ボボボーボ・ボーボボエロパロ用スレ

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1名無しさん@ピンキー
女キャラも増えてきたし、立ててみた。
落ちない事をカツオ神様に祈ろう。

重複してる?
2名無しさん@ピンキー:05/03/16 16:45:18 ID:vGHAAPM1
2げっつ
3名無しさん@ピンキー:05/03/16 17:11:18 ID:MIXO0a2A
3げっと
4臼田:05/03/16 17:20:55 ID:3v2texWD
5名無しさん@ピンキー:05/03/16 18:27:42 ID:7fBnxhR6
ビュティ〜〜カモン
6名無しさん@ピンキー:05/03/17 09:44:12 ID:QNXkhthw
ギョライ先生の撃沈話キボン
7名無しさん@ピンキー:05/03/17 21:52:38 ID:HoTfKwji
甘えるなー!!!
8名無しさん@ピンキー:05/03/17 22:29:29 ID:+wImlPxo
首領パッチって男でいのか?
9名無しさん@ピンキー:05/03/18 05:51:32 ID:7wF6kI6H
へっくんビュティでだれか
ボーボボビュティは激し過ぎるかな〜
昔すんごい同人誌よんでしまって以来なんとなく
10名無しさん@ピンキー:05/03/18 20:27:31 ID:JytcC/Wp
ボーボボビュティは正義だ!だから書け!俺も書く!
11名無しさん@ピンキー:05/03/19 00:53:34 ID:nj5iTbf8
支援
12名無しさん@ピンキー:05/03/20 00:14:19 ID:Xbvno2AH
ビュスズキボンヌ
13名無しさん@ピンキー:05/03/20 00:26:36 ID:x1VFYspe
ビュスズに賛同
14名無しさん@ピンキー:05/03/20 12:32:19 ID:WjCoyPYt
破天荒とビュティはノーマルだから書きやすいかも…
職人様、投下お待ちしてます
15ビュスズ推薦隊・隊長:05/03/20 21:33:06 ID:Xbvno2AH
やんわり支援でビュスズ投下。たいしてエロ無し、そして文才も無し。イヤなら読むのをお控えください…。


「アタシって…胸ないなぁ…」
鮮やかなピンクの髪をした少女、ビュティは悩んでいた。彼女の目線の先には、ボーボボと首領パッチのハジケに巻き込まれているスズがいる。いや、彼女の胸元があると言った方がよいだろう。
「ん〜…いいなぁ、ちゃんと胸があって…」
ビュティは自分の胸とスズの胸を見比べ、呟いた。スズの胸元には、はっきりと膨らみが見て取れるのに対して、自分の胸には何の盛り上がりもない。
「…はぁ〜…」
16ビュスズ推薦隊・隊長:05/03/20 21:35:26 ID:Xbvno2AH
「どうしたんですか?溜め息なんてついて。」
ビュティが落ち込んでいることに気付いたスズがすぐ傍に来ていた。ビュティはボーボボ達が向こうで相変わらずハジケているのを確かめ、スズにの方に向き直った。
「…スズさんって…む、胸おっきいですよね〜。」
スズは『はい?』といった様子でビュティを見ている。その視線にめげることなくビュティは続けた。
「…ど…どうしたら胸っておっきくなるんですか…?」
17ビュスズ推薦隊・隊長:05/03/20 21:36:37 ID:Xbvno2AH
ビュティは思わず頬を赤らめ顔を伏せた。しばらくしてスズはくすっと微笑み、ビュティの申し訳ない胸に手を伸ばした。
「──っ!…ス、スズさん!?」
スズはまるで愛しいものを愛でるかのような優しい手つきでビュティの胸に手を這わす。
「あっ…ちょっ…ス、スズさんっ…!」
くすぐったそうに身をよじるビュティを見たスズはまたくすりと微笑み、手を引いた。
18ビュスズ推薦隊・隊長:05/03/20 21:39:14 ID:Xbvno2AH
「…ふぅ…スズ…さん?」
少し肩を上下させながらスズを仰ぎ見た。
「大丈夫、ビュティさんはこれからですよ」
「これから…。ホント…ですよね?」
「えぇ」
微笑みながら言うスズを見て、ビュティの顔にも太陽に負けないぐらいの笑顔が戻っていた。

「も〜!ボーボボも首領パッチくんも、ふざけてないで早く行くよ!!」
ビュティの明るい声が野原に響いた。


一連の流れを見ていたへっくんが、別の意味でフィーバーしていたというのはまた別の話です(笑)
19ビュスズ推薦隊・隊長:05/03/20 21:40:14 ID:Xbvno2AH
こんなヘボ小説でも、後に神様達が降臨する足掛かりになれればよいと思います(^_^;
20ビュスズ推薦隊・隊長:05/03/20 21:42:54 ID:Xbvno2AH
sage忘れ&無駄レス消費スマソ
21ビュスズ推薦隊・隊長失格:05/03/20 22:23:01 ID:Xbvno2AH
これよく見たらスズビュだ…逝ってきます…
22名無しさん@ピンキー:05/03/20 23:54:39 ID:/Y+HsuFK
ギガ×擬人女体田楽ってアリ?
書いていい?
23名無しさん@ピンキー:05/03/20 23:56:39 ID:/Y+HsuFK
途中送信・・・・・・・・・OT2

スズビュスズ萌えましたッ!隊長!!
24名無しさん@ピンキー:05/03/21 00:02:32 ID:WjCoyPYt
隊長、おtsGJでした!ビュティこれからこれから…

>>22
是非とも投下お待ちしています!
25ビュスズ(略)隊長:05/03/21 01:11:35 ID:2qoKLCDh
22さんの小説を楽しみにしながら、影でひっそりビュスズリベンジの予定(笑)
26ビュスズ隊・隊長:2005/03/22(火) 02:43:06 ID:rBJU+LoK
今回こそビュスズじゃい!!(笑) しかし…前作より駄作+エロ無し…腕が足りねぇ…(´・ω・`)
22さんの小説投下までの暇つぶし程度にお読み下さい…



「スズさ〜ん、ちょっと手伝ってくれませんかぁ!?」
相変わらずボーボボ達のハジケに巻き込まれていたスズにとって、ビュティの呼び声はまるで天使の声のようだった。
「あ、は〜い!すぐ行ぎまずぅぅーー…っぐるじいぃぃ!!」
スズの首元には白い手、そして背後にはオレンジの物体…
「だってお母ちゃんがおんぶしてくれへんねんもん!!」
幼稚園児の格好をしたオレンジの物体がヘタな関西弁で泣き叫んだ。
「も〜!首領パッチくん何やってんの!!スズさん大丈夫!?」
「ゴホゴホっ…ハァ〜、大丈夫です」
苦笑いしながらスズは答えた。オレンジの物体はというと、ボーボボの鼻毛に絡められ川に沈められた。
27ビュスズ隊・隊長:2005/03/22(火) 02:46:19 ID:rBJU+LoK
「…で、何をお手伝いすればいいんですか?」
「みんなのお昼ご飯を作ってたんだけど量が多くて…それで手伝って欲しいん「む…無理ですよ!!」」
スズは慌ててビュティの言葉を遮った。
「私…料理ヘタなんですよ」
スズは苦笑いしながら言った。
「そうなんだぁ…じゃあ目つむってくれますか?」
「…えっ?」
ビュティの突拍子なお願いに、スズは明らかに困惑した。
「いいからいいから!」
ビュティの明るい笑顔で元気よく言われては、スズも断るに断れない。
「ん…………これでいいですか?」
「じゃあしばらくそのままでいてくださいね?」
28ビュスズ隊・隊長:2005/03/22(火) 02:47:44 ID:rBJU+LoK
スズは首に何かがかけられ、腰の辺りに何かが結ばれたことに気付いたが、瞼はしっかり閉じていた。
「はいっ、開けていいですよ!」
スズは目を開け、自分の胴体にかかっている布を見た。
「…えっ!…ええっ!?」
「うん!スズさん、すっごく可愛いよ!」
スズにかかっていたのはフリルのついた黄色いエプロンだった。
29ビュスズ隊・隊長:2005/03/22(火) 02:49:37 ID:rBJU+LoK
「…こ…こんなの私には…似合いませんよ…」
スズは頬を赤らめながら反論した。
「え〜、スズさん美人なんだから、なんだって似合うよ〜!」
「…………あ…ありがとうございます…。」
ものすごく照れながらスズは笑った。
「さっ、みんなのお腹がペコペコになる前にお料理しちゃお〜!」
「…はいっ!」

スズはビュティの心が澄み切っているように感じた。やはりみんながビュティを大切にするのはこの澄んだ心と笑顔を守りたいからなんだろう。スズはそうも思った。
30ビュスズ隊・隊長:2005/03/22(火) 02:52:31 ID:rBJU+LoK
前編終わりです。
後編は皆さんが読みたいと言ってくださるなら書かせていただきます。お目汚しすいませんでしたm(_ _;)m。

それじゃあ大人しく22さんにバトンタッチします(笑)
31名無しさん@ピンキー:2005/03/22(火) 23:32:51 ID:c88GISsR
隊長、GJ!やっぱりボーボボということで冒頭にギャグを挿んでる所が、
いいと思います!面白かった
32名無しさん@ピンキー:2005/03/25(金) 00:04:32 ID:9EkjMe9z
age
33名無しさん@ピンキー:2005/03/25(金) 04:20:19 ID:1Sj12M8B
 
34名無しさん@ピンキー:2005/03/25(金) 15:38:35 ID:9EkjMe9z
>>30
皆はどうか知らんが、俺は読んでみたいね。後編とやらを
35名無しさん@ピンキー:2005/03/25(金) 19:05:11 ID:7RN/0JMs
スレをちしろ!
36名無しさん@ピンキー:2005/03/26(土) 03:20:36 ID:W3xS+uKN
35はスルーして、神降臨キボンage
37ビュスズ隊長:2005/03/27(日) 04:26:15 ID:B/02itWA
後編もうしばらくお待ち下さい…。
っていうか関西圏のボニメ最終回(´・ω・`)
絶対リアルタイムで見ちゃる!
38ビュスズ隊長:2005/03/27(日) 05:29:12 ID:B/02itWA
やっぱボニメ最高っすよ、カンペキっすよ澤井先生…。(´・ω・`)
ボニメ再開キボン
39名無しさん@ピンキー:2005/03/29(火) 11:13:03 ID:VCppcRx8
破パチをリクしようとして
「はたして首領パッチに穴はあるんだろうか…」と我に返ってしまった… 鬱
つーわけで破パチキボンヌw
40名無しさん@ピンキー:2005/03/30(水) 14:55:14 ID:JDQz18Ey
>>39
それだと男×男でFA?
女体化は・・・どうだろ?微妙だな。
相手がバカ犬だしなぁ。
41名無しさん@ピンキー:2005/03/30(水) 18:23:13 ID:7c9c2O29
田ボタソはこのスレに投下しておけ?
42名無しさん@ピンキー:2005/03/30(水) 22:27:47 ID:Nfgg7BQa
>>41
是非投下ドゾー
43名無しさん@ピンキー:2005/03/31(木) 08:49:15 ID:877jwyn+
>>41
見たいワン!
すっごく見たいワン!
44名無しさん@ピンキー:皇紀2665/04/01(金) 23:06:57 ID:XRUyKg29
                  /,.i i.l.i i ヘ
                     l i i i.l.i i i l     __
                 l i i i l i i i l   /     \
                   l i i i⊥i i i l  | ス コ ド  |
               ├'  |  `┤ ノ  │ ン |   |
                「ij.、_┴_,<|<  プ ソ ピ |
                  {N,(・)Y:(・)N} |   だ メ ン  l
                    _rイヘ}::::;::^r/[、 !  :   グ. /
          r 、  /l::::{フベ三'イrノ::ト、_        /
        _l ├‐'_ ..:.ヽ::>、rr<:::ノ:.:.:...`ーr―‐く     ____
      /  l :.l::..::...:>:.:、 ̄!Yi ̄_r‐、/:.:... .:.:` __:.._ヽ  /      ヽ
   ,ノL、   .::.l ::|:. .´.. :: ..: ::` !:::l: . :: :: ::: .:. _( : ノ: :: :.::ヘ/ か 止 逃 俺 |
  /   ヽ \::::!.:.l: :: ... _ ::、 ⌒:::r‐ク........ :.ヽ)r: :.:ノ::..:|  な め げ が |
  / 諸 : ヽ.:::ヽl.:::!..::/..::::ノ: __)!:...ヘr:: :::___:::::::::::ト、.. ::_:::|  : ら る   |
 |君 さ  |`:.:::.r‐:し' .::/:.___::::1:.. :.:. .: .:--::::::::/: . : : :.ハ ? れ の  .|
 |   ぁ  |:.: ::: .:.:.:./---:::::::,小、::::::::::::::::::::::/:. : : .: /:.:.ハ  る を  /
  \___ /:. ::.:.:.:__ノ`ー┬‐‐仁フ^ー‐┬―‐ハ: .: .:.:.!: .ノ〈\____/
         ̄ ::::::!ヽ: .: . :l ̄`ー1: --ヘ:.l: :::::::l: : 「⌒:.:!:: :::::〉
45名無しさん@ピンキー:2005/04/02(土) 09:26:30 ID:c2mbE8cx
ドーピングコンソメキタ━━━━━━(゚∀゚)━━!!
46名無しさん@ピンキー:2005/04/02(土) 23:23:26 ID:YKXsVK/n

早くSSを投下をキボンヌ
>>41元帥
47田ボタソ凌辱1:2005/04/03(日) 02:26:51 ID:AS+mBHqQ
田ボタソおkとのことなので投下させて頂きます。
他の神様と比べたら明らかに劣っている点はスルーでorz


それは本当に奇跡のような出来事だった。
歌詞が現実になる世界、ワンソングミュージアム。
経緯は割愛するが、田ボと戦っていた俺は偶然にも、
この空間の支配者の証とも言えるマイクを彼女から奪うことに成功した。
くどいようだが、ここはマイクで歌ったことが本当になる所なのだ。ということはあんなこともこんなことも、歌にすれば本当に起きてしまうわけで。
少し生意気っぽいが田ボはかなり可愛い。小さくて丸みをおびた尻に細い腰。適度な大きさの柔らかそうなおっぱい。
こんな女の子がマイクひとつで言いなりになるのだ。
もう戦いどころじゃなくなるのが男の性だろう。
48田ボタソ凌辱2:2005/04/03(日) 02:29:52 ID:AS+mBHqQ
「私のマイクを返して!」
マイクを握る俺の手を引き剥がそうとする田ボ。
しかし歌えない田ボなんか、ただの小娘に過ぎない。
女の力では到底どうにかなるわけもなく、軽く振り払うと田ボは可愛い悲鳴をあげて尻餅をつく。
「動くなよ」
マイクの効果は絶大だ。
見下す俺に脅えてへたりこんだまま後退りをしていた田ボの動きがぴたりと止まる。
「うう…田ボちゃんにやらしいことしたら許さないわよ…」
そんな台詞は無駄なことくらい今から嫌というほど思い知るだろう。
動けないでいる田ボの両腋の下を掴んで持ち上げ、俺の膝の上に降ろす。
後ろから抱き締めるような体勢だ。顏が見にくいのが残念だが、これで田ボの身体を存分に楽しむことができる。
49田ボタソ凌辱3:2005/04/03(日) 02:33:03 ID:AS+mBHqQ
「な、何をす…ひゃ…っ」
服の上から胸を手で包むようにしてゆっくりと揉む。ボリュームもさることながら、想像以上の感触だ。
そして何より…
「お前、ノーブラかよ」
どうりであんなに揺れていたわけだ。
布が薄いせいか、服の上からでもぷくりと立った乳首が分かる。
「ああ…っ…やだぁ…もうやめてぇ…」
「乳首こんなコリコリにしてよく言うぜ」
「んぅ…そんなに強く抓まんだらだめ…っ」
そろそろ直に触りたくなってきた俺は服を下から捲り上げる。
50田ボタソ凌辱4:2005/04/03(日) 02:35:08 ID:AS+mBHqQ
「きゃあ!」
田ボの白い胸が、ぷるんっと目の前で揺れた。
「へへ…田ボちゃんはおっぱい揉まれただけでバカみたいに感じちゃうんだろう?」
「違う…ふぁっ…そ、そんなわけっ…」
手のひらの中の大きなマシュマロのような胸をメチャクチャに揉んでやると田ボはとろけたような声を出す。
田ボのパンツはじっとりと濡れていて、こっちも可愛がってやろうかと思った俺の目線の先に、田ボが使っていたヌンチャクが落ちていた。
このヌンチャクにはかなり痛い目に遭わされたのだけれど、こいつは使えそうだ。
51田ボタソ凌辱:2005/04/03(日) 02:43:36 ID:AS+mBHqQ
とりあえずここまでです。お目汚しスマソ。
田ボは誰と絡ませたら良いのか分からないよママン…
エロパロ初なのですが、特に問題がなければまた来ますノシ
52名無しさん@ピンキー:2005/04/03(日) 15:50:23 ID:x7v7/xlU
GJ!!
53名無しさん@ピンキー:2005/04/03(日) 15:55:31 ID:+m1PEtoz
やっと、SSきたよ
続きキボンヌ
54名無しさん@ピンキー:2005/04/05(火) 15:14:36 ID:0KW2Wg1L
GJ
55名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 23:44:14 ID:zUFpp36s
Gj
56名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 18:30:12 ID:6bfSUpo0
神降臨期待age
57名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 18:32:51 ID:pYACDUSq
ビュスズ神降臨キボンage
58名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 02:20:55 ID:2swLa97j
王道ボーボボ×ビュティキボンヌ
59名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 06:57:49 ID:SbhKBP3B
年の差カップルか!
書きたいんだけど力不足……なんかいいシチュエーションない?
60名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 15:37:13 ID:E5JVuXZ9
逆年の差カップルでへっくん×ブーブブとか言ってみる
61名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 08:20:33 ID:hslj3ZZt
実はボーボボはビュティより年下とか言ってみる
62名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 15:26:14 ID:AoghDcNK
毛の王国人の年齢は人間の年齢に例えると若くなるのか?
63名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 01:42:33 ID:v1OkZz1+
知らんがボーボボって年齢設定なんてあったの?ビュティは知ってるが…
64名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 06:07:46 ID:V31KojLG
ボーボボ27歳、ベーベベ28歳、破天荒23歳
ブーブブは30近とあったから29歳だろう
65名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 20:11:23 ID:v1OkZz1+
>>64
トンクス 意外と若いなw
66名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 20:40:11 ID:Elb2O0UT
ブーブブ、三十路前で肌荒れなどの衰えに悩む→改善するには精力が必要ね…→自分より若い破天荒、へっくんを逆レイープ

なんてどうでしょう?
67名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 21:54:49 ID:rFAmZBSd
ブーブブ×破天荒萌え
68名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 17:27:37 ID:PdTqggNl
ボーボボ、田楽マン、へっくんが風呂に入る。

田楽マンが風呂でぷかぷか浮かぶ

ボーボボが田楽マンを丸呑みごっくん

 聖 鼻 毛 融 合

へっくんが田ボと裸で2人?っきり

ハァハァ
69名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 14:36:02 ID:YkfogvGq
田ボは中身がボーボボと田楽マンだからちんぽ生えててもおかしくないな。
70名無しさん@ピンキー:2005/04/20(水) 00:35:00 ID:3VWnT08k
ブーブブのワキガはどんなにおい?
マン毛真拳だったら・・・(*´Д`*)ハァハァ
71名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 20:49:21 ID:mSodJKih
>>70
イェッサー(名前忘れた)がむごたらしい攻撃で倒されたシーンがあったが
もしあれがワキガの匂いによってもたらされる幻覚だとしたら…ガクブルガクブル
72名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 21:38:29 ID:N7NLYuk9
ギガ×ギガガールズの3Pキボン(*´∀`)
73名無しさん@ピンキー:2005/04/27(水) 17:47:09 ID:Kl/NcNXh
age
74名無しさん@ピンキー:2005/04/29(金) 22:59:12 ID:zeoOBaBZ
ビュティ祭り上げ
75名無しさん@ピンキー:2005/05/04(水) 14:20:46 ID:xRdJr2wn
age
人いねぇな…
76名無しさん@ピンキー:2005/05/04(水) 14:32:55 ID:KSHcAU57
人は居るがネタがない。
77名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 10:55:09 ID:Wcy/LEqQ
擬人パッチ×ルビーたんとか
裏切りで毛狩り隊に陵辱されるズズたんとか
78名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 16:35:40 ID:1Ehc8ZDw
ブーブブのエロを一回は描きたいとは思っているのだが・・・
あの絵は323の模写よりムズそう_no
79名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 18:17:38 ID:klRr1Aq+
>>77
イイね!凌辱されるスズたん(;´Д`)ハァハァ
80名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 22:12:30 ID:d+n8aAfg
↑激しくキボンヌ!
でもビュスズも萌え。
81名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 03:09:02 ID:pHvA+R9R
ビュスズといえば、隊長はどうしたんだろうか…(´・ω・`)
82名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 05:09:45 ID:FBXRh5Ab
連休でどっか行ったとか…違うか。
83ビュスズ隊長:2005/05/08(日) 07:27:31 ID:lB3xTWm/
…すんません、後編が書けなくて隠れておりました…orz
今、ビュスズ新作書いてるから勘弁してくだせぇ…でもエロはちょっと、そして若干ビュスズビュになってしまいそうですが…そんなのでも投下しておk?
84名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 13:25:03 ID:oHKxoeFS
隊長!待ってましたよヽ(´▽`)ノ
もち投下おKデス
85ビュスズ隊長:2005/05/08(日) 17:21:19 ID:lB3xTWm/
みなさん、ビュティがスズに何か話すときって、敬語かタメ口かどっちなんでしょう?ところどころ敬語とか、ところどころタメ口っていうのもありで教えてください
86名無しさん@ピンキー:2005/05/09(月) 04:00:12 ID:Fo5BmB+J
>>85
普段は敬語、ボーボボ達のハジケにつっこみきれなかったり、呆れてる時はタメ口?


↑あくまで漏れの考えで。
87ビュスズ隊長:2005/05/09(月) 18:01:18 ID:dTGMN1Ij
じゃあこんな感じですかね?


ビュティ「スズさん、今日も暑いですね〜…」

スズ「まぁ夏だから仕方ないですよ」

ボーボボ「何ぃっ!今は大寒期じゃないのか!?(毛皮で重装備)」

スズ「えぇぇぇーーーっ!?(毛皮で重装備)」

ビュティ「ここ北極じゃないよ!?そんなわけないじゃん!っていうかスズさんまで何やってんの!!」

スズ「そ…そうでしたね…(おもむろに毛皮を脱ぎ脱ぎ)」

ビュティ「スズさん…ボーボボ達に変な影響受けちゃったのかな…」


この文章はあくまで例えなんで細かいところはスルーしといてください。
88名無しさん@ピンキー:2005/05/10(火) 20:10:44 ID:zHjAAlXF
GJ
89名無しさん@ピンキー:2005/05/10(火) 21:49:20 ID:r97sk4cK
こんなスレあったんだな…
まあ、書いてる人ガンガレ
90ビュスズ隊長:2005/05/11(水) 04:43:03 ID:l8Kv3/0T
とりあえず前半(エロなし)だけ投下しておきます。思ったより長くなりそうなんで…みなさん気長に待っててください。相変わらずの稚拙文…orz



今日は珍しくちゃんとした宿に泊まることになったボーボボ一行。お金はハレクラニからたっぷり巻き上げていたのをボーボボがATMに入金していたので、かなりの贅沢ができる(首領パッチはギャンブルで、天の助は『世界ところて募金』で使い切ったが)。
91ビュスズ隊長:2005/05/11(水) 04:45:42 ID:l8Kv3/0T
>>90


「じゃあさっそく部屋割りを決めるぞ〜!」
ボーボボが戦いの火蓋を切った。皆がこの言葉を待っていたかのように口を開く。
「じゃあ私はココ!」「オ、オレはビュティと…」「俺はどこでもいい」「おやび〜ん!今夜はたっぷり(自主規制)しましょうね〜!!」「ちょっと!アタイも女性部屋よ!!」「私は…どこでもいいですよ」「ところてん部屋!ところてん部屋!!」
「…えぇ〜い、煩わしい!!」
キレたボーボボが天の助を、天の助だけを、天の助オンリーをひっぱたいた。天の助は心に700のダメージ!
「な…何故いつもオレだけが「…よし!じゃあ部屋割りはこれで決まりだ!」
ボーボボが天の助の言葉を遮って言った。結局ボーボボとソフトンのウ●コ部屋、へっぽこ丸と天の助のとこへ部屋、首領パッチと破天荒のハジケ部屋改め愛の巣部屋、ビュティとスズの女性部屋にわけられた。
92ビュスズ隊長:2005/05/11(水) 04:47:18 ID:l8Kv3/0T
>>91


「じゃあ晩メシまで解散!」
ボーボボが解散と言ったと同時に、ビュティとスズ以外が一丸になって、何か叫びながら明後日の方向に走り去って行った。
「ちっとも解散してないじゃん!むしろ固まってるよ!!」
ビュティのツッコミはボーボボ達に届くことなく消えていった。
93ビュスズ隊長:2005/05/11(水) 04:49:21 ID:l8Kv3/0T
>>92


「…みんな、ちゃんと帰って来るのかなぁ?」
「さぁ…ボーボボさん達のことですから」
スズが苦笑いしながら言った。
(そういえばスズさんと二人っきりって、あんまりないなぁ…何話せばいいんだろ…)
いつも通り今日あったことや、くだらないことを話せばいいはずなのに、ビュティは妙な緊張を感じていた。そして気まずくなって、口から飛び出た一言は…
「…そうだ!スズさん、いっしょに露天風呂行きません!?」
94ビュスズ隊長:2005/05/11(水) 04:52:27 ID:l8Kv3/0T
>>93


言ってから自分の言った言葉を咀嚼すると、妙に恥ずかしくなった。
(…ス…スズさんと二人だけでお風呂…)
「露天風呂…ですか?」
「…はい!な、なんか海、とか見えてキレイらしいですよ?」
ビュティの心臓はドクン、ドクンと高鳴っている。顔も熱くなり、朱く染まっているであろう自覚もあった。
「…はい、たまにはのんびりするのもいいですしね。」
「ホントですか!?じゃあ早速、露天風呂にレッツゴー!!」
自分の変な感覚を拭い取るためにわざと明るく振る舞ったビュティ。
(私…何焦ってるんだろ…。スズさんも女の人なんだから、何も恥ずかしいことじゃないよね…)
ビュティは、スズと部屋に戻る途中、必死で自分にそう言い聞かせた。
95ビュスズ隊長:2005/05/11(水) 04:55:46 ID:l8Kv3/0T
とりあえず前半終わりです。この程度の文才で隊長名乗ってていいのか不安orz
後半で入浴したり寝たりするんで気体しすぎず、ほどよく気体しててくだせぇ
96ビュスズ隊長:2005/05/11(水) 12:44:45 ID:l8Kv3/0T
スズって何歳ぐらいの設定なんですかね?二十歳は越えてると思うんですが…
97名無しさん@ピンキー:2005/05/11(水) 12:57:09 ID:bNddGAM/
>>96
18歳
98名無しさん@ピンキー:2005/05/11(水) 12:58:02 ID:bNddGAM/
言い忘れた
GJ!
そして乙カレ〜
99名無しさん@ピンキー:2005/05/13(金) 04:27:09 ID:ivPBDdFL
隊長が続編を投下しやすいようにageときますね
100名無しさん@ピンキー:2005/05/13(金) 18:44:50 ID:Dwx2TFp7
簿ー簿簿のエロ画像ないの?
101名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 13:23:54 ID:Xvyo09vZ
>>100
半虹逝け
102名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 13:37:39 ID:qD5pPkk+
逝って来たら結構あったよ
103名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 19:06:07 ID:IsPphrWh
ここは汚物スレ
104名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 21:23:07 ID:j55uxMIp
>>103
じゃあ来なけりゃいいんじゃね?( ´,_ゝ`)
105名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 23:14:25 ID:pBixmGES
とりあえず保守っておこう
106名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 01:46:31 ID:X9qCyGSH
マダー!?
107名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 18:36:07 ID:vXFscs5+
隊長死んだのか?ΣΣ(゚д゚lll)
さすがに丸二週間も音沙汰ないと心配なってきたぞ・゚・(ノД`)・゚・。
108名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 15:45:32 ID:6xsBWAP6
ビュスズ隊員でも探しているのか…?
109名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 21:45:36 ID:ntlwPsqQ
長い話は書いたらダメか?
110名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 10:01:02 ID:1q0vmuf8
いいぞ
111名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 20:31:18 ID:CKEUDwyH
長い話、投下支援age
112109:2005/05/29(日) 00:27:19 ID:8Wsqk7GQ
そうか。じゃあ書けたらまた来るよ。
ボーボボとビュティとへっぽこ丸の仲を
天の助と田楽マンと領主パッチが引っ掻き回す話。

何事もなかったかのようにスレをお楽しみください
              ↓
113名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 16:33:43 ID:LmF9eNJw
期待して待ってるよ♪
114名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 17:33:35 ID:bnMF/SS8
112氏の小説、楽しみにしております。

隊長の小説の後編も、ニ週間ずっと楽しみにしてるんだが…どこかで頑張ってるんだろうか(´・ω・`)
115名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 17:51:45 ID:AcJwz7YY
ところでふと気になったんだけど田ボとのセックル中に
融合とけたら田楽とボーボボのどっちに突っ込んでることになるんだろうな。
116名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 19:59:51 ID:7pD7pOEW
>>115
これはオレの勝手な予想だが「田・ボ」となっているところから
田ボは田楽マンの方がメインではないかと考えている。

そして、女性型ではあるが完全な女性であるという保証が今のところないため
(女性は手にかけないはずのJがちゃんと攻撃した)
胸が膨らんで女性ホルモンが多量にある男なのかもしれないことを考えると
突っ込んでいるのはお尻の穴という可能性もなきにしもあらず。
117109:2005/05/30(月) 20:43:37 ID:vmNr3F7i
げげーん田楽マンってメス(?)じゃないのかよ!
性別は女の設定で書いちゃった。
まあ別にたいした違いではないんだが。
ぼちぼち書いてます。誰かナイスシチュエーションくれ。
118名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 21:16:34 ID:7pD7pOEW
もしメスだったら「田楽ウーマン」か「田楽マンレディー」になるのだろうか。
11910=109:2005/05/30(月) 22:37:58 ID:vmNr3F7i
 「おおー」
 「すげー」
 「ヘッポコ丸も見ろよぉ」
 「い、いらん!」
 「ほんとは見たいくせにィ我慢は身体に良くないぞ」
 「そんな言い方じゃダメよ父さんこの子思春期真っ只中なんだから」
 「二次成長期って難しいな」
 「うるさい!」
 「ヤダこの子否定しませんでしたよ」
 「ムッツリスケベって救いようないわよねェー」
 背中で天の助と領主パッチがヘッポコ丸をからかって遊んでいる。手に持っているのはどうも女の子があられもない格好をしているグラビア誌のようだ。……どっから拾ってきたんだか。
 横をちらりと見ると、少し俯いて所在なさそうなショートカットの女の子が田楽マンとなにやらぼそぼそやり取りをしている。
 聞き耳を立てると“女の子同士”でどうして男の子ってああバカでスケベなのかというようなどっかで聞いた台詞を言っていた。
 ……どーもビュティは潔癖の嫌いがあるな、とオレは聞かぬ振りをして前を向く。ポクポク歩いている道は真っ直ぐで空は傾いた太陽が夕日に姿を変えようとしていた。
 「そろそろ日が落ちる。急がんと夕食食べ損ねるぞ」
 まだガヤガヤやってる後ろの3馬鹿に声を掛けて、抱きかかえている田楽マンごとビュティをひょいと摘み上げ、急に走り出した。
 「ちょ、ちょっとボーボボ!?」
 「コラァ抜け駆け反対〜!おい、ボーボボがまた勝手に全員の注文する気だぞ!!」
 それにいち早く気付いた領主パッチが追いかけてくるのが見えた。足のリーチが何倍も違うのに本気出したオレに敵う訳があるか。みるみるトゲトゲのオレンジ色が小さくなっていく。
 「うはははははー早いのらー」
 「今夜の夕食もカレー!絶対カレー!いち早く注文して全員カレー!連帯責任でカレー!」
12010=109:2005/05/30(月) 22:39:13 ID:vmNr3F7i
 「……はぁ、はぁ、はぁ……」
 「遅かったね」
 「3日連続でカレーとかやめろよマジで!おれの綺麗なオレンジ色に黄色のマーブルが混じったらどーしてくれんだァ!おおォ!?」
 「予想通り膜張ってんな」
 スプーンでカレーをつつく向こう側が透けて見える天の助にビュティが声を掛けた……というか突っ込んだというか。
 「天の助君ペラペラになってるよ」
 「こき逃げジェットでぶっ飛ばしてきたからな」
 「うん分かってる。ヘっくん力尽きてるし」
 連中が追いついたのは仲間内で一番食べるのが遅い田楽マンが全て平らげてからだった。因みに田楽マンは別に猫舌というわけではない。
 「ここのカレーはなかなか美味だった。注文しといてやったから早く食べろ」
 「アタイらだって美味いカレーふーふーしながら食べたかったわよ!どうせなら!」
 「やめとけパチ美、言ったって無駄だ」
 薄くなってスプーンが持ちやすくなったのか、天の助が器用にカレーをパクついている。どーでもいいがいっぺん全部かき混ぜてから食うのやめろ。幼児かお前は。
 「場所もわからん目的地からたっぷり2キロは離れた場所で捨てていきやがって!いっぺんも背中見えなかったぞ!せめてどこかな窓でも落としていきやがれ!」
 「何でそんなマニアックな道具なの。そもそも体通らないよボーボボじゃ」
 お前もなんでそんなてんコミでミニドラが1回出しただけの道具の名前と形状覚えてんだよビュティ。
 テーブルの端っこではヘッポコ丸がまだ息を弾ませてはぁはぁやっている。基礎体力ねーな。まあこの短時間で3人分の質量運ぶだけの出力を実現したんだから見込みがない訳じゃないが。
 「オレは食べ終わったから先に風呂いってくるぜ」
 「あ、じゃああたし達もー……て、寝てるー!」
 さっきからどうも静かだと思ったら田楽マンは椅子に持たれかかって寝息を立てていた。……ほんとにZブロック隊長だったのかこのマスコット。
 「じゃあ一緒に入ろうぜビュティ」
 「うんそうだね……って入れるかーっ!!」
 ハイテンションな乗り突っ込みにビュティの背後で死んでたヘッポコ丸がバッと音を立てて起きた。死ぬほど分かりやすい猫目小僧だなァ。なんでこれでビュティは気付かないんだろう。
12110=109:2005/05/30(月) 22:40:30 ID:vmNr3F7i
 「じゃあ入れるかどうか試してみようゼ☆」
 「たたた試さなくていーよ!てゆーか領主パッチ君見てないで助けて!」
 「あはははー良かったわねビュティ、父さんとお風呂入ってらっしゃい」
 「母さんあたし14歳!もう大人!」
 「ウフフ、大人ぶっちゃって」
 「ビュティ最近すっかりハジケぶりが板についたな。」
 ワルノリしている領主パッチはどっから出したのかおかんカツラをかぶってハンカチなど振っているし、カレーを食う手を休めぬ天の助は冷静にビュティを分析していた。
 暴れるビュティを小脇に抱えて食堂から出る。ドアを閉めると向こう側から派手な声と皿が割れたり物が落ちたりする音がした。
 《バカお前!いきなり立つなよ!》
 《ああっスマン》
 《……ふっふっふ…いー度胸だなヘッポコ丸…マジでおれ様を胸騒ぎのマーブルに染め上げるとは……》
 《ま、まて、違う、わざとじゃ》
 《問答無用だコラァ!》
 ドシャーン。なんかが重い何かにぶつかった音がした。またなんか壊したなあのバカども。
 「……あーあ、絶対コレ弁償もんだよ」
 嫌そーな声を上げてビュティが小脇に抱えられた格好のまま溜息をついた。
 「子供はそんなこと考えなくていーの」
 「ふーんだ、あたしもう14歳だもんね、十分大人よ」
 ぷいっとそっぽを向いてビュティが拗ねる。……こういうとこがしっかりしてるようでまだまだガキだな。オレはなんだかこの子が時折見せるこういう所にほっとする。戦乱の世で無理に大人にならなきゃならないこの子の。
 「そいつぁ失礼致しましたレディ」
 そっと床に立たせて恭しく一礼をしてやった。ビュティはきょとんとしている。
 「ほら、とっとと風呂行くぞ」
 虚を突いて頭をぐしゃぐしゃと撫でると子猫のような表情をして「やだ、子供扱いしないで!」と言いながらも成すがままだ。……妹が居たらこんな感じかねぇ。
122ビュスズ隊長:2005/05/31(火) 07:14:23 ID:+gs61aLI
あうぅ…皆様ありがとうございます&申し訳ありません!私生活のほうが忙しく、後編の制作がなかなか進みません…orz あんまり面白くないかもしれませんが、気長にお待ちください…しかし期待しすぎないでくださいね、裏切ってしまいかねないので(苦笑)

10=109さん、『領主パッチ』ではなく『首領パッチ』じゃありませんでしたっけ…?
123ビュスズ隊長:2005/05/31(火) 07:18:36 ID:+gs61aLI
肝心なこと忘れてた!
10=109さん、GJです!全員のセリフがキャラの雰囲気のまんまってのがスゴイですね!僕も少しは見習わないと…(´・ω・`)
12410=109:2005/05/31(火) 07:22:07 ID:oLkgUKAW
ウボア!ほんとだ!!領主になってる!
俺はほんとにパッチスキーなのか。……逝って来るorz
12510=109:2005/05/31(火) 07:34:48 ID:oLkgUKAW
おおっ大切なことを言い忘れてた。
隊長、俺隊長の小説読んでここに落とそうと思ったんです。
隊長の後方支援(ビュスズ推薦小説の続き)待ってますヽ(´ー`)ノ
126名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 00:30:49 ID:2WGF5+fy
なんか偉そうだなw>領主
127名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 10:33:37 ID:851aXXVB
>>124>>126
貴族風の服を着た付け髭のパッチが浮かんでしまった。
128名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 23:25:52 ID:4+/ODvRd
10=109さん、褒めていただいても何もありませんよ!?w
僕も神様降臨の足掛かりになれて嬉しく思います。これからも後方支援はお任せを!少しずつでも執筆してるんで、もう少しお待ちを…
129ビュスズ隊長=128:2005/06/01(水) 23:27:24 ID:4+/ODvRd
名無しで書き込んでしまった…orz
13010=109:2005/06/02(木) 06:40:35 ID:YGKFuWIA
 風呂はでかくて、岩風呂で、露天風呂だった。
 で、目の前の看板にはこう書いてある。
 『混浴』
 「……なんつーベタな」
 飽きれて言葉もない。倍も歳の離れてるお子様の裸見て何が楽しいもんか。……いや、そう歳が離れてない女の人が居たらそれはそれで大問題か。スッパでぼこぼこにされたくない。
 オレは体洗って頭洗って男湯の領域でだけてきとーにくつろぐことにした。じきにカレーだらけの連中が入ってくるだろう。
 空を見上げると切り立った崖の上にむかって湯気が立ち上っている。湯気の向こうには銀色の星がランチョンマットみたくに敷き詰められていて、金色のどんぶりよろしく下弦のハーフムーンが光っていた。
 「……明日はカレーうどんだな」
 独り満足げにうんうんと頷いていると背中で誰かが湯に入る音がした。
 「もう来たのか、早かったな」
 ふっと振り向くと湯煙の向こう側にヘッポコ丸らしき人影が見えたので声を掛けると、ヘッポコ丸は返事をしないままにソサクサと湯から上がろうとしている。
 「どこいくんだよ」
 そう声を掛けてもやっぱりヘッポコ丸は返事をしない。
 ムッとして近づき、手を掴んだ。
 「えらい細っこい腕だな、ちゃんとメシ食ってんのか。」
 いっつも首領パッチにイビラレてっからまともに食えねーのか、なんて引っ張ったら。
 髪の毛をタオルに包んで短髪に見えたビュティが出た。
 「……あれっ?」
 「――――――っ!だから逃げようとしてたのに!」
 流石にビビった。カキーンと凍ったまま身体が、思考が、呼吸が止まる。
 「もっもう、放してよボーボボ!」
 「ん、ああ、すまん」
 ちゃんとバスタオルで体を包んでいるからか、特に叫んだりもせずに顔を赤らめたビュティが咄嗟に掴まれた手首に指を這わせる。
13110=109:2005/06/02(木) 06:42:39 ID:YGKFuWIA
 「ちゃんとバスタオル結んだ?」
 「ん、ああ」
 しかしいい度胸してやがる。せっかくだから一緒に浸かろうだとぉ?オレのことなんだと思ってんだこの娘っ子は。
 「女湯には混浴なんて書いてなかったよ。専用水着“絶対着用のこと”って看板があっただけで」
 オレにバスタオルを貸して、ビュティは温泉専用水着とやらをお披露目した。通常がヘソ出し半袖なので露出度はいつもより低いだっせぇ水着。それに妙に安心した。何故か。
 「混浴なんて書いてあったらビュティは入ってきたか?」
 「入るわけないじゃん」
 「そういうこった」
 「……商売って大変なんだね」
 「こんな時代だしな」
 二人でぼんやり空を見上げてぼそぼそ囁くように喋っている。三馬鹿はまだ誰もこない。まあこの状況で来られても困るわけだが。向こうが。
 会話が不意に途切れたので、視線を落とすとビュティがじっとオレの身体を見てた。
 「ヤダっビュティさんのエッチー!」
 「……傷、多いね。」
 指で肩の所にある昔の傷をそっと撫でる彼女の指が細くて、ゆっくりで、オレはなんだか妙な気になる。
 「男の勲章ってやつ?」
 「――――――あたしが付けた傷もあるのかな?」
 へらへらっと笑って話を逸らそうとしても沈んだ表情のビュティは突っ込みさえしない。小さな傷も大きな傷も、一つ一つ確かめるように細い指が辿っていく。
 「自分のことは自分でしようって決めたのにあたしいっつも守られてばっかり。足引っ張ってばっかり。やんなっちゃう」
 ふっと指を離して湯船に顔を浸ける。その仕草が痛々しくてオレはやっぱり見ない振りをする。
 「なんで。それがビュティの役目なのによ」
 「やだよそんな役目」
 「いいじゃねえか、守られてて。足引っ張るの上等だぜ」
13210=109:2005/06/02(木) 06:44:32 ID:YGKFuWIA
 「そこんとこ否定しないんだ」
 「うん。実際人質とか取られるとマジ困るし」
 「くっ……悪かったわよ」
 「いや、簡単に人質に取られるオレらが悪いんであってビュティは別に悪かねえだろ。オレはお前さんについて来いとは言ったが自分の身は自分で守れなんて言った覚えねーぞ」
 オレの言葉にビュティ鳩が豆鉄砲食らったような顔をしていた。
 「だぁから、首領パッチも、天の助も、田楽マンも、ヘッポコ丸も、もちろんオレも、ビュティ守ってナンボなの。守る対象が居てこそなわけ。だから“弱くて自分で戦えないビュティ”が居ないと困るんだよ。
 ヘッポコ丸の突っ込みはまだまだだからな、ビュティに突っ込まれた方がハジケの破壊力が上がんだ」
 べらべら当たり前でくだらないことを適当に喋ってたらガラガラ音がしてガラス戸が開いた。いつの間に起きたのか田楽マンもいっしょに4人が風呂に入ってきたらしい。
 「ぼっ…ボーボボさん!!な、な、なんでここにビュティが!?」
 ……うるせーのが来た。
 「おおーでけー。さすが混浴」
 「やだっビュティあんでアンタだけ水着着てンのよッ!どこにあったのそれ寄越しなさいよう!」
 「女湯の脱衣所にいっぱいあるから好きなの持ってきなよーっ引っ張らないでーっ!」
 「うはははーエロコメみたいなシチュエーションなのら」
 「せんせー!ムッツリ助平のヘッポコ丸くんが鼻血噴いてまーす」
 「大丈夫かヘッポコ丸、ほら鼻にこれ詰めとけ」
 「そうそうこれをこーして……ってところてんじゃ血ィ止まんねーよ!!」
 「ノリ突っ込みなのら。」
 あーもーうるせぇな。呆れ顔でビュティをみるとイイ顔で笑ってた。オレの視線に気付いたのかちょっとウインクをして人差し指を口元に持っていく。……黙ってろってことらしい。
 「あーっ!なんだそのアイコンタクト!なによ二人してハレンチな!アタシも混ぜなさいよ!そのエロコメとやらにッ」
 「ビュティ、ぐいぐい押すのら。こういうちょっと冷めてるタイプの男はガンガン押すと根負けするのら」
 田楽マン、生々しい的を射た発言は控えるように。
 6人でわいわいやってたら、ついに血が足りなくなったヘッポコ丸が湯あたりを起こして終了。あーもーたまにはゆっくりさせろって。
133名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 16:42:49 ID:WtVOsnH5
主人、エロエロはまだかっ!
134名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 19:54:14 ID:b/fRMSl3
幸せならクリックしよう♪
http://pink-heart.biz/images/log/ http://pink-heart.biz/images/log/
幸せならクリックしよう♪
http://pink-heart.biz/images/log/ http://pink-heart.biz/images/log/
幸せなら態度で示そうよ
ほらみんなでクリックしよう♪
http://pink-heart.biz/images/log/ http://pink-heart.biz/images/log/
13510=109:2005/06/03(金) 07:53:58 ID:LiBdccEd
>>133
あいすいません
もうちょっと待たれよ
136名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 20:14:22 ID:G9Ivf8ge
唐age
13710=109:2005/06/04(土) 06:35:57 ID:PxD1hqSf
 簾を通した風を受けてうたた寝しながら、まるで母親が子供を寝かしつけるみたいにビュティがヘッポコ丸をうちわで扇いでいるのを見ていた。窓の外から聞こえる虫の音が瞼を重くするのに、何故か視線が外れない。
 「おいボーボボ、隣の席の好きな子眺めてる小学生の顔になってんぞ」
 「……なに言ってんだお前」
 「自覚ねーのか。救えねえな」
 首領パッチが珍しくパチ美にならず、からかいもせず、目を閉じたままの囁き声。
 「ビュティはいい子なのらー。ボーボボは出来ればこれ以上何も背負わせたくないのらー」
 「うへぇ男前に“ハンカチ詰め合わせセットofぬ”贈呈ー」
 いつの間に起きていたのか田楽マンと天の助まで口を挟んできた。
 「それが優しさだと思ってんのか童貞ヤロー」
 「どどどどどうていちゃうわ!」
 「キャハハハハハキモーイ!童貞が許されるのは小学生までだよねー」
 「ボーボボあと3年で魔法使いなのらー」
 オレのゆるいボケに乗ってきた天の助と田楽マンを首領パッチが無言で睨みつけると、二人はぴたりと口をつぐむ。お前いつもそんな顔してたらカッチョイイのになぁ。
 「フン、そこまで腰抜けだとは思わなかった。まぁ好きに指くわえて見てなインポ野郎」
 それだけ囁くとくるりとオレ達から背を向けて肌布団をかぶった首領パッチはそれ以上何も言わない。オレはムッとしてその背に向けて中指などをおっ立ててやる。
 「首領パッチはバカだから言葉知らないのら。ヘッポコ丸に遅れをとるなと言いたかっただけなのら」
 「へぇー、お前結構よく見てんなこのこの」
 「友達付き合いへたくそだから付け焼刃で手習いした能力なのら」
 へらへら笑いながら照れた様子で田楽マンが後ろ頭を掻いているのを、ニヤニヤ笑いながら天の助が肘でつつく。
 「で?で?ボーボボはどーなんだ?ビュティのことどー思ってんだよ?」
 ……おーおー、嬉そーな顔しやがってこのトコロテン野郎。
 「さぁね」
 「うひー、大人の余裕ですかー。その余裕、青少年に虚を突かれないよーにな。ゲラゲラゲラ」
 天の助の目の奥が笑ってないのに気付きながらオレは流した。こいつ“青少年”と仲いいからな……この件に関しちゃいいたいことの一つや二つあるだろうに。オレはぼんやりそんな事を思っている。
13810=109:2005/06/04(土) 06:36:29 ID:PxD1hqSf
 どれくらい経ったろう。ふと目を覚ますと月が冴えて畳に月光が差し込んでいた。それに照らされているはずの二人の姿がない。
 今ひとつハッキリしない頭を振りながら窓辺の板の間にある藤細工の椅子に腰掛ける。
 「……大人の余裕、ね」
 呆然とした声でそんな単語を呟いてみた。
 虫の音、風に揺らめく木立ちの囁き、照り渡る月の光。アイマイでテキトーな自分の思考。
 「天の助も人がワリィよ。焚き付けてる様に見える釘さしてくんだからな」
 声に振り向くと首領パッチが居た。オレは無言で椅子を顎でさす。
 「あの手のボウヤは奥手に見えて案外角におけねーぞ?みてみろ、早速連れ出しちゃって。不良だねぇ」
 「お前らなんか勘違いしてねえか」
 「少なくともお前よりは正気ですぅ」
 ブー、と口を3にして首領パッチがお茶など啜る。オレは肘置きに頬杖ついたまま窓の外を見ている。
 「あーあ、ビュティの純潔も今宵限りか。若いってイイねぇ、そう思わないかい爺さんや」
 老け顔で何もかも知った風に首領パッチが言う。オレは面倒くさいので聞き流しつつ、礼儀として突っ込む。
 「あの二人はそんな馬鹿じゃない。それに、二人がナカヨシならそりゃそれで目出度いことだろ。オレが首突っ込む問題じゃねーや」
 「おりゃ別にお前のことなんかなーんも言ってねえけど?」
 ……ぐ。
 苦虫を噛み潰した顔で睨むと今度は首領パッチが窓の方に視線をやる。
 「お前マジで童貞?」
 「ぶっ殺すぞ」
 「あー、ドーテーなんだ。」
 「オレ27のイケイケBOYよ?流石にマズイだろそれは。10年前からヤリヤリです!」
 「ちげぇよ。アタマん中の話。
 まぁ追い回されるような身の上で色恋沙汰なんかやってる場合じゃなかったんだろうがね」
 首領パッチがあくびをかみ殺して言葉を続ける。オレは聞き流すのをやめて久々に真面目な顔のヤツを見た。
 「いいじゃねえか、倍近く歳が離れてよーが。恋はいつもハリケーンなんだってどっかのコックも言ってたぜ」
 あーだめだめ、眠い。ぶつぶつ呟きながら首領パッチは自分の布団に潜り込んだ。
 「いーコト教えてやるよ、二人が行ったのはさっきの温泉。ヤング暴走機関車とっとと止めて来い」
13910=109:2005/06/04(土) 06:37:40 ID:PxD1hqSf
 ……いやね。単に風呂に入りたくなっただけで。別に他意はないんですよ?
 今ここに天の助が居たらきっと大笑いして転げ回るに違いない。そんな事を思いながら苦笑いで忍び足。音を立てないようにガラス戸を開け、身体を滑り込ませる。
 耳を澄ますと二人の声がやっと聞こえた。どーも女湯の領域に居るらしい。
 オレは男湯の領域で女湯を背にする格好で湯に浸かっている。
 「でね、でね、その時また言ったのよ」
 「あはははは!ボーボボさんが?」
 ……やー、若いっていいよねぇ。空気がシンと冷えているのに身体はいい塩梅でぽかぽかとぬくい。きゃっきゃと笑う二人の他愛ない話をBGMにオレはなんだか気が抜けてうとうとと船を漕ぎ出した。思いのほか疲れているようだ。
 うつらうつらしてたら急に何かが水に落ちる音が響いた。
 バシャン!
 「ぅをぉっ!?」
 「だっ……誰!?」
 『うばばばばばばば!』
 驚いて目を覚ましたら湯の中だった。何かが水の中に落ちたんじゃなくて自分が湯の中に突っ伏したんだと理解するのにたっぷり2秒は掛かった。慌てて顔を上げると驚いてこっち側に来てたヘッポコ丸と目が合う。
 「ぼ、ボーボボさん……寝てたんじゃないんですか?」
 赤いやら青いやら不思議な顔色のヘッポコ丸がおたおたしながらそんな事を言ってる後ろ側で、水着にバスタオル巻いたビュティが呆れ顔でこっちに向かっていた。
 「んもう、せっかく起こさないように黙って来たのに」
 ちゃんと寝てなきゃダメじゃない、ただでさえ今日は二人抱えて走るなんてバカな事したんだから。まるで母親みたいにビュティがオレを叱る。その後ろでヘッポコ丸がばつの悪そうな顔をオレから背けた。
 「や、じゃあ俺は先あがりますんで。お休みなさーい」
 そそくさヘッポコ丸が湯から上がって脱衣所へ消える。……なにをそんなに気まずい顔してやがんだ青少年。
 その後姿を眺めてたビュティがオレに向き直り、腰に手を当ててお説教タイムが始まった。オレはニヤニヤしながらうわの空で叱られている。
 「ねぇ、なに、二人でお風呂?やだぁビュティさんのエッチ!」
14010=109:2005/06/04(土) 06:39:42 ID:PxD1hqSf
 突然オレが堪らずに切り出したへらへら声を鼻で笑うようにビュティが一蹴した。
 「へっくん倒れちゃって温泉ちゃんと入ってなかったでしょ。勿体ないから誘ったの」
 「うぉっビュティさんったら見かけによらず大胆〜」
 「水着着てバスタオル巻いてて何が大胆なの」
 その声にオレははっと真顔になった。
 「……ええと……いや、ヘッポコ丸は水着じゃなくてタオル一丁ですよ?」
 「別にあたし見ないもん」
 ……この女まるでわかってねぇ……
 「――――――ビュティ、因みにお前の故郷では混浴が普通なのか?」
 「ンなワケないでしょう。なに言ってんのよボーボボ」
 一笑して彼女が手をパタパタ振る。あかん…この娘っ子、完全に素だ。なんたる毒婦。
 オレは意を決して訊ねてみることにした。頭の中でヘッポコ丸に詫びながら。
 「それはつまりヘッポコ丸を男だと思ってないってことか」
 「なんでよ。ボーボボだって一緒に今入ってるけど男じゃない」
 全身の、それは頭の中も含む、全ての力が抜けた。がくんと湯の中に沈み込む。
 「キャー!ちょ、ちょ、ちょっとぉ!?」
 『この特別天然記念妖婦ー今まで腹黒か興味なしのどっちかだと思ってたのにお前素だったのかー』
 ボコボコ頭の上の水面に向かって言葉の泡が上っている。その泡の中身は彼女に伝わらないから好きなことを勝手に吐き垂れる。……好き勝手?
 起き上がって湯から顔を出してビュティを見る。眉を顰めたいつもの困り顔。笑い顔。
 「ごめん、今気付いた」
 「なにが?」
 「オレお前のこと好きなんだわ」
 「…………………………………………………………はァ?」
 今度はビュティの目が点になってカキーンと凍りついた。
 オレはうんうんひとしきり頷いて指折り数える。
 「ヘッポコ丸がミョーに気になるのも、出来もしない大人な振りしてんのも、天の助にすまない気持ちがあるのも、首領パッチに言われて言い訳がましくここに来たのも、田楽マンを見直したのも」
14110=109:2005/06/04(土) 06:41:23 ID:PxD1hqSf
 みんなビュティがらみだ。てへっと自分の頭を小突きながら舌を出した。
 「あ、え……ええぇ?あー、えー………はぁ?」
 「オレみたいなおじさんじゃ、ヤ?」
 「やーあのー……ごめん、意味わかんない。どーゆーこと?なにこれ新手のハジケ?」
 ぽりぽり頭の後ろを書いて本気で解らなさそうな顔をしているビュティがしかめた声でそんな事を言う。
 「……ビュティってもしかして恋とかした事ねえんじゃねえの」
 「あるよ!失礼な」
 「オレはないよ。ないけど解るもん。でもお前さん全く解ってないし。」
 「じゃあなに、ボーボボはそういう意味であたしのことが好きなの?」
 「だからそう言ってねえか?」
 あーそーなんだ。へぇ。あーなるほどね、ああはいはい。えーと、うん。わかった。……で?
 普通の屈託のない顔でビュティがオレに聞き返す。その顔のどこにも動揺もショックも意地の悪い余裕さえもなく、平然。平気。平静。
 「……でって言われても困るぞ。
 まあ、一応返事でも貰おうかな。どうよ、オレ」
 「うむ……じゃないや。今のとこ男の人のこと考える余裕ないなぁ。さっきへっくんにも言ったんだけど」
 「――――――へ?」
 「や、だから、さっきへっくんも今のボーボボと同じよーな事言ってったのよね。
 でもあたしちょっとそれどこじゃないんで、って言ったの。」
 平然とそんな事を言ってのける小さな少女のなんと強大なことよ。なーにが守られてばっかりの弱いアタシだ。オレぁいま気が遠くなりそうだぞオイ。
 「そしたら?ヘッポコ丸は何て?」
 「待ってるって。」
 「……なんて返事したのさ」
 「返事がどうとか言う雰囲気じゃなかったからしてない。へっくんの自己完結。」
 厭きれたこの女。そりゃ宣戦布告じゃねえかよ。本気で自己完結だと思ってんのなら見上げた根性だぜ。
 溜息ついてオレは彼女に向き直る。ビュティはオレの顔を見ている。呼吸を整え、言葉を押し出す。
 「オレは待たない。今すぐ振り向かす」
14210=109:2005/06/04(土) 06:42:41 ID:PxD1hqSf
 「……ごーいんだなぁ」
 「待つのは性根合わないんでね」
 「ボーボボのそゆとこ嫌いじゃないよ。けどまあちょっと落ち着いて」
 ようやく危機感が生まれたのかへらっと笑ってちょっとオレとの間合いを取った。……ふむ、鈍感でも奥手でもない訳だ。
 「オレ達と会う前に好きな男が居たんだ?それどんなヤツ?」
 「そ、そんなのボーボボに関係ないじゃん……てゆうか、ちょっと、ちょっと、顔、コワいよ」
 ビュティの背には切り立った男湯の壁、湯で緩んだバスタオルの結び目がゆるゆると湯に逆巻くみたいに揺れている。
 「冷たいこと言うなよ、告白した直後にさ」
 「や、だって、えっちょっと、マジ?…マジなのォ……?」
 何かを乞うように眉尻をハの字に下げて壁にへばり付くビュティに俺はにっこり笑った。ビュティがほっとした顔で笑う。
 「だよねぇ、そんなわけないよねぇ」
 「大マジ」
 握ったままのビュティの右手を包んで封じ、体重を支えている岩に附いた掌を絡ませて顔を近付ける。きゅっと目を閉じて俯いたビュティはそれ以上何もしない。オレは額で彼女の顔を押し上げ、そのまま唇を奪う。
 「んんっ」
 サングラスなんかしたまま風呂入るんじゃなかった。曇って、黒くて、ビュティの顔が良く見えない。ぼんやりそんな事を思う。それでもよくよく目を凝らすと赤い頬のビュティが焦点の合わない視界の中に見えた。
 やわらかい小さな唇。熱い手。硫黄の匂い、舞い上がる血圧と揺れる脳みそ。ああ、夢見心地。
 ゆっくり唇を離すと溜息みたいにビュティが小さく一息ついた。それを見届けてオレはもう一度キスをする。
 「やっあ……あぁ……!」
 開いた唇に舌を押し込んで小さくて薄い歯に舌を這わすと何とも言えないうめき声が漏れる。押し付けている胸の振動がどっちのモンかなんてもうどちらにも区別がつかない。
 左脇からえぐり込むよーに半回転させて抱きしめたままディープストローク。小さな身体が律儀にひくひく小さく痙攣しているのが可笑しかった。
143名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 06:46:39 ID:PxD1hqSf
やれやれようやくエロエロ突入です。
こんなプレイきぼーんとか、エロいネタを下さいネタを。
144名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 00:11:59 ID:gS0Fe5HW
>>143

バイブプレイきぼん
145名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 00:22:03 ID:V6knxn9I
ネ申がいらっしゃったぞ!
ボが普通の感じなのがおもしろいです。

背面座位と駅弁キボン
146名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 15:00:54 ID:6eF1kVWB
神(゚∀゚ )ハイ!(∀゚ )ハイ!(゚   )(    )(   ゚)ハイ!( ゚∀)ハイ!( ゚∀゚)
147名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 01:00:53 ID:r0yKpCQF
148名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 22:29:12 ID:lYbiGGVJ

14910=109:2005/06/07(火) 05:19:35 ID:ZheUgDQc
 「はぁ、はぁ、はあぁ……っ」
 ようやく唇を離すと二人の口に銀色に光る唾液の橋が掛かった。長く伸びるそれがひどくエロい。
 オレはとろんとした目のビュティの頬と、顎と、首筋と……という風に唇を滑らせる。子供独特の柔らかくてふわふわした肌はつるつるふかふか、ことさら気色がいい。
 「ね、ね、だめだよ、こんなの、いけないよ」
 「いやか?」
 「……こんなことしてからそういう風に聞くのってずるいよ」
 「じゃあ続けていい?」
 「――――――だめ、やだ……って言ったら止めてくれるの?」
 「んなわけねー」
 「ほらやっぱり卑怯だ」
 「卑怯で結構メリケン粉」
 「……古。」
 キス、キス、キス。何度も何度も同じ場所に、違う場所に、キッスの嵐。今までのキスの回数を超えるぐらいに何度も何度も、跡をつけないように慎重なキスをする。
 叫び声も上げない。助けも呼ばない。逃げようとさえしない。もちろん止めろと拒否もしない。
 ……ねえどうよ、お前オレのこと好きなの?そうじゃないの?
 これはなんだ。オレが妄想差し込む隙間作ってくれてんのか?それともじっと我慢してりゃオレの気が済むと思ってんのか?まさか守ってもらってるお返しなんかじゃねえだろうな。
 どんどん盛り上がる肉体と体温とは逆に、頭の中がゆっくり冷静に、冷たくなってゆく。
 指の隙間を舐め上げて細く短い嬌声を上げる少女の顔が、まるっきり男を求める女の顔になっているにも拘らず。
 「な、ビュティの好きだった奴ってどんなヤツ?今でもまだ好き?」
 笑い顔で言った筈なのに顔がなんだか引きつっている。声が妙な感じ。勘弁しろよ、鬱陶しい男だな。
 「……コレ止めてくれるんなら教えてあげる」
 「なんだ、止めてほしくねェんだ」
 茶化したセリフに顔色が消えた。表情がコロコロ変わる14歳、感情に振り回されるフォーティーン。オレ14の頃なに考えてたっけ?ストレートに向けられて嫌悪感にたじろいで頭の中にどーでもいい事が蔓延するのを止められない。
 ああ脳味噌がゲンジツから逃避する乖離する分割される。
 なあ首領パッチ、やっぱお前が言う通りにオレったら腰抜けのインポ野郎みたい。ビュティが怒ると怖くてたまんねえよ。
15010=109:2005/06/07(火) 05:23:01 ID:ZheUgDQc
 「悪いんだけど、どいてくれない」
 冷たい言い方。業務的な台詞。オレは言われた通りに身体を離す。ビュティはバスタオルを巻きなおして髪を整える。それを何も言えずに黙って見てた。
 「あたし、ボーボボはそんなこと言わないと思ってた。……だから男の人ってヤなのよ」
 それだけ言い捨ててビュティは振り向くことなく女湯へ消えた。
 追っかけてったら良かったんだろうか?でも何言えばいいか全然わかんない。ビュティが何考えてるか、何怒ったのか全然見当つかない。
 ぽつんと湯に取り残されたオレは、ふわふわ舞い上がってた血圧も微熱も一気に急激に冷めて、腹の中に気持ち悪い古い油みたいなのが溜まってるのに気付いた。そいつはぐるぐる回ってて吐き気とも悪寒ともつかぬものを連れて来てて、去る気配がない。
 指が動かない。
 足が動かない。
 頭が働かない。
 身体が、ない。
 イライラするのに腹が立ってるんじゃない。
 なんだこれ、なんだこれ、なんだこれ。
 背中がざわざわする、口の中がピリピリする。
 ふっと身体の力が抜けて湯に浸かるような格好で腰を落とした。
 耳がようやくあたりの音を拾い出した。虫の音、いつもと変わらぬささやかな風が渡る音、月の光が静かに降る音。それが聞こえるのに頭の中に入ってこない。
 それからどのくらい時間が経ったのか、気が付いたら首領パッチが隣に居た。
 「このド阿呆」
 殴っただけでそれ以上何も言わず、首領パッチがオレの背中に蹴りをくらわせて湯から引っ張り出した。
 ぼんやりぼんやりしながら部屋に戻って布団かぶって寝た。
 まともに思考できないからなのか、それ以上の記憶がない。寝ようとしなくても勝手に身体がスイッチを切っちまったんだろう。
 目が覚めたら朝だった。
 で、ちゃんとビュティはオレを起こしてくれた。いつものように。
15110=109:2005/06/07(火) 05:27:19 ID:ZheUgDQc
 「朝よ!ほらほら起きて、起きてったらボーボボ!ご飯なくなっちゃうよ!みんな食堂行ったんだから!」
 「もう起きてるー!」
 「わぁっ」
 揺り起こしてた人間が急に身体を起して布団を跳ね飛ばしたのでビュティは布団を頭から被り、くぐもった声を上げる。サービスマンみたいなのが布団の裾を求めてうろうろしている格好がなんだか可笑しい。
 可笑しいついでにそのまま抱っこしてみた。
 『ギャー!なななにするのよぅ!』
 「おーいみんなー!サービスマンの子供を捕まえたぞ!」
 『もー!ちょっとォ!怒るよボーボボ!』
 「うひょーこわー!おこらりるぅ〜」
 じたばたするそれを小脇に抱えて食堂に直行する。入ってきたオレにみんなの視線が向けられて、でも首領パッチは興味なさそうに田楽マンとメザシの取り合いを続行した。
 「お、はようございますボーボボさん」
 「なんだその抱えてんの。サービスウーマンか?」
 若干違和感が残ってるヘッポコ丸と、能天気でいつも通りの天の助が声を掛けてくれて助かった。ビュティを下ろして適当に席についてべらべらくだらないことを喋ったりしていつも通り食事をした。
 いつもならすぐにちょっかい掛けてくるはずの首領パッチはやっぱりオレの方を見向きもしない。
 仕方がないので一発ハジケでも、と思ったら視線の合った田楽マンに睨まれた。
 所在がないのでオレは適当に飯を食う。
 メニューなんざ覚えてもない。
 飯を食うのがこんなに面倒くさいことだとは思ってもなかった。
 身支度して宿を出て、オレ達は一路OVER城を目指してポクポクポクポク歩いている。
 天気は悪くない。気温も高くもなく低くもなく。絶好の散歩日和で見通しがいい野原なんぞを歩いている。
 となりには何故か天の助が歩いていて、何を言うでなく、ずっと普通のツラしてるので妙に空気が重くて肩が凝る。30メートルくらい先でヘッポコ丸と首領パッチがいつも通りにじゃれてて、その少し後ろをビュティが田楽マンを頭に載せて付いて行く。
 「……なぁ。」
 「アン?」
 「なんか言いたい事でもあるんだったら面倒なことせずにとっとと言えよ」
152名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 13:26:12 ID:l9qo5Kic
「早く次を書くんだ!」
153名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 19:50:31 ID:qpYuKP9k
>>152
お前天の助だろ!
154名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 20:46:08 ID:QV9JyN0j
サービスマン
15510=109:2005/06/08(水) 07:31:59 ID:+Ju1Hnhf
 「俺にはないよ。別に」
 のほほーんとした顔を変えずにポヤポヤッとしたのんびり声で天の助が返事をする。パッと見じゃ、どう考えても裏があるように思えない。
 「お前にあるんだろ、言いたいことってのが」
 きーてやるよ。気楽な口調でそんなことを言う。オレはその態度にカチンときた。余裕綽々で飄々としたその態度に。クソッタレめ、その人を食ったよーなムカつく顔にメガトン暗黒情報くれてやる。
 「おー、そーかそーか、きーてくれるか。
 実は昨日ムラムラきてビュティ襲っちまったんだよーん」
 「へー。」
 「そんですんげえ怒らせてビクビクしてるとこだよーん」
 「ほー。」
 「おまけにその前にヘッポコ丸も告白してたみたいなこと言われて危機感バリバリの最中だ馬鹿野郎」
 「そー。」
 どの言葉にも全く動揺せずに、天の助は歩調も変わらず平気なままどーでもいい返事を返す。オレのイライラはいや増すばかり。
 「……コメントねーの」
 「あーん?なんか言って欲しいのかー?困ったなァ別になんもねーんだが……」
 ヘラヘラ笑い顔で天の助がオレの顔を肩越しで見た。安穏とした、意に介さない半笑いの顔で。
 「じゃあ昨日お前ら3人が風呂行った後このとでも喋るわ。田楽マンが俺らの部屋の窓から男湯が見えるの発見してた。俺は散歩に行くとこだったから見てないけど。
 あとはそうだな……首領パッチが“おめーが暴走機関車になってどーすんだボケ!おれは止めて来いと言ったんだ”っつってドア閉めても聞こえるくらい怒鳴ってたかな」
 「………………」
 「散歩してたらさ、旅館の裏手に庭園あっただろ?知らない?
 あすこにでっけえ灯篭があんだよ。んでさ、その後ろでさ、ヘッポコ丸が泣いてんだよ。
 いい年こいた男がさ、背中丸めて泣いてんだよ。
 俺ぁソレ見てなんか異様にムナクソ悪くなってよ。
 16にもなって女にフラれたくらいで泣いてんじゃねえよって。どんだけ甘い人生歩んできてんだこの馬鹿って」
 いつの間にか硬くなった声で天の助が続ける。真っ直ぐ前を見たまま、歯を食いしばって。
15610=109:2005/06/08(水) 07:33:13 ID:+Ju1Hnhf
 「俺はずっと誰にも買ってもらえなくて、34年独りで耐えてたぞクソッタレって。
 何で泣くんだよって、なんで諦めるんだよって。
 すんげえムカついて胸倉掴んで殴ってやろうかと思ったんだけどさ。」
 なんか馬鹿馬鹿しくなってヤメた。溜息を台詞に変えて力んでた表情を一気に弛緩させ、天の助はいつもの間抜け面に戻る。
 「……あの馬鹿まだ若いんだ。
 だから嬢ちゃんに家族とか親とか、そういうのを闇雲にダブらせちまうんだ。
 もちっとまともにビュティを見てたらあんなに泣かんでもよかったのに。ほんと、馬鹿だよあのガキ」
 無神経なスマイル貼り付けた天の助が、なーんて分析してみたりして、とゲラゲラ笑った。
 「ついでにおめーも分析してやろうか。
 朝飯のときにビュティ抱えて入ってきたろ。あれはハジケじゃなくて顔合わせらんなかっ……」
 天の助の台詞を阻止するようにオレは声を荒げる。
 「じゃあオレも分析!
 てめーは無神経でデリカシーがなくて寂しがり屋でその上要りもしねーことをべらべら喋る人の顔色が伺えねートンチキヤローだよっ!」
 おーあたりー。カランカランと商店街のセットを背負って天の助がハンドベルを鳴らす。
 「おまけにヘッポコ丸を贔屓しすぎてお前に八つ当たりする程度のペラい人間性だぜヒャッホー」
 言いながら天の助が走ってヘッポコ丸と首領パッチの間に割って入っていった。しばらくグダグダやってたら今度はヘッポコ丸が厳し目の表情で立ち止まってオレを見ている。……チクったなあのプルプル野郎……
 逃げる訳にもいかないし、かといってちょっとはぐらかすにも骨が折れそうだ。頭の上にはご丁寧に田楽マンまで載っている。
 「……ボーボボさん、天の助から聞きました。」
 立ち止まってるヘッポコ丸を通り過ぎて歩調を変えずにいたら、後ろから付いてきた。
 「オレも聞いたぜ。泣いたんだってな」
 「なっ……!?」
 「お互い脛に傷持ってんだ、触れずに行こうじゃねえか」
 「……それとこれとは別でしょう!?
 ボーボボさんはそんなことする人じゃな」
 「あーそれもうビュティから聞いた。なんだお前ら、人を聖人君主かなんかみたいに。オレ別に性欲ねーわけじゃねえぞ」
15710=109:2005/06/08(水) 07:35:23 ID:+Ju1Hnhf
 「せっ……せ、せいよくって……」
 「ボーボボ、直接的な表現はダメなのら。このボクもドーテーなんだから」
 田楽マンがニコニコ顔でいらんことを言う。……くそ、こいつもたいがい腹黒いな。
 「あーもーうるさいうるさい!27の男に何を求めてんだお前らは!女が風呂に一緒に入ってんだぞ!ちんこ立たない方がおかしーんだよ!」
 「そんな短絡的な!!」
 「性欲の奴隷どもめー」
 怒るヘッポコ丸とは対照的に田楽マンは相変わらず蜂の巣突付いて喜ぶような真似を続ける。
 「ヘッポコ丸くん、腹割って話そうじゃないか。立ったんだろ?……ん?」
 「立ちません!!」
 肩を掴んで向かい合っても頬染めながら必死で否定するヘッポコ丸。それを頭の上でゲタゲタ笑い飛ばす田楽マン。一種異様な空気が三人の間に流れているが別に誰もそれを破裂させようという気はないらしい。
 「ボーボボさんは……ビュティのこと好きなんですよね?だから……その、押し倒したりしたんですよね?」
 うわぁーオレいつの間にか強姦魔にレベルがアップだかダウンだかしてる〜。人のうわさってちょうコエー。
15810=109:2005/06/08(水) 07:36:44 ID:+Ju1Hnhf
 どれ、怖いついでにひとつからかってやるか。この嫉妬感ムキだしで天の助にぬくぬく守られてるボクチンをよ。
 「さぁーて、ど〜かな〜?
 ずっと一緒に居たから情が移っただけかも知れないぜぇ〜」
 底意地の悪い声を出して好奇の顔でヘッポコ丸に視線を落とすと、少年は照れもせず怒りもせず、およそ歳にそぐわない冷たい目でオレを見ていた。
 「だったら……もしいい加減な気持ちでそういうことしたなら、幾らボーボボさんでも…オレ…許しません」
 「…………許さないって、どうするね?オレとやろうってのか?」
 このクソガキ、そこまでノボせ上がってんのならオレにも考えが……と、腹に黒いものが湧き出した瞬間、ヘッポコ丸がオレを真正面から睨んできっぱり言った。
 「軽蔑します」
 振り落とされた田楽マンを振り返りもせず、少年がオレ達に背を向けて3人の元へ走ってゆく。なんつーハズカシー奴。真っ直ぐな目で睨んで、おまけに“オトナの喧嘩”まで吹っ掛けてきたよ。
 尻餅を付いた田楽マンが付いた草と砂を払い、ぽそりと言った。
 「今のボーボボよりよっぽどオトナなのら。寄り道してたらあっという間に日々成長する小さな魔人たちに追い抜かれるのら」
 ――――――なんで子供って大人になりたがるんだろうなぁ。大人になってもいいことねーのに。
159名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 18:12:15 ID:t+y9m4W3
つD お釣り、取っといて
160名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 19:31:43 ID:YpqNMcja
いつの間にかイヤな奴になってるボーボボ、このままだとへっくんを天の助に取られちゃうぞ。
161名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 19:55:34 ID:9DUdo85G
そこで実は首領パッチが女だったというオチで(ry
もしくはレムたんが(ry
162名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 19:57:40 ID:YpqNMcja
>>161
そういやパチ美って破天荒よりへっくんの方が好きそうだったからな。
163名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 21:36:26 ID:o3RYM1zf
首領パッチがもっと出ると尚良い。
16410=109:2005/06/09(木) 07:07:35 ID:Wam1jPMv
 日が暮れてきたので一行は適当に宿を取った。宿場町は季節柄なのか人で溢れていて、6人一緒に宿がとれず、オレと天の助とヘッポコ丸、パチ美と田楽マンとビュティの男組と女(?)組に分かれて別々の宿を取った。
 夕食も食べ終え、風呂の支度が整うまで時間があると言うのでオレは浴衣など着てぶらぶら土産物屋をからかうことにした。天の助も誘ったんだがヘッポコ丸が行かないというので一緒に部屋にいるという。
 かーッ、すんげえ過保護。……頼ってくる奴が出来て嬉しいんだろうけど一応あいつ16の男なんだがね。
 べたべた甘ったるい二人に見切りをつけてとっとと部屋を出た。
 今日は空に星がない。月に薄雲が掛かっていて一雨来そうだ。
 下駄を鳴らしながらてれてれ歩いてたら予想通りにぽつぽつ降り出したので、こりゃまずいと宿の方へ戻ろうとしたときには既に遅かった。
 まるでバケツをひっくり返したかのようなとんでもない雨。とてもじゃないが歩いて帰れる様な有様じゃない。参ったなぁと軒先で雨宿りしてたら、向かい側のビルの3階の窓が開いた。
 「やっぱりボーボボだ。なにしてんのそんなとこで」
 「……見てわかんない?」
 「雨宿り楽しい?」
16510=109:2005/06/09(木) 07:08:14 ID:Wam1jPMv
 「わきゃねーだろ。蚊に食われるし最悪」
 ぷいっとそっぽを向いて声を掛けたショートカットの女の子から顔を逸らした。……無意識に来ちまったのかな、あーヤダヤダ。ストーカーかよ。
 「……悪さ、しないんなら部屋に来てもいーよ。首領パッチくんと田楽マンまだ帰ってこなくて暇だから」
 「あのなーお前、危機感ねーのかよ。女の子が一人の部屋に男入れたらいけません!しかも夜!」
 「部屋に入れたらオッケーなんてそれオヤジの発想ーて、どっかの中学生が顰蹙してたねー」
 「オヤジじゃないの、世間一般の常識。貞操観の問題。」
 「あっそ。んじゃあそこで好きなだけ蚊に食われてりゃーいーじゃん」
 パタン、と窓を閉じて、ご丁寧にカーテンまで引いたビュティの影が窓辺から消える。オレはそれに何故かほっとして窓を見上げてた。
 ……まぁ、こんな方が、気楽でいいかもな。
 体が冷えてきたのか、なんか全身が水っぽい。街灯が歪む。きっとサングラスについた雨粒のせいだ。プリズム分解された光が七色にゆらゆらゆれて、景気が悪いったらありゃしない。ぐしゅっと鼻を啜り上げたら腕のあたりからタオルを差し出された。
 「……こんなとこで風邪引かれてもたまんないからお願いするわ。部屋に来てちょーだい」
16610=109:2005/06/09(木) 07:08:46 ID:Wam1jPMv
 和室四人部屋の男組とは違って洋風のツインを二部屋取ってた女組は、正真正銘の女であるビュティが一部屋を一人で使っていた。シャワーを借りてテキトーに身体を洗い、ビュティの手配してくれた男物のパジャマに袖を通す。
 「へぇー、女組はリッチだな」
 「“パチ美さん”が絶対ベッドって言い張るから仕方なく。なんか飲む?紅茶しかないけど」
 ベチャベチャになって、泥が思う存分はねまくってた浴衣を水にくぐらせて干し終えたビュティが申し訳程度のキッチンに向かって湯を沸かす。
 「温ければ湯でいい」
 「アールグレイね」
 「へいへい飲みます、飲みますとも」
 マグカップを受け取って二人膝をつき合わせてベッドの上で静かに啜る。
 ――――――あー、空気重い。
 ちらっとビュティの顔を見ると、別に何を言うでなく紅茶を飲んでいる。サングラスってこういうとき視線隠せて便利だよね、なんてじーっとビュティの一挙一動を見守ってた。
 「……なんか用?見つめたってなんも出ないよ」
 あんまりなお言葉にビクッと体が震える。な、な、なんでオレの視線が解るんだ!?
 「こんだけ長いこと一緒にいるんだからサングラスの奥くらい見当つくって」
 へらっと初めてビュティがオレに笑い顔を見せた。オレはその笑顔に思いのほか緊張を解きほぐされて苦笑いするしかない。
 「んだよ、人が悪ィなぁ」
 「あははははーだってボーボボが緊張してるから面白くって」
 けらけらけら、女の子がマグカップ抱えながら笑う、嬉しそうに一息ついた風に。
 それを見てオレはなんだか泣けてきた。情けなくて恥かしい。
 「……ごめんね」
 「はぁ?……なにが」
 きょとんとしたビュティの表情のどこにも恨みがましさの欠片もなくて、その平気な顔にますます泣けてくる。
 「ちょっ……なに泣いてんの……
 ワケもわからず泣かれたらいくらあたしでも引くよ?」
 口調は平然としているのに声が水っぽくて(さっきのオレの身体みたいだ)、もう俯けた顔を上げる勇気がなかった。
16710=109:2005/06/09(木) 07:09:48 ID:Wam1jPMv
 「……あのね、あたし、ああゆうの、ちょっと苦手なの。
 昔……ほら、まあこんな世の中だからさ、色々あるでしょ?それでちょっと、苦手なの。
 だから急にああゆうことされるとビックリしちゃって。だからそれだけなのよ。
 別にボーボボが嫌いとか、そういうんじゃないからね。ね、だから、それだけだからね」
 肩越しにオレの顔を覗き込むような格好で、必死にいつも通りの声を出してオレを励まそうとしているビュティが不敏だった。この子はいつもオトナをやってる。それはオトナにならないと、辛いことが多いから。
 子供が伊達や酔狂、憧れで背伸びするのとは違う。これはもっと哀れで痛々しいものだ。
 「……ぁのなぁ!」
 「は、はいっ!?」
 「いいんだよそんな大人の真似なんかしなくても!
 嫌だったら怒っていいし!ムカついたら殴っていいの!悲しかったら泣け!怖かったら助け呼べよ!
 何で我慢すんだよ!いーんだよガキやってられる間はガキで!守らせてくれよ!オレ一応大人なんだから!」
 オレがそう毛足の長いカーペットに向かって怒鳴ったら、ビュティが嬉しそうな声で短く、うん、と答えた。
 「大人の言うことをなんでも盲信するような馬鹿じゃねえだろ、お前は」
16810=109:2005/06/09(木) 07:10:22 ID:Wam1jPMv
 子供でもお前は賢いんだから、嫌なら嫌って言え。全力で出来る限り守ってやっから、無理な我慢はするな。オレは途切れ途切れにいろんなことを宣言する。それを黙って少女が聞いている。
 「うん、お風呂のとき、嫌だったらちゃんと言った。…そんなにヤじゃなかったから、黙ってた。
 でも、ボーボボが、ちょっと、昔のこと思い出すようなこと、言ったから……動揺しちゃって」
 えへへへ、後ろ頭をぽりぽりやりながらビュティが細い声を出した。思わずそれに顔を上げたら、硬い表情の彼女が焦点をオレから明らかに逸らしていた。
 もうこの子は子供に戻れないんだと、理解した。戻れないなら、往くしかない。
 「悪かった。すまん。もう言わない。許してくれるなら、うれしいんだが」
 「いっいいよ!別に、そんな、大層なことでなし!や、やだな、もう、改まっちゃって。」
 「もう言わないから……その、仕切りなおし、しない?」
 「っ…し、仕切りなおしって?」
 「温泉の続き」
 ぽつりと上目遣いで訊ねたら、数秒間固まったビュティが引きつった悲鳴みたいなのを上げた。
 「えええええー!?こ、ここで!?今!?ちょっとちょっとマジなの!?」
 どざざざーと、一気に壁際まで逃げたビュティを緩慢な動作で追い詰める。……ああ、これでまったく昨夜と同じだな。
169名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 21:31:52 ID:GM5lxtZZ
誘い受けかよみっともねえな。
本当に自分でそう思ってるならここに来てるわけがない。
170名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 22:35:43 ID:byD58CTn
うそうそ ホントはね
171名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 12:24:44 ID:y/iN74D2
ツマンネ
172名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 15:56:27 ID:CbrE0eX0
首領パッチエキスをビュティに注入してエロエロにして欲しい。

173名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 17:21:56 ID:rBP0GNUJ
>>172
バカにしかならない希ガス
174名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 16:29:05 ID:wqUAbQKC
ボーボボの「守らせてくれよ 俺一応大人なんだから」の台詞に何か知らんが目から水が出そうになりました
いったいどうしたってんだ俺…orz
175名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 20:00:06 ID:+kQLZHeH
お、お、お前もか?俺は鼻水が止まらないんだ。へへ、おかしいな
176名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 13:09:56 ID:0M7JmvG7
なんか本誌がすごいことになっていますが皆さんいかがお過ごしですか
177ビュスズ隊長:2005/06/14(火) 22:38:50 ID:0DY9r2Vc
>>176
ボニメを長い間見れず、ビュスズ萌え度がかなりDOWNしてしまっております…か、かなり深刻な状況だ…orz
178名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 15:53:52 ID:Dv8RS5Br
神様いなくなっちゃったのら?
179名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 05:30:26 ID:tT1tDe0/
なんかいいシチュエーションないかなー致命的に止まっちゃったよータスケテー
180名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 17:44:19 ID:t/uGmOHL
レムが爆睡真拳でへっくんにエッチな夢を見せて、バーサーカーならぬサッキュバスモードで搾り取りまくる。
181名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 17:56:57 ID:toaZlc5H
なんでその二人w
182名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 18:25:50 ID:t/uGmOHL
>>181
昨日のボニメ見てて思いついた。
へっくんなのは、やっぱりエッチな夢で堕落させるなら美少年で決まりでしょってことで。
183名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 21:29:45 ID:g9pvCRxL
あ、いや、ボーボボとビュティでお願いしたいんだが……
184名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 22:17:00 ID:iCmZWUtl
ネタカプ投下
・パチルビ
・ボボスズ
・破パチ美
185名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 19:09:34 ID:0gCRjXGY
パチ美って男扱いなのか女扱いなのか?

そういや、どっかの絵板でビュティが「欠陥住宅見破り隊」に激しく調べられてるのがあって萌えたわけだが
18610=109:2005/06/21(火) 19:51:10 ID:zoqqQbyH
 瞼が重い。
 甘い匂いがする。
 髪から花の香りがして、指を這わすたびにゾクゾク背筋に何かが走っていく。
 「…恥かし…い…」
 壁際に追い詰めたビュティは観念したのか瞳を閉じて、オレの唇を黙って受けた。口の中に踊るたどたどしい熱い舌が、歯の裏とか、上あごの奥とか、そんな所をなぞるのでオレは気が気じゃない。
 ぷちゅくちゅちゅくちゅく…残響がする。エロいエロいキスのノイズ。21歳未満お断りのやらしー音吐。
 「奇遇だな、オレもだ」
 人差し指の腹に全神経を集中させてそっと胸に触れた。
 「やっ…!」
 びくんと大げさに痙攣して胸をかばうように背を曲げたビュティに被さるように逃げ場を封じる。
 「……や?」
 「だってこんなのおかしーよ!
 なんか間違ってる気がするんだもんー!大体なんで男の人ってこんな事したいのよう!」
 ベッドの上で足をじたばたさせながら悶える腕の中の少女は、それでもオレをあの時みたいに冷たい声で撥ね退けたりはしない。
 「少なくとも、オレはお前のことが好きだからこうするんだと思うんだけど……どうなのかな。自分でもよく解らん。
 アタマに響いてる『ビュティを押し倒せ』って声に従ってるだけだったりして」
 嘘は付きたくない。ビュティは賢い。きっとオレの“ドッキリ・スペクチャー”なんかすぐ見抜いてしまうだろう。薄っぺらな愛を囁いて嫌われるより、冷たい本心を拒絶される方がマシな気がした。
 オレの言葉にビュティの周りの空気がぴんと張り詰めたのが見えるかのようだ。冷たい目のビュティがむくりと起き上がる。
 「……なにそれ」
 「単なる本心。ドキドキうるさい心臓の鼓動が真実だと思えない哀れな大人の言い訳かもね」
 「わけわからん」
18710=109:2005/06/21(火) 19:52:37 ID:zoqqQbyH
 「……んー、オレは口下手だからナニ言っていいのかわかんねえんだよ。
 でもなにかをお前に言わなきゃならないと思うから必死で言葉を探してる……んだけど、それが全部シッチャカメッチャカでチャランポランでどーでもいいくだらない台詞になっちまう。
 どう言ったらこのアタマん中に渦巻いてるものをビュティに解ってもらえるんだろうな」
 口が止まらない。おかしいな、オレこんなにお喋りキャラだったっけ?
 泡食ってだらだらツマんねえ言い訳じみたことが勝手に吹き出すオレの唇に、気がついたらビュティの指が触れていた。
 細く冷たい、少女の指。
 「わかった。……もういいよ。」
 オレの全てを封じるちいさな人差し指。
 「……ボーボボは恋とかした事ないんだね。――――――なんか、カワイイ」
 にへーっとビュティが笑う。柔らかい声でオレの心のどっかをぎゅっと苦しくする。
 「あたしが初恋の人か。……えへへ、なんか照れちゃう」
 ぽりぽり後ろ頭など掻いたりなんかして、ビュティがオレの身体からするりと抜け出した。パンパンとパジャマをはたいてしわを伸ばし、髪の毛を手ぐしでさーっと整える。
 「いい?ボーボボ。あたしはボーボボが今まで付き合ってきた女の人とは違うの。
 これまでの手順はみーんな忘れて、一番最初の状態にリセットしてちょうだい。いいわね」
 「……何の話だ」
 「いーから!リセット!今すぐ!」
 キッとオレを睨みつけたビュティがベッドの上にちょこんと正座をして目を閉じた。
 オレと言えばいきなりリセットなどといわれてもワケが分からないモンで、仕方がないので同じように正座をして目を閉じた。
 「なーんにも訊かないから、何も訊かないで。
 ボーボボも初めて。あたしも初めて。いい?全部初めてよ」
 「……おい、ビュティ、オレはその、別に無理矢理どうこうとかは……」
 「いーの。あたしがしたいんだから、付き合ってよっ」
 オレは彼女のヘンな迫力に負けて、仕方なく(という言い訳をしながら)ビュティの唇に触れた。
18810=109:2005/06/21(火) 19:54:44 ID:zoqqQbyH
 こうして抱くと、本当に小さな女の子なんだなぁと実感する。身の丈がどうとか以前に、全てのパーツが絶望的に小さい。髪の毛にしたって細くて柔らかで、なんか自分とは別のイキモノのような気さえする。
 「……入るのかなぁ」
 ぼそっと思わず呟いてしまった言葉が彼女の耳に届いたのは不運だったとしか言いようがない。
 「へーきよ。もーっと身体のおっきい人知ってるから」
 ぐぼっとヘンな勢いで息を飲んだんだか息が詰まったんだかは解らない。ただ息が止まった。息が出来ない。自分で顔が青くなるのがわかる。
 「どしたの、ボーボボ」
 きょとんとしたビュティの顔がはっとして、それからしまったなぁという表情になって、お互い沈黙した。
 「……なぁビュティ、オレ意外に人間が小さい上に嫉妬深いみたいよ。
 やばーい、なんにも訊くなとか言われても無理無理無理ー!ゼッタイムリーフルベース!」
 じたばたじたばた身体を捻って捩って身体中にむくむく湧き出す黒色の雲に翻弄されるオレに、困り顔のビュティがヤケクソで声をかけた。
 「えーとほら、あー、天の助くんとか!……ダメ?」
 「天の助が粉微塵になって原材料の天草まで戻っちゃうYO!」
 「いーじゃん!ボーボボだってこー、ぼんきゅっぼんのきれーなおねーさんとか知ってるんでしょ!?それでおあいこ!ねっ」
 「やだやだやだー!オレのは業務的なアレだけどビュティのは本域のアレだろー!」
 ぎゅっと彼女が両手を握る音まで聞こえるような、重苦しい、声。かすれた悲鳴。
 「……ちがうよ。あたしのは、事故的な、アレ」
 その声にオレは身体中掻き毟られるような気がした。全身が押しつぶされそうに苦しい。
 「…わぁかったーっ!なんも訊かーん!お前も訊かない!それでいい!ビュティもそれでいいな!」
 「――――――ん。」
 痛々しく笑うビュティを見て、どうしてオレはこう、大人をするのに不自由なのかな、と我ながら情けなくなった。
189名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 22:38:52 ID:XoOfm52w
読ませて頂きました〜!
ビュティとボーボボ好きなので、めちゃ嬉しいです。
続きお待ちしとります〜!
190名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 00:11:36 ID:3Inm7uzJ
へっくんとビュティもみたいな〜
19110=109:2005/06/24(金) 20:50:13 ID:slPKl/SF
 小さな胸、細い首筋、白い肌。欲情しろってのが無理だ。勃つわきゃねーべ、こんな子供で。おにーさんはボンキュッボンのおねーさん専門ですよー!
 「やっぱり胸とか、ぺたんこで面白くない?」
 「ソンナコトナイヨ」
 「顔にウソって書いてある」
 「ウソジャナイアルヨ」
 「なんで中国人?」
 参ったな、オレが望んでるのはこーゆー事じゃないんだけど……なんて言ってもビュティには違うニュアンスで取られるに決まっている。だからと言って腹を決めただけで解決するような問題でもない。
 「……しょーがないなー」
 「ななななななななな」
 思案に暮れるオレをほったらかして、いつの間にかビュティのあの小さくて細い腕がオレの下着の中に進入していた。
 「手伝ってあげましょー」
 「ややややややややややややややめめめめめめめめめめめめめめめ」
 「壊れたCDみたい。おっかしいの」
 いつも通りの天使の笑顔。なのに下着の中で蠢くのは大胆で繊細な悪魔の和毛。
 ああああああ!年下の!しかも倍も歳の離れた被保護者に!オレは一体何をさせているのか!そして律儀に反応してんじゃないよマイサン!
 「あのうビュティさんマジうわっキタコレやばいやばいやばいって洒落になんないって」
 「洒落じゃないもん。うりゃうりゃうりゃ」
 チクショー嬉しそうな顔しやがってこの女。しかもなんて手さばきだ、確実にそこいらの商売女よか上手いぞコレ。
 ……こんなもん上達する理由を考えただけでまた全身が引き裂かれそうになるけど、とりあえず今はこの指先から神経を逸らすことが出来ない男の性が憎すぎる。
 「まったく、大人をからかう悪いムスメだ!こりゃお仕置きだな!」
 ビュティの身体を持ち上げて無理に腕を引っ張り出し、何とか攻撃を逸らして叱るオレの顔を両手で固定し、彼女が唇を重ねた。
19210=109:2005/06/24(金) 20:51:01 ID:slPKl/SF
 「お仕置きィ?できるもんならやってごらんなさいよー。あたしは一筋縄じゃいかないわよーん」
 熱い舌が口の中へ入ってくる。まるで生き物みたいに蠢き踊る舌は、オレの舌を絡め取ったり唇を滑ったり、あごのあたりから首筋、喉仏、鎖骨などにぬるい軌跡を残す。
 ぞくぞくぞくぞく
 背筋がそそけ立つのになんだか泣きそうになるから、オレはしばらくされるがまま。
 ああ、なんてこった。
 オレの好きな女はこんなに儚いのに
 どうしてお前、そんなに強いんだ?
 イヤじゃないの?こんなこと上手くなってる自分が嫌いじゃないの?
 眉間にしわを寄せ、オレは我慢が出来なくなってビュティの小さい身体にぎゅっと抱きついた。
 「ひゃ!」
 「オレね、ダメなオトナですよ。
 でもね、頑張るから。ビュティの役に立てなくてもいいよ。その代わり絶対に守るから。
 もうこんなこと二度としなくていいから。
 ビュティがヘッポコ丸を好きだろーが、首領パッチ、天の助、田楽マン、他の誰かを好きだろーが、もーどーでもいいよ。オレはオレがお前を好きって知ってるから。ちゃんと認めたから。
 だからもういいよ。いいんだよ。な、だから、もういいよ」
19310=109:2005/06/24(金) 20:51:17 ID:slPKl/SF
 後半は声が歪んでたんじゃないかなと心配になった。時々引っ掛かる自分の途切れ途切れの台詞がみっともなくて嫌だなあと思っている。
 「……なーんか、勘違いしてない?ボーボボ」
 あきれ声のビュティと目が合うと、彼女はんー、と思案顔を傾げて唸っている。
 「あたしね、これ今イヤイヤやってんじゃないよ。
 ボーボボが気持ちよーくなってくれたら嬉しーなーって、それだけだからね」
 にっこり微笑むかわいい女の子。よそ行きの笑顔。いつもの気楽さ。……ああムカつく!
 「オレはそんなのヤだよ!」
 思わず怒鳴った声に自分で驚いた。その倍、彼女が驚いた顔で一時停止。
 ……〜〜っ!あーわかった!言うよ!全部言っちまえばいいんだろ!!
 「……あーもう!じゃあ言うけど!
 ビュティお前ほんとにオレと今からセックスする気あるか?ねえだろ?その妙技で一発抜いてやろうってだけだろ?
 オレは!ヤなんだよそんなの!やるんだったらお前の心ごと抱きたいの!身体だけもいらんし、とーぜん手や口なんかでいじられてもなーんにも嬉しかねーんだよ!分かるか?解れよ!判ってくれよ!
 お前が男キライなのも知ってるよ!オレみたいな身体のでかい奴が特に苦手なのも知ってる!急に抱きしめたら身体がマジで凍ることも知ってる!
 でも、それでもお前笑ってオレのこと許してくれたから、嬉しかったよ!震えるぐらい嬉しかったよ!」
19410=109:2005/06/24(金) 20:51:45 ID:slPKl/SF
 「――――――――――――はーい、ボーボボさんすとぉーっぷ」
 気楽なあの声。いつもの軽い突っ込みのときの。
 「あたしをどーしてそんなに悲劇のヒロインに仕立て上げたいのかわかんない。
 …そりゃまあ、ちょっとはボーボボの言ったこと当たってるトコもあるけど、そんな深刻じゃないってば。よくあることじゃない。ね、心配しすぎだよ。
 あたしヤな人とベッドにいて逃げないほどお子様じゃない。14歳って案外オトナなんだから」
 ひとつ頬にキスが下りてきた。軽く掠めるような、口づけ。
 「身体が大きい人あたし好きよ。抱きしめられるのも好き。男の人が誰も彼も怖いだなんていうロマンチストじゃなくてごめんね」
 オレの左手をあの小さな両手が持ち上げて、自分の胸に押し当てた。
 「……ね、どくどくしてるでしょ。これ、怖がってるように聞こえる?」
 「――――いいや」
 「んふふふふ。
 ――――――――やさしくしてね?」
 茶目っ気たっぷりに彼女がウインクをした。俺はひとつだけ浅く頷いて少女の胸に左手を押し当てたまま、右腕でビュティの身体を全部引き寄せた。よろよろと縺れる足が絡まって重心さえ容易く奪ってしまえる。
 「あっ……!」
 小さく上げた吐息とも悲鳴とも付かぬささやかな声が、凍っていた血を溶かして一気に流れたような感覚を覚えた。ぞくぞくぞくそく。背筋に、首筋に、耳の裏に、血が通う。
 「もー知らんぞ、殴っても止めてやんねえ」
 「……ボーボボのえっち。」
 「悪かったな!オレはえっちですよ!エロエロですよ!へんたいですよーだ!
 腰が立たなくなるくらいやってやるからな、絶対寝かさねーからな、覚悟しとけよ」
 「えっちえっちえっちー!ボーボボのちょうえっちー!」
 やーん、とまるで猫が無理に抱かれたときに両前足を突っ張るみたいにオレの腕を押しのけるのに、目がうるうる潤んでて、唇が今まで見たことないくらいに真っ赤になってた。
 「……………………う、ん…ッ」
195名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 20:55:43 ID:slPKl/SF
長くてマジスマン。ボーボボ意外に理性的過ぎ。
やっとエロ開始。駅弁とかガンバレ。バイブちょうがんばれ。
いいシチュエーションあったら恵んでくださいおながいします。
196名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 09:31:09 ID:Lnf7dwpu
10=109サン、あんた最高だぁ〜!!
イイ!めっちゃイイ!!(・∀・)
個人的には『愛』が伝われば、べつに
ノーマルなセックスでも満腹っす。
ガンガレ!!引き続きしえんしマス。 (。・_・。)ノ
つI お釣りはとっとけ!
197名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 21:27:48 ID:A+Azetfp
うん、何かもう、アレだな。
エロが目的とかそういうの忘れて、作品として好きになった。
勿論エロも期待するが。
198名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 01:09:08 ID:Ff0eIgKs
ボーボボの、しかもエロパロで泣けるとは思わなかった…
最後までがんがってください
199名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 16:57:59 ID:p4FXt7V8
保守
200名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 20:19:44 ID:IkQZB8Oi
・へっくん×スズ
・へっくん×レム
・へっくん×LOVE
この中で一番需要ありそうなのってどれ?
201名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 20:33:03 ID:QO1qR/Rq
スズ
202名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 21:34:33 ID:FWL947IW
へっくんに需要があるのか
203名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 23:49:22 ID:IkQZB8Oi
>>202
ワロタ。確かに原作で露骨なまでに冷遇されてるぐらいだからな。
20410=109:2005/06/28(火) 20:10:19 ID:il4baKvL
 熱がひどい風邪の時を思い出す。
 眩暈がして頭痛がして、それから……動悸と息切れと……混乱……
 シーツに広がるショートの髪が電気が消えた部屋の窓から差し込む街灯の光に柔らかく反射していて、なんか卑猥だ。閉じられた瞼に舌を這わすとパジャマの背中をぎゅっと握られた。
 頬を伝って首筋に、鎖骨に、胸に。彼女がそうした様に同じぬるさでなめくじの通り道。
 「んくぅ……ん」
 下着どころかパジャマも脱いでないそこへ、右腕を、右手を、中指を滑り込ませた。
 「やぁっ……よご、れちゃう……ぅ…」
 「あたらしーの買ってやる」
 「そんな無駄遣い…」
 うるさい唇をふさぐ。つまんないこと考えてる余裕を潰してやる。舌で、唇で、息で。
 ひく、ひく、ひくと細い腰が揺れるたびにぞく、ぞく、ぞくと背筋に戦慄が走る。何かに急かされるように自分の中指が何度も何度も少女の神秘をなぞる。
 「いっ……や、や…あっあっ」
 パジャマの生地は決して厚くない。糊のパリッときいた綿パジャマ。執拗に何度も何度も、その向こう側にある猫の肉球みたいなそれを擦るので、なんだかそこの布が柔らかくなってきたよーな気がするのは多分、思い過ごしじゃない。
 「……やって、なにが。なぁ、なにが、や?」
 「いじわるぅい!」
 「ゆってみ、このくちでゆってみ」
 「へんたい!」
 「あーいいなそれ、ぞくぞくする。もっと言って」
 「……うぅぅぅ……パジャマの上からじゃやだぁー」
 ああ、修行が足りないオレときたら顔が赤くなるよヤメテヤメテこっちが照れる!……とかいいながらズボンのお腹からそーっと手を差し込んで、ぱんつの上からより具体的に分かるそこを愛撫する。
 「あっあっあっ…やっ…ちがうー!」
 ぽこぽこ殴られるのは承知で中指は布一枚の壁を乗り越えずにまだ見ぬ神聖に祈りを捧げる。もうずいぶん前から動くたびにささやかな音を立てて活動している中指。オレの腕を掴むビュティの力が切なく強くなっていた。
 「違うなら自分で動かせよ」
 「ボーボボまじタチ悪いィ!」
20510=109:2005/06/28(火) 20:10:39 ID:il4baKvL
 絡み合う二匹の蛇のごとく、巻きついて離れない。
 ……これはなんだろ、まさか愛なんて言うんじゃなかろうな。
 違うと思う。けれど欲のみか?と訊ねられても返事は肯定ではない。
 「――――――――なあビュティ、気持ちいいとこ悪いんだが……オレらがやってるこれなんだろう。慰めあいかな?暇つぶしかな?ここから何か始まるのかな?それとももっと何か違うものなんだろうか?」
 動きを止めて思案顔で呟くオレを彼女が平手で殴った。
 「そんなつまんないこと考えてる暇がある割にはえらいことびんびんじゃない」
 ほっぺたをつねられてぐいーっと引っ張られてレトロな叱られ方をした。
 「ボーボボって結構少女趣味なのね。愛を囁いてなきゃ不安?それとも一夜でも心を求めちゃうロマンチストなのかしら。意外に倫理とか常識とかにがんじがらめにされてるからこそハジケリストだったりするんじゃないの?
 ……とにかくノボせた女の子の身体ほっといてツマんないこと言ってんじゃないっ!真面目にセックスしろぉ!」
 「だって!だって!なんかわかんねえんだもん!」
 オレのこねたダダに付き合ってか、彼女は怒り顔を冷たく平静に戻し…でも少し微笑みながら…言った。まるで小さな子に諭すように。
 「――――――――それが恋をしてるってことなの。
 自分の欲しいものが手に入らないから不安なんだよ。わかった?ちゃんと自覚しなさい」
 目からうろこが落ちた。
 なんかいろんなものが落ちた。
 動けない。
 「……うん」
 「ったくもう、オトナのくせに恋ってモノをナメてんじゃないの?結構手に負えないモンなんだからねっ」
 「うん」
 何度目のキスだろう。長いこと彼女の唇に噛み付くようなキスをした。
 オレはよく知らなかったんだ。
 人とひとつになること。
 自分を分解すること。
 お前を好きになってヤな自分も見たよ。汚い感情も持ったよ。お前の心を望んだばかりに苦しくて寂しくてやだったよ。意外に自分が人の目を気にするタイプだってのも知った。
 でもビュティ、お前はどうなんだ?オレをどう思ってる?
 ……いや、いい。手に入らなくても、ビュティが笑ってるのを見ていられるなら。
20610=109:2005/06/28(火) 20:12:45 ID:il4baKvL
 「あっあっあっあ」
 綿の下着の上から擦ると小さく声を上げるビュティのぐっと閉じられた瞼がひくひく痙攣する。唇が半開きになってキスをするたびにカチカチと歯が当たる。その鈍い衝撃がいいと思った。
 「恥かしい?」
 「ばかっそんなこと訊くな!」
 おおこわ。オレは口を閉ざして口の端を持ち上げ、ただ指と舌と肌だけになる。
 「……髭とか毛が、ちくちくして、いい」
 かーっと顔を真っ赤にして少女がエロいことを言って自己嫌悪で悶えている。それを眺めてなんだか癒された。
 「けっこービュティってエロいんじゃん」
 うわあーん!枕を顔に当てて大泣きするフリをする間にも腰のグラインドが止むことがないので可笑しい半面ぞくぞく背筋に走る快感が背徳的だなあと他人事のように思った。
 「うは、ぐちゃぐちゃ」
 指に絡まる粘着質の粘液はオレの指を思う存分ふやかしていて、指と指の間に透明なつり橋が掛かっていた。橋げたの太さが意外な気もするし、これから先のことを思うと安堵もする。
 「……やだぁもう〜……そーゆーこと普通女の子に言う!?」
 「――――――こいつは失礼、レディ」
 もう一度キスをした。ビュティはオレのキスを嫌がらない。……ということはオレを受け入れてくれるってことかなぁ?女はキスが大好きだけど、好きでもない野郎にされるのはきっと拒むはずだから。
 「……嘘でもいい。オレのこと、今だけ、好きだって言ってくれ。
 そしたら安心すると思うし、ひどいことも絶対にしないよ。今苦しくて仕方ないんだ、だから助けてくれたら嬉しいんだけど」
 腰抜けが囁く声に、にやりと笑った娼婦が唇の端から「女」の声を出した。
 「逃げないでちゃんと戦えよ、毛の王国の生き残り」
 この女はオレを良く知っている。つかまれたら嫌な所をよく知っている。ぐうの音も出ない。
 「〜〜〜〜ッ!わかったよっ!」
 キスをするキスをする、ただ唇にキスをする。
 この少女を愛しているのかどうかはまだわからない。……でも、心の底から守りたいと思うこの感じはたぶんいつまで経っても嘘にも過去にもならないだろうか。
 自分のこの直感は信じていいもの?自分に自信がないわけじゃないけど、いつものハジケやパワーと技でねじ伏せられるもんじゃないから、いまいち抱え込めず持て余している。
207名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 16:18:15 ID:xTt1lzb2
わくわくわくわく
208名無しさん@ピンキー :2005/06/29(水) 23:52:41 ID:kebCJp8u
続きマダー?
209名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 00:51:57 ID:LS2aXr8l
ちまちま落として神気取りか。救えねえな。
210名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 01:03:03 ID:qtLYR/Tl
>209
何言ってんだテメーーー!!!!

自分のペースでいいんでがんばってください。うおー良すぎる
211名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 01:10:55 ID:NwBAyUQ8
よく考えたらボーボボ×ビュティって言うのは
毛むくじゃらのおっさんに14歳の少女がやられるという
ある意味すさまじい絵なんだが(;´Д`)
首領パッチ×ビュティのトゲトゲが柔らかい触手になって
蹂躙するエロが読んで見たい。
首領パッチなら触手出せるよ(;´Д`)
212名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 10:01:46 ID:/LjEQDwt
>>209
ネ申気取りじゃなくて、
ネ申なんだよ!!自分の中ではだけど。。。

この作品が本になって出たら
買うからね〜ノシ
213名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 10:03:14 ID:/LjEQDwt
ケータイからだと、さげ忘れやすいよ
と、言い訳してみる。
214名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 08:13:17 ID:evPXLqY1
211は神。コレ終わったら書いてみてえと思った。
あとちまちま落として神気取りスマソwww
ププー俺は遅筆が売りですヨー!

つうか本当に長くてすまねえ。
なんとか軟着陸を考えているのでしばしお付き合い願う。
21510=109:2005/07/01(金) 08:14:40 ID:evPXLqY1
 ……これは入らないだろ、我ながら。ズボンを脱いで下着も脱いで、ビュティもせっせと脱がしちゃって、冷静になった感想。
 「硬度が足りないね。口でしてあげようか」
 オレのふにゃちんを挑発するように少女が赤い唇の隙間から桃色の舌と白い歯を見せる。にやにや笑ってて、まるで年上のお姉さん。童貞くんを上手に手ほどきしてあげる優しい経験者。
 「男ナメんなよムスメッコー!……いつか必ず痛い目見るぜ」
 「もうとっくに見たもーん。子供扱いするヒマがあるんだったら気合入れて勃てなよボーヤ」
 口の減らない女にムカムカイライラ。怒りのパワーでちんこって勃つもんなのか?両手首をググーと押さえつけて考えうる限り一番エロいキスをした。もう一度しろなんて言われてもきっと出来ない。
 「あ、ゴムねえや」
 「……出てくるんでしょう、そのアフロから」
 オレの手を振り払ったビュティが髪をごそごそ引っ掻き回すのがモノスゴク居心地が悪くて、ケツとかちょうぞわぞわした。あんまりくすぐったくて気持ちいいんだけど妙に気色悪いからズボンのポケットの財布から紳士のマナーを取り出す。
 「おっ二つ綴り…一個使ってますねぇ」
 「見んなエロ!……そりゃあオレは大人ですから、こんなのは常識ですよ。だってないと困るしそもそもオレんサイズとかって普通に売ってないし生でやるほどオレ根性座ってないしだいたい」
 「なに言い訳してんの?」
 きょとんとした少女が興味もなさそうにそんなことを言った。……マジへこむ。
 あのね、無理。お前を遠くから見てるだけで平気とかカッチョイイこと言ったけど全然無理。
 「…るっせぇな」
 「何怒ってんのよ」
 ビュティがオレの腕にキスを滑らせて怒っちゃやーよ楽しくやりましょうねぇ、とニヤニヤ笑いで子猫チャンの笑い顔を見せた。
 いろんな顔を持っている子猫チャン。素っ気無くって甘えたと思ったら突き放したり、心底不愉快な顔した次の瞬間ニヤニヤ笑ったり……おにーさんは敵いません。
 「んじゃ、まあ、やろうか」
 「あははは雰囲気なぁい〜……うん。やろうぜ」
 細く小さな腕が絡む。頬に当たる二の腕のすべすべと柔らかさが幸福をつれてくるような錯覚をもたらした。
21610=109:2005/07/01(金) 08:15:55 ID:evPXLqY1
 ……あっあっあっ
 はぁはぁはぁはぁ
 やっあっ…うっあっああんぅ…ぅ…
 はっはっはっはっ
 いっやっあっうんっん、ん、ん。ん、ん、ん……
 この、喘ぎ声って奴はどうもいけ好かない。間抜けな気がしてどーも落ち着かない。笑って吹き出しそうになる。
 あっはっはぁっはぁぅうぅうあんあんあんあん
 はぁっはぁっはぁっはぁ
 いやっいやぁいやっううううう…うう、ううーっ
 なん、だよっ…や、なのかぁ?
 うっあっやっあっあっだってっあっあっ
 だってって、なにがっ
 き、きもちいいんだもん
 へっへへへ、ざ、ざ、まあみ、ろ
 ぼーぼぼ、うま、うまい。きもちい、いや
 やなのか、いいのか、はっきりしろよ
 いいっいいっいいよぉ、いいんだってばっあっやだっいやっ
 は、は、は、は、どっち、だよ
 くすくす笑いながらビュティの足を高く持ち上げて、オレは一生懸命腰など振る。ビュティはオレのマイサンなど当然みたいにやすやす飲み込んでしまった。エロいところは刺激するたび切なくマイサンを締め上げる。
 手、こっち、やってみ。ほら、わかるか、ちゃんと入ってんだろ
 うわ、ほんとだ、すごい。なんか、生命の神秘ってかんじ
 おなか痛くないか?どっか苦しくないか?
 ……息、くるしいかな。でも、楽しい。セックス、楽しいの、はじめて
 ビュティが本当に嬉しそうににっこり笑った。息を弾ませて赤い顔でコケティッシュつー単語を人生で初めて使ってしまうほど可愛らしくて魅力的で胸がきゅんとした。
 小さなあごを指でそっと掬うとそっと目を閉じたので、オレも目を閉じて恋人同士みたいなキスをする。
21710=109:2005/07/01(金) 08:16:48 ID:evPXLqY1
 「うひゃー、いっぱいいいいぃぃぃ」
 けらけら笑ったビュティが摘んでいるブルーのずっしりしている近藤さん。
 「ぬるぬるぅ。うひゃひゃひゃひゃ」
 「……風呂場まで持ってくんなよそんなん」
 「なんでーおもしろいじゃーん」
 湯船に浸かっているオレが苦々しく顔半分を湯に隠してぶくぶくぶくぶくカニになってると、それを持ったままビュティが湯船に入ってきた。
 「あたし男の人とお風呂入るの初めて。おもしろいねえ」
 「……せまい……」
 明かりを付けない薄暗くて狭いホテルバスルームは、ビュティがローズオイルとかゆうのをご所望されたのでそれを湯船に入れている。むせ返る人工的な薔薇のきつい匂いは甘ったるくて少女趣味で寒気さえした。
 「しょーがないじゃん、ボーボボ身体おっきんだもん。じゃあさ、足の間とか、座っていい?」
 いい?なんて訊く前にもう移動の体制に入っている。うんともすんとも言わぬ間に、オレの腹にかわいらしいお尻がちょこんと乗っかった。……この天然娼婦め。
 「そんなとこ座られるとちんこ勃っちゃうよお兄さん」
 声はのんびりしながらバスタブに抱えられるような格好でオレはされるがまま。
 「……なぁーんか妙に言葉に刺があるなぁ。なによ、気持ちよくなかった?」
 ぷうっと膨れっ面したビュティが振り返りざまにほっぺたをぎゅうーっとつねってオレに訊ねる…というか尋問?
 「いいや」
 「じゃあなんでそんなに態度悪いの」
 「別に」
 「――――――怒るよ」
 「あ、それ怖いヤメテ」
 「じゃあちゃんと理由を教えなさい」
 むー、と渋い顔をしてしばらく時間をおき、オレはやっとのことで言葉を搾り出した。
 「……だって一緒にイけなかったんだもん」
 「あははははははボーボボまじ童貞。かわいー」
 オレの恋する子猫チャンはそう言って笑った後、蜂蜜みたいに甘ったるいキッスをオレのほっぺたに一つ降らせた。
218名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 13:36:21 ID:sk/hIMDG
ボーボボで萌えるのは澤井タソぐらい。


って思ってた俺にザ・グッバイ。
ボボビュイイ!!
219名無しさん@ピンキー :2005/07/01(金) 20:12:02 ID:igMldWCv
>>215-217
GJ!
うーむ、良いですなぁ。
220名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 05:16:52 ID:iW00q8P8
この幸せ描写に涙が出そうだよ
221名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 07:13:30 ID:yOK+Wg0x
幸せじゃないだろ。
ビュッティさんのクールなこと。
27歳手玉に取りまくり。
222名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 10:53:48 ID:rZLryEzb
ビュティの本性発揮ですな。
22310=109:2005/07/03(日) 07:10:47 ID:Sm7wtKXF
 「んじゃ、また明日ね」
 「……ん。」
 綺麗に乾いた浴衣を羽織って、オレは番傘など買い、小雨になった元来た道をゆるりゆるりと辿った。
 空を見上げると街灯の明かりの届く範囲だけ雨が降っている風に見えて、センチメンタルでいいな、と思う。
 ビュティはあのあと特に何も訊かず、何も言わず、普通の顔をしてオレを送り出した。いつもの良い子のビュティさん。エロエロなんて一欠けらさえ見えない清潔な笑顔。
 『――――――さよならのキスをくれよ』
 『へっ?なんで?』
 二の句が次げない、完璧な逸らしゼリフ。オレは惨めでみっともなくて格好悪くて黙りこくるしかない。
 もう彼女に触れるのさえ罪のような気がした。半径20センチの境を越えると百万ボルトの電圧がビリビリビリビリ!近付く者を全て焼き殺すみたいにビリビリビリ!視線を絡めただけでもビリビリビリ!
 腰抜けでインポ野郎な歯牙ないボクちゃんはビビって恐れて君からぴったり30と4センチ、距離を取る。
 意識が分散されて歪んでた視線をふっと前に向けたら、ビニール傘を持て余してるオレンジ色のトゲトゲが見えた。オレは何故か全くの無意識で視線を逸らす。隣に白くて丸っこい物が見えたけど、じゃあアレは……
 オレは別に何も言わずにその隣をすり抜けて、振り返らず歩調が変わらぬよう慎重に歩くイメージを固めた。
 からころからころ。何故か妙に自分の下駄の音が耳に付く。からころからころ。
 二人はまるでそ知らぬ顔でオレを無視しする。それがあんまり自然なのでうっかり自分が振り返りそうになったが、根性でイメージどおりに歩調を変えず通り抜けた。
 角を曲がる。いっこ、にこ、さんこ……そこでようやく息苦しい理由に気付く。……息止めてやんの、ばぁか。
 はぁ、と大きく溜息をついて宿に戻って自分の部屋に滑り込む。
 そこで二人が黙々と渋い顔でポーカーをしていて、机の上に乗っかってるコインチョコの積み上げ具合を見ると天の助が勝っているらしかった。
 「たでぇま」
 「よう遅かったな、どうだ、混じるか?」
 「んあー、疲れたから風呂入って寝る」
 「なんにも買って来なかったんですか?お土産」
 「雨振ってきて店閉まってさ」
 お風呂セットを掴んでオレは風呂に向かう。なんだか久しぶりに腰がゆらゆらしてる気がした。
22410=109:2005/07/03(日) 07:13:27 ID:Sm7wtKXF
 「んあぁあぁぁー」
 やっぱ風呂は足が伸ばせないとねー。ゆったり湯に浸かりながら頭の中がどんどん寂れて空っぽになっていくのを見つめている。消去ヘッドが狂ったようにスピードを上げていて、記憶が真っ白に塗り替えられてゆく。
 どんどんどんどん忘れていく。昔の嫌で怖かった思い出のように。どうやらオレの脳みそはこの記憶を恐怖として認識しているようで、止めようがないほど適確に迅速に、かつ丁寧に記憶を塗りつぶす。
 「……覚えてたくないのかなぁ?」
 あれ、ビュティってどんな顔してたっけ?どんな声だったっけ?どんな子だったっけ?
 わかんないわかんない。わかんないことに安心する。覚えてないことを居心地が悪いと思うのに心が焦らない。
 しばらくじーっとしびれる頭を弄んでたら、誰かが風呂に入ってきた。
 「――――――よ」
 「ども」
 小さい背中が丸まって銀色の髪を洗っている。オレは面白いのでそれを黙って見てた。
 ざぶざぶ湯を使って頭を洗い、身体を洗って歯を磨いて顔を洗って、一息ついた。びしっと頬をはたいて意を決したように湯船に向かう。……オレは正直湯船から飛び出して逃げたい。お前らガキはなんでそんなに強いんだ?
 湯に二人で浸かって、黙りこくる。視線は合わせない。オレのサングラスはあの時と同じように曇っている。
 「雨、大変でしたね」
 「まあね」
 「ずいぶん降ってましたしね」
 「やむの待ってらんないから結局傘買っちゃったよ」
 「……あれいいですよね、デザインとか」
 「欲しけりゃくれてやるさ。オレはもう別に」
 「くれるんですか」
 「うん」
 「いーんですか。ほんとにタダでくれるんですか?」
 「いいよ、別にそんな高いもんでもねえし。でも番傘だからいつものお前の服には合わないかもな」
 「じゃあボーボボさんの服にも合いませんよね」
 「――――――おい、待て。お前何の話してるんだ?傘だろ?」
 「傘ですよ」
22510=109:2005/07/03(日) 07:14:55 ID:Sm7wtKXF
 「傘はやるよ、オレのだから。傘は、な」
 「ええじゃあ頂きます。ボーボボさんの傘を。」
 「――――――比喩じゃねえぞ。傘だぞ、アンブレラな」
 「……ええ、だから、傘でしょ?わかってますよ、ヘンなことを言うんですね。オレたち今傘の話をしてたでしょう?比喩とかって、何の話ですか?」
 目を見る。曇ったサングラスの向こうにある青少年の顔はぼんやりしてて表情が読めない。
 「……解らなきゃ、いい」
 「ところでボーボボさんはどこで雨宿りしてたんですか?」
 ぞっと背筋がそそけだった。心臓が跳ねる。
 「――――――土産物屋だけどなんで」
 「いやあんだけの雨だったのに浴衣とかほとんど濡れてなかったから。降る前に天の助と一緒に少ししてから追いかけたんですよ。でも見つからないし雨降ってくるし、そんで部屋でポーカーを」
 声の調子は普通。楽しそうな少年の会話。ポーカーで天の助がイカサマしたとか、でもイカサマしなくても結構強いとか。楽しそうに、お兄ちゃんに遊んでもらった弟の話をする。
 「お前ほんとに天の助っ子だな。あんまりあのバカを浮かれさせんなよ、お前が離れてったら天の助潰れるぞ」
 「天の助は子供じゃないですよ。オレこそあいつ居なくなったらヤバイです」
 えへへへ、と後ろ頭を掻いてヘッポコ丸が照れた仕草をした。
 「……お前、まだオレを軽蔑してんの?」
 なんとなく訊かなくてはいけない事のような気になって、訊きたくもないことを訊いた。こいつ如きに軽蔑された所でちっとも痛くも痒くもないんだが、不思議にそれ以上の意味があるような気がした。
 「最初からしてませんよ、軽蔑なんて。なに言ってんですかボーボボさん」
 やだなぁ、あれはなんつうか、ノリつうか、ともかくもう忘れてください。あははは、もう、人が悪いな。ヘッポコ丸がなんだか必死にそう言うもんだからオレは胸糞が悪くなったがなんとかそれを外に出すことなく飲み込めた。
 「お前、ビュティのこと好きなの?」
 でもオレは意地が悪いからそんなことを訊く。
 少年は体温をかーっと上げてユデダコのよーな顔をぷるぷる振る仕草をして湯に顔を漬け、ぶはっともう一度顔を上げた。その顔は真剣そのものでなんだか可笑しい。
 「なんでそんなこと訊くんですか?」
226名無しさん@ピンキー :2005/07/03(日) 21:53:58 ID:U6Fqqfib
続き乙です〜!

> 「お前、ビュティのこと好きなの?」
>でもオレは意地が悪いからそんなことを訊く。

ほんとに意地が悪いな、ボーボボw
227名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 07:11:39 ID:VYz2csrI
うわっ一ヶ月前から連投なのかよこの邪神
228名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 11:53:42 ID:uh5xyAfN
神乙。少年頑張れ乙!

屁がピュア過ぎて、ビュティさんには眩しすぎた為振られたんだったら俺的最高潮。
229名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 20:34:32 ID:y7ze5KZ4
微妙に痛いのが混じってるな
心当たりのある者は自重するように。

注意だけなのもナンなので
今週のラストにカレーが出てきてドキンコしたのは俺だけですかそうですか。
あとへっくんの「きたきたきたー」にも取り乱した。
まさか・・・いやいやそんな・・・疲れてるのかな俺・・・
230名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 20:37:01 ID:y7ze5KZ4
うおっあげてもた!


携帯からの書き込みにはみんな注意しろ!
_| ̄|○マジスンマセン。。。
231名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 23:17:40 ID:uh5xyAfN
スルーしなよと釣られてみる。




今、ふと考えたライス女体化ネタ。

……スク水装備でかわいけりゃ何でもいい訳ではないよ漏れ。orz
23210=109:2005/07/05(火) 21:21:00 ID:/m5odlho
 「興味あるから。なあ、どうなの?」
 ニヤニヤ笑いながら言えればオレ自身ラクだったんだろうけど、とても笑えなかった。ヘッポコ丸と同じように。
 「……じゃあオレも訊きます。ボーボボさんはどうなんですか?」
 「オレはお前の質問にちゃんと一つ答えたぜ。一問一答でいこうや」
 くっ、と少し怯んでヘッポコ丸は何かを言いかけて、あわやというギリギリのところでその言葉を飲み込む仕草をした。
 「――――すき、ですよ」
 「オレも」
 簡単なオレの言葉に面食らった少年が二の句が次げず、金魚のように口をパクパクさせている。目も白黒してて、頭痛でも眩暈でもするのか、ゆらゆら頭が揺れていた。
 「オレもう一つ質問していいんだよな。
 じゃあ何訊こうかなぁ……あそうだ――――――――」
 オレが言葉を発する前にガラリと風呂場の引き戸が開いて、目も眩む鮮やかなオレンジ色が入ってきた。
 「よう、やっぱおれ洋室は合わねーからこっち来た」
 「ハァ?お前ビュティ一人でほったらかして来たのかよ!?」
 オレが言葉を発する前にヘッポコ丸が声を荒げた。オレは仕方なく不自由な言葉を飲み込む。
 「天の助に代わり頼んだ。田楽マンもいるから平気だろ」
 「おいおい、戦力せっかく分散させたのに意味ねえじゃねえか」
 オレがヘッポコ丸を支援せんと声を上げると、首領パッチはじろりとオレたちに睨みを利かせて木で鼻をくくったような言い方をした。
 「なんかあったら飛んで行く。ごちゃごちゃ言うな」
 妙に棘のある首領パッチの言葉に俺たち二人は湯船で眉をひそめて顔を見合わせ、変な共闘的雰囲気になった。機嫌が悪そうだから刺激しない方向で行きましょう、そうだその通りヤツは結構頑固者だからな。
 こそこそひそひそやってたら、湯の水面がふわっと上がった。
 「いやー、やっぱ風呂は大浴場に限りますなぁ〜。洋風呂はどーも体に合わん」
 はっはっはっは、と妙に作った紳士的笑い顔で首領パッチが笑うので、オレら二人は引きつり笑いでごまかす。
 「で、お前らどっちが勝ったんだ?」
23310=109:2005/07/05(火) 21:21:52 ID:/m5odlho
 オレは息が詰まる。ヘッポコ丸は気が遠くなる。
 デリカシーがどうとかこうとかじゃなくて、もう首領パッチがオレらを殺そうとしているんじゃないのかという恐怖さえ覚えた。こんなに言葉を選んで感情を選んで態度を選んで、恐る恐る相手の手の内を伺おうとしてたオレたちを。
 隣でざばーっという音がしたと思った次の瞬間にはヘッポコ丸の間抜けたケツが逃げていくのが見えた。出遅れたオレは呆然とするしかない。
 「……ガキ相手に本気になってどーすんだ。労わりの心を持てよ、余裕ねぇな」
 鼻でせせら笑うように首領パッチがそう言った。オレは意識するまでもなく、予測する間もなく、ふつん、と頭の中のなんかが切れた。ぷっつん、じゃない。ふつん、だ。
 「おっおま……っ!なんてこと言うんだよ!言っていい事と悪いことの区別もつかねぇのか!?」
 「おめー今自分がヤナ奴になってるの気づいてないだろ。……他の連中がお人好しでよかったな」
 がっしりトゲを掴んでたオレの手を振り払いもせず小馬鹿にしたみたいな嘲笑のまま、首領パッチはオレを見て淡々と言った。
 「ドーテーってのが蔑まれる一番大きな理由を教えてやる。知らん世界に片足突っ込んだ程度で、矮小な視界が更に狭まってること全く自覚してねぇのにテメエの世界が広がったと錯覚して態度がクソでかくなるからだ」
 唇の片方だけ吊り上げて首領パッチがまたオレをあざ笑う。
 「ウカれんのも大概にしとけよヌケ作」
 「お、オレが浮かれてるだと?イチイチ、つまんねぇイチャモン、つけてんじゃねえよ!」
 「……ほらな、みっともねえクソが粋がってるぜ。」
 声がぶれるオレのそばに寄りもせず、首領パッチはぼそりと“道端ですれ違っただけでも分かる薔薇の匂いがヘッポコ丸に分からねえとでも思ってんのかよ”と呟く。
 ぞっとした。
 頭がおかしくなる。
 恐怖、混乱、焦燥、羞恥、憤怒、脅威、不安、畏怖、緊張、戦慄。
 叫び出して逃げたい。
 ……でも、どこへ。
23410=109:2005/07/05(火) 21:34:13 ID:/m5odlho
 「うはっなんだその泣きそうな顔。みっともねーなー」
 心底嫌そうな顔をした首領パッチが、近寄るなとでも言いたそうに手をシッシと犬を追い払うように振った。
 「あいつら二人をガキだって侮ってんならそのご立派な傲慢に万歳三唱させとくれ。
 おめーはアレだ。ハジけてるつもりでその実、単に余裕がないだけのツマンネー糞野郎だったってこったな」
 オレはパニックになりながら、それでも何とか態勢を立て直そうとしてか、鼻を鳴らして“馬鹿馬鹿しいこと”を垂れ流し続ける首領パッチを見た。今まで流れ出るように湧き出していた言葉が固まって引っ掛かって使い物にならないというのに。
 「ビュティはもうガキじゃあない。大人に甘えるなんて乳くせえ事しねぇほど完成されてんの。」
 あれだ、ジェットコースターの最初の落下地点に差し掛かったときの感じだ。胃がキュッと持ち上がる感じの。恐ろしい何かを予感して、身体が硬く固まっている。
 だからもう自分が何を言っているのかさえ解らない。とにかく思いついた言葉を必死で形にする作業に手一杯だったから、会話なんて出来ていないことさえ理解できない。
23510=109:2005/07/05(火) 21:34:34 ID:/m5odlho
 「へぇえぇぇー。だから自分がもたれかかっても大丈夫?ビュティならこんなダメなオレを許してくれるだろう?……いっぺん死ぬかお前。」
 久々に切れちまったよ、行こうぜ屋上に。首領パッチはぎりぎり目じりを吊り上げて歯軋りも恐ろしく、立ち上がって見下ろすような本気顔でイカッていた。なのにオレときたら全てに麻痺しててそれがどういうことなのかも解らない。
 「もうどうでもいーよ…めんどくてやだ。なんであんな倍も歳の離れてる女に惚れちまったんだろ?」
 ぼんやりそんなことを呟くと、首領パッチがフンと鼻を鳴らしてまた湯に浸かった。
 「おめえの言う“どうでもいいこと”を嫌いになるのは大変だろ?好きになるのは、簡単なのにな」
 ばしゃばしゃ湯で顔を洗って、首領パッチは一息ついたのか声の調子を元に戻した。
 「歳が離れてるとかどーとかなんざ関係ねえが“ビュティが14歳”って事実からは目を逸らすな。お前はピーターパンじゃねし、もう子供になんか戻れねーんだ。だったらせめてオトナくらいやり通せよクズ」
 言い捨てるように首領パッチが湯から上がっててくてく脱衣所の引き戸まで歩いてゆく。
 オレはその背中にくすぐったいよーな照れくさいよーな、居心地の悪いにょもにょもしたものを見ながら、それでも視線を逸らさずにいたら、奴は振り返りもせず吐き捨てた言葉をオレの耳に残して戸を閉めた。
 「本当に大人ってのをやりたいのなら格好悪い自分にも惚れてみせろ」
23610=109:2005/07/05(火) 21:35:28 ID:/m5odlho
 ぽくぽくぽくぽく。6人足が並み揃えず歩いている。ぽくぽくぽくぽく。昨日降った雨のせいでぬかるむあぜ道。そろりそろりと、ぽくぽくぽくぽく。跳ね上げる泥もさして気にせず、ぽくぽくぽくぽく。
 オレの隣には首領パッチがぴったり張り付いている。ビュティは田楽マン、ヘッポコ丸には天の助が衛星のよーにそれとな〜くくっついてて、遠目に見てると非常に笑える。
 ……ああそうかこいつら根はお人よしだったな、そういえば。なんとまぁ面倒見の良いことで。
 「別に二人を侮ってんじゃねえよ、羨んでたんだ。手に入らないもん掴める白昼夢に騙されたいと願い過ぎて周り見てなかった。
 でもそんな振りヤメる。もうオレ大人だし」
 前振りもなく突然言い出してへらっと笑ったのに、首領パッチが久しぶりに表情を崩したような気がした。
 「フーン、自分の欲する所をカレンダーで計ってるバカに成り下がってた野郎のセリフじゃねーなー」
 ちゃんと目を見る。もう怖くない。……つかなんで怖かったんだろ?このぼけぼけっとした目が。
 「そうそう、青春ってのは時計で測るモンなんだよな。闇夜で頂上に全部の針が重なった時から先がオレの青春ですよ」
23710=109:2005/07/05(火) 21:35:55 ID:/m5odlho
 「ゲラゲラゲラゲラ青春は汗と涙の匂いってかァ?」
 「イヒヒヒヒお前も好きよのー」
 ビュティが鼻の下を伸ばして景気の悪い笑い声を上げるオレらを振り返って声をかけた。
 「ん?ふたりとも仲直りしたの?」
 『いーえ。オレらいつもいつでもナカヨシ☆コヨシですよーだ』
 なー、と顔を合わせて笑うオレ達に少し不思議そうな顔をしつつも、ビュティがぷっと吹き出して向き直る。
 「お前と違って周りが見えるいい女じゃねえか。……ヒロインにはちと力不足だけどな」
 「そのうち火のよーな女になってふらふらにしてくれるまで待つさ」
 「……オヤオヤ待たないで振り向かすんじゃなかったんですくゎ?」
 にやり、と口の端を歪ましてしてやったりとでも言いたげに小声で呟く首領パッチ。オレはギョッとしたけれどそれさえ飲み込んで思い切り歯を見せてイーッとしてやった。
 「テよテ!作戦!コレだからお子様ってイヤなのよね〜。男女の機微をまるでわかってないんだもの!プンスカ!」
 「へえ、じゃあ一旦引いたヘっくんはなかなかの策士なのねぇ。実に侮れないわぁ〜あのボクちゃん」
 パチ美がケバい口紅の上に引いたグロスをてらてらおぞましく光らせながら、あのお嬢ちゃんにカルメン求めるくらいなら自分でやった方が早いぞと首領パッチの口調で嘯いた。
23810=109:2005/07/05(火) 21:36:15 ID:/m5odlho
 その日の夕食のカレーを(また時間差で)食べ終わったヘッポコ丸が、散歩にでも行こうかと階段を下りた途端のオレの前にぬっと立ちはだかり、ホテルの廊下で宣言をぶちかました。
 「オレはこの旅が終わるまでに、ビュティにもう一度ちゃんと言いますよ。正々堂々と、今度は目を見て」
 言い残してヘッポコ丸は小走りで自分の部屋に引っ込んだ。言い逃げかと思ったが、その口元には決心をした男の笑みさえ見えた気がした。……ああもう、お前はほんとに、強いな。
 「……だとさ。」
 「うーん、なんであたしなんだろ?ヘっくんだったらもっとかわいい子選り取りみどりでしょうにー」
 階段をまだ降り切ってないビュティが三段目くらいで赤い顔を手で押さえながらぶつぶつ独り言。オレは彼女をひょいと抱きかかえてそのまま背負った。
 「うわっなに!?」
 「そんなふらふらした頭で蹴躓かれてもたまらんからなぁー」
 「失礼なっ!あたしそんなに子供じゃないやい!」 
 背中でギャーギャーいうビュティを無視して宿屋の裏手にある林の小道に出る。空は昨日の雨が洗い流したかのように輝く星ぼしが冴えていて綺麗だった。足元で湿った音を出す若い草の葉はオレの足跡を残さない。
 しばらくまだぶつぶつ言ってたビュティも、観念したのか諦めたのか、黙ってオレの背中でまどろんでいる。
 偶に小さな女の子の手の甲があごや首筋のあたりをなぞっているのがくすぐったくて和んだ。癒される、というのとはちょっと違うのがなんだかビュティらしいなと思う。
 指先に触れて、その指先を握る前にそうっと自分の肩に置く。
 「ビュティ」
 「うん?」
 声をかけても、ペったリくっ付いたままオレの肩から頭を上げない。
 「もしお前の旅の理由が達成されたら、お前どうするの?自分の村に帰る?」
 「…………さあね、どうだろう」
 悩んだ声ではなく、かといってテキトウな声でなく、もちろんただ出ただけの声でなく。呆然、とした声でビュティが返事をする。
 「ビュティはいつも本心を隠すんだな。それってなんで?」
 オレはいつも不思議に思っていたけれど、なんとなく訊ねるのを先延ばしにしていた疑問を投げ掛けてみた。
23910=109:2005/07/05(火) 21:36:56 ID:/m5odlho
 「本心だよ、どっちかっつーとあたしにはボーボボ達の本音の方がわかんないけどね」
 そう言われて初めて自分がこの少女と会う前は無口だったことを思い出した。そして、この女の子を好きになる前は自分のことは一切誰にも喋らなかったことも。
 「……なるほど。確かに」
 大いに頷くオレの仕草に何か思ったのか、彼女はふっと頭を上げて元気な声を出す。
 「でもいいじゃん、お互い訊かれたくなことの一つや二つ持ってるもんだしさ。全部見せ合ってるのもすてきだけど、こういうのも一つの形だよ。
 あたしは見せてない所もあるけどボーボボ達に対して嘘は付いてないよ。いつも」
 声の調子が目に見えて急に元気になったので、オレは彼女を背負い直して無理に背中にくっ付かないと落ちてしまう体勢を作った。つまり、ぴんと背を伸ばす格好だ。
 「あわっわっおちる!落ちるよボーボボ!」
 わたわた必死にオレの背にしがみ付くビュティの手足が、彼女なりに渾身の力が込められているのを確かめて、オレはにんまりと満足げにビュティをもう一度(こんどはちゃんと)背負いなおした。
 「知ってる。……オレだけじゃなくてみんなもちゃんと知ってるさ」
 オレがそう返したらビュティは黙ってしまった。それからしばらく沈黙が続いたけれど。
24010=109:2005/07/05(火) 21:37:17 ID:/m5odlho
 「――――――そっか…嬉しい。」
 少女が微かな笑い声で背中に顔を埋めた。オレはぼんやりしながら、温い背中の鈍い幸せを噛み締めている。
 たぶんこの子はオレが待ってても振り向いたりはしないだろう。
 力づくなんてのもイマイチ意味ないみたいだし。
 ま……それでいいか。たまーにこっち向いてオレだけに笑ってくれるから、オレはお前に突き刺さった刺とかそんなのでいいよ。暇な時に思い出してちょくちょくいじってくれ。
 でも結局痛い思いをするのは彼女なんだと顔をしかめて、すこし反省したが懲りはしなかった。そのくらい許してくれよと傲慢吐き散らして。
 なんにせよオレはお前を守る。お前を脅かす全てのものからきっと守るよ。
 お前にだけはいつでもこうして背中を貸すから、誰も見ないそこでだけ、今みたいに……
 オレはビュティが声を殺しながら泣いているのにつられたのか、地面を睨みながらちょっとだけ泣いた。
 はっと気が付いて顔を上げる。目から出た水がサングラスの内側に落ちたから、きっとビュティには気付かれなかったに違いないと胸をなでおろし、普通の顔をして歩調を変えずに夜の散歩道をぽくぽく歩いた。

・おわり・
24110=109:2005/07/05(火) 21:42:22 ID:/m5odlho
長らくのご清聴に感謝いたします。
つーか駅弁とかマジスンマセンでした。
今度は短くしますから是非リベンジを…_| ̄|○<コノトオリ
242名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 22:36:39 ID:U28fZMPt
神!大好きだネ申!!


また書いてくれるなら、魚雷先生×破天候希望!!
エロ的に厳しいかもしれんけど、神よ、アンタなら雰囲気エロスで充分いける!
243名無しさん@ピンキー :2005/07/06(水) 01:15:01 ID:QpaC+tKr
>>241
GJ!
長編乙でした!
最後のもめちゃ良かったです〜!

次回作も期待しとります!
244名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 05:36:50 ID:1sldPOk1
お疲れ!ヨカッタ!!
245スレ人数点呼してみよう。1ノシ:2005/07/06(水) 08:05:17 ID:9yOMLE7J
祝完結age

さてエンジンも温まってきたことだし更なる神の降臨を祈ろうじゃないか!
誰か!誰か我こそはという猛者はおらんのか!
246名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 10:11:30 ID:AEydF3lj
スレ人数点呼 2ノシ
神グッジョブ!!切なくてイイ話だぁ〜!!
次回作も勝手に期待します。
247名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 12:16:34 ID:sfB/DBLl
すごい
2483のし:2005/07/06(水) 16:17:43 ID:61uEjp1J
なんだ上げるのがはやってんのか?
パチビュ期待してやすぜおやびん!
249名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 16:20:18 ID:61uEjp1J
4のしだった_| ̄|○
250名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 19:24:55 ID:wbFXO6I9
5のし?神よお疲れ様です。
できればもうちょっと原作に性格を似せていただけると嬉しい。
251名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 20:41:21 ID:GFZfBjRk
ちょっとオリジナルっぽかったな
首領パッチとかw
252名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 22:52:58 ID:P5/G0b/1
(´Д`)いくらなんでもやりすぎだろ。どこがボーボボ?
253名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 23:28:45 ID:d/WjYhTv
ざっと読んだだけだが、口調も性格も全然違うと思う。
もう一度コミックス熟読してから書いて欲しい。
2549でいいのか?:2005/07/07(木) 00:29:59 ID:Wm0sUThr
原作通りのキャラでエロパロは多分無理だと思ふ訳で。
おまいら、あんまり我が儘を言って神を困らせてはいかんよ…。

ところでなんとなく思ったんだが、ボーボボ好きな奴って性的嗜好がどノーマルか、
アブノーマル過ぎて普通の人にはアブノーマルさが理解できないレベルの変態かの二択ってイメージ。
255名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 00:36:42 ID:Esyxx/h2
原作通りで無理とはいえ限度があると思った
256名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 00:43:08 ID:9gzj/KMD
よし、もっと勉強してくる。じゃあまた!
257名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 04:11:52 ID:B0DDA5gK
おいらは好きだ。ボーボボでもへるとは思っても見なかった。10=109タンアリガト!
258名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 07:27:31 ID:CAch8VYk
苦言甘言おーいにケッコー汝ら罪なし

一生懸命コミックスを読み直した結果の感想
「俺のスキルじゃやっぱりコレが限界点」
次回のアレもきっとこんなカンジ。ご勘弁。

何事もなかったかのようにスレをお楽しみください
              ↓
259名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 23:44:42 ID:y66sbH2X
なあおまいら・・・





OVER×スズとか投下してもいいか?
260名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 00:02:04 ID:xtFfHY8R

すんげいかったよ!
次も期待してるよ!!!
261名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 00:04:05 ID:d7VBaj/J
スマソ
260は>>258あてですた

そして
>>259 激しくキボンヌ!どぞ−−−−−−−−−!!
262259:2005/07/09(土) 23:30:57 ID:Xxg5bMKo
ネ申である>>10-109、マジ乙でした!
次回作も期待してまつ
と言いつつ投下

ボーボボに負けた後、自分の上司は何処に行ったか分からなくなってしまった。
何処に行ったか知らないかラムネさんに聞いてみると彼女もプルプー様を探しているらしい。
だから当然のようにラムネさんは軍艦様の行方なんて知ってはいなかった。
二人そろって何処行っちゃったのかしらねと笑いながら言った彼女の顔は大分やつれていた。
それがボーボボとの敗戦だけが理由じゃないだろう事が容易に想像できたのは私も同じ遭遇だからだ。
何かあったら連絡しますと言ってそこを発つ。
だがそこを発った所でいくら探してもあの人の姿は見えてこない。
一人だけであの人を探しているのが何となく惨めで、それに加えて歩き回ったのがいけなかったのか足も痛んで思わず涙が出そうになった。
道ばたに座り込んで思案を巡らせていると、どうして部下なのに大切な上司の事が分からないんだろうと考えてしまって、さらに惨めさが増した気がした。

「・・・スズさーん?スズさんだよな?」

上から降ってきた声は男とも女ともつかない声だった。
声の持ち主が気になって顔を上げる。
黒い髪が太陽に透けてキラキラ輝いていたのが不思議だった。

「お、やっぱり」

「黄河・・・さん」

笑みを浮かべているその人の顔に安堵感を感じるのもつかの間で、その真っ黒な髪を見たら直ぐに自分の頭はあの人の事に支配された。
263259:2005/07/09(土) 23:32:53 ID:Xxg5bMKo
「スミマセン、軍艦様を見かけなかったでしょうか?」

「いや。見なかった」

しかしやはりそう簡単に見つかるはずもない。

「・・・そうですか」

「でも、それならOVER様が知ってるかもしれない」

そうだ。何故気が付かなかったのだろう。

「OVER様は・・・今どこに」

「今はOVER城におられる」

今このチャンスを逃したらもう二度とあの人に会えないかも知れない。

「是非OVER城にっ!連れて行ってください!!」

「・・・わかった。じゃあ」

付いて来いと言いながらいつのまにか黄河は歩き出していたので慌てて後を追う。
同じ四天王なのだからあの城の主は何か知っているかも知れないと、すぐにでも消えてしまいそうな希望を抱きながら歩いた。
264259:2005/07/13(水) 15:40:58 ID:cf6bscbt
じゃり、と地面を踏む足から伝わる感覚が変わっている事に気付く。
見上げた先にあるのはOVER城で、漂ってくる威圧感はあの四天王最凶の男とどことなく似ているな、とスズは思う。
そんな雰囲気に当てられたので、いきなり声を掛けられた時には、例えそれが幼い女の子の声でも驚いてしまった。

「あーっ!黄河、お客さんですかぁー?」

自分よりも何オクターブか高い、少女のソプラノ。
そんな声を出せる人物は一人しか思い浮かばない。

「ああ。ちょっとOVER様に用があるらしい。スズさんだ。覚えているだろう?」

「勿論!お久しぶりですスズさん!」

にっこりと元気そうに微笑む彼女の表情に少しだけ安堵感を覚える。
どうやら仰々しいのはこの建物だけで、他の人はそうでもないらしい。
奥の方で蹴人とメソポタミアがじゃれている声が聞こえてきて、なんとなく微笑ましい気分になった。

「じゃあルビー。俺は彼女をOVER様の所に連れて行くから」

「えーっ!!黄河だけずるいですよう!」

手足をばたつかせながら駄々をこねるルビーに黄河は少しだけ苦々しそうに表情を歪める。

「私だってたまには女の子とお話ししたいですー!」

「あーもう!わかったわかった」

その代わり迷惑掛けないようになと、最近すっかりませてきたルビーに黄河は根負けしてしまった。

「じゃあ行きましょうスズさん」

そう言いながら手を握ってきた少女の体温は、スズにはやけに温かく感じられた気がした。
265名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 19:34:56 ID:IvSQrS7e
GJ!!はあはあ先の展開想像したら堪らんよ、どうなっちゃうのかスズ。
完結まで楽しませてもらいますぜ。
266名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 22:59:28 ID:IjN4vJmH
>>262読むまで、黄河文明の設定忘れてた俺が来ましたよ。

股間ヲ膨らませつつ、続きに期待。
267名無しさん@ピンキー :2005/07/13(水) 23:50:31 ID:5lJjPcJL
GJです!
268名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 09:12:15 ID:oyAOKIki
うわあ〜ボーボボとビュティイイ!!普通に素敵な話だ!
10=109さん、本にするとイイよコレ!泣いた!
私は女だけど、なんとなくボーボボに自分を重ねてしまった。
今日27歳になったからな…
乙でした〜(´∀`)ノシ
269259:2005/07/14(木) 15:45:21 ID:JUp865Jh
あんなに賑やかだった笑い声もこの最上階には届いていなくて、ただ重たい空気が立ちこめていた。
それでも手を引っ張る少女の表情は平気そうで、ぐいぐいと自分を先導していく。
何かの模様が描いてある重たそうな扉に立った時もそんな調子で、意外とあのOVERという男は怖くないのかも知れないと思った。

「OVER様ーっ!!」

部屋の中にいる主に声を掛けようと精一杯大声を出している彼女の声が突然耳に突き刺さる。
頭が割れそうな程に高いあの声で思いっきり叫ばれたので思わず足下が危うくなった。

「・・・何だ」

声が無事に届いたのか不機嫌そうなバリトンが部屋の中から返ってきた。
その声は先程聞いた少女の声とは似ても似つかない。

「スズさんがOVER様に用事だそうですー!」

「スズ?ああ・・・アイツか。入れ」

ぎいいと言う音がして扉が開く。中は薄暗く、太陽の光に慣らされた目はそう簡単に何かを見つける事なんてできなくて、全ての輪郭が
曖昧だった。

「テメーがスズだな」

声が聞こえたのは聞こえたのは丁度正面で、とりあえずそちらの方を向く。
だんだんと目もこの明るさに馴染んできたようで、男の真っ白な髪の毛だけが妙にハッキリと見えた。

「俺様がOVERだ。で、どんな用事だ」

OVERは右手に愛用と思われる鋏を持ってイスにどっかりと座っている。
その鋏には所々血が付いていて、四天王最凶の肩書きは成る程、嘘ではないようだ。
270259:2005/07/14(木) 15:54:41 ID:JUp865Jh
「軍艦様を捜しに来たのですが」

ご存じありませんかと聞くよりも先にOVERの口元が上の方につり上がった。
にんまりと形どった唇の間から鋭い犬歯が覗いている。

「アイツか・・・。ああテメエアイツの部下か・・・」

くっくっと喉の奥でさも面白憂そうに笑う。
その声が妙に引っかかって、思わず声を荒げて言ってしまった。

「ご存じなんですか?」

「『ご存じ』ってテメエ・・・。ご存じも何もココにいるじゃねえか」

あの最弱野郎はという侮辱の言葉さえ、今の自分の耳には入ってきていなくて、たださっき聞いた言葉の意味だけを頭の中で繰り返していた。
いる?ここに?

「本当ですか!?」

「ああ・・・」

じゃあ良く見せてやるよとOVERは近くにあったスイッチに手を伸ばす。
カチリという間抜けな音が申し訳程度に鳴って、部屋の明かりが一斉についた。
その乱暴で人工的な光が眩しくて、思わず目を瞑ってしまう。だがそれもあの人を見たいという一心で再び目を開いた。

「ほらな。いるじゃねえか」

OVERが指を指した方向をやっと会えるという喜びと共に見た。
271259:2005/07/14(木) 16:04:26 ID:JUp865Jh
絶句。言葉が喉に詰まって全く、ひとかけらも出てこない。
底にいた上司の姿はボーボボに負けた時よりもボロボロになっていて、所々血が滲んでいた。
あんなに自慢そうにしていたリーゼントも今や見る影も無い。

「OVER・・・様・・・」

怒りで声が震えるのを止められなかった。
仮にも同じ四天王だと、彼と同じレベルで考えていたからこうなってしまったのだ。

「貴方が・・・やったんですか?」

もっと早く気付けば良かった。あの鋏が全く錆び付いていないのは日頃から手入れをしているからだ。
あの鋏が血で汚れていたのは何時間かの内に誰かを斬りつけたからに違いないと。

「で?」

「・・・キサマあああっ!!」

完全に我を忘れていた。目の前の相手は最凶と恐れられる人物で、到底太刀打ちできない事など、全てに事を。
とにかく今は大切な人が傷つけられた事への怒りに身を任せていた。
272259:2005/07/14(木) 19:45:08 ID:726QP54M
スマソ下から2行目、全てに事を→全ての事を です
273259:2005/07/14(木) 20:19:53 ID:726QP54M
スズさんの大きな声が聞こえたと同時に不思議な光が彼女を包んだ。
どうやらあれが彼女の能力であるサイコキネシスというものらしい。自分の能力であるブレイン・コントロールとは全く違うタイプの物だなとルビーは思う。
その光がふわりとOVER様を包んだと思ったら、そのまま彼は宙に浮かんで、地面に叩き付けられていた。
鋏で相手を斬りつけようにも近付かない事にはそんな事できないし、それに今や鋏はその能力によって彼女が扱っている。
その大きな鋏はスラリとした彼女の身体にはひどくアンバランスで、それなのに鋏の銀色と彼女の髪の金色のコントラストが綺麗だなと思ってしまった。
この戦いぶりは決して彼女の上司にひけは取っていないと思う。むしろ彼女の方が、純粋に戦争能力だけ取り出してみれば強いかも知れない。
だが、それでも彼にはかなわないだろう。
こんな状況でも、いやこんな状況だからこそ笑っているような彼には。

「スズ!テメエの力はそんなもんか!!」

完全に楽しんでいる上司の姿を見て、思わず溜息が漏れてしまう。
その挑発の仕方といい、表情といい、まるで子供のようだ。

「・・・・・・」

一方スズさんは何も言わない。彼女の方が、この状況ではよっぽど大人らしかった。
表情も幾分和らいでいる。少なくとも、さっきのように憎しみだけには捕らわれていない。
こうなるとつまらなくなるのは観客である自分自身だ。
それならいっそもっと面白くしようと、そっと軍艦の所に近寄った。
ポケットからシールタトゥを取り出して、水なんてそう簡単に無いので仕方なく舐めて彼の首筋に貼り付ける。
これで準備はできた。後は彼女がここに来るのを待つのみだ。
軍艦の両手から伸びている鎖の部分に座ってぶらぶらと足をしばらく遊ばせた。
27410=109:2005/07/16(土) 12:08:42 ID:lNElHNKG
うはー俺の大好物OVER×スズとか来てる!いいなーいいなー続きとかちょうキボンヌ。

俺の話は完全なパラレル物だと思ってもらえれば心に負担が無いかも。
というわけでパチビュでございます。イェッヒーまたエロくねーことはなはだしー!
27510=109:2005/07/16(土) 12:10:32 ID:lNElHNKG
 おれは彼女を見ている。
 じーっと見ている。
 彼女はおれの視線には気付かない。
 彼女の視線を追う。
 特に特定の人間を追っている様子はない。
 ……まあ、特定の人間が彼女を目で追ってるのはイヤでも目に入るが。
 ガキとバカ。ときどきところてん。もっとときどき田楽。意識して見ていないのが丸わかりのうんこ。おれ

ばっか見てるのが破天荒。で、おれ。
 このところガタガタしてたのも一息ついたので、のーんびり一週間ぱかし静かな村に滞在することになった

。おれとしてはとっとと先に進んだ方が話が早いような気もするんだが、まあ女子供がいるので同意。
 彼女がデッキチェアに浅く腰掛けて、グリーンティーなどちゅーちゅー吸っている。奮発して借りたコテー

ジのテラスの向こう側の川でところてんとバカがガキを突付いて遊んでいる。破天荒は籐の長いすを独り占め

して顔に文庫本を広げて眠っている。……なんとまぁ平和な。
 「……おいうんこ、お前は遊ばないのか?」
 おれの隣で相変わらずむすっとした顔のまま、おれと同じような視線のクセに必死で“彼女を眺めてないフ

リ”をするうんこに声をかけた。
 「このパーティは能天気だな。何か襲ってきたらどーすんだ」
 「で、お姫様の近衛兵気取りか?」
 皮肉ったらしくおれが気楽に言ったら、うんこはにやりとニヒルに笑ってそうだ、と答えた。
 「肩凝らない?」
 「お前さんに心配されるほど深刻にやっちゃないさ。単なる性分だ」
 「フーン。そのワリにはえらい真剣だニャー」
 「やるなら全力が俺のモットーなんでね」
 コップの表面に玉の汗がずらりと並んだアイスティーを一口飲んだうんこがそれはそれはダンディに笑う。

うんこなのにかっちょいー!パチ美胸きゅんしそーよ!助けてへっくん!
 いい心がけだねー。おれは能天気に笑った。
27610=109:2005/07/16(土) 12:11:32 ID:lNElHNKG
 「あ、首領パッチくん。ボーボボ見なかった?」
 ビュティがおれと同じオレンジの眩しいパジャマを着て、そんな事を訊ねたのは夜も10時を回った頃だった。
 「あ゛?こんな時間になんの用だ、ガキはもうオネンネの時間だぞ」
 「……んもう、なんでみんな最近急にあたしのこと子供扱いするのよ。」
 「お前がガキだからだろ」
 取り付く島もなくぴしゃっと言い切ったおれは彼女の視線の動きを見る。……挙動不審ではない。
 「だーかーらー、最近、っつってるでしょ。妙に腫れ物に触るよーに丁寧なのよねー」
 首領パッチくんは前からだから気にならないけどさ。ため息一つ付いてボーボボの部屋に向かおうとする彼女の手を引いた。
 「おいビュティ、おれの部屋で茶でも飲まねーか。」
 「……めずらしい、首領パッチくんがあたしを誘ってくれるなんて」
 「昼間破天荒があんまりクソうるせーから睡眠薬飲ませたのはいいんだけど量間違えてまだ寝てやがってよー」
 「……まさかとは思うけど昼間のまま外で寝てるんじゃないでしょうね」
 「あたり。部屋に引っ張り込むの手伝って」
 「――――――わかったよ」
 呆れ顔でビュティはボーボボの部屋に持ってたバカの服を置いて、テラスに面したガラス戸を開けた。
 「ナニ、お前洗濯までやってんの?」
 「だってしょーがないじゃん、誰もしないんだもん」
 「……お前は母ちゃんか。」
 「でもま、このくらい役に立たなきゃね」
 籐の椅子でぐうぐう眠りこける破天荒をおれに背負わせて、ずるずる引きずるわけにも行かない足を持ってビュティがよいしょよいしょとおぼつかない足取りでついてくる。
 「めんどくせえからお前の部屋にブチこもーぜ、ビュティ今日は破天荒の部屋で寝れ」
 「えー。だって破天荒さん首領パッチ君の隣がいいって大騒ぎしたんじゃんか。怨まれちゃうよ」
 「お前階段上がって一番奥のおれの部屋の隣までこのクソ重い男連れてく元気あるか?」
27710=109:2005/07/16(土) 12:12:51 ID:lNElHNKG
 「ナイ」
 「じゃあ我慢しろ。一階より広いしいいだろ」
 「ブーブーブー!」
 「二階の部屋は天窓があるわよ〜よかったわねビュティちゃん〜」
 ビュティの部屋のドアを蹴りあけてベッドの上に破天荒を放り投げ、手近のものをポーチに詰めた彼女が部屋を出たのを見計らい、おれは外から鍵を閉めた。
 「なんで鍵締めるの?」
 「万 が 一 起 き た ら う る せ え か ら な」
 何か言いたそうなビュティを抱えて二階へ上がる。足音を大きく立てて、ドアも大きく閉める。
 「な、な、なんなの〜いったい〜」
 ふわふわのラグのうえにぽんと投げ飛ばされたビュティが目を回してへたり込んだ。
 「こっちがききてーよ。なんだアレ。」
 「はぁ?なにが〜」
 まだ目を回したビュティをクイーンサイズのベットに座らせておれもベッドに飛び乗った。
 「ここに来てから毎晩毎晩……いーかげんにしろこの色ガキャー!」
 「へ?」
 「おれに全部言わせるつもりか」
 ぎっと睨みを利かせると、ビュティがはっと息を飲んだ。顔が青くなる。
 「ここに来て三日連続だ。あとの四日もやり通す気ですか?アンタ休暇の意味わかってんの?」
 声をひそめておれは彼女の足を蹴るといたいなぁ、と彼女が足を擦った。
 「断れよ!つーか男の部屋に行くな!部屋にも入れるな!このアホっ!」
 やー、はっはっはっはっは。乾いた笑い声であっという間に態勢を立て直した彼女は赤い笑顔を片手で支えながら聞こえてたの、と囁いた。
 「聞こえいでか。うんこなんかおめーマジ切れだぞ。……お前の意思を尊重してなんも言わんけど」
 「えっちょっと待って、じゃあみんな知ってるの?」
 やだやだどーしよう!急に焦った彼女が真っ赤になってどうしようどうしようと繰り返す。
 「通路挟んでっから反対側の部屋のヘッポコ丸と田楽マン、天の助は聞こえてねーと思うけど、どうだかね。……アレで結構、天の助鋭いから」
27810=109:2005/07/16(土) 12:15:05 ID:lNElHNKG
 「うそやだどーしよう、どんな顔して明日皆と朝ごはん食べたらいいのよ〜」
 ひえーと悲鳴を上げてベッドに突っ伏した彼女がばたばた悶えた。
 「ケッ。今までヘーキなツラしてた女のセリフとは思えねぇな」
 「そんなこといわれてもー!これでも必死に普通の顔してたのにー」
 やーんもうどーしよー。ベッドの上を転げ回る彼女の顔は本当に真っ赤で、思わず比護欲とか出た。なるほど、ドーテーくん共が狂うはずだわこりゃ。
 「ふん…まあいい。とにかくおめーは今日からここの隣で寝ろ。破天荒はずっと寝かしとくから」
 「さすがの破天荒さんでも死んじゃうよ!」
 「んじゃあおれと寝るか?ここはこのコテージ一広いベッドだぜぇ」
 ヒヒヒ、と忍び笑いをして両手をわきわきさせて怖い顔。
 「どっちみちあたしが破天荒さんに怨まれるんじゃない」
 冷静に突っ込む彼女はいたって普通の余裕顔。…バカが無理矢理襲ってんじゃなさそーだなこりゃ。
 「黙ってりゃわかんねぇよ」
 ゲラゲラ笑うおれの顔をじっと見る彼女の表情は意外に真剣だった。
 「……なに睨んでんだコラァ!?事務所いくか?」
 「私のこと心配してくれたんだ。さすがおやびんだね」
 にっこり。無敵のヒロインスマイル。憎たらしい全てを許した笑顔。全部受け止める余裕。
 「――――――そんなんじゃねえ」
 ムカッとしたが敢えて平静を装い、静かに言い放つ。
 「お前に惚れてるからさ」
 「ああ、嘘だ」
 平気な顔のその奥に、何か得体の知れないものを潜ませた彼女の笑みは禍々しささえ感じる。
 「……ちったぁドキンコ☆とかしろよ。張り合いのねー女だな」
 「だって顔がちっとも真剣じゃなかったもん。騙したいって風でもなかったし」
 全てお見通し、といった感じで彼女が伸びをしてベッドに横たわる。すうっと瞼が閉じられてからゆっくり濃い桜色の唇が動いた。
 「他人に好かれるって怖いんだね」
27910=109:2005/07/16(土) 12:16:20 ID:lNElHNKG
 「ああん?」
 おれが訊き返すと、眠りの国のお姫様気取りで腹の上に組んだ手を置き、目を閉じたままの彼女が震える唇を無理動かして言葉を作る。
 「好きって力で何でも叶いそうな気がして怖い。求められるのは嫌じゃないけど、まるで私じゃない人がボーボボの前に居るみたいな時があるんだ。」
 ボーボボはあたしのどこが好きなんだろ?彼女がそう言って黙ってしまった。規則正しく呼吸をするたびに胸が小さく上下する。
 「……全部だろ。たぶん。」
 「知らないくせに」
 「おれらだって知ってる。」
 「知らないよ、見せてないもん」
 「甘く見んなよガキ」
 おれの厳しい声に彼女の身体が一瞬びくん、と震えた。
 「他の連中のことは敢えて断言しねーが、少なくともおれはお前が例えナニを隠してよーが“お前の本質”は知ってる。それ以外興味ねー。お前が実は男だろうが、実はおれの母親だろうがそんなこたぁどうでもいい」
 おめーがおめーであること、それがあのバカとガキを惚れさせたんだ。言ってからいつの間にか瞼をぎゅっと閉じている彼女の手に触れた。
 「ちっとモテたからってイイ気になってんじゃねーぞ」
 にやっと笑ったら彼女の瞼がパチッと開いた。長い睫毛、くりくりした大きな瞳、さらさらに輝くショートカット。
 「…………ガキって、へっくんのこと?」
 「他にお前に惚れてるガキがいるか?」
 「な、なんで知ってるのよ!?」
 「……マジ救えねぇ三角関係だなオイ」
 お前ら二人を知ってる奴で気付いてないバカなんか誰一人として居ねーよッ!軍艦に一発で見抜かれたの忘れたのか」
 みんなちょっと鋭すぎるんじゃないの?とビュティが眉をひそめた。
280名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 14:55:22 ID:aBitcKeI
ここはお前の日記帳じゃねぇんだ
俺のでもないけど
281名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 22:22:12 ID:hJe2U6fm
あーなんかちょっとビュティに対してムカついてきた俺ガイルw
あのクソビッチ、ヤッちゃってくださいよ、おやび〜ん!!

10=109タソのSSはピーズ聴きながら読むとハマり過ぎてて氏ねそうっス。
282名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 04:03:27 ID:WLw/3ZDI
ていうか、ビュティじゃないだろ。これは
283名無しさん@ピンキー :2005/07/18(月) 07:35:59 ID:NHF573WH
>>10=109
乙です!
284259:2005/07/20(水) 23:43:27 ID:476PxMwK
頃合いを見図る。実際にダメージを受けているのは少しだけで、せいぜい鈍い痛みが腕の辺りにあるだけだ。
鋏が取られたのは悔しかったがそれもあとでどうにでもなるだろうとOVERは何度目かになったか分からないワンパターンなスズの攻撃を受けた。
地面に叩き付けられる衝撃を吸収するなんて事、いくつもの戦場を乗り越えてきた自分には容易い事なのだ。
チラ、と横目でスズの顔を見ると同時に、ルビーの顔も見る。
にやり、とおおよそ子供には似合わない笑みを顔全体に広げ、その後耳を切り裂くような金切り声を彼女は発した。

「嫌あああああああああああっ!!!」

耳を塞ぎ、目からは涙を流しているルビーの様子は、先程とは全く違っていた。

「OVER様ああーっ!」

自分の名を絶叫し、鎖から飛び降りてその小さな手で自分の数倍もある身体を揺さぶった。

「OVER様?OVER様あっ!」

しっかりしてえ、と泣き崩れた少女は大粒の涙のシミを床に作らせながらぶつぶつと何かを呟く。
スズ側にしてみれば、さっきの自分と同じような状況にルビーが陥ってしまったと思うかも知れない。
少なくとも、これが演義だとはわからないだろう。
多少やりすぎな感じもしたが、やらないよりかはマシだ。

「スズさあんっ・・・っく・・・うぅ・・・酷いですよぉう!」

嗚咽を漏らしながら言うルビーに戸惑ったらしい彼女は少しだけ冷静さを欠いていた。
おろおろと今更自分のした事に対する罪悪感が芽生えてきたようで、今にも泣きそうになっている。

「わ・・・私だって・・・軍艦様が・・・」

心配なんですと言って目に涙とためながら、しかし溢れ出さないようにしている姿は見ていていっそ痛々しい。

「それなら軍艦様返してあげますからあっ・・・もうこれ以上OVER様虐めないでえ・・・」
285259:2005/07/21(木) 00:10:09 ID:GJpw5qdd
本当に?と一瞬彼女を疑う。
しかし彼女を疑っても何にもならないし、こんな泣いている女の子を信じられないはずがない。
まだ嗚咽を漏らしているルビーの背中をとんとんと叩いてやり、できるだけ優しくスズは声をかけた。

「私こそ、本当に済みませんでした」

そうだ。あの状況では、この、今目の前に倒れている男と自分は同じだった。
それに軍艦様も非があってあんな姿になられたのかもしれない。
今までそんな事にも思いを巡らせる事もできなかった自分の思慮の浅さに思わず溜息が出た。

「私だって・・・OVER様に何と言う事を・・・」

この言葉を聞いて、手の中にいたルビーが反応した。
ゆっくりと顔を上げて、ビー玉のような大きく青い目でコチラを見てくる。

「じゃあ・・・」

その言葉は小さかった。

「OVER様を・・・スズさんは、許してくれる・・・ですか?」

たどたどしい敬語に、自然と少しだけ笑みが零れた。

「ええ。こちらこそ、あの様な非礼、お許し下さい」

「いーえ!」

元はと言えばOVER様がやりすぎたんですようとさっきまでの雰囲気が一転し、明るい様子で話しかけてくれるルビーに少しだけほっとする。

「じゃあ来て下さいスズさん。今、軍艦様の鎖を解くです」

ちゃらちゃらと鍵を鳴らしながら駆けていく少女にスズはただ何も考えずに付いて行った。
286名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 09:04:18 ID:vkiV0uwF
元天才子役!!
287名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 17:50:16 ID:mblY3+Kw
乙です!続編キボン保守
288隊長:2005/07/30(土) 23:06:07 ID:PdtWBoZx
…ハァ…ハァ…

月夜に響く荒い呼吸音。それを発しているのは一人の少年。

ハァ……ハァ…っ

彼の頭にあるのは、一人の女性。その黄色い髪の女性は自分の下で強く目を閉じ、淫らに喘いでいる。
(…あっ…んぁ!…やっ、やぁっ…)
少年は彼女の柔らかく暖かい秘部を思い、射精を呼び起こす行為に没頭する。
289隊長:2005/07/30(土) 23:20:25 ID:PdtWBoZx
…っく…中に…出しますよ…っ?

少年は宙にむかってそう呟いた。頭の中で腰を動かす速度を速め、手を動かす速度を速める。
(…いい、ですよ…っ。いっぱぃ…いっぱい出して…ください、ねっ…)

………っく!

黄色い髪の女性の子宮に向かうはずの精液は少年の手の中に溜まっていった。


少年は後始末を済ませ、黄色い月を仰ぎ見た。どこか彼女に似ているな、なんて下らないことを思い、その下らなさに笑ってしまった。
「俺って結構気の多い男だったんだな…」
290隊長:2005/07/30(土) 23:25:08 ID:PdtWBoZx
何故かヘスズです。発作的に書いてみたくなりました。
突然の投下、不自然な終わり方、お目汚し等々お許し下さい…
291名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 09:49:36 ID:YqFazKdt
>>290
GJ!GJ!!GJ!!
へっくん派のオレとしては激しくマンセーであります!
292名無しさん@ピンキー :2005/07/31(日) 16:57:27 ID:NSOO49rQ
乙!
GJ〜!
293名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 20:41:31 ID:Xr3NJkDJ
隊長さん、GJです!!

OVER×スズの続きまだ〜?(AA略)
294隊長:2005/08/03(水) 05:01:35 ID:gvxfdSNC
このスレではどんなカップリングが需要ありますか?
295名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 15:33:39 ID:3BtRdyF7
OVER×スズが好物であります
296名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 17:52:18 ID:1ACCoiMC
へっくん絡みは需要あるのかな。
297259:2005/08/03(水) 23:36:40 ID:XLcu/nxR
長らく放置しててスマソ。ぼちぼちうpします。

鍵が開く、がちゃんという音は、スズにとっては天国の門が開く時の音のように思えた。
支え失った軍艦の身体と鎖はそのまま重力に逆らわず、ぐにゃりと折れ、落ちる。
必死に受け止めた上司の身体は以前そうしたよりも幾分か軽くなっていて、喪失された分までの重さも、手の中にある重さも
しっかりと受け止めながら抱きかかえた。
せめて傷には触らないようにと細心の注意を払っても傷の数が多すぎるので指や手の平に自分のものではない血が否応なくこびり付く。

「軍艦様・・・」

名前を呼んでも反応はなくて、覚悟をしていた事とは言え、知らず知らずのうちに溜息が出た。
もう用は済んだのだからと、上司を抱えて帰ろうとすると、目の前にOVERが立ち塞がった。
彼の真意が分からなくて、とりあえず訪ねてみる。本当は言葉一つ発するのでさえ疲れるのだ。
流石に能力を使いすぎたな、とスズは思う。

「どうされましたか?」

「帰る気かよスズ」

「そうですが」

クックッと喉の奥で低く笑う姿は狂気じみていて、本能的に身構えていた。

「まあ硬くなるな。それよりソイツの首、見てみな」

言葉で宥められ、渋々その首筋を見る。
ケガなどで少し赤くなっていても、そこに付いているマークはよく見えた。
Tを横に倒し、二重丸をあしらったような、このマークは見覚えがある。

「まさか・・・!」

「殺印。テメエも知ってんだろ」
298259:2005/08/03(水) 23:52:02 ID:XLcu/nxR
ああ面白くなってきた。
ルビーはいつの間にか軍艦の傍は離れて、くすんだ灰色の壁に身を預けている。
口元に出る笑いが止まない。
これから彼女は絶望に打ちひしがれるだろう。
殺印を実際に見た事が無い彼女にとって、まさか軍艦の首に張り付いているものがシールタトゥだなんて思っても見ないはずだ。
子供ながらの純粋さ、単に楽しそうだからという理由でルビーはここにいる。
ケガをしている軍艦を見ても何とも思わなかったし、逆に自分の身さえロクに守れないような男に侮蔑さえ感じていた。
これでもOVERの部下として修羅場を潜ってきた人間だ。
くすくすと声を殺しながら笑っているとOVER様もニヤリと笑ったので、こちらも微笑み返す。

「そう簡単には剥がれねえし、剥がせねえ」

ごきん、と首の骨を鳴らしながらOVERは言った。

「まあ・・・それもテメエ次第だな」

今、彼女を防御するものは無い。
もう怒りに身を任せ、戦う事もできなくなった。自らの、最も敬愛する上司のせいで。
その持ち前の冷静さで必死に状況を分析しても、打開策はきっと見つからないだろう。
頭の良さと優しさ故に、諦めてしまうのだ。自分が犠牲になれば済む問題だ、と。

「何を・・・すればいいんですか?」

覚悟を決めた人間の、その覚悟をうち砕く快感は自分も知っている。
だからこそこうして打ち震えているのだ。

「簡単だ。オレを楽しませればいい」

どいつもこいつも斬ったって楽しめねえ、という言葉は彼女の耳には届いていないようで、それが少し残念だった。
299259:2005/08/04(木) 00:05:28 ID:XLcu/nxR
「具体的には・・・何を・・・」

そう言った声は自分でも情けないくらいに震えている。みっともない。
こんな時に軍艦様が気絶していてよかったな、と思った自分に嫌気が差した。

「テメエはガキか。男と女がする事っつったら、わかってんだろーが」

へっと馬鹿にするようなその笑い方さえも、今は下卑たものにしか見えなくて、おもわず顔を背ける。
しかしそうしたって始まらないのも確かで、仕方なくOVERの方に向き直した。

「わかりました」

絶望に目の前が真っ白になってしまいそうなのに、頭の中は真っ黒だった。
白と黒のそのコントラストにくらくらする。
ごきごきとなる男の節々が妙に生々しく聞こえて、これから行われるであろう行為に鳥肌が立った。

「前戯なんて面倒くせー事はしねーぞ」

「・・・だったらOVER様ぁ」

媚びるような、甘ったるい声が隣から聞こえる。
それはとてもこんな子供が出せるような声ではなく、もっと、熟し切った女そのものの声だった。
そう言えばこの空間にはもう一人「女性」がいたことを今更のように思い出す。

「私が、やりますよ」

そっちの方が精神的ショックが大きくなりますよと笑いながらOVERに話しかけるルビーの姿は、とても年下には見えなかった。
300259:2005/08/04(木) 00:33:45 ID:8qQP96FL
「じゃあOVER様は腕を持っていてください」

腕を頭の上に上げ、固定させる。
今でももう顔は真っ赤になっていて、金色の睫毛は固く閉じられているのがとても勿体なく思った。
顎から首にかけてのラインを、す・・・となぞる。
指先で触れるか触れないかのギリギリのところでなぞったら、瞼がさらに固く閉じられ、眉間には皺が寄っていた。
唇も噛みしめられており、やっぱりこういう、微弱な感覚の方がいいなと確認する。

「あーあスズさん。そんなに唇噛まないで」

注意しても彼女は唇を噛むのを止めようとしない。
軍艦を引き合いに出して止めさせるのは容易かったが、それではつまらなくなる。
ここは自分から止めさせた方が面白いだろう。
ルビーはスズの服とシャツの間に手を潜らせて、スズの肌を味わった。
しかし手を滑らせるのはあくまで脇腹からへそにかけてだ。
その、きっと綺麗な形をしている2つの膨らみは最後にとって置いた方が良い。
スズの肌を撫でるのも無遠慮にせず、優しく、だが快感を蓄積するように撫でていった。
ちょうど胸の下、脇腹とへその間の辺りが一番敏感な部位らしい。
そこに指先のみを滑らせながら、たっぷり時間を掛けて往復させるとビクンと身体が跳ねた。
シャツのざらざらとした感触でさえもたまらないのか、必死に身をよじって逃げようとしている。
口からは涎が少しだけ垂れていた。

「あーあ・・・」

そう言いながらその涎を丁寧に舐め取った。
そのまま舌を移動させ、その柔らかな唇に吸い付く。
顔に掛かる息と彼女の口の中はとろけそうな程に熱くて、そろそろ限界に近付きつつあるのを知った。

「スズさん・・・まだおなかですよ?おっぱいとかクリとかまだ触って無いじゃないですか」

わざと直接的な言葉で言ってやると一瞬スズはあの反抗的な目を取り戻す。
しかしすぐに彼女は現実に呑まれていった。
301隊長:2005/08/04(木) 02:36:35 ID:KnoxVOXO
>>300さん
スズがっ…あの冷静沈着なスズがこれから乱れ悶えるなんて…(;´Д`)ハァハァ 続編楽しみにしてます!


こちらはこれからビュティに首領パッチエキスを注入してエロエロにしてみます。>>300さんの続編投下までの暇つぶし程度に投下していきま〜す。
302隊長:2005/08/04(木) 02:53:14 ID:KnoxVOXO
「…ヒロインは…誰にも…譲らない…」
月が見下ろす草原で、そう呟いたのはオレンジ色の物体。その物体の足取りはぎこちなく、しかし確実に女性用テントに向かっていく。
「…ヒロインは…アタイのもの…」
ウワゴトのように繰り返しながら女性用テントの出入口をオレンジ色の物体が開く。月明かりが差し込んだ先には二人の女性が眠っていた。
303隊長:2005/08/04(木) 03:05:18 ID:KnoxVOXO
女性用のテントの中には、普通の男性が見れば迷わずよからぬ行為に及んでしまうような、夢のある風景が広がっていた。
黄色い髪の女性は、上半身を少し毛布から出し眠っている。少し大きめなTシャツの首元からチラリズムしている鎖骨、そして胸の谷間…まったくもってハァハァもんだ。実際、この小説を書いている僕も妄想でハァハァしかけている。
まだ幼さの残る寝顔をしている少女は、ピンクに水玉のはいったパジャマで、毛布を両足の間に挟みこみ、抱き枕のようにして眠っている。思わず『毛布になりたい…』と思ってしまうような光景。

こんな夢のような風景がオレンジ色の物体の前に広がっていたのだ。
304隊長:2005/08/04(木) 03:12:26 ID:KnoxVOXO
しかしオレンジ色の物体の目は一人の少女だけをロックオンしている。黄色い髪の女性には目もくれず、まだ幼さの残る寝顔をしている少女の枕元に歩み寄る。しかし羨ましいぞコンチクショウ。
「…ヒロインは…渡さないわよ…。」
オレンジ色の物体の手にはトゲ…ビュティを恐怖のドン底に突き落とすトゲ…トゲの中には世界一恐ろしい物質であろうエキスがたっぷり…凶器とも呼べる、そのトゲが残酷にもビュティの喉元に牙を剥いた…。
305隊長:2005/08/04(木) 03:25:59 ID:KnoxVOXO
……………



「……お願い………やめて…首領パッチくん!!」
ビュティは目を覚ました。どこかのアニメでしか見れないような勢いで飛び起きた。
「(ガクガクブルブル)ハァ…ハァ…夢…?(ガクガクブルブル)」
汗をぐっしょりかいた額を拭う。心臓はバクバクいってるし、体は火照っているように熱い。
「わ、私…なんて恐ろしい夢見てんの!!(ガクガクブルブル)」
一応ツッコミをいれておいた、小声で。
306隊長:2005/08/04(木) 04:39:10 ID:KnoxVOXO
「…大丈夫…ですか?」
隣で眠っていたはずのスズが心配そうに声をかけた。
「ス、スズさん!?もしかして…起こしちゃいましたか…?」
「いえ、気にしないでください。」
スズは微笑みを浮かべ、そう言った。
「それよりどうしたんですか?汗ぐっしょりですけど…」
そこでビュティは体の火照りが強くなっていることに気付いた。まさにドキがムネムネしているという状態だ。ビュティの目の前にはスズ。
(スズさんって…色っぽい…)
別にビュティは鎖骨フェチってわけではないが、時々のぞく鎖骨、そして胸元の白く綺麗な肌…ビュティの胸はさらに高鳴った。
307隊長:2005/08/04(木) 04:49:26 ID:KnoxVOXO
今日はここまで…眠たいですんで。続きはまた後日投下しますね〜。神様方の投下、楽しみにしてます!
308名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 13:47:05 ID:xQiASoIl
隊長〜!自分は我慢の限界ですよ〜!!
大好物がキターー(・∀・)ーーー!!っと思ったら寸止め……
これから続きを妄想してオナって寝ます!!
超支援!!つI I II I
309259:2005/08/06(土) 00:24:20 ID:ULUvoIsh
するり、とルビーの指が動く度にゾクゾクとしたものが背中に流れる。
自分の肌がこんなに鋭利な感覚を持っているのを驚くと同時にそれを悔やんだ。
シャツ越しにでもルビーの小さな指がリアルに感じられて、もうダメか、とそんな思いでさえ頭の中をよぎる。

「スズさん・・・まだおなかですよ?おっぱいとかクリとかまだ触って無いじゃないですか」

だが彼女の声ですぐに我に返らざるを得なかった。
その声はどこか笑いを含んでいて、自分よりも一回り以上小さい子供にしてやられるのが悔しく思える。
その悔しさで唇を噛んだら口の中にひどく生臭い血の味が広がって気持ち悪かった。
ああここまで追いつめられてたんだな、と今更ながらにスズは思う。

「・・・っ」

唇の暖かな感触に驚いて瞼を思わず見開くと目の前にルビーの顔があった。
1度目の時もそうだったが、2度目の今でも思う。
上手いな、と。
自分の唇が彼女の舌に絡め取られる度に微弱な電気が走る。
それは男性との交わりでは決して得られない箇所からの快感だ。
さっき噛んでできた傷を重点的に舐められている為、ぴりぴりとした痛みと快感とに酔ってしまいそうだった。
しかしここは上司の手前、身体を預けるわけにもいかず、中途半端な意志だけが頭の中に残る。
いっそ流されてしまえば楽なのにそれすらもできずに、ただ奥歯を強く噛みしめて舌の進入をなんとか抑えていた。
だが、

「あ・・・っ」

ウィークポイントをするり、と、あの独特の手つきでなぞられた瞬間、声が、狭い唇の間から漏れて、しまった。
310259:2005/08/06(土) 00:44:23 ID:ULUvoIsh
その時を見逃す程、自分は甘くはない。
本当にそれは狭い隙間だったのだがルビーの小さな舌は何の問題もなくスズの舌に触れた。
スズの舌は緊張の為か硬くなっていて、1度目はきっと、そんな事を感じる余裕さえなかったんだろうなとルビーは思う。
硬くなった舌の根本からゆっくりと溶かすように舐め上げると、スズの舌は容易く反応した。
彼女の口からはルビーのものとも、スズのものともつかない唾液が口の端から溢れている。
それを見届けるとルビーはまたそろ・・・と肌を撫でた。

「・・・っう・・・!」

瞬間、彼女の身体が小さく跳ねる。
それでも唇は繋がったままで、さらにルビーは角度を変えて、深く舌を入れた。
左手はスズの顔に添え、もう片方はさっきからスズの肌をまさぐっている。
肌を撫でる度にスズの舌は硬くなって、率直な彼女の身体の反応が面白かった。
ちゅ・・・とわざと大きな音を立てて口を開放すると、スズの息が荒くなっている事にようやく気が付いた。

「OVER様、ちょっとスズさんの手を放してあげてください」

だいぶ息が上がっている。顔も以前とは比べてかなり赤い。
唇を手の甲で拭い、その唇に今度は彼女の指を含ませた。

「っひ・・・」

指先は最も神経が通っている場所だ。感じないはずがない。
ぺろぺろと、まるで男のモノにそうするように丹念に舐め上げる。
指と指の間から、爪の間まで舌を這わせた。

「っ・・・嫌です・・・これ・・・はぁっ・・・」

おそらくこんな所、誰にも舐められた事がないのだろう。
想像以上のスズの反応に、心の中でニヤリと笑った。
311259:2005/08/06(土) 01:09:01 ID:ULUvoIsh
こり、と奥歯で分厚くなっている皮膚を噛まれた。

「ふあっ・・・」

指にある舌が動く度、小さいものだが声が出てしまう。
手を噛んで耐えようとしても一方の手はルビーの口にあって、もう一方は身体を支える為に使っているのでしようにもできなかった。
しかし、まだこれくらいなら耐えられないものでもない。
確かに触られるなんて初めてで、ましてや舐められるだなんて想像だにしていなかったのだが、まだ、大丈夫だと思えた。
でも体内にどうしようもなく熱が溜まっているのも確かで、早くそれを開放したい欲求も確かにあるのを、声が出るたびに自覚してしまう。

「ひああっ!」

油断した瞬間、大量の快感が体の中を駆けめぐった。
そういえば舌の動きに気を取られていて、手の動きの方をまったく警戒していな、と思い出す。
ふふ、と妖艶にえむルビーの顔が近くにあった。

「どうしましたかぁ?スズさん」

「・・・っ」

「もしかして・・・感じちゃいました?」

悪戯っぽく、上目遣いで笑う彼女は本当に楽しそうだった。
いつのまにか彼女の手が、上の方まで移動している。
指への攻めも止んだ。

「スズさんのおっぱいって、すっごく綺麗なんでしょうね」

そう言うとルビーはスズのTシャツに手を伸ばした。
312名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 01:18:02 ID:o3Y9eIMQ
スズ受け祭開催中!?
みんないい仕事するなぁ・・・
313名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 11:53:01 ID:5s/bZBS7
田ボで…
314名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 13:10:46 ID:YIt4p7ar
>>259も隊長もみんながんがれ!ハァハァ 続きを
315名無しさん@ピンキー :2005/08/07(日) 02:17:39 ID:HYMV8Xdt
乙!
続きも期待しとります〜!
316隊長:2005/08/08(月) 03:29:35 ID:A7y+8fcg
お待たせしてすいません。続き投下します!できるだけですが…



スズはビュティにとって、もはや毒だった。
「…ホントに大丈夫ですか?」
ビュティの顔を見、首を傾げるスズ。その声、少し寝癖のついた髪、そしてビュティのことを案ずる表情。
「…あの〜…だ、大丈夫ですか…?」
眠いのだろうか、少し潤んだスズの瞳はビュティの瞳を見つめている。そして形のいい魅力的な鎖骨…フェチではないが。
「…ビュティ…さん?」
何も考えられない。考えたくない。ビュティの瞳はしっかりとスズを捉らえている。
「…そ、そんなに見ないで…くださいよ…。」
少し頬を赤らめ目を逸らすスズ。…可愛すぎる!
317隊長:2005/08/08(月) 04:11:14 ID:A7y+8fcg
↓スズの特殊能力の話は…あまり自信ありませんが、気にしないでください。



「…スズさん…」
まだ幼さの残る少女にはとても似つかわしくない吐息交じりの艶めかしい声。
「…は、はい?」
自分の名を呼ぶ声がいつもと全然違う。スズは戸惑いながらも、あくまで冷静に対応しようとした。
「どこか…具合でも悪いんですか…?」
エスパーであるスズはなんとなく人の思っていることがわかる。そんな自分の特殊な能力を恨んだ。先程の自分を呼ぶ声から、明るさでも元気さでもなく…欲望を感じ取ってしまったから。
318隊長:2005/08/08(月) 04:31:02 ID:A7y+8fcg
ビュティさんは私を欲しがっている

我ながら馬鹿らしいと思う。しかし軍艦にも認めてもらった自分の能力が間違えているとは思えない。

ビュティさんが私を欲しがっている

ドクン。
心臓が大きく脈打った。自分でも少し呼吸が早くなっているのがわかる。
「…ビュティさん…どこか具合が悪いのなら早く寝た方が…」
ごまかすように口を開く。何かしていないと、ビュティが放つ欲に飲まれてしまいそうだからだ。
319隊長:2005/08/08(月) 05:11:17 ID:A7y+8fcg
「…スズさん…っ」
頬が紅潮し、口は半開きで、呼吸をするたび肩が揺れる。そんなビュティが四つん這いで少しずつ、少しずつスズに近づいていく。その潤んだ瞳は上目遣いでスズをしっかり捉らえている。
「…ビュ、ビュティさん?」
「わ、私…体、熱くて…っ。私…なんか…おかしいよ…。」
二人の手がゆっくりと重なる。肌と肌が触れ合ったところから体の隅々まで電流が走ったような感覚。その感覚にスズは思わず声をあげてしまう。
「あ…っ。」
(手と手が重なっただけなのに…ビュティさん…私も…どこかおかしい、みたいです…っ)
320隊長:2005/08/08(月) 05:25:21 ID:A7y+8fcg
スズの手を握ったまま、ビュティが更に近づいてくる。
「スズさん…私…私…っ。」
ビュティの表情は切なげで、まったく冗談とは思えない。
「ビュ、ビュティさん…!?」
上半身と上半身が触れ合う寸前、ビュティの動きが止まった。恥ずかしさからか、目を逸らし、うつむいていたスズだったが、突然静止したビュティを不思議に思いビュティを伺い見た。
スズの視線に、ビュティの熱い視線が不意に交わる。
321隊長:2005/08/08(月) 05:38:11 ID:A7y+8fcg
「…スズさん…私…と、止まらない…。」
「…え?…ん…っ!」
体が後ろに倒れそうになるほどの衝撃と軽い痛みに目を見開いたスズ。間近に目を閉じたビュティの悩ましい顔。そして唇に暖かく、柔らかい感触…。少ししてお互いの唇が少し離れる。もちろん視線は絡めたままだ。
「んっ…ふ…ぅ…。」
ビュティは更に頬を紅潮させ、息も少し荒くなっている。唇が離れている間に、スズはなんとか息を整えようとしていたがそれは叶わなかった。
322隊長:2005/08/08(月) 05:54:33 ID:A7y+8fcg
さっきのより軽いが、少しの衝撃と、暖かく柔らかい感触。今度はさっきのように触れるだけでなく、まるでスズの唇を貪るように深く、激しく口付ける。
「…ん、ぅ…ん…!」
ビュティも堪え切れず甘い声を漏らす。ビュティの舌がスズの口の中に入ってくる。スズの口内を、ビュティの舌が遠慮なく犯していく。
「…んんっ…ち、ちょっ…ビュ…ティら、んっ…くるし…いっん…!」
スズは息が出来ずに苦しいとビュティに伝えようとするのだか、唇を塞がれ、舌を入れられ、うまく発音できない。仕方なく押し退けようとビュティの胸元を押そうとするが腕に力が入らず、スズの手はビュティのパジャマを掴み、快楽に流されないようにするために使われた。
323隊長:2005/08/08(月) 05:57:58 ID:A7y+8fcg
稚拙な文、遅筆、そして恒例の焦らし…重ね重ねすいません(´・ω・`)
明日か明後日に少しずつでも投下しますんであんまり期待せずにお待ち下さい…僕の駄文なんかよりも神様方の投下が楽しみです!頑張ってくださいね!!
324名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 13:05:03 ID:3oDKBTYC
>>259サン、隊長サン
好 き で す
いやぁああぁ〜!!そうやって迫られた〜い!!
萌え死にそうです…続きを正座して待っちょります
325名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 13:30:05 ID:Din/z8jq
ボーボボだってのにスレが輝いてるよあんた
326名無しさん@ピンキー :2005/08/08(月) 18:33:43 ID:t1Z9VVIJ
GJ!
続きお待ちしとります〜!
327名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 18:31:37 ID:Sht+DIOI
GJすぎてガネメが止まりません。責任とってください。
328隊長:2005/08/10(水) 02:53:14 ID:DL6fubiV
某日本一シミュレーションRPGで女格闘家を作った際、スズと名付けてしまった隊長です。むろん、スズをひいきして育てています。
前置きはさておき、続きを投下していきます。細かいミスとかは、スルーしてくださいね。腹ごしらえと並行して投下していきま〜す!
329隊長:2005/08/10(水) 03:36:40 ID:DL6fubiV
脳があまり動いてない。最初はビュティがどうしたのか、どうすればいいのかと考えていたのだが、いつしかスズの思考は停止してしまった。

…くちゅっ…ちゅぶ…

卑猥な水音が響く。どちらのものかもわからない唾液がスズの口元から雫する。
深く甘いキスが快楽を呼び覚まそうとしているのだろう、体が熱い。
息を吸おうとすると、ビュティの舌が更に深く侵入してくる。うまく呼吸ができない、頭がクラクラする。
「…ュ、ビュ…りぃ…らん…っ!」
限界が近かった。体が酸素を欲っしている。
330隊長:2005/08/10(水) 04:27:06 ID:DL6fubiV
スズの懇願が届いたのだろう。ぷはっという音と共に唇が離される。
「はぁっ…はぁっ…」
体は呼吸を必要としているのに、唇が離れることが少し寂しかった。
「スズさん…ゴメン、なさい…で、でも…もっと…」
その安息の時間も切ない時間も、ビュティの切なげな言葉によって、すぐに終わった。充分に呼吸を整える暇もなくまた口付けられる。
「…んっ…ふっ…ひぁっ!?」
スズが素っ頓狂な声をあげてしまったのには理由がある。スズの右胸をビュティの手がしっかり掴んでいる。
「んっ…ちょ、ちょっ!ビュティさん…っ!?」
331隊長:2005/08/10(水) 04:41:56 ID:DL6fubiV
「スズさん…私…私…」
言いながらもスズに口付け、胸を激しく揉む。
「ちょ…ビュ、ティ…さ…んっ。ダっ、ダメ…れす…っん!!」
その時、ビュティの中で何かが弾けた。おかしな自分に戸惑っていたはずなのに、何故か笑みが零れたのだ。
唇を離し、スズの額に自分の額をコツンと当て、ビュティはゆっくりと口を開く。
「ダメって言われても…言ったでしょ?止まらないって…」
妖しく艶めかしい笑み。スズはその笑みに圧倒され、なんの抵抗もできないうちに肩を押され押し倒された。
332隊長:2005/08/10(水) 04:51:17 ID:DL6fubiV
俺の遅筆は、レボリューションだ!…ホントにすいませんorz
今日はとりあえずここまでです。またちょくちょく投下していきますので、生暖かく見守ってやってください。
333名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 15:48:47 ID:yjXifm9S
連載気分でマターリ読んでますよ(´-`)y-~~
引き続き支援です!!
まとめたいけど、ケータイだからやり方ワカンネorz
334名無しさん@ピンキー :2005/08/11(木) 08:28:56 ID:/xKZp8+0
乙〜!
続きもお待ちしとります。
335名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 22:27:34 ID:1HOEPf4K
スズって誰かに似てるなと思ったらネギまの刹那に何か似てる
336名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 19:39:07 ID:K4KVlSOs
保守
337名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 21:34:42 ID:Mv2fyK6o
補習
338隊長:2005/08/19(金) 21:53:29 ID:jnD8zDkq
補習中失礼します。
最近いろいろ忙しくて、続編を投下するのが遅くなりそうです…待ってくださっている方、本当にすいません!必ず書きますので気長にお待ちください…
339名無しさん@ピンキー :2005/08/20(土) 00:24:39 ID:nTJCxcm9
コミケでビュッティ×ボーボボ本を二冊買ったんだけど、関係の捉え方が
自分と大体同じで良い内容だった。つーかサークルがあること自体驚い
たけどw


>>338
乙です〜。
了解しました。
340名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 13:35:41 ID:IG2FNRsF
>>隊長サン 落とさないよーに適度に保守して待ってます(´∀`)

ボーボボの同人(?)のマンガってどこで売ってるんですか??ヲタ初心者なんでf^_^;
板違いだったらすいません<(__)>
341名無しさん@ピンキー :2005/08/21(日) 22:47:35 ID:ZABT97gY
>>340
冬コミまで待つしかないと思う。ボーボボオンリーイベントなんてそうは
無いだろうし。コミックシティとかもあるかもしれないけど、どうかな。
342340:2005/08/23(火) 10:12:49 ID:2pjG4Zap
>>341サンありがとうございます!!
コミケかぁ〜…ウチ田舎なんで、大人しく通販しますorz
343名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 10:53:16 ID:klcOoz06
ボーボボオンリーあるよ(・∀・)ノシ
検索かけて調べてみれ
344名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 10:19:02 ID:2eZ7cEZ7
>>343 おぉ!サンクスです!!
でも、ウチPCないからマン喫逝ってくるorz
345名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 18:31:43 ID:2eZ7cEZ7
ネ申様まだかな〜(●´∀`●)
346名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 12:53:18 ID:MbbwR8wO
誰も来ないな……
347名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 17:47:48 ID:Pgf/sIrt
へっくん×大人の女が見たい…

「自分で書け」とおっしゃられますか、そうですか。
348名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 17:58:02 ID:mYy7LBNJ
>>347 イイかも!!
でもやっぱ、ビュティの百合モノが好きだなぁ〜
349名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 18:02:36 ID:jRo1QYyR
                  /,.i i.l.i i ヘ
                     l i i i.l.i i i l     __
                 l i i i l i i i l   /     \
                   l i i i⊥i i i l  | ス M ド  |
               ├'  |  `┤ ノ  │ I |   |
                「ij.、_┴_,<|<  プ S ピ |
                  {N,(・)Y:(・)N} |   だ O ン  l
                    _rイヘ}::::;::^r/[、 !  :   グ. /
          r 、  /l::::{フベ三'イrノ::ト、_        /
        _l ├‐'_ ..:.ヽ::>、rr<:::ノ:.:.:...`ーr―‐く     ____
      /  l :.l::..::...:>:.:、 ̄!Yi ̄_r‐、/:.:... .:.:` __:.._ヽ  /      ヽ
   ,ノL、   .::.l ::|:. .´.. :: ..: ::` !:::l: . :: :: ::: .:. _( : ノ: :: :.::ヘ/ か 止 逃 俺 |
  /   ヽ \::::!.:.l: :: ... _ ::、 ⌒:::r‐ク........ :.ヽ)r: :.:ノ::..:|  な め げ が |
  / 諸 : ヽ.:::ヽl.:::!..::/..::::ノ: __)!:...ヘr:: :::___:::::::::::ト、.. ::_:::|  : ら る   |
 |君 さ  |`:.:::.r‐:し' .::/:.___::::1:.. :.:. .: .:--::::::::/: . : : :.ハ ? れ の  .|
 |   ぁ  |:.: ::: .:.:.:./---:::::::,小、::::::::::::::::::::::/:. : : .: /:.:.ハ  る を  /
  \___ /:. ::.:.:.:__ノ`ー┬‐‐仁フ^ー‐┬―‐ハ: .: .:.:.!: .ノ〈\____/
         ̄ ::::::!ヽ: .: . :l ̄`ー1: --ヘ:.l: :::::::l: : 「⌒:.:!:: :::::〉
350259:2005/08/31(水) 10:51:18 ID:E3U0SREO
PC壊れたんで携帯から書き込みます。
見難い所はご勘弁を

する、と小さな手がシャツの下の肌に触れる。その手はどんどん上昇していったが、硬い布の感触を確かめて、止まった。
「切りますよ」
あまりにも普通に言われた言葉に、「え?」と言うこともできなかったが、肌に押しつけられた冷たい刃物の感触は嘘じゃない。
「止め…!」
びり、という大きな音もたてずに、ルビーは実に器用にブラジャーだけを切り取ってみせた。すう、とシャツ一枚にしか保護されていない胸に風が通る。そこも汗ばんでいたのか、風が通った瞬間寒く思えた。
351名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 20:34:24 ID:vV24uJDa
続きマダー(AA略
352名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 22:21:16 ID:gYQxA6Dr
ルビーって誰かと一瞬思った
353名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 23:44:47 ID:dMz9e3UJ
>> 10=109さんマダー?チンチン(AA略)
354名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 13:12:17 ID:7iDEq+qs
>>350 おっ!支援します つC
355名無しさん@ピンキー:2005/09/07(水) 10:12:55 ID:/HzI93i8
はらへった・・・
356名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 22:44:26 ID:dbFE4hEr
ほす
357名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 00:35:19 ID:8IzojszM
ビュ『「大人の階段」昇ったら血が出てきちゃったよ・・・どうしよう、ボーボボ』
358名無しさん@ピンキー :2005/09/13(火) 15:32:24 ID:7xLSY4dp
ボ「まかせろビュッティ! 鼻毛真拳奥義!『君はまだシンデレラさ』!!」
359名無しさん@ピンキー :2005/09/19(月) 07:26:29 ID:go/NcqxK
360名無しさん@ピンキー:2005/09/19(月) 13:52:15 ID:u28uQoyS
361any:2005/09/19(月) 17:17:12 ID:LC1weSHz
>>47の田ボタソ凌辱の犯してるやつって誰だろ?
毛狩り隊?
362名無しさん@ピンキー:2005/09/19(月) 23:37:42 ID:ToazPBMy
363else:2005/09/21(水) 16:03:53 ID:iI2gI66K
捕手
36410=109:2005/09/21(水) 20:05:32 ID:WeZ/eniW
>>275-279のつづき。

 「愛してるって言うのよ、あたしのことを」
 溜息も深くビュティがそう言った。
 「……まあ、そうなんだろ」
 おれは出来るだけ軽い返事を返す。
 「あたし愛ってなんだかよくわかんない。口に出して確認しなきゃいけないことなの?胸にしまってても見えるのが愛ってものじゃないの?」
 ベッドの上で足の裏でパチパチ音を立てる一人遊びに興じながら彼女の質問に考えをめぐらせる。このお嬢ちゃんに一番相応しい答えを。
 「男は……いや、大人ってのはな、そうやって確認してるんだ」
 「相手にも自分にも同じことを訊ねるのが確認?」
 「違う。自分が愛してるんだって、自分に確認してるんだ。大人は意気地がないからな、形のないものを信じるのがヘタなんだよ。だからそうやって確認する」
 「じゃあ一人で壁に向かって喋ってりゃいいじゃん。あたしに向かって言わないで」
 怒っているような素振りをしつつも、どこか悲しそうにビュティがきっぱりと言った。
 「…………おまえ、なんか神様とか、信じてる?」
 「別に。否定しない代わりに信心もないけど、なんで?」
 「でも初詣に神社行ったら手を合わすだろ。願い事しないか?」
 「あー、まあ、するけど」
 「本当に神様が叶えてくれると思うか?」
 「や、あれは自分の一年の誓いに行くっていうか、神様に宣言するんだって教わったけど」
 「……同じだ。バカも宣言してる。お前に、愛してる大切にする守るって、誓ってるんだ」
 おれがそう言い終ったあとじっと様子を窺ってたら、頬がぽっと赤くなった。
 「……やー……はっはっはっは」
 ぽりぽり頭の後ろなどを掻いて少女が照れた様子でうつむく。その姿はお世辞抜きに可愛らしい。
 ……くそったれ、独り占めかよ。
 「愛してるぜ、ビュティ」
 少女が驚いた顔ではっとおれの方を振り向く。
36510=109:2005/09/21(水) 20:06:18 ID:WeZ/eniW
 「や、やだ、急に何を言うのよ」
 照れというより明らかな疑問と不安が蔓延した半笑いの表情。
 「おれのこと嫌い?」
 そんなことはとっくに予想していたはずなのに、体の端々がむずむずと騒がしい。
 「ちょっと、首領パッチくん、へんだよ、どうしたの」
 じりじりとそばに寄るおれの目に違和感と少しの恐れを抱いているのだろう。それとなく視線は逸れている。
 「……別に変じゃねぇよ……ボーボボと同じことしてるだけじゃねぇか。
 ボーボボとは毎晩こういう事するんだろ?なんでヘッポコ丸やおれとじゃヘンなことなんだ?
 愛って何だかわからねえんだろう?じゃあ、これの意味もわかんねえんだろうな」
 ぐっと背を伸ばして、ビュティの唇に自分の舌を這わして、口づけた。
 「っ!!」
 びくんと大きく震えるように痙攣したのはたった一度きりで、後はされるがままにおれの動かす舌に倣うように唇を動かしている。……慣れてるね、お嬢ちゃん。
 くちゅくちゅ蠢く唾液に溺れた粘膜が擦れて滑って熱を共有している。おれは所在無さげな彼女の手を握り、力を入れたり抜いたりを繰り返しながら、反応する彼女の呼吸を数えていた。
 視線を走らせると薄い胸が上下に動いている。そしてジャケットが鼓動にあわせてドキドキドキドキと脈打っているのを見て、押し倒すように覆い被さった。
 思いのほか少ない力で倒れたビュティは嫌がる様子を見せることなく瞼を閉じる。
 ジーンズのおなかの所に隙間が出来ていて(こいつまた痩せたのか?)そろりそろりと手を滑り込ませて中指を沿わせる。……おれも腕が落ちたな、昔はキス一発でイカせたもんだが。 
 「……やっぱ好きな男じゃないと濡れない?」
 ニヤニヤ笑いで下世話な台詞を吐く。睫毛が結ばれるようにぎゅっと瞼が閉じられて、ビュティが声を上げた。
 「いや、あの、その、えっと」
 オロオロあたふた、少女が小さく縮こまる。……可愛いかもしんない……
366名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 22:18:22 ID:5nfkRQUJ
キタキタキタキター!!(*゚∀゚)=3
367名無しさん@ピンキー :2005/09/21(水) 23:40:31 ID:kSMffAvO
おおぅGJ!
368名無しさん@ピンキー:2005/09/22(木) 20:54:06 ID:fOa9Is0P
ずっと待ってたー楽しみにしてマス
369名無しさん@ピンキー:2005/09/24(土) 02:15:49 ID:e2J68rO/
>>357-358
ビュ『ああっ!いやっ!ダメっ!やめてよボーボボっ!
   パンツ脱げちゃうよ!血がついて汚れてるんだよ!?
   汚いよ!ボーボボ!こんなの奥義じゃないよ!
   あぁ!ダメっ!ああああ・・・ふぁっ・・・!
   ダメ・・・血が出てるトコに・・・そんなのが入れたら・・・
   イヤ・・・あふ・・・あふぅ・・・あんっ!あんっ!
   あぁ・・・・・・・・・
   ・・・・・・・・・・・
   ・・・・・・・・・・・    
   あ、そうなんだ・・・コレをパンツに貼り付けるんだ・・・ふぅん・・・』
370名無しさん@ピンキー :2005/09/24(土) 04:22:18 ID:ymK9CBf6
>>369
ワロタw
まともだボーボボw
371名無しさん@ピンキー:2005/09/24(土) 14:23:33 ID:iCfRUEh5
372名無しさん@ピンキー:2005/09/24(土) 22:00:34 ID:WWNZTab/
>>10=109氏
GJ
373名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 01:29:48 ID:VwxxGxHQ
>>10=109氏
おやびん格好イイ。つか今更ですがこのおやびん擬人化ッスか?
374373:2005/09/26(月) 02:22:17 ID:VwxxGxHQ
スマソ、違うみたいですね。
あまりに男前なもので…続きがんがってください
375名無しさん@ピンキー:2005/10/01(土) 08:56:19 ID:qGOHtYCO
漏れもビュティ×誰かの小説かいてみっかな・・
だれか陸あり?気に入ったカプで書くから。
376名無しさん@ピンキー:2005/10/01(土) 15:04:35 ID:WCwCNDby
ビュティ攻? とりあえずハテンコが見てみたいな
377名無しさん@ピンキー:2005/10/01(土) 19:55:30 ID:wZtFyb/s
へっくんを希望しておく
378名無しさん@ピンキー:2005/10/01(土) 21:45:19 ID:/tMt/+9Z
大穴で魚雷先生
379名無しさん@ピンキー:2005/10/01(土) 22:30:12 ID:Kd3EOtl2
サービスされるサービスマンとか
380名無しさん@ピンキー:2005/10/01(土) 22:42:16 ID:wE2DVBMs
同じくハテンコ。
381名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 03:12:34 ID:C9WtWPmT
ハレクラニきぼんぬ
382名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 08:16:53 ID:CmBpil4I
ビュティ×ブーブブって既出?
383名無しさん@ピンキー(375):2005/10/02(日) 13:09:54 ID:T7mT/Epg
375だけどビュティ攻めって書いたけど、受けでもいいなあ・・・。
っていうか受けでかくかな・・
みんなはどっちがいい?
384名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 14:55:54 ID:Kq3+T6l2
ビュティ×破天荒か
OVER×ビュティが見たいです。
385376:2005/10/02(日) 16:13:03 ID:NMV09Ifq
ビュティ受なのならもっかいハテンコ希望 攻めなら心太かな
386名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 16:40:51 ID:HnOwhjrr
純子か田ボに受け攻め両方教えてもらうやつ希望
387名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 18:42:12 ID:BtPflH3f
ヘッポコを頼む。
本編でもいい思いしてないんだし、せめてここで良い思いさせてやりたい。
というより、ボーボボとヘッポコ以外がビュティと絡むのはちょっと・・・
388名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 18:46:36 ID:MU4G6l4R
ビュティがギガ・ランバダ・詩人・ハレクラニに輪姦ムッハー(*゜∀゜)=3

・・・・っていう小説誰か書いてください(´・ω・`)
389名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 20:32:58 ID:+tpt7J65
ねんちゃく×ビュティ希望
テーププレイハァハァ

>>387
俺は反対にヘッポコにエロイことをさせるのは嫌だな。桃色片思いだからこそいいのだと。
っていうかなんでそこにボーボボが入るのか分からんwww
390名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 22:30:29 ID:Mmv/7OPl
>ヘッポコにエロイことをさせるのは嫌だな
へっくんのちんぽオナニーもダメ?
391375:2005/10/03(月) 21:07:25 ID:ERuW1fdC
今携帯で見てる。まず、ヘッポコ×ビュティを書こうと思う。 その次に書くのはまたみんなの意見を聞いて考えることにするよ。
392376:2005/10/04(火) 00:01:49 ID:IdqGsyiX
待ってる。頑張ってくれ〜美受けなら何でも好きなんで結局相手誰でもいい
393名無しさん@ピンキー:2005/10/04(火) 00:11:05 ID:KHz7RGNo
ビュ受け!楽しみですよビュ受け!
気長にお待ちしております、頑張って下さい!
394名無しさん@ピンキー:2005/10/04(火) 22:54:09 ID:c5+OsKUY
神まだ?
395259:2005/10/04(火) 23:37:55 ID:lnHNKc1N
お久しぶりです。やっとネット環境整ったので・・・
OVスズとか言っておきながら最早ルビスズです。
ビュティで盛り上がっているところ水を差すようですが投稿致します。

やっぱり、と思った。まくり上げて完全にあらわになった彼女の胸は、薄暗いこの部屋の中では乳白色の光を発しているようだった。その中に息づく、桃色の艶やかさが映えていた。
自分より僅かに体温の高い手。彼女の肌は柔らかかった。自分も大人になればこんな肌になるのかなとルビーは思う。
自分の手はとても小さいが、そのぶん器用な動きも容易にできた。上半身の中で、もっとも敏感な部分に指が触れる。
「っ!」
彼女の体が僅かに震えた。息を呑んだ、その表情ですらも美しかった。目に溜まった涙に、自分とはとても違う純粋さに驚いた。
自分と同じ色の目、同じ色の髪。長さこそ違うが毎朝くしでとかす自分の髪の感触と、彼女の感触は同じだった。
自分を犯しているようだ、とルビーは思った。だが自分と同じで、でも遙かに脆い彼女でなければここまで傾倒しなかっただろう。
ゆっくりと両手でしっとりとした肌の感触を楽しみながら、自分の唇より淡い色のアクセントをそっと口に含んだ。
「っああ・・・る・・・ルビーさ・・・」
たまらないという風にスズは首を横に振る。そのたびにぽたぽたと額から汗が飛んできたが、別段汚いとも思わなかった。
そのまま、噛んだり、唇で挟んで刺激してみたり、とにかく思いつく限りのことをした。
「やあっ・・・!!・・・あっ・・・あんっ・・・ああっ!」
「凄い声ですねえ。軍艦様、起きちゃうかもしれないですよ?」
「・・・っ・・・くあっ・・・はあっ・・・ん」
彼女は良く反応した。なので唇を噛んで必死に声を殺しても、結局隙間から漏れてしまう。
上司に痴態を見せないため、彼女は見ていて痛々しいほど必死だった。
「ふっ・・・んんっ!・・・っあ・・・」
口から放し、ぐりぐりと指でつまんで刺激する。彼女はもう、多少の痛みなら快感に飲み込まれる程になっていた。
口からはア行の声しか漏れない。
「あっ・・・あああっ!ひあっ・・・あんっ」
「・・・だめですよスズさん」
私の声で彼女の意識をこちらに戻す。我ながら悪趣味だと思ったが、そうさせる何かが彼女にあるのかも知れない。
声と共に熱い吐息を彼女の耳に送った。きっとこの温度は、この人に対する私の温度なのだ。熱くなった舌で耳の中を舐ると、また彼女の体が反応した。
396375:2005/10/05(水) 22:12:13 ID:VEEWW2EC
また携帯から。 今週忙しいから小説完成おくれるかもしれません。 ちと待っててください。
397名無しさん@ピンキー :2005/10/05(水) 23:36:47 ID:OsZP1HIa
乙!
続きも期待しとります〜。
398名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 01:29:14 ID:sqSbwq3x
>自分を犯しているよう
この感覚こそがレズの醍醐味!!ムッハァッー!!いつもありがとうございます!!
399雪原(375):2005/10/09(日) 15:39:43 ID:eNS92cGI
こんにちは、375こと、雪原です。
小説途中までできたのですこし置いときます

――――――――――――――――――――――
………君はだれにでも日差しを向ける太陽なんだね。
君は俺がこんなに想っていてもキズカナイ・・

今日、俺(へっぽこ丸)たちボーボボ一行はあるホテルにとまることになった。
部屋の割り当てで俺はビュティさんと一緒の部屋になった。
「よろしくね、へっくん♪」
彼女が声をかけてくれた。
「ああ…」
俺ははずかしくなってすこし中途半端な声で返した。

――やっぱりカワイイ――

俺の頭に彼女の微笑みが焼きこまれた。
彼女はカワイすぎる…
だからみんなビュティに惹かれている…。
…襲いたいくらいに…



すみません今日はここまで、明日書けたらかきます。
400名無しさん@ピンキー :2005/10/09(日) 20:13:12 ID:hiFhRLei
おお、期待しとります〜。
401名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 20:16:54 ID:Iz64Zmb5
21歳未満はお帰りください。
402名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 20:22:43 ID:oZ9wocgG
う〜ん確かに文章に何処となく幼さが見えるね…

×キズカナイ
○キヅカナイ
403名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 20:34:33 ID:7FXkCjST
いいんじゃないの、寂れてるし
404259:2005/10/09(日) 22:47:43 ID:N29uK47k
「ふっ・・・うぅ・・・」
「・・・もう良さそうですね」
ベルトで固く閉ざされた、彼女の中。先程からもじもじと足を摺り合わせていたのを、見逃すはずがない。
ベルトに手を伸ばし、かちゃかちゃとわざと音を立てて外した。
「や・・・止めてください!そこだけは・・・」
彼女の長い腕がベルトに伸び、必死で抵抗をされたが、別段、作業に困るということでもなかった。
スズのズボンは彼女の体型に似合わず、随分とぶかぶかだった。目線を下に落とすと、それだけで彼女の下着が見えるほどである。
「白ですかあ。似合いますけど、他のもはいてみたらどうですぅ?」
くすくすとした笑いを漏らす。たちまち上気していた顔はさらに鮮やかな朱色に染まった。
上がっていく呼吸のペースが自分の物なのか、それともこの、目の前の女性の物なのか、ルビーにはわからなかった。
「ここまできたんですから・・・ねえ」
湿り気を帯びている下着に手をかける。
「もう、ぜーんぶ、見せてください」
そう言って、一気に膝まで下ろした。その姿はひどく中途半端で、とても動きにくそうに見えた。
ズボンだって膝までしか下ろしていないので、足を動かそうにもできないだろうし、上半身も胸をまくられて、そのままである。
全裸よりも、こうやって局部的に見せられる方がよっぽど扇情的だ。
「も・・・止めてください・・・」
今にも泣きそうな声。それはそうだろう。こんなに恥ずかしい格好、女だったら誰だって泣きたくなる。
しかも自分よりも年下の子供にいいようにされて。
「えー!どーしてですかあ?」
確かに自分は子供だが、だからこそできる物というのがあるのだ。この場合、この質問がそうだった。
「え・・・」
「わかった!スズさん、軍艦様のこと、実はそんなに好きじゃないとか・・・」
「っ違います!」
「じゃあ・・・何でそんなこと言うんですか?」
「何で、って・・・」
「軍艦様、好きなんですよね?好きな人を傷つけたくないんですよね?」
「・・・あ」
「勝手ですよスズさん!人の代わりに自分が傷つくのが嫌なだけとしか思えな」
「ご・・・ごめんなさい」
「我慢できないんですかあ?」
「・・・できます」
405259 OVER視点:2005/10/09(日) 23:28:34 ID:N29uK47k
あっさりと、彼女は自由への言葉を捨てた。
ごめんなさい、というたった一つの言葉は、体の自由を奪うには効果が充分にあった。
弱々しくなったスズもスズだが、ルビーだって悪ふざけがすぎる、とOVERは思う。
コンクリートの壁にもたれかかって先程の会話の一部始終を見ていたが、あれはやりすぎだ。
生かさず殺さず。反抗しているのを力で押さえつけるのがたまらなく愉快なのに、もうその意思が無くなってしまったようだった。
「OVER様」
よくもまあ、こんなことができるものだ。末恐ろしいガキだと、一人OVERは呟いた。
「なんだルビー」
「ここからはお任せします」
スズの方を向いた。嫌悪と恐怖とが入り混じった目をしていた。それも無理は無い。
何しろ上司をここまでした張本人なのだから。
「ああ」
しかし自分だってそろそろ我慢しきれない。にい、と牙をむく。
「任せろ」
腕を押さえ込み、覆い被さる。ひんやりとした床の温度が、今は心地よい。
首筋に舌をはわせただけで、上半身が動く。やはり見ているのと実際にやってみるのとでは全く違う。その感度の良さに驚いた。
「しっかり感じてんじゃねえか」
このぶんなら下の方だって、と指を移動させる。柔らかな金色の陰毛が、安っぽい蛍光灯の下で艶やかに光っていた。
その、更に下。水分の感触があった。じゅぷじゅぷ、と指を動かすたびに水の音が鳴る。
「ひっ・・・あんっ」
中心部からは止めどなく水が溢れていた。まるで涙のようだった。目で泣けないぶん、こちらで泣いているのではないかと思った。
だがそれは涙よりも粘性を持ち、とろりとしている。密と言われれてみれば、全く、その通りだ。
何の予告もなく、OVERは指を一本その中に突き立てた。本当は違う部分でその熱を感じたかったのだが、今は慣らさないといけない。
「痛・・・OVERさ・・・んはあっ!あっ・・・いっ・・・」
その喘ぎ声は痛みを訴えているのだろうか。それとももっと別の物だろうか。
しかしOVERは関係ないとばかりに、もう一本指を増やした。
「ふああっ!入って・・・入ってきてる・・・も・・・これ以上」
きつく、ぴちぴちとした感じではあるが、反面ひどく熱くて、中に入れている指がいまにも溶けきってしまいそうだった。
ぐいぐいと中の指を動かすとひときわ高く声を上げた。
もう、本当に限界だった。
406259 OVER視点:2005/10/10(月) 00:12:06 ID:7qHyaLYg
ズボンの中から取りだした物をちゅぶちゅぶと入り口に押し当てる。それだけでも熱は感じ取れた。
強引に押し進めると、ぷちという破裂音がした。どうやら少し裂けてしまったらしい。
痛みのあまりスズは口を大きく開けている。声にならないほど苦しいようだ。
「・・・動かすぞ」
きつくて、動かしづらくはあったが、まあなんとかなるだろうと腰を動かす。
絡みついたきついピンク色の肉壁が、時折見えるのがグロテスクだった。
それでもスズは徐々に慣れてきたのか、次第に声が上がってきた。
ぴっちりと隙間無く結合された部分につ、と指をあてる。
「っあああ!!」
びくん、とひときわ大きく体が跳ねた。じゅぶ、という水音も聞こえるようになっていた。
ぐちゅ、ぢゅちゅ、じゅぷじゅぷ、ぬちゃ。
「んっ・・・ああっ・・・はあんっ・・・やっん・・・あふう」
「すげえ音だな。あ?スズ」
「違・・・ああんっあっ、あっ!」
あんなに冷静な娘がここまで悶えるとは思ってもみなかった。
OVERは右手でスズの腰を抱え、左手でクリトリスに潰してやるように刺激を与えた。
「ひあああああああっ!!」
悲鳴のような絶叫。のけぞって、口からはよだれが垂れている。
その瞬間密壺がきゅっと収縮した。
「いっ!あああぁっ!あっあっ」
ごりごりと一番深い部分に当たる度に、スズは声を漏らした。
こっちにも余裕ができたのか、さっきまで動かすので精一杯のはずだったのに、知らず知らずのうちに様々な角度で打ち込んでいた。
「ふぁあっ、あっ・・・ああっ!ひやあっ!もう・・・い・・・」
腰の動きを上げる。がり、と言う音がして見てみるとスズは堅い床に爪を立てていた。そのせいで爪がほんの僅かだが欠けている。
無理矢理腕を首に回させた。あの床よりかは幾分かマシだろう。
「あっあっああっ!!いっああああっ!イっちゃ・・・あっ、あっ!」
一際彼女の体が激しく痙攣する。丁度最奥に当たったときだった。
「あっ・・・もうイきま・・・――――」
意識を手放す直前、スズは男の名を叫んだ。
407259 OVER視点:2005/10/10(月) 00:39:41 ID:7qHyaLYg

先程までいた金髪の女性はこの部屋にはいない。目を覚まし、いつものような表情を浮かべて去っていった。
あの人も困ったものですねと。
「・・・どうでした?」
OVERにもたれかかるように背中を預けながらルビーは言った。しかしOVERは答える気にはならなかった。
「・・・どうもこうもねえよ」
「残念でした?」
再びOVERは押し黙った。最後にスズが叫んだのは自分の名でも、ましてやこの少女の名でもなく、ただ、
『軍艦様』と。
そこまであの男のことで占められていたのかと、呆れる反面、行為の途中だというのに我を忘れた。
「さあな・・・」
ぐしゃ、と前髪を掻き上げる。結局暇つぶしにはなった。だがひどく後味が悪かった。
そのときプククとかみ殺したような笑いが後ろから聞こえてきた。
「・・・ルビー」
「いえ、四天王最凶と言われる程のOVER様でも可愛いところがあるんだな、と」
「斬られたいか」
そんなことないですよう、と言っているルビーは子供らしかったが、あの時のルビーは異様なまでに、あの場に馴染んでいた。
特にアフターケア。深い眠りについているスズに軽い催眠術を施したらしい。
彼女曰くいつも使っている洗脳術よりも、こういう、一時的な記憶を忘れさせる催眠術はよっぽど簡単なのだそうだ。
その後てきぱきとスズに衣服を着せていくルビーに一種畏怖めいた物を感じた。
切り裂いたブラは魚雷の、これからも使われない予定のクローゼットから取ってきていた。
こんな事、普通でも思いつかないというのに。
「しかしスズさん凄かったですねー。あれが愛の力ってヤツですねー」
「テメーの方が凄えよ」
「え?何か言われました?」
「何でもねえよ」
「あ、凄いで思い出したんですけど」
408259 OVER視点:2005/10/10(月) 00:55:21 ID:7qHyaLYg
「軍艦を倒したボーボボが、あの、えーと・・・ほら、前にOVER様が殺印を施した、お米の人を・・・」
「ライスか」
「そう、それです。その人も倒しちゃったみたいで。さっきおちょぼ口から連絡がありました」
「そうか・・・」
ぱきぱきと首を鳴らす。
にやりと後ろにいる少女が笑んだのがわかった。
「また、お楽しみ、ですよ。OVER様」
「・・・ったく。今日は客が多い」
次は純粋に楽しみたい。
愛とか情とか、そういう人間の思念が絡まってくると面倒だ。先程のが良い例である。
「じゃあ、私は一階に行って来ますので」
「ああ」
城の最上階で、OVERは大きく伸びをして、次の客人をもてなす用意を始めた。



拙い文章ではありましたが、長らくの間、ご静聴有り難うございました。
だいぶOVスズとはズレましたし、あまりエロくもなりませんでしたが、楽しんで頂けていたのなら幸いです。
409名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 01:08:14 ID:paAwwOYh
GJ!お疲れっした!OVもルビもカッコイイよスズカワイイよ
410名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 04:55:47 ID:0uRSiP0S
GJ!良かった!完結オメ!!楽しませてもらったよ!!
スズかわええしルビOV鬼畜っぷりが最高だった!!
411名無しさん@ピンキー :2005/10/10(月) 06:10:46 ID:+2pwpIgY
GJでした〜!
412名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 21:02:50 ID:N93laLa/
ちょっと下がってきたのでage&書き手さん降臨期待保守
413名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 21:41:57 ID:Kw5uq6py
久々に田ボ受けSSが見たくなった。
414名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 23:00:31 ID:FFEQXydu
先週のビュティイジメのコマで首領パッチ+ところてん×ビュティのイジメ系エロ話がふっと頭をよぎった
415名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 03:25:14 ID:lboytnWv
パチビュマダー
416名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 14:39:10 ID:Lvxd7K++
>>414
待ってるよ
417414:2005/10/19(水) 13:24:12 ID:T9U4cUGz
とりあえずやってみるよ
パチはともかくところてんもビュティイジメに加わってたとは思わなかったけど。ところてんはヘタレっぽいな
418名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 15:43:35 ID:J4FuCqgU
>>414
え・・ホントにやってくれるんですか?
蝶楽しみにしてますYO(´`)
419名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 17:27:07 ID:CCBW80kx
俺は長楽しみにしているよ。
420asano:2005/10/19(水) 23:01:44 ID:ySx1PmN2
>413
田ボネタならなんかエロ絵板で漫画化されてたぞ。
421名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 19:14:24 ID:Mxjt32Sn
ちなみにボボエロ絵板
ttp://www2.oekakibbs.com/bbs/minimi/oekakibbs.cgi


422414:2005/10/20(木) 20:17:30 ID:N7vsE2C6
ちょっと相談なんだけどバイブと触手(>>211が言ってるような首領パッチのトゲの)どっちがイイと思いやすか?
首領パッチもところてんもつっこむもん持ってないからなぁ
423名無しさん@ピンキー:2005/10/20(木) 23:27:54 ID:Ik93eOAU
プルプル真拳オロチの要領で触手を出せばいいのでは?
424414:2005/10/20(木) 23:31:55 ID:N7vsE2C6
>>211の言うことも面白いし、バイブとどっちがいいかなと思ったんですが天の助スか('A`)
触手っぽいものは多分出すよ
425名無しさん@ピンキー:2005/10/22(土) 11:41:53 ID:PKmtH8ri
バイブもいいけど首領パッチソードもよろしく。
426414:2005/10/22(土) 21:02:06 ID:2wJFyWbo
最初の部分だけ投下しとく。エロ部分ないけど次回からで勘弁
427414:2005/10/22(土) 21:05:11 ID:2wJFyWbo
「気に入らないわ!」
ドギツイ金髪のカツラに赤いリボン、キャバ嬢以上の濃い化粧…本人いわく絶世の美貌、パチ美はいきなりそう叫んだ。

ボーボボとヘッポコ丸、破天荒が仲間の食料を調達しにいっている間、互いの相棒がいない首領パッチと天の助はいつものように二人でハジケていた。
どちらがそう言い出すでもなく今回のシチュエーションは学園物。クラスのアイドル・パチ美が美形転校生の天の助と一目見た時から恋に落ち、ラブコメをくりひろげる――
というありがち設定で続けていたのだが。
やっぱり恋のライバルがいねえと盛り上がんないな、田楽マンでもつれてくるか? …天の助が提案をした矢先のパチ美…もとい、首領パッチの叫びだった。

「何?田楽マンじゃ駄目か?」
アイツなら俺たちにあわせてうまくハジケてくれると思うけど――天の助がそう言うと、首領パッチは「違うわよ!」と続けた。
「アイツよッ」
首領パッチの指差す先を見れば、草原ですうすうと安らかに眠るビュティと田楽マン。
昨夜も遅くまでボーボボと首領パッチがハジケていて彼女も丁寧にツッコミをし続けていたため、睡眠が足らなかったのだろう。
疲れてんだな、起こすんじゃねぇぞと買い物に行く前にボーボボとヘッポコ丸が首領パッチに牽制していたのを覚えている。
もちろん首領パッチがそんな忠告をきけるとは思ってなかったので、ヘッポコ丸の手前、自分も首領パッチの遊び相手兼見張りとしてここに残ることにしたのだが。
428名無しさん@ピンキー:2005/10/22(土) 21:05:22 ID:T4CZTybm
IDの最後の二文字がboオメ
429414:2005/10/22(土) 21:06:36 ID:2wJFyWbo
「キー!何なのよあの女!まるで当たり前とでも言わんばかりにグースカ幸せそうに眠って!ヒロイン気取りね!!」
いやそれはお前が昨夜寝るのを邪魔したからだろ、というツッコミは無意味なことはわかっているので言わなかった。
「ボーボボもへっくんもウンコも優しくしたりするから最近図に乗ってるのよ、あの女!」
自称ヒロインのパチ美はギリギリと悔しそうに歯ぎしりをし、苛立ちから足元の草をぶちぶちと抜いている。大きな目からは大粒の涙さえ零していた。
(首領パッチの背後にタマネギが見えた)
「まぁまぁ涙をふいて、お嬢さん」と紳士風に天の助がぬのハンカチをそっと差し出したが、それは首領パッチが受け取ると同時にくしゃくしゃにまるめられ捨てられた。
「このままじゃアタシの気がすまないわ!一度あの子にヤキ入れないと! …先輩として、生意気な後輩はちゃんとしつけしてやらないとねぇ」
いつの間に衣装チェンジしたのか、OL風の恰好をした首領パッチはイヒヒ、と怪しく笑った。
430414:2005/10/22(土) 21:08:59 ID:2wJFyWbo
>>428
ホントだ。Wbo…ダブルボーボボみたいだ。しかもwJの文字まで入ってて何か嬉しいなw
431名無しさん@ピンキー:2005/10/23(日) 00:52:21 ID:/P9veeyB
期待。やっちゃってくださいおやびん
432名無しさん@ピンキー:2005/10/23(日) 01:05:06 ID:6M/Ytb6l
いつの間にかネ申キテル━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
応援しとります!!
433名無しさん@ピンキー:2005/10/23(日) 15:06:22 ID:p1aw9i6k
おやびんと414さんにドキドキワクワク(はぁと
434414:2005/10/23(日) 23:56:23 ID:QdZGfedw
善は急げやら何やらで、早速首領パッチは安らかに眠るビュティと田楽マンを引き離し、ビュティだけをかつぎ少し離れた人気のない所まで連れて来た。
大きな木の根元に起こさないようビュティをおろし、さてと意気込む。
「どーしてやっかなぁこのカワイイ嬢ちゃん」
見れば、首領パッチはもうハジケていないようだった。素の顔で、されどヒヒヒ、という笑いだけは未だにもらしている。
「ふくよかなほっぺたでよ。守られてばっかで傷一つねえケガレてない清らかな体」
ぷにぷにとビュティの柔らかな頬をつつく。(ビュティはううん、と小さく身じろぎした)
「でもよ〜…ビュティイジメてるトコボーボボとかに見られちまったらオレら殺されんじゃね?」
ボーボボがビュティを大切にしていることは明らかだし、ヘッポコ丸がビュティを好いていることもまた明らかだ。殺されはしないかもしれないが
(死にそうな目にあうのは慣れてるし、っつかたいていバトルのたびに死にそうな目にあうのはボーボボのせいだし)ヘッポコ丸も口をきいてくれなくなるかもしれない。
「ソフトンも怖ぇし。買い物から帰ってきてビュティがいなかったら捜すだろうしよぅ」
「バーカ、でぇじょうぶだよ。そのために今回買い物に破天荒をつけたんだから」
「へ?」
「そんじょそこらじゃ売ってねぇもんを多量に注文しといた。絶対欲しいって言っといたからしばらく帰ってこねぇよ」
…計画してたってわけか。確かに破天荒なら首領パッチの注文したものなら地球の裏側にだって行って買ってくるだろう。
「ウンコは魚雷先生に縄つけられてひっぱってかれたし」
それでもまだ何か言いたげなしぶっている天の助に、首領パッチは一つ息をついた。
「天の助、オマエ何処までもしょーしんものだな。興味ねーのか?オンナの体。 ま、ビュティなんざまだまだおこちゃまだけどな…どーせ経験ねえんだろ?34歳のドーテーところてん」
「なっ ところてんにドーテーも何もねえよ!それを言うならお前もだろ年齢不詳のトゲ野郎!」
「関係ないもん☆ パチ美は永遠に花の17歳、純潔の乙女だもん☆」
ビュティ風の桃色のかつらをかぶり、きゃぴるん☆と効果音をちゃんとつけて。 目もご丁寧につけまつげでバシバシ、この切り替えの早さはもはや天才としか言いようがない。
「ま、オレの純潔はともかく。ぜってー面白いぜ?…そうだ、ビュティが“ぬ”好きになるように調教すんのもイイんじゃねえか?」
その首領パッチの言葉を聞いて、流石の天の助も心がゆれる。
彼の大好きな“ぬ”のことと聞けば、「ボーボボに後で殺される」「ビュティが可哀相」ということと天秤にかけても競り勝ってしまうのは仕方のないことだろう。
「…ぬふふ、それは面白いかもしれませんなあ首領パッチ君♪」
「そうだろう天の助君♪ だから」
「ん…首領パッチ、君?」
ぴたり、と二人の動きがとまった。…よく考えれば、こんな大声で会話していたら間近で寝ている人間を起こしてしまうのは当然のことだ――二人がそのことにやっと気づいた時にはもう、ビュティはその碧眼をあけ、眠そうに目をこすりながらも何事かと二人を見上げていた。
435414:2005/10/23(日) 23:58:22 ID:QdZGfedw
「天の助君まで…あたし、眠っちゃったんだ。…あれ、ボーボボたちは…?」
首領パッチが小さく舌打ちをしたのが聞こえた。どこか本気でイラついているように聞こえたソレの代わりに、天の助がビュティの問いに答える。
「いねーよ。ヘッポコ丸とデコッパチと一緒に買いもんに行った」
「え…!大変、今日はあたしと田ちゃんが買い物当番だったのに」
「そーよ!グースカ眠りこけてるアンタたちを起こさないようにって気をつかってボーボボとへっくんが代わりに行ったのよ!人を働かせといて自分は寝るなんてアンタは鬼ねッ!
オトコをパシリに使うなんて鬼嫁ね!!」
ゲシゲシといつものように首領パッチがビュティの足を蹴る。弱くながらもふとももを何回も蹴られ、ビュティは体をよじらせた。
「痛い、痛いってば首領パッチ君! …じゃあボーボボたちが帰ってくるまでに何かしておかないと」
「必要ねえよ」
「!きゃっ」
ビュティが立ち上がろうとした途端、首領パッチが彼女の足をすくう。いきなりのことにビュティも受け身をとれず体勢を崩し、派手に転んだ。
「何するのよ!」
「必要ねえっつってんだろ。ここにいろ」
「はぁ?」
「ボーボボたちがいねえ間、ナマイキでヒロイン気取りなオマエをオレらがしつけてやっからよ」
普段は見下ろしている相手に、逆に見下ろされるのは何処か怖いものがある。しかも今の首領パッチは目が微妙に笑っておらず――ハジケで言っているようには見えなかった。
本気で?しつけって何?…ビュティがにわかに肌寒いものを覚えるのも無理はない。
「ちょ、どうしちゃったの、首領パッチ君…天の助君も何か言ってよ」
「むふふ、悪いなビュティ…プルプル真拳奥義『アメーバ空域』!!」
「!」
やわらかいところてんの体が更に軟体性を増し、アメーバ状に変化する。ぐにぐにと体が変化していき、アメーバもとい天の助はビュティの腕を拘束した。
更に、拒否を意をとなえようとしたビュティの口をもふさぐ。
「おお、OVERに使ったアレか」
OVERに対しては面積が足りなかったため失敗したが、体の小さいビュティはやすやすととらえられた。柔らかいアメーバは腕を拘束していても痛みこそなかったものの、ぐにゃぐにゃとしていて掴み所がなく、冷たくて気持ち悪かった。
「んぅっ…」
「OKOK天の助、でも息はある程度出来るよーにしとけよ」
窒息でもされたら困るからな、首領パッチが笑う。
「さーてサクサク始めますかぁ?」
鈍い銀色のジッパーを降ろし下に着ている赤いシャツを乱暴にまくりあげると、ビュティの白い素肌が首領パッチの目に入った。何をされるのかと疑問の目で二人を見上げていたビュティも、そこまでされてやっと、二人がしようとしていることが読めたようだった。
「!!んんっ」
それでも口も腕も拘束されているビュティにどうすることも出来ない。下着もシャツと同じようにまくしあげられ、小さな双丘が外気に触れる。それはほとんど平らに近く、中心の桃色の突起がピンとそそり勃って存在を誇張しているだけだった。
「何だよ、もう勃ってんじゃねえか」
ソレに息をふきかけると、ビュティの体がビクリとはねる。その敏感な反応に首領パッチはケタケタ笑い、ビュティの腹に乗っかかると、今度はその手で小さな膨らみを撫でた。
するりするりと肌の上で指が踊る。その仕草は優しげなようだったが、どこかねちっこくさえあって、ぞわりと鳥肌がたつ。
そして人差し指だけで胸の輪郭をなぞるように何度もたどり、桃色の突起をつねる。…首領パッチの一つ一つの仕草に、ビュティは顔を真っ赤に染めて体を震わせた。
「ぁ、…ふぅ、むうぅ…っ」
「ケケケ、すべすべした肌だねえ。ビュティちゃん、ボディーソープは何を使ってらっしゃるの?反応がとてもビンカンなようだから男のザーメンかしら?」
首領パッチは胸を撫でる手を休めず、揶揄の言葉を浴びせる。違う、やめて…ビュティはそう言っているようだった。…口を覆われているのではっきりとは解らなかったが。
436414:2005/10/24(月) 00:05:18 ID:QdZGfedw
「…何言ってんのかわっかんねえなぁ」
やけに長い首領パッチの舌が突起をなめる。優しさのかけらもないような無遠慮ななめ方に、気持ち悪さと妙な感覚がビュティを襲う。
変な感覚。 痛みでもない、甘さでもない、どこか歯痒さのような…口では説明の出来ない感覚。 首領パッチの指がビュティの胸の中心をとらえるたびに、胸の奥がぽつぽつと火を灯すように燃え上がるのを感じていた。
しかしやられてばかりで抵抗の意さえ唱えられないのは彼女にとって苦痛でしかない。こうなったらいっそ、口元を覆っている天の助の体を全て食べきってやろうか――
ビュティがそう思い始めた瞬間。
「!むふぅ…っ」
まるでそのビュティの意思を先読みしたかのように、天の助がビュティの口元にあったアメーバの体を麺状に細くのばし、ビュティの口内へとスルスル移動し始める。
「…人間の中ってあったかいよなあ。ところてんには熱がねーから羨ましいぜ」
「むぅうう…ぁあうっ」
口腔内をくまなく、犯すように動き回るアメーバ。唾液とアメーバの粘つきが混ざり合い、にちゃにちゃといやらしい音が漏れる。舌を弄ばれ、ビュティの息苦しさもピークに達する――顔を赤く染め、口の端からは涎が伝ってきていた。
…まるで男のモノをくわえこんでいるかのようなその姿に、首領パッチも少なからず興奮を覚えた。
「イイ顔すんじゃねーか、ビュティ」
彼女のアゴをひき、目の前でにやりと笑ってみせた。
…ヒロイン気取りなビュティをいためつける目的も勿論あったが、ぬくぬくと皆に守られている少女を汚すのもまた面白かった。
…ビュティの涙でうるんだ瞳が、うつろに首領パッチをとらえる。 呼吸が乱れているのは息苦しさもあるだろうが、…明らかに胸を弄ばれて感じている。
しかし、経験したことのない初めての感覚にビュティの中で「表現」が追いついていないのだろう…
未知の感覚に悶える少女なんて、何処ぞのオトコに見せればどれだけヌけるものだろうか計り知れない。
…最も、首領パッチはそれだけで終わらせるつもりは毛頭なかったが。
「…天の助、もう口は押さえなくてもいいぜ」
「ん?」
「今度こっち」
ハート型の可愛らしいベルトをさっさとひきぬき、ずるりとズボンを下ろす。 …上着の時と全く同じような優しさのかけらもない乱暴な脱がし方だった。
「こっちが本番だからよ」
「!?」
やっとアメーバから口を開放されたビュティが息を整えながら、更に続くであろう狂宴に身をこわばらせる。 
何?どうして?  今度は何をするつもりなの… そんな疑問をとなえる暇すら、首領パッチは与えてくれない。焦っているのか、性急に事を進めている。
ずり下ろされたズボンの下から、白い下着が覗く。
「ホラ天の助、…こっちのがもっと人間の“熱”を感じられるぜぇ?」
人間というか、オンナの、だけどな――首領パッチがビュティの足を押さえつつ、天の助を導く。口元から離れた天の助はビュティの首、胸、腹の上を這うように移動し、未だに彼女の腕は拘束したまま器用に太ももの位置までたどりついた。
「!! やぁっ!」
そのまま下着の隙間から、天の助の腕(とはいってもアメーバ状なのでもしかしたら足かもしれないが)が侵入する。ヒヤリとしたねばつきが下着の中で蠢き、割れ目をとらえた。
「! いや、やめて、天の助君…ッ ひぁあっ」
まるで意思を持っている触手のように、アメーバは中へと侵入し始める。天の助の体がビュティの内で動くたび、くぷ、くぷと液体の絡み合う音が発せられる―――
そして、下着にははっきりと蜜のしみが広がっていく。
首領パッチは嬉々として下着を撫ぜた。 布一枚を隔てていても、首領パッチの指には確かなじわりとした湿り気が伝わった。
「んー?溢れてきてるぜぇ、ビュティ?」
「ふぅん…い、言わないで…」
「目からも涙流して、下の口からも涙流して……ヒロインは忙しいねえ」
自分で涙を流していることに気づかなかったのかもしれない。ビュティは少し驚いた顔をした。 首領パッチが彼女の涙を一つぬぐった。
437414:2005/10/24(月) 00:06:10 ID:+ajobcty
「最も、嬉し涙だろーけどな? …もっともっと流したっていいんだぜ」
押さえつけていた足から力を抜くと、そのまま首領パッチは彼女の足から下着を手早く脱ぎとった。未だに中で続けられている悪戯に意識が集中されて、
ビュティはされるがままとなっていた。
湿らせる箇所を失って、溢れ出た愛液が太ももを伝う。 そして、そのまま草むらへと滴った。
「…幼ェな。 まだ毛も生えてねえし。 髪と同じ綺麗なピンク色だ」
じろじろと凝視する視線とあまりにも直接的な言葉、そして何よりもはっきりと聞こえる淫猥な液音にビュティは耳をふさぎたくなった。
しかし腕は未だ天の助に拘束されており自由に動かせられない。
そして天の助の体の一部は未だビュティの中で蠢きをやめず、まるで熱を確かめるかのようにぐちゅぐちゅと音を発し続けている。
そのたびにビュティはひぁあ、はぅん、と声にならない甘い喘ぎを言い続けている。 息も荒く、…限界が近いことは簡単に読み取れた。
「ケケ、そろそろイくかあ?ビュティ」
おいうちをかけるように、首領パッチはぷくりとはれた一番敏感な箇所を指で押し当てた。 瞬間、電撃が走ったかのようにビュティの体が海老反りにはねる。
「?! ひゃあぁああぁぁっ!」
「うわ、何だよいきなり…めちゃくちゃ締め付け強ー」
「ちぎれんなよ、天の助」
天の助が窮屈そうに声をあげ、動揺を表すように更に激しくビュティの中で動く。 首領パッチはクリトリスへの愛撫を続ける―――。
「ほらほら、イっちまえよ」
「いや、 ふぁぁ…やぁあっ!…やめ、首領パッ… んん…ッ   ああぁぁぁあぁぁあ――!!!」
大きく体を跳ねさせると、顎を大きく反らせ、高い声でビュティは啼いた。声がだんだんか細くなっていき、膣からはとろとろと液が流れ出ている。その流れに乗じ天の助はやっと体を
内から出した。
「何かねばねばになっちまったなあ。 純ところてんのオレに変なモンが混じっちまうじゃねえじゃかよーあぁん?ビュティ?」
「は、ぁ…はぁ…ふぅうん」
「このまま食べちまえよー」
糸をひきねばつくアメーバの体を、天の助がビュティの口に含ませる。 涎と混じり、口の端から多量の愛液が溢れ出た。
438414:2005/10/24(月) 00:07:01 ID:+ajobcty
「余韻に浸ってるトコ悪いけどなービュティ? まだしつけは終わってねえぜ」
ひくひくと痙攣する太ももの付け根に、首領パッチは黒い器物を押し当てた。 その硬さ・冷たさに意識の朦朧していたビュティも反応した。
「ひぁ…!」
「首領パッチ、何だよそれ?」
「いやん天の助さんったら無粋なことを聞くのねっ 乙女の口から言わせるつもりなの〜?バイブよバイブv 立派な大きさでしょ?」
きゃ、パチ美恥ずかしいっとシメも忘れない。
「こんなこともあろうかとサンタさんに頼んでおいてよかったわv」
「いや、やだぁっ…」
流石にビュティも背筋に冷たいものが走るが、腰をひいても逃げ出せられるはずもなく。 首領パッチは全く躊躇することなく、黒い器物を内に差し込み始めた。
最初こそ窮屈そうだったものの、少し力を入れるとそれは至極スムーズに内へと埋まっていく。
「こんだけヌれてりゃ痛くねえだろ?ビュティ――気持ちイイんじゃねえのか」
「やあ、 だめえ… ま、また…っ」
「またイっちゃまいますかー? ビュティちゃん」
ぐりぐりとバイブレーターを無慈悲にまわと、ヴゥゥウン、という低い振動音と、ぴちゃぴちゃという液音の混じった何ともいえない音が発せられる。
「は、 ぁああ、 くぁ…ぁんっ…ぁ、あぅう」
ビュティは何回も小刻みに跳ね、びくびくと震える。彼女が達したことを見ると、首領パッチは一度バイブレーターを引き抜き、そして間髪入れずまた差し込む。
敏感な箇所をとらえ意地悪く動かされるバイブに、ビュティが再び達する…その繰り返しだった。
絶頂を迎えても迎えても首領パッチはビュティを開放することなく、むしろ振動を強くしていく。そしてバイブレーターの出し入れを繰り返し、更に液音を大きく、そして卑猥に響かせた。
天の助は腕の拘束をすでに解いていたが、ビュティはそれに気づいているそぶりはない。所在無げに彼女の胸を弄んでいた天の助も、ビュティのとろけた表情に喉をならした。
とても14歳とは思えない妖艶な表情、…これが女ってものなのか。
バイブレーターの振動が“強”にまでなり、数回出し入れをした直後―― 一際甘い声をあげ、ビュティはぐたりと意識を手放した。
あまりに激しく絶え間ない快楽の波に耐え切れなくなったのだろう。天の助が声をかけて体を揺らしてみても、ビュティの反応はなかった。首領パッチは無言でバイブを引き抜く。
「天の助」
「ん?」
「タオル出せ」
天の助はその言葉ににっこり笑ってぬのタオルを差し出した。首領パッチはまた無言で濡れたビュティの体をタオルで拭き取ると、そのタオルをまた力の限り何処ぞへと放り投げた。
そして彼女を先ほど田楽マンと眠っていた場所に戻すことなく、上着だけをかけてその場を離れた。
439414:2005/10/24(月) 00:07:32 ID:+ajobcty
「でもさー…何か…すげえのな、オンナって」
ぷるぷると元の体に戻った首領パッチの後ろにつき、天の助が言う。 先程の場所に戻ると、田楽マンは未だに眠りこけていて買い物チームもまだ戻ってきていなかった。
「あのビュティがあんな声あげると思わなかったし」
「…生意気なガキでもオンナはオンナだからな。 …ビュティは将来イイ女になるだろ」
勿論それは顔だけの話ではない。 …それがわかっているからボーボボもヘッポコ丸もソフトンも、彼女を守ろうとする。
「…首領パッチ?」
「ま、オレの場合はなんつーの?迸る思いが抑えきれねェってこった」
そう言う首領パッチの横顔が何処か暗く見えた。 …そして、あれだけしつけしつけと言って彼女を嬲った割りに、最後に首領パッチが見せた妙な優しさを天の助は理解できなかった。

「でもアタシの方が全然イイ女!あんな女、足元にも及ばないわよっ!ヒロインはいつだってこの美少女☆パチ美なんだからー!」
くるりと振り返ると、またしてもドギツイ金髪のカツラをかぶり、下手くそな厚化粧を施した“パチ美”がそこに立っていた。
そしていきなり走り出すと、幸せそうに眠りこけている田楽マンに思いっきり蹴りを入れた。 ぎゃーっと叫びながら一足早いお空の星となった田楽マンを、
「あの方こそが私の星なのねッ」と頬を染めて見上げている。

…そういやビュティを“ぬ”好きに調教すんの忘れてたなあ…
ふとそんなことを思い出しながら、天の助もまた首領パッチのハジケに付き合うべく走り出した。
440414:2005/10/24(月) 00:10:33 ID:+ajobcty
終わりス。長々とお粗末様っした。
ボボ小説は初めてなんですが首領パッチって難しいのな…10=109氏のパチが好きス。
個人的にところてんはビュティイジメをしそうにないイメージなんでムツカシカタヨ

良ければまたリクでも下さいな。
441名無しさん@ピンキー :2005/10/24(月) 00:14:12 ID:z2znVcby
乙&GJ!
いやいや良かったですよ首領パッチ。
442名無しさん@ピンキー:2005/10/24(月) 00:17:00 ID:1m5bThrS
GJ!
すげー良かった!
443名無しさん@ピンキー:2005/10/24(月) 13:09:32 ID:dFefPg9y
紳士的なのに激しいパチと随所に入ったギャグにもう‥
お疲れ様でした!
444414:2005/10/24(月) 14:08:16 ID:+ajobcty
良反応d。

でも>>439
>ぷるぷると元の体に戻った首領パッチの後ろにつき、天の助が言う。

>ぷるぷると元の体に戻った天の助が首領パッチの後ろにつき、言う。
に変換して読んでくれorz
首領パッチがぷるぷる体になったみたいだ('A`)
445名無しさん@ピンキー:2005/10/25(火) 00:25:12 ID:iZNBbRW1
GJ!!
久々に良いもの読ませてもらいました。
446名無しさん@ピンキー:2005/10/28(金) 03:24:04 ID:kMjP9TEp
ビュティ受が多いのは分かっている。
でもOVスズがあったのだ、これくらいの希望は多分受け入れてくれるハズ!

…………レム輪姦ものキボンヌ。
447名無しさん@ピンキー:2005/10/28(金) 19:00:26 ID:5mLc2cos
私としてはレムお姉様には、出来ればビュティを責めて欲しい。
448名無しさん@ピンキー:2005/10/28(金) 22:47:48 ID:F46375Ve
私としてはレムお姉様には、出来ればへっくんに責められて欲しい。
449名無しさん@ピンキー:2005/10/28(金) 23:33:04 ID:JawnxFfV
レムお姉さんとしてはへっくんは、出来れば>>450に責められて欲しい。
450259:2005/10/29(土) 02:34:53 ID:xvd276d9
>>446
妄想の産物で良ければどうぞ。


その格好を何とかしろ隙だらけだ、と叱られるように自分よりも小さな男の子に言われたのはいつのことだっただろうか。
酸欠で霞んでいく頭では彼の顔すらはっきりと思い浮かばない。消えないで欲しいと願っても次々に来る刺激で掻き消えてしまう。
「ふっ・・・ぅああっ!!」
眠りたい。いや、もしかしたら自分はもう寝ていて、これは夢の中の出来事かも知れないとレムは思った。
夢だとしたら、こんな夢を見てる自分は恥ずかしい女だ。しかし現実よりも幾分かはマシである。
瞼が垂れ下がり、どろどろと快感とも眠気とも分からない感覚で頭の中が占められていく。
「・・・っとまだ寝ないで欲しいねえ」
「ああああっ!」
爪を立て、つねられた乳首に激痛が走った。
それは今起きていることが現実だと裏付けるものでもあった。
(・・・何で)
何故、という言葉しか、浮かばなかった。
楽しそうに笑う同僚達に吐き気がした。
酷い裏切りだ。仲間だと、そう信じていたのに。
そう信じてきた自分が馬鹿なだけだったのだろうか。
所詮この世界はこんなものだったのだろうか。

「・・・・嫌だぁ」

何度目かの絶頂を迎えて、レムは静かに目を閉じ、悪夢の始まりを思い出していた。
451259:2005/10/29(土) 02:36:04 ID:xvd276d9
「おい、レム」

起きろ、と半ば乱暴に起こされ、レムは少しだけ目を開けた。
秋の光は、夏の頃に比べ柔らかくなったとはいえ、瞼で閉じられていた真っ暗な世界に容赦なく入り込む。
眩しいと感じながらも声をかけた人物に向かってレムは顔を向けた。
「ったく。普通こんな所で寝るかよ」
ランバダが呆れている様な表情をして、少しだけ眉をひそめる。
「しかもそんな格好で」
レムにとってはそんな事、言われるような服装ではなかった。
ぴっちりとした、腹が半分以上露出しているキャミソールに薄いカーディガンを羽織り、太股の三分の一しか隠れていないズボンを履いている。
動きやすい服装を好んでいるので、少なくとも彼女にとっては、それは自然な格好であった。
「ランバダ様だっておなか出してるじゃないですか」
いかにも心外、という風にレムは答える。
「・・・俺とお前じゃ違うだろうが」
「何も違いませんよ」
ランバダは酷く頭が痛むように感じた。
この鈍感女と叫んでやりたかった。
冒涜の言葉をぐっと飲み込み、とりあえずこれだけを口にする。
「その格好、何とかしろ。隙だらけだ」
452259:2005/10/29(土) 02:36:42 ID:xvd276d9
隙だらけ、の意味がレムには分からなかった。
隙なら作ったことがない筈だ。彼女にとって、眠っている事自体が攻撃態勢のようなものである。
上司が去って、のんびりとした時間だけがその場に残された。
秋というのはつくづく良い季節だなとレムは思った。
太陽に身を焦がされる心配もなく、爽快な風に吹かれていつまでもまどろんでいられる。
自分の眠りを妨害する物と言えば、はらはらと落ちてくる色とりどりの枯れ葉。
「レム様」
「・・・何?」
「ツルリーナ様から・・・」
そして下っ端の隊員が持ってくる仕事だけだった。
レムとしてはこんな事はどうでもよかった。さぼることもできると思うが、降格でもされて安眠する場所が無くなったら困る。それはレムにとって食事よりも何よりも重要なことだった。
この地位にいるからこそ、安心して眠ることができるのだ。
「分かった。三狩リアの相手は誰?」
「菊之丞様とジェダ様です」
正直、レムはこの二人が苦手だった。
菊之丞は階級が下のはずなのに扱いにくいし、ジェダは何を考えているのか分からない。だが仕事は仕事だ。早い所終わらせてさっさと寝てしまおうとレムは思った。
すらりとした腕をぐっ、と空に向かって伸ばす。
欠伸をかみ殺し、ぺらぺらな紙切れに書いてある場所に向かった。
453259:2005/10/29(土) 02:37:16 ID:xvd276d9
「・・・いつも遅いねえ。君は」
急には頭は覚醒されない。まだ半分だけ、頭の中では夢の続きを上映している。
ともすれば危うい歩調をレムは隠さなかった。どうせいつものことなのだ。
「すみませんジェダ様」
ぺこ、と形の上でも頭を下げる。先程のランバダ同様、二人とも眉間にしわが寄っていた。
「もう毛狩りはすんだぞ」
「・・・は?」
時計の針は、予定の時間よりもだいぶ遅い時間を示していた。
菊之丞の手にはブロンドから黒髪まで、様々な髪の毛が握られている。
終わってしまったのなら仕方がない。毛狩りも成功したようだし、帰って寝ようと踵を返した。

「待て。レム」

突然の突風に足がよろけ、そのまま仰向けに倒れてしまった。
恥ずかしい所を見せたなあ、とレムは立ち上がろうとした。だが、できなかった。
ジェダの銀色の髪が、まるでカーテンのように、レムの周りの視界を塞いでいた。
「仕事を押しつけて帰るだなんて・・・君は酷いねえ」
銀色の隙間から桃色が見えた。
「レム様、きちんとお仕事、してくださいよ」
わざとらしく菊之丞が敬語を使った。いつもならつけていないのに。
「ちょ・・・菊之丞!ジェダ様も御冗談を、」
「冗談でこんな事、すると思うかい?」
くすくすと、その男はたいそう可笑しそうに笑って見せた。
454259:2005/10/29(土) 02:38:09 ID:xvd276d9
地面に無数にある小石に腕が食い込む。
完全に押し倒されていて、腕の自由は最早利かなかった。
「放してください」
ジェダの目を睨みながらレムは言った。
余裕を浮かべている、その表情に腹が立った。。
「・・・悲しいねえ。君のその非力さは」
「放してください」
「花花花!本気で放してもらえると思ってんのか?」
にやにやと交互で覗き込んでくる顔が溜まらなく不愉快だった。
相手が隊長だとか、そんな事、今は関係がなかった。
「殺したい」ではない。確実に「殺す」のだ。
「クソが!放せ!!爆睡真拳奥義・・・」
「いいのかい?」
自分の感情とは全く違った、涼やかな声。
ひゅる・・・と風が流れる音が喉元で発生した。
「俺の能力、君ならよく知ってると思ってたんだがねえ」
小さな風鎌がレムの白い喉に一筋の赤い色を足した。
ジェダがそこに唇を這わせ、びちゃ、と音を立ててその血を嘗め取る。
ぐっと唇を手の甲で拭った。
「大丈夫。大人しくしていれば殺さないから」
455名無しさん@ピンキー:2005/10/29(土) 07:42:51 ID:vTwQETHK
456259:2005/10/29(土) 10:15:07 ID:xvd276d9
耳元で、痺れるように甘い、恐怖という名の言葉におののいたわけでもなかった。
ぎりぎりと与えられる痛みに屈したわけでもなかった。
ただ、目の前の人物の壮絶さに圧倒された。
「良い子だねえ。レムは」
「・・・っ!」
細く、無骨な指で髪の毛をすかれる。それだけで悪寒が走った。
「触るな!」
思わず手をはねのけようとしても力の差からか、それすらも叶わない。
「放せ!この変態!!」
「・・・どっちが変態だ。この服装」
ぴら、と菊之丞がカーディガンを捲った。
白く、傷一つ無い肌が露わになる。胸の谷間がたぷんと波を打つ。
「こんなぴっちりした服装で?男だらけの職場で?」
ゆっくりと指の腹全体で肌の感触を味わう。しっとりと柔らかく吸い付いてくるような肌。そのくせ、押したらしっかりとその分押し返してくる、矛盾性を持ったそれは、男の触感を満足させるには充分だった。
「本当はこうされたいんじゃなかったのかよ」
「そんな、事・・・無いっ!」
「へー。そうか」
キャミソールの上から、菊之丞は形のいいレムの胸を鷲づかみにした。
指がこのままずぶずぶと沈み込んでいきそうな程に柔らかく、心地よい張りがある。ずっと揉んでいるのに形を崩す様子もない。
手のひら全体から伝わってくる感触に、菊之丞は陶酔した。
「すげーなこれ。誰に揉まれてこんなにデカくなったんだ?」
「・・・っクソ!止めろ!!」
レムのほっそりとした手首が跳ねる。
快感など無い。有るのは嫌悪感だけだ。
「どこでそんな言葉覚えたんだか。悲しいねえ君は綺麗なのに」
そんな汚い言葉を吐くなんて、と嘯くように言った、ジェダの顔は明らかにレムの反応を楽しんでいた。
張り付いたような笑みに嘔吐感を覚えた。
457414:2005/10/29(土) 11:15:59 ID:lhFq/R9K
ちょ…>>259氏超GJ!ジェダは口調で一発でわかるw ランバダもまざるかな

向こうのスレといい今日は祭りだな…続き正座して待ってまつ
458名無しさん@ピンキー :2005/10/29(土) 22:38:12 ID:SO3PPfm8
乙〜!
GJです!
459名無しさん@ピンキー:2005/10/30(日) 20:38:00 ID:2mdGloHo
GJ!!!!
460259:2005/10/30(日) 21:53:28 ID:Agoz4SQN
「止めろって言ってんだろーが!」
「やれやれ。うるさいよ」
そう言うとジェダはレムの上体を起こした。
菊之丞がその後ろからレムの体を、身動きが取れないように押さえ込んだ。
「これでも銜えて静かにしていろ」
かちゃかちゃと硬い鎧が外れる音をレムは聞いた。
目の前でだんだんと露わになってくるジェダの物はまだ完全に勃起してはおらず、太さこそはさほど無かったにしろ、長さは十分にあった。
レムの頭を掴んで、ジェダは彼女の唇を自分の物に近づけた。
「っひ・・・」
「早くしろ。レム」
「い、嫌だ・・・。ジェダ様・・・」
毛狩り隊という庇護された状況にあった彼女は、ここに入隊してからは、男性経験など数えるほどしかなかった。
久しぶりに見た男の物は、レムにとっては十分な凶器だった。
半ばパニック状態に陥って、それでも、ぷちゅ、と時折、自分の顔に張り付いてくるものから逃げたくて、必死に身を捩ったが逃げられるはずもない。
「なあ、レム?お前はわがままだよ。仕事放棄して自分のやりたいことしかやっていない。それなのに嫌だだの止めろだの。虫が良すぎるとは思うんだけどねえ」
もう、「君」ではなく、「お前」になっていた。
ぎらぎらと光るジェダの目の中には、レムの知らない感情が静かに燃えていた。
461259:2005/10/30(日) 22:49:02 ID:Agoz4SQN
「口を開けて。レム」
大人しくレムは口を開けた。抵抗したって別に何も変わることがないと思ったわけではない。今だってチャンスを窺っている。先程のようなパニック状態からは、とりあえず抜け出していた。
とにかく、アレが口の中にねじ込まれたら噛み切ってやろうと思っていた。そうしたら、あとは菊之丞だけ。いくらでも逃げられるはずだ。
「・・・っぐぅ!」
何の前触れもなく、それは口の中に入り込んだ。
独特の異臭が鼻につく。喉の奥に先が当たって、吐き気を催しそうになった。
舌が接触している部分からは酸っぱいような苦いような味がした。どちらにしろ自分の好きな味ではない。
しかし今は何より、早く歯を立てて、この男達から逃げないといけなかった。
「っと。駄目だレム」
「がっ・・・!」
右手で頭を捕まれ、左手で顎を固定された。これでは噛みつくこともできない。
「はぅ・・・」
「舌、使って」
痛くて苦しくて、しかしそれ以上にもう逃げられないという絶望に、レムは涙が出そうになった。
早くこの汚い物を口の中から追い出してしまいたかった。幾分狭くなった口の中で、舌の逃げ場を必死に探した。
「俺は気が短い方じゃないんだよねえ」
鼻が陰毛に当たる。喉の奥に亀頭を押しつけられて、吐き気がますます酷くなる。
「早く動かせ」
「・・・っむぁ」
ため息さえつけない。ここは言うとおりにして、早くこの状況から抜け出した方がマシかも知れないとレムは思う。
「ふっ・・・あ」
「本当に良い子だねえ」
まだまだ硬い舌が伸びる。ちゅく、と舌が触れる音がして、さらにあの味が濃くなった
462名無しさん@ピンキー:2005/10/30(日) 23:39:31 ID:0PmzihOz
汚い口調でも、こんな状況でも、ジェダに「様」付けを忘れないレムにハァハァ

まだまだ正座してwktk
463名無しさん@ピンキー :2005/11/01(火) 20:27:04 ID:OSoqnqqu
GJ!
続きお待ちしとります!
464名無しさん@ピンキー:2005/11/03(木) 23:16:35 ID:dTespOu6
GJすぎっす!
465名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 07:44:29 ID:/VPmUXTn

やあ (´・ω・`)
ようこそ、漫画最萌トーナメントへ。
この案内はサービスだから、まず見て落ち着いて欲しい。

うん、「ビュティ」なんだ。済まない。
激戦を勝ち抜いてきたしね、諦めようとも思っていない。
でも、このトナメを見たとき、君は、きっと言葉では言い表せないものを感じてくれたと思う。
雑然としたボーボボの中で、こんな可愛いキャラがいることを忘れないで欲しい。



ここでコードを取って投票しる(発行には一時間かかります)
http://code.2-d.jp/mst/m/code.cgi

現在の投票スレ 漫画最萌トーナメント 投票スレ21
http://etc4.2ch.net/test/read.cgi/vote/1131026218/

466259:2005/11/06(日) 20:15:05 ID:b5S7UmE6
時には舌の先を尖らせ細やかに、またある時は舌全体を使って舐め上げる。始めた時よりも太さを増したそれは、レムの口の中の粘膜、全体を擦っていた。
唇で根元を優しくに吸い上げると、ぴく、とジェダは痙攣した。
その様子を上目遣いで見ながら、レム行為に集中している。早く達してしまわせたら、それでお終いだ。それだけですむのなら、とレムは再び舌先で筋の当たりを刺激した。
「・・・っ!なかなかやるねえ。他の男にもやってるのかい?」
「ぐっ、むぅ・・・ぅ」
違うと言葉にすることができなかった。顔を横に振ることさえもできなかった。
「へーえ。否定しない所を見ると、やっぱりなんだねえ」
「そうなのか。へー。あ・の、レム様が淫乱なことを」
「あの」の部分を妙に強調して、菊之丞が言った。今すぐにでも否定したかったが、今、こうしている自分では説得力も何もない。結局、言いなりになるしかないのだ。
一際大きく、中にあるものを跳ねさせて、強く吸い上げる。
頭にある手の力の強さが変わる。ぎりぎりと頭が締め付けられて、痛みで顔が歪みそうになった途端、口の中にどろどろと粘性を持った液体が放出された。
解放されない頭。暗に飲み込めと言っているのだろう。
こうなったらとことんつきあってやろうと思った。飲み込むだけで済むのなら、もういい。悪質なタンパク質だと思えば、飲み込むのもいくらか容易い。
嚥下した時、酒のようだなとレムは思った。どろどろと内側から染み込んで、自分の中の何かを駄目にする。ゆっくりと、溶かされていく。この場合、幸か不幸か、それは意識ではない。
「飲んだなんて、まったく」
君は淫乱だ、と嘲笑する声に耳を塞ぐことはもうしなかった。
467259:2005/11/06(日) 20:15:50 ID:b5S7UmE6
レムは半ば放心状態だった。
「次は俺ですよ?レム様?」
だらりと開いている口の中に無理矢理ねじ込められ、そのまま、粘膜の感触を楽しむかのように動かす。
「ほら。ジェダ様にした風に、やってくださいよ」
頭は掴まれなかった。そうしなくても、する事が分かっていたのだろう。
思うとおりになるのは癪だったが、今更、二人でも一人でも、たいして変わらない。
菊之丞が開いた指で何かを指示するように、すぅと動いたのが見えた気がした。
「っんぅ!?」
胸の当たりに、冷たい物が走った。体温を持たないそれは、ゆっくりと服を押しのけて進んでくる。視線だけを動かすと、キャミソールの上からそれの形がはっきりとわかった。
まるで手のように胸に刺激を伝えられ、口を塞がれていることも手伝ってか、レムの息はだんだんと荒くなっていた。
「・・・っふぅ、んんっ・・・むぅんっ」
目先のことだけに集中すれば何とかなると思って、レムは指も菊之丞に絡めた。
「んぅぅぅ!」
きゅっ、と桜色に息づくレムの、上半身で最も敏感な部位を締め付けた。そのままころころと弄ぶ。
もう立ち上がっているのが服の上からでもわかった。逃れようと身を捩るたび、乳頭が服に擦れて、びりびりと電流にも似たものが流れた。
「なんでそんなに感じてらっしゃるんですか?俺のを銜えてるから?それともコイツがイイ?」
見えたのは美しい緑色。つややかなそれはまだ若いように見える。
この男の能力を、この時まで失念していた。
気付いたときは既に遅く、植物のツタはレムの体を這い回っていた。
468259:2005/11/06(日) 20:16:27 ID:b5S7UmE6
「喘ぐのは良いですけどね。口の方が疎かになってません?」
そう言われても、とても集中できない。それを知っていて言っている。
「じゃーコレ使って下さいよ。コレ」
そう言うと菊之丞はレムの口から己を引き抜き、キャミソールを捲ってレムの胸をさらけ出した。
ぷるるとその振動によって揺れている、ふくよかな胸は、全体的にうっすらと桃色に染まっている。
所々絡みついているツタの緑色が白い肌と、真っ赤に充血した乳首に映えて、綺麗だと思った。
「うっわ。勃ってんじゃないですか」
「や・・・めろっ!」
「どの口で言ってます?」
「ひゃああっ!!」
レムの硬度を持った先端を摘み上げると、彼女は顔を紅潮させながら、自由になった口で悲鳴の様な声を上げた。
ぐりぐりと指先でほぐすかのように指でいたぶる。その度に口からは声が漏れた。
「わかったか?早くしろ」
「うっ・・・あ」
最後に力無く声が出て、それから、諦めたようにその胸を持ち上げて、菊之丞の方に近づいた。
彼女の完全にすっぽりと覆えてしまうほど、大きく柔らかい。
マシュマロなんかよりも、ずっと柔らかく、少し汗ばんでいる肌のせいか、動きやすかった。
「お前が動くんだよ」
ゆっくりと重たそうに胸を動かす。胸の柔らかさと、ツタの丁度良い突起とで、しばらくしないうちに大きく菊之丞は震えた。
「・・・いいよな?ジェダ様のは飲んだだろ!」
「・・・嫌だっ!やめろ菊之丞!」
「今更嫌も無えだろーが!!」
白い髪の毛に、それとは違う白い液体がかかる。鼻やまつげの上にかかった精液。先程はこれを飲んだのだ。
外側からでも内側からでも、浸食されていく感覚のせいで、胸の上にもたっぷりとかかったそれを拭うことを、レムは忘れてしまった。
469名無しさん@ピンキー :2005/11/07(月) 12:27:05 ID:B9Qsy3lR
乙です!
470名無しさん@ピンキー:2005/11/07(月) 15:48:55 ID:vSYM7Ha3
続きキタ!毎度乙です〜
何つーか、レム総受に目覚めそうです
471名無しさん@ピンキー:2005/11/07(月) 21:39:43 ID:OcH3c4o8
レム...(´Д`;) かわいいよ〜。 GJ! ところで、何かボーボボ終わりそうじゃない?アニメも終わってしまったから、何かさみすぃ
472名無しさん@ピンキー:2005/11/07(月) 23:16:02 ID:vSYM7Ha3
>>471
ネタバレになったらごめん。ボーボボは来週で一旦終了して新年から第二部だよ
第二部が好評だったらアニメ再開するかもね〜(←これはただの妄想な)
喜んどけ(`・ω・´)
473名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 04:44:02 ID:TmCO+X/N
第2部になるのか… 新年からでも終わらないと聞いて安心した!(●´∀`●)情報サンクス!
474名無しさん@ピンキー:2005/11/18(金) 09:58:53 ID:C8oM1buF
保守
475名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 21:44:38 ID:YOPopBq/
ほしゅ
476259:2005/11/21(月) 20:07:23 ID:aQa1XSLY
「凄いねえ。でも俺達ばかり良い気持ちになっても、それはそれで」
くすくすとジェダが笑う。
「良心が咎めるねえ」
「全く!その通りですよねえ!!レム様だって、上ばかりじゃつまらないでしょう?」
ミニスカートはたくし上げられ、遠慮無く下着の中に入ってくる手は、女ではなく、花を知る手。
柔らかな自分の花弁にそっと触れてくる指は、紛れもなく彼の指だと知ってレムは悲しくなった。
そっと肉芽を摘むのは、あの細いツタ。胸もそのまま露出していて、変わったことと言えばジェダが後ろから揉まれ、常に形が変化することだ。
「ふっ・・・うぅ・・・ふぁっ!はっ・・・ぁん」
「あーあレム様?淫乱すぎ。部下に犯られてヨがってんじゃねーよ」
「菊之丞の言う通りだ」
下からも上からも他の男に蹂躙されている。中に入っている指の節の一つ一つまで感じてしまって、かあっとレムは赤面した。
今頃になって羞恥心が込み上げても、もうその感情は自分の体を動かすには至らない。
自分の中に、指とは違う感触の物が入ってきたので、思わず体が硬直した。
「ひいいいいぃっ!!」
「うるさいねえ。これくらい、我慢我慢」
しかしその声をレムは聞いていなかった。
その意志を持った植物に貫かれて、レムは一度目の絶頂を迎えていた。
477259:2005/11/21(月) 20:07:52 ID:aQa1XSLY
だらりと力が抜けたレムの体は二人の男によって未だ、支えられている。
このまま眠り続けたいと思った。今、自分に必要なのは、たっぷりの睡眠だ。
そのレムを急かすかのように快感は断続的に襲ってくる。こうなると彼女にはどうしようもない。ただ受け入れるしかなかった。
「ひゃあああっ!」
びいんと自己主張している乳首に歯を立てられている。
乳房を揉まれたときのねちっこい、じわじわとした快感とは違い、ストレートに頭に響く。
「じぇ・・・ジェダさまあっ!」
「何だい?レム」
わかっているくせにと毒づく心の余裕もない。ただ口からは喘ぎ声が漏れた。
「もう欲しいのか?」
自分の下で菊之丞が笑う。そのままレムの足をM字形に開かせた。
もちろん抵抗はしたのだが、最早していないに等しい。
「従順ですねえ。そんなにオレのが欲しいんだ?」
菊之丞の物が取り出される。無意識のうちにレムの白い喉は嚥下していた。
「・・・あ」
「突っ込んであげましょうか?」
あまりに直接的な言葉に閉口したが、その瞬間、どろりと内股から液体が滲み出した。
478259:2005/11/21(月) 20:08:19 ID:aQa1XSLY
呆然としていた。
自分の身体の変化にも、相手の男の言うことにも。
菊之丞は普段見せないような人の良い笑みを浮かべると、何もないように見える所へ向かって叫んだ。
「おいテメー等。タダで見せてんじゃねーんだぜ?」
レムの思考が凍り付いた。
「そのまま隠れてもいいが、オレの花の肥料にしてやるよ」
ざわざわと人の話し声が聞こえて、一般隊員が出てきた。
自分の体に突き刺さる視線は、至る所に注がれている。
恥ずかしくて目を背けた。それだけで、視線から逃れられるとは思ってはいなかったのだが。
相変わらず、各部はいいように弄くられている。
その度に思いとは関係なく体が勝手に跳ねる。
なんとか声が漏れないように歯を食いしばった。
「挿れたいか?」
かぱぁ、と花びらを開いて菊之丞が隊員達に見せて言う。
入り口の部分とクリトリスに風が通った。
一層ざわめきが大きくなり、次に、俺が、という自己主張の声が沸いた。
「じゃあテメーとテメーと・・・あとテメーな」
ごそごそとズボンを下ろす音と俺も犯りてえという残念そうな声が否応なく聞こえた。
決める覚悟なんてどこにあるのかわからない。
479259:2005/11/21(月) 20:08:40 ID:aQa1XSLY
「まさかレム様のマ○コに挿れられる日が来るなんてなあ」
「後ろは処女なんですか!?」
「うおお!レム様のオッパイ柔らけえ!!」
「うっ・・・!絡みつく・・・っ」
「すげえ!きっつ・・・!レム様千切れそうですぅぅ!!」
「最高だあ!レム様のオッパイ!最高だあ!」
名前などいらないと思った。
男が叫ぶたび、犯されているのは紛れもなく自分なのだと自覚してしまう。
噛みしめていたはずの口はとっくに緩くなって、喘ぎ声を出していた。
「ああっ!・・・はあんっ!そんなに動かはないれえ・・・!!イっひゃうよお・・・」
自分の声とはにわかに信じがたい、甲高い声。
上手く呂律も回らないのに喘いでいる自分の喉が妬ましい。
自分を犯しているのは同じ隊長だからと今までは自尊心が保ててきたのに、こんな一般隊員に犯されてヨがっている自分は、本当の痴女でしがない。
一筋の涙が零れた。
「嫌だなあレム様。泣いちゃうくらいイイんですか?」
480名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 21:16:59 ID:R3FZunIY
イイヨイイヨー 乙!まだまだ続き待ってます
481名無しさん@ピンキー :2005/11/22(火) 15:28:38 ID:c/Kh4o1t
良いです!
乙〜!
482名無しさん@ピンキー :2005/12/02(金) 20:35:02 ID:iSuyuPU7
ほしゅ
483名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 23:46:57 ID:Yx1Twfo/
hosu
484名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 22:08:26 ID:qg+86/RR
ほしゅ
485名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 23:02:47 ID:cJzxLsw0
486名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 01:27:04 ID:tmTcHBW9
>>259氏お忙しいのかね…いつでも待ってるぞー
>>259氏のおかげでジェダ×レムにはまってしまったよ
487名無しさん@ピンキー:2005/12/18(日) 08:14:32 ID:GBlZTSNa
保守
488名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 16:39:28 ID:SmDNDTEe
hosyu
489名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 22:32:41 ID:T7CwAgpg
age
490名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 11:39:30 ID:L8nSjxi3
491名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 00:06:47 ID:9Vkpb5Mo
492名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 09:51:33 ID:GrAgMvqs
493名無しさん@ピンキー:2006/01/19(木) 19:19:48 ID:mLWlk83c
保守萌え吐き出し
スズハァハァ

どこかに良いスズ受けは無いもんかのぅ
494田楽マン×ビュティ 1/10:2006/01/22(日) 23:25:26 ID:jisir7Rg
スズ受けなら、どこまでも従順なやつが読みたい。>>493に期待
とりあえずSSレベル下げとくww
初投下、田楽マン×ビュティ。



こ恋人欲しい

はい!というわけで毎度おなじみ田楽マンなんですけどね、
今日はサイバーホテルに宿泊、ビュティと同室ということでね
少々緊張したわけなんですけどもね
キサマらに一言言っておく!!
ビュ〜ティを食〜べよ〜

「炎の田楽マン〜18禁〜」

こんばんは。レポーターの田楽マンです。
時刻は夜の1時です。
ただ今睡眠中のビュティの枕元に立っています。ちょっとインタビューしてみましょう。
「ビュティさーん、寝てますかー?」
「」
「ビュティ、寝てるのらー」
「んんん」
返事がありました。熟睡してるそうです。
体格差の問題があるので夜這いすることにしたんですが、これで一安心ですね。
どうやってベッドに上ろうかと悩みましたが、
こんなポーズとって「ビュティ、一緒に寝たいのら」と言ったら「うん、いいよ」って快く布団に入れてくれました。
ってこれってどういうことですかね!僕一応男の子なんですけどね!OKってことですか?OKってことなんですか?
てか部屋割りの時点でボーボボ公認?据え膳食わぬは男の恥?
そこまで期待されちゃ仕方ない。僕がビュティを女にするのら!
495田楽マン×ビュティ 2/10:2006/01/22(日) 23:26:19 ID:jisir7Rg
窓にはカーテンがひいてあるし、明かりは全部消されてる。
暗い中でビュティの顔とピンク色の髪がうっすらと見えてる。
ヘッポコ丸が戻ってきて安心したのか、スースーと落ち着いた可愛らしい寝息が聞こえてる。
ほっぺたをつついてみたけど、本当に熟睡しているらしく反応はなかった。
これなら大丈夫なのら。
まずはおっぱい山からだ。お腹の辺りまで布団をめくった。胸の上にあった腕をどける。
真横からおっぱい山を眺めると山じゃなくて丘なのら。
ビュティは今日はホテルの浴衣を着て寝てる。
(パジャマより浴衣の方が脱がしやすいから、パジャマにジュースをこぼして浴衣を着させたのら)
襟を引っ張って胸元を広げると、白い肌と特徴的な形の白い布が現れた。
さっそく布の下に片手を滑り込ませる。
おおっ!柔らかい!!
スゲー平らなのに柔らかい!!
つるぺたまな板なのにすべすべで柔らかい!!
これがおっぱいマジックか!!
実に見えない分を補うように指を滑らせる。
強く押して弾力を確かめ、ごく弱い力で形をなぞる。
裾野の方から蛇行しながら丘を登っていくと、頂で突起にぶつかった。
「登頂に成功したのらー旗を立てるのらー」
まだ柔らかい突起をぐりぐりといじった。
「ビュティ、気持ちいい?」
ビュティの様子を見るが、相変わらずスースーとよく寝ている。
ちょっとつまらないのら。
今度は両手を使うのら。
おっぱいの真横に立って、両手を広げる。胸の上の方と、あばらのあたりをつんつんと突いた。
「この辺は固いのら」
すーと肌の上を滑らせ、ブラジャーの中に手を入れる。温かいのら。
「ここはやわらかーいのら」
固い部分と柔らかい胸の間を何度か往復する。何かを探すように緩急をつけて肌の上を滑らせる。
496田楽マン×ビュティ 3/10:2006/01/22(日) 23:27:15 ID:jisir7Rg
「おっぱいの始まりはどこなのらー?ここ?」
抱きかかえるように両手でおっぱい丘の輪郭に手をおく。
「ここでギュッてひっぱったらお餅みたいにおっぱい膨らむよ!」
イメージ図解:へ → Ω
おっぱいを抱きしめるように両手を引き寄せると、暗がりの中で見える陰影だけでも胸が膨らんだのがわかった。
「ビュティ、ビュティ、おっぱいおっきくなったのら!」
手を放すわけにはいかない。顔だけビュティの方へ向けて話しかけた。
「うんん」
ビュティの声は返答と思えるものじゃなかった。
「うぬー」
起きてしまっても困るが、これではあまりにつまらない。
おっぱいに向き直ると、白い布に覆われたふくらみがある。
倒れこむように顔を押し付けてみる。額に突起の感触があった。
そのままぐいぐいと顔を膨らみに押し付けた。布のざらざらした触感がする。弾力が面白い。
丘の表面を顔面で二、三度なでて頭で突起を押し倒してみた。すぐに押し戻って立ち上がる。
ちょっとしたイラだちのままに、突起をカプリと咥えてみた。
「ん、んん」
それに反応したのか、それともたんなる偶然か、ビュティが小さく呻いた。
それが嬉しくて横目でその表情を窺いながら何度もカプカプと乳首を噛む。
「ん、ん」
忘れていた腕の動きを再開し、おっぱいを揉みしごく。
しだいに肌が汗ばんできた。乳首を指でつつくと、明らかに固くなってきている。
「ふっぅ、ん」
グッと首を伸ばして乳首の上にアゴを乗せた。首を揺らして布を引っ張るように擦る。アゴと布との2種類の摩擦。
乳首がどんどん固くなっていく。
「ビュティ、ビュティの乳首たってるのら!感じてるのら?」
やや興奮気味に声をあげたら
「ん、んんん?」
ビュティが起きた。
497田楽マン×ビュティ 4/10:2006/01/22(日) 23:28:06 ID:jisir7Rg
ダディで濃いうわあああああ、な顔になってる場合じゃないのら!
「あん?」
まだ寝ぼけてる、まだごまかせる!なんとかするのら俺!
田楽ポシェットを探る。あった、通販限定お買得品2+1本セットおまけに高枝切り鋏がついて1万円ぽっきりの「クロ・ロホールム」!
ドラマなんかにあるみたいに、こう布にとってぐおっ
「あれ、布団めくれちゃってる。田ちゃん?そこにいるの?」
この布をビュティの口にってなんか頭がぐらぐらするのら。ちょっと、吸っちゃったような
「田ちゃん、何してるの!?」
そういえばクロロホルムって気をつけないと逝っちゃうって聞いたことがああ、お花畑が見える。お花畑で誰かが呼んでるあれは
「ママ」
「ママ?田ちゃん?田ちゃん!?」


こんばんは。レポーターの田楽マンです。
時刻は夜の3時です。
ただ今睡眠中のビュティの枕元に立っています。
うっかり薬吸って眠っちゃったみたいなのら
でも2時間で目が覚めるってことは、やっぱりあのスプレー安物だったのら?
きっと僕が強いから薬があんまり効かなかったのら!
ホテルの部屋の作りが変わってるような気がするけど、きっと気のせいなのら。
時計の日付は小さくて確認できなかったけど、きっと変わっていないのら。
498田楽マン×ビュティ 5/10:2006/01/22(日) 23:29:08 ID:jisir7Rg
目を覚ましたのは少し前です。ビュティに抱っこされて寝たのら。ばれなかったのかな?
ともかく今度は起きた時用の対策を先にしておくのら。
ポシェットの中に確かあった!田楽おっぱいバイブなのら!
柔らかな樹皮でできたフリスビー型のバイブをおっぱいとブラの間に挟んだ。スイッチいれたらずれそうなのら。米糊でくっつけとこ。
「それではこれより田楽探検隊突撃します!」
僕をだっこするためか、ビュティは横向きで寝ていたので肩を押して仰向けにした。
ヘッドライトを点け、布団の中に入っていく。きっちりそろって並んでいる両足の先まで回りこんで、その足の間に割り込むように体を入れた。
浴衣をめくり、体で両足を押し広げながら付け根の方へ近寄っていく。ライトの先に白い下着のもっとも大切な場所を覆っている部分が現れた。
四つんばいで突き進み、その部分に顔を押し付けた。
「ふぉーふぁくー(到着ー)」
顔を押し付けたまま喋ってみる。顔を上下に動かす。真ん中に縦の割れ目があるのがわかる。そこに顔を押し込む。
肉の温もりを両頬に感じる。汗のにおいが少しする。
また顔を上下に動かすと、額に突起が当たった。首を伸ばし、布ごと咥えようとしたが、布で唇が滑って咥えられない。
やっぱり先にショーツを何とかするのら。
立ち上がって両脇の太ももを撫でた。くすぐったいのか、ビュティの足が震えた。そのまま撫で上げてショーツの隙間から恥丘の上の部分に手を差し込む。
形を確かめるように撫でながらさらに上部へと移動する。
あれ?毛の感触がないのら。
あるべき場所を撫で回すが、毛の感触はまったくない。何度も撫でているとビュティの足が閉じるように動いた。
「うわっ」
驚いたが体が挟まっている以上その間が閉じることはない。
「でも早めにこれどかしたほうが良さそうなのら」
ビュティの動きが止まってから再び足を開かせた。じゃまっけな布を引っ張る。これを脱がせるのは面倒くさそうだ。
「ここで田楽ポシェットの登場なのら!」
ウィンクして鋏を取り出した。なんだか鋏を持つと、こうポーズをとりたくなるのら。
「ゲームオーバーなのら!」
「それOVERだっていったら、怒られちゃうよ」
あれ?なんか今ビュティが喋ったような気がしたのら。まいっけど。それにしても糸きり鋏じゃ雰囲気でないのら。
とりあえずショーツどけよ。布と肌の間に刃を滑り込ませた。
499田楽マン×ビュティ 6/10:2006/01/22(日) 23:30:16 ID:jisir7Rg
「ビュティ、動いたらダメなのら」
呟きながら鋏を動かすが、当たった刃が冷たいのかビュティはたびたび身をよじる。
タイミングを計りながら慎重に刃を動かした。それでなくとも糸切りバサミで布を切るのは大仕事だ。
それでもなんとか肌を多分傷つけないで股の上部を切ることができた。
鋏をポシェットに戻し、股間に向き合う。ワクワクしながら秘部を覆う布を引き下げる。
スジだ。つか縦線だ。暗中ヘッドライトが浮かび上がらせる円の中に、白い壁の裂け目のようなピンク色の線。
毛は生えてない。毛狩り隊に対抗してるのにはえてなくていいのかな?僕は気にしないけどね。
そのスジの両側に手をかける。
ゆっくりと両手を広げると、ピンク色の肉襞が目前に現れた。
首とライトを上下に振ってゆっくりと観察する。
小さなお豆、厚みのない襞、そしていかにも狭そうな入口。
口を近づけた。
襞の外側から舌を這わせる。唾液を塗りつけるようにしながらじょじょに内側へと舌を這わせる。
片手で太ももを撫で、逆の手で豆を突く。
ちょっとした臭いがするけどそれほどじゃない。しばらくすると汗の臭いの方が目立ってくる。
感じているのか、ビュティがもぞもぞと足を動かし始めた。小さなうめき声も聞こえた気がした。そろそろ目を覚ますかな?バイブのスイッチを足元に置いた。
濡れてきたかな?
秘部にそっと手を伸ばす。周囲の唾液を絡めながら奥へ差し込もうとするがすぐに引っかかった。
「ビュティ、オナニーてないのら?オナニーしたら濡れやすくなるよ」
ポシェットからハチミツを取り出した。それを秘部に塗る。甘い匂いが広がる。
匂いに誘われて手を舐める。甘ったるい味。甘いだけで物足りない。舌でぬぐうように舐めとり、割れ目に流し込む。
そのまま舌を差し込み内側を舐める。片手を上に伸ばして突起をいじくりながら、顔を股間に押し付けて舌を奥へ奥へと伸ばす。
ビュティの足がもじもじと動いて僕の体を擦る。僕は舌の動きを速くした。少しずつ蜜に甘味以外の味が混じってきた。
その味を求めて、舌をもっと奥まで差し込ん、差し、差し込んで
「って届かねー!」
苛立ち紛れに振った手がビュティの肉芽を思いっきり叩いた。
500田楽マン×ビュティ 7/10:2006/01/22(日) 23:31:10 ID:jisir7Rg
しまったのら!
声は聞こえなかったけど、ビュティの体が大きく動いた。慌てて股間に張りついた。言い聞かせるように豆を撫で、ペロペロと舐める。
「痛くない、痛くない」
ビュティが股間に僕を挟んだまま寝返りをうとうとするのを、足の付け根を押さえて防ぐ。
それでも足が浮いてしまった。浮いた足の脛や膝で入口を刺激する。
ビュティの足が僕の体を挟んでもぞもぞ動く。くすぐったがってるのかと思ったけど、刺激を求めているようにも思える。
足に絡みつく液体がねちゃねちゃと音をたてる。布団の中は熱気が詰まってきて息苦しい。
そろそろ頃合かと、硬くなった豆をカプリと噛んだ。
ビュティの体が大きく跳ねた。はっきりとした声が聞こえた。少ししてから布団が跳ね除けられた。
「田ちゃん!?」
上体を起こしたビュティが僕を見つけて驚き呆けている間に足先でおっぱいバイブのスイッチを入れた。
「きゃぁっ」
バイブの音がしたと同時にビュティが悲鳴をあげた。
おっぱい全体を覆ったバイブが胸を揉み扱く運動を開始すると同時に、中央にあるハケが乳首を刺激し始めたはず。
ビュティの片手が僕を掴み、もう片手はおっぱいに向かった。僕を引き剥がそうとしてるみたいだけど、腕に力が入っていない。
バイブを外そうともしてるだろうけど、米糊でくっつけたから簡単には外れないはずなのら。
僕は片腕で足にしがみつき、もう片腕を蜜壷に出し入れする。いつの間にかスムーズに動くようになっているのら。
「フィストファック、フィストファック!」
「いや!」
伊達にZブロック隊長をやってたわけじゃないのら!このくらいの力じゃ引き離されたりしないのら!
「うおりゃ、フィストファック、フィストファック!以下リピート!!」
「痛い!田ちゃん、痛いっ!」
ビュティの悲鳴が増すと共に、僕を引き剥がそうとする力は抜け、ピチャピチャという水音が増してくる。
びくびくと動く体で吹き飛ばされる心配の方が大きい。
「ビュティ、感じてる?」
「いや!あっ、痛い、田ちゃん、胸が、お、おっぱいが、痛い!!痛いっ!!」
そっちかよ。
ちょっと気分害した。一度手を引き抜き、顔にかかったビュティの手を払う。
片足の太ももの下にもぐり込み、下から持ち上げる。
501田楽マン×ビュティ 8/10:2006/01/22(日) 23:32:18 ID:jisir7Rg
「ちょ、なにするの田ちゃん!」
「寝転がって欲しいだけなのら」
お尻の辺りまで手を伸ばして押し上げると、ようやくビュティはバランスを崩して後ろに倒れた。
「や、はぁっ田ちゃん?やだっあ、んっ」
ヘッドライトを外した。ビュティの足を開かせて、その中央に頭の先の玉をつける。あふれ出た蜜で玉を濡らす。
「嫌、田ちゃん!なにするの!?」
ビュティの手が慌てて秘部を覆った。かまわず指の隙間から押し込む。
「いやだよっ、あっ!田ちゃん、ぁあ!!」
ビュティは僕の頭を押して離そうとする。顔にかかった指を舐めると汗の味がした。
今度は腰を引いて逃げようとする。ひたすら追いかけて頭を奥へと押し込める。
僕が押し込める時とビュティが逃げる時、両方で玉が行き来する。
逃げるビュティに反して密壷は歓迎するようにうねり、僕を奥へと導いている。蜜で頭がぐちゃぐちゃだ。
途中で放置してあったバイブのスイッチが目に入った。手を伸ばして取り、スイッチを強にした。
「やゃあああ!!」
艶を帯びた悲鳴が上がった。腰の動きは止まったけど、めちゃくちゃ体を捻られた。
捻った体が元に戻った一瞬の隙をついて、頭をずいと突き刺した。
「あぁああっーー!」
玉で中を掻き混ぜる。頭を押し付けるように抜き差しする。頭が入口にぶつかる度に激しい水音が響く。
ビュティの手は未だ僕の頭にかけられてるけど、もう振りほどこうとはしていない。
「はぁあん、ああっ、んぁ、ああっ!」
「気持ちイイのら?ビュティ。びしょびしょなのら」
ビュティは返事もせずに声をあげてる。よほど感じているのだろう。溢れる蜜が顔にかかる。口元に飛んできた雫を舐めた。顔が見れないのが残念なのら。
「そろそろイク?」
手を伸ばして肉芽を撫でる。
「で、田ちゃん」
「イクのら」
肉芽を思いっきりつねった。
「ぁああーー!」
「うわっ!!」
ビュティの悲鳴と同時に密壷が締まった。
502田楽マン×ビュティ 9/10:2006/01/22(日) 23:33:58 ID:jisir7Rg
「ビュティ、ビュティ」
声が消え、ビュティの足の痙攣がおさまってから声をかけた。
「ビュティ、足を広げるのらっ」
「っ」
おっぱいバイブの振動と、小さな啜り泣きの声が聞こえる。スイッチを取ってバイブの振動を弱めた。
「足を広げるのら、ビュティ。体が抜けないのら」
ビュティは自分の足が僕を挟み込んでいることに気がついていないようだった。ゆっくり広げられた足の間から体を起こす。密壷から突起を引き抜くとき、ビュティの体が僅かに震えた。ビュティの顔のほうへと歩いていく。
「ビュティ、気持ちよかったのら?」
手にしたヘッドライトをビュティに向ける。浴衣は乱れ、自分で外したらしくブラジャーはつけていない。
代わりに透明なおっぱいバイブが乳房を覆っている。ブウンとハケが乳房を刺激するたびにおっぱいはピクピクと動いている。
ライトを顔に向けると、ビュティは眩しそうに目を細めた。体全体と同じように頬が上気している。
「田ちゃん、これ、取れない」
ビュティは片手で涙を拭いながら、もう片手で自分のおっぱいを包んだ。そちらにライトを当てると、慌てて浴衣の襟をひっぱり、隠そうとする。
「米糊でくっつけたから、なかなかとれないかもしれないのら」
「米糊!?米糊でこんなになるの!?うんとひっぱっても取れなかったんだよ!」
「取れないのら?」
「取ろうとすると痛いあっ」
振動を少しだけ強くした。
「いや、田ちゃん、止めてっ」
ビュティが僕の体を掴む。それより先にスイッチをポシェットにしまった。おもむろにビュティへと頭を突き出す。
「ビュティ、舐めてほしいのら」
「え」
「ビュティの液でびとびとになっちゃったから舐めて綺麗にしてほしいのら」
「そんなこと」
「それじゃおっぱいこのままでいいのら?」
ビュティは黙った。僕は静かに背を向けて座った。
しばらくして後ろで衣擦れの音がした。チラと後ろへ視線を向けると、体を起こしてベッドに座りなおしたビュティが伸ばした舌を近づけてくるところだった。ざらついた舌が頭の先を舐め始めた。
「うっあ、ぁあ、う」
バイブの振動音としゃくり返す涙声と、時々混じる艶の声。涙の雫がポタリと僕の肩に落ちた。
僕はとても満足して、笑った。
503田楽マン×ビュティ 10/10:2006/01/22(日) 23:35:08 ID:jisir7Rg



ネーム完成なのらー!
「田ちゃん、なに書いてるの?」
お風呂上りのビュティがトコトコと近寄ってくる。慌ててポシェットに紙をつっこむ。
「なんでもないのら!見ちゃダメなのら!」
「そう?」
ビュティはちょっと不思議そうな顔をしながらも、それ以上強制はしないで僕から離れていく。
「ジュースあるけど飲む?」
「飲むのら!」
僕は愛想良く手を振ってみせる。

そうだよ妄想だよ!今のは全部紙の上の妄想だよ!
だがなっ!「今のところは」だ!!今夜、これを実行する!
サイバーホテルに宿泊なのも、ビュティと同室なのも、バイブ準備してるのも全部本当なんだ!
ここで食わなきゃ、同室にしてくれたボーボボに申し訳がたたないだろ!
僕はやる!やってみせる!見事ビュティを女にしてみせるぜ!!

コンコン。
部屋のドアを叩く音がした。
「はーい。あれ、ボーボボどうしたの?」
「いやちょっと忘れてたことがあってな」
ボーボボはビュティににこにこ笑いかけながら部屋に入ってきた。
そしてなにも言わずに僕を捕まえ、丈夫な鼻毛ロープで天井からビュティの手も届かない高さにぶら下げ、またにっこり笑っておやすみと言って出て行った。

ビュティ。ビュティを女に出来ない無力な僕を許してほしいのら。
504名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 13:25:20 ID:0JOCFv99
GJ
505名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 20:26:06 ID:84t91nDS
GJ!オチにワラタw
506名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 20:50:54 ID:0xEGEfPo
ワロタ
お前も男よのぉ田楽…!
507名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 23:55:12 ID:egck0fl5
ホスしにきたら久々に作ってくれる人キテタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!

GJ!も一回じっくり読むよ
508名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 19:14:57 ID:dnERVG6L
超GJwww
やべ、笑いがとまらねぇwww
田楽も人の・・・否、犬の子かwww
てか、今年最初の投下が田楽マンて・・・
さすが戌年。
509名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 14:26:40 ID:zk77S+lB
魚雷ガール調教って無いの?
510名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 19:47:11 ID:j7SMaQ0c
OVER×魚雷

誰か書いてくれ
511名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 21:49:08 ID:nOIRp9vW
>>510
同一人物だけどどんな感じなんだ?体内でってこと?
512名無しさん@ピンキー:2006/01/26(木) 01:19:40 ID:NP0pc4OX
なぜかOVERと分離してしまった魚雷先生(擬人化美女)がOVERと致してしまう。
…という妄想だったんだが、体内か!!体内プレイ…いい響きだ。
513名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 22:03:20 ID:5op8key6
アア・・・、♂だもんな・・・。
GJ!!
514494:2006/01/30(月) 00:53:03 ID:MeXQ+rgJ
レスサンクスです。
あんまり間があくと神が投下しにくいんじゃないかと思って頑張った。
皆も書いてくれると嬉しい。

>>512
その2人の関係は気になるっちゃ気になる。
二重人格エロって感じになるのか?
515名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 02:40:18 ID:RF2QdBgp
二重人格エロって一人Hみたいなもんか?
魚雷ガール状態の時に体内からOVERに犯される、支配される…とか?
自分で自分を犯すor犯されて二人とも妙な気持ちになりながらの分離Hもいいなあ。
リードする魚雷先生にハァハァ。年上お姉様なH指導もいいな、まさに先生…。

妄想は弾むが文章にまとめられんのがツライ…。
516名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 13:18:32 ID:Zmkvp2KR
魚雷先生はOVERを手のかかる生徒的に思ってるような気がするけどOVERが魚雷先生を
どう思ってるかがわからんからなあ

OV魚?魚OV?
517名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 15:27:11 ID:4yH/jcWi
hosyu
518名無しさん@ピンキー:2006/02/07(火) 22:10:48 ID:RnOHq+X2
たまにスカートはいたら散々な目にあうビュティがみたい
519名無しさん@ピンキー:2006/02/10(金) 04:55:15 ID:olBxXznb
>>516
荒くれ者だが根は優しい不良生徒を
放課後個人授業するメガネの美人先生が頭に浮かんだ。
実際二人が分裂したら、魚雷先生は何かとOVERの世話を焼いてそうなイメージがあるな。
いちいち干渉してくる魚雷をウザがりながらも彼女の母性に惹かれてしまうOVER。
魚雷先生ご指導の魚OVでもOVER優位なOV魚でも何でもいいから見てみたいもんだ。

>>518
まいっちんぐビュティ子先生
520名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 21:22:55 ID:v8ARJ8Sk
ほしゅ
521名無しさん@ピンキー:2006/02/23(木) 13:22:45 ID:uHGvkayn
ほしゅ
522名無しさん@ピンキー:2006/03/01(水) 12:34:29 ID:1abAbhM4
HOSYU
523ヘタレ物書き ◆onARAVLiDE :2006/03/05(日) 18:48:13 ID:BYx9l81N
初書きです。本誌13号の展開に触発され
勢いに任せて書いてしまいました。
コミックス派の方にはネタバレ注意。なんかすんません。
小説書くのは久しぶり、しかもエロ初挑戦で
拙い部分が色々あると思いますが笑ってハジケて。

東京某所 安ホテルにて

部屋に備えつけられた粗末なベッドに腰を下ろすと、
ビュティは深いため息をついた。
その瞳にはわずかに涙が滲んでいる。
「へっくん…」
一年ぶりの再会を果たした少年は、あろう事か人類の敵である
ケガリーメンに所属…しかもAブロック隊長にまでなっていた。
「嘘だよね。悪い夢なんだよね?」
打たれた頬の痛みが少女のつぶやきを冷たく否定する。
「…へっくん…どうして」

ビュティは恋をしていた。相手は誰であろうヘッポコ丸である。

かつていっしょに旅をしていた時は別にどうとも思わなかった。
オナラを武器に戦う、少し年上の少年。
バトルを見ると異常に興奮する癖はあるが、そう不快というわけでもなく
だからと言って恋愛の対象として見る事もなかった。
「へっくんもみんなと同じ大切な仲間」。一年前の別れがくるまではそう思っていた。
524ヘタレ物書き ◆onARAVLiDE :2006/03/05(日) 18:50:03 ID:BYx9l81N
しかし皆と別れた日の夜、布団の中でウトウトしている時に
ビュティは何故か、ふと気づいてしまった。
(へっくんって、私の事好きだったのかな)
以前から思い当たるフシがないでもなかった。
敵の攻撃から何度もかばってくれたし
目の前に私がいると妙にはりきってたし。

でも。

(私はそれに気づかないフリをしてたのかもしれない)

ビュティは恋愛には疎かった。
「生き別れた兄を探す」という重大な目的がある以上、
惚れた腫れたの恋愛事に興じている暇はないし
私には縁のない話だと、頭から決めてかかっていたかもしれない。
無意識のうちにそう思いこみ、彼から送られてくる
ほのかな恋のサインを黙殺していたのではないか。
そこまで考えて、自分のしてきた仕打ちに今さらながらショックを受けた。

それからは夜になると自然とヘッポコ丸の事を考えてしまい
胸が熱くなり、幾晩も眠れない夜を過ごしていた。
恋する相手がすぐ近くにいないのをもどかしく思い、
時には雑踏の中で彼に似た白髪の少年を見かけ、思わずドキリとした事もあった。
とてつもない遠距離恋愛、いや遠距離片思いとでも呼ぶべきか。
これが一年も続いたのだから、乙女の一途さというものには恐れ入る。
525ヘタレ物書き ◆onARAVLiDE :2006/03/05(日) 18:51:09 ID:BYx9l81N
(いつか、また会えたら)
その時は…。
いつになるかは分からない。でも、もしまたいっしょに
旅をする事になったなら…。

そんな少女の見ていた甘美な夢は、少年の一撃により儚く崩れ去ったのである。

コン 「入るぞ」 ガチャ コン
ノックの合間にボーボボ達が部屋に入ってきた。
「どうしたビュティ。いつもなら『ノックの意味ねー!!』とか
 ツッコんだりするのに」
「ねぇボーボボ。もしかして私のせい…なのかな」
「私のせい…ヘッポコ丸の事か?」
「ヘッポコ丸の事かー!!!!」
「うん」
穏やかな心を持ちながら激しい怒りによって目覚めた首領パッチを
ビュティは手際よく窓の外に投げ捨て、ベッドに座り直してから続けた。
「私…その、へっくんに嫌われるような事をしてたかもしれなくて。
 ケガリーメンになったのも、私といっしょにいたくないから
 なんじゃないかって…」
「………」
「姐さんは悪くありませんよ!」
無言で聞いていたボーボボに代わり、ガ王がいきりたって力説した。
526ヘタレ物書き ◆onARAVLiDE :2006/03/05(日) 18:52:40 ID:BYx9l81N
「ちょっと冷たくされたからって、グレて敵に回っちまうようなヤツが
 悪いんです! あのヘッポコ丸ってヤツはよっぽど軟弱だったに…」
「へっくんの事を何も知らないのに、そんな風に言わないでよ」

ガーン!!!

「うわぁぁぁん! グレてやる! 敵に回ってやるぅ!!!」
ビュティにちょっと冷たくされ、一瞬でグレた軟弱コアラは
傷ついた心を癒すために、夕闇の街へ飛び出していった。
「晩ごはんまでには帰ってくるのよ〜」
走り去るガ王の背中に優しく声をかけると、
ボーボボは改まった様子でビュティに向き直った。
「ヘッポコ丸がビュティを避ける理由は何となく予想がつくが」
胸がちくりと痛む。ボーボボも、たぶんみんなも、へっくんの気持ちを分かってたんだ。
私だけ気づかなかった…気づかないようにしてたんだ…。
「それが"ヘッポコ丸が敵になった理由"なのかは分からん。
 その辺は次号あたりの本誌でハッキリ明かされるはずだ。答えを急く必要はないさ」
「うん…それは分かってるけど」
「まぁ、あらゆる理由を想定して手を打っても損はないだろうがな」
そう言うとボーボボは、自分のアフロから何かの包みを取り出した。

「何これ?」
「ビュティに買ってきたんだ。開けてみろ」
言われるままに包みを開いてみると、化粧品らしいビンが入っていた。
ラベルをよく読んでみると……

バストがみるみるビッグに! 豊胸ジェル「チチデールβ」
527ヘタレ物書き ◆onARAVLiDE :2006/03/05(日) 18:53:47 ID:BYx9l81N
「何これー!?」
「これは豊胸ジェルと言ってな、つまり胸を大きくするための…」
「そんな事は分かってるよ! 何で私にこんなの渡すの!?」
ビュティが耳まで真っ赤にしながらボーボボを問い詰める。
「もちろんヘッポコ丸対策だ」
ボーボボがしれっと答えた。
「え…ええぇぇぇぇ!? 何で!?」
「さっきのエロ本屋でのビュティの反応で気づいたんだ。
 ヘッポコ丸が巨乳モノのエロ本を愛読してると思った
 ビュティがアイツに送った視線…尋常じゃなかったからな。
 それで胸の事で何かトラブルがあったのか、と思い当たったわけだ」
「だってあれは…そ、そういう意味じゃなくて!」
「若いお前達の事だから恐らく

 ヘ:なぁビュティ ヒマだからおっぱい揉ませてくれよ
 ビュ:何よそのセクハラ発言は ふざけてるの?
 ヘ:(@u@ .:;)なんだと まぁいいや どうせ揉むほど大きくないだろうし
 ビュ:小さくて悪かったわね アンタのしょぼいテクじゃこっちからお断りだけど!
 ヘ:ふん!
 ビュ:ふん!

 決 裂

 みたいなお約束な展開で険悪になったかと推理したんだが」
「何その不快な推理!? お約束じゃないよそんなの!!」
「ちなみに男の俺がこういう物を買うのは恥ずかしかったので
 ビュティの名前で領収書をもらってきました」
「それじゃ私の方が恥ずかしいよ!!」
528ヘタレ物書き ◆onARAVLiDE :2006/03/05(日) 18:54:47 ID:BYx9l81N
立て続けにツッコミを入れたビュティの肩を
ボーボボの大きな手のひらが優しく包み込んだ。
そのまま屈みこんでビュティの瞳をまっすぐ見据える。
「どうやら少し元気が出てきたようだな」
「え…?」
「まだ理由が分からないのにビュティが落ちこむ事はない。
 ヘッポコ丸を締め上げて、理由を聞き出してからでも遅くないだろう。それに…」
そこでいったん言葉を切ると、ビュティの肩から手を放してのそりと立ち上がった。
「ビュティのツッコミは俺達ハジケリストにとって
 無くてはならない存在になっているんだ。
 ツッコミが優秀であればあるほどハジケが引き立つからな」
「ボーボボ…」
「次の戦いもビュティのツッコミが必要になるはずだ。よろしく頼む」
そう言うとボーボボはニヤリと笑い、右手をビュティに差し出した。
「…うん」
ボーボボの手を握ってビュティが微笑む。
やり方に多少問題はあるが、ボーボボなりに励ましてくれている。
ビュティの傷ついた心には、その不器用な激励が嬉しかった。
529ヘタレ物書き ◆onARAVLiDE :2006/03/05(日) 18:55:49 ID:BYx9l81N
「さて、俺はちょっと出掛けてくる」
「どこに行くの?」
「実は俺自身にも"ヘッポコ丸が敵になった理由"に思い当たるフシがあってな」
「え? 何それ?」
「共に旅をしていた時に…食べちまったんだ、ヘッポコ丸の分のタコさんウインナー」
「………へ?」
「あの時アイツは笑って許してくれたから良かったが…
 もしずっと怨みに思っていたのなら、今ごろ
 ヘッポコ丸の心中では相当な怨念が積もっているに違いない。
 何しろ普通のウインナーじゃなく、タコさんウインナーを食われたんだからな。
 それに『食べ物の怨みは恐ろしい』とも言うし…」
「………はぁ」
一瞬ツッコむべきか迷ったビュティだったが、ボーボボの表情が
あまりにも真剣なのでとりあえず流しておいた。
ヘッポコ丸がウインナーひとつで敵になるようなキャラクターとは
とても思えない。が、『ボボボーボ・ボーボボ』が不条理ギャグマンガである事を
考えれば、その可能性は必ずしもゼロではないだろう。
「そんなワケで、タコさんウインナーをある程度用意しておく事にしたんだ。
 とにかく、やれる事はやっておかなくてはな…。
 遅くなるかもしれんが、心配せずに先に寝ててくれ」
「うん、気をつけてね」

部屋の時計が9時を知らせた。
ボーボボもガ王も、首領パッチさえあれから姿を見せない。
ビュティはひとりで夕食を済ませ、しばらくシャワーを浴びていたが
隣のボーボボ達の部屋にはまだ誰も帰ってくる気配がない。
少し心細くなってきた事もあり、今夜は早めに寝る事にした。
530ヘタレ物書き ◆onARAVLiDE :2006/03/05(日) 18:56:56 ID:BYx9l81N
ところが。

昼間に衝撃的な事があったせいか、目が冴えてどうしても眠れない。
何度となく寝返りをうち、ため息をつき、とうとうあきらめて部屋の電気をつけた。
所在なく、ふとテーブルの上を見ると、ボーボボから渡されたビンが目に止まった。
唐突にボーボボの言葉が脳裏に蘇る。
『とにかく、やれる事はやっておかなくてはな…』
「やれる事をやっておく…か」

胸の大きさに関しては、自分でも以前から気になっていた。
誰にも言えない、密かなコンプレックス。
自分と同じくらいの年恰好の女の子を見かけると
頭の中で自分の胸と、目前の娘のそれを比べたりした事が
何度かあり、そのたびに屈辱を味わってきた程だ。
(まさかこんな形でボーボボに見破られるとは思わなかったけど)
私がヘッポコ丸の恋心に気づかなかったのは
胸の悩みによって、自分に自信がないせいもあったかもしれない。
違うかもしれないけど…やれる事は、やっておかなくちゃ。
531ヘタレ物書き ◆onARAVLiDE :2006/03/05(日) 18:57:43 ID:BYx9l81N
パジャマを上だけ脱いで、ビンを手にベッドへ腰掛ける。
いけない事をしているような気がして、なんだか、すごくドキドキする。
何度か深呼吸して気を落ち付かせ、ビンのふたを開けた。
ヌルヌルした半透明のジェルを人差し指に軽くすくい取ると、
それを自らのバストに恐る恐るこすりつけてみる。
「…冷た」
興奮でほてった身体には、少々冷たすぎたようだ。
それでも説明書きにあるように、左右の胸に均等に、丹念に擦り込んでいく。
作業に没頭しているうち、擦り込んだ箇所が少し熱を帯びてきた。
「あ…すごい、大きくなってきちゃった」
ジェルには媚薬効果もあったらしい。膨らみかけの、なだらかな胸の先で
淡いピンク色の乳首が、存在を誇示するかのように大きく屹立し、左右に揺れている。
「なんだかいやらしい…」
何気なくつぶやいた少女の表情が、不意に淫靡な笑みに変わる。
胸全体を両の手で包みこみ、ぐにぐにと揉みしだく。
手の中で固く勃起した乳首が擦れ、電気が流れるようなピリピリした快感が
全身を駆け巡っていく。腋のあたりからじっとりと汗が流れる。もう我慢の限界だった。
下着ごとパジャマのズボンを下ろし、すでに濡れていた股間へ手を滑らせると
まだ幼さの残るクレバスにそって荒々しく指を這わせる。
「あんっ! あ、あっ…くう…んっ……は…ああっ」
右手で割れ目の上部で頭をもたげる肉芽を刺激し、
左手の指はピンと勃った右の乳首を挟み、クリクリと捻る。
「やっ! そこ! あ! いいっ! んんっ!」
甘美な声のリズムに合わせるかのように、右手の動きがだんだんと早くなっていく。
「は…んっ、へっくん! へっくんっ!! あっ、んっ!!」
荒い息をつくビュティの脳裏に、ふと白髪の少年の顔が浮かんだ。
532ヘタレ物書き ◆onARAVLiDE :2006/03/05(日) 18:59:58 ID:BYx9l81N
『いつか、また会えたら。その時は』

「へっくんっ…私っ、わたしへっくんが好きっ! 好きなのっ!!」
興奮のあまり、かすれて裏返りかけの声が室内に響きわたる。
「へっくん! ゴメンねっ…ホントは好きなのっ…! あっ! うんっ! あっああぁぁぁぁっ!」
ピンクの髪を振り乱し、身体を弓なりにのけぞらせ、エクスタシーの波が少女の全身を包んでいった。
そのままベッドに倒れこみ、大きく息をしているうちに
ビュティは深い眠りに落ちていった。
涼しげなライトグリーンの瞳から、涙がこぼれ落ちた…。

ビュティが目を覚ますと、すでに朝の9時をまわっていた。
「…あ、あれ?」
ベッドに横たわっている自分の身体が、何も身に付けていない事に気づいて驚き
少ししてから昨晩自分がした行為を思い出し、顔を真っ赤にした。
「……っと、いっけない! みんなもう帰ってきてるのかな?」
ベッドから飛び起き、あわてて着替え始めると、隣の部屋から
ボーボボや首領パッチの声に混じって、工事作業をしているかのような
けたたましい轟音が聞こえてきた。…どうも嫌な予感がする。
533ヘタレ物書き ◆onARAVLiDE :2006/03/05(日) 19:01:00 ID:BYx9l81N
「おはようボーボボ! ゴメン寝坊しちゃって…」
ドアを開けたとたん、ビュティは見た。
部屋いっぱいにウネウネと蠢いている軟体動物…タコの大群を。
その中心で、チェーンソーと火炎放射器を手に
タコを相手に悪戦苦闘しているボーボボと首領パッチを。
そして彼らの足元で白目をむいて、太鼓のようにふくれた腹を
上にして倒れているガ王を。

「何やってんのー!?」
「ん? おお、やっと起きたか。昨日は夜更かしでもしてたか?」
わざとなのか、分かっていないのか…ボーボボが実にデリカシーのない質問をする。
「べ、別に…それより! あの…何してたの?」
「見ての通りだ。首領パッチといっしょにタコさんウインナーを作ってたんだが」
「ええぇぇぇぇ!?」
「まぁ聞いてくれ…タコさんを大量に仕入れてきたまではいいんだ。
 でも…タコさんからどうやってタコさんウインナーを
 作ればいいかが分からないんだ!! ちくしょおぉぉぉ!!!」
悔しさのあまり、ガンガンと激しく床を殴りつけるボーボボ。
「ガ王に(無理やり)味見してもらってたんだが、ヤツももう限界らしい…
 くそっ! このままじゃヘッポコ丸に殺される…うう。くそおっ!!」
「気にするなよ。俺もお前もよくやったって。ヘッポコ丸も
 鬼じゃないんだから半殺し程度で済むだろ。最悪の場合
 俺が主人公になってやるからさ…」
ニヤニヤ笑いながら慰める首領パッチを尻目に、ビュティがおずおずと告げた。
「あの…タコさんウインナーはウインナーから作るんだけど」

な、なんだってー!?
534ヘタレ物書き ◆onARAVLiDE :2006/03/05(日) 19:03:03 ID:BYx9l81N
「そうだったのか…それは気づかなかった。まさに逆転の発想!!
 どうりで何度やっても『イカさんフランクフルト』しかできないと思った…」
「イカさんフランクフルトって何ー!?」
「ボーボボはまだマシだろ。俺なんかビーフシチューになっちまうんだぜ?」
「どうやってタコからビーフシチュー作ったのー!?」
ビュティはため息をつき、やれやれといった表情で微笑む。
「もう。しょうがないなぁ…作り方なら私が教えてあげるよ」
「おおっ! さすがビュティさんお優しい!!」
「ビュッティさーん! ビュッティさーん! 僕らのビュッティさーん!!!」

毎度の事ながら、彼らのハジケについていくのは大変だ。
でも、私にはそれができる。できる事はやるんだから。
まだかすかにうずく乳首を刺激しないように注意を払いつつ、
調理に取りかかるビュティなのであった。
535名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 20:10:41 ID:zStk9AQm
テラ乙!!時折出てくる楽屋裏ネタに吹いた。
536名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 20:54:11 ID:XIqX8LpJ
GJ!!
最初シリアスだったのにボーボボが話しはじめたとたんギャグになっててワラタ
537名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 00:56:50 ID:I2aULBqV
イイヨイイヨー
GJ!
538名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 20:33:57 ID:cievaSQT
久しぶりに来たら神来てた!
GJ!
539名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 23:38:52 ID:voRGnj3c
ほしゅ
540名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 01:39:41 ID:0I98EICX
うわああ本誌ネタキタ――!!超GJ!
こういうSSにギャグ挟むと寒くなりがちなのに噴きまくった
次号あたりでとかタコとかマジ大好きだ
また書いて!また書いて!
541ヘタレ物書き ◆onARAVLiDE :2006/03/09(木) 09:14:03 ID:+4zTyq88
えーと、なんかお褒め頂いて恐縮です。

面白そうなんでOVER×魚雷書き始めました。
気長にお待ち下さい。
542名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 05:12:51 ID:Nsv8YEtQ
うひょーお待ちしておりますハァハァフゥ
543名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 10:49:50 ID:CMKzQg0y
ho
544名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 22:55:06 ID:VFprB/0N
shu
545名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 00:30:59 ID:XuFHa/J1
546名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 10:45:16 ID:PMz6Zvjq
547名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 15:01:44 ID:+WiqrUOp
548名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 15:46:32 ID:orUWUU5I
549名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 16:42:20 ID:54LGwiXN
550名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 03:40:43 ID:UQDMNNQI
>>545-549
ちょwww
551名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 14:58:19 ID:EYFK8e72
552名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 15:30:31 ID:BAfnKWTI
553名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 17:15:38 ID:TSq2qnJa
hosyu
554名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 17:03:53 ID:ftDn04xz
ほーしゅー
555名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 10:21:16 ID:VQcDSyXA
保守
556名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 10:23:44 ID:VQcDSyXA
sage忘れたorz
557名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 16:04:40 ID:v+FyG3fU
あんま知られてないみたいだな、コレ↓
http://plop4560.web.fc2.com/

ヤりたい時にヤれるっていいよw

558名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 19:52:18 ID:YwXxd2VU
hosyu
559名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 11:40:00 ID:lOAC5KGg
黒オナラ
560名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 22:51:33 ID:3et/Oi3L
561名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 17:23:21 ID:Vbqgrncv
hosyu
562名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 22:57:49 ID:9XqhuSQs
保守用1レスSS。百合。

おっぱいが大きくなった夢を見た。
「うわーやわらかーい」
「ちょっと、あなた、ビュティ!」
片手で揉んでみる。包みきれない大きさ。揉めば返ってくる弾力、持ち上げれば感じる確かな重み。どれもが味わったことがない、新鮮な感覚だった。
「ビュティ起きて!頬擦りはやめっん、」
「気持ちいいーあっ?」
突然胸に刺激が走った。強くはないが、しびれるような甘い刺激。柔らかい何かが乳房に触れ、撫で上げた感覚。それが通ったところから、微弱な電流が内側へ向かって走る。
揉んでいるはずの手の動きとは異なる感覚だった。
「なに?」
初めての刺激に戸惑い、なぜか恐怖が沸き起こる。にもかかわらず、ビュティは手の動きを止めなかった。むしろ電流をもたらした何かの動きをマネ、手の中の乳房を撫で始める。
「なんだか、変なひゃっ」
「やめてビュティ、あぁ!」
最初はゆっくりと裾野を撫でるだけだった愛撫が、今は少々乱暴におっぱいを撫で回すようになっている。ビュティの手はそれを忠実に模倣し、その内にあるものを揉むように撫でる。
「はぁ、ん」
「ふぁ、あぁ」
ビュティの意識はもはやすっかり目覚めていた。それでいながら刺激を受け止めようと目を閉じるので、自身は眠っているものと思って呼吸をする。
それはビュティの額にかかる、性的興奮を覚えた女性の呼吸と一致していた。
「あぁふぅあぁっ、ふぅ」
「んん、ちょっと、起きてんん」
ビュティの胸をまさぐる何かが、その頂を摘んだ。
「ひゃっ、」
悲鳴のような声をあげながらも手は同じ動きをする。
「あぁ!!」
ビュティのすぐ側で嬌声が上がった。悲鳴のような声の大きさに、ビュティもさすがに目を開いた。
「あれ」
そして顔をあげて気づいた。そこに上気したレムの顔があり、自分の手の中には彼女のふくよかなおっぱいがあることに。
「ご、ごめんなさいっ」
「あっ」
顔を真っ赤にして手をどけた。
やだ、私、寝ぼけてレムさんのおっぱい揉んじゃったんだ。でも変だな。揉んだ感覚だけじゃなくって、揉まれた感覚もあったんだけど。
ビュティはレムの胸から離れた自分の手を逆の手で掴んだ。大きく、柔らかく、暖かかったレムのおっぱい。今となっては恥ずかしいが、とても気持ち良いと感じた。
その感じを手の平に思い起こした瞬間、背後から別の手が伸びてビュティの手を掴み、再びレムの胸へと触れさせた。同時に背中に手の平にあるものと同じ感触が生じた。
「起きたのね、ビュティ。でも勝手にやめちゃダメよ」
すぐ後ろから声がかかった。息が頬にかかるほどすぐ近く。聞き覚えのある声だ。
「ブーブブさん!?」
ビュティはようやく現状を理解した。
ブーブブが両手を広げ、片手でビュティを、もう片手でレム―手首を後ろで縛られている―を抱きかかえている。
そしてその手の先は、相手の服の下の潜り込んで乳房をゆっくり撫でている。
その指が2人の乳首を捻り上げた。
「んぁっ」
「あっなにするんですか、ブーブブさんっ」
「ちょっと実験をね。第一回保健の教室、議題『バストサイズと感度について』」
「あぁっ!!っあ、あぁ!」
レムが大きな声をあげた。ブーブブが脇毛を操り、彼女の乳房を縛り上げたのだ。
「レムさん」
ビュティが見つめられながら、レムは嬌声を上げ続ける。体が熱で紅く染まり、ブーブブの腕から転げ落ちそうになるほど激しく体を揺すっている。
服の上からでも乳首が立っているのがわかる。ブーブブによってレムの片胸に押し付けられているビュティの手の平に、彼女の熱と動きが伝わる。
一緒に快楽まで伝わってくる。
いつのまにかビュティは、またレムと同じタイミングで呼吸し始めていた。
「先にイかせてあげてね。大丈夫、後であなたもこんな風にしてあげるから」
ブーブブがビュティの耳に息がかかる距離でささやく。
「同時に同じように刺激を与えようと思ったんだけど、ビュティったら彼女のおっぱいを揉み始めるんだもん。びっくりしちゃったわ」
ブーブブはビュティの羞恥を煽る言い方をする。ビュティは黙って顔を紅く染めた。
「ビュティもまた揉んでみたい?」
ブーブブは掴んだビュティの手を使ってレムの胸を撫で始める。レムのおっぱいはその刺激でまたぷるんと震える。
ビュティは何も言わず、逆らわず、ブーブブの手にしたがっている。今手を放しても、自分で揉み始めるかもしれない。
「予定は変わっちゃったけど、保健の教室の授業開始ねっ」
レムの甘い悲鳴が響いた。
563名無しさん@ピンキー:2006/04/27(木) 17:02:23 ID:xZ84Wtad
テラエロス
564名無しさん@ピンキー:2006/04/28(金) 21:11:38 ID:BBsqxoUZ
>>562
ごくろう
565名無しさん@ピンキー:2006/05/04(木) 00:37:01 ID:VIw3OWpE
保守あげ
566名無しさん@ピンキー:2006/05/05(金) 03:30:45 ID:eNRBv2IW
屁×美って公式だと思うんだけど
567名無しさん@ピンキー:2006/05/05(金) 08:33:15 ID:nKgdJm8b
公式はむしろ屁→美(片思い)という罠…
568名無しさん@ピンキー:2006/05/05(金) 10:51:27 ID:NoNkgUAe
せっかくのGWだしエロ語りしようぜ。
俺はビュティはイヤイヤやられてるのが好きだ。
569名無しさん@ピンキー:2006/05/05(金) 21:51:36 ID:IxX3uoFC
たしかに、積極的なのは似合わないかな。
570名無しさん@ピンキー:2006/05/06(土) 03:04:09 ID:nna4oC23
俺はビュティが無理やり異常プレイさせられて
ひっきりなしにツッコミ入れるのが好きだ。
571名無しさん:2006/05/06(土) 08:35:33 ID:Fn9FWL2Y
ビュティとへっくんでお願いします。
572名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 11:19:11 ID:nopBqkP9
魚雷
573名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 16:41:32 ID:mgjxZ5J4
>>570
「ビュティ、万が一の時のためにブドウの一粒をケツの穴につぶさず入れる練習をしておいたほうがいいぞ」
「どういう事態だよ!」
「今日は野宿か。ビュティ、風呂に入りたければところてん風呂の用意するぜ」
「ところてん風呂!?そんなの入るくらいなら我慢するよ!」
「テントも狭くなってきたな…ビュティ、俺の舌の上で寝るか?全裸で」
「イヤ」
「のど渇いたのら。この蛇口付きバイブをつっこんでエロ汁取るのら」
「なんだそれ!?ちょ、何で私縛られてるの!?」
「ビュティ、股間のここの魚拓とりたいのら。墨ぬっていい?」
「いいわけないでしょ!」
「筆で撫でてりゃ汁でるだろ。そこに紙をあてればいいんじゃね?」
「ムリだよ!」
「そうだな。だがビュティ、やってみて失敗するのも大切な経験だと思わないか」
「やめてよ!ほどいてよ!あっ……」


異常プレイってなかなかおもいつかねーな。

>>572
二票。
574名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 23:47:14 ID:0SBMxR8E
>>573
おもしろい。
575名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 09:59:21 ID:HMbvlsbr
>>573
神。
576名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 23:21:38 ID:6ZEYpMlA
577名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 15:01:11 ID:v42ZXH1f
578名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 09:20:09 ID:ObFWEtXl
579名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 13:24:07 ID:weN+9Jzb
580名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 22:07:00 ID:FlhjpWSw
581名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 00:05:21 ID:wH1z1v9o
582名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 08:54:51 ID:jZEnxVBH
583名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 10:32:47 ID:aEFsHiWy
ホモだけが保証?
584名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 10:50:33 ID:405W3oD2
へっくんとだったらホモOKな奴はかかってこい!
585名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 00:28:21 ID:9GWgzmRa
勘弁勘弁
586名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 06:13:08 ID:sIzCs/Zu
勘弁勘弁
587名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 07:42:47 ID:WkdfU4w8
このスレの住人にはへっくんは受けが悪そうだな。
588名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 16:20:51 ID:l5GuKmxH
へっくんでちんぽ立つ奴はかかってこい!
589名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 01:29:35 ID:FHwOpeFm
田ボ×へっくんとか、ブブ姉×へっくんとかならバッチ来い
590名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 02:11:21 ID:H9jsjzVm
>>589
あくまでへっくんが受けなのか?
591名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 22:49:23 ID:Tb6ejV8O
>>589
大人のお姉さんにリードされる純情少年だったら何でもいいぞ
てかフォモじゃなけりゃなんでもいい
592名無しさん@ピンキー:2006/06/05(月) 13:40:04 ID:Q7goNOQ4
>>591
その理屈だと田ボ×へっくんは微妙だぞ。なぜなら田ボの中身は…
593名無しさん@ピンキー:2006/06/05(月) 19:45:00 ID:u9difw7I
外見は女なのでもーまんたい。
中身を絡めるなら、田ボ*ブブもいける。

田ボ&ブブ*純情へっくんとか…いいかも。
594名無しさん@ピンキー:2006/06/05(月) 20:00:02 ID:Q7goNOQ4
その理屈だと外見が女なら中身が布団でできているレムもOKってことか?
595名無しさん@ピンキー:2006/06/05(月) 21:16:57 ID:u9difw7I
え?レムってNGなの?
596名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 08:41:51 ID:KFV4awH4
いやレムは大丈夫だろ。

それにしてもへっくん受けってのもいいな
597名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 10:23:18 ID:Nb9riGQ2
最近、ボーボボを矢吹先生に描いて欲しいと本気で願うようになった。
598名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 07:18:33 ID:VzIHbHzb
へっくんのちんちんをスズ&レムの巨乳で挟んで扱いて欲しい
599名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 13:56:40 ID:lzYx2eYb
じごくのイルカ×アイスンで誰か頼む。
コールドスリープ中のアイスンたんに姉さんハァハァで
イタズラするとかそういう感じの
文章も書こうと思ったが絵だけ描いて力尽きた
600名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 14:07:48 ID:iG1/B5oW
age600
601名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 17:07:39 ID:m6kJYQad
小学生が考えたキャラとか気にせず使っていいのかな?
是非使いたいキャラがいたんだが、ちょいと良心がとがめてやめてた。
ググっても出てこないように名前ぼかしときゃ大丈夫かな。
602名無しさん@ピンキー:2006/06/11(日) 17:20:44 ID:VzIHbHzb
「地獄之入鹿」とか?
603名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 09:08:25 ID:fm7WsX1s
ポコミやばい可愛くないか?新たな萌えキャラ登場
604名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 18:33:03 ID:wZnyJ6fg
605名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 21:49:01 ID:x9sm+H53
>>604
それなんて絵板?
606名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 21:03:07 ID:psP2M652
>>603
名前からしててっきりへっくんの女装かと勝手に妄想してハァハァしちまったオレが来ましたよ。
607名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 10:07:09 ID:i0UVXhKn
608名無しさん@ピンキー:2006/06/27(火) 00:39:28 ID:JwdNwf3g
しゅ
609名無しさん@ピンキー:2006/07/06(木) 18:33:45 ID:22ichwJm
保守
610名無しさん@ピンキー:2006/07/07(金) 11:49:43 ID:/jPereUa
セクシーレディで大人の女になったポコミに襲い掛かるへっくんの近親相姦ネタが見たい。
611名無しさん@ピンキー:2006/07/07(金) 19:09:39 ID:xxtBmCTp
>>610
一票
612名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 16:55:41 ID:hL3JcxXP
いや、大人じゃないほうが。
613名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 00:05:33 ID:JPIHaL4t
途中で大人化して立場逆転 もしくはその逆 なんてのはどうか。
いやしかし終始ポコミ責めでも・・・
614名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 16:34:42 ID:LGGSjQ7+
なめ朗がまだでてきていないな・・・。
なんかのショックで、ビュティをカカシじゃなく普通に見れるようになって、
欲情してそのまま・・・・とかいうのがイイ。
ガルナーザ×姫でもいいが・・・
615名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 20:02:45 ID:oNHfIqSh
今週号のあの展開って、まさか…ナメ郎×ポコミフラグ?

ポコミたんはへっくんと近親相姦がいいのに…
616名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 02:40:43 ID:RVZ0G/0j
ポコミネタまだー?
617名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 02:41:22 ID:RVZ0G/0j
てかなめ朗舌使いテラエロス
618ビュティ:2006/07/17(月) 10:28:08 ID:edPolET+
ここに書きこむ奴 死ね!!何勝手にあたしをレイプしたりしてんのよ!
このヘンタイエロジジィ死ね!もう書きこむんじゃねーよ!
619名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 10:47:54 ID:E/Rp89Pv
…と、パチ美さんが申しておりました。
620名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 13:09:52 ID:JbB9TDC+
そりゃパチ美さんも怒るよ
621名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 01:18:15 ID:OSdob2iU
ポコミネタが無いssスレはここですか?
622名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 16:53:24 ID:yUs4muAq
あれがウワサの早熟ボディーか…
623名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 13:31:55 ID:6p0WG6IO
ポコミネタが無いssスレはここですか?
624名無しさん@ピンキー:2006/07/22(土) 22:41:06 ID:MU9zPMeC
エンタデビュー
625名無しさん@ピンキー:2006/07/23(日) 02:26:57 ID:7afnjOgD
ポコミネタが無いssスレはここですか?
626名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 17:57:37 ID:5UaEHU5c
ポコ美「ねーお姉ちゃーん、きじょーいってなーに?」
627名無しさん@ピンキー:2006/07/26(水) 15:38:44 ID:rMXQgMvx
天の助「ヘッポコ丸とビュティの合体技のことだよ。」
628名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 02:34:32 ID:6XWjKvxU
ポコ美が学園でナメ朗に「いつもつきまとってうざいんだよ!」のひとことで舌で股間をベロベロ
失神するまで責め続けるSSを希望する
629名無しさん@ピンキー:2006/08/01(火) 18:01:31 ID:YApKmp5O
舐めるの逆じゃない?
630名無しさん@ピンキー:2006/08/02(水) 02:33:44 ID:0/n+ysiX
、←コレつけるだけで2種類の文が出来上がる
631名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 07:17:18 ID:IgjBwGvh
オレはヘポポコ近親相姦に一票。
「ヘッポコお兄ちゃんのちんぽはポコミのだからね!ビュティさんには渡さないよ!」
632名無しさん@ピンキー:2006/08/15(火) 21:12:18 ID:rnym+KIz
633名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 18:23:18 ID:4XOtH8hC
634名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 21:41:39 ID:ouM4dwIp
635名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 13:41:48 ID:X18G0fcO
九州ではとんでもない
6361/2:2006/08/25(金) 22:46:19 ID:UWYaKEF5
書いちまった。
変態投下。マ○ーポコパ○ツ×ポコミ、ビュティ。くろまく首領パッチ。



薄暗いホテルの灯火の下、ビュティとポコミはオムツだけの姿で身体を震わせていた。
白い肌は熱を持って汗ばみ、部屋の朱色を帯びた灯りを反射してよりいっそう赤らんで見える。白いオムツは尻をより大きく見せ、幼児体型を強調する。
「貧乳にオムツって結構合うんじゃねーの」
ビュティは未だオムツを脱ごうと必死になっていて、首領パッチは背後から抱きついてその邪魔をしなければならなかった。
「この子はダメね!どうしてこうもオムツを嫌がるのかしら。見なさい、ポコミちゃんは嫌がらずにちゃんと穿いていますよ」
首領パッチはたしなめるように言う。
その言葉通りポコミはこのオムツを嫌がっていなかった。ベッドの上に仰向けに転がり、静かに腿を擦り合わせている。
その動きはオムツに伝わり、股間にピタリと張り付いた部分に細波のような動きをもたらす。
「あぁん、ぅん……」
不思議にざらついた素材が少女の未発達な部分をこする。性的な刺激になれないポコミにも強すぎず、さりとて弱すぎもしない。
「ふぅん、ふぅん……」
これもポコミの才能なのか、少女は刺激の送られてくる間隔を読み取ってしまった。それにあわせて腿を動かし、呼吸をし、生じる快楽の全てを受け止めている。
「……ぁ、あっ」
ベッドのシーツには汗が跡をつけてしまっている。弱いとはいえ、絶え間なく送られてくる刺激にポコミは既に数度の高みを味わっていた。
「き、気持ち良いよぉ……」
「ポコミちゃん……」
そんなポコミをビュティは見つめることしか出来ない。彼女のオムツを無理やり脱がせようとしても、先ほどのように抵抗されてしまうだろう。
「気持ちイィ……」
「ポコミちゃ、あっ、ッンン」
しかし彼女を批判することなどとてもできなかった。彼女が快楽を素直に受け入れるのは、それを罪悪と知らないからとわかったからだ。
「お姉ちゃんどうして嫌がるの?ポコミはこれ気に入ったよ」
先ほど言われた言葉を思い出すと、羞恥で顔が赤くなる。
ポコミは知らないのだ。
身体を振わせる感覚が劣情と呼ばれていることも、肉欲と言われて恥ずべきものとさげすまれているこも知らず、ただ気持ち良いということを素直に受け止めている。
「はぅうんっ」
ポコミがブルッと身を震わせた。快楽の高波が近づいているのだろう。汗ばんだ脚を持ち上げ、擦り合わせ、意識し始めた秘部をきゅっと締める。
それは効果的だった。
「ひゃんっ」
可愛い声があがり、ポコミの身体がぴくぴくと跳ねた。首を振った拍子に結んだ髪が腕に触れ、汗を絡めてそのまま纏わりついた。
「あっ、あっ、あっ」
それでも脚は動かし続ける。おしっこではない別の液体を含んだオムツも甘い刺激を送り続ける。
高み味わった直後の身体には、それは倍もの快楽を生じさせる。
「うぅんっ、」
恍惚とした表情で、ポコミは次の高波を求める。
6372/2:2006/08/25(金) 22:47:15 ID:UWYaKEF5
ビュティは耐えられなくなって目を逸らしていた。それでも艶の声は聞こえてくる。
全てを受け入れる彼女の純真さを見ていると、恥ずべき事を恥ずべき事だと知っている自分こそが、恥ずかしくイヤらしい女だと思えてくる。
その上、恥ずべき事と知っているのに身体が熱くなってきているなんて最悪の最低だ。
「ア、ンッ!」
オムツの中で垂らす蜜がプクと音を立てたような気がして、ビュティは更なる羞恥に身を固くした。
「他人に構うなんて余裕じゃねーか。それとも他の奴がよがってるのを見て興奮する性質なのか?」
首領パッチが笑う。
「うるさ……ンンッ、うるさいよ!」
ビュティはオムツを押さえる首領パッチの腕を叩く。それでも腕が動かないとわかると、今度は下から引っ張ってオムツを下ろそうとする。
「ったく、下着全部ダメにしたっていうからわざわざパンツ買ってきてやったのに。なんで脱ごうとするんだ」
「パンツじゃないし!ダメにしたの首領パッチ君だ……」
腰を締めていたオムツのゴムがほんの少しだけずり下がった。それが尻を撫でた感触に、ビュティは言葉を止めた。
「なんだ?どこか感じたか?ケツ?」
首領パッチは抜け目なく下がったオムツをずり上げる。再び尻に甘い刺激が走った。その刺激は背骨を伝って背中を駆け上り、首筋を駆け抜けてビュティの脳に伝わる。その力に引かれるように、ビュティは首領パッチを負ぶったまま背を反らした。
尻からの刺激は一瞬では終わらなかった。
それまで秘唇とその上の小さな芽ばかりに送られてた細波がとうとつに尻全体を覆う動きに変わったのだ。
自分の反応と期待を見て取ったかのような変化に、ビュティは顔を赤らめる。身体が高まっていくのを感じた。
「これ……オムツじゃない……」
小さく呟く。
「なんでそう思うんだよ」
「だって……だって変な動きするっ、ッ、し……」
「どこが?どんな?具体的に言わないとわっかりっませーん」
ビュティはクッと口を歪め、黙ってしまう。
最初は小さいからだと思った。何しろオムツだ。やけに肌に張りつくのも、食い込むのも、動けばあちこちがひっぱられてそのしわ寄せのように布が動くのも、全て小さいからだと思っていた。
だが違う。
オムツ自体が動いている。
考えてみれば、首領パッチにはかされたコレは確かにオムツの袋に入っていたが、名の知れた製品にしては、少々重く、肌触りが良いといえるほど滑らかでなく、それに不自然に厚い。
それらしい商品に怪しいおもちゃでも挟み込んであるのではないか。
ビュティはそう疑ったが、首領パッチが次に告げた言葉はそれを否定した。
「なぁビュティ。アヒルとパンツの間には下ネタが生まれるんだぜ。それじゃ、オムツと人間の間には何が生まれるんだろうな?」
寒気が走った。瞬間、身体の熱を忘れてしまったほどの悪寒だ。
衝撃のあまり肩の力が抜けて、上半身が前に倒れた。折り曲げた足の上に身を伏せ、突き出したように尻が浮いた。
「や、やだっ、嘘っ、……ッン」
内側が湿ったオムツはビュティの尻に張り付き、包み込んで揉む。首領パッチの言葉を聞いた瞬間、それが心と愛情を持った生物のように思えて、ビュティは身体を振わせた。
「……アッ、イヤァ!やめて、やめてっ!!ひゃっ、ンアッ!」
温もりのある白い生物が、いとおしげに、いつくしむように、尻を抱きしめ愛撫を繰り返す。
混乱したビュティはそれを振りほどこうと尻を上げ、左右に振った。しかし尻を包むものは離れる様子などなく、むしろいっそう優しく撫でさする。
首領パッチがロデオを気取って馬乗りになり、ムチの代わりにネギを振った。
「アァッ、……ァア!……ァアアア!!」
高く声と尻を上げ、ビュティは達した。

部屋には、楽園を楽しみ続けるポコミの艶声だけが響き続けた。
638名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 10:02:48 ID:OUCn0+8t
>>636
GJなのにレスがついてないのは何でなんだぜ?
ポコミもキタキタ!
ちゃんと原作に沿った世界観なのがイイですw
639名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 12:21:13 ID:JSzGZlBr
>>636-637
GJGJ!!ポコミカワイス!!
640名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 16:48:45 ID:kCT8P2e0
鬼畜な首領パッチ、イイ!
641名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 18:32:06 ID:SDc6DDz8
ねぇねぇ、ヘポビュは?
642名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 21:53:45 ID:dL5Md8Gw
>>641頼むぜ
643エックス:2006/08/30(水) 20:16:40 ID:GbLUPCh8
ビュティXナメ郎のエロパロ書こうかな・・・。
644名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 20:59:27 ID:vaU/U7+x
ビュティエックスナメ朗なんてキャラいたっけ
645名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 23:40:05 ID:zr5eCjvd
>>644
ちょw
646名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 00:28:42 ID:dPupV01m
>>636
GJ!です
発想が凄い…!

只今、第1部の頃の破天荒×ビュティを書いてるんですが
需要はあるでしょうか…
647エックス:2006/08/31(木) 15:26:52 ID:CKbNrKTK
さぁ、書くか。
648エックス:2006/08/31(木) 16:07:06 ID:CKbNrKTK
ボボボーボ・ボーボボ ナメ朗が舐める者
ナメ朗との戦いに絶命してしまったボーボボ、首領パッチ、ガ王。
桃色の髪の少女ビュティは、腰を抜かしていた。
「終わったなボボ八、束になっているかかしも殺したことだし・・・?」
(何だ?ボボ八の横で腰を抜かしている奴が見える・・・。)
ナメ朗にはボボ八以外かかしにしか見えないが、ビュティが見える。
「ちょうどいい、次はお前だ!」
ナメ朗は、ビュティの方へ突進した。
「な・・・何なの!?」
ビュティは、避けきれずナメ朗に押さえつけられた。
「ちょっと、離して!!」
「お前、存在が生意気なんだよ・・・」
――――レロレロ真拳超奥義 例炉例炉世界!!(レロレロワールド)――――
奥義を発動させたと同時に、教室は宇宙次元へと変わっていった。
「何・・・何が起こるの!?」
ナメ朗は何も言わずに、ビュティの制服に触れた。
「お手並み拝見するか」
そう言うと、ビュティの制服を激しく脱がし始めた。
「くっ・・・・離せ!離せって言ってるでしょ!!」
どんなにもがこうとビュティの制服はナメ朗によって破かれていく。
「きれいな体だ・・・こいつは舐める価値が何倍もあるな・・・」
上半身破き終わると、ナメ朗は何かのゲームに出でくる化け物みたいに下を伸ばした。
「嫌・・・舐めないで・・・・」
抵抗するが、既にビュティの胸にナメ朗の舌がついている。
「安心しろ、例炉例炉世界ではオレとお前だけの世界・・・それに、ボボ八みたいに傷付けたりしねぇ」
「ボーボボ、助けて・・・」
ビュティは襲われる恐怖で涙を流しながら助けを呼んだ。
「無駄だ、ボボ八はもう死んだ。これからはオレと二人っきりだ」
こうして、ビュティの悪夢は始まった。
649名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 19:54:34 ID:JEStRFeI
650名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 13:44:25 ID:oQRZlhCq
続きを希望したい
651エックス:2006/09/03(日) 05:21:23 ID:ftJVCiKo
ボボボーボ・ボーボボ ナメ朗が舐めるもの2

「いやぁ・・・何す・・・」
「どうだ、オレに舐められた感触は?」
すでにナメ朗にの手によって犯されたビュティ。
ナメ朗の舌は、ビュティの綺麗な身体を楽しんでいる。
「こんなことはめったにねぇから俺に感謝しろよな。」
ナメ朗は、抵抗できないビュティの上半身を長い舌で首筋からお腹を順々に舐めた後、次は胸の突起部分を舐めた。
「んあぁ・・・・!」
彼女がいままで感じたことが無かった電気が走るような感じ。
「ほう、結構敏感なんだね・・・しかもピンク色で美味しいな」
突起部分はナメ朗が硬くしていた。
飽きることなく舐め続けるナメ朗。
「あぁぁ・・・ん・・・・やめ・・・・」
「何言ってるんだ?全然わかんねぇ・・・あ、もしかして気持ちいいのか?」
 ――――違う、やめて欲しい・・・そんな舌で体中犯すのは・・・――――
ビュティは、そう言いたかった。
しかし、敏感に感じているせいで思うように喋れない。
と、ナメ朗は、ビュティの胸を舐め止めた。
飽きたのか・・・?
そう思ったら、ナメ朗は直接胸の突起部分に直接口を付けた。
「ひゃ!」
瞬間だったが、ビュティは体を跳ねらせてしまった。
ナメ朗は胸のあたりを口に付けながら突起部分を突付いたりした。
「あああぁぁ!・・・やだぁぁ・・・・」
「胸だけで普通感じるか?まあいい、もうすぐ楽にしてやるからな」
今度は、ビュティのスカートをめくり、下着を観察しだした。
股の部分が一番きれいだった。
濡れたピンクの下着がナメ朗には輝いて見えた。
「何見てんだよ!見せ物じゃないんだよ!!」
涙目にしながら脚をじたばたさせて必死に反抗した。
「そんなことして、早く舐めて欲しいんだろう?」
ナメ朗の力は強い。
脚を捕らえられ、強引に開脚させられるはめになった
「くっ・・・誰が・・・他の人にも見せたことが無いのに!」
悔し涙をボロボロ流すビュティ。
「そんなに喜ぶことはねぇだろう?」
「うるさい!お前なんかにここだけは・・・ここだけは・・・・」
ビュティは完全に押されつつあった。
「ここだけって・・・あぁ、この割れ目の上にある出っ張りのことだろう?」
ナメ朗は、割れ目を押さえつけながら出っ張りを強く押した」
「ぁあぁ・・・あぁん!!」
ビュティの急所を押さえられ、もう身動きできなくなった
「もう勃っていやがる、ここの方が結構感じるんだ・・・・触っただけなのに抵抗する力が無くなったな」
ナメ朗は、ズボンのポケットからはさみを取り出し、濡れ物をきれいに切り取った。
下着の中は、毛が生えそろっていないキレイな薄肌色。
まさに、まだ成長しきれていないという事だ。
「うわ〜いいねぇ、レロレロ真拳修得したかいがあったぜ」
そう言って、抵抗力を無くしたビュティの割れ目に指を入れた。
「痛い・・・入れないで・・・!」
「ちっ・・・こんなに濡れてるくせに!仕方ねぇ、何もかも舐め尽すか」
ナメ朗はビュティにのしかかり、顔から舐め始めた。
「キレイな肌だ、何を使っているんだ?」
「あ・・・・ぃぃいい・・・や・・・」
次に首筋を再び。
「オレはここが一番いいんだよなぁ・・・暖かいし」
「んな所・・・・舐めな・・・・でよ・・・・」
いやらしい音を立てながら舐める世の中ナメ朗。
ビュティは、後ほど全身犯されることになる。
652エックス:2006/09/03(日) 05:23:38 ID:ftJVCiKo
やる気が出たら、また書く。
次回は最終回かもしれない。
653名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 19:17:35 ID:QBuGTIlU
乙!!
待ってるからね。
654名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 20:13:25 ID:weVtKBf3
GJ!!
ビュティが抵抗をやめないのがイイな
655名無しさん@ピンキー:2006/09/04(月) 20:19:30 ID:uPfgzus1
次書き終わったら、オレに書かせてくれ
ヘポビュについてふと思いついた下らないかもしれない話が書いてみたいから
656エックス:2006/09/07(木) 23:38:32 ID:b3gu/4UW
ボボボーボ・ボーボボ ナメ郎が舐めるもの 最終話
ナメ郎にのしかかえられ身動きできないにも関らず、舐め犯されているビュティは、抵抗を続けた。
「辞めろ!辞めろってばぁぁ!」
「嫌だね、俺はお前を気に入ったんだ。本当ならボボ八と共に死んでもらうのだが、こんないい身体持っていて死なせる訳にはいかねぇ」
「私は・・・私はお前のペットじゃないんだ!」
ビュティは、最後まで粘ろうと必死だった。
これ以上だ液まみれになるのはご免だ・・・。
「そうもがいていられるのは、ここまでだ」
ナメ郎は、ビュティの胸に口を当てて突起部分を舐め出した。
「うああぁぁぁ・・・・!!」
また体を跳ねらせ、電気が走るような感覚がビュティを襲った。
「やっぱり微妙な大きさと舐めたときの反応がいい・・・凄い硬くなっているし」
長時間舐められているせいか、ビュティの抵抗がますます衰えていく。
いかにも苦しそうな顔をして、瞳から小粒の涙を鳴がす。
「どうしたんだ、やっぱり耐えられないのか」
「うぅ・・・・もう・・・嫌だ・・・苦しい・・・よ・・・」
あまりの恐怖に耐えられなくなったビュティは泣き出してしまった。
それと同時に息も途切れ、酸素不足に陥っていた。
「わりぃ、だが安心しろ。今楽にしてやるからな」
そろそろとどめを刺すようだ。
ナメ郎は、胸を舐め辞めた。
その次に口を、ビュティの下へと持っていった。
「何・・・す・・・」
「あんまり苦しそうだから楽にするんだよ」
そう言って、ナメ郎はビュティの割れ目を捕らえ、舐め出した。
「うわああああぁぁぁぁぁぁあああ!!」
あまりの刺激に大声を発し、体を激しくは練らせた。
「どうだ、楽になるだろう」
「あっ・・・あぁぁああ!いぃ・・・!!や・・・!んんんん!」
彼女の抵抗力は完全になくなっており、涙を流しながら声を発することしか出来なくなった。
電気が走る感覚が何倍も強くなり、力すら入らなくなった。
ビュティは、ある限りの力を込めながナメ郎の頭をつかんだ。
「やああああぁぁ・・・何だか・・・はぁ・・・ぁぁ・・・あっ・・・ん・・・意識が・・・ナメ郎君・・・もう・・・おねが・・・だよ・・・」
抵抗しているように見せつけ、ビュティは自ら下を押さえつけた。
「でも・・・よくかんが・・・・てみれば・・・これ・・・悪く・・・」
ビュティは快感に負けてしまった。
「そろそろイクか?」
下は、少量の分泌液によってかなり濡れて、いつでもおかしくない状況に犯された。
「だめぇ・・・もう・・・我慢できない!!・・・んああああぁぁぁ!!!!!」
ビュティは我慢出来ずに声を裏返し、見たことの無い白い液体放出した。
体を跳ねらす度出てくる白い液をナメ郎が吸い尽くす。
「あっ!あっ!あぁぁぁ・・・・・・・・。」
放出が終わると、ビュティはそのまま動かなくなった。
657エックス:2006/09/07(木) 23:39:15 ID:b3gu/4UW
 初めての快感に耐え切れなくなったか・・・それは言うまでもない。
「ちっ、オレとした面倒なことをしちまった・・・」
口についている白い駅を手で舐めながら、ビュティの体をハンカチできれいにした。
その後、服を着させようとするが、問題点があった。
「くそ・・・あの時下着を切ってしまったからな・・・オレのを変わりに着らせるわけにはいかないが・・・仕方がねぇ」
ナメ郎は、ズボンを脱ぐと同時に男用下着も一緒に脱いだ。
そして、それをビュティに着せた。
スカートも汚れたところもしっかりとさせた後、奥義の発動時間がきて、宇宙次元は消えていった。
教室では、皆が呆然として突っ立っている。
「何があったの?」
「おいおい、さっきの小さなブラックポールがあの女の子とナメ郎を取ったよな!?」
「中で一体・・・!?」
ナメ郎の言うとおり、「例炉例炉世界」は2人だけの世界だという事だった。
ナメ郎は、気絶しているビュティを抱えると、教室を出ようとした。
「ナメ郎・・・お前どこに行くんだ・・・」
「ウルセェ!かかしが引っ込んでいろ!!!」
尋ねた男子生徒を突き飛ばした。
ナメ郎が向かった先は、保健室。
そのドアを、ゆっくり開けた。
保健室の先生は居ないようだ。
ナメ郎は、ビュティをベッドへ置いた。
机においてある紙とペンを手に持ち、手紙を書いた後、ビュティの横に置いた。
「すまねぇな、ビュティ子。お前がそこまでな・・・・」
そういい残すと、ナメ郎は影のように消え去って行った。
658エックス:2006/09/07(木) 23:39:48 ID:b3gu/4UW
――あれから数時間後・・・・―――
「あれ、ここは?」
ちょうど帰ってきた保健室の先生は言った。
「ビュティ子さんだっけ?誰かがあなたをここまで運んだみたいよ」
(え?ひょっとして・・・ナメ郎君・・・?さっきまで私を舐め犯していたあいつが・・・)
「あなたの横に何か手紙らしきものがあるわ。私は読んでいないげど何でしょうね」
ビュティは横にある紙を手に持ちそれを読んだ。
――――ゴメンな・・・――――
「ナメ郎君・・・」
コンコン。
「はーい、私はいますよ。」
保健室のドアが開けられてやって来た者は殺されたはずのボーボボ、首領パッチ、ガ王だった。
「どなたですか?」
保健室の先生は3人にたずねた。
「ビュティ子の保護者です。」
「そうですか、今目がさめましたので」
ボーボボ達は、ビュティの方へ近づいた。
「ビュティ、大丈夫か?」
「うん、私は平気。でも、ナメ郎君は?」
「あいつは、オレがぶっ倒した。」
ビュティには、訳が分からなくなった。
さっきまでやられていたのに私が寝ている間に・・・・?
「そっか・・・帰ろう、ボーボボ」
「ああ」
「どこへ行きます姉さん?」
ビュティはベッドから離れた。
「ビュティ子さん、今日は暗いから気をつけなさい」
「はい、ありがとうございました」
ボーボボ達は、その場を立ち去った。
「しかし、ナメ郎のお陰でオレの服が台無しだ。帰ったら着替えなおすか」
日暮の中、4人はホテルへと向かった。
(ナメ郎君・・・私に興味を持つのはいいけど、あんな強引なことは辞めて欲しいな。
でも、セックスってそんなに悪くない。何でだろう・)
 完

首領パッチ「てか今回オレ一言も喋ってねぇぇぇーーーーー」
エックス(作者)「あぶ!」
659エックス:2006/09/07(木) 23:41:40 ID:b3gu/4UW
やっと完結した。
最終話は、調子に乗りすぎたせいで長々しくなった。
今までありがとう。
また、空いたら書く。

>>655 今度は、あなたに任せた
660名無しさん@ピンキー:2006/09/08(金) 10:07:41 ID:1o7kYODI
661655:2006/09/08(金) 22:17:34 ID:fy/jfq75
>>エックスさん
乙だった
今度は自分の出番っすね
時間が空き次第、書く

原作よりかなり先になるかもw
1部より2部の方があの2人は良さそうとオモタので
662エックス:2006/09/09(土) 18:21:47 ID:ryCAW/8Y
>>655さん いいよ、ストーリーはどうでも。
期待しているよ。
私はすこしネタを使い尽くして思いつかない・・・。
663名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 21:44:12 ID:Easy2Kxs
みんな乙!
イイヨイイヨー
664655:2006/09/11(月) 18:41:18 ID:a5r2Zapc
お待たせしますた、待ちに待った?ヘポビュストーリー
原作よりかなり先に進んだ設定にしてます、ナメ朗は帝国に帰ったという勝手な設定にして
あんまりウケがないかも?しれんが、とりあえず一通り造ってみた
ヘボタレパロディをご笑覧ください

ストーリーはじわじわとやっていくつもり
今日は2回分作ってみた、まだエロに突入する気配は無い
どうみてもごく普通、だがこれもほんの序盤
では
665655 1:2006/09/11(月) 18:42:08 ID:a5r2Zapc
ボ「やれやれ、やっと今日の宿についたな。」

ボーボボが言う。オレ達が泊まったのは、ごく普通の和風ホテル。
ボ「7名なんだが、部屋はあるか?」とボーボボがたずねる。支「はい、まだ5部屋ほどありますが。」と支配人。
ボ「よかった、十分だ。」支「7名様ということなんですが、2名様のお部屋を二つと、3名様のお部屋を一つになります。」
ということで、2人が二つ、3人を一つという設定となった。天「…で、どうするよ? 誰がどの部屋へ行くのよ?」
首「なぁ、たまにはくじ引きでもしねぇか?」天「おう、いいじゃないか。」ポ「じゃあ、あたしがくじ作るよ♪」

5分後、くじを作ったポコミがみんなに引かせる。ポ「はーい☆ 1番が3人部屋、2・3番が2人部屋だよー☆」
ボ「オレは1番引いた。」首「オレ2番。」天「あ、オレボーボボと一緒だ、1番。」ヘ「オレは3番か。」
ガ「ボクもぼのだんなと一緒だ。」ビュ「あたし3番」ポ「あ♪ パッチンといっしょー☆」
ボ「ふむ、オレと天の助とガ王が1番、2番がポコミと首領パッチ、んでビュティとヘッピコ丸が3番か」
ビュ「うーん、けっこうな割り当てじゃない?」ポ「あたしパッチンと一緒ならいいよ。」ボ「…ま、これでも悪くないか。」

ただ一人、妙な心持でいた者がいた。そう、今回の話の主要人物であるヘッポコ丸である。
まさか、自分の好きな人と一緒に泊まろうとは思ってもみなかっただろう。顔が少し赤くなっていた。

天「よっしゃ、それじゃあ夕飯まで自由行動な!」首「おい天の助! 一緒にゲームセンター行こうぜ!」
天「友よ! ついてきてくれるか。」ボ「オレも混ぜろや〜〜〜〜〜〜〜!!!!」ガ「あ! ボクも行く!」
ポ「なになに!? 楽しいことならあたしも混ぜてよー!」5人が暴走機関車になって一目散でゲームセンターへ。
ビュ「……………………行っちゃった。」ヘ「………元気な人達だね…。」やれやれ、アイツらは元気なこっちゃ。
そう思う二人であった。

ビュ「ねぇ、あたし達だけ先に部屋に行かない?」ヘ「え? あ、あ、いいよ、い、行こうか」思わず言葉を噛むヘッポコ丸。
指定された番号の部屋鍵を持ち、二人は部屋の中へ入った。ビュ「やっぱ、こういう部屋が一番落ち着くなぁ。」
ヘ「(あわわ…ビュティさんと初めて二人っきりの夜だぁ…。)」ヘッポコ丸がほんの少しずつ取り乱し始める。
ビュ「ねぇ、へっくん。」ヘ「は、はい!?」ビュ「あはは、なに驚いてんの?」ヘ「い、いや…べ、別に。で、なに?」
ビュ「お金もちょっと余ってるし、今からお土産とか買おうと思ってるんだけど、行かない?」
ヘ「ん…じ、じゃあ一緒に行こうかな…。(ビュティさんから誘いきたー!!せっかく二人になったんだから、一緒にならないと…。)」
心がときめく17歳の少年。ほんの少し年下の女の子が今、目の前にいる。周りに邪魔する者がいない。嬉しさのあまり、つい浮かれる。
なにやってんだオレ、ずっと一緒に戦ってきた仲間の一人だろ、それを何故オレは恥ずかしがる、と自分を少し責めるヘッポコ丸。
666655 2:2006/09/11(月) 18:43:12 ID:a5r2Zapc
フロント近くの売店で、買い物をしていた。ヘッポコ丸の頭の中はもうビュティのことでいっぱい。
ビュ「へっくんはなにか欲しいものでもある?」ヘ「あ、お、オレは別にいいよ。」ビュ「そんな遠慮しなくても。」
ヘ「いや、本当にその、買いたいというようなものがないんだ。」ビュ「あら、そう…分かった。」
おいおい、しっかりしろオレ! そんな自分につい心の中で嘆く少年である。哀れヘッポコ丸。

ガ「なにやってんだテメーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」ヘ「ぶぼぉ!!!!」突然ガ王が飛び蹴りしてきた。
ガ「貴様、オレの姐さんを汚すなや!!」ビュ「ちょ、なにしてんだよガ王くん!!」ビュティが慌てて止めに入る。
首「おいおい、抜け駆けはよくないぜ〜、ヘッポコちゃ〜ん。」天「そーだぞヘッポコ丸。」ヘ「なんだよお前ら揃いも揃って…。」
首「しらばっくれるなや!!!」ヘ「うおっ!?」突然キレる首領パッチ。ワケが分からぬと思わんばかりのビュティ。
ビュ「何のことだか分からないけど、ケンカしないでくれる? 怒るよ。」首・天・ガ「ゴメンナサイ。」
ヘ「ビュティ、ありがとう。」3人はそそくさと逃げていった。さすがビュティさん! アイツらも目じゃないっすよ!
あぁ、でもビュティさんに守られている自分が惨めだ、辛い、弱い、弱すぎるぞオレ。いっそのこと死にてぇ。男失格だバカ野郎。

ボ「ん? どうしたんだ、お前ら?」ボーボボがやってきた。ビュ「あ、おかえりボーボボ。それにポコミちゃん。」
ポ「あー、楽しかったよお兄ちゃん♪」ヘ「…あぁ、そうか。…それは良かったな…。」ポ「あれ? お兄ちゃん、元気なくない?」
ビュ「んー、ちょっと3バカがね…。」ボ「まぁ、気にするなって。アイツらを遊ばせてくれ。もうすぐ夕飯にするぞ。」
ヘ・ビュ・ポ「はーい。」ボ「オレは、これからあの3人を引っ叩きに行く。ゲームに負けた仕返しをしてやる!!」
ビュ「やりすぎないようにね…。」ボ「おのれ、許さんぞ虫ケラども!! じわじわとなぶり殺してやる!!(フリーザ口調)」
そう言い残して、真っ先に3バカの方へ向かっていくフリーザの格好をしたボーボボであった。ビュ「その衣装どこで拾ったんだよ!!」
ヘ「(…てかドラゴンボールのネタ、パクりすぎてないか?)」そう思うヘッポコ丸であった。

ポ「お兄ちゃんお姉ちゃん、トランプやろーよ♪」ヘ「お、トランプか。」ビュ「3人だけでやろうか。」ポコミは
ヘッポコ丸・ビュティの部屋へ入って、3人でトランプ合戦。まずはダウトから。
ヘ「それじゃあ、オレから切るぞ、1。」ビュ「次あたしね、2。」ポ「はーい♪ 3。」ヘ「…4。」ビュ「へっくん、ダウト。」
ヘ「あら…バレちゃった…はは。」くるっと返すと、「9」を示していた。あーあ、やっちまったよorz とヘッポコ丸。
首(パチ美)「ちょっとアンタたち! 私たちを差し置いてダウトやってんじゃないわよー!!」天「オレらも混ぜれや!」ポ「いいよ♪」
首領パッチ・天の助の乱入でダウト合戦再開。…と思うも束の間。ボ「飯だぞお前らー。」ビュ「あ、そういえばご飯の時間だ。」
首・天「ひどっ!!!! ボクらまだトランプやってないよ!!? ちきしょー!! ボーボボめ!!!」
667エックス:2006/09/11(月) 21:32:04 ID:VK14De+c
確かに、最近ドラゴンボールのネタ使っているような気もしますが・・・・。

盛り上がりを劣いを見せない作品でいいですね。
次を楽しみにしています。
私も、後ほど書きますので。
668655 3:2006/09/13(水) 19:37:22 ID:ynZd7eKo
夕飯も終わり、ヘッポコ丸は気晴らしに外に出ていた。虫の音が、辺りにこだまする。
ヘ「やっぱり、オレはこういうところが一番落ち着くな…。」そう言った後、ふとヘッポコ丸が思う。
ヘ「(…オレは、本当にあの娘を守る資格なんてあるんだろうか…オレが敵になってボーボボと戦った時も、
  体を壊してまでも全ての力を出したはずだ…でも、それでも負けた。オレは、なんてひ弱な男なんだろう…。)」
ヘッポコ丸は、自分の弱さにコンプレックスを強く抱いていた。ネオ・マルハーゲに捕らわれた妹:ポコミを助けるために
ボーボボ達と対峙した。そして「善滅丸」を2錠飲んで、化け物になるほどまでボーボボを殺しにかかった。
…だが、そんな努力も、儚くボーボボの前に水の泡となってしまった。そんな自分に、ストレスを感じていたのであった。
ヘ「…オレもまだまだ修行しないとダメみたいだな…でも、今日はなんだか雲行きが悪い…雨が降ってきそうだ、修行は無理か。」
ヘッポコ丸の目に映る大きな雲。この雲が、後にこれからのストーリーを盛り上げようとは、誰も想像することは無かった。

部屋に戻ると、ビュティが先に待っていた。ヘ「オレだ、開けてくれ。」ビュ「あっ、おかえりへっくん。何処行ってたの?」
ヘ「気晴らしで外に出ていたんだ。でも、雨が降ってきそうだから戻ってきたよ。ところでボーボボさんとかは?」
ビュ「ボーボボ達は自分の部屋で遊んでるよ。あたしは疲れたから部屋にいるだけ。」ヘ「そうか。」
ビュ「とりあえず、布団敷くから手伝ってくれない?」ヘ「あぁ、いいよ。」二人は、今夜の寝床の布団を敷くことにした。
ビュ「はぁ、なんだか疲れたなぁ。…なんか話、ない?」ヘ「…オレ、今まで思ってきたことがあるんだけど…。」ビュ「?」
ヘッポコ丸は、自分の弱さについて打ち明けようとしていた。ビュティが、弱い自分をどう思ってるのかと、気になって仕方がなかった。
ヘ「…オレ…やっぱりキミを守るに相応しい男じゃないみたいなんだ。」ビュ「え…?」ヘ「ほら、ボーボボさんとか首領パッチとか、
  みんな強いじゃん? オレだけ、なんだか置いてきぼりにされている気がするんだ…。あの時言っていたように、自分を
  鍛えなおしてきて、必死になって自分の力を高めたり、弱点を克服したりした。オレは、自分の真拳の初の修行修了者としてまで
  上り詰めた。…そして、ネオ・マルハーゲにさらわれたポコミを助けるために、みんなを裏切った。ボーボボさんに自分の力を
  精一杯出し切って戦った。自分の体のことなんて考えもしていなかった。これで勝てる!と思っていた。…だけど…だけど…
  結局オレは、天の助と融合したボーボボさんの前に敗れ去った…。…だから、本当にオレはキミを守れる資格なんて…」
ビュ「そんなわけないよ。」ヘ「!」ビュ「へっくんは本当にボーボボ以上に頼れる人なんだよ。そりゃあ、実力からすればボーボボの
   方が上なんだろうけど、ボーボボが守りきれてない部分を、カバーしてくれた。へっくんがいなかったら、あたしはどうなって
   いたかは分からなかった。毛を狩られたり、最悪、死んでいたのかもしれない。…だから…そんなこと言わないで。」
ビュティは、懸命にヘッポコ丸の弱さを否定してくれた。ヘ「ビ………ビュティ………。」思わず、涙がこぼれる。
ビュ「あたし…へっくんに出会えて本当に良かった…。何度、あなたに助けてもらったんだろう…ありがとうの気持ちでいっぱいだよ。」
ビュティの頬が、少しずつ赤くなっていく。ヘ「そ…そんな…オレは…。」戸惑いを隠せないヘッポコ丸。
ビュ「あ、あれ? あたし…なんで泣いているのかな…? おかしいな、こんなはずじゃ…。グス」ビュティの目に涙が浮かんだ。
ヘ「…オレのハンカチ、あげるから…これで拭いて。」そう言って、自分のハンカチをビュティに差し出す。ビュ「ありがとう…。」
669655 4:2006/09/13(水) 19:38:56 ID:ynZd7eKo

ビュ「えへへ…どうしよう。あたし、感じちゃってるみたい。」ヘ「なにが?」ビュ「…へっくん、甘えちゃ…ダメ?」ヘ「…え?」
突然、ビュティが普段言うはずがないことを言い出す。ビュティは、ヘッポコ丸の胸に飛び込んできた。
ヘ「!!?…なっ…ビュ、ビュティ!?」ビュ「………気持ちいい。」ヘ「いぃ!?…ど、どうしたんだビュティ!?」
突然の出来事に、顔が真っ赤になるヘッポコ丸。そして、ついにビュティがヘッポコ丸にカミングアウトする!
ビュ「…あたし…本当に自分の弱さに悲しさを感じる…みんな、自分を守れる技を持ってるのに…あたしだけ、技がない。本当なら、
   弱肉強食でもう死んでいる人間…でも、ボーボボやへっくん、お兄ちゃんがいてくれたおかげで、あたしは今日まで生きてきた。
   …ひっく、あたし…もうへっくんがいなきゃ生きられないの!!」ヘ「!!!?」ビュ「へっくん……あ…あたし……。」

   あ   な   た   の   こ   と   が   、   好   き   だ   っ   た   の   。

ヘ「………………!!!」ビュ「…あ、言っちゃった…。」ビュティは、あまりの恥ずかしさに顔を隠す。ヘッポコ丸も口を開けて呆然。
1分経過して、ヘッポコ丸が言い出す。ヘ「…あ…あ、あはははははは……ま…参ったな…先に告白されちゃうなんて…。」ビュ「!」
ヘ「…オレ、今こうして旅しているのも…キミと一緒にいたいからだったんだ…。そう、軍艦との戦いが終わってからずっとなんだ。」
ヘッポコ丸も、こうなったからにはと、全てを打ち明ける。ヘ「キミと初めて出会った…あのカツラ被った変態毛狩り隊を倒した、
  あの日からずっと…キミのことを思っていた。…それを…オレがいつか告白しようかなんて思っていたら…あはは、言われちゃった。」
ビュ「い、やっぱりそうだったんだ! ご、ゴメンね、先に告白しちゃって…あたし…へっくんに恥をかかせちゃった…。」
ヘ「…ううん、ありがとう。…オレも告白する。 オ レ は 、 キ ミ の こ と が 本 当 に 好 き だ 。」
ヘッポコ丸も、ためらうことなく、ビュティに打ち明けた。ビュティはもう、顔が真っ赤になってどうしようもなくなっていた。
ヘ「…オレ達が、今ここにいるのも、きっと運命だったかもしれない…。キミに、ずっと言いたかったことが言えて、本当に良かった。」
ビュ「あたしも…あなたに会えて幸せ…あたし…あなたについて行きたい。」二人の思いはどんどん高まっていった。



今日もここまで、次回、いよいよエロいの突入寸前!
670655:2006/09/13(水) 19:44:00 ID:ynZd7eKo
>結局オレは、天の助と融合したボーボボさんの前に敗れ去った…。

素で間違えた、これはポコミとじゃないか
ヘッポコの時は首領とじゃないかorz
オレもまだまだ青いな…
671エックス:2006/09/14(木) 00:33:06 ID:XHX3GW3S
>>655さん
ついにエログレイクですか!
ビュティとヘッポコ丸の関係がGOOD!
エロパロを書くには、自分を忘れ、「無」になることです。
次を期待しています。
672名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 14:00:22 ID:Tpf4CPdE
そういやここの住人はへっくんのビュティに対する呼び方は
さん付けと呼び捨てのどっちが好き?

オレは前者。ヘタレ純情少年っぽくて萌える。
673655 5:2006/09/15(金) 20:02:20 ID:Fda1w+DA
ビュ「えへへ…それじゃあ、あたしお風呂に入ってくるね。」ヘ「あぁ、行ってらっしゃい。」
二人は、まるで満足したかのように微笑をお互い見せ、何事も無かったかのように見せていた…。と、その時

    ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロロロロロ!!!

と、いう轟音が響く。ヘッポコ丸が慌てて窓に振り向く。外を見ると、すでに雨が降っていた。どうやら雷のようだ。
すぐにまた外が光り、また雷鳴が轟く。ヘ「…やっぱりさっきのは…これは嵐の夜になるのか…。」と思っていた。
すると、ヘッポコ丸の胸に「ぐっ」という感触がした。振り返ると、なんとビュティが胸に顔を突っ込ませて、
両腕をしっかりと、ヘッポコ丸の胴体を押さえていた。ヘ「い!!……ビュティ!?」思わぬ事態に慌てるヘッポコ丸。
ヘ「ど、どうしたんだよビュティ!!」ビュ「…………。」すると、また雷が光って、轟音が轟く。同時にビュティがまた「ぐっ」と、
少し強くヘッポコ丸の胴体を押さえる。ヘ「……ビュティ……雷、怖いの…?」そう言うと、こっくりとビュティがうなづいた。
ビュ「……あたし…普段、みんなと一緒にいるときとか、うるさい時、昼間の時は、雷なんて怖くも無かった。…でも、こう…その、
   夜で静かで、そして一人ぼっちの時だと…すごく怖いの……。」言われて見てみれば、ビュティの腕が震えている。
ヘ「そ…そうだったんだ…。」また、雷が光った。ビュ「ひゃぅ」という小声を言い、ビュティがまた強くヘッポコ丸の胴体を押さえる。
ヘ「っ…大丈夫だよ。ほら、雷なんて襲ってこないから! 怖がるなよ…。」懸命に笑顔でビュティを助けようとするが、かなり怯えていた。
ビュ「…あたし…未だに雷恐怖症なの…小さな頃、一人ぼっちの夜寝ている時…一回、近くで雷が落ちたことがあるの。」ビュティが話す。
ビュ「すぐ近くで落雷した時、ものスゴい音がして、思わず悲鳴を上げちゃった。そして、しばらくしたら炎が上がっていて、
   火事になったの。あたしは、恐ろしくて大泣きするどころか、お漏らしまでしちゃった…そのトラウマが、今も残っているの…。」
ヘ「………!!」衝撃の過去を知ったヘッポコ丸は、驚きを隠せなかった。あの元気なビュティに、恐れているものがあったなんてと。

ヘッポコ丸が、ビュティの頭を撫でた。ヘ「…大丈夫だよ…オレが…守ってあげるから…。」ヘッポコ丸が、優しく穏やかに言う。
ビュ「うぅ…へっくん…はぁ…はぁ…」ビュティの呼吸が、少しキツくなってきた。雷の怖さで、怯えて興奮しているようだ。
雷が、あざ笑うかのように、どんどん激しさを増す。ビュティの呼吸がさらにキツくなり、まるでマラソンを走り終わった時のような
激しさまで至った。ビュ「ひゃぁぁ……はぁ、はぁ…へぇっぐぅん…怖い…怖いよぉ。」気がつけば、ビュティの目から涙がこぼれていた。
ヘ「大丈夫、しっかりして。」思わず真顔になって、ビュティを励まし、守る。雷が、さらに激しくなる。雨もスゴい勢いになってきた。
674655 6:2006/09/15(金) 20:03:05 ID:Fda1w+DA
ビュ「はぅ…あ…あぁん…。」ビュティが突然かわいい声を発しだす。思わずドキン!とビックリするヘッポコ丸。ヘ「ど、どうした!?」
ビュティが、自分の股間に手を押さえて、お尻をうなづかせる。何かを感じていた。ヘ「ま…まさか…と、トイレ…か?」ビュ「…うん。」
どうやら、ビュティはトイレに行きたくなってしまったようだ。ここで、ヘッポコ丸があることを思い出す。
『あたしは、恐ろしくて大泣きするどころか、お漏らしまでしちゃった…』という言葉を。ここで、すぐ近くに落雷など起きたら、
ショックで漏らしてしまうと。そんな恥ずかしい思いはさせたくない! という思いと同時に、「お漏らしを見てみたい」という
わずかな嫌らしい思いが沸いていた。ヘ「(…って、オレはなんておこがましいこと考えてんだ! 彼女が怖がっているというのに…)」
と、自分を変態者として自虐する。あぁ、これがエロというのかと、勝手に思い込む17歳。だが、これは緊急事態。気はしっかりとする。
ヘ「大丈夫、今、トイレに連れてってあげるから。」そう言い、ビュティの腕を自分の首にかけ、怯えているビュティを少しずつ、
トイレに向けてゆっくり、歩かせる。ビュ「はぅん、雷怖いよぉ…おしっこしたいよぉ…はぁ、はぁ…。」ヘ「大丈夫だよ。今…。」

少しずつ歩かせて2分がかかった。やがて、部屋を出て、部屋の玄関へ。ここは畳ではなく、板貼り風。ヘ「ほら、トイレだ、頑張れ!」
ビュ「ひゃぅん…もう…漏れちゃうぅ…。」ビュティが必死に尿意に抗う。「トイレにたどり着くまで漏らしてたまるか」と。
ビュ「も…もうダメぇ、出ちゃう!」ビュティが目をつぶりながら、いきなりズボンを脱ぎ始める。一瞬でパンツ姿となり、
ヘッポコ丸が顔を真っ赤にして口を大きく開いた。ヘ「い、あ、ビュティ!! ちょ、脱いじゃ…!!」と慌ててズボンを上げようとする。
しかし…雷雲から激しい閃光…そして稲妻が地面に落ちる!!!

   バシ!!…ガラガラゴロガラドジャーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!

ヘ・ビュ「うわああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」二人は今までに無い絶叫をした。
ついに…すぐ間近で落雷が起きてしまったのだった!! 耳を破壊するかのような超絶的な雷鳴がホテル全域に長く轟かせ、ビリビリと
地震が起きたかのように激しく揺れた。二人は、悲鳴と同時にしゃがみ込み、目を強くつぶっていた。雷鳴が鳴り止み、ヘッポコ丸が
目を開ける。ヘ「だ…大丈夫かビュ……ぁあ!!!」ヘッポコ丸が見た時、ビュティのパンツから、垂れ流れる黄色い液体が。…とうとう、
おしっこを漏らしてしまった。黄色い水溜りは、どんどん広がり、彼女の恥辱は最高潮に達した。思わず口を手で覆ってしまうヘッポコ丸。
白と水色のしましま模様の綿のパンツから、おしっこが勢い良く放出されている…その姿を見て、勃起せずにはいられなかった。
ビュ「ふえええええぇぇん…おしっこ、漏れちゃったぁぁぁ。」今までに無く、ビュティが泣きじゃくった。お漏らしが相当ショックだった。
ビュ「うええええん、ひぃっく、いやあああぁぁ、はずがじいよぉぉぉ、げほっごほ、お漏らししちゃうなんてぇぇ…。」ビュティが、
悲しい顔をし、大粒の涙を絶やすことなく流す。ヘッポコ丸が気持ちを落ち着かせ、ビュティに寄る。そして…背中に手を摩る。
ヘ「…よく頑張ったよ…ビュティ。」ヘッポコ丸が、言った。ぎゅっと抱きしめ、ビュティを慰める。だけど、どうしようもなかった。
ヘ「お漏らししちゃったけど…大丈夫、オレがキミを包んであげるから…。」ポンポン、と手で優しく背中を叩いた。
ヘ「(こんなに泣きべそかくビュティ…初めてだ…よほど辛かったんだろう…。)」ヘッポコ丸が、ビュティの気持ちを察した。
ヘッポコ丸が、子守のようにビュティを優しくしていると、いつの間にか泣き止んで、眠ってしまった。ヘッポコ丸は、改めて見る。
ヘ「(こんな間近で、身内以外で、女の子のパンツを見るなんて、初めてだ。)」と。しかも、おしっこを漏らした瞬間まで。
こんなことが今までにあったのだろうか、思いつめる。やがて、ヘッポコ丸も、そのまま抱きかかえたまま、こっくりと、眠りについていった。
675655 7:2006/09/15(金) 20:27:24 ID:Fda1w+DA
気がつけば、朝6時を回っていた。さきに起きたのはヘッポコ丸だった。
ヘ「!!!!…ビュ!!……あ、そうか…昨夜…。」と、昨日の嵐を思い出す。思わず、顔が赤くなり、恥ずかしくなって、
ビュティを起こしてやった。ヘ「ビュティ、朝だぞ、起きろ。」ビュ「ん…うん…………んん!!!? きゃあ!!! へっくん!!?」
自分の恥ずかしい姿に飛び上がってしまった。ビュ「ち、ちちちちちょちょちょっちょっと!! あたし何て格好してるの!!?
なにこれ!? パンツが汚れて臭いし!!!!」ヘ「ビュティ…実はな…」かくかくじかじかと、ビュティに昨日のことを話す。
ビュ「…そう…あたしの身にそんなことが…ショックだ…。でも…守ってくれて、ありがとう。」
ヘ「…恥ずかしいし、パンツも汚れちゃってるからさ…お風呂、入ってきなよ…。」ビュ「…うん。」ビュティが、少しにっこりと笑った。
思わず、ヘッポコ丸も「ドキ!」とした。「やっぱり、ビュティの笑顔は最高の薬だ」と。30分して、ビュティが風呂から上がってきた。
ビュ「…昨日は…お漏らししたあたしを優しくしてくれてありがとう…やっぱりへっくんは、あたしにとって、
   ボーボボより掛け買いの無い男の人だよ。」ビュティは、そう言うと、ヘッポコ丸の体に飛びついた。ヘ「ビュティ…。」
ビュ「あたし、将来あなたと結婚したい。もう、思いが張り裂けそう。」ビュティはとうとう、ヘッポコ丸を婚約者として認識をした。
ヘ「そ…そんな…こんなダメダメなオレでもいいのか?」と、ヘッポコ丸が問う。ビュ「当たり前だよ! あたしを何度も救ってくれた…
  そして、昨夜も。あの時、へっくん以外とだったら、あたしはどうなっていたんだろう。」ビュティが、恥ずかしげに言う。
ビュ「えへへ…部屋、あたしのおしっこで汚しちゃった。一緒に拭こうよ。」ヘ「……あぁ!」

こうして、二人は思わぬ形で、結ばれることになったのであった。
そして、何事も無かったかのように、ボーボボ達と朝食をとり、急いでパンツを洗濯して、リュックに仕舞う。
ヘッポコ丸とビュティは、手を繋ぎながら、ボーボボ達と共に、ホテルを後にしていった


676655:2006/09/15(金) 20:29:15 ID:Fda1w+DA
以上、ヘボタレ失禁パロディですた
まだまだ青いな、こんなんで神にはなれるかこの青二才が!!orz
とりあえず、また何か考え付いたら書いてみます
曖昧すぎるエロパロで荒らしてスマン…
では、これにて
677名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 13:27:40 ID:DzEvG1IS
GJ!!
相変わらずヘタレなへっくんがよかったよ!
678名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 05:25:18 ID:BqfyEaPl
>>646
まだ破ビュを書く気はあるか?
久々に来たもんだから、かなりレス遅れたが・・・
俺は見たいぞ。
679エックス:2006/09/18(月) 13:30:00 ID:bwItUy+y
お疲れ様でした。
ビュティがかわいらしかったです。
へたれなへっくんも。

私も、ヘッポコ丸Xポコミを書いてみようかな。
680名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 11:57:18 ID:njA92yTB
ボーボボ女体化
ボーボボ「ちょw俺女になってるwwww」
首領パッチ「うはwwww題名ヤバスwwww」

ボ○ボー○・ボー○ボ
        〜完〜
681名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 17:56:24 ID:+4VRQgKz
私的にボボビュの神だった10=109タソが消えてもう1年か…
あまりに良くって何度も読み返したよ。
パチビュの続きも気になるけど…これ読んでたら戻ってきてくれ〜  
682名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 21:07:54 ID:PsNcMAGG
絶望的に書くことがねえ。ネタPlease。
683名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 00:43:30 ID:Ye0uF/P7
ヘッポコ丸×レムってどうよ?
邪悪バージョンのレムがへっくんにエロい夢を見せて衰弱させたり
改心したレムが自分の力を役立てようとへっくんにエロい夢を見せて楽しんでいただいたり

…やることはいっしょだが。
684名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 22:58:25 ID:rxLHfiiI
単に願望を吐露すれば、着衣エロが見たい。
ボーボボの膝にビュティがすわって、
一見仲良く話でもしてるようだが、実は服の下で鼻毛が暴れまわってるって感じの。
ビュティが反撃に出ようとしても押さえ込まれて身じろぎすらできないような。
685名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 10:06:07 ID:yNBT31Be
>>684

 ソ レ ダ !
686名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 20:35:56 ID:k5S4sDMF
>>685のメール欄が…
687名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 11:25:51 ID:Z64Ym1cb
ヘッポコ丸×ビュティ待ってるよ〜♪
688名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 17:37:32 ID:ps7j/Dq4
ボーボボ×千代大海とか
689名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 11:18:31 ID:8tvpIBk0
373 名前: ビュティ 投稿日: 06/08/19 00:34 ID:iVM9slFe
じゃあ……モミモミ(下から撫でるようにおっぱいを揉む)
うわぁ…柔らかい……なんてHなおっぱいなんだろう………舐めちゃえペロペロ

374 名前: ポコミ 投稿日: 06/08/19 00:35 ID:wd3CaKnw
>>373
アン!
ダメ・・・乳首たってきちゃう・・・

375 名前: 名無し鼻毛さん 投稿日: 06/08/19 00:36 ID:Q605nHIZ
第2弾情報
『おしゃれ魔女〜パチ美とグリ』
ジャンル:君と嘘を暴くRPG
ハード :PSX(PS2)
発売日 :2006/12/20(予定)
価格  :5980 EURO

376 名前: ビュティ 投稿日: 06/08/19 00:38 ID:iVM9slFe
>>374
乳首がこんなにコリコリしてて…すごい
(両乳首を指でつまむ)
つ、ついでにあたし「のファーストキスも…もらって!
(キスをする)
690名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 13:28:55 ID:naM05DxP
ボーボボ×千代大海
691エックス:2006/10/02(月) 00:49:16 ID:FiIfJI3C
千代大海とは・・・・?
692名無しさん@ピンキー:2006/10/06(金) 21:12:15 ID:xcllSPKK
ほしゅ
693名無し男:2006/10/09(月) 13:34:59 ID:+DJLQF5V
2部のヘッポコ丸×ビュティ キボンヌ
694名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 13:54:43 ID:kYAx3lNc
ヘッポコ丸×ギガ\(^o^)/オワタ
695名無し@ピンキー:2006/10/15(日) 10:28:11 ID:ZPgCoXyZ
ビ:へっくん駄目!こんな所で・・・///
へ:いいじゃねぇか、ばれないって
ビ:で・・でも・・・んっ・・
キスをする
へ:もう・・何も言うな・・
服の上から胸を揉む
ビ:あっ・・・はぁん・・ん・・
696名無しさん@ピンキー:2006/10/15(日) 23:33:01 ID:KPXhzdZ3
GJ…?
697名無しさん@ピンキー:2006/10/16(月) 18:32:30 ID:ZWAbsMjZ
久しぶりに登場したので
破天荒×ビュティを推奨してみる
698名無しさん@ピンキー:2006/10/16(月) 21:53:49 ID:A86WBj3v
じゃあ僕は魚雷先生!
699名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 23:14:46 ID:hY57n/ej
なら俺はボーボボかソフトンかブーブブ(ペニパン着用)から
フェラ指導を受けるビュティを希望する。


あとやっぱり魚雷先生。
700名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 23:26:54 ID:wQaVclqd
ロデオマシン何に使うつもりだろ…
701うゆゆいy:2006/10/20(金) 20:24:36 ID:gSXOTNkk
・・・・・・ オチタ━?━キョロ━(゚∀゚≡゚∀゚)━キョロ━マダ━?
702エックス:2006/10/23(月) 01:31:13 ID:RIVzPafj
お久しぶりです。
では、書きますか。

ボボボーボ・ボーボボ 草原の兄

第一話 再開
「お兄ちゃん、何でポコミに黙って出て行ったの・・・」
清清しい風が吹く草原の中、ポコミは兄を探していた。
周りにはボーボボやビュティもいない。皆は彼女と別行動をとっているようだ。
数時間前、ポコミはボーボボたちに伝えた。
「ボーボボ、私ちょっとトイレに行ってきてもいいかな?」
「・・・・好きにしろ。ただし、俺たちはこのまま行くぜ」
「遅れんなよ!」
そう言うと、トイレに行く振りをして草原へと向かった。
走りながらこう思う。
何故、草原に向かったのか自分にもわからない。
このワクワク感は何なんだろう・・・。
お兄ちゃんに会えるというワクワク感・・・。
草原に着いたものの、居る訳が無かった。
「お兄ちゃん・・・。」
兄が居ないと分かると泣きそうになった。
もし、ボーボボたちの前で泣いていたら、また迷惑をかけてしまう。
皆に・・・・。
もう泣かないと決めたのに、涙かあふれ出て止まらない・・・。
声を殺して涙を流すしかなかった。
それもままならない。
いつのまにか声を出して泣いていた。
脚を崩し、あまりに寂しさに号泣するポコミ。
この寂しさを誰伝えればいい?
どうすれば癒えるのか・・・?
自分でも分からなくなってしまった。
ここにビュティがいてくれたら癒えてもらえる。
しかし、迷惑はもうかけたくない。
自分に戸惑っていた時、大きな木に近くで何かを叩く音がした。
「せいっ!せいっ!せいやぁぁあああ!!」
気合で太い根をへし折った男。
ポコミは、目を擦りそこへと向かった。
距離が近づくたびにお兄ちゃんではないかと思う。
あの髪型、あの声、そしてこの雰囲気。
ポコミと男は、距離が近かったためか、お互いの顏が合った。
「お前は・・・・?」
「お兄ちゃん・・・。」
この出会いがポコミの展開を変える?
703エックス:2006/10/23(月) 01:33:39 ID:RIVzPafj
次からは(いきなり)エロ突入です。
ちなみにこれは、ポコミX??????です。
704名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 23:25:12 ID:em5/ZSeL
705名無しさん@ピンキー:2006/11/03(金) 20:13:24 ID:jwvqwSHp
>>702
終わったの?
706名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 18:04:28 ID:SPauNwmh
執筆中じゃね?
707名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 15:07:22 ID:MEIaR6/L
エックス\(^o^)/オワタ?
708名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 11:48:10 ID:d6Xsn4Ks
チンチロ姫頼む
709名無しさん@ピンキー:2006/11/28(火) 11:11:06 ID:6KBs8LRw
あげ
710名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 10:58:37 ID:DZmxpzgF
保守
711:2006/12/06(水) 16:39:36 ID:gUJ9UfR0
レム×ランバダで
ランバダが真拳使って自分のスティンガーを硬くしてヤルと言うのを
き〜ぼ〜ん〜ぬ〜
(出来れば両思いで)
712名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 20:17:08 ID:fUwjVLMM
713:2006/12/08(金) 16:04:43 ID:0GYl7+qc
私に書けと?
この以前良スレをSS書いて糞スレまで落とした私に?
待ってて今考え中
714:2006/12/12(火) 14:51:00 ID:mu6S5G04
天使待ちしながら保守
715名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 20:39:46 ID:GASn5xix
年末助け合い
716名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 00:04:35 ID:U6nUPZvh
ガンバ
年末助け合い
717名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 17:53:22 ID:pCw+znyh
いろいろ待ちほしゅ
718名無しさん@ピンキー:2006/12/25(月) 22:37:23 ID:IyMfOTlX
誰もいない書くなら今のうち
田楽マンメス前提エロ

ある町のホテルに、ボーボボ達は泊まっていました。
天の助と、首領パッチと、田楽マンは、おんなじ部屋になりました。
三人は一緒にお風呂に入って、同じベットで眠りました。
「きゃー、やっくん、」
首領パッチの目がさめました
大好きな恋人のやっくんを、踏み壊してしまう夢を見たのです。
ふう、夢かとおでこの汗を拭きまして、腕の中のやっくんをぎゅうと抱きしめます。
と、首領パッチは隣で寝ていた田楽マンが居ない事に気が付きました
「あれ、あいつどこいったんだろう」
719名無しさん@ピンキー:2006/12/25(月) 22:47:43 ID:IyMfOTlX
おや、何故かお風呂場の明かりかついています。
「何やってんだ?」
時計の針は、3時ぴったりを指しています
「あいつ子供の癖に夜更かししやがって」
首領パッチときたら、自分は大人のつもりかしら、
説教してやろうと、お風呂場のドアを思い切り開け、
「おいこんな時間に何・・・」
そういいかけたところで首領パッチの言葉は止まってしまいました
バスタブの中に、田楽マンがいたのです。
お股に小さく切った田楽を入れて、顔を真っ赤にしている田楽マンが、
720名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 00:44:51 ID:wkD5/4DS
突然の出来事に声も出ない田楽マンに、
首領パッチは目を丸くして言いました
「お前それどうなってんだ?」
首領パッチは田楽マンのお股をまっすぐ指差しています
田楽マンはやっと状況を飲み込んだらしく、
すぐさま田楽をお股から引っこ抜いて後ろに隠して、
足を閉じて言いました
「な、なんにもしてないのら」
あからさまな嘘をつかれて首領パッチは怒りました
「嘘つけよ」と田楽マンに近づくと足を無理矢理開いて
どんな風になっているのか調べました
721名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 01:29:53 ID:wkD5/4DS
「やだやだ!止めて恥ずかしいのら…」
暴れる田楽マンの手足を掴んで首領パッチはじっと
水に濡れた小さな穴を見つめました
穴、と言うか、これは、割れ目と言ったほうがいいような形
どうもお尻の穴とは違うようです
水みたいなものでぬらぬらと光っているピンク色の割れ目の上に、
小さなボタンみたいなものがありました、
変形ボタンだと思った首領パッチはニコニコと笑いながら
人差し指でぐいと押しました
さあこれで田楽マンが戦車になるはず…ところが
「あんっ」
田楽マンは体をびくっと震わせて小さく叫んだのです
首領パッチはびっくりしました
だって今まで一度も聞いたことのない声が出たんですから
「やだ…触っちゃや…んあっ?」
首領パッチは何度もその小さなボタンを押しました
どうやら田楽マンがふざけて変な声を出しているんだと考えたようです
「やっやんっ触っちゃ…ん…」
722名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 01:53:48 ID:wkD5/4DS
ふいに指が反れて、ボタンの下の割れ目の中に指が入りました。
すると
「ひゃああんっ!」
田楽マンが体をそらせて、大きく叫びました
はあはあと息をしながら泪を流す田楽マンの顔を見て、
首領パッチはますます調子に乗ってしまいます
田楽マンはハジケてこんな風になっているんだと思ったので、
指を一本、二本と入れて、割れ目に何度も入れたり抜いたりしました。
中はお汁でどろどろで、あったかいです
「ああンン…や…おかしくなっちゃうのらあ…」
でも田楽マンはハジケどころではありません。
今まで味わったことの無いくらい気持ち良いのです
誰かに触られるのがこんなに気持ちいいことだなんて、
最初は恥ずかしくてしかたがなかったのに、
いつのまにかどうでもよくなって、自分からお尻を動かしていました。
723名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 02:13:00 ID:wkD5/4DS
今指二本入ってるけど、
もしもっと大きい、これを入れたら、どんな声を出すんだろう?
首領パッチはそう思って指を引き抜いて、後ろから、何か出しました。
田楽マンは涙でいっぱいの目をぱちぱちと瞬かせてから、
それを見ました。
首領パッチが持ってるものは…ネギ、
そう、あの首領パッチソードなんて名前を付けてある、長ネギです。
大きさは首領パッチの指三本くらいあります…
「え…ま、まさか…」
首領パッチは「入るかな〜?入るかな〜?」
何て言って、割れ目にそれをあてがいました。
「や、やだ、そんなおおきいの入んないのら…」
724名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 02:44:22 ID:wkD5/4DS
田楽マンが怖がって泣いても首領パッチはお構いなしです
一度にぐいっと、入りきらなくなるまでネギを入れました
「やあああんー!!」
田楽マンの体が弓のようにしなって、ほとんど悲鳴に近い声がお風呂場に響きます
「こいつおもしれー^^」
ネギが上へ下へ動くと、田楽マンはあまりの気持ちよさと痛みに
めまいを起こしてしまいました。
首領パッチは田楽マンの体のことなんで全く気にかけもしません
このトゲは本当に田楽マンがハジケているんだと思っているんです。
「も…や、イっちゃうのら…っあっ…」
「行くってどこに?」
「いふって…くあっ?んああっ…」
自分のおなかが、中のネギをぎゅううっと締め付けるのを、
田楽マンは感じました。
725名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 03:12:43 ID:wkD5/4DS
ネギが入ったおなかの中から、熱いお汁がいっぱい出てきて、
体の力が抜けていきます。
首領パッチはまだネギを動かしていますが、
当の田楽マンはもう声も出ません。
「ん…もう…おしま…い」
と、途切れ途切れに言うと、
首領パッチは何だ、もう終わりかよといいながらも、ネギを抜き取って、
天の助のぬのハンカチでねぎを拭いてから、お風呂場を出て行きました。
田楽マンを一人残して。
それから首領パッチはあったかいベットの上でやっくんと飽きるまで
またにネギを突っ込む遊びをする夢を見て、幸せでした。
一方イったあとほっとかれた田楽マンは
首領パッチに復讐することを誓うのでした…

おしまい
726名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 17:45:29 ID:8+GpEVj0
GJ!!
なんか語りが絵本風で良かった。
727名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 17:46:04 ID:8+GpEVj0
あげてしまった....
728名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 18:52:51 ID:/gUFx47S
破天荒×魚雷の小説書いたらまずいですか?
729名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 19:06:18 ID:RLn+d+UD
>>728
読んでみたいです!
投下希望!!
730まこ:2006/12/26(火) 21:16:32 ID:/gUFx47S
戦いに一段落ついて、みんなで楽しくキャンプをしている時だった。
いつものように首領パッチが素晴らしいハジケを披露したので破天荒は目を輝かして首領パッチに抱きついた。
「おやび〜〜ん♪♪」
「きゃぁ!破天荒ったら真昼間から何する気?!エッチ!!」
「ちょっと首領パッチくん、エッチっていいすぎだよ!」
ビュティがつっこんだ後も破天荒は首領パッチから離れずに抱きついている。
(本当に破天荒さんって首領パッチくんのこと大好きなんだなぁ……。)
「おふざけ禁止ー!!!」
「ぐばあ!!!」
「真昼間から男を襲うなんてあんたふざけすぎよ!!」
「ぐ、このクソ魚雷!オレとおやびんの邪魔すんじゃねーよ!今日こそぶっ殺してやる!」
「100年早いわー!!!!」
「ぐわぁあ!!!」
魚雷ガールの猛スピードの突進を喰らった破天荒は遠くに飛んでいってしまった。
「破天荒〜〜〜!!!」
首領パッチが泣きながら空に向かって叫んだ。
「破天荒さん大丈夫かな……。」
「でこっぱちが飛んでった方向は迷いの森と呼ばれる所だな。
ぬふふ、今頃迷子になって泣いてるかも♪しかも恐ろしい猛獣がわんさかいるとか♪」
「ちょっと笑い事じゃないよ!どうしようボーボボ、破天荒さんが戻ってこなかったら。」
「気にするなビュティ。あいつは小さい頃から強かったからな。猛獣に襲われても殺られることはない。」
「そうだね、破天荒さん真拳使いだし。」
「ただ、迷子になりやすいけど♪」
ボーボボが舌をちょっと出してかわいこぶってみせた。
「それって結局やばいんじゃん!首領パッチくん破天荒さんの親分ならなんとかしなきゃ!」
「え〜〜面倒くせーなー。あいつなら大丈夫だって。」
「だってよく考えてみたら破天荒さんとはぐれることって結構あったじゃない!」
「わかったわ、あんなんでも私のかわいい生徒!私が探しに行くわ!」
「「「ええ!!?」」」
突然、ずっと腕を組んで黙っていた魚雷ガールが口を開いた。
ビュティ達は魚雷ガールがそう言うと思わなくて驚愕した。
「何よ。文句でもあるわけ?」
「「「いえ!むしろ素晴らしいことだと尊敬しました!」」」
ボーボボ達が口をそろえて言う。
「じゃあ行ってくるわね。」
「魚雷殿、本当に1人で大丈夫なのか?」
「あ……やだ、ソフトン様が心配してくれるだなんて……感激ギョライvv
でも大丈夫ですわ!ソフトン様はキャンプを楽しんでいてください。私にはギョライレーダーもあるので迷う事はまずないんですvv」
「そうか、なら安心だ。でも、念のためこれを持っていきなさい。」
「なんですの?これ?」
「お守りバビロン神だ。」
「やだ、まるでエンゲージリングみたいvvありがとうございます!大切にしますわ♪」
魚雷ガールがそう言うとソフトンは優しい笑顔を向けた。魚雷ガールはその笑顔に胸をときめきさせた。
(やっぱりソフトン様は本当に素敵なヒト……。本当は一緒についてきて欲しいけどやっぱり昔の男と3人だけになるのは気まずいもの……。それにソフトン様に迷惑はかけたくないし……。)
「ソフトン様戻ってきたら結婚しましょうねvv」
「え、ぎょ、魚雷殿……それは……。」
「じゃあ行ってきますわ〜〜vv」
手を大きく振って魚雷ガールは迷いの森へ向かった。
731まこ:2006/12/26(火) 22:16:33 ID:/gUFx47S
一方破天荒は薄暗い森の中をさまよっていた。
「ったくあのギョラ公……。戻ったらぜってーぶっ殺す。」
いつもそう言っているが結局は手も足も出せないままやられるのがオチだった。
「発見!!!!!!!」
「ぐばああ!!!!」
破天荒の背中に急速な勢いで飛んできた魚雷ガールがぶつかった。
「今度は吹っ飛ばなかったわね。」
「またテメーか!!!手加減とか覚えらんねーのかよ!はっ、だからお前はソフトンに相手にされないんだよ。」
「何言ってるのよ。私とソフトン様はさっき結婚を誓ったんだから。ほら、婚約指輪も頂いたんだからv」
魚雷ガールはさっきソフトンに貰ったバビロン神のお守りをみせた。
「ばっかじゃねーの?どうせいつもの妄想だろ?ソフトンが本当に婚約指輪の代わりって言ったのかよ。」
「……なんなの?文句でもあるわけ?」
「つーかちゃんとキスもしたことないくせに結婚なんてふざけすぎだろ。」
破天荒は憫笑した。魚雷ガールはその顔がものすごく不快に感じ破天荒の顔を思いっきり殴った。
「本当アンタってやな奴ね!ソフトン様と私はラブラブなんだからほっといてちょうだい!」
「すぐに手出してきやがって……、テメーみてーな凶暴女誰が好きになるって言うんだ?ぁあ?男はテメーみてーな凶暴女好きになんねーんだよ!」
「私のどこが凶暴だって言うのよ!」
魚雷ガールはそういいながら破天荒に突進しようとした。
だけど破天荒はそれをかわし魚雷ガールの足にロックをかけた。
「ギョラッ!?」
魚雷ガールは突然足が動かなくなったせいでその場に倒れてしまった。
「はっざまーねーな。」
「何すんのよ。」
「ついでに手もロックさせてもらうぜ。」
「ちょっ!やめなさい!」
魚雷ガールは足が動かない事に神経がいっていたので簡単に手をロックされた。
「くっ!!何すんのよ!!」
「今からお前のそのうるさい口をロックしてやるよ。」
「何かっこつけてんの……んっ!?」
破天荒がにやりと笑ったと思ったらなにかが唇に触れた。
それは破天荒の唇で魚雷ガールはびっくりして目を見開いた。
以前好きだった男が目を閉じて自分にキスしていると思うと何故かドキドキしてしまった。
(何ドキドキしてんのよ私ってば!!私にはソフトン様がいるのよ?!こんなこと!!!)
732まこ:2006/12/26(火) 22:38:17 ID:/gUFx47S
唇が解放されると魚雷ガールは破天荒を睨みつけて怒鳴った。
「なんてことすんのよ!このど変態!これって立派な犯罪よ!?」
「ったく、本当に可愛げのない女だな。まぁそんな口叩けないようにしてやるけどな。」
そう言われると魚雷ガールはまんぐり返しの体制にされてしまった。
「きゃぁあ!!何って格好させてんのよ!ぶっ殺すわよ!!」
と怒鳴っても手と足にロックを掛けられてしまっているので破天荒は無視して魚雷ガールの股を開いた。
「確かおやびんはこの辺にあったんだけどな〜……。」
「ちょっと何わけわかんないこと言ってるわけ?!」
「おやびんの生殖器を見つけるのには手間がかかったぜ。こうやって手で探らないとどこが入り口かわかんねーんだ。」
「な、何気持ち悪い事言ってんのよ!!!ギョラッ!!!?」
破天荒は魚雷ガールの足と足の間をまさぐっている。
「変なとこ触ってんじゃないわよ!っはっ!」
「……ちゃんとテメーにもあったみてーだな。生殖器♪」
全身鉄で出来てる体になぜか少しだけやわらかいところがあった。そこを指で押してみると指が少しだけ中に入ったのだった。
すると中からとろっとした紫色の何かが出てきた。
「おもしれー。女のあそこと似てるけどやっぱ何かが違うんだな。」
「そこらへんの女と違うに決まってるでしょ!?なぜなら私は魚雷なんだから!!」
733まこ:2006/12/26(火) 22:58:59 ID:/gUFx47S
なんか魚雷先生ってものすごく動かしにくい……
734まこ:2006/12/26(火) 23:46:06 ID:/gUFx47S
「ふーん。」
そんなことどうでもいいと思いつつ破天荒はその小さな穴に指を一本無理矢理突っ込んだ。
「っあ!!ちょっ……ちょっと!!いっ〜〜〜っ痛いじゃないのよぉっ!!」
「お前の突進の方が痛いんだよ。」
「いいから指抜きなさいよ!!ぁあっ!」
破天荒は中で指を動かしたので魚雷ガールはびっくりして体をくねらせた。
「何感じちゃってんだよ。」
いじわるく言うと魚雷ガールはめずらしく顔を真っ赤にして黙ってしまった。
破天荒はさらに中で指を激しく動かすとどんどん紫色のとろとろした液体が出てきた。
「やっやめなさいよっ!!ぁっっぐ……。」
魚雷ガールは意地でも甘い声を出さないように歯を食いしばった。
破天荒はいつのまにか指を2本に増やしてさらに中をかき回した。
魚雷ガールは目を瞑って耐えていた。
「ギョラ公、気持ちいいんだろ?素直に言った方がオレはかわいいと思うんだけど。」
「誰がっ……くっ気持ちいいなんて言う…もんかっ!このど変態っ……!」
「おい、口開けとけよ。」
「っ!」
さっきと同じように唇が触れ合ったと思ったら舌を無理矢理中にいれてきて魚雷ガールの舌に絡めた。
舌を絡めている間も破天荒の指は中でぐちょぐちょと激しく動いている。
魚雷ガールは意地を張って素直に気持ちいいとは思わないでいた。そのせいか妙に体がむずむずしてしまった。
破天荒の舌は生温かくて、股間で動いている指とは違って優しい物に感じた。
破天荒は空いている手で自分の服を脱いでいった。
一度舌をちゅうっと吸われ、互いの舌は糸を引かせながら離れていった。
「ぎょら……っ……。」
(なんなのよコレ……なんか……力が入らないわ……)
「ふっ、気持ちいいんだろ?」
にやにや笑いながら魚雷ガールの唇を指でたどる。
未だにもう片方の手は股間で激しく動かされている。
そのうちの2本の指は出たり入ったりの繰り返しだった。
「…何……かっこつけてん……あんっ!!!ぐっ……はぁ……っ。」
「何だ今の甘い声は?」
「〜〜〜っなんでもないわよ!!!早く指どけなさいよ!!!」
魚雷ガールは顔を真っ赤にして訴える。
(こんな奴に感じてたまるか!)
「指じゃ足りねーってことか。」
「はぁっ?!」
「舐めてやるよ、このとろとろした紫の液で溢れたここをさ。」
「ちょっと何考えてるのよ!!やめなさいっやめなさいってば!!!」
破天荒はもちろん言う事は聞かず、指を抜き、液で溢れたそれを一舐めすると足の付け根から舐めまわしていった。
735名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 20:11:51 ID:LKY0U845
                 ∧        ∧  マチクタビレタ〜     マチクタビレタ〜
  マチクタビレタ〜       /  ヽ      ./  ヽ      マチクタビレタ〜
                 /   ヽ―――/   ヽ   マチクタビレタ〜  マチクタビレタ〜
    マチクタビレタ〜  /       l___l   \        マチクタビレタ〜
              |      ●  |    |  ●  |  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        へ    |  へ     ヽ   ./     | < ねえ、続きまだぁー?
         \\   \ \\     ヽ/     /   \____________
チン        \\  .> \\          ヽ
   チン      \\/    \\  _      |  マチクタビレタ〜
      \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/  / ̄   ヽ    /   _
        \回回回回回/ ̄ ̄ヽ        / ̄ ̄ /|    マチクタビレタ〜
         \___/      ヽ____/  /  .|         マチクタビレタ〜
                               /    |  マチクタビレタ〜
   __________________/     .|
                             |      |     マチクタビレタ〜
736まこ:2006/12/27(水) 20:22:20 ID:9mrAT0yJ
今からまた続き書きます〜
737名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 20:36:50 ID:LKY0U845
わーいわーい
738まこ:2006/12/27(水) 20:37:24 ID:9mrAT0yJ
「ぎょらぁ……ちょっと……っやだ……っ。」
「だんだん声に勢いがなくなってきてますよ?魚雷ちゃん♪」
「っ!!バカにしないでちょうだいっ!……はぁっくぅ……。」
破天荒の舌が這っていったところが風邪に当たる度にスースーしていた。
魚雷ガールの足には破天荒の唾液が伝っている。
「はぁはぁ……。」
魚雷ガールの目はどんどん虚ろになっていった。
(悔しいけど、すごく気持ちいいわ……コレ………。でも……そんなこと絶対許さないんだから……!だって私にはソフトン様がいるんですものっ!)
破天荒の舌はついに魚雷ガールの生殖器の入り口だと思われる小さい穴についた。
優しくチロチロと舌先だけでそこを触れられる。
魚雷ガールは目をぎゅっと瞑り快楽に耐えていた。
739まこ:2006/12/27(水) 21:09:21 ID:9mrAT0yJ
「気持ちいいなら声出してもいいんだぜ?」
「〜〜っ。」
手が使えないので声が漏れないように必死で歯を食いしばる魚雷ガール。
破天荒の口周りは魚雷ガールの愛液で光っていた。
魚雷ガールはそれを見るだけであそこがずきずきと痛くなっていった。
舌だけじゃなにか物足りない。なにかもっと激しい物が欲しいと心の奥底で願っていた。
「……ぴちゃっ……。」
(……ギョラ公ってこんなにかわいかったっけか……?あんま潤んだ目でこっち見てんじゃねえよ……本気になっちまうじゃねーか。)
「……ギョラッ!!?」
破天荒は舌を離し、魚雷ガールを抱き寄せた。
「何抱きついてるのよっ!エッチ!!」
「今更何言ってんだよ。モノ欲しそうな顔しやがって……。」
「あぁっ!」
破天荒はそのまま魚雷ガールの腰を引き寄せて挿入した。
「いっ痛……何やってんのよ……ばかっ!」
「ギョラ公、あんま力入れんなよ。奥まで入んねーだろ。」
破天荒は魚雷ガールのまぶたにキスをしながら言った。
(鉄で出来てるからこれ以上は広がんねーのか?)
と思いながらも無理矢理ねじ込もうとしている。
中はとろとろした液で溢れていて押し込むたびにじゅぷじゅぷと音を立てた。
その音に魚雷ガールは羞恥心を感じていた。
「ぎょらっ…ぎょらぁ……。」
魚雷ガールの苦しそうな声は破天荒の理性をさらに壊していった。
740まこ:2006/12/27(水) 22:27:34 ID:9mrAT0yJ
魚雷先生は破天荒のことをテメーとかしかいわないので
この後の展開がねた詰まり……
741名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 22:43:53 ID:LKY0U845
首領パッチいれて3pでおk
742まこ:2006/12/27(水) 23:24:46 ID:9mrAT0yJ
二人(?)も人間じゃないキャラでどうやってするんだ〜〜///;;
でもちょっと考えて見ます///ちょっといろいろ妄想してしまった
とりあえずお風呂入ってネタがちょっとでたんで続き書きますね
743名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 23:48:42 ID:LKY0U845
トゲいっぱいあるからいくらでも突っ込めるんじゃない
触手もできるし
744まこ:2006/12/28(木) 00:37:07 ID:vbTyK2t+
ようやく破天荒のモノが魚雷ガールの中に全部入った。
「……ギョラ公……苦しいのか?」
「……っ……。」
魚雷ガールは声も出せないくらい体を硬直させて破天荒の腕のなかで震えていた。
「動くぞ。」
「あぁっ!」
下から激しく突き上げた。
キツイせいもあって上手く出し入れは出来ないが、それでも魚雷ガールは耐えながらも感じていた。
破天荒は魚雷ガールの頬に手を添えて口の中に舌を入れた。
(……もうダメ……ごめんなさいソフトン様……。)
魚雷ガールは破天荒の舌に自分の舌を絡めさせた。
破天荒はそれに驚いて目を開けると魚雷ガールが顔を赤くしながら目を瞑ってそれに応えていた。
(素直になってんじゃねーか……。)
舌を絡めながらさらに腰を激しく振った。
ぬちゃぬちゃと愛液と絡まった音が耳に入る。
魚雷ガールをぎゅっと抱きしめて体制を変えようとした時、魚雷ガールの手がぴくりと動いた。
745名無しさん@ピンキー:2006/12/29(金) 00:14:49 ID:Nsg8m1BU
グレたる…
746名無しさん@ピンキー:2006/12/29(金) 16:40:24 ID:L+s+cu4u
擬人化しないと魚雷ガール初登場時の天の助の反応をしたくなるなぁ
747まこ:2006/12/29(金) 18:21:25 ID:DlqeEg4y
擬人化したほうがよかったですか?
もしかして萎えさせてしまったんでしょうか
すいません……
修行します><。
748名無しさん@ピンキー:2006/12/29(金) 22:40:59 ID:L+s+cu4u
ま、まあこれも愛の形だ……引くことはないさ……

俺は引くが……
749名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 00:13:58 ID:YuWf6PY5
まあ世の中には毎晩毎晩
マキバオーのたれ蔵で抜いてる人もいるんだから
別におかしくはないだろ
750名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 13:22:02 ID:GE3Ep275
わくわくてかてか
751名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 01:17:25 ID:qYOQ/CrU
>>749
流石の俺でもそれは引くわ
752名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 15:44:07 ID:deKgB+nP
流れ豚切って悪いが
雨水×チンチロ姫とかどうよ?
753名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 18:31:48 ID:A71OJRt0
>>751もうちょっとボケてくれたっていいんじゃないっ?
754名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 19:37:33 ID:Smca53kO
なにこの神スレwwwwwwwww
755名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 02:00:50 ID:jSZZHwL4
単行本でポコミに萌えた僕が来ましたよ
ポコミ書きたいけどいまいち設定が読めない…
756名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 16:26:31 ID:gXS7Hk7C
エックス×しんちゃん
757名無しさん@ピンキー:2007/01/11(木) 20:35:04 ID:aXMaXbTt
あq
758名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 00:36:19 ID:SpFV4Xyy
>>752禿同
759名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 11:37:53 ID:bNPpCsqs
天の助ウザイ
760名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 18:48:08 ID:MXT/ye5l
続きまだー?(チンチン
761名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 23:03:24 ID:zH1rBQuW
このスレ初期のボビュティ、
もう二年も前なのか…


あんなに悶えたのは久し振りだった
762名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 00:10:04 ID:5zkzqSXn
あげ
763名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 13:30:16 ID:wv3/2Ofv
>>761
今読み返しても悶える


作者さん帰ってこないかな
764名無しさん@ピンキー
>>758
このスレを見てボーボボを全巻買おうとしてる俺をどうにかしろ

どうにかしてる