ寸前
このままでは、いつかバレてしまう・・・・
「そ、ならいいんだ」
・・・・・・あれ、やけに簡単に危機は去りました。危なかったよ僕
「そうだよ、勘違いだって。それじゃ、はやく音楽室に戻ろ?」
これで一安心です。さぁて、それじゃ音楽室に向かってレッツ・・・・
「じゃあ、私と付き合ってよ」
ゴー!ってええぇぇえぇえぇえええぇ!!?
ナニ?僕今ナニ言われたの?
「田辺さん?!それってどういう・・・・」
「・・・・・口で言ってもわからないの?それじゃ」
僕は、ファーストキスをしました。
「え・・・・・田辺さん・・・・・?」
「フフフ、桜くんたら、真っ赤になってカワイイ」
・・・・僕は、唇を奪われてしまいました。田辺さんに
しかも、静希ちゃんとしようと思ってた、ファーストキスを
「あれ?もしかして桜くん、キスしたの初めて?」
田辺さんがニコニコしながら僕の顔を覗き込んできます
僕は少しだけ首を縦に振りました、すると
「・・・ウフフフ、やったあ!!桜くんのファーストキスゲットぉ!!」
「わわわわ、やめてよ田辺さん!大きな声出さないで!」
いけません、静希ちゃんに聞こえでもしたら僕は登校拒否になってしまいそうです
「ねぇねぇ桜くん、この事静希ちゃんに言ってもいい?」
「な、何言い出すんだよ田辺さん!駄目だよ!そんなことしたら・・・・」
「ストップ!・・・桜くん、どうしてそんなに慌てるの?静希ちゃんのことは勘違いなんでしょ?」
・・・・まずいです。あまりの超展開に抑制が効かなくなりました
「やっぱり・・・・静希ちゃんのことが好きなんだね?」
僕には、うなずくことしかできませんでした
でも、僕はやっぱり静希ちゃんのことが好きです
「お願いだよ田辺さん、このこと静希ちゃんには言わないでよ」
僕は駄目もとで頼んでみます、そうするしかありませんでした
「ん〜・・・・いいよー」
「ほ、ほんと?」
「ただし!ひとつだけ私の言うこと聞いて?いい?」
「もちろんだよ!何でも言って!」
そして、今に至ります
ここは、今は使われていない空き教室の中
僕の目の前には、制服を脱いで下着姿になった田辺さん
そして、制服を脱がされトランクス一丁になってしまった僕
田辺さんの要求は、ぼくとエッチをすることでした・・・・・
流れ切るなら最後まで書いてくれよ・・・
続き書けないじゃん。
405 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 23:10:33 ID:+iHXREma
orz
とりあえずみんな田辺さん好き
407 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 23:34:34 ID:rG9mLHhn
続き書いてくだされ〜〜
ダメです。今、僕は非常に困っています。僕だって、僕だって・・・あの、そういうこととか考えています。
今、目の前にいる女の子がそれをしようというのです。
もう、これ以上自分を押さえつけられる道理がありません。
「やっとその気になってくれたね。さすが桜くん。」
僕の顔を見て、褒めてるんだかけなしているんだかよくわからないことを言う田辺さん。
「今度はこっちも。見て、こんなになっちゃった。」
そう言って自らのスカートをまくしあげる田辺さん。
下着にはじんわりと今できたばかりのシミ。
「ほら、見てないで。女の子はいつまでも待っててはくれないんだから。静希ちゃんも、ドクロちゃんも。」
僕はおそるおそる手を伸ばし、シミができているあたりにあるスジを指でなぞります。
「あっ・・・ん。」
田辺さんから漏れる甘い吐息に僕の興奮はさらにかきたてられます。
僕が股間から手を離すと、田辺さんは切なそうな目でこっちを見てきます。
「どうしてやめちゃうの?」
「こっちがまだだったから。」
僕の手は田辺さんの胸にある二つのふくらみに移ります。
「あっ・・・はぁ・・・んっ!!」
「こっちもいいんだ。敏感なんだね。」
僕の口からつむぎだされる言葉は、もはや僕のものじゃないみたいです。
「邪魔だね、コレ。とっちゃおうか。」
コレ、とはすなわちブラのこと。まだ熟しきっていない青い果実を守るようについている下着。
「うん。外しかた、わかる?」
ええと、確か後ろに留め金が・・・あれ?ない。
「前からはずすんだよコレ。かわいいでしょ。」
ふぅん、そんなのあるんだ。知らなかった。
ようやくのことで下着をはずし、あらわになった田辺さんの胸。
「田辺さん、綺麗・・・」
「そんな・・・恥ずかしい・・・。」
うつむく田辺さん。いつもの田辺さんからは想像できないその姿が、なんだかとても可愛らしく見えます。
「乳首もこんなに立ってる。」
ツンとたった乳首を指でつまんで転がします。
「ひうっ・・・!!」
「ここ、弱いの?」
「えっ、ちがっ・・・桜くんの触り方がいやらし、んっ、から・・・」
「まぁ、いいや。」
僕は田辺さんの片方の乳首をくわえて舌で転がします。
「・・・ッッッ!!?」
田辺さんの体がピクンと跳ねました。
「こうするといいんだ・・・?」
「い、いやぁ・・・恥ずかしい・・・」
顔を真っ赤にして悶える田辺さん。ホントかわいいなぁ・・・
「でも、田辺さんがしてくれる。って言ったんだよ?最後までやらしてくれるんだよね?」
「わた、わた・・・しは、桜くんに、あぁっ!!女の子のあつか・・・いぃぃっ!!?」
「ここもこんなにびっしょりしているくせに。まだ言い訳するんだ。」
田辺さんの股間に手を滑り込ませる僕。そこはもうパンツごしなのにもかかわらず愛液がたれてくるくらい溢れ出ています。
「もう、収まりがつかないんじゃないの?ホラ。」
僕は未だ蜜が流れ出る穴のそばにある小突起をつまみました。
びしょびしょに濡れているのでパンツ越しでもよくわかります。
「あぁぁぁぁぁ・・・」
田辺さんはびくびくがくがくしていて、まともに言葉を発する元気もなくなってしまったようです。
なんか、悪いことをしているみたいです。でも・・・
なんか、悪いことをしているみたいです。でも・・・
「ごめんね、田辺さん。でも、僕ももう収まりがつかないんだ。」
僕は、急いでズボンを下ろし、僕の股間にそそり立つものを解放しました。
「すごい・・・コレが桜くんの・・・」
田辺さんは僕が愛撫をやめた一瞬の間に少し回復したようです。僕のを見てほうっと感嘆のため息を漏らします。
そして、うっとりしたような顔をして近づいてきました。
「ふふ、次は私の番ね。」
おもむろに僕のを舐めだしました。
「んっ・・・桜くんの、おいひ・・・」
「あ、うあぁぁぁ・・・」
全身を快感が駆け抜けました。しかも、おいしい、ですって!?
「もうびくびくいってるよ。早いなぁ・・・」
だって無理だもん!気持ちよすぎだよ田辺さん!我慢できないよ!!
「確か、最後までやってほしかったんだよね?」
もう、いい!!口に出しちゃっていいですか!?
もはや僕の言葉は声になりません。もう、ちょっとでも気を抜いたら出そう・・・
すると田辺さんは不意に僕から離れました。
ふ、ふわぁぁぁ・・・助かった。え?あれ?もうおしまい?
ちょっとの安心と、かなりの後悔が入り混じった複雑な気持ちになります。
「ほら、そろそろ昼休み終わっちゃうから早く早く!」
「え・・・?」
田辺さんはパンツを下ろして僕を誘っています。
そういうことですか。僕の願望を聞いてくれるんですね!?なんていい人なんだ。最後までやってくれるとは・・・
「いいの・・・?田辺さん。」
「何を今更・・・」
「じゃ、いくよ。」
十分に濡れていたので僕のものはずぶずぶと簡単に飲み込まれていきます。
「―――ッ!」
「ご、ごめん、痛かった?」
と、一応気遣ってはみせるものの、実は僕はそれどころじゃありません。
僕は今、先っぽのみを入れている状況なのですが・・・えーと、その、もっと奥にいきたいなー。
というか体が勝手に動いちゃうんですけど。
「いい、よ・・・桜、くん。わ、たしな・・・ら平気っっ・・・だから。」
全然平気そうじゃないんですけど。
「うん、なれてきたから・・・もう、平気。」
「本当にいくよ?」
「しつこいなぁ、しつこい男は嫌われるよ?」
「あ、ごめん。」
なんかもう全然平気そうなのでゆっくりと奥に入れていきます。
「あっ・・・ん・・・」
僕はずぶずぶと再び田辺さんの中に進入していきます。
なんだか見ていると、不思議な感じがします。
僕のモノにも不思議な感覚があります。なんだかぬるぬるした肉の壁が僕のを締め付けてくるんです。
キツさから来る痛みと、快感との狭間で僕の理性はどろどろと崩壊していきました。
「あっ、はぁっ、んあっ・・・!!」
我を失った僕は激しく田辺さんを突きます。突きます。突きます!!
「いい、桜くんいいのぉ!!私っ、もう・・・」
実は僕、もう限界をとっくに超えてるんです。それでもまだ果てないのは、僕の中の何かがそうさせているのでしょう。
「あぁっ、イっちゃううぅぅぅ!!」
一際大きく田辺さんが跳ねたと思ったら急に締め付けが強くなり、僕の中で抑えられてたものが開放されました。
「にゅわぁぁぁぁぁ!!」
僕は根性で田辺さんから引き抜きました。中出しはまずいですから。パパになっちゃうかもしれませんから!!
びゅく、びゅるる。
田辺さんに降りかかる僕の精液。
「熱い・・・これが、桜くんの・・・」
そこでちょうどチャイムが鳴りました。
「昼休み終わっちゃったね。」
「うん。行こうか、桜くん。」
田辺さんはいつのまにか着替えをもう済ましていて・・・。
「あれ?田辺さんなんで体操服なの?」
「だって、次は体育だよ?桜くん。」
な、なんだってー!!
今から着替えたんじゃ絶対遅刻です。だって、僕の体操服は体育館とは真逆にある教室にあるんですから。
「私のならあるけど・・・」
「え?本当?」
さっすが田辺さん。ってちょっとまてよ?
「桜くん、女の子の服を着るシュミが・・・」
後ずさる田辺さん。しまった!コレは罠かっ!?
「そんなシュミありません!遠慮しておきます!!」
「じゃあ、またね。南さん。」
夕暮れ時の道端。今日も田辺さんは南さんに別れを告げ自分の家へと向かいます。
「桜くんがあのままだったらまだチャンスはあるよね。南さんにも、私にも。」
これは、恋に悩む若き男女が繰り広げる、エッチでセンチメンタルな物語。
一応書きました。今回は続きがあるような感じで書いたので短めです。
そのおかげでちょっと微妙になっちゃったんですがまぁ、感想を書いてくれると尻尾を振って喜びます。
あと、途中で割り込むならやり逃げしないでくれ・・・
414 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 00:29:39 ID:9/FLGxZC
>>413 うるせー馬鹿!
一言余計なんだよ氏ね!!
えがった!
続きを希望。
416 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 01:06:22 ID:foJKN/L6
>>414 おいおい、なんて失礼なやつだ。
ただでさえ職人さん少ないのに・・・
確かに一言余計だったかもしれないからそのへんは反省します。
ただ、割り込みはお互いいいことないからやめたほうがいいんじゃないか?程度で言ったつもりなんです。
気分を害した方。すいませんでした。
気にしないでいいと思うよ。
氏ねと言ってる時点で掲示板に書き込む上でのマナーがなってないわけだし。
それに途中で2.3時間も間が開いた場合は普通に書き込んでも問題ない気がする。
ただ、題材が同じなので書き込む前に一言ほしかったかなっておもた。(一応題名で確認とりました)
えらそなこと書いてスマソ
煽りと感じたらスルーでよろ
GJですた!!!
田辺さんスキーの俺としてはたまらなく嬉しかったです(´∀`)
あと、
>>401さんも作品投下したなら一応最後まで書いてはいかがでしょうか。
まぁ確かに割り込んだのはアレですが、小説は小説ですから
エスカリボルグに挿されて、エッケルザックでぶたれて、ドゥリンダルテで感電してしまえばいい。
誰が?
えーと、つまり低周波治療器を体に付けて、体をぐるぐる巻きにされたザクロちゃんを
俺のエスカリボルグでぶち抜けと。
了解、逝ってくる
あれから僕と静希ちゃんの関係はエスカレートしていました。
僕も静希ちゃんも、すっかりHな事に興味を持ってしまい、今では色々な場所でしています。
人目を盗んでは学園の至る所で戯れ、はたまた学園の帰りに静希ちゃんの家に寄ってはそこでもしています。
日曜日などと言った休みの日には、ドクロちゃんから逃れ、静希ちゃんと二人で遊びに出かける事も多くなりました。
しかし、そんな事をしていると言ってもいまだに、キスも本番もしていません。
まるで、子供のじゃれ合いが延長したかのような事を繰り返していました。
それでも、すっかり恋人同然のような雰囲気にクラスメイトの何人かにも気付かれています。
そのお陰で、僕はクラスの男子から、ひどい仕打ちを受けることも多々あります。
ですが、肝心の僕はまだ、静希ちゃんに「好き」という告白もしていません。
まだ、心のどこかで後ろめたいものを感じてしまうのです。
僕のクラスにいる長髪の、いつもポーカーフェイスをしている南さん。
南さんに襲われてから一ヶ月以上経ちますが、やはり、彼女は僕に何もしてきません。
もはや、そんな襲われたことも忘れてしまいそうな感覚がします。
しかし、彼女の存在自体が、僕の悪びれた尾を引いていたのです。
そして、もうそれがいつの日か忘れてしまった頃、朝、登校してきた時でした。
いつものようにドクロちゃんと登校していた僕は何気もなく、静希ちゃんに出会い、挨拶を交わします。
下駄箱で上履きに変えようとした時、その僕の下駄箱の中に一通の茶封筒が入っていました。
一瞬、考えます。
ラブレターにしては素っ気無いし、とは言え、そんな事をする人も皆目見当がつきません。
何も書かれていない茶封筒をよく見てみると、中に何か入っていました。
これは……。
僕は周りの視線に注意しつつ、封筒の封を切り、中身を確認します。
そこには……。
午前の授業も終わり、昼休みになりました。
僕はドクロちゃんと静希ちゃんとのお誘いを断ってまで、廊下を歩いていました。
嫌な予感がします。
例の茶封筒の中には、一枚の写真と伝言を伝えるためのメモ用紙が一枚、入っていました。
その写真は、僕が女子制服を着て、拘束されている痴態の姿。
つまり、南さんの家で襲われた時に、強引に撮られてしまったもの。
そして、メモ用紙には「昼休みに視聴覚準備室で待っています」と丁寧に一言だけ書かれていました。
こんなことをするのは、いや、こんなことできるのは、もしかしなくても南さんくらいです。
僕は普段来ることのない部屋の前まで来て、顔をしかめます。
もしかしたら、無理して来なくても良かったんじゃないのか。
ここに来たら、南さんが僕を何かの目的で、また脅すんじゃないのか。
でも、無視したらその報復はきっと、とんでもないものになるかもしれません。
相手は何と言っても南さん。
僕は覚悟を決めて、視聴覚準備室のドアの入り口に手をかけます。
案の定、鍵は開いていました。
そして、中に入ると椅子に座った南さんが僕が来るのを待っていたように立ち上がりました。
彼女はいつも通りの長髪にポーカーフェイスを浮かべているだけでした。
得体の知れない雰囲気は、常にまとっています。
「桜くん、来てくれたのね」
「…………」
僕は無言のまま、上着の内ポケットから例の茶封筒を手に取ると、つかつかと南さんに近寄ります。
彼女の前まで来て、その茶封筒を南さんに突きつけました。
「今更、こんな写真を僕に送りつけて……どういうことなの……?」
「そうね……私一人だけ桜くんの写真を楽しんでも仕方ないから、お裾分けしたの」
「ぼ、僕は楽しくないよ……。もう、終わりにするはずだったんでしょ?」
「分かってるわ。私と桜くんの関係は終わり……よね?」
かなり混乱しているのか、僕は南さんの言っていることがよく分かりません。
でも、この釈然としない感じは全然消えません。
写真を僕に送りつけたのには絶対に何かの目的があるはずです。
「ねえ、南さん……どうして、こんな写真を僕に……? 何が目的なの……?」
僕は冷や汗を垂らしながら、先ほどよりも直接的に尋ねます。
僕がどれだけ焦りを見せても、南さんはポーカーフェイスのままです。
顔にかかった髪を撫でながら、南さんは僕に背を向けました。
「桜くん?」
「な、なに?」
僕は反射的に受け答えしていました。
「その写真に写っているのって桜くん自身よね?」
「な、何を言っているの……?」
またしても、南さんの質問の意味が分かりません。
僕は平静を取り戻そうと必死ですが、虚しく無駄に終わっています。
もはや、ここに入った時から僕は南さんのペースに乗せられてしまっていました。
「そのままの意味よ。この写真に写っているのは桜くん自身よね?」
本気でそんなことを言っているのか、と僕は内心やり場のない怒りを覚えます。
そんな分かりきったことを答えるまでもないと思いつつ、僕は投げやりで答えます。
「当たり前じゃないか……! 南さんが……したんだろ!」
いつの間にか、手を握り拳にしたまま震えていました。
沸々と初めて南さんに怒りを覚えてしまいます。
でも、南さんは背を向けたまま、窓の方を見ていました。
「そう……」
そう呟いて、動き出しました。
そして、隣の視聴覚室に通じる扉に近寄って。
その時、気のせいか防音壁だらけの中で、その扉だけが少し開いていたような気がしました。
南さんは、その視聴覚室への扉を開けると一緒に言いました。
「私が言ったこと本当だったでしょう?」
「信じられないなー」
南さんとは違うもう一つの声が聞こえて、僕はドクンと心臓が大きく脈打ちました。
南さんが扉を開け、その扉の向こうから姿を現したのは。
「た、田辺さん……?」
そう、扉の向こうからこの準備室に入ってきたのは、僕と同じクラスで南さんと仲良しの田辺さんでした。
田辺さんは南さんと違って、何か好奇心旺盛のように不敵な笑みようなものを浮かべていました。
僕は二人の少女を前にして、また状況が飲めこめなくなってしまいます。
「何……南さん……どういうこと……なの?」
どうして、田辺さんがここに?
「別に。桜くんの面白い写真を見て、興味が出てきたの」
南さんの代わりに田辺さんが、軽くニヤニヤしながら僕に言います。
僕は田辺さんの言葉に耳を貸さず、南さんに問い詰めます。
「南さん……あの写真を見せたの……!? 何もしないはずじゃ……!」
「そんな事言った覚えはないわ」
震えた声の僕に対して、南さんはキッパリと言い返してきました。
僕は激しい焦燥感に襲われ、その場を動くことすら叶いませんでした。
目の前の南さんと田辺さんはまるで面白がるように僕を見据えているようでした。
「桜くん、もしかして固まってるの?」
「…………」
田辺さんはケラケラした口調で僕を茶化します。
南さんはそこで僕をじっと見ているだけ。
「また……また、僕を脅すつもり……?」
「んー私って蚊帳の外?」
田辺さんは不満そうですが、今、僕はそれ所ではありません。
ふと、南さんが一瞬、僕を強く睨んだ気がしました。
「桜くん、田辺さんのこと無視するの?」
「そんな事どうでもいいよ! 南さん、もう止めてよ!」
「そう……いいわ。田辺さん、悪いけど外してくれる? また後で」
「ちぇー」
田辺さんは南さんの言う通りに、何でもなかったのように、この準備室から出ていきます。
僕は、そんな事よりも南さんには神経を集中させていませんでした。
「私の言うことが聞けないのね」
「な……」
さも、当たり前かのように南さんは言い放ち、僕をじっと見据えます。
そのポーカーフェイスの奥には何か大きく恐ろしいものが渦巻いてるようでした。
僕はさきほどの怒りはどこへやらか、再び恐怖に身を支配されました。
「と、当然だよ……! もう、僕は南さんとは終わったんだ!」
「そんな事、思っているのは桜くんだけよ。私はそう思っていないもの」
「私の中では古い関係が終わって……これから新しい関係が始まるの」
「新しい関係って何……? 南さん、分からないよ……」
「すぐに分かるわ。桜くんは私のものだから……」
そう言いつつ、南さんは僕の元に歩み寄ってきます。
やはり、彼女のポーカーフェイスは今、見れば見るほど怖いものがあります。
僕は一歩後ずさりますが、南さんが寄ってくる方が当然早いのです。
「私の言うことが聞けないなら……あの写真を学校中にばら撒くわ」
「……!?」
視線を逸らさず、凛とした声と顔で僕に一蹴をかける南さん。
もはや、南さんが要求することは見当がつきます。
しかし、それを鵜呑みするということは、静希ちゃんを捨てろということとほぼ同意味。
僕は告白してくれた幼馴染を裏切らないためにも、覚悟を決めました。
「い、いいよ……」
「……なんですって?」
南さんの眉が、ピクリと動きました。
その反応は意外から来るもの、彼女の違う方面の表情を垣間見ました。
「ぼ、僕には静希ちゃんがいるんだ。あんな写真、ばら撒かれたって……静希ちゃんは話せば分かってくれるさ!」
その時、僕はひょっとして男として一番輝いた瞬間なのでは、と思いました。
でも、ここを乗り切れば、僕は静希ちゃんに告白の返事が出来ると思います。
「じゃあ、水上さん以外に軽蔑の目で見られても構わないってことなの?」
「そ、そうだよ! 南さんが僕を脅したって……もう通用しないよ……!」
僕は震えながらも目の前の南さんを少し強い目つきで睨みます。
しかし、彼女は動じる所か、ポーカーフェイスを全く緩めません。
そして、彼女は僕に背を向けて、そのまま窓際まで離れていきました。
「じゃあ、仕方ないわね……」
窓際に来た南さんは再び、振り返り、僕の方を向くと顔を俯かせました。
ふと、制服の上着のポケットに手を入れると、南さんは何かを取り出しました。
「桜くんじゃ……もうダメなのね」
取り出したものは何かの機械……。
僕が不思議そうな顔をしていると、南さんはポーカーフェイスを上げます。
「これ、テープレコーダーよ」
「だから、何?」
簡潔な説明を前に、僕は素っ気無く答えました。
南さんは片手で持てるスティックタイプのレコーダーのスイッチを押しました。
『ううっ……さ、桜くん……上手……どうして……』
『これじゃ……すぐ……あはぁ……はぁ、はぁ……くぁ』
『桜……く、ん……激しいよ……気持ちよ……す、ぎる……』
その時、レコーダーから音声が聞こえました。
女性の喘ぎ声のようなものでしたが、声の主が誰なのかは分かりませんでした。
いや、分かってしまいましたが、その一瞬は無理矢理に誤魔化していました。
『あはぁぁぁ……だめ……だめ……来る、の……』
『あああっ! ひいぃぃぁぁぁ……!』
僕は堪らず叫びました。
「南さん、止めて!」
それと同時にレコーダーのスイッチ音が聞こえ、喘ぎ声も止まりました。
僕はほとんど無我夢中で叫び、何がどうなっているのかまるで整理できません。
しかし、分かっているのは、テープレコーダーから流れた喘ぎ声は静希ちゃんのものだったということ。
「やっぱり、分かる? この声は水上さん」
レコーダーを懐にしまい、南さんは再び氷のような言葉を走らせます。
あの声は……どういうことなの?
どうして、南さんがそんな静希ちゃんの声を録音しているテープを持ってるの?
色々考えているのが南さんにも伝わったのか、彼女は、まるで答えを与えるかのように。
「いくら興味を持ったからって、学園でするにも限度はあると思うわ」
「じゃあ、この静希ちゃんの声は僕との……」
「勿論よ」
「待ってよ……どうして、南さんがこんな……」
「まだ気付かない?」
南さんは何が面白いのか、口元にクスクスと微笑を浮かべていました。
僕は逃げ腰のように、説明を求め、南さんは元座っていた椅子に再び腰を下ろしました。
「結論だけ言うと、桜くんの制服に盗聴器を縫いこんだのよ」
「な、なんだって!?」
僕は言われた途端に制服の上着を脱ぎバッサバッサと振ってみては、ズボンも手当たり次第で触って確かめます。
ですが、南さんの言う盗聴器のような物体は見つかりませんでした。
「そんな事しても見つからないわよ。上着の生地と生地の間に縫いこんだから、簡単には取れもしないわ」
「い、いつの間に……」
「桜くんって本当に鈍感なのね」
南さんは半ば呆れたように息を吐き。
「初めて、私の家に来た時、制服を洗濯した時に仕込んでおいたの。だから、わざわざ眠ってもらったのよ」
「そんなことって……」
「嘘だと思うならもっと、このテープ聞いてみる?」
「や、やめて!」
再びレコーダーを手に取ろうとする南さんを制止させて、僕は叫びました。
ただ、僕が目の前の現実を認めたくないだけなのは分かっていました。
「ちなみに……」
「……?」
何も聞いてないのに南さんが面白そうに口を開きます。
「初めて、桜くんとエッチした資料室のことを水上さんに教えたのは私よ」
「!?」
教えたって……なんで、どうして、南さんはそんなことを……?
僕は圧倒されっぱなしで、ただ、ゴクリと唾を飲み込むことしかできません。
「その後でまさか、水上さんから電話が来るなんて思ってもなかったけどね。だから、家でもしたことも後で電話して教えてあげたわ」
南さんの家で襲われていた時に来た静希ちゃんの電話は偶然ではなかったのでした。
今なら分かりますが、恐らく、静希ちゃんが電話をかけたのは僕と南さんの関係を問い質すため。
「初めは、私と桜くんの関係を教えたら、水上さんのことだから素直に手を引くかと思ったけど……」
南さんは髪をかき上げ、少し間を置いて。
「まさか、あんなに積極的な行動に出るなんて予想外だったわ。だから、初めに桜くんの制服に仕込んだ盗聴器を有効利用させてもらったけどね」
「それじゃ、今まで僕に対して何もしなかったのは……?」
「そんなの、水上さんと桜くんが脅しの種をたくさん巻いてくれるのを待っていただけよ」
考えてみれば、学園で制服のままで静希ちゃんとしてしまったことも少なくありません。
南さんの呪縛がなくなったというのは、ただの僕の勘違いだったのです。
それ所か、南さんに初めて襲われた時から、僕はずっと彼女の手の平で踊らされていたことを知らされたのです。
目の前の女生徒を偽った策士とも思える南さんを見据えつつ、僕は段々と心の防壁が崩されていきます。
「でも、ここまで思い通りに行くと、返って怖いわね」
南さんは椅子から立ち上がり、髪を靡かせ、僕に近寄って来ます。
僕はやはり動けません。もはや、何を言えばいいのかすらも分かりません。
南さんは僕の目の前で止まると、小さな手で僕の顎をくいっと持ち上げました。
僕は抵抗すらできません。南さんの次の言葉に怯えるだけです。
「ここまで来たらもう分かるわよね」
僕の顎を持ち上げ、南さんはポーカーフェイスを維持したままでさらりと言い放ちました。
「私の言うことを聞かないなら、このテープを学園内にでも流すわ」
悪夢が現実になり得る瞬間。最も避けたい事態に直面しています。
このテープを流されたら被害は僕だけでなく、何よりも静希ちゃんにも火の粉が降りかかります。
即ち、これは静希ちゃんを盾に取られたということを意味します。
「学園でも人気者よね、水上さん。先生たちからも何かと期待されているものね……」
「…………」
「これを流されたら水上さんに対するイメージも大きく変わるんじゃないの? 勿論、悪い方向にね」
「…………」
僕はいまだ顎を掴まれたままで、彼女の顔を見ることすら怖いと感じてしまいます。
少なくとも今の僕に、この罠から逃れる手段はありません。
「桜くんは優しいから、水上さんを傷物にはできないわよね?」
「…………」
「黙っているだけじゃ分からないわ。返事しないと流すわよ」
流す、という言葉に敏感に反応し、思わず顎を掴んでいる南さんの手を振りほどきます。
僕は大して疲れてもいないのに肩で息をしています。
精神的な余裕がないというのは、このことを言うのでしょうか。
そして、僕は限界でした。
「分かったよ……」
僕は首をうな垂れ、力なく言葉を綴ります。
南さんはピクリとも動かずに、僕の言葉が言い終わるのを待っているようです。
「南さんの言うことは聞くから……静希ちゃんには手を出さないで……」
「いいわ、それだけは約束してあげる」
南さんは更に僕に詰め寄り、体が触れ合うまで密着してきました。
すぐさま、僕の上着のボタンを外し、シャツのボタンを外し始めました。
「み、南さん!」
「じっとしてて……」
声での抵抗も虚しく、僕は南さんがボタンを外すのを黙って見ていることしかできません。
南さんはシャツのボタンを外し、僕の胸板を露にすると、すーっと手の平で撫でていきます。
「久しぶり……桜くんの体……」
「…………」
僕は上半身を半裸にされても、何もすることできません。
もう、南さんの指示があるまで止まっているだけです。
「初めて、桜くんの生身の体に触れてからもう二ヶ月近く経つのね」
「そうだね……」
僕は気のない相槌を打ちつつ、こんな時でも南さんの手で撫でられるのが気持ちいいと感じてしまいます。
南さんは僕の胸を撫でつつ、そのまま、背中にまで手を回して抱きついてきます。
「暖かい……ずっと待っていた……」
僕の胸板に顔を摺り寄せ、甘えるような南さんは、不思議なものでした。
今までにも何度もありましたが、南さんは雰囲気の切り替えが激しいのです。
南さんが僕の温もりを感じているように、僕にも南さんの温もりが伝わってきます。
そのせいで僕は急にドキドキしてしまいます。
「南さん……」
「もっと触れたい……ちゅ……ぺろ」
「ん……」
南さんの小さな口が僕の乳首に吸い付き、その中で彼女の舌が更に刺激をかけます。
くすぐったいようなツボを押さえた南さんの愛撫は以前の記憶を鮮明に蘇らせます。
胸を舐められるといった小さな愛撫なのに、僕はそれだけでも敏感に反応してしまいます。
「ぴちゅ……ちゅ……」
まだ全然、白昼の学園だというのに僕は南さんに襲われています。
けど、南さんはどこか、ほんのわずか恍惚な表情を浮かべ、僕の胸を舐めます。
まるで、その様子は仔猫が母猫のミルクを飲むような可愛いもの。
「あ……んあ……」
抵抗できないとは言え、南さんを完全に拒絶する意思もなく、快楽の元に僕は落ちようとしていました。
直に背中に回されている南さんの手が暖かい。
胸を舐め回されている南さんの舌は柔らかく、湿っている。
胸板にかけられている南さんの息がこそばゆく、僕をゾクゾクさせる。
「ちゅぅぅぅ……ぴちゅちゃ……」
「ああっ……はあうう……」
こんな小さな愛撫でさえ、僕は堪らず声を上げてしまいます。
しばらくして、南さんが胸から口を離し、潤んだ瞳で僕を見上げてきました。
「桜くんの鳴き声……綺麗……」
そして、南さんは僕の首に両腕を回し、爪先立ちになって。
「桜くん……」
そして、僕の頬に、チュッと小さな小さな音を立てて、フレンチキス。
南さんのすること全てが気持ちよく感じ、僕は抵抗の、ての字も思い浮かばなくなりました。
キスをして、南さんは首に回した腕を解いて、すうっと僕から体を離しました。
「放課後、またここに来て……続きをしてあげるから……」
「う、うん……」
一瞬、この返事は僕自身の意思でしたものではないかと思ってしまいます。
ついさっきまで南さんを拒絶した気持ちは全くなく、寧ろ受け入れてしまうのではないか。
その反面、素直に頷いてしまう自分が怖くて仕方ありませんでした。
ですが、静希ちゃんを傷物にさせないためだと、半ば都合的に片付けてしまいます。
時間差で僕は先に視聴覚準備室を後にして、僕は宛てもなく歩き続けました。
すぐ帰れば教室に静希ちゃんがいることでしょう。
でも、今の僕には彼女に合わす顔がありませんでした。
迷って悩んで、僕は南さんの手の平で踊らせられていることを承知で彼女の罠に乗ってしまったのです。
もはや後戻りはできない、とそんな絶望的なことを僕に囁く、もう一人の自分がいました。
続きます
お久しぶりです。
もはや一週間以内のペースという更新頻度になりそうです。
場所名ばかり書いても仕方ないので今回からちょっとサブタイトルをつけてみました。
後、他のSS書きさんとの区別をつけるために番号もふっておきました。
今回からまた南さんが……と思いきや、今回はエチーなシーンが少なくてごめんなさい(´・ω・`)。
次回は頑張って書かせて頂きます。
では、お楽しみ頂ければ幸いです。失礼します。
超々GJ!
南さんの邪悪っぷりがたまりません。
上手いなぁ。伏線の張り方とか。
こういう一人の男を取り合っての黒い話好きだなぁ〜
がんばって!続きを楽しみにしています!
南さんエロスw
ガンガレ371氏
435 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 01:16:51 ID:3nUyZ8EH
ダークサイドですね〜〜。
おもしろいですよ。GJ!!
GJ!!恐ろしいです南さん。
GJです。やっぱうまいなぁ・・・
僕の出る幕はないみたいだ。
うん
最近失礼なやつが多いな。
>>437が何書いてるんだか知らんが、数少ない職人だろうに。
そうやって過疎っていくんだな。ここは。
謙遜なのか自己否定なのか分からない以上、返答のしようもない。
自分語りではなく筆で語ってください。
441 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 11:18:30 ID:sCEwx4/g
442 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 11:20:23 ID:sCEwx4/g
>>437は
「そんなことないです投下キボンヌ」
…って言って欲しいのがミエミエでうざい
443 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 11:22:45 ID:sCEwx4/g
きっと
「俺がいなくなったらスレにとって損失なんだぜ?」
ってことを主張したいんだろうが残念w
貴方程度の書き手はそれこそ掃いて捨てるくらいいますから
・・・なにこの状況。
439とか441〜443とか、もちろん437もそうだけど
最後の煽りが余計じゃないかな
掃いて捨てる程いるただの読み手の一人として作品を心待ちにしています
>>443 掃いて捨てるほどいても実際書いてるのは漏れともう一人くらい?
新スレ始まってからこっち、あの神職人が現れるまでは漏れしか書いてなかったもん。
あんまり書き手を減らすような発言はやめようよ。
確かに
>>437はウザスだが。
>>430 南さん、コワー!! ガクガク(((( ;゚Д゚))))ブルブル
でもエチーシーンには、物凄く期待です!
南さんの愛情表現怖いYO!!
これからの展開が楽しみだ。作者の人頑張ってくれー!
>>445 最近ではあちこちに行ってはとりあえず叩いとくのが流行ってるらしいぜ。
450 :
446:2005/09/14(水) 02:37:49 ID:iYMGbHYY
間違えた。437はウザスと思う人もいるだろうが。でした。
で、すごい大作来ちゃったし、微妙に荒れてるけど気にせず続けていいよね?
田辺さんのやつ。
おれはいいと思うよ。
実は割りと楽しみにしてるよ。
反省は人を成長させるもんだし。
そういう自分は私生活で反省点ありまくりなわけだがorz
452 :
437:2005/09/14(水) 10:51:23 ID:DbuxzvNp
私の書き込みで、一部の人に不快な思いをさせてしまって申し訳ありません。
前スレにて自分の未熟さを知り、ここに来る事を控えていたのですが
久々にSSが書きたくなったので訪れたところ、素晴らしい作品があったので
謙遜のつもりで書き込みました。
言い訳になってしまいましたが反省するとともに半年ほどROMってます。
長文で申し訳ありません。
エロパロ板で自分語りほど股間のエスカリボルグを萎えさせるものはない
では俺がありがたーい話をしてやろうー。
いいかー、ヤってる最中に女が膣痙攣起こしたら、
マッチを擦ってすぐ火を消して、女の尻におしつければいいんだー。
鍼灸の応用だがー、万一のときに試してみろー。
>>430 『桜くんは私のものだから……』
このセリフでキてしまった俺は、もうダメ人間・・・orz
職人さん、頑張って下さい!
どさくさで間接キスさせようとする南さんなら
桜くんの縦笛を「な め な め」ぐらいの事は日常的にやってそうだと思った夕暮れ。
>>456 さらに桜くんの体操着やジャージにいけないことしちゃったかもよ?
保守
オウム?
それにあの声はスクライドの予告編であり、KYOの凡天ま(ry
なんで土永さんネタが?w
あー、つよきすのゴセロつながりね。
464 :
めるしー:2005/09/19(月) 11:09:05 ID:oQmCKFcO
あぁ、ザクロ×サクラ の本番ってないよなぁ
ザクロちゃんが桜くんの海パンでオナヌー→桜くん登場→本番
という非常にありきたりな妄想をしている
ザクロちゃん・・・最近腹黒っぽいよ・・・・
>>465 じゃあ俺は南さんが桜くんの縦笛で(以下略)で。
>>465 どうやってするんだろう…やっぱ桜くんの海パン穿いてするんかな…?
「ふ、普段ここに桜さんのが・・・んあっ!!」
そう考えただけでザクロの指は自然と速度を増すのであった。
・・・と?
>>468 ・頭に被りながら自分を弄る
・海パンを手に被せてその手で弄る
・むしろ海パンを擦り付けて弄る
どれがお好みだ? いや書かないけどさ
・口に含みながらいzry
・・・変態だな
続き投下期待age
『気長に待とう、気長に』と言い聞かせて置きながら毎日訪れてる俺って・・・orz
最近、俺の中の静希ちゃん分と南さん分が不足してきたー
僕は、その日の午後の授業を呆けていました。
授業を受けるのが嫌だったということではなく、単純に静希ちゃんに合わせる顔がないという幼稚な理由です。
再び、南さんの誘惑の手が僕に迫り、僕はこれからどうすればいいのか分かりません。
大袈裟なような気もします。
でも、心の底から南さんに対しての恐怖感と静希ちゃんに対しての喪失感が入り混じり、僕は冷静ではいられません。
僕は本当に静希ちゃんを守ることができるのでしょうか。
学園の人気のない場所で僕は、途方もないことを考え続けていました。
放課後、僕は重い足取りで視聴覚準備室に向かっていました。
南さんに言われた通り、僕はまた彼女の要求を呑むことになるでしょう。
僕は浮かない顔のまま、視聴覚準備室のドアをくぐりました。
「あ、来た来た」
その軽い一言は中にいた田辺さんのもの。
そして、その隣には恐らく、田辺さんと何かを話していたと思われる南さんが佇んでいました。
南さんも僕の姿に反応して、くるりとこちらに振り返り、艶やかな長髪を揺らしました。
「いらっしゃい、桜くん」
「…………」
「そんな所に立ってないで、こっちにおいでよ。あ、鍵は閉めてね」
田辺さんは普段通りの調子で僕に手招きをします。
僕は無言で頷き、ドアを閉めて鍵をかけると、二人の前まで歩み出ます。
何も話す気力もなく、僕は視線を二人から逸らしながら彼女たちの指示を待ちます。
「桜くん……」
南さんが僕に密着してきて、そっと僕の頬を両手で包み込みます。
僕はハッとして少々、顔が熱くなるような感覚がありましたが、それでも視線は逸らします。
「そんな顔しないで……」
「南さん……何を……するの?」
「こうするの……」
南さんは頬に触れていた手を僕の首に回しこみ、顔を近づけてきます。
近づいてくる南さんの顔を前に僕は体が硬直しかけます。
バチィッ
「いぎゃぁっ!」
突然、何かの衝撃が僕の体を突き抜け、ほんの一瞬だけでしたが凄まじい激痛が襲ってきました。
南さんはいつの間にか、僕の体から離れて、僕が床に倒れこむ様を見ていました。
体がぷるぷると震え、まるで痺れたような感覚。
そして、倒れて軽い痙攣を起こしている僕を見下ろしている南さんの手にはスタンガンが握られていました。
僕は金魚のように口をパクパクと開けるだけで言葉がまともにでません。
痙攣しているだけの僕に、南さんは再び近寄り、しゃがみ込んで顔を覗いてきます。
僕がどれだけ苦しそうな顔をしようとも、南さんのポーカーフェイスが崩れることはありませんでした。
そして、何を思ったのか、南さんは僕の体を転がして、背中を擦ってきました。
ちょっとは楽になった感じがしますが、ふと、その感覚もすぐに消えました。
バチィィィィィッ
「うぎぁぁぁぁぁっ!」
今度は背中にスタンガンを強く当て付けられ、僕は体をえび反りさせて悶絶しました。
さっきの首筋にやられた一瞬ではなく、本当に拷問のように長く当て付けられ激痛の上に激痛を重ねた痛みでした。
どうして、こんなことをするのか、という思考もできなくなり、僕の頭の中は痛みで支配されそうです。
なんとか意識はあるものの、体を動かすことも、そんな意思さえなくなりそうです。
「田辺さん、そっち持ってくれる?」
「うん、分かった」
南さんの呼ぶ声と一緒に田辺さんも僕のそばにかけより、僕の腕を自分の肩に回します。
同様に南さんも逆の腕を自分の肩に回して、動けない僕を無理矢理に立たせます。
僕は足を引きずったまま、二人に運ばれ、ポツンと置かれていたパイプ椅子に下ろされました。
すると、すぐさまに僕の足は椅子の足にくくりつけられ、両腕は背もたれの後ろに回されて拘束されました。
しかし、僕はまだスタンガンの威力から解放されず、一向に体を動かすことができません。
「何か呆気ないなー。桜くん、まだガクガクしてるの?」
田辺さんは首を項垂れた僕の顔をわざわざ、屈んで覗き込んできました。
ですが、田辺さんの言うように、僕は軽く痙攣したままで荒い息を繰り返すだけ。
その後ろで南さんはポーカーフェイスで僕を見ています。
そして、色々と震える僕を物色をしている田辺さんを制して、南さんは目の前まで来ました。
「桜くん、気分はどう?」
「み、南さん……こんなこと……しなくても……」
南さんに顎を掴まれ、顔を持ち上げられた僕は力ない表情を彼女に向けます。
ですが、南さんはどこか満足気な顔で、僕の頬をペロリと舌で舐めました。
「桜くんだからしてあげるの……」
何度も同じことを言うようですが、やはり怖い。
彼女の思考が全く読み取れない。
僕は半ばグッタリした顔で、南さんの手に支えられながらボーっと彼女の顔を見るだけ。
「南さんは……僕に何が……したいの……?」
「桜くんの全部を染めたい」
「何が何だか、分からないよ……」
「私の方が、想う気持ちは強いわ」
僕の体から徐々に痛みが消えつつ、やっと言葉に覇気が出てきました。
南さんの言葉で、僕の立場を考える気など毛頭ないというのがよく分かります。
南さんの歪んだ愛情が、強引に僕の心を蝕む。
「南さん、そろそろいいのかな?」
また、蚊帳の外にあった田辺さんが、おずおずと後ろからひょっこり出てきました。
南さんは僕の顔から手を離して、黙ってコクリと頷きました。
そして、スッとその場から離れ、それと交代するかのように今度は田辺さんが僕の眼前に来ました。
「じゃあ、桜くん、しよ」
「田辺さん……君まで何を言ってるの……?」
「こんな状況になってまで、まだ分からない?」
「違うよ……! 田辺さん、しようだなんて……本気で言ってるの?」
田辺さんの手はいつの間にか、僕の股間に触れていました。
彼女は悪戯っぽい笑みを僕に見せつけ、楽しそうに。
「そう言える男の子はレアだと思う。だから、余計にしたくなるの」
「そんな馬鹿馬鹿しい……あ、く……」
僕の言葉を遮るかのように、田辺さんはマッサージをするかのように僕の股間を撫でています。
僕が抵抗できる源は、ただひたすらに静希ちゃんに対する謝罪と罪悪感だけです。
田辺さんは、僕に跨るように体を乗り出して、すっと僕の首に腕を回しました。
田辺さんの顔が迫り、彼女の唇が僕の唇に重なろうとしています。
「ダメ!」
キスされる、と思った瞬間、意外なことに南さんが声を張り上げて来ました。
田辺さん自身も、驚いたのでしょうか。
不思議そうに間の抜けた顔をして、後ろの南さんに振り向きました。
「な、何、南さん?」
「キスはダメ……」
「え、でも、やらせてくれるんじゃなかったの?」
「それでも、キスだけはダメ」
南さんはポーカーフェイスのままです。
田辺さんは困ったように顔をしかめて、少しの間を置いて言います。
「でもさ、これ、しないと私もちょっとテンション出ないんだけど」
「…………」
田辺さんへの返答はせず、南さんはツカツカとこちらに寄ってきました。
そして、横から割り込むかのように、僕の顔を両手で持ち上げます。
じっと僕の目を見続け、どことなく南さんは頬が赤くなっていくような気がしました。
「桜くん、キス……したことないのよね?」
「え?」
その驚いた声は田辺さんでした。
田辺さんは僕の膝に圧し掛かったまま、再度驚いた顔を僕に向けました。
しかし、僕は南さんに顔を向けられ、素直に彼女に対して頷きました。
「そりゃ……したことはないよ……」
キス、口付け、本当の意味でのキスは僕はまだしていません。
すると、フッと南さんが動き出しました。
気のせいか、南さんの瞳は潤み、頬は染まり、うっとりとした表情が見えました。
「じゃあ、私が貰う……桜くん」
「ん……」
僕は抵抗もせず、寧ろ、甘んじて南さんの口付けを受け入れました。
初めて交わす口付けは南さんに奪われ、僕自身も不思議と不満もありませんでした。
ただ、心のどこかで静希ちゃんに謝り続ける僕は存在していました。
「ん……んん……」
唇が触れ合うだけのキスが、やがて深く熱く舐め回すものに変わっていく。
南さんは口を離したかと思うと、少し開いた状態で僕の唇を覆うかのようにまたキスをしました。
すると、彼女の舌が僕の閉ざされた口を抉じ開け、僕の舌を舐め回します。
「くちゅ……んん……」
「ん……ん……」
初めてのキスはレモンの味、なんて言う事もありますが、現実はそんなものを感じている余裕はありません。
ただ思うものは、何故か南さんとのキスは気持ちよく、そして、僕の心を初めて落ち着かせてくれました。
自然と僕も進入してくる南さんの舌に応えて、自身の舌を動かし始めました。
「んん……!」
南さんがピクリと反応して、口内で喘ぎました。
僕は半ば夢中で舌を動かして、南さんが僕にするように僕も南さんの口内を蹂躙しました。
僕の頬を包み込む南さんの手に力がこもり、彼女も夢中で僕の舌を貪ります。
南さんの荒い吐息は僕が受け止め、また、僕の吐息も南さんに吸い込まれていきます。
唾液が口から漏れるのも構わず、僕と南さんは目の前の田辺さんのことも気にせず、長い長いキスを堪能しました。
そして、次に僕がまともな意識を戻したのは南さんが口を離したときでした。
南さんは田辺さんに向き直り、口元を押さえていました。
「ごめんね、田辺さん」
「いいよ。気は済んだの、南さん?」
「今のところはね」
言い終わり、南さんは僕の頬を撫でると、そこにサッとキスをしました。
「桜くん……また後で」
まるで何か名残惜しいかのように言い残し、南さんは僕と田辺さんから体を離しました。
僕は先程、スタンガンを浴びせられた恐怖も忘れ、少し夢心地の気分でした。
ですが、突如としてまた僕の首に誰かの腕が回されてきました。
「ボケっとしすぎじゃないの、桜くん。それとも、私なんか眼中になかったり?」
そう目の前に迫るのは田辺さんの小柄な顔です。
僕もハッとして、普段通りの顔ですが、ほんのり赤くなっている田辺さんにドキっとしてしまいました。
「あ、いや、そのね、田辺さん。僕だってこういう経験そう多い訳じゃ……」
「いいよ、別に。どうせ、桜くんは十二歳にしか興味持たないから、私とかはどうでもいいんでしょ?」
「もう! どうして、そこで十二歳が出てくるのさ! 大体、僕が十二歳に何をしたって言うんだよ!」
「十二歳で止めてしまうんだっけ? 女の子全員」
「しない! それに田辺さんみたいな子にこんな事されて、落ち着いていられるわけないじゃないか」
「へえ、そうなんだ」
何だか、僕は何か墓穴を掘ったような気がします。
満更でもない田辺さんはまた子悪魔のような悪戯っぽい笑みを浮かべて、僕にキスを迫ります。
ですが、僕の体は椅子に拘束されて、全く身動きができません。
「私は桜くんに興味あるけどね。変態ってのを除けば、だけどね」
「え……」
妙な言葉を言い残されて、田辺さんの唇が僕の唇に触れ、一瞬思考が掻き消されます。
南さんとは違って、田辺さんはすぐに舌を僕の中に押し込んできます。
僕が遅れて反応し出すと、突然、田辺さんは口を離して、僕の目をじっと見つめます。
「折角、するんだから……雰囲気出そうよ、ね……?」
「う、うん……」
南さんのような無理矢理なやり方ではなく、ほぐしてくれるような小さな優しさに僕は新鮮さを感じました。
田辺さんは再び目を閉じると、僕に唇を委ねました。
小さな水音と舌が絡まる粘膜が、僕は勿論のこと、田辺さんの気分も高ぶらせているのでしょう。
キスをされながらも、何か股間の方にも刺激を感じます。
ほんの僅か、瞼を開け、下に視線を走らせると、そこには田辺さんの膝があったのです。
僕の体に乗りかかってきた田辺さんは、膝の先を僕の股間にグリグリと押し付けていたのです。
「んちゅ……ん……桜くん、結構上手い?」
「何でもいいけど、田辺さん……膝が」
唾液を少し垂らしながらも、田辺さんは、ん?と首を傾げます。
まるで、惚けているように田辺さんは、変にニヤつき、余計に膝をグリグリと押してきます。
「あ……く……田辺さん、わざとやってる?」
「あれ、桜くん、気持ちよくなかった?」
「そ、それは気持ちいいけど……って、そうじゃなくて」
言い淀んだ所で、突如として、田辺さんが制服のネクタイをシュルっと外すと躊躇いもなくシャツのボタンを外して行きます。
あっという間にボタンが解かれたシャツの奥から薄水色の下着がひょっこりと現れました。
田辺さんは、僕の膝の上に乗りかかっているので、すぐ目の前で脱衣を見せ付けられ、まさに釘付けでした。
「結構、自分で脱ぐのって恥ずかしいかも……」
「あの、田辺さん……何を……?」
「あのね。どうして、桜くんはそんな白けるようなこと言うの?」
さすがの田辺さんも結構、ご機嫌斜めの様子。
ですが、椅子に縛られた僕としては、そう易々とそういう雰囲気に溶け込めるわけでもなく。
とか思っていると田辺さんが口を尖らせてました。
「桜くんはこれから私とエッチするんでしょ」
「え、えーっと、その……うん、そうだね」
真正面から、エッチすると言われても僕はただ顔を真っ赤にすることしかできません。
田辺さんの顔も赤いのですが、僕に比べたらよっぽど落ち着いているようです。
田辺さんは少しムキになりながら、背中のホックを外して、ブラジャーを床に放り投げたのです。
「ここまで来ておいて、何もしなかったらちょっと軽蔑するよ」
そう言って、まだあんまり膨らんでもない胸を僕の目の前に突き出してくる田辺さん。
多少ならず理不尽な気はしますけど、僕は何とか呼吸を落ち着かせて恐る恐る顔を近づけます。
いつもドクロちゃんの並外れた大きさの胸を見ているせいか、田辺さんの胸が小さく感じてしまいます。
それでも、同じクラスメイトの、よく思っても友達としか意識していなかった女の子とこんな事になるなんて。
妙な雰囲気に後押しされて、僕は田辺さんの胸に舌を這わせていきます。
膨らんでいる肌を中心にチロチロ舐め続け、田辺さんの表情が緩んでいます。
「ん……ふぅ……」
小さく喘ぎ始め、田辺さん僕の肩を掴み、ほんのわずか、僕にもたれてきます。
僕は舐めているだけなのに、何故か興奮が沸き上がり、這わせる舌の勢いが自然と増しました。
「うん……もちょっと、色つけてしてくれるといいかも……」
「あ、うん……」
田辺さんの熱っぽい呟きに少し戸惑い、一瞬、どうやってすればいいのか迷います。
ですが、ここで田辺さんを満足させないと本気で軽蔑されそうで怖いです。
僕にだって男としてのプライドがあるのです。
僕は胸の膨らみを愛撫しつつ、その頂にある先端に吸い付くように口を押し付けました。
「あ、う……ううん……」
吸い付き、口内で先端を舌で弄ぶと、田辺さんがまた小さく喘ぎました。
僕は今度は少し強めに吸い上げます。
「んううっ……。ふあはぁぁ……」
田辺さんは僕の愛撫の強弱に合わせて、面白いように反応してくれます。
「田辺さん、もしかして、胸が弱い……?」
「ん、そうかも……でも、桜くんのやり方がすごいのかも」
「違うよ、田辺さんが敏感なんだよ……」
言葉よりも僕は田辺さんの可愛らしいバストに執着することで頭が一杯です。
僕はすぐに反対の胸に吸い付き、すっかり硬く尖った先端を軽く噛み締めました。
「あ……あく……ぅ……」
上半身を震わせ、田辺さんが僕に思い切り抱きついてきました。
田辺さんの胸で顔全体が圧迫されそうですが、僕は構わず出来る範囲で舐め回し、ピンク色の先端を愛撫します。
気のせいか、田辺さんの胸は吸い付くと、甘い香りがしました。
それはまるで、僕に催淫効果をもたらすかのようです。
「あ、あ……桜くん……待って……ああくう……」
田辺さんが少し体をえび反りさせていますが、催淫に陥った僕は止めることができません。
淫らな音が響いているのにも関わらず、僕は田辺さんが喘げば喘ぐほど、愛撫を止めることはできません、。
「お願い……ちょ、離して……」
田辺さんは抱きついてきたのとは逆に、今度は僕の顔を引き剥がそうとします。
僕は彼女に肩を押さえられ、強制的に口を離されました。
田辺さんはすっかり頬を赤く染め、上を仰ぎ、荒れた呼吸を元に戻すように停止しています。
「はぁ、はぁ、はぁ……やりすぎ、桜くん」
言葉とは裏腹に恍惚の笑みの田辺さんは、半ば呆然としている僕にまたキスをしました。
もはや、キスさえも愛撫の一部と化して、田辺さんと僕は夢中で相手の唇を貪ります。
「んん……ちゅくちゅ……はぁ」
「ん……んん……!?」
舌の暖かさと感触を味わっていると、不意打ちのように下半身に別の感触を感じたのです。
案の定、田辺さんの手が僕の股間をまさぐり、ズボンのベルトを外そうとしていました。
口を離すと同時に、田辺さんは僕の膝から降りてズボンをずり下ろし、またニヤリと不適な笑みを僕に向けます。
「桜くんの……見てもいい?」
「あ……それは」
この状況で見せることはつまり、本番をするのも一緒。
僕は快楽の巣にはまる寸前だったので、まだ静希ちゃんの存在が頭に残っていました。
頭の中の彼女の存在が、僕にとっての最後の砦なのです。
「いいわ」
突然、僕の後ろから冷静な声と共に、スッと細い両腕が首に回されました。
いつの間にか回り込んでいた南さんは僕を後ろから抱きしめると、首筋を愛撫しました。
「あぐっ……み、南さん……!」
「桜くんからも言わなきゃダメよ。見てくださいって」
「そ、そんな……!」
「私の言うこと……聞けないの?」
耳元で囁かれ、僕の神経にゾッと寒いものが駆け巡りました。
南さんの言うことを聞かないと、静希ちゃんが危ない。
葛藤すら起きず、まさに踊らされた人形のように僕は南さんに従うのでした。
「見て……下さい……」
僕は出せる声を振り絞って、何とか声に出来ましたが田辺さんの顔を見ることはできません。
蚊の鳴くような声が精一杯の僕は、顔を背けることしかできませんでした。
田辺さんは僕の下着を剥ぎ、既にそそり立った僕のアレを、まじまじと観察しています。
「へえ、ふーん。桜くんのって……まあ、下の上くらい?」
「桜くんのはピクピクしてるから面白いわ……ねえ?」
「ひぃあぁ……」
田辺さんは何気なく毒のある一言を、南さんに楽しむように眺め、僕の肌を刺激します。
まるで、僕は二人に奏でられる楽器になったかのような錯覚を覚えました。
「でも、やっぱり、実物見るとムラムラするかも……」
そう言う田辺さんの呼吸は、心なしか小さく荒く、まるで興奮している犬ようです。
そして、彼女はシャツのポケットから何やら四角い小さなビニール袋のような物を取り出しました。
袋を破り、中から何かを取り出し、それがコンドームだと分かったのは実際に着けられてからでした。
田辺さんはスカートと下のショーツを脱ぎ、再び、僕の膝の上に圧し掛かりました。
彼女の露になったソコが、今、僕の目の前にまで来ているのです。
「なんか、ちょっとドキドキしてきた……」
傍から聞けば照れたような台詞にも聞こえるのですが、淫らな微笑のまま、田辺さんは僕のアレを割れ目に押し当てています。
僕も田辺さんに釣られたのか、自然と息が荒くなっていることが分かりました。
この空間だけがもはや学校の中とも感じさせないくらい隔離されているようです。
「た、田辺さん……」
「桜くん……エッチしよ……」
少女の甘い響きと同時に、僕は呻き声を上げました。
田辺さんは躊躇う様子もなく、寧ろ、嬉々として僕のアレを自分の中に入れ込んだのです。
入っているのは自分の一部のはずなのに、急激に体全体が熱くなる。
「はぁ……くぅぅ……田辺さん……」
「うんんん……ふぅぅぅ……結構、悪くないかも……」
うっとりとした眼差しを僕に向け、一番根本まで咥え込んだ田辺さん。
彼女の秘所から雫のように垂れ落ちてくる液体が妙に目立っていました。
「最初は動いて上げるから……後は桜くんでお願い……」
「う、うん……」
僕は虚ろな顔で頷き、まだかまだかと田辺さんの動きを期待してしまいます。
主導権を握った田辺さんは僕の腰辺りに、手を置き、ゆっくりと体を上下し始める。
「ん、ああ……」
ため息にも似た吐息を漏らし、徐々に加速をかけていく田辺さんは強烈的でした。
目の前のシャツだけしか着ていない少女は淫らに体と胸を揺らし、僕の気分は上の空。
「あく……あ、あ、あ……はぁぁぁ……」
二人の擦れる部分からいつしか響くおかしな水音が、僕と田辺さんの間で木霊しています。
そして、ふと僕と彼女の視線が合った時、田辺さんは引かれるように僕の唇に唇を重ねました。
「んん……ちゅぅぅぅ……ちゅぷぅぅ……」
当然のように絡みつく舌と舌。
まるで、キスとは呼べないような唇同士が重なっているだけの貪り合い。
乱暴で、熾烈で、途方もない行為に僕と田辺さんは堕ちていきます。
僕も気付けば、自分の腰を動かし、田辺さんの体を貫かんとするばかりです。
「ああああっ……いい……そう、そうやって続けて……!」
「田辺さん……! 気持ちよすぎる……!」
僕の中で熱いものが駆け巡り、それはアレの所に集まっていき、少しずつ限界を告げています。
「あくぅっ! ああ、私も……私もぉぉぉ……桜……くぅん……」
夢現な瞳に、切ない喘ぎ声、綺麗に汗ばんだ白い肌。
今の田辺さんを見ているだけでも、僕はどうしようもなく興奮してしまいます。
時間が経てば経つほど、僕と田辺さんの動きは激しくなり、お互いの限界もすぐに目の前です。
「あああっ……田辺さん、僕はもう……!」
「もうちょっと……私もイクから……もうちょっと我慢して……!」
幸い、コンドームをつけているので、このまま限界に達しても問題はないはずです。
田辺さんには、ああ言われても僕はもう我慢の効きようがありません。
彼女の言葉を無視して、達してしまおうかと思った時、アレ自身に異変なる感覚を感じました。
「先にイっちゃダメよ」
冷静な声。そして、アレ自身を何か締められた感覚。
行為に夢中で何も気付かなかったのか、南さんが僕と田辺さんの結合部分に手を伸ばしていました。
「み、南……さん……」
呆然としている僕に、屈んでいる彼女は器用に僕のアレに何かを巻き付けていました。
それは、小さな小さなベルト。
そのベルトをアレに巻かれ、締め付けられ、僕はの中から射精感がわずかですが抑えられました。
しかし、それと同時に来るのはやはり圧迫感。
「南さん……き、きつい……!」
「早く田辺さんをイかせてあげて?」
「あああっ! 桜くん、もっとしてよー……!」
まるで、僕と南さんのやり取りなんか眼中にないかのように田辺さんは一心不乱に乱れます。
しかし、アレを圧迫された僕は射精感はなくなっても、限界に達せない苦しさで、動こうという意志が削がれます。
「田辺さんをイかせたら、ちゃんと外してあげるわ……ほら」
耳元で囁き、僕の頬を持って深いキスを浴びせる南さん。
南さんのキスがエンジンになったのか、僕は田辺さんを貫く腰の動きを再開させました。
目の前では田辺さんの体が揺れ、真横では舌をねじ込み、絶え間ないキスをする南さん。
「ひぃあやぁぁっ! もう、来る……来ちゃう……!」
「んん……ちゅぴちゃ……」
田辺さんが限界に達する一瞬に、僕は勢いを増して彼女を突き上げます。
キスをされながらも、僕は横目で田辺さんの体を見つつ、必死で彼女がイクのを待ちます。
「ああっ! あくぅぅぅぅっ!」
刹那、田辺さんが声を張り上げ、体をしならせたかと思うと、グッタリと動きを止めました。
ようやく限界に達したのでしょうか、荒く息をしたままです。
田辺さんが達したことに南さんも気付き、唇を舐めつつ、口を離しました。
僕からフッと離れる南さんに不安を覚え、堪らず声を上げます。
「み、南さん……これ、外してよ」
「まだダメ」
却下の勢いのように即答され、南さんはつかつか、田辺さんの背後に回りこみます。
そして、続きを語るように僕の瞳を見据えました。
「後、二回イかせたら、確実に外してあげるわ」
その言葉に否応無く反応したのは僕の煮えたぎる欲望でした。
射精したい淫欲と、圧迫された苦しさで言葉を出すのもままらない僕は行動で南さんに返事をしました。
必死のごとく突き立てられる僕の腰は、先程以上の勢いがありました。
「!?」
そして、その動きに大袈裟な程に反応するのは僕とまだ繋がっている田辺さんでした。
田辺さんは驚いたように目を見開き、抵抗するかのように僕の体を押しのけようとしました。
しかし、意外にも、それは後ろに控えていた南さんの手によって封じられました。
「ひゃあうっ! ダ、ダメ! イッたばかりなのに……あふぅあぁぁっ!」
「大丈夫……すぐによくなるから……ね?」
南さんは依然とポーカーフェイスのままで、なんと田辺さんにディープキスをしたのです。
女の子同士で舌を絡め、唇を重ねる姿を見るのは初めてでした。
そんな異様な光景が僕の欲望に更なる火を点け、一層動きを激しくさせました。
「あぐぅぅ! んんああぅぅぅぅっ! 激しい……こんなの……!」
「いいわ、桜くん……もっと激しくして上げて……」
南さんに従い、僕は無言のまま、田辺さんのしなった体を狂うように攻め立てます。
田辺さんはもはや、僕の為すがままにガクガクと揺れ、その口元からは涎が垂れ放題です。
「ダメ、ダメぇぇぇっ! すぐイク、来る……!」
「イッてよ、田辺さん! 早くイって!」
「あん、あぁぁあううん! こんな、ダメなのに……桜くんが……ひやぁぁぁんん!」
そして、田辺さんは二度目の絶頂に達したのです。
まるで、覚醒剤を大量に投与されたように、痙攣にも似た震えを起こし、彼女はまたグッタリとしました。
しかし、まだ終わりではないのです。
「あと一回ね」
こんな狂った状況にも関わらず、南さんの声だけはハッキリ聞こえていました。
僕の苦しみを解放するために、ただ自分の欲望を満たすためだけに、目の前の女の子を犯します。
「ひぃぎぃぃぃっ! あふ、あふぅぅぅ……あはぁぁっ!」
たった一瞬の間を置いただけで、また秘所を攻められている田辺さんは堕ちていきます。
彼女の瞳には既に色はありません。敢えて言うなら、快楽の色だけが残っていました。
何度も達しているが故に壊れきった少女と、絶頂に達したいが故に狂っている僕。
「おねが……い……休ま……せ……あああうううんんん!」
田辺さんは僕が突き上げる一回一回に従順に反応し、小さく震えては大きく跳ねます。
僕は田辺さんのことを気遣う気もなく、ただ一心不乱に腰を突きたて、彼女の絶頂を誘います。
「んああぁっ……あん、あん! ああああっ!」
まだか、まだなのか、と秒単位で僕の焦燥感が募り、それが田辺さんにぶつけられます。
田辺さんが、またガクガクと震え、そして。
「あぎゅ……きゅぅぅ……さく……ら……」
三回目の絶頂を迎えた田辺さんは、大きな反応を見せずに、南さんに導かれ、床に倒れ伏せました。
僕の方は、ゼエゼエと息が荒いままで、南さんは倒れた田辺さんを眺め、満足そうに微笑んでいました。
そして、交代するかのように、今度は南さんが下半身に身につけているものを脱ぎ捨て、僕の膝元に乗りかかりました。
「南さん……お願い、早くイかせて……!」
「そう……」
曖昧な返事をしつつ、南さんは僕のアレを包んでいるコンドームを器用に剥がしました。
しかし、アレを締め付けているベルトはそのままで、ぎゅっと素の状態のアレを握るだけ。
「そんなにイきたいなら……私の中でイけばいいわ」
「ああ……早く……南さぁん……」
僕が覚束ない事を言っている間に、南さんは僕のアレを自分の割れ目へと入れていました。
ズブズブと飲み込んでいく様を見て、南さんは悦楽した表情をしていました。
そして、僕にチュッとキスをすると、耳元で囁かれました。
「初めての味は私が教えてあげる……だから、一杯暴れて……」
「あああ……南さん……」
南さんの声が合図になったかのように僕は腰を再三動かします。
腰を動かしたと同時に、コンドームをつけて挿入していた時とは違う感触が伝わり、僕は妙な錯覚を感じました。
素の状態で飲み込まれ、南さんの中はじっとりと湿り、その熱さが余計にアレを締め付けます。
「あ、あんっ……そう、いい感じね……桜くん」
「南さん、お願いだよ! もう……狂っちゃうよ!」
「ふふふ……可愛い、桜くん……。もっと、狂えばいいのよ……」
南さんは僕の動きとは別に、リズミカルに自分の腰を使い始めました。
僕の途方も無い激しい動きと、変な具合にマッチして、僕の射精感は爆発寸前です。
いや、無理矢理に抑え込められているだけで、早く爆発させないと僕自身が危険です。
「ん、んう……あ、ああん! 桜くん、激しいのね……」
「南さん、南さん……! イきたいよ、出させて……!」
「まだダメ……。私をイかせてくれないと外してあげない。頑張ってね……ふふ」
闇雲に腰を動かし続け、自分のアレの拘束具が外れないかと待つばかり。
南さんは面白そうに僕を眺め、喘いでは、僕にディープキスを何度もしてきます。
その度に、僕も彼女のキスに応えて、舌をねじ込んでは口全体を犯していきます。
「んっはあぁぁ……ぷちゅ……ぴちゃ……」
僕は必要以上に南さんの舌を伝って、彼女の口内を舐め回しては必死に求めます。
南さんは、顔にかかった髪を除けると、腰の動きを早めました。
「ねえ、桜くん……」
僕の下腹部に手を置いて、腰をかなりの速さで上下させながら南さんは淡々と言いました。
上の空の状態で、南さんの染まっている顔が目の当たりです。
「私の中に……出したい?」
「だ、出し……出したい……よぉ……」
もはや、何回分の射精を貯めているのか分からずに僕はおぼろげに答えるだけ。
南さんは、口元に笑みを浮かべて、更に問い詰めてきました。
「水上さんよりも私の中に出したいのね」
「えぇぇ……あぐぅ……それは……ああっ!」
とっくに崩れていたはずの静希ちゃんの顔が今になってようやく蘇りました。
しかし、それは本末転倒なのかもしれません。
これから答えることによって、僕は静希ちゃんのことを完全に裏切ってしまうかもしれません。
「答えて。水上さんよりも、私の中に出したいって」
「そ、そんな……できぃないぃぃ……」
「じゃあ、このまま出さなければいいわ……」
セックスを盾に取った拷問だ。
しかし、これに頷いてしまっては僕はもう。
「……したい……」
「……なに?」
僕が中途半端に言った言葉に、南さんが反応しました。
既に、僕の中では何かが切れていました。
静希ちゃんに対する何もかもが、今、南さんの誘惑で亀裂が入っていたのです。
「出したい……よぅ……南さんの中に、出したい……」
「水上さんよりも?」
「うんっ……静希ちゃんよりも……南さんの中にぃぃ……!」
「水上さんよりも私がいいのね……?」
「そうだよっ……南さんがいい! 静希ちゃんよりも……! だから、だからぁぁぁっ!」
自分の言葉に正否を問うこともせずに、僕はただ南さんの言葉に頷くだけ。
一瞬、南さんがこれ程までにない笑みを浮かべていたのが見えました。
それがどういう事を表していたのか、その時の僕は到底理解できませんでした。
「じゃあ、出すといいわ。好きなだけ、たくさん出して……」
片手を伸ばし、南さんは僕のアレに巻かれていたベルトのホックを外しました。
ホックを外されたベルトは一人でに跳ねるように僕のアレから飛んでいきました。
「あああああああっ! 出るぅぅぅぅっ!」
そして、自由の身になれた僕は溜まりに溜まったものを南さんの中に放出したのです。
絶叫と共に南さんの中に流れ込んでいく、僕の液は、ドクドクと音が聞こえるくらいでした。
「んんんんんっ! ふあああっ!」
それと同時に南さんもビクビクと震え、僕の放つ液を全身で受け止めました。
僕は液を放出し続けますが、まだ終わりません。
「あああっ……桜くんが……来てる……私が貰った……」
「あぐぁぁぁ……止まらない……狂うぅぅぅ……」
今度は僕が覚醒剤を大量投与されたように、痙攣に似た震えを起こしました。
そして、南さんの割れ目からは収まりきれない液体が漏れてきます。
「たくさん……飲み込んだわ……美味しい……」
南さんは満足気に呟き、うわ言を羅列する僕にそっと寄り添います。
僕はもう、自分の欲望を放出したことで満足し、天井を仰いでいるだけです。
まだ繋がったまま、南さんは僕の胸に顔を埋め、自分の温もりを僕に伝えてきます。
田辺さんは依然と気絶し、時間も既に夕方を過ぎようとしていました。
「私の……桜くん……」
南さんが何かを呟いていますが、今の僕は反応はおろか、聞き取ることもままなりません。
「これからずっと狂わせてあげる……」
「……あ、ぐぅ……」
「私しか見えないにしてあげるわ……余計なものは全て壊してあげる……」
「み、な……み……さ……」
南さんは僕の肋骨のすぐ下くらいの場所に唇を寄せました。
そして、彼女のキスマークがそこに残ったのでした。
「もう……逃がさない……ずっとずっと……」
再び、南さんが僕の胸にすっと顔を寄せます。
僕はもう、南さんに踊らされて堕ちていくしかないのでした。
静希ちゃんの元に帰れる、という保障もなく、目の前の女の子に全てを奪われようとするのを待つだけでした。
続きます
お久しぶりです。
前回、更新は一週間以内だと大見栄を切ったにも関わらず、早速守れませんでした_| ̄|○
非常に情けなく思い、お待ちして頂いた方々には申し訳ないです。
こんな自分ですが、これからもよろしくお願いします。
今回、八割くらいがエチーなシーンで結構手こずりました(;´Д`)。
何にしろ楽しんで頂ければ幸いです。では、失礼します。
GJ!!すばらしい
GJ!!
待ってました
GJ!!南さんに萌えまくりました!
でも南さんが初めてじゃなかったorz
489 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/23(金) 23:43:30 ID:LEUtD2y/
GJ!GJ!GJ!GJ!GJ!
これはヤバい。南さんいいよいいよー
GJGJGJGJGJ〜!!
ヒョオォ〜ゥ!!サイコーでしたぁ〜!!続きも楽しみにしてまっす!!
正直上手かった。
同じ書き手として悔しいがGJと言わざるを得ない。
非の打ち所がありませんね。
というかGJ!!!!!!!!!
やべっ、おっきした
493 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/24(土) 02:14:21 ID:l64ZdJaP
GJですね。
でも、これだけ書けるなら、別作品として桜×静希ちゃんを書いてほしいな。
GJ!!!
黒い南さんイイ!!
続きも楽しみに待ってます。
GJ!エロ杉!
それはそれとして、今後の展開にあまり救いを見出せそうにない・・・
一体どうなるのだろう
GJ 上手い!
GJ!たしかにここまで来ると終末が気になるな・・・
もう神認定だな。
ゲムギルガンゴーグッジョブ!
来おった・・・遂に、371さんがキタ −−−−−(゚∀゚)−−−−−−− ッ!!
桜君のフォーストキスを田辺さんから阻止する南さんに激しく萌え!
このまま南さんの快楽に堕ちていくのか、それとも大逆転があるのか
すっごく続きが気になります!
職人さん、ハイパーGj!! そしてテラガンバって!
取り敢えず、南さん分がEnptyからFullになって助かりました
綴り間違えた・・・orz
Enpty×→Empty○
神を待ちつつ寝ますか。
502 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 13:50:25 ID:9MggyAwy
閑散・・・・・
サバトちゃん分が足りないよぅ・・・
修学旅行も終え、いよいよゲルニカ学園も赤トンボの季節を迎えたのです。
紅くなってゆく木々は美しく、僕の気分はパリの画伯さながらです。
遠くを見れば紅い紅葉の乱れる校庭にカメラを向けている人もいます。
これだけ美しい光景を見れば、撮りたくなる気持ちも不肖・草壁桜にだってわかります。
ちなみに、今日の僕の気分がこんなにもさっぱりなのは、あの暴力天使が『びんかんサラリーマン ミラクルてX おぺ2〜家政婦は寝取られていた〜』の劇場公開に走っていったおかげもあるのです。
晴れやかなココロを躍らせつつ、校庭にファインダーを向けるピンクのモヒカンの横を通り過ぎ……れるわけがありません!
「ザンスさん!? なにやってるんですかこんなところで!?」
僕の叫びに、ピンクモヒカンの変質者はようやくこちらに気付きます。
「さ、桜くんこそこんなところで何をやっているザンスか!?」
「ここは僕の通う、麗しくも健やかな【聖ゲルニカ学園】なんだから、僕がいるのは当然だよ!」
見ればザンスさんのギラギラ光る胸元にはゴツい一眼レフ。校庭を見れば、運動部の生徒たちが体育着姿で汗を流しています。
その中にはもちろん、女子生徒も含まれているのです!
「この変態天使! 人の学校で何堂々と盗撮してるんですか!」
「離すザンス桜くん! ミィは秋の紅葉を楽しんでいただけザンス!」
「嘘をつけぇぇぇぇぇ、そのカメラをこっちによこしなさい!」
「そんなこと言って、桜くんはこっそり現像するつもりザンスね!? 少女たちの写真はミィが撮ったものザンス!」
「ほらやっぱり撮ってたんじゃないか!」
カメラをめぐる僕とザンスの激戦は、気付けば草むらの中へともつれ込んでいました。
と、そこへ、
「桜、何やってんだ……?」
僕が上へと顔を向けると、薄い赤の空をバックに宮本が僕とザンスを見ていたのです。
一瞬できた隙を逃さず、僕はザンスさんの手からカメラをふんぬと奪います。
「ああ、この変態天使から学園を守り抜いていたところさ」
「……それならいいんだが」
「ところで宮本、何か用?」
僕がそうたずねると、宮本は一度空を見てから答えます。
「んー……特にない」
この微妙な間をきっかけに、僕の中の名探偵おうムルは『何かあるぞ!』と叫びましたが、友達思いの僕は気付かなかったフリをします。
その後軽い挨拶をして、宮本は去っていきました。
さてさて、僕には変態ピンクの処罰という仕事が待って……いない!
僕と宮本が話している隙に、いつの間にかザンスさんはコツゼンと姿を消していました。
くそう、と僕がぼやいていると、玄関の方から長い黒髪の女の子が駆け足で来ます。南さんです。
「あ、桜くん。宮本君見なかった?」
南さんはあたりをきょろきょろと見回しながら僕に訊ねます。
「宮本ならたった今帰りましたよ」
「そう……。ところで、桜くんはここで何してたの?」
「僕はザンスという名のロリコン天使からこの学園の女の子たちを守っていたところさ」
そう言って、僕は得意げにカメラをかざして見せました。
「……桜くんは違うの?」
「え? 何が?」
「ロリコン」
「ち、違うよ! 僕は至って清純で通常な中学生、草壁桜だよ!!」
「それにしても桜くんて、人に責任押し付けるのが得意なのね。ザンスさんがかわいそう」
「なにそれ!? まるで僕が楽しみで写真を撮っていたところを南さんに見つかったからごまかした見たいじゃないか! なら南さん被写体になってよ、ぜひ!」
「それより桜くん、相談に乗ってほしいんだけど……」
「相談に乗ってほしいならこういうこと言わないでよ!」
「小野ちえりちゃんと宮本くんのことなんだけど」
「勝手に話を進めないで――って、ちえりちゃんと宮本がどうかしたの?」
「とりあえず、中で」
そういうと南さんは、校舎に向かって来た道を戻って行きました。僕は後をついていきます。
さっきの宮本のためらいと、何か関係がありそうです。僕はおうムルの『何かあるぞ警報』にドキドキしながらも、校舎に向かって歩きました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
な、が!
本日は早く起きすぎたので暇つぶしに書いてたのですが、エロのエの字も出ないうちに疲れてしまったぃ。
前フリオンリーでスマソ。
続き、書きます。
南さんの先導で僕がたどり着いたのは、僕らの教室、2年3組。
そこにはちえりちゃんと静希ちゃんがいました。
相変わらず、静希ちゃんはかわいいです。
「あ、桜くん……」
静希ちゃんは僕に気付くと、なんともいえない眼差しを送ってくれます。くぅ!
「なるべく多いほうがいいと思って……。桜くんだけど、連れてきた」
「なにそれ南さん!? 僕が無能みたいじゃないか!」
僕の言い分は空気に飲まれどこか知らない場所に排出されて行きました。
静希ちゃんが、事を説明し始めます。
「あのね、今日の放課後すぐのことなんだけど――」
【今日の放課後の話・始】
「ねえ宮本君、今日は一緒に帰れる?」
「わりい、今日も忙しいんだ、またな!」
【今日の放課後の話・終】
「みじかッ!」
「そう、本当に短いの」
南さんはぼそっとそういいます。続けて、ようやくちえりちゃんが話を始めます。
「宮本くん、最近なんだかあまり一緒にいてくれなくて、放課後も部活出ないで早く帰っちゃってる。誘っても全部断られるの。もしかしたら私のこと嫌いになってたりしてるんじゃ――」
「そんなことないよ!」
僕は学園ドラマよろしく、いすをガタッとして立ち上がります。
「そんなことない!」南さんが僕を見る視線が、妙に白いです。「――と思います」
なんだか僕は南さんの視線に負けてしまいました。南さんのTKO勝ちです。
じゃなくって。
僕はさっき会った宮本のことを思い出します。そういえばどこか妙に急いでるように見えました。
おうムルの力も借り(ていることにし)つつ考えていると、静希ちゃんが僕に話しかけてきます。
「ねえ桜くん、宮本くんにそれとなく聞いてみてくれないかな」
静希ちゃんの頼みを断れるはずもありません。
「うんいいよ!」
僕は思い切り力強く受け入れました。静希ちゃんが僕を見る眼が何かいつもと違います。なんだかさっきの南さんと似ているような気がしなくもありません。
「よろしくお願いします……」
ちえりちゃんが消えるような細い声を出しました。
任せてください、僕は草壁桜ですから!
・・・・・・・・・・・・・・・
時間的にぜんぜんかけませんでした
めちゃはんぱだしまだエロパロでさえねぇー
夜に本番シーンも含めて全部かけるっ といいなぁ
GJがんがれ。座して待ちます。
ちえりちゃんキタこれ
GJ!
翌日のお昼休みになりました。
機は熟したり、と昔の人の言葉を借りてみます。合ってるでしょうか。
僕はちえりちゃんの思いを背負い、宮本に『ソレとなくきく』という重要任務を仰せつかっているのです!
となると、まず初めに思いつく問題が、
「はい、桜くんの番だよ!」
今現在僕とごせろをしている天使です。
ですが、そのあたりも抜かりなく作戦を立てていたのです。
「桜くんよわーい」
「ごせろで白をやって勝てるほうが不思議だよ」
「じゃあ今度は桜くんが白ねっ……あ!」
ドクロちゃんはぴこんと立ち上がり、廊下の方を見ました。
「マヨネーズの匂いがするー!」
果たして僕はマヨネーズの匂いはかいだことありませんが、この天使にはわかるらしいのです。
おそらく、廊下の先では南さんがドクロちゃんを誘うためにマヨネーズを抱えているはずです。
これこそが対ドクロちゃん用・囮作戦『アロマ・オブ・マヨネイ』です!
一直線に教室を駆け抜けてゆくドクロちゃん。
僕はそれを確認して、宮本の席を見――いない!
なんとこれは一大事です。宮本が教室にいません。僕はあわてて教室を出、廊下中を駆けずり回ります。
おおーい、宮本、どこだぁぁぁ!
放課後、僕は教室でまず土下座をしました。そして、ごめんなさいと繰り返します。
「昼休み中探したけど、結局宮本が見つかりませんでした。本当にごめんなさい」
今の心境はさながら、餌を見つけられなかった蟻のようです。
「桜くんの無能さはこの際仕方がないものとして」
南さんは何気にひどいことを言います。
「それで、ちえりちゃんが宮本くんから手紙を貰ったらしいの(静希ちゃん)」
「え!? いつ!?(僕)」
「お昼休みに図書委員の仕事をしてたら、宮本くんが図書室に来たの(ちえりちゃん)」
「図書館にいたんだ! 通りで探してもいないはずだ(僕)」
「……無能ね(南さん)」
「さっきからひどすぎるよ南さん! それで、その手紙にはなんて書いてあったの?」
僕がそうたずねると、ちえりちゃんはかばんから一枚の紙切れを出して、僕に手渡しました。
そこに目を通すと、確かに宮本の字が書いてあったのです。
〈放課後、家庭科室で待ってる 宮本〉
家庭科室という、一見して意味不明な場所を選んでしまう心境は僕にもよくわかります。だって人通りがすくないもの。
いや、それよりもこの手紙には放課後待ってると書いてあります!
「ちえりちゃん、行かないと!」
僕がそう大声で言うと、ちえりちゃんは少しうつむいてしまいます。
「……怖いの」
そして、小鹿のように震えた声を出します。
【そのころのドクロちゃん】
「ねーねー田辺さん、ボク、あのマヨネーズも食べてみたい!」
「いいけど、あんまりドクロちゃんはお金持ってないでしょ? 私もあまり持ってないから、少し遠慮してね」
「はぁーい!」
【そのころのドクロちゃん・終】
「怖いって、どういう事?」
一瞬何か別のものが見えたような気がしますが、なかったことにします。
ちえりちゃんは少し大きめに呼吸をして、震えたままの声で言葉を紡ぎます。
「前は気軽に何でも誘ってくれたのに、今日は手紙なの……。もしかしたら、家庭科室に行ったら宮本くん、私のこと嫌いって言うんじゃ――」
「そんなことないよ!」僕は昨日に引き続き、学園ドラマよろしく以下省略!「宮本はそんなやつじゃない!」
「私もそう思うな」
静希ちゃんは微笑みながらちえりちゃんにそういいました。かわいいです。
「きっと、宮本くんにも何か理由があったんだと思うよ。ほら、ちえりちゃんが宮本くんを信じてあげなきゃ!」
静希ちゃんがそう言って、少しの間教室の空気はとまりました。やがて、静寂を破るのはちえりちゃんです。
「私、宮本くんに会ってくる!」
【そのころのドクロちゃん2】
「臓物丸〜♪ 臓物丸〜♪」
「ドクロちゃん、その犬と知り合い?」
「前にボクが拾って、桜くんを食べようとした犬なんだ!」
「……へぇ〜?」
【そのころのドクロちゃん2・終】
ちえりちゃんが家庭科室に到着すると、やはりそこには宮本がいました。
ちなみに僕はことの成り行きを見守るため、静希ちゃんと一緒に窓のそとからこっそりと覗き見守っています!
「小野さん……」
宮本は入ってきたちえりちゃんに気づき、顔を上げました。
「昨日まで、本当にごめん」
宮本がそれだけ言うと、家庭科室には静寂が訪れます。しばらくそれが続いて、ちえりちゃんが口を開いたのです。
「ずっと、不安だった」
それは昨日とさっきと変わらず、やはり小さくて消え入りそうです。
「もしかしたら嫌われたんじゃないかとか、もしかしたら沼田先輩に心変わりしちゃったんじゃないかとか」
ちえりちゃんは言いながらも、少しずつ宮本に近づいています。
「ずっとずっと、不安だった……」
夕日に照らされたちえりちゃんの目元に、きらりと光るしずくが見えました。
「ごめん……」
宮本とちえりちゃんの距離は、もう歩幅ひとつといったところです……!
「あのね、宮本くん、ひとつお願いがあるの」
そう言ってちえりちゃんは、最後の一歩を踏み出しました。涙を隠すかのように、ちえりちゃんの頭が宮本の胸にトンとぶつかります。
「私が宮本くんのものだってこと、教えてほしいの……」
それを聴いた瞬間、僕の中の僕たちは特別緊急会議を開始!
「ちえりちゃんが宮本くんのものだと証明する方法を挙げよ!」
「それはやはり大人のセ、セ、セ……グハ!(口や鼻から出血)」
「おかしくないか!? ちえりちゃんにしては積極的になりすぎてる!」
「そうとも言えないぞ、以前ちえりちゃんが宮本と知り合った日の図書館を思い出せ!」
「〈撲殺天使ドクロちゃんA〉(定価510円)の44ページあたりだな!?」
「おおー」「おおー」「おおー」「おおー」
この状況、あの言動、これはもしや……!!!!!
【そのころのサバトちゃん】
「………………スピー」
【そのころのサバトちゃん・終】
つづく。たぶん。
GJ
ちえりちゃん待ち
GJ
所々ネタ入ってていい感じ
でも誰かザクロちゃんキボン
ho
ho
(・∀・)b ビシィ!!
ホー
保守
影の最凶ヒロイン南さんの続きに気体!
静希保守
南さん期待age
サバトちゃん待ち
アケミさん保守
>>524〜526
下の名前も出てこないキャラが正ヒロインのはずがないだろ
528 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 17:38:34 ID:DW2L9LZm
俺の中では静希ちゃんと南さんは正ヒロインですが、何か?
間違ってますかっ!?
>>527 俺にとってって書いてあるのが読めないのか?
西田君がヒロインであってもokなわけですよ
静希ちゃんの下の名前ってなんだっけ?
>>532 ひょっとしてそれはギャグで(ry
水上静希だっけか
>>527 つまり下の名前も出てくる弓島千佳こそがメインヒロインだと。
もういっそのこと俺らで考えちゃうとか。
南さんの下の名前。
もしかしたら南玲子って名前なんじゃあ・・・・
敏感サラリーマンの南さんと一緒だけど。声も一緒だし。
ドクロちゃんの南さんもひょっとしたら・・・
保守
自分がなにがしたいのか分からないorz
南さんの下の名前は浅倉でいいや
ちょwww逆www誰のどこを触りたいんだwwwww
南さんの下の名前は央美でいいや
南さんの下の名前は沢口でいいや
下の名前って性的な意味でだよね?
まぁ南さんの下の口は俺のモノだがな
>>544 じゃあ、それ以外の南さんのは全部俺のもので
じゃあ静希ちゃんはもらいうける
じゃあ俺はザクロちゃん
俺ドクロちゃん
僕は くま太陽
じゃあ俺はあいつだ
夜仮面
>551
ちょWWWW待ッWWWW
じゃあ漏れは田辺さん
なら俺は西田をいただこう。
じゃあ僕は警察官!
誰にも言われないサバトちゃんカワイソス。
なので俺がもらっていきますね。
俺は佐々木を頂こう。
漏れは弓島さんをいただく。
ではベノムちゃんは私がいただいておきますね。
それなら俺はルルティエの中の人のうち誰か一人
バベルちゃんが誰にも貰われてないとは以外だ。では謹んで俺が
んじゃ俺はリースを貰う。
最近作品が投下されないな
続きを期待しているんだが…
>560
それでは>555(ファイズ)は>560を「お義父さん」と呼ばねばらなぬな…。
ザクロちゃん(ry
あーバベルちゃんもいたか…
しょうがないので一条さん辺りいっとくか。
それじゃあ漏れはバッティングセンターのショタッ子を貰いますね?
ハルちゃんがいたぜ!
…炉(ry
んじゃ臓物丸でw
みんなあけみさんを忘れてないカ?
まさかちえりちゃんが直接的サービス要員になる日が来るとは。
行方不明だった青木さんを発見したので、青木さんを貰います
573 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/14(金) 18:16:48 ID:ZNqTTBiY
やっぱり俺はドクロちゃん
じゃあ同じ作者なんで、山崎逢離タソ貰いますよ?
やっぱり俺もザクロちゃん
じゃあ俺は今月の電撃hpの桜くん(紅世の関係者)
577 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 19:59:22 ID:ukG/5M7L
みんな考えろココのスレはドクロちゃんの事を愛してるオタクが集まるものではないのか!?
ドクロちゃんが好きです
でも、南さんはもーっと好きです
579 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 23:26:22 ID:G0Ivqy2q
>>577ドクロちゃんは愛していない!!
ザクロちゃんと静希ちゃんは愛してやまないがな
ドクロちゃんなら行為の前にエスカリボルグを振り回すと思うんだ、僕。
(*´Д`)ハァハァ
乳も小さいし・・・・偽者か
>>579 便乗。
しかし俺は、静希ちゃん、南さん、ザクロちゃんが好きだ
じゃあザンスはもらっていかますよ?
あんなゴミを( ´ー`)y-~~
「ん、んん……くちゅ……」
よく晴れた昼下がりのゲルニカ学園。
開放禁止された屋上で、僕と南さんは、ひたすらなくらいにキスを求め合っていました。
正確に言えば、僕が南さんに執拗に迫らせ、壁際まで来た所で素早く唇を奪われたのです。
それでも、僕は最終的に抗うこともせずに、こうして南さんのキスを受け入れていました。
「んちゅ……ぴちゃ……」
南さんは舌の動きを止めずに、寧ろ、捻じ込むように絶えず僕の口内を舐め回します。
そして、彼女の手は僕の股間を弄び、異様なまで刺激を与えようとしていました。
僕は二つの刺激に体を震わせ、南さんのされるがままです。
天津さえ、もっとして欲しいという欲望すら沸いてくるほどでした。
「ちゅ……んっんー……」
南さんが一度口を離し、僕の目の奥を覗き込んでくるかのように見つめていました。
対する僕は、頬を染めた長髪の女の子の瞳に吸い込まれそうです。
ただ沈黙が僕たちを包んでいるはずなのに、僕と南さんは引き寄せられるように互いの唇を重ね合わせます。
「んく……ちゅ……。はぁ……」
呆れるほどに長いキスが終わり、甘い溜息を漏らした南さんは、その場にしゃがみ込むと僕のズボンに手をかけました。
まるで慣れているくらいに、素早い手つきで、ベルトを外し、ズボンを下げては、その下の下着もずり下ろされました。
素っ気無いほどに脱がされても、僕はされるがまま。
「ちゅ……ぴちゃ……ん、ん」
南さんは外気に晒された僕のアレを掴み、舌を這わせると、愛しそうに先端にキスを浴びせました。
ものの数秒で僕のアレはいきり立ち、南さんは大きくなったアレを今度は口内に含みました。
「ん、ん……んぅぅぅ……」
口内の舌で弄んだり、時には強く吸い上げたり、口全体でしゃぶったりと南さんの愛撫は強烈です。
時々、南さんは苦しくないのかな、と思うこともありますが、苦しいというよりは恍惚な表情。
自分のアレをしゃぶっている南さんの顔を見ていると、余計に快感が上り詰めてくる感覚がします。
「くちゅ……ん、ん、ん」
「み、南さん……もう……」
言うが早く、南さんは動きを止めて、アレを口に含んだままで僕を見上げました。
思わず胸が高鳴り、南さんの顔がとてもいやらしく映りました。
南さんはゆっくりとアレから口を離して、口元のヨダレを舐め取り立ち上がりました。
「まだ、イっちゃダメ……」
言いつつ、南さんは自分のスカートの中に手を突っ込み、下のショーツを脱ぎ払いました。
まるで、布切れのように南さんの薄い色のショーツは彼女の片足にぶら下がっていました。
「私の方も……準備してよ……」
「うん……」
今度は僕が、しゃがみ込んで、南さんのスカートの中に顔を埋めました。
今、目の前にあるのは南さんのほんの少しだけ湿った割れたアソコ。
僕は居ても立ってもいられずに、彼女の秘所に舌を伸ばして、しゃぶりつきました。
「ああっ……はぁ……あ、あ」
南さんが、はっきりとした声で喘いでいる。
色っぽく、僕の煩悩を嫌なほどに増殖させていく怪しい声色だ。
「う、ん……んぁ……桜く、ん……いい……」
自分のスカートの中でもぞもぞ動く僕の頭を秘所に押し当てるように押さえつける南さん。
僕は必死に割れ目をなぞって舐めていき、小さい粒を舌で転がし、できる限りのことを尽くしました。
「んんっ……そ、そこ……もっと……ああうっ」
南さんの声が、僕の脳裏に絡みつき、余分な欲望を掻き立てられ堪らない。
僕は南さんに頭を押さえつけられるだけでは物足りず、彼女の腰を掴み、愛撫の勢いを更に増していく。
そうすると、南さんの体の震えがより一層ダイレクトに感じることができました。
「あふ……だ、だめ……ああううくぅっ……!」
刹那、南さんが一瞬だけ強く震えた気がしました。
それでも構わず、僕は南さんの秘所をまだ愛撫しようとしましたが、南さんに肩を掴まれて引き剥がされました。
スカートから顔を出し、垣間見た南さんは、ほぼ真っ赤に顔を上気させ、息遣いが荒くなっていました。
「南さん……イっちゃったんだ……」
「うん……」
「僕にはイクなって言ったのに……ずるいよ……」
「ごめんなさい……」
南さんは、しゃがんだままの僕の顔を包み込むとそっと唇を重ね、舌を絡ませます。
何度したって飽きない南さんとのキス。気持ちいい。
「桜くんも気持ちよくなって……」
「うん……」
「だから……早く来て……」
唇を離した彼女は、屋上入り口の壁に手をついて、何も身に着けてないお尻を僕に向けてきました。
南さんのアソコが丸見えで、そこからは雫が垂れ流れ、それは足を伝って流れていました。
寸止めされていた僕には我慢をする気などなく、南さんのお尻を掴み、自分のアレを割れ目にあてがいました。
「南さん、いい……?」
「いいの……はや……あああくぅぅぅっ」
南さんの言葉が言い終わらない内に、僕は後ろから南さんの中に捻じ込むと同時に激しく攻め立てます。
ゆっくりとなんかしていられない。早くもっと更なる快感が欲しい。
「ああっ! あ、ああん……!」
僕は我武者羅に腰を、南さんのお尻に押し当てるように動かし、中の蜜の味を噛み締めます。
突き上げる度に南さんのお尻が可愛らしく、ふるふると揺れ、僕は視界が霞むかのような錯覚に襲われました。
「桜くんっ……あ、はあぅっ……やらしい……うんんっ」
いつの間にか、南さんも自分の腰を動かしていて、僕の動きと上手くマッチしていました。
さっきの南さんの愛撫もあって、僕のアレはそんなにもちそうにありません。
「南さんの中……熱すぎるよ……!」
「桜くんが激しいの……私まで……熱くなっちゃう……あはぁっ」
今、僕たちが求めるのは絶頂だけ。
こうなってしまった以上は、もはや止めることはできず、欲望を放出しきるまで狂ったように攻め立てる。
何度も何度も、南さんの中を犯しては呼吸を荒くしていく僕。
そして、不意を突かれたかのように襲ってくる射精感。
「み、南さん……もうダメだよ……!」
「いいの……中に、出してもいいから……もっとぉ……!」
僕は最後の最後まで手加減なしに、南さんのお尻を攻め立て、溢れる液体を諸共せずに絶頂に向かいます。
南さんは壁についている手の力がなくなってきたのか、だんだんと下へと下がっていました。
そして、最後の思い切りの一突きで僕は限界を迎えていました。
「み、南さんっ!」
「あっ……くぅぅぅぁぁぁぁぁっ」
僕の体も、南さんの体も震え、僕は自分の分身の液体を彼女の中に注ぎ込みました。
南さんの熱い中に送られた液体はより一層熱く放出した感じでした。
「あああ……熱い……桜くんの……また……」
南さんは満たされたような悦びを隠せずに、僕にお尻を持ち上げられたまま、地面に倒れ伏せてしまいました。
僕は南さんの温もりが恋しくなり、最後の一滴までが南さんの中に注がれるまでアレを、彼女の奥へと突き刺します。
全部終わった後、僕は彼女の中からアレを引き抜き、軽い脱力状態に陥り、南さんの横で壁にもたれて、肩で息を繰り返しました。
次に僕が、はっきりとした意識を取り戻した時、南さんが僕のアレに、しゃぶりついていました。
「ねえ、南さん……」
「んん……んふぅ……んう、ん……んちゅぅ……」
僕が問いかけても、南さんはちらっと視線をこっちに向けてくるだけで、アレを咥え込むのを止めません。
股間の愛撫を感じながらも、僕は続けました。
「静希ちゃんには……以前と同じように接していいんだよね……?」
不安げに尋ねる僕に、南さんは顔にかかりそうになった髪をかきあげて、アレから口を離しました。
そして、返事よりも先にまた情熱的なディープキスを浴びせられました。
「いいわ……許してあげる……だから……」
「な、何……?」
まるでどうでもいいように言い返され、南さんが座り込んだ僕の腰元にのしかかり。
「もう一回……ね……?」
「……うん……」
彼女は僕のアレをまた自分の熱い蜜の中に誘い入れました。
そうして、僕と南さんは何度として快楽の沼に堕ちて行きました。
僕は静希ちゃんを……。
それから数週間。
表面上、静希ちゃんと、お付き合いをしながらも、僕は南さんとの間を暗躍していました。
しかし、言わずとも、南さんとの関係の方が強く継続しています。
南さんは、事あるごとに僕を呼び出しては、僕の体を求めてきます。
度々、僕が抵抗の色を見せようとすると、やはり、あの脅迫の種を持ってくるのです。
結局は、言い包められるように僕と南さんは肌を合わせては快楽を堪能するばかり。
無論、静希ちゃんは、このことを知らず、僕を求めてきます。
しかし、南さんとの関係を持ってしまったことに対する罪悪感が僕を苛ますのです。
静希ちゃんとはいまだに、お互いの体を触る程度に収まっています。
もしかしたら、静希ちゃんの方は、本番をすることを待っているのかもしれません。
だけど、僕は告白もしていないのに、そんなことする度胸はありません。
皮肉にも、南さんとの経験が僕に女の子を満足させる技術を与えてくれたのです。
まるで、何か事務的な作業をするかのように、さっさと静希ちゃんを絶頂にまで誘って満足させているだけで終わらせています。
ですが、更に一週間経ったこの頃、その静希ちゃんも何かに勘付いてきたような様子を感じました。
「桜くん」
とある休み時間、不意を突かれたかのように静希ちゃんが真っ直ぐに僕の机にやって来ました。
別に珍しいことでもなく、僕はほんわかと表情を和らげ、彼女を迎え入れます。
「どうしたの、静希ちゃん?」
「うん、実はね……」
すると、静希ちゃんは目線だけをキョロキョロと見回すと、僕の耳にそっと顔を寄せました。
そして、手を添えて僕の耳に小さな声を囁くのです。
「あのね、今日部活がお休みだから、その……家に来ない?」
「あ、うん、行くよ」
そして、珍しくもない静希ちゃんのお誘い。
僕から誘うことも多々あれば、静希ちゃんからも無論あります。
折角の静希ちゃんからのお誘いなので、僕は大きく頷きました。
僕は胸を弾ませるとまではいかなくても、やっぱり、静希ちゃんは可愛いなとのぼせていました。
しかし、気付けば誰かの視線を感じるのです。
サッと視線を一瞬だけ走らせると田辺さんと何かを話している南さんの姿が映りました。
一瞬見ただけなのに、ビクリとする僕はよっぽど臆病になっているんだと思います。
けど、静希ちゃんにはいつも通り接していてもいいと南さんは約束してくれました。
そのことを何度も心の中で復唱し、僕は自身を落ち着かせました。
何事もなく進むはずだと、僕は信じて願うのでした。
放課後。
案の定というか、何というか、僕は南さんに視聴覚準備室に呼び出されていました。
静希ちゃんには、用事を済ませて来るから待っていて、と言い残し、そっちに向かっていました。
僕の前に立つ南さんは、相変わらずのポーカーフェイス。
そして、言葉発さずにじっと、目の前の少女を見据える僕。
「二時間目の休み時間、水上さんと何を話していたの?」
何の遠回しもせずに直球で聞いてくるのが、彼女らしいと思いました。
隠しても無駄な故に、僕はあっさりと答えます。
「静希ちゃんが家に来ないかって誘ってくれたんだよ……」
語調が弱々しく消えていく。
しかし、すぐさま僕は救いを求めるかのように言い並べます。
「でも、静希ちゃんとはいつも通り……!」
「分かってる。別に行くな、なんて言ってないでしょ」
「そ、そっか……」
余計な心配事に終わって、僕はホッと安堵の息を漏らしました。
ふと、南さんは何かを考えるかのように小首を傾げています。
そして、何かを思い立ったかのように僕に近寄り、僕のシャツのボタンにサッと手を添えたのです。
「ちょっと……何を?」
「…………」
南さんは無言のまま、上半分のボタンを外し、押し広げ、僕の胸を露にしたのです。
スーッと僕の左胸を撫でるように手を走らせ、ふと、鎖骨の下の部分で手が止まりました。
まさか、ここでしようなんてことは……。
「南さん……悪いんだけど、静希ちゃんを待たせているから……」
「大丈夫よ、すぐ済むから……」
両手を胸に添えて、南さんが顔を、いや、唇を寄せてくるのです。
嫌な予感がしました。そして、実現。
「ちゅぅぅぅぅぅぅ……」
「あ、あああ……」
南さんは僕の鎖骨の下部分の肌に思い切り吸い付いたのです。
長い。淫らな吸音が鳴り響き、僕はくすぐったいような感覚を覚えます。
数十秒続いて、ようやくのことで、南さんは唇を舐め、口を離しました。
「はい、おしまい」
「あ……そ、そんな……」
南さんの平常した声に、僕の絶望した声が交錯しました。
南さんが吸い付いた場所には、これでもかというくらにキスマークが浮き出ていました。
無論、このキスマークはそう簡単には消えてはくれません。
シャツを着ていれば、見える物ではありませんが、脱いでしまえば丸見えです。
「じゃあ、桜くん。水上さんと楽しくやってきてね」
「み、南さん……」
「ほら、待たせているんでしょ」
南さんは意気揚々と僕の乱れたシャツを手早く直し、頬に軽いフレンチキスをしました。
僕は軽い眩暈を目の当りにしつつ、キスされた頬を拭うと、僕はカバンを手にして、南さんに背を向けました。
去り際、僕は南さんを少なからず睨んだ気もしました。
邪険な自分に気付き、準備室を出た僕は、ふるふると首を振りました。
「あの、草壁先輩ですか?」
「え?」
学園では聞かない声が、僕を普段の自分に戻してくれました。
自然と声に振り向くと、そこには白と黒の袴のような服を来た小さな女の子が僕を見ていました。
一瞬、誰なのか考えてしまいましたが、すぐに閃いたように手を打ちました。
「ひょっとして、弓島さん?」
「わあっ、覚えていてくれたんですね!」
弓島さん。フルネームで弓島千佳さん。
以前、開催された市内四校合同行事の文部両道競技会。通称、ルネッサンスで偶然出会った他校の女の子です。
彼女はサルバドール・ダリ中学の一年生なのです。(本編五巻最終話参照)
初めて会った時は制服姿だったので、袴を来た彼女からは新鮮な雰囲気を漂わせていました。
「あれ、どうして、弓島さんがゲルニカにいるの?」
「今週末にゲルニカの弓道部と練習試合があるので、今日は、その関係で合同練習をするんです」
なるほど、だから彼女は袴姿なのか。
でも、気のせいか弓島さんは何か嬉しいそうに生き生きとしていました。
「ゲルニカに来たら、もしかして、草壁先輩と会えるんじゃないかって思っていたんですけど、本当に会えるなんて嬉しいです」
一つ下の後輩の言葉に、僕は思わずドキっとします。
今時、こんなことをはっきり言う女の子がいるなんて意外でした。
弓島さんの明るい笑顔に、僕は脳裏の暗い部分が癒されるみたいでした。
「そ、そうなんだ。でも、久しぶりだね」
「はい、ルネッサンス以来ですね。……あ、もしかして、今お急ぎでした?」
「うん、まあね。ちょっと人を待たせているから」
僕の答えに一瞬、弓島さんは目線を逸らしてから、また向き直りました。
僕はどうしたの?と問うと、彼女は答えにくそうに、ぎこちない様子でした。
「えっと……もし、良かったら練習見に来て貰えないかなって思ったんですけど……」
「ああ、なるほど」
「でも、人を待たせているんですよね?」
そうです。静希ちゃんが今も、僕が来るのを教室で待っているはずです。
なるべく、僕としても早く静希ちゃんを迎えに行きたいのです。
「うん、そうなんだ。出来るなら、僕も見てあげたいんだけど……」
やっぱり、ここは静希ちゃんの方を優先したかった。
そう思える自分がいて、僕は少しだけ安心しました。
「いえ、いいんです。私が無理を言っただけですから。先輩と会えただけでも充分満足ですよ」
「そう言って貰えると助かるよ。僕も弓島さんと会えて良かったよ」
「嬉しいです。じゃあ、そろそろ練習が始まりますので私は……」
名残惜しそうに僕に視線を泳がせ、弓島さんは背を向けました。
そして、軽く駆けていく彼女に僕は手を振って見送りました。
ああいう女の子を見ていると、何だか癒されるなー。
そんな能天気な事を思い浮かべつつ、僕は静希ちゃんの待つ教室に向かいました。
「…………」
でも、軽く浮かれていた僕は後ろの曲がり角から、一部始終を見ていた南さんには気付きませんでした。
南さんは氷のような視線を桜くんの姿が消えるまで、彼の背中に向けていました。
そして、気付いた時には、既にそこから姿を消していました。
教室で待ち惚けを食っていた静希ちゃんも僕の姿を見つけると、表情を綻ばせて、僕の元へ駆け寄って来ました。
僕も彼女の笑顔を見ると、自然と胸が躍ります。
ふとした帰り道、並んで歩いている僕の手に静希ちゃんの手が、そっと触ふれたのです。
ほんの一瞬、え?と思ったけど、僕たちは、はにかみ合いながら自然と手を繋ぎました。
でも、何故か微笑んだ南さんが僕の脳裏を支配していました。
そのことを感じてしまうと、握っている僕の手から力が抜けていきます。
離れてしまいそうになった僕の手を静希ちゃんが、逆に握り返して、不安気な顔をします。
僕は、何でもないよ、と彼女に告げ、静希ちゃんの家まで何とか来ました。
「お邪魔しまーす」
と一言断ってから玄関をくぐるものの、静希ちゃんの家は、しんと静まり返っていたような気がしました。
静希ちゃんは玄関の鍵をかけると、僕に部屋に行こうと促し、僕は先に彼女の部屋に向かいました。
途中、僕は、静希ちゃんのおばさんに挨拶でもしようと思いましたが、いないようでした。
静希ちゃんの部屋はすっきりと片付いていて、男がイメージする女の子の部屋そのままでした。
持っていたカバンを傍らに置き、しばらくすると、トレイを持った静希ちゃんがやって来ました。
トレイには烏龍茶が入ったコップと、それのボトル。
「桜くん、どうかしたの?」
「え? えっと、誰もいないのかなーって思ってさ」
そわそわし過ぎていたせいか、コップを手渡された僕は辺りに視線を泳がしました。
静希ちゃんもコップを取って、近くにあった可愛いクッションを引き寄せて、僕の前に座りました。
一口、烏龍茶を飲んで静希ちゃんは、ふうと一息付きました。
「うん、夕方くらいまでは誰もいないの」
「へえ、そうなんだ」
と言い切った所で、僕はふと考え直しました。
僕の頭の中で妄想にも似た想像が、どんどん広がっていくのです。
そういえば、最近、静希ちゃんとは何もしていなかったような気が。
南さんとの関係に後ろめたさを感じずにはいられず、極力、『じゃれ合い』を避けていたことも否めません。
僕は急に焦り出し、コップの烏龍茶を飲み干し、何とか平静を取り戻りせました。
「あら、もっと飲む?」
「あ、うん。お願いするよ」
既にボトルを手にしていた静希ちゃんに、コップを差し出す僕。
僕のコップに烏龍茶を注いでくれている幼馴染はどことなく頬を染めていました。
そうだ、何かを言わなきゃ。話だ、話をしよう。
そうは思っても、僕は黙ってコップの中身をすするくらいしかできません。
不自然な沈黙が、僕と静希ちゃんを包んでいました。
「ねえ、桜くん……」
「は、はいっ!」
どうしよう、どうしようと考えている部分を横切りされ、僕の声は見事に裏返っていました。
静希ちゃんはクッションに座ったまま、コップを両手で握り、かすかに俯いていました。
「その、最近……何にもないね」
「え? 何にもないって?」
「それは……だから……」
もじもじして、いかにも恥じらいを見せている女の子の静希ちゃん。
この時、僕は自分が卑怯者だと悟りました。
静希ちゃんの言い分は理解できているのに、それを誤魔化そうとして惚けているのです。
でも、それでも、静希ちゃんとは今は……。
「もしかして、桜くん……私のこと、嫌いになったり飽きちゃったりした?」
「ええっ!?」
しばらくの間を置いて、静希ちゃんの口から突拍子もないことを。
僕が静希ちゃんを嫌いになったりだなんて、とんでもないことです。
僕はもう気付けば静希ちゃんを目で追っているのです。
確かに、今は南さんのこともあって、静希ちゃんとのコンタクトは避けています。
それでも、僕の静希ちゃんに対する気持ちは、常に『好き』の一言に限ります。
「どうして、そんなことを? 僕は静希ちゃんのこと、嫌いになったりなんかしないよ」
「そう……なの? 最近、全然、私のこと……その、してくれないからてっきり……」
そして、消え入りそうな声で、静希ちゃんは、始めはたくさんしてくれたのに、と付け足すのです。
僕は恥じらいを感じるよりも動揺を隠すのに神経を集中させていました。
「そ、それは……ほら、学校でするのはちょっと危ないかなって思って自粛していたんだよ」
「うん、だから……今日は家に来てくれたのよね?」
思わぬ所で墓穴を掘る僕。
それでも、そんなつもりじゃないとは口が裂けても言えません。
静希ちゃんは俯いたまま、持っていたコップをトレイに静かに戻します。
そして、ふっと顔を上げた静希ちゃんは先ほどよりも真っ赤になって、僕の傍に擦り寄ってくるのです。
「静希ちゃん……」
僕の胸に顔を埋め、僕の背中に腕を回す静希ちゃんは見るからに愛しい女の子です。
静希ちゃんの体は温かく、必要以上に僕の体は熱くなっていくばかり。
「桜くん……あのね……」
「うん……?」
言葉と共に、背中に回されている静希ちゃんの腕に力がこもりました。
いつしか、僕の中から動揺が消えて、今度は逆に恥ずかしさに支配されます。
そして、自然と静希ちゃんの背中に腕を回し、華奢な彼女を抱きしめる僕。
「私のこと……その……してほしい……」
「…………」
柔らかく暖かい静希ちゃんの体が、僕をドキドキさせるはずでした。
でも、今は南さんの言葉に拘束され、僕は辛うじて彼女を抱きしめることが精一杯でした。
この先のことを行うなんて、今の僕には無理の一言。
「桜くん……?」
案の定、静希ちゃんから漏れるのは不安が募った心細い声。
でも、僕は静希ちゃんのことが好きで、それで……。
「静希ちゃん……!」
僕は彼女のうなじに吸い付き、手は静希ちゃんの程よく膨らんでいる胸を下から包み込みます。
「あ、ん……」
静希ちゃんの一瞬の喘ぎ声が僕を刺激し、彼女はすぐさま僕を引き剥がしました。
え?と疑問に表情を崩した僕に、静希ちゃんはそっとその両腕を僕の胸元に伸ばします。
「私がしてあげるから……」
真っ赤にした顔は、これ以上ないくらい可愛く映り、静希ちゃんを愛おしく思ってしまいます。
本当にこのまま最後までしてしまってもいいのかもしれません。
けど、静希ちゃんの手が僕の制服のシャツを一つ外した所で妙なヴィジョンが蘇りました。
南さんにもシャツを半端に脱がされて、それから……。
「し、静希ちゃん!」
「きゃっ」
僕は二つ目のボタンに手をかけようとしていた静希ちゃんの両腕を止めていました。
唐突な勢いで止めてしまったせいか、彼女も目を丸くしていました。
「その、ごめん……」
「え?」
誰からでもなく、僕は静希ちゃんに頭をたれました。
鎖骨の下には南さんのキスマークが残っているのです。
辛うじてまだ見えていませんけど、二つ目のボタンを外されれば確実に静希ちゃんの視界にも映ります。
このキスマークは誰にも見せられない南さんとの印。
「どうしたの、桜くん……?」
「ごめん……」
行為を中断された静希ちゃんに、ただ頭を下げるだけの僕。
これ以上はできません。
鎖骨辺りについているキスマークはまるで僕に戒めをかけているようでした。
静希ちゃんはそれでも僕の頬を優しく撫でてくれました。
「桜くん」
「静希ちゃん……その、できない……」
「そう……なんだ……」
「で、でも! その……少しの間、待っていて……くれないかな?」
まるで、さざ波一つ立たない海面のように静かで儚げな静希ちゃん。
待っていてほしい、という言葉に反応したかのように下げた顔を元に戻し、僕の腕を回してきました。
間近に迫る静希ちゃんの息が、何故か苦しく感じてしまいます。
「待っていて……いいのね?」
淡い期待を乗せている言葉と、僕の目をまっすぐ見つめる静希ちゃんの瞳は僕の胸を締め付けました。
大丈夫、僕は静希ちゃんをきっと迎えに行ける。
何の根拠もない自信が僕の中で渦巻き、静希ちゃんに頷きました。
僕はとことん卑怯者でした。無責任に、目の前の女の子を傷つけている。
「じゃあ……キスは……ダメ……?」
静希ちゃんの小さな唇が震えて紡ぐ言葉に、僕は戸惑ってしまいます。
でも、これくらいならしてあげるべきだと心の中の自分に釘をさされました。
「静希ちゃん……いいの?」
「うん……桜くんに……お願い……」
こんな密着した状態で、静希ちゃんは委ねるように自らの瞼を閉じて、僕を待っていました。
ずっと彼女のことを想っていたのだから、断れるはずがありません。
僕は少し顔を傾けて、静希ちゃんの小さな唇にそっと触れ、そして、重ね合わせました。
「ん……」
僕の首に回している静希ちゃんの腕の力が強くなり、さらに激しく唇同士が吸われていきます。
本当に重なっているだけのキスなのに長く続いて、限りなく甘い雰囲気と匂いを漂わせていました。
そして、やっとのことで口を離した静希ちゃんは、僕の胸に顔を埋めるのです。
「桜くん……大好き……」
どの言葉よりも嬉しい一言のはずなのに、僕はまだ返事ができません。
でも、静希ちゃんを守るためなんだと自分に言い聞かせ、自分の情けなさを無理矢理押し込めました。
僕と静希ちゃんは、夕方になるまで、ずっとそのままで抱き合っていました。
ただ、彼女の温もりを感じたいがためだけに。
その翌日、静希ちゃんの様子に若干の変化が見られました。
今まであった積極性は抑えられたかのように、一歩下がったような様子が見られます。
僕が昨日の彼女を半ば拒絶してしまったせいなのかと思いましたが、避けられている訳ではありませんでした。
それでも何か物寂しいものを感じてしまいますが、南さんの事もあり、仕方がないと諦めていました。
そんなことで南さんには襲われながら数日が経ち、その今週末のことでした。
その日の夜、珍しく僕は家にかかってきた電話に出ていました。
「はい、もしもし、草壁ですが。……あ、うん、僕だけど、どうしたの? うん、うん。分かった、日曜に学園に行けばいいんだね」
電話の内容に導かれ、僕は日曜日にゲルニカ学園に足を運んでいました。
平日と同じように制服をまとい、僕は弓道場に顔を出していました。
そこでは、ゲルニカ学園の弓道部員と、サルバドール・ダリ中の弓道部員が並んで挨拶をしていました。
男子部員、女子部員に別れて、『よろしくお願いしまーす!』と大きな声が道場内に響き渡ります。
一通りの挨拶を済ませて、一時解散すると、一人の女の子が僕の存在に気付いて、トテトテと駆け寄ります。
「草壁先輩! 来てくれたのですね!」
目の前の女の子、ダリ中・弓道部の弓島千佳さんは目を輝かして、いかにも嬉しそうでした。
今日はダリ中とゲルニカの弓道部の練習試合。
弓島さんも道着に着替えており、この練習試合に出場予定のようです。
「うん、合同練習は見て上げられなかったから。弓島さんの弓道も見てみたいし」
「はい! 先輩が見てくれるなら精一杯頑張れます!」
見れば見るほど、弓島さんは純粋無垢の女の子でした。
一瞬、不意に、この子が可愛いと思えてきた自分が情けないものでした。
「うん、応援してるよ」
「はい、先輩に満足してもらえる試合にしますね!」
爽やかな笑顔で、一杯に頷き、弓島さんは元の団体の中に戻っていった。
ふと、ゲルニカ弓道部、男子生徒の視線が突き刺さったような気もしました。
他に何人か見学者を交えて、僕は道場の隅から邪魔にならないよう試合の成り行きを見届けます。
弓島さんの弓の弦を引く姿は凛々しく、顔は的に向かって一直線で真剣でした。
矢を打つまでの動作も綺麗で、打ち終わった後の作法も言うこともありません。
一本目から的の真ん中に近い部分を射止め、彼女の想像以上の実力に僕は半ば呆然です。
全ての矢を打ち終えた弓島さんは、元いた位置に座り、僕の方に向けて小さく手を振ってくれました。
僕も彼女の笑顔に応えて、なんとか笑顔を取り繕います。
「はぁ、はぁ、はぁ……ふぅ……」
体操着姿で学園内の外を軽やかなペースで走る女の子が一人。
普段の長い髪は走りやすいようにうなじの部分にまで結い上げられ、整った子顔の額からは垂れ落ちる幾筋かの汗。
陸上部に所属している静希ちゃんは、日曜の部活にも積極的に参加していました。
そして、今は個人練習中で、静希ちゃんは、学園内の外回りをランニングしている途中でした。
ランニング三周目を終わり、走るのを止めて、てくてくと歩き出した彼女は近くの水道場にて足を止めます。
蛇口を捻り、溢れ出す水に、静希ちゃんは小さな口で少しずつ水を含みました。
汗を拭い、元いたグラウンドまで戻り始めます。
「あ……」
ふと、声を漏らし、静希ちゃんは明後日の方向に視線を向けました。
弓道場へ繋がる渡り廊下を歩いている桜くんと、見知らぬ女の子。
何故だか、静希ちゃんの胸の内にズキッと重いものが圧し掛かりました。
ただ、じっと並んで歩いている訳でもなく、二人は顔を見合わせては楽しそうに笑っていました。
そして、静希ちゃんは、どことなく儚げでしかめた顔で、その光景に釘付けでした。
「ばーか……」
桜くんと、見知らぬ女の子は離れた所で見ている静希ちゃんには気付いていませんでした。
静希ちゃんは何かを振り切ろうとするばかりに突然、走り出し、グラウンドに一目散。
今日の陸上部の練習は朝から始まり、昼頃には終わりになっています。
練習が終わり、部指定のロッカールームで着替えをしていた静希ちゃんは、自分のロッカーの中身に気付きました。
見慣れない白い封筒が一通、そこに置かれていたのです。
表には達筆な字で『水上静希さんへ』と書かれていました。
「何だろう……」
封筒を手に取り、表裏を引っ繰り返しては、不思議そうな顔をする静希ちゃん。
ふと、裏には『一人の時に見て下さい』と小さな字で書かれていました。
周りには同じ部の女の子たちが、一緒に着替えをしていますが、静希ちゃんは中身が気になります。
誰にも見られないように、こっそりと封を開けて、静希ちゃんは封筒の中身を確かめました。
ゲルニカとダリ中の弓道部の練習試合は円滑に進み、予定よりも早く終わりました。
本当ならお昼を過ぎたくらいに終わる予定が、一時間ほど早くに終わっていました。
その関係で、ダリ中の部員は自由解散となりました。
予定の時間まで残りたい人は残り、帰りたい人はその場で解散。
僕こと、草壁桜は、すっかり懐かれてしまった弓島さんに、ゲルニカ学園内の案内をせがまれてしまいました。
学校は違えど、可愛い後輩の頼みなので、僕は快く引き受けました。
「草壁先輩の教室ってどこなんですか?」
「え、僕の教室?」
渡り廊下を越えてすぐの所で、弓島さんは意気揚々としていました。
別に僕の教室は特別なものでもなく、この校舎の至る所にあるものと一緒です。
それでも、彼女は見たいというので連れて行きました。
僕の教室に着いた時、弓島さんは僕の机の位置を知ると、値踏みするようにキョロキョロ見回していました。
そんな僕は何か気恥ずかしいものを感じてしまいます。
弓島さんは、僕の机を見ているかと思うと、ちらちらと僕に視線を向けていました。
その視線に気付いた僕は反射的に。
「どうかした、弓島さん?」
「あ! えと、あのですね……」
僕の言葉に驚いたのか、一瞬ビクリとして、もじもじとする弓島さん。
更に突っ込んでいいのか悪いのか、僕は彼女の様子を見ます。
「先輩……実は……」
「あ」
弓島さんの途切れそうな声と同時に、教室の外から同時に聞こえてきた間抜けな声。
声の主は、野球部のユニフォームを着て、バツが悪そうに僕の方を見ていました。
「宮本じゃないか」
「よう、桜か。何で、お前、学校来てるんだ?」
「ん、ちょっとした用事だよ。宮本は部活?」
「ああ。教室にタオル置きっぱなしにしてたの思い出したから取りに来たんだ」
そう言いつつ、宮本は自分の机のかけてあるナップザックにも似た袋を手に取りました。
それにしても、何か誤魔化すような口調の宮本が妙に可笑しく思えました。
「ってか、桜。その子、知り合いなのか?」
「まあ、うん、知り合い。ダリ中の一年生の子だよ」
「初めまして、弓島千佳です」
「俺はゲルニカ二年の宮本広志。こいつとは腐れ縁の仲で、俺が兄貴分なんだ」
「一言余計だよ。お前が兄貴分なんて、初めて聞いたよ」
「当然だ。今、決めたんだからな」
「おい、こら」
なんやかんやと口問答をしながら、宮本は部活がまだ続いているらしく、すたこらと教室から出ていきました。
弓島さんは、何かしらニコニコしながら、僕を眺めているのです。
「草壁先輩の友達って、面白い人たちなんですね」
「変なだけだよ。特に、あいつはね。……そういえば、さっき何か言いかけてなかったっけ?」
「あ、あ! そ、それは……そのー」
平然としてみたり、微笑んでみたり、そして、すぐ真っ赤になったりと弓島さんの表情は賑やかです。
ちらちらと視線をどこかに泳がせ、再び、僕の元に戻ってきた頃に、弓島さんは口をパクパクさせていました。
「ちょ、ちょっと、他に聞かれたくないので……その……人がいない場所に……連れてって……くれませんか?」
「ああ、分かった」
僕は平静に頷き、弓島さんをエスコートしました。
弓島さんは何を思ったのか、僕の制服の裾を、ほんの少しだけで摘んでついてきました。
僕は、この時、これだけ冷静になれた自分が情けなく思えました。
私は今、ちょっと気になる先輩にくっついてゲルニカ学園の廊下を歩いていました。
ルネッサンスの競技でたまたまペアを組んだ草壁先輩。
ルネッサンスが終わった後からも、先輩のことを考えてしまうことも少なくありません。
唐突に、今何やっているのかなーって思うことだってあります。
学校の友達に、その事を話すと。
「その先輩のこと、好きなんじゃない?」
と言われました。
最初は実感なんてありませんでしたけど、友達に相談していくうちに、私は草壁先輩のことが好き。
今では、また草壁先輩に会えないかなーと思う日々が続いていました。
そして、部活のミーティングでゲルニカ学園との練習試合の知らせを聞いて、私は心が躍りました。
勿論、友達にも相談しました。
「じゃあ、思い切って、遊びに誘ってみなよ!」
友達の言葉に大きく頷いて、私はゲルニカ学園に行く日を楽しみにしてました。
練習試合の前日には合同練習があり、私は休憩時間の合間を縫って、草壁先輩を探しました。
実際に会えた時は本当に嬉しくて、またこの人に抱きつきたくなってしまいました。
でも、その時は何も言えずに、ただの世間話をしておしまい。
自分の度胸のなさに諦めつつも、迎えた練習試合では、先輩が来てくれてまた喜びが弾け飛びました。
草壁先輩が見ていてくれたお陰で、冷めようとしていた私の気持ちは高ぶり、試合での結果もいい調子でした。
練習試合も、予定より早く終わって自由解散に。
私は思い切って、駄々をこねるようにして、見に来てくれた草壁先輩に校内案内を頼みました。
ここで、チャンスを見つけて、草壁先輩を誘おうと決めていました。
それを草壁先輩の教室で言おうとしたら、突然、先輩の友達が来て、話は別の方向に。
でも、ここまで来た以上、絶対に先輩を誘うんだ。
私はもっと思い切った事を先輩に頼んで、もっと二人きりになれる場所に連れてって貰いました。
そうしたら、きっと草壁先輩を誘える。
そう心の中で決心をつけて、私は草壁先輩が案内してくれた室内に入りました。
そう、遊びに誘えるかと思っていたんです。
「あ、くぅ……ふぁぁっ! せ、先輩……!」
僕の腕の中で、泣き出しそうな声と共に小さな体をくねらせる弓島さんは震えていました。
僕は、自分の手を操り、拘束した彼女の体を、胸を乱暴に捏ね繰り回していました。
二年A組の教室を出た後、僕は弓島さんを視聴覚準備室に案内していました。
彼女を招き入れた後、僕は静かにドアの鍵を閉めて、まだ恥ずかしそうに背を向けた彼女に迫ったのです。
そして、弓島さんを後ろから抱きしめたと同時に、僕は人が変わったかのように、彼女の制服を強引に脱がしにかかったのです。
弓島さんの表情から恥ずかしさが消えて、次に来たのは崩壊する前兆のような真っ白な顔。
そして、悲鳴でした。
「せ、先輩……何、するんで……すか……」
「…………」
僕は黙り込んで、弓島さんの腕を押さえ、もう片方の手で彼女のシャツのボタンを外しました。
二つ、三つ外し、奥への隙間を作ると、僕はその中に腕を突っ込みます。
弓島さんが震えると同時に、僕の手は彼女のブラジャーの中に滑り込んでいました。
ほんの少ししか膨らんでいない胸は、僕の手にすっぽりと納まり、先端の存在が目立っていました。
「あ、あ……はぁ……」
ビクンビクンと震えながら、およそ初めての体験だと思う弓島さん。
でも、今の僕は彼女が初めてであることを願っていました。
僕は弓島さんのうなじに、ふうと息を吹きかけては、耳を舌先で突いて、甘噛みをしてみる。
「んぅぅ……先輩……や、やめて……」
「…………」
弓島さんは既に涙ぐんだ瞳で、僕に振り返ろうとします。
僕は一瞬の虚を突き、弓島さんを体ごと、こちらに振り向かせ、小さな顔を両手で掴みました。
弓島さんの顔が強張りましたが、僕は構わず、彼女の唇に自分のそれを押し当てました。
「んんっ!」
弓島さんは力尽くで抵抗しようとしていますが、キスをしている彼女の顔だけは僕がしっかり押さえているため無意味でした。
唇を強引に押し当て、更には舌を使って、彼女の唇を舐め回しては無理矢理、奥へと捻じ込みます。
「ふう……んんっ……ん、ちゅ……」
僕の舌が弓島さんの口内に侵入し、震える彼女の舌を捉えました。
口内を蹂躙するかのように舐め尽し、舌を重ねては転がすように深くキスを繰り返す。
「んふぅ……くちゅ……ううん……」
長い愛撫を含んだキスを続けているうちに、弓島さんの抵抗する力は消えていき、トロンと瞳が溶けかけていました。
それでも尚、キスを続け、弓島さんの口と舌を犯し続けます。
弓島さんの体全体から徐々に力が抜けていき、崩れそうになる彼女を僕は素早く支えました。
抵抗の色を完全になくし、それでもキスを続けて、それだけでかなりの時間が経過していました。
「ん、んん……はぁ、はぁ、はぁ……」
キスを止め、すっかり息が上がってしまっている彼女を自分の胸元に誘います。
焦点がしっかりしていないのか、弓島さんの意識はまるで上の空でした。
僕は半ば意識がはっきりしていない弓島さんを抱き上げると、そこらにあるパイプ椅子に座らせました。
まだ息が上がっている彼女を他所に、僕は彼女の制服を脱がしました。
「あ、あああ……せん……ぱい……」
弓島さんはまだ虚ろな瞳で僕を見据えるだけで、僕に脱がされるがままでした。
上着は剥いで、シャツのボタンを全部外し、小さなブラジャーを見つけるとそれを片手で外しました。
敢え無くして、弓島さんは半裸の状態で椅子に座っているのでした。
女の子のこんな羞恥に晒しておいても、僕は平然とし、そして、酷く冷たいものだと思いました。
「草壁……先輩……あくぅっ」
僕の名を囁く彼女はすぐに鋭い声を上げました。
僕は彼女の胸を舐め尽くしては先端を吸い上げ、手の平で捏ね繰り回し、出来うる限りの刺激を生み出します。
「はぁぁぁぁ……あ、う……うっあぁぁ……」
弓島さんは可愛らしい声と共に、体をえび反りさせては、僕の愛撫を素直に受けてくれます。
じっくりと弓島さんの小さな胸を弄り回しても、何の興奮もしていない自分に気付きました。
でも、今はこの子を犯せれば、それでいいのです。
僕は弓島さんの胸だけでは飽き足りず、その下のスカートの中に手を入れ込みました。
指先に布地の感触を察知すると、その布地を乗り越え、奥の泉の源にまで辿り着きました。
「あくぅっ! ああ、はぁぁ……」
弓島さんのアソコに指を走らせた瞬間、彼女はまたビクリと体を震わせました。
割れ目に沿って指を軽く擦らせ、手には付着するねっとりとした感触。
「せ、先輩……気持ち……いい……」
弓島さんは夢現な状態でぼやくように呟き、僕に手を伸ばそうとしていました。
微かな笑顔と共に、無機質な僕の頬に触れる弓島さんの手はやけに暖かく感じました。
「好き……好きです……草壁先輩……」
弓島さんの突然な告白に、僕はハッとしました。
僕は彼女に何を言わせているのだ、と。
僕の中の闇が光に変わろうとしていたのに、僕は光を抑え込み、闇を取り戻していました。
僕は、自分の頬に触れている弓島さんの手を軽く払いのけると、再度、彼女の唇を奪いました。
「んくっ……ん、ちゅ……」
今度は舌を無理矢理に押し込まなくても、舌先で弓島さんの唇を突くと、彼女は受け入れるように舌を絡ませてきました。
僕はそんな従順な態度に不満を感じつつ、彼女の秘所をまさぐり、乱暴に口を押し付けました。
「あ……ふぅ……んんっ……」
手足をだらんとさせたまま、顔だけを僕に持ち上げられて、弓島さんはまるで操り人形のようでした。
僕が彼女のスカートに手をかけて、脱がしても弓島さんは荒い呼吸をして、それを見届けているだけです。
ショーツ一枚で、椅子に腰掛けているだけの弓島さんに業を煮やした僕はズボンを脱ぎました。
「弓島さん……ほら」
弓島さんの目の前に、自分のアレを突き付けても、僕は不思議と恥ずかしいとも思えませんでした。
ほとんど反応もしてなく垂れたアレを見ても、弓島さんは呆然としたままでした。
「先輩……私……どうすれば……」
「舐めて……。それから、咥えるんだ」
「はい……」
目をトロンとさせたまま、弓島さんは口だけを伸ばして、僕のアレを舐め始めました。
なんて、順応なことだろう。
「ちゅ……ん、ふ……ぴちゃ」
以前、一度関わっただけの後輩は、今、僕のアレを頬を染めて丹念に愛撫していました。
しかし、それでも先端を舐めているばかりで、お粗末なものに感じます。
それでも、気持ちよくないと言えば嘘にはなりますけど、やはり、南さんの愛撫には程遠いものでした。
「ふうん……はぁ……ぴちゅちゃ……」
「弓島さん……口で咥えて」
「んく、ん……はい、先輩……」
唾液が床に滴り落ち、弓島さんはだらしなく口を開き、僕のアレを一生懸命にその中に納めます。
もごもごと呻きながらも、弓島さんは自分の手を使って、アレを奥へ奥へと押し込めました。
「んぐ……んんっ……」
「今度は頭を動かして、口全体で舐めるんだよ……」
「んんう……く、ん……ん、んっ……」
弓島さんは必死かのようにアレの根元を手で支え、懸命に頭を上下させていました。
弓島さんの口内で舌がアレに上手い具合に絡まり、僕自身も段々と興奮してきました。
それに乗じて、僕は突然、また彼女の体に触れたく、自然と腕を伸ばしていました。
「んっ! ふ、ん……んん……」
僕が伸ばした腕は弓島さんの両胸に届き、指先で先端を転がすように弄っては揉み回す。
一瞬、弓島さんの動きが止まりましたが、僕の顔を見上げて、また必死に愛撫をしました。
僕は可愛らしいバストに伸ばした手を無造作に動かしては、時折、快感を堪える弓島さんの表情を楽しみました。
「くちゅぅ……ん、くん……んぅぅっ」
「弓島さん……気分はどう?」
「ん、んん……ぷ、はぁ……」
口をアレから引っこ抜き、弓島さんは唾液まみれな口元を拭おうともせずに僕を見上げました。
どこか遠い意識を保ったかのような顔の弓島さんがやたら、いやらしく感じました。
「変な気分……です。でも、これ……もっとしたいんです……ダメですか……?」
「ダメじゃないよ。もっとしてくれる?」
「はい、先輩に喜んで貰えるなら……いくらでも……」
言うが早く、弓島さんは僕のアレを口に含んでは何度も何度も頭の上下運動を繰り返しました。
どこかストッパーが吹き飛んだ彼女の髪を撫でて上げると、弓島さんは嬉々として愛撫を強めました。
「ん、ちゅぅ……んぐ……んっんっ」
「ん……弓島さん、もういいよ。口を離してくれる?」
「んっ、ん……はぁ……はい、先輩」
余韻を残しつつ、唾液の糸を伸ばして、僕の指示通りにアレから口を離す弓島さん。
弓島さんは相変わらず頬を真っ赤に染め、僕が肌に触れる度にピクリと小さく震えます。
そして、そんな彼女を椅子から下ろすと、僕は躊躇いなく床に押し倒したのです。
「あっんっ。はぁ、ああっ……せ、せんぱ……い」
僕は押し倒した全裸と化した弓島さんの股間に顔を埋め、目の前に迫る割れ目を執拗に愛撫します。
喉が枯れ果て、泉の水を求めるかのように僕は、割れ目から滴る液を舐めとります。
「はぁぁ……んんっ……あぁぁくぅ……」
弓島さんは身をよじらせ、僕の愛撫から逃げるように足を動かそうとしますが、僕は彼女の足を固定して逃がしません。
とにかく、舐めるに舐めて弓島さんを快楽の底に導くまで、僕は愛撫を止めません。
弓島さんのアソコは多少の苦味はあれど、変な悪臭もせずに男の僕を誘い入れます。
十分くらい、弓島さんの秘所を可愛がり続け、溢れる液は後を絶ちません。
「あ、あん……はぁぁ……何か……もう私……」
「そう……分かったよ」
僕は頭の興奮しつつも、いつもとは違う感情のパーツが外れているように冷淡でした。
弓島さんへの秘所の愛撫を止めて、僕は膝立ちで仰向けの彼女の腰を持ち上げると、自分のアレを割れ目に押し当てました。
スムーズに入れられるようにちゃんとアレの向きを整え、彼女の了承も得ずに僕は突き刺しました。
「あああああああっ! い、いたぁぁぁぁっ!」
何の遠慮もせずに僕はアレを弓島さんの奥へ一気に押し進め、中をかき混ぜました。
やはり初めてだったらしく、奥へ進める時に何かの抵抗を感じ、弓島さんは絶叫に近い声を上げます。
しかし、今の僕にとっては悲鳴だろうが絶叫だろうが雑音程度にしか聞こえません。
弓島さんの声を無視して、僕は腰をアソコに押し当て、前後運動は決して止めません。
「いた……いっ! 先輩、痛いっ! 痛い痛いっ!」
弓島さんの瞼に涙が一気に溢れ出し、頬には既に幾筋の涙腺を作っていました。
そんな涙を見てしまった僕は自然と腰のスピードを下げていたのです。
「はぁあああっ、先輩、先輩!」
弓島さんは届かないのに、両腕を僕に伸ばしては助けを求めるかのように涙目で訴えてくる。
僕は視線と体を落とし、彼女の腕が届くまでの体勢を作りました。
途端に、弓島さんは僕に抱きつき、僕の肩で泣きながら荒い息を耳に吹きかけました。
「草壁、先輩……! 痛い、です……痛いよぅっ……うっくぅ……」
彼女の必死の声が心に痛いほど伝わります。
僕は自分のしていることに否定をしながらも、弓島さんの顔を目の前に持ってくると出来るだけ優しくキスをしました。
弓島さんも自分から押し付けてくるかのようにキスを返し、すぐさま二人の舌は絡まりました。
「ん、ちゅ、くちゅ……ん、んん、くん……」
弓島さんは痛みを誤魔化すように我武者羅に舌で僕の口内を舐め尽し、唇を濡らします。
唇を離せば、涙で瞳を一杯にした愛くるしいほどに求めてくる後輩。
僕は自分と共に弓島さんの体を起こし上げ、床に座った状態で腰を突き上げます。
「ああっ! い、いたぁ……! う、く……はぁぁぁっ」
ガクガクと震えながらも弓島さんは僕の体に抱きついたままで、痛みを堪えようとしていました。
そして、気付けば弓島さんと僕の結合部分から一筋の赤い線が滴り落ちていました。
「弓島さん……」
「先輩、わ、私……嬉しい……。痛いけど……でも、先輩になら……」
「…………」
何かに刺激され、僕はより強く腰を彼女の奥底に突き立て、ペースをどんどん上げていきます。
弓島さんは涙を流し、痛みを必死に我慢しながらでも、どこかで笑顔を保っていました。
「んあっ……あふ、はぁぁんっ……あああっ」
「弓島さん、きつい……!」
「あ、ああぐ、くぅ……先輩……」
弓島さんは痛みのせいもあるのか、アソコの締め付け具合は半端ではありません。
僕がアソコに出し入れするのでさえもペースが下がる程にきつく締まっていました。
なおかつ、僕の射精感もいつもよりも少し早くに湧き上がってきたのです。
「弓島さん、もう少し力抜いて……」
「ああはぁっ! 先輩、私、なんだか……あああっ!」
突然、弓島さんは自分で腰を使い始め、僕のアレに更なる刺激を加えてきました。
一瞬、ギョッとして驚き、僕は逆に彼女の勢いに呑み込まれそうでした。
弓島さんは一心不乱に、それこそ、グチャグチャと音がハッキリ聞こえるくらいに動きを速めています。
「先輩、先輩ぃぃぃっ! 私、ああぁぁぁっ、気持ち……いい!」
「あ、くぅぅ……弓島さん、激しい……」
「ああぁぁぅぅっ! もっと、あくぅ……もっとぉぉ……」
「うううっ」
僕は、変な意味で苦痛に顔を歪ませ、再び、弓島さんを押し倒すと負けずと腰の動きを更に激化させました。
弓島さんは相変わらず、だらしなく快楽に浸った顔で唾液を垂らしては、自分の指を口を舐め回していました。
彼女の小さな胸も今は、弓島さん自身が淫らに揉みほぐしていました。
「ああ、ダメ……ですっ。何か……ああああっ、く、来るぅぅぅっ」
「そのままイっちゃえばいい……!」
半ば、ヤケクソに言い放ち、僕は自分の射精感を抑えるに抑えて、弓島さんの絶頂を待ちわびます。
弓島さんは僕の動きに体を委ねたかのように、自分の動きを止めて、ガクンガクンと激しく腰を震わせました。
「先輩、ああっくぅ……先輩ぃぃっ」
「んんくっ!」
弓島さんの体がピクンと震え上がったと思ったら、これ以上にしなやかに伸びた。
その直後、僕は自分のアレを弓島さんの中から即座に引き抜いた。
「ああっ」
短い悲鳴を上げ、僕のアレは先端から白い液をたくさん吐き出していました。
僕の分身とも言える液は、弓島さんのお腹を白く染めて、そして、汚していました。
「はぁ、はぁぁぁ……せ、先輩……熱い……」
「ふぅ、はぁ……はぁ……」
弓島さんはお腹を上下させ、僕は肩を大きく揺らせて、互いに荒い息を返します。
僕が犯した全裸の女の子は短い呟きを残して、フッと目を閉じていきました。
僕自身も相当な疲労感にみまわれ、その場で寝たくなります。
それを抑えながら、僕は何故、こんなことをしているのかを考え出しました。
そうだ、確か電話がかかってきて……。
ドンドン!
それで出たら、南さんが……。
「桜くんっ! 中にいるの!?」
南さんが日曜に学校に行って、弓島さんを……。
そうだ、だから僕は、この子をここに連れ出して……。
「中にいるなら返事してっ!?」
なんだろう……さっきからやけに騒がしい音がするな……。
南さんに弓島を犯せって言われて……そうだったな……。
ガチャガチャ……ガララ
「さ、桜くん……?」
その時、誰かの声がハッキリ聞こえました。
僕はもうはっきり考えることもできない思考を中断させて、頭を上げるとそこにいたのは。
「……なに、これ……」
呆然とした表情で僕を見つめる体操着姿の静希ちゃんでした。
室内には弓島さんのお粗末に脱ぎ捨てられ、散乱している制服と下着。
僕の目の前には全裸な上に精液で、淫らに汚され、眠っている一年生の女の子。
そして、下半身を露にして、まだ少量ながら精液を吐き出す僕のアレ。
静希ちゃんは表情を凍らせ、文字通り、その場に硬直していました。
まだ、神経が鈍っている僕には何が起きているのか理解できませんでした。
「やあ、静希ちゃん……」
能天気な僕の挨拶。よくも、こんな挨拶をできるものだと、おそらく、静希ちゃんは思ったでしょう。
凍りついた静希ちゃんの手から何かが零れ落ちました。
それは、一通の白い封筒と、その中から出てきた一枚の写真。
その写真を見た時、初めて僕の意識はハッキリしたものに戻りました。
静希ちゃんが持っていた写真は、僕の痴態。
南さんに屈辱にも収められた、あの写真だったのです。
「桜くん……どうして……」
凍り付いていた静希ちゃんから言葉と、目から見る見るうちに涙がじわりと湧き出してきました。
僕は光速で頭を回転させると同時に、恐ろしいほどの狼狽に襲われました。
静希ちゃんに見られた!
「し、静希ちゃんっ……! こ、これは……」
あまりの突拍子の無さに言い訳の言葉も思いつきません。
僕は半裸のままでも構わず、静希ちゃんの元へ駆け寄ろうとしました。
ですが、静希ちゃんは僕の動きにビクリと震えて、鋭く叫びました。
「い、いやっ……! 来ないで……!」
瞬間、床にチャリーンと金属音を響かせ、静希ちゃんは大粒の涙を残して、この場から消えてしまいました。
床に残った白い封筒と、一つの鍵が残り、僕は呆然と、その場に崩れ落ちました。
静希ちゃんに浴びせられた初めての悲鳴は、これ以上ないほどに胸の奥に突き刺さりました。
そして、僕は愕然として、扉が開けっ放しにもなっているにも関わらず、その場で抜け殻になってしまいました。
静希ちゃんに見られて、そして、逃げられてしまった。
そんな……こんなはずじゃ……。
僕の頭の中で、後から後へと言い訳がましい言葉ばかりが浮かんできました。
「…………」
視聴覚準備室の隣、視聴覚室で南さんは長椅子に腰かけ、足を組んでは逆に組み直し、それを繰り返していました。
耳にはイヤホンをつけており、そこから流れてくる音に集中するかのように南さんはずっと目を閉じていました。
南さんは相変わらずのポーカーフェイスで、桜くんが弓島さんを襲う始まりから終わりまでをずっと監視していたのです。
そして、それが全て終わったところ。
「桜くん……ダメね……」
イヤホンを耳から剥がし、南さんは侮蔑とした言葉を吐き出しました。
そして、準備室に繋がる扉に向かって歩き出しました。
「不合格」
不満そうな言葉を残して、南さんは扉をくぐりました。
その彼女の顔はやはりポーカーフェイスでした。
続きます。
超々々々乙!
これからいったいどうなってしまうのかw
毎度毎度お久しぶりです。
さて、今回は最初に素直に平謝りをしようと思います。
三週間かかりました、ごめんなさい(つД`)。
存在忘れられているかもしれませんが、一応、続きものなのでよろしくお願いします。
このシナリオも後、二、三部で終わりを予定しております。
いつも見てくださる方が下さる感想は、作家冥利に尽きます。
何か不満があれば、遠慮なくゴルァしてくれると助かります。
それと今回は全体を通して最長の長さになってしまいました。
最後まで読んで頂けるとありがたいです。
次のシナリオも早速、書き始めることにします。
では、失礼します。
>>603 乙、そしてGJ!
書きこみたいが終わるか…いや、終わるなと葛藤しながら見ておりました。
おっきしっぱなしですた(*´Д`)ハァハァ
少しツッコミ
作家っていうのはちょっと…
もう少し謙った言い方した方が叩かれにくいと思うんですが。
>>604 こりゃ失礼(;´Д`)
物の例えというか何と言うか作家冥利というのは失言でしたね。
ただ、やっぱり、感想貰えるのは嬉しいなということです。
あんまり深く考えないで貰えるとありがたいです(´・ω・`)。
>>605 いやいやこちらこそ余計なこと言ってスマソ…
作品はもうそりゃ神がかってますよ。
いつ来るかと待ってたくらいです。
GJ!!3週間も待った甲斐がありました。あと2,3部で終わってしまうのか・・・
多少残念な気がしますが頑張ってください。
弓島さんGJ! かわいいわー
シュゴイ…(´・д・`)烈しくグッジョブです。
サブタイがなんかすごく恐ろしいものになってますが
一体どんな結末になるのか楽しみです。
しかし三週間でここまでの物を書かれるとは…。
610 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 20:13:13 ID:fvN9crH/
南さん悪女じゃん
月夜はおよしよ 素直になりすぎる
超GJ
GJ!
614 :
577:2005/10/18(火) 21:12:30 ID:8cmyu2Op
面白い!内容がボクみたいなドクロちゃん萌えの人にも興味を与えてくれる。
続きを期待してます。
GJ。弓島さんとの続編があるといいなぁ。
616 :
577(ドクロちゃんの恩返し):2005/10/19(水) 23:34:50 ID:81uCFD5z
「ふああぁぁ〜」
おはようございます草壁 桜です。最近朝がすがすがしいです。
特に今日なんて…ん?
変です…なぜか自分のマグナムの所が動いているのです。
撲は恐る恐る布団をめくってみました。
そこにはなんとなんとおぉ!!!
「あっ…おはよう桜君」
天使の少女が撲のマグナムを舐めているのです
撲は耐え切れないほどの快感を制御しながらききました。
「ねえ…ドクロちゃんなんで撲のを舐めてるの?」
天使の少女は恥ずかしそうに顔を赤らめ言いました。
「ボクね…今まで桜君には撲殺ばかりしてて悪いと思ったから……」
そういって天使の少女はまた撲のマグナムを舐め始めました。
「ダメだよ。ドクロちゃん僕達はまだ中学2生だよ!?…やばいってホントに……あっ・くっ」
実際は撲はもう理性が飛びそうです。
「はむ…ちゅぷ・・ん…」
裏筋をすーと舐めています。
「はあ・・あぅ…」
撲はもう限界です。
「ドクロちゃん…行っちゃうよ」
天使の少女は優しく微笑みながら言いました。
「ボクは桜君のなら…喜んで飲むよ…」
そのとたんです。撲のが限界を超えました。
「くっ……ああぁぁぁ」
びゅくびゅるるるるる
「ん…んむ・・こくっこくっ」
ドクロちゃんは撲を飲んで言いました。
「桜君ボクね…桜君のが欲しいの・・」
そう言いながら天使の少女は水色のしましま模様のパンツをおろし始めました…。
その時点で撲の理性が飛びました。
最初は胸を揉んでいただけなのが舐めているのです。
天使の少女は身体をひねらせこのような事を言ってます。
「ああ!!…桜君ボクそこはあぁぁ!!!」
天使の少女あそこはまだ何もしてないのに(ねとっ)とした液がながれてます。
「いっちゃたんだね?」
撲は天使の少女に優しく言いました。
617 :
577:2005/10/19(水) 23:37:26 ID:81uCFD5z
気力あれば続きます。
まあ変な感じになっちゃたけど。
GJ。
でも最後の撲でハラがよじれたwwww
GJです。
そしてsageましょう。
…ー静かに流れ込む日の光とともにオトズれるであろう、冬の朝。
その5、6時間前、つまりは夜もいよいよもって更けたる頃のおはなしです。
僕、こと草壁桜の上に重なる分厚い布団の中。
なんで居候の天使―ドクロちゃん―と抱き合うゴトキ恰好なのか。少しばかりこの胸の高鳴りを抑えつつ言い訳させて頂けませんかっ!?
今は暦、及び気候的な面においても冬真っ只中なのです。今日もさっさとお布団に潜り込んだドクロちゃん。
「おやすみなさーい桜くんっ」
「おやすみ、ドクロちゃん」
おやすみなさいを済ますやイナや押入れのトビラの奥地へ姿を消しました。
僕自身も今日は体育のマラソン練習でへとへとなのです。ぱちりと電気を消し目を閉じました。
…ー夢のような静希ちゃんとのデートを夢の中で愉しむ僕。を、無粋にも揺り起こす影―その正体はドクロちゃんでした。薄桃色な厚手のパジャマを纏う彼女は僕の耳の近くに顔を寄せていてっ…!?
「ど…どうしたの?ドクロちゃん」
「桜くん、あのね?おトイレに、付いて来て欲しいの」
深夜であることをハバカってか、こしょこしょと鼓膜をくすぐるくりくりヴォイス。
そういえばこの天使の少女、寝る前だというのにイチゴ牛乳を飲み干してました。僕の分まで。
「もぅ…しょうがないなぁ」
僕はむくりと身を起こしますが同時にブルリと震わせます…!
ツンと冬の夜の寒さがカラダを刺したからです。
「い、行くなら早く行こう?か、風邪ひいちゃうよ…!」
<すたすたとてとて>と階段を降りる僕。トイレのトビラの外で突き刺さる寒さに身を携える僕。
<じゃー>と聞くのも寒々しい水の流れる音がして天使の少女が出てきました。
「は、早く戻ろう?もう僕、指先がかじかんでるし…」
「うんっ。ありがとぅ、桜、くん…」
だんだんとふやふやになっていく声。眠気が押し寄せているだろうことが容易に想像できます。
僕はさっさとおねむな天使を引き連れ、二人で階段を上がり、二人で部屋への襖を開け、すっかり冷えた僕の布団に"二人で"潜り込みました。
……っ!?
ななななんでドクロちゃんまでが、ぼぼぼぼ僕の…僕の布団に!?
「ちょっ…!ドクロちゃんのお布団様は押入れの中でございますよ!?」
「ふたりのほぅが、あったかいよぅ…それとも、桜くんは、ボクとは寝たく、ないの?」
この寒さの中ナゼか天使の少女の頬は赤らんでいてなおかつ、うっすらと開いたヒトミで見つめてくるのが"夜の中学二年生"にとってはタイヘン扇情的なのです…!さらについでにいうと今こそが冒頭の現状。あぁ神よ…!
「そ…そんなことはないっ…っていうかそんな問題じゃないでしょ!?僕はいつまでこの紳士のままでいられるかわからないんだよっ!?深夜の男子中学生をアマく見たらダメなんだからっ!」
僕は最大音量の小声でさらに精一杯の主張を続けます。
「それにそれに、もしこのまま寝ちゃって、明日の朝お母さんに見つかったり、したら…僕は…僕はもうこの家に、はー…」
視線を下ろせば、僕の熱弁のサナカ、いつのまにやら僕のパジャマのボタンは解除済、な上にドクロちゃんの…柔かなぷにぷにのほっぺが僕のすべすべとした胸板にぃいィイぃぁあぁァァー…!!
「桜くん、あったかーい。」
うぅぁあァアァアぁ…っ!!
脳内ではこの現状を受け入れるべきかにおきまして、リセイ議長とホンノウ大臣が反駁しあっているのです…!
その間にもドクロちゃんは僕の腰に回した手に力を込め、オノレの爆弾ぼでぃーに僕の中学生ボディーを密着させて…ぉわぁ!?ホンノウ大臣が過半数の票の獲得を果たしてしまい!哀しいかな、リセイの議長は小さくなって僕脳みその片隅で泣いています。
カッ…!と眼を見開き覚醒を遂げる僕、草壁桜。
抱かれるままになっていたカラダに力をミナギラせ、ドクロちゃんの腰に手を回しました。
「ひゃっ!?さ、桜君!?」
いつにない僕のチカラに怯えたような声を上げるドクロちゃん。
…ー言っただろう?深夜の男子は、アブナイ、とね。はっはっは。
ぶかぶかな大きめパジャマの上着の裾より僕ハンドが侵入開始。天使の滑らかな腹部の肌を指先がなぞります。
「さ…桜くん…!」
天使が涙の溜まったヒトミで僕を見上げます。その眼が、僕の欲情を煽っていることも知らずに。
下方から持ち上げるようなカタチでドクロちゃんのふくらみに到達。途端、彼女のカラダがびくりと震えます。
いきなり激しく揉みしだくのはいかがなものかと告げるホンノウ大臣。紳士だぜ、ホンノウ大臣。
僕は大臣の方針に従い、<やわやわ>と指を動かします。その間にドクロちゃんのパジャマのボタンをフルオープン。
やや乱れたパジャマ姿の天使に興奮が隠せない僕は新しい大臣の指示を待つのです。そのとき僕に降りかかるのは聞き慣れた声。
「待つんだ、草壁桜君」
名探偵王ムル!?僕を…僕を正義の道に引き戻そうと!?
「私がアドバイスしよう」
……。エロ探偵王ムルのチカラを借りることとなった僕。そんな僕内部の事情を知らない天使の少女は意外なホド従順に胸を弄ばれています。それどころか眼をとろんとさせた表情で…。
「さて、桜君。まずは胸だけを集中的に愛撫するんだ。ただし。しばらくはその先端に触れないようにだぞ」
早速、王ムルからの指示が飛びます。エロ探偵め。
言われた通り僕は胸を攻め始めました。もちろん先端の突起に触れないように。
強弱をつけつつ揉みしだくと、それに呼応するようにドクロちゃんが<びくびく>と震えます。
先端ギリギリまで指先を這わせ、また胸の付け根まで撫で戻します。幾度か繰り返すうちにセツナげな息遣いを始める天使の少女。焦らされるのが苦しいのでしょうか。
そんな彼女の様子に思わず歪んだ笑みがコボレます。
「さく、桜くん…お、お願いだから…さき…先っぽも…」
「まだダメだよ、ドクロちゃん。それともドクロちゃんはそれすら待てないようなはしたない子だったかな?」
「…ーっ!!」
首筋まで紅く染め俯いてしまう天使の少女。
いつまで続くのか解らぬ胸への刺激に馴れてきたのか、先ほどのような鋭敏な反応を見せなくなったドクロちゃん。
なんとなくつまらなくなってしまった僕は、今まで一度も触れず、焦らしに焦らした桃色の先端部分を口に含むやいなや強烈にバキューム。
「ひぁあッ!!?」
大きくハネ上がる天使のカラダ。
部屋に響いてしまったくりくりヴォイスを遮断すべく覆った手は少女の吐息が結露して湿りました。
そのままオサエた左手で天使の唇や舌を弄びます。
「ふゃあぁぅうぅー…」
シビれるように温かく柔らかい舌を指で絡めると、侵入者を拒もうともしない口の端から一筋の唾液が零れ落ちました。
僕は胸に吸い付いたまま。なおかつ、口内の舌を急遽フル活動。先端を刺激します。
「んゃあぁアァー…!!?さ、さくりゃくぅん…!ボク、お…おかひくなっひゃうよぅっ…!!」
予期せぬ性感帯へのさらなる攻撃に、口への侵入者もそのままに訴えます。
それにも関わらず愛撫を続ける僕。
すると王ムルの声が、
「もう充分ではないかな、桜君。余りにしつこい愛撫は女性にキラわれてしまいかねないぞ?」
自我に染み渡ります。
「ドクロちゃん。」
「…はぁっ…はぁ…?」
「声は、出さないで。」
僕は<ひくひく>と悶える天使の少女に念を押すと、腰に回していた右手を、するりするりと下へ移動させます。
アザやかな手並みでパジャマのズボンを足首辺りまで引き下げるコトに成功。
未だに僕は少女の胸元に食らいついているので視認は出来ませんが、しましまかドクロプリントかも解らぬ下着越し、<じっとり>と天使のソコが湿っているのがわかります。
「わ、ドクロちゃん、もうこんななんだ?」
<ぐにゅぐにゅ>と弄びながらソンナコト聞いちゃう僕。
顔を真っ赤に上気させた天使の少女は身をヨジッて精一杯の否定を表現しました。
ドクロちゃんが僕の布団に潜り込んできてから感じる甘いシャンプーのような匂いの中に、また違う"女のコの匂い"が混じります。
左手と口は胸を。
右手は下半身を。
やや耳年増な中学二年生の知識をフル稼動させ天使を精一杯弄ぶ僕。そんな自分を、喘ぐ少女をヨソにふと客観視してしまい、さらなる興奮を煽ります。
スレをご覧の皆様お初です。
ひとまず今回はココまで、とさせて頂きます。感想、改善すべき点、様々な意見をお待ちしております。
GJです。続編待ってます。
631 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 19:50:21 ID:U0OPNkn4
GJ
普通ならとっくに撲殺されている所(藁
めっちゃ細かいけど「おうムル」が正解
あとはひたすらGJです。えぇ激しくGJですとも。待ってます
おうグレート。全裸でハァハァしました。
元の元を正せば三国志の「王允」の字くずしが発祥だからあながち間違いとも言い切れない<王ムル
一瞬おかゆが書いてるんじゃないかと思ったほどグッジョブ!!
前半とかほとんど違和感なかったよ。後半も(*´Д`)でつた。
王允は董卓連環の計を企てた人ですな。
結局だめで呂布が殺しましたが。
ここの板のシャナスレが夜仮面&「夜のこと」で盛り上がってる件について
……GJだよ、アンタGJだ!
いつの間にやら下着を乗り越えた、右手のイキオイも高まりまして、
「ひんっ…はぁっぁァアぁっ…!!」
ドクロちゃんの声のトーンも右肩上がり。
「ぼ…ボク、桜くんが…ほ、欲しいよぅ…」
…よもや天使からこのようなオコトバを頂けるとは思いませんでしたが、このチャンスを活用しないワケにはいきません…!
「じゃあドクロちゃん?」
「なぁに、桜くん?」
「僕のを、嘗めてくれないかな…?」
「…ーッ!!?」
暗闇の中、薄紅色に高揚していた頬が、さらに真っ赤になるドクロちゃん。もちろん僕だって例外じゃありません…!!
ココまで彼女を弄んでおきながらも心底ハズカシイものです。
それでも、夜の男子中学生に歯止めは利きませんでした。
「イヤならいいんだ。ココで、終わりにしよう?」
「……わかったよ。ボク、やるよ?桜くんのなら、へ、平気だもんっ」
少女はうわずり震えた声とともに、もぞもぞと僕の下半身へと頭を移動させます。
天使のわっかに、ご注意下さい。
<ズルズル>とヒザ下まで下ろされたズボン。
布団の中で少しばかりとはいえ、敏感な僕の"僕"はヒヤリとした外気を感じます。
「ど…どうすれば、いいの?」
「そ、そうだなぁ…とりあえず、まんべんなく嘗めてみてくれないかな?」
うん…とドコとなく上の空な生返事をしつつ、中学二年生にしてはナカナカな"僕"にドクロちゃんは釘付け。見直したかい?
やたら誇らしくなっていた僕を、不意にオトズれた<つつー…>っと温か、かつ柔らかな感触が、支配します。
「ぅうっ…!?」
早くも声を上げてしまう、僕。
な…ナンデスカコレハー!!
<ふにゅふにゅ>とした湿り気のある舌が"僕"のあらゆるトコロを這いずりまわっているのです!
いくらお願いしたとはいえ、まさかここまでとは思わなかった僕なのですよ!!?
「ちょっ…!ド、ドクロちゃん!?コレはやり過ぎで…ぅくゥッ!!?」
僕の声が聞こえているのかいないのか。ドクロちゃんは一心不乱に特別サービス。
追いツメられゆく"僕"に、やがては天使の小さな口が<ちゅぅー>っと吸い付いてきてしまいまぁアァアあぁァアーッ…!!?
一瞬感じた浮遊感。
その直後に予期せぬ放出。
出す本人が意図してすらいないのですから、天使の少女はさらに慌てふためいて、ただひたすらに、<びゅくびゅく>口内に流れ込む粘液を飲みクダします。
しかし、今までに貯まりに貯まった我が欲望は、その度々の原因である少女、ドクロちゃんへと、限界を知らぬがゴトく吐き出され、飲み干すコトもままナラズにシタタり落ちました。
<んぐんぐ>と苦々しげな表情、そして涙を浮かべながら、口に残留する欲の権化を喉の奥へ、押し込む天使の少女。
「ん…はぁっ…はぁっ…桜くん…ボク、じょうずに出来た?」
「う、ん…」
あれだけ吐き出して、なお<どくどく>と怒張する"僕"。
興奮の高まった僕は、もう我慢出来そうにありませんでした。
ぐっ、とヒザを掴んで、口中のベトつきを気にする彼女の両脚をいざ開くとアラワるは、
「ど、ドクロちゃん…ッ!」
「ひ、ひゃぁあんっ!!?」
まろやかなふとももの、その、奥。
アマい蜜に潤された天使の秘所は、何を期待してか、<ひくんひくん>。
綺麗なワレ目にアテガうやいなや、<ぐぐっ>と腰を沈めると、上がるのは天使のろりろりシャウト。
「ぅやぁァア…むぐゅぅウゥー…!!」
「!!?」
アワテて天使の口元を手で覆います!今のは、マズかった…!!
それにしても、天使のそれは、凄いものがありました。
ある種のアツさが"僕"に絡み付き、<ぎゅうっ>と締め付けられるような感覚。
入れるのも困難なのは、ドクロちゃんもハジメテなユエンでしょうか?
「い…痛いよぅ、桜くぅん…!!もう、少し…優しく、優しくして…?」
僕に柔らかな手でしがみつく少女は、息も絶え絶えに、僕の耳元でササヤきます。
刺すような寒さが嘘のようにカラダはホテり、汗が顎を伝います。
ハジメテな僕はまだまだぎこちない腰の動き。けれども、同じくハジメテであろう天使の少女をナカせるには、充分過ぎるホドでした。
「ゃあっ…はぁんっ…あァっ…!!」
僕が奥へ入り込もうとするたびに、<がくがく>と、痛みからなのか気持ちよさからなのか解らないぐらいに、カラダをのけ反らせ痙攣するドクロちゃん。
大きめのふくらみがその動きに合わせ<ふゆふゆ>と震えます。
ホンノウ大臣やエロ探偵おうムルと会話する間もないくらいに激しい突きに<びくんびくん>と跳ねる天使の振動が僕のカラダにフィードバック。
繋がった二人を、窓から差し込むオボロゲな外灯が照らしていました。
まず、謝らせていただきます。
ごめんなさい。
話は終わりまで書き上げてあるものの、諸事情により本日はココまでとさせていただきます。
そして、激励、ご指摘を下さった皆様、ありがとうございました。
引き続き、叱咤激励感想をお待ちしております。皆様の意見を吸収し、文章力の向上に努めたいと思いますので宜しくお願い致します。
こんなのドクロちゃんじゃないやい
こんなドクロちゃんもありだGJ! 僕のも嘗めてくれんかね
GJ!
あんなドクロちんもいいねぇ
>>642の続き
ただ加速する動き。
狭い一枚の布団の中で。
二人が一ツになって。
「「…ーッっ!!!!」」
絶叫を押し殺し、二人同時に果てたとき。
僕は、ドクロちゃんの故郷を、<ぎゅっ>と閉じた瞼の裏に、見たような気がしました。
<どくん、どくん>と僕は、その細い腰に手を巻きつけ抱き締めている天使に、白い欲望を注ぎます。
「はっ…はっ…」
お互いに交わすコトバもなく、抱き合ったまま荒い呼吸だけが…やがてそれすら落ち着き、朝へのカウントダウンを刻む秒針だけが部屋に響くようになりました。
何分ぐらいそのままだったのでしょう。1分だったのか、10分だったのか。
<ごろりん、くたり>と、寝床へ横たわる僕。
今まで腕の中に抱いていた、天使のぬくもりが感じられなくなると、急に胸が、寂しくなりました。
僕は思わず、謝罪の辞を述べてしまい、
「ドクロちゃん?その…ゴメンね?…こんなコト、しちゃって」
「……………」
「?」
返事がないコトに違和感をオボえ、顔をノゾき込めば、既に<すーすー>、穏やかな天使の寝顔。
「ふー…」っと、何となく安堵のタメ息をついた僕は、凄まじい疲労感とネムケに襲われー…
気がつけば、天使の布団をかけ直すのもソコソコに、深い深い眠りについていたのでした。
…―ひんやりとした朝の冷気が顔を叩き、僕はうっすらと目を開けます。
目の前には、半裸状態の、昨夜交わった天使の少女ドクロちゃん。
さらに、ふと視界に刺さるのは、枕元にある、黒く冷たく光る鋼鉄のモンスター『エスカリボルグ』。
その冷酷無慈悲な凶器(正確にはこの凶器の使用者が冷酷無慈悲なのですが)を目にした途端、起きぬけのアタマが考え出したコト。
ソレは、そのトキには特別、疑問視したワケでもないコト。
そう。どうして、"僕は昨日、あんなマネをしても撲殺されなかった"のか!!
今さらの恐怖。
その、ナンニモもなかったという事実が、かえって半裸パジャマの少女に対しての恐怖をヒき立てます…!!
しかし、<ぶるぶる>と濡れた子犬のようにオビえる僕に、その答えを提示したのは。
「おはようザンス。桜君」
「!!?」
一瞬の硬直。が解けると同時にパジャマを整え、布団の中から緊急エスケープ。いつからいたのかも判らぬ変態モヒカンの視線から、半裸の天使を覆い隠します!!
「? 何を慌ててるザンスか?」
「ザ、ザンスさんには関係のないコトです…!!それよりナゼ、こんな時間にこんなトコに!?」
「イヤザンスねー。こんな時間もなにも、もう10時ザンスよ?お寝坊サンな桜君がいけないザンス」
じ、10時…?な…ナニー!!!!?
と…と、いうコトは…少なくともお母さんは、いつまでも起きてこない僕を起こしに、あるいは叱りに一度は部屋に入ってきてたハズー…!!
「(い、いや!ドクロちゃんは布団の中にスッポリと埋もれてたから分からなかったかも…で、でも、だとしたら、なんでお母さんは僕に…僕に声をかけてくれてないのー!!?)」
「さ、桜君!?だいじょぶザンスか桜君!!」
ぐるぐると自問自答を繰り返す挙動フシンな僕に、平和な冬の朝が似合わない変態天使が声をかけます。
「ま、まだ、大丈夫ですが…いつまで、この家にいられるか…。いや、そんなコトより。何故ザンスさんはここに?」
「良く聞いてくれたザンス桜君!実はザンスね。天使のあいだで、また奇病がハヤりだしたんザンスよ。だから、ドクロちゃんたちにも気をつけてもらおうと連絡しに来たんザンスよ?」
「それはわざわざありがとうございます。あとで僕が、しっかり、伝えておきますので。とにかく今は!さっさとお帰り下さい…!!」
「そんなヒドイザンス桜君ー!!どんな症状か知りたくないんザンスか?」
「し、しつこいなー…!じゃあどんな症状なんです!?」
「よく聞くザンス!ソレは、夜になると、誰しもが持っている性欲本能が活性化され、カラダが疼き、堅く純潔を護る天使でスラ、誰も拒めなくなるという、エロパロにありがちな、恐ろしい病気なんザンス…!!」
ココで何故かザンスは一拍開け、
「その名も、"エンジェル・パッション"!!」
叫びました。
ザンスのしゃがれたシャウトが部屋に響いた直後。
僕のカラダを強い衝撃がハシり抜けました。
……!!これだったんだ…!!昨日ドクロちゃんがあんなにすんなりぬるねると!僕を受け入れたワケは!!
ふと病気だったコトにつけこんでしまったような罪悪感が僕の中にわだかまりましたが、まずは、その奇病をなんとかしなくてはっ!!
「ザンスさん。それ、万が一、カカってしまったらどうすればいいんです?」
「今のトコロ、打つ手立てはないんザンスよ…だからこそ、恐ろしい天使の病の一つとして伝えられているんザンス…」
なるべく、平静を装い聞いた僕へと冷たく告げられる、絶望的なザンスの回答。
そんな……!!学校にいる間はともかくとしておいて!天使と同じ屋根の下である僕は、コレカラ…毎夜毎夜どうすればぁアァァアあぁ……!!
「そりゃマズいですよ!!マズすぎます!!か、仮にですよ!?仮に、カカっちゃったりしたらどうするんです!?」
「桜君の代わりにミィがドクロちゃんと一緒に住むザンス」
「絶対、ダメです…!!」
セリフを読めば、いつもと変わらぬ日常。
しかし、ザンスさんは気付きませんでした。
悲鳴を上げる僕。
その態度とウラハラ。
ココロの中、布団の中の天使を見やり、これからの夜を待ちわびる僕がいたコトに。
End...?
えー、まず、読んでくださいました皆様、ありがとうございました。
後半、かなりハシッてしまい、内容的・展開的に薄っぺらいモノになってしまいました…ごめんなさい…
他のスバらしい職人さんの作品投下までのツナギとしてでも、見て流してイタダければ、幸いです。
そして本当に、お目汚ししてしまい、すいませんでした…
GJです。
655 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/24(月) 00:09:32 ID:4cnccjm3
GJ!!!
いいなぁ〜桜君。
俺もドクロちゃんほしい(爆
sage忘れた…orz
ちょっと逝ってきます
ドクロちゃんキタコレGJ! もう病気治らなくていいよ。
GJだよ、アンタGJだ!!!
これって、サバトちゃんがかかったらどうなるのか…。
公園で一人性欲をもてあますサバトちゃんか。
公園の遊具に擦り付けたり必死で自分の角をにぎにぎするのか。
そして桜くんと遭遇で
ザクロちゃんの場合はどうなるんだろうか。エッケルザクスで…、キャー!
GJです!
今とらのあなの通信販売サイトいったら、ドクロちゃんの同人誌があった・・・
でも静希ちゃんとか南さんとか出てこなそうだしなー
迷う・・・
八方美人は嫌われる
ってばっちゃが言ってた
南さんものの続きマダー?
必死で書いているかもしれませんな
えー…と。
ザクロちゃんが病にカカるのも書いてみましたので、南さんものの続きが投下される間のおつまみにでも、どうぞ。(´・ω・`)
…―只今、学校も終わり帰宅済みな、黄昏ドキ。
こんばんわ。埼玉県某市在住の中学二年生、草壁桜です。
最近、"声優の高木礼子さんに声が似ている"、と(ごくごく一部で)モテハヤされる、草壁桜です。いやぁ、まいったなぁ(アハハハ)。
そんな僕が今何をしているのかと言いますと。
「桜さん、ニンジンは大きめでよろしいでしょうか?」
「うん、いいよ?じゃがいもとかも大きめがいいかな?煮込むうちに溶けちゃうし」
「そうですね」
どこぞのだらしない姉天使とはチガい、毎日、料理のお手伝いをしてくれている、よい子な妹天使。と、ともに珍しく僕も料理(カンタンなカレー)をしていたりするのです。
「あ、桜くんもお料理してるの?じゃあボクもやるーっ!」
<とてとて>と台所にやってくる"どこぞのだらしない姉天使"。スナワち、ドクロちゃん。
「あ。ドクロちゃんも手伝ってくれるの?」
「モチロンだよ桜くん!ボクは天使だよっ?」
「じゃあ、いつもやりなよね…?」
そもそも。ナゼ僕まで料理をしているのかというと。
今宵、我ラ三人ヲ残シ父母旅ニ行キケリ。
つまりは、お父さんの会社の同僚にスキー旅行に誘われたとかで、オカシなことに、お母さんまで付いて二人一緒に行ってしまったのです。
本日は、金曜日ですから、金土日と二泊三日の旅なのでしょうが、それはツマリ、この草壁桜が今宵を含め、三日間も!同じ屋根の下!天使の姉妹と三人きり!!というコトでしてッ…!!
最近ドクロちゃんは不審な働きはしていないようなので、これはカンペキな偶然だと思うのですが、それにしても僕の両親は、家を空け過ぎだと思います…。
ナニヨリ懸念すべきは、ドクロちゃんのワズラう"天使の病"。
あの日―発病した先週の土曜日―以来、毎晩押入れから抜けだしてきては、天使の少女が求めてくるのです。
僕は自分自身にも溢れる欲情を押し殺すのですが、「もぅ、ボク、ガマンできないよぅっ…」と耳元でササヤくアマい誘惑に仕方なしに、これぐらいなら、と指で慰めてあげているのです。
ホントに、よくこんなにも、自制心と優しさ溢れる男のコに育ったものだと、僕自身感心してしまいます。
そんなにも立派な僕は、昨日、突如として"スキーに行く"と言い出すマイ・ファザーこと草壁武を、必死に止めたのですが、「桜はもう一家の柱としてやっていける」、「留守番も大事なケイケンだ」とか保護者らしい理屈を机上にナラべ、朝には二人トモいませんでした。
週最後の学校も過ぎ去るように終わり、あっという間に、夕食。
僕が独り回想に浸っているうちに、気付けばザクロちゃんがウツワにカレーをよそっています。
「桜さんのご飯はこれ位でよろしかったでしょうか?」
「あ、う、うん…!」
「?…どうか、されましたか?」
「いや!?な、ナンデモナイヨっ!?」
そうですか…、と温かな笑みを浮かべるザクロちゃん。
しっかりしろっ、草壁桜!!今日はキミがこの一家の主なのだぞっ!?妹天使に心配かけているバアイでは、断じてない!!!
「よしっ!もうさっさと食べて寝ちゃおう!?僕も疲れちゃったしさ!!い、いただきまーす!!」
「「いただきまーす!!」」
僕の慌てた「いただきます」に続いて、天使たちも大きな声で言えました。GJ。
「ってちょっ…!!ドクロちゃん!?」
「どうしたの?桜くん」
「どうしたもナニも、マヨネーズはカレーにかけるような調味料ではありませんよっ!?」
「あ!桜くんもかけて欲しいの?もー、しょうがないなぁ」
「イラナイよ!?なにが"しょうがないなぁ"だ!!僕はそんな白く彩られたカレーなんて食べたく…ちょ…ぅわぁあぁ多過ぎ!!…さ、皿から…皿からハミ出ちゃうよー…!!」
★
固形脂肪分がヤマ積みされたカレーを食べ終え、食器も洗い終わり、家の戸締まりをしたあとお風呂にも入って<ぽかぽか>な、今現在の僕。
温かく穏やかな気持ちで台所内冷蔵庫に待機させていたコーヒー牛乳を取り出し、腰に手をあてまして、一気に(<ゴクゴク>)、
「桜くぅん…!」
「!!!?(ぶばーッっ!!!)」
吐きました。
ナゼなら目の前には、お風呂からあがりたての、紅く上気した頬に濡れた瞳、白いバスタオル一枚で艶やかにカラダを包んだ、まだまだあどけないお姉さん天使が突如アラワれていてっッ!!?
「ちょ…!!ドクロちゃん!?コレはなに!?コレは一体なんなのっ!!?」
「"コレ"って、ボクのムネのこと…?」
「ちがうチガウちがう!!!タオル解かなくていいからっ!!見えちゃう見えちゃうぅぅッッ!!」
いつもより早く、例の症状がアラワれ始めた天使を前に、僕は大いにウロタエますよっ!?
「早くパジャマを来なさいドクロちゃん!!!はしたないですよっ!?ナニヨリ、ザクロちゃんにこんなトコ見られたら…!!」
「ザクロちゃんは、まだあったまってるって、言ってたから平気だよぅ…それより桜くん。早く桜くんのお部屋、行こう…?」
「ミぎゃあアァアア!!!??小指だけ<きゅっ>ってにぎりしめないでよ<きゅっ>ってぇえぇぇ!!!」
その、つるつるぷにぷにしたちっちゃなおててで、なおも<ぐいぐい>僕を牽引するドクロちゃん。
僕は階段を引きずられるように登りながら、お風呂場にいるであろう妹天使に叫びました。
「じ…じゃあ僕らはもう寝るね!?おやすみ、ザクロちゃん…!!」
☆
かぽーん、とよくあるお風呂場の効果音がしまして、場面は浴室。
「はぁー…」
お湯に<ちゃぷり>と肩まで浸かった、モデルのようなカラダの持ち主ザクロちゃん。
もうどれだけの時間、湯舟の中にいるでしょうか。
今顔が紅いのは、こうして長時間入浴しているから、というだけではありませんでした。
カラダがなにやら<じんじん>と、ほてっているような感覚を覚えているのです。
桜くんと食器を洗った頃から。
正確には、姉であるドクロちゃんが「はい、あーん」と差し出してきたカレーを食べた辺りから。
お風呂に入れば鎮まるだろうと思っていたカラダのウズきは、夜が深まるにつれ増していくようです。
お湯に浸かりっぱなしでややノボせてきたザクロちゃんは、もう一度カラダを洗い、寝るコトにしました。
殺人濡れタオル"エッケルザクス"でカラダを<こしこし>。
そして異変は、女のコの大事な部分を、洗う為にこすったトキに起きました。
「っあァッ…!!?」
<びりびり>とカラダを迅る電撃。
それは神経をシビれさせ、全身を<びくびく>。痙攣させました。
673 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/27(木) 01:20:46 ID:ysl7O5Ai
「い…今のは…?」
博識なオトナのお姉さんに見えても、ザクロちゃんはまだ9歳。
ハジメテ味わう感覚に、"もう一度"という興味関心が生まれます。
感覚が鋭敏になったワレメを、エッケルザクスでなぞる度に、
「は…ぁあ…ぁ…んんっ…」
思わず声がコボレます。
<キュキュッ>と湿った上質の繊維が、かわいらしく充血した天使の芽に触れる感触はなんとも甘美なモノで、だんだんと、なぞる動きも激しくなります。
「ぁ…ァアっ…あぁぅッ…はぁッ、アァアアー…!!!」
☆
湯舟のふちに寄り掛かり、軽く失神していたザクロちゃん。今座っている、お風呂用のイスの足元には、巻き散らされたような、お湯ではない液体。
「…はぁ…はぁ…」
どことなく恍惚とした、そのザクロちゃんの表情は、謎の液体を気にかけるコトすら出来ないぐらいにぼんやり。
ぐったりとしたカラダに力を入れ、浴室から出ます。
真っ白なパジャマを着たザクロちゃん。
彼女は、未だ秘部にウズきを覚えたまま、寝床へ向かいます。
が。廊下を歩く彼女の足が、止まりました。桜くんの部屋へと続く、階段の前で。
微かに聞こえてくる音。
<きしきし>とザクロちゃんは階段をオソルオソル踏み締め、登ります。
だんだん、はっきりと聞き取れてくる音。
それは、声。
甘美な味にウチ震える、姉・ドクロちゃんのナく声で―…。
続く。
GJです!
GJ!
ザクロちゃん待ってたよ(*´д`)
放置プレイだよ!!ドクロちゃん
(*´Д`)も…もう待てないよ
test
>>674の続き
<すすっ>っとふすまに隙間をつくり、ザクロちゃんは中をノゾキます。
うっすらと、街灯の明かりが部屋の中、―…桜くんと、その腕の中にいるドクロちゃんをおぼろげに、浮かび上がらせています。
「ーッッ!!」
まさか…そんな…!!
今まで、それらしい二人の言動を聞いてこなかったワケではないザクロちゃんでしたが、ここまで深い関係になっていたとは思いもよらなかったのです。
桜くんが動く度、姉の天使から嬌声が上がります。
クイイルように目をこらして見つめ、いつのまにやら<どくんどくん>と高鳴る鼓動。
それは、見てはイケナイモノを見てしまった背徳感と、それ以上の好奇心がユエ。
桜くんの下で、ドクロちゃんが大きく震え、一際高くナいた時、カラダのウズきに流されたザクロちゃんはふすまを開き、部屋に踏み入ったのでした。
★
二階の自室にやってきた僕、草壁桜と、我が家の居候天使ドクロちゃんは、まだ9歳のザクロちゃんをお風呂に残し、イケナイコトをしちゃってます。
あぁ…僕を信頼して留守番を任せてくれている両親に、どう顔向けしたらいいのでしょうか…ッ!!
「ひぁあッ…!!きもちいいよぅ、桜くぅんッ!!」
「ぅくッ…!!」
とか言いながらしっかり拒めないでいる僕。
だって男のコだもんっ。
それにしても、最初のトキと全く変わっていない天使のソコは、温かく<きゅうきゅう>と"僕"を締め上げていて、早くも"どうにかなっちゃう"予感…!!
「ぁくぅッ!!?桜く、ん…は…激しッッー…!!」
ガゼン速まる、僕の動き。僕の両親がいないせいか、いつもよりも天使の喘ぐ声が大きく漏れます。
「ぅうッッ…ど、ドクロちゃん…!!」
僕自身も解放的な気分になっていたのでしょう。
僕が、
「ふぁあアァアアぁアーッッ…!!」
アマい天使の響きをBGMに、白い欲望をソノ中に思い切り注いだ、そのアトでした。
僕らの行為を僅かに開けたふすま越し、いつからか見ていたであろう妹天使に気がついたのは。
☆
「ざ…ザクロちゃ、ん…!!?」
「桜さん…」
ただただ、硬直した僕のアタマの中を駆け巡る、後悔と自責の念。
果てた直後でぐったりとしたドクロちゃんは、僕の下。
この状況で言い逃れる術をお持ちの方、どなたかイラッしゃいませんか…!!?
「ぇえっと…これは、その…!!ど、ドクロちゃんが病気で…!!」
とにかく弁明しなければ家にいられなくなってしまうと判断した僕ブレインは、慌てて組み立てた言いワケを送り出しました。
「その…ドクロ、ちゃんが…し、したいって言うから…仕方な…」
「桜さん」
「!!!?」
僕の言葉をサエギッて放たれたザクロちゃんの声に身を<びくり>と震わせます。やがて聞こえてきたのは、
「―…私にも、」
激しい叱責の、
「その…おねえさまと、同じように…」
声、で…は、なくて…?
「…しては、いただけないで、しょうか…?」
言いながらも、どんどんと紅く熟れていくザクロちゃん。
と言うか彼女は今なんと…?
「え…?ざ、ザクロちゃんっ!?それ意味わかって言ってるの!?」
こく、と無言で頷くザクロちゃん。
そして僕はなんとなしにわかったような気がしました。
ザクロちゃんにも、病が移ってしまっていたたのだと。
事情を悟った僕は、これ以上ヤボなことを女のコに語らせる気はありません。
「わかったよ、ザクロちゃん。こっちにおいで?」
<すすす>とハズカしそうに歩いてくる彼女を、布団の中に引きずり込み、抱きしめます。
ザクロちゃんのカラダは芯から冷えてしまって、小刻みに震えています。
「寒かったでしょ?」
「は、はい…。でも今は、とても、温かいです…」
「ちょっと三人だとキツいけどね」
僕は、おそらくそのまま眠ってしまっているドクロちゃんの温もりを背中に感じながら、未だに冷たいザクロちゃんのスレンダーなカラダを抱いたまま撫でます。
今日はここまでで…。
し…仕事が…!!
GJ!あんた最高だよ……
ワクテカしながら待ってます
最高です!
乙です!
ザクロちゃんキタコレGJ! ぬふー
文字でこんないけない気分になったのは小学生の時コンビニでちらりと覗いた官能小説以来だ…!
>687
何処にでもあるかは知らないけど。うちの近所のコンビニの本棚は主に漫画がメインで一番下の段、更にその端には二、三冊程官能小説が置いてある。
一昔前は多かったんじゃないか?
最近はテンプレ通りの品揃えの店が多いけど
店長の趣味丸出しなコンビニ知ってるし
>>681の続き
お姉さん天使に負けないぐらいキメ細かい肌は<すべすべ>。スラリとした手足に、姉譲りの豊富なバスト。それでいて、きちんとくびれた、細くやわらかな曲線を描く腰。
これで9歳なんて、ナニカの詐欺みたいです。
「ん…」
<ぴくんッ>と、撫でる手に反応し始めるザクロちゃん。病気の進行がだいぶ進んでいるようですね?
今の僕にはパジャマを脱がすことなどお手のモノ。布団の中、ほどよく温もりが戻りつつあるザクロちゃんのカラダは、あれよあれよという間に下着のみと相成りました。
「桜さん…」
「なに?ザクロちゃん。ひょっとして、寒い?」
「あ、いえ、そうではなくて…その…わたくし、ハ、ハジメテなもので…」
スバヤく言葉の先を汲み取った僕は妹天使を安心させるべく、
「だいじょうぶ。優しくするから。ね?」
ササヤきました。
密着した状態の妹天使から<どくんどくん>、鼓動が僕に伝わってきます。なんだか、いつもは大人びて見えるザクロちゃんが今はとても愛らしく、思わず彼女の、まだ幼さが残る首筋を<ぺろり>。
「あ…!」
首筋に触れる温かい感触と、それに呼応して漏れる自分の声に、紅くなる妹天使。
その反応に味を占めた僕は、首筋への愛撫を続けます。
「ーッッ…!!」
必死に声を発しまいとする彼女に、
「ザクロちゃんの声、聞きたいな…?」
ちょっとイジワル言っちゃう僕。
「んッ…そんな…」
あくまで恥じらうザクロちゃんはしかし、既に僕の腕の中。意外に頑固な彼女に、いつまで我慢出来るか試してみたくなっちゃいました。
「!!?」
ザクロちゃんの、革のベルトに覆われていない方の瞳に、驚愕の色が浮かびます。ナゼナラ僕がザクロちゃんの下着越し、ワレメとおぼしき場所を撫で始めたから。
「…〜っ!!…!!…ッッ!!」やや強弱をつけ、アソぶように指先を滑らせる僕。
「ザクロちゃんはいつまで声を我慢出来るかなぁ…?」
「!?」
天使の耳たぶを、嘗めたりアマ噛みしたりしながら、ササヤく僕は、自分でもこんな台詞が飛び出ることに驚いちゃいます!<どきどき!!>
さらに手は内部に侵入!!
「やぁ…ッ!!」
イキナリ直にやってきた秘部への愛撫に、腕の中で<がくん>とハネるザクロちゃん。
「さ、桜さん…や…約束が…約束が違い、ます…!」
約束…?とすればソレは、つい先ホドの「優しくする」という言葉のコトでしょうか。
モチロン、多少いじわるには見えますが、あくまで僕のタッチは繊細そのもの。伊達に一週間、ドクロちゃんを指で慰めてきたワケではないのです…ッ!!
「僕は約束は守ってるよ?だけど、ザクロちゃんが意外に頑固だったから…」
「それは、その…お、おねえさまも、すぐ傍で寝てますし…わたくし、どきどきしてしまって…ーッッ!!?」
喋っているトキに激しく指を動かしてしまう僕は、やっぱり悪いコですね!!?
でもでも、なんだか止まらないのです。もしかしたら、僕も実は天使で、病気なのかも知れません…!!なんたって、こんなにもかわいい男のコですから(てへっ)。
「ぁアッ!?、んぅっく…!!」
ザクロちゃんは、思いがけないタイミングの攻撃に、成す術もなくカラダを震わせました。
どんどん上がる指のスピードに伴い、天使のソコから<くちょくちょ>と、えっちな音が聞こえてきます。大洪水警報発令中です!?<ウーウー>
「ねえ、ザクロちゃん?」
「…はッ…はァっ…な、何でしょう、桜、さん…?」
「もう、入れてもいい…?ザクロちゃん、こんなに濡れちゃってるし…」
抜き去った指と、それに未だ絡み付く液体は、ザクロちゃんの眼前に晒され、目にもアヤしく映ります。
「え…えぇと…さ、桜さんが、そう、なさいたいのでしたら…」
ザクロちゃんは<かぁッ>と頬を真っ赤に染めて、ソレから目線を逸らし<ごにょごにょ>、呟きます。
「じゃあ、入れるよ…?」
は、はい…、と、欲しがるカラダと不安なココロの二つを同時に抱える妹天使は、微かな返事をしました。
ザクロちゃんに覆いかぶさるカタチで体勢を固定。ゆっくり、慎重に、腰を落とします。
「んん…ッ!!」
僕は、オトナなぼでぃに似合わないくらいにかわいらしいワレメに、すっかり怒張した"僕"の先端部分を潜り込ませました。
そのまま、ほぐすように先だけで、<ぐにゅぐにゅ>出し入れします。
「ぁ…!は…ァ、あ、ァアッッ…!!」
僅かに奥に進む度に<がくがく>震える妹天使。根元まで挿したら、死んじゃうんじゃないでしょうか…!?
「ざ、ザクロちゃん大丈夫?少し休もうか…?」
「だ、大丈夫です、から…桜さん…もっと、もっと奥まで…お、お願いします…!!」
そうでした。セツナげにカラダを<ふるふる>と震わせる彼女は、もはや病に取りツカれ性欲の虜なのです。ならば…ッッ!!
「ー…いッッ!!?」
ぐっ…、とイキナリ天使を深く串刺し。瞬間、"僕"に押し寄せる圧倒的圧迫感!!
「ァアあぁーッッ!!いっ…痛い、ですっ!!…さ、桜さ、ん…!!そんな…き、急に…ー!!」
<きゅうッ>っと、僕より長い手足がカラダに絡み付いてきて、僕は、より近くザクロちゃんのカラダと重なります。
片側しか見えない瞳は<ぎゅっ>っと閉じられ、涙が<はらはら>流れ落ち、部屋に差し込む街灯の明かりで輝きました。
ひっく、ぅっく、と僕に抱き付き泣きじゃくる様子は、まだ彼女が9歳というあまりに幼い年齢だというコトを思い出させます。
ずきり、と痛む僕の胸中。
しかし。僕にはちょっとしたカクシンがありました。
果たしてそれは、正しかったのです。
「ぅゥウ…ッ、はぁっァ…んんゥーッッ…」
泣きじゃくるのもつかの間、妹天使が発する声は、アマい嬌声に変わっていたのですから。
こんばんわ。
毎度毎度こまごまとした投下ですいません(;´・ω・`)ゞ
さらには駄文でホントすいません…(;´Д`)ゞ
では今回はここまでで失礼します。
たまらなくGJだ……
待ってます続き。
とうとうザクロちゃんとも…
乙です。
GJ&乙です。最後まで頑張って下さいね。
700 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/30(日) 11:18:49 ID:0Yd7qI+7
もうネ申っすね
そういやザクロちゃんで本番までいったのは初だな。
ともあれGJ!!続き待ってます。
>>701 確か
>>1のまとめサイトでザクロちゃんの本番見た気がする。
確かラノベのその5あたりにあったか見るといいさ
時は日曜の昼下がりの時間帯。
「…………」
僕は誰もいないゲルニカ学園の音楽室で呆然と立ち尽くしていました。
つい先程、視聴覚準備室で弓島さんを犯したのが、まるで、幻のようにも感じました。
そして、静希ちゃんに事の終わりを見られてしまった事は痛く現実に感じてしまいます。
あの後、隣の視聴覚室で事の成り行きを見ていた南さんに、この音楽室で待っているように言われ、僕はここにいます。
弓島さんの後処理は彼女がやってくれるらしいですが、いかんせん、良い心地はしません。
昼下がりの光が窓をつき抜け、僕の肌を無意味に照らします。
僕は本当に音楽室に入って、木偶の棒のようにただ佇んでいるだけでした。
僕の中では、次に静希ちゃんに会った時のことを考えていました。
避けられるのはもはや確定したこと。ならば、どうやって元に戻すのか。
廊下からの足音も聞こえず、僕は自分の拳を握り締めました。
ふと、ポケットの中から振動を感じました。
僕の使っている携帯電話からのバイブレーターによる振動でした。
折り畳み式の携帯電話を開け、画面を見ると、それは南さんからの電話でした。
ツーコール、スリーコールとコールが重なっていき、僕はゴクリと唾を飲み込んで電話を取りました。
「もしもし」
『出るのが遅いわ』
「ご、ごめん……」
出初めから容赦のない言葉が僕をいきなり、崖っぷちに追い込みます。
しかし、相手の顔が見えないので、その点で言えば、少しは落ち着いていられます。
『あの、弓島って子は私が上手く片付けておいたから心配はないわ』
「そう、ありがとう……。ちゃんと言われた通りに、弓島さんを……犯したよ……」
『…………』
本当なら何で静希ちゃんが、鍵のかけてある視聴覚準備室にやってきたのか問い詰めたい所でした。
準備室の鍵は職員室から持ってきてあると南さんは言っていたのに、それなのに何故か静希ちゃんは持っていた。
そして、静希ちゃんが持っていた白い封筒から出てきた僕の痴態写真。
問い詰めたい事はたくさんありました。
でも、それを迂闊に話すと、火に油を注ぎこむような事が予想されるのは明白です。
「ねえ、南さん……。もう用事終わったでしょ……? 僕、帰っても……」
『あんな結果で私が満足するって思ってるの?』
「え?」
消え入りそうな声を真っ二つにするかのように横入りされ、僕は呆然とします。
どういうことなの?
僕はちゃんと弓島さんを……。
『誰が気持ちよくエッチしろって言ったの?』
「べ、別に気持ちよくなんか……」
『誤魔化すつもり? 私は相手が泣き叫ぶ程にレイプしろって言ったはずだけど?』
容赦のない、それ所か、南さん独特の冷たく深い怒りを交えた言葉。
僕は知らず知らずのうちに、冷や汗が流れているのに内心驚いていました。
「それは……だって、まだ弓島さんは一年生なんだよ……」
『だから何? 同情でもしたの?』
弁解の余地もない。
南さんは怒っている。それも今までに覚えのない程に。
むしろ、怒っている彼女はこれが初めてなのかもしれません。
「そ、そうだよ……」
『それで私の言う事よりも、その子の事を優先したって事ね?』
「そんな……つもりじゃない……」
『…………』
南さんの沈黙が怖い。
電話の向こうでの彼女の顔がやけに恐ろしく想像されました。
まだ続く沈黙は、僕に大袈裟な程の冷や汗を流させました。
『甘かったみたいね、私が』
「え、何?」
突然の、その言葉を理解するのは僕には無理でした。
背筋に悪寒が走ったのは気のせいと思いたかった。
『桜くんには……徹底的に分からせる必要があるみたいね』
「何? 何を言ってるの、南さん?」
何を焦っているのか、僕の口調は饒舌にも似た早口になっていました。
電話の向こうの声には色が全く変わらず、まるで、僕の事など無視しているようでした。
南さんが何か行使する時はいつもこのような雰囲気を纏っています。
『私の言う事がちゃんと聞けないようなら……報いは受けて貰うわ』
「ちょ、ちょっと待ってよ! どういうこと? 何をする気なの?』
『私は遊びで、桜くんに言いつけしてる訳じゃないの。それなのに、桜くんは私の言いつけを守らなかった』
「そ、それは……! でも、結果的には……お、同じだよ……!」
『だから、私のやり方が甘かったのよ……桜くんをもっと本気にさせるにはね』
話の内容がまるで噛み合っていない。
僕は必死で受話器の部分に叫ぶように声を大にしていますが、南さんは案の定、動じません。
今、鏡を見たら、僕は自分の目の色に、さぞかし驚くことでしょう。
『どの道、桜くんには、私の言う事に逆らったらどうなるか体感してもらうわ。一度、痛い目に遭えば懲りるでしょ?』
「分からないってば……! 南さん、今どこにいるの!?」
『放送室』
音楽室を飛び出そうとした時、僕の思考の渦がピタリと止まりました。
同時に何故か足を止めてしまい、静かになった頭の中では暗い影が沸いてきたのです。
まさか、まさか……!
「み、南さん!」
『何度も言うけど、これは報いよ。恨むなら……自分の不甲斐なさを恨むことね……』
そして、受話器の向こうからカチッと小さな音が響いたかと思うと……。
『ああっ! んあああ……』
『ああうっ……あ、ああ、あああ……』
その瞬間、学園内の至る所の放送用スピーカーから女の子の甲高い声が、その場の空間を包みました。
同時に、僕は体も心も石になったかのように僕自身が停止していました。
『はぁぁぁぁ……んう!』
『あ、あ、あ……ああくうっ』
『ああああっ! そこ……だめぇぇ……』
意識を失った錯覚に見回れたのはほんの一瞬、そして、意識をまともに持った時には叫んでいました。
「南さん、止めてぇぇぇぇぇぇぇぇっ!」
ほぼ絶叫に近く、出せるだけの声量で受話器にしがみ付き、僕は叫んでいました。
悪夢だ。僕の中での史上最悪の悪夢が、ここに実現されました。
静希ちゃんの喘ぎ声が、学園中に響き渡り、僕は動くことよりもただ必死に叫んでいました。
「ごめん! ごめんなさい! 僕が悪かったよ! ちゃんと次から南さんの言う事守るよ! ちゃんと守るから止めて! お願い、止めてよぉぉぉぉぉっ!」
無我夢中で叫び、次には静まり帰ったかのようにスピーカーからの喘ぎ声は消えていました。
僕はたった一言二言、叫んだだけなのに大袈裟のように肩で息をしていました。
『良かったわね、今日が日曜で』
「南さん……なんてことを……」
『手加減はしてあげたつもりよ。すぐ切ったんだもの……でも』
有難く思いなさいと途中で来るような言葉を一度切ると、南さんの呼吸音がわずかに聞こえてきました。
それに連動しているかのように、僕の胸の鼓動は常に高み高みへと昇っているのです。
『二回目は容赦はしないわ。もし、同じような事があったら、水上さんも桜くんも、この学園にはいられなくしてあげるから』
「…………」
脅しではなく、もはや、ビジネスのように何かを契約し、取引するかのような南さんの言葉。
いや、今の南さんはまるで従わぬ者には重い罰を与える暴君のようでした。
『それともう一つ言っておくわ』
「……何?」
『私は水上さんがどうなろうが平気よ。この学園から……ううん、この世から消えていこうとも、結果的にあなたが手に入れば何も問題はない』
「南さん……」
『寧ろ、今の私にとって水上さんは邪魔でしかないわ。桜くんが庇うから、私は直接手を出さないだけなの』
「…………」
何故、こんなにも彼女の言葉の一つ一つに圧倒的な圧力を感じてしまうのだろうか。
だから、僕は黙って南さんの言葉を聞き入れることしかできませんでした。
『桜くんが分かっていないようなら、何度でも言ってあげるけど……私は本気よ。何でもするわ』
「もう充分分かったよ……南さんには二度と逆らわない……」
『そう、いい返事を聞いた所で、桜くんは音楽準備室で待っていて』
「うん……」
『私も行くわ。それじゃ』
言い終わると同時に通話は南さんから切られ、僕は繋がらない携帯電話を持ってフラフラと隣の準備室に向かいました。
南さんは五分ほどで音楽室を伝って準備室にやってきました。
案の定、彼女は中に入ると同時に、その扉の鍵をかけたのでした。
僕は入り口から奥の方に佇んでおり、南さんの顔を怖くてまともに凝視できません。
視線を外しているのが気に入らないのか、南さんは無言で僕の元に歩み寄ります。
南さんは僕の目の前で止まり、僕の顔を見上げると。
パンッ
室内に乾いた音が一瞬。
南さんは僕の頬に鋭い平手打ちをお見舞いさせていました。
痛みが走ったのと同時に、僕は南さんを見据えますが、彼女は相変わらずのポーカーフェイスでした。
「これはほんの挨拶代わり」
「……そう」
僕は無気力に、ぶたれた頬を押さえつつ、南さんからまた視線を外しました。
もはや、何をするんだ、という類の言葉さえ見えてきません。
「さて、桜くん自身にも、罰を受けてもらうわ」
「!」
条件反射のようにビクッと恐怖で震える僕。
愕然とし、さっきとは正反対に南さんを凝視し、言い訳がましい言葉で。
「罰って……さっき放送で……!」
「あれはただの見せしめ。桜くんにも直接、何かしてもらわないと私の気が済まないわ」
「…………」
「じゃあ、服を脱いで裸になって」
「……はい」
僕は暗い面持ちで自分の制服に手をかけて、上着を脱いでシャツのボタンを外してはそれも脱ぎ捨てる。
ズボンにも手をかけた時、躊躇しようとしても南さんの視線が突き刺さり、僕は恥も捨て、下着ごと脱ぎます。
本当に一糸纏わぬ姿での僕を、南さんはようやく満足したかのように軽く笑い、準備室の一つの棚に手を伸ばしました。
その棚の鍵のかかった引き戸を開けると、そこには何やら如何わしい道具がたくさん……。
俗に言う大人の玩具が、そこにあったのです。
そして、南さんが手に取ったのは犬につけるような首輪と、それを繋げているリードでした。
「桜くん、じっとしててね」
言われずとも僕は全裸で身動きできても、したくありませんでした。
南さんは、慣れた手つきで僕の首に、その首輪をつけ、僕の体を舐め回すように眺めていました。
「なかなか似合っている……可愛い」
南さんはうっとりしたように僕の頬を撫でると、すかさずキスをします。
頬に触れた南さんの唇は柔らかくて、しっとりとして一瞬だけ心地良いものを感じました。
南さんは唇を離し、僕の胸にすうっと指を下に走らせ、それと共に南さんはしゃがみ込む。
そして、彼女の目の前に映るのは、少しだけ反応している僕のアレ。
不適な笑みを浮かべる南さんは力加減などせずに、ぎゅっとアレを握って離しませんでした。
「く……南さん、痛いよ……」
「我慢して」
僕の言葉を無視するかのような素っ気無い言葉と共に、南さんの手が僕のアレを愛撫し始めます。
彼女の小さな手がアレを上下に擦り、小口からはみ出るような舌が、その先端を執拗に突付きます。
「すぐに気持ちよくなるわ……」
付け足すように言い残し、南さんの唇が僕のアレを吸い込み、生暖かい感触に包まれました。
南さんは手でアレを強く握り、先端部分だけを口内で舐め回し、音を立てて吸引します。
「ん、くちゅ……んんんんんん」
「う、あ……南……さん……」
僕の両手が南さんの頭を押さえ込めようとした時、既に南さんはアレから口を離していました。
妖艶な目つきで、『棒立ち』になっているアレを見つめては、握っている手の動きを速めていました。
「ほら、もうこんなに大きくなった」
南さんは、アレをしごきながら立ち上がり、僕の唇を舌先で突付いてはキスを求めてきます。
唇同士を熱く重ね合い、南さんはすぐに舌を、僕の口に入れ込んでは舌同士を絡め合います。
感覚が麻痺するほどまで熱いキスをするのは南さんだけでした。
「んぐ……ちゅぅぅ……んっ」
顔の角度を変えては更に奥へと舌を挿し込み、僕の舌を絡めては転がし、口内を舐めまわす。
自然と頭の思考に靄がかかり、僕の体は南さんの色に支配されていく。
「ん、ん……桜……くん……」
このワンパターンはいつになっても慣れることはありません。
受ける度に深みに沈んでいく南さんの愛撫は、僕を逃してはくれません。
「ん、はぁ……はぁ……んちゅぅ……ぺちゃ……」
「あ、あああ……はぁぁ……」
口を離せば、南さんの荒い息が顔にかかり、彼女はそのままで僕の胸にむしゃぶりつきました。
胸を舌で弄ばれ、その小さな唇で先端を覆われ、暖かい口で吸われ、隙の無い愛撫。
本当に逃げられない。寧ろ、こちらから進みたくなるようです。
「くちゅ……ん、ん、ぺろぺろ……」
「んぁ……み、南さん……すごい……」
僕の胸元から南さんの唾液が道を作って滴り落ちていきます。
南さんの舌は小さいものですが、それでも彼女は伸ばせるだけの長さの舌で僕の胸を舐め回します。
その様子は誰が見ても、彼女の魅力に囚われる程、妖艶で淫らで圧倒されるものを感じます。
「美味しいの……桜くんの体……」
そして、彼女は僕の鎖骨の下部を見据えては、サッと唇を寄せたのです。
そこには、南さんがいつも付けているキスマークが消えかけ、ぼんやりと何かの形で残っていました。
「ん……ちゅぅぅぅぅぅぅ」
南さんの唇で吸われるだけで、僕はもう限界に達してしまいそうでした。
消えかけたキスマークは、クッキリと姿を現し、そこから垂れる唾液がわずかな光を反射していました。
「ちゃんと自分のモノには印をつけておかないとね……」
満足そうに妖しく微笑み、南さんは僕のアレをまだ握ったまま、僕の背後に回りこみました。
すると、彼女はアレへの手つきを更に強め、僕を限界にまで誘おうとしてきます。
南さんの手も、アレから滲み出る液体でヌルヌルに濡れています。
「あ、ああっ……南さん……もう、で……出る……」
次第にガクガクと体が軽く震え出し、全裸のままでも僕は平気で快楽を感じています。
南さんは僕の耳に口を寄せて、息を吹きかけるかのように囁きました。
「出して。桜くんのイッた所……ちゃんと見ていてあげるから……」
「でも……これ……床に……」
南さんの手が勢いを更に増して、本当にこのまま出してしまいそう。
でも、目の前にはただの床しかなくて、このままでは、床に液体を撒いてしまうことに。
「いいのよ、出すの。私の言う事が聞けないの?」
「南さん……?」
「出せばいいのよ……。出しなさい、桜……!」
何かしら勢いの詰まった声、南さんは僕のアレに圧迫するようなしごきをかけて絶頂を誘います。
もうこれ以上の我慢はできなく、僕の頭の中で何かがプチンと切れていました。
「み、みな……! い、いぐぅぅぅ……!」
瞬間、脳が体から切り離されたかのように視界すらも真っ白になり、アレから白いモノが飛び出しました。
数回に渡って放たれた僕の精液は、この音楽準備室の床を白く汚してしまいました。
「桜くん……素敵……。その顔で私もイっちゃいそう……」
南さんは惚けた言葉で僕の耳を刺激し、そして、舌先でチロチロと耳たぶを舐めるのです。
僕は立てる気力を保つのがやっとで、背中に南さんがいなければ、床に崩れ落ちていたことでしょう。
そして、休む間を与えないかのように僕のアレを握っている手を再び、動かし始める南さん。
「あ、ぐぅぅ……南……さ、ん?」
「物足りないでしょ? もっともっと……イかせてあげるから……」
充分だ、と心で思っていても何故か、口が動いてくれない。
自分の欲深さに僕は呆れる暇もなく、南さんの愛撫に飲まれて虜になっていくのでした。
呆然とした面持ちで帰り道を歩く静希ちゃんは、半ばフラフラした足取りでした。
小さめのスポーツバッグを肩に背負っていますが、それすらもずり落ちそうです。
静希ちゃんは、部活が終わり、着替えのロッカールームで白い封筒を見つけました。
その封筒の中には、桜くんが女子制服を纏い、体を拘束され、アレを露にしていた痴態写真。
そして、視聴覚準備室で待っていますと一文書かれた紙と、その鍵。
それらを見た途端、静希ちゃんの中で不安が一気に積もり、平静を保てないまま、ロッカールームを飛び出していました。
慌てるままに視聴覚準備室に駆け込み、鍵を開けて、そこで見たものは下半身を晒した桜くんと、裸になった見知らぬ女の子。
しかも、その女の子は練習の最中に見かけた桜くんと楽しそうに歩いていた女の子だったのでした
その女の子は裸にされて、お腹の部分には白い液体が不気味に撒かれていたのです。
そして、桜くんはアレを表に出していて。
静希ちゃんの中で何かが砕け、真っ白になったと思えば、次に来たのは桜くんに対する拒絶心でした。
気付いたら、静希ちゃんは泣いていて、またロッカールームに飛び込む勢いで戻っていたのです。
何が何だか分からないまま、静希ちゃんは無我夢中で体操服を着替え、周りの目も憚らず、学園を出ていました。
そして、また気付けば、静希ちゃんは足を止めていました。
「…………」
静希ちゃんは今も、あの光景が嘘だと強引に信じていました。
桜くんが自分以外とあんな事をするはずがない、と強い独占欲と共に思い込んでいました。
しかし、その強欲が裏目に出てしまい、静希ちゃんはその反動を受けてしまいました。
それでも、静希ちゃんは違うと信じるだけでした。
(ひょっとしたら……何かの間違いなのかも……)
どこにそんな根拠があるのか、と思う間もなく静希ちゃんの思考は進んでいました。
募り募った想いを開放させてしまったが故に、遮りようのない静希ちゃんの愛情。
(確かめに行こう……桜くんに直接聞けば……)
足を止め、来た道を引き返し、ゲルニカ学園へ戻ってきた静希ちゃん。
昇降口で桜くんの下駄箱を確認すると、彼はまだこの学園にいることが分かりました。
それならすぐに探して、と思い、自分の下駄箱の扉を開けると、そこには白い封筒が一通。
「これ……」
静希ちゃんは一瞬、目を丸くして、それを見据えました。
帰る時には、こんな物はないことを確認しています。
しかも、この封筒はロッカールームで見た封筒と同じものでした。
一体、誰からの?と思いつつも誘われるように、静希ちゃんは封筒を手に取り、中身を確認します。
中にはメモ用紙のような紙が一枚と、そこに綴られたメッセージがありました。
『草壁桜は音楽準備室にいる』
まるで、自分の道標を用意したかのようなメッセージ。
誰が、何の目的でこのメッセージを自分に向けたのか、など色々と疑問点はあります。
それでも、静希ちゃんは桜くんに会いたいと思うあまり、それを鵜呑みにしていました。
静希ちゃんは上履きに履き替え、音楽準備室を目指します。
誰もいない廊下を歩きつつ、静希ちゃんの鼓動はわずかに高鳴っていました。
逸る気持ちを抑えては、足取りが落ち着かず、心は何かしらにつけて焦るばかり。
ふと、昇降口に置いてきたスポーツバッグの心配をするものの、そんなものは今はどうでも良かったのです。
やがて、廊下の先に音楽室のプレートが見えてきました。
音楽準備室はその隣にあり、静希ちゃんは真っ直ぐにそちらを目指します。
ふと、準備室の目の前まで来た時、静希ちゃんはピタリと足を止めました。
準備室の扉から何か音が漏れているのです。
そして、よく見ると準備室の扉が、ほんのわずかですが開いていたのです。
漏れている音に耳を澄ませば、それは人の声、男の子の声だと分かりました。
桜くん?と思い、静希ちゃんは安堵の息と共に顔を綻ばせたのですが。
『あっ……くぅ……はぁぁぁ……』
声色を聞いて、ギョッとする静希ちゃん。
ピタリと足を止め、表情を固めたまま、静希ちゃんは扉の隙間まですり足で近寄りました。
男の子の声ですが、それにしては高めで何かをくすぐられるような甘い声。
『あ、はふぅ……んぐ……ああっ……』
止め処なく響いてくる声に静希ちゃんは先程とは違う類で、胸が高鳴っていました。
いつの間にか頬が軽く染まり、静希ちゃんは、扉の隙間をソッと覗き込みました。
「!」
そして、瞬間にして硬直。
中を覗けば、そこには桜くんが確かにいました。
しかし、その彼は全裸にして首輪をはめられており、尚且つ、アレを大きくさせて喘いでいたのです。
桜くんは虚ろな瞳で口からヨダレを垂らして、恍惚とした表情をしていました。
そして、桜くんの背後には、彼の大きくなったアレを手に握っている南さんがいました。
(さ、桜くん……!)
思わず声を上げそうになった口を押さえ、静希ちゃんは顔を真っ赤にしていました。
自然と凝視してしまう悦楽した桜くんの顔と、異様なまでに大きく見える彼のアレ。
そのアレを南さんが手で上下にこすり、その空間だけが別次元のような世界に見えました。
(南さん……やっぱり、続いていたのね……。桜くん、私は……)
『ああああっ! イク、イク! んっぐぅぅぅ……!』
静希ちゃんは目を見開き、呆然と突如としての桜くんの射精の光景に釘付けでした。
桜くんのアレの先端から白いモノが飛び散り、それらは床に散っては別の色に染めていきます。
よく見ると、その床には既に桜くんの液で汚されており、また新たに降り注いだということだったのです。
(すごい……あんなに出てる……。桜くんの顔も……)
桜くんの快楽に酔い浸っている顔は、静希ちゃんを妙に興奮させ、その体を熱く疼かせていました。
背後にいる南さんのことなど考えもしていなかったのですが、南さんが視線を変えた時にそれは消えました。
「!」
南さんの視線が静希ちゃんの方に向いたのです。
目と目が合ってしまい、静希ちゃんは偶然だと思いましたが、途端に笑みを浮かべる南さんを見て、見つかったと確信していました。
しかし、まだ虚空を彷徨うかのような桜くんには気付かれていないようです。
それでも、南さんは不適な笑みを浮かべ、桜くんのアレの先端を、わざわざ静希ちゃんの方に向けたのです。
扉のほんのわずかの隙間から見ているだけなのに、静希ちゃんの息は熱く乱れ、胸の高まりは止まることを知らぬばかり。
自分に向けられた桜くんのアレに、静希ちゃんは視線を外せずに、その場からも動けませんでした。
(桜くん……ビクビクしてる……。ああ……)
南さんがアレをしごく一回一回に反応して、桜くんは微かに震え、より表情を恍惚とさせていました。
その表情が静希ちゃんにとっては、類を見ない自分の性欲をそそられるモノでした。
見てはいけないと思っていても、そんな事は所詮、表面上でのことでしかありませんでした。
「ぁ……」
ピクンと声を上げてしまった自分は、いつの間にか手をスカートの中に侵入させていました。
静希ちゃんは、自分のショーツの中にまで手を入れ込み、その細い指でアソコを弄っていたのです。
しかし、自分の行いに気付いて、静希ちゃんは慌てて、手を引っこ抜きました。
自分の指にはベトベトした液体が付着し、それが静希ちゃん自身をより一層熱くさせました。
(濡れてる……私……いやらしい……)
胸のドキドキはまだ高まり、目を向ければ、桜くんのアレがしごかれている光景で眩暈がしそうでした。
その桜くんの背後では、南さんがまた怪しげな笑みを強めていますが、静希ちゃんには既に見えていません。
そして、また桜くんのアレに見入ると、静希ちゃんは知らぬ間に、自らの秘所に手を伸ばしていました。
自分の理性では追いつけない程に、火照っている静希ちゃんの体は汚れた欲望をさらけ出す。
大好きな男の子の羞恥の姿を前にしているのに、それに欲情している自分がこの上なく淫らに思えました。
「ぁ……ぁぁ……」
廊下で扉の隙間から準備室を覗いている静希ちゃんは、すっかり自慰に没頭していました。
もしかしたら、廊下の向こうから人が来るかもしれないと頭の片隅で考えるものの、手は言うことは聞いてくれません。
止まらない。誰か止めて欲しい、と願うことさえあります。
(さ、桜くん……本当なら……)
『んっうぁ……はぁ、はぁ……また……またイクっ……』
桜くんの切ない声が、静希ちゃんの脳裏を悲しく霞めます。
そして、次の瞬間には放たれていた彼の精液が、再三、床に飛び散りました。
静希ちゃんは、その放たれる瞬間を真正面から捉え、ひたすらに興奮で息を乱していました。
胸が鼓動のあまり張り裂けそうに苦しくなり、熱く湿った溜息を漏らしました。
『あら、誰かいるのかしら』
その時、南さんの声がわざとらしい程に大きく聞こえ、初めて、静希ちゃんは現実に引き戻されました。
こんな姿をハッキリ見られてしまっては、恥ずかしさのあまりに立ち上がることすらできずにいられそうです。
静希ちゃんは、冷や汗を垂らしつつ、スッと立ち上がると足音も立てずに熱くなった体を引きずり駆け出しました。
走っている最中に誰かと素通りするだけでも恥ずかしさに耐えられない静希ちゃん。
「はぁぁぁ、はぁぁ……はぁぁ……」
やけに長い息がまたいやらしく感じてしまう。
静希ちゃんは、出来る限り、あの音楽準備室から遠ざかり、気付いた時にはトイレの個室に飛び込んでいました。
扉を閉め、鍵をかけた時、ようやく静希ちゃんの動きが落ち着き、洋式トイレの便座に腰掛けました。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……」
息が荒いのは走ったせいではない。
自分の中で、凄まじいくらいに性欲が沸いて溢れ出して来る。
すっかり熱く湿ってしまった静希ちゃんのアソコは、少なからず見に付けているショーツを汚していました。
抑えられない。それでもここは学校です。
(家に帰ってからでも……でも……我慢……できそうに……)
おぼろげな考えのまま、静希ちゃんの手は当然のようにショーツの中を撫で回していました。
もう片方の手はすぐさま、シャツのボタンを数個外しては、その中の片方の膨らみに伸ばされました。
「あ、あ……うんぅぅぅ……」
手の動きも、声の抑制もまるで言う事を聞かないようにただ増大していきます。
瞼の力も緩みきり、静希ちゃんの小さな口から求める熱い吐息と誘うような喘ぎ声が出てくるばかり。
「あんぅ……んん……あ、はぁぁ……」
アソコもすっかり濡れてしまい、そこにあったショーツはずり下ろされていました。
静希ちゃんは自分の気持ちいいようにアソコを擦っては、指を浅く入れ込みます。
形も整い、膨らみのあるバストは、彼女自身の手によって捏ね繰り回されては、淫乱な変形を繰り返していました。
時折、体を震わせては身をよじり、その代償であるかのように欲望が尽きることはありません。
「あうん……桜……桜く……ん……」
本当なら、アソコも胸も、この体全部を彼に触ってもらうはずだったのに。
それを断られたが故に、自分自身を慰めていますが、とても悲しい。
もう、これで何回目なのか静希ちゃん自身も数えたくはありませんでした。
愛しい彼のことを想い、静希ちゃんの手の動きは一層強くなっていきます。
「あぁぁぁ……もう……!」
静希ちゃんはピクンと小さく震えると、静かに深い溜息を漏らしました。
ゆっくりと大きく呼吸を繰り返して、先程の暴れるような動きが止まったかのように思えました。
「ダメ……足りない……」
また悲しそうに呟き、静希ちゃんの手は再び、自分自身を慰めるために執拗に動き回りました。
あるトイレの個室からは妙な水音が滴り響くのでした。
「あら、誰かいるのかしら」
突然、大き目の声が背後の南さんから聞こえ、僕は五回目の射精の後に呆然と振り返りました。
その振り返る動作だけでも今の僕にとっては重労働なくらい、ぎこちないものでした。
「南さん……?」
「独り言よ。桜くん、いい顔してるわ……興奮しちゃう……」
南さんは首だけを向けている僕の顔を掴むと爪先立ちで、強引にキスに繋げました。
別の生き物かのように南さんの舌は僕の口内に侵入し、何度も何度も、そこを蹂躙しては止みません。
何度となく放出された射精感は僕にかなりの疲労感をもたらし、背後にいる南さんの支えなしでは立つこともできないでしょう。
僕は体を委ねるかのように目を閉じては、顔を更に南さんに傾けました。
唇同士の重なり合いと、舌の絡め合いが気持ちよくて、他のことを考えるのが面倒になります。
言葉通り、何も考えず南さんとのキスにばかり現を抜かしていると、途端に、体のバランスを崩していました。
「あ……」
驚いて、目を開けると、南さんの支えがなくなったせいで僕は床に倒れ伏せていました。
あれ……南さんはどこに行ったの?
まるで、取り残された小さな子供が甘えるように、僕は消えた南さんにすがろうとしていました。
そう思ったのも束の間、首に衝撃が走ったことで僕は苦し紛れに意識を保てました。
僕の首に繋がれた首輪、そして、それを伝っているリードが引かれ、リードの先を視線で追いました。
「ほら、桜くん……こっちよ」
リードの手にした南さんは、椅子に座って足組みをしてはまるでスカートの中身を僕に見せつけているかのように思えました。
リードを引っ張られ、何度も組み替えられる南さんの細い足に魅入られ、僕は犬のように興奮していました。
首輪で首を締め付けられているような錯覚を感じ、僕はそれでも痛みを感じていませんでした。
「こっち……おいで」
リードを掴んだまま、南さんは静かな言葉と共に僕を、誘います。
五回の射精で疲れ切った僕ですが、南さんの妖艶な誘惑は、それを打ち負かす程の活力を沸き起こしました。
引っ張られるままに、僕は四つん這いになったままで、南さんの下に寄りかかります。
瞼をぼんやりと開けたまま、自分が裸であるということも忘れていました。
もし、これが他の友達、例えば、宮本にでも見られたら、僕は一生軽蔑されるかもしれません。
でも、今はどうしようもなく南さんの存在が欲しかった。
「よしよし……ほら、ご褒美……」
南さんが座っている椅子のすぐ前にやってきた僕の顎を南さんは可愛がるように撫でてくれました。
そして、言葉の後に南さんは自身の足を広げて、何も見に付けてない下半身を僕に見せ付けました。
僕はスカートの中に顔をねじ込んで、南さんのアソコに口を伸ばしては、吸い込みます。
「あ、んんっ……」
南さんが喘ぎ、足の動きが一瞬変わる。
どうして、欲望は尽きることがないのでしょうか。
それ所か、その欲望のせいで僕は自分が、とんでもないことをしているのかにも気付けない。
僕に快楽を与えてくれる南さんが欲しくて欲しくて堪らない。
静希ちゃんよりも、と思っている自分はもはや消えてはくれません。
「上達したのね……あっんぅ……」
声に合わせて、南さんのアソコから熱い液が僕の顔を濡らしては深みへと陥れる。
今更、どんな事をしても止められないのです。
南さんの艶やかな声も聞きたいし、彼女の体も何もかもを求めてしまいます。
「ああん……ふぅ……ううん……」
南さんの声を聞けば聞くほど、様々な誘惑が僕を包み込み、脳裏を支配していく。
そうだ、この場には静希ちゃんはいないんだ。
僕は次から次へと自分の都合の良い御託を並べては、南さんの愛液をすするばかり。
「うぁっ……あふぅ……ねえ、桜くん……」
「んんっ……な、なに……?」
「スカートから顔出して話して」
僕は不服でしたが、何より南さんの言う事の方が大事でした。
口元は南さんの蜜まみれになり、僕はまだ虚ろな目で頬が上気している彼女を見上げました。
見れば、南さんの呼吸も乱れ気味になり、その熟れたような瞳は僕を骨抜きにさせるようでした。
その南さんは、自分の上着に手をかけて、それを床へと離すと、シャツを肌蹴ます。
シャツの奥から薄紫のブラジャーが目立ちますが、それも南さんの手によって一瞬で外されました。
「同じ所ばかりはダメ……」
リードを無理矢理引かれ、僕の口元には南さんのふくよかな胸が迫っていました。
ほんの少し、呆然としていた僕ですが、餌を与えられた動物の如く、彼女の胸を貪りました。
白い肌を舐めては、もう片方の胸を弄ぶように捏ね繰り回し、まさに無我夢中。
「そう……あ、ん……いい子ね、桜くん」
スッと僕の頭を抱きしめ、更に自分の胸へと押し付ける南さん。
チラッと一瞬垣間見た、南さんの頬は赤染めに、表情は怪しく微笑んではいました。
そして、何よりもそれが恐ろしい程の圧力を僕は感じました。
なんて、妖艶なんだろうか。
「ちゅぅ……んむ……はぁぁ……むう……」
「ああっく、んはぁぁ……いい……もっと……」
愛撫に集中していると、周りのことが見えなくなってしまいます。
乳児のように南さんの胸に吸い付いていた僕は、南さんに直接顔を引っぺがされるまで何も気付きませんでした。
そして、次の瞬間には椅子に座っていた南さんは突然動き出し、僕は床に押し倒されていました。
咄嗟に、手を床に付けて体を支えていたので大した衝撃は何にしろ、南さんは飢えた獣のように、僕の体を舐め回してきました。
「ん、ちゅぅ……ぺちゃ……あむぅ……」
快楽の彼方の中、僕は一瞬驚いては、南さんの強烈な愛撫に体を野垂れ打ちます。
舌を突き出しては、僕の胸の先端を舐めて吸引し、そして……。
「あ、ぐぅぅっ……い、いた……」
今度は、僕の肩部に吸い付いたかと思った南さんは、そこに思い切り噛みついたのです。
もしかしたら、血が出るのじゃないのかと思っても、南さんは取り憑かれたように勢いを緩めてもくれません。
「むぐ、んっ! ……はぁ、はぁ、はぁ……」
やっとのことで噛むのを止めてくれた南さん。
でも、気付けば僕の腕は南さんに床に押さえつけられ、馬乗りされた状態だったのです。
僕と南さんもお互いに膠着し、二人の視線だけが絡まるばかりでした。
そして、誰からでもなく、南さんの唇は僕のそれに重なりました。
「んんっ、ちゅ……ぐちゅ……ん、んーっ」
僕はただ呆然としているだけで、一方的に舌を暴れさせる南さんは抑揚がまるで感じられません。
キスなのにキス以上、ディープを超えた先のものを求めるように南さんは激しい。
呆然としたせいで感覚まで鈍くなったのか、南さんの手が僕のアレをしごいているのに気付けませんでした。
誘われたように僕の舌は南さんのものに絡まり、ぴちゃぴちゃといやらしい音を奏でていました。
「ん、はぁ……むぐぅ……」
いつもながら南さんのキスは長い。
一度、キスをし始めると、一旦離れてもすぐにまた唇を付け直し、舌を貪ります。
それでも何度と繰り返しても飽きることがないのが南さんとのキスなのです。
分からない雰囲気ばかりが僕を包むだけ。
「はぁ、はぁ、はぁ……桜くん、頂戴……」
「僕も……早く……」
顔を上げた南さんは、プリーツスカートを外し、濡れた下半身を既にアレの先端に導いていました。
別にムードも何もなければ、どちらも遠慮する必要もありませんでした。
「あ、あっくぅっ」
アレが南さんの中にズブズブと吸い込まれ、彼女はビクリと体を震わせた後、長く切ない溜息をしました。
騎乗位と呼ばれる体位を思い出して、僕はまだ呆然としたまま、彼女の悦びの顔に見とれるばかりです。
「ああっ……んくっ……ああ、ぐ……あふっ」
奥の底まで呑み込み、僕の胸に手を置き、落ち着きもせずに腰を動かし始めます。
二つの体が触れては離れ、次第にそれらからポタポタと汗が呼吸に混じり、滴り落ちていきます。
南さんの体はゆるやかに上下し、それに合わせて揺れている二つのバストに視線が走りました。
「あ、あんっ……いい、それ……」
そして、その膨らみに手を伸ばし、僕は揺れる動きとは別に揉み回します。
南さんの中にアレを締め付けられつつ、何を感じているのか分からないままです。
おかしな感覚に見舞われながら、小さなマシュマロを弄べば、彼女の中途半端に身に着けている制服が疎ましく感じます。
「んあっ……ああふ……。ん、どうしたの……?」
「南さんも裸になって……」
視線は南さんに向けられているはずなのに、僕自身はどこを見ているのかも分からず、口だけが動いていました。
しかし、それでも僕の手は南さんの制服を掴み、南さんはクスリと小さな笑みを浮かべました。
「じゃあ……桜くんが脱がして……」
「…………」
ボタンは全て外されたシャツをそのまま、僕は脱がしにかかりました。
南さんは熱い表情で笑みを浮かべたまま、僕が脱がしやすいように腕を動かします。
衣擦れする音と共にパサッと南さんの制服が床に落ちました。
そして、この音楽準備室には全裸で不順異性交遊を行う男女が一組。
「脱がされちゃった……変態……」
「南さんが……そうしたんだ……。どうにも……できないよ……!」
瞬間、僕の体に激しい衝動と共に、エンジンがかかったのです。
腰を突き上げ、南さんの中を掻き回すようにうねるように回しては動きを激化させる。
「ああっくっ! はぁぁ、桜……くん、激しい……いいのぉ……」
「はぁ、はぁ、はぁ……!」
「んぁっ……はぁああん……ん、んふぅっ!」
虚ろな瞳で、それでもいやらしく笑みを浮かべ、南さんも僕の動きに対抗して上下運動を起こします。
そして、僕に見せ付けるように、自分の胸をグチャグチャに揉んでは唇を舌なめずりさせます。
「僕は……僕は……もう……戻れないよ……!」
「……いいのよ」
激しい運動の中、ちぐはぐに紡んだ言葉にも南さんは丁寧に反応してくれました。
ただひたすらに、南さんは妖艶な微笑みと共に、自分の体を弄りまわす。
「戻らなくても……桜くんには私がいる……。私以外の全部は……捨ててしまえばいいのよ……」
「ああっ! み、南さんっ……!」
悪魔のような誘惑と共に、南さんの中が急激に締まり、僕のアレは快楽の苦しみに呑まれてしまいます。
南さんと僕の動きは、噛みあうようにシンクロしていて、その気持ちよさは半端じゃありません。
「ああんっ! さ、桜くんは……んっはぁ……私のモノ……ああっう」
「みな、み……さ……」
「絶対……あん、ぐぅ……ぜった……あふぅん……渡さない……はぁふぅっ」
南さんの言葉が催眠術のように聞こえては、脳裏で何度も何度も木霊します。
今はひたすらに目の前の女の子がたまらなく欲しかったのです。
どんな方向に欲望が傾いていようとも、そんなことは考える余裕もありません。
「ふぅんっ……あ、あ、あ……桜くんっ……もう、私……!」
「僕ももう……出ちゃうよぉ……!」
南さんも僕も、そんな事は当然かのように動きも止めなければ、結合部分も外そうともしません。
どこまで果てれば気が済むのかと思うくらい、僕のアレは再び、爆発寸前まで来ていました。
「一緒に、来てぇっ。全部、いいのぉっ……あふんっ……桜くん、桜くん!」
「んっんぅ……南さん、もうダメ……!」
「あああああああああああっ……あぐぅぅぅぅ!」
一瞬、マグマのような熱さに覆われ、僕は嗚咽と共に、南さんの中に自分のモノを注ぎ込んでいました。
南さんはビクビクと体を何度か震わせ、僕のモノを甘んじて、その身に呑み込みます。
お互いの重なっている部分がかすかに震えて、僕たちはグッタリと倒れ込みました。
背中の床の冷たさも、今になってようやく認識でき、僕の胸には南さんが覆いかぶさり、冷たさと暖かさの板ばさみでした。
「はぁ、はぁ、はぁ……桜くん」
文字通り、肌を重ね合わせ、まだわずかにやって来る快楽が僕たちを興奮させます。
僕の胸に顔を埋めていた南さんは顔を上げ、僕の目を覗き込むと、何度もキスを繰り返しました。
目の前の女の子を愛しいと思う以上に湧き上がるこの感情はなんだろうか。
僕は南さんとのキスをただ受けるだけ。
「桜くん……」
しばらく、気を失っていたのか眠っていたのかは分かりませんが、僕は南さんの声で閉じていた瞼をゆっくり開きました。
いまだ音楽準備室の床に寝そべっている僕に、南さんは体ごと重なり、密着した状態です。
南さんのまだ熱い吐息が、僕の胸板にかかり、それは更なる興奮を呼び覚ます。
「私がいれば……他には何もいらないわ……」
「うん……」
「水上さんだって……もう必要ないでしょ……?」
「そうだね……」
僕は何を言っているんだ?
本当は南さんの言葉を全部否定しなきゃいけないはずなのに。
自分の言葉さえも理解できなくなってしまったのだろうか。
「じゃあ……水上さんを……壊してあげて……」
「分かった……南さんの言う事だもんね……」
「そう……それでいいのよ……」
こんなのは違うんだ、違うはずなのに。
南さんの言葉がどうしても絶対に思えてしまう。
静希ちゃんの方が大切なのに、それでも南さんの言葉がそれ以上のものに感じてしまう。
僕はどれだけ大好きな静希ちゃんを裏切り、どこまで堕ちて行けばいいんだ?
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……」
ある女子トイレの個室から少女の切なげで甘い吐息の音がかすかに響いてきます。
洋式トイレの便座に座ったまま、少女の制服はだらしなく肌蹴られ、至る所の素肌が露になっています。
シャツの中のバストはブラジャーが強引に剥がされ、足の付け根からは滴り落ちる液。
「桜くん……」
静希ちゃんの、哀しい呟きは誰に聞こえる事なく、空間に消えていきます。
何度となく自慰を繰り返して、ようやく満足できる状態になれたのが、この有様です。
いえ、満足はしていないにしても、彼女は限界だったのです。
もう、これ以上、自分で慰めても嫌な快感ばかりで自分が惨めになってしまうと悟ったから。
静希ちゃんの手から秘所から滴り落ちる液でビショビショでした。
「桜くん……寂しいよ……」
そして、いつしか彼女は泣いていました。
それは愛しい彼を求めるばかりか、彼に相手にしてもらえない自分という女が悔しいあまりに。
静希ちゃんは、それからどうやって帰宅したのかは覚えてはいませんでした。
彼女が個室から出てきたのは涙が枯れる程、泣いたあとでした。
続きます。
お久しぶりです。
相変わらず製作時間が長く、お待ちして頂いた方には度々申し訳ないです。
終わりまでもうわずかになりました、もはや言う事はありません。
では、楽しんで頂けば幸いです。失礼します。
どうなってしまうんだろう。
GJ!!
(´・ω・`)南さんコワス…
それはさておき、リアルタイムGJ!
乙&GJ 今回も楽しませてもらった。南サンの悪女っぷりがすげぇわ
静希ちゃんカワイソス(´゚ω゚`)
GJ!!
南さんのヤバス具合が俺の脊髄を鷲掴みしております
あと静希ちゃん逃げて。超逃げて
GJっす。
それにしても南さんコワー
GJです!!
っていうかもはや神の仕事ぶりですね。
God Job!! (*´Д`*)Ъ
もはや言うべきはこれしかない。GJ!!
そして続きと終わりを待ちましょう。
何で俺、今日に限って保存用のMO忘れんたんだろう?
いつも持ってきてるのに・・・orz
俺のばかーーーーーーーーー!!!!
桜君を独占する為にここまでする南さんがスゴイ!
そして静希ちゃん。どうか静希ちゃんに幸せな記憶を・・・
>>695の続き
「さ、桜さん…ッッ!!」
<きゅぅ>と、カラダに巻き付いた、僕より長い手足に力が入り、さらに強く抱き付いてくるザクロちゃん。長く艶やかな暗銀色の髪が、<さらさら>と乱れ動きます。
「ー…ッ!!ざ、ザクロちゃん…!!」
っていうかもう僕ダメソウデスヨ!?
オノレぇぇッ…!!妹天使より先にイッてしまったりしたら、この草壁家末代までの恥です!!<くぅっ!!>
そんな僕の葛藤もおかまいなしに喘ぎ震える妹天使のソコは、これでもかと"僕"を締め上げます。ヘルプーヘルプー。
僕は、目の前に揺れるカタチのいいムネに、助けを求めるように吸い付きました。
「ぅぁアァ…ーッッ!!」
<ひくひくふるん>とカラダと一緒に震えるムネ。その絶景に、僕も胸が震えます!!
さて、と気を取り直しましてラストスパート!!
飛躍するスピード。
突き上げる度に、ドクロちゃんが起きちゃうんじゃないかと思うホド、
「ァアああァあっッ!!」
ザクロちゃんは喘ぎ…っていうか、イッちゃった!!ザクロちゃんだけイッちゃいましたよっ!!?
ここまできて僕だけオアズケなんてそりゃないです…ッ!!
「ざ、ザクロちゃん。僕もイくまで、も少しだけ我慢して…!!」
「ぇ…ぁ!ゃ、あァアあッッ!!!?」
果てた直後のさらなる攻撃。
もはや治まりがつかないくらいに、僕の腕の中で<がくがく>のたうつ妹天使…!!
「さ…桜、さんッ…ゃ、ひぁぅッ!…止めて…止め、て、下さい…!!」
「ザクロちゃん…!も、もう…すぐ…ー!!?」
「ゃああァアアァアー…ッッ!!!」
<びくビクびくんッ>と、妹天使二度目の絶頂、その強力な"震え(バイブレーション)"が思わぬ衝撃となり、
「ぐゥッ!!? やややや、ヤバっ…!!」
慌てふためき腰を引くやイナや、抜き去られた"僕"から<だくだく>と、白い欲望が放たれ、ザクロちゃんの滑らかな腹部を汚しました。
いくらコンナコトしてても、9歳の中に<どくどく!>しちゃうのは余りにも非人道的だと、草壁桜は考えます!
いや、全く以てイマサラな話なのですが!!
かたや、"僕"が引き抜かれた途端、
「ぁ、アァっ…!!」
<ぷしゅしゅっ>っと潮を吹いちゃうザクロちゃん。
互いが互いに、それぞれの体液が降りかかり、<ぬるぬる>なザクロちゃんと<びしょびしょ>な僕。
「す、すいません桜さん…わ、わたくし、9歳にもなっておもらしを…!」
真っ赤になって俯く妹天使を、僕は優しくフォロー。
「うーん…これはおもらしって言うか、気持ちいいとなっちゃうモノだ(って本に書いてあった)から、気にしなくていいと思うよ?」
「ですが…」
「とにかく、お風呂で流してきちゃいな?カラダが冷えてくると風邪ひいちゃうし。ね?」
自分でぶちまけときながら僕ってヤツは偉そうです。僕ってヤツは!
「わ、わかりました。では桜さんから…」
「いいよいいよ。シーツとか変えとくから、僕は後で入るよ」
「そうですか。ありがとう、ございます」
お礼を述べる天使の浮かべる、<ふぅわり>やわらかな笑顔は、凍るように冷え始めたカラダも温かくなるような、春を思わせるいつもの笑顔。
ふすまを開け、そっと出ていくザクロちゃんを見送った僕は、<すぅすぅ>と温かそうにドクロちゃんが寝ている隣、一人小さなくしゃみをしたのでした。
END...?
GJ&制作乙です!
...?ってことは他の天使も?
期待してます!
作品をまたいでの投下となってしまいました…スイマセン…orz
見直しますと、短い。超短い。
頑張らないと。
ではでは皆さま、ありがとうございました。
GJです、いいよいいよ〜。
ぜひサバトちゃん編希望
ああぁぁぁああア゙ア゙ァ゙ァ゙ア゙ァ゙ァ゙GJGJGJGJGJGJGJ!!!
緑色の液体を出しながら読みました乙です
GJ&完結(?)乙!
ご馳走様でした。
この後一人でお風呂に入れない事を思い出して桜くんに助けを求めてお風呂で2回戦開始しちゃうザクロちゃんキボン。
>>733 そ れ だ !
キボン&期待(*´Д`)
乙であります!
>>727の臨時続編
コトの終わりより数分後。
「あの、桜さん…?」
「あ。ザクロちゃん、もう出たの?」
シーツを替えていた僕に、いつの間に部屋に入ってきたのでしょう、おずおずと話し掛けるのは、妹天使ザクロちゃん。
「い、いえ…その…わたくし、一人で入るのが、こ、怖くて…」
暗い視界、目を凝らし見れば、この部屋を出ていったトキの恰好…ツマリは裸の状態で…ッ!?
「ちょ…ッ!?」
すっきりとしたお腹まわりをベトつかせたままの妹天使は、片手で胸を、片手で秘部を隠しつつ、真っ青な顔で<ぶるぶる>。
「は、入れないならもっと早くに言ってくれないと…!!風邪ひいちゃうでしょ!?いくら天使だからって…」
「あ…す、すいません…ご迷惑になるだろうと思うと、言い出せなくて…」
なんという健気さ…お姉さんであるドクロちゃんは、もう少し分けてもらうべきですよこれは!?
「あの、い、一緒に入ってはいただけないでしょうか…?」
「う、うーん…」
今の家長はこの僕。オマケにドクロちゃんは寝てるのです。
面倒をみてあげられるのは、僕しかいない…ッ!!
そうだ!草壁桜ただ一人なんだゾ…!!!
熱いシメイ感に衝き動かされた僕は、
「じ、じゃあ、入ろっか…?」
妹天使の申し出を承諾したのでした…。
しん、とした深夜の浴室。
水着を着るのもなんだか面倒なので、そのまま入ってしまったのですが、なるほどそこは、確かに一人で入るのは心細いものがありました。
ましてやザクロちゃんは9歳の女のコ。そりゃ無理ってものです。
そう。確かに彼女は、9歳の女のコ。
なのになんですか、このカラダは!
明るい浴室内で、生まれたままの姿の妹天使がより細かく観察できちゃいますよ…!!?
ええい…ッ!落ち着け、草壁桜!!!<ぶんぶんっ!>
「あの、桜さん?桜さんも早くカラダを流さないと、風邪をひかれてしまいますよ?」
「はッ!?そ、そうだね!ぼーっとしちゃった…」
僕は<わたわた>、ざっ、とカラダを洗い流し、湯舟に足先から肩まで浸からせます。
「ふぅーッ…」
既に冷え切っていた僕のカラダは、熱きお湯にて急速解凍。
固まっていた筋肉が、ほぐれゆくのがわかります。
ハカラズも、僕は脚を延ばしてしまい、二人でもやや狭い浴槽の中、つややかな妹天使の脚が<きゅっ>っと擦れました。
そのこそばゆさに、思わず<びくんッ>と反応しちゃう僕…!
「あの、桜さん…ありがとう、ございました…」
「へっ!?」
さっきから触れたり離れたりする、もどかしい脚と脚の感触に、すっかり気を取られていた僕は、なんとも間の抜けた声。
「その…わたくしのお願いを聞き届けてくださった上に、一緒にお風呂にまで…」
「ぅうんっ!?全然気にしないで!?僕の方こそいつもお世話になっちゃってるし…」
そんなことは…、と恥ずかしがるザクロちゃん。
その表情は、…ぁあッ!ついさっき、アンナコトしてしまったからか、とてもアデやかに僕の目に映ります…!
途端、<むくむく>とおっきくなってきちゃう"僕"!
「(ま、マズい…!!)ざ、ザクロちゃん?僕はもう出るね!?ゆっくりあったまっといで…!?」
これ以上大きくなってしまったら、逆にお風呂から出られなくなるとみた僕は、<ざばッ>と立ち上がり、戦略的撤退を試みます!!
と、その手を、不意に掴むのは妹天使の細く白い手。
僕は妙に情けない中腰のまま、尋ねます!今は一刻も早く出たいのにッ!!
「ど…どしたの?」
「その…、…ホドは…しが…」
「ぇ?な、何!?」
僕はザクロちゃんが何を言っているのか、聞き取れズ。
なぜか真っ赤なままの顔を<くっ>っと上げ、深緑色の片目で僕を見つめるザクロちゃん(<どきどき…!>)は、どこか意を決したように、再び言葉を紡ぎます。
「その…さ、先ホドは…わたくしが、きもちよくして…いただいたので…今度は…わ、わたくしが、桜さんに…!!」
……!!!?
は……はい?
ぇぇと要望に応えましての2ラウンド目、です。今回はここまででご容赦下さい。
なお、サバトちゃん編も平行して構想中ですので、どちらもあまり期待しないでお待ちいただければ幸いです。
ではまた。
740 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 19:26:22 ID:zT0sOphB
あんたもう大好きだ!すばらしいよ!
そしてやっちまった、ごめんね
742 :
733:2005/11/01(火) 20:10:34 ID:oEKpAx25
GJ!!
言ってみるもんだな(笑
よく言ったw
最高です!GJです!
745 :
734:2005/11/02(水) 09:57:47 ID:EzpRlaDe
GJ!
キボンしてみるもんだな(笑
とりあえずキボンしてみる。
748 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 23:17:26 ID:aO7hzOnD
a
749 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 23:18:15 ID:aO7hzOnD
ひ、人がいなくなってしまった。
しばしの休息なのだろうか・・・
とりあえず職人様投下待ちの小休止ってトコだな。
751 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 01:16:03 ID:bzEFDreA
現在、職人さんは二人。
そして、その二人のお話も、クライマックスに近付いている。
・・・嬉しいような悲しいような寂しいような。
最後まで見守ろうジャマイカ
マターリと待っております。
どーでもいいが林間学校で静希タソが浦野にレイプされるってシチュを思いついた漏れは鬼畜でつか?
割と昔にあった希ガス
SS置き場にそのシチュあるよ。
>>738の続き
驚愕する僕の返事も待たず、律義すぎる妹天使は、お湯の中でさっきからおっきくなっちゃってた"僕"にかろく触れ、遠慮がちにさすります…!
「ざ…ザクロちゃん…!!?」
「桜さん、湯舟のふちに腰掛けてもらえませんか…?」
「…?」
ただもう呆然と、ザクロちゃんの言う通りに動いてしまう僕。
腰掛け、一息ついたその時、<つつッ>とイキナリ妹天使の舌が"僕"の裏をなぞり、
「くゥッ…!!?」
声が漏れてしまいました…ッ!!?
「桜さん…もうこんなに…」
いくら容姿は19歳とは言え、まさか9歳の女のコに、コンナコトが出来ちゃうなんてぇえェエェッッ…!!!
知ってか知らずか、なんだか凄く上手な舌づかい…僕はこんなえっちな子に育てた覚えは…!!
<ちゅくちゅく>と、妹天使の口内で、アツくヤワラかく玩ばれてしまう"僕"は、もはや爆発寸前です…ッ!!
この快楽の渦から逃れる為、僕は手を延ばし、執拗に、綺麗なピンク色をした胸の先端部分を弄りまわしました。
「んっ…くふぅゥ…ッ…」
<ぴくんッ>とスバヤく反応した感度良好な妹天使は、ますます舌づかいをヒートアップ!!
僕の攻撃は、なんだか裏目に出ちゃったようです…!
ッていうか……も…もう…ダメェぇえぇー…!!
「ゥくぅッッ!!」
妹天使が<きゅぅ>とか頭をスライドしながら吸引したせいで…果てちゃいましたー…!!
<びくびく>震える度に溢れる欲の権化、その醜悪な味に顔をしかめちゃうザクロちゃん。
けほけほ、とムセて背けたその顔を、流れを止める術もない僕は、まっしろにペイントしてしまいます。
その白き欲望のアートは、紅く上気した妹天使の肌のアデやかさを際立たせました。
「っはぁッ……はぁっ……はぁっ…」
放出が収まったのもつかの間、眼前の光景にずぴん、とそりたつ"僕"!
僕の中で膨れ上がるリビドー、それスナワち、"性的衝動を発動させる力"っ!!こないだ図書室で借りた偉人伝『フロイト』に記述されていました!!
そして、欲は、さらなる欲望を生むのです。
「ざ、ザクロちゃん…湯舟から出て…」
「え、あ、はい…」
従順にも、お湯の中から姿をアラワす妹天使。
「そこのふちを掴んで…なんて言うか…こう、四つん這いっぽく座ってみて?」
…………我ながら何て言葉足らずなものかと、がっかりきます。
それでも言われた通りにしちゃうザクロちゃんは、やっぱり9歳の女のコ。
僕は、その9歳の女のコにこれからしようとしている行為に対し、深く強い罪悪感を覚えました。
目の前には、浴槽のふちに手をつき、膝を落としたカタチで四つん這いのゴトく座る妹天使ザクロちゃん。
その姿を見た途端、罪悪感より歪んだ欲望に心の天秤が傾いてしまっている僕は、やっぱり酷い男のコなのでしょう…。
そうやって逆に開き直りが出来る自分を、呪いたくもなる気分な僕は、情欲を満たす為、ふっくらと曲線を描く妹天使のおしりに手を伸ばしました。
「ぁ…!さ、桜さん…何を…!?」
「ザクロちゃん、言ったよね?僕をきもちよくしてくれるって。それとも、やっぱり…ダメかな…?」
返事も待たずに、手に力を込めザクロちゃんの腰を持ち上げます。
「そ…それが、さ、桜さんのご要望でしたら…」
「いいんだね?」
念を押す僕の顔を、黒いベルトに覆われていない方の瞳でうるりと見つめ、<こくり>と、頷きました。
すかさず、僕は"僕"の先端で、天使のソコが入れるに足るホド濡れているのか、確かめます。
さほど愛撫すらしていないのですから、大して期待はしてなかったのですが、まさに予想外。
ソコは、"僕"の頭を押し付けるやイナや、<ぐにゅり>とアツい天使の蜜が絡まり、飲み込もうとするのです。
ぽたぽたと、浴室の床を汚すのは、目の前にいる9歳の天使の、愛液。
その果てしなく背徳的な事実が、僕の胸を、カラダを、熱くアツく高ぶらせるのでした。
大変投下が遅れてごめんなさい…。ある程度書き溜めたデータがあぼーんしてしまいまして…。
最近思ったのですが、読みづらい改行だったりしたらお申し付け下さい。なにぶん携帯からの投下で…(´・ω・`)
とりあえず今回はここまでで。
ではまた。
携帯から頑張ってたのか!すごいな。
改行が見づらいって事もなかった。リアルタイムGJだ!
GJっす!
これからもがんばって下さい!
GJ!
トイレの中で見ちゃったから出るに出れなくなっちまったよ(´・ω・`)
765 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/07(月) 00:09:01 ID:pjVqZ722
ザクロちゃんも761氏も大好きだーーーー!!!!!
キタ―――(゚∀゚)―――!!GJ!!GJ!!GJ!!
っていうかケータイだったのか…乙です。
素晴らしい
768 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/08(火) 22:03:53 ID:zYGrtPI+
GJ!
761氏大好きだ 結婚しよう!!
【紅白は無理】打倒森山直太郎スレ【でも許さん】
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/asong/1129970866/l50 J−WAVEより
森山「ああ、萌えー アキバ系のやつだ、あのー これね 無くなってほしいですね」
※これがターゲットだ
◆森山直太朗 9th Maxi Single 『 風花 』 2005年11月16日(水) 発売
NHK連続テレビ小説 「風のハルカ」主題歌
オリコンウィークリーチャートで、直太朗を上回る順位をあげろ!! 信者も関係者もアニヲタ以外も大歓迎!!
この強力タイアップを倒すアニソン系勇者候補(一本化のため選定中)
■NARUTO-ナルト- ED「そばにいるから」/AMADORI (初回:描き下ろしバックカバー付)
■甲虫王者ムシキング〜森の民の伝説〜 ED「think twice」/FUZZY CONTROL
■格闘美神 武龍 OP 「君の愛に包まれて痛い」 /三枝夕夏 IN db
■闘牌伝説アカギ ED 「アカギ」「ざわ・・・ざわ・・・ざ、、ざわ、、、、、、ざわ」に収録/マキシマム ザ ホルモン
※アーティスト詳細はスレをチェックして下さい。
☆☆☆アンケートにお答え下さい。(リンク先で回答してね)☆☆☆
1.どの候補が一番いいと思いますか?(アーティスト名で)
2.他の候補だったら買いますか?【回答例 ホルモンでもいい、どれでも買う等】
3.どの板からきましたか?(イヤなら書かなくていいです)
そんな古い話題に噛み付くなんて
771 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/11(金) 16:14:11 ID:8jNi2L8y
ゲーム買っちゃった。
ザクロちゃんやっぱカワイイ〜。
というかすでにオリコン上位層はほとんどアニソンという現実w
>>771クソゲーかと懸念されてるが実際どうなんだ?
774 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/11(金) 23:20:09 ID:8jNi2L8y
↑ 話は普通におもしろかった。ザクロちゃん萌えな俺には
たまらん作品だ。アニメで出番が少なかっただけに・・・
新キャラのべノムちゃんも、いい味出してた。
そういえば、バベルさんネタって無いよね。
桜君の食べている途中の唐揚げを略奪した南さん。
それに対抗するように、桜君のお皿にあるおかずを略奪する静希ちゃん。
アイディアファクトリーに苦情を送ろうかと思った。
俺を萌え殺す気か、と。
ザクロちゃん萌えの
>>774のためにAAを用意しときますた。
, -,、_ _,-‐' ̄ ̄`−、_、,-'( ̄(`l、
l' l´/, -`、-、_ /´ _( |llllll| `|lllト、_
`l、|' (lllllllノ /` ̄フ φ _, -<lllll、 `|llllll|、 Vノ( /`― 、
,イllll>‐-‐'|_ し| /| ' _,-‐'´ _ノlllllノ`ヽフ`〉、'ー'`-、| /⌒l
/lllllllノ `-、`ー/|/ _,-'_,-‐==''´ ̄ |::::;;|`l、_/、 | |
/llllll/ `ヽ|l _,_'´=''´ ̄´ _ |::::;;;〉 l、 `- ゝ- '
/llllll/ 、'´|y‐'´-―'´フら二 `l |:::;;;;|--==―--i-''´
/llll/ |、l`、l--―'ニl、/|lllll`| | l:::;;;;| ̄llllllllllllllllll|
/lllll/ `リ'`l--―┴ 、_,-'´Y | |:::;;;;|llllMA-04Xllll|_-、― 、_
/llll/ |`'´ニ|`l―-―| l-ソ | . |:::;;;|lllllllllllllllll彡lllll|ゝ、llll`ヽ、ヽ
|lll/ `ヽ二- ̄ ̄´E3 ノ |::;;|llllllllllllllllllllllllllllll`<>、lllllll|ll|
|/ (ミ三≡┬―'´ ̄ノミノ二ニ|:;;|::::.`l、llllllllllll)ニ|lllll|llノ
`l、川ミノ-' ̄ ̄ ̄´ |:;|:::::::|lllllllllllノニノllllノノ
 ̄ |:|:::::::|llllllllノソ-―'´
||\::::ノ-'´ ̄
|
クソゲーと言ってたのって、発売前に何の根拠もないことを誰かが言ってただけだろ。
実際面白いし、ファンなら満足するだと思う。
781 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/12(土) 20:18:03 ID:tqRb4bUQ
しかし、その後のお話でしっかりバチ(?)があたる南さん。
ちょっとかわいそうだった
782 :
773:2005/11/12(土) 22:58:07 ID:nQK/U07s
買ってきた。なるほど、アドベンチャーゲームとしてもシステム的に
十分なレベルだな(既読識別スキップとか)。ミニゲームもそれなりに
難易度が難しすぎず簡単すぎずでいい感じ。欲を言えばザンスには
声が欲しかったかな。アニメでカミーユの中の人がGJだったから
そして静希ちゃんテラモエス。嫉妬がメラメラと…
スレ違いだから専用板行きなさい。
やっぱ南さん変態入ってるよな…
そのネタで久々に一本書いてみようかな。
785 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 18:08:23 ID:j4onpo/I
な!?ぜひ見てみたい!!
最近、ここ静かだし
きっと1人交換日記もやってるな>南さん
やっぱ桜君と相性いいなw
南さんの作った歌詞を見てみたいなぁw
789 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/15(火) 00:30:49 ID:VgweEYfg
ザクロちゃんのお話の続き、まだかな〜?
790 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/15(火) 00:50:41 ID:lb6XFJg/
そろそろ職人さん来てほしいね
変態な南さん読みたいorz
今卒研の追い込み中で、書いてはいるけどあんまり進んでないんだ。
スマソ。
793 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 18:56:21 ID:ms5NjGCc
ドクロちゃんのマンガって、どこの出版社か教えてくれませんか。
ホントに分からないので頼みまつ……orz
公式サイトぐらい見ればいいと思った。
知らぬが仏、ですねw
電撃コミックガオ!
798 :
793:2005/11/16(水) 23:23:58 ID:ms5NjGCc
駄作と分かっていても読みたいこの気持……
↑そしてありがとう
…コミックを読んだ後原作を読み直すと新たな感動があるかもしれない(挿絵とか
絵が下手なだけで、内容は悪くないだろ。
第1話は原作に無かったドクロちゃん初登場の話が描かれてるのが親切。
いや、テンポもあまりよくないと思うぞ。
>>800小説1巻2話の冒頭は初登場シーンと言いませんかそうですか
>>760の続き
先ホド味わったばかりとはいえ、ザクロちゃんのソコは癖になりそうなくらいに、"僕"を柔らかく締め上げ、それはザクロちゃんの武器である濡れタオル『エッケルザクス』を彷彿させます。
違うことと云えば、その柔らかさは凄まじい肉感を持っていること。そして、脳髄がトロけるが如きアツさを伴っていることです。
あぁ…!!コレになら毎日でも締め上げられたいッッ…!!!
「さ、桜さん…ッ!」
ふと、もはやおねだりのような声色で呼ばれ、僕は意識を現実に集中させます。
僕の手は、柔らかな妹天使のおしりの上。しっとりとした暗銀色の髪から薄桃色にほてったカラダの背面までが一望できる、我が立ち位置。
これが俗に"バック"と呼ばれる体位であることぐらい、僕だって知ってます!べ、勉強しましたからッ!!
ぐッとカラダごと、ザクロちゃんの中に前進。
「はぁッ、ァアっ!!」
途端のけぞる妹天使は、実に感度が良好ですね?
その反応に気を高ぶらせた僕は、だんだんと突く深さと回数を増していきます。
<ちゅぐちゅぐ>と、やや狭い浴室にナントモえっちな音が響くのが聞こえたのか、既に紅く上気した顔をさらに真っ赤にし、さらりと横に流れた髪の間から同じく真っ赤なうなじが覗きました。
「ぅあアァッ、ハっ、はァっ…」
突く度に上がる嬌声。僕は、おしりに置いたままの手を、そのワレメの間、僕の差し込んでいる口の上にある、もうひとつの穴に伸ばしました。
そこに親指で軽く触れると、<びくんッ>とカラダを震わせこちらを振り仰ぐザクロちゃん。
僕はにっこりと笑顔を造り、溢れる愛液を掬い上げ<くにゅう>と人差し指の先を、押し入れました。
「ァアぁッッ!!さ、桜さん!?そ、そんなトコロを触られては…!!わ、わたくし…オカしくなってッ、しまいます…っ!!!」
<ひくひく>と震えながら必死に紡ぐ言葉をスルー致しまして、おしりの穴で遊ぶ僕。ここまでの反応を見せられると新鮮な驚きを感じます。
その新しい愛撫に応え、妹天使のソコが<きゅうきゅう>締め上げ始めましたァっ!?
引くより突く方が簡単になった今、突く早さも自ずとペースアップ!!
「ぁアッ、あっアアァッ、はァアっ、アぁッ!!」
凄い締め付け…と言うか吸い付きです!吸われるッ!!"僕"の中身が…す、吸われちゃうぅぅゥゥゥッッ…!!!
「ご、ごめんザクロちゃん!!」
「桜さんッー…!!」
<どくんどくん>と、白く脈打つ"僕"は、未だにザクロちゃんの、中。
もはや動く気力も無く、今宵だけで四回も放出して疲労コンパイの中学二年生ボディを、浴室の冷たい壁に預けます。
視界には、昇りつめた余韻に浸り<びくっびくッ>とカラダを痙攣させる妹天使。
彼女のアツいソコから溢れ出す自分の欲望を見た途端、残酷な罪悪感が僕を染め上げました。
遂にやってしまいました…!!本当に…本当にこんなことで、自分はいいのでしょうか…。
独りとぼとぼと、不意に目の前へアラワれた罪悪感の道を歩いていると、
「桜さん」
「は、はい…?」
突然の妹天使の呼びかけ。怒られるのだろうかと、オソルオソル瞳を上げました。
そこにはまだ上気した妹天使、しかしいつもと変わらぬ春先のような笑顔。
「ありがとう、ございました。桜さんさえよろしければ、また…その…お、お願い致します…」
ザクロちゃんの声は最後の方になるにつれ小さくなり、よく解らぬままぼぅっと見やる僕を残して、あっという間にカラダを流し終え<からから>ドアを開け浴室から出ていきました。
その後ろ姿を見送りながら、なんとなく僕は思ったのです。
僕の行為は、決して正しいことじゃないかも知れない。でも、病気である彼女たちの為になるのなら、それはそれでイイコトなんじゃないかな、などと。
偽善に満ちた心を映すかのゴトく、湯舟に浮かんだ僕の顔が、落ちた水滴の波紋に揺れました。
天使たちとの宵は、続くのです。
遅れに遅れた投下でゴメンなさい…。
予定が立て込んでた上に風邪で倒れてました…言い訳がましくてさらにスイマセン…。
謝りっぱなしですが、ナニヨリ謝らなければならないのはこの文章。本当に中途半端なモノになってしまって、申し訳ありません。
そんな訳で仕事の事情に加え自粛の意も込め、しばらく投下を控えさせて頂きます。
応援下さいました皆さま、またお会いする日をお待ち下さい…。ありがとうございました…!
待ってました!!GJです!!
809 :
808:2005/11/18(金) 00:30:26 ID:rzMK4ol6
しばらく投下無しかぁ…(´・ω・`)
810 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/18(金) 00:35:28 ID:cOxk/sqU
ザクロちゃん・・・。9歳でよかった(?)ね。
少なくとも桜君がパパになる心配はないもんね。
GJ!!良かったぜ!!
それと謝罪をするつもりならむしろ投下してくれた方が俺としては嬉しい。
まぁそっちにも事情があるだろうから無理強いはしないが。
GJ!
396回保存した
813 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 00:56:14 ID:Hj1GwqcD
もっと職人さん来てくれないかな……
>>810 いや、でも一番速くて8歳だかで妊娠した女の子がアフリカにいたとか聞いたが……?
8歳って・・・孕む方もすごいが、孕ませる方もすごいな。
良心の呵責とかなかったのか問い詰めたいな>孕ませた香具師
8歳といえば身長130かそれ以下の小さい子だろうからそりゃあ
痛かったろうに…漏れから言わせれば男の風上にも置けんぞ
まぁロリコンの俺に言わしてみれば
妄想で留めておけよ、と思うけどな
成長が早いのかもしれないな。いや性徴か。
それに、戸籍がしっかりしてなさそうな国で
○○歳ですと言われても信用できない。
ヨハネスブルグが何処にあるとお思いかね
822 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 23:54:02 ID:UNJ1SnAf
旧ソビエト連邦
ベギラゴン
イオナズン
人来ないなぁ
「あ、な、なんか…へん、なの…」
静希ちゃんは真っ赤になって後ろを向いてしまいました。
いや、僕は確かにそれが静希ちゃんだと知ってるんですが、
その姿はボクが鏡の前で最も見慣れた姿。要するに、僕自身の姿なのです。
そして、そんな静希ちゃんを呆然と眺める僕には、普段とは明らかに違う
違和感が…その、えと……む、胸とか、股間あたりが…
冷静になるためにも、どうしてこんなことになったのかをおさらいしてみます。
学校帰りに、静希ちゃんに新作DVDを借りるために、僕は静希ちゃんの家に来たのです。
突然のにわか雨に2人とも濡れネズミ。
静希ちゃんの家でシャワーを借り、交代で静希ちゃんのシャワーを待っていた僕は、
トイレから出たところで、脱衣所から出た静希ちゃんと鉢合わせしてしまい、
頭がぶつかったと思ったら、こんな状態になってしまっていたのです。
前にもあったような気がするけど、詳しくは2巻第2話あたりを参照です。
−−−−−−−−−−−−−−−−−
という前フリで、「勃起したナニは女のコに静めてもらわないと病気になっちゃうよ」という
悪魔のセリフで、静希ちゃんに×××なコトをすると、男性的性欲を感じちゃってる
静希ちゃんの体は自然とさくらの○○に触れようとしてしまい、自分の体だからと納得させて△△△…
あとは任せた
随分と気合の入った他力本願だなw
828 :
名無し@ピンキー:2005/11/24(木) 00:47:04 ID:VXX0WkUM
頼むから職人さん来てくれーーー!!
じゃないとオレはオレは………
……………orz
まぁそう急くなよ。マターリ待とうぜ?
あんまりにも音沙汰無しのようなので、ちょっとでしゃばりを。
今、必死で書いています。
後、数日かかりますが必ずアップできるよう頑張ります。
エスカリボルグの柄でオナニーするドクロちゃんや、ドゥリンダルテの最低出力で刺激しまくりなサバトちゃんはこのスレ的にOK?
833 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 18:07:47 ID:3b+wwK7Y
完全にゲーム限定になってしまうが、
俺はべノムちゃんで書いてもらいたい。
ゲームで完全に萌え狂った・・・
「あれ?これ、サバトちゃんのじゃない?」
玄関に置いてあるバドミントンのラケット、その数本あるうちの、やたらボロボロな一本をつまみます。
あ、こんばんわ。僕、草壁桜。げんきな中学二年生の男のコですよー。
現在の時刻、夜8時。
両親は居間に、天使の姉妹はお風呂にいますので、先ホドの僕セリフは独り言というワケですね。
手に持つラケット、その擦り切れ黒ずんだグリップをよく見ますと『さばと』と、か細く刻んであるのが目に付きました。
確か今日は学校から帰った夕方から、ドクロちゃんがザクロちゃんと連れだってバドミントンの練習に『アバランチ公園』に行っていたハズです。
その時になんらかの経緯で持ってきてしまったのでしょう。
「まだ…起きてるかな。」
僕はちら、と時計を確認すると居間にいる両親へ、
「ちょっと友達の忘れ物届けてくる!」
声をかけると、サバトちゃんのお家(『アバランチ公園』)へ向かうため、冷たい玄関のドアノブに手をかけました。
★
真冬の夜の公園。
今は無人のその場所に、サバトちゃんのダンボールハウスはありました。
凍てつく風があちこちの隙間から入り込み、極貧天使サバトちゃんのカラダに突き刺さります。
いつもなら今にも崩れそうな家の中、穴の開きかけた毛布にくるまり、寒さに必死に耐える夜なのです。
が。
その日は何かが違いました。
まず、カラダが熱いのです。さらには、何やらむずむずとする"疼き"を覚えます。
風邪ではない、とサバトちゃんは判断しました。
天使なのに風邪を引いてしまう彼女は、その症状もある程度は認知しているのです。
それだけに、今回の体調は不可解なものでした。
「はぅぅぅぅ…な、なんなんですぅ?これぇ?」
ほてったカラダは眠りに付くことが出来ず、ただダンボールハウスの中で身悶えするばかり。
「(ドクロちゃんが珍しくおにぎりなんか作って持ってきてくれたのを、食べてからなんですぅぅ……ハッ!!?も、もしかして、サバトは何か毒を盛られたんですぅぅぅ!!!?)」
ドクロちゃんが、奇病『エンジェル・パッション』のウイルス感染者であったとは知りようのないサバトちゃんは、疑心暗鬼に駆られつつ、自分の手が下腹部を撫でてしまっているのに気付きます。
「(はぅぅ…こうしてれば、す、少しは落ち着くですけど、もっと…こぅ、カラダの奥の方が…っ!!?)ッはァアぅぅッ…!!?」
さらに手は、無意識の内に撫でサスる場所を変え、遂には女のコの大事なトコロにまで下がってきていました。
下着越し、その"女のコの大事なトコロ"に触れた瞬間、カラダは<びくん!>とすくみ上がりました。
「ふぅアァぁァ…!…き…きもちいぃですぅ…!!?」
"えっちなコト"というものを、まだ漠然としたカタチでしか捉らえられていないサバトちゃん。
それでも彼女は、今の自分の行為がとても恥ずかしいものだと感じました。
「(そ、そうですよぅ…サバトは…サバトは天使なんですよぅ!?……こ、こんなコトをしては…)ハ、はぅゥゥッ…!!」
辛うじて保たれる自我とは裏腹、下着越しに指を擦りつける動きが止まることはありません。
むしろ、刺激が足りないような気さえします。
ふと、サバトちゃんの頭に破廉恥な考えが浮かびます。
「(あ…あそこなら…)」
欲に流される極貧天使は、アバランチ公園、その中に設けられた遊具の一つに向かいました。
☆
「さ…寒い…!!」
<ひゅゥッ>とときたま吹く冷風が、肌にしみます。
「(サバトちゃんも…凍えてるのかな…)」
僕は"家なき子サバトちゃん"に、普段は湧きもしない同情の念を持ちました。
家族が待ってるワケでもなく、暖も取れない、家とも言えない家。
そんなトコロで冬を、そして年を越すのです。
「(……………)」
なんだか、とてもいたたまれない気持ちになってしまいます。
思念の波から顔を上げると『アバランチ公園』はもう目の前。
冷たい空気を吸い込み、 吐きます。
「(僕は僕の出来る範囲でサバトちゃんを助けてあげよう…!)」
そう思いながら公園入口を通った時でした。
人影が見えます。
サバトちゃんのダンボールハウスの定位置からやや離れた場所の鉄棒。
その鉄棒に、ちょうど僕に背中を向けたカタチで誰かが跨がり、腰を前後に揺すっているように見えます。
近づくため足を踏み出す度に、何故だか胸の鼓動が高まっていきます。
やがて鼓膜を叩き始める、その人影から発せられている甘くセツナい声。
それは、僕の下でナくドクロちゃんやザクロちゃんのものに似ているように思えます。
冬の月明りの下。
うっすらと月光を浴びて光るクリーム色の髪。
それを掻き分け生えるくるりんツノ。
すっかりカラダに馴染んで見える聖ゲルニカ学園の制服。
その人影は、サバトちゃんでした。
僕が視認出来る距離まで近付いても、彼女が気付く気配はありません。
一心不乱に、腰を鉄棒に擦りつけています。
だいぶ前からやっているのでしょうか。
幼稚園児でも届くぐらいの高さの鉄棒。彼女の跨がっているその鉄棒の下には、小さな水たまりが出来ています。
それがサバトちゃんのえっちなジュースによって出来ているコトぐらいは、この僕、草壁桜にだって、理解出来るのです。
天使の姉妹を発病以来看病し続けた僕は、この眼前の光景に、驚き胸は高鳴っても、動揺はしませんでした。
「ひぁッ…はァぅぅ…ぅアァぅッ…!!」
その、"自分で自分を慰める行為"を目撃したという背徳感が、ひたすらに僕の鼓動を速めます。
「サバトちゃん」
「ひぅッッ!?」
<ビクンっ>とこちらを振り向くサバトちゃん。
有角天使の、突如アラワれた僕を映す瞳はやがて涙で揺れ、唇から絶望に震えた声が流れます。
「ど、どうしてココに…さ…桜くんが…!?」
「ドクロちゃんが持って来ちゃったサバトちゃんのラケットを返しに来たんだけど…」
「こ、これは違うんですぅ!!ドクロちゃんに…ど、毒を盛られたおにぎりを…サバトは食べてしまったんですよぅ!!!」
その台詞を聞き、僕はサバトちゃんまでもが病に感染したのだと、確信しました。
「…ぅうっ…サバトは…サバトはどうしたらぁ……!!」
鉄棒に跨がったまま。鉄棒を両手で握り締めたサバトちゃんは、涙を<ボロボロ>、泣き出してしまいました。
そんな彼女を前にして。
僕に出来ることは一つ!
スナワチ、サバトちゃんを"慰めて"あげることです!!
仕事があらかた片付きましたので投下させていただきました。今回はここまでで…。
>>811さん
おっしゃる通りです…。自粛から投下しない、なんてのはただの甘えでしかありませんでした。これからは投下することでお詫びしたいと思います。
>>830さん
投下されるのをお待ちしてます★
長々と自分語り失礼しました。
GJです!!
サバトちゃんキタコレ
キタ(゚∀゚)コレ!!
やべぇ、首を長くして待ち望んでたぜGJ!
843 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 21:13:38 ID:3b+wwK7Y
くっ・・・!!天使が三人しかいないのが残念だ。
これで最後の天使か・・・・。
とかくGJです!
>>843 いや、バベルさんが!
ばかやろう。あのもひかんがいるじゃないか(棒読み
なんか萌えスレで似たようなこと始めたな
あっちは普通みたいだが
847 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 23:50:32 ID:2P3TBJjp
848 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 00:10:24 ID:aSwlx3Q/
↑ はたして知っている職人さんがいるかどうか・・・。
もちろん、俺は知っている。彼女には萌え狂ったよ
849 :
811:2005/11/25(金) 00:32:55 ID:ack8hdpG
>>839 キタ(゚∀゚)コレGJ!!
っていうか職人様イイ人だな…(^^;
>>838の続き
僕は、あのドクロちゃんやザクロちゃんを相手にしてきたのです。ならばサバトちゃんの一人や二人!!
その不可解な自信(及び黒く渦巻く欲望)に後押しされて、僕は行動に移りました。
★
未だに鉄棒へ跨がっているサバトちゃんの前側へと歩いていきます。
「ねぇ、サバトちゃん?」
「な、何ですぅ?サバトのことを…"えっちなオンナ"って、罵るですかぁ…?」
「そんなことはしないよ!?っていうか。実はそれ、病気なんだよ、天使が罹っちゃう。だから恥ずかしがることはないと思うんだ。それに、少しでも良くなるように僕だって手伝うからさ」
「さ、桜くんが…治してくれるんですかぁ…?」
答える代わりに、僕はサバトちゃんの腰を掴みました。
そのまま下へと力を込め、天使の"大事なトコロ"を<ずりゅずりゅ>鉄の棒へ押し付けます。
「はぅッ!?な、何するんですぅ桜くん!!?…ッゃぁあ!ぅアっアッ!!?さ…サバトっ!!オ、おかしくなっちゃうッ、ですぅぅぅッ、ァアアぁぅぅ!!!」
サバトちゃんは、体重だけでなく、僕の力も加わって"芽"を摺り潰される凄まじい刺激にあっという間に昇りツめ、さらには失禁までしてしまいました。
しかしその光景を目の当たりにしても、「やり過ぎた」なんて思わない僕の心。
はァ、はァ…、と肩で息をするサバトちゃんは、真っ赤に上気した顔を、恍惚とした表情に染めていたからです。
その表情を見た途端。
僕は自分自身で戦慄するような、今までとは"質"の違う黒い黒い欲望が、心に生まれるのを感じました。
"もっとこの顔を歪ませてやりたい"
<ドクドク>と頭に黒き血が流れ込み、僕の思考を狂わせます。
それでいて僕は、あくまで冷静でした。
鉄棒から降ろしたサバトちゃんは、草むらにへたり込んでいます。
僕はそこらに放りっぱなしだったバドミントンのラケットを拾い上げ、サバトちゃんに歩み寄りました。
「サバトちゃんに、ラケット返さなきゃね」
「あ、ありがとうですぅ…」「じゃあ、返す場所はココでいいかな…?」
「!!!?」
もはや<ぐちょぐちょ>に濡れた下着を手早く引き摺り下ろすと、ラケットの柄を天使のソコに押し入れます。
さらには激しく出し入れ開始!
「ァアアアあぁー…!!?だ、ダメですぅぅぅ!!さッ桜くん…!!激し…くぁアッ!…過ぎでァッ、アァっああアアアァー!!!」
<びくッびくッ>とウチ震えるサバトちゃん。
先ホドの絶頂の余韻から抜け切れていない超・感度良好ぼでぃは、突然の激しいイタブりに驚異の速度で果ててしまいました。
早速イッてしまった彼女ですが、まだまだ止める気なぞありません。
「一回」
「ふぇ!?…ぁアァッ!!!?ゃ、やめてですぅぅ…!!も…もぅサバトはッ!はァんッんんぅゥゥ…ッぃやァアアあああぁ!!!」
絶叫と共に<ぷしゅッぷシュしゅッ>とサバトちゃんの吹いた潮が、僕の手をアツく濡らします。
「…二回」
「ぁアァああアアァッッ!!イっ、いやですぅぅッ!!これ以上はっ!これ以上は、サバトが壊れちゃうですぅうううッッ…!!!」
そこで僕は<ずちゅずちゅ>と出し入れするラケットの動きを止め、
「サバトちゃんはどこが一番きもちいいの?」
聞きます。
とは言え、彼女の眼は虚ろで、口からはアツい吐息と共に唾液までもが零れる有様。
これじゃあ僕の声が届いてるかも、怪しいものです。
やれやれ、と肩をすくめて見せると、僕はぐったりしたサバトちゃんの両脚をムリヤリ開きました。
ハッキリ視界に捉らえられるようになったラケットをくわえたソコは、凄まじく淫らなモノに見えて、気分はさらに高揚します。
改めてラケットをゆっくり挿し込んでいくと、ある一点を通ったトコロで、天使が一際大きく震えるのが分かりました。
「へぇ。サバトちゃんはココがいいの?」
大体の見当をつけた位置を執拗に<ぐりゅぐにゅ>、弄ります。
サスレバ、その度に面白いようにハネるサバトちゃん。
「ひゃぁアァぅ!!?そ、ソコだめですぅぅぅ!!ぅあアアッ…いッ、ぁアっアあああぁぁ!!!?<ビクっビクんッ!>」
「三回目、と」
「も…もう止めて下さいですぅぅぅ…!!おッお願いですよぅぅ…!!
「ダメ。まだ、ね」
「ッ!!?ァアぅっ!そッそん、なァっ!?…だ、ダメですぅぅ、ゥあアァあ……ーッ!!!」
★
それから。
サバトちゃんが大きくカラダをのけ反らせ、六度目の昇天を迎えたトコロで、僕は手を止めました。
幾度も昇りツめたせいか、またもや失禁してしまっています。
視線は冬の虚空をサマヨうバカリ。
されど、そこには喜悦の情が浮かんでいます。
僕は、愛液と潮と尿にまみれたラケットを<ぐちゅ…ずちゅッちゅぅ…>と勿体ぶって引き抜くと、それだけで腰を浮つかせすすり泣くサバトちゃんを見て、改めて黒い欲に駆られるのを覚えました。
もっとしたい。
もっとやりたい。
しかし、ここに至ってだいぶ時間が経ってしまっていることにも気がつきます。
これ以上時間を掛ければ、家族及び天使の姉妹に怪しまれてしまうのは確実でした。
諦めざるを得ない僕は、サバトちゃんに言い聞かせます。
「サバトちゃん。"僕の"は、また今度来たときに、あげる。だからそれまでは、ちゃんと一人でさっきみたいにするんだよ?」
「…は、はいぃぃ…」
「じゃあまたね。おやすみ、サバトちゃん」
それだけ言うと、下半身のみを執拗に責めた天使をそのままに、僕自身のカラダのほてりを冷ます為、冷たい空気を裂くように走り家に急ぎました。
それでも、消え去ることのない心にトモる真っ黒な欲。
またこの公園を訪れる日への汚れた考えバカリが、僕の頭をぐるぐると巡るのでした。
☆
ー…絶頂に絶頂を重ね、眼に映るのはぼんやりと霞む世界。
涙が幾筋も流れていることに、気付きます。
散々に玩ばれ取り残されたサバトちゃんは、複雑なキモチでした。
自分の恋慕う人にあんな扱いを受けたことは、悲しかったのです。
自分の恋慕う人にあんなことをされたのは、嬉しかったのです。
そして桜くんは、次に来たときに"何か"をくれると言いました。
「(…何をくれるかは知らないですけど…やっぱり、桜くんは優しいんですぅ…)」
自分の中に、小さく幸せな答えを見つけたサバトちゃんは、冷たい箱の家の中へ。
温かい心とカラダで眠りに就きました。
またいつか。桜くんが来てくれる日を想いながら。
End...?
ひとまず終わり、と言うことで。
またもや短くなりました…orz
オマケに本番のない駄文ですが、読んで頂ければナニヨリです。(´・ω・`)
ではまた。
GJです!
GJ!
サバトちゃん複雑ですね
858 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/27(日) 09:15:15 ID:7RmiIL5R
いい人GJ!! (゚∀゚) いい人GJ!!
859 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/27(日) 23:12:28 ID:Eimrz43A
GJです!!
ヤバイくらいよかった
気だるく感じる体を起こし上げ、僕は目を覚ました。
僕の名前は草壁桜。ゲルニカ学園の二年生で、ごく普通の中学生です。
でも、今となっては普通でなくなったと思います。
目を覚まし、今いる空間は暗い部屋の中でした。
僕はどこで寝ていたんだ、と思うと柔らかいシーツの触感で、そこがベッドであることが分かりました。
そして、釣られるように目を泳がせると、僕の隣では、一人の女の子が眠っていました。
黒く長く艶やかな髪で、静かな寝息を立てている南さん。
一つのベッドで南さんと僕は一緒に眠っていたのでした。
徐々に、今までに至る記憶が蘇ってきました。
僕は日曜の学校で弓島さんを犯し、その後は南さんに犯され、南さんに連れられるままに彼女の家までやってきたのです。
そして、南さんの部屋で何度となくエッチを繰り返し、そのまま、疲れ果てて、二人とも眠ってしまったのです。
気付けば、外は日が沈み、オレンジの夕焼けは闇に包まれたように夜空へ化していました。
言うまでもなく、僕と南さんは裸のままです。
「……起きたの?」
僕の動きに感づいたのか、南さんも目を覚ましたようです。
南さんは体を隠すこともなく、布団の中から身を起こします。
そして、僕の肩に小さな頭をもたれかけました。
「うん……」
僕は、そんな彼女に向きもすぜに俯かせた顔と布団を掴んだ手を緩めはしませんでした。
肩に南さんの温もりを感じ、僕は自分のしたこと、言ったことを振り返っていました。
南さんに静希ちゃんが必要でない、と言われた時、僕は何て返事したのだろうか。
思い返す必要もないくらい、はっきりと覚えていて、溜息すら出そうです。
「やっぱり……」
「……?」
突然、飛び出した僕の戸惑うような言葉。
不安の色も南さんに対する恐怖心も隠していない、そんな震えた言葉でした。
「僕には静希ちゃんが必要だよ……」
「…………」
そんな一言を口にするだけでも精一杯の勇気と度胸が必要だとは思いませんでした。
僕の肩に、頭を預けたままの南さんは微動だにしません。
「そう……」
南さんの呆れたような言葉。
そう思われても仕方がない。僕が今までしてきた事は滅茶苦茶だ。
でも、南さんの意のままに踊らされているままにはいかないと。
今更でも遅すぎても、僕の意地は意固地の如く折れません。
「じゃあ……。私と水上さん……どっちが好き?」
羞恥も何もない。淡々とした言葉で問いかける南さん。
僕もそんなことで恥ずかしがっていることもありませんでした。
「静希ちゃんだよ……」
「そう……」
そして、長い沈黙、薄明るい月と星の光が僕たちを包み込みます。
ふと、僕の肩から南さんの温もりが消え、僕は彼女に向き直る。
小さな顔で僕を見上げ、薄暗い空間の中、南さんは妖艶でした。
「でも、私の言う事を聞かなかったら……水上さんは私が潰すだけよ。桜くんも学園にはいられなくなる……」
「……そうだね……!」
語調が強くなった瞬間、南さんがいなければ、という思考が脳裏を過ぎった。
実にシンプルな考えだと思った矢先、僕はとんでもないことをしていた。
「!」
南さんの目が少しだけ見開いた。
僕は、南さんを押し倒し、彼女の体にのしかかっていました。
彼女を押さえつけるように馬乗りになった僕は、すかさず、南さんの首を両手で掴んでいました。
他の誰かが、この光景を見れば、僕は人殺しだと言われることでしょう。
「君さえ……いなければ……!」
「……っ」
どんな形相をしているのかも想像がつかず、僕の両手は自然と力がこもってしまう。
僕の支配下では、南さんが少しだけ苦しげに呻く。
でも、不思議と彼女は一瞬、苦しんだだけで体を動かそうともしませんでした。
僕は確実に腕の力を強めています。南さんの小首を折ろうとする勢い。
後先の事も考えず、本当に我をなくしていたのだと思います。
「……く……」
南さんの呻きが少しずつ重なってゆく。
これ以上、南さんの好きにしては静希ちゃんにも実被害が出るのも確実なことに。
このような事態を起こすほどまで、僕は追い詰められ、ここまでの混乱を引き起こしています。
「あ……んっ……」
それでも、どうして、南さんは無抵抗なのだろうか。
僕に圧し掛かられ、絞殺されようとしているのに、何故、南さんは足掻くことすらしないのだろう。
本当に指一本すら動かしていないポーカーフェイスの彼女。
僕は、冷静すぎる彼女に混乱とは違う焦りが生じ、ふと、南さんの首から両手を離していました。
「……ん、けほ……」
僕の手から解放されても、小さく咳き込むだけで南さんは体を動かさず、離れた僕を見上げるだけ。
加害者は僕の方なのに、僕だけが馬鹿みたいに冷や汗を垂らしては、手を震わせていました。
南さんに息があって良かった、と臆病者の考えが浮かびます。
「南さん……抵抗、しないの?」
何をしたいのか、そんなことも考えずに吐き出る無気力な僕の言葉。
目の前の女の子を殺そうとしていたのに、僕は本当に滅茶苦茶だ。
「別に……」
彼女の冷たい一言。
その冷たさはもしかしたら、彼女の悲しい感情から出ているのかもしれません。
「桜くんこそ……私の首を絞めるつもりだったんじゃ……?」
僕は余計に焦りが高まり、喉元が苦しくなり、言葉が出てこない。
僕は駄目な奴だ。
「だって……南さんが無抵抗だから……」
「私は構わないわ……」
「え?」
構わないって、殺されてもいいってことなの?
何を言っているんだ、南さんは?
一瞬、彼女の視線が辺りを彷徨う。
「桜くんに殺されるなら……構わない……」
「……本気で言ってるの?」
馬鹿だ、と僕は本気で蔑んだ目をするが、彼女はやはり動ともしない。
こんな簡単に自分の命を捨てていいものなのだろうか。
「そういう事をしているのだから……こんな事だって予想しているわ……それに……」
「……?」
「桜くんから本当に必要とされてないなら……あなた自身の手にかけられるなら……それも悪くないわ」
「な……。そんな考えもしないで……」
その時、南さんの焦点が僕に戻り、それは僕の目を貫く勢いを持っていました。
一瞬にして、また南さんの圧力が僕に襲いかかり、危うく震えそうになる。
「そうよ……桜くんの事しか考えてないもの……」
「…………」
余りにも直情すぎる彼女。またしても言葉に詰まります。
僕の手は、怯えていました。
南さんが僕のことを好きだということはよく分かっていたつもりです。
けど、これは愛情云々以前に、歪みすぎている想いにしか思えない。
「おかしいと思う?」
「!」
本当に、僕の心を透視したかのように核心を突いた南さんの発言。
南さんは僕の表情で理解したかのように、そうよね、と呟いた。
「それでも、私は桜くんが欲しい」
「南さん……」
何が、彼女をここまで動かしたのでしょうか。
今となっては何も知る術はありませんでした。
僕の体は動きを止めたまま、時間が流れを受け入れるだけ。
絡み合った南さんとの視線を外せず、彼女の瞳が不気味な光を帯びているかのようでした。
ふと、彼女の目がわずかに揺らぎました。
「固まってどうしたの? 私の首……絞めないの?」
「!」
首を絞めないの、という言葉に僕は先ほどの自分自身の行為に震えた。
死なせようとした相手から自分の行為の愚かさを諭されるなんて滑稽なものです。
僕は言葉も出せず、また怯えるようにして、のしかかった南さんの体から離れました。
「殺さないのね……」
体の自由も取り戻した南さんは、絡まった髪を振り払い、僕と向き合うように起き上がります。
彼女の顔を見ようともせずに、すっかり弱腰になってしまい、僕は黙るばかり。
「何もしないなら、桜くんには、また私の言うことを聞いてもらうわ……」
「…………」
「逆らっても構わないけど、水上さんは私が直接潰すわ。桜くんにもね……」
脅迫文句とは裏腹に南さんは僕の首に腕を回して、無理矢理、正面を向かせます。
南さんはこんな時でもポーカーフェイスです。
今の彼女の目の色が何を表しているのかも、僕にはまるで分かりません。
黙る僕には構わず、南さんの湿った唇が迫り、何事でもないかのように静寂と共に重なった。
ちゅっと小さな音が奏でられ、僕は彼女の為すがままだったのです。
口から生気でも吸われているかのように、僕は呆然としていき、気づけば、またベッドに押し倒されていました。
闇夜に染まりそうな南さんの黒髪が不気味に蠢き、僕と彼女はまた一つに繋がっていました。
「はぁ……ふぁ……」
朝日が窓から差込み、眩しさで目を起こした静希ちゃんがベッドから起き上がりました。
寝起きが良かったのか、別に気だるい感じもなく体を起こし上げたのですが、静希ちゃんはいきなり表情をギョッとさせました。
下半身、パジャマのパンツの奥から何やら、ぬるっとした感覚が疎ましく感じられました。
急に静希ちゃんの頬は染まると同時に、目は丸くなり、もじもじと何やら体を動かしています。
恐る恐る、パンツの中をゆっくりと触ってみると、そこはもう熱く湿っていたのです。
静希ちゃんはベッドから飛び出るように離れると、焦りに顔を歪ませ、行き着く先はお風呂場でした。
髪を結い上げることもせずに、静希ちゃんは身に着けているパジャマを下着と一緒に脱ぎ、浴室に駆け込みます。
シャワーを浴びつつ、静希ちゃんは頭を垂れます。
その顔は明らかに浮かない顔をしており、暗い影さえ漂わせていたのかもしれません。
朝、目を覚ませば、股間が熱く濡れているなんて、初めてのことでした。
俗に言う夢精。
(どうして、こんな風になっちゃったんだろう……)
昨日の日曜、学校で目撃した二回の桜くんの他の女の子との醜態。
一回目は衝撃的で逃げてきてしまったのに、二回目は食い入るように覗き見てしまった自分。
何が変わって、こんなに淫らな自分が出来上がってしまったのだろうか。
まるで、認めたくないかのように自問しては何度も苦悩する始末なのです。
静希ちゃんの白い肌はシャワーのお湯を弾き、タイルの床に零れ落ちていくばかり。
別に時間がないわけでもないのに、早く学校に行かなきゃ、という考えが、静希ちゃんの脳裏を掠めます。
(桜くん……会いたい……)
他の事なんて、今は考えてはいられませんでした。
桜くんに会って、ぎゅっと抱きしめられたいし、自分のことを好きと言ってもらいたい。
彼に対してだけ、異常な程に欲望が募り、胸が張り裂けそうな静希ちゃん。
時々、出る溜息は深く熱く吐き出されるものばかり。
シャワーを浴びて制服に着替えた後も朝食を食べている時も、顔をしかめていたせいか、お母さんから心配されてしまいます。
家を出た後は、いつもよりも早歩きで学校に向かいます。
もしかしたら、途中で桜くんと会えるかもしれないと期待を膨らましてもいても、それは空しく萎むだけです。
通学路では会えなかったけど、教室では確実にいるはず。
また一緒に来ているドクロちゃんとおかしく騒いでいるはずです。
実際、教室に行くと、ドクロちゃんは確かにいましたが、何故か、桜くんの姿が見当たりません。
南さんと田辺さんと一緒に、お話しているドクロちゃんに、静希ちゃんは一番に駆け寄ります。
「あ、静希ちゃん、おはよー」
「おはよう、ドクロちゃん」
ドクロちゃんからの声に、静希ちゃんはあくまでも平静を保ち、挨拶を返します。
南さんと田辺さんにも挨拶を交わしましたが、一瞬、南さんの目が笑ったようでした。
しかし、今の静希ちゃんは、そんなことには気づいていません。
「あれ、今日はドクロちゃん、一人なの?」
あくまでも自然を装いながらも、核心は外さない。
「うん、なんかねー。桜くん、宮本くんのお家でお泊りするとか言ってたけど、何やってるんだろー」
「あ、そうなの……?」
どういう経緯でそうなったのかは分かりませんが、ドクロちゃんの言うことに嘘はないと思いました。
ちょこちょこと会話をして、最後にありがとうと言い残して、静希ちゃんは宮本くんの姿を探します。
教室の辺りを見回してもいないと思ったら、聞き覚えるのある逞しい声が静希ちゃんへの合図になりました。
「み、宮本くんっ」
「うお、水上。なんだよ?」
一瞬、何と声をかけようかと考えていたままだったので、静希ちゃんの声が少々上擦っていました。
唐突な呼びかけなせいか、宮本くんも一瞬表情を強張らせて、静希ちゃんを迎えます。
「えっと、桜くん、見かけなかった?」
「桜? さあ、俺も見てないけど、まだ来てないんじゃないか?」
「え?」
「ん、なんだよ?」
「あ、ううん、なんでもないの。ありがとう」
どういうことだろう、桜くんは宮本くんと一緒じゃなかったのかしら。
何かが食い違っているような感覚もしますが、そんなに複雑なことではありません。
しかし、桜くんがいないという現実が静希ちゃんを段々と混乱の淵に追いやります。
(ダメ……落ち着かなきゃ……)
宮本くんから離れた静希ちゃんは小さく深呼吸をし、近くにいた一条さんに話しかけては気を紛らわします。
その後、朝のホームルームが始まっても、桜くんは姿を現れませんでした。
担任の山崎先生が出席確認をして、草壁はどうしたか、と聞くと意外な人物が挙手していました。
「草壁くんは、熱があるそうです」
立ち上がり、ハスキーボイスでそう答えるのは、黒く長い髪を揺らす南さん。
思わず驚いて彼女を見る静希ちゃんに、一瞬だけ南さんも目を向け、視線が交錯する二人。
そして、その南さんの目は、まるで静希ちゃんを嘲笑うかのように躍っていました。
静希ちゃんは自然と表情が険しくなり、耐えるように膝の上に置いた手をぎゅっと握っていました。
授業を受けている間さえも、時間が過ぎれば過ぎる程に不安だけが重なり、気が気でなくなりそうです。
意を決した静希ちゃんは、昼休みに南さんを、普段、立ち入り禁止の屋上に呼び出していたのです。
「水上さんに、こんな所に呼び出されるなんて……初めてね」
微かに吹く風にも、南さんの髪は揺れても、彼女のポーカーフェイスは決して崩れません。
その南さんの目の前には、この場を設けた静希ちゃんが思いつめた表情を浮かべていました。
「それで、何か話でもあるの?」
「…………」
白々しい程に後ろめたさを感じさせない南さんに、静希ちゃんは何か一歩手前までの我慢をしています。
南さんを罵ろうだとか、そんな陰湿な事は思いませんでしたが、彼女の挑発めいた行動が静希ちゃんには流しきれなかった。
「桜くん、熱出したんだ」
「ええ、今日はお休みするんだって」
「でも、どうして南さんが、そんな事知ってるの?」
「あら……」
ふと、南さんのポーカーフェイスに笑みが浮かび、髪をかきあげます。
その顔は、やはり静希ちゃんを挑発するものに見えて仕方ありません。
「知ってたらダメなの?」
何がそんなにおかしいのか、南さんはクスクスと微笑を漏らします。
静希ちゃんの眉間が、ほんの僅かですがピクリと動きました。
静希ちゃんにしてみれば、自分の知り得ない桜くんの情報が、他の女の子に把握されているのは気分のいいものではありません。
自分はこれでも、桜くんと幼馴染。彼の事なら私が一番よく知っているはずだと。
「これ以上……桜くんに近づかないで」
下らない遠回しなどするべきではなかったと悔い、静希ちゃんは正面を切りました。
少しの間を取って言われた言葉に、南さんの表情が明らかに色を変えました。
「嫌」
短く発せられた言葉と共に、南さんが静希ちゃんに向ける視線は敵意に似たもの。
あまりにも冷然とする南さんに、静希ちゃんは一歩怯んでしまいます。
「桜くんは、私のモノ……」
何様のつもりなのか。
小さくカチンと来る静希ちゃん。自然と表情が強張る。
「勝手に、桜くんをモノ扱いしないで……!」
「何でもいいわ。桜くんと私は、もう何度も愛し合っているもの……」
「なっ……」
見る見るうちに静希ちゃんの頬は赤く染まり、押し黙ってしまいます。
南さんは、付けこむように更に笑みを強くしました。
「まだ、バージンの水上さんには刺激が強すぎたかしら?」
「…………」
手の平を返したように形成は南さんに傾き、静希ちゃんは上手く反論できません。
桜くんと南さんは何度も愛し合っている。
それがどういう意味なのか分からない静希ちゃんではありませんでしたが、悔しいものを感じます。
南さんが言うように、静希ちゃんはまだ処女なのです。
「私とエッチする時の桜くん……とても可愛いの。気持ちよさそうで随分気に入っているみたい」
「……!」
「水上さんも昨日見たんじゃない? 桜くんの悶える姿……興奮したでしょ?」
「……信じられない」
静希ちゃんは何の恥ずかしげもなく、自分たちの痴態を事大っぴらにする南さんに軽蔑にも似た感情を抱きます。
それでも、当の静希ちゃん自身は顔を真っ赤にするだけで、南さんの言われたい放題。
南さんは嘲笑の笑みのままで、静希ちゃんに優越感を浴びせつつ詰め寄ります。
「水上さんは、桜くんとセックスもしてないのよね……」
「…………」
「黙ってるのね。図星を突いてしまったかな?」
「南さん……!」
「当然よね。あんな風に桜くんを悦ばせるなんて、バージンの水上さんじゃ無理だものね」
あんな風。昨日、覗き見していた桜くんの顔は今まで見たことがなく、彼自身も恍惚としていました。
しかし、静希ちゃんが桜くんを満足させたこともないというのも反論できない事実です。
それでも、静希ちゃんの中で再び、何かがカチンと割れたのです。
「私は桜くんのことが好きだし、桜くんも私のことが好き。私たちは好き合っているの」
南さんはそう言って、制服のポケットから何かを取り出して、それを静希ちゃんの眼下に放り投げました。
いくつかに別れて散らばったそれは、数枚のポラロイド写真。
「!」
静希ちゃんは、思わず目を丸くしました。
その写真のいずれにも、桜くんが写っており、写真の中の彼は女子制服を着て、ベッドに四肢を拘束されていました。
そして、彼の股間を露にして、そそり立つ物さえも写っていたのです。
昨日、自分が陸上部のロッカールームで見つけた封筒に入っていた写真と似たものばかり。
静希ちゃんは、出しそうになった声を口ごと手で押さえ、南さんを見据えます。
「昨日の写真と違うアングルを用意したの。気に入ってくれた?」
この長髪の子は、どこまで私を挑発すれば気が済むのだろう。
一瞬だけですが、静希ちゃんの視線が南さんを強く睨みました。
「私と桜くんは、こんな写真を取り合うような関係なの……今まで色々なことをしてきたわ……」
あることないことを入り混じる南さんですが、その言葉の真偽を確かめる事は静希ちゃんには不可能でした。
しかし、静希ちゃん自身としても引き下がる訳でもありません。
「そんな事、桜くんもいないのに信じられない……!」
「信じる信じないは、水上さんの自由よ。事実は変わりようないから」
所詮は焼け石に水。
余裕に浸る南さんには、静希ちゃんの脆い言葉ではどうにもなりません。
ふと、外のスピーカーから予鈴が鳴り響きます。
「昼休みも終わりね」
平然としたまま、南さんが静希ちゃんに背を向け、出入り口に歩き出します。
静希ちゃんも一歩遅れて動き出し、思わず口にします。
「あ、待って……話はまだ……!」
足を止め、振り返るはポーカーフェイスの彼女。
「終わってないのは分かってる。でも、授業に出ないといけないのが分からない水上さんでもないでしょう?」
「…………」
「それに、いい機会だもの。もっと話そう……放課後に、視聴覚準備室で待ってるわ。今日は陸上部もお休みだったよね?」
「……よく知ってるね」
「ええ、最近の陸上部の活動日って調べているから……」
そして、南さんは最後まで嘲笑を浮かべつつ、屋上から去って行きました。
静希ちゃんは納得いかないように複雑に顔を歪めていました。
しかし、今更引き返すことなど、今の彼女の選択肢にはありませんでした。
「静希ちゃん、またねー」
「またね、一条さん」
午後の授業は、午前の授業に比べて短いはずなのに、授業の一分一分を気にしてしまう静希ちゃん。
ようやく放課後になった時には、どことなく疲労感なるものが身に染みていました。
静希ちゃんは一条さんと別れた後、影で溜息一つ吐くと、自分の鞄を持って、教室を出ました。
既に南さんの姿はありませんでした。
元は自分から呼び出したのに、静希ちゃんはすっかり浮かない顔のまま気乗りしていませんでした。
てくてくと歩いては、ようやく見えた視聴覚準備室のプレート。
ドアの目の前で来て、辺りをキョロキョロと見回しても、南さんの姿は見当たりません。
一つ深呼吸をすると、静希ちゃんはドアノブを回すと一瞬、何かが浮かんできました。
(そういえば、昨日もここで桜くんが……)
そんな考えと共に中に入った瞬間、後ろに何か気配を感じてビクっとする静希ちゃん。
しかし、振り向く間もなく、うなじに強い衝撃を受け、静希ちゃんの意識は遠く離れた所に飛ばされたのです。
床に伏せ、瞼が閉じられる一瞬で垣間見たのは揺らめく黒い何かと、不適に笑う誰かの口元でした。
「……さん……み……かみ……さ……」
何かしら、女の子の声が聞こえてくる。
頭の中がぼうっとするし、目の前も真っ暗で何も見えない。
徐々に体の感覚が戻り、静希ちゃんは自らの動かしますが、何故か動けない。
腕や脚と言った部分的な箇所に、強い拘束力を感じ、そこに軽い痛みが走ります。
すると、感覚は体だけではなく、思考も正常に戻ります。
しかし、静希ちゃんの視界は何故か暗いまま。
「水上さん、気が付いたかしら?」
闇の向こうから響くクールなハスキーボイス。
「誰なの? 南さん?」
「うん、そう。ちょっと水上さんには動けなくして、目隠しもしちゃったけど悪く思わないでね」
何を悪く思うなと言うのだろうか。勝手すぎる。
視界が暗いのは目隠しのせいであり、両腕は後ろに回されて拘束され、何かにくくりつけられていました。
脚はやや広めに開かれ、立たされた状態で、左右の脚を一本ずつどこかに拘束されています。
「南さん……こんな事して、何をするの……?」
状況が全て把握でき、静希ちゃんは自分の格好に震えます。
それ所か、何も見えないというだけでもビクビクと怖がるのです。
「何をって、水上さんもいつまでもバージンじゃ嫌でしょ? だから、水上さんをバージンから卒業させてあげるの」
「えっ……ま、待って、そんなの嫌!」
静希ちゃんは、力任せに首をぶんぶん振ります。
まだ、桜くんともちゃんとしたセックスもしていないというのに。
それ所か、自分の初めては、その桜くんに貰って欲しいというのに、何故こんな仕打ちを受けなければならないのか。
怖い。自分がこれからされる事を想像するだけで、悪寒が背筋を走ります。
「けど、あんまり時間かけたくないのよね。だから、すぐ挿れてあげる……」
「!」
南さんの淡々とした言葉は静希ちゃんを凍りつかせる。
今からセックスをするとしても、未経験の静希ちゃんではなくても下準備は必要です。
すぐ挿れる、ということがどういう事なのかを理解すると、静希ちゃんは改めて震えました。
「い、嫌っ! お願い、南さん、やめて!」
「もう、このショーツ邪魔ね。スカートも脱がすね」
静希ちゃんが叫ぼうとも、南さんは姿勢を崩しません。
南さんの言葉と共に、静希ちゃんは下半身に誰かの手の感触を感じました。
下着を触られて、それをずり下ろされようとしています。
「嫌ぁぁぁぁぁっ!」
静希ちゃんはぞわっとした不快感に襲われ、絶叫と共に身を足掻かせます。
しかし、虚しい哉。縛られているが故に、その動きも微動に過ぎません。
開かれた脚にショーツが引っかかり、その後にはハサミで布を切る音が響きました。
床に何かが落ち、静希ちゃんは下半身が寒くなったことで、一層震えます。
「やめて……これ以上は本当に……」
静希ちゃんは言葉さえ怯えていました。
目隠しで闇に覆われ、自分の見えない事が静希ちゃんの想像で、ひたすらに悪い方向に傾いていました。
「ん、んんっ……んくぅ……ちゅ……」
突然にして、何かを舐める音。静希ちゃん自身には何もありません。
何が起こるの? 私はどうなっちゃうの?
考えるだけでも鳥肌が立ち、震えは尚のこと止まることはありません。
「ん、ちゅく……ふう。じゃあ、さっさと済ませちゃおうか、水上さん?」
「い、嫌っ! 南さん、本当にやめて……私、こんなの本当に嫌だから……」
「……そうね」
静希ちゃんの切羽詰まった雰囲気に、ようやく南さんはまともな反応を示しました。
それでも、途中に微笑を挟んだ彼女の言葉は、今の静希ちゃんにとって酷としか言い様がありません。
「止めてあげてもいいわ。ただし、桜くんを私にくれるという条件つきでね……」
「そんな……!」
「別に難しい事じゃないでしょ? 桜くんには二度と近づかない、話しかけたりもしないでいいのよ?」
本当に単純なことのように、いけしゃあしゃあと淡々とした南さんの言葉。
今の静希ちゃんにとって、それが拷問に等しい条件だというのは言うまでもありません。
「桜くんに近づくななんて……それはもっと嫌……!」
落ち着きながらも、力強い静希ちゃんの言葉。
しかし、そんな強い気持ちも毅然とした南さんの前では風前の灯も同然。
「じゃあ……仕方ないわね。水上さんには散ってもらう」
南さんの散ってもらうという言葉と共に、静希ちゃんは腰の両脇に誰かの手の感触を覚えました。
同時に、自分の秘所に何かを宛がう感触すらも。
そして、静希ちゃんが何かを言いかける前に強い衝撃が全身を駆け巡ったのです。
「ぎぃぃああぁぁぁぁぁぁぁっ!」
普段の静希ちゃんからは、とても想像出来ない歪んだ悲鳴。
何かが自分のアソコの中にズブズブと強引に押し込まれている。
痛い。痛すぎる、何の準備もしていない。恐怖で自分から濡らすことすら出来なかったのに。
「あぁぁぁあああぁぁぁっ! や、やめぇぇぇぇてぇぇぇ……!」
想像を絶する痛みに、静希ちゃんの口はパクパクと振動しているかのような動きで、呂律も上手く回らない。
熱い何かが、まるで自分の体を芯から壊そうとしているような拒絶したくなる感覚。
静希ちゃんの目隠しに覆われた瞳から涙が込み上げ、それは布地の目隠しに吸い込まれます。
「痛いぃぃぃぃっ! は、はぁぁぁぐぅぅっ」
まだまだ押し込まれる得体の知れない何か。
半分くらい来た所で、押し込めるのを止めたかと思うと、そこから突き出すように一気にグンと奥の方まで入れ込まれる。
静希ちゃんの体が凄まじい痛みと悲しい程の衝撃で打ちしなる。
「ああああぐぅぅぅぅぅっ! い、たい、よぉぉ……」
抵抗したかった。でも、動かそうにも動けない現実が怖すぎた。
腰には誰かの体の感触を感じる。やっぱり、誰か男の人が自分を貫いているのかもしれない。
桜くんに、大好きな彼に捧げるはずだった自分の初めては、虚しく散ってしまった。
「水上さん、バージン卒業おめでとう」
くすくすと冷笑を響かせ、少し離れた所から聞こえる南さんの声。
静希ちゃんは様々な感情が入り混じった涙で瞳を一杯にさせて、せめてもの抵抗。
「こんなの……違うもん……。桜くんだったら……もっと優しくしてくれたのに……。ひどすぎる……」
リアル遭遇
嗚咽混じりな声がより悲痛さを痛感させる。
もう取り戻すことのできない思い出は惨めな形で終わってしまったのです。
そんなどん底に浸りそうな静希ちゃんを他所に南さんからまた微笑が漏れます。
「随分な言われ様ね。ねえ、『桜くん』?」
「……え……?」
南さんの呼びかけに、涙で目隠しを濡らしたまま、呆然とする静希ちゃんの声。
現実が見えない。いや、これから起きる現実を見たくないのかもしれない。
南さんの声は意気揚々とも思えるほどに躍っている。
「その目隠し、外してあげて?」
そして、静希ちゃんの顔から誰かによって目隠しが外され、光を取り戻した静希ちゃんが一番に見たのは。
「さく、ら、くん……?」
その時ばかりは、あの壮絶な痛みすらも忘れて、ただ顔を真っ白にさせていました。
静希ちゃんの目の前には、自分が一番慕っている彼、草壁桜がいたのです。
当然、今、自分を貫いているのも彼自身です。
静希ちゃんの中で、思考の整理が急につかなくなりました。
どうして、桜くんが私に、こんな事をするの?
「…………」
桜くんは暗い面持ちで自分と目を合わせようとしてくれません。
静希ちゃんは震えた表情のまま、なんとか落ち着いた言葉で接します。
「ねえ、桜くん……助けて……?」
そうだ、相手が桜くんなら、こんな自分をきっと助けてくれるはずです。
今ならまだいいのです。例え、こんな形で初めてを失っても結果的には相手が桜くんだったのです。
自分が縛っているものを解いて、二人で逃げ出せば、改めてやり直せるはずです。
「桜くん……お願い、解いてほしいの……一緒に逃げよう……?」
「…………」
しかし、現実にいる桜くんは云とも寸とも反応してくれません。
静希ちゃんのバラバラになりそうな思考を必死に繋ぎ止めようとしての訴えも、南さんが挟んだ一言で無残に崩れました。
「桜くん、止まってないで続きをして」
「……うん」
「……!」
そして、いとも簡単に頷いてしまった桜くんに驚愕する静希ちゃん。
ですが、そんな事に驚く間もなく、再び激痛が静希ちゃんに襲い掛かったのです。
桜くんは腰を前へ後ろへと突き出し、静希ちゃんのアソコを攻め立てます。
「あ、あ、あぐぅぅっ! はぁぁくぅぅぅぅっ! いったぁぁぁっ」
新たな涙が込み上げ、静希ちゃんの瞳からは涙腺が止め処なく綴られていきます。
ほんのちょっとした濡れていないアソコを出入りする桜くんのアレは、静希ちゃんにとっては痛みの象徴でした。
どうして、桜くんが……。
「んぐぁぁぁっ! ふ、は、あ、あ! いぎぃぃぁぁぁっ!」
相手が桜くんなのに、全然気持ちよくなんかもない。
自分の事など何も考えていないかのように、桜くんは激しいピストン運動を繰り返すばかり。
気付けば、静希ちゃんのアソコからは痛々しいばかりに血が流れ落ちているのです。
「痛いよ……痛いの、桜くん……。おね、が、い……あっぎぃぃぁぁぁぁっ!」
本当に涙が止まらず、静希ちゃんの訴えは悉く桜くんには届くことはありません。
静希ちゃんが、どんなに声を絞らせようとも、桜くんはただ目線を逸らしているばかり。
「もっと激しくするの」
絶望にトドメを差すかのような南さんの氷の如く冷たい声。
途端に、桜くんの腰の動きが急激に加速しました。
「ああああああああああああああああああああっ!」
静希ちゃんの絶叫が、この場を支配します。
桜くんの動きで、静希ちゃんの体が大きく揺さぶられ、彼女の表情は痛みしか感じられない。
静希ちゃんにとっては、あまりにも残酷な現実。
「ひぐっ、はぐっ! おね、がぁぁぁいっ! も、もっと、ゆ、ゆっくりぃぃぃぃっ!」
アソコがはちきれる程の痛みが津波の如く、静希ちゃんの自我を呑み込み崩壊させてしまいます。
正面で向き合っているのに、こんなにも苦しい思いをしているのに、桜くんは静希ちゃんを突き立てるばかり。
少し離れた所で椅子に座っている南さんは、その光景を満足そうに眺めていました。
気づけば、静希ちゃんの制服は引っぺがされ、身に着けている物は上半身の薄いピンクの下着のみでした。
その下着も見るも虚しく、ただ、体に引っ掛かっている程度です。
「さ、くらぁぁくぅん! 痛いよぉぉ……やさし、くぅぅぅぅっ!」
苦痛で顔を歪めている静希ちゃんの瞳からは絶えず涙が零れ落ちる。
桜くんは逃げるように顔を伏せて、事務的に体を動かしては勢いを増していくだけ。
静希ちゃんの理想が、夢諸共に消えていく。
何かがおかしい。こんな事を期待していた訳じゃないのに。
「痛い、痛い、痛いぃぃぃ……どう、してぇぇぇ……ひっく……ぐす……」
痛く、悲しく、虚しくと様々な負の感情が、静希ちゃんの中で渦巻きます。
一番好きなのに、彼も自分の事を好いてくれていると信じていたのに。
「く、もう出る……」
「外に出して」
静希ちゃんだけを取り残し、まるで外野にいるような二人の声が響く。
(ああ……これで終わりなの……終わってしまうのね……私の……)
一瞬だけ、静希ちゃんの思考が元に戻り、また白くなっていきます。
桜くんが震えたかと思ったら、静希ちゃんの中に入れていたアレをすぐさま抜いたのです。
突き立てる痛みがフッと消えたかと思えば、何かが顔に飛んでくる。
白くて熱い液体だった。桜くんの精液が自分の顔に跳ね飛んだんだ。
「上出来よ、桜くん」
満悦した南さんの声。そして、彼女は椅子から立ち上がり、桜くんの元へ。
静希ちゃんは、涙目のまま、離れた桜くんの胸に顔を埋める南さんを睨み付けました。
静希ちゃんの中で、南さんへの認識が悪い方向に反転されたのです。
「止めて……桜くんから離れて……!」
「あら……」
そう言って、顔だけをこちら向ける南さんのは、やはり嘲笑の笑み。
初めて、憎しみというものがどんなものかを悟った時。
「水上さん、顔についた精液がなかなか似合ってるんじゃない?」
「……!」
「良かったわね。希望通り、桜くんにバージン貰ってもらって。しかも、それまでかけてもらって」
「ひどい……!」
まだ残る下半身の痛みも振り切り、静希ちゃんの思考は滅茶苦茶でした。
何でもいい、とにかく、桜くんを自分のものにしたい。
しかし、それが適わない現実が、どんどん静希ちゃんを壊していくのです。
「ねえ、桜くん……」
静希ちゃんを無視して誘うような言葉。南さんは桜くんの、首に腕を回して抱きつきます。
桜くんは視線を逸らし暗い面持ちであろうと、しっかりと応答します。
「何、南さん……?」
「水上さんだけじゃ物足りないでしょ……だから、今度は私としよう?」
「……!」
南さんの言葉に誰よりも反応したのは静希ちゃん。
わなわなと微かに震える静希ちゃんは、こいねがう眼差しを桜くんに必死で向けます。
(嫌だって言って……断って……お願い、桜くん……!)
「うん、しよう……南さん」
さも当然かのように言われる桜くんの言葉が、静希ちゃんを真っ暗などん底に突き落とします。
静希ちゃんの表情は固まり、信じられずに今見ている光景全部を否定したくなる。
「じゃあ、桜くんの、すぐ元気にしなきゃね……」
南さんは半裸の桜くんのアレを握ると、しゃがみ込んではいきなり、それを口に含んだのです。
口内でグチュグチュと響くわざとらしい音が、静希ちゃんの耳に痛く刺さります。
「んぐ、ちゅぅ……んっんっんっ」
桜くんのアレを、しゃぶる南さんの顔は真っ赤に火照っていました。
しかし、それが羞恥から来ているものではなく、明らかな悦楽のモノ。
桜くんも、とても気持ちよさそうに顔が変に緩めている。
でも、不思議と昨日のように淫靡な感情を誘われる訳でもなく、ただただ心中辛いだけ。
見せ付けられているとしか思えない、この状況。
静希ちゃんは、目の前の現実に自我が押し潰されそうな錯覚を覚えます。
「う、あ……み、南さん……」
その声で、その人の名前を呼ばないで。
静希ちゃんの嫉妬を越えた想いも、不自然な喉の渇き様で綴ることはできません。
逃げ出すこともできないし、目を閉じれても、二人の色掛かった声から逃げられません。
「ね……桜くん……来て……」
アレを離し、口元を舌拭いした南さんは壁に手をつき、スカートを自らめくり上げました。
その中は下着もなく、既にドロドロの如く、中心の割れ目から濃い液体が滴り落ちていました。
その南さんの晒された秘書は桜くんには勿論、静希ちゃんにも丸見えだったのです。
「…………」
桜くんは、取り憑かれたような虚ろな瞳のまま、南さんという悪魔に誘われるがままにふらふらと歩み寄ります。
着ている制服は上だけ、それでもぐしゃぐしゃに肌蹴て、荒い呼吸の彼はまさに犬のようでした。
桜くんが、南さんのお尻を掴むと南さんは小さく喘ぎ、体全体を桜くんに突き出しました。
静希ちゃんの胸の内で、ズキンと刺すような痛みが何度も走ります。
「桜く、ん……やめて……ねえ、お願いだから……」
気づけば、自分の声は嗚咽で震え、その瞳には滲み出す涙。
どうして、こんな現実を味わなければならないのか。
それでも、まだ間に合う。必死に呼びかければ、桜くんも振り向いてくれるはず。
現に、先の言葉で、桜くんがピクリと反応し、その動きを止めたのです。
「私はこうなっても、桜くんだったからもういいの……本当に好きだから……だから、こっちに来て……」
「…………」
「いつもみたいに一緒に帰ろう……? 私ね……桜くんと腕組みしたいって思ってるの……でね」
「早く……!」
断ち切る南さんの声。静希ちゃんと桜くんの間に亀裂が走る。
静希ちゃんが一瞬怯んだ時、桜くんの動きは再び、南さんに傾きました。
桜くんのアレが、南さんへの入り口を捉えた一瞬に、静希ちゃんの焦りが露になります。
「ま、待って、桜くん……!」
「…………」
影に沈んだ桜くんの表情、そして、その口が何かを紡ぎました。
静希ちゃんには聞こえない言葉を残した桜くんは、自分のアレを南さんに突き立てたのです。
「あ、あああああっ」
「!」
水を得た魚の如く、南さんが大袈裟な程に喘ぎ声を張り上げ、身を捩じらしました。
静希ちゃんの目が衝撃で見開き、すぐさまに絶望の果てを見たかのように表情が凍りました。
ショックの連続で、静希ちゃんが壊れていく様を南さんは見逃していませんでした。
「あ、ああっ! んふぅ……ふぁぁ……んっ」
熱っぽい呼吸と共に、南さんは満足気に微笑み、後ろから貫いている桜の顔に触れました。
まだ虚ろな彼の顔を強引に向かせ、南さんは、その唇を貪り吸い尽くします。
「ん、ちゅぅぅ……んぐ、は、む……」
濃厚な程に二人の唇が熱く重なり、その間では二つの舌が見るからに暴れていました。
桜くんは、南さんを拒絶する気もなく、その貪り合いを黙って続けています。
「ん、はちゅぅ……ん、んん……ぷ、は……。桜くんの……何だか大きくなってるね……」
「…………」
「気持ちいいわ……桜くんも一杯暴れて……」
「……くっ」
口付けが終われば、二人は互いの体をぶつけ合い、より快楽の高みへと上り詰めます。
南さんは可愛いお尻を振っては、桜くんをより刺激させては静希ちゃんに、ほくそ笑むばかり。
静希ちゃんの顔は凍りつつも、遂には瞳に溜まった涙が零れ落ちたのです。
目隠しをされている時から泣いているのに、新しい涙は後を絶たず。
「やめて……」
もはや、何に対して、その言葉を向けているのかも分からず、静希ちゃんは震えていました。
これが悪い夢なら、すぐに覚めて欲しい。
そうしたら、すぐにでも桜くんに私の初めてを捧げたい。
「今日の桜くん……激しいぃぃっ……あ、そこ……あ、んくう……すごいっ」
しかし、南さんの強烈な声と響く音が、静希ちゃんの理想を片っ端から壊して行く。
南さんとセックスをしている男の子が桜くんだと認めたくない。
桜くんは、私の物だ。だから、私は桜くんの物。
誰にも触って欲しくない。私だけが彼に触っていいんだ。
(それなのに……!)
目の前の現実は、それらを全て否定していました。
「いいっ……ああっ、桜くんで私の中が一杯……ねえ、水上さん……」
突然に壁についていた手を離した南さんは上体を起こし上げると、静希ちゃんに対して体を向けたのです。
その有様は、静希ちゃんに自分と桜くんとの結合部分をハッキリと見せているもの。
南さんの秘所で、桜くんのアレは見事なまでに納められていました。
「いやぁぁぁ……うっあぁぁ……やめてぇぇ……もう、いやぁぁ……」
幼児退行を起こしたかのように静希ちゃんは声を上げて泣き出し、我武者羅に首を振り続けました。
その彼女の目は真っ赤に充血し、流れる涙で小奇麗な顔はもはや見る影もありません。
南さんは、堪らず口元の笑みを強くし、桜くんに動きを強めるように促すのです。
「あっふぅぅっ……ああ、奥まで突いて……あ、そう……もっとね……!」
「う、くっ……!」
「……もう出したい? んあっ……いいわ……たくさん頂戴ね……」
桜くんの震えを感知し、南さんのお尻が激しく揺さぶられる。
静希ちゃんが悲痛な叫びを上げるものの、もはや、南さんは尚の事、桜くんの耳にも届きませんでした。
「やめて……やめてぇぇぇぇぇぇ……」
「あ、あっ……で、出るっ……!」
「うっくぅぅぅ……!」
桜くんと南さんが同時に身震いし、南さんは桜くんの熱い塊を自分の中で受け止めました。
熱いモノが流れ込み、南さんは自分のアソコを締め付け、桜くんのアレからまだ搾り取ろうとします。
第一波が終わると、またドクドクと第二波が桜くんのアレから放出されました。
「んあぁぁっ……桜くん、溢れる……!」
「ああ……まだ、出る……」
「いいの……全部、注いで……」
南さんの淫らな言葉に操られるままに、桜くんのアレはビクビクと放出を繰り返しました。
そして、その淫行を眺めている静希ちゃんの瞳には既に光が失われていました。
納まり切れなかった桜くんの液が、南さんの秘所から零れ落ち、床にポタポタと滴り落ちていました。
皮肉にも、その滴りの音は、それ一種ではありませんでした。
「ごめんなさい、水上さん。縛りっぱなしで痛かったでしょ?」
「…………」
「取り合えず、腕の方は外してあげるけど、後は自分でしてね」
チャリンと音と共に、静希ちゃんの腕を縛っていた紐を切ったハサミを差し出した南さん。
静希ちゃんは、まだ全裸に近い状態で魂が抜けたように呆然と蹲っていました。
その彼女の顔には、まだかかっている白い液体。
まさに無気力。
南さんと桜くんは制服を着直し、下校用意を整えていました。。
そして、黙り込んだ静希ちゃんに、得意気に微笑みを残し、南さんは言い放ちます。
「帰りましょう、桜くん」
「……うん」
頷くだけの桜くんを連れ、南さんはドアノブに手をかけます。
ふと、後ろから物音がしました。
「待って……」
まだ脚を拘束している紐も切っていない状態で静希ちゃんが、こちらを見上げていました。
桜くんは振り向きましたが、南さんは動きを止めたものの無視するように振り返りません。
「桜くん……置いていかないで……。私の所に……来て……」
「し、ずき……ちゃん……」
「行くわよ……!」
またしても断ち切るような南さんの鋭い声が邪魔をします。
桜くんは、フッと静希ちゃんから顔を逸らし、南さんが開けたドアをくぐります。
呆然としていた静希ちゃんの顔が、涙ながらの必死の形相に変わります。
「待って! 私っ……置いていかないで! 桜くん! 桜くん!」
「じゃあね、水上さん。ちゃんと一人で帰ってね」
「いやぁぁぁぁっ! 桜くんを返してぇぇぇぇぇっ!」
静希ちゃんの叫びも虚しく、南さんと桜くんが潜りぬかされたドアがバタンと音を立てて閉じられました。
桜くんに取り残された自分。そして、まさに寝取られた彼。
静希ちゃんの桜くんへの想いが涙と化して、床に散りばめられ、消えていく。
尽きることのない涙を流しては、彼女は嗚咽で喉を痛くするばかり。
「うっ……ひくっ……あ、ああああ……」
一人になってから、どれくらいの時間が過ぎたのか、静希ちゃんは自分の前に置かれたハサミを取りました。
脚を縛っていた紐を震える手つきで切り、四つん這いのままで脱ぎ捨てられた制服を拾いました。
制服のポケットからティッシュを取り出し、それらで自分の秘所を拭き、自分の顔も拭いました。
「どうして……私、こんな事してるの……」
自分の行為の惨めさを問うた言葉は、誰に聞こえるでもなく、響きもしませんでした。
静希ちゃんは、そこで初めて自分がボロボロにされたんだと理解しました。
続きます