「諸君の妄想をぶちまけてくれたまえ。」という趣旨で始まったスレッド「森雪でハァハァ」の書き込みが950を超えました。
爆発前にこの趣旨を続けられるよう新天地をここに用意します。
森雪へのあなたの熱い思いを存分に語って下さい。
2 :
名無しさん@ピンキー:05/03/11 16:38:47 ID:gftxKZ1L
3 :
名無しさん@ピンキー:05/03/11 16:51:42 ID:2ySSVLfr
今だ!3ゲットォォォォォ!!
 ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (´
∧∧ ) (´⌒(´
⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
" ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (´⌒(´⌒;;
ズザーーーーーッ
4 :
名無しさん@ピンキー:05/03/11 16:52:55 ID:xbvEKFHm
今だ!4ゲットォォォォォ!!
 ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (´
∧∧ ) (´⌒(´
⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
" ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (´⌒(´⌒;;
ズザーーーーーッ
5 :
◆oA2BnvugyY :05/03/11 16:58:16 ID:gftxKZ1L
いらっしゃいませ。
最後の方、書き込み沢山させて頂いたので、責任を取って(?)新たな地球を探して参りました。
6 :
碧髪のサーダ:05/03/11 17:18:07 ID:gftxKZ1L
陵辱の日 8
北野は鼻血を吹きながらへなへなとその場に崩れた。
部屋の中からはまだ雪と古野間との、事後の荒い息遣いが漏れて来る。
厭だ。こんなところに居たくない。何とか立ち上がって、洗面所の方へふらふらと歩いて行った。
水を流し放しにして、何度も何度も顔を洗い、そのまま手をついて支えた。
白いシンクに、まだ鼻血が滴る。身じろぎできない。
はあーっ、と、大きな溜息をついて、北野は目を閉じた。
何と言うことだ。あの優しい雪が、清らかな雪が、憧れの雪が、青い肌をした敵の将校に夜毎抱かれていたとは。
そればかりか、自分の一番頼りにしている先輩までが雪と身体を合わせていたとは。
神聖なものを汚されてしまった怒りと哀しさで、北野は胸が潰れてしまったのだった。
涙が溢れた。そして、自分の甘さに激しい後悔の念が湧き上がるのだった。
7 :
碧髪のサーダ:05/03/11 17:21:06 ID:gftxKZ1L
北野が動けないでいると、反対側の出入口に裸足の足音がした。
シャワーブースに入ったようだ。水音が聞こえてきた。
暫くすると微かに呻きが漏れて来た。
「・・・・・・はっ・・・ああん・・・・・・ううあっ・・・・・・」
痛がっているようだ。声の主は雪に違いなかった。
北野の心臓がばくばくと打ち出した。雪さん、具合が悪いのか。
しかし凍りついたように動けない。
その痛みに耐える悲痛なあえぎが、青年には刺激的過ぎた。
「あああああっ!」
どうしよう。北野は何もできない。
しばしののち、深い溜息と共に水音は止んだ。
仕切りにかけたタオルがブースの中に吸い込まれていって、女がそれを巻いて静かに出てきた。
濡れて額に張りついた髪をかき上げたその顔は、雪だった。
二人の視線が合った。北野は目を見開いて、その痛々しい、艶めかしい雪の半裸を見つめた。
肩に残った雫が光り、髪の先からは垂れている。
そして、白い脚の間には薄い血が流れていた。
「北野くん・・・・・・」
以前の雪なら悲鳴を上げて身体を隠すところだったろう。
しかし、今は異性に半裸を見られることにそれほど動じていなかった。
それが何を意味するか、北野にも朧げに察しがついた。
真昼の光が差す朦朧たる湯気の中で、二人はそのまま見詰め合ってしまった。
白いタオルの前を押さえている雪の右手が薄い血の色に染まっていた。
そのせいで、タオルにもうっすらと桃色のしみができていた。
8 :
碧髪のサーダ:05/03/11 17:24:03 ID:gftxKZ1L
「雪さん・・・・・・」
雪の姿は痛々しさが相俟って一層艶やかだった。
「何でもないわ。心配しないで・・・・・・」
雪は、北野に気づかれたことを悟った。
聞き取れぬほどの声でそっと付け足す。
「・・・・・・できる前に堕ろしていただけ・・・・・・」
衝撃で言葉が出てこなかった。
その時、雪がくらりと揺れてくず折れた。
あっと思って北野が雪の身体を受け止めた時に前が外れた。
豊満な胸が露出して北野の視界に飛び込んできた。
その肌が顎に当たってしまった。19年の人生で初めて女の柔肌に触れた瞬間だった。
ぶっ、と、また鼻から血が吹き出した。
「雪さん、しっかりして下さい」
しっかりするべきなのは北野の方だったのだが。
「あ・・・・・・あいては・・・・・・誰です? 古野間隊長なんですね?! そうですね?! 」
北野は鼻血を拭いながら、身体中の血がどくどく流れる音を聞きながら、むきになって詰問してしまった。
9 :
碧髪のサーダ:05/03/11 17:27:25 ID:gftxKZ1L
「私のこと汚いって思ってるんでしょう。でも、駄目なの。
一度知ってしまうともう駄目なのよ。身体が中から疼いて・・・・・・欲しくて・・・・・・」
「やめて下さいっ! 言わないで下さいっ!
僕も、僕だってあなたが好きなんだ。僕はあなたを大事にしたいんだ。
だから古代さんと幸せになってくれれば良かった。それなのに・・・・・・こんな」
「私、捕虜だったのよ。敵の将校の愛人だったのよ。これが戦争なのよ。
人間の歴史の中でどれだけの女がこういう目に遭って来たか・・・・・・
でも私はまだましな方。あのひとは愛してくれたの。あのひとが護ってくれた・・・・・・
あのひと以外には触れられないで済んだのよ。その上生きて帰して貰えた」
「だけど雪さん! よりによってあなたがこんな・・・・・・!」
10 :
碧髪のサーダ:05/03/11 17:30:14 ID:gftxKZ1L
北野は濡れるのも構わず雪を抱き締め、泣いた。
涙と鼻血でぐしょぐしょの顔だった。
男として力不足なのは判っていた。
それでも雪を抱き締めずには居られなかった。
「古野間さんは私が誘ったの。私がいけない女なのよ。古野間さんを責めないで。お願い」
「古代さんはどうなるんです」
雪は震えた。
「・・・・・・古代くんには・・・・・・もう会わないわ」
自分に言い聞かせるように、雪は静かに言った。
「うあああああああっ!!」
北野は構わず号泣した。
雪の濡れた裸体を抱き締めて号泣した。
跪き、剥き出しの下腹に顔を埋めて号泣した。
「お願い。私を批判しないで。こうするしかなかったの。北野くんにもいつか解るわ」
「解りたくなんかありませんっ!! 殺してやるっ!! ぶっ殺してやるっ!!」
北野は濡れ、血まみれになったまま憤然と立ち上がり、走り出て行った。
できたらスレタイはヤマト総合にしておいた方が良かったかな
ローカルルールが改訂されて、キャラ単独のスレが明確に禁止されたから
いいんじゃないか?雪、単独レスの方が。
ピンクのキャラサロンに移転すればいいし。そこは単独OK!
住人もキャラに対して好き、嫌いあるし。(総合にしたら荒れそうだよ。)
なんか、前スレの終盤からすごい展開。
今後も期待してます。
とりあえず即死回避のため進めておきます。
ユキタンのアソコ外側は白くてふっくらしていて綺麗なんだろうなぁ。
たまに間違って行ってしまうアダルトサイトとは違って。
どうてい?
既婚
幼女持ち
30超えればとりあえず安心なんだがなあ>即死判定
ということで保守
素人考えスマソ
わしも北野と同じく世間知らず。
即死があるとは知らなんだ。
「進っ!許してくれっ!!」(by 守)
移動したほうが良ければするよ。
守「進っ! 許してくれっ!!」
進「にいさーん! 雪をかえしてくれーっ!!」
ある日の古代守夫妻の会話。
守「雪、これを持って有人機基地へ行け。進は必ずそこへ行くに違いない」
さて、雪夫人が届けたものとは?
>20
雪をかっさらってイスカンダル残留?
それともスターシャのランチに進を突き落としたか?
スターシアと進ができてしまったらどうなるのか??
進がイスカンダルの王、で、デスラーと今度こそ永遠のライバルに。。。
もうすこし保守
>>19 移動は誘導があってからでも大丈夫じゃないか?
かたぢけない(泣)
さて、いぢわるなまも兄が雪夫人に託して弟に持って行かせたものとは
朝食の(まずい)こおひいdeath。
しかも自分が一口飲んだのの飲み差し。
進にとって雪はもはや義姉であるよ。
炎の有人機基地で感激の再会
兄弟対決リベンジなるか?!
アカデミー賞授賞式をちらっと見たら、
何だかスターシアのに似たようなシルエットの衣裳着た女優が受賞してたぞ。
背中の方ばっかり開いているのだが。
お顔は好みじゃないなあ。
ドメルx雪ってどう?
愛妻家で幸せになりそうな気がする。
ドメルには色気が感じられない。
雪は永遠のセックスシンボル
今日はハァハァなしの野郎ばっかりですらー。スマソ
しかも明日のジョーな展開。お粗末。(平伏)
想像力で補ってくだ犀
陵辱の日 9
古野間は余韻の中で気が抜けて呆けていた。仮眠どころではなくなっていた。
妖艶な雪の裸身がフラッシュバックし、新たな妄想が湧く。
後ろから背中を抱いて雪の見事な山を両手に受け止めたらどうだろうか・・・・・・
雪がそのまま自分の首に片腕を巻きつかせたらどうだろうか・・・・・・
四つん這いにさせて後ろからはどうだろうか・・・・・・
肝心のそこを鑑賞するだけのゆとりが無かったのが惜しいような・・・・・・
久しぶりの女体で、三十男の身体にもスイッチが入ったように目覚めてしまった。
煙草に火を点ける。肺の中を煙で満たすと、少しは落ち着いた。
俺も青二才の頃はびんびんだったよな。抜いても抜いても収まらなかったもんな。
今、雪は目覚めさせられたばかりで身体が急激に変わっているのだろう。
盛りがついたら、辛いのは本当なのだ。古代の代わりに俺が収めてやるしかないか・・・・・・
古野間は後ろめたさを拭い切れなかったが、自分とていつ死ぬか知れないのだ。
ここが戦場である限り、雪にも万一のことが無いとは限らない。
それならば、悔いのないように生きている証を確かめ合っても良いのかも知れない
――いや、そんな考えはただの合理化だろうか?
俺はただあの美人の娘を好きにしてみたい色魔なんだろうか・・・・・・
古野間の頭の中はぐるぐる螺旋を巻いていた。
そこへ血相を変えた水浸しで血まみれの北野が乱入してきた。
扉のところで一瞬仁王立ちになり、古野間をねめつけた。
「隊長っ! よくも雪さんをっ!!」
やべえ、もうばれちまったか。兎も角北野を黙らせねばならなかった。吸い差しを捻り潰す。
「こんなとこで餓鬼みたいにぎゃーぎゃー騒ぐな。
あの娘の遭った酷い目がみんなに知られてもいいのか? 」
「酷い目に遭わせたのは誰ですっ! ぐあああああああーっ!!」
北野は恐れも知らず屈強の古野間に素手で飛びかかって行った。
そのくらい、信頼し、尊敬していた古野間への怒りが凄まじかったのだ。
「隊長は雪さんを愛してるんですかっ! 古代さんより幸せにできるんですかっ! 責任を取れるんですかっ!」
古野間は相手が北野なので手加減して、護りの姿勢だけを取ってやられていた。
「お前なんかに何が解るんだ。なよっちいぼうやはすっこんでろっ」
「なにいっ! 僕だって雪さんが一番大事なんだ! 古代さんが居ない間は僕が護ってあげたかったのに!
あんたみたいな助平親爺が隊長なんて聞いて呆れる。あんたに地球が救えますかっ! 」
流石にむっとした。ス・ケ・ベ・オ・ヤ・ジ、だと?
こんな青二才に女というものが解ってたまるか。手加減するのが馬鹿らしくなった。
「俺はもう知らねえっ。おめえが隊長になれっ。これからはおめえがパルチザンをまとめろっ」
「あーそうしてやりますよ。僕がパルチザンをあんたなんかより立派にまとめて見せますよ。
明日にでも起爆装置を解体して地球を救って見せますよ」
「ほお、頼もしいこった。だが誰のお陰で解体図が手に入ったか、よーく考えるんだな。
口ばっかりぴいぴいうるせんだよおめえはっ!
そんなにあの娘が大事なら何故最初に会った時に無理にでも引き止めなかったんだ!!」
その言葉は北野の痛いところをついたらしく、青年はかっと顔を赤くして細い腕で更に殴りかかってきた。
「くあああああああーっ!!」
だが古野間はその拳が届く前に手加減無しのアッパーカットを入れてしまった。
ぐっ。
北野はこの日三度目の鼻血を吹きながら放物線を描いて飛び、仰向けに床に叩きつけられた。
そのまま気絶してしまった。
皆にはどうにも説明できないような事情で、パルチザンはそのまま北野の指揮下に入った。
地上からでは何としても重核子爆弾に近づけないこれまでを鑑み、北野は作戦を変更した。
地下に穴を掘ることにしたのだ。これは大変時間と労力がかかることだし、反対意見も少なからずあった。
それは北野が若過ぎるために不信感を拭えない比較的古参の隊員たちの波だった。
「何があったんです隊長」
「その隊長ってのもうよせ」
宗像ら空間騎兵隊隊員なら、古野間を隊長と呼び続けても構わない筈なのだが、古野間は神経質なほど拒んだ。
俺はもう疲れたんだよ。この辺で若いのに代わって貰いたくなったんだ。
そう言えば済むことだったのに、古野間は建前でさえ誰にも言わなかった。
自ら北野を公然と新隊長として紹介し、協力してくれるよう口添えしたのだった。
およそ10日後、北野は最後の突入作戦を説明していた。
地道な穴掘りは困難ではあったが、確実に目標に近づいているという手応えがパルチザンの一人一人にあり、士気は高まりを続けた。
「この調子なら、あと3日で重核子爆弾の真下まで掘れます。突入決行は0200時です。
データ解析の結果、起爆装置は高層部の二重扉の奥にあることが判りました。
3組から5組は陽動に回って下さい。技術班を含む1組が解体に向かいます。
2組は援護して下さい。突入直前にもう一度確認しますが、今の段階で何か質問は」
確かに、見事な指揮ぶりだった。
あとはこのまま机上の作戦が実戦に通用するかどうかだ。悪くない。
自分が控えに回ったのは正解だったのかも知れない。
古野間は腕と脚を組んで後ろで聞いていた。
そこへ、雪がそっと指先を伸ばして古野間の肩に触れた。
そのまま指先が厚い胸板をなぞっていくのを、北野は遠くから見逃さなかった。
ぴちゃぴちゃぴちゃ。
倉庫の隅から面妖な音が漏れてくる。時折すすり泣くような女の声も混じる。
規則的ではない。激情に突き動かされるほどのものでもない。
確かに二人の人間が居る気配だが、聞こえるのは女のあえぎだけなのだ。
男は何かほかのことをするのに忙しいようだった。
北野は自分自身の方が激しく欲情しているのに気づいた。
そして、二人のあとをふらふらつけて来たことを今更後悔した。これでは覗きだった。
少年の頃から航海士になりたかった。
宇宙戦士訓練学校には全科目満点で入学した。
今できることを確実に、という思いが、彼を勉強熱心にさせていた。
生徒時代には毎回の試験に備えられるだけの備えをし、規則正しい生活を厳格に守った。
結果、主席で卒業できたが、人として決定的に足りない経験値のまま戦争が始まってしまった。
そのまま異性交遊ができなかった。
学ぶに遅過ぎるということはないものの、いつまでもただ近くて遠い誰かに憧れているだけだった。
39 :
あとは勇気だけだっ:05/03/13 22:32:14 ID:7olTPGKj
妄想が即発されてしまいましたので、書いちゃいました
薄暗い部屋の中、聞こえるのは耳障りじゃないほどにつけられたオーディオから流れる音楽だけ。
雪はソファに座り、ただただ待ち続けた。
いや、待ち続けたのではない。
動けないでいたのだ。
今日の午後、進が宇宙から帰ってきた。
1ヶ月の訓練航海の筈が、イスカンダルに住む2人を救出する、という任務になってしまった前回のヤマトの航海。
その航海が終わったあと、進は太陽系パトロール隊第10パトロール艇の艇長に就任していた。
その初任務から帰ってきたのだ。
今回の人事異動で長官秘書となった雪は午後から休みを取り、進を宇宙港まで迎えに行った。
久しぶりの恋人同士の再会に雪は胸が弾んだ。
ちょっとドライブをして官舎まで戻ってきた。
そう、進と雪はあの白色彗星帝国との戦い以降、一緒に暮らしていた。
元々結婚式まで決まっていた婚約者同志。
同棲というカタチに誰も驚かなかった。
同棲、となれば誰でも2人の関係は親密・・・と想像をする。
だが、実際は2人はそうではなかったのだ。
元々進は宇宙を飛び回るのを仕事にしていたし、雪はずっと両親と暮らしていた。
そんな2人が出逢えるのは進が地球に戻っているときだけ。
そして、雪の両親は外泊を許してはいなかった。
40 :
あとは勇気だけだっ:05/03/13 22:36:14 ID:7olTPGKj
そう、親密になったのはたった1度だけ。
次の航海が終われば結婚式、というとき。
その日は外食を終え、進の官舎でゆっくりとお茶を飲み、リラックスをしたいた。
あと少しで、雪の門限、という頃、日課となっていたように雪を自宅まで送り届けようとした。
その玄関先で、進はいきなり雪を抱きすくめ、その唇に今までに無いほどに強烈に唇を押し付けた。
いきなりの事で、雪は抵抗をする、という事をできなかった。
いや、その口付けは雪の思考回路を麻痺させていった。
雪の身体から力が抜けていった頃、進の手が雪の胸元へと伸びていった。
そして、その胸を服の上からその感触を確かめるかのように動いた。
さすがの雪も、この進の突然の行動には驚いた。
だが、何もすることはできなかった。
進はしばらくすると、雪の身体を解放した。
進の雪を見る眼差しは今まで雪が見たこと無いほど熱く燃えていた。
「この続きは、結婚式が終わってからだな。」
微かに聞こえてきた声に、雪は俯く以外できなかった。
碧髪のサーダ様
ハァハァシーンを書かれなくとも倉庫の中の描写で妄想し、ハァハァしてまつ。
あとは勇気だけだっ 様
どんな展開になるのか?考えただけでハァハァ。
お二人とも楽しませてくれてありがd。
42 :
あとは勇気だけだっ:05/03/14 00:18:14 ID:iOoKdb+Z
雪はソファに座りながら、さっきの進の言葉を思い出していた。
『待ってろよ・・・。』
雪が風呂からあがり、その身体にバスローブを羽織って出てて、入れ違いに進が入ろうとしたときに耳元でささやかれた一言。
そのたった一言が、雪の思考回路を数日前にさかのぼらせていた。
その数日前のひと時。
それは忘れようとしても、忘れられるものではない。
そう、初めて進に肌を許した時のことだ・・・。
進がパトロール艇で発進する前日。
暫く逢えなくなるから、と夕食を食べたあと、久しぶりにいろんな事を話し合った。
逢えない日々の会話を先取りするかのように。
ソファに座った2人の手は硬く結ばれていた。
どのくらい話していたのだろうか。
雪が、時間を告げる時計の音に気がつき、そろそろ寝たほうがいいわね、と風呂へと向かった。
進はその後姿をそのまま見送った。
だが、自分の隣に雪の存在が無くなった途端にいいようのない寂しさに襲われた。
まるで身体が震えだすかのように・・・。
ヤマトがイスカンダルから帰還してもう1ヶ月近くの日々が過ぎようとしていた。
2人はそれぞれ仕事に追われ、ただ家には寝に帰ってくるような日々だった。
元々進はヤマトで士官だったために、官舎も士官クラスなので2LDKと広いつくりの部屋だ。
そのために、進と雪の部屋は別々で何も起こることはなった。
身体が震えだすのを抑えるかのように、進は風呂場へと足を向けた。
43 :
あとは勇気だけだっ:05/03/14 00:21:53 ID:iOoKdb+Z
すみません、少し飛ばしてしまいました。
42の前にコレが入ります。
だが、その結婚式の直前にヤマトは発進してしまった。
多大な犠牲の元、進と雪は地球に帰還した。
しかも、進はデスラー艦との際に負傷した右肩の治療の為に半月程入院を余儀なくされた。
元々、ヤマトは命令違反で飛び立ち、その行動が軍法会議にかけられることになった。
そのため、雪も自宅ではなく進の官舎で、軍の眼が届く所にいなくてはならなくなったのだ。
どうにか軍法会議を切り抜け、ヤマトの発進が決まったときに、雪の両親は諦めたかのように、進との同棲を許したのだ。
44 :
あとは勇気だけだっ:05/03/14 00:27:04 ID:iOoKdb+Z
>41さま
ありがとうございます
ご期待に添えれるように・・・・なるようにがんばります
いいとこなんだけど。。。。
続きは次回?
お早うござい鱒
どうやら即死は免れたようですな。。。
島「ふぅ、寿命が縮まったよ」
あとは勇気だけだっ賛009も好き?
サイボーグアルフォン元祖銀河伝説でひとつ宜しく。
41賛どもども。今度はハァハァ入れまする(平伏)
おおお!! 3/15朝とうとう次作のプロモーションがかかった!!
頭にhつけて飛んでいってくだ歳
ttp://yamato.channel.or.jp/index.html PS2『二重銀河の崩壊』のページへ、そこからプロモーションムービーをクリックしてね。
本土決戦難しそうだぞ。絵は凄く綺麗。古代くんの苦悩する表情が絶品だし。
ほりえもんくらいお金持ちだったら
増永さんをおかかえ絵師にして妄想をアニメーションにしてもらうんだがなあ。
(でもコードに触れまくりで公開できないかも)
「できる前に堕ろす」ってなんですか?
いやーん!! はづかしい(かまと)
最近SSの質、量ともに凄くて嬉しいです。
古代と雪の仲って完璧すぎるぐらいなので雪が他の男とエッチすると
とても興奮します。新作や続き楽しみにしています。
陵辱の日 10
いよいよ明日が突入の日だった。最後の作戦確認で北野が各組の点呼を取る。
「1組、北野以下4名の技術班。2組、古野間以下5名の援護班。3組、・・・・・・」
雪の名は呼ばれなかった。
「以上。突入隊はこれから6時間よく眠って下さい。解散」
当然自分も作戦に参加するものと思っていたのだが、外されてしまった。
女だから足手まといだと北野が思っているわけではない。それは雪にも判った。
だが、そうでないということの方が気を重くさせるのだ。北野の気遣いが重い。鬱陶しい。
雪は、会議が終わってから個人的に質問した。
「納得できないわ。どうして私を外したのか、きちんと説明して」
会議の場で言っても多勢に無勢だ。
この調子ではパルチザンの皆も、雪は後方支援に回るべきだと思っているに違いなかった。
しかし、逆に北野さえ落とせば今の隊長は北野だ。皆も従わざるを得ない。
「雪さん、あなたはここに残って本部を守って下さい」
「だから、何故今更後方なの?」
「それじゃ訊きますが、雪さん、何故そんなに前線へ行きたいんです」
「当然よ。私がデータを手に入れた張本人なのよ」
「駄目です。今回は後方に居て貰います。後方支援も大切な仕事ですよ。
あなたに穴掘りだって本当はさせたくなかったんですからね」
「何言ってるの。古代くんならそんなこと言わないわ。
私たち死線を一緒にくぐって来たのよ。一緒に戦おうって言うに決まってるわ」
北野はぴしゃりと言った。
「隊長命令です。森雪、突入作戦に於いては後方勤務」
雪は弟のように思ってきた後輩から権威を見せつけられて一瞬面喰らった。
だが、これ以上抵抗しても無駄だと悟って、黙ってしまった。
北野は内心勝ち誇った。本当に今度だけは前線に来て欲しくなかったのだ。
重核子爆弾は敵の切り札だ。相手もその場を死守しようと躍起になっている筈だから。
今度こそ貞操どころか命が危なかった。
「解って下さい。お願いします雪さん。僕が、僕自身があなたに生きていて欲しいんです。雪さん・・・・・・」
雪はふっと笑った。
「同じこと・・・・・・言うのね、北野くんも」
「えっ?」
「前にもそう言って下さった人が居たわ」
古野間が、号泣する自分を受け止めてくれた時。
雪は目頭が熱くなって居たたまれなくなり、ドックから通路へと逃げ出してしまった。
やっとその機会を見つけられたと思ったのだ。それが、後輩なんぞに阻まれてしまった。
ここへ帰って来て以来、古野間の視線が熱く自分を追っているのには気づいていた。
古野間だけが雪の処女喪失劇を知っていた。皆には隠し通してくれた。
だから、二人は秘密を共有する一種の共犯だった。
更に古野間との間に、男の劣情を満たす代わりに自分の身体の渇えを潤すという、利害関係の一致をも見出したのだった。
昔はこんなじゃなかった。昔と言っても実際はつい最近までだ。自分が男を知る前まで・・・・・・
人格を手段として考えるなどもってのほかだったのに。
自分が人間としてまで卑しくなってしまったような気がして、雪は更に自己嫌悪に陥るのだった。
北野にも泣かれた。自分を思いやってくれる余り、北野は傷ついたのだ。
アルフォン少尉も、古野間も、皆自分が振り回した。罪深い女。
それなのになお欲情ばかりが身体の中を突き破って出てくる。
今も古代だけを愛しているのに。このアンビバレンツをどうすればいい。死んでしまいたい。
涙が溢れそうだった。一人になるといつもこうだった。
「雪さんっ!」
北野が追いかけて来た。来ないで。私を放っておいて。静かに泣かせて頂戴。
「雪さん待って下さい」
両肩を捉えられた。しなやかな指先だった。駆け足では身軽な北野に追いつかれてしまう。
「私、もう古代くんに会えないの。だから甘えさせて」
雪は震える声で北野に言った。
「私をこのまま死なせて頂戴。少しは役に立って死ねるわ」
「何言ってるんですっ! 雪さん、生き続けなきゃ駄目ですっ!
古代さんだってそれを望んでる。絶対に」
「お願い、私をもう苦しめないで・・・・・・」
雪は顔を背けた。とうとうと流れ始めた涙はもう止まらなかった。
「雪さん・・・・・・」
「私、もう古代くんに会えない・・・・・・こんなになってしまって、もう取り返しがつかないわ」
雪の声は掠れていた。両手で自分の胸を抱き締める。
「厭なの。あのひとに囚われていた時は義務だった。でも、今はそうじゃないの。
私がはしたないの。私が抱かれたがってるのよ。こんなの厭。
だって、だって古代くんだけを愛してるのよ・・・・・・
それなのに男の人の身体が欲しいなんて、恥ずかし過ぎるわ。私は汚いわ」
雪は自分の存在そのものを恥じているのだった。
北野は今初めて雪の視界が見えるような気がした。
自分が愛する人と別離せねばならなかったら、そして自分が辱められたら、やはり死にたくなるのかも知れない。
後ろから肩を捉えられたまま、雪はさめざめと啜り泣く。そのか細い嗚咽だけが空間を支配した。
「・・・・・・判りました。突入作戦では一緒に戦いましょう。
でも、あなたを絶対に死なせたりしません。僕があなたを守り抜いて見せます。
僕のために生きて下さい」
北野は慟哭する雪を抱き締めた。暫くそのまま、温もりを確かめていた。
そして、階段室の扉を背で押し開け、鍵をかけた。震える指先を静かに雪の組まれた手の上に置いた。
雪がもうどんな男をも拒まないことは知っていた。
「綺麗です。あなた、綺麗です。こんなに綺麗なんです。
あなたが汚いんじゃない。あなたが汚いと言うなら僕だって・・・・・・」
いきり立っていた。北野は雪の両手をそっとどけて、その下の胸に改めて置いた。
初めて自分の意思で女の身体に触れた。柔らかい・・・・・・
「あなたに憧れてきました。でも、それだけじゃない。
妄想、してたんです。あなたを。隊員服の下はどうなってるんだろうって。
どんな色をしてるんだろうって」
雪は驚いた。北野くん? 待って。私でいいの? 私が好きなの?
北野にとって、自分が欲望の対象になるなどとは考えてもみなかった。
青年の指先は雪の前をゆっくりと上下してゆく。
「・・・・・・はぁっ・・・・・・」
敏感になってしまった雪はすぐに溜息を漏らした。
その息が前髪を掠めて、北野も更に煽られる。
上着が外れて落ちた。
白いスカーフは解けてしまった。
ブラウスは肌蹴て肘まで下がってしまった。
飾り気の無い白い下着さえ、北野には刺激が強過ぎた。
上気しながらその紐に触れ、一緒に摺り下げる。
滑らかな襟元。むせるような女の匂いがした。そして・・・・・・
「・・・・・・!!」
それらは温かく懐かしいものだった。
柔らかい・・・・・・柔らかい・・・・・・うっとりとその感触に酔う。
初めはおずおずと、次第に大胆に、触れ、掴んでみる。
そっと目を開けると視界いっぱいに雪のうなじがあった。
さらさらと長い髪が揺れている。見え隠れする耳が新鮮だった。
こんなに近くで憧れの女を鑑賞したことなど無かった。
肋骨の合わさるところに緩やかな溝の曲線を描いているのが判った。
そのまま辿ってゆくのは躊躇われた。が、誘惑には勝てない。その下は・・・・・・
目の前にあるのと同じさらさらとした髪の感触!!
「ああっ・・・・・・!」
非常灯だけが点いている薄暗い螺旋の上まで、あえぎ声が響いた。
急激に憧れの人が生々しい対象になった。
「雪さん!!」
駄目だ。やっぱり駄目だ。こんなことしちゃいけない。
もし今満たされてしまったら雪も自分も死んでしまう。何かそれが運命のように思えたのだ。
北野は指先を納めた。肩で息をする。
「・・・・・・ね、この次は僕に最後まで教えて下さい。僕を男にして下さい。
そのために生き抜いて下さい。今はそれだけでいいです。何も考えないで。いいですね」
北野は、荒い息の下から雪に懇願した。
最後まで教えて貰う日が来るかどうかは判らない。
しかし今の自分にはこれで充分だった。
これでいい。万一自分が銃弾に倒れても、雪に抱かれるために意地でも生きたいと思う。
童貞のまま死んでたまるか。
指先に残る生の女の感触が、その先にあるものへの活力を生み出すのだった。
「失礼なことをしてすみませんでした。お休みなさい」
北野は床に落ちた雪の上着を拾い上げ、肩に羽織らせた。
そして、足早に立ち去った。
雪は、呆然と取り残された。
むせるような女の匂い。白い肌。
いい表現ですなあ。
想像しただけでハァハァ。
10歳年上の敵のエリート青年も、無骨な男も、純情青年も虜にしてしまいましたな。
飛んでいきました。
成る程、後ろ姿いいですな。
背中、腰、尻へのラインがそそられなすな。
あとは勇気だけだっ 様
続き腹空かせてまっています。
碧髪のサーダ 様とは別腹。
ユキタンハァハァならいくらでも食える!
どもどもども。ここに置くには刺激が足りないかなあと・・・
刺激インフレだし。でもひとまず蟻が糖茣蓙今酢。
ところで、17日更新のストーリーでは何とアルフォンがカザンに逮捕されることに。
ステージ07だって。さては機密漏洩ばれた? ていうか、それ以前に雪をちゃんと口説いてものにしたのか?!
全年齢対象ということは色々はがゆいものがありまして、お陰で妄想が湧くわけだけど
帝国側は色々と軍の人間関係に政治的問題があったから負けたという教訓にしたいのか?
まあ頭にhつけて飛んでいってくだ祭。
ttp://yamato.channel.or.jp/ps2/story.html
碧髪のサーダ 様
十分刺激的です。
妄想に走ってハァハァしてます。
ハァハァできて尚且つ感動的。
碧髪のサーダ殿。お主、只者ではございませんな?
今日祝(滝汗)。ただのただものです。えろえろなだけ。
お言葉かけて下さると明日への活力。
えろえろはこうして発散すると良かったのかと今頃気づく。
だってフツーのヤマトファンはとってもまぢめで
古代くんと雪以外いやーって言う人が多いでしょ。
結構いぢめられた口です。ここに辿り着いてよかったですらー。
怪しげな「アルフォン少尉の館」建設中。
終わり次第全部納めて開館します。
20禁サイトでよければリンクしてね。
メール下さいまし。(平伏)
フツーのサイトに出入りしていて古代X雪が好きなんだけど
○○X雪 xxX雪 △△X雪も好きなんだよね。
でも言えないしね。
碧髪のサーダ様の作品はエロくて、そして相手の男の優しさ雪に対する想いで
感動も出来るから好きです。
館の完成お待ちしております。
>66
貴族っぽい雰囲気が二人に合っていると思います。
作品がどんどん増えると嬉しいです。
碧髪のサーダ 様
覗いてきました。
いい雰囲気ですな。
ここで軟禁されあんなコトやこんなコトされてしまうのですな。
萌える。
67,68 早々のご訪問有難うございまし田
もうすぐ終わるよ。
陵辱の日 11
0200時。地下から、最後のシャベルがアスファルトを穿ってパルチザンを噴出させる。
陽動隊が三手に分かれて帝国軍の兵を蹴散らし始めた。
ややあってから解体班と援護隊が出てきた。
原始的な梯子を打ち込んで、海賊のように爆弾によじ登ってゆく。
真っ暗だが、爆弾の構造は皆頭に叩き込んである。赤い非常灯だけで充分だった。
デッキまで上れば、後は階段だ。
降り立ったが早いか、レーザーに襲われた。
「やべえ。もう見つかったぞ。急げっ」
古野間隊に援護された解体班は銃弾を受けて次々と刃こぼれしていった。
火力でも防御装備でも向こうが上なのだ。時間が長引くほど不利だった。
「うあっ」
早々に身軽な筈の北野がやられた。
「おい! 大丈夫かっ」
古野間が助け起こすが、脚にべっとりと血糊がついていた。
「生きてます。ううっ・・・・・・でも走れそうにありません。僕がここで追っ手を塞ぎますから起爆装置を。後から行きます」
「わかった。必ず来い。死ぬんじゃねえぞぼうや」
北野の白い歯が闇の中で光った。
援護隊も無傷ではいられない。雪も撃たれたが、すぐ前に古野間が居てくれたお陰でかすり傷で済んだ。
そして、迷路の中を走りに走った。
「よし。ここだ。とうとう辿り着いたぞ」
二重扉の一らしきものは、運の良いことに開いていた。
ところが、左折して乗り込む寸前に雪の目の前で古野間がゆらりと揺れて倒れた。
どうっ。あの、がたいの大きな、無骨な男が動かなくなった。
肩口から大量の血が流れていた。
「古野間さん!! 古野間さん」
その時雪の鼻先をレーザーが掠めた。
「はぅっ!」
雪は飛び退って避ける。あともう少しなのに。
兎も角、ここまで来たのだ。自分だけでも起爆装置に近づかなければ。
古野間の介抱は後だ。
中の様子を窺って用心深く歩を進める。煙が充満していて視界が利かない。
レーザーを撃ってきた射手が居る以上、下手に動けない。冷たい汗が背を伝う。
突然その背に電撃が走った。吃驚。背後でシャッターが閉まったのだ。
まずい。これでは後へ引けない。たった一人になってしまった。
雪は一瞬動揺したが、もとより死に場所を求めての突入だ。すぐに銃を構え直し先を窺う。
人の気配を感じ取り、数発撃つ。しかし、無闇な射撃のこと、当たらない。
・・・・・・靴音がこだまする。言い知れぬ恐怖と戦いながら、雪は物陰に身を潜めた。
血の匂い。硝煙の匂い。白兵戦は生々しい。艦に乗り込むよりも死を身近に感じる。
集中力が途切れそうになった時、また靴音がした。
漸く煙が切れた時、向こうに立っていたのはマントを着た長身の士官だった。
その人影はおもむろにヘルメットを脱いだ。
「!!」
アルフォン少尉だった。
「雪・・・・・・」
懐かしい声。雪は凍りつく。アルフォンに、とうとう会ってしまった。
対峙せねばならない運命なのか。
その時は敵同士だと別れの日に宣言されたが、まさか本当にこんな時が来るとは・・・・・・
「君に会いたかった。雪」
アルフォンは銃を納めて雪に歩み寄る。
「アルフォン少尉!」
「そうだ。私だよ」
アルフォンはこめかみから頬にかけて少しやつれたように見えた。
左手を伸ばすと、雪のヘルメットをはずした。そして、指先で髪を梳いた。
かつて幾度となくベッドの上でそうしたように。
アルフォンは雪の銃もそっと取り上げて脇へ置いた。
そして、動けないでいる雪の前に跪き、その両手の甲に中世騎士のように頬を押し当てた。
「・・・・・・雪・・・・・・君を帰してから私がどんな思いで居たか解らないだろうな。君を離したくない・・・・・・もう・・・・・・」
あえぐように、アルフォンは雪をいとおしんだ。
どうして良いか判らず、戦場の真っ只中で雪はアルフォンのなすがままにされていた。
やがてアルフォンの呼吸が荒くなった。アルフォンは立ち上がって雪の身体の前を探り始めた。
今、ここで?!
この銃弾の飛び交う中で?!
しかし胸元を開くと、もう止まらなかった。
アルフォンは夢中で淡い色に尖り立つものを責めた。
離れていた時間の埋め合わせをするかのようだった。
「駄目ですわ!! こんなところで・・・・・・」
もとより聞く耳など持たない。あの舌が生き物のようにのたうつ。
懐かしい、この感覚。誘惑には雪とて抗えなかった。
アルフォンは短い期間で雪を究極まで仕込んだ男だった。
もう身体が反応していた。
シャッターの向こうではなお銃撃の激しい音が飛び交っている。
いつここに敵とも味方とも入って来るか判らない。
その焦燥感が二人をいやが上にも燃え立たせた。
アルフォンは雪の軍装の下を手荒に剥いて片膝を自分の腕にかけさせ、重核子爆弾の壁に押し付けた。
そして、慌しく彼自身を深く埋めていった。
「・・・・・・あ・・・・・・」
流石に、立ったまま繋がったことは無かった。
その身体は雪が隅々まで知っている、あの初めての男の身体だった。
懐かしさと慈しみの気持ちでいっぱいになる。
私は、このひとと合うわ。これ以上はないと思った。古代はまだ知らない。
しかし古代でさえ、こうはいかないのではないか。彼の場合はそこがまた愛しいのだけれど・・・・・・
アルフォンは規則的に責め始めた。
はあっはっはっはっはっはっあっあっああん・・・・・・
雪がアルフォンの髪に指先を絡めると、アルフォンもあえいだ。
雪は男が快楽に顔を歪めるのを初めて正視した。無防備だった。
厚い胸板の奥からは轟くような歓喜が伝わってきた。
かつて無いほどにそこはこすれ合った。
男の匂いが鼻腔を突き、またどぷどぷと雪の中から溢れる。
その悦びに酔いながら、アルフォンは頬をも女の頬に擦る。
どぷどぷとぷとぷとぷとぷとぷとぷとぷとぷとぷとぷとぷとぷぬちょぬちょぬちょくにくにくにくにくにくにくにくにくに
やがて、至上の悦楽が同時にやってきた。
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
超新星爆発を起こし、二人は戦場の床に崩れた。
もうすぐ終わってしまうのデスカ。
悲しいのう。
やはりアルフォンはこの極上の女を離したくなかったのは当然でしょうな。
最終的にはどうなるのか?
色々妄想してます。
ゲームみたいにエンディングが別れるのはありですか?(ねだってるのではありませぬので、深く考えないでクダサイ)
>74 うてばひびくおへんじmerci.
自分としても実は当初「愛人」で終わっていたわけで、
言うなればフランス映画風悲劇的厭世観的結末。
続きを書くことにして、
アメリカンドリーム的楽天的傾向はこの時点で決まってしまったのデス。
『白鳥の湖』が本来オデットとジークフリートの死=悲劇だったのが、
ソ連政府の干渉で愛の勝利の結末に変えられてしまった例参照(大袈裟スマソ)
どうぞ分岐考えて下さいマシ
考える人の数だけ結末はあるよ。
おっぱじめてしまったヒトとしては、
少なくともエヴァンゲリオンな終わり方をしたらかなり叱られるとわかっておるツモリよ。
N崎さんの大好きだったブレーンストーミングしてみる?
妄想楽しいよね。
(承前)
暫く、そこが爆弾の中だということを忘れた。
何で戦っているのだろう。敵陣と味方とに分かれて、同じ場所を共有して。
こうして愛し合えるのに。
アルフォンは自らを雪から静かに引き抜いた。そして、乱れを直した。
半身だけ起こして雪の背を抱く。
「雪、本当のことを教えてやろう」
アルフォンは頬を雪の剥き出しの胸に押し付けながら語り出した。
「私たちの星の人間は種として衰弱してしまった。
一世紀ほど前から、生まれて間もなく死ぬようになった。
一時は人口が激減し、存亡の危機となった。
そこで、生殖管理は全て政府機関が人工で行うようになったのだ。
ごく短い期間生身でおいたのち、身体を全部作り物の義体にして脳神経と繋ぐ。
そうしなければ死んでしまうのだ。
成体になるまでに二度の交換がある。
遺伝子によって復元されるあるべき成体が、その個体の最終的な義体になる。
その義体化に耐えられない個体は容赦なく切り捨てられる。
だから私たちの星には生きようとする意思の強い個体しか残らないのだ。
時にそれが残忍な戦いを巻き起こしたわけだが・・・・・・」
雪は混乱した。意味がよく解らない。
つまり、アルフォンの身体は作り物だというのか。
それでは、自分を毎夜行かせた、そして今また飛ばせたアルフォンの巨大な根も?
「私たちはその道に優れている。
もはや生殖という機能を負っていないからだ。一種の芸術なのだよ。
男性機能を正常に保つために、人工的に体液が精製されるようにはなっている。
だが、そこに命の種は含まれていない。
君との間に私の後継者ができることはない・・・・・・
君たちの言葉で言う「家族」などという概念は遠い過去の遺物なのだ」
雪は激しく動揺してしまった。
あの絶倫の男の身体は、とても作り物の機械とは思えなかった。
何ということだ。今まで自分の肉体を目覚めさせたのが義体だったとは。
自分の身体が焦がれていたのが義体だったとは。
「そうだ。私の真実は頭だけだ。触れてくれ。
もう一度私の頬に触れてくれ。君の全てに、私の本物の肉体で触れたい。
本物の肉体で君を抱きたかった。愛している。雪」
それほどの悲願があったとは。
彼らの四十万光年という航海と侵略には深い意味があったのだ。
雪は望み通りアルフォンの頬に自分の肌を思う存分感じさせてやった。
広い額に唇を寄せ、指先で輪郭をなぞった。
金髪をかき混ぜるように愛撫する。
高い鼻梁にくちづけ、薄い唇を甘噛みし、瞳の奥底までを見つめた。
アルフォンは恍惚と雪の奉仕を受ける。
「これでいい。さあ、私を撃て」
何を言っているのだ?
アルフォンは放り出した雪の銃を引き寄せて、奉仕していた雪の掌に押し付けた。
「撃たないか。私がこの扉の前に居る以上、君は起爆装置のところに行けない。
君が命がけで私から勝ち取った解体図を生かせないぞ。
私を殺さなければ君たちの目的は全うできない。
君たちには当初の予定通り私たちに献体してもらうことになる」
愛し合ったばかりなのに?! 何故殺さねばならない?!
たった今身体を重ねあったばかりなのに。
アルフォンの激しい精が雪の貪欲な洞窟に納まったばかりだというのに。
その男を殺すのか?
雪は恐怖した。そんなことが今更できるわけが無い。
「雪・・・・・・君が撃たないなら私が君を殺す。私の手で。
私は君を見逃すわけには行かない。
私たちは健全な肉体を欲している。
君を生の肉体で抱くために。
愛しているから君を殺すのだ。私のこの手で・・・・・・
私だけのものになれ。君は私のものだ。今度こそ永遠に」
逆説だった。しかし、アルフォンにはやはりそうする以外にないのだ。
アルフォンは、もはや永遠に雪を生身で抱くことができない。
彼が生き残る時は雪は死んでいる。
雪が生き残る時は彼が死んでいる。
雪は、その熱を帯びたアルフォンの瞳を怖いと思わなかった。
愛しさの炎だけが燃えている。
それは、かつて夜毎に見せたあの真摯な想いだった。
雪にはそれが判った。
彼がゆっくりと自分の首に両手をかけ、次第に絞めつけて来る甘い苦しみだけを感じた。
意識が遠のいていく。
・・・・・・私は、今、死んでゆくのだわ。このひとの、至上の愛に包まれて。
苦しい。息が苦しい。しかし、死は甘やかに迎えてくれる。こんなにも優しく・・・・・・
霞んでゆく視界の中で、アルフォンの瞳が潤んでいるように見えた。
さようなら。さようなら古代くん。
何度も別れを告げた恋人に、今生の別れをもう一度・・・・・・
これで何もかも終わる。穢れた肉体も、悲しみも、何もかも。
ごめんなさい。地球を救えなくて。あなたの生きる世界を守れなくて。
私は罪深い女。私を狂うほどに愛してくれた、このひとの手で死んでゆくわ。
愛するもののためにではなく、私は、私を憎むもののために祈って死んでゆくわ。
せめてそれだけが罪滅ぼし。
あなたのことだから、きっとあなたは人生を自分で切り開いてくれるわ。
私は信じている。
さ よ う な ら
>80
エロ、ストーリー両方とも良かったです。あえいでいたり、もの哀しげな
様子の雪が壷にはまったです。
地球の敵であり故郷の裏切り者であるアルフォンは、追っ手の目を逃れる為に中国の山奥に身を隠す。
一方ユキは古代の元に戻る事も出来ずに防衛軍を退職するのだった。
すべての過去を忘れようと上野動物園の飼育係になったユキの前に、日中友好のシンボルとして檻に入れられた彼が届けられた。
・・・とか・・・ダメ?(そりゃダメでしょう)
>81 (平伏) もそっと続きます。どもども。
>82 ぷぷっ!! 援護射撃ども。お懐かしい。
いっそのことその線で書いてくだ再。
(承前)
その時だった。
凄まじい爆発音と共にシャッターに穴が開いた。迫撃砲だった。
雪は心臓が破れるかと最後の意識で感じた。
その爆音のお陰で正気が戻ってきて激しく咳き込んだ。
アルフォンは雪の首から手を離した。
「まだ死んじゃいないぜ。俺を舐めんな」
鮮やかに半身を血塗られた古野間が、肩に煙を吐く砲口をかかえて大穴の向こうに立っていた。
「よう色男。気の毒だが、その娘はお前さん専用じゃねえ。
その娘のいい人がお前さんの里まで行って元気に戦ってるんだぜ。それに」
古野間はにやりとした。
「俺が埋め合わせをした。お前さんの代わりにな」
アルフォンは古野間の言わんとするところを察して、激しい緑の視線で突き刺した。
素早く立ち上がって銃を抜き、撃つ。
「やめて下さいっ!」
雪は息を整えながらアルフォンの左手に縋って何とか狙いを外した。
そして古野間との間に立ちふさがる。
「そこをどけっ! あんたそいつに躍らされたんだぞ。
いずれにせよそいつを倒さんと起爆装置は解体できねんだ」
その通りだった。雪がどんなに庇ったところで、選択は先ほどと同じことだ。
アルフォンが死ぬか、古野間が死ぬか、二つに一つだった。
起爆装置はこの扉の奥にある。
アルフォンが生きている限り起爆装置のところへは決して行かせてもらえないのだ。
どうする。古野間を見殺しにするのか。全地球人類の運命をも。ありえない。
「さあどけっ!」
どうしたらいい。どうしたらいい。恐慌するばかりだ。
わからない・・・・・・わからない・・・・・・
雪は交互にアルフォンの瞳を見上げ、古野間の怒声を聞いた。
「どかんと起爆装置はぶっ壊せねえぞ。扉を撃つ。そいつもろともだ」
そんな・・・・・・! たとえ自分を殺めようとした者であるにせよ。
雪は咄嗟にアルフォンの前に身体を広げて盾になってしまった。
その姿にアルフォンは深く感慨を覚え、勝ち誇った。恍惚と笑む。
古野間の頭にはかっと血が上った。
「どけいっ! あんたごと撃つぞっ!!」
撃てばいい。
私はこの男に身体を捧げた女。
それしか償いのできない女。
奴隷。
撃てばいい。
「雪さん駄目ですっ!」
突然北野がシャッターの穴を潜り抜け、脚を引きずりながら突進してきて雪に体当たりした。
次の瞬間、迫撃砲が吼えた。
煙と砂塵で爆弾の通路が熱風に洗われた。
耳が聞こえない。
煙の奥で二の扉が粉砕されていた。
長身のアルフォン少尉の姿も跡形無く消えていた。
「・・・・・・」
「雪さんっ! 」
北野は雪を揺すって正気に戻そうとした。
「北野、ほっとけ。お前は起爆装置を解体するんだ。早く行けっ」
古野間は流石に再度の出血に耐えられず、それだけ言うとまた床に倒れ伏した。
北野は今ここまで来られた者が稀少なのに思いを致して、雪を残し奥の院へと入って行った。
辺り一面血で染まっている。
そして、繊細な機械の部品が北野に押し倒された雪の目の前に散らばっていた。
それらは黒く焦げていた。
雪の瞳孔が一気に開く。
「いやあああああああああああああーっ!!」
掠れた叫びが爆弾の通路に反響した・・・・・・
しばらく来ないうちにすごいことにっっっ
>サーダさん
サイトのほうにも早速お邪魔しました。雪さんの運命はこの後どうなるんでしょう ハアハア
体は男たちに好きにされても心は古代くんのもの てなシチュに萌えるのですが
ほかの途中かけの方もがんがって〜明日から頑張って働くエネルギーにさせてもらいます
>86 ご訪問有難うございま舌
昨日の夜中に館の庭にゲームを設置したら、
何にも言わないのに一晩でアクセスが50も!!
びっくりしたー。
トップにカウンターは無粋なので付けないつもりなんだけど
ゲームにははじめから付いていますのよ。すごいなあ。
長いこと読んでくれて、みんなほんとに有難う。
今日で終わりです。
これから暫くはゲームで楽しんでくだ催
それに新しい書き手さんもね。
お後が宜しいようで。
陵辱の日 アポテオーズ
あの後、どこをどう通って帰り着いたのか判らない。
古野間は重傷だったが何とか持ち堪えて北野に支えられ、帰還できた。
苦しい戦いだった。かつて無い奇襲に人口は激減してしまった。
廃墟と化した都市は復興不能とさえ思えた。
それでも、何しろ生き残ることができた。充分だった。
「あんたが古代か」
重核子爆弾の力が萎えてしまった後、占領軍は撤退した。
ひと月。ヤマトが帰ってきた時、古野間は初めて会った青年古代をまじまじと見つめた。
北野とそう変わらない歳の若者だが、深い憂いをその目に宿していた。
大切な仲間をまた亡くしたのだろう。
「あんたの大事なひとに、会うかい」
当然、という顔だったのだが、その問が発されたこと自体何か問題があったのだと悟り、青年は戦慄する。
まさか、雪は死んだのでは・・・・・・?
或いはあの敵の真っ只中に残してきた状況からして相当の辱めを・・・・・・?
胸がざわざわとする。
「正直なところ、今あの娘に会ってもあんたが傷つくだけだと思うが」
「いえ、俺たちはそんな仲じゃありません。
雪を助けられなかったのは俺の責任なんです。
だから、俺どんなことにも耐えます」
古野間は苦い笑みを湛えた。
「それでこそあの娘のいいひとだ。すまん。俺はあんたに借りがあるんだ。
本当はこうして話もできない筈なんだ」
古野間がとりあえず雪の身元を引き受けていたのだった。
――雪は廃人同然になっていた。
「色んなことがあり過ぎたんだ。話、今聞くかい?」
古代は部屋の外から遠目に、横たわる恋人の姿を目にした。
呼吸が速くなり、涙が溢れた。抱き締めたい。ほかならぬ最愛の恋人なのだ。
飛び出してゆこうとする古代を、古野間が引き止めた。
「待ってくれ。まずはあんたが落ち着いてからだ。
あの娘は、そりゃあ酷え目に遭ったんだ・・・・・・
俺が他人事みたいに言える立場でもないんだが」
古代は興奮のうちにも自律しようと務めた。
「・・・・・・女になったんだ」
その言葉を噛み締め、噛み締め、・・・・・・古代の瞳にみるみる怒気の炎が差した。
「暫くこのまま俺が預かってた方がいいと思うが・・・・・・」
古代はそれを聞いて、とんでもない、という顔をした。
「いえ、これ以上あなたのご厚意に甘える訳には行きません。大丈夫です。
必ず元気な雪に戻して見せます」
古代の語気が余りに熱いので、古野間は苦笑した。
「わかったよ。あの娘はやっぱりあんたでなきゃな。
俺は昔のカミサンとやり直してみる。軍を辞めるよ。
これから農園でもやろうと思ってる・・・・・・
長い話はまた今度だ・・・・・・すまん。本当にすまん。
俺で役に立つことがあればいつでも呼んでくれ」
古野間は言葉を濁したように見えたが、静かに古代をその場に残して去った。
部屋の窓から午後の柔らかな光が差していた。
古代は最愛の人のもとへ、高鳴る心臓の音に嬲られながら、歩を踏み出した。
今、古代と雪の遥かな恢復への日々が始まろうとしている。
了
>91
こんばんわ 昨晩の50分の1です これからもよろしくおながいします。
別窓。。。開かないほうが好みかな?モバイル端末で読むとき、別窓式だとうまく飛べないことがあるんす。たくさんの人にアクセスし、私も出先でも最新が読めるとウレスイっす。
雪さんの寝室はアルフォン亡き後の物語なんすね。
容赦ない中傷、噂に苦しめられる雪タン
古代と体で癒しあう雪タン
ああ楽しみ・・・
(そして北野クンの運命わ)
>92 うあお! 有難うございまし多
モバイルでも読めるのかー。
はーびっくりした(byぼくトシちゃん25歳)
背景が立派過ぎて重いので少し変えました。
廃墟素材探してたら凄いのがあって怖くなっちゃった。
(作者が怖くなっててどうする)
あと微妙に変なところ直していきます。
実は2でコピぺ間違ってすっ飛ばしたとこがあるのよ。
ではみなさんおやすみなさーい。
これより深く静かに潜行。ただの名無しに戻ります。
古代くん至上主義の腐女子にいぢめられたらたしけてね(どーやって?)
いや別に古代くんもフツーに好きだよ。でもありほんさん可愛そうでしょ。
碧髪のサーダさん。
お見事でした。
雪の寝室。楽しみにしてますぞ。
ここではもう最後ですな。
一つだけ質問をさせて欲しい。
大変失礼であるが、性別はどちらでありますか?
不愉快に思われたらスルーで。
>94 お早うござい枡
有難うございま詩汰っ!!
ご質問全然不愉快なんかぢゃないですよ。
ていうか、書き手にとって最高の褒め言葉。
ま、ここはひとつアンドロギュノスとゆーことで。
うひゃひゃひゃ(まっお下品ねっ!)
これからも館をご贔屓にー。
柱の陰からこそっと覗いてくれていたそこのアナタっ!
ありほんさんはただの間抜け男ではないんですのよ。
というわけで布教よろしく(新興宗教ぢゃないよ)
あのー碧髪のサーダさん何となくは分かるのですですが、
男性と女性とではこちらのメールの内容や言葉や表現も変えなくては
いけないと思いますので。
教えていただけませんか?
>96
ご本人がアンドロギュノスと仰っているのですから
美輪明宏さんに書くような気持ちで書かれるとよろしいのでわ・・・
>97 んもう! 気にしないー気にしないー気にっしないっ!!
お気遣い有難いんだけど、もうここまでハラを割った皆さんぢゃないデスカ
別に何か失礼かも、とか考えなくていいよ。ほんとに。
昔、朝日ソノラマで「永遠に」のノベライズ本を書いてくれた
ゴーストライターさんの文章が素晴らしかった。。。
あの人は男のヒトなんだろうか、女のヒトなんだろうか、と
やっぱり気になったけどね。余りにも雪の心情がリアルでね。
今読み返したらどうってことないかも知れないけど
心酔する余り出てくる漢字練習帳まで作ったヒトがここにい鱒
「疼く」なんて字学校では教えないよねえ(ぷっ)
あれ書いた方どちら様だか知ってるヒトがいたら教えてね。是非。
でも若サキは好きくないす。ヤマトの真髄をわかっとらん。
ただえろえろなだけぢゃ。
とゆーワケでひとつ宜しく。気にしないー気にしないー気にっしぃないっ!
ありゃマチガイタ
>96 でしたっ! しつれえー。
100 :
名無しさん@ピンキー:2005/03/30(水) 00:12:16 ID:VVNm8Ceu
うーん100げっちゅ
お知恵拝借。
18禁と20禁の違いって何ですか?
ついでに15禁とか12禁とかも教えてくだ最
厳密な定義ってよくわかんないんだけど一読者の立場としての意見
残虐シーンの有無が20禁とか25禁とただのエロ(18禁以下)との境目かな。
強姦とかあったら20禁以上、死体とか血みどろとかあれば25禁以上、とか。
エロでも、愛情があって清純なセックスだったら15禁程度ってかんじ。
碧髪のサーダ様のHP楽しみ。zero様のSSの続きも読みたい!
>102 有難うございまし侘
ぢゃうちはやっぱり20禁でいいんですね。
(怖くて泣きながら書く作者)
>103 ご訪問有難うございま素
まだまだ背景決まらなくて変えてます。
メイキング・オブ・ありほんさんのうちに立ち会っていらっしゃる訳です。
でもためしにgoogleしたら一発で一番上に出てきたよ。ヤタッ
ありほんさんだと洒落にならないと思ってるミナサン長いことすみません弟子他
新しい職人さんどんどん投下して下さ伊
森が切れてきた
だれか森を ハアハア
おやおや、それぢゃまた投下しちゃうよ。読み切りだよん。
第一夜
それは、自ら決めた愛人としての初めての日となった。
何故足の指がこんなに感じるのだろう。
どこがつながっているのかなんて考えたことも無かった。
アルフォンの舌の動きが爪先から脾臓の辺りに響いてきて、そして雪のその部分を熱くする。
先ほど胸に振りまかれた男の白いものは乾いてきて、雪の肌をしっとりと潤していた。
その代わりに今度は雪が濡れそぼってびしょびしょになっている。
アルフォンはただ足指を舐めているだけだというのに。
「はぁ・・・・・・ぁぁぁぁぁぁ」
雪は目を閉じた。古代に対する後ろめたさは拭えない。
けれども、この快感は何物にも替え難いと思ってしまう。
今、もしアルフォンが舌を離したら、言葉にせずともせがんでいたかも知れない。
舌はふくらはぎを伝った。犬に舐められたことくらいならある。
しかし、暗く照明を落とした部屋の中で、次第に舌の主がほかならぬ人間の男だと認識させられる。
金色の髪の房が雪の腰骨の上を円を描いているのが、今や見えるのだ。
その髪の毛は柔らかく、こそばゆく雪の肌に降りかかっていた。
雪は、その金の髪に触れた。しなやかで細かった。
一本一本が雪の指先を歓迎しているようだった。
その感触が指先に快く、雪は自らより大胆に男の髪を撫で回した。
すると、主は煽られて呻いた。
舌先の動きが止まり、一気に雪の上に覆い被さって来た。
雪の脚の間に、熱く重いものが感じられた。
その先端は濡れていて、雪の腿を濡らした。
アルフォンの息遣いが部屋の壁にこだました。
柔らかい穂が雪の中心に触れた時、電撃が走った。
アルフォン自身の呻くのが先だった。
穂先は吸い込まれてゆかないで、暫く割れ目の上を蠢いていた。
雪はアルフォンの肩に手を置いて、その快感に耐えていた。
余りにその快感が強いので、男の肩に爪が喰い込んでしまいそうだった。
「疲れたかい雪」
アルフォンは二度目に果てた後、傍らでぐったりと横たわる雪の髪を撫でながら囁いた。
「君、素質あるぞ。見てごらん、君が私につけた勲章だよ」
アルフォンは自分の肩にできた傷跡を雪に示した。
雪は恥ずかしくて何も言えない。
「このくらいにしておくか。この間が初めてだったしな」
アルフォン自身はまだまだという口調だった。
これから、毎日こんなことが続くのだろうか。流石に、疲れた。
軍属になるためにはそれなりに体力が無ければならないので、雪も例外ではなかったのだが。
その場所の痛みより、今は兎も角眠かった。
アルフォンに帰還を告げること、奉仕すること、愛人になるための全ての儀式が済んで、緊張が緩んだのだ。
もはやアルフォンは自分に暴力を振るったりしないと雪は確信した。
それが、とりあえずの安らかな眠りへと誘うのだった。
「おやすみ」
その深い男の声を、雪は遥か高いところから降ってくる淡雪のように朧に聞いた。
眠い。もう、どうなってもいい。今はただ寝かせて欲しい・・・・・・
109 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/02(土) 19:02:27 ID:XZr7jZsM
∩
( ⌒) ∩_ _
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./ /" / /" .
_n グッジョブ!! ./ /_、_ / ノ'
( l _、_ / / ,_ノ` )/ /_、_ グッジョブ!!
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ヽ___ ̄ ̄ ノ ヽ |  ̄ \ ( E)
/ / \ ヽフ / ヽ ヽ_//
増長してスマソ
第二夜
雪は、与えられた沢山の寝間の衣服の中から淡い桃色の薄衣を選んだ。
男は大抵この色が好きだ。ふんわりとしたものに安らぎを見出すのだろうか。
踝に香水を少しだけ馴染ませ、髪をよく梳かして、男の帰りを待っていた。
これが、これからの私の仕事。恩人に対して最大限の奉仕をするのだ。
出来る限り身綺麗にして、アルフォンに安らぎを与えるのだ。
たとえ彼の仕事が地球人の討伐であるにせよ。彼からは充分な報酬を貰った。
彼が生きている限り代償を支払うべきだった。
ホールから物音がした。帰ってきたようだわ・・・・・・雪は今夜も覚悟を決める。
アルフォンが寛ぐまで、まだ時間がある。
雪は冷たい水を少しだけ飲んで緊張で乾いてくる喉を潤した。
アルフォンは部屋に入ってくるなり、目を細めた。
「綺麗だよ雪」
暫くその場に立ったままベッドに座っている雪を鑑賞する。
明るい中で見られることに慣れていない雪は恥じらって目を伏せた。
それでも、自分のために支度をしたのだという満足がアルフォンに照明を落とさせなかった。
「もっとよく私に見せてくれたまえよ」
漸くベッドまで歩み寄る。そして、唇の先だけで雪の首筋に触れた。
雪の右手に自分の左手を絡ませて、その掌を温める。
そして、そのまま親指が雪の掌の中心を押した。
視線が容赦なく雪を撫で回している。私、何か変かしら。
アルフォンとは視線を合わせられない。
「私の方を見てくれないのかい雪」
雪が恥じらっているのを知っているくせに、アルフォンは視線で責めるのをやめない。
「あの・・・・・・明る過ぎて」
そのくらいは許して欲しい。
アルフォンは恥らう雪の様子がまた堪らないという風で、何もせず、微笑を湛えて雪を鑑賞していた。
そして、もう一度襟元に唇を触れると、やっと明かりを落としてくれた。
全てではない。カーテンを奔放に開けた。十六夜の月だった。
アルフォンは月明かりだけを浴びる雪の姿を、再び鑑賞する。
これが自分の愛人なのだと認識して、彼は悦びに酔っているのだった。
そしておもむろに雪に手をかける。
薄衣の上から、雪の腕をゆっくり伝い、腿に置き、そのまま優しく押し倒した。
雪の髪の毛がベッドに扇のように広がる。今日も最後まで相手が務まるのか?
雪はされるがままになっていた。
アルフォンは下着の脇から指先でいきなりその部分に潜り込み、刺激した。
「はぅっ!」
まだ何もしていないのに、ぬめっていた。
細かい襞の間をゆっくりと上下する。
それだけで海老反りになってしまう。
その背を太い右腕に受け止めて、脚を開かせて行った。
アルフォン自身は軍装を解かなかった。雪が感じている様子を鑑賞していた。
やがて左手の中指がそこへ吸い込まれてゆくと、雪は今度こそ叫んでしまった。
腰を捩って愛撫を受ける。
「それでいい。感じるままにしていいんだよ雪」
雪は内側からの優しい愛撫に陶然としていた。
蜜の溢れてくるのが自分で感じられる。こんな指があるなんて・・・・・・
それは、かつて自分の顎を捉えて強引に上向かせた指。
後ろ手に縛り上げて手首に痣を作った指。
しかし、こんなにも優しく、身体の中心を弄ぶこともできるのだ。
「んんっ!」
雪は全身に汗をかいていた。汗からは、香水の香だけではなく、女の匂いがした。
えっどうすりゃいいの盛れたち・・・
しかし、今まで見つからなかったのはお目こぼし?
さあみんな、移動しよう。
118 :
まってるよ:2005/04/23(土) 18:18:19 ID:qdSr6Ss/
保守します、
119 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 16:24:53 ID:B72LUc+C
つーか、ここは「松本零士作品総合スレ」じゃなかったのか。
きた事なかったから知らんかったが。
総合だけど雪たん萌が集まってるんだろ
単独派もいた。ただ過疎でたいして議論にもならなかったよーな
萌え〜
地球の恩人、偉大な女王スターシャ萌えの御仁はおられぬか
守にはもったいない、地球人ならまだ藪のほうが面白そうだ
123 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 07:46:08 ID:OoXafgR3
★
124 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 12:24:15 ID:Mc8gSNyg
誰か土門×澪か南部×澪っている?
友人からは主役カップルのソックリさん同士くっつけても不毛だと言われてしもうた…
125 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 22:19:51 ID:wAafmKy+
ゲーム版の雪タンは乳デカイ
取り合えず上げてみる。
127 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/24(土) 03:55:12 ID:RP0Kbnh8
どこかに森雪の18禁SS掲載しているWebサイトはないですかね。
あまりハードなのは見たこと無いな。
ヤマトのサイトって朝チュンというか、細かい描写が無いとこが多い気がする。
18禁かどうか微妙だけど比較的エロい所は『古代○○○○○○○○』かな。
(名前を出して良いのか迷ったのでサイト名の頭だけ書いてみたけど無意味かも)
ここなら探し易いと思うし・・・SSのエロさが判るようになってる親切設計だ。
他は思い浮かばないな。
昔のぞいていたサイト。そこの名前も忘れちまった
純愛ものばっかだった
あと馬○琴の書○とかにあった記憶が