仮面ライダー総合エロパロスレ

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11569
皆さんこんばんわ。569です。
触手もの出来ました。あまり得意でない方はスルーしてください。
あきら×イブキ一気にいきます。
今日中にラストまで行くので、性鬼さん、横槍お許しください。
12569:2005/03/28(月) 22:09:02 ID:2cH74peD
「いや・・・・・助け・・・・イブキさん!!!」飛び起きる。じっとりと汗が冷たい。
魔化魍退治に出る前の夜はいつもこの夢だ。恐ろしい、おぞましい夢のはずなのに
少しも覚えてない。あきらは時計を見やる。午前二時。外は煌々と照る月夜だった。

秋の・・・秋の・・・あの夜もこんな風だった。
わけも無く涙が零れ落ちる。

あの夜?自分の呟きに問いかける。どの夜?大体今は・・・三月だ。
私・・・気が高ぶっているのかしら。涙を拭い胸の前で手を合わせる。
早く寝なきゃ・・・合格発表もだけど。明日は湖だから。




穏やかな秋のある日イブキたちは例によって魔化魍の追跡をしていた。
一反木綿の幼生はどうやらこの湖に生息するらしい。
イブキたちは湖畔に悠々と陣を構えた。

「あきらは一反木綿初めてだよね。」「はい!」あきらは元気な声で返事をする。
その明るい溌剌とした声に、イブキも体の底から力が沸いてくる気がする。

案外、鬼の補助につくのに女性が多いのはこういうこともあるのかも。

てきぱきと昼食の準備を始めるあきら。年若いため、多少料理下手なのは玉に瑕だが
彼女が甲斐甲斐しくレトルトを暖めてくれるだけでも、イブキは嬉しかった。
13569:2005/03/28(月) 22:10:30 ID:2cH74peD
たまに・・・師弟を越える夜があっても決してあきらは仕事に私情を挟まなかった。
弱冠16歳とはとても思えない、その落ち着き。猛士になるために生まれた申し子。
自分と似た宿命を背負った少女に、保護するような温かい目を向けるイブキ。
「・・・?なんですか?」視線を感じ、イブキを見やる。
「いや・・・いい仕事振りだと思ってね。」嬉しそうに頬を上気させるあきら。「ありがとうございます。」
未熟な少女を連れての仕事は緊張感を伴う。そこそこに経験を積ませながら、尚且つ自分も敵を倒さねばならない。
イブキも・・・鬼の家系のサラブレットとはいえ、まだ20歳だ。

「ま・・・今日はお馴染みのやつだからね。とにかく・・・サブの触手に気をつけないとね。」
リラックスするようにイブキがあきらに声をかける。「お茶が入りました。」立ち上る白い湯気。
秋の風はまだ冷え切ってはいない。
「あ、おかえり。」ニビイロ蛇が一匹、イブキの元に戻ってきた。

「さて・・」テントの中でイブキの着替えを用意しながらそこはかとなくイブキに思いを馳せる。
今夜も・・・ここで、ああいう風になっちゃうのかしら。ちょっと考えただけでまだ幼い秘所が熱くなる。
私ったら・・・・おかしい・・・。赤面した顔を覚ますべくテントの外に出る。
暮れきった夕方の冷たい風が、湖面をなで火照った頬に触れる。もう月が出ている。イブキも間も無く帰るだろう。

「・・・・ちょっとあそんであげましょう。」!!!!!「誰???」

頭の中に直接響いてくるような、怪しげなまやかしの声。予想はしていたことだ。あきらは静かに音笛を構える。
アカネタカはスタンバイしている。かさかさと枯れ草が乾いた音を立てる。
「触手!!!!!」音笛を吹き鳴らす暇も無くあきらの白い足が捕らえられる。
14569:2005/03/28(月) 22:12:10 ID:2cH74peD
怪童子の人間体!!!!気味の悪いほどにぬめった感触が足から伝わってくる。
悲鳴を抑えながら、落とした笛を探す。
その間にもしゅるしゅるとあきらの太股を黒い触手が這い上がってくる。
「------イブキさん!!!!!」あきらの悲鳴がむなしく響き渡る。

「くくく・・・・おじょうさん・・・あそびましょ・・・」
童謡の節で歌いながら、童子はその顔に凄まじい程の淫猥な笑みを浮かべた。



「油断した・・・」姫との応酬に気を取られている間にいつの間にか怪童子の姿が・・・・無かった。
嫌な予感。体中の毛が逆立つような危機感。威吹鬼はこれ以上できない速さで駆けた。
あの丘を越えれば・・・湖畔のテントに着く。あの丘を・・・・!!!!!

丘の上に木が枝を広げている。白く光る月を背に、捕らえられた少女のシルエット。あきら!!!!!
「ほほほ・・・・・・おにさんこちら・・・えものも・・・こちら・・・」
嘲笑するような怪童子の声。

どす黒い触手が体中に絡み付いている。手と足と緊縛しているそれは絶えず気味悪く蠢いていた。
「い・・・・ぶきさん・・・」音撃管・烈風は使えない。あまりにあきらが前面に晒されている。
そして人質になっているあきらが絞め殺されるのと・・・どちらが早いか、明白だ。
あきらは、すでに何も身に付けてなかった。月光で浮き上がる白い肢体。柔らかな肌が晒され、
すんなりした足は・・・酷いほどに開かれている。あきらの秘所は・・・まだ犯されてはいないようだ。
あきらが、脅えた絶望の眼をイブキに向ける。「かまわず・・・撃ってくださいっっ!!!!!イブキさん」
凍りついたようにイブキは動けない。
なぜ、あきらは気を失ってないのだろうか。こんなに屈辱を受けているのに・・・なぜ。
15569:2005/03/28(月) 22:13:25 ID:2cH74peD
「おきゃくさまがいないと、つまらないからです。ほほほほほ・・・」
妖姫が背後からいつの間にか音も無く近づいていた。あきらに気を取られすぎていた。
肌の色そのままの太い触手が威吹鬼を包みがんじがらめにする。

威吹鬼は接近戦に弱い。響鬼のようなパワータイプではない彼はプライドもあって
これでもかと言うように射撃の腕を鍛えてきたのだ。しかし・・・

慢心だ。しくじった。

万力のように全身を締め付けられ、変身が解除される。
フッと気が遠くなりそうになるイブキの耳を、あきらの悲鳴が引き裂く!
「いやあああああああっっっ!!!!!!!」あきらの腕を束ねた触手が、指ほどの細さになってあきらの乳首を嬲る。
「いや!!いや!!いやっっっ!!!!!イブキさん!!!撃って!!!お願い!!」
ぬめる触手の感触に不覚にも乳首が起き上がる。その滑らかな肌に鳥肌がたつ。

「このようになるのは、このおんながよろこんでる、しょうこなのでしょう。」童子が呟く。
いつの間にか、足を押さえていたもう一本の触手の先が、あきらの叢に伸びていた。
濡れた触手はいとも簡単にあきらの秘所を滑る。「ひ・・・・・・・いやっっ!!!!」
生暖かい触手が細くなり太くなりあきらの秘所を探った。
粘液に何かあやかしの物が含まれているのだろうか。あきらの中におぞましさとは別の感覚が生まれてくる。
体の奥が熱くなる。
「んん・・・・・い・・・いやっっ」触手の粘液のものではない濡れた音がイブキの耳を侵す。
16569:2005/03/28(月) 22:15:05 ID:2cH74peD
「や・・・やめてくれ!!!!」懇願する声が空しい。
イブキを締め付ける妖姫の触手から、痺れる何かが注入される感覚。
あのあきらの過敏な反応・・・おそらく毒?
「・・・・おにさんがこまるのはおもしろいですね・・・・」この世のものではない声で妖姫が囁く。

「・・・・・イブキさんっっっ!!!!お願いっっ!!!見ないでええぇ!!!!」理性を振り絞ったあきらの悲鳴。
いまや、ぬめぬめとした黒い触手が何本もあきらの白い肢体を這っている様に見える。
ある物は、さらに左右に足を開かせる。ある物は、濡れて光るあきらの秘所に押し入る。
丁度人間の男根と同じような太さの触手が・・・
「あ・・・・ああっ・・・!!!」いつもイブキが愛おしむあきらのその部分が、怪童子の二本の触手に蹂躙されていく。
硬い幼い芽が触手の粘液とあきらの蜜でまみれて・・・
「ほ・・・ほ・・・・・ほほ、にんげんとはいかにおかしなものよ。」
恐ろしいことに怪童子の表情は動いてない。人を人とは思わない。ただ苦しむ人間を弄んでいる。
当たり前だ。この世の悪そのものなのだから。

あきらの可愛い顔が涙で汚れる。その涙を童子が舌で盗む。あきらは涙さえ自由に流せないことに気づく。
秘所から、蠢く黒い触手を垂らし、乳房を乳首を蹂躙され・・・
そしてその忌まわしい自分をイブキが目を見開いて・・・見ている。

おぞましい快感と毒で朦朧とする意識の中で、独りでに声が漏れる「殺し・・・て・・・・いっそ殺して・・・!!!」
あきらが喘ぎながら、泣きながら懇願する。

「おや・・・・?」妖姫が嘲笑するように
「このおにさん・・・いちもつをかたくしておるぞ。ほほほほほ・・・・」
嫌な笑い声が湖面にこだました。イブキが屈辱に唇を血が出るくらい噛み締める。
変身はとうに解除されている。生身を締め付けられ、体にはほとんど感覚が無い。
あきらのあの姿に欲情している自分の体が・・・許せない。
17569:2005/03/28(月) 22:16:16 ID:2cH74peD
激しく触手が粘液を伴いつつ、前後し始めた。
ついに僅かな理性も飛んだ。あきらの声が徐々に高まって行く
「は・・・・いやっっっ!・・・たすけ・・・あああああっっ!!!」
この声は聞き覚えがある。そうあきらが・・・高みに行き着くときの声。聞きたくない・・・聞きたくないが・・

「いいいいいいやああああああああっっっ・・・・!!!!」
闇色の触手に絡みつかれ、足を裂かれんばかりに開かれ、腰をがくがくさせて、あきらは達した。
粘液があきらの秘所から太股を伝い流れる。首筋に汗の玉が光る。
ぐったり四肢から力が抜けている。
「これでしまいか・・・・」触手が、さも詰まらぬ物を投げ捨てるようにあきらを投げ出す。
殺す価値も無いと言うことか。

どさり。あきらが倒れこむ。絶命したのか?ぴくりとも動かない。
いや・・・あきらは手を伸ばしていた。自分の音笛に。それはあきらの鬼としての素質を物語っていた。
決して最後まで諦めないその弱弱しい手を、怪童子が無慈悲に踏みつける。

「では、これから、おにさんであそぶとしましょうか。」怪童子が長い手を広げイブキに迫る。その刹那!

どこからともなく響き渡る笛の音。解き放たれたアカネタカが雄たけびを上げ、
赤い旋風のように一気に怪童子に、妖姫に襲い掛かる。
イブキも諦めていなかった。
いつのまにか妖姫の触手を押し潰さんばかりの力で、口元に鬼笛を押し当てている。血の気の無い指が白い。

息絶えるまで、決して諦めないのが鬼。秀麗な顔にこれまでにない怒りの色が・・・。
10羽ものアカネタカに襲撃されて、慌てる肌色の薄汚い触手。するりと外れる。
一挙にイブキの体に血が通う。素早く鬼笛を口にする。怒りを込めて一吹きする。
18569:2005/03/28(月) 22:17:29 ID:2cH74peD
触手が全部解け、裸体が晒される前に、一陣の烈風がイブキを包み込む。
その体を、解除していた顔を、再び厳つい鬼の鎧で覆っていく。
夜目にも青い鬼。闇の青とも言うべき色だった。月の光が鋼に見まがう鋭い防具を、角を煌かせる。
それが、威吹鬼であった。

妖姫と怪童子にはもう残された時間は無かった。素早く構えた音撃管・烈風が火を噴く。

見たものは煉獄から来た使者だと思うだろう。険しい隈取が月光に浮かび、冷徹に青く燃え、
怒りのままに、悪の化身に鬼石を無限に叩き込む威吹鬼。その姿を。

あれほど二人を苦しめた妖姫と怪童子は、あっけなく木っ端微塵に砕け飛んだ。

そして、奇声を上げて湖から巨大な影が飛び立った。おぞましく闇に舞う一反木綿。

あきらは全裸で草に伏したまま、青い鬼神が怒りのままに音撃管を操るのを見ていた。
気遣うようにニビイロ蛇がそばに寄り添う。

威吹鬼は、得意とする速い身のこなしで一反木綿の尾をかわし、鮮やかに、そして確実に鬼石を打ち込む。
装着された鳴風が猛烈な音撃を起す。空気が歪む。ゆがむ。撓む。あたりの木々がざわめく。
いつものイブキの技の切れ味。いやいつもより激しく、鋭い。
「イブキさん・・・・無事なんだ・・・よ・・かっ・・・・・・・・」

気を失う前にあきらの目に映ったのは、白い月と青く燃える鬼、威吹鬼のシルエットだった。
19569:2005/03/28(月) 22:19:34 ID:2cH74peD
ここは吉野の病院。入院室の窓から見えるもみじが、美しく紅葉している。
赤い鮮やかな赤子の手のような葉が、一枚一枚風に揺れている。
あきらは少女らしい感動を持ってそれを見ていた。すっかり秋なんだわ。
触手に襲われて気絶したのは最悪だが、もっと困ったのは何も覚えていないと言うことだ。
ため息。弟子失格だわ。・・・それにしても・・・。
あきらはセミロングの可愛い頭をかしげる。
唯一浮かぶ映像は・・・暗闇に浮かぶ白い月と青い・・・威吹鬼?

「あきら!ケーキ買ってきたよ」優しいイブキの声。振り返るとそこにあきらの大切な思い人が。
可愛いケーキの箱がイブキが持ってるせいで、さらに小さく感じる。
「・・・・・????なんかおかしい?」
「だって・・・イブキさんがケーキって!!!」鈴を振るように笑うあきら。
「おかしいかな・・・結構甘党なんだけどねぇ。ええと・・・・皿はどこだっけ。」
長身を折り曲げて、皿を探すイブキ。優しい・・・とっても素敵な私の師匠。
大きな苺の乗ったショートケーキに、嬉しそうにパクつくあきらを見る目にふと・・影がよぎる。
賢いあきらは鋭く見て取った。「なんか・・・あったんですか?イブキさん。」
「いや何でもないよ。さて、ちなみに僕はモンブランを買ってき・ま・し・た!」

耳に快いあきらの笑い声が、白い病室に響いた。
20569:2005/03/28(月) 22:21:38 ID:2cH74peD
お・・・あきら・・・受かったねー。

竜巻は湖沿いの道路を軽快に走っていた。暦では春とはいえ風は切るように冷たい。
それにしても・・・また一反木綿。苦々しく形のいい眉をひそめるイブキ。
もうあの時と同じ轍は踏まない。決して!!!

「こどもがおなかをすかせています。」「しぼらせて・・・・もらいますよ。」
あきらが姫と童子の触手に足を取られている!!ぬめぬめとした憎むべき触手を容赦なく竜巻で蹴散らす!
「大丈夫?」あきらがしっかりうなずく。彼を信じてやまない瞳だ。笑みを浮かべてうなづくイブキ。
メットをはずす。この眼を・・・もう裏切れない。

変身鬼笛・音笛の音色が白昼の湖畔に鳴り響いた。

終わり