THE 地球防衛軍【エロサンダー】

ここは今夏第二段が発売決定した、
｢SIMPLE2000ｼﾘｰｽﾞVOL.31　THE　地球防衛軍｣
のスレです。
鬼畜純愛なんでもサンダー！

酸get

エロパロサンダー!

1しか語れないのか･･･
アリが隊員のケツを掘るのか？

本スレから追いかけてきました(`･ω･´)ｼｬｷｰﾝ

いや、すまん。
｢地球防衛軍『総合』｣って入れ忘れた。＿|￣|○

それはともかく
EDFに





とうこそ

立てたからにはネタ出せよ。

あれだろ？
本スレで出てた↓みたいのをＳＳ風にすると！

＞上を見るとビルとビルの間に張られた蜘蛛の巣に引っかかった
＞女性隊員の黒パンが･････。

＞そこにアリの酸がビチャビチャと…

＞まぁなんだ
＞とりあえずスナイパーライフルはデフォ装備だな！

酸で服がとけて恥ずかしがってビルの谷間に逃げ込むと
くもがいて　糸で手と足を縛られ・・・

結城隊員とオペレーターの純エチー

総合っていうことは、アリと戦うやつ意外にもなにかあるのか？

1000 ：なまえをいれてください ：2005/04/29(金) 00:38:25 ID:dEbAyj4s
1000じゃないだろうけどもし1000だったら
寝る前に2のクモや羽蟻でがんばって抜く

この猛者のために、俺らがしてやれることがあるんじゃないか？

OK、蟻酸で服が溶けて全裸になりつつも尚戦い続ける
結城隊員の勇姿を皆で想像するんだな？

むしろ女体ｋ　　ゲフンゲフン
＞結城隊員とオペレーターの純エチー
とかはできそうじゃないか？

いやいやここはひとつ設定変更で。

「アリは人間を食料にするようです！」みたいなセリフがあったじゃん。
あれを「アリは人間と交尾するようです！」と変更。
酸で服を溶かされ、巨大アリに犯される女性隊員、と。

バカ設定でスマンw

>>15
雄は羽蟻のみな訳だが。

じゃあ、防衛隊員と蟻の純愛モノ。

怪我をしてた蟻を助けた事がきっかけで芽生える種族を超えた愛。
そして二人は決意する。「自分たちも分かり合えたんだ、人と蟻は共存出来る！！」
しかし、運命は彼らを許さなかった。
EDFは彼をインベーダーに洗脳されたと判断し、彼の抹殺を計る。
そして、インベーダーは彼女を防衛軍の手に落ちると情報が漏洩する事を危惧し、彼女を狙う。
激闘の果てに二人が見た物とは！？

…こんなんでどうでしょうか？

SSを制作するに充たって皆さんに協力して欲しいことがあります。

一つ、ゲーム中に出てくる隊員の名前を出来る限り教えて頂きたいです。

二つ、2に登場する女性ﾌﾟﾚｲﾔｰｷｬﾗｸﾀｰの性格
・明るい新入り系ｷｬﾗ
・ｽﾊﾟﾙﾀﾝな(武装錬金の斗貴子さんみたいな)ｷｬﾗ
・大人な上司ｷｬﾗ
・その他
の内から投票数の多いものにしたいと思います。投票お願いします。

以上の事にご協力下さい。

>>16
そもそも人間とアリが交尾する時点でおかしいので、オスは羽アリだけとか細かいことは関係ありません。
つーかエイリアンだから地球のアリと同じとは限らないし。

つまり、バカ設定に突っ込むなよってことだw

蟻を擬人化でGO

自分から何一つネタ振らずに要求だけする>>1がウザいと思いました。

…って何かネタ振ろうとしてたのか。すまんかった。

女性隊員の服が酸で溶かされる
↓
蟻に食われようとする女性隊員
↓
男性隊員が助けに来る
↓
男性隊員と女性隊員の酸混じりのﾄﾞﾛﾄﾞﾛプレイ！

以上を全てオペ子実況でｗ
誰だゴールデンウイークが休みって言ったの　orz

>>23
当然途中からオペ子の様子も変わって来るんだよな？ｗ

バカスレ

おい、このスレで初めて２が出るって知りましたよ。
ありがとうございます。

盛り上がってないようだし、ここ、サンド総合にしてみる？
リモダンとかギガドラとか追加できるし。総合なら絵もSSもありだし。
鉄人は別スレで。

次スレ立てるのか？
題がアレだからマズイし

サンド総合スレ立ててくる

よし頑張れ

甜菜
ttp://kigaruni-up.ath.cx/~kigaru/cgi-bin/clip-board/img/16966.jpg

GJ!!ってか、上手すぎｗ

>>31
隊長・・・自分はもう・・・・っぐ・ＧＪ！

神

本スレからｷﾏｽﾀ
しかしエロ度０だな
広報部長…

>>1はネタも無いのにスレ立て逃げしやがった腰抜けだから期待するだけ無駄だよ。

女なんかオペレーターの声しかないのに・・・。

まさか逃げ惑う市民に白羽の矢を・・・。

>37
もう一人じゃない

>>36御免・・・
何度も何度も書こうと思ってるんだけど最近仕事非常にが忙しくて・・・・・
代わりにネタ置いておき来ますね(´･ω･｀)ショボーン
　
・男性隊員×女性隊員の和姦

・女性隊員が侵略者に捕まっていろいろ実験されちゃう

・オペ子×結城隊員のサンダーモノ

・男性隊員×オペ子の純愛

・女性隊員×オペ子の百合

狂気の法案を拉致問題の安部晋三先生と阻止しよう！！【■■２ちゃんねるが消滅します】

とんでもない言論弾圧法案＝「人権擁護法」が国会に提出されようとしています！！！
この法案の真の狙いは、
�@社会的には、２ちゃん/ブログをはじめとしたネット世界の一般人の小うるさい言論の圧殺であり、
�A政治的には、拉致問題強硬派＆在日参政権反対の自民右派の消滅です。
民族（朝鮮・中国・韓国）/ 同和 /信条（宗教・層化・赤化）他に関する一切の差別的発言を禁じるという狂気の法律です。

この法律の前例の無い恐ろしい特徴は、特定人に関する言動は当然、不特定多数の集団に関する一般的発言
（朝鮮人は〜〜と書くこと）までも圧殺しようとする点にあります。
◆違反者には、無令状捜索･差押、出頭要求、矯正教育が待っており、それを拒否すると、
さらに罰金30万＆氏名・住所などの全国晒し上げを食らう（61条）という仰天内容です。

一刻も早く、防戦する安部先生達に、日本国民の怒涛の援護射撃をお願い致します！！！
※※以下５つともアドレス中に★をはさんであります、★を消去の上、どうか必ずご覧下さい！！※※　
http://zinkenvip.fc2web.co★m/
http://blog.livedoor.jp/no_gest★apo/
http://blog.livedoor.jp/monste★r_00/
↑↑【凶悪法案の問題点＆背景の全て】
http://www.kantei.go.jp/jp/forms/goik★en.html
↑↑【首相官邸ご意見フォーム】イメージと違って、ここは非常に効果ありです！
全部読んでくれます、投稿テーマで返事が変わります！
http://meyasu.jimin.or.jp/cgi-bin/jimin/mey★asu-entry.cgi
↑↑【自民党目安箱】事態は急を告げています。文章は簡単でいいので、国民の「人権擁護法」への反対意思を、
とにかく　1　秒　も　早　く　党本部に伝えて下さい！
■□■人権擁護法ストップin日比谷公会堂 6/19（日）12:30〜16:00超大物国会議員登場・皆さん大挙してご参加を■□■

ソラスに犯されるマザーシップ

ソラス萌え

ところで君ら、ソラスと戦う時は尻の穴めがけて撃ってるよな（尻尾邪魔だけど）。

>>43
俺は口の中にぶち込んでいるが…
まあ、ダロガは当然チｎ(ry

いみもなく保守

>>31
PERFECT!!
もっとキボン!

>>31
お前のせいでディスプレイがドロドロになったじゃないか！！

本スレから北んだが……


>>31
神!ｷﾀｺﾚｗｗｗｗ

なんか２買った勢いで防衛軍のSSなんか書いてしまったんだが
エロ無し、軽くネタバレっぽい感じなんだが、いる？
２のネタ入ってるんでもうちょっと後とかのがいいとか
ここに乗っけていいのかとか
いらねーよ、帰れ！とか意見みて決めます（汗

>>49
THE・地球防衛軍オンライン
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/mmosaloon/1122497075/

落ち防止にここにも投下よろしく

まぁ発売日迎えたし、所詮自己満足さと割り切って
投下してみようと思います。
SS書いたの初めてだし、
おかしいとことか一杯かもしらんけど、
生暖かい目で見てくれると嬉しいです。

注意

>軽く２のネタバレを含みます。

>エロないです。

>登場人物、背景、ライサンダーなどは作者の勝手な脳内設定です。

>31　神！

全てが終わったと思っていた…。
脅威は去ったのだと…。
だが、やつらは機会をうかがっていたのだ。
光の届かぬ、暗闇の底で、
地下という、人外のフィールドに、
着々と枝葉を広げながら…。
地球はすでに、やつらの巣と化していたのだ。

後一歩だった。

二年前と同じようにマザーシップを叩き落した。
今回も、それで終わると思っていた。

甘かったのだ。

二年間、やつらは進化を繰り返し、
万全の体制で、悠々と侵略を再開した。
気付くべきだったのだ…。
同じ結末で終わることなど、
ありえないということに。

時空が歪む、空が割ける。
瞬間、あるはずの、あって当然であるはずの空が消えた。
数えるのも馬鹿らしくなるような無数の砲台、
視認できるほどの強力なバリア、
そして、ジェノサイド砲。
まるで、都市そのものが降りてきたかのような…、
巨大な物体がそこにあった。

一機・・・二機・・・。
かつて経験したどれよりも、無数に飛び交う光条を回避しながら、
それでも、押し寄せる新型にライサンダーを撃ち込み、
後退し、ビルの陰に身を潜め、弾を込める。
何度、繰り返したのだろう。
間違うことのが難しいほど、体に馴染んだ、同じ動作。

思えば、ソラスを倒した時も。
海岸で赤蟻に囲まれた時も、
マザーシップを落とした時も、同じ事をしていた。

「化け物・・・か・・・。」

激戦をくぐり抜けるたび、周囲は俺をこう評し、そして、距離を置いた。
人間は、自分の理解の外にあるものに対して、決して寛容ではない。
前大戦が終結した時、EDFもまた、壊滅寸前まで追いつめられていた。
戦闘記録など残っていない。
前大戦が、一人の、名も無き陸戦兵の手によって終結したなど、
一体、誰が信じるのだろう。

大戦の後、世界は復興にむかった。
EDFも例外ではない。
平和の緩やかな雰囲気の中で、
世界に強力な権威と力とを持った、組織として再建するためには、
一人の英雄によっての勝利など、
あってはならなかったのだ。

かくして、当時のオペレーターの証言や、音声記録など小さな記録も抹消され、
噂だけが残り、戦場伝説として語られるのみで、
真実は闇に葬られた。

大戦を生き残った自分に、周囲の目は冷たかった。
一人の勝利など、信じる者はなく。
そればかりか、生き残ったのは、
戦いの最中、逃げ隠れていたからだろうと、
蔑む者達さえいた。
英雄でも救世主でもなく、
名無しの陸戦兵…。

それで構わなかった。
名声が欲しくて戦ったわけではない。
身寄りもなく、特に何かをしたかったわけでもない自分に、
たまたま軍から召集があり、
たまたま射撃の結果が良かったために、
EDFにスカウトされ、
やつらが攻めて来たから戦った。
ただ、それだけだ。

一人…。
いつだってそうだ。
日常でも、戦場でも。
変わる事はない…。

そういえば…。あいつはどうしただろう。
EDF本部で出会った。
「ペイルウイング隊」の一人だと言っていた。

ロンドンに異変が起こる数日前、
この日は、陸戦隊とペイルウイング隊の合同模擬演習が行われた。
EDF本部の大規模シミュレーターを使って行われたこの演習で、
たまたま彼女と一緒になった。

彼女はペイルウイングを自在に操り、
虹色の航跡を描きながら、レイピアを叩きこんでいった。
その姿は、神話から抜けだしたヴァルキリーのようで、
美しく、なにより強かった。

視線に気付いたのか、何機目かの円盤を打ち落とした後、
彼女は降り返って、得意げな笑顔を見せた。
NO.３１と番号の付けられた演習用の記録写真には、
その瞬間の様子がしっかりと写ってしまい、
上司から模擬戦闘中に不謹慎だと叱られたと、
笑いながら話してくれた。

ずっと一人だった…だが…あいつなら…。
今もどこかで戦っているのだろうか。
彼女が戦死しているという発想はなかった。
根拠などない、けれど、妙な確信があった。

ふと、笑みが浮かぶ。
ライサンダーの装填が終わる。
なんとかなるだろう、この銃と…あいつがいれば。
ビルの影から身を乗りだし、
撃鉄をおこし、照準を合わせ、
トリガーをひく、
戦いは、始まったばかりだ。

Fin

お目汚しすまん！恥かしいので一時撤退！

>>51-55
支援も無い中一人で投下完了とは…さすがEDF隊員!GJ！

神楽たんは俺のもの

>>51-55
お前のほうがよっぽど(ry
GJ！！

http://game10.2ch.net/test/read.cgi/famicom/1122554067/641

皇帝撃墜記念Age

甜菜
http://kigaruni-up.ath.cx/~kigaru/cgi-bin/imageboard/file/1122965983.jpg

>>61　めちゃくちゃうめぇし、カッコイイ!!　GJ!!

良スレの予感

それにしてもペル子のスーツは

ギリギリ見えるワンピース
ニーソックス
黒パン

エロ杉だよな

>>61
何この神かっこいい絵

>>64
エロいのはいいが
そのコスチュームの太ももと肩の露出はどういうつもりなのかと問いたい
SS書こうとするとき最大の難点がこのコス
相手が酸を使うのに対化学防護性能を一切無視した露出を一体どう説明すればよいのかorz
まぁ前作から腕まくりしてる酸の嵐に突っ込む馬鹿もいるわけだが

>>65
そこが良いのだ
小僧が

>>65
ペイルウイング部隊の設立は前大戦の後。
その機動力を活かし、市街戦を含む小規模戦闘の鎮圧を目的に
兵装も決定されたと思われる。

あくまで対人戦闘を想定したもの…つまり色仕掛けなんだよ。

>>67
某少佐のごとく視線誘導ってことですか。

>>67
う〜む、ちょっと苦しいなぁ（対人にしては凶悪過ぎる装備が）

せめて蟻の群れに突っ込むときはジャケットでも着てくれ、と。
超ミニにでかめのジャケットは個人的には実に良いと思う。うん、燃えるね。

っていうか魔界村のアーサーみたいにして

酸を浴びるとスーツが溶けて、中からヒゲ面のタフガイがパンイチで飛び出してくるんですね

エロを妄想するよりも本編がいそがしい（ｗ

バイク何処にあるの〜。

ちょいと私的考察
ペイル隊はＥＤＦの広報部隊もかねているとか（パワードールみたく）。
だからそれなりに色気のある服。
高い運動性で敵をかく乱しつつレイピアで排除…てのが基本戦術なので、「酸に当たったらどうする」ではなく、「酸に当たる前に倒す」

俺の私的考察
ペイル隊は肩とか腿とか晒しているように見えるが
実はあれこそスーツ
中の人は全長30cmくらいの何か

>>74
ちょっとこのペン見ててねー





ピカッ

おまいらは基本的なことに気が付いていない。

萌えに理由が必要か？

>>76の言葉にちょっと感動してしまった

>>76
目から鱗が落ちた。

>>76
まあ突き詰めてしまうとそうなんだけどね。
一枚絵ならともかく、ＳＳなどある程度の量の文章なら「なぜそのような格好をするのか」
という説明があってもいいと思う。
こうにちがいない！ていうのではなく、自分はこう考えました、って程度の。
以上個人的感想。

経験的に。

女の子の多くはおだてればおだてる程、力発揮するケースが多い。
選ばれた精鋭ともなればその気になって頑張りそう。

にくわえて空飛ぶパンチラ＋頼みの精鋭部隊に多くの女性隊員がいることは
陸戦の士気向上に大いに貢献してると思う。ぶっちゃけていえばアイドル的な
もんというか戦場に持ってきた恋人の写真みたいな存在というか。

まぁあれだ。必要エロ。だからニーソックス

実際宣伝効果を狙ったんだろうな
ＥＤＦの精鋭部隊結成！
しかも女性隊員を抜擢！
これからも地球の未来は安泰です！みたいな

ようは平和ボケしてたんだろう
あの地獄の戦争を勝利出来てしまったのは不幸なのかもしれん（試練？）

>>（対人にしては凶悪過ぎる装備が）
>>実際宣伝効果を狙ったんだろうな
ペイルの武器が陸戦兵に比べ派手なものが多いのも、演出を兼ねてのものなら納得しやすいかも。

単に・・・結城博士の趣味じゃないかな・・・｡

博士（ひろし）め・・・やることはちゃんとやっておいてくれたってことか
行方不明になった彼に敬礼！

それにしても過疎ってるな
防衛軍で萌えなんてやっぱり流行らないか
どっちかって言うと、燃えってゲームだしな・・・

神楽ﾀﾝが地底決戦の前日に､恋人と死にフラグを立てていたという妄想｡

ペイルウィングって、脳波とか思念波を使って制御してると推察される
おそらくはヘルメットやスーツに組み込まれた装置によって、使用者の
思考のままに機動・出力制御できるにちがいない

が、手足の神経電流を拾っちゃうとノイズが発生するから肩と腿の
ところでクリアランスを取らざるを得なくなり、肩とふとももむき出しの
デザインになってしまった…とか妄想してみた

結論：クールビス

海で視点下げたらパンツ見えたよ黒でした

>>89
対戦モードで、ペリ子を頭の上に乗せて、上を向いてみな
スコープ倍率低めの武器も持って池

このゲーム、世界設定もキャラ設定もいい加減だから妄想は働かせやすいな。書いてみるか。

　職　人　の　予　感

その画像にはクモの糸に絡みとられ動けない女性隊員が映っていた。

悲鳴は鳴り止まない。
人々は圧倒的な数の巨大な昆虫たちの跳ね飛ばされ、押し潰され、まるでおもちゃのようだった。
目の前に落ちている腕はこのカメラの持ち主のものだろうか。
防衛軍側の敗戦だった。

無数の虫がうごめくその町の片隅のビルの隙間で、彼女の手と足がクモの糸が幾層にも絡みついていた。
まるで磔にされたイエスの様にも見える。

そして、華奢で小さな体（身長155センチくらいだろうか）を遥かに超える巨大なクモが彼女に近づいていった。

彼女は暴れて糸を振り払いたかったようだが、わずかに身じろぎしたのみだった。
「だ、だれかっ！だれか、だれかあああぁぁぁっ！！！」
だれか助けてと言う意味か。だが、聞いてくれる人はどこにもいなかった。

クモの目が彼女の顔を覗き込んだ。30センチと離れていない。
そして、クモの口がゆっくりと開き、

節を持った長い触手が、体液を滴らせながら何本も出てきた。
やはり地球の生物ではないのだった。

「いや、、いやっ、、、いやあぁ！いやああああぁぁ！！」
女性隊員は恐怖で裏返った声を吐く。

クモは当然のことながら動じもしない。そして、

なぜか彼女の体をゆっくりと舐めはじめた。

「な、なっ、きっ気持ちわるっ！！ひぃっ！？」
嫌悪感あらわに彼女は悲鳴を上げる。だが、クモは舐めることをやめない。
大切なものを扱うかのように彼女の体を丁寧に丁寧に舐めあげる。ふくらはぎ、太もも、腹、胸、首、、、
1分後には、どろりとした体液が彼女の細身の体にたっぷり擦り付けられていた。

彼女の防護服が少しずつ溶けはじめていた。
アリの体液と同じように強酸なのだろうか。腕とふくらはぎのスーツが溶け落ち、肌があらわになる。
他の部分も薄くなっていた。
彼女の鍛え絞られた体、バランスの取れているというにはやや胸が大きすぎるかもしれない体のラインがはっきりとみてとれるようになっている。
髪留めが溶けて、栗色のきれいな髪がぬれた体にまとわり付いた。
どういう化学変化なのか、体液は肌を溶かすことはなかった。

「いや、いや、やめてええぇっ！！」

そんな声を無視して彼女を触手は舐め続けていた。
触手の先は人間の舌に酷似した形をしてくねくねと動いている。
そして、

「いやあああっ、、、は、、ああっ！はぁぅ！？」
彼女の声の調子が変わった。
「え？はぁ、、、そん、、くぅ！？」
明らかに甘い響きが混じりはじめていた。
画像には
薄くなったスーツ越しに立ってしまった乳首が映し出されていた。

「あ、あっああ、！、、、くぅ！！、、、、、、、、、、！」
全身を舐めていた触手の内2本はいつの間にか、彼女のつんと上を向いた形の良い胸に集中していた。
さっきよりも丁寧に。ゆるやかに、突然強く。
それに気が付いた彼女は口を硬く結ぶ。

「！、、、、、！、、、、！！」

だが触手はやめない。
人の舌に似た触覚の先が、
だがその人間に舌は人間のそれより遥かに長く、そして複雑な動きで形の良い乳房をなぞる。
「、、、、、、、、、、、、、っ！はぁん！！！」
彼女の乳首を跳ね上げたのだ。

彼女は完全に欲情しきった声で、でもわけがわからないという顔を浮かべていた。
後の研究結果から彼女の体に塗りつけられているクモの体液が媚薬の作用があることが判明することになる。
効果自体は小さいが、彼女のように大量に塗りつけられるともはや元に戻れなくなるのであった。

声の意味がわかっているのか、触手は彼女が声を漏らした部分を的確に攻めはじめた。
「あ、、、やっ！うあああぅっ、、、あ！」
彼女の抵抗は簡単に終わった。一度あげはじめた声を止めることはできなかった。
リズミカルに乳首を跳ね上げる。
「あっあっあっあっ！あああっ！いやあぁっ！！」
何度も舐められ、乳首の部分があらわになっていた。
いつのまにか、触手は彼女の乳房に絡みつき、振動するように愛撫していた。
「そんなっ、、はぁ、、な、なんでっ！あぅ、くぅん！」
「うあっ！、、、、はぁぁんっ！」

いつのまにか、彼女は空中で四つんばいのような格好にさせられていた。
絡みついた糸はいつのまにか緩んでいた。だが力の抜けてしまった彼女は動くことができなかった。

触手は彼女の股間に伸びていた。
影になって見えないが、位置的にクリトリスの位置だろうか。
そして、
「あっ？あんっ！、、っあっあっあっあっあっだめっだめっ！だめええええっっ！！！」
背中をのけぞらせ、彼女は体をぶるぶると震わせる。
絶頂を迎えたようだった。

ぐったりとなる彼女。
だが、クモの動きは止まらなかった。
「ひぃぁっ！？いやぁっ！やめっやっ、、！はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ！！！」
敏感になった部分をゆっくりと舐めあげられ、再び彼女は絶頂を迎える。
体液のためか、快感はまるで止まってくれないようだった。
「いやあぁ、、なんで、、、なんでこんな、、、なんでこんな虫なんかにぃ、、、、っ！
ああっあっあっあっ！はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ！！！」
三度。彼女の秘部からはとめどとなく愛液が滴っていた。

そして、巨大グモの尻から細い管が出てきた。
直径8センチ程度だろうか、表層に無数にイボがついており、そしてイボ自体も独自に蠢いていた。
それがもはや焦点の定まらなくなった彼女の後ろにゆっくりと迫り、

彼女の中に挿入された。

「！！わ、、な、、なにがはいっ、、、、はぁぁぁぁぁぁぁああぁんーーーー！」

異物の挿入に一瞬われに返った彼女だったが、管が緩やかに動き始めるとあっという間に甘い声へと変わる。

「はぁっん！そんなっ！そんなっ！？あふぅぅん！！！！」
ありえないところにイボが届いていた。
それぞれがありえないリズムで彼女の中をこすりあげていた。
媚薬は肢体に染み込み続けている。
触手は今も休むことなく彼女の体をまさぐり続けている。

彼女は処女ではなかった。数えるほどだが、経験もある。
だが、人間の雄が与えられる快感を遥かに超えていた。

「いやいやいやいやいやいやああぁっ！！あぁん！あぁん！！ああああ！！ひぃん！」
股間に伸びる管がわずかに動くたびに彼女はのけぞった。
絶頂を迎えても、次の瞬間にはさらに高い快感が体を駆け巡る。
「だめええぇ！だめぇええっっ！だめえええぇっっ！！」
止まらない。
足は指先まで突っ張り続けていた。

「いやぁん！んぁぁっ！！あんっ！あふぅ！いいっ！あはぁ！いいっ！すごぉいぃっ！！
もっとぁもっとぉ！ぁぁぁああぁぁあああぁああっっ！！！！！！」
もはや彼女に自分が誰で相手がなになのか、わからなかった。
彼女はクモの体液を両手で塗りたくり、胸をもみ上げ、みずから腰を振っていた。よだれがのどを伝う。

管の動きはどんどん速くなっていく。
「もっとしてもっとして、もっとおおおぉぉぉぉっ！！！」
彼女が頭を振り乱したとき、クモの管が一瞬太く硬直し、なにか丸いものが管を通っていった。
そして、それは彼女の中に注ぎ込まれていった。
「あああああああああああああああああああああああああああああっっ！！」
丸い物体が注入されるたびに彼女の中を余すところなくすり上げていき、
彼女は絶叫しつつ、体を硬直させた。

そして、彼女は倒れ付した。ぴくりとも動かない。うつろな瞳で薄く笑っているような表情がわずかに見えるだけであった。
彼女はそのままアリにくわえられ、やつらの巣の中へと運び込まれていった。


その後もカメラは誰もいなくなった空間を移し続けていた。
これは防衛軍が敗北したある地域での戦闘の記録画像である。

後に彼女の体内に入りきらずこぼれた丸い物体を回収、調査したところ、
巨大昆虫の卵であったことが判明した。
孵化する際のサイズは10センチ程度ということもわかった。
彼女は孵化床に選ばれたのである。

彼女はいまでも虫の子供たちを生まされ続けているのであろうか。
これまでにペイルウイング隊の戦闘中の行方不明者は実に2000人に達している。

ちょいと長すぎたかもしれんが、
はじめてなので許したもれ。

糸に巻かれてイくのよ､乙｡

いやあ、自分の文って読み返したらえらい恥ずかしいですな。
文章稚拙だし、、、、orz

あと書くとしたら、ペイル子の巣の中輪姦とか、救出後輪姦とか、、、、

なんか陵辱モノしか思いつかん性根が腐った俺ですが、他に面白そうな設定ってあるかね。

ttp://kakuri.sakura.ne.jp/oekaki/bbsnote.cgi?fc=continue&No=4639

ﾊｹｰﾝ（ﾟ∀ﾟ）!

>>100
隊長が買ってきたバイブをEDFが改造して
パワーアップさせてペイル子に使用とか。
アホか俺なに言ってんだ

>>102
結城博士が改造するんだな？
とりあえず、お盆でインターネットのつながらないところに帰省するため、動けなくなりまう。
ｽﾏｿ。

>>93-97
GJ!!
こんなん見たらペル子が蜘蛛の糸に絡まれる度に変な事考えちまうｗ

ttp://moe2.homelinux.net/src/200508/20050813412476.jpg

>>105
何者に縛られることもなく大空に舞う貴女の笑顔は本当に本当に素敵です。
更に風に舞うワンピースの裾からちらりちらりとのぞくおしりが素敵すぎです。
でも僕はもうちょっと清楚なショーツの方が貴女には似合っていると思います。
何故なら貴女は地球を守るために選び抜かれた美しく、優しく、全てに秀でた女性だから。
はっきりいえばふんどしみたいな下着（･Ａ･）ｲｸﾅｲ!!

とりあえず絵師ＧＪ！

>>105
めっちゃｳﾏｰ
ペル子かわいいよペル子
これであと１０年戦える

>>106
ふんどしじゃなくてTバック（*´Д｀）

いや、むしろ褌の方が「かかっていこいや！」みたいな勢いがあって良いとおもふ。

こんなスレもあろうかと密かに描いておいたこの絵が役に立つ時が来たようだ。

ttp://akm.cx/2d/img/21651.jpg

ｲｲ！白濁としているのは蜘蛛の糸ですか！？

白濁としているのは蜘蛛の糸。
但し、受精機能を有する。

こんなん見つけた
ttp://cgupload.dyndns.org/~upuser/up2/img/1124119907362.jpg

>>110
博士ＧＪ

>>110
白濁ｴﾛｽ！

おいっ！！
この中でUFOとかを擬人化する猛者はおらんのかぁ！！

前にあったぞ
幼女だが

ｵﾔｼﾞのかｗ

ここに描いた
ttp://www12.oekakibbs.com/bbs/ryona2/oekakibbs.cgi

抜く……みんな抜く！　糸に巻かれたペル子で抜くんだよぉ！！

お盆帰りより帰って参りました。

新作発表したいと思います。リクエストに答えてバイブものです。
あとオナニーでラブでコメです。
実は防衛軍とあんまり関係ないような気がするのは内緒です。

それでは投下します。

「というわけで君が呼ばれたわけだ。」
「どういうわけかわかりません。」

私は尾部　玲子。EDFのオペレーターをしている。
今日はEDFの兵器研究所に呼び出されたのである。呼んだのは結城博士。

結城博士、、、2年前の大戦の生き残り。
酸による負傷のためにEDFを引退したが、その後プラズマ工学を学び、
唯一、インベーダーとの実戦経験を生かせる兵器開発者として軍関係者に重宝されている男。

私の大学時代の彼氏でもあったりする。

「いや、ひさしぶりだね。あ、そこのパソコン置いてある机のとこに座って。」
結城はコーヒーを手渡しつつ話を続ける。
「実はね、モニターをして欲しいのだ。」
モニター？兵器開発担当が内勤の私に？、、、もしかして、、、、敵に侵入されたときの武器？緊張しつつ、私は問う。
「な、なんのモニターですか？」
「女性のオナニー用バイブの。」
コーヒー画面に吹いた。

「あーあーパソコンが。」
「ぬぁ、ぬぁにぃぃ！？バイブって、、、あ、あれ？ういんういん動くあれのこと！？」
「ダー。」
「ロシア語で肯定するな！なんでそんなもの開発してる！」
「胸倉をつかまれても、、、相変わらず気が強いなあ。」

「いや、必要なんだよこういうの。」
突然真剣な顔で結城は語る。
「兵士というのは戦いでストレスがどんどんたまっていくもんだ。どこかで発散させなきゃならない。
で、娯楽を要する必要があって、当然、性欲というものも出てくる。」
「、、、、コンドーム渡してペイルウイング隊と陸戦兵を引き合わせてあげれば良いんじゃない？」
紅茶を受け取りつつ、私は聞いた。
「今は21世紀だぞ。人権問題がある。大体必ずくっつくかわからんし。」
「よしんばくっついたとしても、行為の最中1人ではなく2人動けなくなるのは一人一人が貴重な戦力の現在、とても非効率的だ。
それに男女間はいろいろあるからな。こじれて作戦が失敗なんてことになったらしゃれにならん。」
「はあ。」
「というわけで21世紀なので、男女平等に両方のオナニーグッズを作ってみたわけだ。」
「つくらんでいいのに、、、」
「すごいぞ、なんたって敵のオーバーテクノロジーを内蔵した、プラズマドライブ駆動のスーパーバイブだ。」
紅茶画面に吹いた。

「もはや最終的にどんな機能が働くのか私にもわからん。」
「なんてもの内蔵してんだああぁぁっ！！」
「私は凝り性だからな。」
「凝らんでいいっ！こんなん誰がモニターしたがるもんか！！」
「ああ、ペイルの娘達に声をかけたら、ことごとく逃げられた。」
「当たり前だぁぁっ!!」
「男の方は希望者が殺到したんだが。」
本当にずっこけるんだと初めて知った。
「お、男って、、、、」
「男用は大好評だったよ。『こんな快感初めて！もう離れられない！ビバ！インベーダーテクノロジー！！』と。」
「駄目だろうそれは。」
「とにかく軍のお偉方に頼みこんで命令書を作ってもらった。君に拒否権はない。モニターしなさい。」
、、、、、、、コ、、、コネなんて大っ嫌いだ、、、

その夜。寝巻きを着てベットに腰をかけた私の目の前には例のもの。
お風呂には入った。ご飯も食べた。ストレッチもやった。後は寝るだけ、、、、、、
途方にくれる。
、、、、、、、、、、、、、、、はぁ。
仕方ない、、、、
明日どうやって結城を殺そう。そう思いつつ、しぶしぶ手に取った。
見た目は普通の大きさのバイブ。本物触ったことないけど。
スイッチを入れてみる。

動かない。
壊れてるのかと思いつつ、股間に近づけてみると、

バイブが伸びて私の股間に吸い付いた。

「ひぁっ！？」
ベットから落ちるところだった。
バイブは原型をとどめていない。ゴムみたいに伸びて私の股間を覆いつくしている。
なんなの、これ、、、さすがオーバーテクノロジー、、、
「ひっ！」いきなり悪寒がゾワッときた。

ゾワッゾワッゾワワッ「うわ！うわわっ！？」
よくわからないが、作動し始めたらしい。覆われた部分が細かく動いている。

まるで太ももの付け根を、舌を硬くして舐めあげられるような感じ。
同時に外側から秘唇を丹念にもみしだかれてゆく。
「んっ、、んっ、、、、あふっ、、、、、」
気が付くと悪寒は快感に変わりはじめていた。
「ふぅんっ、、、」
声が漏れる。なにか悔しかった。

「んあっ、、、！」秘唇の裏側を舐められた。
「はぅん、、、、っ！」クリトリスの上の方をクリクリされた。
たまらず自分の、細身の体をぎゅっと両手で抱きしめる。
ゆっくりと快感が高ぶってゆく。
期待より少し遅いくらい。それが欲情にさらに大きな火をつけていた。
「もっと早くしてよ、、、」
ハァ、ハァ、、、息は荒くなっていた。頭がふわふわする。
体が熱くなっていた。じりじりくる快感にたまらず自分で服の上から胸を揉んでみる。
Bくらいの、そんなに大きくないけど形の良いのが自慢の胸。
前ボタン式の寝巻き。ボタンを外し、手を差し込んで直接胸に。乳首をつまんでくにゅくにゅいじる。
「ぁあ、、、はぁあ、、、、」
たまらず振り仰いだ。そのとき、

天井の隅に監視カメラが設置されているのが目に入った。
「それ、、、、なに、、、？」
数瞬後。「いや、、、モニターは観察しないと意味がないので。」マイクから出てる声、結城だし。
「あ、あんたっ、、、！人の部屋にいつの間に！」
「すまん、、、、、、、、、、、、。だが、大切なことなんでね。気にせずに没頭してくれ。」
、、っ！見られているのがわかっていて、続けられるか！！
そう思ったのに。

「んぁっ！？」
バイブがクリトリスを責めはじめたのだ。
やわやわと包み込むように刺激される。
「あ、ちょっとま、、、あ、、っ、ああっ、やっ、ふぁっ、、、、、、、、、あ！はぁんっ！！」
吸われた。ぞくぞくした快感が背中を通り抜ける。
さらに速いテンポで四方八方から突つかれる。
「はんっ！？ちょ、、、とまっ、、、、あ！だめ、、、やんっ！あんっ！」
足を閉じてももちろん止まらない。
どんどんテンポが速くなる。やばい。ああ、もうだめ、こらえられな
「、、っぁああぁぁーーー！」
びくびくびくっと体を震わせ、私はイってしまった。

「、、、っはぁっ、、、はぁっ、、、」
動きが止まった。
結城に対して文句を言いたかったが、それよりもバイブを外すことが先決だった。
スイッチを押す。「いい忘れたが。」え、、どうやったら外れるのこれ、、、？
「多分、挿入する前に外れないよう、セーフティーがかかっていると思う。」

再びバイブが動き出した。
ニョロニョロと私の膣の中に入っていく。
「あ！　ああぁぁぁぁぁ〜〜〜〜」腰の力が抜ける。
バイブが入りきった、、、
そう思った瞬間、サッと抜かれる。
「ふ、ふぁ？」
入る。「あ！」
出る。
入る。「あ！」出る。入る「あ！」。出る。リズミカルに繰り返す。
前戯と違ってすごく動きが早かった。
「あ？、あ！、あ！？、あっ？、ああっ？、ああぁっ！？、あ！！」
入る角度が全部微妙に違う。つぶつぶがあるらしくて変なとこに当たる。
愛液がどんどん出てくる。いやらしい音が耳に響く。
「はぁん！あんっ！あん！あんっ！あんっ！あんっ！！ぁぁん！！！」
じゅぷじゅぷじゅぷ。
自分でも知らなかった急所をテンポよく攻められ続ける。
「あんっ！あん！あんっ！あっ！！あんっ！あんっ！！」
いつのまにかシーツを握り締めていた。
「あんっ！！あん！！あ！あんっ！あ！！あんっ！あんっ！！ああんっ！！」
痛いくらい眉に皺がよっている。
あごはめいっぱいのけぞり、背中は汗びっしょりかいている。
腰が勝手に動く。
頭の中で光が何度も弾けていた。
「ぁっ！！っ！！！、、、！！、、、、、、！！！！！！！！」
もう声にならなくなっていた。気持ちいい！気持ちいい！！それ以外のことは考えられなかった。
「！！、、！？、、、っ！！！」
体をくねらせる。
「っ！！、、、、、、、！！、、、っ！！！！！」
丸め込んだ腕が胸を押しつぶす。
そして。
「、、、、、、っぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああっっっっ！！！！！」
びくん！びくん！と体を震わせつつ、私は初めてのオーガニズムに達したのであった、、、

すごい気持ち良かった、、、、、

「感想は、、、映像を見てたらわかったが、、、」
テープを持って結城。
「壊して、燃やして、この世から消して、、、」
顔が真っ赤になっているのがわかる。
「一本3000円で研究資金に、、、」
やっぱ殺そう。
「さ、さんだぁぁぁーーーーーーーっっ！！！」
3結城博士の悲鳴は30分間聞こえ続けたという。

「で、このバイブいけるかな？」
青あざだらけになりながらも、めげずに結城は聞いてきた。
私はあきれて答える。
「だめ。」「なぜ？」
わからんか？
「女の子がこんなの戦場で使ってたら、他の男に襲われてコンドーム渡すのと大差ないじゃん。」
「あ」
ぽんと叩く。
「それには気が付かなかった。」

結城博士苦心の傑作が実用化されることはなかった。

【END】

唐突過ぎて吹いた

次は陵辱モノでもっとねちこいものを書こうかな。
ペル子は陵辱が良く似合う。
その文長くなるけどﾅー。
(･∀･)ｵｲﾗﾊｽｹﾍﾞﾅﾀﾝｺｳﾌ〜♪

乙です。お馬鹿なところがまたＧＪ。

乙彼様、そして結城博士ry
おもしろかったど

博士ﾜﾛｽｗ
でも濡れ場はしっかりエロくてGJ！
次も期待してまふ

お茶吹いた

俺も吹いてしまった

でも、かなーリよいものだったーよ

さあみんな妄想するんだ！

「長文ｽﾏｿ」のペル子：
華奢な体。
身長155センチ。
体は鍛えて引き締まっている。
乳は体に比べて大きめ。
髪は栗色で長い。
性格不明。（俺的には本当は料理とか得意なおしとやかな子。）

オペレイ子：
スレンダー。（俺的には脚が長くてジーパンとか似合いそう）
身長不明。（俺的には結構高め、165センチくらい？）
乳はＢカップ。
髪型不明。（俺的には黒のショートカット）
性格かなり強気。

>>18が完璧スルーされててﾜﾛｽｗ

武装錬金とか言われても、はぁ？なのでレスしようがない罠
少年誌とかの作品の固有名詞が出てくると、ついてこられない人が多い
厨っぽく感じるのか避けられちまうようだ

あの〜、調子に乗って作品書いちゃったんだけど・・・。
ここに乗せてもいい？(´･ω･｀)

是非お願いします

盛り上がってまいりますた

ごめんなさい・・・。
よくよく読み返してみたら93からの小説と内容がもろ被ってました(´･ω･｀)

(´･ω｀･)別に問題ないがな

むしろ尚更ｷﾎﾞﾝﾇ

このゲームシチュのバリエーション無いから仕方ないよね。

むしろシンプルらしく特化してもえーんじゃないか

>>149
落語というものは

同じ話でも別の噺家によって、ぜんぜん趣の違ったものになる。
同じシチュエーションでも、細かい描写や気合を入れている部分がまったく違う。
つまり、

投下　ｷ　ﾎﾞ　ﾝ　ﾇ。

勉強にもなるしね。

アリの大群に囲まれて、媚薬を含んだ酸を掛けられて悶えサンダー

みたいなのをお願い

卵産み付けられて幼虫がモゾモゾ出産されるようなのキボン

なんか目が覚めてしまったので、早朝投下行きますよ。

人×人による陵辱モノです。カナーリねちねちしたやつです。

あと、お話ｷﾎﾞﾝﾇの人はオニャノコのタイプも簡単に書いてくれるとうれしい。

「囮」

【1】
私、静香が目を覚ましたのは変な床の色をした部屋の中でした。

なにがなんだかわからない。
目をこすろうとしてもできません。体がうつぶせにベルトで固定されていました。機械音がします。
突然、思い出しました。

私の所属するペイルウイング隊が全滅したのでした。
高校卒業の後、入隊してまだ1ヵ月目。
無口でおとなしい私をいつもいじめていた上司が嫌な音を立てて地面にたたきつけられたのを覚えていました。
気が薄れる中、羽蟻にくわえられてどこかに運ばれていた気がします。ということは、

たぶんここはインベーダーの船の中。

ぞっとしました。体が恐怖で震えはじめました。
私どうなっちゃうんだろう、、、、、、。首が動かないので周りの様子がぜんぜん見えません。泣きそうでした。
後ろの方で機械音がします。
目線を少し上げると、目の前のぴかぴかの金属板に私の背後が映っていました。

長い針がセットされたアームが伸びていました。針の長さは15センチくらい。きらきら光っていました。
針はゆっくり私の頭の方に近寄ってきます。悲鳴を上げたつもりでした。でも声は出ませんでした。

そして、針が後頭部に深く突き刺さりました。鈍い衝撃。
声が出ません。針が頭に埋め込まれていくのがわかります。
ガクガクと体が震え、目の前が真っ赤になって。

結局、最後まで悲鳴は上げられませんでした。

【2】
次に目を開くと部隊が全滅した場所でした。すでに戦闘は終わっていました。

今度はすぐに何があったか思い出しました。
首の後ろを触ると小さな傷がありました。夢、、、じゃない？でも特に体の不調はありませんでした。

座り込んだまま、どうしたらいいのかと考えていると、
「お〜〜〜い！」若い男の人の声がしました。目をやると、2人の陸戦兵が駆け寄ってきていました。
巡回任務についている兵士です。敵群を発見次第、ベースに連絡する役目を負っていました。
「いやあ、生き残れたペイルウイングがいたなんて。よかったなあ。」「今までどこにいたんだ？あの戦闘からもう5日も経つんだぞ。」
5日も？「あの。」何か言わなくてはいけないと思いました。

「他に兵士はいらっしゃるんでしょうか？」
なぜこんなことを聞いたのかわかりませんでした。
「？他って、ここらは俺とこいつだけ。だけど？」それを認識した瞬間、

それがはじまったのです。

急に後頭部が熱くなりはじめました。熱はだんだん体中に広がってゆきます。
「え？、、、なに？、、っ！」どんどん熱くなっていきます。湯気が出ているみたいでした。目の前が真っ赤になってきました。
「ああっ！あついっ！！な、なにっ！？」
「お、おい、大丈、、、、」私の様子がおかしいと気付いた兵士は近寄ろうとして、そして硬直しました。

私の容姿が変わってきたのです。

私は、背は150センチしかなく、がりがりにやせていました。
手足も短くて色気も何もなく、男の人にモテたことなんか一度もありませんでした。それが。
胸が急に膨らんできたのです。
「ああ、あっ胸があつい、、、っ！」サイズが合わなくなり、スーツのバストの部分にいくつもの横皺ができてきました。
きつい。胸のボタンが一つ勢いよく取れました。
「ああ、お、、お尻も、、、、、、」大きくなってきました。スーツの浅いスリットが破れ、ふとももの付け根まで広がりました。
頭がぼっとしてきます。ついさっきまで何を考えていたのかわからなくなりました。
「ああ、あ？はあぁ、、、、」胸とお尻とは逆に、腰はもっと細く。
「ん、、、、んんっ？、、ふぁ！」手足は長くしなやかに。栗色の髪の毛はブロンドのように薄く、腰まで届くように。
「ぁっ、、、んむぅ、、、」
体全体が少しだけむっちりとしてきて、もともと白い肌は、もっともっと透き通るようなきめ細かい白い肌へと。
「、、、、、、、、、、、、、、、っ！ぁっはっ、、、！？」
数分後、体の熱さがやや引いたとき、建物の割れたガラスを見ると、見知らぬ女の人が映っていました。

明らかに小さいサイズの服に皺が寄り、熟れた体のラインをこれでもかと強調しています。
豊満な胸。くびれた腰。大きいのにきゅっと引き締まったお尻。見せつけるかのように艶かしくくねらせた肢体。
整った美しい顔は上気し、口を軽く開き、とろんとした目が濡れた光を帯びています。

私自身でした。そして私はなぜか、それを特に疑問もなく受け入れました。

とりあえず起き上がろうと前かがみになると、服のボタンがさらに2個はじけて取れました。
男の人たちは凝視しています。視線は、あらわになった胸の豊かな谷間に注がれていました。
ゴクリ。生唾を飲み込む音。

兵士達はゆっくりと私の方へ。目が血走っています。私の体からおかしな匂いが出ていました。
体がまた熱くなってきました。今度は後頭部だけではなく、下。私の股間から。
兵士達の獣のような目を見て、逃げなくてはいけないと心のどこかで叫んでいました。でも、
「はぁ、、、、、」体が火照る。---------そう、それでいいの。--------ジンジンする頭に誰かの声がします。
その場を動けない私に、男達は覆いかぶさりました。

【3】
１人は後ろに回りこみ、もう一人は前。挟まれた形になりました。
後ろから手が伸びてたっぷりとした私の胸に触れました。
もう一人は服からほとんどはみ出てしまっているむっちりとした股間へ手を。
「はぁん！」
触れられただけで甘い声が出ました。体全体がすごく敏感になっています。
「すげえ、、、この女、、やわらけえ乳、、、手に収まりきらねえ」
「なんて色っぽい声だすんだよ、、、、おい、、もうめちゃくちゃ濡れてるぞ。」
「あぁっ、ふぁぁ、、、んむ！」唇に吸い付かれました。
「、、ん、んんっ、、、、はあっあぁっ、、」右の乳首をくるくると指の腹で愛撫されました。
「、、ひぁっ、、んっ、、んっ、、」股間に差し込まれた指がクニクニ動きます。
「あはっ！、、ふぅんっ、、」左胸ははだけさせられ、揉みしだかれます。
首筋を舐められた瞬間。「ひぅっ！！、、、あ、ふあああああぁぁっ！？」
ビクビクビク！背中に電撃が走り、軽く
「こいつ、、今のでイったぞ、、、？」信じられませんでした。

「駄目ぇ、、、こんなことは、、、んあっ、、、駄、、目ぇぇ、、、、」
うまく頭が回らない中、やっとか細いながらも拒否しました。欲情に染まった声で。
なんとか腕で胸を隠して、足を閉じました。体を妖しくくねらせて。
「ククッ。口では嫌がっていても、体はよろこんでいるようだぜ？」兵士はせせら笑います。
「こ、、、これはちが、、、、、、」
お構いなしに後ろの手が、ゆっくり胸の周辺を揉みはじめました。「あ、、、」
前の兵士は太ももを舐めはじめます。「ん、、、っ」
ひどくゆっくりと。ソフトに。ゾワゾワと小さな快感が私の中を通っていきます。
「ああぁぁぁ、、、！？」首筋と腰を同時に舐められました。2つの舌はナメクジみたいに肌を這い回ります。
「はぁっ、、んっ、、、ひっ、、、」小さな快感が次々と襲ってきます。
それがずっと続きます。乳首を触らずに胸を。秘部に触れずに周辺を。ねちっこく。
「ああ、あ、ど、、どうして、、、ふあぁ、、、」ゾワゾワゾワゾワゾワゾワ。
小さな、でも絶え間ない快感が積み重なってきます。
「あ、あ、あああ、、、」だんだんたまらなくなってきました。
「いやぁっ、、、」ゾワゾワゾワ「あっ、なんか、はあ、、いやああぁぁ、、、」ゾワゾワゾワゾワゾワゾワゾワゾワ
「ああっ、、、！？はあぁ、、だめぇぇっ、、、ゆるしてえぇ！」
触られていないのに胸の先が熱くなって。触れられていないのに股間が熱くなって。
いつの間にか手は胸から力なく離れ、閉じていた足は開いてしまっていました。
「もっとして欲しいか？」男が問いました。「ぁ、、っ？」
そんなこ、、、
チョン、とクリトリスに指が当たりました。
「ふぁぁぁっっ！？」ゾクゾクッ！！と陰核から頭まで電流のように快感が走りました。
「もっとしてほしいか？」もう一度。
「ああ、、、っ」その間も小さな快感は積み重なり続け、私をどんどん追い込んでいきます。
こんなこと、駄目なのに、、、駄目なのに、、、、、、、-----欲しいでしょう？-------頭の中で何かが囁きます。
「ああ、、、っ」------気持ちいいことしたいでしょう？------
「あああ、、、っ」------我慢することないのよ？----ああっ、、ああっ、、、あああああっ、、、、、、、、、、、、。
私の中でなにかが弾けた音がして。

「、、もっと、、、ぉ、して、、、、ぇ」
男達が息を呑むくらいの淫だらな声でした。

スーツを引き破られ、パンツが剥ぎ取られ、饗宴がはじまりました。
乳首を2つの指で挟んで揉みあげられました。クリトリスと膣の入り口を交互になぶられました。
「ああっ！あ！ふぁ！、、、んっ、、、、ああんっ！」
クリトリスを指の腹でこね回され、乳首を噛まれ、舌で先をリズム良く跳ね上げられました。
「あん！あ！やんっ、、、ふぁっ！あ！あ！！」
じらされたせいか、さっきまでとは比べ物にならない大きな快楽の波。
わずかに残っていた理性は粉みじんに流されていきました。歯止めが外れ、私は快楽に飲み込まれていきます。
「んあ！、、あん！、、い、いいっ！！、、あ！、、、、や！やぁぁっ！」
波は次々と押し寄せて、そのたびにあごが跳ね上がりました。
「ふぅん、、、っ！？あん！あんっ！！きもちいいっ！、、ああ！、、、やんっ！！、、、、、、ふぁっ！あ？ああああっ！！！
男達の指使いにあわせて、あえぎ声が楽器のようにこぼれます。
2人が巧みに私を激しく責めあげていきます。
「だめぇっ！、そこっ！、、んぁ！！あ！あ！！、、、、なんでぇ、、、っ！あ！すご、、、っ！！」
愛液が次々と奥から沸き、足を伝い流れ落ちはじめていました。
「んあぁん！！？」指が愛液にまみれた肛門に当たりました。
「ひっ？あ、そこっ、あ、やっ、、、ああ、あ、あ、あ、あ、あ！！」ヌルリと円を描くように肛門をなぞられます。
今までとは違った快感が押し寄せてきた瞬間、耳たぶを噛まれクリトリスを思いっきり吸い上げられ。
「はぁぁあああぁぁあぁーーーーーっ！！」
ひとたまりもなく上り詰めてしまったのでした、、、

【4】
--------これで終わりじゃないのよ？----------
え？
「はぁ、、はぁ、、、」豊かな胸を妖しく上下させていた私は突然前のめりに倒されました。
四つん這いに。そして、兵士が覆いかぶさってきました。股間になにかがあてがわれました。
大きくそそりたった男根でした。
「本番だ。」それは、ゆっくり私の中に入ってきました。
「あ、、、！だめ！それだけは、、、っ！」必死でお願いしても無駄でした。
「あ、あ、あ、、、、いやぁぁぁーーーーーーーっ！！。」
ミチミチと音を立て、私は後ろから貫かれてしまったのでした。

「、、？え？お前、、、処女、、、？」兵士はおどろいたようでした。
「いやぁ、、ぁ、っ」涙がこぼれました。「まさか。」「だって見ろよこの血。」「！？まじかよ、、っ！！」
「しんじらんねえ、、、こんな体してるくせによ、、、、」そう言いつつ、もう1人が私の乳首を指で弾くと。
「はぁんっ！」鼻を抜けるような甘ったるい声。え？
「ん？」「どうした？」「なんだこいつ、、、もしかして初体験のクセに、、、」男は腰をゆっくりスライドさせました。
「ふああぁぁ、、っ！？」思わず、のけぞりました。
「感じてやがる、、、、」その通りでした。
体がどうなってしまったのか、処女膜を破られた痛みはありません。
それだけではなく、中に入っている熱い男茎の熱が伝わってきて、甘い刺激に変わりつつありました。
「はぁっ！、、うそ、、、そんな、、、あぅん！」口を手でふさぎました。
動いていないのに感じる。
「こんな淫乱見たことねえな。」、、そんな、そんな、、、っ。
スライド運動がはじまりました。

ゆっくりと引き抜かれ。ツプツプツプ、、、ゆっくりと挿入される。ツプツプツプ、、、
「んあぁっ！！」それだけで気が遠くなりました。
膣内を擦り上げられるという未知の感覚。今までとはレベルの違う快感がのけぞった肉体を突っ走ります。
「すげぇ！しまるっ！こいつのめちゃくちゃ具合がいいぞ！」
もう一度ゆっくりと。ツプツプツプ、、「ふああああぁぁぁっっ！」
次は早く。ジュプッ！「はあぁっ！？」
ジュプッ！ジュプッ！「あっ！あっ！ああっ！！」ツプツプツプ、、「うぁ！？ひぁぁぁんっ！！」
「ああっ！ふあぁぁ！！いやあぁぁ！！」
緩急をつけたピストン運動。鳥肌が立っていました。
初めて体験する快楽は、戻りかけていた私の小さな理性をあっさりと突き砕いてしまいました。
いつの間にか腰を男の方に突き出していました。男はパンッパンッと腰を叩きつけてきます。
そして数秒後。
「あん！、、、あんんっ！はぁんっ！、、、、いやぁっ！！だめええぇぇぇぇぇぇぇっ！！！」
ビクンッビクンッ！
そう、私は、あっけないくらい簡単に絶頂を迎えてしまったのです。

「あ、、あああ、、、」
「じゃあ次は俺だな。」もう1人の兵士が私の髪をつかんで引っ張りました。
私を起きあがらせ、自分はごろんと転がり、騎乗位の体勢に。
足の踏ん張りが利きません。私の腰は力なく沈み、、、、、、ズプリ、、、、
「はぁんっ！？」さっきより結合がもっと深くなる体位でした。ものすごく奥に当たっています。
「ああっいやぁ！深いっ、、、！！」口に当てた指を思わず噛みました。
下から突き上げられました。
「きゃぅっ！？」
下になっているにも関わらず、兵士は鍛えられた肉体にものをいわせて、リズミカルに突き上げてきました。
たわわな胸のふくらみが上下に激しくゆれ動きます。
「あんっ！あんっ！あんっ！あんっ！あっ！あんっ！あっ！あ！あ！ああああっ！！！」
絶頂を迎えて、さらに敏感になった体に容赦なく、快楽が打ち込まれていきます。
「はあああああああああああああぁぁぁっっっっっんっ！！！！」足の指をきゅっと曲げ、またイってしまいました。
でも、ピストン運動は終わりませんでした。
そしてさらに深い快楽の底へ。
「ああっ！？、、ああっ！ああっ！ああっ！、、、はあああぁぁっ！！」
私の顔は快楽のため緩みきっていました。だらしなく口が開いているのがわかりました。
意識はとっくに白泥と化し、溶けてしまっています。
「ほらお前も腰をふりな！」
いわれがままに、もはや拒むことも考えられず、私は腰を使いはじめました。
はじめは上下に。そのうち前後に。そして左右に。クッチュクッチュと音が鳴ります。
「ああっいいっ！」体までとろけそうです。
クッチュクッチュ。グッチュグチュグッチュグチュ！！腰の動きにピストン運動が合わさり複雑な刺激を生み出していました。
「いやっ！！いやっ！、、、すごいっ！！ひぐっ！、、、もっと！あああっ！！もっとぉ！！、、、、ひっ！！ひぃんっ！！」
私はすすり泣きをはじめていました。いやいやをするように頭を振っていました。
「、、っああぁぁぁぁぁっっーーーーー！！」また上り詰めてしまいます。

「ぁっ？ふぁっ？」そして交代。今度は側面から。
「ぁはぁぁぁんっ！」

男達は交互に、ありとあらゆる体位で私を犯しつくしました。
「ふぁ！？あうっ！？んくぅ！！やんっ！！はぁぁんっ！？」
そのたびに私の体は跳ね、汗が飛び、絶頂を迎え続けました。
「や！やっ！あ！あああ！あぁ！はふっ！！いいっ、いいっ！」
「もっと突いて、ああっ！突いてぇっ！！はぁぁっ！？あっ！いく、、っ！いく！いくぅっっ！！！」
体は貪欲に快楽をむさぼり続け、止まることを知りません。頭はジンジンと鈍く発熱し続けています。
なんでぇ、、、っ！？、なんでこんな体に、、、っ-----すごいでしょう？----はい、、、っ。はいっ！
突き上げられて。乳首を揉みしだかれて。耳を舐められて。突き上げられて。
「感じる！ああぁっ！！すごくかんじ、、、っああっ！ああっ！ああっ！気持ちいい、、、っ、気持ちいいのぉっ！！」
下半身は愛液でびしょびしょになっていました。
「う！出すぞっ！！」緊張した声とともに、太い肉棒がさらに太く。
「あ、あ、あ、あっ！っぁああああああああああぁぁっっっっーーーーーーーーーーーーー！！！！」
白い液を私の中に注ぎ込まれ続けていました。
これでもかといわんばかりにのけぞり、白いのどをあらわにし、、体を震わせながら。何度も。何度も。



いつしか、、、私は気を失っていました。

【5】
私が気を失ったのに、それでも男達は私の体をむさぼり続けていました。
男に抱かれるためだけに用意されたこの体を。
そして、行為に夢中になっているあまり気が付いていませんでした。
数千もの赤蟻の大群が真後ろに迫っていることを。

------------囮------------頭の中の針がそう囁いていました。



私が気が付いたのはまた別の場所でした。
私は、行為に及んだ男達の　無残な姿　を思い出しました。
でも意識がまとまらず、それがどういう意味かよくわかりませんでした。

「だれか生きているのかー！？」兵士の声がします。男の声。
また体が熱く火照りはじめました、、、
--------もっともっと気持ちよくなりたいでしょう？--------針がいいました。、、はい、、、
ああ、もっと、、、、、なにも、、、考えられない、、、男達が近寄ってくる、、、、ああ、、、

抱いてぇ、、、、、、、、、。

[END]

なるほど、設定に納得してしまった
私の趣向上、エロシーンは読み飛ばしてしまったが、設定は良い感じだった
なかなか面白い試みで良いと思う
これからも頑張って

面白い・・けど一回に時間かけて殺れるのは一人か二人ってのは割に合わんなｗ
てっきり体質変換で性行為＝毒殺、その実出生率低下していた異星人の人類との交配サンプル収集
もしくはザンボットよろしく人間爆弾かと思った

あ、でも斥候を釘付けに出来ると言う事は本隊の作戦行動にかなりの利をもたらすし
あとわざと一傷病兵として医務班に収容されて本部勤務に
そして他部隊の指揮をしている司令室に乱入して乱痴気騒ぎというのも手か
無線から状況報告が消えたと思いきやいきなり全周放送で喘ぎ声と性音が聞こえてきた日には
いろんな意味で戦闘に集中できずに部隊はかなりの損害を負う事だろう

それにしても毎回本当に面白い、ＧＪです

>>160
あー、人間爆弾という手があったか。

>斥候を釘付けに出来ると言う事は本隊の作戦行動にかなりの利をもたらす

書いていないけど、

インベーダーは囮を何人も出していて、
その結果防衛ラインを突破されたことに本部が気が付かず、ろくに反撃もできずにこの地区は落とされてしまった。

というつもり。

「や、やめて！離しなさいよ！離し・・・・くぅ！」

絡みついた蜘蛛の糸を外そうと暴れるが、蜘蛛の糸は動けば動くほどに絡まり、私の身体を締め付けていく。
その痛みと、虫ごときに捕まってしまったという屈辱に顔を顰める。

今や華麗に空を舞い飛ぶ事の出来る背中の飛行ユニットは完璧に破壊され、一直線の強力な光を放つレイピアは糸で絡め取られて撃てそうにもない。
甘かった。自分がこんなにも非力で、そして、バカだとは思わなかった。

２年前の、そう、あの地球を救ってくれたあの人に密かに憧れ、あの人と一緒に戦いたくてＥＤＦに入った。
私はＥＤＦ内ですぐに実力を認められ、ペイルウィング隊の一員として戦力に加わった。
実戦でもエリートとして褒め称えられた、自分もあの人に近づける、近いうちにあの人と共に戦える。そう思った、そう思っていた。

しかし現実は、陸戦兵でもないのに調子に乗り、敵に接近戦を挑み、エネルギー切れになるまで戦い、挙句に捕まりこのザマだ。

ペイルウィング隊の仲間は私を残して撤退し、周りにいた陸戦兵も死に絶えた。
守るべきだったはずの街は、今や、虫と瓦礫と死体だけが存在するだけの廃墟にされた。

・・・このまま殺されるのだけは嫌だ・・・。

まだ、私はあの人と一緒に戦っていない、あの人に思いを伝えてもいない。
あの人に、伝説のあの人に会うまで死にたくない、殺されたくない。

その時、私を取り囲んでいた蜘蛛達の列が割れ、一匹の蟻が姿を表す。

コイツがこの敵部隊のボスなのだろうか？

その蟻からは何も伺う事が出来ない。
ただただ、糸で縛られて身動きの取れない私のことを見下ろしている。

その蟻の感情を感じさせない冷めた視線に、私の反撃しようという気力は徐々に萎えていった。

これから私はどうなるのだろう？

その強靭な顎と刃で私の身体を切り刻み喰らうのだろうか？
それとも、強力な酸で、骨も残らないほどに溶かされるのだろうか？

その両方のビジョンが脳裏に過ぎり、身体が勝手に震え出した。

漫画か小説なら・・・ここで勇者が現われて助けてくれるのだろうが・・・これは現実でそう甘くはない。
それでも、私はその勇者に、伝説のあの人に期待して、廃墟と化した周りを見渡してしまう。

しかし、やはりそこには廃墟と死体が転がっているだけで、伝説のあの人はどこにもいない。

ゴボリと音がして、蟻のお尻からデコボコとした突起物のようなモノが飛び出した。
それは人の腕より一回り小さ目のもので、ビクビクと断続的に動いている。

嬉しい事に、私の２つの予想は外れたわけだ。
顎と刃で引き裂かれ喰いちぎられる事もなく、そして、強力な酸で溶かされることもない。

しかし、その突起物を見て私は想像してしまった、その２つの予想より最悪な事を。

本当に、本当に最悪な事に、この蟻は・・・私を・・・犯すつもりだ。

「ひっ、いやあああぁぁぁぁぁっ！！！やめてやめてやめてやめてやめてぇぇぇぇ！！！」

いやだ！いやだ！いやだ！いやだ！いやだ！いやだ！
こんな、こんな虫に犯されるなんて！こんな虫が私の初めての相手だなんて！

私の、私の初めては・・・あの人に、あの人に・・・・・・。

そんな私の思いも虚しく、蟻は私のショーツを乱暴に破り取ると、濡れてもいない秘所にその突起物を挿入した。

「いッ、ぅああああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁあっ！！！」

今まで自分でも上げたことのない大きな悲鳴。
突起物は私の秘所の肉を無理矢理掻き分け、ズブズブと無遠慮に進入してくる。

「痛い痛い痛い痛い痛いぃぃ！！！ああぁっ、や、やめぇ！あ、くぅっ！んきゅうっ！？」

強弱も何も関係ない、蟻はただただ強く乱暴にその突起物を打ち付ける。
気絶するほど痛いけど、その痛みで気絶できない。

「いやいやいやぁ！こんなの、こんあ、ああぁッ！抜いてぇ！抜いてぇ！いやぁぁぁぁっ！！！」

私の叫びなど気にすることなく、蟻はピストン運動のスピードを上げる。

「くぅッ！あッ！痛ッ！ああ、痛い！いやぁいやあ！！！ひぃぃぃーーーー！！！」

蟻は私が叫び声を上げた直後、そのピストン運動の動きを止め、私の膣になにかを放った。

「ひぐぅ、熱ッ！？な、なに？くぁああああ！熱い、やめ、ああああああああぁぁぁっ！」

何かが、私の中に放たれた。
何か、そう粒々の小さな何か・・・いや、もう何かとかそんな言葉で誤魔化すのは止めよう・・・。
わかっていた、認識していた・・・コレは・・・私の中に放たれているコレは・・・。

虫の卵だ。

「あああぁぁぁ、いやぁ・・・もう出さないで・・・お願い、やめ・・てぇ・・・」

その言葉の意味もなく、無情にも粒々とした何かが容赦なく私の中に注ぎこまれていく。

ああ、植え付けられてしまった・・・、虫の、虫の卵が・・・私の中に入っていく・・・。
汚れてしまった・・・汚されてしまった・・・こんな、こんな虫に・・・初めてを、奪われて・・・卵まで・・・。

果てしない絶望感が私を襲い、目から涙が溢れ止まらなくなる。

蟻は一通り卵を私の中に吐き出すと、秘所から血に塗れた突起物を抜き出した。

「いあァ・・・もう、ゆるひて・・・くださ、い、おねがい、します・・・」

涙と涎を垂らしながら私は懇願する。もうプライドも何もなかった。
私の目の前にいる蟻が再び、さっきのような行為を行う事を想像すると恐怖が込み上げてくる。
あの身体が引き裂かれるような痛みが再び来るのかと思うと、身体の震えが止まらなくなる。

「お願いします、お願いします、おねがぁ、んああああああああぁぁぁ！！！」

しかし、私を嘲笑うかのよう、蟻の突起物が再び私の秘所に挿入される。
蟻はそれを何度も激しく動かし、私を責めたてる。凄まじい激痛が再び私の身体を駆け巡った。

「うあうッ！痛い痛い、いたいぃぃ！ひゃめ、やめ！うあ！ああアッ！があァッ！！！」

凄まじい痛みが私を襲い、意識が朦朧となる。
その時、急に突起物が抜かれ、蟻の顔が近づいてきた。

蟻は口から細い管を出し、私のだらしなく開いた口の中にその管を押し入れる。

「んむぅ！んんぅ、んッ！？んひゃ、んむ・・んあああ・・・」

私の舌に激しく絡まるその管は、まるで別の生き物のようにうねり、縦横無尽に口内を蹂躙し尽くす。
溢れた唾液が顎を伝い、喉まで垂れ、私の服を濡らしていった。

「んふ、んん・・・あふ、んんぅ・・・ひゃぷ、んあう・・・んぐ、んむぅ・・・」

管はその先っぽから何かの液体を溢れさせ、それを口内に擦り付けるようにして口内を犯し続ける。

そして、私はその液体の正体にも気付かずに、涎で服を汚さぬようにその液体と自分の涎を飲み続ける。

一通り私の口の中を犯した管は引っ込み、再び蟻は突起物を私の中に挿入し、乱暴に動き始めた。

「うああああぁぁぁっ！？いや、なん？！んひゃう、あああ、あひ、ああああああっ！」

痛みはまるでなかった。しかし、蟻が少し動くたびに、耐えられない程の快感が私を襲う。
先程飲んでしまった管から出た液体は・・・恐らく媚薬であろうが、今の私にはそんな事を気にしている暇はなかった。

ただ、突起物が突き上げるたびに襲い来る快感に動揺し、耐えるだけで精一杯であった。

「ひゃ、ひゃだ、やめ、やめてぇ…こんあ、あん！あん！だ、あああっ！」

いや！こんな虫なんかに、駄目！絶対に・・・こんなのは・・・。
感じてはいけない、絶対に・・・絶対に・・・・・・。

しかし身体は堪えれば堪えるほど快感を感じるようになる。

じゅぶじゅぶじゅぶじゅぶじゅぶ、と淫らな粘着質な液体の音が響く。

「…ん！……！！！…？！…んは！…〜〜〜〜〜！！！」

顔が真赤になるほどの恥辱と、そして気絶しそうになるほどの快感に必死に耐える。
蟻の一突き一突きが信じられない程の快感となり、それが津波のように私を襲う。

挿入され引き抜かれるたびに、淫らな音とヌルヌルとした液体が飛び散り、地面を濡らしていく。

「んッ！んッ！んッ！んッ！んッ！んッ！んッ！んッ！んッ！」

長い間我慢していたがもう限界だった。

もう・・・駄目・・・私、もう、イク、いっちゃ・・・虫なんかに・・・。

絶頂を迎えそうになったその時、蟻の動きがピタリと止まり、私の秘所から愛液に塗れた突起物がズルリと引き抜かれた。

「あ…？あぅ…え…なん、で？」

何故、蟻の動きが止まったのかわからないし、気にならなかった。
そんな事より、自分の口から出た言葉の方に驚愕した。

残念そうな…とても残念そうで、快楽に塗れたようなその声は、間違いなく、自分の声だった。
望んでいる？私は、こんな、こんな虫に犯される事を望んでいる！？違う違う！そんな、そんな筈は・・・。

秘所がズンズンと疼き私は身体を震わせる。
頭が熱っぽく、ボーっとなり、私の思考能力は徐々に薄れていく。

駄目だ・・・耐えなくちゃ・・・でも、でも・・・あぁ、して欲しい・・・イかせて欲しい。
いや、私は、何を考えているんだ？して欲しい？違う駄目だ、飲まれては、飲まれてはいけない・・・。
あぁ、でも、でも、でもでもでも・・・・・・・・・。

「はぁーっ･･･！はぁーっ･･･！はぁーっ･･･！くぅぅ･･･！」

荒い息と、呻き声を上げながら必死に襲い来る快楽と戦い続ける。
いや、それはもう戦いとは呼べないかもしれない。無駄な抵抗、そう呼べるものであった。

秘所からはどんどんと愛液が溢れ出し、そこには小さな池が出来ていた。
背中にはびっしょりと汗をかき、疼く秘所を抑えるために脚をもぞもぞと動かす。
しかし、その自分の脚の小さな動きですら身体は快感を感じ、私の理性が削られていく。

蟻の突起物が私の秘所に近づき、そのさっきまで挿入していた割れ目をゆっくりとなぞる様に撫でた。

その瞬間、ゾクゾクとした何かが私の背中を駆け巡り、私は思わず喘ぎ声を上げる。

「・・・えぅぅ、うくぁぁぁ・・・ふあああああん！」

強く、弱く、強く、弱く・・・撫でる強さに強弱をつけ、私を責め続ける。

「くあぁ、あ、あ、あ、も、もう・・・い・・いく・・・えあ？」

私がイキそうになるを感じ取ると、蟻はその動きを止めた。
蟻は何度も秘所を撫で、私がイキそうになると撫でるのを止めるのを繰り返す。

「・・・あぁ、んあ、なんでぇ・・・なんでしてくれないのぉ・・・」

私の理性はもう崩壊寸前だった。
いや、もう快楽が得られるのなら、理性など要らない。そんなふうに考えるようになっていた。

そして、そして私は・・・懇願の言葉を口にしてしまった。

「お、願い・・・して」

弱々しく言葉を発したが、蟻は動かない。
もう、我慢の限界だった。私の頭の中で羞恥心や理性がガラガラと音を立てて崩されていく。

私は辺りに響くような大声で、その誰にも言ったことのない言葉を口にした。

「お願い！して！してください！もう、たまらないの！限界なのぉ！お願い、それを…私の中にぃ…いれてくださいぃ、ぐちゃぐちゃに掻き回してぇ…」

私の言葉を理解したように、蟻が私の秘所に突起物を勢いよく突き立て、乱暴なピストン運動を開始する。

「いひぃあああぁあっ！！！す、すご……！すごいぃ……こ、こわれ……壊れるうぅ……！！うぁぁあ、激しくて壊れちゃうぅ･･･！」

何もわからず、快感だけが私に供給される。

もう・・・私は・・・・・・・・・。

「ああぁ！いい、いいのぉ！あひゃん！あん、あん、あん、あん、あん、くぁああああああ！！！」

もう、何がなんだかわからない。
もう、なんだかどうでもいい。
抗うのも・・・もういいや・・・。

気持ちよければ・・・もう、どうだって・・・。

乳白色の霧が頭の中に掛かり、考えるのが億劫になる。

「んひゃ、ああああ、くう！ひぐ、きもちいい！きもちいいのぉ！あぁああ！ひぐ、ひぐぅ、ひっ！　い、いぃん、んんっ！！　だ、はぁめっ、わ、わたしぃ……！わたしぃ……ッ！！いっちゃ！いっちゃう！いっひゃいまふぅ！」

もはや、呂律は回っていなかった。
快楽に飲まれ、全ての理性が消えていく。

蟻は私がイクのがわかっていたように、強く突起物を打ちつける。
僅かに残った、抵抗も、我慢も、理性も、全てが絶頂と共に消えていく。

そして蟻は三度、私の体内に無数の卵を放った。
その卵の放たれたのを引鉄に、私は糸に巻かれた身体を弓なりにしならせ、絶頂を迎えた。

「粒々がぁ、いいの、いいのぉ…あひ、いくいくいく！ひあああああああぁぁぁぁぁぁっ！！」

蟻は止まることなく、体内に卵を吐き出し続ける。
それが再び私を絶頂に導いた。

「あ、あああ……まだ……出てる……？まだ……ひゃう、ああ……また……またイッちゃう……のぉ……そ、そんなに出されたら……わたしぃ……う、あはぁあああああああああぁぁぁぁぁぁぁっ！！！！」

二度続けての絶頂に、私の視界は真白に染まる。

「あぅ…あは、きもちいい…あふ、んぁ…ああ、んくぅ……」

粒々とした卵の感触に身体を震わせ、私は嬌声を上げる。
しかし、絶頂の余韻に浸るまもなく、再び蟻に突起物を挿入された。

「ひゃああああああああああっ！また、ああん、気持ちいいきもちいいよう、すごいのすごいのぉ！！！」

その凄まじい快楽に飲まれ、私は永遠の闇へと堕ちていく・・・。

最期に、全てが消える最期に私の頭の中に映し出された映像は、顔も知らない伝説のあの人が、優しく微笑んでいる姿だった。

長文＆文章稚拙＆内容被りまくりスイマセン(´･ω･｀)
何気にエロ難しいッス。orz

お目汚し失礼しました。

やっぱﾊﾞｯﾄﾞｴﾝﾄﾞと言うか救いのない話になっちゃうのね(´･ω･`)

139さん、GJ！！
やっぱり細かく違うんで面白かったです。

>>171
犠牲者が創作物の度に助かっちゃうと、伝説の男が活躍する必要がなくなっちゃうので、
ＥＤＦ関係の物書きとしては、苦しいところだったりするのですよ。
なんだかんだ言って、殲滅するＥＤＦ部隊書くのも楽しかったりするわけですが。
私の書く場合、苦しんでいるだけだから、気持ちよくよがってるだけ、マシじゃないかなぁ、
とか思ったり思わなかったり。

>>173
>私の書く場合、苦しんでいるだけだから、気持ちよくよがってるだけ、マシじゃないかなぁ、

ちょwwおまwwどっちだよwww

職人さん方ぐっじょぶです。俺もなんかかいてみたーい

書きなよ、そして晒しなよ。
そしたらGJって言うから。

ラジャ。まずは某所に投下中のブツをエロく書き直してみることにしますたよ。ちょっとだけグロイ描写蟻かも。
おおまかな筋は決まってるので、細かいシチュは参考までに皆様の意見を聞きたいと思ったりしています。

　揺れる輸送車両の中、暗闇にぼぅと浮かぶ青紫色のモニタを見ながら、
少女は軽く舌打ちをした。
　モニタの画面を通してさきほどから映し出されているのは、東京都の市街地に
突如として出現した巨大生物の巣穴群――それらを掃討するために行われた
第一次市街掃討戦の様子を上空から撮影したものである。
「……」
　ヘリの音――パラパラという音に混じって聞こえてくるのは、
止むことのない爆音。銃撃。爆音。銃撃爆音……
そして、悲鳴――沈黙。そこでいったん映像が終わる。そして再び最初からの再生。これど四度目だ。
「ちっ」
　幾度となく繰り返し映し出されるその映像に、少女はもう一度舌を打った。
「そんな怖い顔しないの、ペリ美ちゃん」
　すぐ隣から聞こえてきたのんきな声。少女はモニタから目をはなすと、声の主をじろりと睨みつけた。
「うるさい、ペリ子。お前はどうも思わないのか？　
こんな映像、指揮が下がるだけじゃないか。ウエはいったいなにを考えているんだ。私たちを誰だと思ってるんだ。
それに、ペリ美ちゃんて言うな」
「あらら、ご機嫌斜め？」
　場違いな笑みを口元に見せながら、声の主――ペリ子はヘルメットの透過部分の奥の瞳を困ったふうに細くした。
「当たり前だ！　私は隊長だぞぉ！　尊敬しろ！」
「わかってますわ。隊長殿。えーと、今年で十三歳でしたっけ？」
「十四歳だ！！　馬鹿にすんな！」
「了解しましたわ。ペリ美チャン。うふふ」
「むき――っ！」

　二人のペイルウィング隊員が繰り広げる漫才空間。およそ場違いなこのやり取りを笑うものは誰一人としていない。
　EDF関東支部、第十四混合遊撃小隊。
　隊長、福沢ペリ美。十四歳。
　副隊長、小笠原ペリ子。十七歳。
　両隊員どちらも、EDF関東支部の誇る、精鋭のなかの精鋭である。
　そもそもが、ペイルウイング部隊は、他の部隊と比較して圧倒的に若い隊員が多い。
己の肉体で戦う陸戦部隊とはその構成が根本から違っている。彼女らは、
ある種の才能によって部隊に選抜されるからだ。
　EDFでは、一般的に思念と呼ばれている。後天的ではありえないもの。
もって生まれた特異の力。また個人によって、力の大きさは違う。思念。
　ペリ美、ペリ子とも、その力は他に対して群を抜いている。
ペリ美にいたっては、誰一人として使用する事の出来ないと云われていた超武装――マスター・レイピアを
扱う事のできる唯一である。そしてそれが結果的に、EDF軍の設置した年齢制限をも捻じ曲げた。
「神風隊」
　いつ、誰が呼び始めたのかわからない。第十四混合遊撃小隊の二つ名である。
その名の表すとおり、ロンドン襲撃からいままでの間、彼女らには一度の敗北もない。
否、彼女らが生きている時点で、それは周知の事だろう。なぜなら、敗北は――――

　輸送車がしずかに停車する。モニタの映像が切り替わり、EDF幹部の制服を着た色黒の中年男性が画面中央に表れる。
本作戦の指揮官、超　陸男(スーパー・リクオ)である。指揮官こと超陸男はごほんと大きなせきをつくと、作戦の概要を重苦しい表情で話し始めた。
「えー、本作戦は――」
　指揮官の言葉をほどよく聞き流しながら、隊員たちは各自の武装の最終チェックする。
ペリ子はレーザーランスΣとイクシオン・マークＸを。ペリ美はＲＳＲプラズマ・ランチャーと、マスターレイピアを――
「それでは作戦――第二次市街掃討戦を開始する。全員、生き残って帰還しろ！」
　指揮官がモニタの中で力強く叫ぶ。しかしその熱声を誰も聞いてはいない。生き残って帰還だって？　
ペリ美は指揮官の顔向かって勢いよくべろを突き出した。
「誰にモノ言ってんだ。おっさん。前から思ってたけど、その顔気持ち悪いんだよ！」
　言って、ペリ美は勢いよく車両から飛び出す。ペリ子、そのほかの隊員が後に続いた。
　太陽の下――前方一キロ、街が見える。
林立する銀色のビル、色とりどりの屋根。ところどころ赤く見えるのは、火災が発生しているためだろう。
　ペリ美は振り返り、部隊全員の顔を見回すと、ペリ子に目配せをした。
ペリ子は頷くと、よく映える高い声ですべての隊員に言った。
「それでは作戦を開始します。最優先目標は敵巨大生物巣穴、敵巨大生物に対しては、
各自の経験にもとづく処理を――つまり、いつもどおりに、ってことですわね」
　にこりと笑うペリ子。そのあとをペリ美が続ける。
「あのおっさん（スーパーリクオ）の二番煎じってのは気に喰わないけど――」
　ペリ美の表情が変わる。先程ペリ子とふざけあっていた時の表情は微塵もみられない。
部隊長としての、あらゆる感情を切り捨てた表情だ。
「絶対に逃げるな！　逃すな！　負けるな！　全部撃ち殺せ！　敗北は――」
　ペリ子は言葉を言いかけて、呑み込んだ。そこでふと、輸送車で見たモニタの映像を思い出す。
あれは、隊員に死の恐怖を植え付けるためなのだ。そして植えつけられた恐怖は、
やがて憎しみにも似た狂気を引き出す。引き出された狂気は、死への感覚に分厚いフィルタをかける。
何が無事帰還しろだ。結局、私たちはただのコマじゃないか。クソ！
「全員突撃！　あの中年に目にモノ見せてやれ！」
　咆哮にも似た銃撃が轟いた。

>>174
私が書くと苦しむだけ
ここで晒されている作品は、本人だけでも気持ちよい思いしているだけマシじゃないか、と思った
そう言うことだけど、ちょっとわかりにくい文章だったね

蟻ってチンコあったっけ？　

「神風隊」の力は圧倒的だった。巣穴と蟲達はわずか三時間ばかりで殲滅させられた。
　市街地、北ブロック。輸送車。作戦を終えた隊員が続々と帰還する。
全部隊が帰還し終わったあと、ペリ美のとなりで、ペリ子が各員からの報告を読み上げる。
「α隊、敵巣穴殲滅確認、死傷者０――β隊、敵巣穴殲滅確認、死傷者は――０です。続いて――」
　淡々としたペリ子の声。それを聞きながら、しかしペリ美は、身内で言い知れぬ激情の膨らむのを感じ取っていた。
「ζ隊――敵巣穴殲滅確認。死傷者は――一人。美浜ペリ代隊員」
　ペリ美はどきりと身を震わせた。
「どうしました。ペリ美ちゃん。顔色がよろしくないようで」
　報告書を捲り上げながら、ペリ子はペリ美の顔を覗きこんだ。身長差のある二人だから、
こういったとき、どうしても小さい子に訊ねるようなかたちになってしまう。
いつもならここで「馬鹿にするな！」と罵声がとぶはずなのだが、
今日に限って、ペリ美の表情は暗く、そういった気配すら見せない。それを察したのか、ペリ子は、
「……すみません。無神経でしたね。美浜隊員の事……気になさっているのですか？」
　ペリ美は必死に内心を隠しているつもりだった。けれど、どうやらペリ子には通用しないらしい。
「隠し事はできないな……」
　ペリ美がぽそりと呟く。
「え？　なにか言いましたか？　ペリ美ちゃん」
「うるさい！　あっち行ってろぉ。それとペリ美ちゃん言うな。隊長だぞぉ」
「ハイハイ。コーヒー入れてきますね。ペリ美ちゃん。砂糖いっぱいミルクいっぱいの」
　足早に立ち去るペリ子。その後姿を見つめながら、
しかし、ペリ美の心には、死んでしまった美浜隊員。”私が殺してしまった”美浜隊員の叫び声がこだましていた。

　ペリ美率いるζ隊。そこに美浜ペリ代は所属していた。
　時刻は午後三時半。早々に市街南ブロックの巣穴を破壊したζ隊は、残る数十匹の黒蟻と交戦していた。
「ペリ代、後退しろ！」
　黒蟻に包囲されそうになっていたペリ代に向かって叫ぶペリ美。
　ブースタを使い、後方に跳躍するペリ代。
ペリ美は上空から鋭く滑空し黒蟻めがけて、マスター・レイピア――無数の針状のエネルギーを照射した。
その恐るべき破壊力は、数十匹の黒ありの大部分をわずか数秒で殺し尽くす。
　黒ありの断末魔。身体から吹き出る粘性の体液。沈黙。敵の生体反応の消失を確認すると、
ペリ美はペリ代を睨みつけた。
「前に出すぎだ！　馬鹿！　少しは自分の力量をわきまえろ！」
「……すみません。隊長……」
　ペリ代は拳をぎゅっと握り締めながら、悔しそうに言った。隊長とはいえ、ひとまわり近くも歳が離れているのだ。
「もういい。次からは気をつけ――」
　とそのとき、ヘルメットに内蔵された通信装置から、ノイズの混じった男性隊員の声が聞こえてきた。
「――こちらα隊。市街地東ブロックの巣穴を破壊。確認。しかし、数十匹の黒ありを逃しました。
黒ありは現在、南ブロックに向かって移動中。処理をお願いします」
「ちっ。わかった。りょーかい」
　軽く舌打ちすると、ペリ美はマスター・レイピアを強く握りしめた。そしてペリ代に鋭い視線を投げると、
「ドジ、するなよ」
　ペリ代は力強く頷いた。

　午後三時十五分。
　地下鉄出入り口付近。α隊からの報告を受けたζ隊は黒蟻の進行地点を予測し、街ち伏せていた。
やがて巨大生物特有の、地面を擦るような不快音が聞こえてきたのを合図に、全隊員に緊張の糸が絡みつく。　
　前方百メートル。ビルの間。黒い影。ごくりと唾を飲み込むペリ美。ランチャーを構え、狙いを定める。
　敵との距離およそ七十五メートル。全隊員発射の用意。押し寄せる黒色の波。
と、その時、ペリ美の視界の隅を影が横切った。
「あっ」
　と短い声を漏らすペリ美。慌てて目で追う。鋭い放物線を描いて黒い波に一直線に向かっていくその影――ペリ代だった。
「撃つな！」
　遠距離武装で狙いを定めていたほかの隊員に、ペリ美は咄嗟に声をかける。「美浜隊員に、当たるっ！」　
　その一声で、隊員たちは各々の武装を降ろした。そしてそれから指示を仰ぐように、隊長――ペリ美の顔をうかがう。
　その間数秒。高速の低空飛行で敵との距離を一気に縮めたペリ代は、
上空から黒い波に向かって、サンダーボウ30による連続射撃をおこないはじめた。
「ちっ。ペリ代のやつ……」
　勝手な事しやがって。次々と黒蟻を殺していくペリ代を見つめながら、ペリ美は苦々しげに舌を打った。

　黒い死体の山。サンダーボウによって焼き殺された、黒蟻の山だ。
瀟洒な造りのビル群、憩いの場として設けられた地下鉄前広場に、それはいま、一種異様な光景をかたちづくっている。　
黒蟻の生体反応の消失を確認したペリ代は、興奮と上気を多分に含んだ息を吐いた。そして七十五メートル先、
憤然と立ちつくすペリ美に向かって、得意げな笑みを見せた。
　そうなのだ。これはペリ美に対しての仕返しなのだ。力量をわきまえろだって？　小娘のクセに。
　事実、ペリ代の能力は決して低くはなかった。むしろ、
高度な部類に属していた。そしてそれは彼女自身のプライドの高さにもありありとあらわれている。
　ペリ代を睨みつけながら、ペリ美はきつく唇をかんでいた。
確かに敵は倒したかもしれない。しかし、その結果を差し引いても、ペリ代の単独行為には目に余るものがある。
　ペリ美は通信回線を開くと、ペリ代に向かって叫んだ。
「馬鹿！　何考えているんだお前は！　もし死ん――うわっっ！」
　ペリ美が最後まで言葉を言い終わるか終わらないかの瞬間、大地が揺れた。
突然の地震。ペリ美と隊員たちは、不意打ちのようなその猛震に思わず尻を地面に落とした。
「クソ、立ってられない――」
　両手で地面を支えても、立つ事ができない。たとえ運良く立つ事ができたとしても、一瞬のうちにバランスを崩してしまう。
すぐうしろから陸戦隊員の叫びにも似た声が聞こえてきたのは、ちょうどペリ美が三度目の尻餅をついたときだった。
「レーダーに反応！　前方九十メートル！　生命反応多数。これは――地下からです！　来ます！」
「なんだって！」
　豪快に尻餅をつきながら、ペリ美は慌ててペリ代のほうを向いた。

　

　突然の地震。ペリ代もペリ美たちと同じく、姿勢の制御にすらひどく苦しんでいた。
そしてそのとき、通信回線を通して、ノイズの混じった男性隊員の声が鼓膜に響いた。
「レーダーに反応！　前方九十メートル！　生命反応多数。地下です！　来ます！」
　刹那、ペリ代の後方数メートル。コンクリート地面が音を立てて割れた。と同時に地震が止んだ。
「なっっっ！？」
　咄嗟に振り向くペリ代。目の前には、コンクリート地面を突き破って突如として現出した三メートルはあるかという穴。巣穴。
そしてその中からいまにも溢れ出す、黒い激流。
　黒蟻だった。　
　ペリ代は慌てて飛び上がった。後方に離脱するためだ。ブースタを射出し、跳ねるように跳躍する。
　否、跳躍、するはずだった。ペリ代の瞳、ヘルメットの透過部の奥の瞳は、驚愕の色に染まった。
黒蟻が、自分めがけて一斉に尻の先端を向けているのだ。そしてそこから飛び出す粘液。
視界が埋まるほどの、濃厚な束となって噴出される。
「きゃぁぁぁぁっ！」
　ペリ代の悲鳴が轟く。飛ばない鳥など、蟻たちにとっては格好の獲物でしかない。
　蟻の尻先端から、ぶびゅると噴出し続ける臭い液体。ペリ代の全身はあっという間に粘液まみれとなった。
「あぁ、ああああっ！？」
　とそのとき、ペリ代はふたたびの驚愕に襲われた。スーツが、溶けはじめているのだ。
蟻の出す粘性の液体、これこそは、獲物の外殻を無効にするためのものなのだった。ただし、それだけでは終わらない。
「え？　なんで！？　どうしてっ！！」
　溶解していくスーツ。ペリ代の豊かな乳房と、淡い海草をたたえた女性器を隠すものが消えていく。
　ぶびゅっ、ぶびゅゅっ。
　全身のスーツを剥ぎ取っても、なおも浴びせかけられる臭い粘液。
やがてペリ代の肢体は桃のような赤みを帯び、頬は恍惚に染まっていった。
　蟻たちの出す粘液には第二の役割があるのだ。高濃度の媚薬液である。
「あ、はぁ。もうやめてぇ。臭い液。びゅっびゅしないでぇ……」
　口と粘膜、肌から吸収された媚薬液が効果を発揮するのには、ものの十秒もかからない。ペリ代の乳首はぴんと張り、
熟れ始めた生殖器の谷間から熱い蜜がとろとろと流れ始めた。

つづくー

　

うん。GJ。
次からはメモ帳か何かで完成させてから投下した方がいいと思うぜ。

まだ200前なのにＰＣ画面右のスクロールの小ささを見れ

GJ!!大作のﾖｶｰﾝ!
良スレだな

「ペリ代っっ！！」
　一瞬間のうちに嬌態へと変貌したペリ代をその瞳に映しながら、ペリ美は咄嗟に駆け出そうとした。が、しかし、
「くそ！　離せ！　その手を離せ！　並野　陸男！」
　近くにいた陸戦隊員に腕を掴まれ引き止められてしまう。並野隊員は、隊長であるペリ美の腕をつかみながら、激情によって支配されたその小さな顔をぐぃと自分の顔に引き寄せた。
「隊長！　ダメです！！　行ってはいけません！！　あの蟻は危険です！！　よく思い出してください！！」
　並野隊員の真摯な言葉がペリ美の熱くなった心に氷柱を刺す。ペリ美はその言葉に促されるように、かつて士官学校で学ばされた蟲たちの恐るべき生態を思い出していた。
　突如として現れ、全世界を恐怖の坩堝に陥れた巨大生物。前大戦から数年間、多くの研究者達がその生態について調査をすすめるも、その多くはいまだ深い謎に包まれている。
　黒蟻。それは人類にとってはじめての敵であり、そういった意味では、多種の巨大生物に比べて、最も研究のされている生物でもある。しかし、その成果の程は不明であるが。
　しかしながら、最近になってようやく、EDF研究機関は黒蟻について、以下の事を公式発表するに至った。内容はこうである。
　宇宙生物黒蟻。その外観から地球の蟻をベースにしているものと推測される。また、巣穴を形成し、その中で女王蟻を頂点としたコロニーを形成する点においても、地球上のそれと酷似している。
　地球上の蟻、以下――地球蟻との最大の相違点は、その巨大な姿であると一般視されているが、研究機関では専ら、宇宙蟻のある特殊な機能に着眼点が置かれている。　酸である。宇宙蟻は、その後腹の先端から粘液上の、非常に強い酸を放出するのである。
後腹部から酸を放出する蟻は、現存する地球蟻には確認されていない。これこそが、ある種、宇宙蟻のオリジナル要素なのであり、と同時に、黒蟻を人類の脅威たらしめる第一要素と考える。
　現在、酸に対抗する研究が進められているものの、直接的に防ぐ有効な手段方法はない。EDF隊員の特殊スーツですら、ものの数秒で溶解してしまうのだ。
また、個体数としては、絶対的に稀有なものであるが、放出する酸にまったく別の酵素――人体の神経系に異常を与える液体を放出する黒蟻が世界各地で確認されている。
　研究機関では連れ去り宇宙蟻と呼んでいる。その生態は、上記で述べた個体数からも明らかなとおり、いまだ濃霧に覆われているが、宇宙蟻とその外観の相似から、
ある別の目的のための特別な機能を持ったもの、つまり、地球蟻で云う働き蟻や世話蟻に似た関係であると推測する。　連れ去り宇宙蟻。捕食するでもなく虐殺するでもなく、ただ連れ去る。それも、若い女性に限っての事である。
　連れ去り宇宙蟻はまず、対象の外殻とその機能を無効にするため強い酸を吐き出す。そしてその外殻を完全に無効化し終わると、対象にある別の液体を吐き出す。
この液体は、いまだ研究機関が調査中であるが、人体に直接的の影響はなくその神経系、おそらく快楽中枢に直接刺激を与えるものと推測される。
液体を吐きかけられた対象は、ものの数秒のうちに、常軌を逸するほどの嬌態へと変貌していく。　ペイルウィング隊員に謎の行方不明者が多いのは、この蟻の仕業だと主張する研究者も多い。が、その真偽は明らかである。
なぜなら、巣に運び込まれた女性隊員は二度と戻ってこないからである――
「……ペリ代っっ！！」
　ペリ美の背筋をゾゥと冷たいものが這った。ペリ代を襲っている蟲は、間違いなく連れ去り宇宙蟻に違いない。だとすると、並野隊員の行動は頷ける。あの蟻は、女性にとって、とりわけ危険なものなのだから。
「くそ！　だったら、どうすればっ！！」
　ペリ美は唇をかんだ。とにかく、あの巣穴をどうにかして破壊しなければならない。巣穴から、今にも黒蟻たちが溢れ出しているのだ。そしてあふれ出した蟻は、続々とペリ代の身体に群がっていく。
「スナイパーっ！！」
　ペリ美は符通野　陸男隊員に向かって叫んだ。彼は、腕の良い狙撃手である。狙撃手こと符通野隊員は、ライフルのスコープを覗き込みながら答えた。
「ダメです！！　数が、数が多すぎます。巣穴は、クソ！！　黒蟻に覆われて見えない！！　なにか、強力な範囲攻撃でないと――」
　そこで、符通野隊員は言葉を止めた。巣穴を範囲攻撃で破壊する事は可能である。
しかし、巣穴のすぐ傍で、裸体のまま襲われている美浜ペリ代隊員はどうなるだろう。無事ではすまない。
「クソ！　ペリ代……私は、どうすれば！！」
　激しいディレンマに襲われるペリ美。その右手で、ＲＳＲプラズマ・ランチャーが無機質の光沢を放っていた。　
つづくー

>>175
ＧＪ！そして待ち。

え〜、私も似たような蟻酸モノ書いているわけだが、、、、
175の作品が終わったあと、、投下してよろしいか？

>>183　うほっ。いいアドバイス。やはり、読まれる方としては、まとまった投下のほうが良いのでせうか。
>>185　すみませんただ長いだけかもしれませんorzロリ隊長異種姦陵辱産卵とかが書きたかかったのですorzうわ変態orz

　ペリ美の葛藤など露知らず、ペリ代は黒い波の中で体中を駆け巡る快感に身を打ち震わせていた。
止めどなく放出される液体。ペリ代は手を伸ばし、生温かい液体をたっぷりと掬い上げると、自らの乳房と性器に塗りたくった。
「あぁぁ……気持ち、ぃぃ。もっと、も、もっと――ちょうだぁい」
　ペリ代の右手指が、自らの性器をまさぐる。仰向きになり両足を蛙のようにひらくと、余った左手の人差し指と中指で、大陰唇を割り開いた。
　ぬらぬらと照りひかるピンク色の淫肉が外気に晒される。厚い皮をかぶった淫豆は、しかし、いまにも飛び出しそうなほど勃起していた。
「あぁん。いぃっ！　ペリ代の膣穴に、直接臭い液をびゅっびゅしてぇ！！」
　ペリ代の右手指が、にゅるりと自身の膣穴に吸い込まれる。するとペリ代は穴の中に差し込んだ指を力いっぱい押し広げた。
　赤い肉穴の中心。空洞が姿を現した。ペリ代の若い膣壁はびくりびくりと蠢動し、熱い女の蜜が滲み出している。
黒蟻たちは、その女の穴めがけて、尻の先端から液体を噴出させた。
「はぁぁぁぁっ。溜まってる。私の子宮の中に、蟲の臭い液が溜まってりゅうううううう！？」　
滝のように噴出される液体に、その受け皿であるペリ代の肉穴はすぐに満杯になった。ペリ代の身体が震えるたび、膣穴から、ごぽりと液体があふれ出す。
「……あぁん。もふぅ。おなかいぱぃぃぃ」
　ペリ代の口から官能の吐息が漏れる。子宮が燃えるように熱い。臭い液体で満たされているという感覚だけで、
ペリ代の小さな尿穴から、止めどなく潮が噴出し始めた。
「あぁ。ゆ、指が、ぶりゅっ、ぶりゅって音立ててりゅ。おまんこに出し入れするの、きもひぃぃぃっ！？」
　三本の右手指を膣穴に差し込みながら、指を折りまげ、壁を刺激する。腕の筋肉の限界まで、ピストン運動をくりかえす。
蟻の液体と、ペリ代の愛液の交じり合った液体が、淫靡なにおいを漂わせながら、乾いたコンクリート地面にはじけ落ちてゆく。
　ペリ美の心は快感の激流によってはるか無意識の海へと沈みつつあった。指が、止まらない。求める言葉が止まない。自らの肉穴を掻き回し続ける。
　ペリ代の瞳に異形が映ったのはその時だった。それを見て、ペリ代は思わず膣穴からごぽりと愛液を吐いた。
「お、おちん、ちん？」
　黒蟻の後腹。液体の射出される先端部から、赤い肉色の隆起が姿を現したのである。長さは四十センチ位だろうか、
しかし、太さは子供の二の腕ほどしかなく、形だけで云えば、ちょうどエノキ茸によくにている。ただ、それだけでは終わらない。
相手は未知の宇宙生物なのだ。肉竿のかさの部分は、余すところなく蠢く肉繊毛に覆われていた。
「お、おおきぃ……はぁぁぁ」
　醜悪な蟻の肉竿を目の当たりにしたペリ代は、思わず、それが自分の膣穴に押し込まれる場面を想像せずにはいられなかった。
肉竿の先端、びっしりと生えた肉繊毛が自分の膣壁を優しく擦るためのものだと思うと、充血した淫豆がさらにびくんと震える。
ペリ代は肉穴を弄っていた手を引きぬくと、四つん這いになって、蟻の肉竿に向かってその熟桃のような香りある尻を差し出した。　
そしてそのまま股に手を持っていき、人差し指と中指で、にちゃり、とぶ厚い大陰唇を押し開いた。肉穴の奥から、生温かい、濃い性臭がむわっとたちのぼる。
「む、蟲さんの臭いお、おちんぽ。わ、私のお、おまんこに、ぶっさしてぇ……肉繊毛で、ぐりゅぐりゅって、お、奥まで、子袋までかき回してぇ……」

tsuduku-

>>中の人さん
うへぇ。長々と投稿本当に申し訳ないす。
遅筆＋文が長くなるのはどうも私の悪いクセのようでして、一度量を書きまとめてから続きを投稿しようと思います。
ってなわけでお先にどぞー（ペコリ

ついでにつづーき


　一匹の黒蟻が、ペリ代の身体に覆いかぶさった。黒蟻の後腹には、
醜い形をした肉の竿が生えている。
「はぁぁぁぁぁっ……はや、はやく、ペリ代のお漏らし肉穴に、臭い栓をしてぇぇぇ！？」
　ペリ代が尻を高く突き上げたまま、ぷりぷりと肉の詰まった尻を左右に振る。
その度に、膣穴からあふれ出した愛液がぼたぼたと地面を濡らした。
「ひゃん。あっあっあ……え？」
　黒蟻は、ペリ代の充血した淫肉にその竿をあてがうと、挿入せずに、
肉筋を縦に擦り始めた。肉繊毛がペリ代の肉に絡みつき、ぶちゅぶちゅと、淫液の混じりあう音が響き渡る。
「あぁぁぁっ。あはぁっ。うんっっ。きもひぃいい！？　でも、ダメなの！　はや、はやく、おち、んち、ぶちこんでぇっぇぇ！！」
　ペリ代の嬌声が快感にふるえる。薄いピンク色をした小陰唇が、まるで別の生きもののように、
ぷるぷると跳ねる。ペリ代の尿穴から噴出した雌潮が、蟻の肉繊毛をぬらぬらと濡らしていく。
「も、もうだ、だめ！？　我慢できなぃぃぃっ」
　するとペリ代は、股間をまさぐる異形の竿を手でがっしりと掴んだ。
いきなりの行為に当惑する蟻。ペリ代はそれを無視して、握ったままの竿の先端を、
自分の肉空洞に埋め込んでいく。
「あっ、うっ、はぁぁぁぁぁぁっ……」
　ぷちゅぷちゅというぬめった音。蟻の肉竿が、ゆっくりと、人間の雌器官に呑み込まれていく。
ペリ代の表情が快感に染まり、その艶やかな唇の端から、匂いある女の涎が流れ出る。
「あっ、はぁぁぁぁ。ぷちゅぷちゅって、おとがしてりゅうううっ。ちちゅ、膣のなかでぇぇぇ、肉の繊毛がぁぁぁ、壁をこしゅってるのぉぉぉ」
　蟻の肉繊毛が、ペリ代の子宮口をやわやわと擦りあげる。壁の細部まで、余すところなく肉毛が這い舐める。
「あぁぁぁっ。あん。はぁっはっ……あぁぁぁぁぁ、はぁぁ」
　膣奥でペリ代に快感を与えていた肉竿だが、それに飽いたのか、
やがて、女蜜を掻き出すかのように、その肉竿を出し入れし始めた。ペリ代の火照った子宮を、攻撃的な快感が襲う。

つづくー

>ってなわけでお先にどぞー

ありゃりゃ。
それでは私の方が投下しますね。
が、
連続すると見づらいと思うので、間を挟むため短文レス。

忘れてた。
175氏、ＧＪ！！
いや、エロSSって書いてる人の思考がもろ出るよね。と思うこの日このごろ。

えー、このくらい短文レス入れたらいいかな？
では、投下はじめまーす。

今回の内容はリクエストにあった蟻酸もの。175氏がすでに書いているけど。
ただ、私の場合は蟻が手を下しません。

だんだん文が長くなっている気がしますが、では。

-------------------------------------------------------------------------------
巨大蟻の蟻酸はかなり強い酸性の液体である。EDF研究所の分析結果ではpH値はほぼ0。
だが、それだけでは戦車の装甲は溶けはしない。
それ以外に含有される溶解成分が存在するのである。
そして、その成分は蟻が発生した地域ごとに違うという厄介な報告もあった。
この地区のEDF研究チームは成分の分析に躍起になっていた。
-------------------------------------------------------------------------------

やばい。
ペイルウイング、新井　美月は青ざめた。


8月に入ってこのあたり一帯の敵は弱くなった。
蟻の酸がなぜか効かなくなってきていたからだ。暑さのせいさ。そう、うそぶく隊員もいた。
それが本当かはわからないが、酸が効かないのは事実で、防衛軍はこのときとばかりに戦線を押し返していた。

楽勝。それが油断になった。
手柄を立てたくて。
宙を舞い、レイピアの出力を全開で前線に突っ込み、夢中でサンダーボウを振り回し、

気が付いたときにはたった一人で敵の真っ只中を飛んでいた。
嫌な予感がしたとき、ガクンと衝撃が走り、地面に落下していく。
”しまった、、、っ！！”
着地。甲高い警告音。ウイングのエンジンが限界に達し、立ち上る煙と共に強制冷却に移行する。

周囲は巨大な蟻達に囲まれていた。

”やばい”
サンダーボウのトリガーがむなしく空打ちする。
”やばいやばいっ！”
残ったのは接近戦用武装のレイピアに充填されているエネルギーだけ。それも半分をきっていた。
”冷却終了まであとどのくらいっ！？”
”あせるな！落ち着け、、落ち着け自分っ！”
”この飛行装置は超高性能だから！あと数十秒で再び飛び立てるから！”
蟻達は警戒しているのか、レイピアの有効範囲には入ってこない。
”よし、いける、、、っ！”
心に余裕が出てきた。
”さっと飛び上がって、基地に帰って、上司の小言を適当に聞き流して、そしてお風呂で体のお手入れをしてからぐっすり寝よう。”
”あんたらみたいな異星人に私の自慢の体に傷ひとつつけさせてたまるもんか！”
胸をビッと張り、基本に忠実な姿勢で銃を構え直す。完全にいつもの強気な、誇り高い彼女に戻っていた。

気が付くと黒蟻達の腹の先がいっせいにこちらを向きはじめていた。
蟻酸の放出動作。鉄をも溶かす蟻酸。だけど、
”今は効かないもんね、、、、”
全然怖くない。

そして、ソレはいっせいに放出された。
大量に、雨のように飛んでくる蟻酸を美月は避けもせず、あらんばかりに浴びたのであった。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------
午後のことであった。
この地区の蟻酸の溶解成分が検出されたのである。
加えて、この成分は外気温が35度以上になると、化学反応を起こし、まったく別の物質に変化してしまうことも判明する。
兵士達の与太話は本当だったのである。
思わぬ蟻酸の弱点にチームは喜びに沸きかえった。
だが、「変化した後の物質」が問題であった。
「催淫剤、、、？」
特に人間の女性に強力な催淫効果をもたらす物質だったのである。
このような物質は地球上では確認されていない。
蟻酸をかぶるのは、もっぱら男性を中心とした陸戦兵が多く、
女性中心のペイルウイング隊は空戦が主体のため、今まで報告がなされなかったのだ。

おそらくたまたま、そういう物質になったのだろうというのが全員の見解であった。
念のため、女性兵士は蟻との交戦を極力避けるよう連絡されることになった。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------

蟻酸を浴びた彼女は体に違和感を感じていた。
”なに、、、？”
体が溶け始めたわけじゃない。
でも、なにか体の奥でもやもやした何かが生まれはじめていた。
このときにすぐに服を脱ぎ捨てておけば、あるいはこの後の惨状を避けられたのかもしれない。
”きっとこの匂いのせいだ。それにヌルヌルするし、、、あーあ、体、相当丁寧に洗わなくちゃ”
だが、愚かにも彼女はその違和感の正体に気づかなかったのである。

もやもやは、やがてむずむずに変わった。そして、次第に体の中でそれが大きくなってゆく。
”なによこれ！？あせってる？それとも私実は怖がってる？”
むずむず、むずむず。
頭がぼんやりしてきて、考えがまとまりにくくなってくる。
無視できないくらいにソレが大きくなったとき、
”え、、、、、、、、、、？これってまさか、、、”
彼女はようやく違和感がなんなのか理解する。

性欲であった。

「うそ！なんで！？なんで、、、っ！？」
”収まってよ”願う彼女の意思とは裏腹にむず痒さはどんどん体中に広がってゆく。
体がうずく。じんじんする。
目の前の状況を一瞬忘れそうになる。
「あ、ああ、、し、したい、、、セックスしたい、、、っ」
美月は、自分が口走った言葉を信じられなかった。
”わ、、、私の体、、、どうしちゃったの、、、っ！？”
もはや手遅れだった。彼女の体にありえないほど大量の催淫剤が深く染み込んでゆく。

彼女の体。抜群のプロポーションを誇る、魅力的な体。
サイズは、上から89、55、84。何年もずっと努力でキープしている体型だった。
ミスカレッジにも選ばれたこともある自慢の体。
男からは欲情のまなざしを、女からは羨望のまなざしを受けるたび、美月はいつも優越感に浸っていた。

その美しい肉体が、見た目の美しさはそのままに、
蟻達の汚い体液によって、性の快楽を求め、むさぼり続けるどうしようもなくいやしい体に作り変えられつつあった。

「ひぁぁっっ！？」
体を曲げたとき、服が肌にすれた。それだけであった。
だが、すれた箇所を、まるで陰核をなぞりあげられたような感覚が襲ったのである。
催淫剤は触覚を恐ろしく鋭敏にさせていた。
「あふぅっ、、！？はぁんっ、、！？」
彼女がわずかに身じろぎするたびに甘美な刺激が背を走る。
肉体が快楽でゆっくりとほぐされていく感覚を、歯を食いしばって耐える。

そこに再び蟻酸の雨が降り、無数の雫が美月の体を打った。

「はぁあぁぁぁんっ！！」無数の舌が体中を這いたくるような感覚。
思わず体をそらし、服が体をくまなくすりあげる。
「ひゃぁぁぁっ！？」反動で今度は前のめりになり、さらに服がすれる。
「ふあぁぁぁぁぁぁぁっ！」美月の体に甘痒いうねりが嵐の海のように荒れ狂った。
膝が振るえだしていた。
”、、、こ、こらえられない、、、っ！”
「、、ちょっと、、、ちょっとくらいなら、、、」
”体を触っても、、、”
”ほら、レイピアのおかげで蟻も寄ってこないし。”
いいわけをしながら。
武器を片手に持ち直し、空いた手が見事な隆起を見せる彼女の乳房に震えながら伸びてゆく。
彼女はまだわかっていなかった。
一歩踏み出せば、そのまま二度と戻れずに堕ちてゆくということを。

とっくに警告音はなりやみ、飛び上がれるようになっていたことに彼女はまるで気が付いていなかった。

豊満な胸に彼女の細い指が沈み込んだ。
「あ！ぁはぅんっ！」
想像以上の気持ちよさに美月は驚く。
「い、、いままで、いろんな男が胸に触れたけど、、、、こんなの初めて、、、」
ゆっくり揉みはじめる。どこまでも柔らかな肉が手のひらの形にゆがむ。
「あ、、ふぅんっ、、、あんっ、ひぁ、、、っ！」
胸の先から電気の刺激にも似た甘い感覚が生まれる。
”す、、、すごい、ああ、、、、、こ、こんな、、服の上からなのに、、、、、じ、じゃあっ、、”服がなかったら、、、
胸をはだけようとした。
だが片手ではうまくボタンを外せない。いらついて無理やりボタンを引きちぎった。
服に隠されていた、はちきれんばかりの白い双乳が揺れながら外にこぼれ出る。

美月は迷わずにソレに手を伸ばし、揉みあげはじめた。
「あ！ああ、、あふうぅ、、、っ！！」
美月のうっすらと開いた唇から悩ましげな熱い吐息が洩れる。蕩けそうだった。夢中でこね回す。
さっきより強い快感が胸の先に生まれ、頭にじんじんと鈍く響いていく。
「んぁっ、、、、はふぅっ、、こ、、こんなに気持ちい、、、ああん、、っ！」
美月はいつのまにか、両手で双乳を激しく揉みしだいていた。武器を足元に放り出して。
”大丈夫、蟻は私を見ているだけ。”
充分揉みたてたあと、美月は痛いくらいに立った乳首をつまんだ。
「あぁんっ！！」
そのまま乳首を指の腹でクニクニ押しつぶす。
「ひぃんっ！あん！、、、あ、あぁんっ！、、はんっ！！
みっともないくらいにあえぐ。整った眉は切なげに皺を寄せていた。
もう立っていられなかった。
美月はその場にへたりこむ。程よく肉がのった尻が地面にぺしゃりと落ちた。

美月は武器を手放していたが、まだ手の届くところにあったため、蟻達はまだ近寄ってこなかった。
代わりに体液を、今後は各個体がばらばらに美月に放出しはじめる。

「、、、っはぁんっ！、、、ああっ？、、きゃぅん！！」
大きな雫が美月の体に打ち付けられるたび、彼女は体を一瞬硬直させ、快楽のさざ波におののいた。
せつなげな声がこぼれ落ちる。
あたりは蟻の体液のせいで大きな水溜りができていた。
近寄ってこない蟻を見回す。
”もっとぉ、、もっとそれ、ちょうだぁい、、、”
美月はあれほど嫌っていた醜い蟻の、ただの排泄された液体に身も心も屈服してしまったのであった。

何層にも重ねるように染み込み続ける体液は、彼女の脳神経にまで浸透し、支配しはじめていた。

美月の秘部に右手がするりと差し込まれる。
そこはすでに蜜であふれていた。
くちゅっ。「あああぁぁっ！？」
軽く秘唇に触れただけで強烈な快感が光となって頭に届き、彼女は体がどこかにもっていかれきそうな感覚を覚えた。
「ああ、き、、気持ちいい、、、」
今まで一番気持ちよかったクンニの何倍も心地よかった。
「、、っあっ！？ひぃんっ！？」
美月は驚く。自分の股間を、自分の指が別の生き物のように動き、責め立てはじめたのである。
「なんで、、、っ、あんっ！、、ひんっ！、、、か、勝手に、、、っ」
実際には指を動かしていたのは美月本人である。
だが、美月の意識ではなく、無意識下の本能、「情欲」そのものなのであった。
美月の体は心を無視し、快楽を求め、どこまでもむさぼりろうとしていた。
指は彼女も知らなかった「感じる部分」を勝手に探してあて、さすり、爪を立て、開花させてゆく。
「あん、、っ！はぁん！、、、そ、、、そこぉっ！！あ！ああっ、いいっ！」
「やっ！はっ！？なにこれ！？ああっ！きもちいい！！すごくきもちいいっ！」
美月は快楽をむさぼる以外、何も考えられなくなっていた。
指が誰が動かしていようが、彼女はもうどうでもよくなっていた。ただ気持ちがよければ。
いつしか彼女は気持ちいい水たまりに寝転がって、脚をＭ字型に思い切り開いていた。
指は黒いレースのパンツの中に潜り込み、彼女に巧みに快楽を送り込み続ける。
”たくさんの蟻が見ている、、ああっ、あたしを見ている”
醜い生き物にこんな姿をさらけ出して。それが逆に彼女の劣情に火をつけていた。
愛液はどんどん湧き出し、くちゅくちゅと淫猥な音を立て続ける。
「ああん！、はぁんっ！！、、、あ！あ！あ！あっ！あっ！あっ！あっ！！あっ！！あっ！！あっ！！！」
声のテンポがだんだん早くなってきたとき、
美月の指は陰核を覆う皮を剥き、無防備になった女の芯を摘み上げた。
「んはぁぁぁぁぁぁぁーーー！！」
美月は体をのけぞらせ、あられもない声をあげて上り詰める。
いつものオナニーなら、ここでいったん手を止め、休憩するところだった。
だが、極限まで高ぶった美月の情欲は更なる快楽を求め、
秘芯を乳首と同じように、揉みあげた。
「、、っ！、、んはぁぁーーっ！、、、あは、すご、、、、、っあはぁぁーーーっ！？、、と、とまら、、、、っああぁぁーーーーっ！！」
揉み続ける。
「やああぁぁーーっ！、、、はぁぁぁぁあーーーっ！！、、、、、、、、っふぁああああーーーーーーっっっ！！！！
美月はイキッぱなしであった。目の前で光が何度も弾ける。あまりの快感に体をがくがくとさせていた。

降りかかり続ける黄土色の雨の中で、美月はがくりと横たわる。
大きすぎる快楽のうねりに朦朧となっていた。
だが。
こんなに何度もイッたのに、魔薬に侵された彼女の体は満足していなかった。
もっと快楽を。
今まで胸をなぶっていた左手が右手と同じくパンツに潜り込み、そして右手よりも奥に伸びた。
ぬぷっ、、、
「んんんーーっ！？」
指が一本、膣に挿入されたのである。
そのまま指は出し入れされる。
「ああっ！うそっ、、ひぁゃん！」
ぬぷっぬぷっぬぷっ
「はんっ！あんっ！ふぁぁっ！！」
クリトリスを刺激されるよう様な鋭い快感ではなく、おなかの中から広がってくる鈍く暖かい快感。
だが、それは決して小さなものではなく、そして、決して弱まることはなかった。
積み重なってゆくように、渦はあっという間に大きくなり、暖かさはやがて熱さへと変わってゆく。
美月の貪欲な体は歓喜に打ち震えていた。
「あああああっ！！ひぃんっ！、、、っあっ！？太く、、、っ！そんな、、太くなったぁぁ、、、っ！！」
挿入している指が3本に増えていた。淫らな音が大きくなる。
「ああ、すごい！はぁ、、！すごい、、、っ！！」
そのまま指は膣内をぐるぐると回りだした。
なにか探っているようだった。
何回かまさぐった後、彼女の指はある部分を見つける。
「はぁ、、んっ！？」膣の腹側。入り口近く。
Ｇスポットであった。
普通なら届かない位置だろう。だが、彼女の長く美しい指は確実にポイントを捕らえる。
人差し指と中指でそのポイントを力強くこすりたてられた。
「やっ！はっ！？なにこれ！？ああっ！きもちいいっ！すごくきもちいいっ！！」
「なんでっ！あんっ！、、ひんっ！、ひぃんっ！、、、ひぁぁっっ！」
刺激に答え、Ｇスポットがぷっくりと膨らんでいくのが美月にはわかった。
そして、こすり付ける動きが早くなっていく。
蟻と美月のと入り混じった体液が飛び散る。
嬌態をさらけだす自分を蟻達はさげすんだ目で見ているように感じる。
「見て、、、っ！みんな、私をもっと見てぇっ、、、、！！」
腕の筋肉が悲鳴を上げるが本能が聞き入れない。
体がガクガクしはじめている。
ありえないくらいに指の動きが早くなっている。
「いや！はぁぁっ！！ああっ！ああっ！？なん、、なんかくる！くるっ！きちゃううっっ！！」
止めとばかりに思いっきり刷り上げられた。
同時に、偶然蟻酸の雫が彼女の股間を打ちあたる。
「いややああああぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーっっっ！！」
ぷしゅうううううううぅぅぅぅ、、、っ！
美月は潮を吹いたのである。
彼女の股間から大量の水が放出される。気が狂いそうなほどの凄まじい快感。
びゅっびゅっ、、、
潮はしばらく間出続け、そしてようやく止まった。
「あ、あああ、、ああああ、あああぁぁ、、、、」
そして、今度こそ、今度こそ完全に肉体は満足したのであった。

数分後、陸戦兵で構成された救助隊が彼女を発見したとき、
彼女はなおもかけられ続ける蟻酸の海中に体を横たえ、細かく震え続けていた。
よだれをだらしなくたらし、うつろな瞳は完全に焦点が合っていなかった。


数ヵ月後。
「ふぅん、、、っ！はぁん！」
美月はあくことなく自慰を続けていた。過剰な催淫物質に侵された結果、神経がおかしくなり、
体が24時間やむことなく火照り続けていた。
彼女は性の虜から抜け出ることができなくなってしまったのであった。

時々尋ねてくる知り合いの男、場合によっては女にも、片端から彼女は犯して、と懇願した。
プライドの高い、以前の彼女からでは考えられない態度だった。
男達は喜んで、いままで抱いていた妄想を実現すべく彼女の美しい肉体を貫いた。彼女もそれに答えた。
女は見下した目で立ち去った。
白い服を来た人は相手をしてくれない。

そのうち、女の友達は来なくなり、男友達はたくさん見舞いにやってくるようになった。
美月はうれしかった。
”私の体を心配してくれる男の人がたくさんいる”
でも。
男達の愛撫ではもはやもの足りない。
たくさんの雨に打たれたあの感覚を思い出して彼女は恍惚とした。
また体がうずき出す。

あのときに、、、、戻りたい。

精神病院で美月はつぶやいた。

[END]

GJ!

ああぁッッッ！！！ビッチ！！セイマイネーム！！
もっと！深くグラインド！！
そう、強く、激しく！！
んんッ！！駆け巡る脳内物質！！
はあぁッ！エンドルフィン、上級なドーパミン！！
ピス！ピストン！！
もっと！もっと！！私だけのSST！！
その腰つき！そう！！パワーピストン！！
見下さないで、その眼！！押し付けるようにプレッシャー！
その濁った不凍液で膣内噴射！！

>>202
……正気に戻れ。
（アサルトライフルの銃床で殴打）

「ところでオレのキンタマを見てくれ。こいつをどう思う？」
「大きい！こんなに大きいなんて！」

・・・・・・・・・・正気に戻りなさい。
（マスターレイピアを股間に照射）

えぐい事しやがる
もう使い物にならねぇ・・・って言うか骨盤消滅してるぞ

　>>193　GJ！！　とてもえがったです。
　　　　
　蟻の異形が、ペリ代の奥深くに打ちこまれる。不規則ながらも力強い挙動。ペリ代の膣はそれに答えるかのように、肉の収縮を繰り返した。
　異形の一突きが膣奥を貫くたび、性汁の飛沫とともに、ペリ代の嬌声があがる。豊かな乳房が、千切れんばかりに乱れ揺れる。
「あっ、あっ。あっあっっ。はぁ、はぁ……もう、だ、だめ、もう、い、イきそう。く、来る、なにかが、おなかのお、奥からっ！！」
　犬のような姿勢で蟻に穴を突かれながら、ペリ代の身体は絶頂を迎えようとしていた。蟲に犯されているという現実は、
すでに彼女の頭からは消え去りつつある。そこには強い快楽に支配された、一匹の雌の姿があるだけだった。
「はぁ、はぁ。もう、だめ。死ぬ。きもちいぃ。死、死ぬ……あっ、あん。くる。狂う。もうだめ！！　いくっ！　いっちゃう！！　い、イクぅぅぅぅ！」
　小さな尿穴から勢いよく潮を噴出させながら、ペリ代は断末魔も似た嬌声を響かせた。すると同時に、彼女の膣に出入れしていた蟻の運動が、ぴたりと止まる。
ペリ代は蟻と繋がったまま――快感によって支配された表情をみせながら、ぐったりと身を横たわらせると、大きく息を吐いた。
「はぁ。はぁぁぁぁ……し、死ぬ、かと思った……はぁっ……あれ？」
　ペリ代が違和感に気づいたのはその時である。蟻の尻先端――肉竿の根元が、ごぼりと音を立てて膨らんだ。
「……」
　ペリ代は蟻の肉竿におこった異変を見るともなく見ていた。いまだ彼女の身体は快感の余韻に打ち震えていたのである。そしてそのあいだも肉竿のふくらみは、じょじょに、ゆっくりと、先端のほうへ移動していく。
　卵、ではない。卵はコロニーの頂点、女王蟻のみ産む事のできるものである。ではいったいなにか？　様々の憶測が飛び交うなか、研究者のあいだで、ある説が注目されている。
　巣穴に連れ込まれた女性隊員が世界各地で増加しているのは明らかである。そして一度巣に連れ込まれた女性隊員は二度と帰ってこない。
　しかし、EDF全体で云えば、巣穴から逃げ延びる事ができた隊員は少なからず存在している。ただ、女性隊員が逃げ帰ったという例がないだけである。
　巣穴に連れ込まれた女性隊員の運命を推測する事はある程度可能である。
　まず第一に考えられるのは、捕食されるか、もしくはそれとは違う別の目的に使用されるかである。しかしながら、この二説のうちの前者、捕食説は省かれなければならないだろう。
なぜなら捕食の対象は性別年齢関わらず、あくまで人類全体がそうであり、ペイルウイング隊員が好んで連れ去られるといった事実を説明できないからである。

　研究機関は、最終的に、蟲が女性隊員を巣の中に連れ去る理由として、もっとも可能性のある理由――生殖行動と繁殖目的とを支持するにいたった。
　しかし女性とはいえ、特殊訓練を受けた軍人である。彼女らの身体能力は、一般人の比ではない。易々と手篭めにされるはずはないのだ。ゆえにおそらく蟲たちは、
女性隊員の身体に、なんらかの特殊物質を使用しているのではないかと推測される。
そしてその特殊物質によって、女性隊員の精神と身体は強制的に拘束される――
　ある特殊物質とは、先の研究者の発表した快楽物質とはまた別の、おそらく身体の機能を麻痺――または著しく低下させる物質であると推測される。そして、
女性隊員の身体機能を麻痺させることは、おそらく、対象を連れ去る際や、女王蟻による産卵の際に、事をより合理的に進めることがおもな理由ではないかと思われる……
　ここで展開されてているのはあくまで推測の域を脱しえないものであり、物理的な証拠根拠は皆無である。
　なぜペイルウイング女性隊員だけが対象とされるのか？　疑問にいまだ明確な答えは出されていない。
　彼女たちの持つ、”思念”と呼ばれる能力となんらかの関係があると考える研究者も少なくはないようだが、詳しくは不明である。したがって、
多くのEDF研究機関は、苗床となった女性隊員のサンプルを望んでいるが、しかし――


　蟻の肉竿の根元に突如として現れた奇妙な膨らみは、ゆっくりと、先端方向へとのぼっていく。その様子を見るともなく見ていたペリ代だが、
人間男性で云う射精のようなその行動に、小さな恐れを抱き始めていた。膨らみの移動する先――蟻の肉先端は、いまだペリ代の肉壷に埋まったままなのである。
「……」
　とてつもなく、嫌な予感がする。そもそも、黒蟻たちに捕まった時点で、犯す→ハイさようならとすんなり解放されるわけがないのだ。ましてや、
相手は未知の宇宙生物で、ほかにどんなものを吐き出すやも知れない。
「そうだ……繋がったままなんだ……に、にげなきゃ……」
　蟻の肉竿の内側から、放出されようとしているなにか。ペリ代はひとまず、自分の膣に埋まったままでいる蟻の肉竿を引き抜こうとした。がしかし、
「あれ……んっ、んっ！　……ぬ、抜けない」
　抜けなかった。快楽の余韻によって、腕に力が入らないわけではない。胸の奥で存在感をましてゆくどす黒い恐怖感によって、そんなものはとっくに消えうせている。
　単純に、抜けないのだ。まるで軟体動物の吸盤によってぴっちりと吸引されているかのよう。やがて肉竿の膨らみは、
その竿の先端部――ペリ代の膣に隠れて見えないが――に到達しようとしていた。
「くそっ！　抜けろっ！！　う、うぅ。ぬ、抜けなさいよぉぉ……っあ、あ、やめ、やめ、て……」
　膨らみが、ついに肉竿の先端に到達した。そしてゆっくりと放出される大量の液体。生温かいそれは、しかし、ペリ代の膣穴から一滴も漏れ出すことはなかった。
「う、うぁ……あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！？」
　ペリ代の全身を激痛が駆け抜けた。彼女の腹はいま、一種異様なほどの膨らみ――まるで妊婦のような膨らみを見せている。
　そうなのだ、蟻の竿から放出された謎の液体はすべてペリ代の子宮――びっしりと生えた肉繊毛が彼女の膣壁に張り付き、結果、
それ以外の行き場をうしなった――に溜まったのだ。
「あぁああ……いた、いたい……――あひっ！？」
　突然、びゅる、という音を立てて、蟻の肉竿が強引に引き抜かれた。同時に、大きくぽっかりと空いたペリ代の肉空洞から、様々な液体の交じり合ったモノが滝のように流れ出る。
ペリ代の腹は、空気を抜かれた風船のように急速にしぼんでいった。
「あれ――なんか、き、急に……身体が……だる、く……」　
　しぼんでいくお腹に随行するかのように、自身の意識が薄れていくのをペリ代は感じた。四肢が力無くぶるぶると震え、終いには、地面にべたりと倒れこんだ。
　暗い井戸におりていく感覚があった。快楽や痛みの残滓はとうに霧散し、かわりに、妙な気だるさが全身に波及してゆく。

　井戸は深くどこまでも続いているかのようだった。見上げると、小さな光が見える。光は爛々と輝いているが、しかし、同時に、いまにも消え入りそうなほど儚い。
　そうだ。もう、あそこには戻れないのかもしれない。
「…………あっ……」
　そう思ったとき、ふいに、身体がふわりと浮いた。まるで背中に羽が生えたような感覚だった。ペリ代はなにかを覚悟したように、まぶたを閉じた。
　誰かの声が聞こえたのはその時である。ペリ代は思わず、井戸の底から光を見上げた。
「――ペリ代っ！？　ペリ代っっ！？　ペリ代！！」
「隊長の……声」
　ペリ代は、遥か上方に浮かぶ小さな光の点を、まるで月の紋様を読み取ろうとするかのように目を細め見上げた。すると、瞬転、井戸の底の真っ黒な壁は後方へと流れていき、
かわりに、色彩ある風景――現実世界が視界に流れ込んできた。ペリ代は大きく目を見開くと、声のする方向を見やった。
　遠く、地下鉄前広場の噴水横に、隊長――ペリ美の姿があった。そしてその右手には、少女の小さな身体には不釣合いなほど、大きな無機質の塊が握られている。塊はまるで、老戦士のように、
戦場の下、その肌を鈍色に輝かせていた。RSR・プラズマ・ランチャーである。
「隊長……！？」
　そこでふと、ペリ代は自身の置かれている状況を認識した。そして井戸の中で感じた、言い知れぬ浮揚感に、妥当な解答を与えることができた。
　ペリ代の身体は、蟻の強靭な二本の牙によって腹を挟み込まれ、そのまま高く持ち上げられているのだ。周囲には多数の黒い塊――何十匹ものアリたちが蠢いている。
　連れ去り宇宙蟻。ふと、そんな単語が頭に浮かんできた。そしてその単語がなにを意味するかを悟ったとき、ペリ代の背すじを冷たいものがゾゥと奔った。
「隊長……そう……私を――助けに」
　黒蟻たちがいっせいに動き出したのはその時である。周囲の蟻たちの後腹が、一挙に、ペリ美の身体に向けられた。そしてややあって発射されたのは、
ペリ代を激しい痴態に陥れた、強烈な酸と媚薬液である。
「隊長……！？　危ない！？」
　言うが早く、ペリ美の身体が近くのテナントビルの屋上に跳ね飛ぶ。二対のブースター・ユニットから射出されるエネルギぃが、ほぼ垂直線を描いて空間を裂いた。
　蟻の尻先端が、四階ビルの屋上に向けられる。またしても射出される粘液。一瞬間のうちにどろどろと溶解し始めるビル。しかしそこに、ペリ美の姿はなく、ややあって、
ペリ美はふわりと噴水広場におり立った。
「ペリ代！？　クソっ！？」
「――隊長っ！？」
　ペリ代は叫んだ。蟻の猛攻を紙一重で避け続けるペリ美。その小さな顔は疲労に満ちている。しかしなぜ、隊長は反撃をしない？　
「――はっ！？」
　ペリ代はそこでふと悟った。自分の数メートル後方に、巣穴がある。作戦の第一目標は巣穴の破壊だ。いくら蟻を倒したって、無駄なのだ。やつらは次から次へと沸いて来る。どうにかして、
巣穴を破壊しなければならないのは明らかな状況だ。しかし、すぐ傍には防護服も何も身につけていない自分の姿が――
「ペリ代――いま――いまっ！　助けてやるからな――！！」
　蟻の出す酸を避けながら、ペリ美が叫んだ。その右手には、RSR・プラズマランチャーが握られている――
「――やっぱり、小娘じゃないのよ」
　ペリ代はぽそりと呟いた。そして大きく息を吸い込むと、小娘ことペリ美に向かって声をあげた。
「――撃って！！　撃ちなさい！！」

　ペリ代が目の前で襲われている。しかし、自分にはどうする事もできない。いまにも黒蟻の波の中心から、ペリ代の甲高い嬌声が溢れんばかりに漏れ聞こえている。
「クソ！？　……ペリ代……」
　ペリ美は激しいジレンマを味わっていた。目の前で繰り広げられている光景に異変が起こったのはその時である。まず、ペリ代の声が聞こえなくなった。
それから、蟻たちがにわかにざわつき始めた。そしてソレを見て、ペリ美は我が目を疑った。
　一匹の黒蟻が、その牙を高らかにか掲げたのである。見るからに異様な光景ではあるが、その牙のあいだには女の白い裸体――ペリ代の姿があった。
「ペリ代！？」
　ペリ美は咄嗟に駆け出そうとした。しかし、
「隊長……だめです……行ってはいけません――」
「離せっ！」
　並野隊員に身体を拘束されながら、ペリ美は必死の形相でペリ代を凝視した。
　ペリ代の様子がおかしい。彼女はまぶたを閉じている。身体はぐったりとしていて、まるで死人のようだ。しかし、死んではいないはず。おそらくは、巣穴に連れ去られようとしているのだ――
「クソ！？　並野隊員！　離せ！　命令だぞぉ！　は、な、せぇぇ」
「だめです。これだけは、いくら命令でも、は、な、し、ませんん――あっっ！？」
　とそのとき、並野隊員の一瞬の隙をついて、ペリ美のからだがするりと抜け出た。拘束から解き放たれたペリ美は、噴水広場に降り立つと、意識の無いペリ代に向かって叫んだ。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　……


　ペリ代を助けようとして一人飛び出したまではよかった。それに、助ける方法を考えていないわけでもなかった。
　ペリ代が空中に掲げられたたその真意は明らかではない。きっと、蟻には蟻の意図があるのだろう。しかしながら、その行為はペリ美にとってはむしろ好都合だった。
黒い波からぽつっと突き出たその白いペリ代の身体を、空中から奪還しようと思いついたのだ。
　しかし、
「クソ、近づけな、い――」
　蟻の攻撃はすさまじかった。強力な酸が、まるで豪雨のように襲ってくるのだ。ペリ代の身体に、近づけなければ意味が無い。それにもし、
不用意に近づいて、あの液体を全身に浴びてしまったら――
　ペリ代の嬌声が耳によみがえる。そしてその声に、自分の声が重なる。最悪だ。　
「……ちっ。やっぱり、まずいよなぁ」　
　縦横無尽に飛び跳ねながら、ペリ美は雑念を振り払った。いまは、ペリ代を助ける事だけを考えなければ――

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　……


「はぁっ、はぁ……」
　ペリ美の額には汗が滲んでいた。止むことのない蟻の猛攻が、少女の顔に、疲労の色をありありと刻み付けているのである。
「――隊長っ！？」
　いつのまに覚醒したのか、ペリ代は幾度となく声をあげた。ペリ美はその声を聞いて、胸の締め付けられる感覚を感じていた。
　万策尽きた――か。まさに、こういった場面をさすのだろう。残った選択肢は一つきりしかない。けれど、その選択肢は、決して選んではいけない――
　あきらめてはいけない。私は隊長だ。チャンスがなくても、切り開かなければいけない――そうだ――私が捨て身になればあるいは――ペリ美は黒い波に向かって勢いよく跳躍した。
「ペリ代――いま――いまっ！　助けてやるからな――！！」
　飛んでくる酸を避ける。黒い波が近づく。酸が頬をかすめる。当たってはいけない。当たるなら、ペリ代を助け出したあと――
「――撃って！　撃ちなさい！？」
　そのとき、ペリ美の耳に、ペリ代の声が届いた。距離にしておよそ三十メートル先。
黒い波の中心。スローモーションで後方に流れていく景色――万物が緩やかに動いている。
　撃ちなさい？　撃って？　
　ペリ美は自身の手にぶら下がっているランチャーを見た。撃てない。撃てるはずがない。
　酸を避ける。足にかすめた。溶けるスーツ。ふと、ペリ美はペリ代の顔を見た。笑っている。ペリ代は笑っている。どうして？　
　わからない。涙が出そうになった。いま頬をつたっているのは涙だろうか。いやちがう。汗に決まってる。ランチャーが鈍くひかっている。
　腕を酸がかすめた。距離二十五メートル。ペリ代の口元がかすかに動く。何を言っている？　助けて？　よく、聞こえない。ペリ美は耳を澄ました。不思議と凪いだ空間がそこにはあった。
　ペリ代の小さな声。呟くような声。歪む口元――嗚咽の混じったペリ代の声――
「小娘が」


　　だいいちぶ　かん

長々と申し訳ありませんでした。反省します。

>>175氏ＧＪ！
は、いーんだけど「だいいちぶ　かん」ってなんだー！？

>>中の人さん
えーとですね、本来予定していた筋の半分程度しか消化できていないという意味みたいです。
書き手があまりに無能なため、サブのキャラクタだけでかなりの投稿を重ねてしまいました。すみませんす。
この続きを一応の本編と考えているのですが、どないしよーとか迷ってたりしてます。

>>175氏

なるほど。

それでは、全体として長くても、
本編の方を、単体でも（第一部を見ていなくても）読めるものにしたらよいのでは。

ペリ代に安らかな死を与えたペリ美が、それを乗り越え、更に逞しくなってからの話だな（きっぱり

GJだ！

>>中の人さん
うほ。アドバイスありがとうございます。構成とかもうちょっとがんばってみようかなーと思いますす。

>>215さん
……ぬ、ぬふぅ　orz

まとめサイトの無線のところ見たら、｢糸に巻かれて〜｣の人って台詞沢山あるんだな。
一応クリアしたけど聞けなかったが、上級難易度で聞けたりするの?

あ、誤爆。失礼。

一概に誤爆とも思えないのがこのスレの恐ろしいところ。
糸に巻かれて〜（・∀・）ﾉﾉ

>>218
普通に没音声みたいね
本来は重要キャラがいたみたいだけど、防衛軍っぽくないから削除されたんじゃないかと
今ではただの基地外ペイル隊員になりました

>>221
あ、こっちでも答えてもらえるとは。サンクス。

伝説の男×（ペリ子＋オペ子）まだー

それでは新作投下いきますよ？
かなり前にリクエストのあった虫の出産モノです。
人によってはグロイかもしれません。かなり薄めのつもりですが。
では。

あたりは蟻達の泥を粘液でこねあげて作られた床と壁と天井に覆われていた。手を着くと糸を引いてべたつく。
俺は蟻塚の奥深くにいた。

そう、俺達の部隊は、大量の犠牲を払いながら、高層ビルほどの大きさの、あの蟻塚への潜入に成功したのであった。
目的は蟻の生態調査だ。
敵を知り、弱点を探るためどうしても必要な作戦だった。
シミュレーションでの生還率はわずか２％だったが、作戦への参加命令を俺は甘んじて受け入れた。
選ばれたことを誇りに思っていた。人類のために。愛する家族のために。

蟻塚には３０人が同時に、そして個々に進入を行った。
最優先事項は、「敵に見つからないこと」。
もし発見された時は、手持ちの武器で派手に暴れて、他の兵士のため陽動を行わなくてはいけなかった。
壁の向こうで、そして目の前で戦友達が、手をもがれ脚を食いちぎられて散っていた。
立派に命令を果たしながら。
涙は出なかった。それよりもやらねばならないことがある。

そして今残っている識別反応はひとつ。生き残っているのは俺だけになっていた。

だが、俺１人で充分だった。例え、いやおそらく生きて帰れなくとも作戦は成功する。
死ぬ前に手に持った小型カメラのデータ転送スイッチを押せればよかった。
この小型カメラで映したデータは、スイッチをひとつで軍本部まで一瞬で転送される。
飯綱博士のプラズマ通信システム。インベーダーのジャミングすらも突破できる代物だ。

蟻塚の重要箇所はほぼ撮り終わっている。
後はこの繁殖部屋だけだった。
壁と床に無数の大きな穴があり、そこに一つ一つ大切に繭が安置されていた。
繭の大きさはほぼ１メートル。
俺は壁の空いている穴に隠れながら、さらに奥に進む。
繭より前。卵の産まれ、幼虫の育つところがきっと奥にある。
慎重に歩を進める俺を迎えたのは、

女達のあえぎ声であった。

「あっ、、、ああっっ、、、、」「ひぁぁぁ、、、っ」「はぁ、、、んっ」
教室ほどの部屋のあちらこちらから女の切なさと苦しさの入り混じった嬌声が聞こえてくる。
な、、、な、、、、？
壁に空いた穴には、繭の代わりに人間の若い女が入っていた。
ほとんどがペイルウイング隊、、、わずかに民間人が混じっている。
全員蜘蛛の糸で作られたベットのような所に、手足を固定されて寝かされていた。
蜘蛛の糸、、、、？

蟻塚といったのは間違いだった。
見渡せばそこらかしこに黒蟻や赤蟻、羽蟻、蜘蛛にそしてムカデすらもうろついている。
普段見ている奴らと違うのは、全員大きさが人間程度の大きさということ。
なんなんだ、、、？俺は呆然とした。

「いやぁぁぁ、、、」弱々しい悲鳴。
目の前の１人の女に小型の蜘蛛が迫っていた。
助けたい！、、、が、全てを記録することが俺の任務である。葛藤しつつもカメラを回し、音を拾った。
画像は悪いし、音の調子も悪いが特に問題はないだろう。
女はペイルウイングであった。
顔はヘルメットで見えない。栗色の髪がヘルメットから覗いていた。
２０代前半くらいだろうか。小柄だが鍛え上げられ、引き締まった体。
服はところどころ破れ、いや溶け落ちており、バランス的にはやや大き過ぎる胸のふくらみが片方、あらわになっていた。
蜘蛛はゆっくり近寄ると、

身動きの取れない彼女の首筋に牙を突きたてた。
「あああぁぁっ！！」
女は痛さに絶叫し、体を震わせる。俺は思わず立ち上がり救出に向かおうとした。
が、あることに気付く。

何かを注入している、、、？

蜘蛛の牙から乳白色の液体が滲み出ていた。
間違いなく女の体に注ぎ込まれている。
そして、１０秒ほどたつと、悲鳴をあげていた女の様子がみるみるうちに変わってきたのだ。
「あう、、っ、、ど、、どうして、、、っ、、いつも、、、、はぁぁぁ、、っ、ああん、、、」
悲鳴に明らかに甘さが混じりはじめた。
息が荒くなり、白い胸が上気してピンク色に染まるとともに小さな乳輪の中心が目に見えて立ってゆく。
「あふぅぅ、、、、んっ」
欲、、、情している、、、？
蜘蛛が再び首筋に噛み付く。
「はぁぁんっ！！」
女は叫び声を上げる。だが、それは痛さによる悲鳴ではなく、快感による鼻にかかった嬌声であった。
明らかに、噛み付かれたことに感じている。
媚薬かなにかか？
眉間にシワを軽く寄せ、女はいやいやをするように頭を横に振る。
「や、めてぇ、、、っ、、もう噛まないでぇ、、、っ、はあああ、、、」

「ああぁぁんっ！」
右の方から声がした。
見ると、こちらは民間人のようだった。
整った顔、骨格のしっかりした、モデルのような体のライン。やはり半分溶け落ちたスーツ。見覚えがある。
いつも見ていたニュースのレポーターだった。
無鉄砲な突撃レポートが人気を博していた彼女だったが、その無鉄砲な行動の結果、数週間前から行方不明になっていた。
その彼女には数匹の羽蟻がまとわり付いていた。
「やめ、、、っ、はうっ！ああああ、やめてぇぇぇ、、っ！」
羽蟻はその薄い羽を細かく振動させ、彼女の体をなぶっている。
「あっああっ、、、！なんで、、あんた達、、、なんかにぃ、、、っ、はぁんっ！！」
乳首、股間、背中。羽が柔らかくこするたびに小さく折り重なった快感の波が押し寄せるのだろう。
彼女の体は弓なりにしなり、甲高いあえぎ声をあげている。
口では嫌がっているようだったが、体は欲望にとうに屈してしまっているのか、彼女の腰が羽を求め、動いているのが目に入ってしまった。


その左上の穴では、ムカデが女にその長い体を絡みつかせていた。
ムカデの体から出る液にまみれた女の体の上を、無数の脚がのたくっている。
「ああっ！いいっ、いいっ！はぁぁん！もっとぉ！」
股間をムカデの体が通りずぎる、その一節ごとに彼女は体をわななかせ、甘えた声を上げる。
すでに気がおかしくなってしまっているのか、それとも、ムカデの技巧がそこまでのものなのか。
ペイルの服を着た細身の女の子は自らもだえ、求めていた。


一番左の下の部屋にはむっちりと肉がのった太ももの２０代後半くらいの女の股間で蜘蛛の触手が蠢き、そのたびに女をのけぞらせていた。


奥の方では雪のように真っ白な肌の10代の少女が黒蟻の蟻酸をかけられ、甘い声を漏らしていた。


部屋一杯に人間の若い女がインベーダーどもに汚され続けていた。

目の前の女に視線を戻すと、蜘蛛の噛み付きは終わっていた。
左右の首筋に血をうっすら流しつつも、彼女は体をくねらせ、熱い吐息を吐く。
注入された何かが体に回りはじめているようだった。
体が、性感が、彼女の意識に従わずに、どんどん高ぶってゆく。
「なに、、？はぁぁ？、、、ふあああ、、、」
思考がまとまらなくなっているらしかった。
瞳はとろみを帯び、彼女の秘唇からは触られてもいないのに愛液が流れ出していた。

そして、彼女のそこが充分に濡れそぼったそのとき、彼女の腹部が蠢きだしたのである。
そのとき俺はようやく、彼女の腹が少々膨らんでいることに気が付いたのだ。
「う、、、ぐぅぅぅっ、、っ！！」
突然、彼女は苦しみだした、痛みというよりも、違和感に襲われているようだった。
「いややぁぁ、、、、、、っ、う、、、も、、もう、、産み、、、産みたくない、、っ」
弱々しく、しかしどこかあきらめたような声。
産みたくない、、、？
位置的には、、、、、子宮、、、？
まさか、、、俺の頭に嫌な考えがうまれる。あまりに嫌な考えだったため、打ち消そうとしたが、、、
いや、おそらく、、、間違いない、、、、

そして、それがはじまったのを、俺は目のあたりにしたのであった。

「んあぁぁっ！」
彼女の体がはぜるように反り返った。
「あ、はぁ、、、、はぁぁ、、っ」
彼女から漏れる声は今まで以上に甘かった。彼女の体が震える。
「あっ、あっ、あっ、、、いや、、いやぁぁぁっ！」
そして、彼女の股間からあるものが頭を出したのであった。

幼虫。
直径10センチくらいの。
おそらく蜘蛛の。

俺は頭から水を浴びせられたようにゾッとした。
間違いない、、、こいつら虫どもは人間の女を孵化の道具にしている、、っ！

それはモンシロチョウの幼虫に、青虫に形が似ていた。色は白。柔らかそうな体の下部に無数の小さな脚が生えていた。
女の股間から顔を出した幼虫はそのまま外に這い出ようとその短い無数の脚を蠢めかせる。
だが、愛液が滑るのか、それとも、出口が若干狭いのか、顔を出した次の瞬間。
また膣の中にツルッと引っ込んでしまったのである。
「はぁぁぁんっ！！！」
幼虫が中に戻ってしまった衝撃に女の体が反り返る。
「ああぅ、、いやぁ、、っ！いやぁぁっ！」
彼女は体をビクビクさせながら叫んでいた。
外からは見えないが、幼虫が膣の中で外に出ようと足を動かし続けている、ということは簡単に予測は付いた。
つまりそれは、女のもっとも快感を感じる部分をあの短く、柔らかそうな脚にこすり付けられているということである。
無数に生まれる小さな快感がひとかたまりになって彼女の肉体を襲っているのは間違いなかった。
「そこ、、っ、あ！、、はぁんっ、、、！いやぁんっ、、、！！」
女は避けることの出来ない刺激をもろに受け、悲鳴をあげる。

しばらくすると女の股間から、また幼虫がヌッと頭を出した。
だが、しばらくもがくとまた膣の中にヌルッと戻ってしまう。
「っぁぁああぁぁーーっ！！」
膣に一杯に詰まった幼虫の体に体内の性感帯を目一杯擦り上げられる。
そのおぞましい愛撫に生み出された快感に打たれ、彼女は肌を粟立たせながらあえいだ。

幼虫はどうしても力が足りないらしい。
股間から顔を出しては膣の中に戻り、また顔を出し、戻り。何度も、何度も繰り返し続けた。
まるで、見えない”ナニカ”が彼女を犯しているような、そんな奇妙な光景。
その怪しげなピストン運動の度に彼女は擦られ、ほとばしる快感に打ち震えて反応してゆく。
幼虫もいろいろ試しているのか、時々出てくる頭が右向きに、またあるときは左向きにさまざまな方向を向いていた。
その幼虫の学習動作に彼女はたまらず甘い悲鳴を上げる。
「感じたくないのにっ！感じたくないのにっ！！、、どうして、、、あはぁぁっ！」
彼女は白い顎をめいっぱいさらし、感じ続けていた。悔しそうな顔で。
抵抗できない。どうしても感じてしまう。こんな青虫に。
どうしようもない屈辱であった。
人間である彼女がただの幼虫に、その若く魅力的な体を好き勝手に汚され、そしてなぶられてゆく。
体液でぬめり、悶え続けるるその女の体は

美しい。

俺はうかつにもそう感じてしまっていた、、、

ぐるぐる回りながらいろいろ試した幼虫は、一番引っかかりのある位置に気が付いたようであった。体をうねらせ、ぐるんと回る。
「ああ、、っ！？はぁんっ！？」
それは、ひっくり返った状態。
当然、女の膣の上部に幼虫の脚が触れる。
「ああっそこは、、っ！はぁっ、だめっ、やめてぇぇっっ！！」
突然、彼女は体をこわばらせる。声にも必死さが混じる。
なぜ？
しかし、幼い虫にその嘆願が理解できるわけはなく、無情にもＧスポットを含めた全ての急所が無数の手でかき回されはじめた。
「あああーーーっっ！ふぁぁっっ！はぁぁぁーーーっ！！」
声が裏返っている。先ほどよりも遥かに理性のタガが外れたような声。まるで
自分の急所を突然男に責められた様な。
「そこはぁぁっっ！ふぁぁっ！そこっ、そこはぁぁぁーーーっ！！
間違いないようであった。どうやら彼女にとって、Ｇスポットが一番の弱点らしかった。
愛液の量がさらに増え、びちゃびちゃと淫らな音を立てる。
頭を大きく上下させる女。
嬌声。頭では嫌がりつつも、体が快感を喜んで受け入れてしまう、矛盾を含んだ甘く悲しい声。
彼女を飲み込む快楽の嵐は容赦がなかった。なすすべもなく追い詰められてゆく。
「あああっ！だめだめだめだめだめぇぇっっ！これ以上動かないでぇぇっっ！！」
頭をぶんぶんと振り回す。
あまりの快感に彼女の体が一瞬緊張し、膣が収縮し。

幼虫はその収縮を利用してここぞとばかりに足を動かして外に出はじめた。
「ああ、、っ！いや、、っ！だめぇん！？、、あ！ああっ！ぁはぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーっっ！！」
その瞬間、
プシャアァァァァーーーーーーッ！
彼女は雷を受けたように全身を突っ張らせ、女芯から潮を勢いよく吹かせたのであった。
アクメに達したのだ。
だが、幼虫は止まらない。
そのまま足を一所懸命動かし続け、外ににじり出てゆく。
「ああっ！いやぁぁ、、っ！いやあぁぁぁーーっっ！！」
プシュッ、、プシュウゥゥーッ！
アクメに達した体をさらに擦り上げられ、続けざまに潮を吹かされる。
「っはぁぁぁ、、、っ！やめてえぇぇぇ、、っ！んああああ、、、っ！とまらなぃぃ、、、、っ！ああああああ、、、、っ！」
体は何度もはねた。握り締められた指が固定された蜘蛛の糸に食い込んでいた。
大いなる快楽に突き上げられ、彼女の瞳は焦点を失い、意識が飛びつつあった。

そして、数分後。
徹底的に潮を搾りだされ、水浸しになった床の上に「彼女の子」がドサリと落ちたのであった。

「ああ、、、ああああ、、、、、」
言葉にならないようであった。
床に落ちた「わが子」がもぞもぞと動く。
「、、、して、、、、こ、、ころして、、、いっそ殺してよぉぉぉぉ、、、」
朦朧とした意識で、彼女は涙を流し、つぶやいた。

しかし、無常にもそれは許されなかった。

「あはぁぁーーーっ！！」
新たな快感に肌を粟立てる。
続けて2匹目が外に出ようとしていたのであった。
一回に何匹出産されるのか。何回、嫌々望んでもいない絶頂に上り詰めなくてはならないのか。
「もうやめててぇぇーーーっ！！」
彼女は泣き叫びはじめた。
薬が切れはじめているのか、、、俺がそう思った瞬間、

蜘蛛がさらに彼女の白い首に牙を沈めたのであった。

「ああああっ！！」
美しく白いのどがわなないた。
「はぁっぁ、、いやぁぁ、、、、、、、、、、、もう、、、、いやぁぁぁ、、、」
とたんに彼女の声が弱々しくなってゆく。
先ほどは量が少ないと思ったのだろうか。子を傷つけられてはたまらないとばかりに、
今度の注入は、ずいぶんと長く行われた。
そして、大量の薬が彼女の体を駆け巡ってゆく、、、
「いゃぁぁ、、、っ、はぁぁぁ、、、っ、、、」
手に。足に。体中に。そして、心にまで。
「ああ、だめええぇぇ、、これいじょうだめぇぇ、、、、、と、、溶けるぅ、、、私、、、溶けていっちゃうぅぅ、、、」
そして彼女の最後の涙が力なく流れ落ちたのであった。

蜘蛛が再び彼女を離れようとしたとき、ほとんど動かない彼女の手が蜘蛛にやさしく触れ、
「う、、うふ、、、、、うふふ、、かんで、、、もっとかんでぇぇ、、、、、、？」
甘ったるい声。いとおしい男に抱いて、とベットでねだるときの声。
蜘蛛の注入した薬は彼女の理性すら塗り替えてしまったのであった。

腹の中の幼虫はソレを待っていたかのように動き出した。
「はぁんっ！」
今度は女はまるで抵抗を示さず、歓喜とともに全ての快楽を自分の肉体で受け入れてゆく。
「かんじるっ！はああ、、、っ、そこ、、そこっ！もっと！もっとこすってぇっ！！」
「いいっ！、、すご、、っ！、、、ま、、また出ちゃう、、、っ！ああっ！ああっ！はああぁぁーーーーーーんっ！！」
一匹、そしてまた、一匹。
幼虫どもは教えられたかのように例外なく、彼女の中を満遍なく愛撫した後、Gスポットを責め立てつつ、外に這い出てきた。
奴らが生まれるたびに、女は潮を吹いて体を震わせ、嬌声と共に果てる。
反り返る体に汗を飛び散らせ、顔は蕩けきっていた。
「もっと、、もっとぉ、、、っ！うませてぇぇ、、、、っ！」
おぞましいはずの快楽に体を満たされ、歓喜する彼女は、完全に虫どもの奴隷と成り果てていたのである。
「ふぁんっ！あんっ！あんっ！、、、、ぁあああああぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっっ！！！」


そして７匹目の幼虫を生んだとき、出産はやっと終わったのであった。

「あああ、、、はああああ、、、、」
完全に肢体を脱力させる女。
弛緩しきった表情で、垂れているよだれをまったく気にしていないようであった。
彼女が生んだ幼虫を黒蟻達が保育室に大切に運んでゆく。
赤蟻がやってきた。彼女の頭の上に口を突き出し、そして琥珀色の大きな雫を浮かばせる。
彼女は口を開け、落ちてきたソレを飲み込んだのあった。
「んくっ、、。、、うふ、、、うふふふ、、、甘くておいしい、、、」
恍惚とする彼女。
苗床を生かすための栄養剤であろうか。

周辺でも、やはりココと似たようなことが行われていた。
責められ、弓なりになる肉体。
勝手に動く腰。
篭絡される心。
女たちの悲しくも甘い嬌声が響き渡っていた。
だが、慣れてきたのか、俺はもうソレが気にならなくなっていた。

とにかく、これで俺の任務は終わった。
あとは、このカメラのスイッチを押し、画像を本部への送信を確認した後、暴れて死ぬだけだ。
生きれは帰れないだろう。
せめてここらの女を呪縛から死をもって解き放ってやるくらいだ。

、、、よし。
決心して、スイッチに手をかけながら立ち上がる。
目の前の女は今度は黒い蟻達に囲まれていた。四つん這いになっている。
ヘルメットが緩み、取れていた。

それは


俺の彼女であった。


俺の大切な、大切な彼女。
戦いが終わったら結婚しようと誓い合った彼女。
まだ一度も抱いたことのない。
数日前に、、、戦死したと聞いていた。


だから死ぬことが前提のこの作戦に参加したのに。


彼女はまだ薬が効いているのか、蟻の頭をいとおしいそうに撫でている。
ヘルメットのせいで顔に気が付かなかった。
音が割れていて声に気が付かなかった、、、
俺は、俺に気が付いた蟻達が目の前に迫ってくるのを呆然と見ていた。
蟻達は新たな卵の植え付けをしているらしい。
彼女は蟻達に貫かれ、よがり声をあげ、腰を振りたくっていた。

そして、
俺は最後まで、スイッチを押せなかった。






２０××年×月×日
潜入作戦は失敗に終わった。

「ところでまたオレのキンタマを見てくれ。こいつをどう思う？」
「以前出現したヤツに比べて小さい。どういうことだ。」

>>224
インフェルノGJ!!
朝っぱらから抜かせて貰ったイヤッフ〜

妄想実写化キタコレ。異種間陵辱最高！
脳汁でまくりグッジョブ！！

異種間、孕み系、注意
ttp://cgupload.dyndns.org/~upuser/up2/img/1125215199547.jpg

すれ違いだが、これ思い出した

>>223
次のリクエストは、「伝説の男×ぺリ子」、、、？
そういえば和姦は書いたことないや、、、我ながらろくでなしだわい。（’A｀）
私も努力をしてみるが、、、、誰か書ける神はおらんか。

「どうだ、オレのライサンダーFは。マザーをも墜とした逸品だぜ」
「でもAS22RR並に早いのね」
「orz」

「HAHAHAHA、どいつもこいつも大した威力のない一品ばかりだな。
　みてみろ、この俺の股間に輝く最強のMONSTERを！」

>>240
「早い！なんて早さだ！あっという間に弾切れじゃないか！」

武器の特徴を生かしたﾂｯｺﾐﾜﾛｽ

ちび出しで休めば、打ち止めは防げるぜ！

>>238
　　∧＿∧ 　+
　（0゜・∀・）　　　ﾜｸﾜｸﾃｶﾃｶ
　（0゜∪ ∪ +
　と＿_）__）　+ 　　

そういや>>239は、母ちゃんもやっちゃったのか・・・

保守ｻﾝﾀﾞｰ

ここに落としたＳＳを、嬉しげにあちこちのスレッドにマルチ投下して
余計にＧＪ貰おうとしてる「ふんどしさん」は、ここじゃ「中の人」っていうのか
あんたセコイよ

>>247
そか、じゃ、重複投下は止めることにします。

さて、ようやっと「伝説の男×ペイル子」の和姦ができました。
長いです。
書いてみて和姦は長くなる、ということを再認識しました。

では投下します。

憧れていたという訳ではない。そもそも信じてすらいなかった。

伝説の男の存在。

ただの与太話だろう、そう思っていた。

だがあの時、天高く上った太陽に照らされる廃墟の町で50匹もの蜘蛛の群れに小隊ごと囲まれたあのとき。
“いるなら颯爽と助けに来てよ、、、っ！！”
そんな幻想にすらすがってしまっていた自分に気が付いた。
隊のほかの皆はとうに力尽き、足元に倒れている。
私の体も蜘蛛の糸に巻かれ、武器を構えるのもままならない。
みんな、まだ死んではいないだろうけど、時間の問題だった。
いや、死ぬならまだいい。
うわさでは、若い女がインベーダーに捕まった場合、陵辱の限りを尽くされ、奴らの卵を産みつけられてしまうという。
上層部では混乱を避けるために事実をひた隠しにしているという話もあった。
それもきっと与太話。

でも、
“いるなら颯爽と助けに来てよ、、、っ！！”
そうか、こういうときに最後の心の支えとして伝説の男の存在が必要なのか。
死に行くものが求め、作り上げた必要な嘘。
私は納得した。
与太話を信じていた男達を馬鹿にしていたのを恥じ、そしてその嘘に素直にすがろうと思った。
“伝説の男のように、恥ずかしくないように死のう。”
決心した。蜘蛛に噛みつかれた瞬間、プラズマグレネードを地面に叩きつけて一匹でも多く巻き添えにして爆死しよう。
高エネルギーのプラズマを閉じ込めた筒を握り締め、私はきっと蜘蛛を睨み付けたのであった。
蜘蛛共が近づいてくる。
目の前、１メートル。まさにグレネードの信管を入れようとしたそのとき。

視界一杯に入った醜い８つの目が真横に吹っ飛んだ。

“え？”
１０メートルほど転がった蜘蛛はひっくり返ってぴくぴくと足を動かしている。
頭部に一発。致命傷。
空気を裂く音と共に、周囲の蜘蛛が次々と吹き飛ばされてゆく。
蜘蛛がこの異常に気が付き動揺し始めるのがわかる。
“なに？援軍？どこからっ？”
安心するより、疑問が先に沸いた。周辺に味方などいないはず。
弾丸の飛んでくる方向を見た。
小さな点？見えない。
糸を振り払い、バイザーの望遠機能のスイッチを入れる。

いた。

たった一人の陸戦兵が銃を構えながら、こちらに悠然と歩いてきていた。
武装は、ライサンダー２丁持ち。距離は、、、
“、、、、、１０００メートル、、、っ！？”
ライサンダーシリーズの限界狙撃距離ぎりぎりだった。
なのに、銃声１つに蜘蛛一匹。全て一撃でしとめてゆく。
恐ろしく正確な速射であった。
蜘蛛はいきなりの強敵出現に慌て、ターゲットを変更して男に向かってゆく。

男は歩みを止めない。
射撃。射撃。射撃。秒単位で蜘蛛の数が減ってゆく。
蜘蛛が男の近くにたどり着いたときには半数近くに減っていた。
虫は尻尾を振り上げ、忌々しい敵めがけて糸を吐き出す。

男はなんとはない動作で右に一歩ずれた。
糸は男の体すれすれに外れて飛んでゆく。
さらに糸。
今度は男は左に踏み込む。糸は当たらない。
突然男の歩みが止まる。
瞬間、男の目の前を糸がむなしく宙を凪いだ。
横からの、視覚外からの糸の奇襲であったのに。
“なぜ、かわせる？”

その間も銃声はリズム良く鳴り響き。
そして、最後の銃声と共に最後の蜘蛛がビルの壁に叩きつけられたのであった。

敵、全滅。
たった一人の男の前に。
糸は一本たりとも男の体を捉えることが出来なかった。

“なにもの、、、？”
私はポケッと馬鹿みたいに口を空けて突っ立っていたのだと思う。
ヘルメットを脱ぎながら、目の前までやってきた彼は、
私の体に巻きついていた糸を引きちぎり、よろめいた私の体を片手でひょいと受け止め、倒れている同僚の応急手当を始めた。
「助かる。」
ぼそっと言う男の顔はまだ若かった。そんなに大男というわけでもない、普通の体躯。
特にこれといった特徴のない顔。でも目だけはやたら鋭かった。
「、、聞こえるか？、、、結城か。、、ああ、、、、ぼやくなよ。人手が足りないんだよ。研究者だって連絡くらい出来るだろ。
　ペイルウイング小隊を救助した。全員生存している。、、、いや、元気なのは１人だけだ。至急手当てが必要だ。場所は、、」
無線で連絡をしている男。
「、あ、、あなた誰、、？、、ど、、、どこの所属、、？」ようやく声が出た。
「ん？俺か？」
“もしかして”確信はあった。
男は空を仰ぎ見つつ、答えた。「所属はない。巷では、、、伝説の男、、とか言われてるな。」
“やはり”
「与太話だ。俺はそんなにたいした男じゃない。」
私の目の前にテレながら鼻の頭を掻く生ける伝説がいた。

「しかし、、無茶すぎるぞ。捕まった女がどういう目にあうか耳にしていないわけじゃないだろ？」
話を無理やり切り替えるように男は私に言葉を投げる。
「それは、ただの噂でしょう、、、？」
「ああ。ただの与太話だ。」一呼吸おいて、「俺と同じな。」
つまりは、真実。絶句。改めて認識する。
“私達は本当に運が良かったんだ、、、”

同僚の応急手当は終わり、全員落ち着いた呼吸を取り戻しつつあった。
救助隊待ち。
伝説の男はコンクリートの塊に腰を下ろし、タバコをくゆらせていた。
私はというと少し離れて地面に座りこみ、手渡された水筒から水をちびちびと飲んでいた。

しばらく、無言。

改めて男を眺める。
彼は今でもあたりに目を配り警戒し続けている。
袖をめくり上げた腕。細く、しかし、日に焼けてしなやかで強靭な腕。
暑いのか、彼は防護服を胸元まで大きく開いている。
鎖骨が見える。首に下げられた小さな銀色の金属板。ＥＤＦ隊認識票。
無造作に刈られた短い髪。
首筋に汗が吹いていた。
銃から硝煙の匂いが漂ってくる。彼の汗の匂いと一緒に。
よくよく見れば、全身を覆う傷の跡。じっくり眺めてみれば、

“意外に逞しい。”
当然か。私がよろめいたとき、受け止めた彼の腕のがっしりした感触を思い出す。

しばらく、無言。

そして私はおかしなことを言いだしたのであった。

「お礼をしたいんだけど。」
「お礼？そんなのいらないよ。」
男は２本目のタバコを咥え、即答する。
「あなたが要らなくても、お礼をしないと私の気がすまないの。」
「ふーん、じゃ、、なにをくれるんだ？」
「私の体。」
男は加えていたタバコを噴き出した。
、、、、、、、
、、、実は。
ここ1ヵ月くらい戦いっぱなしで休みはまるでなかった。
戦闘。待機。斥候。会議。戦闘。
まともな休暇は確か、1時間くらいだけだったと思う。
、、、、、、
つまり、なんというか、
私は。その。えー、、、
、、、、溜まっていたのである。、、、きっとそのせいだろう。
「おい。ちょっと。」
「それも今すぐ。救助隊は後３０分以上はかかるんでしょ？」
「インベーダーはもういないし。充分、、、ね？」
覗き見るように男を見てみる。
「、、、EDFに入ってから初めて聞いたぞ、、そんなお礼。」
「いいじゃない、、、もしあのままなら虫に陵辱されたんでしょ？それから救ってくれたあなたに代わりに抱かれたいの、、、」
「、、そ、、それはおかしな理屈じゃないか？」
確かに。私自身変だと思った。
普段の高慢ちきで通っている私なら絶対に言わない台詞。絶対にとらない態度。
死にかけておかしくなったのか。危機を乗り越えた後に来る生殖本能というものなのか。
理由はどうでも良かった。
なぜか、私は突然この命の恩人に、、、抱かれたくなったのだ。

彼の体にしなだれる。
「おいおいおいおい、、、、」
とまどっている。とてもかわいいと思った。
顔を近づけてみる。
「まて。」顔の前に彼の手の平。
「ん？」「名前を聞いてない。聞かせてもいない。」
律儀だ。
「良いじゃない、あなたは伝説の男。私はペイルウイング。以上、じゃない？」
手の平を横に押しのけ、顔をさらに近づける。
そして、そのまま唇を重ねた。
彼は拒まなかった。
しばらく唇を触れ合った後、舌を入れてみた。
甘い刺激が体中に響く。
「ん、、、はぁぁ、、、っ。」
心地よかった。
「んふふ、、、ふふふ、、」
腰をくねらせ、胸のホックを緩めて、谷間を見せて挑発してみた。
自慢じゃないけど、私は容姿には少し自信があった。
きれいに通った鼻筋。小さな唇。さらさらと長い黒髪。長い手足。決して小さくない胸とお尻。
色っぽ過ぎると批判も多いペイルウイングの制服だけど、私には良く似合った。
もうじき25歳だからそろそろきついなあと思ってるけど、男達の視線が痛いのはしょっちゅうだった。
“でも、性格がきついから彼氏はいないけどね、、、”
『無冠のお姫様』などと同僚達に失礼なあだ名を付けられていた。
「、、、、私の体じゃ、、お礼になんない？」
少し心配になった。
「、、、、いや、、、今までで最高のお礼だ。」

男はもう何も言わなかった。
優しく私の髪をなぜ、腰に手を回し、ぎゅっと抱き寄せた。
そのまま彼の唇が私の頬を撫ぜ、手は胴から腰をさわさわと這う。
「ん、、、、」
まだ快感とはいえない柔らかな気持ちよさが体を包む。
「ひとつ言っておく。」
「ん、、？なに？」
「俺はかなり意地悪だぞ。」
「え？、、、きゃ、、っ！」
彼の手が私の股間に滑り込んだ。
「あんっ！」
秘部をくにと押され、急な刺激に自分でもびっくりするくらいの声が出た。
そのままに男の指は私の股間を布越しにこすりたてはじめた。
「あっ！ちょっと、急じゃな、、、んんっ！、、あっ、、、ふぁっ！」
刺激はすぐに甘美な快感に変わってゆく。
くるくる回したりこしこし擦ったり、思ったより
“うわ、上手？”
「はぁんっ！うそ、、っ！？ああ、、、っ！あっ！」
“な、なんでこんなに気持ちいいのっ？”
それとも私が溜まってるだけ？
股間に送り込まれる巧みな刺激があっという間に私の体を熱くしてゆく。そして、
「んぁっ！？、そんな、もういきそ、、っ！んっ、あ、あっ！、、、、、、、っあああぁぁ−−−−−−−−−−−−−−−っ！！」
体を硬直させ、私はあっさりとイッてしまったのだった。

「もうイッたのか。結構好き者だな。」
「そ、、、い、いっとくけど、、、はあ、、、普段は、、はあ、、こんなじゃ、、、」
荒く息をつきながら彼の言葉を否定する私。
「ふーん？」
そう言いつつ彼は私の胸のふくらみの頂点を軽くつまんだ。
「ひゃうっ！？」
そのままクリクリと指の腹で弄ばれる。
「ああっ！いやっ！ああんっ！」
イッたばかりの私の体はその程度の愛撫にすら過敏に反応した。
上半身をそらせ逃げようとするが、腰を抱かれているので逃げられない。
「やっぱり相当好きなんじゃないか。」あきれたような彼の声。
「ああ、、はぁん！、、や、やぁっ、！やめ、、っ！」
体に避けようがない快楽が送り込まれて私は身悶えながらあえぐ。
そうしておいて、彼は胸の注意が向いている私の、
股間の陰核を反対側の手でキュと摘みあげたのであった。
「はああっ！？、、、んああぁぁーーーーーーーっ！！」
そしてまた上り詰めてしまった。
私は両肩を抱き、快感が弾けた後の余韻に浸る。彼の小さな笑い声が聞こえてくる。
「ああ、うそ、、ぉ、、なんでこんなにイキやすいの、、、？」

そして、
ほんの少しの休憩の後、彼は私を立たせ、両手を壁に付かせた。
「時間もないから、、、服は最小限だけ脱ぐことにしようか。」
「え、、？あ、、？う、うん、、、」
微妙に回らない頭でとりあえず返事をしてみる。
「それとも外でも真っ裸が好きなのか？やっぱり。」
「っ！そ、、そんなことっ！」
言葉の意味を理解して我に返った瞬間、私のパンツが膝くらいにまで降ろされた。
下半身が外にさらけ出される。
そして、後ろでなにかカチャカチャと音が鳴ったと思うと、私の秘唇になにかが当たった。
「ひゃんっ！？」
自分の股の間から覗いたそれは、彼の陰茎だった。そのまま彼はそれで秘唇をゆっくりと上下に撫でる。
「あ！？、、ふぁあああ、、、！あああ、、、ん、、、、っ」
それだけで私の背中に悪寒に似た快楽がぞくぞくと走る。
「もうあそこはグショグショじゃないか。」彼の苦笑。
「そ、、、そんな、、、っ！」否定は出来なかった。
おかしい。“私の方がはじめはリードしていたはずなのに。”
いつの間にか、彼の荒々しくも巧みなテクニックに翻弄され、もてあそばれていた。
「入れて欲しいか？」
「なっ！」顔が真っ赤になった。「あ、、改めて言わないでよっ！」
もうやめようかと思った。でも、こんなとこでやめたら後々体が疼き続けるのはわかっていた。
彼はいつでもやめて良さそうな涼しげな顔をしている。

そして、恥ずかしさの中、私は
「い、、、いれて、、、」
と消え入りそうな声で口にしたのであった。
「仕方ないな。」
そして、くく、と笑いながら彼はゆっくりと腰を進め、私をバックで貫いたのだった。

「はぁぁぁんっ！！」一杯になっていく感覚。痺れるような刺激に鳥肌が立つ。
すぐに彼は荒々しく突いてきた。
「どうだ？気持ち良いのか？」私は顔を背け、答えなかった。でも。
“お、大きい、、、っ”
今までで一番大きかった。
でも充分濡れそぼった私のあそこはあっさりと彼を受け入れてゆく。
「、、、っ、あぁっ！、、はぁんっ！、、ふぁんっ！、、あぁん！」
滑らかな腰のスライドに甘い声が口をつく。本当に単純なピストン運度。
でも私はすごく感じていた。体の中を今まで感じたことのないような快感が突っ走る。
「あんっ！あんっ！、、、あはぁぁっ！！」
多分この青空の下、瓦礫の中という状況が余計興奮する原因なんだろうと思った。あとは、
「あんまり大きな声を出すと皆が起きるぞ？」からかうような男の注意。
そう、それに同僚達がすぐ側で眠っている状況も。
ソレを認識すると、なぜかさらに肉体が高ぶってきた。すごく興奮する。
いつの間にか私も前後に腰を動かしはじめていた。
“ああっ、、これじゃまるで変態っ！”
でも事実だった。どんどん気持ちよくなってくる。
愛液はだらしがないほど結合部分から溢れ、太ももを伝いはじめているのがわかった。
グチュグチュと淫らな音が嫌なくらい鼓膜を震わせる。そしてそれがさらに性感を高ぶらせてゆく。
「あんっ！ひゃぁっ！あああああっ！あはぁぁぁっ！！」
片手で口を押さえたけど、意味がなかった。
よがり声は押さえるどころかますます激しくなってくる。自分では止められなかった。
「なんていやらしい子だ。」
「そ、、、そんなこといわないで、、、ひゃんっ！？」
彼の動きも止まらない。早いテンポで私を力強く突き続ける。
体の中の快感のうねりが大きくなってきて、
「わ、、わたし、、、！？く、、くる、、っ！、なんかくるぅっっ！！」
“これ、、いくの、、？いっちゃうの私？”
私は絶頂を迎えつつあった。挿入でイクなんて初めてだった。
クリトリスでイクよりももっと気持ちよくて熱い塊が、初めての経験に戸惑う私を押し上げてゆく。
そして、空に上っていきそうな感覚に襲われた瞬間、


彼の腰の動きが止まったのであった。

「あはぁぁぁぁーーーっ！？」
突然中断された抽送に快楽のうねりは行き場を失い、体中の性感が悲鳴を上げた。
「ああ、、ど、、どうして、、っ、、やめないでぇ、、、っ！」
するとまた激しく動き出した。
「ああっ！ふあぁっ！」
急激に快感の泡が全身に広がる。
あごを反らしながら、私はあっという間に上り詰めてゆく。
頭が真っ白になりかかった。

なのにまた、彼は突くのを止めるのであった。

「ひああぁぁんっ！？、、、なんで、、、っ？なんでっ！？」
私は髪を振り乱し、混乱する。
「いやだ。」
「え、、っ？」
「だから言ったじゃないか。意地悪なやり方をすると。」
男はとても楽しげな口調だった。
「イカせてやらない。」
「そ、、そんな、、、はぁうっ！」私の言葉を待たず抽送が開始される。
そしてしばらく膣を擦り上げられ、絶頂の寸前にまた止まる。
「いやあああぁぁーーーっ！」
「い、、いじわる、、、、っ！もっとしてよぉ、、、っ、おねがいだからぁ、、、っ」
体をくねらせながら懇願した。
だが、男は私の乱れる様子を嬉しそうに眺め、激しく動いてはしばらく腰を止めることを何度も繰り返す。
私は何度もイキかけ、そしてイク寸前に絶妙のタイミングで快感の波が引いてしまうのだった。
「ひぃぃ、、、っ！、、、いやぁぁぁぁ、、、、っ！！」
私自身の腰はがっちりと彼の手で押さえつけられ、自分で動くことも出来なかった。
やり場のない、そのためにどこまでも高まってくる甘痒さが私の体を荒れ狂う。
“イケない、、っ。こんなに気持ちいいのにっ。イケないよぉぉ、、っ！”
たまらなかった。切なさに思わず壁に爪を立てる。
「ひどい、、、ひどい、、、っ、、ひぃん、、っ、ひく、、っ」
気が付くと、私は泣きはじめていた。

そんな私を見て、彼はさすがに罪悪感を感じたようだった。
彼の指が私の髪をすいた。
「、、、悪い。ちょっと、、、いじめすぎたな。」
「もうしないよ。」
「ぐず、、、っ、ほんと、、？」
「ああ、本当だ。約束する。」
気まずそうな、そして優しい声になる。それだけでなぜか少し『たまらなさ』が収まったようだった。
そして、
「じゃあ、やるぞ？」
彼は動きはじめたのであった。

「ああぁっ！はぁんっ！」
約束どおり、今度はストロークは止まらなかった。彼は次々と休むことなく突き上げてゆく。
私を喜ばせるためだけの動き。
飢えきった肉体と情欲は歓喜を上げてその快感を迎え入れていった。
「さあ、ものすごく気持ちよくしてやる。」
「え？、、、あっっ！」
突然、単調だった彼の動きがとても複雑になった。
上も下も左も右も。時々回すように。彼の陰茎が私の膣の中のあらゆる部分を擦ってゆく。
「はぁっ！？あんっ！ふぁっ！？いいっ！さっきより気持ちいいっ！」
それがどういう意味を持つのか理解しないまま、複雑な刺激が生み出す快感の波に意識がさらわれそうになる。
そして、
「うぁぁぁっ！？」
感電したみたいに私の体が突っ張った。
「はぁっ！？うぁっ！？あああぁっ！」続けざま、電気のような刺激が私を襲う。
それは痛みと間違うくらいの強い快感であった。
“なに？なにそれ？なんなの？”
変な部分を擦られていた。
「ここか。」彼の声。
さっきまでとうって変わり、私はそこを、同じところを突かれはじめた。
「いや、、っ、なにそこ、、っ、ああっ！、はぁぁぁぁぁーーっ！！」
嘘みたいに気持ちよかった。ほとばしる快感にまた全身に鳥肌が立つ。
「ここが君の弱いところだよ。」
彼は、私の一番感じるところを探していたのだった。
そのまま彼は腰の動きを早める。
「ひぁあぁっ！、、うそっ！？、、すごい、、っ！、、あああ、すごいぃっ！！」
あまりに大きな波に膝が震えはじめていた。立っていられない。
そんな私を支えるように腰を両手で掴み、彼は腰を思い切り突き上げた。
「、、、あ、あぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ！！！」
その快感の波に、すでに絶頂に達しかかっていた私はあっという間にさらわれ、上り詰めてしまったのであった。

「ああ、、、す、、、すごい、、、わたし、、、」
“、、こんなの、、、初めて、、、”
朦朧とした頭で幸せに包まれていた。
だが、
「あ、、あああーーっ！？」彼の動きはまだ止まっていなかったのだった。
更なる快感が弓なりにしなった私の体を駆け巡る。
「ああっ！そんな、、っ！？、、あひぃぃーーーっ！」
これ以上はないと思っていたのに。
「あふぅん！はぁんっ！あはあーーっ！？」
さっきの絶頂と同じレベルの快感が立て続けに私を襲う。
「ああああーーーーっ！！」
「気持ちいいだろ？」
「あはぁっ！」
「女はな、どこまでも気持ちよくなれるらしい。」
「ふああぁぁぁーーーっ！！」
もう彼の言葉は耳に届かなかった。体中の五感全てが性の快楽に打ち震えていた。
2回目の絶頂はすぐだった。
「はああああぁぁぁーーーーーーーーーーーーんっ！！」
さらに高い絶頂であった。とてつもない快感。頭が真っ白になり、ビクビクと体が跳ねる。歯がカチカチ鳴っていた。
「でもまだ止まらない。」ズプッ。彼の腰が動く。
「ああああああっっ！？」
「もっと。」ズプッ。ズプッ。
「んあぁぁっっ！！」
「もっと感じられる。」ズプッ。ズプッ。ズプッ。
「はぁぁぁぁぁーーーーっ！？いやあああぁぁぁーーーーーっ！！」
私に、もっともっと強い快楽の波が打ち寄せていた。信じられなかった。感じすぎて息が出来なかった。

彼は後ろから、反り返りっぱなしの私の体を抱きしめながら腰を動かし続けた。
私は服の中に片手を差し込まれ、胸を揉みしだかれていた。
何度動いても彼は変わらず、正確に私の急所を擦り上げる。
「もうだめぇ、、、っ！私もうだめええぇぇぇぇぇーーーっ！！」
気持ちが良すぎて、もうわけがわからなかった。肉の喜びに私の理性は蕩けてしまっていた。
眉は痛いくらいに皺が寄り、顔は完全に弛緩して、だらしなく口を開けていた。
「ひゃんっ！あああぁんっ！！ひあああっ！！はああぁぁっ！ああーーーーっ！！」
頭を振り乱し、泣き喚き、よだれを垂らしながら私はどこまでも絶頂に昇り続けていた。
そして、もう何回目かわからない絶頂を迎えたそのとき、
「う、、いくぞ、、、っ？」
「ああ、、っあああっアアアアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ！！」
彼の熱い液が中に放出されるのを感じながら、私の意識は薄れていったのであった。

気が付くと、私は彼の肩に頭を乗せてもたれかかっていた。
しばらくそのまま。
彼は私の髪を触っていた。
見ると彼の手には銃が握られていた。
そういえば行為の最中も彼はずっと銃を側から離さなかったのであった。
彼は私が気が付いたことに気が付き、微笑んだ。
そして、
私も微笑み返したのであった。


その後、乱れた服を整えてすぐに救助隊が来て、私達小隊は全員ヘリコプターに乗せられた。
彼というと、新しい銃弾を受けとり、そのまま立ち去っていった。
このまま、新しい作戦に参加するらしい。

そして、それっきり彼と会うことはなかった。


あれから1カ月がたった。
部隊を助けてくれたのが伝説の男という話は一笑に付されてしまった。
私達は奇跡的にも誰一人後遺症を残すことなく、戦線に復帰することが出来た。
が、そのうち２人がショックのあまりＥＤＦを辞めてしまった。

でも私は辞めなかった。
理由は簡単だ。自分と人類の運命を他人に任せたくなかっただけ。
まったくかわいらしくない女だと上司にはあきれられた。

いくつかの激戦を運良く生き残って、
今では『空の姫君』なんてあだ名まで付けられている。
あの人が照れていたのがなんとなくわかった。私だって恥ずかしい。

出撃のアラームが鳴り響く。
今日の戦闘区域は新宿南。羽蟻を落として制空権を握るのが作戦目的。
皆と一緒に輸送車に乗り込みながら、私は山の彼方に目をやる。
あの人も、この青空の下のどこかで戦っているのだろうか。

私は、戦い続けている。

[END]

うひー。
連続投稿に2回も引っかかってしまいましたよ。
改めて長文ｽﾏｿ。

GJ!!

こういうのもまた良い

行為に入る前の部分良かったよ

ふんどしさん
地球防衛軍もの書くんなら
こっちに投下しなくちゃ
裏切り行為はファンの方に失礼だよ

何のことか知らんがふいんきを悪くしないでくれ

>>265
雰囲気(ふんいき)ね
それと本当に皆いい仕事しているねえ。マジで尊敬するわ。

ageてしまった。ちょっとサンダーしてくる

>>266
第三者だけど、それはネットで散々・・・
やっぱいいわ止めとく。

>266
ほんと雰囲気って漢字まぎわらしいよね。

これだけ長いと流石に読む気が失せるな
要らないとこ削ればスッキリするのにな

句点の使い方が「・・・・。」と
小学校の作文の授業で習ったままなのが
結構笑えるじゃんｗ

！　と？　のあとは空ける。
三点リーダは二組まとめて。
ダッシュも二組ずつ。
これ基本サンダー

そうか、それで分かった。
中の人のＳＳ読んでてイライラする原因は、ダラダラ長いからだけじゃなく、
基本的なお約束すら守っていないからなんだ。

いいや上手い下手じゃなく
単につまんないからだと思うよ

えらく贅沢を言うスレだな。ここは。

悪意に満ちてるね

だって長いだけで
つまんないんだもん

人それぞれ
俺は面白いと思う

うん、人それぞれだと思う。
ちなみに私も、長いので読んでじっくりはいないけど、楽しんでいる人がいるので良い作品だと思うよ。
ただ私も物書きをする人種に入るので、その視点から見ると、もう少し基本は守ったほうが良いかも、って思うかな
でもネット小説って言う文化も成長してきたから、それを指摘するのも野暮かな、とも思うし難しいところ

とりあえずこれからも頑張ってください

、、、じゃなくて…にしなくてはいけないとか、スペース入れないといけないとか、そんな決まりがなんてあるの？
文法さえ間違ってなかったら、なんだってＯＫかと思ったけど。

あくまで文章的な決まりごとで言ったら、ある、って言う答えになる
そちらの方が一般的であり、誰にでも通用するからね
一般雑誌や小説で変な文章だと、それだけで読んで貰えない可能性が、非常に高くなるから

ただネット小説の場合、「読ませる事」が目的ではなく、「自分の自己満足」が目的の場合、
自己表現として自由な文章は、勿論ありだと思う

誰のために書いているのか、
ターゲットは誰なのか、
それが物書きがもっとも自覚すべき事だと言えるからね

スレ違いごめん
それはそうとダロガにボロボロにされるペイル子におっきする私は、重症ですか？

書く側の人間の意見としては、こんなスレには投下したくないね。

>>281
そういうことは出来れば自分のサイトとかで主張してほしいね。
内容について突っ込むならまだしも。

そんな決まりがなんてあるの？ ⇒そんな決まりなんてあるの？
言ってるそばから文法間違ってどうする俺orz

まあ、投下したくない奴は投下しなくて良いんじゃないの
２ｃｈだって色々な奴がいるんだし、色々言われて当然だ
このスレは大分作者に寛容だから、作り手側としちゃぁ楽で良いな
物によっては、それこそ「自分のサイトにのせとけよ」で終わる事も事実だしな

>>283
個人的に内容にツッコム方がきついと思うがな・・・
文章的な物を指摘してくれる奴は有り難いが（参考になる）、内容は完全個人の趣味だから、
そっちを突っつかれると流石に書きたくなくなるぜ

ダロガで思いついたが
異種姦専用ダロガとかどうよ
強化型繁殖チンコバルカン装備
捕獲用フレキシブル触手アーム搭載とか

駄目か

>>281
書き手に対してやや失礼な気がする。その文章じゃ、本当は決まりごとがあるけど自己満足のためだけに書いていて
読んでる人のこと考えていないんだから、これでいいんじゃないって聞こえるぞ。

中の人も書くのは自由なんだから、書きたきゃ書けばって感じ。
どうせほとんどの人は飛ばし読みしかしてないから。
名もない一兵士の心情なんか、ハッキリ言って知りたくもない。
ネットじゃもっとサクッと読めるライト感覚の方がいいんじゃないの。
じっくり読むものなら本屋で商業誌買うし、こんな所でなんちゃって作家が書いた
下手糞なＳＳもどきに真剣に関わっているような暇はないよ。

十分に楽しんでます。
作者の皆さん、ほんとにいい仕事してますねぇ。

次回作をよろしくお願いします。

>>287みたいなコミュニケーション不全者が堂々と自分語りすると
読んでる方が恥ずかしくなる件について、っていうか
会話できるまで成長してから言葉を使ってくれって感じ。

ぶっちゃけ書き手が一番投下したくない流れになってるよな。

中の人がマルチなんかするからだろ？

中の人もそんなに書きたいならエロいＳＳ書いて
それをﾈﾀに一人でﾊｧﾊｧセンズリしてればいいのに

>>285
アームってどんな形になるんだ。多関節？ボブみたいなジャバラ？

とりあえずこの職人さん方が投下しづらいイヤな流れを断ち切る為に、好きな武器の話でもしようか。これ以上不毛な話を続けていても、無駄にレスを消費するだけだし。
というわけで俺はショットガン系が好き。何となく楽しいから。

俺はアレだな、ミサイル。
ヘタレだから、視線を上に向けてローリングしまくりながら逃げ回ってる

レーザー系だな。ミ――ッとかいう音と共に敵に照射し続けるのがたまらない。弱いけど。

俺は、AS系。
蟻さんたちをバリバリ倒すのが好き。

もうこのスレも終わったな

>>296
連発したミサイルのうち一発がなんか反転して戻ってくるので、なに？とか思ったら、蟻の死骸が目の前に降ってきて、ギャース！！

ということがあったのでミサイルは苦手ﾎﾟ

俺は火炎砲で蟻共を犯すのが好き。

1で良いなら1番好きなのはかんしゃくだま。
江戸っ子なめるな!て感じで。江戸っ子じゃないんだけど。


・・・なんか思いついたからまとまったら投下するよ。
期待しないで待っててくれ

>>301
期待ワクテカ待ち。

投下するの？
どうせ潰されるのに

オレはＡＳのＤ系。
精度、射程、火力、リロード全て中途半端で良しｗ

EDF大人気って事かね
なんか変なの沸いてるけどがんがれ
誰とは言わないけど

まあ俺としては>>204が一番面白かったわけだが

>>306
性欲を持て余す結城聞け

CMもやってたしな。
シンプルシリーズとしては破格の人気と売り上げじゃね？

ｱｵｫｫｱ。
中の人の良かったのに。残念だ。

スプラッシュGRは面白いのでINFでもよく使ってた。
生還率は当然低かった


この暴れん坊を使って何かネタを…
だめだオチがグロになるorz

けど、やっぱりスレを荒らすようなことすりゃなぁ
もうここでは書けんだろ

いや、まだいます。
ただ最近くそ忙しいのでなかなか書けないだけのです。ｽﾏｿ

>>312
(*ﾟ∀ﾟ)=3　期待してるお

これだけスレが荒れる原因を作っておきながら、謝罪も無しに、、、、
そのままいつまでも忙しいのが続けばいいのにねｗ

よくわからんのだがどこが荒れているのだ？

エロＳＳ好きだけどエロ部分読むのが苦手なのはどうしたらよいのでしょうか。

シチュエーションだけ貰って妄想

ｵｰｲｪｰ。
中の人だ。超期待。卵良かった。卵。
あと荒れてるのは「荒れてる」とかしつこく言ってる人の脳内で。
バナナとか食え。落ち着くから。

>>317
まぁ荒れてるのは事実だろ

>>312
まぁ気が向いたらで良いよ

>>228
蜘蛛の幼虫は蜘蛛と同じ形なはず・・・とか無粋なことをいいたくなったが
そもそもインベーダーの放った巨大生物は蟻や蜘蛛に「似ている」だけ
なんで別に芋虫でも良いんだよなあ…と思いとどまることに成功。

hosyu

お待ちどうさんでした。
ようやっと新作があがったので投下します。ちょっと悲しい後味になると思いますが、では。



【遊び】

彼女は――――幸せであったのだろうか？

三条　遥が所属するペイルウイングの部隊は、最高年齢が26歳の隊長という極めて若い女性部隊だった。
見た目で選ばれた、EDFのキャンペーン用部隊。隊長以外に実戦を経験した人間はいなかった。
戦場に出るなんて考えもしていなかった。
毎日取材を受けながら、窮屈な服に文句言っていた。
だが戦争は思った以上に長引いた。
物資も人もどんどん減っていき、ついに見世物の彼女達ですらも戦場に駆り出されることになったのであった。

初陣。
人類側は圧倒的に不利な状況であった。
彼女達は経験がないにしては良く戦ったが、敵の圧倒的な増援に次ぐ増援になすすべもなく追い詰められていった。
そして必死の抵抗もむなしく、遥達は無数のUFOに部隊ごと取り囲まれたのであった。

「みんな落ち着け！コンクリートを壁にして……」
隊長は青ざめて動揺する部下達に必死で命令を下そうとしていた。
そのとき、不気味なモーター音。
見ると、それぞれのUFOの下部が開き、黒い穴が覗いていた。
その穴から何本もの多関節アームが伸びてくる。直径は5センチくらいだろうか。アームの先は細く尖っていた。
「なに…これは… 」
隊長の言葉を漏らした次の瞬間、ピュンと高い音。ズブリと鈍い音。

隊長はアームに全身を貫かれていた。

「隊長ぉぉ――――っ！？ 」「いやああぁぁっっ！ 」
実戦経験の浅い部隊はあっさりとパニックに陥った。遥も叫んでいた。
隊長。戦い方をを教えてくれた隊長。いつも冷静で頼りがいのあった隊長。混乱し、頭を抱え。
そして、彼女達は隊長の様子がおかしいことに気が付いたのだった。

「ああ……ふぅん…」

「た、隊長…？ 」はじめは聞き間違いだと思った。だが、
「はああああ……いい…っ」
間違いではなかった。
欲情している声。隊長が、金属のアームに胸も腹も貫かれて血まみれの隊長が、
あえぎ声を上げていた。
「な……ぜ……」遥はかすれた声を出した。わからなかった。他の隊員もその異様な光景に凍りついていた。
アームが動く。傷をさらに開かれ、隊長の口から血がほとばしった。
何人かは悲鳴を上げ、目をそらした。しかし、
「はぁんっ！？ ああ…っ！ あああ――――-っ！！」
隊長はさらに甲高い嬌声を上げる。抜群のプロポーションを持つ体を艶かしくくねらせていた。
体をねじってさらに傷が広がってもまったく気にしていないようだった。
彼女は自分の大きく張った胸を揉みはじめていた。股間に指を這わせはじめていた。
そのまま隊長の声がどんどん高くなってゆく。
「き……きもちいいのっ！ すごくきもちいいのぉっ！ ふぁぁっ！ 」
彼女の鮮血にまみれたその肌はどんどん真っ青になりつつあった。
だが、隊長は苦しさを微塵も感じさせない恍惚とした表情を浮かべている。
怖かった。
そんなギャップが、遥は恐ろしく怖かった。
やがて隊長のよがり声が切羽詰ってきて。
「あぁぁっ！ ああぁぁっ！ いやぁぁ！ いきそう！ いくっいくぅっ！ 」
「はぁぁぁぁ――――――――――――――――-っっ！！ 」
頭をそらしたかと思うと、彼女は絶頂に上り詰めてしまった。
そしてしばらく体を震わせた後、ガクリと全身を弛緩させた。
そのままぴくりとも動かない。隊長の目と遥の目があう。
瞳孔が開いていた。
UFOは隊長の死体をドサリと地面に投げ捨てた。

全員、異常な恐怖のあまり完全に動けなくなっていた。
そして、UFO達のアームが妙な音を楽しそうに奏で、宴がはじまった。
彼女達はなすすべもなくUFOのアーム攻撃を受け、殺されていった。
腹を撃ち抜かれ、手足をもがれながら、
「ああっ！ …ふぅん！ …いいのぉっ！ 」
「なんでっ！？　なんでこんなに気持ちいいのっ！？　ああっすごいぃぃっ！ ぞくぞくするうぅぅっ！ 」
「あ！あ！やだ！わたしいっちゃうっ！…いくっ！いくの！いくうぅぅぅぅ――――――っ！」
例外なく、甘い声を立てながら、幸せそうに。


そして、数分後、気が付いたら遥1人だけが生き残っていたのである。


UFOはなぜか遥をすぐに殺さなかった。周辺をぐるぐる回っていた。
まるで、なにか逡巡しているようであった。

突然、遥はこいつらの目的を理解した。
「目的は……ない…んだ」
インベーダーは遊んでいるだけなんだ。
快感を与えたらこの生物はどうなるのか、それが面白くて遊んでいるだけなんだ。
自分達が絶対的優位に立っていると確信しているからこそ出来る行動。
子供が蛙や虫で遊ぶようなそんな無邪気で残酷な行動。そして今、

最後に残ったおもちゃで出来るだけ長い時間どうやって遊ぼうか考えている。

目の前が真っ暗になった。
彼女が悲鳴を上げようとしたとき、アームが襲い掛かったのであった。

アームの先が2本の指に割れ、胴が一瞬で掴まれる。遥はそのまま空中に持ち上げられた。
「い、息が、くっくるし…」
息が出来ずにもがいているうちに『それ』がはじまった。
「あぅんっ！？　」
突然の刺激に彼女は思わず仰け反った。
「な…なにこれ……っ？　……あぁんっ！　」
体中で性の快感がざわめいている。
「ああ……ど…どうして…………っ？　」
体を押さえつけているアームから妙なパルスが流れ込んできていた。
「なんで…………っ、はぅっ…ああぁっ！　」
彼女の口を突いてくる声は、皆と同じあえぎ声。
理屈はよくわからなかった。
が、思ったとおり、この細かい振動と電気のような刺激が快感をもたらしていたのは間違いなかった。
しかし、それがわかっても彼女に逃れる術はない。刺激に体は反応してゆく。
送り込まれてくる快楽の波紋をまともに受け続け、遥のきめ細かな肌があっという間に桃色に上気してきた。
「あ…はぁぁ……っ」
遥は切なげなため息をついた。

他のUFOも遥の周りに集まってくる。
アームがガシャガシャと音を立てて伸び、彼女の両手両足を捕らえる。
「いやぁっ…　やめてぇ……………っ！？ぁはあぁぁっ！？　」
右手首から。左腕から。右のふくらはぎから。左の太ももから。
いっせいにパルスが彼女を襲ったのである。甘美な刺激の大波に体が跳ねた。
アームの冷たい金属に触れているだけで感じていることに気が付き、遥は恐ろしくなった。
「はん…っ……ああっ……そん……あうんっ………た…たすけて……」
さらにアームが伸び、遥の服を掴んで引き破った。
無理な力に布が柔肌に食い込むんだそのとき。
「はぁ――――っ！？　」
裏返った声をあげ、彼女は軽く絶頂に達してしまったのであった。
「そ、そん…な……っ！？」
混乱する彼女。パルスは神経を狂わせていた。
この程度の刺激すらも彼女の肉体にはもはや甘美な快感であった。次々と布は引きちぎられてゆく。
「いやあぁぁ――っ！やっ、やめっ……んぁぁ―――っ！！ああぁ――――っ！」
服が裂けるたびに彼女は甘い悲鳴をあげてのたうつのであった。

数分後、
まるで神に捧げられるかのようにUFOの無数のアームに高々と持ち上げられた遥がいた。
ビルの裂け目からこぼれる光に当たり、遥の体を美しく照らし出す。
たわわな乳房。むっちりとした腰。
歳よりやや幼げに見える顔とは正反対の熟れた淫靡な肉体が外気にさらけ出されていた。
無理やり引き出された官能に体は震え、何度も絶頂に押し上げられた顔は眉間に皺を寄せ、荒い息をついていた。

そうして、夢の中にいるように頭を弱々しく振り続ける彼女の股間に
アームの一本があてがわれた。
「えっ…ええっっ！？　」
我に返る。間違いなくソレは膣を狙っていた。
インベーダーは人間の生殖機能について研究でもしていたのか。
そんなことはどうでも良かった。遥は真っ青になった。
彼女は処女であった。
こんなインベーダーに犯されるくらいなら死んだ方がマシだと思った。
舌を噛もうと思った。だが口に力を入れた瞬間。
すばやく口の中にアームが入り込んだ。
「もがっ…んぐ……っ！　」舌を噛ませてもらえない。
“どうしてっ！？　”
過去に似たような状況でペイルウイングに何度か自殺されたことを、UFOが学んでいたとは彼女には思いも付かなかった。
絶望に落とされた彼女の目の前でアームの先が冷たく光る。
逃げようとしたが腰はほとんど動かせなかった。
アームはすでに愛液でしっとりと濡れている彼女の秘肉に抵抗もなく、ゆっくりと進入してゆく。
肉を掻き分けられる感覚。冷たく、おぞましい感覚であった。
だが、同時に敏感な部分にパルスを直に送り込まれ、大きな甘い波紋が彼女の体に広がる。
「んふぅんっ！」
おぞましさと快楽が同時に背中を走り抜けて頭に響きわたった。
遥は矛盾する感覚に翻弄されていた。
口の中のアームから頭に強力なパルスが送り込まれているせいもあった。思考がまとまらない。ただ一心に祈る。
“だめ！だめ！”
だが、彼女の願いは届かなかった。次第に圧迫が強くなってゆき、
「んん――――――――っ！！」
ブツリとなにかが切れる音がして、無常にも彼女の処女はアームに散らされたのであった。

だがそれだけでは終わるわけもなかった。
流れる血にお構いなしに、アームは激しくストロークを開始しはじめる。
「んぅ――――っ！？　」
グチュグチュ。
破瓜直後。動きと共に激しい痛みが走る。
グチュグチュグチュグチュ。
「んぐぅ――――っ！　ふむぅ――――――っ！　」
口をふさがれたまま絶叫した。遥は恐ろしかった。

痛みを「感じていた」。
やはりパルスのせいであった。さらにそれだけではなかった。

痛みとともに同時に小さな小さな感覚が生まれ、またたく間にそれは大きくなってゆく。
初めて体験する女の快感。とても甘い蜜の味であった。

“痛いっ！そんなっ、気持ちいいっ！いやぁっ！　ものすごく…そんなっいやぁぁ――っ！！”
2つの相反する快感に遥の意識は振り回されていた。
グチュグチュグチュ。
「んんっ！？　んっ！　んん――――っ！！　」
UFOによって、遥の中に秘められていた肉欲がどこまでも引き出されてゆく。
遥の肉体はどんどん感度を上げていった。
アームが彼女の中を出し入れされるたび快感がほとばしり、頭の中で小さな光が弾ける。体が波打っていた。
そして口からアームが外れたとき
「ああっ！あふっ！…はああぁぁ――――っ！？」
欲情に染まりきった声が辺りに響き渡ったのであった。
「いやぁっ　はぁぁ…っ！…んあっ！？　痛いのに…っ、ああっ、痛いはずなのにぃぃっ！！　」
グチュグチュグチュグチュ。
拒否をしても愉悦の波は逃してはくれなかった。
アームが今まで以上に激しく遥の中に叩きつけられていく。
「ああっ！　いやぁぁっ！　なんで…なんでこんなに気持ちがいいのぉっ！？　……あはぁっ！　」
蕩けそうな気持ち良さが肉体を駆け巡り、甘い悲鳴を上げ続けた。
彼女の理性は愉悦の波に打たれ、飲み込まれてゆく。
いつしか口はだらしなく開いてよだれをたらしていた。舌を噛むことなどは完全に頭から消し飛んでいた。

UFO達は遥のよがり狂う反応を見て喜んだように肉の体に群がりはじめた。
彼女のたわわで柔らかな胸にアームがのび、2本の指で揉みしだきはじめた。
「はぁぁんっ！　」
不意を付いた別方向からの刺激に彼女は悶えた。
「あ、や、や、やぁっ」
二つの柔らかい肉に別々のテンポで刺激を与えられる。
胸の大きさの割には小さい乳首が痛いほどしこり立っていた。
その芽をアームに摘まれる。
「ああっ！　」
そしてアームは器用にこすりはじめた。
「ああぅ！　ああっ！　あはぁぁんっ！　いいっ！　」
強烈な快感を胸の先端に送り込まれ、彼女は思わず体をくねらせる。
巧みであった。
アームは股間にも無数に伸びていた。
それぞれが彼女の秘肉を揉み、そしてクリトリスをしごきたてる。
「ああっ！？　やぁっ！　すご…っ！　やっ、あはぁぁっ！　あぁぁぁっ！」
クリトリスの皮を剥かれ、裸になった女の芯をキュッと摘まれた。
「あっ！　あっ！　はあああああぁぁぁ――――――――――――――――っ！！　」
絶頂。
彼女の体は弓なりに反り返り、汗が飛び散った。
無数のアームが止まることなく彼女の肉体を犯しつくしていた。
そして、遥はそれを喜んで受け入れはじめていた。

突如、遥を貫いていたアームが外に抜けた。
「…っ、あ、はぁんっ？　…どう…し…て？　」
物足りなそうな顔をする彼女にはもう、以前の清純さはかけらも残っていなかった。
そして、どんな仕組みなのだろうか。
アームがぶるぶると振動した後、表面に無数のイボが浮き出てきたのであった。
さらに回転しはじめる。再び秘肉に近づいてくる。
「ああ…あああ…」
これから訪れるであろう享楽に遥はとろんとした目でアームを見つめる。
今度は逃げようともしなかった。股を思いっきり開き鉄の棒を迎え入れてゆく。
そしてソレは彼女の奥深くに突き立てられたのであった。
「ひぁぁぁ――――っ！？　」
遥はあごが跳ね上がった。
回転するイボが、彼女の膣のあらゆる部分をものすごい勢いで擦りたてられていた。
「あああっ！？　はああぁぁっ！　うあ！　あああ――――――――っ！　」
遥の想像をはるかに超えた快楽であった。
さらにピストン運動まで加わる。
「んあぁっ！　し、信じられ…ああっ！　すご…ああああっ！！　」
グチュッ！グチュッ！グチュッ！グチュッ！グチュッ！グチュッ！グチュッ！グチュッ！！
「いやぁっ！？　…そんなぁ……っ…ひぃぃっ！　………あああ―――っ！？　」
あまりの快楽の大きさに遥は泣き喚いていた。
アームが往復するたびに彼女は絶頂の波にさらわれていた。
どこまでも、どこまでも高まる淫欲。
腰はガクガクと震えっぱなしであった。
「ああ…っ！もうだめぇぇ………っ！わたし…わたしぃ……っ！」
パルスと快感が果てることなく肉体に送り込まれ、彼女の心は塗りつぶされてゆく。
「消えちゃう…っ！　はぁぁっ！　私きえちゃううぅぅ――――――――――――――――っ！　」
パルスは彼女の脳細胞を狂わせはじめていた。
歓喜の声を上げ、快楽だけをむさぼる存在に。
ただの雌の形をした肉の奴隷に。
そして、
「ああっ！ああっ！　ああああ――――――――――――――――――っ！！　」
遥はのけぞったまま体を硬直させ、いままでにないアクメを迎えたのであった。

無数のアームに抱えられ、
体をピクピクとしている彼女の目にはもはや何も映っていなかった。

その後、
捜索隊が到着したとき、三条　遥の死体はどこにもなかった。
どこに行ったのか、必死の捜索にもかかわらず。

発見されたのは数ヵ月後。インベーダーとの戦いに勝利した後であった。
撃墜されたマザーシップの1つで彼女が生存が確認されたのである。

彼女は、アームで固定させられ、嬌声を上げながら犯され続けていた。
インベーダーはそんな彼女を観賞用として生かしておいたのであった。
生命装置をマザーシップに直結させて。
マザーシップの停止と共に、彼女は次第に弱っていった。
そして、
撃墜より1時間後マザーシップと共に機能を停止したのであった。

三条　遥隊員にとって唯一の幸いは苦痛を感じることなく、恍惚とした、幸せな顔で死んでいけたことであった。

[END]

うひょー、中の人、乙。
せっかくだから支援あげ。

あー、スゲェ良かった。最後固定されてるとことか。

中の人乙ですー
今回も良かったですお、次回もﾜｸﾃｶしながら待ってます

さて、次は何を書きましょう？
ダロガ？

おれはだろが
　　　　　　　　　　　だろがいちろう

　　　おう　ちきゅうだぜ
　　　あたま　ゆーふぉ−だぜ
　　　あまり　ちかよるな
　　　おれの　びーむも　ちんこも
　　　どきどきするほど
　　　ひかってるぜ
　　　あし　おそいぜ
　　　おれは　がんばるぜ
　　　もえる　ひをあびて
　　　ちきゅう　はかいする　すがた
　　　わくわくするほど
　　　きまってるぜ

カマキリ？

グロならグロって最初に明記してくれ
吐き気を催すような表現はいただけない
幾らピンクチャンネルでも、やって良いことといけないことがある
特にネットＳＳが白い目で見られている近頃ではな

やっぱりこう、人間が理不尽に蹂躙される姿ったいいですよねぇ　ｼﾐｼﾞﾐ
最後は幸せそうに死ねたし
ふんどしさん、ＧＪでした！

犯罪予備軍ﾊｹｰﾝ

>>334
お前、バカジャナインポ？
途中で読むのやめろよｗｗｗ

>>332
だろがってかわいいな

地球防衛軍そのものがグロだとも言う

ＣＥＲＯ１２歳以上だしね。

新型戦車との対決の面
エアバイクがタワーの上に置かれていたのを見て
両手に握ったライサンダーをオペレーターに撃ち込んでやろうかと思いました
まる

>>341
ライサンダーには媚薬の弾が詰められているわけですね？
ヘリに乗っている彼女にそいつを撃ち込んだら、
こっちが必死で戦っているのにオペ子はオナニーを開始してしまうわけですね？
「あぁぁ…わ、罠ですぅ……っ…はあんっ！」

この際ダロガのマシンガンに媚薬の弾が詰められてると言うのは？

あの量を撃ち込まれたら媚薬効果通り越して死ぬ希ガス。

俺はぺリ子が淫乱なら何でもいいんだ。
壊れようがバッドエンドだろうがそんなことは関係ない。
悦べばそれでいい。俺って変？

>345
いや、お前は正常だよ。

>>345
何も 問題は 無い

はじめ陵辱したくせに何回もやっているうちに相思相愛になってめでたしめでたし
なんて展開のエロゲーよりはよほどまともかと。

俺は自分より相手が悦ぶ方が好き。
だから中の人さんの小説はすべて俺のストライクゾーン。
なんか変わってるのかな俺。

それと中の人さんこれからもがんばってください。

また新作を投下しようと企んで、地ならししているな
自演の小細工乙です

>>350
お前よっぽどEDFが大好きなんだな

都合のいい時だけコテハン語りする中の人
乙です

こんなの見つけたので貼って見る

367 ：水先案名無い人：2005/09/20(火) 08:50:19 ID:EclPbQws0
「往生際が悪いお嬢さんだ　いくらあがこうが　逃げようが　無駄だ
　あきらめろ　もはやこの都市に　この惑星に
　おまえたちが　逃げる所も　隠れる所も　存在しない
　あきらめろ　人間！！」

「あきらめろ？　あきらめろだと　成程　おまえ達らしい　いいぐさだ
　自分の星で暮らす事に　耐えられなかった　おまえたちのな
　人間をなめるな　インベーダーめ　来い　闘ってやる」

「……ッ！！　くッくくッ　上等じゃないか　女！！　上等ぉ！！」

バッキュゥゥゥンッ！

「…な……　……あ　な…　何…　な゛　お゛　な…ん　ら　な゛んら゛ぼれわ！！
　ＵＦＯが壊れ…　こ…　これは…ッ　ラッ…　ララ…ッ　ライッライッ　ライサンダー！！」

　ズゥルッ


「おまえは……ッ　ＥＤＦ　陸戦兵…！！」

　「不死身の男」「伝説の男」「袖まくり」「生き残るなんてありえない」「さ、酸だー！」

　「ライサンダー」

　「ＴＨＥ地球防衛軍！！」



368 ：水先案名無い人：2005/09/20(火) 17:25:16 ID:vDu2kVZo0
「ははははッ　如何なされた　伝説の勇者殿」
　我らが　ＥＤＦ司令部より仰せ付かったご命令は未だ監視のはず」

「！！」

「ましてや彼のペリ子を助けるとは　重大な越命行為ではありませんか」

「はははははははは　聞いたか結城　聞いたか北条
　鼻血を出しながら　雲霞のようなインベーダー共の軍兵を前にして
　かかってこい？　戦ってやる？　ゲァハハハハハハッ
　間違いない　こいつらは　この女は　こいつらこそが
　我々の御敵よ　我々の宿敵よ
　打ち倒すのは我々だ　打ち倒してよいのは我々だけだ
　誰にも邪魔はさせん　誰にも渡さん　誰にも！　誰にもだ！！」

「貴様はＥＤＦ陸戦兵！！　邪魔立てするか貴様！！」

「五月蝿い！！　インベーダーがしゃべるな！！
　この私の眼前で　巨大甲殻虫が歩き　ＵＦＯが軍団を成し　戦列を組み前進する
　唯一の理法を外れ　外道の法理もって通過を企てるものを
　ＥＤＦが　陸戦兵が　この私が許しておけるものか
　貴様らは震えながらではなく　藁のように死ぬのだ」

なんだこれは？ 蟻の体液か……？ ｣
どう見ても精子です。
本当にありがとうございました

>>353
ヘルシングのセリフ改変って色々作れんだなと感心。

>>355
まあ、そういうスレもあるし。

>>356
ヘルシング本スレのテンプレで見かけたから現行スレ一通り目を通して来た。腹筋痛くなったよ……。ヘルシング知らない一般人でも楽しめるネタだらけで感動。

ﾍﾙｼﾝｸﾞって体に良さそうな名前だね(´ω`)

>>358
内容は教育に良くなさそうだけどな。ナチとか宗教とか山盛りよ？
んで、ここは何のスレだっけ？

>>359
地球防衛軍エロパロスレだな。しかし、当たり前だがほとんど陵辱だよなあ。
他になにかないものか…せっかくだから俺は地球防衛軍Ｘとかで新要素を期待するぜ。

陸[こわいこわい女性隊員こわいよこわいよ足に蜘蛛の糸に巻かれるのこわいこわいﾖﾖﾖﾖうわおっぱいてるな]本当にこわいがてるのですペ[陸戦兵が私がこわいですって蜘蛛に巻かれるがコワイですってほ本当こわいですかね]

結城博士の秘密の研究室
とか

こんなのも見つけたので貼ってみる。

532:09/25(日) 02:37 TjxQEg+d0 [sage]
もう駄目だ　俺たちはもうおしまいだ

うるせえ！！馬鹿野郎！！

もうインベーダーの相手なんかいやだ！！もう限界だ！東京もロンドンも壊滅だ！！

何いってんだおめえは　どこにも出れねぇしどこにも行かさねぇぞ

俺は帰る！！もういやだ！！

どこに行く気だ？おまえの墓穴はここだぞ
墓標はこの馬鹿でかい蟲の巣　墓守りはあのおっかねぇペイルウィング隊だ

碑文にはこうだ
「すごく格好良い地球防衛軍が　悪い侵略者をやっつけて　すごく格好良くここに眠る」

だがおまえのせいで変わっちまう　おまえがメソメソしてるから
「へたれの根性無し　結城の様に泣きながら　酸に溶かされてくたばる」

冗談じゃねえ　おまえには無理矢理でもカッチョ良く死んでもらうぞ！！
好き好んでＥＤＦ入って好き好んで防衛してんだろが！！　おいＥＤＦ！！
だったら好き好んで護って死ねや！！

糞・・・ッ　くそォ　畜生(ファック)　畜生(ファック)！！

それにな　まだ死ぬときまったワケじゃねえよ　俺達ゃディフェンスだ
ホレ！！さっさと銃を撃つんだよ！！　伝説の男が今　点数をひっくり返すさ

こんなのも見つけたので貼ってみるその２。

533:09/25(日) 08:48 vKAcqoU80 [sage]
何をやった！？　君は！？　何が起きている！？
戦況は！？　応答せよ！！

実にオーソドックスな　「逃げ撃ち」　を行ったまでです
「侵略者」の　数は数百　殲滅は５分　ですがね
かくして　「絶対包囲」　は突破され　巨大生物は粉砕され
「残存兵力」を集め
「無敵の新人」を連れ
「伝説」は絶望の象徴へと　到達する
「何が起きているか」
古今東西　人類絶滅寸前の　地球で起きている事など
たった一ツッきりでしょう
それは只只　圧倒的な

撃墜

改変ネタはどこでやってるの？
ガイドライン？
読みたいんだけど、見つからない･･･

>>365
「諸君　私は〜が好きだを貼って　＜14＞」で検索してみ。
………地球防衛軍スレでヘルシングのハナシするとは思わなんだorz

スレ違いな所、申し訳ない。そしてサンクスです

こちらの諸作品を拝見していたら
自分もペリ子さんの濡れ場が描きたくなったので
クモで責めてみました。

ttp://akm.cx/2d/img/23932.jpg

おお・・・ジェノサイドＧＪ・・・

>>368
ハーキュリーＧＪ！！

>>368
まだだ！まだだ！
もっと巨乳を！もっと美乳を！


要は乳をさらけ出してくださいという事です。ハイ(俺オッパイ星人なので)。
でも絵はすごいイイです！ＧＪ！

>>368
リバイアサンＧＪ!!

>>368
左手のぐーがエロカワイイ

>>368
伝説の勇者様ＧＪ！！！

ところでこの人の絵どっかで見た様な・・・？

>>374
しっ！！

「陸戦兵股間の棒状の物はジェノサイドキャノンだ、破壊しろ」
「ウワァー」

>>368
神職！だが…
ひとこと言ってやる…！足元に踏み込めば！うぉぉぉぉ！！

ヘルメットは壊さないほうがエロいと思いまｷﾞｬﾜｰ

レスありがとうございます。
地球防衛軍はあまり細かい設定がないので、
妄想を働かせる余地が多くていいです。
虫とか好きな題材も多いですし。

>>371
制服の布越しというのもいいかな、と思った次第でこうなりました。
でも片方だけでもはだけさせればよかったかな・・・

>>377
たしかにもっと装備が残っていたほうが、
前後の展開が想像できてよかったかも、と思ってます。

機会があればまた描かせていただきたいと思います。

>>378
はだけよりも破れの方がいいかも、状況的に

俺も他所で普通の防SS書いてるけど
こういう設定任せのは応用効いて書いてて楽しいね

>>378
久々にこのスレ覗いて見て驚いた
まさかあなたが来ているとは
前に見たのはＲＯグロ以来なのでＧＪ
我侭になるが、サイトの方にＥＤＦのグロでものっけてくれないかね

アッー！スディフェンスフォース

同じく久しぶりにここ覗いてびっくり。まさかこの人の絵がこんなところで
見られるとは。

でも正直グロは苦手なんで、もし次回があればまたこういう路線の絵が
見たいものです・・・。

うん、グロじゃなくてエロがみたいなあ

ところで聞きたいんだが、このスレ的には侵略宇宙人はどういうタイプ？
とりあえず自分が思いついたのは、

1.人型（デスラーみたいな）
2.グレイ型（俺は嫌だ）
3.触手型（先端はち○こ）
4.液体型（いわゆるスライム）
5.中の人などいない（ＣＰＵ）

>>384
スターシップ・トゥルーパーズみたいなのとか

>>385
宇宙人も虫か。それもアリだな。
それだったら宇宙戦争のタコ型とかもあるな。

とりあえず本編では宇宙人には何も言われてないから
いないか確認出来てないって事で、
人工知能か液体かなって風には思った。
エロには向いてないだろうが。

俺はあの宇宙人どもは、直接地球へは来ていないと勝手に解釈している。
巨大生物を増殖させて、地球人が死滅するのを遠くから見守ってるんじゃ
ないかと。
円盤やロボットを操作しているのはアンドロイドということで。

って、これもエロ向きの設定じゃないな。
せいぜいサンプルの地球人女性を母星へ連れ帰って・・・みたいな感じか。

宇宙人はEDFの中の人だよ。
EDFが予算欲しさに自作自演してるだけだから

>>388
戦争はとかく金がかかるぞ？自作自演して貰える金額以上にな。
食糧や医薬品、装備に弾薬等々、目ン玉が10mは軽く飛び出るくらい。
どっかの戦争大好きな少佐はその心配しないで済むがな。(食糧は敵側の人間の死体から、医薬品の心配はほぼ要らない。装備弾薬等々もいざとなったら白兵戦で何とかなる。)

>>389
早く目玉を飛び出させてみろ
ハリーハリーハリー

宇宙人の技術を使った装備にペリ子専用が多いから
女性型宇宙人だと･･･いいなぁ

中の人詩んでくれ
お前のせいだ

>>392
急にどうしたんだよｗ

確かに何があったんだ（笑

>>391
ゲーム中だとペイルは女が多いが、実際は男もいそうだよな
エリートな男は少ないようだが

>>394
エリートかどうかってより、思念誘導の適性とかが重要なのかも。
ついでに言うと体重（の軽さ）も重要なのかも？

どうでもいいが>>249、俺は面白かったぞ。

>>395
俺は第二次世界大戦時の日本みたいに兵が足りないから女も戦場に行け、
と言う感じじゃないのかなと思った。

ああ・・・実際最後は人類の殆どが死滅してるしな・・・

>>395
ミニスカートで空を飛ぶ女性隊員を見たいがために、
EDFの偉い人がペイルウィングは女性のみと決めた。

と、俺脳内設定ではこうなっている。

わざわざミニスカをユニフォームに採用する理由なんて、「パンツ見たい
から」という以外にないだろうな。

ユニフォームがミニスカートしかないから
男は採用できない。

筋肉質な男のミニスカなんて見たくねぇ。

>>400
まじめに答えるとミニスカはとても動きやすいらしい。
けど隊長の下心丸出しだけどね。

>>403
動きやすさならブルマのほうが・・

ミニスカの中は案外アンスコだと思うが。
こんなのとか
　　↓
ttp://www.fuji-sports.com/shop/tennis_badminton/game_Tshirts/yy311_.jpg
ttp://www.fuji-sports.com/shop/bloomers/kakudai/under_.jpg

>>404
隊長の特殊性癖!!

ゲームやってないけど、ここのSSや画像に激しくﾊｱﾊｱしてしまった
ﾊｱﾊｱついでに、ペリ子たんの戦闘服着替え覗きなるネタを妄想

黒パンティﾊｱﾊｱ
ストッキングﾊｱﾊｱ
ミニスカﾊｱﾊｱ

期待age

>>378の中の人、サイト更新したね
次も期待

>>409そのサイトどこなんだ？

ttp://aploda.com/dl.php?mode=pass&file_id=0000037989
さびしいので張り
これをうｐした人勝手に使ってスマン

>>411
GJ！！なんかロリペリ子だな。

>>410「触手」でぐぐって歩き回ってたら結構早い内にヒットした

保守ｻﾝﾀﾞｰ

《西暦２０１９年６月１２日　倫敦上空》

　ヘリのローター音だけが機内を支配していた。
　カーゴルームに体育座りした兵士達は全員が若い女性であるにもかかわらず、誰一人として無駄話に興じる者はいなかった。
　ほとんどの者に実戦経験が無く、これが初陣ともなれば、それもやむを得ないというものである。
「間もなく降下の時間だ。装備品を身に付けろ」
　キャビン側から顔を覗かせた小隊長──通称“お局様”──が指示を下す。
　のそのそと立ち上がった隊員たちが、超ミニスカートのワンピース制服にバックパックを装着し始めた。

　このバックパックは飛行ユニットであり、これこそが彼女たちの生命線なのである。
　彼女たちの制服がミニスカ、ノースリーブとなっているのは、パックの熱が分厚い服の下にこもらないようにするためである。
　仮に彼女たちが陸戦兵と同じ格好をしていたなら、背中側は低温火傷を負ってしまうであろう。
　そのため剥き出しになった手足は超ロングのグラブやブーツで保護され、最低限の防御力を与えられてはいた。
　「着衣のままでも手軽に犯れるように上層部がデザインした」というのは、ペイルウイング隊にまつわる噂の中でも、最も悪質な部類といえた。

「トロトロするなっ。ここは戦場なんだぞ」
　お局様が気合いを入れ、少しはいつもの軍人らしさを取り戻す少女たち。
　長いバイザーのついたヘルメットを被ると戦支度は整い、隊員たちは互いに背中を見せあって装備のチェックを行う。
「いいか、これが我々ペイルウイング隊の事実上の初陣となる」
　お局様が皆を見回して訓示を垂れる。
「色物、お飾りと、設立以来散々陰口を叩かれてきた我々の真価が問われる時が遂にやって来た。心配しなくても訓練通りにやれば必ず勝てる」
　隊員たちの脳裏に、苦しかった訓練期間のことが走馬燈のように蘇る。
　青ざめていた顔に、幾分血の気が戻ってきた。
「それでは各員の健闘を祈る。全員降下準備」

　お局様の号令でカーゴルームのサイドカバーがせり上がり、冷たい外気が渦を巻いた。
　隊員たちはＥ１プラズマランチャーを肩に背負い、レイピアの銃把を握る。
　鉄の床に腰を下ろし、ランディングギアに足を掛け、全ての降下体勢が整った。
「降下１０秒前……５秒前……」
　スピーカーを通じてコクピットからの指示が流れ、緊張のあまり全員が身を固くした。
「降下！！」
　合図のブザーと共に３５名の隊員が一斉に空中に躍り出る。
　そして背中の飛行ユニットに点火すると、螺旋軌道を描きながら倫敦市街へと降下していった。

《同日　倫敦市街》

「隊長からハミングバード１、今から点呼を取る」
　お局様はヘルメットのインカムに怒鳴り声を上げた。
「“お嬢”、“ボーイング”、“ロック”……返事しろ。“ねんね”、“御前”、“チェリーブロッサム”誰かまだ図々しく生き残っている奴はいないか？」
　お局様はヘルメットの右耳部分を平手でガンガン殴りつける。
　無線機の故障か、電波の状態が悪いのか、スピーカーから流れてくるのは雑音ばかりであった。

　彼女たちの初陣は散々なものになった。
　降下後、集合地点に集まると同時に、巨大甲殻虫の奇襲攻撃を喰らったのである。
　最初の一撃で３分の１が噛み殺され、パニックに陥った隊員たちはバラバラに逃走し、部隊行動は取れなくなった。
　分断された隊員たちは、各々巨大甲殻虫に取り囲まれ、各個撃破の憂き目にあった。
　実戦経験のあった僅かな隊員は飛行ユニットを有効に利用して活路を開いたが、その数は余りにも少なすぎた。
　ペイルウイング隊創設以来のベテランであるお局様ですら強酸の体液を身に浴び、レイピアのチャージでようやく死地を脱することに成功したのである。
　しかし傷ついた体には、既に戦闘力は無かった。

「生き残ったペイルウイング隊は独自で戦闘を続行せよ。市民の避難を助けろ、一人でも多くの市民を避難させるんだ」
　ＥＤＦ本部に居るペイルウイング指揮官からの指令が入る。
「なんだ、無線は生きてやがるのか」
　お局様は後方の本部にいて、勝手な指揮をしてくる司令部に毒づいた。

「……ッサムから……長……」
　頭が割れそうな雑音に混じって人の声が聞こえた。
「こちら隊長、誰だっ？　答えろっ」
　お局様は頭上のビルから襲い掛かってきた巨大甲殻虫を仕留めながら怒鳴った。
「チェリーブロッサムから隊長。我、単独にて戦闘続行中。集合地点よりの方位３３０度。逃げ遅れたテレビレポーターを伴い、安全地域へ脱出しつつあり」

　聞き慣れた声を耳にして、お局様は愁眉を開いた。
「そうか智恵理はまだ生きておったか」
　お局様は養成所における自分の教え子の澄んだ瞳を思い描く。
「奴なら……どんな局面でも何とか生き延びてくれるだろう……」
　優等生でもなく、スポーツ万能でもなかった智恵理。
　しかし、努力と根性でぺ科練の首席をものにした智恵理。
　お局様は彼女の強運と意志の強さに全てを託すことにした。

「やばいなぁ。すっかり取り囲まれているよ」
　チェリーブロッサムこと智恵理は、バイザーを通して目の前にバーチャル表示されたレーダーを確認して愚痴った。
　敵を示す赤い光点が周囲を包囲しつつある。
　背後には若い女性リポーターがガタガタ震えながら立っていた。
「職務熱心なのは感心するけど。命が幾つあっても足りないよ」
　智恵理は、この期に及んでまだ放送機材を放そうとしないレポーターに呆れかえる。
「せいぜい頑張って有名になって頂戴。そしたらペイルウイング隊の真実の姿を報道してね」
　智恵理は巨大甲殻虫の群れにＥ１プラズマランチャーをぶっ放すと、一瞬開いた空間に向かって走り出した。
　そしてエナジーゲージが満タンになるのを待って、飛行ユニットを点火した。
　小刻みにオンオフを繰り返すが、レポーターを抱いての飛行は、通常の倍以上のエナジー消費を強いる。
　あっという間にオーバーヒート寸前になったユニットが、悲鳴のような警告ブザーを掻き鳴らした。
　やむなく着地した智恵理は、レポーターの手を引いて必死で走る。
　身近に人がいては、巻き添えが怖くて必殺のレイピアは使えない。
「もっ、もうダメェ〜」
　運動不足のレポーターは、たちまち悲鳴を上げて地面にしゃがみ込んでしまった。
　智恵理はレポーターを肩に担ぐと、再び全力で走り出す。
　装備プラス人の体重が加わり、途端に疲労感が増した。
　目がかすみ、真っ暗になった視界に火花が飛び始める。
「負けるモンか、負けるモンかぁっ」
　智恵理は歯を食いしばりながら、不思議な既視感覚に包まれる。
「前にも……こんなことあったっけ……」
　朦朧とした智恵理の意識は、別世界へと飛び始めていた。

《西暦２０１８年５月某日　習志野》

「ファイトォ、ファイトォ……」
　ランニングをする少女たちの掛け声がグラウンドに響き渡った。
　ここはＥＤＦに所属するペイルウイング養成科の訓練学校である。

　悪夢のような前大戦で、ＥＤＦは文字通り壊滅状態になった。
　大戦後、再編なったＥＤＦは、インベーダーのテクノロジーを利用して特殊戦闘部隊を新たに発足させた。
　ペイルウイング隊と名付けられた精鋭部隊は、飛行ユニットを使った一撃離脱を武器にして、時折各地に現れるモンスターの残党狩りにその威力を発揮した。

　ペ科練の通称で知られるこの学校は、その名の通りペイルウイング隊員の養成所である。
　５００倍もの競争試験を勝ち抜いた頭脳明晰、体力抜群の少女だけが、この門をくぐることを許される。
　そして半年間の厳しい訓練に耐え抜いた者だけが、正規隊員として天使の徽章を胸に付けることが許されるのである。

　グラウンドではペリ子のヒヨコたちが自主トレの真っ最中であった。
　３列縦隊を組んだ３０人ほどの一団は、赤いブルマーに白い体操着姿で２００メートルトラックを延々と右回りに走っている。
　一見して、女子校で普通に見かける放課後の風景であった。
　しかし背中に背負った３０キロのおもり入りリュックサックは、通常の教育観念から見れば常道を逸していた。
　リュックの肩掛けは身に食い込み、中にはうっすら血を滲ませている者もいる。
　それでも彼女たちは泣き言一つ言うわけでもなく、夕闇迫るグラウンドを走り続けた。

　３０キロのおもりを背負ってフルマラソン３時間以内。
　来週行われる走力試験に合格しなければ、即刻その場でクビが言い渡されるのである。
　やっとここまで来て、夢への架け橋を外されるわけにはいかない。
　誰が言い出すともなく、自然発生のように始まった合同自主トレであった。

「今期も始まりましたね、合同自主トレ……懐かしいな」
　教官室の窓からグラウンドを見下ろしていた教官助手の神楽中尉が呟いた。
「あぁ、別に命じられたわけでもなく、毎回始まる恒例行事だ」
　教官のお局様が書類から目も離さずに答えた。
「クビになりたくないというのは、全員の共通認識だからな。こうして奴らなりの連帯感と仲間意識が生まれるんだ」
　教官は報告書を書き終わると立ち上がって伸びをした。
「私たちだってそうでした。やっぱり教官の時代も？」
　神楽中尉は教官を振り返る。
「時代とか言うな。ほんの２年前の話だぞ」
　お局教官は露骨に不機嫌そうな顔をした。

「はぁぁ〜っ、疲れたぁ。もう死ぬぅ〜」
　寮の１０１号室に戻ってきた智恵理はソファーに崩れ落ちる。
「おもり担いで、フルマラソン３時間なんて無理よ。どうして３０キロのリュックなんか背負わされるの」
　貧弱な体格の“ねんね”こと寧々は泣きべそをかきそうになっている。
「そんなこと言ったら、私なんて前にもおもり抱いてんだからぁ」
　同室の美穂が、“ボーイング”のコードネームの由来となった巨大なバストを誇示するように突き出す。
「オーッホッホッホッ。寧々さんには、そんなことも分からなくて？」
　室長の“お嬢”こと雅が高笑いする。
「飛行ユニットの装備の重さだって言いたいんでしょ？　だったら飛べば済むことなのにどうしてマラソンなんか……」
　寧々がムッとした顔を雅に向けた。
「せやから、寧々はんはアホや言われるんや」
　出自を京都の旧家に持ち“御前”と呼ばれる綾が皮肉る。
「うるせぇ、テメェはしゃべるな」
　綾とは馬が合わない、ギタリスト上がりの“ロック”こと貴子がぶち切れた。
　しかし綾は貴子など気にする様子は全く見せない。
「そうよ、寧々さん。ユニットを使って飛び続けるとエネルギーはあっという間に無くなってしまうわ。そうすれば飛ぶことはもちろん、武器だって使えなくなっちゃうのよ」
　雅にやり込められて寧々は口をつぐんで俯いた。

「結局、最後にものをいうのは体力かぁ。よぉ〜しっ」
　智恵理は頷きながらソファーから立ち上がる。
「智恵理はん、どこ行かはりますんやぁ？」
　夕食の時間が迫る中、部屋を出ていこうとする智恵理を綾が呼び止めた。
「もうちょっと走ってくる」
　智恵理はニッコリと微笑んで部屋を出ていった。

《西暦２０１８年６月某日　九十九里浜》

　智恵理は九十九里浜に設置された試験コースを走っていた。
　左肩には意識を失った寧々の全体重が掛かっている。
　何度も転倒したため、体中が砂にまみれていた。
　智恵理は喘ぎながら、左手の腕時計を確認し、直ぐに前を向き直る。
　クラスメイトの姿は既に見えず、規定の３時間までもう残り少なくなっていた。

　寧々が集団から遅れ始めたのは、３０キロを過ぎた辺りであった。
「ダメだよ、寧々ちゃん。みんなでゴールするんだよ」
　横を走っていた智恵理が励ますが、一旦折れた寧々の精神力は元には戻らなかった。
「智恵理はん、ほっときなはれ。人のこと構ぉてる場合やあらしまへんで」
　綾の京言葉が、立ち止まろうとした智恵理の耳を打つ。
「やっぱりダメ。１０１号室全員で一緒に卒業するんだ」
　智恵理は振り返ると、只一人今来た道を戻り始めた。
「ほんまにアホなお人や」
　綾は一瞬だけ振り返り、そして再び全力で駆けだした。

「寧々ちゃん、しっかり。さぁ、走って」
　智恵理は寧々の手首を掴むと強引に引っ張った。
　しかし、既に限界を超えていた寧々は、その場に倒れ込んでしまう。
「仕方ないなぁ、寧々ちゃんは」
　智恵理はレスキュー講義で習った通り、寧々の体を肩に担いで立ち上がる。
　寧々の体重プラス装備の重みがズシリと食い込んだ。
　それでも智恵理は自分に気合いを入れると、ゴール目指してランニングを再開した。

　初夏の太陽が容赦なく智恵理を灼く。
　汗が目に入り、意識は朦朧としてきた。
「負けるモンかっ。負けるモンかぁっ」
　気力だけを支えに智恵理は走り続ける。
　しかし、このままでは３時間以内にゴール出来ないのは明白であった。

　一方、先行する候補生たちは、いよいよゴールが目視出来る位置にまで達していた。
　もうここまで来れば合格は間違いなかった。
　それでも浮かれたような様子を見せる者は一人もいず、みんな押し黙ったままであった。
「いけねぇっ。どこかに腕時計落としてきた」
　最初に叫んだのは貴子であった。
「お祖父ちゃんの形見なんだ。悪ぃ、先に行っといてくれ。直ぐに追いつくから」
　貴子はそう言うと、もと来た道を引き返し始めた。

　次に素っ頓狂な声を上げたのは美穂である。
「やだぁ〜っ。お化粧、崩れてるぅ〜っ」
　美穂は携帯用の手鏡をかざしてオーバーに騒ぎ立てた。
「こんなんじゃ、ゴールで待ってるお偉いさんの前に出れないじゃん」
　立ち止まった美穂は、ポーチからコンパクトを出して化粧を直し始める。
　集団は彼女を置き去りにして丘の向こうに消えていった。
　それと同時に、美穂はコンパクトを仕舞い、巨大なバストを振り乱して貴子の後を追い始めた。

　候補生の一団は無言のままゴールを目指して走り続ける。
「このままでよくって？」
　雅が先頭を走る綾に声を掛けた。
「よろしおす。力のない者が合格して、この先どないしはりますんや。惨いことになるだけ違いますやろか。それに……うちは、どないしても首席で卒業せなあきませんのや」
　綾の顔からはシニカルな色は消え、目は寂しそうに伏せられている。
「人にはそれぞれ足りない部分があるのは確かよ。しかしそれを補ってあげるのが仲間じゃなくって？」
　雅の口調からも、いつもの高飛車な様子は消えていた。
「とにかく、私は室長として、同室の者から脱落者を出すわけにはいけません」
　雅は踵を返すと、無数の足跡に沿って逆走を開始した。
「アホや……ほんまのアホや……」
　視界から消えていく雅の後ろ姿が、涙に滲んでぼやけた。

　智恵理の足はもつれて、歩く速度しか出せなかった。
　それでも立ち止まることなく、ゴール目指して一歩一歩進んでいく。
「負けるモンか……負けるモンか……」
　気が付くと智恵理は寧々を背負ったまま砂の上に横たわり、うわ言を呟いていた。
「立たなきゃ……立って走らなきゃ……」
　しかし幾ら藻掻いてみても、手足に力が入らない。
「もうダメか……」

　そう思った瞬間、体が楽になった。
　宙に浮いているような気さえした。
「これじゃ間に合わないよ」
　耳元で誰かの叫ぶ声が聞こえる。
「私に無様な真似させるのは許さなくってよ」
　体が不安定に揺れて、気持ち悪くなった。
「何してはりますんやっ。２人一組で馬作って担ぎますんや。荷物はうちが持ちますさかいに」
　その声がしたのを境に、智恵理の意識は途切れてしまった。

《西暦２０１９年６月１２日　倫敦市街》

　気が付くと右手から巨大甲殻虫の群れが迫っていた。
　智恵理はＥ１プラズマランチャーを向け、トリガーを引いた。
　もの凄い悲鳴と共に黄ばんだ体液が飛び散る。
　同時に飛行ユニットのエナジーが底を尽き、緊急チャージモードに入った。
　けたたましい警告音が、死刑宣告のように響き渡る。
　後方から新手の“アリンコ”の群れが迫ってきている。
　だが、エナジーゲージは、もどかしいほど上がらない。
「間に合わない……」
　敵の移動速度を考えると、フルチャージまで少し時間が足りなかった。
「みんなゴメン。いつかの恩返し、出来なくなっちゃった……」
　智恵理は、キャアキャア騒ぎ立てるレポーターを無視して天を仰いだ。

　敵の群れの中心に火柱が上がり、無数のアリンコが吹き飛んだのはその時であった。
　智恵理は、自分と敵の間に割り込むように立っている一人の男を認めた。
「……陸戦兵？」
　驚きに浸る間もなく、陸戦兵はゴリアスタイプのロケットランチャーを片手に、市街地方向へと走り出した。
　それは明らかに、敵の目を自分に引き付けるための陽動作戦だった。

つ�@�@�@�@

何を差し上げたんだ？

４円だろ？

かんしゃく玉１号じゃないの

連投規制支援か

ひさしぶりにきたら神降臨中か！

つ�D−�@

ーーこれは、実話を元にして書かれている。



ペイルウィング隊
前大戦において奇跡的勝利を収めたEDF、通称地球防衛軍が作り上げた精鋭部隊。侵略群からもたらされた数多くのオーバーテクノロジー（膨張した技術）をふんだんに取り入れた兵器が優先的に取り入れられる。


特徴として、隊員は全員“女性”である。

EDF本部。
ペイルウィング隊専用ロッカールーム。

「わたし、ついにやっちゃったぁ」
「えぇー！ 本当に！？」

シャワーの音を聞きながら、自分の同僚の声が聞こえた。私はすぐ、ノブをひねりシャワーを止めて、聞き耳をたてる。
ここに設置されてるシャワールームは、とりあえずの壁で個室まがいのものを仕立てたもので、隣なんて言わず端から端まで声が筒抜けだ。
そうと知ってか知らずか、自慢話のようなものは続いた。

「それがさぁ、結構小さかったわ。あんなのが噂の英雄様なんてねぇ」
「そういう人ってそっちには疎そうだもんねぇ、あはは」

察するに、おしべとめしべの話だろう。
普段は清楚な態度を装う彼女らもまた人間で、こういう面があるのはわかっているつもりだった。
だったんだけど、つい声を強ばらせてしまった。


「へぇー、紀美子なんかに簡単に落とせちゃうのね、英雄って」

「あっ、お姉様、やだ」

個室をのぞき込まれ、いささか戸惑ったのか、紀美子は秘部や決して豊かではない胸（私からの見方だが）を隠す。

「英雄様との一夜、そりゃ楽しかったでしょうね？」

「え、えぇ、それは…」

私は怖がられている。
年齢が大きく離れているとかではなく、私の持つ、独特の雰囲気がそうさせるらしい。
私はお姉様と親しまれる反面、他の隊員に苦手意識を持たせているのだ。
だからだろうか、環境が人を変えるのか、私は皆が望むようにプライドの高い女になっていた。

「紀美子がいいなら、私も少し誘ってみようかしら？」

「ええ！？」

紀美子や自慢話を聞いていた同僚達は揃って驚いた。
今までだって、あの男この男を抱かせ、このシャワールームで高らかにその情事を語ってきたが、今回は相手が相手だ。
それに私は最初から紀美子が事をしたとは思ってなかったし、それを実話にして奪い去るのは快感だろうと思った。
単純に、英雄に興味があるのも、ある。

「明日は合同訓練だし、ふふふ…楽しみね、紀美子」

「あ、うん…」

今私は、ほかの女達に奇異の目で見られている。
それはとても心地よい、満足感があった。

嗚呼、明日が待ち遠しい。
明日、このシャワールームで情事を語る自分を想像しながら、私はタオルで身をくるんだ。


続くかも。

神降臨ｷﾀｰｰｰｰ!!!続き烈しくキボン

つ　�@�@�@�@

おいおい続きはまだでつか？

色々忙しくって、筆が進まない。
要望があるならなるべく書きます。

おいおい、こっちゃ土曜から起ちっぱなしでスタンバってるんだぞ？
放置プレイにもほどがあるぜ

いいからさっさと犯されなさい。

英雄と書かれているが『えいゆう』ではなく『ひでお』としか読めないオレ
伝説のひでお…かっこいい♪

結城博士は、ゆうきひろしだしねぇ

保守

ほす

ほしゅ

hosyu

おじゃまします。
ここで落とすのは初めてです。

・エロ激薄につき注意
・長杉（？）につき注意（３６レス分）
・容量越えそうになったら最後まで落とさず、次スレ勃ってから続き投下につき注意（ゴメンヨ）
・もし投下規制かけられたらブツ切りにつき注意

注意事項盛り沢山で逝きます。

あの悪夢のような戦いの日々から少し経った──────────────────


僕はすっかり平和ボケしきった毎日を送っていた。
今日もブラブラと街を歩き、何をするでも無く時間を潰す。
昼食後の腹をさすりながら行くと、ちょっと先に賑やかな感じの店がある。パチンコ店だ。
僕は久しくお世話になって無かった、大衆娯楽であるパチンコをする事に決めた。

店は新装開店らしく、沢山の花で派手に飾られている。
ここは以前「かんしゃく玉　４号館」だった所だ。
どうやらパワーアップしたらしく、「爆殺かんしゃく玉」としてリニューアルオープンしたようだ。
自動ドアの向うの空間は人で溢れ、店員のマイクロフォンを通した声や、あの懐かしいじゃらじゃらという雑音が通りに漏れている。
僕はわくわくしながら店内に入って行った。

初めてパチンコに触れたのは１６、７の頃だった。悪友に連れて行かれたのだ。
あの頃と比べると随分と変わった。
建物も店内も客層もファショナブルになり、プライズも豪華。食事スペースやコミック・雑誌のコーナー、何と託児所まである。
至れり尽せりだ。
女性をターゲットにしているような観もある。
事実若くてかわいい子も大勢スロットに興じていた。

「へえぇぇ〜」

僕は様変わりしたパチンコ店に感心した。
時代と共に客のニーズに応え続けて、進化したのだ。
だからこうして、僕のようなバカなカモがフラフラと吸い寄せられる。ははは・・・・・。
勝とう、というのはやめて、場の雰囲気を楽しむ事をメインとしよう。
僕はなんとか空いてる席を見つけ出し、座った。

そのスロットのキャラクターは、鎧で身を固めた侍だった。
筐体に液晶のようなものが付けられていて、美しい映像と、スピード感溢れる斬り結ぶ映像が交互に出て来る。
僕は若い頃やっていた「目押し」なるもので勝負しようという気は無かった。ボタンを適当に押していく。
というのは、筐体の側面あたりにくっ付いている画面の操作に夢中になってしまったからだ。

なんとＴ.Ｖ.！
Ｔ.Ｖ.が付いている！
この機種の一体一体全てに！
いやこの機種だけでは無い。後ろを振り向くとマンガのキャラクターの機種にも付いていた。

「なんて事だ・・・・・・・・！」

こんなに繁盛しているのか・・・・・。
日本はビッグマーケットだ。僕よりひどいカモが大勢いるんだろう・・・・・。

映画、グルメ特集、ドラマの再放送、クイズ番組、芸能ゴシップニュース、株価、外国語講座etc.
僕はパッパと画面を切り替えていく。

「お」

ひとつ面白そうなのがあった。「防衛ＮＯＷ」だ。

番組では農家の仕事の移り変わりなどをやっていた。
画面には畑の所有者らしき人のアップが映っている。リポーターに聞かれると、詳しく受け答えしていた。
内容は大体、蟻の話だった。
耕運機に取り代わって赤色巨大甲殻虫が働いている事や、黒色巨大甲殻虫の体液を混ぜた良質の堆肥の説明をしている。
僕はスロットそっちのけで、防衛ＮＯＷを食い入るように見た。
いつも割と興味深い内容で構成されているからだ。

農家の風景が切り替わると今度はビルの工事現場だった。
背中に鉄筋の骨組みを括り付けられた蟻たちが器用にビルをよじ登り、せっせと上へ運んでいる。
蟻を使ったビル建設は短期間で完成するので、建設業界では蟻をたくさん所有している所が業績を伸ばしているらしい。

その他には人を乗せて観光名所を案内する蟻、草狩りをしたり道路工事を手伝う団子虫、土砂崩れを防ぐ蜘蛛などを紹介していた。
ＣＭが入ったので、席を替えてからゆっくりＴＶを見る事に決めた。
僕はメダルを隣りの人にあげ、席を立つ。

あまり人が居ないレーンを選び、座った。
どうやらここのレーンは殆んどが食事中らしく、あちこちのドル箱の上に食事中の札が置かれている。人もまばらだ。
僕は急いでチャンネルを防衛ＮＯＷに切り替える。
ちょうど新車のＣＭが終わった所で、防衛ＮＯＷが戻って来た。

今度は家の紹介だ。
蟻塚の仕組みをふんだんに取り入れた、夏涼しく、冬暖かいというものだ。アントハウスというらしい。
この家を設計している会社は元々はビルの設計をやっていて、蟻塚仕様のビルのオーナーからは評判が良かった。
光熱費が恐ろしい程に浮くからだ。
おまけに地震にも強いときている。
好成績に気を良くした業者は、蟻塚ビルの仕組みを応用して、家の設計も手掛け始めたというわけだ。
売上げも上々だという。

お次は車だ。
この番組のスポンサーでもある会社が出した新車で、最新のテクノロジーを搭載したものだ。
あの防衛戦で最後のマザーシップを墜とした後、動きを止めたダロガやＵＦＯなどで、爆発せずに残ったものを分解・研究し、
宇宙レベルの高度な文明を取り入れたのだ。
その技術は車はもちろん、生活上の電化製品を始め、あらゆるメカトロニクスに反映された。

あの戦いで地球は引っ掻き回されたというのに、こんなに早く街が、世界が復興したのは、
ひとえに敵の文明を我々の血肉として活かしたおかげでもあるのだ。
僕が子供の頃に夢見ていた未来都市も近い。
皮肉な事に、憎くて仕方がなかった無作法な訪問者のもたらしたハイテクに、今では感謝すらしている。

もたらされたものはハイテクばかりでは無い。
アリやクモなど虫たちもそうだ。
マザーシップが墜とされたあと、どうしていいのかわからないといった風に右往左往する虫たちを捕獲し、
特殊なフェロモンや餌付けで飼い慣らしていったのだ。
交配や品種改良を繰り返して大人しい種を創り上げ、今や虫は人類の良きパートナーになってしまった。
虫たちも学習能力があるらしく、殺されるよりは共存の道を選んだのだろう。
この平和がいつまで続くかわからないが、僕達は今の所はこれでうまくいっている。それでいいんだ。

──エンジンの説明が終わると、内装の説明が始まる。
僕は画面を見るとも無しに見ながら、戦いの後の僕らの急成長ぶりに思いを馳せていた。

「その車シブイよな」
「えっ？」

振り返ると、食事を終えたらしき右隣りの人が腰掛ける所だった。
「どうだあんちゃん、出てんのか？」
「え・・・・・ま、まあ。はは・・・・」
僕は何故か焦りながら財布を取り出す。
「ＴＶっ子だなオイ」
「は、はあ」
隣りの人は笑いながら爪楊枝を灰皿に置くと、タバコを取り出して火を付ける。
ふぅっと一息つくと食事中の札を脇によけ、パチンコの続きを始めた。
すると、何だか良くわからないが、始めるなりじゃりじゃりと出玉が溢れ出す。
これにあやかって僕も出るかもしれない、などと甘い事を思いながら玉を買い、隣りの人に次いで僕も打ち出した。

何て事だ！

ものの３０分もしないうちに、札が何枚も何枚も何枚も何枚も吸い込まれて行ってしまった・・・・・・。
「戻って来てくれ！」
僕はついつい熱くなってしまい、魚介類に囲まれたにこやかなビキニの女の子の絵に訴えた。
「ジーザス！」
「わははははっ」
隣りの人はそんな僕を見てげらげら笑い、タバコの煙をわざと僕の顔に吹きかける。
「や、やめて下さい・・・・・っ」
「わはははっ！ おもしれーなオメー」
隣りの人はタバコを揉み消すと首を振った。

「っふ〜、わりぃわりぃ。笑かして貰ったぜ。な、これ使えよ」
その人は傍らから満タンのドル箱を持ち上げると僕の膝の上に乗せた。
「えっ！？あ、あのこれ・・・・・」
「遠慮すんな」
「・・・・でも・・・・・」
確かにこの人の周りには山のように箱が詰まれて囲まれているが、何だか悪いような気がした。
「いいから使え」
「は、はい」

僕は頂いた玉で打ち始めた。

しかし！
それすらもほんの数分で吸い込まれてしまった・・・・・。
隣りの人は相変わらずジャンジャンバリバリ出続けて、僕にくれた一箱もあっと言う間に挽回している。
「ったくしょーがねぇヤツだなおめーはよォ」
隣りの人はクククと苦笑いすると、親指で斜め後ろを指差す。
「あれ使え」

！？

「あ、あれって人のじゃ・・・・・」
「いいんだよ俺ンだ。そこらの札かかってるやつは全部俺のなんだよ。そうそう、お前の左のもそうだ。それ使え」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
僕はおとなしく従う事にした。
なんだかこの人には断れる雰囲気が無いからだ。

案の定玉は吸い込まれる。
どんどん吸い込まれる。
だが隣りの人はピロピロと派手な音を鳴らし続け、ドバドバと出し続けている。
吸い込まれた僕の玉を回収しているといった感じだ。
一体この差は何なのだ・・・・・。
隣りの人は僕の箱がカラになると目配せするので、僕は黙って箱を持って来て玉を使う。
そうこうしているうちに、いつの間にか防衛ＮＯＷも終わってしまった。

隣りの人はまた新たにタバコを咥えた。
どういうわけかライターはずっと片手に持って構えたまま、火を付けずにじっとしている。
そのうちに僕の方にライターを置いた。
「？？」
「・・・・・おい早くしろよ」
「はい？」
「火だよ火ィ！」
「ハ、ハイッ」
「ったくオメーってやつぁ」

なんて人だ！

いつの間にかアゴで使われている僕は、アゴで使ってる人のタバコに急いで火を付ける。
「あんがとよ」
隣りの人は口の端を歪ませてフーッと煙を真横に吐き出す。
そう。僕の顔にわざとかける。
「オメーはおもしれーヤツだな」
と、上機嫌。僕はちっともおもしろくありません。ここの席から逃げ出したい衝動を抑えるのに必死だ・・・・・。
トイレに行くフリをして逃げてしまおうか？
そう思った矢先に急な展開を迎えた。
「オメー、多田んとこのヤツだろ」

「え・・・・・、多田さんとお知り合いなんですか・・・・・？」
なぜこの人が多田さんを知ってるんだろう・・・・・？
「ああ知ってんぜ。久々に使えるヤツが入って来たって、多田のやつ喜んでたぞ」

多田さんというのは僕の勤めるホテルのオーナーで、元ＥＤＦの大先輩だ。
元、というのは語弊があるかもしれない。
僕らのほとんどは除籍でなくて除隊だから。予備役に就いているのだ。

多田さんは２０１７年の”終わりの始まり”の時からの軍人で、２年後のパニックの時にも活躍された。
僕は１９年入隊だから、多田さん始め先輩方の足跡を踏んで行っただけなのだ。
だから今こうして生きていられる。
入隊の頃から戦争が終わるまで、先輩方には随分とお世話になった。

「多田さんとはどちらで・・・・・？」
「ん、あいつとは同期なんだよ。たまに会って飲むからオメーの事は知ってる」
ああなるほど。・・・・・・え？
「同・・・・・・？ もしかしてＥＤＦですかっ！？」
「ああ。俺ぁオメーがまだ空母に乗ってる頃からライサン持って、精鋭ＵＦＯ追っかけ回してたんだよ。
今じゃこうして銀の玉追っかけ回してるってわけだ、ワハハ」
「せ・・・・先輩なんですね・・・・・」

数年前の１７年戦争終決のちょっと後ぐらいから、航空母艦イクシオンで僕はコックをやっていた。
１９年になるとまたインベーダーと戦争が始まり、イクシオンからも艦載機が飛んで行った。
だが第一艦隊が轟沈する頃、飛んで行った仲間たちもみな撃墜され、帰る者は居なかった・・・・・。
僕はその現実を目の当たりにし、艦をおりてＥＤＦに入隊したのだ。

そして１９年から始まった戦争も終わると、僕ら軍人は国からお金を貰いながらもそれぞれが働きに出る。
もちろんゆっくり休養を取る者もいたが、大体が復興支援に走り回ったり、市民の助けになるような事をした。
僕は避難所等に行って、救援物資でご飯を作ったり配ったりしていた。

そのうちにインベーダーのテクノロジーを取り入れた重機が開発され、街は驚くべき回復力でガンガン建て直されていく。
散り散りばらばらになった人々も都内に戻って来た。
もう僕らの助けはいらない。

僕は手に職があったので、また空母に戻りコックを続けた。
しばらく続けていたが、ある日ふと辞めてしまった。
艦上に上がり、真っ白い泡と浅葱色の海が混じっては消え、混じっては消えするのを見ていると、どうしようも無く泣きたくなるからだ。
散っていった仲間たちの事が思い出されて辛い・・・・・・。
僕と同じにまだ若かった彼らは、敵の攻撃で一瞬で焼かれ、海に沈んでいった。
将来のある命が、泡のように消えてしまったのだ。

まだ彼らが生きていた頃は僕も彼らに混じって、女の子の話やバカ話で盛り上がって笑ったものだった。
波にゆらゆらと揺られながら、次に陸に上がった時は何する、かにするとお互いに語り合う。
・・・・・・その中で陸に上がる事ができたのは僕だけだった。

そして、少し前に僕はついに軍艦とおさらばした。
死んだ人間はもう戻らないのだ。
戦闘機乗りでない自分だけが生き残った事を、何か悪い事でもしているように責めるのはもうよそう。そんな思いで地上に降りたんだ。
いや、違う・・・・・そんなんじゃ無い・・・・・・・・。
変な後ろめたさなんて無かった。単に海に飽きただけさ。・・・・・・そうだろ・・・・・・。
それに海上じゃ、女の子との出会いも無い。

そんな訳で、以前から声を掛けられていた多田さんの所へ行き、ホテルのレストランで使って貰う事になった。
僕のいるレストランは最上階なので、とても景色が良い。
彼女が居たとしたら、デートに連れて来たいような素敵な眺めだ。

「・・・・は現場でたまに見かけたぜ」
「・・・・・え？ ・・・・・・なん・・・・」

先輩に話し掛けられ、僕は我に返った。

「オメーは緊急回避が上手いって言ったんだよ。あの攻撃の雨アラレの中、ヒラリヒラリとよくもまぁあれだけよけられたもんだ。
オメーの回避は　ネ申　だった。神認定してやる」
「あ・・・・・はぁ・・・・・。あ、ありがとうございます！」
回避が神って・・・・・・。

まあ確かに僕は、逃げ足だけは速いって良く言われるけどさ・・・・・。
だって痛いのはイヤだし、死にたくないから敵の攻撃が当たらないように努力してたんだ。
・・・・・臆病者だから生き残ったのかもしれないな・・・・・・。

私怨

「あの赤波の時はどうしてたんだ？ うまく回避できたのか？ 自爆プレイか？」
先輩はタバコを揉み消すと聞いてきた。
「赤波・・・・・ですか。・・・・・確か僕、アサルトあたり持って、逃げ撃ちしてたような気がします・・・・・」
「ばっかオメーッ！ 赤波はマスレイだ！ マスレイ持ってぴょんぴょん跳ねてりゃいいんだよ」
先輩は呆れ顔で僕を見る。

え？ ・・・・・・マスレイ・・・・？ マスターレイピア？

「・・・・・マスターレイピアって・・・・・ペイル・・・・」
「オメーはバカか！ 女装すりゃいいだろが」
じょ・・・・・・。
先輩は戦場で女装してたんだろうか・・・・・。
「俺ら陸男は飛べねぇのがネックなんだ。あの足の速い赤アリ相手にヒィコラ走ってられっかってんだ。頭使えよ」
「はあ、す・・・・すみません・・・・」
僕はいつの間にか先輩にお説教を喰らっている。

「まあいい。そりゃそうとオメー、あの黒アリの酸、被ったか？」
「ええ、ええまあ。・・・・・・何度か・・・・・」
ＥＤＦであの黒アリの酸を被って無い者など、おそらくいないだろう。
誰もが被り、少し溶けたスーツを着たまま闘い続けた。
「お前らが酸だ酸だと騒ぐアレな、ありゃ精子だ」
「ブッ！！」
僕は予想もしなかった単語に、不覚にも噴いてしまった。

「ヘ、ヘンな事言うのはやめて下さいッ！」
「ヘンな事でも何でもねぇよ、ホントの事だ。皮膚に付いても痛くも痒くもなかっただろ？ だが服は溶ける。
それは「宇宙精子」だからだ。
それにあの体液が黄色かったのは、溜まってたからだ。
アリども、宇宙の長旅で溜まってたんだよ。で、思わず俺らに顔射ってわけだ」
「う、嘘だ・・・・・ッ！」
「嘘じゃねーよ。現実を認めろ。ありゃ　米青シ夜　だ。大体、体液ってのは精液と相場が決まってんだろ。
結城だってそのへん分かってて酸って事にしたんだよ。
あそこで精子だって言ってみろ。士気は下がるし、みんな本部に帰っちまうだろが」

言われてみれば、あのツンとした青臭い剥いたタケノコのような匂い、ドロッとした感じ・・・・・・。
そしてさっきＴＶで見た良質の堆肥・・・・・。
栄養たっぷりで、野菜がグングン伸びる堆肥・・・・・。
どう見ても精子です。
ありがとうございました。

「そうだ・・・・・・。もしまた戦争が始まったら、オメーにいいモンやる。俺のおさがりの武器をくれてやる」
「な・・・・何ですか？ 何をくれるんですか？？」
僕は少し嬉しくなって聞いた。
「鈍亀３号だ」
「え？ ドン・・・・・・・・・・・・・・・リヴァイア・・・・？」

いりません！

「あんな危険な物、扱いきれません！」
「ばーかオメー。オメーのようなヘッポコはヘリの操縦の上手い陸男の相方を選んでだな、ひたすら上から鈍亀撃ってろ」
「・・・・・・・・」
先輩はケタケタと笑うと満タンになったドル箱を脇に置く。
僕はカラになった箱を脇に置く。
「冗談だよ。もう戦争は終わったんだ、鈍亀を撃つ事も無い。いいから銀の玉打てよ、銀の玉」
先輩に促されて、僕は新たにドル箱を持って来た。

また３０分程経つ。

「先輩！」
「何だ」
僕はもうガマンできなくなって聞いた。
「どうして先輩の台はフィーバーの大連チャンで、僕のは飲まれっぱなしなんですか！」
「さあな」
「絶対におかしい！」
「わはははっ」

ひとしきり笑い終わると、先輩は自分のドル箱を僕の台に置く。
「そうだなぁ・・・・・・。
オメーがミニスカ穿いてだな、おっと勿論ノーパンだ。
イスに座ってパカっと股を開けばまぁ、１０万は出るだろうな。ひと開き１０万だ。やってみな」
「適当な事言わないで下さい！」
「わははっ」

この台はおかしい！ ありえない！
まるで遠隔操作されているようだ。
「まああれだ。せっかくＥＤＦの後輩に会ったんだ。なんかしてやらんとな」
先輩は立ち上がってウン・・・・と伸びをすると首を左右に振る。
「オラ行くぞ。うまいモンでも食いに行こうぜ」
ええ！？ ちょ・・・・・。
「先輩ッ！ このドル箱の山・・・・・・」
「いいんだよ、置いとけ。さっさと来いよ」
で、でも・・・・・・。

僕らは店を出た。

音の篭る空間に居たので、耳がキンキンする。
「いいんですか！？ あんなにあったのに・・・・・先・・・・・」
先輩は僕なんか待たずにスタスタ歩いて行く。
「先輩ッ」
めんどくさそうに振り返ると先輩は言った。
「いいってンだろ！ どのみち付き合いでサクラやってただけだ」
「桜？？」
「あそこは辻の店なんだよ」
「辻・・・・・先・・輩・・・・・・？」
要するに、先輩は僕のようなバカ鴨の餌だったって訳だ・・・・・。

先輩は口笛で、ＥＤＦのＨＱで良く耳にしたようなテーマ曲を吹く。
上機嫌だ。
「待って下さい」
僕は駆けて行って先輩に追いつくと、疑問に思ってる事を聞いてみた。
「あの、先輩・・・・・。さっき昼食済ませたばかりなんじゃ・・・・・」
僕だって昼後で特に空腹でも無い。
せっかく御馳走になるのに残してしまっては失礼にあたる。

「ばかオメ！ オメーは食いモンの事しか頭にねぇのか」
え・・・・・確か、美味いものでも食べに行こう・・・・・って・・・・・・。
「俺のかわいいホットロッドに会いに行くんだよ」
先輩は照れたふうにニンマリする。
「え？ まさか・・・・・女の・・・・・子・・・・？」
昼間っから！
それに”食う”って・・・・・。

「あっ！ オメーッ！！」
何だ何だ、今度は何だ！？
「オメー、・・・・・チェリーだろ」
「ち、違いますっ」
「じゃああれだ、素人童貞だな」
先輩は僕をいじめ始める。
「違いますッ！ 初めての人は・・・・・・その・・・・・・素人・・・・・でした・・・・・。
あの！ ・・・・・プ、プロに行った事は・・・・・ありません・・・・・」
「フ────────ン」
と、空を仰ぎながら生返事。
餌を取って来たツバメが巣へ入って行くのを眼で追っている。
何だか・・・・・聞いておいて無関心って・・・・・。告白損みたいな気分だ・・・・・。

僕はどんくさいけど、こう見えてもいっ時は彼女がいたんだ。
１９年の戦争が始まると僕はＥＤＦ、彼女は強制疎開で地方へ行く事になった。
必ず生きて帰るから、戦争が終わったら結婚しようって約束して、・・・・・・・・・・・・その時初めて結ばれたんだ・・・・・・・。
そして離れ離れ。

戦争が終わって彼女を探してみてもどこにもいない。
風の噂によると彼女は妊娠して、他の人と一緒になったんだそうだ。
なるほど、姓が変わったから見つけられなかった訳だ。

彼女は疎開先のシェルターで、励ましてくれた地元民と仲良くなって、嫁いでそのままそこに住んでいるらしい。
・・・・・遠くのひつまぶし（僕）より、近くの卵かけご飯を選んだんだ。
無理も無い。
あのインベーダーの圧倒的な軍事力を見せ付けられては、誰だって絶望する。
彼女にしても、僕がもう死んだものだと思ったんだろう。

きっと女の子には、ずっとそばに居てくれる男が必要なんだ。
僕は空母に乗ってる時から、彼女とそうそうしょっちゅう会えた訳じゃ無かった。
思えば彼女の事をあまり良く知らなかったんだ。
僕は本気だったが、彼女はそうでも無かったのかもしれない。
僕１人で盛り上がっていただけなのかも・・・・・・。

──僕が女の子とエッチな事をしたのは、後にも先にもそれっきりだ。
・・・・・先輩の言うように、チェリーというのもあながち嘘では無い・・・・・。

「よォなんか飲むか？」

先輩は僕の返事なんか聞かず、すでに買ったらしい缶コーヒーを放ってよこす。
「え、あ、ありがとうございます。頂きます」
それは微糖でもブラックでもなかったが、ほろ苦い思い出と共に飲み込んだので、少し苦く感じた。
「っふー、くつろぎのひと時だな」
先輩は販売機横にあるベンチに腰掛けると背もたれに両腕をかけ、占領する。
まるで僕に、ここは俺の席だから座るな、と全身で言っているようだ。
くつろぎのひと時を味わっているのは先輩だけ・・・・・。

先輩は缶コーヒーをクイと飲み干すと、腕時計を見る。
おそらくこれから”食べ”に行こうとしている店の、開店時間でもチェックしたのではないだろうか。
「ん」
そしてカラになった缶を僕に差し出す。
「・・・・・」
僕はそれを受け取り、空き缶専用のゴミ箱に捨ててきた。

戻ると先輩はタバコを口に咥えている。
今度は火をご所望だ。
僕はすかさず胸ポケットにしまってある先輩のライターで火を付けた。
「んん、センキュ」
先輩は煙を燻らせながら、電線にとまって会話しているような番いのツバメを眺めている。
そして長く煙を吐き出すと、
「コーヒーの後の一服はうまいなぁ・・・・・」
と、心からリラックスしたような顔を見せた。

僕は恐々聞いてみる。

「あの・・・・・これから行く店の子って・・・・・どんな感じなんですか？」
こんな破天荒な先輩が好む女性はどんなタイプなのか、少しだけ興味があった。
「うん、まあ・・・・・別に。フツーだな」
「・・・・・・（何て気の無い・・・・）」
「何だよ知りたそうだな」
「い、いえ・・・・そんな・・・・・」
「オメーがどうしても知りたいってンなら話してやってもいいがな。話すと長くなるんだよなぁ」

ここは知りたいって言うべきな所だな・・・・・。

「あの、・・・・聞かせて下さい・・・・是非・・・・・。その、女性の事・・・・・・」
「チッ！ めんどくせぇなあオイ」
一体どうしろと！
「・・・・・まあ・・・・あれだ。あいつもＥＤＦにいたんだ」
「そう・・・・なんですか。ペイルウィング隊ですか」
「ああ」
先輩はどことなく嬉しそうな様子で話し始めた。

「初めて会ったのは本部で待機してた時の事だ。
大勢居た他の奴らもそれぞれ持ち場に向かって、残りは俺と大黒、宝生、あと何人か。
まあ数える程しかいなかったな。
その中に様子のおかしなペリ子がいたんだ。
隅っこの方に座って、縮こまってるようだった。
俺はペリ隊の女隊長に事情を聞くと、戦地に向かわせても着くなり退却して、勝手に帰って来ちまうんだと言う。
困ったもんだと嘆いていたな。
俺は彼女に寄って、話し掛けてみた。
そしたら、行きたくなぁぃ〜なんつってしくしく泣いてんだよ。
何がイヤなのか聞けば、百足がヤなんだと。
蟲自体がイヤで生理的に受け付けないとか言ってな。
オメーそれじゃあどこにも行けねぇじゃねぇかとか思ったが、まあ女にゃありがちな話だぁな。
んで、特にムカデが嫌いなんだと。
ちぎれた部分が、じっと見つめてくる一つ目のようで、鳥肌が立つんだと」
先輩は親指でフィルターを軽く掻き、タバコの灰を落した。

「そこで俺は、こいつの為に一肌脱いでやろうと決めたんだ。
ちょうどその時迎えのヘリが到着する。
俺は大黒達に先に戦地へ行くように言って送り出し、俺が行くはずだった現場の隣りエリアにいる村木に連絡を取った。
そこが終わったらＶエリアも頼むっつってな。
疲れてた村木は渋ったが、その日は俺が新人のひよっこも何人か抱えてるのを知ってたから、貸し１つで頼まれてくれた。
・・・・・まあ・・・・・後で胡瓜を持ってかれたがな」

ハーキュリー・・・・・・。
僕なんかまだプロミネンスさえ持って無かったのに・・・・・。

「戻って来たヘリの給油が終わると、ぐずる彼女を乗せて２人で現地へ向かった。
Ｃエリアに到着すると、彼女をアーケードの下かなんかに待たせて、俺はムカデ退治をサクッと済ませる。
・・・・・・・お前も知ってる通り、あの宇宙百足は引っ付いて長くなる・・・・・わかるだろ？」
「ええ。わかります」

「ちょうどＣエリアのそいつらも真っ最中なのか、致した後なのか、繋がったまま余韻に浸ってるような感じだった。
何か囁き合ってんのやら、鳴いてんのやら、ビルに頭突っ込んでんのやら・・・・・。
大イビキかいて寝てんのまでいる。
俺はほんのちょっとだけ悪いなぁとは思ったが、全滅させた。
腹減りゃ人を喰うからな」

先輩はタバコを揉み消すと続けた。

「余談だが、リアルのムカデは無駄に殺すなよオメー」
「え？？ ・・・・・・・・どうしてですか？」
「あいつら番いで行動する習性があるんだ。
どっちか殺すと相方が必ず仕返ししに来るからな。知らずに毒刺されんぞ。
見かけたらそっとしとけ。
そうすれば悪さしない」

先輩は、本当か嘘かわからないような話を大真面目に話す。
土台無理な話だ！
害虫を殺すなだなんて・・・・・。
しかし、何かの神の使いだと言う話もどこかで聞いた事がある。

「ムカデ退治が終わると彼女の所へ戻って、無理矢理連絡先を聞き出した。
彼女にしてみりゃ恩があるんだ。言わねぇ訳には行かねぇよな。へへッ」
「・・・・・」

僕はコーヒーを飲み終えると、カンを捨てて戻って来た。

「彼女を本部に送り返すと、俺はその足で本来の持ち場に向かった。
まあ、村木がほぼ一掃してくれてたけどな」

先輩は、電線にいたツバメが餌を取りに出掛けて行くのを見送ると、続ける。

「その晩、彼女に電話してみた。
ちょっと話するといきなり、どうしよう〜っつってまた泣き出すんだよ。
聞けば明日Ｄエリアに行かされる事になったらしい。
今日のＣエリアのムカデ退治が評価されて、Ｄエリアのでけぇやつも任されたんだと。
長いのいやぁ〜っつって、もンのすごい嫌がりようだ。
何で長いのがイヤなんだよ？ 壮観じゃねぇか。
龍が躍り狂ってるような見事な眺めだ。
でんでん太鼓ってのか？ 薄手の振りつづみみたいなの片手に持った、ちゃんちゃんこ着たような奴が頭に乗ってそうだよな」

いや乗れないし！ 溶けるし！ 落ちるし！

「俺は明日オフだったが、しょうがねぇから一緒に向かう事にした。
他のペリ子達に見られるからってんで、俺は別のヘリで現場に着ける。
そんで、でかいの一発かまして宣戦布告だ。
あちこちからざっこざっこと行進して来る千切れたやつらを、ちょいちょいのちょいっと片付ける。
他の隊員がアーマーだなんだと拾い集めてる隙に彼女を探し出し、顔だけ出して帰って来た。
ガクガク震えててなぁ・・・・・・。
見てらんねぇよ」
「先輩、面倒見の良い所あるんですね」
「ばーか、そんなんじゃねぇよ」

先輩は照れたのか、鼻でふんと笑うと続ける。

「ロンドンで大量に人が死んでＥＤＦも人手不足の為か、彼女のようなひよっこを地道に育ててる暇は無かった。
敵が出りゃドンドン戦地に新人を送り出す、返り討ちにあう、奴らに喰われる、奴らが増える・・・・・・とまぁ悪循環だ。
だがひよっこでも戦地に送るしか無かった。
それしか手が無かったんだ。
例に漏れず彼女も、ほぼ初期装備のまま駆り出されてた。
俺は彼女を死なせたくなかったから、ペイルの副隊長に掛け合って、武器を売って貰った。
・・・・・・・あの女、足元見やがって・・・・・・」

先輩はどうやら副隊長にぼったくられたらしく、苦い顔をした。

「彼女は防衛が終わって、部屋に戻ると俺に連絡して来た。
明日は休みだからゆっくりできるっつってな、礼を言われた。へへ。
そこで俺はすかさず会う約束を取り付ける。
次の日、俺は防衛をとっとと終わらせて彼女に会いに行った。
手土産持ってな。
マスレイとＡＣだ。っあ〜、狙撃用のレーザー砲な。
仲間の居ない所でブン回すように言って渡したら、そこそこ喜んでたっけなぁ。
笑うとカワイイんだこれが・・・・・」

先輩はニヤリとする。
きっとそこで”食べて”しまったに違いない。

「俺は紳士だからすぐには手を出さない。
ラボの方には新しいスプレーを開発するようにけしかけてだな、彼女の元へはリペアスプレーを持って、マメに通った。
彼女は現場で吹っ飛ばされたり転んだりで、生傷が絶えなかったからだ。
あの奇麗な色白の肌が台無しになるのを見てられない。
俺は傷を一つ一つ丁寧に治してやった。
そのうちに激戦区に行かされるようになると、彼女に傷が増えてくる。全身だ。
服を脱がして治療してるうちに、ついムラムラ来てなぁ・・・・・・・・・・やっちまった」

ああやっぱり・・・・・。

先輩はビシッ！ と僕を指差すと言った。
「俺は感動した！」
「な、何がです？」
「何と！ あいつ・・・・・・・・・・・処女だったんだぜ」
「はぁ、そうですか」

別に珍しくも何とも無い、世にチェリーは溢れていると思う。
それとも・・・・・・僕がそう思い込んでいる・・・・・・・だけ・・・・・・？
「あの瑞々しい色気で、悪い虫を寄せ付けないでいたたぁ驚きだ」
いやあの・・・・・・・しっかり悪い蟲に寄られて食べられてしまったようですが？

「彼女の戦果は上々だった」

先輩は立ち上がって、歩き出した。僕もそれについて行く。

「彼女はペリ隊で重要なポストに就くぐらい、優秀に育って行った。
新しい武器もたくさん手に入れ、効率的に殲滅できるようになり、新人の教育も任されるようになった・・・・・・・・・・・・・・。
今じゃ俺より強くなりやがって！
・・・・・・・くっそぅ・・・・・・・・。
出会った頃はそれこそ、オニンギョさんのようにかわいかったのになぁ・・・・・。
ウブで、純情で、会う度に迫っても拒まなかった。
・・・・・・懐かしいなぁ・・・・・・。
あの頃は生きて帰りゃあ、ご褒美にやらせてくれたもんだ・・・・・・。
生きてる事を確認し合うように抱き合って、お互い貪るようにやった・・・・・・・。
それが今じゃどうだ！
金払わねぇと会えねぇときたもんだ！！ 一体どういうこった！！！」
「せ、先輩・・・・・」

先輩は苦り切った顔をする。

「ま、仕方ねえ。金払やぁ会えんだ。払やぁ済むこったな」

・・・・・・・・・へ？
今さっきの渋い顔はどこへやら、先輩はカラッと晴れきってしまった。
何と転換の早い・・・・・・。

「あ、あの〜・・・・・・先輩？」
僕は彼女がどうして先輩を避けるようになったのか聞いてみた。
「まぁたオメー、まぁた話させんのかよ。
長くなるっつってんだろ？」

先輩はまためんどくさそうにする。
今度は本当なのかもしれない・・・・・・。

「いえ、あの・・・・・・その・・・・・やっぱりいいです。ごめんなさい・・・・・・・」
「オメーは！ 何だオメーは！ こンの肩透かし野郎！ 聞きたくねぇのかよ！」
「ひっ！ すす、すいませんっ、是非聞かせて下さいっ」
「・・・・ったくオメーってやつは・・・・・・・無理ばっか言うやつだ。
めんどくせぇってンだろ？
先輩をくたびれさせる悪い後輩だなオイ」
「・・・・・」
「しゃあねぇから話してやる」

もうどうしようも無いよこの先輩・・・・・・・僕の手には負えない・・・・・・。

「皇帝都市を墜っことして戦争が終わった。
だがまだあちこちに蟲がいやがる。
そいつらを捕獲すんのにいろいろ派遣されただろう、お前も」

先輩は振り返って僕に言う。

「ええ、はい。僕は日本国内でした」

戦争後期に入隊した者は大体は国内で動いていた。
海外に送り出されたのは、志願した者か、初期から生き残っている少数精鋭部隊だけだった。

「俺はまずロンドンに行けと言われた。
いつ帰れるかわからんから、あいつに一緒に来いってかなりしつこく言ったんだがな、待ってるっつーんだよ。
荒れた国内を建て直したいっつってな。
しょうねぇから俺はロンドンに飛んだ。
まあ仕事は簡単だ。
お前も知ってる通り、アリ捕まえたりクモ捕まえたりだな。
仕事が終わるとあいつに電話する。が、時差もあるからいつも決まった時間にしかかけられねぇ。大体がメールだ。
寝てっとこ起こしたくねぇからな。
だが電話は電話でほとんど留守電になってやがる。
折り返しかけて来るでも無し。メールの返信も無い。
そのうちに日本で、回線の大規模な工事かなんかを始めたらしく、メールも届かなくなっちまった。
これはマズイってな状況だ。
ロンドンも落ち着いたし、俺はもう帰国したかった。
が、隊長に強く頼まれて、頭下げられて、やむなくあちこちに飛ぶ事になる。
ＮＹ、マイアミ、シアトル、イタリア、オタワ、パリ、シドニー、トロント、アトランタ、ボストン・・・・・・・。
もう何でもアリだ」

先輩は僕に苦笑いしてみせるとタバコを取り出す。
僕はすかさずライターを持ち、火の用意をした。が・・・

「貸してくれ」

先輩は僕の手からライターを取ると自分で火を付け、タバコのボックスの中にライターをしまい込んだ。

「やっとこさ日本に帰って来りゃ、ツンツンしやがって素っ気無い。
回線の不備で連絡取れなかった事も信用しやしねぇ。
・・・・・俺がパツキンのロンドンっ娘と、よろしくやってるもんだと思い込んでたんだ。
いまさら何、とか言われてなぁ。
気付けばいつの間にか引越しして風俗で働いてやがる。
女ってやつぁ、そばにいて捕まえとかないとダメだな」
「どうして・・・・・・・そうなったんでしょう・・・・・」

先輩は溜め息のような煙を吐き出すと続けた。

「なんかのリハビリらしい」
「リハビリ？」
「ああ。
あの戦いが終わって平和になってからも、ペリ子や陸男達は悪夢に魘され続けた。
トラウマってやつだな。
悪夢だけじゃない。
普通にしてるのに急に呼吸が苦しくなったり、脈が上がって冷や汗が吹き出るそうだ。
ＰＴＡナントカ？ シンガイなんとか？
そんな症状を訴えるＥＤＦが大勢いて、中でも女が多かったらしい。
あいつもそんな女の１人だ。
なんでも治療の専門家に言わせると、何か人様の役に立つ事をしてると癒されるんだそうだ。
それで何故か風俗でご奉仕って訳だ。
おかしな話じゃねぇか、俺らＥＤＦは充分人様の為に戦ってきた・・・・・・」
「そうですよね・・・・・・」

「・・・・・・・・あいつがＥＤＦに入ったきっかけは、復讐だった。
倫敦騒乱のあと都内に出やがったアリに、家族や友人が目の前で喰われたんだよ。
そして天涯孤独の身になった。
敵を討つ為にペリ子になったはいいが、所詮新人、どうやったって弱っちい。
ペイルの仲間も逃げ惑う市民も、目の前でどんどん喰われていく。
・・・・・・お前もＥＤＦやってりゃわかるだろうが、１人を餌にして大勢を逃がすという選択を迫られた筈だ。
場合によっては一般人を囮に、自分が逃げる事もある。
奇麗事じゃねンだよ戦争は。
まず自分が生き残んなきゃ、人なんか助けらんねぇだろ。
ブチ切れて敵に突っ込んで行くピュアなやつもいたが、大体がお前のようなブルッてたやつが生き残る。
それでいいだろ、生き残ったんだ、それでいいじゃねぇか。何故自分を責める必要がある？
・・・・・・そこを割り切れねぇのが女なんだな。
あいつらの方が責任感が強いのかもしれねぇ」

責める・・・・・・・。
僕も一時期自分を責めていた時があったな・・・・・。

「あいつはきっと、たくさんの犠牲者の上に自分の命が成り立ってると思ってるんだ。
罪悪感に苛まれてる。
自分がもっと強かったら、もっと大勢助けられた。
そうやって自分を責めてるんだ。
だから今、戦争で奥さんや婚約者を亡くした男ばかりを相手してる。
罪滅ぼしのつもりなんだな。
見当違いの懺悔だ」
「なんだか・・・・・・かわいそうですね・・・・・」

「それでいながら男不信ときたもんだ！」
「え？」
「男を憎んでる」
「先輩の・・・・・事を・・・・ですか？」
「俺のこたぁ前からだ」

先輩は短くなったタバコをゴミ集積所の前で踏み、歩いて行く。

「詳しくは言いたがらないが、俺が日本にいない間いろいろあったようだ。
・・・・・思うに詐欺られたんだな」

あ・・・・・なんとなく記憶が・・・・・。
戦争も終わって街も立ち直ってきた頃、元ペイルウィング隊の女性をターゲットにした詐欺が流行ってたらしい。
何人も騙されたって、僕の耳にも入ってきたな。

色々なパターンがあった。
親族のフリをして振り込ませたり、戦争孤児を救う為と偽って集めた善意の金で私腹を肥したり、結婚詐欺だったり・・・・・・。
一番やっかいなのが、お前が助けなかったからうちの誰々が死んだ！ などと言って泣き脅しをするやつだ。
真に受けて心を病む者もいたらしい。

僕らＥＤＦの生き残りは、国や派遣先の国から莫大なお金を定期的に貰う。
普通には使い切れないぐらいだ。
寄付に回す人も珍しく無い。
だから詐欺に遭っても財布の方は痛くも痒くも無いのだが、騙されてたという事に気付いた時のショックが痛いらしい。

「・・・・・専門家にもいろんなのがいてよ、とにかく何かに依存して、辛い事から目を背ける事が大事だと言い切るやつもいる。
脳内麻薬を常にドバドバと出し続けて、いい気分になるべきなんだと。
そこでセックス依存症のススメとか言いやがる。
我を忘れてパコパコしてりゃ、いつの間にか癒されてるっつーんだよ。
どんなトンデモ論だよ！
・・・・・・・・まったく・・・・・・・・」

先輩の彼女はそれを信じたのだろうか・・・・・・・？
なんと言う・・・・・・。
いや、しかし・・・・・・・・悪夢で気が狂いそうになったら、藁をも掴む思いでしがみ付くのかもしれない・・・・・・。
誰でもそうなる可能性はある・・・・・・。
僕だって追い詰められたらどうなるかわからない。

「お、ここだ」
「え！？ こ、ここ？？」

先輩は急に立ち止まると、小奇麗でこじんまりとした店に入って行く。
僕は拍子抜けしてしまい、おしゃれな字体で書かれた店の看板を見上げた。
読めた自信は無いが、”パティセリー（？）エクレア”とある。
これが風俗店？？ ・・・・・どう見てもケーキ屋だ。
僕はわけもわからず、先輩についてケーキ屋に入って行った。

「・・・・・ああそれと、それもな。あと、一番売れてるやつは？」
「こちらです」
「じゃあそれも入れてくれ」
「かしこまりました」

先輩は注文し終わるとシートに腰掛ける。
僕もシートに腰掛けると、堪らず聞いてみた。もちろん小声でだ。

「ここが・・・・・その・・・・・そうなんですか？」
「ばっかオメー、ここが風俗に見えんのか？ やべーぞオメー」
「そっ・・・・・」

そんなに通る声で言わないで下さい！
ほら案の定、バイトの学生が顔を強張らせてしまった。
聞こえてないフリをしてくれている優しさが沁みる・・・・・・。

「お待たせ致しました」

ケーキの箱と紅茶の瓶を袋に入れ終わると、学生は先輩と目を合わせてしまった。

「俺のツレ、とんだどスケベ男だよな」
「ぅくっ・・・・・！」

学生は思わず吹き出しかけた。
先輩は素のままお札を置く。

「ほらほらあんまこっち向くな。気を付けねぇと今夜のオカズにされんぞ」
「先輩ッ！」

やめて下さい！
先輩はおつりを受け取りながら、紅潮した学生を見てにやにや。
こんな純朴そうな子をからかうなんて、趣味が悪すぎる・・・・・・。

「ヤローなんてのはみんなこんなもんだよ」

と洗脳。
歪んだ価値観を植え付ける。

「店長によろしく。じゃ、またな」
「ありがとうございましたー」

声が上ずりがちな学生を背に、僕らは店を後にした。
少し歩くと先輩が話し出す。

「あそこ、エクレールの経営者もＥＤＦだ」
「そ、そうなんですか？」
「・・・・・佐野っつってな。
お前のようなヘタレで、パニクって１人で逃げ出すようなやつだが悪運が強い。
生きてるのが奇跡なくらいの状況を切り抜けて、いつも無傷でひょっこり帰って来たりする。
森をヒヤヒヤさせてたな」

佐野さん・・・・・。
僕のちょっと前に入った先輩だ。
防衛戦の日々が、フッと僕の脳裏を駆け巡った。

全国規模で地表に出た巣穴を塞ぐミッションの時に、ビル跡に隠れてたら、僕と同じように隠れてる人と一緒になった。
僕らは傷の応急処置をしたり、得物のリロードをしながら黒アリの様子を窺っていた。
アリ達は行列を作って、近くの工場を襲撃している。
サトウキビの加工工場だ。
工場から何やらたくさん運んで、せっせと巣穴に持ち帰って行く。
僕らにはまるで気付いていない。
そんな折、彼がふふっと笑った。
そして、防護スーツが破れて血を流している左腕を簡単にリペアし、その上にきつく布を縛りながらぽつりぽつりと語る。
戦争が終わったら、ケーキ屋を始めたいとの事だった。
彼が言うにはパリで修行中に戦争が始まったので、ケーキどころじゃ無くなり、ＥＤＦに入隊したのだそうだ。

「自分の店を持つのが夢なんだ」

そう言い終わると彼は駆けて行き、巣穴にミサイルを撃ち込んだ。
メット越しの顔が良く見えず、一体誰なのかわからず仕舞いだったが、・・・・・今思えば、あれが佐野さんだったのかもしれない。

「先輩、そのケーキは彼女へのおみやげなんですか？」
「ま、そんなとこだ。スイーツってやつだな」
「やさしい所があるんですね」
「そんなんじゃねぇってんだろばーか。女はガリガリじゃねぇ方がいいだろオメー」

僕も自分のレストランをゆくゆくは持ちたいけど、今はまだそんな気にはなれないんだ。
今は気楽な使用人でいたい。

「あれだ」

先輩は向こうの方に見えるビルを指差す。
それは繁華街からだいぶ外れた所にポツンとあった。

「あ、あれは・・・・・」

確かＥＤＦ関係者が運営する、全国ネットの風俗ビルだ。
一説では、詐欺の餌食にならないようにペイルの女性を匿っているという噂も聞く。
ビルが近付くにつれ、”確か”は”確信”に変わる。
ビルの敷地は高い塀で囲まれ、あちこちに監視カメラ、警備員が配置されている。
門の前には守衛がいて、先輩の免許証を何かの機械に入れて読み込んでいる。

「結構です。お入り下さい」

ビルには『ホーリーランスグループ　　　ヘヴンズゲート』とある。
なんだか意味深だ・・・・・。
先輩についてビルに入るが、妙に緊張してきてトイレが近くなってしまった。
僕は先輩に断って、トイレに向かう。
先輩はその間に受付を済ませると言っていた。

「・・・・・ふぅ」

やたらと広くて豪華な造りのトイレだ・・・・・・。
風俗って、場末ってイメージがあったのだが、こんな高級な雰囲気じゃ僕が場違いだ。

「・・・・・・にはちゃんと話しつけてあんだから心配すんな」
「し、しかしながらですねお客様・・・・・、女の子の方からですね、お客様の事はお断りするようにと・・・・・」
「んなこたわかってんだよ、いつもの事だろ。
いいから小切手受け取れよ。
あんたの立場は悪くしない、俺からうまく言っとく。
気になるならここで森に電話して聞いてみなって。だいじょぶだよ」
「は、はあ・・・・・」

僕はフロントでの先輩と支配人のやり取りを、遠巻きに見ていた。
近寄るに寄れなかったのだ。
そこへ先輩が僕を手招きする。

「来いよ」

フロントに行くと、先輩は本のようなのを広げて僕に渡して来た。

「どの娘がいい？」

その本には奇麗な女の子の写真と、源氏名のようなのが書かれている。

「せ、先輩は・・・・・」
「俺はもう決まってんだよ」

先輩は本を捲る僕の横で上機嫌だ。
おそらくこの、ＮＯ.１人気のリサ嬢あたりだろう。

「・・・・・っあﾞ〜、なかなか決まんねぇやつだな」

どの子もかわいい・・・・・決められないよ・・・・・。

「ああもういい！ この娘」

先輩はＮＯ.２とあるナナ嬢を指名した。

「かしこまりました」

支配人はキーを２つ取り出し、僕らに渡して来た。
エレベーターには案内役らしき人も一緒に乗り込むが、先輩は案内を断り、僕ら２人だけで上に上がって行く。
僕の心臓は早鐘を打ってやまない。
だってこれから高級娼婦とにゃんにゃんするのだ。
普通でいられる訳が無い・・・・・。

「着いたぜ」

エレベーターは最上階の３３階で開いた。
先輩はさっさと歩いて行く。

「俺はこっちだ。お前は多分あっちだな」

僕は貰ったキーとドアを見比べて回る。
広いなあ・・・・・。
おそらく先輩はもうとっくに部屋に入ってしまったのだろう。

「あ・・・・・あった。ここか・・・・・？」

僕はキーを差し込み回してみる・・・・・開いた・・・・・・。
おそるおそる中に入って行くと、奥から奇麗な女の子が歩いて来た。

「あら、いらしたのね」

僕は思わず固まってしまった。
あまりにもかわいいからだ。
写真とは比べ物にならない。本物の方がずっといい。
ドアを閉じようとしたその時だった。

「やめて！ 帰って！」

先輩の行った方から声がした。

「触らないで！ 何しに来たのよ！！」
「ナニしに来たんだ！」
「いやぁ！」

人が駆けて来る音が近付く。

「待ってくれ！」
「いやああああぁぁぁ〜〜〜・・・・・・っ」

僕は通路に出て丁字の方を見ると、金でロングのナイトドレスを着た人が小走りに行くのが見えた。
さらさらの髪をなびかせ、ちらと見えた横顔のそれで、美人とわかる。
その後を追い駆けて行く先輩・・・・・・。
相当に嫌がられているようだ。

「ウフフッ、いつもああなのよ。さ、入って」

ナナ嬢に促されて僕は部屋に入る事にした。
ドアを閉める間際に、リサ嬢を担いだ先輩が見えたような気がした・・・・・。
僕がドアを閉めると、鍵が掛かる。
ナナ嬢は僕の手を引いて行き、豪華な調度品が設えてある広い部屋に入ると、僕をレザーのソファに座らせた。

「今、何か飲み物を作るわ」
「・・・・・・・」

・・・・・全てが眩し過ぎて、僕は顔も上げられないでいた。

「どうぞ」

ナナ嬢はカラフルなカクテルを僕に差し出すと、僕の隣に座る。
そして僕の左手を取ると、やわらかい両手で包み込んだ。

「よろしくね」
「よ・・・・・・よ・・・しく・・・・・」

僕はロレツも回らない有様だ・・・・・かっこ悪い・・・・・。

僕は何を話して何をしたら良いのか分からず、カクテルに手を伸ばした。

「・・・・いただきます・・・・」

カクテルを味わう余裕も無い程、僕は興奮していた。
・・・・・隣りで座る彼女の方から、香水の良い香りが漂って来るからだ。
酒どころでは無い。
もともとアルコールは強い方じゃ無いのに、一気に半分ぐらい飲み干してしまった。
彼女はそんな僕を見てクスッと笑う。
僕は何か話題を振らなければ、と焦って来た。

「あ、あの・・・・・聞いていい？」
「ええ」
「さっき・・・・・いつもあんなだ・・・・・って言ってたけど、・・・・・そうなの？」
「ええそうよ。リサちゃんいつも逃げ回ってるわ。・・・・結局捕まってしまうけど。
あのお客さん、強引なのよ」
「そ・・・・・そうなんだ・・・・・」

僕は酒が回って来たせいか、少しクラクラして来た。
・・・・・・いやきっと、彼女の香水にクラクラしてるだけなんだろう。

「ね、知ってた？」
「何をだい？」
「ここはね、ＥＤＦの男の人は来ちゃいけないのよ」
「エエッ！！？」

僕ＥＤＦだよっ！

「ふふっ。やっぱり知らないのね。本当は入店禁止になってるの。
でもあのお客さんは、支店長を通して強引に入って来るのよ。
いつも大金を置いて行くから、お店としては文句は言えないのよ。
支店長もあの人は上客だからって言って、歓迎してるわ」

やはり金で買収していたのか・・・・・。

「あの・・・・・、リサちゃんはどうして先輩の事あんなに嫌ってるのかな・・・・？」

僕は酒のせいか、だんだん饒舌になって来た。

「リサちゃん、その後お仕事にならなくなっちゃうの。
・・・・・きっと、本当はあのお客さんの事、好きなのよ。
私、女だからわかるわ」

そう言うものなんだろうか・・・・・。

「私も少し、貰っていい？」

彼女は僕の手からカクテルを取ると、口を付ける。
僕はぼんやりする頭のまま、カクテルを飲む彼女を見るが、どうも視線が胸元にばかり行ってしょうが無い。

「おいしい」

酒のせいだろうか？
僕は何かおかしな事になっている。
舌で唇を舐める彼女の手からカクテルを取り返すと、グッと飲み干してしまった。

「僕は酒が弱い筈なのに・・・・・」
「うふふっ、おかわりする？」
「も、もう無理だ・・・・・」

酒が回ると同時に、なんだか変にみだらな気持ちにさせられる。
彼女の着た、美しい銀のドレスでさえ淫蕩な印象を受ける。

「・・・・・なんだかヘンなんだ・・・・・」
「ごめんね。
本当の事言うとね、初めてのお客さんには媚薬を入れる事になってるの」

なるほど・・・・・。

それなら全て、淫剤のせいにしてしまおう。
・・・・・というズルい気分になって来る。
僕は彼女を抱き寄せ、その唇に吸い付いた。

「待って、待って。
お風呂に入ってからにしましょう」

僕はすっかりプロのペースに乗せられてしまった。

僕は彼女に手を引かれてバスルームに向かう。
そしてはにかみ屋の僕が、どういう訳か恥じらいも無く全裸になる。
僕は彼女のドレスも脱がしてしまうと、抱き締めてキスしようとした。

「うふふ、ダメよ」

彼女は人差し指を僕の唇に当て、するりと僕の腕を抜けるとドアを開け、浴槽にドボンと飛び込んでしまった。
大きな大きな丸い浴槽にはジャグジーが付いていて、予め入れておいたらしい入浴剤の為、泡立っている。
僕も泡に誘われるように浴槽に入って、湯に浸かった。

「はい」

彼女はきめ細やかなクリームのようになった泡を両の手ですくい、僕の頭の上に乗せてきた。
そしてクスクスと笑う。
彼女が泡をすくって、また乗せようとする所を僕は捕まえようとした。
が、するするとうまく逃げられてしまう。
僕は躍起になって追いかける。

「きゃあっ」

やっと彼女を捕まえた。
だが捕まっているのは僕の方だった・・・・・。
彼女は僕の固くなったものをしっかりと握り、僕の目を覗き込む。
そしてやさしい唇で僕の唇を塞いだ。
僕は目を閉じて彼女と舌を絡ませ合い、お互いの粘膜を味わう。
僕が強く彼女を抱き寄せようとすると、途端に身動きが取れなくなる・・・・・。
彼女が指先で僕の亀頭をなぞるからだ。

「・・・・・・・・・・」

僕が大人しくなるとまた濃過ぎるキス。
僕が暴走しそうになると操縦桿を操作。
そんな仕打ちを何度も何度も何度も何度も・・・・・・・・。
・・・・・・・なんて事だ・・・・・・・。
僕はアッと言う間に乗りこなされてしまっている。
このまま・・・・このまま・・・・・・・。

「おあずけ♪」

そう言い彼女は急に僕を現実に引き戻すと、サッとフロを出て行ってしまった・・・・・。
なんと言うヒドイおあずけだ！
僕の亀さんがどんどん切なくなって来る。
もうタダじゃおかない。
僕も彼女を追ってフロを出た。

かろうじて一物が隠れるくらいの小さなフェイスタオルで股間を隠し、濡れた体のまま広い部屋をウロウロと歩き回って彼女を探した。

「・・・・・！！」

彼女はベッドの上に座っていた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・ペイルウィング隊のスーツを着て・・・・・！！

「・・・・・なんて事だ・・・・・こんな・・・・・こんな・・・・・・・っ！」

僕は異様な興奮を覚え、襲い掛かろうとしたが、テーブルの上の物が視界に入った。
迷わずテーブルに寄り、手に取ってそれらを見る。
おそらくこう使うのであろうと思う方法で、僕はそれらを身に着けていく。
ギザギザになった長い手袋のような物を着け、これまたギザギザになった長い靴下のような物を履く。
お次はベルトにくっついたような、尖んがった卵型の大きな尻を僕の尻にくっつけて、ベルトを締める。
そしてかぶり物の蟻の頭をすっぽりとかぶる。
驚くべきは、ちゃんと触覚がくの字になっている所だ。芸が細かい。
細かいのは眼もだ。
・・・・・・・・複眼になっている。
僕はもう完全に蟻に変身してしまい、四つん這いになった。

「ッシャアァッ！ ッシャアアァァッ！！」
「さあ蟻さん。甘いアメをあげるわ。今日もしっかり働いてね」

彼女はアメの袋を剥き、口に含むと僕の方に歩み寄った。
僕はすかさず彼女を捕らえようとしたが、難無くひらりとかわされる。

「あ、蟻さんっ！？」
「ッシャアァッ！」

彼女はギョッとした風に後ずさって逃げる。
僕はそれを四つん這いでシャカシャカと追い駆けて行く。
が、慣れない複眼のせいで、あちこちに頭をぶつけた。
眼が回ってきたようだ。
しかし彼女を喰ってしまわない事には、気が済みそうに無い。
こんな事で負けられないのだ。

「いやあぁっ！ 蟻さんっ！？ あんなに大人しい蟻さんが・・・・・！ 一体どうしたの蟻さん！」

僕はあたかも赤蟻の如く彼女を追い詰め、絨毯の上に押し倒した。

「蟻さんッ！？ キャアアアアァァァァ──────ッ！！」

彼女はジタバタと僕の下から逃げ出そうとするが、暴走した蟻には敵わなかった。
激しく頭を振るのでペイルメットが脱げてしまう。

「助けて蟻さんっ！ やめてぇぇっ・・・・！」

蟻は、スーツから伸びる彼女の手足を舐め回し、奇声を上げる。
怖がって嫌がる彼女。
その怖がる彼女の口に舌を突っ込み、甘い口内を余す所無く舐めて吸う。

「・・・・ングウゥッ！ ウウッ！ ンン〜〜ッ・・・・・」
「シャ─────────ッ！！」

蟻に容赦は無い。
彼女の下着をひん剥き、丸くて弾力のあるヒップにむしゃぶり付く。

「ひいぃっっ！」

蟻は形の良い両の肉を揉みしだき、蜜の溢れる場所を舌で執拗に責める。

「ア・・・・・ア・・・・・・・ッ・・・・・」

ペイルが無抵抗になってきたのをいい事に、蟻は彼女の背中のチャックを下ろして胸を露わにした。

「イヤッ・・・・」

彼女を転がし仰向けにさせると、蟻は彼女の柔らかい胸に顔を埋めた。
ひとしきりその柔肌に溺れると、溺死する前に蟻は顔を上げる。
白い胸を複眼でじっと見つめ続けると、彼女は胸の頂を自動的にしこらせていく。

「そんなに見ないでえぇぇ〜〜ッ」

もう充分にしこったという所で、蟻はやさしく乳首を舐め上げる。

「っっ！」

彼女はビクッと体を震わせた。
蟻は彼女の弱点を見付けたとばかりに得意になって、乳首の周りに舌で円を描く。

「ああ・・・・・・や・・・・・・・やぁ・・・・っ・・・・・」

彼女の唇が震え、息が上がり、頬が上気しても蟻は舐めるのを決して止めなかった。
蟻にはお目当てがあったからだ。

───蜜だ。

蟻は彼女の蜜が欲しいのだ。

「ダメ・・っ・・・ダメ・・・・・・・やめて・・・っ・・・・蟻・・・・・・・さ・・・・・・」

彼女はハアハアと甘い溜め息をつき続け、瞳が潤んで来た。
蟻はそろそろ蜜が欲しくなり、宇宙唾液のいやらしく光る胸から股間へと顔を移動させた。

───蟻というのは冬に備えての働きっぷりを見ればわかるように、貯蓄型だ。
おいしいものはとっておき、後でじっくり味わうのだ。
この蟻も同じである。
おいしい蜜が溢れ出したからといって、すぐさま貪るようなマネはしない。
あんなバカなキリギリスと一緒にされては困るのだ。

「・・・・・・ふぅ・・・・・っあ・・・・・ああぁ・・・・・・ん・・・・・・ッ」

蜜には触れず、その周りの太ももや下腹部、淫核をやさしく唇で挟む。
彼女のかすれたような声が蟻を刺激し、もっと蜜まみれにさせてみたくなった。
蟻は敏感になった彼女の淫核を舌先で転がし続ける。
彼女の内部からは蜜がどんどん溢れかえり、もう手が付けられなくなって来た。
そこで蟻は柔らかい舌先でかすかに触れる方法は取り止め、少し強くした激しい舌の動きで責め立てる。

「やっ・・・・・・や・・・・・・・ぃゃぁっ・・・・・・」

彼女は身を強張らせた後に顎を反らせ、脱力した・・・・・・・。
蟻は満足げに花びらを見物していると、息も整いきらない彼女が恥ずかしがって脚を横に閉じてしまった。
蟻としてはヒクヒクする花びらをもう少し眺めていたかったのだが。
仕方が無いので、ヒップの方まで広がってあやしく光る蜜をちろちろと舐める。
ぬるぬるのそれは蟻の舌に絡みつき、薄塩の上品な味わいが口の中に広がる。
纏わり付く蜜を味わっているうちに、蟻はもう辛抱堪らなくなってしまった。

「な、なに・・・・？ イヤッ！」

蟻は彼女を四つん這いにさせると、宇宙陰茎を蜜壷の中に突っ込んだ。

「シャ・・・・・・・アァッ・・・・・！」
「ひっ、ひあぁっ」

吸い付き包み込まれる快感に、蟻は地球での目的をど忘れし、ひたすら腰を振って打ち付ける。

「アッ・・・・・蟻さんッ・・・・・ヒィッ・・・ゃめ・・・・ダ・・・・・・アアアアァッ」
「シャッ・・・・！ シャッ・・・・！！ シャッ・・・・！！！」

なかでの蟻の陰茎はみるみる硬くなり、動きも激しさを増す。
頭の中でＥＤＦ達の断末魔が聞こえる。
さ！ 酸だァ─────────────────────ッ！！！！

「あっ！ ・・・・・・アアァ───ッ！！ アッ！ アァッ！！ ううッ！・・・・・！」

なんて事だ・・・・・・・！
溜まりに溜まった宇宙精子は意志とは無関係に、勝手に放出されてしまった・・・・・！
どう見ても早漏です。
本当にry

「ハァッ・・・・・・ハァッ・・・・・・・ハァッ・・・・・・ハァ・・・・・・」

蟻は陰茎を抜き彼女と横向きで抱き合うと、急に湧いて来た愛しさが抑え切れず、強く抱いて口を吸った。



───以上は全て蟻がしでかした事であり、僕とは全く無関係である。
このシャイな僕がこんな事やあんな事をできる訳が無い。
薬でも盛られない限り、絶対に有り得ない事だ。

暫らく余韻に浸って、彼女の髪を撫でていた僕は我に返った。
僕らは絨毯に横になっているじゃないか。
彼女が冷えるといけない。

「あの・・・・・・ナ、ナナちゃん・・・・・・。もう一回おフロに行こうよ」

僕は彼女の手を引いてフロ場に向かった。

２人で湯船に浸かると、僕は彼女を抱き寄せる。
そしてだっこするようなかたちで、僕のももの上に横座りさせた。
僕はちょっと図々しいかもしれない、と思いながら彼女にお願いをした。

「あの・・・・・さ・・・、今のこの時間が終わるまでだけでいいから、君の事、恋人だと思ってもいいかな・・・・・」

彼女はええ、と明るく答えてくれた。
僕は湯船の泡を手に取り、彼女の肩をやさしくさすっていく。
これは、洗ってるつもりなんだ・・・・・。いや、あの、あまりゴシゴシしたら痛いんじゃないかと思って・・・・・。
女の子の体はやっぱり柔らかい。すべすべでつるつるだ。
生卵の黄身だけ取る時のあの感じを思い出す。絹ごし豆腐でもいい。
とにかくそっと扱わないと・・・・・。
僕は時折彼女の肌にキスしながら、彼女の全身を手で洗っていった。
こんな経験した事無いけど、なんと言うかその・・・・・・クセになりそうだ。

フロを出ると彼女をバスタオルで拭き、バスローブを着せる。
そして化粧台のイスに座らせると、髪を乾かしていく。
彼女は僕のされるがままになっているが、にこにこしてなんだかうれしそうだ。

僕はもう気付いているが、彼女はどうだろう？
・・・・・・・彼女は僕の事なんか知らないかもしれない。まあそれでいいんだが・・・・・・。
彼女の事は本部で何度か見かけた。
確か僕と同期で、神楽だか川平だかいう子だ。
彼女は、地下にクイーンを倒しに行くチームに組み込まれていた。
あのミッション以来、見かけなくなっていたんだ・・・・・・・・。
本当に良かった！
生きていて本当に良かったよ！！

「私、この香水が好きなの」

彼女は僕に髪を梳かされながら香水を吹く。それから爪の手入れに夢中になり出した。
僕はハッと思い出して時間の事を聞いてみた。

「まだ平気。あのお客さんが帰る時にはフロントから連絡が入るの。それから降りても間に合うわ。そうね、あと・・・・・」

彼女は振り返って壁の時計を見る。
そしてあと３、４時間は大丈夫、あのお客さん長いのよと言って爪の先を磨く。
・・・・・・・僕の敏亀と大違いで、先輩の鈍亀は時間が掛かるようだ。一体何をやっているんだろう・・・・・？

「眠たくなっちゃった・・・・・・」

と言って彼女はあくびをひとつする。
実は僕も眠い。リラックスし過ぎたのだろうか？ 松果体がどうにかなる時間帯なのだろうか？
とにかく眠い。
僕は彼女を連れて、ベッドに横になる事にした。

「私、眠る時はお気に入りの香水だけを纏って眠るの」

彼女は昔のハリウッド女優のような事を言うとバスローブを脱ぎ、ベッドに滑り込んで伸びをした。
僕も裸になりベッドに入る。
もう既に半眼になっている彼女とキスをし、彼・・女の求めに応じて腕枕をし・・・た。

カクテルの副作用だろうか？ ・・・・・次第に・・・・ぼんやりとしてきた・・・。
僕らは霞がかかったよ・・・うな頭のまま会話をす・・・・る。
また会・・・・・いに来てもいい・・・かと言う事と、・・・何か差入れ・・・を・・持って来てもいいかと言う事など・・・・・。
お肉・・・・・と彼女が言う
のでなんの肉がいいのかとお
もって僕の肉？あははなどとは聞か
ず取り合えず精の付きそうな肉料理でもタッパーかなんかに入れて持って来ようかそれとも外へ連れ出して食事で


─────────サイドテーブルの電話が鳴って、僕は反射的にガバッと起き上がった。

ＥＤＦ時代に良く緊急召集がかけられて、寝てる所を起こされるのは日常的だった。
だから、枕元の電話が鳴れば一瞬にして目が覚めるという体質は、未だに抜けない。良いのか悪いのか・・・・・・。
僕は急いで電話に出た。
それはフロントの支配人からだった。
先輩が下で僕を待っている、との事だった。
僕の頭の中でサイレンが鳴り響き、体が勝手に戒厳体勢に入るのがわかる。
職業柄仕方無いが・・・・・悲しい条件反射だ。
僕らは良く訓練された兵士なんだぜベイベー！ほんと戦場は地獄だぜ！フゥハハハァーハァー！

僕は隣りで眠る彼女にキスしてからベッドをそっと抜け出す。
鬼ダッシュで着替え、エレベーターさえも使わず、非常階段を滑り降りて、マッハでフロントに駆けつけた。

「よォ、早かったじゃねぇか」

先輩はちょうどトイレから出て来た所らしく、待ちくたびれた様子も無い。
良かった・・・・・・。

「んじゃ行くか」

森によろしく、支配人にそう言うと先輩は歩いて行く。僕はあとについて行った。
出てタクシーに乗るまで、僕らの両脇にズラッと関係者が並んで頭を下げていたが、一体いくら使ったんだろう・・・・・。

タクシーは繁華街で僕らを降ろすと、行った。

「腹減ったな。美味いモンでも食いに行こうぜ」
「えええッ！！？」

ま、また女の子！？

「い、今さっき・・・・・・・」
「こンのバカ！ オメーは女の事しか頭にねぇのか！」

先輩は気持ち良さそうにガハガハ笑った。
夏至が近いせいか、陽が長い。
夕方なのにまだ青い空に、先輩の清々しい笑顔が映える。
こんな笑顔を見せられては僕はもう、この男が伝説の男でも良いと思った。

戦場で同チームの仲間に伝説の男の話をふったら、そんな御伽噺より目の前の現実を見ろと言われた。
だが僕は、伝説の男が必ずいると信じたい。
僕の前で、屈託無く笑うこの男でもいい。
顔や手の甲に引っかき傷があり、そこから血を滲ませ、一部の髪はレーザーライフルで狙われたように禿げ焦げていても、だ。
先輩が伝説の男でもいい。
・・・・・・それにしても痛そうだなあ・・・・・・リサちゃん怖いよ・・・・・・・。

「ん〜、よし。ウナギでも食いに行くか」

そのあと先輩に夕食をご馳走になり、ちょっと飲んだ。
先輩は普段は辻先輩の店でサクラをやったり、あちこちの駐屯地に呼ばれては戦闘のノウハウを教えたり、
結城先輩と飯綱先輩のラボに行って、新しく出来上がった武器やスーツの強度テストを”やらされて”いるらしい。
僕は何時間も妙な髪形の酔っ払いに付き合わされ、絡まれ、大変な思いをしたが、ものすごく楽しかった。
そして夜も更けると、僕らはそれぞれ家に帰って行った。



──────あれから２、３ヵ月が経った─────────

僕は何度もナナちゃんの所へ通い、どんどん仲良くなって行った。
お互いの家に頻繁に行き来するくらいだ。
コックの仕事にも熱が入り、毎日がただ、ただ楽しかった。
そんなある日の事だった。
ＥＤＦの本部から連絡があったんだ。
来週の水曜に本部に集まれとの事だった。

水曜になった。
いつも待機場所に使っていた所に集まると、隊長が話し始める。
内容はこうだった。

インベーダーは小さな遊星からやって来ていた事が判明した。
その星の軌道を調べた所、定期的に地球に近付くという事もわかった。
過去の戦争は２回とも、奴らの星が地球に近付いた時に起こっている。
そこでＥＤＦ本部は、星の次の接近に備えて迎え討つ作戦を取る事にした。
隊員は完成真近の月のコロニーに移住し、訓練し、奴らの星が近付いた時に宇宙船に乗り、奴らの星に攻め込んで行く。
そして奴らが地球を攻めるのを食い止める・・・・・。

これが隊長の話の概要だ。
集まった隊員達はそれぞれ驚いたり、意気込んだり、不安な様子を見せたり、と様々だ。
隊員の中には先輩もいた。
先輩は、

「それ防衛じゃなくて侵略だろ、隊長！」

と言って、腹を抱えて大笑いしている。

「ああ。わかっている。
が、攻撃は最大の防御だ。侵略は最大の地球防衛なのだ！」

隊長は拳を硬く握り締め、熱く語った。
先輩は笑い出したいのを一生懸命にこらえて、にっこりと言った。

「わかった。やるぜ」


───月のコロニー移住は希望の隊員だけだと言う。
僕達は必要な書類をたくさん貰って帰って行った。
あそこの場で、すぐに”やる”と言ったのは、先輩ほか数名だけだった。
あとの者はみな、家に帰ってゆっくり考える事だろう。
僕も即答はしなかった者の１人だ。
だがもう僕の心は決まっている。
僕も月に移住するんだ・・・・・・・！

移住希望者は、数週間もすればシャトルに乗る訓練が始まる。
僕ももう、それに備えて身辺を整理しなければ！
そんな事はわかっている、だけど、それよりも先に彼女に会いたい！
会って話すんだ。
僕らが先に月に行き、問題が無い事がわかれば女性隊員にも声がかかる。
その時が来たら、彼女は月に来るだろうか？
いや、是非来て欲しい。
ペイルで闘わなくてもいい、是非傍にいて欲しい。
ああー、考えが纏まらないっ！ なんて言ったらいいんだ！
どうでもいい、とにかく会いに行かないと・・・・・。





気付くと僕は、ヘヴンズゲートに向かって駆け出していた。

それではお邪魔しました。
またどこかで会いましょう。

ｷﾀ Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(｡A｡)!!!

宇宙精子ﾜﾛﾀw

なんつーか、あれだ。

エロは多くない。むしろ少ない。
だが、GJ。小説として面白い。

長杉空気読め。
俺は読んでみようという気すらしなかった。
キリのいい所で分割、連載の形をとっていたら、
作者とはまた違った出会いになっていたと思う。
折角の労力がもったいなさ過ぎ。
ごめんね。

>>484はツンデレ。

>>484
一度に読めるから私的は別に構わないと思うけどな。
むしろ分割して他の書き手と投下が重なるような事になるとスレ読み難い。
一括投下か分割投下かは書き手次第じゃない？

あと>>480長文乙。
エロ目的でここを出入りしてるが小説として良い物を見せてもらったよ。

続きﾏﾀﾞｰ？

まさかこれほどの作品に出会えるとは思わなかったよ
またエロエロなものかと思ってたが、良い意味で裏切られたようだ

ﾏｹﾀ……ｵﾓｼﾛｽｷﾞﾙ……orz

なるほどね

>>488
あきらめるな
いまだこのスレに、
このエロパロ板に、
お前のSSと投下を待つROMがいる。
あきらめるな>>488!!

http://up.viploader.net/pic/src/viploader24308.jpg

陸男

精神ブラクラ

グロってかけばいいだけなのに何故精神ブラクラなんだろう。
精神ブラウザークラッシャー？？？
なんか見た瞬間意識をのっとられるとかそういうの想像しちゃう。

全部読んじまったよ。想像以上に面白かったがとりあえず俺の30分を返してくれ。

　陸戦兵は後ろ向きに走りながら、手にしたアサルトライフルを連射する。
　身の毛もよだつ悲鳴が、辺りに轟き渡る。
　黄色い飛沫が上がり、アリンコの死骸が山と重なった。
「笑ってる？……あの人、笑ってる」
　絶体絶命であるはずの陸戦兵の口元は、確かに弛んでいた。
　この状況で笑えるものなのか。

　陸戦兵の背後に、一匹のアリンコが忍び寄る。
「危ないっ」
　思わず叫ぶ智恵理。
　しかし陸戦兵は背後の危機を察知したのか、素早い横転に入った。
　鋭い牙が虚しく宙を斬る。
　三度横転して窮地を脱した陸戦兵は、必要最小限の銃弾を送ってアリンコを死骸に変えた。

　背中に重荷を背負ったペイルウイングには不可能な体捌きである。
　なによりも、背中に目が付いているような勘の良さであった。
「すごいっ、すごすぎるよ」
　智恵理は飛行ユニットのチャージが終了したのも忘れて、男の動きに見とれていた。

　男がエリア内の巨大甲殻虫を全滅させるのに、さしたる時間を必要としなかった。
「あ……あのぅ……えぇ〜っと」
　智恵理は命の恩人に近づくと、遠慮がちに話し掛けた。
　銃口のチェックをしていた陸戦兵が顔を上げる。
「助けてくれたんだよね？　ありがとう」
　智恵理はペコリと頭を下げた。
「どこの部隊の人なの？　名前は？」
　智恵理は興味津々に問い掛ける。

　智恵理を一瞥した陸戦兵は口元を弛めた。
「俺は存在していない……したがって、お前たちは何も見ていない」
　陸戦兵は素っ気なくそれだけ答えると、傍らに置かれていたエアバイクＳＤＬ２に跨る。
　そして智恵理に向かって片手を上げると、次の戦闘エリアに向かって去っていった。
「……かぁ〜こい〜い」
　智恵理は砂埃を上げて消えていくエアバイクを、惚けたような顔で見送った。

《西暦２０１９年６月１７日　東京　ＥＤＦ極東支部》

　初陣を散々な形で終えたペイルウイング・ハミングバード隊は、ＥＤＦ極東支部に帰還していた。
　智恵理たち、旧１０１号の同期生は辛うじて全員生き残り、帰還兵の列に加わることが出来た。

「それって、噂の『伝説の男』って人じゃないの？」
　美穂が目を輝かせて智恵理に詰め寄る。
　結局、智恵理は命の恩人のことを隠しきれず、同期生たちに話してしまったのだ。
「えぇっ？『伝説の男』って、あの前大戦を勝利に導いたという？」
　寧々も興味津々に話に乗ってくる。
「ねっ、ねっ、いい男だった？」
「あたしも会いたぁ〜い」
　会議室はたちまちかしましくなる。

　彼女たちが同期の多くを失って落ち込んでいたのは、最初の２，３日だけだった。
　生き延びて基地に帰り着いた安堵感が、彼女たちを開放感に浸らせていた。
　自動ドアが開いてお局様が入室してきたが、若い女の嬌声は収まらない。

「気を付けぇ」
　ようやく隊長の存在に気付いた神楽中尉が号令を掛けた。
　慌てて立ち上がった少女たちが、一斉に敬礼する。
「今日は大目に見てやるさ」
　自身にも経験のあるお局様は、理解のあるところを見せる。

　全員が着席してブリーフィングが始まった。
「まず最初に、英国から部隊宛に来た感謝状を紹介おく」
　お局様が横文字の額をお披露目し、拍手喝采が起こる。
　救援とは名ばかりで、ほとんど戦果らしい戦果を上げていないのにもかかわらず、誇らしげに胸を張る少女たち。

「それでは、前回の戦闘における公認スコアを伝達する」
　ペイルウイング隊のヘルメットには、戦果確認用のガンカメラが装備されている。
　戦闘終了後に提出されたチップは分析され、敵の研究や戦術ソフトの開発に利用される。
「部隊としての合計撃破数６８。共同撃破２１。個人スコア、神楽中尉、撃破１４。麻生中尉、撃破１２……」
　個人スコアの発表が続き、若い隊員から感嘆の溜息が漏れる。

　流石に実戦経験のある隊員は、あの乱戦の中でも確実にスコアを上げていた。
「……西園寺准尉、撃破６……以上だ」
　発表の最後に智恵理の名が告げられると、会議室にどよめきが起こった。
「えぇ〜っ、智恵理……オメェ、単独撃破したのかぁ？」
　貴子が目を丸くして智恵理を指差す。
　撃破６とは、中堅どころの陸戦兵が一回の戦闘で上げる、平均的な個人スコアに匹敵する。
「うん、逃げ遅れた通信社のレポーター守るのに夢中で……」
　智恵理が照れたように頭を掻く。
「その件で、国際通信社からＥＤＦ本部に謝意表明があったそうだ。一条長官がよろしく言っておられたぞ」
　お局様がＥＤＦ極東支部最高責任者の名を出すと、一斉に拍手が巻き起こった。

　只１人、顔を真っ青にさせた綾だけは、押し黙って俯いていた。
　それに気付いた雅が、綾に話し掛けようとして口を開き掛ける。
　しかし声を出すより先に、あることに思い当たった雅は沈黙を守った。
　綾の苗字は長官と同じなのである。

「うちは、どないしても首席で卒業せなあきませんのや」

　ぺ科練にいた頃、そう繰り返す綾が思い詰めた顔をしていたことが思い出された。
「事情があるんでしょうが、今はそっとしておきましょう」

　雅が壇上に意識を戻すと、お局様がブリーフィングを続けていた。
「ところで、お前ら『エイリアン・ウォーシッパー』って聞いたことあるか？」
　聞き慣れないボキャブラリーに、隊員たちは顔を見合わせて首を捻る。
「インベーダーを信奉する、おめでたい連中の集まりだ」
　お局様は軽蔑しきった口調で吐き捨てた。

　会議室にざわめきが生じる。
「おい、地球の敵である侵略者を信奉してどうすんだよ。こらぁ」
　気の短い貴子が怒ったように立ち上がった。
「そうよ、私たちが必死で戦っているっていうのに」
　前回の降下作戦では、逃げ回るのに必死であった寧々もホッペタを膨らませる。

「地球が奴らの手に渡った時、少しでも有利な立場を得ようっていう魂胆なのさ。今回も奴らが発電所に仕掛けた爆弾のせいで、生体レーダーが一時使用不能に陥った。お陰で陸戦隊の兵員輸送車が奇襲を受けて多大な被害を被っている」
　お局様の目が不愉快そうに細められた。

「昨日奴らの代表を名乗る男から声明文が届いた。今後は我々ペイルウイング隊を狙ってテロを仕掛けてくるそうだ」
　お局様の発表に、会議室が静まりかえる。
「我々の敵は正面の虫けらだけじゃないってことだ。戦場では常に周囲に気を配れ。寄生虫に隙を見せるなっ」

　神楽中尉の号令により、ブリーフィングはお開きとなった。
「許せない」
　智恵理は実際の敵であるエイリアンより、自分のことしか考えない、利己的で悪質なエイリアン・ウォーシッパーに激しい怒りを感じた。
　何より自分たちＥＤＦが、地球を守れないほど無力だと決めつけられていることが許せなかった。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※

「やっぱり……あの子たちにはこんなもの見せられませんよね」
　士官室に戻った神楽中尉は、手にした数枚の写真を机の上に投げ捨てた。
　それぞれの写真には、無惨な姿を晒したペイルウイング隊員の死体が写っていた。
　アリンコに殺されたものでないことは一目で分かる。
　全員が銃で射殺されていた。
　そしてパンティを剥ぎ取られ、剥き出しになった下半身は鮮血にまみれていた。
　真っ白な腹部に、彼らのシンボルなのであろうか──ＵＦＯを象ったマークが血文字でえがかれている。

「ああ、士気に関わる」
　更に回収された死体の膣、直腸そして口腔内からは、夥しい量の精液が採取されている。
　分析の結果、精液は人間のものと断定された。
　複数の男たちに輪姦された上、銃殺されたことは明白であった。
　順序は逆かもしれない。
　苦痛に歪んだ顔が、無念の叫びを上げているように見える。
「お前らゆっくり休め……後は任せておけ」
　お局様は心の中でそっと手を合わせた。

《西暦２０１９年６月２８日　倫敦市街》

　この日、倫敦が再び巨大甲殻虫の攻撃を受け、ＥＤＦ各隊に緊急応援要請が発せられた。
「お前らぁ、今度はしくじるなぁっ」
　お局少佐を指揮官とするペイルウイング・ハミングバード第１小隊、総勢３５名は倫敦市街に降下し，所定の攻撃態勢を整えた。
　三列横隊のオフェンスの後方を、半円形のディフェンスで取り囲んだ第一戦闘陣形である。

「敵第一集団。前方より接近」
　レディオガール（無線手）の綾が、隣に立ったお局様に報告する。
「よぉ〜し、ファイヤァッ」
　号令一下、部隊中段に整列した制圧分隊１５名が、一斉に中距離射撃を開始する。
　ＬＡＺＲ−１９７の火線が巨大甲殻虫の先鋒部隊を圧倒し、固い隊形が大きく崩れた。
　陣形を乱した敵は、連係攻撃の機会を失う。

「よし、突入準備っ」
　部隊の最前列で待機していた突撃分隊が、レイピアのトリガーに指を掛ける。
「行けぇぇぇーっ」
　号令と共に突撃分隊の５名は、鎖を解き放たれた５匹の猟犬と化した。
　背中に背負ったプラズマエネルギー・ユニットのパワージェネレーターが唸りを上げる。
　先頭を切る神楽中尉に遅れまいと、智恵理も飛行ユニットの出力を全開にした。
　プラズマの剣を６本束ねたレイピアは、ペイルウイング自慢の必殺武器である。
　強力な武器だが、それだけに使い手を選ぶ。
　アタッカーとも呼ばれる突撃分隊は、選り抜きのエースで構成されていた。

　敵主力の真っ只中に突入したアタッカーは、光の刃で巨大甲殻虫をめった切りにした。
　硬い殻が面白いように崩れ、切り刻まれる。
　裂け目から吹き出した黄色い体液も、瞬時に蒸発してしまう。

「敵の後方より増援部隊が接近中。距離３０００」
　レーダー反応を解析した綾が、お局様に状況報告する。
　となれば今度は３段目、支援火器分隊の出番である。

　Ｅ１プラズマ・ランチャーの砲口を連ねた６名が照門を覗き込む。
　その頃になると、向こうのビルの陰から巨大な蟻の化物がワラワラと姿を見せ始めた。
「敵襲団距離２５００……２０００……１９００……」
　綾のレーダー読み取りが１８００を告げたとき、お局様の右手が振り下ろされた。
「ファイヤッ」
　号令と同時に砲口から飛び出した６個のプラズマ球が、レイピア隊の頭上を通り過ぎる。
　敵集団のど真ん中に着弾したプラズマが膨張し、アリンコの群れを包み込んでいく。
　次の瞬間、限界まで膨れあがった光の玉が四散し、巻き添えになったアリンコが吹き飛んだ。

「いいなぁ」
　３列に並んだ攻撃隊の後方で、半円を描くように配置された後方警戒隊の７名が、羨ましそうに前線をチラチラ振り返る。
　後方警戒隊は敵の奇襲に対して咄嗟に対応できるよう、サンダーボゥ１０が装備されている。
　警戒隊の７番員──指揮官の背後に配置──のみは狙撃手を兼務しており、追加装備としてサンダースナイパーを背負わされていた。

「敵反応ありまへん。担当エリア内の敵を殲滅しました」
　レーダーを確認した綾が報告する。
「よぉ〜し。他のエリアの助っ人に向かうぞ」
　綾はレーダーを操作して、市街中心部を低速移動する敵部隊を発見する。
　テームズ川を挟んで東に１つ、西に６つの光点が認められた。
「西の野郎を背後から襲うぞ」
　お局様が先頭に立ち、小隊３５名が戦略移動に入る。