トリニティ†ブラッド

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1名無しさん@ピンキー
荒らし、暴言、規約違反、馴れ合い等、スレの進行を妨げる行為は通報します
投稿者以外の参加者は名無しで
2名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 01:28:04 ID:5LwEUAEN
おらおら、WWF(World Wide Fund for Nature:世界自然保護基金)の
愛くるしいパンダ様が>>2ゲットだぜ! 頭が高いんだよ、ボケ!

.         ,:::-、       __     >1 クソスレ建ててんじゃねーよ。ビンスみてーに裁判で潰しちまうぞ。
    ,,r   〈:::::::::)    ィ::::::ヽ    >3 >>2ゲットも満足にできねーお前は、俺の着ぐるみ着てプラカード持ってろ(プ
  〃   ,::::;r‐'´       ヽ::ノ     >4 お前はカキフライのAAでも貼ってりゃいいんだよ、リア厨ヒッキー(プ
  ,'::;'   /::/  __            >5 汗臭いキモヲタデブは2ちゃんと一緒に人生終了させろ、バーカ。
.  l:::l   l::::l /:::::)   ,:::::、  ji     >6 いまさら>>2ゲット狙ってんじゃねーよ、タコ。すっトロいんだよ。
  |::::ヽ j::::l、ゝ‐′  ゙:;;:ノ ,j:l     >7 ラッキーセブンついでに教えてやるが、俺はストーンコールドが好きだぜ。
  }:::::::ヽ!::::::::ゝ、 <:::.ァ __ノ::;!     >8 知性のねーカキコだが、お前の人生の中で精一杯の自己表現かもな(プ
.  {::::::::::::::::::::::::::::`='=‐'´:::::::::/      >9 つーか、自作自演でこのスレ盛り上げて何が楽しいんだ?
  ';::::::::::::ト、::::::::::::::i^i::::::::::::/      >10-999 WWEなんか見てるヒマがあったら、俺に募金しろカスども。
.   `ー--' ヽ:::::::::::l l;;;;::::ノ       >1000 1000ゲットしたって、WWF時代の映像物に販売許可は出さねーよ。
        `ー-"
3名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 13:09:58 ID:M14CD82I
3
4名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 22:59:27 ID:lZfPKrKY
保守
カテリーナ様…
5名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 00:43:40 ID:F1JkaST8
最初のうちはこんなもんさ
6櫻井敦司:2005/04/11(月) 18:54:37 ID:L7MtujFg
記念書込
7名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 22:14:31 ID:5hwB4A6l
追悼ぱぴこ
8名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 21:15:44 ID:qGpWeIHo
記念保守!
ペテロー!
9名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 22:10:30 ID:RWPJw5X7
保守。
ここもアニメが始まればもう少し、盛り上がるのだろうか…
10名無しさん@ピンキー:2005/04/19(火) 04:39:25 ID:6Qwzlipn
あいあんめいでんってバンドあるよね
11名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 20:55:45 ID:3PpmOLBu
↑聞いたことあるような…。V系かい?
12名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 21:48:01 ID:SK/yWRED
ヘヴィメタルの有名所だよ。
日本での知名度はメタルに限定すれば上のほう。
メタルに限定すれば。
13名無しさん@ピンキー:2005/04/23(土) 07:27:05 ID:gHTjdHbo
801系の板にもスレあるのかな?
14名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 17:23:59 ID:c6y+Q8jc
探したけど無かった
ラノベで総合されてるとおもうよ
15名無しさん@ピンキー:2005/04/26(火) 20:59:51 ID:rbqFDWZa
保守age
16名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 06:36:04 ID:iDeqY3A3
ほっしゅ
17名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 13:36:36 ID:if3MYjG7
アベルを思い浮かべつつ自慰に耽るかテリーヌ、かつそれを冷静に見て体力の消耗は郷の体によくないとか言い出す犬萌。
…遠いぬ。
18名無しさん@ピンキー:2005/05/01(日) 02:37:43 ID:xQyQVFb4
わ、何この萌えスレ。
>>17
体力回復の為に就寝を推奨する、などと言いながらカテリーナ付きのシスターを呼ぼうとする犬。
そして半裸のまま大慌てなカテリーナ様。
19名無しさん@ピンキー:2005/05/02(月) 20:44:51 ID:KlxIpN11
>>18 続いてみる。

シスターを呼びに行った犬、廊下に出てばったりと哨戒中だったアベルとはちあわせる。
20名無しさん@ピンキー:2005/05/03(火) 12:16:54 ID:uAI4eLFG
リレー小説形式になってきたw
21名無しさん@ピンキー:2005/05/03(火) 12:21:22 ID:uAI4eLFG
リレー小説形式になってきたw

>>18
犬に具合が悪いと聞いて、心配して駆けこんでくるアベル。
「カテリーナさん大丈夫ですか!?」

半裸なまま、ギリギリベッドに飛込むのに成功しホッと一息なカテリーナ様。
22名無しさん@ピンキー:2005/05/03(火) 12:22:29 ID:uAI4eLFG
二重カキコスマンカッタ…orz
23名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 22:56:28 ID:yiBEMQBk
過疎イクナイ(´・Α・`)保守
24名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 18:37:08 ID:OUpG3VFZ
HOSHU!!
251/3:2005/05/11(水) 23:31:03 ID:eYOZwF6X
 凍り付いたような静寂に、熱のうねりが混ざるのはとても珍しいことだったろう。
 空には、きっと今頃あの忌わしき輝きが我が物顔で居座っている時刻だ。
 だから自分は、柔らかく上質なくせに、どこか冷たいシーツの上に身を横たえていた。
一体幾百、幾千。否。 幾万の夜をこの寝所で眠ったか―――算出することも可能だが、
そんな無益なことをする理由はない。美しき闇が世界を染め上げる頃、余計な考えで、
浅い眠りのせいで判断が鈍ってしまうのは、醜態以外のなにものでもないのだから。
 漆黒の空間の中でも、己の琥珀色の瞳はあたりの様子をありのまま映し出す。そう。
映し出してしまうのだ。時々、情けなくなる腕の細さ。それを持ち上げれば、眼前に
己の拳がさらされる。それを解けば、あの時…かけがえのない"相棒"を護れず、その
命を、あっさりと離してしまった無力な掌が見えた。
 もう、いつから、あの日の事を思い出して泣かなくなったのか。これは先程の疑問
とは違い、算出出来そうになかった。
 「………。」
 寝返りを打って、装飾の施された天井と向かいあう。
 自分は今、どれ程間抜けな面をさらしているのだろう。"眠れない"。…どれだけ、
自分は心にあるべき余裕を失っているのか。
 「…色々…あったな」
 無意識に天井に差し出していた手をゆっくりと落として、口元をその手で覆う。…
唇が捉えた自らの指の感触は、相変わらず頼りなかった。
 この場に誰かが居たならば、この指が、何かを出来るということを示しただろう。
出来るということを誓ったに違いない。だが、今は違う。とんでもなく、心細い。
 「…相変わらず、余は余のままじゃ」
 シーツの脇に手を下ろす。やはり、冷たいままだった。
 寂しい。 幾万の太陽が沈むまで、自分がこの眠りの時間にそんな感情を覚えたの
は、指折る程の数であっただろう。だが、今自分は確かにそう思っているのだ。
262/3:2005/05/11(水) 23:31:41 ID:eYOZwF6X
 …目を閉じた。虚しくなってきた。
 此処数日間。それだけだ。自分はきっと、それだけしか、"こんな眠り"をすごして
はいない。…そう自分に言い聞かせて、
 言い聞かせて…手で、するりと上半身を覆う薄いシャツへと、手を潜り込ませる。
 薄着を好むことを、誰かに言われた気がする。だが仕方が無い。礼節は、可能な限
りの時に払っているし、眠りに落ちるときにまで、あの衣を纏う必要もあろうか。
 「……、」
 だから、すぐに自分の素肌に触れることが出来る。
 身を清める時にのみ触れていた部分を、やわりと解していく。
 柔らかだ。男の大半は下卑た感情で之を好む。時折母性への欲求で純粋な感情故に
好む者も居るようだが…却下だ。考えたくなかった。
 「………はぁっ」
 不規則にからだが痺れる。段々と熱くなっていくのも理解できる。
 触れて、強くほぐす度に。硬度を持ってきた先端をその頼りない指で捏ね、抓る度
に、強いそれと弱いそれが規則など持たずに襲い掛かってくる。
 寂しさ故。そんな言い訳で、淫らで、惰弱なそれが欲求を満たす行為を、自分は続
けてきているのだ。もう、両手の指では数え切れないほどに。
 足が勝手に、互いをすり合わすように動く。シーツの上を這うように、勝手に体が
動く。…そして、自分の思考は、勝手に…勝手に。
 誰かを思い浮かべているのだ。
 「……、んっ!」
 一層薄い生地の下着の覆う秘された場所を、指先で布を退け、触れた。
 今までで、一番強い痺れを感じる。だが、指は止めない。止まらない。
 何が勇敢なものか。自分の欲に突き動かされるまま、好き勝手に自らを貶めている
だけ。進み続ける指が立て、そして自分の中心部分が生み出す熱と湿り気にすら、誇
りを穢しながら蕩かしていく。愚か極まりない。そう思いながらも。
273/3:2005/05/11(水) 23:33:02 ID:eYOZwF6X
 「っ…あ、んぅ…ふ…」
 濡れぬ片手は、何かを求めるようにシーツを手繰る。強く握りしめると、皺が集中
するように形を変えた。
 口元が冷たい。だらしなく流れた一筋を拭うことまで、体が追いついてくれない。
白い肌が僅かに上気し、薄桃への変貌を見させることにも自分では気付くはずがない。
激しい動悸。疼くからだ。零れる喘ぎ。溢れる愛液に…、求める声。
 「アベ…ルッ」
 その指も唇も声も。 心も、自分を中心に捉えてはいなかっただろう。
 さて、自分もそうだった筈、なのに。
 今この寂しさは、己のこの愚かな指のほかに、指以上に。あの男でしか埋められない。
そんな気がしていた。…ずっとそんな気がしていた。
 今まで過ごしてきた眠りたち。 その中で、「ずっと」などと称せぬ、例え瞬き程
の間でも、自分はこうやって。漆黒の僧衣に映える銀髪を持つあの男を思い浮かべて、
己の欲を鎮めている。 ずっと、忘れることもないだろう。
 「はぁ…ああぁっ…ん、あ、あっ…!」
 再び何かを求めて。自分は天井へと手を突き出していた。
 あの手を握った時の感触も、忘れてはいない。己の弱さを包んでくれた、あの優し
さを決して。
 二人の相棒の事を想い。1人の男の事を、想い。 自分は、欲の化身である動きに
追い詰められ、果てた。
 「…は…はぁっ…は、ぅ…」
 熱が逃げない体は、血への飢餓に似た渇きに苛まれ…。 眠りに誘われるように、
沈んで行くのだろう。いつものように。そして、夢の中でまた自分は―――。
28名無しさん@ピンキー:2005/05/12(木) 01:59:12 ID:0W7RbbeS
GJ!えっと、アストさんですよね?
29名無しさん@ピンキー:2005/05/12(木) 16:46:17 ID:ShT8udMe
GJ!!
30名無しさん@ピンキー:2005/05/12(木) 21:49:58 ID:aEOOPj2k
GJ!
ア、アストさんだ……!!
それにしても文章うまいなあ…。
31名無しさん@ピンキー:2005/05/12(木) 23:05:22 ID:FF1jLl4w
G・J!!!
このスレにもとうとう神が…
レベル高いなあ
32名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 15:29:06 ID:9nUlGy2l
ほしゅアゲ!
33名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 21:13:58 ID:mZvBBlYh
保守ーぅ
アゲ∩(゚∀゚)∩アゲ
34名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 21:15:28 ID:mZvBBlYh
保守ーぅ
アゲ∩(゚∀゚)∩アゲ
35名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 14:55:53 ID:LhsQ9+eQ
保守★
36名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 23:21:34 ID:Yh3+0+KH
アベルとエステルで。
エロなくてもいいから読みたい。たのんます。
37名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 18:12:59 ID:k9zCLGge
SS待ち
38名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 21:23:24 ID:D8qBUIdZ
ほっしゅ
39名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 01:19:23 ID:5ent3DNg
アストが異端審問局につかまり、ブラザー・マタイやヤコブ
に陵辱されるシーンをキボンヌ!!
40名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 02:33:29 ID:aj2waK9O
ブラザー・ペテロとシスター・パウラの甘々キボンヌ!
41ABS‐1:2005/06/19(日) 21:02:39 ID:eQYU4IkV
銃口がぶれた。
耳の奥でアラートが鳴り響く。
今ので自分の位置は知られてしまっただろう。



それは彼女が教皇庁国務聖省調査部の新米職員として、教師役と呼ぶにはいささか
疑問の残る長身の巡回神父と組んでの何度目かになる任務中に起きた。
その晩の宿を取りそびれただけでなく暗い森の中に迷い込んでしまい、
「せめて山小屋を」と川沿いを目指して求め歩いているところを狙われたのである。
しかも相手が悪い。金品目当ての山賊のような、言葉の通じる相手ならまだしも……。

抗戦中の今一人の仲間の援護にあたろうと、年若い尼僧は太腿から愛用の散弾銃を
引き出す。
月明かりに浮かぶ二体の影が次の攻撃に移る直前、味方を巻き込まぬ程度に充分
距離を空けた隙を突いたつもりだった、のだが――。



結局はまたも足手まといとして終わるのだろうか?

再び照準を合わせる猶予も与えられず、尼僧――エステル・ブランシェの耳を
風切音が突く。
「伏せて!」
切羽詰まった叫び声に、白い衣の裾を翻して反射的にしゃがみこむと、相手と自分の間を
遮っていた木が薙ぎ倒されるのが見えた。エステルの体に折れた枝や木片が降りかかる。
同時に覆いかぶさるように迫る殺気を感じ、背中にいやな汗が噴き出した。
そっと窺い見ると――一瞬前まで無かったはずの四つ足の影が突如目前に現れていた。
42& ◆joek9SzpHg :2005/06/19(日) 21:04:03 ID:eQYU4IkV
「!!」
知性の無い生き物とは思えないどす黒い明確な殺意に身が竦み、エステルは
反撃どころか防御の姿勢を取ることすらままならない。長い毛を逆立たせた、
彼女の4倍ほどもありそうな体躯は、重さをまったく感じさせない素早さで
牙を振るう……それを目にしているだけに。
燃える燐の色をした瞳が細められた。
前脚に力が入るのが見て取れる。

――喰われる。

だが絶望が頭を占めそうになるその一瞬、闇を貫いて銃声が轟いた。
的確に急所を射抜かれた獣はエステルの足元に倒れ込み、小刻みに痙攣を
繰り返した末に動かなくなった。

「大丈夫ですか!? エステルさん!」
旧式回転拳銃を携え、倒木を乗り越えて駆け付けた銀髪の神父――
アベル・ナイトロードが真っ先に自分の安否を問うてくるのに、
胸を押さえて動悸を鎮めながら「神父さまこそ……」と返すのがやっとだった。
「私は大事ありません、それよりどこにもお怪我はありませんか」
差し出された手につかまりながら、エステルはどこにも痛みが無いと伝えるが、
神父はなおも不安そうに尼僧の無事を確かめている。
重ねて「ほんとうに大丈夫です」と告げ、ようやく「ああ良かった」と場違いなまでに
にこやかに笑った神父の姿を確認したエステルは、だがアベルとは逆にその細い眉を
ひそめた。
43ABS‐3:2005/06/19(日) 21:05:38 ID:eQYU4IkV
「神父さま、その肩のところ――」
黒い僧衣には肩のみならず、他に何箇所も裂け目がある。
噛み傷とおぼしき、夜目にもわかる赤黒い染みもそこかしこに。
「あたしのせいですね、また」
俯いて唇を噛んだ。
「ち、違いますよ! こんなまっ暗な中、足元の悪い場所で襲ってこられたせい
 ですって!」
ぶんぶんと両手を振り回して抗弁するいつも通りの神父の気づかいに、
エステルの口元はゆるんだ。これ以上己を責める言葉を連ねても、
誰に対しても優しい神父に言葉を尽くして慰められるだけだ。
それを知っているエステルは気持ちを切り替えて背中を伸ばした。
「とにかく、ありがとうございました!! ……それにしてもこれ、
 なんなんでしょうね」
気味が悪そうに獣の死骸に目をやる。
「さあ……顔だけならば熊に似てますけどねぇ……」
念のため上にも報告しておきましょうと言い置いて、アベルは別の何かに気を
取られたのか、がさがさと周囲を歩き回っている。
その音にエステルも顔を上げた。
「――さ、それじゃあ宿を見つけなくちゃいけませんわ、そこで神父さまの
 手当てをしましょう」
「あ、それならもう見つけましたよ」
「……へ?」
何を言ってるんだと眉をしかめたエステルに、
「ほら、あそこ」

神父が指を指した先にあったものは、流れの穏やかな小さな川と、人の手が
あまり入ってはいないもののなんとか山小屋の外観を保っている建物だった。
一帯の草木が薙ぎ倒されたせいで先まで見通せるようになったのだろうが、
さすがに上手く事が運び過ぎではないか? と複雑な顔で見上げた尼僧に、
不安を払拭させる笑みを神父が向けた。
44ABS‐4:2005/06/19(日) 21:07:16 ID:eQYU4IkV
「薪、これで足りますかね」
「充分ですわ。むしろ次にここに来る人の分までありそうな量ですよ」
「暴れましたからねえ、あいつ……。顔は怖かったですが面倒見のいい奴です」
「……それってなんだか違う気がしますけれど……」
他愛も無い会話に、見知らぬ地で気を張っていたエステルの気も休まった。
アベルがそれを意識してやっているのかどうかまでは知らないが。

都合よく存在した山小屋は、やはりというか最後までそう上手くは行かず、
雨露をしのげる程度のものでしかなかった。だが水や燃料は存分にある。
煮沸した湯でエステルはアベルの傷をひとつひとつ検めていった。
「ありがとうございますエステルさん、でももう自分でやりますから結構で――
 おや?」
「何か?」
手当てで腕を取られていた神父の視線が一点で止まる。
「エステルさん、ここここ」
「あっ」
神父に指摘されるまでエステルは白い尼僧服についた血痕に気づかなかった。
「ちょっとお待ちください」
「え? ナイトロード神父、どこへ――」
扉の向こうに消えた背中は、あまり間を置かずに戻って来た時には濡れた
手拭いを持っている。
「ささ、これをどうぞ。私のと違って白いと目立ちますからねー」
45& ◆R7PNoCmXUc :2005/06/19(日) 21:09:04 ID:eQYU4IkV
2レス目は文字化け。
雪山遭難テンプレかつ、すげーぶった切りですまん。
続かないけど保守用に投下。
46名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 02:14:07 ID:0wbauo3M
キタアアアアーーーーーー!!! 文章うめー!!
だがエロがねぇ! ていうか序章しかねぇぇーーーーーーーー!!
いや、もうエロでなくてもいい。頼む。続けてくれ。
我々はトリブラに餓えている。読めるだけで幸せなんだ。
47名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 04:21:44 ID:fJazzma+
>>41-44
うわ、マジで上手い…。
激しく続き希望です。
暇な時で構わないんでどうか…
48SS保管人@ラノベ系強化週間:2005/06/22(水) 01:49:57 ID:D9gxlhIf
2chエロパロ板SS保管庫
http://sslibrary.arings2.com/

職人様、
このスレに投下されたSSを当方の保管庫に収蔵させてもらってよろしいでしょうか?
49名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 02:15:04 ID:WW7u8CPf
あげ
50ABS−5:2005/06/22(水) 23:06:54 ID:4shM5P9a
狭い小屋は上背のある神父にはいかにも窮屈そうだ。重たげな裾を払って屈みこんだ
アベルが差し出す布を、エステルは当惑顔で受け取った。
「冷たい……」
どこへ行ったかと思えば、わざわざ川で濡らしてきたものらしい。
「お湯だとかえって落ちませんから、血液は」
神父の言葉に頷き、エステルはスカート部分に飛んだ獣の返り血を軽く押さえる。
幸い、染みはそれほど大きくない。
「まあ水でも色が滲むばかりでほとんど落ちないんですがねえ……やっぱり洗うしかないか。
 いっそ私みたいに黒ならば見ないことにしちゃえるんですが」
「……見ないことって。でもお心遣い感謝します、ナイトロード神父。――あいにく
 きちんと落とせるようなものは持ってきてないんですけど、着替えもあるし、街に出れば
 なんとかなるでしょう」
許容量いっぱいに荷物の詰まった鞄を横目で見て、エステルは染みを叩き続けた。
「それよりも神父さま、いくら黒でも穴は目立ちますわ。あとで貸してくださいませ」
しかしそんな尼僧の着衣も頭巾も、神父の黒衣に負けず劣らずの様相を呈していた。
支給された当初は青い縁取りが映えた純白の尼僧服には、汚れやほころびのみならず
彼女が決して護られるだけの立場に甘んじていない証に、繕われた鉤裂きの跡が無数にある。
少し悲しげな神父の青い瞳がそこに向けられているのに気づき、
「え、ええっと――これは違うんです、単にあたしが粗忽者なだけで……ほら、何もない
 ところでつまずいたり、ただ道を歩いているだけなのに邪魔にされたり、露店で物乞いと
 間違われて犬をけしかけられたり、まあいろいろと……」
それはまさにどこかのダメ神父の日常だったが、エステルは両手で手拭いを揉みしぼり
ながら何かから逃げるように言い訳を並べ立てた。
51ABS−6:2005/06/22(水) 23:08:01 ID:4shM5P9a
「お仕事……辛くないですか」
静かな声でおもむろに投げかけられたのは、意外なような――それでいてどこか
待ち構えていたような質問であったので、エステルは「まさか!」とことさらに明るく
笑ってみせた。
「あたしが望んで、あたしなりにしんどい思いもして、就いた職ですもの。そりゃ、
 楽しいことばかりじゃありませんけど。たとえば、底なしの胃袋を備えた神父さまとの
 出張時なんて、少ない予算でどうやりくりしようかしら、とか」
その笑顔にどことなくほっとした様子の神父が、手を打って立ち上がる。
「ああっ、そういえばエステルさん、死ぬほどお腹が空きましたよ私!?
 おお、主よ、ひもじさに苦しむ我々にどうか山のような食材を…………外のあいつ、
 焼いてみたらなんとかなりませんかねえ? ――あーいえいえ、わかってますよ、
 そうでしたね仕事、そう仕事です! ケイトさんもそろそろこの辺に来ているころ
 でしょうか、さっきの報告上げとかなきゃ。細かいことでも遅れるとどんなお小言が
 降ってくるか……なんてかわいそうなんでしょ私」
ひとりで愚痴を完結させると、アベルはうそ寒げに肩を竦めてイヤーカフスを弾いた。
52ABS−7:2005/06/22(水) 23:08:59 ID:4shM5P9a


一体、彼ら派遣執行官とはどんな秘密を抱えているのだろう。
通信先のケイトにいい年をして迷子になったことを叱られてでもいるのか、涙声で
必死に弁解を続けるアベルを見るともなしに見ながらエステルは考えていた。
実際に派遣先に赴いてみれば揉め事の性質はさまざまだが、そのほとんどに吸血鬼――
長生種が関与しているという点以外には、表向き共通要素など無いかのように見える。
だが実戦経験を積むうちに、エステルはそれら独立して見える事件の背後に実は何か
もっと大きなものの意図が働いているのではないかと疑い始めていた。
そしてそれこそがおそらくはAxのメンバーが、中でもアベルとスフォルツァ枢機卿が
共有しているであろう最高機密とやらにも関わってくる問題ではあるまいか。
「……だめだ」
原因不明の胸の痛みを振り切るようにエステルは想像の行き過ぎを自らに戒めた。
アベルと行動を共にしていると錯覚しかねないのだが、自分は教皇庁では『その他
一スタッフ』の身分に過ぎないのだ、今のところは……。

「もしもーし? あれ? エステルさーん? もしかして目を開けたまま寝ちゃい
 ましたかあ?」
間延びした呼びかけに、尼僧は漂わせていた意識をひっつかんで強制的に現実に戻した。
「うーむ……まさかとは思いますが、私の姿に見とれておられた……?」
「なっ!? そ、そんなわけあるかっ! ……じゃなくて、ありますかっ!!」
シスターとしての慎みをかなぐり捨てて反論したものの、事実神父の顔を注視して
いたようだ。ぎょっと見開かれた丸眼鏡の内側から逃げるように目を逸らし、エステルは
役目を終えた手拭いを限界まで小さくたたみつつ慌てて言いつくろった。
「あ、あれを見ていただけですわ、どうしてあたしが神父さまに見とれなくちゃ
 いけないんですの!? 大災厄がもう一度起きてもありえないことです!」
苦しまぎれに尼僧が示した南向きの小窓にはうっすらと赤い光の端が覗く。局地的に
開けた森の上空には、前夜までは生い茂る葉で目隠しされていた星空が広がっていた。
昼夜を隔てず天空を我が物と主張する二つ目の月――エステルの白い指を追った神父の
表情がわずかに翳ったのは、彼女の気のせいだっただろうか。
53名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 23:12:04 ID:4shM5P9a
ありがd。
この先も正直なんも考えてないんだが、もう少し続けてみる。

保管庫は41-44,50-52についてはお任せで。
54名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 23:50:07 ID:ngvdZ1vl
いえーいヤッホゥーーー!!
続きだ続きだ! ありがとうありがとう神よゴッドマイゴッド。
二人の会話がそれらしくて萌え。
書いてるうちに着地点も見つかるだろうし、気長に続けてくれ。
長くてもいやむしろそのほうが俺としては嬉しい。
55名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 06:19:10 ID:JnEtQ2AH
続きキテタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
マジで嬉しいです。
トリブラ(特にアベエス)に飢えまくってる自分には救いの神!
>>54氏の言うように無理せず気長に、長くw続けて頂けると最高です!
56名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 15:37:23 ID:C805drtY
素晴らしい!!!!
てゆうかウマーーーー!!
G J!!!!
アベエス好きなので涙が出るほど嬉しいっす。
時間かかってもいいんで続き激しく待ってまつ!
57名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 18:05:00 ID:JnEtQ2AH
本当に上手いなぁ。
こんな風に文章書けたら、自分が書きたいくらいだ…
でも自分には文才無いので、続きを楽しみにお待ちしてます。
58名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 18:06:53 ID:JnEtQ2AH
それと>>56さん、ナカーマ
自分もアベエス飢えまくりですよ!
何度もこのスレに来て読んでしまう…w
59名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 00:54:42 ID:wlyEFAGR
GJGJ!!
無理せずに書いてください。
アベエス萌えvvv
60名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 01:50:13 ID:Ovzb5gMH
だ、誰かトレカテを…なんて(・ω・)
61SS保管人@ラノベ系強化週間:2005/06/28(火) 02:19:17 ID:b+rxAbWb
問題なさそうなので収蔵させてもらいました。

2chエロパロ板SS保管庫
http://sslibrary.arings2.com/

収蔵に問題がある場合はすぐに削除させてもらいますので。
62名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 15:25:53 ID:BoaaJ6h9
ほっしゅあげ。

アベエス、トレカテ飢え…ぜひ読みたい。
自分も書ければいいんだけど、難しすぎて挫折orz
63名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 17:22:58 ID:71VOsBoj
マジ神みたいに書ければいいと思うよ。
張り切って投下するのに。
64名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 19:05:15 ID:M4E3VZCD
鬼畜なマタイ×パウラとか読みたいッス
65名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 00:41:38 ID:fZ6Libs0
あんな風に書ければ〜なんて言わずに、シチュを思い付いたら書いてみそ。
初めから上手く出来るヤツなんていないって。
神だって、きっと苦労してるんだろうと思うし。
グダグダだっていいじゃない。さぁ、神の光臨を信じて!

え、俺? 俺はただの通りすがりだからさァー
66ABS−8:2005/07/04(月) 23:51:05 ID:23jewK45
 
**
 
国務聖省が誇る巨大空中戦艦、アイアンメイデンU。
艦長のシスター・ケイト・スコットはその日の朝早くに無線で連絡を受け、
同僚と後輩の二人を艦上に拾い上げた。
雲下に透けて見えた深緑が、南下するにつれ明るい青に変わる。
海を越え、黄砂の都市カルタゴへと引き返すのだ。
かの地での八月は終わろうとしていた。都市潰滅の危機を乗り越えたのち、
帝国からの密使が負った怪我の快復と、彼が国より携えてきた依頼への回答を
書面で取りまとめるために待つこと一週間余り――その間も万年人手不足の
Axには休暇の二文字は存在しない。そして、使者のメンフィス伯から帰国時の
随行員にと指名されたエステルも、アベルやケイトのような特務分室の所属でこそ
ないものの仕事に忙殺される身には変わりなく、渡航の準備が整うのを休んで
待つどころかローマへの一時帰還すら叶わなかった。
 

 
低い駆動音が響く艦橋で、手にした紅茶から立ちのぼる香気を吸い込みながら、
銀髪の神父は立体映像の尼僧の説明に耳を傾けた。
<……それで、ほぼ炭化した例の死骸についてですけど――アベルさんが
 先に採取してあった体組織の分析が済みました。……と申しましても
 ここの設備だけでは簡単なことしかわかりませんでしたので、ウィリアムにも
 データを回しておきましたわ>
「そうですか、どうも」
<まだ動いているときにお二人がご覧になった外見的特徴も鑑みるに、
 ご想像通り合成生物の類である可能性が高いようですわね>
「はあ……しかし、それはまた微妙にアナクロな」
尼僧は柔らかな微笑を浮かべて首肯する。
<ええ、ですから作られたのはどうも最近ではなさそうです。細胞の状態から
 しても、アベルさんの前で発火する以前どころの話でなく遥かに遡って……
 おそらくは大災厄よりもずっと前に>
67ABS−9:2005/07/04(月) 23:52:16 ID:23jewK45
「遺失技術の……ではまさか、私は」
アベルの脳裏に、むさ苦しい同僚が思い浮かぶ。
「人を……?」
血の気の引いた顔で干したカップを置く神父に、ケイトは小さく手を振ることで
否定した。
<ですから、獣人でも、その子孫でもありません。そもそもあの個体自体が
 生命活動を停止してからずいぶん経っていると先ほど申し上げたでしょう>
胸を撫で下ろしながらも「それはまだ聞いてませんよ」とアベルは抗議した。
ひとつ咳ばらいをしてケイトは卓の紅茶を下げる。
入れ代わりにせり上がってきたカップからは別の香りがした。
<――人間の遺伝子は存在しませんでした。血液ですが、こちらから検出された
 のは主にナフテン酸にグリセリン――ええっと、これってあたくしの記憶に
 間違いがなければ……>
泣き黒子の尼僧が探るように見た神父は、心なしか眉を寄せていた。
「旧い時代にどこぞに保存されてた標本でも引っ張り出してきて、“彼”が
 新たに手を加えた、というところですか。……イブリースの発動にも
 一枚噛んでいそうですが、さて……何をするつもりなのやら……」
悪魔の本性を天使の微笑みで擬装した若者は、エステルに対して次があることを
匂わせていた。
<もう少し詳しい結果が上がればすぐにお知らせしますわ>
「いつもすいませんね」
<いいえ、それよりアベルさん、通信機をどうかなさいまして? 今朝そちらから
 ご連絡いただくまで繋がりませんでしたのよ。大した用事ではなかったので
 結構ですが、あまり心配させないでくださいまし>
尼僧の何気ない問いに一瞬、神父がひるんだ。
ややあって、高い位置にある頭をすまなそうに掻く。
「……そうでしたか、それは失礼を。いやあ、こないだ壊れちゃったんで
 修理してもらったんですがねえ……あれ以来どうも調子が悪……いよう……で」
穏やかな尼僧の微笑が引きつり始め、叱られ慣れた神父の言葉が瞬く間に
尻すぼみになる。
68ABS−10:2005/07/04(月) 23:53:04 ID:23jewK45
<……神父アベル。一度申し上げようと思ってたんですが、あなたがたときたら、
 いくらなんでも物を壊しすぎじゃありませんこと?>
大きな子供と化したアベルはおどおどと周囲に助けを求めるが、当然のごとく
艦橋には立ちふさがる母親のほかに人影はない。
「い、いや、これに限っては私じゃなくてですね? 壊滅騎士が……」
<どちらでもよろしい!!>
「ひいっ!!」
雲の上だというのに雷が落ちた。
<いいから、戻ったら必ず直してくださいましね!>
「は、はいぃ……」
卓に額をすりつけたアベルをよそに憤懣やるかたない様子で移動しようとした
尼僧の映像が、思い出したようにふと止まる。
<それと……アベルさん、シスター・エステルはよろしいんですの?>
すっかり縮んだ神父が口に運びかけていたカップに歯が触れ、カチリと鳴った。
「エステルさん? ……に、何か?」
<そういうわけではないんですが……こちらに来られたときにお顔の色が
 優れなかったので、すぐにベッドを用意しましたでしょう。お加減はどうかと>
「あとで様子を見に行きますよ」
<彼女、どこか怪我でもなさってるのでは?>
「……え? いえ、それはありませんよ」
艦内の各所に設置された監視カメラには、エステルが休む前に尼僧服を
洗濯しに来た様子が映っていた。その直前に軽く一悶着あったことを思い出し、
ケイトは首をひねる。
「ケイトさんのことだから搭乗時のチェックはされたんでしょ?」
冷めかけた紅茶に砂糖を足しながらアベルが訊く。
<ええ、確かにお体には目立つ外傷も病気も見当たりませんでしたから……
 あたくしの思い過ごしですわね>
仕事に戻る尼僧が離れると、ひとり残された神父は遠い目を海に向けた。
69ABS−11:2005/07/04(月) 23:53:58 ID:23jewK45
 
**
 
山小屋の中は先ほどまでの和やかな雰囲気から、一転して気づまりな空気に
支配されてしまった。翌日のことを考えれば疲れを癒すために眠らなくては
ならない時間帯だ。だがアベルもエステルも不寝番用のランタンを前に、
ただぼんやりとしていた。季節柄寒くはないので、湯を沸かした火は消している。
エステルはそっと隣を盗み見た。
窓の外――あるいは世界の外に思いを馳せる神父の貌は、灯火を反射してすら
白く見えた。ふとした折に見せる救いがたい空虚な瞳は何を孕むのか、いっそ
脅してでも訊いてみたい衝動にも駆られたが、エステルは口をつぐんで明かりに
目を戻した。
ところがそんな情況にも慣れてきた代わりに、今度はまぶたが落ちてくる。
いつの間にか、エステルは故郷の古びた教会にいた。
――中にいても隙間風の吹きつける聖堂は、でもみんなといれば暖かくて……
質素な食事はとうてい足りる量じゃなかったけど、心がこもってるから美味しくて――

――――「エステルさん」

沈黙にすらなじんでしまいそうな穏やかな声が、名前を呼んだ。
「……ふゃ、ふぁいっ?」
裏返ってしまった尼僧の声を気に止める風でもなく、神父はかたわらの膝かけを
手渡す。
「構いませんから先に寝てください」
「でも」
少女は腫れぼったい目をしばたたかせて首を振った。
70ABS−12:2005/07/04(月) 23:54:57 ID:23jewK45
「私なら明け方に少し眠れば平気ですよ。交替のときは容赦なく起こしますから、
 覚悟して寝てくださいね」
「……そんなこと言って、起こさないおつもりなんでしょう」
上目づかいの尼僧の指摘に神父が詰まる。
「だめですよ、神父さまのほうが絶対疲れているはずなんですから」
いかにも眠たげな姿から、とたんにきりりとする少女に苦笑して、
「ふっふっふ、私ってば五日以上の徹夜だって慣れっこなんだなあ……
 普通なら死んじゃいますよねえ? だからこんなのなんてことないんですよ、
 体は丈夫だし」
「あたしだって丈夫ですわ。むしろあたしからすれば神父さまのほうが弱そう。
 あんなに大喰らいでいらっしゃるのにお痩せになってるし。ね、ですから先に
 寝てくださいませ!」
持っていた膝かけを押し戻して張り合う少女に、神父は嬉しそうな微笑みを浮かべた。
だが、それにエステルが安堵するが早いかいきなり立ち上がる。
「えっ?」
弾かれたようにエステルが振り向くと、またしても猫背の長身が扉の向こうに
消えるところだった。
「待っ……!」
ランタンも持たずにエステルが外に飛び出すと、月光を受けて驚いた顔の神父が
立っていた。
「あれ、どうしたんです? そんなに慌てて」
「だ、だって神父さまがいなくなって……」
「すいません、いや、顔を洗おうかなーなんてね」
「……なんだ……」
ばかみたいだ、と赤くなってすごすごと引き返す少女の背に、
「いっしょに行きましょうか」
神父は娘を見守る父親の顔で口許をほころばせる。
――エステルに否やはなかった。
71ABS−13:2005/07/04(月) 23:56:26 ID:23jewK45
 

 
夜空の下で並んで顔を洗ったあと、獣の死体が気になるというアベルに
エステルもついていった。少女のほうは「またあのグロテスクな姿を見るのか」と
鬱に陥りかけたが、これも仕事と喝を入れ直す。
それは倒れた位置から動いていなかった。銃創も生々しく毛を濡らした、
凝固し始めの赤黒い筋――エステルの服にも飛んだ血が、地面に広がっている。
離れた位置から観察する二人はしばらく無言だった。
「……熊……それとも狒々?」
「考えてもここじゃ結論は出ませんからねえ、判断はケイトさんが来てからに
 しましょう――――っと!? エステルさん、離れて!!」
「……!?」
知らぬ間に死骸に近寄って覗きこむ形になっていたエステルの肩を、アベルが
背後から引き倒した。尻もちをつく尼僧と前後して、それはゆらりと立ち上がる。
「馬鹿な……!」
長身のアベルをも圧する高みから見下ろすのは、真円の二対の燐光だ。
確かに死んでいたはずの巨体が二人の目の前で再び四肢を踏ん張り、
鋭い牙を剥き出して吼えた。
突如として地面の血溜まりが花火のように青くスパークし、獣を取り囲む。
直後にその口蓋より噴き出したのは青白い火球だった。神父が神速で抜いた
銃により撃ち落とされた初発に続き、ニ射目が牙の並ぶ口中で転がされる。
――それが火球として成形される前に燻り出し、自らを焦がし始めたのは、
神父が熱波に耐えつつ次弾を放とうと構えたときだった。
厚い毛皮に燃え移った火花はみるみるうちに大きくなる。
……爆発にも似た勢いで獣の体から燃え盛るその炎は、つい最近どこかで
同じものを見たばかりではなかったか?
噴きつける熱風から顔を庇い、混乱する頭を抱えながら、だがエステルは
気力を総動員して動いた。震える手で切詰式散弾銃を向ける。
この距離なら――!
「神父さま、どいて!!」
今度こそ狙い過たず、四散した銀の礫は炎の固まりと化しつつある獣に突き刺さった。
72ABS−14:2005/07/04(月) 23:57:30 ID:23jewK45
 

 
エステルにとって、その日はどこまでも焦げ臭い匂いの付きまとう日だった。
森の外からは上空に不審な煙がたなびいているのが見えるだろう。
それとも山小屋から昇る炊き出しのそれと見誤ってくれるだろうか。
地べたに座り込み、立ちこめる悪臭に咳きこんで呆然と空を見上げる少女に、
銀髪の先を焦がした青年が脳天気な声をかける。
「大当たり〜。さすがエステルさん」
「はあっ? あ、ああ……神父さま、よかったですわ、頭もお元気そうで……」
「もーぜんっぜん。最後なんて見てるだけでしたからねえ、私は。
 いやあ、腕のいい後輩を持てて前途は明るいなあ、そのうちエステルさんに
 食べさせてもらう日が来るかもしれませんね」
面の皮の厚い神父らしからぬ謙遜に気が緩んだ尼僧が苦笑いした……そのときだった。

<僕のオモチャは気に入ってくれたかい?>
声と呼ぶには硬い音声が二人の耳を軋ませた。
探すまでもなく、音の発信源はいまだ燻る獣である。
骨までも燃やし尽くさんばかりの火力は、エステルの銃弾に崩れ落ちたあと
急速に弱まり、死骸はかろうじて黒い塊としての形をとどめている。
耳障りな声はその中心部あたりから聞こえてきた。発声器官を用いてではなく
単純にマイクを埋めこんでいるだけのようだ。
<あーあ、やっぱり勢いが弱かったか、不完全燃焼とはね、改良の余地ありだなあ>
「誰……?」
アベルが「しっ!」と口を閉じるよう指を立てる。
<そんなに警戒しなくていいのに。もう秘密兵器はないからさ>
「……あなたは」
神父が舌打ちした。自分以外のすべての人間を小馬鹿にした態度には
嫌でも覚えがある。たちまち身体を強張らせるエステルと“彼”との間に立ち、
アベルは狙点を黒焦げの頭部に定めつつ冷ややかに問う。
「何が目的です」
73ABS−15:2005/07/04(月) 23:58:31 ID:23jewK45
<短気な神父様だね。まあいいか、少しおしゃべりしてあげましょう。
 でもね、特にあなたたちを狙ったというわけでもないんだ。気まぐれでそこに
 落としたら……仲良く散歩中なんだもんなあ。これぞ主のおはからいってやつ?>
「……」
ハウリングを起こしたような甲高いノイズ混じりの含み笑いが、余計に神経に障る。
<ああ、今とても嫌そうな顔をしましたね? センサーはとっくにやられてるから
 見えないけど、それくらいはわかりますよ。ところでエステル>
唐突に名指しされた少女はびくりと肩を震わせた。
神父が姿勢はそのままに空いている片手を背後に伸ばし、エステルに触れる。
<どう? これ、試作体なんだ。デキはいまいちだったみたいだけど、的撃ちは
 楽しかっただろ? そのうちに新作もお披露目予定だから楽しみにしてて
 欲しいな……じゃあね、愚かで愛しい、僕のエステ――>
みなまで聞かず、神父の握る古めかしい銃が轟然と火を噴く。腹腔に風穴を開けた
黒い残骸は、ひび割れた<ジッケンキョウリョクアリガトウ>の一言を残して
再び沈黙した。

「これは――いや、まさか」
エステルが自失状態から立ち直ったときには、神父は回転弾倉を交換して更に
何発か撃ちこんで、小声で呟きながら塊を分解しているところだった。
「……考えすぎでしょう」
「……?」
既に嗅覚は麻痺している。這い寄ったエステルは神父の肩越しに覗きこんだ。
シュッ、と音がした。
気がつけば、眼前に魔法のように最後の炎が閃いていた。
飛来した光球をそれと認識するまでの瞬きにも満たない一瞬、
尼僧を焼こうとした炎を、神父はこともあろうに手で払い落としていた。
「ツ……!!」
手袋から瞬時に火が上がる。
「神父さま!!!!!」
悲鳴が白煙を一掃した。
74名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 00:02:28 ID:23jewK45
またもやありがd。
今回、機種依存文字を使ってしまったんで文字化けしてる人にはすまねす。
75名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 01:53:21 ID:SjHKjU48
神キタワァ
76名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 04:24:43 ID:ocu4/6/Y
キタ━━━ヽ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )メ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )メ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )ノ━━━!!!!
アベエス、更にディーエス萌えw
今後の展開に期待!!!!!!!
てか、マジで普通の物語として読み応えありまくりですね。
77名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 11:08:56 ID:krUGimyf
うはぁww
最高!!!!本当に神ですよ!!
待ったかいあったーーーーーーーー!!
アベエスまじで良すぎるww
じっくり読ませて頂きました!
これからも時間があったらよろしくお願いしますね。
78名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 17:01:51 ID:cBQVkuF9
保守
79名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 14:01:49 ID:eRp/9Fsu
誰か書いてくれないかな?
保守
80ABS−16:2005/07/13(水) 01:02:41 ID:ImU/RfT6
 
**
 
艦影はいまだ洋上にあった。
雲は薄くまばらになり、開けた視界に鏡のような海が広がる。
アベルは艦内に割り当てられた部屋でベッドサイドの丸窓からそれを眺めていた。

<よろしいでしょうか>
眼下を見下ろしたまま「どうぞ」と応じ、神父は来客を招じ入れる。
先に声だけを送った尼僧は許しを得て、がらんとした部屋の中央に姿を現した。
大使館滞在中の国務聖省長官と通信を終えての報告がてら神父の部屋を訪れたという
ケイトは、用件を済ませたあと改めて気遣わしげな声で彼に尋ねる。
<ほんとうに平気ですかしら……そろそろ着きますけど、シスター・エステルが、
 まだ……>
掌で弄んでいたロザリオの鎖が冷たく鳴った。アベルはほどけかかった包帯に
視線を落とす。その下の鈍い痛みはまだひかない。
「タフなエステルさんでも、さすがに疲れが出たんでしょう。カルタゴに着いても
 ほとんど休めずに出発です、できれば彼女が起きられるまでそっとしておいて
 あげてください」
淡々と答える神父に尼僧は小首をかしげた。
<アベルさん……? あの、彼女の部屋には行かれましたの?>
返事はなかった。俯き加減の神父の丸眼鏡には照明が白く映りこみ、何を考えて
いるのか尼僧からはまったく窺えない。
<神父アベル!>
語気も荒くケイトが繰り返すと、ようやく腑抜けた声が返ってきた。
「……はあ、なんでしょう……どうかされましたかケイトさん、怖い顔をなさって」
<――どうかしているのはあなたですわ>
ケイトはふうっと息をつき、疲れたように呟く。
「……いいえ、私はいつもと変わりませんよ」
言葉に反して、その顔も声も明らかに精彩を欠いていた。
81ABS−17:2005/07/13(水) 01:03:57 ID:ImU/RfT6
<もうっ、なんなんですか一体。……シスター・エステルも様子が変でしたし>
眉を寄せ、尼僧はためらうように言葉を切った。ふたたび俯いてしまった神父を前に、
言うか言うまいかを決めかねている様子でしばらくは組んだ指を落ち着きなく
動かしていたが、やがて短くはない逡巡ののち、
<……実は――先ほどはお話ししなかったことがありましたの>
ふと面を上げたアベルに、尼僧はひとつ頷いてみせる。
<あなたがたを回収してすぐ、エステルさんが服をクリーニングしたいと
 おっしゃられたときのことなんですけど……最初はこちらで預かろうとしましたのよ。
 でも“汚れがひどいから手で洗います”と固辞なさるので……>
「はあ……」
ばつが悪そうに視線を伏せてケイトは続けた。
<……いけないとは思いましたが、あまりにもかたくなでしたのであたくし少々
 気になって、そのあとの成り行きもモニターしてしまいましたの。
 そうしましたら……尼僧服に血でございましょう? もちろん昨晩のことで
 返り血でも浴びられたのかもしれません。でもそれならなぜああまで隠し立て
 なさるのかが、ちょっと……。で、あなたでも一応は男性に分類されますから、
 言いづらいことではあるんですが……ええとですわね、その……ええいもう、
 つまり――月の障りでもないようでしたので、心配になってしまって。
 あなた、何かご存知じゃありませんの、アベルさん?>
「……さあ、私は気づきませんでしたが」
<ほんとうに?>
神父はロザリオを弄いながら、無言で頷く。それでも尼僧は気を許した相手に
相談できたことで、少しばかり肩の荷を降ろしたようだった。
<それならよろしいんですが……彼女が起きてこられてまだ具合が悪そうでしたら、
 薬をお出ししておきますわね。それにしてもまったく、頼りにならない方ねえ
 ――――え? えええ? あら? ちょ、ちょっと、何なさってるんですの、
 神父アベル!?>
82ABS−18:2005/07/13(水) 01:04:48 ID:ImU/RfT6
「何って、シャワー浴びるんですが」
話の途中で突然服を脱ぎだした神父に、ケイトが裏返った悲鳴をあげた。
たれ気味の瞳が今はめいっぱい大きくみはられている。
「あ、ケイトさん、見るのは構いませんけど撮影は別料金を請求させて
 いただきますからね。そうだなあ、私ほど整ったプロポーションだと相場は……
 十五秒で十万ディナール? なんてね――――おやあ、ケイトさん?」
のほほんと話し続ける男をよそに、あまりの怒りからか激しくノイズの走る映像を
ぶつりと切り、ケイトは消えた。
<ダメエロ神父!!>という捨て台詞のみを残して。

「……やれやれ」
アベルは溜め息をつくと脱いだ服をベッドに落とす。
このとき、もしもその場に鋭敏な嗅覚を持つ機械化歩兵がいれば気づいたことだろう
――――微かに漂った、僧衣の所有者以外の香りに。
83ABS−19:2005/07/13(水) 01:05:45 ID:ImU/RfT6
 
**
 
深夜の森にはようやく静けさが戻っていた。残るのは川のせせらぎの音と、眠らない
鳥の鳴き声だけである。
木肌のささくれた床に置いたランタンが煤まみれの尼僧の手元を照らす。紅茶色の
髪を包む頭巾を外し、唇を引き結んだまま、彼女は神父の火傷の手当てをしていた。
膏薬を塗ったガーゼと油紙を包帯で手早く巻いていく。慣れた手つきに感心する
一方で、微妙な空気のいたたまれなさにアベルが軽口を叩いた。
「イテテテテ……うあっ、エステルさん、そこはダメ………………って、主よ、
 もしかしなくてもおもいきりすべってますぅ私……」
沈黙で答えられた上に介抱する側の尼僧のほうが痛みをこらえる顔をしていたので、
神父は無駄な抵抗はやめて口を閉じた。
「ごめんなさい」
包帯の端を結び終えたエステルがようやく口を開いたのは、神父が新たに十あまりの
新ネタをひねり出したころだった。灰色っぽくなってしまった尼僧服でうなだれる
少女を前に、やはり煤のついた頬をぽりぽりと掻いて、アベルは視線をさまよわせる。
「それはもしや、さっきのことですかね? だったら――」
「……はい。でも、それだけじゃなくて。カルタゴでの…………も」
あのひどい言葉を、エステルはどうしても口にできなかった。アベルは首をひねる。
「はて? 何かありましたっけ」
「あたし――あたし、まだ、神父さまに謝ってませんでした。だから」
思いつめた表情で続けようとするエステルをアベルがさえぎる。
「いいんですよ。エステルさんがおっしゃろうとしてるのがなんのことか私には
 わかりませんが、でも、いいんです」
「だけど!」
あくまでもそらとぼける神父に尼僧が身を乗り出した。
それを優しくなだめるように見やり、
「私は遺跡であなたに救われた。……それは命だけじゃないんです。その上、
 あなたはなにも訊かないでくださったでしょう。私にはそれで充分なんですよ」
84ABS−20:2005/07/13(水) 01:06:54 ID:ImU/RfT6
噛んで含めるように一語一語切って言い聞かせるアベルに、エステルは首を振った。
「でも、今回だってあたしの代わりに」
「あれは別にあなたを狙ったと決まってるわけじゃないし、任務中の怪我なんて
 それこそお互いさまでしょ? エステルさんが気に病むことなんてひとつも
 ないんですよ……ですから痛み分けということに――」
「なりません!」
「エステルさん……」
アベルはきっと、利かん気の子に手を焼く親のような表情をしているに違いない。
エステルはその顔を正視できずに下を向いた。
「神父さまが大勢の方をお救いになられるのは立派なことだと思いますわ。
 だけどもう、あたしは、あたしのヘマのせいで神父さまが傷つくのだけは
 我慢ならないんです。ですから……メンフィス伯のご帰国にもついてこられなくて
 結構です」
「な、なに言ってるんですか! とんでもない、私は行きますよ」
「あたしがいやなんですってば!」
「そりゃ私は怪我ばっかりしてますが、どれもエステルさんのせいじゃないでしょうに。
 襲ってくるのは何か後ろめたいことをしてる人の勝手であって、本末転倒ですよ。
 それに、エステルさんにホされちゃったら私の仕事がなくなっちゃうじゃないですか」
神父は芝居がかった調子で泣き崩れてみせる。しかしアベルのおふざけに怒るふりを
しても最終的には笑ってくれるはずの尼僧は、今日ばかりは乗ってこなかった。
「神父さまには、猊下の警護という大事なお役目がありますわ」
「カテリーナさん、ですか? いや、どうして急に」
「異母兄君に“帝国”との繋がりをすでに疑われているんでしょう? ただでさえ
 緊張が高まってるこんな時期にあなたがいらっしゃらないと、猊下だって
 ご不安なんじゃ……」
確かにカテリーナは少人数の派遣執行官の調整には苦慮しっぱなしだろう。
だが、アベルがメンフィス伯イオン・フォルトゥナと彼に同行するエステルの護衛を
申し出ると、彼女は何も言わず許可を出した。アベルもこの時期にローマを長く
不在にすることに不安がないではなかったが、カテリーナとしてはそれだけ帝国との
パイプラインを築ける機会を重要視しているのだろう。
85ABS−21:2005/07/13(水) 01:07:48 ID:ImU/RfT6
「……しかし出張でローマを空けるのはよくあることですよ?」
エステルも馬鹿ではない。それどころか訓練課程を抜群の成績で修めた国務聖省期待の
新鋭であるからして、そのあたりの事情はよく心得ているはずだ。そう思い、神父は
帝国行きの背景までは言及しなかったのだが――
「そうじゃなくて! もうっ、なんでわからないのよ、このニブ神父!!」
「ニ、ニブ……!?」
憤然と立ち上がった尼僧に神父が目を白黒させる。
「とにかく、閣下の護衛と猊下の親書はあたしに一任してくださいませ」
「――“彼”が言ったことを気にしてらっしゃるんですか?」
ためらいがちにアベルが切り出した。ふいをつかれてうろたえる自分を
どこか辛そうに見る青い瞳から逃れようと、エステルは目を泳がせた。
「ち、ちが……あたしは」
「絶対にいけません。いくら伯爵閣下が地上最強生物――長生種であるといっても。
 エステルさんはハンガリア侯が亡くなられた経緯について、よもやお忘れでは
 ないでしょう?」
「……」
「あの人の武器は目に見える力だけではないんですよ。あなたがた二人だけで
 “彼”に対抗するのは難しい」
「……そうかもしれない。でも結局、神父さまはあたしを信用しておられないんだわ」
“そんなに、周りのことが信用できない?”
寂しげに呟く幻聴に、神父の心臓が揺さぶられた。
“相変わらず、心配性ね、アベル君って”
神父は銀髪を振った。
「……信用するとか……しないとかの問題じゃないんですよ……言い方が悪かったなら
 謝ります。エステルさんのこと信用しないわけないじゃないですか。でもね、私は」
もどかしさをなかなか形にできないアベルに、エステルはなおも意地を張る。
「……でしたら、あたし以外の護衛は他の方に頼みます」
「……本気ですか? 言っておきますがAxは私以外みんな出払ってますよ」
神父も珍しく険のある物言いになってしまう。しかし、おかげで彼は思い出した。
メンフィス伯に付いて帝国に渡ろうとしているのは、誰にも明かせないアベル・
ナイトロード個人の目的もあるからなのだ。
だからこうして食い下がるのは、何かに固執してのことではない。決して。
86ABS−22:2005/07/13(水) 01:08:35 ID:ImU/RfT6
「――わかりました。ならば遠慮なく申し上げましょう」
アベルは灯火の映りこむ青金石の瞳をひたと見据える。少女が後ずさる気配を
見せたが、それでも声をしぼり出した。その表情は限りなく苦い。
「……メンフィス伯の護衛も親書の受け渡しも、あなたの手には余る仕事です。
 お願いですからここはひとつどうか冷静になって、私以外への影響も考慮なさって
 ください」
「……っ」
自覚していても、神父の口から放たれたというだけでそれは若い尼僧の胸を深く抉った。
エステルは無力感と恥ずかしさとでこぼれ落ちそうになる涙を、肩を震わせて
こらえている。
その姿を見た瞬間、罪悪感とそれ以上の何かが――人命のために今は敢えて
非情であれと自制していたアベルを、まったくの逆方向に衝き動かした。
顔を覆い身を翻したエステルの腕を、アベルは火傷の痛みも忘れてきつくつかんでいた。
87ABS−23:2005/07/13(水) 01:09:23 ID:ImU/RfT6
 
**
 
艦内のシャワールームでは当然、水の無駄使いは厳禁とされている。船体の大きさ
からも知れるように貯蔵スペースは充分に取られていたが、滞空が長期に渡る場合は
補給もままならず、循環使用も消毒後の匂いなどの問題で限界があるからだ。
だがアベルが長時間水をかぶり続けているのは、乗員数と短い航程のおかげで遠慮なく
使えるという理由からではなかった。

アベルは押し殺した声で呻いて脱力した。痛む手を壁につき、水量を最大位置まで
上げる。勢いよく迸り出た冷水が全身を叩いて、反芻した記憶ごと洗い流した。
「――――はは……何をやってるんですか私は…………こんな昼間から」
不死ゆえに種の引継ぎを不要とする体になって以来、アベルは自分からはとうに
その機能も欲求も失われたと思っていた。
唯一の救いとも言えるのは、クドラクとは違いその捕食者である“彼ら”に
自然発生の生命への感染の危険がないことだ。
「……だから……?」
だからといって、自分のしたことが赦されるとはアベルも思わない。
たとえ目覚めた少女に責められなくとも。

「…………リ……ス」
“かつての世界の敵”は救いを求めるようにその名を呟くと天を仰いだ。
88名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 01:10:48 ID:ImU/RfT6
とりあえずこれで終わり。
エロなしの粗い文を最後まで読んでくれた人にはとにかくありがd。
89名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 01:50:16 ID:lgOaDY1q
きたきたきたきたぁぁぁぁぁーーーッ!!!
来たよ来ましたよおいってか起きてて良かったよ俺!やるじゃん俺!!

これで終わりですか! あんたブラックだなっ!
こらえるエステルハァハァ。静かな筆致に妄想を掻き立てられます。
こーなったら、その後の話も読みたいぞ!
アベルが赦されるのかとかッ。ゼヒ!!

とにかくグッジョブッ感謝ッそして最高だぁぁあああーーーッ!!!
90名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 07:19:52 ID:5QQXGHJ/
うそーーー!!!!!
これで終わりっすか?
回想でこのスレの本分、エステルの血の理由解明&エロシーンではないんですかい!!
是非続きをきぼんぬ!後生ですから〜〜〜〜。・゚・(ノД`)・゚・。
91名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 16:28:27 ID:SjskCJ1g
おお!!!!!
待っておりました!!!今回もGJ〜〜〜!!
エ・・エステル・・最高です。
エロはなくとも素敵な小説をありがとう!!
また機会があったら是非是非投下してください!!
とにかくお疲れ様。
92名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 21:04:39 ID:aRLfyMBY
一周忌か。
ここからでなんだが、氏の冥福を祈らせてもらう、エィメン。
93名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 07:01:36 ID:wfoMIkZu
エィメン。
日付は変わってしまったけれども。

去年のこの時期、予定されてた刊行がなされずに、
不安になりながらも心配していたのを思い出すよ。
改めて氏の冥福を祈りつつ、この作品が多くの人に愛され、
それ故にこの一年で奇跡のような飛翔を遂げた事を言祝ぎます。
主よ、これからもこの作品が多くの人に愛されん事を。
エィメン。
94名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 01:50:48 ID:KuzMLn7Z
投下しようにも1番好きなキャラがケイトなのがネックだorz
エロの書きようがNEEEE!

しかたねぇ…パウラたん受けを妄想しつつ今日は寝る
95名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 12:08:45 ID:wkMyTkoD
ケイト読みたいよケイト。投下激しく希望。
植物状態になる前じゃ駄目かね? 若かりしころの教授とかいるし。

チェリーな局長に手取り足取りレッスンしてやる副局長とかも読みてー。
96名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 18:39:47 ID:d/6Yf5OV
カテトレ
97名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 17:40:14 ID:UXJ5/MPW
>>95
禿しく同意。
攻められるパウラタソ萌え〜〜〜
出来れば相手は局長で。
98名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 01:13:59 ID:aECO2nre
神待ちage
99名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 01:44:44 ID:AxOYJsBG
若かりし頃の教授はカコイイね。
てなわけで、教授カテに1.5票。
100名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 04:53:01 ID:QgSc5NGg
100げと
101名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 13:31:08 ID:aak0/lNX
  ∧_∧ †
 (・ω・)ノ ッパ
// † /
ノ ̄ ̄ゝ
いっしょに吸血鬼を退治しませんか?
10297:2005/07/26(火) 18:12:27 ID:nHS2OgnW
>>95じゃなくて、>>94ですた。
10397:2005/07/27(水) 23:01:06 ID:HhJ9UiO5
95じゃなくて94ですた。
スマソ
10497:2005/07/27(水) 23:02:01 ID:HhJ9UiO5
95じゃなくて94ですた。
スマソ
105名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 00:46:31 ID:QeRzRokj
……ペテパウを…ペテパウを読ませてください…
エロじゃなくてもいいです。
ペテパウ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
106名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 23:19:06 ID:VFLA0pGL
放送日age
107名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 16:50:05 ID:+vnxNxbh
>>101
ワロタよw
108名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 13:13:38 ID:hY+TClpD
放送日age
109名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 19:55:20 ID:sabNLMDy
俺はメアリが一番好きだな
110名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 23:04:40 ID:/fX9Nsb1
>>105
ペテパウ…
ペテロが一人で先に逝って「す、すまん、このペテロ一生の(ry」とか
必死で謝ってる所しか想像できん。
111名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 00:10:01 ID:CLh04MLB
>>110
そのシチュ萌え
112名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 15:00:32 ID:A9Njjuig
>>110
読みたい・・・責任取って書け!
113名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 10:33:47 ID:6OE1/J8H
アベル×エステルが読みたい
114名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 22:15:45 ID:/FGuqDLU
>>110
ガンガレ!書け!!書くんだ!!
115110:2005/08/17(水) 01:28:53 ID:KjgT8txE
なんだか知らないうちに書けと命令されてた自分が来ましたよ。
興が乗ってペテロ×パウラを書き出してみたはいいものの、
さっぱり筆が進みません。
職人さんは偉いなあ…

中途半端ですが書けた所だけ投下していきます。
シチュエーションその他の捏造には目をつぶってくれると有難い。
116ペテロ×パウラ1:2005/08/17(水) 01:30:27 ID:KjgT8txE
夕刻。日が落ちかけ、東の空にはすでに星が瞬き始めている。
そろそろ明かりをともすべき時刻だが、室内は薄暗いままだった。
書類の載ったデスクも、神学の書籍が並んだ書棚も、応接のためにしつらえられたテーブルやソファも
輪郭が滲むように闇へ沈もうとしている。
しかし、そんな暗さの中にあって、ソファに横たわった彼女の容貌は白く浮き上がって見えた。

……いったい何故このような事になっておるのだ。

自らの状況を図りかねて、ブラザー・ペテロは渋い顔をした。
応接用のソファに、シスター・パウラが仰向けで横たわっている。
彼女の尼僧服は胸元が大きくはだけられ、豊かな双球が半ばまで覗いている。
スカートはたくし上げられて脚は膝上まで露になっていた。
そして自分はといえば、彼女の身体に覆いかぶさるようにしてソファの座面に手をついている。
混乱した頭で彼は数分前までの記憶を反芻した。

異端審問局局長という栄えある役職に着任したばかりの彼の元に、やはり新しく任命された
副局長が挨拶に来た。
女性だったのには驚いたが、自己紹介も兼ねた会話を交わすうちに彼女の才覚を言葉の端から感じ取り、
これならば自分を補佐するに申し分ないと納得する。
有能な人材が来てくれたようで頼もしいと率直に告げると、彼女――シスター・パウラは穏やかに微笑んだ。
「ありがとうございます。――ところで、局長はこの後、何か予定は?」
「いや、特に急ぐ用事は入っておらぬが」
そうですか、と答えた新副局長は、やはり穏やかに言葉を継いだ。
「では、少々お時間をいただいて宜しいでしょうか」
「かまわぬぞ。何だ?」
「私と性的交渉を行っていただきます」
「……はあ?」
117ペテロ×パウラ2:2005/08/17(水) 01:32:08 ID:KjgT8txE
およそ想定外の言葉が返ってきて、ペテロは顎を落とした。そんな彼を尻目に、才女然としたパウラは淡々と
言葉を続ける。
曰く、異端審問官とは通常の修道僧と異なり、異教徒や吸血鬼等に対して糾弾する役目を担っている。
それ故に危険も多く、いざ戦いに赴いて勝利した場合は良いが、敗北することもあるだろう。
もし敵方に捕らえられたときに拷問を受ける可能性も皆無ではない。
そして、拷問は何も苦痛とばかりは限らないのだ。
「もし不覚にもそのような事態に陥ってしまった場合、如何なる手段を用いて篭絡されるかわかりません。
失礼ながら、局長がどこまで堕ちずに耐えられるか、見極める役目を私が仰せ付かりました」
パウラは説明しながら頭巾を外した。癖のないプラチナブロンドがさらりと滑り落ちる。
その動きに目を奪われて、ペテロの返答は少し遅れた。
「お、仰せつかったとは…まさか、メディチ枢機卿に?!」
「いえ、猊下ではありません」
あの冷厳を極める上司の顔を思い浮かべた男をパウラは否定した。
「これはいわば異端審問局の伝統と聞き及んでおります。代々、新しくその職に就いた局長にはこの試練が
下されるのだとか。本来ならばこの試練専門の役目を担っている者がお相手するとの事ですが、
今回はわたくしが勿体無くも副局長の任を賜りましたので、局員間の友好を図るという意味でも是非にということで」
喋りながらも彼女は丁寧に頭巾をたたみ、応接用のテーブルの上に置く。次いで手袋を外して頭巾の隣に並べると、
そのまま自然な動作で尼僧服の胸元を寛げだした。
呆けたようにパウラの動作を見守っていたペテロだが、彼女が白い胸元を露にするのを確認した途端、
慌てて止めさせようと勢いよく手を伸ばした。
「い、いや、某はそのような必要は――ぬわ?!」
相当焦っていたのか、ペテロは普段なら決してしないようなミスを犯した。即ち、足を滑らせてパウラをも巻き込み、
二人してソファへと倒れこんでしまったのだ。

かくて、場面は先ほどの状況へと舞い戻る。
118110:2005/08/17(水) 01:34:53 ID:KjgT8txE
とりあえずここまで。
説明ばっかり多くてなかなかエロに到達しないと思うが、
あんまり期待しないで待っててくれ。
119名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 18:29:41 ID:PU8U4Cos
!!GJ!!
ペテパウイイ!!!
気長にに待ってるんで頑張ってください!
120名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 22:37:51 ID:syJtXv5E
GJ!!イイヨイイヨー
ガンガレ。
マターリ待ってます。
121名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 22:55:05 ID:PREHPjrq
うお、よかった。すっげよかった、淡々とした副局長と慌てる局長が
なんとも言えん。
説明がきっちりなされてるからこそエロまでが待ち遠しくなるよ、
その辺の描写が激ウマーなので、ひそかにまったり期待して待ってます。
122名無しさん@ピンキー:2005/08/17(水) 23:40:12 ID:SfQ252UW
ペテパウキタ━━━ヽ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )メ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )メ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )ノ━━━!!!!
待ってた甲斐があったぜ!!
続き待ってますよ〜〜〜
123名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 16:34:31 ID:+NEASmq7
大分前に小説に挫折して最近漫画版に嵌った俺が通りますよ。

漫画版でカテリーナ→トレスフラグが立ちますた。
124ペテロ×パウラ3:2005/08/19(金) 11:38:09 ID:4B0KSdme
>>116-117

二人は脚を絡めて横たわり、見詰め合っている。
ペテロは呆然としているが、パウラは毛程も動揺していないように見えた。
倒れた拍子に彼女のスカートは捲れ上がり、膝上までが露になっている。
生地の厚い制服を着ているにも関わらず、密着した太腿の体温が伝わってくるような錯覚に囚われ、
はたとペテロは我に帰った。
これはいわゆる、「女性を押し倒している」図ではなかろうか。
瞬時に赤面して勢いよく上半身を起こす。
「す、すまん!」
「――謝られる必要はございません、局長」
修道女らしからぬ赤い唇が言葉を紡ぐ。
パウラは男を追うように自らも身を起こし、繊手を彼の頬へ伸ばした。
手袋を外した柔らかな掌が、輪郭に沿って肌の上をそっと滑る。
「私は今日、局長のお相手を勤めるためにここへ来たのですから。役目を果たしているだけですので、
気にされる事はありません」
嫣然と微笑むその様は、並の男ならば生唾を飲み込むだろうが、ペテロは戸惑っているだけだ。
「ああ、その『役目』とやらなのだが……やはり、某は遠慮しておく」
歯切れ悪く断り、頬に当てられた手をそっと外すペテロに、訝しげな口調でパウラは問うた。
「何故でしょう。私では局長のお相手は務まらぬという事でしょうか?」
眉を潜めた彼女を見て、ペテロは女教師に諌められた生徒のような顔で慌てて首を振った。
「いや、全くそのような事はないぞ! 副局長自身に対しての不満などは無い、断じて無い!
その――いくら試練とはいえ、婦女子に乱暴を働くような真似は、好かぬのだ。済まぬが――」
「解りました」
「そうか! 解ってくれたか」
「はい。では、こうお考えください。これは局長に対する試練ではなく、私に対する訓練を行っていると」
「は?!」
125ペテロ×パウラ4:2005/08/19(金) 11:40:43 ID:4B0KSdme
切れ長の目を点にしているペテロを尻目に、パウラはあくまでもマイペースを保ち続ける。
「私とて女である以上、拷問には様々な手段を用いられるでしょう。それに耐えるためには、
やはり経験を積んでおかねばなりません。局長にその訓練を手伝っていただくという形では如何でしょうか?」
言いながら、パウラは再び顎を落とした男を仔細に観察していた。
実を言うと、先刻から述べている試練だの役目だのという説明は、
全て出任せだ――任を下されたというのは本当だが。
昨日、ペテロの特務警官時代の友人代表と名乗る男に依頼されたのだ。

――特務警察の制服をだらしなく着こなしたその男は、「非常に言いにくいんですが」と前置きして話し始めた。
「新局長殿に就任のお祝いを差し上げたいのですが、貴女にちょっとばかり協力して戴きたい」
「……それはどういう意味でしょうか」
眉尻を上げたパウラを見て、男はその視線を遮るように片手を振った。
「いえ、非常に不躾なお願いだとは解ってるんですがね。頼めるのが貴女くらいしかいないもので」
特務警察は一応教理聖省に属してはいるが、異端審問局の傘下にあるというだけであり、
全員が熱心な信徒で構成されているわけではない。
対テロ組織といういわば暴力が専門の部隊は、むしろ敬虔とは言いがたい人間のほうが多い。
中には夜ともなれば繁華街へ繰り出して娼婦を買うような輩もいる。それは声高に誇れる事では
なかったが、部隊の中では特に問題視されるほどの事でもなかった。
しかしそんな中で、ペテロは一人貞潔を貫いていたようだ。
「娼館に出かけようと誘っても顔真っ赤にして断られましてね。それでもしつこく引っ張り出そうとしたら、
しまいにゃ説教を食らいましたよ。『汝ら、それでも神の僕たる修道僧か!』ってね」
そんなこと言われたってねぇ、と男は笑った。その砕けた語調からは、ペテロに対する悪感情は伝わってこない。
どちらかというと、堅苦しい弟をからかって楽しんでいる兄のような表情をしていた。
「話が見えませんね。娼館云々と私の協力とやらには何の関係があるのです?」
放っておくといつまでも思い出を語り続けそうな男を遮って、パウラは疑問を差し挟む。
「ああ失礼――まあ、ぶっちゃけて言うと、奴を童貞から卒業させてやりたいんですわ。やっぱり、男と生まれたからには
そういう楽しみの一つも知っといて悪くはないでしょう? それに――」
過去を思い起こしているのか、ふと遠い目をして男は言葉を止めた。
126ペテロ×パウラ5:2005/08/19(金) 11:42:17 ID:4B0KSdme
「それに、何です?」
「自分らが奴に教えてやれるのは、こんなことくらいしかないんでね」
片や、武芸に通じる一方で博士号も持つ、名門出身の威丈夫。片や平凡な一般戦闘員。
自らを卑下するわけではないが、やはりどこか遠慮する気持ちがあるのだろう。ばさばさと髪を掻き回して男は笑う。
「知識や力じゃペテロには負けちまう。けど、これなら俺達が奴に勝てる唯一の分野だ。
…で、こっからが本題です。ひとつ、ペテロを男にしてやってはくれませんかね」
「――『お祝い』の意味は理解しました。ですが、何故私にしか頼めないのです?女性を世話するのならば、
それこそ娼館にでも出向いて交渉すれば、金額次第でどうとでもなるのでは?」
言外に断るとの意思を込めてパウラは聞いた。それは至極もっともな意見であり、疑問を差し挟む余地は
ないように思われた。
「それですよ。その娼館って奴です。金次第で誰にでも身体を売っちまうような女に、ペテロを任せる気には
なれないんでね」
男が答えたのは娼婦のみならず女性に対しても失礼な発言だったが、悪気はないようだった。
むしろペテロを大事にしているからこその言葉らしい。
「最低でも奴に釣り合うくらいの人じゃないと。で、みんなでない知恵絞って考えた結果、シスター・パウラに
白羽の矢が立ったってわけです。メディチ猊下の覚えも厚く、腕も立つ。何より美人だ! しかも、異端審問局の
新副局長ときてる――完璧です」
「………」
当の本人を目の前にぬけぬけと批評などしている男を呆れたように見やって、パウラははっきり言葉に出して
断ろうとした。しかし、口を開く前に相手に先を越されてしまう。
「駄目ですかね?」
真正面から彼女を見据えた男の目は真摯な光に溢れている。
手段は褒められたものではないが、友人を祝福しようという思いは純粋なようだ。
断られる可能性のほうが大きいのに、わざわざやってきて直接交渉をするほど、彼等の意志は固いらしい。
そこまでさせるペテロという男がどのような人物なのか、パウラは興味を覚えた。
127110:2005/08/19(金) 11:44:43 ID:4B0KSdme
こじつけ説明が長すぎてすまん。
次くらいにはエロに突入の予定。
128名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 12:36:26 ID:xFe/XvmC
すごいすごい「らしい」!
パウラタン、「らしい」!!
待ってる。正座して待ってる。
129名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 23:33:10 ID:A0bDvPla
>>110
そういう流れでのあの衝撃提案だったのかー、またもやGJ。

>>123
そのフラグを萌えSSという形にして欲スィ、ぜひとも。
130名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 00:20:43 ID:Y7IcSrzy
GJ!!
漏れも>>128の如く正座で待ってるぞ〜〜!!
期待してるから、気長に書いてくれ!!
131名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 22:44:21 ID:1RfPmth9
ほっしゅ
132名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 14:39:26 ID:LWEA4nbQ
イオンXラドュお願い
133名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 16:10:31 ID:hbrHoDaM
やおい厳禁 腐女子はカエレ
134名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 23:08:20 ID:Pz2sjR1G
ただちに801板逝ってこい
135110:2005/08/23(火) 00:02:32 ID:33DKam+F
>>126に間違いがあったので訂正
×威丈夫
○偉丈夫

では続きを投下。
136ペテロ×パウラ6:2005/08/23(火) 00:03:21 ID:33DKam+F
>>124-126続き

了承の意を告げると男はまず驚き、次に破顔して幾度も礼を言った。
去り際に「ペテロの奴をよろしくお願いします」と頭を下げた男の安堵した表情を思い起こしながら、
パウラは自分の上でぽかんと口を開いているペテロを見つめる。
確かに依頼を受けはしたが、興味を持ったというだけでそれを了承したわけではない。
自分を使いこなすことの出来る程の器かどうか――それを見極めるためにもわざわざこのような酔狂とも
いえる計画に乗っているのだ。
固いと評判のこの男がどう話をつければ自分と肌を交えるのか、少々思案しては見たのだが、彼を囲む
潔癖なる壁は思っていたよりも高いようだ。
かみ合わない会話を続けるのも些か疲れてきたので、パウラはもっと直接的な行動に出ることにした。
未だ硬直し続けるペテロの首に両手を伸ばす。
反射的に身を引く男の頭を抱えるようにして捕らえ、ゆっくりと顔を近づける。
「ま、待ちたまえ副局長!」
「――待ちません」
ペテロの必死な頼みを飲み込むように、パウラは唇を押し付けた。
「ふぐッ?!」
鼻息とともに漏れた声は雰囲気を壊すこと夥しいものだったが、聞こえなかった振りをして、舌で彼の唇を辿る。
そのまま唇を割り中に滑り込ませると、男の身体が一瞬、震えた。
緊張のためか乾いていたペテロの口腔を潤すように唾液を絡め、舌を吸う。
わざと水音を立てながら深く浅く啄ばみ、時折口蓋や歯列を舐める事を繰り返していると、強張った身体から
次第に力が抜けていった。
137110:2005/08/23(火) 00:09:11 ID:33DKam+F
…あと2レスを続けて投下しようとしたのに、コピペ間違って文章消しちまった…orz
書き直すのでもうちょっと時間を下さい…
138名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 18:27:30 ID:cqHKOIZm
おおっ!!ネ申降臨中だ!!
139名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 22:50:32 ID:EFjJxBVS
ドキドキワクワクテカテカ
140ペテロ×パウラ7:2005/08/24(水) 01:15:20 ID:HxMw5Anj
>>136続き

薄く瞼を上げてみると、きつく眉根を寄せて頬を紅潮させたペテロの顔が目に入る。額には薄く汗が浮いていた。
女性に慣れてないとはいえ、口付けただけで汗ばむほど興奮したのだろうか。
いや、そうではない。これはもしや――
パウラが唇を離すと、ペテロは大きく息をつき、溢れた唾液の跡を拭った。
「局長。キスの間も呼吸をしていいのですよ」
「そ、そういうものなのか」
動揺のあまり自ら経験がないことを露呈したペテロに、パウラは言わずもがなの事を尋ねる。
「失礼を承知でお聞きいたしますが――局長は女性とこのような行為をした事がないのではありませんか?」
「うッ…」
パウラの言葉が胸に突き刺さったらしいペテロが言葉に詰まる。
修道僧が童貞であることを気に病む必要などまったくないのだが、どこか咎める口調のパウラに気圧されたのか、
男は恥じる表情になった。
ペテロとて健康な成人男性である以上、性的興奮を覚えたことは幾度かある。しかしその都度、訓練などで
身体を酷使するという、実に健康的な方法でそれを発散させていたのだ。
この歳まで性的交渉はおろか、自慰する必要すらなかったというのは、ある意味とても貴重な人間ではあるまいか。
「…確かに某、経験はない。それゆえ、口付けの作法も知らぬ。そのために君に気を使わせたのであれば謝る。すまん」
率直に認めて頭を下げるペテロにパウラは首を振ってみせ、自分が気にしていないことを伝える。
「それよりも、先ほどの続きなのですが、局長にご指導いただけないのであれば、私がリードを取るという形で進めても
よろしいでしょうか」
宣告する新副局長に、ペテロは観念した顔で頷いた。
141ペテロ×パウラ8:2005/08/24(水) 01:15:59 ID:HxMw5Anj
「…しかし、不思議なのだが」
神の鉄槌の紋章が入った手袋を外しながら、ペテロは疑問を舌に乗せた。
「何がでしょう?」
「見たところ君は某とさほど歳が違わんようだが、その…経験とやらを積んでいるのか?」
「はい。先ほども申しました通り、あらゆる拷問に耐えられるように一通りの訓練は受けております。もちろん、強姦
される可能性もありますので、そちらの訓練も、幾度かは」
続けて将校服を脱ごうとするペテロを横で見ながら、パウラは答える。「異端審問局の伝統」などといった大げさな
嘘とは違い、こちらは本当のことだ。
「そうか…」
ペテロが服の合わせを外し終えて呟いた。そのまま袖を抜こうとする腕を捕まえ、パウラは再び横になるよう促す。
素直にそれに従った男は、傷ついた小動物を見守るような目をしていた。
それが少し気に障ったが、理由を問いかけることはせずに、再び男の首へ腕を回す。長く伸ばされたペテロの髪が、
パウラの腕に絡まるように流れた。
暫し見詰め合うと、何事かを考えていたペテロがぽつりと言った。
「若い女性の身でありながら、辛き事よな」
パウラはわずかに瞠目した。
強姦などという直截な言葉を使ったのがペテロの気にかかったものか。
この頭の固い男はパウラを気遣っているのだ。
咄嗟に、余計なことを言う男だと思った。訓練は当然と思いこそすれ、辛いなどと感じることはなかったからだ。
しかし同時に心のどこかが暖かくなるのも否定は出来なかった。
「――局長が気になさることはありません。私が自分で選んだ道なのですから」
パウラは自分でも驚くほどの優しい声で告げると、再びペテロに口付けた。
142ペテロ×パウラ9:2005/08/24(水) 01:16:41 ID:HxMw5Anj
二度目の口付けは始めから深いものだった。
パウラが舌を滑り込ませる。ペテロは先程のパウラの動きを思い出しながら、彼女に合わせて舌を絡めた。
ぬめる表面がこすれ合い、高い水音を立てる。
「ふ…ぅ」
息の継ぎ目にパウラが声を漏らす。
その甘い響きをもっと聞きたいとペテロは思った。
パウラの肩を抱き寄せ、重なった身体を更に密着させると、ペテロの逞しい胸板に彼女の双球が押し付けられる。
弾力を持った柔らかさを肌着越しに感じて、彼の腰の奥にも熱が溜まり始めた。
やがて互いの唇から唾液が溢れるほどになって、ようやく二人は顔を離した。ペテロの口の端からこぼれた自らの
唾液を拭い、パウラは薄く微笑む。
「…なかなか、覚えがよろしいようですね、局長」
「某の覚えが良いのではなくて、君の教え方が上手いのであろうよ」
照れているのか、そっけなく言ってぷいと横を向くペテロの頬は、赤い。
自分よりも年上のはずの男を少年のように感じてパウラはなんだか可笑しくなった。
笑いをこらえて、肩に回されたペテロの手を取り、乳房へと導く。既に露わになっているそこに、無骨な男の手が
這わされる。
「柔らかいな…」
思わず呟いたペテロは、掌の内にあるものの感触を確かめるようにそっと揉んでみた。
ぴたりと吸い付くような肌触りが心地よく、幾度もそれを繰り返すうちに熱が入る。ついつい力を込めてしまい、
パウラが顔をしかめた。
「局長。力を入れられると、痛いのですが…」
「す、すまん」
「いえ。それより、此処も…触れてください」
鴇色の先端に指を導かれ、ペテロの喉がごくりと唾を飲み下した。
143ペテロ×パウラ10:2005/08/24(水) 01:17:34 ID:HxMw5Anj
促されるままに指の腹で擦ったり転がしたりしているうちに、先端の形がはっきりとしてくる。
膨らんだそこをまるで花芽のようだと思いながら、ペテロは空いたままだった手をもう一つの乳房に伸ばした。
力を入れ過ぎぬよう気をつけながら、強く弱く揉みしだく。
「はぁっ…」
その動きにパウラが息を吐いた。また力を込めすぎたのかと慌てて手を引くペテロの腕を優しく捕まえ、パウラは
首を横に振った。
「大丈夫です…。続けてください」
ペテロの顔を見る彼女の瞳は潤み、白い頬に赤みが差している。拙い自分の愛撫にも反応しているとその目が
語っていた。
女を喜ばせることは自分にとっても喜ばしいことなのだと、ペテロは悟った。
再び双球に手を這わせ、硬く立ち上がった先端を擦り上げながら、掌全体で乳房を捏ね回す。
徐々にパウラの呼吸が速く浅くなってくる。
「局長…此処、舐めて頂けますか」
指で攻めている部分を示され、ペテロは躊躇なくそこを口に含んだ。
口付けたときのようにたっぷりと唾液を舌に絡め、塗りつけるように舐め上げる。
「うンっ…」
鼻にかかる声でパウラが呻いた。
先程までの穏やかな表情からは想像もつかぬ、興奮した――甘い声。
その響きを聞き、またペテロの腰に熱が溜まって行く。
「…声を」
「…はい?」
「その声を、もっと、聞かせてくれ…」
一瞬、目を見開いたパウラは、口元を僅かに綻ばせて頷いた。
144名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 16:31:27 ID:nlPFv732
続きまだかな〜〜〜
ドキドキ ワクワク テカテカ
145名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 00:52:04 ID:hIxtPL33
ふたりがらしくてイイ!!
続きお待ちしています
146名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 20:34:11 ID:oQatjPUk
110さん、放置プレイですか???
147ペテロ×パウラ11:2005/08/30(火) 22:22:58 ID:AHzTidAR
>>140-143続き

「ええ、これから嫌というほど聞かせて差し上げます。ですが、その前に――」
「前に?」
「今度は、私の番です」
何の順番なのかと聞く前に、パウラの手がペテロの鎖骨へと伸びた。そのまま胸板から脇腹へと
筋肉の形を確かめるようにゆっくり撫で下ろす。
パウラの動きを妨げぬようにペテロが身を起こすと、パウラは一度立ち上がった。
ペテロの肩を掴みソファへ座らせ直すと、その脚の間に膝を下ろし、ペテロの腰のベルトへ手をかける。
「おい、何を…」
戸惑うペテロを上目遣いで一瞥すると、パウラはベルトを外し、服の隙間から手を差し入れて彼のものに触れた。
「うっ…」
「ああ、もうこんなに張り詰めていらっしゃる……今、楽にして差し上げます」
そのまま前を寛げて目的のものを取り出し――パウラはその大きさに目を見張った。
「これは――」
ペテロの体躯からある程度予想はしていたが、これほどまでとは思いもよらなかった。
それが自分の胎内に入った時の事を想像して、頬が火照る。
「な、なんだ? 某のものはどこかおかしいのか?」
「いいえ、おかしいなんて、そんな事は――素敵ですわ」
つい本音を漏らしてしまい、パウラはごまかすように先端を口に含んだ。
幹を両手で包んで扱きあげ、裏筋をゆるゆると愛撫する。
途端にペテロが息を詰める。
歯を当てぬよう気遣いながら深く咥えこむ。舌でねぶると、口の中でペテロのものがびくびくと跳ねた。
手を動かすごとに徐々に大きく硬くなっていくものを、含んでいるのが辛くなってきた。
限界まで口を開いて喉の奥までそれを飲み込み、きつく吸い上げる。
「ま、待て、そんなにしては……くうっ!」
パウラの動きを止めさせようと彼女の肩を押した弾みに、口に含まれていたペテロのものが引き抜かれる。
柔らかい皮膚の上を勢いよく走り抜けた唇の動きに耐えられず、ペテロはパウラの顔に向けて精を吐き出した。
髪に、額に、頬に自分の出したものをこびり付かせたパウラを、射精の虚脱感の中で呆然と見下ろす。
気をやったのはペテロだというのに、パウラは恍惚と目を閉じていた。伏せられた瞼の横、目頭のくぼみに
白い体液が溜まっている。
パウラが、今まで口の中にあったものの温度が移ったかのような熱い息を吐き出す。
彼女の通った鼻筋に沿って、溜まった精液が一筋伝い落ちた。
148ペテロ×パウラ12:2005/08/30(火) 22:23:38 ID:AHzTidAR
「あっ! す、すまん!」
ペテロは慌ててパウラの顔についた自分の精をぬぐった。
指ではぬぐいきれないそれを将校服の袖口で拭こうとしたペテロだが、パウラに「制服が汚れます」と
止められた。パウラは取り出したハンカチで自分の顔とペテロの指を綺麗にしていく。
「口の中に出してくださっても結構でしたのに」
「な、何!? しかし、そんな事をしたら君が苦しいだろう」
男の指についた精液を丁寧に拭き取りながらパウラが言うと、先程から驚いてばかりのペテロが、またも仰天した。
「大丈夫です。飲み込んでしまいますので」
「………」
涼しい顔をして答えるパウラにもう何も言えず、彼はすっかり綺麗になった手で顔を覆った。
常に前しか向かない彼には珍しく、溜息など尽きたい衝動に駆られる。
互いに武器を取っての打ち合いと勝手が違うとはいえ、一本取られてばかりの自分が情けない。
ハンカチを収めたパウラが、立ち上がって尼僧服を脱ぎ始める。その動きを額に当てた指の隙間から
盗み見ながら、ペテロは腹を決めた。
神は「右の頬を打たれたら左の頬も差し出せ」と言われるが、いつまでも打たれ放しなのはやはり性に合わない。
勝つことが敵わなくとも、せめて一矢は報いてやりたかった。
身に着けているものを全て脱ぎ終え、白い裸身を晒したパウラを抱き寄せる。
「あっ!?」
急に積極的になったペテロに驚いたのか、パウラは小さく叫び声をあげた。その様子に少しばかり溜飲を下げて、
ペテロは無理やりパウラをソファへと押し倒す。
「くっ」
クッションの効いた座面ではあるが、勢いよく押し付けられればやはり衝撃はある。
背中に響いた鈍い痛みにパウラが怯む。その隙にペテロは上半身に纏った衣服を脱ぎ捨て、再び彼女を
組み敷いた。
「…随分と強引ですね」
パウラが硬い声を出した。乱暴にしたから怒ったのだろうかと僅かに後悔する。
しかし、どうせ自分は「優しく」とか「細かく」などという言葉とは縁がないのだ、とペテロは開き直った。
何をするのかと訝しげに睨み付けるパウラに、反撃開始を告げる。
「先程は君の番だったのだろう? ――順序から言えば、次は某の番だ」
言うや否やパウラの両膝に手を掛け、脚を開かせた。
149ペテロ×パウラ13:2005/08/30(火) 22:24:16 ID:AHzTidAR
それは扇情的な眺めだった。
乳房の頂点の時は花芽のようだと思った。
その例え方を引き継ぐならば、こちらは花そのものだ。
重なり合った花びらの間からは透明な蜜が溢れて、濡れ光っている。
花弁の奥から男を誘う甘い匂いを発し、獲物を捕らえて食う――食虫花のようだ。
「局長、私は結構ですから」
ペテロが何をしようとしているのか悟ったパウラは、咄嗟に脚を閉じようとした。しかし、ペテロに両太腿を
下からがっちりと抱え込まれてしまう。
正直、ペテロにここまでさせる気はなかったのだ。
自らがリードすると告げた事もあったし、なによりこの男の――自分の秘所を食い入るように見つめている
ペテロの、友人達からの頼みもあった。
「女を教えてやってくれ」と言われたからには、持っている手管を余すことなく彼の為に使ってやろうと思っていた。
自分が楽しむ必要はない。そう考えていたのに、いざ男の視線をそこに感じると、期待に身が震えた。
既に露のにじむそこに新たな蜜が湧き上がる。
それを恥じるようにパウラは身を捩り、ペテロの視界から逃れようとした。
「某の番だと言ったはずだぞ」
だから大人しくしていろ、とでも言いたげなペテロの目がパウラを見上げる。
これがつい先刻まで戸惑いうろたえていた男かと疑うほどの、鋭い目だった。
その視線に飲まれてパウラの動きが止まる。
それでいい、と頷き、ペテロはパウラの秘所へと顔を寄せた。
彼女の髪よりやや強い質の草むらに鼻先をくすぐらせながら、花弁の合わせ目の辺りをひと舐めする。
「んんっ…」
パウラが抑えた声を出した。
そのあともペテロの動きに合わせて、短いながらも確かに興奮した喘ぎを漏らし続ける。
初めは勝手が解らずにむやみと舌を泳がせていたペテロだが、ふとした拍子に花びらの中へと潜り込ませた
舌の先に突起を捕らえる。――瞬間、パウラが高い叫びを放った。
「ああっ!」
どうした、とはもう問いかけなかった。聞かずとも、熱く火照る女の身体が興奮していることを伝えてくる。
嬌声をもっと聞きたいというただそれだけを考えて、夢中で突起を舐めしゃぶる。
「ひッ! あっ、ああぁっ!」
花びらの奥にあったこれは、さしずめ雌しべとでも例えようか。
ちらりと頭の隅にそんなことがよぎるが、絶え間なく上がる艶声にすぐさま押し流されて消えた。
150110:2005/08/30(火) 22:25:21 ID:AHzTidAR
>>146 orz

こまごまとしたうpで申し訳ないです。
一応あと2回くらい投下したら終了する予定。

…すいませんさすがに「このペテロ一生の(ry」は入れられませんでs(ry
151名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 23:01:29 ID:pkZLJIlR
!!続きキタ!!
152名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 17:17:28 ID:9GmqEjRK
キタ――――――!!
GJです!!
攻め攻めな局長がツボですた!
153名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 14:59:14 ID:ESPDusOK
保守がわりに疑問をひとつ提示してみる。
ペテロの髪は水色だが、下の毛も水色なんだろうか?茨の宝冠で不精髭はやしてたけど、それも水色?
154110:2005/09/03(土) 23:51:33 ID:lArUYCnC
前回、あと2回ほど投下すると言いましたが
なんとかまとまったので一気に投下。
では続き+蛇足をドゾー
155ペテロ×パウラ14:2005/09/03(土) 23:52:09 ID:lArUYCnC
>>147-149続き

「あぁあっ!」
熱心な愛撫を受けて、パウラは一際高い声をあげ、昇り詰めた。
息を乱した彼女を見下ろし、ペテロは唾液と愛液に塗れた口元を拭う。
火照った身体は少し汗ばみ、脚に布地が纏わりついた。煩わしげに残った衣服を脱ぎ捨てると、
またパウラに覆い被さって行く。
一度果てた彼自身は、女体を翻弄しているうちに再び勢いを取り戻していた。
「パウラ、良いか?」
ひとつになりたいと囁き、己のものを花びらに擦り付ける。
敏感なところを探られ、パウラは身を震わせた。達したばかりだというのに、再び腰の奥が疼く。
「ええ、私も――あなたが、欲しい…」
ペテロのものに手を伸ばし、幹を優しく握って、自らの入り口へとあてがう。
パウラに導かれながら、ペテロは切っ先を彼女の中へ潜り込ませた。
初めて感じる女の胎内は熱く、そして心地よかった。
「ああ、凄い…」
二人の口から同じ言葉が漏れる。
パウラもまた、内部を圧迫するものの熱を感じていた。
狭い空間を押し広げながら進んでくるそれは、今まで受け入れたもののどれよりも逞しい。
やがて、全てを納め終えたペテロが深い息をついた。
隙間なく覆うパウラの襞に包まれていると、なんともいえない安心感があった。
だが、それだけでは――安らぎだけでは足りない。
もっと彼女を感じたい。
少し腰を引き、また奥まで突き入れる。
「あうっ!」
パウラが叫んだ。ペテロの腰から背骨に沿って、快感が電流のように駆け上る。
先端で、幹で、根元でパウラの圧力を感じながら、ペテロは刺激を追い求めて同じ動作を
繰り返した。
156ペテロ×パウラ15:2005/09/03(土) 23:52:48 ID:lArUYCnC
無心で腰を打ち付けるペテロに身体を揺さぶられ、パウラが苦しげに顔を歪めた。
「くっ…局長、もう少し、ゆっくり…」
いくら蜜が滴るほどにほぐれているとはいえ、ペテロの剛直に馴染むには時間がかかる。
まさに抉られるという言葉が当てはまるその動きに、ついて行く事が出来ない。
「…すまん、もう…止められんっ」
謝るとペテロはパウラの脚を抱え直し、己のものをより深く突き立てた。
「くぅ、あぁぁあっ!」
悲鳴が上がった。
パウラが苦しんでいると解っていながら、ペテロは自分を止める事が出来なかった。
隙間をこじ開け、つき当りに何度も先端を叩き付け、思うさま彼女を蹂躙する。
激しい律動に耐えるため、無意識にパウラの指先がソファの革を引っかく。
その感触は余りに頼りなかった。もっとしっかりしたものを求めて腕を伸ばし、ペテロの背に指を
這わせる。
少しずつ、内部がペテロに慣れて行く。
突き上げてくる動作へ応えるように、自然と腰を回しだす。
口から漏れる声には苦鳴以外のものが混じり始めた。
繋がった場所からは再び蜜が流れ出し、二人が動くたびに卑猥な水音を立てている。
滑りが良くなったためか、ペテロの動きがより早くなる。
ペテロの求めて止まない甘い悲鳴が、耳元で上がった。
背中に回されたパウラの指に力が篭る。
絡みつく襞の感触に耐えられず、ペテロは呻き、熱い奔流をパウラの中に放った。
その迸りの熱を最奥で感じ、パウラも果てる。
内壁がゆるやかに蠕動して、胎内にあるペテロのものを締め付けた。
精を吐き出してもまだ大きいそれの形をはっきりと感じながら、パウラは荒い息をついた。
157ペテロ×パウラ16:2005/09/03(土) 23:53:22 ID:lArUYCnC
後始末を済ませて、パウラは下着を身に着け始めた。
肩から将校服を引っ掛けただけのペテロは黙ってそれを眺めていたが、突然何かを思い出したように
彼女に話しかけた。
「ああ、言い忘れていたのだが」
「何でしょうか」
「いや、『頼もしい』の続きだ」
パウラは首を傾げたが、それが新任の挨拶をしていた時の続きだと気付く。
疑問が解けた顔のパウラに向き直り、ペテロは深々と頭を下げた。
「――これから先も、よろしく頼む」
ペテロのつむじを見ながら、パウラは不思議な思いに囚われる。
男女の仲とは、例え初めて出会ったばかりなのだとしても、睦みあった後は妙に気安くなるものだと
思っていた。
パウラ自身、事の後で相手の男が急になれなれしくなったのを、幾度も経験している。
だがペテロの反応は、これまでの男達とは違っていた。
最後には欲望のままに動いて彼女を翻弄したくせに、いざ終わってみると、再び堅苦しい鎧を纏って
生真面目に礼などしてみせる。
しかし、その生真面目さがかえって好ましかった。
パウラから答えが返ってこないのを不審に思い、ペテロが顔を上げる。
「何かおかしい事を言ったか?」
「いえ」
この日、幾度目かになる彼の質問を、優しい声で否定する。
そしてパウラは、初めに見せた時と同じ穏やかな顔で笑い、一礼した。
「こちらこそ――よろしくお願いいたします」
158ペテロ×パウラ おまけ:2005/09/03(土) 23:53:58 ID:lArUYCnC
ある日の異端審問局内での会話。


マタイ(以下:マ)
アンデレ(以下:ア)

マ「…という経緯があったのですよ。かくて、局長殿が頭の上げられない人物は、副局長を新たに
  加えて4人に増えたというわけです」
ア「お、お二人の間にそのような事があったとは…、このアンデレ、まったく気付きませんでしたッ」
マ「まあ、それも無理ないですね。シスター・パウラがこのような事を吹聴して回るはずはないですし、
  局長だってさすがに隠すでしょうしねえ」
ア「ん? ならば、どうしてマタイ殿はお二人の事を知ることができたのです? ――はッ! まさか
  盗聴とか!?」
マ「………アンデレ君。世の中には君の知らない事がまだまだ沢山ありますが、知らなくていい事も
  沢山あるのですよ」
ア「(さ、殺気を感じる…)そ、そ、そうですか…」

この男には逆らわないでおこう。そう決心したアンデレだった。
159110:2005/09/03(土) 23:55:03 ID:lArUYCnC
以上。
レスくれた方々、ありがとうございます。
まわりくどい文章ですいませんでした。
ではROMに戻りますノシ
160名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 00:47:25 ID:7kRTUPE1
連載大変乙でした、勿論内容は乙一言じゃ済まないGJGJGJ!
まわりくどいどころか、事前の展開から事後の二人の描写に至るまで
すべてが良かった……
原作のエピソードにあっても違和感無さげな話だなあ。
でもってマタイコワスwww
ぜひともまたお願いします。
161名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 02:21:13 ID:jFZ8FO2E
うはwwマタイワロスwwww
GJ!GJ!!職人さんありがとうー!
162名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 02:32:33 ID:HHnxa7Q7
もう、ネ申の一言につきます!
マタイがらしくていい!!
てか、全員が「らしい」!!です
職人さんGJ!!
163名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 20:59:58 ID:Y4bgRVHq
大変楽しませていただきました。乙!
生真面目な局長が(・∀・)イイ!
GJ!ありがとう110サン!!
164名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 21:27:00 ID:vIF4f+IJ
微妙な位置まで落ちてきたので上げてみる。

これだけでも何だから、女性キャラの名前を思いつく限りあげていってみようじゃないか。
とりあえず国務聖省から。

エステル・ブランシェ
カテリーナ・スフォルツァ
ケイト・スコット
カーヤ・ショーカ
えーと、「ブラックウィドウ」の本名ってなんだっけ?
165名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 21:40:23 ID:IA6ln6gx
もにかあるじぇんと・・?だっけ
166名無しさん@ピンキー:2005/09/10(土) 12:58:08 ID:5FIwSslP
>165 正解
>164 シスター・ノエルを忘れないでくれ
167名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 21:19:57 ID:PW0lGGzo
大学受験中にノエルの太ももにつられてRAMUを買った自分。

>>153
眉毛の色を参考にしようとしたが、何色か分からなかった。
やっぱ同じ体から生える毛なんだし、水色なんじゃないか?
168名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 02:14:53 ID:5mSRrDRu
>>153
>>167
おいおい、それ言い出したらアイスヘクセとかどうなるよw
紫の下の毛かよw
169名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 02:23:40 ID:jhe+I7Ri
ラドゥも青ってことになるな。脱色してるアストさんは見当がつかん。
170名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 20:27:35 ID:iJyrXjpO
それじゃあエステルは赤か。
171名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 20:42:00 ID:ddxEJ5CG
けったいな髪の色のやつはみんな脱毛処理してることにすれば無問題。
ソ○エ使ってワキ処理しているエステルを想像した俺は…負け組かもしれん。
172名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 22:22:50 ID:U4F/nzEq
これまでの流れを読んで、ようやく世間から見たカテリーナ様を理解出来たよ…


いや、俺の中では最強最高の女(ツンデレ属性)だったからさ…チラ裏すまん。
173名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 17:46:36 ID:Nj+SftQn
俺の中のトリブラ女キャラ性格付け一覧表

1 典型的ツンデレタイプ     エステル
2 包容力抜群お姉さまタイプ   ノエル
3 母性本能溢れるタイプ     ケイト
4 お供させてくださいタイプ   カテリーナ、アスト、パウラ、メアリ
5 外見ロリ中身は小悪魔タイプ  セス、ミルカ、カーヤ
6 女王様            ジェーン、ヘルガ、モニカ

…と思ってたんだが、確かにカテリーナもツンデレかもしれん。
174名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 02:20:30 ID:KNvNay2u
ああー、カテはツンデレかもな。
今まで興味無かったのに、カテ受け小説サイトを発見してから一気に気になるあの子だよ…
175名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 20:45:43 ID:2kKmnYmP
172のチラ裏に何かが目覚めました
フオォォォォッォォォッォォッォォーーーーーーーーーーーッ
176名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 02:12:35 ID:kANTxe+D
>>175
なんだかワロタ


カテ公がツンデレの場合、お相手は阿部とかだよなぁ
トレスじゃツンデレできなっぽ。
177名無しさん@ピンキー:2005/09/19(月) 02:41:06 ID:DiRhaPVd
いや、トレスあのままでもカテが勝手にツンデレしてればツンデレじゃないのか?
何もトレスがカテに萌える必要はないだろうし
178名無しさん@ピンキー:2005/09/19(月) 02:51:18 ID:ku79UI/e
カテが涙を見せるのも取り乱すのも下着姿を平然と晒せるのも基本的にトレスだけ
ツンデレとは少しずれるがこれはこれで萌えるシチュエーションだと思う
いっそ目の前で一人えtt   y=-( ;゚ロ゚)・;' ターン

コミック5巻買ったんだがエステルにまで下着姿で接される機械化歩兵ワロス
179名無しさん@ピンキー:2005/09/19(月) 13:39:47 ID:N98fqeaK
数字板にもスレあるかと思ったがないんだな。

トレスの前で一人遊びなカテ…敢えて邪魔しないトレスとかだったら萌えるw
180名無しさん@ピンキー:2005/09/19(月) 13:59:16 ID:eMUI/2au
数字板と同人板はラノベ総合だな
単独スレあってもそこまで回らなさそうだしな
コミックが人気上昇してるぽいから
ラノベじゃなくてメディアミックスとしてなら独立できそうだが
181名無しさん@ピンキー:2005/09/19(月) 19:15:38 ID:2BdiDhwG

誰かトレカテくれくれ。
182名無しさん@ピンキー:2005/09/20(火) 00:08:14 ID:+TOoH6Ki
アベ←カテ←トレ見たい
微妙か…
183名無しさん@ピンキー:2005/09/20(火) 00:12:26 ID:SlWz+TT7
「トレス神父、いつものようにお願いできますか?」
「肯定(ポジティヴ)。本日の展開についての希望入力を要請する、ミラノ公」
「は、激しくしてください……」
「了解(ポジティヴ)。常駐思考を熱烈合体にリライト。性交開始(コンバット・オープン)」
「ああっ! そ、そんないきなりっ!」
「グラインド角修正。往復軌道を最適化。リミッター解除」
「やっ、だめっ、激し、すぎっ!」
「過去のデータからの推測により、今の発言は虚偽と断定。注挿続行」
「お願い、ですっ、少し、ゆっくりっ、っあぁ!」
「仮想性感が限界を突破。擬似精液発射まであと5秒」
「だっ、駄目です、中はっ!」
「0.27秒遅い。発射(ファイア)」
「あああぁん!」

こんなんでいい?>>181
184名無しさん@ピンキー:2005/09/20(火) 00:20:04 ID:WFATO2V2
>>183
こんな夜中にえらい勢いでふきだしてしまったじゃねーかw
でもGJ!www
185名無しさん@ピンキー:2005/09/20(火) 00:27:39 ID:pngoG5ul
すげーGJ!!wwwwww
噴出したけど頷ける展開w
186名無しさん@ピンキー:2005/09/20(火) 07:37:55 ID:fsp8UhPN
超GJ!
さしずめトレスのアレはM13並か?www
187名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 00:12:15 ID:AKOQ/Rq6
そういう機能を嬉々として搭載して
メンテナンスの時にメモリーに記憶させていたデータを
DVDに焼いている教授を妄想した>>183
188名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 01:41:22 ID:15BCoX5w
>>183
熱烈合体禿ワロスw
189名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 01:57:56 ID:rgR1z+N/
素朴な疑問なんだがこのスレって結構人いるのかね?
人数が多いとネ申も増えると思うんだが少ないと比率でネ申自体も少ないんだろうか、と。

それより何より>>183GJ!そしてワロスwwww

自慰中にケイトさんに目撃されるカテとか、
トレス来ても気にしないカテとか妄想してワロス。
190名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 12:06:57 ID:96jlsEBt
>>183
超ワロス さりげなく?リミッター解除してる所がなんともwwwwww
191名無しさん@ピンキー:2005/09/22(木) 08:45:06 ID:Xc92uKiA
>>189
このスレを回してるのは10人前後のような気が
192名無しさん@ピンキー:2005/09/22(木) 08:47:57 ID:Xc92uKiA
途中で書き込んじゃったよ。すまん。
10人前後の人が書き込みしていて、他はただ見てるだけって人が多いんじゃないかな。
193名無しさん@ピンキー:2005/09/24(土) 21:57:25 ID:gz7iz8m7
転寝してたら夢にアベルとアストが出てきた。
何かの縁かもしれんのでアベル×アストを希望、とか言ってみる。
194名無しさん@ピンキー:2005/09/24(土) 23:02:09 ID:Q6AKIHbH
むしろアスト×アベル
195名無しさん@ピンキー:2005/09/24(土) 23:04:42 ID:KUlQZ1GM
強引なアストにたじたじとなるアベル
196名無しさん@ピンキー:2005/09/25(日) 15:03:26 ID:a9AcAw2c
誰かケイト萌えをくれ
197名無しさん@ピンキー:2005/09/25(日) 23:06:07 ID:33DGM+IK
折れもアスタローシェたその夢みたw
超かこえかったw
198名無しさん@ピンキー:2005/09/25(日) 23:42:18 ID:zXfTNwx3
ここでアスト×イオンをしょもんぬ
アベルもエステルも死んだ世界で慰めあうかんじで。
199名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 13:37:18 ID:4xFPKhui
イオンとだったらアストよりも絶対エステル!!
200名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 00:26:23 ID:vQZf2lL4
ケイト!若ケイト!萌えぇ!



そういやCANONで読んだんだけどケイトとレオンて同い年なのな
漫才夫婦っぽくて好きだ
201名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 01:30:35 ID:nPK3lhiU
>漫才夫婦
やべっ、萌えちまったじゃねーか
202名無しさん@ピンキー:2005/09/29(木) 23:20:53 ID:JIXuaSbs
イオエス希望!!!!
最近この二人にめっちゃはまってる!
203名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 14:48:55 ID:kf01JwtN
エステルはいい
優しいしトリブラの中だったら一番萌えるんじゃない?
204名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 22:27:22 ID:sNEMTT6J
カテ公萌え。
枢機卿だからガチ処女か、でなきゃ地位と権力集めるために身を売ったか、
どっちでも萌え。
205名無しさん@ピンキー:2005/10/01(土) 01:24:49 ID:rNzrvyOC
俺は逆に☆はなんかだめだ、らんま1/2のあかねみたいなの全般が受け付けない
206名無しさん@ピンキー:2005/10/01(土) 02:08:35 ID:LYr7Nxzr
そういう時は否定じゃなくて自分の萌えキャラを挙げるんですよっと>>205
というわけでアストさんハァハァ
207名無しさん@ピンキー:2005/10/01(土) 18:27:43 ID:E+rWQvUo
ペテロハァハァハァハァハァ
208名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 01:56:54 ID:Dm0EEWjN
ハードゲイ キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!! >207
209名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 02:30:53 ID:hlfyXFo5
ケイトたんハァハァ
ノエルたんハァハァ
210名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 02:39:20 ID:ir0nPLaC
トレスハァハァ
211名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 10:30:56 ID:jNIbHSYR
ボルジアハァハァ
212名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 10:48:24 ID:vzeGcTPV
マニアだなお主>211
213名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 11:08:18 ID:hlfyXFo5
パウラハァハァ
214名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 17:27:16 ID:wVwptsMG
イエスハァハァ
215名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 17:33:40 ID:t6St+r+p
イエス?
216名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 17:56:38 ID:an6JAlZo
リリスハァハァ
217名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 21:18:15 ID:7jN27qry
ペテパウハァハァ
218名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 01:31:20 ID:PMCPKMfu
おお、ネ申よ、このハァハァまみれのスレ住人の渇望をちょっとなんとか叶えてください・・・・・・
219名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 07:32:14 ID:5ihJUrun
ネタだけ投下ってアリか?


何とか自分でも文章にしようとしてるものの上手く行かないorz
220名無しさん@ピンキー:2005/10/04(火) 00:59:41 ID:XNjuARY+
アリだと思うよ。ネタだけでも投下してみては?
221名無しさん@ピンキー:2005/10/04(火) 18:46:54 ID:PFaUSzdJ
ネタ投下汁
222219:2005/10/04(火) 22:32:09 ID:RqRP281Z
アベルの代わりに毎晩毎晩カテリーナに付き合わされてるトレスがキレてレイープ。

……みたいのを考えてるんだが、トレスが難しいんだよな…
223名無しさん@ピンキー:2005/10/04(火) 23:00:27 ID:b8NGMuyN
それだったらキレるよりウィルス感染で思考が狂うとかの方が自然かもね
記憶あったら後で自害しかねないからその場限りとかで
224名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 10:50:05 ID:d+qDRAPr
期待しつつ待つ
225219:2005/10/05(水) 20:15:24 ID:NbAiFNLD
>>223
それいい感じだな、アドバイスありがとう。
かなり遅くなるかも知れんが頑張ってみるよ。
226名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 23:11:01 ID:aS9dlxmv
なんつーかカテはそんなに性欲旺盛なイメージがしないのであんまりエロパロ浮かばない。
でもカテエロが読みたい俺にとって、>>223はおいしいネタですた
227名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 18:07:39 ID:lkyHZadg
あ、漏れもそうだった。>>226
ミラノの恋愛はプラトニック先行しそう。そのぶん激情的になりそうな。
228名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 15:36:19 ID:xfKMV3Az
>>222
いつもどおり冷静に事に及ぶトレス、カテの反応がいつもと同じで時系軸認識にバグ発生

その所為で動きが抑制されない

カテの反応が変わった事によりバグは収まるがカテに続行を指示されて後悔も何もせず

とか。
229名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 10:38:59 ID:BdkhgZN1
>>225
楽しみにお待ちしております
230名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 23:28:14 ID:lYLGI92A
>>228
すまん、読んでもなんかよくわからんかった。
231名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 23:59:03 ID:xAUL4Wr9
え?そのまんまやん。何がよく判らないんだ?
232名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 17:59:21 ID:3h9lFXNq
俺も最初はよくわかんなかった。なんつーか、言葉が足り無すぎる。
233名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 19:50:20 ID:njy6SrvQ
誰か…
エステルさんのSSを…
早く…
234スレ汚しスマソ。:2005/10/12(水) 13:50:00 ID:Zai9FKub
エステル→エ
レオン→レ

エ「イクス神父の手って大きいですよね」
レ「デケェのは手だけじゃねぇかもしんねぇがな?」
エ「……へ?どういう事ですか?」
レ「お?知んねぇのか、男のブツのデカさは手のデカさと大体比例すんだぜ?(ニヤニヤ)」
エ「なっ……!!?」
レ「何なら証拠見せてやっても……」
エ「キャーッ!?ちょ、何ジッパー下ろ始めてるんですかっ!?」
レ「目で見た方が早いだろうがよ(ニヤニヤ)」


トレス「…………?」
カテリーナ「如何しましたガンスリンガー?」
トレス「………ネガティブ」




手とブツの話を聞いてすぐにこのネタが思い付いた。
235名無しさん@ピンキー:2005/10/13(木) 02:41:34 ID:v2ThTkeh
せくはらGJ!!
236名無しさん@ピンキー:2005/10/13(木) 03:18:26 ID:C4d7Pm/Q
トレスの反応GJ!!
237名無しさん@ピンキー:2005/10/13(木) 23:49:08 ID:TKSmdb/d
エステルたん……
238名無しさん@ピンキー:2005/10/14(金) 19:12:16 ID:WDjLD/8g
エス厨うざいよ
239名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 00:53:58 ID:PVWJnb2k
じゃあアストさん(;´Д`)ハァハァ
240名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 01:50:45 ID:tutOnoON
ケイトたんハァハァ
パウラたんハァハァ
秘書系ハァハァ
241名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 02:07:07 ID:y2CDPaA0
トレス、機能的にいらないんだからツルリンペタンな可能性があるのか…?ガクガクブルブル
242名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 02:57:08 ID:A/vXXAw6
必要に応じたアタッチメントが
243名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 13:24:38 ID:wrzYAC3F
いや、でも人間じゃないことがバレちゃヤバい任務もあるだろうから付いてるだろ。
244名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 14:38:54 ID:BLm8ZrT7
出すような場面があるかどうかが謎だけどそこはご都合でなー
ゼペットの趣味次第、WWWの気まぐれ次第とか
245名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 18:13:40 ID:LkBEYQEj
>>243
>人間じゃないことがバレちゃヤバい任務

風俗店への潜入捜査とか
公衆浴場視察中の聖下の護衛とかか?

「し、神父トレスのって、すごく大きいんですね。
 ぼ、僕のものとは大違いで、うらやましいです」
「否定。陰茎の評価は質量の大小ではなく、
 それを扱う者の技量によって決まると判断する。
 聖下が危惧する必要はない」
「そ、そうですか、なんだか自信がつきました。
 ありがとうございます」
「肯定」

そして女湯でこの会話を聞いて顔を赤らめるカテリーナ。
246名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 00:00:20 ID:GAalY9ed
カテ様(;´Д`)ハァハァ
247名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 21:07:20 ID:XD7J1dVI
ずっと気になってたんだが、一体ならまだしも、同じ顔が十体もそばにいてゼペット氏は頭痛くならなかったんだろうか……
それとも、男だらけのハーレムに興味がうわ何をす(ry
248名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 21:16:40 ID:w5X4XV27
顔だけじゃなくあの喋り方が10人いたら結構大変
249名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 22:45:13 ID:oZa3o+6O
>>245さんのつづき

「な、なんだか気が楽になったような気がして嬉しいです。神父トレス。
も、もうちょっとよく見せていただいてもよろしいですか?
ぼ、僕も大人になったらこんなふうになれるんですよね?」
「肯定。教授曰く、標準仕様にしているとのことだ」
「あ、れ? …そうなのですか」
「何か気になる点が? ならば報告の入力を要請する」
「う…ん、神父トレスは大人なんですよね?」
「肯定」
「かた、形が僕のものと同じです…ね。
おと、おと…大人の人の形はもっと違うと思っていました」
「否定。質問内容が意味不明だ。
今後の質問については神父ワーズワースに直接確認することを推奨する」
250名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 02:04:14 ID:tiKsTb10
こらこらこらこらwww
251名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 22:26:26 ID:xCNX0vjC
>>247
「ポジティヴ」
「ポジティヴ」
「ポジティヴ」
「ポジティヴ」
「ポジティヴ」
「ポジティヴ」
「ポジティヴ」
「ポジティヴ」
「ポジティヴ」
「ポジティヴ」



(((((;゜Д゜)))))
252名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 03:22:18 ID:frlGdmkG
「「「「「「「「「「ポジティヴ(10体分)」」」」」」」」」」

こうかも知れない
253名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 16:37:46 ID:Mb4GmDao
>>247
「ポジティヴ」
「ポジティヴ」
「ポジティヴ」
「ポジティヴ」
「ネガティヴ」
「ポジティヴ」
「ポジティヴ」
「ポジティヴ」
「ポジティヴ」
「ポジティヴ」
254名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 01:16:09 ID:Rv8n148N
>>253
ワロスw
255名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 01:52:27 ID:/c6cyb7y
>>251
「0.52秒遅い」
「ネガティブ、0.53秒だ」
「ネガティブ、俺の計測機器系列に異常はない」
「ネガティブ、どちらも不正確だ。正確には0.51秒の遅れだ」


こんなのが延々続く方が嫌だ。
256名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 02:15:42 ID:8CcNGKoa
今更だが。
流れからして、どうもこのスレの男って俺だけっぽい。
257名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 02:41:54 ID:UZcGbWiJ
>>256
安心汁。ここにもう一人いるぞ。


そんな俺は、モニカテが読みたいのである。
258名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 02:51:18 ID:C3JMjxch
女でもモニカテは読みたいぞ。
259名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 13:25:28 ID:63afQ/hB
トレス×モニカもいいなぁ…
260名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 17:00:00 ID:Wp70NGU/
トレモニは俺もキボン(;´Д`)ハァハァ

ここしばらくの流れからするに、トレスってエロパロ的にネタにしやすいキャラなのかね?
261名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 22:21:57 ID:xW14vMWF
エロパロ的にというかオタ好みのキャラだとは思う
262名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 01:41:45 ID:2gSSVNxj
いや、原作自体g

悪い意味じゃなくてな?
263名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 15:02:58 ID:42RKZx1G
ネタにしやすいものの上手く書かないとギャグになるという諸刃の剣
264名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 23:28:38 ID:4rrFP+7w
アニメ板で挙がった局長のドリちんネタを置き土産しに来ました。
265名無しさん@ピンキー:2005/10/22(土) 18:14:53 ID:6ybtCxS5
ドリちんは局長よりもむしろトレスの方がふさわしい気ガス
266名無しさん@ピンキー:2005/10/22(土) 19:24:04 ID:dHv3UBq/
そっそれは・・・・!
肉体を鍛えすぎると大事なところは小さくなると言っているのか・・・!!!1!!
267名無しさん@ピンキー:2005/10/23(日) 02:02:27 ID:O1wqrXKT
>>266
そんなはずはない。
肉体が逞しいならば、ブツもそれに見合った逞しいものになるはずだ。
というか逞しいものであってくれ。

ところで219氏のトレカテSS投下マダー?
ワクテカしながら待ってます
268名無しさん@ピンキー:2005/10/23(日) 13:35:29 ID:VWKppqc8
上に同じくw

ドキムネ
269名無しさん@ピンキー:2005/10/26(水) 18:18:37 ID:CGD1gjuW
職人降臨祈願age

このスレに九条版アストさんの美乳を拝んだヤシはおらんのか。
あすかを買えない俺のために誰か詳細キボン。
270名無しさん@ピンキー:2005/10/26(水) 20:57:31 ID:Kk67HfD0
どうでも話だが
俺みたいなロレッタ好きは少数派?
271名無しさん@ピンキー:2005/10/27(木) 11:47:33 ID:+ctWmrwD
>>269
少女漫画雑誌を買うのが恥ずかしいっちゅー気持ちはよくわかる。
……と、エロ本に挟んでレジに持っていった俺が同情してみる。

表紙から本編まで、乳満載のまさに乳祭りだから買って損は無いはず。
ちなみにアストさんの乳はちゃんと湯に浮いてた。
272名無しさん@ピンキー:2005/10/27(木) 17:30:03 ID:DujDby8n
>>269
美乳は拝んでないけど、ミニスカなら拝みますた(*゚∀゚)=3
273269:2005/10/27(木) 19:33:07 ID:GmCyBa9Z
>>271-272
乳祭りとミニスカの言葉にしんぼーたまらなくなって、勇気を出して買ってみた。
えーと、その、なんだ。

  _  ∩
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
 ⊂彡


おまいら、背中を押してくれてありがとう。
我 が 人 生 に 悔 い な し。
274名無しさん@ピンキー:2005/10/29(土) 16:28:12 ID:nFlFoH7x
>>174
カテ受け小説サイトってどこだ、教えてくれ
275名無しさん@ピンキー:2005/10/30(日) 05:48:47 ID:HUJOXEBi
流れぶった切って悪いが、
前からこのスレの猛者たちに聞きたかったことがある

女体化とかどうよ?
276名無しさん@ピンキー:2005/10/30(日) 06:20:55 ID:P9NiZagn
>>275
個人的には勘弁してほしい。
いくら女体化といっても結局は801だし。
277名無しさん@ピンキー:2005/10/30(日) 13:31:17 ID:Y23RXQPH
男の顔で女体化って、正直受け付けないなぁ
女体化設定って声も女声になってるの?
野太い声でアンアン言われてモナー
278名無しさん@ピンキー:2005/10/30(日) 14:08:17 ID:vFyl90Mb
>>277
怖いもの見たさで
伊達獅子が女体化して後家蜘蛛が男性化するなら読んでみたいかも
279名無しさん@ピンキー:2005/10/30(日) 14:25:13 ID:HUJOXEBi
>>277
トリブラの2次創作サイトで一時期女体化が流行っていたが
どのサイトも完全「女の子」化だったよ
てかそれが女体化なんじゃないのかw
280名無しさん@ピンキー:2005/10/30(日) 15:18:50 ID:rYTUexRG
自分は女体化は
最初から女設定なのか突然女になるのかにもよる。
最初からならなんとか。後者じゃただのマイナーなヤオイだ。
キリングドールズが皆女だったら…とかな。
281名無しさん@ピンキー:2005/10/30(日) 15:55:40 ID:9/kmJEoL
女体化流行ってた時みて、女装と違い自分は結構どころかめちゃくちゃ萌えた。
殆どが最初から女設定ぽくて、中にはエロ絵・文もある。
見かけたのはトレスがもっとも多くて、次ペテロ。
中にはマタイとアンデレとドゥオもみかけた。
一つを除いて最近どこもかいてないのがすごく残念だ。
ていうか、みんな表立って女体化してることをかかないので
801サイトの中から発掘するの必死。
282名無しさん@ピンキー:2005/10/30(日) 19:10:00 ID:qRRediHY
その手のネタでトレスが一番多いっていうのは、奴が機械だからなのか?
攻殻で素子が男になったりするのと同じ感覚なんだろうか。
283名無しさん@ピンキー:2005/10/30(日) 20:24:47 ID:FCDtjSoA
まあ人型ロボといえば女性体の方がスタンダードな感じはあるなオタク業界的に
284名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 00:23:20 ID:i5wxLNSK
なんかトレス受けのサイトで女体化が流行ったから多くなったみたい。
できれば次は巨乳女局長が流行ってほしい。My神のおっぱい萌え。
あとさ、トレスだと突然、機体だけを女体化にしてるとこあったんだけど、
やっぱり脳は男のままだしそれは感覚がやおいだって思ったっけな。
285名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 02:04:26 ID:sJ9GFjQN
>>284
なんか必死だなw
でも巨乳女局長はちょっと揺れた
局長が女キャラだったら間違いなく転んでいたと思うよ
286名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 05:50:28 ID:hKTKHkLk
あんなお馬鹿なキャラで女だったら大変だろうな
287名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 17:48:19 ID:ot8qLahF
>>274

参考までに
ttp://spiritual-cage.com/



女体化はもとが男だっていう前提があるからやっぱり801としか思えない。
よって、うけつけない。
288名無しさん@ピンキー:2005/10/31(月) 20:02:53 ID:hKTKHkLk
まぁ個人の自由
289名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 01:06:25 ID:1fv3FSye
そうか、自分は801は勘弁して欲しいが女体化ならまぁ大丈夫。
ただし先天性のみだが。何だその境界線は…

この流れを見ていたらラノベ板の初期吉田スレで
女体化祭りがあったのを思い出したな
ガルシア神父=ガテン系の姉御
になっていて吹いた。
290名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 02:12:46 ID:vGJELxWy
>>287

おおお、おかげで萌えれたよ…dクス!
291名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 04:44:23 ID:QegTv3FT
年増の女教授はとりあえずもらっとく。
292名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 07:42:02 ID:8LYNJ6+1
局長が女だったらパウラは男?
教授が女だったらカテ公は男?

そしたらアベルはアベリーナになりエステルは男になるのだろうか。
293名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 17:43:54 ID:JkYC9kqW
>>292
>局長が女だったらパウラは男

やばいよ禿萌えちまったよ、女体化萌え属性はなかったはずなのに。
オプションに男パウラがついただけでこんなに萌えるとは。

とりあえず新しい萌えに気づかせてくれてありがとう292よ。
294名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 20:25:55 ID:38mz7rXG
>>292



仄かに薄暗い異端審問局長室に、男と女の人影が一つずつ。

女性の方の美しい銀髪は腰にまで届き、将校服の下できつそうにしている胸元には、今にも弾けてしまいそうな程シワが寄っている。
一つ間違えれば男女の濡れ事を否が応でも想像させてしまうこの状況。しかし誰一人として止めに入らないのは訳があった。

「ぐ、ぐぬうぅ……」
「局長、歯ぎしりしながら呻くのはお控え下さい。局員達が怯えてしまいますし、そんな事をしても書類提出の刻限は変わりませんよ」

ギリギリ、どころか地響きも裸足で逃げ出す程の強烈な歯ぎしりと地の底から聞こえてくる様な呻き声。


ここまで書いて挫折した。男パウラ≒マタイやん……orz
295名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 23:06:11 ID:sEI1trEU
>>294
うおおお萌えー萌えー!
つ・づ・き! つ・づ・き!
296名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 23:24:08 ID:veCa7y+Q
お○かさんみたいなかんじだろうか<女局長
礼儀正しく淑女だけれど大雑把で猛進大柄女
297174:2005/11/02(水) 00:13:36 ID:GJzXwiX+
>>274
おお、今頃聞いてくれる方が現れるとはおもうてなかった!
個人的には>>287のリンクから「カップリング別」、「アベカテ」で
行った所の下から2番目の所で自分はミラノ公によろめいたよ。
298名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 01:55:28 ID:/hqtnJ4S
>>294
ありがとうありがとう、心が温かくなったよ
おっぱい・・・!

>>296
伏字に入る言葉が「ば」しか思いつかない;
299294:2005/11/02(水) 14:22:04 ID:2k158Uz8
調子乗って続き書いてたりするんだが、パウラって性別変わっても名前そのまんまでいいのか?ペテロはまんまでも何とかやってけそうな雰囲気なんだが、パウラはさすがに名前出さなきゃ書けなさそうなんで、女性名→男性名にすべきなのかな、と。
TSモノなんて書いた事ないからワカンネ(´Д`;)
300名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 18:21:18 ID:Wid5faP0
>>299
女性名「パウラ」→男性名「パウロ」に変換しちゃっていいのではないかと。
期待してるよー、がんばってくれ!
301名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 22:39:07 ID:evCOAObF
>>299
自分も>>300に同意。
激しくワクテカしながら待ってるよノシ
302名無しさん@ピンキー:2005/11/03(木) 15:56:59 ID:jbSYS1hO
>>298

おっかさん
303名無しさん@ピンキー:2005/11/04(金) 00:03:24 ID:PF6MwcVE
おたかさん
304名無しさん@ピンキー:2005/11/04(金) 00:37:43 ID:5b3Q+Q6D
>>303
正解
305名無しさん@ピンキー:2005/11/04(金) 00:52:28 ID:PF6MwcVE
わーい
306名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 11:33:27 ID:7oytotg0
おたかさん、と聞いても土/井/孝/子しか思い出せない。
そして襷をかけて選挙演説する局長を連想した。
307名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 13:17:44 ID:ZDVIoge+
おろかさん
308名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 15:00:11 ID:/NMt65vE
309名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 20:27:21 ID:D3u6uWBg
1.アスト×アベル
2.モニカ×アベル
のどちらかを書きたいんだが、どちらがいい?
ちなみに女性が主導権を握る予定ですが。
310名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 20:48:10 ID:xup+oPrL
かかか神光臨予告!?
1.アスト×アベル希望!!めちゃ希望!
ああ、文章書ける人って凄いなあ。自分もSS書ける文才が欲しい。
311名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 22:13:31 ID:htPSyZyf
>>308
   。 。
  / / ポーン!
( Д )
下の世話するのか局長さん…
312アスト×アベル1:2005/11/06(日) 22:26:34 ID:D3u6uWBg
アベルは、一人酒場で泣いていた。
「うう…カテリーナさん、ひどすぎますよ〜」
先日、うっかり仕事で予算オーバーをしてしまったのだ。
原因は器物破損。
「だいたいあれはトレス君が半分以上悪いんですよ…
それなのに私ばっかり怒られるなんて、うわああん!」
そうとう酔っているのか、普段のアベルからは想像できないほどの酒乱ぶりだ。
迷惑そうな店主と客など存在しないかのごとく泣き喚き、
店内の誰もが救いの神を待ち望んでいたそのときだった。
「久しぶりじゃのう、我が相棒」
凛々しい女性の声が後ろから注がれた。
313アスト×アベル2:2005/11/06(日) 22:27:32 ID:D3u6uWBg
「ふぁ〜!?あ、あれ?」
前髪の一房を赤く染めた長身の美女が、半ば懐かしげに、
そして半ば呆れた表情で見下ろしている。
「アストさん?なぜここに…いかん、飲みすぎたかな。
帝国にいるアストさんがいるはずがな…」
狼狽しながら、どうやら頭の方も酒が回ったらしい。
ふにゃふにゃと何か言いながら机に突っ伏してしまった。
「はぁ…やれやれ。相変らずじゃな」
アストは、ひょいとアベルを肩に担いだ。
314アスト×アベル3:2005/11/06(日) 22:28:22 ID:D3u6uWBg
「ふあ…ああっ!?」
アベルが目を覚ますと、そこは知らない部屋だった。
どうやらどこかのホテルらしいが、記憶がさっぱりない。
「ああ、えと私、お酒飲んで、えと、それから…」
記憶を反芻させていると、シャワールームから人影が現れた。
「え?あ、アストさんっ!?」
「ようやく気がつきおったか…まったく手のかかる男よ」
「あ、あのっ、私状況がよくわからないんですけど!?」
「おぬし…」
そういえば、アストはタオル一枚を身体に巻いているだけではないか!?
「あのですね、落ち着いて下さいアストさん。主はおっしゃられました…」
「余は冷静じゃ、全く」
突然アストの美しい顔がアップになったかと思うと、琥珀色の瞳が怪しく光る。
315アスト×アベル:2005/11/06(日) 22:29:31 ID:D3u6uWBg
とりあえずここまで書いてみました。
実は初めてなので、読みづらいかも。
316名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 23:29:58 ID:/Fq2shLj
>>315
神キター!
身長190pの男をひょいと担げるアスト姉さんテラモエス!

317名無しさん@ピンキー:2005/11/07(月) 18:53:20 ID:Q2iQNjxJ
>>315
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
アストさん萌え!次も期待してます!
318アスト×アベル4:2005/11/07(月) 22:18:15 ID:42IQsFBt
つづきです。

「アストさん…?」
どこか顔を引きつらせて、アベルは貞操の危機を感じる。
「今日は、なぜこちらに…?」
「ん?用がなければ来てはならぬのか?」
顎を長い指で撫でられ、目のやり場に困った。
「強いて言えば…おぬしに生きることの楽しさを教えてやろうと思ってな」
「は…ははは、ソウデスカ」
「手始めに…」
アストは、人間の女性では考えられないほどの力でアベルを押し倒した。
「わぷっ!!」
「余に触れられることに、少し慣れてもらおうかの」
「はい!?ななな何を!?」
いよいよ本格的にやばくなり、アベルは脂汗を滝の如く流す。
「い、生きることの楽しさと何か関係が!?」
「これは余の楽しみじゃよ」
「そ、そんなぁ〜」

319アスト×アベル5:2005/11/07(月) 22:19:25 ID:42IQsFBt
アストはアベルの腰に手をまわした。
「細いのぅ…仮にも男ならもう少し鍛えろ」
「す、すいません〜」
そう言いながらも、アベルは距離をとろうとアストの肩を押す。
「こんなこといけません!わ、私は神に仕える身です!」
「ほぅ、そうか。新しい事を知るのは新しい楽しみに繋がるぞ」
「お願いですから、会話してくださいよ」
えいっ、とアストを押しのけ、いそいそとドアに向かう。
が…ドアが開かない。
「あ、あれ?何で開かないんです?よっ、はっ!」
力をこめてノブを引いたり押したりするが、びくともしない。
「どうした?相棒」
アストがにやりと意地悪な笑みを浮かべ、胸の谷間に挟んだもの…
「アストさん!?部屋のか、か、鍵」
「ふふん、朝まで出す気はないぞ?」
「ひぃぃぃ」
アベルの受難は続きそうだ。
320アスト×アベル6:2005/11/07(月) 22:20:24 ID:42IQsFBt
「アストさん!わ、私は何もしませんからねっ!」
「何もせずとも良い。余が可愛がってやるわ」
僧衣をぐいと掴まれ、ぽいっとベッドの上に放り投げられる。
アストはタオルを捨て、惜しみなく裸体を見せつけた。
「へ、変なことしないですよね?」
「されたくなければビクビクするな。する気がなくとも、その態度では気が変わる」
「す、すいません」
アストがアベルの上に跨る。
そして、覆い被さるが―――
「おい」
「な、何ですか〜」
「抱き心地が悪い」
「そそそっそんなこと言われましても」
アストは不機嫌な顔をして短く命令した。
「脱げ」
321アスト×アベル7:2005/11/07(月) 22:21:15 ID:42IQsFBt
「駄目です!そればっかりは…!」
「なら選ばせてやる。脱ぐか、余を抱くか、余に血を吸われるか」
「どれも選べません!」
「別に減るものでもあるまい」
「減ります!特に最後の!血がなくなります!」
「なら余に抱かれるか余を抱くかにしろ」
「できませんよ〜あうう勘弁してくださいよ」
主よ最近試練がきつすぎますと青ざめている相棒を見ながら、
アストは選択肢を加えた。
「よし、ではこうしよう」
「できればもう帰りたいんですがえぐぅっ!?」
首に手を回され、ぐいと乱暴に抱き寄せられた。
「余にキスしろ」
アベルの顔が青くなり、そして赤くなる。
「わ…私からデスカ?」
「もちろんじゃ」
322アスト×アベル:2005/11/07(月) 22:23:07 ID:42IQsFBt
今日はここまでです。
アベルはひたすらヘタレになり、アストさんは逆レイプしそうなくらい絶倫に
なりそうです(汗)
よろしければまたお付き合いくださいませ。
323名無しさん@ピンキー:2005/11/08(火) 00:24:28 ID:YBdd1y9a
トリブラのエロと言われて
我が君←ヘルガ(自慰)を真っ先に想像してしまったorz
324名無しさん@ピンキー:2005/11/08(火) 01:30:37 ID:SGOoNo2F
>>321
イイヨイイヨ〜(*´∀`)

>「別に減るものでもあるまい」
>「減ります!特に最後の!血がなくなります!」

このやり取り、すっげ2人らしくてイイw

325名無しさん@ピンキー:2005/11/08(火) 02:35:28 ID:JXLMB+lz
>>321
萌えました。アスト姐さんイイ。続き楽しみにしてます!

カイン×アベルってレアなんですか?
326名無しさん@ピンキー:2005/11/08(火) 03:53:22 ID:UzEMmh61
>>325
801的にはどうかは知らないけど、
ここは基本的に男女カップリングだから…
327アスト×アベル8:2005/11/08(火) 22:56:11 ID:YBdd1y9a
アスト×アベルつづきです。

本当はアストからしてもよかったのだが。
(こやつがどんな反応をするか、見物じゃな)
そんな意地悪な思いつきである。
そんなことを目の前の美女が考えているとは思わず、
アベルは顔を真っ赤にして心の中で問答した。
(ああ〜そんなぁ…でもしなきゃ許してくれないだろうな…
って、何考えてるんです私、ああ〜もう!
たかがキスではないですか、口をちょっと付ければいいだけですよ。
うん、よし)
すうーっと深呼吸し、きりっとアストの瞳を真っ直ぐ見る。
328アスト×アベル9:2005/11/08(火) 22:57:16 ID:YBdd1y9a
アストは、アベルのしようとしていることがわかったらしい。
アベルの唇に指を添えて、そっと唇を割った。
そして、爪を中に侵入させ―――
「おぬしが何歳かは知らぬが、知識くらいはあるだろう?」
冷たい指の感触が、アベルを驚かした。
「ちょっ…アストさん…まさかキスってそちらのキスですか?」
やはりな、と苦笑した。
「当然であろう?まったく小童ではあるまいし、まともなキスもできんのか」
泣きそうなアベルを見ているとなんだかこちらが悪者になったような気がする。
「嫌なら脱ぐのじゃな」
「それは駄目です!!」
「では答えは一つ…」
アストは瞳を閉じた。
329アスト×アベル10:2005/11/08(火) 22:58:31 ID:YBdd1y9a
(うう…主よ、お許しください、これも私の貞操を守るため!)
アベルは息をぐっと止めて、アストに口付けた。
唇が重なり合い、心地よい。
(が…下手糞じゃな…まあ、こやつには最初から期待はしておらなんだが)
予想通りというか、なんというかアベルのキスは絵に描いたような初心者の技巧。
「むむ…」
「わわっ、す、すすすすみません、私としたことが調子に乗りまして」
アストが唸ったので、何かまずいことをしたような気がしたのか
アベルは慌てて唇を離した。
「まったく、おぬしは下手じゃの…それでは女もしらけるぞ?」
「うう…だから言ったじゃないですか」
ふーっと溜息をつき、アベルはベッドに腰をおろしいじけ始めた。

330アスト×アベル11:2005/11/08(火) 22:59:39 ID:YBdd1y9a
「ともかく、あなたのお望みは果たしたわけですし。そろそろ帰りますからね」
ふと見上げると、アストがアベルを見下ろしていた。
(ふむ…?)
アストは妙な感覚に襲われる。
長身のアストは、普段は男性を見下ろす位置にあるがアベルに関しては
いつも見上げる格好になっていた。アベルの方が身長が高いからだ。
しかし、今は珍しいことに、アストがアベルを見下ろしている…
アストは、何か悪戯めいた感情が湧きあがるのを感じていた。
「アストさん?あの〜どうしましわぷっ!!?」
突然、アストがアベルを押し倒した。
「ちょ、ちょちょちょっとアストさん!?」
「やはり気が変わった。今宵は余と過ごしてもらうぞアベル!!」
「は、話が違いますよ!!??」

つづく
331アスト×アベル:2005/11/08(火) 23:01:17 ID:YBdd1y9a
今宵はここまで。
無駄に長いですが、次回からはアストさんによる性教育の予定です。

キスひとつに手間取るアベル…自分で書いててへたれにも程がある(汗)
332名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 06:48:36 ID:OdhexUM4
本スレアク禁になったった…ウワーソ(´д`)
333名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 20:11:41 ID:ojLhsfzA
自分はアク禁なる時はいつも全鯖だな

ところで長編の間でも新規投稿する人いれば大歓迎
本当は全部書きあがってから投稿が一番いいけど
区切りのいいとこまで書いてくれてるならそれはそれでじらし上手って事で・・
職人乙!
334名無しさん@ピンキー:2005/11/11(金) 12:48:55 ID:VwNg+iq8
>>330の続きマダー?
335名無しさん@ピンキー:2005/11/11(金) 16:19:02 ID:fxYLL3rM
>>334
これこれ、急かしちゃいけないよ。



アク禁って全鯖の人と一部鯖の人がいるんだ?
自分は一部鯖派だな〜
336アスト×アベル12:2005/11/13(日) 15:24:42 ID:+qIrxJS3
続きです。今回は短いですすみません。

「アベル…」
アストは強引にアベルの口を開かせ、開いた唇の隙間から舌を差し込んだ。
恥ずかしいのか、いつまで経っても慣れないアベルの舌は
必死にアストから逃げようとするが、アストはそれを許さず、
執拗に舌を追い詰め、絡め取る。
酸素を求めてアベルは必死にアストの体を押し退けようとするが、
肩を押さえつけられているうえ、力の抜けた状態での抵抗は全く意味を成さなかった。
口付けを堪能した後、ゆっくりと唇を離せばアベルの唇の端からは、
混ざり合った互いの唾液が細い糸のようになって顎へと伝っていた。
アストはそれすらも惜しむように自分の舌でペロリと舐め取る。
そんなアストの行動を目の当たりにし、言葉を失ったアベルに再び唇を重ね、
その間にアストは器用な指先でアベルの僧衣の裾から手を忍ばせる。
337アスト×アベル13:2005/11/13(日) 15:26:42 ID:+qIrxJS3
アストの掌が器用にアベルのズボンの中に忍び込み、唐突に男根を握り込んだ。
「ア…アストさん…何を…」
アストは長い指でアベルのモノを優しく撫で、アベルの反応を見る。
そして、特に敏感な箇所を探り当てて執拗に攻めた。
「だいぶ良いようじゃの」
「ううっ…良くないです…」
しかし、言葉とは裏腹にどんどん大きく、硬くなっていった。
そして…
「う、うわぁっ!?」
アベルの先端から、勢い良く精液が放たれた。
「随分早いのう…そんなにも良かったか?」
アストは、精液を指ですくい、アベルに見せ付ける。
「な、なにやってるんですかアストさん!?ははは早く拭いて捨ててくださいよ!!」
また顔を真っ赤にしながら反論するが、
そんなアベルの意を無視してアストは何の躊躇いもなしにソレを口に含める。

つづく

書くの遅いですね(汗
338名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 23:41:41 ID:NYu+1eyo
続きがキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
アベル、早漏なのかw
339名無しさん@ピンキー:2005/11/14(月) 18:58:47 ID:lrHS2pA9
なんとなく思いついたトレスとカテリーナ。

カテリーナの秘所を弄るトレス。
カテリーナ、顔を赤くして悶える。
「ミラノ公、体温の上昇が見受けられる。休養を推奨する」
「…いいえ、続けて頂戴」
「ミラノ公、ココの湿度が上昇している(ry」
「ミラノ公、体液の分泌が確認される。至急(ry」

ごめん、でしゃばりましたorz
340名無しさん@ピンキー:2005/11/14(月) 20:05:18 ID:Y7tDiDIN
ムード台無しだなトレスw
ぜひSSにしてください
341名無しさん@ピンキー:2005/11/17(木) 21:44:30 ID:1YugdhR4
連載中失礼してアベルとエステルで4レス投下。
342ABS−24:2005/11/17(木) 21:45:46 ID:1YugdhR4
 
**
 
奇形の光は動かぬまま、南の夜空に赤く浮かびあがっていた。
粗末な山小屋の床には、薄暗い灯下に並ぶ二つのロザリオと、丸眼鏡、
褐色に赤をより多く混ぜた柔らかそうな髪が落ちている。
そしてもう一つ。
煤けた白の尼僧服と黒の僧衣を褥に、ひとりの尼僧が横たえられていた。
神父の手は電動知性に制御された機械であるかのように、その上をよどみなく進む。
 

 
「ナイトロード……神父……?」
己の至らなさを指摘されて、その正しさに反論もできなかった。
みっともない真似をするのだけはどうにかこらえ、うつむいて小屋を出ようとした
エステルだったが、扉にたどり着く前に強い力で引き戻されていた。
反射的に見上げれば、そこには彼女の知らない顔がある。
それでも、つかまれた腕の痛みよりも先に、尼僧は自分をつかんだ相手を気遣った。
 
無表情の神父の脳裏を占めていたもの。それは彼が過去に失った二人、そして
“騎士団”――より正確に言うならば、数時間前にアベルとエステルを急襲した、
一人の若者の顔だった。
「あ、あの、神父さま、手――!?」
ふたたび開きかけたエステルの唇を、アベルは無言のうちに奪うと、
そのまま床に押し倒した。
 

 
およそ一ヶ月前、見習い期間を終えて、改めて神前に誓いを立てた年若い尼僧は、
晴れて新品の修道衣に手を通した。
その白い尼僧服が、いつの日か同じ聖職者によって乱されることを、誰が
予想できただろう。
荒々しくはないが有無を言わせぬ手つきで、アベルはエステルの衣服を剥いでいく。
「し、神父さま! な、なにを、なさっ……て……!?」
なされるがまま呆然としていたエステルが、ようやく我を取り戻した。
彼女なりに必死で抵抗する。いましめられた手を振りほどこうとし、恐怖に
竦む足を蹴り上げようともした。
しかし体格の差は歴然としていて、アベルの行為を妨げられるほどの力は
出せない。
万策尽きてただ息を切らせていると、北方民族特有の白くきめ細かな肌に、
なにかが吸いついた。
「ぁ……っ!?」
生温かいものが、エステルの顎から鎖骨を下る。
生い立ちゆえに少女がこれまで人目にさらしたことのない場所に、他人の指と
唇が、ありえない目的で這い回っている。
行動を共にする機会は多くても、非常時を除いては街中を歩くときですら、
彼らは相応の距離を置いていた。
ましてや触れ合うなど。
それなのに――アベルはなにを思ってか、その距離を消した。
「うそ――いや……ち、ちがう……」
エステルは自由にならない体で首を振り続ける。
 
343ABS−25:2005/11/17(木) 21:46:41 ID:1YugdhR4
 

 
飾り気のない白い綿の下着から現れたふくらみは、それほど大きくなかった。
それでも小さくて細い体の中で、鼓動に合わせてせわしなく上下する場所には、
母性を充分に感じさせる温もりがある。
その思考の皮肉さにアベルは口元を歪めた。
アベルにも、彼の兄妹にも、リリスにも。そしてエステルにも――
「!? や……!」
片手で乳房を包むと、氷菓子を溶かす舌使いで、色づいた突起を弄んだ。
「ん……っ!」
エステルの体が小刻みに震え出す。
紅茶色の髪の生え際にじっとりと噴き出した汗を見ながら、自分の存在が
彼女を怯えさせるのは何度目だろうかと、アベルは思った。
 
エステルの肩にいまだうっすらと残る、赤い痕に触れる。
冬の夜、寂れた駅舎に響く怒号と銃声の中、どこの馬の骨とも知れぬ神父を
危険をかえりみず救いに来たパルチザンと、彼らを率いていたツィラーグ。
月日はそれほど経っていないのに、奇妙な懐かしさがアベルを襲った。
 
――唐突にエステルの抵抗が止んだ。その表情を見て、アベルは彼女が
感じていることを察する。
少女に「気に病むことはありません」と――むしろクルースニク化の時点で
リセットされる体こそが、不自然で異質な存在なのだと――否定してやるのは
簡単だ。
しかしアベルは口を開かない。
ただ、どんな小さな傷にも、余すところなく舌を這わせていった。
 
やがて、その動きが左腰、服を剥いで最初に目を惹かれた痣に達する。
「――星」
「……ぁっ」
アベルの呼気が脇腹をくすぐると、色が変わるほど唇を噛んでいたエステルが
大きく跳ねた。
護る骨のない柔らかな部分に、長く唇を押し当てたアベルは、手を太腿に
滑らせる。
そこに提げられていた散弾銃は、すでに彼の手で外されている。
アベルは体を起こして、手中に軽く収まる膝の丸みをつかむと、左右に割った。
「ひ――ゃ……いやっ」
少女の抵抗をやんわりと受け流し、傷のない白い腿の内側に指を伝わせた。
そのまま下着の中へもぐらせると、まだ濡れていない秘裂に押しつける。
執拗に擦りあげるうちに、エステルの足が浮きつ沈みつ揺れ始めた。
「は……だ、だめ……しんぷさ、ま……っ、もうやめて……」
知るのが闊達な面ばかりなだけに、その少女がもらす艶めいた声は無自覚に
アベルを煽る。
「んぁっ……こ……な……、こんなの――っ!」
滴に光る指で肉芽をくっと押すと、紅茶色の髪が狂おしく振られた。
「主がお赦しになるはずがない、ですか」
エステルの赤く腫れたまぶたの下から、新たな涙がもりあがる。
彼女と違い、アベルの信仰の対象は神として在るものではない。
だが今していることはまさに、彼自身が信じたがっている形なきものを蹂躙
する行為に他ならない。
十数年来の信仰を、一時でも冒させる激しい情動――それは、アベルが九百年前、
永遠に失ったつもりでいたものだ。
 
344ABS−26:2005/11/17(木) 21:47:25 ID:1YugdhR4
 
指を使うたび艶を増す声に、アベルは耳を奪われていた。
下腹で屹立したものは、自分からまだ人間らしさが失われていないことの
証明と見ていいのか。
すべてはエステル次第とばかりに、彼女の濡れた下着を抜き取ると、アベルは
腰を進めた。
「ぃ、たあっ!」
起伏の多い感情を、エステルの青金石色の瞳は雄弁に語る。それが苦痛一色に
染まった。
きつく搾られたアベルにも痛みが走る。
少女の強張った腰を撫でさすりながら呼吸が戻るのを待った。
 
だが、エステルが少しは落ち着いたと見られたころ――
「……?」
動き出そうとしたアベルの耳が、かすかな違和感を拾い取る。
眉をしかめて手をやると、予想通り入電前のノイズだった。
すっかり忘れていたそれが、よりにもよって、このタイミングで水を差そうとは。
「う……?」
ひどい行為なのは重々承知でアベルは動きを止め、エステルの口内に指を
差し入れて声をふさぐ。
通信機に振動を与えないようにそっと外すと、彼女の下から抜いた自分の
僧衣に包んだ。
そのまま脇へ押しやり、気休めと知りつつも、腕を伸ばして可能な限り身から
遠ざける。
「――む、ぅっ……」
ささいな動きだったにも関わらず、少女のそこが過敏に反応したのが感じられた。
身をよじらせるエステルの歯が、アベルの手を弱く噛む。
その夜、彼女に巻かれたばかりの包帯越しに伝わる刺激は、倒錯した快感と
なって腰を駆け降りていく。
それは、“彼ら”の発現時に近かった。
起動率を絞っていても、気を抜けばアベル・ナイトロードを構成するすべてを
組み変えようとする、暴力的な衝動――
「……ぐ」
アベルは歯を喰いしばって唸りを殺した。
 
 
硬く閉じていた目をアベルが開くと、エステルの視線とぶつかった。
口を解放しても、彼女の苦しげな様子に変化はない。
ただ、なにに驚いたものか瞳を大きく見開いていた。
「…………」
問うような呟きは掠れていて、アベルには聞き取れなかった。
だがそのとき、血のにじんだ包帯に重なったものがある。
アベルは少女を凝視したまま、息を呑み――やがて、深く吐き出した。

「……ハンガリア侯を救い得たのは、やはりあなただけだったのかもしれない」
死してなお「暴虐の限りを尽くした領主」と罵られる男は、だからあの微笑みを
残して、愛する妻の元へ往けたのか。

出会ってからその夜まで、そばにいて時折感じていた少女の仄かな匂いを、
アベルは強く意識した。
「ん――あっ、あ……!」
相手の痛みをいたわりながらも、勢いは自然と速くなる。
「…………ル……」
無心に揺すっていたエステルが動かなくなるのと同時に、たたみかけるように
襲った波に、アベルはあらがえなかった。
 
 
 
345ABS−27:2005/11/17(木) 21:48:11 ID:1YugdhR4
 

 
夜露を含んだ草を踏みしめて、朝の喧騒に満ちた森に出た。
日の出前の薄明るい空には、まだ焦げ臭さが混じっている。
川辺で身支度を簡単に済ませ、新しい包帯を不器用に巻きつけながら、
エステルの歯を繰り返し思う自分にアベルは気づいた。
水面の像を蹴散らして水を汲むと、彼は南の空を背に小屋へと向かった。
 
 
青白いまぶたを閉じ、屍のように眠り続けるエステルの体を清める間にも、
しでかしたことの重さがアベルの眼前に突きつけられる。
少女の下の尼僧服には、薄い褐色の染みとは別に、まだ赤い血痕があった。
アベルは暗い目でそれを見やると、勝手に開けることを詫びながら、鞄から
替えの尼僧服を取り出した。
 
どうにかエステルの身なりを整え終えて一息つき、アベルは丸めて放ってあった
僧衣の上着をたぐり寄せた。
その途中で服に絡んだ二つのロザリオも、もつれ合いながら床に引きずられてくる。
アベルは冷たい十字架を取り上げ、温もるまで握りしめたあと、一つを尼僧の
そばに置く。
残る一つも首にはかけず、胸にしまいこんだ。
僧衣を振り、裂けた穴に引っかかったイヤーカフスを救出しながら、壊れて
いないことを確かめる。
やにわに立ち上がり上着をまとうと、眼鏡をかけ直して扉の外に立った。
つとめて明るく声を張り、派遣執行官は、付近で指示を待つ“鋼鉄の処女”に
呼びかける。
 
「――こちら、“クルースニク”です――」
 
 
 
 
346名無しさん@ピンキー:2005/11/17(木) 21:51:26 ID:1/FNjJxw
リアルタイムキター!
乙!
347名無しさん@ピンキー:2005/11/17(木) 22:29:14 ID:uGCx6bR8
ッ来た来た来たきたぁーーーっっ!!!
ABS神!! 待ってました!
罪悪感を感じながらも自分を押さえられないアベル、テラセツナス……
348名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 00:02:40 ID:Ag+qcknA
アベエスネ申キター!!
乙&GJです!!
349名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 19:12:55 ID:E7fnvd2l
>>339
枝葉をつけてみる。

カテリーナ、アベルが振り向いてくれないのでトレスを使って自慰。

「ああっ…!アベル!」
赤毛の少女に奪われつつある想い人の名を呼び、恍惚状態になる。
その言葉を聞いて、トレスは冷たい声で事実を指摘した。
「ネガティブだ、ミラノ公。俺はナイトロードではない」
主の股間を貫き、耳元で囁く。
カテリーナがアベルの名を呼ぶたびに毎回…
「俺はトレス・イクスだ。名称は正確に呼ぶことを要請する」

なんてな
350名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 20:08:37 ID:2Yx388jN
何そのトレカテ
萌えるんだけど
351名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 15:24:51 ID:aIIYBZ8b
嫉妬するトレス
トレカテ萌設定…
352名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 17:01:58 ID:xtki70OJ
今日RAM4読み返してたら
トレスにボイスチェンジャーが付いてることに気がついた
353名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 18:16:12 ID:wSi43qiX
声だけアベルになってもらう
喋り方も真似できたはず
354トレカテ:2005/11/20(日) 22:00:52 ID:cZufMB01
上のレスを参考に…

「アベル…」
カテリーナは、窓辺で紅茶を飲みながら想いにふける。
(私の方がこんなにも貴方を想っているというのに…何故!)
部下の尼僧のことを考えると、思わずカップを持つ手が震えた。
「ミラノ公、体調に問題があるなら休養を」
傍らのトレスがカテリーナを気遣うが…
「いいのよ、具合が悪いわけではないのだから」
しかし、この胸の昂ぶりは抑えられない。
(何故、抑える必要があるの!?私はもうすぐ死んでしまう、ならば
一回くらいのわがままは許されるのではなくて?)
「ミラノ公?」
「イクス神父…お願いがあります」
カテリーナは剃刀色の瞳を鋭く光らせた。
「私を抱きなさい」
「…それは命令か、ミラノ公」
「ええ」
命令ならば、従僕が逆らえるわけがない。
「ポジティブ」
トレスは女主人を抱き上げ、寝室へと運んだ。
355トレカテ:2005/11/20(日) 22:01:34 ID:cZufMB01
「あっ…」
機械の指がカテリーナの法衣を素早く脱がせ、その冷たい指で胸に触れる。
「何か不具合があれば、申告を」
淡々と告げたトレスは、無愛想な表情で愛撫する。
柔らかな肉を無機質な人工樹脂の皮膚が撫でるその感触にゾクリとした。
「ああっ…イクス神父、もっと、下の方を触りなさい…」
「ポジティブ」
命令されるまま下半身の方に手を伸ばすトレス。
そして、敏感な箇所に触れると女主人の身体がビクンと跳ね上がる。
「はうっ!!ア、アベルッ!!」
思わず想い人の名を叫ぶカテリーナ。
その声にトレスの顔が上がる。
「ミラノ公、ナイトロード神父に何か所用でもあるのか?」
カテリーナは一瞬ハッとしたが、すぐ冷静な顔で命じた。
「いいですかイクス神父…これから先私が何を言おうと、黙って私を抱きなさい」
トレスの思考回路が、ある仮定をはじき出した。
(ミラノ公は、ナイトロード神父の代わりに俺を使うのか)
何も感じぬはずの機械人形に、かすかに黒い感情が走った。

つづく
356名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 23:44:58 ID:tMTmF0jX
このスレって投下予告と細切れ連載がデフォルトなのか?
357名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 00:21:46 ID:OgGURtUd
おお、トレカテじゃないか!
つづき早く!早く!
358名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 16:52:05 ID:m5T14Nif
>>356
職人さんのやる気を削ぐようなことを言うのはやめようぜ。
俺たちは神の投下されたSSにただハァハァすればいいのだ。

てなわけでアスト×アベルもトレカテも続きキボーン!
そしてこっそり294氏のパウロ×ペテロも待っている俺。
359名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 18:18:36 ID:WfFo/k0b
同じく、実は俺もこっそり294氏を待っている。

  _  ∩
( ゚∀゚)彡 おっぱい! おっぱい!
 ⊂彡

360名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 19:10:02 ID:FVliifJi
アニメも終わったことだし、このスレ落ちそうだと思ってたから
SS以外の萌えネタを投下してくれる人にも感謝してる。
いつもGJ!
361110 ◆bkNoola9Vg :2005/11/22(火) 13:07:13 ID:Fbb7lDrn

トリップつけてみた。
真っ昼間にペテロ×パウラのエロを投下。

アスト×アベルとトレ×カテ連載をぶった切ってしまいますが、どうかご容赦を。
362il nome 1/5  ◆bkNoola9Vg :2005/11/22(火) 13:08:11 ID:Fbb7lDrn
男の剛直がいやらしい水音を立てながら女の胎内に出入りしている。
ぬらついた液体は白い内股にまで溢れ流れて一筋の光る道を作っている。
男はその道を女の太腿へなすりつけるように手を滑らせ、丸く張った双丘を抱え上げると、
ひときわ激しい勢いで女の中に突き入った。
「ああ、局長、もっと……ッ!」
内壁を強くこすりあげられ、たまらず女が男を呼ぶ。
しかし男は彼女の言葉を聞いて、奥深くに己のものを留めたまま、ぴたりと動きを止めた。

「……?」
突然攻めるのをやめた男に怪訝な表情を向けて、女は彼の首に回した手から力を抜いた。
「どうか、なさいましたか?」
質問する声は、快楽の余韻を残してかすれていた。
しっとりと汗ばんだ額へ貼りつく長い前髪を鬱陶しそうにかき上げる。
髪を梳くパウラの細い指先を、ペテロは憮然とした顔で見下ろした。

「……以前から、言おうと思っていたのだがな」
「はい」

中に打ち込まれている太い杭は、狭い隙間を無理に押し広げた形でじっとしたままだ。
頂点へと向かい登り始めていた体には、その大きな質量を感じるだけでも充分な刺激となったが、
さらなる喜びを知っている内壁はもっと強い動きを求めて熱く疼いていた。
正直早く続きを味わいたいと思ってはいたが、への字に結ばれていた口から漏れた声が
意外と真剣だったので、パウラは律儀に返事をした。

「その『局長』というのはやめにせぬか?」
眉間に縦皺を寄せてペテロは女の尻から手を放した。
ベッドの上で身を起こす男に合わせて彼の剛直も位置を変え、パウラの中をかき回す。
襞を広げるようなその動きに彼女は小さく喘いだが、行為を急かすことはせずに、
再び疑問を投げかけた。

「では、なんとお呼びすればよろしいのですか」
「あー、肩書きではなくて、名前の方で呼んでくれると嬉しいのだが」
希望を告げて頷く男も、首筋に絡まる長髪を払いのける。
少し乱暴な手つきであったところを見ると、照れた自分をごまかすための動作だったのか。
「名前の方で? それでは、ブラザー・ペテロと言えばいいのでしょうか」
「いや、『ブラザー』もいらん。というか『ペテロ』の方ではなくてだな」
言葉を切って、偉丈夫は困ったように軽く鼻先を掻いた。
363il nome 2/5  ◆bkNoola9Vg :2005/11/22(火) 13:09:14 ID:Fbb7lDrn
自分で話題を持ち出したくせにその先を言いよどんでいる男を見上げ、
パウラは彼の首へ手を伸ばした。
背中に流されたペテロの髪に指を差し込み、絡まるそれを優しく解いて、
肩から頬へと手のひらで撫で上げる。
先を促すように親指で唇を辿ってやると、男は頬に当てられた手を取り指先に口づけた。
掴んだ女の手はそのままに、意を決して、しかしどこか恥ずかしそうに言葉を続ける。

「閨の中では『ピエトロ』と呼んでくれぬだろうか」

ぱちりと女は目を瞬かせた。
男の方は真顔でパウラを見つめている。
胸をときめかせながら告白の返事を待っているような、そんな表情には、
断られたらどうしようかという心配が垣間見えた。

審問局へ入局したときに賜った『ペテロ』という名を、男は誇りを持って名乗っている。
数ある教会の最高峰に座した初代教皇の名を、また御子に師事した十二使徒の筆頭を
表すこの称号は、異端審問官としての己を強く自覚させられるものであるはずだ。
対して『ピエトロ』とはペテロの本名であり、今や家族とかつての上司、
それと数人の友人にしか呼ばれることのない名でもある。
生まれてすぐにつけられた最初の名を聞くとき、彼は『局長』から私人に戻る。
だから、この名を口にしてくれと頼む事は、男が彼女をもっと身近に感じたいのだという
証拠でもあった。

「光栄ですわ――ピエトロ」
微笑むとパウラは乞われた名前を愛おしむように発音した。
男の本名を呼べる数少ない人々に仲間入りできたという思いが、
彼女に嬉しさと少しの優越感をもたらした。
『ペテロ』を名乗るようになってから、彼みずから『本来の名で呼んでくれ』と頼んだのは、
おそらく自分一人であろうから。

「……うむ。やはりその呼び方のほうが、いいな」
女に受け入れてもらえた喜びに、ピエトロは口元を綻ばせた。
握っていたパウラの手を、騎士が忠誠を誓う格好に持ち替え、すんなりと伸びた指に
もう一度唇を落とす。
そんな儀式めいた行為は、あたかも彼が真名を心から捧げてくれているように思えて、
パウラの心をじわりと温めた。
364il nome 3/5  ◆bkNoola9Vg :2005/11/22(火) 13:10:14 ID:Fbb7lDrn
乗せている手を男の大きな手のひらに重ねる。
無骨な指と女の細く白い指が絡み合う。
ピエトロはそのまま握りあった手を胸元に抱き寄せると、再び動き始めた。

「ん、ふぅ……」
女が心地よさそうに息を吐いた。
待たされて少し熱の引きつつあった内部が、ゆっくりとした動きの肉茎に擦られて
少しずつ温度を上げていく。
狭い中に出し入れされる太い杭の、よく発達した傘に蜜を掻き出されるたびに、
その先端が戻るのを待たずして新たな体液が湧きあがる。
じっくりと時間をかけて広げられた胎内は、溢れた蜜を潤滑剤として男を包みこみ、
襞を蠢かせてさらに奥深くへと導き始める。
中へ中へと向かう襞の動きへ逆らい引きずり出される剛直に、天井を一層擦りつけられて、
歓喜と共に許されたばかりの単語を漏らす。
「く、あぁ…ピエトロ……」

さざ波のように繰り返される締めつけに我慢ができなくなったのか、
それとも名前を呼ばれて昂ぶったのか、男は二人の合わせた拳をベッドの上に押しつけ、
のしかかってきた。
空いた手の肘から先を、女の顔の横に着いて上体を支える。
俄に距離を詰めた荒い息を繰り返す唇が、パウラの額に軽く触れた。
それに答えて自由な手を持ち上げる。
彼の厚い胸の筋肉を撫で下ろし、脇腹から背中へ向かって撫であげてしっかりと抱き締める。
指先で浮き出た背骨を伝うと、ピエトロの肩がぴくりと震えた。
この人は背中も感じるのだなと、新しい発見に目を細める。

掌を背骨に沿って滑らせる。首をもたげて男の胸に口づける。
そのまま鎖骨を唇で挟み横にしごき、皮膚に接触させたまま首元に移動する。
雫の伝った喉のくぼみを舐めると、舌に少しだけ苦い塩の味を感じた。
滾って流した証拠の汗が、まるで芳醇なワインのように思えて深く息を吐く。
吹きかけた熱い息が引き金になった。
365il nome 4/5  ◆bkNoola9Vg :2005/11/22(火) 13:11:42 ID:Fbb7lDrn
「もう、押さえが効かぬ――許せ」
短く謝ると、男はそれまでの緩やかさが嘘かと思えるほど激しく腰を使いだした。
「あぁあ!」
一度叫ぶと甘い悲鳴は止めどなく溢れ出た。
鋭く突き込まれるたびに意識へ白く稲妻が走る。我知らず指には力がこもり、
握り合わせた手を強く掴む。応えるように男も握りかえして、二人の指先が色を失う。
「あァ!あんっ、く、ふッ!ピ、エトロ、ピエトロ――」
奥深くまで穿たれる律動へ合わせて名前を繰り返すたびに、男のものが質量を増し速度を増し、
熱く彼女を翻弄する。
突き当たるところの更に奥まで快感が響き渡る。
それに酔いしれながら腰を振って、近くまで来ている絶頂に向けてもう一度登りだす。
「いいッ!あっ!あ!もう、もうすぐ――!」

そう、もうすぐ。
すぐそこまで来ている。
男の動きに押し上げられる。
快楽の高みへと――

「ひぁッ、ああぁぁぁ!!」
昇りつめると同時に、ぐうっと内部が収縮して、咥えた熱いものを逃がすまいとうねる。
さながら、打ち込まれた幹の根本から樹液を絞りだそうとするように。奥へ奥へ。
絡みつき吸い込もうとする襞に抗って、男が杭を引き抜いた。
彼の食いしばった歯の間からうめき声が漏れる。
「く…うッ……!」
そしてピエトロは、軛に解放された幹から白い体液を吐き出した。

放った精と共に力も抜けてしまったのか、男はそろりと女の上に体を伸ばした。
先程までは確かにあった大きなものを抜かれ、パウラの中は空しく収縮を繰り返して
蜜を溢れさせていた。
腹にかけられた体液はまだ熱を持っていて、重なり合った二人の肌の隙間を埋めるように
広がっている。しかし、不快には思わなかった。
下腹部に放たれた男の精を介し、彼と自分を隔てる肉体の境界が崩れて、溶け合う錯覚をおこす。
まだ彼とひとつでいられる。そんな思いが、絶頂を迎えてくたりと横たえた体へ
潮のようにひたひたと満ちていく。
ずっと力を込めて繋いだままだった手の痛みも、ただ嬉しかった。
366il nome 5/5  ◆bkNoola9Vg :2005/11/22(火) 13:12:50 ID:Fbb7lDrn


朝一で回されてきた書類の量は少なかった。
局内の各部署から集まってくる報告書や認可を求める書類などは、
集中すると朝から数十枚に及ぶこともあったが、今朝方受け取ったファイルは薄い。
せいぜい十二、三枚といったところだろう。
運んできたシスターを労って、パウラは紙面に目を落とした。

急ぐ必要のあるものに付箋をつけていると、出て行こうとするシスターと
入れ替わるようにして、長身の男が戸口に姿を現した。
「局長、おはようございます」
「うむ、おはよう」
頭を下げるシスターへ頷いてみせると、男の癖のない髪が広い肩から滑り落ちた。
退出する彼女に道を譲ってから、室内を仕切って作られた自分の執務室へと歩み始める。
情を交わしたあと、数時間しか眠っていないはずだったが、その足取りは落ち着いていた。
パウラが、机の間を通り抜けて近づいてきた男に視線を向ける。
彼は歩きながら、快活な口調で「おはよう、副局長」と言った。
その声から昨夜の余韻を感じることはできなかった。
親しみから来る気軽さはあったが、そこには上司が部下に向ける以上のものは含まれていない。
公私の区別がはっきりしている所はいかにも彼らしいと思ったが、
パウラはわずかな物足りなさを感じた。

――甘い言葉を期待したのか、私は。
まだまだだなと自嘲しつつも、ふとわきあがった悪戯心を抑えきれなくなって、
彼女は上司に挨拶を返した。
「おはようございます――ピエトロ」

がつん、という鈍い音がした。

「……大丈夫ですか?」
机の脚に思いきり脛をぶつけた男へ、パウラは心配そうな声をかけた。
痛みに顔をしかめながら、偉丈夫が耳元に口を寄せる。
「……その名を呼ぶのは、私的な時だけにしてくれ」
頼むから、と呟き、耳を赤くして局長室へ向かったペテロの背中を、
パウラは笑いをこらえて見送った。


 終
367110 ◆bkNoola9Vg :2005/11/22(火) 13:13:41 ID:Fbb7lDrn
補足。
il nome(伊)=the name(英)です。
368名無しさん@ピンキー:2005/11/22(火) 20:48:45 ID:3CLV/3PW
(*´Д`)ハァハァ 

職人さん、乙です。
萌えた
369名無しさん@ピンキー:2005/11/22(火) 21:54:02 ID:lDqIBT3x
なんかペテロがものごっつ可愛いんですが。
ちょっとお茶目なパウラもかなり萌え。 激しくGJです。
370名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 01:16:19 ID:9/rnX1EN
GJ!
こなれてきた二人の関係と、最後のパウラの悪戯が萌えでした。
それにしても局長、天然だ……そこがいいんだが。
371名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 02:03:34 ID:XZ2mtO4E
局長ーーーーーーーーーー!!!!!!!!!
GJ!
372名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 09:14:53 ID:YS1KB4Lw
なにこの破壊力強すぎなペテパウ。
萌え。GJ
373名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 13:29:43 ID:R1O1+vVS
ペテロもパウラもめちゃくちゃカワエエ。
エチシーンも大変セクスィーな描写でご馳走様ですた。
GJ!
374名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 20:11:11 ID:LkIBCjgy
保守age

アクションドールの第2弾として、トレスの人形が出るそうなんだが
第3弾は是非カテ様かエステルがいいよな
手に入れたら当然着ている衣装は全部脱がせt

……や、服の細部がどうなっているのか確認したいだけですよ?
やましい気持ちなんかこれっぽっちもありませんよ?
375名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 21:15:37 ID:gZu0B7iu
嘘つけw
376名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 11:38:35 ID:GrMnai+/
>>374
裸ネクタイならぬ、裸ロザリオどうよ?
……ちと間抜けか……。
377名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 14:56:48 ID:tA18ye4J
>376
裸ロザリオ、いいな。
愛しい男の視線に晒されて熱くなった素肌の上に、
ひやりとした感触のロザリオが触れて、体を震わせるわけですね(*´Д`)ハァハァ

素肌に緋色のケープ(マント?)一枚だけ、という格好のカテ様もいいな。
378名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 23:10:12 ID:LjYe7epu
裸に…で思ったが、そしてベタだが
アベルのでっかい神父服に包まれた、裸のエステルとか萌え。
やつら体格差あるから、服もすごい大きくて
さぞエステルの華奢さが強調されることであろうハァハァ。
379名無しさん@ピンキー:2005/11/27(日) 23:29:07 ID:TE0Rh945
>378
それ萌えた。
が、アベルの神父服は「垢じみた」という余計な形容がなされているのだ。

「エステルさん…」(背後から包む)
「神父さま、ありが…くさっ!」

ファブリーズいるね。
380名無しさん@ピンキー:2005/11/28(月) 00:39:45 ID:XW7r2HBh
ファブリーズワロタw
381名無しさん@ピンキー:2005/11/30(水) 12:15:43 ID:mfpIV/hF
SS連載再開マダー?
ASUKAの九条トリブラが一回休載しているせいで
アストさん分が足りません
はやくおっぱいを堪能させてクレー
382名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 00:17:27 ID:90HcpdJz
マンガ版エロいの?
ゾーンゼロゼロみたいに
383名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 02:09:43 ID:+qUqRSC4
アスカ先月号はおっぱい祭りだった。
384telefono1 petros ver.:2005/12/03(土) 23:33:24 ID:wYudIr8e
スレ保守代わりにペテパウ小ネタ。

――――――――

〈――いったい何だ、こんな夜中に……それほど重要な用件なのか?
 声が変だ? あー、それは、寝入りばなにいきなり起こされたからであろう。
 それだけのことだ、余計な勘ぐりは――
 なに? お邪魔でしたかだと? べ、別に邪魔などされたわけではないぞ、
 ただ眠っていただけだ。邪魔なわけが――
 うん? だ、誰もおらん誰も! ここには某しかおらん!
 だから余計な勘ぐりはするなと――

 ――あッ!? おい、どこを触っているのだ! 待て、まだ話が済んだわけでは、
 ちょっと待てパウラ! だから触るのは止め――変なところを舐めるな!
 確かに触るなとは言ったがだからといって舐めることは無〉

ブツッ、ツーツーツー……

「……人をセックスの出汁にするのは止めて貰えませんかねぇ……」
報告を諦めたマタイは暗い声で呟くと、やれやれとため息をついて通信機の電源を落とした。
385telefono2 paula ver.:2005/12/03(土) 23:34:25 ID:wYudIr8e
もうひとつペテパウで小ネタ。

――――――――

〈――夜中に済みません。少々確認したいことがありましたので。
 え? 話し声がする? 隣室の方がラジオをかけているようですから、
 その音では? ここには私しか居ませんよ。
 それの割りには声が大きかった? 音の大小で距離の区別がつくとは、
 耳がいいのですね。
 ――水音? ああ、今ちょうど、ペットに餌をやっていた所ですから。
 餌を食む音を受話器が拾ったのでしょう。
 こんな小さな音まで聞き取れるとは、貴方の耳も相当いいようですね。

 ――あら。ものの例えですわ、何もそこまで落ち込まなくても……

 ――すみません、ペットがいじけてしまったようなので、
 ご機嫌を取らなくてはなりません。申し訳ないですが、失礼〉

プツン、ツーツーツー……

「……はて、副局長は結局なにを確認なさりたかったのだろう……」
首を傾げて通信機を見つめたアンデレは、もう一度連絡が来てもいいように電源を切らぬまま、
それをベッドの脇に置いた。

――――――――
以上。
386名無しさん@ピンキー:2005/12/06(火) 20:59:51 ID:s07xQIEp
交互っていうのがおもしろかった、でかいペットGJ!
ダシにされたマタイとアンデレには乙としか……。
387名無しさん@ピンキー:2005/12/06(火) 21:26:06 ID:XQPO/TfY
384と385で、ペテパウ小ネタを書かせていただいた者です。
わたしの書き込みが、なんだか、スレの流れを止めてしまったようで、
もうしわけありません_| ̄|○
以下、何事もなかったように、スレの再開をお願いいたします。

本当に、すいませんでした。
388387:2005/12/07(水) 01:00:18 ID:fFZXiaG7
って、リロードせずに書き込みしたら、コメントを下さった方がいらっしゃったのですね。
暖かいお言葉、どうもありがとうございます。

もっと職人さんが増えることを願って、age。
389名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 03:54:23 ID:g3YhqdyF
あー大丈夫だよきっと。
書き込み頻度はいつもこんなもんでしょう、このスレは。

てことで、一週間ちょいぶりにここ来た俺が
387にGJを捧げる。
エイメン。
390名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 07:32:55 ID:WuvWOwzQ
アストとアベルの小説を書いていた職人さんって
もうここのスレを見てないのかなぁ…
ワクテカで続き待ってるんだけどなぁ…
他のカプを投下するって言ってた人達も
どこいっちゃったんだろう…
391名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 21:40:22 ID:TA+i2W16
連載へ向けて鋭意執筆中


…と思いたいorz
392名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 18:24:26 ID:os8kpb0I
職人は多数いるが荒らしも常駐しているスレよりは、
職人不足で過疎に嘆いているスレのほうがいい、とつぶやいてみる。

雑談ネタふり。
トリブラ中で一番おっぱいのでかいのは誰だと思う?
393名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 22:04:42 ID:SHJyYyXF
>>392
ノエルかもしれない…
レオンが任務中に触ってきたらしいし。

「いいだろ?ちょっとくらい減るもんじゃねーしよー」
「ちょっ、何すんのよこの毛玉!」
エロというかセクハラ
394名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 23:02:11 ID:os8kpb0I
俺的にノエルは巨乳のイメージ。
アストが爆乳。
よってアスト>ノエルってとこかな。
395名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 23:48:59 ID:7l8svMe0
俺はヘルガに1票
396名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 00:17:39 ID:4Dwk3Q2Y
ヘルガ=カテリーナ=パウラかなー。
アストかカラミティジェーンのどっちかが一番おっきいとオモ。
で、越えられない壁の向こうに、
カーヤとセスとミルカの3少女がいると。
397名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 18:24:56 ID:JEMoCoVa
おっぱいネタに便乗するよ。

メアリって意外と胸ないんだな。
普通サイズっぽいエステルの姉だからなーと考えればいいのかもだが、
ちょっと違和感があった。
無意識にでっかい胸をしていると思いこんでいたのかもしれん。

……などと「薔薇の玉座」を読み返していて思った午後。
横に描かれたパウラの胸が更にでっかいだけかもしれんが。
398名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 19:42:37 ID:ER+Ie10I
・巨乳
カテ公 ノエル ヘルガ パウラ アスト カラミティジェーン

・普通


・貧乳
エステル メアリ

・つるぺた
カーヤ セス ミルカ
399名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 21:34:28 ID:Bs9txE3H
エステルは普通レベルだろ
400名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 22:02:49 ID:fTaNRK57
本人は貧弱だと思っているらしい(原作参照
401名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 22:11:20 ID:Rr4JDAoY
アストは結構大きいんだけど
巨乳と普通との間の美乳だと思う
402名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 22:17:00 ID:ER+Ie10I
男装していたし男に間違われていたからないちちだと思っていた。
403名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 23:55:35 ID:hK9VFCkE
Cぐらいキボンヌそれくらいだったら
さらし(あるかわからんがw)で潰して服装次第で誤魔化せるw
404名無しさん@ピンキー:2005/12/16(金) 20:51:50 ID:C8aryeB7
ヘルガってネタにしにくいなー
対カインだと、カインに相手にされなさそうで部屋にこもってオナニーかも
対ケンプファーだと、相手は影鬼にさせてケンプファーは高みの見物
ノイマン三兄弟の長男ならまともに相手してくれるかも。

カラミティジェーン×メアリはありそうだなー

「うふふ…メアリったら相変らずカタイのね。その意地っ張りがいつまでもつかしら」
「やめろジェーン、私は冗談は嫌いなんだ!」
「冗談ではなくてよメアリ…私は本気よ!」
405名無しさん@ピンキー:2005/12/16(金) 21:16:57 ID:tjvQRLit
>>404
バルタザール×ヘルガなら妄想した経験有
SSの形には昇華できんかったけどなorz

ジェーン×メアリっていいな。
ジェーンは両刀っぽそうだ。
男も女も相手にしているが実は心の底でメアリを思っているとかさ、
そういうのが萌え。

>「冗談ではなくてよメアリ…私は本気よ!」
こういう言葉を聞かされてほだされてしまうメアリとかも萌えだ。
406名無しさん@ピンキー:2005/12/16(金) 21:38:59 ID:iU1tN0t7
>>398
ちょっと待て、ミラノは巨乳グループで良いのか?

細いんだ、儚げなんだと理解して今まで原作を読んでいたから
たとえ小さくはなくても大きいってことはないだろうと思ってた。

アニメでは大きかったりしたの?見て無いからわからないんだけれど。
407名無しさん@ピンキー:2005/12/16(金) 21:58:35 ID:C8aryeB7
なんとなく退屈しのぎにジェーン×メアリのチラ裏。

「やめるんだジェーン…このようなこと、神がお許しにならない」
「生きとし生ける者で罪を犯していない者などいなくてよ。
皆、死ねば地獄の業火に焼かれる運命……なら、
欲望のままに生きなくては損というものでしょう?」
 ジェーンに熱い唇を重ねられた私は、咄嗟に離れようとしたが、
その甘く柔らかな舌の感触に思考が溶けてまった。
同性との姦淫……許されざる罪とは分かりながら、甘美な味に抗う事はできない。
私はジェーンの舌に応じるように自らのそれを絡めていった。
「メアリ……、淫靡でとてもきれい……」
 もはや私の中にはすでに海軍大佐としての面影は、欠片もなかった。
そこにいるのは、欲望を貪ろうとしているただの女―――女友達との痴態に、
不浄な昂ぶりを覚えているのだから…。
「貴女のことだもの、夜は一人寂しく過ごしているんでしょう?
その持て余したカラダ…私が代わりに慰めてあげる」


すいません調子に乗りすぎましたorz
408名無しさん@ピンキー:2005/12/16(金) 22:49:20 ID:LE0i8LXQ
>>406
アニメのカテ様は結構デカ乳(D〜Eくらい?)
斜め横からのショットだと腰がくびれてるのがわかる。
まあノエルの方がでっかく描かれてるけどさ。
Gカップくらいあるんじゃないか?あれは。

>>407
こ、ここで寸止めッスか……
お願いします、続きを、続きをプリーズ……
409名無しさん@ピンキー:2005/12/17(土) 00:27:38 ID:V8HZrrmR
ttp://www4.axfc.net/uploader/9/so/No_2550.jpg.html
ノエル>アスト>カテ様>>>エステル

>>407
(;´Д`)ハァハァ…つ、つづきを…
410名無しさん@ピンキー:2005/12/17(土) 00:58:57 ID:SDYO9Fm9
マタイとパウラで妄想してるのは俺くらいか
腹黒好きなんだけどな
411名無しさん@ピンキー:2005/12/17(土) 01:06:18 ID:7qLmAFCH
>>410
ここにいるぞ。
412名無しさん@ピンキー:2005/12/17(土) 03:30:20 ID:qkjjExDm
>>409
ご親切に大感謝!ありがとうございます。






でも、改めてアニメ見なくて良かったと思ってしまいました…
413名無しさん@ピンキー:2005/12/17(土) 03:37:30 ID:XWCcU86K
>>409
アストの若乳…
414名無しさん@ピンキー:2005/12/17(土) 07:35:02 ID:A51Ndipq
>>410
ここにもいるぞノシ
腹黒カップル萌。

>>409
うp乙。
…ピンクのドレスを着てるちんまいのって、エステルか…?
その下の羽交い締めにされてるのはアストだとわかるが、背後の男は誰なんだ。
まさかエンドレとか言わないだろうな…
さすがはGONZOクオリティorz
415名無しさん@ピンキー:2005/12/17(土) 15:33:49 ID:+4W2eNdb
アニメはとりあえず見てた。
最初は楽しみだったが、後にいかに原作が壊されているか確認するために見るように・・・

>>407
続きキボン
416名無しさん@ピンキー:2005/12/17(土) 17:58:38 ID:WCzc3VUh
アストの後ろのはエンドレ。声はCDドラマでぼるじあやってた人
第一話(フライトナイト)で風船の子供が殺されるのが乗客全員殺害になってたし
「子供を惨殺するシーン」とか「子供を虐待するシーン」は出しちゃいけないらしい。

ちなみにレン=ヤーノシュは伯爵令嬢ではなく伯爵n(ry
417名無しさん@ピンキー:2005/12/17(土) 20:30:35 ID:2JPjzLgb
>>416
ナ、ナンダッテー>ΩΩΩ

マジでエンドレですか。
おかしいなあ、外見は天使のような子供だったはずなのになエンドレorz
何で成長してるんだよ…
418名無しさん@ピンキー:2005/12/17(土) 20:42:05 ID:qtn+BCQ7
ミラノ公がおもいっきり悪女 




419名無しさん@ピンキー:2005/12/18(日) 04:57:11 ID:3aiHBBKI
そんな事言い出したらキリがないYO
420名無しさん@ピンキー:2005/12/18(日) 10:42:35 ID:TLzGrGxN
アニメ版は黒歴史?
421名無しさん@ピンキー:2005/12/18(日) 11:08:47 ID:wcRtMEuy
真っ黒
422名無しさん@ピンキー:2005/12/18(日) 16:07:48 ID:uYDZ1hEv
死んだ作者も う か ば れ ま い
423名無しさん@ピンキー:2005/12/18(日) 18:19:54 ID:gPXPLFLH
>>409
ノエルの手前にいるのってエステル?
424名無しさん@ピンキー:2005/12/18(日) 19:55:16 ID:5l1Meo53
>>423
そうですよ。おのぼりさんのときです。
425名無しさん@ピンキー:2005/12/18(日) 21:25:19 ID:eSOQHb7G
ここであえてユーグ×シスターアグネスをあげてみる。
マイナーなのは承知
426名無しさん@ピンキー:2005/12/18(日) 21:34:57 ID:RqhBf9GM
本スレでの聖職者の性体験話に便乗して妄想してみた。

ジャッジメント・デイ・パラレル。
異端審問のため勾留状態のミラノ公。
深夜、そこへ突然パウラを伴ってメディチが登場。
「お前がこんな風になったのも悪魔(長生種)と通じているからだ」
とかなんとか滅茶苦茶な理由を持ち出しカテリーナの非処女を疑っていることを臭わせ、
それを今から確認するというのだ。当然、激しく抵抗するカテリーナ。
しかしパウラに取り押さえられ、強引に服を剥ぎ取られ、脚を開いた状態で固定される。


…というところまで。
427407:2005/12/18(日) 21:52:46 ID:QCSM8wJf
以前ジェーン×メアリ書いた者です。
俺は文章ヘタでとてもssなど書けませぬ。これくらいでご勘弁をorz

微かな愉悦の兆しはまるで手をすり抜ける水のようにつかみ所がなく、
もっとそれが欲しいのに、なかなか手に入らない。
「ジェーン、なんで…」
 また指が増やされている。
とてもじゃないが、三本も入るとは思えなかったそこは案外楽に飲み込んでいるのが不思議だった。
中でバラバラに指を動かされて、そのポイントに触れそうになると、うまくはぐらかされる。
切なくて、私はその想いを目で訴えるがジェーンはわざと気づかないふりを続けた。
きっと、言わないと気付いてやらないつもりなのだろう。
「ジェーン、頼む…意地の悪いことはしないでくれ…」
女のいい所は女が知る、ということだろう。
今まで避けられてきた部分をジェーンが擦り上げたとき、
目の前でマグネシウムを焚かれたように真っ白にスパークした。
それはほんの一瞬だったが、今までとは段違いの激しすぎる快楽。
「ここがいいのね…?ふうん…」
先ほどとは違い、私の最も敏感な箇所だけを重点的に攻めてくる。
速度を速めたり、やわやわとのの字を書くようにしたりと様々に攻めたてられ、
声を抑えようと思っても勝手に出てしまう。
口を開けっぱなしにしているせいで、口端から唾液がこぼれた。
それを飲み込む余裕もない。せわしなく浅い呼吸を繰り返して、
なのに少しも空気が入ってこない気がする。

…これが精一杯
428名無しさん@ピンキー:2005/12/18(日) 22:07:33 ID:0ec0P6ce
アニメはジェシカとアグネスとウェンディあたりは神だった

ゲストばっかりか
429名無しさん@ピンキー:2005/12/18(日) 22:44:07 ID:xZmvUgtr
>>426
カテリーナの脚を開かせてナニをする気だメディチーーー!!!
……最終的にはフランチェスコとパウラの二人がかりで3P突入?とか言ってみる。

>>427
うおーエロー!エロー!!
抵抗できずにジェーンに翻弄されるメアリがイイ!
GJGJ!!
430名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 20:09:40 ID:2IbvGTDl
>>427
GJ!
切ながるメアリにハァハァ(*´д`)
余裕たっぷりで攻めてくるジェーンもハァハァ(*´д`)
文章がヘタなんてとんでもない!十分うまいじゃないですか。
良ければもっと続きキボン。
431名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 20:46:17 ID:byKc9yHa
>>426&>>427
うわ、萌えるwww


ネタ投下職人さんたち、いつもありがとう
432名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 22:11:36 ID:HTM+0bpJ
マタイ×パウラってどんな感じなんだろ…
ていうかどちらが主導権を握っているのか…
@普段の職場どおり上司のパウラがリードしている
Aいやいや、夜はマタイが支配している

@の場合…
パウラ「さあ、脱ぎなさいマタイ」
マタイ「副局長、ここではいくらなんでも」
パウラ「言い訳は聞きません…私の言葉は主の御言葉と思いなさい」
キャラ違うな…
Aの場合…
マタイ「シスター・パウラ…よろしいのですか?主の僕たる貴女が
これではまるで娼婦ですね…」
パウラ「や、やめなさいマタイ…上司の命令が聞けないというの!?」
マタイ「ふふ…仮にも『死の淑女』なのです、もう少し抵抗してはいかがです?
そうしないと好き者と思われますよ?」

ごめん、やっぱ難しいな
433名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 22:32:34 ID:J48nQTLr
個人的にはAを推奨する
434名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 22:35:26 ID:PXGHXbts
>>432
2のパターンを只今捏造中。……難しいけど。
1でもネタ的に美味しいね。
マタイはやっぱり言葉責めが標準装備だよなあ。
プライドの高い女を屈服させるのが上手そうな感じ。
435名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 23:09:05 ID:HTM+0bpJ
Aのパターンだと…

例えば、異端審問局内でちょっとパウラが冷たかったりして、
ひねくれたマタイが内心キレる。で、会議なんかが終わった後に、廊下を歩くパウラを
どっかの暗がりに連れ込んで
「私を無視するなんて…あんまりだとは思いませんか?シスター・パウラ」
「無視などしていません。私は立場上公平を守っているつもりですが…」
「そんな嘘、局長くらいしか騙されませんよ…!」
で、
「おっと…声なんか出しても良いのですか?『立場上』人に見られたらまずいでしょう?」
「くっ…」
「私をぞんざいに扱えば、苦しむのは貴女自身ですよ?
どうやら一度痛い目にあわなければわからないらしい…聡明な貴女らしくないではありませんか」
「私にどうしろと…」
「さて?どうすれば私が満足するか…ふふふ」
一度退くマタイ、
『これからに期待していますよ…シスター・パウラ』
で、昼と夜では主従関係が逆転すると。
436名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 00:12:23 ID:CD8+wz7f
>>435
ちょw 書くの早すぎwww
萌えちゃったじゃないか、どうしてくれるw

>どうやら一度痛い目にあわなければわからないらしい…
ここ最高! やっぱり言葉責めが似合う男だ、マタイ。

>「そんな嘘、局長くらいしか騙されませんよ…!」
そしてここんとこに笑ったw
局長に対して密かに対抗心燃やしてたりすると禿萌えだ。
437名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 14:28:34 ID:4yLt2N8a
いやいや、やはりマタイにはベタだが
「どこをどうされたいのですか?仰っていただかないとわかりませんよ?」
と言って貰いたい。

局長×パウラ←マタイならなおよし。

局長は良くも悪くもノーマルで、なんとなくもやもやしていたパウラの前に現れるマタイ。
二股は良くないとはわかってるんだけど、心は局長、身体はマタイに向くんだな。
で、
「やめなさいマタイ…」
「その割には、ここが随分と熱いですね…」
となると。
438名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 18:04:34 ID:GNOuj/yu
局長×パウラ前提のマタイ×パウラ
439名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 18:23:59 ID:t01aFJSx
>>437-438
ちょっと何その萌設定。
局長はパウラにちょっかい出されてても気づかないっぽいな。
もしも気がついたら叫喚者片手にマタイの所へ怒鳴り込んで行きそうだが。
440名無しさん@ピンキー:2005/12/22(木) 12:45:38 ID:aR/uFvyR
>>439
そこで局長も交って
マタイ+パウラ×局長ですよ
441名無しさん@ピンキー:2005/12/22(木) 12:55:29 ID:ylWzyai8
>>426
処女確認と言い出した手前メディチが挿入するわけにもいかないんだよな。
で、パウラたんの指と舌で徹底的に穴以外のありとあらゆる性感帯を開発しくすんだ!
メディチは存在するだけでカテの羞恥プレイを成立させられる上に更に言葉攻めでw
442名無しさん@ピンキー:2005/12/22(木) 13:14:19 ID:f/RT9fNz
>>441
魔女裁判と同じ理屈で、挿入して「破瓜」があれば、目出度く
「処女であった」ことが確認されるが、非処女になった事で弾劾、
なければ非処女が確認されて弾劾

弾劾と称してネチネチと・・・
443名無しさん@ピンキー:2005/12/22(木) 14:49:32 ID:ylWzyai8
>>442
「何故貞操を守ろうと最後まで抵抗しなかったのだ!?」とか無茶苦茶言うんだw
444名無しさん@ピンキー:2005/12/22(木) 23:26:45 ID:H83xEljw
凄いぎりぎりでトレスが助けにこればいい。
そしてある筈のない感情に従ってキレればいいw
445名無しさん@ピンキー:2005/12/22(木) 23:39:37 ID:nd58KNtO
本スレの過去ログ見てたら「帝国の伽はベッドで血をちゅーちゅー吸われる事か?」とか言う書き込みを見たので、つい想像してしまった・・・。
三十前後の美丈夫に乗っかる十代前半の美少女・・・。
スレイマンにコレして上げたら、謀反も起こらなかったろうに。
446名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 04:38:03 ID:bQHW1eJj
アベル×ロリカテ誰か書いてくれないかなー

頭は良いけどまだまだ世間知らずで純情なカテと
長い眠りから目覚めたばっかりで本能の赴くままに行動するアベル、みたいな。
447名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 09:44:19 ID:r9J4/TXB
ケイトって割と誰とでもカプにしやすい
ユーグ
レオン
トレス
教授
漫画版ならペテロもあり
448名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 19:54:17 ID:SrJMZ4Ge
ケイトか。
好きなんだけど、実体がないのがやっぱ難点だよなあ。
やっぱあれか、功殻機動隊みたいにエロ目的に作られたウイルスをアイアンメイデンの
電動知性に潜り込ませて、ハッキングされて悶えるケイトたんを視姦するとか、そんなんか。
教授かディートリッヒ辺りなら、そんなプログラムを簡単に作れそうだし。
449名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 21:02:38 ID:o+C89SK4
実体のないケイトだと…

例えば、いつもレオンに食って掛かるケイトにレオンが
「ああーーっ!、何でお前はいつも俺の邪魔するんだよ!?」
「レオンさんたら、いつもいつも私の目の前で他の女性と…
私の気持ちも知らないで…!」
「だってお前は立体映像だしよー」
突然泣き出すケイト。
「お、おいなんだよいきなり…」
「もう知りません!どうぞご勝手にしてくださいまし!」
ちょっと反省するレオン、
「これだから嫌なんだよな、実体のない女の相手をするのはよ…」
レオン、ケイトの目元に指を運ぶも、空を切る。
「好きな女が泣いていても、涙を拭いてやることすらできやしねぇ。
だから泣くな、お前は笑ってんのが一番だからよ」

先生!エロに結びつきません!
450名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 21:11:33 ID:gWeDzAT6
>>449
うっはw ちょ、俺を萌殺す気かwww
涙ぐむケイトテラカワイス!!
451名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 23:33:11 ID:9oWa76eK
じゃあレオンの脳波をコンピューターに潜らせてデジタルなエロとか
452名無しさん@ピンキー:2005/12/24(土) 01:13:36 ID:0H9+X26y
視姦とか言葉攻めで
453名無しさん@ピンキー:2005/12/24(土) 02:36:58 ID:H8JN0LQ1
先生質問です!
ケイトタンの立体映像に裸ヴァージョンはないんですか?
454名無しさん@ピンキー:2005/12/24(土) 03:15:58 ID:koz14KTq
>>453
立体映像の製作者がWWWである以上、紳士の彼はそんなものを作っていないと思われます。
455名無しさん@ピンキー:2005/12/24(土) 04:41:08 ID:kl2pDVaM
456名無しさん@ピンキー:2005/12/24(土) 18:16:22 ID:bOqhKrtj
>>455

笑いました
457名無しさん@ピンキー:2005/12/24(土) 22:11:36 ID:l+E66qoC
>>455
なんかエロページに飛ばされたんだが。
注意書きくらいしといてくれ。
458名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 03:35:08 ID:HZAErWfa
>>457
同意すべきかどうか迷うなw
ここ21禁板だしww
459110 ◆bkNoola9Vg :2005/12/25(日) 17:46:11 ID:Qfosbtwr
同じ組み合わせばかりで恐縮ですが、ペテロ×パウラを投下します。
ただし本番はなし。
しかも微妙に季節外れ。すんません。
460Siesta 1/11  ◆bkNoola9Vg :2005/12/25(日) 17:46:50 ID:Qfosbtwr
「――局長。お呼びですか?」
声をかけ局長室の中に入るが、ペテロの姿はどこにも見あたらなかった。
そう広くない部屋の左手中央には、主(あるじ)の座らぬ大きな椅子が、デスクの後ろに
ぽつんと置かれているだけだ。
人を呼びつけておいて本人が不在とは失礼にも程があると思うが、もはやそれに慣れて
しまった自分がいる。
その事に少し苦笑しながら、パウラは手に持ったファイルを抱え直した。

まあ、彼が取るだろう行動の選択肢は、そう多くない。
待ちきれなくて探しに出たか、もしくは呼んだこと自体を忘れているか。
他にもふたつ三つ考えられたが、大方この辺りだろうと判断して、とりあえず上司が
帰ってくるまで待つことにする。
幸いにして、今のところ急ぐ用件は入っていない。
はっきり暇だと言い換えてもいいほどだ。
多少ここで無駄な時間を過ごしても、後の作業にしわは寄らぬだろう。

応接用のソファに歩み寄り、腰を下ろす。
スプリングのきいた革張りの椅子は、彼女の体を柔らかく受けとめた。
座った弾みに巻き込んだスカートの裾を直してから、ファイルを膝の上に置く。
ふう、とひとつ息を吐いて、パウラは窓の外を見上げた。
数ヶ月前まではじりじりと熱く肌を焼いていた日の光も、季節のうつろいと共に
すっかり勢いを衰えさせていた。
戸外では冬の訪れを感じさせる、身を切るような冷たい風が木立を揺らしている。
その一方、天井から床まである大きな窓は寒気を完全に遮断して、室内を外界の厳しさとは
無縁にしていた。
午後の白い日射しが斜めに入り込んで、毛足の長い絨毯の上に四角い窓枠の影を落とす。
陽光はパウラの座っているソファにも注がれて、本来ならば熱を持たぬはずの革に
温もりを与えている。

自室以外でゆっくり腰を落ち着ける事ができたのは、本当に久しぶりだった。
こうして黙って座っていると、市街の喧噪が嘘のように思える。
ドアの向こうで局員達が立てる物音も、まるで子守歌のようだ。
瞼を閉ざすと、頬に当たる暖かさがより増した気がする。
湿度の調節された室内に、部屋の主の香りがわずかに混じっている。
その空気に、仕事中だからと気を張っていた意識が、ゆっくりと溶かされていく。

パウラの膝からファイルが滑り落ちて、ソファの上でぱさりと音を立てた。
それにも気づかず、彼女の頭がことんと椅子の背へもたれかかる。
眠りの淵に漂い始めたパウラを、冬日が静かに照らしていた。
461Siesta 2/11  ◆bkNoola9Vg :2005/12/25(日) 17:47:36 ID:Qfosbtwr


「思わぬところで時間を食ったわ、全く」
ぼやきながら、男は自分の執務室のドアノブに手をかけた。
扉を開くとまず目に入るのは、応接用にしつらえられたテーブルとソファだ。
その皮張りの広いソファに、こちらへ背を向けて座った人物がいる。
顔を確認するまでもなく、被っている深紅の頭巾を見れば、それが誰なのかは
察しがついた。いつもならば大抵デスクの前に立って自分を待っているのに、
今日は珍しくも椅子に掛けている。
「遅くなってすまんな、副局長」
黙って立っているのも辛いほど長い時間待たせてしまったのかと、申し訳ないという
気持ちを込めてそう言うと、ペテロは扉を閉めソファへと歩み寄った。

彼女に局長室へ来るようにと連絡を入れたのは、三十分ほど前のことだ。
通話機の向こうで落ち着いた声が「はい」と答えるのを聞いた、そのすぐ後に、
別の用件で席を外した。
早く戻るつもりが出掛けた先で意外と手間を取らされて、気を揉みながら戻ってみると、
案の定。またしても彼女に待ち惚けを食わせてしまったというわけだ。

「……シスター・パウラ?」
礼儀正しい尼僧から言葉が返ってこないことを不審に思い、ソファの前へと回り込む。
返事もしたくないほど気分を害しているのか、それとも呆れて言葉も出ないのか、
それとも――
一瞬のうちにいろいろと予想を巡らせるが、用意した言い訳を口へ昇らせる前に
椅子へ座った尼僧を見下ろして、予測はすべて覆された。

ソファの背に体を預けるようにして、女が眠っていた。
普段座る時にきっちりと閉じられて乱れることのない脚は、斜めに崩れて
スカートの裾を広げている。
ファイルが太腿へ立てかけられているのは、おそらく膝に乗せてあったものが
滑り落ちたのだろう。中の書類が少しはみ出ている。
そのファイルの上に乗せられていたはずの手も、一緒に脇へ落ちてしまっていた。
小首を傾げる姿勢で寝息を立てるパウラの前に、ペテロはそっと片膝をついた。
462Siesta 3/11  ◆bkNoola9Vg :2005/12/25(日) 17:48:12 ID:Qfosbtwr
局長職を預かってからこの方、役職を持たなかった頃とは段違いで仕事に
明け暮れる日々となった。
デスクワークが苦手な己と違い、彼女は退屈な事務作業も、異端共を
排除するための聖務と同じように淡々と――そして確実に処理してゆく。
自分が一枚書類を仕上げている間に、パウラは複数枚の指示書やら報告書やらを
苦もなくこなして机に積み重ねてしまう。そんな鮮やかな手つきを見慣れるにつけ、
有能な副官が自分の仕事を手伝ってくれるのもまた当たり前となっていた。

――己の力量不足から、彼女を疲れさせているのではないか。
反省をしながら改めて尼僧の顔を見ると、目の下に化粧では隠しきれぬ隈が
薄く浮いていた。その白い頬はわずかにこけているように感じられたし、
細く描かれた眉の根元も常より寄せられているようだ。
疲労を蓄積させたそぶりも見せず、気丈に振る舞う彼女が、健気に思えた。

「苦労をかけて、すまぬ――」
起こすのが忍びなくて、小さな声で詫びる。
心持ち傾いたパウラの顔に、一部だけ伸ばされた前髪がかかり、細い吐息にあわせて
ふわふわと揺れている。
彼女の右目を隠すその髪を静かに払う。
そのまま耳の後ろへかけてやった弾みに手が頭巾へ触れた。脱げかけていたそれが
ぱさっと乾いた音を立て、女の頭の後ろへ落ちる。
直してやらねばと思いながら、指の間を通り抜けるさらりとした髪の感触が
手袋越しにも心地よくて、ペテロはそのまま尼僧の髪を梳き続けた。

見守っていたほんの短い間にも、パウラの顔は徐々に穏やかになっていった。
己の手の感触が、彼女に安らぎを与えているのだろうか。
髪を梳いていた手は、いつしか彼女の頭を優しく撫でていた。

――この手を介して、胸の内にある慈しみが伝わってくれたならいいのだが。
もとから口達者な方ではないから、言葉にしようとしても、きっと正確に
伝える事はできないだろう。
だから、触れているこの手へ万感の思いを込める。
せめて眠っている間だけでも、彼女に安息が訪れてくれるように、と。
463Siesta 4/11  ◆bkNoola9Vg :2005/12/25(日) 17:48:41 ID:Qfosbtwr
本当に思いが伝わった訳でもないだろうが、不意に女がほほえんだ。
普段見せる抑えられた微笑とは違う、あどけなく純粋な笑みを浮かべている。
「夢を見ているのか?」
一瞬、目を覚ましているのかと勘違いしたが、見下ろしている彼女の体は椅子に
もたれたままくたりと弛緩している。
ただ表情だけが、幼い子供のようににっこりと笑っていた。
どんな夢を見ているのかは推測するしかなかったが、おそらくは幸福なものなのだろう。
笑わせてやれたことに満足して、ペテロはようやくパウラの頭から手を離そうとした。

その時、彼女が何かを囁いた。
ほとんど聞き取れぬ声で、脈絡のないことを呟いているようだ。
戯れに、何を言っているのか聞き取ろうと、顔を彼女の口元へ寄せる。
心から嬉しそうに笑みを刻んだその唇が、かすかに己の名を呼んだ。

『ピエトロ』と――

はっきりと声に出されたわけではない。
いや、声が出なかったからこそ、名前を発音する時の口の動きだけが、
鮮明に脳裏へ焼きついた。
白い石のような歯もすぼめられた赤い唇も、艶めかしい舌の動きも。

「……っ!」
思わず息を呑んでいた。
胸の内にあった柔らかく暖かだった思いが、俄にねじれて欲望の熱へと変わる。
その熱が背筋を伝い降りて腰の奥に火を灯す。
灯った炎はたちまち激しい勢いとなって腹を焼いた。
つい先程までは、彼女を傷つけようとする何者からも守ってやりたいと思っていた。
そのはずなのに、今は己の欲に任せ、この唇を心ゆくまで貪りたくてたまらない。

周りの物音が、音量を絞られたように静かになっていく。
意識が女の口元に集中する。
頭に乗せていた手を頬へと当てる。
両手で彼女の顔を包むようにして上向かせる。

「は……」
親指を顎に当てて少し口を開かせると、仰け反ったために首が苦しくなったのか、
空気を求めてパウラが喘いだ。
吐かれた女の息に誘われて、ペテロはゆっくりと己の唇を近づけた。
464Siesta 5/11  ◆bkNoola9Vg :2005/12/25(日) 17:49:52 ID:Qfosbtwr


――頬に当っていた日の光が、急に陰った。

太陽が雲に隠れたのだろうか?
誰かがすぐ近くに立っている気配がする。陽光が遮られたのはそのせいか。
誰だろう。目を開けなければ。
ああ、でも、眠くて仕方がない――

瞼を上げることができぬままでいると、目の前の人物が身を屈めたのか、
また頬へ日が当たるようになった。
「――――」
何か話し掛けられたけれど、返事をしなくてはと思うその考えすらも
ぼんやりとしてまとまらない。
今はただ、この安らげる空気の中で微睡んでいたかった。
日向の乾いた空気の匂いがする。
優しく包みこみ温めてくれる、安心する香り。
――あの人のにおい。
ふっとその匂いが強くなる。
頭へ誰かが触れたのが解った。
目の上に落ちた前髪を静かに払われる。耳へと掛けてくれた弾みにその手が
頭巾を引っかけたのか、脱げて頭の後ろへ落ちた。

そのまま穏やかに髪を梳かれ続けて、パウラは再び眠りに落ちていった。



浅い眠りの中で夢を見ていた。
私は小さな子供になって、日だまりの草原の中に座り込んでいる。
秋の終わりに近づいた空は高く、雲が幾筋もたなびいている。
少し枯れた色の混じり始めた草の間に腰を下ろしていると、
乾いた空気の香りが鼻先をくすぐった。
薄い陽の光で暖まった空気に、乾燥したハーブのような匂いが立ちこめる。

――いいにおい。
気分が良くなってにっこりと笑う。
胸一杯に息を吸い込もうとして上を向いたその頭を、撫でる手があった。
465Siesta 6/11  ◆bkNoola9Vg :2005/12/25(日) 17:50:36 ID:Qfosbtwr
――だれ?
確認しようと振り向いたが、太陽を背にしているその人の顔は
逆光のせいで影になって、よく解らなかった。
ただ私の頭を撫でる掌だけが、大きく暖かい。
触れてくる動きは優しくて、されるにまかせてじっとしていると、
とても心地が良かった。
筋雲が晴れて太陽がすっきりと顔を出した。
明るさを増した光が、草原と私とその人を照らし出す。
光の当たった長い髪が、空の色を透かせて青く輝いた。
私はこの髪の色を知っている。
とてもよく、知っている。

――ああ、あなただったのですね。

秋の空気は乾いた草の香りを含んで私を包みこむ。
雲間から照らす陽の光を浴びて、彼が笑っている。
胸の奥から暖かい思いが広がってゆく。
笑いかけてくれるその事がたまらなく嬉しくて愛おしくて、
私は彼の名前を呼んだ。

「ピエトロ」と――



自分で出した声に反応して、意識が眠りの淵から表層へ浮上した。
ほんの少し休むだけのつもりだったのに、どれくらい眠ってしまったのだろう。
起きて時刻を確かめなくては。

瞼を開けようと努力するパウラの頬に、誰かの手が触れた。
そのまま顔の両側を押さえられて、上向きにされる。
仰け反った喉が苦しくて、空気を求めてわずかに喘ぐ。

――誰?
疑問に思って、重たい瞼を無理やり開ける。
霞が掛かってぼやけたパウラの視界に、薄青い色の髪が映った。
――この髪の色は、もしかして。
「……局長?」
不審と猜疑が目一杯混じった声が出た。
一瞬どんな状況にあるのか解らなかったが、すぐ目の前にある男の顔が硬直したのを見て、
何となく今の流れが掴めた。
仕事中に女の寝込みを襲うとは、と呆れて思い切り眉をひそめる。
「何をしていらっしゃるのですか」
声を尖らせぬよう気をつけてパウラが問いかけると、ばつの悪そうな表情を浮かべて
ペテロは身を引いた。
466Siesta 7/11  ◆bkNoola9Vg :2005/12/25(日) 17:51:12 ID:Qfosbtwr
「……起きていたのか」
問いかけに答えず、ペテロは場をごまかすために自分の髪をかき回した。
色の薄い直毛がくしゃくしゃになる。その様子を見ながらパウラは身体を起こした。
脱げてしまった頭巾を被り直す。
もうそこには幼い笑顔を見せて眠っていた女はおらず、異端審問局の副局長としての
パウラがいた。
「いえ、目が覚めたのは今ですわ。――もしかして、お待たせしてしまいましたか」
「いや、待たせてしまったのは某の方だ。部屋を空けておって、すまん」
男が謹直に頭を下げると、もつれた髪が揺れた。
直してやろうとペテロの頭に手を伸ばしかけたパウラは、継いでかけられた男の言葉に
動きを止めた。

「所用であったのだが、まさか君がうたた寝をする暇があるほど、時間が掛かるとは
思わなくてな」
「……その寝ている女に、何をしようとしておいでだったのです?」
穏やかに藪から蛇が出た。
余計な言い訳をして藪をつついてしまった男が、途端に耳を赤らめる。
「いや、その、君があんまりあどけない顔で寝ていたものであったから、つい出来心で」
視線を泳がせて口ごもるペテロを、パウラは半ば諦めたように眺めている。
唇から漏れそうになったため息を押し殺して、ファイルから落ちかけた書類を入れ直す。
膝の上で軽く叩いて紙を整えていると、男がぼそりと言葉を発した。

「だが、君とて悪いのだぞ」
「私がですか?」
意外な反撃に、女が上司を見上げた。
被害にあったのはパウラの方だ――正確には未遂だったけれども。
彼女の表情には批難や詰問といった厳しいものはない。
だが、その顔にどこか「なぜ私が悪くなるのだ」と言いたそうな色が浮いているように
見えて、ペテロは邪推を振り切るように頷いた。

「寝言を口走っていたであろうが」
「――言ったような気もしますが、でも」
「あんなに無邪気に微笑まれた上に、名前を呼ばれては、たまらぬわ」

弱り切った顔でペテロは再び頭を掻く。
せっかく落ちかけていた直毛が、またもつれて跳ね上がった。
467Siesta 8/11  ◆bkNoola9Vg :2005/12/25(日) 17:52:07 ID:Qfosbtwr
困った様子の男に笑いを誘われたパウラは、今度は喉の震えを押さえねばならなかった。
――無意識の悪戯、か。
夢だとばかり思っていたが、実際に声を出して彼を呼んでいたようだ。
知らぬうちだとはいえ誘っていたのなら、確かに自分にも責任がある。
「それは申し訳ないことを致しました」
「別段、謝られる事でもないがな。……しかし、惜しかった」

心底残念そうに呟かれて、パウラはとうとう吹き出した。
書類の入ったファイルごと腹部を抱えて、ソファの上で身体を曲げる。
肩を揺らして苦しそうに笑う彼女を、ペテロが気分を害した顔で見下ろす。
「……そこで笑ってくれるな」
「申し訳……ありま……」
かろうじて笑声は抑えたが、喉の奥から湧き上がる波に邪魔されて、滑らかに喋ることすら
できなかった。

「涙が出るほど笑うこともなかろう」
むう、と口を曲げて眉根を寄せたペテロが腕を伸ばしてきた。
パウラの顎を持ち上げて、目尻に浮いた雫を拭う。
男のはめた手袋の白さが、女の目に染みた。
ふわりと漂う、日なたの草原の香り。

――今だけはこの人を感じてもいいのではないか。
なにしろ今日は、暇なのだから。
多少無駄な時間を過ごしたところで、後の仕事に皺は寄らぬはずだから。

「局長」
「うん?」
「そんなに残念でしたか?」
「……まあな」
ようやく笑いの発作を静めたパウラは、手を伸ばして男の跳ねた髪をなでつけた。
癖のない長髪は、わずかに触れただけでするりと背中へ収まる。
手櫛で男の髪を梳き終わると、パウラは頬へ触れたままのペテロの手に自分のそれを
重ねてそっと握った。

「では、続きをどうぞ」
「続き?」
「ですから」
尼僧の意図を掴みかねて、ペテロは首を傾げた。
合点のいかぬ顔をしている男を見上げながら、パウラはソファに寄りかかる。
眠っていたときと同じ体勢になると、上司にも理解できるように言葉を繰り返す。
「私はこのまま眠ったふりを致しますので、続きをどうぞ」
そう言って、パウラは目を閉じた。
468Siesta 9/11  ◆bkNoola9Vg :2005/12/25(日) 17:53:08 ID:Qfosbtwr
「………………」
瞼を伏せて顔を傾けた尼僧を見て、ペテロの時が少々止まった。

――これはもしかして『据え膳』という奴だろうか。
悪友どもにつけられた知識が脳裏を巡る。
確か、饗された膳は手を付けねば失礼に当たるのではなかったか。
どう考えても男に都合のいい言いぐさにしか思えぬが。
食べずに我慢をすることもできるはずだ。

だが、どんなにためらってみせた所で、結局は口にせずにいられないのだ。
彼女が最上の美味である事を、既に己は知っている。

腹に灯った火は燻っている所に新鮮な空気を送り込まれて、再び勢いを取り戻してきている。
熱と共に上昇する欲に煽られて、ペテロは親指で女の頬をそっと擦った。
柔らかい感触。染みのない滑らかな肌へ己の指先がわずかに沈む。
なかなか肝心の場所を攻めてこない男に焦れたのか、パウラが口を細く開けて息をついた。
赤い唇から覗く、白い歯。艶めかしい舌の動き。
鼻先に吹きかけられた甘い吐息。
女が見せる仕草の全てに誘われる。

堪え性のない己に苦笑しながら、ペテロは再び女の顔に唇を近づけた。
しっとりと潤ったそこに軽く触れる。
その瑞々しさをもっと鮮明に感じたくて目を閉じた。
彼女のつけている紅が二人の唇同士を密着させる。
下唇をわずかに吸って離す。
ちゅ、という小さな音がして、離れた後に女の唇が震える。
それが思いのほか心地よくて、何度も同じ事を繰り返す。
続けるうちに開いた口から唾液が滲んできた。
滑る唇の感触を舌先で愛でてから、中へと入り込む。

「ん……」
パウラが鼻から息を抜いた。
入れた舌を迎えて絡めてくる。
口腔に湧いた液体をたっぷりと舌に乗せて女の中へ送り込む。
男が舌のざらりとした表面や滑る裏側を楽しんでいるうちに、あっという間に唾液は
溢れかえって、女の唇の端から伝い落ちる。
交じり合った互いの唾液を、パウラは音を立てて飲み下した。
嚥下する喉の動きが触れあう皮膚を伝って、密やかな刺激となる。
たまらず彼女の頭をかかえ肩に手を回し、細い身体を抱き寄せる。
ペテロが絡めあっているものを深く己の内に吸い上げると、鼻に掛かる声で女が呻いた。
469Siesta 10/11  ◆bkNoola9Vg :2005/12/25(日) 17:54:07 ID:Qfosbtwr
「ン、うんっ」
耳に聞こえる甘い音と口で感じるなめらかな質感が、更にペテロの欲望を煽っていく。
肩に回した手をなだらかな稜線の背中へと滑らせる。
そのまま掌でさすっていると、パウラも応えて両手を伸ばしてきた。
腹の横から脇下を通って腰に回される。
背筋に沿って幾度も撫で上げられた。うなじの毛が逆立つような感覚に襲われる。
すがりつき背についた筋肉を探るような動きに、彼女もまた己を求めているのが解る。

――唇だけでは飽きたらぬ……このまま全てを吸い取って貪りつくしてしまいたい。
抱き寄せた身体を更に隙間なく重ねあって、二人してゆっくりとソファに倒れ込んだ。
せっかく被り直したパウラの頭巾が脱げ落ちる。
横倒しになった身体にファイルが下敷きになる音がした。
女が手探りでそれを引っぱり出し、頭上に置いたのが解った。
書類が折れるのを嫌ったのだろうが、些末なことに気を取られた彼女が面白くなくて、
伸ばした腕の脇の下から手をとらえて己の首に回させる。
意図を察した彼女は素直に従って、頭ごと抱きかかえてきた。
髪を撫でつけ指を差し入れ、軽く握って梳いてはまた撫でられる。

男の胸には大振りの乳房が押し当てられている。体と体に挟まれ潰れた双球は、
厚手の布地越しであっても柔らかいと感じられた。
女が髪を撫でる動作にあわせてほんのわずかずつ乳房が形を変える。
ペテロは上体を少し浮かせて空いた隙間に手を入れ、丸く張り出した塊をそっと包んだ。
弾力のあるそれは、彼の大きな掌にも余ることなく収まった。
五指を開いてゆっくり回すように揉んでやると、パウラの舌が動きを止めた。
「ッふ、う……」
感極まった声にペテロが薄く目を開ければ、紅潮した顔が愁眉を開いてとろりと弛緩している。

――気持ちがいいのか?
改めて聞くまでもなく、吸い上げた女の舌は乳房を揉む手に合わせて口の中で震えている。
言葉を尽くして語られるよりもよほど雄弁な反応に、男の腹の底が熱くなる。
強張りだした下腹のものを彼女の秘所に押しつける。パウラはそれを拒まなかった。
それどころか、自分から擦りつけるように腰を揺すり上げてくる。
スカートに深く入ったスリットから片足を露出して、ペテロの脚と絡ませる。
白いブーツの踵が男のくるぶしに当たって滑る。滑った勢いのまま尖ったヒールが膝裏から
腿を這い上がり、また降りる。脚を走る硬い感触に、ますます強張りが熱くなる。
乳房から手を離してあらわになった女の太腿に伸ばし、ブーツを吊っているベルトに沿って
上を目指す。
指先がスカートの中へと入り、下着の縁に辿りつく。足と身体との境目に食い込んだ布地の
線を伝って、内腿のくぼんだ皮膚の柔らかみを楽しんでから、女の中心へと移動させる。
既に潤った秘唇を布越しに探ると、女の身体が大きく仰け反った。
「んっ……!」
反り返った身体に、ソファのスプリングが軋んだ音をあげた。
470Siesta 11/11  ◆bkNoola9Vg :2005/12/25(日) 17:55:07 ID:Qfosbtwr
その時、たわんだソファの座面からファイルが滑った。
ばさばさと音を立てて書類が下に散らばる。
紙がひるがえって床に落ちる小さな音は、二人の耳に響いて聞こえた。
「!」
驚いて同時に書類の行方を追いかける。弾みで離した唇の間に、絡め合わせて粘度を増した
唾液が細い糸を引いた。
絨毯の上で広がった惨状に、互いに顔を見合わせる。
やがて苦笑が彼らの顔を彩るまで、それほど時間はかからなかった。

「……書類を、拾わなくてはいかんな」
「そうですね」
やれやれ、と言ってペテロが身を起こした。
パウラもそれを追って起きあがり、口元に残った唾液の跡を拭う。
ソファから脚を下ろしながら、ペテロは内心で首を傾げていた。

最初は二人とも口付けるだけのつもりだった。
こんな真っ昼間から、しかも仕事場で睦み合う気などさらさらなかったのだ。
そろって理性を飛ばしたきっかけは何だったのか。
女が零した無邪気な一言か。
男が漂わせた暖かな香りか。
――それとも、その両方なのか。

ともかく、今は散らばった書類を集めることが先決だ。
正気に戻ると共に、扉のすぐ向こうで局員たちが立てる作業の物音が次第にはっきりしてきた。
それを何とはなしに耳に入れながら、男は足元の方から順に紙を拾い上げてゆく。
ソファから降りた際に踏んでしまい、靴の跡がついた紙面を見て、ペテロは顔をしかめた。
「……ピエトロ」
「うん?」
呼びかけられた本名に、男が生返事で答える。
更に返された女の声は、普段と変わらぬ静かさだった。

「いまの続きは今夜でよろしいですか?」

思わず書類を握りしめてしまったペテロは、落ち着いた口調の女を振り返った。薄い青色の髪が
逞しい背中でひるがえる。
穏やかに男を見つめるパウラの緑眼は、確かな笑いを浮かべていた。
「……うむ。それで、構わぬぞ」

朗らかに笑い返して、男が力強く頷いた。


 終
471110 ◆bkNoola9Vg :2005/12/25(日) 17:56:06 ID:Qfosbtwr
それでは皆さん、遅まきですが、MerryChristmasノシ
472名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 20:15:27 ID:Bo/wlNB4
クリスマスプレゼント キター

乙です。
473名無しさん@ピンキー:2005/12/26(月) 20:20:14 ID:ibXAHh1R
乙です!

ところで話は変わるんだけど、ゲルマニクス国王はエステルに求婚したんだよな…
あちらのご用はどうするつもりだったんだろう。車椅子少年なのに。
474名無しさん@ピンキー:2005/12/26(月) 22:41:00 ID:dD9+pB2m
エステルは聖女様だしヴァージンクイーン?
475名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 00:08:27 ID:YichPh5y
でもエリザベス女王だって愛人はいっぱいいたしね。
「公式に」結婚してないだけで。

と考えると、いろいろ妄想膨らみますな…
476名無しさん@ピンキー:2005/12/27(火) 00:45:20 ID:93cZSpzu
もしエステルがゲルマニクス国王と結婚したら
旦那は嫁にご奉仕させる要領では?
エステルは処女だしそんなの無理だと主張するんだが
僕は動けないので、僕の上に乗ってもらえますか?みたいな。
つまり処女でいきなり騎乗位
477名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 03:08:50 ID:bxLIIpVZ
国王陛下ばんざーい
478名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 12:07:53 ID:TFDW4tS8
騎乗位エステル
479名無しさん@ピンキー:2005/12/31(土) 19:17:13 ID:PD78jggi
専ブラならメル欄丸見えだという罠。

ここからチラシの裏。
部屋の大掃除が終わんねえええぇぇぇ!!!
なんだこのトレスとアベルと局長が三位一体となって荒らしたような部屋は。
できるならユーグに掃除を手伝って欲しいくらいだ。
間違いなく片付けている最中に年を越しちまうぞ…orz
480名無しさん@ピンキー:2005/12/31(土) 19:19:00 ID:PD78jggi
その上、誤爆までするとは…orz
スレ汚しスマソ
481名無しさん@ピンキー:2006/01/01(日) 21:03:35 ID:pqZuTwl5
ディートリッヒ×エステルが好きなんだが…どうしても鬼畜な方向に行ってしまう。
奴は最後まで入れずにネチネチと指だけで攻めそうだなあ…
我慢できずに泣きながら訴えるも、笑いながら無視されそうだ。

「エステル、物を頼むときにはそれなりの態度があるんじゃない?」
「うう…ひどい、ひどいわ…」
「あ、そう。じゃ、そのまま我慢してれば?」
「うう…お、おねがい、入れてください…」
「よく言えたね。でも駄目だよ。別に君がねだったからって叶えてあげるとは
一言も言ってないし」

ねちっこい男は嫌われます
482名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 17:12:00 ID:Sk3oi526
>>481
指だけどころか、指すらも触れずに糸だけで責めそうな気もするね。
もちろん同時に言葉責めですよ。
そして悶えるエステルを離れた所からずーっと視姦してるに違いない。

>我慢できずに泣きながら訴えるも、笑いながら無視されそうだ。
確かに。ディートなら間違いなくやりそう。
鬼畜ディートリッヒ萌え。
483名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 22:24:06 ID:A8h6MIfj
ディートリッヒ×エステルかぁ…

糸に吊るされて悶えるエステル、
「いやぁっ…!もうやめて!」
「え?なんで?エステルの体はもっと遊びたがってるじゃない。
女の子の欲求不満は解消させてあげなきゃね」
「そ…そんなんじゃないわ!」
「そうかなあ…ほら、ココなんかもうすごいことになってるけど?」

やばい、ちょっと興味でてきた
484名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 08:51:25 ID:CVFnvYJM
今気づいた。

車椅子は

と ん で も な い 萌 え ア イ テ ム だ。
485名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 13:31:16 ID:M+5bljVT
ルードビッヒとディートリッヒってややこしい
486名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 22:28:41 ID:hGbtUGp6
車椅子の美少年×騎乗位エステル

(*´д`)ハァハァ…
487名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 12:17:11 ID:SBUN8geQ
車椅子少年…書いてみようかな…需要が少なさそうだが
488名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 17:22:08 ID:rbA8DPFG
>>487
うお、新たな職人さん降臨か?!
需要ならある!あるぞ!頼むから書いてくれ!
489名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 00:44:20 ID:WoJgjJGl
>>487
自分も投下キボン。
ルードヴィッヒ攻だとお相手は誰だろ?
やっぱエステル?
490487:2006/01/11(水) 15:01:06 ID:F5+efmD/
車椅子少年×エステル書いてみました。
なんか仮病を装って我儘放題のガキみたいになってしまったorz


侍女たちによって寝巻き姿に着替えられ、ルードヴィッヒはベッドに
仰向けになりながらエステルを迎えた。
「どうしました?顔色が悪いですよ」
天使のような微笑を見せるルードヴィッヒだが、エステルには恐ろしい悪魔のように見える。
危険な軍事国家の元首であるこの少年の悪評は数多く耳にしているのだ。
もし粗相でもしたら、アルビオン女王とはいえ何かされるのではないだろうか。
それに…
もし自分が処女を失うとしたら、相手は違う人物を予想していたのだ。
かつて共に過ごした、背の高い銀髪の神父を。
「僕が怖いですか?」
突然の問に、エステルははっと顔を上げ、間を置いて遠慮がちにこくんと頷く。
そんな脅えるエステルに対して、ルードヴィッヒは殊更優しい声になる。
「怖いとは心外ですね。まあ、僕のことをよく知らないせいもあるでしょうから、
相互理解に努めようではありませんか」
491487:2006/01/11(水) 15:02:41 ID:F5+efmD/
「お願いがあるのですが、よろしいですか」
ルードヴィッヒの傍らに横たわったエステルは、何かまずいことをしたのかと震えた。
「な、何でしょうか」
おそるおそる尋ねると、
「僕と夜を共にするときは、貴女の方から誘ってください」
「あ、あたしの方から!?」
てっきりされるほうだと思っていたエステルは慌てた。
エステルにとっては、するよりもされる方が同じ行為であっても気分がまだ少し楽だった。
真っ赤になって縋るような目でルードヴィッヒを見るが、そこに浮かぶ意地悪な笑みは、
エステルからしないと許してくれそうにない。
「ご覧の通り…僕は下半身が動きません。寝返りをうつことすら難しい…わかりますね?」
この時エステルは、ルードヴィッヒがこっそり隠し持っていた瓶の中から
何かジェル状の物を指につけていたことを知る由もなかった。
492487:2006/01/11(水) 15:04:44 ID:F5+efmD/
「では…僕の横に座ってもらえますか」
何をするのかと思いつつ、エステルはルードヴィッヒのすぐ横に、
正座をするような形で座る。
すると、エステルの秘裂に冷たいものが触れた。
「ひやぁっ!?」
驚いて視線を移すと、ルードヴィッヒがその細長い指でエステルのそこを弄っている。
「じっとして下さいね…痛いことはしませんから」
「う…ぁ…」
今まで尼僧として生きてきた彼女は、自慰すらしたことがなかった。
そのためか、初めての感覚に早くも頭がくらくらする。
一方ルードヴィッヒは一度指を離したかと思えば、また絡めて撫で、優しく擦り続けた。
だが、指使いとは裏腹にルードヴィッヒはクスクスと悪戯めいた笑みを見せると―――
「…ふぁ…なに…、な…なに…っああ、んん…っ」
「どうしました?媚薬を塗り込んだだけですよ…?」
「び……やく…っ…ふっあ」
急激に中が異常に熱くなり、ジクジクとした痛痒感が湧いてくる。
「やっ、やだ…っ、やあああぁぁっ、いやぁーっ!」
あそこから発生する痛痒感を鎮めたくて、足を擦り合わせるが効果はなく、
なんとかしてほしくて彼に視線で訴えた。
「しばらくそうしていて下さい、その間僕の方も準備しておきますから」
ルードヴィッヒはクスクスと笑みを見せると、エステルの秘所から指を離した。
「や、待って、いや…!」
エステルの叫びも空しく、ルードヴィッヒは悶えるエステルをそのままに、代わりに自分の性器を握り締める。
「や…、いや…いやぁ…っ、ふああっ、やあああっ!」
絶え間なく襲う痒みにのたうち、我慢できずエステルは、自分の指を秘所に当てがった。
493487:2006/01/11(水) 15:05:44 ID:F5+efmD/
普段の彼女ならこんなことは絶対にしなかったろう。
しかし今はそんな安いプライドなんてかえって邪魔なだけだった。
このどうしようもない痛痒感をどうにか鎮めることしか頭になかった。
そんなエステルを眺めながら自慰をするルードヴィッヒは申し訳なさそうな、
そしてどこか苛めるような言葉を紡ぐ。
「貴女もつらいでしょうね…でも、何分この体ですから僕としてもこうしないとね。
こう見えても僕は男です。いざというときに萎えたくないのですよ。だからといって、
初めての貴女にいきなり僕のものを勃たせる世話しろと言うのはさすがにどうかと思いましてね…」
しかしそんな言葉など耳に入らず、エステルは夢中で中を引っ掻き回した。
多少痒みが和らいだものの、どうしても疼きが最も酷い箇所をどうすることもできず、
彼女はただ喘いで、泣くしかなかった。
494487:2006/01/11(水) 15:07:21 ID:F5+efmD/
「中に挿れて欲しいですか?」
ルードヴィッヒに問われ、エステルは小さくこくこくと頷いた。
入口を指で掻き回されるが、全然足りない。
もっと大きくて太いモノで、奥を突いて捏ね回して欲しかった。
「そんなに欲しいのですか。…なら」
眼前には萎縮し、怯えながらもルードヴィッヒを待つエステルがいる。
そんなエステルを見上げ、薄く口元で満足そうに笑ってみせる。
「…座ってください。僕の、上に」
その言葉に、エステルは顔を強張らせる。
「し、失礼…しま…す」
何を謝る必要があるのか、と言わんばかりに苦笑したルードヴィッヒだが、
黙ってエステルのしどろもどろながらの動作を眺めていた。
彼の腰に跨ぐ形で太股を開いたが、どうしても腰をおろすことができないでいる。
「あ…!?」
驚くエステルに構わず、ルードヴィッヒはエステルの腰に両手を添えて、
躊躇いなく力を入れて自分の方へ引き寄せた。
エステルの中へ入ったとき、淫猥な水音と共にエステルが悲鳴を上げる。
「息を吐いて下さい…少しは楽になれますよ」


これでおわり。車椅子のキャラがわからん…
495名無しさん@ピンキー:2006/01/11(水) 20:32:53 ID:JW34HrtH
え!ここで終わっちゃうの!?もったいない!
た、頼みます、続きを読みたいよ……
寸止めはマジ辛いっす。

ルードヴィッヒもエステルも、きちんとキャラクターを捕らえられていて、
なおかつ読みやすい文章だった。
媚薬を使う少年王も、彼ならいかにもやりそうなシチュで萌えでした。GJ!
496名無しさん@ピンキー:2006/01/11(水) 22:52:56 ID:cmgzz29f
hosyu
497名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 00:17:09 ID:9cdqSUfG
>>487
騎乗位エステルキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
GJGJ!
ホントに続きないのー? できれば最後まで書いてほしいよー。
498名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 14:47:54 ID:bRx/7SNj

病身のため薬で眠っているカテリーナ。
トレスは医者に病床を聞きに出払っている。
青白い月の光が差し込むの床からぬっと現われるモニカ。
絶好のチャンスとばかりに細い喉元に指を絡める。
…が、じっとカテリーナの顔を見つめ、そっと唇を合わせて去ってしまった。

トレスが病室に戻ると、鮮やかな血色をした唇で、カテリーナが眠っていた。




…という夢を見ました。
499名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 20:36:17 ID:6ruioe7F
>>498
ツンデレもにかタン萌


GJ!!
500名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 15:16:30 ID:A/90EqK8
>>498
モニカたんたら、カテリーナ大好きだなw
エロなしでも素敵です
501名無しさん@ピンキー:2006/01/21(土) 23:16:54 ID:VRefv/h+
ほしゅ。
セスたんに翻弄されるイオンを読んでみたい、と書き逃げしてみる。
あと、スレイマン×セスとか。
ギャグならミルカ×バイバルスとかでもいいな。
Asukaの連載の影響で、帝国萌えが強くなってきた。
502名無しさん@ピンキー:2006/01/26(木) 06:18:05 ID:eg79WZ2p
ほしゅ。のついでに萌え語り。

個人的に一番好きなのはカテ様なのだが、この人のエロ話は何故か萌えない。寧ろ萎える。
自分でもなんでだろうと考えてみた所、そういう目で見たことが無かったんだと漸く気付いた。
なんて言うんだろう、強がっているくせに実は全然弱くて脆い普通の女で、
だけれど普通の女としての幸せを手に入れることは不可能に近くて。うわ、すげー不幸。
でも、描かれなかった続編で彼女はきっと「これで良いんだ」と後悔することなく
散っていくんだろうなあ…と思いを馳せた時、その可哀想な聖女ぶりに撃沈しました。
俺の中では聖女なのでいまいち汚しにくい。

ちなみに、多分ミラノ公ファンの全てが自分みたいにきんもー☆なわけではないです。
長々と語ってすみませんでした。
おやすみなさい。
503名無しさん@ピンキー:2006/01/27(金) 00:52:47 ID:z1tgGFid
>>502
ちょっとまて、その時間帯に書き込んでおいて締めの挨拶は「おやすみなさい」なのかw

カテリーナは性欲薄そう。ってか無さそう。
求められて応じることはあっても、自分から積極的に求めにいくことはない、そんなイメージ。
504名無しさん@ピンキー:2006/01/27(金) 00:55:44 ID:SpoUxecB
と見せかけて
505名無しさん@ピンキー:2006/01/27(金) 01:52:43 ID:FE45JciC
ツンデレ具合が最高なのがカテ様ですよ
506名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 21:27:11 ID:bmLQP/np
エロ話=キャラ汚しなのか?
結果的にそうなっちゃう事は多いだろうが、イマイチ納得いかん。
507502:2006/01/30(月) 03:50:30 ID:5wyCKfQu
>>506
いや、そういうことを主張したいわけじゃなかったんだ。
漏れはアニメ見ていないからイマイチよくわかんないし、もしかしたらアニメ云々は関係無く
それがデフォなのかもしれないけれど、このスレで語られるミラノ公像っていうのが
あまりにも自分の中でのとかけ離れていることに面食らってて。
(腹黒で騎乗位で独占したがりの嫉妬レディ、みたいな)
で、「俺はこう思うんだから他のやつらミラノ汚すんじゃねえゴルァ!」と言いたい訳じゃなくて、
こういう考え方のやつもいるよー、っていう存在アピールがしたかっただけ、なんだ。
チラ裏だったよなぁ、ごめん。

個人的には、エロ話がキャラ汚しだなんて思ったことは一度も無い。
萌え→妄想→エロ話で発展するわけだし、そこには愛とかリスペクトがあるんだと思ってる。
(スレチだけど、実装石にさえきっとそれはあるはず…と願ってる)
だから、自分が『ミラノでエロで萌えー』な設定を未だ見つけられていないだけなのかも。


ちなみに、居酒屋バイトで昼夜逆転生活なのです。>>503
風呂入って寝ます。おやすみなさい。
508名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 17:10:28 ID:i5KVxwMy
オーソドックスに「エステル×カテリーナ」が読みたいなと言ってみる
509名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 18:38:34 ID:I65agBFY
「ヘタレながら一生懸命攻める聖下×戸惑いながらも反応しちゃう姉上」キボンヌしてみる
510名無しさん@ピンキー:2006/02/01(水) 06:53:16 ID:zPvwOyBi
>>508

ちょっと待て、エスカテはオーソドックスなのか!?
若干、読みたくはあるが。
511名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 04:25:50 ID:izTPSDpP
ここはむしろケイト×カテリーナで。
512名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 13:37:15 ID:kM9P9u6T
>>502
その感じすごくわかる。
分かっていてこんなとこにいるのもなんだけど・・・
きんもー☆くない。むしろ同感です。
513名無しさん@ピンキー:2006/02/07(火) 00:33:43 ID:0bTpSexT
このスレで一番人気があるのはカテリーナということでおk?

>>509
攻めるアレクいいな!
ケイトあたりが部屋の外でこっそり「聖下、頑張って下さいまし!」と応援してそうな予感w
教授はケイトの横で実況中継しそうだw
「おおっと只今猊下の胸元に聖下の指がかかりました!
 猊下は驚きながらも拒めずにされるがままです!
 ああっ!ついに!ミラノ公カテリーナ・スフォルツァの美しき乳房が
 聖下の手により灯りの下に晒されましたーーー!!」
調子に乗っていると背後からトレスが、
「ただちに沈黙することを要求する」
とかなんとか言って教授の背中に銃口を押し当てたり。

いかん、聖下×カテリーナってギャグしか思いつかん。
514名無しさん@ピンキー:2006/02/07(火) 01:22:05 ID:79+t2jYL
カテ様の白ワンピースの水着がキタ Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!
515名無しさん@ピンキー:2006/02/07(火) 07:19:06 ID:sJYsyA78
>513
うわそれめっちゃ読みてぇっすよ旦那!*・゜゜・:.。..。.:*・゜(n’∀’)η.*・゜゜・:.。..。.:*・゜
アベルやエステルまで一緒になって覗いてそうだ。
「ぼ、ぼくだって、姉上を喜ばせたいんです!がんばりますから!」
「聖下、なりませ…あっ…ダメ……」
「あ、姉上の胸…すごく綺麗です…さ、さ、さわっても、い、いいですか?っていうかさわりますっ!」
「待っ、聖……あぁっ」
「神父様、もうちょっと屈んでくださいまし」
「いやこれ以上はちょっと無理ですよエステルさーん」
「ちょっと黙ってなさい君たち(以下実況)」

なんか最後に異母兄上が「コラーそこで何をしとるかー」と学校の教頭ばりに走ってきて
それに追いかけられるいつものメンバーという図が頭から離れない。

516名無しさん@ピンキー:2006/02/07(火) 09:28:39 ID:ClGQdI6R
>>513
その話題が出るたびにあのウンチョスDVD購入を思い悩むわけだよ。うp!うp!

>>514
良いなあそれ。なんだかさざえさんみたいだw
ところでトレスは救出へ行かないのか?(教授に閉じ込められてるとか??)
517名無しさん@ピンキー:2006/02/07(火) 14:40:43 ID:PRYM9XmJ
トレスはそれがカテの為だという解釈で見学w
もちろん命の危険があれば行くだろうが
518名無しさん@ピンキー:2006/02/08(水) 10:28:15 ID:1MlQg5xa
カテ「いくーーいくーー」
トレス「どちらに行かれるのですか? 車を用意致しますが・・・」
519名無しさん@ピンキー:2006/02/08(水) 18:04:28 ID:npo4pI8p
ディートリッヒとエステルの組み合わせがめちゃくちゃ
好きなんだけど需要無いの?
幸とかで見てもアベエスとかばかりで殆ど無いんだね…。
520名無しさん@ピンキー:2006/02/08(水) 20:21:15 ID:PuhzKigT
>>519
自分もディートリッヒ×エステル好きだよ。
「嘆きの星」を読んで一番最初に萌えたカプだ。

521名無しさん@ピンキー:2006/02/08(水) 23:56:28 ID:oxC+qFKx
>>518
そんな言葉遣いはトレスじゃない
522名無しさん@ピンキー:2006/02/09(木) 00:55:44 ID:SQkR2cNY
>>518
そんな言葉遣いはカテリーナじゃない
523名無しさん@ピンキー:2006/02/09(木) 01:45:48 ID:9SpM8hYS
カテ「…あぁ…いく…あっあぁっいくーー」
トレス「ポジティブ。目的地を」
524名無しさん@ピンキー:2006/02/09(木) 08:09:46 ID:7J+Uux6c
>>521-523
すまんすまん、「原作」・「コミック」は読んでないし
アニメもうわべを撫でただけなもので
525名無しさん@ピンキー:2006/02/09(木) 15:18:10 ID:4hrHjvfh
>>524
トリブラにアニメなんて存在しますん!あれは黒歴史です。
526名無しさん@ピンキー:2006/02/09(木) 20:43:17 ID:3cXCo0fk
アニメしか見てないのにこんなスレにまで来るような人がいるんだなあ
527名無しさん@ピンキー:2006/02/11(土) 17:58:52 ID:SxbrBc1I
同人誌とか買ったことないんでよく知らないんだけど
アベエスって同人では王道カップリングなの?
528名無しさん@ピンキー:2006/02/11(土) 19:16:59 ID:LRnXYZTk
王道だとは思うが、さらに王道なのがアベト(ry
529名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 02:46:28 ID:eX3ZHUgJ
そういや今月トリブライベントあるよな
530名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 07:15:33 ID:5vw5JVgt
>トリブライベント
最近投下がないのはそのせいか?
職人さんたちも忙しいんだろうか
531名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 23:15:09 ID:8BTAsM0D
読者も英気を養っておくべし
532名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 19:36:58 ID:Yj2N4p+Z
kwsk
533名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 21:13:14 ID:H3GfRM4g
>>532
ttp://shangri-la.velvet.jp/tb-only.htm
2006  2/26(SUN)  11:00〜15:30
東京都千代田区・お茶の水損保会館 5F
534名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 23:27:42 ID:VPjt8t9S
このイベントって参加サークル一覧とか無いのね。
535名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 12:56:56 ID:aif1Ft0v
多分、というかきっと行くけどさ、数字ばっかりだったら凹むな。
536名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 14:25:34 ID:rupen6Ur
>>535
自分も行こうと思っているけど
アベエスとかディーエスとかあるんだろうか…
そういうのも知りたいからサークルリストとか取り扱いCPの
割合だけでも良いからサイトに上げて欲しいんだけど
このジャンルはそういうの書かないのが基本なの?
トリブラに嵌って間もないからさ〜知らないんだけど。
そういうのって当たり前だと思っていたよ。
537名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 21:59:44 ID:Ap776QRg
>>536
いや、漏れも取り扱いCPとサークル名のリストはデフォだと思ってたよ。
トリブライベントは過去にもあったような気がするけど、
その時はいかにもヤオイ臭漂うバナーだったからクリックすらしなかった。
今回はアベルとエステルがトップにいることから、ちょっと期待してもいいのかな、なんて考えてる。

当日会場まで行って、腐った女子しかいなかったら帰宅しよう。
538名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 23:07:01 ID:4Dm7JHEJ
主催は数字姐さんたちじゃないのか?
539名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 00:13:04 ID:EgcurSZj
ノマカプサイトにもバナー貼ってあるからいまいちわからないんだよなあ…
(しかもそれが自分の最萌サイトだから期待してしまう)
540名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 05:39:01 ID:09C0jaDs
主催者サイトを見てきたけど、ノマのような数字のようなで判定は難しいな
541名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 09:12:22 ID:fifo7C7T
もしかして参加サークルがめちゃくちゃ少なくてリストあげたら
客が来ないと思ってたり…((;゚Д゚)
542名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 11:04:16 ID:1bcjwtg8
18日発表だそうだよ
543名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 07:32:17 ID:CSmLaL5u
マジで?
ちょっと確認してくる!<18日発表
544名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 07:33:06 ID:CSmLaL5u
まだだった…orz
545名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 11:41:42 ID:WuRVND5W
お昼になりますた。確認。







まだだった…orz
546名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 12:23:06 ID:iJTJoiIg
カプの比率だけでサークルリストはうpされないんだね
この様子だと。
なんでだろう…
547名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 13:22:27 ID:2ZaOx9Rs
個人情報云々!とかアフォな気遣いしちゃってんじゃないの?
知らんけど。
548名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 14:35:27 ID:7ApEkNhe
>545
多分夜だと思うよ。
今まで何もかも後手後手だったみたいだし。
既に別スレで色々叩かれてるみたいだけどね。
549名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 18:44:09 ID:nMyaVfLO
>>548

kwsk
550名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 20:12:13 ID:7ApEkNhe
ラノベ総合スレ
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/doujin/1121206491/133-157
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/doujin/1121206491/187-207
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/doujin/1121206491/320-

目立つところだけ大雑把に抜いてみた。
こうしてみると、結構前から度々話題に出てたみたい。
551549:2006/02/18(土) 20:41:37 ID:nMyaVfLO
大丈夫なのか…
参加予定だが心配になってきたorz
552名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 21:21:38 ID:iJTJoiIg
アベエスとディーエス求めてイベ行こうと思ったんだけど
なんか不安だな…やめようかな行くの。
参加サークル少なかったりコスばっかりだったら嫌だし。
553名無しさん@ピンキー:2006/02/19(日) 01:16:52 ID:YFaMrvQX
>>550
なんだか数字が多そう、って推測は出来た。
あと、主催者はやっぱりイタイ子なんだってことも。
554名無しさん@ピンキー:2006/02/19(日) 06:35:43 ID:lCX6wSC/
参加サークルのカプ傾向、クリックしたらエラーですた。最低かも。
555名無しさん@ピンキー:2006/02/19(日) 14:44:21 ID:38GxqW/j
ペテパウ読みたいな…。脳内妄想は出来るのに、文章には出来ないorz
556名無しさん@ピンキー:2006/02/19(日) 21:33:37 ID:DeXIxjZ7
>>555

トレカテ読みたい…以下同文。
557名無しさん@ピンキー:2006/02/20(月) 06:45:54 ID:axQgosqN
上でエスカテという単語を見てから気になっている俺。
考えたことも無かったけど、ありかもしれない…


>>554
まだリンクは繋がっていないままですた
558名無しさん@ピンキー:2006/02/20(月) 21:49:20 ID:jArnp2Va
>>557

リンク繋がりましたよ。AXばっかだけど…。
559名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 07:48:36 ID:r7OOptva
リスト見てきたけど、もうちょっと詳細で分かりやすいものを想像してた…
560名無しさん@ピンキー:2006/02/22(水) 11:45:36 ID:ZcPFu2ze
詳細でも何もないじゃんと小一時間。
561名無しさん@ピンキー:2006/02/22(水) 12:26:27 ID:uhc3Sn3z
好きカプはAXの半分にはあるんだろうかね。
ところで上のラノベのスレがおもしろいことになってる。
562名無しさん@ピンキー:2006/02/22(水) 16:17:55 ID:FOG1pXkG
てかイベントの話題は上記のラノベスレでやってほしいよ。
いい加減スレの趣旨から脱線しすぎてる。
563名無しさん@ピンキー:2006/02/28(火) 13:56:11 ID:9KZNMiWX
職人さん…いませんか〜?
564名無しさん@ピンキー:2006/02/28(火) 17:26:54 ID:zGQsFaFm
アベエスを書かれた職人さんは、もう投下はなさらないのだろうか?
この方の文章、読みやすくて好きだ。
できればディート×エステルとか読んでみたい…
565名無しさん@ピンキー:2006/03/01(水) 15:09:32 ID:RQsj0vaO
自分もディーエスかアベエス読みたい…。
566名無しさん@ピンキー:2006/03/04(土) 17:30:54 ID:gyWRZ/gI
下から6番目だったので緊急浮上。

少女漫画板の九条スレでイオンがエロいエロい言われている件について。
「見た目は子供でも実年齢は大人」ってことだが、アストとイオンってどっちが年上なんだろう。
567名無しさん@ピンキー:2006/03/04(土) 18:08:46 ID:qODuG3EY
言葉遣いからしてアストさんが年上に1票。
568名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 22:11:59 ID:3sBpHfTm
イオンのことを小僧呼ばわりしてるしね。>アスト
実年齢てどれくらいなのかなあ?
メトセラの年齢って、300歳で長寿な方なんだっけ?
569名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 07:48:46 ID:iZXtD0Y1
300ってわりと寿命が終わるっぽい年齢じゃないの?
違ったっけか。
570名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 19:51:47 ID:ab5C1vYo
スレッドタイトル検索結果: トリニティ ブラッド
http://ttsearch.net/s.cgi?k=%83g%83%8A%83j%83e%83B+%83u%83%89%83b%83h&o=r
571名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 21:11:40 ID:iZcRkYCQ
「夜の女皇」でアストさんが「せいぜい長生きしても三百年ほど」と仰ってますよ。
そうすると「実年齢は三百歳近い」というスレイマンは、ROM3の時点でそろそろ寿命だったってことか?
事を起こした原因には、余命が幾ばくもないと焦っていたとか、そういうのもあったりすんのかな。
トリブラって裏側を読み出すと深いですな。

全然関係ないが、「夜の女皇」109頁の頬を赤らめるアストに萌えたのは自分だけじゃないよな?な?
572名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 14:06:27 ID:E6aPTHRW
メアリのエロパロってあったっけ?
573名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 15:44:53 ID:TifJhdQy
>>572
>>407,427
ここにあるぞ。残念ながら途中で終わってるが。
実は未だに続きの投下を待っていたりする。
メアリと絡ませるキャラってジェーンしか思い浮かばないんだが、
他に良さそうな奴っているだろうか?
574名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 00:13:17 ID:c3ve6a2f
最適なのはエステルだろ?
575名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 13:36:18 ID:sfu5jcK1
もういっそ3人で仲良くしとけばいいよ。
576名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 17:22:12 ID:IzRqFOSx
エステルとメアリで事に及んだ場合、どっちがタチでどっちがネコなのか。
577名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 02:37:46 ID:sBBx3s5U
即位前のルードヴィッヒとか…無理か。

>>576
どっちも基本ネコだけどメアリの方がまだ経験あるからタチなんじゃない?
578名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 18:06:56 ID:1nN9W8rn
トリブラの男性向けエロ本ってないんかい?
っていうか、トリブラを扱っているエロサイト自体自分が見た限りではないもんな・・・

何か情報なぃ??
579名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 21:14:14 ID:II7SVBiN
>>578
ドリームノベルを扱っているサイトにならエロが置いてあったりするんだけどね。
文章の善し悪しを問わないのなら、携帯サイトのサーチを巡ってみるといいよ。
580名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 19:56:48 ID:yPxBCL4z
ディーエスのエロ本二冊と
アベエスのエロ本一冊なら持ってるほぃ。
581名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 20:04:33 ID:yPxBCL4z

某サイトで
鬼畜〜なアベエス・カイエスを見た
エロ絵もあったぞ

・・・・・ヤベ、カイエスに萌えちまった
582名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 23:20:08 ID:LpPNC9mB
>>580
羨ましい。
先週のイベント参加したけどBLしかなくて
何も買えなかった。
583名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 15:01:52 ID:YOhxpork
じゃぁ、ネット通販使えば?
数は少ないんだが
確実に手にはいるし!!(・▽・)アハハ


つぅ〜か、だれかトリブラエロ画像投稿スレ作ってくれ!! 
584名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 14:03:25 ID:l6n8DZK7
>>583
通販ってどこでやってんの?
まんだらげとかの同人誌専門店?
585名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 00:33:38 ID:eh/w4QHa
男性向けなら虎やメロンなような
586名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 00:42:41 ID:OJchTNET
イメージだが、男性の手による男性向けならそうかもしれんが、
女性の手による男性向けはあまりそこにはなさそうな気がする。
587名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 22:39:21 ID:MOj34CG7
おいどうしたみんながんばれ!
588名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 03:39:47 ID:QO5piWYc
アベエス・・・誰かアベエスを・・・
589名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 09:29:21 ID:UJxpULdC
オーソドックスに「エステル×カテリーナ」が読みたいなと言ってみる
590名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 22:54:25 ID:YLR+Gk1x
カイン×エステルも良いぞ。
591名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 00:23:53 ID:+YAdWfZA

「うぅ・・ぅ、も・・もぉやだよ・・ぉ・・・ッ!!」

「ダメですエステルさん、まだイカせませんよ」

「ぁああああッ!!」

・・・何となく。
592名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 11:05:12 ID:wxvg9KH6
圧縮落ち防止保守
593名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 14:03:17 ID:4cYn3zFe

「保守しますよエステルさん!!」

「はぁあ・・・?」
594名無しさん@ピンキー:2006/04/27(木) 00:12:35 ID:3L5rG69R
dat落ちを阻止するのです!
行け!ガンスリンガー!!
595名無しさん@ピンキー:2006/04/27(木) 00:49:47 ID:eZz+2Q12
この辺でイオエスが見たいと言ってみる。
でも奴の性格では手コキ以上に発展していかなさそう
(時期もROM2と3の間に限定されるし…)
596名無しさん@ピンキー:2006/04/27(木) 06:59:27 ID:Qpbp8FAR
ラノベ板落ちてないか…?
597名無しさん@ピンキー:2006/04/28(金) 00:21:59 ID:Hjjl+wkR
イオエスいいっすね!
だが本音は鬼畜アベル→エステル(笑

ラノベ板は・・・きっと探せばある!!・・・多分。
598名無しさん@ピンキー:2006/04/28(金) 21:20:45 ID:vw1nitDb

お前ら、今日のWebラジ聞いたか!?
後半アベエスチックだぞ!!
599名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 21:28:39 ID:wbMUHldZ
>595
手コキエステルみたい!!!
600名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 17:05:53 ID:Y6wfRqVo

嫌がるエステルに無理矢理手コキをさせる・・・
・・・・
・・・・
・・・・
萌な展開だな。
601名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 22:40:31 ID:Y0r2Ils9
イオエス以外は認めないよw
602名無しさん@ピンキー:2006/05/03(水) 10:08:47 ID:rOSzfEpd
や、自家発電してる所にエステル登場→大慌て→
→何とかするとエステル言い出す→
本番したり口使ったりすると転向しちゃうから手で 
な流れを考えてたんだが。
イオンだと普通にほのぼのな方向いっちゃうと思う。

ところでエステルの性知識&イオンの『転向』に関する知識ってどの辺までだろ?
短生種とHすると転向しちゃうからミルカの屋敷はオートマータだけとか妄想してたたんだけど。
603名無しさん@ピンキー:2006/05/03(水) 16:31:35 ID:EN0KjKRR
>>602
似たような流れを想像してたw
エステルをネタに一人エチー→エステル本人に現場を見つかる→
大慌て→なんとかするとry→「自分は神に仕える身だから本番はできないが、
閣下のお手伝いをすることなら…」→手コキ
こんな感じで。

エステルは性知識に関して初心そうなイメージがある。
性行為というものがあることは知っていても、
具体的な技術(フェラとかクンニとか)は知らなさそうだ。

イオンは「短生種と性交渉すると相手を転向させる可能性がある」くらいは
知ってても違和感ないかも。
性交渉すると『必ず』転向するんだっけ?
『運が悪いとバチルスに感染することもある』くらいの確率じゃなかった?
604名無しさん@ピンキー:2006/05/04(木) 21:27:09 ID:7DgU552k

今週でもうトリブラッジオ!!も終わりか・・・
エステルにまた会えなくなるのか・・・
クソ寂しいなぁ、オイ・・・・・・・・・・・・・
605名無しさん@ピンキー:2006/05/05(金) 08:12:49 ID:z+bzPjLj
転向は珍しい現象らしいな(RAM2巻参照)
606名無しさん@ピンキー:2006/05/05(金) 15:39:59 ID:2cMmfKz8

もしかしたらアベエス投下するかもしれん、近い内に。
607名無しさん@ピンキー:2006/05/05(金) 17:07:45 ID:0qozRq1m
>>606
ワクワクテカテカ(0゚・∀・)+
608DS−1:2006/05/06(土) 02:47:57 ID:5bZRqTzU
 
>>481>>483の流れと、>>483の会話文を勝手ながら拝借)
 
 
 
敬虔な尼僧は天井に両手首を捧げ、裸身を余すところなくさらしていた。
もう何時間も前から、少女の体は“人形使い”の支配下に置かれている。
「抵抗は終わり? 案外つまらないね」
哀れなマリオネットを傍らの椅子から観賞し続ける、黒い軍服の若者が言う。

**

無邪気に愉しむだけの視線を肌に感じながら、エステルはあらん限りの憎悪を
こめて、ディートリッヒを睨みつけた。
「ふ、ふざけ――」
「神父様っていう遊びがいのあるオモチャのおかげで、君も使い捨てのオモチャ
 からリサイクルの利くオモチャへと格上げになったんだからさ。もっと踊って
 くれなきゃ」
エステルの抗議をさえぎって、ディートリッヒは頬杖をついたまま指を繰る。
「ひゃあぅ!!」
エステルは悲鳴を上げて体をよじった。
神経を直接犯されるたびに、破瓜もまだのその場所から、たまらない狂おしさが
わく。

「ほら。足、もうちょっと開かないと見えないよ」
不可視の糸が、白い素足の隙間を強制的にこじ開けていく。
「いやぁっ……! もうやめて!」
閉じようともがくのは上半身ばかりで、下半身は主人の命令に背き、肩幅の
間隔で止まってしまった。
「え? なんで? エステルの体はもっと遊びたがってるじゃない」
成熟しきれていない丸み二つを取り囲んだ糸は、それらのかたちを浮き立たせ、
先端の尖り具合をも強調している。
足首まで濡れた内股を、冷気とねばつく視線が撫で上げた。
「女の子の欲求不満は解消させてあげなきゃね」
「そ……そんなんじゃないわ!」
言葉を裏切って、エステルの中心部は疼き続けていた。僧職に生涯を捧げた
身には、本来必要のない器官だ。
その中をいくつもの蟲が這いずり回るむず痒さに、エステルは知らず、腰を
くねらせてしまう。
時折一点に強い刺激が加えられると、はしたない喘ぎが口を割った。
内腿をこすり合わせたい衝動は、磁石の反発のように引き剥がされた足では
叶えられない。
耐えようとすればするほど、見えない部分に意識が集まる。
この数時間で、エステルの感じる場所は、ディートリッヒによって探られ
尽くしていた。
609DS−2:2006/05/06(土) 02:49:02 ID:5bZRqTzU
「そうかなあ……ほら、ココなんかもうすごいことになってるけど?」
揶揄する声が耳元で聞こえて、エステルはうなだれていた顔を起こした。
いつの間に椅子を離れたのか、今や嫌悪の対象でしかない『天使の美貌』が
真横にある。
エステルは咽喉を詰まらせた。
それを見た悪魔は、微笑みとともに白手袋の指を伸ばしてきた。
赤い恥毛が掻きわけられ、湿った肉の合わせ目が――泡音を立てながら、
開かれる。
「いやあぁぁ!」
床に滴る欲情の証を、エステルは聞いた。
「へえ、僕じゃイヤなくせに――こんななの? いいのかい、シスター・エステル。
 君の大事な神父様に言いつけても」
「しんぷ……さま? 神父さま……神父さまっ」
呆然と繰り返すうちに、その名が、神を持ち出される以上に痛みをもたらすと
気づいてしまった。
誇り高く聖職にあったエステルは、自らがその資格を失ったことを思い知り、
すすり泣いた。
その嘆きにつけこんで、よりひどい言葉で嬉々としてエステルを貶めそうな
ディートリッヒが、なぜか眉をひそめて黙りこんでいるようだった。
襞を裂いた指が、内を侵食する気配もなかった。

だが安堵したのも束の間。
まるでエステルの隙を嘲笑うかのように、生体繊維から送りこまれる快感だけが、
爆発的な勢いで膨らんだ。
「うああああああ――!!」
仮想の刺激に呑みこまれて、エステルは果てた。



「穢れないまま堕ちていけるんだ、よく考えてみたら幸せじゃないか」
顎が持ち上げられる感触に意識を取り戻したエステルは、相変わらず手首を
吊るされた無防備な姿勢のまま直立していた。
拉致されたときに着ていた尼僧服や下着は切り刻まれ、ぼろ布のようになって
散乱しているのが目の端に映る。
半開きで喘ぐ唇に、ディートリッヒの舌が這わされた。
「……っは」
それだけの接触で、過敏になった皮膚に鳥肌が立つのがエステルにはわかった。

「――それとも、本物の僕が欲しい?」
狂いそうなまでの疼きは続いている。
エステルの腰のくびれや尻を愛撫する、絹手袋の冷ややかさだけでは物足りない。
目の前に佇む男が、たといかりそめのものであれ、銀髪を戴いた長身の神父の
姿をしていれば――あるいは、陥落していたかもしれないとエステルは思う。
だが現実にはそうではない。
だから、エステルの怒りはまだ欲情に打ち克つことができた。
「…………死ん、だって、ごめんよ……っ」
ふたたび睨みつける。
「あれ、回復早いね。これは予想以上に愉しめるかも」
ディートリッヒが嘲笑った。
「その強情なところが君の一番の魅力だよ、エステル。だいじょうぶ、そう簡単に
 死なせやしないさ」
“人形使い”の見えない手で、ゆるやかに片膝が持ち上げられていく。
エステルは、思考の片隅に芽生えてしまった浅ましい期待を摘むことができず、
それゆえに深まる絶望を前にして、ただ震えることしかできなかった。
 
 
610名無しさん@ピンキー:2006/05/06(土) 02:50:59 ID:5bZRqTzU
これ以上は無理だった。指責め展開を他の人に希望しつつ保守。

>>606 タイミング悪くて邪魔してたらすまねす。
611名無しさん@ピンキー:2006/05/06(土) 07:25:24 ID:KE3UYu7+
>>608-610
来たキタキタキタキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
悶えるエステルに朝っぱらからハァハァさせられました!
アベルを思いながら耐えようとするエステルが健気だなぁ…。
そして鬼畜ディートリッヒの描写がテラウマス!!!
GJGJGJ!!!

>>606
ワクワクテカテカ(0゚・∀・)+
期待してるので頑張って!!
このスレ最近エステルの話題が多くてちょっと嬉しい。
612名無しさん@ピンキー:2006/05/06(土) 22:03:06 ID:W1Ywv35+
>>610
ディーエス!ディーエスだー!待ってて良かった!
書いてくださってありがとうございます!
エステルをいたぶりつつ、なにげにアベルの事を嫉妬しているディートが
ツボに入りまくりでした!グッジョブ!
613名無しさん@ピンキー:2006/05/06(土) 23:48:26 ID:SyETdwui
鬼畜責めGJ。ディート鬼だ……
アベエス氏もお待ちしておりますよ〜

>>603>>605
そうだった…orz 
でもイオンだったら普通に転向させたくない→手コキとか考えそう。
四氏族下の吸血鬼って結構ずさんだよなと思ったけど、奴等はすぐ相手の血を飲むから問題ないのか。
この世界にコンドームとかピルとかがあるのか気になるなあ。
後『転向』の感染経路ってHIVとほぼ同一と考えていいんだろうか。

個人的にエステルには「オナンの罪」云々の葛藤とかさせたい。
614名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 12:28:13 ID:GektQtP/
(;´Д`)ハァハァハァハァ/lァ/lァ/lア/lア/ヽア/ヽァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \アノ \ア ノ \ア
エステル、能登だけにこのままオナニー中毒になりそう
615名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 16:02:57 ID:t3baaSjr
>>613
最後の一行のが激しく読みたい。
616AB:2006/05/10(水) 01:44:07 ID:jvNsPL8E
どんなにあがいても、逃れられないものがある。
「・・・うっ・・・・っ!?」
体の中にいる“奴ら”の存在を忘れたことは無かった、そう、ただの一度も
「つっ・・・ッ!」
しかし“奴ら”はまれに、感情や理性までも食い尽くして暴走しようとする
−−−−−−もしこんな所に誰かが来てしまったら−−−−−−
恐ろしさを通り越した想いだけが何時も脳裏を通り過ぎる
そう考えるだけで額に冷や汗をかく
「・・・・・・・・・」
銀髪の青年は、すぐ傍にあったテーブルに手を掛けたままうずくまるような体制になっていた
だがそんな彼の思いもむなしく、悪夢は現実のものとなってしまった。
「・・・神父さま?」
聞き慣れた声
その声を聞いたとたん、彼の頭の中は真っ白になる
全身が一瞬のうちに強ばった
・・・・・・・・エステル・・・・・・・・
「こんな暗いところで何を・・・!?しっ、神父さま!どうかなさったんですか!?」
彼の異変に気付いたエステルが、急いでアベルの方へ駆け寄ってくる
ダメだ・・・いけな・・い
少しだけ残っていた理性が、自分に向けて警告を発する
「・・・く・・・る・な・・・」
息が荒くなりながらもアベルは必死につぶやいた
だがその声はエステルの耳に届かなかったようだ
手を伸ばせば触れられる距離に彼女は来てしまっている
「顔色が真っ青ですよ!直ぐにお医者様の所へ!!」
美しい、青金石の瞳が、今は不安の色を映していた
その双眸から目を離すことが出来たのなら、どれだけ自分は助かったのだろう
「・・はなれ・・・ろ・・・」
思わず“じ”が出てしまっていることも構わずに
彼女を何とか遠ざけようとした
「待っていて下さいませ、今誰か呼んで・・・」
もう“奴ら”を押さえるのは限界だった
本能に忠実になれと“奴ら”は命じてくる
「神父さまっ!?」
人を呼びに行くといって立ち上がったエステルを
アベルは半ば強引に抱き寄せた
「なっ・・何を・・・んぅっ!?」
苦しそうに抵抗するエステルの頭を押さえつけながら
柔らかな唇に無理矢理口づけ
舌を口内へ侵入させ、貪る。
617AB:2006/05/10(水) 01:44:53 ID:jvNsPL8E
「うぅ・・ぅ・・し・・神父さ・・!」
首筋に舌を這わせただけでも、エステルは高い声を上げた
「やぁあ!止めてくださっ・・・神父さまっ!!」
きっちりと着込まれたシスター服を、半ば強引に脱がせていく
「いっ・・・いやっ!いやぁ!!」
彼女は必死に抵抗をくり返した
だが今のアベルにとってはそんなことどうでも良かった
綺麗な赤い髪に指を絡ませ、無理矢理後ろへと仰向かせにする
きめ細かな白い肌に自分が犯した跡を残していく
血を連想させるキスマークの跡。
それを見るだけで口の端が上がる
「・・・・放して、下さいっ!」
一瞬の隙を見て、エステルは彼から逃れようとした
「・・・逃げるな・・・」
細い腕を掴みあげ、再度自分の方へ彼女を引き寄せる
「あっ・・・!」
引っ張られたときの衝撃で抵抗が一瞬やんだ
その機を逃さずに、アベルは冷たい床へと彼女を押し倒す
「・・・や・・だ・・・!」
「・・・・邪魔だよ、この手」
そう言って、自らの髪を縛っていたリボンを解き両手を拘束する
「うっ・・痛っ・・・」
痛がるエステルをよそに
太股に手を当て大きく開かせる
下着越しに秘部に手をあてがう
「やっ・・・やめて・・くださ・い、そんな・・とこっ」
「・・・その割には濡れてるよ?ここ・・・」
クッ、っと指に力を加える
「んああっ!!」
拘束された腕に力が入り
腰は無意識のうちに浮いてしまう
そんな彼女の姿を見ているだけで、被虐的な気持ちに駆られる
邪魔になった下着をすばやく脱がせ
何の前触れもなく、淫らに濡れている秘部へ指をねじ込む
「ひぁあああああああぁ!!」
しまりがきつい、おそらくは処女だろう
苦痛のみの喘ぎ声が、暗い室内に響いた
「んっ!ひぁあっ!」
彼女の目元から何の曇りもない涙がこぼれ落ちた
618AB:2006/05/10(水) 01:45:59 ID:jvNsPL8E
「・・・エステル・・・」
強弱をつけながら彼女のナカをかき回すにつれて
苦痛のみの喘ぎ声は、快楽から来る喘ぎ声へと変わっていった
「はっ・・あぁ、んあぁ」
まるで動物を調教するかのごとく
アベルはエステルを指を使って責め立てる
「んぅ!っひぃあぁあああぁっ!!」
小柄な体が大きく痙攣し
ひときわ大きな嬌声をあげ、エステルはぐったりとなってしまった
「・・・・・・」
アベルはそんなエステルを無言で見下ろす
その瞳にいつもの温かな光はなかった
ぐったりとした彼女の細い腰を引き寄せ、自らの勃起物を宛う
「ひゃぁあ!?」
熱い何かが秘部へ宛われた恐怖に
エステルは目を見開いた
「・・・力・・抜いとけ・・・」
抵抗されるその前に、アベルは勃起物の挿入を開始した
ただ、本能が命じるままに。
「!?っああああああああああぁっ!!」
この行為に、エステルは最初酷く痛がった
ああ、やはり処女か・・・
頭の隅でぼんやりとそんなことを考えた
考えたところで、今更行為を止めるつもりはないのだが
「ふぅうっ!あっ・・ああぁ!!」
クチュクチュと、多少血の混じった愛液が接続部から流れ落ちる
柔らかな肉壁の中、彼女が一番感じやすいところばかりを責め立てた
「あっ、あぁっ!やぁああんっ!」
本当に良い声で鳴いてくれる
アベルは正直にそう思った
この声を聞くだけで彼女のナカへ挿入を繰り返している勃起物は更に容積を増していく
「ふあぁあっ、ああっ、ああああっ!」
恐らく限界が近いにだろう、身体が小刻みに痙攣しだした
だが“今の”アベルに、簡単にイカせてやるほどの慈悲はない
含み笑いがばれるのも承知で
アベルは行為を止めエステルに囁いた
「ねぇ・・・もうイキたいんでしょ?」
「あっ、あっ・・・わた・・し・・・」
エステルは急に行為が止められたことに困惑を隠せなかった
もう、どうにかなってしまいそうだったのだ。
619AB:2006/05/10(水) 01:47:06 ID:jvNsPL8E
「じゃあ・・・ちゃんとお願いしてくれたらイカせてあげるよ」
「お・・ねが・・い・・・?」
「そう、イカせて下さいってね・・・簡単でしょう?このくらい・・・」
クスクスクスっとアベルは笑った。
「・・・あ・・・・っ」
そんなこと、恥ずかしくて・・・いや、神に仕える尼僧として言いたくなかった
「黙っちゃって・・・良い子じゃないね。」
そう言うとアベルは、強く腰を前に押し出した
「っ!ふぁああぁあっ!!」
強い快感が、頭の中を駆けめぐる
「どう?これでも言いたくない?」
アベルが耳元で囁く
「・・・いっ・・・イカせて・・くださ・・い」
「・・・・・良い子だ。」
勝ち誇ったような笑みを浮かべ
アベルは再び激しい挿入を開始した
「ああぁ!あぁっ!!わた・・し、なんかっ・・あっ!・・へん・・・あああ!!」
「・・・変にっ、なればいい・・よ」
「あたっ・・し、あぁあっ!あたし・・・はぁっ!」
「・・エステ・・ルっ!」
「はぁっうっ!んっ!ふぁああああああっ!!」
ほとんど二人は同時に達し
そのまま床に倒れ込む
荒い息を吐き出しながら、ふと、目が合った
そしてその時エステルは感じた
これは−−−−・・・
この人は・・・ナイトロード神父さまなんかじゃ・・・ない。
背筋がゾッとした
「どうしたのエステル?そんなに顔を青くしちゃって・・・」
その笑顔は何時も通りのものであって、何時も通りのものではない
逃げなくては、此処から。
そう思った瞬間、腕を掴まれる
「・・・・いやっ!」
逃げ出そうとするエステルを、アベルは再び床に押し倒した
「ねえエステル・・・まだ俺は満足してないんだよね」
エステルにとって恐ろしい言葉を
“今の”アベルは口にする
「付き合っていただきますよ?エステルさん・・・」
その言葉だけ普段のアベルのように聞こえたのが、彼女の唯一の救いだったのだろうか
彼女の瞳から涙が一滴こぼれ落ちていく

本来のアベルに戻るまで“彼は”エステルを貪り続けるのだ。
620名無しさん@ピンキー:2006/05/11(木) 12:02:06 ID:kXvbpXJL
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
621AB:2006/05/12(金) 00:08:11 ID:8xtbFDUT
同じく、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
622名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 00:16:35 ID:BsMhOw6t
葛藤するアベルに萌えた。職人さんGJ!
上のディーエスといい、イオエスの小ネタといい、なんだかエステル祭りになってきたな。

>>613
エロパロ的には避妊具あったほうが都合いいんだけどなw
じゃないとイオンは永遠に思いを遂げられない事になるし。
トリブラの世界は中世レベルにまで文明が退化しているけれど、
かわりに遺失技術が発達してるから、その辺りでなんとか折り合いがつかないかな。
623名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 00:28:56 ID:fCe98AIj
>>中世レベルにまで

ビルとかエレベーターとかあった気がします
624名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 01:04:46 ID:TnQCfhBR
それは過去の遺物。新しく作り出す技術が退化してるんですよ。
625名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 01:11:50 ID:c/OZIj7x
でもよく考えたらナノパーティクルプローブ(だっけ?)があったよね。
そうでなくても「ナイト・ホスピタル」ではほとんどドラマ『ER』のノリで
医療器具もほとんど変わらないもの
(ストレッチャーとか点滴とか)があったし人でごった返していたんだから、
ある程度は存在しそう。
現実世界より高額だけど、みたいな感じで。
てか今気付いたけどあそこ、ゴム風船がタダで配れる世界だよな…(トリスタン)

トレカテってどうセクースさせればいいんだろう。添い寝+スマタとかだろうか。
626名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 01:14:09 ID:8xtbFDUT

今日でWEBラジも終わりか・・・
エステルとも会えなくなるのか・・・・さびしス。

寂しさを紛らわすために、鬼畜アベエスの続きキボンヌ
627名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 13:35:11 ID:YAXLIFDC
>>622-625
コンドームが発掘されたらこんな感じ?

「トレス君、このたび新しく発掘されたロストテクノロジーだよ。
 ちょっと装着してみてくれるかね」
「了解(ポジティブ)」
「つけ心地はどうだい?僕が自ら手を加えて、
 最高の質感を得られるように調整してみたんだが」
「肯定(ポジティブ)。余る事なくフィットしている。
 これならばミラノ公にも充分な満足を与える事ができると推測する」
「そうかね、それはよかった。さっそく今夜試してみたまえ。
 あ、実験の結果は是非レポートにしてくれたまえよ。
 詳細かつ正確なものを期待しているからね」
「了解(ポジティブ)」

そして翌朝、足腰が立たなくなったカテリーナにひどく叱られる教授。
628名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 19:19:31 ID:FySXpT6s
>>627
ちょw
教授www
629名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 22:31:12 ID:c/OZIj7x
そもそも着ける必要あんのかwww
めちゃ笑った。GJ!
630名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 02:15:35 ID:cP8eTrgX
>余る事なく
っておいw
それまでは余ってたってことかw
631名無しさん@ピンキー:2006/05/14(日) 00:52:21 ID:lk2/KBMz
ペテエス読みたいなぁ…
エステルたん攻めでもいい!
632名無しさん@ピンキー:2006/05/14(日) 11:40:07 ID:t3ciSVxJ
いや、エステルは総受だろ。
633名無しさん@ピンキー:2006/05/14(日) 11:48:23 ID:tYwQylHH
そうとも限らないんじゃ?
前戯まであたりは
「ふぐぉぉぉっ!?」
「しゃんとして下さいませ! あたしだって恥ずかしいんですから!」
とかって叱り付けながら進めそう。最後はペテロの暴走に押し切られて受けるだろうけど。
634名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 21:13:58 ID:7lA74UJu

なるへそ、そう言うのも有りか
確かにペテロは途中から暴走するな
635名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 02:18:55 ID:Ce2qK1/i
カテリーナものを求めてあげてみる。
こうなったらアベカテでもトレカテでもエスカテでもいいから
誰か投下キボン。
636名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 21:24:44 ID:CHH77mXL

鬼畜カテエスキボンヌ
637名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 19:39:24 ID:hFXPwfa+
鬼畜なカテ様って騎士団に入ったあとのイメージでしか想像できないな。
あの服装で鞭を片手に「私の靴をお舐め」とか言われたら堪らん。
絶対そんな事は言わなそうだけど。あくまでも妄想って事で。
638名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 22:27:45 ID:7u67DW7K
いや元からエステルに対しては憎悪募らせてたから。
大っぴらに鬼畜になれるのはやっぱり騎士団後だろうけど、
そうすると普通に拷問いきそうだな…
エロくてもせいぜいトレスのジェリコ(比喩ではなくほんまもんの銃の方ね)で処女奪っちゃうとかだろうな。
639名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 22:41:41 ID:Sc8eWtvT

アベルへの嫉妬とエステルへの憎悪(アベエス前提)で、鬼畜カテエスに一票
640名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 00:01:58 ID:zosIxEcf
>635
トレカテ好きなんだが、トレスに機能がついてるとは思えない・・・
診察中も着替え中も、人目はばからず傍に控えている奴だからなぁ。
641名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 00:09:40 ID:y21yUeFx
診察とか着替えとかでカテリーナの体見て、
(トレスは物扱いなんで見られても平気っていうか
騎士団以降は身の回りの世話を手伝わせていそう。
それでもそのものズバリではなく
うなじとかふくらはぎとか背中とかが見える程度だろうけど。チラリズム)
理解できないなりにもそこはかとなくエロスを感じるトレスとか。

てかそれで妄想はしたんだけど、自分はトレス視点(寄りの三人称)でそんなにエロくできない事に気が付いたorz
6421/2:2006/05/24(水) 01:01:43 ID:zU945Kea
>>641
それいいな‥‥思わず書いてしまった
でもエロくならなかった‥‥
トリブラ初挑戦なんでおかしかったらスマソ





波だつ金髪をかきあげれば、その下に青白く透ける皮膚があった。
衰えた筋肉と、細い骨で支えるには豊かに過ぎる主の金髪が、以前に比べて光の反射率を
落としつつあることを、忠実な猟犬はよく知っていた。病と苦悩が、主の髪から輝きを奪いつつ
あるのだった。
きっと自分が人間だったなら、その反射率の低下に気づくことはなかったのだろう。
猟犬は待機中、人に言う淡い眠りの狭間に、繰り返し主の映像を再生する――緋色と
金色に彩られた、佳人の夢を見続ける。不必要なほど正確に、彼は全ての「カテリーナ・
スフォルツァ」を記憶している。記憶の先の姿が痩せ、青ざめ、萎れ行く様を認識している。
(俺が機械でなかったら)
だがその仮定は、自身を含む様々なものへの致命的な裏切りだった。
「トレス」
神父トレス、とも、ガンスリンガー、とも、主は彼を呼ばなくなった。かすれがちとなった
その声は、静かに「トレス」とのみ呼ぶようになった。大声を出す力がないのだろう。
トレスは、後姿のままの主が、鏡越しに彼を見ていることに気がついた。ピンを手渡さなければ
いけないのだと思い至ったのは、その0.30秒後だった。
「ポジティヴ」
髪を片手で支えたまま、トレスはピンを差し出した。受け取ってから、主はその細いおとがいを
下げてうつむき、更に首筋をあらわにした。
6432/2:2006/05/24(水) 01:04:10 ID:zU945Kea
まだシャツを着ておらぬその細い首に、すらり揃った凹凸が浮き、トレスはわずかに両眼を
見開いた。青白い皮膚、その下にはまっすぐな頚椎が胸椎へと続いていた。頚椎の大きさを
ひとつひとつ意味もなく測りながら、トレスの機械の眼差しは、続く胸椎へと落とされた。
身体と運命の重圧に耐え続けてきた、その儚い背筋はどこまでもまっすぐだった。
脊椎は、痩せすぎて咎って見える肩甲骨さえ、まるで翼の根元であるかのように、しっかりと
支えて揺るがなかった。この小さな骨の連結こそが、彼女に傲然と胸を張らせ続けているのだと、
トレスの両眼は再認識した。
「……お前でなかったら」
かすれがちな主の声に、不意に笑声と――人間なら「色香」と判断したであろう異物が加わった。
「その両眼を抉っているところよ、トレス」
弾かれたように、トレスの両眼は頚椎と脊椎の探索を中断し、鏡の向こうのミラノ公の、鋼色の
眼差しを見返した。だが、鋼の中に怒りは見られなかった。ただ、見たことのないような眼差しで
見られている、それだけをトレスは理解した。理解してから、理解できたことにまた少し、トレスの
機構は混乱を覚えた。
「発言の、」
自分でも理解しがたいことに、トレスの発言は一端中断され、1.05秒もの空白を生んだ。
「発言の‥‥意図が不明だ、ミラノ公」
返答はなかった。ただ、やはり関節の青白く浮いた細い指が、うねる黄金の上で小さく振られ、
新たなピンを催促しただけだった。トレスは視線を空に据えたまま、また、ピンを手渡した。
見つめていたら、その、踊る指の動きにさえ注視してしまいそうな気がして。

644名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 02:58:06 ID:W8in5eRF
gj!!!
645名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 06:28:28 ID:93kTzXZV
GJ!!
この静かな緊張感がいいなぁ。
朝からいいもの読ませて頂きました。
646名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 08:11:07 ID:y21yUeFx
超GJ!!!エビで鯛釣った気分だ…本当にありがとう。
647名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 09:37:09 ID:NOFTBYKp
GJ!!
自分のイメージしてたトレカテそのものだ。
抑えられた色気のある文章がいい!
648名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 23:08:51 ID:wxD9WAMr
超GJ!

ストイックなのに並のエロよりも色っぽい、それでこそトレカテ!
649名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 18:29:36 ID:G2hkMOP4
おお…おお…(感嘆)
650名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 23:05:36 ID:7ZiIGK+F
カテエスよりもエスカテだと思う私は異端審問にかけられますか?
651名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 23:14:19 ID:4SX24n8g
犬に背後から撃たれます
652名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 00:22:54 ID:hR2DUFMT
>>650
背後から撃たれる前に作品を残してくれたら貴方は聖人だ。
653名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 03:26:54 ID:NayELHT2
てゆーかトレモニ読みたい。
654名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 10:41:42 ID:kkBEMI8o
あの姐さんだとモニトレになりそうだw
655名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 13:07:23 ID:3lPuUUUc
モニカテ読みたい

モニカは百合だと信じてます
656名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 10:35:54 ID:M34xdWKq
レオモニ読みたい。
前話題にならなかったっけ?
657名無しさん@ピンキー:2006/06/05(月) 18:32:34 ID:oHw17K5V
絶望の中に一筋の幸せみたいな
微妙に鬱になるアベカテが読みたい
658名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 01:44:54 ID:zoSalMDu
>>650
騎士団加入後、アルビオン攻撃中に倒れたカテ(原因病気)を捕虜にするエス、みたいな?

>>657
某サイトに行けば良いと思います。だいぶ作品整理されちゃったけど。
659名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 19:13:36 ID:N+VXrEl4
某サイトとは?幸に登録されてますか?
660名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 19:19:19 ID:zoSalMDu
>>659
658じゃないけど、たぶん某サイトは幸登録されてます。
カテ受神サイトとして、度々話題に上ったりしていました。
661名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 22:25:47 ID:N+VXrEl4
カップリング別のアベル×カテリーナのとこにあるかな?
ともかく、情報サンクスです。
662660:2006/06/06(火) 22:38:52 ID:zoSalMDu
あれ、658とIDおんなじだ。なんでだろ。
こういうことって起こりえるものなんでしょうか…?(ガクブル
663名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 23:30:32 ID:mlHBwv7V
>>662
同じマンションの人かもしれない。近くに仲間が
664名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 00:35:02 ID:C19koEtN
俺はエステルたん受けなら何でもイイ。
665名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 00:19:59 ID:f6Fgmnma
○'am○re w○rldlyじゃねえの?<防災都
666名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 01:34:39 ID:i0BseEhZ
ケイトさんが一番好きだがカテやエステルのほうがやっぱ人気ある?
667名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 02:55:53 ID:zptESQrV
いろんなサイトの人気投票見ると
カテ様>>>>(超えられない壁)>>>>ケイトさん>>>エステル
って気がする
猟犬と雌狐のコンビがトップ2なことが多いような
668名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 23:51:32 ID:f6Fgmnma
そもそも腐女子受けが良いからなあ・・・
総合したら猟犬>>雌狐様になる悪寒
669名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 16:55:50 ID:Z7Hb/xLI
悪寒も何も当たり前のことだと思うが…
トレスがトリブラの人気bPキャラだってことは常識だろ。
670名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 22:35:37 ID:SLIeMArX
なんでそんな喧嘩腰なんだ、669。
ご機嫌ナナメか。そうなのか。
671名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 23:36:41 ID:WFLwG85y
不覚にも吹いたw
ご機嫌ナナメってなんか可愛いぞ。

カーヤって可愛いのにエロにしにくいよな。
エステルみたいに葛藤させ辛いし、彼女もカテ様と組ますしかないんだろうか。
ユーグ翻弄しまくりとか面白そうなんだが。
672名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 13:48:54 ID:CLfwxu6Z
カーヤって中身が攻キャラだからなあ…
673名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 16:03:15 ID:XbGuXRUM
カーヤ攻のユーグ受は普通かと思ってたよ
原作では顔を合わせてるかどうかもわからないのにな。

モニトレもいいが、モニカとユーグもいいと思う。
674名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 02:43:41 ID:AUJdRksk
「カテリーナさま、気持ちいい?」
「えぇ、とってもいいわ…! いい子ね、カーヤ」

バター犬ならぬバター猫なカーヤ…
カーヤって猫なイメージがあるから。
675名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 03:18:53 ID:kVNvr15H
カテってもしかして情緒的に一部ものすごく幼いんじゃないの?と思っている俺。
特殊な生い立ちや家庭環境の所為かもしれないけど、なんかアンバランスだ。
RAM時代はAxのお姫様、みたいな、カテが何よりも精神的にAxを頼りにしている感じがあったけど、
ROMに入ってからはその精神的依存が深まる一方で黒い行動するときには基本単独行動(銃携帯)でさ。
なんかこの流れって、ちっちゃい子供がスキスキ言うのからちょっと成長して
「一人で出来るもん!」状態に入ったような感じを受ける。
更に、必要に迫られてその黒い部分ばっかり早く成長しちゃったからなのか、
子供の部分と大人の部分にどんどん溝が出来ていくような…

そんな目で見てしまうせいだからなのか、カテがエスに嫉妬する場面も、
女の怨念どろどろっつーよりも、「ああ、カテはまだアベル離れしていないんだなあフフフ」
とにやにやしてしまう。(本人は必死だから、痛々しいとも強く思うんだけど。)

あ、なんか徒然なるまま書いたら変な文になった、と思う。ゴメソ


結論として言いたいのは、カテリーナは処女だってことです。   …あれ?

676名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 03:52:00 ID:Hdz8z79a
あー、何か目から鱗だ。そんな見方もあるのかーと感心した。

自分が一から苦労して、時には手を汚して構築してきたAxや地位を
掻っ攫ったり、あるいは何の苦労もせずに得てきて
(少なくとも自身が理想を捨てて黒い行動をする事はない)
かつアベルまで「赤毛のルックス+人間・長生種共生の理念」というリリスコンボで
持って行ってしまうエステルがひたすら憎いだけだと思ってたから。
そういう意味でエステルはひたすら幸運の星の下に生まれてて、
だからメアリにもカテ様にも恨まれまくるという。

なんかエステル批判みたいな事言ってスマン。痛い長文スマン。
自分はただエステル以外により萌えを感じているんだ。

後カテリーナ処女は賛成!周りに奪いそうな奴が一人もいないしなw
意外所でユーグとカテリーナなんてどうだろうと言ってみる。
どっちも教授を介して兄弟みたいだったら面白いと思うんだけれど。
アニエスを思い出すも「アニエスはこんな黒い子じゃなかった」とすぐ現実に打ちのめされるユーグとか。
677名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 10:58:46 ID:q7NKYK41
確かに☆は幸運で強運な人生送ってるな…
☆とミラノの立場が逆だったら、トリブラも全く違う話になってただろうなあ…
678名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 16:43:16 ID:q5jFlj2t
カテさまはあの惨いくらいの薄幸さに萌えるんだ。
とはいえ、エステルの幸せの十分の一でもカテに分けてくれたら、と思うときもある。
Canon読んだならなおさらな…なんかもう可哀想すぎるわ…
679名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 00:52:28 ID:wUk7YPmu
最期の最後で美味しいところを掻っ攫っていってくれれば
オールOKだったのですが…もう続きはでない… 心のモヤモヤが消えん orz
680名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 23:25:12 ID:f7OfW99M
ぶっちゃけ、雌狐って言われてるほど実際は冷酷な人じゃないんだよな。
そこを無理して、周りも自分も騙してあの雌狐像を維持してるんだから、そりゃストレス溜まるだろうに。
681名無しさん@ピンキー:2006/06/16(金) 03:52:10 ID:JFF7Us1S
いっそカインとくっつきゃいいんだ
682名無しさん@ピンキー:2006/06/16(金) 19:30:29 ID:PdhmLry2
スレイマン×セスなんてのもいいなぁ、と思ったり。
コミック版読んで萌えてしまった。
683名無しさん@ピンキー:2006/06/16(金) 20:46:21 ID:xbpGeeeu
ょぅι゛ょ
684名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 14:56:29 ID:/FaLF3H8
カイン×エステルは案外萌要素だったりする
685名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 15:20:11 ID:/FaLF3H8

あ、言い忘れてたがエステルのフィギアが7月上旬発売予定

俺は買う、10000万近いが今から予約すれば11%オフだしな。
686名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 16:27:08 ID:xSdoLw+d
>10000万
随分高額だな
687名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 20:37:43 ID:4drJSpKS
>10000万

きっと等身大だ。
688名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 23:04:20 ID:IleBcu98
エステルよりカテ公とか女帝のをくれ
689名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 09:19:54 ID:DOYySK4L

・・・・・ほすぃ。
690名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 21:01:20 ID:jExTYKDf
皇帝の緑衣のセスたんフィギュアは欲しい!
帝国服は華があるからいいね
アストさんとかのも欲しいなぁ
691名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 22:53:35 ID:QWxOU+0a
>>685
サイトを教えておくれ
以前アベル達のフィギュア置いてたサイト見たらトリブラのトの字も消えうせてた
692名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 23:08:39 ID:V6cI/q2Z
>>>>>>>>>691、貴殿へヒントだ。
ttp://www.surpara.com
此処でトリブラサイトを見つけるが宜しかろう。
693名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 23:13:45 ID:V6cI/q2Z
もしくは
ttp://sweet-girls.seesaa.net
だ、此処からは自分で探せ。
694名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 07:04:05 ID:floAawse
691じゃないが、>>692-693の優しさにホロリ。


そういやもまいら、W杯はイタリア応援してるの?それともイギリス?
695名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 21:04:18 ID:mZ85jHHa
ドイツ。
696名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 21:21:02 ID:yq1oE2QG

イタリア、と見せかけて

エステルたんとアベルの出身国だから泣く泣くイギリス。
697名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 21:33:56 ID:RPiSvR7S
ディートリッヒ×エステルの話を書いてみたい。
アベルに好意をもつエステルを略奪するちょいと鬼畜なディートリッヒな感じで。
しかし需要は低そうだ…
698名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 22:17:31 ID:yq1oE2QG


見てェェェェェェェェェェェェェェェェェェェエ!!!!

699名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 23:32:49 ID:0qIVpHnW
>>697
需要はあるぞ!ノシ
ディーエスカモォーン。
700名無しさん@ピンキー:2006/06/22(木) 22:31:03 ID:12SuRb6I

ディーエスカモォ〜ン

アベエス←ディートでもイイ(・∀・) !!
701名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 20:54:20 ID:AtKewruV
697です。ディーエスを導入だけ書いてみた。深く考えないように。


本当に欲しいモノほど手に入らないっていうけど、さ。
手に入らないのは、努力とか、執着心とかが足りないからじゃないの?


「食事だよ、エステル」
サイドテーブルに食事を置きつつそう言えば、厳しい瞳がこちらを向いた。
「ディートリッヒ…」
気丈な声で呼ばれ、エステルは僕を睨む。
「私はいつになったらあなたから解放されるの?」
騎士団の本拠地である「塔」のある一室。
華麗な調度品に囲まれた寝室には、眠り姫よろしくエステルがベッドの上で横になっている。
拘束具も見当たらないのに逃げる気配のない少女…その身の回りには、
かすかに光る繊維状のものがいくつか見えた。
「エステル…君は僕のことが嫌いなの?」
わざと悲しげにそう言ってみる。
「大嫌いだわ!早く解放して…んぅ!?」
黙らせるために、唇を自分のソレで強引に塞ぐと、
そのままエステルの上に覆い被さった。
そのまま舌を差し入れ優しく口内を舐めるように濃厚なキスをしてやると、

鼻にかかった甘い声が漏れた。
顔を背けようとしたので後頭部に手を添えて固定し、
逃げられないようにしてから、さらに舌を深く入れた。
動揺しているエステルは夢中で抵抗し、
振り回した腕がテーブルの上の食器を払う。
食器は食事ごと絨毯の上に落ち、綺麗な音をたてて割れた。
「無駄だよ、君は一生僕のそばにいるんだから」
エステルの唇に付いた唾液を舌で舐めとりながらそういうとぱんっと小気味いい音が
静かな室内に響きわたった。
「あ、あなた…頭おかしいんじゃないの!?」
完全に神経を支配しては面白くないと思い、「糸」の力を緩めていたが…
その隙をつかれたようだ。

あぁ…君が僕の頬を叩いたのか。
微かな痛みは心地よさに変わって、快感にすり替わるなんて、
やはり僕は君の言うとおり、どうかしてしまったのかもね。

ディートリッヒは平手打ちでやや朱に染まった左頬をさらりとさすり、狂喜的な目で微笑んだ。

獲物は鮮度が命。
歯向かう力もない獲物じゃ、僕の食指は動かないだろ?ゾクゾクするよ…


こんなところです。続きはいつになるかわかりませんが。
702名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 22:14:28 ID:Q8YIYjh+
つつつつつつつつつつつつつつつつっっ続きキボンヌ!!!!!
703名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 00:50:15 ID:OU2ICgLT

キボ〜ン
キボ〜ン
キボ〜ン
704名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 23:50:16 ID:VXBV49+m
 〃〃∩  _, ,_      
     ⊂⌒( `Д´)       
       `ヽ_つ ⊂ノ          
              ジタバタ
         _, ,_
     〃〃(`Д´ ∩ 
        ⊂   (
          ヽ∩ つ  ジタバタ

       ∩
     ⊂⌒(  _, ,_) < 早くディーエスupシテネ…
       `ヽ_つ ⊂ノ
              ヒック...ヒック..

     ⊂⌒(  _, ,_) 
       `ヽ_つ ⊂ノ  zzz…
705名無しさん@ピンキー:2006/06/27(火) 21:50:54 ID:to/dhisr
ここで、じつはアストよりもイオンのほうが年上かもといってみる。
706名無しさん@ピンキー:2006/06/27(火) 22:07:15 ID:qpdEXnpN
↑そうかもと言ってみる
707名無しさん@ピンキー:2006/06/28(水) 23:16:40 ID:DDheeLjN

ttp://kasamatusan.sakura.ne.jp/cgi-bin2/src/ichi41951.jpg.html

エステルたん、お相手はアベル希望。
708名無しさん@ピンキー:2006/07/01(土) 20:15:49 ID:C5s3KLkT
ディーエス続きです。



「っあ、あなた…おかしいわ…っ、狂ってる…!」
襟元からのぞく胸元に舌を這わせ、乳首を舐め回し、ちゅうっと強めに吸引した。
柔らかい髪の毛をキュッと掴み、口に含んだ乳首に歯をたて、瞬間エステルの背中が震える。
「ふふ…噛まれるのが好きなんだね」
「んく…そんなこと…な…っああん!」
「淫乱」
耳元で囁いたら、想像以上にショックな顔。
どうやら、相当効いたみたいだね。
これでまだ純情だと思ってるんだから。おめでたい娘だなあ。
「あぅう…いやあぁ…違う…助けっ…神父様ぁ」
聞き分けのない子だな、もう逃げることはおろか立つことさえできないのに。
なんでここでアイツを呼ぶんだか。
まあ、反抗的なのは今に始まったことじゃないけどさ。
「ねえエステル、僕は優しいから、君に選ばせてあげる。
僕に永遠の愛を誓って気持ちよく絶頂を迎えるか…それとも神父様を選んで、
一生苦痛を背負うか」
そう言って、指先―――正確には指に乗る極細の糸を見せ付ける。

僕はどっちでもいいんだけど。
だから、優しくするかそれともそうしないかは君次第。
709名無しさん@ピンキー:2006/07/01(土) 20:17:08 ID:C5s3KLkT
だが、エステルは首を横に振る。

へえ、こんな状況なのに断るんだ?
だから君は「中途半端」に賢いんだよ。
自分の立場がわかってないんだから。
だから、ちょっと糸を刺激してやった。
「痛っ!?」
エステルの顔が歪む。
うーん。操っている僕は君がどのくらい苦しいか良くわかんないけど。
まあ死ぬほどではないからいいか。
「…い…痛い…よ…ぉ…、もぉやだぁ…あぅうう!? ああぁああぁっ!」
「僕を一生愛します、って一言でいいよ」
「いっ…た…し…神父…神父様…」
「そうじゃないでしょ」
「おにっ…あくまぁっ…うう…わ、わかった、わかったからぁっ」
エステルの瞳から、光が消えた。
「あいしてる…愛してるから、一生愛するからやめてぇぇぇ!」
「いい子だね。それでいいんだよ。もっと早くそうしてれば無駄に痛い思いをせずにすんだのに。
おばかさんだね」
あの神父様相手じゃ、こんな快楽は手に入らないよ。
欲しいものが自分のものになるっていうのは、最高に愉しいね。



たぶんつづきます。
710名無しさん@ピンキー:2006/07/02(日) 00:34:19 ID:zbqZqxf4

ディーエス続きキタ━ ━ ━ (゚∀゚) ━ ━ ━ !!!

は・・・早く続きが見たいっす!見たいっす!!


707のエステルもグッジョブ!!!



711名無しさん@ピンキー:2006/07/03(月) 06:38:34 ID:B7iH2jkc
全然スレ違いなんだが、皆ファブリカテオロギアって手に入れた?
あれ今でも入手可能なのかな。。。?
712名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 12:20:29 ID:xmWPdU7X
↑ヤフオクとかでよく見かけるよ。
708GJ!
707……見れない。ショボン。

713名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 22:07:56 ID:rpm1pEyy

俺は見れたぞ( `Д´)707。

・・・っていうか今でも見れるだろ
ページの下に小さくダウンロードって書いてあるだろうが。

エステルたんが泣くじゃねーかコノヤロー・・・
       
714名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 22:17:29 ID:BaAKTPaj
トリブラに出てくる男どもって、童貞なのか非童貞なのか…ちょっと予想。

アベル…うーん。童貞?
トレス…イヤ、そもそもできるか?
レオン…子持ちだしね。非。
教授…結婚前の貴族は童貞?で、結婚前に嫁死亡…そのまま童貞…なのか?
ユーグ…ストイックに童貞?
ハヴェル…もうこれでもかというほど童貞。

ペテロ…童貞だね。うん。
マタイ…非童貞だね。童貞だったらそれはそれでうけるけど。
フィリポ…童貞じゃなかったらなんかむかつく。
アンデレ…童貞だろ絶対。

イオン…もう絶対童貞。
ラドゥ…なんとなく非童貞っぽい。
バイバルス…なんとなく所帯持ちなきもしないでもない。半々かね。

ディートリッヒ…非童貞だろう。
ケンプファー…うーん…謎。
バルタザール…こいつもわからんがなんとなく非。
メルキオール…あの性格は童貞。
カスパール…両刀使い?(笑)
カイン…なんかもうノーコメント。

ご意見お待ちしております。
715名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 22:36:38 ID:9cNQG4CH
ハヴェルにちとウケたw
教授は非童貞じゃないかなあ?
学者って一般に子供っぽいまま年を食うと思うので(偏見スマソ)
童貞だったらもうちょっと子供子供した性格になるかもしれないよ。

後カスパーってやっぱネコなの?前は童貞って何だか凄いな。
「前だけ使わないのは勿体無い」とか何とか言って、
ジークリンデやマリアンネで筆下ろしとか……無理だな。
716名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 23:14:07 ID:rpm1pEyy

ディートリッヒは708殿がディーエスでエロを書いてくれていまつv

717名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 23:43:16 ID:HWqZkViW
707も708もGJ(・∀・)b

714の童貞予想イイネvv
誰か女どもの処女予想を是非(*゚∀゚)=3
718名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 00:23:27 ID:YP6L9U+8
じゃあ女バージョン

エステル…普通に処女
カテリーナ…むむむ…ちょと微妙だな。想像におまかせ。
ケイト…まあ処女では。
モニカ…非処女。
カーヤ…ひょっとすると…いや、うん。わかんないな。
ノエル…非処女かな。

パウラ…非処女っぽいな。

アスト…あのノリは処女かなあ…
ミルカ…孫いるし。
セス…いやああれだけ長く生きてりゃ(ry

ヘルガ…処女じゃないだろ。
ジークリンデ…きっと誰かに開発されて(ry

メアリ…うーん。非処女かもしれんがなんか想像つかないな(相手が)。
ジェーン…うんもう100%非処女。

ちなみに男バージョン追加

教皇…絵に描いたような童貞。
ボルジア枢機卿…誰が見ても非童貞。
ルードヴィッヒ…90%童貞10%非童貞。
719名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 01:07:19 ID:rtkopkvH
>>718
ジークリンデの予想ワロスw カスパールかメルキオールあたりに開発されるのか?
ノエルは処女な気もするな。アベルに操を立ててそう。
ひょっとしたらレオンあたりに食われてるかもしれないけど。
720名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 01:48:41 ID:F0T81RRe
>>718乙です
教皇……絵に描いたようなって(笑
カテサマはやはり難しいとこだなナ…
721名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 13:26:21 ID:kYlERIHT
アニメ版エステルはオナニー中毒
722名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 16:56:32 ID:19YKvwlG
アニメ見てないから分からないんだけど、それはネタだよね?
723名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 17:03:01 ID:KJrhGGN3
個人的にアベルは非童貞なイメージだな。
てかリリスとはどうだったんだろう…

カテは処女喪失してるんだったら相手はアベルがいいなぁ…と思うけど
かなり儚すぎる望みだから処女だと思っておく。
モニカは何の疑いもなく処女認定してたんだが。え?俺だけ?
724名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 22:13:31 ID:NceUh6Xk
モニカが処女か…見かけによらないとはこのことかね。
暗殺しようとした相手に返り討ちにされて、相手がネーチャンイイカラダシテルネと襲う。
で、レイープしたあと
「お、お前処女だったのか…!」
無言で恨めしい表情をするモニカ。
725名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 01:30:58 ID:1dY/3nqS
モニカたんは同性相手は済で異性相手は未済か、あるいは両方済かと思ってた。
とりあえず今は、プラトニックラブじゃね?
726名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 16:47:17 ID:4SEW6gEO
モニカって殺し以外のことには淡白なイメージあるし
かといって暗殺に失敗したのはカテさまだけだから
返り討ちそのままヤラレちゃったーってのも無さそう、
てことで処女だと思ってたんだが。

てかハヴェル、39で童貞か…
727名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 18:21:59 ID:1dY/3nqS
イタリア決勝残ったね。
728名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 18:27:14 ID:YUFAxDX7
>>724
それそれ、そんな内容、よ、読みてェー!!!
729名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 22:06:59 ID:du2j8Ok0

ディーエスの続きマダァ〜??(・∀・)
730名無しさん@ピンキー:2006/07/07(金) 16:42:05 ID:G1KoiwWP
決勝イタリアとフランスか。
トリブラってフランスの人何かいたっけ?
ユーグはオランダ?
731名無しさん@ピンキー:2006/07/07(金) 18:41:14 ID:CfQ2wPZ0
ユーグがフランスなんじゃなかったっけ?
732名無しさん@ピンキー:2006/07/07(金) 19:27:40 ID:Q9c4YVRl
ユーグはベルギーだよ。
ブリュッセルに昔住んでた城があるんだから。
フランス(フランドル)語はベルギーの母国語のうちの一つだ。
733名無しさん@ピンキー:2006/07/07(金) 19:31:03 ID:CfQ2wPZ0
そうかー。指摘トンクス。
となるとフランス人ってデュプレ博士とかミリッツァとかその辺?
734名無しさん@ピンキー:2006/07/07(金) 19:42:47 ID:OY/lspG+
出身国
とりあえずイギリス勢から(何故

アベ氏
エステルたん
メアリ
教授
毛糸
735名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 00:21:38 ID:t9/bsSiR
>732
ベルギーの公用語はフランス語とオランダ語だが、
フランドル語ってのはオランダ語のほうじゃなかったっけ?
736名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 03:18:23 ID:cUmBFjvY
作中でフランス語の台詞の表記がフランドル語となってたから
フランス(フランドル)語って書いたんだけど、違った?
間違えてたらスマソ。
あと、ブリュージュをブリュッセルと書き間違えてた。
ユーグの城(市庁舎)があったのはブリュージュ。
色々ややこしくてスマソ。
737名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 03:25:15 ID:cUmBFjvY
付け足すけど、現実にはフランドル語ってのはないんじゃないかな?
オランダ語はフラマン語でフランス語がワロン語?だったと思う。
738名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 04:04:24 ID:cUmBFjvY
何度もぐだぐだと木綿。
フラマン語=フランドル語でオランダの方言の一つにちゃんとあるんだな。
でも、作中ではフランス語=フランドル語になってるんじゃないかと思うんだが…
739名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 12:26:38 ID:I0u3x+M2
そうなんだ。
実際のフランス語=フランク語だと思ってた。
740名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 19:33:07 ID:yx8pB30S
よくわからないのだけども作中のフランク王国=フランスなの?
741名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 20:22:43 ID:OThj7XtM
ディーエスです。毎度短くて申し訳ない。


もう僕から離れない。
君が夢中になるのは、僕だけだ。
他に、誰かの味をしめるのなんか許さない。
離さないから。
僕だけの…お人形。
「っ…ひゃ…う、うぁ、あっ、あ…っ」
口から飛び出る甘い声と、淫猥な水音が耳に心地良い。
ヒクヒクと震える太股には透明の液が伝い、シーツに染みを作っている。
まるで粗相をした子供のようだ。
「すっかり柔らかくなったね。大した順応性だよ。もう根元まできっちり入るよ…」
頭を上げる力もないのかシーツの上に頬をつけたまま、大粒の涙と唾液を零し息を荒げる。
大体は把握したエステルの弱点を擦りあげる。
「んああっ、だ、だめっ、ひっあ、やああっ…」
白い肌を撫でるたび喘ぎ声が漏れる。
可愛い胸を揉みさらに追い詰めれば、よりいっそう不安そうな表情。
どのくらい快感が及び、どのくらい自分がおかしくなるか、知らないから余計怖いのだろう。
「いやだあ…っ、抜いて…、抜いて…よぉ…い…痛いよ…ぉ…、
もぉやだぁ…あぅうう!? ああぁああぁっ!」
小さく喘いだ後、奥に突き挿れられる衝撃に備え握り拳を作って身構えている姿は本当に可愛らしい。
奥に導こうとしている内壁は実に本能に忠実だ。
身体を強張らせ、必死に我慢しているが、そう長くは持たないだろう。
天国はここからなのだから…。

つづく
742名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 22:04:47 ID:JatWuYFP

つつつつつつつつつつつつつ続きを!!
はぁやく続きを!!!
キキキキキキキキキキキキボンヌ!!!!!
743名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 14:40:23 ID:0MQapPHS
レオン×ケイトが読みたいなーと言ってみたりする。
ケイトを抱き上げると「何するんですか」と怒りながら
レオンの胸をポカポカ叩くくらいのノリで。

この二人はほのぼのエロしか思い浮かばない
744名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 15:49:40 ID:XoOflbsw
>>743
やばい萌えた。
745名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 17:23:14 ID:qu5n8UZ+

743に、萌萌ピピピ・萌ピピピだなこりゃ
早く続きキボンヌ!
746名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 17:36:00 ID:KSfF2nAg
>>743
しかし、ケイトは実体が無いという難点が
(実体はアイアンメイデン内)
747名無しさん@ピンキー:2006/07/10(月) 22:04:06 ID:VDjQgGqk

ディーエスの続きが読みたひ・・・続きキボンヌ
748名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 01:09:00 ID:sdOhuOX5
とりあえずsage覚えろ
749後家蜘蛛1:2006/07/11(火) 21:41:54 ID:CR3umllN
>>498氏に触発されてイッパツ。
なんで今ごろと思われる諸氏方、スマン。
後家蜘蛛、百合風味です。

月明かりの錯角ゆえなのか、青白い顔色が酷く造りものめいた、魂のない人形のように見える。

今ならば……、
今ならば、この傲慢な女を殺ることができる――!

華奢な首筋に手をかければ武器などを使わずとも素手で仕留めることができる。
この女さえいなければ鎖に繋がれず、屈辱に塗れる日々を過ごさなくてすむのだ。
どうして今まで気づかなかったのだろう。
こんなにもかんたんなことなのに、なぜ己は手を出さぬのか。
誰もいない――機械人形すらいないところで仕留めるのは不本意だ。
また敵としてではなく、派遣執行官――首輪をつけた犬として、入室を許されたためであろうか。
つまらぬ自尊心が邪魔をする。
目的を達成するためにはとるに足りない事柄なのに。
認めたくはないが、この女によって膝まづかされた時に牙を抜かれたのは本当なのかもしれない。

憎い!
憎い!
憎い――!
――この女が心底憎くてたまらない!!

許せぬ!
この女を殺さねば朽ちてしまう!!

機械人形のいない今こそ千載一遇のチャンスではないか。
何を躊躇うことがある?
殺戮こそ吾が人生最大の快楽である。
あの女との間に、武器などの不粋な仲介を入れることなどしたくはない。
己が手であの女のすべてを奪い尽くし、生命のなくなりゆく様を堪能したい。
750後家蜘蛛2:2006/07/11(火) 21:43:12 ID:CR3umllN
「……殺してやる――」

眠れる麗人の首に手を掛ける。
あとはこの手に力をこめるだけ。
それだけだ。
たったそれだけのことなのに、頭と躯が違う動きをするのはなぜ?
――どうして己が唇を重ねているのだ?

獣が噛みつくが如く、唇を奪う。
目眩をおぼえるほどの激しさで、舌先といわず、口内中を蹂躙してやる。
まるで舌先が二股に分かれた蛇になったような気分だ。
自身の裡は冷たく褪めているというのに、躯はひどく熱い。

どこまで愚弄するのか、この女は――!

焼けるような接吻を、これまでにないほど陵辱し――奉仕しているというのに、眠りから醒めることなく、何の反応すらしないとは……。
ひんやりと冷たい唇。
さすがは氷の女と讃えるべきなのか、こちらの熱を奪うばかりで、何も与えてはくれない。

許せぬ!許せぬ!!
こうも一方的に踊らされるのは我慢できぬ。

さらに激しい口淫を試みる。
薄い夜着の上から、柔らかな乳房を撫でてみる。
指先に当る、ツンと尖った乳首の感触。
形のよい唇からあえかな呻きが洩れ始める。
血の通わない、冷たい石像ではないのだ。もう一息だ。
気をよくし、今度は夜着そのものを剥いでやる。
雪を欺くほどまでに、白い肌。
その白さには病的なものがあるにしろ、至極魅力的だ。
張りのある乳房と、紅く熟れた乳首。
この程度で色づくとはなんと可愛いことか。
片手では絹のように柔らかな体毛を分け入りながら、禁断の花園への侵入を試みる。
熱く湿った感触を楽しみながら、さらにその奥へと指先を進める。
氷の女から爛れた吐息が洩れる。

「なにをしている、シスター・モニカ・アルジェルト」

「いいところなのに不粋じゃないか、お人形ちゃん」

オソマツでした。
続く……かもしれません。
751名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 23:47:32 ID:A8XP+d0G
おお、モニカテキテタ――!
エロいなあ。確かにモニカは憎しみ先行してそう。
空気読まないトレスワロスw
細かいけど「モニカ・アルジェント」なんで今度から気をつけてくれると嬉しいな。
752名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 02:42:13 ID:D8gRidi9
夜這いモニカGJ!エロい文体がいい!
ゴチになりました。
続編もあるならぜひ投下希望。
753名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 22:17:05 ID:ZAzRrHRl
>>751
あわわわわっ! モニカさんに対して、私ったらなんて失礼なことを。
ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。
猛反省してます。
だから明日は砂糖を5杯で我慢しますので許してを〜。

>>751>>752
どうもアリガトン。
続編については気長にお待ちくださいますようお願い申し上げます。
かなりの遅筆なのでスイマセン。

>>718>>723>>724>>725>>726諸氏方の御意見に萌え〜。
自分的には非処女をイメージしてましたが、
このスレ上では処女→非処女化への展開を妄想。
ユリユリだけで終わらせたくはないです!
目指せ!お赤飯ですよ!!
754名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 06:36:09 ID:xKU8BA0C

ディーエスまだぁ〜??マダァ-?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
755名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 08:51:23 ID:tu0X/zGV
モニカテ〜!!!GJGJ!!!
はっ!?まさかお人形ちゃんも交えて……なんて展開に期待
756名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 22:05:12 ID:g+FNEmNt
↑Youはおなごか?
757名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 00:24:17 ID:L3UkyJ4U
俺は超マイナーなミルカ×バイバルス(バイバルス×ミルカではないところがミソ)かな。
うふふ、これで毎日会えるよの妾たちの台詞でもうこりゃガチだと思った…俺だけ?

ミルカ様はいろいろなことを要求して、できなきゃ極刑とかいってバイバルスをいぢめるのだろう。
758名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 02:44:47 ID:3QOfbpNQ
>>757
バイバルスの腹の上に乗っかって嫣然と笑うミルカを瞬時に想像した。
バイバルスがモルドヴァ公邸に使いに行ったら、隙をつかれてミルカに押し倒されて、
極限まで搾り取られてフラフラになるまで帰して貰えないんだよ、きっと。
759名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 03:27:56 ID:L3UkyJ4U
そうか、バイバルスの部下たちがミルカの所へ行くのを嫌がったのは
搾り取られるからか。
760名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 17:23:53 ID:WZ8IiJof
スレイマン×セスとかもいいかもと最近思い始めたんだが、
見た目的にちょっと犯罪者臭くてアレかな…
ミルカ×バイバルスは全然オッケーな気がするのにこの差は何なんだろう。
761名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 18:36:46 ID:muv6sTwL
セス×スレイマンならオッケーだ。
762名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 23:25:37 ID:zBRp9OQb
その前にディーエスはぁ??
763名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 00:17:24 ID:pAKikjPJ
ディーエスの続き要望はいいが、とりあえずsageれ。
E-mail (省略可) :の中にsageって書き込むだけだ。

それはともかく、今日は吉田氏の命日です。
創造主よ、素敵な萌えをありがとう・・・。
764名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 01:18:08 ID:yNuIhWTD
今日もトリブラでハァハァできるのは吉田先生のおかげです。
素晴らしいストーリーとキャラクターをこの世に生み出してくれたことに感謝します。
エロパロ板の片隅から天国に向けてご冥福をお祈りいたします。
765名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 02:29:58 ID:wbCzJcMD
とりあえず、鴨川(京都)で黙祷してみました。なむ。
766名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 16:21:10 ID:WtgmXT88
・・・・・過疎化か?
誰かアベエスキボンヌ・・・・
767名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 20:58:29 ID:ue7KmyPW
>>766
お前さんもしかしてわざとやってんのかw
メル欄に入れるのは半角英字で sage だよ
書き込みさえあれば落ちはしないから頻繁にageなくてもだいじょうぶだよ

ところで九条トリブラコミックスの8巻ってどこまでの話が収録されてるの?
地方者なのでまだ新刊が手に入らんのだorz
768名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 21:36:44 ID:iBwGnXKt
王冠を戴いたのは己の意思。
それでもそれを重く感じない日は少なくなかった。
両手で紅茶色の髪をくしゃくしゃに乱し、エステルはベッドに倒れ込む。
「神父さま……」
今頃、あの長身の男はどうしているだろうか。
『エステルさぁ〜ん』
へにゃっと頼り無さげな銀髪の下の笑顔を思い出すと、胸が暖かくなるのと同時に少しだけ痛くなる。
引き寄せた小さな黒い布きれを胸に抱いて、エステルは目を閉じた。
アルビオン女王ではなく、ただのエステルに戻れるのは、くたびれた僧衣の切れ端と共に眠りに落ちるこの一時だけ。

「……さん、……テルさん」
「……ふぇ?」
「エステルさんってば、起きて下さいよぉ〜」
ふと目を覚ましたエステルは、周囲がまだ暗いことを確認するともう一度眠りにつこうとした。
「エステルさん?」
定まらない視界の中にぼんやりと浮かぶ人影。
見たことのある長身、見たことのある銀髪、見たことのある湖水の色をたたえた瞳。
「ナっ、ナイトロード神父!?」
思わず飛び起きたエステルの額が、エステルを覗き込んでいたアベルの額に直撃する。
「……っ!」
「い……た……っ」

前置きナガス スマソ
769名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 21:53:22 ID:iBwGnXKt
二人揃って額を押さえ、傷みに顔を顰める。
それからしばし沈黙があり、
「……ふ、ふふ……」
「ふふ……ふふふ……っ」
「あは、あははは……」
どちらからともなく笑い出した。
ひとしきり笑ったところで、先に我に返ったのはエステルだった。
「あ、駄目ですよ神父さま。あまり大きな声を出すと人が来てしまいますわ」
しいっと口元で立てた人さし指をそのままアベルに突き付ける。
昔はあまりにも日常的に繰り返されていたその行為。
「それよりも、一体こんな夜更けにどうなさったんですの?」
「いえ、たまたま任務でこの近くを通りかかったものですから。エステルさん、元気にしてるかな〜、なんて思いましてね。そう思ったらついここまで来ちゃいました」
えへへ、と笑うアベルにエステルはがっくりと肩を落とす。
「ついって……宮殿には夜中だって沢山の見張りがいるんですよ! 見つかってしまったら、いくらあなただって……」
今度はアベルが人さし指を立てる番だった。
むぐ、と口を噤んだエステルは、眉を寄せたり下げたり実に複雑な表情をしてから、アベルに向けて華のような笑顔を見せた。
「……それでも……なんだか嬉しいです。あなたが元気でいて下さって……」
「私もですよ。エステルさんがお元気そうでなりよりです」
770名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 22:44:39 ID:ZRA00jfZ
アベエスキタァーーーーーーーア!!!!!
771神父×女王3:2006/07/17(月) 23:48:50 ID:pkkjvZSP
またもや二人の間に沈黙が訪れた。
今度の沈黙は、やや気まずい空気を含んだものだった。
暗い部屋にも目が慣れてくる頃。
広々としたベッドに身を起こしたエステルの身体を包む薄い夜着は、女王の召し物としては質素にも思えるが、上品で質の良いものだと言うことは一目で見てとれた。
エステルと視線の高さを合わせるために、ベッドについていたアベルの腕がほんのわずか沈み込む。
「……神父、さま?」
また、わずか。
少しずつ、アベルがエステルの方へと身を寄せる。
まるで目に見えない糸に引き寄せられるように。
「エステルさん……」
囁くように紡がれた声は、エステルがアベルと共に旅をしていた時ですら聞いたことがない熱を持っていた。
アベルの長い指がそっとエステルの頬に伸ばされ、顎までのラインをなぞる。
それから恭しく、ふっくらとした形の良い唇に触れた。
「……触れても?」
772名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 00:06:19 ID:svIReTma
↑ワクワク
773神父×女王4:2006/07/18(火) 00:46:51 ID:apgl+UOw
部屋にゴキブリが出たもんで、遅くて申し訳ない。
誰か派遣執行官を派遣しておくれ……orz


「聞く前に触ってるじゃありませんかっ!」
……と。
いつものエステルなら、アベルの腕を振り払えたことだろう。
そうすればきっといつもの二人に戻れたに違いない。
だが、緊張に身を固くしたエステルから拒絶の言葉は発せられなかった。
アベルの指先がエステルの上唇を右から左へ、そして下唇を左から右へと、その形を確かめるように何度も往復する。
覗き込んだ青金石色の瞳が揺らめいて、何かを訴えているようだった。
「エステルさん……止めるなら今のうち、ですよ……」
その言葉に軽く息を呑んで、それでもエステルから拒絶の言葉がないと知ると、些か乱暴にも思える仕種でアベルはエステルに口付けた。
「ん、ぅ……」
きつく閉じられた瞼と同じように結ばれた唇を、舌先でこじ開ける。
歯列を割り開き、柔らかな舌を探り当てるとエステルの肩がびくりと揺れた。
逃げる舌を追いかけ、口腔内を味わうように堪能する。
「……ん、ん……、んーっ」
「……あの、エステルさん?」
ちゅ、と音を立てて唇を離すと、涙を浮かべたエステルがアベルを見た。
「息、しても良いんですよ?」
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!」
耳まで赤くなったエステルが条件反射で振り上げた右腕、その手首を軽々と押さえ付ける。
右手でサラリと赤い髪を掬いあげ、露になった耳元に唇を寄せた。
「ぁ……っ、いや……、神父さ、ま……っ」
ふっと息を吹きこんで、耳に軽く歯を立てる。
「嫌、ですか?」
「やっ、ぁ、ぁあ……っ」
そのまま舌先で耳だけを責めれば、じんわりと広がっていく甘い痺れに身を捩るエステルの身体を簡単に押し倒すことができた。
774名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 19:54:50 ID:Qulv5CLn
ワクワクテカテカ(0゚・∀・)+
775名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 20:32:32 ID:SVEL/iYq
ディーエス続きです。例によって短いです(汗)。



「ふふ、つらそうだね…エステル」
「だ、誰のせいだと思って…!」
僕が何回も可愛がったおかげで、すっかりクタクタになったエステル。
うーむ。やっぱりあの神父様に未練があるからこんなに疲れちゃうのかな?
そうか、そうなんだ。
なら簡単じゃないか…
「ねえエステル。ちょっとあっちを見てごらんよ」
エステルの体を回し、後ろから抱きしめる。
「な、何…?」
エステルの視線の先には何もない。
ただの床と壁…空白だ。
わけのわからないといった風のエステルに微笑みながら、僕はあるスイッチを入れる。
「え…まさか!?」
機械の起動音がどこからともなく聞こえた瞬間、部屋が一瞬光に包まれる。
そしてエステルの目の前に現れたもの…それはあの神父様の立体映像だ。
本物といささかの変わりもない立体映像にエステルは目を丸くする。
そして、反射的に体を隠そうとした。
「い…いやああああああああ!!」
単なる映像なのにそんなに必死になっちゃって…女の子の考えることはわからないね。
<やあ、エステルさん>
まあ、サービスってことで音声も付けてあげるよ。
「神父様…あああ…ち、違う…これは…」
僕との愛の営みの証である体中の痕跡を爪で引っかきながらエステルはうろたえている。
喜んでもらえてうれしいな、エステル。
やっぱり好きな人「で」イキたいよねぇ…?

つづく
776名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 21:19:59 ID:RN6ZuJqb
神が二人も降臨しちゃってるよ・・・テラヤバうれしスwwww
777名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 22:33:58 ID:ZiQpry1T
最初から見てると、カップリングによってエロの傾倒が出るなあ。
Ax…シリアス、純愛系
異端審問…シリアス、官能系
騎士団…SM、官能系
帝国…純愛、ラブコメ系

変な分類方法だが、自分的にはこんな感じ。
778名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 23:23:25 ID:OGGPLgZA
↑おぉ!!まさしくそんな感じだ!!!
ちなみに俺はディーエスとアベエスの続きを待っている!!!!
779神父×女王5:2006/07/19(水) 23:31:47 ID:5eCjubIV
アベルの唇が闇夜の中で一層白いエステルの首筋へと落ちる。
「ぁっ……ダ、メ……ぇ」
吐息に紛れていや、とかダメ、という言葉が聞き取れるが、エステルからの明確な抵抗はなかった。
緊張に強張った身体は、アベルがどこに触れても素直に初々しい反応を返してしまう。
「……ん……ふ、ぅ……」
縛めるように掴んでいた手首を離して薄い布越しに胸をやわやわと揉みしだけば、甘えるように鼻にかかった声が洩れる。
それがアベルの耳に心地良く響いた。
かりりと爪を立てて、既にツンと尖った胸の先を引っ掻くとエステルの背中が小さく跳ねる。
「ひゃ、……っ」
「こうされるの、気持ち良いんですか?」
きゅっと摘まみ上げ、耳元で問いかけるとふるふると首を振って否定する。
「あっ、や、ちが……、ぁん……っ」
「じゃあ、痛いですか?」
「んん……っ、そうじゃ、なくて……っ」
「よくわかりませんねえ。どっちなんですか、エステルさん?」
首を傾げて覗き込むアベルの瞳には愉し気な色が浮かんでいたが、恥ずかしさで目を開けることができないエステルは気付く由もなかった。
780名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 00:09:00 ID:2yndXzZl
キタキタキタキタキタ━ (゚∀゚) ━ ━ ━ ━ ッ!!  
781名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 08:45:45 ID:d/7bm0hS
>>777
つアルビオン…百合
782名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 15:29:41 ID:Sq1S5M64
↑テラワロスww
783名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 16:26:23 ID:sCRseHYo
教授とヴァネッサって結構いい組み合わせだと思ってるんだが、
どうしてもエロに結びつかないんだよなあ。
せいぜいデコちゅーレベルまでしか行かないような気がする…

>>777
そんなわけで、アルビオンに「ラブコメ系」追加。
784名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 17:10:19 ID:DtpEsIHh
オーソドックスに「エステル×カテリーナ」が読みたいなと言ってみる
785名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 18:30:10 ID:vKgiyLxy
軽く手を出そうとしたら実はSの才能があったエステルに腰が砕けるまでもてあそばれるジェーン、てのが読みたいなと言ってみる
786名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 22:03:23 ID:9TvPqtG4
エステル×カテリーナってオーソドックスだったのか
787名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 00:01:27 ID:3PKBX6MR
エステルにSの才能はなぃ
逆に弄ばれまくりだろww
788名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 00:10:24 ID:3PKBX6MR
ちなみに俺は某サイトで
カテエスの百合小説を見た
789名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 02:18:36 ID:WzcrJOqj
カテエスを書いてくれてるサイトあるの?
ぜひ読みたい。ヒントでいいから教えてください。
790名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 14:02:19 ID:rftYnwPO
ヒント:ttp://spiritual-cage.com

ここからカップリングのアベエスで検索
そっからは自分で探せ
791名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 20:22:00 ID:WzcrJOqj
ありがとう。がんばって探してみる。
792名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 21:12:29 ID:uAZYj+Dr
俺は健気にアベエスとディーエスの続きを待つぉ( *´Д`)
793名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 21:59:17 ID:LZcFAfLw
うざい
794名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 23:45:13 ID:p6lOjfLP
エステルさんは人気者ですねぇ
795名無しさん@ピンキー:2006/07/22(土) 01:09:37 ID:E8OCIB4b
796名無しさん@ピンキー:2006/07/22(土) 21:19:04 ID:HwlCm1f1
トリブラキャラで、誰々がどちらかといえばSかMか、傾向を考えてみる。
超個人的な妄想なので文句は大歓迎。

アベル…Mかね。もう原作で散々。
エステル…上の作品の数々がMっぽい。
カテリーナ…相手によりSにもMにもなれる。
トレス…SにもMにもなる。無表情でいじめて、いじめられても淡々。
レオン…Mか?なんか女性陣に振り回されそう。
教授…Sっぽい。紳士的にネチネチ。
ユーグ…Mか。なんか一人抱え込んで鞭で叩かれる。
ハヴェル…M。一人犠牲になりそう。

ペテロ…限りなくノーマルに近いM?パウラに裏を取られそう。
パウラ…基本的にS。でも好きな人にだけM。
マタイ…完全Sだろう。
フィリポ…Sかな。でも強い女性相手ならいじめられる。

ディートリッヒ…S以外何者でもありません。
ケンプファー…SもMも何でもあり。なんでもOK。
ヘルガ…Sだな。
バルタザール…やり手のS。飴と鞭の使い方がうまそう。
カスパー…SとかMの次元を超えてそうだが、あえてS。
メルキオール…こいつもSMがどうこう以前ぽいがS。
カイン…S?

セス…Sかな。ただしソフトね。
アスト…Sっぽいが、あくまで言葉責め程度くらい?
ミルカ…S。だって公式でいぢめてるし。
バイバルス…ミルカをセットにM。
イオン…エステルが相手ならM。

メアリ…Mっぽい。ジェーン相手ならさらに倍率ドン。
ジェーン…S。けっこうねちっこそう。
797名無しさん@ピンキー:2006/07/22(土) 22:09:28 ID:uoYdSCNt
↑ワロタww
ディート、テラワロスwww

ここも来ない間に小説増えたンな
上にあったアベエス絵もGJ!

小説は頑張って続きを書いてくれ
早く続きが見てぇ・・・!!
798名無しさん@ピンキー:2006/07/22(土) 23:06:41 ID:U715tVWl
>>783
まるっと同意。
原作で絡みが多くて、いいコンビだなーと思ってた。
ヴァネッサが超照れ屋っぽいし、教授は紳士の皮が厚くて中々自分の心情を語らないから、
でこチューから先には進めなさそうだけれどもそこがイイ。
799名無しさん@ピンキー:2006/07/22(土) 23:42:15 ID:3oGD1GeK
>>796
GJ!今回も笑わせて貰った。
ミルカとバイバルスはやはりSとMでセットなんだなw

勝手に追加。
モニカ…やっぱりS?
暗殺などの任務では一息にぐっさり殺しそうだが
趣味で気に入った相手は長々といたぶり続ける感じ。
ケイト…隠れSっぽい。
いざとなったらアベルとかレオン相手に毒舌を奮いそう。
カーヤ…S。
無邪気な一言で相手を一刀両断に。
「おにーさんのって小さいねー」とか
「もういっちゃったの? 早いんだね」とか。
800名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 00:34:00 ID:OCW09KYw
>>796
アベルはクルースニク化すると途端にドSになりそうですが。
相手はアストさん辺りを希望。

「どうした神父? 口では嫌だと言いながら、もうここは硬くなっておるではないか」
「だっ、駄目、ですっ、本当に、これ以上は……っ!」

[ナノマシン”クルースニク02”・局部のみ八十パーセント限定起動──承認]

「なっ! なんじゃその非常識な膨張率はっ!?」
「アストさん。貴女、やり過ぎです」
「ま、待て、幾ら長生種でもそのサイズは……!」
「申し訳ありません。私、どうも貴女のことが許せないみたいだ」
「た、頼む神父、やめてくれ……いやああぁ!」

こんな感じで。
801名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 00:44:41 ID:BzepJ/NR
    ∧ ∧
  (・∀・) 久しぶりに盛り上がってんなオイw
 ノ  |
@(__UU
802名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 02:24:54 ID:EI+VGxn+
自分も追加してみるw

リリス…SにもMにも。というか相手次第?カインならM、アベルなら母性的なS、セスやエリッサならS。
エリッサ…(ROM2の「シュライト中尉」ね)出てこないので何とも。リリスやセス相手でM?

ヴァージル…エステルとかアルビオン王位関係者なら恭しいM。ヴァネッサ相手ならS。
ヴァネッサ…結局はM。最悪アンゼリカ相手でもMかも。

シェラザード…エステル相手ならS。異端審問官や叔父など他の長生種相手ならM。
スレイマン…セス相手はM、それ以外はみんなS。

ルードヴィッヒ…誰が相手でもS。

つってもこの面子じゃ使いどころないねw
後レオン、ユーグ、ハヴェルは普通にSもこなせると思うよ。
特に後者二人は相手を思いやりすぎてなかなかイかせてくれない天サドという可能性があるw
803名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 03:01:22 ID:yJV9XsTA
ユーグは内向的Sだと思ってた。元貴族様だしやりたい放題だろ。
内向的だから一見Mに見えるけど、あれだけ攻撃的で自分勝手に動いてりゃなぁ。
自覚がなさそうだけど自分は思いやりを持ってそうだと思いこんでそうだから
思いやりすぎるのとは別の意味で天サド説に一票。
804名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 09:26:04 ID:gXE3ZN9F
むしろシェラはエステルのみM他に対してはノーマル寄りSな感じだなぁ。
リリスがSだなんてちょっと嫌だな…てか母性的なSってなにwww

さらに追加。
ノエル…どっちかっつうとS、と見せかけてMな気もする。
ラドゥ…他の騎士団メンバーには足下にも及ばない程度のS。
アントニオ…実は作中一番のS。
805名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 17:45:28 ID:cf+UFm6Z
ラドゥは作中のキャラが足下にも及ばないほどのMだと思ってたw
806名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 23:18:14 ID:kKVEYaco
>804
母性的なS=甘えMの対象
807名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 03:33:22 ID:27VXmYJQ
アスト姐タンはそのツンデレぶりからして
最初は顔真っ赤にして恥ずかしがって攻められっぱなし。
しかし調子に乗っていぢめ過ぎるとブチ切れて
「覚悟は良いか?」ってカラカラヒナヒナになるまでヤられそう。
基本は騎乗位(・∀・)


やっぱ凄いんだろうなぁ。吸血鬼だし文字通り「吸」われそう
ハァハァ(;´Д`)

808名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 16:02:07 ID:Sxh6htTF
今月号のエステルたんはテラカワユスw
809名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 21:51:24 ID:Y8rzSCgx
今月号は赤面するバイバルスが一番かわいかった
810名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 23:31:53 ID:0HjuHc/Z
アストとバイバルスって、将来ケコーンしそうじゃね?
811名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 23:45:28 ID:I4aEmxIf
あれ、バイバルスって短生種じゃなかったっけ?
普通に人間だと思ってたから、いくらフラグが立っても無理なもんだと思ってスルーしてたんだが。
812名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 00:08:44 ID:tXeuPfFw
バイバルスは長生族だぞw
813名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 00:21:11 ID:0Wr4byoO
>>811
バイバルスは長生種だよ。
禁軍兵団は皇帝直属の長生種部隊。
その団長であるバイバルスも当然長生種。
814名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 01:06:33 ID:Be1gXoGa
>>812
なぜか首長族を連想した。
815名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 01:30:45 ID:XX6qQSMm
>>814
麦茶噴いたwww
教えてくれてトンクス。そうか長生種か。
816名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 12:14:03 ID:7i7ZHuBw
ミルカ×バイバルス
アスト×バイバルス…
バイバルスってあんなでかくて黒くて強面なのに
受けしかありえないと思うのがなんか哀れw
帝国の女性が強すぎるのか男どもがヘタレなのか…
817名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 14:28:58 ID:fZ9lxv2p
アベエスの続きが見たひ・・・
818名無しさん@ピンキー:2006/07/28(金) 20:59:57 ID:iRZekmuO
ミルカ×バイバルスでアスト×バイバルスの3Pだと…
なんかお風呂プレイを真っ先に思いついてしまった謎…

女二人でバイバルスの体を洗う。
アスト「閣下、それはまことに体を洗うお手つきでございますか?
どことなく…その…」
ミルカ「人のことを言えるかやアスト、そなたこそ胸を背中(バイバルスのね)に
押し付けおって…」
バイバルス「お、お二方、後生ですからそのあたりでお止めくだされッ!!(汗)」
819名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 23:25:33 ID:Y00rVhjg
上の
>パウラ…基本的にS。でも好きな人にだけM。
>マタイ…完全Sだろう。

これだけでも小説一本書けそうだな…
時間があったらマタイ×パウラに挑戦してみよう…
820名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 01:30:09 ID:yuO3i8tE
>>818
そこにセスも混じっていつの間にやら4pになったりしてなw
「ずるいよ2人とも、ボクに黙ってこんな楽しそうなことをしてるなんて」
「!? へ、陛下!! 小官の足に玉体を擦りつけるのは止めて下され!」
「まあ陛下、大胆ですこと。キエフ候、妾たちも負けてはおれぬぞ」
「ぎ、御意……(許されよハルツーム男爵……)」
「お、お許しおおおぉぉおー!!」

ごめん、ミルカの口調がよくわからん。

>>819
マタイ×パウラに期待してるよー。
821名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 07:37:54 ID:FB7qyyks
>>820
何故だろう、浴室の入り口が銭湯並みの安臭い引き戸で
それを全裸のセスが(仁王立ちで)スパーンと開け
「ずるいよ二人とも!」と叫んでいるのが目に浮かんだ。
822名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 09:09:06 ID:NGDAxrSU
>>821
禿同ノシ
デコボコ曇りガラスの引き戸は譲れないw
823マタイ×パウラ:2006/07/30(日) 20:16:58 ID:wHA50Ebu
勢いで作ってみました。…はいいものの、ちょっとやりすぎた感があります。
SM意識したんで(これでも一応)痛い表現があるので、苦手な方はスルーして下さい。
ペテロ×パウラ前提の、パウラの夢の中の話です。




パウラは、ペテロがありながら見てはいけない夢を見てしまった
尼僧服に身を包み、美しい顔を苦悶に歪めながら
二人だけの世界で繰り広げられる奇怪で淫靡な夢


夜の山中を走っていた。
足そのものが別の意思を持っているかのように、フラフラと足元が定まらない。
それはまるで、もう一人の自分は逃げたくないと言っているかのよう。
右も左も分からない山の中、素足の足が小枝や石で傷つくが、
その痛みも気にならなかった。
いいえ……逃げなければ。このようなこと主が許されるはずがない。
不意に、月が陰った気がしたのと同時に冷たいモノが首筋にあてられた。

気がつくと灰色の天井があった。
元の地下室だ。
汚れたベッドの上で、手は壁のパイプに繋がれている。
おそらく、最初で最後のチャンスは消えてしまった。
視線を横にやると、マタイが無表情に見下ろしている。
「最初に説明したと思うのですが、シスター・パウラ」
抑揚の感じられない声が降ってくる。
「一つ、私の言う事には必ず従う。一つ、絶対に逃げようとしない。
 たったこれだけのことも守れないのですか?」
マタイはそう言いながらパウラの周りをぐるりと歩き、途中気付いたように呟いた。
「ああ、そうか。この足がいけないんですよね……」
ポツリと漏らされたマタイの言葉に不穏なものを感じ、わずかな不安を滲ませた目で、
マタイの動きを追うと、マタイは右足を掴んで、捻り上げだした。
苦痛に身を捩ると、マタイはそばに置いてあった有刺鉄線を寄せる。
そしてギリギリと有刺鉄線が足首に巻かれ、苦痛と血液が同時に流れる。
「痛いですか?でももう歩く必要はありませんからね。ずっとここにいるのですから」
マタイの楽しげなその言葉に加え、有無を言わさぬ表情で念を押してきた。
「そう、ですよね?」

824マタイ×パウラ:2006/07/30(日) 20:20:54 ID:wHA50Ebu
視界が白く霞んでいる。
思考の方は明らかに混濁していた。この状況を打破する術を、考える事ができない。
マタイの言うように、有刺鉄線で戒められたこの足では立つ事すら不可能だろう。
頭の隅に、あの大柄な上司の顔が浮かぶ。
これは夢だ。夢なのだから意味はないのだが…きっと必死で自分を捜してくれているだろう、
捜して欲しいと希望を持ってしまう。どうせ此処を見つける事は無理だろうけれど。
自分を、慕ってくれた、相手。
マタイもそれを知っていた。だから写真を数枚、送りつけてやったと笑っていた。
いつ撮ったのか、どんな写真かなど、考えたくもない。


この倒錯する世界の中……肉体に刻まれた苦痛と淫乱の調べは、
次第にパウラ自身の本性を目覚めさせる。
右足首を有刺鉄線で拘束され、乱れた尼僧服を着たまま肌を撫でられる。
皮膚から染みこんでくるような感覚の後、体が重くなっていく。
脳髄が焼き切れたように思考は停止し
熱い快楽の波が身体を焦がして
猛烈な興奮に酔いしれるように切れ長の双眸を怪しく潤ませ、
唇から熱い吐息を絶え間なく漏らす。
その敬虔な身体を作り変えてゆく


ここまでです。パウラの夢の世界も文章も倒錯しておりますが
正直こういう路線はこのスレではOKなのかわからないので
続けるかどうかは反応見てから決めます(汗)。
825名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 20:32:09 ID:li9k+TIg
マタパウGJ!!

アベエスも書いてくれぇ〜〜・・・
826名無しさん@ピンキー:2006/07/30(日) 21:34:22 ID:Tfk5TH7K
>>823
GJ!
自分はSM(拷問系)ネタOKです。
ただ、苦手な方もいらっしゃると思うので、投下されるときには
最初に書いてくださったように「SM注意」という文章を入れてくれれば
問題はないかと。

個人的にはこういう文章も世界観も大好物なので、
続きが激しく気になります( *´д`)ハァハァ
首を長くして次の投下をお待ちしております。
827神父×女王6:2006/08/01(火) 03:29:31 ID:FKdQqu5y
お久し振りです。
短いですが続きどぞ。


慎ましやかに夜着を押し上げた突起の色は、さぞかし可愛らしいことだろう。
すぐにでも暴きたい衝動を堪え、アベルは片手で眼鏡を外しサイドテーブルへと追いやった。
くるくると円を描くように捏ね、布地ごと唇で食み、最後に軽く歯をたてる。
「っあ、あは……っ」
楽器を奏でるのにも似た行為。
「ねえ、気持ち良いですかエステルさん?」
「……や、っん……」
先程よりも強く横に振られる首。
だが、エステルの全身から立ち上る濃厚な”女”の匂いがアベルの愛撫に感じているだとはっきり伝えていた。
つう、と指先で身体をなぞるだけで、震える息はますます乱れる。
大きく捲りあげた夜着の裾から手を滑り込ませ、直接素肌に這わせればしっとりと汗ばんだ肌が掌に吸いつくようだった。
無駄な肉のない身体を辿り柔らかな膨らみを手の中に収めると、より鋭敏になった刺激に身を捩るエステルの脚が所在なさげにシーツの上を掻いた。
その動きに気付いたアベルの口元に薄く笑みが浮かぶ。
「素直じゃありませんねえ、エステルさんは」
「ひあっ、あ、あぁ……っ!」
赤子が母乳を求めるようにエステルの胸に吸い付いたアベルが、ちうちうと先端を吸うと一際高い嬌声が上がる。
「……気持ち良いでしょう……?」
「……あ、んぁっ、……い……いい……で、すっ……」
暖かく濡れた柔らかな舌の動きに翻弄され、とうとうエステルの理性の欠片が崩れ落ち始めた。
828名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 08:03:49 ID:77FlXHdz
きたぁぁぁぁぁぁああああああ!!!
いつもながらGJォォオオオォォォ!!!!
829名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 22:30:01 ID:O1EyNSJx
早く続きが見たいぉ
830名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 21:48:39 ID:makevHrI
考えてみれば、アベエスのエロってエステルが女王になってからの方が
エロに持ち込む際の障害は少ないんだなーと今更ながら思った。
一介の神父と女王という身分の差は確かに大きい壁であるかもしれないけど、
少なくとも女王は婚姻を許されてるもんな。

要するに何が言いたいのかというと、
職人の皆さん、続きを待ってます!ということだ。
831名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 23:07:59 ID:DfeGht9q
漏れも同じく待っているぞ!!
832名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 15:33:22 ID:czX1naKy
メアリのエロパロって無い?
833名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 22:57:45 ID:VAQLsQ4S
このスレ、夏休みなのに人が少ないね
834名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 00:41:42 ID:dS9VCONg
そんな中、ケイトさんを待ってる漏れがいる…
835名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 00:46:37 ID:8APdIk3R
漏れはアベエスを待っている・・・
836名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 12:53:57 ID:K6jYUgzG
アベカテのエロってないの?
837名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 14:52:03 ID:Zj/LS1QQ
アベカテってトレカテより難度が高そう……
お互いいい雰囲気までは行きそうだけど、
いざって時にアベルが尻込みしちゃいそうだなあ
838名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 21:47:24 ID:ffF5n/2v
>>833
エロパロ板は21歳以上の住人で構成されております。
839名無しさん@ピンキー:2006/08/10(木) 23:06:35 ID:r8WX4ZTx
大学生とかなら…てかうらやましい夏休み
840名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 07:13:00 ID:tQK7sKL+
アベカテはないな、原作でも漫画でもありえねーよw
せいぜいトレ→カテ止まりだな。
841名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 11:50:51 ID:OlsrpT8I
そこを捏造するのがエロパロクオリティですよ
アベカテにチャレンジしてくれる職人さんはいないものか……
842名無しさん@ピンキー:2006/08/11(金) 18:26:27 ID:6x5o3jE2
うぅ〜ん・・・アベカテ人口少ないからなぁ・・・
トリブラのノマカプの中でもマイナーノマカプ。
チト無理があるな
そういう系のサイトに行ってこい
843名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 00:07:56 ID:gJ6MKlFM
ルードヴィッヒ×エステルとかあるのにアベカテはマイナーなのか?
つかマイナー志向の人も別に、神が降臨したら喜んで
来なかったらそれはそれでどうもしないだけなんだから
わざわざ「ありえない」だの「無理」だの言うなよ…
844名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 11:46:31 ID:zdw/0kmP
望みは薄いがお互いガンバローヨ
ちなみに俺はアベエス派、スマソ。
845名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 16:52:29 ID:tbRuc8R8
なんか話がすれ違ってるなあ。

アベエス派、アベカテ派って派閥わけしなくても別にいいじゃないか。
投下されたものを全ておいしくいただくという発想はないの?
始めから「あのカプは嫌だ、このカプは許せない」って決めつけてたら、
良作を読めるチャンスも減っちゃうよ。
どうしても読みたくないなら見なかったことにすればいいだけだよ。

そんな私が待ち望んでいるのは、更に茨カプのケンプファー×カテリーナ……
どなたかチャレンジしてくれる職人さんはい(ry
846名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 21:01:07 ID:9ZdHDhWe
ケンプファー×カテリーナいいな。
ケンプファーってけっこうねちっこそうだ。

「動かないで下さい。さもないと…壊しますよ?」
「でも、できたら動いてくれませんか? 貴女を壊してみたいから」
みたいな。
847名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 22:08:41 ID:BOXqbVCA
茨カプ房に全米が涙
ケンカテか・・・
有りかも試練
848名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 02:17:33 ID:NyQHgpsa
美味しさを共感するには、
味わってもらうのが一番だと思うぞ。
食わず嫌いもあるとはいえ。
849神父×女王7:2006/08/13(日) 03:33:18 ID:ZQq0ppkc
どれだけきつく吸い上げようが、唾液をまぶして舐ろうが、僅かに食い込ませるように歯を立てようが、出産もしていないエステルのそこから分泌されるものなどあろうはずもない。
その代わり、最早閉じる余裕もなくなったピンク色の唇からひっきりなしに嬌声が溢れ出る。
「っぁ、あっ……あ、あああっ……」
ちらりと視線を落とせば、エステルの秘所は既に濡れそぼり、清楚な下着にいやらしい染みを描いていた。
ぬけるように白い大腿がもどかしそうにひくついて、エステルが体内に生じた疼きを持て余している様子がありありと伺える。
「……あっ、ぁは……っ、……ぁ……?」
急に愛撫を止め、身を起こしたアベルをエステルが快楽に蕩けた目でぼんやりと捕らえた。
バサリと僧衣を脱ぎ捨てるアベルの姿。
眼鏡も普段の穏やかさもないその顔は一瞬、かの『世界の敵』と重なって見えたのかもしれない。
目を大きく見開き、急に逃げるような動作を見せたエステルを、アベルは肩を掴んだだけであっけなく封じ込めた。
そのままエステルの夜着を剥ぎ取るように奪ってしまう。
「い、いやぁっ!」
両手で胸をかき抱いても、下半身が無防備になるだけだ。
下着に手をかけ、一気に引き降ろす。
体勢を崩したエステルは、抵抗もむなしく生まれたままの姿をアベルの眼前に曝け出した。
「あっ、や、いや……っ! 見ないで……見ないで!!」
必死にシーツをかき寄せようとするエステルは本当に可愛らしかった。
もっと、もっと啼かせたい。
耳に甘い声を聞きたい。
舌に甘い肌を味わいたい。
そして……秘肉はきっと己の昂りにこの上なく甘いことだろう。
850名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 10:12:11 ID:NT2InBX5
アベエス来たぁーーーーーー!!
851名無しさん@ピンキー:2006/08/13(日) 23:22:18 ID:isBUi3pY
上の会話を見てたら、
待つことにかいがあることに気付かされたぉ

アベエスGJ!!
852名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 18:34:47 ID:SC9aP/u3
アベエスまだですか−?
853名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 01:24:25 ID:E/MUlTY2
きっとアベエスの中の人はたこやきの国のイベントにおでかけしてたんだよ

ディーエスを待っている漏れが通りますよ
854名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 21:56:43 ID:FWVANAS5
たこやきの国・・・不覚にもワロスwww
855名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 10:10:34 ID:EsQlxNdq
そのたこやきの国のイベントのサークルは少なかったけどな。
856名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 22:21:31 ID:qu2T36or
とりあえず漏れは、アベエス神が帰ってきてくれることを祈っている
857名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 10:32:46 ID:EAbahx0b
アベエス厨うざい
静かに待て
858名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 23:14:55 ID:Dek87Qs2
荒れてないで待ってヨーヨw
何厨でもイイからさ
859名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 23:46:41 ID:/ls4QY+a
このスレ、ただいま下から9番目。いっそこのまま最下層をめざすのもありか?
アベエスを待ってる人もさ、ただ「マダー?」って書き込むだけじゃなくて
ネタを振ったりしてくれるとスレも盛り上がると思うんだけどね。

てなわけで雑談ネタ振り。
トリブラキャラはそれぞれどんなパンツ履いてると思う?

とりあえずエステルは白。装飾もあんまりついてない地味なやつ。
あってもリボンがひとつだけとかそんなんで。
カテリーナはブランド物か。総レースのやつとか履いてそう。
ケイトは立体映像だから省略。
モニカは色気重視で切れ込みとかきわどいのを選びそう。
カーヤはピンクのチェックとかひたすらかわいいやつ。

ここまで考えて限界がきたorz
国務聖省の男性陣・教理聖省・新人類帝国・騎士団そのほかの予想をお願いします。
860名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 00:44:10 ID:mMSfXzvu
誰もが思いつくだろうが敢えて言う。

ケイトさんは毛糸のぱんつ。
861名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 02:06:58 ID:RHGL1eMM
ペテ様は褌
862名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 02:12:43 ID:SHfRUWOR
最下層阻止。
帝国の下着ってどんなんだろう…
普段着でアレの人たちの下着なんてまるで想像つかない
意外と普通かもしれんが
863名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 02:14:48 ID:bIjKIlSH
いや、寧ろ白ブリーフで。
864名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 02:21:29 ID:67XxWc08
>>863
帝国がか?!
865名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 02:24:59 ID:bIjKIlSH
>864
ペテ様が。紛らわしくでごめん。
866名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 07:09:46 ID:v9opC0s/
>>865
褌にしろ白ブリーフにしろ、正面に「神の鉄槌」が
でーんと刺繍されている気がしてならない
で、アンデレもペテロとお揃いのをはいてそう
いっそのこと異端審問局はパウラを除いて全員お揃いとかどうよ
867名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 12:03:15 ID:67XxWc08
>>865
なるほど
すまん慌てすぎてよく考えてなかたよ
868名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 12:20:22 ID:R3ed9iKT
パウラさまは黒のボンテーうわなにをするやめ
869名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 01:35:07 ID:+PCJRNIq
ケンプファーは上から下まで黒ずくめだが
下着も黒いのだろうか……
870名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 06:56:47 ID:ax9otHX7
ケンプが白ブリーフだったら死ぬほど笑える
871名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 11:02:02 ID:qVDC+/rU
さ あ 、 も り あ が っ
                  て
                     ま
                       い
                         り
                          ま
                           し
                           た



872名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 19:16:09 ID:jwV3EBU6
トレスはパンツ穿いてるんだろうか。
873sage:2006/08/27(日) 20:58:34 ID:VAmmpDV4
↑それ以前に、男として大切なものはついているんだろうか?
874名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 20:59:27 ID:VAmmpDV4
ごめん……久々で間違えてしまった。orz
875名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 21:04:05 ID:HaCHhfwC
>>859エステルは白の繊細な刺繍とレース。水色もよし(*´Д`)
カテ様は高貴なお方ですからオーダーメイドで、白や赤など色々だがあくまで上品に。
モニカはどぎつい色系で、カーヤはキッチュなやつがいいなあ。

マタイは黒ボクサー、ペテロはもちろん赤フンで、アンドレもそれに準ずるw
876名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 21:47:50 ID:8u2Kr3lG
エステルの下着が、白で繊細な刺繍とレースor水色
・・・・・イイ!!
877名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 22:43:06 ID:O1qZf5SD
>>873
設定画で全身機械かもしれないハヴェルがないんだし、男根はないと思っていたが。
878名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 23:14:30 ID:8u2Kr3lG
普通、無いだろ
でも変態教授ならやり(付け)かねんぞ
879名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 23:40:16 ID:1axHU/dN
様々な事態を想定した上で、付け替え可能なあれがついてます
880名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 02:52:00 ID:C7kEFxo1
みんながかわいいおぱんつを想像していたときに一人だけ
小学校低学年並のへそまで綿パンツ前リボン付のエステルを想像したりとか
そもそも穿いてないもしくは下着まで男物いっそふたなりモニカとかを想像していた
この頭はどこに捨ててくれば良いんだろう
881名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 08:26:16 ID:TsF3VAo7
>>880
それをSSに転化してここに「捨てる」のだ!!
882名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 10:04:21 ID:91EmWrDO
>>879
>付け替え可能

サイズ別?
883名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 11:37:29 ID:HDzGI5ul
サイズ別に加えてバイブ機能とかパール入りとかの
オプションもついてたりしてw
884名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 17:46:07 ID:I/aYWF0V
>>879
>付け替え可能

先行shうわなにをするやめ・・・・・・

ピギャー!
885名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 21:01:45 ID:UecYrHZs
>>884
股間の中華キャノンが火を噴いちゃうわけですか?
886名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 23:58:53 ID:fJBP+rhk
悶えるエステルを黙って視姦しているわけですな・・・
887名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 14:42:30 ID:LkmL9NXg
カインアベルエステルの三人の話が読みたい(*´Д`*)ハァハァ
888名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 01:26:02 ID:GZan3LDW
>>886
上の数レスと流れがかみ合ってないんだが
誰がエステルを視姦してるの?トレス?

>>887
思いついたシチュだけでも書いてみなよ
職人さんがそれに萌えたら投下してくれるかもしれないし
889名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 21:05:05 ID:PP5I+ngw
昨日このスレ読んでから寝たら、夢を見た。
トリブラのキャラの性別が逆転してた・・・男は女に、女は男に。
修行僧から神父を経て、実は王子で国王になるエステル
枢機卿で超美男子なカテリーナ
少年皇帝セスなど。
まあ、まだ女⇒男はよかった。
ストイックな美女ユーグ、知的な熟女の教授、サド美女ディートリッヒ・・・
ここからあやしくなって、得体の知れない女ケンプファー、
豪快な肝っ玉母ちゃんレオン、腐女子入ったメルキオール、
猪突猛進大女のペテロなど段々すごいのがきて、
最後に言葉にならないようなフィリポが出てきて目がさめた。

890名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 22:07:31 ID:o9iqsLg2
↑多少スレ違いだが、ワロスw

>>887
カイン&アベル×エステルの話は漏れも是非読んでみたい!!
891名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 23:46:18 ID:NsaRRns5
トン切るが、ふとおもったんだが、メトセラってすぐに傷が治るんだろ?
だったら、もし男をしらないまんまメトセラに変化したら、一生処女のまんまじゃないのか?
破っても破っても破っても次のときは締まって痛がって泣いたりしたらすごく・・・萌える。
特にミルカとか。アストさんはなんか今も処女っぽいんだよな。
892名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 01:00:59 ID:JowQR+PX
その設定は個人的に女子割礼とかぶって嫌だな。
少女期に陰核から大陰唇から切除して膣も殆ど縫合しちゃうってやつ。
これだと当然嫁さんは初夜には死ぬ思いをしてベッドも血塗れ、
その後もいたす度痛がって、しかもパイパンなわけだが…
どうかな?萌えるかな?
893名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 01:08:53 ID:50U/rPGo
スマン、あんまり萌えない
894名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 12:33:54 ID:6XXvPnyA
>>889
夢の中ですら主人公の影が薄いww
895男女逆転妄想:2006/09/01(金) 14:14:43 ID:9QmPDH/h
スレ違い上等で>>889の夢設定を妄想してみる。
いつものように文句も意見も大歓迎だ。
男女逆転が苦手な人はスルーして。




エステル:神父と思ったら実は王様。性格も王子様タイプ。
ドジッ子シスターのことが好き?
カテリーナ:復讐に燃える超美男枢機卿。不治の病。
ドジッ子シスターを巡り↑の王様に嫉妬中?
ケイト:ホログラムな謎の人。見た目はおっとり上品な優男。
でも怒ると怖い空中戦艦の艦長。
モニカ:デンジャラスでワイルドな暗殺者。ちょっと人を食った感がある。
唯一暗殺に失敗した相手に飼われて屈辱・・・。
カーヤ:歌と踊りが得意な無邪気な少年。でもそれゆえ残酷な面もある。
そばかす少女教皇と超美男枢機卿の言うことは何でも聞く。
ノエル:男の色気漂うお兄さん。面倒見が良くけっこう気さく。
896男女逆転妄想:2006/09/01(金) 14:15:38 ID:9QmPDH/h
アベル:ドジッ子にしてメガネ娘のシスター。きっと朝寝坊して
「遅刻しちゃう!」とトーストくわえながら教皇庁に向かうタイプだ。
トレス:御主人様(超美男枢機卿)に絶対の忠誠を誓う女性型ロボット。
どんなシチュでも肯定肯定。
レオン:豪快な一児の母。若い男を見れば逆ナンパに余念がない。
でも寄ってくるのはいつも子供の男。それ犯罪ですから!
ユーグ:ストイックで剣の達人な金髪碧眼美女。料理もお手の物。
かなりのブラコンで、きっと好みのタイプは弟似の年下男。
教授:知性とユーモアあふれる熟女。結婚前に婚約者を亡くした行かず後家?
きっと心も身体も火照ってる。そして持て余してる。
ヴァーツラフ:敬虔なシスターで聖女様な性格。多分この中で一番信心深い。
そばかす少女教皇を暖かく見守るお姉さんだが、裏切って殉教・・・。
897男女逆転妄想:2006/09/01(金) 14:16:26 ID:9QmPDH/h
セス:ドジッ子シスターの弟。猫科を思わせる少年。
結構いたずらっ子に違いない。
アスト:モデル系のお兄さん。まっすぐで情に厚い性格。
ドジッ子シスターと友達以上恋人未満・・・?
ミルカ:イオンのおじいちゃん。見かけは少年。
たぶんバイバルスに毎日セクハラ三昧。

イオン:ものすごい純情な乙女。ガチでアルビオン国王が好き。
ラドゥ:イオンのお姉さん的な存在。まじめでちょっと地味。
バイバルス:黒人お姉さん。上のスレからすれば、少年皇帝と
偏屈じいちゃんとモデル系お兄さんにいじられてる。
898男女逆転妄想:2006/09/01(金) 14:16:59 ID:9QmPDH/h
カイン:ドジッ子と少年皇帝の姉。ドジッ子よりさらにおつむがパープー。
人懐っこい性格で超辛党な味覚障害者。
ケンプファー:一切謎の自称魔女な妙齢の女性。ヘビースモーカー。
仕事熱心?なキャリアウーマンでもある。
ディートリッヒ:トリブラ界随一の美女。でもサド。どんくらいサドかというと
挿入したら「え?今の犯してるつもりだったの?(嘲笑)」
バルタザール:おとなしめで優雅な女性。多分騎士団の中で一番ノーマル。
でも幾分慎重なので案外落とせない?
メルキオール:暗い腐女子。きっと休日は秋葉原。趣味はフィギュアでしょう。
カスパー:熟女が好みの男女。見た目は女女してるのに口調ががさつな野郎。
グデーリアン:狼女。超無口。デートでハンバーグ専門店に連れて行った日には
タイヘンなことになるのでお勧めできない。
ヘルガ:冷たい氷のような男。上司の女が気に食わないので、ノイマン三姉妹を連れて
下克上を画策する。
899男女逆転妄想:2006/09/01(金) 14:17:36 ID:9QmPDH/h
ペテロ:猪突猛進な大女。でも義理に厚い。人望はあるようだ。
少女教皇に絶対の忠誠を誓い、部下の男とも何かあるかもしれない。寿司が好き。
パウラ:大人しい感じのクールな男。暗殺が生業だが、ハムスターが好きという
一面をもつ。でも腹黒いよ!
マタイ:一見は穏やかな印象を持つ女性。でも中身はディートリッヒといい勝負のサド。
Axの肝っ玉母ちゃんをライバル視している。
フィリポ:人間に見えない女。なんていうか魚顔。好物はウナギパイからして
あちらのほうは結構イケるくちかもしれない。


ヴァージル:典型的な英国貴婦人。国王にのみ忠誠を誓う吸血鬼。
ヴァネッサ:双子の姉とは正反対のやんちゃな性格。知的熟女とはいいコンビ。
メアリ:堅物な青年士官。国王の兄貴でもある。怖い人物として怖れられているが
本当は優しいお兄さん。
ジェーン:バイな貴公子。外見は貴公子っつーよりもホストっぽい。
教皇:そばかすほっぺの少女。人見知りだが成長著しい。
ルードヴィッヒ:車椅子美少女王。かなりの策士で肝っ玉母ちゃんを狙う。
ボルジア枢機卿:天才的な頭脳を持つビッチ。かなりのプレイガール。
900男女逆転妄想:2006/09/01(金) 14:18:51 ID:9QmPDH/h
以上です。長文でごめん。
自分で書いてて思った。なにこの設定群。
これなんてギャルゲ(ry
901名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 15:01:29 ID:6XXvPnyA
わろたwww
黒ずくめのキャリアウーマン・ケンプが意外とツボった。
902名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 15:27:35 ID:uG10Jj/c
アベルは女だったら結構萌えキャラかもしれない……
ドジでボケだけどどこか冷たくて陰がある銀髪碧眼の美女とかどうしようサイコー
903名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 01:36:46 ID:Y0BXo6K/
ちょw不覚にも教皇に萌たww
904名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 02:01:40 ID:8daD2TWp
カテリーナとトレスは性別逆転しても萌えるが、
カテリーナとモニカは女同士だからこそ萌えるのだと理解した。
905名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 04:27:16 ID:Iz5OGqjT
>>904
モニカテは性別変えたら板変えなきゃいかんw
906名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 20:18:20 ID:ut0M5sPI
どっちにしても
性別は元のままの方が萌えるって事か
907名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 23:24:13 ID:wSAuWXe3
女性陣はそのままでいいな
ユーグディートリッヒあたりは女の方がいいかな
こいつらは男である理由がないと思ふ
908名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 23:42:37 ID:LEuRq5x6
熟女な教授もお願いします。
909名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 00:08:41 ID:A+UaDS3F
モニカテはウホな世界だなw
910名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 01:48:16 ID:J7Ii0a/X
自分的に男女逆転したら
アベルは普通に貧乳
トレスは一般並み
ユーグは美乳
ディートは隠れ巨乳&美乳
ケンプは超貧乳&ブラなんかでごまかす
なイメージだww
911名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 02:46:26 ID:BjG+cEPp
自分に新しい属性が開けそうになったじゃないか
エロパロ板、恐ろしい所よ・・・

ペテロのような女上司欲しい。だが身長は後30cmほど下げて欲しい。
912名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 10:55:39 ID:Hcs4KhU5
孤高の美女剣士ユーグイイヨイイヨー
ユーグ今まであんま好きくねぇって感じだったけど
女変換したら禿萌えた。
913名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 15:50:17 ID:IhQSyppw
女ペテロは身長170cm位だったらイケるかもしれん。
そして巨乳だったら・・。
914名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 17:39:58 ID:Cmj8VLdI
男女を入れ替えたら、全体的に萌えキャラが増えたのは何故だ。
915名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 18:29:35 ID:J7Ii0a/X
イオンやラドゥも男女逆でも全然萌えるな。
女版鬼畜ディートに操られる女ラドゥはちと可哀相だがw
ま、萌えてもやっぱ男女そのままが一番ですが…
アベル絶倫が読みたい。相手は勿論エステル嬢。
916名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 18:33:13 ID:HRO2O176
色白貧乳でドジっ娘メガネなアベリーナの萌え度が急上昇している…

新しい自分になってしまいそうだ orz
917名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 18:36:53 ID:IhQSyppw
局長、アベル、カイン、ユーグが女だったら
間違いなくエロサイト開設してるな。
毎日更新する勢いだよ、きっと。
918名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 21:01:59 ID:w+kl4Riv
>>915
とにかく今は
アベエス神が降臨するのを待とう
919名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 00:42:21 ID:0I4Guoqf
>>915
糸の代わりに鞭持って女王様なディートに苛められてるラドゥ(男のまま)を想像した。
……結構ツボかも。女ディートは結構イケるかもしれん。
エスと女の友情演じた後裏切り、その後もいじめつつもエステル大好きな百合悪魔っ娘とか…
妄想が広がリングwwwwww
920名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 01:00:09 ID:l/eCdobQ
>>917
馬鹿みたいにトリブラサイトを検索しまくっていたとき
そんな絵を描いてた人見たことある。
チクショウみつからねぇ・・・
921名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 01:45:13 ID:GIEE4rn2
>>917
トレスも足してくれ。
ツンデレたん。
922名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 08:21:07 ID:mqoF1Ofj
>>921
だがしかし
主人に対してデレデレで主人以外にツンツンちょっとデレの割合なのがポイント
923名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 10:54:47 ID:gfrLcAFo
エステルとカイン液体状態で触手モノ出来るな、今気が付いた
924名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 12:20:24 ID:KEkuXnNk
>>922
ああまったくもってその通りだ。
二十歳前の小柄な女の子が同僚にはツンツンちょっとデレなのに
超美男枢機卿にデレデレで仕えてると考えると萌えが倍増するもんだ。
小さい機体でまたがって一生懸命腰振ってんだろうな。

>>913のような局長が女な絵を描いてる禿げ萌えサイトを知ってるが
サーチに登録されてないからなあ。
トレスなら登録されてるんだが。
925名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 18:58:17 ID:5etzOnVl
>>920>>924
探してるけど見つからねー
926名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 02:24:38 ID:ptwtiN6K
↑確か閉鎖したよ
927名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 04:08:31 ID:ptwtiN6K
          ,,,,,_/`゙ヽrヽ---、,,,,_
          r‐‐'、. /`ヽ、\     \
         イ}  トヽ/ {! , ヾ,  ヽ.     \
         {/  |ミ、 { { !   } ヽ ヽ    ヽ
        / / ィ トヾ}!.|ヽ{!  | , }ヽ ヽ    レ=-
        ノイ ! !``  ヽヽ  ! i ! ヽ }`'''´ ンヽ
.      /  /ノ /_   ..,,,-弋ト、{ ト {   }'' "´ ̄ `ヽ、
    /// /ノ二ミ  クク弋=} {ヽ {ヽ ト=、 ̄ミ ̄ヽヽ
   /イ /!/|/イ/イ!ノo}  ´´{i丿o;;ヽヽヽ|⌒}  イヾヽ`
    !!// :|i i {ノ∧キz;;ノ   _,,z;;;;ユヾヽ\ヽ!} 从V ´
   iノ  ヽヽ{// }ゞ´ ノ      `ヽヽ.  ヽY´
    、/ ` レ´ / !,   ヽ        ∨';, }ヽ.}
   /{ヽ=シ´/イ ,.ヽ  =-     /! { }. | }!
  `ヾニ,,,z= '"フ//´ \   ,,..::::'"  i!{!∧! リ
     ̄    ( '   ,‐=コ===ニユナ!
             トーー===''"´ ̄`|
             |   |::::::::::::::|     |,_
            /クュ:------‐'''''"> ̄ヽ }
           ム`´ ´メ _,,,...:::::::''"´ ̄ ̄  ヽ
          // /´'' /:::/         ヽ
        / </   /''´            ヽ
       /      /::{        ,   / /
      /       {:::::〉      /  / イ

あらあらだぜ
928名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 12:33:02 ID:6z6POL5b
女トレスはオンリーの主催だったんだけど、今見たら絵が削除されてた。
巨乳局長はサーチに登録してないよ。閉鎖もしてない。
教えたいけど、とても説明が難しいんだ。
自分も最近見つけたんだけど禿げ萌えサイトの絵を
飾ってるサイトにヒントがあってようやくみつけたぐらいなんだ。
飾ってるサイトはサーチからいけるよ。
小説サイトだけど女局長も女トレスもある。
それを目印に禿げ萌えサイトを探してみてくれ。
929名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 19:55:58 ID:iHboLZ+n
女ユーグだとなんか書けそうだな。

弟の復讐をするため、超美男枢機卿の命令に背き一人雨の町をあるく女剣士。
そこで出会った弟のような少年。
癒されないとわかっているのに…一夜を共にしてしまう。
聖職者でありながら男と交わるなんて…
いや、それよりも弟を想って欲情なんて…
背徳に悩みながらも仇を追い詰めていくが、女トレスに
「枢機卿の命令は絶対だ。嫌ならお前も殺す」
と、元同僚にまで追われる羽目に。
何だかんだいって付いてきた少年を守り、ようやく仇とご対面。
と思ったら…なんと今まで友だと思っていた女ではないか!
弟も失い、婚約者には裏切られ、友にまで…もう死にたい。
だがあの少年を思うと死ぬに死ねない!

最終的に仇を倒す。教皇庁にも復帰。
少年を愛している…と思っているのか、それとも弟に重ねているだけなのか。
わかっているのは唯一つ、少年を守るため自分はもう彼とは会わないことだ。

少年はシスター・アグネスで。
930名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 20:31:03 ID:0P++XR9e
女ユーグ禿萌えw

ちなみに自分は、任務でヘマをし
超美男枢機卿に乗馬鞭でお仕置きされる
へっぽこシスターを妄想してますた。
931名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 20:39:09 ID:vMnugwB/
女ユーグと男レオンのカポーが見たいv
禿萌え確実だよ
932名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 21:00:44 ID:YWTzj4VA
男で性別入れ替えに萌える香具師ってどれくらいいるの?
性別入れ替えは801の専売特許だと思ってたが。
933名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 21:32:24 ID:bj3CJiqi
後天性は無理だが先天性ならOK。もちろんキャラによるが。
934名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 21:36:45 ID:C/OVqSas
某ジャンルでは、男性製作のモロ男性向けの女体化同人誌とか売ってたぞ。

コイツ性別女だったら自分好みだったのに・・。なんで女じゃねーんだよ!
普通に女だと妄想して萌えてた。って人種も居ることは居る。
935名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 21:38:03 ID:ffwh89CR
>>934
まさに俺!俺のことじゃないか!
936名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 21:46:40 ID:RCOWDUlJ
>>928
GJ。めちゃくちゃ探したけど見つけたよ。
なんだここ。マジでおっぱい局長だらけで禿エロいじゃないか。
トリブラサイトでエロいサイトに出会えると思わなかった。


>>932
801は本能的にだめだが、生まれつきなら。生まれつきじゃないなら801。
あっちの板で専売特許って言ってみろ。多分かなり叩かれるぞ。
937名無しさん@ピンキー:2006/09/05(火) 22:41:05 ID:C/OVqSas
>>936
お前ウラヤマシイ・・・。探したけどまだ見つからない。
明日もう一度探してみるか。
938名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 06:40:16 ID:EtD3x8vU
>>934
ここにいる、ここにw
女体化でラドゥイオとか教ユーとかケンディーとか楽しんでた俺は死んだ方がいいかと思ってた。
やおいは無理だが片方が女だと萌えが広がる場合は結構あるんだよなぁ。
939名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 12:47:21 ID:EZFKtTWe
>>937
つ[小説カテゴリ]
とにかくエロい絵を探せ。
健闘を祈る。
940名無しさん@ピンキー:2006/09/06(水) 13:24:15 ID:hbKb3ddE
>>938
それ(゚∀゚)イイ!
読みたい。禿しく読みたい。
投下キボン!!!
941名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 17:35:42 ID:vTqnNDm+
トリブラのエロサイトって少ないもんな・・・
漏れは普通のノマカプ扱ってるエロサイトを二件ほど見つけたがw
942名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 19:32:04 ID:wXbO9uQs
サーチの18禁に登録してるのでノマでも801でもこれぞ18禁!
と思ったサイトがないようなジャンルだからな。
943名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 19:43:12 ID:doKA1Wqa
先天性女体化ってアリだと思うが
文章だとそのキャラをどこまで女にするかで801との線引きがなされるよな

「女体」ということ以外にキャラに変化がない場合、
上手く表現しないとただのBLにしか見えなくなってしまう危険があると思ふ
944名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 22:19:33 ID:nBZ9REQ2
女体化反対宣言
945名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 22:23:34 ID:WxFFC6p9
おれも女体化萎える
ありのままが一番萌えると
946名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 23:16:31 ID:RVSAtSGy
なぜ宣言する必要がある。
おまいらは自分の嫌いなカプの話題にもわざわざ宣言するタイプか?
947名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 11:36:25 ID:oO4F2Nl9
自分の萌えるやつだけ見ればいい。
別に萎えるやつを無理して見る必要は無いかと。
948名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 16:46:35 ID:CoSxHtQc
いっその事みんな女でいいよ。めくるめく百合の花園の開園
949名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 01:46:48 ID:tBVL+t5x
先天性だと男性向け
後天性だと801の発展系

だから個人的には先天性しか認めないよ!
950名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 03:43:05 ID:JuxBvyho
そんなおまえらのために、
サーチのフォームから女体化のカテゴリを作ってくれと要望だしておいた。
更に、できるなら先天性女体化と後天性女体化もわけてくれ、と書いておいた。
誰かが登録してくれるといいな。wktk
951名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 08:43:16 ID:wjM4RCgZ
そのジャンルに登録する香具師にはもれなく勇者の称号を。
952名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 14:56:07 ID:ZMZ96uBW
漏れも先天性!
そのままのカプがイイのら。
953名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 15:33:48 ID:vWHaPl6K
自分にサイト立ち上げられる力量があったら
絶対登録したんだけどなぁ・・・
年々トリブラサイト消えてってるからなんか寂しい。仕方ないけど
954名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 15:48:50 ID:ZMZ96uBW
アベエスでサイトを開こうとしている人達はいるみたいだな
955名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 15:55:48 ID:JuxBvyho
そんな>>953はここに投下しる!
溜まったらまとめサイト作って変わりに登録するよ。
せっかく要望出してきたんだから、勇者がいないとつまんない。
956名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 16:17:49 ID:ZMZ96uBW
いや、ちょっと待て
953は
先天性男性向け(通常カポー)、後天性801の発展系のどちら側だ?
957名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 18:06:11 ID:tBVL+t5x
局長先天性女体化サイトを開こうと思うが
お客様の中に一緒に登録する猛者はいらっしゃいませんか!?
958名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 20:17:32 ID:NbNhMfhE
女体化で盛り上がってるところにすまないが、次スレっていつ立てる?
ここ最近レスの流れがわりと早いので、中断されているアベエスSSが完結する前に
すぐdat落ちしてしまいそうなんだが…
959名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 22:41:54 ID:vWHaPl6K
>>956
もち前者。女だけどやおいとか無理
960名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 02:04:40 ID:uemOD1ny
ナカーマ
961名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 09:12:53 ID:H98d/3JB
>>958
悲しいことに回転の速いスレじゃないから
990げと氏あたりが立てるってことでどうだろう
遅すぎるかな?
962名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 12:26:03 ID:cECOPOTv
959は何ていい奴なんだ!!
早くサイトを開いてくれ!!!頼み込む!!!!

そして漏れはアベエス小説の続きをひたすら待つ
963名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 20:04:43 ID:R7YSq9Bb
初投下、イオエスです。

「エステル・・・」
昼夜が逆転した帝国。中天に浮かぶ、非の打ち所の無い輝きがエステルの髪を照らす。
今宵は満月か。太陽の、射るような光とは違う優しい光。
「何ですか?閣下」
エステルは、月に照らされ金茶色に艶光る髪を翻して、後ろを振り向く。
そこに、同じように月に愛でられたイオンが佇んでいた。その髪は限りなく透明に近い
水晶の輝きを帯びる。そして、透き通ったガラス細工のような瞳。
只ならぬ美形と承知していても、月光に満ち満ちたイオンは格別に美しかった。
言葉も出ずに、馬鹿みたいに彼を見つめる自分が可笑しい。
「エステル・・・大丈夫かヤ?先程から、様子が変じゃゾ・・・?」
「あ・・だ、大丈夫ですわ閣下!ただ、今宵は月が綺麗で、つい
 見とれてしまいましたの!」
見とれていたのはイオンに対して。顔が熱くなっていく。
「そちの言うとおりだ。見事な月だて・・・追われる身であろうと
、この光は誰にでも平等に降り注ぐのじゃナ」
「閣下・・・閣下は、決して罪人などではありませんわ。」
「エステル・・・礼を言うゾ。短生種の身で、こんなにも余を案じてくれようとは」
イオンが少女に持つ想い。それは決して叶わないものだと言い聞かせてきた。
しかし、逆賊の汚名を科せられた今、その決心が揺らぐ。
抱きしめることが出来たら。その甘い声で自分の名を呼んで貰えたら。
このまま、もし捕まれば命はないだろう。
そうなれば、この想いは届くことなく霧散し、消える。
イオンの心はどうしようもない程の、愛しさと焦燥で満ちていた。

続きはまた!
964sage :2006/09/10(日) 20:06:36 ID:R7YSq9Bb
すみません。ageてしましました。
965名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 21:45:21 ID:7sWQveGU
>963
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
俺、♂なのにTBで一番好きなのイオンなんだよ!

wkwktktk
966名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 13:02:24 ID:biOHaKVr
>>963
GJ!まさかイオエスが投下されるとは(*´Д`)ハァハァ
赤飯でも炊きつつ続きお待ちしております
967名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 16:28:49 ID:7y+iC60C
>>963 イオエス続きでふ!

長生種と短生種。その交わりは、相手に”転向”を起こす可能性がある行為だと、覚醒後に教えられた。
しかし、自分のこの気持ち。エステルの傍にいたい。
叶うことなら閨を共にし、全身で彼女を愛したい。
イオンの中で、2つの葛藤が渦巻いていた。
1つは、彼女を短生種の命を持つ別世界の人間と割り切り、決して彼女に想いを伝える事無く、
自分の胸の中だけで彼女の短い一生を愛するか。
もう1つは、自分の想いを伝え彼女の身体も心も、勿論”転向”を起こした場合、
彼女の永い生命をも、いつか土に還る時まで愛し尽くすか。
だが、彼女にとってイオンの気持ちなどどれ程の価値があろうか。
ヴァチカンの聖職に就くエステルは、一生を神に捧げた。『吸血鬼』である自分からの懸想など、
重荷でしかないかもしれない。そんな考えが頭を堂々巡りしてゆく。
―――月が隠れた。2人の顔も闇に呑まれるように影に染まる。
「閣下?お加減が悪いですか?何か飲みます?欲しい物があれば仰って下さいませ。
 アスタローシェ閣下の士民の方に言って参りますから」
「そ、そうじゃナ。では紅茶を貰えるとありがたイ」
イオンは顔を上げて慌てて取り繕う。
「紅茶ですね?少々お待ち下さいませ」
そう言うとエステルは、ふわりと士民服の裾をなびかせて部屋を出て行こうとする。
「あ・・・エステル!」
「はい?何でしょう閣下」
呼び止めたのに理由は無かった。
ただこのまま彼女が、自分の前から消えてしまうような不安に襲われたのだった。
その瞬間。
月が、雲間から出でた。
それまで影の中にいたエステルの全身に、月光が降り注ぐ。
ラピスラズリの瞳の、青と金の輝きがイオンを見つめている。
その美しさに、イオンは言葉を忘れたかのように立ち竦んでいた。
目には畏敬とも、恍惚ともとれる感情が浮かんでいる。

遅筆でスマソ!続きはまた!
968名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 04:42:30 ID:ztf4LnJT
エステルタン・・・ハァハァw
969名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 10:48:40 ID:ReN8Km2o
GJ!イオエス!イオエス!!
もう(;´Д`)ハァハァしてきたw
970名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 21:55:30 ID:qay0QHJO
>>967 続き投下です!

そして、イオンのその手が宙を彷徨い、部屋を出てゆこうとするエステルの腕を掴んだ。
そのなんという細さ。少しでも力を込めれば、彼女の腕など小枝の様にひしゃげるだろう。
「エステル。余が欲しいのは茶などではなイ・・・。」
「はあ?」
さすがにエステルも呆れた顔を見せる。ボーっとしていたかと思えば、
自分が所望したはずの紅茶をいらないと言いだす。
しかし、その呆れ顔もたちまち慈愛の表情になった。
(お祖母様を殺されて、帰る家もなくて。最も信頼していたルクソール男爵にも裏切られた。
 様子がおかしいのは当たり前なのに。呆れるなんて、私は・・・)
「閣下、腕をお放しになって下さい。私、どこにも行きませんから。何が欲しいんですか?」
イオンは何も言わずエステルの腰を引き寄せると、自分の唇をエステルの柔らかなそれに重ねた。
「か、閣下!?」
「余の欲しいものはエステル、そなただけダ」
エステルは唇を手で覆い、真っ赤になってうろたえている。
それが堪らなく愛らしく、イオンは再びエステルを引き寄せ、
先程よりも長く、気持ちを込めて口づけをした。
歯と歯のぶつかる軽いが淫靡な音と、エステルの恥じらいがイオンを熱くする。
「閣下。どうしてこんな―――」
「エステル、聞いて欲しイ。余はこのまま捕縛されれば間違いなく死罪であろウ。
 キエフ候が尽力されても、余の疑いを晴らすには足りないかもしれヌ。
 だが、余が恐れているのは死ではナイ。
 余の抱いている想いを、愛するものに伝えられないことダ。
 ・・・余はエステルが好きダ。種族など関係ない。誰に後ろ指を差されようと、ソナタを愛する気持ちは変わらヌ!」
エステルは俯いて黙った。彼にかける言葉が分からない。
「迷惑なのは承知の上ダ。この気持ちがエステルの枷になるのであれば、
 このまま余を突き放して構わナイ。恨み憎みもせヌ。」
その言葉とは裏腹に、彼はエステルをきつく抱きしめた。
だが、逃げようと思えば。エステルが突き飛ばせば、イオンは簡単に彼女を開放するだろうと、
何故かエステルには分かっていた。彼が心の中で捨てられる恐怖に震えていることも。
エステルは夜空を見つめながら、イオンをそっと胸に抱いた。
「閣下、ありがとうございます。私の事をそんなに想って下さって。
 私も閣下が好きです。まだ私が全然知らなかった沢山の事を、閣下は教えて下さいました。
 長生種のこと、帝国のこと。・・・私の”好き”と閣下の”好き”は、ちょっと違うかもしれません。
 けど、私、それ以上貴方が苦しむのも、悲しむのも見たくないんです。
 だから・・・貴方の気持ちを私に下さい。2人なら、どんなに辛くても分かち合っていけますから。」
イオンは、大きな目を見開いてエステルを見つめた。
「エステル・・・」
「もう何も言わないで。」
エステルはイオンの唇を指で塞ぐと、彼の瞼にそっとキスをした。








971名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 15:38:03 ID:9CT/6lw9
もうダメ、鼻血でそっw
イオエスは案外萌要素だったww
972名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 18:52:57 ID:7bEvzl0z
>>970
つ・づ・き! つ・づ・き!
イオン一途で可愛いよイオン
973名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 22:59:41 ID:1kr+OdNs
>>972
なんかしらんが、1行目と2行目が合わさってイ・オ・ンになった。別作品やがな
974名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 00:02:51 ID:EciU615B
種村か
975名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 03:36:57 ID:DI0rpY2E
あれは結構好きだったな
976名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 03:00:08 ID:g2oHRMvi
種付けに見えた俺はもう駄目かもわからんね

ところでセスってやっぱりバチルス・クドラク補給するには
代々の主席枢密司と仲良くなって彼(彼女)からのみ献血受けてたりするんだろうか。
うろ覚えでアレだが、スレイマンはセスを普通の長生種と勘違いしていたよね?
977名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 18:25:58 ID:XsF8IOGE
>>976
即座にセス×ミルカで献血プレイを妄想してしまった私の脳味噌も
多分もう駄目っぽい。

>スレイマンはセスを普通の長生種と勘違いしていたよね?
皇帝としてのセスがクルースニクだと気づいていたような描写は原作にあったよ。
978名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 22:22:33 ID:j/okV2GJ
イオエスイオエスっ(・∀・ )っ/凵 チンチン
979名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 15:33:40 ID:c+ZWLYpm
イオエス(;´Д`)ハァハァ
980名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 21:24:16 ID:e40Gcb5I
月光に満ちた空間に、囁きのように密やかな衣擦れの音が聞こえる。
羞恥に顔から首まで赤く染まったエステルの服をイオンが剥ぎ取ってゆく。
士民服を取り去れば、残るは飾り気の無い下着のみ。
その無防備な姿態と、初めての経験にエステルは両腕で自分の上半身を隠した。
「エステル。其のように硬くなっていてハ、余は何も出来ぬゾ?」
首筋に唇を押し付けながらからかうように言うイオンに、
「だって・・・恥ずかしくて・・・どうしたら良いのか分かりませんわ」
消え入りそうな声で、それでも何とかエステルは応答する。
(さっき閣下にあんな事を言ったばかりなのに・・・何も出来ないどころか
笑われちゃうなんて・・・私ったらなんて情けない)
それでもイオンの指や唇が触れる度に、身体がビクリと反応する。
脱ぐものなど、もう下着しかないのに身体中が熱くてたまらない。
『ぁ・・・!!』
エステルがふいに声をあげた。
イオンが彼女の腋の下に手を差し入れて持ち上げ、豪奢なゴブラン織りのソファに腰掛けたのだ。
そして膝の上に、自分と正面に向かい合わせる形でエステルを乗せた。
その様は、ちょうど馬に乗るように太腿を開いた状態だ。それも下着だけで。
それにしても、ほんの少年にしか見えないイオンが、軽々とエステルを抱き上げるその力に、
エステルは改めて彼が長生種なのだと思い知らされる。
「ちょっ・・!こんな格好、恥ずかしいですよ!降ろして下さい!」
「やダ。この方がソナタの顔がよく見えるであろ?」
プッと頬を膨らませる、駄々っ子のようなイオン。
その態度とは裏腹に、彼の手は素早くエステルのブラのホックを外しにかかった。
お世辞にも豊かとは言えないものの、ツンと上を向いた形の良い乳が外気に晒される。
「わっ!イキナリ!?閣下!!」
エステルの抗議をさらっと受け流して、そのサクランボ色の先端を、舌先でチロリと弾く。
「ゃあっ・・・!」
更にイオンはメトセラの証である長く鋭利な牙で、軽く噛んでは、優しく舌で弄ることを繰り返した。
「は・・・あっ・・くぁ・・・」
エステルの熱い息が耳元にかかる。
もっとその声が聞きたい。熱い息はイオンを否応無く高ぶらせた。
右手がエステルの太腿へと伸ばされる。
撫でさするように、太腿の内側を這い上がっていく手によって、
これから何が為されるかに気付いたのか、エステルは内腿に力を入れ
それ以上開かせまいと必死になった。


遅くなってスミマセン!
また途中できれてしまった。。。
残りも近日中に投下します。



981名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 22:32:20 ID:zYmoEyAM
つっても980取ってから24時間以内に書き込みないと落ちるよね
次スレ立ててくるか ノシ
982名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 22:48:23 ID:zYmoEyAM
>>980GJ!イオン可愛いなあ。
続き待ってるよ。

次スレ立ててきましたよ
【トリブラ】トリニティ・ブラッド2【Canon】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1159278308/l50

テンプレ案とかスレタイとか改善案があったら出して欲しい。
それではそろそろ埋 め な い か
983名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 00:28:03 ID:QDZwXXUZ
イオエス続き来てた!GJ!
恥じらうエステルも駄々をこねるイオンも萌え萌えだ。
続きに期待。正座で待機。

>>982
乙!
新スレでまたしても2をゲトしてるパンダにちょっと笑った。
誰だ、わざわざAA貼った奴はw
984名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 01:28:04 ID:EsbM0KAy
イオエス(*´Д`*)ハァハァ
985名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 02:17:45 ID:CDAVoMAz
新スレにはエロパロとか入れればよかったかなと後悔中
後即死判定もあるんで向こうにも良かったら書き込んで欲しいな
986名無しさん@ピンキー
過疎ってるなぁ…('A`)