ふしぎ星の☆ふたご姫

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452名無しさん@ピンキー

月が明るく照らす夜のこと、一行を乗せた気球はとある川のほとりに留まっていた。
会えれども一向に改心する様子のない兄に憂いているのか、アルテッサは眠れずにずっと布団の中でぼんやりしていた。
「えっ・・・?」
背中に何かドンと当たるのを感じ、アルテッサは反対側に寝返りながらそちらのほうをそっと見てみた。
「う・・・ん、もう食べられないよ・・・」
その寝言の主は、自分の布団を蹴飛ばしてこちらのほうに転がってきたファインだった。
「もう・・・あいかわらず寝相の悪い人ですこと。これじゃゆっくり眠れやしませんわ・・・。」
アルテッサはその寝相の悪さにあきれつつも、やや伏し目がちにしながらそのままずっとファインの寝顔を眺めていた。
そして問いかけるようにそっとつぶやいた。
「ねえ・・・ファイン・・・・・・キスしていい?」
「・・・・・・・・・え・・・な、なに・・・!?」
ファインはその言葉に思わず飛び起き、アルテッサのほうに振り向いた。
アルテッサはファインのびっくりした顔で我に返り、
「じょ、冗談ですわよっ!!」
と耳まで真っ赤になった顔を隠すように、布団を頭かぶって鼓動を抑えていた。

453名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 01:02:14 ID:DbcnZ8f+

ファインは緊張で震えているアルテッサを眺めると、顔を少し赤らめながら、その耳元のあたりにささやいた。
「ちょっとだけなら・・・いいよ・・・。」
「冗談だって言ってるでしょ!」
「・・・・・・お友達だから・・・別に変なことじゃないよ・・・。してくれたらわたし・・・・・・うれしいかも・・・。」
「ほ、本気でそんなこといっているんですの・・・?」
「うん・・・」
「そ、それほどまで言うのならしてあげますわよ・・・」
アルテッサは真っ赤な顔のままゆっくりと起き上がり、ファインの左肩に両手を添え、そちらのほうから自分の体を震わせつつ、やや尖らせた唇をそっと頬に押し当てた。
ファインはその感触に身をゆだねるように、ゆっくりと体を傾かせながら目を閉じた。
その体の重みに気をよくしたのか、アルテッサはそのまま少し舌を口の奥に引き込め、ファインの肌を吸い込んでみた。
「あ・・・アルテッサ・・・すごくドキドキする・・・」
「こ・・・、こんなんでよろしくて?」
アルテッサがそう言いながら少しづつ唇を離すと、頬と口元の間に光る糸がつっと伝わった。

454名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 01:03:11 ID:DbcnZ8f+

ファインはアルテッサの唇が離れたのを感じると、それまで閉じていた目を少し流し目にして
「こんどはわたしがしてあげるね」
と言ったかと思うとアルテッサを背中から抱き上げ、口をやや大きく開けて、肩越しに頬にかぷっと吸い付いた。
「ひゃ・・・・や・・・いや・・・」
不意をつかれながらも、その感触に体の力が抜けていってしまうアルテッサ。
ファインは抱き上げた手にさらにぐっと力を込め、アルテッサに吸い付いたまま、舌を平たくしてその頬を大きくぬるっと舐め上げた。
「い・・・や・・・いやーーーーー!!」
さすがにたまらなくなったのか、アルテッサはファインの手を振りほどき、キッとファインのほうを振り返った。
「こ・・・これキスじゃないじゃないの!」
「えー、だってちゃんとちゅーしてるじゃない?」
「こんなのチューじゃなくて、ナ、ナ、ナメナメ見たいなもんじゃないの!!」
「うーん・・・だってアルテッサのお肌、つるつるしてて美味しいんだもん・・・。」
「も・・・もう・・・・・・だからって・・・こんなの・・・」
「ねえアルテッサ、もう少しキスさせてよ・・・あんなに長くわたしにキスしておいて、わたしには少ししかさせてくれないなんてずるいよー。」
「・・・・・・わ、わかりましたわよ!今度はもっとやさしくして・・・くださらないこと・・・?」
「うん、わかった。今度はもっとやさしいところにキスしてあげるね。」
「やさしいところって、な・・・・きゃっ!」
とアルテッサが言いかけたところでファインは今度は彼女の両肩を掴み、ころんと仰向けに転がした。

455名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 01:03:58 ID:DbcnZ8f+

「な、なにするの!?」
「アルテッサのすきなのはたぶんここでしょ?」
ファインはそう言うとがバットアルテッサのネグリジェの上着をめくり上げた。
そして右のわき腹を腰から脇にかけて舌先に力をこめて一気に舐め上げた。
「きゃ・・・やっ・・・ひゃっ・・・」
声にならない悲鳴を上げるアルテッサ。
「前にここをくすぐったとき、アルテッサすぐに元気になったじゃない。ここ触られるの気持ちいい?」
「そ、そこは・・・あ・・あ・・・あ・・・」
アルテッサの体は完全に固まりながらも、ファインの舌先の往復に合わせて従順に体をくねらせていた。
それは肌の滑らかさを感じなくなるくらい舌先が乾いてしまうまで続けられた。
ファインがそっと舌先を離すと、アルテッサはまだ物足りなそうな表情を見せながらも、
「お返ししてあげますわね・・・」
「うん・・・」
そういって無抵抗なしぐさを見えるファインのワンピースのネグリジェを首元まで捲り上げた。
「いきますわよ・・・」
こくりとうなずくファイン。
未だ膨らむ気配さえ見せない胸のその右側を、外から大きく渦を巻くようにほんのりと赤らんだ乳首に向かって、ゆっくりと舌を這わせていくアルテッサ。
そして頂点に達すると深く吸い付きながら舌先で転がしていく・・・
「あ・・・アルテッサ・・・なんだか赤ちゃんみたいだよ・・・」
懸命に吸いつづけるアルテッサの頭を抱えながらファインはすっかり夢心地のような恍惚の表情を浮かべていた。
息を荒げながらファインはさらに言葉を続けた。

456名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 01:05:03 ID:DbcnZ8f+

「ねえ・・・赤ちゃんといえば・・・ナルロのお世話をしたときのこと・・・おぼえてる・・・?わたしあのときオムツの実験台になってっていったよね・・・あれね・・・ちょっとだけ本気だったんだ・・・」
「え?どういうことですの?」
思わず口を離すアルテッサ。
「あのね・・・わたしたちふたごでしょ・・・だからレインとわたしとからだのいろいろなところの形とか、ほとんどいっしょなんだ・・・」
「そ・・・そうなの・・・」
「だからほかの女の子のは、どんなふうになってるのかなと思って・・・」
「みんなで温泉に入ったとき、見てみなかったの?」
「あのときはそんなこと考えてなかったから・・・・・・ねえ・・・見せて・・・アルテッサのあそこ・・・」
ファインのその切なげな目にとまどい、アルテッサはずっと沈黙していた。
「ねえ・・・わたしのも見せてあげるから・・・ねえ・・・」
せかすファインの声についに観念したのか、アルテッサはゆっくりと自らネグリジェの下をずり下げていく。
「へえ・・・アルテッサって意外と普通のぱんつはいているんだね・・・。」
途中から手伝うように下着を下ろしていくファイン。その姿をアルテッサはもうあきらめたかのように口を横結んで眺めていた。

457名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 01:06:18 ID:DbcnZ8f+

「アルテッサ・・・こんなんなんだ・・・」
ファインは両手の中指で押し広げられた部分をまじまじと眺めながらゆっくりと顔を近づけていった
「んん・・・」
よほど恥ずかしいのか伏せた目から涙をにじませつつ、じっとアルテッサは耐えるような顔をしながら小刻みに震えていた。
「ここびっしょりだけど、おしっこのにおいしないね・・・いくよ・・・」
会陰から突起にかけてべろっと舌をこすり付けるファインにアルテッサは
「いや・・・そこい・・・やあああああああ!!」
もう泣き声とも叫びとも唸りともつかない悲鳴を上げるアルテッサ。
さらにほじるように舌を必死に往復させるファイン。
「アルテッサのここ・・・おいしい・・・おいしい・・・すごくおいしいよぉ・・・」
「や・・・いや・・・わたしファインに食べられちゃう・・・たべられちゃうううううう!!・・・ゃあ・・・あ・・・ああああああああ・・・・!!!」
股間にうずまるファインの顔を跳ね飛ばすほど激しく、アルテッサは全身を何度何度も飛び跳ねるかのようにその小さい身体のけぞらせた。

458名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 01:09:17 ID:DbcnZ8f+

長い静寂が辺りを包んだ後、まだ肩で息をしているアルテッサに、ファインはそっと添い寝するように寄り添うと
「ねえ・・・アルテッサ・・・わたしのまだ見せてあげてないよ・・・」
絶頂の余韻にファインの声は届いていない。
「じゃあ・・・アルテッサ・・・せっくすって・・・知ってる?」
その言葉にようやくアルテッサは我に返ると、
「ちょっとなら知ってるけど・・・ファインって見かけによらずすごくえっちなのね・・・」
「え、えー・・・わたしはえっちじゃないよー、わたしに教えてくれた人がすごくえっちなだけだよ・・・。」
「誰?教えてくれた人って・・・?まあ、大体見当がつくけれど・・・」
「・・・そ、それはないしょ。そんなことより少しだけやってみようよ・・・」
そのとき、
「おんなのこどうしでどういうふうにやるの〜?」
その声に驚いて電気を当てられたかのように硬直し、おそろおそる振り向いた視線の先には、目をきらびかせながらこちらをじっと見つめているレインの姿があった。
「レ、レイン、いつから起きてたの?」
「キスしていい?のあたりからかしら。」
「それって、さ、最初から全部見てたということですの!?」
「そう・・・いうことになるのかな。それとファイン、すごくえっちなのっていったい誰のことかしらねぇ〜」
「だ、誰もレインはすごくえっちだなんてい・・・いってないよ・・・」
「ならそのえっちじゃないレインさんがいろいろ教えてあげましょっか。」
「え、遠慮させて・・・い・・・いただきますわ。」
「そんな遠慮することはないから〜。」
「もぅ〜こんなに夜遅くプリンセス様たちでなにを遊んでいるでプモか!」
騒がしさにとうとうプーモまで起き出してしまった。
そのプーモをレインはぐっと捕まえると、
「あっプーモ、いいところに起きてきたのね、ねぇプーモ・・・こないだのファインのときのみたいにアルテッサの中見てみたくない?」
「レ、レイン・・・あれやるの・・・?」
「そ・・・それってもしかして・・・」
「あ、あれってまさか!・・・あれはぼくの息が詰まって死んじゃいそうになっちゃうから・・・ぜ、絶対・・や、やめるでプモ!」
プーモの喚きは全然聞こえてないようだった。
「だいじょぶだいじょぶ。プーモってやわらかくってけっこう気持ちいいんだから。ねぇーファイン。」
「う・・・うん・・・最初ちょっとすごいけど・・・」
「や、やめてやめてやめてやめて、いやーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」


こうして3人の姫様の夜は更けていくのであった・・・


〜なおこの叫び声を聞きつけたシェイドとティオが危機と勘違いして、気球に飛び込んでくることになるとはまだ誰も知らない・・・

(おしまい)