苺ましまろエロパロスレッド

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1名無しさん@ピンキー
電撃大王で好評連載中
アニメ化・ゲーム化も決まり現在絶好調の苺ましまろのエロパロを書いてみよう
2名無しさん@ピンキー:2005/04/03(日) 08:30:14 ID:exeh/FwP
アナたん
3名無しさん@ピンキー:2005/04/03(日) 08:30:28 ID:yDEGTqMV
おらおら、WWF(World Wide Fund for Nature:世界自然保護基金)の
愛くるしいパンダ様が>>2ゲットだぜ! 頭が高いんだよ、ボケ!

.         ,:::-、       __     >1 クソスレ建ててんじゃねーよ。ビンスみてーに裁判で潰しちまうぞ。
    ,,r   〈:::::::::)    ィ::::::ヽ    >3 >>2ゲットも満足にできねーお前は、俺の着ぐるみ着てプラカード持ってろ(プ
  〃   ,::::;r‐'´       ヽ::ノ     >4 お前はカキフライのAAでも貼ってりゃいいんだよ、リア厨ヒッキー(プ
  ,'::;'   /::/  __            >5 汗臭いキモヲタデブは2ちゃんと一緒に人生終了させろ、バーカ。
.  l:::l   l::::l /:::::)   ,:::::、  ji     >6 いまさら>>2ゲット狙ってんじゃねーよ、タコ。すっトロいんだよ。
  |::::ヽ j::::l、ゝ‐′  ゙:;;:ノ ,j:l     >7 ラッキーセブンついでに教えてやるが、俺はストーンコールドが好きだぜ。
  }:::::::ヽ!::::::::ゝ、 <:::.ァ __ノ::;!     >8 知性のねーカキコだが、お前の人生の中で精一杯の自己表現かもな(プ
.  {::::::::::::::::::::::::::::`='=‐'´:::::::::/      >9 つーか、自作自演でこのスレ盛り上げて何が楽しいんだ?
  ';::::::::::::ト、::::::::::::::i^i::::::::::::/      >10-999 WWEなんか見てるヒマがあったら、俺に募金しろカスども。
.   `ー--' ヽ:::::::::::l l;;;;::::ノ       >1000 1000ゲットしたって、WWF時代の映像物に販売許可は出さねーよ。
        `ー-"
4霧羽:2005/04/03(日) 08:58:11 ID:eCQhj6ZM
それならこの苺ましまろ軍第1期の4番バッターは私だ
51:2005/04/03(日) 18:55:01 ID:NlyEC19L
う〜ん…人こないな
6名無しさん@ピンキー:2005/04/03(日) 19:33:44 ID:CxWSfKmy
 
7名無しさん@ピンキー:2005/04/04(月) 04:29:02 ID:+8rQm3sR
支援age
しかし苺ましまろのエロってあんまり思いつかないな
8名無しさん@ピンキー:2005/04/05(火) 02:05:32 ID:sJE4LM0H
やるとしたらやっぱレズネタ?
9名無しさん@ピンキー:2005/04/06(水) 10:01:28 ID:WOUcbQL7
>>3
(pu
10名無しさん@ピンキー:2005/04/06(水) 18:23:22 ID:Kke0zSt8
10ゲト
11名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 17:41:13 ID:9kZyNf6i
ロリコン専用スレ
12名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 15:50:16 ID:g4uZW6dU
保守
13名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 18:04:57 ID:sPS3MAUK
kokoda!!
morega
motometeitaスッドレha!!!!
14名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 19:16:05 ID:uxjUE1tW
hosy
15名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 19:51:30 ID:Zv7E3BsZ
ロリコン上等
16名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 23:57:46 ID:842NNZFY
まぁもちつけ
17名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 00:44:32 ID:fH2dFaPe
ここには期待してるからほしゅしなきゃ
18名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 15:59:23 ID:kBuFsine
カップリングは?
19名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 00:24:36 ID:6ZHC8Uno
伸×アナ
伸×茉理
伸×美羽(期待薄)
伸×千佳(期待薄)
アナ×茉理
美羽×茉理
美羽×アナ

…くらいか?
20名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 00:42:14 ID:pfbW5eCj
千佳は、要らない子なの?
21名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 07:53:25 ID:o8MchXh7
伸×アナに一票だな
是非あの丁寧語で悶えてホスィ
22名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 07:55:56 ID:AcnQa/zW
じゃあ美羽×千佳ってことで
23名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 16:57:22 ID:nacG1dTO
どう転んでもレズ一択なんですね
24名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 18:16:55 ID:B9zXwE4e
アナ×笹塚があるやん
25名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 23:33:12 ID:o8MchXh7
じゃあもうばらスィー×○○で
26ダメダメ君:2005/04/12(火) 19:28:22 ID:tItJBej1
美羽×千佳を書いてみました…なんだかキャラ的に書きやすかったのですがどうでしょう
(*^∀^)ノ
27苺パニック:2005/04/12(火) 19:32:27 ID:tItJBej1
「今晩は、美羽ちゃんニュースの時間です。只今深夜2時をまわりました…今日のゲストは千佳ちゃんです♪」
美羽の愛用ビデオが千佳をとらえる。
千佳は後ろ手に手錠がかけられているが安らかに寝息をたてている。
「…では今から貧乳でお悩みの千佳ちゃんのために胸が大きくなるマッサージをはじめたいと思います!」
ビデオを固定し千佳のパジャマを脱がしはじめる。
上衣のボタンをはずし胸があらわになる。
その時
「う‥ん…あれ?みっちゃん?なにして!ち、ちょっとなんでこんな格好!?」
自分の置かれている状況を把握し美羽に抗議するが
「なにって胸が大きくなるマッサージをやるのだが?」
さも平然と言い放つ…
「なんでそんな当たり前みたいな言い方するのさ!っていうかこんな手錠とかどうして持ってるのよ!…そもそも胸が大きくなるんだったら自分にすればいいじゃん!」
涙目で抗議を続ける。
「やれやれ、わかってないなぁ…情報元がお母さんが読んでた週刊誌なので信憑性が無いわけなんで、それならちぃちゃんで…」
「だから!なんで私なのよ!大体こんな時間に人ん家忍び込んで来て…もう寝るから早くほどいて」
膨れっ面で千佳が言った
28苺パニック:2005/04/12(火) 19:37:13 ID:tItJBej1
少し考え込んで
「うむ、確かにこんな時間だしちぃちゃんも眠たい…わかった」
ホッと千佳が溜め息をついた。
「サッサと始めようか?」
そうだった…こんな子だよ。
一瞬でも解放されると信じた自分を疑った…
上衣がはだかれ美羽の両手が千佳の膨らみのみられない胸をゆっくり揉み始める。
「っ!?…ウッ‥みっ‥ちゃん」
戸惑いの中に微かに快感が沸き上がって来る。
「…ちぃちゃんって前から思ってたんだけどMっぽいよね?」
手は休めずに胸を揉み続けながら意地悪な笑みを浮かべる。
「やぁ‥んっ!…そんなことないっ!?はぁぅ……ふぅ、みっちゃん‥もう辞めて?」
なんとか快楽に耐えながら辞めてくれるように頼み込む。
そんな千佳の表情を楽しそうに眺めながら
「なんで?マッサージしてるだけなのに…あれ?もしかしてちぃちゃん感じてるのか?」
恐らく気付いているのに千佳に問掛ける。
駄目だった…胸を触られてるだけなのにイキそうだった。
一人では多分得られない快感だった。
親友である美羽に両手を拘束され胸をもて遊ばれビデオにとられている。
なにも出来ないジレンマが快感に替わる。
「クスッ♪」
美羽が不適な笑みをもらす
29苺パニック:2005/04/12(火) 19:39:11 ID:tItJBej1
「それじゃこれから5分間私がする事にちぃちゃんが声をださずに我慢出来たら辞めたげる♪」
千佳に断わる理由はない。
「…わかった」
「じゃ始めるねぇ?私がいいって言うまでだよ、スタート♪」
美羽が千佳に覆い被さる。
首筋に舌を這わせる。
味わった事のない刺激に千佳の体がビクッと跳ねる。
そしてゆっくりと胸の方に移動する。
「‐ー!?」
これから何をされるのか察知した千佳が声にならない悲鳴をあげる。
それを見て嬉しそうな笑みを浮かべると美羽は桜色の膨らみに口づける。
「!‐ーんっ!?」
さっきより激しく跳ねる。
「可愛いなぁ♪そんなに気持ち良かった?」
その質問に顔を赤くしてうつ向く。
構わず美羽は胸を飴玉を舐めるようにネットリととかしていく。
「んっ!…クゥ‥フッ!?」
シーツをギュッと掴み唇を噛み締め襲ってくる快感に千佳は必死に耐えている。
その姿に愛しさを感じながら余った乳房に手で愛撫を仕掛ける。
指で潰したり、振動を与えたりその度に千佳の小さな体は快楽に侵される。
(なんで、なんで私がこんな目に)
そう思いながらも確実に千佳の体は美羽に開発されていった。
30苺パニック:2005/04/12(火) 19:40:37 ID:tItJBej1
「結構我慢強いなぁ…よし、奥の手使うか♪」
と言うと携帯を取り出す。
「どこでも電話〜♪(ドラ○○ン風)」
「…………」
「あれ?寒かった?…まぁいいか」
千佳の無言の非難を無視して楽しそうに携帯をいじっている。
と静かな部屋にマナーモードのバイブ音が響き出す。
「こんな使い方があるねん♪」
子悪魔の様な笑顔で言い放つと美羽は千佳のズボンの上に押し当てる。
「…!?んっっ!」
新たなる箇所からの刺激に千佳が悶える。
「あっごめん♪胸が留守になってたね♪」
と言うと携帯は自分の太股で押し当てたまま胸への愛撫を再開する。
「っ!クウッ!?…ハァ…」
部屋の中にバイブ音と千佳の荒い息遣いが響く。
もう限界が近づいていた…今までに味わった事のない快感が千佳の体を包み込む。
(あっ!ヤダッ!なにこれ…頭の中が真っ白に…イ、イヤァァ!?)
「‐‐―!?」
その瞬間全ての刺激が中断された。
「う〜んさすがだね…アレッ?まだ続けて欲しかったみたいな顔してるよ♪」
虚ろな目で千佳が美羽を見上げると
「続けたいんだけど…もう時間がね」
残念そうに呟く。
「そ…それじゃ?」
終りが来た…千佳が口を開いた。
31苺パニック:2005/04/12(火) 19:42:07 ID:tItJBej1
すると美羽は続けた。「続けたいんだけど残念ながら時間が後30秒しかないんだ」
ニヤリと言った。
「!?…そんな!卑怯だよ!」
千佳が言うと
「クスッ♪駄目だよちぃちゃん…人の話は最後まで聞かないと♪」
そう返しいきなり口づける。
「んっ!…むぅぅっ!」
同性からのキス…しかも初めてのキスは親友だ…パニックになっている千佳に今度は深いキスを仕掛ける。
「…んっ‥ふぁっ…」
千佳の口の中を美羽の舌が優しくそしていやらしく犯していく。
「…ふっ‥っ!…みっ…ちゃん…どうして」
ボロボロと涙を流しながら美羽に問掛けるけどなにも答えず行為を続ける。
片手で胸を責めながら耳元でこう囁く。
「ごめんね…ずっとちぃちゃんの事想ってたんだ…一緒にプールに行った時も一緒に銭湯に行った時も…ずっと‥ずっとちぃちゃんばかり見てたんだよ?」
ポタッ
気付くと美羽の目から涙が溢れていた。
「…みっちゃん……」
親友の思いがけない告白に戸惑っていると
「…ごめん‥もう帰るね?」
そう言い千佳の手錠を外してビデオのテープを取りだしゴミ箱に投げ捨てた。
正直テープをネタにまた迫られると思ってたので意外だった。
32苺パニック:2005/04/12(火) 19:43:39 ID:tItJBej1
「ごめんね…なんか‥気持ち悪いよね」
寂しそうに美羽が呟いた。
千佳は今までにこんなに落ち込んでいる美羽を見た事がなかった。
「あっ…あの‥みっちゃん!」
窓から自分の家に帰ろうとしている美羽を呼び止める。
そして
「あっ、あのね?…私は嬉しかったよ?…最初は後でシメてやるとか思ってたけど‥テープだって捨ててくれたし、そういう風に思ってくれてた‥大事に想ってくれてるんだって…それに‥最後の辺りは気持ち良かったし‥」
最後の1文は消え入りそうな声で恥ずかしそうに告げた。
それを聞いて美羽は今日最高の笑みを浮かべると千佳の頬にキスをして帰っていった。

その後

夜中に起こされエッチな事をされた千佳は眠れずにいた。
「…うぅ‥みっちゃんがあんな事するから‥駄目だよ、おさまんない」
ソッと自分のクリに手を伸ばす。
「ふぁっ!…ハァ‥ヤッ…ダメ‥ヤダッ!………くぅ‥みっ‥ちゃん…っ!‥」
切なげな千佳の声が響くふと気付くと美羽の携帯が落ちていた。
少し躊躇ったがそれを手に取るとバイブを起動させる。
(うわぁ‥こんな‥駄目だ!うん、携帯はこんな使い方するもんじゃ……ちょっとだけなら?)
33苺パニック:2005/04/12(火) 19:46:20 ID:tItJBej1
結局さっきの快感には勝てずそのまま押し当てる。
「ふぁっ!…くっ!」
抑え込んでいた快感が再び沸き上がる。
緩急をつけた刺激が襲ってくる。
「あぅ…こんな‥っん!…ハァ‥凄い‥ヤッ‥ダメっ!くうっ!いっ…ちゃ‥うぅ!」
携帯を握り締めこえを押し殺しながら絶頂を迎えた。



「いってきま〜す」
元気よく千佳が家を飛び出すと美羽が待っていた。
「…お、おはようございます」
昨日の事をきにしているのかなぜか敬語だ。
「おはよっ‥っていうかなんで敬語やねん?」
いつも通りに千佳が話しかけると
「‥昨日の事…怒ってらっしゃらないんデスか?」
おそるおそる聞いてくる。
「…チョコパフェ」
「へっ?」
「チョコパフェ奢ってくれたら勘弁したげる」
美羽の顔がパァ〜っと輝く。
「わかった!さぁ行こう!今から行こう!」
駆け出していく。
「…ち、ちょっと!?みっちゃん!学校どうすんのよ!ってコラ!まちなさいって」
こうして今日も平和(?)な1日が過ぎていくのであった。
34苺パニック:2005/04/12(火) 19:49:24 ID:tItJBej1
その日の夜
美羽が携帯を取りに来ていた。
「はい、コレ」
千佳が手渡す。
「アリガト♪どう?気持ち良かったでしょ?」
「うん‥ってなにいってんのさ!」
慌てて否定すると美羽が抱きついて
「…またしたげようか?」
耳元で囁く。
「な、なに言って」
そこに
「…なんだお前ら……そんな仲良かったか?」
「「伸ねぇちゃん!」」思わずハモる。
「な、なにいっていつも仲良しだよ?ねぇみっちゃん」
「そ、そうだよ?ほらラブラブですよ?グフッ!?」
肘で美羽をどつくと千佳が
「どうしたの、なにか用事?」
慌てて聞く。
「…まぁ‥いいけど、母さんが買い物いってこいって‥はい」
お金と紙を手渡す。
「わかった…みっちゃんはどうする?」
「じゃ帰ろっかな」
といって窓から出ていく。
「じゃバイバイ♪」
軽く手をふって千佳は買い物にいった。
しばらくして窓から美羽が入ってくる。
そしてタンスをゴソゴソするとなにかを取り出す。
それは1台のビデオカメラだった。
確認した場面には千佳のオナニーが写っていた。
ベッド下の目薬を取り出すと満足そうにでていった。
それをネタに色々されるのだがまた今度♪
【終】
35名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 20:05:54 ID:uHIYn8QG
グッジョブ! カンジ出てるよ、うん。
36名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 20:08:58 ID:sZ5GpPM3
おお・・・いいやんかー
37名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 23:16:51 ID:LPYLxCeW
ついにネ申がいらっしゃいましたかエロ百合良でしたよ
最後のオチが、美羽らしさと苺ましまろさが一番出てた
38名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 02:47:57 ID:74uvs1pu
ロリレズGJ!
39名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 01:05:39 ID:kw4TDeeK
まさにエロカワイイ。
40名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 23:34:11 ID:21f6bqqw
そして美羽鬼畜
41名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 01:07:15 ID:H+Fuip4N
美羽は攻めなのか
42ダメダメ君:2005/04/16(土) 01:54:49 ID:4xmSddOF
攻め 美羽&伸
受け アナ まつり
千佳
みたいな感じかな?
アナが攻めもいけそうな予感(・_・)
複数絡みも書いてみたいが力量がorz
感想どうもでした♪
43名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 01:55:54 ID:OCwMkYGM
アナにアナル調教する伸姉キボン
44名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 20:41:18 ID:cZVZjRrn
>>43















(・∀・)イイ!
45名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 12:40:50 ID:vZQNRimB
じゃあ千佳と痴漢プレイする伸姉キボン
46名無しさん@ピンキー:2005/04/19(火) 20:35:33 ID:QAuGpApb
age
47名無しさん@ピンキー:2005/04/21(木) 20:52:24 ID:vhN56RBk
保守
48名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 21:32:17 ID:9GGYd8nz
伸×美羽・・・といってみるてすつ
49名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 05:06:15 ID:bqi+gtN5
アナ×千佳キボン
50名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 05:43:11 ID:KhhZK3MA
職人さん来ないかな
51名無しさん@ピンキー:2005/05/01(日) 01:05:47 ID:FylFvUsd
保守
52名無しさん@ピンキー:2005/05/01(日) 01:14:36 ID:07hMUTOt
保守
53名無しさん@ピンキー:2005/05/02(月) 22:47:47 ID:zL015S86
SSを書く才能が無いのですが、ネタを考えました。どなたか話にしてくれませんか?

眼鏡をのけるとどうなるかの検証中の茉莉が、伸恵の胸を揉んだ所で、伸恵は不覚にも感じてしまい、声を出してしまう。
     ↓
伸恵は気持ちを抑えられずに、茉莉を押し倒して、色々とヤる。

とこんな感じで。
神が降臨してくれることを祈ります。
54名無しさん@ピンキー:2005/05/03(火) 17:45:18 ID:maoG6ERe
神降臨期待age
55名無しさん@ピンキー:2005/05/04(水) 00:32:04 ID:rNVoS2Y/
hosyu
56名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 01:51:17 ID:69dsDRA2
兄貴はどうした?
57名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 22:26:27 ID:r78+nKjO
神期待
58名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 07:36:10 ID:DUie+E7x
昔どこかで千佳と美羽がその辺の男どもにレイプされる同人誌読んだ記憶がある
て訳でそんなの希望
59名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 08:16:11 ID:l6Ey/ejw
PS2で出るのってオリジナルキャラ(男・大学生)が主人公なんだよな?
光源氏レベルの年の差が…
60名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 20:48:10 ID:5rPGq4oc
俺は、ファミレスの爺さんに千佳と美羽が復讐される同人誌を持ってる。
今度は、あのセールスマンに復讐されるヤツをキボン!
61名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 14:24:43 ID:kTyQu07I
拘束されて為す術のない伸姉の前で複数相手に犯されまくる千佳・美羽・茉莉・アナが見たい
62名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 22:23:26 ID:lo6mD3R6
俺はアナ×茉莉のラヴものキボンヌ
中の人と考えても萌える
63名無しさん@ピンキー:2005/05/13(金) 23:20:17 ID:v8POKTSO
保守
64エロ?:2005/05/15(日) 23:40:55 ID:dEf/Ybon
「…こんな時間に寝れねーよ」
伸恵は呟いた。
「………」
美羽は黙って聞いていた。

沈黙

…しかし、美羽はそうゆう空気が嫌いだ。
「…おねえちゃん…」
「…何?」
伸恵が返事をする。
美羽は、さっきまで泣いていた名残か、いまだに暗い。いつもの元気さが信じられない程に。
「………何でもない」
「何だよ…」
また沈黙が訪れる。

それからどれだけ時間が立っただろうか。
伸恵は目を覚ました。いつの間にか眠っていたのだ。
目を覚まして、すぐにあることに気が付いた。
体と布団の間に何かがある。
暖かく、モゾモゾと動いている。
65エロ?:2005/05/15(日) 23:57:07 ID:dEf/Ybon
美羽だ。

伸恵の上に美羽がのっている。

「…何してんだ」
少し呆れ気味に聞く。
「あ、おねえちゃん。起きちゃった?」
美羽は普段と同じ声で言う。伸恵が寝る前に聞いた声より、高いトーンだ。
伸恵は美羽が元気を取り戻した事を心の奥で喜びつつ、その喜びを悟られぬように
「起きちゃったじゃないだろ…、何してるんだ?」
と言った。

「エッチ」
美羽は、子どもらしい、ドコか抜けたような調子で言い返えした。
伸恵は、ビクッと体を震わせた。聞くとは思わなかった言葉にビックリしたのだ。
66エロ?:2005/05/16(月) 00:21:43 ID:bgWczbk+
しかし、自分の身体中の感覚に、経験は無いが二人でするような、いや、一人でする感覚さえ感じられない。

「………エッチ?」
少しためらい、伸恵が聞く。
「うん、エッチ」

少し間があく。

「プッ、アハハッ」
伸恵は不意に吹いてしまったが、今は真夜中、直ぐに止めた。
美羽がしていたのは、ネコが人によりつくように、じゃれているとゆうのが正しかったからだ。

「何で笑うのさぁ…好きな人どうしはエッチするんでしょ?」
美羽は、平然と聞き返す。
「そりゃそうだけど………、って、おい何言わすんだ」
伸恵は続ける。
「それは、えーと、男と女の場合だ。」
「じゃあ、女の人どうしなら?」「それは…」
どうするかなど、伸恵も知らない。エッチに興味はあるが、同じ性別とには興味がない。当然だ。
67エロ?:2005/05/16(月) 00:40:52 ID:bgWczbk+
「私はおねえちゃんの事が好きだよ…どうしたらいいの?」
美羽に聞かれる?
しかし、答えが思い付かない。

しばし、考える。

一つ思い付いた。が、して良いものだろうか?
「…おねえちゃん?」
美羽が声をかける。

伸恵は決めた。
美羽に、美羽の平な胸に手を伸ばす。そして、撫でる。優しく。

「あっ!おねえちゃん…」
美羽は言う。体が胸をなでられるたびに、熱くなる。
が、急に伸恵の手が止まる。

「…エッチってゆうのはこんな感じだ」
伸恵が言う。
伸恵は軽い罪悪巻を感じ、止めた。

しかし、美羽はもっと続けて欲しかった。気持ちいいとゆうよりは、伸恵と一緒になった感じが為たからだ
「おねえちゃん、続けて…」
「ダメだ」
「頼むよぅ…」
「ダーメ」
「ケチ!」
美羽は、開き直ったように、声を上げた。
68名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 02:17:00 ID:S1m78VrH
伸恵って同性に興味あるんじゃないの?
69名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 18:23:15 ID:Y6lWthXu
>>64-67
つ、続きはッ!?
70エロ?:2005/05/16(月) 21:55:43 ID:bgWczbk+
「…な、…そんなに良かったか?」
「うん!」
伸恵が少したじろぎつつも聞くと、美羽は元気良く答える。

「………じゃあ、す……
「うぅん…おねえちゃんどうしたの…?」
突然、部屋の戸が開き、妹の千佳が眠たそうに覗きこんでいる。その後ろには、アナの顔も見える。
先程の美羽の声で目を覚ましたようだ。

「…ん、あぁ…何でもない。」
「静かにしてよぉ…」
千佳はあくびをしながら、そう言うと自分の部屋に帰っていった。アナも頭をペコリと下げると、戸を閉め、千佳の後に続いた。



「さてと…、…寝るぞ」
伸恵は小さな声で言った。
「ぇえー、続き…」
声が大きい。伸恵は美羽の口を手で押さえた。
「…続きしてやるから、仰向けになれ」
伸恵は呟くように言った。
美羽の顔がパァァっと明るくなる。
そして美羽は伸恵の上で仰向きになった。
71エロ?:2005/05/16(月) 22:17:22 ID:bgWczbk+
「ふぅ…」
伸恵は美羽の重さを受けとめ、
「じゃ、やるぞ…」
同意を求めるというよりかは、何か決意をしたような口調で言う。
美羽はワクワクしていた。
自分の最も好きな人と、秘密な事をする。これ以上興奮する事は、今のところ他には無い。
するっと、伸恵の腕が伸びてくる。それは自分の胸へとやって来た。

伸恵は軽く、無い胸を揉む。
「やっぱ…ペチャパイだな」
意地悪そうに言う。
「おねえちゃんだって、そんなゆうほど無かったじゃん」
美羽は反論する。
「何ぃ」
少し頭に来る。つるぺたな美羽には言われたくない。
伸恵は片手を胸から、下の方へとはわせて行った。
「やんっ、くすぐったい」
美羽が声をあげる。まだ下の方にどうゆう機能があるのかを知らないが故の反応だ。

伸恵は下のワレメに沿って、軽く撫でる。優しく。そっと。

72エロ?:2005/05/16(月) 22:47:24 ID:bgWczbk+
「やっ…ぅぅん…」
美羽は少し感じていた。

気持ちいい。
いつまでも感じていたい心地よさ。
知らずに声が漏れていた。
「あ…んぅ……あぁ…」
声にならない声。

伸恵は、初めて美羽に色気を感じた。今までは、元気な少し迷惑な子だった美羽にだ。
美羽のあえぎ声を聞いていると、伸恵の中でも何かがでてくる。それは美羽への行動として現れた。
「…ちょっと痛いかも知んないぞ…」
下を撫でていた手が、下のワレメを軽く押す。

「…ひゃうっ!はぁはぁ…はぁ…」
美羽は体をビクつかせる。

伸恵は更に追撃をかける。
胸を揉む手に力を込め、下の手はそっとワレメに人指し指を押し入れる。
「ひゃぁあぁぁっ…」
美羽は声を出来るだけ押しこらえつつ、叫んだ。

「は…はぁはぁ……、お…おねえちゃん…、何…こッ…の感じぃ」伸恵は黙ったまま、人指し指を動かし美羽の中を混ぜる。
指がベトッとしている。美羽は、感じている証拠を出していた。
73名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 23:05:51 ID:bgWczbk+
とりあえず今日の分終了
明日で終わると思います
74名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 15:50:15 ID:je/GW8xj
おもろいなw、俺もなんか書いてみよぉかな〜。
75エロ?:2005/05/17(火) 16:42:11 ID:PvFJ1elm
「…美羽、お前…」
「…はぁん…なっ……何っ…ん…」
「…いや、…何でもない…」
伸恵は美羽が濡れ始めている事を伝えようとしたが止めた。
美羽に言っても無駄だと分かったからだ。

「ひゃ……あ…ぁ…あん……………あ……ぁ…」
美羽はただ楽しんでいた。
気持ちよさに、全てが支配されようとしていた。

美羽の頭の中が真っ白い光に包まれていく。
その時、伸恵の下に入れた指が、ヌルッとした液体に押し出された。

「あぁ…んぁぁああぁぁ…」

美羽はイッた。
産まれて始めての絶頂を向かえたのだ。

76エロ?:2005/05/17(火) 17:09:52 ID:PvFJ1elm
しばらく、時間がたった。
伸恵は手を拭いたり、美羽のワレメからでた液を拭き取ってあげたりした。
途中、千佳が来たりするんじゃないかとか思っていたが、来たりはしなかった。



「………なぁ…そんなに良かった?」
伸恵は尋ねてみる。
「…良かった」
美羽が答える。

伸恵は時計を見る。
夜中の2時だ。

眠い。

「さ…寝るぞ」
呟く。
返事は無い。
美羽は既に寝息をたてていた。

77エロ?:2005/05/17(火) 17:11:58 ID:PvFJ1elm
そして、朝。

「……ん」
伸恵は目を覚ます。
「…あら、もうこんな時間か…」
少し寝惚け気味に体を起こす。
「…お?マクラ…が無い…」

「お姉ちゃん、おはよ」
美羽が声をかける。
「あ、おう」
返事をすると同時に美羽の事を思い出す。そういえば泊まりに来てたんだなと。そして、夜には…。

………ん?
伸恵は気付いた。美羽のお腹が膨らんでいる。

理解する。美羽のボケを。

「早いな」
一応、ツッコミを入れておいた。
美羽は顔を押さえ、恥ずかしそうにする。

「…っていうか、何もかも違う」
78あとがき:2005/05/17(火) 17:20:51 ID:PvFJ1elm
こういった物を書いたのは始めてです。
とりあえず、22話の夜を脳内補完しました。矛盾等あるかと思いますが、出来るだけ無視して下さい。

駄文ですが、見ていただきありがとうございます。
79名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 17:26:20 ID:je/GW8xj
う〜ん、

イイッ!
80名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 19:07:58 ID:6vd6N1JZ
>>78
良かったです
ほんのりエロでハアハア
81名無しさん@ピンキー:2005/05/18(水) 20:29:37 ID:2Gm0Ruxv
http://www.uploda.org/file/uporg102273.txt

萌えBBSのほうで書き込まれてたやつ
作者初SSだってよ
82名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 02:30:32 ID:hqnt8t1U
信恵×茉莉ちゃんを読みたい人いる?
いたら書こうかと思ってんだけど、期待されるとプレッシャー
83名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 03:08:22 ID:EnSzsfGk
>>82
ノシ
84メリー:2005/05/21(土) 12:40:46 ID:hqnt8t1U
82です。
次から本番ですんで。
あんまり期待はしないでくださいね。
85信恵と茉莉ちゃん in お風呂:2005/05/21(土) 12:41:20 ID:hqnt8t1U
「茉莉ちゃーん、一緒にお風呂は入る?」
 信恵が遊びに来ていた茉莉に声をかけた。
「あー、お姉ちゃんズルーい! あたしも一緒に入るぅ〜」
 なぜか返事をしたのは、これまた遊びに来ていた美羽だった。
「ダメだ。あんたと入るとムダに疲れる」
「えぇ〜、そんなこと言わないでさ〜」
 ほっとくと地獄までついてきそうな美羽を無視して、
 信恵はもう一度茉莉に尋ねた。
「茉莉ちゃん、一緒に入る?」
「え・・・・・・、でも美羽ちゃんが・・・・・・」
 恨めしそうに睨みつけている美羽を見て、体をビクリとさせた。
「いーからいーから。さ、一緒に入ろう。あ、アナちゃんも一緒にどお?」
 信恵は茉莉の隣に座っていたアナにも声をかける。
「いえ、お姉さま、わたしはいいですわ」
 丁重に断ると、信恵は心の底から残念そうな表情をさせた。
「じゃあ行こうか茉莉ちゃん」
「う、うん・・・・・・」
 未だに恨めしそうに睨んでいる美羽を、
 信恵は問答無用で踏み越えていった。
86信恵と茉莉ちゃん in お風呂2:2005/05/21(土) 12:42:31 ID:hqnt8t1U
「はあぁぁぁ〜、癒されるね〜」
「う、うん」
 バスタブに湯が張られ、信恵と茉莉は向かい合うように入った。
 茉莉は熱いお湯はダメなため、ぬるめのお湯に浸かっている。
 と、信恵が風呂上りの冷えたビールに恋焦がれていると、
 茉莉が自分の顔をちらちら盗み見ているのに気が付いた。
「ん? どーした茉莉ちゃん」
「えっ、あの、えと・・・・・・、その」
 何を言おうとしたのか、茉莉の顔がどんどん
 赤くなっていくのに気づいた。
「茉莉ちゃんのぼせた? もう上がる?」
「ん〜ん、ち、違うの」
 そういわれた信恵は少し浮かせかけていた腰を下ろした。
「あ、あのねお姉ちゃん・・・・・・」
「ん〜?」
 茉莉が恥ずかしそうにしながらも口を開いた。
「オ、オナニーってしたことある?」
「ぶっ!!!!!」
 思わず信恵は噴出していた。
「ま、まままままま、茉莉ちゃんっ! 一体どこのヘンタイからそんな
 言葉を聞いた!」
 茉莉の方を掴み激しく揺さぶる。
87信恵と茉莉ちゃん in お風呂3:2005/05/21(土) 12:43:56 ID:hqnt8t1U
「美羽ちゃんが言ってたの。『大人になったら皆するもんなんだ』って。
 だから、大人のお姉ちゃんはしたことあるのかと思って・・・・・・」
 その言葉に信恵はえさを求めるコイよろしく口をパクパクさせていた。
「あんの馬鹿、風呂から上がったらぶん殴ってやる」
 信恵が深く決意を固めていると、茉莉が再度訊いてきた。
「お姉ちゃんはしたことあるの? 美羽ちゃんは気持ちの良いことだって
 言ったよ?」
 純粋無垢な瞳で見つめられ、たじろいでしまう信恵。
「えーと、それはあれだよ。個人差ってものがあるんだ。美羽の馬鹿が
 何を言ったかは詳しく訊かないが、大人になったら必ずってことは
 決してないと思うよ?」
「そっか、お姉ちゃんにも分からないんだ・・・・・・」
 シュンと残念そうにうなだれる茉莉。
「うっ・・・・・・」
 言っちゃいけないことだと分かっているが、
 どうせその内分かることだし、何よりこうも
 素直にショックを受けられるとなぜか教えてあげなきゃ
 いけないような気がする信恵だった。
「あー、茉莉ちゃんはその・・・・・・オ、オナニーしてみたいの?」
 言った信恵の顔も赤いが、訊かれた茉莉の顔も赤くなる。
「そ、それはその、き、気持ちの良いことなら、
 一回くらいは・・・・・・」
 そう言われて困ってしまう信恵。
 個人的にはすっごく教えてあげたいのだが、
人としてそれはいかがなものか。
 葛藤に葛藤を重ねた末、信恵の出した答えとは。
「茉莉ちゃん。その、教えてあげてもいいんだけど、
 嫌になったらすぐ言うんだよ?」
「う、うん。分かった」
 ぎこちなく茉莉は頷いた。
「じゃあこっちおいで」
88信恵と茉莉ちゃん in お風呂4:2005/05/21(土) 12:46:15 ID:hqnt8t1U
 信恵に促されるがまま茉莉は伸ばされた足の上に座る。
 二人の距離は二十センチもない。
「じゃあいくよ」
「う、うん」
 そう言って信恵の指が茉莉の全く毛の生えていない
場所へと伸びていった。
「あ・・・・・・・んっ!」
 割れ目をゆっくり擦るたびに茉莉は小さく声を上げた。
「大丈夫? 茉莉ちゃん」
「ん、大丈夫だよお姉ちゃん。っぅん!」
 信恵の指が割れ目の上部にある固くなった部分に触れた時、
 茉莉は大きく声を上げてしまう。
「お、お姉ちゃん・・・・・・」
 短く呼吸する茉莉が潤んだ瞳で信恵を見た。
「茉莉ちゃん・・・・・・ごめん」
 そう言うと信恵は茉莉の口を自分の口で塞いだ。
「んーっ! ん、んあっ・・・・・・ひぁ!」
 絡み合う舌同士が魅惑の水音を立て、それに伴って信恵の指の動きも
 徐々に速くっていく。
「お、お姉ひゃん! おなかが、おなかが変になってきてる・・・・・・」
「茉莉ちゃんは良い子だね。ちょっと痛くなるかもしれないけど、いい?」
「う、うん。我慢、してみる」
 信恵は頷き、割れ目に指を一本ゆっくりと
割れ物を扱うような優しさで進めていった。
 お湯のせいとはとても思えないほど水気を帯びたそこは、
抵抗すらせずに信恵の指を進められるがまま呑み込んでいく。
「んっ! ・・・・・・んきゅ、ぅぁ・・・・・・はうんっ!」
 信恵の指は根元まで呑み込まれた。
 その指を曲げたり、引いたり押し込んだり。
そうする度に茉莉は色っぽい声を上げていく。
89信恵と茉莉ちゃん in お風呂5:2005/05/21(土) 12:47:36 ID:hqnt8t1U
 信恵はお湯の上に出た、平地の上にある硬く、
 やや赤味の増した山の片方を
 口に含み、もう片方を空いた手で弱く摘んだ。
「きゃふっ! んんっ・・・・・・はぁ、んっ! 
 お、お姉ちゃん、も、もうダメ・・・・・・」
「茉莉ちゃん、気持ち良い?」
「うん、気持ち良いよお姉ちゃん」
「そう、良かった」
 そして信恵は全ての動きを強くした。
 噛んでみたり、引っ張ってみたり、指を二本に増やしたり。
「ダ、ダメお姉ちゃん! おなかの中が変になってるっ!
 あっ、んっ・・・・・・んん!」
 最後の一声と同時に茉莉は疲れ果てたように信恵に体を預けた。
 信恵は指を抜くと、人形を抱くように茉莉を優しく抱いた。
「茉莉ちゃん、ごめんね」
 耳元でそう囁く。
「そんなことないよお姉ちゃん。気持ち良かったもん。
 お姉ちゃん、また一緒にしようね」
 そう言われて信恵は頭を掻いた。
(う〜ん、それはそれでダメっていうか、
 行為が違ってくるというか・・・・・・。
 ま、いっか)
 そして二人はバスタブから上がると、着替えをして部屋に戻っていった。
90信恵と茉莉ちゃん in お風呂6:2005/05/21(土) 12:48:20 ID:hqnt8t1U
「お姉ーちゃん、おっそーい!」
 美羽が半ギレ状態で信恵に襲い掛かってきた。
「うわっと、危ないだろが」
「おーそーいーのー! あたしと入る時
 なんかもっと早く上がるくせにー!」
「当たり前だ。お前と長風呂なんかしたらあたしの全身がふやけちまう」
 信恵はそう言って美羽の頭を押しのけ、ベッドに倒した。
 イスに座って、冷やした缶ビールを開けようとして思い出す。
「あ、そうだ美羽。ちょっと来な」
「なんでしょうお姉さま」
 飼いならされた犬のような速度をもって美羽は信恵の前に馳せ参じた。
 と同時にペシッと乾いた音が鳴った。
「いたっ!」
 美羽の額がデコピンされた音だった。
「何すんのよーお姉ちゃん!」
「ふん、ゲンコツじゃなかっただけマシだと思いな。さ、散れ散れ」
 しっしっと虫を払うかのように美羽を払う。
 何のことだかさっぱり分からない美羽は
 その日一日中首を傾げているのだった。
91メリー:2005/05/21(土) 12:49:13 ID:hqnt8t1U
これで終わりです。
お風呂には頻繁に仲良く入っているようなので書いてみました。
92名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 17:13:45 ID:s2S0qRHg
GJ!
だが、伸恵な。
93名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 17:43:16 ID:5BBqm06y
GJ──(゚∀゚)──!!!!
94メリー:2005/05/21(土) 17:49:08 ID:hqnt8t1U
>>92
ども。『のぶえ』って入力してそんまんま使ってました。
陳謝
95名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 00:42:10 ID:1FgoTtT0
神キテタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
GJです!
96メリー:2005/05/23(月) 00:44:10 ID:toptQe14
>>95
神と呼ばれるなんて恐縮です。でもうれしいです。

えっとですね、シリーズ化、しようかと勝手に思ってるんですが、
次回作はあえて美羽でいこうかと・・・・・・。
いや、嫌ならやらないんですが・・・・・・。
97名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 18:39:51 ID:1Zuy/nu1
期待して待ってます
98名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 20:39:59 ID:tc0Y8qaY
美羽大歓迎!
99メリー:2005/05/23(月) 21:38:20 ID:sZzcUD+m
一応完成しました。
ですがその・・・・・・、ちょっとSM系(?)な感じになってしまった
あげく、終盤にはお漏らしシーンまで・・・・・・。
苦手だ、という方はスルーして構いませんので。
それではどうぞ。
100メリー:2005/05/23(月) 21:38:39 ID:sZzcUD+m
「さてと、あたしゃ風呂にでも入ろうかね」
 伸恵がタバコの火を消して立ち上がった。
 そして例の如く集まったメンバーの内、美羽がすかさず立ち上がる。
「お供しませうお姉さま」
「ダメだ」
 一蹴、伸恵はアナに話を振った。
 茉莉には先日のことがあって少し話しかけづらかったからだ。
「アナちゃん、一緒に入る?」
「え、いやでも美羽さんが・・・・・・」
 七代先まで祟りそうな目つきでアナを睨みつけている。
「はあ・・・・・・、何だってそんなにムキになるんだ」
 伸恵は嘆息し、頭を掻いた。
(ったく、こいつと一緒に入らない限りは私はアナちゃんとも、
 その・・・・・・茉莉ちゃんとも一緒に入れないってのかよ)
 そう思うと再びため息を吐く伸恵だった。
101伸恵と美羽 in お風呂2:2005/05/23(月) 21:39:52 ID:sZzcUD+m
「わーい、お姉ちゃんと一緒にお風呂だ〜!」
 バシャンとバスタブに勢いよく飛び込んだ。
「コラッ、いきなり入るなといつも言ってるだろうが」
 あとから伸恵が呆れながら入ってくる。
「い〜じゃん、減るもんじゃないし〜」
「あたしの精神力が減るんだよ」
 ぶつくさ言いつつ伸恵も入った。
 狭いバスタブの中で、足を伸ばせば相手の体に触れないように
 足を縮めている。
 一対一、お風呂、向かい合う。この三つの状況が
 伸恵にある出来事を思い出させた。
「おい、お前茉莉ちゃんに変なこと教えただろ」
「?」
 美羽は、覚えが無いからか、覚えがありすぎてどれのことを
 指しているのか分からないのか、どちらかの意味で首を傾げた。
「これだよ、これ」
 そう言って伸恵は美羽の敏感な割れ目に足の指をあてがって
 僅かに動かした。
「あっ、ぅん・・・・・・。お、お姉ちゃん、何するの・・・・・・」
「お前、これを茉莉ちゃんに気持ちいいことだって教えただろ」
 言いながら指を動かし続ける。
「んっ、あぅ・・・・・・ん。お、教えたよ」
「つまりあれだ、お前はこれが気持ちいいことだって
 知っていて教えたわけだ」
「ぅんっ・・・・・・、そ、sれは・・・・・・ううんっ」
 美羽の声がどんどん艶っぽくなっていく。
「なんだ、知らずに教えてたのか?」
「ひっ・・・・・・はぁん。し、知ってたよ」
102伸恵と美羽 in お風呂3:2005/05/23(月) 21:40:33 ID:sZzcUD+m
 その告白に伸恵はニヤリと笑った。
「じゃあ続きはそこに座ってやってみろ。あたしが見ててやる」
 足を離すと美羽は物足りなそうに伸恵を見つめて、頬を赤らめた。
「う、うん、分かった」
 美羽葉そう言うと、バスタブのへりに座って、足を広げてそこにかけた。
「、お姉ちゃん見えてる?」
 恥ずかしそうに美羽は訊いた。
「ああ、ちゃんと見えてるよ美羽」
 その返事を聞いて美羽は自分の、まだ毛すら生えていない部分を触った。
 初めはゆっくりと、そして線をなぞるように。
「美羽、気持ちいいか?」
「う、うん」
 美羽は呼吸を荒くしながら答える。
「お前は普段、何を考えてやってるんだ?」
「わ、分かんないけど、お姉ちゃんのこと考えると、
 ここが熱くなってきて、指が勝手に動くの」
 何も考えられないような光悦とした表情でそう漏らした。
「ほお、つまりお前は私をおかずにしているというわけだ」
「お、おかず? あんっ!」
「さすがにそこまでは知らなかったか。まいい、美羽。
 その私が見ててやるから、もっとやりたいようにやってみろ」
 すると美羽は忠実に従い、お風呂のお湯ではない、
 ぬめり気のある場所に指を沈めていった。
「ひゃ、うん! あう・・・・・・んっ」
 小さな指が少しずつ入っていく度に美羽は嬉しそうに、
 それでいて切なそうに声を上げた。
「美羽、今のお前すっごく可愛いよ」
 伸恵がポツリと漏らした。
103伸恵と美羽 in お風呂4:2005/05/23(月) 21:41:57 ID:sZzcUD+m
「ほ、本当? 嬉しいお姉ちゃん・・・・・・んっ!」
 しだいに激しさを増していく美羽の指。
 チュクチュクと液体と空気の混ざり合う音が響いていく。
「お、お姉ちゃんに見られてるだけで、何だかいつもよりも
 気持ちよくなっていく・・・・・・あっ! んん・・・・・・!」
「イクのか? 美羽」
「イ、イク? 分かんないけど、おなかが変なの!
 っん! あっ! はぁ! ああああぁぁぁぁっ!!!」
 最後の一声のあと、美羽の割れ目から液体が吹き出した。
「美羽・・・・・・」
 伸恵は無償に可愛く感じて、その名前を呼んだ。
 すると美羽は手を振って、
「お、お姉ちゃんみないでっ!」
 そういった時にはもう遅かった。
 美羽の割れ目からは先ほどとは違う、黄金色の水が溢れていた。
「ああ、あああ、み、見ないでぇ〜、お姉ちゃん」
 今まで出最大の恥ずかしさなのか、美羽は耳まで赤くして、
 泣き出しそうになっている。
 ジョボジョボとバスタブの中にそれらは全て注がれた。
 伸恵は何も言わず全てを見送ると、静かに立ち上がり、
 美羽にキスをした。
「お、お姉・・・・・・んっ。んちゅ、くちゅ、ちゅっ・・・・・・はあ」
「可愛かったよ美羽」
 伸恵は唇を離すとそう言い、顔を下げた。
104伸恵と美羽 in お風呂5:2005/05/23(月) 21:42:28 ID:sZzcUD+m
 ペロッ・・・・・・。
「ひゃうっ!」
 伸恵は美羽の足を抑えて、その中心を舐めた。
「ちゅっ、ん、くちゅ、ちゅう。ぴちゃ、んんっ」
 丹念に何度もその部分を舐める。
 美羽は恥ずかしくて、伸恵の頭を抱えてやめるように懇願した。
「お、お姉ちゃん、汚いよ」
「ん・・・・・・、大丈夫。美羽のここは汚くないよ」
 そして最後に軽くキスをして顔を離した。
「おいで、美羽」
 湯に体を浸けて腕を広げた。
「え、でもこの中には・・・・・・」
「いいよ美羽のだし。でも上がる前にシャワーは浴びないとね。
 それからお湯も変えないと」
 それを聞いて美羽は片足ずつ湯に入り、伸江に背を預けた。
 伸恵は美羽の体を優しく抱いた。
「お前は本当にあたしのことが好きなのか?」
「・・・・・・うん」
「だからあたしといつも一緒にいる茉莉ちゃんとアナちゃんに
 ちょっかい出してたのか?」
「・・・・・・うん」
「その後あたしに怒られると分かってるのにか?」
「・・・・・・うん」
「そっか・・・・・・」
「・・・・・・うん」
 なんとなく会話が途切れて、少ししてからシャワーを浴びて上がった。
 ちゃんと湯も張り替えておいた。
105伸恵と美羽 in お風呂6:2005/05/23(月) 21:42:49 ID:sZzcUD+m
「おかえり〜」
 千佳が部屋に戻ってきた伸恵と美羽を見てそう言った。
「おかえりなさいですわ」
「おかえり・・・・・・」
 アナ、茉莉もそれに続く。
「風呂上りの一杯がたまんないのよね〜」
 伸恵はイスに座りながら缶ビールを開けた。
 すると美羽は早速茉莉とアナにちょっかいを出していた。
「美羽さん、止めて下さいー」
「美羽ちゃん、止めて〜」
 すぐにあがる非難の声。
「コラッ美羽! 茉莉ちゃんとアナちゃんをいじめるな」
 伸恵が叱咤の声を上げると、どこか嬉しそうに首を竦めた。
 美羽の僅かな変化にアナがだけが気づいて、首を傾げた。
106メリー:2005/05/23(月) 21:46:48 ID:sZzcUD+m
美羽編はこれで終わりです。
稚拙な表現しかできず、しかもこんなネタ。
これでもがんばったつもりなんですが・・・・・・。

気を取り直しましょう!
シリーズ化ということで、次回のキャラクターですが、
気づいた方いらっしゃるかもしれませんが、
『アナちゃん』でございます。
ネタはまだ皆無ですが、がんばりたいと思います。オー・・・・・・。
107名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 22:58:35 ID:1Zuy/nu1
アナたん!アナたん!
コレはエネルギーを溜めとかないと…
108メリー:2005/05/23(月) 23:30:03 ID:sZzcUD+m
>>107
え、エネルギーって何ですか・・・・・・。
109名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 08:53:22 ID:meD1VtBY
↑股間のキャノンだろ
110名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 11:14:15 ID:5coBu//d
>>109
某所シ他ー(´∀`)(エ))∀`)
111名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 23:45:39 ID:s/wH1Z3Y
次回作も期待age
112名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 23:53:54 ID:5coBu//d
次でアナってことは当然
と り は 千 佳 な ん だ よ な ! ?
113メリー:2005/05/25(水) 00:20:25 ID:n1e/+ehr
ふふっ・・・・・・。
>>112様は千佳ファンですか?
114名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 19:09:53 ID:0k0D6Skx
まだかな!まだかな!
115名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 19:50:22 ID:JMYRuUDB
ここってエロだけ?
116名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 20:20:26 ID:KcB0ILrP
そんなことはないと思うけど?
117名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 20:34:03 ID:JMYRuUDB
なるほど・・・
118名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 20:37:55 ID:JMYRuUDB
 伸恵は苺ましまろの天使だ。年の割に落ち着きがあるし、
時々みせる過激な行動には、美羽には無い盛んな女子高生の情熱を感じる。
雰囲気もいい。煙草、僕を見つめる瞳、若い太もも。
彼女が股間をさらけ出す様を想像すると心が躍る。



 さあ、楽しい楽しいマネキンへの接吻の時間だ。
119名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 20:38:17 ID:JMYRuUDB
やっぱやめる
120名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 21:15:02 ID:ZI9sU9bQ
短大生ってのはどうもねぇ・・・
121名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 11:43:32 ID:3gpEWddV
ふと思ったのだが、
千佳の特徴がないって言われているが、
料理が上手なのは特徴じゃないのか? と小一時間
122名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 01:19:20 ID:UVypuAPB
とりあえず、体操服の通販はどうかと思う。しかも170cmって……。
誰が着るんだ?あきらかに……おとこ(ry
123メリー:2005/05/28(土) 15:24:07 ID:9KHU4h93
もーしわけありませんでしたっ!

開口一番にこれですが、理由がありまして、前の二つを読み返してみたら
誤字脱字の連続だったことに今更ながらに気づいてしまいました。
そして一人称が間違っていたり、統一されていなかったりと重ね重ね
失礼しました。
自分には保管庫が作れないので、もし誰かが作って下さるのなら、
その時は次のように一人称を訂正して欲しいです。
伸恵=あたし、美羽=あたし、千佳=あたし、茉莉ちゃん=あたし、
アナちゃん=私。
これからはこれでいくつもりです。
アナちゃんはあたしも私もどちらも使うんですが、個人的嗜好で私にして
ます。
いやはや、申し訳ありませんでした。
一応下調べしてから書いていたつもりだったのですが。

それはそれとして、ついにお風呂編第三部「アナ」が完成いたしました。
ですので、それでチャラ・・・・・・にはならないですよねハイ。
こちらも多分誤字脱字等があると思います。
脳内変換して下さい。こればっかりはどうにもならんようです。
流れは若干変ですが、その辺はスルーしてお楽しみ下さい。
ではどうぞ。
124伸恵とアナちゃん in お風呂1:2005/05/28(土) 15:25:10 ID:9KHU4h93
 毎度毎度例の如く集まったメンバーがいた。
「茉莉ちゃ〜ん、おいで〜」
 と伸恵が呼ぶと茉莉がひざの上に座る。
「コラ美羽っ! 静かにしろ!」
 と美羽をしかると、素直に言うことを聞き、
 しばらくするとわざとらしくうるさくしている。
 そんな何かが変わったようで、実は何も変わっていないような、
 そんな日だった。
125伸恵とアナちゃん in お風呂2:2005/05/28(土) 15:25:52 ID:9KHU4h93
「う、うぅ〜・・・・・・ん。はぁ」
 伸恵が腕を突き上げ体を伸ばし、息を吐いた。
 コキッ、コキッと首の骨も鳴らす。
 何気なく時計に目を移した。
「おっ、もうこんな時間か。そういえばまだ風呂に入ってなかったな」
 そう言って立ち上がり、四人を残して部屋を出ようとした。
 すると予想外の声が伸恵の後方から聞こえてきた。
「お姉さま、ご一緒しますわ」
 その声の持ち主はアナだった。
 驚き振り向く伸恵。
「ア、アナちゃん。い、いい、今何て言ったの?」
「はい、お姉さまとご一緒にお風呂に入ろうと」
 今まで誘う度に何だかんだで断られ続けてきて、最近では記憶に
 新しい先日の二例。
「おおおぉぉぉぉ・・・・・・」
 伸恵は今初めて『三度目の正直』という言葉の意味を実感していた。
 若干、使い方に語弊もあるが、全く関係なかった。
 感激の声が自然と上がってくる。
「じゃあ行こう、さあ行こう、さっさと行こう」
 興奮する伸恵はアナを引き連れて部屋を出た。
 『三度目の正直』という言葉があるように、『二度あることは三度ある』
 という言葉もあることを、すっかり上機嫌な伸恵の頭には
 思いつかなかった。
 結局はこの時の伸恵には学習能力が全く皆無ということだった。
126伸恵とアナちゃん in お風呂3:2005/05/28(土) 15:26:14 ID:9KHU4h93
 これまた例の如く向かいあってバスタブに身を浸ける二人。
 終始ご機嫌な伸恵は鼻歌なんぞ歌っているがほっといて、
 一方のアナはというと・・・・・・、
「はぁ・・・・・・」
 と、なぜかため息を吐いている。
 さすがにそれには気づいた伸恵が声をかけた。
「どうしたアナちゃん?」
「その、悩みがありまして・・・・・・」
 アナの告白に伸恵は真剣になった。
「悩みは話すと楽になるって言うし、もしかしたら解決出来るかも
 しれない。もしあたしで良かったら悩み聞くぞ?」
「はい、そのつもりでした。
 いつぞやも言いましたが、やはり私の名前にコンプレッスクが
 ありまして、それを美羽さんにからかわれますし・・・・・・」
「う〜ん、美羽の馬鹿にはあたしからきつく言っておくとして、
 アナちゃんもそんなに気にする必要はないと思うよ?
 前も言ったと思うけど、名前でその人の全てが決まるわけじゃないし、
 同名でがんばってる人だっているんだから。
 あたしはアナちゃんの名前、結構好きなんだけどな」
 伸恵の発言にアナはポヒュンと音がしそうな勢いで赤くなった。
 これが漫画であったなら煙が出ていたことだろう。
「お、お姉さまがそう言うなら。私も気にしないことにしてみます」
 うん、と自分を納得させるようにアナは頷いた。
「まあ、名前に関しては誰でも一つや二つは持ってるもんだし、
 無理することはないと思うけどな」
 伸恵はそう言うと手を伸ばしてアナの頭を撫でた。
 アナが嬉しそうに微笑む。
「お姉さま、まだ悩みを聞いてくれますか?」
 そう言われて断る馬鹿はいないだろう。
127伸恵とアナちゃん in お風呂4:2005/05/28(土) 15:26:56 ID:9KHU4h93
「ああ、いくらでも聞いてあげるよ。アナちゃんの悩みがなくなって
 くれた方があたしにとっても嬉しいことだし」
 満面の笑みで答える伸恵。
 そしてアナは告白した。
「やはりあたしは外人なのに英語が話せないのが悩みなんです。
 茉莉ちゃんが私のために勉強してくれていますが、やはり私も
 ちゃんと英語が話せるようになりたいのです」
 う〜ん、と伸恵は困った笑いをして、頬をポリッと掻いた。
「まあ、それは焦んなくてもその内話せるようになると思うよ。
 いやでも中学になったら勉強させられるんだし。
 あと一年以上あるわけだし、じっくりやればアナちゃんならすぐ
 だと思うよ? その頃になれば茉莉ちゃんもペラペラかもしれないし、
 一緒にがんばれると思うんだけど。期待だけさせるのもアレかと
 思うけど、アナちゃんも一応外人なんだから、大丈夫じゃないかな?
 もしだよ? もしダメだったとしても、最近じゃ逆に英語の話せない
 外国人だっているわけだし、気にすることはないんじゃないかな?」
 伸恵は内心自分に驚いていた。
 よくもまあ、これほどフォローが出来たもんだなー、と。
 でも気にする必要がないと思っているのは事実だし、話せるように
 なったらなったでアナちゃんの通訳で海外旅行に行くのもいいなぁ、とも
 思っていた。
「が、頑張れば英語が言えるようになるんですよね。わ、私頑張ります。
 お姉さまの言う通り、中学生になるまでにはペラペラ話せるように
 なりますわっ!」
 握り拳を作って、小さくよしっと自分に気合を入れていた。
「どう? アナちゃん。もう悩みは解決した?」
 伸恵が訊く。
 するとアナはカアァァッと顔を赤くした。
「そ、その、最後に、も、もう一ついいですか?」
128伸恵とアナちゃん in お風呂5:2005/05/28(土) 15:27:21 ID:9KHU4h93
「いくらでもいいよ。それで?」
 しばらくアナはもじもじすると口を開いた。
「わ、私の身体のことなんですが」
「アナちゃんの身体?」
 伸恵は不思議そうに首を傾げた。
「そ、そのぅ、む、胸のことでぇ・・・・・・」
「む、むねぇっ!」
 ガラにもなく伸恵は声を裏返させ、めちゃめちゃ高くなっていた。
 そこで伸恵は徐々に気づき始めてきた。
 このパターンはどこかであった気がするぞ。しかも最近。
 そんな伸恵のことなど知る由もないアナは続けた。
「同学年の茉莉ちゃんよりもありますし、あ、あの、千佳さんや美羽さん
 よりもありますし。私は、ど、どうしたらいいのでしょうっ!」
 どうするもこうするもなかった。
「え、え〜と、どうすればいいって言われても、あるものを減らすのは
 ちょいと無理な相談だけど、まあ逆に大きくしたいってんなら、
 学校の怪談よりも胡散臭い方法はあるにはあるんだが・・・・・・」
 ぎこちなく答える伸恵。
「お、お姉さまは大きいほうがいいのですかっ!」
「い、いやっ、そこであたしの好みを訊かれても困るっていうか、
 逆に何で訊くのか聞き返したい訳だが、それは置いといて、
 世間一般的にはやっぱり、お、大きい方が好まれるんじゃないか?
 無けりゃ無いでそれなりの需要、じゃなかった、え〜と、その、そう!
 体の負担が少ないっていうメリットがあるしっ!」
 一応本人にとって悩みであるのだから、伸恵はそれらしい理由を
 つけて答えた。
「そ、そうですか、お姉さまは大きい方がいいのですね」
 何でそうなるっ!
 とは思ったが口には出さなかった。流れがこれ以上変になる前に
 切り上げようとしているのだ。
129伸恵とアナちゃん in お風呂6:2005/05/28(土) 15:27:50 ID:9KHU4h93
「ど、どうしたら大きくすることが出来るんですか?」
 アナの真剣な質問に伸恵は拒否が出来なかった。
「それはぁ、そのぉ、一般では揉めばいいらしいけど。ええっと、確か
 好きな人に揉んでもらえば効果が上がるとか上がらないとか」
 豆知識にもならない知識を披露する。
「・・・・・・お、お姉さまっ!」
 アナがしばらく間を空けてから急に声を大にして言った。顔が赤く
 染まっている。
「は、はいっ!」
 思わず伸恵も声を大きくした。
「も、揉んで下さいますか?」
「は? いや、ちょ、まっ。そりゃ確かに揉めば大きくなるとは言ったが、
 何であたしが?」
 慌てた口調と表情で伸恵は言った。
「だ、だってお姉さまが、好きな人に揉んでもらえば効果があると」
 ・・・・・・・・・・・。
 伸恵は沈黙し、ようやく口を開いた。
「え〜と、それはアナちゃんがあたしのことを好きだと解釈すればいい
 のかな?」
 確かめるように訊く。
 アナは恥ずかしがりながら真っ赤な顔を縦に振った。
「あ〜・・・・・・、う〜・・・・・・」
 さすがの伸恵もこの反応にはかなりキタ。
 今すぐにでも抱きしめてやりたい。
「ほ、本当にあたしなんかでいいの? こ、これが最後の確認
 だかんね?」
 その最終勧告にもアナは頷いた。
 伸恵は多少ヤケになっていた。2人が3人になってもあまり変わらない
 だろう。そう思っていた。
130伸恵とアナちゃん in お風呂7:2005/05/28(土) 15:28:30 ID:9KHU4h93
「分かったアナちゃん。こっちにおいで」
 アナは伸恵へと近づき、背を預けるようにした。
 背中に伸恵の胸の感触を覚える。
「とりあえずアナちゃんが納得するまでやるから」
 そう言って伸恵の手がアナの胸に伸びた。
 手に収まる程度の膨らみを伸恵は後ろから優しく揉んだ。
 柔らかく、伸恵が手を動かす度に形を変えていく。
「あぁ、はぁ、んあ、ぁあ、ふぅ・・・・・・」
 アナが徐々に甘い吐息を漏らし始めた。
 伸恵の手の中で何かが硬くなり、胸を揉むとそれを転がす感じになる。
「アナちゃん、もしかして気持ちよくなってる?」
「わ、分かりません。はぁ、で、でも、嫌いじゃないです。っあ」
 こうなってしまうと伸恵には自分を抑えるのは無理だった。
 左手はそのまま胸を揉み、右手で硬くなった場所を摘みこねた。
「ひゃぁぁっ、ふわっ、あっ!」
 ピクンと身体を反らして反応するアナ。
「アナちゃん胸の感度がいいみたいだね。大きいことと関係あるのか?」
「あっ、わ、分かりませんっ! きゃふっ、んぅ」
 刺激する度にアナは気持ちよさげに声を出す。
「アナちゃんこっち向いて」
「は、はい。んむぅ、んんっ、ちゅ、くちゅ、っん」
 アナが伸恵の方を向くと、ふいに口を塞がれた。
 それと同時に伸恵の舌がアナの口の中へ進入してきた。
「ん、ちゅ、ピチャ、クチュ、あむ、んん」
 アナの舌も胸からの刺激によって連動するように動き、伸恵の舌と
 からまりあう。
「ぷはぁ・・・・・・。アナちゃん、可愛いよ大好き」
「はぁ、ぁっ、わ、私も、ぅん、お、お姉さまのことっ、だ、大好き
 ですぅっ! あっ!」
131伸恵とアナちゃん in お風呂8:2005/05/28(土) 15:29:33 ID:9KHU4h93
 それを聞いて伸恵の左手がするりとアナの敏感な部分へと伸ばされた。
「アナちゃんのここ、なんだか濡れてるよ」
 そりゃ風呂に入っているのだから当然だ。
 という意味の濡れているではなく、
 違う液体によって濡れているという意味だった。
「ど、どうしてですか? あっ、わ、私には分かりませんんっ!」
 軽く左手が触れただけでアナの身体は過敏に反応する。
「外人はこっちも成長が早いって聞くけど、アナちゃんもそうなのかな?」
「あっ、お、お姉さまっ、私っ、私変な気持ちですぅっ!」
 右手、左手それぞれがアナを刺激していく。
「アナちゃん、気持ちいいの?」
「は、はいぃ〜あっ、んっ」
 アナの答えに伸恵は左手の指を少しだけ入れた。
「はああぁ! お、お姉さまあぁ!」
「大丈夫だよアナちゃん。あたしの指が入っただけ」
 それはそれで重大なことだが、伸恵は優しい声色で言った。
 その間も伸恵の指はアナの中へ進入していく。
 それを拒むかのように内壁が伸恵の指を締め付ける。
「アナちゃん、あたしの指分かる? 今すごく締め付けてるよ」
「わ、分かりますぅ。お姉さまの、っんあ、指が私の中にぃっ、あ、
 ありますぅ〜」
132伸恵とアナちゃん in お風呂9:2005/05/28(土) 15:29:57 ID:9KHU4h93
 伸恵は指をある程度まで入れると、締め付けから逃れるようにゆっくり、
 少しずつ動かした。
 指が擦れる度にアナは声を上げる。
「きゃふっ! あっ、ん、はぁっ! んあっ、んふぅ、ふっ!」
 アナの声とともに、抵抗による締め付けではなく、
 逆に指を呑み込もうとして動いている。
「アナちゃん、こっちも感度いいみたい。あたしの指どんどん呑まれてる」
 指の動きをやや激しく、速くする。
「ああ! ダ、ダメですわっ! ふわっ、ああっ、あああああぁぁぁっ!」
 一度体を大きく反らすと、伸恵に寄りかかるようにして力を失った。
「アナちゃんイッちゃったんだ。ごめん、ここまでする必要なかったのに」
 しかしアナはうなだれながらも力を振り絞って首を横に振った。
「いえ、やはりお姉さまに相談して良かったです。
 身も心もスッキリしましたわ」
 荒めの呼吸を繰り返しながらアナは言った。
「そ、そう? それなら良かった。
 身も、ね・・・・・・。ハハッ」
 後半はアナには聞こえなかったようだった。
 引きつった笑みを浮かべる伸恵は頬を掻いた。
133伸恵とアナちゃん in お風呂10:2005/05/28(土) 15:30:34 ID:9KHU4h93
「ぷはーっ! 風呂上りの一杯はたまんないね〜!」
 上がったばかりで早速缶ビールを開けた伸恵は、一口飲んでそう言った。
「もぉー、お姉ちゃん最近飲み過ぎだよ?」
 千佳が注意すると、
 もう酔っ払ってのかと言いたくなるほど陽気に答えた。
「大丈夫だって千佳。その内あんたにもこの喜びが分かるようになるから」
「いいよそんなの。分からなくたって。
 はあ、お姉ちゃんには困ったもんだよ」
 腰に手を当てて、嘆く千佳。
 それとは別に、伸恵の後に部屋に入ってきたアナが、茉莉と美羽に
 アイコンタクトらしきものをとり、三人が頷いた。
 それを見て仲間外れの千佳が首を傾げたのだった。
134メリー:2005/05/28(土) 15:34:42 ID:9KHU4h93
アナ編はこれで終わりでーす。
今回のテーマは”コンプレックス”でしょうか?
ネタは本編のをそのまんま引用してますし、分かりやすかったのでは?
まあ、強引に持っていった節もありますが(笑)

さて、シリーズということはつもり第四弾もあるということでして、
さてさて、いったい誰が出てくるのやら? さっぱり皆目検討も
つきませんな。
誰か検討がつく方いますか? いませんよね〜? そうでしょう×2。
それは出来てからお楽しみってことで。
135名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 19:05:05 ID:r1kpUFEJ
千佳とみた
136名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 21:38:25 ID:IXSqGoI6
GJ!

次回は伸恵と笹塚と見た!
137名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 00:24:57 ID:CaV/PCEr
キタ━(ノ゚∀゚)ノ ┫:。・:*:・゚'★,。・:*:♪・゚'☆━!!!!
メリーさんGJ!
138名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 08:24:18 ID:Hz5f4rT0
もちろん次回はジョンだろ
139名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 15:14:13 ID:j+gPcqqY
佐竹のバター犬化だろ?
140名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 18:33:37 ID:PyQzofGv
大学の友達か先生だろ?
141名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 19:43:41 ID:BEEqAEvt
セールスマンが本当に痴漢になって・・・
142名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 19:43:52 ID:6/3Yu/RN
いや、トラヴィスだろ?
143メリー:2005/05/29(日) 20:19:50 ID:4MmQYBZx
わざとなんか? なあ、わざとなんか? そのボケはわざとなんか?
泣きそうです。ていうか泣いてます(涙)
早ければ、明日にでも続編をうpするつもりですんで、
変な期待しないで待っててください。
ええ、もしわざとじゃないかったら、大半の人を裏切ることでしょうから。
144名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 21:53:42 ID:Hz5f4rT0
ここで三巻のファミレスのじいちゃん登場に1000いちまし
145名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 21:43:50 ID:vHtGwn5U
まだかな、まだかな〜
146メリー:2005/05/31(火) 01:58:33 ID:y21iNMUd
おりゃーーーーー!!!!!!
完成したぞーーーーーー!!!!!!
いやー、疲れた。そして眠いDEATH!
言わずもがな今回はもちろん「千佳」です。
つーか皆様わざとですよね? じゃないと本気で泣きそうですよ?
まあ泣くのは後にするとして、今回でお風呂編は終わりです。
ではどうぞ。
147伸恵と千佳 in お風呂1:2005/05/31(火) 01:59:06 ID:y21iNMUd
 言う必要性がいったいどこにあるのかは別にして、言うまでもなく特定の
 メンバーが一つの部屋にいた。
 最近ある人物には少しだけ積極的になった茉莉。
 うるさいのは相変わらずだが、妙にある人物に
 怒られたがっているような美羽。
 可愛さに磨きがかかり、自分に自信を持ち始め、なぜかある人物を見る目
 が熱っぽく潤んでいるアナ。
 そしてある人物こと、その三名に前よりも懐かれ始めた伸恵。
 嬉しそうだが、複雑な感じのする表情を浮かべている。
 最後にもう一人。
 特徴が無いのが特徴と自分の姉に言われ、それを匿名で相談された挙句に
 本人は全く気づいていない少女。
 そう、伸恵の妹、千佳がそんな四人を訝しげに眺めていた。
148伸恵と千佳 in お風呂2:2005/05/31(火) 02:00:01 ID:y21iNMUd
 さて、仲間はずれにされている千佳ではなく、近頃変に仲の良い四人の
 リーダー、伸恵が思い出したように言った。
「ほら、あたし風呂入ってくるから、大人しく待ってるんだよ。特に
 美羽! あんたは人一倍大人しくしてろよ」
 指差して、名指しで厳命する伸恵。
「うん、分かったよお姉ちゃん!」
「分かりましたわお姉さま」
「うん・・・・・・お姉ちゃん」
 頷く三人を見て、伸恵も大きく頷いた。
 さてと、体の向きを変えた時だった。
「お姉ちゃん・・・・・・」
 呼ばれたお姉ちゃんの体は反応し、妹の方へと体を向けていた。
「ん? どーした千佳?」
 血の繋がりからか、自分の妹がただならぬ雰囲気だということに
 気づいた。
「一緒に入ろう」
 何を言うかと思ったらそんなことだった。
 そんなことだったが、伸恵にはそんなことではなかった。
「な、何言ってるんだ千佳? お前はほら、あれだ、身内だぞ?
 茉莉ちゃんやアナちゃんとは違うんだぞ?」
 きっちり美羽だけ抜いている伸恵。慌てもそういう所だけは
 抜かりないようだ。
「分かってるよそんくらい。でも一緒に入りたいの」
 千佳の真剣な眼差しに伸恵も普通に困る。
 もはやパターンだった。二度あることは三度ある。このことわざを
 理解した伸恵にはこの状況もパターン化されたものだと分かった。
 しかしだ。しかし、相手は自分の妹だぞ? まさかそんなことは
 起きるはずもないだろう。
149伸恵と千佳 in お風呂3:2005/05/31(火) 02:00:28 ID:y21iNMUd
 可愛い妹分二人はそれぞれ悩みっぽいのを相談されたわけだし、
 可愛くない方の妹分は・・・・・・まああれは悪かったが、それは
 それだ。
 しかしこの実の妹にはそんなものの欠片すら感じられない。
 せっかく人が好意で特徴を持たせようとしたのに、それに全く
 気づいたようすもない。
 だから伸恵はこう結論付けた。
 この妹はだた純粋に気まぐれで一緒に入ろうと言っているのだと。
「まぁ・・・・・・いいか。じゃあいくぞ」
 伸恵の後を千佳がついていく。
 ドアの所で千佳は振り返り、残った三人とアイコンタクトらしきことを
 し、四人は頷いたが、伸恵は全く気づいていなかった。
150伸恵と千佳 in お風呂4:2005/05/31(火) 02:00:50 ID:y21iNMUd
「ふぅ・・・・・・。なぁ、どうしたんだお前」
 伸恵は妙な空気と、視線を感じた。
 一緒に入ると言ったのだから、有言実行はしているのだが、
 本当にそれだけだった。それはそれで良いことなのだが、
 逆に変だった。
 すると、千佳が久しぶりに口を開いた。
「ねえ、お姉ちゃん・・・・・・」
「なんだ?」
 急、というわけではないが、伸恵は内心驚きながらぶっきらぼうに
 訊いた。
 目線を高くして、目を合わせないようにする。
「三人に聞いたんだけどね」
「!」
 上げていた目線を下げたら、千佳と目が合ってしまった。
 もう逸らすことは出来ない。
「な、何をだ?」
 努めて冷静を保とうとしているが、声がわずかに震えていた。
 いや、待て、何かがおかしい。今あたしの目の前にいるのは誰だ?
 間違いなく妹だぞ? 三人に聞いた? いったい何を?
 ああ、そうか。学校の勉強だな。最近は小学生でも難しい問題を
 やってたりするもんな、うん。そうだ、そうに違いない。
 ハハッ・・・・・・、アハハハハ・・・・・・。
 心の中で乾いた笑いをする。
「お姉ちゃんと一緒にお風呂入ると気持ちいいって」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
 真顔で言う所を見ると、さすがに内容までは聞いていなかったらしい。
 それは伸恵にも分かった。
 だが、どう答えればいい?
 YESともNOとも答えにくい。
151伸恵と千佳 in お風呂5:2005/05/31(火) 02:01:18 ID:y21iNMUd
「あー、それは、どうだろうな。気持ちいいにも種類があるし、
 どのこと言ってるかあたしには検討がつかん」
 絶妙な逃げ方だった。
 ナニをして気持ち良かったのか聞いていないのを逆手にとって、
 曖昧にごまかした。
 伸恵自身も会心の出来だと自負していた。
 慣れとは恐ろしいものだ。こんな場面でもすぐさま頭を落ち着かせて、
 冷静に対処できるようになった。
 が、冷静な対処が自分の望む結果をもたらすとは限らない。むしろその
 逆だってあり得るのだから。
「ふえぇ〜・・・・・・」
 たとえば訳も分からず泣かれたり。
「ど、どうした急に! 何で泣いてんだ」
 さすがに泣かれてはどう対処すればいいのか分からず慌てる。
「だ、だっでぇ〜、皆もぉ〜、ひっく、お姉ぢゃんもぉ、ぅくっ、
 あ、あだじを仲間外れにするんだもん〜、ふえぇ、えぐっ・・・・・・」
「マジ泣きやないか・・・・・・」
 かつての茉莉を思わせる本気泣きだった。
 目の前で妹が泣いているのはさすがに困って、頭を掻く仕草をした。
「あのなぁ千佳。別にお前を仲間外れにしてるわけじゃないんだよ」
 千佳の頭に手をポンと乗せて諭すように言う。
 事情が事情だけに言えないだけだ。
「じゃ、じゃあどうしでぇ?」
 上目遣いでぐずりながら訊いた。
 この仕草が伸恵のツボにはまった。普段使うキャラは茉莉だが、
 その茉莉ではなく、いつもは強気でツッコミ役の千佳がやることで、
 そのギャップもたまらなかった。
「千佳、おいで」
 手を広げて妹を招く。
「う、うん・・・・・・」
152伸恵と千佳 in お風呂6:2005/05/31(火) 02:01:39 ID:y21iNMUd
 千佳は言われるがまま伸恵の腕に収まった。
 目を涙で潤ませて、まだぐずっている千佳の顔が伸恵の顔のやや下の
 位置にくる。
「あのな千佳。実はあたしは皆が何をして気持ちいいって言ったのか
 知ってるんだ」
「じゃ、じゃあっ!」
「バカッ、話は最後まで聞け。
 でもそれは好きな人を想ったり、好きな人とすることなんだ。
 茉莉ちゃんとアナちゃんにはその、可愛すぎて、な。
 美羽にはちょっとしたおしおきのつもりだったんだが、まあ色々だ。
 だからな、千佳も焦らなくても将来好きな人が出来れば分かること
 だから。なっ?」
 少し首を傾げて優しく諭すと、千佳は伸恵に勢いよく抱きついてきた。
「あたしお姉ちゃんのこと好きっ! 嘘じゃないよ、本当だよっ!」
 抱きついたまま伸恵の顔を見ようと上を向く。
 伸恵にしてみれば、胸の合間から妹の顔が覗いているようになっている。
「いや、家族としての好きとはまた違うんだよ。分かるか?」
 髪を優しく撫で付ける。
「分かってる! だから好きなのっ。お姉ちゃんのことかっこいいと
 思ってるし、凄いって思ってるし、本当に大好きって想ってるっ!」
 ひしっと力を込めて抱きつく千佳。
 どこで道を踏み外したのか。伸恵はそんなことを考えていた。
 まさか、まさか自分の妹にも手を出すことになろうとは・・・・・・。
153伸恵と千佳 in お風呂7:2005/05/31(火) 02:02:01 ID:y21iNMUd
「分かった千佳。あたしもあんたのことが好きだ。でもな、
 皆の言う気持ちいいと、あんたの言う気持ちいいは違うかもしれない
 んだぞ? むしろ気持ちよくなくて、痛い思いするかもしれない」
 忠告はする。だがそれが無駄なことは今までの経験から分かっていた。
「大丈夫。我慢する。・・・・・・お姉ちゃん、あたしを、・・・・・・
 気持ちよくして?」
 千佳がそう言うのを確認して、一泊待ってから伸恵はキスをした。
 初めは触れる程度に。そして次第に首筋や耳元へ唇をずらしていく。
「あっ、はぁっ、んっ、んぁ、はあぁ・・・・・・」
 ちゅっ、ちゅっ、ちゅー、ちゅっ・・・・・・。
 軽くだったり、吸い付くようにだったりと強弱をつけて伸恵は千佳の
 体に赤い斑点を付けていく。
「千佳・・・・・・ちゅっ、くちゅ、ん、ちゅちゅっ」
 口と口を重ね合わせ、千佳の口の中にまで吸い付く。
「んぅ〜、んんっ、ん、ん、んん〜」
 千佳が苦しそうに声を出すので、伸恵は口を離した。
「千佳、どうして鼻で息をしない? 苦しいだろ、息を止めてちゃ」
 すると千佳は顔を真っ赤にして、声が小さいながらも答えた。
「だ、だって、そうすると鼻息が荒くなって、もっと可愛くなくなる
 から・・・・・・。お姉ちゃんには嫌われたくないから」
 そう言われて、伸恵は思わず千佳を抱きしめていた。
 かつてこんなに妹を可愛いと思ったことはなかった。
「お、お姉ちゃん?」
 逆にビックリした千佳。
「今の千佳、すごく可愛かった。大丈夫、嫌ったりしないから」
「嬉しい、お姉ちゃん」
 お互いぎゅっと抱きしめ合う。
 しばらくして伸恵から身体を離し、千佳の胸に吸い付いた。
「ひゃあ! はうんんっ! きゃふぅ!」
 弓なりに身体を反らして、身体を震わせた。
154伸恵と千佳 in お風呂8:2005/05/31(火) 02:02:33 ID:y21iNMUd
 左手で空いた胸を触り、膨らみらしい膨らみはたった一点だけで、
 手のひらに硬くそれを感じた。
「千佳、ここ固くなってるぞ。気持ちいいのか?」
 それが当初の目的なのだ。忘れてはならなかった。
「う、はぁう、はう、き、気持ち、い、いいよ、お姉ちゃん。はぁっ」
「そうか、良かった。じゃあ、もうちょっとだけ気持ちよくしてやる」
「う、うん。お、お願い」
 伸恵のあまった右手が千佳の割れた敏感な部分にあてがわれた。
「きゃあぁ! ふわぁっ、んんっ、くふぅ・・・・・・」
 刺激が千佳の身体を震わせ、声を感じるがままに上げる。
「嫌じゃないか千佳?」
「い、嫌じゃないよ。お姉ちゃん、もっと気持ちよくして」
「ああ」
 千佳の了承を得てから、伸恵は千佳の中へと指を入れた。
「ああっ! は、入ってきてるぅっ! お、お姉ちゃんの指が、
 あ、あたしの中に入ってきてるっ!」
155伸恵と千佳 in お風呂9:2005/05/31(火) 02:02:52 ID:y21iNMUd
 進入を拒む壁は、千佳の吐息と共に緩くなり、むしろねだる様に
 動いた。
 伸恵の指は促されるまま奥へ侵入し、まるで動かせと催促しているかの
 ようにうごめいた。
 そして伸恵は指を入れ出しさせながら、胸に吸い付いたり、
 頭を撫でたりした。
「あっ! はぁっ、んあっ、ん、はふ、んふぅ・・・・・・。
 あ、はあ、はぁ、っんん、くあ、ダ、ダメお姉ちゃん・・・・・。
 な、何かくるっ! あぁ、ぅぁあっ、あ、あああああぁぁぁっ!」
 千佳の身体は大きく反れ、しなりを戻すと同時に伸恵に寄りかかった。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・・・」
 肩で息をする千佳は、全体重を預けきって心を休めた。
「どうだ千佳? 気持ち良かったか? はあ、あたしゃ何をしてるんだか」
 自己嫌悪になりつつ伸恵を引き戻したのは千佳の一言だった。
「気持ち良かったよお姉ちゃん。大好き」
 いつかも思ったことだが、慣れとは恐ろしいものだ。
 そう言われるともう何でも良くなってくる。
「どうも。そろそろ上がるか?」
「うん、でももうちょっとだけこのままでいさせて」
 甘える仕草と甘えた声で千佳が言うと、伸恵は頷いた。
 伸恵は千佳がいいと言うまで、寄り添っていた。
156伸恵と千佳 in お風呂10:2005/05/31(火) 02:03:20 ID:y21iNMUd
「はあ・・・・・・、飲まなきゃやってられないよ」
 と言いながら缶ビールを一本、また一本と開けた。
「お姉ちゃん、飲み過ぎなんじゃないの?」
 美羽が珍しく静かにしている上に、伸恵の心配までした。
「うん・・・・・・少し飲み過ぎかも」
 それに茉莉も賛同する。
「確かにそうですわお姉様」
 さらにはアナまで。
「ただいま〜」
 風呂上りにキッチンへ行っていた千佳が戻ってきた。
「はいお姉ちゃん。おつまみ」
 そう言って手作りの即席おつまみの載った皿を渡した。
「あ、ああどうも」
 素直に受け取ると、缶ビール片手におつまみを食べる。
「あ、そうだ。皆の言う通り、お姉ちゃんと一緒にお風呂入ると
 気持ち良かったよ」
 嬉しそうに、けれども頬をほんのり染めて千佳が言う。
「でしょー! でも次はあたしだけどねー!」
 もはや予約制なのか、美羽が手を上げて名乗り出た。
「ず、ずるいよ美羽ちゃん・・・・・・。あ、あたしだって・・・・・・」
 普段よりも幾分か積極的な茉莉も名乗り出る。
「美羽さんも茉莉さんもずるいですわよ。私だって入りたいんです」
 やっぱりアナも参戦してくる。
「へへぇー、あたしは一緒に住んでるから明日にでもすぐに入れるし〜」
 勝ち誇ったかのように千佳が言った。
157伸恵と千佳 in お風呂11:2005/05/31(火) 02:03:43 ID:y21iNMUd
「うわー、ずるいぞちぃちゃん!」
「ふえぇ・・・・・・ずるいぃ〜」
「そうですわ。ずるいでわよ」
「ふふ〜ん」
 批判などなんのその。千佳は胸を張った。
「お前らっ! あたしのいる前でそんな話すんなっ!」
 伸恵は居た堪れなくなって叫び、おつまみとビールはしっかり持って、
 部屋から出て行った。
 ドアの向こうから非常に大きなため息を吐く声が聞こえたとか
 聞こえなかったとか。
 伸恵の踏み外した道は複雑に絡み合っていたようだった。
158メリー:2005/05/31(火) 02:09:47 ID:y21iNMUd
さあ、お風呂編完璧に終わりましたよ。
どうでしたか? 予想の外れた方ばっかだった気がしますよ?
千佳は、どうからませるかで悩んだ結果これです。
でも後半で面白く書けたので、これはこれで良かったかと。

さて、次は外伝という形で伸恵一人で短編の予定です。
一応エロなしで、ギャグの方向に持っていくつもりではあります。
その後、つまり次の次からまたシリーズ○○○が始まると思います。
○○○に入るテーマも決まってますので、
時間はかかりますが、統一性を出せるのではないかと。

シリーズ化の感想:疲れたっちゅーねーんっ! つーか苺ましまろで
         エロパロは難しいっちゅーねーん! どうやって
         も百合物にしかならないので、テーマを出すのが
         大変でした。が、シリーズなので一回決まってし
         まえば楽でしたけどね(笑)
159名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 08:20:19 ID:sc+Ghf0W
キタ──(゚∀゚)──!!!!
グッジョブだ、GJ!!
鼻声で言うとグッジョベ
160名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 10:01:49 ID:oA4Aj1YC
G J
161名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 12:15:29 ID:6u544Su8
GJ!
四人分乙っ!
162名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 16:04:54 ID:he3nAtjg
GJ!!!! 長編乙!
千佳だったのか、予想してませんでしたよw
163メリー:2005/05/31(火) 20:39:44 ID:JSATlqqL
おおぅ! 鼻声でまで言われてる。
さて、番外編ということで意外に早く完成しましたよ。
予告通りエロは無しですが、ギャグは果てしなく不安です。
つーか無い(嘘吐いちゃったかも)!
ま、番外編だから、ということでその辺はご勘弁くだされ。
ではどうぞ。
164伸恵の苦悩1:2005/05/31(火) 20:41:11 ID:JSATlqqL
 その日伸恵は頭を抱えていた。
 場所は自分の部屋。時刻は深夜で、日付が変わってすぐだ。
 机のスタンドだけが点る部屋で、伸恵はとっても悩んでいた。
「ヤベーよ・・・・・・。ど、どうしよう・・・・・・」
 先ほどからどうしよう、どうしようと繰り返しつぶやいていた。
 大声を出して、隣の部屋で寝ているであろう苦悩の種四つを
 目覚めさせてもいけない。
「ヤバいよ。あたし、ついに手を出しちゃったよ・・・・・・」
 可愛い妹達と少し可愛い妹達にまさかあんなことをしてしまうなんて。
 一人除いてあちらからの誘惑もあったにせよ、いたしてしまうなんて。
「茉莉ちゃんは可愛いからなぁ・・・・・・。いやまあ、
 だから良いなんてわけじゃないけど、だってアレは茉莉ちゃんが
 頼んできたわけだし。でもなぁ・・・・・・、わざわざやって
 みせることもなかったかなぁ。
 うぅ、
 でもあの時の茉莉ちゃんが可愛過ぎたのが悪いわけで・・・・・・、
 いや、責任転嫁するってわけじゃないが・・・・・・。
 かと言ってアレで仲が悪くなったわけじゃないしな。
 というかむしろ良くなった?
 最近あたしに積極的な気が・・・・・・?
 う〜ん、それは喜ばしいことなのか?
 よしっ! 良いことにしよう。茉莉ちゃんのためだったのだよ。うん。
 だって何だか最近明るくなったし」
 無理矢理にこじつけて伸恵は茉莉に対して良しとした。
165伸恵の苦悩2:2005/05/31(火) 20:41:55 ID:JSATlqqL
 決めた瞬間は顔を上げて、輝いた表情をさせていたが、また頭を
 抱えた。
「でも美羽はさすがに問題あるだろう・・・・・・。
 だってアレ、ほとんどあたしからじゃないか。しかも最近妙に
 嬉しそうに怒られている気がするのあたしだけか?
 そりゃ確かにあたしはちょっとばかりSな所もあるけど、
 まさか美羽が・・・・・・M? そ、そんなわけないか。
 そう、たまたまだってたまたま。
 いやでも、アレ以来美羽が結構言うこと
 聞くようになったし・・・・・・。かと言ってうるさく
 なくなった訳でもないし、逆に増えた気も。
 ・・・・・・否っ! そんなことはないはずだ!
 あたしが怒ったから美羽が言うことを聞き始めただけだ。そうだ。
 そうに違いないっ!」
 カバッと頭を上げたかと思うと、高らかに言い切った。
 傍目には自分に言い聞かせているようにしか見えない。
166伸恵の苦悩3:2005/05/31(火) 20:42:44 ID:JSATlqqL
 だが、ヘナヘナと力が抜けたかと思うと、また頭を抱えだした。
 少しばかり人格を疑わせる。
「アナちゃんあんな相談しなかったじゃん・・・・・・。
 アレはさすがにやりすぎだよなぁ・・・・・・。だって、あの質問の
 流れから、どうやって最後の質問を考えられるんだ? 無理だって
 そんなの。
 アナちゃんの悩みを解決してあげようと思っただけだったのに。
 だってさ、あれは卑怯だよアナちゃん。あんな顔で見つめられたら、
 断ることできないじゃん。
 はぁ・・・・・・。どこで間違ったんだか。
 でも、アナちゃん途中までは確かに喜んでくれてたよな?
 最後のは抜きにしても、スッキリしたって言ってくれたし。
 と、いうことはだ。あたしはそんなに悩む必要ないんじゃないか?
 そうだよ! うんうん。いやー、悩みを解決してあげるって
 本当に良いことだね、うん」
 小さくガッツポーズをして自己完結させる。それでいいのか伸恵?
167伸恵の苦悩4:2005/05/31(火) 20:43:17 ID:JSATlqqL
 自分自身の悩みすら解決させた伸恵にもはや敵は・・・・・・、
 巨大に残っていた。
 そして当然頭を抱える伸恵がいた。いい加減飽きてきただろうに。
「ううぅぅぅ・・・・・・、でも千佳はどう考えてもダメだろう。
 なんたって本当に血の繋がった妹だぞ? 
 今まで特徴がないのが特徴だってのに、実の姉といたしちゃった
 お姉ちゃん大好きっ子って・・・・・・。
 なんだその特徴ーーーーーっ!
 はっ!? ・・・・・・・・・・・ふぅ、起きなかったみたいだな。
 しかし、千佳にもまいったなあ。まさかあんなこと言い出すとは。
 ん、まあ、あたしも嫌いじゃないんだが、それはそれ、これはこれ
 じゃないか。
 でも千佳の場合は特に何も変わってないような・・・・・・?
 あ、酒のつまみを作ってくれるようになったか?
 おおぅっ、いいことじゃないか。
 なーに、多少変なことはあったが、あたしにとってプラスじゃないか。
 いやー良かった。万事解決じゃん」
 指をパチンと鳴らし、閃いた様な表情で言った。
 そしておもむろにタバコを取り出すと、火を点けた。
 紫煙を胸いっぱいに吸い込み、ゆっくりと吐いた。
「ふううぅぅぅ〜・・・・・・。
 ま、結果オーライってことで・・・・・・」
 のんびりと言った。
 まだまだ伸恵に受難が続くとも知らず。
 そして夜は更けていくのだった。
168メリー:2005/05/31(火) 20:47:00 ID:JSATlqqL
内容的には各話ごとに入れてもよかったんですが、
それだと邪魔かなぁーって思ったので、一つにまとめました。
実は大筋は決めていたのであっという間に終わったんですよ。
まあ、でも次はだいぶ先になるでしょうけど。
じっくりやりますよ。
時間があればバーッと書いてすぐに載せる可能性もありますがネ(笑)
169名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 22:03:16 ID:MrjWNoyG
萌え過ぎて髪が白くなった
170名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 23:42:54 ID:sc+Ghf0W
萌えすぎて冷えたマンモスが飲みたくなった
171名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 00:57:54 ID:LXUhrYkD
萌えすぎて能登のCDを投げ飛ばしたくなった
172名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 09:26:59 ID:tfNUSs80
>>170-171
何が言いたいのかわからんがメリー氏GJ!
〇〇〇に何が入るのか、気になります
待ってますよ〜
173名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 20:30:13 ID:0vq4I9gJ
う〜ん、ここってメリー氏しかほとんど書いてないね〜。
他の職人さんは来ないのか?
174名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 22:10:27 ID:iSKNirb6
苺ましまろスレが無かった頃に他所で書いたやつ。
キャラの名前は伏せてあるけど、良ければどうぞ

ttp://sslibrary.arings2.com/sslibrary/o/original438.html
175名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 22:13:31 ID:P62MmJ6H
おれ、書いてるよ
美羽のふたなりだけど

それでもいいなら
176名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 22:47:50 ID:0vq4I9gJ
>>174
最後に美羽が出てきたのは面白かった。
こっちで書いたらいいのに、と我は思ったよ?

>>175
いいんでないの?
あ、でもすっごく個人的だけど、ふたなりになった理由は
ちゃんと書いて欲しいねぇ・・・・・・

書いてる人っているじゃん
177名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 23:38:28 ID:iSKNirb6
>>176
いや、あの頃はまだ苺ましまろスレが無かったんだよ。
それで泣く泣く…。

また何か発明できたらここに書くさ。
178名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 23:39:31 ID:0vq4I9gJ
>>177
頑張れー!
179名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 04:01:08 ID:IWigPCZn
良スレage
180名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 20:42:39 ID:CaYArMjP
保守
181名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 23:49:48 ID:VwlFCrKs
>>171
ヤメレ
182名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 02:01:11 ID:SQYkJQXb
俺も千佳と伸恵のSS書こうとしてて
しかも美羽が窓から見ているというオチにする
予定だったんだよな。
ちょっと変えて萌えBBSにでも投稿すりゃいいか。
183監禁少女1/9:2005/06/06(月) 13:34:27 ID:iRj9whVS
「つかれたー」
日が照っていてちょっと暑い6月のお昼
千佳は近くのスーパーに買い物に行っていた
「1人って楽じゃないなぁ」
姉である伸恵は友人と旅行。両親は福引で温泉めぐりの旅があたったので
1週間、千佳は1人で生活することになった
「これも買ったしこれも…これで全部かな」
買い物を終え、スーパーを出ようとしたそのとき
駐車場の車の陰から手が伸びてきて
「きゃっ!?な、なに? んぐ、う……」
千佳は口を睡眠薬の浸ったハンカチで押さえられ
眠りに落ちた
184監禁少女2/9:2005/06/06(月) 13:34:49 ID:iRj9whVS
「んん……」
目を開けるとそこは美羽の部屋だった
ベッドの上に美羽がちょこんと座っていた
「あ、おきたー」
「ひ、ひっひゃん!?な、なひこへ」
「何言ってるかわかんないよ?」
千佳は口にピンポン球ぐらいのボールを入れられ
足首と足首がロープで50cmほどの長さにつながれており、立てず
手を後ろに縛られて猿轡状態だった
「あのね、ちぃちゃん。これにはわけがあるの」
「ひ、ひぃはら、ふひほほーるほっへほ!」(いいから口のボールとってよ)
「ちぃちゃんに相談したいことがあって…」
美羽は千佳の言うことなど無視していきなり服を脱ぎだし、きれいで汚れのない、白い肌と小さな胸があらわになった
スカートとパンツを脱ぐと、そこにはおかしなものがついていた
本来あるはずのない男性器である
「ひっひゃん?ほへ…」
「なんでだろうね?一週間ぐらい前に急に生えてきたんだけど…
 それでね、その日から急に体が熱くなって、毎日毎日エッチなことしてたの」
美羽は千佳の口に入っていたボールを取り、千佳の目の前に立った
「み、みっちゃん…?」
「もう…何も考えられないよ…ちぃちゃん助けて…」
185監禁少女3/9:2005/06/06(月) 13:35:09 ID:iRj9whVS
美羽は自分の股についている硬く腫れているものを千佳の口に突っ込んだ
「むぐ!?ふぐ、う!」
「ちぃちゃん、ちぃちゃんの口の中あったかい…気持ちいい」
美羽は千佳の口の中で一物を何度も無理やり出し入れし
千佳は初めて味わう男性器の味と喉の奥にまで突き刺さる美羽のピストンに耐えていた
「ひ、ひっひゃ、くるひ、い、い、ふむ、む、んぐぅ!」
「はぁ、はぁ、ちぃちゃん気持ちいいよぉ!舌も使ってくれないとやめてあげないよぉ!」
千佳は苦しくても美羽の言われるままに舌を使い、精一杯奉仕した
(苦しいよぉ)
「あ、ちぃちゃん、出る!せーし出るよぉ!」
「んぐぅ!?」
千佳の口の中いっぱいに美羽の精子が広がった
美羽はそっと千佳の口から自分のものを抜き出す
「ぷはっ、えっ、おぇ…むぐ!?」
「吐き出さないでちゃんと飲み込んで♪」
美羽は無理やり千佳の顎と頭を手で押さえ、口から精子を吐き出さないようにした
「ふぐ…う…ん…ゴク…うぇ、ケホッ、ケホッ」
千佳は苦くネバネバしたものを無理やり飲み込み、むせた
「みっちゃん…なんで?」
「わかんない、でも気持ちよかったぁ。ちぃちゃんありがとね
 これからもよろしくね」
「これからもって…」
「特にこの一週間、千佳ちゃんを私の家に監禁したいと思いまーす♪」
「え…?」
千佳の顔はみるみる青ざめ、放心状態になっていた
「私のお父さんもお母さんも旅行でしばらくいないのね
 だから千佳ちゃん、一緒に住もうね」
「えええええぇぇえ!!??」
186監禁少女4/9:2005/06/06(月) 13:35:25 ID:iRj9whVS
その夜

「ねぇ…縄とってよ」
「だって縄取ったらちぃちゃん逃げちゃうじゃん。
 あ、そういえばちぃちゃんの買い物袋のプリン食べていい?」
聞いてはいるものの美羽はすでにプリンを開けている
ていうかもう食べている
「あーー!私のプリン食べないでよー!」
「えー?だってちぃちゃん食べられないでしょ?その格好じゃ」
「縄ほどけっていってるでしょー!」
「だって縄とったらちぃちゃん逃げちゃうじゃん」
「な…!さっきと同じ会話を…!こんの美羽ぅびゅ」
千佳が美羽にのしかかろうとしたが足についていたロープのせいで
そのまま受け身もとれず前につんのめって床に顔面を叩きつけてしまった
「ちぃちゃんだいじょーぶ?」
「こんの…みう……」
千佳はつんのめったまま顔をあげた
突然、顔が青ざめて体が硬直した
「み、みっちゃ…それ」
「だって、私ばっかり食べてちゃ悪いでしょ?」
美羽はいつのまにかパンツを脱ぎ捨て、自分の一物を千佳の目の前にさらけ出していた
187監禁少女5/9:2005/06/06(月) 13:35:40 ID:iRj9whVS
「ちぃちゃん、私の美味しいミルクいっぱいあげるからね」
「いい、別にいいです!やめて、みっぶ、ぶぐ、んんん!」
千佳の口の中に美羽のものがねじ込まれる
2回目とはいえ、今まで汚れをまったくしらなかった少女の顔はゆがみ、目に涙を浮かべていた
「ほら、ちぃちゃん、その姿勢じゃつらいでしょ。犬になって」
「ひゅ、ふぅ、うぶ、うっ、」
千佳は美羽に無理やり姿勢を変えられ
犬のような格好になって美羽のものを咥えている
「ほーら、今のちぃちゃんすごいよ?犬か芋虫みたいな格好して
 私のおちんちん咥えてるんだよ?親が見たらなんて言うかなぁ?」
美羽は腰の動きを激しくし、千佳の口のなかをどんどん犯していった
「ふふ、ちぃちゃんはエッチな子だね。必死に私のおちんちん咥えてるもんね
 床にへばりついてちんちん舐めるなんて淫乱でもなんでもないよね」
「ひ、ひがう、んぶぅ、ひがう、わらし、ほんはんじゃ」
千佳は泣いて、顔をゆがめて、真っ赤にして、必死に否定した
しかし、美羽はさらに攻め立て、喉につきささるぐらい強く腰を動かした
「なに?何か違うの?私がこんなにちぃちゃんをいじめてるのになんで抵抗しないの?
 ちぃちゃんが淫乱だから、エッチだからでしょ?違う?」
「うぐ、う、ぶぐ、う、うい、う、う、ぐぼっ、」
美羽のものに喉を何度も何度も突かれ、もはや千佳は喋れる状態じゃなかった
だが、美羽の言葉攻めと口攻めは千佳の身体にも変化をおこした
美羽はその変化を逃さず、千佳のスカートをめくり、秘部をパンツの上からこすった
188監禁少女6/9:2005/06/06(月) 13:35:56 ID:iRj9whVS
「うぐ、ぶぶ、う、ら、らめぇ、ぐぶ、ぞご、は、らめ」
「…あれぇ?濡れちゃってる?」
千佳の秘部はパンツの上からもわかるほど濡れていた
美羽は千佳の口から自分のものを出し、千佳の分泌液でぬるぬるになった手を
千佳の目の前に持っていった
「うぐっ、えほっ、けほ、……みっちゃん、ひどいよ・・・ヒック」
「でも、身体は正直だよねぇ?私のちんちん舐めてるだけでこんなに濡れちゃうなんて
 ちぃちゃんって本当に淫乱じゃないの?」
「ちがう、ちがうよぉ!わたし、そんなんじゃないの!そんなんじゃ…んぐぅ!」
美羽は分泌液のついた指を千佳の口にいれ、口のなかをかき回した
「ほら、美味しい?自分のエッチな液は?どう?」
「ふむぅ、う、ぶ」
美羽は指を千佳の口から抜いた
指先から唾液が糸を引いた
「ひっ、ひっく、…ひどい、ひどいよぉ…なんでこんなことするの?
 …も、もう、遊んであげないんだからぁ、グズッ」
「あー…かわいーなぁちぃちゃん。泣いてる姿がすごくいい…
 ねぇ、いい?ちぃちゃんの処女、私がもらっていい?」
「え…?」
美羽はすばやく千佳の後ろに立ち、自分のものを千佳のパンツに押し当てていた
「パンツ脱がすね」
「や、やめてぇ!!だめっ、そこはやだ!みっちゃん!」
抵抗しようとしても手足を縛られているためできない。
美羽は千佳のパンツを下ろし、秘部に自分のものをあてがう
「…そういえば、十分に濡れてないまま入れると痛いって…まぁいっか」
「お願い、やめて…みっちゃん…」
「そーにゅー!」
美羽のものが千佳の秘部にもぐりこんだ
189監禁少女7/9:2005/06/06(月) 13:36:10 ID:iRj9whVS
「ひぎゅぃぃっぃぃいぃっぃいぃ!!!いだい!みっちゃ!!いだ、いたいよぉ!」
「ちぃちゃんの中あったかい♪お口なんて比べ物にならないよぉ」
痛がって涙を流し苦痛な金切り声をあげている千佳をよそに
美羽は千佳の中の温かさ、やわらかさ、そして締め付けなど全てを楽しんでるようだった
「いだっ、いだいいぃ!!やめて!痛いよ!!みっちゃん!」
「いたい?ごめんねぇ。でも私は気持ちいいの、ちぃちゃんの中でもっと感じたいの!」
美羽は腰の動きを激しくし、千佳の処女膜を突いた
「ぐっ!ぎぃ!い、いいぃ!やめぇ、みっちゃん、お願いだからぁ!!」
「はっ、はっ、ちぃちゃんの中気持ちいいよぉ!はぁ、もっと、もっと感じたいよぉ!」
美羽は思いっきり処女膜を突き、破った
千佳の秘部からは鮮血が大量に出ていた
「うぁあぁ!!あ、みっちゃんのが、奥まで、うぁ!痛いよぉ!」
「あー気持ちいい♪ちぃちゃんの中ってやわらかくてあったかくて本当に気持ちいーよぉ」
「うぎ!なんか、おなか、がぁ!変な、感じする!」
「わ、私も、気持ちよすぎて出ちゃいそうだよ!」
美羽はさらに強く、激しく腰を振った
処女膜のところがこすれて千佳の中に無くなってきた痛みが戻ってきた
「い、痛い!いたいってばぁ!!やめて!お願いだからぁ!!もう許してよぉ!」
「はぁ、はぁ、出る、ちぃちゃんの中に私のせーし注いで上げるね?」
「ひっ!やめ、やめてぇ!抜いて!!やだ!んあ!あ!やだ!」
「出る!あ!ふああぁぁぁぁあ!!」
「ひううぅぅぅうぅ………!」
美羽は絶頂をむかえ、千佳は涙を流し、精子の侵入をぐっとこらえた
190監禁少女8/9:2005/06/06(月) 13:36:24 ID:iRj9whVS
「…う…うぇ…グズッ……なんで…」
「はー気持ちよかったー。ちぃちゃんの中最高だぁ
 いつもよりいっぱい出しちゃった」
千佳の秘部からは美羽の出した濃厚な精子があふれ出ている
美羽は満足そうにティッシュで自分のものと千佳の秘部を拭いている
「子供できたら名前は何にしよーかな?やっぱ千佳と美羽を取って
 千羽(せんば)とか美佳(みか)とかにする?」
「………」
「あれ?ちぃちゃんどうしたの?」
「…嫌い」
「え?」
「ちぃちゃんなんてだいーっきらい!!もうやだ!!
 私に近寄らないで!!目の前から消えてよ!」
千佳は怒鳴った。怒り爆発という奴である
だが、そんな千佳を美羽は軽く
「…そんなかっこでいわれてもなぁ…
 ちぃちゃんは縛られてるわけで、私に監禁されてるわけで」
「…うるさい!!」
「大丈夫だよ?ちゃーんとこれから気持ちよくしてあげるから、ね?」
「…やだ、やだよ、お願い、私をここから出して、家に帰してよ。
 やだよ!こんな縛られて、私の…私の初めてだって…」
泣いてうつむいた千佳に美羽は軽くキスをした
191監禁少女9/9:2005/06/06(月) 13:57:47 ID:iRj9whVS
チュッ

千佳はびっくりして目を見開いた、美羽は千佳の目をじっと見た
「…私、ちぃちゃんのこと大好きだもん。だからいじめたくなるの。わかる?
 ちぃちゃんの初めてだって、ちぃちゃんを誘拐したのだって、こうして監禁してるのだって
 全部ちぃちゃんが大好きだからだよ?」
「…」
「だから…そんなこといわないでよ…」
美羽は目に涙を浮かべ、ぎゅっっと千佳に抱きついた
普通の人なら(おいおい、あれだけすりゃ嫌われるだろ。何言ってんだ)
とかつっこみそうだが、千佳は違かった
「うん……ごめんね、みっちゃん」
「…ずっといてくれる?」
「うん……」
「じゃあ2個目のプリン食べていい?」
「だめーーーーーーーーーーー!!!!!!!」
「いーじゃんどうせ食べられないんだしー」
「私のなのー!」
「じゃあ食べさせてあげる♪」
「………うん」




この日から美羽にとっては最高の
千佳にとっては最悪の(ある意味最高の)一週間が始まった
192名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 14:01:07 ID:iRj9whVS
はい、どうも
ヒッキーでロリコンでオタクな俺です
まぁ…SS書き始めて間もない、というか
ぶっちゃけちゃうとこれ処女作です
最初はどのエロパロスレを見て書こうと思っても
面倒くさくなってやめたんですけど
苺ましまろだけはどうもすごく大好きで、どうしても書いて見たいと思ったんですよね
そんな処女で童貞な俺の作品、…童貞臭さ抜群です
やっぱ職人さんって書いてて勃起とかするんだろうか…(おれはした
193名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 14:23:01 ID:2sHsXGYU
>>192
GJ!!
大丈夫、漏れもおまいの文章で勃った。
194名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 18:35:41 ID:7tnHlaDg
女性から見ると
すごくいたい・・・。
かなり痛いんだぞ??
初めて入れるとき。。。
195メリー:2005/06/06(月) 23:43:31 ID:mF0UY0fP
しばらくぶりです。メリーです。
192様
ちょっと強引な美羽だったけど、グジョブー。
めんどくさがらずにどんどんうpしてくださいな。

それとシリーズ第二段の一つが完成したんでうpします。
エロ分は少ないです〜。
ではどうぞ。
196千佳とデート together ライブ:2005/06/06(月) 23:44:23 ID:mF0UY0fP
伸恵にとって天使の時間と悪魔の出来事が過ぎてほとんどすぐだった。
 今日は休日なのにもかかわらず、珍しく隣のうるさいバカや、
 よく泣く守ってあげたくなる子や、お人形みたいに可愛い外人も
 遊びに来ていなかった。
 しかし、わざわざメールでその理由を送ってくる辺り、ぬかりはないな、
 と思う伸恵だった。
 だがこれで今日はじっくりゆっくりと体と精神を休めることが出来る。
 そう思った時だった。
 タバコを吹かしながら、イスに座って足を組んでいた伸恵の耳に、
 ドアをノックする音が聞こえた。
「はい?」
 普段ノックする人がいないこの家で誰がノックすのか、伸恵は
 不思議に思った。
 そしてドアはゆっくりと開けられ、そこに立っていたのは妹の千佳
 だった。
「おお、ちぃじゃないか。どうした?」
「お、お姉ちゃん。時間ある?」
 手を後ろでもじもじさせている様子で、ちょっとうつむきながら
 声も低めに訊いた。
「ん? まあ、特に用事もないしな」
 その言葉を聞いて千佳はパァーッと表情を輝かせて、部屋の中へと
 入ってきた。
 ドアを閉め、伸恵の前に立つ。
 目線の高さはほとんど変わらず、見詰め合う形になる。
「な、なんだ千佳。どうした、熱でもあるのか?」
 事実千佳の目は少し潤んでいて、頬も少しだけ朱色に染まっていた。
 しかし千佳は首を左右に振る。
「あ、あのこれっ!」
 突き出される手。まるで好きな先輩にラブレターかタオルを渡す
 新入生のようなシチュエーション。少女マンガの全盛期を思わせる
 が、惜しむらくはこの場合は女対女な上に、姉妹間で行われたこと
 だった。
197千佳とデート together ライブ2:2005/06/06(月) 23:44:47 ID:mF0UY0fP
 その手に握られていたのは、緊張で力いっぱい握り締められて形の
 若干変わって、ちょっとうわーな感じのチケットだった。
「これが何だ?」
 しかし至って冷静な伸恵は紫煙を吐きつつ訊いた。
 焦りなど当の昔に体験しまくっているため、多少のことでは焦りを
 感じなくなってきている。
「あのね、これは、その、ライブのチケットなんだけど・・・・・・」
 そこまで聞いて伸恵は理解した。
 この先妹が何と言わんとしているか。
「暇だったら一緒に入って欲しい、と?」
「う、うん・・・・・・。ダメ?」
 誘うことが恥ずかしかったのだろう。顔を赤く染めて、上目遣いで
 訊いてくる。
 ふむと伸恵は思考する。
 あの一件で一番真新しいのは千佳だし、そういった意味では極力
 一緒に行動を共にするのは避けるべきなのだろうが、外に出る分には
 何も起こらないだろう。それに・・・・・・、
「わざわざあたしの分まで買ったんだろ? 行ってやるさ」
 その言葉を聞いた瞬間千佳の顔は光り輝いた。
「ホントお姉ちゃん! 嬉しい!」
 嬉しさのあまり伸恵に抱きつく千佳。
「お、おい止めろ千佳。今から行くんだろ? 準備するから待ってろ」
 千佳を引っ張り剥がしてポーンと部屋の外へ追い出す。
 まるで猫のようだ。
198千佳とデート together ライブ3:2005/06/06(月) 23:45:10 ID:mF0UY0fP
「しっかり掴まってろよ」
「うんっ♪」
 行く準備も整い、伸恵はバイクにまたがり千佳はその後ろに座った。
 姉公認で抱きつくことが出来るとあって、実に嬉しそうだ。
「ところで千佳。そのリュックは何だ?」
 そう、おめかしした千佳の背中にはピンクのチェック模様のリュックが
 あった。
「ひみつぅ〜」
 嬉しそうに答える千佳。まだ出発していないというのに伸恵の背中に
 べったりと頬を付けている。
「あそ。まあいいや。それじゃ行きますか」
 キーを回し、エンジンを吹かし、けたたましい音共にバイクは動き
 始めた。
 目的地は小さいながらもちゃんとしたライブ会場らしい。
 チケットに小さく地図が描かれていて、その周囲には伸恵の知っている
 建物の名前も書かれていたので、場所はすぐに分かった。
 ヘルメットは千佳に被せるつもりだったのだが、拒否されたので
 仕方なく自分が被っている。危険だ。
 なので普段よりもスピードを落として安全運転を普段以上に、当社比で
 500%くらい心がけた。普段それだけ無謀ということでもあるが。
 移動時間は二十五分かかった。
 いつもの調子なら十五分くらいなのだが、さすがは安全運転。こんなに
 差が出るもんだ、と変な納得する伸恵。
「さて、ここだな。ふーん、結構まともな作りなこって」
「だって、インディーズでもすっごく有名なバンドだもん」
 なぜか執拗に千佳が手を繋ぎたがるので仕方なく手を繋いだ伸恵。
 その二人の前に見えるのは小さいと言われてる割にはしっかりと
 組まれたライブ会場だった。
 そこで二人は一緒に時間を過ごした。
199千佳とデート together ライブ4:2005/06/06(月) 23:45:52 ID:mF0UY0fP
「ふーやれやれ。あんなヘンテコなイスに座ったんじゃ肩やら腰やらが
 痛くなるなぁ」
 コキコキと首の骨を鳴らしながら歩く伸恵。
 演奏の最中、リズムに合わせて体を動かしているのに決して伸恵の手を
 離さなかった千佳。今も繋いでいる。
「お姉ちゃん、疲れた?」
「ああ、まったく何だってあんなに元気なんだあいつらは。どっかで
 休みたいよ」
 やれやれと肩をすくめる。
 すると千佳はとある方を指差した。
「お姉ちゃんあそこの公園で休もっ!」
「あ、ああ」
 良いも悪いも言う前に千佳は伸恵の手を引っ張り、公園に向かった。
 そこは公園というには公園らしく、休日ということもあって、
 ピクニックのつもりで来ていた親子連れもちらほらと見えた。
「こっちに座ろう」
 またしても促される伸恵。
 そこは備え付けのベンチではなく、木陰だった。
「おいおい、こんなトコに座ったんじゃ汚れるだろ」
「いいからいいから」
 言うと千佳はリュックからシートを取り出して、敷いた。
「おいおい、わざわざ用意したのか」
「ほら座って座って。はいお昼」
 率先して座り、再び取り出したのは可愛らしい包みだった。
 仕方なく伸恵も座るが、リュックに入る大きさだけあって狭かった。
 くっ付かないとまともに座れない。
 千佳が微笑んでいた。
「はぁ・・・・・・」
 ため息を吐いて伸恵は弁当を受け取った。
 包みを解き、弁当箱を取り出す。ふたを開けると伸恵の好きな物
 ばかりだった。
200千佳とデート together ライブ5:2005/06/06(月) 23:47:05 ID:mF0UY0fP
「美味しい?」
「ああ美味い美味い」
 おざなりな返事を返す。実際に美味しいのだが。
「千佳、お前自分の分は?」
「え? ないよ」
 なんだってそんなことをするのか伸恵にはさっぱり分からなかった。
 今さっき決まった外出ではなかったのだし、ここまで用意周到なのに
 どうして自分の分は作らなかったのか。
「ほら、千佳も食べな」
 さすがに色んな意味で一人でパクつくのはどうだろうと思い、
 半分程残して千佳に渡そうとする。
 だが、千佳は受け取らなかった。
「いいよ、お姉ちゃんに作ったんだし」
「そうは言ってもだな。一人で食べるのは気が引けるんだが」
「じゃあ、あーんして」
 と、口を開けて待つ千佳。
「子供かお前は。・・・・・・いや、子供だったな。仕方ない、ほれ」
 箸で摘んだおかずを千佳の口へ運ぶ。
 入った瞬間もぐもぐと口を動かし、飲み込む。
「美味いか?」
「うんっ!」
「まあお前が作ったんだしな」
 そんなバカなやり取りをしながら残りを食べた。
「ふぅ〜・・・・・・」
 食後の一杯を満喫する伸恵。紫煙を肺で満たし、ゆっくりと吐き出す。
 こんな時までタバコを吸わなくても、と思わざるを得ない。
201千佳とデート together ライブ6:2005/06/06(月) 23:47:24 ID:mF0UY0fP
「お姉ちゃん、はいクッキー」
 綺麗にラッピングされて出てきたのはクッキーだった。
「お前、こういうのは用意してきたくせに自分の分の弁当は用意しなかった
 のか? どれ一つ・・・・・・ん、んまい」
 円形のベリーの載ったクッキーを頬張って、豪快に音を立てて食べる。
 千佳もいくつか食べたがほとんどは伸恵の胃袋に消えた。
「さて、そろそろ帰るとするか」
 立ち上がった伸恵に合わせて千佳も立ち上がり、シートを片付けた。
 慣れた手つきなのが微妙におかしな光景だった。
 バイクを取りに行って、ヘルメットを被って安全運転。
 家に着いたのは夕方になってからだった。
「ただいま〜・・・・・・ってあれ? 千佳、我らの両親はいずこ?」
「さあ? お出かけしたんじゃない?」
「そりゃそうだ。あたしが今訊いているのは誰もいない我が家に鍵が
 かかっていなかったんだが?」
「う〜ん、うっかり?」
「・・・・・・・・・・・・」
「いいじゃんいいじゃん。ただいま〜」
 千佳はのんきに家の中に入り、伸恵を引っ張った。
 情けないため息を吐くしかなかった伸恵だった。
202千佳とデート together ライブ7:2005/06/06(月) 23:47:47 ID:mF0UY0fP
「ふぅ・・・・・・」
 自分の部屋に帰ってきて早速一服する伸恵。
 すっかり定位置になっているイスに座っていた。
「はぁ・・・・・・」
 あっという間に一本目を吸い終わって、火を消した。
 トントン・・・・・・。
「ん〜? ちぃか?」
「うん」
 伸恵の予想通り入ってきたのは千佳だった。
 ドアを閉めるがそこから動こうとしない。
「どした千佳? そんなトコに立ってないでこっち来て座ったらどうだ」
 その言葉、聞きようによっては違う風に聞こえる。
 もちろん千佳にはそう聞こえた。
 トコトコと歩み寄った千佳は自然な仕草で伸恵のひざの上に座った。
 しかも向かい合う形に。
「あ〜と、千佳。色々と言いたいことはあるんだが、なぜ座った?」
「え? お姉ちゃんが座れって言ったし」
「なるほど確かにあたしはそう言ったな。ではなぜあたしのひざの上
 なんだ? そうは言った覚えは無いんだが」
「こっちに来てって言ったから」
「ふむ。つまりお前には『あたしのひざの上に座らないか?』と聞こえた
 わけか?」
「うん」
「なるほどなるほど。こいつぁ一本取られた。アッハッハッハ」
 ピシっと額を叩いて乾いた笑い声を上げる。
「って納得するかバカ。さっさと降りろ。でないと襲うぞ」
 冗談混じりに言ったら、
「いいよお姉ちゃん」
 そして千佳は微笑みながら伸恵にキスをした。
203千佳とデート together ライブ8:2005/06/06(月) 23:48:27 ID:mF0UY0fP
「・・・・・・本当にするバカがいるか!」
「だってお姉ちゃんが言ったんだよ」
 そう言って千佳は再びキスをする。
 千佳が離れようとする間際、伸恵の手が伸びて千佳の体を抱きしめた。
 一旦離れかけた唇がもう一度くっ付く。
「ん! お、お姉・・・・・・」
 最後まで言う前に、千佳の口の中に入ってきた伸恵の舌のせいで、
 そこで途切れた。
「ん! ちゅ、んん、くちゅ、っちゅ、はぁむ」
 千佳の口の中にタバコの味が広がっていく。
 初めて味わうタバコの味は不思議と嫌ではなかったが、苦味はあった。
「ふはぁ・・・・・・。千佳の口の中は甘いな」
「はぁ、はぁ、はぁ、お姉ちゃんのはちょっと苦いよ」
 そしてもう一度口を重ねる。
 伸恵の手は自然と千佳の脱がせていく。
 上着を脱がし、下の方も器用に脱がせる。
「お姉ちゃん、ちょっと恥ずかしいよぉ」
「千佳の身体は可愛いから恥ずかしがることないよ」
 口から首筋にかけて吸い付き、胸とその先端に到着する。
「ふあぁ! はんっ、あ、うんっ!」
 余った手でもう片方胸を優しい手つきで揉む。
 あまり膨らみの無い胸も伸恵の手で自由自在に形を変えていく。
「あっ、ダ、ダメ、イヤッ、お、お姉ちゃん!」
「ん? 何だ嫌なのか?」
 口を離した伸恵がそう訊くと、千佳は恥ずかしそうに首を横に振った。
204千佳とデート together ライブ9:2005/06/06(月) 23:48:47 ID:mF0UY0fP
「ち、違うの。嫌じゃないよ」
「そう、ならいいんだけど」
 そして今度は千佳の濡れた敏感な部分へと指を伸ばした。
 まっさらな部分に突然の割れ目とぬめりを伸恵は感じた。
「何だ、もう濡れてるのか」
「やっ、ちがっ!」
 クチュ・・・・・・
「ひゃあぁ! あっ!」
 伸恵は指を千佳の中へと滑り込ませていく。
 それと同時に口も自分の口で塞いだ。
「んふぅ! はぁぁ、んーっ! くちゅ、ちゅっ、はふん」
 喘ごうとする度に伸恵の舌と絡み合い、上手く言葉を発せない。
 クチュ、ピチャ、グチュチュ・・・・・・。
 指の動きを激しくする。
「んぅ! んー、はぁ、んむっ! ん、んんー、んふぅぅーーっ!」
 口を封じられながらも千佳は最高の喘ぎを出そうとした。
 伸恵の手に吹きかかる液。
「ぷはぁ・・・・・・。あ〜あ、千佳イッたのか。服が汚れちまったよ」
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・・・」
 体を伸恵に預け、肩で息をしている千佳。
「ほら千佳、起きな。着替え着替え。あたしも着替えないと」
 しばらくしてようやく気の付いた千佳はふらふらと着替え、部屋から
 出て行った。
 それから伸恵も濡れた服を着替える。
 その後三十分ほどしてからただいまーの声が聞こえてきた。
 そして一日がやっと幕を閉じた。
205千佳とデート together ライブ10:2005/06/06(月) 23:49:10 ID:mF0UY0fP
「なーっ! ちぃちゃんずるーいっ! あたし達に黙ってお姉ちゃんと
 デートしたー!」
「千佳ちゃん・・・・・・ずるい・・・・・・ぐすっ・・・・・・」
「抜け駆けですわ千佳さん。ずるいです」
「ふふ〜ん、早い者勝ちだもんね〜」
 という会話が伸恵のいない部屋でされたとかされなかったとか。
206メリー:2005/06/06(月) 23:50:50 ID:mF0UY0fP
以上で終わりです。
うpする順番はもう決めてるのですが、今分かる人いるでしょうか?
千佳が一番最初・・・・・・というのがヒントなんですが。
次のうpはまたしばらくかかると思います。
でも頑張ります。
207名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 00:32:46 ID:ZuuK1f5c
>>192 >>206
GJ!!! b
208名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 02:20:53 ID:NdE58tDz
>>206
千佳かわいいよ千佳
209名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 07:48:59 ID:W2gEZgrp
>>206
激しくGJ!

ところでこれってもしかしてCD順になる?
210名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 08:35:23 ID:DtGM31sJ
メリー氏GJ!b
しかしなるほど。もしかしたらドラマCD順かもしれんなぁ
211名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 09:58:30 ID:s5jHawQg
んじゃこの話を台本にしてドラマCDを作ってほしいものだなタイガー
212名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 10:21:02 ID:DtGM31sJ
18禁じゃん( ̄□ ̄;)!!
213209:2005/06/07(火) 12:25:14 ID:W2gEZgrp
>210
千佳のキャラソンがライブのチケットとるやつだったから何となくそう思った
214名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 16:04:38 ID:4ggK9CMC
まぁ、メリー氏に聞けば早いんだろうけどね。
続編うpする前にここをチェックしてくれるかが問題だが
215名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 22:33:10 ID:Fqpyq8xM
保守
216名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 20:49:59 ID:p8yP7Fgz
保守
217名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 17:00:20 ID:5D/3aZg7
……メリー氏来ないね……
218名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 01:49:10 ID:QlVd7L7x
続きマダー?(ry
219名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 21:13:05 ID:xVwQb3tr
鬼畜系の書きたいけどここってOK?
(猟奇まではいかないよ)
220名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 23:06:52 ID:ssZPlH59
オケ
221名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 23:30:10 ID:PrFYDkCn
期待
222監禁少女2  1/9:2005/06/15(水) 15:52:17 ID:OPUfjSs+
「ふぅ、んうぅ……」
6月。ちょっと暑くて湿気の多い日の3時ごろ
クーラーも何も聞いておらず、ただ窓だけが開いている部屋
その部屋に、ボール状の拘束具を口につけられ、両手には手錠をつけられ目にタオルをまかれ
足首につけられたロープをベッドの手すりに結ばれて大股開きでパンツを履いてるだけの少女がいた
膣とアヌスにはローターを入れられ、ベッドのシーツはそのピンクの花弁から出た
半透明のにごった液体と汗でまるでおもらししたようになっていた
「ふっ、ふっ、うぅ…うぶぅ、ふぅ」
少女の名前は伊藤千佳。昨日、友人に誘拐され性処理器具にされた哀れな少女である
友人の甘い言葉と態度にレイプされたことなどすっかり(一時的に)忘れ


「…ずっといてくれる?」
「うん……」


などと言ってしまい、今に至るわけである
…お人よしだなぁ、こいつ
玄関のドアの開く音がした
誘拐した張本人、友人である松岡美羽が帰ってきた
美羽は即座に自分の部屋に行き
「やっほーちぃちゃん、元気?」
無邪気な顔で千佳に近づく(これ駄洒落か?)。
千佳を陵辱したことなど少しも気にしていない様子だ
一方の千佳は美羽がやってきたのがわかり、おびえたように身体を震わせた
「ふぐっ、ふうぅ、うぅ」
「わかったから、とってあげるね」
美羽は千佳の口の拘束具をはずし、同時に自分のスカートをめくりあげ
パンツを脱ぎ、すでに勃起した一物を千佳の口にねじ込んだ
223監禁少女2  2/9:2005/06/15(水) 15:52:37 ID:OPUfjSs+
「美んぶ!?うぐ、ぅぅ」
「暑かったし、朝から何も食べてないもんね。すぐに美味しいミルクあげるからね」
「んぐー!うー!」
千佳は身体を動かして抵抗しようとしたが、拘束具のせいでまったく動けない
美羽は抵抗できない少女の頭をつかみ、手加減することなく一物を口の奥へ挿入した
「学校にはちゃんと連絡しといたからね。インフルエンザってことにしてあるから
 欠席にはならないと思うよ」
「ひぶっ、うっ、ふ、ううぅ、うん、う」
美羽は何度もピストンし、千佳の口を犯していく
「どうだった?両方の穴にローター入れた気分は?
 …って、聞くまでもないね。ちぃちゃん淫乱だもんね」
「ひゅっ、ひがう、ひがうよぉ!」
「ベッドびちょびちょ…幼稚園の子みたいだね。
 ああん、でも舐めるのは上手ぅ…」
千佳はとにかく今このときが過ぎ去るのをずっと待っていた
早くなんとかしたいので、とにかく千佳は舌を使って奉仕する
「んぐ、う、ふうぅ、う、ん、」
「あー、気持ちいいよぅ…出る、出すからちぃちゃんちゃんと受け止めてね?」
「ひ、ひひぅ…」
「ふぁ、出るぅ!」
「んんんんんーーーーーーーー!!」
千佳の口の中に美羽の精液が流れ込む
美羽はそっと千佳の口から一物を出し、千佳の顎を押さえる
「…わかってるよね?」
「んぐ、ん……ゴキュ」
「えらいえらい!」
「ひっ、ひっ……うぅ…美羽ぅ…もう私やだぁ…」
「まだ二日目だよ?今からもっとすごいことしてあげるからね」
「やだぁ…もういやなのぉ……」
千佳は目隠しと身動きできないことで身体が強張り、緊張と恐怖で涙を流し、顔がぐしゃぐしゃになっている
そんな千佳に美羽は容赦なく攻め込んだ
224監禁少女2  3/9:2005/06/15(水) 15:52:56 ID:OPUfjSs+
美羽は千佳の毛も生えてない割れ目をツツーとなぞった
「ひぁ!?」
「ぬるぬるのぬちょぬちょ…ローターそんなに気持ちよかった?」
千佳の割れ目を上下になぞりながら美羽は顔を近づける
割れ目のローターをヌプッっと抜いた
「あぅ!」
「おいしそーだね。いっただっきまーす」
千佳は秘部をぺろぺろと舐められ、身体がピクッと反応した
「ひゅあ!あ、んんぅ、だめ、なめ、ちゃ、やだぁ!美羽ぅ!」
「え?ヤムチャ弱い?ンチュゥ、確かにそうだよねー」
ぷちゅ、くちゅ
いやらしい音をたてて千佳さらに官能的な気分になる
分泌液もどんどんあふれ出していた
「指入れるね。2本は軽くいっちゃいそう」
「だめ、っえ、ふぁ!!あ!やぁ!あ!抜いてぇ!」
美羽は指を二本いれ、ピストンする
千佳は指が入るたびに身体をびくびく痙攣させる
「ちぃちゃん身体動かしすぎー。感度高いんだね?
 エッチー。いんらんー。へんたいー。マゾー」
「ちがう!あぅ、う、みっちゃんが、ああぅ!みっちゃんがぁ」
「えー?わたしの名前そんなに言ってくれるなんて照れるなぁ♪
 もっとサービスしちゃうね」
指を2本から3本に変え、ピストンをさらに激しくする
「ひゅああ!おぁ、あ、んぁぅ!うぅ!」
あまりの快感に身体がえびぞりになり、意識が飛びそうになり
千佳は絶頂を迎えた
「あ――――」
「あれ?イっちゃった?」
225監禁少女2  4/9:2005/06/15(水) 15:53:14 ID:OPUfjSs+
「はぁ。はぁ、はぁ………」
「気持ちよかったんだね。ほら、下向いて?これ全部ちぃちゃんのえっちな汁だよ?」
「はむ…う…」
目隠しをはずされ美羽に自分の液でどろどろになった手を口に入れられる。虚ろな目で下を見た
さっきとは比べ物にならないほどシーツは濡れ、お尻がぬるぬるしてアヌスに入れていたローターもいつのまにか美羽が取っていた
「それじゃぁ、私も入れるね」
「…ふぇ?え?ええ?」
千佳は放心状態から我に返り、美羽の言葉の意味を理解しようとした
「み、みっちゃん、お願いだから、ね?本当に、もう許してぇ」
「ぐへへへへ…今更許しを請うったってそうはいかねぇぜ」
「何そのキャラ…って、もうやだ、痛いのやなの!」
「でもね、ぼかぁちぃちゃんばっか気持ちよくなるのは不公平だと思うわけですよ
 だからいただきます」
「ちょっ、みっ…んんああ!!」
美羽は自分の一物を千佳のズブ濡れの花の中に挿入した
226監禁少女2  5/9:2005/06/15(水) 15:53:34 ID:OPUfjSs+
「ひううぅぅぅ!!あつ、あついよぉ!」
「んふぅ、すごい締め付け…はぁ、あったかぁい
 ちぃちゃんのですごいぐチュぐチュしてるぅ…」
いきなり挿入されたのとあついので身体がビククッとさっき以上に反応し、仰け反った
だが、千佳は奇妙な感覚につつまれていた
(ふぁ、何…これ?)
入れられるときは初めてのときの苦痛が頭をよぎったが、2度目は違った
少し痛みはあるものの、不思議なようなよくわからない
美羽が何度も出し入れするたびに千佳は指のときとは比べ物にならない感覚を味わっていった
「う、うあ!!あ、あ、ああ、あ、みっ、みうっぅ!!へん、へんだよぉ!
 なんか、う、う、あああ!へん!ひぅ!う!」
「はっ、はっ、わたしも、変か、もぉ!おちんちんが、ちんちんが、最初のときより締め付けられてぇ!
 はぁ、んあ!すぐ、すぐイっちゃいそう!」
千佳の目は焦点が合っておらず、美羽は腰の動きを激しくし千佳の膣を犯しながら
ちぃちゃん、ちぃちゃんと何度もつぶやいている
「ふあ!!あ!んうあうぅ!う、う、い、いた!
 み、みぅうぅ!そんなにうごいちゃやあぁ!」
「ひっ、はっ、ち〜ちゃぁん、気持ちいいよぉ!ちぃちゃんのがね、ちんちんにからみついて
 すごいのぉ!えへへ、もっといじめてあげる♪一緒に気持ちよくなろうね」
「ああぁ!やぁ!もうやめて、やめて、いじめないでぇ、もういじめないでぇ」
「ちぃちゃんの顔すごくいいー…もっと、もっと見たい…」
美羽はまるでバットをフルスイングするように千佳の膣を突き上げた
突き上げられたせいで千佳の足がロープに引っ張られゴキッっと鳴ったが千佳本人も気づいていない
美羽の一物が子宮の入り口をゴツッとついた
「んんあぁぅ!!?!!?」
「すごぉぃ・・根元まですっぽりぃ…もっと、もっと…」
美羽は今と同じ力加減で前後運動を繰り返した
227監禁少女2  6/9:2005/06/15(水) 15:53:51 ID:OPUfjSs+
「ひぅあ!!ああぅう!う!ぐぅ!!う!ひぅ!あ、あ、んぁ、あ、う」
千佳の声がだんだん甘く、官能的になっていく
「ちぃちゃん感じてるぅ…かわいいよ…」
「はっ、あ!あ、う、う、ああ、あん!」
部屋の中には

ぐちょっ、ズッ、ヌチュ、ズチュ、チュッ
ぬちゅ、あ、あ、ずちょ、うぁ、グチュ

といういやらしく音と少女達のあえぎ声しか聞こえない
窓が開いているのに蒸し暑い
「ふ!うあ!あ、あぅ、みっちゃん、みっちゃん、うあ!
 だめ、だめぇ!わた、わたしもぉ…!」
「うん、ん!わたしも出ちゃいそうぅ!ちぃちゃんの、ちぃちゃんの中にぃ
 いっぱい、せーしいれる!入れたい!入れるよぉ!!」
「うぁ!あ!ひぃぁあああぁぁ!!」
「ふぁああっぁぁぁ……」
二人は共に絶頂を向かえた
千佳は身体をぐったりとさせ、虚ろな涙を浮かべた目はどこを向いてるかわからない放心状態だった

美羽はつながったまま千佳に話しかける
「はぁ…ふ……気持ちよかった?」
千佳は涙を流し、縛られている身体をギシギシと動かし
「…ばか!ばがぁ!!ほどいてよ!ヒック、み、みっちゃんなんかぁ!」
228監禁少女2  7/9:2005/06/15(水) 15:54:07 ID:OPUfjSs+
泣く叫ぶ千佳のおでこにチュッとキスして
「…でも最後のほう感じてたよね?あれ、どう説明してほしい?」
「う……」
千佳は困った顔をして下を向いた
そこに美羽がさらに言葉で攻める
「ほんとうは気持ちよくて、もっとしてほしかったんでしょ?
 ほら、こっち向いてしゃべろうよ、ねぇ?
 私は淫乱な女です、もっといじめてくださいっていってごらん?」
「や、やだぁ…もういじめないで…やだ…」
美羽は腰をピクッと動かす
千佳は反応して「ひぅ!」という声をあげた
「ちょっと動かしただけでこんな感じちゃうんだもんねー
 いじめてほしいんでしょ?やられたいんでしょ?
 あー私ももう一回したくなっちゃったなー」
「ひ…もう、もう…」
「…私がしたいからちぃちゃんに拒否権はなし、ということで」
「ひ…もう、やだ!やだ!いじめないで!やめて―――――」
229監禁少女2  7/9:2005/06/15(水) 15:54:25 ID:OPUfjSs+
「ハー…ハー…ハー…ハァ……あ…うぅ……」
「あーきもちよかったー」
空はもう夜。8時である…って
3時から5時間もやられてたのか、千佳
千佳の拘束具は手以外全てとれ、なんども犯されぐしょぐしょぬちょぬちょになったそこからは
美羽の白い白濁汁がふきだしている
千佳の顔に生気はなく、涙は枯れ、身体はぴくぴく痙攣している
「ねーどうだったー?ちぃちゃんなんどもなんどもイっちゃってさー
 私なんか10回しか出せなかったのに…」
10回も出せたら尊敬しますよ美羽さん
いや、筆者は早漏ですから、一発でおなかいっぱい…ってどうでもいいですね、はい
「ふ…うぐ……うう…たす…けて…」
「助けてってひどいなぁ、まるで私が悪者みたいじゃん
 ってもう8時だね。テレビでも見てこよっと」
「まって……たべもの…みず……」
「…?あー!そういえば今日何も食べてないね!って、別に一日ぐらいあげなくても死ぬわけじゃないから平気だよ
 どうしてもってんならお水ぐらいあげるけど」
千佳は少し元気な顔をしてこくんとうなずいた
「じゃああげるねー…わたしのおしっこ」
「え……」
230監禁少女2  9/9:2005/06/15(水) 15:58:18 ID:OPUfjSs+
千佳は絶望の表情を浮かべ、さらけ出した美羽のものを呆然と見る
「わたしのは栄養満点だぞーぅ」
「むぐ…ぅ…う…」
無理やり口に一物を入れられ、小便をそのまま出された
「うぐ!!う!!うぶぅ!!」
「ほら、飲んでよ、吐き出さないでさ、お水だよ?」
非常にも異様なにおいのする液体を千佳にぶちまけた美羽は
千佳の口から一物を出し、千佳の顔と身体に小便をぶちまけた
「身体も汗で汚いもんね、きれいきれいしましょー」
「やめ…ぷぁ、おねがいします…やめてくださいぃ……」
小便をかけられた少女はもはや奴隷としか言い表せなかった
美羽は千佳の首にロープつきの首輪をつけ、それをベッドの手すりにつないだ
「ちーちゃん、あなたはもう奴隷なの、わかる?
 感度がよくてMなわりに意外と心は弱いんだねー」
「ひ……い……」
「たった二日でこんな臆病になっちゃって…
 でも知ってる?あと5日間あるんだよ」
そういって美羽は部屋からでていった
とりのこされた千佳は自分を慰め始めた
少しでも嫌なことを忘れたい。今の現実を忘れたい
そんな気持ちが起こした行為だった
絶頂を迎えたあと、再び鬱になった


先日まで元気だった少女の姿はもうない


少女は暗い空をずっと見ていた



3日目に続くとか
231名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 16:04:15 ID:OPUfjSs+
2作め〜
あれですね、やっぱりマンガとかエロゲとかポルノ小説とかに影響されたのもあります
なんで性格が急に変更しないとかそんなにイったら死ぬとかそういうあれで
僕をいじめないでうわ、何をする、やめあqwせdrftgyもっとぉlp;@:
はぁ、はぁ……くそぅ、厨房時代に女子男子からけっこうちょっかい(いたずらされるたちなのか)出されてから
どうもM体質になっちまったぜ
いや、別に本気で殴られるとかじゃなくて、すねを蹴られるとかその程度で
今じゃMのほかに男でも女でもどっちでもイケるくちになっちまっうわ、何を(ry

とにかく千佳大好き。萌え
こんなキモヲタロリヒキ野郎ですがどうぞよろしくおながいしまつ

賀正
232名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 23:00:30 ID:txhg/5RR
グッ………ジョブ………?
って感じかな…
いくら美羽でもそこまではしないかな…
233名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 00:56:06 ID:s0Q3MfeA
よし!おれはこれでイケるぜ!!!GJ
234名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 07:07:27 ID:xfaLX4gc
ヤムチャ(・∀・)ヨワイ!
235名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 07:39:37 ID:7JDHnNYt
ヤムチャに謝れ
236名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 12:44:47 ID:FKecFtkY
GJ(゚∀゚)b!!

一作目の語尾が「〜た」ばっかりで読みにくかったけど、二作目はかなり読みやすかった!
237名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 14:01:39 ID:8IPxWqLO
鬼畜ものもいいけど
ラブラブものも待ってます
238名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 22:13:03 ID:qtRCsRvP
ほすage
239名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 23:04:09 ID:5clX7RNu
保守
240名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 03:32:50 ID:a4bM7ftz
期待保守
241名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 22:27:46 ID:dNCRoiqV
保守
242名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 23:12:40 ID:rNslo+9M
保守
243 ◆TodayVQreU :2005/06/29(水) 20:47:31 ID:VLpDUGYM
なんか、あんまエロくならないような気もしますが、
苺ましまろのSSが書きたくなったんで投下してみます。

それから、まだ三巻の最後までしか読んでいないので、
もしおかしい設定とかがあったら申し訳ない。
244 ◆TodayVQreU :2005/06/29(水) 20:50:11 ID:VLpDUGYM
「よいしょ……と」
 隣人の美羽が、いつものように二階の窓を開けて、勝手知ったる伸恵の部屋へと入室す
る。髪を両側でまとめた馴染みの少女が入ってきても、中にいた者たちが特別反応を見せ
ることはなかった。
「ふう……」
 美羽は、入室一番自分があまり相手にされてないことを別段気にする様子もなく、いつも
のマイペースで部屋の中を見渡す。美羽が登場したとき部屋にいた他の人物は、いつもの
ように集まっていた三人。お喋りも小休止といった感じで、一同は別々に本を開き、思い思
いに暇を過ごしているようであった。
「あれ?」
 その中に部屋の主がいないことに気付いた美羽は、ふと疑問の声を上げる。しかし、それ
に対応する様子がない三人を見た美羽は、一番近くにいた千佳の顔を覗き込んで尋ねた。
「お姉ちゃんは?」
 そう美羽の声を聞いた千佳は、本に集中した表情のまま目線を美羽にやる。
「タバコがきれたらしくて、さっき『ちょっと買ってくる』って言って出ていったけど」
「ふーん……」
 伸恵が出掛けてしまったことを知り、少し残念といった気持ちを込めてそう呟いた美羽は、
転がっているクッションを拾ってドカッと尻餅をつく。千佳が再び本に目を預けると、美羽は
キョロキョロと視線を動かし、やがて他の二人の様子を見やった。
 机前の椅子に腰掛けているアナは、表紙が英語で書かれた本を読んでいる。場所から
推測するに伸恵の英語の教材か何かなのだろうが、それを読んでいるアナの眉は時折
ピクピクと動き、「むぅぅ〜っ」とうなっては目を字面に接近させたりしている。
(多分、理解できてないんだろうが)
 と、美羽は心の中で呟く。また顔を強張らせて本を読み始めたアナから視線を外すと、
茉莉が部屋の端の方で慎ましく読書をしているのが目に入った。
245 ◆TodayVQreU :2005/06/29(水) 20:53:21 ID:VLpDUGYM
 三人の誰もが目の前の本に夢中で、美羽の方を向こうとはしない。やるかたなしの美羽
は、両の手を付いて天を仰いだりするしかなかった。
(あ〜っ……)
 退屈な状況に、やがて美羽は心の中で呻き出す。
「暇だ」
 その思いは、やがて誰に向けてともなくそう口をついて出てくる。美羽はおもむろに立ち
上がると、突然タンスを開けた。間髪入れず、伸恵の衣服等が中心として入ったそこを、
ガサガサといじり始める。
「ちょっと」
 さすがにその行為までもは無視できなかったらしく、千佳が意識を本から美羽へ切り替
えた。
「あんまりいじると、お姉ちゃんに怒られるよ」
 千佳は、続けてそう忠告する。美羽は一旦ガサ入れの手を弱め、半分振り返ってこう答
えた。
「いや、お姉ちゃんが帰ってきたらビックリさせてやろうと思って」
 どうやら、適当な場所に隠れて、帰ってきた伸恵を驚かせるつもりらしい。千佳は、いくら
暇とはいえどんなにつまらないことでも実行に移そうとする美羽の性格に、深い溜め息を
ついた。
「〜〜♪」
 話は済んだといった感じで、美羽は鼻歌を奏でながら再度ガサガサと手を動かし始めた。
止めるのが無駄だと感じた千佳は、諦め半分の視線でそれをジッと眺めている。そのとき、
美羽の手がピタッと止まった。
「……?」
 様子が変わった美羽を疑問に思った千佳が、よいしょと立ち上がって美羽に近付いてい
く。その美羽の手には、伸恵のある物が握られていた。
「ジャーン。あたしらにとって、未知のアイテムを発見したぞ!」
 なんと美羽は純白のブラジャーを右手で掲げ、左手を腰に当てて自慢気なポーズを取
っていたのだ。千佳は、「おいおい」という表情になる。
「自分で言っててむなしくならない?」
 美羽は、そんな千佳の苦言も気に留める様子はなく、手にしたブラジャーを興味深げに
調べていた。親の物を見たり、以前伸恵にふざけて着けられたことはあるが、まだまだそれ
を使うに至らない小さな美羽は、嬉々として手触りなどを確かめる。
246 ◆TodayVQreU :2005/06/29(水) 20:55:57 ID:VLpDUGYM
「でもさぁ」
 どうやら退屈はしなくなったらしい美羽が、明るい表情で千佳の方を向いた。その頭には、
先程まではなかった物を装着している。
「って、ブラを頭に被って喋らないでよ」
 千佳のツッコミをかわし、奇抜な被り物をした美羽はこう続ける。
「あたしらって、ホントにぜんっぜん胸無いよな」
「ぜんっぜんを強調しないでよ」
「あたしも気にしてるけど、この際言っちゃおう。もはや、あたしらの胸は殺人的に無いと言
っても過言ではない」
「犯罪級か!?」
 美羽にしては珍しく自虐的なことを言っているなと思っていた千佳だが、「あたしら」が連
呼されていくにつれて何となく自分の方が余計に馬鹿にされている気がしてきた。ツッコミ
を入れるときの千佳の語調も、徐々に強まっていく。
「まあまあ、お嬢さん。そんなにムキになって言ったところでですねぇ……」
「わっ!?」
 突然オヤジ口調になった美羽が、両手を伸ばして千佳の胸元をペタペタと触る。
「悲しいことに、効果音も『もみゅもみゅ』とか『ぷにゅぷにゅ』じゃなく、『ペタペタ』とか『ピタ
ピタ』だからなー。これが現実か……」
「なっ、それはあんたも同じでしょーが!」
 カッとなった千佳は、対抗して美羽の胸もペタペタと触り始める。
「おっ、やるかー!」
 そういうことには乗る気満々の美羽は、千佳の腕と交錯しながらもまさぐる手の動きを緩
めない。少女達が、ぺたんこな胸をお互いに触り合うという、奇妙な勝負が繰り広げられ
ていく。
247 ◆TodayVQreU :2005/06/29(水) 20:58:45 ID:VLpDUGYM
「……くっ」
 やがてそれにも疲れた千佳は、腕をそっと離す。そして、なかば強引に美羽の腕を引き
離すと、疲れた表情でクッションへと腰を下ろした。
「はあ……、あほらし」
 一つ溜め息を付いた後にそうぼやく千佳だが、あほらしいというほどではない思いが自分
の胸に対してはあった。そろそろ成長が始まって欲しい年頃に差し掛かっても、依然うんと
もすんとも胸はその気配を見せないからだ。
(あたしだって、好きで小さいわけじゃないっつーに……)
 千佳はぺたんこな胸を悲しげに見つめて、心の中で弱気に呟いていた。そこで「そういえ
ば」と、自分より下の学年ながら若干胸の隆起を見せていたような気がするアナへと視線
をやる。
「……一体、どうしたんですの?」
 さすがに騒ぎに気付いたらしいアナは、本を閉じて椅子をクルッと千佳達の方に向けてい
た。美羽も、千佳と一緒になってジッとアナを見つめる。質問に答えてもらえず黙って視線
を向け続けられるアナは、戸惑いながら頭にクエスチョンマークを浮かべるしかない。
 しかし、美羽の頭の装備品と、二人の視線がアナの顔から少し下へと向けられていること
から、ようやく事情を把握する。
「な!?」
 アナは、自分の胸にねっとりと視線が降り注がれていることに気が付くと、思わず顔を赤く
して両手でバッと胸元を隠した。観察物が隠されると、美羽は面白くない顔をして抗議する。
「なんだよー、隠さなくたっていいじゃんか。裸でもあるまいし」
「ででで、デリカシーに欠けていますわっ!」
 服越しとはいえ、レディにとって秘めるべき場所をこうまで注視されては、アナの反応も
致し方ない。それでも、美羽達はいまだ視線を逸らしていなかった。
248 ◆TodayVQreU :2005/06/29(水) 21:02:23 ID:VLpDUGYM
「アナちゃんって、まだブラは着けていないのか?」
 美羽は、恥ずかしげに抗議するアナにも構わず、そんな質問を臆面もなく口にする。千佳
もやはり気になるのか、いつものように調子に乗りだした美羽を止めようとはしない。
「そ、そんな……。あたしだって、大きくなったといってもまだ少しだけですし……」
 恥ずかしい質問だったが、アナは二人の興味津々の視線に流されると、赤らんだ頬に右
手を添えて、小さく呟く。美羽はそんなアナの様子から、わずかながらとはいえ胸に膨らみ
が見られる者のちょっとした余裕を感じた。それが、女心のジェラシーから来る勝手な憶測
かどうかはともかくとしても、美羽にいつものような大胆な行動を起こさせる十分な要因と
なることは確かだった。
「おりゃーっ!」
「きゃあぁぁっ!?」
 アナが答え終わった途端、美羽が威勢のいい掛け声を発した。行動力ありすぎの少女は、
一瞬のうちにアナの背後に回り込んで腋下から手を強引に差し込ませる。見事なまでのめ
くり攻撃を決めると、服をわずかに膨らませる慎ましい胸元へと手をにじり寄せたのである。   
 そして――
「そんなことを言うのはこの胸かー!」
「ちょ、いきなり何をするんですのっ……て!?」
 美羽は、アナの胸に服の上から手を添える。そして、自分には無いその膨らみを味わおう
と、ゆっくりじっくりとまさぐり始めたのだ。
「おおー、これは……」
 見ているだけではわずかな胸だった。だが、いざ触ってみれば、平地とも言うべき美羽の
ものとは質感がまるで違っている。それに劣等感を超えた驚きと感動を見いだした美羽は、
自分の一歩先を行く年下少女の柔肉を触り続けた。
「きゃ! ちょ、ちょっと……」
 抵抗を試みるアナだが、後ろからガッチリと身体に絡まれて思うように動きが取れない。
そうこうしているうちに美羽の手の動きは過激さを強め、やがて胸に周囲の柔肌をかき集め
るようにして大胆に揉み始める。
249 ◆TodayVQreU :2005/06/29(水) 21:06:01 ID:VLpDUGYM
「あ……くっ! 美羽さん、ホントにやめてぇ……」
「なんで? 別にいいじゃんかー。減るもんでもないし」
 確かに、まだ胸をいじる行為そのものに引け目を感じる年頃ではないかもしれない。美羽
も、アナが嫌がることを望んでしたわけではなく、膨らみかけの胸をちょっと触ってみたくな
っただけなのだ。
 だが、当のアナは、先程からそういう子供の認識は違う感情を抱き始めていた。美羽が
段々といやらしい手つきになっていくと、乙女の大事な箇所をいいようにされてしまうことへ
の本能的な恐怖が湧き上がり、激しい動揺で困惑気味に眉を寄せていくのである。
「ん、あ……はぁぁ……」
 美羽を振り解こうとする必死にもがくうちに、アナの吐息が荒くなってくる。第一には疲労
と考えられるものだが、本人は何となくわかっていた。その中に、自分がいまだ知らない
興奮の色が混じり始めていたことに。
「あーっ。なぜ学年も上のあたしに、この柔らかいものがないんだろうか」
 美羽はそんなアナの心中など知る由もなく、まだまだ軽い気持ちで手を動かし続けてい
る。乙女の大事な胸は、蒸し暑い夏を快適に過ごすための薄い生地で覆われているだけ
だ。事の発端となったブラジャーにも守られていない状態では、好奇心旺盛でぶしつけな
少女の魔の手が襲ってくるこの状況において、あまりに無防備と言えた。
250 ◆TodayVQreU :2005/06/29(水) 21:10:15 ID:VLpDUGYM
 そのとき、薄服一枚隔てて、美羽の手が不意にアナの胸の先端を擦り上げる。
「ふぁっ!?」
 途端、アナは目を丸くしてかぶりを振り上げた。美麗な金髪が宙を泳ぎ、少女の魅力を
いっそう引き立てる。美羽も、つられるようにして驚いていた。
「わっ!? な、なんだよ、いきなり変な声出して……」
(な……、今のは何……?)
 アナは、ポッチリが窺えるか窺えないかぐらいの微妙な主張をする乳首を擦られ、ピリ
ピリと未知の刺激を送り込まれたのだ。
 それからも、美羽は軽快に手を動かし続ける。攻撃に遭いやすい胸の中心にある尖塔
は、当然のように再び刺激を受ける。
「う……んんっ!」
「ん?」
 アナが再度熱を帯びた吐息混じりに甘い声を発すると、美羽もさすがに疑問に思った
ようである。しかし、その核心までは気付かず、くすぐったいか何かで困った声を出して
いるのだろうぐらいにしか思わなかった。
(だ、だめ……。何か……おかしい……ッ)
 これ以上され続けていったらどうなってしまうのかと、アナは未知の恐怖にぞっとする。
「あ……ぁっ! くぅん……。やっ、やめ……て……」
 アナの透き通るような白い肌は熱を感じさせるように上気し、美しい輝きを放つ青い瞳は
困惑の中でジンワリと潤んでいく。アナは、もっと小さい子供のようにいやいやといった表
情で背後の美羽に振り向き、か弱い声で許しを乞う。振り向きざま、長い金の髪がファサッ
となびき、ほんのりとした甘い香りが美羽に流れ込んでくる。
「おお……」
 そうやって思いがけず色っぽい様相を見せるアナに、美羽は得も言われぬ可愛さを感じ
た。そして、アナにもっとこういう顔をして欲しいと思ってしまう。そのせいもあるのか、美羽
の指がアナの幼い乳首を捕らえる間隔がどんどん狭まってくる。
「んぅぅ……っ! はぁ……はぁぁ……!」
 やがて、アナの口は半開きになっていた。右手を口元に持ってきて、切なげに出てしまう
甘声をなんとか堪えようとする。しかし、その抵抗の意思とは裏腹に、胸の屹立から周囲
に向けてどんどん妖しい刺激が伝わっていくのである。
251 ◆TodayVQreU :2005/06/29(水) 21:12:55 ID:VLpDUGYM
(あたし……。あたし、このままっ……!)
 自分がおかしくなってしまいそうなゾクゾクという感覚に、アナの幼い身体がビクッと躍動
した。そのとき――
「やめんか」
 ゴスッ!
「ぐはっ!?」
 美羽の頭に、千佳の拳が炸裂する。
「おぉぉ、いったー……。いきなり何すんのよー」
 美羽は頭を押さえながらかがみ込み、千佳を見上げて恨めしそうに睨み付ける。
「何すんのって。アナちゃん、かなり嫌がってたでしょうが。あんたも少しは察しなよ」
 拘束を解かれたアナは、千佳の後ろにサッと回って肩の辺りから美羽を恨みがましい目
で睨んだ。泣きそうになってしまったのか、目元を人差し指でゴシゴシと擦っている。
「あー……。アナちゃん、気にしない方がいいよ……って、うん? 何?」
「……」
 千佳がアナをなだめようと思った途端、アナが、ボソボソ耳元で囁いてくる。消え入りそう
な小さな声で、千佳は注意してそれを聞き取った。
「……うん。そうだね。それには、すこぶる同意する」
 アナは、俯きながらウンウンと小さく頷いた。千佳は、そんなアナの柔らかい髪をよしよし
と撫でてあげる。
「だーっ! ちょっと待てー! 今、何かすごくひどいことを言われたような気がするっ!」
 勝手に納得する千佳を指差し、美羽が猛烈に口火を切る。
「元はと言えば、みっちゃんが悪いんじゃない」
「やっぱり言ったんだなーっ!」
 美羽がギャーギャー文句を言い出すと、千佳もアナをかばうようにしてやり合い始める。
さしずめ、先程の奇妙な勝負から続く第二ラウンドといった所か。互いの押し問答は、すぐ
には収まりを見せない。
 そしてあるとき、千佳の方に集中していた美羽が、突然何者かに拘束される。
「わっ!?」
 美羽が驚き叫んで振り返れば、俯き加減で暗い様子のアナに、並々ならぬ力で身体を
掴まれているのが目に入った。そして、感情の起伏を見せない表情から一変、ニヤリと
不敵な笑みを浮かべ始める。
252 ◆TodayVQreU :2005/06/29(水) 21:15:49 ID:VLpDUGYM
「うっ!? ちょっ……、あたしをどうするつもり!?」
 冷たい笑いを浮かべるアナは、その質問に答えるようにして、美羽ではなく千佳にこう言
う。
「千佳さん……。このまま美羽さんをくすぐってください……」
「な!?」
 アナは、学校で英語しか喋らないという目標をいまだに守り続けているような、意志の強
い人間である。そんな意固地な少女だけに、美羽に身体を弄ばれて黙って引き下がるの
は我慢がならなかったのかもしれない。
「アナちゃん、そうか……。そうだよね、ひどいことされたもんね。フッフッフ……」
 どうやらアナの仕返しに協力する気は満々らしい千佳が、怖い笑いをこぼしながら美羽
ににじり寄ってくる。前後から余裕の微笑を浴びせられた美羽は、ゾクリとする嫌な予感
で一杯になった。
「うわ、マジ!? やっ、やめてー!」
 自分がその攻撃に弱いことは一番よくわかっているだけに、美羽は必死になってジタバ
タと暴れ出す。しかし、千佳がアナに加勢して二人がかりで押さえ込まれてしまうと、さす
がに抵抗の余地はなかった。
「観念しなさい。アナちゃんをいじめた罰だよ。ほれほれ」
「んっ……、くぅ!」
 早速、身動きのできない美羽の脇腹を、千佳が人差し指でツンツンと刺激する。服越しに
そこへ軽い指圧を受けるだけでも、くすぐられるのに弱い美羽はビクンと身体を震わせた。
 続いて、千佳は両手を美羽の左右の脇腹に添える。
「ちなみに、みっちゃんにとって有効なくすぐり方は、お姉ちゃんがかなり知っています」
 となると当然、妹である千佳は、そのくすぐり方を見たり聞いたりしてきたことだろう。千佳
は何気なく、そのことをアナに言ったのだ。それが一緒に耳に入った美羽は、いっそう不安
を募らせる。
253 ◆TodayVQreU :2005/06/29(水) 21:18:10 ID:VLpDUGYM
 千佳は十本の指を、美羽の脇腹をわずかにかすめるようにして動かす。強い刺激を与え
るよりも、霞がかかったようにハッキリとはしない微刺激が、くすぐりにウブな美羽にとって
は重要な導入であった。
「きゃ……ははっ。だっ、だめぇ。そんな微妙にくすぐったらジワジワくる……、んっ!あ……
はぁぁ」
 千佳はそうやって、わずかな刺激を美羽に送り続ける。最初は堪えきれずに軽い笑いを
繰り返していたような美羽は、やがて目が潤んでくると、苦しげ口をにパクパクと開閉し始
める。その表情からは、心ここにあらずといった様子が見て取れるようになってきた。
「あ……はぅ……。ふぁ……んっ。ちぃちゃん……、もう勘弁してぇ……」
 千佳が一旦くすぐりを止めると、緊張で張り詰めていた美羽の身体が弛緩して、早くも
フニャフニャという感じになってしまう。脱力した少女ははぁはぁと息をつき、「お願い」という
意思を込めた潤み目で千佳を見上げた。
 千佳は、昔からの付き合いで美羽がくすぐりに弱いのはよくわかっている。そのため、状
況が状況でもこうやって無理矢理にくすぐりをするような行為には、若干気が引けるものが
あった。そこで千佳は、チラッとアナを見やる。アナはその視線に気付くと、首をフルフルと
横に振った。どうやら、まだもう少し仕返しを続けて欲しいようである。
254 ◆TodayVQreU :2005/06/29(水) 21:20:32 ID:VLpDUGYM
(まあ……、みっちゃんが悪いんだよね……)
 アナの強い視線に見据えられてどうにも引き返せなくなってきた千佳は、美羽のTシャツ
をペロンと捲り上げる。服の上からでも敏感に反応していた美羽の脇腹を、いよいよ直に
いじり始めようというのである。
「あっ……、うう……」
 許しが得られなかったことを知った美羽は、そうされると愕然となる。そして恐怖する。
弱々しい瞳で千佳を見つめる。それは、肉食動物に追い込まれた小動物のようにか弱く、
いつもの元気が有り余っているときとは似ても似つかない少女の様相だった。
(みっちゃんも、静かにしてると結構女っぽいな……)
 千佳は現状を一瞬忘れ、そんな美羽に魅入っていた。しかし、すぐに目的を思い出すと、
無垢な美羽の地肌にそっと指を添える。
「は……ぁ」
 敏感になっている美羽は、脇腹に指先で触れられただけで、身体をピクンと鼓動させた。
それを見た千佳は、こんな状態でくすぐったらどうなってしまうのだろうかと、好奇心を膨
らませていく。
(あれ、何でだろ? ドキドキする……)
 千佳が不思議な気持ちを確かめようとして自らの胸に手を当てると、鼓動がトクントクン
と早まっていくのがわかった。なぜかはわからなかったが、感情の高ぶりを思わせる身体
の変化が明らかに生じていたのである。
「ちぃちゃぁん……」
 そうやって自分の名を呼ぶ美羽の声を聞くだけでも、それがいつもと違うせいか、また
ドクンと心拍が高鳴る。千佳は少しだけ舌で唇をペロリとなぞった後、触っているだけでも
わかるほどに綺麗な美羽のウブ肌を、ジックリとくすぐり始めるのであった。
255 ◆TodayVQreU :2005/06/29(水) 21:22:34 ID:VLpDUGYM
 ――十分後。
「はぁはぁ……はう……。わかった……から。ん……ぐぅ、あたしが……、あたしが悪かった
って……」
「あ、そう……?」
 くすぐり地獄の刑にあった美羽は、それが終わった後も、勝手に込み上げてしまう笑いで
いまだに悶えていた。脇腹の他にも顎や首筋や背中をいじられ、しまいにはくすぐりの急所
とも言うべき足の裏までもくすぐられてしまい、美羽はすっかりと打ちのめされてしまったの
である。
「ちぃちゃん、ひどいよぉ……。ん……はっ……! あたし、おかしくなっちゃったかも……」
 美羽は、彷徨うようなうつろな瞳から涙をこぼし、口元からはよだれをだらしなく頬に伝わ
せていた。さらには、くすぐられる感覚を思い出したかのように、時折ピクンと身体を震わせ
ている。
 窓から入ってくる風が若干あったところで、夏の昼間にこんなことをされては、その熱すら
美羽を追い込んでいく。さすがに千佳もやりすぎたかと思い、グッタリと横たわっている美羽
を、手をうちわのようにして扇いでやる。
「と、いうわけらしいけど……」
 千佳がアナに向けてそう言うと、反省したらしい美羽も、トロンとしたうつろな瞳でアナを見
つめる。
「い、いえ、わかりました。あのときは、あたしも少し気が動転していて……」
 長々とした仕返しの途中で、アナもさすがに落ち着きを取り戻していた。今はむしろ、気持
ちがどこかへ飛んでいってしまったような美羽の形相に、完全に引いてしまっている状態だ。
256 ◆TodayVQreU :2005/06/29(水) 21:24:37 ID:VLpDUGYM
「……大丈夫?」
 茉莉もいつしか本を置いて、美羽を心配そうに見つめていた。とはいえ、途中で止めに入
らなかったというのも事実である。それは、自分も巻き込まれてしまうのではという懸念が
あったからだ。しかし、茉莉はこの後自分が色々されてしまうことをまったく予想していな
かっただろう。
「エアコン……」
「え?」
 顔を床に向けたままポツリと呟いた美羽に、千佳がすぐ聞き返す。
「暑い……。エアコンつけてぇ……」
 美羽は、いまだにはぁはぁと疲れた息づかいを見せながら、他のみんなに向けてそう言う。
「あ、うん……。あたしつけるね……」
 さすがに誰も文句を言う気にはならず、素直に美羽の言葉に従うことにした。エアコンの
スイッチに一番近かった茉莉が、すぐにピッと電源を入れる。窓を閉めてしばらく経てば、
文明の利器から冷たい風が送り込まれてくる。
「あぁ……、極楽極楽」
 エアコンの風向きに合わせたラインまでゴロゴロと転がって移動した美羽は、火照った
身体に冷たい風が当たるたびに気持ちのよさそうな声を出す。
 そこで横になってからしばらく経っても、美羽は起き上がる気配を見せない。どうやら、
復活するまでには今しばらくの時間が必要らしかった。
257名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 21:27:58 ID:VLpDUGYM
今回はここまでです。
続きがあるとしても、次の投下で終わるかなと。
258名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 21:35:05 ID:VXZ2EF6X
>>257
超期待
259名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 03:06:27 ID:xbdZVNgf
>>244-256
GJ(゚∀゚)b!!
ユルい感じがとてもいいです。

ただ、千佳がどうしても一言いたいらしい。
ttp://gareki.dip.jp/Fb/1_2464.mp3
260名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 07:05:13 ID:iGhwnrdc
GJ
261名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 07:24:24 ID:Vq1EpAn5
>>259
え……。すいません、忘れてましたw
というか、千佳の部屋があるのは知ってましたが、
いつも集まっている部屋がそこに決まっているとは知らなかった。
今では反省している。

となると、このSSは根本からズレてるってことですから、
恥ずかしいのでここまでということにして強制終了しますw
もっと設定を確認してからやるべきでしたね。
262名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 07:47:08 ID:vDa7IKbl
超GJ!
少しの設定ズレは気にするな。
263名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 20:24:00 ID:VHw9lZY8
>>261
千佳と美羽の二人は、伸恵が留守のときでも勝手に伸恵の部屋に入って
本棚をあさってたりするので、押入れを探っててもおかしくはないです。
発端は伸恵の部屋の千佳と美羽で、まさぐりあいの後、
茉莉とアナのいる千佳の部屋に戻ったことにすれば、問題ないっす。

だから終了しないでぇぇ…。
264監禁少女 1/6:2005/07/01(金) 20:22:12 ID:AIhfTBBZ
どこからか歌が聞こえる
「そ、こ、の、だーれかさーん、じゅ、ん、び、そろそろお〜けい?」
トテトテとはや歩きのようなスキップのような足音
歌っている少女、松岡美羽は自分の部屋の取っ手をとり
「そ、れ、じゃ、おしらせしましょ!わ・ぴ・この元気予報!
 やっほー!ちぃちゃん元気?がっこーからかえってきたよー」
監禁されている少女、千佳は美羽が部屋に入ってきたとたんビクッとし
「うぅ…ふぅ…う…」とうめき始め、顔には恐怖の色が浮かんでいた
そりゃぁ、あれだけ陵辱の限りをつくされたら弱気で臆病にもなるだろう
千佳は昨日と同じ状態でベッドに拘束されていた。
「なにおびえてるのー?あーあ、またシーツ濡らしちゃって…
 ほら、アナちゃんこれみてー」
ドアの前にもう1人、金色の髪、青色の眼、スラッとした身体の少女
アナ・コッうわっ、何をする、やめくぁwsでrfgtひゅじkぉp;
…アナちゃんが立っていた。
「まさか本当に千佳さんがこんな姿だとは思いませんでしたわ…」
「でしょー?ちぃちゃんこう見えてすっごいマゾで淫乱なんだからー」
「ひゅっ…ひが…ひがう!あなひゃん…はふへへ…」
千佳はアナちゃんに助けをもとめた
アナちゃんなら常識人だし、きっと助けてくれる。
だが…
「…?何いってるんですか?今日は美羽さんに私の大好きな
 千佳さんを好きなようにいじめられるって聞いたんですけど…?」
「ふ……?」
265監禁少女 2/6:2005/07/01(金) 20:22:27 ID:AIhfTBBZ
突然の言葉に期待も何も全て消えてしまった
「いつもいつも美羽さんのおかしな奇行から私を守ってくれた千佳さん…
 いつか、いつか私のものにしていたいって思ってましたけど…まさか今日だなんて…」
アナちゃんは目をうっとりさせて千佳の顔に自分の顔を近づける
「あなひゃん、おねひゃい!やめへ!はふへへ!」
「かわいい…ずっと見ていたいわ♪」
アナちゃんは顔を少し赤らませて千佳にささやく
そんな二人を美羽はぶーっとした顔で見ていた
「…ねぇ、ちょっと」
……?おれ?おれっすか?
「そう、そこの…なんかよくわからない文字の人」
美羽ちゃん、ナレーションに声かけちゃだめだよ。
これは一応……
「そんなことどうでもいいの!」
ひっ!…はい
「どうしてあんたナレーションするときアナちゃんだけ[ちゃん]付けなの?
 不公平じゃない?」
いや、それは…なんというか、お嬢様系って呼び捨てにするのはちょっと苦手で…
わかるでしょ?ていうかこんな会話したら読者から苦情が…
「はぁ?何いってんだお前……って!何勝手に始めてんだそこ!」
ん…?はじめ……
うっわぁあわわあわあわあわ
「ふ…んちゅぅ……くちゅ…」
「んん…ん!はぁ…んぶ…ちゅ…」
アナちゃんは千佳の口の拘束具をはずし、濃厚なディープキスをしている
千佳は顔を背けたりして抵抗するものの、アナちゃんが手で千佳の顔をおさえて無理やり自分のほうに
向けているため、抵抗なぞまったく無意味だった
「ふぁ…ん…千佳さん…下のほうも拝見させていただきます…」
「う…やめて…」
266監禁少女 3/6:2005/07/01(金) 20:22:40 ID:AIhfTBBZ
アナちゃんは千佳のパンツを脱がし、未発達の少女の秘部に顔を近づける
「ふふ…ぐちょぐちょ…ローターでこんなに感じちゃったんですか?」
「やめ…やめて……やめてぇ…」
アナちゃんはおしりと膣のローターをズポッと引き抜く。同時に千佳が ひぅっ! という泣き声をあげた
そして美羽もパンツを脱がし、股間を千佳の前にさらけだした
「アナちゃん、下はまかせたよ。」
「もちろん…千佳さん、覚悟してくださいね?」
「い…やぁ…舐めるのやだ……いじらないで……ぇ…」
美羽は千佳の口を無理やり開けて一物を咥えさせ、アナちゃんは
いきなり3本の指を同時に入れる。
「ん!んん!ぅぶ!う!んうぅ!」
「…本当に淫乱ですわね。指がすんなりと入ってしまいましたわ
 すぐには…イかせませんから」
指を中でぬちゅぬちゅと動かし、なんども出し入れする
千佳はすぐに達しそうになる  が
「んぶ…う?う!んぐ!ひゃ、ひゃんで、や、やめううぶぅ!」
「言ったでしょ?すぐにはイかせませんって…
 それよりも千佳さんのその顔…すごくいい…」
「ね?ちぃちゃんすっごいエッチでしょー?
 舌使いももうすごくって…ん!出るぅ!」
口の中に大量の精液が放出された
千佳は顔を動かし、美羽のものを口から外そうとしたが
美羽は千佳の頭を押さえて射精してすぐまた口を犯していった
「ん!ぅ、うぇ、ぶう!う!やべ、やべでぇ…」
「早く飲めばいいじゃん、なんで飲まないの?」
「美羽さんが少し止まればいいんじゃないんですか?
 そのままじゃ飲みにくいでしょ」
といって、アナちゃんは指をさらに激しく動かした
267監禁少女 4/6:2005/07/01(金) 20:22:53 ID:AIhfTBBZ
「ん!?ううぅ!!あぅ!う!」
激しい指の動きに耐えられずまたイきそうになるが、アナちゃんは
千佳がイきそうになるたびに指を止めた
口の中に貯まっていた精液がアナちゃんの頬に垂れ落ち、アナちゃんはそれを
ぺろりと舌で舐めとる
「美羽さんのジュース…美味しい♪」
「そぉ?そぉかなぁ?ははは」
「それにしても一度口に入れたものをこぼすなんて…」
「お仕置きしなきゃダメだね」
アナちゃんは指を抜き、千佳の秘部に顔を近づけた
美羽はさらに動きを激しくし、ズシュズチュと千佳の口の中を探検する
「千佳さんのジュースをいっぱい吸い取ってあげますね♪」
「や、うぐ、んん、う!」
アナちゃんはぺろぺろ…というよりぐちゅくちゅとむさぼりつくように
千佳の秘部を舌で犯していった
「ううんぶぅ!ん!ぐぅ!う!」
「あぅぁ…美味しいですぅ…もっともっと出して…」
「…いいなーおいしそう…」
千佳の口からこぼれ落ちる精液が自分の髪の毛に垂れるのもかまわず
アナちゃんは舌を中に入れるように突き出した
「はぁ、あ!うぶぁ!う!」
「ん、ん、チュル、くちゅ、おいし…」
「はぁ、わたしもーせーし出そう…」
268監禁少女 /6:2005/07/01(金) 20:23:09 ID:AIhfTBBZ
美羽と千佳は同時に絶頂に達した
「ん!ううんんんんんぅ――――――」
「はぁ!あ!出てる!ちぃちゃんのお口にいっぱいぃ…」
「んぐ!う!千佳さんのところからジュースが……」
美羽の精液が千佳の口の中にまた広がっていく
アナちゃんはあふれ出てくるとろりとしたものをちゅるちゅると吸う
千佳は、何も言われずともごくんと精液を飲み込んだ
「ぷはっ、は……もう…もう…やめ…ぃゃ…」
「せーしそんなに美味しかった?もう飲んじゃったね」
「いやとかいうわりには下のお口からはいっぱいあふれでてますけど?」
千佳はいやぁ、という小さな悲鳴をあげ、顔をあかくした
「かわいい♪今からもっと…」
「今日はもうおしまいにしましょ」
「へ?」
美羽は驚いたように目を見開き、?、という顔でアナちゃんに聞いた
「どーして?まだ夕方…」
「いいから、美羽さんはお風呂にでも入っていらしたら?」
「…身長低いし一コ下のくせに態度だけはでかいな…」
「ちっちゃくないもんー!さっさと風呂入ってー!」
アナちゃんに背中を押されて美羽は部屋から出て行く
千佳はありがたそうにアナちゃんに話をかけた
「アナちゃん…ありがと…」
「ごめんなさい。千佳さんがあまりにもかわいいから…やりすぎちゃいました
 それにしても美羽さんはちょっとこらしめてやらないといけませんわ」  !  
千佳の拘束具を解きながらアナちゃんはむ〜っと考えて考えて急に  ( 'A`)  
と何かを思いついたような顔をした
「ふふ…いいことを思いつきましたよ〜」
269監禁少女 6/6:2005/07/01(金) 20:23:30 ID:AIhfTBBZ
「え…?」
「千佳さんにも手伝ってもらいますからね?」
「え?え?」
アナちゃんの言ってることがよくわからない
「こらしめるって…ひ、ひどいことは」
「ダメですわ!そんな弱気じゃ
 だから美羽さんにあんなふうにされるんです!」
千佳はお前もしただろうが、と突っ込みたかったが、この際やらないことにした
そんなことよりもアナちゃんの言動が気になったからだ
「今まで美羽さんに何をされてきたか想像するの!
 あの女…いや、もう男ですわね。胸ないし」
「…そうとう美羽ちゃんにひどいことされたんだね」
「あなたもです!」
「…うん、色々とされてる」
「でしょう?だから、仕返ししましょう?
 ふふ…明日が楽しみですわぁ〜」
ああ…アナちゃんってみっちゃんに色んなことされちゃったから
こんなに性格が壊れて…
と、千佳は思った。いや、ま、俺のデフォルメなんだけど
アナちゃんはどこからか千佳の洋服を持ってきて、千佳に着せた
「さ、今日はもう眠ってください。疲れたでしょう?」
「あ…うん、ありがと」
「美羽さんは私が今日はなんとかしますから…
 あした、一緒に美羽さんを逆の立場にさせましょ?」
「うん…おやすみ………」
千佳は美羽のベッドに横になり、すぐにスーピーと寝息をたてて寝入った
「…千佳さん…あなたは私のものです…」
そういって、アナちゃんは部屋を出た



4日目に続く?
270名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 20:30:42 ID:AIhfTBBZ
はい、毎度毎度キャラクターをぶっ壊してる無色透明の変態です
ええ、ぶっ壊れすぎて嫌いな人もいるかもしれません
しかもナレーションと会話をするなんていう「アレ」な感じも
でもこのぐだぐだ感、大好きです。ええ
今回はエロシーン少なめで内容もあんまえろくないです
しかもわぴこ元気予報とか歌っちゃってます。だめですね、年代的に

アナちゃんが暗くて「仕返し、仕返し」と言ってるのは
ちょっとサディスティックな一面を見せたかったのもあります
美羽も今回は控えめですね。

次回はあれです。もうねっとりと、ぬちょっと、身体中です
あ〜♪過剰な攻めと嫌々な受け、だいっすきだぁ!
271名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 02:00:48 ID:rnPc1Tpy
もつかれー!
GJ(゚∀゚)b!!
272名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 01:08:34 ID:4vq/Alqm
おいおい、投下から丸一日経とうとしてんのにスルーかい?
273名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 02:22:00 ID:7aCl3x52
>>272
いやいや。
続き物の場合は、一回ごとの投下に対してそんなにレスは付かないものさ。
274メリー:2005/07/03(日) 18:52:33 ID:YdEwy1In
前回からだいーーーーーーぶ遅くなってすみませんorz

他スレやら、自サイトの諸々やら、私事で忙しかったやらで
作っている時間がなく、後回し後回しになってしまいました……。

すごい上に書かれていますが、これを読めば予想が当たっているかどうかが
分かると思います。
ではどうぞ。
275茉莉ちゃんとデート together お留守番1:2005/07/03(日) 18:53:34 ID:YdEwy1In
 先週ライブに行ったため、次の日は地獄を見る羽目になった伸恵。
 今週こそはと思い、みの虫のようにふとんを深くかぶっていた。
 しかし、何事も上手くはいかないの世の常。
 久しぶりに妹が自分から離れて両親に着いて行き、隣に住むウルサイやつも
 それに付いて行き、遊びたかったが遊べないと言った外人さんもいない。
 だが、今現在伸恵はふとんの中にはいなかった。
 ではどこかというと、唯一残った女の子、茉莉の家に居た。

 事情はこうだ。
 どうやら茉莉の家族も買い物に行く予定だったらしく、両親は
 行く準備までしていたというのに、茉莉は自主的に留守番をする
 と言い出したのだ。
 だがそこはどう足掻いても茉莉だった。やはり一人では怖くなり、
 伸恵にメールをした、という流れだ。
 
 そして伸恵が茉莉の家のチャイムを鳴らした。
 ピンポ〜ン♪
 鳴らして数秒。
 ガチャ・・・・・・。
 開けられる音がしたので、ドアに手をかけたが、驚く。
「うぅ・・・・・・ぐすっ・・・・・・ヒック・・・・・・」
 泣いてた。
「ど、どうした茉莉ちゃん!? またあのチカンやろうが来たのか?」
 なだめようとして頭に手を置く。
 茉莉の頭は横に振られ、ぽふっと茉莉は伸恵に抱きついた。
「怖かったよぉ〜・・・・・・」
「へ?」
 怖がりだ泣き虫だと思ってはいたが、前みたいにチカンやろうがいたわけ
 でもないし、怖がるポイントは無いとしか思えない。
276茉莉ちゃんとデート together お留守番2:2005/07/03(日) 18:54:11 ID:YdEwy1In
「まぁまぁ茉莉ちゃん。落ち着いて、ね? えっとこんな場所じゃ何だから
 茉莉ちゃんの部屋にでも行こうか」
「うん・・・・・・」
 まだちょっとぐずっている茉莉の背を押して促した。
 勝手知ったるなんとやら。

「さ、茉莉ちゃん、落ち着いた?」
 茉莉の部屋に着いた伸恵はクッションを用意して座らせる。
 ぐずっているのは相変わらずだったが、泣いてはいないようだ。
「ありがとう、お姉ちゃん」
 無性に抱きしめたくなり、ていうか伸恵は抱きしめていた。
 ぎゅーっと抱きしめて、耳元にお互いの息遣いが聞こえる。
「お、お姉ちゃん……恥ずかしいよぉ〜」
 でも実は自分の腕を伸恵に回していて、ちょっとだけ離れないようにしていた。
 それが伸恵には愛らしくて、余計に離したくなくなる。
 あぐらの伸恵の上に、茉莉が乗っている状態。
 クッションを用意した意味がほとんどなかった。
「やっぱり抱くなら茉莉ちゃんかアナちゃんだよな〜」
「お姉ちゃん〜」
 抱きしめ合う二人は、しばらくそのまんまだった。

「このまま帰るのも忍びないので、今日はあたしが茉莉ちゃんと一緒に
 お留守番をしたいと思います」
 やっと離れた二人は向かい合い、伸恵がまずそう言った。
「えっ、いいのお姉ちゃん?」
 驚いているが、どこか嬉しそうな茉莉。
 伸恵は頷く。
「だって、ここまま茉莉ちゃん一人にして泣かれても困るし。
277茉莉ちゃんとデート together お留守番3:2005/07/03(日) 18:54:32 ID:YdEwy1In
 それにたまにはこうしてのんびりするのも良いし」
「ありがとうお姉ちゃん」
 よほど嬉しかったのか今度はうれし涙を浮かべている。
 伸恵はそんな茉莉の頭を撫でると、立ち上がって、ベッドに座った。
 そこには胸元に金のリボンをつけたテディベアがあった。
「あれ? 茉莉ちゃんこんなん持ってったっけ?」
 持ち上げて訊く。
 茉莉もベッドに座り、伸恵の隣にくる。
「それでパートで買ってもらったの」
「ふぅんそうなんだ。ここにあるってことは一緒に抱いて寝てるの?」
 すると恥ずかしそうに顔を染めて、
「う、うん……」
 頷いた。
「可愛いねぇ〜……」
 それがテディベアに対してなのか茉莉に対してなのか不明だ。

「あっ」
 突然何かを思い出したかのように立ち上がる茉莉。
「ど、どしたの?」
「何も飲み物出してなかった!」
「いや、あたしは別にかまわんけど……」
 伸恵はそう言ったが、茉莉は構うらしい。
「ごめんねお姉ちゃん」
 と言ってすぐに部屋から出て行った。
 残された伸恵は所在無く頭を掻く。
 しばらくしてドアがぎこちなく開けられ、茉莉がお盆に二つのコップを載せていた。
「ごめんね。ジュース無かったら牛乳にしたの」
 そう言って茉莉は入ってきたが、今の伸恵には別の心配があった。
278茉莉ちゃんとデート together お留守番4:2005/07/03(日) 18:54:55 ID:YdEwy1In
 そしてそれは現実のものとなる。
「あっ!」
 茉莉は何も無い所でつまづき、転んだ。もちろんお盆とコップを投げ出す。
「危なっ!」
 予想通りのことをしてくれる茉莉を予想していた伸恵は、
 茉莉だけはしっかりとキャッチした。
「あうっ」
「大丈夫茉莉ちゃん?」
 キャッチした衝撃が予想以上に大きかったのか、茉莉は呻いた。
 幸いコップは割れはしなかったものの、中身は全部零していて、部屋中に
 牛乳に臭いが広がる。
「はうぅぅ〜……」
「いや、ある意味予想通りだったよ茉莉ちゃん。ほら、泣く前に床拭こう?」
「ぐすっ……、う、うん……」
 茉莉は泣きながら雑巾を取りにどこかへ行った。
 そして戻ってきたその手には何枚かの雑巾が握られている。
「これ、捨てることになると思うけどいいよね?」
 一応了承は取る。でも誰も牛乳の染み込んだ雑巾などいらないだろう。
「うん。お母さんがこういう時に使いなさいって言ってたから」
「そっか」
 二人で手分けして床に零れた牛乳を拭き取っていく。
 濡れた雑巾は袋に詰めてぎゅっと口を縛る。
 その後手を洗って、部屋に戻った。

「まったく。茉莉ちゃんは飽きないねぇ〜」
「はうぅ〜……」
 床はまだ生乾きでちょっと嫌な感触がするので、ベッドの非難した二人。
 壁に背を預け、座った伸恵の足の間に茉莉が座っている。
 どうしてもそこが良いらしい。
279茉莉ちゃんとデート together お留守番5:2005/07/03(日) 18:55:19 ID:YdEwy1In
 茉莉は腕にテディベアを抱いていた。
「そだ。茉莉ちゃん、あの猫セットはどうした?」
 何を思い出しているのか、伸恵は茉莉にそんなことを訊く。
 茉莉は首だけを振り向かせて、
「え、タンスに入ってるけど」
「じゃあ、猫になってみようか?」
 突然の訳の分からないことに茉莉は目を白黒させる。
「え、あの、お姉ちゃん?」
「いいからいいから。そっちの茉莉ちゃんも可愛いから」
 可愛い、と言われて拒否できる茉莉ではなく、素直に頷いた。
 猫耳帽子はすぐに被って終わるが、しっぽはどうやら素肌に腰の位置で装着する
 物らしく、ちょっとだけ時間がかかった。
「これでいいお姉ちゃん?」
「うん。可愛いよ茉莉ちゃん」
「あ、ありがとう」
 照れた茉莉は恥ずかしそうにベッドの上に登ると、伸恵の足の間に納まる。
「ホント茉莉ちゃんって可愛いなぁ」
 帽子越しに茉莉の頭を撫でる。
「んにゃ〜」
 気持ち良さそうに茉莉が鳴く。
 まったりとした時間が過ぎ去った。その時である。
280茉莉ちゃんとデート together お留守番6:2005/07/03(日) 18:55:40 ID:YdEwy1In
「ねえお姉ちゃん……」
「ん? どした茉莉ちゃん」
 潤んだ瞳で伸恵を見上げる茉莉。
 伸恵にわずかに残された野性の勘が何かを告げた。
「さっ、さあそろそろか……」
 えろうかなぁ、と言おうとしたのだけれど言えなかった。
「あれからね、あたしね、その、あのぅ、オ、オナニーを一人でしてみたの」
 顔を赤くして独白する茉莉。
 伸恵は心の中でああぁぁ……とため息を吐いた。
 しかし顔は引きつった笑みで堪える。
「へ、へぇ〜」
 どうだった? とも訊けないだろう。
 とりあえずそう答えるだけに止まった。
「お姉ちゃんに教えてもらった通りにしてみたらね、気持ち良かったよ」
 ここまで聞いて先が読め始めた伸恵。危険だと分かっていて、それを回避する
 手立てを考えるも、それを実行すると確実に自分に対する茉莉の心証が悪くなる
 と同時に、泣かせるであろうことも分かった。
「でも……お風呂でお姉ちゃんと一緒の時よりは気持ち良くならなかったの」
 どうも自分が流れに流されやすいとしみじみ感じ始めてきていた。
 このあと茉莉がどう言うかも大体想像できる。
「だ、だからね……。ま、また一緒にしてくれ、る?」
 ほらやっぱり……。
 心の中でため息混じりにそう思った。
 絶対に何かの陰謀が働いているとさえも思う。
 が、正直な話嫌な話でないことも事実で、怒ったらいいのやら感謝していいのやら
 微妙な所だった。
「あ、あのね茉莉ちゃん……。そういうことはあまり人には言わない方がいいんだよ?」
 とりあえず注意する。確実に注意する点を間違っているが。
281茉莉ちゃんとデート together お留守番7:2005/07/03(日) 18:56:03 ID:YdEwy1In
「うん、お姉ちゃん以外に言わないよ?」
 そこじゃないんだけどなぁ〜、と思わざるを得ない。
「えーっと、どちらかと言えばあたしは大歓迎に近いんだけど、色々と問題があるわけで」
 過去五回。その問題を無視してきたこともあるのだが。
「ふぇ……」
「こんなことで泣かないでよぉ」
 泣きたいのは自分だった。天国のような地獄と人としての道徳に挟まれているのだから。
「あ〜もう、一回だけだからね?」
 あとどれくらいその台詞を言うことになるのかは定かではない……。
 伸恵の言葉に茉莉は嬉しそうに頷いた。
「じゃあ茉莉ちゃん……ちゅ」
 口付けし、舌を侵入させる。
 茉莉も抵抗を見せる気配はなく、舌を絡ませようと稚拙な動きをみせた。
 たっぷり濃厚なキス。
 高さがあるので一方的に送られる伸恵の唾液を茉莉はゆっくりと飲み込む。
「んっ、んく、はう、んふぅ……」
 離れあう口を繋ぐ糸。
「茉莉ちゃん、脱いで」
「う、うん……」
 一枚一枚丁寧に脱いでいく茉莉。
 やがて現れて肌は薄い桜色に変わっていた。
 しかし元からその色の濃い部分は、やや硬く突起している。
「可愛いよ茉莉ちゃん」
 そう言って伸恵は茉莉の胸に吸い付いた。
「ひゃうぅ!」
 大きな刺激に敏感に反応し、茉莉は声を上げる。
 しかし覚悟を決めた伸恵はそれだけでは終わらない。
 右手で余った方の胸を優しく揉み始める。
282茉莉ちゃんとデート together お留守番8:2005/07/03(日) 18:56:22 ID:YdEwy1In
「あっ、はぁっ、ふぅ!」
 まだ膨らんでいるとは言いがたい胸も、僅かな刺激で柔らかさを増し、伸恵の手の平では
 また違った硬さがあった。
 むろん、口の中ではそれを十二分に弄んでいて、硬くなったそれを愛撫する。
「ひゃ、あうんっ! おね、えちゃんっ、あっ、んんぅ」
 伸恵の頭をぎゅっと抱きしめ出す茉莉。感情が高ぶり、力が入ったのだろう。
 すると伸恵は遊んでいた左手をスカートの下へ潜り込ませると、
 湿った布に指を当てた。
「ああっ! イ、イよお姉ちゃ、んっ!」
 チュクチュクという音が、布の上から擦るだけでもし、伸恵の指は横から滑り込まれた。
 グチュ……。
「はああっ! ああ、んんっ! きゅぅ、はぁ、ふぅっ、んああっ!」
 部屋に響き渡る淫靡な水音と茉莉の喘ぐ声。
 傷つけないようにしながらも伸恵は茉莉に快感を与え続ける。
「あっ、ダメェっ! で、ちゃうよぉ〜! 何か出ちゃうぅ〜!」
 言った通り、茉莉は潮を噴いてパンツと伸恵の手とベッドの布団を汚した。
 力なくぐったりとさせ、小刻みに痙攣させている体を伸恵は優しく抱き、
「ごめんね、茉莉ちゃん」
 一応謝った。
 そして気を失いかけている茉莉の着替えを手早く済ませ、見た目は何事の無かった
 かのようにしておく。
 その後一時間ほどして、ようやく茉莉の両親が帰ってきて伸恵は帰ることが出来た。
283茉莉ちゃんとデート together お留守番9:2005/07/03(日) 18:56:58 ID:YdEwy1In
「ま、茉莉ちゃん、お姉ちゃんと二人っきりになったなぁ〜!」
「茉莉ちゃん……それは卑怯だよ」
「そうです茉莉ちゃん!」
「は、はうぅ〜〜〜……」
 とかなんとかいう会話が伸恵が居ない間にされとかされなかったとか。
284メリー:2005/07/03(日) 19:01:43 ID:YdEwy1In
終わりです。

ほとんど即興にも近い速度で書いたんで、内容が希薄気味ですよね。
しかも書いている最中に流していた曲が『ドクロちゃん』と『千佳』で
一人で勝手に大爆笑でしたよ。

もちろん次は……お分かりですよね。
285名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 20:36:59 ID:tZpSsK1/
キター!!!
GJ!GJ!GJ!
286名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 23:02:37 ID:4vq/Alqm
グッド ジョブ!
287名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 22:08:04 ID:BmzrJqY9
流され続けていく伸恵萌え
288名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 03:21:21 ID:+cHHgn1N
GJ!
289名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 03:23:57 ID:LAhBOjCN
保守。伸恵、続き 〃 ♪
290名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 13:07:32 ID:KeP6K11I
ええ仕事しはりますなぁ(´∀`)人
291名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 00:16:55 ID:Bs6Rf6F+
ここ遅いなぁ…_ト ̄|○ 保守
292名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 01:46:22 ID:9aguVYM6
ぶ−すと・ほっしゅ
293名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 10:14:39 ID:B5v52uIZ
放送日キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
294名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 10:16:14 ID:FYSnwKkN
おいおい、昨日だよ。
295名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 23:13:17 ID:pIyGNPDp
明日じゃなくて?
296名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 01:29:30 ID:ICf+/WWF
放送あったのに書き込みないね
297名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 02:04:35 ID:pjZWoAHn
さて、その理由は?
@伸恵が二十歳で短大生
AGコードか単体でない(錬金◇苺)
Bアナちゃんキボン
298名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 08:37:51 ID:9yhzrJEy
C地方だから見れない
299名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 13:07:38 ID:fueY0A56
Dエロパロスレで語る必要が無い
300名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 15:57:21 ID:2XxrxKd1
ご主人さまと一緒に笹団子を作る新潟県のメイドさん

・・・これまでのスレの流れを見てご主人さまの住んでいる地域が大体わかったメイドさん
301300:2005/07/16(土) 15:58:48 ID:2XxrxKd1
誤爆ーーーっ!!

スマソ・・・(´・ω・`)
302名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 02:42:15 ID:yufmTKjE
Eが誤爆に終わりまた書き込みがなくなった…
さて(ry
303名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 17:48:46 ID:AtQW0FhM
ほす
304名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 19:09:48 ID:vhUSAaHF
錬金◇苺には泣かされたー!

まあ良作じゃないのかな。1話だし何とも言えんけど・・・
これで住人&職人が増えてくれればうれしいのだが

ネタ等アニメからの出典も大歓迎ですんで。
305名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 19:12:56 ID:vhUSAaHF
     __ , −、/:::::::::::::::::::::l  ヽ::::、:::::::::::::',::::::::::ヽ::::::::::::::::ヽ:::::::::::ヽ
  /:::::::::::::t.- 、ノ::::::::::l::::::::|::|   ヽ::::i、:::::::::::、::::::::__ヽ:::::::::::::::`、:::::::::::',
. /   ::::::〃  }:::::::|:::l!::::::l|::|    丶:l.\::::::::i<:::::: ̄`ヽ::::l:::::l::::::::::::i
 i:::::::::::::;イ/`ーr':::::::::!::|!::::::|lィ´    ヽ  \:::゙、 丶::::ヽ\:::::l:::::l::::::::::::l
 |::::::::::/ li   l::::::::::l:::l|:/ !|      \  \:ヽ \::', ゙、:::l:::::l::::::::::::!
. !:::::;:/ l!   |::::::::::|::|イ:::| l:!           ヽ__ \ ヽ::!、::l::::l::::::|
  l::::l:!  |    |::::::::::l::| l:::! l   __        〃, ̄::`ヽ、  ',::ヘ:!-、:::::!
.  ヽ|!     |::::::::l:| l:|  ! ,, ==、       {::::::::::ハ ヽ Y ,ヘ !:::|
            !::!:::::l:l|  l! 〃/´:::::ヽ         い-‐ク    〈ヽ. ハ{  
           l:l|:::::l:lヘ   i! {:;、_;;:::、}         `¨´      !' ,.イ     エロ画像スレ立たないかな
          l| l::::ト.{. `、 l! `ー-- ′                 ,'r'´ l{
             ! ヽ:| ヽ. ヘ           '          /i{
               `iー、                     〃
                   }ハ         _       ィl;{_
                     `  、       ‘ ′  ,. '´ ヽ: :`ー- 、
                          `j丁`i¬ー、‐ '´       \: :、: : :ヽ
                      ,{ { : :∨   }       _`_y: : : :.}_
                    /:! ヾ、 : :',    _,.-‐'´ ̄: : : : :`:ー--'j
                  /: : :|   ヽ: }  /: : : :_;.-‐'´ ̄`ー- :___;ハ
                 / : : :!   `f‐'´:_;.-‐'´           i
306名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 23:05:39 ID:vQ6D5qRq
ttp://moe.homelinux.net/cache/res809989c3s0.html
ここにいくつかあったよ
307名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 23:36:05 ID:vhUSAaHF
            ,. .‐:'´: ; : : : r、_、_;._:`丶、                }
           /: : : : :_://: ;イ:l    ^⌒` :\              /
      rt.冖7ー、: : : : :Z ,'イ: / l/        ヽ:ヽ           /
     冫⌒ハ く: : :_フ / l:/ 、l         i: i :i、       /    /
     ′ .└r‐': :_7   |′ __\        l小lr'     /      /
     i . . : :.:.|: : : Z    //::::::ヾ`′   ∠.  lハl    /      /
      |: : : : :.:.!:.:. :7    /  {tヘ__,リ     i':::iヽ !: :|  , '      , ′
      ! : : : :.:.:|:.:.:.{       `ー'´      t_リ '/: : l /      , ′
.     | : :. : :.:.:l'⌒、                '   {: : : レ'       /
      !: :.:. :.:.:.:|  〉      ,.-―−- ._    }:.: : |     /    規制かかってるよ!
      l: :.:.:.:.:.:.:|ヽ._`_      {        7   /:.:.:l|   /
     | :.:.:.:.:.i:.| `ー->、    ヽ      /  , ':.:.:.:l| !  /
    !:.:.:.:.:l|:!    '  i     `    '_,.イ:.|:.:.:.:.l !| /
      !:|:.:.:.:!l:!       }     ` T_7_´ ヽ:.:.:.:.l:|:.:.:ハリ'
     l:l!:.:/ ′_,∠>;く        | く:.`ゝ }:.:.:.:l|:.:/:r'
      l|/ /     }:.:.ヽ、‐-、  ' `Y^´:.:.:.:.:|://
       'r く_      ´「´:.:.\     ノ:.:.:.:|:.:._リ'′
    ,. :'´:.:.:.:.:.`ー、   ,':.:.:.:.:.:.:,.二_ー';.-、:.:.:l/
   j:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.v' /:.:.:.:.:.:.:.{._‐ ` ' ‐j:.:.:|
  f-、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::`:"::.:.:.:.:.:.:.:.:r、`ヽ~ r'´:.:.:.:l
308名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 00:06:18 ID:kVxap6Sp
期待age
309名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 02:32:03 ID:wdpP2C5m
アナちゃんキターorz
310名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 04:43:00 ID:yp7OCZOZ
かわいいなんて そんなこと 言っちゃだめです♪
ふわふわ苺たちがやってくる うるさい声が近づいてくる♪
ふわふわ苺たちがやってくる 甘くてすっぱいか香りがする♪
ちぐはぐな色でいいね? 落書きしちゃお〜♪
失敗も当たり前だよね? わたしたちを 許してあげなさい〜♪
怒らないでね♪ 怒らないで 好きにさせてね♪
大人はわかんない♪ 素敵♪ 奇跡♪ 完璧♪(ハイッ♪)
かわいいなんてそんなコト言っちゃだめです♪
とてつもない笑顔ぉ〜(ヒュー♪)まっしまろな女の子♪
I C H I G O だ♪ GO GO だ♪ 苺LOVE♪
311 ◆TodayVQreU :2005/07/22(金) 05:23:52 ID:FcGsu8Dh
では、苺ましまろの歌に乗って投下といきましょう。
前のSSと繋がりはありません。
今回は、ちゃんと千佳の部屋にしてありますよw
312 ◆TodayVQreU :2005/07/22(金) 05:26:54 ID:FcGsu8Dh
「すぅぅ……、んー……」
 夏の勢いがどんどん強まってきた7月。伸恵は、伊藤家二階の千佳の部屋で睡眠をとっ
ていた。もう、最高気温が30度を超すような真夏日の連続する日々。外ではセミの鳴き声
が響き、様々な生命の繁栄を感じさせる。そんな暑い夏の昼、千佳の部屋は、地球に優し
くない強設定のエアコンにより涼しい空気で満たされていた。
「ん……、うーん……」
 室温はかなり快適なはずなのだが、伸恵は時折寝苦しそうな声を発していた。不快指数
が徐々に溜まってきて、ついには意識の覚醒へと動き出す。程なくして、昼寝らしく眠りの
底からあっさりと浮上した。
「むー……」
 瞼を開くと、まだ眠たそうに澱んだ瞳でぼんやりと部屋の天井を見上げる。窓際の白い
薄カーテンから、夏の日差しが力強く差し込んでいた。まだ夕方の気配も感じられないこ
とから、それほど長い時間寝ていたわけではないらしいなと伸恵は思った。
(あれ……。でも、なんであたしは昼間から千佳の部屋で寝てるんだ……?)
 二度寝するぐらいの眠気は残っていたものの、それを超えるなんらかの不快さを感じて
いた伸恵は、寝ぼけ顔のままでむくりと上半身を起こす。
「ていうか、なんか暑いな……」
 ひょっとしたら、エアコンがいつのまにか止まってしまったのではないか。伸恵はそんな
推察をして視線を文明の利器に合わせる。しかし、エアコンの送風口からは、寝る前と同じ
ように相変わらず冷たい風が頑張って吹き出されていた。
「……?」
 伸恵は不思議な気持ちになりながら、困ったようにして頭をポリポリと掻いた。しかし、や
はり身体が火照っていることは確かで、このまま再び横になろうという気持ちにはなれない。
(んー……、やっぱ起きるか)
 そして、伸恵がベッドから降りようとして被っていた布団をまくろうとした、そのときである。
313 ◆TodayVQreU :2005/07/22(金) 05:30:18 ID:FcGsu8Dh
 モゾモゾ……
「うわっ!?」
 突然、まだ伸恵の下半身を完全に包み込んでいる布団が、モゾモゾと不気味に動き出し
たのだ。自分が寝ていたベッドにいつのまにか得体の知れない何者かが存在していたら、
誰だって驚くだろう。加えて、寝起きで気持ちが緩んでいた伸恵は、「ドキィッ!」と心臓を
鼓動させる。
「なっ、なんだ?」
 伸恵は、額から嫌な汗を噴き出して心臓をバクバクと高鳴らせる。かなりの驚きと恐怖を
感じていたが、一秒でも早くその正体を確かめようと、躊躇なく布団をガバッと剥ぎ取った。
「こっ、これは……」
 謎の動く者の正体は、ジャングルに生息する爬虫類でもなく、物語に出てくる触手状の
生物でもない。幸いにして、そこにいたのは見慣れた茉莉とアナであった。
 二人は、猫のように身体を丸めて狭いスペースで眠っている。伸恵は、中にいる者を一瞬
のうちに色々と想定してしまったが、正体が安心な者であったことに気付き、ホッと胸を撫で
下ろした。
「ベッドの上に3人もいたら、そりゃ暑いよなぁ」
 しかし、安心した所で、次なる疑問が生じてきた。心地よい夏の室内でぼんやりと時を過
ごしていれば、ウトウトしてくるのも頷ける。だが、狭苦しい体勢になってまでベッドに潜り込
もうとするものなのだろうか。
(あるいは、すごく眠かったとか……)
 考えていても答えがハッキリしそうにないと感じた伸恵は、二人を起こさないように気を遣
って布団から這い出し、ゆっくりとベッドから足を降ろす。
 グニャリ
「うっ!?」
 そのとき、足がなにか柔らかいものを踏み付けた。再度未知の者が思い浮かんでくる恐
怖に、伸恵はギクリと脚を硬直させて身体を震わせた。今度は恐る恐る、足をそろーっと
浮かせてゆっくりと下を見やる。
314 ◆TodayVQreU :2005/07/22(金) 05:33:40 ID:FcGsu8Dh
「くー、くー……」
「……なんだ、美羽か。ったく、驚かせやがって……」
 伸恵が踏み付けたものの正体は、ベッドの下で横たわっている美羽だった。驚かせた罰
として、伸恵は足をグリグリと押し当ててやる。
「う、うぅーん……」
 美羽は、踏み付けられて迷惑そうな声を発するが、起きようとする気配までは感じられな
かった。
(もしかして、ベッドから落ちたのか?)
 小さい体躯の美羽達でも、伸恵も含めて4人もいてはさすがにきつかったらしい。哀れに
もベッドから弾き出された美羽だが、それでも幸せそうに眠り続けたらしく、よだれで口元
を汚していた。
「なあ、なんでおまえらはそんなに眠たいんだー?」
 伸恵は3人に向けてそう尋ねるが、爆睡しているらしい3人からはなんの答えも返ってこ
ない。伸恵はいつしか疲れたような表情になると、今度は美羽を踏み付けないようにして
ベッドからゆっくりと降りた。
「おおっ、と……」
 ベッドから降りた伸恵が直立したとき、身体がグラッと揺らぐ。
「あれ、あたし酔ってるのか……?」
 伸恵は、さっきからなんだか頭も働かないし、どことなく自分の身体の様子がおかしいな
とは思っていた。テーブルの上を見やれば案の定、自分が寝る前に飲んだと思わしき空
になった缶ビールが数本置きっぱなしになっていた。
「ああ、そういえばそうだった。たしか、千佳の部屋で飲んでるうちに眠くなってきて、それで
寝ていたんだよな。……ん?」
 伸恵はそう納得した所で、テーブル上の光景に異常を感じ取る。なにやら、空き缶を眺め
ていると、常識的に考えて明らかにその数が多いことに気が付いたのである。
(おいおい、ちょっと待て)
 まだ酔っている身体を動かし、テーブルの真上から改めてそれを確かめようとする。そこ
で、缶の数を読み上げ始めた。
「1、2、3……」
 缶ビール2、3本ぐらい、酒に慣れた伸恵ならどうということはない。けれども、今目の前
にある空き缶の数は、明らかに女子高生一人が飲む酒の量を凌駕していた。
315 ◆TodayVQreU :2005/07/22(金) 05:39:18 ID:FcGsu8Dh
「……11、12。……12本!?」
 有り得ない数であった。そもそも、伸恵が飲んだ記憶のないチューハイやカクテルなどが
一緒になって空けられている。これは、伸恵以外の何人かが酒を飲んだと見てまず間違い
ない。
 そして、その正体にはかなりの心当たりがあった。
「まさか……。いやしかし、こいつらが飲んだとしか……」
 伸恵は当たって欲しくない予感で一杯になりながら、床に転がっている美羽の口元に鼻
を近付けた。
「おい美羽、ちょっと匂い嗅がせてもらうぞ」
「んー……ぅぅ、おねぇちゃぁん?」
 伸恵が美羽に顔を近付けていくと、眠たげで甘ったるい声が聞こえてくる。
「ん、なんだ? おまえ起きてんの……って、んっ!?」
 かなり顔を接近させていた伸恵に、美羽は突然身体を乗り出してきて唇同士をくっつけ合
ったのだ。
「こら、やめんか」
 伸恵は驚いてすぐに引き離すが、美羽は目をつむったままである。どうやら、さっきのも
ただの寝言らしい。そして、さらに美羽の寝言は続いていた。
「あたしは、お姉ちゃんのもぐむぅっ! もごもご……」
「いや待て。言わせない、それ以上は言わせないからな」
 美羽は、なにか怪しい夢を見ているようである。伸恵は、放置しているととてつもなく過激
な言葉が発せられてしまうような気がして、美羽が寝言を発している最中にその口を手で
塞いだのだ。
「んーっ、んーっ!」
 夢で見ている思いを発散する場所を遮られた美羽の抵抗は、眠っていると思えないほど
に激しい。
「ったく、こいつは眠ってても賑やかだな。どれ……」
 今度はキスされないように注意しながら、伸恵は改めて美羽の口の匂いを嗅ぎ取る。
316 ◆TodayVQreU :2005/07/22(金) 05:46:04 ID:FcGsu8Dh
「……うわ、マジか」
 途端、アルコール混じりな柑橘類の匂いが漂ってきた。伸恵は、この3人がおそらく美羽
を主導として、勝手に酒を飲んでしまったことを確信する。
「美羽の奴、酒とジュースの違いがわかんなかったのか? まあ、ビールとかに比べりゃ、
これはだいぶ紛らわしいパッケージだけど。つーか、そもそも人んちの冷蔵庫を勝手に物
色すんなよなー……。ああ、そんなことより」
 美羽への文句もそこそこに、伸恵は意識を切り替える。酒に慣れていない小さな子供が
飲んだとなれば、思わぬ事態までをも想定して対処しなければならない。伸恵は、酔い潰
れて眠ったままの美羽の両肩を掴み、激しく揺すりながら応答を求める。
「おい美羽、大丈夫なのか」
「うぅー……」
 美羽はまた迷惑そうに唸り、嫌そうな表情になった。それが単に眠りを妨げられたことへ
の反応であるとしても、今の伸恵には急な酒酔いに苦しんでいるようにも見えて心配にな
る。
「あ……」
 そのとき、美羽がなにかの言葉を発しようと、口元を開いた。伸恵は、注意してそれを聞
き取ろうとする。
「おっ、なんだ?」
 伸恵も今や、年下の可愛い妹を心配するような「お姉ちゃん」の顔になっている。その光
景は、見ていると、血が繋がっていなくても伸恵が美羽と家族のような関係に思えてくるよ
うなものだ。こういう面倒見のいい所が、美羽達が伸恵に惹かれる理由の一つなのだろう。
 そして、そんな可愛い妹のような少女から発せられた言葉とは――
「お姉ちゃんの体重は、○○(ピー音)キロです。むにゃむにゃ……」
 ピキッ
 美羽は、最近なにかとそういうことを気にしている伸恵に対し、絶対に言ってはならない
禁句を寝ながら呟いてしまった。瞬間、伸恵の周りの空気が張り詰める。
317 ◆TodayVQreU :2005/07/22(金) 05:52:11 ID:FcGsu8Dh
「……やっぱり、部屋の外に出して自然の風に当たらせてやらないとな。よいしょっと」
 伸恵は窓を開けると、灼熱の太陽に照らされている屋根の上に美羽を運んで寝かせる。
伸恵はすぐに窓をピシャリと閉めて、薄いカーテンの隙間から美羽の様子を窺った。する
と、急に周りの気温が上がったことでかなりうなされているのが、窓越しでもハッキリと見
て取れる。
「あたしは、おまえが言ったよりも2キロ軽いんだよ」
 伸恵は、心配して損したという感じで美羽に向かってそう言い放ち、視線を外した。無情
にも真夏の屋外に取り残された少女は、起きた頃にはすっかりと日焼けしているに違いな
い。
 美羽が健康そうなのを確かめた後で、伸恵はベッドの茉莉とアナを見やった。二人とも
特に苦しそうな様子はなく、見ているだけで心が和むような、幸せそうな子供の寝顔をして
いた。
「ふー。どうやら、こっちも大丈夫そうだな」
 大事に至らなかったことに安心すると、ドッと気が抜ける。伸恵は、疲れた足取りでテー
ブルの方へと近付いていった。
(こんなとこを誰かに見られたら、何言われるかわからんな。さっさと片付けるかね)
 伸恵は、一つ面倒そうな溜め息をついた後、空き缶を掴もうと手を伸ばす。
「ん? これ、まだ残ってんのがあるじゃないか」
 飲み口から中が覗けて、まだ液体が残っていることがわかる缶がいくつか見当たる。
「やれやれ、飲んでる途中で潰れちまったんだな。まあ、誰かに飲ませるわけにもいかん
し……」
 いくつかの缶で残されているとはいえ、これぐらいならなんとかなるだろう。そう思った伸
恵は、ちょうど喉も渇いていたしと、一つ一つ缶を拾い上げては豪快に飲み干していく。
318 ◆TodayVQreU :2005/07/22(金) 05:55:54 ID:FcGsu8Dh
「んくっ、んぐっ、ぷはーっ。あーっ、なんか今日は余計に飲む羽目に……って、あれ」
 残っていた最後の缶を飲み干して、それをテーブルに置こうと何気なく身体をかがめよう
としたとき、グラリとバランスが崩れる。体制を整えようと足に力をいれるが、どことなくフワ
フワとして落ち着かなかった。
「そういえば、あたし元々酔ってたじゃん……。ちょっと飲み過ぎたかな」
 まだ酔いが醒めていない寝起きにさらに酒を飲むのは、さすがの伸恵といえど堪えたら
しい。
「片付けは後にするか……」
 取り敢えず、横になって休みたい気分だった。さっきまで寝ていたベッドへ戻ろうとした伸
恵は、その方向を見てパタッと動きを止める。
「ん……、くぅぅー……」
「すぅ……、すぅぅー……」
 中心にいた伸恵がいなくなったことで、茉莉とアナはいつしか身を寄せ合うようにして寝息
を立てていたのだ。二人がこの状態のまま伸恵が脚を伸ばして寝ようとでもしたら、二人を
蹴飛ばすことになってしまう。
「……まあ、仕方ないか」
 伸恵は二人に気を遣って、取り敢えずベッドにボフッと腰を下ろすだけにする。そして、や
れやれといった表情をして何気なくアナの頭を撫でた。
「ん……」
 アナは、伸恵の手のひらの温かさに触れたことで、心地よさそうな表情を見せる。伸恵の
行為に応えるようにしてかぶりを数回揺り動かすと、輝く金髪がサラサラと白い頬を流れ落
ちる。その髪先がむず痒かったのか、むにゃむにゃと困ったように口元を動かし、小さく寝声
を発していた。
319 ◆TodayVQreU :2005/07/22(金) 06:00:38 ID:FcGsu8Dh
(あー……)
 それを見た伸恵は、思わず顔を手で覆った。可愛いものを目の前にした乙女の心境か、
いくら抑えようとしてもニヤケが止まらない。
(こうして近くで見ると、やっぱり可愛いよなぁ)
 美麗な髪をなぞるようにして指を滑らせていき、アナをあやすようにしてそっと撫でさする。
いつしか髪先から頬へと手が伸び、酔いからか少しだけ赤らんで見えるほっぺたの感触を、
ふにふにと味わっていた。
「んん……、お姉さまぁ……」
 伸恵のことを感じ取ったのかどうかは定かではないが、ボソボソと伸恵のことを口にする。
そうやって呼ばれた伸恵は、どこからか込み上げてきた嬉しさのあまり、顔に満面の笑み
を浮かべていた。
(やばい。あたし今、絶対変な顔になってるって)
 でも、これはアナが可愛いから仕方がないのだろう。伸恵はそう考えて開き直ると、いっ
そうアナに引き込まれていく。
(もっと……近くで……)
 アナという無垢で魅力的な少女を前にして、伸恵は興奮から身体をワナワナと震わせる。
いつしか、可愛いものを求める本能の勢いが伸恵の中でどんどん増長していき、初めて
会ったときのようにギュウッと抱き締めたくなってきていた。
 伸恵は、酒に酔うと変態モードになることがある。今はまさに、その突入段階へと差し掛
かっていたのだ。
320名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 06:05:40 ID:FcGsu8Dh
今回はここまでです。
今度こそは後半まで投下したいですが、
もしおかしいところがあったら言ってください。

いやー、これからアニメが盛り上がっていって欲しいですね。
321名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 07:40:18 ID:hG21Ray/
GJ!

ここまで出てきてないところを見ると千佳はオチに使われるのだろうか
322名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 09:16:46 ID:8wEI3cMQ
笹塚カワイソス(´・ω・`)ショボーン
323笹塚君、一生の…考えてないや:2005/07/22(金) 12:51:45 ID:8wEI3cMQ
「笹塚ー廊下にたってろー」
「……」
ガラッ ピシャ
なんで僕ばっかりいつも…
なんにも悪いことしてないのに…
この前だって

「はいこの問題解けるひとー」
「はい」
「自慢か?笹塚 廊下に立ってろ」

「我ながら」
「じゃあ笹塚。そこを飛ばして読め」
「え…最初から読めば…」
「廊下に立ってろ」

なんで?
なんで僕ばっか…
…あれ?
あそこに立ってるのは…えーと
美羽さんだったかなぁ
なにしてるんだろう…

「あの…」
「お?誰だお前?」
「あ、5年2組の笹塚です」
「あーあの馬の被り物してピアノ弾いてた」
「あの…あれは美羽さんが…」
「あ?」
「え、いえ、なんでもないです」

なんで僕この人に話しかけちゃったんだろう _| ̄|○
324笹塚君、一生の…考えてないや:2005/07/22(金) 12:52:40 ID:8wEI3cMQ
ああ、話なんかかけずにずっと立ってるんだった
てかなんでこの人こんなにアレな性格なんだろう
「あの、じゃ、僕自分の教室の前に立ちに戻るんで…」
「おい!意味わかんねぇぞ!とりあえずなんで立ってるか聞いていけ!」
「えぇ?」
あーもう、本当になんだこの人はー!
どうせなんか頭の悪い発言でもして立たされてるんだろ!
「いえ、本当にいいんで!ね?ほんと」
「ひまなの!遊び相手になれ!ていうか玩具になれ!」
うぁ、腕つかまれた!
美羽さんとはいえ結構かわいいし女の子手ってこんなにやわらか…じゃなぁい!
このままじゃいじめられる!
「ちょっ、ほんといいですから!」
僕は思いっきり腕を振り解く  バシッ
あ、………胸触っちゃった…
「ど、どこ触ってんだバカー!」
「ご、ごめんなさい!でも、で、でも全然大きく」
「うるせー!お仕置きだ!こっち来い!」

グィッ
わああわわわわわあわわ
なんで?なんで?あやまったのにぃ!
なんで僕ばっか、いてででででで
引っ張るなら耳じゃなくて腕、いや、ごめんなさい、ほんと
「やめ、やめてくださっ、いで、痛いっすよ!」
「これから地獄を見せてやるぜ……ぬふっ」
ぬふってなに!?ぬふ!?
ちょっ、たすけっ


あぁぁぁああぁぁぁ………
325笹塚君、一生の…考えてないや:2005/07/22(金) 12:57:56 ID:8wEI3cMQ
暗く、湿気の多い狭い空間
どうやらここは体育館倉庫のようだ
「あの…何するつもりなんですか?」
「さーて、どうしようかな?」
美羽は近くにあった縄跳びの紐で笹塚の手を後ろに縛った
そして笹塚をマットに倒れこませる
「いてっ、な、なにするんですか!ほどいてくださいよぉ!」
「あんたMでしょ?勃ってるよ」
「え?」
笹塚の股間はいつのまにか立派な山を築いていた
美羽はすかさず笹塚の股間に近づき、ジッパーをおろす
「わ、わわ、な、なにして」
「へぇー立派立派♪意外とおっきいねー」
美羽は笹塚のモノを巧みに上下にしごいていく
「うぁ、やめ、やめてくださいよぉ」
「そう言ってるわりにはいい顔してんじゃん、気持ちいいんだ?」
「そんな…こういうのは僕たちはまだはやいんじゃ…ひあぁ!」
ペロッ
美羽は笹塚のモノを舌で小さな子どものようにペロペロと全体を舐めていく
「かわいい声だすねー。そんなに気持ちいい?もっとやってほしい?」
「やめ、やめてくださいぃ!」
「むり♪」
今度は口で咥え込む
顔を上下に揺らし、舌も使って亀頭をくすぐっていく
「やめ、うぁ!」
「ん?出ちゃう?早漏だねw いいよ?出しちゃえば」
「うぁ!あぅ…」
びゅくびゅく!
笹塚の精液が美羽の顔に思いっきり発射された
326笹塚君、一生の…考えてないや:2005/07/22(金) 12:58:56 ID:8wEI3cMQ
「んー…んぐ…いっぱい…」
「ご、ごめんなさい!でも…これは美羽さんが」
「今日はこれで許してあげる」
「え…今日はって…」
「次にやるときは…ぬふふ…」
美羽の顔に暗い影のようなものが浮かび、ぬふふ、ぐふふと不敵な笑いを浮かべている
が、突然パッと明るい顔をした
同時にチャイムが鳴り響く…
「じゃ!笹塚君!あたしは次の授業に戻る!それじゃ!」
「え、あ、はい…」
とんだ目にあったなぁ…
でも…結構気持ちよかったかも…あれってなんなんだろう?
すごく気持ちよくなって何か出てきて…まぁいいや
教室に戻ろう


ガラッ
「笹塚ー授業に遅刻してんじゃねーぞ廊下に立ってろ」
「…はい」
結局こうなるのね
ええ、わかってましたよ。
まぁ、僕こういうキャラだしね。いいですよ別に
はぁ…
327名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 13:01:19 ID:8wEI3cMQ
もうホンマにいっぱいいっぱいです
監禁少女のほうも時間がなくてネタ切れで5日目ぐらいに隕石おとして
無理やりギャグ漫画っぽく終わらせちゃおうかなとかも考えてます
てかアニメ見て笹塚萌え。ショタコンロリコンマゾオタクの僕からしたら笹塚君は
憧れでありウラヤマシスであり大好きで恋人にしたいです、ええ
でもやっぱ千佳が一番



…人生どうしよう… _| ̄|○
328名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 13:37:41 ID:PuDDz9lM
こうして笹塚くんは8wEI3cMQによって無事に救済されました。めでたしめでたし。
329名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 23:55:43 ID:Rrb2KJDf
久々にGJ!
330ふたなりですよん ◆gnJnZEDBsY :2005/07/26(火) 03:38:02 ID:UBiV+Nko
ふたなって伸ねえ
***********注意・ふたなりな信恵さんです**********
ふたなりが嫌いな特に人はスルーするといいよ。でも、万個の描写とかしてねーな。
そういう意味では男性化かもしれん。ごめんよorz

信恵の股間には何故か陰茎が生えてきた。初めは隠そうとした信恵であったが、ジーンズでは不用意な勃起が目立ってしまうためにスカートを履いていた。しかし、それが美羽の親父心に火をつけ、執拗なスカート捲りによって美羽に露見してしまった。
「おいおい、お姉ちゃん!!面白そうなものつけてんじゃねぇか!触らせろ!!」
「え、やだよ」
「ちぃちゃんに、ちくっちゃうぞー。あーあーショックだろうな、お姉ちゃんが実はおにいちゃんだった、なんて……いや、男か?…ってうおっ!!」
腹に信恵のかいしんのいちげき!!が入った美羽は思わず蹲ってしまう。
「げほっ、うあー、ぼーりょくはんたーい、げほっ、げっほっ、強く殴りすぎなんだよー…って、えっ??」
顔を上げた瞬間美羽の大きな目は、見開いたままになった。
そしてその視線の先にはバキバキに膨れ上がった信恵自身があった。
「うっせぇ……ほら、お望みのチンコだよ。触るだけじゃなくて、舐めなよ。ほらほら」
信恵はそう告げるやいなや美羽の返事を待つことなくその驚きであんぐりしてる可愛らしい口の中に捻りこんだ。


「うーあー、美羽の口んなか、あたっけぇ。……って、おいおい、もっと顎を動かせって。あたしが、動いてどうすんだよ。ほら、きちんと奉仕しろって」
自分の口以上の大きさのものが入ってるからだろう、美羽はうっすらと涙を浮かべながら苦痛の表情を浮かべている。そして、可愛らしい二の腕は信恵に抗議するようにじたばた動かしてた。
その行動は信恵を落ち着かせるには充分なものではあった。信恵は急いで美羽と口から自分を出す。
「げほっおえっ…ゴホゴホ…」
「あー……、大丈夫?なんつーか、ごめん」
美羽の回復を待っている間に信恵は謝る。その表情は後悔一色だった。
「…ごほっ、あー、お姉ちゃん…の鬼畜!変態!強姦魔!!」
いつもならば、うわーこいつアホだな、と思ってしまうような台詞も今日はなんだか心に響いてしまう。しかし、そんなノスタルジーもすぐに飛んで言ってしまう言葉が聞こえてしまった。
「だから、そんな変態お姉ちゃんにはお仕置きだ!!覚悟しろ!!」
そして美羽は、信恵の股間にかぶりついた。

「ちょ、え、おい、こら、美羽!離しなさいって!!あ……やん…」
「えー、お姉ちゃんだってしたかったんでしょ?さっきは無理やりやったくせに……」
「や、あれは、ちがっ……」
「いいから♪いいから♪」
美羽はとりあえず信恵のそれをしごき始める。もう、先ほどの美羽の涎でぬるぬるだ。
しかし、刺激に慣れてない信恵にはまだまだ苦痛である。
「だ、だめっ。そんなに扱かないで……痛い……」
「えっ?お姉ちゃん痛いの?んじゃ〜やさしく舐めてあげる」
そういって自分の口に放り込む。そして、頭を前後に動かしながら舐め続ける。

先ほどのように、いやいややっていた美羽の姿はもうそこにはなかった。
信恵が無理やり食いついた美羽を剥がそうとして頭をつかむ。
「いいから、こら!美羽!!」美羽は必死に食らいつくがどうしても後ろに下がってしまう。
しかし、すぐにまた前に出す、つなひき状態が続く。そしてそれはまた新しい快楽を生む。
信恵の鈴口から流れだす我慢汁と美羽のよだれによって、それはとても滑らかな運動になってくる。
美羽の舌は執拗なまでにちろちろと鈴口を舐めている。
そして、信恵は次第に抵抗を止め、その口からは甘い吐息が流れてくる。
それを感じ取った美羽は信恵のほうを向きコトバを放つ。
「お姉ちゃん、いきそう?いくときはいくっていうんだよ。別にぶっかけてもいいし」
「わかっ…あっ……美羽……いきそう……いくいく…いく…、あっ…」


そして信恵のちんちんから白い精が無遠慮に吐き出される。
美羽の顔はすぐにまっしろになってしまった。
しかし、まだギンギンのそれは衰える様子は無い。
「うっわー、お姉ちゃん…まだまだいけるよね??」
そのイキュンバスのような美羽の笑顔の前に信恵は頷くしかなかった。
331名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 12:10:04 ID:2/GlpKrP
キモイ
332名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 21:04:10 ID:BEHnntlo
GJ
でも伸恵攻の方がいいな。
333ふたなりですよん ◆gnJnZEDBsY :2005/07/27(水) 01:36:32 ID:21l7YW8V
***********警告!!ふたなりな信恵さんです。**********
ふたなりが嫌いな人はこのレスはスルーなさってください。

---ここからふたなり信恵----

「はーっ、はーっ……」
信恵は肩で呼吸をしながら、息を整える。
強烈な感覚だった。溜まったものが、外に出されるていく。
そして、その吐き出された液体が美羽の顔を汚していく。
何か感じるところがあった。なかに潜ましたものを引き出すものがあった。
だけれども、さっきの罪悪感がむくむくと出てくる。呼吸が整うに連れ罪悪感が打ち勝っていく。

「あー、お姉ちゃん。いっぱいでたなー」
美羽は自分の顔にまとわりついた白濁液を指でふき取る。
その小さい指に、粘着質の液体が絡みつく。
そして、しげしげとその液体を眺めた美羽は暫く指遊びに勤しむ。
信恵の視線は美羽の指に注がれた。。
「……なんか。アレだな。変なニオイしてんるんな。お姉ちゃん、これおいしいと思う?」
「……舐めてみたら」
美羽はそうだね、と、頷きながら指を可愛らしい口に突っ込むとすぐに表情を変える。
「げっぇ、……まずっ!!おい、こら!変な液体だしてんじゃねー!!」
美羽は上目遣いで抗議する。その瞬間信恵の中で何かが爆発した。
「美羽……」
「な、なんだよ。お姉ちゃん、急にいろっぽくなりやがっ」

信恵は徐に美羽の唇を合わせる。
そしてそのまま舌を入れ込む。突然のことに美羽は硬直してしまった。
ちゅくちゅく……淫靡な音が部屋に響く。
ぷはっ、と美羽は無理やり口を離す。
「ちょ、お姉ちゃん…何する…うわっ…」
美羽を無理やり押し倒しながら、信恵はどんどん服を脱がしていく。
「やっぱ、おまえおっぱいないな……でも、かわいいじゃん」
そういって、おっぱいを食むる。「く……くすぐったいよ、お姉ちゃん」
少し恍惚に入る美羽。しかし、何か思い出したように目を見開き
「……!!ていうか、小さいっていったな!お姉ちゃんこそ、貧乳じゃんか!!」
そういって、美羽は信恵のおっぱいをいじり出す。
「あんっ……やったな、こいつ。それじゃあ」

舌をつつ、と添わせつどんどん下げていく。
その舌の動きはあっという間に下着へとたどり着く。
たどり着くなりパンツの上から痴丘を舐めあげた。
「はずかしいって…お姉ちゃん。どこ舐めてんだ」
「ん、いや、結構美味しいよ?ぱんつぬぎぬぎしましょーね」
そういってするするとパンツを脱がそうとする。しかし、美羽は足を閉じて頑なに抵抗する。
「ほら、足広げろって……」信恵は無理やり頭を股間に入れ込んでゆく。
そのまま、くんくんと匂いを嗅ぎ始めた。
「美羽……いい匂い……」そういうと、その匂いを嗅ごうと鼻を美羽の秘裂に宛がい、愛撫を始める。

「ちょ、こら!匂いかいてんじゃねー!!」「いいじゃん、減るもんじゃないしさ。ほら美羽も喜んでるみたいじゃん?胸、小学生なのにここだけは大人なのな」
中から滴る愛液をぺろりと舐める。「あはっ……あんっ……うんっ……」
「いい声だしてんじゃん。可愛いよ、美羽。指も入れてみようか……」
中指を前後に動かしながら、上下に丹念に舐めあげ始める。
「や……イクっ。お姉ちゃん……いっちゃうよう」涙目になりながらそう主張する。
「いいよ、いっちゃいな、ほらほら」そういって、速度を上げる。
「んんぁ、ああっん……」そのまま美羽の体から力が抜けてゆく。
334名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 03:03:34 ID:2Cs30EpQ
続きを期待します。
しかし、信恵ではなくて伸恵です。
335名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 10:41:13 ID:Aw1UYKHZ
がんがれ
336名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 11:59:22 ID:IZPMqojw
書き蓄めて一気にうpしたら?
今はみんな支援してるけどそのうち飽きられるかもしれないぞ?
337ふたなりですよん ◆gnJnZEDBsY :2005/07/28(木) 00:28:01 ID:5mIpZCrv
***********警告!!ふたなりな伸恵さんです。**********
ふたなりが嫌いな人はこのレスはスルーなさってください。

----ここからふたなり伸恵----

最初はよだれを垂らしていた美羽だったが、次第に気持ちが落ち着いてきて恥ずかしさを感じ始める。
その気持ちは真っ赤な顔として表情に表れた。美羽は、またそれを恥ずかしいと思い両手で顔を覆う。
そんな動作を伸恵は可愛い、と思った。
「お、いったか。って、なんで泣いてんだよー……」
美羽の瞳には涙が溢れていた。声は出さないものひくひく、と肩が小刻みに震えている。
「あー、ごめんよー。だから悪いっていったじゃんかよー」
伸恵は美羽を下から覗き込むようにして様子を伺う。よしよし、と軽く肩を揺すってやると美羽はははは、と、微笑みながら、涙を拭き伸恵を見つめる。
その瞳に伸恵はどんどん吸い込まれていってしまった。

「あのさ……美羽」「何?おねーちゃん?」
「あたし、もっと美羽と繋がりたい」「えっ……それって愛の告白か?」「だからコレ……美羽に入れていい?」
伸恵は先ほどよりも大きくなったのではないかと思わされる肉棒を美羽に見せ付ける。
肉棒はひくひくと動いていおり、その先端には透明の液体が滴っていた。
美羽はそれをみてこくりと頷いた。「お、お姉ちゃんなら……いいよ」
そのコトバが出てくるや否や伸恵は腰をゆっくり近づけた。
美羽はぱくぱくしだす自分の心臓の鼓動と、どんどんあがってくる部屋の熱気に意識が消えていくのを感じていた。
「じゃ……入れるよ……んん……」「ううっ……あ……痛い……」幼い美羽の肉壺は伸恵を受け入れるほど成熟していない。
「……やっぱ、無理かな」伸恵は首を竦める。

(まだ先っぽしか入ってないけどこれじゃあ……)と、伸恵が考えて腰を離そうとすると、
美羽は伸恵の腰に腕を回す「いいから……大丈夫、ね……」
伸恵はそう、わかった、とだけ答えて挿入を深める。
次第に彼女の肉壺の中でひだひだが皮をめくって行くような感触になる。
そしてそのまま腰を動かす。いち、にのリズムでタイミングよく前後に移動させる。
美羽が必要以上の痛みを感じないようにと配慮と、その動きは非常にゆっくりだった。
「美羽……大丈夫?痛くない?」「だ、大丈夫。おねーちゃんは……?」
大丈夫、なわけないだろう。と、伸恵は思うけれどもコトバにせず、気持ちいいよ、とだけ言って腰を動かす。

二人の間に会話が途切れた。
美羽は上半身を起こし唇をつんと、あげる。伸恵はそれに答えて舌を絡める。
だんだん部屋中が生臭くなってくる。伸恵は無意識の間に速度を上げていた。
会話が無いから美羽と伸恵との結合部で液体があわ立つ音がよく聞こえる。
それがまた聴覚からエッチしてるな、と感じさせる。彼女のすべすべ肌が擦れて気持ちいい。
伸恵は、美羽とつながってるんだ、との気持ちよさがあった。
刺激が信恵の、脳を直撃する。(美羽はどう思ってるんだろう)
伸恵の奥から精液がマグマのようにこみ上げてきた。
美羽に絡ませてた舌を外して美羽に訴える「……美羽……出そう」「え、うん。……いいよ。」
美羽のそのコトバが緊張を解く。安心した瞬間に溜まっていたものが、美羽のなかにどくどくと出ているのが分かる。
「あ……出てる……」美羽も同時にそのきゃしゃな肩をを震わせて絶頂に達する。
どちらからともなくお互いに腰の動きを止め息を整え始める。
「美羽……、大丈夫?って、おーい美羽?いきなり寝ないでよー……」

けれど、伸恵はそんな美羽にいとしさを感じ額にキスをした。

----ここまでふたなり伸恵-----

>>334さん
いろんな意味で申し訳ない。とりあえず伸恵は訂正しました。

>>332さん >>335さん
ありがとう。励みになります。

>>336さん
はい、わかりました。また、ネタ思いついたら投下します。
338メリー:2005/07/28(木) 02:00:58 ID:ZoUwq8AY
どうも。とってもお久なメリーです。

ふたなり……ううん。私には手が出せないジャンルorz
笹塚くんのはどちらかと言えば笑ってしまいました。

最近になってようやく美羽のCD買いました。遅すぎですよねorz
で、今回はあの子で書きました。
だいーぶ前回から時間が経っているので、申し訳ないです。
ではどうぞ。
 今日は週末で、過去二度に渡りその休日を一人で過ごすことができなかった伸恵。
 しかしながら今日はいつもと違い出かける用意をしていた。
 着慣れたジーパンにTシャツ。
 ポケットには財布と携帯、タバコにバイクの鍵を突っ込む。
 休日だから家には伸恵以外おらず、隣のうるさいのはきっとまだ寝ているに違いない。
 伸恵はバイクに跨り、目的の場所を目指して走らせた。

 ピンポ〜ン♪
 軽快な音のチャイムが鳴り、しばらくして一人の可愛い女の子が出てきた。
「ヤホーアナちゃん」
 見るからに金持ちと予想される家から出てきたのはアナだった。
 赤いリボンの浮いた涼しげな上着に、フリルのついたスカート。
 とてもよく似合っている服装だった。
「いらっしゃいお姉さま。予定よりもお早いですわ」
 伸恵の姿を見るやすぐさま笑顔になる。
「ありゃ? そうだった? で、どうしようか? もう行く?」
 今日はアナと買い物の約束をしていた伸恵。
 予定よりも早くついてしまったが、適当に時間を潰せば問題はない。
 がしかし、
「あ、でしたら家に上がっていきませんか?」
「じゃあそうしよっか」
 そしてアナの部屋に行った。
「今お茶とおかしを持ってきますね」
「ありがとー」
 部屋に案内され、アナはそう言って出て行った。
 窓からは庭が見え、フルシアンテが庭に設置された机の陰で休んでいる。
「はぁやれやれ」
 年寄りくさいことを言いながら伸恵は座った。
 それからすぐにアナがお茶とクッキーを持ってきて、食べ始める。
 何でもない日常の会話をする。
 主にアナが学校で何があったとか、美羽にこうされたとか、
 ラブレターをたくさん貰って困るとか。
 その度に伸恵が的確なんだか的確じゃないんだか分からないアドバイスをした。
 美羽の時はあまりにも的確だったが。
「そろそろ予定の時間だし、行く?」
「はい、そうですね。それでは行きましょうか」
 片づけを済ませるためアナは一度キッチンへ行き、伸恵は外へ先に出ていた。
 バイクにはアナを前に座らせ、伸恵が後ろから抱きかぶさるようにして乗る。
 ヘルメットはアナが装着し、伸恵はノーヘルだったが、こちらに来る時もノーヘルだった。
 そしてバイクはスピードを上げて出発した。

 二人が行った場所は近くのデパートで、今日はアナの服を買いにきた。
 季節物の服が取り揃えられていて、店内は淡い色や赤や青などの原色が入り混じっている。
 アナと伸恵は色々と見て回り、どれがいいとか悪いとか言い合っていた。
 途中で、伸恵がアナに似合いそうな服を選ぶと、嬉々として手に持った。
 いくつか選んで試着室に入る。
 一着一着着替える度にアナは伸恵に評価を聞きに出てきた。
「お姉さま、これはどうですか?」
「いんじゃない? アナちゃんに似合ってるし」
「じゃあこっちはどうですか?」
「う〜ん、ちょっと大人っぽいんじゃない?」
「そうですか。じゃあこちらは?」
「おっ、お人形さんみたいで可愛いね」
 入っては出て、入っては出ての繰り返し。
 結局数点買って、伸恵に似合いそうな服をアナがお礼と称して選び、
 それも買うことになった。
 その後も適当に店を冷やかし、昼頃にはアナの家へと帰った。
「じゃああたし帰るから」
 アナを自宅前に降ろした伸恵がそう言うと、アナが止めた。
「今日のお礼と言っては何ですが、お昼ごちそうしますっ!」
 迫力のある表情で言われ、素直に頷いてしまう。
「じゃ、じゃあお邪魔しようかな」
 そういった流れで伸恵は再びアナの部屋にいた。
 正直伸恵の蘇った野生の勘が帰れ帰れと言っていたが。
「今日は暑いのでソーメンにしてみました」
 部屋に戻ってきたアナの手には大きなガラス製の器に、たっぷりと
 入った白いソーメンと、めんつゆを入れる器があった。
「いいねぇ」
 向かい合ってズルズルとソーメンをすする姿はあまりにもシュール。
 伸恵は早く食べ終わって帰りたい一心だった。
「あー、美味しかった。ごちそうさまアナちゃん」
「お粗末さまでした。あっ!」
 器を下げようとして持ったまま立ち上がったアナが急に倒れた。
 というよりはこけた。
「アナちゃんっ!」
 伸恵は咄嗟に手を伸ばしたが間に合わない。
 器に入っていた水が全てアナの体に降りかかる。
 びっしょりと濡れた服は透けて、肌の色を見せていた。
 そして胸元に二つ、ピンクのポッチと、下半身には水玉模様の布が透けている。
「お、姉さま……」
 水も滴る何とやら。妙に色っぽくなったアナが感情たっぷりに伸恵を呼んだ。
 しかしながら伸恵の頭の中では『ワーニング! ワーニング!』と
 アラームがけたたましいくらい鳴り、赤いパトランプが光り輝いていた。
「お姉さまぁ……」
 アナの中で何かのスイッチが入ったらしく、目の輝きが違う。
 四つん這いで一歩一歩伸恵に近づいてくるアナ。
「いや、アナちゃん? 気持ちは大変嬉しいのですが、あなたがそういう格好で
 そういう呼び方をしてると普段以上にヤヴァイんですよ?」
 アナが進む度に伸恵も下がる。
 しかしそこは個室。いつか壁にたどり着き、じりじりと迫ってくるアナに
 伸恵は何も出来なかった。
「お姉さま……」
「ア、アナちゃん」
 伸恵の体にたどり着いたアナはその細い腕でぎゅっと抱きしめた。
 胸に頬を付け、愛おしむようにそっと腕に力を入れ、目を閉じる。
「アナちゃん」
 ここまで慕ってくれている。そのことに伸恵も嬉しさを覚えるが、
 まだ人として、否、一人の女としての抵抗があった。
 過去六度、いかに妹や妹の友達に手を出しているとはいえ、
 まだ簡単に拭いきれるものではなかった。
 しかしここまでされて何もしないのも少女の心を傷つけてしまう。
 そんな思いにも駆られ、伸恵はアナの身体をそっと抱きしめ返した。
「っ!」
 するとどうだろう。伸恵はアナのある変化に気付いた。
 そう、この暑い中とはいえアナは水を被ったのである。
 そのせいで扇情的なムードを出せたとしても、普通水は冷たい物だ。
 ましてや今回はソーメンを冷やすために氷も入れていた。
 カタカタと小刻み震えるアナの身体を伸恵は力いっぱい、
 でも少女の身体が痛みを覚えないようにそっと抱きしめた。
「お姉さま」
 耳元でアナが囁く。
 寒さからくる吐息が伸恵の耳にかかった。
 伸恵は少しだけ体を離して、優しくキスをした。
 唇も冷たい。自分の唇が温かい分、余計に冷たさを感じる。
「ん……」
 アナの身体が大きく一度、ビクンと震えた。
 これは寒さからではなく、閉じられた唇を割って軟体物が口内に入り込んだから
 だった。
 チュッチュッと舌と舌の絡み合う音や、口内を舐める音がする。
 何秒置きかに呼吸のため顔を離しては、またキスをしあう。
 お互いの温もりを交換するように。
「ん、まだ、寒い?」
 両者が口を離すと唾液で出来た糸が引き、それを取るために伸恵は軽く一度
 キスをした。
「はい……」
 伸恵の問いにアナは素直にそう答え、表情を赤くする。
「そっか」
 伸恵はそれだけ言うと、アナの濡れて重くなった服を脱がし始めた。
 アナは抵抗する様子を見せず、率先して伸恵が脱がしやすいように体を動かす。
「水玉、可愛いね」
 唯一着けていた下着のポイントを褒める。
 アナは嬉しそうに微笑んだ。
 そして最後の一枚さえも優しく丁寧に脱がした。
「あっ……」
 真っ白で柔らかそうな裸体が現れる。
 全身が薄いピンク色に染まり出した。
 伸恵はアナを床に寝かせ、覆いかぶさるようにしてアナを見下ろす。
「暖めてあげる」
 言って、伸恵はアナの全身にキスを始める。
 首筋、鎖骨、胸、二の腕、手、脇、へそ、太もも、ふくらはぎ、足。
 一箇所を抜いて全身を丁寧に、丹念に赤い斑点をつけていった。
 アナはどこを吸い付かれても甘い声を上げ、その様はとても小学生とは
 思えない。
 伸恵はもう一度アナの顔まで一気に戻ってきた。
「アナちゃん。まだ、寒い?」
 その問いにアナは潤んだ瞳で答える。
「……はい」
 どこが、と言わなくても二人は分かっていた。
 伸恵がわざわざ訊いたのは最後の確認。己の良心を止めるには、
 ここで拒否してもらうことだった。
 だがしかし、アナがそう言うのであれば、伸恵を止めるものは何もない。
 手を唯一残った寒い場所へ伸ばし、筋に沿ってなぞる。
「んあっ! あっ、ぅんっ」
 敏感になっている状態で、一番敏感な部分を優しく愛撫され、
 アナは思わず喘ぐ。
 伸恵はそこを撫でながらも、アナの口や耳元、首筋にキスをした。
 触れた瞬間から伸恵の指には水以外の粘液が纏わり付き、
 幾度も愛撫した今では濡れていない所などなくなっている。
「アナちゃん、いくよ」
 その瞬間伸恵の指は、アナの中へとするりと入った。
 一本だけだったが、受け入れる状態は完璧で、もっと欲しいとせがんでいる
 ようでもあった。
「んっ! はあぁ、あっ、ふぅっ!」
 伸恵の指が僅かに動くだけでもアナは過敏な反応を見せる。
「ここだけはあたしの指よりも温かいね」
 そう意地悪を言うと、伸恵の指がきゅっと締め付けられた。
「ひゃうっ!」
 それなのに大きく背筋を仰け反らせたのはアナだった。
「ごめん。アナちゃんがあんまりにも可愛かったからちょっと意地悪言ってみた
 だけだから」
 口と手の愛撫を止めず、ある意味でアナの体は温かさを増す。
「あっ、ダメッ! あ、ん、あっ、あっ、あああっ!」
 アナの身体が痙攣し、伸恵の手には生暖かい粘液が噴きかけられた。
「ちょっと意地悪だった? でもアナちゃん可愛かったよ」
 肩で息をするアナのおでこに伸恵はキスをした。
 そこでアナは目を閉じて、意識を失った。
 アナが次に目を覚ました頃には日が傾き、窓からはオレンジ色の光が差し込んでいた。
「あ、起きた? アナちゃん」
 アナの目の前にはドアップの伸恵の顔。心なしか後頭部が柔らかい。
「お姉さま?」
 体を起こしてみると、今日買ってきた服が着せられていて、下着も着用していた。
 その上から毛布をかけていたらしい。
「うんまぁ、あのままじゃあどう考えてもダメだかんね。勝手に着替えさせてもらった」
 それで帰るのも悪いと思って、起きるのを待っていたという。
「膝枕は……オプションっつーかお詫びっつーか」
「そう、でしたの」
 アナは今とても幸せな気持ちだった。
 目を覚ましたらこの世で一番大好きな人がちゃんといる世界。
 胸が一杯で泣きそうなくらいに幸せだった。
「お姉さま。今日は遅くまでお時間を取らせて申し訳ありませんでした」
「いやー、あたしも悪い所があったし。まっ、お互い様ってことで」
 軽いノリで言ってみるが、アナはいたって真面目だったようで、
「いえっ。あの、その、ごにょごにょ……」
 真面目に言い返したいのだけれど、顔が真っ赤だった。
「? じゃ、じゃああたしそろそろ帰るわ」
「あ、はい。外までご一緒します」
 そして伸恵はバイクに跨った。例によってヘルメットは装着しない。
「んじゃね。また今度」
「はいっ。今日は本当に楽しかったです!」
 さよならのバイバイをして伸恵はバイクを走らせた。
 アナは伸恵の姿が見えなくなるほんの数秒間、ずっと大きく手を振り続けた。
「コッポラちゃんずるいーーーーー!!!」
「アナちゃんあたしよりもずっと満喫してる……」
「アナちゃん……ふえぇ〜……」
「なっ、ちゃんと約束をしたからですっ! それからコッポラって呼ばないで下さいっ!」
 とかいうような会話が伸恵が風呂に行っている間にされたとかされなかったとか。
347メリー:2005/07/28(木) 02:12:06 ID:ZoUwq8AY
終わり〜/~~~

と、いうわけで三人目終了〜。
残すは一人ですが、難しそうデス。
今回のは書いてて、一番それっぽい二人だなぁなんて。
ただ7は恥ずかしいですが。

次回もまたずっと先でしょうけど、とりあえず全員書くつもりなので、
がんばります。
ではノシ
348名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 02:30:29 ID:qi4tqdoe
来なくていいよ。
349名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 02:45:32 ID:Wr8ZZAlW
GJ!
やっぱこのCPが一番好き
350名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 02:47:18 ID:sEJFhSkF
メリー乙!
351名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 06:43:43 ID:My/M+zCS
ふたなりさんもメリーさんも乙です。
352名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 07:25:44 ID:HAj4Fk5r
起承転結も出来ていてメリーさんのやつはとても面白いです。しかも「転」の部分が話してきにとても綺麗だし「結」の部分は毎回ちょっとほのぼの?な感じがしていいです。
これからも頑張ってください。
353名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 10:37:23 ID:ni9kvXlR
同人で出せば?
354名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 00:28:25 ID:Qoti1qTY
その場合は許可とか著作権はどうなるんだろう?
355名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 11:54:43 ID:U9j1NbHd
大丈夫じゃね?
356名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 13:26:57 ID:Qoti1qTY
ばらスィーはいいとして、メリー氏の方に問題が
357名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 02:17:47 ID:bd3aK78s
何打この流れ
おまえらもっと妄想ぶちまけようぜ

一番萌えすなCPはチー美羽 チーが責めとか萌えまくり
358名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 18:18:39 ID:qDLWZC84



終了    
359名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 18:24:16 ID:rtbiETSn
再開
360名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 07:04:32 ID:LhYBP13+
千佳×アナキボンヌ
361名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 07:14:34 ID:8yVBuOOE
嫌韓流を購入した人がアマゾンで他に買った恥ずかしい商品の数々
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/news/1122824397/

m9(^Д^)プキャー
362名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 07:46:45 ID:xzKwKWx8
>360
同じく千佳×アナ希望
363名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 20:37:24 ID:EnTbzxMC
千佳とアナのラブラブデート
364名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 07:30:54 ID:Ny3eBtQ8
千佳とアナのラブラブ石破天驚拳
365名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 21:47:25 ID:ZCCx+j4r
SSこねーと、過疎るのなこのスレ。wwwww
366名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 22:07:41 ID:2EeYjKcq
たいていのエロパロスレはそうだろ
367名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 02:11:41 ID:PYOuRvXi
過疎ってるうちに先週の苺見ないと。。。
368 ◆TodayVQreU :2005/08/03(水) 02:18:50 ID:voGSRMMU
>>312-319の続き、いきます。
369 ◆TodayVQreU :2005/08/03(水) 02:21:50 ID:voGSRMMU
 本日最高に嬉しそうな伸恵は、アナの背にそっと腕を回して、ゆっくりと自分の方に抱き
寄せる。まだ子供でほっそりと小さな身体でありながら、その肌は驚くほどにハリがあった。
柔らかさと反発力が絶妙に合わさっているアナは、軽く抱き締めているだけでもとても心地
よい。
「んー……」
 少女は相変わらずスヤスヤと眠り続け、小さな寝声をさえずっている。そして、抱き寄せ
られた伸恵の胸に顔を埋めると、スリスリと頬擦りして甘えてきた。
「おおぉ……」
 伸恵はどうしようもない動揺を隠せず、力尽きたような声を発して天を仰いだ。そうしてノッ
クアウトされた伸恵の頭には、理性はあってないに等しいような状況である。
 ドキドキと鼓動を高めて、伸恵はアナの後頭部を支えて顔を自分の方に上向かせる。薄
カーテンから差し込む光に照らされたアナの白肌は、ジッと見つめてもまったく汚れが感じ
られない。まるで、こんな真夏にも積もる真っ白な雪のように。
 あどけない寝顔の中にも、異国の少女らしいどこか蠱惑的なものがあった。その均整の
とれた顔作りは、将来の美貌を想起させるものに他ならない。だが、そんなアナも、今は
まだ無垢で未熟な少女である。無防備な寝姿を目の前にすると、そんな考えが伸恵の中
で錯綜していく。
「可愛い……」
 伸恵の心中でどんな議論が起ころうが、ざっとまとめれば結論はこうだ。迷う自分に対し
て頭の中で呟いたつもりが、伸恵は思わずその感想を小さく声に出してしまう。気付けば、
いつの間にかアナの顔を自分の顔と至近距離まで近付けていた。
「すぅ……、すぅ……」
「ぐはぁっ」
 アナの甘い吐息が鼻をかすめると、伸恵はグラリとするような動揺を受けて苦悶の声で
喘ぐ。湧き上がる衝動に、アナを支える手にもグッと力がこもった。もう、どうにも自分が
抑えられそうにない。
「はぁー、はぁー……」
 間近に迫ったアナの寝顔を前にして、伸恵は緊張と興奮で呼吸を荒げ出す。心臓が
バクバクと高鳴っているのは、こうしているだけでもハッキリと自覚できた。
370 ◆TodayVQreU :2005/08/03(水) 02:24:05 ID:voGSRMMU
「ん〜、むにゃ……」
「っ……!!」
 寝声を発するアナの唇の動きがちらつき、魅惑された伸恵は目を血走らせる。そして、
アナの口が小さく開いた瞬間、伸恵はアナの後ろに回した手を自分の方へ一気に引き
寄せた。
「んっ……」
 伸恵は、ついに大胆な行動に出た。天使のような寝顔を見せているアナを起こすのが
惜しく、大胆でありながらも、気遣うようにしてふわりとアナの唇を奪ったのである。
「ん、んむ……」
 やってしまったからには、もう歯止めは利かない。伸恵は、プリプリとしたアナの唇を味
わおうと、自らを押し付けるようにして感触を確かめていた。端正無垢な少女の寝顔を目
の前にしてである。
「んっ……?」
 アナは寝ながらもわずかな違和感に気付いたらしく、ピクッと眉を動かして反応を示し
た。それは、ちょっとだけ困ったような、表情のわずかな動き。それでも、これだけの至近
距離であれば、伸恵にはしっかりと伝わっていた。
 伸恵に身を預けるようにしているアナには、なんでも思うがままにすることができる。
可愛い娘はいじめたくなるとはよく言ったものだが、それは自分が惹かれる少女のいろ
んな表情を見たいからだ。
 この無垢な子供に大人の行為を試し、その反応を見たいという好奇心が、伸恵の舌を
自然と動かす。やがて、アナの上下の唇を割るようにして滑り込んで、口内への侵入を
開始した。
「んん……」
 口付けをすることにより、さらにギュウッときつく抱き締めるように密着する。伸恵は、差し
入れた舌を伸ばし、アナの口腔の温かさを感じながら舌先をとがらせるようにして柔壁を
なぞり始める。
「ん、んむ……、ちゅぷ……」
 粘壁を舌で愛撫すると、まだ酒の影響が残っているせいか、甘酸っぱいような味がする。
それは、この行為へのさらなる陶酔を促し、伸恵の背中をグッと押すように作用していた。
371 ◆TodayVQreU :2005/08/03(水) 02:27:07 ID:voGSRMMU
「んぅ……? む……んん……」
 アナは、突然口を塞がれるような格好になって、若干息苦しさを感じたらしい。伸恵の舌
という障害物をよけるようにして、口をモゴモゴと動かしている。
「んっ……!?」
 それは、結果として伸恵の舌の動きに応えるようなものになった。嬉しい反応を見せられ
た伸恵は、驚いたようにした後ウットリと目を薄める。そして、「もっと」と、アナの口内を探り
続けていく。
「は……む。ちゅくちゅく……、ふむぅっ……」
 口の外壁を擦り上げていた舌を、アナの歯茎に滑らせる。並びの良い曲線に沿うように
して、そっとそっといたわるようになぞっていく。
「んっ? んんー……」
 口への愛撫を続けていると、アナは本能的に不安を感じだした。大きな者に抱き付いて
安心しようというのか、無意識のうちに伸恵のことをきつく抱き締める。皮肉にも、その不安
を作りだしているのが伸恵だとは気付かず、安息を得るどころか愛撫者の興奮をより高め
る行為をしているに他ならなかった。
 触れ合う身体が、二人の鼓動の高鳴りを互いに感じさせる。そのスピードは、湧き上がる
興奮の分、伸恵の方がだいぶ早かった。
「んぁ……?」
(あっ)
 そうして伸恵がクチュクチュと淫らな音を鳴らして口腔を舌でまさぐっていると、今までと
は違うアナの声が聞こえてきた。伸恵が目を合わせてみると、先程まではしっかりとつむ
られて、綺麗に揃った睫毛だけが望めていたアナの瞼が、うっすらと開きかけていることに
気付く。
「……? ふぇっ?」
 起きて数秒してまだぼんやりとしているが、アナは普通の寝起きとは違うことをすでに感じ
取っているようだ。それは、伸恵の行為が原因となって、少しばかり早起きさせられたから
であろう。
 伸恵は、そんな寝起きの少女の様子を窺うようにして、口内に押し入れていた舌を一旦
引き抜いた。
372 ◆TodayVQreU :2005/08/03(水) 02:29:57 ID:voGSRMMU
「……お姉さま? って、ええっ!?」
 アナは、徐々にぼんやりとした寝惚け状態から覚醒していくと、伸恵の顔を認識した。
数秒してから、その顔が尋常ではない超至近距離にあることに気付き、思わず大声を上
げる。
 グイッ
「あっ……、え?」
 驚いて本能的に後ずさろうとしたアナだが、自分の背中に回された伸恵の手によって、
しっかりと身を抱き寄せられていた。
「あ、あの……、お姉さま?」
 結果、離れられないアナは、困ったように伸恵に声を掛けるしかない。しかし、まっすぐ
見ようとすれば、触れ合うほどに近い伸恵と目がバッチリ合ってしまう。アナはどこかオド
オドとした様子で、俯くような姿勢をして伸恵と視線を逸らしながら尋ね始める。
「あの、こ、これは、その……。一体、どういうことですの?」
 アナはモジモジと恥ずかしそうに俯きながら尋ねてくる。その様子がとても愛らしく、アナ
が起きて収まりかかっていた伸恵の悪戯心に再び火が着いた。むしろ、その覚醒前より、
さらなる興奮を促されたといっても過言ではないだろう。
「アナちゃんが可愛いからだよ」
「え!? か、可愛いって、あの、そのっ……」
 それはあくまでも動機だけの説明であり、アナの質問の答えまでにはなっていない。
だが、普段から実の姉のように慕っていた伸恵にそう言われたアナは、嬉しさで一杯に
なって妙に納得していた。そして、逸らしていた目を、間近にいる伸恵の方へと向ける。
すると、伸恵はニコッと微笑みかけてきた。
「うふふ、やっと目を合わせてくれた」
 酔いからか、伸恵は一つ怪しげな笑いを発した。少しだけガードが緩くなったアナを見つ
めて、ジーッと視線を交わらせる。
373 ◆TodayVQreU :2005/08/03(水) 02:31:59 ID:voGSRMMU
「あ、えっと……」
 アナはまじまじと見つめられると、頬をカァァッと紅潮させていく。伸恵の瞳は、いつもの
優しいお姉ちゃんのものと比べるとだいぶ雰囲気が違い、普段よりもずっとウットリした
様子でアナを見下ろしていた。アナが言葉に詰まってしまい部屋が沈黙の空気に包まれ
ると、上体をかがめてスッとアナに寄り添う。
「あっ……。お姉……さま……」
 アナの後頭部が、伸恵の手によりクイッと引き寄せられる。その力に身を任せれば、目
の前の伸恵と顔がぶつかってしまいそうだ。そして、アナは子供ながらにもこの行動の
「意味」を率直に感じ取っていた。
「キス……? んんっ!」
 困惑の少女がその考えを口にし終わったそのとき、言葉を紡いでいた口が伸恵の唇で
蓋をされる。
(ええっ!? な、なんでお姉さまはこんなkふぁdっふぁえf――!!)
 突然すぎる事態に、アナの頭はパニック状態に陥っている。伸恵は、そんなジタバタと
して落ち着かないアナを見ると、後頭部に添えた手をゆっくりと動かしだして、金色の美髪
を優しく撫でて安心させようとする。
(あっ……)
 アナは、伸恵の手がゆっくりと頭をナデナデし始めると、激しい混乱状態から少し自分を
取り戻した。すると、ガチガチになっていた身体の力がフワッと抜けて、伸恵に身を預ける
ように寄り添っていく。
「アナちゃん……、いい?」
 アナがドキドキしながら、伸恵の顔、その中でも今自分を求めている唇に焦点を合わせ
た。口付けという行為に淡い期待感を抱き始めた青い瞳は、先程までよりグッと色付いて
いる。
「あ……、え、えと、あ、あのぉ……」
 アナは、ますます顔を赤くしていく。「慌てないで」という感じで伸恵が頭を撫で続けると、
何が言いたいのかわからない一言二言の声もようやく収まってきた。そして、伸恵はアナ
を気遣うようにしながらも、さらに畳み掛けていく。
「あたしとするの……、イヤかな?」
374 ◆TodayVQreU :2005/08/03(水) 02:34:59 ID:voGSRMMU
 伸恵がその質問をすると、一瞬だけ二人の間の時が止まったように感じられた。アナは
すぐにハッとすると、答えを待っている伸恵に慌てて話し出す。
「い、いえっ! そんなことは決してないですわあむっ!?」
 待ちきれない。伸恵は無言でそう伝えるようにして、アナがついという感じで言ってしまっ
たセリフを終える頃には早くも唇同士を触れ合わせていた。今度は、さっきのように表面を
一度二度ノックするだけではなく、アナが寝ていたときのように口腔への侵入を試みる。
「んぁ……、あむぅ……、おねぇはまぁ……」
 伸恵が力強く舌を差し入れてくると、アナはハッキリとした発音ができなくなってくる。伸恵
は舌の先で口腔に探りを入れて、大体の見当を付けた。やがて、アナの舌の縁にそれが
ぶつかると、縁のラインにそってとがらせた舌先をツッとなぞらせる。
「ひゃうぅ!?」
 途端、アナは驚いたような声を出した。そして、伸恵のものとぶつかった自分の方の舌を、
サッと奥の方へ引っ込める。
「ん……」
 伸恵は、それを無理に追い掛けるようにはしない。今度は矛先を変えて、アナの舌の下部
へと滑り込む。強く引っ込めるようにして逆に狙いが付けやすくなった舌の裏側を、チロチロ
とねぶるようになぞりだした。
「ん……、はあぁ……」
 己の逃走劇がさらなる違った責めを誘発したことに、アナは戸惑いの様子を隠せない。
自分で触れることなどない舌の裏側をジワジワと刺激され続けると、かたくなに奥へと潜ん
でいた舌も観念したように伸恵の方へと戻ってきた。
375 ◆TodayVQreU :2005/08/03(水) 02:38:36 ID:voGSRMMU
 あと一押しと、伸恵はアナの頭部に添えていた右手をそっと降ろしていき、夏でも眩しい
くらいに真っ白なアナのうなじを、そっと撫でさする。
「ふ……ぁ……、んんぅ」
 アナは、首筋をゾクゾクとした感覚が駆け上がるようになると、それにあっさりと流されて
しまいそうに感じ、思わず目をグッと閉じた。やがてうっすらと開かれた瞼の向こうには、
段々と色情にとろけてきたブルーの瞳が露わになる。
「んむっ……、ちゅぷ、ちゅくっ……」
「ふやぁぁ……、おれぇはまぁ……」
 プリプリの唇が繋っている隙間から、アナの甘声に混じった火照った吐息が熱く感じら
れた。伸恵がうなじから首筋をそっと一撫ですればビクンと身体を震わせ、口腔への愛撫
も抵抗無く素直に受け入れる。伸恵の優しい指使いで首回りを愛撫されることによって、
ディープキスへの抵抗感が連れて無くなっているのだ。
 少しずつではあるが、着実にこの行為へと惹き込まれてきたアナは、もはや伸恵のなす
がままといった状態になっている。奥へと潜めていた舌も、今はむしろ自ら伸恵に差し出し
て愛撫を待っているようであった。
 もう自由に動くことができる伸恵は、アナの舌の表側に回り、ザラザラとした味蕾を前後
左右に丹念に舐め回す。舌の至る所を刺激され続けたアナは、はぁはぁと息を荒げて口端
からよだれをこぼしていた。
「ふぅぅ……」
 アナから吐き出される熱息を感じると、伸恵の気持ちも熱くたぎってくる。無垢な少女が
もっと悶える姿を欲して、すっかりと潤った幼い口腔への愛撫もより入念になっていく。
376 ◆TodayVQreU :2005/08/03(水) 02:43:06 ID:voGSRMMU
「あ……んむっ」
 伸恵は自らの舌をグッと奥に進め、時折ピクンと震えるアナの舌と絡み付かせる。アナは、
いよいよ激しくなってきた行為に目をうつろにさせてきた。そんな純真な乙女を気遣うように
して、伸恵は絹のようになめらかなアナのうなじをそっと撫であやしながら、触れ合わせた
舌同士の表面を優しく擦り合わせる。
「んっ、むぅぅん……。きゃふぅぅ……!」
 すっかりと愛撫され尽くしたアナの口腔は、本人が驚くほど敏感になっていた。ニュルニュ
ルと軟体動物のように柔軟に絡み付いてくる伸恵の舌に、アナは歓喜のような喘ぎを漏らす。
伸恵が抱擁する小さな体躯は、口内の挙動に連動するようにしてゾクゾクとわなないていた。
 色付いたアナを、伸恵はもっと触れたくなる。密着しすぎていた身体を少しだけ離すと、口
への愛撫はそのままにして、首の真下辺りにそっと手を伸ばしていく。アナは何事かと不安げ
な表情をしてそれを見守っていた。
 伸恵は、一つの準備運動をするようにして右手を二三度握り離し、決意したような表情に
なって、アナのキャミソールの中へとそっと腕を滑り込ませていく。そして、アナの味蕾を
手前から奥にすっとなぞるのに合わせて、胸の頂にちょこんと存在を主張する小さな桜蕾を
指でキュッと押し摘んだ。
「はうぅんっ!?」
 少女の幼い体躯が、それ全部を使って気持ちを体現するかのように一際大きく震えた。
伸恵は、興奮で固くなってきた乳首への強い刺激を時折与えながら、膨らみかけの慎まし
い胸をゆっくりと揉み始める。
「んっ……、んんーっ!」
 自分の知らない快楽という感覚を教え込まれていくアナの目は、激しい動揺の涙ですっ
かりと潤んでいた。頭のてっぺんから足のつま先までが、快感によってジワジワと変貌
させられていく。
 そんなアナの様子を見ると、伸恵は胸をまさぐっていた手を引き抜き、ずっとアナの口腔に
居座っていた舌も、同じように引き抜いた。
377 ◆TodayVQreU :2005/08/03(水) 02:47:45 ID:voGSRMMU
「ぷ……はぁ……。あふぅ……、おねーさまぁ……」
 解放されたアナは、すっかりと骨抜きにされてしまったようにボーっと伸恵の方を向いて
いた。二人の唾液の繋がりが弧を描いて、それがやがてたゆんでアナのスカートの上に
ポトリと落ちていく。その沈黙の間、アナの興奮の吐息だけが伸恵とアナの世界で響いて
いた。そんなときである。
「あ……、あっ!」
 ドサッ
 よく聞いたことがある声の後に、アナの後ろの方で何かが落ちるような音がした。二人が
一緒になってその方を見ると、茉莉がうつぶせになって、なにやら不自然すぎる体勢で固
まっている。
「……」
「……」
「……」
 伸恵もアナも、ベッドから落ちた茉莉も、三者がそれぞれ何も言わなかった。心なしか、
伸恵には茉莉が困っているように見えてくる。そして、先に沈黙を破ったのは茉莉の方
だった。
「すーっ! すーっ!」
 伸恵は、思わずズルッとこけそうになった。
「いやあの、茉莉ちゃん。そんなにわざとらしい寝息立てられても……」
 茉莉本人は寝たふりを決め込むつもりだったらしいが、演技をするにはあまりにも正直者
過ぎたようである。黙っていればまだ良かったものを、バレバレの寝息によって目が覚めて
いることを盛大にアピールしてしまった。
「え? ば、ばれちゃったの……?」
 茉莉は、あっさりと狸寝入りがばれたことにかなり驚いていた。伸恵は、「茉莉ちゃんらしい
な」と、やれやれという笑みを浮かべる。そしてベッドから降りると、うっかりと落ちてしまった
茉莉をひょいっと持ち上げて、もとのベッドの上へと座らせてあげた。
378名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 02:50:35 ID:voGSRMMU
今回はここまでです。
長くなりすぎないように、次の投下で終わらせようと思います。

アニメはしばらくお休みですね……。
379名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 03:11:44 ID:8Fq1xl2y
>>378
マヂでウザイ。
しつこいから消えてくれ。
380名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 07:08:27 ID:8VOtwpGR
GJGJGJ。イイヨイイヨー。
楽しみにしてます。
381名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 07:32:49 ID:24sOEoWT
朝から眼福でしたわい。GJ!
382名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 09:04:26 ID:gwvZppgs
つ、続きを!!早く!!
383名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 01:43:11 ID:ry3sUUSt
つまんね
384名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 01:52:28 ID:5s1lubrK
メリー神キボンヌ
385名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 04:15:10 ID:fvk7nNzX
アニメお休みの意味がやっと判ったo...rz
やっぱ過疎るのかなぁ
386名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 05:42:20 ID:9TQUNlkU
  ∠二ミ:::::://  ...::::::ヽヽ、
  r'r'´..::::::::ヽr‐、'、..::::::::::::::/ rl]
  || ...::::::::::/ | l::ヽ、`ー‐'´ノ:ヽ
  r' ヽ、___/ ∧::ヽ;::::::i「:l「::ヽ::::',
  |iTー--r‐'´ ヽ:、ヽヽ:::l|::|ヽ:::ヽ:::!
  |::}:::/|:|:|    ヽ   ヽ!| ! ヾ;:::|::|    >>385
  |.:.!/:|::|l:!       -彡-;、リヽ:|    萌え雑談でもしてようぜ
  |.:.||:::l::|リ''テ=ミ    ヘ:;;;ノ |:::|:!  
  |!.:|:::::l::|ハ::;;:ノ      ::::::: |:::|:!
  .!|.||;:::l::|、::: ̄   ,     /川|   __ , -''´i ̄ ̄`゙ヽ、
   |!ヾ!:l:Lヽ     _...,  /リ:/!| //へ|レ^レ彡    `ヽ,--、
   !  lハ::! `''ー- 、.`´ イ  _   ////      | | ヽ   ヾミ ヽ
      , ---、 __ノ   l⌒Y|  V/ //       ヽ!   | !  ハ| ||
     /     、    /   |\ || ! /        ヽ  l| |彡/ | ||
      | __、   ̄ /  /ヽ(.)! | | >=、    -<! | |/ //| ||
    /: : : : : ヽ   /   /   /|| | | ! |::::'!      /::Lミ||レ// l| ||
     {: : :r'´--ヽ=:/  /   /7|| |.|゙! L::ノ     L;;ノ ||リクヽ.l| ||  .l⌒!   
      |: : :/: :__/  、 '  /-r'┴、!||::::   ,   :::::::: | |!).ノ|| ||  / /
      ト|: : : /:ノ    ヽ、 レ'′ /ハ|'、         //'´  ||Ll/ /
      |: :Y: : /  \   !  /l/: :|| `゙ - ゚..__,.ィ´//_,--'´  、,/
      L; :|: : }    \  l   | !: : ∧  ,. --| //〃:r'´ 、  \ ヽ
      ト|: :.|   \  レ'  /: :: : {〃⌒l Lr' ̄`ヽ |:::| 、  ヽ  〉ノ
      |:ヽ: |     | / ,ィし!: : : ||...::::/r、| ....:::::/ ハ::| `Lヽ レ‐<
      ヽ ヽ|ヽ、  .し'r<ハ!: : : : :|トニノ ヽニニ人ヾヽ、  ̄  >'′
      ∧ ヽ::::`ー‐': : 人: : : : : :| |/::::::::::::::::::::::::::`゙´:::::r`ー'´
387名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 20:22:02 ID:t/MpzyUn
今日やらないとはいえアニメ放映中の作品のスレが過疎るのは珍しくないことなんだろうか?
いや、アニメが終わったにもかかわらず超大作ラッシュの某スレを見てるものだから基準が…
388名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 21:20:37 ID:YlSQQgP/
>>387
アニメが2chで流行りながらも、
エロパロ板では放映時から現在に至るまでウソみたいに過疎な、
○詠みたいな作品があることも忘れないでください。

そこらへんは、エロとそうでない部分の差なんだろうが、
とにかくここを繁盛させたいのなら、
SS書くか、萌エロ談義のネタでも振っていくしかないんじゃないかね。
389名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 00:04:55 ID:7M75F4r6
メリー神の続きキボンヌ
390名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 00:07:17 ID:ZmJJDtZa
>>389
他スレで夏厨の被害にあってしばらく投下自粛らしいよ?

ったく、これだから夏はイヤなんだ・・・
391名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 02:32:50 ID:ZU1XOtbC
メリー氏は確かにいい働きをしてると思うが…



致命的に痛い。
392名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 13:04:59 ID:j+YFFV0k
>>391
何が致命的に痛いんだ?

うぅ〜、夏め〜!!
393名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 19:34:23 ID:ZU1XOtbC
>>392
言動。>>143なんか特に痛い。
394名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 20:20:04 ID:1PVQenmt
>>393
ワカランデモナイ(´・ω・)
395名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 21:22:25 ID:NU3uK3rP
確かに、壺の中の人っぽくないし、痛さが感じられるが、良いSSを投下してくれる神だ。
396名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 22:23:22 ID:BjnbC8tm
クダランのはもうイラネ。
397名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 23:11:15 ID:ZU1XOtbC
>>395
痛ささえ解消してくれれば叩かれることはないと思うんだが。

あとお風呂編の後の伸恵一人語りもいらないような気がする
398名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 23:20:57 ID:j2K0kM+Y
大丈夫、脳内消去だ

ワタシ的には脳内補正により3割り増しで伸恵お姉さまの一人語りを楽しんでおります
399名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 01:27:49 ID:J9/JCxoF
まあ、痛い痛い言ってて、復活したのに投下されなかったら大変だな(笑)
400名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 01:59:08 ID:hezT9r+z
本人見てるだろうところで痛いとかいう神経理解できない
その上投下は続けろって、、、ムリな話だろ
401名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 14:16:12 ID:SUahUvmo
ていうか、イタイイタイtかいってる奴がSSかいてください><
まだ、ROMのがましです。。><
402名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 13:16:05 ID:/QM4pyEZ
>>400
本人が見てないところでいってどう進展するんだ?そりゃただの陰口だろ。
見てるからこそ本人が痛さを解消しようって気持ちになるんだろうが。

>>401
お前のそれはおすぎに映画作れっていってるようなもん。
403名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 16:46:04 ID:W425V7b9
注意する必要を感じた人はたしかにいるのかもしれないが、言い方ってもんがな。
いきなり「致命的に痛い」とか言うのはダメだろ。
せめて、こういう態度はこうした方がいいですよとか、やんわり言ってほしかったね。
404名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 17:28:14 ID:/QM4pyEZ
>>403
ここはSS投下神にはやさしいインターネットですな('A`)
405名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 18:07:58 ID:XbHU7nrZ
ほんと夏は嫌だな
逃げよう
406名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 18:39:37 ID:W425V7b9
        ______________
    ,/|:: ┌────────┐::|      >>404
   /  |:: |        ワー   |::|      だってさぁ……。
    |   |:: |  世界陸上     |::|      この空気のせいだけじゃないけど、
    |   |:: |          ワー|::|      最近投下する人がいなくなっちゃったじゃん。
    |   |:: └────────┘::|      メリー氏に限らず、
   \._|      ┌────┐.    |  ∧∧ ここで続きが書きづらくなってると思う。
      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   (  _)このスレでなく自サイトにあげることになっても、
              / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄旦 ̄(_,   ヽ __俺は見に行くけど……。
             /             \  ノ ,〉でもやっぱり、
            | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|ー‐'  苺ましまろのスレが廃れるのは寂しいし。
                                 結局何が言いたいかっていうと、
                                 マターリいこうぜってことさ。
                                 別に、SS投下者を絶対視してくれなんて
                                 思ってないから……。
407名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 20:51:08 ID:GjFw6juE
作者の人格を否定して追い出そうとしてるようにしか見えんがな。
他のスレでも職人イタイカキコからはじまる職人追放のパターン多いんだよね。
スレ潰しのスコア争いでもやってんのかね。
408名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 23:11:51 ID:mDeV1cgQ
信恵が、がきんちょどもにいいように犯されてるSSキボンニュ
409名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 23:59:46 ID:NlqCl4/7
風呂の後の一人語りいらないていう人いるけど自分はそこも含めてメリーさんの作品好きだから。メリーさん頑張ってくださいね
410名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 14:14:00 ID:vCaaYJ27
取り合えずsageようぜ。ageればそれだけ煽りが寄って来やすくなるから。
411名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 22:36:31 ID:3LxPYsic
412名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 04:53:57 ID:Ryh4snCW
草木も眠る丑三つ時、伊藤家お泊まり会での話にござる

茉莉「にゃ〜。ネコさんですにゃ〜。」
千佳「ん〜どったの茉莉ちゃん。おねぼけさん?」
アナ「もうみなさんこんな夜中にどうしたんですの?眠いですわ〜。」
茉莉「茉莉はホンモノのネコさんになってしまいましたにゃ〜。」
美羽「う〜ん。松岡家に代々伝わる『呪いのネコ帽子』」の効果がついに現れたか・・・」
千佳「あんたそんなもの茉莉ちゃんにあげたんかい!
    って、ええええぇぇぇ!?茉莉ちゃんってネコ化してる時はオ、オスなの!?
    パ、パンツから変なモノがはみ出て・・・・・・」
   (うわあ、初めて男の人の(?)見ちゃったよ(ドキドキ))
ttp://vista.x0.com/img/vi00852.jpg

美羽「う〜ん、これは見事なコガネキヌカラカサタケだね。浜松では珍しい。」
千佳「みっちゃん、緊急時にそういうボケはいいから・・・」
アナ「ゆ、夢にきまってますわ!もう寝させていただきます!」
千佳「ほらそこ現実逃避しない。」
413名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 04:55:11 ID:Ryh4snCW
茉莉「ち、ちがうにゃ〜。前にもしっぽ生えちゃってるだけだにゃ〜。」
千佳「い、いや、茉莉ちゃんもそういうボケは・・・・・・これどう見ても尻尾違うっしょ。・・・ツンツン」(お、お○ん○ん触っちゃったぁ(ドキドキ))

美羽「えいっ!(パクッ」
ttp://vista.x0.com/img/vi00853.jpg
茉莉「にゃ〜〜!!ふにゃああぁ〜ん!」
千佳「ちょwwwみっちゃんwwww何してwww」
美羽「ん〜?きのこの味は見た目だけではわからないものじゃよ。ち〜ちゃんもする〜?」
千佳「やだよ!そんなの汚い!」
美羽「茉莉ちゃん聞いた〜?ち〜ちゃんが茉莉ちゃんのこと汚いから嫌いだって!
    まっつりちゃんは〜♪きったない子〜♪」
茉莉「そ、そうにゃの?千佳ちゃん・・・・・・グスッ」
千佳「そんなことないよ!茉莉ちゃん泣かないの。ん〜もう!(パクッ!」

ttp://vista.x0.com/img/vi00854.jpg
茉莉「うにゃ〜!千佳ちゃ〜〜ん!!大好きにゃ〜〜!!(ドピュピュッ」
千佳「うええ〜。なに?このねばねばって・・・もしかして!?」
美羽「きのこだから粘菌?」
千佳「んなわけあるか!・・・・・・あれ?茉莉ちゃん?」
ttp://vista.x0.com/img/vi00855.jpg
美羽「もうぐっすり寝てる。しかもネコ化も直ってる。」
千佳「う〜ん、不思議だね。」
アナ「ゆ、夢ですわ!全部夢ですわ!(ガクガクブルブル)」
414名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 06:48:48 ID:HnfrIiUa
えれぇな
415名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 08:26:40 ID:YpzTFlGt
GJ
416名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 00:11:27 ID:d0V20Gr5
もういいよ
ウザイから氏んでね
417名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 00:23:52 ID:/5zErb+1
GJ! b
418名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 00:39:07 ID:BM70h5/q
ぐじょー

てか、えろすぎ
419名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 20:20:04 ID:7UZTVgq+
>>1からざーっと読んだ。
このスレだけで当分おかずには困らないな、と思う夏の夜。
420名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 20:28:56 ID:nKMaaNpY
とりあえず流れとか関係なしに最近思っている事を一つ。









世界陸上テラウザス
421名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 20:49:41 ID:cowsRDBP
>>420
内心禿同
422名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 03:52:19 ID:VKEwXedT
>>420
全面的に同意
423名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 21:49:03 ID:lWmdZHXC
>>420
心底同
424名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 11:49:10 ID:4wFmz9Ma
ゲームのバッドエンドらしいが

千 佳「お兄ちゃん、また来たんだ…」
主人公「うん今年も一緒に遊ぼうね」
千 佳「う、うーん…」
千 佳「てゆーかお姉ちゃんに彼氏ができたんだ。すっごくカッコイくておもしろいんだよ。」
千 佳「今日も遊ぶ約束してるんだ、またねお兄ちゃん」

これをネタに破壊力の強い鬱な千佳のSSを一つ依頼したい
425名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 13:16:02 ID:fDu5tdeL
男「伸恵…いいのか?」
伸恵「そんなん今頃聞くなって…」
男「…いくぞ…」

千佳「ただいま〜」
千佳「おねぇちゃん、帰った…」
ガチャ、千佳が扉を開ける。そこには…
ギシギシアンアン。
伸恵「あん…ぁあ……あ…あっ!ち…ぁ…ち…千佳っ!!」
男「ハァ……の、伸恵!…ハァ…ハッ、でッ、出るッ!!」
伸恵は一瞬目を見開き、ガクッっと気を失った。

千佳「……おっ、おねぇちゃんッ!!」
男「や、やぁ、千佳ちゃん。」
千佳「おねぇちゃんは!おねぇちゃんは…」
男「大丈夫だよ。それよりも千佳ちゃん…」
千佳「えっ!?」
千佳は気付いた。おねぇちゃんの彼氏で優しい、あのおねぇちゃんの幼馴染みのお兄ちゃんよりも優しいお兄ちゃんのアソコが、いきり起っている事に…
男「さぁ、千佳ちゃんもしよう…」
千佳「…えぇええぇぇえ!!!」


ヤムチャ「そして>>424に続く」
426名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 13:28:52 ID:msNdoWai
マジ鬱になりそうな作品だ。
427名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 14:27:30 ID:4wFmz9Ma
>>425
ずいぶん早いな
428名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 14:35:30 ID:msNdoWai
マジ、早いですね。俺なんて昨日の朝からずっとアナちゃんのゲーム版エロパロ考えてるのに未だ完成しないよ
429名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 16:14:01 ID:fDu5tdeL
携帯から見てて、何と無く書いただけ。エロシーンがほぼ無いからすぐ書けた。
ついでに最近、漫画スレの方に意味分からん物を書いている者です。
430名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 22:07:41 ID:iH9AwDNu
やっと放送するよ〜
妙にこのインターバルが長く感じたのは俺だけではないはず。
431名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 03:12:17 ID:XrWT8oMs
いや〜っ!
伸姉のコスプ…バイトの衣装よかったなぁ〜(~Д~)
432名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 14:57:47 ID:LLhLansr
先生が、射精大会と黒板に書く
先生「では今から射精大会を行う」
笹「あ、あの先生」
先「何だ笹塚」
笹「写生じゃないんですか」
先「知ったかぶりか?笹塚、廊下に立ってろ」
笹「え?」

ヒソヒソ話
茉「アナちゃん、射精ってなに?」
ア「さぁ、分かりませんわ」

先「よし、じゃあ始めるぞ。名前を呼ばれたら隣の教室に来なさい」


数分後

アナ「皆さん戻ってきませんわね…」
茉「う、うん」

先「次は、アナと…笹塚」
ア「はい」
笹「はい」

先「よし。では笹塚はズボンを脱げ」
笹「ええっ!?」
ア「えっ!?」


続く
433名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 22:02:06 ID:m2tBAHwv
<#`д´><ウリのアナたんを苛めるなニダ!」
434名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 22:45:01 ID:6To2+Oo3
じゃあ笹塚を苛めよう
435名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 02:04:57 ID:6Xxx+BBT
じゃあおれは伸恵にいぢめられよう
436名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 12:39:22 ID:d3L/xWNU
漏れもIDが6から始まってたらSS投下
437名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 17:24:23 ID:tyw7Amz7
続き


先「何だ笹塚」
笹「ズボンを脱ぐなんて…その……アナさんも居ますし…あの…」
先「文句が有るのか?廊下に立つか?」
笹「い、いえ…」
先「じゃあ、ズボンを脱げ」
笹「わ、わかりました…」
笹塚がズボンを脱ぐ。パンツの真ん中が、不自然に膨らんでいる。
先「ほう、立派なモノだな笹塚」笹「え?」
先「まあいい…コレを読め、読んだら書いてある事をしろ。出来たらそこのボタンを押せ。分かったな」
先生は本を床に放ると、そう言って部屋から出ていった。


笹「どうする、アナさん」
ア「どうしましょうか…」
笹「…日本語うまくなったね」
ア「え!えぇまあ…だいぶ勉強しましたし」
笹「へぇ。」
438名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 17:41:13 ID:tyw7Amz7
ア「そ、そんなことより、取り合えず本を読んでみましょう」
笹「そうだね」

本を拾って見る。
それには、「男の子の体の秘密」と書かれていた

アナはその文字を見て、本から目を反らした。
しかし笹塚は本を開いた。

笹「えーと………ペニスは…………興奮すると…………大きく………赤ちゃんの……だします…………その……………気持ちよく……………上下運動………口……………マンコ……………」

アナは顔を真っ赤にして聞いていた。
笹塚も顔を真っ赤にしていたが、立ち上がり、アナに近付いた。

笹「アナさん…あの、さ、触ってく、ください…」
ア「え!?」
笹「ぼ、僕がせ、せ、精子をだ、出さないと…、駄目みたいなんです」
ア「し、しかたありませんわね…」


続き誰か頼む…俺には無理orz
439名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 20:40:47 ID:AQXsXhwS
ギャグにすんの?それとも完璧にエロ?
440名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 23:10:31 ID:P186K+MX
>>438
ウザイ、いい加減にしろ。
441名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 23:59:11 ID:gTBW4mcm
>>438
GJwwwwwwwwwwww
442名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 04:09:56 ID:IVIScLn8
エロパロスレなんてこんなもんだろ>>440
443名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 07:18:20 ID:3C4uq4tJ
>>442
荒らしなんだから相手しないほうが……
444名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 13:50:27 ID:rSA0dfl3
エロ9:ギャグ1くらいが良さげ
445名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 18:29:30 ID:IVIScLn8
>>443
スマン メ欄見てなかった
446名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 21:12:58 ID:vhVKSH7S
ア「…こんな感じでいいかしら?」
笹「あぁ、アナさん、気持ちいいです」
ア「きゃあ、また大きくなりましたわ。どうしましょう…」
笹「!」
ア「どうしました?」
笹「アナさんの触り方が違ったから腫れた…。このままじゃあ…、精子が出ない…」
ア「えっ!?どうしましょう…」
笹「多分、濡らせば大丈夫だと…」
ア「じゃあ私、水持ってきますわ」
笹「だめだよ、勝手に教室出ちゃ、アナさんも廊下に立たされるよ」
ア「どうしましょう…、この教室には水無いですし…」
笹「あっ、一つ元に戻して精子も出す方法があるよ」
ア「どんな方法ですの?」
笹「僕のを咥えて舐めてください。」
ア「だっ!?い、いやですわ。何考えてるのよ」
笹「でも、そうしないと教室にかえれないよ」
ア「…。わかりましたわ。こっ、これは教室に帰るためですからね。んっ、んんっ」
笹「あっ、気持ちいいです。あぁ、もうだめっ。アナさん、ごめん」
ア「きゃあ、なにすんのよ」
笹「ごめんね、アナさん。もう我慢できないよ。アナさんに入れさせて」
ア「や、やめて…。」
447名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 21:27:24 ID:vhVKSH7S
その頃のグラウンド

美「あーあ、今日も野球かぁ」
千「ほんと。たまには別なのがしたいよねぇ」
美「ほんと。あたしがムキムキになったらどう責任取るんだろうね」
千「ならねぇよ。でも、あの時のみっちゃん、すごかったねぇ」
美「ん?また打ってやろうか?」
千「そんなん、狙って打てるわけないだろ」
美「まあ、そうか」
友人A「美羽ちゃんの番だよ」
美「おお、じゃあちぃちゃん、行ってくるね」
千「あっ、うん。頑張ってね」

パキーン

ガシャーン
一同「あっ」
448名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 21:47:12 ID:vhVKSH7S
また戻ってアナのいる教室
笹「ごめん、アナさん」
ア「いや、やめてください。お願いします…」

ガシャーン
ゴン
笹「ぶっ」
ア「たっ、助かりましたわ」



ガララッ
美「すみません。ボール取らせてください」
ア「ひっく、美羽さぁん、千佳さぁん」
千「アナちゃん、どうしたの?なんでそんなカッコなのっ?」
ア「ひっくゎそれは…」
教室の外から先生が覗いてる
先生「…」


翌日…
茉「笹塚君、今日も来てないね」
ア「あんな人、知らないですわ」
茉「??」
ガララッ
先生「あー、笹塚は昨日の射精大会で度が過ぎたことをしたので今日からしばらく謹慎だ」
茉「アナちゃん、なにがあったの?あの後射精大会中止になったけど?」
ア「聞かないで…」
茉「?」
449名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 21:53:06 ID:vhVKSH7S
その日の放課後
美「昨日のアナちゃん、格好すごかったねぇ」
千「ちょっとみっちゃん」
ア「言わないで。もう思い出したくないわ…」
伸「ん?なにがあったん?相談にのるよ」
美「あのねぇ、かくかくしかじか」
伸「マジ!?」
千「う、うん」
ア「…」
伸「そいつんち、どこだ?」

END
450名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 21:53:57 ID:vhVKSH7S
初めてエロパロ投稿させてもらいました。下手ですみません。
451名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 21:59:17 ID:fz0vZRxQ
>>446
>ア笹ア笹ア笹ア笹ア笹ア笹ア笹ア笹・・・
奇麗だ 整然としてる すげー電波
言っちゃっていいかな コスモス見えました
貴方と逢い引きしたい!
452432:2005/08/21(日) 22:42:08 ID:rSA0dfl3
>>450
俺が書き出して、途中で諦めたやつを書き上げてくれる神が居るとは…

ありがとう
453名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 23:19:03 ID:om4+RK48
もういいよ、オモロないし。
454名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 23:51:01 ID:H8cDyFxq
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1113729096/
ちなみにここの住人でもあるwwww
455名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 14:00:43 ID:em+JINsz
>>450
ぐっじょび!
456名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 21:55:52 ID:cFU3b9XZ
>>449 一番最後で笑ったwwww
   GJ!
457名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 19:04:22 ID:iKZKGXNp
>>450の続きを考えてみたんだ、携帯だけど頑張って書き込むよ。
458名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 19:23:12 ID:iKZKGXNp
笹塚の家

笹塚「アナさん…あと少しだったのに…それに謹慎だなんて……………………………………………………復讐してやる…」


ピンポーン!ピンポーン!

笹「…誰だろう」
ガチャッ、扉を開ける
笹「どなたです……」
伸恵「お前がアナちゃんを…」
笹「え!?」
胸ぐらを掴まれる
笹「やっ、やめてください」
伸「あん?」

笹塚が壁に仕掛けられたボタンを押す
バチッ!電気がはしる!
伸「うわぁッ!!」
笹「…やめてって言いましたよ」ニヤリ
459名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 19:56:43 ID:iKZKGXNp
伸「うぅ…」
笹「目が覚めましたか?」
伸「てっ、てめぇ!っ痛!」
手足に鉄の手錠がされている。
笹「…アナさんとは失敗しちゃいましたからね」
伸「なっ」
笹「代わりにお姉さんに…そういえば、6年の千佳さんのお姉さんですよね?」
伸「そうだけど、なんだよ!」
笹「いえ別に…そろそろ始めましょうか」
笹塚が近づいてくる。
伸「な、なんだよ!コレをのけろ!」
笹塚が手を伸ばす。
伸「止めろ!馬鹿!止めろよ!」
笹塚の手は伸恵の胸を揉み始めた。
笹「柔らかい…」


その頃、伊東家では…

千佳「お姉ちゃんだいじょうぶかな…」
美羽「我等のリーダーが、あんな偽おぼっちゃま君に負けるわけないだろう〜」
千「そりゃそうだけどさ…」
茉莉「おねぇちゃんなら大丈夫だよ」
アナ「あんなのに負けるわけありませんわ」
美「でも、コッポラちゃんは負けてたじゃん」
ア「ぅ……うぅ………」
千「ア、アナちゃん泣かないで!も〜、ちょっとみっちゃん!」
460名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 21:55:36 ID:iKZKGXNp
再び笹塚家

伸「離せ!止めろ!」
笹「あぁ柔らかい、気持ちいい!」
笹塚の手の動きが早くなる。
伸恵は反撃しようにも身動きがとれない。

伸「あ!はっ離せ!ばっばか!」
笹塚は伸恵の股間部に手を伸ばした。

笹「こっちも柔らかい…」
伸「この野郎!はっ離せよ!」
伸恵は顔を真っ赤にして叫ぶ。

笹「ハァハァ…、も、もう我慢できない!」
笹塚はズボンのファスナーを下ろす。
そこは、大きくテントをつくっていた。

ビーンと、モノが飛び出す。

伸「ッ!!!!!!!」

初めて見たいきり起つモノ。それはとても、アナや茉莉の同級生とは思えない大きさだった。

笹塚の手が伸びる。
上着のボタンを上から1つずつ外していく。

伸「や、やめろ!」

笹塚は上着を取り払い、ブラジャーごしに再び胸を揉む。
揉む手に合わせて、笹塚のモノがビクビクと動く。

伸恵は恐怖した。
大きく、脈をうつモノに…
461名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 22:22:34 ID:iKZKGXNp
笹塚は胸を揉むのを止め、伸恵のズボンへと手を伸ばした。

伸「止めろ!殺すぞ!」
笹「そんな状態でどうやって殺すんですか」

伸恵は目に涙がたまってきていた。

笹塚は伸恵のズボンを脱がした。
あらわになる下着姿。
笹塚は気付いた。伸恵のパンツが濡れている事に

笹「なんだ、気持ち良かったんじゃないですか…」
伸「違う、違う!」

笹塚はブラジャーの下に手を差しこんだ。

笹「このプクッとしたのはなんですか」
イヤらしく訊く。

伸恵は反論すら出来なくなる。

笹塚は続けて攻撃をかける。

ブラジャーをずらし、プクッと膨らんだ部分に吸い付いた。

伸「あぁ……んッ!」
思わず声が出た。

笹塚はモノを伸恵の割れ目にパンツ越しに擦りつける。

笹「ハァハァ…」
伸「あ、ああぁ!」
笹「やっと…ハァ…効いてきましたね…」
伸「な、ぅんッ!…ハァ…な、何がだ!」
笹「一種の興奮剤ですよ。気絶してる間に呑ませました」
伸「なッ!んんッ!ぁぁあ!」

パンツの濡れが広がっていく。
462名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 23:08:46 ID:ZHUPBWQo
>>461
鬱陶しい、消えろ!
463名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 23:14:24 ID:iKZKGXNp
笹塚はモノを突き立てるように擦りつけ始めた。
無論胸も責め続ける。

笹「ハァハァ…」
伸「あッあッ、ハァ…ハァ…」

笹塚は伸恵のパンツに手をかけた。
しかし、伸恵は声を上げない。ただ、あえぎ声を上げるだけである。
パンツを剥ぎとる。
そこには、グチョグチョに濡れた、伸恵の割れ目があった。

笹「…パイパンですか……ハァ……ハァ…」

笹塚は伸恵の股間に顔をうずめた。
舌を伸ばし、割れ目の蜜を舐め取る。

伸「あぁ、ぁぁぁあぁぁあぁッッ!!!!」

ドクドクと汁があふれだす。

笹「ハァ…気持ちいいん…ですね…じゃあ…ハァ…ハァ……いれてあげます…」

手で割れ目を開く。穴がモノが入るのを待っているかの様にうねる。

笹「入れます」

ズブッ!

伸「ぁんん!ぁああぁぁ!」

グチュ、グチュ!

笹「は、入りました……よ」
伸「はっ、はっ、ぁああ、ん、んあ」

笹塚が腰を動かす。手を伸恵の腰にまわし離れないようにする。

グチュ!グチュ、グチュ………
イヤらしい音が響く。

伸恵はすでに復讐を忘れ、快楽に溺れていた…
464はい、死にます。:2005/08/23(火) 23:42:49 ID:LCTW8afx
投下しまーす!
意見沢山下さい!
あと、会話しかない設定なんでそのへんは皆さんの想像&創造しだいで(* ^ー゚)ノ
465はい、死にます。:2005/08/23(火) 23:44:42 ID:LCTW8afx
伸恵、千佳、茉莉、アナ、美羽、
全員そろってるときに遊びに行って、千佳の部屋でうっかり寝てしまい、
気づかないあいだに勃起しちゃってたアレを・・・・。

千「あれ、お兄ちゃん寝ちゃってるよ。」
美「ったくー、最近の若者はだらしないというか・・・」
千「あんたもさっき寝てたでしょ。」
美「起きろー!!(バサッ)」
千&美「あ”っ・・・・」
美「ちょっと、おねぇちゃんおねぇちゃん(グイグイ)」
伸「あぁ?なんかようか・・・・うおっ!!」
ア「どうしたんですの〜?おねぇさま?っつ!!?」
茉「おねぇちゃん?ふぇっ!???」
伸「いやっ、アナちゃん、茉莉ちゃん、見ちゃだめだ。ってぇ・・遅いか・・。」
美「隊長!これはおちんちんです!」
伸「いやっ・・、知ってるが・・。どうしてこの状況でお前はこうも・・・」
男「んん・・・、(ゴロン)(ボロン)」
466はい、死にます。:2005/08/23(火) 23:47:35 ID:LCTW8afx
全「うわぁっっ!!」
ア「何なんですの・・・?お父様のはこんな形ではありませんでしたわ・・・」
伸「アナちゃん、お父さんと風呂入ってんだ・・・、ってぇ!!そんなことじゃなくて・・・、どうするか・・・?」
千「どうするって・・?」
ア「そんなの・・・」
茉「ヒック、おねぇちゃん・・・、えぐっ、」
3人「(ジーー)」
伸「茉莉ちゃん、そんな泣かなくても・・・、ってぇ!、あたし!?」
美「じゃー、いってみよーかぁ!(ゴスッ!!)」
伸「(確かに、こんなの小学生にやらせるわけにもいかんし・・・)・・・わかった。」
美「・・・・・」
467はい、死にます。:2005/08/23(火) 23:49:36 ID:LCTW8afx
男「ガーー・・・・(ビクンビクン)」
伸「あぁー!!もー!!(プシュ)(ゴキュゴキュ)プハァー!ヒック・・・っシャー!!」
伸「(・・・ってぇいってもあたしもやりなれてるわけじゃないし・・・、こうだっけか?)・・・シュッシュッシュッシュ」
4人「(ジ〜〜)」
ア「なんだか脈打ってますわね・・・・」
茉「・・・そうだね。」
千「っておい・・・、二人とも感想なんて言わなくていいのに・・・。」
美「お〜っとぉ!ここにきておちんちんがさらに膨張してき(バキッ!!)とぅぶぁっ!!」
伸「・・・うっさい・・・、おい、ちぃ、縛っとけ。」
千「おっけー。(ギュッギュッ)」
468はい、死にます。:2005/08/23(火) 23:54:04 ID:LCTW8afx
伸「シュッシュッシュッシュ・・・(・・・じゅん)(あれっ・・?嘘っ・・濡れてきた・・?酒か・・?)」
男「ううっ・・・!(ビクッ!ビクッ!ビュルビュル!)」
ア「ひゃぁ!?何ですの・・?この白いの・・?」
茉「うわぁ〜・・、ドロドロするね〜・・」
伸「(ぼぉ〜〜・・・)それはねぇ・・・精子ってゆーんだ、それをアソコにいれると子供が出来るんだよ〜(ニヤリ)」
ア「アソコって・・おねぇさま・・?うひやぁ!?(ガバッ)」
伸「ココだよ、ココ!!(クチュクチュ)あれ〜?アナちゃん濡れてるねぇ〜?」
ア「濡れてるだなんて・・・(クッチュクチュ)ひゃっ!!うぅん!!んっ!!」
伸「敏感だねぇ〜、アナちゃ〜ん?(グチュクチュ!)」
ア「(グチュグチュグッチュ)あっ!おねぇっ・・・んんん!さまぁ・・はぁっ!だめぇんぁあ!あああぁぁぁあんんんんぁんんんああぁあ!!!!」
伸「あり?もうイッちゃったのかぁ〜、やっぱ可愛いなぁ〜・・・(ウットリ)」
ア「はぁっはぁ・・・(ぼぉ〜〜・・・)」

続く
469はい、死にます。:2005/08/23(火) 23:55:39 ID:LCTW8afx
びみょおなトコでネタ切れです・・・
誰か続き書いてください。
470名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 00:32:05 ID:UXeWI6/M
笹「で、出ます!」

ドピュッ!
ドピュ!
ピュ…ピュ……

伸「あぁぁッ!ぁぁあぁ!!!!!!んん…」


グチョ…

モノを抜く。

笹「どう…ですか……気持ち…ハァ…良かった…でしょう…ハァ」

ピュッ

モノから、残りが出る。

伸「……………」
笹「…気絶した……」


胸を揉む
反応無し


笹塚は自分のモノを伸恵の胸で挟みしごき始めた。

笹「まだまだ…出る…ハァハァ…」

笹「…そうだ」

ビデオをセットする。

そして、再びしごく。

笹「気持ちいい…柔らかい…ハァハァ…」

グチュッ…

気絶した伸恵のアソコから、精子とも愛液とも分からない液が出てくる。

笹「ハァ…ハァ…大丈夫かな…」

伸恵の口を開き、モノを入れかるくしごく。

笹「ハァッ!…」
ピュュッ!
伸恵の口に白濁液が流れ込む。


笹「……ハァ…まだ…いける…」
471名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 00:51:13 ID:UXeWI6/M
笹塚は伸恵の手錠を外して、後ろ向きにした。
バックから入れようとしたのだ。
しかし…

伸「よくヤってくれたな…」
笹「…え!?」
伸恵が目をさます。

伸「そんなに出してえなら、出させてやるよ…」

伸恵は笹塚を掴み。さらにモノを掴む。
するとしごき出した。

笹「ちょ、ゴメ…許して…」

数時間後

伸「ったく最近のガキは…初めてだったのによ…」


千「お姉ちゃんおかえり!遅かったね、心配したんだから〜」
ア「あの…どうなりました?」
伸「ん、いや、懲らしめといたよ」
ア「何もされませんでしたか…?」
伸「されるわけ無いだろ〜」
ア「そうですわね」

美「こうして、お姉ちゃんの活躍により平和が戻ったのであった」
伸「……何言ってんだか」


笹塚家

笹「や……めて……くだ……さ…い……もう………で…ませ…………ん……」

白濁液の水溜まりの上で、壊れたように呟く笹塚君が発見されたのは、さらに先の事だった…



おわり
472名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 00:54:29 ID:UXeWI6/M
終了です。携帯なんで疲れた。

一つ書き忘れ、伸恵はベッドの上にいます。
473名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 01:04:41 ID:gno0+tYQ
マジ!?自分の書いた続きがこうなるなんて思わんかった。
474名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 02:40:31 ID:NBh7h3MJ
>>472
GJ!!
475名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 21:47:05 ID:IRV2IQr0
>>472
死ね。
476名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 05:36:46 ID:KxKMQ7zO
ウイルス貼るバカは何なんだ?
アク禁喰らいたいのか?
477名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 02:10:36 ID:Qx7aytrV
台風ニュースuza
478名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 02:13:04 ID:nXSQbFgt
>>477
禿同。これのせいでOPやらなかったし。
479名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 02:35:11 ID:50VfBuxB
しかし美羽が可愛かったので許す
480名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 12:54:09 ID:vYxGJc4N
DVDで湯気+タオルスッキリなら許す
481名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 17:28:13 ID:CNmNYvKz
来週再放送あって良かった
482名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 03:06:48 ID:28RDd5c2
>>476
1112477335.datのこと?
Unix.Penguinっていうウィルスが検出されたんだけど・・・
http://lcm.hp.infoseek.co.jp/UnixPenguin.html
↑によると・・・どうなんだろうね。ていうか誰貼ったのさ。

来週1時間だっけ?録画再設定だな。
483名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 04:49:47 ID:VQyMwDKA
>>482
貼ったのは475 メ欄に無害のウイルスコードを貼っている
設定してないとノートン警告してきてウザイ
484名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 09:56:39 ID:a+YCxdfP
なんか童貞の臭いがするスレだな。明らかにリアル厨房とかいるだろ?
痛いマンセー信者も氏ねよ。同じような事の繰り返しの糞文章が面白いわきゃねーだろうが
485名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 10:00:40 ID:jJjKvXiZ
あなたはいったい何を求めてこのスレに^^;
486名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 12:39:57 ID:Pon3E4L8
>>484
最近自己臭に過剰反応する人ってよくいるみたいですよwww
487名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 22:01:28 ID:iUQFAIna
481さん、再放送いつですか? それとアナ・コッポラの画像ください!!
488名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 22:40:20 ID:/QLlXXt7
>>487
ふたなりでもいいですか?
489名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 22:45:41 ID:iUQFAIna
ふたなりってなんですか?でもアナが映っていればいいです。
490名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 10:53:19 ID:xsJGxvbN
┐(´ー`)┌
491名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 13:56:34 ID:hRzHQRW6
>>489
お前、笹塚だな
492名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 13:59:44 ID:F6wck7bX
>>489
アナにティンコが生えるお
493名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 17:49:54 ID:onuX0gS/
お前は今伸恵ふたなり派を敵にm(ry









スマン
494名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 00:13:06 ID:ci4OLA3K
ふたなりはありえんだろ…
もしかして多いのか?ふたなり派…
495名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 00:49:24 ID:ZACcBe/Z
>>494
なし。
個人的には笹塚くんといえど、男との絡みはナシ。
あと処女膜破れちゃいそうな百合プレイもナシ。
496名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 10:24:28 ID:5aeVpIWe
>494
好きではないが好きな人もいるのは事実なので文章の前に注意書きがあれば別にどうでも良い。
497名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 16:43:32 ID:UKetXEId
>>495
やたらハードルの高いスレでつね……
498名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 16:37:59 ID:Kyi0CHqi
じゃあ、美羽をショタにすれば処女膜破れちゃうこともないじゃん。
499名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 19:43:58 ID:jDPrv7Sr
>498
(´∀`)⊃#)´∀`)
500名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 20:56:56 ID:0/jhHxEI
>>495
注文するなら、手本をみせれ
501名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 07:05:04 ID:SZnshpaP
>>495
ふたなり好きでヌルいレズが苦手なオレは書くことがないぢゃない。


PS2の主人公出しても良かったんだがそれもアカンか。
502名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 13:36:09 ID:Z5SCMmmF
オレはPS2の主人公でるの見てみたいなぁ
503名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 21:49:48 ID:Qcdi1r5d
俺はPS2の主人公がちかにこっぴどく振られるのが見てみたい
504名無しさん@ピンキー:2005/09/02(金) 02:40:18 ID:vTlvg4wf
>60
驚いた
ジイサンがアニメで再登場してた
505名無しさん@ピンキー:2005/09/02(金) 02:51:19 ID:SVrbdAv/
最後はおもろかった
506名無しさん@ピンキー:2005/09/02(金) 12:32:31 ID:NAON7YIs
筆談最強だったw
507名無しさん@ピンキー:2005/09/02(金) 17:47:20 ID:bTOHVFNu
見逃したOTL
508名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 01:06:09 ID:yojq6GAZ
じーさん怖過ぎw
アナが逃げなかったらどーするつもりだったんだ?
509名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 02:00:55 ID:DrAAKUVk
>507
美羽のオナニーを見逃すとは…
510名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 12:34:30 ID:NkkHV3IQ
>>507
もうDVD買うしかないな
511名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 12:57:25 ID:wIGg57aL
PS2で再生できるものなんだろうか。その手のDVDは。
512名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 14:04:15 ID:a0Ld45wX
全然おk
513:2005/09/04(日) 14:09:26 ID:BJVskHtI
苺ましまろ、この前と同じのやってませんでしたか?
514あんな:2005/09/04(日) 14:29:55 ID:BJVskHtI
苺ましまろの放送日と放送時間は何時から何時ですか??
515名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 14:37:57 ID:zjgwzFwj
自分で調べろクズ
516あんな:2005/09/04(日) 15:03:33 ID:BJVskHtI
いいじゃないすか。 教えてくださいよ!
517名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 15:11:25 ID:NkkHV3IQ
てか最近SSこないですね〜
皆やめちゃったのかなぁ〜
俺が書いちゃおっかな
518名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 17:36:46 ID:DhXL6bvU
コテ付けてる香具師、初心者板とGOOGLEで勉強してから出直せ


>508
当然犯(ry
519名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 19:31:19 ID:nfVm0LhY
http://www.googkle.co.jp/
でググれ。
520名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 19:32:36 ID:wIGg57aL
>>512
トン。
521名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 21:18:03 ID:p4Fz0QGy
>>519
トン。
522名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 21:24:21 ID:xbqo+bio
>>519
引っかかる人間がいるか知らんがブラクラだからね。一応
523名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 22:08:29 ID:5oeJsxv6
>>508
お尻叩きの刑なのれす(´∀`)/
524プロローグ・・・:2005/09/07(水) 17:37:14 ID:BkvtPbwi
エロパロ書き始めてみたよ。まずはプロローグだけだけど。
今めっちゃ書き殴ってるから。できたら即投下するノシ

・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・

 隣から聞こえてくる寝息がいやに可愛らしい。
 この狭い布団に、人間が2人並んで寝ているのだ。そりゃ寝息も耳に入ってくる。
 すべてが終わり、彼女は闇に落ちたかとでも言うほど、あっという間に眠りについてしまった。
 …枕元には、人形に着せるようないかにも西洋風のパジャマ。の、下だけ。
 着直す前に寝てしまうとは、よっぽど疲れてしまったのだろう。
 だけど、それでも彼女は俺の手をぎゅっと握ってくれていた。
 小さくてあたたかい手を、俺もそっと握り返す。
 と、彼女がこちらに首を向けた。
 白い肌に金の髪。将来、きっと美しく成長するであろう整った顔立ち。
 …俺が世界中の誰よりも愛した少女。世界中の誰よりも俺を愛してくれた少女。
 彼女の額に軽くキスをして、俺も隣で目を閉じる。
 眠ろう。
「おやすみ、アナちゃん」
 俺だけの天使に、そうささやいた。
525東京にて・1:2005/09/07(水) 19:19:31 ID:BkvtPbwi
「はあ……今日は本当に疲れましたわ」
 部屋の隅に旅行カバンを置いて開口一番、彼女はそう呟いた。
「東京は人が多いからね。…俺でも疲れるくらいだから」
 そう答えながら、俺もショルダーバッグを床に置く。
「それもありますけど…撮影中に動けないのは本当につらかったですわ…」
「そっか、それもあったね…。でも、それがモデルの仕事なんだから我慢しなくちゃ」
「それはわかってます…けど……」

 アナちゃん。
 フルネームはアナ・コッポラ。イギリス人。見た目は確かに外国人。
 そのファミリーネームにコンプレックスを持っていて、日本語がペラペラで、英語はからっきし。
 中身だけ日本人と入れ替わってしまったような子だ。
 俺の故郷、静岡の浜松に住んでいるが、今はこの通り、東京にいる。
 なんでも子供向けファッション雑誌のモデルに抜擢されたらしく、今日はその撮影があったらしい。
 その後東京都内を少しだけ案内し、俺の部屋に泊まりに来て、現在に至る。

「とりあえず晩ご飯作るからさ、先にお風呂入っちゃいなよ」
「あ、それじゃお言葉に甘えさせていただきます、お兄さま」
 カバンから何かを取り出す音。パジャマだとか、寝る時に着るものだろう。
 俺だって紳士だ。努めてそちらを見ないようにしながら台所に立ち、フライパンを出す。
 おっと、馬鹿にするなかれ。簡単な料理くらいは作れるぞ。
 アナちゃんが風呂場に入ったことを音を聞いて確認し、俺は冷蔵庫のドアを開けた。
526東京にて・2:2005/09/07(水) 19:20:05 ID:BkvtPbwi
 押入れの戸を引き開けた瞬間、俺は盛大に後悔した。

 ……布団がない。いや、ある。ただし1人分。
 大学の友人が泊まりに来た時はソファで代用してたり、人数が多い時は床で寝る奴もいたり。
 まあつまり、アナちゃんが寝る布団がないってこった。…なんてこった。

「どうかなさいましたの?」
 自分では一瞬だと思っていたけど、どうやらしばらくの間固まっていたらしかった。
「あ〜……布団が1枚しかないんだ。俺はソファで寝るから」
「え…そんなの悪いですわ」
「いや、気にしなくていいよ」
 言いながらシーツと枕のカバーを換える。
「でも……」

 駄目だよ、駄目だって。そりゃアナちゃんと一緒に寝られたら幸せだとか思うけど。
 俺にも良心ってもんがある。制止する心があるんだ。いやでも、別に隣で寝るだけならって何を考えてるんだ俺は…!

「あの…私、お兄さまに一緒に寝てほしいですわ…」

 バキッ。
 俺の中の良心が、昇竜拳を食らって吹っ飛び倒れた瞬間だった。
527524:2005/09/07(水) 19:24:20 ID:BkvtPbwi
まずはここまで投下させてもらいやした。
続きはまた後で。多分今日中に出来上がると思う。
528名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 20:49:29 ID:1fyjJJDL
久々にGJな臭いがする!
期待して待ってるよ!
529名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 01:07:58 ID:T0/3BKPB
ウザイな。
530名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 08:01:07 ID:I+gfPSN3
「布団が一人分しかない」というシチュエーションか…
イイ予感がする。俺も期待しているよ。
531名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 18:42:13 ID:6ZW2mlZ9
やべっ、オレも東京でのアナちゃんとの話考えてるぞ(内容はなんか違うが)
532名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 19:07:26 ID:HoD/HFgx
やばくないよ。今書いてる人のが終わったら是非投下を!
533名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 20:39:19 ID:Zas5gnWF
ageるな
534名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 20:46:03 ID:qsc68sHZ
今日は美羽の誕生日だってのに・・・
535527:2005/09/08(木) 21:11:43 ID:Sjdi9s6o
期待してくれてる人に悪いけど…当直で家に帰れない。続きが書けん。
続き、明日でもいいかな?


正直スマンカッタOTZ
536名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 22:28:41 ID:HoD/HFgx
無論待つ
537名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 23:41:13 ID:pN+TfzEe
>>536
だって待つしかないもん
538名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 19:53:25 ID:ChjPy9a+
ageるね。
539名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 21:00:30 ID:RTaZKIPV
続きまだっすか?
540名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 21:31:35 ID:ddU+dvO2
>>539
楽しもうぜ…待つという戦いを!
541524:2005/09/09(金) 22:14:59 ID:78ePFWw4
J(´ー`)し<お母さん帰るの遅くてゴメンね

職場より。仕事の合間にちょっとずつ書き溜めてる。書きづらいけど。
忙しすぎだぜ畜生oTZ
542524:2005/09/10(土) 00:25:24 ID:wkhMFVqR
ただいま(´・ω・`)
続き投下するよ。遅れてマジすまん。そしてまだ完成してないorz

――! レズ以外は嫌だって人はこの先見ない方がいいかも !――
543東京にて・3:2005/09/10(土) 00:26:13 ID:wkhMFVqR
「…アナちゃん、まだ起きてる?」
「どうかなさいましたの?」
 起きてた。…そりゃそうだ。まだ布団に入って10分も経ってないんだから。
「いや…」
 言いよどむ。何を言えばいいのかわからない。
 だが気付けば、俺の右腕は彼女の背にそっと回されていた。
「お兄さま…?」
 そこで彼女と目が合った。
 …もう駄目かもしれない。欲望を抑えきることが難しくなってきた。
「ごめん、アナちゃん。…好きだ」
「え? なん、」
 彼女の言葉は、俺とのくちづけによって止められた。
 抵抗はなかった。歯磨き粉のせいなのか、ほのかなミントの香りが匂う。

 …たっぷり1分。そこで俺はようやく唇を離した。はぁ、とアナちゃんは止めていたらしい息をはきだす。
 その動作があまりにも愛らしくて、俺は彼女を抱く腕にぎゅっと力を込める。
 すると、彼女の方からも俺の背中に手を回してきた。
「私も…お兄さまのこと、好きです……」
「…ありがとう、アナちゃん」
 そして、再び唇を重ねる。さっきよりもずっとずっと長く。彼女の芳香が口の中いっぱいに広がっていく。
 アナちゃんは受け入れてくれた。…ここまでは。
 この先は? …そんなの、やってみるまでわからない。ああ、ほんと理性飛んでるな俺。
544東京にて・4:2005/09/10(土) 00:29:13 ID:wkhMFVqR
 彼女を抱きしめていた右腕を、身体と身体の間へ潜り込ませる。
「んぅ……?」
 パジャマの裾から中に手を入れ、そして――
「…んん!! ぉ、お兄さま…!?」
 そっと、彼女の胸に触れる。本当にそうっと。
 本当に申し訳程度だけど、確かにふくらみ始めていた。そのなだらかな丘をやさしく撫でる。
「ぅぁ…」

 …多分、これは抗議の声。変なことをしないでという、アナちゃんの懇願。
 でも、もう止められる気がしない。今にも完全に外れ飛んでしまいそうな理性のタガを必死に押さえていることしかできない。

 彼女の身体を仰向けにし、首筋に軽くキス。何も知らないであろう無垢なその身体は、その程度のことでもピクンと反応する。
「っ……お兄さまぁ…」
 切なげに声を上げる。…どう答えたらいいのか、俺にはわからない。
 耳元に顔を寄せ、一言だけ。
「…ごめん…好きだから……」
 それだけささやき、俺は再びかすかにふくらんだ胸を撫で、遊んでいる左腕を彼女の首後ろに回す。
「……うして……」
「…え?」
 消え入りそうなアナちゃんの声。それを聞き取るため、俺は耳を近付けた。
「どうして…謝るんですか……」
 …最初、その質問の意図が分からなかった。
「どうしてって…だ、だって俺……」
「私だって…お兄さまのこと、好きなのに……」
 返す言葉のない俺に、さらに彼女は言う。
「お兄さまなら…」
 …俺なら?
「…何をされてもいい、です……」
 きゅっと胸の中が締め付けられる。
 そんなこと言われたら…本当にタガが外れてしまうじゃないかよ…!
545東京にて・2.5:2005/09/10(土) 00:30:39 ID:wkhMFVqR
 数十分後。
 俺とアナちゃんは狭い布団に2人仲良く並んで入っていた。
 当然と言うか何と言うか…俺の心臓はさっきからバクバク。そりゃあもう、音を聞かれてしまうんじゃないかという勢いだ。
 それでも必死に平静を努める。…落ち着け、落ち着け、冷静になれ、もっとクールになれ自分。
「お兄さま?」
 落ち着けって…え?
「なんだかさっきからブツブツ呟いてますけど…大丈夫ですの?」
「あ、ああ。大丈夫…」…じゃない、かも。
 とにかく、もう寝よう。寝ればこの煩悩から解放される…
「おやすみなさい、お兄さま…」
 アナちゃんは隣で目を閉じる。

 時刻は9時22分。
 ……寝れねぇよ、こんな時間に。

 そういえば…アナちゃんは生理はもう来てるんだろうか?
 まだ来てないなら…いや、俺は何を考えているんだ!大体、相手はまだ小学5年生の女の子だ。そんな相手に何をするわけもない。
 『一緒に寝てほしい』って言ったのだって、単に近くにいてほしいからだとか、ただそれだけの理由で…!

 健全でない考えが悶々と浮かぶ。やがて、アナちゃんが体をこちらに向ける。
 そして、襟ぐりから彼女の肌が見えた時。

 ぎゃぎゃぎゃキュンばきゃっ。
 俺の中に残った理性は、欲望のタイヤにいとも容易く轢き飛ばされた。
546524:2005/09/10(土) 00:35:26 ID:wkhMFVqR
――! ここまで !――

眠たい頭でやらかしやがりましたよ俺って奴ぁ lll●| ̄|_
>>545>>543>>544の順で読んでくれ…ほんとにごめん。今度どこかのうpろだにもう一回うpする。
本格的にエロに入るのはまた次回ね。一度に投下したいから。
547名無しさん@ピンキー:2005/09/10(土) 00:46:21 ID:4QjiO5Hd
マジ!?次回ということは俺のは当分先ってことか
548名無しさん@ピンキー:2005/09/10(土) 01:12:34 ID:6TnZ2I04
>547
投下したいならすればいいじゃないか。
549名無しさん@ピンキー:2005/09/10(土) 04:06:04 ID:Tahr39GF
>>546
続き待ってるよ。頑張れよ。

>>547
投下したいならすれば良い。けど、出来れば今のが終わってからの方が読んでいる方としては読みやすい。
550名無しさん@ピンキー:2005/09/10(土) 07:26:16 ID:4QjiO5Hd
うん、話が同じ場面のだからこんがらがるといけないと思って待ってるん。
551mrstick13@hotmail.com:2005/09/10(土) 18:04:20 ID:cJ0rCyNG
>>524
マヂウザ杉。
やめてくれないか。
552名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 18:27:38 ID:4QjiO5Hd
551また批判しかできない厨房か。そんなにウザいと思うなら来るなよ
553名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 19:32:45 ID:XiCR8Coc
というか作品を拒絶するなら何が目的なのやら
554名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 20:48:32 ID:yTtrQ1AW
ほっとけって
ID(=2ちゃん鯖)にまでNG出されているような香具師だし
555名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 22:37:06 ID:4qsY4In+
>>546最高!
うわ、続き楽しみだよヲイ!
次回も良作頼む!
556名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 11:09:37 ID:tBEkDuXQ
>>554
ワロスw よく気付いたな…そんな君にGJをあげる!
557mrstick13@hotmail.com:2005/09/11(日) 16:20:52 ID:IQw7Roo2
本当のこと言うね…




アナたんだいしゅきでつ
558名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 20:23:50 ID:LEwM0Lus
またキモイSSが投下されたんか
559名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 20:34:53 ID:3KnA3KtJ
二人もいたんか…

それはそうとアナたんマダー?(AA略
560524:2005/09/11(日) 22:51:12 ID:K5yHJ1Ve
やあ(´・ω・`)

久しぶりだね、みんな。
この缶コーヒーはおごりだから、まず飲んで落ち着いてほしい。

うん、続きの件なんだ。すまない。
随分間が空いたからね、謝って許してもらおうとは思ってない。

でも、今回はただ謝りに来ただけじゃないんだ。
ようやく例のエロパロが完成してね、今日はそれを届けに来たんだ。
ただやっぱり遅れたことには間違いないからね、
とにかくひとまずは謝らせてほしい。ごめんな。

じゃあ、投下を始めようか。


561東京にて・5:2005/09/11(日) 22:55:20 ID:K5yHJ1Ve
「…本当に、するよ? …いいの?」
 アナちゃんは緊張しているのか恥ずかしいのか、はたまたその両方なのか。
 ぎこちなく、だけども確かに頷いた。
 …もう、引き下がれるか。
 ゆっくりとパジャマをシャツごとたくし上げる。その途中で、アナちゃんはごくりと唾を飲み込んだ。
 間もなく、まだ胸板と表現した方が正しいであろう、彼女の胸部があらわになる。
 夜の闇の中でも彼女の雪のような白い肌は俺の目にはっきりと映り、性欲を一層に掻き立てる。
「あ…あんまり見ないで…ください……」
 ただぼうっと目を奪われていた。彼女のその声に押されるように、俺は止まっていた右手で愛撫を再開する。
「ふっ…ぁ……」
 優しく、優しく。わずかな隆起を撫で、さすり、ほんの小さな突起を中指の先でいじくり回す。
「ぁ…んっ、くぁ……」
 いつしか、彼女の声は甘いものへと変わっていた。俺の愛撫で感じてくれているのだ。
 幼い少女の上げる嬌声が、俺の残った理性をもどんどん侵食していく。
「アナちゃん…下も、いい……?」
「んぇ…?」
 言葉になっていない答えが返ってくる。聞こえてなかったのだろうか。
「こっち…下もさ……」
 言いながら、右手を下半身へと伸ばす。パジャマの上から、そこにさわりと触れてみる。
「ひぅ!?」
 パジャマを隔てても確かに熱さが感じ取れた。そのまま中指でそこをもてあそぶ。
 熱いだけでなく、じっとりと湿ってもいる。そのことに少し嬉しさを覚えた。
「はぁ…くんっ…!」
 胸への愛撫とは反応が全く違う。何かをこらえているような声に、俺は我慢できない。
 手を、今度はパジャマの中へ。
「おにい、さま…待っ、」
 言い終わる前に、俺の指は彼女の秘部へと到達していた。ショーツの上から、そこを撫で上げる。
「ふあぁっ!! んくっ、くぅ…!」
 可愛らしくも艶っぽい喘ぎ声が部屋を満たす。
 既に彼女のつぼみは蜜に濡れていた。そこからあふれた蜜を指ですくい、塗り付けるように周りを愛撫する。
「だめぇ…んぅ、おにいさまぁ…」
 少し触れるたびに彼女の口から零れ落ちる甘い声。それを聞けば聞くほど、俺の頭の中が官能で満たされていく。
562東京にて・6:2005/09/11(日) 22:56:23 ID:K5yHJ1Ve
 唐突に、ショーツの秘部を覆う部分を横にずらした。
「えっ…やっ、だめですっ……!」
 …もう遅い。俺の指が、無防備な割れ目に入り込む…
「んぁぁっ!! やぁ、おにいさまぁぅ…」
 ほんの少し指を中で動かすだけで、にちょ、ぬちょと淫靡な音が響く。
「こんなに感じてくれてるんだ…気持ちいいんでしょ?」
「ふくっ、は…んっ……」
 そのまま指を伝わせ、隠れていた未成熟な突起を探し当てる。ためらいもせず、俺はそれをつまみ上げた。
「んああぁぁぁっ!!」
 間髪入れずに、今度はそれをクリクリといじる。
「あああっ! だめっ、あうっ…!」
「ほら、すごく濡れてる…。アナちゃんはここがいいんだね…」
 耳元で優しく言葉をかけながらも、右手は彼女の性感帯を執拗に責め続ける。
「んくっっ、だっ、だめぇ…おにいさま、おにいさまああぁぁっ!!」
 突然、アナちゃんの身体がビクリと強張った。彼女が生まれて初めて達した、快楽の頂点だった。
「…はぁっ……はぁ…んっ……」
 荒い息。これ以上続けるのはさすがにかわいそうかもしれない。
 俺はひくひくと痙攣する彼女のつぼみから手を離し、もう一度その白く華奢な身体を抱きしめる。
「…アナちゃん、大丈夫?」
 すると、彼女もまた俺の背に腕を回す。そして一言だけ、
「私…すごく、気持ちよかったですわ……」
 か細い声でそう言ってくれた。

「……でもね、まだ終わりじゃないんだ」
 それほど間を置かずに、アナちゃんはこくりと頷きで答える。
「もう、本当に後戻りできなくなるよ。…アナちゃんはそれでいいの?」
 彼女の瞳を見つめる。
 …静寂は、それほど長くは続かない。
 アナちゃんは俺に微笑みを浮かべてみせ、言った。
「私…お兄さまのこと、信じてますから……」
563東京にて・7:2005/09/11(日) 23:00:35 ID:K5yHJ1Ve
 彼女と唇を重ね、それから俺はその幼い身体を護る可愛らしいパジャマをゆっくりと下ろしていく。
 くっと拳を握りしめたアナちゃんの姿を見ながら、俺の頭の中では葛藤が繰り広げられている。

 本当に、先を続けるのか?
 彼女はいいと言ってくれた。だけど、やはり交わることへの躊躇は大きい。
 何せ、ここから先は犯罪の領域。冗談では済まされない。
 …冗談? 今までのことを冗談で済ませたら、アナちゃんの決意を無下に扱うことになるんだぞ?
 彼女は俺に「信じている」と言ってくれた。なら、最後まで続けることこそがその想いに応える唯一の方法。
 だけど、そうやって自分を正当化したところで罪には変わりない。
 あと2年待てば、それは罪ではなくなる。せめてそれまでの間は欲望を抑えるんだ。そうすれば……

 満月。
 窓から差す月明かりが、二人をかすかに照らす。
 おぼろげで儚い光は、穢れを知らない彼女の無防備な身体を俺に見せつける。
 …月は人を狂わせるとどこかで聞いたことがあるけれど。
 今まさに、俺は月の光に狂わされているんだろうな。

 パジャマ、そしてショーツ。それらを枕元にそっと置いた。彼女の下半身を護るものはもう何もない。
 きゅっと目をつむる彼女の髪を手で梳き、「大丈夫だよ」と耳元でささやく。
 トランクスごとズボンを半分ほど下ろすと、これまで見たこともないほどに屹立した俺が顔を出した。
「多分、すごく痛いと思う」
 言いながら、目の前の身体を両腕で包むように抱き上げる。彼女も同じように、俺の背に両腕を回す。
 俺のものを秘孔に宛がった瞬間、びくりとアナちゃんは震えた。
「……入れるよ。力を抜いて」
「…はい」
564東京にて・8:2005/09/11(日) 23:01:10 ID:K5yHJ1Ve
 彼女と唇を重ね、それから俺はその幼い身体を護る可愛らしいパジャマをゆっくりと下ろしていく。
 くっと拳を握りしめたアナちゃんの姿を見ながら、俺の頭の中では葛藤が繰り広げられている。

 本当に、先を続けるのか?
 彼女はいいと言ってくれた。だけど、やはり交わることへの躊躇は大きい。
 何せ、ここから先は犯罪の領域。冗談では済まされない。
 …冗談? 今までのことを冗談で済ませたら、アナちゃんの決意を無下に扱うことになるんだぞ?
 彼女は俺に「信じている」と言ってくれた。なら、最後まで続けることこそがその想いに応える唯一の方法。
 だけど、そうやって自分を正当化したところで罪には変わりない。
 あと2年待てば、それは罪ではなくなる。せめてそれまでの間は欲望を抑えるんだ。そうすれば……

 満月。
 窓から差す月明かりが、二人をかすかに照らす。
 おぼろげで儚い光は、穢れを知らない彼女の無防備な身体を俺に見せつける。
 …月は人を狂わせるとどこかで聞いたことがあるけれど。
 今まさに、俺は月の光に狂わされているんだろうな。

 パジャマ、そしてショーツ。それらを枕元にそっと置いた。彼女の下半身を護るものはもう何もない。
 きゅっと目をつむる彼女の髪を手で梳き、「大丈夫だよ」と耳元でささやく。
 トランクスごとズボンを半分ほど下ろすと、これまで見たこともないほどに屹立した俺が顔を出した。
「多分、すごく痛いと思う」
 言いながら、目の前の身体を両腕で包むように抱き上げる。彼女も同じように、俺の背に両腕を回す。
 俺のものを秘孔に宛がった瞬間、びくりとアナちゃんは震えた。
「……入れるよ。力を抜いて」
「…はい」
565東京にて・9:2005/09/11(日) 23:01:54 ID:K5yHJ1Ve
 ゆっくりと、下半身を押し付ける。彼女の小さな秘部に、俺が少しずつ入り込んでいく。
「んっ…ふ、ああぁ……」
 狭いアナちゃんの中を押し開いていくと、やがて進めなくなった。先端が何かに遮られている感じ。
「ぅく…お兄さま、痛い…っ」
 それこそが、彼女が少女である証だった。そして、それが貫き破られる瞬間はもう目の前に迫っているのだ。
「…一気に行くよ。その方が痛いのが短くてすむと思うから…」
「私なら、大丈夫です、っ…」
 挿入をここで止めていればいるほど、彼女の苦しみは増すばかりなのか。
 だったら、せめて痛みに耐える時間を短くしてやることが俺の義務だと思う。
「アナちゃん、我慢してね…っ…!」
 両腕で抱いた彼女の身体を、ぐっと一気に俺の方へ引き寄せる!
「ぅ、ぁあああああああぁっ――!!」
 悲痛な声が部屋に響く。普段からは想像もつかない力で、彼女は俺の身体を締め上げる…!
 そう、それはもはや抱擁と呼べるものではなく、何よりも痛いという感覚が頭の中に入ってくる。
 でもこれは、アナちゃんが今感じている激痛のほんの何十分の一程度のものでしかないのだ。
 俺はただこの身体を抱きしめ、涙を散らす彼女にこう言う他なかった。
「がんばってくれ、アナちゃんっ……!」


 …そして、数分が経った。
 先ほどまで俺を締め上げていた万力はいつしか弱まり、それは同時に彼女の痛みが和らいでいることを意味する。
「大丈夫…?」
 目を固く閉じたままアナちゃんはかすかに頷いてみせるが、それの半分が強がりであることは明白だった。
「無理しなくていいからね。ずっと待ってるから」
 そう言葉をかける。本心からそう思っている。
 だけど、彼女に破瓜の激痛を味わわせた俺のものは、治まりを見せることを知らない。
 彼女と繋がっている。その喜びを代弁しているかのようで、今更恥ずかしくなってくる。
 …待とう。彼女の痛みが消えるまで。それが俺の見せることができる誠意だ。
566東京にて・10:2005/09/11(日) 23:02:57 ID:K5yHJ1Ve
「…お兄さま……」
「うん?」
 やがて、アナちゃんはうっすらと目を開けていた。
「もう、平気ですわ…」
 そう言い、微笑んでみせる。
「私、すごく幸せです……」
「…うん。俺もすごく幸せだよ…」
 どちらからともなく、唇を重ね合わせる。
 本当に嬉しかった。きっと俺の判断は間違ってなんかいなかったと信じることができた。
 だからこそ、最後までやり通そうと、そう思う。

「…それじゃ、動くよ…」
「はい…っ」
 ゆっくりと、腰を後ろに引く。
「ん…くっ……」
 ぐちゅっという音を伴って俺のものを抜いていき、また奥まで押し込み。
「く…はっ…はぅ……」
 突き入れ、出し、その度にアナちゃんの口から声が漏れる。
 動かすことについては、それほど辛くはなかった。破瓜の血と、十分な量の愛液が潤滑油になっているからだ。
 狭くあたたかい彼女の中が俺をぴっちりと締め付け、言い得ない快楽が感覚を支配していく。
「はぁっ…アナちゃん、速くしてもいいかい…?」
「ふくぅ…はいっ、大丈夫ですわ…っ」
 了承を得て、俺は少しだけ速度を上げる。
 くちっ、ねちっと淫らな音も少しずつ大きくなり、更なる快楽へと俺を導く。
「んあぁ、はあっ、おにいさまぁ…」
「くっ…気持ちいいよ、アナちゃん…!」
567東京にて・11:2005/09/11(日) 23:05:53 ID:K5yHJ1Ve
 少しずつ、けれど確実に、俺は運動のスピードを速めていく。より大きな快感を目指して。
「ふああっ! 少しっ、止めてくださぃ…っ!」
 止められない。腰が、まるで自分の物でないかのように勝手に動く。
「ごめん、アナちゃんっ、止められない…!」
「は…あんっ、だめ…変になっちゃうっ…」
 彼女の喘ぎ声もまた、俺の行為を加速させていく。もはや歯止めなどとっくに弾け飛んでいた。
「くっ…アナちゃん、好きだ…!」
「あぁっ! おにいさま、私もですっ…!」
 その言葉を聞き、より一層動きは激しくなる。
 同時に彼女の締め付けもどんどんと強くなっていき、俺を臨界点まで押し動かそうとする。
「ぅ、あぁ! だめっ、ああああぁっ!!」
 唐突に、締め付けがこれ以上ないほどに強まる。二度目の絶頂に達したのだ。
「うく…アナちゃん、アナちゃん…っ!」
 自慰などとは比べ物にならない強烈な快楽が俺を貫く。
 このまま飲み込まれてしまうような錯覚。頭の中がどんどん空になっていく…
「う…駄目だ、出るっ……!!」

 さあっと全てが白で満たされる。
「――――!!」
 その瞬間、アナちゃんは声にならない声を上げた。
 俺のものが脈打ち、彼女の中に白く濁った性欲をぶちまける。ビクン、ビクンと。
「…ぁ……おに…さま……」
 やがて、それは溢れ始める。精液と血と愛液とが入り混じり、濃いピンク色の液体となって。
「アナ、ちゃん……」
 数秒をかけて全てを出し尽くし、収縮したそれを引き抜く。
「んぁっ…」
 その時、彼女は最後の嬌声を上げた。
568東京にて・12:2005/09/11(日) 23:06:38 ID:K5yHJ1Ve
 ふっと力が抜け、彼女もろとも布団に倒れ込む。
 荒い息をはきながらも、今は頭の中が喜びでいっぱいだった。
 アナちゃんも同じように肩で息をしている。青い目はとろんとしていて、どこか遠くを見ているようだ。
「おにいさま……」
「…うん…?」
「私…本当に幸せです……」
「俺もだよ、アナちゃん……」
 幸福の再確認。
 罪になろうが何だろうが、アナちゃんが幸せだと言ってくれる。それが今の俺の全てだ。
 左手にあたたかいものが触れる。
 彼女の手だった。俺も自分から手を重ね合わせ、きゅっと握る。
「…おにい、さま……」
 すっと彼女のまぶたが下りた。
「…アナちゃん?」
 返事はない。眠ってしまったのか。
 時間が経つにつれて荒かった息は治まり、やがて規則的になっていく。

 隣から聞こえてくる寝息がいやに可愛らしい。
 この狭い布団に、人間が2人並んで寝ているのだ。そりゃ寝息も耳に入ってくる。
 すべてが終わり、彼女は闇に落ちたかとでも言うほど、あっという間に眠りについてしまった。
 …枕元には、人形に着せるようないかにも西洋風のパジャマ。の、下だけ。
 着直す前に寝てしまうとは、よっぽど疲れてしまったのだろう。
 だけど、それでも彼女は俺の手をぎゅっと握ってくれていた。
 小さくてあたたかい手を、俺もそっと握り返す。
 と、彼女が寝顔をこちらに向けた。
 白い肌に金の髪。将来、きっと美しく成長するであろう整った顔立ち。
 …俺が世界中の誰よりも愛した少女。世界中の誰よりも俺を愛してくれた少女。
 彼女の額に軽くキスをして、俺も隣で目を閉じる。
 眠ろう。
「おやすみ、アナちゃん」
 俺だけの天使に、そうささやいた。
569東京にて・13:2005/09/11(日) 23:07:20 ID:K5yHJ1Ve
 ……眩しい。
 閉じた目に刺激を受け、朝が来たことをぼんやりと知る。
「ん…?」
 左腕に温もりがある。光に慣れながらゆっくりと目を開け、首を左に向かせる。
 …アナちゃんだ。俺の腕を抱くようにして眠っている。
 右手で彼女の金色に輝く髪を梳く。すると、ぴくりと身体を動かした。
「…んん…おにいさま……?」
 そこで、二人の姿が昨夜のままであることに気付き、苦笑する。
「おはよう、アナちゃん」
「…おはようございます……」
 言いながらも、まぶたは下がったまま。そっと携帯電話の時間を確認すると、時刻は6時47分だった。
 と、アナちゃんが腕にぎゅっと力を加える。
「…もう少し、こうしていたいです……」
 彼女は今日、浜松に戻ってしまう。俺と離れたくない。そう言ってくれているのだ。
 俺も、彼女のこの温もりを少しでも長く感じていたい。
「…いいよ。…ずっとこうしていよう」
「はい……」


「…それじゃあ、お兄さま」
「…うん。俺、冬休みにも浜松に帰るからさ。またみんなで騒いだり、二人きりになってお話したりしよう」
「ホントですか? 楽しみですわぁ……」
 その時、電車の発車時刻が近い旨のアナウンスが流れる。
「……じゃあ、また浜松で会おう」
「はい…!」
 名残惜しそうに踵を返すアナちゃんと、彼女を見送る俺。きっと俺の顔も名残惜しそうな表情に違いない。
 でも、また会える。今度は冬に。
 また彼女と過ごせる時間が待ち遠しい。
 …早く、冬が来ないかな。
 改札の向こうに消えていくアナちゃんの後姿を見つめながら、そう思った。
570524:2005/09/11(日) 23:10:51 ID:K5yHJ1Ve
警告つけるの忘れた。

というわけで終了でした。最後の方が性急になった気がしないでもない…
出来が悪いからってあんま叩かないで…エロパロ書いたの初めてなんだ。
「破瓜」をずっと「はたん」だと思ってたくらいだからさorz
571mrstick13@hotmail.com:2005/09/11(日) 23:14:09 ID:51692Wxu
マヂウザイ、消えろ。
572名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 23:35:56 ID:3KnA3KtJ
ヤバい萌え尽きた。GJすぎるぜ。


>571
即レスできるほど頻繁にこのスレ見てるんだね
573名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 23:43:03 ID:gWkrvL2u
GJ!


>>571
こんなにIDに数字があるのはじめて見た
574名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 23:44:45 ID:XqT3iY6T
乙彼!
初とは思えんよ。いい物読ませてもらったわ。
575名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 23:49:22 ID:e7qg70X6
(;゚∀゚)=3
576名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 00:42:10 ID:0wkIYVfO
無理矢理じゃない愛のある交わりなら許せる気がした


by笹塚
577mrstick13@hotmail.com:2005/09/12(月) 01:30:03 ID:h2JYD9jz
>>524
アナたんで抜きますた
578mrstick13@hotmail.com:2005/09/12(月) 01:43:13 ID:KqCsrj9Q
さっきからウザイなw
579名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 03:41:05 ID:iUDzC+ed
おつかれw
ただ君にGJという言葉をあげよう。
580名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 04:06:01 ID:XFCg1uht
                 ,r=''""゙゙゙li,
      _,、r=====、、,,_ ,r!'   ...::;il!
     ,r!'゙゙´       `'ヾ;、, ..::::;r!'゙
    ,i{゙‐'_,,_         :l}..::;r!゙
.  ,r!'゙´ ´-ー‐‐==、;;;:....   :;l!:;r゙ .GJ
 ,rジ          `~''=;;:;il!::'li
. ill゙  ....         .:;ll:::: ゙li
..il'   ' ' '‐‐===、;;;;;;;:.... .;;il!::  ,il!
..ll          `"゙''l{::: ,,;r'゙
..'l!       . . . . . . ::l}::;rll(,
 'i,  ' ' -=====‐ー《:::il::゙ヾ;、
  ゙i、            ::li:il::  ゙'\
  ゙li、      ..........,,ノ;i!:....    `' 、  ∧__∧
   `'=、:::::;;、:、===''ジ゙'==-、、,,,__ `'(・∀・ )
     `~''''===''"゙´        ~`''ー(   ))

使ってみたかった
581mrstick13@hotmail.com:2005/09/12(月) 05:29:29 ID:nso9Kdw5
正直俺はアナたんがだいしゅきだ
アナたんが俺以外にやられるのは耐えれない
そこで俺×アナたんのSS書いてくれないか?
頼む
582名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 06:52:54 ID:2beqZqyS
次は>>547だよな?
期待していいんだよな!?
583mrstick13@hotmail.com:2005/09/12(月) 21:06:35 ID:GgMsDbci
>>547
ぶっちゃけ、出てこなくていいよw
584名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 21:36:07 ID:2H3S/N5S
本格的にuzaいな…
585名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 23:51:25 ID:LAfg5sSj
スルーできない住人も住人。一々相手してるときりがないしレスの無駄
586名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 00:02:41 ID:P75aYt6j
確かに…(苦笑)

ただ誤解のないように言っておくと、
取捨選択するのは読み手であって書き手ではない。
読みたくない奴がスルー。これ鉄則じゃないか?
まあつまり、書き手は深く考えないでどんどん投下してくれって話だ。

というわけで>>547待ち
587名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 16:59:05 ID:3rPF2Xk3
そういや……メリー氏っていつ復活するのかな?
588名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 21:28:11 ID:g8/ntvJV
>>587
実はもう復活してるに100ましまろ
589名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 21:26:20 ID:MTYSokAO
前に一度投稿(射精大会の2人目)させていただいた者です。
今回は東京でのアナちゃんの話を投稿させていただきます。
590名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 21:48:53 ID:MTYSokAO
「お兄さま、お待たせしました」
その子は待合室に入ってくるとオレにそう声をかけた。
イギリス人であるその子は青い瞳で金髪である。
そう、その子とはオレの幼馴染みの妹の友達のアナちゃんである。
この夏、アナちゃんは雑誌の読者モデルに選ばれ、オレとともに撮影のため大都会である東京に来ている。


「よし、じゃあ行こうか」
そう言うとともに二人で建物を後にし、その後いろんな店をまわった。
アナちゃんの洋服をあらかた買うとオレたちはふとアクセサリーショップに入った。そこでアナちゃんはペアのペンダントを買って
「ハイ、お兄さまにプレゼントですわ」
と1つをオレの首にかけて
「これをしている2人はいつまでも一緒にそうですわ。もし離れてもこれをつけているときっとまた会えますわ」
と言った。
「アナちゃん、ありがとね」
その後、オレたちはファミレスで夕食にした。
撮影が終わったその日に浜松まで帰るのはきついだろうということで今日は一泊するそうだ。
食事を終え、
「ところで今日はどこに泊まるの?」
と聞くと
「あたし、実はどこにも予約してないんです…。もし…その良かったら…お兄さまの…お家に泊めていただけませんか?」
と言ってきた。
さすがに小学生の女の子を自分の部屋に泊めるのはいけない気がしたが今からホテルに行っても、もう遅いだろうと思い、アナちゃんを家に泊めることにした。
荷物も多いしアナちゃんも疲れただろうから家まではタクシーで移動した。
591名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 22:05:54 ID:MTYSokAO
マンションのオレの部屋に着くと
「まぁ、ここがお兄さまのお家ですか」
と言って中に入り机の近くの本棚を見て
「すごーい、難しそうな本でいっぱいですわ。さすが大学生ですわね」
と感激してくれた。
オレはアナちゃんにお茶とお煎餅を出し、アナちゃんがくつろいでる間にお風呂を沸かした。
オレはアナちゃんに
「疲れただろうから先に入りなよ」
と勧めた。アナちゃんは消え入りそうな小さな声で
「…あの…お兄さまも…一緒に…。いっ、いえ、なんでもないですわ」
と言ってお風呂に入った。
30分くらいして上がってきたアナちゃんの髪はポニーテールだった。
「お兄さま、いいお湯でしたわ」
「おっ、じゃ、オレも入ってくるから適当にくつろいでてね」
そう言ってお風呂に入った。
あまり待たせるのは悪いと思ったので、髪と体を洗って急いであがった。
「アナちゃん、お待たせ」
アナちゃんを見るといつもの髪型に戻っていた。
「まぁ、お兄さま。もっとゆっくりされて良かったのに」
「いやぁ、お客様をあまり待たせるのは悪いと思って」
「ふふっ、やっぱりお兄さまは優しいですわね」
そんな他愛も無い会話が繰り返されていった。
ふとアナちゃんが急に黙ってしまった。
どうしたのかと声をかけると
「あの、お兄さま…、笑わないで真剣に聞いてくださいますか?」と言ってきたので
「うん、わかったよ。どうしたの?」
と聞くとアナちゃんの口から信じられない言葉が出てきた。
だが、オレはこの言葉をずっと待っていたのかもしれない。
「お兄さま、あたしお兄さまが好きです。あたしと付き合っていただけませんか?」
オレはあまりの嬉しさに気が遠のいていた。すると
「お兄さま…すみません。困らせてしまったみたいで…」
と心配そうに聞いてきたので
「ううん、あまりにも嬉しかったから…。
オレなんかで良かったら…、よろこんでお付き合いするよ」
と返事をした。オレはこの後アナちゃんが
『やったー。ありがとうございます、お兄さま。あたしとっても嬉しいですわ』
と言うのかと予想していた。
592mrstick13@hotmail.com:2005/09/15(木) 00:05:03 ID:B2miR159
だから、マヅうっぜぇなー。
消えろ。
593名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 01:37:33 ID:jWK/VUBW
>590
> オレの幼馴染みの妹の友達
事実なんだけど地味に遠い他人でワロタ
594名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 23:13:57 ID:Gjt9+AMD
しかし、アナちゃんは黙って目を瞑り、唇をこちらに出してきた。
オレはそれに答えるようにそっとアナちゃんの唇に自分の唇を触れさせた。
ほんの1,2秒だったのか、それとも1分以上だったのか、オレには判らなかった。
オレの唇が離れるとアナちゃんはそっと目を開け、微笑んだ。


オレはいつの間にかアナちゃんを押し倒してしまっていた。
ビックリしているアナちゃんを見て我にかえり
「あっ、ごめん…」
そう謝った。
「い、いえ。急だったからビックリしただけですわ。
あの…お兄さま、その…エッチなことしたいなら…してもいいですわ
あたし、お兄さまが…その…優しくしてくれるなら…何されてもいいですわ」
さすがオレも戸惑った。
「さすがまずいよ。オレたち、9つも歳離れてるし…まだ、学生だし…」
むちゃくちゃな事を言いながらオレは理性を保とうとしたが
「あの…あたし…お兄さまとエッチなことしたいです」
この一言でオレの理性は崩れさっていた。
595名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 23:15:08 ID:Gjt9+AMD
オレはアナちゃんをベッドに乗せ、自分もベッドの上にあがった。
「ほんとにいいんだね」
「は、はい。あたし、お兄さまなら何されてもいいですわ」
その言葉を聞き、アナちゃんの上着を捲りあげ、少し膨らんでいる可愛い胸を軽く揉んだ。
「はぁ、んあ、ぁあ……………」
アナちゃんは次第に甘い吐息を漏らしていった。
「アナちゃん、気持ちよくなってきたの?」
「は、はい。とても気持ちいいです、っあ」
オレはもう、自分を抑えられなくなっていた。
アナちゃんの下着をパジャマの下とともにゆっくりおろしていった。
アナちゃんのまだつるつるの割れ目が姿をあらわした。
そこはもうかなり濡れていた。
「アナちゃん、ここ濡れてるよ」
「えっ、ど、どうしてですか?あっ、あたしには、わ、わかりませんんっ!」
オレは自分の着ているものを全部脱ぎ、アナちゃんを抱き締めた。
そしてアナちゃんの口をオレの口で塞いだ。
するとオレはアナちゃんの口の中に舌を侵入させ、アナちゃんの舌と絡ませた。
「はぁ………アナちゃん、可愛いよ、大好きだよ」
「はぁ、ぁっ、あ、あたしも、ぅん、お、お兄さまのことっ、だ、大好きですぅっ!あっ!」
596名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 23:42:46 ID:ZBy20WOV
(;゚∀゚)=3 やっぱアナちゃん萌え〜!
597名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 23:47:59 ID:ODNCwSDP
〈#`∀´〉アナタンの処女はウリがいただくニダ
598名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 06:25:26 ID:kUJrCwtp
>>592
いつもいつもウゼーのはテメーじゃボケ!
荒らすなら来んな!そして見んな!
ホント腹立つ野郎だな
IDでバレバレじゃ

>>590
いいなコレは…。良作だよ。
続編が楽しみだね。
599もう秋だ:2005/09/16(金) 10:02:25 ID:Y8cqmJbc
「夏も終わりか…。」
ふと、空を見上げてボソリと呟いてみる。
終わりと言っても、未だにクーラーとアイスは手放す気にはなれない
程度の暑さは感じられるが、それも真昼と言う時間帯のことだけだ。
彼女は手に持っていたライターで煙草に火つけた。
「ふぅ…さて…っと…アイツ等の顔でも見てくるか」
彼女の名前は『伊藤伸恵』見た目は高校生でも通るが、二十歳の
短大生である。
……そして、年の割には親父臭い一面を持っているヘビースモーカーだ。

伸恵は自分の部屋から出ると、隣にある妹の部屋のドアを軽くノックした。
「おーい、ちぃ入るぞ〜。」
………返事がない………そっとドアを開けて中を覗く。
「なんだ、留守か………。」
一通り見渡して、妹の部屋へ入る。
妹の名前は『伊藤千佳』歳は結構離れている小学6年生の女の子だ。
お菓子作りが趣味なのか、それ系のレシピが載っている本が部屋の中には
たくさん有ったりする。
「しかし、こうも暇だと……ちょっとキツイな…。」
妹のベットに横になり、天井を見上げる。
誰もいない妹の部屋でボーっと過ごす時間は、伸恵にとっては何となく
勿体ないような気がしてきた。
「仕方がない…レポートでも仕上げるか…。」
ベットから下り、軽く背伸びをして自分の部屋へ行こうとしたが、
不意に机に置かれているお菓子レシピが目に入る。
一冊を手に取り、適当にページをめくってみた………。
「あ〜…私にゃ無理そうだ…。」
ちょっと、苦笑した。
歳で言えば8歳ほど先にこの世に生を受けてはいるが、如何せん家庭科系の
技術とセンスは、妹に敵う気がしない。
姉としてどうかとも思うが、餅は餅屋と無理矢理に自分を納得させて本を
元の場所に戻そうとした…。
600もう秋だ:2005/09/16(金) 10:03:26 ID:Y8cqmJbc
本棚の後ろの方に、人目から隠すような形で一冊の本らしき物が置かれているのを
伸恵は見逃さなかった。
隠そうとする置き方が、かえって周りとの調和を乱しでおり逆に異様に目立つ。
「ほほう…丁寧に包んじゃって、コレは俗に言う【交換日記】と言う奴ですか?」
その本(手帳?)は、女の子らしい可愛いラッピング用紙でカバーされていた。
「ふふん、ちぃもこんな目立つ隠し方をするなんて、まだまだだな。
 さてと、暇つぶしが出来たっと………でもなぁ………。」
伸恵の頭の中では、罪悪感という名前の天使と、好奇心という名の悪魔の軍団が
一進一退の攻防を繰り広げていた。
が、天使がいくら一騎当千であろうと、万の悪魔軍団相手には分が悪い。
一秒と立たずに伸恵は決断した。
「んじゃ、ご開帳ってうひゃぁ!?」

開いた本は…【交換日記】と言う物ではなかった。
その様なピュアな物とは正反対のブツ…淫靡な表現をたっぷり含んだ写真が
大量に載ったその本は、俗に言うエロ本だった。
しかも、小学生には入手困難な【無修無し】の欧州系なヤツだ。
何故か異様に喉が渇く…思わずゴクリと唾を飲み込んだ。
「ち…ちぃの奴…どこでこんな本を……」

思わず妄想が伸恵の頭をよぎる。
千佳がこのエロ本を見て、一人行為に及んでいるビジョンが鮮明に映し出される。
「なに妙な妄想しているんだ…。」
頭をブンブンと横に振り、頭の中の妄想を無理矢理掻き消す。
努力の甲斐あってか妄想は晴れた………が、今度は伸恵自身がその本に興味が
有るとゆうことに気付いてしまった。
「外人ってすごいな………あんなに大きく………。」
伸恵の妄想の対象は、千佳の一人行為から自分自身の情事へと変わっていた。
この本に出てくる外人に自分が犯されている…日本人では規格外のモノが自分の
中で激しく動いている。
「ん…。」
ふと、自分の股に違和感を感じる。
これまでにも何度も感じたことのある感触だ。
そっと自分の人差し指と中指で、確かめてみる。
「最近、ご無沙汰だったからなぁ…。」
601もう秋だ:2005/09/16(金) 10:04:24 ID:Y8cqmJbc
伸恵の蜜壺から溢れた液が、確かめた指を濡らした。
濡れた自分の人差し指と中指を舌で舐め取り口に含んだ。
「ん…ぉ…ん………我ながら…けっこー濡れてんのな…。」
口から指を離し、再び伸恵は自分の蜜壺へ手を差し向ける。
クチュ………。
濡れているのをさらに確認するように触り、肉の扉を開く。
そして、伸恵は自分の指を蜜の溢れ出す中心へ押し込んだ。
「あ…………ん…………んぁ…。」
誰もいない妹の部屋の中で、伸恵の喘ぎが響く。
ゆっくり、激しく、強く、ソフトに…。
真っ白になりそうな頭、さらに気持ちよくなろうと指を動かす。
「やぁ…ん………ぁあ……いぃ…よぉ…。」

喘ぎ声とは別の音が千佳の部屋に響き始めた。
伸恵の蜜壺から溢れ出す愛液が、次第にその粘度を高め淫靡な音を奏で始めたのだ。
その音が更に伸恵を高揚させ、より激しく指を動かすことになる。
「ひぁっ!……あぁ…いぃ…いいぃぉ…おま…んくぅ…ん…。」
ブリッジするような体制で腰を高く上げる…下腹がヒクヒクと痙攣をし始めた…。
が、オルガスムスに到達するには何か足りない。
視界を動かす。
足りない何かを半ば虚ろな意識で探した。

ある物が目に入る。
フラフラの足取りでソレを取り、袋の中から中身を出すと物欲しげな表情で先端から
下の方まで舌で愛撫し始めた。
「あはぁ………これあたしのぉ…………。」
糸を引くまで唾液をつけ、伸恵はそっとソレを自分の股間へ押し当てた。
これから襲ってくる快楽に期待しつつも、不安の混じった表情を浮かべつつ
ソレを蜜壺の中へゆっくりと押し込んでいく。
602もう秋だ:2005/09/16(金) 10:05:03 ID:Y8cqmJbc
「!?…んあぁぁぁぁぁぁ……ん…太いぃ…あぁん……これ…ヤ…バい…よぉ…。」
少し痛い…が、その何倍もの快楽が脳天を突き上げた。
伸恵が挿入したソレを動かす度に、全身が痺れる感覚が起こる。
久々に味わうその感覚に身体が意志に反して仰け反っていた。
そして、肉の扉を掻き分け、蜜壺の中心に入れられたソレを押し出すかのように
伸恵の中が激しく動き、ピクンピクンと痙攣を起こす。
「やっ!………あっ!…いぃく…イク…んぁ…あ………イっちゃ…んあぁぁ!」
快楽の津波が伸恵を包み込む。
伸恵の蜜壺から愛液が溢れ千佳のベットに染みこむ。
全身が何度か痙攣を起こし、すぅっと感覚が引いていく。
まだ体中が熱い、全身汗まみれな状態でゆっくりと身体を起こした。

「………千佳のベットと…リコーダー…汚しちゃったよ…。」
そう呟くと、伸恵は未だ力の入らない足腰でせっせと証拠隠滅を始めた。
寝具類の取り替え、リコーダーの洗浄、本を元に戻し、一応これで体裁は整えた。
後は、目撃者…とは言っても、千佳は留守なんだから、それは無いだろうと思い
伸恵はシャワーを浴びに部屋を出ていった。

窓越しにからの視線には気が付かずに…。



603もう秋だ:2005/09/16(金) 10:05:50 ID:Y8cqmJbc
――――翌日

音楽の授業にて

視線を感じていた。
まぁ、視線の持ち主は誰か解るので、ここはあえてシカトするように
心がけてみたが。
「ねぇねぇ…。」
直で話しかけられたので、その心がけはいきなりうち砕かれた。
「授業中だよみっちゃん。」
ちったぁ授業に集中しろ…の意味合いを込めて注意混じりに言ってみたが
「そんなのはどうでもいいから、一つ聞きたいんだけどさ」
全然気にしていない様子なので、仕方なく聞くことにした。
「手短にね。」
「あのさぁ…そのリコーダーなんだけど……塩加減はちょうど良いくらい?」

みっちゃん…『松岡美羽』私の家のお隣さんで幼なじみのお友達…。
何を考えているかは…未だに理解できないときがある…。
「みっちゃん…頭にウジでもわいた?」



                              終
604もう秋だ ◆phWHeXxENc :2005/09/16(金) 10:08:23 ID:Y8cqmJbc
っと、思わず衝動に駆られてしまって投稿しちゃいました。
稚拙な表現&萌えない演出、下手くそな文体で申し訳ございません。

SSは初書きでしたが、読んでいただければ幸いです。
605名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 13:26:46 ID:zgJZOgDc
>>604
GJ!
すばらすぃ作品でございました。
今後もお待ちしております。
606名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 16:04:48 ID:QKB+/tra
ネ申というのはこうも一同に集うものなのか…

つまりGJと言いたい。だが「無修無し」って…w
607もう秋だ ◆phWHeXxENc :2005/09/16(金) 16:27:23 ID:2XyVYJBT
おぉう。レスが付いている。
読んで頂いてありがとうございます。

それにしても…無臭無しって何だよそれorz
我ながらとんでもない…………。

×【無修無し】の欧州系なヤツだ。
◎【無修正】のモザ無し、欧州系なヤツだ。

修正………精進させて頂きます。
608名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 21:09:22 ID:n5DaCbMY
グッグッグッジョベスト!
609名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 23:40:56 ID:kUJrCwtp
GJ!!
まぁ誤字は気にするな。
そんな事気にならんぐらい良作だったよ。
次回も参加予定なら楽しみに待ってるから、漏れ。
乙でした!
610名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 23:55:33 ID:LT4LmB0A
アナちゃんの続き、投稿いたします。

オレは唇を離すと残っていたアナちゃんの服を完全に脱がした。
「じゃあ、ほんとにいくよ」
一応オレは最後の確認をした。
「は、はい。心の準備はできてますわ」
アナちゃんの決意は固いようだ。
オレは大きくなったソレをアナちゃんのきれいな割れ目にあてた。
そしてアナちゃんの割れ目に沿って、ゆっくりと這わせた。
「はぁ、あん。な、なんだか…変な感じに…なってきましたわぁ」
アナちゃんの割れ目はどんどんと濡れてきて、滑りがよくなってきた。
「じ、じゃあ、そろそろ…入れるよ」
そう言ってオレはアナちゃんの割れ目を指で少し拡げ、
オレのをアナちゃんの中に侵入させた。
アナちゃんのそこが十分に濡れていたので思ったよりすんなりと入った。
「んっ!?おっ、お兄さまぁ!」
「ア、アナちゃんっ、大丈夫?」
「はっ、はいぃ。だ、大丈夫ですわっ、んっ」
オレのはアナちゃんの中にどんどん侵入していく。
それを阻むかのようにアナちゃんの内壁がオレのを締め付ける。
「ア、アナちゃんっ、わかる?オ、オレのを、も、ものすごく締め付けてるよ」
「わ、わかりますわぁ。お、お兄さまの、っんあ、お兄さまが、あたしの中にぃっ」
611名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 23:57:08 ID:LT4LmB0A
オレは自分のものを少しずつ、少しずつと奥へと進めていった。
アレが擦れる度にアナちゃんは
「きゃん!あっ、んっ!?はぁっ、んあっ、んん〜」
と声をあげた。アナちゃんのそんな声に反応してオレのはさらに大きく、硬くなった。
それに対しアナちゃんの締め付けもさらに強くなってきた。
オレはその刺激で腰がどんどん激しく、速くなっていた。
「ああっ!だ、だめですわぁっ!ああっ、おにいさまぁぁっ!」
「ア、アナちゃんっ、イ、イクよっ。アナちゃんの中にでるよぉっ!」
オレとアナちゃんは同時に絶頂を迎えた。アナちゃんはそのまま気を失ってしまった。
アナちゃんの割れ目からはオレの精液とアナちゃんの愛液、そして血が流れていた。
オレはアナちゃんを起こさないようにそっとそれらを拭き取った。
612名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 00:12:52 ID:q/kiUqoP
キモイなw
613名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 00:13:41 ID:/OCNxh94
それから一時間くらい経っただろうか、アナちゃんが目を覚ました。
「あ、お兄さま…」
「あっ、起きた?痛かったよね、ごめんね」
「い、いえ。少しは痛かったですけど…
その…お兄さまとでしたから…とっても気持ち良かったですわ…
あ、あの…お兄さま」
「ん?どうしたの?」
「あっ、あたしのこと…ずっと…その…好きでいてくださいますか?」
「もちろんだよ。なにがあろうとオレはアナちゃんなこと、ずっと大好きだよ」
「ありがとうございます、お兄さま。あたし、とっても幸せですわ」
「うん、オレも…。あっ、結構濡れたりしたからお風呂に入ったら?」
そう勧めると
「お兄さま…お兄さまも一緒にはいりましょ」
と誘ってくれた。
「よし、じゃあ一緒にはいるか」
こうしてオレ達はこの一晩を2人楽しく過ごした。
614名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 00:44:11 ID:/OCNxh94
翌日、オレ達は浜松に帰った。
それからオレはアナちゃんとともに伸恵の家に遊びに行った。
伸恵は前と変わったオレ達の関係に気付いたらしくひしひしと怒りのオーラをオレに飛ばしてくる。
しかし、アナちゃんの今までと変わらない自分への態度に伸恵は満足している。
また、美羽ちゃんも気付いたらしくオレにちょっかいを出す回数が増えた気がする。
その度にアナちゃんが美羽ちゃんを叱っていた。
美羽ちゃんがアナちゃんをからかい出すと同じように気付いている千佳ちゃんがオレ達に気をつかって美羽ちゃんを叱っている。
また、そんなことに気付いていない茉莉ちゃんはそんなやり取りに対し、頭の上に?マークを浮かべていた。
こんな風に今年も残りの夏休みを満喫する事が出来た。
615もう秋だ ◆phWHeXxENc :2005/09/17(土) 06:23:15 ID:05LpMQ9m
〜〜〜〜♪
「ん〜〜〜〜〜〜…。」
〜〜〜〜〜〜♪
「んあ〜…………ん〜〜〜…。」
〜〜〜〜〜〜〜〜♪
「うるさいなぁ…人が昼寝しているのに…ったく。」
携帯から着信音が流れている。
昼下がりの午後、昼寝に興じていた伸恵は携帯の音で夢の
世界から現実に引き戻された。
枕元に置いてある携帯を手に取り、寝惚け眼でモニターを
見ると、そこに映し出されていた文字に『千佳』と書かれている。
いくら可愛い妹でも、あたしの睡眠を邪魔するとは万死に値する。
怒鳴ってやろうと携帯を繋いだ。
「あたしゃっ…」
「お姉ちゃん!大変っっっ!!!!!!!」

一瞬にして目が覚めてしまった。
怒鳴ろうとした矢先に、カウンターで叫ばれてしまった。
それも絶妙なタイミングで、耳鳴りを通り越して頭痛すら
感じられるほどの一撃を食らってしまった。
「っつぅ………そんな大声出さなくても聞こえてるよ、で?
 何が大変なのか言ってみ?」
様子が少しおかしかった。
千佳の声のトーンで、事態は緊迫していることは容易に把握できた。
「あのね、茉莉ちゃんとはぐれちゃったぁ…みっちゃんもアナちゃんも
 一緒に探して居るんだけど見つからなくて…どうしよう…お姉ちゃん。」

結構な時間を捜索に費やしているのだろう。
見つからない焦りか、涙声になっているのが受話器越しに感じられた。
放って置くわけにもいかない、何せ相手は天然ドジっ子でお気に入りの
『桜木茉莉』ちゃんなのだから…小学5年生ながらポケ〜っとして、天然で
可愛くて……成る程…千佳が焦る理由がよく理解できた。
「わかった、今どこにいる?」
「うん、今………。」
手短に場所を聞くと、伸恵は原付に飛び乗った。
いつもは一応ながら安全運転を心がけているが、今回はそんな余裕は無い。
安全マージンのギリギリの所で突っ走った。
「ったく…ちぃも美羽も何やってんだか…。」
616もう秋だ ◆phWHeXxENc :2005/09/17(土) 06:23:53 ID:05LpMQ9m
繁華街、ここら辺の地元では若者から年輩者まで集まるショッピング
スポット…いや、デートスポットと言うのが正しいかもしれない。
しかし、繁華街と名乗るだけあって夜になると質の悪い酔っぱらいや、
ご自身の都合で社会の枠からはみ出たアウトローまで何でもござれだ。
「とりあえず、3人と合流っと…うぁ…人が多いなぁ。」
夏休みも残り僅かの休日でもあり、周りは人だらけだ。
指定した場所で待っていた3人組を見つけると、伸恵は
歩み寄って声をかけた。

「おーい、茉莉ちゃんはみつかったか〜?」
3人が同時にこちらを向く。
そして雛が餌を求めるがごとく一斉に。
「お姉ちゃん!・伸恵お姉ちゃん!・伸恵お姉さま!
 茉莉ちゃんがいなくなったぁ!」
3人ともかなりテンパっている状態らしい。
流石の美羽ですら、焦った表情をしている。
「千佳も美羽も、こんなに人が多いんだからはぐれる可能性は予想できたろ?
 おまえら学年が上なんだから、ちゃんとサポートしてやれよ。」
3人の目尻に小粒の涙が浮かんでいた。
伸恵は心の中で「しまった…」と呟いた。
3人が茉莉ちゃんを心配していないわけがないのに、思わず厳しい事を
言ったことを伸恵は心底後悔した。

「ごめんなさい………。」
蚊の鳴くような声で美羽が謝ってきた。
先ほどの小粒の涙は溢れそうなくらいに大粒に膨れあがっていた。
伸恵は慌ててハンカチを取り出し、美羽の目尻を拭った。
「私が…調子に乗って……いろんな所に茉莉ちゃんを連れ回したから…。
 綺麗なお洋服がいっぱいあって…………見とれちゃって………ヒック…。
 それで……気が付いたら茉莉ちゃんがいなくなっ…て……ヒッ…。」
伸恵は美羽の頭を軽く撫で、再び涙を拭ってあげた。
ついでに軽くほっぺたを摘み伸ばしてみる。
「美羽も千佳もアナちゃんも、そんな落ち込んだ顔をしないでさ。
 この私が来たんだから、茉莉ちゃんはすぐ見つかるって。」

先ほどのフォローも含めてか、人1倍自信ありげな態度で伸恵は強がって見せた。
探すと言っても、周りは人だらけ困難極まる…。
ため息が出そうなのを堪えて暫し考え込むと、ふと伸恵は思った。
「アナちゃん、茉莉ちゃんって確か携帯持っていたよね?」
心配のあまりに、無口になりがちだったアナちゃんに伸恵はあえて話を振った。
急に話を振られたためか、キョトンとしていたアナちゃんは慌てて答えようと
するが、何かを思いだしたように表情が暗くなった。
「ん?どうしたのアナちゃん、表情暗いよ?」
617もう秋だ ◆phWHeXxENc :2005/09/17(土) 06:24:34 ID:05LpMQ9m
「あの……伸恵お姉さま…私、朝に茉莉ちゃんから聞いたのですけれど。」
アナちゃんは表情が暗いまま言い辛そうにしている。
その表情から伸恵は何となく予想は出来たが、あえて考えないようにしていた。
今ここで伸恵の考えている意味通りの答えは、聞きたくないからだった。
「茉莉ちゃん、今日は携帯をお家に忘れて来ちゃったそうなんです。」
ピンポイントでNGワードな言葉を聞いてしまった。
よくよく考えたら、こいつ等だって茉莉ちゃんの携帯に真っ先に電話する事ぐらい
やっているはずだった。
今度こそ軽くため息が出た。
携帯で連絡が取れない以上、伸恵に出来る行動とはこの辺での聞き込みと、
近くの交番へ聞きに行くことぐらいだからだ。

「交番はやだなぁ…。」
思わず言葉が漏れた。
しかし、その言葉に3人が逆に反応した。
「「「「それだぁ!」」」
どうやら交番にはまだ行ってなかったらしい。
嫌々ながら伸恵達は交番へと足を運んだ。
伸恵にとって交番とはある意味苦手な所だ。
未成年、女子高生時代からの喫煙者である伸恵は、何度か警察官との追いかけっこ
を経験していた。
当然補導された経験も有るわけで、必然的に警察官が苦手だった。
「すいませーん…………。」

結局、茉莉ちゃんを見かけたとかそういった情報は手に入らなかった。
まだ明るい時間帯とはいえ、この時間からは急激に暗くなってくる。
伸恵自身は夜の時間でも問題はないが、千佳や美羽やアナちゃんには
問題があると思い、先に帰らせることにした。
勿論、3人は「え〜」とか「そういうわけには」とか言って拒否したが、
夜になってしまったら、逆に動きが制限される事になる。
伸恵は仕方がないと、若干強い口調で言い放った。
「茉莉ちゃんが帰ってきているか確かめるためにも、オマエ等は帰れ!
 それと、後でオマエ等がちゃんと帰っているか電話するからな。」
618もう秋だ ◆phWHeXxENc :2005/09/17(土) 06:25:34 ID:05LpMQ9m
3人を帰らせると、伸恵は繁華街を隅から隅まで探した。
途中、馬鹿っぽい兄ちゃんやおっさんにナンパされたが
そんなのにかまっている暇はない。
「やっばー…マジ見つからないわ。
 まさか誘拐って、そんな訳無いとは思うけど…。」
伸恵は携帯を取り出し千佳に電話をかけた。
どうやら、3人とも千佳の部屋で待機しているらしい。
「ところで、茉莉ちゃんは家に帰って来ていた?」
「ううん、まだ帰ってきていないみたい…携帯も取らないし…。」
千佳が気の落とした声で答えた。
かなり心配しているのが、伸恵に伝わってきた。
「ちぃ、私が探してるんだからすぐ見つかるって。
 美羽とアナちゃんにもそう伝えといて。」
とりあえず千佳に連絡しつつ、更に探す範囲を広げることにした。

繁華街から少し外れた裏道を伸恵は探してみることにした。
表の明るさとは違い、ここは薄暗く寒気すら覚えるような雰囲気が漂っている。
しかも、「ね〜ちゃん!なんぼや〜」…こんな輩も多い…。
普通ならこんな所に小学生の女の子がいるはずが無いが、状況が状況なだけに、
迷い込んでいる可能性は十分にあった。
「お〜い茉莉ちゃ〜んって、これで出てきてくれたら…え?。」
ふと目を疑ってみる。
幻覚じゃない限り、あれはどこからどう見ても茉莉ちゃんだ。
しかも、泣き疲れたとゆう感じの表情でトボトボと歩いている。
「茉莉ちゃん!」
伸恵は茉莉ちゃんを呼んだ。
ピクッと体を震わせ、不安の表情でをキョロキョロとしている。
が、何故かこっちに気が付かない…それどころか、一瞬安心した分、
リバウンドでまた泣きそうになっているのが見える。

「まっつりちゃん♪」
近くに行って、なるべく明るい声で茉莉ちゃんを呼んだ。
流石の茉莉ちゃんも今度は気が付いてくれたようだ。
その表情は、安堵感に包まれていくのが分かる。
「伸恵おねぇちゃぁん…うあぁぁん怖かったよぉ…。」
伸恵に力一杯抱きついて茉莉ちゃんは泣き始めた。
よほど心細かったんだろう。
小動物のように体を小刻みに震わせている。
息が詰まるほど泣き続けている茉莉ちゃんを伸恵は優しく
抱きしめてあげた。
「よしよし、よっぽど怖かったんだねぇ…もう大丈夫だから。
 みんなの所へ戻ろっか。」
619もう秋だ ◆phWHeXxENc :2005/09/17(土) 06:26:15 ID:05LpMQ9m
伸恵は茉莉ちゃんを落ち着かせつつ、帰路についた。
途中のビジネスホテルに有る駐輪場に原付を取りに行き、思った以上の
駐車料金に肩を落としつつ支払おうとした瞬間の出来事だった。

ポツ…ポツポツ………ザーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「あっちゃぁ…降ってきたよ。」
物凄い大雨である。
数時間歩き続けて、疲労が溜まっている茉莉ちゃんにこの雨は非常に
マズイと言うことで、仕方なしにビジネスホテルに入った。
伸恵にとって駐車料金がこれ以上増えるのは痛いことだが、茉莉ちゃん
の為にと我慢することにした。
フロントで雨が止むまで待っていることにしたが、ふと目に入ったポスターに、
【当店ご利用の方は、駐車料金無料】の文字が書いてあった。

「茉莉ちゃん、このままだと風邪引くかもしれないからさ、泊まっちゃおっか?」
「えっ?でも…高いんじゃないかなぁ。」
突然の申し出に茉莉ちゃんが非常に戸惑っていたが、駐車料金とソレ込みの
宿泊代を考えると宿泊代の方が安くなるとゆう結論を基に、泊まることにした。
茉莉ちゃんの両親には電話で事情を伝えたら快く了解を得られた…。
むしろ「ご迷惑をおかけして………」とか言われたおかげで、恐縮だった。

「あぁ千佳?うん、茉莉ちゃん見つかったよ。」
シャワーを浴びる前に、千佳達に茉莉ちゃんが見つかったと言うことを報告した。
電話の向こうでは「よかったですわ〜」というアナちゃんの声やら美羽の「ヤッター」
という声やら、で大騒ぎだ。
「そんでな千佳、すぐに帰ろうと思ったんだけど外は大雨っしょ?
 動けないから今日は適当に泊まって来るわ。」
「は?」
電話の向こうで千佳がフリーズした手応えがあった。
このままだと、長引きそうな感じだったんで、ここで話を
打ち切る事にした。
「んじゃそういうことでお休み〜。」
「ちょっとまてコ…」

プツッ―

伸恵は携帯の電源を切ると、濡れた衣服を部屋の隅に干しそのままシャワーを
浴びることにしたが、考えてみると2人とも有る程度濡れている。
2人同時で入った方がいいだろう。
伸恵はそう考えると、茉莉ちゃんと一緒に入ることにした。
「茉莉ちゃ〜ん一緒にお風呂に入ろっか〜?」
伸恵の呼びかけに茉莉ちゃんは快く応じた。
茉莉ちゃんにとって、伸恵とは実の姉並みに慕っているお姉ちゃんであり、
何度も一緒にお風呂に入ったことがあるので、抵抗はなかった。
「うん、伸恵お姉ちゃん。」
620もう秋だ ◆phWHeXxENc :2005/09/17(土) 06:27:02 ID:05LpMQ9m
「っかぁ〜生き返るねぇ〜旅ぃ〜ゆけばぁ〜いよっ!」
シャワーを浴びながら伸恵は親父臭い口調で歌っていた。
その姿を見つつ茉莉ちゃんは笑っていたが、突然表情が暗くなった。
伸恵は茉莉ちゃんの変化を見逃さなかった。
「どうしたの?茉莉ちゃん、ハハ〜ンさては千佳達に会わせる顔がない
 とか考えてるのかな?」
「伸恵お姉ちゃん、私みんなから嫌われちゃったかなぁ。」
図星のようだった。
今の茉莉ちゃんにとっては、重大な問題なんだろう。
伸恵は微笑みを浮かべて茉莉ちゃんを抱きしめた。
茉莉ちゃんを本気で心配していた千佳や美羽やアナちゃんを
伸恵は目の前で見ている。
あの3人が、この子をこれだけで嫌いになる訳がないのを伸恵は
理解していた。

「茉莉ちゃんは千佳達が嫌い?」
茉莉ちゃんは首を横に振った。
「じゃぁさ、千佳達が茉莉ちゃんを嫌いだと思う?」
今度はゆっくりと首を横に振った。
自分はみんなに心配をかけた。
でもみんなに嫌いにならないで欲しい…だけど、嫌われても仕方がない。
そんな感情が混ざり合っているのが感じ取れた。
「心配することはないよ、千佳達が茉莉ちゃんを嫌いになるわけないじゃん。」
「ほん…と?」
伸恵は、泣きそうな表情で見上げる茉莉ちゃんの頭を撫でながらおでこに軽く
キスをした。
「そうだよ、約束する。」
「ほんとに…ほんと?」
「ほんとうだって、千佳や美羽やアナちゃんは、茉莉ちゃんを嫌いにならないよ。
 勿論、この私だって茉莉ちゃんを嫌いになるわけないじゃん。」

夜も更けてきた。
伸恵にとっては早い時間だが、茉莉ちゃんにとってはもう寝ている時間だろう
仕方がないと思いつつも、伸恵は茉莉ちゃんに合わせることにした。
「茉莉ちゃんそろそろ寝ようか?」
「え?でも、伸恵お姉ちゃん眠くないんでしょ?」
虚ろな表情を浮かべつつ茉莉ちゃんは伸恵に答えた。
だが、もう半分以下の意識レベルであることは、見た目でも分かっていた。
伸恵は茉莉ちゃんをベットに連れて行くと、一緒に布団に潜り込んだ。
「んじゃ、お休み茉莉ちゃん。」
「うん、お休み伸恵お姉…ちゃ…すぅ…。」

何時間たったのだろうか。
伸恵はそう考えていた。
普段は起きている時間のためか、いっこうに眠くならない。
不眠症とはこれに近いものがあるのだろう。
だが、隣で寝息を立てている天使の寝顔を見ているとこれはこれで
幸せなのかもしれないと思い始めていた。
「可愛いなぁ…うちのちぃにも見習わせたいよ。
 こんな可愛い妹がいたら毎日あ〜してこうしてウフフ…。」
そんな想像をしている最中に茉莉ちゃんが急に寄ってきた。
伸恵の胸に顔を埋めてスヤスヤと寝息を立てている。
「ん…お母…さん…。」
「本当、茉莉ちゃんは寝言も可愛いなぁ…まるで子猫の…んぅ!?」
621もう秋だ ◆phWHeXxENc :2005/09/17(土) 06:28:08 ID:05LpMQ9m
急に別の感覚が伸恵を襲った。
完全に不意を付かれたために、思わず声を出してしまった。
よく見ると茉莉ちゃんが伸恵の乳首を吸っている。
母乳を吸い出そうとする赤ん坊みたいに強く伸恵の乳首を吸っていた。
「ん………茉莉ちゃん…あの…あたしはまだ出ないから…。」
「ちゅ…んちゅぅ…………ん…ま…。」
伸恵の制止の言葉など、眠っている状態の茉莉ちゃんに聞こえるはずがない。
それどころか、何とか母乳を絞り出そうとメリハリをつけて吸い付いてくる。
伸恵にとってその感覚は非常に危険なものに感じられた。
思わず茉莉ちゃんを胸から遠ざけ、ベットから出る。
「あ…あぶなかった…もう少しで………。」
理性を保ったことに安堵の表情を浮かべていると、茉莉ちゃんがモソモソと
起き出してきた。
「ん…伸恵お姉ちゃん?なにやっているの?」
慌てて伸恵は「何でもないよ」と答えた。

伸恵の視界に飛び込んできたのは、まさに天使と呼べる悪魔級の可愛さを持った
茉莉ちゃんだった。
寝惚け眼なポーっとした表情、パジャマがないので、半裸とも呼べる状態で布団に
くるまったその姿は、伸恵の理性に強烈な一撃を加えていく。
「あっ…ヤバ…鼻血でそう。」
「?」
茉莉ちゃんはそのままポフっと音を立ててベットに横になった。
その姿を見て、伸恵は己にこの状況を与えた神を恨むと同時に感謝していた。
「茉莉ちゃん…」
「ん………なぁに……おねえちゃん…。」
伸恵は茉莉ちゃんの唇にキスをした。
そのまま唇から首筋、胸、お腹とゆっくりと舌を這わしていく。
「ん……おねぇちゃん…くすぐったいよぉ…きゃうん。」
「大丈夫……お姉ちゃんに任せなさい…。」
622もう秋だ ◆phWHeXxENc :2005/09/17(土) 06:28:38 ID:05LpMQ9m
伸恵は茉莉ちゃんの身体を舌・手・指を使い愛撫した。
キスをして、舌を這わせ、指や手を使って茉莉ちゃんの弱そうな部分を探し当てる。
そして、茉莉ちゃんの女の部分にその指を滑り込ませた。
「きゃう……あ…うん………きゃ…あ…おね…ちゃん…。」
未発達の茉莉ちゃんの女の部分を伸恵は小指で弄ぶ。
割れたスジの部分に小指を這わせ、先端に付いている可愛い真珠に触れたときに、
茉莉ちゃんの身体が一際大きくピクンと反応するのが愛おしく感じた。
「あぁっ…のぶ…え…おね……ちゃぁん…なんか変だよぉ…。」
「ん…大丈夫………あ…お姉ちゃんここにいるからね……んぁ。」
茉莉ちゃんを愛撫しつつ、伸恵は空いている方の手を自分の蜜壺に這わせていた。
溢れてくる愛液を指に絡め、自分の中に押し戻すように伸恵は指を自分の蜜壺に
深く押し込んだ。
その時、不意に慣れない感覚が伸恵を包み込む。
「おねえ…ちゃん…こうする…と気持ちいいんだよね?
 私も…ん…おね…ちゃんに気持ちよく…なって…きゃうん。」
茉莉ちゃんが自分の女の部分に触れている。
あの可愛い指が手が…自分の愛液と重なり音を立ててその中に入っていく。
伸恵は何とも言えない感覚に包み込まれた。
背徳感と快楽が混じり合う感覚に、快感を見出していた。

「ひぁっ……あ…あぁ…おねぇ……ちゃん伸恵おねえちゃん…。
 何か…きゃう…あ………くぅん…。」
茉莉ちゃんの身体が大きく痙攣した。
その後、小刻みにピクンピクンと震えている。
同時に伸恵の方も絶頂を迎えた。
「ぁ!茉莉ちゃぁん…だめ…イクっ…あ…はぁ…あ…あぁんぁあああ!」
下腹部の筋肉が激しく動き、腰が意に反して突き出される。
大量に蜜壺から愛液を流しやがてぐったりと力が抜けていく…。
やがて、2人はそのまま意識を失った。


「ん……。」
朝焼けの光がカーテンの隙間から入ってくる。
顔に光が当たって伸恵は目を覚ました。
ふと、隣を見ると…茉莉ちゃんがいない。
「伸恵お姉ちゃん、おはよ。
 ほら、雨が上がってきれいな青空だよ。」
そこには天使の笑顔があった。





623もう秋だ ◆phWHeXxENc :2005/09/17(土) 06:30:43 ID:JJlu6Ok0
―――約一時間後


「お姉ちゃ〜〜〜〜〜〜〜ん!茉莉ちゃ〜〜〜〜〜〜〜〜ん!」
近所の住宅地、家から約数十bの場所で千佳の声が聞こる。
すぐ向こうで千佳と美羽とアナちゃんが手を振っているのが見えた。
朝から元気があって意味近所迷惑だ、伸恵はそう思いつつ茉莉ちゃんを見た。
「やっぱり、不安?」
「え?」
伸恵の問いかけに茉莉ちゃんは首を横に振った。
そして、満面の笑顔を見せてくれた。
「だって、みんな私のお友達だもん。」
「ん、それで良し。」

                     終
624名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 06:34:12 ID:IZ58T8AG
GJ神様茉莉
625もう秋だ ◆phWHeXxENc :2005/09/17(土) 06:39:35 ID:JJlu6Ok0
あぁぁすいませんすいません。
調子に乗って再度投稿。

>>615-623までの貴重な資源を使っちゃいました。
前中の部分が長い割にはエロ少なめ。
しかも無理矢理繋げたような展開。
オチがあんまオチていない。
そもそも文体がアレ…。
その上、誤字脱字はチェックしたんですが…。
多分自分の気が付いていない部分で…ヒィ。

そんなヘタレな万年中2病の僕が書いたエロパロですが…。
読んでいただけたら幸いです。

連休明けまでに後一作品は投稿したいなぁ。
と畏れ多い事を思っちゃっている僕ですが
今後宜しくお願いしますorz



あと、全開投稿の作品にレスくれた方、目を通してくれた方に
感謝の意を込めて…ナマステ〜。
626もう秋だ ◆phWHeXxENc :2005/09/17(土) 06:41:29 ID:JJlu6Ok0
…………なんていうか………
>>625の挨拶でもうだめぽ…orz
627名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 14:00:19 ID:Ig6itUE7
取り敢えず、言い訳はしないほうがいいぞ。
それ以外はGJだ。
628名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 14:17:19 ID:U6XOq+Ez
千佳×アナ作品、待ってます。
629名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 14:32:44 ID:rQ5uS9mF
>>615-623 GJ!!
ついつい引き込まれて一気に読んじまったよ。
他の奴はどうか知らんが、俺から見ればかなりいい。
構成も描写もしっかりしてるし、多少の誤字なんて全く気にならないぐらいだ。
このスレの中でもかなりレベルの高い良作だと思うぞ。

やっぱ百合はイイね。これからもガンガレ
630名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 19:13:38 ID:dWu1131Z
茉莉ちゃんの癖から繋がる作品キボンヌ!
631名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 20:48:42 ID:pEZ8L5iB
伸恵タンは受でひとつ
632mrstick13@hotmail.com:2005/09/17(土) 22:07:21 ID:gYPhnqxV
ウザイな。
633名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 22:25:40 ID:IVUxeB9b
そっすね



伸恵タンは攻受どちらでも逝けそうなのが美味しい
634名無しさん@ピンキー:2005/09/17(土) 23:08:46 ID:QEqsmL/W
>>610
>>625
GJ!!乙でした!
いやぁ一気に読んじゃいました2作品。
もうここまで来ると芸術ですな。
次の良作も期待してますよお二方!




>>632
もういい、お前氏ね。
635名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 14:39:14 ID:Q1WLdDwk
良作品が集まるスレを苺age
636もう秋だ ◆phWHeXxENc :2005/09/18(日) 21:52:44 ID:7mOFZzj4
みなさんこんばんわ。
ヘタレ投稿者でお馴染みの私目が、再び恥を晒しに来ました。
今日で自分の連休も終わりますので、今回のエロパロ作品にて
しばらくは投稿を控えようと思います。
どうか、なま暖か〜い目で読んでやっておくんなまし〜。

( 秋 ;) イヤホントニ
   ∨)
   ((

 (; 秋 )  ゴメイワクカトオモイマスガ
 (  八)
   〉 〉

 ( 秋 ;)、  コノトオリデスノデ
   ノノZ乙 ヨンデヤッテクダサイ







でも…一週間経たずに新しいのを投稿している予感…。
637もう秋だ ◆phWHeXxENc :2005/09/18(日) 21:54:27 ID:7mOFZzj4
「う〜ん、まさかお姉ちゃんがねぇ。」
少女が沈痛な表情で歩いている。
右手には薬局の袋、左手にはスーパーの買い物袋、左肩には肩掛けの
ポシェットをぶら下げ、何かを考えながら家路を歩いている。
少女の名前は『伊藤千佳』ごく一般的な普通の小学6年生の女の子である。
特徴はこれと言って無いのが特徴なのだが、ツッコミとお菓子作りに関しては、
ある種の天才と言える。
少女が考え込みながら歩いていると、目の前に見慣れた
ブロンドの女の子が歩いていた。

「おーい、アナちゃ〜ん。」
ブロンドの女の子はすぐにこちらに気が付くと、ニコっと遠目からでも
分かるくらいに軽やかに微笑んだ。
ブロンドの女の子の名前は『アナ・コッポラ』ちゃん。
イギリスのコーン・ウォール生まれの小学5年生だ。
すらりと伸びた足、透き通るような青い瞳、陶器のような
白い肌、日本人の女の子にとって羨ましいものだらけだと言える。
ただ、このアナちゃんはイギリス人だけど英語が苦手らしい。
なんともオイシイ所を寄せ集めたような女の子だ。
「あっ千佳さん、こんにちわですわ。
 ちょうど今、千佳さんのお家に行こうと思っていたんですのよ。」
しかも、しゃべり方は貴婦人系だ…流石はイギリス。

「あ〜アナちゃん、今ねお姉ちゃんが風邪をひいちゃっててさぁ…。」
千佳は、風邪が移る可能性があるから今日は来ない方がいいと断ろうとした。
しかし、それが事の発端になった。
「それでしたら、私もお姉さまを看病いたしますわ。
 これでも私、看病は自信ありますのよ。」
エヘン!と言う感じで誇らしげに胸を張るアナちゃんを見て、千佳は苦笑
を浮かべたが、アナちゃんの厚意を素直に受けることにした。
「あはは、お姉ちゃんもアナちゃんが来てくれたら喜ぶだろうしね。
 一緒に看病してあげようか。」
「えぇ、私もがんばって看病しますわ。」
638もう秋だ ◆phWHeXxENc :2005/09/18(日) 21:55:02 ID:7mOFZzj4
千佳はアナちゃんと一緒に、伸恵の部屋に入ろうとした。
が、様子がおかしい。
今の伸恵に極力会わせたくない人物の気配を感じたのだ。
「お姉ちゃん、帰ったよぉ。
 途中でアナちゃんと会ったから連れて……。」
扉を開け部屋に入ろうとした瞬間、目の前に広がっている惨状に
千佳とアナちゃんは軽く目が点になった。
荒らされた部屋、パジャマがはだけている伸恵、ゴミ箱に頭を
突っ込まれている謎の生物。
「みっちゃん来てたんだ。」
「こんにちは、お姉さま、美羽さん」

テキパキと荒らされている部分を整頓しつつ、千佳はこの惨状を伸恵に尋ねた。
大方予想通りの展開が繰り広げられたのは理解しているが、一応聞いておこうと。
…質問したはずだが答えが返ってこない。
それもそのはず、伸恵はアナちゃんと話し始めている。
「あ〜、こんにちはアナちゃん。
 ごめんね〜こんな状態でさ、せめてゆっくりしていってよ。」
「そんな、お姉さまこそ大丈夫ですか?風邪と聞きましたが。」
そのやりとりを見て千佳はとりあえず「質問にこたえんかい…」とツッコミを入れた。
軽くため息を付きつつ、ゴミ箱に遭難している美羽を救助した後、千佳は台所へ行き
買ってきた食材を冷蔵庫へ入れる。
「あっ…風邪薬渡すの忘れてたよ…お茶やジュースで飲むのは体に悪いと言われているし、
 お姉ちゃんはお水でいっか。」
皆へ出す飲み物の他に、千佳は伸恵の為に別でお水とコップを用意した。
飲み物とお茶菓子をお盆に乗せると、千佳は伸恵の部屋へ戻った。
「クッキーの作り置きがあって助かっちゃった。」

「あれ?」
千佳は一瞬固まってしまった。
伸恵の部屋には誰もいなかったのだ。
まさかと思い自分の部屋に行くと、千佳の部屋が集会場所と化していた。
ベットは伸恵に占領され、アナちゃんと美羽がその横で談笑している。
その遣り取りを見つつ「平和だなぁ」と呟く伸恵。
千佳の部屋はいつもと変わらない状況になっていた。
いや、風邪の菌をばらまいている姉が自分のベットで横になっているのを考えると
いつもより質の悪い状態かもしれないと思い、千佳はため息を付いた。
「んもぉ、お姉ちゃん私のベットに風邪の菌をばらまかないでよぉ。
 私まで風邪になっちゃったらどーすんのさぁ…はい、風邪薬とお水。」
千佳はプゥっと膨れっ面で伸恵にお水を渡すと、そのままテーブルの横に腰掛けた。
「もう、風邪ひいているんだからおとなしく寝てればいいのねぇ。
 アナちゃんみっちゃん、作り置きのクッキーが有ったから持ってきたよ。」
千佳はクッキーの入った缶をテーブルの真ん中に置くと、蓋を取って美羽とアナちゃんに
差し出した。
伸恵はその様子を見て「ねぇ私にもちょーだい。」と言ったが、千佳に「病人は寝てろ。」
と一蹴されてしまった。
639もう秋だ ◆phWHeXxENc :2005/09/18(日) 21:55:43 ID:7mOFZzj4
「ちぇっ。」
伸恵は千佳から手渡された風邪薬を飲むと、千佳のベットに深々と潜り込んだ。
まだ熱い時期とはいえ、風邪をひいているときには寒気を感じるときがある。
大事を取って、おとなしくすることにした。
横になると、今の自分の体調がどの程度なのかがよく分かる。
風邪薬の効果も有ってか、急激に眠くなってくる。
伸恵はそのままスゥスゥと寝息を立て始めた。
「みっちゃん、アナちゃん、お姉ちゃん寝ちゃったみたいだからさ、
 お姉ちゃんの部屋で話そうか?どうせ向こう空いているし。」
千佳は伸恵が寝たのに気が付くと、安眠を妨害しないように部屋から
出ようとした。
アナちゃんも部屋から出ようとした所で、美羽が動こうとしないのに気が付いた。
美羽が何か考え事をした表情で伸恵を見ている。
「あれ?美羽さん行きませんの?」

「むぅ〜。」
美羽は暫し考え込んでいた。
目の前に無防備で横になっている伸恵。
伸恵が風邪をひいているため「弱」に設定しているクーラー。
伸恵の汗を吸って若干濡れているパジャマ。
一応ながら看病をするつもりで来た自分とアナちゃん。
何かを思いついたのか、美羽は千佳とアナちゃんを呼び寄せた。
「あのね、伸恵お姉ちゃんめっちゃ汗かいてるねん!」
「「はぁ」」
千佳とアナちゃんは「だから何?」という表情で気のない返事を返した。
このテンションに入った美羽が、ろくな事を考えていない事は千佳も
アナちゃんも理解していた。
二人の気のない返事に美羽が膨れっ面になった。
「もー!だ〜か〜ら、伸恵お姉ちゃんが物凄く汗かいているの!」
「…いや、だからそれがいったい何なんよ…。」

先ほどからの美羽の態度、汗をかいている。
風邪をひいている伸恵……。
「あっ。」
アナちゃんは美羽の言いたいことが理解できた。
たしかに看病の一環ではあるが、それは勝手にやって良い行動なのか…。
「つまり、伸恵お姉さまの汗を拭いてパジャマを着替えさせようと?」
恐る恐るアナちゃんは美羽に訪ねた。
十中八九正解であろうと思いつつも、流石の美羽でもその様な事は言わない
かもしれないとゆう不安の混じった口調だった。
「いっえ〜す!アナちゃんよく分かったねぇ〜。
 どっかのお腹ポンポコリン魔神とはやっぱり違うねぇ〜。
 それともイギリス人だから?」
「誰がお腹ポンポコリンだ!
 あと、イギリス人は関係ないと思うよみっちゃん。」
千佳は一応ツッコミを入れた。
伸恵の方を見ると確かに汗をかいている。
パジャマが肌に張り付いているのを見ると、ちょっとした量の汗をかいているのだろう。
美羽の言うとおり、せめてパジャマぐらいは着替えさせた方が良いかもしれない。
だが、伸恵がそれを望むのだろうか。
勝手に着替えさせるなんて、やられている方は恥ずかしいかもしれない。
「ねぇみっちゃん、それは流石に…ってなにやってんだ〜!」
640もう秋だ ◆phWHeXxENc :2005/09/18(日) 21:56:30 ID:7mOFZzj4
美羽の行動は素早かった。
既に伸恵の上半身はその裸体をさらけ出している状態になっている。
千佳は、物凄く大きなため息をついた。
こういう場合の美羽の行動力は他者を凌駕する。
その事は、今まで付き合ってきて予想できているはずなのに。
対象が伸恵とゆうことも有ってか美羽も躊躇すると考えたのが甘かった。
「そうだよ…みっちゃんの辞書にに躊躇の文字は無いんだっけ…。」
「失敬だなチミは…。」
その光景にアナちゃんはただオロオロと戸惑っていた。
「あ…あの!伸恵お姉さまが起きちゃったら叱られますわよ。
 止めといた方が良いかと思いますが…。」
とりあえず抑止の言葉を投げ掛けてみる。
これで美羽が止めてくれるはずがないのは理解しているが、何もしないよりは
と思った故の行動だった。
「アナちゃんパス。」
「へ?…きゃっ」
美羽から投げ渡されたのは、今さっき伸恵が着ていたパジャマだった。
確かに美羽の言うとおり、これは着替えた方が良いかもしれないぐらい
湿っているのが両手から伝わってきた。
アナちゃんは困った表情で千佳を見る。
千佳は、仕方がないと言う表情を浮かべながら準備を始めていた。
「アナちゃん、もうここまでやっちゃったんだからさ、覚悟を決めて
 お姉ちゃんを着替えさせようか、ままじゃアレだしね。」
千佳の言葉にアナちゃんも納得するしかなかった。
どのみち伸恵をこんな状態で放っておく訳にもいかないと自分自身に
言い聞かせたのだ。
「私は何をすればよろしいのですか?」
アナちゃんの問いかけに、千佳がタオルを置いてある場所と枚数を伝える。
場所を聞くとアナちゃんは、タオルを取りに部屋から出ていった。

「ねぇちぃちゃん。」
黙々と伸恵の体をタオルで拭いていた美羽が突然口を開いた。
声のトーンがいつもと違うのに、千佳は気が付いた。
「また良からぬ事を…」そう心の中で呟くとツッコミのタイミングを
模索し始めた。
「そんなに改まった声で、どうしたの?みっちゃん。」
「いや、別に大事って訳でもないけど。」
先ほどまでの様子とは全然違う美羽の真剣な表情に、千佳は少し心配になった。
もしかしたら、本気で重要な相談かもしれない。
「なに?みっちゃん…なんか重要な話し?」
「うん…実は気が付いたことがあるんだけど…。」
千佳は美羽の真剣な眼差しに引き込まれていた。
「伸恵お姉ちゃんって…。」
「お姉ちゃん………って?」
美羽は一呼吸置いて千佳の方を向いた。
その表情は真剣そのものである。
そして、美羽は意を決したようにその口を開いた。
「胸…年の割には小さいよね…。」
641もう秋だ ◆phWHeXxENc :2005/09/18(日) 21:57:02 ID:7mOFZzj4
「…………………」
「…………………」
互いに見つめ合い、数秒の時間が過ぎる。
千佳は無言で立ち上がると、片付けていたハリセンを持ち出し美羽の
頭を思いっきりブッ叩いた。
スパーンと軽快な音が響くのと、アナちゃんが戻ってくるのは同時だった。
「??…どうか…なさいました?」
事情が掴めずキョトンとしているアナちゃんに千佳が「何でもないよ」と
告げると、伸恵の体を拭き始めた。
アナちゃんは持ってきた新しいタオルを千佳と美羽に渡すと、使用済みの
タオルをまとめ始めた。
「伸恵お姉さまの様子はどうですか?」
アナちゃんは千佳に伸恵の様子を尋ねた。
心配するほどの風邪じゃないのは、先ほどの伸恵の様子からでも分かるが、
時折発する伸恵の「ん…あ…」とゆう唸りが心配になった。
心なしか伸恵の呼吸も少し乱れているような気がする。
千佳もそれには気が付いていた。
アナちゃんの質問には「大丈夫そうだよ。」と答えたが、伸恵の呼吸が荒い。
風邪薬の効果なのか、伸恵が起きる気配は無い。
ちょっと心配になった千佳は、伸恵を起こそうとお腹を拭いていたタオルから
手を離し、伸恵の顔に向かって指を滑らした。

「あん………あ…ふぅ………。」
千佳・美羽・アナちゃんは、伸恵の発したその喘ぎに一瞬心臓が止まる思いだった。
今まで聞いたことのない声に、アナちゃんは戸惑っていた。
千佳と美羽も、伸恵の発した喘ぎによってアナちゃんとは別の戸惑を感じた。
友達の家で、数人と一緒に見たビデオの中の女性。
その女性もこんな感じな声を上げていた。
無論そのビデオを見た後で、自分たちのアソコが濡れていたのも確認している。
「み…みっちゃん…これって。」
千佳は明らかに動揺していた。
実の姉の口からこのような喘ぎが発せられるとは、想像すらしていなかった。
実の妹が想像できる物ではなかったのだ。
一方の美羽は、戸惑ってはいたものの持ち前の適応力の早さで妙な企みをしている。
それに気が付いた千佳は止めようとするが、あまりの出来事に思うように身体が
動かなかった。
「ちぃちゃん!アナちゃん!…今から保健体育の授業を始めます。」
「「えっ!?」」
美羽は宣言すると、伸恵の胸をその小っちゃなでと指で思うがままに弄んだ。
千佳とアナちゃんはあまりのことに絶句した。
642もう秋だ ◆phWHeXxENc :2005/09/18(日) 21:57:56 ID:7mOFZzj4
「………んぁ……ん……あん……はぁん……。」
千佳の部屋に伸恵の喘ぎ声が響き渡っている。
アナちゃんはその光景を見て、自分の体の中で何かが疼いた。
初めて見る性の行為に、ただ目を奪われていた。
「なんで…すの…これ。」
自分の呼吸が荒くなっている事に、アナちゃんは気が付いた。
千佳の方を見ると、彼女も呼吸が荒くなっている。
体育座りの姿勢のままで、妙にモソモソと足を組み替えたりしているのが、
今のアナちゃんには何となく理解できる。
「千佳さん…その、止めなくて……よろしいのですか?」
アナちゃんの問いかけに、千佳はただ頷くだけだった。
千佳は動けなかった。
幼なじみが実の姉を弄んでいる目の前の状況が、千佳の意識層を支配した。
「私のアソコ、濡れている…。」
千佳は自分の身体の変化を感じ取っていた。
自分の女としての部分から、オシッコとは違う別の液体が溢れ出ている。
千佳は無意識に近い感覚でパンツの上から自分のアソコを擦ってみた。
「んぁ!?………ん…んんっ…………ぁ…ん…。」
声が出そうになるのを千佳は必死で堪えた。
自分の女の部分に触れた瞬間、背筋に電気が流されたようだった。
今までエッチな本やビデオは見たことがある。
しかし千佳は、オナニーそのものは経験がなかった。
今まで経験のない感覚が、千佳を包み込んでいった。

「あは…伸恵お姉ちゃんって胸が弱点なんだ。
 ちっちゃいけど…。」
美羽は楽しんでいた。
伸恵の胸を弄り回しながら、色々研究をしている。
時折発せられる伸恵の大きい喘ぎに、美羽は背筋を指で触られた様な
感覚を覚え、更に激しく責め立てた。
「伸恵お姉ちゃんのアソコ…どうなっているんだろう…。」
美羽の中で新しい好奇心が芽生えたのと同時に、美羽は伸恵のズボンを
パンツと共に一気に脱がせた。
伸恵の息は一段と荒くなっている。
「伸恵お姉ちゃんのって、大人にしては薄いんだ…。
 お母さんとは全然違うや。」
アナちゃんは美羽の行動に驚きを隠せなかった。
しかし、同時に自分のアソコが疼いているのがハッキリと感じ取れた。
千佳を見ると、伸恵と同じように息が荒くなっている。
アナちゃんはすぐに千佳が何をやっているのかが理解できた。
その行動の意味はあまり解らなかったが、千佳がやっている行動を自分もやってみたい。
そんな好奇心が、アナちゃんの運動神経を支配した。
「…ひきゃう!?…………ひっ…あ………ひゃん…。」
自分のパンツの上から、千佳がやっているようにアソコを擦ってみた。
アナちゃんは、初めて受けた刺激の強さに思わずその場に座り込んでしまった。
「な…なんなんですの………ひゃん…。」
643もう秋だ ◆phWHeXxENc :2005/09/18(日) 21:58:54 ID:7mOFZzj4
「あ……ん………ふぁ………ん………あぁ………んあっ…。」
美羽は伸恵のアソコに指を這わせていた。
伸恵の蜜壺は、千佳やアナちゃんそしておそらくは美羽のそれを凌駕するくらいに
濡れており、ヒクヒクと動いているのが感じられる。
左の指で肉を開き、伸恵の中へゆっくりと美羽は自分の右の人差し指を挿入する。
「んあっ…あぁ………うん………。」
伸恵は激しく体を震わせ足を閉じようとするが、それより先に美羽が身体を足の間に
滑り込ませ閉じさせないようにする。
「伸恵お姉ちゃんの中って、ヌルヌルでプニプニで…物凄く暖かい…。」
美羽は持ち前の身体の柔らかさを利用して、膨れた伸恵の真珠に口をつける。
ぎこちない舌使いで、伸恵の真珠を舐めたり吸ったり思うがままに弄んだ。
「ひっあっ………あ…………ふあっ…ん…あ………ひぅん…。」
伸恵の喘ぎが一段と大きくなる。
身が激しく動き、この感覚から逃げ出そうとしているようにも思えた。
「あん…伸恵お姉ちゃん、そんなに激しく動いても逃がさないよ〜だ。」
伸恵が激しく動いても、美羽は攻めること止めなかった。
むしろその状況に、何らかのゲーム性を見出している様にも思える。
「んひぃ…………あっ………んぁ…ん…。」
伸恵の身体が小刻みに震えてきた。

千佳とアナちゃんの息遣いが、先ほどに比べて荒くなっていた。
美羽に責め立てられて悶える伸恵が目に入る。
千佳とアナちゃんは、伸恵の姿を見て自分の気持ちが高ぶっているのを自覚した。
その一方で、二人は更に刺激を求めた。
「ひっ………ひっ………あ………お姉ちゃ…ん…お姉ちゃん…あっ!。」
「ん…ひゃう……あ…ひゃん…のぶ…え…お…姉さま…んあぁっ!。」
千佳とアナちゃんは、パンツの上からではなく直に自分たちの未発達なアソコに触れた。
先ほどまでの刺激とは比べ物にならない。
一気に絶頂に押し上げるほどの激しい刺激が、千佳とアナちゃんに襲いかかってきた。
身体が痙攣し、視界が歪む。
全身が弛緩し、その場でグッタリとした状態になった。
644もう秋だ ◆phWHeXxENc :2005/09/18(日) 21:59:33 ID:7mOFZzj4
「ひっ…んあ…あ…ひあっ…あ………んひゃう…あ…ダ…んぁあ…あ…っくぅ!…。」
伸恵は全身を痙攣させ、絶頂を迎えた。
それと同時に美羽を引き寄せ、抱きしめた。
伸恵の突然の行動に、美羽はヤバッと思ったが完全に伸恵の腕の中へロックされてしまった。
脱出は不可能な状態、だが不思議と心地よい感触が美羽を包み込んだ。
絶頂を迎え小刻みに痙攣している伸恵の身体と、聞こえてくる鼓動が美羽には心地よかった。
「伸恵…おねえちゃん?」

「伸恵お姉ちゃん…怒っちゃった?」
返事は帰ってこない。
美羽は伸恵が怒っているのか恐る恐る顔を見上げたが、それは無用な心配だった。
伸恵はスゥスゥと寝息を立てている。
ホッと胸をなで下ろすと、美羽は急いで伸恵に新しい下着とパジャマを着せた。
余韻に浸っている千佳とアナちゃんを無理矢理手伝わせての証拠隠滅大作戦を
展開し成し遂げた。
「これでよし!」
「よくない…」
「ですわ…」
千佳とアナちゃんは、美羽に対して零下とも言える冷たい視線を送っていた。


645もう秋だ ◆phWHeXxENc :2005/09/18(日) 22:00:08 ID:7mOFZzj4
――――数分後

「ん…ん〜っ…」
伸恵が目を覚ました。
どうやら体調は完全に回復したらしく、気分も清々しい。
ふと見ると、千佳と美羽とアナちゃんがこっちに背を向けて一列に座っている。
三人とも隠し事をしている素振りで、何かモジモジしている感じだ。
「おっ?パジャマが変わっているぞ?オマエら着替えさせてくれたの?」
伸恵はワザとらしく問いかけてみた。
三人の同時にビクッとする姿は見ていて楽しい物があった。
「う…うん。」
「伸恵お姉ちゃん汗かいてたし。」
「えっと…着替えさせた方が良いとおもいまして…おほほほ…。」

「そっか、サンキュ。んじゃ風呂にでも入ってくるか。」
お風呂場へ行くため部屋を出ようとした瞬間、思い出したように伸恵は。
「それとな美羽………ヘタクソ。」
「「「んなっ!?」」」
真っ赤な顔で硬直する三人を見て、伸恵は笑いながら部屋を後にした。



                            終
646名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 22:02:45 ID:s/oypbKb
かなりGJです。
647もう秋だ ◆phWHeXxENc :2005/09/18(日) 22:07:55 ID:7mOFZzj4
あぁ…あぁぁ…しらね…僕しらね…。
ってゆうか、僕に出来る伸ねぇ受けってこんな感じにしかならね…。

これでしばらく充填期間をおきたいと思います。
多分、暇を見ては書き溜めているとは思いますが、投稿するかは…。
だって…私シャイなんですもん。

ひぃすいませんすいません。チョーシに乗っちゃっていましたぁ。
放課後体育倉庫の裏に呼び出したり、昼休みにクリームパンを
買いに行かすのだけは勘弁してください………多分、戻ってくる
途中で食べちゃいますから………。

そんな私のヘタレ文ですが、読んでいただければ…嬉しいなぁ。
どうか皆様、宜しくお願いいたします。

それと、前回の作品にレスをくれた方&読んで頂いた皆様。
ありがとうございました。
ま〜た〜あう〜ひまで〜〜〜〜〜。
648名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 22:56:52 ID:XJ32GRcW
>>647
おいちょっと待った!
一言漏れから言わせてくれ!
これとんでもなく良作じゃないか!
すっごい楽しめたぞ!
だからまたここに戻ってきてくれよな!約束だぞ!
今回も乙っした!
649女子高生LOVE:2005/09/18(日) 23:45:59 ID:IZzuLbam
伸恵受GJGJGJ!!
エロいよ。もう萌えて萌えて萌え尽きた(;´Д`)
伸恵は受もいけるな!
650mrstick13@hotmail.com:2005/09/19(月) 00:08:50 ID:EkrB43pu
またウザイ馬鹿が来たか・・・
651名無しさん@ピンキー:2005/09/19(月) 01:09:38 ID:hmo9KJwY
>>650
>>650


>>647氏の雰囲気が少しメリー氏と似ていると思ったのは俺だけでいい
652名無しさん@ピンキー:2005/09/19(月) 01:50:02 ID:JwHUpEM2
>>650
もうおまいには構わないことにしたよ
653名無しさん@ピンキー:2005/09/19(月) 03:31:26 ID:K+1yX2sR
>>647
GJ!
次はアナがメインのが良いな…と言ってみるテスト

>>651
俺もだ。
654名無しさん@ピンキー:2005/09/19(月) 15:30:57 ID:QJOiaGRT
てすつ
655名無しさん@ピンキー:2005/09/19(月) 16:37:21 ID:5zkuHsO5
今ネットカフェから書き込み。携帯復帰したらアナちゃん×千佳書くつもり
656名無しさん@ピンキー:2005/09/19(月) 17:04:17 ID:sCI1WMpu
>>655
ガンガレ!
657名無しさん@ピンキー:2005/09/19(月) 19:58:11 ID:dZExdncg
ワクテカ
全裸待機して待ってます
658名無しさん@ピンキー:2005/09/19(月) 20:35:27 ID:/ajNPu9O
>>655
マジで期待してるわw
659mrstick13@hotmail.com:2005/09/20(火) 00:38:28 ID:Yer3Pbw7
>>655
はよ消えろや。
660名無しさん@ピンキー:2005/09/20(火) 06:49:22 ID:y+0pI9Le
>>659
お前が消えろや。
いやむしろ氏ねや。
このクソ基地外が。
皆貴様の行動は迷惑だ。
あっでもこんな事言っても基地外だから分からないか。ごめんごめん。
661名無しさん@ピンキー:2005/09/20(火) 17:31:29 ID:tCxRd/7S
>>660
はっきりいうとお前も迷惑。
荒らしはスルーしよう。
662名無しさん@ピンキー:2005/09/20(火) 18:26:45 ID:Of3dNJn0
しかし…

居着かれるってのはなぁ。
663名無しさん@ピンキー:2005/09/20(火) 19:22:13 ID:+5CZiFaL
あぼーんしとけよ
664名無しさん@ピンキー:2005/09/20(火) 19:26:27 ID:CzrmJIU2
携帯でもあぼーん指定できるって本当?本当なら方法教えてほしいんですが……
665660:2005/09/20(火) 19:28:42 ID:y+0pI9Le
>>661
すまない、ちと頭に血が登り過ぎてたわ。
あまりにも頻繁に>>659が水さすから楽しんでるこっちもキレちゃって。
次からはこういう奴はスルーする。かなり言いすぎたし。
迷惑かけて申し訳ない。
666名無しさん@ピンキー:2005/09/20(火) 22:26:59 ID:yG5qC+iS
>>665
あんたみたいにちゃんと識別の利く大人なら安心だ。
667名無しさん@ピンキー:2005/09/20(火) 22:35:15 ID:Of3dNJn0
>>665
おまいはここの住人の心の叫びを代弁したんだ。
言い方はアレだったが礼を言うよ。誇ってくれ。
668mrstick13@hotmail.com:2005/09/21(水) 02:38:41 ID:3ibZeuMw
まぁ、阿呆のすくつだし、仕方ねぇか。
669名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 07:33:20 ID:sed80Bk0
荒らしにレスをするくらいなら職人さんにレスをするべき。
そんなわけで新作キボン。
670名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 13:50:12 ID:h6wXDGFq
mrstick13@hotmail.com でぐぐれ
671名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 14:44:49 ID:g1O6xJFL
男らしくて光るぜカウボーイ
672名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 18:24:37 ID:TE2ss41u
今までに射精大会中盤、アナちゃんと東京の話(2人目)を書いた者です。ちなみに655も自分です。ケータイが復活したので少しずつ投稿させていただきます。
673名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 18:25:59 ID:TE2ss41u
『ピーーーー』
「おっ、クッキー焼けたかなぁ」
そう言いとオーブンへ向かい、中にあるできたてのクッキーを取り出した。
「うん、上手く焼けてる。それにしても今日はなんて静かなんだろ」
千佳はそうつぶやいた。
今日は土曜日だというのに珍しく伊藤家はに千佳一人しかいなかった。
「お姉ちゃんは今日友達のとこでお酒飲んでくるって出掛けたし、みっちゃんはなんか3連休で家族旅行なんて言ってたし。みっちゃんかなり喜んでたもんなぁ」
一人でそんなこんな考えてたら
『ピンポーン』
とチャイムが鳴った。
「おっ、茉莉ちゃんとアナちゃん来たみたい」
千佳は急いで玄関へ迎えに行った。
「いらっしゃーい。あれ?茉莉ちゃんは?」玄関先にはアナちゃん一人だった。
「茉莉さん、朝から熱でたみたいで…」
「えっ、茉莉ちゃん大丈夫かなぁ」
「あっ、いまは落ち着いて寝てますわ」
「そうなんだぁ…。あっ、アナちゃんあがってよ」
「はい、おじゃまします」
674名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 19:17:33 ID:TE2ss41u
千佳はクッキーとジュースを持って自分の部屋へ向かった。
「アナちゃんお待たせ」
「あっ、千佳さん、クッキー焼いてらしたんですか?」
「う、うん。茉莉ちゃんも来ると思ってちょっと作り過ぎちゃった」
「まぁ、でしたら後で茉莉さんのお家にクッキー届けません?」
「あっ、それいいねぇ。じゃあ、夕方くらいに行こっ」
「はいっ」


時間が経過して夕方
「そろそろ茉莉ちゃんの家に行こうか?」
「あっ、はい。そうですわね」
『ピルルルルル』
「あれっ、電話だ。誰だろ?アナちゃん、ちょっと待っててね」
「あっ、はい。」
「もしもし?あっ、お姉ちゃん。……えー、1人じゃ淋しいもん。えっ、みっちゃん?みっちゃんは旅行に…っておい、電話きれたよ」
「お姉さまからでしたの?」
「うん…。なんか友達のとこに泊まるって。いつもならみっちゃんが泊まりに来てくれるんだけど…」
「あっ、家族で旅行されてるんでしたっけ」
「うん、そうなんだよぉ」
「…あっ、千佳さん、それなら今日はあたしがお泊まりしましょうか?」
「えっ、いいの?」
「はい。いつもお世話になってますし」
「ありがと、アナちゃん」
「いいえ〜」
675名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 20:19:51 ID:TE2ss41u
千佳とアナちゃんは茉莉ちゃんの家へ行きクッキーを渡した。その後、アナちゃんの家へ向かい、アナちゃんのお母さんにお泊まりする事を伝え、アナちゃんの着替えを用意し、途中スーパーで晩ご飯の買い物をして千佳の家へと向かった。
「おじゃましま〜す」
「ただいまぁ…って誰もいないんだけどね。じゃあ、ご飯作るからちょっと待っててね」
「はい、わかりましたわ」

それから数時間後、2人は晩ご飯をすませた。
「おごちそうさまでした」
「ごちそうさま。アナちゃん、どう?おいしかった」
「はい、とってもおいしかったですわ。千佳さんはお料理もじょうずなんですね」
「いやぁ〜、そんなこんとないよ。じゃあ、あと片付けしてくるね」
「あっ、あたしも手伝いますわ」
「んじゃあ、あたしが食器洗うからアナちゃんは拭いてくれる?」
「はい、わかりましたわ」
いつもは千佳が1人でやっている作業をアナちゃんと2人でやったためいつもより早く終わった。
「アナちゃん、お疲れ様」
「いいえ〜」
「あっ、そろそろお風呂沸いたと思うから先に入ってきたら?」
「あっ、千佳さん。一緒に入りませんか?」「うーん、じゃあそうしようか」
「はい」
676mrstick13@hotmail.com:2005/09/21(水) 20:26:22 ID:yHg7jIQn
また馬鹿が湧いて出てきたか。
677名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 20:52:10 ID:h6wXDGFq
おぉー千佳アナ作品待ってました!頑張ってくだされ!
良い感じですよ。
678名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 22:48:14 ID:THBvBcG4
やべ、>>675の一行目見て吹いた…
なかなか根性のある書き方だなw

続きを激しく期待。
679名無しさん@ピンキー:2005/09/22(木) 13:50:52 ID:0Z6lK95r
>678のレスポップアップ見て吹いた。
680名無しさん@ピンキー:2005/09/22(木) 18:27:44 ID:WD9sx9BJ
続きは…
681名無しさん@ピンキー:2005/09/22(木) 21:44:22 ID:EmW4IXUP
「あー、気持ちいいですわぁ」
「うん、そうだね。アナちゃんとお風呂に入るのって銭湯以来だよね」
「ええ。前にお泊まりに来た時はお姉さまと美羽さんと一緒に入りましたから」
「うん、そうだったね。あっ、あのさ…」
「はい?なんでしょうか?」
「ア、アナちゃんて…その…胸あるよね…」
「!?いっ、いえっ。そんなことありませんわっ。あ、あの…体洗いますから向こうむいててください」
「あっ、うん。ごめんね…」
「い、いえっ。あの…千佳さん…」
「な、なあに?」
「前に美羽さんがビデオ持ってあたしのお風呂覗きに来ましたよね」
「う、うん…」
「その時…千佳さんも一緒だったんですか?」
「う、うん…。みっちゃん止めようとしたけど…止められなくて。わっ、わたしも少し気になってたから…。ご、ごめんね…」
「あ、あの…、美羽さん達に…内緒にしてくれるなら…千佳さんにだけ…その…見せてもいいですわ」
「えっ!?い、いいの?」
「は、はい」
そう言うとアナちゃんは体に巻いていたバスタオルをそっと外した。そこには千佳にはない膨らみかけの小さな山があった。
682mrstick13@hotmail.com:2005/09/22(木) 22:10:48 ID:5KDRYVCp
ウゼェよ、消えろ。
683名無しさん@ピンキー:2005/09/22(木) 23:40:07 ID:oKztoiJL
単発…(´・ω・`)
それなりに書き溜めてから投下してくれると、読む方も読みやすくて更にGJな予感がするよ
684名無しさん@ピンキー:2005/09/23(金) 01:19:14 ID:7NC+pypT
「あっ、スゴい。私よりあるよ」
千佳もそう言うと体に巻いていたバスタオルを外した。アナちゃんは体を洗い終え、バスタオルを外したまま浴槽に入った。
「あ、アナちゃん…その…胸…触ってみてもいい?」
「は、はい。その…あまり強く触らないでくれます?」
「う、うん」
千佳はアナちゃんの胸の先端そっと触れた。「んっ、あんっ」
アナちゃんの口から甘い吐息が漏れた。
「ア、アナちゃん?ど、どうしたの?」
「ち、千佳さぁん。その…き、気持ち良くて…千佳さんのも触ってみてもいいですか?」
「わ、私の?うん…いいよ」
その返事を聞くとアナちゃんも千佳の胸の先端にそっと触れた。
「!?なっ、なんかすごく、気持ちいいよ。あんっ、アナちゃん」
「ち、千佳さぁん」
「キ、キスしてみよ」「は…はい」
その返事を待たず、千佳はアナちゃんを抱き寄せ、優しく口付けをした。
「んっ、うん…」
お互いに自分の舌を相手の舌に絡めようとした。その気持ちよさにアナちゃんは足を前に出してしまい、千佳は脚を開いていたので、アナちゃんの足が千佳の秘部に触れてしまった。
「んっ!?」
「ち、千佳さん?どうしたんですか?」
685名無しさん@ピンキー:2005/09/23(金) 01:19:47 ID:7NC+pypT
「あ、アナちゃん…ここ、すごく気持ちいいよ」
そう言うと千佳はアナちゃんの秘部にそっと触れた。
「んっ!?あぁん、ち千佳さぁん」
千佳はそっと手を離すと
「ね、ねぇ。今日誰もいないんだし、部屋でもっとしてみない?」
「は、はい。いいですわよ」
そう言うと二人とも体は一応拭いたが服を着ずにフラッと千佳の部屋に向かった。
すると千佳はアナちゃんをベッドに寝かせ、自分もアナちゃんの上に跨がった。そしてアナちゃんの胸に口付けをした。
「あんっ、ち、千佳さぁん。く、くすぐったいですわぁ」
その反応を見て千佳はこう考えた。
(手で触った時より気持ちいいみたい。んで胸より下の方が気持ちいい。じゃあ…)
千佳はおもむろにアナちゃんの秘部を舐めてみた。そこは千佳に胸をいじられただけで濡れていたのだ。
「あっ、だっ、だめですっ。んんっ、あぁん、ち、千佳さぁん。へ、変にな、なりそうっ、でっ、ですわっ」
アナちゃんはこれまでにない強い刺激を受けたため、すぐに絶頂を迎えた。と同時にアナちゃんの秘部からはスゴい勢いでなにか尿ではない液体が噴き出した。
686名無しさん@ピンキー:2005/09/23(金) 01:20:21 ID:7NC+pypT
「ち、千佳さん…ごめんなさい。あたし、我慢できなくて…」
近くで見ていた千佳にはそれが尿でないことは分かった。
「そんな…アナちゃんは悪くないよ。」
「でも…千佳さんのお布団汚してしまいましたし…」
「うーん、じゃ、じゃあさ、私がアナちゃんにしたこと私にしてくれる?」
「はっ、はい。頑張りますわ」
アナちゃんと千佳は場所を入れ替わり、千佳は仰向けに寝てアナちゃんはその上に跨がった。アナちゃんは子犬が水を飲むみたいに可愛く千佳の胸をペロペロと舐めた。
「ア、アナちゃん、く、くすぐったいよぉ、あぁん」
千佳が予想していたよりも刺激は強かった。が、さらに強い刺激にも興味をもった。
「ア、アナちゃん…し、したも…お願い」
「はっ、はい」
アナちゃんはまたもや子犬のようにペロペロと舐めた。千佳の秘部は少し濡れていたのでピチャ、クチュ、とイヤらしい音が部屋に響いた。
「あぁん、ア、アナちゃん、わ、わたし、おまたが、じ、じんじんしてきたよぉ」
その言葉は集中しているアナちゃんの耳には届かず、アナちゃんは舐める勢いはどんどん激しくなった。
687名無しさん@ピンキー:2005/09/23(金) 02:26:27 ID:b3RilHOw
はいはいえろすえろす
688名無しさん@ピンキー:2005/09/23(金) 07:05:45 ID:7NC+pypT
「ああああぁぁ、わ、わたし、もうだ…め…あたまが…真っ白に…」
この言葉と同時に千佳は絶頂を迎えた。これまたアナちゃんと同じように千佳の秘部からスゴい勢いで液体がふきだし、グタッとなった。
「わ、わたしもでちゃった…」
「ち、千佳さん?き、気持ち良かったですか?」
「うん、とっても…。ア、アナちゃん…」
「は、はい?」
「また今度、しよっ」
「はい。あたし、千佳さんが大好きですわ」
「わたしもだよ、アナちゃん」
そう言うとアナちゃんもベッドにゴロンとなり二人はしばらくキスをし続けた。
そのまま二人はいつしか眠りについた。もちろん服も着ずに、抱き合うような形で…。

『チュンチュン』
小鳥のさえずりに二人は目を覚ました。
「あっ、おはよう、アナちゃん」
「おはようございます」
「昨日は気持ち良かったね」
「ええ。そうですわね」
「ねぇ、またしない?」
「いいですわぁ、やりましょ」

こうして伸恵が帰って来るまでのあいだ、千佳の部屋には二人の甘い吐息が響いた。
689名無しさん@ピンキー:2005/09/23(金) 07:06:42 ID:7NC+pypT
一応これで投稿終了しました。
駄文、すみません。
690名無しさん@ピンキー:2005/09/23(金) 08:59:10 ID:kORXcdK6
キタコレ(`・ω・´)
691名無しさん@ピンキー:2005/09/23(金) 16:58:27 ID:LEKU7jTT
携帯の同士よ、保存メールとかにストックして一気に投下したらどうだい?
おれがSS投下するときはいつもそうしているが……
692mrstick13@hotmail.com:2005/09/23(金) 23:57:24 ID:H67/8o0X
>>689
駄文って自覚症状があるなら、投下するな。
消えろよ、死ね。
693名無しさん@ピンキー:2005/09/24(土) 01:14:07 ID:YkMVeBjK
>>689
GJ!
694名無しさん@ピンキー:2005/09/24(土) 01:31:13 ID:Tiqv8LpT
>>689
GJっした!

次はメリーさんか秋さんのSS希望。
695一兵卒:2005/09/24(土) 02:00:12 ID:HVpwnAxJ
うーん・・・(苦笑)

つぎは是非、「谷崎潤一郎」風でおながい始末。
そしたら何とかヌけそうであります。隊長。
696名無しさん@ピンキー:2005/09/24(土) 09:09:55 ID:hhSEJT01
男「アナはん、わての自慢の一物『女殺丸』の味はどうでっか?」
アナ「ひぎぃぃ!堪忍してぇ!」
697名無しさん@ピンキー:2005/09/24(土) 16:46:49 ID:LCfIYd0T
>>689
おぉぉああぁ
何か来た!何か来たよこれ!もっ最高でーす!
小学生同士の百合遊び(ってのかな)の雰囲気がもう最高で最高で。
ほんと乙っしたー。
駄文じゃないから気にしないでください。
698名無しさん@ピンキー:2005/09/25(日) 12:29:56 ID:EYNI5Zvd
ウィルス貼ってるやつはアク禁にならないのかな?
厳しいノートン先生をなだめるのが大変です・・・
699名無しさん@ピンキー:2005/09/25(日) 21:27:54 ID:Lu7nCcoi
GJ!

700名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 21:17:18 ID:zN4W7JxG
ちょいと笹塚×千佳を書こうと思うんだが、携帯だからちまちま投下になりそうなんだが良い?
701mrstick13@hotmail.com:2005/09/26(月) 21:59:53 ID:TnyHJbZw
>>700
消えろや。
702名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 22:40:20 ID:2mvL2ZZk
笹塚勃ってろ
703カミーユ:2005/09/26(月) 23:48:19 ID:xC/CKaxA
>>701
エロパロは、力なんだ。
この板を支えているものなんだ。
それが、それがこうも簡単に失われていくのは、
それは、ひどいことなんだよ!
お前みたいなのはクズだ!
この板に来てはいけない人間なんだ!
704カミーユ:2005/09/26(月) 23:48:49 ID:xC/CKaxA
>>701
エロパロは、力なんだ。
この板を支えているものなんだ。
それが、それがこうも簡単に失われていくのは、
それは、それはひどいことなんだよ!
お前みたいなのはクズだ!
この板に来てはいけない人間なんだ!
705名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 23:53:21 ID:MDEcH+P9
>>704
台詞が微妙に間違ってるよ。
706テムジン747J:2005/09/27(火) 06:47:16 ID:OjKN9E++
>>701
不法書込人発見。
貴様には指導が必要だ。
707名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 08:07:38 ID:/9biWRuu
700さん、非常に楽しみです。ちまちまでも投稿頑張ってください。
708名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 13:43:11 ID:h9SpOCgH
>>704
それが、が1個多い
709名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 15:10:15 ID:/9biWRuu
前回、千佳×アナを投稿させていただいた者です。
もう一つ話が出来たので投稿させていただきます。
710名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 15:11:04 ID:/9biWRuu
「ち、千佳さぁん、あ、あたし、でそうですわぁ〜」
「ア、アナちゃん、わ、わたしもだよぉ〜」
二人は頭の向きを逆にしてお互いの秘部を舐めあっていた。
この間アナちゃんが一人でお泊まりに来た時以来、二人でこのような遊びを楽しむようになっていた。
それがいけない事は二人とも判っていたが止める事が出来なかった。
「あっ、そうだ。アナちゃん、シャワー浴びてく?」
「はい、千佳さんが一緒なら」
「じゃあ行こうか」
「はい」
二人はお風呂場へ向かった。
千佳の部屋には誰もいなくなった。
ただ、千佳の部屋の外には一人の少女がいた。
「よし、行ったか」
そう言うとこっそりと窓から千佳の部屋へと侵入した。
なにやら部屋の隅をあさり、ビデオカメラを取り出した。
「よし、バッチリ撮れてる」
ビデオの中身を確認するとその少女は部屋をあとにした。
711名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 15:12:00 ID:/9biWRuu
「ア〜ナちゃん、学校行こっ」
いつもの待ち合わせ場所に千佳は来なかった。
来たのは美羽だけであった。
「あれっ?千佳さんは?」
「なーんかさぁ、急にちぃちゃんのお父さんがしばらく仕事休みになったから久しぶりに田舎に遊びに行くってさ。ずるいよなぁ、あたしも行きたかったのに」
「…。じゃあ学校行きましょ」
「あれ?茉莉ちゃんは?」
「その、お熱が出たみたいで、学校休むって」
「そーなんだぁ、ぬふっ」
「なっ、なんですの?その声」
「あっ、いや、暑いなぁと思って」
「…」
「あっ、そうだ。今日学校終わったら家に遊びに来ない?」
「え、えぇ、いいですわ」
「よーし、決まり。じゃ早く学校行こっ」
「ちょっ、美羽さん、待ってください」

712名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 15:12:40 ID:/9biWRuu
放課後、美羽はアナちゃんを連れて帰宅した。
「たっだいま〜」
「おじゃましま〜す」
「あたしの部屋に入れる事を光栄に思え」
「はいはい、わかりましたわ」
「そうそう、アナちゃん、面白いビデオあるんだけど、一緒に観る?」
「はい、そうしますわ」
美羽はビデオカメラをテレビに接続するとビデオを流し始めた。
「!?」
アナちゃんはびっくりした。
そこには自分が映っていた。
一心不乱に千佳とお互いの秘部を舐め合う自分の姿が。
「み、美羽さん。なっ、なんでこんなものがっ!?」
「うーん、あたしがちぃちゃん家に忘れてったビデオにたまたま映ってたんだよ。ところでこれはなにしてるの?とーっても楽しそうだけど」
「…」
アナちゃんの顔は真っ赤だった。
アナちゃんはビデオの千佳の声にあの時の感覚を思い出していた。
713名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 15:13:17 ID:/9biWRuu
そんなアナちゃんを見て美羽はおもむろにアナちゃんのスカートの中に手を入れ、パンツの前の方を触った。
「きゃあ!?な、なにするんですの」
「なーんか、アナちゃんの様子が変だから。それよりもアナちゃんのオパンツ濡れてるけど、なんでかなぁ?」
「そっ、それは…」
「ねぇ、アナちゃん。今日はあたしがちぃちゃんの代わりしてあげる」
そう言うと美羽はアナちゃんを押し倒し、パンツを脱がせようとした。
必死で抵抗するが美羽の手が割れ目に触れると
「あぁん」
と力が抜け抵抗出来なくなった。
美羽がパンツを脱がしてみるとアナちゃんの割れ目はもうびしょびしょだった。
アナちゃんも美羽に触られるのを快感に感じていた。
「み、美羽さん、絶対誰にも言わないでくださいます?」
「んー、わかったぁ」
その返事を聞くとアナちゃんは全身の力を抜いてベッドに横になり、手をあげて脱ぎやすい格好になった。

714名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 15:14:09 ID:/9biWRuu
美羽はアナちゃんの着ていたTシャツをスーッと脱がした。
「なっ!?」
アナちゃんの胸を見た美羽は自分もTシャツを脱いで自分の胸と見比べた。
「やっぱりある…」
美羽はアナちゃんの胸をむにむにと揉み出した。
「ん、み、美羽さぁん」
「ねぇ、アナちゃん。どうしたら胸大きくなったの?」
「しっ、知りませんわ。気付いたら大きくなってて…」
「…いやみか?」
「あっ、いえっ、そんな…」
「どうしたら大きくなるんだろ?」
「さ、さぁ。あっ、マッサージなんかしたら大きくなるんじゃありません?」
「そっかぁ〜、じゃあアナちゃん、マッサージしてくれない?」
「はっ、はい…」
アナちゃんは美羽をベッドに仰向けに寝せ、自分はその上にまたがった。
715名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 15:14:48 ID:/9biWRuu
アナちゃんはペロッと美羽の胸を舐めた。
「っ!?」
美羽は初めての感覚に全身がビクッとなった。
アナちゃんはそれを気にせず美羽の右の胸を指でいじり、左の胸を口で吸ってみた。
「あっ、アナちゃん、やっ、やめっ、ギブ、ギブッ」
もともとくすぐったいのに弱い美羽はそれだけでかなり感じていた。
アナちゃんが胸から口を離すと美羽はホッとした。だがそれもほんの束の間。アナちゃんは美羽を首筋から脇腹までを順に舐めていった。
「んっ!?だっ、だめだって、あんっ、あっ、アナちゃんっ、やっ、やめっ、やめてっ」
「あっ、アナちゃん、あた、あたしを笑い死にさせるき?」
アナちゃんが胸から手を離したのは終わりというわけではなかった。
716名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 15:15:37 ID:/9biWRuu
「美羽さん」
「な、なに?どしたの?真剣な顔して」
「美羽さんを気持ちよくさせてあげますわ」
アナちゃんはそういうと後ろにさがった。
「??」
アナちゃんは足のところまでくると美羽の秘部に顔を押しつけ、割れ目をペロッ、ペロッと舐めた。
「んっ!?」
美羽の全身に電気が駆け巡ったようにビクッとした。
胸でかなり感じてた美羽には刺激が強過ぎたのだ。
そんな事はお構いなしにアナちゃんは舐め続けた。
「んっ、あんっ、あっ、アナちゃんっ、そこっ、そこだめっ」
アナちゃんはふと舌の動きを止めた。
「はぁ、はぁ、はぁ」
美羽は息をきらしていたので呼吸を整えようとした。
しかしそんな暇はなかった。アナちゃんは舌を美羽の割れ目に差し込んだ。
「あぁ、だめっ、だめって、言ってる、のにんんっ、はぁ、うっ」
717名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 15:47:59 ID:/9biWRuu
「だっ、だめぇ〜、なにかっ、でるっ」
美羽は絶頂を迎え秘部からおしっこではない液体が噴き出した。
その液体はアナちゃんの顔にかかった。
アナちゃんは口周りに付いたその液体をペロッと舐めた。
「美羽さん?どうでした?」
「ど、どうって、初めてだよ、こんなの」
美羽にいつもの体力はなかった。
アナちゃんは美羽の横に美羽の方を向いて寝て、美羽を抱き締めた。
「んっ?アナちゃん?」
美羽はアナちゃんの方を向いた。
アナちゃんは美羽にキスをした。
「今日の美羽さん、いつもと違って可愛らしかったですわ」
「ア、アナちゃん…」
そこにいる美羽はいつもの美羽とはまるで別人だ。
「ア、アナちゃん、また、してくれる?」
「はいっ、二人っきりの時またしましょ」
「あっ、ありがと」

718名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 15:48:35 ID:/9biWRuu
数分後、美羽はいつもの元気を取り戻した。
「アナちゃ〜ん」
「んっ?どうしました?美羽さん」
「面白いビデオ撮れたよ」
「なっ!?」
「名付けて、『美少女を襲う美少女!!』」
「またそんなのを撮ってぇ」
「大丈夫、これはあたしとアナちゃんだけの宝物だ。他の誰にも見せないよ」
「そうですかぁ、良かった」
「ねぇ、今から見ない?」
「いいですわっ、見ましょ」

二人ともビデオを見てたらもう一度したくなったようだ。
「ねぇ、アナちゃん。もう一回やろ?今度はあたしも舐めたげるから」
「はいっ、よろこんで」
こうして美羽の親が帰ってくるまで二人で遊んだ。
お互いの胸を触り、舐め、秘部をいじりあって…
719カミーユ:2005/09/27(火) 16:20:50 ID:v9eJPD7D
GJ!
>>708
だからどうだって言うんです?(メル欄)
720名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 18:20:27 ID:RzdcEgRw
うむ、GJだッ!

しかし、700を超えたか。
正直途中で落ちると思ってたから素直に嬉しいな。
そろそろ保管庫欲しいよな…? と言ってみるテスト
721700:2005/09/27(火) 20:27:58 ID:I5RTDkaiO
GJ!!!お疲れ様!!!


俺は書き溜められないんでイライラさせるかもしれんが、10時位からちまちま書きます。
722名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 20:42:33 ID:HehYmGLu0
荒らしは放置という言葉を知らない住人が居るのはこのスレですか?

ともあれ>>709

>>721
wktk
723名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 21:51:52 ID:O7fckG650
>>718
美羽の煽りに反応してる!!!!
これじゃ荒らしに反応してる厨房と同じだよ○| ̄|_
724名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 22:03:32 ID:I5RTDkaiO
※注意※男との絡み有り



もう秋。夏休みも終わり、運動会間際のある日、事件が起きた。

「みっちゃん!遅れるよ!」
朝、千佳の叫けびが響いた。

返事は無い。

「もう…本当に遅れちゃうよ…」
ガチャッ!

松岡家のドアが開く、そこには、美羽の母親がいた。

美羽母が言うには、美羽は風邪を引いたらしい…。
馬鹿も風邪を引くようだ。

千佳は走って、茉莉とアナとの待ち合わせ場所に向かった。

「ごめんね」
謝りながら待ち合わせ場所に着いた。
「大丈夫だよ」
茉莉が返事をする
「あれ?美羽さんはどうしましたの?」
アナが訪ねる。
「みっちゃん風邪引いたらしくてさ…」
「そうですか。…あっ!早く行かないと遅刻してしまいますわ」

三人は学校に向かって走っていった。
725名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 22:40:54 ID:I5RTDkaiO
学校に着く。ギリギリセーフ…どうにか教室に到着。

「ま、間に合った〜ハァ…ハァ…」
「あれ?今日美羽ちゃんどうしたの?」
友達に訪ねられた。
「あぁ、みっちゃん風邪引いたって」
「美羽ちゃんが休む何て珍しいね」
クラス中がざわつく、ただ美羽が休んだだけでこの反応。
いったい皆は美羽をどう思ってんだろうね。



美羽の居ない授業はごく平凡で、千佳には一瞬に感じられた。


そして最後の授業が終わり、帰ろうかと立ち上がった時、担任の先生に呼び止められた。
「伊藤さん!」
「はい?」
「悪いんだけど、残って運動会の準備してくれない?松岡さんの代わりに」
美羽は運動会の道具の準備係に選ばれていた。
運動会まではまだあるが、今日は道具の確認が予定されていた。
「しょうがないな…」
千佳は承諾した…これが始まりだったのだ。
726mrstick13@hotmail.com:2005/09/27(火) 22:54:53 ID:kKaHdc5y
    _  ∩
  ( ゚∀゚)彡 アナたん!アナたん!
  (  ⊂彡
   |   | 
   し ⌒J
727名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 22:59:26 ID:/9biWRuu
やはり自分の作品を見るより人の作品を見る方がいいな。期待してます
728名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 23:04:48 ID:I5RTDkai
その頃…

「急がないと」
笹塚が廊下を走る。彼も道具の準備係だ。
指定の教室に着く。
丁度、先生が指示を始めた所だった。

「笹塚、お前は…えーっと、あ、6年の…」
教室のドアが開く
「6年の松岡美羽の代理で来ました。伊藤千佳です」
千佳が入ってきた。
「あー、こっちだ、こっち」
先生が手招きをした。

「伊藤は笹塚と一緒に、体育館裏倉庫の確認を頼む」
そう言って先生は紙を渡した。
「それに大体書いてるから。出来たら勝手に帰っていいぞ」
先生はそれだけ言って、他の人に指示しに行った。
729名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 23:42:02 ID:/9biWRuu
俺らの考えたエロパロって同人にならないだろうかなぁ?
730名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 00:03:31 ID:eAuhOnix
君が作ればいいんでない?
731名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 00:06:32 ID:3wRdMsCg
しぶしぶといった感じで、千佳が歩きだす。
体育館裏は人通りなど皆無、更に倉庫。
はっきりいって怖い。

「あ、あの、よろしくお願いします。」
笹塚に声をかけられる。
たかが倉庫の確認程度を一緒にするだけなのに律儀なものだ。よほど良い教育を受けたのだろう。

「あ、うん、よろしく」

なんだかんだで、倉庫前。
千佳が倉庫の扉を開けようとするが、錆びているのか、ちょっとずつしか開かない。
「堅いなー」
千佳はそう言いながら、扉を引いていた。


「手伝うよ」
そう言って近付き、手を伸ばした。
その時、あるモノが見えた。
千佳の着ている服の袖口を通して、周りの肌と色が違い、ほんの少しだけプクッとした所が
732名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 00:15:35 ID:ayPISEbw
うぜぇ、氏ねよ。
733名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 13:04:22 ID:eAuhOnix
お前が氏ねよ。
734名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 16:13:43 ID:3wRdMsCg
「!?」
動揺し、わざとらしい程飛び退いてしまった。
「?どうかした?」
千佳は何事か?と声を掛ける。
「い、いえ!な、な、何でもありません!」
明らかに異常な返答だった。
「ふーん?」
しかし、千佳は気にせず再び扉を引きはじめた。

ハァハァ…

明らかに興奮している。
その時ふと、自らの股間の変化に気付く。
ズボンがキツイ。締め付けられる感覚。
だが違う。自らのモノが、外へ飛び出そうとしていたのだ。


ギッギッギッギッ


「ふー、やっと開いた」
千佳が歓声を上げた。
開いたとは言ったが、実際には、50p程の隙間が開いただけだった。まあ、十分に通れる筈だ。
クルッ
千佳が振り返る。
中に入ろう。という意味での振り返り。

しかし笹塚にとっては、悪魔が振り返る様なものだった。
サッと手で、ズボンの凸部を隠す。
《は、恥ずかしい!》
735名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 16:56:34 ID:n5VgTB1k
一度どこかに書き溜めてからまとめて投下したほうがいいと思う。
736吝嗇 ◆4Bsu6jSYr. :2005/09/28(水) 17:10:30 ID:/a2afCg4
いっこエロコメディっぽいのを急に思いつき、今書き上がったんで
終わり次第投下しまさ
737名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 17:47:20 ID:FZzQEsdp
734続き頑張れ!
736お前も期待してるぞ
738もう秋だ ◆phWHeXxENc :2005/09/28(水) 18:27:46 ID:AHGADkZU
お久しぶりです皆様。
早速ですが爆撃準備してます。
早めに投下できたらいいなぁ。
739mrstick13@hotmail.com:2005/09/28(水) 18:44:13 ID:wbLuIIVn
>>738
サッサと消えろや。
740名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 21:36:42 ID:jgZkMhLe
やっぱここの神は集うなぁ!
741名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 21:38:59 ID:3wRdMsCg
幸い千佳に気付かれなかった。
と思う。


千佳は倉庫の中に入っていった。「結構暗いなー」
倉庫の中は薄暗く、ライトがあるらしいのだか…あった。
しかし、スイッチを押しても付かない…。電球が切れているらしい。
「もー、付かないじゃん…」

そこでアレ?と思う。(笹塚君は?)と。


笹塚は、取り合えず自分のモノを直に見てみた。
信じられない…これは何だ?
そう思うほどの変化があった。

その時、千佳が扉から顔を出してきた。
「笹づ…!?ぇぇえ!!?」
千佳はしっかり見てしまった。
男の、それも勃起したモノを。


千佳の悲鳴を聞いた瞬間、笹塚の中で何かが弾けた。

ハァハァ…

瞬間、千佳を倉庫の中に押し入れ押し倒した。

「痛ッ!!」
千佳は押さえ付けられていた。同時に恐怖で体が動かなかった。
「な!何するの!!」
「…ハァ…………ハァ…」
笹塚は何も答えない。
742名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 22:00:24 ID:3wRdMsCg
笹塚は、まさに男の本能で動いた。
性教育はほとんどしていない。
動物本来の力と言える。

「や、止めてよ!」
笹塚は千佳の服を脱がした。剥ぎ取るように。
そして、胸の先端に吸い付いた。
「やァ…あン!!」
千佳に電気のような刺激が走る。

千佳はその感覚を最初は嫌悪した。しかし、30秒程もするとある種の快感にかわった。
「あ……あァ…ん……」
勝手に声がでる。
笹塚の手が千佳のズボンにのびた。
ズボンが下ろされる。下着ごと。
「!い、いゃぁ!」
手を伸ばし隠そうとするが、間に合わない。

笹塚は顔を、千佳の秘部につけた。
ベロベロと一本筋を舐める。
クチュクチュとイヤらしい音がする。千佳は知らず知らずの内に愛液を垂れ流し始めていた。
743名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 22:21:00 ID:3wRdMsCg
笹塚は体を動かし、モノを千佳の秘部に当てた。
千佳の足を拡げた。それに伴い千佳の秘部も開く。

「いやぁ!ぁぁ!」
叫ぶが、笹塚には聞こえていない。
「ん!うゥゥ、わぁぁあぁ!!!!」


笹塚はモノを押し込んだ。
千佳の秘部にモノが入っていく。締め付けが凄い。しかし、千佳の中はモノを奥へと誘いこんでくる。

「あぁ!ぁあぁぅぁ!!」
千佳は涙を流す。が、それとは逆に、気持ちいいとも感じていた。

「ハァ、ハァ!!うぅん!」
笹塚は唸るように、息をする。

ヌチョ、クチュグチュッ…

腰を動かす。
「あ!ぁ!あっ!!ん!」
腰の動きに合わせて、千佳はあえぎ声をあげる。
「はぁ!んあ!!」
笹塚の動きが早くなる。

その時、千佳の中でも何かが弾けた。
「あ!ぁん!き!気持ち良いよぅ!!」
744名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 22:44:15 ID:3wRdMsCg
声高らかに叫んだ。
「もっ!もっと!ぁあ!」

プシューー!!
千佳の秘部から、黄色っぽい液体が吹きでる。

「ぁ!ぁぁああぁ!」

グチュ、プジュ、ギュッギュッ!
千佳の中の締め付けがきつくなる。


「ハァ!ぅぅ!あぁあ!!」
「ぁ!あぁ!ぁッぁぁあ!」

ドビュ!!
ビュル!

千佳の中に打ち出された。笹塚の初めての射精、精通は、千佳の中という最高の場所で行われた。

ハァ……ハァ………

数十分後、お互いに口をきかずに服を正した。

結局、道具の確認は行わなかった。
しかし、先生に何も言われなかったのだから問題なかったのだろう。





千佳は走って家に帰った。
千佳の部屋には、美羽が寝ていた。
「おかえり〜」
ビシッ!
取り合えず、千佳は美羽を叩いた。
「何だよ〜こっちは病人だぞ〜」

笹塚はその後、千佳と会話することは一度も無かった。


おわり
745名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 22:47:18 ID:3wRdMsCg
かなり無理矢理終わった感があると思いますが、読んで下さった方ありがとうございます。


職人様方、期待して投下を待ってます。
746名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 23:11:37 ID:jgZkMhLe
おぉう、スゲェ。
非常に良かった。GJ!!

…しかしまあなんだ、千佳が少しかわいそうかもだ(´・ω・`)
747mrstick13@hotmail.com:2005/09/29(木) 00:07:07 ID:VM8l3Iz3
キモイ罠。
748名無しさん@ピンキー:2005/09/29(木) 00:10:01 ID:DfXsb7Fo
GJ。
おっきしそうになったのはいいとして
始めから通して無理矢理動かした感があるな
ましまろらしさがなくて鬱になりそうだよ
749名無しさん@ピンキー:2005/09/29(木) 02:36:49 ID:Q/65ieEx
>>744
笹塚氏ねって感じだな
750吝嗇 ◆4Bsu6jSYr. :2005/09/29(木) 03:31:29 ID:1b0/a2/N
>724
笹塚の青い性、GJっした!服従ちぃちゃんおっきおっき♪

つーことで、1カキコミで納まらない続き物ではボクの処女作となるSSを
恥ずかしながら投下させて頂きます

最初に、フタナリ、レイープ、グロセックス、お下品ギャグに抵抗のある方々は
読む前のご配慮をお願いします

では、オフビート感覚のエロSS「ほわいと・ましまろ」ご笑読下さい
神作品の合い間の息抜きにでもして頂ければ幸いです
751吝嗇 ◆4Bsu6jSYr. :2005/09/29(木) 03:32:57 ID:1b0/a2/N
ほわいと・ましまろ・1・

ええ〜、初めまして、わたしは伊藤伸恵、ごらんの通りごく普通の16歳です

・・・「うそです、普通じゃないモノが生えてます」

「う〜、何かタマってきた、ここはひとつ静岡にやたらと多いデリヘルでも呼ぶか
・・・ってあたしいくら持ってたっけ?」
143円・・・・
「で、ではアタシの愛z・・じゃなくてー、可愛い妹達を紹介したいと思います」

コンコン、おい、ちー、入るぞ〜

妹の千佳、小学校6年生、好きな体位は女性上位(どっちだ?)
え〜、特にこれといって特徴のないセックスが特徴です

「どしたの?おねーちゃん・・・って何撮ってんの?」
「ちゃんと足・・足は開いて座ってみ」ビッ「ほら、こーすると立てないでしょ」
「う、うん、行く手を遮られてるから」
ニヤリ「はい、おっけーで〜す!」ガバァ!
「ちょっ、お姉ちゃん何?何?いやぁぁ!やめて!やめてよぉ!撮らないでよぉ・・・」
「こ、こーいう事情だから・・・ハァハァちとヤらせてくれ」
「しょーがないなーも〜、・・・アレ・・・つけてよねぇ」
「切らしててさぁ」
「禁マOしろっ」
「違うもん!おなかに出すんだもん!ちぃに堕ろさせるの、忍びないしさぁ!」
ポト
「いっこあれば一回ヤれるでしょ」鍵カチャ
「ちぃーっ!給料入ったら前も後もメッチャクチャに犯してやるからな!」
「アレつけてからね」
「うっ・・・・」
752吝嗇 ◆4Bsu6jSYr. :2005/09/29(木) 03:33:54 ID:1b0/a2/N
ほわいと・ましまろ・2・

シュタタタ、とう!シュバッ ドテッ
「いい加減玄関から入りなよ、みっちゃん」
お隣の松岡美羽、好きな体位は騎乗位、いつも屋根を渡ってベッドに直行します
「キミら、ここで何してんだ?」
「いや・・・それこっちのセリフ」」
「今ね、お姉ちゃんにハメ撮りされてたの」
「えっ!、伸恵お姉ちゃんアタシもアタシも!撮りながら犯してよぉ!」
「しょーがないな〜、って、そのモノ欲しそうなカラダは何だ?」
「M字ビターン!」
「インリンなのかその乳は」
「はよ挿れんかい」
「臭マO」
「何っ」
ズボッ
長い付き合いだけど、コイツの頭の中は、カラダの中ほどはよくわかりません
753吝嗇 ◆4Bsu6jSYr. :2005/09/29(木) 03:34:48 ID:1b0/a2/N
ほわいと・ましまろ・3・

゚ンポーン
「あの〜、こんにちはー・・・ふぅぅぇぇ・・うっ、うっ」
このコは桜木茉莉ちゃん、好きな体位は変形松葉崩し、よく泣きます、アソコも泣いてます
「あのね、お父さんがわたしが楽しみにしてたバイブ・・・食べちゃったの・・」
「そっかそっか、よしよし・・・・ん?、そら・・・お父さんが・・・悪い・・・な?
今度またジョンのバター、買ってあげるから・・・え?・・・食べちゃっ・・・?」
「それよりこのコ、茉莉ちゃんのクラスに転校してきたアナちゃん、好きな体位は駅弁
・・って聞いてる?お姉ちゃん?」
サラサラの金髪・・・透き通るような青い瞳・・・便器のように白い肌・・・そして白くて長い足
「うっ・・・?」
「コレあたしのーーーー!」ガバッ ヌガセヌガセッ!ペロペロッズゴズゴズゴズゴズゴ!
「い、いやぁぁぁぁ!!!何なんですの?いたっいたァい!いやぁん!あ〜れ〜!」
「大丈夫、ホンット大丈夫、痛くしないから!、つーか今アレつけるから」
「やめてーー!ダメ、そこだけは!痛い!ダメ!こーいうときは何て言うの?こういう時は
そうよ!あのセリフ!映画でみた、あのセリフよ!・・・オッオーウ!イエス!カム!カム!グレイト!」
「お、四つん這いになってヤる気充分か、さすがイギリス人、さぁその紅茶にアタシのミルクを」
「イヤァ!痛い!ヤダってばこのクソ女!こういう時は・・・ファ、ファックミー!ってちが〜う!」

「お、お姉ちゃんが強姦魔に〜」
「あ〜っ、ポケットにこんどーむがいっぱ〜い」
「そういえば撮ると更に絶倫になるからな〜、伸恵ちゃ〜ん」

「そっか、アナちゃんっていうんだ、さっきはゴメンねー、や〜ね〜アタシったら」
「もーお姉ちゃん!アレ切らしてるとか言って、いくつ隠し持ってんのよ」
「5コ!」
「自慢すなっ!」
「い!イエイエ全然気にしてませんから・・・お姉さまさえよろしければ・・・生でも」ポッ
「だってアナちゃんカワイイんだも〜ん!」
「そんなこと・・・」ポヒュゥ
754吝嗇 ◆4Bsu6jSYr. :2005/09/29(木) 03:35:41 ID:1b0/a2/N
ほわいと・ましまろ・4・

「あ、アナちゃん、ヘア、ストレートになってる」
「はい、乾くともとに戻るんですが、濡れちゃうとアタクシ・・・」
「お姉ちゃん!ホラホラ、アタシも・・・」
「オマエはパイパンだろーが」
むぅーーー
「そんなお姉ちゃんとベタベタすんな!ふたり付き合ってんのか?」
「いや別に付き合ってねぇけど」
「ガッガビーン・・・ひどいですわ・・・」
「お姉ちゃん、この四人と!5Pするなら誰でイク!」
「う〜・・・ん、どっちが、イイかなぁ・・・」
「そ、そんな前も後ろもジロジロ見ないでくださいまし・・・」
「そうだなぁ・・・クンクン・・・アナちゃん・・・かなぁ・・・6:9で」
「何で・・・何でよお!うっ、うぇ〜〜ん、びえぇぇぇん!お姉ちゃんの、ホーケー!」
「ウソ?マジ?ゴメンゴメンお前!お前に一番最初に挿れるから
・・・ごめんアナちゃん・・・今夜コイツこっちで寝かすから」
「きぃぃ!」
「うぁぁん、お姉ちゃんの、ドリルチンポ!うえぇん!えっぐ、ひっぐ!」
「しょ〜がね〜な〜・・・・美羽!」ガッ
ドキッ「っ!」

「お前に、ぶっかける!」

「ホント・・・・?」
「ホントホント、だから一緒に寝よ、な」
「アレ・・・つけなきゃヤダよ?・・・」


思えばコイツも最近、M役やら強制オナニーやらで寂しかったのかな・・・ん?
チンポぎゅっ・・・
「こんな時間に寝れね〜よ・・・犯すか」
755吝嗇 ◆4Bsu6jSYr. :2005/09/29(木) 03:36:57 ID:1b0/a2/N
ほわいと・ましまろ・4・

「たのしかったねー!」
「OOカスが歯にはさまってもうたわ!」
「あ、あたしもー!」
「あはははははは!」
「あとピンクのも、おいしかったー」
「ローター、食べちゃダメよ茉莉ちゃん、あれは下のお口で食べるもんだから」
「あ、お姉ちゃん、アタシのパンツは?」
「そこー!カサ立ての横!」
「玄関ですんなよ」
「おじゃましましたぁ〜、あと、おそまつさまでした〜」
「ファッキュー♪」
「茉莉ちゃんその英語は勉強しちゃダメよ」
「じゃ、お姉ちゃん、行ってきまーす!」
「よし!昼も夜も、元気よくイってこーい!」
「お姉ちゃんも!早朝ヘルス、遅れてババ引かないようにねー!」
「おう!」


んぁ〜〜〜あっ・・・・オナニーでもするか


ほわいと・ましまろ(完)
756名無しさん@ピンキー:2005/09/29(木) 05:14:04 ID:F7PtkDv8
GJ!!!
うけますた!
757名無しさん@ピンキー:2005/09/29(木) 07:42:25 ID:yWvCkED7
ワロスw
おまい何者だお?
758名無しさん@ピンキー:2005/09/29(木) 12:13:57 ID:/6mvV1Gk
絶句したw
新境地を見たぞゴルァ
759名無しさん@ピンキー:2005/09/29(木) 12:56:58 ID:WIokRJPF
(゚д゚ )ポカーン

作者は伸恵のこと何だと思ってるんだ?
伸恵カワイソス…
しかもSSじゃなくて台本だし。
760吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/09/29(木) 14:59:10 ID:1b0/a2/N
このスレ用にと思ってつけたトリプがヨソの方と被ってるようなので
常駐他板のトリプで失礼します

中学生が喜んで歌うエロ替え歌のような拙文を読んで頂き、ありがとうございます
正直、大半のひとがこーいうのダメで、スルーされレスもつかないと思い
出がけに慌しく投下して帰宅後おっかなびっくりスレを開いてみましたが
予想に反してGJレスと真摯な指摘を頂きびっくり、感謝の念に耐えません

今読み返しても悪ノリが過ぎる上、練れてないトコやネタを殺す蛇足セリフや鼻につく
推敲不足の代物ですが、幾人かでも読んで頂ける方々が居る事で励みになりました

実は今、ここでは生半可なモノには評価の厳しい「アナX俺(オリ)」の構想がありまして
(上記のSSモドキは、アナx俺の構想中に突然割り込んできて、2時間でやっつけました)
これから数日、頭の中で暴れるキャラの行状を脳内執筆して、一日位でガーと書き上げて
スレが空いた折にでも、投下させて頂こうかと目論んでいるところです
その際にはまた、スレ容量を拝借させて頂くことをご容赦ください

では、しばしの間ROMに戻りえっちぃ作品を拝読させて頂きます、また、近い内に
761名無しさん@ピンキー:2005/09/29(木) 17:59:30 ID:yWvCkED7
壺の中の人間ぽくないな…w

読み手側としても非常に期待しております。
特に男が絡む作品は少ないので、投稿するととても喜ばれるかと。
貴方様の投稿をお待ちしております。
762mrstick13@hotmail.com:2005/09/29(木) 21:50:03 ID:QMTiO14C
きもい
763名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 01:56:36 ID:AU4QzyEI
<<762
お前がね。
764名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 09:07:17 ID:GDBGlIh9
2番目の美羽がハマりすぎててテラワロス
765名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 12:12:06 ID:Lw0IH1DO
所で何で[email protected]はSS中に荒らすの?
つか一体何が目的なの?
そもそも何者なの?
何か2ちゃんでアク禁になった過去持ちらしいけど。だいたいキモいって言うなら来なきゃいいのに。
今回も良作ぞろいだったのにコイツのせいで興醒めしちゃったよ。
766名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 17:16:59 ID:M1lOB1Am
>>765
放置汁
767名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 17:32:51 ID:OLVc87wK
禿同。
まあなんだ、来ても「お、来たか」ぐらいの気持ちでおk
768名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 18:52:13 ID:yKXEzRM3
>765
スルーしないお前の所為で興醒め。
あぼーん設定すりゃいいじゃん。
769吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/09/30(金) 19:53:21 ID:22TyRiji
あーもー!ボクの大事な「アナX俺」書きたいのに、また頭の中に苺達が乱入!
で、勝手に一騒動してったので、その顛末をしなやか百合スレに投下しました
「文章創作」と銘打ってない百合板のスレでSS投下ってのは、スレルールってより
スレの空気からしてどうかな、マズーかも?と思ったんすが、ボタン押した後の茉莉

つーコトでSS「Glorious Wing Girl」、お近くに立ち寄りの際にでも一読頂けると幸いです
ボクのいちばんの苺、美羽の初恋と、ボクの信じる彼女の未来のお話、です
770名無しさん@ピンキー:2005/10/01(土) 00:03:33 ID:Ilx3De5K
あのさ、あんまり言いたくないんだけど、まず、2ちゃんの空気を読んだほうが良いよ。
そのままでいくと、いつかメタ糞に叩かれかねないよ。
作品が好きなだけにちょっと気になる。
771mrstick13@hotmail.com:2005/10/01(土) 22:46:25 ID:cn+zPVRg
まじウザイ。
772名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 02:20:05 ID:GrAkmKsV
<<771
お前もな。
773名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 02:54:45 ID:yGkry8of
そろそろ反応するほうも気になってくるんだが。
774名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 12:52:22 ID:EyHZLEtH
苺ましまろ総合まとめ
ttp://mashimaro.michikusa.jp/
775名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 21:03:17 ID:n8Lcgutc
“荒らし全面スルー条令”
…を発令したいのだが
776名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 21:38:31 ID:C69hvbDZ
>>775
発令する時点でスルーできてない件について
777名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 21:54:36 ID:Fl7akBiA
>>776
そうなんだよな。難しいよな。
それも釣られてる状態になるからな。
このレスもまた釣られてる状態になる。
だから、一年ROMしてから来いということだよな。
778mrstick13@hotmail.com:2005/10/03(月) 00:49:46 ID:9oiU8EEP
>>777
オマエモナーw
779もう秋だ ◆phWHeXxENc :2005/10/03(月) 01:11:05 ID:ZhDTsw7e
流れを完全に無視しつつ新作投下します。

読んでくれたら幸いです〜。
えぇもうね、読んでくれるだけ有り難い。
780もう秋だ ◆phWHeXxENc :2005/10/03(月) 01:12:08 ID:gAGUPNQ3
清々しい晴天の朝、子供達が学校へ登校している。
その中でも、一際目立つブロンドのロングヘアーをなびかせ、
一人の女の子が重い足取りで歩いていた。
その顔は憂鬱に包まれており、時折立ち止まってはため息を付いている。
「はぁ……私、一体どうしちゃったのかしら…。」
体が怠い…お腹が痛い…風邪かとも思ったが、熱は無いのでそのまま登校
する事にした。
「アナちゃ〜ん…。」
誰かに呼ばれたような気がする。
立ち止まり後ろを振り向くと、千佳と茉莉ちゃんが走ってきた。
二人が追いつくのを待って、アナちゃんは「おはようございます。」
と微笑んで挨拶する。
?、何かいつもの風景とは違う感じだ。
「美羽さんはどうしたんですの?」
「あ〜…みっちゃんはね…。
 その…この前のアレでね、お姉ちゃんから風邪が移っちゃったらしいの。」
モジモジしながら話す千佳の一言に、アナちゃんは顔が赤くなる。
【この前のアレ】とは前回の伸恵が風邪をひいた時の件だろう。
赤くなった顔を隠すように、アナちゃんはすこしだけ俯いた。
その様子を見ていた茉莉ちゃんが、何のことか解らずに首を傾げる。

「ねぇアナちゃん。
 何か辛そうだけど大丈夫?お腹痛いの?」
三人で雑談しつつ学校への道のりを歩いていると、茉莉ちゃんが突然聞いてきた。
人一倍ポヤ〜ってしている子だが、結構鋭い観察力を持っているかもしれない。
アナちゃんは極力表に出さないように注意していたのだが、茉莉ちゃんはそれを
見抜いてしまった。
「えぇ、実は…今朝から少し怠くて…。
 でも熱はありませんのよ、大丈夫ですわ。」
動けないほどにキツイわけじゃない。
お腹の痛みも軽い物だし、怠いと言っても倒れるほどじゃない。
「アナちゃんもお姉ちゃんの風邪が移っちゃったのかなぁ…。」
千佳が自分の額をアナちゃんのおでこにくっつける。
熱を計っているのは解るが、突然の行動にアナちゃんはちょっとビックリした。
「え!?えっと千佳さん、その…熱は出てないので大丈夫ですわ。」
「うん、だけど後で保健室に行った方が良いよ?アナちゃん。」
心配そうに見ている千佳と茉莉ちゃんに軽く微笑む。
781もう秋だ ◆phWHeXxENc :2005/10/03(月) 01:13:15 ID:gAGUPNQ3
6時限目は体育だ。
この時間を乗り切れば、後は帰りの会を経てお家へ帰れる。
そう考えると少しは楽になる感じだった。
大事を取って今回の体育は見学しよう。
アナちゃんはそう思うと、辿々しい英語で「It has a pain in the stomach.」と
先生に告げた。
「オーケイ、アナ、座っててよろしい…。
 笹塚、今彼女はお腹が痛いと言った…解るか?…解ったなら立ってろ。」
「え…。」
笹塚君の空しい声が秋の空に響いた。
アナちゃんは少し離れたところで座り込むと、辛そうに俯いた。
ふと、視界に見慣れた人物が写り込んでいる。
「あれは……千佳さん?」
千佳のクラスも、この時間は体育の授業だった。
こちらを心配そうに見ているのに気が付くと、アナちゃんは軽く手を振った。
「アナちゃん大丈夫かなぁ……。」
「千佳ちゃんあぶな〜い!」
「え?」
千佳の顔面にドッジボールがクリーンヒット、思わず尻餅を着く。
鼻っ柱を押さえつつ立ち上がったが、鼻血が出ていた。
「千佳さん大丈夫かしら…。」
一部始終を見ていて、アナちゃんが呟く。

お腹の痛みが治まらない。
今まで我慢してきたが、保健室へ行くことにした。
体育の授業を途中から抜けるのは忍びないが、仕方がない。
アナちゃんは茉莉ちゃんを呼ぶと、先生に伝えてくれるように頼んだ。
「アナちゃん大丈夫?私も一緒に付いていこうか?」
茉莉ちゃんが心配そうに見ている。
アナちゃんは、立ち上がると茉莉ちゃんに耳打ちした。
「お腹が痛いだけですから、一人で行けますわ。
 心配をさせてしまって、ごめんね茉莉ちゃん。」
そう伝えると、おぼつかない足取りでアナちゃんは保健室へ向かった。
「はぁ…はぁ……。
 なんか、今朝より酷くなっているような気がしますわ。」
実際に痛みは酷くなっていた。
「アナちゃ〜ん。」
今朝も聞いたような呼び声がする。
後ろを振り向くと、千佳が走ってきた。
その顔を見ると、ティッシュが鼻の穴に入れられている。
思わず「プッ…。」と吹いてしまった。
それに気が付いたのか、千佳は少しだけ膨れっ面になる。
「ごめんなさい、千佳さんどうなさったんですの?」
笑いと痛みを堪えつつ、アナちゃんは千佳にここへ来た理由を聞いてみた。
どうやら先ほどの顔面ブロックが原因で、鼻血が止まらないらしい…。
そんな理由から、保健室へ向かうとのことだ。
二人で授業中の廊下を歩くのは、何となくドキドキする。
特に、千佳と歩くと伸恵の顔を思い出してしまうので、別の意味でもドキドキ
してしまうのが妙に歯痒い…。
「んもう…千佳さんが朝にあんな事を言うから…。」
思わず小声でボソリと呟いてしまった。
「ん?アナちゃん何か言った?」
慌てて「何でもありませんわ〜」と言っているアナちゃんを見て、千佳はキョトンと
していた。
「変なアナちゃん。」
782もう秋だ ◆phWHeXxENc :2005/10/03(月) 01:14:17 ID:gAGUPNQ3
「?…アナ…ちゃん…それ…。」
緊張した顔で、千佳がアナちゃんの下半身を見ている。
腿を伝って、鮮血が滴り落ちているのが千佳の目に飛び込んできた。
アナちゃんは自分の体に起こっている異変に気が付くと、その場で座り込みそうになる。
「こっちに来て!」
千佳は、座り込みそうになるアナちゃんの手を取って女子トイレの一角に連れ込んだ。
アナちゃんを洋式の便座に座らせると、そのまま自分の教室へ行き一つのポシェットを
持ってきた。
「千…佳さん…私…私…。」
怖いとかではない、どちらかと言えば混乱とゆう言葉が適切であろう。
アナちゃんは、自分の女の子の部分から滴り落ちる鮮血をみて混乱していた。
アナちゃんが混乱しているのは、千佳もよく理解できた。
1年とちょっと前に、千佳自身が経験した混乱だからだ。
その時は、運良く家に伸恵が居たことが幸いしたが、今はそうではない。
「アナちゃん、生理ってしってる?」
唐突に千佳がアナちゃんに聞いた。
勿論、アナちゃんもその言葉の意味は知っている。
知っているといっても保健の授業で聞いた程度だが、それがどうゆう事かは理解していた。
「じゃぁ…私…………赤ちゃんが産めるようになったんですの!?」
あまりの声の大きさに、千佳の顔が赤くなる。
口元に指を当てて「シー!」とアナちゃんを諫めた。
はっとした表情でアナちゃんは口を押さえる。
千佳は、ポシェットからハンカチと生理用ナプキン、そして替えのパンツを取り出すと
アナちゃんに手渡した。
「アナちゃん、一通り説明するからね。」
千佳の説明を受けて、アナちゃんは新しいパンツとナプキンを着ける。
とりあえず、血は漏れてこない。
ホッと胸をなで下ろすと、今度は血に染まったパンツを見て悩んでいた。
「これ…置いていくわけにもいきませんし、どうしましょう…。
 って!ち…千佳さん。」
千佳は、アナちゃんの血が付いたパンツとハンカチを自分のポシェットに入れると、アナちゃんに
ポシェットごと手渡した。
「とりあえず、保健室に行こっか。」

保険の先生に事情を説明すると、先生はアナちゃんをベットに寝かせた。
先生の話によると、アナちゃんの生理痛はだいぶ重い物らしい。
千佳も生理痛の経験あるが、おそらくアナちゃんほど重くはないだろう。
アナちゃんを心配していると、保険の先生は不意に鼻のティッシュを引き抜いてきた。
「んきゃ!?」
鼻の中で血液が凝固してたのだろうか、少し痛い。
保険の先生はペンライトを取り出すと、千佳の鼻を調べ始めた。
…うら若き乙女が鼻の穴を覗かれている姿は、なんとも面白痛々しぃ。
「み…みっちゃんが休みでよかった……。」
千佳は、心の中で神様に感謝していた。
保険の先生は、千佳の鼻っ柱を消毒して絆創膏を貼りつけた。
どうやら、鼻っ柱の擦り傷の方が重傷らしい。
鼻血が止まるまで椅子に座って待機を指示された。
ベットで寝れるのかな?と淡い期待を抱いたが、当然その期待は却下だった。
「ねぇ千佳さん…。」
突然アナちゃんが話しかけてきた。
ボーっとしていたところに突然話しかけられたので、ちょっとビックリした。
「何?アナちゃん。
 お腹痛いの?さすってあげようか?」
アナちゃんは首を横に振ると、千佳から手渡されたポシェットを取り出す。
「あの…これ洗ってちゃんと返しますわ。」
千佳は微笑むと「別にいいよ。」といつもと変わらない口調で言った。
その表情にアナちゃんは驚きを隠せなかった。
微笑んでいる千佳の顔は、伸恵にそっくりだ。
「?…どうしたのアナちゃん?」
「い…いえ!、何でもありませんわ。」
783もう秋だ ◆phWHeXxENc :2005/10/03(月) 01:15:07 ID:gAGUPNQ3
終業のチャイムが鳴る。
どうやら6時間目が終了したらしい。
起き出そうとするアナちゃんを千佳が止めた。
「アナちゃんの鞄とかは、私が茉莉ちゃんと一緒に持ってくるよ。」
そう告げると、千佳はダッシュで教室に戻っていった。
一人保健室に取り残されたアナちゃんは、しばらくボーっとしていた。
相変わらずお腹は痛い。
でも、先ほどとは違って辛いだけの痛みじゃなかった。
「そっか…私、大人の女の人になってきてるんだ。」
小学5年生にとって【大人の女性】とは、十分に憧れの対象といえる。
自分が少しずつでも大人になってきていると考えると、顔に笑みが浮かぶ。
突然保健室の扉が開く音がした。
大人になった自分を妄想していたアナちゃんは、口から心臓が飛び出しそう
になるくらいにビックリしてしまった。
「大丈夫?アナちゃん。」
扉のすぐそこで、茉莉ちゃんが心配そうな顔で見ている。
その後ろには、千佳がアナちゃんの鞄を持って立っていた。
アナちゃんはベットから起きると、二人の元へ歩み寄る。
まだ少し身体が怠い。
「アナちゃん、無理しなくていいよ?
 私と千佳ちゃんも待っているから。」
理由を聞いていない茉莉ちゃんは、アナちゃんが何かの病気だと思いこんでいた。
茉莉ちゃんも、保健の授業で一通りの事は知っていると思うが、千佳の口から
言うことではない。
少し悪いと思ったが、千佳は黙っておくことにしていた。
「とりあえず、アナちゃん茉莉ちゃん帰ろっか?」

「へぇ〜、じゃぁアナちゃんって赤ちゃんが産めるんだぁ。」
帰り道、ニッコリ笑顔で茉莉ちゃんがとんでもないことを口走った。
理由を話した直後の茉莉ちゃんの一言に、千佳とアナちゃんの二人は顔が赤くなる。
そんな二人の様子を見て、ハッと気が付いた茉莉ちゃんは慌てて「ごめんなさい」と
一生懸命に謝っている。
アナちゃんは赤い顔で苦笑を浮かべていたが、満更でもない気分になった。
「私も一歩、大人の階段を上りましたのよ。
 数年もすれば、立派なレディーですわ。」
照れ隠しに、胸を張ってちょっとだけ自慢してみる。
茉莉ちゃんは、少しだけアナちゃんを羨ましいと思っていた。
ふと、茉莉ちゃんの中に疑問が芽生える。
千佳は、急に何か悪寒を感じ取った。
チラっと茉莉ちゃんの方向を向くと、茉莉ちゃんと目が合ってしまった。
「千佳ちゃんも…その…アレ来ているの?」
モジモジしながら茉莉ちゃんが、千佳にとんでもないことを聞いてきた。
来る!と予想はしていたが、流石に聞かれると恥ずかしい。
何とかしてごまかそうと思っていた矢先に、アナちゃんが口を開いた。
「当たり前ですわ。
 私に色々とアドバイスをしてくださったんですから、千佳さんも
 当然アレの経験はあるに決まっていますわ。」
何故か得意げに語るアナちゃん。
誤魔化そうとしていた矢先の一撃に、千佳の思考が一瞬真っ白になる。
「あ…アナちゃぁん…。」
千佳の泣きそうな声に思わず「あっ…」と思った。
「ご…ごめんなさい千佳さん。」
「いいよ…もう…。」
学校からの帰り道、人通りの疎らな住宅街でこんな話をすることになるとは。
いつでもどこでも大声を張り上げる美羽が休みで、本当に良かったと千佳は
思っていた。
784もう秋だ ◆phWHeXxENc :2005/10/03(月) 01:15:58 ID:gAGUPNQ3
途中で茉莉ちゃんと別れ、千佳とアナちゃんは同じ帰り道を歩いている。
別れ際に茉莉ちゃんも心配していたが、アナちゃんの様子が変だ。
症状が軽くなったとはいえ、それでもキツイのだろう。
「アナちゃん、家まで送って行こうか?」
千佳の申し出は嬉しいが、アナちゃんは少し申し訳ない気持ちなった。
自分の家と千佳の家はたしかに近いが、それでも10分位の距離はある。
この時期の夕方は、思った以上に暗くなるのが早い。
アナちゃんは、そこまで迷惑を掛けるわけには行かないと断ることにした。
「それだと、千佳さんが家に帰るのが遅くなってしまいますわ。」
千佳は、そんなアナちゃんの言葉を遮るように軽く微笑むとアナちゃんの身体を
支えるように身を寄せて歩き始めた。
「気にしないでよ、だって私ら友達じゃん。」
千佳が発した「友達」とゆう言葉が、妙に嬉しい。
前の学校、ダジャレが失敗に終わって完全に孤立したあの時とは違い、今回は千佳に
茉莉ちゃん…一応だけど美羽、そして伸恵。
これらの信頼できる友達が側にいることが、アナちゃんは嬉しかった。
「アナちゃん……本当に大丈夫?苦しいの?」
アナちゃんは、千佳の一言で自分が泣いているのに気が付いた。
【泣いている】とゆう実感さえないくらいに、自然と涙が出ていた。
「あっ…あれ?お、おかしいですわね。
 そうだ、目にゴミが入ったんですわ…。」
アナちゃんはハンカチを取り出すと、自分の目尻を拭った。
勿論、目にゴミなど入っていない。
自分が何で涙を流しているのか、理解はしているがその事を覚られるのは少し恥ずかしい。
誤魔化しを兼ねて、ちょっと長めの時間ハンカチで目尻を拭いていた。
千佳は、どうしてよいのか迷っている感じだ。
アナちゃんが泣いているのを見て、どこか痛いのか不安になる。
あまりの不安に泣き出したい気持ちだった。
「と…とにかく早く帰ろ?ねっアナちゃん。」

アナちゃんの家に着いた頃には、辺りは夕焼け色に染まっていた。
千佳はアナちゃんと別れて帰ろうとした瞬間、急に呼び止められた。
「あの!…千佳さん…。」
千佳が振り向くと、アナちゃんが何か言いた気にしていた。
まだどこか痛いのか、心配になった千佳はアナちゃんに駆け寄った。
「どうしたの?どこか苦しいとか?」
アナちゃんは、千佳の心配そうな素振りを見て慌てて首を横に振る。
「あの…私の家で、御夕食を食べて行きませんか?
 あっ、千佳さんの都合が宜しければですけど…。」
千佳は急な申し出に少し困惑したが、アナちゃんの「ご迷惑かしら…。」とゆう寂しげな
表情を見て、千佳は少しだけ苦笑いを浮かべた。
「うん、じゃぁお言葉に甘えちゃおうかな?
 どうせ明日は休みだしね。」
アナちゃんの顔がパァっと明るくなる。
その笑顔を見ると、千佳は少し幸せな気分になった。
アナちゃんは、軽いような重いような微妙な足取りで自宅に入る。
「ただいまー」という声が家に響くが、それに対しての返事は庭に居るフルシアンテが答えた。
どうやら、アナちゃんのご両親は留守らしい。
仕方がないとゆうことで、二人はしばらくアナちゃんの部屋で待機することにした。
「千佳さん、私お茶を入れて来ますね。」
アナちゃんがお茶を入れに行くのを千佳は止めた。
流石に、今の状態のアナちゃんにお茶を入れて貰うのは忍びない。
お茶のある場所とカップの場所を聞くと、千佳は慣れた手つきでお茶を入れ始めた。
785もう秋だ ◆phWHeXxENc :2005/10/03(月) 01:16:49 ID:gAGUPNQ3
「おいしい…。」
千佳の入れたお茶が、いつにもまして美味しく感じる。
アナちゃんのほめ言葉に千佳は思わず照れ笑いを浮かべた。
「ねぇアナちゃん…。」
「何ですか?」
千佳は、アナちゃんに聞こうと思っていたことがあった。
先ほど、何故アナちゃんは泣いたのか。
どこか痛かったのか。
何か気に障ることでもあったのか。
聞くことではないとは思ったが、千佳はどうしても原因を知りたかった。
「さっきは、何で急に泣いちゃったん?」
千佳の質問に、アナちゃんは一瞬だけ動きを止めた。
ゆっくりとカップを置くと千佳の方を向く。
千佳は、何かマズッたかな…と少し緊張した。
アナちゃんは、千佳の怯えにも似た緊張気味の表情を見てクスっと笑みを浮かべる。
「嬉しかったんですの…。」
「え?」
予想以外の答えに少し驚いた。
色々と答えを予想していたが、「嬉しかった」と言うとは思っていなかった。
千佳のキョトンとした表情を見て、アナちゃんはもう一度笑みを浮かる。
その笑みに、悲しさや寂しさが込められているのを千佳は感じた。
アナちゃんは、前の学校で孤立していたことを話し始めた。
最初の出だしでいきなりスベったこと。
【コッポラ】とゆう名字の為に、イジメを受けていたこと。
千佳は、アナちゃんの告白を【告解部屋】にも似た雰囲気の中で聞いていた。

「ふぇ…ひっく…。」
涙が出てきた。
千佳は自分の軽率な好奇心を心底憎んだ。
自分のデリカシーのない好奇心が、アナちゃんの傷を広げた。
罪悪感が千佳を襲う。
アナちゃんは、千佳の思いがけない反応に少し戸惑っていた。
「あの…千佳さん…どうしたんですの…?」
「ごめん…ごめんねアナちゃん…。」
千佳は泣きながら謝るばかりだ。
アナちゃんは、千佳を優しく抱きしめた。
「千佳さん、泣きやんでくださいな。
 私、嬉しいと思っているんですのよ。」
「え?…」
アナちゃんの言葉に千佳が顔を上げる。
千佳の泣き崩れた顔をみて、アナちゃんは自分のハンカチで顔を拭ってあげた。
「でも私、アナちゃんを泣かしちゃ…んく!?…。」
千佳の口を塞ぐように、アナちゃんの唇が千佳に重ねられた。
突然のキスに千佳は驚いたが、不思議と抵抗する気が起こらないのは何故だろう。
アナちゃんは、千佳を押し倒すような形で唇を重ねた。
長く初々しい、でも想いが籠もっているキスだった。
やがて二人の唇がゆっくりと離れる。
互いに互いの瞳を真っ直ぐ見つめていた。
「私、ここに引っ越してきて…千佳さんや美羽さん、茉莉ちゃんにお姉さま。
 みんなに出会えて…本当に嬉しい…だから千佳さん、泣かないでくださいな。」
微笑むアナちゃんの瞳に涙が浮かんでいる。
「アナちゃん、私もねアナちゃんと友達になれて嬉しいよ?
 本当だからね…アナちゃん…。」
今にもこぼれ落ちそうな小粒の涙を千佳は指で拭うと、そのままアナちゃんを引き寄せて
再び唇を重ねる。
アナちゃんは抵抗しなかった。
それどころか、積極的に千佳を求めてきた。
786もう秋だ ◆phWHeXxENc :2005/10/03(月) 01:17:54 ID:gAGUPNQ3
「千佳さん、私…その…。」
千佳は、アナちゃんが何を言いたいのか理解していた。
千佳自身が、アナちゃんと同じ気持ちだからだ。
ぎこちない手付きで、千佳はアナちゃんの身体に指を這わした。
それだけ…たったそれだけの刺激でも、アナちゃんは敏感に反応した。
「ち…千佳さん…くすぐったいですわ…ん…。」
アナちゃんは千佳を押さえ込むと、器用に口で千佳の胸ボタンを外していく。
一通り外すと、小さな唇と舌を使って首筋から胸へと舌を這わせる。
アナちゃんの舌動く度に、千佳の身体は激しく反応した。
「ひぁん…アナちゃん…どこでそんな技を覚えたのぉ…。」
「千佳さん、私サクランボを口の中で結べますのよ。」
千佳は妙に納得した気分になった。
アナちゃんは、先ほどの微笑みとは別の小悪魔的な微笑を浮かべている。
年齢的に言えば、千佳の方が約1歳年上になる。
しかし、千佳にとって今のアナちゃんは年上のようにも感じられた。
「あ…アナちゃぁん……んあっ!……。」
アナちゃんの唇が、千佳の小粒な乳首にそっと吸い付いてきた。
膨らみかけの凝りのある胸は、強く触られると少し痛い。
だが、アナちゃんの口や舌で優しく愛撫されている今の状況は別である。
『気持ちいい』という快楽の感覚が千佳を包み込む。
千佳の息遣いが激しくなっているのをアナちゃんは感じ取っていた。
「千佳さぁん…はぁ…可愛いですわ。」
「あ…アナ…ちゃぁん………。」
アナちゃんは、自分の指を千佳の太腿からゆっくりと撫でるようにスカートへ侵入させた。
千佳の中心へ指を這わせ、パンツの上から軽く押してみる。
「ひっ!?うぁ………ひきゃん…あ…ん…ん〜…んぁ……。」
千佳の喘ぎと吐息を塞ぐように、アナちゃんは自分の唇を三度重ねる。
アナちゃんは、自分の指が濡れているのに気が付いた。
確認するように千佳のアソコに直に指を這わせる。
千佳の身体がビクンと痙攣した。
「千佳さん………千佳さんのここ…濡れてますわよ。」
アナちゃんは、千佳の耳元で囁くように伝えた。
一気に千佳の顔が、耳まで真っ赤になる。
あまりの恥ずかしさのためか、千佳の目尻に涙が浮かんだ。
「ん……あ…言わないでよぉ……ひぁん…。」

アナちゃんは、唇を千佳の唇から胸、おへそと徐々に下半身に向かって下げていった。
そして、千佳の女の子の部分に軽くキスをする。
虚ろだった千佳が、気付いたときにはもう遅かった。
アナちゃんは、千佳のアソコを自らの口で愛撫し始めていた。
「あっアナちゃん!?そこは………ひあっ!?」
千佳の身体に、電気が走ったような衝撃が突き抜けた。
指を這わすとは比べ物にならないほどの快楽が、千佳に襲いかかった。
アナちゃんは、千佳の女の子の部分を舌でこじ開けてその中に這わした。
初めての刺激に千佳は、その身体を激しく痙攣させる。
「ひうん…あ…アナちゃぁん…そんなとこ汚いよぉ…ひぁ…あ…らめぇ…。」
千佳の最後の理性が、言わせた言葉だった。
その表情は、戸惑いと快楽が同時に現れている淫靡な表情だった。
「そんなことありませんわ…千佳さん。
 千佳さんのここ…ピンク色でちっちゃくて…綺麗で…とても可愛いですわ。」
千佳の身体がピクと震え始めた。
息遣いが荒くなり、全身が細かく痙攣している。
アナちゃんは千佳を抱きしめた。
千佳の身体から発せられる鼓動を感じる。
「ひぁ……アナ…ひゃん………あ…ひぃぁ………だめ…やっ……あっ!。」
「千佳さん………私………千佳さんのこと…。」
アナちゃんは抱きしめたまま千佳のアソコに手を這わせ、真珠の部分を軽く擦った。
その瞬間、千佳がアナちゃんを抱きしめた。
全身が痙攣しているのが感じ取れる。
アナちゃんの腕の中で、千佳は絶頂を迎えた。
787もう秋だ ◆phWHeXxENc :2005/10/03(月) 01:18:54 ID:gAGUPNQ3
玄関が開く音がした。
恐らく、アナちゃんのご両親が帰ってきたのだろう。
二階に上ってくる音が聞こえる。
「マズイですわ!千佳さん!早く服を直してください!」
余韻に浸っている千佳を無理矢理に動かすと、アナちゃんは部屋の片付けをした。
千佳も事の重大性に気が付いたのか、慌てて服を直す。
「もう!アナちゃん調子に乗りすぎだよぉ。」
アナちゃんが部屋を片付けたのと、千佳が服を直し終えたのは同タイミングだった。
その瞬間、部屋のドアをノックして入ってくるブロンドヘアーの女性が現れた。
「あら?アナちゃんお友達?いらっしゃい。」
「あっ御邪魔しています〜。」
間一髪とは、この事だろう。
千佳とアナちゃんは互いに胸を撫で下ろした。
そして、互いに手を繋ぎながら夕食の準備のお手伝いにキッチンへ向かった。


――――数十分後

「そう、それはアナちゃんがお世話になったわね。」
コッポラ家の食卓を囲みながら、アナママは千佳にお礼の言葉を言った。
どうやら、アナちゃんが今日の出来事をママに話したらしい。
食卓に赤飯が並んでいるのが、印象的だった。
イギリス人の食卓にお赤飯…千佳はあまりのギャップに笑い出しそうになっていた。
「どうしました?千佳さん。」
「あぁ!?何でもない、何でもないよ〜あはは。」
コッポラ家に千佳の誤魔化し笑いが響いた。
「あっそうでしたわ」
アナちゃんは両手をポンと叩くと千佳の目を見て。
「千佳さんって、笑うと伸恵お姉さまにそっくりですのよ。」
「マジで!?」
千佳の驚愕の表情が、アナちゃんの笑いを誘った。


同時刻伊藤家―――――

「ちぃ………腹へった…早く帰って来てくれ〜。」
「つーか、伸恵お姉ちゃんがなんか作ってよ…。」
伸恵と何故か千佳の部屋で寝ている美羽が、盛大に腹の虫を鳴らしながら
餓死寸前までに追い込まれていた。

                      終
788もう秋だ ◆phWHeXxENc :2005/10/03(月) 01:23:03 ID:gAGUPNQ3
あぁぁぁぁぁ…長くなりすぎたんで、2日ほど悩んで端折ってみたら………。
モノごっつぅおかしいことに………。
ある種の限界か?ずいぶんと低い限界ですはい…orz

そんなこんなで投下し終わりましたよ。
もうね、読んでいただければ、なま暖かく見守っていただければ。
僕ぁ幸せです!

前回レスを頂けた方、読んで頂いた方に感謝します。
またがんばって書きますので、その時にはどうか読んでやって
つかぁさい!であ〜ノシ
789名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 02:05:46 ID:T4lAgnAC
>>788
この流れの中よくやった。エロいぞ。
790mrstick13@hotmail.com:2005/10/03(月) 02:20:15 ID:J55ex4r2
>>788
ウザイぞ。
791名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 14:14:10 ID:1/kqEtpK
>>788さん
素晴らしいです。千佳アナ作品良いです。
792名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 14:19:48 ID:IlFdX8BA
物語に生理をいれたのもいいし終わりの伸恵と美羽も笑った。次辺りこの日の美羽と伸恵のエピソード作ってみたら?
793吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/10/03(月) 17:28:23 ID:zQUG5i5s
見たい!その日の美羽と伸恵、腹が減るホドしてたコト!

色彩と音の形容から、アナのあの匂いまで伝わってくるようなSS
おいしゅうございました。
794名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 18:13:45 ID:cLVreRMe
意見を言わせてもらうと、最初のほうが少し長いんじゃないかな。
保健室までの流れをもう少しコンパクトにしたらさらに良くなると思う。

いずれにせよ(;´Д`)ハァハァでした。GJ!!!!1111
795名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 18:26:59 ID:C9ZfjOBo
>794
あんな風に本題まで入るのが長い方が好きな人間もいるんですよ。
796もう秋だ ◆phWHeXxENc :2005/10/04(火) 01:28:46 ID:z3xxg90B
あぁん、レスが付いている。
感謝感激でございまするぅ。

次回投下予定作品も、一応準備できているのですが
しばらく手直し…。
勿論、「伸恵&美羽」のお話でっす。

早めに投下でけたらいいなぁ。
できるかなぁ…。
797mrstick13@hotmail.com:2005/10/04(火) 01:44:21 ID:CShD2Itt
>>796
早よ消えろ!
798名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 01:52:24 ID:4Ux2P24E
>>795
あくまでも俺の感じたことだから聞き流してください。
不愉快にさせたならスマソ
799名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 16:35:42 ID:ePGfbUDm
>>796
あのー、今回のネタの件で秋氏をネ申認定していいですか?
や、マジで生理ネタに絡めちゃったのとか萌えたんすけど。
読んでてマジおっきできました。
次の伸恵×美羽も楽しみにしてます!
800名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 20:56:21 ID:RnpEsCA/
伸恵×美羽より美羽×伸恵のほうが見たい。
801名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 23:37:37 ID:rn/I1EPR
 
802名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 21:36:35 ID:UyudoWT/
やっぱアナ千佳の百合遊びが一番萌えるなあと改めて思った
803吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/10/08(土) 02:22:43 ID:wnmEoB+T
アナ噺で何か長ったらしィのが書けたんで
今夕か今夜にでも投下しますわ
804名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 02:37:52 ID:rsvP+dzU
>>803
わーいアナちゃんばんざーい
805mrstick13@hotmail.com:2005/10/08(土) 02:38:30 ID:EYSP5jMn
>>803
マヂウゼェよ、死ね。
806名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 11:04:51 ID:MQG9HcAs
>>805
はいはい笹塚笹塚
807吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/10/08(土) 20:25:21 ID:wnmEoB+T
今作は全三章に渡るクソ長な作品なのでナビゲーター的なものを兼ねた注意書きです(プチネタバレ有)

全編にわたりアナとオリキャラの「俺」が登場する話ですが、アナより「俺」に関する記述の方が
いささか多くなっております、アナの絡んだ雑文とでも思って暇を潰して頂ければ幸いですが
そういう類の話を好まれない方は全編のスルーをお願いします、マジタノンマス、その辺で投下迷ったんで

第一章はアナと「俺」とのエロ極小のほんのりラブとマターリ日常なお話となっております
前提、ディテール萌えの方向けですが、非エロなど読みたないわいな方はスルー頂けるようお願いします

第二章は本番エロ有ですが、エログロ、レイープ、サイコ、通常じゃない形での責めの表現が多数出てきます
我こそは助平なりという御仁以外の方、上記の表現を嫌悪する方々はくれぐれもご配慮をお願いします

第三章はエロ有りです、アブノーマル臭を極力排除しておりますが、本番、触法表現が含まれます
上記の物々を好まれないお方はスルー頂けると幸いです

それでは、アナと俺、夏の物語「プリンセス・アナ」、どうか寛大なお気持ちで読んで、お願い
808吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/10/08(土) 20:26:47 ID:wnmEoB+T
プリンセス・アナ 第一章<casle〜王宮〜>(1)

「で、どうしても東京へ一人旅がしたいって言うし、ヒマな貴方にお願いしようかなー、なんて」
「ミセス・コッポラ、秋の学会の準備までの貴重な休暇ですよ、やなこったです、子守りなんて」
「それなりの見返りはあるわ、二人で過ごす夏休みもきっと楽しいわよ、じゃ、お願いしま〜す」
「ちょっっっ!待って!つーか待て!ヤだからな!知らんからな!」
「チっ!」言い終わる前に切れた電話の子機を充電台に叩きつけた

俺がコッポラ教授に師事してもう10年、教授は好きだが、教授の娘は昔っから気に食わねぇ
高校の時にケルト文学に傾倒し、大学で英文学を専攻した最初の年に教授に目をかけられた俺は
一年生の身で教授の邸宅に招かれ、宝石のような蔵書と教授との語らいで至福の時を過ごしたが
その時によく教授の邸に来ていたのが、後10年に渡り俺とのクサレ縁が続くコッポラ教授の娘だ
ケルト文学の権威にして生粋のウェールズ人の娘でありながらあの美しいケルト語を解さぬ女は
詩を綴り音楽を紡ぎ、愛を囁くのにさえ役不足な、記号か機械の作動音のような現代英語を喋る
日本を愛してやまぬ教授の心だけは受け継ぎ、日本通の婿さんを貰い日本式の生活をしているが
コーンウォール・カントリーに居を定めたはずの彼女は、しょっちゅう赤子連れで日本に来る
そのたびに教授の邸に居る俺に、買物の足や料理に掃除、その上、赤子の面倒まで押し付けた
蒼い目、毛先がハネた藁のような髪、ミセス・コッポラのふてぶてしい所だけを抽出した赤子
俺はブツクサ文句を言いながら、赤子のオムツを替えミルクを与え、風呂に入れ寝かしつけた
赤子は俺の膝の上で丸まって眠るのが好きだった、読書の邪魔者を手近なソファに放り投げても
細い体の割りに力強い手足でフナ虫のように寄って来て、俺の膝の上を占領する、よく俺を噛む

俺が卒論のため教授の邸に日参する頃には、幼児は「おにーたん、おにーたん」と言いながら
邸のどこへ行く時もついて来るようになり、修士課程に籍を置く頃に親子は日本に居を移した
呼び名は「お兄さま」になったが、達者になった口で間抜けなコトばかり言うようになった

彼女の名は、アナ・コッポラ
809吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/10/08(土) 20:27:33 ID:wnmEoB+T
プリンセス・アナ 第一章<casle〜王宮〜>(2)

夏半ばの昼下がり、俺が家と呼ぶ鉄工所跡にアナは突然キャリーケースを転がしやってきた
18で父を亡くし天涯孤独になった俺が、倒産した20坪程の鉄工所を遺産で買い取り
トタン造りの鉄工所内の半分に14畳のプレハブを置いて住居とし、残りは車庫にした
車庫には英国の正統スポーツカーの老舗、ロータス社の奇形児エスプリターボが憩っている
俺の鉄工所屋敷はしばしば教授や娘夫婦の宿になり居酒屋になり、幼いアナもよく来ていた

淡い橙のワンピース姿のアナは今、電話の前に突っ立ってる俺を微笑みながら見上げている
「と、いうことですわ、お兄さま、一週間よろしくお願いします」
「と、いうことだ、アナ、とっとと帰ってくれ」
「わたくし、お食事の前にお風呂に入りたいですわ」
「くっっ!」
アナは大きな、機内持ち込みの出来る限界の大きさのキャリーケースから油紙の包みを出した
「お祖父様からの預かり物です、オクで落としたらダブったのでやる、と申されていました」
俺は包みを破り、そしてゆっくりと笑った「アナちゃん、好きなだけゆっくりしてきなさい」
美しい装丁、T・Eロレンス著「知恵の七柱」俺が今習得中のアイルランド語で書かれた初版本

休暇中の俺は、午前中をロータスの整備に費やし、昼過ぎに入浴したので、風呂はまだ温かい
アナはキャリーケースから着替えを引っ張り出すと、勝手知った風呂場へと向かったが
こっちを振り向き「お兄さま、決してのぞかないでくださいませ」
わーったから早く入れ、と手でしっしっと風呂場前にラタンの衝立を置いた脱衣所に追いやると
衝立の囲いから、顔と奇怪な曲げ方をした握り拳を出し「のぞかないでくださいにゃ!」
「にゃ、だと?」持ってた油紙を投げるマネをする、アナは頭を引っ込めゴソゴソしてたが
既に脱いでるのか、顔と裸の肩を出し「絶対のぞかないで下さいまキャァッ!」
もう準備してた俺は固く丸めた油紙を投げつけた、彼女は持ち前の敏捷さで頭を引っ込める
さすがに四度目はあるまい、と思った途端、アナは四たび顔を出し、こっちを見ると
さっきより小さい声で「ダチョウの竜ちゃん・・・いえ何でもないです」と言って引っ込んだ、が
足を取られ衝立の外にベチっと転んだ、アナは俺が悪いかのように赤い顔で睨み、やっと風呂に入った
畜生、咄嗟で投げる物が無い、知らねーよダチョウとか「押すなよ!絶対押すなよ!」とか
つか全部見えた
810吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/10/08(土) 20:28:13 ID:wnmEoB+T
プリンセス・アナ 第一章<casle〜王宮〜>(3)

アナは白いネグリジェと濡れてストレートになった髪を見せつけながら身繕いをしている
いけしゃあしゃあと「とてもいいお湯でしたわ、お兄さまのおうちのお風呂って大好き」
当たり前だ、タイル屋のダチが引越し祝いに精魂こめて組んだ芸術的なタイルの風呂とトイレ
丁寧に組んだタイル風呂は時々酢と石鹸水で作る手製のクリーナーで軽く拭いてやるだけで
カビもヌメリも一切出ない、タダの湯がタイル風呂に張っただけで、芳醇な百薬の風呂湯になる
最新型の風呂沸かしに加えウォシュレットは希望して付けた、断じて痔の気があるわけではない
俺は飯の支度も終わり、以前親子で来た時以来一年ぶり位になるアナの姿をゆっくりと観察した
十一才か十二才になった筈だ、胸は角度によっては発育が始まってるかのように見える、へこめ
背は、俺のお気に入りのデリヘル嬢シャナタンが140少々、同じ位か、年の割にちんちくりん、かな?
ご自慢らしき胸も貧相な代物で、ネグリジェから伺える足と尻のラインはまだ子供の曲線
「で、問題はコイツが女として『使用可能』かどうかだ」
アナは飛び上がり後ずさりした、「な、なっ、何をおっしゃるんですかお兄さま!ケダモノ!」
どうやら思っただけのつもりが口に出たらしい、まあいい、アナは壁際まで這って逃げたので
俺も歩いて追っていき、胸を両腕でガードし目とマタを固く閉じ震えるアナを壁まで追い詰めた
上から下までなめ回すように観察した、いい匂、いや、乳臭ぇ!、女としては・・・「無理か」
「なっ、アンタ失礼な!レディに失礼なっ!こう見えてもわたくしっ!何ならごらんになっても・・」
アナがネグリジェの肩紐を外し胸を露にした瞬間、部屋の反対側でキッチンタイマーが鳴った
「飯ができた」さっさとキッチンに向かう、今時レディって・・・窓には背後のアナが映ってる
オッパイ丸出しの間抜けなアナは俺を睨んでいたが、諦めてオッパイをしまって歩き寄って来た
811吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/10/08(土) 20:28:56 ID:wnmEoB+T
プリンセス・アナ 第一章<casle〜王宮〜>(4)

夕食はステーキ、ガキは喜ばない、特に和食好きのアナは嫌いなステーキだ、昼からそう決めてた
クロイドンの牧場の娘が今でも空輸してくれる肉は、赤身の輸入肉にしては柔らかく肉汁が迸る
「あなたがおムコに来ればよかったのに・・・」という言葉の記憶で少し苦かったのも昔の話
夜は小食な俺とちんちくりんのアナで200gを一枚づつ、ブレッドと温野菜にフライド・ポテト
フクレ面のまま2by4材の手製テーブルに差し向かいで座ったアナは、ステーキに一瞬顔をしかめたが
肉汁の匂いと長旅の疲れに腹を刺激され「まぁ、でらうまそう♪」一年で悪い事ばかり覚えたらしい
背を正し、少し前まで牧場を駆け、土から生えて陽を浴びてた物々に二人で「いただきます」と言う
肉の塊と銀のナイフとフォークに戸惑ってたアナは肉のはしっこをフォークで削ぎ喰い、美味の笑み
子供は噛み切れない筋の食感で肉を嫌いになるが、よく噛んで食べる事を教えるならステーキが一番
筋が口に残らない上等なステーキを、アナは右手のフォークでつつき、端からうまそうに摘み始めた
と、なるとマナーが気になるらしい、ナイフとフォークをチグハグに持ち、こちらをチラチラと見る
猫舌でまだ手を付けずいた俺は「人を不快にせず、残さず食べればいい、わかったか、間抜けなアナ」
アナは「ハ〜イ!」と言うと右手にナイフ、左手にフォークを持ち、意外な器用さで肉を切り始める
感心しないフォークの握り方を差し引いても、同席者の食欲をそそる旺盛さは、優美といってもいい
十数個になった肉片に満足すると、フォークを右手に持ち替え肉を刺す、その前に俺は皿を引いた
空振りしてフォークをテーブルに刺したアナに「もう一つ、アメリカ人のマネだけはすんじゃねー」
俺の皿をアナに滑らせた、アナは丹沢の農家特製ケチャップで溺れそうな俺のポテトを訝しげに見たが
ぎこちなく右手のナイフと左手のフォークで肉を切りつつ食い始めた、俺はアナのコマ切れ肉を摘む
アナは食欲の求めるままに肉を食らってるうちにナイフとフォークにも慣れ、ポテトも全部平らげた
俺がゆっくりと楽しんでた肉片までも奪い取り「牛の死体」とわけわからん事を言い、丈夫な顎で喰う
皿を拭いて肉汁をしみこませたブレッドを楽しむ、アナも当然マネる、マネるんだ、子供はそれでいい
あまり好きではないブロッコリーを皿に残してると、同じく残してるアナは「みっともないですわ」と
俺に見せつけるように大口を開け、目を閉じブロッコリーを放り込んだ、俺もひとつマネをしてみよう
満足した食事、うまい飯、退屈しない同席者、結構幸せ、「お婿にはなれなかったけどね」空に呟いた
812吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/10/08(土) 20:29:37 ID:wnmEoB+T
プリンセス・アナ 第一章<casle〜王宮〜>(5)

「・・・で、今度はドラキュラの格好で現れて」「その『ミウ』ってのに凄く会いてぇな」
アナは食後ずっと占領しているTV前のソファで、出産か痔の手術のようなだらしないカッコ
俺は食後の定位置、ソファ背後の換気扇に近い木の椅子に片足胡座で座り、ギネスの黒を抜いた
アナは羨ましそうな顔で見ると冷蔵庫から勝手にヴァージンコーラを出し、真似して缶を呷る
煙草を吸おうか迷ったが、ここは俺の家、俺の城、俺のホテルで俺のレストラン、俺のパブだ
パブでビール飲む至福の時にまで禁煙させるような奴は悪魔の手先、俺は換気扇に少し寄り
JPSのパックを出して燐マッチで火をつけた、アナは意外と煙草には嫌悪感を示さなかった
食事の時からずっとアナと喋り続けてる、昔ッから気に食わない奴だが喋りだけは面白い
幼い頃から逃げ腰のボケと見当違いの空振りツッコミをする奴だったが、今のアナはそれに加え
素晴らしいキレツッコミと超小学生級のボケを身につけている、罵倒の言葉の何と豊かな事か
いい友達が居るらしい、アナ、その3人+1、特に「ミウ」の言葉を聞き逃すな、そいつ天才

部屋のスピーカーがザ・コアーズを唄う、パソコンのHDがUKトップ200を再生し続ける
アナはなぜかコーラで酔ったようで、大口開けた間抜けな笑い顔を神妙に顰め、こちらを向いた
「わたくし、どうしても英語を喋れるようになりたいんです、お兄さまに教えて欲しいんです」
「中学になればアメリカ語を教えてくれる、それを最大に活かせば大人になる頃には喋れるよ」
どの言語に憧れてたとしても最初は米語を覚えればいい、世界中の馬鹿のために作られた共通語だ
アナは納得出来ない顔をした、俺が12の頃に通った焦り、あの頃は「大人」が永遠の先にある
俺はデスクに歩いて行くと、小さな紙の塊をアナに投げた「それを一冊丸暗記すればペラペラだ」
コンサイス辞書を丸ごと暗記、俺が12の頃に選んだ道、後は会話と読書の機会が充分あればいい
が、アナは薄紙に詰まった今まで見た事のない小さな文字を見て泣きそうになってる、まだ無理か
俺は引き出しの奥から、軽く10年は使っていない旧い友人を出し、アナに放る「これがいいな」
「こんな・・・・これなら・・・・う〜・・・何とか・・・やってみます、お兄さま、夢だもの」
アナは「NEW HORIZON」の辞書を胸に抱いた、中高学校英語程度の語彙に、巻末には文法解説付き

9時 煙草を捨て、残ったビールを飲み干した「寝る、よ」
もう長い事夜更かしをしてない、外界に賑わいが残ってる内に眠り、街が動き出した後に起きる
夜の静寂の時間は普通は死にたくなるもんだ、夢の国まで逃げた方がいい、アナもそうだろう
アナは空になったコーラの缶を振りながら「もーっとお話したいですぅ」、酔った母に似た娘だ
俺は缶を取り上げ「歯、磨けよ」と言い、俺も歯を磨いた、ガキが居るとだらしない事は出来ない
アナはバッグから旅の歯磨セットを出した、修学旅行で買わされたLパックってまだ売ってたのか
俺は癖で流しで歯を磨いていたが、アナは洗面所で磨けばいいものを俺が磨き終わるのを待ってる
俺の百均歯ブラシを見て「いいな、それ」というと奪い取り、流しのリステリンで歯を磨いた
ミントの強烈な青いリステリンの刺激に涙目になりながら、「いいですわ、これ」と無理をして
813吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/10/08(土) 20:30:39 ID:wnmEoB+T
プリンセス・アナ 第一章<casle〜王宮〜>(6)

部屋着で寝巻の着古した整備用ツナギ服のまま、部屋の隅のベッドに向かった、何だか長い一日
と、アナが走って俺を追い越しベッドに飛び込んだ、輸入寝具では一番品数が豊富なセミダブル
百回二百回の洗濯ではビクともしない洗いたてのアイルランド・リネンのシーツにアナは転がり
白いネグリジェを直し、夏掛布団をかぶると「では、おやすみなさいませ、お兄さま」
襟首をネコ掴みして放り出す、アナは飛んでって顔からソファに刺さった「そっちで寝ろ、居候」
さぁ、これでゆっくり・・・と思った瞬間、ゴキブリ並みの速さで這ってきたアナに襲われた
ペチペチペチペチアホカーアホカーと顔を連打され、見事な仏壇返しでベッドの外に転がされた、勝利のポーズ!
てめーー!俺はアナの下の掛け布団を引っくり返し、アナを転がし落とす、床を転がったアナは
普通に戻って来ればいいものをわざわざ転がって戻って来て、肩で息をしながら反撃!迎撃!
「ハァハァハァ、休戦、しましょ、領土は分割よ、フランス万歳(何だそれ)ベッドは半分こ」
いくら間抜けアナでも女と一緒のベッドは、紳士として女の快楽への献身を誓うこと・・・もういい
アナは俺の隣に滑り込んで来ると寝準備を始めた、領土侵略してみろ、砲撃だ、一発なら誤射だ
「おやすなませ」「略すな」アナは枕元に並んだスイッチで音楽と照明を切る、なぜ知ってる?
手首からロンジンのダイバーズを抜いた、時計を外すのは女と寝る時と、子供を寝かしつける時だけ
親父の形見なんて殊勝なモンじゃない、15の時、買ってすぐ飽きて放置してた奴を首尾よく頂いた
長い一日だった、疲れ切ってベッドに倒れこむのは久しぶり、悪く、ない、よく眠れそうだ
アナも隣で早々に寝息を立てている、停戦協定は守られ、通販のばったもん羽毛夏掛も半分こ
俺はといえば寝付きは悪くないが、時々体が眠ったまま頭が眠るのがディレートする事がある
おそらく目を閉じ、寝息を立てているであろう意識半覚醒の俺は、奇妙な感触を味わった
人が触れてくる気配がする、協定破りの二枚舌外交は英国の血か、眠った体は反撃出来ない
体が近いがまだ触れていない、感触は耳から伝わってきた、アナの息が耳に触れ、唇が掠める
「お兄さま・・・」アナからは聞いた事の無い種類の声、思いつめた、しかし決意のこもった声

「・・・わたくしはお兄さまに、女にしていただくために東京にやってきました・・・」

翌朝目が覚めると、アナは俺の足元に丸まって眠っていた、俺の両足を両腕に抱えながら噛んでいる
「いなくならないっ・・・て」・・・幼いアナは俺が帰ろうとすると、よく足を噛んで引き止めてた
814吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/10/08(土) 20:31:13 ID:wnmEoB+T
プリンセス・アナ 第一章<casle〜王宮〜>(7)

翌日、俺に和風の朝食を作らせたアナは、当然のように渋谷に連れて行くように要求した
毎日少しづつ、辞書を丸暗記するというアナの決意は三日どころか数時間で折れたらしい
ロータスの調子はいいが都心の足には億劫だ、低いフロントスポイラーを都内で2回割ってる
教授ん家行ってジムニーを借りてくるか、電車で動こうかと思ったが、俺は今休暇なんだ
ロータスを思う存分イジって走らせて過ごすと決めていた、ガキ一匹で予定変更してたまるか
アナは幼い頃から幾度となく乗ったロータスのフルバケに座り、4点式ベルトを調節している
俺は運転席に座りエンジンをかけた、車外に出てトタン壁を震わせるエンジン音に耳を澄ます
この美しいマフラーを作った若いステン溶接職人は、今に至るまで消音器など作った事が無い
後部のエンジンフードを開け簡単な点検をして、車の周りを一周、シートにケツを落とす
大学の4年を費やし完調にした、それ以来大きな故障は無いが、改造の誘惑にしばしば負ける
電動シャッターのリモコンをくわえながらロータスを発進させた、アナは黙って儀式を見守る

渋谷の自走立体駐車場に車を停めるとアナは俺を従え、メモ片手にお目当ての店に向かった
気に入った服はカードでポンと買っちゃうが、「その服」が見つかるまで何軒も店を回り
縫い目のひとつ、柄のひとつまで慎重に吟味し、納得するまで幾度となく試着を繰り返す
一世紀は着続ける物を選ぶ英国の心も、男にとってはおそろしく退屈だって事は間違い無い
「お兄さまの古書や自動車工具、そこのそれ下さいって簡単に買うわけじゃないでしょう」
黙れ

そんな具合で翌日は台場、その次は自由が丘に代官山、秋葉原は興味ありませんかそうですか
今回の東京滞在の目的は服!服!服!小物!らしい、キャリーケースを満杯にする積もりだ
実用的な直4エンジンのロータスは都内でエアコン掛けっぱなしでもイヤな顔ひとつしない
時折見せるターボの凶暴な挙動も息を潜めてる、「ヤキモチ焼くなや」ステアリングを撫でた
家に帰ると一緒に飯を食い、喋りあって夜を過ごし、二人並んで眠る、そんな生活が続いた
楽しいと認めるにはまだ早いが、アナの言動には退屈しない、有意義な休暇なのではないか
そして東京滞在お買物の最後の日、初日に廻り足りずもう一回行った渋谷から帰って来た
一番風呂に入り、のぞこうとするアナを追っ払い、晩飯の支度をする間にアナを風呂に入れた
特別な事は何も無い、アナはまた来るだろうし、浜松は遠くない、俺が行く、かもしれない
夕食の鴨鍋を一緒に食べた、アナのソファ、俺の椅子、定位置、くすぐったい時間、俺とアナ

そして忘れられない夜が始まった
815吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/10/08(土) 20:31:52 ID:wnmEoB+T
プリンセス・アナ 第一章<casle〜王宮〜>(8)

「で、何度言ってもコッポラコッポラと」「まー、4回くらい破産しそうな名前だからな」
彼女の小学校での生活と、そのお友達は到底一週間では語り尽くせぬものらしい
コッポラという姓が産んだ騒動だけで尽きぬネタの泉、なぜ彼女はこの姓をここまで嫌うのか
「コッポラ・ザ・サード、キミは自分の姓と血統に誇りを持つべきだ、キミの祖父は・・」
ジュニアとかサードとかは名を継いだ男子に使うものだが、まあいい、教授の孫はアナだけだ
「キミは俺の恩師のコッポラ教授の孫で、ヤな奴だが逞しく美しいミセス・コッポラの娘だ」
返事が無い、考え込んでいるのか、子供のコンプレックスを取り去るのは大人の務めだなんて
愚かな考えでアナを子供と見下していた俺は、その後ずっとこの時の言葉を悔いる事になる
俺は、阿呆だ
アナが駆け寄ってきたのか這ってきたのか、ゆっくりと歩いてきたのかもわからない
気が付くとアナは、俺の木の椅子のすぐ下から俺を見上げ、蒼の瞳いっぱいに涙を溜めている
「お兄さま!わたくしに優しくしてくださるのは!カラダを可愛がってくださるのは!(待てコラ)
教授様の孫だから?コッポラ!コッポラの孫!コッポラの娘!わたしは・・・アナです!」
俺は、阿呆だ
子供を案じるポーズのために、アナに芽生えたばかりの女の気持ちを踏んづけてしまった
自分を囲う枷と鎖ににさんざん苦しんできた俺が、今それに苦しむ幼いアナに、俺は・・・
俺は、救いようのない阿呆だ
北欧の原始白人に近いウェールズ系英人の瞳は、薄青やユーラシア混血の金に近い茶色が多い
アナの瞳は白人の中でも珍しい紺に近い青、空の青よりももっと高い、成層圏の宇宙の蒼
アナの宇宙の瞳が俺を吸い込む「お兄さま、わたしは、アナです、お願い・・・アナと呼んで」
俺は椅子を滑り落ちる、足が震える、足元にへたりこむアナと同じ高さまで顔をもっていき
「アナはアナだからここに居る、アナはきっと神が、宇宙を集めて作った・・・俺のために・・」
言葉は無力、俺の狼狽と自己嫌悪は、とっくにアナの宇宙の瞳に読み取られているというのに
「お兄さま」アナは俺に顔を寄せ、頭突き!そして素早くキスをすると颯爽と立ち上がった
「ヒドいこと言いましたからね、ベッドはわたくしが占領しました、端っこで震えてなさい」
アナは俺を見下げ、高貴なる笑みでベッド争奪戦のゴングを鳴らした、瞳の宇宙には星が輝く
816吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/10/08(土) 20:33:17 ID:wnmEoB+T
プリンセス・アナ 第二章「guillotine〜断頭台〜」(1)

眠れずにいた
俺自身が立てる寝息が聞こえる、アナは例のごとくの「寝る前の運動」の疲労で安らかに眠ってる
毎晩ベッドの中心を奪い合う争奪戦を三勝一引分で勝ち越したアナは、大の字で寝息を立てている
ディレートはひどくなる一方だ、丸一日仕事も運転も出来なくなるが、眠剤でも出してもらうか
俺より深い寝息をたてるアナの姿が見たくなった、顔どころか眼球すら動かない、脳が逆に回る

俺は・・・俺は・・・何だ・・・

17で母が死に、それから1年とせずに父が死んだ時、喪失感は深かったが悲しくはなかった
子供の頃から自分を守り、与え、縛る重い服、それが一枚一枚剥がされて大人になると思っていた
大人になったら裸で暮らせると思っていたわけじゃない、ただ、朧ろな今の夢が叶った時
今着ている拘束衣を脱ぎ捨て、快適な俺の薄着で生きていたい、それだけを理由に大人になった

俺は、何だ

俺は修士の学位を取り、日英の大学が共同で設立したケルト文学研究機関の学芸員に納まった
高給を頂戴して居心地のいい鉄工所屋敷に住みながら、趣味に研究に充実した日々を送っている
機関の運営が軌道に乗ったら助手就任も内定している、教授の子飼いの中では助教授に一番近い
一番有難いのは、やるコトが変わらないこと、文献を研究し取材し論文を書き、たまに授業もする
修士の頃から学芸員の現在、助手や助教授、うっかり教授になってもやるコトはずっと変わらない

俺は、何だ?

自由を、薄着の幸せのために色々脱ぎ捨て大人になった、色々な物を奪われ大人にさせられた
そして今、自分の終が見えつつある今、俺は夢を叶えたか?今着ているのは、背負ってるのは
 
俺は もう俺じゃない 

俺は今まで人生が拓ける瞬間を二度体験した、一度目は14、無免で親父のロータスに乗った時
スピードを求める気持ち、悪い事、悪い事だけどしたい事、求めても、いいんだ、それが命、なら
二度目は19、コッポラ教授との語らいの中で、自分がケルトの学究の徒になる事を悟った時
人生が拓ける瞬間、俺の耳には確かに音楽が聞こえた、俺の目には確かに天使が見えた
一度目はバッハ、エンジンの咆哮がグレン・グールドの調べに化けた、二度目は美しいモーツァルト

俺は自分の人生が壊れる音を聞きたい、その瞬間に流れる荘厳な音楽を聴く事だけが

俺に残された望み
817吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/10/08(土) 20:34:12 ID:wnmEoB+T
プリンセス・アナ 第二章「guillotine〜断頭台〜」(2)

俺は腹が立った、俺は俺じゃない、俺の人生じゃない、俺の世界を壊してしまわなきゃならない
横で寝ているアナに腹が立った、アナはイイ奴だ、この一週間は心底楽しかった、アナが好きだ
アナを寄越したミセス・コッポラは・・・ヤな奴だがイイ奴だ、口は悪いが一緒に飲む酒は美味い
俺が腹を立てていたのは、流れた時間、回る地球、その中心の俺、俺自身だ、くそっ!俺自身だ

俺は・・・ディレートが消えた、体が動く、俺は隣のアナに向け転がり、上からのしかかった

アナは目覚めた「ちょっ・・・お兄さま!・・・駄目です・・・そんな、冗談を・・・嫌ぁぁ!」
「・・・・」
アナの身を覆う薄いネグリジェを引き下ろした、裸の胸、白い胸、
「い、イヤぁぁぁぁ!お兄さま!やめて!お願いやめて!イヤ!イヤだってばぁ・・・やめてぇ!」
ネグリジェを足まで引き降ろし剥ぎ取る、余韻など無い、薄桃色のパンツも一気に脱がせる
「イヤぁぁ!やめてよぅ・・・お兄さま・・・うっ・・・こんなの・・・イヤぁ・・・あぁっ」
ツナギを脱ぎ、裸になる、事前の儀式など頭に無かった、目の前の肉隗を手加減もせずに貫いた
「きゃぁぁあ!うっ!い、いたぁい!やめてよぉ、いたいよぉ、あぐっ!あぁ!あぁぁ!いっっ!」
何度も刺した、俺の目の前の俺の世界、殺すつもりで刺した、殺せば壊れる、壊れろ壊れろ壊れろ
目の前に居るニンゲンの、恐怖と絶望に濡れた蒼い瞳は、一度ぐるんと回ってから青い玉になった
悲鳴と呻き声をあげていた口は、カハッ、ガハッ、と空気の通る音を出すだけになった、死んだか
どうか静かにしていてくれ、俺や君の命より高価な、俺の待ち望んだ音はもうすぐ降ってくるんだ

音は、聞こえない
818吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/10/08(土) 20:34:48 ID:wnmEoB+T
プリンセス・アナ 第二章「guillotine〜断頭台〜」(3)

アナは、隣でうつぶせたまま、枕に顔を埋めて泣いている、
最初に「お祖父様に言います、大学に言います、一生償わせます」と呟いたように思うが
さっきまで「わたくしが殺してあげます、この手で縊り殺してあげます」と繰り返していた
俺はアナの横で様々な分泌物にまみれたままそこに居た、居たのは俺か、肉体か、死体か
どれくらい経ったか、時間って何?体が動かない、体って何?、俺はどうする、俺って何?
人生を壊してしまった、人生の壊れる音を聞いてしまった、無音というのは意外だったが
予測していたワーグナーやベートーベン、もしかしてドボルザークが流れて来たとしても
俺がついさっき聞き入った無音以上の感動も達成感も無かったように思う、美しい無音の世界
ついさっき人生の望みがすべて叶った俺は焦燥感に駆られていた、急がないと台無しになる
どんな素晴らしい人生も、閉じなきゃ意味が無い、今生きている人生などなんの意味もない
俺は人生を消さなくてはならない、アナを犠牲にしてまでも得た、最高の瞬間が穢れない内に
どうすれば、ロータスで首都高からオチるか、書棚に隠してるウェブリィ=スコット拳銃で頭ブチ抜くか
どちらにしても無理だろう、動く肉体が必要な複雑な事も面倒な事も、今の俺には出来ない
すべての穢れから浄化された体にいかなる波紋も起こしたくない、葉が落ちるように消えたい
さっきまでの多幸感は消えつつあった、何てことだ、最後の山が一番大きかった、死ねない
俺は周囲を見回した、暗く静か、見えない、怖い、アナは何故ここに居る、何故隣で泣いている
アナはまだ泣いている、吐息のような息切れのような泣き声、いい加減泣き疲れたんだろう
明日アナを浜松に帰してやろうと思う、それとも殺すか、どっちでも面倒が少ない方がいい
鉄工所屋敷の焼け跡から出る死体がふたつになった所で、消火液を余計に使う事もないだろう
死体だった俺の体の動きを察して怯えたアナは、再び「殺して・・・やります」と呟いた
その時、暗闇で怯えていた俺に光明が見えた、アナが、アナが俺の人生を閉じてくれる
人生に二度現れた天使、19の時は汚い赤髪で髭面の教授、14の時は人ですらない車だったが
やっとマシな天使の体裁を整えた奴が俺の前に降りてきた、アナの裸の背中、美しい体、俺のアナ
俺を救った羽根をもう一度見せてくれ、アナ、キミの体にはきっと天使の羽根は似合うだろう

羽根は、見えない
819吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/10/08(土) 20:35:24 ID:wnmEoB+T
プリンセス・アナ 第二章「guillotine〜断頭台〜」(4)

俺は再び焦り始めた、、俺の人生のみっつの望みのふたつめを叶え、最後の望みさえ
たった今叶えてくれると確約したアナは、天使である事をガチ鉄板で保証されてるってのに
俺が確かにあの時、幻覚や願望でなくそこにあるものとして見た羽根が、アナの背中には無い
きっと羽根が無いんじゃなく、俺にはもう羽根を見る事が出来ないんだろう、まぁ昔の話だし
見えない羽根を何とか確かめるべく俺は考えた、車整備の経験則、見えないなら触って確める
俺はアナの背中に手を伸ばした、その背中から生えている羽根を掌で感じられれば充分だ
背中に指先を触れた、羽根を壊さないようにそっと指を触れ、羽根を探るべく上に滑らせる
静かだったアナはヒッ、と叫んだ、体を丸め逃れようとするが、体が思うまま動かないらしい
悪夢のような思いだったんだろう、逃げる事も抗う事も助けを呼ぶ事も出来ない、屈辱の時間
ただひたすら今の悪夢と痛みが出来るだけ早く終わる事を願って、苦痛に耐えていたんだろう
終わったと思った責苦がもう一度始まった事への絶望、アナは叫ぶ事も大声で泣く事も出来ず
打ちひしがれたような屈辱の泣き声を洩らした、知るか、優先すべきは俺の羽根の確認作業だ
うつぶせたアナは目を固く閉じ、閉じた口を周期的に歪め、、耐えられぬ苦痛に耐えている
背中を這わせていた指は、うなじの辺りで手が届かなくなったのでUターンして下に滑らせた
「ハァ、ハァ、ハァ、はぅっ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ぁっ!、ハァフッハァフッハァフッハァフッハァフッぁぁ・・・ぅ」
アナは押し殺した呻き声のような泣き声、恐怖の鼓動で息が荒くなる、速い息、一分で百回位か
指を這い下ろすとやがて尻の上部に触れた、もう少し手は伸ばせるが丁度いいのでUターンした
羽根には触れられない、まぁ一往復程度じゃわかるまい、俺は指を滑らせ、確認作業を続けた
アナは俺の得体の知れない行動の恐怖に息が早くなり、背中を上下させて荒い息を立てている
指がうなじをUターンするたびに怯えて体を震わせ、背中のある一点で苦痛の泣き声を上げる

俺は、地道な確認作業に耐える根気に欠けていた、となると自分の作業内容を疑う、アナを疑う
アナは、本当に、人間か?
天使がヒトだろうが人形だろうが俺が得る恩恵は変わらない、しかし今確めれば後の対応が楽だ
どんな作業でも根気をなくしてくると、そういう言い訳で別の作業で気を紛らわせたくなる
背中の下、腰の窪みを通って少女の小さい尻に触れ、そこでUターンせずに作業の変更を試みた

俺はアナの、尻の穴に指を突っ込んだ
820吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/10/08(土) 20:35:58 ID:wnmEoB+T
プリンセス・アナ 第二章「guillotine〜断頭台〜」(5)

人差し指を一瞬で差し入れた、アナの未成熟な体を気遣って小指でも使うべきだったんだろうが
小指は握力に重要な役目を果たすが、実はさほど鋭敏な指じゃない、手探り作業なら人差し指
それに次ぐ精緻さを持っているのは薬指だが、俺はバイク事故で薬指の何箇所かの感覚が無い
それまでの、叫び、泣き声をあげる気力を失ったアナからは想像のつかない悲鳴をあげた
「ひゃぁっ!ぎっっ!いっ!いたっ!ぃたいょ!、いやぁぁ!ああぁ!いやぁ!いたぃ!あぅ!」
金切り声と呻き声、ベッドが床で跳ねてボン!と音をたてるほどに体を痙攣させ、頭を打ちつけた
苦痛のあまり両手足はベッドを叩き、腰と背中はは異物の拒否反応でガクッ、ガクッと震えている
蒼の目は死体のように見開かれている、枯れた涙が絞り出され、口は開き放しで震え、涎が垂れる
恐怖の中で辛うじて正気を保っていたんだろう、それを上回る苦痛の辱めが今から始まる事を知り
狂気と乖離を拒む事が出来ない事を悟った蒼の瞳、どこかで見た、射殺された人質の即死死体
「あぁぁぁ、ぅあぁっっ!あぁっ、あぐっ!あふぅぅ!あぅっ!あっ!っきああぁぁぁぁあ!」
一段高い金切り声を上げ、アナはガッ、ガフッ、と呼吸音を立て、震えるだけの人形になった
アナの下からは多量の温かい液体の、かすかに金色がかったシミが音をたてて広がっていく
俺はアナの尻から指を引き抜いた、アナの体が一瞬震え動かなくなる、アナは、まぁ人間だろう
場当たりの追加作業の結果は、確信のもてない確信という不完全な結果で終わった、こんなもんだ
俺は再び背中に手を伸ばし、本来の目的である確認作業を再開した、再び指が背中を往復する
アナは無反応だった、うなじに触れても、尻の窪みを撫でても、背中の深く感じる所を通っても
ピクリとも動かない、今度こそ死んだか、アナ、死んでも俺を殺せるか?なら生死には興味ない
その時、死んだアナが突然、足を投げ出して仰向けに転がってる俺に向かって、激しく動き出した
821吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/10/08(土) 20:36:35 ID:wnmEoB+T
プリンセス・アナ 第二章「guillotine〜断頭台〜」(6)

アナは俺に一瞬で飛びかかる積もりだったんだろう、実際は動こうとするとガクガクと震える腰を
両手でひきずりながら不恰好に這ってくる有様だった、ハイハイを始めた頃のアナを思い出した
アナの顔は俺の顔すぐ前、さっき殺した蒼の瞳には命が満ち、宇宙が俺を灼く、アナの口が開いた
「お兄さま・・・お許しください・・・・お兄さま・・・わたくしは・・・お兄さまの・・・」
アナ、ごめん、俺はもう死んじゃったんだ、言葉なんてもう交わせないんだ、アナ・・・ア・・・
「お兄さま・・アナはわるい女です・・・アナは・・・頭は・・・お兄さまと、エッチなことばかり」
俺は何とか、アナの名前だけでも呼ぼうと、かろうじて開いた口から「ガ・・・」と息を吐く
アナは俺の半開きの口に向かって噛みついてきた、俺を口から食い尽くすのか、さぁ早く・・・

予想は半分当り、アナは俺の口の中を歯ではなく舌と唇で貪り、口腔の組織を吸い尽くそうとする
アナに食われるなら・・・俺はかろうじて動く舌をアナの口中に差し出す、アナは音を立てて貪った
なんとなく流していたTVに映ってたモンゴルの狼の映像を思い出した、群をはぐれた羊を襲う狼
狼は一瞬で羊の首を噛み裂く、腹を食い破り、絶命直前の力でもがく羊の内臓を噛み喰っていた
殺し、喰い、殺しながら喰う、生きるために、明日生きるために殺して喰い、殺し、生きる、命
アナは俺の唇を離し、赤い口と牙を動かした、何か言ってたのかもしれない、聞こえない、綺麗
頭を下げ俺の下半身に食いつく、狼が居た、死んだ俺の下腹部に、俺を喰い殺して生きる女が居る
俺の下半身をどうにかして喰おうとするアナ、口に入れ、戻し、さらに深く入れ、口と舌で戻す
その時何やら、俺が普段「馬鹿の快感」と呼んでいる衝動が昇ってきた、こんな時に、苦笑する
快感は昇ってくる、俺に何かしてくれているアナは口から俺のを出し、息継ぎをした、すんな
俺の周囲がぐるん!と回る、回り足りずにもう一回、世界が俺に流れ入ってくる、濁流とガラクタ
俺は・・・俺はコッポラ教授の生徒で多忙な学芸員、ここは俺の自慢の鉄工所屋敷、そして・・・

「アナ」
822吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/10/08(土) 20:37:09 ID:wnmEoB+T
プリンセス・アナ 第二章「guillotine〜断頭台〜」(7)

快感は登りつめ破裂した、口を離したアナの顔じゅうに白い液が撒き散らされた
戻って来た、俺は生きてる、アナ、生命の塊、俺は生きてる!こんなに幸せな世界でアナと一緒に
アナが俺を見る、えっちい本が喜ぶ精液まみれの顔だ、バカじゃねぇか、まるでデマンドのコだ
カラダで愛し合った相手との間に開通すると信じるテレパシーで、アナは俺の考えを易々と読む
ベッドの隅にうつぶせになると、通販で上等なベッドが買える値段のリネン製シーツを汚しやがり
顔をゴシゴシこすった、あれやこれやの液は取れたが、麻の布で頬や鼻が擦れて赤くなったアナに
皮肉をこめて「キレイ・・・」と呟く・・・その時・・・アナに・・・・
羽根が生えた!アナに羽根が生えた!幻覚じゃない!確かに目の前にハッキリ見える、信じろ馬鹿
美しい天使の羽根、漆黒ですべすべで鋭角的な蝙蝠の羽根、先端からは赤い雫が滴る、天使の羽根
「アナ・・・天使だ・・・キミは・・・天使・・・しかも・・・俺の好みの方のデザインの奴・・・」
「お兄さま!」
アナは俺の首筋に抱きついてきた、俺の呟きを随分と自分に都合よく解釈したらしい
唇を触れ合わせたい、と思った時に唇が飛んできた、アナの顔、目を閉じて俺に唇を委ねてる
そっと触れた、口の、中、まだ舌を触れるには早いかな?いいかな?きっと許してくれるよね、アナ
アナ、俺のアナ、俺の命、美しい命、抱きしめたい、離さない離さない、離さない、「離して」
仰向けの俺に四つんばいでのしかかった格好のアナは一旦離れ、デコを触れ合わせた、体重がかかる
「お兄さま・・・わたくしはいやらしい女です・・・お願い・・・わたくしに、いけない事を・・・」
俺に出来るかな、まぁ出来るだろ、出来る事ならアナに何でもしてあげたい、まずは・・・
挿れる前のアレコレは不要だった、アナは自分の指で先に始めていた、チュ、チュと液体の音がする
俺のお気に入りのピンサロ嬢、トリエラタンが機嫌のいい時だけ見せてくれるオナニーサービスの時の音だ
キモい音だが、なぜか俺の下半身は凄くアナを欲しくなった、アナ、俺は・・・したい
「わたくしの・・・こんな・・・はしたないカラダでも・・・可愛がっていただけますか・・・?」
下半身にはヘンな感触、アナの右手は液体の垂れる大切な所の周囲をいじっていた、中身は俺担当か
それとは別に左手が、俺の下半身のあたりで何かを探っている、腿を掴んで間違った!って感じで離す
つまり・・・言葉ではイロイロ言ってるが俺の物を捕まえたら有無を言わさず欲しい所に導くつもりか
アナ!これぞアナ!最高だアナ!アナ可愛いよアナ!能登も可愛いよ!、さぁアナ、俺と・・・
823吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/10/08(土) 20:38:51 ID:wnmEoB+T
プリンセス・アナ 第三章 「throne〜玉座〜」(1)

アナの体、星の光をすべて集めた白い体、彗星の髪、宇宙が生まれた瞳、宇宙はすべての星を従える
俺の上で手足とデコを使ってのしかかるアナの両脇を掴んで抱き上げ、事前の準備抜きで中まで貫いた
誓って言うが女のコへのいたわりに欠ける前戯抜きの挿入などした事はない、これからも決してない
「あ・・いっっ!ぃったぁい!あぁっ、ダメ!やっぱりダメ!やめよぉ!ヤダぁ!・・・あぅっ!」
実は女のコを上に乗せるのはあまり得意ではない、上に体重を乗せたままでの快感への献身は難しい
女のコの方でも頑張ってくれたりすると、逆にタイミングのちょっとした違いでスッポ抜けそうになる
それに俺があまり激しく愛すると、上に乗る女のコが振り落とされたり、と見栄のひとつも張ってみる
「はぁっ・・あぐっ・・・つっ・・・ぃたいっ・・・ぃたっ・・・やぁん・・・やめなぃっ!・・・」
アナと俺の場合は、何か勝手が違う、まるで俺の体の動きが増幅して二人の欲しい所に伝わるような
俺の動きにアナが同調してくれる、アナの動きに自然に同調出来る、初めての経験、美しい調和
まるで下半身が自分の脳を経ずに、アナの俺の中間の浮かぶひとつの脊髄につながるような感覚
ひとりで楽しんでるような、二人でひとりの百倍楽しんでるような感覚、俺とアナの美しい調和
そうだ、調和してるんだ、二人の性格、二人の求める所、暑い寒いや食べたいものまで、調和してる
そして二人の時・・・俺とアナの十数年のズレ、同じ時を生きてきた気持ちには・・・俺は、届かない
俺がナデシコとか見てた頃アナは物心つく前で、アナがご近所物語見てた頃、俺はTVを見てなかった
一緒に感じた話が出来ない、元気TVもアナには通じない、アナの見てるナイナイも俺にはもわからない
「あっ・・くぅぅっ・・・ぅんっ!・・・んっ、んっ・・・ふぅぁっ・・・あ、くぅっ!・・はぐっ」
アナは俺が感じてる快感にはまだ届かないらしく、まだ未成熟な体は、声と反応で苦痛ばかり訴える
俺に覆い被さってた体を美しく反らす、俺の手、掌が重なる、アナが導くより先に胸を愛する、薄いな
同じじゃない、俺の十数年の闇は埋まらない、若いアナが時を重ねると、俺はアナより早く朽ちていく
「んぁぁっ・・・ぐっ・・・くっぅぅぅ!・・・・はぁ・・・あぁん!・・・あっ、くぅぅぅ・・・」
アナは痛みの中で、少しづつ愛を重ね快感を得て、女の喜びを知る、その時そばに居るのは俺じゃない
アナは激しく動く、幼い体が快楽を探して激しく動き、俺の体も自然に調和して忠実に動きを速める
「負けて、たまるか」
そんな事耐えられるか、そんなアナを許しても、俺自身を許してたまるか、俺の、命だ、アナは俺だ
俺は調和を破り、今まで意識せず激しく動いてた体を限界の先まで絞り、激しくアナを突き上げた
「はぁっ・・・いたっ!・・・ぃたぃたぃ!・・・やぁん!・・・はぁぁぁん!あぁぁぁん!」
負けて、たまるか、アナに負けて、時間に負けて、たまるか、時間さえ歪めて共有する、アナのために
「はぁぁぁん!・・・ぁっ・・・なにぃ・・・なにかぁ・・・くる・・・んんっ・・・はぁぁぁぁっ!」
アナは苦痛しか感じない経験の中で、快感の入り口に手をかけたが、感じる事の無いまま崩れ落ちた
「負けてたまるか」
負けない、時間は共有できる、時さえ超えられる、アナと一緒なら、これから重ねる未来の共有

彼女が「おジャ魔女」を見ていた頃、間違いなく俺もそれを見ていたから、無印からナイショまで
824吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/10/08(土) 20:39:48 ID:wnmEoB+T
プリンセス・アナ 第三章 「throne〜玉座〜」(2)

「お兄さま、夕べの事は・・・」
「んン・・・」
こういう時に女が言う事は予想がつく、最悪の予想をすればその6割位の事を言う
「夕べはわたくし・・・どうかしてたんです・・・だから・・・ね・・・?」
「んン」
「忘れて・・・下さいますか?」
「んン、んン、」
「よかった・・・もうお兄さまは、わたくしに愛想を尽かされたかと・・・」
「んーン」
「ごめんなさい・・・わたくし・・・ヘタで・・・」
「ん?」
「わたくし、夕べはお兄さまに、この貧相な体をあんなに激しく、優しく愛して頂いたのに
隅々まで可愛がって頂いたのに・・・わたくし、自分が気持ちよくなることばかりで・・・」
「ン・・・」
「ごめんなさい、わたくしじゃ全然気持ちよくなくて、もうお兄さまはわたくしを・・・
お兄さまに嫌われたら・・・わたくし生きててももう・・・いっそお兄さまと一緒に・・・」
「んーン、んーン!」
「ほんとう、ですか?ほんとうに、こんなわたくしでももう一度可愛がって下さいますか?」
「んン!」
「うれしい・・・わたくし次は必ず!一生懸命お兄さまを気持ちよくして・・・だから」
「んン?」
「わたくしを・・・後ろから、獣のように犯してくださいませ・・・今・・・今お願い・・・」

こういう時に女が言う事は予想がつく、最悪の予想をすればその6割位の事を言う
そしてアナはいつも、その最悪の予想のナナメ上をいく

俺とて朝は性器が固くなる、それをアナが見逃すはずはないんだ、朝立ちしたチンコが痛い

「わたくし・・・こんなわたくしのミダラなカラダでも・・・挿れてくださいますか・・・」
そう言いながらアナは勝手に自分の右手で始め、左手で俺を有無を言わさず導こうとする
夕べと何が違うんだろう?コイツは何にどう一生懸命なんだ?、あ、体位か
825吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/10/08(土) 20:40:24 ID:wnmEoB+T
プリンセス・アナ 第三章 「throne〜玉座〜」(3)

日差しの中でアナの体が輝く、すべての陽の光が藁の髪に集う、宇宙の瞳、太陽は常に宇宙に在る
きのうまでよりだいぶ肉感的になった白いヒップを突き出したアナを押さえつけ、性欲を突き刺す
誓って言うが女のコへのいたわりに欠ける前戯抜きの挿入などした事はない、これからも決してない
「んっ・くぅっ・・・いっ・・・ぃた・・・だいじょう、ぶ、うぅっ!・・・もっ・・・んはぁっ」
アナと俺との調和は姿勢を問わず変わらない、小さいおしりをけなげに、しかし俺を逃さず動く
うつぶせで突っ張ってたアナの両手は崩れ落ち、顔と両手を枕に叩きつけ、苦痛に耐えている
「つぅっ・・・ぃたいょ・・・あ・・・ゃめちゃや!・・・はふぅ!・・・はぅっ・・・はぁっ」
実は女のコを後ろから犯すのは結構好きなのだが、上に乗ってするより色々と気遣いが多く、難しい
尻を突き出した女はキレイだ、はしたなく乱れる姿は背中で隠し、うつぶせの胸はウン%増になる
問題は女の脳内映像と異なり、ダラシなく感じる顔は半分見えてて、胸の増量も元手が小額なら知れてる
「はぁ・・はぁふっ・・・はぁふっ・・・はぁふ・・くぅっ・・・はぁん!・・・ぁ・・・はぁん」
顔を枕に隠したと思って安心したアナの声はリズムを刻む、緩んだ口から涎を垂らした横顔は丸見え
今までの均衡を破り、もっと、もっと、と尻を激しく動かす、シーツを破らんばかりに両手を握る
「ぁっ・・・はぁん・・・はぁぁん・・・ぁはぁん・・・あぁぁん・・・ぁんっ・・・あはぁん!」
アナは甘い声を出し、動きに比例してすこしづつ開いてく快楽の門を全力で蹴る、何一つ恐れてない
俺に登ってくる感覚、アナの背中、尻、体の中、欲しい、アナの中で快感が欲しい、いいん、だね
「はぁぁん・・・なにぃこれっ・・・くっ・・はぁっ・・・ぃやっ・・きゃぁぁぁぁぁあ!・・あ・・」
絶頂、アナの肌から匂いのする汗が吹き出た、体が崩れる、少し遅れて俺もアナの中で、花火が咲いた
アナはベッドで横うつぶせになり、俺とアナの体液を垂らした腰をガクっ、ガクっ、と震わせる
俺も隣にゴロンと転がった、アナは痙攣の止まらぬ体で、嘔吐するような荒い息をしている、いい匂い
このまましばらく、と思っていると、アナはこの世の最後のような力を振り絞り、俺に顔を寄せ囁いた
「お兄さま・・・愛しています、アナはこの世に生まれたその時から、お兄さまをお慕いしています」
俺が教授に初めて会った時にアナはもう一才過ぎていたが、その日のために用意した文句を吐くために
精液愛液垂らしながら死にぞこないの力を絞ってガクガク這って来るアナの美しさは、時間軸を超えた
826吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/10/08(土) 20:58:31 ID:wnmEoB+T
プリンセス・アナ 第三章 「throne〜玉座〜」(4)

アメリカ人にしてはマシな事言うヘミングウェイは「思うとおり生きられない人生に何の意味も無い」と言ってた
時にはこの言葉を思い出す事にしている、男の子だからネ

そのまま汚れたベッドの中でうだうだと過ごした、アナは夕べの一夜で女になり、快楽を駆け抜けた
俺にはそれより、若いアナがカタギじゃない真っ昼間のセックスを体験した事の方が重要に思えた

加えて俺の問題だ、忘れていたがアナは11才で小学生、行為だけで手が後ろに回るってのはヤバいな
触法のデパートであるコッポラ教授とどっちが勝ち・・じゃなく軽罪?、幼女姦だ、手札ならジョーカー
教授といえば去年のアイルランドでの「地方における若年者の性的モラルの変化」の現地調査は
素晴らしい経験だった、俺と教授は特定の年齢層に絞った調査対象に、連日連夜取材を重ねたもんだ
日本のおもちゃ量販店で大量購入した「魔法少女着せ替え変身セット」がこれだけ役に立つとは、な
まぁ、なるようになるだろ?猟期無視常習の教授と幼女姦の弟子、カタギじゃない間抜けパートナー
アナの美しさの前には、ってガラでもねぇか、横で安らかな寝息をたてるアナの髪をそっと撫でた

アナの母譲りの藁の髪は昼間、陽の光と化す、乱れ、燃え、踊るアナの太陽は、常にアナの宇宙に在る
真夜中、宇宙を従えたアナの体は星の光となって輝く、彗星の髪は、地球を俺を狂わせる軌道を描く
普段から毛先が官能を顕すように踊る髪のアナはスケベなコか?スケベな俺にお似合いだ、ロリじゃないが
普通じゃない関係、思うとおりに生きよう、俺とアナ、俺達は天使じゃない、俺達はカタギじゃない

俺が無限の可能性を秘めたアナに道筋をつけてしまった事は、これから彼女に償わなきゃならんだろう
アナの可能性・・・えーと、この頭悪そうなイビキをかいて豪快な寝相で二度寝中の間抜けアナの将来
カタギの暮らしは出来ねぇな、ロクなモンにはならねぇな、例えばさ、俺のマスター(主君)とか、さ

俺も少しまどろんだ、目覚めるとアナが居ない、替わりに伝わってくる感触、慣れ親しんだアナの感触
アナは俺の両足を、自分の両手と両足でしっかりと抱え込み、俺の腿を何度も、確めるように噛んでいた
「いなくならない・・・・って」目の縁についた涙の跡を何度も指でふいてやった、アナを確めるように

「アナ・・・起きたか・・・フロ、入る・・・ぞ?」
「ふぇ・・・お、お兄さまがどうしても一緒に入りたいというなら、まぁ、しょうがないですわねフフン」
「・・・入ってくる」
「やぁん!お待ちなさい!」

朝寝とくれば朝風呂だ、朝酒は・・・キミがキミの母のように酒好きになるなら、お手柔らかに頼む
827吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/10/08(土) 20:59:30 ID:wnmEoB+T
プリンセス・アナ 第三章 「throne〜玉座〜」(5)

浜松のコッポラ邸の門から10mチョイ、家や表通りから死角になった所にロータスをそっと停めた
マジ踏みすればミセス・コッポラに「アナタの車は来るのが2キロ先から音でわかる」と言われる

東京を出たのが昼チョイ過ぎ、94分、東名は空いてたが昼間なら百分切れば上出来か
ウチで帰り支度を済ませたアナを近くの駅まで歩いて送ろうと、俺がバッグを持つと、アナはニヤリ
俺からバッグを取り上げた、アナの左手にはいつの間にか俺が厳重に管理してるロータスのキーが
車のラゲッジを勝手に開け、キャリーケースを押しこむと助手席に座り、こちらを見て、再びニヤーリ
「わたくし、三時のおやつはおウチで頂くことにいたします」
3時は、お茶だ

浜松は前来た時から変わらない、ミセス・コッポラの自慢の新築の土地下見に付き合った時だっけ?
途中で原チャリに元気な女児をふたり乗せた少女が豪快に抜いていった、一瞬凄く怖い顔で俺を睨む
浜松の女のコは皆こんなか?とアナに聞こうとしたが、彼女は突然解けたクツ紐をかがんで直してる
アナと別れのあいさつ、口づけ、一回キスしちゃうとダメだった、アナは座席のセンターを乗り越え
「イヤ!このまま東京まで引き返して!それかお兄さまをわたくしの部屋に閉じ込めてずっと・・・」
両肩に手を置くかわりにデコにペンっとしっぺ!目玉の宇宙をのぞきこみ、無言でアナを胸に抱いた
アナは体に回された俺の腕を愛おしげに撫でていたが、ドアを開けると地にしっかり足をつけ、立った
俺も車から出てラゲッジからキャリーケースを出す、こんなに重い、女のおしゃれへの気持ちは逞しい
「お兄さま、大変お世話になりました、アナはこの一週間を一生忘れません、また必ずあたくしと・・」
こちらに深々と頭を下げたアナは威風堂々と胸を張り、宇宙の瞳をニヤリ、ワンピースの腹の辺りを探った
その手には魔法のように・・・いつの間にか俺の手首から抜いたロンジンのダイバーズウォッチが現れた
アナはステンレスのウォッチを指で回しながら俺を見てニヤーリ、としてた顔が・・眉が下がり、瞳が潤む
「また会える日まで・・・約束です、10月になったら、お兄さまと、落ち葉舞う中、甘い夢を・・・」
つまり・・・コイツは俺の次の休暇まで独占するばかりか、秋の学会の日程まで把握してる、つーコトか!
「いいぜ、来いよアナ、東京まで!ロンジンは必ず持ってこい!それまで・・俺の宝物だ、お前のだ!」
「いえ・・・お兄さまを・・・ニッコリ・・・次はこっちに、呼びつけます」
「こっ・・・」
プリンセス・アナは身を翻し、背中を向けたまま美しい仕草で手を振り、顔をこすりながら歩きだした
門を開ける手がバッグと俺から掠め取った時計で塞がってる事に気付き、ロンジンを頭の上にポンと乗せ
ヒョイヒョイとウマくバランスを取りながら門を開ける、俺の視線に気付いているかのようにもう一度、手を振った
ステンレスの冠を載せたカタギじゃない小さなプリンセスは、陽の光の輝きを残し、門の中に消えた

俺は笑いながら、いつもなら高速に乗ってから締めるシートベルトを両肩に通して締めた、動き出す
相変わらず俺は愛すべき仕事で忙しく、したい事は山ほどある、物凄く長生きをしなくちゃならない
アナよりも、長く

プリンセスは輝く冠を戴き玉座を得た、仕える者はプリンセスを灰となるまで守る事を、己が剣に誓う



プリンセス・アナ(完)
828吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/10/08(土) 21:01:16 ID:wnmEoB+T
あとがき

この場を作り、育て、与え、許し、冗長な作品を読んで頂いた皆さんに深く感謝します
縁の無かった文章書きなる趣味を始めたボクに「好きな物でエロを書け」と助言した友人に礼を言います
そしてキャラを無断で盗用し、歪曲妄想させて頂いたばらスィー氏に、感謝とお詫びを申し上げます

作品中に登場するウンチクの類の多くは架空のものです、大学のシステムに関しては3冊で挫折した
森博嗣の小説程度の知識しかなく、ウェールズの歴史の知識も、昔読んだCWニコルの本一冊のみです
小物などの記述に関しても、そういうモノがあるのは事実だけど、詳細はデタラメといった具合です

無くても話の本筋に影響ない車の描写に関しては、ウザいと思われた方も多いかと思われますが
理系で実家住まいのボクと何の接点も無い「俺」がアナをいいようにするのがクヤシくて、現実のボクと
何らかのリンクをつけたく、あえて残しました、読む皆様各々の趣味に置き換えて頂けると幸いです

では、また何か書きますんで、投下に耐えるシロモノが出来たらお伺いしまさ
次に何となく構想してる話では、4+1の苺達が揃い踏みです

シーユー
829名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 21:05:38 ID:BDawBDTu
正直後書きと前書きで萎える。
黙ってろ、とは言わないが長すぎてウザイ。
830名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 21:20:16 ID:GCd/DhGZ
読むのになんか気合いを入れなきゃいけないようだ
もう少し縮めて読みやすくしてくれ
831名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 22:01:48 ID:0jg1mdLt
面白かったよGJ
個人的には、たまには長いのもいいと思うけどな。
832名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 23:57:39 ID:23ZIlPWa
きんもーっ☆
833名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 00:23:01 ID:d9PBgty1
途中途中は良かったが文が長くてつかれた。つーかアナちゃんが随分性格かわってたから…。まあ一種のパラレルワールドと考えて読んだが。
834名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 02:20:41 ID:stiJxOuB
>824はなんだ? 猿轡でも噛まされてるのか?
835名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 05:42:53 ID:pPsBPQp3
気品が高く寂しがり屋のアナが可愛かったよ

アナちんサイコー
836名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 16:50:18 ID:2KExQTQ4
(◕∀◕)
837名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 18:51:13 ID:WWljt0dB
この作品に男との絡みは求めてない俺バルログ
838名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 21:08:37 ID:1mv3n0ub
吝嗇氏へ
単なるエロパロにしとくのは勿体無いくらい、いい作品だと思う。
題名を見てちゃちなファンタジーものかな、なんて思ったんだが
(アナちゃんがどこかの国のお姫さまで、世話役の「俺」が押し倒しちゃってなんとなくハッピーエンド、みたいなよくあるパターン)
そんな俺の貧しい想像をいい意味で裏切ってくれた。オチも「ここでそれをもってきたか!」って思ったし。

読み手を選ぶ文体かもしれんが、俺はかなり好きだ。
表現のひとつひとつが活き活きしていて、センスがいい。
「俺」の独白は少し長すぎたような気もしたけど、読んでいて頷ける部分はいろいろあった。
アナちゃんがどう思ってるかがもう少し描かれていたらな〜、って思ったけど、それもまあいいや。

これからもガンガレ

追記 辞書を引くまでHNが読めなかったことはここだけの秘密だ
839もう秋だ ◆phWHeXxENc :2005/10/10(月) 03:40:44 ID:Dh/M2yRt
書き上げた物が飛んだorz
…すいませんごめんなさい…今晩投稿予定でしたが、ドラブル発生
の為、延期になりそうです…。

一応、脳内バックアップは無事のため、思い出しながら書き上げ中。
鬱だ…回線切って以下略…orz



吝嗇さん
ナイスでしたよ〜。
むしろ、なんかインスピレーションを受けたような気がしますぞえ。
こういうのも有りだなぁ…物凄く勉強になりました〜。

GJっした!
840吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/10/10(月) 18:25:11 ID:AKJUgBOz
感激です、ボクの恥ずかしい作品が、無かったものとして流されると思いきや
後の糧となる真摯な指摘の数々、皆優しいナァ・・・

>838氏
ありがたいお言葉、多謝です、正直、褒められると単純に奮起しちゃいますんで
>アナちゃんがどこかの国のお姫さまで、世話役の「俺」が
今、この一文に強烈なインスピレーションを受け短編を一本書いちゃったので、下に貼りま〜す
副題を辞書を写しながら書いて「castle」を「casle」と書き間違えたのは内緒です

もう秋だ、氏
遂に神からのお声がかり、嬉れスィー、新作で抜くのを楽しみにしております


では、一話完結のもう一つのプリンセス・アナ、SSっつーより台本なんで読み流して下さい
841吝嗇 ◆G.VR4wY7XY :2005/10/10(月) 18:26:06 ID:AKJUgBOz
プリンセス・アナ

「ある時代のある国の、ある王室の物語」

アナ 「笹塚、笹塚はおらぬか?あれをもってまいれ」
笹塚 「はっ、姫様、ここに・・・」
アナ 「ありがと、(バサッ)、ふぅ、朝はやっぱりスポニチね、わたくしの格に相応しいっていうか、
   わたくしが東スポなんて読んでたら知性が疑われますわ、他の貴婦人方に何を言われることか・・・
   あらアナ皇女、夕刊紙の東スポなんか読んで、きっと今日もザ・ワイドまで寝てらっしゃったのよ
   しかも中記事付き、駅で買った奴だわ、そんなに「巨砲(キャノン)再び)の連載とか読みたいのかしら
   ・・・なんて言われたら、皇女の沽券にかかわりますわ、あぁわたくしも早く父王のように
   ナイタイが似合うレディになりたいわ」
笹塚 「三行広告、無くなるらしいですね・・・」
アナ 「ふぅ(バサッ)東京湾では30センチ級のクロダイが・・・ってそれは後にして、あぁスポニチはTV欄が
   充実してて好きだわ、あら、笹塚、ご覧、また杉田が!あの杉田が!まぁいやですわ、杉田よ」
笹塚 「結局アレになっちゃいましたからねぇ、杉田さん」
アナ 「大体あの婚約者が既にアレなのよ、何あの写真?わたくし新しい拉致被害者かとおもいましたわ
    それに杉田も、何が『エッチの時は呼び捨てで〜す』よ・・・ところで・・・えっちって、何?」
笹塚 マタカヨ「えーと、将来姫様がお世継ぎを作る時に必要なことで、若きうちににやるのは下賎な行為で」
アナ 「あ、わたくし開かれた王室、M開脚王室を目指してますの、そういった下賎の娯楽もまた一興よ」
笹塚 「ハイハイ・・・じゃあ今日は、いや今日もですね『えっち』について私めがご教授させて頂きます
   昨日の応用ということで「孔雀」です、昨日のご学業で使用になられた教材は持っておいでですか」
アナ 「ええ!喪服ですね!すぐに準備させますわ!あの、笹塚、このザフトの士官服は・・・」
笹塚 「アズラエルは明日にいたしましょう」

アナ 「あぁっ・・・笹塚ぁ・・・わたくし・・・今・・・孔雀みたい?秋吉みたい?・・あひゃぁぁ!」
    笹塚・・・アナタも・・・津川雅彦みたいだわぁ・・・あふぁぁん!」
笹塚 「船越栄一郎って・・・なんであんな肉玉が人気あるんだろ・・・・」
  
 
プリンセス・アナ(完)
842838:2005/10/10(月) 19:51:35 ID:9k9bdbsU
>>841
ワラタ
最近スポニチ読んでないからよくわからんが、伸姉ならたぶんこうツッコむだろう。
「詳しいな……っていうか何もかもが違う!」
喪服は萌えるなぁ……そんなこと考えてると俺まで何か書きたくなってきちゃったよ。
843名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 23:02:44 ID:x7esEDWP
>>841
「アナ・コッポラ、フリーダム、イきます!」
「笹塚…、ジャスティス出る!」
ドピュ!
844mrstick13@hotmail.com:2005/10/10(月) 23:24:03 ID:RvtAvPEw
ウザイ、消えろや。
845名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 10:26:19 ID:pdboePTi
>>844
はいはいコッポラコッポラ
846名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 11:05:47 ID:ba/NJPfc
>>841
ハゲワロス!クダラネー

>「孔雀」
渡辺淳一ネタかよ!このスレでわかる奴いんのか?

つーかあやまれ!色々あやまれ!特に船越に
847刻の雫:2005/10/11(火) 18:40:11 ID:pI+Oocwj
前に射精大会の中盤、、東京でのアナちゃん、アナ×千佳、アナ×美羽を書いたものですが、次の作品にゴスロリ衣装を出したいんですがどのキャラを絡ませればいいと思います?
848名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 19:20:01 ID:DQWcCmz1
ゴスロリ伸姉希望
849名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 20:06:14 ID:ba/NJPfc
千佳かな?、いや、逆に
850名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 23:26:48 ID:onxGn0VG
千佳かなぁ。
どうせ似合わないからネタにしてからかおうと思って、
嫌がる千佳に伸姉が無理矢理に着せてみたら、
意外と似合ってて、ときめいてしまうとか。
851名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 23:30:12 ID:qXqMQNW+
じゃあ千佳と美羽で
852名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 23:43:17 ID:spHUlI2c
オマイラ…ゴスロリだぞ!なら、笹塚しかいないじゃないか!

















…ゴメンナサイ、4巻のお爺さんがいいです。
853名無しさん@ピンキー:2005/10/12(水) 00:47:38 ID:LIjSna4g
妹達は普通過ぎるからここは伸恵で一つ。


いいように遊ばれてしまえばいいよ。
854もう秋だ ◆phWHeXxENc :2005/10/12(水) 08:22:56 ID:bEUqPkVG
出かける前にコッソリ投下。
急ピッチで書き直したためか、誤字脱字チェックしてない僕が居る…orz
そんなわけで、お待たせしました。(誰も待っていない?)

僕の新作を投下させて貰いまーっ!
気が向いたら読んでください〜。
855もう秋だ ◆phWHeXxENc :2005/10/12(水) 08:23:26 ID:bEUqPkVG
「いってきまーす」
勢いよく玄関の扉を開け、妹が脱兎のごとく走っていく。
朝っぱらから元気があって、少し羨ましいかもしれない。
走っていく妹の後ろ姿を見ていると、自分が年寄りに思えてきた。
「おう、気をつけて行けよ〜。」
千佳を見送ると伸恵は、大きなあくびをしつつ二階への階段を上っていく。
「もう一眠り…」そう呟いた矢先のことだ。
千佳の部屋から、何か得体の知れない物音がしたような気がする。
先ほど伸恵は、確かに千佳が学校へ行くのを見送った。
つまり、中にいるのは不審者か…やっぱり不審者である。
「あ〜、め…めんどくせぇなぁ…。」
ソ〜っと千佳の部屋の扉を開け中を覗く。
「ん〜…誰もいないな…。」
隙間から千佳の部屋を窺う、当たり前だが誰もいない。
当然と言っては当然だろう。
何せ、千佳達のような小学生共は登校している時間帯だ。
この時間に家にいるのは、講義が休みor昼からな伸恵だけである。
「ほーら、やっぱり気のせいだ。」
慎重に確認した後に、勢いよく扉を開ける。

「無駄に神経を使ってしまった…ったく…。」
伸恵は千佳のベットに腰掛けると、そのまま煙草を取り出した。
軽く一服、そう思ってくわえた煙草に火を受けようとした瞬間…。
「…………ちゃ。」
不意に声が聞こえた。
辺りを見回すが誰もいない。
「誰!?」
声を張り上げて伸恵は立ち上がった。
再度周りを確認するが、いくら確認しても誰もいるはずがない。
空耳?…そう思った瞬間に、力無く「タスケテ…。」とゆう声が響いた。
空耳じゃない、今は確かに聞こえた。
伸恵は恐怖を感じた。
「伸…恵…お姉…ちゃん………タス…ケテ…。」
「ひっ…い…イヤァァァァ!?」
思わずその場にしゃがみ込んでしまう。
自分以外の誰もいない家、「タスケテ…」と自分の名前を呼ぶ声。
リアルに恐怖を感じる要素としては、かなり高いかもしれない。
心霊番組等には、恐怖を微塵とも感じない伸恵が心底怖いと感じた。
この部屋は危険と感じ取ったのか、伸恵はゆっくりと後退り部屋から
出ていこうとする。
856もう秋だ ◆phWHeXxENc :2005/10/12(水) 08:24:20 ID:bEUqPkVG
「伸恵おねぇちゃ〜ん…マジで助けてぇ……。」
「ひぃ!?………って…え?」
千佳の部屋から出ようとした瞬間に聞こえた声は、誰かに似ていた。
いや、そもそも部屋の中からの声じゃない。
伸恵が耳を澄ますと、窓の向こうからその声は聞こえてくる。
恐る恐るカーテンを開け、隙間から窓の外を見る。
美羽の部屋の窓が空いていた。
視線を下の方へ向けると、普段はツインテールの女の子がパジャマ姿で
屋根から落ちそうになってる。
必死にぶら下がっているのか、顔が真っ赤だ。
「はぁ、美羽の悪戯か。」
伸恵はホッと胸を撫で下ろした。
それと同時に、無性に怒りがこみ上げてくる。
カーテンを閉め、シカトを決め込もうと決心した。
乱暴に千佳のベットに腰掛けて、先ほど放置した煙草をくわえる。
ブツブツと文句を言いながら、ライターを手に取った瞬間…。
「うぎゃぁ!?」
ドスンバタン…。
窓の向こうから叫び声と共に、痛そうな音が聞こえてきた。
伸恵は慌てて窓を開けるが、そこに美羽の姿はない。
「マジか…洒落になってねーぞ!?」
玄関から表へ出ると、美羽が庭で倒れていた。

「美羽!…おい!美羽!」
伸恵は美羽を抱きかかえると、千佳の部屋まで運んだ。
ベットに寝かせ、ひっきりなしに美羽の名前を呼ぶ。
「ん…あ……………あれ?伸恵お姉ちゃん?。」
美羽が目を覚ましたのを見て、伸恵は安堵の溜息を付いた。
その目尻にはうっすらと涙が浮かんでいる。
「あれ?伸恵お姉ちゃん泣いてんの?」
今まで気絶していたとは思えないくらいの、トーンの高い声で美羽が言った。
表情には「イイモノ見ちゃった。」感が浮かんでいるのが気にくわない。
伸恵は美羽の身体を無言で抱きしめた。
突然の伸恵の行動に、美羽は不覚にも少しだけドキっと緊張してしまった。
「美羽…あのな…。」
伸恵の重い口調に、身体が硬直する。
伸恵の吐息を耳元で感じ始めた瞬間、緊張は一気にピークへと達した。
『殺され…』そう感じた直後、伸恵の両の腕に力が入るのを美羽は感じ取った。
「本っ気で心配させやがってぇ!」
「ぐえぇぇぇぇ!?伸恵お姉ちゃんギブ!ギブ!…ぐえ…。」
変形のギロチンチョークが美羽の喉に食い込む。
手加減はしているのだろうが、美羽の体力を奪うのには十分だ。
ふと伸恵は、美羽の異常な体温に気が付く。
857もう秋だ ◆phWHeXxENc :2005/10/12(水) 08:24:53 ID:bEUqPkVG
「うわ…ひでぇ熱。」
美羽のおでこに自分の額をくっつけてみると、熱発しているのが感じ取れる。
この時間帯に美羽が居る理由が解った。
千佳を送り出すときに美羽の姿が見えなかったということに、伸恵は今頃気が付く。
この時間だと、美羽の両親も仕事に行っているのだろう。
伸恵は溜息を付くと、美羽を千佳のベットに寝かせた。
「ったく、風邪なら風邪と言えよな。」
悪態を付きながらも、伸恵は美羽の頭を撫でてあげた。
内心、さっき助けなかったことを後悔している。
懺悔をしているかのように、伸恵は美羽のあたまを何度も撫でた。
「えへへ…。」
美羽はね何となくだが照れくさくなった。
思わず照れ笑いを浮かべてしまう。
伸恵に頭を撫でられることが、美羽に幸せに感じさせていた。
最近の伸恵は、アナちゃんと茉莉ちゃんを中心に可愛がる。
その様子に美羽は、疎外感すら感じていたかもしれない。
久々に伸恵を独占できるこの状況は、美羽にとって嬉しかった。
「ほんじゃ、氷枕とタオルを持ってくっから、おとなしくしてろよ。」
伸恵は美羽にそう告げると、台所へ下りていった。
手際が良いとは言えないが、氷枕を準備する。
片手間ながら、残りの御飯で『お粥』なる物も拵えてみた。
自慢じゃないが、昔から家庭科の成績は下から数えた方が早い。
味の保証はしかねるが、まぁ無いよりはマシだろうと伸恵は思っていた。

「う…マズー。」
美羽のしかめっ面が、伸恵の視覚に飛び込んできた。
先程も述べたが、家庭科は苦手だ。
しかし、ここまであからさまに不味いと言わなくても良いのではないか。
伸恵は少しだけ苦笑いを浮かべていた。
「ほほう…この伸恵様が作ってやったのを不味いとは良い度胸だ。
 んじゃ返せ、私が食べる。」
美羽から『お粥』を取り上げようとしたが、「イヤ〜」と言って渡そうとしない。
伸恵は軽く溜息を付いたが、ヤレヤレとゆう表情を浮かべながらも満更でもない
気分に軽く浸っていた。
「ねぇ、伸恵お姉ちゃん。」
お粥を平らげた美羽が、伸恵に話しかけた。
表情を見ると少しだけ暗いような気もするが、風邪で気分が優れないだけだろう。
伸恵は、再び美羽のおでこに自分の額をくっつける。
やはり熱は下がっていなかった。
「美羽、病院行くか?」
伸恵の問いかけに美羽は首を横に振った。
「それよりさ、伸恵…お姉ちゃん…。」
そう言えば、美羽は何かを言おうとしていたのに気が付くと、伸恵は「なぁに?」と
少しだけ優しい口調で返事をした。
「キス…して。」
858もう秋だ ◆phWHeXxENc :2005/10/12(水) 08:25:26 ID:bEUqPkVG
ゴン…。
美羽の予想外の言動に、身体が勝手に反応した。
伸恵のゲンコツが美羽の頭を直撃する。
結構痛かったのだろう、美羽は頭を抱え込みつつ唸っている。
「ったく、あんまり変な冗談言ってると看病してやんねーぞ。」
美羽は頭を起こすと、少しだけ膨れっ面になっていた。
「む〜、冗談程度で殴ること無いだろ〜。」
伸恵は、美羽の膨れっ面に少しだけ笑いそうになった。
「で、本当の用件は何?」
美羽の抗議に、伸恵は耳を貸すつもりは微塵もなかった。
さっさと話を進めようとする伸恵を見て、美羽は少しだけ悔しい気分になったが、
これ以上の抗議は、伸恵の機嫌を損ねかねない。
気を取り直して、用件を言うことにした。
「あのね………。」
美羽の態度が変化したことに、伸恵は気が付いた。
まだ冗談を言うつもりかとも思ったが、雰囲気が少し違う。
美羽の『はにかんだ』感じの表情が少しだけ愛らしく感じた。
「頭………もう一回撫でて欲しいなーって………。」
伸恵は一瞬だけ思考が止まった。
次の瞬間に「また冗談か…。」と言うところだったが、美羽のモジモジした表情を
見る限り、冗談で言っている訳じゃないとゆうことに気が付いた。

伸恵は微笑むと、美羽を寝かせて頭に手を添え優しく撫で下ろす。
「いつから、こんな甘えん坊になったのかなぁ。」
伸恵は、ちょっと意地悪っぽい口調で美羽に話しかける。
しかし、美羽はお構いなしだ。
伸恵に優しく接されているのが、よほど嬉しいのだろう。
その表情には、安堵の色が浮かんでいる。
伸恵は、そんな美羽の表情を見て思わず「コイツ…こんなに可愛かったっけ?」と
考えてしまったが、気のせいだと思いこむことにした。
「だってさ…伸恵お姉ちゃんとさ…こんなして…話すのって久しぶりだしさ……。
 いつもは…ちぃちゃん、アナちゃん…茉…莉ちゃん…の事…ばかり………すぅ…。」
伸恵の手の感覚が心地よかったのか、何かを言いかけたまま美羽は夢の世界へと旅だった。
伸恵は美羽を優しく撫でながら、少し考えさせられていた。
「やっぱり…私、コイツにちょっと厳しく当たっていたかな………。」
今朝のことも含めて、伸恵は少し罪悪感に襲われた。
前にも似たようなことがあった。
少しは気を遣うつもりで居たのに、全然ダメだったらしい。
自分の成長の無さに、少しだけ溜息が出る。
「コイツも一人っ子だからなぁ、寂しいって解っているのに…。」
859もう秋だ ◆phWHeXxENc :2005/10/12(水) 08:26:00 ID:bEUqPkVG
美羽の氷枕を変えたりしている間に、時計はお昼を過ぎてる時間を指していた。
やはり、ある一定以上働いていると時間の流れは速く感じるらしい。
伸恵は背伸びをすると、軽く食事を取るために台所へ下りていこうとした。
「ん…おねぇちゃん?」
扉を開けて部屋から出ようとした瞬間、美羽が目を覚ましたらしい。
寝惚け眼ながら「どこ行くの?…」と小動物染みた目で見ている。
伸恵は軽く苦笑いを浮かべると、扉を閉めて美羽の隣へ座った。
「美羽、お腹空いた?」
伸恵の問いかけに、美羽は首を横に振る。
風邪&起きたばっかりの状態では、流石の美羽も食欲はないらしい。
自分だけ食べて風邪の美羽を放っておくのは、少し忍びない。
伸恵は昼食を諦めることにした。
気持ちを入れ替えると、伸恵は美羽の体温を測ろうと額に手を伸ばす。
美羽に触れた瞬間、体温よりも発汗によって服が濡れているのが気になる。
「あ〜…すげぇ汗かいてるなぁ、千佳のパジャマで悪いが着替ろな。」
伸恵は、千佳のタンスから未使用のパジャマを取り出すと美羽に手渡す。
まだ回復していないのだろう、フラフラな手付きで着替えようとする美羽をみて、
伸恵は軽く溜息を付いた。
「美羽、私が着替えさせてやろうか?」
美羽は、伸恵の一言に何故か顔が赤くなった。
「え…いや、なんか伸恵お姉ちゃんに悪い気がするし。
 えっと…変な事しない?」

「しっかし、風邪引きはやっぱり汗かくなぁ…。」
伸恵は、美羽の身体をタオルで優しく拭いてあげていた。
思った以上に汗で濡れているのを見ると、美羽の体温は予想以上に高かったらしい。
それにしても、先ほどから美羽が思った以上におとなしい。
もう少し「くすぐったい〜」とか言って暴れるかと思っていたのだが、拍子抜けだ。
「美羽、まだ気分が悪いの?」
伸恵の問いかけに、美羽は赤い顔で伸恵を見た。
本気で恥ずかしがっている顔だった。
「だってぇ、恥ずかしいじゃんかよぉ…。」
伸恵は、美羽の泣きそうな声に思わず胸がキュンとしてしまった。
しかし、よく考えると伸恵は【前回風邪をひいた】ときにその散々恥ずかしいことを
やられていたのを思い出す。
そう考えると、伸恵の中の悪魔が目を覚ました。
「大丈夫、だってオマエ『保健体育』の授業大好きじゃん。」
「な!?」
美羽の顔から血の気が引いた。
引きつった笑いを浮かべつつ、伸恵の顔を窺ってみる。
親友の姉であり、美羽の好きな隣のお姉ちゃんが一瞬魔女に見えた気がした。
伸恵は、美羽の体を拭く動きを単調な動きから変えた。
「ひぁっ!?」
擽られている感覚と同時に、別の感覚が美羽を襲い始めた。
860もう秋だ ◆phWHeXxENc :2005/10/12(水) 08:27:04 ID:bEUqPkVG
「ひぁ……きゃうん…。」
美羽は、伸恵の一つ一つの動きに過敏に反応する。
「あ…やぁだぁ…伸…恵おねえ……ちゃぁん…くすぐったいよぉ…。」
美羽の弱点らしき場所を伸恵は手探りで開拓する。
美羽にとって伸恵のその行為は、天国と地獄が同時に襲いかか来るような物である。
擽られるのに異常に弱く、敏感な感覚を持っている美羽にとっては拷問に等しい。
「やぁん!お姉ちゃん…やぁめてよぉ!」
必死になって抵抗する美羽を伸恵は後ろから羽交い締めするように押さえ込む。
まな板の鯉とはこの事かもしれない、美羽は身動きが取れなかった。
「だ〜め、保健体育の授業って言ったろ?」
伸恵は悪魔的な笑みを浮かべた後、美羽の首筋にそっと唇を添えた。
短く舌を出して、美羽の唇へと這わしていく。
経験のない刺激に、美羽は身を捩らせる。
擽られている感覚だけじゃない、もっと別の感覚が美羽を包み込んでいった。
「ひ…あ…伸恵おねえちゃぁん………あん………ん…。」
伸恵は美羽の唇に自分の唇を重ねる。
伸恵はどん欲に美羽の唇を奪った。
ふと、美羽の目尻から涙が流れているのに気が付く。
『…やりすぎたか…』そう思うと、伸恵は美羽の唇を解放した。
俯いている美羽の顔を伸恵はゆっくりとのぞき込む。
その瞬間、伸恵は不意を付かれた。

「ん!?」
美羽は勢いよく伸恵にキスをしてきた。
むしろ、勢い余って互いの前歯がぶつかる。
脳天に響く痛みに、しばらく互いが悶え苦しんだ。
「おまっ、なにすん………。」
「伸恵お姉ちゃんのアホー!バカァ!」
美羽を問いつめようとした瞬間、伸恵は一喝されてしまった。
むしろ、何がアホで何がバカァなのか理解に苦しむ。
理由を聞こうとしたが、美羽の泣き顔を見ると言葉が詰まる。
「その…ごめん美羽…やりすぎた。」
今の伸恵には、何を言っていいのか解らなかった。
美羽の表情を見る限り、嘘泣きや何かを狙っている訳じゃない。
伸恵は美羽を抱き寄せた。
「こうゆうのは…好きな人じゃないとやっちゃいけないんだよ…。」
美羽が小声で呟いた言葉が、伸恵の心を打った。
「美羽だって、前に私に…その…アレしたじゃん。」
『卑怯だ…』伸恵は己の言葉に嫌悪感を覚えた。
美羽の行為を出して、自分を正当化しようとしている。
言葉を発した瞬間、伸恵は思わず美羽から顔を背けてしまった。
伸恵に抱き寄せられたまま、美羽が呟く。
「私は…いいんだもん…。」
「え?」
861もう秋だ ◆phWHeXxENc :2005/10/12(水) 08:27:41 ID:bEUqPkVG
美羽は伸恵を真っ直ぐ見つめた。
「私…伸恵お姉ちゃん好きだもん!
 伸恵お姉ちゃんがアナちゃんや茉莉ちゃんばっかりでもさ!
 私…ビリでも…伸恵お姉ちゃん…好きだ…もん…だから……。」
美羽は再び伸恵に抱きつき顔を埋めた。
必死に声を押し殺そうとしているが、泣き声が漏れてくる。
伸恵はハンカチを取り出すと、美羽の顔を優しく拭った。
「美羽…私はな、オマエ等を順位付けしたことないよ。」
伸恵の言葉に美羽が顔を上げる。
真剣な表情で見つめる伸恵が、目に飛び込んできた。
「ちぃやアナちゃんや茉莉ちゃんと同じくらいに、美羽も大事だと思ってる。
 大好きだと思ってるよ。」
言い訳や自己弁護の類と捉えられてもかまわない。
伸恵は、普段は見せない本心を美羽にさらけ出した。
「ほん…と?」
「本当。」
「嘘じゃない?」
「嘘じゃないよ。」
先程の乱暴さとは正反対に、伸恵は優しく美羽の唇にキスをした。

伸恵は美羽の、美羽は伸恵の想いを互いに受け入れた。
『自分が疎外されているわけじゃない』それが解っただけでも、美羽は幸せを感じていた。
「伸恵お姉ちゃん………もっとしていいよ…。」
恥じらいを込めた表情で、美羽は伸恵を求めた。
その瞳には、期待と不安が混ざっている。
伸恵は美羽のおでこに軽く口づけをすると、美羽を愛撫し始めた。
先程の感覚とは何もかもが別物に感じる。
興味本位や悪戯じゃなく、伸恵の本心が伝わってくる。
「美羽、可愛いよ。」
美羽の膨らみかけの胸、その乳首を伸恵は口で刺激を与え始める。
伸恵の動きに、美羽はビクンと反応する。
今までの感覚じゃない、大きな波がのような刺激に思わず声が出そうになった。
伸恵は軽く微笑を浮かべると、右手を美羽のパンツへ滑らす。
「やっ!だめ!伸恵お姉…………ちゃ………ん!?……あ……ひっ!?」
パンツの上から軽く美羽の中心を擦ってみる。
女の子部分が湿っているのを感じると、伸恵は美羽の耳元で囁いた。
「美羽、感じているでしょ?…」
恥ずかしいのか、美羽は何かを堪えるような表情で顔を背ける。
その様子を見て伸恵が淫靡な表情で微笑んだ。
無理矢理に美羽の顔を向かせると、濃厚にキスをする。
美羽は伸恵の絡めてくる舌に応戦するかのように、ぎこちなく自分の舌を絡める。
伸恵自身も感じ始めていた。
862もう秋だ ◆phWHeXxENc
「ん…あ……もっと…お姉ちゃ…ん…はぁ。」
美羽は、自分の女の子の部分に触れている伸恵の手に重ねるように、自分の手を添えた。
もっと…もっと伸恵お姉ちゃんに触れてほしい。
伸恵お姉ちゃんを感じたい。
伸恵を誘導するかのように、美羽は自分のパンツの隙間から直に触れさせる。
更に激しい感覚が、美羽の中に流れ込んだ。
伸恵は、美羽の女の子の部分を人差し指で弄ぶ。
小さな真珠を親指で弄りつつ、人差し指の第一関節までを美羽の中へ滑らした。
ネットリとした肉の壁、高めの体温が伸恵に伝わってくる。
「美羽……凄く暖かい…ん…私も変な気分に…。」
虚ろな快感の中、美羽は伸恵の息遣いが荒くなっているのが感じ取れた。
「い…あ…のぶ…え…お姉ちゃん?」
伸恵は美羽の手を取ると、自分の蜜壺へ添えさせる。
ショーツを着けているにもかかわらず、伸恵の愛液が美羽の手を濡らした。
「ん…美羽……私も美羽と一緒に感じたい……な。」
美羽は頷くと、ショーツ越しに伸恵の蜜壺を弄り始めた。
押さえていた自分自身への快楽が、伸恵に一気に解放される。
『妹の幼なじみ』との行為に及ぶ。
そういった背徳感も重なって、伸恵は普段一人でするときより強く感じ始めた。
がしかし、伸恵にとっては運が悪かったのだろうか。
「ひぁっ!あっ!…伸恵おねえ…お姉ちゃん!お姉ちゃん!…っきゃ…うぅん…ん…。」
美羽の身体が急に大きく震える。
美羽の中に入れている伸恵の指が、強く締め付けられた。
そう、美羽は絶頂を迎えてしまったのだ。
「はぁ!?…美羽?……え?……うそん…。」

伸恵は思考が真っ白になった感じだ。
伸恵自身がノリ始めてきたときに、当の美羽が先に絶頂を迎えてしまった。
この気持ちをどこへぶつけていいのか解らない。
「欲求不満が溜まるじゃねーかよぉ…。」
オナニーに及ぶには、あまりにも情けないこの状況に対して、伸恵は少し泣きそうだった。
一方の美羽は、絶頂を迎えたショックからか余韻に浸った顔で意識が飛んでいる。
観念した伸恵は、美羽に千佳のパジャマを着せ整えるとお風呂場へ下りていく。
仕方がないが、湧き上がった欲求は解消しないと気が狂いそうになる。
伸恵はシャワーを全開にして音を消すと、その場で自分を慰め始めた。
「んぁ………ん…我ながら……なんというか…んぁ……。」
先程まで美羽の中に入っていた指を自分の蜜壺へ這わす。
シャワーを浴びながらの行為なはずなのに、おあずけを受けた蜜壺から愛液が溢れ出ているのが
伸恵自身の指から感じ取れていた。
「ひ…あん………美羽…あ…………み…う…。」
美羽の名前を連呼した。
美羽の笑顔、怒り顔、泣き顔、そして感じているときの表情が脳裏から鮮明に再生された。
「あ…っくぅ…だめ…もう……んあ…あっ…やっイク…あっ…うぁっ!」
その場で伸恵は膝が崩れた。
控えめにイッたのだろう、座り込み肩で息をしていた。
「情けねー…。」