【学生】Schoolboys徒然物語【生徒】

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333名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 07:44:15 ID:eViYcA4R
下がりすぎなので上げときますね。
334名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 10:21:29 ID:+Iy/eoTy
「3年ブルマ」ですか、成長の度合いによってぴちぴち具合も様々でしょうね。
335名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 22:06:16 ID:ONIZGYzw
age
336名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 12:40:29 ID:ZvHfLFcL
今までの分、とらじまさんとこで掲載されますね。
挿し絵も増やすらしいので楽しみ。
337名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 19:50:18 ID:8Rgk52lv
今日は2月3日で節分の日だけど
「しましま剥がし」はあったの?
338名無しさん@ピンキー:2006/02/13(月) 00:41:28 ID:1f8DCFsL
余計なことことかもしれないけど消えると恐いんであげときます。
339名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 15:04:51 ID:vVjmxnEv
http://www.kurashiki-oky.ed.jp/school/tamashima-e/006albumn/006-02gakunen/6nen/2004/02-5gatu/psouji/psouji.htm
一度画像を保存してから開いてみると。
一見ブルマに見えるがプール掃除で水着の上に体操服着てるだけなのだが。
340名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 20:32:58 ID:n8oBPAZK
>>339

G J !

写真では女の子が手前の方に集中して
男の子がみんな奥の方で小さくなっている点だけが
唯一残念ですが、
ここの学校の先生ったら… 確信犯ですかね。
絵としては、ほとんどカンペキに出来上がってます。

それはそうと
リンクの画像を見て以降、リンクのURLの
tamashima が、どうしても
torajima  に見えてしまうのですが…
341BB21702:2006/02/15(水) 22:11:33 ID:GGldEV6N
>>333 様 >>335 様 >>338
済みません、すっかりご無沙汰しちゃいまして。
ここのところ、
ホリデーエナジーをちょっと別方面に向けることがありまして、
遅々として進みませんでした。陳謝。

>>334
そうですね。生徒によっては、
体操座りの態勢で何気なく顔を下に向けた時に
「えっ、これが? ボクの・・?」と思わず驚いてしまう子も
いるかも知れませんね。

>>336
とらじまさんには、今回、本当にお世話になりました。

>>337
さてどうでしょ? w

>>339
6年生ですか。このプール掃除がきっかけになって
「目覚めちゃう」子が出なければよいのですが。
…ていうか、出たら出たで仕方ないですかねw
342BB21702:2006/02/15(水) 22:13:09 ID:GGldEV6N
>>332 のつづき
3時間目の始業チャイムが鳴り終った時には、
3年3・4組の男子生徒は、既に体育館の中で整列して
先生が来るのを待っていた。

先生が現れ、生徒の列に向き合うように立った。
「休め! 気をつけ! 礼」体育委員が号令をかけた。
「ブルマを着用した40名もの男子中学生が
 動きだけは規律正しくキビキビと動くのは、
 何となくストイックな感じがするなあ」と
ひとり考えていたのは、岸永だ。
343BB21702:2006/02/15(水) 22:14:21 ID:GGldEV6N
礼をし終り、先生が全員を見回しながら
開口一番にこう言った。
「ほほう、君らは本当に成長が早いなあ。
 ほとんど全員、3年ブルマになってるじゃないか。
 これだと、下級生から“3年ブルマ”と呼ばれても、
 もう仕方ないわなあ。ハッハッハ」
生徒たちの間で交わされている隠語など、
先生はとうに知っているのだ。
生徒たちはさすがに顔を赤らめ、
なかには両手でブルマを隠そうとする生徒もいる。

先生の吹く笛の合図に合わせて、
生徒たちは準備運動をしている。
(あ… また食い込んじゃった…)
(わっ、ちょっとズレちゃったみたい…)
伸脚やひざの屈伸といった定番の運動が
“3年ブルマ”にとっては、ことのほか過酷であることを、
今この時、3年3・4組の男子生徒ひとりひとりが
身をもって痛感していた…
344BB21702:2006/02/15(水) 22:15:28 ID:GGldEV6N
ちょうどその頃────────
1年1組の生徒たちが全員、
教室の前の廊下で、整列していた。
女子は体操シャツにハーパン姿、
男子は体操シャツにブルマ姿だ。
担任の高垣先生が、生徒たちに向かって言った。

「それではこれから、校内の施設見学に出発します。
 出発前に、注意事項を1点。
 どこも授業中ですから、静かに、列を乱さないで歩くこと。
 それから、体育館も見学します。
 ちょうど3年生男子が体育の授業をやってますから、
 邪魔にならないよう、また、怪我をしないよう
 注意して歩いてください」

「はーい…」
生徒の列の中で、祐美が小声でつぶやいていた。
生徒たちの列が、動き始めた。

男子が左に1列、女子は右に1列。
2列縦隊で、1年1組の生徒たちは、
授業中の静まり返った廊下を歩いて行く。
祐美は、自分の斜め前を歩いている男子生徒のブルマを見ていた。
345BB21702:2006/02/15(水) 22:16:46 ID:GGldEV6N
どんなにピッタリと体にフィットしたブルマでも、
お尻の割れ目に当たる部分だけは、肌とブルマとの間に空間ができる。
そして、その辺りの布地だけがブルマの唯一弛緩している部分だ。
男の子が一歩一歩と歩くたびに、その弛んだ布地の部分が
右に寄ったり左に寄ったりしながら、いろいろな形に変わるのを、
祐美は、見てはいけないものを見るような思いで眺めていた。

1年1組の列は、理科室・家庭科室・視聴覚教室・図書室・音楽室…と
校内の施設をあちこち経由しながら、進んだ。
途中、購買部の前を通過した時、
購買部の横に貼り出されていた「男子用ブルマ、現在品切れ」
と書かれた貼り紙を、祐美以外、誰も気にとめなかった。

1年1組の行列は、ついに体育館に到着した。
「あっ…」祐美は思わず声を漏らした。
施設見学に出発するとき、教室の前の廊下で高垣先生が言ってたように、
体育館では3年生の男子が体育の授業で
バレーボールをやっていたのだった。
自分よりもずっと背が高く、精悍な体つきになった
3年生の男子が、バレーボールをしていた…ブルマ姿で。
ネットを挟んで祐美たち1年生の側にいるチームの3年生は、
祐美たちにお尻を向けて、上半身を軽く前に傾けている。
ネットの向こう側の対戦相手も、同じくブルマ姿だ。
346BB21702:2006/02/15(水) 22:20:16 ID:GGldEV6N
「あ、そうか。1年生だけじゃなくって
 3年生も、男子はブルマなんだ…」
祐美は、他の学年も体操服の事情は一緒である事に
この時ようやく、思い及んだのである。

しかし、成長期にある3年生の身体についていけないまま、
3年生男子のお尻にピチピチになって張りついている
小さなブルマを目の当たりにしながら、
祐美は、今、自分の横に並んでいる同級生の男子たちの
2年後の姿に思いを馳せた。
「・・・・・」

ちょうど今、ネットの向こう側のチームに
サーブ権が移ったところのようだった。
ネットの向こう側のチーム、
つまりネットを隔てて祐美たち1年生に顔を向けているチームが、
ローテーションを終えた。
その中の1人がボールを左手に乗せ、
濃紺のブルマから伸びる2本の脚をスッとバランスよく整えて、
サーブの構えをした。

その瞬間…!
ネットの向こう側でサーブの構えをとった、その3年男子の視線と、
祐美の視線とが、バチバチッと衝突したのである。
その途端、その3年男子の左手から、ボールがポロリと転げ落ちて、
彼のサーブの姿勢は、脆くも崩れてしまったのだ。
その姿を目の当たりにしながら、祐美は心の中で叫んでいた。
「お・・・お兄ちゃん!」

「ええーっ、さとッチ、何やってんのぉー?」
安村の声が体育館に響いた。

□◇□◇□◇□◇□◇□◇□ つ づ く □◇□◇□◇□◇□◇□◇□

このストーリーのイラストを描いてくださっている
とらじまねこさんのサイトです。

ねこのふぐり/Nekono Fuguri
http://www.nekonofuguri.com/
347名無しさん@ピンキー:2006/02/20(月) 01:00:14 ID:0buIrB5R
ついに見られた兄、さてどうする、・・・って、なるようにしかならないか。

バレーのサーブって、打ち方によってはポーズが結構そそるかも。(イラスト希望)
348名無しさん@ピンキー:2006/02/22(水) 00:01:45 ID:ktpdVSjo
祐美ちゃんやけくそになって
ピチピチなブルマが好きなら私のお古をあげるわよ
とか言ったりして
349名無しさん@ピンキー:2006/02/22(水) 22:33:26 ID:cAyACnD5
というか緊急の事情でお古を借りたら、ピチ具合が大好評で
引くに引けなくなったりして…
350名無しさん@ピンキー:2006/02/23(木) 00:23:39 ID:SJtkol8z
そうなったら岸永くん大喜び
351名無しさん@ピンキー:2006/02/23(木) 10:48:31 ID:aTATG6ae
祐美ちゃんのお古のブルマ、色違いだったら目立ちますね。
352名無しさん@ピンキー:2006/02/27(月) 17:56:23 ID:arEgXrhm
更に女子用だから股間に余裕は無いだろうね
353ほしゅあげ:2006/03/01(水) 14:05:21 ID:e7v1Zwy6
宇宙船と衝突、緊急手術により一命を取りとめるも、
手違いで性別を反転されてしまう悟。
354名無しさん@ピンキー:2006/03/02(木) 01:20:24 ID:gKASkNs5
うる星やつらみたいな展開だな
355名無しさん@ピンキー:2006/03/02(木) 10:30:45 ID:ZHlrIA3j
女の子になっちゃうのはオレ的には萌え展開だが、
ここではスレ違いだね。
356名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 21:19:19 ID:ASW5YPDA
つ[かしまし]
357名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 00:08:23 ID:lJKlJuaC
>>356
?????
358BB21702:2006/03/15(水) 22:01:14 ID:LCOsK35M
お久し振りです。
あと1週間でお彼岸だというのに、またまた寒の戻りですね。
悟くんの学校の体操服にはジャージが無いから大変かも。

>>347
祐美ちゃんにしてみたら
「ブルータス、お前もか…」って心境かも。
バレーって、サーブももちろんのこと、そのいろんな動作を考えると、
ブルマを一番際立たせて見せるスポーツかも知れないですね。

>>348
「ユーズドブルマ」ですね。
長年の使用を経て醸し出された絶妙の風合い!…ってとこですかね。

>>349
> ピチ具合が大好評
大好評のあまり、ついに購買部では仕入れる方針を決定。
メーカー名を調べるために、購買部員がこっそり悟に接近してきたりして…

>>350
> そうなったら岸永くん大喜び
すっかり「お約束の展開」になってしまいましたね。これも一種の形式美ですかね。
もともとは「悟にそっとサポーターを渡して窮地を救う」というだけの
影の薄い役柄だったはずなのに、
まったく、とてつもないことをしでかしてくれたもんです…
359BB21702:2006/03/15(水) 22:01:50 ID:LCOsK35M
>>351
ひとりだけ色違い… 悟のトレードマークになるのも時間の問題?
「幸崎くんって誰?」
「ほら、体育のとき、ちょっとパープルがかった色のブルマはいてる子…」

>>352
思春期の少年にとって、居場所が窮屈であることほど酷な話はありません。

>>353
運動場で体育している時に、宇宙船が運動場に不時着したとか?
「ショウトツジ・ノ・ソンショウ・ヒドク・
 セイベツ・ノ・ハンベツ・フカノウ・デス」
「チャクイヲ・ミロ・コレハ・ブルマト・イッテ・
 チキュウジンノ・ジョセイガ・チャクヨウ・スルモノ・ダ」
「サスガハ・キャプテン・ソレデハ・シカルベク・チリョウ・イタシマス」

>>354
私としては、どちらかというと、らんま ですかね?
男バージョンの時のブルマ姿、描いてほしかったです。個人的に…
「うる星…」では男子の指定水着が競パン型だったことが印象に残ってます。

>>355
パラレルワールドの妙をご理解いただきありがとうございます。
schoolboysのスレもレス数350を超えましたね。感無量です…

>>356 様 >>357
“エレファント”のほうですかね? それとも“娘”のほう?
360BB21702:2006/03/15(水) 22:02:36 ID:LCOsK35M
>>346 のつづき
ああ、見られた・・・
僕のブルマ姿を、祐美に見られちゃった・・・
なんでよりによって、僕らが体育やってる時間に
祐美のクラスが校内施設見学なんか、やってるんだよ。
…しかもよりによって、この僕にサーブの順番が回ってきたときに。

祐美たち新1年生が、僕らの体育の授業を見学している間、
僕はもう、いたたまれない気持ちだった。
「穴があったら、はいりたい!」というのは、
まさにこういう気持ちのことをいうんだろうな。
もう逃げも隠れもできない。太もものつけ根も隠せない。

ブルマがいっそうピチピチに張り付くみたいな感じがする。
前の膨らみもお尻の丸みも、すごく目立っちゃってそうだ。
あ、ブルマの裾をつまんで、ずり上がりを直したいよ…
…って、ダメだダメだダメだ! 祐美に見られてる!!

暫くして、祐美たち新1年生はゾロゾロと列をなして
体育館を出て行った。
1年生の体操服も、
祐美たち女子はハーパン、男子は…当然、ブルマだった。
…そうだよな。祐美も、同じクラスの男子が体操服に着替えた時点で、
この学校の男子の指定着のこと、気づいちゃったんだよな。
体育館の壁に掛かっている時計を見た。
祐美たち1年生が体育館の中にいたのは、
ものの3分ほどのことだったのか。
僕には、30分にも1時間にも感じられたんだけど。

祐美たち1年生が完全に体育館を出て行って暫くしてから僕は、
安村くんたちチームメイトが
僕に冷たい視線を向けていることに、気づいた。
気づくだけの心の余裕が、僕に戻ってきていた。
…そうだよな。サーブ、ミスっちゃったんだし。
僕はチームメイトと目を合わせないよう注意しながら、
内股に食い込んでいたブルマの裾をつまんで引っ張った。
引っ張っている最中も、安村くんの視線が気になる。
ねぇ、頼むから、そんな目で見るなよぉ…

それよりさぁ…
今日は家に帰りたくない。祐美と顔を合わせたくないよ…
361BB21702:2006/03/15(水) 22:03:19 ID:LCOsK35M
「ね、ねえ… どうして悟も祐美も、何にも喋らないの?
 お母さん久しぶりに、あんたたちの大好きな
 目玉焼きハンバーグ、がんばって作ったのに。
 なんだか、張り合いがないなぁ…」
僕と祐美、硬直してごはんを食べる怒濤の夕食タイム。
お母さん、しっかり空気感じとってる。

お母さんごめんね。ハンバーグは、とってもおいしいよ。
おいしいんだけど…今、僕と祐美、ちょっと時間が止まってるんだ。
ああ、何からどうやって喋っていいのか分からない…
僕も悪くないし、祐美だって悪い事してるわけじゃないのに。
なんでこんな後ろめたさ、感じなきゃならないんだろ。
こんな胃に悪い夕食、生まれて初めてだ。
あ、お母さん、ハンバーグはおいしいからね…

フォークとナイフの音だけが、カチャカチャと響いていた。

「あ… あっ、そうそう、悟」
重苦しい雰囲気をぬぐい去ろうという意図が見え見えの口調で、
お母さんがやたらとテンションの高い声を出した。
「さ、悟さぁ、今日あんた、体育あったんでしょ?
 体操着、後でいいから、ちゃんと洗濯機に入れとくのよ。
 シャツと、えっ…と、それから、ブる・・・・・・・(あ)」
その瞬間、天井の辺りの空気が落下して床に叩きつけられる
「ズドーン!!」という音が、どうやらお母さんには聴こえたようだった。
完全にヤブヘビだった。
すこぶる勘のいいお母さん、学校で何があったか、
察しがついただろうな…

でも、お母さんは完全に気が動転しているようだ。
「お、お母さん、男の子のブルマ姿って、大好きよ。
 て、鉄腕ア○ムみたいでカッコイイし。ホホホ」
鉄腕ア○ムって… お母さん、もういいって・・・・
362BB21702:2006/03/15(水) 22:04:08 ID:LCOsK35M
何とか夕食を食べ終えた僕は、自分の部屋に戻って、
ぼーっとしていた。
「体操服を洗濯に出すように」とお母さんに言われた事は
一応、覚えてるけど、
今はスポーツバッグ開けて体操服を正視できるような
そんな気分じゃない。
…その時だった。
「ガラガラガラッ!」と僕の勉強部屋の入口の引き戸が開いた。
開いた引き戸の向こうに、祐美が立っていた。

「あのさぁ、お兄ちゃん」
いきなり祐美が言った。
祐美の顔には、笑っているのか怒っているのか分からないような
こわばった表情が浮かんでいる。
こういうとき、僕はなんて返事すればいいんだろ?

「あのさぁ、お兄ちゃん」
祐美は同じ言葉を繰り返した。
「お兄ちゃん、こんな町に引っ越して来て体育の授業、大変ねっ。
 わたし、びっくりしちゃった。
 この町に来てから何か変だナ、って感じてたけど、
 まさか男の子が… しかも、お兄ちゃんまで・・・!!!」
学芸会のセリフのようなカチカチの口調で、祐美は言った。
さすがの祐美も、かなり余裕を無くしてる。
「あのさぁ、お兄ちゃんが着てた体操服、
 ちょ、ちょっと、見せてくれない?」
…な、何を唐突に言い出すんだ祐美。や、やだよ絶対!!
363BB21702:2006/03/15(水) 22:04:56 ID:LCOsK35M
「何ボーゼンとした顔してるのよ、お兄ちゃん」
そう言うなり祐美は、部屋の隅に放り投げてあった
僕のスポーツバッグに歩み寄ってひざまずき、ファスナーを開けた。
「お、おい、祐美、勝手に人のバッグを・・・」
僕がそう叫んだ時、
既に祐美の右手は、僕のブルマをハラリとつまみ上げていた。

「ゆ、祐美! おいこら!! か、勝手に、オレの…」
祐美はゆっくりと僕の方に顔を向けて、そしてこう言った。
「“勝手に、オレの…” オレの… なに?
 オレの“なに”なの? さあ言ってみてよ、お兄ちゃん」
う…

「お兄ちゃんが自分で言えないのなら、代わりに私が言ってあげるよ。
 “オレのブルマに、勝手にさわるな!!”って、言いたいんでしょ?」
僕は恥ずかしさの余り、顔から火が噴き出そうな気分になった。
ああ… 逃げ場がない… どこにもない…
祐美が言った。
「ね。今すぐ、体操服とブルマに着替えてよ」
な、なにぃ・・・・!?

「や、やだよ・・・ 体育の授業でもないのに・・・」
そう喋りながら僕は、自分自身でもかなりパワーを喪失してると実感していた。
この緊張した空気の流れを別の方向に向ける力なんて、
今の僕には、もう残っていなかった。
364BB21702:2006/03/15(水) 22:09:15 ID:LCOsK35M
待てよ・・・
このまま「恥ずかしい」オーラを発し続けたって、祐美は
「意に反してしぶしぶブルマで体育の授業を受けている情けない兄」
という印象をますます強めてしまうだけじゃん。それより、
いっそのこと開き直って、サバサバとブルマ姿を見せつけてやった方が、
却って「ブルマなんて、ぜ〜んぜん、気になんかしてないよん!!」という
僕の大物ぶりを、祐美にアピールできるのでは・・・

もうろうとした脳みそをフル回転させながら、僕はそう考えた。
そして、サバサバとした気分で上半身は体操シャツに着替え、
下半身もサバサバとブルマにはきかえた。
ブ、ブリーフ姿を祐美に見られてもへっちゃらだい!!
ど、どうせ、隠れる面積は
ブルマをはいてたって変わんないんだしッ。

体操シャツとブルマに着替えた僕は、祐美の方に体を向けて、
脚を少し開いて両手を腰に当て「わ、わははは…」と笑ってみせた。

その時だった。
「ウィーーーーーーーー・・・・・・・ン」
モーターの回転する鈍い振動音が、祐美の右手の辺りから聴こえてきた。
僕は我に返って、
とっさに、音のする方… 祐美の右手に目を遣った。
「ウィーーーーーーーー・・・・・・・ン」
祐美は何やら、小さな物体を手にしているようだった。それが振動しているのだ。
ゆ、祐美!! な、何なんだよ、それ!!? 
ちょ、ちょっと… やめ…  うわぁぁーーーッ・・・!

□◇□◇□◇□◇□◇□◇□ つ づ く □◇□◇□◇□◇□◇□◇□

このストーリーのイラストを描いてくださっている
とらじまねこさんのサイトです。

ねこのふぐり/Nekono Fuguri
http://www.nekonofuguri.com/
365BB21702:2006/03/15(水) 22:11:08 ID:LCOsK35M
お知らせです。
昨年4月16日にスタートした「このお話」ですが、
>>323 さんをはじめとする皆様からいただいたご提案を受けて、
とらじまねこさんから、破格のご厚情を賜りました。
なんと「このお話」を初回から通しでお読みいただけるサイトを
このたび、とらじまさんが作成してくださいまして…

つきましては今後「このお話」の続きは、
こちら↓のサイトにUPさせていただきます。
http://www.nekonofuguri.com/satoru/
憂い顔の悟くんが、もうカワイソウでカワイソウでw

BBSも作っていただいてますので、
ご感想・ご意見は、このBBSのほうでお待ちしてます。
(上記サイトからリンクではいれます)

こちらのスレについては、スレの本旨に戻って、
schoolboyくんたちの繰り広げる萌え話が展開されることを
願っております。
私にとっては、このスレといったんお別れということになりますが、
これからもときどき遊びにまいります。

それでは、今後ともよろしくお願いいたします。
新天地での悟くんの「前途」に、ご期待ください。
366名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 23:23:12 ID:21S76zTl
祐美ちゃん、やっぱお姉ちゃんの妹か。
367BB21702:2006/03/17(金) 06:06:43 ID:J85kQjN7
>>366
なにしろ、お姉ちゃんの妹ですし、お母さんの娘ですし。
…とはいえ、まだ12歳。中学にはいったばかりですから、
はてさて、どうなりますことやら。

もちろん「ウイーーーン…」の正体を
“何にするかはこれから考えます”ということにはなっていませんw
次回をお楽しみに。
368名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 21:39:37 ID:dFyd77eJ
>>かしまし
ここに出入りしている諸氏は「ガール・ミーツ・ガール」の方は知らんのか…
369名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 23:31:47 ID:Owc7YZwJ
370名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 00:05:38 ID:xPcv1Ag6
>>368
テレビ東京系って6局しかないんだよ、半分以上の県は見られない
371368:2006/03/18(土) 20:36:50 ID:mI+pqLyG
TV見れなくてもコミックがあるさ
372名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 23:52:02 ID:L1T/KQ84
ところで、このスレどーすんだ?
373名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 01:52:25 ID:9O4e7qLV
なんか向こうのほうで続きが出てるね
374名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 00:21:55 ID:hu4Ka28U
保守
375名無しさん@ピンキー:2006/05/06(土) 21:15:31 ID:saTGNgYB
保守
376名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 18:15:50 ID:GtrGRrbP
ほしゅ
377名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 10:28:49 ID:5thIgHv0
ここは「男の子ブルマ」の代わりということでいいのかな?。
話題を1つ
今やってる波瀾万丈でIKKOが子供の頃「サインはV」を見てブルマを履いてみたくなり、
ショートパンツをパンツに巻き込んでブルマみたいにしていたって言ってた。
378名無しさん@ピンキー:2006/06/16(金) 00:46:22 ID:RPpWSeAx
>>377
やっぱ雑談はマズいんじゃないかと。
つーわけでSS投下していい?
379名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 09:19:03 ID:w4l4g043
雑談してもいいと思いますよ。
SSはもちろん大歓迎。
380SS:2006/06/22(木) 01:10:15 ID:aGXlmHmD
次の競技です。種目名を「スコートめくられ」と言います。

何故、"めくられ"なのか。それは、この競技では男子が女子に
スカートをめくられるからなのです。
この競技は過去にスカートめくりに業を煮やした女生徒たちが提案し、
その年の運動会に採用され、好評だったためにそのまま
我が校の伝統になった名物競技です。

この競技では、男子は全員スコートを穿いて両手を縛られた状態で
参加することになっています。
両手が使えないので、ひたすら逃げ回って各クラスから選ばれた
五人の選手である女の子からのスカートめくりを避けなくてはなりません。
しかも、その下には特別製のブルマーという、女子用の体操着を
着用させられているので、男子たちは必死です。

もともと、これは「下着が直接見えないように」という、女子からの配慮
ということになっていますが、下着同然の女子用体操着を穿かされ、
それを強制的に露出させられるという体験をさせるという目的もあるのです。

男子は上半身に通し番号の入ったゼッケンをつけていますが、
実はブルマーのお尻にも同じようにアルファベットが大きく刺繍されているのです。
女子は逃げ回る男子のスコートをめくりあげ、ゼッケンの番号とブルマーの文字の
組み合わせを集めるというのが、この競技の進め方となります。

もちろん、そう簡単にゲームは進みません。
各クラスにはそれぞれ”探すべき色”が指定されています。
指定した色のブルマーを穿いた男子の番号でないと無効なのです。
そして、男子たちがスコートの下に穿いているブルマーの色は完全にランダムで、
誰がどの色のブルマーを穿いているか、女子たちには知らされていません。

つまり、選手の女子は指定された色のブルマーの男子を見つけるまで、
スカートをめくり続けることができ、男子のほうは適合する女子にめくられるまで、
何度もスカートめくりをされなくてはいけないのです。

スコートをめくられ、おしりの文字をチェックされた男子はその場で失格になります。
失格になった男子は、校庭の奥に用意されたステージの上に上がって、
競技の終了を待たなくてはいけません。
このステージには二十個の立ち位置が用意されていて、
そこが全て埋まった時点でゲームは終了となります。
381SS(続き):2006/06/22(木) 01:11:19 ID:aGXlmHmD
もちろん失格になった男子生徒にはペナルティがあります。
どんなペナルティか…。それはこのステージにスカートを穿いたまま立たされること。

ステージの名前は「モンローの通風孔」と言います。もう予想できたと思います。
このステージの各立ち位置の下には強力な送風機が仕掛けてあり、
足元から彼らの穿いているスコートを巻き上げるため、
強い風が吹き上がるようになっているのです。
まるで、あの有名な映画、「7年目の浮気」のように。

両手は縛られたままなので、スコートを押さえることはできません。
裾を足に挟もうとしても丈が短すぎるから無理です。
しゃがみこんだ時点でそのクラス自体が不戦敗となりますので、
座りこむこともできません。

競技が終わるまで、いつ自分のスコートがめくれるか、
ハラハラしながら待つしかないのです。

今回、我が校からIT業界に進んだ女子の卒業生から、
この”モンローの通風孔”制御プログラムのバージョンアップ版が届きました。
その目玉は地下鉄の通過シミュレーションです。

いままではランダムな位置から風が吹き上がるだけでしたが、
新しいプログラムでは1〜2分に一度の割合で、電車の通過音とともに
ステージの端からもう一方の端まで、順番に風が吹き出すようになっています。
その姿は、地下鉄の通風孔に立ったマリリン・モンローそのもの。

この改訂版のプログラムの面白い点は、合成された地下鉄の通過音が
数秒後に自分の足元から風が吹きあがることを教えてくれるというところです。

たとえ数秒間とはいえ、自分のスカートがめくれるのを、
なす術もなく待たなくてはいけないという、
男の子としてはまず感じたことのないプレッシャーを与えられるのです。

プログラムのテストのときに、幾人かの女子にこの上に立ってもらったのですが、
全員が「ドキドキするというより怖かった」と感想を述べています。

さぁ、"モンローの通風孔"に立たされる不運な男の子は誰でしょうか?
スカートをめくられるという、いつもとは逆の立場から
逃げ道のない男の子たちの運命や如何に!
382名無しさん@ピンキー
hosyu