>>566からのホントの続き。
翌朝5時半。
携帯に設定したアラームで、真奈瀬は起きた。
それに紫乃が気付き、目を覚ます。
くす、と真奈瀬は笑い「おはよ。」と軽くキス。
その紫乃はというと…寝惚け眼のまま、もそもそと布団の奥深くに潜り込む。
そして…真奈瀬の下半身にくすぐったい異変を感じた刹那、
「なんで朝から私のをくわえてんのよぅ…はンッ!」
布団の中から、くすくす笑いとぺちゃぺちゃ舐める音が交錯する。
そして5分後…果てた。
普段の紫乃はかなり寝起きが悪いはずなのだが、
けさは喜々としてシャワールームに入っていった。
…それから1時間(紫乃の支度はいつも長い)、
真奈瀬は朝からまた余韻と疲労で放心状態になっていた…。
7時。
部屋の精算機で宿泊費を払い、部屋を出る。
「…出掛ける前から疲れさせてどうすんだよ…どのみち運転は俺しか出来ないってのに…」
「でもイベントでは元気が戻ってるでしょ♪」
「…別方向だけかもしんないよ?」
エンジンが咳き込み、回り出す。
朝焼けの街を、1台のスポーツカーが静かに滑り出した。
(駄目押し終了。続きは書きません。また別の作品をご期待下さい)