自分の重みで、深く、中の壁を擦って、のめりこんで、いく。
深く貫かれたショックで、思わず涙を浮かべて、細い悲鳴をあげる。
「肩を噛んでもかまいやしないよ」
尻に手を回して、自在に揺すり上げ、落とす動作を繰り返すマダムの興奮した声。
「くっ、はっ、あぅっ、あっ、あっーーー!」
動かないで、と嘆願したくても、言葉が声にならない。
浅い突きが繰り返され、何故だか自分の中から温い水が染み出してくるのが分かった。時折深くなるストロークに、痛みの隙間から、思考が濁る快楽が一瞬だけ顔を出す。
爪をたて、しがみつくように白い肩に噛みついた。
鱗の数が先程よりひいているような気がする。
でも、痛みに目の前がちかちかする。
「イイねえ……、痛いほど締まってくるよ。ほら、もっとお鳴き」
マダムの豊かな胸に、自分の乳首が体が上下する度にすりつけられる。
「んっ、んんっ、んんー!」
噛みついたまま、うなり声をあげる。
あっ、と思った時にはうっすらと噛み痕から血が滲んでいた。
それを舌で舐め上げて、恍惚とする。
痛みと快楽が融合しつつあった。
「おや……悪いコだねえ……」
顎をとられて、口付けられる。
入り込んでくる舌を、フェラするように口で扱く。
上も下も犯されていることに興奮すら感じるようになっていた。
薄目を開けると、マダムの白目は、薄い紫から白に戻っている。
マダムを戻せた?
その喜びに笑んだ時、口から零れた。
「マダム……きもち、いいですか?」
「マダムじゃないよ」
一瞬唇を歪めたマダムが、大きくセレフの腰を持ち上げ、一気に腰を凶悪なシャフトの上へと落とす。
「ひゃぅ……うぐっ、かはっ、はっ……はぁっ……はあっ」
痛みとは裏腹に、水の溢れた中はひくつきながらもたやすく飲み込んでいく。
「おなかのなか、いっぱいになっちゃう、よお……」
腹壁ぎりぎりまで、到達する。腹を撫でると、ヘソの下あたりにシャフトの固い感触があった。
「ファルムさ。そうお呼び」
「ふぁる、む?」
泣き崩れた瞳を向けると満足そうに笑んだ。
「そうさ」
「ふぁるむっ、おっきい……」
「そりゃそうさ。おまえが来てからこのかた、禁欲していたからねえ」
「ふぁるむっ、きっついのお……」
「そりゃそうさ。おまえは初めてなのにこんなに大きなのを思いっきりくわえ込んでいるからねえ。ほら、先程までは入らなかったのに、今は根元まで」
指が伸びて、拡張された入り口と、突き刺さっているシャフトの境目を撫で上げられ、恥ずかしさにまた涙が滲む。
「入ってるのがわかるだろう?」
そのまま手が芽に伸びて、ファルムは笑んだ。
「ほら、ここ」
「ひゃあっ、らめ、そこさわっちゃらめ!」
「ここを腹にすりつけるように自分で腰を動かしてごらん?きもちいいはずさ」
手が引き抜かれ、腰に支えるように手が置かれる。
セレフは言われるままに、前後に体を揺すってみた。
肉芽をファルムの腹にこすりつけ、中のシャフトが動く。
その位置をただそうとして、自然に腰が八の字に動いた。
なんだか少しだけ気持ち良くなってきた。
「自分から腰を動かすなんて、淫乱だねえ」
「そんなっ、ふぁるむがゆったから……」
反論する間も無く、ファルムが腰を動かし始め、セレフは喘ぎ声をあげるだけになった。
ファルムが動く度に繋がっている部分からみだらな水音が響く。
「そんなにきつくしめられると、こちらも限界だよ……中に出してしまおうかねえ…っ」
余裕のない声が、息をさすがに荒げてきたファルムの唇から漏れる。
「だめ、中に出しちゃだめっ」
慌てて抵抗するように体を逃れようとする。だが、その度に腰はしっかりつかまれ、容赦なく中をえぐられる。
「さあ、どうしようかね」
中で出されたら、孕んでしまう。
「おねがい、外で、外で、だしてえ、ふぁるむぅっ」
そういいながら快感が下腹部を駈け上がり、のけぞった瞬間。
ファルムが覆いかぶさるように押し倒して、最後に深々と突き入れ、一気に引き抜いた。
大量の白濁が仰向けのセレフの腹、胸、喉、唇までほとばしる。
「はあっ、はあっ」
胸で呼吸して、膝を立て、がくがくと腰をびくつかせたままのセレフは、無意識に、胸や腹にかかった精液を体になすりつけ、唇にかかった精液を舐めとった。
「ふぁるむの、あじ、おいしい……」
それにくすりとわらったファルムが、セレフの上にまたがって、胸元まで来ると、シャフトをセレフの目の前に差し出す。
少し萎えたそれを、セレフは上半身を少し起こして頬張った。
「んっ、んっ」
セレフの頭上に手をつき、シャフトを与えるファルム。くわえて一心に吸いこもうとする口腔の中で、もう一度膨れ上がる。
「たっぷり召し上がれ」
どく、どく、と数度、セレフの口の中でシャフトが射精を繰り返す。
それをすべて飲み込み、最後の一滴まで絞り尽くしたセレフは、満足したように、ことんと眠りに落ちた。
7
あれから半年。
死滅珊瑚の塚の麓。
荒涼とした海底に黒の鱗鎧を纏い、槍を持ち、旅装のととのった一人の娘がいた。
その隣には少し背の高い、淡いピンクのノースリーブドレスを纏った薄化粧の娘。
二人とも浅黒い肌。黒銀の髪は直毛と巻き髪と分かれたが、その艶には変わりがない。
黒い瞳の大きさは子供のそれから、ずいぶんとオトナの表情に変わり、黒銀のトゲヒレ耳を誇らしげにぴんと立てている。
「もうすぐ魔窟もできますわ」
「…そうか、ずいぶん経ったね、あれから」
「ええ、セレフィア」
少女趣味な淡いピンクのドレスを纏うリテアナの微笑みを見つめながら、視線はふとその胸に吸い寄せられる。本来のデザインを歪めるほどたわわになりつつある胸は、強調されて色っぽい。
「ん?リテアナ、また胸大きくなったの?」
「成長期ですの」
自慢げにリテアナが胸を張った。
「……戻ってきたらものすごく大きくなってたりして」
小声の呟きを、幼なじみは聞き逃さない。
「気にしてるなら特製マッサージローションでも差し上げましょうか?」
海藻を主原料とするローション作りはリテアナの趣味であり、薬も僅かながら調合する。怪我した時などは世話になったものだ。
「いい。邪魔だから」
虚勢を張ってそう答える。オトナになってから半年、セレフィアの胸は未だほとんどぺったんこである。
「邪魔だなんて……そんな」
ちょっとショックを受けたように、ドレスに包まれた胸を自分で寄せて上げて揉むリテアナ。
それを見て、セレフィアは慌てた。
「年頃なんだから」
実のところ、先程から陰でちらちらとリテアナの主張する胸を見ては、軽く溜め息をついていたのだ。内緒だけど。
「はい、路銀ですわ。ネコの通貨にしておきました」
「ありがとう、リテアナ。でも…こんなに貰っていいのかな?」
膨らんだ財布を見て、少しセレフィアは戸惑う。
「ビッグマムは諸国漫遊の重要性を高く評価しているみたいですわ。諸国の武でも極めてきてくださいな、叔母様」
「その呼び方はやめろって」
嫌がって手を振るセレフィアにふふっとリテアナが微笑む。
年は数ヶ月上でもオトナになるのは数日先を越された身としては、実に複雑な気分だった。
「しかし、あの落ちもの油がそんな高い値で取引されるとは思わなかったな」
重い財布を弄びながら言う。中は防水加工されていて、濡れることはない。
「持つべきものはコネですわ」
伽を長引かせた成果をリテアナはフルに発揮しているらしい。
「…オ、私は特にコネはないなあ…。これからお世話になるのもリテアナの知り合いだろう?」
「いいえ。マダムファルムとのコネは、重要ですわ」
「ファルムの?」
「一族にとって有益かつ重要な人物と信頼を築く能力は、何者にも換え難いですもの」
それも、素で。
言外に含まれた言葉をセレフィアは解さない。
でもなんとなく褒められていることだけは感じ取れた。
「人の噂かい?」
海底に影が落ちて、二人は振り返る。
「ファルム!」
「いらっしゃいませ、マダムファルム」
気配はしなかった。こうやって明るい場所で逢うのは初めてのことだ。
無事伽の儀式を終えてから、ずっと逢ってなかった。
懐かしさがこみあげる。
「……行くのかい?」
飄々とした表情で黒隣のドレスを身に纏ったファルムは言う。
「ああ。ファルムは?」
「この魔窟とやらに部屋をもらってねえ。仕方なく見に来たのさ」
赤黄色のトゲヒレ耳には連なる黒真珠の耳飾りが光っていて。
セレフィアはそれを誇らしく思う。
自分の胸にも一粒、黒真珠が光っている。成人の証だ。
「気軽にくればいいのに」
「人の多いところは嫌いさ」
まだ魔窟は始動していない。見かける海の者も、大方は内部を整えるために姿を消しており、近くに、三人以外の人気はない。
それでも、ファルムはやや周囲を警戒している。
「……だって、そうすれば帰ってきても真っ先に逢えるだろ?」
軽口をたたくと、ファルムが笑んだ。
「……オトナになったくせに、可愛いことを言うね」
「ファルム仕込みだから」
仕込まれたのは恋慕の情か。セレフィアにはこの想いを名付ける言葉が思い当たらない。
でも、なんだか気分はさばさばしていた。会えなくても、どこか繋がっているような。そんな信頼感を覚える。
「まあ、マダムったら。叔母様は誰にも独占させませんわよ?」
リテアナの軽い嫉妬の混じる牽制に、魔女はあきれたように首をすくめる。
「……好きにするといいさ」
セレフィアは二人のやり取りにくすくすと笑いをこらえた。
「そうそう……坊やの名はなんと変わったんだい?」
さりげない一言。
槍を構え直して誇らしげに告げる。
「セレフィア」
幼名は一度も尋ねられなかった。でも、名は教えてくれた。
それを認めてくれた証、と受け取っていた。
あれから何度訪ねていっても結界の入り口は見つけられずに。
会いに来てくれるのだけを待ち望んで。
旅に出ることを決めたのだった。
「そうかい…気をつけて行っておいで、セレフィア」
魔女は腕組みして微笑む。
まだ、魔女の方が胸が大きいが、いずれリテアナも追いつく時が来るのかもしれない。
でも、そんなことよりも、なによりも、セレフィアは名を呼ばれたことが嬉しかった。
「いってきます、ファルム」
水をヒレで蹴って振り返る。
「いってくるね、リテアナ」
旅立ちは眩しい。
つうか、投下したら485.5KB……。
次スレも考えないと駄目ですね。
>>561さんが投下できない可能性が…。
立てられたら、立てましょうか?
>>scorpionfish氏
べりーぐっど!じょぶ!
細かいところでも場面が頭に浮かぶようにさせてくれるの流石です。
こういうの読ませてもらって、やっぱりこのスレ最高の思いを強くしたね。
しっかりとmuramuraきたよ、これ。
>>スレ立て
即死条件みたいのある?
なんなら人の多い時間帯とかのほうがよくない?
>>632 残念ながら間に合わなかったみたいね。
まぁ、とにかく新スレ乙。
>>scorpionfish氏
GJ!!
>>633 乙カレー
梅梅、でいいんだよな?
恒例の投下祈願いっとく?
次スレでも新ゼキさんの話を読めますように、と。
んで、そういえばトリの話書いているって人、どうしちゃったんだろう。
セラ様が近く罷り来られると堅く信じる。
どーなったんだろうねえ?鳥の人。
∧_∧ 次スレでミリアたんの話が読めますように。
( ´∀`)
_(___つ ミ_____
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| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| 猫 耳 神 社 |
>>638-639 その鳥の話を書いてる一人なんですが、
自分へのプレッシャーもかねて、近日中に前振りだけでも投下したいと宣言してみます。
そんな願いも込めてトリップを。
そして、予告の予告。
――"魔法、配達します"
詠唱代行なんていう仕事を始めたトリの少女とヒトの少年。
駆け出しの二人のもとに舞い込む依頼は、いつも一筋縄ではいかなくて。
それでもひたむきに頑張って、たまには笑って、時には落ち込んで。
そして、町の人たちに暖かく見守られながら、二人の関係は次第に変化してゆく。
ごめんなさい。嘘です。用語をいじっていて思い付いただけです。
……誰か書きません?というよりむしろ、誰か書いてください。
さぁー! 久しぶりに執筆意欲が沸いてきたでー! あしたら氏の前後にゃ投下したるー!
狗国見聞録ってもう読めないの?
>>644 助かりました。
保管庫って、アップローダー経由で投稿されたものも収録されていたんですね。
地平線まで続く広大な田園風景の真ん中、ちょっと太りぎみのネコの農夫さんと
「この道をずっと下っていけば猫の国の首都だ。シュバルツカッツェが見えるからすぐに分かるよ」
「わかった」
「この道を通るときには、また声を掛けてくれ。コーヒーくらいならいつでも御馳走する」
「ありがとう。世話になった。じゃ、お元気で」
「ああ、お前さんも頑張れよ」
……ってな会話を一生に一度くらいはしてみたいなーって、今日の椎名さんの番組を見て思った
「・・・・・・奥田民生聴きたいですね」
「何の話だにゃあ?」
抜けるような青空の下、馬車がゆっくりと農道を進む。
地平線まで見える牧草地でちらほらと乳牛が草を喰んでいた。
思わず漏れた独り言に、擬装用の麦わらの上に乗った御主人様が聞き返した。
御者に退屈していた僕も思わず返してしまう。
「ハイロウズでも可」
「だから、何の話にゃ」
身を乗り出して御主人様が顔を出す。
「わわわ!御主人様荷物崩さないでくださいよ!」
「そんにゃ間抜けはしないにゃあ」
「そんな事言って山脈越えの時だって・・・・・・」
「そ、そりは・・・・・・って前!前!」
「え?うわあ!!」
馬車の前にはいつの間にか道に落書している子供達。
思わず手綱を思いっきり引いてブレーキをかける。
「にゃんとーっ!?」
その急ブレーキに耐えきれず、御主人様と麦わらと、隠していたマタタビの木箱が崩れてきて・・・・・・。
聞こえたのは、木箱が崩れる音、ビンが割れる音、それから御主人様の呻き声。
……やばい。完全にスイッチが入ってる。
「ご、御主人様……。目が、と〜っても、コワイですよ?」
「にゃふふ……そんな筈はないにゃ〜♥」
慌てて駆け寄った僕を組み倒し、がっしり掴んだまま放さない御主人様。
思いのほか力が強く、地面に縛られたまま振りほどく事が出来ない。
そ、そうだ、さっきの子供達!!
急いで目を向けると、さっきの子達はこっちを心配そうに見ている。
全員、イヌの子供だった。助かった。
「ちょ、ちょっと向こうに行っててもらえる……かな?」
汗ダラダラの顔で訴えると、子供達はハッと驚いた顔をして、すぐにどこかへ走っていく。
よかったよかった。本当によかった。
「よかったにゃ。これで、こころおきなくエッチできるにゃ〜♥」
にぱ。と微笑む御主人様の顔を至近で見せ付けられ、ただ僕は苦笑するしかなかった。
「あ〜んッ、すっごいにゃ〜奥まで当たるにゃ〜♥」
初夏の太陽の下、御主人様は恥ずかしげも無く大声を上げる。
周りに人が居なかったのがせめてもの幸い。
居たら、恥ずかしいだけじゃなくて……ぜったい逮捕モノになる。
「ふぁん……にゃ、おみゃーも喘ぐにゃ〜♥」
「む、無理です絶対!! そんな恥ずかしい事、人前で……」
「にゃ……。そのヒトマエで、こんな恥ずかしいモノで、
にゃーをぐちゃぐちゃにシテいるのに、恥ずかしいからイヤダにゃんて〜♥」
騎乗位の体勢で組み敷かれた僕と上に乗った御主人様の結合部、
パンツずらしただけの御主人様に、僕のが飛沫をあげながら出入りして……
「ん、くッ……」
「にゃふふ。やーっと声をあげたにゃ〜♥」
日向は熱いけれど、それ以上に熱い御主人様に締め付けられて、
「にゃ〜の、お○ンコ、そんなに気持ちイイにゃ〜?♥」
「や、だめ、そんなきゅって締め付けたら……ッ!!」
「いいにゃ〜♥ 出すにゃ〜♥ 全部受け止めてあげるにゃ〜♥」
そのまま、ぎゅーって全身で抱きしめられた。
「にゃうん……。だいすきにゃ〜♥」
うん。まあ、こういうのもたまには良いかなーって……
「で、これで何回目ですか?」
馬車にゆられながら、ふと聞いてみた。
アレからすぐに片付けてみると、割れたのは1ビンだけで、そんなにひどい被害では無かったようだ。
「にゃ……ええと……」
指を折々、数え始める御主人様。そうだ、今回の道中でもそれだけシてるんだ……。
「え〜っと、やっぱりハイロウズが聴きたいですね」
「だから、何の話にゃ!!」
「なんだって良いですよ。さ、今度こそ商品に傷を付けないようにしないと」
「う〜。わかったにゃ……」
渋々と麦わらの上によじ登っていく御主人様。
さて、今度は何時間もつのかなぁ。と嫌な汗を書きながら、
抜けるような青空の下、僕は手綱を持ち直した。
【マジで御目汚しすいませんでした。
誤字とか脱字とか、短いとか面白くないとかのツッコミは勘弁してください orz】
GJ!!!!
ぐっじょぶ!
GJ!!!
続きマダー?
マダー?
>>656 急かすな急かすな
じっくり熟成された作品を、またーり待ちましょうではありませんか
エロシーンのプロット組んでんだけど……
かなりの違和感が消えない。
エロに入るのが不自然だな。って時、みなさんどうしてます?
寝かす。
いっそのこと書かない
1・新キャラを出す
2・性格を変える
3・そもそもからむキャラを変える
4・書かない
663 :
『あしたら』:2005/07/29(金) 23:36:11 ID:xGQhLb96
少し寝かせてみたらどうでしょう。
海を見に行くといいアイデアが出る。
・・・と、炎尾燃先生が言ってました。
富士鷹ジュビロ先生はいつも泣きながらアイデアを考えているそうです。
海に逝ってきます・・・
まあ、行き詰まった時には普段見ないものを見てみるのも良いものです。
そういや某国のイージス今日だっけか。
665 :
659:2005/08/02(火) 14:52:44 ID:sA05qKAl
遅くなったがありがとう。
なんとか書けそです。
「で、これはどういう事ですか?」
ここはマタタビ密売組織『へるきゃっ党』のアジトの一つ。
移民街の雑居ビル2階のテナントで、(ちなみに一階はイヌパブ。三階は探偵事務所)
御主人様と僕は作戦参謀さんから怒られていた。
「ど・う・し・て、ここに着いた時に出荷した時の3分の一が消えてなくなっているんですかって聞いてるんですよ」
「そ・・・そりは・・・・・・」
「ええと・・・・・・その・・・・・・」
一応この組織のボスは御主人様なんだけど、お金のことに関しては参謀さんに敵わない。
もっとも、積み荷がなくなった事の責任の半分は僕にもあるわけで・・・・・・。
「こ、こいつのせいにゃ!」
「ちょっとお?!御主人様!」
何のためらいもなく僕を売らないで下さいよぉ!
「あらあら、召使いの責任は主人の責任でしょう?管理不行き届きの責任を・・・・・・」
「だから、こいつの身体に十分お仕置きするといいにゃ」
その言葉をきいて参謀さんがぴたっと動きを止める。
ま さ か 。
「うふふふふふふふふふ悪い子ねぇ、坊やぁ。こんな悪い子にはお姉さんがお仕置きしないとぉ・・・・・・」
急いで回れ右をした僕の襟首が『がしっ!』と掴まれる。
「きゃ〜〜!助けて御主人様〜〜!」
ずるずる
誰か後は任せた。
「………!!? ま、待つにゃ!!」
ずるずると引き摺られ、なんか奥の薄暗い部屋に連れ込まれそうになる寸前、そう声が掛かった。
「ご、御主人様……」
何時になく厳しい顔を見せる御主人様に、少しだけ驚く。
「あらあら、どうしたのぉ?ボス?」
「え〜っと、え〜っと……そ、そりは、にゃ〜の召使いにゃ!」
軽い口調、しかし鋭い参謀さんの金色の目に当てられ、少し怯むがハッキリと言い切る御主人様。
普段見せないその姿に、思わず僕の涙腺が緩んで……。
「だ、だから……に、にゃ〜も“お仕置き”に参加する権利があるハズにゃ……」
僕の瞳から、思わず涙がこぼれた。
【ごめん。なんか調子悪くてネタだけ出して次の人にバトンタッチすまぬ orz】
確かにね、ご主人様。
貴女のワガママには、散々振り回されてきましたよ。
僕は貴方の下僕ですから、理不尽だろうと飲みますよ。
だって、この世界で僕が生きていける術はありませんから。
でも、それでも、です。
僕は貴女を敬愛してます。
僕は貴方の下僕として、誇りすら感じています。
なのに貴女は他の人間?に貴女しか知らない僕を知られても良いとおっしゃいますか。
僕は貴女だけのものではなかったのですか。
貴女しかしらない僕を見せるつもりなら。
僕しかしらない貴女を見せても構いませんよね?
世の中、持ちつ持たれつ。
ということで。
2人まとめてヤってやる。
「ごめんなさい」言っても許してやらない。
体力に関しては、連日のご主人様とのプレイで相当な自信がある。
何といっても、若 い し ね !
この時僕は、黒い笑みが浮んでいただろう。
「ククク・・・アハハハハ・・・アーッハッハッハッハ!!」
「僕」はとっても従順なので、裏僕を出してみた。ダメならスルーでヨロシク。 (゚Д゚)ノシ
「……? さっきっから、何を引きづられて涙流しつつ笑って居るにゃ……? 不気味だにゃ」
「現実逃避でもしているんでしょう。――さ。ヤりましょ」
「え、な、ちょっと! 参謀さん! 人が折角黒いキャラクターを出してお話を盛り上げようとしているのに!」
「問答無用」
「うわあぁぁぁぁぁー!?」
「衛生兵!衛生兵!」
「俺はもう駄目だ……お前だけでも逃げるんだ、サジェール」
「そんなことできる訳ないだろ、コワルスキー!一緒に故郷に帰ろうよ…」