ジブリ、宮崎、高畑作品のエロSS総合 第3章

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778ドロロのノウズイI:2007/02/23(金) 21:24:27 ID:HY7KIE3A

やけに彼の頭は冷静だった。何故かは自分でもわからない。
彼女のその割れた頭を舐めてみた。
怪我をしたとき、傷を舐めるとその傷が早く癒えるのを彼は経験していたからだ。
だがやはり割れた頭は元に戻らず彼女も動かず
代わりに口の中が鉄臭くなるだけだった。
すると頭のどこかから声がしてきた。




クッテシマエ
ヒトツニナッテシマエ





ハクの中で何かが吹っ切れた。





779ドロロのノウズイI:2007/02/23(金) 21:25:10 ID:HY7KIE3A










涙が止まらなかった。
体を傷つけないように注意して彼女を丸呑みにした。
だが一緒になったという実感は湧かず、むしろ凄まじい罪悪感に襲われた

人喰い

今の自分にぴったりだ
ハクはそう思うと一声高く叫び、
いつの間にか暗くなった空へと飛んでいった。

どこへいったのか誰も知る術はない。







          『結構良い人だったから恋してあげてもよかった、
           結構良い人だったから好きになってもよかったけどね』



781名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 21:30:48 ID:Rr2gS4lY
テラキモス
782765:2007/02/23(金) 21:33:19 ID:HY7KIE3A
少女と竜の悲劇の恋話はこれにておしまい。
なお、このSSの他にも完成が3つと
書きかけが1つストックされている。
といってもエロ度は全くない
いわばノーマルタイプ物だが、
果たして投下してもよろしいかどうか。
意見があるまでとりあえず待機。
783名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 22:32:46 ID:io8/tlxJ
脳髄orz

しかし文の感じは好きだノーマルなのも見てみたいにゃ〜
784名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 23:20:50 ID:KvMWJc1x

テルータソとサンタソと朝までネトーリと愛し合いまくりたい。。。

785名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 13:20:47 ID:kN31n6gt
圧縮による落ち防止。ほしゅほしゅ。

>>782
自分はグロは本当に勘弁…。注意書きすれば投下自体はおkだとは思うけど。
ノーマルなら見てみたい。とりあえずシータパズー希望!!!

でもやっぱエロが読みたいな(´・ω・`)
自分もなんかがんばってみる。書けたら戻ってくるので
『しばし待たれよ』。
786名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 19:24:39 ID:wQzzJ15W
>>785wktkしながら待ってます。

つられてなんだけど、スレ活性化の為に自分もなんか書いてみます。
文才無いからあんまり期待はしないでね。
787765:2007/02/24(土) 22:15:10 ID:3/0jJ9O+
>>785
ごめん、ジブリのSSはハク×センしか書けない。
誰か別の人にお願いしてほしい。
>>786
こういう風に自分のSSがきっかけとなって
SSを書こうって言う人が出てくるとものすごくうれしい。
プライベートライアンのワンシーンにあった
「野郎ども!俺のケツについて来い!!」を思い出す。
788名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 00:49:37 ID:Nr008y/j
>>782
誘い受けうざい
投下しないで結構
789名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 01:49:39 ID:YkopNIQx
いいじゃん過疎ってるんだし
がんがん投下してくれ
790名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 17:02:23 ID:s7TvFK7l
職人さん達ガンガレ(・∀・)!
791名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 00:33:44 ID:4weeqvSH
楽しみ。

ほしゅ
792名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 09:30:03 ID:qOoO2lti
ハウルスレ落ちてるみたいなんだが、こっちに統合でいいのか?
793名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 17:24:03 ID:o0qn6xAK
>>782投下たのんだ・・!
794名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 20:15:40 ID:kMaZzyzs
>>792
お帰りハウル組。
落ちたならこっちで投下でいいんじゃないのかなーなんて自分は思うけど。

そして765のケツについて来た785、投下いっきまーす。
魔女の宅急便で、内容は『キキ十八歳、トンボとの青い初体験編』。
AVみたいなタイトルでごめん。

とりあえず書けたとこまでなんでまだエロなし。

一応↓が注意というか前提。
・微妙に原作とのちゃんぽん。
・ただしキャラの基本的な性格、容姿は映画に準拠。
・ジジは『映画本編終了後もキキと喋れるよ、あのにゃおーんは人前だったからだよ』派

もしも間違い勘違いあったら指摘よろしく。
795キキ十八歳:2007/02/27(火) 20:16:14 ID:kMaZzyzs

海の近くのコリコの街では、吹き抜ける風に時折さわやかな潮の香りが混じる。
それは既にキキにとって身になじんだものになっていた。
何故ならそれだけの歳月を彼女はこの街で過ごしてきたのだから。
――キキは、生まれて十八年目の歳をコリコの街で過ごしていた。

キキはトンボと連れだって歩きながら、彼と会話を交わしていた。
自らが改造した自転車をカラカラ音をさせながら引いているトンボは、
最近ずいぶんと背が伸びてきて、一緒に話をするには、キキは彼の顔を
見上げなくてはならないようになっていた。

もちろんキキも、過ぎた年月の分その姿を変えている。
髪が背中まで伸び、手足がすらりと長くなった。
そして全体的に女らしい丸みが出てき始めていた。
彼女としては胸元のボリュームがもう少しあっても、と思わないではなかったが。

「……やっぱりさ、中央の学校は違うよ。授業の一環で作成した
飛行模型の設計図を見せてもらったんだけどこれがすごいんだ。
まだ学生が作った物だっていうのに新しい技術が使われててね……」
見た目は多少変わったものの、今だその中身は昔の飛行機少年のままの
トンボは、眼鏡の奥の瞳をきらきらさせながら言った。
キキはそれを聞きながらふんふんとうなずいている。
796キキ十八歳:2007/02/27(火) 20:17:02 ID:kMaZzyzs

その反応に勢いを得て、トンボは段々と新型エンジンの話やら、
飛行機の翼型の変遷にまで話を発展させていった。

ある程度からはキキにとって理解できない技術の話になっていたが
彼女は魔女として『空を飛ぶこと』についての興味がある。
そのため、魔法を使わずとも空を飛ぶ事が可能になるかもしれない
トンボの話はキキにとっても興味深いものであった。

彼と並んで歩きながら共通の話題で盛り上がっていると、キキは胸の奥から何か
幸せな暖かさが湧いてくるのを感じていた。
数年前に思いが通じ合ってからは、ますますその感じが強くなっている気がする。

(トンボもそうなのかしら)
キキはちらっと彼の顔を横目で見るが、トンボは気付かず話を続けていた。
だがキキは、この瞬間を壊したくなくて、あえて確かめることもなく
彼の話に聞き入っていた。

「っと……」
キキの下宿先であるグーチョキパン店の近くの路地に来ると、話に夢中になって
通り過ぎそうになったトンボは、キッと自転車のブレーキをかけた。

「ここでいいわ、トンボ。送ってくれてありがとう」
微笑みながらキキがそう言うと、トンボもまた「じゃあ仕事がんばって」と
はにかんだ笑顔を浮かべた。だがそう言うものの、トンボはすぐには帰らず
何やらもじもじと体を動かしていた。
797キキ十八歳:2007/02/27(火) 20:17:34 ID:kMaZzyzs

「あ、あのさ……キキ…」
そう言ったきり、意味もなく手を上げ下げする。

彼が言外に何を要求しているのかを悟り、キキは頬を赤く染めた。
そして一歩彼に近づくと目をつぶり、心持ち顔を上に向ける。
するとトンボは咳ばらいをしてキキの肩を掴むと、わずかに彼女の体を引き寄せた。

吐息がかすめる距離まで近づくと、トンボは自分の唇をキキのそれに押し付けた。

それはいつまでも物慣れない感じのするキスだったが、キキはそれで充分だった。
肩をつかんだトンボの手のひらが熱を帯びて、彼の心を教えてくれていたからだ。

唇を離したトンボは、照れたようでずれてもいない眼鏡を直していた。
キキは、ホウキに乗って空に飛ぶ前の一瞬のような、体が舞い上がるような
気持ちにたまらず自らトンボの頬に口づけた。
「わっ、何!? キキ……」

くすくすと笑い声をあげながらキキはその場で身をひるがえした。
「またね!」
そして振り返りながら手を降ると、キキはそのまま駆け出していった。
トンボはキスされた頬を押さえたまま、走り去るキキの背中を
ぽわんと見つめていた。

*******
(とりあえずここまで)
798キキ十八歳:2007/02/27(火) 20:23:11 ID:kMaZzyzs
また続き書いたら来ます。つか書いたら順次投下より、書き上げてから
まとめて投下の方が良いのかなぁ…。いまだに迷うよ。
799名無しさん@ピンキー:2007/02/28(水) 14:52:44 ID:UfZeh30O
うわ・・続き気になる・・!!
800名無しさん@ピンキー:2007/03/01(木) 19:58:22 ID:mVOkNX90
トンボよ、早く押し倒せ!
801名無しさん@ピンキー:2007/03/02(金) 14:06:20 ID:j/wgWjHR
トンボよ・・!!
802名無しさん@ピンキー :2007/03/05(月) 02:29:21 ID:D7AXTNl6
まあ、原作はトンボとラブラブ一直線らしいからな
803名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 20:34:24 ID:vWoT3Ecq
久しぶりに来たらこんなええ話が始まっていたのか。
気長に待ってます。
804名無しさん@ピンキー:2007/03/09(金) 08:45:10 ID:Mst6Ryyk
気長〜に待ってて。
餅を保つためにエロから先に書いてみたら投下分との間に太くて長い溝ができた。

ところでハク千の人はどこへ行ってしまったの。。。
他の投下候補生とか…。おまいらのケツを追っかけたいのに……。
ケツ…(´;ω;`)ブワッ
805765:2007/03/09(金) 21:04:03 ID:akUYIVgN
心配無用、毎日覗きに来ている。
もしよかったらSS投下するので
許可を申請する。
806名無しさん@ピンキー:2007/03/09(金) 21:55:58 ID:DnB8hfL0
>>805
いりません。お引取りを。
807名無しさん@ピンキー:2007/03/10(土) 07:54:19 ID:Jdycd7EN
>>805
どんどん好き勝手に投下してくれ
これ以上ヤキモキさせるな
みんな楽しみにしてるんだから
808765:2007/03/10(土) 23:09:08 ID:/qifxAPK
>>806
書けない奴のひがみ乙

好き勝手にということなのでお言葉に甘えて
投下させてもらう。
ただし、このSSは自分の好きなゲームと
ジブリを凄まじく強引につなぎ合わせている。
早い話が趣味に突っ走っているため、
拒否反応を示す人の為に
先に避難勧告は発令しておく。
809鋼鉄の獅子@:2007/03/10(土) 23:10:36 ID:/qifxAPK
その発端は油屋正面の橋にいた青蛙の叫びから始まった。
「ギョエーーー!!!」




「ったく、いったい何なんだよ、こんな朝っぱらから」
心地よく眠っていたところを大きな悲鳴に起こされて機嫌悪く
玄関にやってきたのはセンの姉役でもある狐女のリンだ。
いつもなら布団の中で夢の世界に浸っていたのだがさっきの青蛙の
叫びのせいで起こされてしまった。
畜生、あの野郎いったい何が起こったっていうんだ
寝ぼけまなこをこすりながら、エレベータで一階へと降りて
正面玄関へと直行する。見ると青蛙が正面玄関で何かを見つめながら腰を抜かしていた。
「なーにやってんだよ、幽霊でも見たのか?」
そう言うと彼女は青蛙の視線の先にあったものを見た。
そして絶句した。さらに叫んだ。
「なんじゃこりゃーーーー!!!」



「あの声、リンさん・・・?」
畜舎で豚を見ていたセンこと千尋は顔を上げた。
ここには豚に姿を変えられてしまった父と母がいる。
千尋はさびしいときにはついここに会いに来てしまうことがある。
そこはまだ子供であった。
「何かあったのかな・・・」
油屋は基本的に夜型である、朝の時間帯はまるで時が止まったように
静まり返っている。そんな時間帯にあの大声、やっぱり何かあったのか。
そう思うと千尋は急いで畜舎を出、正面玄関へと向かっていった。
810鋼鉄の獅子A:2007/03/10(土) 23:11:28 ID:/qifxAPK
な、な、な、何だこいつは?巨人か?
これが初めて”ソレ”を見たときの第一印象だった。
大きさは大体7〜8メートルはあろうか。
人間と同じように手もある、足もある、完全な人型だ。
だが体は全身金属で覆われ、身じろぎもしない。
右手には大きな鉄の筒みたいなのが腕にガッチリと固定されている
ありゃ鉄砲か?でかすぎだろ
頭なんか胴体に比べたらとても小さい
鼻、口、耳なんかどこにも無く目らしきものがひとつ、中央で光っている
おまけに背中には鉄の板らしきものが両方一枚ずつ折り畳まれている。
「おい、なんだよおめー」
とりあえず言ってみた。しかし”ソレ”はうんともすんとも言わず、
反応は微塵も無かった。
オクサレさまやタタリガミでもなさそうだし、ほんと何なんだよ、こいつ
リンはそう思うと、隣で腰を抜かしている青蛙を見つけて、
「おい、青蛙、急いでハク様呼んで来い」手短にそれだけ伝えた。
「否、もうここにいる」
いきなり無機質な声が後ろから飛んできた。
「あ、ハク様、いたんですか」
「さっき来たばかりだ。それよりリン、こいつは何者だ?」
「青蛙にでも聞いてください」
そういうとリンは腰を抜かしていた青蛙をグイッと引き上げ、
ハクの目の前に突き出した。
「え、あの、いやなんか今日いつもより早く目が覚めちゃって、
暇つぶしに外に出ようとしたらこいつがここに突っ立っていたもんで、はい」
必死に状況を説明する青蛙。どうやら彼が原因ではないらしい。
とすると、ますます対処の仕方に頭を悩ますことになる。
リンはそう直感し、はあ〜とため息をついた。
と、その時
「リンさーん」
声のした方向を見ると橋の向こう側からこっちに近づいてくる影が見えた。
間違いない、センだ。
センなら何か知っているかもしれない
そう思うとリンはセンを手招きした。
一瞬、危ないかもしれないと思ったが、”ソレ”はセンがすぐそばを通り過ぎても
何の反応も示さずただ突っ立っているだけだった。
「セン、こいつは一体何者だと思う?」
ハクが尋ねてみた。もともと駄目元で聞いた質問だが、それが現状打破になった。
「多分・・・ロボットだと思う」
「「ロボット?」」二人同時に同じ言葉が口から飛び出した。
811鋼鉄の獅子B:2007/03/10(土) 23:12:18 ID:/qifxAPK
「セン、ロボットって何だ」
リンが聞いた。
「なんて言えばいいのかな・・・うーんと、人の形をした機械って言えばいいのかな・・・」
「機械・・・か・・・」
ハクがぼそりと呟いた。
そう言われれば機械に見えなくも無い
だが、何でここにやってきたのかその理由がわからない
理由さえわかれば・・・
ハクはその翡翠の色の瞳でその機械をじっと見つめた。
とその時、青蛙がハクに尋ねた。
「そういえばハク様、湯婆場様にご報告はなさったのですか」
確かにそういえばこういう事態にいるべきはずの魔女がまったく姿を見せない。
「実は湯婆場様は何でも急用とのことで2〜3日油屋を空けるとのことだ」
くそっ、こんな時に出かけやがって、あのくそばばあ
リンは心の中で悪態をついたそのとき、
目の前のロボットが降ろしていた左腕をゆっくりと持ち上げた、そこから
キーーーーキキキ
と、三人と一匹の耳にとんでもなく凄まじい音が飛び込んできた。まるで歯の根が浮くような音だ。
ヒイイイィとたまらずリンが両手で耳を抑えた。
「ちょっと静かにして!」
出し抜けに千尋が大声ををあげた。
「一体どうしたんだ?」
「しゃべってる・・・」
「へ?」
あいつ何か言ったのか?両手を耳からはずすとリンは不思議そうに耳を澄ました。
しかし何も聞こえない。
「油が・・・油がほしいって言ってる・・・」
「私には何も聞こえないが・・・」
ハクにも聞こえないとすると、こいつの言葉は人間にだけ聞くことが出来るのか
「セン、油つーと釜爺がボイラーの点検のときに使ってる潤滑油のことか?」
「・・・・・・・そうだって言ってる・・・」
つーことはさっきのあの甲高い音は油切れの音だったのか
「リンさん、釜爺さんが油もってるの?」
「ああ、まあ頼めば貸してくれると思うけどよ」
「私、とってくる」
そう言うと千尋は一直線にボイラー室へと通じる通路を走っていった。
812鋼鉄の獅子C:2007/03/10(土) 23:16:23 ID:/qifxAPK
「なに、機械にさす油?」
寝ぼけまなこをこすりながら釜爺はオウム返しに尋ねた。
うん、と千尋は首を縦に振った。
「はてさて、どこにやったのやら」
釜爺はその6本の腕を使ってあちこちの棚を調べ始めた。
「あ、手伝いますか?」
「じゃあ、そっちの棚を調べてくれんかの、
 何せどこにしまったのかさっぱり検討がつかんでな」
こうして千尋も棚を調べ始めた。
いつしかススワタリたちも起きてきて何事かと千尋たちを見つめている。


探すこと十分、
「釜爺さん、見つかりました〜?」
「みつかっとらん、捨てた覚えは無いんじゃが・・・」
千尋たちは悪戦苦闘していた。
すると、戸口からハクが入ってきた。「千尋、まだ見つからないのかい?」
「うん、ごめんね待たせちゃって」
千尋が踏み台を降りようとした時、
ズルッ
足を踏み外した。
バランスを失って千尋は倒れそうになるがハクがそれをしっかりと受け止めた。
ちょうどその時釜爺が声をあげた。「おお、あったぞ」
釜爺は腕を伸ばすと千尋にそれを2つ手渡した。
スプレー缶で両方とも中央に”クレ−556”と書いてある。
ふと千尋が下を見るとススワタリ達が何かをやっていた。
よくみるとさっきのハクが千尋を受け止めたあのシーン、
しかも団体で再現していた。
顔を真っ赤にしながら千尋は「ありがとうございます」と頭を下げ、
ハクの手を引いて一目散に部屋を後にした。
残された釜爺はぼそりと呟いた。
「愛じゃなぁ・・・」
813鋼鉄の獅子D:2007/03/10(土) 23:17:03 ID:/qifxAPK
「ふう、大体こんなもんかな?」
リンが額の汗をぬぐいながら呟いた。なにせ、センが通訳するところ何でも
全部の関節に油をさしてくれとのことだ。
おかげでこちらはあの巨体によじ登っていろんなところに油をさしたのだ
結構な重労働だ
リンがそう思っているとロボットはゆっくりと腕を持ち上げた。
そこからはもうさっきのようなキィキィ音は聞こえなかった。
「あ・・・また何かしゃべってる」
千尋は呟くとロボットの声に耳を傾けた。
「(ありがとう、私の名は12式装甲歩行戦闘車。
  MDM(マグダネル・ダグラス・三菱)社によって作り出された
  HIGH−MACSだ。)」
「????」
当の千尋にはちんぷんかんぷんだ。
「(これはここでの代金だ)」
そう言うとそのロボットはハクに近づくとどこから取り出したのか左手に持っていた
金の延べ棒をハクに差し出した。
ハクがそれを受け取るとロボットは足も上げないのにものすごい速度で
走り出し、そのまま川のほうへと去っていった。
千尋に一言、「(油、おいしかったよ)」と言い残して・・・。


3人と一匹は呆然と立ち尽くすしかなかった。
814鋼鉄の獅子E(これにて終了):2007/03/10(土) 23:18:29 ID:/qifxAPK
                    数ヵ月後

いろいろな紆余曲折を経て千尋はこっちの世界に戻ることが出来た。

それから幾週間も過ぎたある日曜日のこと、
千尋は友人と連れ立って中古のゲーム屋にやってきていた。
なにか面白そうなのはないかと千尋は棚を食い入るように見つめ、
かれこれ30分が過ぎかけたその時、
千尋の目がひとつのゲームにくぎ付けになった。
対応機種はセガサターン ジャンルは3Dロボットシューティング

まぎれもなくあのロボットが写っていた。

タイトルは
       
     
          ―GUNGRIFFON THE EURASIAN CONFLICT
815名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 08:12:21 ID:ercj1ppN
乙です( ・∀・)つ日ドゾー

だいぶマニアックだな、わかるヤツいんのか?w
816名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 13:09:41 ID:XLqsgyN2
>>808
あんたさ、自分のサイトでも作ってそこで自由にやったら?出てくるたびにうざい。
読みたくないというヤツの声は無視して自分に心地よい書き込みだけ受け取って
しかもひがみ乙って。痛すぎ。こっちは書きたいとも思ってねーよw
前置きもうざい。断り書きをしているんだから叩かないでね、ってか。
だったら初めから書かなけりゃいい。スレの無駄。
せめてコテハンつけてくれないか?即NGワードに設定するから。
817名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 17:54:00 ID:9mQfw5Qz
>>816
お前も十分痛いぞ。
818名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 15:41:11 ID:kwaBhMom
>>786です。
今書いてるとこなんだけど、どうにも上手く進めない。
だから投下はいつになるか分からないけど、気長に待ってて下さい、なんとか頑張ります。
819名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 18:15:46 ID:KP+2yVJH
>>818
待ってるぞ〜!!

820名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 23:03:41 ID:PYQHJkhe
>>818wktkしながら待ってるぞ。
無理せずガンガレ(・∀・)!!
821名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 21:38:40 ID:By3qSx3E
保守!!
822名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 15:37:20 ID:hEno2Vho
あげ
823名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 10:23:49 ID:BPkf2+01
>>816マジでイラね。
こいつ何様?
824名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 20:54:25 ID:+L/h7kRr
http://www.youtube.com/watch?v=eqQZqHMlx-E
くだんなすぎてワロタw
825名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 01:59:51 ID:xLV+7KXM
まあでも765もちょっとアレだとは思うがなw
826名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 21:39:35 ID:79T19UnU
クロスオーバーはスレ違いだろ
827名無しさん@ピンキー
いつの間にか、和の間が終了しとる...