Mabinogi-マビノギ-inエロパロ板

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853名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 17:16:35 ID:Yz0/V9ov
それなんて光源氏?
854名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 18:10:24 ID:jQTxnemr
まぁでもよく考えたら据え膳食わぬは〜は町人の諺だから
貴族階級のルエリにはあわんかもな

西洋の貴族がどんなものかは知らんからなんともいえんが
855名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 10:28:55 ID:fCS2wZMw
やっぱりマリーの存在か・・・
856名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 12:31:01 ID:gu0sFZMe
ルエリがダークサイドに堕ちた若きアナキンにしか見えない件について。
つーかアレですか、ナオが色々アレなのは体は大人でも中身は幼女のままだからですかね?
857名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 18:23:37 ID:Dovw0mAj
ア淫ラ女王=三ツ穴(トリアナ)?うーん

アナキンの方が悪に吹っ切れてるぶんカッコイイけどね
858名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 22:52:13 ID:U2JjfCXg
ルエリは元が馬鹿だから悪になっても馬鹿のまんまなんだよ
859名無しさん@ピンキー:2006/02/20(月) 17:34:16 ID:PekSXE5i
ttp://mabinogiup.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/joyful/img/1102.jpg

犬じゃないけど、さっきゅんががが
860名無しさん@ピンキー:2006/02/20(月) 18:26:30 ID:oYLLVYwY
犬はっ
( ・ω・)犬はないのかっ
861名無しさん@ピンキー:2006/02/22(水) 00:13:17 ID:J37fz9Qp
>>859
可愛いな


熊が
862名無しさん@ピンキー:2006/02/23(木) 02:21:04 ID:wfGfeeoC
それはそうと、そろそろSSの一つでも読みたいな。
863名無しさん@ピンキー:2006/02/23(木) 05:14:25 ID:qenJBAYR
ダークナイトネタとかいいねえw
864名無しさん@ピンキー:2006/02/23(木) 11:51:11 ID:pZhglUHi
SS張りたいんだけども、張れるころにはスレがうまってそうな希ガス(´д`;)
埋る前にがんがってSSあげるかぁ…
865名無しさん@ピンキー:2006/02/23(木) 13:25:11 ID:zfgAsl+6
>>864
なぜか「スクリーンショット」と脳内変換されてしまったが、
お前のSS楽しみにしてる。
866書きながらの864:2006/02/23(木) 14:59:59 ID:pZhglUHi
>>865
漏れもそう変換されることがあるw 期待に沿えるよう、がんがるッスΣb
867名無しさん@ピンキー:2006/02/23(木) 16:16:15 ID:lgKo0j+U
ダークナイトネタとなるとやっぱり陵辱ですね。ですね
868864:2006/02/23(木) 17:38:07 ID:pZhglUHi
うおおお、865その他大勢のエロパロ待ちの為に、メンテ明けのマビノギにINしたい気持ちを抑えて、持ってきたぞ――(゜∀゜)――!!!
とりあえず、どぞー( ̄▽ ̄)ゝ↓
869864:1:2006/02/23(木) 17:38:53 ID:pZhglUHi
「せいっ!」
呼気と共に剣を大きく、しかし素早く一閃。この絶妙の攻撃がカウンターとなり、眼前に迫った巨大な赤クモの顔を下か

ら上へと斬り上げた。その勢いにクモの顔はぱっくりと大きな傷口を開くだけでなく、勢い余ってその巨体が宙を高く舞

い、地を揺るがす勢いで地に背から落下した。
ぎしゅぅ、と鋭い牙がむき出しになった口から激痛の叫びを上げる大グモ。起き上がらんと8つの脚でばたばたともがく

が、体力の消耗し切ったこの怪物は己の巨体をなかなか御すことができない。
この光景――自身が、その手で(というか、その手に握った剣で)起こしたこの壮絶な光景を、少女戦士はぽかーんと、

脱力した姿勢で見送っていた。本当に、私の手がこんな壮絶な事を成し遂げたのだろうか…と、半ば夢見心地のように、

剣を握る右腕に視線を落とした。確かに、まじまじと見つめる右腕には、巨大な物体を殴った余韻の痺れが残っている。
「相手の攻撃の勢いを、逆に利用してやる方向に攻撃を当ててやるのさ」
痺れを感じてにわかに、彼女の脳裏にレイナルドの言葉が蘇ってきた。
「このカウンターアタックを習得さえすれば、非力な女子でも巨大な怪物に大きな打撃をあたることができるんだ」
その教えに感動して習得したカウンターアタックだったが、ドジな彼女はこの技術をなかなかうまく扱えず、毎度毎度失

敗してきたものだが。そんな自分の手でこんなことができるのか、と認識すると、こみ上げてくる嬉しさの反面、恐ろし

さをも感じてしまう。自分の体が、たやすく命を奪える凶器に変わってしまったのではないか、と…。
と、そんな一連の思考は、一陣の塵風と共に起こった、ずしん、と言う震動によって跳ね飛ばされた。反射的に音の方へ

と視線をあげると、視界一杯に映ったのは、憤怒にでも駆られて体を震わして八肢を踏ん張り、憎悪にたぎった赤い眼光

を放つ大グモ。そう、こいつはまだ死んではいない!
大グモの様が放つ壮絶さに少女戦士は一瞬たじろぐが…この状況に陥って、彼女の理性は冷静に働いた。これほどまでに

憎悪にたぎった視線を放つ割には、何故にこちらを直ぐに襲わないのか――ダメージが抜け切っていないからだ!
870864:2006/02/23(木) 17:43:02 ID:pZhglUHi
すまそ、もう一度やらしてm(_ _)m

「せいっ!」
呼気と共に剣を大きく、しかし素早く一閃。この絶妙の攻撃がカウンターとなり、眼前に迫った巨大な赤クモの顔を下から上へと斬り上げた。
その勢いにクモの顔はぱっくりと大きな傷口を開くだけでなく、勢い余ってその巨体が宙を高く舞い、地を揺るがす勢いで地に背から落下した。
ぎしゅぅ、と鋭い牙がむき出しになった口から激痛の叫びを上げる大グモ。起き上がらんと8つの脚でばたばたともがくが、体力の消耗し切ったこの怪物は己の巨体をなかなか御すことができない。
この光景――自身が、その手で(というか、その手に握った剣で)起こしたこの壮絶な光景を、少女戦士はぽかーんと、脱力した姿勢で見送っていた。
本当に、私の手がこんな壮絶な事を成し遂げたのだろうか…と、半ば夢見心地のように、剣を握る右腕に視線を落とした。
確かに、まじまじと見つめる右腕には、巨大な物体を殴った余韻の痺れが残っている。
「相手の攻撃の勢いを、逆に利用してやる方向に攻撃を当ててやるのさ」
痺れを感じてにわかに、彼女の脳裏にレイナルドの言葉が蘇ってきた。
「このカウンターアタックを習得さえすれば、非力な女子でも巨大な怪物に大きな打撃をあたることができるんだ」
その教えに感動して習得したカウンターアタックだったが、ドジな彼女はこの技術をなかなかうまく扱えず、毎度毎度失敗してきたものだが。
そんな自分の手でこんなことができるのか、と認識すると、こみ上げてくる嬉しさの反面、恐ろしさをも感じてしまう。自分の体が、たやすく命を奪える凶器に変わってしまったのではないか、と…。
と、そんな一連の思考は、一陣の塵風と共に起こった、ずしん、と言う震動によって跳ね飛ばされた。
反射的に音の方へと視線をあげると、視界一杯に映ったのは、憤怒にでも駆られて体を震わして八肢を踏ん張り、憎悪にたぎった赤い眼光を放つ大グモ。そう、こいつはまだ死んではいない!
大グモの様が放つ壮絶さに少女戦士は一瞬たじろぐが…この状況に陥って、彼女の理性は冷静に働いた。これほどまでに憎悪にたぎった視線を放つ割には、何故にこちらを直ぐに襲わないのか――ダメージが抜け切っていないからだ!
871864:2:2006/02/23(木) 17:44:24 ID:pZhglUHi
今こそ、機! 少女は恐怖を歯噛みで噛み殺すと、剣を構えて大地を蹴り、一気に大グモの頭部へと肉薄。先ほど自身がつけた大きな傷跡へと、全体重をかけた剣を差し込むと、剣は根元までクモの体内へと潜り込む。
ぐがぁっ、と大量の消化液を口腔から吐き垂らしながら、クモは絶叫をあげた。
少女はクモの頭部に片足をかけて、クモに潜り込んだ剣を一気に引き抜くと、完全なるトドメをささんと次の行動へ。頭部にかけた片足を一歩に、素早くクモの体の上を駆け上がる。
いつもはドジな体がここまで素早く、力強く動くことに驚嘆しながらも、目指すべき場所――クモの心臓が位置しているはずの、胸部中心へと脚を運び、一気に剣を刺し降ろした。
再びクモの叫び、だが衰弱したクモはもはや暴れる力もなく、踏ん張る八肢は脱力し、自重に押しつぶれるように地べたに体を投げた。
だが少女の攻撃は、ここからがツメであった。クモの体に刺した剣を掴んだままに、そのまま腹部の端に向けて走り出したのだ。クモの外骨格はぱきゅぱきゅ、と不気味な音を立てて割れ裂け、濁ったねばつく体液を盛大に噴出した。
少女がクモの腹部の中ほどまで達した、その時のこと。
『…おのれ、人間の娘めっ…!』
憎悪と憤怒に満ちた壮年すぎの女の声が、少女の耳にはっきりと聞こえてきた。いや、それはテレパシーだったかもしれない。
どちらにせよ、その心臓を凍りつかせるような怨嗟の呻きは、少女の心に恐怖を植えつけるには十分なものであった。だが、その恐怖でもって少女の動きを止めようとしたならば、その当ては外れたことになる。
というのは、この恐怖を振り切る方法として彼女が選んだのは、速やかに今攻撃してる怪物を――彼女はこの「声」がこの大グモのものだと確信していた――完全にしとめることだったからだ。
直前にもまして速度をあげた少女の足は、一気に残りの行程を走りきり、怪物の背から母なる大地へと彼女を運んだ。
もうこれで、このクモは動きはすまい…とは思いながらも、それを自身の眼で確かめんと素早く踵を返す少女。そんなことをせず、恐怖に駆られたまま大地を駆け続けていれば、この先に起こることに苛まれずに済んだものを…。
少女が振り向いたと同時に、
『だが…わたしのいのちは…かならずおまえの…!』
前の声より大きく響く断末魔の叫び、それと共にクモの腹部が膨れ上がり、傷口を中心に大きく弾けた。体液やら肉片やら糸のできそこないやらが飛び散る中、明らかに少女に向かって飛んでくる多数の飛沫がある。
…いや、それは飛沫ではない、子グモだ!握り拳大程もある子グモがまるで蚊柱かと見紛う程の密度で降りかかってくる。
872864:3:2006/02/23(木) 17:45:16 ID:pZhglUHi
(何…!? いやっ!!)
少女は手にした剣を振り回す。子グモ達は高密度の為、闇雲なこの攻撃にぶつかって切断されたり潰されたりする個体も存在確かに存在する。だがそれだけで子グモ達を処理できるわけではない。顔や服にクモに肉片やら体液を付着させただけだ。
その気味悪さを気にする暇さえなく、子グモ達は間もなく少女の体に到達した。
子グモ達は毛深い節足で持って服の上を素早く走り回り、上着やスカートの中に潜り込んでくる。太腿や乳房に強引に爪立てながら、子グモが目指す場所は…どうやら、女性の中心部のようだ。
「や、やめっ、やめてよっ!」
半ば泣きそうになりながら、今や剣を捨て、必死にクモを掴み出す少女。体液がこびりつくのを恐れて地面を転がることはしないが、そんな事を気にさえしなければ、実質的な被害は免れえた…そうでなくとも、事態の対処は簡単になったかもしれない。
必死に腕を動かそうが、人間の腕は残念ながら二本しかない。一度に二匹掴み出すとも、その数倍の子クモ達が彼女の肉体を蹂躙するのだ。
「ひぅ!」
少女が叫びを上げる。スカート側から進入した子クモがついに、秘所を隠す下着に到達し、潜り込んできたのだ。そしてクモは何をしているのか、秘所の周りをまさぐるように徘徊する。
冷たい汗で湿った陰毛の茂みを何度もかき回され、不快な筈の八肢に弄ばれているというのに、少女の秘所は性的な興奮を感じ始めていた。
ついにむっくりと勃ち上がってしまったクリトリス、そこをクモの毛深い脚が踏み潰す度に、「はぁぅっ!」と艶を含んだ声を上げてしまう。
そうこうしているうちに。彼女の秘所が異物の挿入感を訴えた。クモがその頭を、秘所へと潜り込ませたのだ。
「い、いやぁあぁあああ!」
流石に性的興奮に浸りきれなくなった少女は、その子クモを掴み出そうと、スカートを巻くしあげる。が、そこには秘所を中心にスクラムを組んだようにびっしりと群れた子グモ達。当然、下着もその下にいるクモの姿も見えない。
己の体の状態と、初めての挿入感によるパニックに陥った少女は、荒々しく子グモ達を握り潰す勢いで掴み出す。手はクモの糸引く鈍い緑色の体液でぬめってゆくが、もうここに至っては、そんな事を気にする余裕もなくなっている。
だが、少女の必死の抵抗も空しく。子グモはついに彼女の処女幕をブチ破り、襞の茂る膣内へと更に進入していった。
873864:4:2006/02/23(木) 17:46:28 ID:pZhglUHi
この破瓜の痛みに少女は絶叫し、地べたに転がった。痛みを和らげるように両手を秘所に伸ばそうとするが、子グモに阻まれてそれを行う事ができない。尚も無理やり彼女の汚れをしらなかった膣を押し広げて奥へと進み行くクモ。
そして。挿入の痛みの中に、突如刺すような鋭い痛みが走った。
「あうぅ!!」
肺の中から空気を全て絞りだすような鋭い、それでいて湿った熱を帯びた喘ぎを上げる少女。あまりの痛みに身を捩り、四つんばいになるような姿勢をとった。
と、その時、彼女の秘所の周辺から重みが消えてゆき、同時に秘所の痛みが徐々に和らぎ、かすかな痺れへと変わってゆく。
はぁ、はぁ、と熱く息を吐きながら、両手をスカートの中へ潜り込ませて秘所の方へと伸ばすと…もうそこには、毛深い外骨格の不快な感じはない。彼女の粘液にぬれた手は、何の抵抗もなく、陰毛の茂みに触れた。
(ということは、下着は破けたてしまったのか、取れてしまっているというわけだ)
(…助かった…の?)
立ち上がる気力も失われてしまっていた少女は、もう一度体をゆっくりと捩り、仰向けの上体へと戻る。そして首だけをなんとか少し起き上がらせると、先ほどまで四つんばいになっていた場所に、ぴくりとも動かなくなった子グモ達が仰向けになって山を作っている光景が見えた。
その山のてっぺんで、粘りつく赤の液体に絡まっている個体は、どうやら少女の胎内に侵入したもののようだ。
(終わったんだ…)
深く息を吸って吐き、高まった鼓動に一応の落ち着きを取り戻させると。むくりと上体を起こし、もう一度大きく一つ深呼吸した。この時になって、初体験の相手があんなクモになってしまった事を痛感し、顔を赤らめると同時に深い落胆を感じた。
(私、お嫁にいけるのかな…)
がっくりと首をうな垂れる。暫くしてふいと首を上げると、首だけを巡らせ、このダンジョンのボスであったクモを視界に入れた。
「…責任とってよ、バケモノ!」
涙声で叫んだ――その時だ。彼女に第二の災難が訪れた。
ぴくん…最初は秘所が――もっといえば、クリトリスが痙攣するように動いた感覚を訴えて来ただけだった。まだクリトリスが勃起しちゃっているものと考えた少女は、あんな行為でもしっかりと性的興奮を感じる性器の素直さにうんざりした。
うんざりした直後に、またぴくんぴくん、クリトリスが動いた感がする。まだ秘所の痺れは取れきっていないし、もしかしたら血液の流れを感じているものと思ったが。
びくん――次の動きは、段違いに大きいものだった。そして、性器を貫くような強烈な性感が電撃のように走る。
「はぅ…!」
前かがみになって思わず性器周辺をスカートの上から庇う少女。彼女の小さな桜色の唇に、この時図らずも唾液を一滴、たらりと伝わり、彼女の手の甲に落ちた。
それがまるで引き金になったかのように。びくびくびくびく、とクリトリスが暴れ出す。極めて短い間隔で連続的に彼女を襲うこの蠕動は、またしても――というより、以前より激しい性感を叫び出した。
「あぅ、あぅ、あぅ、あぅ、あぅ、あぅぅぅぅん!!」
一度性感が神経を駆け巡る度に、彼女の体は火照りだし、熱い汗を噴出し始めた。幼さの残る顔は高潮し、済んだ青い瞳を湛えた眼は涙で輪郭をにじませる。桜色の唇も徐々に赤みを増し、糸引く唾液をたらたらと手の甲へ何滴も垂らした。
その中で、彼女の両の手はしかと感じた…手の中でそそり立った、熱く脈打つ存在を。それがさらに天へ向かい高さを増してゆく事を。
びくぅんっ! 最後に段違いの衝撃が彼女の秘所を爆発的に嬲り、
「いやあああぁぁぁぁぁ・・・ぁぁん!!」
これ以上に無い艶やかな絶叫を上げながら、彼女は体から生えたそそり立つものから、熱く滾った流れが体外へと激流となって解き放たれたのを感じた。
両手の内側に生温かく鈍い流動感が広がってゆくのを感じながら、性衝動を何のさわりもなく味わった少女は、再び上体を地べたに投げ出し五体を広げ、眠気のような快楽の余韻に浸った。
874864:5:2006/02/23(木) 17:47:29 ID:pZhglUHi
その余韻がようやく落ち着いてきた頃。少女はがばっと上体を起こすと、即座にスカートの方に眼を向けた。
勿論、自分のアソコに何が起こったのか、確認するためだ。が…眼を向けてすぐに、彼女は絶句した。
スカートが、秘所のところで盛り上がっていた。その盛り上がりの周辺は、濡れた跡が広がっていた。
この光景を見て、少女は非常に悪い予感…悪寒といっても差し支えない…を感じた。おそるおそる、スカートをめくりあげ、ついに盛り上がりの部分から、覆いを取り去ると…
「いやああああああああ!」
予想どおり、そこにあったのは男性の中心部に生えている、肉棒。しかも小さい頃、父とお風呂に入ったときに見た大きさより、はるかに立派で太い。
その割りには皮を少々被っているのは、男としては疑問であるが、先ほどまで処女であった彼女にはその辺の事情はよく分かっていなかった。それよりも、この肉棒の先から白く粘つく液体が流れている様が、彼女にとっては衝撃的だった。
(クモだ、クモの呪いだ!)
泣き出したくなる思いで、胸中で叫びを上げる少女。
(まさか、男になっちゃったの!?)
すかさず粘つく両手で胸を覆ったが、すぐに安堵した、そこにはちゃんと柔らかな双丘がたわわに実っていた。
ほっとするもつかの間、ではアソコはどうなってしまったのか…つまり、見慣れたワレメは無くなって、完全に棒がとってかわってしまったのか。気になって顔を近づけた。
「あぅっ!」
すると鼻をつくむせ返るような、精液の生臭さに、少女は思わす顔を背けて粘つく両手で鼻を覆った。が、その両手もクモの体液と精液で汚れている、さらに悪臭を吸い込んだ少女は「ぐえぇ」と可愛らしく吐き捨てながら、素早く手を離した。
だが、このまま放置すると言うのも、納得いかない。決心して、あまり勢いをつけないようにして、顔を近づける。だが勃起したままの肉棒が視界の邪魔なので、無造作にぬめる右手で押し避けると、
「はぁっ!」
肉棒を伝って、切ない感じ、そして敏感な性感が電撃的に伝わってきた。一度射精したにも関わらずこの感度と勃起具合、所謂絶倫というやつなのだろうが。そんな事をこの少女が考えつくわけもなく、性感に耐えて覗き込むと…
「あ、あった!」
思わず歓声。そこには見慣れた女性器の花弁があった。ただ、射精してイった時の名残であろう、そこからは大量の愛液がしたたっていたが。
(もう、えっちぃことなんかに、一々構ってられるワケないじゃない!)
ムリヤリを踏ん切りをつけるように胸中で吐き捨てる少女。それが多分、バチに当たってしまったのだ。「えっちぃ」ことがまた起ころうとしていた。
875864:6:2006/02/23(木) 17:48:50 ID:pZhglUHi
今度の反応は、彼女が気にかけていた女性器から起こった。突如、膣内に異物の感触を覚える少女。
(そういえば、クモのヤツが、私の中で刺したんだったよねぇ…)
それで腫れでも起こったのかと思ったのだが。しかし、腫れ物だとしたら、何故に膣の中をずるずると動き出すのだろうか!?
(あぅ…え、また、何か…!!)
膣内の襞を嬲りながら、『何か』はずるずると出口へと這い出してくる。まさか、あの子グモが体の中で卵でも生んで、それが生まれ出ようとしているのか!?
(バケモノグモのお母さんになるなんて…いやぁ!!)
もう、泣きそうだった。しかし、膣内を動かれる感触は…すごく、気持ちいい。これが本来女性が享けた快楽である、それは暴力的だった男性のそれと違い、優しく、しかしさらに淫靡なものであった。
(なんで、こんなに、気持ちいいの…いやなのに、いやなのに、いやなのに!)
少女の拒絶の思いは、しかし通じはしない。膣内の『何か』はさらにずるずると前進する。それが出口に到達した瞬間ときたら、気持ちよさも最高潮になっていたが、絶望感も同時に最大値に達していた。
「あ、あ、あ、あ…」
快楽の喘ぎ声なのか、絶望への呻き声なのか、スタッカートの掛かった「あ」を連呼しながら、ワレメを押し広げ、分泌液と共に姿をあらわしてくる『何か』を注視する少女。
初めに見えたのは…黒味がかった灰色の、つるりとした「皮膚」である。それがさらに姿を現すと、それが楕円球の形をしていることが分かった。
そして続けてもう一個、同じ楕円球がずるりと姿を現し、その二つは重力に垂れ下がる…それは陰嚢とその内部の睾丸であった。
「ひぃあっ!」
ぢゅぽん、と小さな粘液音を上げてその一式が姿を現したと同時に、強烈な性感が体を駆け巡った。
それに全く構わないように一式は、そのまま移動を続け、ついには肉棒の下に位置を取ると落ち着けた。今や陰嚢が女性器の前に垂れ下がり、それを隠す形になってしまった。
(これ…悪い夢…そうだ、きっとそうだよ…)
そうは心に思いながらも、この淫らな器官に手を伸ばしたのは、果たして本当に夢かどうかを確かめるためだったのだろうか。粘液にぬめる彼女の両手は、先ほど出たばかりの陰嚢をまさぐる。
毛の生えてないつるりとした陰嚢は、胎内の温度がまだ残っていた。その温度にぬくもりを感じるかのように、彼女の両手は陰嚢を揉み解すように弄ぶ。
だんだん、そそり立った肉棒が痛みを伴うような勃起感を引き起こした。実際、この陰嚢の弄び以前に、陰嚢が出た時の快楽によってまだオルガスムスを解き放っていなかった肉棒は、欲望に満ちた充血を始めていたのだ。
息苦しいような、せつなさ。これから、開放されたい。
少女の両手はゆっくりと陰嚢を離れ、熱く脈打つ肉棒を掴んだ。手の粘液がぬるり、と肉棒を淫らに包む。
(あ…ああ…私…)
肉棒を掴んだ両手が、ゆっくりと上下を始める。みるみる内に粘液にぬれてゆく肉棒は、敏感になりきっていたので、その頂点から早くもカウパーがたれ始める。
肉棒の裏を伝わるカウパーは、少女の手もぬらしてゆき、手はカウパーをローションとして肉棒を刺激する。
(私…もう、もう…)
手の上下運動が激しく、早くなってゆく。頂点に被った皮はそれに合わせて、剥かれ、また被さり、また剥かれ、を繰り返し、新たな快感を少女に与えた。
(もう…だめぇ、変態になってもいい、もうだめぇ!)
はぁはぁはぁはぁはぁはぁ、湿った熱い息が流れ連なり、鼓動は快楽への期待にこれ以上なく高まり、カウパーもさらにあふれ出せば、高潮した唇をぬらす唾液もさらに溢れ出る、
さらに早くなる手の上下運動、昇ってゆく切なさ、それはさらに上へ上へ上へ上へ――
「ええああああぁぁぁぅぅうううぅぅぅんっ!!」
どびゅどびゅどびゅびゅっ! 噴水のように淫靡な白濁が肉棒の頂点から吹き上がる。その余りの激しさは顔にまで達し、悦楽の笑みの浮かんだ赤みを帯びた顔に、こってりとしたアクセントをつけた。
尚もどくどくと精液は掴まれたままの肉棒を流れ下っているが、少女の脳は現時点でこれ以上の快楽に意識を保つことができなくなった。
自らの意志で、自らの手で行ったこの手淫行為に胸を満たされた彼女の意識は、悦楽の余韻を含んだ睡魔に閉ざされてゆき――やがて、意識を失った。

その直前に。
『そう、お前こそ私の望んでいた体…』
そう呟く声を聞いたような気がしたが…しかし快楽にそれは押しつぶれ、消えた。
876864:終わりに:2006/02/23(木) 17:51:25 ID:pZhglUHi
また言うけれども、最初の失敗スマソm(_ _)m SSで返せたら幸い。
ダークナイトネタじゃなかったり、前半部がエロくないふつーの戦闘シーンだったりして、スマソm(_ _)m
続きもあるんだけども、皆様の反応を見てから、うpるか考えます。

長文貼り付けにつきあってくれて、有難う(´ー`)
877名無しさん@ピンキー:2006/02/23(木) 18:01:49 ID:nEs5NbxC
初めてリアルタイムに遭遇した…!

ふたなり!ふたなりなのか!?
漏れは好きです(*´Д`)ハァハァグッジョブ
878名無しさん@ピンキー:2006/02/23(木) 20:23:02 ID:cdr7Pxtb
ふたなりはちょっと・・・
879名無しさん@ピンキー:2006/02/23(木) 20:54:08 ID:l6ZX3k9e
漏れはふたなり大好き(*´Д`) 続きヨミタス
880名無しさん@ピンキー:2006/02/24(金) 03:06:07 ID:Yv2qF5ho
ふたなりネタは好みがあるが俺的にはGJ
ふたなりの娘が普通の娘を襲っちゃうエピソードとかあればなおGJだったかも
881864:2006/02/24(金) 08:57:18 ID:iwB/R07I
うほお、早速の反響ありがたう\(´ー`)ノ

>877、879、880
漏れもふたなりネタに好みが分かれるのは知っていた、が、止まらんかった。
879のような方には悪かったと思う。しかし、私は謝らない(゜д゜)w
また、漏れの言う「続き」には、実際はこのふたっ娘が某NPCのおにゃのこを襲ってしまうワケなんだが
実は初投稿な漏れが一気に張ってよかったのか分からなかったのだOTZ
漏れだって、ふたっ娘のオナだけで満足ってワケにはいきませんぜww

てなワケで、続き張りますぜ(゜д゜)ゴルァ
ただ推敲その他で時間かかるかも知れネ。その辺は勘弁m(_ _)m
882名無しさん@ピンキー:2006/02/24(金) 09:54:10 ID:tr7PgOMk
>>881
wktkしつつ待ってる

が、ふたなりとかレズとか特殊(?)なエロを投稿する時は最初に一言書いた方が良いと思う
今回の場合はオチをぼかしたかっただろうから仕方ないかもしれんが
883864:2006/02/24(金) 16:47:17 ID:iwB/R07I
>882
その通りだと思いますた('A`)
なんか獣姦みたいなのがあったりしたし、漏れ自身ふたなりもレズも特殊だと思えなくなってるヘソタイなので
自分の感覚で何も考えずに勢いでうpしてしまったOTZ
次回からは気をつけまつ(Tд⊂
884名無しさん@ピンキー:2006/02/24(金) 16:48:32 ID:oCNwbQ0t
せいっ!せいっ!フゥーーーーーーーー


でふいた
885名無しさん@ピンキー:2006/02/24(金) 18:54:08 ID:y+YECQ+o
>某NPCのおにゃのこ
誰だろワクワク(・∀・)
886名無しさん@ピンキー:2006/02/24(金) 19:24:10 ID:2I4uycrg
魔族のクリステルなら何とかって思ってダンバで歩いてたらグリニスさんに発見されて
強姦されたと勘違い、綺麗にしてあげるからとお風呂に連れ込まれて実は生えてました

→ドッキング(・∀・)パンパン!! 

とか妄想してみた
887名無しさん@ピンキー:2006/02/24(金) 21:11:28 ID:pWTmWJPk
>>883
だがそんなフタナリやレズを期待してる漏れもいる
888名無しさん@ピンキー:2006/02/25(土) 21:14:15 ID:7R7xN/oN
某NPCのおにゃのこ〜の件を見ずに妄想してしまった(゚д゚)

元の姿に戻る方法を得る為にタルラークの元へ。幸いにも戻す方法があるという。
タルラーク「しかし、魔族・・・クリステルの力が必要です。それともう一つ条件を・・。」

  や  ら  な  い  か

タルラークと 三(  ゚ω。)うっほっほ な事をしてしまってからクリステルの協力を得に行く少女A。
事の次第を話すと、クリステルはタルラークの頼みともあり快諾。
善は急げとタルラークの元へ向かう直前にクリステルに異変が!
サキュバスの血が騒ぎ出し、どうしようもなくなったサキュバスクリステルは目の前の少女Aを襲ってしまう。

クリステルとギシギシアンアンした後、今度こそタルラークの元へ。
色々な意味で色々なものを失ってしまった様な気がしつつ、少女Aは旅立ったのであった・・・。

そして、無事元の姿にもd・・・る前に一波乱あることを期待してるスレの住人挙手汁( ゚д゚)
とはいえ本人じゃないから適当に流して貰った方がいいけど 三(  ゚ω。)
889名無しさん@ピンキー:2006/02/25(土) 21:55:36 ID:zrvBH8CG
>>888
タルが竿になるか穴になるか、それが問題だ
890名無しさん@ピンキー:2006/02/25(土) 22:27:16 ID:VagAfMDn
タル(受)<(攻)少女A(ネ)<(タ)クリ


♂×♀はどこにもありません。本当にありがt
891864:2006/02/26(日) 01:03:26 ID:RViZJSTO
|ゝ`)皆楽しそうなんで、まだあがってないけど、ちょっと訪問しにきますた。
こんなヒマあったら、書けって? 書きたかったさ、ホントは今日中にあげたかったさ。でもさ…;;

>期待のカキコ残してくれた、モマエらへ
ありがとう、がんがるよ、漏れw 今回は以前よりちょっと長くなるッス。
>888
いやはや、漏れのつたないネタで盛り上がってくれるとは、非常にアリガタス。
んー、クリステルネタは別に考えていたんだけども。
実は漏れ、まだG1でクリステルが絡んでくるところまで行っていない為、書きたくても書けずOTZ
クリステルネタキボンヌのモマエら、ちょいと待っててくんろ;;
でも888のネタ、えちぃコメディ的にはいいかもしんないなぁ。
ただ、コメディ考えずにエロエロで考えてたんで(´д`;)

明日…というか、日付変わってるなw てことで、今日中にはあげたいなぁ。
892名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 01:21:48 ID:ZFlQnGeN
そろそろ要領ヤバイな
次スレたてた方がいい希ガス
893名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 02:05:40 ID:+aT5XVST
まあゆっくりやってくれ
無理にメインストーリーのエピ絡ませる必要はないから
894名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 02:09:04 ID:CcfCq2uj
 ここで空気を読まず、G2ネタばれありのエロパロを投下してみる。
 
 内容輪姦で、ちょい痛い表現含むので、苦手な方はスルーして下さい。
895894:2006/02/26(日) 02:10:49 ID:CcfCq2uj
 時はすでに夕刻。
 赤い月イゥエカと青い月ラデカが闇を照らす都市イメンマハ。その片隅、パラディン養成所と呼ばれる場所で、壮年の男が口を開いた。
「今のお前が何をしているのか、考えてみると良い」
 彼が見下ろすのは、黒い髪を肩の辺りまで伸ばす、齢17歳くらいの少女。
 着ているものは、短い丈とギザギザの裾、わざとゆるく締めたベルトが特徴的な、青い魔導スーツ。
 腰には白い刀身のバスタードソードが、心なしか淡い光を放っていた。
「ああ、考えとくよ」
 少女の口から、苛立ちを含んだ声が漏れる。
 男が小さく溜息をつき、話すことはもう何もないとでも言うかのように、少女から視線を外した。
 彼女も踵を返し、パラディン養成所を後にした。その赤い瞳に、うっすらと涙を浮かべながら。
896894:2006/02/26(日) 02:11:30 ID:CcfCq2uj
 少女の名はエル。
 漆黒のドレスに身を包む魂の案内人、ナオに導かれてこの世界に来た、ミレシアンと呼ばれる者の一人。
 彼女は今、ナオの主たる女神モリアンに命じられて、人々を守るパラディンの加護を得るために各地を回っていた。
 始め、訪れたのがこのパラディン養成所。ここで彼女は、いくつかの任務をこなすこととなる。

 それは、虐殺。
 命じられた先にいた犬顔の魔族に敵対意思はなく、戦闘能力も皆無だった。
 また、彼女がパラディン養成所を辞めることを決意させた任務も……自身が考える正義とは、程遠いものだった。
 しかし今、パラディン養成所とは違う形でパラディンになるため、パラディン養成所の試験官を頼っている。
 この矛盾に、彼女はただ笑うしかなかった。
897894:2006/02/26(日) 02:12:27 ID:CcfCq2uj
 エルは宿代わりにしている教会に戻るため、近道になる裏通りに足を踏み入れた。
 イメンマハのここも都会の常に習い、淀んだ空気の漂う場所だ。
 さっさと通り抜けようと足を速めると、背後から不審な気配がした。
 ここにいる者には総じて覇気がなく、冒険者を襲おうと思うものなど皆無のはずだ。
 いつもと違う感触に警戒を抱き、眉をひそめながら振り返る。
「っ!」
 すると、無言のまま背丈ほどもある剣が振り下ろされてきた。
 エルはとっさにバスタードソードを抜き、剣戟を受け流す。
「はーい、呼んだー?」
 バスタードソードが煌き、中から天真爛漫な感じの幼女が現れる。
 が、エルが返事をする間もないまま、次なる剣が繰り出されてきた。
「っ!」
「? 街中で敵?」
 再び受け流す。
 エルは剣が振り下ろされた方向と、一撃目と二撃目の感覚に思考をめぐらせた。
「っ、一人じゃないね」
「大人数? だけど、腕は未熟そうだよ」
「ああ、そうだな。っ! ベラドンナ、さっさと片付けるよ!!」
「りょーかい」
 声と共に、エルは背後に跳んだ。
 今までいた空間から、風を切る音が響く。
 エルはステップを踏み、体のバネを使って前に飛ぶ。
 彼女は気付いていない。
 否、パラディンを志した時から積み重なってきた心労が重なり、正常な判断能力を奪っていた。
 逃げるべきなのだ。相手は未知の敵といえど、ここはイメンマハ。
 襲うとすればそれは、確実に人間なのだから。
 しかし、時すでに遅し。
 彼女は闇の中で剣を振りかぶり……
「っぐがぁぁぁ!」
 体中に痺れを感じ、意識を失った。
898894:2006/02/26(日) 02:13:22 ID:CcfCq2uj
 イメンマハの裏通りを通り抜けた先には、森がある。
 街道が整備されているため、蜘蛛の糸を捜すもの以外は近寄らない、悪事をするには最適な場所だ。
 森の中には、井戸が掘られていた。
 普段なら水を汲みに来る者もいるだろう。
 だが、今は夜。
 城や家々の死角にあるこの場所に、通りかかるものは皆無だった。
 その井戸に、エルはぐったりと背を預けている。
 ただ、手が後ろに縛られていた。
 腰にバスタードソードの姿はない。
 鉄を思わせる硬質な何かが、地を踏む音が響いた。
 耳障りなその音に、エルは小さく声を上げる。
 刹那、手首に違和感を感じて、エルは覚醒した。
 薄目を開け、周囲を確認する。
 そこには、三人の男が立っていた。
「やっと眼を覚ましたか」
「ヒュー。そろそろ水でもぶっ掛けようかと思ってたところさ」
「ま、面倒にならなくてよかったよね」
 目覚めに対し、喜びの言葉を口にする男たち。
 しかし、その口調に友好的なニュアンスは感じられない。
 エルは寒気を感じ、一番初めに言葉を発した男をにらみつけた。
 すると、その顔に見覚えのあることに気づく。
「……マルクト?」
「ほう、俺の名を覚えていたか」
 エルは慌てて、他の二人を確認する。
 二番目に言葉を発したのはシズ。三番目はティルトだと認識した。
 三人とも、かつてパラディン修練所で共に修行した同僚だ。
899894:2006/02/26(日) 02:14:07 ID:CcfCq2uj
「これはどういうことだ?」
「どういうこととは?」
「私を襲い、縛り。何を考えている」
「ヒュー。強気だねぇ」
「女性を襲って縛った後、何をするかは相場が決まっているでしょう?」
「っ!」
 エルは身を硬くした。知識としてだけ存在する、戦場で敗れた女の末路が脳裏をよぎったからだ。
 手を縛られていても、魔法は使える。
 意識を集中して、氷の粒をイメージする。
 周囲を漂うマナが集まり、やがてそれは氷の結晶となり……。
「そこまでだ。もっとも、こいつがどうなっても良いんなら別だが」
 結晶を一つ作ったところで、意識の集中を中断させ、マルクトの示す方向に視線を向ける。
「ベラドンナ!」
 そこには、地面に寝かされたバスタードソードと、結界のような物に囲まれ動けずにいるベラドンナの姿があった。
「マスター、ごめん……」
「あんたの愛刀だろう? 壊してもいいのかい?」
「くっ」
「ヒュー。おとなしく魔法を消しな」
 エルは拳を握り、憤りを必死に抑える。
「分かった」
 周囲を巡る、氷の結晶を消した。
「じゃ、始めるか」
900894:2006/02/26(日) 02:15:07 ID:CcfCq2uj
 マルクトが服の上から、あまり大きくはないエルの胸を強く揉む。
 エルは痛みしか感じず、ただ耐えた。
「ふむ、処女か」
「なっ!」
 思わず声が出た。
 男たちの下品な笑みでそれが答えになったことを知り、羞恥に顔を赤く染める。
「じゃあ、約束どおり僕からですね」
「ヒュー。まあ、しびれさせたのはお前だからな」
「ま、今のままじゃまだきついだろ」
 勝手なことを言う男たち。
 エルは恐怖にじっと耐えた。
 体は直せる。心の傷は、時が癒してくれると、思い込みながら。
「じゃあ、シズさん舐めてくださいよ」
「っ!」
「ヒュー、良いねぇ」
 胸を揉んでいたマルクトと交代するかのように、シズが近づいてくる。
「や、止め」
「おや、愛刀を壊してもよいのかな」
「っ!」
「ヒュー。そうそう」
 シズが跪き、エルの足を掴む。
 エルは足に力を入れようとした。が、ベラドンナの姿を見て思い留まる。
「ひっ」
 気持ち悪い感触が、薄い布越しに走った。
 断続的に幾度も繰り返され、そのたびに出そうになる悲鳴を必死に抑える。
「マスター……」
「ベラドンナ……っ……ごめんっ。今……は見ないで……」
 弱々しく訴え、相棒に剣の中に帰るよう命じる。
 ベラドンナは怒りに顔を歪ませ、首を横に振った。
「僕が編み出した魔法なんですよ」
 いやらしい笑みを、ティルトが浮かべている。
 エルは悔しさと情けなさがない混ぜになり、出そうになる涙を必死に留めようとした。
 しかし、感じる気持ち悪さは変わらず、一筋の涙が頬を伝っていく。
901894:2006/02/26(日) 02:16:07 ID:CcfCq2uj
 と、不意にビクン、と体が跳ねた。
(え?)
「お、感じ始めてきたか」
「ヒュー……ほら、もうベトベトだぜ。もしかして、結構淫乱なんじゃねえか?」
(うそ、うそ……)
 頭の中で、その言葉を必死に否定しようとする。が、体の芯が熱くなり、アソコが疼く。
 無意識のうちに身を擦り、何かを得ようともがいていた。
「じゃ、そろそろ良いよね。……どうやら、エルも欲しいみたいだし」
 シズが離れていく。
 その隙にエルは足を閉じ、ぴっちりと身を固め……腿を擦り始めた。
「ヒュー。自分から求めてるぜ」
「ティルト、早くやってやりな」
 涙が滲み、ぼやける視界。
 しかし、その涙は悲しみから漏れたものではなく、浮かされたように熱を帯びていた。
 何度も瞬きし、視界を取り戻そうと尽力し……ティルトが、それを取り出すのをはっきりと見た。
「ひっ」
 ベラドンナが小さな悲鳴を上げたのが聞こえた。
 遅れて、エルもそれが何かを確認する。
「い、いや……」
 改めて、自分が何をされるのかを認識し、嫌悪と恐怖に身をすくませる。
 しかし、体は上手く動かない。
 否。動くたびに、未知の感覚が体を通り抜けていく。
「足、邪魔だね」
 ティルトが呟くと、残る二人が近寄ってきた。
 強く閉じられていた足を、二人がかりで強引に引き離す。
「や……やめて」
「ふふ、大丈夫。痛いのは一瞬だけだから」
 ティルとはそれを、薄い布越しにぴったりとあわせてきた。
 エルの体がビクン、と跳ね、股間から愛液を漏らす。
「じゃ、邪魔なものは取ろうか」
 下着が取り払われ、涼しい風の感触に、再び未知の感覚が押し寄せてくる。
 しかし、それを楽しむ余裕などない。
「行くよ」
「い、いや……いやー!」
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 エルの悲鳴が、森の中に響く。
 しかし、何も変わることはない。
 根元まで、ティルトのそれが入り込んだ。
「い、痛い……」
 すでになりふりなど構っていられなかった。
 身を捩り、何とかしてそれから逃れようと暴れようとする。
 しかし、男三人の力相手ではそれも叶わず、ただティルトに刺激を与えるだけになる。
「ふふ、自分から動いてくれるなんて……やっぱり淫乱だね」
「ち、違」
「ま、僕だけ楽しむのもなんだし、動くよ」
「や、やめ、いた、痛い。やめて!」
 悲鳴と、くちゅくちゅと愛液がはじける音だけが周囲に響く。
 やがてエルの中から痛みが消え、代わりに快感が押し寄せてきた。
「や、なんで、こんな。わたし、いや、やめて……」
「いいよ、エル。やっぱり君は淫乱なんだ」
「違う、違う、違う……」
 いくら否定しても、事態は変わらない。
 いつの間にか、エルは自分から腰を動かしていたのだから。
「ち、てめぇだけ楽しませるかよ」
「ヒュー。そろそろ俺たちも楽しませてもらうよ」
「分かったよ」
「あ、いや、やめて……え?」
 不意に、体から重さが消えた。ティルトが持ち上げたらしい。
 そのままうつぶせに、四つんばいのような格好にさせられる。
 後ろに、先ほど布越しに感じた感触、それよりも大きなものがこすりつけられた。
「え、嘘……やめて、そこは……」
「へへ、行くぜ」
「いや……いやー!」
 別の穴に、マルクトのそれが収まったらしい。異物感と、凄まじい痛みを感じる。
「抜いて、抜いて……」
「ヒュー。ちょっとうるさいから黙りな」
「え……うぐ!」
「おっと、歯を立てたら殺すぜ」
 口の中に、青臭さが広がっていく。
 エルは何もできず、ただ男たちに嬲られていく。
「うぷ……ん……」
 快感の波も、エルの精神を犯していった。
 すでに、ベラドンナに見られていることも気にならない。