2とか
,'⌒⌒ヽ
/ λ W λ i ヽ
く ゝ` ‐´ノ,,ゝ
( .)~==~)つ
レノ人__人!
(/(/
御機嫌いかがですか?NOIRのChloeが
>>2ゲットです・・・・・。
>1 スレを立てるのは私だったのに!私のはずだった!!
>3 スレはあなたを必要とはしていない。それだけ言えば充分でしょう。
>4 これがあなたのレスか。・・・・・なるほど、つまらん。
>5 すべては過去スレ過去ログに記されています。
>6 答えは・・・・・答えは自分で見つけるように。スレ住人はいつもそう言っています。
>7 私が全身義体化サイボーグとして復活し「魔法先生ネギま!」に登場しているのは秘密です。
>8 あなたは、コピペを、貼る。なんの躊躇いもなく、貼る。
>9 あなたはノワールのエロ画像を失ってしまった。だからそんな顔をするんですね・・・・・。
>10 どうして・・・・・・・・・・どうしてッ!?
>11 嘘つきぃッ!!
>12 ・・・・・・・・・・ノワール・・・・・。
>13-1000 私、
>>2ゲットできて幸せです。
1乙!
ここもマターリ行きましょう。
即死回避ー!
スレ立て乙!
だらだらしつつ
たまにポコっと出てくる神に期待。
新スレおめ&
>>1乙!
ほんとこのスレいいよー。また楽しくまったりやろうぜ。
8 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 19:30:05 ID:JyQBdTc9
9 :
mama:2005/04/24(日) 20:07:34 ID:rJDK48Zv
アダルト代がバカにならない皆様へ♪ただで抜くサイトです。
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乙彼様です。
無事に立って良かった。またまたーりと語りましょう。
神様にはほど遠いですが、保守用にヴィシャス×ジュリアで短編投下します。
「………雨」
窓に目を向けて、女が物憂気に呟く。
男はその顎に手を寄せ、ぐい、と自分に向けさせた。
「お前は私だけを見ていればいい…外なぞ見るな…」
そのまま貪る様に口付けて、ベットに座っている女の服を手早く剥ぎ取る。
自分の服をもどかし気に脱ぎ捨て、そのまま男は女の上に覆いかぶさった。
量感のある胸を揉みしだき、その肉体に快楽を与えるため指を這わせ。
強く、淡く、指と舌と唇を使い、女の身に熱を与えようと煽る。
その指も、舌も、唇も、熱が篭っている筈なのに、冷たい感触に思えるのは何故だろう。
女の体が反応を返し、甘い喘ぎを上げ、男の首に腕を絡ませる。
しかしその頭の隅はどこか冴え渡っていて、心は窓の外の雨雲の上にある青空を思い描いていた。
ーーー空の彼方に手を伸ばしたら、この身が吸い込まれてしまえばいいのに。
そうしたら、こんな生活に別れを告げる事ができる。
うつし世が夢ならば、どんなに楽だろう。
だが全ては永遠に終わらない。
女はどこまでも堕ちていく。
「…ジュリア…何を考えている…」
「…何も……いえ…貴方の事を…ん……っ!…」
唇から、欠片も思っていない言葉がすらすら出て来る。
一瞬片眉を上げた男の目が氷の様に閃いた。苦々し気に笑って首を振る。
「嘘を付いている事ぐらいすぐ判るぞ。…せめて最中ぐらい、私の事だけ考えろ」
そのまま男は、濡れているジュリアの秘裂を自分の肉茎で割り裂いた。
奥まで貫かれ肉壁が戦慄く。
挿入の衝撃に、息を詰めてジュリアは耐えた。
その顔を面白そうに眺めた男は、その肉の奥の奥まで容赦なく蹂躙していく。
短く息を吐きながら、懸命に与えられる熱をやり過ごそうと試みる。
それを嘲笑う様に、男は知り尽くした女の弱点を責め立てて来た。
どんなに抵抗をしても快楽に飲み込まれ、心が望まなくても膣中がざわめき立ち、男の槍を受け入れ蠢く。
外では叩き付ける様に、雨が窓目がけてその身をぶつける。
きっと、窓の外では雨が土を潤し、草木は歓びの歌を奏で、鳥達は巣の中で安らいでいるだろう。
全てが自由で思いのまま。思いのままにならないのは、神様の思し召しに叶う事だけ。
そして窓の中では、何一つ思いのままにならない女が、全てを思い通りにしようとする男に服従を強いられる。
心の中で、『自由になりたい、自由を感じたい』と叫びながら。
全てを知って嘲笑うかの様に、男が唇を合わせて来た。
口腔の奥まで侵入し、逃げようとする舌を絡め取って吸い寄せる。
舌までもが、自由を許さないと言う様に。
「言うんだ…俺を愛していると」
そう言いながら男は抽送を早め、さらに指で陰核を捻り上げた。
ジュリアの身体が刺激に跳ね上がり、快楽の大きな波に飲み込まれて行く。
愛していない事を知っていながら、愛を告げろと言う男。
自分からは、愛の言葉を言った事も無い癖に。
…言いたくない。
でも、言うまでこの身は解放されないだろう。
つかの間の自由と引き換えに、望まぬ呪詛を唱えさせられる。
だれか。
誰か、私をこの籠から出して。
それが無理なら、せめてこの男の関心を私から引き剥がして。
誰か誰か誰か誰か誰か誰か誰か誰か誰か誰か誰か誰か誰か誰か誰か誰か誰か誰か誰か誰か
子宮口の奥から引き絞られた様に肉壁が痙攣し、限界を男に伝える。
男の口元が酷薄そうに歪み、耳に噛み付く様に囁く。
「…言え」
観念した女は深く息を吸い込み、ため息まじりに言葉を吐いた。
「愛しているわ………ヴィシャス…」
そのままジュリアの身体は快感の渦に飲み込まれ、指先まで痙攣を起こしながら達した。
同時にヴィシャスも、何度か深く肉茎を差し入れながら、その奥に白濁を流し込む。
愛してもいないのに愛を強請り取られ。
愛してもいない癖に、深い快楽に肉だけが溺れていく。
肌を合わせれば合わせるほど、ジュリアの身の奥は凍り付いて行く様だった。
外の雨は、激しくうなりを上げて嵐に変わり始めている。
それは今のジュリアの心の叫びにも似ていた。
<END>
うお!次スレ立ってる&神きてる!
スレたてサンクス>1
「Rain」グッジョブb
ビシャスとジュリアかー。この2人なんだかんだで体の相性は
いいような気も・・・なんて、な。
とにかく、のんびりいこうぜーぃ♪
スレ立て乙!
職人さんGJです!
なんか久々だあ。。。
>>11-17 GJ!乙!充分神だよおおー。
ふいんき(何故かへnk(ry)も出てて良かった!
また今年も神様沢山来ますように。
Rainさんグッジョブ! 淡々とした描写が却って妄想をかき立てますね。
ビシャスの責めってかなり粘着質そう……。
心で拒みながらも快楽に堕ちてしまうジュリアが退廃的でイイです。
擦れたて乙です。まさか規制かけられてるとは思わなかった。
神まできてるしよ!
この組み合わせってほとんど読んだことなかったし
好きな組み合わせじゃないんだけどよかった。
で、愛されていないとわかったヴィシャスがその後
キューちゃんに慰められるシーン想像して和んだ
俺も読んだあとにキーちゃん頭に浮かんで……ビシャス…。
よしよし…泣くな…。
GJです。
あーなんか露骨な表現で視覚的(?)に煽るのもいいけど
そういう描写を少なくして感情的に表現するのもいいなぁ。
スパイク・ジュリアで想像してみるが、どうしてもジュリアが
ちょっと醒め気味に思えてしまう。スパイクが熱すぎるのか?
「キューちゃん……ジュリアが俺に冷たいんだ……「……カー……
「どうしたらいいと思う?
「……カァァー…
やっぱヴィシャスには人間よりも
鳥がベストパートナーだと思う。
カウボーイファンクの時
朝帰り(?)だったフェイ。
アンディともヤってみたのかな?巧かった?フェイ。
なんかアンディって、カントリーのBGMに合わせて腰振りそうでヤダ…
バードプレイってのがあんなら面白そうなんだがな・・・・・
色々考えてはみたが、やはりスパイク、フェイの組み合わせが一番ハマるのか?
やりやすそうなのはスパイクとフェイだよなぁ・・・・
アンディ×フェイかー。BGMは確かにカントリーだろう。
カントリー聞きながらのエチー・・・・・・・・・・・・
スパイク×フェイは体の相性はいいだろう。
あとはヴィンセント×エレクトラとかか?
この2人のエチーは格闘技っぽそうだ。お互い体力派だし。
終わるまで長そう。
エド×アイ(倫理上の理由により自主規制)
>>35 見たことなかったのか?
ネット上にゴロゴロ転がってるぞ。
37 :
33:2005/05/03(火) 01:59:16 ID:w8sVe/G0
まじ?知らなかった。
声とかはどうなってんの?
hoshu
39 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 19:29:38 ID:IHNkamsQ
今日ANIMAXでエド登場の回(9話)やるな…楽しみ
保守
エド…。
…エド×んぴゅー。
…言ってみただけです。
ここ だれも いない
ずっと ひとり
・・・でも ない
ワロス
大丈夫…、居るよ…。
42、おお、42、 やっと 会えた…
…スペース・オペレッタ?
ビバップのエロい話をしよーぜ
んじゃ。あんまりエロくないけど。
最後の方でスパイクとジュリアのベッドシーンがちらっと映ってたけど、
ジュリアが何となく醒めてる感じがするんだよねー。
本スレの方でもちらっと出てたが、ジュリアはどう思ってたんだろうね。
スパイクは「自分の半身」とかって盛り上がってたけど。
たまーに一生懸命動いている男の下で醒めちゃうことあるけどな。
一番下の行は余計かと。
ジュリアはそういうことでは主導権を取りたいのかも。責め好きってこと。
フェイとは違う気が強い系。
メインキャラ最強の床上手ジュリアお姉さま。
そんなお姉さまにビシャスも責められてたって事か。
目に見えるものが全てとは限らないもんだ。
ジュリアはSMが似合いそう…
いや、言ってみただけです。
あー、似合いそう。
ヴィシャスはSでもいいな。
フェイがM。
フェイがMなら相手は誰がいいだろうな
Sスパイク、Sヴィンセント、Sビシャス、Sお姉さま・・・
うわーねっとり系ばっかだ
しつこいエロでねっぱりそうな奴等ばっかだ・・・・・
とろろ納豆オクラエロ・・・
ヘイらっしゃい!
ジュリアはスパイクほどは想ってなかったように見えた
スパイクが盛りあがってただけって感じがする
スパイクには悪いが自分はアニメ見ててそう思ってたなー
再会できた時も、何かが違うような、もう気持ちは遠いようなそんな印象がした
でもずっと心にわだかまってた事だから一緒に逃げたりしてたけど
どうも二人の気持ちがチグハグな感じしなかったか?
「マクロスプラス」だっけ?渡辺監督の初作品。
あれでも三角関係状態だったけど、あんな感じだったのかな?
意外とジュリアってビシャスにもそれなりに惚れてたんじゃないかと
思うんだよね。で、ちょっと揺れてたところにスパイクが出てきて、
アタックかけたと。
姿を消したのも、どっちにも決められなかったからとか・・・それはないか。
墓場での「なぜ私を愛したの?」をどうとるかだなぁ。
なんとなくIDがかっこよかったんで連続書き込み。
大体どうして突然姿を現したんだろうね。ジュリア。
いや、「話終わらせるため。」とかじゃなくて。
実際そうなんだろうけど。
スパイクが狙われていると知ったからだっけ?
断片的映像と出て来てもあっさりしか描写されてないからなあ
本人視点の本音の見えるような展開はワンシーンもなかったから
どんな女なのかよくワカンネ
あったとしても今までのビバップの連中に思い入れがあるから
どうもジュリアは苦手だ
リンが電話を掛けてきたんじゃ?
「彼らが動き出しました。あなたも危ない」とかなんとか、そんな感じの電話。
あの双子なにげにイイ役柄だったよな
あさーり死んでしまってたが
エロでいじりやすいのはフェイフェイか
なんかどんな相手ともワリとすんなりいけそう
とりあえずSスパイク×フェイからか
っつーか露出多くてエロそうだから必然的にフェイになるよなぁ
63 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 01:09:20 ID:tl+mVlKl
でもやっぱりスパイクにはジュリアがいい。誰かスパイク×ジュリアよろしく!!
俺はジュリアはちょっと・・・・・あんまり・・・・って感じかな
SだMだと囁かれる一方、「キューちゃん、今日も俺が用意した餌を食べてはくれないのか…」
と最愛のペットと変則放置プレイを楽しむビシャス。
「キューちゃん今日もステキだね・・・」
そんなトコのぞいた日にゃーどうなるか
あ、もしかしてスパイクあんた・・・見たんだね?見ちまったんだね?
ジュリアも悪くはないんだけど、思い入れがいまいちないからな。
どうしても醒めた感じになってしまう。
どこか掴みきれないジュリアを体をつなぐことで求めるスパイク。
ってな感じかな?山崎まさよしの「心拍数」って歌思い出すわ。
「重なり合っても探している。なんか寂しいから。」ってーの。
スパイク、可哀相な奴・・・・
スパイクはジュリアと絡ませるなら
やっぱかわいそうなキャラ路線しかうかばないよね
絡ませてみた
また、雨だ。
濡れた髪に頬を埋めながら、外の雨音を聞いていた。
この髪の匂いには、常に雨の記憶が付き纏う。冷たく沈んだ雨。彼女の冷えた肌によく似た、指先に吸い付くような感触の記憶だ。
「何を、考えているの」
微かに振り向きながら彼女が囁く。尤も背中側から抱き締められた体勢では、髪がくしゃりと歪んだだけに過ぎなかったが。両手に包んだ乳房が手の中で僅かにたわむ。至近距離に響く呼吸は弾んでいるのに、声だけは低く端正だ。こんなところまで、彼女は冷えている。
「いや。何も」
耳元で囁き返して、また金色の髪に顔を埋める。指先で膨らみの頂点を軽く捻ると、抱き締めた腕の中の細い体が小さく跳ねた。
「変わらないのね、あなたは」
吐息のように彼女が言う。
「指の癖が?」
「全部、何もかも」
それが善いことなのか悪いことなのか、どちらの意味も滲ませない。冷静で、平板な声。
「……変わったよ。多分な」
同じように静かに、応える。
離れていた年月の分だけ、体は歳を重ね、僅かにだが確かに衰えた。腕の中の彼女も、以前より柔らかく崩れた輪郭になり、弾き返すような乳房の張りは纏わり付く緩やかさに変わっていた。
肌の冷たさだけが、変わらない。その白さに相応しい、滑らかな低温。どんなに激しく乱れても、薄い汗に塗れても、ひんやりした感触を失わない肌。
触れる度に苦しくなった、あの頃の肌のままだ。
目の前の項に唇を寄せ、丁寧に舐め上げる。薄く冷たい耳朶を噛む。雨の味、雨の匂いだ。長いこと雨の中に立っていたから、拭き取ったぐらいじゃ落ちやしない。
そうだ、さっき脱いだ服は、情事が終わるまでに乾くだろうか。
そこまで考えて、苦い笑いが込み上げた。
ああ、……どうだっていい。雨に濡れた服を乾かさなければなんて、ありふれた口実だ。
お互い分かっているのだからいい。これは儀式だ。何処へも辿り着かない階段を、駆け上るための第一歩。
「あ、」
右手を脚の付け根に潜り込ませると、彼女が小さく鳴いた。そのまま指で押し開き、緩やかに擦る。湿り気が絡み付き、雨の記憶がまた過ぎった。
「……ん、ああ、」
途切れ途切れに、息が零れる。初めはゆっくりと、次第に早く張り詰めて。それでも、声は静かに冷えている。
彼女の冷ややかな声が崩れるのは、最後の一瞬だけだ。初めての時から、ずっと。いつもとは違う、頼りなげに潤んだ細い声を、ほんの一瞬だけ漏らす。まるで、覆い隠されていた熱いものを胃の腑から吐き出すかのように。
その時だけ、彼女を本当に捕まえられた気がした。
「……あ……っ」
軽い絶頂に強張った体を支えてやりながら、その声を思い返している。
もう一度、聞きたい。注意深く隠されていた彼女の熱を。
「続けるぞ」
焦りはない。ゆっくり濡れて、沈んでいけばいい。そして霞んだ意識の中で、雨の音を聞くのだ。その時にしか聞けない、多分もう二度と聞けない、彼女の切なげな声と共に。
おわり
うおーすげえ。
すごくジュリアっぽくさめてるのにエロい!
そしてスパイクがカコイイ。
神!
乙
何より二人の雰囲気がそのままで違和感無しなところが気に入った。
スパジュリは多分こんな感じだよなぁ。
うわぁー、かっこいいわぁ。なのにエロい。
こういうのもいいねぇ・・・ごちそうさまでした。
おお、素晴らしい。スローテンポのピアノの音色が似合う、しっとりとした雰囲気が秀逸ですねぇ。
スパイクの独白がたまらなく渋い……激しくGJです。
ビバップがゲームになるよ……。
モノローグは当然山寺さんの声で脳内変換されてます。
本当に山寺さんに朗読して欲しいなぁ・・・
ジュリアも山ちゃんで。
遅ればせながら、スパイク、ジュリアの
職人さん乙です。
スパイクがかっこいい。
本当にGJです
83 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 12:27:01 ID:3CYwV4vv
スパジュリいいわあ!!個人的にジュリアの前のスパイクが好きなんだ。
ほんとに楽しかったです!おつかれさまです!
>71-73
GJ!
雨がイイふいんき(なぜか変換できない)を醸し出してる
つか、スパイク渋エロいな
ジュリアよりスパイクの方がさめてるように見えた。
#26でジュリアと再会したスパイクって実はもうさめてたんじゃねーの
と思ったりしてるので、再開後→エチだと勝手に妄想して読んだ
激しくツボでした。。
85 :
70:2005/06/07(火) 01:06:42 ID:fcs5PXFm
再会後のつもりで書いたんでそう読んでもらえてたら嬉しいよ
てか読んでもらえただけで嬉しいのに皆なんて優しい言葉を掛けてくれるんだ…
涙でモニタが見えません…
新作が来たら涙を拭って読むけどな!
来ないかな!
「FAREWELL BLUES」を聞くといまだに胸が痛むな。あのシーンを思い出して
これから雨の季節。ジュリア祭りは続く・・・のか?
次は意表をついてジュリアスとスパイクの絡みを……嘘ですゴメンなさい。
ジュリアスって誰だ?そんなキャラいたか?
俺はビシャスとフェイ希望。
ジュリアスワロスw
あの尻アゴがキュートだね。
一応希望を書いておく
スパ、フェイ
スパフェイって
「ジュリアの影をスパイクに見ながらも酔った勢いで思わず
告白してしまうフェイ。ジュリアを求めているのにも関わらず
そんなフェイもにくからず思ってしまうスパイク。」
とか
「一夜の恋と思い切ろうとするフェイと、そんな意外な一面を見て
ちょっとフェイにはまりそうになってしまうスパイク」
みたいな感じを想像しましたが・・・ありがちかなぁ?
後、どっかの瓦礫みたいな所で煙草の火を貸している
スパイクとフェイの絵柄見たけど、あの感じもいいんだよなぁ。
91 :
↑:2005/06/15(水) 00:02:25 ID:QknWt+YF
それいいよ。
>90
そういうあらすじの説明の仕方じゃなく
ハマムラジュンみたいなあらすじ説明キボンヌ
ハゲシク(*´д`)モエマスタ
>>93 画集持ってなくて
ハマムラジュンを知らない漏れは圏外っすかね・・。
95 :
90:2005/06/16(木) 22:19:50 ID:Fgootbyb
あ、なんか地味にウケてる。
書いてくれる職人さんはいないかなぁ?
>93
ワロタ。
「伝染るんです」の「もっとお母さんみたいに言ってくれ」
を思い出した。
超カッコイイ。
これだよ、これ。
やっぱりビバップはこういう
もたれ合わないカッコ良さが最高だと思う。
むしろかなりもたれあってると思うが。
>>96 「あれ…? フェイ、火ィあるか?」
「はい。で、もう小一時間もこうしてる訳なンですけど…そろそろいいンじゃない?」
「いや、ああ見えてアイツ結構ネチッこいからな。一時間やそこらじゃ終わらねぇよ」
「あ、蚊がいる…! ったく大体何でジェットが女連れ込ンだくらいで、アタシらが
こんなトコで待ってなきゃなンないのよ! 他の部屋で待ってりゃ済む事じゃないの?」
「人が居ちゃあやりにくいんだろ? まあ、たまには気ィ利かせてやるのも悪くはないさ」
「じゃあエドはどうなのよ」
「…人間にカウントされて無いとか?」
こんな感じか?
>>96 うお!ありがとう。思わずアマゾンで画集頼んじまったよ
喜びのあまり100ゲトした事にも気づかなかった・・・
画集いいっすね。ウイットにーの車に乗ってるフェイの絵を見てたら
なんか浮かんだんだが・・・ あダメだ、思い出せねー
>>102 とりあえず冷蔵庫開けてみたら何か思い出すかもよ
「ガチャ」・・・あqwせdrftgyふじこ
わたしは…んぴゅー…保守も…仕事…
大丈夫 いるよ
ちょっと通りますよ・・。
ビバップのサブキャラらしいが
「カイト」って人を知ってる兄弟はいらっさいますかね?
>106
昔どっかのサイトで、オリキャラの名前で見たような気が
それにしても、ビバップ(特にエロ)扱ってるサイトって
なかなか無いもんだな。
あってもなかなか更新されなかったりなー。
確かに珠玉のアニメだったけど、放送されたのはかなり前になるから仕方ないと思う。
特にネット界では「早さ」が一番の売りなだけに
リアルタイムで皆が見てる期間が終わってしまえばもう話題にも上らなくなるのが多い。
それでもビバップはどこでも評価されてるから凄い事だと思うよ。
メイファとジェットの年の差カップルが読みたいです。
前スレで予告されていた方は断念してしまったのでしょうか?
>>110 これは良い使用前・使用後ですね。GJ!
>>110 なになに?ヴィンセントに出されちゃったワケ?
ヴィンセントのは濃そうだ。
GJ!!w
ヴィンセントとフェイのエロが読みたいよ。
115 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 02:13:30 ID:jSrj5tnO
流れをぶったぎって悪いんだが、
>>109に同意
ジェットの保護者っぷりと年の差に萌え
ジェットがお父さん過ぎて逆にエロに絡ませにくい予感
117 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 01:59:27 ID:1YgFWVor
メイファが幼さ故にジェットに迫るってのは?
保護者っぷりと年の差だったらやっぱジェットとエド萌え。
エロというよりほのぼの萌えだけど。
今頃になって「レオン完全版」を観た。
あんな感じでどうだろう?ほのぼのにはほど遠いだろうが。
幼さゆえってよっぽど上手い人でないと
あざとい、で終わってしまって不快感抱くキャラになったりするから
難しい気がする
test
保守だぜ、ダンナ
保守がてら質問。
若い頃のテレプシコレー×ヴィクトリア(VT)を投下するのは駄目ですか?
片方は写真一枚こっきりの出演なので、さすがに皆に伺いを立ててからじゃないと
と思いまして。(反対意見が多かったら、スレなしに投下予定)
っつ〜訳で皆のご意見聞かせて下さい。
>>123 何の問題もない、むしろ楽しみだ。
俺はつきあうぜ。
>>123 ほほう、それは面白そうですね。期待してます。
キャラ名を聞いてもピンと来ないが、楽しみにしてるぜ
頑張れカウボーイ!!
投下前にいささか言い訳がましくなりますが、お付き合い下さい。
当初、皆さんのご意見を3日待って、昨日の日付けで投下する予定でした。
その間SSを見直しながら公式情報との齟齬が無いか注意していたのですが、
今夜、映画版公式サイトにて、『COWBOYBEBOP/U.T.』なるテレプシコレーと
ヴィクトリアのサイド・ストーリーが未完のまま存在する事を知りました。
急いで内容や名称をその話に繋ぎ合わせようと今の時間まで努力してみましたが、
どうしても無理がありました。
そちらの話を御存じで、あれを下敷きにした話を期待なさっていた方、
これから投下する話は全く違う内容、全く違う設定になります。
あらかじめご了承下さい。
勉強不足で申し訳ありませんでした。
それではテレプシコレー×ヴィクトリアを投下します。
ほぼオリジナルに近いですが、少しでもCOWBOYBEBOPの世界観があると
感じていただければ幸いです。
私はヴィクトリア・テレプシコレー。
スペース・トラッカー。
愛猫の名はゼロス。
好きな音楽はヘヴィメタル。
金髪、碧眼、焼けた肌が特徴。
もう誰にも心を奪われない。
莫迦で、クズで、嘘つきで、ずうずうしい賞金稼ぎは嫌いだ。
あたしの頭には銃が突き付けられている。絶体絶命、って奴。
すでに客とマスターは全員逃げ出していて、店内にはあたしと、あたしを盾にしている男と、こいつを追い詰めた男しかいない。
ああ、今日はツイてない。
「オラ!さっさと銃を捨てないと、このねーちゃんの頭がカボチャみたいにふっ飛ぶぜ」
ここはダイナー。あたしはここでウエイトレスのバイトをしている。
でも、いくらバイト料が良くても、命と引き換えじゃ割が合わない。
「……判ったよ。俺の負けだ…」
にっこり笑った男が、ゆっくりと銃を放り投げた。
あたしを抱えていた男の目がそちらに奪われ、一瞬手が緩んだ。
今だ。
あたしが男に回し蹴りを喰らわせた瞬間、向かいの男が叫んだ。
「伏せろ!」
男は高くジャンプして、放り投げた銃を手に納めた。
横っ跳びに飛んだあたしの脇に、弾丸の雨が降って来る。
跳弾がポニーテールの毛先に当たり、髪が羽毛の様に辺りに散った。
音が止み、テーブルの下から見上げるともう全てが終わり、店内がびっくりする程穴だらけになっている。
…ああ。これ、後片付けが大変だ。
それよりもあたし、ひょっとしてクビになるんじゃないだろうか。
「おい…大丈夫か?お陰で上手くいったよ…」
肩や足を打ち抜かれ呻く奴に、手早く手枷足枷を嵌めながら、振り向きもせずに男は言った。
「…ISSPの人?」
服に付いた埃を払いながら尋ねると、男はマルボロに火を付けて深く吸い込んでいる。
「いや、俺は賞金稼ぎだ。こいつはでかい賞金首でな…」
「ったく、あんたらロクでもないわね。どうするつもり?この店内」
まだ埃が舞っている店内を示して、あたしは男を睨んだ。
「どうするつもりと言われても……ま、弁償するしかねえだろうな」
こちらを見もせずに肩をすくませ、カウンターに無事残っていたミネラル・ウォーターに手を伸ばす。
大きな手に吸い差しの煙草と瓶が収まり、喉が上下に動くのをあたしは呆然と眺めた。
それ、店の売り物なのよ?何勝手に飲んでるのさ。
「弁償ついでに、ジンと卵と酢とケチャップ胡椒、ウスターソースをくれ」
「ずうずうしい!あんたらのせいで、店の中滅茶苦茶なのよ!?」
と大声を張り上げると、男が不機嫌そうに言った。
「…今日は二日酔いなんだ……もうちっと、優しく話してくれないか?」
あたしは仕方なくカウンターに入り、音高く、グラス、ジン、酢、卵、ケチャップ、胡椒、ウスターソースを目の前に並べた。
「…これでいい?」
普段高めの声のあたしだが、精一杯ドスを効かせて不満に思っている事をアピールする。
「おう。ありがとよ、ベッピンさん…」
ろくに人の顔を見もしないでよく言うわ。嘘つき。
心の中であたしは毒づいた。
「ああ…これでこのバイト、クビになっちゃうかも知れない…」
大きくため息をついて、カウンターに突っ伏した。
「お前さんにゃ気の毒な事しちまったな。二日酔いじゃなかったら、こんな惨状にはならなかったんだが…後で店の主人に口利きしてやるよ」
卵から黄身を選り分けてグラスに入れ、慎重な手付きで他の調味料とジンを落とし込みながら、気のない声で男が告げた。
鼻をつまんでグイッと飲み干すのを横目で睨みながら、あたしはうらめしそうに言った。
「これでまた、トラックの購入が遅れちゃうわよ…」
「なんだ?あんた、トラッカー志望なのか?」
うつ伏せたあたしに、意外そうな声が尋ねる。
「そうよ。…このアステロイドで、後ろ楯もない若い女が一人で大きく稼ぐには、自分を売るか、トラッカーになるぐらいしか道がないじゃない…」
「まあ、稼ぐならそれが手っ取り早かろうな。…あ、すまねえ。お前さんの綺麗な髪も台無しにしちまっ………」
その言葉に勢い良く顔を上げ、悪態のひとつも付こうとしたあたしを見て、男の台詞が止まり、その口がだらしなく開いた。
「……何よ」
「…あぁ。…あんた……綺麗だなぁ……」
「ありがとう、よくそう言われるわ」
そう軽くいなしながら、あたしはふき出したくなった。
本気で見とれてる、この人。
悔しいから、あたしもじっくり男を見つめてやった。
ふうん、近くで見ると結構オジさんなんだ。
でも、目元と口元がセクシーで、節高で長い指が綺麗で、声が素敵。
…悪くないな。
「…名前を教えてくれ」
「……ヴィクトリア。ヴィクトリア・ビターよ」
「俺はヒューゴ・ヴォルフ・テレプシコレー」
ヒューゴは自分の名前を告げると、いきなりあたしの腕をぐいっと引いて、カウンター越しに唇を奪った。
こんな強引な手口なんて珍しくもないのに、あたしは拒まなかった。
ジンとスパイスとマルボロ。それと硝煙の匂いがする。
弾丸で飛ばされて短くなったあたしの髪に手を差し込み、唇をこじ開けて舌を貪る。
歯茎をなぞり、上顎を舌先で撫で、絡まった唾液を吸う。
細かく角度を変え、あたしの口内を擦り上げ、啜り、煽り立てる。
ヤダ…この人キスが上手い。
キスでこれなら…最後までしたら、どうなるのかしら。
ちょっとイケナイ事を考えていると、ようやく濃厚なキスから解放された。
離れる瞬間、互いの唇に繋がった唾液の糸が伸びる。
多分あたしはかなりぼうっとしていたと思う。
その頬に手を当てて、ヒューゴは耳元に囁いた。
「なぁヴィクトリア、俺はお前が気に入った。……試しに俺と寝てみないか?」
あたしは思いきりヒューゴに平手打ちを喰らわせた。
それから3日後、またヒューゴ・ヴォルフ・テレプシコレーはやって来た。
店の損害賠償金と、ピカピカのスペース・トラックと、真っ赤な薔薇の花束を持って。
「よう!ヴィクトリア。俺と結婚してくれ」
あたしは呆れ果てた。
「ヒューゴ…あんたイカレてるんじゃない?どこの世界に、一回会ったっきりの女にこんな高額な贈り物をしたり、結婚を申し込んだりするっていうのさ!」
「ここにいるぜ。…一目見てから、寝ても覚めてもお前の事ばかり考えてる。あんたは俺のファム・ファタル(運命の女)だ。…愛してる」
臆面も無く言い放つこの男に、あたしはしかめっ面をしてみせた。
…頬が真っ赤だったけれど。
「……受け取れない、って言ったらどうすんの?」
「そん時ぁ、粗大ゴミ置き場に俺とこのトラックが並んで眠ってるだろうさ!」
大げさに額に手を当てたヒューゴは、くるくると楽しそうに目玉を踊らせた。
悔しい。
こいつったら、あたしが断るとは思ってない。
「あたしが断るってのは、あんたの勘定に入ってない訳?」
あたしは腰に手を当て、ずうずうしい賞金稼ぎをきつく睨み付けた。
ヒューゴにはちっとも効いていない。それどころか、あたしを見てうっとりしている。
「俺とお前は離したって離れっこ無い。互いが運命の相手だからな…」
あたしの手をそっと取り、掌を指先で愛おしそうに撫でる。
じっと見つめる眼に耐えられず、視線をそらした。
「…自惚れてるわ」
そう言うあたしの手を自分に引き寄せて、耳元に囁きかける。
「嫌だったら、そう言って断れば良いじゃねえか」
そうよ。
嫌だったらとっくの昔に断ってるわ。
断れないから、困ってるんじゃない。
「だって…だって、あたし達、お互いを全然知らないじゃないの……」
「これから知ればいい…。なあ…俺の心はお前に盗まれてからっぽになっちまった。…だから代わりに、あんたの心を俺にくれ」
そのままヒューゴはあたしに、優しいキスをした。
離れた時あたしが小さく告げた言葉に、にっこり笑ってみせる。
「ヴィクトリア…もう一回」
「絶対、言わないわ」
憮然とした顔でそう言ったあたしを、ヒューゴは大切そうに抱きかかえてクルリと回した。
甘い部屋。白いシーツ。キングサイズのベッド。あたしを抱きしめる腕。
今朝目が覚めた時は、こんな事になるなんて思いもしなかった。
まるで安っぽいハーレクイン(突然現れた、浅黒い肌でセクシーな野性味溢れるマッチョマンが、なんの取り柄もないサエない女を攫って奪うって奴)の様で嫌になる。
ただし、ハーレクインのヒーローにするにはヒューゴはくたびれ過ぎているし、普段のあたしは必要なら自分から動く方だけれど。
カーテンが引かれた薄暗い部屋で、相手の服を脱がし合う。
何も身に付けない姿で、何も隠さずに向かい合った。
確かめる様に互いの肌に触れる。
ヒューゴの体は無駄が無く、なめし革の様になめらかだが、様々な場所に傷がある。
あたしが全身を指で確かめている間、ヒューゴもあたしの体中をなぞった。
肌に触れる指先から炎の様に疼きが広がり、体中が熱く蕩けていく。
たまらなくなって、あたしは自分から唇を寄せた。
うなじに手を回し、魂を分け合う様に貪るキスの嵐。
あたしがヒューゴの髪の毛をまさぐれば、ヒューゴはあたしの肩から背中や尻をなぞる。
互いの気持ち良い所を、髪の毛一筋も余さず知ろうと手で探り合う。
あたしの胸の先がヒューゴの胸板を突ついて、そのたびにプルリと震えた。
ゆっくりとベッドに押し倒し、ヒューゴは自分の胸を挑発したあたしの尖りに、罰と言わんばかりに軽く噛み付く。
「んっ!…あ、あぁっ!…くぅっ!…」
舌先で先端を跳ね上げ、色の境目をなぞり、吸い上げながら転がす。
もう片方は手で揉み、指先で弄くられ、量感を楽しむ様に持ち上げ捏ねる。
指先が胸から脇腹に降りてきてろっ骨を確かめる様になぞり、みぞおちに滑り込み臍を撫ぜた。
そんな場所を攻められるのは初めてで、体が大きく跳ねる。
声を押し殺して、初めての感覚にあたしは耐えた。
「…ヴィクトリア…お前、初めてなのか?」
「まさか。…ただ…んくっ!…こんなに、丁寧にされるのは…あ…ぁっ!…初めて、よ」
そう言ったとたん、ヒューゴの指先が今までよりもっと繊細になった。
今まで、あたしの少ない男性経験で、始める前にここまでされた事はない。
「……セックスでイった事は…?」
「あっ!ん、あぅ!…な…ないっ、わ…ヤぁっ!」
ヒューゴがあたしの臍を軽く舐めた。
その間も両手が胸をなぞり、先端を指の間で引っ張ったり捏ねたりする。
「嬉しいねぇ。…じゃあ、今日俺が、初めて感じさせてやるよ…」
そのまま舌先でみぞおちをなぞりながら、あたしの膝を大きく割り開いた。
空気に触れたあたしの秘裂から蜜が滴り、左右に糸を引いてから垂れ落ちるのが判る。
「綺麗な色だ。…こんなに濡らして…感じやすいんだな」
膝から内腿に向かって、キスが降りてくる。
早く欲しくて、あたしの腰がいやらしくうねった。
待ちに待った場所にヒューゴの舌が触れた瞬間、あたしの体に電流が走る。
零れる蜜を吸い上げ、クリトリスを剥いて軽くしゃぶられる。
と同時に、あたしの膣内に中指が潜って掻き回し始めた。
探られた場所を通じて子宮の奥が熱く燃え、体の隅々までしびれが広がる。
「ああぁっ!!…あ、あ、あぁ!…イイっ!…ね…お願い、あたしにも…あうっ!…あたしにも、あなたを、ちょうだい…っ!」
快感に耐えながらねだると、ヒューゴの肉棒が口元に差し出された。
あたしは夢中になって、愉悦を与えてくれる人の分身に唇を寄せる。
赤黒い大きな凶器が目の前で脈打っていた。
太さも長さも、今まで経験した事のないサイズだ。
先端にキスをして舌で鈴口を舐める。透明で少ししょっぱい先走りが出た。
アイスキャンディーを舐める様に全体に万遍なく舌を這わせ、舌で舐めていない部分は手で柔らかく擦る。
唾液で滑りを良くしてから、あたしはヒューゴの茎を銜え込んだ。
「…気持ち良いぜ…こっちも、もっと気持ち良くさせてやるからな…」
そう言って、ヒューゴは指をもう一本増やしてあたしの中を蹂躙し、舌と歯で尖り切ったクリトリスを嬲りはじめる。
奥から入口までうねうねと動く指が、容赦なくあたしの気持ち良い場所をさらけ出し、高みに追い立てていく。
「んんッ!…んー、んぅっ、むーー!」
とうとう耐えきれなくなって、あたしは銜えていた肉棒を口から離した。
じゅっ、じゅっ、と自分の体から淫らな水が噴き出し、シーツに跳ね飛ぶ。
「あ、あっ、あんっ!…ダメ…も、だめぇっ!」
その言葉と共に、指が奥底でうねり、クリトリスを軽く歯で引っぱられた。
物凄い快楽にたたき落とされ、あたしは声を上げて天国に昇った。
「…満足したか?」
痙攣が収まったあたしの髪を優しく撫で、ヒューゴは頬にキスしながら囁く。
荒い息を吐きながら、沸き上がる熱で耐えきれない程体の奥が疼いた。
「満足、したけど…満足、してないわ。…これが…欲しいの」
そう言いながら、あたしは指先でヒューゴの陰茎をまさぐった。
「ああ。俺ももう我慢出来ない…行くぜ」
ヒューゴの肉茎があたしの入口にあてがわれ、そのまま幹に蜜を擦り付ける。
期待に満ちた肉の壁に、張り詰めた凶器が潜り込んだ。
最初の笠を受け入れるだけで、膣口がはち切れそうに広がる。
あたしはその衝撃に、息を短く吐きながら力を抜いて耐えた。
慣れた調子で、ヒューゴは少しづつ馴染ませながら自身を沈めて来る。
膣内が肉棒をけなげに受け入れ、限界まで押し広げられた。
「…ぐぅっ!…うぅ……あ…ま、まだ?」
「もう少しだ…辛抱してくれ…」
奥の子宮口を押しつぶす様に突き当たり、ようやく全てが収まる。
今まで誰も来た事のない最奥まで踏み荒らされ、内臓まで押し上げられた様な感覚に、あたしは低く呻いた。
「ヴィクトリア…キツくて気持ち良いな、お前は」
小さく奥を突つきながら、ヒューゴは嬉しそうに言った。
最初の辛さが薄れ、限界まで押し広げられた内側が軋んで、せつなさが広がる。
「……もう良いか?…動くぞ」
様子を見ながら確認する言葉に、声も無くただ頷いた。
最初は静かに、内側をなぞる様に擦り上げながら、最奥から入口近くまで往復する。
トロリとした蜜が押し出され、お尻の方まで垂れて来てシーツを濡らす。
奥に押し込まれるだけで内壁の全てに刺激を与えられ、引き出される時には襞の全てを裏返しにされる様な感触に体中が震える。
少し動かれるだけで、今まで経験した事のない悦楽にあたしの体中に火花が散った。
体が少しづつ馴染んで蠢く。それと共に、ヒューゴの突き上げも激しくなって来た。
先程から、何度も小さく昇り詰めている。
喜悦の波に攫われそうになりながら、あたしは必死でヒューゴにしがみついた。
「すげえ…熱くて…絡み付いて来るぜ…」
「あぁぁぁ!…ダメぇ!…激し過ぎるぅ……ひぃっ!…んぐぅっ!…あ、あぁ!」
もうすでにヒューゴもあたしも汗に塗れ、体の全ての液体が混ざって溶け合う。
「ん、あ、あ、あぁぁぁぁっっ!!!」
子宮口を抉る様な深い突き上げに、とうとうあたしは先に達してしまった。
あたしがイク時の収縮に合わせる様に、奥の奥まで押し込んだまま彼もあたしの中に白濁液を注ぎ込んだ。
シャワーを浴びてすっきりし、バスタオル姿でベッドに寝転ぶ。
知り合って三日でこんな関係になるなんて、自分でも信じられなかった。
まるで磁石のSとNが引き合う様に、こんなに強くお互いに惹かれる事があるなんて。
これからどうしよう。
本当にプロポーズを受けるつもりなのか、自分自身でも判らなかった。
少し禿げた指先のマニキュアを眺めながら、あたしはぼんやり考えた。
あたしと入れ代わりにシャワー室に入ったヒューゴが出て来て、傍に腰を下ろす。
うつ伏せていたあたしの背中にキスを落とした。
髪の毛を拭ききれなかったのか、毛先から水滴が背中に落ちた。
子供みたい。
あたしは笑って、自分に巻き付けていたタオルでヒューゴの髪を擦った。
そのまま膝に抱き上げられ、後ろから首筋に顔を埋めてくる。
「もうお前無しではいられない…」
「…いられるわ」
「だが、いたくない」
首筋で駄々を捏ねる様に嫌々をする彼に対して、愛おしさが込み上げて来た。
「……莫迦ね…」
どうしよう。
ほんの少ししかこの人の事を知らないのに、もうこんなに離れたくない。
こんなに誰かに惹かれたのは、生まれて初めてだった。
だからといって、このままぬくぬくとこの人の腕に収まるのは嫌だ。
何もかも甘えて当然、そんな女にはなりたくない。
「お願いがあるの」
「なんだ?」
「…あのトラックは、返して来てちょうだい」
あたしの言葉に、ヒューゴの腕が体に固く巻き付いて来た。
「……駄目、なのか?…」
呻くような低い声に、あたしは宥めるように軽く腕を叩いた。
「…あのね…。トラックは自分の力で手に入れたいの。そうじゃなかったら、あたしはあんたの申し込みを受けられないわ」
腕の力が緩んだのであたしはヒューゴに体を向け、その頬を両手で包み込んで鼻の頭同士を擦り合わせた。
「莫迦ね。…あたしの気持ちだってあんたと同じだから、あたしは今ここにいるのよ…」
あたし達はまた、そのまま白いシーツの海に沈み込んだ。
あたしがヴィクトリア・テレプシコレーになって二年が過ぎた。
その間、色んな発見があった。
ヒューゴ・ヴォルフ・テレプシコレーが、生きた伝説と呼ばれる凄腕のカウボーイである事。
賞金首からは、『狼』と呼ばれて恐れられている事。
様々な情報を拾い上げる鼻と、危険に対する勘がとても鋭い事。
なのに私生活はだらしなくて、放っておくと部屋がブタ小屋になる事。
ヘビースモーカーで、ヘビードランカーで、ヘビーメタルが好きな事。
時々、悪い冗談を言う事。
あたしの前でだけ子供に戻る事。
あたしと知り合う前は、特定の女がいなくて遊び回っていた事。
猫が好きで、飼う時は毎回『ゼロス』と名付ける事。
…あたしの眼に強く惹かれた事。
ほんの一ヶ月前、あたしは念願のトラックを手に入れ、スペース・トラッカーの仲間入りを果たした。
初めての一週間かかる長距離運転を終え、部屋に帰って来てあたしは驚いた。
…すごい。
シンクに皿がうずたかく溜まっている。
床の所々に脱ぎっぱなしの衣類や食べ散らかしたゴミが落ちている。
ダイニングテーブルには、泥が付いたままのブーツが乗っかっている。
トイレは開けっ放しで、フタも上げっぱなし。
あたしが入って来たとたん、ゼロスが自分の窮状を訴える様に足元に絡み付いた。
台所の隅を見ると、餌皿にこんもり盛られたドライフードは据えた臭いを放っている。
もちろん猫トイレは未処理で汚いままだ。
新しくあたし達の仲間入りをしたチビのゼロスは、仕方なく部屋の他の場所で用を足したらしく、そこここに耐えきれない糞尿の臭いが漂う。
急いで部屋を片付け、元の状態に戻すのに3時間以上費やした。
さてようやく眠れるとベッドルームに入ると、てっきりいないと思っていた部屋の主が酒瓶を抱えたまま眠っていた。
「…ヒュー?ねえ、生きてるの?」
うんざりと呆れ果てたを声色に乗せて、あたしはヒューを揺り動かした。
「……ヴィッキーがいないから、俺は生きちゃいなかったぞ…」
子供の様にすねた声に、あたしは吹き出した。
「いやあね。もうあたし達、一緒になって二年なのよ?少しぐらい我慢しなさい」
「嫌だ…お前がいなきゃ」
むっつりとヒューが頭を起こした。
頬には無精髭が張り付き、元の顎髭の形が判らなくなっている。
いつも綺麗に手入れしているのが嘘みたいだ。
これであたしより10以上も年上なんて、信じられない。
いや、それよりも、これで普段は伝説の賞金稼ぎなのが信じられない。
「莫迦ね…もしもあたしが別れたいって言ったらどうするの?」
「そん時ぁ、俺が死ぬ時だ…」
あたしに抱きつき、胸に顔を埋めながらヒューは言った。
そのまま服を剥がして始めようとする。
「ちょっと!…あたしまだ、シャワー浴びてないの…」
「俺はずっとヴィッキーが足りなかったんだ…もうちっとだって待てねえ…」
心の中でやれやれとため息をつきながら、あたしはヒューの好きに任せた。
その電話がかかって来たのは、徹夜仕事を終え家に辿り着き、ようやくベッドに沈み込んで30分もたたない時だった。
「俺と別れてくれ…」
突然のその言葉に、あたしは当然不機嫌になった。
疲れ切った体を安息の地から引き剥がして電話に出たのに、いきなり悪い冗談なんて。
「いきなり何言ってるの?ひょっとして酔ってる?」
そういう人だと判ってるはずなのに、口調に棘が混じるのを止められない。
「お願いだ…別れてくれ」
…ったく、本当に別れてやろうかしら。
出来やしないけど。
「…嫌よ。ちゃんとあたしと別れたくなった理由を教えて。第一、こんな大切な事を電話で済ませようなんてどうかしてる」
「…っ!う……俺の事、は、もう忘れろ…」
何か堪えている様な声。息遣いが荒い。
あたしの心が警鐘を鳴らした。おかしい。
急いで頭の中で、ヒューの昨日の言葉を思い返す。
今日は確か、『ようやく狙ってた賞金首を捕まえられる』と言ってたはず。
「…どうしたの?ヒュー…何かあったの?」
「…ヴィッキー…お前は、良い、女だ…だから、別れて、くれ…」
声が途切れがちになっている。嫌な予感がよぎる。
「ねえ、何か様子が変よ。どうしたの?大丈夫?」
「…あぁ……別れて…くれ…」
ごぼ、と何かを吐き出す様な音が漏れた。
その頃には、あたしの中の嫌な予感は膨れ上がって破裂しそうになって。
「どうしたの?大丈夫?今どこ?教えて…ねぇ、教えてよっ!」
あたしは焦りを押さえながら問い質す。今ならまだ間に合うかもしれない。
「…お前が……きらい、に…なった…んだ。だ、から……別れて…くれ…」
「嘘つき!早く居場所を教えて!!手後れにならない内にさ!!」
もうあたしの声は絶叫に近くなっていた。
お願い。
お願い。
お願いだから、そばに行かせて。あなたの顔を見たい。
そしたらいつものように、冗談だよ、と笑ってくれるでしょう?
「………もう…わ、すれ…ろ……」
「お願いよヒュー!!言って!!別れるから、今いる所を教えてちょうだい!!!」
あなたが望むなら笑って別れるから。
あなたが生きてさえいてくれれば、それだけでいいから。
「…あぁ……き、れい、だ…な……ぁ…………」
それっきり。
あたしがいくら叫んでも、返事は返ってこなかった。
叫んで、叫んで、叫び続けて…。
あたしの喉は潰れ、高かった声はハスキーヴォイスになった。
私はヴィクトリア・テレプシコレー。
スペース・トラッカー。
愛猫の名はゼロス。
好きな音楽はヘヴィメタル。
金髪、碧眼、焼けた肌が特徴。
もう誰にも心を奪われない。
莫迦で、クズで、嘘つきで、ずうずうしい賞金稼ぎは…嫌いだ。
<END>
139 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 02:31:36 ID:fD9MY0vT
GJ、GJでございます!
テレプシコレーもヴィクトリアも文体もカコイイ
脳内で映像化しながら読むことができますた
最後の方は目から汗がにじみ出たです…
うわちょまじでGJ。
私の中ではこれがVTたちの公式設定ってことにさせてもらうよ。
面白かった。ほんとありがとう。
すごくいい!!
VTに泣かされた
お疲れ。いい仕事だったよ
VTが佳い女だなぁ。私生活はダメダメなヒューゴもそれっぽくてイイ。
ハスキーヴォイスになった理由が切ないですな。
件のサイドストーリーは未見なので、今度探してみます。
ともあれ、激しくGJです。プレーリーオイスターを奢りたい。
神さまぁ いいもん見ました ありがとう!
ヴィッキーもヒューも最高に魅力的!
GJ!
すばらしい!
遅くなりましたが、感想ありがとうございました。
(保管庫管理人様へ)
タイトルの単語間違えてました。
正しくは"sesson"ではなく"session"ですので、お手数ですが保管庫収蔵の際に
訂正いただけますよう、お願いいたします。
すごい乗り遅れたが、神さまGJ!
最後マジで泣けた。文章も凄い綺麗で読みやすいです!
さいこうだぁ(ノ▽`)
保守ついでに小ネタでもひとつ。
「あっ!?」
「おっと」
(こぼれた食料品を拾うスパイク)
「ありがとう。……あら?」
「……?」
(振り返ると、ズボンの股間が膨れているスパイク)
「…………(ジト目)」
「すいませぇん」
(おもむろにジッパーを下げるスパイク)
「いやっ、もういらない! あげるわよっ!」
「ラッキー♪」
「それ食べるのっ!?」
……しまった、下品なだけでエロくない。
エド「ねえ、フェイフェイ?」
フェイ「何?」
エド「フェイフェイのおっぱいは、どーしてこんなおっきくて、たぷんたぷんでぷりんぷりんなの?」
フェイ「……(ニヤリ)。知りたい?」
エド「知りたいしりたーい♪」
フェイ「揉むのよ」
エド「ほぇ?おっぱいも〜み、もみ〜〜?」
フェイ「そうよ。朝に夕にたゆみなく揉み続ける」
エド「んー、じゃあ、じゃあ、エドももみもみしたら、おっぱい大きくなる?」
フェイ「なるんじゃない?一応、あんた女の子だし」
エド「えへぇー。おっぱいも〜みもみ〜〜〜♪」
フェイ「そんなじゃ駄目よ。手伝ってあげる」
エド「え〜〜?ひゃはは、フェイフェイ、くすぐったーい、ギブ、ギブ〜〜」
フェイ「駄目よ。おっきくしたいんでしょ?我慢しなさい」
エド「うひゃ、いひゃ……あれ?う……ふにゃ、んく、にゃ……フェイフェイ、エド、なんか変……」
フェイ「変じゃないわよ。ていうか、変になってもいいけどね」
エド「変じゃなくて、変になっても……って、あっ、ふぁ、やぁ……んぁぁ……」
フェイ「ほーら、気持ちいいでしょー?(ニヤニヤ)」
エド「う……ん、なんだか、すごく……あふぅ……んぁ……んくぅ……」
フェイ「こーんなちっちゃいなりで、感度良好だこと……」
エド「ふぇ、フェイフェイ……どこ触ってる……はにゃ……そこ、違う、おっぱいじゃない〜」
フェイ「いーのよ。ここをいぢると効果倍増するだから」
エド「そーなのぉ?ふあぁぁぁ……やだぁ……エド、変……変〜〜」
フェイ「だから、いーのよ、変で。もっといい声で鳴いて頂戴」
エド「泣くって、エド悲しくないぃ……ていうか……気持ちいいぃ……ひあぁあああ……」
フェイ「……ぷっ。もう、逝っちゃったのか。私みたいになるには修業が必要みたいね」
アイン「ワン!」
フェイ「……あんた、見てたの?羨ましい?」
アイン「ワン、ワン!」
フェイ「悪いけど、犬は首尾範囲外なの。ジェットにでも頼みなさい」
アイン「くぅ〜〜ん……(トボトボトボ)」
あえてそこでフェイ×エド×アインの3P
犬の良さに目覚めるフェイとかアインのオパーイを大きくしようとして欲情するエドとか
いやトボトボがかわいいから良し。
アインならきっとフェイに薬を盛るくらいのことはしてくれるはず
保守
ほしゅ
age
155 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 22:00:45 ID:Mp1EiVn8
初めてカキコするんで、ルールやマナーがなってなかったらゴメンなさい。
先日、ダチに教えて貰って初めてやってきました! VT話しか読んでませんが、自分の中のビバップ感が、オリジ話で楽しめるなんて!!と、食い入る様に読んでしまったです! 文章の組み立てや言葉使いが、かなり大好物です!! いいものを読ませて戴きました!
あ、クルーが増えてる。
ようこそ
>>155。
sage(メール欄に半角でsageと書くと、書き込んでもスレッドが上がらない)も覚えておくと暮らしやすいぞ。
おー、新人さんいらっしゃい!
もし書き手さんなら是非投下してくれ。
突然スマンが教えてくれ。
ビバップの世界観や用語について詳しくまとめてあるサイトって、まだある?
SS書いてみようと思って探したんだけど、どこもリンク切れになってるんだ・・・
>>158 映画版ビバップ公式サイトが、登場人物の詳しい説明、TV版あらすじ、世界観
説明と盛り沢山で正確。
それで足りなかったら、【COWBOY BEBOP マルボロ】でググってみ。
>>159 dクス!
そのうちSSを書いてくるので、期待しないで待っててください。
しないでと言われてもしちゃうよw
160さん期待ほしゅ。
ずっとエドが天才と言われても、PCの天才ってのは分かるけど
後はよく分からんなーと思ってたんだけど
きっとこのキャラはビバップの中で上手くバランスを取る役目をしていて
それが全く無理なくキャラに添って出来てるって意味で天才なんだなとやっと理解できてきた。
今、見返しても役割をハズしてる回は一つもないもんな。
だから他のキャラが切羽詰まってて色んな表情してる時も
全部を把握しつつ、いつも力抜けてて余裕がある。
初めの頃はただ単にキャラクターの配置と多様性を出す為に
チビと動物を出してんだな、としか思えなかったけど
数年経て、このスレと出会って自分は考えが浅かったと思った。
ここの神SSを読んで疑問だった点の理解が深まったよ。thanks!
保守
フェイフェイって何度か襲われかかってるんだよね
166 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 03:54:27 ID:D8hOuk4C
フェイとスパイクの、でろでろに溶けそうなただれた性生活が読みたいっす。
身体の相性だけは、すっごい良さそう。テンションが同じっぽい。
すごくダラダラしてそうだ・・・・・
煙草吸うタイミングも同じような感じ
映画で思いっきりギリギリだったような気がする
自分的にはジュリアが出て来た回の
ホルモンの影響で女体化した兄ちゃんとの話を希望
>>169 グレンだったかな?女体化ってどこまで女体化してるんだろうな…
胸はあるけど女性器はないっしょ。チンはついてる。
ケツとか体系もちょっと女っぽかったような気がするなぁ。
そんぐらい?俺もグレンの話読んでみたい…。
ホルモンのバランスが崩れちゃってるってコトだよね?
そういう場合、精巣はちゃんと働いてるんだろうか。
てか起つんだろうか
宦官などはブツが無くとも、指と高説で後宮を渡ったと信じている。
という訳でどっちでも無くなったグレンが
いかにも女っぽいフェイフェイを見て、捕らえたついでに(ryでもおかしくない。
174 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 21:54:05 ID:K7mww+2e
ほっしゅほっしゅ〜
スパイク大スキ〜
保守に来たぜ……君の瞳に映る俺に乾杯。
君の瞳に…映った僕に乾杯
話はあるんだがイマイチ進まないんだよな
もうちょっと待っててくれや
>177
+ +
∧_∧ +
(0゜・∀・) ワクワクテカテカ
(0゜∪ ∪ +
と__)__) +
ドキワク
トテトテ
182 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/28(金) 20:15:49 ID:9dI9M4dp
アゲアゲ
トボトボ
(´・ω・`)びばっぷだいちゅき。
此処は成長エド物を書いてもOKな所かな?
久々にビバップ見てキタコレ状態なのでOKならスパイク×エドなど書いてみたいんだが…
>>185 見たいー
えろーくて、かわいーのキボンw
いや、作家さんの書きたいように、書いてくださいな
たのしみにしてるよー
キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!!!!
きたよぉ〜゚・(ノД`)・゚・
>185
よろしくですv
188 :
185:2005/11/08(火) 01:01:57 ID:nja11JSO
うおw過疎ってるから微妙だったんだが期待されてるなら頑張るわ(・ω・´)
ちょいと待っててくれい
>>185 + +
∧_∧ +
(0゜・∀・) ワクワクテカテカ
(0゜∪ ∪ +
と__)__) +
_、_
( ,_ノ` )
r ヽ.
__/ ┃)) __i | キュッキュッ
/ /ヽ,,⌒)___(,,ノ\
_、_
( ,_ノ` )
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| トン
_(,,) 期待age (,,)
/ | |\
一応言っとくけどさ
「上がってないぞ」
>>185 待ってます
>>185 ジェットじゃなくスパイクというのがイイ
どんなもんなのか見たいので激しく期待してます
ジェット×メイファのSSを未だに待ちわびている私……
いいね
メイファのキャラ忘れかかってるのが問題だけど
というかジェットって全体的にロうわなにをするやめ
ヒント:ガニメデ慕情
>>196 実はそれも、実際付き合ってたのは相手が10代半ばの頃だったりして。
でも、警官がミドルティーンの少女と同棲してたら、さすがに問題になるか……。
ジェットの青春系の話が一番興味ある・・・・
実は今とは全然違うような気がして。
髪の毛の量も全然違うよなw
ラガーシャツ着て夕陽に向かって叫んでるジェット…
野球部のマネージャーにほのかな恋心を抱いているジェット…
サッカーボールと友達になっているジェット…
歴代番長の長ランを着て夕焼けの河原にたつジェット…
帰宅部で女の子と自転車の二人乗りで帰るジェット…
遅刻しそうになって食パン銜えて走っているジェット…
ビン底メガネの生徒会長(フェイ)に迫害される写真部のジェット…
ごめん限界w
人を見かけとか、髪の毛の量とかで判断しちゃあいけない
写真部ハゲワロス
203 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 06:24:06 ID:GJltLHMm
保守揚げ
保守
205 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 10:52:36 ID:e2Plbz0c
保手
ほ
なぁ・・・・・・聞いてくれよ。
今日、半年ぶりくらいにヲタクな店と言えばアヌメ糸!!に行ったんですよ。
ビバップのワンコイン系のフィギュアがまだあったんで、買ってしまったんですよ。
いえいえ、半年ぶりに来た記念だしって思って、
安いし、特に出来なんか気にしてませんよ。
でもですね、でも、ですよ?
いやいや、乳を期待して出てきたのがジェットだった件については別にいいんです。
彼も良いキャラで、僕自身も好きですし、許しますよ。
元々、どのキャラが入っているのかなんて分からないんですから、
そんな事では怒りませんよ。
でも、組み立ててもスグに首がポロリする事は許せないんです。
何ですか、このモロい作りは。
似てない事よりも首に差しこむ所の形が合ってなくて
ポロリするのが許せないんですよ。
しかも足場と足の差込口も合ってなくて転ぶんですよ。
もうこりゃアロンアル○ァでくっつけるしかねぇなって思うんですけど
めんど臭いじゃないですか。
立たせても立たせてもゴロゴロ倒れて来やがって、もう、お前それやる気あんのかよ!!、と。
っつーか、転がった時に首飛んでってどっか行きやがった。
首無しってマジで怖ぇよ。もういらね。
ジェットさんよぉ、アンタの事は乳の次に別の意味で好きなキャラだったけど
今回は頂けなかったぜ。頼むから捨てても恨んでくれるなよな。
アディオス、カウボーイ!!
ワロスwww
首が無いなら義首を着ければ―――
土曜日BSであった劇場版をみたヤシはいないのか。
映画館で見たっきりだったけど、やっぱ面白いな。
ストーリーは大真面目なのに微エロなところとか。
>>210 初めて見たときはフェイがヴィンスに何されるんかとwktkしたもんだ・・・
アレはアレでエロくて良いが(*´Д`)
フェイフェイは何であんな服を着てるのだ
フェイは自分がいい女だと自覚している。
そのいい女を際立たせる衣装デザインがあれなんだろう。
脱ぎやすそう…つか脱がせやすそう。いや、むしろ脱がせずとも(ry
露出が多いにしてももっとマシなデザインの服があるだろうと小一時間・・・・
何が不満なのかと小一時間…
あの服は自分で改造してるんじゃないかな。
216 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/01(水) 07:13:45 ID:H6+H1W3B
「スレッドってのはageないとダメなんじゃなかったっけ?」
「あぁ? なんの話だ?」
「人がいないって話さ」
停滞してるなぁ……
オトナの世界だからな
ヴィシャス「大人の世界は
ゆっくり腐敗するかの如く進んで行くものだ・・・・
なぁ、そうだろう?スパイク!」
関係ないけど、ずっと今までヴィシャスを
ビシャスだと思ってました。木綿なさい。
っていうか、アンタ何人なんですか?若いのに髪も銀色だし・・・・。
彼はああ見えて苦労してるんです…若いのに白髪になるほど
ビバップ好きなので、ネ申の降臨を祈りつつ保守がてら初投下
全然エロのないスパフェイ
-----------------
「ここはすっかり春ね」
ぼんやりと空を見上げて、フェイがぽつりと呟いた。
捕らえた賞金首なら、気絶したままピクリともしていない。
――となれば、言葉の矛先は自分以外に考えられなくて。
「そうだな」
咥えていた煙草を一旦指先で摘んだスパイクは、
煙を吐き出すついでに適当な相槌を返しながら、いつからこうしているのかと考える。
『よくやったぜ、スパイクにフェイ。迎えに行くから、そこで待っとけよ』
二人掛かりで捕らえた首を報告した際。
迎えに行くと告げたきり、通信機は沈黙を保ち続けている。
青かった空は次第に茜色を帯び始め、気付けば東の空には闇がやって来ようとしていた。
冬に比べて日は長くなったとは言え、夜も更ければ寒くもなる。
それでも、待ち侘びる迎えは来る気配すらもなく。
何かあったのかと心配する気持ちよりも、そろそろ暇を持て余すにも飽きてきた気持ちの方が強い。
「でも、やっぱり寒いわね」
「……ま、その格好だからな」
それはフェイとて同じことだったのだろう。
お天道様が燦々と輝いていたときには、確か『暑いわね』と言っていた。
そして自分は確か『その格好でか?』と返した気がする。
昼間交わしたはずの会話を、夜バージョンに切り替えて同じ話題を繰り返される。
「こんなイイオンナが寒いって言ってんのよ。どうにかしたらどうなの」
「薄着のお前が悪いんだろ」
シュールな会話が不思議と可笑しくて。
くっくっと喉の奥で笑ったスパイクが再び煙草を唇へ戻せば、再び沈黙が訪れた。
「……男なら、抱き締めるとか何とかしてみせなさいよ」
紺碧の宵闇が、二人のカウボーイと一人の賞金首の頭上へとやってきた頃。
小さな声が耳に届いて、煙草を取り出そうとしていたスパイクは視線を動かした。
こちらを見ていないフェイが、二の腕を摩って寒さを凌いでいる。
「へいへい、仰せのままに」
吸おうとしていた煙草を仕舞い込み、そっと立ち上がってフェイの後ろに回った。
青いジャケットを露わになっている肩口に掛けてやった後、彼女に覆い被さるようにして抱き締める。
フェイは自分の胸の前で交差された逞しい腕へ、一度視線を落として。
しかし、そこに手を添えるでもなく煙草を一本取り出すと、黙ったままで口に咥えた。
暮れ始めた夜の中――
フェイが吸う煙草の煙と、愛情とも呼べぬ冷めた感情が、二人の間にゆらりと揺蕩っていた。
エロは無いけど雰囲気が良いですね。ぐっじょぶ!
似たもの同士の二人が
熱くもなく冷めてもなく、和んでる感じでイイ!!!
gj!!
巧いなぁ。如何にもこの二人らしくてとてもいい
この距離感が二人のちょうどいい距離なのか
(*゚ー゚)b グッjob!
「これもいいけど、なんかエロネタねえの?」
「北の町外れに、赤い眼の書き手は現れる。そう出ておる」
「赤い眼の書き手ねぇ」
「泳ぐ鳥よ」
「?」
「お前はSSと出会う。お前はSSに萌えさせられる。そして……死ぬ」
「……またかよ」
「また?」
「俺は一度死んでるんだよ。SSに萌え殺されてな」
「お前はSSを甘く見ている」
「お邪魔さん」
「……良作投下の恵みあれ」
ワロタw
230 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/04(土) 22:47:45 ID:Jlo17bYi
IPにcowが出たので記念カキコ。
いつかメイファものが投下されるのを期待しつつ保守。
メイファ 「陽根!!女陰!!」
ジェット「はぁ?」
メイファ 「宇宙風水術では段差のある使い込まれた陽根が重要なんです。」
ジェット「いや、だからって・・・。」
メイファ 「お願いします、ジェットさん。
それにフェイさん!!」
フェイ 「あたしぃ!?なんであたしなのよぉ!?」
メイファ 「風水的には理想的な組み合わせなんです。お願いします!!」
スパイク「ま、どっちでもいいんじゃないの?
アイン相手にするよかましだろ。
面白そうだから俺も見学させてもらうぜ。」
アイン 「ワン、ワウワウ(差別(・A・)イクナイ!! )」
…とかか?
そこでなぜ他人にやらせるんだw
あ。
なるほどメイファものならそうだわな。
スパイク「…・小ネタのない保守は、保守って言わないんじゃないか?」
ジェット「…・今携帯からしか書き込めねーんだよ!ゴタゴタ言わずに黙って保守れ!」
この調子だと圧縮で落ちそうですな……。
いっぺん見直してエロになりそうなネタを探してみようかしら。
ビバップ号リビングにて。
フェイ「ちょっと、どいてよ」
スパイク「なんだよ、人がメシ食ってる時に」
エド「フェイフェイも食べる〜〜?」
フェイ「あたしはこれから出かけるの。そんなマズいカップ麺よりも
豪華で美味しいディナーを頂きにね」
ジェット「ん?お前、あの賞金首狙うつもりなのか?」
フェイ「当然よ。5千万ウーロソの大物だもの。
場所が分からなきゃお手上げってアンタ達みたいな無能な連中は
ここでマズいラーメンすすってるのがお似合いよ。じゃあね。」
エド「フェイフェイ〜、美味しいご飯食べれるならエドも行く〜」
フェイ「だぁめ、アンタは今回来ても邪魔なの。
良い子だから、おとなしくモジャモジャとハゲの世話でもしてんのよ」
スパイク「・・・・・・・・モジャモジャぁぁ〜〜〜〜?」
ジェット「・・・・・・・ハゲぇ〜〜〜〜〜〜〜?」
エド「はぁ〜〜〜〜い、エド、しっかりお世話して留守番してるね」
フェイ「良い子にしてたらお土産買ってきてあげるわ」
エド「わぁ〜〜〜〜〜〜〜い」
セクシーに光る大胆なカッティングのドレスをはためかせながら出ていく
言いたい放題のフェイを見送りながら
男二人はうんざりした顔をしながら麺をすする。
エドのみ、お土産買って来てくれるって、お土産買って来てくれるって、と
何度も言いながら犬のアイソとクルクル回ってダンスをしている。
既にうるさいとも何とも感じなくなった
このいつもの雑音をBGMに、スープまで全て食べ終わったスパイクが立ち上がる。
立った瞬間、ジェットは麺が入ったカップを持ったまま、ためいきを吐いた。
スパイク「おい、ジェット」
ジェット「・・・・・何だ?行くのか?やめとけ。挑発に乗ってどうするんだ」
スパイク「・・・・・・・・・・・・・・モジャモジャてのが気に入らない」
ジェット「・・・・・・・ハァ?」
スパイク「あのハネッ返りの女がこの俺をモジャモジャで済ませた事が気にいらねぇんだよ」
ジェット「いい加減にしとけ。どうせ、あのホシはポリスネットワークでも
見つけられない所に隠れてんだ。見つからねぇよ。
明日までには、無駄足だった、って文句言いながら帰ってくるに決まってる」
スパイク「お前、相棒がモジャモジャ扱いされたのにどうでもいいのか!」
エド「はいは〜〜〜〜い、見ーぃつけた」
スパイク、ジェット「あ!?」
エド「5千万ウーロソの人〜〜〜〜。ここの地下にいるみたいだよ〜〜」
ソードフィッシュで飛んで行くスパイク。
裏づけが取れた途端、熱心に動き出すジェット。
楽しんで相手を追い詰めていくエド。
賞金首の居場所を聞き出しながらも危険な場所に赴くフェイ。
ビバップの皆も
たまにはデカい賞金が手に入ればいいね。
そんな感じで書きました。
少しでもお楽しみ頂ければ幸いです。
モジャモジャがそんなに気に入らないのかスパイク……
髪があるだけいいじゃないか!
何気にウーロソなんだね、ウーロンじゃなく。
職人カウボーイに敬意を表してGJ!
ネタはないが保守
241 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/28(金) 13:52:10 ID:bm1PPTTH
かなり下がってるぞ。浮上↑
目の前の女は優雅にナイフとフォークを操り、皿の上は見る間に片付いていく。
娼婦同様の際どいドレスでありながら下品には見えない、このアンバランスな
魅力の女に惹かれ、俺は危ない橋と知りながら女に道を開いてやった。
俺に近づく女は、密売買で得た黄金のシャワーを浴びたがる下種な女か
俺自身が強引に略奪して手札に加えた女か――俺の首を狙う、賞金稼ぎかだ。
大の男がたいらげるのに精一杯のフルコースを涼しい顔で片付けた女は
さらになおワゴンサービスで運ばれたケーキをいくつか選んでいる。
自分の懐具合、おっと支払うのは俺だから腹具合か、それと目の前の宝石と
どれを選ぶべきか悩んでいるようだ。
「俺も、いただこうか」
馴染みのウェイターが珍しい物を見たというように眉をピクと跳ね上げたが
すぐに洗練させた笑みを取り戻したのはさすがサービスマンの鑑と言えよう。
俺の言葉が意味するものをすぐに女は理解したらしい。頭の良い女は好きだ。
「じゃあ、これとこれ。それにこれも。それは彼にお願いね」
甘いものが好きではないとすでに情報で知っているのだろう、洋酒が染みた
ビターなチョコケーキをこちらに回すようウェイターに頼んでいた。
希望の物が全部選べた嬉しさか、心を開き始めた俺に勝利の端尾を見た舌なめずりか
綺麗に塗られたルージュをキュッと引き上げ女は俺に艶めいた笑みを送ってくる。
食後酒のグラスを手のひらに包んでもてあそびつつ、俺はこの美しくて
可愛い女、危険な予兆をその見事なプロポーションに上手に包み隠した女を
どうやって攻略してやろうかと考える。久しぶりの高揚感が全身に満ちていく――
ほうほう
何やらはじまった
硬質な艶のあるよい文章ですな。
なにげにIDカコイイ
急速に上昇していくエレベーターの中、女の細い腰を引き寄せキスを仕掛ける。
抗う様子もない。ふん、ずいぶん場数を踏んだ女らしい。
高速で昇るエレベーターの密室の中、女への危険信号はオフへと切り替わった。
扉が開くとすぐに最上階ペントハウスの豪華な調度が俺たちを出迎える。
高層階ならではの夜景が売りのこの部屋が、さしあたっての俺のねぐらだ。
――女が夜景を見下ろしているのを背後から抱きしめる。
「…せっかちね」
「誰が、そうさせている?」
「そうね、心当たりならあるわ」
くすぐったそうに笑い、こちらに首だけむけて猫のような目を薄闇の中に光らせた。
このまま強引に押し倒してもいいが、まだしばらくこの女と話していたい。
「シャワーを先に使うが、いいか?」
「どうぞ」
自分の身体と引き換えに現金に溢れたバスタブを狙う女なら、相場を引き上げるために
もう少しここで粘るはずだ。つまり、この女は賞金稼ぎってことだ。俺の予感は当たった。
しかし、俺はまったくこの状況にビビッちゃいなかった。
「そうか、じゃお先に。そこにある冷えたシャンパンでも飲んでな」
あっさりと女に回した腕を解き、シャワーブースへと向かう。
鏡に映った己を見やる。外見はずいぶんと頭髪が後退した様子ではあるが
体つきはまだ年齢のまま、30前半の逞しさに満ち満ちている。
素肌にバスローブだけ纏うというまるっきりの丸腰のままゆっくりと女に歩み寄る。
ベッドの上に脱ぎ散らかした服がハンガーに掛けられている。
普通なら気にも留めないことだろう。だが、俺は自分の立場ってものをようく分かっている。
(残念だったな、お前が望むものはそこには入ってない)
だが女は当てが外れて無念そうには見えず、女王のように気だるげにベッドに腰掛けている。
「失礼するわ」
優雅に組んだその魅力的な脚を俺に見せ付けるように跳ね上げ、女はすっくと立ち上がった。
ぼんやりと曇りガラスの向こうに見える女のプロポーションはそりゃたいしたものだった。
なんで賞金稼ぎなんぞやっているのか不思議なほどだ。結婚詐欺でもやりゃ喜んで罠に飛び込む
男が幾らでもいるだろうに、とまで思ったところでカチャリと扉の開く音がした。
薔薇の香りの湯煙が部屋に漂い、照明の落ちた室内に女のシルエットが眩しく浮かび上がる。
前の合わせから零れ落ちそうな胸、丈の短いバスローブの裾から見え隠れしている白い尻。
俺は注いでいたシャンパンをグラスからうっかり溢れ出させるところだった。
「おまたせしたかしら」
「…いいや」
一瞬の動揺を遠くに蹴り飛ばして、女に冷えたグラスを差し出した。
「こんな良い女を目の前にしてずいぶんな余裕っぷりね」
自分の美貌にたいして正当な自信を持っている女だけが言えるそのセリフ。
「自分で言ってりゃ世話ねえな」
微笑一歩手前の苦笑を浮かべて、女とグラスを掲げあう。
弾ける気泡が喉をスルスルと滑り落ちていく。悪くない。
サイドテーブルにグラスを置くと女の手を引き、ベッドに乗り上がった。
「お前の望みはなんだ、金か?」
「こういうところでする話じゃないでしょ、野暮な人ね」
悪魔すらもたらしこめそうな、甘い蟲惑的な笑み。
「俺の首、か?」
今度こそ女ははっきりと息を飲んだ。
「だが、この状態でお前に何が出来る?武器も無い、通信手段も無い」
俺はせいぜい凶悪そうな笑みを口元に浮かべてみせる。
実際これはハッタリではない。上昇するエレベーターの中で全身スキャン済みなのだから。
これまでも同じような事が幾度かあった。相手が怖気ついた場合は速やかにお帰りいただくか
逆上して踊りかかってきた場合はすぐさまベルに手を伸ばし、相応の対応をさせていただくか。
だが、今宵の女はそのどちらにも当てはまらなかった。
冴え冴えとした表情でするりと肩からバスローブを滑り落とさせこう言ってのけたのだ。
「そんな不粋なものは要らないわ。獲物を仕留めるにはこれで充分」
説得力のありすぎるセリフに、今度は俺が息を飲む始末だった。
読みやすいし雰囲気あるし最高最高最高
続き楽しみにしてます
GJ!
死んだら賞金首無効なんでしたっけ?
生きてポリスに渡さないと賞金ゲットならず?
2話あたりの、「あみーごぅ!」な二人の番組に確かあったね、そういうネタ。
ハングマンの背景に「殺しちゃったりしたら、賞金は無しよ」、だったか。
見事に突き出した胸とウエストに続く括れた曲線と、目前の身体は名工の手になる彫刻さながらだ。
しかし、それが生身の身体である証拠に胸はベッドの振動にフルフルと柔らかく揺れている。
仕方ないと思ってくれ。俺はそれに強烈に釘付けられた。目がそこから離れようとしない。
「まだ足りないかしら?」
俺の鼻の舌の伸び具合をしっかり見ているくせに、含み笑う女。
「いや、もう充分…」
「ダーメ。」
ベッドに膝立ちになったまま、女は俺の手を取り自分の胸へ導いた。
すばらしい感触が手のひらに伝わり、俺は劣情の海へダイブする一歩手前まで追い詰められた。
だが、俺は賞金首で女は賞金稼ぎ。ここで頭の血を下半身へ移動させちゃあオシマイ、だ。
「もう一度聞く、お前の欲しいものはなんだ?」
「だから、アンタそのものが欲しいのよ」
このやり取りの間にも俺の手は女の胸に置かれたままだ。二人の距離はさらに近づいている。
「こういう場合じゃなければコロっと騙されちまいそうだな」
「あら、言葉どおりの意味だけど?」
「…そうか。」
女が欲しがっているもの。それは金じゃない、首でもない。
俺に高額の賞金が掛けられている理由、それをこの女は知っている。
「だがここでハイどうぞ、なんて気前良く差し出す気はこれっぽちも無いぜ」
「今にプレゼントしたくて堪らなくなると思うわ」
「それはどうか…」
な?と言い終える前に俺の口は女によって塞がれた。
ルージュの嫌な味は無く、甘いベリーの香りがほんのりと鼻に抜けていく。
俺の女じゃなくパートナーにしたいぐらい良い女だ。まったく、賞金稼ぎでなかったら!
ヾ(゚∀゚)ノ"わーいわーい続きだー
わくわく
元は吹けば飛ぶよな木っ端のプログラマーだった俺がなぜ高額の賞金首に登り詰めたか。
それは俺の頭の中にある。正確には、ネットの海の中にそれは今でも漂っているんだが
取り出して扱えるのが俺だけってことだ。
他の極悪党らに命を狙われそうなものだが、むしろ彼らのほうから俺に身の安全と手厚い援助を
提供してくれている。それもそのお陰である。とまあ前置きはこれぐらいにして。
俺が持っているのは、I.S.S.P.(太陽系刑事警察機構)の犯罪者データの一覧。
それなら今現在も誰だっていつでもアクセスできるじゃねえか!と鼻で笑われそうだが
だったら警察だって俺にそんな高額掛けるワケがない。
――今のように完璧に管理された情報網が出来る前に、試験的に作られたデータベース。
それが何の拍子か流出しちまったらしい。ネットの広大な海に泳ぐ、一匹の黄金の魚。
偶然にもそれを釣り上げたのが、この俺だ。
プロテクトも掛けられてないそれは、自由にデータを書き換えられるようになっている。
試しに、適当な犯罪者を呼び出して適当な罪を付け加えてみた。その通りに画面には一行増えた。
ただ、それだけ。しかし、悪魔の啓示が訪れたか、指はそのままキーボードを叩き続けた。
その旧式データベースに俺だけが解けるプロテクトを掛けたのだ。
完了。
そうして俺は街中のネットカフェからウサギ小屋のようなアパートへ帰っていった。
何かとんでもないことが俺の人生に起きそうな恐怖か興奮かで脳ミソが焼ききれそうだった。
狭い家の、これまた積み上がった紙で埋まったパソコンの前、俺の頭ん中は真っ白。
「お…お…なんで神はこんなものを俺に寄越したんだ!!!」
暗い部屋の中でパソコンの画面が光る。今開いているページは“現在”のI.S.S.P.のデータ。
昼間俺が勝手に付け加えた一行が、目の前の画面にもどういったわけかそれがある。
(食い逃げ前科30犯:立ち寄った屋台をすべてを食い潰しての逃走)
プロテクトを入れたチップをパソコンに突っ込み、もつれる指をどうにか動かしパスワードを叩き
昼間やったことをもう一度再現した。旧式のほうを閉じ、現在のほうを立ち上げる。
結果は同じだった。“現在”のデータが、俺が打ったまま書き換えられていた。
今の俺がこんな贅沢な暮らしが出来ているワケ、そして高額賞金なワケはこの通り。
(しかしI.S.S.P.のデータにこのことは記されていない。警察のミスなんだから当たり前だ)
だから俺は殺される心配も無くおおっぴらに街で遊び歩くことができる。
夢のような毎日。こうしてベッドにお好みの女を何人連れ込もうが好き放題だ。
しょぼくれた情けない男が、いっぱしのマフィア気取りになるまで時間は掛からなかった。
そして今、この稀に美しい賞金稼ぎにとうとう俺の尻尾は掴まれてしまった。
「データの足跡は消しているはずなのにな…?」
「ごめんなさいねー、こっちにはアンタより数段上のパソコン馬鹿が仲間にいんのよ」
それにしては悪びれていない様子で、言葉遣いもすっかりはすっぱになった女がニヤリと笑う。
食事のときは、同じ微笑がニッコリといったように見えていたのだが…どちらも似合っている。
「で、それはどこなの?イイコトしたいんなら、教えなさい」
「ヤル前に教える馬鹿なんざどこにいるよ?嫌だね」
フッと女が溜息をつく。胸から手がはがされ、名残惜しがる手が所在無げに空に泳ぐ。
「普通ならこんなフザケタ相手には必殺の股間蹴りなんだけど、やめておくわ」
思わず俺は股間を押さえた。
「だってアンタ、良く見たら結構イイ男だし、今回は大マケにマケてあげてもいいわ」
「それでもずいぶん高くつきそうだけどな」
「ダイジョーブ、アンタに払えない額まで請求なんてしないから」
「だからといって、おまえは俺でいいのか?」
「女一人賞金稼ぎやってると色々あんの。寝る男を選ぶ権利はこっちにあるんだからもう黙る!」
女に押し切られたような感じで商談が成立してしまった。
据え膳に毒があるのを知っていながら半分以上食べ進んでしまった俺自身の責任だ。
だから、男らしく最後まで責任を持つとしよう。遠慮なく女をベッドに押し倒し甘い肌に口付ける。
女がくふんと鼻を鳴らす。それに気を良くして今度は俺から胸に手をのばした。
吸い付くような感触に俺の頭の毛が逆立つ。幹が猛然と立ち上がる。
プルリとした舌触りを楽しみながら俺の舌は女の胸を這いずり回り、脇の下を舐め上げる。
頂点を指で挟み、胸ごと揺すりたてると女の半ば開いた口から喘ぎ声が上がりはじめた。
バスローブをかなぐり捨てて俺は女に圧し掛かる。潰れないのが不思議なほど柔らかな肉体。
「ん、ちょっと待っ…」
「いまさら待てるか馬鹿」
強引に唇を奪い、口中を思う存分かき回す。女も逃げずに俺に絡んでくる。
口を離すと銀の糸が二人の間に架かるがすぐに際限も無い口付けに消えていく。
しっとり濡れた肌を滑り降りて指は女の谷間へ向かう。谷間のユリはすでに花開いていた。
指で何度か往復すると、充分な蜜が絡みついてきた。立ち上がった乳首を唇で弄びながら
濡れたクリトリスを撫で擦り、中に指を差し入れると暖かい水が俺の手を濡らす。
女の身体がピチピチと跳ねるがかまわずにそのまま続けていると女の足がつま先までピンと反った。
「くぅ……。やってくれたわね」
睨もうとして、どうにも目が潤んでしまっているのが可愛い。ヤバイ。惚れちまいそうだ。
「そろそろいい頃合かな」
すんなりとした脚を割り開く。脱力した身体は素直に従い、俺の眼前に絶景が広がった。
爛れた傷のようなクレバス。そこに俺の幹を差し入れていく。
ぐいぐいと飲み込まれ女の膣中が蠢くのを感じ、危険を感じた俺は反射的に腰を引いてしまった。
この動きにも感じたのか女が快感の呻きを漏らす。いやむしろ、モレそうなのは俺のほう。
慎重に腰を再度進め、前後左右に動かしてその締め付けを幹全体で味わう。
女も腰を使い出したことで、快感は倍増する。大きな胸が、俺の胸板に押しつぶされ形を変える。
ベッドのスプリングが軋む音を聞きながら、俺の唇はじっくりと女の耳や首筋をなぞる。
俺の背中に女の爪が猫のように尖って刺さるが、構うものか!
そのまま一気に女を追い上げようとして、ふと思いついてゴロリと横に転がり女を上にした。
綺麗な顔に幾筋か乱れた黒髪を張り付かせた女の肩を押し上げながら耳元に囁く。
「お前が好きなようにヤッてみな」
どうせ支払わなければならないのなら、それなりのものを俺は得てしかるべきだ。
女は一瞬しかめっ面をしたが、下から催促するように突き上げると身体は正直に快感に揺れた。
「いいわ……覚悟しておくのね」
美猫の目がベッドサイドの薄暗い明かりの中、煌いた。
女の腰が俺の上で跳ねて踊る。上下に動く女の花弁が捲くれあがって俺の幹に絡みつく。
これまでベッドの上で知り合った女たちのなかでも極上の、さらに上だと俺の本能が告げる。
最高にキュートで、そして素晴らしく淫らなカウガール。
彼女を振り落とすように俺も腰を激しく振って見せるが、このハネッ返りのカウガールは
頬をピンクに染め、汗をほとばしらせながらも俺の暴れ馬を見事に乗りこなしていく。
終いにゃすっかり彼女に手綱を取られ、俺は向こうのお好みのまま好き放題に乗り回された。
ある程度男女の仲に通じた者同士、最後のヤマが近いことを無言のまま互いに感じ取る。
体内に滾るエネルギーをぶつけ合う様に俺は限界まで腰を突き上げ、彼女は腰を深く沈めて
俺を押さえつけようとする。そのせめぎ合いが最高潮に達した時点で強く彼女の腰を掴んだ。
上に乗る彼女の上半身がガクガクと揺れる。俺の方も、もう。
「「――――――――――――っ!!!!!!!」」
声にならない叫びを上げてカウガールは俺の上に倒れこんできた。俺も濁流を中に叩き込んだ。
言葉も無くただ見つめ合う。どちらとも無く顔を近づけて軽くキスをして、二人とも意識を手放した。
ベッドの上に紫煙がたゆたう。一見情事後の気だるい雰囲気のように見えるが交わされる会話は
ビジネスライク。まるで乾燥したパンのように味気がない。
「で、お代の話だけど」
ベッドの上に肘ついて彼女が俺を見上げてくる。
「ああ、それな。…それよりも俺と組まないか?」
「いやあよ」
そういう返事だろうと予想していたが、それでも心の隅がチリっと焦げる。
「そうか」
グラスに入ったスコッチウイスキーに情けない男の顔が映りこんでいる。…なんだ、俺か。
「やあねえ、そんな顔をしないの」
女神のような微笑みを浮かべて彼女は俺の手からグラスを取り上げ、サイドテーブルに置いた。
「アンタが不満って事じゃないわ。私たち一族は愛を求めて放浪するロマニーなの。
誰かに言われて誰かのものになるってことはあり得ないのよ」
分かったような、分からないような理屈に首を傾げた俺の顔を、彼女の手が優しく撫でている。
その手がスイッと俺の後退した額に向かう。しまった!と思ったときにはすでに彼女の手には
剥ぎ取られていた人造皮膚が握られていた。
「なんで分かった!?」
「その、生え際がなんか不自然だったのよ。仲間にハゲがいて見慣れてんの」
…いったいどんな奴らと組んでいるんだ?このカウガールは。
ぺラリと裏返されたそれに、俺の金づるであるところの小さいチップが貼り付けられている。
目をらんらんと輝かせて彼女が俺に詰め寄る。
「あとはアンタのパスワードだけよ。教えてくれるわよね?」
「嫌だ、と言っておこうか」
あら。といったように彼女の目が丸くなった後、実に人の悪い笑みが顔に浮かんだ。
「もうアンタには時間が無いの。悪いけどもうアンタの秘密はとっくにネットに流れてるわ。
一番お得に自分を売れるのは今を逃してないってワケ。さあ、どうなの?」
「…つまり、ここでお前に俺を売らなかったら、俺はお陀仏ってことかい」
「まあそうね。でもアンタを生きて引き渡さないと賞金は貰えないし、命の危険は今の所ないわ」
「だが、警察はソレ込みで俺を捕まえたがってるんだぜ?お前がソレを持ってちゃ…」
「自分で自分の事忘れたの?I.S.S.P.のデータにはソレは載っていないはず。
警察はアンタを捕まえろとしか言ってない。アタシは警察の思惑なんて知らないから
額面どおりの賞金を受け取る。そしてソレを持っていないアンタは警察にとっては
単なる小物ハッカー。数年で釈放になるはずよ」
彼女が繰り広げる話の急展開さについていけず、その先を続けようとするのを押しとどめた。
「ちょっと待ってくれ。俺が警察に捕まるのはある程度覚悟できていたからそこは別にいい。
俺以外誰も使えないデータをお前が持っていて、どうしようっていうんだ?」
「売るのよ」
「誰に?!」
「アンタによ」
つまり釈放後、俺に買い戻させようって魂胆らしい、が。
「警察と俺相手に二重取りしようってワケかよ。とんだ悪女だな」
「あら、アリガト。最高の褒め言葉だわ」
艶然と微笑んだ顔は、今夜見た彼女の笑顔のうちで飛び切りキレイなモンだった。
――仕方ねえな。荒野で好き勝手に暴れていて油断していた俺が悪い。
覚悟を決めた俺は潔くカウガールの手綱に引かれて、警察の門を堂々と叩いてやったのさ。
殺風景すぎる取調室でむさ苦しいオッサンの顔を眺めながら、俺は自分の間抜けさに気がついた。
手放したデータはもう帰ってこないものととっくに諦めていたが、ただ一つ惜しいのは
「名前、聞いてなかったな…」
まあいずれ会えるだろ。けれどあの気まぐれなカウガールが俺のことを覚えているかどうか…
忘れてんだろうな。そういうのが、きっと彼女らしい。
ククッと独り笑い、目の前のオッサンの希望を打ち砕くだろうセリフの準備を済ませた。
end
>>238サンのストーリーに触発されての投下っす。
ではまた。サイナラサイナラ〜ノシ
落ちも付けとくか。
ビバップ号のリビングにフェイの悲鳴が響く。
唐突な叫び声に肉なしチンジャオロースを作っていたジェットの腕が一瞬止まり、
古ぼけたソファーで転寝をしていたスパイクはそこから豪快に転げ落ちた。
エドは頭をかきむしるフェイの横にパタパタと駆け寄り一緒にパソコンのディスプレイを覗き込む。
「なんなのよお!これって詐欺じゃない!!」
「ん〜賞金の額があ、ひいふうみい、んーゼロが三つ足りないねえ」
「あんの警察!せっかく人が賞金首を無傷で引き渡したっていうのになんてことすんのよお!」
「そりゃあ警察だって、肝心のブツがないってのに額面どおり支払うほどお人よしじゃねえさ」
火を止めたジェットがフェイの背後にのっそりと立つ。
「もうショッピングのリストまで作っておいたのに!!無駄になっちゃったわよ!」
まったく自分勝手な理由で怒るフェイをこれ以上噴火させないよう、ジェットは台所に戻っていく。
「でも、まあこっちには秘密兵器があるものね〜♪エド!これが今日のお土産よ。
いい子にしてたらって約束していたアレよ」
胸の谷間からピラリとしたモノを取り出し、それをエドの手元に投げて渡す。
「ああ?お前、それエドに解読させてどうしようってんだ?!」
「そりゃ一番高く買ってくれる相手に売るに決まってるじゃない、これ世界の常識でしょ?」
うひゃあああこのアマってなげっそりした顔でスパイクがフェイを見るがフェイはお構い無しだ。
「いいの、私が正当な報酬で男から受け取ったものなんだから、何処の誰の手元にいこうが
いまさら文句言われる筋合いなんてないの。高く売れるならそれに越したことなんてないでしょ。
“浜の真砂は尽きるとも、世に悪の種は尽きまじ”ってね」
「なんだあ、そりゃ。マジナイか、なんかか」
「へんなこと知ってやがるなあ」
「なんだジェット、それ知ってるのか?」
「ああエドシティの大盗賊が死に際に残したコトワザってやつさ」
「へえへえ。最後に残すのがコトワザってのは見上げたドロボウさんだねえ」
「どこが出自だろうがどうだっていいじゃない。これヨロシクね。アタシはもう寝るわ」
椅子から勢い良く立ち上がり、悠々とフェイは自室に引っ込んだ。
「…なんだあこりゃあ?」
白くて薄っぺらい人造皮膚を気味悪そうに摘み上げてスパイクが呟いた。
チャッチャと床に爪が鳴る音がしてスパイクが振り向くと、アインのピンクの舌に一センチ角の
黒い小さなものが乗っかっている。
「おい、お前!まさか!!おい吐き出せ、戻せ!!!」
スパイクの焦った声に驚いたか、アインはペロリと舌を引っ込めてしまった。
「あああ〜エドのオモチャがあ!」
「…ご愁傷様」
「ああ。」
翌朝の悲劇を考えないようにして、三人それぞれ自室に引き上げる。
リビングの電気が消えた中、残ったアインがカチカチとトマトのキーボードを適当に叩く。
ヴァレンタイン。男が好んで飲んでいたスコッチウィスキーの名前が画面に点滅している。
「ワン!」
一声吠えて後ろ足で電源を踏むと、アインは自分のねぐらへと走っていった。
チャンチャンw
GJ!
めっちゃよかったですよー
人工皮膚を見抜いた時の台詞に吹いたw
次もwktkして期待しております
ぐっっっっっっっじょぶ
いいな
262 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 01:28:59 ID:gUOV5s1n
ビバップの世界観が損なわれずしかもエロい!
ご馳走さまでした〜
また書いてください!
Gj!!!
面白かった!エロくてイイヨイイヨー!!
最高最高最高 ほんと最高でした
ぜひまた書いてほしいです!
乙っす〜
久しぶりに良いモン読ませてもらったぜ〜〜〜〜
そろそろ保守しておこうか。
ほす
お前(職人)が来ねぇと、締まらねぇんだ・・・
劇場版でヴィンセントがフェイに自分の血を飲ませてたが
もしフェイじゃなくてエドだったらどうしてたのかと思った
あのシーンエロくていいね
エドでも生かしてくれるさ
ファーストキスはヴィンセントか…
イイ(・∀・)
「…ふにゃあ〜、おひげひげひげくすぐったいよ〜」
なんちて
>>272 (*´Д`)l \ァ l \ァ
エド貞操の危機ww
うーん。ほしゅ。
「スレが落ちるよ、ブル」
「ここはただのスレではない。ROM専の涙だ」
「ROM専ってなに?」
「この板のどこかで戦い果てた者。エローススピリットを信じられなかった、憐れな魂……」
test
テスト
保守するよ
エドの中の人は声優やめたよね
エドの声でエロいこと言って欲しいなあ
星ゅ
283 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 17:27:33 ID:3tcOz8MW
冥王星乙
星ゅ