1 :
前スレ953:
おらおら、WWF(World Wide Fund for Nature:世界自然保護基金)の
愛くるしいパンダ様が
>>2ゲットだぜ! 頭が高いんだよ、ボケ!
. ,:::-、 __ >1 クソスレ建ててんじゃねーよ。ビンスみてーに裁判で潰しちまうぞ。
,,r 〈:::::::::) ィ::::::ヽ >3
>>2ゲットも満足にできねーお前は、俺の着ぐるみ着てプラカード持ってろ(プ
〃 ,::::;r‐'´ ヽ::ノ >4 お前はカキフライのAAでも貼ってりゃいいんだよ、リア厨ヒッキー(プ
,'::;' /::/ __ >5 汗臭いキモヲタデブは2ちゃんと一緒に人生終了させろ、バーカ。
. l:::l l::::l /:::::) ,:::::、 ji >6 いまさら
>>2ゲット狙ってんじゃねーよ、タコ。すっトロいんだよ。
|::::ヽ j::::l、ゝ‐′ ゙:;;:ノ ,j:l >7 ラッキーセブンついでに教えてやるが、俺はストーンコールドが好きだぜ。
}:::::::ヽ!::::::::ゝ、 <:::.ァ __ノ::;! >8 知性のねーカキコだが、お前の人生の中で精一杯の自己表現かもな(プ
. {::::::::::::::::::::::::::::`='=‐'´:::::::::/ >9 つーか、自作自演でこのスレ盛り上げて何が楽しいんだ?
';::::::::::::ト、::::::::::::::i^i::::::::::::/ >10-999 WWEなんか見てるヒマがあったら、俺に募金しろカスども。
. `ー--' ヽ:::::::::::l l;;;;::::ノ >1000 1000ゲットしたって、WWF時代の映像物に販売許可は出さねーよ。
`ー-"
>>1 乙ッ!
枢機卿ばんざいッ! ゴリアテの英雄に死を!!
>1よ、おまえは道を作るだけでよい。
大儀に縛られず、皆の礎となれ。
「とぉさーーーーん」
つうわけで1>乙。
>1おつ
ほしゅ。
前スレ>950はどこ逝った?早くしないとスレが死ぬぞ。
死んだら困る
困るともさ。
セリエたん萌え
保守しとく
では、保守。
と言うか、前スレ950、とっとと出て来い。
さらに保守
保守ついでにチラシ裏。
ひさしぶりにオウガプレイしたい。
でもSFCもSSも、今はもう動かない・・・。
PS版は持ってない。
保守
17 :
950:2005/04/14(木) 04:59:02 ID:wwh5T5ol
スレタイがきにくわねぇ
その偉そうな物言いも気に食わん
誰か投下してやるかよ
カス
えぇけっしとるのぉ(*´Д`)ハァハァ
うはっwwwおkwwwうえっwww??
>17
そんなことでSS投下を躊躇するのではどこのスレでも通用せんよ。
腕を磨いて出直して参れ。
PS版は読み込み激しすぎるしなんかいろいろ数字いじられてる臭くないか・・・?
100%命中の攻撃かわしたこと何回もあるし
保守だ
即死回避発情新作期待保守。
23 :
恍惚のモルドバ:2005/04/15(金) 01:15:31 ID:W1/seQdt
「ニバス様はまだお戻りにならんのかッ!どうなされたというのだッ!?」
二バス様〜
ニバス様がみてる・・・
ロンウェーさんも見てる...
ガルガスタンのソルジャー、ジャド様(LV1)が27ゲットだ!
とりあえずお前ら全員氏ね
名作とはいえこんな旬を過ぎまくったゲームにネタなんてあるわけねええだろ?
勝手なことばかり言いやがって
30 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 23:11:06 ID:DNsgAU8X
>>29 お前が氏んでこい!
嫌なら2ちゃんから消えろ!
ネタがあろうがなかろうが、クレクレ君が勝手なことばかりほざくようなスレには職人も来ないかと。
33 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 04:13:56 ID:9I+K1PLm
それが貴公らローディスのやりかたかー
新スレ乙です。前スレ902からの続きを投下します。長いけどまだ途中です。
前回までのあらすじ:仲間を失って傷心のセリエ姉さんは
鳥人間に抱きつかれて泣いてしまいました。
(結局…弱みにつけこまれ、うまいように懐柔されてしまっただけ…なのかもしれないな)
なんとか落ち着きを取り戻した頭で、セリエはそう考えた。しかし、たとえそうであったとしても、
腹を立てる気にはなれないのだった。
暖かさを感じていた。身を包むやわらかな羽毛と、剥き出しの肌を通じて伝わってくる体温だけで
なく、いつのまにか胸に宿った炎があった。これまでに胸に抱いた、身を焦がすような情熱や
業火の如き闘志に比べれば、ひどく頼りなげで弱々しい炎。だが、それ故になんとも言えない
心地よい暖かさを感じさせる、灯火のようなもの。
まったくの、未知の感覚ではない。たとえば自分を単なる姉以上に慕ってくれるあの妹と
一緒にいると、自然にこの感じを覚えていた。だが、単なる愛情だけでなくあこがれや敬意も
強く宿る彼女の眼差しは、時に重圧となり、苦しみさえ生み出した。まして、今の自分には
とても耐えられるものではなかった。だからこそ、ここに逃げたのだ、とセリエは思い返す。
燃えあがるような激しいものではない故に、いつまでも胸に残っていてくれるかもしれない。
できるならばずっと守り通したい、柄にもなくそんな思いに駆られた。
一方でその暖かみを遮るような影もまた、心に差していた。拭い去ろうとしても拭い去ろうと
しても、それは黒雲のように湧いてくる。自分を抱きしめているのが異国の男であるという事実は
セリエの心をじわじわと苦しめていた。一抹の疑惑。些細なものでしかないが、相手の
返答次第によっては心の裡に宿ったものを消し去ってしまうかもしれない。それでもやはり、
確かめずにはいられないのだった。
セリエは顔を上げた。次の瞬間、それに気づいたカノープスと見つめ合う格好になる。
泣き腫らした眼が痛々しくもあったが、すっかり険しさは消え、柔和ささえ湛えているのを
確認して、彼も満足そうに笑った。
彼の眼にはセリエの顔がわずかに歪んだように見えた刹那、彼女は両手を抱擁の内側に
差し入れ、突っぱった。明確な拒絶。強引に始まった抱擁は強引に解かれた。
彼女が平静を取り戻し、気恥ずかしさのあまり起った行動かとカノープスは思ったが、
それを確かめる間もなく、強い口調で問い正されていた。
「あなたたちは…何故ここにいる?」
「…?」
「答えて欲しい。あなたたちゼノビアの者が…何故この島で戦っている!?」
「…」
「頼む、答えて……。お願いだから…」
言葉は揺らいでいるが、瞳にははぐらかしや誤魔化しを許そうとしない色が宿っている。
「…わかった、わかったよ。だが、一から十までは言えない。できる範囲で、いいか?」
気圧されるようにカノープスは意を決した。妥協的ではあったがセリエも同意する。
「ご察しの通りさ、傭兵の仕事なんぞ求めに来た訳じゃない。だからって、
この島に干渉して何かやらかすのが目的でもない。言わば探し物……だ。誤解するなよ、
奪いに来た訳じゃない、取り戻しに来たんだ」
「ヴァレリアの者があなたたちの国から、いったい何を奪ったと…いうの?」
「この島の人間じゃない……例のヤツらだよ。手クセの悪いのがいるみたいでな、
ちょっと厄介なものを持っていかれて、そいつを返してもらいに来た。ただそれだけさ」
「それだけ…か。だが…あなたたちが特定の勢力に与した結果、島の情勢はずいぶんと
変わってしまった。あなたたちとローディスは…何も変わらないのではないか!?」
「…なるべく干渉はしたくなかったんだが、いかんせん…たったの5人きりじゃどうにも
ならなくてな。膠着を作り出して、その間になんとかする計画だった」
「……それにしては腑に落ちないな。あなただけが何故、デニムと行動を共にしている?
ロンウェー公爵から彼らが離れた後も…だ。あの少年は膠着とはおおよそかけ離れた状況を
作り出した…。それに手を貸した自覚はあるのだろう?
あの子は保険か?ロンウェーが、あなたたちが望むように事をなせなかった場合の…。
御しやすそうな子供を…傀儡にでもするつもりだったか!?」
「違う違う!これはオレの独断さ…。ランスロットにムリ言ってな。まあ、あいつらも
気になっていたみたいで賛成はしてくれた…。まったく、英雄とこそ呼ばれてはいたが、
あのときのあいつは、なんの力も持っちゃいなかった…」
「……英雄に仕立て上げたのは自分だとでも、言いたいか!?」
「わからないか?…ほっとけないんだよ。あんな子供が、自分のなすべきことの大きさと
それに対する力の無さに苦しんでる…。どうも、ああいうのには弱くてな……」
「どういう…こと?」
「何度も同じことは言いたくはないんだが……」
「…同じ?」
「そう。同じ」
なにやら意味ありげにセリエに目配せをしていた。
「…おせっ…かい?」
「ああ…」
はにかみながら、少し投げやりに照れ隠しとわかるような口調で肯定した。
「……そんな理由で、よく命を投げ出すような真似が…できるものだな」
「そう言うな。実のところ、『国のため』なんて理由で戦ったことは一度もないんだ。
多分、これからもないだろう。大義…とやらもオレにはよくわからない。結局オレは
気に入ったヤツの顔を思い浮かべながらしか戦えない…。だから、これでいいんだ…」
「そういう…ものなのか」
「そんなことはいい!目的のことは誰にも言うな、当然デニムにも、な」
「呆れたな、まだ伝えていないのか!あの子もよく、あなたを信用する…」
「まったく…だな。まあ、ランスロットの野郎の人徳ってヤツがあるのかもしれないが…」
「それだけ、ではないだろう…。あなたはずっと…一緒に、身体を張って戦ったのだから。
それも…よりによってそんな、格好で…」
指を差すセリエの顔が何故か赤くなってしまっている。上半身裸の男に抱きしめられていたことを
今ごろになって意識したからだった。
「言われてみれば、この島の人間じゃないオレたちを…よくもここまで信用してくれる」
「…そんなこと、関係あるものか!」
「命を賭けて共に戦えば、当事者でなくとも信頼はしてもらえる、ということ…か?」
「違うのか…」
「だったらセリエ、それは君たちも同じなんじゃないか?」
「…え?」
突然、相手に向けていた言葉が全部己に返ってくる形となり、セリエはひどく居心地の
悪い思いをした。
「そう言えば、デニムは君に『解放軍もヴァレリア解放戦線も同じ』なんて言ったらしいな。
あいつも、いいことを言う…」
「ち…違う。仲間たちはともかく、わたしは…」
「また、野心がどうだとか言い出す気か!オレに言わせりゃあ君には…少なくとも
自分で恐れてるような大それたことなんて、どうせできやしない!!」
「なぜ、…なぜそう言い切れる!」
「仲間が死んだくらいで絶望して自分も死のうなんて考える人間が、そんな真似をしている
姿なんて想像もできなくてな…。セリエ、オレには君が…君が自分で思っているよりは
ずいぶんとマシな人間に見えるがね…」
「…そんなもの、あなたの主観に過ぎないだろう!」
「ああ、そうだな。それも、大した根拠のないただの…カンでしかない。だけどな、
こんなモンに頼って長いこと生きてきたせいか、どうしても間違ってるとは思えないんだ。
根拠はないが、自信はある…。それでいいだろう!」
「いいものか…。それではまるで…、まるで理屈に…なっていない…」
「はは…、確かにな!」
カノープスは納得しながらも笑っている。つられてセリエも顔をゆるめてしまう。
わかってはいた。ここで会って、語り合ってみてわかった。この男が、人から何かを
奪うような邪な目的で戦っているのではないことくらいは。自分の『カン』はそう
告げていた。
それでも言葉で確かめずにはおれないのだ。ややこしい、面倒だと言われても。
(それが、わたしの性分なのだから…)
(それにしても…)
問い詰めているつもりが、いつの間にか諭され励まされていたことをセリエは意識する。
いったんそれを意識すると、水に落ちたインクのように、もやもやとした自己嫌悪が胸の内に
広がっていく。
(やはり…わたしは馬鹿だ。たとえ何者であったとしても、どんな目的があったにしても
…疑う前に、言わなければならないことがあるだろう!)
「聞いて…くれるか?」
「なんだ?まだ何かあるなら、話せよ!」
「…あり…がとう、カノープス」
たどたどしい言葉には様々な思いがこもっていた。今まで、何故かはわからないが呼ぶ気に
なれなかった相手の名前も、意識して口に出していた。カノープスが不意を突かれた
ような顔をして
「おいおい…今さら、別に…」
と言いかける。しかし、すぐに表情を改めると
「いや、律儀なモンだな。まあ、借りにしとくよ。…いつでもいいからな!」
今度は見事なくらいにっこりと笑っていた。元々、男性的な愛嬌を湛えた顔がひどく輝いて見える
のに、セリエはしばし見とれてしまっていた。そのまぶしさは、彼女を後ろめたさの影から
解き放つには十分だった。己の慎みのなさを恥じる気持ちも、見栄や意地さえも、
もはや抗し得なかった。
「…今すぐ、返させてもらうつもりだ。このまま……わたしを、あなたの好きにしてほしい!」
セリエは無表情で大胆なことを言い切った。言い終わった後も表情こそ変らないが、
顔全体に赤みが差している。
「お、おいおい…セリエ!別に、オレはそんなつもりで…」
「…ごめんなさい。そうね、……ひどい欺瞞。本当は、本当は…」
「わかったわかった、いちいち言わなくていいぞ!わかったよ。最初の言葉…信じるよ」
誠意の発露なのだろうが、内なる思いを逐一言葉にしたがる彼女に少し辟易したようだった。
「でも…」
口篭もる顔に、憂いが戻る。
「どうした?」
「実は……どうすればあなたが喜んでくれるのか、わたし、よく…知らなくて」
「…!」
セリエは上目づかいで不安げに見つめる。その言葉と所作は、今までに異性との交渉がなかった
ことを控えめに告白しているのだった。先ほど見せた慟哭と同じように、大人の女性そのものと
して振る舞ってきた彼女に残る少女のままの未発達な一面。一瞬、カノープスにはセリエのいる
ところに踏み込んでしまっていいのか、という躊躇いさえ生じる。
「清らかな乙女…か」
「そ、そんな…立派なものじゃない!結局は、自分の欲望を肯定する勇気もなく、弱さを他人に
曝すこともできなくて…。それに、こんな歳で乙女はないだろう!」
完全な大人の容貌を持つ彼女が、大袈裟な身振りで必死になって反論する姿にはちぐはぐな
おかしさがあった。少女のようだった気配も一層幼くなっている。
「こんな歳…ね。オレからみりゃあ、おまえ…くらいなら十やそこらくらい違ったって
どっちにしても子供みたいなモンなんだけどな……」
「ゆ、有翼人は、長命だとは聞く…けれど」
年齢のことも確かに気にはなったが、今までの『君』ではなく『おまえ』と呼ばれたことを
彼女は妙に意識し、どぎまぎした。名前を呼んだことに対する意趣返しかもしれない。そう思うと
嬉しくはあったが、急に距離を詰められたことにこの後に及んで戸惑いを感じてしまうのだった。
「どうした?」
「な、なんでもない!そ、それより…わたしには想像もつかなくて…。あなたはいったい
どれくらい…生きているというの?」
「オレは若い方だ。ま、それでもデニムの親父さんとは同じくらいだって言うぜ」
「あの人と…」
結局、その人物を救い出したことが、組織の崩壊のきっかけとなった。だが、その事実よりも
意外なところで耳にした驚きからか、鮮やかに思い浮かぶその人の姿がセリエの心を占めた。
今現在の姿ではない。彼女のよく知っている、昔日の印象。
父は、彼女の前ではいつも厳めしい顔をしていた。二人きりでいるときはなおさらだった。
セリエはその顔が好きではなかった。怖いからというだけではなく、わざわざそんな顔を
しなくても父は、侵し難い威厳を醸し出し自然と敬意を湧き上がらせる人物だと、幼いながらに
不満を感じていたからだった。
そんな父がその人が訪れると、決まって柔和な顔をして自分を褒めてくれるのだった。まるで、
その人が発するやさしい空気が伝染したかのように。
「うふふ…」
慈しむように頭をなでてくれる手に無邪気に笑った自分の姿。手をつないでもらったこともある。
だっこをしてもらったことも覚えている。どれもこれも、父がしてくれた記憶がないことばかり
だった。禁じられていたわけではないにしろ、はばかられるような空気を発する父の前では
知らず知らずのうちに子供っぽい振る舞いを自重する習慣が身についていた。けれども
その人の前では、そんな枷はいつのまにか外れていた。最初はぎこちなく、それでもやがては
他の子たちと同じように、自然にのびのびと振る舞うことができたのだった。
(あの人が、そういう人だったから…)
やさしさに溢れた風貌であっても決して線の細い人ではなかっただけに、ハイムで保護したときの
痛々しい姿には言いようのない衝撃を受けた。今にして思うと、あの人がヴァレリアの覇権に
つながる何かを知っていたから、だけではなかったのだろう。
(わたしはあの人が…大好き、だったから、後先を考えずにあんな無茶をしてしまったのだ…)
自分の個人的な思いのために命を落とした仲間には本当に詫びようもない。それでも
ほんの一時にしろ、あの人の役に立ててよかった、そんな感傷が胸中に溢れていた。
「…どうしたんだ?さっきから、なんか妙だが…」
「べ、別に…」
意識の焦点が強制的に現在に戻された。一瞬でも目前にいる男のことを忘れ去ってしまったことを
心の中で詫びる。少し気を落ち着けてから、子供みたいか、とセリエは男の言葉を反復した。
(そういうことだったのか…)
達観しているかと思えば、ひどく青臭いことも言うこの男が、今一つ測れなかった。何故か
わからないがかなわない、心の底で認めていたことに答えが与えられた気がした。
(年季が違う、のだから…)
「なんだ…もしかして色々考えてるうちにイヤになったか?まあ、そりゃ無理もないか…」
口を閉ざし物思いにふけるようなセリエに、カノープスはため息をつくように語りかけた。
「ち、違う!違う……違うから」
セリエは顔をくしゃくしゃにして、ふるふると首を大袈裟に振りながら言う。
「あ、ああ…。わかった」
「お願いだから、あなたの好きなようにして…」
奇妙な、願いだった。それは、カノープスに対する純粋な感謝なのかもしれない。あるいは、
初めて男に抱かれることへの不安から発せられた偽らざる本音だったのかもしれない。自分で
口に出した通りに欺瞞であったとするならば、出会ったばかりの男に身を委ねることに対する、
また死んでいった仲間たちにはもはやかなわない悦びに身を任せようとすることへの、
後ろめたさから発せられたのかもしれない。いずれにしても、決意は揺るがない。たとえ、
後ろめたくても
(後悔を…したくない)
のだった。
「わかったよ。けどな…」
いたわるような眼差しをカノープスは送る。
「大丈夫…、痛みに耐えるのには馴れている。それに、この身体…少しくらいのことでは
壊れたりはしない。あなたが喜んでくれれば、本当に、本当にそれでいいのだから……」
セリエは小声で言葉を発していた。半ば自分に言い聞かせるかのように。
二人は廃屋の一室にいた。寝室だったのだろう、狭いわりに大きなベッドが据えつけられた
部屋だった。実のところカノープスは草の上でも一向に構わなかったが、
「システィーナが来るかもしれないから」
とセリエが頑なに拒んだためだ。
セリエはベッドに横たわるように促された。防具を兼ねた膝上まで達する重々しいロングブーツを
時間をかけて脱ぎ、ゆっくりとベッドに上がる。剥き出しの両脚は驚くほどの熱を放散していた。
ずっと望んでいたようで、やはり恐れていた瞬間。悟られないようにしながら必死で呼吸を
整えていたが、まったくの無駄に過ぎなかった。見つめられるだけでセリエは、鼓動が際限なく
速まっていくのを感じている。やがて、両肩が無骨な掌に力強く抱かれた。そのまま男の赤毛が
近づいてくる。
「はむっ……ん」
生まれて初めての深い口吻。やや強引に割入ってくるカノープスの舌に、心の内面までもが
侵蝕されていくよう。今まで味わったことのないその感覚が、セリエにもう後戻りは
できないのだと思い知らせる。そして背徳感にも似たそれは、少しずつ彼女を未知の
高みへと導いていくのだった。
「…っ!」
濃厚な口づけをしながら、カノープスの指は胸元から革紐を解きにかかっている。
気がつけば、脱がされかけた上着が腕に引っかかり、それに羽交い締めをされるような体勢で
肌着を露わにしていた。なんとか抑えようとしていた羞恥の炎が一気に燃えあがる。
「んむーっ、…ん、んんっ……ぷはっ!」
官能の奔流に逆らい、もがきにもがいて口づけを振りほどいた。その必死の行動は相手の唇に
対する拒絶ではなかった。
「…お、お願い!ふ、服を着たままで…」
そんなことを訴える、ただそれだけのためだった。
(…堅いな。いちいち堅いぞ、セリエ!)
好きにしていい、と口にしたわりには色々と懇願をしてくるのに、カノープスも苦笑いする。
(お堅い育ちだものな。しょうがないよなあ)
だが、その堅さが愛しい。立ち振る舞いは痛々しいくらいにぎこちない。明らかに無理を
しているのが一目でわかるが、この健気さに隠されたセリエの誠意を思うと、それだけで
抱きしめてやりたくなった。そして、その堅さも少しずつ、解きほぐしてやりたかった。
「大丈夫だ…。誰も見に来たりなんかしない」
「ち、違う…。お願い、これ以上は…」
上着による拘束のせいで、抵抗もままならない。
「ほらっ!」
肌着を下からめくられ、乳房を露わにされてしまう。
「…く」
観念したように大人しくなったセリエを確認すると、一気に肌着まで脱がせてしまった。
「…」
不貞腐れたように、セリエは顔を背けている。それを横目に捉えて微笑すると、カノープスは
身体の方に目を移す。それは彼女の力強いイメージに反して、一見すらりとした印象だった。
だが、やはり薄い脂肪の下には密度の高い強靭な筋肉の躍動を感じさせる。
(ほう…)
そして鎧のような上着からは窺い知れなかったが、人並み以上に大きい乳房が実っていた。
形が崩れていないのは、鍛錬の成果なのかもしれない。だが、鍛え抜かれた体躯の
持ち主が、ここまでの大きさを維持しているのは、ある種奇跡的だと言えた。
「どうしてだ、セリエ。なぜ…そこまで恥ずかしがる?」
「汗まみれの…、汚い身体だから。それに…」
俯くように自分の身体を見下ろした。視線の先には大小のさまざまの傷。古傷だけではない。
癒えきらないつい先日のものは、まだ痛々しく赤みを残したまま刻み込まれていた。
「恥じるな…。それは他人のためについた傷だろう!」
「だけれど……。でも…」
(汗だの…傷だの、違うだろう…セリエ。ほんとうは、わたしはただ…)
男の前に肌を曝すことへの困惑、結局はそれだけだった。
「見ろよ、セリエ。おまえの身体はずいぶん堂々としてるぞ」
大きな乳房にもかかわらず、乳首はつんと前を向いている。
「や、やめて!からかわないで…」
「からかってなんかいない。感心してるんだ」
「だから…それが!」
「もう…い、いやだ!」
凝視される恥ずかしさに耐えかね、セリエは両手で乳房を覆い隠してしまった。それでも
抱え切れずにはみ出してしまう大きさを恨めしく思っていた。
(もったいぶるほどのものか…。もっと、歳相応に…振る舞えないのかセリエ!)
堂々と構えていられない己自身にも、もどかしさを感じずにはいられなかった。
「大丈夫さ…。じきに慣れる」
「!!」
カノープスは彼女の両手首をベッドに抑えつけ、組み伏せるようにしてセリエの自由を奪った。
「くぅッ!」
抑えられたセリエもブリッジをするように身体を反らして抵抗するが、もちろん拘束が
解かれることはない。カノープスも全力の行動ではなく、セリエも必死で抵抗した訳ではないが、
本気で抵抗したところで結果は同じだろう。いくら鍛え上げても容易に埋まらない先天的な
体力差を感じさせるこの姿勢に、戦士としては屈辱の思いを、女としては何故か
奇妙な興奮を覚えていた。
「……あ、ああ」
完全に無防備にされた乳房が外気に曝される。セリエは無念そうに俯いて目を閉じてしまった。
しかしその瞬間、カノープスはセリエが隠そうとしていたものを見てはいなかった。抑えつけた
手首の先にある、掌を見ていた。自分を引きとめた掌。あの、手首を掴まれた時に心に
突き刺さった痛みが、棘のように残されていたからかもしれない。
その感触はカノープスが知る限り、聖職者の掌からはおおよそかけ離れたものだ。
司教より上の身分であればスプーン以上の重さを感じることなく、赤子の手のまま
一生を終える者も珍しくない、とさえ聞いている。そんな育ちをした人間が重々しい槍を手に
馴染ませるまで、いったいどれほどの苦痛があったのか。そして、その手が今この瞬間、
無力さに苦しんでいるかもしれないと考えると、遊び半分のことでとは言え、ほんの少し
やりきれなくなった。
(せめて、楽しませてやるか…)
ため息を押し殺し、曝け出された乳首を口をすぼめるようにして上下の唇ではさむ。
「…っ!」
閉ざされたまぶたが大きく揺らいだ。そのまま、れろれろと舌で刺激を加える。
「ん…、ふ…ふ」
やがて、セリエの口から笑うのに似た声が漏れてきた。こころなしか閉じられた目尻も
少し下がり気味になっている。
「ふ…ふ、こ、こういう…ものなの?」
その表情は本当にくすぐったがっているようにも、抑えつけられ乳首をなぶられることへの
照れ隠しのようにも見えた。
「ふうぅ……、は…ああ」
徐々に息づかいが荒くなっていく。声と表情は少しずつ、しかし確実に次の相へ移行していた。
もはや手首から両手を放しても、両腕をだらりとさせたままセリエは抵抗しようとはしない。
今度は十指を使って大きな乳房もこねるように執拗に責めたてる。カノープスには
口に含んだ乳首が次第に膨隆していくのが感じられた。
「ああ…あ……。ううん、…んんッ!」
言葉の上とは言え、あれだけ拒絶していたセリエが我を忘れて喘いでいることに、カノープスは
ひとまず満足する。
そして、片腕を彼女が一番隠したがっているであろう箇所に先んじて伸ばしていた。
「はっ!?」
恍惚の表情が、一瞬にして羞恥を取り戻す。切れ長の目が大きく開かれていた。
「さすがに自分でいじったことくらいは……あるよな」
下着を軽く触れるだけでもはっきりと確認できる濡れかたを見て、カノープスも少し嬉しそうに
声に出す。目を合わせられず声も発することができず、震えながら弱々しくうなずくセリエ。
「そろそろ…いいだろ」
無骨な両手が下着を剥ぎ取りにかかった。
「…だ、だめ!いや!」
最後の一枚を取り去られることにセリエは頑強に抵抗した。その先を望む欲求はあっても、
強過ぎる羞恥心が一歩踏み出すのを阻んでいるらしかった。
「ふーん、嫌か…?じゃあ、やめようか?」
些細なことで大げさなくらい羞恥心をあらわにするセリエを可愛らしいと思うカノープスだったが、
同時に、槍を手にしたときの凛然たる姿からは想像もつかなかった今の彼女をもう少し
サディステックに責めてみたい、そんな欲望にも火が点きつつあった。痛々しささえ
感じさせる彼女に、意地の悪い責めを施すのは少し酷なことのように思われたが、男の欲望が
『堅苦しいセリエをときほぐしてやる』という大義名分を盾にして押し勝ってしまったのだった。
「…ここまできて……いや…」
「何が、嫌なんだ?」
「や、やめ……ないで」
「よーしよし。よく言えたな」
下着の上からセリエが隠したがっていたところの微妙な高まりを、舌で軽くなでつけるようにした。
じん、という響くような感覚がセリエの脊髄を駆け登る。
「ふあっ!!」
稲妻のような感覚に突き動かされ、セリエは大きく身体をよじる。その動きを利用する
ように、カノープスは彼女が纏う唯一のものを脱がしにかかっていた。
「やめてッ!」
身をよじった勢いで下着は脱がし去られ、身体はうつ伏せになる。結果、セリエは何にも
守られない丸裸の尻を曝していた。
日々の修練と実戦の波に揉まれ、鋼のように鍛え上げられた背筋。そして、か細いくらい肉の
削ぎ落とされたウェスト。背中だけを見れば中性的とも言えるようなセリエが、女性美の極致の
ような臀部を向けている様は、どこか屈折した前衛芸術を思わせた。
うつ伏せの姿勢で顔を隠すように手で覆っているため、表情は伺い知れないが、身体を小さく
震わせている。承諾こそしたものの、意地の悪いやり方で下着を剥ぎ取られた屈辱感に
震えているのだろうか。その姿のまま両脚はぴったりと閉じられ、なんとか間の部分だけは
隠そうと足掻いているのが滑稽でさえあった。
カノープスはその傍らに寄り、雪原の高まりのような尻を手で撫でつける。一瞬、セリエの身体が
ぶるっと揺れた。そのまま尾骨に沿うようにして、無防備な臀裂に指を微妙に震わせながら、
ゆっくりと差し入れていく。
「…!」
指が深く入る度に少しずつ双臀の硬さは失われていく。やがてアヌスに指が達すると
ぴくんと全身が大きく揺れ、閉じていた両腿は閂を外された城門のように力なく開いた。
「あ、ああ…」
セリエの口から再び意地悪いやり方でコントロールされてしまった己を恥じるような声が漏れる。
そのままカノープスの指は動きを止めず、盲目の獣が臭いだけを頼りに餌を探すように
股間をまさぐり、秘裂を探りあてた。入り口で粘液の衣を纏わされてから、改めて中に
挿入されていく。
「ひう…ッ」
弓なりに身体を反らせるセリエ。それに追い討ちをかけるように、指の出し入れを何度も繰り返す。
「んっ、…ああ……んふッ」
無骨な指が肉壁をかすめるたび、彼女の中に高まってくるものがある。
「んんーーーーッ!」
確かに、自分の中の女を抑えられず、指で慰めたことはあった。一度や二度ではない。達する、
ということがどういう事なのかも知っている。それでも
(人にされると…こうも、違うなんて…)
と己の肉体に、なにか神秘のようなものを感じずにはいられなかった。
「セリエ…そのまま膝を立てろ!」
今以上のはしたない格好をしろという要求を、セリエは耐え難いものと思った。しかし、秘裂に
差し込まれた指に肉体の支配権を奪われたかのように、ゆっくりと、従順にしたがってしまう。
「…あ、あ」
「いいぞ、もっと突き上げてみろ」
ためらいがちに、しかしやはり従順に尻を高く突き出し、言葉の主へ捧げる。カノープスは
やがて指を抜き去ると、嫌がるような身振りとは裏腹に、ずいぶんとぐっしょりと濡れている
秘部を少し時間を掛けてまじまじと興味深く眺める。何者にも犯されずにいた処女地は今、
淫汁に濡れひどく扇情的に見えた。
セリエの尻がぷるぷると震えている。屈辱的な姿勢のまま放置されていることにいたたまれなく
なったのだろうか?カノープスがそれを少し面白がるようにさらに放置を続けると
「……ああ」
と彼女は身悶えしながら言葉にならない声を漏らしていた。
(それにしてもずいぶん夢中になってるな、オレも…)
欲望に突き動かされたからとはいえ、生娘でしかないはずのセリエを相手に、こうまで
いたぶるようにしてしまう自分にも驚いていた。
(まあ、堅物をやわらかくするには、少し荒っぽいくらいでちょうどいいんじゃないか。
セリエも……なんだかんだ言って楽しんでるんだろうしな!)
彼女の深い苦悩を受けとめるため、少しいたわるように接してきたカノープスだったが、
いつもの楽天的で飄々とした感じに戻りつつあった。
(嫌なら、やめればいいのに。どうしてこうも従順なのか…。わたしもどうかしている…)
(違う…。わたしは元々…従順だったのだから)
(この姿勢、覚えている。いや、忘れられるものか……)
強い屈辱感に苛まれながら、セリエは父の姿を思い起こし始めた。しかしそれは、かつての
彼女にとっての誇りであり生きる指針であった聖職者の鑑、モルーバ・フォリナーの姿では
なかった。幼いセリエが過ちを犯してしまったときの父の姿。ただでさえ罪悪感に苛まれ、
悔い改めたいと願う無力な彼女を容赦なく責める怒りの姿だった。
「セリエよ、わかっていような」
いつも以上の厳しい表情で床を指差す父。言いつけを守れなかった申し訳なさと恐ろしさから
その顔を正面から見ることができないまま、幼いセリエは小さく口を開いた。
「…はい、お父さま」
(また、お怒りに触れてしまった……)
父の足元の絨毯に両手と両膝を着け、後ろを向き、恐る恐る尻を突き出す。壁に掛けてある
仕置用の鞭を持ち出すと、父はまず軽く一振りして風切る音を聞かせる。
「…あああ」
その音はいつも苛烈な罰を予感させ、セリエをより萎縮させた。やがて鞭を手にした父が後ろに
立ち、彼女の過ちを責める声と共に鋭い音が部屋中に響き渡る。
「セリエ、この愚か者!」
「…ンッ!どうか、罪深きセリエをお許し下さい!」
大いなる神の怒りを代行するその鞭は、幼い身体に対してもまったく呵責なく振り下ろされる。
「うン!…どうか、お許しを!」
しかも、罰する音はさらに激しさを増していく。
「んぅッ……ど、どうかお父さま、お許しを…」
「わしなどに…何故許しを乞うのだ!」
その怒りが、父の鞭を振るう手に一層力をこめさせた。
「ひいぃッ!…ち、父なる神よッ、どうかお許しを!」
「…そのような言葉では、大いなるフィラーハには届かぬぞッ」
「ああぅ!!」
鞭打の勢いに耐え切れなくなったセリエの姿勢が崩れ、横倒しになった。
「どうした!姿勢を正せ、セリエ!おまえの罪はまだ許されてはいないぞ!!」
「…はあ…はぁ、…も、申し訳ありません…」
精一杯痛みを我慢しながらもそそくさと四つんばいの姿勢に戻る。
こうした失態を見せると父はそう簡単には許そうとしないのだった。セリエに懺悔の言葉を
口にする時間すら与えず、大人げのないくらいひたすら鞭の雨を降らせた。
「やン!あッ……うあ!」
痛みと恐怖に耐えかねた幼いセリエは、涙を溜めながら、ただ嵐がすぎるのを待つしかなかった。
「うン!あ!うッ!…あう!くッ!ひぃッ!」
やっと父は手を止めた。セリエは痛みを堪えながら、恐る恐る父の顔を覗き見ると
その仕草がかえって逆鱗に触れたようで、先程以上に激烈な罰が下された。
「いたあい!!ああン!うあん!やあ……」
ほんの一瞬の気の弛みが、一発一発の苦痛を倍以上に感じさせた。せめて、これ以上無様には
なるまい、と幼いながらに必死に自尊心を奮い立たせ、セリエはただ耐えた。
「…セリエ、今一度、大いなるフィラーハにお許しを乞いなさい」
「お、大いなる父…フィラーハよ……。愚か…なるこのセリエに…、慈悲の涙を…」
激痛に苛まれ、息も絶え絶えになりながら、なんとか小さな身体全体から力を振り絞って
幼い声で懺悔の言葉を発した。
「よろしい…。父なる神は、おまえをお許しになるだろう」
父は妹たちの前でも容赦なく鞭打った。いつもは生意気なシェリーもこの時ばかりは下を向いて
恐怖に打ち震え、かわいいシスティーナは痛みを共有するようにぽろぽろと涙をこぼす。
オリビアは…そう言えばあの子が生まれる頃には、もうこんな罰は受けていなかったな、と
セリエは思い返した。叱られぬ要領の良さが身についたのか、いや、男子が生まれぬ
焦りも、さすがに四人目まで女だと知れる頃にはいい加減にあきらめがついた、
そういうことなのかもしれない。
「…?」
過去に思いを馳せるうち、セリエは知らず知らずうめくような声を上げ、尻を大きく揺らしていた。
高々と掲げられたセピア色のつぼみもひくひくと弛緩と収縮を繰り返している。挑発にも見える
その様子に、カノープスも引き際を見失い、調子が狂っていくのを自覚せずにはいられなかった。
カノープスが好奇心を抑えられず、剥き出しのアヌスに軽く指を置くと
「きゃっ!」
セリエは反射的に声を上げた。甘美さに酔う声ではなく、生理的な嫌悪感から発せられた声だった。
「な…なにを!そ、そこは…」
蓋をするように乗せられた指が、細かく振動する。
「あ…あ、あァ…」
その微妙な動きが、何故かセリエの身体から力を奪っていく。何度も繰り返されるうちに、
もはや抵抗どころではなく四つん這いの姿勢のまま、だらしなくへたり込みそうにさえ
なっているのに、彼女自身が驚く。
(わたしの身体は、望んでいるの…?違う!こんな汚らわしいこと…誰が…)
「おああ…、はあぁ!」
その意に反して、無骨な指が振動するごとに堅く締まった括約筋が少しずつとろけていく。
やがて、指先がくさびのように突き立てられた。自分でさえいじったことのない秘孔が
犯されようとしている。しかしセリエの肉体は、それを甘んじて受け入れてしまった。
「…――っ!」
呼び起こされる生理的な感覚と、性感帯を責められるのとは異質の羞恥心がセリエの身体を
麻痺させ、一瞬声さえ上げられなかった。その間に指は蛇行しながら直腸のひだの一枚一枚を
触れるように、ゆっくりと奥深くに侵入していく。その動きに連動するように身体も波打っていた。
(どうして…。こ、こんな……)
男所帯である武装組織の長だったのだから、いくら彼女に年齢に比して未成熟なところがあるとは
言え、男と女の交わりがどういうものかというくらいは当然、知識として知っている。だからこそ、
覚悟の行き届いていない思いもよらぬ場所を辱められる羞恥と、肉体の理に反する甘やかな響きは
余計に理性を揺さぶった。
何もよりも、感覚が開発されていると言うより眠っていたものが蘇っている、何故かセリエには
そう感じられることが不可解でならなかった。こんな行為、こんな姿勢は嫌で仕方がないはず
なのだ。にも関わらず、いや、そのことにこそ奇妙な懐かしさを感じずにいられない。
(う、うそ…。違う…そんなはずは…)
再び、忌まわしい懲罰の記憶が蘇る。許されない行いをした者が、神の怒りに曝される姿。
永遠の雨のようにやむことのない鞭は小さな身体を痛めつける。だが想起された幼いセリエは、
本来の記憶に反して何故か苦痛にではなく、尻を打たれる喜悦に身を震わせているのだった。
尻に怒りが降り注ぐたびに、お気に入りの赤いドレスと下着に隠された小さなアヌスも
歓喜の表情を浮かべるように何度もすぼまっていた。そして、その痴態を眺める6つの瞳。
シェリーはここぞとばかりに顔一面に冷笑を湛え、システィーナは哀しそうな瞳に軽蔑の色を
隠そうとしない。長姉の無様な姿を知らないはずのオリビアも深い憐れみの視線を向けていた。
(お父さま…。あなたはセリエを…こんな女に…、こんなあさましい…卑しい女に
育てたかったというのですか…?)
それ以上のことは何も考えられなかった。半ば無理矢理唇と唇が重ねられ、セリエの
思索を中断させたからだ。
「…やめて!ひ…、ひゃめ……んむ!んむぅーーッ!!」
汚れた穴と口腔とをなすがままにされ、身体も横倒しにされた。はじまりのときより
ずっと深く舌が入ってくる。まるで胃の腑の奥深くまで犯されていくようだった。ぬらぬらと
した粘液質のやわらかい動きが、少しずつ少しずつセリエの身体の深部に奇妙なリズムを形作る。
(な…に……これ)
そのリズムはセリエが体感できるほどに大きくなっていく。入り口と出口とを刺激する異物に
同調するかのように、セリエの消化管全体が蠕動をしているのかもしれない。
「んむン!んぶぅぅーーーーーーッ!!」
悲鳴にならない熱い吐息が、唇と唇の間から漏れていく。いつしか、己の身体が一匹の蛇に
貫かれ、はらわたのすみずみまで犯され尽くしている、そんな錯覚をセリエは感じていた。
セリエにとっては信じ難いことに、その蠢きは肉体に今までとは比べものにならないほどの
悦びを覚えさせているのだった。
「ンッ、んふ……、むーーーーーーッ!」
今やセリエには、そんな不可解でおぞましい責めを施す翼を持つこの男が、教典に書かれた悪魔の
ように見えていた。親愛とあこがれを感じさせた翼は、骨と骨の間を皮膜でつないだ蝙蝠に
似たそれのように、やさしげだった眼差しは魅了の呪力を秘めた妖しげなものにさえ映る。
それでもなお、セリエは身体を男の元に寄せられたままにしている。肉体の入り口から出口まで
を貫く邪悪な使い魔による束縛は、もはや完全にセリエの身体を虜にしてしまっていた。
「…んっ!うーっ、うむんむーーー!!」
せめて口づけからは逃れようと、必死に首を振った。しかしそのつもりであっても、
セリエの身体は意思に反して弱々しく震えただけだった。肉体が完全に屈服していることに
彼女は気づいていなかったのだ。
「う…む…ん、ふむむむむ………」
(だ、だめだ!こんなことに負けては…だめ!)
はらわたをぐちゃぐちゃにされるような得体の知れない快感に、理性も敗北しかけていた。
それでもなお、必死に抵抗を試みる。聖職者となるべく育てられた者の最後の意地だろうか。
「ンム……、むン!んっ!んん…!んむぅ……」
(…だめ!だ…めえ。た、助けて!助けて…)
だが、それもわずかな時間だった。もはや理性の崩壊が始まるのを感じずにはいられない
彼女は反射的に幼いころからの教えにすがろうとした。だが、父の教えによってセリエの心に
宿された秩序と規律の象徴である光の女神は、今や身に纏う高貴なドレスをずたずたに裂かれ、
純白の身体を剥き出しにして、敵対者による辱めを受け悶えに悶えていた。戒めの光によって
愚かな人間を縛るはずの白い女神は、逆に暗黒の使い魔によって自らの四肢を束縛されて
邪悪な責めを受け、力を失おうとしている。あろうことか、理性そのものであるはずの怜悧な顔は、
現実のセリエと同じように背徳の悦びに歪んでいるのだった。なにかにしがみついて耐えようにも、
すがりつくものさえ己の心には残されていない、セリエはそのことを悟った。
「ふむン……っ、んむおッ!!んむむむーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!」
ついにイシュタルがアスモデの前に倒れ伏す、その像がセリエの脳内に結ばれたとき
抑えていたものが一気になだれ込んで来た。秩序と規律は、汚辱にまみれた肉の快楽の前には
無力だった。快感の黒い奔流が、力を失い、うつ伏せに倒れた裸の女神を乱暴に洗う。
やがてその白い身体は濁流に溶ける様に呑み込まれていく。
敗北の苦痛さえ感じられないほどの空白。ついにセリエは、悪魔の誘惑に屈してしまった。
56 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 23:13:18 ID:S6k3aMIP
上げておきます。貼ってて疲れました。
ぐっじょぶ
神だ、神がいるよ
職人キテターーーー(゚∀゚)ーーーーーーーーGJ!
セリエの印象がかわったよ。
プランシー神父に寄せるセリエの心情、特に>41辺りの切り口に
モニタの前で唸りますた。
いつも違った視点から魅せてくれるその手腕に
深い深い愛を感じずにはいられませぬ。
職人氏は豪の者だとしみじみ思ふ
61 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/19(火) 22:56:59 ID:Dca6Pnzc
感想ありがとうございます。今のところ生活に追われてるので
続きは気長にお待ち下さい。
>いつも違った視点から
先駆者諸氏に語り尽くされてる部分もあると思うので
ネタがかぶらないように努力はしてます。
わざわざシリーズ統一スレにしたのに、前スレ以上にさびれてないか?
それがこのスレのクオリティだ。
このガルガスタンに負けないカキコの寒さも、大いなる父、フィラーハの与えた試練に違いない!!
>>62 ここは享楽をむさぼり、汚い仕事を他人におしつける貴様らバクラムの豚が来るところではないッ!
半角板の最近のレス数を見る限り、別にオウガシリーズ自体に需要がない
って訳ではないみたいだな。もう一人くらい職人さんに来て欲しいところ。
それまでは雑談でもするか。
>>64 誰のセリフだっけ?レオナールか?
一通りやったんだけど記憶にない。
なあ、システィーナ萌えの俺としてはどうしても知っておきたいんだが
フォルカスとシスティーナってつきあってたのか?
つきあってたとバイアンは言ってた。
つきあってたけど、システィーナは巫女候補だからたぶん×ってはいないのであろうと思った。
フォルカスも押し弱そうだし。
69 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/21(木) 23:06:04 ID:2iq34S+M
その割にはフォルカスの片思いっぽい匂いがするのはなぜだろう。
というか、4章フォルカスの死亡ゼリフとフォルカス他2名生存時
エンディングとの温度差はなんなんだ?
2章のフォルカス等を見ている限り、むしろバイアンの方が
2人を熱心にくっつけようと画策しているように見える。
システィーナを救出しにいけなかったフォルカスにシスティーナが醒めた、と思っていたよ、何となく。
なんかそういうやりとりなかった?
システィーナがデニムに入れ込んでしまって、
気がつくとフォルカスとは疎遠になってる、って感じに見えた。
ビーストテイマーにクラスチェンジさせられた姿に幻滅したんだよ。
ええい、スモックを着た幼稚園児などどうでもよいわっ!!
男はセイレーン一筋よ!!
幼稚園児だから萌えるんじゃないか。
しかも仲間になる前に二回もピンチに陥るドジっ娘ときているんだからな。
これでヒロインじゃないのが不思議じゃないくらいだ。
姉以外の女は影うすいよなぁ。。。
シス公はバッドエンドでのセリエとの絡みが好きだ
完全にセリ江の犬っぽい
オリビアもなぁ。四章になってようやっと出てきて
「実は幼馴染なんです」「実はヒロインは私なんです」
とかいわれてもなぁ。せめてチャプ1か2で
顔見せだけでもしてくれたらよかったんだが。
>77
そうそう。なんか後出し設定だからさ。
登場遅いし、さしたるエピソードもないし、愛着わかないよなぁ。
四姉妹だとシェリーがいいかな。いや、決して死に際の言葉にほだされたわけでは・・・w
>オリビア
姉たちの代わりに教団を守っていたってのが健気ってことなんだろうけど
虎視眈々と姉たちが失脚するチャンスを伺ってたように見えなくもない。
変に人間が出来すぎてたり、幼馴染みネタを自分からバラすところも
策士めいてる感じがある。いや、ちょっと言い過ぎだな(w
まあ、多少自分勝手な部分はあるにしろ、自分たちなりの道を模索して
積極的に行動していた姉たちの方がいじらしく思えるってのが正直なところ。
>虎視眈々と姉たちが失脚するチャンスを
別にそこまで腹黒な思考してなさそうだがな
皆が皆暴走してるのでせめて自分は地固めを、とでも考えたのでは
末っ子ってのは年長者の行動よく見てるモンだし、
よって同じ道は歩まないと思って良い
俺的にはオリビアは作中で殺したい女リスト第二位だわ
デニム以上の偽善者臭がするのがポイント
一位はやはりあの人か?俺の想像の人だと偽善者からは程遠そうだが。
その人なら俺も嫌いです。初めて見たエンディングは暗殺エンディングでした。
オリビアが嫌われがちなのは、4章でいきなり出てきて
わたしはあなたの幼馴染みですって感じで有無を言わさずヒロインに
おさまるのが納得いかない人が多いんだろう。
前スレでも既出の意見だけど、
・本当はやさしいお姉さんタイプのセリエ
・色気が一番で密かに感謝の念を寄せているシェリー
・自分を信じてついてきてくれるシスティーナ
・幼馴染みの健気なオリビア
の四択できるなら納得いくはず。
鬼畜王デニム曹長なら全員はらませるッ!
鬼畜王は種なしで有名なので誰もデキない罠。
>>84 俺の記憶違いで無ければ
@リア王女
A山本五十六
Bカラーの女王
Cバレスの娘
計4人をはらませてたが?
実際作中で出産したのは2人だが…
生きていたら、カチュア=モウンがどういう姉になったか興味深いな。
シリーズ通して百数十キャラ、約千発以上もヤったキャラがはらませたのはたった四人。
十分に種なし。
そりゃ、やったあと殺したキャラも多いしな。
そもそも鬼畜王以外じゃ「その後」まであまり書かないし。
孕みようの無い人外も多いし。
どっかで種なしにする魔法があると聞いたことがある。
相方に避妊魔法かけてもらってるんだよ。
まぁスレ違いだけどな。
築き上げてきた時間の描写の無いお幼馴染みなど却下。
せめて隣り合った部屋の窓から出入りしたり、朝起こしにきてきゃぁくらいの絆がないとな。
幼馴染みとはそういったものだッ!
友達に噂されたりするt(ry
>>91 街並の構造及びヴァイスの性格を鑑みるに不可能。
恐らくスカートめくりと行水のぞきがいいとこと見た。
…セクハラなら長年常習犯な訳か…
ぶっちゃけ、カチュアの行水をのぞきたいわけだが。
>>92 カノープス「やろうどもの うわさになると まずいからな」
それは毎朝デニムきゅんを起こしにくる
素直になれない勝ち気な幼なじみヴァイスというシチュですか?
白ランスが詩織で黒ランスは伊集院だろうか。他は考えるのもアホらしいのでやめた。
>>85 >A山本五十六
ワロタ
ヴァイスとカチュアのエロってありそうでないな。なんで?
>>97 鬼畜王をプレイしてないとヮからんだろうが
一応五十六はおっさんではなく、黒髪の美少女。
ヴぁいす×カチュア
はまえにあったんでない?
鬼畜王は、地理的には日本、中国、ロシア、インド(そのむこうが魔人国=西洋か)
をぜんぶ征服するような世界マップだが、なんとなく中国朝鮮が世界征服するようで
気色が悪い。
エロゲー会社は多くが大阪にあって、在日の社員もおおいのだろうが・・・
その点、オウガはそんな現実を引きずるような泥臭さがなくてよいね。
タクティクスは島が舞台というのが、ちょっと狭すぎる感があったけど。
>>99 滅多なこというなよ、ランスがチョン認定か在日されんぞ。
♪ウリたちゃレイプがプロポーズ!な椰子らなわけだし。
バグラム人…日本人
ガルガスタン人…中国人
ウォルスタ人…朝鮮人
ローディス人…アメリカ人
…デニムは在日ということでFA?
「デニム…すまないニダ…」
「アポジーーッ!!」
デニム=モウンに制裁ニダッ!
ウリナラマンセー!
デニム父は
「なんだウォルスタ人か…バグラム人が先だッ!」
…医者をたらい回しにされて結局死んでしまい
デニムはバグラム人に復讐を誓うのだな。
数年後復興した闇市の顔役に…第2部は作者死亡のため未完
105 :
97:2005/05/08(日) 20:18:35 ID:7MRiElYF
>>98 …エロゲーにかかると誰でも美少女になるんだなorz
>ヴぁいす×カチュアはまえにあったんでない?
ありがとう。前スレ見てくる。
>>102 ローディス人…ローディス党
……いや,なんとなく。
バグラム人…東京
ガルガスタン人…北陸・東海地方
ウォルスタ人…大阪民国
ローディス人…中国人
ゼノビア…アメリカ人
なのでは
何よこの流れ
>99
本来、そういうのを完全リセットして自由に考える為に
異世界ファンタジーというジャンルはあるべきだと思う
狭すぎると感じるのは、あれだけたくさん団体があるのに
個人をより濃く描いてあるからでは
>>108 学校再開を明日に控えた厨房が必死で逃避してるんだよ。
タクティクスは発売当時、ユーゴスラビア紛争?と思った記憶が。
カリスマ指導者の死後紛争勃発とか、民族分布がそっくりだったような。
どうでもいいけど、男の趣味が悪いミザール姉さんが好きだった…。
111 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/12(木) 23:38:34 ID:kJwgYUwg
同意だな。あの憂いを帯びた表情に萌えるw
やっぱミザールをデスティンが救わなきゃ。
エロ的に言えば、嫌よ嫌よも好きよの内の方向でw
そういやラシュディとミザールの娘が64で出てたな。
64は一度プレイしただけで全然はまらなかったのでもう忘れたから
どうでもいいが。
そういや伝説も女キャラって少ないかな?
・アイーシャ ・ユーシス
・ラウニィー ・デネブ
・フェンリル ・ノルン(まぁデボ専用だろうが)
マルコ「提督、このゲームにゃあ女っ気がありやせんぜ」
ユーリアとかミザールとかそこらへんの入れるともう少し増えるぽ
ポーシャたんを忘れちゃ駄目だろ、貴重なロリ
あとフェルアーナとか敵人魚も顔グラあったような
バーニャとかエンドラ閣下は…まあいいか
>>114 エンドラの顔グラなんて見たことないから
逆にムダな想像して萌えまくっておりますが何か。
某B50階のアレ並にヲバ顔なんだろうか?
恐いもの見たさでガレス×エンドラとか希望してみたりする
女オピもお忘れなく。
64以降を考えると黒歴史な存在なんだろうけど・・・
64自体(ry
まぁセンチュリオン♀以外の存在価値が薄いのは確かで
119 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 19:38:47 ID:Gby12Ayu
エンドラ閣下は暗黒道に落ちてる人なので
若いままだったはず。うろ覚えだが
髪の毛逆立ってる感じ。
>119
でも息子ガレスがグラン王を殺しに行けるくらいには成長してたんだよな。
それを考慮に入れると、若いとはいっても30代前半?
暗黒道に落ちてから歳をとっていないんじゃなくて、若返ってるんなら知らんが。
ママは小○5年生
つまり20代後半でFA
エンドラのあの体は3つ目の体
とか言ってみるテスト
>>122 するってぇとナニか?ラシュディはゲンドウか?
人格のダウンロードか・・・
どうでもいいがポーシャはかわいいな全キャラ中1,2を争うかわいさだ
「伝説」だと、頭の悪いくらい一途なノルンタンに
萌え萌えなのは俺だけか?
コミック版のタクティクスを買ったよ。
鬼姉度控えめのカチュア姉さん萌え。
これはこれで好きなんだが、デニムが虐殺に加担したのが
自分の中の「オノレヲステロ」って声だけってのがちょっと
弱い気がする。
これに加えてカオスルート版のコミカライズもあればなあ、とは思う。
コミック版はもう少し続いて欲しかったかな
あそこで終わられるとLルート選択した意味がないというか・・・
どうせなら最後まで行って欲しかった感じ
雑誌あぼーんで終わってる割にまとまりはいいんだが、
やっぱオクシオーヌが出るあたりまでは
続いて欲しかったな。
コミック版は初めから2章までと決まってた筈
>>128 雑誌あぼーんってなに?
ガンガンWINGのじゃない別のコミック版があるの?
>129
いまだにその大ウソを信じてる香具師がいるのか…
132 :
>>16:2005/05/26(木) 04:36:49 ID:rJZjcj9F
ああっ、もうダメッ!
ぁあ…ウンチ出るっ、ウンチ出ますうっ!!
ビッ、ブリュッ、ブリュブリュブリュゥゥゥーーーーーッッッ!!!
いやああああっっっ!!見ないで、お願いぃぃぃっっっ!!!
ブジュッ!ジャアアアアーーーーーーッッッ…ブシャッ!
ブババババババアアアアアアッッッッ!!!!
んはああーーーーっっっ!!!ウッ、ウンッ、ウンコォォォッッ!!!
ムリムリイッッ!!ブチュブチュッッ、ミチミチミチィィッッ!!!
おおっ!ウンコッ!!ウッ、ウンッ、ウンコッッ!!!ウンコ見てぇっ ああっ、もうダメッ!!はうあああーーーーっっっ!!!
ブリイッ!ブボッ!ブリブリブリィィィィッッッッ!!!!
いやぁぁっ!あたし、こんなにいっぱいウンチ出してるゥゥッ!
ぶびびびびびびびぃぃぃぃぃぃぃっっっっ!!!!ボトボトボトォォッッ!!!
ぁあ…ウンチ出るっ、ウンチ出ますうっ!!
ビッ、ブリュッ、ブリュブリュブリュゥゥゥーーーーーッッッ!!!
いやああああっっっ!!見ないで、お願いぃぃぃっっっ!!!
ブジュッ!ジャアアアアーーーーーーッッッ…ブシャッ!
ブババババババアアアアアアッッッッ!!!!
んはああーーーーっっっ!!!ウッ、ウンッ、ウンコォォォッッ!!!
ムリムリイッッ!!ブチュブチュッッ、ミチミチミチィィッッ!!!
おおっ!ウンコッ!!ウッ、ウンッ、ウンコッッ!!!ウンコ見てぇっ ああっ、もうダメッ!!はうあああーーーーっっっ!!!
ブリイッ!ブボッ!ブリブリブリィィィィッッッッ!!!!
いやぁぁっ!あたし、こんなにいっぱいウンチ出してるゥゥッ!
ぶびびびびびびびぃぃぃぃぃぃぃっっっっ!!!!ボトボトボトォォッッ!!!
ぁあ…ウンチ出るっ、ウンチ出ますうっ!!
ビッ、ブリュッ、ブリュブリュブリュゥゥゥーーーーーッッッ!!!
いやああああっっっ!!見ないで、お願いぃぃぃっっっ!!!
ブジュッ!ジャアアアアーーーーーーッッッ…ブシャッ!
ブババババババアアアアアアッッッッ!!!!
んはああーーーーっっっ!!!ウッ、ウンッ、ウンコォォォッッ!
若返りでも綾(ryでも萌えられますが何か?
エンドラというか女帝で魔女な御方は基本的にウマーだと思う
>>126 何故本能と直結する位まであの声が刷り込まれてるのかを
もうちょっと掘り下げて欲しかったね
ゾンビみたいになってるデニムは説得力あったと思うけど
セリエの末路見たかったのお<コミック
135 :
>>16:2005/05/31(火) 01:09:18 ID:HZ9mY8D9
誤爆
うんち
マジ暴帝!?
138 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 20:29:22 ID:u6X3JOyY
雑談するヤツすらいなくなったか…
書き手もいないしこのスレもうだめぽ
ここはこんなもんだろ…。
こうなることは初めからわかっていたことだしな
>139が実状だろうね
ネタさえあれば又沸いて出ると期待しているが。
実際書くのは難しいので、スローペースの雑談は
普通にアリかと
142 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 07:06:46 ID:0plfEmvD
エレノアたんの奴キボンヌ
神父にやられちゃうのとか
オウガシリーズを通して女オピに勝る♀キャラは存在しない
ほぼオリキャラじゃねぇか糞が
氏ね
145 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 23:58:29 ID:0plfEmvD
オリキャラがロリキャラに見えた
それだけ
エロパロ向きの題材で無いのに無理矢理建てるからだボケ
144 =146
前スレにいた粘着廚によく似てるな
次の書き込みでは
「F○Tも入れないから〜」
と言い出すのか?
次スレなんてたたねーよw
お前らみたいなクズのせいで創作意欲を失ったからな
マジ死ねよ
149 :
小ネタ:2005/06/07(火) 22:56:39 ID:IksB0KOf
カチュア「デニム〜お風呂沸いたわよ〜今すぐ入る〜?」デニム「ん〜、うん、先に入らせてもらおうかな」
カチュア「そうね、そうしましょ」デニム「・・・・・・」カチュア「どうしたの?」デニム「どうして姉さんが服を脱いでるの?」
カチュア「どうしてって、急いで着替えないと風邪引いちゃうでしょ?貴方も早く脱ぎなさい」デニム「姉さん!お風呂には僕一人で入るよ!」
カチュア「!どうしてそんなこと言うの?今までずっと一緒に入ってきたじゃない!!」デニム「僕だってもう一人前なんだ!お風呂ぐらい一人で入れるよ!!」
カチュア「そんなこと言って!!一人で入ってどうするつもり?貴方一人じゃ背中も洗えないし髪も濯げないじゃない!!!」
デニム「そんなことない!!僕だってタオル使えば背中だって洗えるし、シャワーさえあれば髪も一人で濯げるってヴァイスが・・・」
カチュア「そんなのでたらめに決まってるでしょ!!!大体ヴァイスなんて一週間に一回髪洗ってるかどうかも怪しいものだわ!!!」
デニム「ヴァイスを悪く言うのは止めてくれよ!!!僕たちは親友なんだ!!!今日だって・・・」
カチュア「どうせこの間の『姉弟で一緒に寝るのはおかしい』みたいに『姉弟で一緒に風呂入るのはおかしい』とか言われたんでしょ!?」デニム「・・・」
カチュア「どうして・・・どうして姉さんを困らせるようなこと言うの?私たちは家族なんだから当然じゃない。ヴァイスみたいな下品でいやらしい人間には関係ないわ!」
カチュア「私たちは・・・たった二人だけの姉弟じゃない・・・・・・」デニム「姉さん・・・・・・」カチュア「・・・・・・」デニム「わかったよ姉さん、一緒に入ろう?」
カチュア「・・・・・・本当に?」デニム「勿論さ!」カチュア「デニム〜♥もうお風呂冷めちゃうから早く入りましょ?」
お目汚し失礼。まあ次の神までのつなぎだと思ってくれれば・・・
キモ
>>149 GJ!!
カチュア萌えにはたまらんね
繋ぎなんかじゃなくてこのまま続けてほしいよ
>>149 ヴァイスまともな事言ってるじゃん
本人が聞いたら鬱だなw
なんか宗教にはまった友人を説得しようとして人じゃないみたいなこといわれたかんじ
デニムは天然の気もするがカチュアは狙ってやってる気もw
そしてヴァイス 悲 惨 だ な ! こいつカチュアに惚れてなかった?
惚れてるというかデニムばっかかまってるから自分もかまってくれな感じじゃなかったっけか
いや、死に際のセリフで
カチュア、俺はお前のことを・・・
みたいなことを言ってたはず。
どのルートでもそれっぽい事言ってるよん
……そういえばLルートはカチュアの元に残るんだよね……
Lルートのヴぁ椅子なんて認めない
ばかじゃねーの?
Cルートのヴァイスは、カチュア(への思い)のせいで
ああなったと思うと不憫
天然ボケのデニムに嫉妬しまくりだったんだろうな
>159
どっかで見たような意見は聞かんぞ
>161
ザパンにさらわれるんだからCもチャンスは無い訳じゃないか
……まぁSSとしては既出なんだけど
俺がデニムだったら、オープニングのランスロットなんかほおっておいて、
ゴリアテで毎日カチュアとラブラブエッチしてるぞ。
('A`)<ヴァイスです…
('A`)<幼馴染が姉弟で乳繰りあっとるとです…
('A`)<ヴァイスです…
自室でオナーニするカチュアをうっかりみてしまいそこからずるずると肉体関係を…
父親がいたらゼノビアに留学させられちゃうから却下
おーねえちゃんー もーいーちどー♪
って、デニム歌手デビューですかい!
そしてゼノビアで留学している間にデニムはオリビアとデキてしまい
帰国したときに婚約したことを知らされます
ショックを受けて自暴自棄になったカチュアはヴァイスと寝てしまいます
ォゥヵ゙ ェoぃょ ォゥヵ゙
保守。
保守。
>>167 ヴァイスは奴のようなタマじゃないとマジレスしてみる。
にしても昭和世代が多いんだなここw
昭和世代とはどういう意味?
スマン、マジに意味がわからん。
平成生まれはまだこの板来ちゃいけないから
いないのは当然だし、そういう意味じゃないよなあ。
>>172 上のネタが判る奴は明らかにおっさんだろっつー意味で深い意味は無いと思うぞ?
ネタの意味が判らんのなら詳しい説明は野暮ってもんさねw
>173
説明アリガトン。
167は何かのネタだったのか。わからんかった。
というかネタがワカランのはまだしも
野暮な指摘やっちゃった時点で平成に足突っ込んでると思ふ。
177 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 00:56:32 ID:sbhGOTAw
キ // /::::://O/,| /
ュ / |'''' |::::://O//| /
.ッ \ |‐┐ |::://O/ ノ ヾ、/
: |__」 |/ヾ. / /
ヽ /\ ヽ___ノ / . へ、,/
/ × / { く /
く /_ \ !、.ノ `ー''"
/\ ''" //
| \/、/ ゙′
|\ /|\ ̄
\|
>>167,171
ぶっちゃけ、ヴァイスより黒ランスが役に相応しいし
実際の流れもそんな感じじゃないか?
デニムは革命に燃えてカチュアからはなれていく(→兄留学)
そこにつけこんで黒ランスがカチュアを女王にしたてる(→たらしの手で亜美歌手デビュー)
デニムがカチュアの元に来た時にはオリビアがひっついてる(→兄貴に金髪の婚約者が)
カチュアが女王として一人立ち(→亜美がコンサートを成功させて兄と決別)
カチュア それから
カチュア 旅立ち
カチュア 終章
あぁ、あの男の名前と金髪のねーちゃんの名前覚いだせない。。。
ジャクリーン デェ〜ス!
(声は、さとみと同じ。変なカタコトやっちゃったとか)
しかもお兄ちゃんの声ってカミーユの中の人だっけ?
>>178 今みたらヒロシだとよ。
あーうーむ
作中のカチュアは黒ランスにやられちゃってるぽいよなぁ…
いーえーも
>>178 ひろしはお兄ちゃんの名前だよね?
そうじゃなくてプロデューサーの方が思い出せない
自分、ビデオはどっかやっちゃったしなぁ
奴の声って神谷明だっけ?
途中で変わったような気がするが定かでない…
ういの
つ 河野隆二
188 :
弓使いx騎士:2005/07/07(木) 15:26:27 ID:y4Vuz59k
「レオナール卿」
やつれた人々の中から、女の声がする。
バルマムッサへ移動するーーさせられるボロきれのような人間の集団の中から、女が一人やってくる。汚れたワンピースに若々しい身体を隠して。ガルガスタン人兵士に囲まれている男のところへ。
憔悴した顔に平服をまとった男、それでも騎士の雰囲気を失わない男が、彼女のほうを見る。
「アロセール、どうした」
「お話がございます」
騎士は相手の目を見て思考を巡らす。女と騎士の目から目へ、なにかが流れる。
「おい、女。その男に近づくな。それ以上近づいたらお前も逮捕するぞ」
「婚約者だ。自治区へ移動する」騎士の声は静かに響く。「話をさせてほしい」
「そうか。・・・よかろう、許可する」ガルガスタン軍の兵長が頷いた。「ただし、10分だけだ」
「ありがとう」
「ただし、おかしな真似をしたら女も巻き添えだ。いいな、レオナール卿」
「承知した」
兵士に監視されながら、ふたりはアルモリカ城へ入る。
ガルガスタン軍の兵士の1人が自国訛りで「豚どもめ」とつぶやくのが聞こえた。
アルモリカ城の入り口付近の一室。装飾は剥ぎ取られ、生活の気配は消えている。表からは足を引きずって歩く人間たちの足音が聞こえてくる。
騎士が壊れた扉を閉める。閂はもうかからない。
「危険なことを」
女が騎士に抱きつく。「あなた」
騎士は女を抱き締める。女は鍛えられた腕でしっかりと騎士を捕まえて、うめくように男の名前を呼ぶ。熱い声で。
「・・・そんなに心配することはない。また会えるさ」
「嘘」女は震えていた。「私にはわかってる。あなたは処刑されるんだわ」
「私はやらねばならぬことをやっただけだ」
「私を捨てるのも、そのうちだというの」
騎士は女の髪に両手を差し込んで、その美しい顔を上に向かせる。額が触れ合い、それから唇が重なる。
「・・・生き延びるんだ、アロセール」
女は泣いておらず、騎士の目を見つめている。
「兄が怪我をしていなければ、あなたと共に戦えたのに。一緒に・・・死ねたのに」
「そうでなくてよかった」騎士の声はやはり静かに響く。「さあ、もう行きなさい。疑われる」
「あと、5分あるわ」
189 :
弓使いx騎士:2005/07/07(木) 15:27:10 ID:y4Vuz59k
女が騎士の胸に手を置く。騎士の手は女の腰に滑り落ちる。
ふたりは部屋のテーブルに移動し、女が仰向けに背中を乗せる。
「聞かれるぞ」
「構わないわ」
騎士が女の首筋に顔を埋める。女の下腹には、硬いものがしっかりと当たっていた。
「愛してる」
「ああ、あなた」女が騎士の首を抱いた。
女はストッキングをはいていなかったので、スカートの下に入った騎士の手は太腿に吸いつけられる。かすかに香水の匂いがする。女は張りのある乳房を上下させている。男の胸がそれをおしつぶす。
騎士の手が女の下着を丁寧に引き下ろしていく。
「はやく私の中に」女が騎士の髪をかき回す。「はやく」
騎士は帯を解いて女の太腿を引き寄せる。女の尻がテーブルの端まで引き寄せられる。騎士の腰がぐっと前に動いて女の腰にぴったりと合わさって、女の太腿がその腰をぎゅっと挟み込む。
「ああ・・・レオナール、レオナール」
騎士のものは熱い岩のような硬さで、女は白い喉を反らしてその感触を確かめている。ふたりは息を荒らげながら裸の腰をぶつけ合う。騎士の手が女の胸に伸びる。布一枚の下に直接こりっとした女の感触がある。騎士はそれごと肉のかたまりを手のひらに包んで、乱暴にこね回す。
「う・・・あ・・・」女の声は熱く潤み始めている。「もっと、もっと強く。跡が残るぐらい」
騎士は女のワンピースを思い切りたくし上げ、胸まで一気に露にする。腰を動かしながら身体を曲げ、揺れ動く乳房に歯を立てる。
「ああ、そう、そうよ、あなたの跡を残して。私の身体にあなたを」
騎士は汗で汚れた身体を美しい女の肌に押しつけて、若い弾力に満ちた肢体のすべてを味わうように嬲り始める。女は苦痛と快楽に喘ぎながら、男の首にしっかりと手を回している。
「ううっ・・・」男がうめく。
女はすかさず足を男の腰に絡めて、必死でしがみつく。「だめ、そのまま」
男は動きを止めようとする。女は腰を自分から動かして、男を激しく導こうとする。
「いけない・・・君はまだ若い」男はうめく。「離してくれ。・・・他の男を」
「だめ。絶対にだめ。このまま、ふたりで」
190 :
弓使いx騎士:2005/07/07(木) 15:27:36 ID:y4Vuz59k
アルモリカで最高の弓使いと言われた女が、淫らに喘ぎながら水音がするほど腰をくねらせる。男は息を止めていたが、一声喘ぎを洩らしたかと思うと狂ったように女の身体にしがみつき、押し倒して腰で弓使いを攻め始める。
「あ、ああ・・・!」
弓使いの身体がギュッと締まってのけ反り、男がその身体を折れるほど抱き締めながら熱い息を吐き出す。迸る熱いものが男根から胎内へ流れ込む。爪が男の背中に傷をつける。テーブルの上に熱い液がゆっくりこぼれ落ち、ふたりの匂いが部屋の中に満ちていく。
男の顔が喘ぐ美貌に近づき、濡れた唇に吸いついて、舌を絡めていく。
「時間だ」兵長の声がする。「出てこい、レオナール卿」
「わかった、いま行く」
男は服を直し、弓使いのワンピースを戻してやる。火照った身体を抱き起こして最後のキスをする。
弓使いは汚れた人々の群れの中に飲み込まれていく。男はそちらを見ながら、腕を取られて牢獄へと歩み去る。
弓使いは泣いていなかった。
・・・と、こんな感じにしてみた。
オープニングのプレストーリーあたり。
乙。
この暗さがいいね。
時間制限のせいで、微妙に早漏に感じる
ファンタジーだから後5分とかせずに半刻とかぼかせばよかったかも
>>193 言われてみれば
でも他は丁寧な描写で点数高い。超GJ
ほす
「なぜヤツを生かして帰したのだ!」
「そうだ、レオナール卿。あれは絶対に間違いだったッ!」
会議室で、2人の男が騎士を責めていた。
死を覚悟して婚約者と別れてから2ヶ月。騎士と公爵は若いゲリラ兵によって見事に救い出され、いまではウォルスタ解放軍を名乗って、かつての居城・アルモリカを取り戻していた。
だが、彼らを救った若い姉弟は、とある事件をきっかけに解放軍を離れ、いまでは反乱軍としてアルモリカ城へ乗り込んでくるまでになっていた。
その反乱軍を追い返したあと、騎士はその対応を責められていたのだった。
「お言葉ですが、ロンウェー公爵」
騎士は冷静に状況を説き始めた。
「あそこで彼を殺したとしても、ウォルスタ人同士の殺し合いの噂が広まってしまいます」
「ふむ」公爵は髭を撫でた。「・・・確かに、ライムが落ちている今、身内の争いは望ましくはない」
「アイツの部隊にはアロセールもいることだしなぁ?」
騎士の背後から若い男が口を挟んだ。
「何の話だ、ヴァイス」と公爵。
「レオナール卿の女のことですよ。ヤツらに寝取られて、反乱軍に加わってるんです」
「・・・失礼な物言いはやめたまえ、ヴァイス君」
「だが、事実だろ。アイツは自分の姉貴までコマすような男だ。しかも、いまや反乱部隊のボスに収まってる。自分の男に裏切られて寂しい身の若い女だ、数日一緒に寝起きすりゃ、身も心もーー」
「やめろと言っている」
騎士は振り向いた。若い男は歪んだ笑いを浮かべた。
「バルマムッサで生き残り、アルモリカでも生き残り・・・さすがはアルモリカ一の弓使いってとこだよな」
へへへ、と笑いながら、男は会議室を出て行った。
「公爵、話を戻しますが」騎士は公爵の目を捉えようとした。
「いまの話は事実か、レオナール」
「私の恋人が反乱軍に加わったのは事実です」
騎士はまっすぐに公爵を見たまま答えた。
「・・・が、手加減するような真似はしません。それが必要なら、容赦なく殺します」
公爵はうかがうような目で騎士を見ていた。
「次に会ったら、どうする」
「次に会うときは、噂の立ちにくい場所で・・・戦犯として捕らえるか、さもなくば・・・」
「レオナールさん? あなたがここに・・・」
わずか2か月あまり。
反乱軍はガルガスタン人に勝利を収め、その戦力は公爵を脅かすほどになっていた。
その若者が、ひとりきりで彼の元に乗り込んできていた。城門を守っていたアーバインはすでに戦死し、その部隊は降参している。残る兵力はほぼ同等だった。
そして、騎士は公爵の元から遠ざけられていた。いま、公爵の腹心は騎士を追い落とした若者だった。
「・・・二人だけで決着をつけよう」
騎士は言ったが、そのとき城内に反乱軍がひとり、入ってきた。
弓使いの女が。
何も言わずにその仲間たちが続く。同胞もいれば寝返った敵兵もいた。人間でない者もいた。不死の魔物まで反乱軍に参加していた。それが、若者を囲むように息の合った動きで陣を作っていくのだった。
「これは、僕らだけの戦いじゃない」
「・・・確かにそのとおりだ」
騎士はうなだれて弓使いから目を反らし、自分の味方を招き入れた。
一本の矢で騎士は死に、コリタニ城は陥落した。
その夜。弓使いは指揮官に呼び出されていた。
城の一室。窓のそばに立った若い指揮官が、彼女に横顔を見せたまま言った。
「アロセール」
「はい」
「君は以前、僕を狙ったことがあったね」
「・・・そうね。兄の仇として」弓使いは肩から力を抜いた。「でも、あれはデマだった」
若者は窓の外を見ていた。中庭で、投降した兵士の武装解除と編成が行なわれているのだ。
「それが本当で、今日殺されたのが僕だったら」
「・・・え?」
「そのほうが楽だった」
沈黙が降りた。
窓の外から投降した兵士たちの話し合う声が聞こえてくる。かつては互いに友人や恋人だったのか、反乱軍の兵士と抱き合っている者もいた。
「私たちは正しいことをした」弓使いは言った。「これが運命だったのだと、私は思っているわ」
指揮官が弓使いに顔を向けた。
「運命か。こうするしかなかったのか。これが僕たちの役目だというのか」
「ああ、リーダー」弓使いは男に近づいた。「そんな顔をしないで」
弓使いはいきなり指揮官を抱き寄せた。彼女より若いリーダーは震えていた。
「私の部下にも、彼に家族を殺された者がいるわ。
私たちが彼を許しても、部下は許さない。殺された人たちも。
遅かれ早かれ、彼はイシュタルの裁きを受けて殺されたでしょう。なら、せめて少しでも、楽に・・・!」
息を整えて、彼女は静かに言った。
「・・・彼もわかってくれたはず。私はそう信じてるわ」
「そうか」リーダーの声が涙で濡れた。「だから、君が・・・」
「そう。だから、リーダー」
弓使いは男をしっかり抱き寄せた。突然、その美しい目から涙がこぼれた。
「そんな顔をしないで。あの人のような顔を」
「・・・婚約していたと聞いたよ。本当に・・・すまなかった・・・」
「もう・・・!」弓使いの声が上ずった。「もうあの人はいないのよ! 思い出させないで!」
激しく言うと、男の身体にしがみついて泣き始める。
初めて人前で泣いた彼女を、若い男は戸惑いながら抱き締めた。
やがて弓使いの声が静かになり、代わりに互いの息使いが大きく聞こえ始めた。相手の汗の匂いが鼻をくすぐり、若い男女の熱い肌の気配がそれぞれに伝わって、ふたりの心臓の音が重なった。
「・・・私を」弓使いが囁いた。「リーダー、私を・・・」
「ん?」
弓使いは指揮官の首飾りを彼の首から抜き取って、テーブルに置いた。激情を鎮めると言われるイシュタルの魔法の首飾りを。
「私を壊して」
「アロセール?!」
「あなたも興奮してる。ならいいでしょう、私をメチャクチャにして。あのときのように」
弓使いは自分を止めようとする若い男の手を自分の手で迎えうち、しなやかな指で男の指をからめとった。
「僕は・・・僕たちは敵として戦っただけだ。君を殴ったのは敵だったからだ」
「いいの。もう一度、あのときのように私を倒して。あなたのものにして」
腰を引こうとする若者の手を握り締めて、弓使いは自分の胸を、腰を、相手の身体に押し付けた。
「彼女が気になるの? もうここにはいないのに」
「バカを言うな。僕と姉さんはそんな関係じゃない!」
挑発に乗った若者を、弓使いはさらに煽り立てた。
「どうかしら。愛し合っているように見えたけど」
男が彼女の胸当てに手をやった。固く結ばれた紐を引きちぎるような勢いで解き、それを剥ぎ取る。
「言うなッ!」
男は逆上して弓使いを引きずり倒した。どさっと乱暴に床に転がして、その上にのしかかる。
「ああ」弓使いは喘いだ。「リーダー・・・この私を二度も倒すのね」
男は彼女のベルトを剥ぎ取り、胴着をめくり上げた。返り血と汗で汚れた胴着の下に、しっとり濡れた白いタンクトップが現れた。胴着に合わせて少しめくれ上がり、娘の引き締まった肌と可愛らしいヘソが丸見えになる。「こんなとこ、あの人に見られたらどうするの?」
男は床に仰向けになった女を睨んだ。そして、美しい顔が涙で濡れているのを見て、無言で彼女に覆いかぶさり、激しい動きで彼女の唇を奪った。「黙れ」
弓使いは若者の唇に自分の唇を押しつけながら、相手が着ている黒い僧服の中に手を入れた。彼は、普段着の上にいつも神父のような黒いカズラを羽織っているのだった。その内側に手を入れると、熱い肌の感触が弓使いの手に伝わった。
彼女はそのまま相手の身体を撫で回し、背中に手を回してしがみついた。
「忘れさせて」耳元で喘ぐ声はかすれていた。「あなたも。メチャクチャにして」
床の上に寝た彼女のズボンに男の手がかかった。震える手で紐を緩められたかと思うと下着ごと一気に引き下ろされて、ブーツまで奪い取られ、弓使いは下半身を剥き出しにされていた。女の匂いが広がった。
「ああ・・・!」
弓使いの手が若者の上着を剥ぎ取り、若者が弓使いのタンクトップをめくり上げて、それからふたりで若者の腰から邪魔なものをむしりとった。
彼女の脚のあいだに若い身体が割り込んだ。獣のように息を弾ませて。
ふだんは優しく甘えるような雰囲気の彼の瞳が、ギラギラと光りながら彼女の乳房を見ていた。
「ああ」弓使いが裸の腰をくねらせる。「ああ、もう・・・はやく・・・!」
若者の身体が、再び彼女の身体の上に押し付けられた。柔らかい太腿のあいだに熱く硬くなった若者のペニスが跳ね返って、弓使いは思わず自分の手を噛んだ。
太腿が抱え込まれた。女らしく張りのあるヒップに指が食い込んだ。弓使いは裸の腰をぐいっと引き寄せられ、力の抜けた腕をだらりと頭の上に投げ出した。
そして、若者の熱いものが彼女の中に入ってきた。まだ慣れていないのか、欲情のあまりか、体重をすべて彼女に乗せて全力で抱き締め、弓使いのバストを押しつぶして、悲鳴を上げさせた。
もう、彼女の中は蜜でいっぱいだった。
「喜んでるのか。望みどおり、メチャクチャにしてやるよ」
そこを言葉どおりの勢いで若い肉体にかき回されて、弓使いは淫らな喘ぎを洩らした。肌が汗でびっしょりと濡れて、そこに若者の汗がしたたり落ちる。
「ああ・・・ッ!」
若い男のしなやかな身体にがっしりと捕まえられて、汗を滴らせながら、婚約者に死の矢を放った彼女の手が、相手にしっかりとしがみついた。
窓の外では編成のすんだ兵士たちが持ち場へ移動を始めていた。
コリタニ城は陥落したが、死んだ騎士の最後の言葉によれば、公爵は強大な敵・ロスローリアンに身売りして保身を図る計画らしかった。ここに長くとどまることはできない。数日もしないうちに新たな戦場に身を置くことになるのだ。
ふたりは夢中で腰を動かし、固く抱き合って、互いの身体をむさぼった。
がりがりと弓使いの爪が若者の背中を引っかき、若者が彼女の首にキスマークを刻んでいった。乳房が突き上げられるたびに瑞々しく弾み、男の汗を吸い取って妖しく輝いた。
「はあ・・・はあ・・・くッ・・・!」
若者が呻いて、彼女の腰に自分の腰をぶつけた。弓使いもとろけた顔をして男を抱き締め、目を閉じて最後の突き上げを迎え入れた。熱いものが彼女の中に流れ込んでいった。
若者がぐったりと彼女の上に崩れ落ちた。彼女はそのうなじを抱いて、汗に濡れた首筋に優しくキスを降らせた。若者も熱い息を彼女の耳に吹き込んで、火照る女の身体を震えさせた。
「アロセール・・・」若者が喘ぎながら言った。「君はもう、僕らの大切な仲間だ」
「ありがとう。大丈夫。ずっとあなたの弓でいるわ」
「最後まで、僕たちと一緒に戦ってくれ」
「ええ。・・・あなた、中にしたのね」
「ああ」
「こんなことして、ごめんなさい」弓使いは喘いだ。「でも、限界だったの」
「わかってる」
彼女の中で、若者の肉体が再び勢いを取り戻した。
ふたりは服を完全に脱ぎ捨て、互いに丸裸になって優しく抱き合った。
「それでも、私は彼を・・・愛しているわ・・・」
若い男は頷いて、しっかりと弓使いを抱いた。
3日後、虐殺を計画した真の犯人であった公爵は腹心に裏切られ、暗殺されてこの世を去った。
弓使いの復讐は終わったが、彼女は言葉どおり指揮官の弓であり続けたという。
(完)
書いてから気付いたけど
年上で権力的なタイプの男と妙に仲いいよね、この弓師。
実は善悪あんまり関係なく強い男に流されやすいのかも。
そう考えると「私の生命を預けておくわ」ってのも妙にエロい・・・。
/ ̄ ̄ ̄フ\ _ ノ^)
// ̄フ / \ .//\ ./ /
// ∠/ ___\___ __// \ / (___
// ̄ ̄ ̄フ /_ .//_ //_ / \./ (_(__)
// ̄フ / ̄//////////// | (_(__)
/∠_/./ ./∠///∠///∠// ∧ ∧ /) (_(__)
∠___,,,__/ .∠__/∠__/∠__/ (´ー` ( ( (_(___)
\ \ \/ ̄ ̄ ̄フ\ \ \_ \ _ /⌒ `´ 人___ソ
\ \ \フ / ̄\ \ .//\ //\ / 人 l 彡ノ \
\ _ \//___\/∠_ // < Y ヽ ヽ (. \
//\///_ //_ /// 入├'" ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
// //.////////∠/ ヽ-i ヽ__ ヽ
/∠_//./∠///∠// .\\ `リノ ヽ |\ ヽ
∠____/.∠__/∠__/∠フ\.\\ c;_,;....ノ ヾノヽ__ノ
すごくいい!
エロ(*´Д`)ハアハア
デニムを終始「リーダー」と言い換えてたのには何か意味が?
リヒトフロスを発ってはや一年。
わたしは大陸の北の果てにいる。
じきに太陽のひかりがこの銀世界を美しく彩るに違いない。
ゼテギネア、それがわたしの眼前に広がるみやこの名だ。
この大陸の首都に相応しい巨大な規模と整然とした地割。
その威容は闇のなかでも容易に感じることが出来る。
ただ欲を言うならば首都である以上、大陸の中心にあるべきだ。
たとえばマラノやディアスポラ…
だがそんなことはどうでもいい。
これからこの国が行うことを考えれば愚にもつかぬ着想にすぎないのだから。
そうあの白い壮麗な城楼の頂点にこの国の支配者である聡明な美しい女王がいるのだ。
…ああ、申し遅れた。
わたしの名はフィクス・トリシュトラム・ゼノビア…
今は亡き初代ゼノビア王グラン二世の唯一の後継者だ。
生得の気品だけでなく人情の機微に通じ、世故に長け、
そのうえ ル ッ ク ス も イ ケ メ ン だ。
故に道中至るところでうら若き御婦人と恋に落ち、
懸想のあまり心中を企てられることなど珍しいことではない。
くぐってきた修羅場の数はドラッグイーターを何度かけてもわたしを悩ませるほどだ。
無論丁重に因果を含めてお断りしてきた。
このトリスタンには野心がある。
だがなんと心苦しい限りか…
わたしはおのれの罪深さが憎い!
ただひとりの妻と愛し合うことができない自分が憎い!
そのために何百の淑女のベットを涙で濡らさせたことか!
またそれを気も狂わんばかりに妬み、
あろうことかこのわたしをあらぬ罪で密告し、
断頭台の餌食にせんと欲する匹夫は星の数ほどいるのだ。
特に不届きな輩に徒党を為して襲われたことなど十指に余る。
当然のことながら返り討ちだ。
家来が王族に刃を向けるなどあってはならぬ。
寛大なわたしは極刑をもってその罪を赦して遣わした。
しかしまこと世も末ではないか。
わたしの歴戦の気風を畏れてのこととは言え卑劣極まりないことだ。
我が父祖にして偉大な大王、グラン一世といえども、
このようなまつろわぬ者たちを率いてはその力を万分の一も発揮できなかったに違いない。
ゼテギネアの完全掌握はおろか、
南北の大陸に異教の蛮族どもが蔓延っているのがその証拠である。
ましてや我が父上の手腕ではなッ!
蛮族の脅威を認めずに不義の侵略を仕掛け、
間抜けにも家来ごときに弑され、国も妻も奪われるとは匹夫にも劣る。
わたしは違うぞ。
ゼテギネア大陸の全てを手に入れてみせる。
ゼテギネアだけではない!
ゼテギネアを手中にしたら全土に重税をかけてやる。
その集まった軍資金で数十万の大軍勢を催そう。
標的はローディスだ、パラティヌスだ、ニルダムだ!
ガリシア大陸の異教徒どもを一人残らず改宗させ、
やつらのみやこガリシアにロシュフォルの十字架を掲げてやる。
逆らう蛮族は皆殺しだ。
その次はヴァレリア諸島に行ってみたい。
ガルガスタンだのバクラムだのウォルスタだの民族紛争など下らん。
彼らは先ずロシュフォルの教えに従うべきだ。
その使命はわたし以外に誰が果たせよう。
本格的な海軍をつくる!
大きな戦船を百も二百も並べて、
二つの大陸を駆け巡った戦士を満載してオベロ海を渡ろう。
自由貿易など反吐が出る。
関税をしっかりかけて保護貿易を推進せねば。
きっと莫大な軍資金が手に入るだろう。
バルバウダも面白そうだ。
やつらのカラクリには畏怖を覚えると同時に好奇心を惹きつけられる。
だがリッチを千人も養成すれば征服は容易なはずだ、間違いない。
数多の戦乱を潜り抜けた魔法の力がカラクリに劣ることなど先ず無いだろうからな。
三つの大陸と七つの海から富と美女を集めて十年ほど肉欲に耽るとしようか。
もうこのころにはわたしは生きる伝説となっているだろう。
ロシュフォル教をトリスタン教と改名し神としてリヒトフロスを訪れるのも悪くない。
わたしを鼻で笑って物笑いの種にしていた連中を戦々恐々とさせるのはさぞ愉快だろう。
そんな妄想に耽っているとひとつの着想がひらめく。
…神であるだから修道女もつまみ食いし放題ではないかッ…
不意に邪まな笑みがこぼれてしまうのを従者のケインが呆れて見ているのに気づく。
…いかんいかん、そんなことを考えているとせっかくの美貌が台無しだ。
女に飽きたら東方の騎馬民族でも狩ればいい。
そして後継者が成人したら譲位して東方遠征だ。
いざゆかん黄金の大陸ーッ!
…コホン、これではまるで現実理解に欠けた愚物ではないか。
何が”いざゆかん黄金の大陸ーッ!”だ…
なんにせよ ま ず は ゼ テ ギ ネ ア だ。
とにかくわたしの両手には六十を超える薔薇の花束が握られている。
これは全て彼女にささげるものだ。
この愛と引き換えに得るのは今は空いているエンドラ陛下の夫の座。
かってのゼテギネアの盟主、ゼノビア王国の王子であるわたしならばその資格は十分だ。
誰も考え付かなかったのが不思議だがこれ以上ない完璧な政略結婚だ。
恐らくわたしには天才的な政治センスがあるのだ、うぇへへへッ。
しかしわたしの心を知らぬ忠義気取りの連中はわたしを非難するだろう。
だが尋常ならざることを尋常な手段では為すことはできぬ。
わたしはゼテギネアを太陽の光が照らす、あまねくところ全てを手に入れる。
そう、そのための結婚なのだ。
ひとたび決断すれば行動は迅速に行われるべきである。
わたしは花束を抱え妖精もかくやという素早さでみやこ目掛けて駆け出していた。
「エンドラ陛下、我が名はフィクス・トリシュトラム・ゼノビアッ!あなたとの結婚を申し込むッ!」
こんな遠くからでは彼女の耳には入るまい。
だがこれは一種の政治活動というやつだ、それを怠るものに栄光はこない。
朝から正午までこの健脚を持ってゼテギネア市中を一周しハイランド人にわたしの存在を知らしめる。
そしてわたしと陛下の逢瀬を阻む邪魔者どもを蹴散らし夜はしっぽり…
「おやめください殿下ッ!やはり無謀すぎます、どうかご再考をッ」
家来の分際で生意気な、やはり従者のケインが後ろからしがみ付いてわたしの雄図を阻む。
「ええいッ!うっとおしい」
わたしはいにしえのオウガのようなスーパーストレングスで振りほどく。
「殿下ー!」
そう、闇の騎士バルドルの加護を受けたわたしに並の人間がかなうはずがないのだ。
わたしのこころは誰の理解もいらぬッ!
求道の障害となるものは全力をもって排すのみ!
くわっ!
「アイ!ラヴ!ユウーッ!」
静寂と恐怖のみやこにひとりの男がアイを叫んだ。
…to be continued…
ハゲワロスw
>>196- グッジョブ!やはり神は現れる!
オリアスはネタにするのが苦しいのか、やっぱ?
ほす
>>212 メリケンちっくなバカ王子萌え
何つーか先の展開が予想されてならないw
夏休みか…。
そうだね。
妄想はできるが文に熾せない
そんな自分を呪ってます
>>ロシュフォル教をトリスタン教
ハゲワロスw
僕はその提案をすでに知っていた…
これから何を指示されるか…
何をしなければならないかを…
「…従ってくれるな?こうしなければウォルスタに明日はないッ!」
やはりレオナールさんの命令はあまりにも苛烈なものだった。
それは偶然聞いてしまった恐ろしい計画。
”彼らに戦意なき場合バルマムッサに死の嵐を”
同胞の屍山血河による尊い犠牲。
それをもってガルガスタンを倒し、バクラムを屠り、最後にロスローリアンを討つこと。
そしてこのヴァレリア島にウォルスタ人の安住の王国を打ち立てること。
そうだ、そうするために、そのために僕はここに来たんだ…
自由と誇りのために戦うことは当たり前のことだ。
それが人間の誇りというもので、ウォルスタ人らしさというものなんだ。
勿論僕は僕自身の良心の為に悩んだ。
もし彼らが蜂起を拒んだら?
…殺すべきか?それとも逃げるべきなのか?…
彼らに会う直前まで悩みに悩みぬいたんだ!そのことに嘘はない。
結局僕に選択を決めさせたのは彼らのあまりにも惰弱な言葉だった。
ぼくは正直言って彼らに嫌悪感と軽蔑を覚えている。
自分から戦いを止めてしまったら本当にやつらの言うとおりの家畜じゃないか!
僕は彼らのように虫ケラ扱いされることに納得できない…。
だから虐殺するッ!
そう決めた…そう決めたはずだったのに…
「…騎士にあらざる行いをせまってすまない。
だがもはや騎士道でウォルスタを救うことなどできはしない。
きみたちのような若者でも手を汚さなければならないのだ。
それがこの島における我々に与えられた現実なんだッ!
理想を語る余裕などガルガスタンにもバクラムにもないッ!
我らに聖なる父が示すルートは逆らう敵を皆殺しにして、
完全な勝者としてのみ平和を築くことだけなんだッ!
彼らを殺すか、ここで死ぬか。
きみは二つに一つを絶対に選ばなければならないッ!
お願いだッ!ふたりでウォルスタのために、地獄行きの道をともに歩んでくれッ!」
そう僕に呼びかける悲痛な声。
レオナールさんも僕と同じで辛いんだ。
そんなことはわかっている。僕自身がそうだったんだから。
だが結局のところ僕には彼のような覚悟が存在していなかったようだ。
この実行の時になって臆病な僕の手足は竦んで動かない。
悩んだ末の決断をしてもそれがないのは僕が子供だからなのか?
(…仮にあったとしても、侮辱や軽蔑の感情なんかで同胞を殺すことなんかできない…)
僕は…僕は…いったいどうすればいいんだ!
逡巡する僕の様子を見てレオナールさんは顔を覆って天を仰いだ。
そして次の瞬間にはつるぎを鞘から抜き放つ。
それは迷いのない、男の眼だった。
断った瞬間に僕は斬られる、それは間違いない。
なんでこんなことに…
僕の胸に後悔が洪水のように流れ込んできた。
騎士に叙任されて浮かれていたのは間違いない。
この任務はそんな甘い考えで引き受けるようなものではなかった。
…教えてください、ランスロットさん!
僕は本当にこんなことをしてまで”命の責任”を果たさねばならないのですか?
ここにいない人間への甘えた問い。
それは目前に聳える恐ろしい人間の怒号が答えだった。
「…デニム・パウエル!ウォルスタの騎士として覚悟を決めるのだッ!今こそ決断すべき時なんだッ!」
レオナールさんは恐ろしい抜き身を今にもこの情けない臆病者目掛けて振り下ろしそうだ。
もう僕に極限の選択に対する一刻の猶予も残っていない。
だがこんな僕に答えなどない、あろうはずがない。
あるのは少しでも時間が戻らないかという非現実的な希望だけだ。
こんな意気地のない僕にできること。
それは脇にいたかけがいのない二人、カチュア姉さんとヴァイスに助けを求めるしかない。
この瞬間に愚かな僕は棄ててはならない”命の責任”を無責任にも放棄してしまったのだ。
それがどんな恐ろしい結末を招くとも知らずに…
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!
この展開からエロになるんだろうか?
正直エロ無くても全然OKだけど。
続き期待してます。
うお、新しい職人さんがきてーる!
続きが気になる。ガチ陵辱の予感!!
ヴァイスはデニムを見ているその他大勢の一人だった。
目の前ではレオナールが剣を突きつけてデニムに虐殺の実行を迫っている。
(”一緒に地獄に落ちよう”だってよ。…笑っちまうぜ、プロポーズのセリフかよ)
足を切るか、手を切るか。
そのような決断はどちらを選んでもケチをつけられるものだ。
指揮官に全てを委ねて、不満があれば文句を言う。
今のヴァイスは彼の大嫌いなずるいウォルスタ人と何の違いもなかった。
はなやかな主演男優の一挙一動にケチをつける評論家のようなものだ。
それだけにデニムが決断に苦悩できるだけ、まだ立派な人間だというのもわかってしまう。
レオナールもそんなデニムだから認めている。
レオナールだけじゃない。
ランスロットもカノープスもみんなデニムばかり見ている。
デニムがゼノビアの聖騎士に言った言葉が思い出される。
”ぼくはこの革命のためなら命を捧げてもいい”
ヴァイスは自分の出自や戦いに何の疑問も持たないデニムがうらやましかった。
彼は振り返って見れば自分に戦う理由など何もないと思った。
彼のゴリアテでのウォルスタ人としての人生に誇りなどこれっぽちもなかったからだ。
ヴァイスはゴリアテで受けた”同胞”の見下した態度や嘲りをいつものように思い出す。
やっぱり、彼に戦う理由などない。
ヴァイスは自分のかなわない男になろうとしていく幼馴染に素直に嫉妬した。
そして少年は心の中で自分を見てくれないレオナールに叫んだ。
(…俺は自分をあいつらを同じ人間だと思ったことはねえよッ。
同胞ならなんで俺の一家に優しくしてくれなかったんだ…
結局、弱いやつは自分よりさらに弱いやつを叩くんだ。
この島はそんな弱い連中ばっかりじゃないか。
そんな連中になんで俺がバカにされなきゃならないんだッ…
俺をバカにした連中はどいつもこいつもみんな死ねッ!
いつまで戦争が続くか誰が勝つかなんて俺の知ったことかッ!
俺は心からウォルスタの為に戦っているわけじゃないッ。
公爵やあんたが必要としているのはデニムじゃないかッ!
決して俺なんかじゃないんだッ
そうだッ!俺なんか、俺なんかッ!…畜生…畜生…ッ…)
ヴァイスは心の中で静かに、そして激しく泣いた。
彼はこの島の人間全てに複雑な思いを抱いていた。
愛したいのに、愛されたいのに、それでも誰にも愛されない。
親ですら愛してくれたとは思っていない。
だがそのことでもう泣くまいと心に決めた。
そんな自分の為に流す涙は父が無残に死んだときに涸れつくしたからだ。
綺麗事を言える優しさと甘さと子供らしさも、
きっとそのとき完全になくしてしまったのだろう。
彼の心を許せる人間はデニムとカチュアだけだった。
以来ヴァイスは価値を求めて無鉄砲に足掻くようになった。
誰かに認めて欲しかった、デニムやカチュアになら尚更認めて欲しかった。
しかしあのときから3人の関係はおかしくなった。
”あなたみたいに、我を通すだけの能無しじゃないのよ”
カチュアの自分に対して言ったことは正しいと思う。
でもあまりにも正しすぎる。
その言葉を受け止められるほどヴァイスは大人ではなかった。
やはりデニムは特別で、自分は必要ない人間なのか?
少なくともカチュアにとってそうだということがわかった。
自分の一人の問題だ。そんなことはわかっている。
でもこの気持ちはどうしようもない。
ヴァイスはカチュアを女なんだと強く思うようになった。
自分より弱い価値のない女、無理やりそう思うことで忘れようとした。
しかし今もずっとデニムへの嫉妬とカチュアを辱めたくなる衝動がヴァイスの中に渦巻いている。
どんな手段でもパウエル姉弟に自分を認めさせたかった。
ヴァイスは狂おしいほど救いが欲しい。
こんな身を焦がすような汚い負の感情と無縁のデニムのようになりたかった。
カチュアに彼女の愛する弟と同じくらい愛される男になりたかった。
どんなヤツにもバカにされないための人間としての価値が欲しかった。
ヴァイスはあまりにも無力で無価値な少年だった。
”力がなければ…”そう彼は思った。
父を殺した男の背中と斧から滴り落ちる血を思い浮かべながら。
レオナールの鏡のようによく磨かれた剣が放つ鈍い輝きを目に入れながら。
デニムがあの剣で血まみれになったらどうしよう…
戦う理由ができるのか、とヴァイスは考えている。
暗い空が、黒い雲が、切るような風が、
少年の心とバルマムッサの人々に冷たい雨を降らそうとしていた。
GJ! 燃えルート期待!
神様後輪町
期待
もはや雑談する住人すらいないのか…
こんな時こそハァハァ祭りだ!!!!
デネヴ(;´Д`)ハァハァ
オリアス(;´Д`)ハァハァ
ジルドア(;´Д`)ハァハァ
オズマ様(;´Д`)ハァハァ
アーウインド(;´Д`)ハァハァ
女オピ(*` Д´)//ア//ア
>>233 そういって十二使徒の証をくれるスーパー幼女がいないのな・・・
バルバス(;´Д`)ハァハァ
マルティム(;´Д`)ハァハァ
オズ様(;´Д`)ハァハァ
ハミルトン(*` Д´)//ア//ア
ブランタ(;´Д`)ハァハァ
Lのヴァイス(;´Д`)ハァハァ
236 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 20:07:04 ID:75athEv1
昔オウガスレにあったラウニィー・ウィンザルフの調教小説はいずこ?
237 :
:2005/08/24(水) 00:38:01 ID:cKwFFr8U
グルーザのおみ足と三つ編み、
イシュタルの鎖骨はエロいね。
ぬるぽー
n u l l p o !
扉を開けて聞いた声の主が入ってくる。
「デニムッ、情報どおりだ。
ランスロットの野郎が現れたぜ」
彼は僕の幼馴染のヴァイス。
僕は椅子から敢然と立ち上がった。
震えている?…武者震いというヤツだ。
「わかった。
姉さん…いよいよだね」
「…やっぱり、やめよう。…ね?
わたしたちに勝てるわけないわ」
「何言ってるんだ、カチュア。
またとない絶好のチャンスなんだぜ!?」
「だって…たったの3人で
あの暗黒騎士団に立ち向かうなんて…」
「大丈夫だよ、姉さん。
やつらだって油断しているさ」
「それとも怖気づいたのか、カチュア。
俺はひとりでもやるぞッ」
ヴァイスはそういってあわただしく階段を上がる。
「やめろよ、ヴァイス。言い過ぎだぞ。
いこうッ、姉さん」
しばらくして市内の一角に僕たちはいた。
「やっぱり上手くいくわけないわ。
それに彼らの命を奪って何になるっていうの?」
「ランスロットは暗黒騎士団の団長だ。
そしてやつらはバクラムの力の源」
「だからランスロットを暗殺することは
バクラムの力を一時的にでも弱めることになるんだよ」
「そうすればヴァレリア全土を征服したがっている
ガルガスタンが動き出すに違いない…」
「落ち着いたばかりなのに、
また戦争を起こそうっていうのね、あなたは」
そう言って、気のないように遠い所を見ている。
ヴァイスはあまりにも消極的な姉さんに詰めよった。
「この状況の何処が落ち着いたっていうんだッ、カチュア!
俺たちウォルスタ人は虫ケラ同然に扱われているじゃないか。
そうさ、俺たちに死ねと命じているのさ」
ようやく姉さんはヴァイスを見やる。
「だからって…戦争なんか始めたって
私たちウォルスタは負けるだけよ」
そのときだった。
何か恐ろしいものが来る、
そんな予感がしたのは…
「…しッ!やつらが来た…」
「挟み撃ちにするぞ。
デニム、後ろへ回ってくれ」
「わかった」
街路で僕たちは5人の男を挟み撃ちにしていた。
「…おやおや、きみたちは何者でしょう?」
紳士然とした男がおどけるように言った。
「俺たちはウォルスタ解放軍の戦士だッ!
皆の仇をとらせてもらうッ!」
「仇ですか…」
不機嫌そうな顔をした有翼人がしゃしゃりでる。
「ずいぶんと手荒な歓迎だな…
…なんだ、ガキじゃないか!?」
「待ってください、我々を知っているんですか?
人違いじゃあないんですかねぇ?」
「おまえはランスロットだろうがッ!
なら、確かに俺たちの仇だッ!」
「いかにも私はランスロット…
我々は東の王国ゼノビアからやってきた者ですが。
何故、私の名を知っているんですか?」
「…そんな嘘をつくなッ!
1年前にこの町を焼き払い、
人々を殺したのはおまえら暗黒騎士団だッ!」
「…そういえば、暗黒騎士ランスロットは片目のはず。
あなたは違うわ…」
「片目の暗黒騎士…
どうやら偽名を使ったせいで間違えられたようですねぇ」
有翼人が仲裁に入る。
「オレたちは傭兵の仕事を求めてこの島にやってきた」
確かに観光に来たような感じではない。
男たちは次々と自己紹介を始めだした。
「実は私の本名はアプローズ。
旧ゼノビア王国の男爵だった者です」
そういえば大陸では一年前に革命があったと聞いたことがある。
亡命貴族ってやつかな。
「オレはアーレス。”漆黒の”が二つ名さ。そっちのジジイは…」
こいつは首に凄い傷跡がある。なんか顔色が悪いなあ。
「…ワシは闇の予言者オミクロン。
…旧ホーライ王国の神官じゃよ」
そういって僕や姉さんの身体をジロジロ見てくる。
枯れてそうなジジイくせにまだお盛んなのか?氏ね。
僕は心の中で毒づいた。
さらに横にいた下っ端らしいふたりが挨拶する。
「拙者は暗殺者プロキオン。
旧オファイス王国の”NINJA”でござる」
「オレの名は蛮勇の士ウーサー。
同じく大昔はゼノビアの騎士だった、かなあ?
…そんなに怖い顔をするなよ」
なんで横文字で疑問形なんだ?
さすがに僕はこいつらを信用する気にはなれなかった、怪しすぎる。
序盤で殺されるような狂戦士のなりをしたヒゲもじゃマッチョ、
実は”オレ…が使えたんだ”みたいな、こんなこともあろうかと系のトンデモ忍者、
研究の為に手段を選ばない、マッドサイエンティストくさい魔法使い。こっち見るな、バカ。
そして漆黒もなにも肌白いじゃん、な有翼人。なんか臭いぞ、ちゃんと風呂入ってるのか?
最後に極めつけにヤバイ雰囲気を持ったオジサンだ。
一見ひ弱そうだけど、殺した数が30やそこらではきかないだろ、この人。
物腰は柔らかい、だけど目がこの中で一番ヤバイ、いっちゃってる。
それに魑魅魍魎の類が目に見えて分かるほどこの人の周りを飛び回ってるんですけど…
恐怖の騎士ってこういう人か。
少なくとも敵に回す気にはならない、僕はまだ死にたくない。
「とにかく…謝ります。
男爵様、どうか私たちに力をお貸しください」
「私たちもこの地は初めてなんでねぇ…
とりあえずあなた方のお名前を教えてもらいましょうか?」
「…俺はヴァイス。
仇があんたたちじゃなくて残念だ」
その言葉は口だけで、警戒心が解けていないのは明らかだ。
「私はカチュア。僧侶です…そしてこっちは弟のデニムです」
だけど姉さんはすっかり気を緩めて穏便に、ことを済まそうとしている。
そんなんじゃダメだ、こいつらの正体だって本当かわからないのに。
「姉さん、油断しちゃいけない。だまされているのかもしれない…」
「年の割りに疑り深いヤツだな。おいッアプローズ、やっちまおうぜ」
憤慨した有翼人がスピアを構える。
疑われても無理はないのに、もう馬脚を現したようだ。
血の気の多い…それにしても顔色悪いよなあ、コイツ。
「やっぱりこいつら敵だッ。カチュア下がってろッ」
ヴァイスが剣を抜く…でも戦って勝てるか?
姉さんにいいとこ見せたいのはわかるけどさあ。
男爵の取り巻きも臨戦態勢を取って命令を待っている。
だが彼の取った行動は意外なものだった。
彼は厳かな仕草で剣を、僕らに向けることなく、
頭上の太陽にかざしてこう言ったのだ!
「デニム君とヴァイス君と言いましたね…
私は貴族の名誉にかけて、この剣に誓います。
きみたちの敵とならないことをッ」
ジャキーン!…そんな効果音が聞こえたかもしれない。
剣に誓う、いい台詞だ。
こんな人が言ってもなんかカッコいいな。
「「「Foo!男爵カッコいいー!」」」
彼の取り巻き立ちもそういってはやし立てる。
「はっはっは。そうですか、そうですか」
部下の誉め言葉に彼も気を良くした様で相好を崩す。
僕もヴァイスもすっかり毒気を抜かれていた。
どうやら彼らはそれほど悪い人ではないのかもしれない、
そう僕は信じることにした。
「あなたを信じましょう。失礼をお許しください。男爵様」
男爵は鷹揚な態度で僕の謝罪を受け入れた。
「お気になさる必要はありません。
…ムカつき…いえ驚きはしましたけれど」
「今日は暑いのに、ここだけ何故か寒気がします。
私たちの隠れ家へ行きましょう。
たいしたもてなしはできませんけど」
この場をこうやって収めたのを僕らはすぐに後悔する羽目になった。
おまえらなにやってんだww
別の意味でナイスなキャストだな。
つーかこれだとカチュアのガチレイプしか展開が見えないんだが。
250 :
ヤレ?:2005/08/27(土) 19:19:23 ID:faoimbyY
…ずばり正解な訳だが、そういうのはお嫌いか?
お望みだ
存分に筆を振るうが良い
252 :
249:2005/08/28(日) 11:39:32 ID:pkG247RE
レイプバッチコイ!!
ひょっとして、こいつらオウガの敵殲滅担当「死神部隊」か?
尿が好き
フォルカス最強伝説
フォルカス必死だな
257 :
:2005/09/03(土) 14:35:37 ID:S9qPYkP4
話は変わるが”フォルカスの嘆き”はよかった。
やっぱシスティーナ⇒デニムなんだろうねぇ…
アロセールとくっつくけどな、チクショー
戦争じゃなきゃな、フォル滓も普通にエリートとして出世して、
システィーナと見合いか何かでケコーンしたろうにな。
>>259 でも結婚後、だんだん滓の淡泊さみたいなものが見えてきて…破綻
>>260 それはお約束というものだ。で、近所の大学生に目移りしちゃって、修羅場。
人妻と大学生、旦那の留守中に夫婦の寝室で…
仏書院の世界w
それに怒った滓が当てつけに、
ウォルスタ女に浮気をするわけですか。
…原作と変わらんではないかww
とりあえずデニムは女キャラ全員食ってくれ
265 :
名無したん(:2005/09/10(土) 01:21:08 ID:nQ+zB/7g
ウィッチもらっとくよ
>264
後半そんなにいらなくなるのに
何故あんな一杯入団させてるのかと思ったら…
そ う だ っ た の か 。
取り敢えずプリーストは頂くぞ
勿論オリアスやオリビアみたいなのじゃなく、一般の娘な
カチュアが氏んだら心置きなく作るだろーな、ハーレム。
デニムはEDのような気がする
浮いた話が一つもないし
>>268 俺はべつに801すきというわけではないが
デニムはEDというか男のいかついオケツじゃないとダメそうなイメージが有る
性欲なさそうだし
ときめきイベントはヤローばっかだし
ランスロットとかレオナールとかトリとかザパンとか…
ありえそうでワロスwww
もし女とやってるとしたら、四姉妹が遊び相手か
心労でEDになってるとか。
原因は間違いなく姉だが…責任をとってもらわんとナ
>>269 ウチのデニムは女大好きだよ。もちろん姉も。
駄目なのはオリビアくらいか。
>>273 それをSSにして我々に示してくれないかッ!
オッケー、馬鹿なことは止めるんだッ!フゥー!
スク水を着たフォリナー四姉妹が
デニムを
279 :
名無したん(:2005/09/24(土) 01:24:35 ID:E4tcYXhd
宇宙にうちあげた!
完
ほしゅ
282 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/29(木) 17:36:46 ID:qPIKbviA
下がりすぎだろ
TO外伝ネタって何か思いつくかい?
デニムに甘えられてたじたじになるセリエ姉が見たい。
年の差は10歳だっけ?
デニムは基地害姉が原因によるEDおよび
潜在的&真性のホモゆえ異性に甘えたりなどはせん
ヤローとは良く抱き合ったりとかスキンシップするがな
女がらみのイベントが異常に少ないのはそのため
>>284 そこにシェリーも加えてくれ
あわてるセリエとシェリーが見たい
TOは普通のエロよりも断然男同士のシチュのほうが萌えるな
しかも若輩よりも親父のほうが…
主なネタをまとめてみる(ついでに801反対)
・デスティンがミザールをっていうかレイポがプロポーズですか?
・ガレス×エンドラ
・エレノアが神父にやられる話
・カチュアであm(ry
・女神フェチ
・システィーナとフォルカスが仏蘭西書院的泥沼夫婦生活
・ハーレム
・セリエとシェリーに甘えるデニム
何かハイレベル過ぎて実現難しそうなネタが多いのは気のせいだろうか
個人的希望
・僧侶タイプ♀オピ陵辱
・暗黒剣士♀オピ女王様
・一般♀又はレイアさんセクハラもの(覗き、パンチラ、痴漢等)
・オリアス
・オズマのただれた性生活(オズは既出、それ以外)
個人的希望を書いていいの?
誰かヴォルテールを主人公にして書かない?
うだつの上がらないナイトの彼に重大任務が!
プレザンスの戦死によってアルモリカ監督官ニバスの行方は分からなくなった。
だが奴をここまで追い詰めたのに逃がすのはあまりに惜しい。
そこで白羽の矢がヴォルテールに当たる。
クリザローの戦いで捕らえた魔女モルドバを尋問し、
ニバスの居場所を吐かせるのだ!
レオナール×デニムかランスロット×デニムで頼むわ
それ以外は却下!
ノーマルなエロがこれほど似合わない作品もめずらしいw
291 :
名無したん(:2005/10/04(火) 03:01:30 ID:czKb/QWC
公爵×レオナ−ル陵辱モノキボンヌ
293 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 07:00:55 ID:VotAkBJH
ここってやおいOKなんすか。
それだったらザエボス×ヴァイスで一つよろしく頼みます。
801女のガイドラインにモロ当て嵌まる豚どもが…
>>289 ログ倉庫のアレ読んだなw
腐臭がする
>293
OKじゃありません
801板逝け
>>296 てめーがきめるなゴミ野郎w
てめーが出てけ
>>298 禁止なんてどこにも書いてね―だろ…
テメーの好みなんざ知るかボケ!
つーわけで今後♂×♂以外禁止な?
スレ違いの投下は潰すからw
腐女子が顰蹙を買う原因の典型例だな・・・
Lルートヴァイス×デニムの誘い受けキボン
302 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 22:22:32 ID:dByU3Hy7
>>301 誘い受けもろ好み。読みたい。デニム鬼畜方面で。
後、叩かれそうだが、
ヴァイスはかなり自分的には受けっぽいんだが。
Lルートの3章なんか、かなり良かったんだが・・・。
こんな過疎スレに、なぜ急に腐女子が沸くのだッ!!
305 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 23:46:01 ID:LrzVCE3C
>>304 いや
つーかもともと女性向けだろこここってw
原作からしてエロエロな色恋沙汰を妄想できる要素は殆ど男同士しかないしねぇ…
いいじゃん
過疎糞スレが活気づいて
というわけでここは我等BL衆が占拠させてもらうッ!!
>>305 氏ね
801板に行け
何故801板に行かない?
理由は?
うんこはスルーしとけ
やれやれ・・・単体ではスレを盛り上げることも出来ないゴミがよく吠えるわw
ま、誰がなんと言おうとここは既に鬼畜デニム攻めの男スレになったからな
それだけ♂×♂の需要が大きいって事よ
負け犬の遠吠えほど見苦しいものは無いよなぁ?
というわけで
白ランスロット×黒ランスロットの拷問責めキボンヌ!!!
309 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 00:40:50 ID:+HfHlAoS
●腐女子・ウザい女2ちゃんねらは馴れ合い大好き!
・その板によって違う雰囲気を鑑みず、オノレの常駐板の空気が絶対であるかのようにずかずかと土足で
踏み込み、馴れ合いを始め文字通りスレを腐らせる。板違い、スレ違いでもお構いなし。
エロパロ板自体そもそも801を嫌がる人間が多い
女体化さえ腐を呼び込む可能性があるとして専門のスレに隔離されている
しかも、今まで801の気配など欠片も無く進行したスレだ
今更、何の脈絡も無く801を持ち込むなど、土足で踏み込むに全く以て等しい
蛮行と呼ばれて然るべき行為を
ド硬派シナリオを誇るオウガのファン層が受け入れる筈があるまい。
マジで荒らしにも劣る畜生が。失せろ
311 :
名無したん(:2005/10/06(木) 01:07:10 ID:RZllXQKF
>>310 稚児趣味は古来よりの戦場の習わし
硬派ゆえ軟弱なエロなど望まぬッ!!
鍛えあげられた肉体同士のぶつかり合いこそがオウガシリーズにこそふさわしい
よって排除されるべきは貴様等愚民共だッ!!
消え失せいッ!!
我はデニム×ザパンを所望するッ!!
>>311 じゃ俺が書く。
序章(?)「僕に彼女を汚せと言うのか」
「いい加減に話すんだ。ニバスはどこにいる!?」
ヴォルテールは壁に拳を叩きつけ、語気強く目の前の美女に詰問した。
美女の名はモルドバ、アルモリカ監督官ニバスの腹心であり、
クリザローの町で解放軍を足止めしていた指揮官である。
だが、ヴォルテールがいくら迫ろうともモルドバは言葉一つ発しない。
「私も騎士の端くれ、女性に手荒な真似はしたくない。
素直にニバスの居場所を言えば待遇の改善も具申してやれる。あなたのためでもあると思うが?」
だがモルドバは黙秘したままである。
「屍術師ニバスは神をも恐れぬ魔術を操り魂の尊厳を汚す。
奴にとっては部下など使い捨ての駒、現にあなたも見捨てられた。
なぜそこまでしてかような邪悪な徒に忠義を尽くすんだ」
だが、ニバスのこととなるとモルドバは激しい怒りの眼をヴォルテールに向ける。
「ニバス様を侮辱するなッ!! あの方は貴様などの理解の届かぬ所にいるのだ!!」
「うっ……」
結局、ヴォルテールは引き下がった。
「難儀していますね」
「ああ……、世話をかけるねフェリシア」
僧侶フェリシアがヴォルテールに差し入れを持ってくる。
そのとき、フェリシアがモルドバに激しい敵意の視線を投げかけたことをヴォルテールは見逃さなかった。
やはり、実父のように慕っていたプレザンス神父の死が堪えているのだろう。
彼女にしてみればモルドバは親の仇のような存在だ。
「なぜ、こういった道具を使わないのですか?」
フェリシアは尋問室につき物の「道具」を見ながら冷ややかに言う。
「き、騎士道精神に反する」
「しかし、ニバスの居場所を知ることは急務なのでは?」
「う……」
「それに、ヴォルテール様ご自身の評価にも影響が出るのではないでしょうか」
ヴォルテールは代々騎士を輩出した名門に生まれたが、正直言ってうだつが上がらない。
クリザローで生き残ったのも前線に回されなかっただけで、
彼よりも実力十分な戦士達がクリザローの戦いで命を落としている。プレザンス神父もその一人だ。
その甘いマスクから女性からの人気はそれなりに高いが、男性からは外面だけの軟弱者と言うのが彼の評価である。
それだけに、少しでも点数稼ぎをしようとモルドバの尋問を買って出たが、成果は芳しくなかった。
「い、いや、やっぱり乱暴は良くない。うん」
(不甲斐ない男ね……)
フェリシアはため息をつくとモルドバに近付いていった。
「ま、待ちたまえフェリシア。聖職の身であるあなたにそんな事をさせるわけには……!!」
「あら、何もこの方を痛めつけようという訳ではありませんわ」
フェリシアはそう言ってクスクス笑うと、懐から短刀を取り出し、モルドバの囚人服を切り裂いた。
「な、何をする!!」
驚いたモルドバは抗議の声をあげるが、縛られた身では何も出来ない。
フェリシアはそのまま服をモルドバから剥ぎ取る。
ヴォルテールはフェリシアを止めようとしたが出来なかった。モルドバの美しい肌に見惚れていたからだ。
「痛めつけるのが嫌なら……、こういうアプローチはどうですか? うふふ」
微笑むフェリシアと羞恥に震えるモルドバ、ヴォルテールはモルドバのたわわな乳房から目が離せないでいた……。
「ふ、ふああぁぁっ!
(ふん、男なんてみんなこんなものね)
フェリシアは絡み合うヴォルテールとモルドバを冷ややかに見ながら一人ごちた。
ヴォルテールは息を荒げてモルドバを地面に組み敷くと、その胸に吸いつき、手で女の秘所を弄っている。
「あ、ひ、やあ、そ、そこはぁッ!だ、駄目ぇッ!!」
(いい気味だわ。神父を殺した報いよ)
孤児だったフェリシアを愛情豊かに育ててくれたプレザンス神父。
その命を奪った憎い女がヴォルテールのような「程度の低い」男に陵辱されるのは何とも愉快である。
「あ、あぐぅうっ……、ニバスさまぁ……」
ヴォルテールの肉棒がモルドバを貫く。彼なりに優しく扱ったつもりだが、
それでもモルドバは激痛でうめく。
秘所から流れた血は彼女の純潔が汚されたことを意味した。
(処女だったんだ……意外ね。それにしても痛そう……。やっぱり初めてって痛いんだ……)
「あ、ああっ!! や、優しく、優しくしてぇ……」
涙を流して懇願するモルドバ。ヴォルテールはその声にぎこちなく頷くと、ゆっくりと腰を上下させる。
その度に悲鳴が尋問室に響き渡り、その度にヴォルテールは謝罪の言葉を呟く。
だが、声が外に漏れることは無い。ここは尋問室、悲鳴など「あって当たり前」の場所であり、
精神衛生上のために防音措置は万全なのだ。
(う、うわぁ……、す、すご……)
フェリシアは知らぬうちにこの光景に見入っていた。
気付かぬうちに手を自分の女性自身に当ててこすり付けている。
ジワリと濡れるのを指先を通して感じるが、二人に夢中のフェリシアは気付かない。
「ああ、あぁぁん!に、にばすさまぁ……」
モルドバはその虚ろな眼でニバスを見ているのだろうか、その声は切ない。
ヴォルテールの方は出来るだけ彼女を傷付けないように、その素肌を愛撫する。
荒い息遣いで脇をたどり、背に手を回し、胸をまさぐり、乳首を掴む。
幾度か彼女の性感帯を刺激したのか、その度に喘ぐモルドバ。
そして絶え間なく続けられていた腰の動きがゆっくりと加速されていく。
モルドバの喘ぎにはだんだんと痛ましさだけでなく艶も混じるようになっていった。
(初めてって、痛いだけって話、聞いた、けど……。
ひょ、ひょっとして、あ、あいつって、け、経験、豊……富?)
この短い時間で、フェリシアの頭から復讐の二文字は消えていた。
もう何も考えずに自分の胸や股間を弄繰り回している。
フェリシアの指の動きの加速と共にモルドバの喘ぎも甲高くなってくる。
もう誰が見ても、彼女は激しい快楽と興奮の渦中にいた。ニバスの名すらもはや彼女の口から出ることは無かった。
「あああああぁぁぁッ!!」
絶叫が響き渡る。
モルドバは目を見開き、ビクンと体を弓なりにのけぞらせ、しばらく痙攣させるとぐったりと床に倒れた。
同時にヴォルテールもモルドバの膣内に精を吐き出す。
だが、ヴォルテールの頭にあったのは射精による開放感でも、モルドバの純潔を奪った達成感でも無く、
彼女を汚してしまった罪悪感と、彼女が満足してくれたかどうかに対する心配だった。
とは言え少なくとも後者に関しては、ヴォルテールの肉棒を激しく締め付ける膣が答えになっていた。
そしてフェリシアもまた、自慰による絶頂に達していた……。
「クァドリガ砦だ。ニバス様はそこにいる」
気を取り直したモルドバは予備の囚人服を着るとフェリシアにそう言った。
「良く話す気になりましたわね。やはり、その……」
フェリシアは横目でちらりとヴォルテールを見る。彼は部屋の隅でうずくまってブツブツ呟いていた。
「別に、いいきっかけだっただけだ。使えない道具として切り捨てられた立場を認識する、な……」
「そうですか……」
それでもモルドバはヴォルテールを横目でちらりと見ると頬を染めた。
「それと、ニバス様は……、なるべく殺さないでくれ、私にとっては、恩人なんだ」
一瞬プレザンス神父の顔が脳裏によぎったフェリシアだが、数瞬の逡巡のあと、頷いた。
モルドバは詳しい情報を話すために拘束されたままフェリシアに連れ出され、
尋問室にはヴォルテールのみが取り残されていた。
「わ、私は何と言うことを〜〜〜、騎士でありながらぁ……」
尋問室にその呟き声はずっと響き渡っていた。
というわけで終わりです。
個人的には陵辱って嫌いなんで
無理矢理に和姦(?)にしちゃいました。
気に入らなかったらすみません。
>>318 ツマンネ
漢同士の硬派で熱いエロを書け
じゃあ誰かシェリーxオリビアの強制男性化ふたなりエロ書いてくれ
いい折衷案だろ?
粘着腐女子ウザ
323 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 13:55:55 ID:/kyNbkrc
やおい好きさんは、新しいやおい用のスレを立てたらどうか。
そしたらノーマルカプ目当ての人にも叩かれることもないと思う。
325 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 16:44:29 ID:qeiPITq3
>>324 貴様等貴族の犬共になど従うものかッ!!
それにオウガスレなど見当たらぬし私はスレ建て不可能故
ここで徹底抗戦させてもらうッ!!
これは我等が束縛を逃れ自由を得るための戦いだと思うがいい
>>325 俺が立ててやろうか?
それと801板はスレタイに伏字が使われてることがあるから案内所スレって所で聞いてみるといいよ
昔オウガスレあったけど確か落ちたはず
今は松野ゲースレになってるかな
オウガで検索かければいけるはず
とっとと建てろグズ
単に荒らしたいだけだろ、コイツ。
そうでなけりゃ自分の欲望ばかり主張して、自分では何もしない・・・・・・黒ランス言うところの愚民だな。
このスレが思い通りにならないなら破壊するだけだがな
>>318 GJ!短いのにうまくまとまってて、構成も上手いと思うけど
個人的にヴォルテールの性格が思いっきりツボでした
>>318 正気に返った後の三人それぞれにニヤニヤした
こういうオチの付け方、あるとは聞いてたけど初めて見た
テンポも良い。GJ
335 :
名無したん(:2005/10/07(金) 02:36:22 ID:G5HzXIXh
>>313 普通におもしろかったぞ!
いい仕事だ!
336 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 13:06:45 ID:oS3MnSCC
>>318 めっちゃ面白かった。
ヴォルテールの最後の言葉とか、モルトバが処女なトコとか。
後、フェリシアが最初すげぇ腹黒いトコとか・・。
読んでてここまで面白い小説は久しぶり。今後もヨロシク。
後、早く801用のスレ立ててやろうよ・・。
俺、スレの立て方っていまひとつ知らないんだよ。
心優しき方どうかヨロシク。
337 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 13:48:22 ID:8ev0iI5m
いまならどんな駄作でも誉めてもらえるから職人は投下お勧め
ということは需要のなさそうなヴァイス×カチュアの純愛モノも
今が投下のチャンスということですか?
>>338 誘い受けはヤメレ。しかも「需要のなさそうな」とは失礼な
>>339 誘い受けは駄目なのか?
というか女性上位だとスレ違いになるのか?
つぅかノーマルエロはスレ違いだから潰すよ?
342 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 09:51:36 ID:6rwJu/fS
ヴァイス×カチュア 純愛モノ・・・イイ。
誰か投下してくれ。
>>340 女性上位でもスレ違いにはなんねぇだろう?誘い受けもモロOK。
>>341 そっちがスレ違う。
誘い受け云々は数字板見てくるとわかるけど
○○×△△みたいなカップリングは需要ないですよね・・・・
みたいな明らかにレスもらうの待ってる感じなカキコミのこと
344 :
338:2005/10/09(日) 12:34:20 ID:e8RhZwHN
>>339 そうですね…不快な思いをさせてしまってすみません。気をつけます。
なんかちょっと変な空気にしてしまったようで、申し訳ないです。
ではひとまず途中までですが投下します
345 :
338:2005/10/09(日) 12:40:25 ID:e8RhZwHN
ハイム城の屋上で感じる風が、ヴァイスは好きだった。
花のようにどこか甘い香りのする春の風は、柔らかく頬を撫でて過ぎ去っていく。
そうすると、苛立ちや心の棘が消えていき、荒れていた気が治まるのを感じるのだ。
これを発見したのは戦後の処理に忙殺されていた、女王ベルサリア・オヴェリスが即位して
初めての春を迎えた二年ほど前のことだった。
ほんの少しだけサボタージュしたくなり、見咎められない場所をと思って
屋上に登ってみたのがきっかけである。
以来、精神的な疲労が溜まったり何か嫌なことがあると、春でなくとも
ヴァイスはこの癒しの空間を訪れるようにしていた。
(嫌なこと、か。俺も成長しねえなァ)
うんざりと嘆息し、遥か下方に目を落とす。
あの石造りの道を白い馬車がゆっくり駆けていったのは、一時間くらい前だろうか。
日も暮れている今は、時を計るものが周りに見当たらない。
ゆえに正確な時間はわからないが、なんとなくそんなものだろうと思った。
中に乗った由緒正しき家柄の男は、どうせへそ曲がりな俺なんかとは正反対の好青年なのだろう、とも思う。
346 :
338:2005/10/09(日) 12:45:00 ID:e8RhZwHN
今日は夕食を兼ねた、ベルサリア女王の見合いが行われていた。
彼女はまだ若い。結婚を考えるのはまだ先でも良さそうなものだ。
が、先王亡き後の泥沼の紛争は跡継ぎの不在も一因となっており、ゆえに側近たちは
女王の結婚と後継者問題に今から神経質になっていた。
実際に縁談が持ちかけられるようになったのは国の情勢が落ち着いてきたここ最近のことだし、
女王本人の気持ちもあって、こうしてきちんとした見合いにまで行き着くケースはまだ少ない。
とはいえ、やがては恒例になるかもしれないこの行事が、ヴァイスは気に食わないのだった。
「馬鹿か俺……無理だっつうに」
ただでさえ高嶺の花だったのに、女王となってからはさらに手の届かない存在になってしまった。
付き合いが長いとはいえ、たかが庶民出身の男が王の座につけるものではないし、
解放軍で活躍したといっても何か肩書きがあるわけでもなかった。
コンプレックスを抱きやすい性格には、どうしてもこれらの悪条件が気になってしまう。
女王には、その立場に相応しい相手がいる。そして、それは決して俺ではない――理屈はわかっている。
が、長年の恋心は理屈だけで簡単に諦めのつくものではなかった。
誰にも言えない悶々とした想いを抱え続けるのは、なんと苦々しいものだろうか。
「何が無理なの?」
物思いに耽っていたせいか、人の気配に気づいたのと同時にそんな声をかけられ、ヴァイスは眉根を寄せた。
誰のものか一発でわかる、清らかな高い声。聞かれたくない人に、聞かれたくない独り言を聞かれた。
思わず息が詰まったが、動揺を悟られないよう振り向かずに返す。
「べつに。大事に大事に育てられた名門のお坊っちゃんに、鬼みたいな女の旦那が務まるもんかなと思ってさ」
「ちょっと、どういう意味!?」
「ほら、もう軽くキレた」
「誰のせいよ、もうッ」
347 :
338:2005/10/09(日) 12:50:56 ID:e8RhZwHN
ややカジュアルなワンピースドレスに薄手のカーディガンを羽織った、女王ベルサリア――いや、
カチュア・パウエルと呼ぶほうがヴァイスはしっくり来るのだが――がヴァイスの隣に立った。
小さく息を吐き、壁に手をついて空を見上げる。
「暗い空ね」
「夕方ごろから、少し曇ってきたからな」
「せっかく星を見ようと思ったのに」
そう言って口を尖らせるカチュアは、ごくごく普通の若い女性の顔をしている。
王だとか国を正しい方向に導かねばとか、そういう気負った仮面を外した彼女本来の表情だ。
近しい者しか見ることのできないその横顔に、ヴァイスは充足感を覚える。
「……で? どうだった」
「何が?」
「最近の調子なんか聞いてると思うか? わかってんだろ」
なんだかんだで、やはり気になる。
けれどカチュアの顔はまともに見られず、ヴァイスはあさってのほうを向いてぶっきらぼうに尋ねた。
カチュアもまた、足元に視線を落として小声で答える。話しにくいのだろう。
「……結婚する気もないのにお見合いしたって、どうしようもないのにね」
カチュアが縁談に乗り気でないのは、単に結婚願望がないわけではないとヴァイスは思っている。
ずっとカチュアを見つめてきたヴァイスだから、カチュアが誰かを思っている様子にも気づいていた。
その想い人までを知ることはできなかったが、おそらく弟に違いないだろう。
あの極度の姉弟愛なら、実は血の繋がりがないと知った瞬間に恋愛感情に変化してもおかしくはない。
「ま、仕方ねえだろ。お偉いさんってのは大変だなァ」
「……ね、ヴァイスはどう思う?」
「あン?」
今度はヴァイスが首を傾げた。
「何が」
「好きじゃなくても、国のためとか世継ぎのために……私が結婚したら、どう思う?」
348 :
338:2005/10/09(日) 12:57:19 ID:e8RhZwHN
嫌に決まっている。
片思いの相手に、恋愛感情もない者と契りを結ばれたら誰だっていい気はしないはずだ。
しかし、ヴァイスはどこか遠くの宙に視線を彷徨わせたまま「さあな」と呟いた。
自分はこの問題に言及する立場にない、と言わんばかりに。
「そんなの、俺がどうこう言って……」
「こっち見なさいよ」
静かな叱責が飛ぶ。さほど大きくない声には、不満というより寂しそうな色が混じっていた。
「こういう質問に答えるときくらい、人の目を見て話しなさい。あなたの悪い癖よ」
「……うるせえや」
カチュアの顔を見れば、きっと冷静でいられなくなる。
背中に視線を感じても、ヴァイスはあえて無視し続けた。
「お前が誰と結婚しようが、俺にゃ関係ねえッ。
好きな野郎のことばっか考えてないで、自分の結婚問題くらい自分で何とかしろよッ」
背後の彼女がぴくりと動揺したのが、なんとなく気配でわかる。
ああ、やはり焦がれている奴がいるのだ、と今さらながら確信した。
「好きな……って」
「どうせデニムだろ? よかったな、本当は弟じゃねえもんなあ」
今度は気配を探るまでもなかった。
一拍の間を置いてから聞こえた笑い声に、ヴァイスは何事かと振り返る。
彼女は心底おかしそうに、口元に手を添えて笑っていた。
「……なに笑ってんだよッ」
真剣に話をしていたはずなのに。むっとして尋ねる。
だって、と未だ笑ったままカチュアは言葉を紡いだ。
「デニムは弟よ? たとえ血の繋がりがなくても、父さんに一緒に育てられたんだもの。
……そっか、気づいてなかったのね」
349 :
338:2005/10/09(日) 13:03:20 ID:e8RhZwHN
何が、とヴァイスは困惑気味に返す。
結果的に合ってしまった目をそらせずにいると、カチュアはにこりと微笑んだ。
「私が好きなのは、ヴァイス。あなたよ」
「……何の、冗談だよ」
「女の子の真剣な愛の告白を、あなたは冗談に思うわけ?」
信じようとしないヴァイスだが、カチュアに気分を害した様子はない。優しい笑みを崩さずに続ける。
「私が女王に即位してから、あなたはずっと傍で支えてくれた。ううん、もっと前から……解放軍で戦って
いたころから、デニムや私を支えていてくれたわよね。なのに私、まだちゃんとお礼を言ってなかったわ」
ね? と、少し恥ずかしそうに上目遣いに見られ、何も言えなくなる。
こんな目でこんなふうに見られたことが、今までにあっただろうか。
彼女がこちらを振り向いてくれればいいのに、と夢見たことは何度もあった。
それがいざ現実になると、逆ににわかには信じがたくて。
やはりこれは夢なのではないかとさえ思えて、ヴァイスは固まってしまう。
「――ありがとう。あなたが大好きよ」
「……カ、チュア……」
そんなヴァイスの胸に、カチュアは飛び込んだ。
春風とは違うほのかに甘い香りが、ふわりと漂う。
カチュアが、自分を好きだと言ってくれた――喜びと驚きに固くなる腕で、ヴァイスはぎこちなく
その体を抱きしめた。
「俺も……お前が好きだ。ずっと好きだった……!」
今まで言いたくて、しかし躊躇し、結局言わずに呑み込んできた言葉。
それを口にすると、カチュアが嬉しそうに笑って顔を上げた。
そうして見つめ合い、自然に唇を重ねる。
夢ではないと、そのあたたかな感触が教えてくれた。
350 :
338:2005/10/09(日) 13:10:36 ID:e8RhZwHN
「……ねえ、もう一度訊くわ。
私が世継ぎのために好きでもない人と結婚したら、あなたはどう思う?」
「嫌だ」
今度は正直に、きっぱりと言い切った。
やっと思いが届いのに、ほかの男に取られるなど絶対に嫌だ。
もう彼女を離すまいと、強く強く抱きしめる。
「……そうなる前に、お前を俺のものにしたい」
心臓の鼓動が馬鹿に速くなる。
たとえば体力の続く限り全力疾走したとしても、ここまで心拍数は上がらないのではないだろうか。
落ち着け、とでもいうように緩く風が吹いたが、あまり効果はなかった。
「して」
囁くような声が、ヴァイスに訴える。
背中にまわった細い腕にも、彼を求めるように力がこもった。
「私をあなたのものに、して」
ぼっと体が熱くなった。
希望など持てないと思っていた事態が、急転していく。
感動と、戸惑いと、興奮と、緊張と。
一気に押し寄せたそれらすべてに心を揉みくちゃにされながら、ヴァイスは頷いた。
■
とりあえずここまでで。まだエロまでは少しかかります…すみません。
あ、347のヴァイスの台詞がちょっとおかしいですね。
×「〜どうだった」
○「〜どうなんだ」
でお願いします
やっぱりヴァイスは処刑されるのが似合うなとあらためて思った。
>>338 GJ! 続きも期待
にしても、デニムxカチュアでもデニムxヴァイスでもいいじゃねーか
10年も前のゲームなんだし、コテハンつけてもらって回避すれば済むことだろ。
801は専門の板があるのにエロパロ板に我執するとは、
これはまたたまらぬ池沼であるなあ。
久々にワラタ
朝鮮ヒトモドキ型腐女子だか朝鮮ヒトモドキホモ野郎は
日本語がろくに使えないから困る
(AAry
>>350 ヴァイスはやっぱり鬼畜が似合うと改めて思う
何というかそう簡単に懐柔される犬みたいな奴では無いので。
カチュアなら飼い慣らせそうな気もしないでは無いが
両者ともエゴイスティックかつヴァイオレンスな態度取るかと
>352
空気嫁マンカス
357 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 10:23:21 ID:Ml+UYG7t
自分的にはかなり良い作品。
めっちゃ続き気になる。
>>350 >>354 そろそろ専用スレ立てろよ。
そんなこと言ってるヒマあったら。テラワロス
そおかあ?簡単に懐柔されそうだが…。
強固な信念とかとは縁なさそうだし。
レジスタンス活動(とはとても思えんが)に身を投じたのだって
たんなる「レジスタンスしてる俺カコイイ」とか「ガルガスタン憎し」
ってだけでしょ? そんな野郎、簡単に懐柔できるって。
すぐ激発する単純な椰子だから、
感情の方向性さえ曲げてやるだけでいいし。
エサぶらさげときゃ勝手にくいつくだろ。
ヴァイスがその程度の奴に思われているとはな。
LNCどのルートでも奴なりに己の信念を持ってたんだが。
360 :
338:2005/10/11(火) 00:30:39 ID:R38hejLl
そういうわけで、カチュアを連れて部屋に戻ってきたはいいが。
(……どうしたもんかな)
改めて考えてみれば、すごい台詞を言ってしまったものだ。
ヴァイスは窓際に立って外を眺めながら、そわそわと腕を組みなおしたり頭を掻いたりしていた。
見慣れたはずの自分の部屋にいるのに、今だけは妙に落ち着かない。
むしろベッドに腰かけているカチュアのほうが冷静なくらいで(少なくともヴァイスにはそう見えた)、
照れているようではあるが静かに微笑んでいた。
「ヴァイス、屋上が好きなの? 暇なときはいつもあそこにいるじゃない」
「ん、まあ……いつもってわけじゃねえけど」
カチュアの手招きが視界の端に入って、ヴァイスも少し戸惑いながらベッドに腰を下ろす。
すぐ隣に彼女がいることが嬉しくもあり、なんだかむずがゆくもあった。
「探したのよ。部屋にいなかったから、きっとあそこだろうって思って」
「探した?」
「うん。……お見合いの人ね、優しくていい人だったんだけど……
でもやっぱり、あなたのほうがいいなと思ったの」
照れ隠しだろうか、膝の上に乗せた両手を開いたり握り合わせたりしながら言う。
ヴァイスはちらりと彼女を見下ろしてから、頬を掻いた。
「なあ。俺なんかでいいのかよ」
あまり自分を卑下したくはないが、つい言ってしまった。
何を今さらと、カチュアはころころ笑う。
「いいに決まってるじゃない。嫌ならこうなる前に断ってるわよ」
「いや、それはそうだけど」
「俺なんか、なんて言わないでよ。身分とか立場とか、そんなことは関係ないわ。
私はあなたが好きなんだもの、それでいいじゃない」
361 :
338:2005/10/11(火) 00:34:07 ID:R38hejLl
好き。
彼女の口から紡がれるその単語の響きに、ヴァイスは半ば陶酔しながら頷いた。
しなだれかかってくる肩を抱き寄せ、滑らかな髪を撫でる。
密着した体は、あたたかいのを通り越して熱いくらいだ。
肩に回していた手でカチュアの顔をこちらに向かせ、キスを交わす。
ん、とわずかに漏らされた吐息が艶めかしい。その艶に惹き込まれるように、彼女を求めて唇を吸う。
徐々に口づけを深くしながら、ヴァイスはやや不器用にカチュアの服を脱がしにかかった。
肩から、少しずつ露わになる白い肌。
まだ何もしていないのに、それを目にするだけでどきどきと胸が高鳴った。
「ヴァイス……」
カチュアを、そっとベッドに横たえる。白いシーツの上に長い髪が広り、細い四肢がすらりと伸びた。
晴れていれば、この裸体は月明かりに映えてもっと美しく見えただろう。
残念だが、それでも彼女の魅力は充分すぎるほどにある。
「綺麗、だな」
しばらく見惚れてから、黙っているのも変かと思って、つっかえ気味に言葉を搾り出した。
カチュアは頬をほんのり赤く染めて、ありがとうと嬉しそうに頬を緩め、
「でも、言い淀んだのは何?」
しっかり指摘した。
悪戯っぽく尋ねられたので、ヴァイスもまた悪戯っぽく返す。
「いや、一応そういうお世辞も言っといたほうがいいのかなって」
「あ、ひどい。ヴァイスの馬鹿ッ」
カチュアは唇を尖らせた。
少しだけ緊張が解れたような気がして、ヴァイスは笑いながらその愛らしい唇に口づけを落とす。
「冗談だって」
女王の座に就いても、やはりカチュアはカチュアだった。
こんな他愛のないやり取りも以前と変わらず交わすことができて、それが嬉しい。
362 :
338:2005/10/11(火) 00:37:37 ID:R38hejLl
服を脱ぎ捨てたヴァイスは、カチュアの上に覆い被さった。
「優しくしてよね……私、はじめてなんだから」
「わ、わかってるよ」
声が上擦る。俺だってはじめてだよ、今だって実はけっこう不安なんだよと文句を言いたくなるが、
そんなことで言い争っても仕方がない。
ヴァイスは咳払いをして、改めて彼女の全身に視線を落とした。
ガラスのように澄んだ瞳、可憐な赤い唇。豊かに伸ばされた艶やかな髪。
無駄な肉のない、それなのにふっくらと女性らしい丸みを帯びた、均整のとれた肢体。
見れば見るほど美しくて、ため息が出そうだ。
「……カチュア……」
無意識的に名前を呼ぶと、彼女は恥ずかしそうに目を細めて、そしてゆっくり瞼を閉じた。
彼女は自分を待っている。ヴァイスはごくりとつばを飲んだ。
内心は恐る恐る、けれど表面上は冷静さを装いながら、裸の胸に手を伸ばす。
「んッ」
カチュアの肩が、ぴくりと震える。
はじめて触れた女性の乳房は、思った以上に柔らかなものだった。
それなのにしっかりとした弾力があって、確実に押し戻してくる。
今までに経験したことのない、何ものにも代えがたい甘美な感触。
(すっげ……)
感嘆の一言は胸中に留め、ヴァイスはカチュアの胸を弄り続けた。
最初は優しく、というよりも腫れ物に触るような手つきだったが、愛撫はだんだんと激しさを増していった。
比例するように、カチュアの息も荒くなっていく。
もっと、もっと彼女の乱れる姿が見たい。
ヴァイスの指が豊かな胸の、ある一点に向かって伸びた。
「……ッあ!」
363 :
338:2005/10/11(火) 00:42:16 ID:R38hejLl
自己主張を始めている桃色のそこをつまむと、カチュアが一際甲高く喘ぐ。
ヴァイスはどきりとして手を止めた。
「あ、えっと、悪ィ、痛かった……か?」
「んんッ……ちが、う……の」
カチュアは弱々しく首を振る。瞳を潤ませて恥じらう姿が、なんとも愛らしかった。
「違うから、や……やめないで……」
やめて、なら考えものだが、やめないでと言われればヴァイスに否はない。
再び胸を弄りながら、唇をカチュアの身体に這わせていく。
額に、頬に、首筋に、鎖骨に。唇は少しずつ下っていき、最後に右胸に辿り着いた。
カチュアの官能的な喘ぎ声に後押しされるように、唇で突起をつまみ、舌でなぶり、夢中で貪る。
もう片方の胸は、空いている手で執拗に撫でまわした。
「カチュア……」
「あ……あッ、やあ、ヴァイス……もっと……!」
ヴァイスに身を任せ、先を先をと懇願するカチュア。
そんな姿を見ていると、不思議な優越感に浸る。
考えてみれば、優位に立っているのはいつも向こうだった。
たった二つの年齢差は意外に大きく、子どもの頃はいつもヴァイスがカチュアを見上げていて。
やがて身長で追い越しても、しっかり者の彼女が相手では一向に敵わなくて。
そして、今やカチュアは一国の主である。
男として情けなかったが、ここに来るまでどうあがいても立場をひっくり返せなかった。
それが今は、多少不格好ながらも自分が彼女をリードしているのだ。
愛を乞い、行為の先をせがみ、自分の愛撫でこんなにも乱れる憧れの人。
全身がぞくぞくとして、いっそう思慕の情が募る。
そして、このあられもない姿を知っているのは自分ひとりだけなのだと思うと、
独占欲までが満たされていくのを感じた。
364 :
338:2005/10/11(火) 00:46:07 ID:R38hejLl
ここでまた一度切ります。
Lのヴァイスに限って言えば、個人的には
「なかなか素直になれない不器用なひねくれ者」ってイメージがあります。
彼の印象は人それぞれで、どのルートが好きかによっても違いが出そうですね。
鬼畜はやっぱりCが一番似合うような…
カチュアが優し過ぎると何となく…(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
>>358 簡単に懐柔される奴ならNルートで処刑されてないし
Cの凶悪ヅラも無い
あの反抗ぶりは家出への激しい欲求と野心でエネルギー余ってる証
餌があろうが、それを盾に押さえつけられたら
余計に反発した挙句どっかへ逃げるだろうね
簡単に乗せられる奴という印象はある>ヴァイス
色々面倒なことまで考えるデニムとは
幼馴染でもなければ本来合わない性格だったんじゃなかろうか。
デニムがあっさりウォルスタの理想に熱中しちゃったとき
ヴァイスとの立ち位置がすっかり反転したのは反面教師か?
Cルートですらバルマムッサの無気力市民を「死人」だと自分に言い聞かせてたぐらいだし、
本音は汚いことなんかしたくないんだろ。
368 :
名無したん(:2005/10/12(水) 02:21:28 ID:bNKDSdt3
ヴァイスはレオナール並みの切れ者だよな
Cデニムは何もできず状況を悪化させていたのに
Lのヴァイスはネオウォルスタ作って公爵の策を妨害できたんだからな
何より、アロセールをどうやって調教したんだろうな。
アロセールはああいう理想をいびつな形でも即行動する男にくらっと来るんだよ
>>368 ヴァイスの足跡。
■初期レベル
デニムは1
ヴァイスは2
■2章にて
デニムはCルートで368のように何もしていない。Lでは公爵の犬(裏切るけど)。
ヴァイスはCルートでは情報を流してデニムを追い詰め、
Lルートではご存知組織一つ立ち上げてリーダーになった。
(デニムですら神竜騎士団長になれたのは公爵の支援があったのに!!)
■3章にて
デニムはCルートではまた無為無策に。Nルートは状況をわきまえずオズを殺してたりする。
Lルートではヴァイスの支援があったためかようやくリーダーとして熟成。
ヴァイスはCルートではもう神レベル。何せあのランスロット・タルタロスを追い詰めた!!
デニムが邪魔しなければ……。
Nルートはそりゃあ怒るよな。いきなり手の平返されちゃ。
Lルートヴァイスも神レベル。枢機卿打倒、ライム奇襲と数々の策が冴える。
ザエボス相手にタンカをきるのもカッコイイ。
だが、やはり実務能力を超えたスケールのでかさでは
デニム>ヴァイスで、当のヴァイスも心の奥底では分かってたんだろう。
だからこそ敵対したCNルートではずっと敵意むき出しで、
和解したLルートでは片腕として支えていたのだろう。
ヴァイスが処刑されたことを聞いたのは、
それから2日後のことだった・・・
C⇒N⇒Lとやったのでヴァイスの豹変振りに感動した。
ライム炎上でのデニム×ヴァイスから、
バルバス×ハミルトンの一連の流れは最高に燃えたよ。
375 :
338:2005/10/16(日) 00:19:38 ID:sa7Qb1N3
雑談の流れを切るようで申し訳ないですが、ヴァイス×カチュアの続きを投下します
「はあ、は……ああ、んッ」
カチュアはシーツをきつく握り、何かに耐えているように見えた。
恍惚とした表情をしているので、痛みではなさそうだ。
ならば気持ちよくなってるんだ、と考え、そっと彼女の下半身に掌を滑らせる。
「ふ……ッ」
その秘所はすでにしっとり湿っていた。
指に、熱い空気がまとわりつくような感覚を覚える。
茂みの奥の秘裂をなぞると、濡れた音がいやらしく鳴った。
「カチュア……すげ、濡れてる」
「やあ、ばかッ……あ、そんなこと、言わないでよ……」
カチュアは赤みがかった頬をさらに赤く染めて、泣きそうにか細い声で抗議する。
べつにそんなつもりはなかったのだが、羞恥に悶える彼女には男心をそそるものがあった。
「悪い」と反射的に謝りながらも、その姿に欲情して何度もそこをなぞると、呼応するように
甘い声が返ってくる。
窪みに当てた人差し指の動きを止めて、ヴァイスは口を開いた。
「カチュア、……指、入れるぞ」
カチュアが頷いたのを目で確認してから、指を入れてみる。
中は驚くほど熱く、ぬめっていた。
ここに自分の昂ぶりが入っていくのだ。想像するだけで興奮する。
だが、それを挿し入れるには、この道は少々狭すぎるような気もした。
「力、抜けよ。力んでると痛いぜ、……たぶん」
「……わか……てる、けどッ……」
376 :
338:2005/10/16(日) 00:23:10 ID:sa7Qb1N3
勝手に入ってしまう力を緩めるというのは、言うほど簡単な作業ではない。
顔をしかめるカチュアの苦痛を、どうにかして和らげなければ。
ヴァイスは少し考えてから、彼女の穴の上、充血してぷっくりと膨れた突起を指の腹でこすった。
「ひああ!」
悲鳴じみた嬌声が響いた。熱い壁がうごめき、蜜が溢れ出す。
この動きに乗じて、ヴァイスは中を解すように指を押し進めたり掻き混ぜたりしてやった。
そのたびに素直に声を上げ、身を震わせる彼女が可愛らしい。
淫らな声を聞き、悩ましい姿を眺めているうちに、いよいよもって
ヴァイスは下半身の疼きを堪えきれなくなった。
「やべ……カチュア、俺、もう我慢できねえ」
大きく膨れ上がったヴァイスの雄からは、すでに先走りがこぼれている。
カチュアはちらりとそちらに目をやって、少し恥ずかしそうに息を漏らしたが、
やがて小さく頷いてヴァイスの首に腕を絡めた。
「ん、来て」
ひしと抱きしめ合い、啄ばむようにキスを交わす。
それからヴァイスは自身を、ひくひくと震えるそこにあてがった。
女性ははじめての場合、激しい痛みを感じるものだそうだ。
どこで誰に聞いたかは忘れたが、そんな知識が脳裏をよぎる。
「い、行くぞ」
「うん」
「あの、痛かったら、ちゃんと痛いって言えよ」
「う……うん」
377 :
338:2005/10/16(日) 00:26:42 ID:sa7Qb1N3
一瞬、カチュアの表情が不安にかげる。
ヴァイスは彼女の頬を撫でて、力を抜けよともう一度忠告してから、慎重に己を挿し入れた。
「いッ……!」
甘く響いていた彼女の声が一変した。
眉根にしわが寄り、身体は強張っている。
呼吸をするのも苦しそうな、そんな印象を受けた。
「痛いか?」
「痛い……わよ、そりゃ……ッ」
あっさりと素直に答えるカチュア。
当たり前でしょ、と憎まれ口を叩くのは、本当は彼女なりの優しさなのかもしれない。
変に「痛くない」と頑固に言い張られるより、余計な心配をせずにいられる。
もちろん、まったく心配しないわけではないのだが。
「でも、平気……大丈夫だから」
強がりに、ヴァイスはあえて何も言わずに頷いた。
そのまま、少しづつ埋めていく。
く、と声が漏れた。
歯を食いしばるカチュアには悪いが、どうしようもなく気持ちがいい。
「か、カチュア……」
「んッ……あ、ううッ……」
女のカチュアが感じている痛みがどういうものなのか、男のヴァイスには想像もつかない。
ただ、無理やり押し進めてはいけないと思ったヴァイスはのろのろと、時には
動きを止めるくらいのスローペースで自身を押し込んでいく。
ゆっくり、ゆっくりと――と。
びくん、とカチュアの身体が大きくわなないた。
378 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 00:27:17 ID:S4yWZISj
最近ケツ毛がもっさりしてこまるんだけど
379 :
338:2005/10/16(日) 00:32:55 ID:sa7Qb1N3
「…………ッ!!」
破瓜の瞬間を迎え、声にならない声を上げるカチュア。
見開いた目を、次にぎゅっとつぶる。
それを見てようやく彼女の身に起こったことに気づき、ヴァイスは痛みに歪む顔を覗き込んだ。
「お、おいッ」
「だいじょ、ぶ……、だってば……お願い、続けて……」
きっと叫びたいくらい痛いはずなのに、なぜかカチュアは笑顔を作っていた。
「カチュア?」
「……ふふ……これで、ほんとに私、あなたのもの……ね」
俺のものにしたい、という自分の言葉。
あなたのものにして、という彼女の言葉。
自分で言い出しておきながらすっかり忘れていたやり取りを思い出して、ヴァイスは苦笑した。
「……ああ」
汗で湿ったカチュアの前髪を払いのけ、表れた額に口づけを落とす。
涙目で、しかし痛みを堪えながらくすぐったそうに頬を緩ませるカチュアも、
キスをねだるようにヴァイスの頬に手を伸ばした。
今度は唇を重ね合わせる。
触れたカチュアの唇は、少し震えていた。
「カチュア、……好きだ」
「ありがと……私も、愛してる……」
愛を囁き合い、笑い合って。
続けるぞ、というヴァイスの声にカチュアが頷いたのが合図となって、ふたりは再び
甘い情事に溺れていった。
ここで切ります。まだずるずる続きますが…
>>371 俺はそこまでヴァイスを高く買っていないけどね・・・。
CルートヴァイスはLルートデニムと同じて、典型的な「祭り上げられたガキ」だろ。
所詮身の程知らずだから、3章ラストで後先考えない謀反を起こして自滅した。
「デニムが邪魔しなければ・・・」なんて実際にヴァイスが感じていそうな被害妄想だわ。
欲を突っ張らせて国や組織を売っ払う裏切り行為に、邪魔が入らないわけないだろう。
タルタロスの靴を舐めるんじゃないかって勢いで命乞いした小僧は神には見えんなあ(苦笑
万一、事良くタルタロスを殺せても走狗は煮られる。お調子ガキの最後なんてあんなもんだ。
Lルートデニムが2章ラストでレオナールに斬られかけたシーンと割とそっくりだったな。
CルートデニムとLルートヴァイスも大して変わらん。
体制に歯向かって成長していったな。辿った経緯の違いは性格の違いだと思うが。
後はバルマムッサでウォルスタ軍に残った連中の対処の違いが影響してた。
何だってLルートではヴァイスが虐殺の犯人に仕立て上げられなかったんだろうな?
真相を知るヴァイスが逃げ出すのに、構わず見逃すレオナール&Lルートデニムにはかなり呆れたっけ。
俺もお尋ね者にされることなく、のびのび対抗勢力作るルートを味わいたかったぞ。
そうすりゃもっと早くアロセールと合流できたかもしれないのに・・・(←本音)
>>380 >>何だってLルートではヴァイスが虐殺の犯人に仕立て上げられなかったんだろうな?
俺もそこは酷い手抜きに感じたなぁ。
ヴァイスに無実の罪を着せなかったり、
市民の虐殺に加担しなかったりと、
Lデニムは適当に「手を汚さなくて済む」
救済処置が施されてたと思う。
バルマムッサで「虐殺OK」の選択肢を選んだのなら、
その後の戦闘は「逃げまとう無抵抗の市民を皆殺しにする」
を3回に分けてやる位にしたって良かったのに。
(マップとか市民の数とか、どんどん難易度が上がっていく)
おいおい
ゲーム板で語れよ糞が
ここはエロい話するとこな?
理解できる?
つまり、虐殺のついでに女を
強姦すればいいってことだな?
バルマムッサにてレオナール×アロセール×デニム
デニムと合流する前にニバス先生を襲おうとして返り討ちあんど
レイプにあうオリアス。
ボード砦でテンプルナイトたちに輪姦された後、
地下牢で調教されて廃人になってしまうセリエ。
387 :
338:2005/10/24(月) 02:45:15 ID:nNvkP6uy
ヴァイス×カチュアの続き投下します。今回で最後です。
腰を動かしながら、ヴァイスは己の昂ぶりを深く沈めていく。
カチュアは呻き声をこらえているようだったが、次第にその顔に少しずつ恍惚の色が戻ってきた。
わずかに開いた唇からも艶っぽい声が漏れ始めている。
つらそうな表情を見た後だけに、ほっとした。
「カチュア」
「ん……、なに」
すべて収まったところで、一旦動きを止める。
かすかに震える細い体を抱きしめると、彼女もしがみつくように抱き返してきた。
「動かすから、な」
「……うん」
カチュアを抱きとめたまま少しずつ、ゆっくり腰を動かす。
ああ、と漏らされた高い声は悲鳴にも歓喜のため息にも聞こえたが、狭い道の奥からは
潤滑液がとめどなく流れ出てくる。
今まで味わったことのない最高の快楽の前に、ヴァイスの体はぞくぞくと打ち震えた。
ベッドの軋む音と、いやらしく湿った音を伴いながら、いきり立った雄が何度もそこを往復する。
「ふ……あ、はあッ、や……」
背中の、カチュアの手がまわされた辺りに痛みが走ったような気がした。
が、そんなことはどうでもいい。
「くうッ……あ、カチュアッ」
抽送が、ヴァイスに確実な快感をもたらしてくれる。
律動は徐々に勢いづき、速くなっていった。
官能の大波に追い立てられ、一心不乱に腰の動きを繰り返す。
もはや、カチュアを気遣う余裕も波の向こうへ消えかけている。
388 :
338:2005/10/24(月) 02:46:57 ID:nNvkP6uy
「あ、ヴァイスッ! ああ、ふあああ……ッ」
ただ、縋るように名を呼ぶ声が、ぎりぎりのところで彼の理性を繋ぎとめていた。
彼女にまた何か異変が起これば、残った自制心を総動員させて動きを止めなければ。
実際、この快感に前に即座に抗うことができるかは今ひとつ自信がないが、それでも一応
心構えだけはしておこうと思う。
もっとも、それは杞憂に終わるようだったが。
「んああッ……も、だめえッ」
まるで泣くような声音で、カチュアが限界を訴える。
最後のときが近づいているのはヴァイスも同じだ。
その瞬間に向かって、求めるようによりいっそう強く、激しく突き上げる。
「やあ、あああああッ!」
先に果てたのはカチュアだった。
全身を強張らせ、ひときわ甲高い声を上げる。
その瞬間に一段と強い締めつけに襲われ、ヴァイスも己の限界を感じた。
「く……カチュア、俺も、もうッ」
慌てて腰を引こうとする。
が、カチュアがそれを引き留めた。
緩みかけた抱擁を解こうとせず、いやいやと首を振る。
「い、いいのッ、中に……お願い、中に出して……」
「――ッ!」
華奢な腕を振り払う余裕もなかった。
何かが弾けたように、頭が真っ白になって。
彼女の言葉通り、ヴァイスは己の欲望すべてを、カチュアの中に注ぎ込んだのだった。
389 :
338:2005/10/24(月) 02:49:50 ID:nNvkP6uy
■
外は、いつの間にか雨が降っていた。雨粒が絶えず窓のガラスを打ち続けている。
そんなことにも気づかないほど、彼女に夢中になっていたようだ。
「…………」
ヴァイスは小さく息を吐いた。
隣にぴったりとくっついているカチュアの髪を、指先でさらりと梳く。
と、閉じられていた瞼が、ゆっくりと開いた。
「あ、悪い。起こしちまったか」
「ううん、寝てなかったから」
とろんとした目がこちらに向けられる。
眠ってはいなかったが、事後の余韻に浸ってうつらうつらしていたようだ。
穏やかな笑みでまっすぐに見られ、なんだか気恥ずかしくて、話題を探しながら頬を掻く。
「あー……えーと。中に、出しちまったな」
「そうね。責任、とってね」
重い言葉があっさりと、しかし悪戯っぽく飛んできた。
何かを期待しているような眼差しを感じる。
ヴァイスは目を合わせずに、わざとらしくため息をついた。
「あーあ。俺に務まるかなァ、鬼嫁の旦那」
「ちょっと、またそんなこと言うのッ?」
言われた彼女が目角を立てて枕を振り上げる。
こもった音を立てて、その枕がヴァイスの顔面に直撃した。
いってえ、と鼻を抑えると、隣のカチュアがきゃきゃっと笑う。
一時は険悪な敵対関係さえ築いたふたりが、こんなふうに戯れあう日が来ることを誰が予想できただろう。
390 :
338:2005/10/24(月) 02:52:57 ID:nNvkP6uy
「デニム、帰ってきたら何て言うかしら?」
「さあ」
あの親友は、ヴァイスの秘めた想いなどまるで気がついていないように見えた。
いや、案外すべてお見通しでいて、「こうなると思ってたよ」なんて涼しい顔をして言うかもしれない。
腹の立つ奴だと、自分で勝手に想像しておきながら苦笑する。
その苦笑いを疑問に思ったのか、カチュアの両目が不思議そうに丸くなった。
「俺、威張る」
「え?」
「俺はお前の義兄貴(あにき)になるんだって。お前より目上なんだよ、ってデカい顔してやる」
真面目な顔で宣言すると、カチュアが吹き出した。
笑うなよ、と文句を言ってもまるで効果はない。
何がそこまでおかしいのかと呆れるくらい笑いつづける彼女を見ているうち、なぜか自分まで
おかしくなって、ヴァイスも我知らず頬を緩めた。
些細なやり取りがこんなに楽しいのは、きっと一緒になって笑い合えることが幸せだからだろう。
一緒に――そうだ。今度はひとりでなく、ふたりで一緒に屋上へ登ってみようか。
見える景色も感じる風も、どこか違うかもしれないと、ふと思った。
■
以上で終了です。長々とすみません。
お付き合いくださってありがとうございました。
>>385 それもありがちだけど投下されてないね
…と思ったんだが…
お前単にレイプという三文字書きたいだけちゃうかと。
>>390 GJ!
正直純愛系作品はキライなので何とも言えませんが、
あなたの仕事をやり遂げる姿勢に敬意を表します!
393 :
名無したん(:2005/10/25(火) 00:02:22 ID:ybIKYqVI
死者の宮殿へ調査に行ったが石化あんど
レイクにあうファルファデ。
394 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/26(水) 22:32:49 ID:o9Vlgxvv
>>390 乙&GJです!!
さわやかな読後感が素敵!気分が暖かくなりますね☆
次はデニムとカチュアの激甘ラブラブ物よろしく
クレアたんハァハァ
397 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 00:12:36 ID:7ahkiCv7
>390
お疲れ様です。これすっごくイイ!!
一番冒頭の
>ハイム城の屋上で感じる風が、ヴァイスは好きだった。
とか、「作品」の域じゃないですかッ!
398 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 18:23:49 ID:VE+BNyli
タクティクスオウガのガイドラインchapter3より転載
デニム
「ウソだッ!そんなわけあるもんかッ!
僕がバクラム人だって?・・・ハン!そんなバカなこと・・・・・・!
僧侶オリビア
「落ち着いてください。
よく思い出すのです。貴方は幼い頃、プランシー様とごいっしょにハイムに住んでいたのですよ。全裸で。
デニム
「おまえはウソつきだッ!!!
僧侶オリビア
「幼い貴方は、よくモルーバ様のお屋敷に遊びに来ていました。全裸で。
デニム
「まだ、言うかッ!!
僧侶オリビア
「貴方の相手を全裸で務めたのはモルーバ様の娘の四人姉妹だった・・・。
デニム
「!!
僧侶オリビア
「特に仲の良かったのは同い年の娘・・・。
ある日、水辺で遊んでいた貴方とその娘は、深みにはまってしまいおぼれそうになったわ。全裸で。
デニム
「全裸で!?
イイヨイイヨーw全裸杉GJ
と、全裸に近いかっこうでレス
400 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 22:20:14 ID:GgwgeTTU
>399
「全裸で!?
半裸で!
僕にこの手を汚せと言うのか!
404 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 13:14:52 ID:FH9BK7jz
タクティクスオウガのガイドラインchapter3より転載
姉、さんとしようよっ!2
開発:かのぷうそふと 定価:7,800ゴート(税別)
ゴリアテの教会で育った主人公・デニムは、
養子として引き取られた義理の姉・カチュアに可愛がられて幼少時代を過ごした。
父・プランシー神父はデニムの軟弱な精神を鍛え直す為に、
彼を友人である古都ハイムのフォリナー家へ約10年も預けたり、
戻ってくれば、2人で武者修業の旅に出たりと連れまわす。
そして、旅に出てから約1年後――。
デニムは全ての修行を終え、1人前の男と認定されて帰ってきた。
ようやくゴリアテでの永住が許可されたのである
そのデニムにとって、少年〜青年時代の育ての姉ともいえる
セリエ、シェリー、システィーナ、オリビアが隣に引っ越してきた。
4人は可愛い弟のデニムに何かと接触してくる。
またカチュアも相変わらず、甘々なやり方でデニムをかまう。
新たな姉さんたちの参入で、姉ライフはその密度を増していく。
Hな誘惑・甘やかし・罵倒……5人の姉から様々な形で
構われ続けるデニム。弟の気持ちは、いったいどの
姉さんに向くのか?それとも欲張って全員まとめて?
決めるのはプレイヤー次第……
じゃ、とりあえずヴェパールで
406 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 21:44:10 ID:AyODMxoo
デニム×ヴァイスかカノ―プス兄貴×デニムキボンw
407 :
姉、さんとしようよ!?:2005/11/05(土) 23:36:42 ID:uNIjXUA5
オープニング
物心付いて6分の1世紀・・・。
主人公デニムは幼い頃ハイムのフォーリナー家に預けられ、
またゴリアテのパウエル家に連れ戻されて、5人の姉に可愛がられ過ごした。
さらに父親によって武者修行の旅に駆りだされ1年、一人前の男になっていった。
そして一人前の男としてハイム、フォーリナー家の4人の姉のもとに帰還したのである。
それを彼最大の味方にして敵、最強の姉カチュア・パウエルが追う・・・。
姉、さんとしようよ!TO「めぐり愛・姉編」
408 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 23:41:04 ID:uNIjXUA5
僕はデニム・パウエル 17歳だ。
父親の厳しい修行の旅から無事帰還、今は幼い日を過ごしたハイムのフォーリナー家にいる。
これで僕も一人前、幼馴染の4人の姉達と幸せな時間を過ごすはずだったんだけど・・・。
カチュア「デニム〜〜、起きて〜〜!!朝ご飯だって!
カチュア「ほ〜ら、起きなさい!朝ごはんよ。
何故か家にもう一人の姉がいる。
カチュア「ほら!いつまで寝てるの!もう起きないと!!
デニム「う〜ん姉さん、まだ早いよ・・・。
毛布を剥ぎ取られた所でようやく体を起こした。
目の前にそのもう一人の姉、カチュア姉さんがいる
デニム「まだ寝てたいよ・・・。
カチュア「駄目よ、人の家でいつまでも寝てるわけにいかないでしょ。起きて!
そう、幼馴染の姉さん4人と水入らずで過ごすはずが、
10代を一緒に過ごしたカチュア姉さんが僕を追ってついてきたのである。
デニム「わかった、起きるよ。
姉さんが渡してくれた服を受け取り、目の前で着替えた。
もう一人前のつもりなのだが、姉さんはなかなか認めてくれない。
いつまでも子供扱いする。
そこが嬉しくもあり、またわずらわしい所なのだが・・・。
カチュア「さあ、行きましょう!
409 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 23:50:30 ID:uNIjXUA5
姉さんにうながされ部屋を出る。
この屋敷で唯一、カチュア姉さんだけが赤の他人だ。
カチュア姉さんは僕がゴリアテのカチュア姉さんの所に戻らず
ハイムの4人の姉のところに戻った事を知って、一人追いかけてきた。
僕を自分の所へ連れ戻す気でいるらしい。
普段は人見知りするくせに、ずいぶん大胆な事をしたものだ。
気が付けば居候でこの屋敷の住人になってるんだけれど、
それでも姉さんが他の姉達ともう一つ距離を置いている事に僕は気付いていた。
早く仲良くしてくれるといいんだけれど・・・。
カチュア「オリビアさん怒ってないといいけど。
オリビアはこの家の一番下の姉さんだ。
僕より半年年上で、家事全般を仕切っている。
幼い頃を過ごした僕は4人の姉達の性格も、姉達が自分を弟だと思ってくれていることも、よく
知っている。
少々遅れたって怒られないんだけどなあ。
姉さんに手を引かれながら僕は食堂に降りていった。
410 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 00:09:32 ID:rOe/JXsb
オリビア「おはようデニム!カチュアさん。
デニム「おはよう〜〜。
朝から元気なのはオリビアだ。彼女は焼きたてのパンを持って給仕している所だった。
姉さんと並んでテーブルにつく。
システィーナ「おはよう。
セリエ「おはよう、デニム。
既に席についていた2人の姉が声をかけてくる。
システィーナ姉は大学生、セリエ姉さんは弁護士だ。
と、いっても大学は今夏休みなのだが・・・。
デニム「シェリーさんは?
システィーナ「毎晩遅くまで遊び歩いてるシェリー姉さんはまだ寝てるわ。
システィーナ姉が答える。
セリエ「システィーナ、説明口調よ。
オートミールをすすりながら、セリエ姉さんが注意をした。
オリビア「カチュアさん、ジャム何にします?
カチュア「マーマレード、もらえるかしら。
オリビアが姉さんにマーマレードを回した。
オリビアはいつも気がきく。
彼女なりに気を使ってくれているのだが、カチュア姉さんはなかなか打ち解けようとしてくれない。
こういう朝の会話に、もっと入ってきてくれたらいいんだけどなあ。
セリエ「シェリーも頭はいいのに、もう少し慎み深くなってくれるといいんだけど・・・。
この家の主、セリエ姉さんがつぶやく。
セリエ「それじゃあ、私行くわ。システィーナ、勉強を怠らないように。
システィーナ「わかってるわ、姉さん。
オリビア「セリエ姉さん、いってらっしゃいませ。
セリエ姉さんが出て行った。
411 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 00:20:14 ID:rOe/JXsb
シェリー「ふわ〜、おはよう・・・。
ほとんど入れ違いに、シェリーさんが食堂に入ってきた。
オリビア「シェリー姉さん、おはようございます。パンでよろしいですか?
シェリー「二日酔いがまだ抜けないの。濃いコーヒーだけちょうだい。
オリビア「わかりました。
シェリーさんが僕の隣に座る。
案外彼女は、セリエ姉さんが出て行くのを見計らって出てきたのかもしれない。
シェリー「おはよう、デニム。カチュアさんも。この家に来て7日だけどそろそろ落ち着いたかしら?
デニム「うん、大分。
隣でカチュア姉さんもうなずいた
シェリー「あ、ありがと。
シェリーさんがオリビアから受け取ったコーヒーを啜る。
お洒落するとびっくりするほど綺麗なのに、すっぴんの顔はなんだか疲れた感じだ。
いや、よく見ると案外無防備で別の色気が・・・
ガンッ!
デニム「いてッ!
オリビア「大丈夫ですか?
デニム「う、うん、大丈夫。ちょっとぶつけただけ。まだ寝ぼけてるみたいだ・・・。
痛むすねをさすりながら、食事を続ける。
横目で見るとテーブルの下で僕を蹴ったカチュア姉さんが、怖い顔で僕を見ていた
デニム「あ、ホント大丈夫だから・・・。
まだ心配そうなオリビアに笑顔を返し僕らは食事を続けた。
カチュア「よその人なんだから、あんな目で見ちゃダメよ!
食後、食堂を出たところでカチュア姉さんが注意してきた。
デニム「わかってるよ。
僕は足早に去ろうとする。
カチュア「あとシスティーナさんもそうだろうけど、あなたも遊んでないで勉強しないと。
デニム「わかってるってば!!
姉さんが僕のそでを引っ張った。
カチュア「ねえ、いつまでもこの家にいないで、ゴリアテに戻りましょう・・・。
姉さんと目が合う。訴えかけるように姉さんが僕を見ている。
デニム「変なこと言わないで。ここは僕の家なんだ。姉さんと同じように、あの人たちは僕の家族なんだよ。
カチュア「だんだん私から離れていくのね・・・。
まだ何か言おうとする姉さんを振り切って、僕は部屋に戻った。
412 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 00:22:23 ID:rOe/JXsb
さて
Who choose ?
1.セリエ
2.シェリー
3.システィーナ
4.オリビア
(注)このゲームはシナリオ分岐しません。
各姉のストーリーは同時並行で進みますので選択肢は気楽に選んでください。
他の姉の経過で展開が変わる事はないのでご心配なく。
んじゃあんまり無いからシェリー。
414 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 01:30:22 ID:DawnWZfs
一つ言い忘れ。
ベタな純愛?シミュレーションを想定してるので
各キャラ3段階あってHが入るのは2段階目以降になります。
ムダに長くてすみません(冷汗)。
気楽に読んでください。
415 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 01:35:35 ID:DawnWZfs
シェリー@
シェリー「あらデニム、どうしたの?
僕がドアを叩くと、まだ寝ぼけ眼のシェリーさんがでてきた。
シェリー「いいわ、入って。
招かれて彼女の部屋に入る。
部屋には脱ぎ散らかした衣類や雑誌、お菓子などが乱雑に散らかっていた。
シェリー「私まだ眠いの、何の用?
シェリーさんはそのままベッドに入ると物憂い声で尋ねる。
デニム「いや、用って程のものじゃ・・・。
シェリー「ふ〜ん・・・。
僕が言いよどむとシェリーさんは寝起きの顔でこちらを見てくる。
シェリー「じゃあ、私寝るわ。お休み。
横になってしまった。
あきらめてそのまま部屋を出ようとしたところで、シェリーさんが呼び止めてきた。
シェリー「ああそうそう、あなた掃除できる?
デニム「得意・・・というほどじゃないけど一応。
シェリー「じゃあ、良かったら私が寝ている間この部屋掃除してくれない?
・・・掃除ですか(苦笑)。
でもまあ女性の部屋を好きに掃除できるなんて、悪くないかもしれない。
デニム「わかった、やっておくよ。
シェリー「ありがと。オリビアに頼んでもやってくれるんだけど、
あの娘必ず『姉さんご自身の部屋はなるべく自分で掃除してください』って言うのよ。
んじゃ、まあ、お願いね。
416 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 02:08:07 ID:DawnWZfs
シェリー「ああデニム、あと掃除するならベッドの下もお願い。
私片付けるの面倒でつい押し込むクセがあるから。しばらくいじってないし頼むわ・・・。
シェリーさん人使い荒すぎ!(苦笑)
シェリーさんはそれだけ言うと毛布をかぶって寝てしまった。
シェリー「・・・zzz
さて、はじめますか。
とりあえず床の衣類をまとめ、箒でじゅうたんの上を掃いた。
うわ、結構汚れてら。
窓を開ける。小テーブルの上のお酒を片付けた。
目に見えるところを一通り済ませ、ベッドの下に箒を入れる。
出てきたのは着古したシャツ、食べかけのスナック、男性の裸体を描いた雑誌、
ホコリまみれの黒いパンティ、張り型、ガーターベルト、使い終わったティッシュの山・・・。
・・・あの〜、シェリーさん、僕は健康な成年男子なんですけど。
あなたさりげなく誘惑してませんか?
シェリー「・・・ZZZ
417 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 02:13:43 ID:DawnWZfs
オリビアが嫌がるわけだ。
ポケットに入れたい思いをこらえ、黒いパンティを洗濯物の山に放り込むと、
箒をさらに奥に差し込んだ。
その先に光るものが引っかかる。
デニム「これは・・・
ロンバルディア・・・。
・・・な〜んてまさかね。出たきたのは・・・。
デニム「これは・・・イヤリング・・・?
と、シェリーさんが飛び起きて僕の手からそれをひったくった。
シェリー「どれどれっ?あーこれこれ!探してたのよ、デニム!
これどっから出てきたの?
デニム「べ、ベッドの下・・・。
シェリー「ラッキー、デニム、あなた最高!!
彼氏からのプレゼントなくして困ってたんだ〜。
そんな大事なもの、無くさないで下さい!!
シェリーさんがギュ〜〜!!っと僕の顔を抱きしめてくる。
ノ、ノーブラ・・・。
パジャマ越しに分かる女性特有の突起の感触に僕はドギマギしたが、
シェリーさんはかなり長い事僕を抱きしめていてくれた。
418 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 02:24:25 ID:DawnWZfs
シェリー「へ〜え、大分片付いたわね。これみんなベッドの下から出てきたの?
デニム「そ、そう・・・。
シェリー「じゃあ、これとこれとこれ、戻しておいて。
僕に張り型やガーターベルトを手早く片付けさせると、
シェリーさんが僕に向き合った。
シェリー「ありがとう、デニム。何かお礼しなきゃね。何がいい?
シェリーさんが僕を見つめてくる。その顔がゆっくりこちらに近づいてきて・・・。
ムギュッ。
優しく抱き寄せられ、唇が押し当てられた。
デニム「シェ、シェリーさん・・・!?
シェリー「キスは嫌い・・・?
デニム「い、いや、嫌いじゃないけれど・・・。
シェリーさんの手が僕の服にかかる。
デニム「シェ、シェリーさん、早いよ・・・!!
シェリー「あら、そのつもりで私の所に来たんじゃなかったの?
図星・・・!シェリーさんの手が僕の服を脱がしかかった所で、ふと彼女は手を止めた。
シェリー「デニム・・・、
デニム「何・・・?
シェリー「今何時・・・?
12時30分。
僕がそう応えるとシェリーさんはパッと僕を放した。
デニム「シェ、シェリーさん?
シェリー「いけない!私1時から友達と約束があったのよ。
ごめ〜んデニム、また今度にして!
そ、そんな〜〜(泣)。
シェリー「ああ、そんな顔しないで!!この埋め合わせは必ずするから。
今日は見逃して!ごめんね〜〜!!
シェリーさんに追い立てられ、僕は部屋の外に出された。
シェリー「本当よ、約束は守るから。開いてる時を見つけて声をかけてね。
別れ際、彼女はもう1度だけキスをしてくれた。
バタン。目の前でドアが閉められる。
逃した魚の大きさに僕は少し悲しくなったが、
一瞬ねじ込まれたシェリーさんの舌の甘さに僕はうっとりとしていた。
419 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 02:26:16 ID:DawnWZfs
・・・意味もなく長い(自己嫌悪)。
今夜はこれで終わりです。
Who choose ?
1.セリエ
2.シェリー
3.システィーナ
4.オリビア
ウザいんでマジ勘弁
421 :
名無したん(:2005/11/06(日) 03:46:23 ID:bxcJv6Uc
いいんじゃない?他に書きたいやつが出てくるんならともかく
1
>>416 雑誌とは…ほ、本格的にオヤジだ…
しかもティッシュって一体何に使ってるんだYO!
張り型がガーターベルトとセットという辺りからして怪しさ総攻撃だし…
何よりお預けがへこむorz
セリエ姉さんで
424 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 13:57:22 ID:s4gOnqxI
セリエ姉は最後までおねがい・・・・・って序盤はなしって言ってたな・・・・・・
orz
セリエねえさんがデニムの筆おろしをするッ!
426 :
名無したん(:2005/11/07(月) 00:26:10 ID:purGYMay
デニムもそうだが神竜騎士団の面々は性処理とかどうしてるんだろう
ザパンやギルダスなんかは町へ寄る度にそれ系のお店に行ったりするんだろうが
>>426 そこは古来から衆道という方法がアルでは無いかッ!!
ギルタス×デニム×ザパンキボンヌ!!
男のケツじゃなきゃあ満足できんわ!
428 :
竜使いの娘@:2005/11/07(月) 14:30:31 ID:esdqKvG3
その竜、ベルモルーゼ大地一凶暴と恐れられていた彼は、大気に混じるかすかなにおいに目を覚ました。
獲物のにおい・・・。
ごく近い。それもこちらに近づいてくるようだ。彼は空腹だった。やがてその獲物が彼の前に立つ。
人間の・・・女・・・。
彼女は全裸だった。
その獲物、竜使いのオクシオーヌは震えをこらえて竜の前に立っていた。
ティアマット。数ある竜の仲間でも、もっとも凶暴な竜が彼女の眼前に立っている。
「お父さん・・・、お母さん・・・私に力を貸して・・・。
彼女は両腕を抱きかかえ、今はいない両親に救いを願った。
数日前、彼女の村は焼き討ちにあった。仲間たちは殺され、家族も、竜も、持っていた財産の全ても失った。
ただ一人、山に出かけていた彼女だけが助かったのだ。
「ゆっくりと、刺激しないように。それでも大胆に、腰をくゆらせなさい。」
亡き母の声が彼女の耳の届く。彼女は初め静かに、やがて大胆に竜の前で体をくねらせた。
体から汗が滴りはじめると共に、それとは別の甘い、竜を興奮させる濃密な芳香が彼女の体から立ちはじめる。
オクシオーヌの体には蜂蜜が塗られ、さらに竜玉石を砕いた粉をまぶしていた。
竜使いといえど、野生で幼竜を見つけることは並たいていのことではない。
手近に育てるべき竜がいないとき、彼らはこうして大人の竜を誘惑しスカウトするのだ。
だがそれにはかなりの危険が伴った。
429 :
竜使いの娘A:2005/11/07(月) 14:32:18 ID:esdqKvG3
竜が歩み寄り、その口がオクシオーヌの前で開かれる。
(ヒッ・・・)
迫りくる牙にオクシオーヌは死を覚悟した。ギュっと目を閉じる。
・・・ブレスは来なかった。牙で引き裂かれることもなかった。ただ代わりに竜の熱い吐息を間近で感じた。
ほっとしたのもつかの間。肉厚な舌が伸びてきて彼女の裸体を舐め始めた。
「ヒャッ・・・!」
オクシオーヌは小さく悲鳴を上げた。竜の分厚い、ざらついたしたが彼女の体を舐めている。
彼女の背を、腹を、わきの下を、そして幼い乳房を舐めていた。
(ひぃぃぃぃっ!!)
声は出さない。竜を刺激すればお終いだ。だが荒々しくも情熱的な竜の舌の愛撫に彼女に未知なる感覚を覚える。
(ああう・・・っ!)
首を振り、彼女は刺激に耐える。だが既に彼女の体は恐怖とは別の感覚に悩まされていた。抗いがたい、快感。
竜の舌に刺激され、自身の乳首が妖しい疼きを持つのを感じていた。
この・・・この女は・・・!
竜もまた気が付くと、本能に支配されるまま彼女の体に舌を這わせていた。少女の耳を、足の裏を、舐める。
やめることができない。
最後にメスを感じたのはいつのことだろう。
かつては無数にいた仲間たちも乱獲と住処の破壊で散り散りになり、いつかこの辺境の地に追いやられた。
わずかに残った仲間たちの中にメスはいない。
この少女は竜の中でも極上のメスだ。少女のか細い腕に、竜は庇護欲と征服欲を呼び覚まされるのを感じた。
守ってやりたい。そしてまた、自身の腕でヒイヒイ泣かせてやりたい。
無我夢中で少女の体を舐めた。
やがて竜が股間を舐め始める。乳房への愛撫だけでも男性経験のないオクシオーヌには大きすぎる刺激だったが、
股間への刺激は雷に打たれるも同然だった。
「ああ・・・!!」
巧みに陰核をむき出しにし、永遠のような永さで刺激を続ける竜の舌に彼女は思わず声を漏らした。
「声を出してはいけないよ・・・。」
母の声がする。
「声を出せば竜は我にかえるからね・・・。そうすれば、決して竜はお前になつかない。
自分の思い通りになるものに、竜は決して心を許さないのだから。」
(そんなこと言ったって・・・!)
声を出すまいと必死で口を押さえながら、オクシオーヌは思った。
(母さん、自分で野生の竜を手なずけたことなんかなかったくせに・・・!)
それは事実だった。いや、彼女以外の誰も、もう何年も竜のスカウトに臨んだものはいなかったのだ。
家畜の竜は村にたくさんいたし、幼竜はそれらを交配させて手に入れることができた。
何年も行われていなかったこの儀式を、彼女はたった一人で完遂しなければならない。
仕込んだ蜂蜜は全て流れ落ち、彼女の体は竜の唾液で蹂躙されていた。
それとは別の、わずかに分泌された愛液が、彼女の股間から滴り落ちていく。
恐怖と快感。人と竜。滅びゆく一族の血を後世に残すため、彼女は竜との交わりを続ける。
430 :
竜使いの娘B:2005/11/07(月) 14:34:32 ID:esdqKvG3
やがて舌の愛撫が終わり、彼女は解放された。まだ儀式の半ばだ。
彼女はよろめきながら、竜の下腹部に向かう。そこに竜のペニスがあった。
ごつごつした鱗とは別の、竜の体で唯一柔らかそうな器官。
熱く脈打つソレの大きさに、彼女は圧倒される。
(こんなのって・・・!!)だがやらねばならない。
彼女は携帯した蜂蜜の残りをペニスに垂らすと、美しい肢体をくねらせ、体を滴る竜の唾液を全身で刷り込み始めた。
ウグググ・・・。
竜はうめいた。まだ年端も行かない人間の少女なのに、彼女は竜の悦ばせ方を知っている!!
ペニスの周りで少女は絶え間なく動き、自身の性感を刺激してきた。
包皮をはがされ、陰嚢を時にやさしく、時に荒々しく少女は愛撫している。
こんな少女にやり込められるとは。こんな・・・こんな・・・幼い生娘に・・・!!
この近隣で最凶と畏れられたこの俺様が・・・!!!
「さあイきなさい。イくのよッ!」
竜の耳に少女の声が届いた。楽なる調べのような澄んだその声は、だが彼には小悪魔のささやきに聞こえた。
「あなたのコレは飾りなのッ!?情けないオスねッ!!さあ、イってごらんなさい!さあッ!」
こ、こんな小娘に・・・!小娘に・・・!小娘にィィ・・・!グ・・・グオオオオッッ・・・!!!!
彼の分身が欲望の形を描き、そして爆発した。
「キャッ・・・!」
オクシオーヌはかろうじて身をかわす。見る間に周囲に竜の精の水溜りができる。
ドクンッ、ドクンッ・・・!オスの器官は激しく駆動し、彼女の前で精をはき続けた。
「ハア・・・ハア・・・。」
彼の股間で荒い息をするオクシオーヌの顔に、年不相応な恍惚と小悪魔的な笑みが宿っていた。
「あなたの名前は雲水よ。いいわねッ・・・!」
竜を従えて歩きながら、少女は言った。仕方がない。自分は負けたのだ。
だが規則正しく左右に揺れる少女の小さな尻を見ながら、彼はもう一度あの少女と交尾がしたいと願った。
一方のオクシオーヌも・・・。
(ヤダ・・・、ヘンな気持ちになっちゃう・・・。)
自分の中に沸き起こるその感情にゾクリとした。幼い少女を妖しく彩る、性への渇望。
彼女は自身の中に潜む魔性に気づいてしまった。まだ物足りない。彼女は後ろを振り返った・・・。
・・・。
このようにして、竜と竜使いは結びつきを深める。
互いに互いの体への飢えを感じ、その体を求めてつながっていく。
そうして心と体の絆を深めていくのだ。
冬がことさら厳しかったこの年以降、数年にわたって、竜の群れの中にたたずむ少女の目撃例が相次いだ。
目撃者は彼女を竜とも精霊であるとも噂しあったが、彼女が竜から人の世界に還るには、まだ数年を待つことになる。
竜使いの少女・完
431 :
竜使いの娘B:2005/11/07(月) 14:44:37 ID:esdqKvG3
ティアマットじゃなく、バハムートだ。間違った・・・orz。
発想が良いね。GJ!
ローディス行きの船がでるぞーッ!!
「デニム・パウエルはウォルスタ人を卑劣な方法で汚した臆病者で詐欺師だ。
誰もが彼を良い青年だと言う、けど彼は鬼畜だ。
彼は頻繁にウソをつきデタラメを言ってごまかす。
そして誰も気づいていないままの暗黒の歴史を持っている。
バルマムッサでは同胞を虐殺した犯人は彼だ。
解放軍を脱走した者は誰もが彼を嫌い、そうである理由が実際にあった。
私はレオナールを非難してはいない。彼もまた騙されたのだと確信している。
だから私はデニム・パウエルの存在を我慢することができない。
彼は良い革命家かもしれない、けれど彼に関する全てが私を苛立たせるのだ。
私はフィダック城で三度目の暗殺を試みて、そして捕縛された。
すぐに釈放されたものの、見せしめに私は酷い仕打ちを食らわされた。
それに関しては今考えても血が煮えくりかえる。
内乱の終結後、彼はゼノビアに亡命する為にゴリアテにいた。
海風が吹き付ける波止場で、私たちはお互いを見て、彼は私に話しかけた。
『傷は癒えたのかい?』と彼は優しく言った。
それを私は無視して、本当に虐殺をやったのかと尋ねた。
『きみは女らしく平和を楽しむべきだ』と彼は素っ気なく答えた。
彼は自身の正当性を確信していて、
それは何の罪悪感も感じていないことを私に示した。
私は言った、『私の戦争はまだ終わってはいないのだ』と。
この一件は私にデニム・パウエルが兄や恋人のカタキであるというだけでなく、
正真正銘のオウガの末裔なのだという意見を確かめさせた」
435 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/08(火) 18:29:03 ID:2l0MO3Fa
きんもーっ☆
436 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 13:22:43 ID:5pj6nXRJ
一片の愛もない話、書いてみました。嫌いな人は読まないでください。
逆らう敵を容赦なく殲滅、レアアイテムを根こそぎ奪い取る戦闘騎士団「ウォルスタ解放の虎」がバーニシア城に攻め込んだ。
駐留する暗黒騎士団を撃退し、団長デニム・モウンは最奥で逃げ遅れた王女、ベルサリア・オヴェリスに出会う。
「ここは僕に任せてくれ」
兵士が出て行くと僕は王女に歩み寄った。
・・・
カチュア「どうして私を置き去りにしたの? どうして一緒にいてくれなかったの?
1.置き去りにしたわけじゃないよ
2.たしかに置き去りにしたよ
ニア 3.手込めにして、黙らせる
姉と議論するつもりはなかった。僕は姉に飛びかかると乱暴にドレスの前を引き裂いた。
カチュア「キャッ!
姉は悲鳴を上げ、はだけた胸を両腕で隠す。その隙間から見える姉の大人の膨らみが、僕を男にした。
カチュア「イヤッ!やめてッ!
抵抗する姉を傍らのベッドに押し倒す。姉の手からバルダーダガーを叩き落すと、その両手を姉の頭上で押さえつけた。
カチュア「デニムッ!やめて!!私はあなたの姉さんなのよッ!
デニム「ちがうッ!あなたは僕の姉さんじゃない。姉さんなんかじゃない!
暴れる姉を押さえ込み、引き裂いたドレスの布で両手を縛った。その端をベッドにくくりつけ動きを封じる。
ビリビリビリッ!!さらに腰のところまで姉のドレスを引き裂いた。
へそのところまで上半身をはだけた姉の美しい肢体が僕の体の下にある。
「きれいだ・・・。こんなに成長していたなんて・・・。
姉の体は白く艶かしく、それでいて膨らみの先端がほんのり薄桃色に色づいているのがさすがは王女というべきか。
耳元に囁きかけながら、姉の体を撫で回した。姉が荒い息をつくたび、形良い膨らみが上下する。
カチュア「デニム・・・、こんなの止めて!私たちは姉弟だった、そうでしょう?
デニム「まだ言うかッ!!
僕は姉の体位をうつぶせにすると、荒々しくスカートをめくり、その尻を晒した。
姉は白く大きな尻にドレスに合わせたのか黒い下着を纏っている。
僕は問答無用でその下着を引き下ろすと、右手で尻を張った。
バシイッ!小気味良い音を立て、手のひらが姉の尻に炸裂する。
カチュア「ヒイイッ!!
姉が悲鳴を上げた。さらに数発、姉の尻を打ち続ける。
カチュア「痛いッ・・・痛ああいッッ!!
姉がしゃくりあげ始めた。
デニム「あなたは姉さんなんかじゃないッ!僕を騙していた悪い女だ!そして今は単なる戦争捕虜だ!
捕虜になるというのがどういうことか、僕がこの手で教えてやろう!!
カチュア「ヒイイイイイッ!!!
白い尻が真っ赤になるまで姉をしばくと、ようやく手を離した。再び仰向けに寝かせる。
その尻と同じくらい顔を真っ赤にして、姉は嗚咽していた。
足に絡まる黒い下着を抜き取り、僕は姉を大股開きにした。姉に立場をわからせるため、あえて破廉恥な体勢をとらせる。
ブーツは脱がせない。スカートを根元までたくし上げると、姉の恥部を外気に晒した。
彼女の下の口にそっと鼻先を近づける。女性独特のむっとする匂いが姉のソコから放たれていた。
ブチュッ!あえて品のない音を立て、僕は姉のソコにキスをした。
カチュア「アアッ!!
姉が悲鳴を上げる。
デニム「女王ベルサリア・オヴェリス様、われらはあなたをお待ちしておりました。
わざと慇懃な挨拶をし、僕は舌で姉の急所を嬲り始めた。
カチュア「イヤアアア!イヤアアア!!
姉が再び悲鳴を上げはじめる。姉のことだ。ロクに男性経験もないのだろう。
前戯こそ僕なりの愛情であることを姉が知らないとしても何ら不思議ではない。
姉の悲鳴を心地よく感じながら、僕は開き始めた姉の花びらを舌で熱っぽく愛撫した。
437 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 13:23:29 ID:5pj6nXRJ
頃合を見て僕は自分の分身を呼び出す。出番を待っていた彼は、ギンギンの硬さで僕の衣服から飛び出した。
デニム「舐めろよ、カチュア!ほら!
横たわる姉の口元に僕は分身を突きつける。姉は恐怖に目を見開き顔を背けようとするが、僕が許すはずもない。
強引に咥えさせそのまま喉元まで押し込んだ。
カチュア「グボッ!!
姉が咳き込み逃れようとする。だが僕は姉の頭をつかむとそのまま無理やり前後させた。
カチュア「ウッ・・・!ウ〜〜〜ッ!
姉がくぐもった声でうなる。やがてピチャピチャと自ら舌を絡めてくるようになった。
ピチャ・・・、ピチャ・・・。姉が僕の男根に献身的に舌を這わせる。
何人もの女性をこなしてきた分身だ。不味かろうはずがない。
適度に唾液がいきわたったところで僕はペニスを引き抜いた。
再び姉を大股開きにする。僕の先端が姉に触れたところで姉が口を開いた。
カチュア「愛してるって、言って。
!?怪訝そうな顔で姉を見ると姉は再び僕に向かって言ってきた。
カチュア「デニム、お願いよ。私はあなたを愛してるから・・・。
1.「愛してるよ、姉さん。
2.「・・・・・・。
(1.を選んだ場合に追加)
デニム「愛してるよ、姉さん。
僕の言葉に姉の体が弛緩するのを感じた。
僕はシーツの上の姉の下着を引っつかむと無理やり姉の口に押し込んだ。
形の良い鼻をつまんで息を止め、口を開いたところで強引に押し込む。
カチュア「むぐぅぅッッ!
さらに吐き出せないよう、ドレスの布で猿轡をかます。おしゃべりは終わりだ。
姉の太股を抱きかかえると、そのまま奥へ押し込んだ。
ヒギッ!ムゴォ〜〜!!姉の口からこの世のものとは思えない、獣じみた声が漏れる。
姉の睫は涙に濡れ、顔を真っ赤にして泣き叫んでいた。
だがそれよりもこの姉の体だ。
ほとんど使い込まれた形跡のない姉の膣はグイグイ僕の分身を締め上げ、狂おしいほどの快感を僕にもたらした。
顔を埋めた乳房はパンパンに張り切っており、心地よい弾力を持っている。
口元を先端に寄せ、吸い付くとビクンッ!ビクンッ!と姉の体が跳ねた。
「ああ!すごいよ、最高だ。こんな体の持ち主だったなんて・・・!
ブンブンブン!姉は必死に首を振るが体が反応しているのは明らかだ。僕は抽送を早めた。
ムグウウウ!ムグウウウ!猿轡の下で姉がうなる。
だがギッチリと姉の体にはまり込んだ分身は、もはや欲望を吐かずに抜くことはできない。
デニム「ああ、出すよ・・・!!
姉さんが泣きながらイヤイヤをするように首を振った。だが抜きたくない。僕は姉さんと離れたくない。
ドクン!ドクン!ドクン!ペニスが震え、僕は姉の中に大量の精を放った。
猿轡の下から、姉の嗚咽がいつまでも獣の咆哮のように聞こえていた。
438 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 13:23:58 ID:5pj6nXRJ
姉の口で分身をぬぐうと僕は服を身にまとった。
にらみつける姉の足元に、バルダーダガーを投げてやる。
カチュア「・・・!私に、死ねというの・・・?デニム、あなたは・・・!!
姉は何か言おうとしたが、僕がにらむと、もうそれ以上何も言わなかった。
兵士「閣下、王女は・・・?」 デニム「自殺した。
兵士「ハッ・・・?」 デニム「説得を試みたが、やつらに洗脳されていた王女は自らの命を絶ってしまわれた。残念だ。
兵士「ですが、その・・・。
まだ何か言おうとする兵士に僕は愛剣ヴォルテールの切っ先を突きつける。
デニム「聞こえなかったか?王女は亡くなられたのだ。それとも君はネクロリンカ部隊志願者かね?
兵士「ハ・・・ッ、申し訳ございませぬ・・・!
兵士は慌てて逃げていった。もっとも逃げたところで、たった今彼の運命は決まったのだが。
デニム「全軍に告ぐ!王女は亡くなられた。これからフィダック城に帰還するッ!!
兵たちが動き始める。僕の命一つで動くヴァレリア島最強の軍隊を見ながら僕は悦に入った。
さよなら、姉さん。僕は、覇王になる。
1.「愛してるよ、姉さん」を選んでいた場合、行為の後は以下に分岐。
デニム「ごめん、姉さん。
カチュア「・・・待って。
僕が部屋を出ようとすると、姉さんが呼び止めた。部屋にあったガウンを羽織り、姉さんが僕の側に来る。
「私も・・・行くわ。
姉さんはそっと体を寄せると僕の手を取り、ギュっと力強く握ってきた。
デニム「姉さん・・・?
姉と目が合う。泣きはらした姉の目の中に、僕を見つめるやさしい光が浮かんでるのを僕は認めた。
デニム「でも・・・姉さん・・・。
目の前で姉の顔がぼやける。泣いている?この僕が?覇道の限りを尽くしたこの僕が?
デニム「姉さん・・・。
その後は声にならなかった。僕は姉にすがりつき泣いた。姉の細い体が僕を支えてくれている。
張り詰めた糸が切れるように、後から後から涙がこぼれた。姉は何も言わず僕を抱きしめてくれた。
デニム「姉さん・・・。
ごめんよ、姉さん。でも、もう離れたりはしない・・・。
愛剣ヴォルテールにワロタw
部隊という事はあと2体作る気か…ケダモノとは当に(ry
442 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 11:01:53 ID:4Z6CpDYo
436-438作者です。
このスレ鬼畜物希望者の方が多いように感じたので書いてみました。
「一片の愛のない話」にするはずが、途中の選択肢・・・、
やはり非情に徹しきれない自分がいる。カチュア好きなので。
カチュアが献身的なのは屈したからではなく、デニムが好きだから、のつもりです。
でも好きに理解してクダサイ。
おっきすると同時に笑いもおこりました
>>442 GJ
俺もカチュア好きなんで嬉しかったよ
446 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 10:50:59 ID:vEWsSY6h
「デニム〜、見て見てーーー!!」「ティティス!?」
デニムの前で私はクルッと一回転してみせた。彼は目を丸くして驚いている。
当然だ。等身大のフェアリーなんて、見たことないに違いない。
「へへっ驚いた?」「ティティス、君は一体・・・?」
「神様にお願いしたんだよ」
それは嘘ではなかった。いや、私がずっと願っていた事だと言えるだろうか。
2日前、カチュアが出て行った。
大義のためとはいえ、姉と喧嘩別れしたことはデニムにとって相当堪えたに違いない。
以来彼に元気がないことが、私には辛かった。
「へへ、等身大のフェアリーも、結構悪くないと思わない?」
「うん、カノープスさんみたいだ。」
ぶっちん!
「ヒッドーーイ!どうしてそこであんなトリが出てくるのさッ!」「あはははは」
あ、笑った・・・。
屈託なく笑う彼の笑顔は、年相応のあどけなさを残している。ウォルスタ全軍を率いるとは思えない、16歳の少年の笑顔だ。
私はどれほどこの笑顔が好きだろう・・・。
ハッ!見とれてる場合じゃない。
大きくなれたこのチャンスに、ティティスちゃん最大の願いを果たすのだ。
「やっと、笑ったね・・・。」
私は背後から、彼の首にそっと両腕を回した。
「デニム・・・、あたしはデニムのこと、好きだよ・・・。」「ティティス・・・。」
彼も私の腕に手を重ねてくれる。
「だから、デニムが泣いていると悲しいよ。」彼の頬に軽く口付けた。
「逃げないで・・・。カチュアにはきっとまた会えるから・・・。」
抱きしめる腕にぎゅっと力を込めた。
「ティティス・・・。」
ドキンッ!彼と目が合う。ごく間近で目を見つめられて、私は思わず身震いした。
「そうだね。ティティスに言われると、何だかそんな気がしてくるよ。ありがとう。」
大好きな優しい笑顔。私は目をつぶりそっと彼に顔を近づけた。
・・・・・・。
「・・・デニム、もう1つお願いがあるんだけど・・・いいかな。」
キスの後、私はさらに続けた。
「え〜っと、アノ、ホラ、その、何だ・・・。
私のこと・・・人間として愛してくれないかな?ホラ・・・今誰もいないし・・・
デニム・・・元気ないし・・・それに・・・それに・・・、」
アちゃー、いいムードなのにパニくっちゃって、言葉がでないぞ。え〜っと。
デニムは一瞬きょとんとし、それから少し頬を染めて、あたふたとする私の手をとってくれた。
「いいよ、ティティス・・・。でもみんなには秘密だよ。
一人が怖くて女の子に逃げたなんてみんなには言わないで。」
うん。言うもんか。私はゴクンとうなづいた。再び彼の顔が目の前に迫る。
今度のキスは、長かった・・・。
447 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 10:51:31 ID:vEWsSY6h
彼の手をとりそっと私の衣服に導いた。デニムの手が私の胸のボタンを外していく。
私の胸が彼の目にさらされ・・・ってデニム見てないじゃん!!
「ちょっと、デニムちゃんとこっち見るの!」
「い、いや、恥ずかしくってさ。」
もう〜。ぷっと頬を膨らますと、デニムは苦笑しながらそっと私の上着をはいだ。
白い大きな胸がデニムの目の前に晒されている。
彼は息を止め、じっと私の胸を見ていた。
「あ・・・あのさ・・・。胸の大きな女の子はキライ?」
目をそらして私は彼に尋ねた。フェアリーは元来スレンダーな生き物だ。
胸の大きな、つまり容姿で劣る私は、いつも肩身が狭かった。
「ううん。」彼が首を振る。
「思わず見とれちゃった。大きいし、それに、とても綺麗だ・・・。」
「デニム・・・。」
彼はそっと私の胸に手を這わせてきた。彼の言葉に、ずっと持っていたコンプレックスがすっと消えていくのを私は感じた。
「す、吸っても・・・いいよ。」
彼の後頭部に手を回した。そっと胸に導くと、彼は誘われるように目を閉じ私自身を口に含んだ。
ちゅるっ!
「ンッ!」
飛び出す液体の感触に彼が驚く。
「ゴ、ゴメン!それ花の蜜だよ。」「花の・・・。」
「ウン、フェアリーは食事に花の蜜も吸うんだ。それが胸に溜まるんだよ。・・・イヤだった?」
ううん。彼は首を振ると再び私の乳首に吸い付いた。ちゅう・・・ちゅう・・・。
デニムは積極的に、私の胸を吸いたててくる。
うひゃあああ!!私・・・今・・・ゴリアテの英雄に・・・おっぱい吸われてるよ!!
だ、だれもいないよね。今更ながら辺りを見回すが、森の中は静かそのものだ。
よ、よし、誰もいない。大丈夫だ。改めて胸元のデニムを見る。
安心しきって乳をすうデニムはあどけなくて、少年そのものだ。愛しくなって私はそっと彼を抱き寄せた。
彼の髪を撫でながら私は彼にしばらく授乳していた
両の乳を吸い終わりようやく彼が頭を離した。デニム、まだ半分しか脱がせてもらってないよ。
彼の手を私のズボンに導く。ズボンが脱がされた。彼の目が私の裸体を上から下まで眺め回した。
「綺麗だね・・・。」改めて言われ、私は頬を染める。
「で、デニムも脱ごう!!」
耐え切れなくなって私は彼の衣服に手を伸ばした。
448 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 10:52:04 ID:vEWsSY6h
眼前にデニムの裸体があった。ライムの彫刻のように見事な男性の体だ。
引き締まった肉体とその下は・・・。
う〜む。やはり英雄は違うと言うべきか、とても見事だったと言っておこう。
女の子のティティスちゃんには恥ずかしいので、ここでの描写は控えさせていただく。
ともかく私は彼のたくましい身体と優しい瞳にメロメロになってしまった。
「デニム・・・いいよね・・・。」彼は黙ってうなずく。
私は彼の首に手を回し、背に両足を巻きつけた。彼が侵入してくる。
「ううッ!」「だ、大丈夫?」「ウン、大丈夫・・・だから・・・」
目に涙を浮かべながらも、私はうなずいた。
彼のペニスは太くて大きくて、それでも分身からは私を想う優しい気持ちが伝わってくる。
「動かすよ・・・?」ウ、ウン。私がうなずく。
ひゃぁぁぁッ!デニムの動きは優しく、それでいて情熱的で、私に狂おしいまでの快感を与えた。
駄目だ駄目だ、声が出ちゃいそう。
「ティティスは軽いね。」
私を抱きかかえたまま、デニムは言う。
「そ、そうよ。だってフェアリーだもん。」
挿し込んだままの状態で、デニムがクルリと一回転する
「ひゃああ!!」
先端が私を小突きにする感触に私は声を上げたが、それでも嬉しかった。
彼の手が私の耳を撫で、羽を撫で、そっとお尻に回される。
あ・・・。指先がソコに触れ私は息を飲んだ。。
「ヤ、ヤダア・・・。」
私が声を漏らすと、お尻の穴を愛撫する手はすぐに離れたが、それでも妖しい感触が残った。
「もう〜、デニムの莫迦ッ!」「はは、ゴメンよ、ティティス。」
悪戯っぽく笑う彼の顔。私は今ゴリアテの英雄に抱かれてるんだ・・・。
そう思うとこの時間がたまらなく愛おしく、私は彼の膣で分身をぎゅっと締め付けた。
「ああ!ティティス、気持ちいいよ。戦いなんて忘れちゃいそうだ。」「駄目よ、デニム。あなたはリーダーでしょ。」
「そんなこと言ったって・・・。」
彼の困った顔が可愛くて、私は両胸で彼の顔を挟み込んだ。
「でも、今だけはいいよ、デニム。中に出しても、いいよ・・・。」
「ティティス・・・。」
彼からの突き上げが激しくなった。私もそろそろ限界だ。声の限りに、デニムの精を甘受した。
ハア・・・ハア・・・。二人で荒い息をつく。
「ありがとう、ティティス」
十分放出したのだろう。ノーマルに戻ったペニスで笑いかけるデニムに私は言った。
「私、まだ満足してないよ。」「えっ!?」
驚く彼に言った。「折角だもの、もう1回やろう。」「で、でも僕は・・・。」
言いかける彼の分身に、私は口付ける。
そういうときの万能薬。ティティスちゃんのすぺしゃる。
ひっさ〜つ!プリティキッーース!!
ビキビキ!!私が息を吹き込むと見る間にデニムの分身がよみがえった。
「さ、も1回やろ!」
今度は両胸でデニムの分身を挟んでしごく。乳房の間でムクリと起き上がった彼のペニスは大きく固く雄の精を感じさせた。
ふふふ、カチカチだね。私はデニムに笑いかけると、再び彼にまたがった。
449 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 10:53:06 ID:vEWsSY6h
「ティティス!すごいよ。とっても暖かい!」「あたしも!デニムの上すごく気持ちいいよ!」
自ら積極的に腰を動かした。デニムもまた応じるように突き上げてくれる。
交わったままキスをする。唇を奪い舌をむさぼりあった。デニム、キスも上手〜!
うっとりとして、彼のなすがまま体をくねらせる。大きな乳房で彼を包んだ。
ティティス!ティティス!デニムの上で声を上げる私に、誰かが呼びかける。
「ああ、デニム気持ちいいよ・・・。」「ティティス・・・、僕もだ・・・。」
デニムが笑う。ピッチを早めた。
おいティティスッ!!起きろッ!!
なによもう〜っ!!私は今デニムと大事な・・・。
カノープス「起きろってば!!」
ティティス「ふえ?
目を開けるとそこにカノープスの怒った顔があった。「何寝てんだ。出発の準備できたのか?」
ブチッ!!人がせっかくイイ夢見てる時に〜!!
「カノープスさん、ティティス、準備どうですか?」
無粋なトリやろうに口を開きかけた所で、背後から声がした。私をどきりとさせるこの声は・・・。
「オウ、コイツは寝てやがったがな。大体終わってるぜ。あと2時間でブリガンテス城に出発できる。」
デニムに向かってカノープスが力こぶを作る。「それよりお前は休めたのか?」
「ええ、大分疲れも取れました。いい夢見れましたし。」
そう言うとデニムは真っ赤な顔の私にぱちりと意味深なウインクをした。その顔が少し赤くなる。
「そうか、落ち込んでるんじゃないかと思ったが、大丈夫そうだな。」
「ええ、いつまでも落ち込んでられませんから。」
デニムの横顔には、いつもの凛々しさと力強さが戻っていた。
「それじゃ他も見てきます」言い残してデニムが去る。
「オラ、お前も手伝え。」「ウ、ウン。」
カノープスに言われ荷造りを行う。
デニムのウインク。あれはどういう意味だったのだろう。彼もまた同じ夢を見たのだろうか。
まさかね。それでも彼が元気を取り戻した事が私には嬉しかった。
私を穿った彼のたくましい一物を考えながら、その日1日身体を火照らせて過ごした。
神よありがとさん!
451 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 13:33:20 ID:WunCfYUl
作者です。しまった!一箇所語順に致命的なミスがある。
うっかり気づいた人も目をつぶってください。
タクティクスオウガ漫画版から ティティス×デニム。
容姿の良い彼女なのですがさすがに文章では表現できない。絵が欲しいですね
体格差の為にそのままでは結ばれないと思うのでこんな感じに。
1回限りなので彼女は少しだけ積極的ですww
漫画化曰く割と好きと嫌いに分かれるそうですが、皆さんはいかが?
漫画は二章で終わっちゃったけど
俺は結構面白いと思った
漫画好きだったよ、Lルート逝ったのは驚いたけど。
一般ユニットのオリキャラが多く出てて面白い
セリエ「はあはあ…殺せ」
オズ「なんだと(ry」
(中略)
セリエ「…しゅきッ!らいしゅきぃ!おずしゃまッ、ばんにゃいッ、ばんにゃいい!!」
455 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 08:06:38 ID:FJA0u9SX
_ ∩
( ゚∀゚)彡 続き!続き!
⊂彡
(続き)
オズ「でちゃうぅうう!わたしのちんぽみるくでちゃうううううぅぅぅう!!!」
お前等揃いも揃ってみさくら好きなんですか
それがジャスティスだとすれば正義は、秩序は何処へ…
いや、好きじゃないw
ただ話の流れに沿っただけだ…。
オズ「秩序は支配、支配は力、力は数、数は正義、正義は秩序」
セリエ「はあ?私のような凡俗にはおまえの言ってることが理解できない」
オズ「貴様のようなテロリストを懲らしめるには力しかないってことさ」
セリエ「…ケダモノ」
オズ「コレがおまえの身体に何度も出入りすれば、おまえもそれ以下になる」
セリエ「くッ…きゃあ」
オズ「テロリストは罪人であり、犯されて感じる女もまた罪人である」
セリエ「……ぁ…ん」
オズ「地獄へ堕ちろ淫売め」
セリエ「はあはあ」
460 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/27(日) 22:15:27 ID:YkNvP9yv
オズの性格描写が絶妙だな・・・。
461 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 12:17:24 ID:tT/ihXOm
王女ベルサリア・オヴェリスことカチュア・パウエルは一人部屋で悶々としていた。
悩みの種は無論弟デニムのことである。
弟と別れての3ヶ月は、彼女にとって特別な時間だった。
ずっと弟のために生きてきた。弟がこれまでの彼女の全てであった。
だが彼は彼女を捨てた・・・。
一体自分はどうなのか。弟を忘れられるのか。
それとも弟を愛しているなんて虚妄で、ただ周囲に愛する対象を求めていただけなのか。
弟とこんなにも長いこと離れて生活するのはこれが初めてだった。
毎夜自分に問いかける。
一体あなたは本当にデニムを愛していたのか。彼は自分を捨てたではないか、と。
そして彼女は思うのだ。
それでもやはり、自分は弟を愛している。
デニムの声、表情、その仕草の1つ1つが彼女にとって愛おしい。自分だけのものにしていたい。
離れてみてとても良くわかった。やはり自分はデニムが好きだ。
フィダック城で出会った時、彼女は彼を殺せなかった。
いや、今にして思えば彼女は自分なりに手加減したのかもしれない。
間違っても、彼を刺すことがないように。
暗黒騎士団のことを考える。彼らは自分に良くしてくれる。
彼女の我儘を聞き入れ、王女として丁重に扱ってくれる。
背後に見え隠れする彼らのたくらみに気付かぬ訳はない。
彼らは彼女ではなく、王女が欲しいのだ。前王の血を引くこの国の正当な後継者が。
本国に帰った後も言いなりに動いてくれる、傀儡として動いてくれる王女が、彼らには必要なのだった。
はあ・・・。
ため息をついた。カチュアとて、彼らの言いなりに動きたいわけではない。
だが彼女には力がない。頼れるものがない。そして、ここから逃げることはできない。
デニムは自分を守れなかった。これは彼の責任だ。
そしてこの島に残る最後の抵抗勢力として、暗黒騎士団はデニムの部隊と戦おうとしている。
いや、遅かれ早かれ、彼の部隊とは決着をつけなければならないのだ。
そのとき自分はどうするか。
ここ数日散々悩みぬいた後、彼女は今日自分も騎士団の一員として参加することをランスロットに伝えた。
「お前に弟と戦えるのか?」
デステンプラーの問いに彼女は答える。
「ええ。彼は私を捨てました。もはや未練はありません。」
嘘だった。未練があるからこそ、彼女は彼と戦うのだ。自分の中の未練を断ち切るために。
あるいは自分は殺されるかもしれない。それでもいい、と彼女は思う。
自分の力で何とかしたい。自分の知らないところで事態が動くのはもうたくさんだ。
あるいは大好きな弟に殺されるなら、それはそれで・・・。
そこまで考えて、彼女は首を振った。
ダメね。弟に勝つのは私よ。手に入らないならいっそ、私がこの手で弟を殺そう。
私を守れなかったことを心底後悔しながら、弟は死ぬんだわ。
それは私のせいじゃない。私を大事にしてくれなかったあの子の責任よ。
この手で弟の首をはね、その体を焼き尽くして・・・。
・・・。カチュアは泣いた。イヤ。それはイヤ。私はあの子を殺したくない。
デニムの吐息。髪の感触。優しい声。それら全てをはっきり覚えている。
幼い彼がヴァイスに泣かされ、自分の名を呼びながら駆け寄ってきたのは昨日のようなのに。
デニム・・・!!
まぶたの裏に焼きついた、幼い弟の面影を想いながら彼女は泣いた。
戦えない。戦うことはできない。それでも・・・、彼女は戦わないわけにはいかない。
それが王女として彼女のとるべき道なのだから。
・・・もう寝よう。考えても詮無きことだ。
彼女は寝台に横になった。やがて静かな寝息が聞こえだしたが、彼女の目許はいつまでも濡れていた。
462 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 12:17:50 ID:tT/ihXOm
「出るぞ、カチュア!」「はいッ!」
弟が城に押し寄せたのはそれから半月後のことだった。
弟の軍は強く、城外に伏せていた兵は打ち取られ、そのまま城内になだれ込んだ。
はるかな軍の前方で兵たちの立てるどよめきとうめき声、悲鳴がとどろいていた。
散発的に聞こえるのは呪文による爆音だろうか。
「無茶はするな。怖くなったら逃げろ。」
ランスロットの言葉に、彼女はぐっと杖をつかむ。逃げるわけには行かない。弟を殺るのはこの私だ。
やがて兵たちがなぎ払われ、弟の軍の先陣が見えてきた。
「大いなるゾショネルの加護により炎の精霊に命ず・・・、ファイアストーム!
呪文を唱える。爆風と共に、デニムの先陣が吹き飛ぶ。
かつての仲間とはいえ、弟を戦争に巻き込んだ者たちを屠ることに手加減はなかった。
まだ、いける。戦えるわ。
そう思ったところで、兵の向こうにデニム本人の姿が見えた。
忘れもしない、茶色の髪。慈愛を帯びた優しいまなざし。
目と目が合う。彼の目に驚きが浮かび、そしてその口がこう動くのを見た。
姉さん・・・!
姉さん、ごめんね・・・。
思わず目から涙が零れた。
ごめんね、だなんて。いまさら何を言っているのッ!あなたと私は敵同士なのよ!
そう思う彼女の眼前で、彼は意外な行動に出た。剣を捨てたのだ。剣を投げ捨て、彼女に向かってその両腕を開いた。
姉さん、ごめんね・・・。
再び彼の口が動く。少し寂しげに。わびるように。
そんな・・・。そんな・・・!!
気付いたときは駆け出していた。大好きな、弟に向かって。
馬鹿なデニム。馬鹿なカチュア。どうして離れてしまったの?
こんなにも私は、あの子のことを愛しているのに。こんなにもそばに、いたかったのに。
杖を投げた。ダガーも捨てた。彼女の頭にあるのはただ一つ、大好きな弟のことだけ。
髪を梳かしてあげよう。大好きなオムレツも作ってあげよう。
ああ、あの子ったら!服のボタンが取れてるじゃない。
いつも身だしなみはちゃんとなさいって、あんなにも言ったのに!
多くの思いが彼女の頭によぎっては消えた。
ごめん、デニム。ごめんね。
一瞬でもあなたを殺そうだなんて、思った姉さんを許して。
でも、きっとデニムは私を許してくれる。だって自分はこんなにも彼のことを・・・。
カチュアは泣いていたために、デニムが指で送った小さな合図に気付くことはなかった。
それは、ある意味では、幸せなことかもしれない。
柱の前を通り過ぎたとき、その陰から声がした。
「禁じられし太古の妖炎を呼び戻さん・・・、焼きつくせッ! スーパーノヴァ!
痛みを感じる間もなく、彼女の肉体は消滅した。
夢にまで見た大好きな弟に、彼女が再び触れることはなかった。
ちょwwwwまwwww
ストライクなのかスーパーなのか小一時間ほど問い詰めたい
アホくさ
↓はい次の方どうぞ!
黒デニムいいね!
誰かラストを変えた続きを頼む。
カチュア分が不足してるんだ・・・。
デネヴさんと出来てるんかい!
個人的にヴァイス×カチュア再臨を期待してたからへこんだ
けど、小ネタとしてはこの上なくGJwwww
>>459 それがオウガなのは既知の事実だがみさくらはどこ逝ったよ…
まぁいいやハァハァ出来たから
すっげGJだった
こういうのサイコー。
今まで読んだオウガものの中で一番よい。すげぇヨイ。
エロも濡れ場も無くこんな ネ申 なのはこれだけ。もう満足。
いやマジメに。これホント。
>>461その才能をどんどん伸ばして下さい。
で、よそのスレでなんか落とす時は、それとなく教えてくれると嬉しいな・・・。(例えばメル欄とかで)
おもしろかった!
その1.オズ×セリエ
その2.ブランタ×シェリー
その3.フォルカス×システィーナ×デニム
その4.オリビア×デニム
471 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 00:57:16 ID:P5iUgc0B
>>464 おんなじこと考えた
しかし、これ読むとカチュア×デニムのハッピーな話が読みたくなるね。
>>454 >>459 まとめてSSにしてみた こんな所でいかが?
オズ「秩序は支配、支配は力、力は数、数は正義、正義は秩序」
セリエ「はあ?私のような凡俗にはおまえの言ってることが理解できない」
オズ「貴様のようなテロリストを懲らしめるには力しかないってことさ」
セリエ「…ケダモノ」
オズ「コレがおまえの身体に何度も出入りすれば、おまえもそれ以下になる」
セリエ「くッ…きゃあ」
オズ「テロリストは罪人であり、犯されて感じる女もまた罪人である」
セリエ「……ぁ…ん」
オズ「地獄へ堕ちろ淫売め」
セリエ「はあはあ」
オズはセリエの乳房に手を回した。
セリエ「アッ!!」
女は声を上げ、その手を払いのけようとする。だがオズの力にはかなわない。
誇示するかのようなセリエの見事な両胸はオズの手によって握りつぶされ、揉みしだかれた。
セリエ「ウッ!グ〜ッ・・・ケ、ケダモノ・・・ッ!」
かすかな声で女はうめくが、体は既にオズの物だった。
オズの手の中で、セリエの張り切った乳房が彼女の意思とは無関係にむくむく弾力を増していく。
オズの指が乳首を摘む。ギュッと握りつぶした。
セリエ「ひいいいいいいッ!!
胸に火をあてられたような激痛が走る。目に涙を浮かべセリエは哀願した。
セリエ「イヤッ・・・、痛い・・・!やめて・・・お願い・・・。」
ようやく手が離れたが、それでもオズの手の感触は残った。
突起の先端から胸全体にかけ、ジ〜ンと痺れるような快感が広がっていく。
再びオズの手によって胸が揉まれる。こねくり回すような今度の愛撫は切ないほどに優しい。
セリエは身体をくねらせ始めた。飴と鞭の調教に体が着実に開花していく。
気が付くとセリエはオズの手に自ら積極的に乳房を擦りつけ、愛撫をねだっていた。
両手両足を地面につけ、尻だけを後ろに突き出した形で交わる様は発情期の獣のようだ。
細く長い手足とは裏腹の、朱く色づいた紅肉が痛々しい。
中心にはオズの極太の肉棒が埋めこまれ音を立てている。
オズが前後するたび、縮れ毛の何本かが女孔に呑み込まれ、飛び出し、そのたびにセリエの秘貝はつゆをこぼした。
男性器を根元まで埋め込まれる歓びに、発情したセリエはいつかさかんに尻を振り立て行為をせがんでいた。
声を上げて悶える美しい牝鹿を、オズは巧みに乗りこなしていく。
やがて女は理性を失い、牝の咆哮を立て始めた。
セリエ「…しゅきッ!らいしゅきぃ!おずしゃまッ、ばんにゃいッ、ばんにゃいい!!」
>>471 適当なへなちょこだまを投げたら、
160`のビーンボールが股間に返ってきた。
”かすかな声で女はうめくが、体は既にオズの物だった。”
”声を上げて悶える美しい牝鹿を、オズは巧みに乗りこなしていく。”
このフレーズ最高。是非再利用させていただきます。
と、その時。
オズの首にラプチャーローズが巻きついた。
475 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 15:43:54 ID:izcBXBft
1.オズマ「手ぬるいわね、オズ じゃじゃ馬を馴らすには鞭が一番よ
2.デニム「よくもやってくれたな!僕の大事なセリエさんを!
お互い打算づくで利用しあってますっていう風なブランタ×シェリーを
書きたいなぁとずーっと思ってるんだけどさ・・・エロって難しいなorz
俺もデニムに心引かれていくシスティーナに苦悩し、
煩悶の末にアロセールに逃避するフォルカスを描きたい。
478 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 13:07:03 ID:mh3IhjvW
キャラクターの性格付けがはっきりしていたら難しくないよ。
と、いうか行為の描写の部分が多少下手でもそれらしく見える。
話の頭から書こうとしないで、頭に浮かんだキャラクターの台詞とか
気持ちの転機になった部分だけ書いて後は上手につなげていくと良い。
エロまでが長いと書くほうも大変だし読むほうも大変なので、
まずは短くまとめてみよう!
いっそのこと四姉妹全員モノにするデニムとか。
えっと、つまり鬼畜王デニムってやつですか
>>476 そらあ単にオトナの経済話と利害関係の整理がめんどいだけやね
読むのはすっごい楽しいのに書けない典型例をつかまえて
何を今更'`,、('∀`) '`,、
よし貴様今からエロの部分だけここで発表してみろ
>>475 オズマさんハァハァ
四姉妹もいいがオリアスを忘れないで。
483 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/14(水) 16:56:13 ID:8eheR8xw
ガイドライン板から転載
328 :水先案名無い人:2005/11/10(木) 06:00:11 ID:vYc7OMfT0
4章のデニムくんは激エロだよな。
バルマムッサにて
デニム
「さあ、どうしたッ? イケないのかッ!?
妹の前じゃ、イクことができないのかッ!!
デニム
「あなたはこんなにもヌレヌレいるじゃないか!
それはわかっているはずだろ?
魔術師シェリー
「う・・・うう・・・うう・・・・・・。
デニム
「うわ〜、ビショビショだよ。
水のオリビア
「もういいわ、デニム!これ以上、姉さんを責めないで。
484 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/17(土) 23:50:46 ID:JM2Wp37P
わっはっは!
=ア 除名する
やめる
ピッ
486 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 12:52:29 ID:jYPe/5aK
ハイム城の一角、司祭ブランタの部屋の前に、一人の女が立っていた。
シェリー・フォリナー。20歳。女は少し躊躇ったのち、扉を叩いた。
「入れ」
中から声がする。彼女は扉を開けた。
半年前、考え方の違いから姉たちと喧嘩別れし、彼女はハイムに来ていた。
彼女はそこで魔法アカデミーに入学する。
折からの内乱で兵士が足りない時期、素性について問われる事はほとんどなかった。
彼女は抜群の魔法の冴えで頭角を現し、教師達も一目置く所となる。だが彼女の目的は他にあった。
城内の豪華な内装。戦時とは思えない美食の数々。これが力だな、と彼女は思う。
いつの時代も結局世の中を動かすのは力だ。姉や妹が唱える民衆が動かす政治など、彼女には絵空事にしか思えなかった。
力ある者が社会を動かす。社会を変えるには力を持つしかない。そのために彼女はハイムにやってきた。
バクラム・ヴァレリア国中枢の一員として、この手で国を動かす為に。
そう、力さえあれば、母さんだって・・・。
数日前、アカデミー内部がざわめいているのを聞いた。
今日は王国の最高権力者、ブランタ司祭が見学に来るのだという。
ついてるわね。チャンスはむこうからきた。
彼女はクラスの代表として魔法の腕を披露し、難しい魔法を見事成功させる。
授業の残りの時間、司祭らの視線が自分に注がれるのを感じながら、彼女は過ごした。
若く優秀な美貌の女魔術師はお偉方の興味を惹くところだったに違いない。
椅子に座って講義を受けながら、時々脚を組みかえることも忘れない。
その甲斐あってか、見学数日後の今日、彼女は司祭の部屋に呼び出されたのだ。
「シェリー・ブラウンです。お呼びでしょうか?」
素性を隠す為、彼女は母親の姓で名乗っていた。かつての父親の政敵に素性が知られるのは流石にまずい。
豪華な造りの司祭の執務室で、彼女は司祭と対面する。二人だけだ。
司祭の用件は任務についてのものだった。敵情視察と諜報活動を頼みたい。曰く、女性の方が敵も安心するのだという。
そんなものか、彼女は思ったが、ともかく初の任務だ。彼女の胸は高鳴った。
「君は女だが、体は丈夫かね」「はい、もちろんです」
「ふむ、大丈夫とは思うが、万が一という事もある。こちらに来たまえ。」
やれやれ、やっぱりね。彼女は思う。予想通りだ。
だがそのことはおくびにも出さず、彼女は案内されるままに奥の小部屋に入った。
487 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 12:53:20 ID:jYPe/5aK
背後から司祭の手が伸びてくる。確かめるように肩を揉み、腕を揉むと、今度は胸に伸びてきた。
「し、司祭様ッ!何を・・・!」「身体検査だ。」「で、でも・・・!」
司祭の手が胸に回り、ローブの上からその乳房を揉んだ。女性特有のふっくらとした質感。
ごつごつした手がシェリーの若い乳房をまさぐる。撫で回すようなそのイヤらしい手つきに、彼女は身震いする。
「し、司祭・・・さま・・・。」
か細い声でシェリーは抗議をする。だが彼女が抵抗できないことなどブランタは百も承知だ。
大事な任務、ひいては出世がかかっているのだ。よもや彼女は逆らえまい。
そのことはシェリーも同じだった。彼女は拒否をしようと抵抗するのではない。あえて生娘ぶっているだけなのだ。
その方が受けも良いだろう。激しく抵抗して司祭に嫌われてしまっては、元も子もない。
弱弱しく、でも不自然でない程度に、彼女も演技をする。
ブランタの手がさらに下に回る。柔らかな腹部を撫でると、そのまま股間の上に降りてきた。
ローブの合わせ目から、シェリーの股間に侵入してくる。
下着の上からさっと一撫で割れ目をなぞり、手は下着の中にまで入ってきた。
!!さすがに思わず股を締める。じっくりと、執拗なまでのいやらしさで、司祭はシェリーをなぶる。
指先がクチュクチュと肉豆をいじり、人差し指が、中指が、シェリーの中に侵入しようとしてくる。
ブランタの指がシェリーの中にねじ込まれていく・・・。
「どうもわからんな。」
シェリーが思わず吐息を漏らしたところで、司祭の手が離れた。「このままではわからん。脱ぎたまえ。」
シェリーは睫毛を伏せつつ、ローブを脱いだ。「下着もだ。」震える手で、シェリーが下着を下ろす。
ブランタの眼前に、生まれたままのシェリーの肉体が晒される。白い肌に若い張り。発育の良い乳房にちょこんと乗ったピンク色の突起が初々しい。
恥部を彩る女の茂みが、内に秘めた熱い情熱を感じさせるのは気のせいだろうか。
「ふ〜〜む、ふ〜〜む。」シェリーの周囲をじろじろと眺め、ブランタは言った。「まずは問題なさそうだな」
「中身の方も・・・。」ブランタは娘を抱き寄せると、指を秘所に運んだ。クイックイッ。折り曲げて女体の中を刺激する。「問題なしだ。」
チュッと乳首を口に含む。チュッ・・・チュッ・・・。軽く吸い上げ、先端を一舐めして彼は言った。
「よかろう、合格だ。服を着たまえ。」
シェリーの乳房から糸を引いて唾液が落ちる。まだ物足りないが、このくらいが限度か。度が過ぎて悪評が流れても困る。
ブランタが部屋を出ようとしたところで呼び止められた。
488 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 12:53:51 ID:jYPe/5aK
「司祭様・・・。私はまだ満足していませんわ。」
言うが早いか、シェリーは執務机にブランタを押し倒した。「シェ、シェリー・・・!!」
ブランタに話す隙を与えず、彼女は唇を奪う。そのまま舌をねじ込んだ。
セクハラで泣き寝入りなど愚か者のすることだ。弱みを見せれば以後ずっとつけ込まれるだろう。
司祭がいる今こそチャンスなのだ。限られたチャンスにこそ、懐に飛び込む事を考えなければならない。
シェリーの体の下でブランタは抵抗したが、やがて自らも舌を絡め始めた。
若く美しい、全裸の女に押し倒され、嫌な男などいるだろうか。
シェリーがブランタの口内に唾液を押し込み、また啜る。ピチャピチャと互いの唾液を貪り合う、男女の音がしばし響いた。
「ブランタ様も、脱いで下さい。」
シェリーは自らブランタの服に手をかけ、脱がせ始めた。
豪華な法衣の前がはだけられ、ブランタの裸体があらわになる。
中年太りした司祭の体はお世辞にも美しいとはいえなかったが、それでもシェリーは手を這わせた。
白く細い指が、胸を、腹を、撫でていく。シェリーの右手が股間に伸び、ブランタの男根をつかんだ。
「ウッ・・・。」ブランタがうめくがシェリーは無視した。
左手を司祭の首筋に回し、そっと抱き寄せると、右手でブランタの分身を刺激し始めた。
「ウ・・・グッ・・・。」ブランタがうめく。中々に上手だ。
顔を上げると20歳とは思えない、艶な表情のシェリーと目が合った。
彼女はクスリと笑うと、再び唇を寄せてきた。しっとりとした甘い唇。香水の匂い・・・。
少女の放つ、女の色香に、ブランタはゾクリとした。「司祭様・・・。」耳元でシェリーが囁きかけてくる。
「任務に成功したら、軍の指揮に加えていただきたいのですが・・・。」
「グッ・・・それは・・・。」ブランタはうなった。
以下に優秀とはいえ、若干20歳の女が一軍を指揮するなど前代未聞だ。
「あら、お許しくださらないのですか?」シェリーはそっと腰を擦り付けてくる。
入りそうで入らない。前にも後ろにも進めないもどかしい状況に、ブランタはついに首を振った。
「わかった、お前に任せよう。今回の任務しだいでは、指揮を任せるとしよう。」
「うれしい・・・。」声がしたと同時に分身がシェリーの中に滑り込んだ。
娘の胎内は熱く、狭く、ブランタの分身をぎゅっと締め付けてきた。
ハアッ!ハアッ!娘の喘ぐ声がする。鼻腔をくすぐる甘酸っぱい匂い。幼さの残る外見とは裏腹の、獣じみた喘ぎ声。
エキゾチックなその雰囲気がブランタを雄にした。
体の上で牝は激しく腰を動かし、分身を刺激してくる。執務机の上で、娘を抱くという背徳感が、彼を興奮させる。
ウ・・・ウオオオオッ!娘の胴を握り締めながら、ブランタは分身を爆発させた。
親と子ほども違う娘の胎内に、彼は大量の精を注ぎ込んだ。
「それでは、司祭様。調査を進めます。吉報をお待ちください。」
シェリーはかしこまって言ったがその顔は笑っていた。若さゆえの、罪のない笑顔。
「頼むぞ。」ブランタが言うと恭しくお辞儀をし、シェリーは部屋を出て行く。
やった、やったわ!!廊下に出ると彼女はぐっと拳を握り締めた。
始めての任務。まず第一歩だ。そっと懐に手をやる。
ブランタが首にしていた十字架がそこにあった。首に手を回した時、そっと失敬したものだ。
何かの時の保険くらいにはなる、かな?十字架を撫でながら彼女は思った。
ともかく初の任務だ。成功させなくては。足取りも軽やかに、シェリーは階段を下りていく。
シェリーを乗せた馬車が、雪の降る中を駆けていく。ブランタは窓から馬車が去るのを眺めていた。
(モルーバの娘、シェリーか・・・、血は争えんな。)
彼の目に瞑い炎が宿る。利用しようと寄ってくる者は相応に扱ってやればよい。それだけのことだ。
彼は窓を閉じると、黙って公務に戻った。
489 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 12:56:22 ID:jYPe/5aK
>>476 に捧ぐ
うわあああああッ!!
「身体検査」に「上司と秘書」。これだけオイシイ設定なのにエロがいまいちだ。
こんな駄作を書いてしまった俺を誰か除名してくれ・・・orz
というか誰かエロの部分だけ書き直してくれ
490 :
476:2005/12/21(水) 00:13:55 ID:27cX65F1
>>489 リク書いたのも答えてもらったのも初めてだ。
しかもこんなマイナーな組み合わせで。ありがとうありがとう!
自分も何とか一つモノにしたいとは思っているんだが。やっぱさ、エロって難しいよ・・・。
491 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 21:59:18 ID:bUqM3Zln
すっかりカキコが減ってるね。みんな年末で忙しいのかな。
誰か何か書いてくれよ〜お。
保守
493 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/26(月) 22:56:37 ID:tuHtKHhU
>>489 シェリーの羞恥と葛藤を中心に書けばもっと濃くエロくなると思うが
これはこれでテンポが楽かつシェリーが若々しい感じがする
おまいさん、即使えるかたちの文の方が向いてるのでは
495 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 19:20:03 ID:1oQmS/Qv
89です。
レスサンクス!!
ブランタもシェリーもどちらかというと「攻め」の人だと思うので中々難しい。
素直に相手の体に溺れてくれないというか・・・(笑)
もっと獣っぽく乱れてくれると良いかな??
「amethyst eyes」のHPに「オズマ×バールゼフォン」の話があったがそんな感じか↓
http://siberi.dreamers.jp/ae/ogre/beastsindark.htm ブランタは絶対もっとエロエロなこと知ってると思う。
エンジェルナイト侍らせて、夜の相手を務めさせるという大変「美味しい」シチュがあるのですが、
書くかどうか未定。
天使の身体にあんなこととか、こんなこととか☆
あんまりハードにすると10代の読者とかいると引きそうなので難しいところですね(笑)
>>493 オズ最高!!
>>495 この板は21禁ジャマイカ?
だから10代の読者なんぞいませんぜ。
キツいシチュとか書く場合は名前欄に書いて
あぼーんしてもらうとか…。
497 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 19:31:51 ID:1oQmS/Qv
考えとく〜。
>>495 ずっと探してた頁だ。ありがとう
18禁じゃなく15禁で検索すれば出て来たのかな
ただ、エロパロ板とはいえ
人様の頁を晒すのはあんまり良くないと思うんだが…
>ブランタ
ブルジョアだからその辺の心得は完全にマスターしているでしょう
この手の親爺は肉体的苦痛より精神的恥辱な攻めを好むもの
ブランタは成り上がりだと思うが、498の最後の行にはひっそりと同意。
500げと
501 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 01:20:28 ID:kbVL5iwX
カチュア「501げっと・・・。
502 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 01:21:41 ID:kbVL5iwX
ハイム城の天井の高い一室で、一組の夫婦が初夜を迎えていた。
ベルサリア・オヴェリス、デニム・モウン。二人は同じ姉弟として過ごした仲だった。
「ねえ、あなたは本当に良かったの?」「何が?」「オリビアさんのことよ。」
その名前は僕には辛い。2年もの間、僕はオリビアと旅をした。
海の向こうのゼノビア王国。遥かなるランスロットさんや、みんなの故郷。
彼の地で、僕とオリビアは多くのものを見、多くのことを考えた。
夜が来ると、互いの体温を感じながら、むさぼるように愛しあった・・・。
「オリビアも良かったんだけど・・・、」僕は答える。「・・・でも、姉さんといたかったよ。」
僕の答えに、姉さんの目が悪戯っぽく光った。
「シ・ス・コ・ン。」「なっ・・・ッ!」
僕が怒って枕で叩くと、姉さんはキャアキャア言って自分をかばった。
「僕がシスコンなら、姉さんはブラコンじゃないか。」
「そうよ、私もブラコンなの。」姉さんが笑う。
「でも、私もデニムといたかったわ・・・。」
愛しさに胸を突かれ、僕は姉さんを抱き寄せてキスをした。姉さんの唇は甘かった・・・。
姉さんの手が僕の寝巻きにかかり、優しく剥いでいく。僕の裸体に、姉さんが頬を染める。
「デニム・・・、もうすっかり大人の男の人なのね。」
照れたようにつぶやくと、姉さんは僕の身体に手を伸ばしてきた。手はそろそろと下に下りていき、僕の分身を包む。
「ウ・・・ッ!」姉さんの秘めやかな愛撫に、分身が敏感に反応する。
姉さんが分身を口に含んだ。ぴちゃぴちゃぴちゃ・・・。姉さんは僕の股間に顔を埋め、激しくペニスを吸いたててくる。
姉さん・・・。予想外の行為にやや驚きながら、僕はそっと姉さんの髪を撫でた。
503 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 01:22:11 ID:kbVL5iwX
オリビアが僕の分身を吸いたてていた。普段は貞淑な彼女が、その晩はいつになく積極的だった。
ぺろぺろと先端を舐め、喉の奥まで飲み込むと、そのまま激しく吸いたて始めた。
「オリビア・・・?」僕は彼女に呼びかける。
「私自身が・・・デニムにこうしてあげたいの・・・。」
オリビアはそれだけ言うと、さらに激しく、奉仕を行う。
・・・どうして気付いてやれなかったのだろう。彼女は不安だったのだ。
「私たち、別れたほうがいいわ。」
ゴリアテの港に着いたとき、彼女は言った。
「私たち、別れたほうがいいと思うの。」「オリビア・・・?」
その時の、涙に濡れたオリビアの目が忘れられない。彼女は気付いていたのだ。僕が彼女の中に、姉さんを見ていたことを。
彼女を抱く時、彼女に笑いかける時、僕はいつも姉さんのことを考えていた。
姉さんならどうするだろう。姉さんなら何と言うだろうか。
ゼノビアの優れた宗教制度を見ながら、オリビアは感嘆した。「すごいわ・・・これこそ理想よ・・・。」
だが僕はそうは思わなかった。宗教は気休めにしかならない。
国を治めるには、姉さんを助けるには、もっと具体的な方法が必要だ。宗教に頼らない、具体的な方法が・・・。
僕はどうしても、姉さんから離れられなかった。姉さんを忘れられなかった。つまるところそこに行き着く。
「オリビア・・・。」
僕は彼女の肩に手を伸ばしたが、オリビアは、そっと自分の手を寄せ拒絶した。
「ごめんよ・・・。」やっとの思いでそれだけ言ったが、オリビアは首を振った。
「あなたのお姉さんの・・・力になってあげて・・・。」
彼女はそのまま駆けていってしまった。振り向く事はなかった。
「姉さん・・・不安なの・・・?」
分身に奉仕を続ける姉さんに声をかけると姉さんはビクリとした。姉さんの髪をそっと撫でる。
「大丈夫だよ。僕は姉さんの側にいる・・・。ずっと側にいるよ・・・。」
「・・・ありがとう。」姉さんの声が下から聞こえた。
姉さんはなおも僕の分身を口に含んでいたが、愛撫はずっと落ち着いたものになった。
ちゅぱちゅぱちゅぱ。口元から淫猥な音がする。姉さんの手が陰嚢を揉んでいた。
「ね・・・姉さん!離してッ!」僕はうめくが姉さんは逆にぎゅっとしがみついてきた。
ドクン!ドクン!熱く吹き上げた精を姉さんはコクコクと飲む。ようやく分身を離すと、姉さんはペロリと舌を出し微笑んだ。
「もう、姉さんてば!」笑いながらたしなめる。
504 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 01:22:59 ID:kbVL5iwX
僕も姉さんのパジャマに手を伸ばした。邪魔な衣をそっと引き剥がしていく。
姉さんの白い裸体が眼前に晒される。成熟しきった肉体に、女を誇示する形の良い乳房。そして股間を彩る大人の翳り・・・。
「やだ・・・、デニム、あんまり見ないで・・・。」
姉さんは恥じらって胸を隠したが、彼女の乳房の上で紅光の首飾りが燃えるように赤く輝いていた。
むちゅっ。僕は姉さんの唇を奪い舌をねじ込むと、その両胸に手を這わせる。
姉さんの乳房は暖かく、手の中でコリコリとしこってくる。揉み上げながら、右手を股間に差し込む。
「ん・・・。」姉さんが息を呑んだ。蕾は幼く固かったが、端からは既に滲むものがあった。
手の中にじんわりと液体の感触が広がっていく。
姉さんが恥じらって顔を伏せる。僕は股間に手を差し込みながら、姉さんの乳房をついばんだ。
「グ・・・・・・。」姉さんはきつく下唇を噛んでいる。懸命に刺激に耐えているのだろう。
舌がレロレロと乳房を弄び、手が乱暴に股間を侵略する。僕の愛撫に姉さんの蕾は着実に開いていく。
僕は姉さんの下半身に向かい、両腕で股間を開いた。「ヤ・・・ッ。」姉さんは股間を閉じようとするが抵抗はごく弱いものだった。
女の茂みから鼻を突く匂いが立ち上っている。僕は姉さんの股間に顔を埋め、舌で彼女の割れ目をなぞった。
「アン・・・やっ・・・ヤァ・・・!デニムッ、お願い、やめてッ・・・!」
真っ赤な顔で枕を抱きかかえながら姉さんが叫ぶ。だが決して股間を閉じようとはしない。
割れ目の中では彼女の分身がプックリと膨れ上がっている。勃ちあがったソレが姉さんの心を何より正直に物語っていた。
愛撫をやめると姉さんは無意識のうちに腰を突き出してくる。ふふ、姉さんは大胆だね。でも姉さんを責めるつもりは少しもなかった。
僕が姉さんから離れる事ができなかったように、姉さんもまた僕を想い、眠れぬ夜を過ごしたのだ。
その間に彼女が何をしていたかは、僕の関知する所ではない。
「ああう、・・・ウッ!!。」足先がビクンと震え、姉さんがうめいた。女の身体がぴくぴくと痙攣する。
指で姉さんの乳首を苛めながら姉さんの絶頂が収まるのを待った。姉さんはしばし、荒い息をする。
「愛してるよ、姉さん・・・。」耳元でささやくと、姉さんはうっすらと目を開き言った。「・・・もう・・・。」
でもその言葉には少しもとげはなかった。僕を見つめる優しい微笑み。もう姉と弟じゃない。今日からは晴れて、姉さんは僕の物なのだ。
僕は姉さんの頬に口づけ、さらに大きく股間を押し開いた。「いいよね・・・。」姉さんの中心に、僕の分身を挿し込んでいく。
「ウ・・・ク・・・。」姉さんがうめく。「痛い・・・?」目で尋ねるが姉さんは首を振った。
「ううん、・・・ちょっと思ってたより大きいだけよ。」「もう、姉さん!!」「キャッ、暴れないで!!」
見つめ合い、くすくすと笑いあう。僕は姿勢を変え、仰向けになると姉さんを上にした。
ゆっくりと腰を動かし、彼女を刺激する。「ン・・・デニム・・・。」
姉さんもまた、僕に合わせ腰をグラインドさせる。眼前に姉さんの顔がある。僕らはそっと舌を伸ばし互いの舌を絡めた。
姉さんが僕の頭を抱きかかえ、その乳房で僕を包む。大きく暖かな乳房が、姉さんがその奥に秘めた母性と情熱を感じさせた。
姉さんの中で僕の分身が欲望の形をとる。天を突く怒張が、姉さんの身体を突き上げた。
「ウウ、出すよッ、姉さん・・・!」「うん、デニム・・・ッ・・・いいわ。」
白い閃光がスパークし、僕は姉さんの胎内に熱い精液を放出した。僕の子供を宿すべく、子種が姉さんの子宮の奥底に呑み込まれていく。
「ウ・・・ッ、デニム・・・。」
やや遅れ姉さんもまた絶息する。白い身体を弓なりに折り曲げ、彼女はそのまま僕の上にくず折れた。
(姉さん・・・。)絶頂に達した姉さんが、身体の上でハアハア息をしていた。
優しい妻の細い身体を、僕は両腕でぎゅっと強く抱きしめた・・・。
505 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 01:23:59 ID:kbVL5iwX
翌朝目を覚ますと、姉さんは既に起きていた。
「おはようデニム、よく眠れた?」「うん、ぐっすり。」姉さんが頬にキスをしてくれる。
「オリビアさんから手紙が来ていたわ。」姉さんの言葉に、僕が目を見開いた。
「『結婚おめでとうございます。幸せになってください。二人の強い絆がうらやましい。』
・・・あの子は私たちより、ずっと強いわね。」
「姉さん・・・。」
「私も手紙を出したの。『どうもありがとう。困ったことがあったら何でも言って欲しい。良ければこれからも時々手紙をください』
そう書いたら、『喜んで』って返事が来たわ・・・。」
姉さんは微笑んだ。
「この大きな国を、私一人で治めるのは無理よ。あなたも含めて、みんなの力が必要だわ。
デニム・・・、これからも私を助けてくれる?」
晴れやかな笑顔。今の姉さんは世界の誰より綺麗だと思う。
「もちろんだよ・・・。」
「運命が二人を分かつまで、この世界が続く限り、私はあなたのそばから離れない・・・。
そして二人で、人々が安心して暮らせる王国を作りましょう。」
「姉さん・・・。」姉さんの手をとりキスをする。姉さんはニッコリ微笑んだ。
「ご飯、食べに行こうか・・・。」
固く手をつなぎ合って、僕らは部屋を出た・・・。
ベルサリア・オヴェリス
ヴァレリア王国第2代国王。
民を愛し、また家族を愛した彼女は、生涯を通し民衆から絶大な支持を受け続けた。
仲の良い女王の家族を見るたび、国民は家族の大切さ、日々の生活の尊さを思い出したという。
デニム・モウン
ヴァレリア王国騎士団長。
ハイムの戦役で百戦百勝を成し遂げた稀代の将軍。
戦後は一転して外交に力を注ぎ、女王の治世の間、二度と再び王国が戦争に巻き込まれることはなかった
オリビア・フォリナー
フィラーハ聖教聖母。
教団の政治色を排し、民を救うことのみにその生涯を費やした彼女を人は聖母と呼んだ。
女王との仲は生涯を通じ、変わる事はなかった。
3人の優れた指導者に支えられ、以後王国は最も繁栄した50年を経験する。
我らが女王とその王国に栄光あれ。彼らの進む道に神の加護のあらんことを。
わーい神キター!
GJ
カチュア好きにはたまらん
また書いて下さい
508 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 01:29:50 ID:5rSuqAfh
兄の遺体が家に運ばれた時、私は泣き崩れた。既に時間が経ちすぎており、呪文による蘇生は絶望的だと言う。
「ウーム、これはいい死体ですねぇ」傍らで父は信じられない事を言う。
何がいいものか。兄は死んだのだ。私が泣いていると父が言った。
「1つ彼を蘇らせてみましょうか。オリアス、手伝うのです。デボルトを実験室へ。」
父の怪しげな研究は私も兄も嫌っていたが、この時ばかりは父だけが頼りだった。父の研究室に遺体を運ぶ。
小屋の中央に置かれた、液体の入った棺に兄を寝かせた。
「オリアス、兄を助けたいですか?兄のために何でもできますか?」
私はうなずいた。
「・・・では服を脱いで兄の隣に寝なさい。貴女の生命を使って兄の生命を呼び戻します。」
言葉の意味が分からなかったが、私はともかく服を脱いだ。
手で茂みを隠しながら兄の隣に身体を横たえる。棺は狭かった。
「一度棺を閉じます。何があっても開けないように。」
眼前で棺が閉じられる。漆黒の闇と薬品の強烈な匂いに気が遠くなる。遥か遠くで父の詠唱が聞こえた。
私は全裸で冥府に来ていた。暗黒神アスモデと話している。冥府の王に兄を返すよう頼んでいた。
アスモデの手が私の乳房に伸びる。ガクン、身体の力が抜け、胸が急に重たくなる。
・・・!身体をまさぐる感触に、私は目を覚ました。胸が膨らんでおり、ひどく重い。
闇の中から伸びた手が私を捕え、抱き寄せてくる。「兄さん・・・?」
返事はない。手は強い力で私を押さえつけると、私の乳房を揉んだ。
ぶしゅッ。奇妙な感触と共に、私の乳房から母乳が吹き出す。
(何・・・、これ・・・ッ!!)相手は私を組み敷くと、乳房に吸い付いてきた。
「ヤ・・・、ちょっと・・・ッ!お父さん、助けて!!」
「始まったようですねェ。」蓋の向こうで父の声がした。
「オリアス、デボルトに乳を与えるのです。お前の母乳で兄がよみがえる、そういう仕組みなンですから。」
聞こえた父の言葉に、私は絶句した。血の繋がった兄に乳房を吸われる。そんなことが許されようか。
兄の指はさらに、私の秘所に伸びてくる。
「ヤダア、そんなの!ヤダアッ!!兄さん、目を覚ましてッッ!」
悲鳴は兄には届かない。兄は私の乳房に吸い付くと、ゴクゴクと喉を鳴らして母乳を飲んだ。
指が私の鞘をまさぐり、クチュクチュと肉豆を擦る。股間がちりちりと痺れる感触に、私は悲鳴を上げた。
いいですねえ。あの兄には勿体無いくらいなンですが。
棺の蓋に耳を当て、屍術師は中の物音を聞いていた。
ここまでの経過は順調のようだ。研究の進捗に彼はニンマリする。
彼の妻は愚かな女だった。研究の何たるかを分かっていない。
今回と同じ死者の復活を彼女の身体で試みたところ、彼女は実験の終了を待たず逃げ出してしまった。
だが今回は違う。被験者は娘であり、死体は彼女の兄なのだ。よもや、逃げ出すことはあるまい。
兄に母乳を与える妹。それと知らず妹の母乳を求める兄。
棺の中で、娘の悲鳴が啜り泣きに、やがて嬌声へと変わっていく。
509 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 01:30:22 ID:5rSuqAfh
どれほど時間が経っただろう。永遠のような時間の後で、ようやく蓋が開いた
泣き濡れた目の前に父の顔が浮かぶ。「時間ですよ、オリアス。棺から出なさい。」
私はよろよろとふらつきながら、身体を起こした。父の手が乳房に伸びる。
「触らないでッ!」その手をバチンと払った。乳首の先端から、わずかに乳が滴る。
「・・・少し薬剤が効きすぎましたかね。さて・・・、」
父が兄を見た。(そうだ、兄さんは・・・。)私は兄を振り返り絶句した。
「そんな・・・兄さん!!」
そこにいたのは、私が期待した兄さんではなかった。血色の悪い、死体さながらの兄の姿。
目をぎょろりさせ、ゆっくりと身体を動かす。
「フーム、まずまずですねえ。私がわかりますか、デボルト?」
「二・・・バス・・・。」ポツリと兄さんはつぶやく。だが意識はおろか記憶もはっきりしないようだ。
「フーム、細胞は再生している。心臓も脈動している。素晴らしい!!今までで一番の成果だ。記憶はやはり戻りませんでしたか。さて・
・・、」
父は兄の頭をこちらに向けた。「さあ、貴方に彼女が分かりますか。裸の女です。裸の女にあなたが成すべき事は一つですね・・・。」
兄さんの目の焦点が私を捕える。次の瞬間・・・!!
「イヤッ・・・いやあああああ!!」
兄さんは私の腰を押さえると、がっちりと引き寄せた。直立した兄の分身が私の尻に当たる。
「イヤア、そんなのいやああああ!兄さん、目を覚ましてェェェェッ!!」
だが兄は圧倒的な力で私を押さえつけ、背後から凶器をねじ込んできた。「イヤアアアアッ!」私は声を枯らし、絶叫する。
「兄さんは貴女が憎いンです。貴女が彼を安らかな眠りから呼び戻したンですからね。
でも生殖機能が戻ることを確かめるのも重要な研究なんですよ・・・。」
ヒイイイイイッ!!グチャグチャと音を立て、兄が分身を抜き差しする。
私の中で兄の分身がむくむくと膨れ上がっていく。
天罰だ。私は思った。どうして兄を生き返らそうなんて思ったのだろう。どうして兄が生き返るなんて思ったのだろう。
誰しもいつか死ぬのだ。起きた死を受け入れなければならないのに、私にはそれができなかった。
私がわがままだったばっかりに、優しかった兄さんをこんな怪物ににしてしまった。
それでも女の生理は残酷で、自然に腰が背後に突き出る。猛り狂う兄の分身が子宮を小突きにする感触に、私は声を上げた。
「・・・いい声で鳴くようになりましたねェ、オリアス!柄にもなく勃ってしまいましたよ。
兄を生き返らせたご褒美に、私の分身も愛してもらいましょうか。」
「いやあああッ!ケダモノ〜〜!!」
私は泣き喚くが、兄に背後からがっちりと嵌められては逃げることはできない。私は口内に無理やり父のペニスをねじ込まれた。
「むぐっ・・・ムグゥ〜〜ッ!!」父の陰毛に顔を埋めながら、私は泣き叫んだ。
「オリアス〜、そうイヤがるものじゃありませんよ。そもそも貴女だって私の分身からできたンじゃないですか。」
「ヒギィ・・・むごぉぉぉ!!」父は嫌がる私の後頭部をつかみ、無理やり抜き差しさせた。父の分身が私の口腔を蹂躙する。
さらに父の手が胸に回る。牝牛の乳を搾るように、父は私の母乳を絞った。その手を口に運び、私自身が味あわれる。
父のペニスが喉を貫いた。そして・・・。
ドクン!ドクン!威勢良く噴出す父の精に私はむせ返った。「グフッ・・・ごほっ・・・っ!」栗の匂いが喉に広がっていく。
チュパ。父は分身を引き抜いたが、休む間もなく背後のデボルトが激しく律動しだした。
「ヤッ・・・イヤア・・・、やめてぇ!!!」私の願いは無視され、兄が私の中で暴れまわった。
兄の太い剛直が、私の胎内を埋めつくす。直後、兄もまた私の中に精を放った。
どくっどくっどくっどくっどくっどくっ!!兄の分身がぶるんと震え、通常より多い精が私の胎内に放たれた。
「ウウ・・・。」兄の手が離れる。力尽きた私はその場にへたり込んでしまった。
510 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 01:31:22 ID:5rSuqAfh
ぼんやりと天井を眺めている。もう何もかもどうでもいい。悪い夢だと思いたい。
私の秘口から溢れた白濁液を見て、父が言った。「完璧です。生殖も問題ないですね。」
知るものか。私には関係ないことだ。「おや、貴女まだ溜まっているようですねぇ。」
父は私の乳房をキュッと確かめ言った。
「折角です、オリアス。もう1つ実験に付き合ってもらいますよ。貴女の母乳を欲している亡者はまだ大勢いるのですから・・・。
出でよ!サモンダークネス!!」
4体のゾンビが父の周囲に現れる。「さあ、ご馳走です。あなた方の生への執着を見せてください!」
「やッ!いやあああああ!!!!」再び私は悲鳴を上げた。だが逃げられない事など百も承知だ。
私は既に亡者に捧げられた生贄なのだ。ギュッと目を閉じた。
その後に起きた事を、私はよく覚えていない。ただそれまで静かだったデボルトが、うなり声を上げて暴れまわっていた。
素手でゾンビたちをなぎ払い、次々に父に投げつけた。父は驚愕と怒りの表情を見せたが、やがていずこかへ消えた・・・。
気が付くと部屋は静かになっていた。壊れた実験器具が散乱しており、真ん中にデボルトがうずくまっている。
私は慌てて服を着ると、小屋から逃げ出そうとした、戸口のところで後ろを振り返る。
兄は膝を抱きかかえたまま、カタカタと震えているようだった。
ふと子供のようなその背中が、言っているように思えた。オリアス、助けてくれ・・・、と。
私は一瞬ためらい、そして兄に声をかけた。「立って、兄さん!逃げるのよ!!」
私は無理やり兄を立たせ、服を着せると、兄の手を引き薄明の中に駆け出した。
「兄さん、記憶を少しずつ取り戻しているみたいなの。」
神竜騎士団を離れて半月。私たちはアシュトンに近い教会に来ていた。神父さんは優しく、私と兄を快く迎えてくれた。
兄は今、庭師として教会で働いている。兄の周りには不思議と子供たち集まる。
子供は不思議だ。差別も偏見もなく、兄を受け入れてくれるのだから。
だがそんな生活が、兄には合っているようだった。気のせいか血色も少しずつ良くなってきている。このまま元に戻るのだろうか。
戻るかもしれない。戻らないかもしれない。でも、例え戻らなくとも、私は決して兄を見捨てない。
こんな奇妙な運命を辿った兄妹は他にはいないだろう。それでも、私と兄の絆は海よりも深い。
511 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 01:34:45 ID:5rSuqAfh
時々リクがあるけれど、前スレも含めて多分まだ1回も出ていないオリアス。
やっぱシチュが難しいのでしょうか。
(余談だが、前スレについては「タクティクスオウガのエロ小説 dumper」で検索すれば今でも閲覧可能です。)
兄を肉人形といって憚らない彼女ですので妄想を膨らませてみました。
兄思いのいい娘だと思うのですが・・・。
ところで作者の妄想も早晩尽きつつあるのですが、誰か他に書けません???
死者の宮殿最下部の最終ニバス戦に参加させたときのオリアスの会話って誰か知らない?
513 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 10:18:26 ID:+oPR9V8U
>>511 前に書いたヤツの続きも含めて4つくらい書きかけで立ち往生してる
人間ならここにいますが…。
ところで、TO外伝モノを読んでみたいって人はどれくらいいるんでしょうか?
514 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 12:25:45 ID:xUWd8h9/
>>512 何も話しません。デボルトでも同様。
>>513 アルフォンスですか?読みたい♪読みたい♪
>>514 おお、反応があってよかった!まずはそれから完成させるように頑張ります。
まあ例によってアルフォンスですが、相手はエレノアではないです。
シビュラのオパーイに挟まれるのか?
イナンナのアナルか?ユフィールタンを縛るのか?
どれだ神よ!
もちつけw
518 :
名無したん(:2006/01/08(日) 01:49:28 ID:ccl7Uhml
魚人じゃないか?
test
松「ヒロインは実姉」
Q「それは駄目」
松「ぢぁあリアリティを出すために非処女で」
Q「それも駄目」
松「それなら当初は処女だけど途中で強k」
Q「お前クビな」
522 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 13:28:15 ID:aHyOuOr4
見た目は限りなく中○生なのだが設定年齢は20歳というゲームも世の中にはあるのだからokである。
しかもヒロインは血のつながりがなかった、というオチ。
Cルートカチュアに限って言えばヴァイスとか、ザパンとか、タルタルソースとかとあっても良さそうだが皆さんの意見はいかが?
>522
王道。というか果てしなくそれを待っている途中。
524 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 15:30:00 ID:queaKGQU
>>518 魚人だとどんなシチュがあるかな。どうやって交尾するのか。
尾は乾かすと足になるのか。
上半身どんな格好で登場するのか等など好奇心は尽きないw
さて、イナンナの方は順調?ひょっとして縛り方で迷ってる?
>>524 その件に関しては某小説に有名な台詞がある。
「さあ、卵を産め」
??526 オーフェンだっけ?
そうそれ
ほしゅ
531 :
保守:2006/01/22(日) 12:06:33 ID:O3uAN59l
僕は思い切ってシスティーナの股間に手を突っ込んだ.
わたしは シスタティーナのしたぎをくぐりぬけた。
ん?なんだこれは!
これは おとこのいちもつ じゃないか!
ざんねん! デニムのぼうけんは ここでおわってしまった!
533 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 10:35:50 ID:j1Wu89d4
ナイトメア
それ何て暗黒夢魔法?
ところでシスティーナで思いついたが、ヴェルドレとその部下になぶられるシスティーナなんて誰か書けない?
本スレ初のレズネタ!?
どこかのサイトにそのネタがあった。
535 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 00:44:21 ID:Yi0wnMB4
前スレ524,525じゃないよね?エロなの?読みて〜!!
『ヴァレリア解放戦線の最期』というイベントがある。
セリエ・フォリナーと言う高潔な女戦士が変態的な双子との戦いに敗れ、
無残に傷付いた状態で雑兵に輪姦されるというのが話の筋である。
正直背筋が凍る、だが股間の辺りが燃えるようにホットになるのも事実だ。
今日はそのイベントの成立について騙ろう。
M野は女というものがキライだった。
それ故に、M野のクリエートする作品に世間一般の低俗な女はあらかじめ排除されている。
そして並みの女が羨むような美人でカッコいい女を活躍させるのだ。
中でもセリエ・フォリナーというキャラクターは自慢のデキだった。
(どうだ!世間のバカ女ども!おまえらはこんな女になりたいだろう?へっ…)
だが世間の女を解釈してバカにしてもM野の気は晴れなかった。
その原因は明白だ。
セリエが欲しいのだ。
こんな女が手に入れたい、こんな女を抱きたい、こんな女と寝たい。
いつしかM野はセリエを欲していたのだ。
(たかがゲームの女、しかもオレ自身の分身とも言える妄想ッ。何故ここまで苦しまねばならないッ?)
M野は自分の情念に身を切るように苦しんだ。
セリエなどこの世にいない。だがM野はセリエが好きなのだ。
そして、いたとしても自分にセリエを手に入れることができるだろうか?
M野は自分自身の欲望の幻影に苦悩した。
(畜生、畜生ッ…)
そして、M野は苦しんだ末に結論を出す。
「セリエにオレの精子をひっかけてやる!」
〜納品直前〜
「ほ、本気ですか?どうやって任天堂チェックを通すつもりです?」
「全年齢で出すにはヤバイんじゃない、このイベント…」
「大丈夫、大丈夫。文句を付けられたら消せばいいさ」
「でも、このイベントを削ればエンディングに、
『バールゼフォンvsハボリム』の燃える因縁の対決を入れられるンですよッ!」
「ダメ、ダメッ!そんなのどうでもいい!
原作者として『ヴァレリア解放戦線の最期』は譲れません。
絶対、出します。クビを掛けてもいい!」
「わ、わからない!ただでさえ容量のせいで一杯一杯なのに…
そんな危ない橋を渡る必要がどこにあるって言うンですッ?」
「リアリティの追求をクリエーターは止めてはならないんです!」
喧々諤々。
「どうしたのM野さん?また発売延期にするってゴネてるの?」
「セリエ姉さんを輪姦するんだってさ」
「り、輪姦!…過激だな〜M野さん」
「いい男なのになぁM野さん」
「ちょっとナルシスト入ってるけどね」
〜発売後〜
結局、M野の我が侭は通った。
「M野さん。あんたはチャレンジャーだ。ソンケーしますよ、ホント」
「別に…こんなの…大したことじゃないさ!」
「でもやっぱりスタッフの中ではオズの人気が最低です」
「Lルートのせいか。あれはちょっとな…正直M野を見る目が変わったよ」
「失敬な。男なんてみんなオズみたいなもんでしょうに」
「でも変なの。やったのは彼じゃないのに」
「いやでも、Nだとチャーム掛けてるし。一応無傷らしいCでもアヤシイなあ。
オズがやってない訳ないじゃん。だろ、M野?」
「どっちにしてもオズは最低か。セリエさん可哀そう。どうなんです、M野さん」
「フッ、そうやって議論を呼ぶのは、まさに『我が意を得たり』ってとこですよ」
爽快な気分だった。セリエはやはりオレの女だ。
消費者ども、オレが真っ先に汚した女に目を背けずにいられるか?
〜エピローグ〜
世に言う『魔改造』と言うヤツが1995年のQ社のある開発室で行われていた。
「なんて…」
「官能美!」
「M野よくやりました。誉めてあげます」
「うふふ、これはイイでしょう!」
「セリエたんを×××するイメージが湧いてきましたよぉ〜んふふ」
サラサラと紙に描きこんでいく。
尻だ。体位は後背位だろうか。
「相手はバケツ?それともオズ?」
「ダメだ!どっちもダメだ!」
「ほう。M野、それじゃ誰なんです〜?」
「オレにしろ」
「…」
「…」
「…」
Y田は渋々M野がセリエを×××するシーンを描いた。
M野のイキそうな顔を描くのは不快だったが無理やり描かされた。
M野は歓喜した。やはりY田は最高の友人だ、と。
その夜、何千何万億の生命の素が純白のティッシュに包まれてその役目を終えた。
その後、M野、Y田は揃ってQ社から■社に移籍する。
彼らの友情は今も固いはずだ。
しかし、我々に未知のサーガが語られる日は来るのだろうか?
539 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 18:38:47 ID:LJHkXHQf
最近時々「人大杉」が出るようなんだが,見てる人は何か書いてくれると嬉しかったり・・・.
人多杉は角煮の巻き添えだとおもうけどな。
TO外伝モノを書くと言った者です。予告したわりに遅くて申し訳ない。
どこでイナンナを縛るって話になったのかは知りませんが(w
題材はAルート(正史)エンディングです。大分前のゲームなのでネタバレには
全く配慮していません。
外伝なんて知らないが読んでみる、という変った人は↓でキャラを確認して下さい。
http://www.nintendo.co.jp/n08/atoj/chara/chara.html とりあえず計画よりも遥かに長くなっているので、少しずつ投下していきます。
あと、「教皇猊下」という尊称は個人的にはどうかと思うのですが
作中の表現に従いました。
「アルフォンス。これからのことに不安はないか?」
「別……に」
シビュラの問いかけに、俺は考えることもせず言葉を返していた。すべてが虚ろで上の空のようになっている俺は、
考えることも言葉を発することも億劫になっていた。何もかもを惰性に任せて、俺は今、ここにいる。そういう意味で
一度乗り込めば目的地まで勝手に運んでくれる、この船という乗り物は実に今の心境に相応しかった。
シビュラの言葉を思い起こすのならば、俺は『何も選ばない』という選択をしたのだろう。あのまま島に留まっていれば、レクトール殺しの
嫌疑をかけられていた俺は、フェーリス公の元に送られ処刑されたに違いない。だが真実を知る仲間たちや島の人々、そしてシビュラが
逃げ延びるための手段を用意してくれたのだった。戦いの後のあまりに強い喪失感は、俺から自分の意志で前に進もうとする力を
奪ってしまっていた。生き延びたいという気力も失い、いっそ死んでしまおうという強い意志も持てなかった俺は、帆に風を受け、
波間に翻弄されるこの船のように、すべてを周囲にゆだねていた。あの時、もし周りの人間が俺を殺す段取りを整えていたのならば、
俺はきっと怠惰に彼らの刃を受け入れただろう。
堕天使を打ち倒し、『聖槍』を手にするという目的は果たされた。また、そのことは結果としてオウィス島の内乱を平定し、
フェーリス公国の反乱の企てを未然に阻止することにもなった。シビュラが言うには、それは教皇猊下への謁見さえ許されるほどの
功績だという。
けれど、本国に向かう船の中で俺を支配するのは、手柄を得て凱旋する者の誇らしさどころか、敗残兵のような
虚しさと無力感でしかなかった。栄えある輝かしい前途……そんなものが何の慰めになる?これから、何を
いくら積み重ねたところで手に入らないものを失ってしまった俺に…。エレ……。
『…いいよ、私が一緒にいてあげる。私の体をあなたにあげる。
そうすれば、あなたは消えはしない』
エレ、君のしたことは正しいのだろう。君が自らの消滅に周囲のすべてを道連れにしようとしたあの堕天使を止めたお陰で、
俺たちの命は救われた。イナンナは、バトラール家の当主としてこの島に尽くすことができることを喜んでいたし、
エルリックとユフィールは、平凡な親子として幸せに暮らすことができるようになった。アエリアルは、信じるに足る人間もいる、
と言い残し人魚の聖域に帰っていった。けれど俺は…、俺は永遠に君から置き去りにされてしまったんだよ…。
こんなことを考えるのはあまりに自分勝手で、共に戦った仲間たちに申し訳ないと思う。…だけどね、エレ、あの時、君と逝くことが
できたならば、俺はそれで十分だったんだ。レクトールの心を侵し島の人々の運命を弄んだあの堕天使を倒したことで、
俺の心は半ば満足していた。たとえ、奴が最後の力で俺たちを消滅に巻き込んだとしても、その復活を阻止できたことに変わりはない。
そうなれば、15年という人生の短さを嘆く思いだってあっただろう。けれど、君と一つになれるような至福の感覚を前にしては、
そんな思いなど掻き消えてしまったはずだ。少なくとも、こんな虚ろさに苛まれることはなかったはずだ。なのに、君は……。
『私…あなたの気持ち…感じる。寂しかったんでしょう?封印の中…ずっと一人で…
あなたを一人では行かせないよ』
そして、君がもうどこにもいないこの世界で君が遺した言葉を何度も何度も噛みしめている内に、命を救ってくれた君の真心さえ
どこか疑うようになってしまっている。残された俺には、君がまるで俺といることよりも、あの堕天使と共にあることを選んだように
思えてしまうんだ…。まるで、俺なんかよりも奴に惹かれていたようにさえ…。そして、強い孤独を感じていた者同士が
惹かれ合い、一つになったようにさえ…。エレ、そうだったのかい……?
「アルフォンス、聞いているのか?」
「……ごめん」
こんな恨み言のような一人思いを繰り返しては、ふと目覚めたように現実に戻る。あれからずっとその繰り返しだった。
意外なことに、今の俺に対してシビュラは厳しく言うことをしなかった。いつまでも過ぎたことに拘り、感情に囚われている
俺の弱さを、今回ばかりは不思議と責めたりはしなかった。
「構わぬよ。だが、ここから先はしっかり聞いておけ。いい加減、これからのことについてしっかりと話しておきたいのでな」
少し呆れたようにシビュラは言う。これからのこと…か。流されるようにしてここにいる今の俺には、やはり積極的に聞く気にはなれないことだ。
だが、たとえ強く望まなかったにしろ、命を救われてここにいる以上聞いておかなければならない話だった。
「…お前は恐らく、直属の騎士という形で教皇猊下に仕えることになる。教会の復権のため、ゆくゆくは元老院を
打ち破る尖兵としてな」
生まれ育ったフェーリスを離れ、自分の力だけを頼りに生きていきたい。俺が抱いていた漠然とした望み。それがこれから
叶えられようとしている。教皇猊下の覚えめでたき若き騎士という訳か…。でも、エレに会ってから思い描いていた未来に
比べれば、そんなもの……。
「騎士である以上、『教皇の手』とは違って日のあたる場所にも出ることもできる。まあフェーリス公との関係を考えれば、
アルフォンス・レーエルという人間として世に出ることは難しいだろうが、代わりに別の名前と出自が与えられ、いずれは
何食わぬ顔で神都を闊歩できるようになるだろうよ」
レーエルか…。この新しい姓には結局なじめなかった。それを捨てることになんて、何のためらいもない。けれど、
アルフォンスの名を捨てることになるのか…。エレが何度も呼んでくれた、アルフォンスの名を…。エレ、聞いたかい?
君に置いて行かれた俺は、君が呼んでくれたアルフォンスではなくなってしまうんだよ…。
「…」
「…シビュラ、ごめん」
言葉のたびに虚しい一人思いに陥りそうになる俺を、シビュラが強く見据えていた。今度こそ何を言われても仕方がない。
けれど、彼女の方から先に目をそらすと、優しげにため息をついていた。
「まあいい。…それにしてもアルフォンス、今にして思えばお前を見くびっていたのだな。お前の成長は私の想像など超えていた。
個人としても、指揮官としても今のお前ほどに戦える騎士は、本国でもそれほど多くはないぞ」
「…!」
空洞のようになっていた心に、一瞬だけ、暖かい風が吹き込んで来た。もしかすると、慰めの意味もあるのかもしれない。しかし、
シビュラがこれほどまでに認めてくれていたことに、俺は感慨深さを覚えずにはいられなかった。
考えてみれば、おかしなものだ。レクトールに期待されることにはどこか重圧を感じていたというのに、俺はシビュラには
自分から認められたいと思って戦ってきた。命を救われたこととは関係なく、彼女の力になりたいと思っていた。
そして、彼女の言動や行動の端々に、俺という人間を認めてくれている様子を窺えるたび、それを成長の証のようにさえ感じていた。
「フッ…、高々と持ち上げてから落とすようで悪いのだが、その騎士としての力量だけではこれから行く場所では通用しないのだ。
今の教会はあまりに力がない。復権が成る日まで、騎士とはいえお前も少なからず『教皇の手』と同じような影の仕事も
しなければならないだろう。……任務のために、何の恨みもない人間を利用し、陥れ、あるいは命を奪う。お前にその覚悟があるか?」
「…」
何の覚悟もなくここにいる俺には、耳が痛い話だ。戦いは、嫌と言うほどあの島で経験した。強くなったという確かな実感もある。
けれどその戦いのほとんどは双方が訓練された者同士で、どちらが殺されても文句は言えない覚悟で臨む、言わば納得ずくの
殺し合いだった。だが、シビュラの話を聞く限り、ここから先はそれだけでは済まないらしい。人の道から外れた謀略や暗殺の類に
手を染めなければならないのだろう。あるいは命令があればビリュテの町への焼き討ちのように、民衆へ剣を振るうことも
しなければならないのだろう。
教皇猊下のため、ローディス教会のためなどという理由で、俺は自分の手を汚すことなどできるのか?そんなことに、
これから俺は生きる意味を見出せるのか…?
「アルフォンス、お前に覚悟があるならば、その任務に役立つことを教えてやろう。…密偵の心得などを説くつもりはない。
今すぐ実地で経験させてやれることがあるのだ」
「…シビュラ、頼む」
俺をあれほどまで認めてくれたシビュラに、今更覚悟がないなどとは言えるはずもない。それに、これ以外の生き方なんて
どうせ俺には残されていないのだから、という自暴自棄な思いにも後押しされていた。
「いいだろう…。これは私も少なからず利用してきたし、容貌を考えればお前にとっても悪くない武器になるはずだ」
…一体、何を教えようというのだろうか?俺の外見と、何か関係のあることなのか…?だいたい、何かを教わったところで、
魂の抜けたようになっている今の俺に、身につけることができるのかどうかわからない。しかし、だからと言って、俺の目を少しでも
未来に向けさせようとしてくれるシビュラの気持ちを考えると、適当に聞くような真似だけはしたくなかった。
「では、これからお前に女の抱き方を教える」
「お…んな?」
あまりに淡々と語られた言葉の意味を理解できず、聞き返してしまう。そして、口にしながらその意味を理解していた。
女を、抱く…?さっきシビュラは、実地でと言ったけれど……、じゃあまさか俺が…シビュラとそんなことをするというのか!?
思いもかけない事態に鼓動が一拍ずつ力強くなって、速さも増していく。虚しさが支配していたはずのこの身体が、
少しずつ熱くなっていくのを感じずにはいられない…。
「シビュラ…、いいよ!俺は…そんな…こと」
もう呆けたようになどしていられなくなっていた。それを悟られまいと、さっきまでの顔を作ろうとしたところで、
もはや到底無理なことだった。
「何か思い違いをしているようだな…。必要だから教えると、私はそう言っている」
「必要…」
「そうだ。心を許してしまった者には、話すべきでないことすら口にする。愛しいと思う者のためなら、踏み込んではならないと
わかっている道でさえ平気で突き進む。人とはそういうものだ。影の仕事をするならば、それを利用しない手はあるまい?
そしてそれだけの関係に至るためには……肌を合わせるということが最も効果的という訳だ」
「…」
こんなことを平然と言ってのける様を見て、改めて思い知らされる。シビュラはこういう生き方をしてきた人なのだと…。
任務のためには女の武器を使うことさえ厭わない、手練の密偵なのだと…。しかしそれでも尚、俺はシビュラに対して
嫌悪感など持つことはできなかった。レクトールが彼女に対して虫唾が走ると言った理由も、確かに理解できなくはない。
だが、俺の心にある彼女に対する畏敬の念に似た思いは、やはり消えることはなかった。
「ところでアルフォンス、女を抱いたことはあるのか?」
「ある訳……ないよ」
士官学校を出て騎士団に所属したばかりの15歳の子供に、そんな機会があるはずがない。島にいる間は
無我夢中で戦っていたし、第一、俺にはエレがいた。戦いが終わったらエレと……、そう思っていたのに…。
「…ならば、私がいくら言葉で説明したところで実感は湧くまい。それならば、まずは女に奉仕される
という気分を味わってみるといい」
「シ、シビュラ…!」
彼女は俺の感傷なんか無視して、一方的に話を進めていってしまう。それにしても、奉仕…?シビュラが
俺に奉仕するっていうのか?何だろう…、その言葉だけで頭の中が掻き乱されて、さっきまで俺を支配していた
悲しみの感情さえ、溶けるように消え失せてしまう。気が乗らないはずだったじゃないのか?俺は一体、何を
期待してしまっている?
「さあ、そこに横になれ。後は、すべてを私に任せていればいい」
「ま、待ってくれシビュラ!言ってくれたっていいだろう。一体、何を…?」
「私に任せろ、と言ったのが聞こえなかったか!」
「……わかったよ」
どう反論したところで、俺などとは比べ物にならない過酷な人生を歩んできたシビュラの理屈には、到底勝ち目がない。今まで何度か
経験したことを思い返すと、俺は言いたいことを仕舞い込んで、大人しく靴を脱ぎ始める。けれど、ほんのわずかな違和感を俺は覚えていた。
今のシビュラ、少し強引過ぎはしなかったか?いつもなら理詰めで俺を納得させてくれるシビュラが、今度に限ってはまるで
力ずくで抑えつけたような…。いや、ただの気のせいだろうとは思うけど…。
それはともかく、この従順さにはもう一つ理由があった。何のことはない……、実のところ何をされるかわからないことを
不安がる気持ちよりも、期待する気持ちの方が、勝ってしまっていたからだった。俺はまるで魔女たちの瞳に操られる者のように、
緩慢な動作で言われた通りベッドに上がると、そこに身体を横たえていた。
仰向けになった俺に歩み寄り、まるで検分するかのようにシビュラは身体全体を眺めている。その視線を感じているだけで、
期待と不安が両方とも膨れ上がっていく。これから一体、何をされるのだろうか?
548 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 06:47:37 ID:x6b3tH7s
つづく。
>>542にタイトルと番号が入っていませんが、気にしないで下さい。
番号に()もつけるべきでしたね。
549 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 10:36:33 ID:qcE6cIym
うわ〜〜!なんかすごそう!!
久々の長編!続きに期待☆☆
保守
保守
敵とはいえ、妊婦を容赦なく殺すゲームはこれくらいしか思い浮かばない。
アニメとか漫画も含めて他にあっただろうか
『二人のランスロット』と言うイベントがある。
字面だけ見れば、黒ランスは現実に即した意見で、
白ランスは希望的観測を多分に含んだ妄想だと思った。
だが、実際にゲームで見た時は、白ランスの心のあり様に強く感動を覚え、
黒ランスの間抜けさが強く際立った。
同じ様に目を潰して鎖で繋いでも人間としての気高さは損なわれない。
大衆を家畜と呼ぶのは自身が家畜だからだ。
大衆を人間と信じるのは自身が人間だからだ。
どちらが家畜で人間なのかは一目瞭然ではないか!
黒ランスのみみっちさを考えれば、
白ランスのあの悲惨な末路は必然だな、と思った。
最後わけわからんw
558 :
バレンタイン:2006/02/08(水) 15:58:47 ID:iLWnFVSm
オリビア:基本に忠実に手作りチョコ。
シェリー:わざわざ作らない。高級チョコを買ってきて渡す。
システィーナ;なぜかフォルカスに渡したのより大きく上等品。ひょっとしたら手作り。
セリエ;「義理チョコだ。食べろ」と言って無理やり食わされる。
アロセール;朝起きたら部屋に矢がささってて、矢にチョコがくくりつけられている。
オクシオーヌ:ドラゴン型チョコ。むしろ等身大ドラゴン型チョコか。
オリアス:基本に忠実二号。あるいは渡そうと思って躊躇しつつ、結局渡しそびれるクチか。
デネブ:食べたら((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
カチュア:他の女にチョコを渡されるくらいなら、いっそ…
ザドバ:石像にした後表面にチョコ塗ってくれる
モルドバ:スケルトン型チョコ
ジルドア:100円チョコでホワイトデーには1000倍返し
オズマ:ロウソクプレイがチョコプレイに
ベルゼビュート:謹んでご辞退させていただきたい
>558
油断してたらオリアスに素で萌えてしまった。
というか後半wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
561 :
558:2006/02/10(金) 11:07:42 ID:H8D5W/K1
カチュアまでは俺がガ板で考えたのを貼った。
残り五人(?)は他の人。
あ、システィーナは「死ぬほどまずい地雷チョコ」でもいいかも知れない。
セリエ:体が温まる。酒が入ってる。いつの間にか同志になってる。
シェリー:精がつく。ギシアン直行。
システィーナ:不味い。その癖『どうだった?』と一々聞くから堪らない。
オリビア:毛が入ってる。それを無理やり食わせて悦に入る。
さあ、どれがいい?
シェリーたん一択に決まっとろう!
つか他ヤバくね?
>>563 火も点きそうな香り高い銘酒と最高品質のスパイスがたっぷり盛り込まれた
六本木辺りで売ってそうな高級チョコレートケーキをシェリーさんにねだりたい。
セリエさんのは恐らくアブサンだろう。
>>563 >>システィーナ:不味い。その癖『どうだった?』と一々聞くから堪らない。
これは、結構可愛い行動ではないだろうか?
セリエの年齢でこんなのされたら勘弁だけど
システィーナの年齢なら大丈夫でしょう
568 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/12(日) 21:47:02 ID:SKNpZIq1
オリビア
「お慕いしております…。お守りだと思ってください。
元ネタはガンダムですな
>>564 むしろセリエの年齢でやられた方が萌える。
571 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 10:31:31 ID:Xl536GNk
ヴァイス
「デニム、お前『お守り』持ってんのかよ
デニム
「お守り?何だい、それ?
ヴァイス
「バッカじゃねーの?お守りったら、お守りなんだよ。オリビアにもらわなかったのか?
デニム(やや顔を赤らめ)
「なんだよ。じゃヴァイスは持ってるの、お守り?
ヴァイス
「俺は・・・いや・・・その・・・持ってないけどさ・・・。
デニム
「ふ〜ん、姉さんのなら僕何本も持ってるんだけどね。
ヴァイス
「・・・。
そーか、ヴァイスは金髪さんのお守りを貰わなかったから
あんな最期になったのか。
ho
>>572 カチュアはもう、一人で自在に泳げるのだ?
575 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 23:03:48 ID:1mx6rJKo
裸か、裸でないか、そこが問題だ。
僕は
>>574を愛しているッ!
よくわかってくれた。
577 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/20(月) 12:31:46 ID:YbIhWxE+
ヴァイス売りつけるべく、姉さんの『お守り』を取るため、デニムは部屋に戻っていた。
部屋に戻ると姉さんはお風呂に入っていた。
「おかえり、デニム。」
バスタオルを1枚、身体に巻きつけた姿で、姉さんがドアを開けて出てくる。
「た、ただいま・・・。」
バスタオルの上からもはっきりわかる、両胸の大きな膨らみにドギマギしながら、僕は答えた。
「あのね、デニム・・・。」
姉さんはいたずらっぽく微笑んだ。そっとバスタオルに手を伸ばす。
「ジャーーーーンッ!!」
「ね、姉さん!!」
姉がバスタオルをはだける。飛び出したのは見事にまで発達した大きな乳房。先端の桜色の突起が初々しい。
が、僕は見事な胸に叫んだのではなかった。
「ね、姉さん・・・、ソレ・・・。」
僕が叫んだのはさらに下。おへその下に露わになった、柔らかな、女の秘唇だった。白く、つやつやと輝いている。
そう、姉は見事に無毛だったのだ。
「エヘッ!剃っちゃった。たまにはこんなイメチェンもいいでしょう?」
「姉さん・・・。」
返す言葉もないよ。姉は微笑むとそっとベッドに腰を下ろす。くりくりした瞳で僕を見つめる。
「ね、デニム・・・、キスして・・・。」
「う、うん・・・。」
そっとしゃがみこんで姉さんにキスをする。しっとりした唇の感触が心地よい。
「・・・デニム・・・違うわ・・・。」
ちゅるッと吸って姉さんが口を離した。
「違うの・・・、そこじゃなくて・・・。」「姉さん・・・?」
姉さんはそっと僕の頭に手をやると、下に向かって押した。そっと胸元で僕の頭を挟み込む。
発達した巨乳でモミモミと僕の頬を刺激した。
「違うのよ・・・、ここじゃなくて・・・、」
さらに下に押していく。姉の両脚が開かれる。
「ここよ・・・。」
578 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/20(月) 12:33:08 ID:YbIhWxE+
そっと股間の高さまで、僕の頭を持ってきた。僕の眼前に赤く色づいた女の唇がある。
そこは幼女のように無毛で、ひどくやわらかそうで、それでいて恥らうような桜色に色づいている。
先端がかすかに呼吸をするように、大きく、小さく、ぴくぴくと震えていた。
プウンとかすかに石鹸が匂った。
「ウ・・・、姉さん・・・。」
花に誘われるように、僕は姉さんのソコに口付けた。チュルチュルと先端を啜る。
姉の股間に顔を埋め、姉さんの女性器を心行くまでぺろぺろと舌でねぶった。
「ア・・・ッ、ハ・・・ッ」
遥か遠くで姉さんのの艶な声がする。僕はピッチを早めた。
・・・ま、いいか。ヴァイスには弟のを渡してごまかそう・・・。
GJ!!!
ヴァイス、きっと喜ぶンだろうな……不憫w
つうか最初デニムはホントにカチュアの渡すつもりだったんだな
デニムのいい子ぶりが窺える
GJ!
ついでにNルートセリエ凌辱キボヌ!
フォルカスは次のように語っている。
「セリエリーダーの『夜話』は習慣になっていたので、私はベッドに入っても眠れませんでした。
彼女は興奮しながら部屋の中をあちこち歩き回り、まるで我々が一介のゲリラではなく、
バクラム民族の存亡を握っている権力者でもあるかのように、私に向かって情熱的に話しかけるのです。
さらに忘れられない思い出があります。
ある夜、セリエリーダーは恍惚となりながら演説を始めました。
ウォルスタ民族が受けている苦しみ、目前に迫る不幸、恐怖と危険に満ちた未来について。
彼女の目には明らかに涙が浮かんでいました。
やがて彼女の話は、この時代に対する告発から希望に満ちた夢へと移りました。
全ヴァレリア人の帝国の建設について話し、
この帝国によって『ローディス民族』に思い知らせてやるというのです。
話があまりに広がりすぎると、ときどき私は眠り込んでしまいました。
するとすぐに私を揺り起こし、こう叫ぶのです。
『わたしの話をもう聞く気がないのか?それなら寝ているがいい。民族的良心のないバクラム豚と同じように!』
それで私はがんばって上体を起こし、無理してでも目を開けます。
そのうち、セリエリーダーはもう少しやさしい方法で夜話をするようになりました。
夢物語を語る代わりに、私が興味をもちそうな問題について話すようになったのです」
ごめん、元ネタがわからん。。。
システィーナは、一族の仇とも言うべき暗黒騎士オズとやがて対決することになるが、
その前に敢然と立ちはだかった者がいた。
誰あろう、彼女の最愛の姉、セリエである。
彼女はオズによって洗脳され、その下僕として使役されていたのだ!
彼女はシスティーナとデニムの行く先々に、オズと共に立ち現れる。
どうやらオズの愛人としても扱われているようである。
しかも彼女、オズの強力な魔術によって精神を括られているものの、
その術はやや不完全で、時折本来の理性を取り戻すのだ。
つまり彼女は、敵の術中に落ちた我が身の不甲斐なさというものを、
洗脳下でも自覚しているわけである。
その大いなる屈辱感に打ちのめされながらも、
彼女は否応なく妹と対決したり、オズの夜伽を勤めたりしなければいけないのだ。
まさに死よりも辛い拷問であろう。
オズのあのサディスティックな性癖からして、
あらゆる変態プレイでセリエを嬲りまくっていることは想像に難くなく、
あんなことやこんな事をされて泣き悶えているセリエっちゅーのを想像しただけで、
萌えるエロパロが書けちゃいそうである。
↓
この設定でリレー小説でもなんでもいいから書いて
↑
その文章力があれば自分で書けちゃいそうである。
という事で今夜は「お散歩プレイ」に決定した。
お散歩プレイと言うのは、首にトゲトゲの首輪を付けられた「犬」である素っ裸のセリエが、
主人であるオズと城内を練り歩くというものだ。
途中、何度となく盛ったテンプルナイトに交尾されたりするのである。
時には脱糞したのち、砂を掛けるマネをしなければならない。
そうせねば飼い主の機嫌が悪くなり、食事を抜かれたりもする。或いはケンカ。
他の犬(ヲルスタ産の奴隷である)と通路で行き会えば血みどろになってやり合う。
始めは抵抗のあったセリエも、もうすっかりこの生活に馴染んでしまった。
1リーダーとして同士を引っ張っていくのもラクではないからだ。
よくよく考えてみれば性分ではない。
気分屋の飼い主に尻を引っ叩かれて、泣き悶えているセリエっちゅーのを想像してみたがぜんぜん違う展開で誰かキボン
>>585 それはなんというゲームの話ですか?
>想像しただけで、 萌えるエロパロが書けちゃいそうである。
と 言っているのに
>この設定でリレー小説でもなんでもいいから書いて
どうしてこうなりますか?
そのシチュ専門スレが……と思ったけどダメだなあそこは
誘い受けはどうでもいいから書くんだったら書け
書けないんだったらとっとと消えろ
オズ「…などとほざく不届き千万の
>>588にお仕置きだ!」
>>588「ぎゃあああああっ!!しっ尻が裂けるうっ!?」
オズ「ふんっ!ふんふんっ!!」
>>588「痛い!痛いーっ!!う、動かないで…っ!」
オズ「コイツ本気で痛がっているな…」
>>588「ひ、ひいっ!?」
オズ「うひっ!初めて男色の良さがわかったか!まだまだ逝くぞ!食らえいっ!!
>>588「うぎゃああああああーっ!!?」
その後、
>>588はオズとの熱い愛に目覚め、終生オズに近侍したという…
男色と書かれた時点で意味ワカラン
男色あげ
592 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 11:19:07 ID:HQ1dM+v6
1章Nルート 僕に童貞を捨てろというのか
2章Sルート 誰も僕を責めることはできない
2章Mルート 責めるばかりがセックスだなんて、割り切りたくないから
3章Sルート 孕ませ孕まされて
3章Nルート すぐ、イききれぬもの
3章Mルート 駆り立てるのは女王と欲望 横たわるのは雌とメス
593 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 13:58:36 ID:JBp2Ngr6
孕ませ孕まされてって両性具用っぽい
すぐ、イききれぬもの に座布団一枚
セリエとシスティーナはデニムの命をうけバルマムッサにきていた、
バルマムッサに先のバンハムーバの戦闘で逃亡したバクラム正規軍が潜伏しているとの報告があり、
暗黒騎士団と本格的な戦闘が始まる前に後方の不穏分子を排除する必要があった。
二人は斥候の役目を受けて
「ふうっ、すごい雨だな」
一軒の廃屋に駆け込みセリエは言った。
「本当ね、バクラムの正規軍もいないみたいだし」
ミシッ
そのとき廃屋の隅で床板の軋む音がした。
「誰だ!」
ショートソードを構えるやいなやセリエの誰何の声が飛ぶ、
明らかな人間の気配・・・しかし、
「シェリー姉さん?」
システィーナがセリエを制し、うごめく人影に呼びかけた
「シ・・スティー・・・ナ?」
呼びかけに応えた声は4姉妹の次女シェリー・フォリナーであった。
解放軍の勢力圏が拡大し、陸路が使えない以上海路での帰還となるであろうはずがブランタの指示で
船はすでにアシュトンに無く、シェリーは帰るべき場所と地位を失った事を理解した。
ただでさえ反バクラム思想が蔓延している地域で正規軍の魔術師が国家の支援を失ったのだ、
お尋ね者として逃げ回るより他道はなかった・・・。
「ここで何をしている?」
セリエはシェリーに問いかけた、
「何?何って私は国に捨てられた身、何をするも帰る所も無いのに何もすることなんてないわ」
疲れ切った声、震える肩をつかみシェリーは応える。
「そうか・・、墜ちたものだなおまえも」
辛辣な長姉の返答にシェリーの目が変わった
「あなたが奪ったんじゃない!」
懐に隠していたミニマムダガーの切っ先をシェリ−に向ける。
シェリーの相貌から怒りの泪があふれだした。
「あなたがいなければ全てうまくいっていたのよ、それを!それを・・・」
この間合いではドラゴンテイマーと魔術師では実力差ははっきりしているが、
次の瞬間システィーナは思わず息をのんだ。
セリエがシェリーの手をつかみ自分の喉に刃をあてがったのだ。
「私が本当におまえの立場を踏みにじり、追いやったと思うならこの場で私を殺すがいい。」
セリエの反応によりいっそう肩を震わせるシェリー、緊迫した空気が流れる。
がふっ、何という稚拙な作品_| ̄|○
要望があれば続けますが中身は4姉妹のうち上3人の百合にしようと・・・
目の毒になるのであればROMにもどりまつ
598 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 16:13:10 ID:ukkVivw5
問題ない、続けたまえ。
(*´Д`)ハアハア
イイヨイイヨー
続きが楽しみだ
ありがとうございます、続きいきます。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「もうやめてッ」
システィーナが二人の間に割って入った。弾けたダガーが音を立てて転がる
「どうして?どうして姉さんたちがこんな事になるのよ!」
割って入ったシスティーナに二人の視線が交錯する
「セリエ姉さん、ずっとシェリー姉さんの事気にしていたじゃない。ヴァレリア解放戦
線にいた時私に『我々の活動は完遂されねばならないがその時あいつはどうなるのだろ
う』って、どうしてそんな冷たいことが言えるわけ!?」
今まで見たこともない勢いで問いつめるシスティーナにセリエは返す言葉を失った。
「シェリー姉さんも解っているんじゃないの?本当に帰る所、自分の居場所が・・・」
うなだれるシェリー、緊張の糸が切れたからかその場に座り込んでしまう。システィ
ーナが手を合わせて続ける
「私ね、姉さんたちと一緒にハイムに住んでいた頃から知ってたんだよ。・・・姉さん
たちが愛し合ってた事、姉妹を越えた間柄だった事」
システィーナがそう告げた瞬間二人は凍り付いたようにシスティーナを見た。
「知らないと思った?そうよね、姉さんたちは私たちを守ろうとして道を割ったんだも
のね」
全ては二人のシナリオだった、敵となり生き残った方がシスティーナとオリビアの支援
を行い二人を守るという事を誓いにシェリーは時の権力者、ブランタに取り入りセリエ
はヴァレリア解放戦線に身を投じたのだった。
「姉さん達は良いわよ、覚悟した上で選んだ道なんだから。でも私は嫌ッ!シェリー姉
さんもセリエ姉さんも私にとって大切な人なんだよ?」
目に見えて表情の硬くなったセリエが苦しそうに返答する
「ここは逃げ場のない炭坑町だ、解放軍の部隊がくればシェリーは助かるまい。一介の
兵士なら寝返りましたで事はすむだろうがブランタの片腕を皆が許すとは思えない。デ
ニム個人は許せるだろうが急に大きく成長した解放軍はまだまだ一枚板とは・・・」
目をそらして言うセリエにシスティーナは遮って言った。
「だからって!いざそんな場面になってセリエ姉さんはシェリー姉さんに殺されて、残ったシェリー姉さんは解放軍の前に倒れるの?」
システィーナはおもむろにシェリーの頬に手をあて唇を重ねた。
「ンっ・・・・」
シェリーの驚いた瞳がシスティーナの潤んだ双眸をとらえる。
「・・・・・やだよ、二人とも好きなのにそんな事考えられないよ」
消え入りそうな声でシスティーナが言った。シェリーが無言でシスティーナに唇を合
わせる。その感触を確かめるように何度も、そしてゆっくりと口づけを交わした。
全ては二人のシナリオだった、敵となり生き残った方がシスティーナとオリビアの支援
を行い二人を守るという事を誓いにシェリーは時の権力者、ブランタに取り入りセリエ
はヴァレリア解放戦線に身を投じたのだった。
「姉さん達は良いわよ、覚悟した上で選んだ道なんだから。でも私は嫌ッ!シェリー姉
さんもセリエ姉さんも私にとって大切な人なんだよ?」
目に見えて表情の硬くなったセリエが苦しそうに返答する
「ここは逃げ場のない炭坑町だ、解放軍の部隊がくればシェリーは助かるまい。一介の
兵士なら寝返りましたで事はすむだろうがブランタの片腕を皆が許すとは思えない。デ
ニム個人は許せるだろうが急に大きく成長した解放軍はまだまだ一枚板とは・・・」
目をそらして言うセリエにシスティーナは遮って言った。
「だからって!いざそんな場面になってセリエ姉さんはシェリー姉さんに殺されて、残ったシェリー姉さんは解放軍の前に倒れるの?」
システィーナはおもむろにシェリーの頬に手をあて唇を重ねた。
「ンっ・・・・」
シェリーの驚いた瞳がシスティーナの潤んだ双眸をとらえる。
「・・・・・やだよ、二人とも好きなのにそんな事考えられないよ」
消え入りそうな声でシスティーナが言った。シェリーが無言でシスティーナに唇を合
わせる。その感触を確かめるように何度も、そしてゆっくりと口づけを交わした。
無念の核誤爆(T_T)
602を消去したい・・・
今日はここまでです。
PC調子悪いので週末に書き込む予定ですがずれてくるかもしれません。
ご迷惑をおかけしますm(_ _)m
しかしHに移行するのは難しいですね、
初心者なんでバシバシご指摘お願いします。
別に無くてもいいぞ。
やらなくてもヱロくするというのはできるはずだからな。
てかヱロなくてもいいし。
605 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 00:38:20 ID:jG/6c2WH
いい感じじゃん☆
期待してます(~~)
「・・・クスッ」
「・・・フッ」
誰とも無く吹き出した、やがて笑みとなり3人の心のしこりを洗
い流していた。
「ともかく暖をとらねばな、この雨はしばらく続くだろう。」
セリエは部屋に併設された納屋に姿を消した
「シェリー姉さんはこれね」
システィーナが懐からキュアペーストを取り出し、シェリーの上
着を取り、服の上から丁寧に塗りこみ始めた。
「ちょっ・・アッ・・・」
ヴァレリアは比較的温暖な気候帯にあり、衣服の生地は主に柔ら
かく薄い生地が使われる。ずぶぬれになっていた衣服はシェリーの
肢体に張り付き、この上なく扇情的に見える。
双乳を揉みしだかれ、首筋に舌を這わされてシェリーの唇から喘
ぎ声が漏れる。シェリーの手も自然とシスティーナの秘部にのびる。
触れられる度にピクッとその体を強張らせるシスティーナ。
「んっ・・・・感じやすいのね・・・くっ・・システィーナ・・・ハアッ」
初めて他人に秘部を弄ばれる感触、突き上げてくる快感にシステ
ィーナは絶頂に押し上げられる。
「アッ、シェ・・リー・・ねえさ・・・・ンあッ・・・ダメっ・・・、イッちゃ・・・
イっちゃううっ!」
反射的にシェリーの体にしがみつき、絶頂の間隔にうち震える。
「痛っ」
「あっ、ごめんなさい。どこか痛む?」
シェリーの声に我に返るシスティーナ
「大丈夫、ねぇシスティーナ、続き・・・・してくれる?」
「いい身分だなシェリー」
いつの間にか戻ったセリエが後ろからシェリーを抱きすくめ、髪
をかき分けうなじに舌を這わし、膝立ちだった状態から立たせ、後ろから衣服に浮かんだ両の乳首を弄ぶ。
その様子にシスティーナは、シェリーのスカートの裾に手を入れ、
ショーツを引きずり降ろした。
「駄目っ、そこは・・・あうっ」
システィーナは無言でシェリーの秘部を舐めあげた。水編みくら
いはしたであろうが逃亡生活で身を清める事などできはしない。そ
の秘部を初めて妹に愛でられる気恥ずかしさと背徳感がことさらに
快感を増幅する。
「シェリー姉さん、もうトロトロだよ。」
シェリーの秘部を押し拡げていた指が愛液にまみれている。シス
ティーナは片方の手をショーツの中に入れ、敏感な突起をこねくり
まわしだした。
「イキそうなのか?」
セリエが耳元でささやくが当のシェリーは受け答えしている余裕
はない、膝をガクガクさせながら、立っているのもやっとという有
様だ。
「んふぁっ、駄目ぇ!もぅ・・・もぅ!」
「くあっ・・・し・・・シェリー姉さん・・・ダメ、待って・・ああっ!」
シェリーとシスティーナが同時に気をやろうとした時であった。
すうっとセリエがシェリーの腰を引いた。
システィーナはもちろん絶頂の余韻に身を任せ座り込んでしまっ
た。
得られるはずの快楽が、歓喜の瞬間が遠のいていく。
「・・・・な・・・んで?お願い・・こんなになっちゃってるのに・・イジワルしないで」
シェリーは放られたままの両手をそっと動かして、蜜まみれの秘
部に指を這わし、いやらしいまでに尖った乳首をそっとつまむ。
「シェリーはそれで良いかもね、でも私は?」
立っているのもやっとの状態のシェリーを振り向かせその手を取り自分の秘部にあてがう。もう一方の手を自分の首に回し唇を塞ぎ、舌を絡ませる。
「・・・ん、っ・・・私も・・・・満たして欲しい」
シェリーの淫孔に指を差し込みかき回す。二人の嬌声が重なりは
じめた。
「くっ、あふぅッ・・・・あっ・・・気持ち・・・イイッ」
「っ・・・姉、さんっ・・」
互い視線を交わし、舌を交わし、一番敏感な部分を探り合っている。システィーナは二人の痴態にあおられ、シェリーの後ろから菊門の周りに舌を這わせ出すと、シェリーの喘ぎ声がいっそう高まる。
「っく、そんな・・アッ・・ダメ、お願い、うっ・・・後ろの穴なんてっ・
・・ンッ、ああっ、アッ、イイッ・・・イ・」
全身を駆け回る快楽にシェリーの脳が自我を手放す。
すみません、今日はここまでです。
続きはまた後日という事で、
お目汚し失礼しました。m(_ _)m
609 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 23:52:25 ID:G0PNOzVe
ありそうでなかった姉妹のレズ いいねぇ!!
セリエとシスティーナは意識をやったシェリーに対し、さらに愛
撫を続ける。
「あっ・・・ふわぁっ・・・セリエ姉さ・・ん、まっ、またイッちゃ・・・あ
あっ・・・はあああぁ・・・な・・・なんで・・シ、システィーナ、うあっ・・
あああっ、ま・・・た」
二人のからみつくような愛撫に翻弄され、何度も気をやるシェリ
ー。と、セリエがシスティーナを制し、床の段差部にシェリーを座
らせ、ショーツを脱いで松葉崩しの体勢になり、摺り合わせる。
「あっ・・・ねぇ、シェリーのアソコ気持ちいい・・よ・・・ッ」
「んふあっ、セリエ姉さ・・・あんっ」
「くあっ、シ・・・・システィーナ、・・・・ひああっ、お・・いでっ」
二人の絡み合う姿に魅入っていたシスティーナをセリエが呼ぶ、
下着を脱ぎ、二人をまたぐ形で立つ。
下のスカートをめくり、システィーナの下着越しには解らなかっ
た秘部が無毛であることに気づき、セリエとシェリーは一瞬目を奪
われた。
両手を顔に当て黙ってしまうシスティーナ、その様子に先ほどの
シェリーへの愛撫で濡れそぼる手をシスティーナの秘部に走らせ、
クリトリスを吸い上げるセリエ。何度も絶頂に押し上げられたシェ
リーもためらいなく菊門に舌を挿入する。
「ダメっ、あっ、お願・・い、見ちゃ、あああっ・・・・ひうっ」
普段自分を慰めている行為では絶対に味わえない新鮮で強い刺激
に軽く達してしまうシスティーナ。より強い刺激を求めようと服の
裾をまくり上げ、形の整ったバストを揉みしだきだした。
初めて見るシスティーナの痴態に舌で舐めれば舐めるほど溢れ出
てくる愛液、秘部から突き上げてくる快感にセリエ、シェリーも限
界だった。
「や、ああっ・・ダ、メ・・お尻・・・イイッ!いっちゃうッ」
「んっ、くあっ・・・シ・・・・シェリーの・・・アソコ・・・気持ちイイッ」
「やっ、ま・・・だセリエ姉・・・・さんッ・・・・ああああっ」
立っている事もできず、自分の胸を抱え込んだまま二人の上に座
り込んでしまうシスティーナ、セリエもシェリーも横になり触れ合
う肌の感触を余韻に浸っていた。
ええっと、あとは後書きを書いて(ry)本編(エロ部分)は一応終了です。
当方初心者につき、非常に見苦しい点が多々ありましょうが是非ご指導のほど
をお願いします。
なお、短い執筆期間ながらご声援(?)頂いた598、599、604、60
5、609氏にはこの場をお借り致しまして感謝の念を表したいと思います。
以上チラシの裏でしたm(_ _)m
初心者でここまで書けるもンか…GJ!
次に期待する。
613 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 01:07:53 ID:P9orSYJs
EXCELLENT!!
素晴らしい。
「憑きものが落ちたって顔をしているな」
火にあたりながらセリエはシェリーにそういった。
確かにそうかもしれない、ブランタの片腕として意に沿わぬ任務
を負い、姉との約定を胸に忍従に生きる日々は彼女から輝きを奪っ
ていったのだろう。今、彼女の顔は輝いている。
「そうかな?」
そう答えるシェリーの声もどことなく弾んで聞こえる。その傍ら
ではシスティーナが静かな寝息を立てて睡魔に身を委ねている。
「でも、この子がいなかったら、ねぇ姉さん」
「いつの間にか守られていたというわけ・・・・ね」
雨はあがっていた
遅ればせながらの後書きです。
色々推敲しながら書いた処女作ですが、本当に疲れました。
あと見直すと誤字や表現のおかしい点が多数・・・_| ̄|○
はぁ〜精進しまつ
616 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 23:08:56 ID:8bHoINTa
このスレももうすぐ1年か。すでに半分以上消費してるってことは
前スレに比べてかなり伸びがいいな。
>>547の続きです。まとめて投下するのが
難しいので小出しにしていくことにしました。
618 :
導き導かれて(7):2006/03/23(木) 18:23:23 ID:k/FzPL2v
今からでもやめてもらいたい、そう思いながら一方で奉仕という言葉が連想させる妖しさにどうしようもなく
惹かれてもいる。品定めをするようなシビュラの視線に晒され続けながら、俺の中でそんな葛藤が
渦巻いていた。
それにしても、俺に注がれるこの眼差しの鋭さはまるで心の奥底まで見通すかのようだ。彼女の目に
俺はどんな男として映っているのだろうか?彼女は今、頭の中で自分を抱いた幾多の男たちと比べて
俺の価値を推し量っているのかもしれない。だいたい、いくら訓練の上でとは言え、俺は彼女の奉仕を
受けるに足るほどの男なのか…?そんなことの一つ一つが気になりだすと、今度は不安ばかりが高まって
きてしまう。
耐えきれなくなって顔を盗み見るようにしてしまった俺の臆病な視線を、シビュラは意外なほどに穏やかな表情で
受けとめてくれた。月光のような微笑みはどこか別人のようで、単純な柔和さよりもむしろ、王侯貴族に
かしずく者のような不思議な恭しさを感じさせている。
その変化が始まりの合図だった、慇懃な動作でゆっくりと腰を屈めると、シビュラはまるで宝物に触れるかのような
慎重さで俺の脚の付け根辺りにそっと手を置いた。普段の俺に対するのとは明らかに違う態度、そして何気ない
動作に漂う気品と優雅さ。改めて、俺がまだ知らなかったシビュラの姿を見せられた思いがする。彼女は任務の
ため、数知れぬ男にその身体を捧げてきた密偵だ。男が望みさえすれば、王者に仕える召使いのように振舞う
ことくらい、造作もなくできるのだろう。いや、相手が望むのならば令嬢のように慎ましやかにだって、あるいは
女王のように誇り高く振舞うことだってできるに違いない。
「…!」
やがて置かれた指先がそこを軽く撫で回すように動き始めた。触れるか触れないかの強さできわどい位置に
走る微妙な感覚に、俺は思わず音を立てて唾を飲み込んでしまう。ただ、それだけの動きでしかないのに、
取り立てて何かをされているわけではないというのに、俺の全神経がそこに向けられたかのように
感じさせられていく。くすぐられているのとは確かに違う、もっと深いところが疼くようなこの感覚…!
ずっとこれを続けられるだけで、俺は気が変になってしまうかもしれない。そう思い始めたとき、彼女の手が
下穿きのベルトに移り、金具が解かれ始めた。そして、それが終わると間髪入れずボタンも外されていく。
淀みのない見事な一挙一動に、俺は自分のされていることを忘れ、しばし他人事のように見入ってしまっていた。
この匂い立つような美貌と、長年仕えてきた従者のような熟練した動作の妙。恭しさの中にもどこか魔性を
感じさせるこの物腰。彼女の正体を知らない男であれば、たちまち虜にされてしまうに違いない。
やがて彼女の手が腰周りを緩める段階になって、ようやく自分が何をされているかを自覚する。俺は今…
下半身を裸にされているところなんじゃないか!
「シビュラ…、服くらい自分で!」
こんなところを他人の手で暴かれてしまう。心の準備が完全にできていない今、それは奉仕どころか
拷問でしかなかった。彼女に全てを任せることを承諾した以上、抵抗するなんて今更許されないけれど、
やはり恥ずかしさには勝てなくなって、俺は両手で下穿きを掴み、必死に腰を浮かせまいとしていた。
そんな俺のなりふり構わない姿にシビュラはやれやれといった様子の軽いため息をつき、手を止めていた。
「…うわっ、ま、待って!」
あきらめてくれたのかな、と力を抜いた次の瞬間、まるで聞きわけのない子供に対する母親のような
容赦のなさ…!彼女は下穿きの腰回りを掴むと一気に引き上げるようにして、俺の腰を浮かせていた。
緩められていた下穿きは、するりと足首の辺りまで下げられてしまう。そして晒されたのは、天幕のように
膨らんで張り裂けそうになっている下着。下穿きの生地の厚さが、かろうじて抑えつけていた、俺の本性……。
「…」
見られて、しまった。俺の頭の中はエレを失った悲しみでいっぱいだったはずなのに…。さっきまで
何もかもが虚しいなんて顔をしていたくせに…、嫌がるようなことだって言ったくせに…。それと裏腹に、
ここはこんなにも大きく膨れ上がってしまっていた。そうだ…。シビュラを抱くことができる、シビュラが
俺に奉仕してくれる、そう思ったとき確かに俺の身体は浅ましい欲望に支配され始めていたんだ…。
こんなことをしておいて、顔色も変えずに平然としているシビュラが少し憎らしかった。こうなっていることくらい、
彼女には先刻お見通しだったのだろう。続けざまに彼女は下着を剥ぎ取ろうとして再び腰を浮かせに
きたけれど、隠しておきたかった欲情の証を明らかにされてしまった以上、抵抗する意味もなく、
その力も湧いてはこなかった。
仰向けのまま膝が身体につくほどに曲げられたその姿勢は、さながらおむつ替えを思わせる。そんな格好を
させらされたことに今更ながら強い屈辱を感じずにはいられないけれど、時すでに遅し…。するすると
剥くようにされ、尻の肌が少しずつ冷たさを感じさせられていく。滅多なことでは外気に晒されないこの部分が、
何にも守られていないというこの頼りなさ…。続いて裂け目、そして穴さえも露わになっていく。尻を突き出したような
この姿勢だから、まるで尻の穴を彼女に捧げているようで、なんとも情けない…。
「え…!?」
どういう気紛れだろうか…?そこまで下着を捲っておきながら、シビュラは突如として手を止めてしまう。そこは
俺の男の証が見えるか見えないかの、ぎりぎりの位置と言ってよかった。その結果、俺は尻の穴だけを
強調して彼女に見せつけるような、この上なく無様な姿勢を維持し続けることになってしまった。
「そ、そんな…」
シビュラ、どうしてそんなことをするんだ…?これは、さっき俺が余計な抵抗をしたことへのお仕置きだとでも
いうのか?だからって、何もそんなところだけを晒しものにしなくたっていいじゃないか…。シビュラの視線
がこんな汚いところだけに注がれているのかと思うと、膨らんだ下着を暴かれたときとはまた違った
炎が俺の顔を焼き始める。ああ…、こんなことなら、もういっそのこと一気に脱がせてくれ!
そんな俺の奇妙な願いが通じたのか、シビュラは下着を下ろすのを再開し始める。だからと言って
それも素直には喜べない。今度は少しずつ少しずつ、下着を膨らませていたものの正体が明らかに
されていく。そしてついに全貌を暴かれた俺が男である証は、本人の気持ちなんか完全に無視して
はちきれんばかりに血管を浮き出させ、力強く自己主張しているのだった。
「なかなかのものだな…」
表情も変えずに彼女は評する。こんなものなんか褒められたって……。情けなくて、惨めで、
どうにかなってしまいそうだ…。いっそ、大袈裟に泣き真似をするときのように、両手で顔を覆って
しまいたいくらいだった。
そんな、どうしようもなくなってしまった俺を尻目に、シビュラは手袋を脱いでいた。『教皇の刻印』を隠すために
彼女が常に纏っている丈の長い白の手袋。それが今、両手ともに下ろされた。現れたのは、俺もほとんど
見たことのないすらりとした指先。普段纏っているものを脱いだその手は滅多に姿を現さない臆病な小動物
のようでもあり、白磁のような肌の色や姿の美しさを考えると、捕らえられて裸に剥かれた妖精とでも言うような
独特の妖しさも感じさせていた。そして、まさに妖精が舞う優雅さで、彼女の手が俺の身体の上に伸ばされていく。
「だめだ!シビュラ、そんなもの…触っちゃ!」
物の道理を理解できていない赤子が刃物に触ようとするのを止めるかのような切実さで、俺は叫んでいた。
その声も空しく、シビュラの手は屹立した俺のそこを躊躇いもなく握ってしまった。文字通りの男の
急所を握られた瞬間、俺の身体は無意識のうちに腰を引くように動く。だが、そんなことをしたところで
逃れられるどころか、ベッドに身体を押し付ける結果になったに過ぎない。そのまま俺は動くに動けず、
磔にされたように固まってしまう。弱みを握られた、まさにその言葉通りだった。
「…!」
身体は金縛りにあったように凍り付いているというのに、握られた場所は萎縮してしまうどころか、
彼女の暖かい手の中でますます力強く脈打っている。そうだ…。シビュラの手、確かに暖かい。
透き通るような白さから勝手に冷たそうな手だと先入観を抱いていた俺は、彼女の掌がそれを
裏切るかのようのような暖かさを持つことに驚かされていた。考えてみれば、俺は今までシビュラの手を
直に触ったことなんてなかったんだ。それなのに、いきなりこんなところを握られてしまったなんて…。
こんなところで、シビュラの手の暖かさを知ることになるなんて…。
「では、始めるか…」
「…―――っ!」
触れるか触れないかの力で握られた掌が、ゆっくりと上下に動き始める。これ………は!?こんなことくらい
自分でも時々しているじゃないか…。それなのになんだ、このいつもとはあまりに違う感覚は…?
動きのやわらかさ、そして巧みさ。彼女の掌は俺の感じるところや弱いところを外すことなく、正確に刺激していく。
いや、それどころか俺の知らない俺の弱点さえ、明らかにされていくみたいで……。ほんの数回ゆっくりと
擦られた程度で、俺はもう実感させられていた。シビュラは俺自身なんかよりも、遥かにこれのことを
知り抜いているのだと。
「くぅ……あ!」
女好きな先輩騎士たちの話では、責められて悶えるのは女の方と相場が決まっていた。けれど今、顔を歪め
堪えきれなくなって女の子のような声を上げたのは、まさしく俺の方だった。
「どうだ、アルフォンス?」
「…っ、いいよ、こんなこと…。やめてくれよ…」
まるで、べそをかいた幼子だ。虚しい結末に終わったとはいえ、過酷だったオウィス島での戦い。その戦いで
得た男としての自信と誇りが今、根こそぎ奪われていく感じがしていた。そして、思い知らされていた。
一人前の男どころか、俺は未だ年上の女からいいように弄ばれるただのガキでしかないと…。
「どうした?もっと素直に感じていいのだぞ…」
シビュラは手を止めると、訝しげに俺の顔を覗き込んでくる。俺は思い通りにされる悔しさのあまり、
不貞腐れたようにして彼女から顔を背けていた。
「そうか…、では素直にさせてやろう」
次の刹那、俺のそこに暖かい風が吹きつけられる。驚いて振り向くと、それはなんとシビュラの吐息だった。
そこをやわらかく握ったままシビュラは顔を、いやもっと正確に言えば口を近づけている。一体、何をしようと
しているんだ?まさか……?
続く。
ハンパなところで切ってすみません。
保守
625 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 00:36:24 ID:STmzeRKs
>>623 遅ればせながら…
うああああ!!たまらん!!!
次回にも期待。まったりと、たまらんよ、コレ。
626 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 00:30:41 ID:DYQ6glSI
そろそろ保守
過疎ってるのも何なので、書き掛けのを投下して置きます。
ウォーレンレポートにも記載がないけれど、意外に出番のある彼が主役です。
一人でなく複数であること、外伝の隠しENDからは陣営を問わず
密偵や斥候の一般的な呼び方だということが伺えますが、
まあ、その中のリーダー的な者ということで…。
「…いたぞ、バクラムの女だ!」
その叫びを合図に、女が木立の中を駆け始める。次の瞬間、その姿が深緑の間に溶け込むように見えた。木々の緑が確かな意志を
もって同じ色の衣を纏った女を覆い隠そうとしているとさえ思えるほど、その光景は神秘的なものとしてこちらの目に映った。
そして、山道を駆ける女の足取りは意外なほどに力強い。これが大地の加護というヤツなのか、と思わず感心させられてしまう。
「バカ、声がでけえ!気づかれちまったじゃねえか!!」
となりにいる、名も知らぬごろつきの一人が己を叱責した。…お前などの知ったことではない。実のところ、その気づかせる、
意識させることこそが狙いなのだ。追われる者が最も恐れるものは追う者の不断の意志。それをわざわざ伝えることに
意味があるのだから。
「…いいから追うぞ!」
「おお!!」
いきり立った荒くれ男たちの声が己に続いていく。その猛々しさに一瞬、魔獣の群れを率いているような錯覚に陥りそうになるが、
ロクに統制も取れていないごろつきやならず者の群れに過ぎないこいつらに、それほどの力などあるはずがない。だが、威勢が
いいだけの見掛け倒しで一向に構わないのだ。こいつらは己の書いた筋書きを具体化する舞台装置の一つに過ぎないのだから。
そういう意味でこの野卑極まりない咆哮の連なりは、中々の効果を上げているはずだった。
「おーい、もう逃げられねえぞぉ!」
「待ってよぉ〜、1万ゴートちゃーん!」
この女に1万ゴートの賞金がかかっているなど、食い詰めたならず者どもを駆り立てるためのでたらめに過ぎなかった。
だが、それなりの額を前金として渡しておいたおかげで、連中は疑うどころかすっかりその気になっている。
元手のかかる法螺話だったが、追われることに強固な理由や裏づけがあるということが逃げる者にそれなりの心理的効果を
与えるということを考えると、やっておかなければならないことだった。
不意に女が立ち止まり、意を決したようにこちらへ振り返った。気圧されるように追跡者の群れも足を止める。
女はきっと鋭い視線を向けながら両手を天にかざし、何かを口ずさんでいる。あたかも、何かに祈りを捧げるように。
「チャンスだぞ!さすがに疲れたみてえだな!」
「祈っても助かるわけねえだろうが!!」
やれやれ…、この愚劣極まりない連中には、あの女が何をしているかはわからないらしい。ほどなくして異臭とともに
地面から毒々しい霧が吹き上がり、視界を遮るようにしていた。
「うわあッ!」
「…な、なんだあ!?」
地に眠る醜悪な妖精の息吹…!予想に反して足元からではなく、やや前方から吹き上がっている。力がここまで及ばないのか、
あるいは煙幕のような効果を狙ったのだろうか。いずれにしても見なれぬ光景に対して、さっきまでの威勢が嘘のように
この連中はひるみきって足を止めていた。
そこに己はためらいもなく突っ込んでいく。そして無事であると、連中に示して見せた。
「ただの虚仮脅しだ!俺を見ろ、何ともないぞ。急げ、女が逃げる!」
「…お、おお!!」
異様な光景に一瞬怖気づいた男たちも、威勢を取り戻して我先にと続いていく。
「う……、うえええッ!」
「んぐああああ!!」
だが、蚊遣りの煙に巻かれた虫たちのように、荒くれ者どもはうめき声をあげながらばたばたと倒れていった。…これでいい。どうせ
貴様らの出番は間もなく終わる予定だったのだからな。むしろ、後始末の手間が省けたというものだ。あの女が何者なのか、
知ることもない。己だけが何故無事なのかも、わかるまい。バクラム一の魔術師との異名を取る相手に手ぶらで挑むほど
こちらは愚か者ではないのだ。敵を知り、己を知れ…。もっとも、死にゆく貴様らには何の教訓にもならないわけだが…。
女は振り返り、追跡者たちの最期を確認しようとしていた。亡骸の山に佇む者の姿を見るや否や、一目散に駆け出し始める。
しかし、その足取りは確かに今まで以上に軽やかだった。…あの女には追っ手をほぼ壊滅させたかに見えるのだろう。だが、
こちらは生かしておく必要のない小道具を自分で始末する手間を惜しんだに過ぎないのだ。とりあえず、追われる者の恐怖と
疲労は十分に味わったはず…。これで第一幕は終了ということとしよう。
頂に近づくにつれ、樹木の丈が低くなるのはここがかつて炭鉱だったことの名残だろうか?その低い背丈の木々の間から
山にへばりつくように建つ廃墟の群れが垣間見えてくる。この先にあるのは、かつての虐殺の痕をそのままに留める街。我らが主に
とっても、因縁深い街…。
大神官モルーバ・フォリナーとの会談を終えた主から、急ぎの任務があるとのことで突然の呼び出しがあった。
着慣れた装束で大理石の敷かれた神殿に立つと、滑稽なほどに目立つものだ。多くの者は単なるニンジャの一人として
気にも留めはしないが、ごく一部、我らの存在を知る連中からの蔑みの視線。まったく…いつものことだが、任務のため
ハイムやバーニシアへ潜入しているときの方が、まだ孤独を感じずにいられる…。
崇高な理想を抱く立派な心掛けの連中には、我らの存在がひどく目障りであるらしい。まあ、確かに無理もないことだ。
我らのしていることは、解放軍の掲げる理想からはあまりに遠い。情報収集などと言えば聞こえはいいが、その本質は
単なる密偵に留まらず、破壊工作や謀略の実行者であり、捕虜に対する拷問者でもあった。つまり、彼の暗黒騎士団と規模こそ
違えど、本質的にはなんら変わりがないものだ。言わば、我らの存在自体が解放軍における矛盾であり、現実なのだ。
まさに与えられた名の通り、栄光に満ちた解放軍の『影』だった。
…なぜか、今に限ってひどく心がささくれ立つ。立派なことを唄いながら、所詮は大勢で血を流し合うことでしか物事を動かせない
連中に、大仰に説いてやりたくなってしまう。権謀術数は時として、無血で時代を動かす力を持つのだ、と。
「…閣下、お呼びとのことですが」
「来てくれたか…」
この主だ…。年端も行かぬ、だが確かにこの島の運命を左右するに足る実力を備えたこの少年。初めは義務というより、
純粋な好奇心からだった。軍を統べる自らが野心を持たないという約束を、裏切られることに馴れたこの島の民衆に
向け確約したとき、時勢は彼を中心に動き始めた。そして、その瞬間から彼は無垢であり続けなければならなくなった。
少しでも保身の動きを見せたとき、民衆の期待は『やはり、お前もそうなのか?』という疑いの視線に変わり、やがて
ロンウェー公爵のように時代への生け贄として捧げられてしまうだろう。
現実を知らぬ子供の戯言だと冷笑とともに眺めていたものの、愚直なほどに自分の言葉に殉じようとする彼が
さすがに哀れにもなってきた。取り繕うのは上辺だけでいいのだと、この少年に囁いてやりたくもなった。民衆の前では
もっともらしいことを説きながら、裏で欲しいままに振る舞うのが政治の本道なのだと教えてやりたかった。まったく、
見ていられない…。そんな思いが続くうち、いつからだろうか?この少年が汚れるかわりに自分が汚れてやればいい…、
そんな似合いもしない思いさえ抱いてしまっていたのだった。
「早速だが…シェリーさんのことで、相談がある」
「ハイムに帰還する前に、秘密裏に始末しろと?」
「冗談はよせ!」
冗談のつもりなどはない。第一に優先される選択肢を口に出したまでだった。シェリー・フォリナーには明らかに
投降の意志はないのだから。ハイムに帰してしまえば、再びこちらにその恐るべき牙を向けるだろう。だが、この主が
それを拒絶することくらいも容易に予想はついている。そして、迷うことなく予想通りの答えを返す主の潔癖さを確かめられた
ことに安堵していた。まだ、汚れてはいないな、と…。
「では、急ぎ捕縛いたしましょうか?」
「それ、なんだが…。あの人は今、とても頑なになっている。実の父親をあんな風に扱い、姉妹の言葉にすら
まったく耳を貸さなかった…。今捕らえて、解放軍の指導者という立場で無理矢理会ってみたところで
説得は難しいと思う。下手をすれば、舌を噛んだりしかねないかもしれない…」
「……私に、お任せいただければ」
ほんの少し、後悔の色が若き主の顔に宿る。しかし、提案は却下されることはなかった。
「…わかった。きみの考えるように、やってみてくれないか」
思うことがあったからこそ、己のような者がここに呼ばれたのだ。そのような状況を待つのではなく、
それを作れ、と言外に命じられたということだ。
「…御意」
「あ、待って!」
主が焦るように呼び止める。そこにあるのは主としての顔ではなく、泣き出したいのをじっと堪えるような、ただの少年の顔だった。
「…何か?」
「いつも、きみばかり…すまないと思っている」
「…!」
その一瞬、己の中のすっかり屈折し切った誇りが確かに背筋を正すのを感じた。
要は、シェリー・フォリナーにハイムの者どもが頼むに値せぬと知らしめ、自らの非を悔いてこちらに泣きついてくるような状況を作る、
そういうことだ。難しいことではない。苦痛を与え、思想や信念を曲げさせ転ばせることなど、容易いことだった。だが、あくまでそれは
言外のものだ。
事が露見すれば公式には、一部の急進派が暴走した結果、不幸にもシェリー・フォリナーに危害が加えられたということになる。
それで構わない。それもまた、いつものことなのだから。任務を始めるにあたって、事実とは逆に、ハイムからの救出部隊が
こちらに向かっているとの噂を流させた。完全な暗闇は人を殺す。だが、一筋の光明さえ差していれば、それに向かって人は歩もうとする。
一縷の望み、それが彼女を生きることへと駆り立ててくれるだろう。
「はあ…、はあ…ッ」
萎えかけた両脚を必死に奮い立たせていた。大地の加護もこれまでのようだな…。そこへわざとらしいほどに大きな足音を立て、
己は歩み寄っていった。この瞬間、顔に意図せぬ笑みが浮かんでしまったことに後から気づくが、それを消す必要もない。
さて、やっと向かい合えたな、シェリー・フォリナー…。実のところ、お前の顔はよく知っている。お前のその顔、
ハイムで幾度となく見ていた。いや、正直に言おう。お前の顔を、こちらから見に行っていた…と。
何度目かのハイム潜入の際に知ったことだった。他を圧する構えでありながら、破れるに任せた古い屋敷。朽ちかけたその屋敷に
ひどく興味をそそられ足を踏み入れてみると、身なりのいい若い女がたった一人でそこに暮らしていた。
小間使いがいないため、広々とした屋敷のほとんどに手入れが行き届かないでいるらしい。いや、ここの主は手入れをさせない
ために何者も踏み込ませたくないのかもしれない、そんな様子さえ伺わせた。近隣の者の噂を聞くと、そこはかつてフィラーハ教団の
最高実力者であり、亡き覇王の側近であった人間の住まいだという。そして、現在の主人である女も、その一族の者だとのことだった。
女は誰かに似ていた。ふと…風のシスティーナのことが頭をよぎる。自分のことをあまり語りたがらないためあまり広まっては
いなかったが、彼女の父がかつてヴァレリア国の中枢にいた聖職者だということの調べはついていた。さらに、彼女には
セリエ以外の姉がいるという話も耳に入れてあった。…そして知る。女の名はシェリー・フォリナー。かつての大神官モルーバ・フォリナーの
二女。他の姉妹と袂を分かち、父親の政敵であった現バクラム・ヴァレリア国の国主ブランタ・モウンの元へ下った者。投降と引き換えに、
その屋敷を取り戻したのだという。父や姉妹とともにいられることを放棄してまで、そこに何を求めたのかは己にはわからない。
そして、そんなものに興味はなかった。
惹かれたのはその表情だった。望んで得た孤独でありながら、それにどこか耐えきれなくなっている。そんな、愚かな
人間がこの都にもいた……。それだけでよかった。そんな人間を、ただ眺めていたかった。結局、都を離れる予定の日まで、
足しげく屋敷に通い、女の姿を窓の外から眺めていたのだった。
633 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 16:31:57 ID:KsTdaMu3
つづく。
おお、影ときましたか
シナリオ進行に応じて、デニムの周囲に影や側近が付くのに
プレイしながらwktkしてたのを思い出しました。
続きも期待してます(・∀・)
公式イラストでハイレグ姿というとんでもない姿を晒している女帝エンドラ様ですが、
・実はもうオバサンを通り越してオバアサン
・魔法で20〜30位の外見に若返り
・デネブやあるびれおと同じ技で身体を入れ替え済
どの設定が萌えるだろうか?
流石に一番上を出すやつはいないだろうけど、というかそれ以前に公式設定があったら嫌だな。
デニム×ランスロットかデニム×レオナールはまだですか?
ザエボス×ヴァイスでもいいですけど
638 :
:2006/04/21(金) 19:14:07 ID:shbbh8J7
hosyu
639 :
ニバス:2006/04/22(土) 15:30:23 ID:bv96Njmk
いいスレですねぇ。保守しなきゃいけませンねぇ。
私も、まだまだ若い方達には負けませンよ。障子破りでも何でも
受けて勃ちますよ。では、ボゥン(カラス化)
640 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/27(木) 20:01:40 ID:Ke2/00t3
保守
ほしゅ
もう終わりなのか・・・
643 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/15(月) 16:30:15 ID:asFvUE8q
浮上
−−−港町ゴリアテ−−−
ベッドから半身を起こす、窓から差し込む陽光は深く、まだ早朝
であることを告げている。
「おはよ、デニム」
横でまだ眠っているデニムの額に口づけをし、ベッドから降りよ
うと足を降ろそうとすると弟の手がのびてきてカチュアの腕をつかむ。
「おはよう姉さん」
起きたばかりのデニムはまぶしそうにカチュアを見つめる。
戦災の爪痕が残るゴリアテで二人生活をはじめてからどれくらいの
月日がたったであろうか。
「あっ」
デニムが壁にもたれてカチュアを後ろから抱きすくめる。デニム
に体を預け、カチュアはデニムの腕にほおずりする。
「どうしたの?デニム」
「何でもないよ、ただ姉さんがあんまり綺麗で、消えちゃいそうだ
ったから」
「ふふっ、おかしなデニム」
姉に笑われもっともだと顔を赤らめるデニム。カチュアが手を強
く握り返す。
「ありがと」
気持ちは伝わっているとばかりに握り返されてますますデニムは
顔を赤らめる。
「姉さんは狡いよ、僕の気持ちをわかっててからかうんだから」
ふてたようにカチュアの肩やうなじに口づけをする。
「あんっ、もういたずらしないの。朝ご飯つくるから、水を汲んで
きてくれる?」
「了解、姉さん」
カチュアを解放し、普段着に着替えて表に出る。
水汲み場についてデニムは一番に顔を洗う。デニムの一番好きな
時間だ。毎日変わらない朝日を見ながら変わらない日々を信ずる。
「今日は船着き場の修繕か、よしっ!」
気合いを入れるためにほおを叩き、水を汲んで家に帰った。カチ
ュアは朝ご飯の支度をしている。
「あ、帰った?悪いけど火をおこしてくれる?お願いっ」
「はいはい・・・っと」
・・・スープとパンを食べてデニムが家を出ようとした時、突然
裏口のドアが開いた。運命の扉が・・・
色々雑文を作成していましてカキコが遅れました。
途中挫折必至の最初から話を展開してしまっております。
こんな状態で文書能力も無い私ですが続けてもよろしいでしょうか?
次作は【出会い】の予定。
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!
続きお願いします。
本当はバカップル姉弟のらぶらぶが見たいけど
そういうわけにもいきそうにないね。
>>645 もしかして寝取られでカチュア鬱展でしょうか。
怖い気もするが続き読みたいです。
続き読みたいです!
−−−第二話:出会い−−−
「ランスロットの野郎が来たぞっ!」
裏口の戸を荒っぽく開けて飛び込んできた少年がいきなりそういっ
た。
彼の名はヴァイス・ボゼッグ、ゴリアテの惨劇を生き残った若者
の一人で年は僕と同じ年齢になる。
「暗黒騎士のランスロットがゴリアテを訪れるって情報が入った、
明日、ここに来るんだとさ」
その話を聞いた時、僕の中で血液が逆流するのが解った。
ゴリアテの惨劇、これによって僕の父親が暗黒騎士によって連れ
去られ、多くの罪のない人が暗黒騎士の凶刃に倒れた。
「ヴァイス、本当かい?」
「ああ、明日一番の便で港にくるって話だ。」
このときの僕はみんなの敵をとる事しか頭になかった。
「解った、今日の仕事は休んで急いで準備しよう。」
・・・朽ちた教会・・・
港町の古い教会で僕たちはランスロットが現れるのを待った。
「やっぱりやめよう、・・・ね?私たちに勝てるわけ無いわ」
不安に感じたのか、カチュア姉さんが言い出した。
「なに言ってんだカチュア!またとない絶好の機会なんだぜ」
「だって、たった3人であの暗黒騎士団に立ち向かうなんて」
姉さんの頭にあの惨劇が甦ったのだろう。顔色が悪い。
僕は言い争いになりそうな二人を制して街路を眺める。
「やっぱり止めよう、彼らを殺して何になるって言うの」
解ってないと言いたげにヴァイスがかぶりをふる
「ランスロットは暗黒騎士団の団長だ、そしてやつらはバクラムの
力の源。だからランスロットを暗殺することはバクラムの力を一時
的にでも弱めることになるんだよ。そうすればヴァレリア全土を征
服したがっているガルガスタンが動き出すに違いない…。バクラム
の行政府も混乱するだろう。そして混乱の隙をついてロンウェー公
爵を救い出さなければいけないんだ」
「落ち着いたばかりなのに、また戦争を起こそうっていうのね、あ
なたは。」
名指しで非難されたことにカッときたのかヴァイスが声を荒げる
「この状況の何処が落ち着いたっていうんだッ、カチュア!俺たち
ウォルスタ人は虫ケラ同然に 扱われているじゃないか。そうさ、
俺たちに死ねと命じているのさ。」
「だからって…、戦争なんか始めたって私たちウォルスタは負ける
だけよ。」
ヴァイスがさらに何かを言いかけた時、街路の向こうから人目で
それと解る集団がこっちに向かって歩いてきた。言い合いしている
場合じゃない。
「…しッ! やつらが来た…。」
ゆうべの打ち合わせでヴァイスが正面から通行人を装って不意打
ちし、その隙に僕が後ろからランスロットの首を狙うと言うことに
なっている。僕は打ち合わせ通り教会の正面から彼らの背後に回っ
た。だが血気にはやるヴァイスがもう敵に斬りかかっていた。
(こうなったらやぶれかぶれだ)
そう考えた僕は背後から細身の騎士に斬りかかったが、簡単にあ
しらわれてしまった。
「・・・君たちは何者だ?」
ランスロットとおぼしき人物が僕らに話しかけてくる。
「俺たちはウォルスタ解放軍の戦士だッ!皆の仇をとらせてもらう
ッ!」
ヴァイスの切り返しにあっけにとられている。
「ずいぶんと手荒な歓迎だな…。…なんだ、ガキじゃないか!?」
いきり立ってスピアを構える有翼人を制し、ランスロットが話し
かけてくる。
「待て。我らを知っているのか?人違いではないのか?」
「おまえはランスロットだろうがッ!なら、確かに俺たちの仇だッ
!」
ヴァイスが息をまいて今にも飛びかかっていきそうだ。
「いかにも、私の名はランスロットだ。何故、私を知っている?」
「1年前にこの町を焼き払い、人々を殺したのはおまえたち暗黒騎
士団だッ!」
「暗黒騎士団だと? 我々は東の王国ゼノビアからやってきた者だ
が。」
「…そういえば、暗黒騎士ランスロットは片目のはず。あなたは違
うわ…。」
姉さんの指摘通り暗黒騎士団長は隻眼のはずだった、息巻いてい
たヴァイスもこれに気づきショートソードの剣先を降ろす。
「片目の暗黒騎士…。どうやら同じ名前のせいで間違えられたらし
いな」。
「オレたちは傭兵の仕事を求めてこの島にやってきた。」
有翼人が自分たちの目的を言うとそれに続いて騎士達が自己紹介を
はじめる。
「私の名はランスロット・ハミルトン。ゼノビア王国の聖騎士だ。」
「オレはカノープス。『風使い』と呼ばれている。そっちのジジイ
は…」
「…。私はウォーレン・ムーン。占星術師でございます。」
「私はミルディン・ウォルホーン。同じくゼノビアの騎士です。」
「オレの名はギルダス。同じくゼノビアの騎士だ。…そんなに恐い
顔をするなよ。」
ヴァイスはうなだれたまま声も出ないようだ。
姉さんが僕たちを取りなした。
「とにかく…、謝ります。騎士様、どうか私たちに力をお貸し下さ
い。」
「詳しい事情を聞かせてもらおう。我等とて、この地は初めてなの
だ。」
「俺は…、俺はヴァイス。仇があんたたちじゃなくて残念だ。」
「私はカチュア。僧侶です。そしてこっちは弟です。」
「だめだ、姉さん、油断しちゃいけない。だまされているのかもし
れない…。」
僕は出会ったばかりの人間を信用できなかった、万が一にも姉さ
んに及ぶ危機は排除しなければならない。
そんな僕の様子に愛想を尽かしたのか有翼人が放っていこうとす
る。だがランスロットと名乗った人間はそうしなかった。
「我々はきみたちに危害を加える者ではないよ。信じてくれない
か?」
「失礼なことを…。騎士様に謝りなさいッ!」
姉さんになんと言われようと仕方ない、僕には姉さんを守る以上
に優先する事がないのだから。
「私は騎士の名誉をかけて、この剣に誓おう。きみの敵とならない
ことを。」
さすがにここまでされると信じないわけにいかない。それに事が
こうなっては公爵救出もちがう方法を考えなくてはならなくなった。
彼らの力は先ほど思い知ったし、その力は今の僕たちに必要なよう
に思う。
「あなたを信じましょう。失礼をお許しください。騎士様。」
僕は素直に頭を下げた。
「気にすることはない。疑うのも当然だ。信じてもらえてよかった
よ。…ここは暑い。さあ、どこか別の場所へ移り、そこで話を聞か
せてくれないかな?」
もっともな意見だった、ここでこれ以上の騒ぎはまずい。
「では、私たちの隠れ家へいきましょう。たいしたもてなしはできないけど。」
姉さんの意見に僕もヴァイスも賛成だった。
次回:救出
過去レスに非常に似通ったものを書いてからハケーン_| ̄|○
逝った方が良いのでしょうかorz
未だエロ無し、文体も安定してませんし・・・・・
ちょいと勢いで書いた文章投下しても良いですかね?
どうぞ
低く乾いた炸裂音が空に響く。
男が持っていた鉄の筒についているレバーを引くと銅メッキの筒が飛び出て、足元に転がった。
男が持っているのはヴァレリア島より、南方の大陸バルバウダで製造された銃と呼ばれる剣に代わる兵器である。
これを扱うためには機構を知り、射撃術を知り、風を読むことを知らねばならない。
ヴァレリアで銃を扱えるものは片手の指ほどもいない、その数少ない『ガンナー』レンドル。
「今日はここまでにしておくか」
本当はもっと訓練しておきたかったが、ここはバルバウダではない。弾薬にも限りがある上、非常に高価だ。
訓練できるだけ幸せと考えなくては、とレンドルは銃を背に抱えながら思う。
銃の銘は『アッサルト』。ドラゴンの鱗すら貫くと言われる。いや、実際貫き骨をも砕くまさに竜殺しの銃である。
それだけに非常に大きく、太く、重い。ただでさえ高い弾薬が、アッサルトのものになると桁が一つ上がる。
やれやれ、と足元に転がっている薬莢を拾い集め、懐に入れる。薬莢は凍りつくほど冷たい。
ここはバハンナ高原、旧ガルガスタン領の北に位置する雪深い地であった。
ヴァレリア戦乱は、ドルガルア王の娘を要する解放軍が空中庭園に立てこもった暗黒騎士団を殲滅することで終わりを告げ、
ベルサリア女王の即位が発表されると各地の強固な人種主義者は武器を捨てて、解放軍に下った。
また、人種の違いによる差別を禁止する宣言もなされ、大多数は、これに従った。
しかし、強固なまでにガルガスタン至上主義を唱える一派がこれに反発、旧ガルガスタン領を中心にテロを繰り返していた。
それを鎮圧すべく、解放軍の一部主力が旧ガルガスタン領に派兵され、テロの鎮圧に大きな効果を上げていた。
だが、テロリストを率いる人間の足取りが掴めず、あと一歩のところで鎮圧は足踏みをしていた。
656 :
653:2006/05/24(水) 01:01:36 ID:kPX+6rIv
レンドルにとって、この派兵は複雑な心中であった。
彼はガルガスタン人である。故郷に錦を飾る、と同時に自分と同じガルガスタン人を殺さねばならない。躊躇はない。
が今までの戦いに比べ、後悔があまりにも大きかった。ガルガスタン人であることを捨てたつもりだったが、
そう簡単に捨てられるものではないと痛感する。
「もうヴァレリア人にならなきゃダメなんだがな……」
「何がダメなのかしら?」
いきなり、後ろから声が聞こえ、レンドルは振り返る。そこには一片の羽を防止に刺したアーチャーが立っていた。
「驚かさないでください、アロセールさん」
「あら? だいぶ前に気がついていたと思ったけど」
アロセールと呼ばれた女性は笑みを浮かべ、弓を取った。そういえば、ここで訓練していたのは自分だけではない。
遠距離攻撃の可能な武器を主とするものたちは大体ここで練習していたのだった。そんなもの、弓ぐらいしかない。
当然、彼女たちと一緒になる。
「ずいぶん熱心にやっていたのね」
「弓のように射るものがたくさんあるわけではないので」
「皮肉かしら、それ」
「事実を言ったまでです。訓練の差は、実績の差です。私よりもあなた方のほうが戦果を上げている」
「数のせいでしょう? 個人の戦果ではあなたは私に次に来るはずよ。もっと、自信を持ったほうがいいわ」
「恐縮です」
彼女はウォルスタ人である。時折、厳しい視線を向けるのでレンドルは自分のことを嫌っているのだなと思っていた。
そんな彼女が自分のことをそう言ってくれるのは意外だった。
「それで私に何の御用が?」
「これから日の入りまで休息よ。あなただけ、それが聞こえてなかったみたいだからね」
そういわれて周囲を見回すとレンドルとアロセール以外の解放軍員の姿は見えなかった。
「失礼しました。では、銃士レンドル、ただいまより休息に入ります」
「許可する。それでどこへ向かうのかしら?」
アロセールの問に答えかけたが、レンドルは言葉を濁した。
「……あなたの前では言えません」
「どうしてかしら? 言いなさい、上官命令よ」
しばらく、押し黙っていたが、アロセールの突き刺すような視線にレンドルは観念した。
「……家に顔を出そうと思いまして」
アロセールはなるほどという表情と少し驚いた表情をすると、
「気にしなくてもいいのよ。あなたのせいではないわ」と言った。
「……ですが、あなたたちの生活を破壊したのは我々です」
「そうね。でもそれに拘っていては、ヴァレリアの未来はないわ」
「……すみません」
悪い癖だった、どうにもならなくなるとすぐに謝りたくなるのは。どうにもならないとわかっているのに。
「誰に向かって謝罪したいのか、はっきりすべきね。そうでなければ、何も届かないわ」
そう言って、矢を放つアロセール。その言葉は彼女の射る矢のごとく、レンドルの痛い部分に刺さる。
「……失礼します」
レンドルは彼女に背を向けると野営地に向かって走り出した。逃げ出したと言ってもいいかもしれない。
レンドルの背に一瞥をくれたあと、アロセールは自らの放った矢に視線を移す。
狙いから、少しずれていた。
657 :
653:2006/05/24(水) 01:02:09 ID:kPX+6rIv
レンドルの実家はバハンナ高原にある町で商店を経営している。豊かではないが、困ることもない。ヴァレリアでは幸せな部類に入る。
実家の裏口でレンドルは困っていた。迷っていたというほうが正しいか。
「勉強のために行ったのに軍人になって帰ってきたら、親父怒るよな……」
怒るとレンドルにあたらない様にだが、恐ろしいスピードでナイフなりダガーなりをぶん投げてくる恐るべき親父である。
ここは一つバルバウダで覚えた究極の謝罪方法、『ドゲザ』をやるしかないと腹をくくって、裏口をくぐった。
「ただいま……」
どうやら、飛んでくるものはないようだ。人の声を聞きつけた母親が奥から出て、そこで止まった。
「レンドル…あんた生きていたんだねぇ……船が沈んだって聞いててっきりフィラーハの元へ行っちまったのかと思ったよ」
思わず涙ぐむレンドルの母。
「どうして、手紙の一つもよこさなかったんだい?」
「母さん、実は俺」
言いかけたその瞬間。
ドスッ
レンドルの頬をナイフが掠め、ドアの脇に突き立った。頬から一筋、血が流れ落ちる。
「赤い血が出るってこたぁ、バケモンじゃねぇみてぇだな」
得意げな表情で歯を見せる熊のような男が現れた。
「………このくそ親父。確かめるならもっと穏便な方法でやれ」
感動がそのまま怒りに変わったが、抑えた口調でレンドルは父親をにらみつける。
「ちったぁ、性格もましになったようだな」
「親父はまったく変わっていない様で何よりだ」
とりあえず『ドゲザ』はやらないと心に決めたレンドル。
「で、お前さんはどこをほっつき歩いていたんだって?」
「解放軍にいるんだよ、今」
母親は驚いた表情をして父親へ視線を移すが、父親は平然としていた。
「どっかの軍隊に入ったとは思っていたが、まさか解放軍とは。出世したもんだな」
「それはどういう意味だよ?」
「親の金でバルバウダに行ったと思えば、戦争の武器を習いに行くどら息子なんぞ、どこぞの軍隊に入って当然だよなぁ?」
今度はレンドルが驚く番だった。
「知ってたのかよ!」
「知り合いにおめえの近況をできる限り教えてもらってたからよ。手紙で必死に嘘ついてるのは傑作だったぜ」
そういってげらげらと笑う父親。
「ばれてるなら言えよ」
「ま、面白かったんでな。付き合ってやったよ」
「くそ…」
レンドルは踵を返すとドアノブに手をかけた。この状況で家にいるのは気まずいと思ったのだ。
「おい、ドラ息子」
「なんだよ、くそ親父」
「お向かいの、ビストーの家のな、娘がガルガスタン軍に入ったっきり帰ってこねーってよ。おめぇ、何かしらねぇか?」
レンドルの動きが止まった。父親もらしからぬまじめな表情をしている。
「……捕虜に女はいない。投降した人間にもだ」
「そうかい」
振り返らずにドアを開くレンドル。
「おい、これ持ってけ」
と背中に向けて思いっきり何かが入った木箱を投げつけるレンドルの父親。木箱が背中を直撃し、レンドルは思わず石畳にうずくまった。
「ガンナー、戦乱は終わったんだ。しけたツラして、つまらねぇ死人を増やすなよ。もう見飽きたぜ」
「あんたが物投げなけりゃ、もう少しマシなツラして帰ってきてやるよ!」
木箱を抱えて、背中をさすりながら野営地へとレンドルは足を向けた。
「死ぬんじゃねぇぞ、バカ息子」
その声は母親にしか聞こえなかった。
658 :
653:2006/05/24(水) 01:02:46 ID:kPX+6rIv
痛む背中をいたわりつつ、野営地に着く。夕日は雲に翳ってよく見えない。
「レンドルさん。戻ったんですね。……何かあったんですか?」
見張りをしているソルジャーがしきりに背中を気にするレンドルに疑問を投げかけた。
「ちょっと背中を打ってね。痛みは引いてきたから、クレリックもビショップもエクソシストも要らないよ」
「そのくらいじゃ呼びませんよ。レンドルさん、本陣が呼んでいました。戻り次第、集まれとのことです」
「わかりました。荷物を置いてすぐに向かいます」
アッサルトの隣に父親が投げてよこした木箱を置くと、本陣がある二周りほど大きいテントへ向かった。
「レンドルです。命令により参上しました」
「入れ」
促されるまま中に入ると、そこには今回の鎮圧を任されたセリエとアロセール、フォルカスが周辺の地図を囲んでいた。
「レンドル、あなたがこのあたりの生まれというのは本当?」
総指揮を取るセリエの言葉に、レンドルは返答しつつ、頷いた。
「やはり、一人で探るには限界がある。僕は彼も加えるべきだと思うが」
「同感ね。土地勘のある人間が軍にいるのであれば、わざわざ雇う必要もないわ」
「でも、一人で行かせるというのは危険ではないかしら? そういった経験はなさそうだし」
なるほど、テロリストの潜伏先を突き止めるために自分を呼んだのか、とレンドルは思った。
「レンドル。あなた、偵察やそういったことに関する経験は?」
というセリエからの質問に対し、レンドルは、
「街中なら多少の心得がありますが、森や岩場などの自然の中ではないです」
と答えた。レンドルはある事情から、忍者ほどではないにしろ、街中であれば潜伏しつつ動き回れる自信があった。
「となると影と一緒に行ってもらったほうがいいけど、彼が戻るのは日が変わってからね」
「もう予定していた期間はすぎている。部隊で経験がある者を募って、二人なり三人なりで早急に行動させるべきだと思う。
セリエ、あまり長居すると火種が小火に、小火が大火事になりかねない」
フォルカスの言葉も一理ある。
解放軍の構成は、母体がウォルスタ解放軍だけにウォルスタ人が多い。戦乱を生き残るうちに割合も変化したが、
それでもやはり多いほうだ。実際、ガルガスタン人主体の町で暴行を働いたウォルスタ人兵士を数人厳罰に処している。
なかなか、虐げられていたという感情を拭い去ることは難しいことを如実に示している。
このままだと、テロリストだけでなく自分たちすら火種になる。ミイラ取りがミイラ、せっかくの平和を台無しにしてしまう。
「私が一緒に行くわ」
物憂げに思案していたアロセールが言った。フォルカスとセリエが顔を見合わせた。
「何、その不安げな表情は? 私だってウォルスタ解放軍でゲリラをやっていたのよ。
茂みに身を潜め、岩を盾にした経験はあなたたちと同じくらいあると思うけど?」
フォルカスとセリエは元ヴァレリア解放戦線で急進的なゲリラだった。影のように身を潜めて強襲した経験は豊富だ。
一方のアロセールもウォルスタ解放軍でゲリラを率いて戦っていたのだ。能力的に問題はなかった。
結局、レンドルとアロセールがバハンナ高原近辺の捜索を行うことになった。
659 :
653:2006/05/24(水) 01:03:19 ID:kPX+6rIv
準備を整えながら、レンドルは父親がよこした木箱の中身を確認する。
「……あのくそ親父」
中には手紙と大型、中型、小型の三種類の弾薬が詰っていた。心ともなくなっていたアッサルトの弾薬を補充し、
もしもの時のために小型の弾薬と『リムファイヤー』という小型の拳銃を持つと外で待つアロセールの元へ向かった。
「お待たせしました」
「準備万端のようね。それで、どこから探してみるの?」
「これを元に探してみたいと思います」
レンドルは父親からの手紙をアロセールに見せた。そこにはテロリストと接触した場所が記してあった。
どうやら、レンドルの父親は彼らを相手に商売をしていたようだ。もっとも、目的がわかってからは取引をやめたとも記してあった。
「いい父親ね。大事にしなさい」
アロセールは少しさびしげな表情を浮かべ、言った。彼女にもう家族はいないのだ。
「……そうですね」
ほんの少しの気まずい沈黙の後、手紙に書いてあった岩場へと向かった。
岩場、と言ったが、実際はバハンナ高原の西の山中であり、道は険しい。バハンナ高原付近はなだらかだが、
街道を西、あるいは東にそれると険しさのました山肌が待つ。
その中に目的地であるトレッドと呼ばれる山間の平地、と言っても岩がごろごろしているような名ばかりの平地、
で主に接触していたそうである。
「吹雪いてきたら、まずいわね」
「それはないと思います。天候の安定している時期ですから」
とは言え、吐く息は白い。適度に暖を取り、休憩を挟みつつ、トレッドが見えるところまで到着した。
「あそこがトレッドです」
山間の平地に大小さまざまな岩が転がっている。そのほとんどが落石で原因は雷だとされている。
「伏せて」
言われるままにレンドルは岩陰に伏せるとアロセールが指差す方向へ視線を走らせる。
岩陰から、炎の明かりが漏れている。目を凝らすと複数の岩陰でそれが確認できた。
「引き上げますか?」
「できれば、敵の数を調べておきたいわ。ついてきて」
トレッドに近づくにつれて、岩陰に何がいるのかが炎の明かりで映し出された。
「ドラゴンだ……」
凹凸の激しい影が大きく揺れながら動いている。時折岩陰から顔を出し、テロリストから怒られているのが見えた。
「……ここなら、よくわかるわね」
ドラゴンは六頭。ブラックドラゴンが五頭、ティアマットが一頭の大所帯だ。
よくこれだけのドラゴンを従えられるものだ。ドラゴンテイマーがいなければ、飼いならすことなどできまい。
「……嘘だろ……」
レンドルはドラゴンを従えるドラゴンテイマーの顔を見て呻くように言った。
(お向かいの、ビストーの家のな、娘がガルガスタン軍に入ったっきり帰ってこねーってよ。おめぇ、何かしらねぇか?)
「アリア・ビストー……」
あの時から表情に翳りが見えるが間違いなく向かいに住んでいたビストー家の一人娘、アリアだった。
「あの女、知り合いなの?」
「幼馴染です」
「振る舞いから察すると彼女がリーダーね。……撃ちなさい、レンドル」
アロセールはレンドルに強く言った。彼はアッサルトを構えるとゆっくりと大きく息を吐き、大きく吸った。
ゆっくりと狙いを定める。神への信仰を捨てた身だが、この時は神の威光とやらを信じても良かった。
「動くな」
後ろから敵意に満ちた声が響いた。
無神論者が神を信じるといつもろくでもない結果ばかりになる。と師匠に教えられたことをレンドルは思い出した。
660 :
653:2006/05/24(水) 01:03:56 ID:kPX+6rIv
「久しぶりね、レンドル」
レンドルは両腕を前に手首を縛られていた。アッサルトと弾薬は奪われたがリムファイヤーは気づかれなかった。
「こういう形で会いたくなかったよ、アリア」
「そうね、説明してもらえるかしら。何故、このウォルスタの売女なんかと一緒にいるのかを、ね」
そういって、アリアはアロセールの腹部に蹴りを入れる。猿轡のせいで呻きはくぐもってしまったが、レンドルにははっきりと聞こえた。
「やめろ!!」
「何故? 私の敵である以上容赦する必要はないわ」
サディスティックな笑みだ。レンドルの背筋に薄ら寒いものが走る。
「お前の事情なんか知るか、とにかくやめろ。俺たちは解放軍だ」
「そう。それがどうかしたのかしら」
アリアがもう一度、アロセールの腹部に蹴りを入れる。アロセールは苦痛で身体を折るが、その目には怒りと殺意に満ちていた。
「次にやったら、お前を殺す……」
「あらあら、弱虫レンドルが何をいきがっているのかしら、ね」
アロセールを今度は立ち上がらせて、腹部にこぶしを叩き込むアリア。
「てめぇ!!」
飛び掛りそうなレンドルを捕まえた男が背中に剣の柄で思い切り突く。本日、二度目の痛みに膝を折る。
「あなたにはサービスしているのよ。ガルガスタンの裏切り者としてね」
「だ、まれ。今じゃ少数派で、支持者もいないテロリストだろうが」
アリアはレンドルの顎に手をかけて、顔を上げさせる。爪が頬に食い込んで今にも裂けそうだ。
「だから何かしら。多数派になればいいだけのこと。運命が我々に味方する」
レンドルはアリアの顔に唾を吐く。思わず、手を顎から離すアリア。
「無理だな。運命の奔流って奴は、お前たちに味方なんかしてくれない。島全体を見て歩けば、
それがわかる。ガルガスタン人が一方的に偉くなるなんて、誰も望んじゃいない。当の本人たちも含めてな」
唾をふき取ったアリアは、冷たく凍りついた表情でレンドルの首を絞め上げる。
「偉くなる? 違うわ。元々偉いのよ」
「ば、か、ばか、しい、ぜ。もっ、と、ま、しな言、葉、いえ」
窒息の苦しさに顔をゆがめつつも、アリアの論理を鼻で笑うレンドル。それを見て、アリアは手に込めていた力をすっと抜いた。
「まし?」
アリアがレンドルをあざ笑う。
「バルバトス枢機卿は正常よ。あなた方が作り上げた狂人という風説のほうこそ、マシな言葉を使ったらどうなのかしら?」
「粛清の恐怖で支配する人間のどこが正常だ!」
「そう言って捕らえられたレンドル。親の賄賂でぼろぼろになって出てきた哀れなレンドル。
その恐怖に屈し、脅え、逃げた弱虫レンドル。確かにあなたは正常よ」
アロセールがレンドルを驚きの表情で見る。
「止めなければ、私が殺してあげたのにね。レンドル」
「黙れよ!!」
食って掛かろうとするレンドルを捕まえた男が思い切り殴りつけ、地面に押さえ込む。指にリムファイヤーのグリップが当たる。
「お前を信じていた。あの時までな」
「バカな男ね」
「そうさ。バカな男さ。だから俺はバルバウダに行ったんだ。この手でバルバトスを殺すために。
そうすれば、この狂った国は元通りになるってな。だが、元通りにならないものもある」
アリアは酷く馬鹿にした腹立たしい笑みでレンドルを見下していた。立ち上がりながら、レンドルは不敵な笑みを浮かべていた。
「とうとうバカになったのかしら?」に。
「とうとうバカになったのかしら?」
「バカになったネジは直らない。ガンナーの諺さ。冥土の土産に覚えとけ」
隠していたリムファイヤーをアリアの下腹部に向け、三度、引き金を引く。
乾いた銃声に一瞬、全てが静止する。一番早く動きを取り戻したのはレンドルだった。
しゃがみながら振り向きざまに二回引き金を引く。
レンドルたちを捕まえた男は二度震えて、そのまま崩れ落ちた。
銃声に興奮したのか、それともテイマーであるアリアが怪我を負ったせいなのか、ドラゴンたちが暴れだす。
アロセールの周りにいたテロリストたちはドラゴンたちを抑えようとして、噛みつかれ、尻尾で吹き飛ばされて散った。
レンドルもティアマットの噛み付きは避けたものの尻尾の一撃で吹き飛ばされ、岩場に叩きつけられた。
意識が吹き飛びそうになるが、背中の激痛が意識を辛うじて繋ぎとめてくれた。
ドラゴンの動きがぴたりと止まりアリアの元へ集う。致命傷のはずだが、ゆっくりと立ち上がると絶叫を上げる。
「レンドルゥゥゥゥ!!!」
まるでドラゴンの咆哮のようだ。レンドルは叩きつけられた衝撃でゆるくなった縄を必死で解こうとするが、
頭がまだはっきりしていないせいでうまく解けない。ゆっくりとドラゴンがレンドルへ歩み寄る。
その時だった。
矢がうなりを上げてアリアの首を貫いた。そのまま人形のように転がり動かなくなる。
レンドルに迫っていたティアマットの動きが一瞬止まる。
その鱗に矢が突き立ちティアマットが仰け反り咆哮する。
その目が弓を構えるアロセールを捕らえると怒涛の勢いでアロセールに向かって突進する。他のブラックドラゴンもそれに追従する。
しかし、彼女の素早い動きをティアマットが捉えることができるはずもない。ティアマットは突進をあきらめ、
ブレスをアロセールへ向かって浴びせる。ティアマットだけのブレスならばアロセールもよけられた。
しかし、他のブラックドラゴンも間断なくブレスをアロセールへ向ける。
さすがに避けきれず、トキシックブレスのチャームの効果にやられまいと必死で頭を振っている。
動きが止まったアロセールへティアマットがとどめのブレスを吐くべく咆哮し首を天に伸ばす。
低く乾いた炸裂音が響く。
ティアマットの頭が吹き飛び、破裂していた。
ボルトを引き、弾を薬室へ装填する。今度はブラックドラゴンに狙いを定め、引き金を引く。
この作業を五回繰り返し、全てのブラックドラゴンの頭を吹き飛ばすと、
レンドルはやれやれとアッサルトを杖にしてアロセールの元へ駆け寄る。
「大丈夫ですか?」
「ええ……何とか……」
アロセールがレンドルを見上げるとその背後にドラゴンと見まごう形相のアリアが剣を振り上げている。
「レンドル!!」
低く乾いた、くぐもった炸裂音が小さく響く。剣を振り上げたままアリアはゆっくりと大地へ倒れていった。
「ガルガスタンはもうない。今はあるのはヴァレリアだけだ……」
振り返ることもなく、ゆっくり膝をついてレンドルは呟いた。
アリアの表情は、笑っていた。まるでバルバドスの最後のように。
662 :
653:2006/05/24(水) 01:05:57 ID:kPX+6rIv
傷の応急処置を終えるとレンドルたちはトレッドをあとにした。死体は、そのままである。
「とりあえず、来る途中で洞穴を見つけたでしょ? そこで一休みしましょう」
痛みを堪えつつ、必死にうなずくレンドル。とにかく背中を中心に全身が痛い。
その場で休みたかったが、死体だらけのところで休む気力はさすがになかった。
一時ほど歩いて、目的の洞穴につくとレンドルの寝床をアロセールが作ってくれた。
精神的に参っていたのでこの心遣いは、レンドルにとってありがたかった。
身体を横にすると地面が背中をひんやりと冷やして心地よかった。
「少し眠れば?」
「すみません……。お言葉に甘えさせていただきます」
ゆっくりと瞼を閉じるとレンドルの意識は闇に落ちた。
どのくらい眠ったのだろうか。
背中の痛みで目が覚めた。眠る前より痛みが引いているが、まだまだ痛む。もう少し眠ろうかと瞼を閉じようとした時。
「……っっぁはぁ……」
ものすごく悩ましげな声が耳に響く。
レンドルは声の出所をゆっくりと首だけ動かして調べる。腕二つ分くらいの空間を空けたとなりにアロセールが横になっている。
背中を丸めて何やらもぞもぞしている。
「あぅぅぅ……はぁ……」
声の出所はやはりアロセールである。怪我でうなされている男のとなりでアロセールが自分を慰めている。
これは、なんともおいしいというか、不謹慎と言うか、何で俺がこんなときに限って、そんなことをするんだ?、とレンドルは思った。
そんな悶々とした男の考えをよそに女はますます自分をより強く、より激しく慰める。もちろんレンドルには見えない。
声の高まりと衣擦れの音、かすかに響く卑猥な水音がレンドルの性欲をどんどん盛り上げる。
悲しいかな、男はレンドルのように中途半端に疲れが残っていると持ち物が敏感に反応する、
俗にいう疲れマラの状態でレンドルの感情と身体は、アロセールと一緒にどんどん盛り上がっていく。
「はぁ…あぅぅ……いぁぁぁぁっ、くぁっ!」
はっきりとわからないため、アロセールがどういう状態なのかはっきりとわからないが、小ぶりの胸を激しくこねくりまわし、
その頂点はつんと尖って服が擦れるだけで感じている、に違いない。その秘所から、指を使ってかれることのない愛液を掻きだしている、に違いない。ああ、とってもみたいぞコンチクショウ。レンドルの偽りなき妄想と心の叫びが彼自身をたぎらせる。
「はぁっ!! いぁあぁああぁぁ!!」
身体をビクンと震わせ、アロセールが嬌声を上げて達した。
レンドルは聞くこと、妄想することに集中していたため慰めておらず、達していない。
身体を震わせ、色っぽく息をするアロセール。
「聞いて・・・・・・いたんでしょう?」
バレてる、それだけでレンドルは自身が一気に冷め、萎えていくのを感じていた。背中に脂汗以外の何かが伝う。
身体を起こし、レンドルのほうへ身体を向けると頬は赤く、唇は色っぽく濡れ、
はだけた服から胸と秘所に興奮の名残が色濃く残っていた。一流の娼婦でもこの色香は出せまい。
「トキシックブレスのせいよ……チャームの効果が変に残って……」
なるほどなるほど、とレンドルは納得したが、納得したところでさしあたって半殺しの目にあうのは想像に難くない。
レンドルはためしに質問する。
「弁解の機会は?」
アロセールは首を横に振った。
「私はどんな目にあうんでしょうか?」
アロセールは蟲惑的だが少し悲しそうな表情をした。
「貴方の身体を借りて、疼きを止めるの」
ああそうですか、レンドルはフィラーハに祈った。たぶん、ろくな目にあわないが。
663 :
653:2006/05/24(水) 01:07:40 ID:kPX+6rIv
「えっ!」
思わず跳ね起きるレンドル。そこにアロセールの唇が重ねられ、舌がレンドルの口腔にもぐりこみ、男の舌を求めて動き回る。
やがて二つの舌が絡み合うと貪りあうように絡み合う。唇が離れると情熱の軌跡が二つの唇に橋を作った。
女は男の身体を押し倒すと首筋と胸に舌を這わせる。背筋に快楽の電気が流れ、レンドルにも本格的にスイッチが入った。
女が起き上がったところを見計らい、その小ぶりな胸を鷲づかみにする。それだけで女は嬌声を上げ、髪を振り乱す。強弱をつけながら、手のひら全体で胸をもむと手に心地の良い抵抗感を感じる。胸の頂点に尖り、誘う乳首を摘む。
「くぁっ!!、ひああぁぁ、もっとぉ……」
片方の手で乳首を摘みつつ、身体を起こして乳首を口に含み、音を立て吸い上げる。
「あっ!、はぁああ…」
そして、甘噛みする。
「いい、ぁあああああああああ!!!」
アロセールはひときわ高い嬌声を上げ、達した。
レンドルが口を胸から離すとアロセールは、レンドルにもたれかかり、肩で荒く息をしている。
「ずいぶん敏感なんですね」
「そう、よ……。だから、ね……」
はちきれそうなレンドル自身を露出するとその上に跨るアロセール。
「いくよ……」
そして、ゆっくりと腰を落とす。
「んっ!!、んふぅぅぅぅ…」
レンドル自身を全部飲み込んで、アロセールは身震いした。
完全にアロセールのペースで行為が進んでいる。このままだと女上位で進んで背中の怪我が悪化しかねない。
「ちょっと、待ってください。このままだと背中がまずいんで……」
そんなレンドルの言葉など露知らず、アロセールが激しく動き出した。
「あっ、くあっ、あっ、あっ、ああぁ」
レンドルはアロセールの腰をつかむと強く引き寄せ、自身を打ち付ける。
「ああっ!? あああっ、あああん、くぅん、んああああ!!」
女は馬になすがされるままによがり狂う。
「あああっ、くぅあああああああああんん!!!!」
絶頂を迎え、レンドルは全てが搾り取られそうになるのをぐっと堪えた。
アロセールが何故、という表情している。
「このままだと背中が痛くて最後までいけないんですよ」
レンドルはそういうと身体を起こして、アロセールを四つんばいにさせる。
「行きますよ」
アロセールの了承をえる前にレンドルは自身を突き入れた。
「あうっぅ!?」
二度もお預けを喰らっているのである。もう我慢も限界だった。最初からスパートをかけて、何度も奥を突き上げる。
「あっ!、あっ!、あっ!、あっ!、あっ!」
アロセールも激しさですぐに達しそうである。
「あっ!!! も、もう、だめぇぇぇ!! いくぅ、イッっちゃうぅぅぅ」
最後に一番奥まで突き入れ、レンドルはために溜めていたものを一気に爆発させた。
「ああああああああああんん!!!!」
一番大きな絶頂を向かえ、ひときわ高い嬌声を上げて、レンドルの精を身体を震えて受け止めるアロセール。
レンドルはアロセールの秘所から自身を引き抜くと、愛液と精が交じり合ってあふれ、太ももを伝って地面を落ちた。
二人とも疲れに身を任せ、そのまま、絡み合うように眠ってしまった。
664 :
653:2006/05/24(水) 01:08:20 ID:kPX+6rIv
その後、応急処置だけの身体に鞭打って本陣に帰還し、事の顛末を報告するとレンドルはそのまま、
クレリックなどの医療部隊送りとなった。ドラゴンの一撃で数箇所の骨折が確認されたためである。
とは言え、信仰を捨てた身なのでクレリックの回復魔法も効果が鈍く、思ったより時間がかかるという診断が下された。
骨は何とかくっつけたので後は自然治癒を待つこととなり、レンドルは実家にで療養することになった。
「容態はいかが?」
療養中のレンドルをアロセールがたずねたのはあれから三日後である。
「ええまあ、何とか」
「そう……」
そのまま気まずい沈黙が部屋を包む。
「えーと何と言いましょうか」
「わすれなさい。何もかも……」
「まあ、そうですね……」
当然か、少し残念な思いにとらわれつつアロセールの言葉を受け入れるレンドル。
「それで、聞きたいことがあるんだけど?」
「アリアにはとっ掴まった時に拷問されて殺されかけたんです。それだけですよ」
「そういうことじゃないのよ。何で貴方がバルバウダへ渡ったのかな、って思ってね」
「ああ、なるほど」とレンドルはつぶやいた。
「たいした理由じゃないですよ。殺されかけたあと、バルバトスを殺してやろうと思いまして、それでこいつが欲しかったんですよ」
レンドルはリムファイヤーをくるくると回し、そして、素早く正面へ向けて構えた。
「リムファイヤー、暗殺用の小銃。バルバウダから銃をいくつか持ち帰って、奴に献上する瞬間を狙って」
そこで撃つジェスチャーする。
「そうすれば、何とかなると思ったんですけどね。浅はかだったみたいですね。アリアみたいなのが出るとは考えてなかったですから」
「……そう」
アロセールは椅子から立ち上がるとドアノブへ手をかけた。
「そうそう、私も一つ聞きたいことがあったんです」
アロセールはゆっくりと振り返り、レンドルの言葉を待った。
「我々は何時なれるんですかね?」
「というと?」
「貴方はウォルスタ人で私はガルガスタン人。ヴァレリア人には何時なれるんですかね?」
少し考えたあと彼女は言った。
「私を抱いたあの時、貴方に抱かれたあの時。そういうことを気にしたかしら?」
「いいえ」
レンドルの言葉に彼女はふっと笑って、言った。
「なら、それが答えではないのかしら?」
そして、レンドルは一人になった。
「ずいぶん意地悪な答えなことで」
振り返らないアロセールを見送りながら、つぶやく。
「ま……、結局そういうことなんですかね」
レンドルはベッドの脇にある自分の棚にリムファイヤーをしまうと鍵をかけた。
約半年後、ベルサリア女王の即位式の直前に解放軍は解散、正式にヴァレリア王国軍として再編成された。
アロセールは自らの故郷ウォルスタへ帰り、レンドルはそれを見届けるとバルバウダへ再び渡り、
銃の技術を応用した機械の設計に関わったと言う。そして、二人が再び出会うことはなかった。
665 :
653:2006/05/24(水) 01:09:16 ID:kPX+6rIv
以上です。
ありがとやんしたー。
…エロが薄いのは作者が一番よくわかってますよ。
それよりあの地味キャラを主役に据えたことに感動した
あの・・・続きを投下してよろしいでしょうか?
エロはもうちょい先になりますがorz
668 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 18:40:02 ID:3QNguEqq
GJ!!楽しかった。
653氏
遅ればせながらGJです。
間に空気嫁と自分につっこみたくなるレスが・・・・
逝ってきまつ
>>653 書きたいものが伝わってきた、名作だな。
ラスト3行が少し松野っぽくて素敵。
671 :
保守:2006/06/11(日) 00:18:33 ID:k37EZ0KT
騎士レオナール
「きみたちが執筆をしている間、私は女湯をのぞいてこよう。
俺のレオナール像が音を立てて崩れ去ったw
訓練もせず、兵糧かき集めるでもなく、
ただひたすらアマゾネスをピーピングする
騎士レオナール。
それじゃダメだろw
たまに出てきちゃゴミのように殺される顔なし名有りを相手に誰か書かないか?
鎮魂のナディアとか魔女べスティアリとか。
ジルドア様にカルディアでくすぐられたい
ドMスレになるからそうゆうことは言うな
677 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/15(木) 22:48:39 ID:/iP7YFOP
デニム
「ふん。しぶといヤツだ。
鎮魂のナディア
「・・・・・・こ、殺せッ。
はぁ、はぁ・・・・・・
デニム
「死に損ないの分際で命令するつもりか!
デニム
「よぉし、この女はおまえたちにくれてやる。好きにしろッ!
ベルダ&オプタ
(さっすが〜、デニム様は話がわかるッ!
鎮魂のナディア
「ついばまないで・・・・・・
・・・お願い、やめて・・・・・・
まさにケダモノ
ワロタ
モルドバたんをアルモリカの地下牢に幽閉して調教したい
Σ(´Д`; )
>ベルダ&オプタ
Jr.じゃないということはガンプは捨てられた?
フォーゲル「おれにはSSははれないが おきてなんだ すまない」
やっとタクティクスオウガ外伝クリア
アルフォンス×エレを書こうと思ってたのにエンディングAを見てorz
やってないのはあと2作品だが、64とかネオジオポケットって無理……
Wiiでシリーズ全部プレイできるようにしてくれんかな。
684 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 22:06:18 ID:vOCCNwtz
今すぐアンビシオン&レリクスの紋章を持って
2周目プレイしる!
Bエンドなら約一名不幸になる人がいるだけで
みんな大体幸せになれるよ。
レクトールとあの女性の組み合わせが唐突過ぎて笑えると思う。
685 :
保守:2006/06/30(金) 00:49:46 ID:vbxPh2bG
僧侶オリアス「兄さん… 大好きだった兄さん…
交わってみたかった…… でも……
686 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 01:58:29 ID:TQxflMgO
保守
デニム×白ランスロットきぼん
亀頭攻め
松野ゲーやってると、兄弟(兄弟姉妹)ってのに過剰な盛り上がりがあるよね。
一人っ子なのかな、松野は。
690 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 18:57:26 ID:vShQGQgN
確かに現物が身内にいると幻想というか
過剰な萌えは生まれにくいな
691 :
保守:2006/07/19(水) 23:12:58 ID:8ZGCngVi
ヴァイス
「カ、カチュア……
オレはおまえのことが………す…………
すだこーーーーーーー!!!
解説
オクトパス→ほぼすだこ専用
僕はデニム。
戦乱を終わらせた英雄と呼ばれている。
本来ならすぐにでもゼノビアに行きたかったけど、姉さんのすすめでヴァレリア
が落ち着くまで留まる事にしたのだ。
それはさておき、最近姉さんに無視されている。
一体何故だろうか。
心当たりは……セリエの処女をもらったこと。
シェリーを僕なしで生きていけなくしたこと。
システィーナを開発しまくったこと。
オリビアを朝まで可愛がったこと。
アロセールを調教したこと。
オクシオーヌに唾をつけたこと。
あ、捕虜になった女の子をペットにしたな。
……どれがばれたのかなあ。
き、鬼畜英雄!
695 :
侍従班:2006/07/21(金) 22:04:27 ID:hu1jlc47
>>693 英雄殿!
きっとクレハさんまで監禁調教しようとした事でありましょう
女王陛下は事のほかお怒りでございました
なお、得体の知れないメモは残してませんのでご安心ください
>689
ベイグラが出たときインタビューで甥がいると言っていたので
一人っ子ではない
>>693 CHAOSでオクシオーヌは出て込んだろうと邪推
真の鬼畜ならヴェルドレと妊婦プレイです。
夫を失った悲しさを忘れさせるのです。
ヴェルドレ「す、凄い……亭主より良い……」
デニム「そう。正直に言ったご褒美にたっぷり出してあげようかな」
ヴェルドレ「だ、出して……あたしの中に精液をいっぱい出して」
デニム「うんうん。くっ」
ヴェルドレ「アアアアアーッ!」
ほしゅ
701 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 01:14:18 ID:KxPdKSyY
保守
702 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 13:14:16 ID:KxPdKSyY
保守
Tactics Ogre de Endless Battle
タクティクスオウガをモチーフにしたエンドレスバトル(CGIゲーム)。
片手間にできるのでとりあえず登録してみてくれ No.3とNo.3'はどちらかしか登録できないので注意
ttp://dactil.s17.xrea.com/
>>703 エンドレスバトルってすげー懐かしいな。
ちょっとやってみる。
僕はデニム。
戦乱を終わらせた英雄と呼ばれている。
本来ならすぐにでもゼノビアに行きたかったけど、ヴァイスのすすめでヴァレリア
が落ち着くまで留まる事にしたのだ。
それはさておき、最近ヴァイスに無視されている。
一体何故だろうか。
心当たりは……ザパンの処女をもらったこと。
ガンプを僕なしで生きていけなくしたこと。
ジュヌーンを開発しまくったこと。
ペイトンを朝まで可愛がったこと。
ヴォルテールを調教したこと。
ハボリムに唾をつけたこと。
あ、カノープスさん達との別れが辛くて、4人で熱い夜を過ごしたな。
……どれがばれたのかなあ。
>>705 白ランスを廃人になるまでレイプしたこと、が抜けてるぞ。
707 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 22:45:48 ID:m/VzhLSN
))705 親友、嫉妬か・・・
デニムって童貞?
ヴァレリア戦役の時点では童貞君だろう
オリビアと大陸へ出て行った後は知らない
竿は童貞。後ろは…多分…アッー!
ナイトメアで眠らされて姉さん(ry
姉さん「に」か姉さん「を」かで大きく違うなw
保守
ほす
715 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 01:52:31 ID:T1m4K5+u
デニム「何が正しくて何が間違いなのか、誰にもわからない。
だけど、誰も僕を責めることはできないはずだ。
男は皆、AVを借り続ける続ける悲しい生き物なのだから・・・。
俺はエロゲだな
717 :
名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 14:35:31 ID:EdQXDLl6
デニム「どれが面白くてどれがつまらないのか、誰にもわからない。
だけど、誰も僕を責めることはできないはずだ。
男は皆、エロゲのパッケージに騙され続ける悲しい生き物なのだから・・・。
ヴァイス「どうしちまったんだデニム!!
それじゃ奴らと一緒じゃないか!!」
レオナール「ヴァイス君、君は反対なんだね」
ヴァイス「当たり前だ!!中身を調べずにパッケージ買いするような地雷スキーが
真の革命なんて起こせるもんか!!」
レオナール「スケーブゴートが必要なのだよ。愚かな民衆を引き付けるためにもな!!」
hosyu
保守とは孤独なもの…
わかってはいるけどね…
「新規職人、どうして僕らが戦わなきゃいけないんだッ!」
「どうして、TOネタだけがちやほやされるんだ?
初代スレの時からそうだった・・・。TOSSはいつもみんなからマンセーされ、他のネタはいつもスルーされてきた。
その違いはなんだと思う? みんなTO厨のせいだ!そう思わないか?
おまえのSSはTOネタだが、俺のSSはただのFFTネタだった。最低の反応だったぜ。
だけど、なんで俺がスルーされるんだ?そんな理由で?TOネタとFFTネタにどんな違いがあるっていうんだ!」
「それはきみの思い過ごしだよ。僕らは職人仲間だったじゃないか!」
「僕らは職人仲間だったんだ。それなのにいったいどうして?」
「おまえがそう思っていただけだッ!俺はおまえなんか大ッきらいだ。
俺はおまえがうらやましかった・・・。皆からキボンヌされ、投下ごとのイイ!レスとマンセーのAA嵐・・・。」
「スレ住人はきみのことを僕と同じ神だと思っているよ。」
「ウソだーッ! おまえは知らないんだ。スレ住人は違うッ!
スレ住人が見ているのはTOSSだけだ。俺のSSなんかどうでもいいと思ってる。
わからないのか?スレ住人は数少ない新規職人すら叩いてたんだ。
スレ住人がマンセーしているのはお前だけだッ!」
「今からだっていいじゃないか。もう一度職人に戻ろうッ!」
「ふざけるなッ! おまえは裏切り者だッ!今の俺には仲間がいる。アンチTO派だって、便乗荒らしだって俺を当てにしてくれている。」
「違うッ!利用されているだけだ。価値がなくなれば捨てられるだけだぞ。」
「それが仲間ってもんさ。俺はおまえみたいなガキじゃねぇ。
ガキのおままごととは違うんだよ。利用しているのは俺の方さ。
仲間にしてやっているんだ、俺がッ!」
「やめろッ、二人ともッ!! やめるんだッ!」
「仕切り厨、なぜ止めるッ!」
「今がどういう状況かわかっているのか! 頭を冷やせ、新規職人ッ!」
「こいつを叩けって言い出したのはあんたらじゃないかッ!今さら・・・。」
「いいから私の話を聞けッ!TO厨も聞いてくれ。」
「『◆【FFT】 ファイナルファンタジータクティクス◆』が落ちたッ!分派住人がここへ戻ってくるぞッ!」
「そんな!
>>1さんは? そんなバカなことって・・・!!」
「
>>1殿がどうなったかは知らん!類似スレに行ったのか家ゲー板に移住したのかもわからん。
とにかく、これ以上、スレ住人同士で争っている場合じゃない。単刀直入に言おう。
分派残党よ、TO厨を容認しろッ。これまでのことは水に流そう。叩くべき相手は他にいるッ!」
「そんなバカなッ!俺は認めん、認めんぞッ!」
「いい加減にしろッ、新規職人。私の言うことがきけないのかッ!?」
「TO厨、君の読みたいSSは何だ?・・・いいや、私にはわかっている。
しかし、議論では人はオナーニできない。どんなにひねったスレタイでも投下が無ければただの重複スレで削除されてしまう。
重複スレで終わっていいのか?ランスロットがデニムに犯されるSSが読みたいんじゃなかったのか?
なぁ、もう一度手を組もうッ。」
「それは絶対にできない。あなたも批評厨も同じだ・・・。神職人に依存し、開拓精神を失った敗北者、それがあなたたちだ。努力もしないでスレの発展を実現できるものかッ!」
「なら、きみはどうするんだ!?きみなら理想的なスレを建てられるとでも?」
「僕はそんなにごうまんじゃない。ただ、納得したいだけだ。
ここのスレ住人が神のTOSSだけをキボンヌしているなんて僕には信じられない。だからこそ確かめたいッ!」
「スレ住人はスレの発展のために新規職人を潰す。それが当然と考えて批評するんだ。だから、争いがこのスレから消えてなくなることはない。
このスレが実質エヴァスレである限り議論はなくならないのだ。我々の役目は、そうした人々を管理し類似スレへ導くことだ。彼らはそうした仕切り屋を望んでいる。」
「僕にはわからない・・・。あなたの言葉を信用することができない。いったい何を信じればいいんだ?僕は何のために議論しているんだ?あなたは何のために・・・?」
「・・・わかった、もういい。きみに時間を与えよう。納得がいくまであがくがいい。さあ、TO厨よ、行け。アンチFFT派を連れてこのスレを離れろッ!」
「仕切り屋ッ、どういうことだッ!!」
「さあ、行けッ。自分の目で世の中を確かめてこいッ!きみの求めるものは、ここにはない。どこを探したって見つかるはずがない。それを確かめるんだッ。
再度スレが落ちた時、ここへ戻ってこい。私はきみを待っている。さあ、行け、ぐずぐずするなッ!」
「僕はけっして絶望しない。自分に負けやしないッ!」
「待てッ、TO厨ッ!」
「放っておけッ!自分で納得しない限り意味がない。」
「分派させると投下が分散することになる。それでもいいのか?」
「そのときは、私が腐女子の名誉にかけてそのスレを荒らそう。」
「・・・ヤツを叩くのはこの俺だ。」
―――僕は現実を知らない、ただの子供なのだろうか?
保守し保守られて
725 :
転載:2006/09/14(木) 17:08:48 ID:1ACZOkk8
(ザナム士官学校学生寮の裏木戸を開ける)
俺:「はい、どうぞ」
嬢:「!!!」
俺:「姉さん!!」
嬢:「ビックリした!!」
俺:「うん…」
嬢:「か、家族や仲間には言わないでね…」
俺:「うん…」
…… (沈黙) ……
嬢:「どうする?」
俺:「…お、俺、別にしなくてもいいよ…」
嬢:「でも、一応、仕事だから…それとも私じゃイヤ?」
俺:「そ、そんなことないよ…!!」
嬢:「じゃあ、シャ、シャワーいこっか?」
俺:「…うん」
嬢:「でも、なんか、恥ずかしいな…」
俺:「俺もだよw」
……
嬢:「じゃ、じゃあ服脱いだら行くから、先にどうぞ」
俺:「うん…でも、ホントにいいの?」
嬢:「いいの…」
姉の細い腰から、スカートが床に落ちる――
701 名前:水先案名無い人[] 投稿日:2006/09/14(木) 16:44:02 ID:3MOEl3LB0
(シャワー室へ)
俺:「姉さんは、この仕事はいつからなの?(オッパイでかっ!)」
嬢:「うーん?」
俺:「魔導院での姿見てたら、全然、わかんないよ」
嬢:「そう?実はまだ、いっかげつ…アレ??」
俺:「どうしたの…」
嬢:「…だって、オズ、すごい…」
俺:「えっ?」
嬢:「おっきいし…ビンビンw」
俺:「だって、姉さんのオッパイがこんな前に…」
嬢:「ダメ!触っちゃ!ちゃんと洗ってからね…、今日、元老院派の商家のガサ入れで
汗かいたでしょ?」
俺:「うん…」
嬢:「頑張ってるもんね、仕事…、どれ、ここも洗わないとねw」
俺:「そんなとこ、汗かかないよw」
嬢:「……」
俺:「どうしたの…?」
嬢:「ダメ…もう私…」
俺は姉の手からシャワーコックを強引に奪い、無造作に床に投げる。
二人はほぼ同時にお互いの体をぶつけ合うように抱き合う。
俺はなんとも言えない胸の感触を受けながら、むしゃぶりつくようにキスをした――。
ガイドラインからか
四姉妹と乳繰り合う妄想をしながら初回の死者Qを潜っていたら
64階でリザレクション持ちのオリビアが四風神器にヌッ頃されたので
リセットしました
カチュア姉さん萌え
728 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 01:37:29 ID:t+ur/46s
セイレーンの太もも萌え
ageさせてもらうぞッ!
ももと言ったらヴァルキリー
頭の羽に鈴つけて茂みでジャラジャラ鳴らしたい
「プレザンス神父様、可愛い方ね。さぁ僧服なんてお脱ぎになって…
愛し合うのに墨染の衣なんてあまりにもヤボですわ」
彼女の甘い声が響く。
そして白く華奢な手が私の服を脱がせていく。
駄目だ、抗えない。私の雄の部分は既に立ち上がり刺激を欲しがっている…
…こんなのどーっすか?
>>730 囁いてるのがデーモンのベルゼビュートとかだったら…
やべぇくらいハァハァなんだがw
732 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 10:29:48 ID:j+ZlTNtm
age
733 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 16:26:30 ID:qqgJCITL
ぼくにそのま○こを汚せというのか・・・
おずまねーちゃん、一人称なんだっけ?わたし?わたくし?
あのキッツー美人のねーちゃんがオラとかだったら…
それはそれでモエるが…
騎士ザエボス
「貴様はゴリアテのデニム!
ジルドアを犯ったのは貴様なのか!
と、いつも脳内変換してしまう(*´Д`)
ザエボスは超のつく現実主義者だから(ry
あのホークマンだったらまだ判らないけど先に氏ぬだろうし
むしろ、Lルート第三章でいくら鞭でビシバシ叩かれても口を割らないヴァイスに
ジルドアが別アプローチから責めるというのは……。
そういやオルゲウとジルドアはやることやってたんだろうか
有翼人は野蛮で好戦的らしいし、毎晩激しそうだ
夜な夜な擦り切れるまで責め続けられてよがり狂うジルドア萌え
有翼人といえば つカープス×デネブ
使い古されたカポーだけど何でもあり!な感じがしてちょっとどきどき。
何となくオルゲウはジルドアに放置プレーされてる悪寒
有翼人と魔女の禁断の愛…(*´Д`)
743 :
739:2006/10/22(日) 00:40:40 ID:Y4r2dqY/
>>741 リアルに「ノ」を忘れたッ・・・・・・
まぁ、どっちも赤い人だけどな。
血走ったオルゲウをいつもハリセンで突っ込むジルドアで
ボケとツッコミの関係ではないかと予想。
あの扇はLuk上がるからツッコミじゃ済まされない威力になるんでないの
屋根から長距離ルパンダイブとかしようものなら…悲惨w
ジルドアは枢機卿もしくはザエボスの愛人の悪寒…
ザエボスはそっち系最弱なイメージがある
この前(元)マブダチと真剣勝負したことを書くぜ。
互いにナイト姿でまずは威嚇、腕組み説得ガン飛ばし、
大股で筋肉と勃起誇張して、野郎比べだ。
雄臭ぇポーズで挑発しあう。腰突き出し剣を振り回し、
松野節で興奮に火が付く。
やわらマジックペーストをタップリ仕込んで、いよいよ戦闘開始だ。
胴斬り、逆斬り、盾突き、投石、上突き、下突き。
野郎ノックバック責め、腰砕けのメルトウェポン、野郎泣かせのサンダーブレス責め。
片手武器と両手武器の競り合いで、雄の粋と艶を比べ合う。
偽善者根性丸出しでな。
一息入れる時にゃ、奴の胸板めがけて、勃起デッドショット。
ビシバシ痛ぇくらいに、照射すりゃ、雄の征服感が全身を
快感となって駆け回る。
さらにアロセールを向こうに回して2R。
今度は俺の火竜の剣見せながらのダブルハンド攻撃さ。
トリ人間飛ばして、ド外道野郎に変獣し、ウインドショット・トルネード・押忍の連呼。
俺達はまさに、体力、知性、ウォルスタ魂を激しく比べ合う戦闘士だ。
寸止めのエロい弓矢も相手を落とす神技、何度も食らう度に金玉の
引きつる痛みさえ新たな快感に変わる。
その時、ほんの少しの気の緩みで奴はHPのコントロールを失い
絶命の痙攣に突入。
2回に渡るファイトはいずれも俺の勝利、最後はデコスケ野郎めがけて、
野郎征服の快感に酔いながら勝利の照射!
3時間勝負は俺達(元)マブダチの溝を更に深めたぜ!
この間、グリザローでやった騎士団長兄貴凄かったです!親友のヴァイス兄貴が松野節連呼で
老人に説教ぶちこんで真っ赤になってました。俺もくわえさせられて主張食らい無様に
挫折さらしました。虐殺作戦出されたときは一瞬引いたけど、兄貴の「いやなら
死んでいいんだぜ!」の一言で覚悟決め、生まれて初めて逃亡者になりました。そ
の後、カチュア・カノープスも付いてきてビンビンのウォルスタ精神、思いっきりくじかれて派手に団長
兄貴に怒声飛ばしました。スッゲー自分らしく気持ちよかったです。また裏工作するとき
教えて下さい!逃げてから街の張り紙見て、またぶるってます!
保守
hoshu
752 :
保守:2006/11/08(水) 00:16:21 ID:4RwhiqyN
竜使いのオクシオーヌ
「一度でも感じてしまった自分を恥じます。
貴方のご自由にどうぞ!
(中略)
食べないで。。お願い、やめて・・!!
14歳なんだが…
754 :
ほしゅ:2006/11/09(木) 11:56:54 ID:LTxAMl7P
竜騎兵ジュヌーン
「役目が終われば、喜んできみにこの童貞を捧げよう!お願いだ!!
デニム
「僕が童貞だって?ハンッ!バカな!」
某うぃっち?
ふっふ〜ん あ〜かくなってるわ え・い・ゆ・う・さん!
おねーさんが確かめてあげますわよぉ〜
カボチャのベットへいらっしゃい、ウフフ!
戦いに負けて味方は全滅、捕虜になった自身も確実に処刑されるだろう…
そんな風に精神的に落ち込んでるセリエに更に追い討ちを掛けるオズに鬼畜の真髄を見たね。
俺は強姦とか苦手だからCルートばっかり。
Nに進んだときのアロセールが気になるんだ。
死者宮でデニム軍とばったりくらいあればよかったのに。
死者の宮殿でばったり会うのは某大先生くらいで結構です・・・・
既に死体になって使魔に成り下がってるとか・・・・
でんじろう
「おやおや、このようなところであなたにお会いするとは。
あなたは確か・・・・・・、う〜ん、そうだ、デニムくんでしたね。
生徒になっていただけて本当に嬉しいですよ。
ところで、あなたは何故、この世界一受けたい授業においでなのですか?
空気砲実験が目的ですか?
それとも、私のように永遠のシャボンを求めておいでかな?クククククク。
まあ、ここで会えたのも何かの縁。私の研究の成果をご覧になりますか?
いえいえ、遠慮はいりませんよ。
そんな、科学という名の悪魔に
魂を売りとばしたようなでんじろう先生はいやだ
でもそれに魅せられて仲間入りする奴らがきっといる
別の意味で魅せられたが仲間になるのは嫌だw
763の文体とかムカツクw
アラインメントN女除名時
「それは、どう言う意味なのよッ?
私がガバマンになったって言うのねッ?
766 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 16:25:56 ID:oP7DsNHd
ヴァージンローズ
help!「美の女神が娘たちを躾けるのに使う鞭」
属性 暗黒 重量 24 装備箇所 片手 LvUP -
追加効果:魅了
(入手)オークション(港町アシュトン 調教度15以上の女性)
それを装備できるのは誰か、つーのが気になるところ。
4姉妹(特に次女がイケてる気がする)、発酵ねいさま、
カボチャ魔女あたりか?
カチュア以外の誰が装備するというのだ
そして躾けられるのは…やっぱり某フェンリル使いだろうかw
いやいや救世主様だろ
みんなで正座して受けようぜ。
ッあーー、痛いッ!でも気持ちいいッ
亀頭攻め
昨日、釣りに行って海におちてずぶ濡れになってたよ
776 :
保守:2006/12/24(日) 13:00:54 ID:ZNZvmbg+
騎士オナール
「すまない、デニムくん!もうガマンの限界だ!
ウッ・・・。
カチュ姉(*´Д`)ハアハア
保守。
あ、っん…や、めてぇ…もうダメぇ…ひぅっ
と、店の裏で南瓜魔女が啼いてましたよ(こそ)
779 :
保守:2007/01/06(土) 11:35:51 ID:5F9rREtu
店の奥、大きな鏡の前で、デネブは秘めたダンスをしていた。
腰を振り、胸を揺らし、鏡の自分を挑発する。
厚手で豪華なガウンの下で、一糸纏わぬまぶしい裸体が見え隠れした。
「ハウッ…!」
彼女の形の良い唇が小刻みに震える。
細く白い美しい左手で見事な乳房を鷲掴みにし、その手でツッと体を撫でる。
「アッ…。」
声が漏れた。大きな乳房がむくむくと膨れ、張り詰める。
燭台の明かりに移る見事な陰影は戦巫女の彫像のようだ。
この体はイヤらしい。元の持ち主のせいなのか、それともイヤらしいのは自分。
たったこれだけの行為で、股間が疼き、太股に糸を引くのだから。
濡れそぼった金色の陰毛の下で、女の唇がピクピクと動くのを感じる。
右手を体に這わせ、濡れた股間をそっとまさぐると、
デネブは手に持ったガラスのかぼちゃを秘所に埋め込んでいった。
wktk
>>779 > 声が漏れた。大きな乳房がむくむくと膨れ、張り詰める。
・・・乳房>乳首じゃないか?
>>781 もぅ、ヤボな方ね。
頭の上にカボチャ落とすわよぉ〜ん♪
それよりアタシとイイコトしない?魔女の秘薬あるわよぅ〜
ガラスのカボチャって重さ30もあるんだから結構でかいぞ。
スカルファックならぬカボチャヘッドファック
その後使い物にならな……
と思ったけど、デネブたんだから身体さえ換えればなんとでもなるのか
786 :
保守:2007/01/20(土) 20:38:51 ID:6ExmLxkG
恍惚のモルドバ
「そう上手くいくかな。貴様たちの仲間はその家の中で調教されている。
「ただの調教ではないよ。美畜としての性感開発さ。
オスの味を覚えた今は、ニバス様の浅ましい性奴隷よ。
三人中二人が男・・・
788 :
保守:2007/02/01(木) 00:16:44 ID:HGLgXxAD
オリビア…、僕にその毛を剃れというのか
「ああ剃って欲しいのだーッ!!」
「(くっそーッ、メンヘル宗教女だとは思っていたが、こいつ真性の変態女だぜ!考え方は違えど敬意を表すぜシュトロハイム!)
790 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 00:31:12 ID:0IoA74Ey
>>787 居るじゃないか純粋そうなクレリックが一人
791 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 15:25:39 ID:fYnXuHnL
上げればだれか来るよな
792 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 15:45:30 ID:3F5lrb8w
ここで俺が降臨
保守
>>318みたいな神が再臨してくれる事を切に願う
あと保管庫が機能しなくなった事が非常に残念
このスレに入ってからのSS群の方が個人的に好みなんだけどな
主なリクを勝手にまとめ(
>>288以後)
・レオナール×アロセール×デニム
・ファルファデとかヴェパールとか本気で願っているのか!?
・フォルカス×システィーナ×デニム(3P属性なんだろうか)
・システィーナがデニムに惚れて悩んだ末煩悩に負けてアロセールなフォルカス
・ブランタのAナイトハーレム
・イナンナを縛る
・Cルートザパンかタルタロスがカチュアを以下略
・妊娠中のヴェルドレになぶられるシスティーナ
・ゴミのように殺される一般女ボス
・ジルドアさまカルディアプレイ、ヴァイスを拷問、放置プレー
・かのぷー×デネヴ
hos
オウガバトルファンの皆さんにお伝えしたい。
いまDSでオウガバトルの続編のようなものが出ている!
それは「聖剣伝説 HERO OF MANA」
聖剣伝説の名を冠しているが中身はガチでオウガバトル!
戦闘システムは
伝説の〜×タクティクス+エイジ オブ エンパイア等のRTS
のような感じ。
シナリオもオウガ系
ストーリー序盤で、いきなり虐殺から入るシナリオなんて聖剣伝説じゃねぇw
これなんてタクティクスオウガ?って感じだ。
世界観と戦闘用MOBキャラクターだけは聖剣伝説の雑魚敵を使っているが、
間違いなくオウガバトルの血脈を感じさせる仕様になってる。
そして何より対戦できるんだぜ?これ。
俺もオウガバトルファンだからこの面白さをみんなに広めたい。
流通で在庫がだいぶ余っているから(そりゃあこんなものを聖剣伝説として売るほうが間違ってる)
そのうちすぐに
ワゴンセール行きとか、聖剣ブランドで買った信者の投売りとかで
1000円くらいになると思うから、騙されたと思ってやってみて欲しい。
AIの移動ルーチンが少しおバカだけど、
そこらへんはプレイヤーのテクでカバーしてくれ。
オウガバトル好きなら絶対ハマるから、ホント中古でいいんで買ってみてくれ。
俺はオウガ信者とこのゲームで対戦してみたいんだ!たのむ。
公式
http://www.square-enix.co.jp/mana/hom/top.html ようつべゲーム画面動画<必見!
http://www.youtube.com/watch?v=vgghjMdOGms
オウガ侮辱してるだろ。
いくら大爆死だからって
(ストーリーはともかく)要のシステムが糞のゲーム薦めんなスクエニ社員が。
マルチポストだし。
童貞野郎ヴァイスを喰っちゃうデネヴ様希望
ほしゅ。
801 :
保守:2007/04/05(木) 00:01:27 ID:LopFWIAx
「なんだと、女ッ!?
月のない晩はうしろに気をつけろよッ!
ふぁっ…………!
保守
騎士
>>804 「これでスレ住民は我々だけになってしまったというわけだ。
よく見ておけッ、小僧ッ! これが誇り高き住人の保守り様だッ!!
オウガのまがい物はFFTだけでたくさんだ
聖騎士ランスロット
「やめろーッ!それが貴公ら
DAT落ちのやり方なのかー!
807 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 22:48:34 ID:hw3ZCX5H
hoshu
スレ住民
>>809 「これでスレ住民は俺だけの予感というわけだ。
よく見ておけッ、
>>1ッ! これが誇り高き住民の保守だッ!!
もうちょっとケツの穴の力抜け
今のゆとりもびっくりの粘着ぶりと遠慮のなさだな、オッサンども
ゆとりで21歳以上っているのか?ギリギリアウトなきもするが。
今は18歳以上になってる。
障碍の
>>813 「スレの過疎化がここまで深刻とはッ!
「職人様はまだ戻ってこないのか?
誰でもよいからネタをまわすよう
>>1に伝えるのだッ。
hos
>>807 久々に来てみたら嬉しいですね。正直、華麗にスルーされてたと思ったので
投下は見合わせていたんですが、一人でも読む人がいるのであれば
書いた分だけでも落としておきますよ。
ろくにチェックもしてないんで、誤字脱字、表記の不統一なんかも
あると思いますが。
「うわああああああああああああああああああっっ!!」
……信じられない!シビュラは、俺のあそこをすっぽりと口の中に含んで…。俺はまたしても触れたことのない、いや、
触れることなんてまったく考えもしなかった彼女の唇の滑らかな感触を、口の粘膜のやわらかさを、よりによって
こんな場所で教えられてしまっていた。それにしても表情一つ変えず、なんという躊躇のなさだろう…。この人にとっては
こんな場所を咥えることでさえ、単に、身体の一部を触れ合わせるということでしかないのか?無感動に、ただ粘膜と粘膜を
擦り合わせる程度の作業でしかないというのか?
「う、んんん…っ!?」
そんな、一瞬の戦慄が去ってみれば、恐ろしいくらいの熱さが俺のそこを蝕んでいることに気づかされた。その変化を
感じ取ると、彼女は一層丁寧に舌を使ったり顔を揺するようにして、ますますそこの温度を高めていこうとしている。
あれ以上のものはないと思えた彼女の手でされることさえ、早くも比べものにならない…。このまま酔うようにして、
甘美な責めに身を委ねたくなってしまう。
「だ、だめ…だ!あ、シビュラ…そんなところ…、汚いっ!き、汚いよ!……はあぁ!」
理性を総動員して、俺は必死に抗議の声を上げてみた。けれどもそんな悲鳴じみた声なんてまったく
聞こえないかのように、彼女はただ黙々とねぶるように刺激し続けていくだけだ。
「や、やめてくれ!やめ……あっ!」
両腕を突っ張らせて彼女の顔を必死に遠ざけようとしても、腰が砕けてしまって力など入るはずがない。
それどころか、もがけばもがくほどかえって泥沼に足を取られるように、生半可な抵抗のせいで
彼女の口の粘膜と俺の一番敏感な部分とがますます擦れあい、余計にとろけるような感覚を強める結果を招いていた。
「くひいっ!?」
突如、黙れと言わんばかりに腹の中まで突き抜けていく強烈な衝撃。尿道に舌をねじ込むようにされたらしい。
痛さと気持ちよさに同時に襲われては、完全に抵抗する力は奪われてしまう。
「んあ…!…ああ。はあああ!」
そして、ぐったりとしてしまったところに、今度は先っぽが口腔全体で絞られるような圧迫を受けていた。俺の
身体で最も敏感な場所が凄まじい真空状態に包まれてしまった。全ての精どころか、血の一滴まで吸い尽くされて
しまいそうだ…。次から次へと襲いかかる未知の感覚に、理性の削られる音さえ聞こえるようだった。
818 :
(13):2007/06/05(火) 22:11:17 ID:b1OGP/7m
「フフ…、どうだ?さすがに観念したか?」
「く、あ…く!そ…んな…ああ!」
シビュラはあそこから口を離し、今度は俺の先っぽに親指を走らせ始めた。勝ち誇るような言葉。悔しい…。
でも、その先端に指を走らされるという簡単な刺激だけで、俺はもう達してしまいそうになっている。
にも関わらず登りつめることができないのは、彼女が加減を測って寸前でやめてしまうからだった。
「どうした?フフ…、言葉になっていないぞ?さあ、言いたいことがあるのなら…」
「くぅ…ん!だ、だめ……だ、ああっ!」
「フフ…、どうしたのだ?何か、言ってみるがいい…」
「あうっ!!やめ…!あぁ、やめ……て…」
何か言おうとする度に、彼女の指の指が何とも言えない加減で走り、俺の意思をいとも簡単に挫けさせてしまう。
まったく、悔しいくらいに大人と子供のやりとりだった。達してしまわないように抑えるだけで精一杯の俺と、その気に
なればいつでも止めを刺すことができるらしい彼女。そのくせ、俺が耐えきれなくなる様子を見せると、手心を加えるように
寸前で留めてしまう。そして、俺が持ちなおしたかと思うと改めて責めを施し、再び寸止めで一息つかせる。こんな形で
絶頂に至るのを何度も先延ばしにされる内、自分の手でするのとは比較にならないほど、俺のそこは熱くさせられてしまった。
「だ…、だめ…だ。く…、た、頼むから…。やめ……るんだ」
「………どうしたというのだ、さっきから?お前は一体、何が気に入らない?」
しつこく食い下がる俺に、呆れたか、あるいは興を削がれたかのような様子で、シビュラは答えを返してきた。
「恥ずかしい、という訳か?あるいは、女に意のままに声を上げさせられることが…悔しいのか?いずれにしても、
その程度のことでやめてやるわけにはいかないな」
「ど、どうして……だよ!?」
「そうしたことならば、この機会に、この私で慣れてしまえばいい…。たとえ、どんな女を相手にすることになっても、
動じないくらいにな。いいか?お前は、多くの女たちと肌を合わせることが必要になるのだぞ。ならば、
そのときになってうろたえては遅いのだ。まずは、私で一通り覚えてしまえ…」
「そ、それは、……くう!?あ…、は…っ!」
また、指が先っぽを激しくなぶり始める。やはり理屈では、彼女にかないっこない。こんなことを仕掛けているくせに、
諭すように妙に真っ直ぐな眼差しでこう言われてしまっては、たとえ指での責めがなくたって、言葉が継げなくなってしまう。
そして実際、的を射ている部分もあった。俺がこれから行く道、それは彼女も通って来た道なのだから…。
819 :
(14):2007/06/05(火) 22:12:05 ID:b1OGP/7m
でも、本当にそうなのか?本当に俺はただ、恥かしいだけなのか?女に声を上げさせられるということが、悔しいだけなのか?
違う…。何か、はっきりしないけれど、承諾することはできそうになかった。
「ま、待って…くれ!!」
自分の中で、未だまとまり切っていない想い。何か漠然と、もやもやとした感覚。こんなことを整理しないまま
口に出すべきなのか?理屈にならない言葉を並べ立てたところであっさりと論破され、余計惨めになるだけじゃないのか?
でも、言わずにはいられない。俺は言葉が迸るに任せた。
「確かに、貴女の言う通りかもしれない…。でも、それ…だけじゃない!俺は、貴女に…」
「貴女に…こんなことをさせるのが嫌なんだ!!」
…そうだ、口に出してみて、自分でもはっきりした。恥かしさや、女にひいひい泣かされるという無様さだけが、俺に頑強な
抵抗をさせていた訳ではなかった。この行為が始まってから、ずっと俺が拭いきれなかった違和感。目は彼女の美貌に
惹きつけられながら、感覚は彼女の技に痺れさせられていながら、それでもなお心の片隅にあった彼女への想いが、悦びに
没入することを妨げていたんだ…。
「何を言っている?…させる、だと?私は自分の意志で、お前にその感覚を教えてやっているだけだぞ。そのことに感謝も
遠慮も無用だ。お前が、そんなことに気を使う必要もない…」
「で、でも、聞いてくれ。シビュラ…。貴女は俺にとって…」
「貴女は俺にとって……そういう人じゃないんだよ!!」
「…そういう………人?」
そう言ったまま黙り込んで、手を動かすことも忘れたように止めてしまった彼女。思いもよらない反応だった。
言葉足らず…だったのか?今の言い方では、聞きようによっては数多くの男に身体を任せてきたというシビュラを
汚らわしく思って、拒絶しているかのようにだって、取られかねないんじゃないか?…あ、シビュラ、どうしたんだ
震えて…?まさか、貴女ほどの人がそんな言葉を気にして…?
「フ、フフ…。ずいぶんと……面白いことを言うのだな」
え、彼女…笑っている?
「では、教えてくれないか、アルフォンス。お前にとって、私とは……何なのだ?どういう、人間なのだ?」
「え!?」
何を言い出したのか、一瞬理解できなかった。驚いたことにシビュラは、俺が彼女をどう思っているのかなんてことに
本気で関心を示している様子だった。まるで、彼女からは程遠いありきたりな女が噂話や他人の評判に興味を持つように、
自分がどう思われているのかを、目を輝かせて、ただ知りたがっているようだった。身を乗り出すように俺に顔を近づけて
人質のように握っていたあそこからも、もはや興味など失せてしまったかのようにいつの間にか手を離してしまっている。
820 :
(15):2007/06/05(火) 22:12:55 ID:b1OGP/7m
「な、何を言ってるんだよ、貴女は!!別に…俺は、その…」
そして、俺はこんな風に興味を持たれることにひどく困惑しながらも、そういえばそうだ……と納得してしまっていた。
そうだ、シビュラは……俺にとってどういう人なんだ?俺とシビュラの関係って、一体何なんだ…?
敵の罠にかかり、一人捕らえられてしまった俺。水牢に閉じ込められ潮が満ちればもはや命がない、というときに現れた
得体の知れない女。自分の仕事に協力するなら自由にしてやろう、と彼女はそう言った。もし承諾しなければ、
何のためらいもなく俺を見殺しにするに違いない、そう思わせる冷たさ、そして強さがその人の眼差しにはあった。
そうして始まった、俺と彼女との関係。やがて、語られる彼女の素性。俺は単なる好奇心からではなく、ますます彼女に
惹かれていく。その彼女の指揮に従うという契約も、約束を果たすことで終わるはずだった。なのに俺は、それからも
彼女と共にあることを選んでいた。確かに、目的を共有していたということはある。でも、そんなもの表向きだ!
俺はもう少し……彼女と共に行動したかったんだ。
冷たく、そして強いシビュラ。けれどそれだけの人ではない、俺はそう考えるようになった。その奥にあるものを、
俺は知りたかったのかもしれない。そして叶うならば、その貴女のように俺はなりたいと思うようになっていた。
シビュラ、強いて言葉にしようとすれば、貴女は俺の先達?あるいは……師?いや、それだけに収まるか…?貴女の
美しさは時にその言葉を、世界の真理を司る冷たい女神からの託宣のようにさえ感じさせることだってあったのだから。
「…どうした?難しく考えることはない。ただ、思ったままを…聞かせてくれないか?」
「だ、だから…」
それが言いにくいから、俺は困っているんじゃないか!!こんなことを面と向かって言っていいかどうか、わからないから…。
この想いをどう伝えていいか、わからないから…。正確に伝わるかどうか、わからないから…。
……待てよ、と俺はふと気づいた。何を律儀にこんなことを真剣に考えているんだ?俺はただ、彼女に
やめてもらいたい、ただそれだけだったはずじゃないか。そういえば、彼女の注意が俺の言ったことに
逸れてしまっているせいか、行為が始まって以来一貫して彼女のものだった主導権も宙に浮いている。それに、
『人質』はすでに解放されているんだ。ならば…!
「と、とにかく、そんなことは関係ない!!嫌なものは、嫌なんだ…!すまないけれど、もう構わないでくれ!!」
「!」
手を振り払うように、彼女の眼差しを振り切るように、俺は勢いに任せてシビュラに背中を向けた。
821 :
(16):2007/06/05(火) 22:13:44 ID:b1OGP/7m
「…」
「…」
気まずい…沈黙。背中の向こうで、彼女はどんな顔をしているだろう?無礼な、手荒な真似をしてしまったことに、
もちろん後悔はあるさ。でも、仕方がなかったんだよ…。こんなことでもしなければ、貴女はやめてくれないだろう?
さっき思い起こして、よくわかった。確認できた。ここまで導いてくれたことに、俺は命を救われたこと以上の恩を
感じている。俺にとって貴女は、こんな風に肌を合わせるべき人じゃないんだ。俺の行く道に女を抱くことが
必要になるとしても、それは別の女性を相手に学べば済むことなのだから。
後は、この身体が治まりさえすれば…。
でも、その身体が……。
「…………くぅ」
だめ…だ!熱病のように熱くて、今すぐにでもあそこに手を伸ばしたいほどに疼いて…。シビュラの手が離れて
間もないというのに、不覚にも俺は身体を震わせ、情けない声を漏らしてしまっていた。彼女の手が離れても
なお、快感の残り火は同じ温度でそこを焼いている。これだけの快感が、放っておいたところで自然に引いていく
はずだなんて、あまりにも甘い考えだった。
今すぐにでも、手を伸ばして、どうにかしてしまいたい。けれど、彼女の行為を拒絶しておいて
これから自分でしてみせるなんて、そんな無意味なことって…。
……何をやってるんだ!まさに今の俺は、感情に振り回されて自分を追いこんでしまっているじゃないか。考えてみれば、
こんなこと、シビュラが最もよしとしない姿勢だ。……そうだ。シビュラを特別な人だと思い過ぎるのだって、
彼女を裏切ることになっているんじゃないのか?常に冷静に、客観的であれ、と彼女は俺に言ったんだ。シビュラを
特別視し過ぎて取り乱してしまうことこそ、まさにその彼女の言葉を裏切ることなんじゃないか?彼女を大切に思い過ぎて
肌を合わせられないことこそ、彼女を失望させてしまうことになるんじゃないか?
そんな、もっともらしく理由を並べ立てて…。結局、俺はもう妥協して、この熱さと苦しみから逃れたいだけじゃないか…。
弾けそうなほど血が漲っているこれを、彼女の手でどうにかして欲しいだけじゃないか…。
けれど……待てよ。詫びてみたところで、彼女は引き受けてくれるのか?こんなことくらいで、感情的なしこりなど
残すような人ではないはずだけれど、さっきの俺の取り乱しよう……。あれを見れば、愛想を尽かすように見切りを
つけてしまっていることだって、あり得るじゃないか…!
822 :
(17):2007/06/05(火) 22:15:25 ID:b1OGP/7m
シビュラが、俺に見切りをつける…?そう思ったとき、さっきとは違う冷たい震えが、俺の身体を走った。そうだ、考えてみれば
俺と彼女の関係なんて、元々は俺が命を救われた見返りに働くという契約で始まった程度のものだった。その後は
俺の方が押しかけるようにして、戦力を提供することで続いたに過ぎない。言ってみれば、彼女の方から拒絶されてしまえば
もはやそれまで、という関係…。
なるほど、そして俺は確かに認められた。今、彼女が俺と行動を共にしてくれているのだって、俺があの島で成したことを
評価して、見込みのある男として考えてくれているからだ。こんな機会を設けてくれたのだって、教会直属の騎士となるという
俺の将来を期待してくれてのことだろう。けれど、その俺に見込みがなくなれば、今からだって、容赦なく見捨てられても
おかしくはない。そうだ……。俺たちは、その程度の関係だったんだ…。
シビュラに、見捨てられる……?そんなこと、ほんのさっきまでのエレを失った衝撃のせいで抜け殻のようだった俺ならば
大して気にも留めやしなかっただろう。むしろ、『放って置いてくれ』と言わんばかりに半ば望むようにして
置き去りにされたはずだ。けれど今の俺は、シビュラにこんな形にしろ男と女の関係になるように言われて、彼女の肌の
暖かさというものを知って、そんな捨て鉢な思いなどすっかり消えてしまっている。生きているという実感も、取り戻して
しまっている。そして、何より俺の目も少しずつ未来へと向けられ始めている。それなのに、その今になってシビュラが
俺を見捨てるというのか…?
出会ったばかりの彼女に対して抱いた、得体の知れない冷たい女という印象が、不意に生々しく蘇ってくる。
導かれているなんて本当は錯覚でしかなく、あの日から今に至るまで、俺は一貫してこの人にとって単なる手段でしか
なかったのか…?
彼女から見放されてしまうかもしれないという恐れは、身体を侵し続ける狂おしい熱さ以上に俺を苛み始めていた。
謝ってどうにかなる相手ならば、俺は今すぐにもすがりついて泣き叫んでいるだろう。けれど情に
訴えかけることなんてことをすれば、彼女はますます俺を軽蔑するだけに決まっている…。
俺はいつしか情けなさと切なさ、そして打つ手のなさのあまり、自分の存在を恥じ入るように縮こまって
震えるしかなくなってしまった。なんてざまだ。これが、一人前の男だっていうのか…。これが、一人前の騎士…。
「…………!?」
小さくなって背を向けて震えていた俺の、まさにその背中を撫でるやわらかな感触。悪夢に怯える子供を勇気づけるように、
元気づけるようにさすってくれる暖かさの塊。この思いもよらぬものは、俺の傍らにいる人の手でしか
ありえなかった。気がつけば、ずっと上の方から見下ろしているのだと思っていたシビュラの顔は意外なほどに
近くにあって、優しく照らすようにさえしてくれていた。
823 :
(18):2007/06/05(火) 22:16:57 ID:b1OGP/7m
「愚か者だな、お前は…」
いつものように厳しく突き放すような、容赦のない彼女の言葉。けれども今、そこには言葉通りの厳しさや、
俺の愚かさを嘲笑おうなどという響きは微塵もなかった。ただ、暖かさと、奇妙なほどの親しみを感じさせていた。
わからない…。一体、何だというんだ?彼女、どういうつもりで…何の意図があって、こんなことをしてるんだ?
俺はただ、戸惑うばかりだった。
いや……、ただひとつわかっていることがある。考えなければならないことがある。出会ったばかりの頃でさえ
彼女は俺に対して大人の色香で惑わせたり、鼻先に人参をちらつかせて言う事を聞かせるような真似は、しなかった。
彼女は幾度も容赦のない厳しい言葉を浴びせたけれども、それは後から考えれば俺のような甘ったれのガキ相手にさえ、
一対一の人間同士として真剣に向き合ってくれた、そのことの証だった。そうだ、彼女はそういう人だったじゃないか…。
そんな俺の戸惑いや邪推、拘りや様々の想いさえ包み込むように、暖かい手は背中を撫で続けていた。
「シビュラ…」
その内に胸がいっぱいになってきていた。何しろ、人間は自らの行いによって引き起こされた結果に責任を負う義務がある、と
かつて俺に説いた人が、俺に愚かさの報いを与えるどころか、今回ばかりはその愚かさにも徹底的に付き合うのだという好意を、
こんなに優しく示してくれているのだから。そして、いい加減、信じる気になっていた。この人は確かに俺の力に価値を
認めるからこそ一緒にいてくれるのは間違いない。けれど決してそれだけの理由ではなく、俺が今ではどこか理屈を越えたところで
シビュラを信じてしまっているように、彼女の方だって理屈や冷静な判断だけではなく、彼女にはあまり似合わぬ好意という
感情のために、俺と一緒にいてくれるということを。そして、俺が功績を上げたからとか、俺の将来性を買っているという
理由だけではなく、俺の命を純粋に救いたいという想いがあったからこそオウィスから連れ出し、今まで寄り添うように
してくれていたのだと。
「どうか…。今度は貴女に、貴女に全部任せるから…」
今こそ、その言葉どおり彼女に全て任せよう、と俺は素直に思うことができた。肌を合わせることへの抵抗は
完全には消えた訳ではないけれど、彼女が見せてくれているこの好意を無にするような真似はできなかったし、
第一、身体の尋常ではない熱さがそんな見栄っ張りの真似など許してくれそうになかった。
「何も言うことはない、アルフォンス。私の方こそ、勿体ぶって手ぬるいことをしてしまったようだな…。今度は、
やめろ…などと言えぬようにしてやろう!」
そう言うや否や、シビュラはおもむろにドレスの肩紐を外し始めた。その動きが見えた瞬間、俺の目はそこに釘づけ
にされてしまう。ただでさえ眩しい胸元がそれ以上に開かれていく動きを、一瞬たりとも見落とすまいとして
目を凝らしていた。やがて、溶けた黄金が丸い鋳型に流れ込むようにこぼれ出る、二つの大きなかたまり。
シビュラの……乳房!!
824 :
(19):2007/06/05(火) 22:18:11 ID:b1OGP/7m
まばゆいほどに感じられるのは、自分が男であると強く意識するようになってから初めて全貌を見る、成熟した
女性の乳房だということだけ、ではないはずだ。整った形や大きさは身体を締め付けるようなドレスの上からでも
伺うことはできたけれど、今仰ぎ見る実物は、そんな想像なんてまったく及ばない。豊かで張りのある造型は
締りのないやわらかさではなく、芯のある強さも感じさせ、眩しいものを覗き見るようにするしかないこちらが、
ますます尻込みしてしまいそうになるくらい堂々と正面に突き出ている。
「フフ…」
シビュラは剥き出しになった乳房を、誇示するように両手で抱えてみせた。そんな煽情的な格好を見せつけられれば、
かろうじて残っていた理性さえ吹き飛んでしまいそうになる。むしゃぶりつきたい気持ちを抑えきれなくなって
俺は思わず起き上がろうとしたけれど、シビュラの目にそのまま寝ているよう制せられてしまった。お預けをくった犬のように、
俺は主人の次の挙動を待ちわびるしかない。
靴を脱ぎ、俺の顔を見下ろす位置に上がり込むと、シビュラはじわじわと這うように少しずつにじり寄ってくる。
彼女が膝を進めるたびに控えめに揺れながら俺の頭上に近づいてくる乳房。もう、待ち切れない…。
「…むぐっ!?」
ずん、とベッドを揺らす響き。俺の顔はシビュラに勢いよく腰を下ろされてしまった。とても人間の顔に
対する行為とは思えないほどの容赦のなさ…。そりゃあ、これなら確かに、やめろなんて言えはしないけれど…。
「も…、もがっ!んぐぐ……!」
そして馬に乗るかのように両腿をぎゅうぎゅうと締め付けてくるせいで、彼女の股間がますます俺の顔に…。
まがりなりにも騎士として生きようとしていた男が、下半身を丸裸にされた姿で、顔をこんなにも強く女の股間に
圧し掛かられてしまうなんて…。
騎士としてはこの上ないほどの屈辱、のはず…。なのに、シビュラの尻のやわらかさを顔で感じて…。
俺の口のあたりを抑えつける滑らかな薄布の向こう側に、シビュラの女の証があるのかと思うと……。ああ、なんて
もどかしさだ!血がざわついて、抑えつけられた身体がばたばたと見苦しく動いてしまう。暴れだしたい、
そんな凶暴な衝動が身体中にあふれ返ってくる。
825 :
(20):2007/06/05(火) 22:19:29 ID:b1OGP/7m
「んふむッ!!」
待望の瞬間…!シビュラが手を伸ばし、再び俺の怒張を捕らえていた。早く、早く…一気にとどめを刺してくれ!
そんな思いを沸き返らせる俺の上で、シビュラは下半身の方にますます深く覆い被さるように身体を進めていた。
彼女の尻が俺の胸のあたりまで移動していくと、やっとのことで顔が圧迫から解放された。しかし、今
俺が感じているのは解放の喜びよりはむしろ、極上の感触を顔面で味わえなくなったことに対する奇妙な物足りなさ
だった。
彼女は俺のあそこの向きを固定させ、自分の身体を更に前かがみにさせているようだった。再び、口に含もう
としているのだろうか?けれど抑えつける彼女の身体にはばまれて、何をしようとしているかを見ることは
できない。でも、もう何でもいい!早く、早く…!
「…あっ!?な、何!?」
何だ?今…何をされたんだ!?俺のあそこが、何かに包まれた…。手の感触、ではない。けれど、口の粘膜とも確かに違う。
暖かくて、信じられないほどやわらかいのに、どこかその大きさと弾力に圧倒されるような…。それがまるで
吸い付くように…。何だ?この感触…こんなもの、俺は知らない!
……まさか、そうなのか?これは、シビュラの…。ああ……、考えただけで血が一気に沸騰してしまう。俺は今、
下半身を丸裸にされた上に、こんなおかしな格好でシビュラの尻に身体を抑え込まれ、あそこを二つの乳房で
鋏みこまれてしまっているというのか!この感触、そして俺の見えないところでされていることを想像するだけで、すでに
欲望で膨れ上がってこれ以上大きくなるはずのない俺のあそこが、限界を超えて病的に腫れ上がっていきそうになっている。
「さあ、存分に味わえ…」
「はあああ…!?」
シビュラがゆっくりと両胸を擦りあわせ始めた。もはや気持ちがいいということを通り越したこの感覚。
じんじんと痛いようで熱いようで…。
「お前の方も、動いてみるがいい!」
彼女は俺の下半身に話しかけているみたいにしている。その下半身こそが俺の人格そのものみたいじゃないか…。けれど
頭で考えるよりも、身体の方が先に彼女の言葉に従ってしまう。俺の下半身は無様なほどにかくかくと動き始めて
いた。だめだ…こんなこと、もう気持ち良過ぎて…。獣以下の浅ましい光景だ。もし、エレが今の俺を見たら何を
思うだろう?エレ、君はこんな男を助けるために命を…!しかしそんなことを考えても、もう腰の動きは止まらない。
いや、次第に考えることさえできなくなっていく。
826 :
(21):2007/06/05(火) 22:20:10 ID:b1OGP/7m
「そうだ、いいぞ!」
「あ、はぁ…、ああ…あああ」
獣使いのように俺に指示を飛ばすシビュラの声も、心なしか弾んでいる。それに対して俺はもう、言葉にならない
荒い息遣いで答えるしかなかった。何もかもが空っぽに……いや、純粋な悦びだけが俺の身体を占めていた。
「シ、シビュラ…。俺、も、もう…!あああああああっ!!」
限界は本当にあっけなくやってきた。瞼を閉じて、まるで崖から身を投げ出す思いを感じながら、暴れるような
激しさでびくびくと身体全体を痙攣させると、そのまますべてを出し尽くしてしまった。
「……………あぁ」
まるで余韻にでも浸るかのような声が、勝手に口から漏れていく。震えは、まだ治まらない。やがて、完全に
脱力し切った俺の上からシビュラの重さが消える。振り向いた彼女の顔は、白濁に塗れてしまっていた。
「シ、シビュラ…。ごめん!」
「なぜ謝る?こちらが、そうなるよう仕向けたのだぞ」
急いで起き上がって詫びる俺に、布で顔を拭いながら彼女は事も無げに答える。丹念に精液と汗を
拭き取ると、はだけていた胸も、乱れた髪も手際よく元に戻し、さっきまでの行為などなかったかのように
いつもの姿に戻っていた。その様子を見て、俺の方も自分が下半身だけを丸出しにした滑稽この上ない
格好だったことを思い出し、懐紙で汚れたあそこを拭いながら、せめて下着だけはと大慌てで纏っていた。
「それより、どうだ?フフ…、中々味わえぬことだぞ」
「え?……ああ。ありがとう、シビュラ…」
確かに信じられないほどの気持ちよさ、自分でするのとは比べ物にならないくらいの悦びだった。けれど、終わってみれば
出し尽くした後のこの感じは、やはりいつもと変わりはなかった。気だるくて、あれほど没入していたさっきまでの
行為がなんだか妙に空しくて…。くそ!男って、どうしてこうなんだ。シビュラは、一度は拒絶した俺のことを見放さずに
最後までしてくれたというのに…。もっと、気持ちを込めて彼女に感謝すべきじゃないか…。気のない顔を
見られるのがたまらなく嫌で、あさっての方向を見るようにして、俺は礼を言っていた。
いや、この空しさ…。一端それを意識し始めると、言いようのない自己嫌悪と罪悪感が、自分でしたとき以上に
苛み始めている。あれほど俺の心を占めていたエレのことを、頭から振り切るようにして欲望に身を任せきった自分の
浅ましさをなじりたい思いがある。あんな格好で夢中で腰を揺すっていた自分の姿を思い返すと、おぞましささえ感じる。
でもそれ以上に、そんなことに夢中になって、シビュラを汚してしまったことが無性に悲しい。申し訳なく思ってしまう…。
827 :
(22):2007/06/05(火) 22:21:02 ID:b1OGP/7m
わかっているさ!貴女自身は、こんなことで汚れたと感じるような、脆弱な人ではないということくらい…。貴女は
多くの男を相手にこういうことをしてきた人だ。それでいながら、身体をどれほど汚したところで気高いものを失わない…
そういう人だもの。こんなことは、あくまで俺の側の問題でしかないんだろう。
貴女とこんなことをするなんて、俺、本当に思いもしなかったんだ。この上ないほどの美しい容貌、胸元そして
太腿も露わな服装をしたシビュラを、『女』として考えないなどあまりに不自然なことかもしれない。俺は、無意識に
自制していたんだろう。俺を導く人として、いつからかそういう対象として見まいとしていたんだ。もっと大袈裟に言えば、
現身の女性として見まいとしていたんだ。その貴女を俺は今、あんな風に汚して……。悦びの高揚が消え失せてみれば、
崇めていた偶像を自らの手で冒涜してしまったようなそんな途方もない後悔と、感傷めいた想いだけがあった。
「え!?あ…、な、何を…?」
そんな想いは、肉体に与えられた違和感ではいとも簡単に破られる。シビュラが下着ごしに俺のあそこに触れてきたせいだ。
「頼む…。も、もういいんだよ!しばらく放って置いてくれないか…」
俺の気持ちなんか少しも考えないで…。この彼女の躊躇のなさが今度ばかりはひどく無神経に思えた。それにしても、
触れられている感覚はあるのに、起き上がるどころかぴくりとも反応しない。力強さの欠片もなく、死んだように
ぐったりとしてその用を為さない道具。なんだか、男であることが妙に情けなく感じられてしまう。
「フッ、男の身体というものも、ずいぶんと面倒にできているのだな。すぐにでも、次に進ませてやりたいのだが…」
「次だって?シビュラ、お、俺はもうこれだけで…」
「十分だとでも言うつもりか?これから……女を教えるのだぞ」
「………あ!」
根源的な欲望を前にしては、なんと弱いものだろう。またしても感傷めいた思いは、太陽に炙られた氷塊のように掻き消えて、
なんとも節操なく俺の心はシビュラの肉体の方に向けられてしまった。そうだ…。あれほどまでに技巧の限りを尽くされても、
所詮は前戯でしかない。これからする行為こそ、俺が一人前の男になるための特別な儀式だった。こんなにも美しい人が、
今から俺を男として中に迎え入れてくれると、確かに、そう言っているんだ!
……くそ!それにしてもなんて現金な男だ、俺は!さっきとは違った自己嫌悪でシビュラの顔を真っ直ぐに
見ることができなくなってしまった。ああ、俺は今、悲しいくらいに彼女の掌の上にいる…。
828 :
(23):2007/06/05(火) 22:21:58 ID:b1OGP/7m
「お前の準備ができる前にいくつか教えておこう。さあ、アルフォンス…」
「あ…?」
シビュラは寝かしつけるように俺の身体を横にすると、彼女の方も添い寝をするように俺のとなりに身を横たえて
きた。俺の首にしなやかな腕を回し、そのまま俺の耳元に顔を埋めるようにした。シビュラの唇がこんなに
近いところに…。俺は今、彼女の息遣いを耳で直に受けとめている。さっきは俺のあんなところを咥えた
口だというのに……いや、だからこそ、この吐息はこんなにも悩ましいのかもしれない。
「いいか?女の身体というものも、男とは違った意味で面倒なものでな……」
声の調子はいつもと変わらない。にもかかわらず、この体勢と距離のせいで彼女の言葉の一つ一つがひどく
甘々しかった。肝心の内容よりも、そのことばかりが気になってしまう。語りかけながらも彼女は俺の胸元に
もう片方の手をやり、その片手だけで器用にシャツのボタンを解いて素肌を露わにさせていく。それが終わると
同時に、その手が胸元に入りこんできた。
「な…何をするんだ!く、くすぐったい…」
彼女の指が俺の乳首をやわらかくつまんだかと思うと、微妙な力加減で捻るようにしてきた。予想もしなかった
くすぐったさの奇襲に耐えかねて、俺は思わず身体を大きくのけぞらせてしまう。
「そのまま聞け…。女の身体というものは、いきり立った男をすぐさま受け入れられるようにできてはいない。
まずは、こんなことでもしながら少しずつ気分を作っていってやらないと、とても交わるどころではないのだ」
「ん、く…。き、気分を作る…だって?」
その間にもシビュラの手は、俺の乳首をまさぐり続けている。この体勢も含めて気分を作るということの
手本、と言ったところなのか?身をよじりながら俺は、何とかして彼女の言葉を聞き逃すまいとして注意を向けた。
「そうだ。いきなりむしゃぶりついて、自分のやりたいことだけを済ませてしまう…。そんな男は、とても女の心を
捉えることなどできはしない…。よく、覚えておくのだな」
「…わ、わかった…よ」
シビュラの行為に身を委ねきった時の浅ましい自分を思い出し、頬が熱くなってしまった。彼女の今の言葉が
なかったならば、俺は多分自制など考えず、急くようにして自分のやりたいことだけを済ませようとしたに違いない。
「もっとも、そういう男が可愛いと思える場合も、ない訳ではないのだがな。フフフ…」
何やら、意味ありげな含みを持たせたように聞こえる彼女の言葉。あの…、もしかして、それって俺……のことなのかな?
貴女は今、俺のことを可愛いと、そう言ったのかな?そうだとしても、喜ぶべきなのかどうかはわからない。いや、むしろ
一人前扱いされていないことを恥じるべきなのかもしれない。でも、なぜなんだ?なんだか、ついさっきまでとは違う熱さで
頬が火照ってしまって…。
829 :
(24):2007/06/05(火) 22:22:52 ID:b1OGP/7m
「…っ、い、痛っ!」
そんな俺の自惚れめいた思いを戒めるかのように、シビュラは今までにないほどの強さで乳首を捻り上げ始めた。
ねじ切るようにしていると言ってもいいくらいだった。
「んん…、くく。そ、そん……な」
かと思うと今度は痛めつけたそこをいたわるような優しさで胸全体をさすったり、乳首に指先をかすめるようにして
ぴんぴんと弾き、想像したこともない刺激を与えてくる。何度も何度もこれを受けているうち、耳元に当たる息吹が
一層甘く感じられていく。俺の呼吸もますます弾んでしまう。
「フフ…、ずいぶんと敏感な身体だな。どうした?女の身体のことを話していたというのに、まさか、
お前の気分まで高まってきたのか?」
「あ…、べ、別にそんな……ことは」
彼女の言う通り、今や俺を責め立てていたのはくすぐったさだけではなかった。いつの間にかそれに混じる
ようにして胸に走る、ぞくぞくと震えるような感覚が、確かに俺を苛み始めていた。
「まあいい。こんな技など無数にある。お前が望むなら、これからいくらでも教えてやろう」
「だが…」
俺の胸元から手を抜き去ると同時に、シビュラは顔を上げ、俺と正面から向かい合った。彼女のひどく
真剣な表情が嫌でも俺の気持ちを切替えさせる。
「こんなものだけに、心を傾けすぎるな。こんなものをいくら積み上げても、これだけでは小手先のものでしかないのだからな」
「小手…先?」
「そうだ。いいか?どんな女であれ、心から愛してしまった男には脆い…。そして、想いを募らせた男が心を込めて愛撫を
するならば、それがどんなに無骨だろうと不器用であろうと、想いのこもらぬ小手先だけの技など問題には
ならぬほどの悦びを感じさせられてしまう。それが……女の身体というものなのだ」
そういうものだろうかと考えながらも、なんとなく実感もできていた。実際、程度の差はあれ男にだってそういうところは
あるんじゃないか?たとえばもし、シビュラのように技術はなくとも、エレがあそこを一生懸命しゃぶってくれたとしたら、
どうだろう?あの引っ込み思案なエレだったら、とてもシビュラのように大胆になんてできはしない。恥かしさに負けそうに
なりながら、それでも自分を奮い立たせて、健気に俺に悦びを与えようとしてくれたに違いない。
830 :
(25):2007/06/05(火) 22:23:50 ID:b1OGP/7m
そうであったとしても、いや、不器用だからこそ、健気だからこそ俺は幸福感に包まれるんじゃないか?それは
終わった後のあの空しさだって感じさせないほどに幸福だったかもしれない。でも、そのエレはいない。もう、いないんだ!
エレは、俺を置いていくようにして…。そして、今はシビュラの言っていることに集中しなければ!
「…だから誠心誠意、馬鹿正直に心を込めて女を抱け、などと生温いことを言うつもりはないさ。女の悦びが心による
ところが大きいというならば、そこにこそ、お前がつけ込むべき隙があると言いたいのだ!」
「肉体を責める以上に、心をこそ責めろ…。行為の前の些細な振る舞い、眼差し、気配、仕草…。何気なく匂わせるだけで、
女は高まっていくものだ。この男に愛されたいという欲求を高めそれを満たしさえすれば、熱心に小細工に励むよりも
遥かに強く、身体だけでなく心もより強く篭絡し、ついには支配することもできる。…そして、そうした抱き方が
できるようになってこそ、初めに言った目的にも叶うというものだ」
「目…………的」
一気に冷たい現実に引き戻される思いだった。ともすれば彼女の好意に触れた暖かさや与えられた甘さに溺れて
忘れそうになってしまいそうになるけれど、これは単なる女の抱き方の手ほどきを受けている訳ではないんだ…。
「もっとも、それは口で言うほど容易なことではないぞ…。勘のいい相手ならば些細なことの一つ一つから
生半可な嘘は見抜かれてしまう。お前も私の生きてきたような道を歩むのなら、そういったことも抜かりなく
装えるようにならなければな」
呑まれるようにして、俺はうなずいていた。これは、嘘で身を固め、真心を弄び利用するための講義。人の裏をかき、
心さえ絡めとることへの導き。けれど、そうだとわかっているのに、彼女を数多くの人を惑わして来た邪な人だとは
思えなかった。そうした暗い世界を生きてきた人間特有の心の荒廃などまるで感じさせなかった。この世界を支配する
非情な真理や厳格な掟を教えこまれている、そんな気がしていた。
物事を己の感情の欲しいままに運ばない彼女の自己抑制の強さが、まるで真理の代弁者のように思わせるから
だろうか?あるいは言い様のない気高さが、彼女がして来たはずの非道な行いさえ、理屈を越えて肯定させて
しまうからだろうか?
831 :
(26):2007/06/05(火) 22:24:31 ID:b1OGP/7m
彼女のこの気高さ、それは気位の高さなどとは違う。むしろ、高貴な生まれの傷一つない者に備わった
無意味なほどの気位の高さとは、まったく対極の位置にあるものだ。汚れた世界に身を落とし、ありとあらゆる
艱難辛苦を舐めてきたにもかかわらず、未だ何かを諦めていない……そんなことを俺に考えさせていた。
そしてその気高さの根源は、彼女がローディス教会の忠実な使徒であり、光のしもべとして働いているからでは
ない気がしていた。彼女は盲目的な狂信者には程遠い人だし、レクトールに対して語ったような聖者ローディスの
教えなど、実際のところ口で言うほどに重んじている様子もなかった。ならばシビュラ、貴女はどうして
それほどまでに……?
「……また、考えごとか?」
「ち、違うんだ…」
「なるほど…、こんな話など聞きたくもないという訳か」
「だ、だから…違うって言っているじゃないか!い、いいから…続けてくれよ」
貴女の言葉を噛み締めているうち、貴女という人について思いを馳せていたと、正直にそう言えばよかったの
かもしれない。けれど、息も触れ合うくらいの距離にいる貴女のことを、こんなにも真剣に考えていたなんて、
とても言えなかった。なんだかそれが無性に恥ずかしくて、照れ臭くて…、内心の動揺を誤魔化すように必死で
彼女を促していた。
「まあ、いい。今いくら言葉で説明したところで、経験を積み重ねない限り、身につくものではないだろうからな。まずは、
意識をするだけでもいい。そして、とりあえずは何食わぬ顔で愛の言葉くらい囁けるようになることだ。このようにな…」
改めて、彼女の唇が俺の耳と密着するほどに近くなった。熱い息吹はさっきよりも一層強く、耳へと入りこんでくる。
まるで俺の心に穿たれた穴に向かって、直接、彼女の熱い吐息が注がれていくみたいだった。彼女の愛の……言葉。
今から来るそれが偽りの演技だとわかっているのに、なぜか鼓動が恥ずかしいくらいに強くなってしまう。
832 :
(27):2007/06/05(火) 22:25:16 ID:b1OGP/7m
「お前を…………愛している…」
ぞくっとするほどに、儚げで消え入りそうな声。それは、予想をしていたような甘々しい誘惑の囁きどころではない。
まるで深い井戸の底に落ちた小さな女の子が必死で助けを求めているような、あまりにもか細く、切ない叫びだった。
俺は思わずがばっと飛び起きて、シビュラの顔を見つめてしまう。しかし、そこにはいつもの表情をした彼女が
いるだけだ。いつものように平然として、いつものように冷静なシビュラが。
……何を、一体何をうろたえているんだ、俺は!彼女は今、いわば演技の手本をしてくれた、ただそれだけだろう。
彼女にとって男の心を揺さぶるくらい造作もないことだなんて、初めからわかっていたじゃないか!!
そう言い聞かせてもなお、俺は完全に自分を納得させることができなかった。胸に撃ちこまれた何かが
痛みと共に、未だ響き渡っている。……一体、何なんだよ、この感覚?まるで、彼女が本気で俺のことを想って
くれていて、心に秘めたものを必死で打ち明けてくれた、そんなことを考えずにはいられなくなってしまう。
……よりによって、なんて馬鹿なことを考えてしまうんだ!どうして、彼女が俺のことなんて…。こんな、まだまだ
甘ったれたガキで、彼女の導きでなんとか一人前の男になりつつある程度に過ぎない俺のことなんて…。自分でも
悔しいけれど、彼女にとってはせいぜいさっきのように可愛いと思われる程度の、まだまだ手間のかかる坊やでしか
ないってことくらい、わかってるさ!
でも、だったらどうしてその俺を、こんな気持ちにさせるんだよ…?自分の力を見せつけるように、俺の心を戯れに
弄んでみたとでもいうのか?シビュラ、そうなのか…?
他愛もない、それでいて許し難い類の罠に掛けられたかのような怒りが、俺の心をひどくささくれ立たせていた。
真意を図ろうとして、問い詰めるようにシビュラと目を合わせても、彼女は俯いて視線を外してしまった。
どこか弱気にさえ見える今の振る舞いに、ますます心に立つ波は大きくなり、俺は尚更彼女の真意を
確かめずにはいられなくなっていた。
「あ!!?」
しかし、目を合わせようとしたその刹那、再び股間に走る異感覚…!
「フフフ…、どうやら準備はできたようだな!」
下着ごしに握られた感触で気づく。俺のここは、いつの間にかすっかり猛々しさを取り戻していた。
どこか嬉しそうにそれを握りしめる今のシビュラは、儚げな気配どころか、濃厚なほどに妖艶さを漂わせている。俺は
さっきまでの自分を支配していた愚かな考え違いに恥じ入りながらも、これから始まる行為に思いを馳せずには
いられなくなっていた。
833 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 22:27:27 ID:b1OGP/7m
これだけ続けてもまだ終わりません。
大枠は出来上がっているので、暇でも見つけたら
細かい部分を詰めて下するようにします。
834 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 22:50:41 ID:uvuM6yNs
GJJJJJJJJJJJJJJJJJ
835 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 00:47:43 ID:AMTwId1Z
やべーーーーっ!
すげ〜〜〜!!
久々にエロパロのすごさ、思い知ったよ!!
神だな。
久しぶりに神職人様キター!!!
GJ!!
来る日も来る日もほっしゅあげでめげてたけど、諦めないで良かった!
素晴らしいエロをありがとうッ!
遅れたけどマジGJ!!!!!!!
抜いた。
839 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 23:30:57 ID:eAm+gnV2
hosi
LV0 ロスローリアン?どうせ典型的ピラミッド型ヒエラルキーだろ?どうでもいいよ…
LV1 規律はあんまり厳しくないな。ってかこの団長何で眼帯してんの?
LV2 オズマ様は綺麗だな。アンドラス様ってのはなんか親近感があって結構いいかも。
LV3 バールゼフォン様って神じゃね?理想の参謀って感じ・・・
LV4 マルティム様もドジっ子でかわいいな。バルバス様とかヴォラック様もいい・・・
LV5 オズってDQNなのにコマンド扱いされててうぜぇ。オズ死ね!
LV6 オズ様結婚してくれ!
LV7 やべぇオズ様最高!さすがオズ様は話がわかる!
LV8 童貞卒業した!俺はゲリラのリーダーで童貞卒業したぞ!!
LV9 やっぱレイプは最高だわ
MAX システィーナちゃんもレイプしたいよぉ〜
LV∞ 亀頭攻めで心も体も逝かれてしまった
LV7 セリエ強姦
LV8 中田氏後
LV9 再陵辱
MAX やりすぎて飽きる
ってとこか
ほしゅ
LV5と6の間の変容っぷりに吹いた
845 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 17:23:08 ID:zRgzg2K8
hosi
846 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 22:33:30 ID:D44CACpl
デスティン×ラウニィーきぼん
アーウィンド×ラウニィーきぼん
マルティム×ギルダスきぼん
バルバス×カノープスきぼん
ところでカチュアは今で言うヤンデレだよな
トリスタン×ラウニィー
デスティン×アイーシャ
きぼん
>>847 確かにヤンデレといえるな。相手しなかったらキレて殺そうとするし、愛してる発言以降わりとベッタリだし
主人公が島から追い出されるエンドでも余裕かましてるけど
二、三年帰ってこなかったらあっさり統治者の任捨てて追いかけてそうだな
ダークプリースト仕様で
普通に「ウザい女」「地雷」だと思うけど
デニムもその辺がやっぱりいやになって逃亡したんだと思うよ
でも追っかけてったゴーゴンも結構ウザ系なのかも知らん
正直、ヤツをヒロインとは認められぬ
せめて前半に二三回出てきてれば印象もだいぶ違うと思うんだが
長いこと家族はお互いだけだと思ってたとか
戦争でデニムが死ぬかもビクビクとかしてたからじゃないか?
あの異常な執着は。とりあえず発酵女ハァハァだ。
「暗黒騎士のランスロットが来たぞ! 兵士ですらない俺たち2人で暗殺するんだぜデニム!」
「もちろんだ! ボクはおじけづいたりしないぞ! やろうヴァイス!!」
だからなw 普通の神経なら止めるって。
むしろ、カチュアを冷たいセリフで焦らしに焦らし
おかしくなるまでお預け食らわせてから、颯爽と現れて暗黒騎士の手から救い出し
「僕は姉さんを愛している!」
そんなセリフを吐けるデニムこそドSなヤンデレ
カオスルート二章冒頭の島を出て安全なところで暮らそうとか何とか言ってたところに
頷く選択肢設けてもらって爛れた生活に突入したかったなぁ
ああオウガがエロゲだったらなあ
松野はエロゲ界にこないのかなあ
>>853 昔、どこぞのファンサイトで上げられてたSS思い出すな。
カオスルートで挫折したデニムとカチュアが小さな村に隠れ住んで
二人っきりで暮らしてるうちに子供まで作っちゃうやつ。
あれは良いSSだった・・・。
>>855 OGRE NOT OFFICIAL FAN PAGEかな
>>853と同じ想像するカチュア萌えの俺には最高のSSだ
探したが見つからん…読みてえ。
858 :
853:2007/07/22(日) 11:35:37 ID:5+uc87uj
>>855,856
やはりというかそんなSSがあるんだな。情報dちょっと探してみるよ
しかし、なんか久しぶりにやりたくなってきた
SFC版持ってるけど本体が無いからPS版買うか
PS版は読み込みの長さに注意
あと命中とかの内部計算式変わってるんだっけ?
860 :
名無しさん@ピンキー:
>>858 みかけたらURLか本文をコピペしてくれるとかなり嬉しい。
僕は著作権を知らないただの子供なのだろうか