【グラフティ】センチシリーズ総合3【ジャーニー】

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1名無しさん@ピンキー
センチ、センチ2、ジャーニー、プレリュードといったゲーム、
アニメ版ジャーニーやドラマCD、小説などのエロパロを書くスレです。
エロ妄想や萌え語りの雑談も大歓迎!

過去スレ等は>>2
2名無しさん@ピンキー:05/02/20 22:05:35 ID:sRrj09PF
前スレ
【グラフティ】センチシリーズ総合2【ジャーニー】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1103375977/


過去スレ
【グラフティ】センチシリーズ総合【ジャーニー】
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1090929142/
(未html化ですがttp://eroparo4.e-city.tv/1090929142.htmlで読めます

【せつなさ】センチメンタルグラフティ【復活祭!】
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1052/10528/1052814822.html
3名無しさん@ピンキー:05/02/20 22:20:02 ID:kzL8KIJC
よっしゃあ!!!!保守ネタ

濡流報(ぬるぽ)』

殷の時代、中国では、しばしば日照りが横行し、
そのたびに人々は甲骨を用いた占いで天候の行方を占ったといわれている。
この占いの結果、出された雨の知らせが、濡流報であった。
濡流報は、日照りで苦しむ農民達に歓迎され、農民達は、祝福の意味を込めて、
「賀(が)」と言って、濡流報を伝える者をもてはやしたという。
「濡流報」「賀」のやり取りは、初めは言葉だけのやり取りであったが、やがて杖や棒を用いて、
相手の頭をなでる行為が加わり慣習化した。
後の三国時代には、連弩の技術を応用した自動式の賀装置も作られている。

なお、現代の「ぬるぽ」「ガッ」のやり取りは、いうまでもなく、濡流報が元になっており、
棒のようなもので相手を殴るという、一見粗暴な行為に変化しつつも、
祝福と感謝、五穀豊穣の願いが込められていることを我々は忘れてはならないだろう。

民明書房刊『知られざる甲骨文字発祥の歴史』より
4名無しさん@ピンキー:05/02/20 22:46:13 ID:uhjDi19Q
保守
5名無しさん@ピンキー:05/02/20 23:04:14 ID:Q/qKiFgq
6名無しさん@ピンキー:05/02/21 00:29:24 ID:vUjW2WWt
>>1


> ドラマCDのエロパロ
・・・10だと主人公いなくなっちゃうぞ(w
7名無しさん@ピンキー:05/02/22 01:13:28 ID:iEpTkLez
保守
8名無しさん@ピンキー:05/02/22 01:29:06 ID:mRifH7vq
>>1乙、そして前スレのまとめ貼ってくれた人も乙。

新スレでは、前スレで誰も書いてくれなかった妙子とるりかのエロキボン
9名無しさん@ピンキー:05/02/22 12:09:23 ID:TpRVcvcu
>>8
過去スレでSSが書かれたヒロイン

0 1 2 計
ほのか0 2 2 4
妙子0 2 0 2
えみる0 1 3 4
明日香0 2 2 4
美由紀0 2 1 3
るりか0 1 0 1
若菜1 3 5 9
夏穂0 3 1 4
真奈美0 1 2 3
優0 2 1 3
千恵0 1 2 3
晶0 4 2 6

人気があるAやBが多いのは判る。しかし
人気がないCやDが多いのは理解できない。
るりか書いてくれ、るりか!
10名無しさん@ピンキー:05/02/22 12:12:02 ID:TpRVcvcu
ずれたorz

       0 1 2 計
ほのか   0 2 2 4
妙子    0 2 0 2
えみる   0 1 3 4
明日香   0 2 2 4
美由紀   0 2 1 3
るりか   0 1 0 1
若菜    1 3 5 9
夏穂    0 3 1 4
真奈美   0 1 2 3
優      0 2 1 3
千恵    0 1 2 3
晶      0 4 2 6
11名無しさん@ピンキー:05/02/22 12:21:25 ID:Fi6jXnGH
初めて来たんだけどこのスレいいね
主人公とヒロイン以外の、いわゆる寝取られでも荒れないし
純愛ラブラブ和姦じゃなくてもマターリしてる

即死回避に協力させてもらいますわ
1269 ◆49EtSB976. :05/02/23 05:28:08 ID:ztXHdPPQ
新スレおめでとうございます。保守代わりに一本投下します。

るりかのSSです。
最初に考えていたのとはまったく違う展開ですが、とりあえず即死回避ということで。
一応オフィシャルの「バスタオル一枚で冷蔵庫」イラストからの発想です。
1369 ◆49EtSB976. :05/02/23 05:28:52 ID:ztXHdPPQ
 上気したるりかがバスタオルを巻いただけの姿で
「ふぅー」
 とため息をつきながら部屋に戻ってくる。

 僕たちはるりかの部屋にいた。
 高校卒業を機に本格的に付き合いはじめて4ヶ月が過ぎていた。
 清泉女子短大に入学したるりかは上京、今は東京に一人で住んでいる。
 るりかがこっちに来てからは僕たちは毎日のようにデートしていた。
 そして今日、ついに僕たちは結ばれようとしている。

「あはは、なんか緊張するね。……そうだ、何か飲む?」
 そう言いながらるりかが冷蔵庫を覗きこむ。
「るりか」
 僕のかけた声にるりかの細い肩がビクッと震える。
 そしてベッドに腰かけている僕を見やり、目が合うと恥ずかしそうに視線を横に逸らした。
「るりか」
 もう一度呼ぶ。
「電気……消していい?」
「あぁ……うん」

 部屋の明かりが消される。
 目が闇に慣れていないためか、おぼろげにるりかの存在がわかる程度で不安になる。
「るりか、こっち……」
「え?」
「こっち、おいでよ」
「……うん」
 闇の中に甘い髪の香りが漂う。
「あはっ」
 照れたような小さな声がしてベッドに重みが加わった。
 そしてぬくもりが、快い重みが僕に寄りかかってくる。
 僕は少しの間、無言でその体温を感じていた。
1469 ◆49EtSB976. :05/02/23 05:29:33 ID:ztXHdPPQ
「……ねぇ」
 黙ってしまった僕に不安を感じたのか、るりかが言った。
「……な、なんだか照れくさいな」
「うん……」
「あ、あのさぁ、僕、こういうの初めてで……」
 自分でも情けないほど声がかすれている。
「あは……慣れてない感じだもんね、見ればわかるよ……そういう私も初めてだし」
「……うん。ありがとうるりか」
「えっ? なにが?」
「僕を初めての相手に選んでくれて」
 そう言いながらるりかの顔を見る。
 少しずつ目が慣れてきたのか、今はるりかの表情が読み取れる。
 るりかはあわてたように僕から目を逸らした。
 そっとるりかの肩に手を回して抱き寄せると、その体がビクッと震える。
 僕同様、るりかも緊張していると思うといくらか安心できた。
「るりか……」
 つややかなるりかの唇が何かを言いかけるように動いた。
 僕は目を閉じると、自分の唇をるりかにそっと重ねた。

「んっ……」
 やわらかな唇。ぬくもり。熱い吐息……。
 これまで何度もキスをしているのに、まるで初めてのように気持ちが昂ぶる。
 ゆっくりとるりかの唇を割り、舌を口内にすべり込ませる。
「んっ!」
 るりかは少し驚いたように鼻を鳴らした。
 それでも自分から求めるように僕に舌を絡めると、お互いの口腔を愛撫しあう。
 唇を軽く噛んでしごくように摩擦する。とがらせた舌先で上あごをなでるようにすべらせる。
 歯の裏や舌の下といったもっとも感じやすい部分でじらすように舌を這いまわらせる。
 舌を強く吸い、唾液をすすりあう。
 ……キスだけで達してしまいそうな快感が僕の背すじを駆け抜けた。
1569 ◆49EtSB976. :05/02/23 05:30:15 ID:ztXHdPPQ
 空いている手でバスタオルの上からるりかの胸に触れた。
 と、絡みあっていたるりかの舌が一瞬止まる。
「はぁん……」
 唇が離れる。
「……いや?」
「……ううん」
 るりかは小さく首を横に振ると、胸の上にある僕の手に自分の手を重ねてきた。
「さわられたことなかったから、すこし……びっくりしただけ」

 るりかの手を乗せたまま、僕の手はふくらみをまさぐりはじめる。
 やわらかいるりかの胸の感触の中に、ひときわ目立つ突起があった。
「んっ……はぁ……」
 そこに触れた途端、るりかの口から小さな喘ぎが洩れる。
 ピクン、と小さく震えたるりかが僕の手を押さえていた手を離してしまう。
「んっ……んん……」
「るりか?」
「なんか……恥ずかしい。ん……」
「かわいいよ、るりか……」
 そのままバスタオル越しにわかるほど固くなったるりかの乳首を中心に円を描くように刺激する。
 そしてもっとるりかを感じたくなった僕が体の向きを変えると、抱きかかえるような体勢になった。
「あっ……」
 勃起がるりかの肌に触れた。それを感じ取ったるりかが小さく声を上げる。
 僕は勃起を押し付けるように腰を揺すりながらなおも胸をまさぐった。
「ん……ぁ……」
 るりかが唇のすき間から切なげな吐息を洩らす。

「るりか……僕のもさわって……」
 その言葉に答えるかのように、るりかがおそるおそる僕のモノに手を伸ばしてきた。
「うっ!」
 ただ触れるだけの愛撫……。
 それだけなのに、僕の股間から脳天に向かって電気が流れるような感覚が走る。
1669 ◆49EtSB976. :05/02/23 05:31:02 ID:ztXHdPPQ
「はぁ……」
 再び僕はるりかのキスしながら小ぶりだけど形のいい胸を包みこむように愛撫する。
「んんぅ、はぁんっ……はぁぁん」
 愛撫する手から伝わる激しい鼓動。
 僕の気持ちが加速するのに比例して、やわらかな胸に対する愛撫も大胆さを増した。
「あぁん……はぁぁん……ね、ねぇ……」
 その動きに合わせるように、るりかもまた僕のモノを遠慮がちにさわる。
 るりかの手の震えがそのまま快感として僕の脳髄を刺激した。
「あぁ、だめ……そんなことしたら……」
 股間の快感に耐え、執拗に胸を攻める僕にるりかはたまらず僕の手を制止しようとする。
 だけども僕はそんなことお構いなしにるりかの乳首と乳房全体をキュッキュッと刺激する。
「あぁぁぁんっ! お願い……もっと、もっと優しく……」
「あ、ごめん……痛かった?」
「……う、ううん……ただ、ちょっと変になっちゃいそうで……」
「るりかの変になるとこ見たいな……ねぇ、下……さわるよ?」
 るりかは何も言わず、恥ずかしそうに
こくん
 と小さくうなずく。

 ひざから太ももへとなぞるように指をすべらせる。
「う…ん……」
 少しくすぐったそうな吐息をもらす。
 けれどもその吐息はすぐに熱を持ち、足への愛撫を正直に受け止める。
 僕の手は太ももの内側を静かに這い上がる。
 やがてバスタオルで隠されているるりかの恥ずかしい部分に手がふれた。
「んん……ん……」
 るりかがあえぐ。
 バスタオルに隠されていて中は見えない。
 それでも手の感触で柔らかさ、熱、そしてとめどなくあふれるるりかの液を感じることができた。
 るりかから流れ出るヌルヌルの液はすでにタオルの一部分にしみを作るほどだった。
「恥ずかしいよぉ……」
 泣きそうな声でるりかが言った。
1769 ◆49EtSB976. :05/02/23 05:31:52 ID:ztXHdPPQ
 るりかの股間に置かれた僕の指は、陰毛が生えているところを優しくなでまわす。
「んっ……んんっ」
 さわさわと柔らかい恥毛が僕の指に触れては絡まり、そして離れていく。
 恥丘あたりの肉はぷにぷにとしており、少しだけ盛り上がっていた。
 その下は左右からの肉がはさみこむような形で割れ目を形づくっている。
 指先を割れ目のまわりに這わせ、るりかの性器の形を確かめるようになでまわす。
「はぅっ……あぁ、あぁんっ!」
 るりかのそこは意外にこじんまりとした感じで、中心部分は割れ目の奥に隠されたままだった。
「いや……ぁ」
 中指の腹を割れ目のほうに向け、ゆっくりとその肉の間にうずめていく。
くちゅ、ちゅぷ……
 液体の混ざるいやらしい音を立て、僕の指はどんどんるりかの中にうずもれていった。
「あぁぁぁっ!」

ちゅぷっ くちゅっ ぬちゅっ…………
 小陰唇にはさまれた指をそのまま前後に行ったり来たりさせる。
「あぁぁぁっ! はっはぅぅ……」
「るりかってこんないやらしい声出すんだ……」
 初めて聞くるりかの淫らな声に興奮しきった僕が思わずそんなことを口走った。
「もぅっ! そんなこと……してるときに……言っちゃやだ……ああっ!」

 指の先端部分を恥丘のほうにずらすと、そこにあったなにやらコリッとする突起物に押しつける。
「あ、あぁっ! ……そ、そこ……あぁぁん」
「え?」
「そ、そこ……いちばん感じるの……」
 どうやらるりかは自分がもっとも気持ちよくなれる場所を充分理解しているようだった。
 初めて女体に触れるため、まだまだ扱いに慣れていない僕。
 そんな僕をるりかが導いてくれるのはとてもありがたかった。
「ここがいいんだ……」
「う、うん……」
1869 ◆49EtSB976. :05/02/23 05:32:47 ID:ztXHdPPQ
 その突起を中心に、るりかの女性の部分を執拗なまでに攻めた。
 充分すぎるほどに濡れているるりかの膣穴はスムーズに僕の指を受け入れる。
 少し力を入れると、ちゅるんっ、とるりかの中心をこすりあげるような感じになる。
 続いてこんこんと湧く淫らな液体を指にまとわせて肉芽を揉むように圧迫する。
「ひゃんっ! ひんっ……ひゃうっ!」
 そのたびにるりかはあられもない声を上げた。
 首を反らせ、のけぞるようにビクビクと身を震わせる。
「ああっ! ふあっ! はぁっ、あっ!」
 僕の指の動きに合わせてるりかの悶える姿も激しくなる。
「だ、だめっ……ああっ! そこばっかり……あぁっ」
 やはりここが一番感じるのだろうか?
 るりかはもう耐え切れなくなったのか、甲高い声を上げて僕に訴える。
「あぁぁっ! だめっ……イッちゃうよぉ……」
「えっ?」
 一瞬手を止めた。ちょうどそのとき、僕の指の腹がるりかの肉突起を強く押し込んだ形になった。
「あ、だめっ……っ! あああぁぁぁぁっ!」
 僕のモノに絡めた指を強く握りしめたまま、ビクンビクンとるりかの体は痙攣した。
 るりかの指に強く握られ、根元までまわりの皮を押し下げられたその瞬間、僕も限界を迎えた。
「っっ!」
どくっ! びゅびゅっ! びゅるっ!………
 ……るりかの手に握られたまま、白濁が宙を舞った。

「あぁぁぁ……はぁ、はぁ……」
「るり……か?」
 射精の余韻から冷静を取り戻した僕が聞く。
 指による愛撫で絶頂を迎えたるりかは、力なくその体を僕に預けている。
 るりかの首筋を流れる粒状の汗……。肩が上下し、
「はぁはぁ」
 と、まるで全力疾走でもしたかのような息遣い。
「るりか、イッちゃったの?」
「……うん」
1969 ◆49EtSB976. :05/02/23 05:33:44 ID:ztXHdPPQ
 ゆっくりるりかの股間から指を引き抜くと、
ちゅぽん……
 という音とともに、糸を引きながらふやけた指が姿を現わした。

「るりか……」
「はぁ、はぁ、恥ずかしい……」
 そのうっとりとした眼差しと、薄紅色に染まった頬は僕にさらなる欲望をもたらした。
「るりか……るりかのこと、もっとよく見たい……」
「……え?」
 僕はベッドからゆっくりと降り、るりかの正面に来るように座る。
「るりか……前、はずすね」
「うぅ……ちょっと恥ずかしいよぉ……」
 るりかはわずかに抵抗した。
 それにかまわず、僕はるりかのバスタオルの結び目をはずすと股間に顔を近づける。
「あっ! やっ! ちょ、いや……み、見ないで……」
 るりかは両手で恥ずかしい場所を隠し足を閉じようとする。
「……いや?」
「………」
 るりかはもじもじとしながら、これ以上ないほどに顔を赤く染める。
 そして決心がついたのか、僕の顔を見ないようにしてゆっくりとその足を開いていった。
「……ううん、してほしい……でも、恥ずかしい……」

 汗ばんだ内ももに舌を這わせ、キスマークが付くほど強く吸った。
「……くすぐったいよぉ」
 内ももを舌で愛撫しながら、るりかが手で隠しているところへ顔を近づけていった。
「るりか……手、どかして……」
 るりかは僕に促され、恥ずかしそうに手をどけた。
「……こ、こう?」
 部屋に明かりはなかったが、窓から差し込む外のボーっとした明かりがあった。
 それと目が暗闇になれたせいもあってか、るりかのアソコがはっきりとわかる。
「……もう……恥ずかしい……」
2069 ◆49EtSB976. :05/02/23 05:34:38 ID:ztXHdPPQ
 閉じられた部分からあふれているるりかの愛液。
 それは部屋のわずかな光を反射しテラテラと輝いている。
 この形をどう形容すればいいのだろう?
 とにかく、るりかの女性器は薄いピンク色と肌色の混じったとても綺麗な色合いを見せていた。

 ゆっくりとるりかの足の間に顔を埋め、びしょびしょに濡れたそこにキスをする。
 ……さっきシャワーを浴びたときに使った石鹸の匂いがする。
「ああっ……そんなところ……」
 石鹸の香りのするえっちな液を舌ですくい取る。
 そして下から上へ、るりかのオンナの部分を丹念に舐め上げた。
「ああっ! ぁ……」
 ちゅるるっと音を立て、淫液が僕の口の中にすべり込む。
 口の中がるりかの液でぬめる。るりかの味と香りが広がる。
「ああ……あっ……あぁ」
 それを音を立ててすすり、るりかがもっとも感じるところを探すように全体を何度も舐めあげる。

「んぅ!」
 コリコリと固くなったるりかの中心に舌が触れた。
「あ、ぁ、あ……」
 クリトリスを中心に円を描いたり、舌先で弾いたりして集中的に舐めまわす。
「い、いや……あ……あっ!」
 るりかの愛液はお尻まで垂れ、シーツにしみを作っていく。
「あっあっあっ……」
 それにつれてるりかの反応がどんどん過敏になっていく。
 一方の僕は慣れない動作に首の筋肉が悲鳴を上げる。舌が疲れて動きが鈍くなる。
 疲れた舌を離そうとしても、るりかは僕の頭を押さえて股間に押し付けるようにする。
 鼻と口をふさがれて呼吸ができない。息苦しいけど、るりかから離れることさえできない。
「ひんっ! ああっ、そ、そこ……いいっ!」
 息を吸おうと必死に舌と唇を動かしたら、ちょうどるりかの感じるところを刺激したようだ。
 僕はそのまま愛撫を続けた。
2169 ◆49EtSB976. :05/02/23 05:35:36 ID:ztXHdPPQ
「……ぁ……はぁ」
 さっきあれほどるりかが乱れたクリトリス。そこを唇で挟もうとした。
 だけども一度性の満足を得たせいか、小さくなってしまったるりかの突起はうまく唇に挟まらない。
 このままではちゃんと刺激が伝わっているかどうかわからない。
「んん……はぁ……ぁ」
 るりかの反応も舐められていたときよりあまりいいようには感じられない。
 焦った僕はつい思わず強く吸ってしまった。少しだけ歯がるりかの敏感な部分に触れてしまった。
「んあっっ!」
 大きな声を上げ、るりかは体を弾ませ、体をピクつかせた。
「ご、ごめん」
 僕はるりかの淫靡な女性の部分を目の前にしたままとっさに詫びた。
「ん……ううん、大丈夫……痛くないの」
 るりかは僕を気遣ってか、そう言ってくれる。

 再び慎重にるりかの突起を舌先でつつく。
 するとるりかが腰を舌の動きに合わせて軽く突き出してきた。
「んっ……んん」
 その動きは徐々に強まる。
 るりかから自分自身が感じるところを僕の舌に押し付けているようにさえ感じる。
「んん……んっ!」
 僕もるりかが求めるようにその動きに合わせ、強く舌をクリに押しつける。
「あ、ぁっ……ああ」
 僕の顔とるりかの性器が触れ、くちゅくちゅといういやらしい音が部屋の中に響く。
「ぁっ! あ……だ、だめ……」
 るりかの淫らな声に欲望があおられる。
 腰の奥がうずく。射精したい。るりかの一番奥に精液をぶちまけたい……。
「るりか……」
「はぁ……はぁ……はぁ……」
 るりかは荒い息で目に涙をため、僕を見つめる。
 そして僕の呼びかけの意図を察したようで、無言のままうなずいた。
「い、いいよ……きて……」
2269 ◆49EtSB976. :05/02/23 05:36:20 ID:ztXHdPPQ
 るりかのもっとも恥ずかしい部分を口でなぶっているうち、僕はすっかり硬度を取り戻していた。
 痛いほど勃起した淫茎を握り、亀頭でるりかの粘膜をなぞる。
「はぁ……」
 そうしながらるりかとひとつになれる場所を探した。
「う……くっ」
 敏感になりすぎた亀頭は、るりかをなぞるだけで射精してしまいそうなほどだ。
 何度も何度も先端でなぞり、ひとつになれる場所を探すがわからない。
(さっき指でしたときは場所がわかったのに……)
「……入らない?」
 るりかの声に心臓が握りつぶされそうになった。
「ご、ごめん……場所が見つからない……」
「……ねぇ、横になって……」
 そう言うとるりかは上体を起こし、僕の額に軽くキスをする。そしてベッドの端に寄った。
 僕はわけがわからず、るりかに促されるまま仰向けになる。
 るりかは恥じらいながら僕にまたがると、僕のモノにおそるおそる手を添える。
「るりか……無理しなくても……」
「……ううん、平気」
 るりかは僕の先を挿入するべき場所にあてがう。
「ここだよ……」
 そう言うと、るりかはゆっくりと腰を下ろしてきた。
「ん……」
 亀頭の先が少しだけるりかに包み込まれていく感触がある。
 だけど、るりかの入り口はまだ固く、なかなか入らない。
「んっ……っ」
「るりか……大丈夫。そんなに焦らなくてもいい」
 僕はるりかから自分のモノを取り上げ、るりかの粘液を充分に自分のモノになじませる。
 そして亀頭をるりかのそこに押し付け、すりつけるように上下運動を行なう。
「はぁ……ぁああっ、あぁぁあああん! いいっ! それ気持ちいい……」
 るりかが鳴く。
ぬちゅるっ くちゅっ ぐちゅっ ちゅぷっ………
 その柔らかいひだの感触に亀頭が刺激され、じらされるような何ともいえない快感を僕も味わう。
2369 ◆49EtSB976. :05/02/23 05:37:14 ID:ztXHdPPQ
ちゅるっ ちゅぷっ ぬちゅっ くちゅっ………
 淫らな水音が部屋に響く。
 僕は腰を突き上げるスピードを少し早めた。
「あんっ あんっ あんっ あんっ!」
 るりかのそこは熱いほどに熱を持っている。
 僕の下腹部はるりかからあふれ出した愛液でびしょびしょになっていた。
ちゅっ ちゅぷんっ!

「あっ、ああんっ!」
 ふいに亀頭の先端がるりかの中に入ってしまった。
「あっ!」
 包まれるような温かさを先端に感じて僕も思わず声を上げる。
 僕は跳ね上げていた腰の動きを止めた。
 と、今度はるりか自身がくねくねと腰を回すようにして僕のモノをどんどん中へと導いていく。
「はっ……あぁ、ぁぁ」

くちゅ……くちゃっ
 僕の亀頭はすっかりるりかの中に収まってしまった。
 先ほどの愛撫で入り口はすっかり開き、あとは僕の侵入を受け入れるだけになっていたらしい。
「あぁ……ぁぁ……あぁぁあああぁ!」
 るりかの中にどんどん入っていく……。温かい、なんて温かいんだろう。
 もう僕のモノは半分以上るりかの中に飲み込まれてしまった。
「んあぁぁぁああああんっっ!」

くちゅ……くちゃっ……くちゅぅ……
 るりかはそこからゆっくり、ゆっくりと腰を下ろし、完全に僕の下腹部に座り込む姿勢になった。
「ふぁっ……ふあぁん」
 根元まで収まる。
「は、入ったぁ……」
 幸せそうに、しかし苦しそうにるりかがうめいた。
2469 ◆49EtSB976. :05/02/23 05:38:12 ID:ztXHdPPQ
「るりか、大丈夫?」
「……うん、大丈夫……。少し痛いけど、平気……」
 二人がつながっている場所を見る。……破瓜の血とるりかの淫液とが混じりあっていた。
「はぅ……」
 苦しそうなるりかの声にふと見ると、目尻には涙の粒がたくわえられている。
 それがいとおしく、僕は親指でるりかの目にたまった涙を拭い、頬から耳にかけてなで上げた。

「はぁ……はぁ……はぁ……んっ」
 るりかの中の熱い粘膜の壁は僕のペニス全体を包み込んでいる。
くちゅっ………
 ゆっくり、ゆっくりと深呼吸をするようにるりかが腰を動かす。
 そのたびに濡れた音が結合部から立つ。
「ん……るりか……」
 さざなみのように押し寄せては引いていく甘美な感覚。とても優しく、そして温かかった。
 るりかとひとつになれた喜びに、僕もまた涙が出るほどに感動していた。
「あはっ……ねぇ、好きよ……ほんとに……」
 るりかの鼓動、吐息、心地よい重み、そしてぬくもり……。
 温かいもので心がいっぱいになり、僕もるりかの動きに合わせてゆっくりと腰を突き上げた。
「はぁっ! 痛っ、あぁぁん……」
 るりかがうめく。
「うぅ……あ、んんっ!」
 亀頭が、カリが、狭い肉穴で摩擦される際の信じられないほどの快感!
 カリ首が膣を戻るときの粘膜の壁に引っかかるようなこころよい抵抗!
「き、気持ちいい!」
 苦しむるりかと対照的に、僕は気持ちよさのあまり思わず声を出してしまった。
「うれしい……ね、もっと気持ちよくなって……」
 るりかは僕が抜けきらないところまで体を持ち上げるとまた腰を落とす。
 そうやって痛みに打ち震えながら僕を再び飲み込んでいった。
2569 ◆49EtSB976. :05/02/23 05:39:07 ID:ztXHdPPQ
ちゅぷっ ぐちゅっ………
 体液の混ざる音と、僕たちの肌が触れ合う音が聞こえる。
「……ん、んんっ」
「痛い?」
「平気……なんか、気持ちいい……」
 本当だろうか? 処女を喪ったばかりのるりかが肉体的な快感を得ているとは考えがたい。
 もしるりかの言うように気持ちがいいのならそれは精神的なものなのか?
 一瞬の逡巡が僕の腰の動きを止める。

ちゅぷっ ちゅぷっ………
 それでもるりかは腰を動かしつづけた。
「はぁ……はぁ……あっ……あぁ、う……ん、ああ……あぁ、ぁ」
 その動きに合わせ、るりかの口からは艶めいた声が洩れた。
 ……考えるのはよそう。るりかの意思を無視しているわけじゃない。
 僕もるりかも、望んでこういう関係になったんだ。だけど……。

「るりか」
 声をかけ、充血して熱を持ったるりかから自分自身を引き抜いた。
「?」
 不思議そうな顔をするるりかを自分の横に寝かせる。
 そうしておいて後ろから片足を持ち上げた。そのまま肉茎をるりかの中に埋めこんでいく。
「あ……あぁぁんっ……ぁぁぁぁぁぁ!」
 亀頭のもっとも太いところがるりかの入り口を通過するとき、るりかは少し苦しそうな声を上げた。
「痛くない? 動いても大丈夫?」
「……うん」
 その許しを得た僕は、遠慮なく剛直をるりかの膣内へと出し入れさせた。
「あっ、あっ、あっ……あぁ……ぁ、ぁ」
 きつく締め上げられ、とめどなく快感が押し寄せてくる。
「あ、あ……あ、あぁ! あっ……ああっ、ああぁっ!」
 僕のモノが奥に当たるとるりかはまた甲高い声を上げてよがる。
「はぁぁっ! んあ……はぁ」
 全体を包む柔らかさ、きつくて、ぬめぬめした感覚がたまらない。激しくるりかの中をむさぼる。
2669 ◆49EtSB976. :05/02/23 05:39:49 ID:ztXHdPPQ
「んぅ……んぐ、ああ」
 何度か突いたあとでペースを落とし、その分ストロークを長くしてるりかの感触を味わった。
「ああ……」
 ゆっくりとるりかの中に押し入れ、ゆっくりとるりかから引き出す。
「んん……」
 るりかは僕の動きに合わせて声を上げる。痛みはほとんどなくなっているのか?
 僕は徐々に動きを早めていく。
「あっ! ああ……あぁ!」
 さらに速度を上げる。
「んあ……ん、あぁ……あ!」

ぬぽっ
 ギリギリまで引き出したせいか、誤ってるりかの中から抜けてしまう。
「あんっ!」
 るりかから抜けた僕のモノはるりかを求めてビクンビクンと脈打っている。
「あ……ぬけちゃった……」
 るりかは切なげに僕のそれを見つめてつぶやいた。
「もっと……もっとるりかを感じたい……」
 そう言うとるりかをベッドに仰向けにする。
 ビクン、ビクンとるりかを求めて脈打つモノをもう一度、膣の入り口に押し当てる。
 腰を押し出すと、ほとんど抵抗なく今度は肉茎が沈んでいった。

「んっ! んんんっ! ああぁぁあんっ!」
 るりかは自分の口から洩れる声を押さえようと指を噛む。
「んんぁっ! あっ! んん……んん!」
 感じさせたい。もっと淫らに僕を求めてほしい。るりかの本当の姿を僕だけに見せてほしい。
 そう思い、僕は激しく腰をぶつけるようにるりかを求める。
「るりか……るりか……」
 るりかの耳元で名前をささやく。
「あっ! ああっ! 好き……大好きっ! ああっ! あんぁっ!」
 僕のささやきにるりかはこらえきれずに声を上げた。
2769 ◆49EtSB976. :05/02/23 05:40:40 ID:ztXHdPPQ
 ぴちゃ……ぴちゅ……と僕とるりかがひとつになっているところからいやらしい水音がする。
「あっ! あああっ! あっ! だめっ! だめぇっ!」
 るりかがさらに声を張りあげる。
 僕もまた、何かがあふれるような快感にその身を包まれる。
「だめっ! ああっああっあ……あ……あ、あっ!」
 だめだ……我慢できそうにない……。
「ひっ! ああっ! んんっ! んぐぅっ!」
 破瓜の血なのかるりかの体液なのか、何かがつながっているところから飛び散っているようで、
ぐちゅ、ぶちゅ
 と大きな音がする。
「あっ! あぁっ! ああっ! 好きっ! 好きぃっ! ああっ、あんんっ!」
 るりかは恥ずかしがる様子もなく、無我夢中で僕を求めてきた。
「るりかっ! るりかぁっ!」
「ああっ! だめっ! んんっ、ああっ! あ……あ……ああっ!」
「いいっ、るりか……イッちゃうよっ……ああ、イキそうだよっ!」
 その声が聞こえたのか、るりかの中がきゅうっと締まってくる。
 僕自身がるりかの奥に、もっともっと奥に引き込まれて先端をくすぐられているような感覚が襲う。
「い、イク……ぐ……あっ、るりかぁっ!」

 快感が脳天まで突き抜けた次の瞬間、僕のモノがるりかの中で脈打った。
どくんっ! びゅっっびゅっっびゅっ!………
 血管がふくらみ、るりかの体内で爆発するんじゃないかと思うほど僕のモノは膨脹する。
 そのたびごとに尿道を熱い塊が通過していく。
びゅっ! びゅくっ! ずびゅっ!………
 体をビクビクと痙攣させながら、僕は何度もるりかの中に欲望を吐き出した。
「ああ……ぁあ……」
 体の奥深くに精液を打ち込まれ、るりかがうめく。
 僕はるりかの中に淫茎を深く突き入れたまま熱い精をあふれさせた。
 それは僕たちがつながっているところから漏れ出すほど大量で、そして熱かった……。
2869 ◆49EtSB976. :05/02/23 05:41:26 ID:ztXHdPPQ
「……ああ、いっぱい……あなたの……」
「はぁ……はぁ……はぁ……」
「好き、大好き……」
 るりかは僕の名を呼び、潤んだ瞳でじっと僕を見る。
 そしてゆっくりと目を閉じ、唇を重ねる。つながりあったまま、僕たちは口づけを交わした。

「るりか?」
「なに?」
「あ、いや……大丈夫かな? ……って」
 中で出してしまったこと。処女を気遣えず、自分の欲望だけで達してしまったこと。
 それらもろもろの感情が僕の中で渦巻く。
「あはっ……うん、よかったよ……すごく」
 そんな僕の葛藤を忘れさせてくれるようなるりかの笑顔。
「痛かっただろ?」
「……うん……そこそこ」
「ごめんね」
「あはっ、平気。……だって、あなたが優しくしてくれたから」
 そう言ってはにかんだ笑みを浮かべた。
「……るりか」
 何か言いたい。だけど言葉にならない。言葉が出てこない。
「ねぇ」
 沈黙を破るように、突然るりかが言った。
「えっ? なに?」
「チューして……」
 かわいい声でキスをねだるるりか。
「うん」
 それに応じるようにるりかと唇を合わせる。
「んん……私たち、えっち……しちゃったんだね……腕枕して……ね、お願い……」
「ん……ああ、いいよ」
 るりかが僕の腕に頭を置く。僕たちは眠りに落ちるまで、お互いの顔をずっと見つめていた。

           おわり
2969 ◆49EtSB976. :05/02/23 05:42:25 ID:ztXHdPPQ
短大生のるりかは兄と同居していますが、SSでは一人暮らしにしました。
……エロシーンになると別にるりかじゃなくても構わないんですよね。
特徴的な口調もあんまりないし、ほんと難しいです。
30名無しさん@ピンキー:05/02/23 06:17:30 ID:0hZpQn+2
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
31名無しさん@ピンキー:05/02/23 20:51:56 ID:zM4UtXta
GJ!
32名無しさん@ピンキー:05/02/23 21:38:47 ID:R5c2XZ1u
>>29
いやいや作者さんがるりかを念頭において書けばそれは間違いなくるりか
だと思います。ということですんごく良かったです!
33 :05/02/25 17:42:24 ID:U7V+0SEn
とはいえ、ほのかの胸を攻めている描写と明日香の胸を攻めている描写を交換したら
読者がおかしいと思ってくれるくらい表現に幅を持たせたいとは思う。書き手としてはね。
34名無しさん@ピンキー:05/02/25 21:59:43 ID:MEGcOqkl
るりかGJ!69氏GJ!

るりかの特徴を使うなら…
フェラ中に八重歯が当たって痛いとか?w
35名無しさん@ピンキー:05/02/27 19:40:54 ID:N41MbSMR
>>9
ジャージ着てる眼鏡のデコ先生がすきなの?
キミ趣味悪いねー
36名無しさん@ピンキー:05/03/04 23:26:44 ID:8yD+Ks70
また晶様SSが読みたい!
37名無しさん@ピンキー:05/03/06 20:54:38 ID:MwWgXAn2
前スレここで読めます
http://eroparo5.e-city.tv/1103375977.html
38名無しさん@ピンキー:05/03/10 10:51:17 ID:RV10KBec
そろそろ誰か、投入キボンヌ!

漏れは純愛ものは書けないし、別のところで別作品を投下しているから
ちょっとムリっす・・・
39名無しさん@ピンキー:05/03/13 17:19:48 ID:tai0hy7x
純愛でなくても大歓迎なので書いて欲しいです。
40名無しさん@ピンキー:05/03/13 20:01:27 ID:dKoQQGVT
陵辱とかは他でやってくれ
41名無しさん@ピンキー:05/03/14 05:06:31 ID:YSfBlCZB
>>40
お前が失せろ純愛厨
42名無しさん@ピンキー:05/03/14 14:50:08 ID:s3rBLCbm
「もしもし、安達純君のご自宅に間違いありませんか?」
「ええ、そうですが」
 電話口からいきなり飛びこんできた高飛車な男の声に、安達妙子はムッとして答えた。
「純君の、保護者の方ですね?」
「はあ? どういうご用件でしょうか?」
「新宿警察署の者ですが」
「警察?」
 警察から電話と聞けば、やましいことはなくともドキッとしてしまう。
「純君の保護者の方ですね?」
「保護者?……姉ですけど、純がどうかしたんですか?」
「純君を署に保護していますので、すぐに迎えにきていただけますか」
「保護? どういうことですか?」
「事情は、いらしていただいたときにお話しいたします。とにかく、すぐに来てください。迎えにきていただくまでは、お帰しできませんので」
 高圧的で、もったいぶった物言いに、思わず、「帰してもらわなくて結構です」と答えてやりたくなるのをぐっと堪え、ひと呼吸おいて、
「わかりました」
 それだけ言って、妙子は電話を切った。
「あいつ、なにやったんだ?」
 妙子は電話に両手を置いたまま、大きな目をキッとひきつらせて、吐き捨てるように言う。
「まったく、しようのないやつね、こんな時間に」
 妙子は時計を見て舌打ちする。もう夜の十時をまわっていた。それでも弟が「警察に保護されている」と聞けば、やはり気が気ではなく、妙子は取るものも取らずに家を飛びだしていた。
 家から新宿までは、電車に乗って小一時間。夜更けの上り電車は閑散として、それだけよけいに人の視線が気になる。
 視線が集まってしまうのも無理はなかった。妙子は、ほとんど太腿の付け根まで露わになった超ミニスカートに、上は丈の短い、お臍の見えるTシャツ姿。しかもノーブラで、乳首がくっきり出てしまう、まさしく挑発的な代物なのだから。
43名無しさん@ピンキー:05/03/14 14:52:15 ID:s3rBLCbm
 それには理由があった。妙子は、すべての服を洗濯してしまい、普段は絶対に着ないようなそんな服しか残っていなかったのだ。そこへ運悪く電話がかかってきたというわけだ。そのまま妙子は家を飛びだして電車に飛び乗ったのだった。
 ただ立っているだけでも付け根までスレスレ、電車の揺れでほんの少しでも前屈みになればパンティがのぞいてしまいそうで、車内はすいているのに座ることもできない。
 駅の階段をのぼることなど考えれば、もうそれだけで顔が赤らみ、太腿をもじつかせずにはいられない。
 そんな妙子の不自然な光景は、他の乗客たちの視線の格好の餌食だった。なにしろ、そのむっちりした太腿こそ、他のどの部分にも増して妙子の一番悩ましくセクシーな部分だったのだから。
 太からず細からず、まさに肉感的な太腿がほとんど丸ごと露わにされ、羞恥にもじつき、ほんのりと赤みを帯びているのだから、その艶めかしさといったらなかった。
 後ろのほうの乗客たちは、これ幸いと不躾な舐めるような視線で見つめ、前や横の男たちは、ひろげた新聞の端からチラッチラッと盗み見ている。
 なんでこんな格好の時に純の奴……。
 こうして電車のなかで視線を浴びれば、なぜかひどく卑猥に感じられて、妙子はいたたまれない。新宿で電車をおりた妙子は、逃げるようにして階段を駆けあがっていった。
44名無しさん@ピンキー:05/03/14 14:53:06 ID:s3rBLCbm
「あなたがお姉さんなんだね……」
 警察署に入ってきた妙子の出立ちを見るなり、驚きも露わに、そしてすぐに見るからにいやらしい目つきで、胸や臍、太腿をジロジロと見まわしながら、中年の警官が言う。
「父と母は実家の青森にいますので、保護者といっても、姉の私しかいないんです」
 警官の視線にムッとしながらも、妙子は目をそらして丁寧に答えた。
「純が、弟が、いったいなにをしたんですか?」
「まあ、たいしたことじゃないんだけどね。へへ、きみみたいなお姉さんがいたら、しようがないのかなァ」
 相変わらずいやらしい視線を妙子の身体に這わせたまま、警官は厭味たっぷりに言う。
「どういう意味ですか? それって……」
 妙子は思わず警官を睨みつけ、言いかえしていた。
「いやね、弟さん、純君ですか。こんな夜にね、歌舞伎町の怪しげなところをフラフラしてましてね、それで補導したってわけで」
「…………」
「ポルノショップていうんですか、例のいかがわしいものを売っている店の前でね。そういうところは、十八歳未満は立入禁止なんですよね。ところで、お姉さんはおいくつですかな?」
「二十歳ですけど……」
 いよいよムッとして答える。
「四つ違いってわけですね」
 若いピチピチの女体を中年の警官は、いよいよ涎れを垂らさんばかりに見つめる。
「それで? 純は、ポ、ポルノショップの前を歩いていただけなんですか?」
「いや、それがね、こんなものを買って出てきたってわけなんです」
 警官が妙子の前に両手でつまみあげたものは、女物のパンティ、それも、黒いレースのTバックだった。
「!…………」
 見た瞬間、妙子の顔は真っ赤に染まってしまった。
「まあ、一応はお金を払って買ったものですからね。お姉さん、あなたが使ってやったらどう?」
「そ、そんなもの、結構です。それより純は? 弟は?」
 妙子はすっかり取り乱してしまっていた。
「すぐにお帰ししますよ。この書類に署名と、ボイーンじゃなく、へへ、拇印を押してくださいね、お姉さん」
45名無しさん@ピンキー:05/03/14 14:54:06 ID:s3rBLCbm
 ようやく手続きを終えて純を引き取り、お互いに顔をそむけたまま警察を出ていこうとしたとき、妙子はさっきの中年警官に呼びとめられた。
「これ、このパンティ、持って帰ってもらわないと困るんだよね」
 妙子はまたまた赤面し、警官の手から黒いパンティをむしり取ると、スカートのポケットにねじこんで足早に警察署を出ていった。
 純が駆け足で妙子の後を追う。
 終電近い下り電車は、酒臭い息のサラリーマンたちでギュウギュウづめだった。乗客たちの淫猥な視線は気にせずによかったものの、今度はことさらに密着してくる体や、太腿に触れてくる手に、妙子は身を縮めずにはいられなかった。
「じゅ、純……」
 顔を見るのも話をするのもいやだったが、そうやって男の連れがいることをはっきりと知らせなければ、酔った男たちの痴漢行為はますます破廉恥になっていくのだから、背に腹は代えられなかった。
「えっ?」
 すっかり落ちこみ、顔をうつ向けていた純が、驚いたように顔をあげる。
「あのさ、ほら……」
 とりとめのないことをボソボソと話しつづければ、男たちの体や手が、こそこそと離れていく。
「なに? よく聞こえないよ」
 気のきかない弟に、妙子は足をギュッと踏みつけて思い知らせる。
「痛っ!」
「とにかく、あのさ……」
 電車をおりるまで、妙子はそうやって、せいいっぱい男連れがいることを演じつづけなければならなかった。
46名無しさん@ピンキー:05/03/14 14:54:54 ID:s3rBLCbm
「なによ、おまえったら!」
 家に帰って居間に入るなり、妙子は堪えつづけてきた怒りを爆発させて、純の頬に思いきり平手打ちを食らわせた。
「あっ」
 不意討ちを食らい、純はバランスを崩して、フローリングの床に倒れこんだ。
「ご、ごめんなさい……」
 純はぶたれた頬を手でさすりながら、目を伏せて謝る。
「どういうこと!? どういうことなのよ、これは!」
 ポケットにねじこんでいた黒いパンティを、純の顔めがけて投げつける。
「……ごめんなさい」
 警察で何度も聞かれたことだった。16歳の高校生が、そんなセクシーなパンティを持っていれば、誰でも下着フェチと考えるのは当然だった。
 確かに下着フェチはフェチであれ、純がわざわざそんなものを新宿まで買い求めにいったのには、それなりの理由があった。
 妙子の誕生日プレゼントのつもりだったのだ。本当に手渡せるかどうか自信はなかったものの、とにかく姉に、セクシーなパンティをはいてもらってみたかったのだ。
 しかし、本当の理由を誰に言えよう。警官に言っても信じてもらえないだろうし、変態扱いされるのが関の山だ。こうなったら、なおさら妙子に本当の理由など言えるわけもない。
「変態! 私、前から知ってんだからね! おまえが、私のパンティくすねて、なにかしてたこと。そんなこと、言いにくいし……だから、いままで黙って見逃してあげてたけど、もう……」
 妙子は一気にまくしたてた。
「…………」
 純はもう万事休すだった。洗濯篭から姉のパンティを盗みだしては、その芳香に浸りながらオナニーするのが一番の楽しみだったのだ。
 温もりと湿り気の残った脱ぎたての妙子のパンティは、それはそれは甘く悩ましい匂いがして、一度嗅いでしまえばまるで麻薬のように、毎日でも嗅がずにはいられなくなってしまうのだった。そんなことまで姉の妙子に知られていたとは。
47名無しさん@ピンキー:05/03/14 14:55:35 ID:s3rBLCbm
 あああ、もうなにもかも、これでおしまいだよ……。
 そう思い、覚悟を決めた瞬間だった。
「そんなにパンティが好きなの。だったら……」
 言うなり妙子が、ただでさえ短いスカートを両手でまくって、純の顔に白いパンティに包まれた下腹部を擦りつけてきたではないか。
「嗅げばいいでしょ! 私のパンティの匂い、好きなだけ嗅げば!」
 なぜそんなことをしてしまっていたのか、妙子は自分でもわからなかった。ただ、どうしようもなくムシャクシャした気持ちを、純に思いきりぶつけずにはいられなかった。
「なによ! 変態! おまえみたいな変態、こうしてやる!」
 こみあげてくる得体の知れない激情を、妙子はもう押しとどめることができなかった。純の顔に下腹をぶつけるようにして押し倒すと、顔面に馬乗りになり、太腿で力まかせに挟みつけ、締めつけていく。
「あああっ、ウウウッ……」
 白いパンティに顔をふさがれ、柔らかな股肉に鼻をつぶされ、温かく甘く湿った匂いにむせ、むっちりとしてすべすべの太腿に息もできないほど顔全体を挟みつけられ、純はめまいする。
「スケベ! 変態!」
 罵るように叫びながら、あお向けになってもがく純の頭を両手で押さえつけ、妙子は両脚を交差させ、全身の力をこめて両腿でギリギリと、さらに強く弟の顔を締めつけていく。
「ウーッ……」
 窒息しそうだった。けれども信じられないほどの快感だった。パンティ越しに、妙子の股肉の感触と匂いがはっきりと感じられ、そして顔中に妙子の熱くすべすべのむっちりとした腿肉がじかに感じられるのだ。これほどの快感があるだろうか。
 妙子の激しいばかりの淫靡な攻撃を受けながら、純はたちまちジーンズのなかのペニスを気張らせていた。
「おまえみたいな変態、こうしてやる! こうしてやるんだからァ!」
 妙子は、締めつける太腿になおも力をこめながら、いつの間にか純の鼻の頭に、股の亀裂をグイグイと擦りつけていた。
48名無しさん@ピンキー:05/03/14 14:56:30 ID:s3rBLCbm
「…………」
 声も出せず、息もできない。失神しそうな恍惚のなかで、純の脳裏に小さかったころの思い出が甦っていった。
 そうだった……。
 大の仲良しだった幼い姉弟は、よくレスリングごっこをして遊んだものだった。女と男とはいえ、四つも歳が違えば力には歴然とした差があった。いつも組み敷かれるのは純と決まっていた。
 負けるのは悔しかった。それでも、負けるとわかってはいても、いつでもその遊びを仕掛けるのは純に決まっていた。
 姉の太腿に挟みつけられ、顔をグイグイと締めつけられるのが、幼い子供なりに、なんとも言えない快感だったに違いない。自分から姉のスカートのなかに頭を突っこんで、わざと挟みつけさせるようなことまでしたこともあった。
 妙子は妙子で、純が両手で床を叩いて降参の合図を出すまで、両腿で挟みつけ、締めつけることで、弟に対する優越感と密かな性の快感を覚えていたに違いない。
「なによ! 私にあんな恥かかせて! 許さないわ! おまえなんか、絶対に許さないからね! 変態!」
 妙子はいよいよ力をこめて、股間の亀裂に沿って上下に揺すりながら純の鼻に擦りつけ、小刻みに腰を震わせはじめる。
「ウーンッ……」
 かすかに開いた口から息をしながら、純は両手を妙子の太腿からお尻に添え、もっときつく挟みつけて欲しいとうながすかのごとく、なめらかな餅肌をさすりまわす。
「なによ! まだ降参しないの!……なによ!」
 交差させた足首がひきつりそうになるほど力まかせに絞りこめば、股肉からなにか熱いものがもれだすような怪しい感覚が生じ、妙子の身体に戦慄が走る。
「ウーンッ、まだ、まだだ……もっと、もっと強く!」
 挟みつけられ、歪んでしまった口でもごもごしながら、純は必死に言う。
49名無しさん@ピンキー:05/03/14 14:57:21 ID:s3rBLCbm
「許さない! 許さないからね!」
 熱く蕩けてもれだす感覚に、かすかなためらいを覚えていた妙子は、純のそんな反抗的な態度に我れを忘れ、両脚がつらんばかりに力をこめて太腿を絞りあげながら、下腹を擦りつけ、蠢かせ、さらには両手に掴んだ純の頭を上下左右に揺すりたてる。
「あーっ……ウーッ!」
 顔中をふさぎ、締めつけてくる姉の太腿、姉の股肉の感触に、恍惚となりながら、純は片手をジーンズに伸ばして硬くなった一物をさすりはじめる。
 ああああ、お姉さんの太腿、最高!……
「ああン……な、なによ!」
 妙子の両手は、掴んだ純の頭で自分の股間を激しく擦りたて、まぎれもない性の快感を貪っていた。
「あーっ……ウーンッ!」
 妙子の太腿に顔をきつく挟まれたまま、純は悶絶し、全身を痙攣させ、ジーンズのなかに精をほとばしらせる。
 あああーっ、お姉さんの太腿!……
「あああンッ!」
 純の顔を挟みつけた両脚がピーンッと突っ張って、わなわなとひきつる。
「…………」
 鼻先はパンティごとすっかり女陰のなかに埋まりこみ、布地から女の淫汁がねっとりと沁みだしてくるのが感じられる。温かくて甘く、たまらなく香ばしい女蜜の匂いに、純はうっとりと嗅ぎ惚れる。
「なによ! 変態! スケベ!」
 女陰に純の鼻が食いこみ、熱い息が送りこまれる卑猥な感触に気づいた妙子は、ハッと我れにかえり、咄嗟に立ちあがる。
「い、いやらしい! おまえなんか、絶対に許さないからね!」
 妙子はさも汚らわしいものでも見るかのように純の顔を見おろすと、そう罵って唾を吐きかけ、逃げるようにその場を立ち去っていった。
 あーっ、お姉さんの唾だ!……
 頬に吐きかけられた妙子の唾を手のひらで掬い集めて啜り飲む。
 ねっとりと甘い妙子の唾を口のなかで堪能しながら、純はあお向けになったまま、いつまでも恍惚の余韻に浸っていた。

おしまい
50名無しさん@ピンキー:05/03/15 21:11:14 ID:qjRb7o9v
>49
姉の話って良いねえ。興奮したです。
51名無しさん@ピンキー:05/03/15 22:36:44 ID:OqHfOoz2
 妙子の誕生日は、純が補導されてから三日後の日曜日だった。
 妙子の家(だからもちろん純の家でもあるが)で開かれたパーティーには、なかよし保育園の保母仲間が集まった。
 男抜きの女だけのパーティーで、純はもっぱら食事の支度と給仕の役に徹した。それだけでも、五人の女性と身近に接することができるのだから、これ以上の幸せはなかった。
 五つのナイス・バディーを間近に見ながら、純は浮かれ気分で料理し、給仕する。
 ほとんど乳首までのぞけてしまいそうなほど胸の開いたシャツから、乳房の谷間を露わにした美咲。
 ぴっちりしたジーンズを股間に食いこませて、ヒップをありありと見せつける千里。
 一人は金色に、一人は真っ黒な、長い髪をなびかせ、ボディコンシャスな深いスリットの入ったドレスから長い脚をチラつかせる、あけみとひろみの双子姉妹。
 そして対抗意識なのか、誰よりも短いミニスカートから惜しげもなく太腿を露わにした姉の妙子。それぞれの女たちの光景と、女たちが発散する匂いに、純は目も鼻も休まる暇がなかった。
 女体の一部を垣間見、女体の匂いを盗み嗅ぎしているだけで、もうジーンズのなかでペニスは気張りっぱなしになっていた。
 いかにもムチムチした美咲の乳房。どこまでも白くなめらかな乳肉。あんなオッパイに顔を挟みつけられ、窒息してみたい。どんなに甘い匂いがして、どんなにムチムチした感触がするのだろうか。
 いかにもムチムチッと突きだした千里のお尻。まるでゴムボールのように丸く弾むような弾力に満ちみちた尻肉。あのお尻の下敷きにされて、顔を踏みつけられたら、どんなにいいだろう。
 あんな美人のお尻は、きっとすべすべでムチムチで、そしてムッとするほどいい匂いに違いない。
 あけみとひろみの金色と漆黒の長い髪、スリムな身体、長い脚。あんな二人の髪に顔を埋め、匂いを思いきり嗅げたら、あの長い脚で体中を挟みつけられたら、どんなに幸せだろう。
 二つのスリムな女体に両側から抱きしめられ、四本の長い脚を全身に絡みつかされたら、いつ死んだっていい。
 それに、姉、妙子の太腿とパンティのなか……。
52名無しさん@ピンキー:05/03/15 22:37:29 ID:OqHfOoz2
 純の妄想はとどまることがなかった。覗き見、盗み嗅ぎしては妄想し、妄想しては勃起させ、一人で顔を赤らめる。まるで一人で五つの女体を堪能しているような、まさに夢見心地だった。
「ねえ、純くんっていうんだっけ、妙子の弟、悪くないじゃない」
「可愛いわよ」
 アルコールが入ってくるにしたがって、女の子たちの口も軽くなっていく。
「さっきからさ、美咲のオッパイ、チラッチラッと覗いて顔赤くしてんのよ。ふふふ、可愛いジャン」
「うっそォ……それよりさ、千里が立つたびに、千里のお尻、目で追ってるわよ」
「あけみ、脚なんか組んでパンチラさせて、彼の気を引こうとしてるでしょ」
 純はそんな会話を小耳に挟むたびに、いよいよ顔を赤らめずにはいられない。
「ねえ、あの子、まだ童貞よ。女の裸なんて見たことないんじゃない」
「みんなでいっせいに、オッパイとオマンコなんか見せちゃったら、気絶しちゃうんじゃないかしら、ふふふ」
 千里がそんな過激なことを言えば、
「そんなの可哀相よ。私がやさしく手ほどきしてあげたいな……」
 美咲がかばって母性愛をひけらかせ、
「駄目よ。私たち二人でたっぷり可愛がってあげるのよ。ねえ、お姉さん」
 あけみとひろみが目を潤ませて、顔を見合わせる。
「なに言ってるの、あんたたち。あんなの、ただのスケベよ」
 妙子がたまりかねて言う。
「あら、スケベでいいじゃない」
「そうよ。男の子はスケベなほうがいいの」
「ねえ、妙子。独り占めしてないで、私たちにも貸してよ」
 四人の女の子たちが口を揃えて言う。
「純くん、こっちにいらっしゃいよ。お姉さんたちと一緒にお話ししましょ」
「そうよそうよ」
 そう言って、キッチンに引っこんで聞き耳を立てていた純を、あけみが強引に引っ張りだしてくる。
53名無しさん@ピンキー:05/03/15 22:38:05 ID:OqHfOoz2
「純くん、あんたのこと、スケベだなんて言うのよ。悪いお姉さんね」
「…………」
 純は耳まで真っ赤にして、立ちつくすしかなかった。
「もういい加減にしてよ! あなたたち……」
 妙子が割って入る。
「どうして? 見れば見るほど可愛いじゃない」
「じゃあ、言っちゃうけどね。こいつ、本当に変態で気持ち悪いやつなんだから」
 純は、姉の言葉に不吉な胸騒ぎを感じずにはいられなかった。
「ぼ、ぼく、ちょっと……」
 その場から逃れようとすれば、千里とあけみが両腕を取って離さない。
「妙子、焼き餅やいてるんじゃない。それってどういうことよ」
 険悪な雰囲気になってきた。
「じゃあ、教えてあげるわよ。こいつったらね……」
 なぜ、それほどムキになっていたのか自分でもわからないままに、妙子は純の悪事を暴こうとしていた。
「お姉さん……」
 純が哀願するような目を向ける。
「いまさらなによ。本当のことでしょう。おまえが悪いんだからね」
「なによ。早く言いなさいよ」
「こいつったらね、私のパンティ、はいたやつよ、洗濯する前のパンティくすねてね、クンクン匂い嗅いで……毎日、オナニーばっかりしてるんだから」
 声も出せずに顔をうつ向ける純に、妙子はそんな残酷な言葉を浴びせかけた。
「それって……」
 両腕を掴んでいたあけみと千里は、一瞬ひるんだように身体を離し、両側から純の顔を覗きこむ。
「きみって……」
 純は二人の腕を振り払って逃げようとした。
「駄目!」
 千里が両腕でギュッと純の片腕を掴んで離さない。あけみも、あらためて純の腕を両腕に抱える。
「ふふっ、オナニーするくらい、男の子なら当たり前じゃないの」
 千里が言う。
54名無しさん@ピンキー:05/03/15 22:38:47 ID:OqHfOoz2
「そうよ。健康な証拠よ」
 ひろみが合いの手を入れる。
「でも……」
 あけみが腕を抱えこんだまま、純の顔をやさしく覗きこむ。
「でもさ、妙子も悪いんじゃない。純くんの目に触れるようなところに、下着を脱いでおくなんて……」
 美咲が顔を赤らめて言った。
「そんな……」
 妙子はムッとして言いかえす。
「とにかく、きみって、結構悪いやつなんだ」
 千里も顔を覗きこみ、ニヤッと笑って息を吹きかける。
「そうよ。だからもう、こんな男のことはほっておいて……ねえ、ほら、飲み直しましょうよ。私の誕生日パーティーなんだから」
「あら、そうはいかないわ」
 千里が意味ありげな笑みを浮かべる。
「悪い子には、お仕置きをしなくっちゃ……ねえ」
「…………」
 千里の言葉に、全員が戸惑ったように顔を見合わせた。
「……ご、ごめんなさい。もうしませんから……もうずっと、そんなことしてないんだ。ずっと前のことなんだから……」
 両側からがっちりと腕を掴まれたまま、純はうなだれて言う。
「罪を認めるわけね。じゃあ、いよいよお仕置きしなくっちゃね」
「そ、そんな……」
 腕に押しつけられてくる女体の感触、間近に漂ってくる千里とあけみの甘い牝香を堪能する余裕もなく、純はうろたえる。
「いいのよ、心配しなくって。お姉さんたちのお仕置きって、それはそれは素敵なんだから……ね」
 千里が片手で純の体をさすりあげ、挑発的な笑みを浮かべる。
「…………」
 千里の考えをうかがうように、全員の目が千里に集まる。
「純くん、きみの悪さの元を、見せてもらえるかしら?」
「えっ?」
「は・だ・か・になるのよ」
 きっぱりとした命令調の声に、全員が呆っ気に取られてしまった。
55名無しさん@ピンキー:05/03/15 22:39:29 ID:OqHfOoz2
「千里、なに言ってるの!」
 妙子が焦って言う。
「悪い弟を、懲らしめてやるのよ。妙子は黙ってなさい」
「面白そう!」
 あけみとひろみが、すぐに乗ってきた。
「わかったわ。勝手にしなさい。あなたたちの好きにしてよ!」
 妙子は諦めたように言うと、遠くに置かれたソファに、全員に背を向けるようにして座った。しかし、無視しようと心には決めたものの、異様な胸騒ぎに胸が高鳴り、耳は純たちのほうにそばだてていた。
「さあ、お脱ぎなさい。お姉さんもオーケイしてくれたんだから」
「そ、そんなこと……ぼ、ぼく……」
 純はそれこそ全身を真っ赤にして、千里とあけみの間でもがきはじめた。
「恥ずかしいの? 純くん。大丈夫よ。お姉さんたちはね、きみがどんなに素敵な体しているのか、ちょっと見てみたいだけなんだから。ね、見せて。お願ーい」
 立ちあがったひろみが、純に身体をすり寄せるようにして言った。
「…………」
 もう姉に助けを求めることもできない。女四人を相手に暴れまわるのも、あまりに無様すぎる。純は進退きわまって、二人の女に腕を掴まれたまま、うなだれるしかなかった。
「しようがないわね。じゃあ、ひろみ、あなたが脱がせてやりなさい」
 千里が命令する。
「ふふっ、そうね。私が脱がせてあげる」
 純の顔に顔を寄せて、唇が触れんばかりにしてうなずくと、ひろみはそのまま純の前に片膝をついて、両手をベルトにかけていった。
「あっ、やめてください! お願いです!」
 ベルトがはずされ、ジーンズのファスナーをおろされ、純は焦り狂う。足で蹴りを入れられないことはなかった。しかし、ひろみのような美しく艶めかしい女を、どうして足蹴になどできよう。
 ためらい、うろたえている間に、ジーンズの前は開かれ、赤い縞の派手なトランクスが露わにされてしまっていた。
56名無しさん@ピンキー:05/03/15 22:40:07 ID:OqHfOoz2
「ふふっ、あら? どこにいっちゃったの?」
 さっきまでは痛いほどに気張りきっていたペニスは、いまはすっかり怯えてしまったかのように縮んで、トランクスの奥のほうで身を潜めていた。
「お願いです。よしてください!」
 泣きベソをかかんばかりに純は哀願する。
「駄目よ。お仕置きですものね」
 ひろみがそう言って千里の顔を見あげれば、千里も口もとに笑みを浮かべながら、大きくうなずいてみせる。
「じゃあね……」
 ひろみが両手をトランクスにかけて、一気に引きずりおろす。
「あっ」
「…………」
 四人の女の子たちの八つの目が、いっせいにその一点に注がれる。
「…………」
 純は手で隠そうともがくが、二人にがっちり抱えこまれた両腕はびくともしない。脚をもじつかせても、ポロッとこぼれだしたものは隠れはしない。全身が真っ赤に染まりあがって、もう生きた心地もしなかった。
「妙子、どこへ行くの!」
 そのとき、ソファから立ちあがってドアに向かって歩きだした妙子の姿を、千里が見とがめた。
「あなたたち、勝手にしてて。私はちょっと……」
「駄目よ! 妙子のためのお仕置きなんだからね。復讐でしょ。妙子が思いっきりいたぶってやりなさいよ」
「私には関係ないわ」
 妙子は吐き捨てるように言って、なおもドアに向かう。
「美咲!」
 千里に言われて美咲は、咄嗟にドアの前に駆け寄り、妙子の行く手を封じる。
「なによ、あなたたち!……いいわよ。わかったわよ!」
 妙子はふてくされ、クルリと踵をかえしてソファへ戻っていく。通りすがりに、なぜかチラッと純のほうを盗み見ずにはいられなかった。縮こまった哀れなペニスが目に入れば、心臓が早鐘をつき、胸がつまった。
57名無しさん@ピンキー:05/03/15 22:40:41 ID:OqHfOoz2
「じゃあ、お姉さんたちが全部、脱がしてあげましょうね。純くんのオールヌードをたっぷり拝ませてちょうだい」
 千里の言葉を合図に、ひろみがトランクスとジーンズを足から抜き取り、千里とあけみがTシャツを首から抜き取っていく。
「あ……」
 たちまち純は真っ裸に剥き取られてしまっていた。千里とあけみの腕から解放されたとはいえ、ドアの前には、美咲が立ちふさがっている。真っ裸で逃げまわるなど、あまりに惨めすぎる。
 純は自由になった両手で、下腹部を必死にかばうしかなかった。
「純くん、駄目よ。そんなふうに隠したりしたら、よけいにいやらしいわよ。あるのが当たり前なんだから、恥ずかしがらずに、私たちにお見せなさい」
 千里が笑みを作って、やさしく諭すように言う。
「…………」
「純!」
 冷酷無慈悲な千里の命令に、純の心臓は凍てついた。
「……は、はいっ」
 両手を下腹部から離して、純は気をつけの姿勢を取る。
「そう。それでいいわ……みんな、よーく見て。可愛いじゃない、純くんのオールヘアヌード!」
 若い女の子が四人、全裸で立ちつくす純の前に集まり、しげしげと見つめる。
「…………」
 純はもう声も出ない。自分一人が素っ裸にされ、女の子たちは服を着たまま、いやらしい目つきで全身を眺めまわしている。哀れに縮こまって垂れさがったペニスを、さも蔑むような目で見つめている。まるで集団レイプだ。
 それでも純は羞恥に震えたまま、哀れな全裸を晒して立ちつくすしかなかった。
「このちっちゃい可愛らしいものが、悪さをそそのかすのね」
「嘘みたい」
「駄目! まだ触っちゃ駄目よ!」
 思わず手を伸ばしそうになったあけみを、千里が押しとどめる。
58名無しさん@ピンキー:05/03/15 22:42:06 ID:OqHfOoz2
「ねえ、ゲームしよう。一人が三回ずつしごいて、大きく硬くした人が勝ちっていうのはどう?」
「わあ、面白そう!」
「やるやる!」
 あけみとひろみは、すぐに乗ってくる。
「いいわ。私もする」
 三人に見つめられた美咲も、純を申しわけなさそうにチラッと見て、しぶしぶ応じる。
「妙子は?」
 あけみが声をかける。
「ほっときなさい。私たちだけで楽しもうよ」
 千里の言葉に、妙子はほっと胸を撫でおろしていた。弟のペニスを手で触るなど、考えるだけでもおぞましい。無理強いされたらどうしようという思いに、胸がつぶれそうで、息がつまっていたのだった。
 純にとっても、それはかすかな救いだった。姉にまでペニスをしごかれたら、もうどうしようもなくなってしまう。
「誰から?」
「ジャンケンで決めようよ」
 この美しく残酷な女の子たちの手に触られ、しごかれるのだ……。
 ジャンケンする四人の女の子たちを盗み見ながら、純は自らの哀れを噛みしめる。縮こまったペニスの先が熱く疼く。
 あけみ、美咲、ひろみ、千里の順に決まった。
「じゃあ、私からね。早く大きくしてね」
 あけみは、さも色っぽい表情を浮かべて、チュッと軽く口づけの真似をしながら、片手で縮こまったペニスの先をつまむ。
「あっ……」
 女の手に触れられる生まれて初めての感触に、羞恥と緊張に、純は身震いする。
 あけみ、美咲、ひろみ、千里、それぞれに思い入れたっぷりにペニスをつまんで、しごきたてて一巡し、二巡する。
59名無しさん@ピンキー:05/03/15 22:42:38 ID:OqHfOoz2
 くすぐったいような甘美な感覚に、尿道は熱く疼きはじめているのに、一秒でも早く大きく硬くして、この羞恥責めから逃れたいと念じているのに、少し大きくなりはじめたとはいえ、硬さがみなぎる気配はなく、だらしなく股間に垂れさがったままだった。
 羞恥と緊張に、女たちの手のしごきを堪能する余裕などないのだ。
「そうね、手だけじゃなく、それぞれ工夫してやってもいいことにしよう」
 千里がそう提案する。
「でも、口を使っちゃ駄目よ。それぞれの一番セクシーだと思ってるところ使って、三回だけ擦ってあげるの」
 本来なら、そんな言葉を聞いただけで即座に勃起してしまうはずなのに……。
 純は深呼吸して、心を落ち着けて淫ら気分に浸ろうとした。この場から早く逃れたい一心だったのに、いつの間にか純は、女たちにペニスを弄ばれることに、限りない羞恥に、心ときめくものを感じはじめていた。
「じゃあ、私は……」
 あけみがスリットの入ったドレスをさらに割り開いて長い脚を露わにすると、内腿の間にペニスを挟みつける。そのまま純の体に抱きついて唇を押しつけながら、腰を揺すってスマタしごきをはじめる。
「あーっ……」
 内腿の熱くむっちりとした肉に挟まれる感触。唇が触れる心地よい感触。たまらなく甘い女の匂い。一時に押し寄せる艶めかしさに、ペニスがムクッと反応する。
「はい、もう三回よ」
 あけみのスマタは無情に引き離されていく。
「私は……」
 美咲は純の前に片膝をついて、ペニスを乳房の谷間に挟みこんでいく。
「オーッ!」
 ムチッとした柔らかな乳房に挟まれ、尿道からなにかがもれそうな感じがして、純はあわてて腰を引きかけた。しかし、乳肉にギュッと挟みつけられたペニスは、伸びはしても抜きだせない。そんなペニスに乳肉のしごきが加えられる。
60名無しさん@ピンキー:05/03/15 22:43:08 ID:OqHfOoz2
「はああっ」
 いい気持ちだった。
「次は私よ」
 美咲を引き離したひろみが、あけみと色違いの同じドレスの前を開き、黒いレースのパンティに包まれた下腹部をペニスに擦りつけていく。
 あけみと同じように抱きつくと、長い舌を出して純の唇を舐めまわしながら、腰をクイックイッと揺すりたてて、パンティ越しに恥丘でペニスを刺激しようというのだ。
「もうちょっとね」
 徐々に大きさを増し、身をもたげはじめたペニスを見て、ニンマリと笑いながら、千里はジーンズをおろしてヒップを剥きだしにする。
「!…………」
 黒いTバックパンティを谷間に深々と食いこませて、すっかり剥き身になったムチムチのお尻。見るだけで純の口に生唾が溢れ、ペニスがピクンッと跳ねる。
「はい、ほーら……」
 千里は純にヒップを突きだし、両手で谷間を割り開いて、半固まりのペニスを挟みつける。
「あああっ」
 得も言われぬ淫ら感に、純の全身がゾクゾクッ、ゾクゾクゾクッと震える。
「ふふっ、きみも悪い子ね」
 自分からペニスを擦りつけてくる純を冷やかしながら、千里はヒップをくねらせ、尻肉しごきを加えていく。
「あーっ……」
 たまらなかった。お尻の肉の間に挟みつけられたまま、しごきつづけられて、最後までいってしまいたかった。純は両手で千里のお尻を掴んで、なおも強く擦りつける。
「ああーっ」
 猥褻な行為に耽る連中に背中を向け、目をつぶって知らぬ振りを決めこもうとしても、純の嗚咽が聞こえるたびに、全身の血が騒ぎだして、妙子は思わず振りかえってしまいそうになる。
61名無しさん@ピンキー:05/03/15 22:43:38 ID:OqHfOoz2
「もうおしまいよ」
 あけみが、あわてて純と千里を引き離す。勃起まで、もうひと息だった。
 三巡目に入った。そしてふたたび、あけみの番。
 あけみの腿ずりもたまらなかった。しかし、最後の勝利をおさめたのは、乳首までもろだしにした美咲の、熱烈なパイずりだった。固まりかけた砲身をギュッと挟みつけられたうえに、玉袋にまで乳肉を擦りつけられてはたまらない。
「ウウウウッ!」
 純のものは一気に気張りきり、乳房の谷間から跳ねだした。そのままパチンッと下腹を打ち、臍に向かって弓形に反りかえった。
「ワーオッ!」
 誰が見てもまぎれもなく、怒張しきった、若々しく雄々しい勃起だった。
「…………」
 四人の女の賞賛の眼差しを浴びれば、恥ずかしくとも、晴れがましい気分になってしまう純。
「ねえ、妙子、見なさいよ! すごい。すごいわよ。純くんの勃起!」
 千里が歓声をあげる。
「いやよ! そんなもの、見たくない!」
 妙子は両手で顔を覆って頭を振る。見ずとも、妙子の脳裏にはもう、純の勃起がめくるめいてしまっていた。
「いやっ、いやよ、絶対……」
「わかった。わかったわよ」
 あっさり引きさがった千里が、妙子にも、そして純にも、なぜか恨めしく感じられてしまっていた。
 弟の勃起がどんなものか、この目で見てみたい!……
 雄々しく勃起したものをお姉さんに見てもらいたい!……
 そんな許されぬ欲情の疼きに、妙子も純も狼狽する。
「もう、いいでしょう」
 勃起してしまったものを隠すのもはばかりながら、純が気弱に解放を乞う。気張りきったペニスは、人目に晒されているだけでヒリヒリと感じられる。そうしているだけでも、いまにも白い精をほとばしらせてしまいそうに、きわどく疼くのだ。
62名無しさん@ピンキー:05/03/15 22:44:09 ID:OqHfOoz2
「駄目よ。きみだって、本当は出しちゃいたいくせに……」
「ねえ、今度は射精させる競争しましょうよ」
 ひろみがアイデアを出した。
「そうね。でも今度は、射精させちゃった人が負けっていうことにしよう。ほら、砂山の棒倒しみたいに」
 千里が後を引き継ぐ。
「面白そう! でも、それって難しそう。いまみたいにしたら、みんな手加減して、インチキしちゃうんじゃない」
「そうね。今度は公平に、手だけの勝負にしましょうか」
 こうしてルールは決まった。その間も、純は哀れに勃起を晒しつづけていた。まるで競売にかけられた女奴隷の境遇さながらに、純はただ射精させてくれる女手を待つしかないのだ。
 しかし、恥ずかしく哀れではあれ、なぜかそんな境遇がゾクッとするほどうれしく感じられて仕方がないのも事実だ。
 手淫競技は、ふたたびジャンケンが行なわれ、ひろみからと決まった。ぎりぎりのところまでしごきあげて、次にバトンタッチするのが競技の要領だ。
 だから、まずはじめは、できるだけ刺激的に、思いをこめてきつくしごき、爆発寸前のところまでもっていく。それが最初の手淫者の作戦となるはずだ。
「純くんのオチンチン、素敵ィ……おいしそう……誰も見てなかったら、お口にぱっくり咥えて、食べちゃいたい……フゥーンッ……」
 ひろみは純の前にひざまずくと、勃起を両手にやさしく包みこむようにして、剥きだした先端に、触れんばかりに朱唇を近づけ、息を吹きかけて、甘い言葉で挑発しながら、ゆっくりと撫であげるようにしごきだす。
「あう、あおううっ……」
 尿道にジンジンと疼きが走る。
「ウンンン、おしゃぶりしたいっ」
 本当に咥えてしまいそうになる寸前に、千里が二人を引き離した。
「駄目じゃない。今度は私の番よ」
63名無しさん@ピンキー:05/03/15 22:44:39 ID:OqHfOoz2
 千里は、ひろみとは反対に純の後ろにまわり、床にひざまずいた。そうして片手を前にまわして勃起を握りしめると、もう片方の手は、後ろから尻の谷間にもぐりこませていくではないか。
「ふふっ、これが私の得意技なの」
「あっ! ああああっ……」
 千里の指先が尻の谷間を這い、尻の穴にこじ入ってくる。背筋にビリビリッと電気が流れるような衝撃に、純ははしたなく嗚咽し、身震いしてしまう。
「ねえ、感じるでしょ」
 勃起をギュッと掴んで前後にしごきあげながら、尻の下に潜らせた手で、今度は玉袋を揉む。赤いマニキュアを塗った指が勃起に巻きつき、動きまわる卑猥さ。
「オオオウッ……」
 こんなにいい気持ちなことがあるのだろうか。純は股間を前後から二つの手で翻弄されて、真っ裸の体を身も世もなく悶えさせる。
「やばそう……」
 真っ赤になってギンギンに怒張し、折れんばかりに弓形に反りかえった一物に、あけみが前から恐るおそる手を伸ばしていく。
「駄目よ。まだ出したら駄目よ」
 あけみが念じながら、なおもゆっくり手を動かす。
「ああああ……」
 気持ちいい。気持ちよすぎる……。
 純は女手の甘美な刺激に浸り、いまにも暴発しそうな危うい快感に溺れこむ。
「私の負けみたいね……」
 やがてあけみが離れると、美咲が気弱に言いつつ近づいた。下から勃起を手のひらにくるみこむようにして持ち、静かに静かに撫でるようにしごく。
「あっ、ああっ、あああっ」
 尿道がジーンッと熱くなって、チロッと滴がこぼれる。切羽つまったきわどすぎる快感。それがなんとも言えず幸せだった。
「あっ……セーフね」
「お願い、もうちょっと我慢するのよ。男の子でしょ」
64名無しさん@ピンキー:05/03/15 22:45:46 ID:OqHfOoz2
 二巡目となったひろみは、いよいよ腫れ物に触るかのような、怯えるような手つきで勃起を掴む。
「ああ……あああああ……」
 もう触れられるだけで全身に電撃が流れる。四人の麗しい女たちに見つめられながら射精する。こんな幸せがこの世にあるだろうか。純は哀れで惨めだった気分が嘘のように、至福の快感に酔いしれる。
 前触れの透明な粘液が先端から溢れ、一滴、二滴と滴り落ちる。
「フーッ」
 三度しごいて、ひろみが急いで手を離した。
「いいわ、私が最後の面倒をみてあげる。思いきり出しちゃいなさい」
 千里は、見るからにはち切れんばかりにこわばりきり、真っ赤に熱血した勃起を、潤んだような目で見つめて言う。
「私の負けっていうことでいいわね。だから……」
 前とは違い、千里は今度は純の前にひざまずいた。そして、いきなり片手で勃起を掴み、片手に玉袋を包みこむ。
「あああっ!……」
 この感触が最高だった。最高にうれしかった。
「だから、最後は……私のお口でイカせてあげていいわね」
 言うなり千里は、ねっとりした唾液をのせた舌を勃起の裏茎にあてがい、啜りあげるように舐めていく。
「オオーッ!」
 腰がわななき、勃起が跳ねる。
「ずるい……」
 あけみとひろみが顔を見合わせてそう言ったものの、誰も千里には逆らえない。
 あけみもひろみも、そして美咲も、千里の口がまるで飢えた獣が餌を頬張るように、純の勃起をぱっくりと呑みこんでいく光景を、固唾を飲み、目を大きく開いて見守るしかなかった。
「あっ、あああああーっ!」
 純の勃起が千里の口のなかに入っていく。背を向け、目をギュッと閉じ合わせていても、その光景は妙子の脳裏にまざまざと見えた。
 駄目!……
65名無しさん@ピンキー:05/03/15 22:46:19 ID:OqHfOoz2
「あうっ……おうううう」
 両頬をぺっこりと窪ませて吸いたてながら、きつくすぼめた朱唇でしごきあげる千里。
 ズーチュッ! チュルルルルルルル……。
 先端をあらん限りの力で吸いあげたかと思うと、いきなり深々と、先端が喉につまってルージュを引いた朱唇が下腹にぶつかるまで、一気に呑みこんでいく。
「オオーッ!」
 純は千里の両肩につかまり、震えおののく体を必死に支える。
「……すごいわね」
 あけみとひろみと美咲の六つの目が、その一点に釘づけになる。
「あっ、駄目だ! ああああっ!」
 三回の吸いあげが限界だった。三度目に深々と呑みこまれた瞬間、純の腰は折れ、わなわなと痙攣して、千里の口の奥深くで勃起は熱く脈打って、沸騰したドロドロの粘液を一気に噴きあげた。
 ズズズズ……ジューッ……ジュルルルルルルル……。
 千里の口は、ここぞとばかりに吸いたてる。
「オオオオーッ……」
 脈打ち、噴きあげるのも間に合わぬかのように、粘液が吸いだされ、絞りだされていく。その過激なまでの快感に、純は千里の肩を掴んだ両手を力ませ、頭をのけ反らせて、はしたなく嗚咽する。
「あああ……」
 間歇が終わり、すべてを放出し終わってもなお、吸引しつづける千里の口のなかで、純の勃起はさもうれしげに、ピクピクと震えつづける。
「ふふふっ……」
 口のなかにいっぱいになった男の樹液をこぼさぬように、唇をキュッとすぼめて含みながら、勃起から口を離していく。
 満面に艶めかしい笑みを浮かべた千里は、手の甲で唇を拭い、そして純の目を見あげながら、口に溜まった精液をゴクリと呑みくだす。
「…………」
 うれしくて恥ずかしい、得も言われぬ気分のまま、純は小さくなりはじめたペニスを両手でそっとかばう。
66名無しさん@ピンキー:05/03/15 22:46:50 ID:OqHfOoz2
 こいつをしゃぶり、こいつがもらしたものを、本当に呑んでくれた……。
 そう思えば感激もひとしおで、ペニスが愛おしく、そして千里がなおさら愛おしい。
「興奮しちゃったァ……」
 あけみもひろみも美咲も、思わず生唾を飲みこんで大きな溜め息をついている。
「ああ……フーッ」
 部屋の隅で、妙子もまたこっそりと吐息する。
「はい、これでゲームはおしまい」
 千里は立ちあがって、乱れた髪を片手で掻きあげる。
「ねえ、でも、このゲームって、なにが賭かってたの?」
 あけみが言う。
「そうだ! ねえ、こうしない? 純くんを一日ずつ借りるの」
 ひろみのアイデアだった。
「いい! いいじゃない!」
 あけみが受ける。
「勝った者から順にね。だから、美咲が一番で、次に私たち。それから最後が、ズルした千里。それでいいわね」
「面白そうじゃない。いいわよ、私はそれで」
 千里が乗れば、それで決まりだった。
「でも、私はいいわ」
 美咲がためらう。
「なに言ってるの。さっき、私がやさしく手ほどきしてあげたい、なんて言ってたのは、どこの誰よ。いいから美咲が最初に手ほどきしてあげて」
 あけみがからかって言う。
「そういうことに決まったから、いいわね、妙子。明日から一日ずつ、私たちで、純くん、借りるからね」
 千里が念押しする。
「勝手にしてって言ったでしょ!」
 妙子は苛立ったように大きな声で言いかえした。
67名無しさん@ピンキー:05/03/15 22:47:27 ID:OqHfOoz2
「でも、ぼく……そんなこと……」
 純が裸体をまたも赤くして口ごもる。
「きみには、とやかく言う資格はないの」
 千里が純の顎を片手で掴んで言う。
「そうだわ。純くんも頑張ってくれたんだから、ご褒美あげない?」
「わかった。千里の言いたいこと、わかっちゃった」
 あけみが顔をほころばせた。
「パンティでしょう」
「ピンポーンッ! 大正解! 純くんは、パンティ大好き変態人間だっていうから、みんな、パンティ脱いでプレゼントするのよ。そうしたら、妙子姉さんのなんか、盗んだりしないわよね」
「ぼ、ぼく、そんな……」
「いらないの? 欲しくないの? みんな興奮しちゃって、きっと濡らしちゃってるわよ。染みのついたホッカホッカのパンティよ、欲しくなーい?」
「い、いえ……」
 はしたなくも、純はゴクリと喉を鳴らしてしまっていた。
 あけみとひろみは、すぐにその場でドレスをまくってパンティをおろしていく。
 例によって美咲はためらっていたものの、大勢に押し流されて、スカートの下からこそこそと脱いでいく。
 千里は大胆にも純の前で黒いTバックパンティをおろして、ノーパンになった下半身にジーンズをじかにはいていった。
「はい、どうぞ。どんなふうに使ってもいいのよ」
 色とりどりの、どれも信じられぬほど小さくセクシーなパンティを、顔の前にチラつかせられながら受け取れば、どうしようもなく顔はにやけて、小さくなったばかりのペニスがムクつきはじめてしまう。
68名無しさん@ピンキー:05/03/15 22:48:05 ID:OqHfOoz2
「ぼ、ぼく、じゃあ、もういいですか」
 もらった四枚のパンティを大切そうに両手に持って、純は急いで裸のまま居間を出ていく。
 脱がされたジーンズも、Tシャツも忘れて。一刻でも一秒でも早く、自分の部屋にこもって、染みのついたホカホカのパンティに顔を埋め、濃艶でエロチックな四人の女のアソコの匂いを嗅ぎまわしたかった。
「なんだか、パンティがないとスースーしちゃって、感じてきちゃうな」
「純くん、いまごろ、あけみのパンティ鼻に押し当てて、勃起したオチンチン、しごいているかもよ」
「やだァ、そんなこと考えたら、よけい感じちゃうじゃない」
「いつまでも馬鹿言ってないで、私たちもそろそろ帰ろうよ」
 千里が言う。
「妙子、いいわね。明日保育園に純くんを連れてくるのよ。明日から純くん、借りるんだからね」
「勝手にしてって何度も言ってるでしょ。ほっといてよ! もう早く帰って!」
 妙子はほとんど半ベソで、クッションを四人の女たちに投げつける始末だった。

おしまい
69名無しさん@ピンキー:05/03/16 01:06:45 ID:WQZ3M5vF
 翌日の午後、もちろん、それまで妙子と純はひと言も交わさず、顔さえ見合わすことはなかったが、約束どおりに純はなかよし保育園におもむいた。
 昨日のことがまるで嘘のように、何事もなかったかのように、保母たちは落ち着いた勤務振りだった。とはいえ、彼女たちの仕事振りをじかに見るのは、純も初めてだった。
 ジャージにエプロンという保母の仕事着を見つめながら、純は昨日の痴態を思いださずにはいられなかった。
 この艶めかしい女の子たちに、その艶めかしい女体を目の当たりに見せつけられて、太腿で、下腹で、乳房で、尻肉でペニスをしごかれ、そして、フェラチオまでしてもらい、あろうことか精液まで呑んでもらったのだ。
 思いだせば、どうしようもなく生唾が溜まり、にやけてきてしまう。
 純は目を休める暇もなく、生唾を飲みのみ、ジーンズのなかでペニスをこわばらせっぱなしだった。
 今日これからのことを思えば、目移りはしても、自然と純の視線は美咲の胸に集中していく。
 今夜ひと晩、あの攻撃的に揺れる乳房を持った女体を貪り、貪られるのだ。どんなにムチムチして、どんなにすべすべで、どんなにいい匂いがするのだろうか。
 それを思えば、目は美咲の乳房の谷間に釘づけにされ、ジーンズのなかで痛いほどに欲情が煮えたぎる。
 やがて保育園の仕事がすべて終了し、妙子の冷たく蔑むような視線に、かすかな罪悪感を覚えながらも、純は他のメンバーたちの冷やかしの声を浴びつつ、美咲の後に従った。
70名無しさん@ピンキー:05/03/16 01:07:35 ID:WQZ3M5vF
「今日は来てくれてありがとう」
 胸の開いたボディコンのワンピースの上に小さなベストを羽織った美咲は、一人暮らしのアパートに純を招き入れると、はにかむような笑みを浮かべた。
「い、いえ……ぼ、ぼくこそ……」
 純も恐縮したように口ごもる。昨日のあの攻撃的に乳房を揺する大胆で挑発的な美咲とはまるで別人のような、控えめで淑やかな美咲に、純は戸惑ってしまった。
「私ね、いまボーイフレンドがいなくって、寂しかったところなの。ちょっと前まではいたんだけど、この仕事やりだしてからは忙しすぎて、男の子と付き合ってる暇なくなっちゃったのね」
 それは、姉の妙子を見ていればよくわかった。
「私って、好きになったら夢中でつくしちゃうタイプなの。だから、保母と男の子、二つを両立できないのよね」
「わかるような気がします」
 美咲のような艶めかしい女につくされたら、どんなに幸せだろう……。
 そんな甘い思いが純の胸をよぎる。
「ふふっ、生意気言ってェ」
 言いながら美咲がベストを脱ぐ。ワンピースの胸もとから深々とのぞいた乳房の谷間が、純には眩しかった。
「ねえ、純くん」
「は、はい?」
「純くん、まだ女の子と、したことないって、本当?」
 かすかに頬を赤らめて、伏し目がちに言う。
「えっ? あっ、はいっ」
 純の顔も真っ赤になる。
「正直なのね。それで、いいの? 私なんかと、初めての……」
 のぞいた乳房の肌もポッと赤く染まる。
「は、はいっ……い、いえ、美咲さんこそ本当に、い、いいんですか?」
 声が震える。
「うん。だって純くん、素敵なんですもの。それに、私……ふふっ、なんでもない。じゃあベッドに行こう」
 初めてのなにも知らない初心な男の子に手ほどきして、思うぞんぶん可愛がってみたい。それが美咲の昔からの願望だったのだ。
71名無しさん@ピンキー:05/03/16 01:08:10 ID:WQZ3M5vF
「ねえ、純くん。私のオッパイ、どう思う? 大きすぎて下品じゃない?」
 ベッドに並んで腰をおろしたまま、口もきけない純の緊張を解きほぐそうと、美咲がやさしく声をかける。
「そ、そんなこと、絶対にありません! す、すごく素敵です!」
 純は真剣になって言う。
「ありがとう。男の子って、オッパイに顔埋めてみたいって思うんですって? 純くんもそう?」
「は、はい」
「いいわよ。じゃあ……」
 美咲は純のほうに身体を向けると、ワンピースを両肩から抜いて、胸もとをさらにひろげ、かすかに前屈みになって胸を突きだす。
「…………」
 広く深く開かれた胸もとから、たわわに実った乳房が、乳首までもが眩ゆくのぞいている。純は吸い寄せられるように顔を近づけていく。
「ほら」
 美咲は両腕で純の頭を抱えて、顔を乳房の谷間に押しつける。
「あーっ」
 一瞬の暗闇、しっとりと温かな肌、甘柔らかな肉、甘い匂い……。目を開ければ、どこまでも白く肌理細かな肌が見える。次の瞬間、純はためらいを忘れて、意地汚く顔中で美咲の乳房を貪っていた。
「こんなことがしたかったの? ふふふ、可愛いのね」
 美咲は両腕に力をこめて、純の顔に乳房を擦りつけていく。
「あーっ、いい! いい気持ちです!」
 なんという甘美な感触だろうか。
「すごい、いい匂い……香水ですか?」
 乳房に顔をふさがれたまま、もごもごと聞く。
「香水なんかつけてないわ。私の身体の匂いよ。ああン、恥ずかしい……」
 乳房が火照り汗ばむ。乳房の谷間に鼻を押しつけて、クンクンと匂いを嗅ぎまわる純が可愛らしかった。
「ああ、いいっ……いいなァー」
 純の顔は意地汚く美咲の乳房を這いまわり、胸もとをさらに押しさげて、桜色の乳首に唇を押し当てていく。
72名無しさん@ピンキー:05/03/16 01:09:24 ID:WQZ3M5vF
「駄目ェ……まだよ」
 美咲が、乳房に張りついた純の顔を両手でそっと押しかえす。
「その前に、純くん、お洋服を脱いで。見せて欲しいの、純くんの体」
 乳房の甘さに未練を残しながらも、裸になることに純はなんのためらいもなかった。昨日とは違って、下腹のものはすっかり雄々しくそそり立っている。
 立ちあがって、Tシャツとジーンズ、トランクスを、いかにも勇ましい素振りで脱ぎ捨てていく純を、美咲は乱れたワンピースを直しながら頼もしげに見あげる。
「わあ、すごい。もう、こんなになっちゃってる」
 下腹部に弓形になってしなり揺れる勃起に、美咲はうっとりと見とれた。
「昨日は、みんながいたからよく見られなかったけど……」
 美咲は凝視したままベッドをおりて、床の上に横座りになった。そのまま寄りかかるようにして間近にとらえ、純の顔をあおぎ見る。
「今日は、私だけのものよね」
 両手を添えてカチンカチンの茎をそっと撫であげながら、純の目と見つめ合って微笑み、甘い声で囁く。
「は、はい……」
 腰が震え、勃起がしなる。
「どんな匂いがするのかな。嗅いでもいい?」
「ど、どうぞ……」
 先端に鼻を擦りつけられ、鼻の穴にこじ入れられるようにして匂いを嗅がれれば、恥ずかしさと心地よさに尿道が疼いて、早くも前触れの液がもれだしてしまう。
「フーンッ、いい匂い。純くんのオチンチン、なんて素敵な匂いがするの」
 あまりのこそばゆさに前触れがまた溢れる。
「ふふっ、おもらし……」
 鼻の頭を先端に擦りつけ、ヌルヌルさせる。
73名無しさん@ピンキー:05/03/16 01:10:02 ID:WQZ3M5vF
「あああっ……」
「もう、出ちゃいそうなのね?」
「はい……」
「お口で呑んじゃってもいい?」
「は、はい」
 もう、その言葉だけでも射精しそうになっていた。
「昨日は、千里が独り占めして……私も、本当は純くんのオチンチン、すっごく欲しかったんだから……」
 美咲は片手で勃起をつまむと、長い舌を出して、裏茎の縫い目に沿ってチロチロと舐めあげていく。
「ウウウッ……」
「感じる? 気持ちいい?」
 ねっとりと粘りつく舌を何度も裏茎に往復させながら、片手で茎をしごき、片手で玉袋を揉みしだく。
「は、はい……す、すごく気持ちいいです」
 溢れだす前触れと美咲の唾液で、勃起はヌルヌルになっていく。
「もう、出そう?」
「はい」
 聞くなり美咲は顎を引いて、真上からぱっくりと、勃起を口のなかに呑みこんでいった。
「オッ、オオオオッ!」
 チュウウウッ! チュルッチュルルルル……。
 美咲は純の腿に両手でつかまって、頭ばかりか身体全部を前後させて、勃起を口のピストンで吸いあげる。
「あーっ、出る! 出ちゃう!」
 純も両手で美咲の肩を掴んで腰を振り、美咲の口にさらに深く突きこんで、思いきり力をこめて射精する。
「ああっ!」
 すさまじい快感に純はめくるめく。睾丸が持ちあがり、茎全体がビクンッビクンッビクッと痙攣して、ものすごい勢いで白い粘液が飛びだしていく。
74名無しさん@ピンキー:05/03/16 01:10:33 ID:WQZ3M5vF
「フンンン、おいしかったァ。純くんの、オチンチンのミルク……」
 呑みくだし、まだ口腔に粘っこく残ったものを舌なめずりしながら、美咲は鼻にかかった声で言う。
「本当言うとね、私、男の人の精液って、呑んだのはいまが初めてなの。なんとなく、汚いような気がして。でも、純くんだとちっともそんな気がしなかった」
「…………」
 感激をどう言葉にしていいのかわからなかった。
「ねえ、私のお洋服、脱がせてくれる」
 美咲がおもむろに立ちあがった。ベッドに腰を落とした純の肩にそっと手をかけ、甘えるような眼差しを向ける。
「はいっ」
「じゃあ……」
 美咲は両腕をあげて、うながす。純は床に膝をついて、ワンピースの裾を両手に持ち、ゆっくりまくりあげていく。
 むっちりとした太腿がのぞき、花柄のパンティが露わになり、ぺっこりと窪んだ腹部が、肋骨の畝が、豊かな乳房が、純の眼前に次々と剥きだしになっていく。
 熟した果実のような乳房、豊満な女体だ。しかし、ウエストは華奢なほどにくびれ、脚も細くしなやかに長い。日本人離れした起伏の激しいグラマラスな肢体に、純は思わず目を見張った。
 すぐにでも口をつけ、鼻を押しつけ、匂いを嗅ぎまわしたい。そんなこみあげる衝動を堪えながら、ワンピースを美咲の頭と腕から抜き取っていく。
「パンティも、ね……」
 肉感的な女体の白くなめらかな肌が上気して、パッと赤らむ。昨晩、純の手もとに残してきたパンティのことが一瞬、頭をよぎる。
 純も顔を赤らめながら、美咲のパンティのウエスト部分に両手の指をかけていく。生唾を飲み、手指を震わせながら、ゆっくりゆっくり押しさげていく。
 お臍の下に白くたおやかな下腹部がひろがり、やがて黒い繊毛が一本、また一本と姿を現わしはじめる。
 美咲は大きく息を吐き、純は息を飲む。
 生まれて初めて見る、生身の女の恥毛だった。
75名無しさん@ピンキー:05/03/16 01:11:08 ID:WQZ3M5vF
「ヘア、見るのは初めて?」
「はい」
「ふふっ……うれしい」
 美咲は微笑みながら、純の両手に手を添えて、ためらう手をさらに押しさげていく。花柄のパンティは一気にさがって、股間に挟まった部分を中心にして裏返った。
「…………」
 逆三角形の稠密な繊毛の密林が、ざわめくようにいっせいに溢れだし、白い下腹の上に黒々と花咲くさまに、純は目を見張る。こもっていた甘く湿った匂いがサーッと漂ってくるようにも感じられた。
「濃いでしょ。淫乱だって言われるの」
「そ、そんなこと……綺麗だァ。とっても綺麗です」
 目を奪われ、鼻をすり寄せたい衝動に駆られながら、純は憑かれたように言う。
「最後まで、脱がせてェ」
 美咲は純の両肩につかまったまま片足ずつあげて、パンティを足から抜き取らせていく。
「純くんに、全部脱がされちゃった、ふふっ」
 全身をほのかに朱に染めて、美咲は全裸の女体を純に晒す。
「き、綺麗です!」
 感動のあまり魂を抜き取られたような顔で、口を半開きにしたまま、純は艶めかしい限りの女体に視線を泳がせる。
「ねえ……男の人は、好きな女を見て、したくなると、オチンチンが大きく硬くなるんでしょ」
 出したばかりだというのに、早くもムックリと勃起しはじめた純の一物にチラッと目をやりながら、美咲は意味ありげに言う。
「女は、好きな男の子を見てしたくなっちゃったら、どうなるか、知ってる?」
「…………」
 純は考えあぐねる。
「ふふふ、熱くなって、濡れてきちゃうのよ、ここが……」
 透き通るような肌をさらに朱に染めて、美咲は純の手を取り、恥毛が群がる腿の付け根の間に導いていく。
「触ってごらんなさい」
 純は、恥毛のなかに埋もれた肉の割れ目に、恐るおそる指を挿しこんでみた。
76名無しさん@ピンキー:05/03/16 01:12:16 ID:WQZ3M5vF
 ビチャッ……。
「ほ、本当だ! 濡れてる!」
 そのあたりの柔肉は、熟しすぎた果実のようにねっとりと蕩けて、ヌルヌルで、まわりの恥毛までじっとりと湿りを帯びているではないか。
「ね、これがね、したいっていう、しるしなの……見てみたい?」
「はいっ」
「じゃあ、場所をかわりましょう」
 美咲がベッドに腰をおろし、純が床にしゃがみこむ。
「ああン、恥ずかしいっ」
 美咲の肌はいよいよ真っ赤に染めあがっていた。
「こんなことするの、純くんが初めてよ。純くんだけに、するのよ」
 言いわけしながら美咲は、膝を折って脚をベッドの上にのせると、両手を後ろについて上体を反らせ、膝をゆっくりと恥ずかしげに開いていった。
「…………」
 目の前で、全裸の女体が両脚をV字に開き、開かれた股間をさらに間近に迫りださせてくるのだ。
 逆三角形の黒い密林が下のほうで二つに分かれ、ぷっくりとした肉が二つに割れ、その間から、縦長の小さな肉片がいたいけな姿を現わす。
 それはまるで、二枚貝が口を開いて中身をのぞかせているといった感じだった。赤みを帯びた肉身は、見るからにねっとりと濡れそぼち、ちょっとでも押せば、つぶれてジュッと身汁を溢れさせてしまいそうだ。
 純は、口腔に溜まった生唾をゴクリと飲みこむ。
「そこが……小陰唇……」
 美咲は、純の目と視線の先を交互に見て、熟視される羞恥をまぎらわすように言う。
「綺麗だァ……」
 知らないうちに上体が前に乗りだし、純の顔はV字に開かれた太腿の間に深々と入って、美咲の割れた貝の生身に、熱い息が感じられるほど接近していた。
「もっと、なかのほうも、見たい?」
 耳たぶから爪先まで、美咲の全裸の肌は紅の花が色づいていくかのように朱に染まり、熱く火照って、じっとりと汗ばんでいた。内腿の白く華奢な肌まで火照りを赤く透かし見せるさまは、実に艶めかしい。
「は、はいっ……お願いします」
77名無しさん@ピンキー:05/03/16 01:12:56 ID:WQZ3M5vF
 心臓が早鐘をつき、息がつまりそうになりながら、美咲は片手を下腹に伸ばし、指先で恥毛を掻き分ける。重なり合った肉片を人差し指と中指で引き剥がし、めくりかえすように左右に開いていく。
 透明な粘液がツーッと糸を引き、ねっとりとした潤みをたたえた赤身の裏肉が鮮やかに剥き身になる。そして、すっかりめくれかえった肉片の上のほうに小さな肉粒がプクッと身をもたげる。
 開かれた花弁のなかから花蜜の香りが漂うように、その部分から湿り気を帯びた甘い女蜜の匂いが解き放たれる。
「すごい!」
 胸にキューンッと衝きあげるものを感じながら純は、目を、鼻を、その一点に集中させる。
「ああっ、綺麗だ……綺麗だァ!」
 吸い寄せられるように、さらに顔を近づけ、首をかすかに振って見つめ、嗅ぎまわる。
「フンンンンン……み、見える?」
 視線が熱く焼きつき、鼻息が熱く吹きかかる感触にゾクッと身震いしながらも、美咲はさらに指先に力を入れて裏肉を剥いていく。
「見えるっ……全部、見えますっ」
 赤身の肉の真んなかに小さな裂け目が小さく開き、呼吸するかのようにヒクついているのがはっきりと目に飛びこんでくる。
「オチンチンの入る穴も、見える?」
「は、はい……」
 純の声はかすれていた。
「こ、こんなふうに、見られるの、は、初めて……」
 純の鼻先と二、三センチと離れていないのだろう、熱く荒い息が女陰にじかに触れてくるような卑猥な感覚に、女体の芯に震えが走る。
 見つめられ、息の触れる部分が、剥き身になった膣口が熱く疼いて、はしたないほど蕩けていく。
 赤身の肉はネトネトに濡れ、チラチラと輝き、肉汁を溢れさせ、会陰部へと滴っていく。はしたなくふしだらな実感に、女体はもじつき、もうたまらない。
「ねえ、キスしても、いいのよ」
 純は誘われるようにうなずき、唇をすぼめて、指で開かれた剥き身の肉に吸いついていく。
78名無しさん@ピンキー:05/03/16 01:13:29 ID:WQZ3M5vF
「はあ……ンッ!」
 美咲の腰が踊る。
 チュウーッ!……
 純の口が肉汁を啜る。
「ンッ……」
「お、おいしい……」
 純はいったん口を離すと、今度は舌を突きだし赤身の肉に挿しこむようにして、膣のまわりから入口付近をねぶりはじめる。
「ファンッ」
 踊るような純の舌のねぶりに、美咲の腰も踊りつづける。
「フーンッ、いやァ……もっと強く、啜ってェ」
 あてがっていた手指をはずして、女陰を丸ごと純の口に委ねると、美咲は両手で裸身を支えて上体をのけ反らせ、クンニリングスされやすいようにと股間をさらに迫りださせる。
「ああっ……はあンッ……」
 純は鼻面を恥毛の群れに埋めて恥丘に擦りつけたまま、大きな口を開けて女陰を頬張り、がむしゃらに吸いたてる。
 いつの間にか両腕で美咲のヒップをしっかり抱えこみ、無我夢中のていで顔を揺すって、鼻を、口を、さらに強く、乱暴なまでに、濡れぬれの恥部に擦りつけ、食らいついていく。
「ンッ、フンッ、はあンッ……」
 美咲は頭を振り、鼻を鳴らし、全裸の女体を身悶えさせ、純の熱狂的な口淫に応えて腰を浮かせ、上下左右にくねり踊らせつづける。
 羞恥に火照っていた女体は、興奮と恍惚に上気しきって、肌は火のように赤く染まり、ねっとりとした甘い汗を噴きだす。
「駄目……もう、駄目ェ……」
 もうほとんどイッてしまいそうになり、美咲は焦って両腿で純の頭を挟みつける。そうして動きを封じると、裸身を起こして純の顔を両手でやさしく押しかえす。
 純の口のまわりは淫蜜でべとべとに濡れ、美咲の陰毛は唾液を吸って固まり、濡れ羽色に光っていた。
79名無しさん@ピンキー:05/03/16 01:14:06 ID:WQZ3M5vF
「純くんったらァ、すごいんだもん……本当に食べられてしまいそうな感じだった」
 美咲は潤んだ目で見つめながら羞じらう。
「ご、ごめんなさい」
 口を手の甲で拭い、純も恥ずかしそうに言う。
「そんなに、私の……好き?」
「は、はい。大好きです」
「おいしい?」
「はい。甘くてたまんないんです」
「ふふっ、ありがとう……オチンチン、ピンピンね」
 純の下腹ににょっきりとそそり立ったものを見つめて、美咲はうっとりとした笑みを浮かべる。
「もう、私の……なかに、入りたくってしようがないんでしょ」
 純は真剣な表情でうなずく。
「じゃあ、ベッドに……」
 純はそそくさとベッドにあお向けに横たわる。全裸の体の真んなかで、熱血した勃起が弓形になってしなり揺れる。
「純くんの体、とっても綺麗よ」
 純の体に添い寝するように半身になると、美咲は片手を若い胸から下腹へと這わせ、撫でまわす。さらに身体を起こして、手が撫でた後に唇を押しつけていく。
「く、くすぐったいです」
 なんとも甘美な気分が照れくさかった。生まれて初めて女体と接する期待が、生まれて初めて女性と裸で抱き合う興奮が、純の全身を浸していく。
「ふふっ、純くんのオチンチン、本当に素敵。本当にまだ、女の人のなかに一度も入ったことのないオチンチンなのね」
 手で茎をギュッと掴み、頬ずりして、亀頭にチュッと口づけする。
「じゃあ……お姉さんのなかに、入れてあげましょうね」
 美咲は勃起に囁きかける。
「ひとつ、お約束してね。出そうになったら言ってね。出ちゃう前に、教えるのよ」
 純の顔を見て言う。
「わかりました」
 純が美咲の目を見てうなずく。いやがうえにも緊張が高まる。
「ふふっ、うれしい……私が、純くんの、初めての女になるのね」
 言いながら美咲は純の下腹の上にまたがって、四つん這いになっていく。
80名無しさん@ピンキー:05/03/16 01:15:01 ID:WQZ3M5vF
 たわわに実った乳房が揺れる。それが眩しくてたまらない。
「熱くて、とっても硬い……純くんのオチンチン」
 美咲は片手を身体の下に潜らせて、勃起を握りしめた。
 純は頭をもたげて、自分の勃起の行く末を必死に見つめる。
「お姉さんのなかに入って、暴れるんでしょ。フンン、悪い子なんだからァ」
 勃起の先端を割れ目にあてがい、擦りつける。
「あっ……」
 快感の期待に全神経が研ぎ澄まされる。
 美咲は裸身を起こすと、純の顔をチラッとはにかむように見て目をつぶり、片手で起こした勃起にゆっくりと女陰をあてがっていった。
「あっ……」
 ヌルッと滑りこむ感触があり、次の瞬間、純の勃起に熱くぬめった肉が吸着する。そして絞りつけられるような感覚に、ペニスがわななき、跳ねる。
「ンッ!」
 硬いものに貫かれ、先端が女体の芯に突き当たり、次の瞬間、体内でそれがピクッと跳ねる感触に、美咲の身体はひきつり、喉の奥に嗚咽が絡まる。
 純は頭をもたげ、美咲は両手を純の胸についた格好で頭をさげて覗きこむ。二人の視線が結合した部分に集中する。美咲の腰は純の下腹にべったりと落ちこみ、二人の陰毛が混じり合って、ひときわ黒々と見える。
「あ、ああっ、いい気持ちですっ……美咲さんっ」
 じっとしているだけで、ジュワジュワと吸いつき絞りあげてくる感触が、勃起にたまらなく甘美だ。純は熱く蕩ける女体を実感する。
「私も……ンンンン、いいっ……いいわァ、純くん」
 身体のなかでピクッピクッと小さく震える勃起の感触がたまらなく可愛らしく、うれしく、そして快感だった。
「こ、これが、女の身体よ」
 今度は両手を純の胸の両脇につき、前屈みになって顔を近づけて唇を重ね、ねっちりしたキスをする美咲。
「あーっ、おいしいっ……美咲さんの唾、もっとください!」
「ふふふ……」
 得も言われぬ艶めかしい笑みを作って口腔から唾液を絞りだすと、美咲は舌を絡めて純の口腔へ唾液を注ぎこんでいく。
81名無しさん@ピンキー:05/03/16 01:15:38 ID:WQZ3M5vF
「あああ、おいしい……」
 乱れ落ちた髪に顔をふさがれ、甘い汗の匂いに包まれ、甘い唾を啜って、純はもうそれだけで至福の気分だった。
 美咲が顔を離した。はにかむように微笑み、ゆっくりと腰を前後に振りたてはじめる。それにつれて膣のなかが蠢き、ペニスをギュッギュッと絞りしごいていく。
「あーっ……」
 純は両手でシーツを掴み、頭をのけ反らせて嗚咽する。
「フーンッ……」
 艶めいた嗚咽を切れぎれにもらしながら、美咲の腰は勝手に動きを速めていく。
「ああっ、いい気持ちだァ」
 純は必死に頭をもたげて、交わり合った体に目をやる。大きな二つの乳肉が、いまにも千切り取れそうなほど揺れている。
「オ、オッパイ、触ってもいい、ですか?」
 髪を乱し、目を閉じ、かすかに開いた唇の間から甘く乱れた息を吐き、腰を激しくくねらせつづけたまま、美咲は大きくうなずく。
 下から両手で手のひらに包みこむようにして、重さを量るかのようにそっと持ちあげる。じっとり汗ばんだ乳房は、まるで手のひらに吸いついてくるような感じだった。純は、指先に力を入れて、手にあまるほどの乳房をギュッと掴み、揉みこねる。
「はあン……もっと強く!」
 腰をねじり、さらに深く勃起を埋めこんで味わいながら美咲は求める。
「オオーッ……」
 こみあげる快感に溺れそうになるのを堪え、純は両手を力ませて豊麗な乳房をねじり揉む。
「ウウーンッ」
 美咲は頭をのけ反らせ、歯を食いしばって全身を力ませる。
「あーっ」
 勃起が折れそうなほどに締めつけられる。
「吸って! 乳首を、吸ってェ!」
 純は頭をもたげ、首を曲げて、乳首に吸いつく。片方の乳を片手で力まかせに揉みしだきつつ、吸いついた乳首に前歯をあてがい、噛むようにして引っ張り、吸いたてる。
82名無しさん@ピンキー:05/03/16 01:16:22 ID:WQZ3M5vF
「ヒァーンッ!」
 艶めいた悲鳴をあげて全身をひきつらせ、背を弓反らせ、前にも増した激しさで腰をクイックイッと揺すって快感を取りこむ美咲。
「ああっ……」
 純も負けじと背を浮かせて乳首に吸いつき、噛み、舐め啜る。
「ファンッ、ヒーンッ……」
 全裸の女体は恍惚の汗を浮かべ、甘酸っぱい匂いを発散させている。
「ああっ、だ、駄目ですっ」
 美咲の腰がひときわふしだらに震え踊りだすと、純はたまらずに声をあげた。
「で、出そう……」
 美咲はあわてて腰を浮かせ、女陰から勃起をはずして身体をずりさげていく。
「待って! 待ってて!」
 美咲は勃起の上に乳房を覆いかぶせ、両手を両脇にあてがい、乳房の肉間に勃起を挟みつけた。そして、顎を引き、乳房の間から頭を出した亀頭を口に咥える。
「オオッ……」
 乳房の肉にしごかれ、亀頭を口で吸引される。そのあまりに過激な快感に、純は横たえた裸身をのた打たせる。
「オオオーッ!」
 乳房の間で勃起が脈打ち、尿道から噴きだしたドロドロの白濁液がそのまま口のなかに吸引されていく。
「ああーっ……」
83名無しさん@ピンキー:05/03/16 01:16:55 ID:WQZ3M5vF
 間歇し終わって、精のすべてを吸い取られてもなお、勃起のわななきはとまらない。
「ふふふ、どうだった? 気持ちよかった?」
 小さくなりはじめた勃起を口から離しても、美咲はまだ純の下腹に顔をのせかけらせ、口で、手で、股間の一物を慈しみつづけていた。
「は、はァい!」
 これほどの興奮があるだろうか。感激と感動は、おさまるどころではなかった。
「私もよ。こんなに感じたの、初めて」
 本当に愛おしくてならないように、萎んでいくペニスに、玉袋に、美咲は熱い口づけをしつづける。
「ぼ、ぼくにも、美咲さんの……舐めさせてください。顔の上にまたがってください」
「こう?」
 美咲は純の下腹部に顔をすり寄せたまま、裸身を反転させた。脚で裸体をまたぎ、純の顔に股間を近づける。
「はい……」
 顔の真上に逆さに開いた美咲の股間を、純は眩しげな目で拝む。そして断りもなく、両手を女陰に添えて、ぷっくりした肉間からのぞいた秘唇を左右に押し開く。
「ここに……こんな小さなところに、ぼくのが……入っていたんですね」
 そう思えば、膣がなおさら愛おしく感じられて、純はたまらずに、頭をもたげてむしゃぶりついていく。
「ああンン……わ、悪い子ォ……」
 言うなり、美咲も負けじとペニスにかじりつく。
 このままずっと、いつまでもこうしていたい……。
 そんな思いをぶつけ合うように、二人は重なり合ったまま、いつまでも互いの性器を貪りつづけるのだった。

おしまい
84名無しさん@ピンキー:05/03/16 22:30:05 ID:Lp595rOM
最後はもちろんお姉様方でパワーアップした純君が姉に襲い掛かるんですよね?
85名無しさん@ピンキー:05/03/17 23:46:13 ID:vA+jVaeZ
 気にすまいと思っても、どうしようもなく気になって、その夜ずっと、妙子はなにも手につかなかった。
 純が誰となにをしようと、知ったことではないはずなのに。相手が知り合いの女だから気にかかってしまうのだろうか。
 いまごろ、美咲と純は、ベッドでいちゃついて、いやらしい限りのことをしているに違いない……。
「美咲も美咲よ。よくあんな変態、相手にできるわよ。いやらしい!」
 心は千々に乱れて、いたたまれなかった。
 なぜか純に対する怒りがムラムラと湧きたって、妙子は気がつくと弟の部屋に入りこんでいた。
 怒りに駆られるがままにベッドカバーを剥ぎ、机の引き出しを片っ端から開けていく。
「…………」
 一番下の引き出しを開けたところで、思わず妙子の目がとまった。
「なによ、これ!」
 昨日、妙子の誕生パーティーで、メンバーの女たちからもらった、あのパンティだ。色とりどりの、どれもがひどく小さくエロチックな四枚のパンティ。そのひとつひとつがご丁寧にもそれぞれ別の透明なビニール袋に入れられて、しっかり封をされているのだ。
「これって、もしかして……匂いがなくならないようにするため!?」
 黒いTバックの入ったビニール袋には『千里』と書かれた名札がつけられ、赤いレースのパンティの袋には『あけみ』と、黒いレースのには『ひろみ』と、そして花柄のビキニのには『美咲』と書いてある。
 妙子は開いた口がふさがらなかった。
「本物の変態だわ!」
 シンナー遊びのように、そのビニール袋に顔を突っこんで、それぞれの女のパンティの匂いを深呼吸しては恍惚となる。そんな純の光景が脳裏に焼きついて離れなかった。
86名無しさん@ピンキー:05/03/17 23:47:03 ID:vA+jVaeZ
「なによ! 私のだけじゃ飽き足らないっていうの!」
 いよいよ無性に腹が立った。引き出しを足蹴にする。
「なんてやつ! 私のパンティ、さんざん嗅ぎまわして、オナニーしてたくせに!」
 どうしていいかわからず、妙子は純のベッドに身を投げだした。
「ああンッ、もういやっ!」
 目を閉じれば、痴戯にうつつを抜かす純と美咲の卑猥な光景が、瞼の裏にありありと浮かんできてしまう。
 純の勃起と戯れる美咲。美咲の股間に嬉々として顔を埋める変態の純。
「なによ! なんなの!」
 妙子は無意識のうちに片手を下腹に伸ばしていた。
「いやらしいやつ……」
 スカートをまくり、白いパンティの上から手のひらで女陰を擦りつける。
「ウーンッ……」
 怒りが欲情とない混ぜになって、妙子は駆られるように、激しく手で女陰を擦りたててしまっていた。
「あ、ああンッ……」
 指を折り、パンティの上から割れ目を擦る。それだけではもの足りず、割れ目のなかにパンティごと指先を突きこんでいく。
「フンンン……」
 もうなにもかもわからなかった。指が激しく女陰を擦りあげ、卑猥な指に翻弄されるがままに、妙子は腰をくねらせ、嗚咽をあげ、淫汁をもらしつづける。
「あっ……あああっ……」
 白いパンティがべっとりと濡れ、股間に楕円の濡れ染みがひろがっていく。
 その夜、妙子は弟のベッドで全裸になり、何度となくオナニーに狂奔し、パンティを濡らしつづけた。
87名無しさん@ピンキー:05/03/17 23:47:43 ID:vA+jVaeZ
 射しこむ朝日に、妙子はハッとして目覚めた。ムックリと起きあがって頭を振り、記憶を呼び覚ます。
「ああっ、なんてこと……」
 かすかな自己嫌悪を覚えながら、妙子はベッドからおりて立ちあがる。
 触れ合った内腿がひやっと冷たく湿っていた。女陰の割れ目のなかにパンティが深々と挟まりこんでいる感触が生々しく甦る。
「いやだ……」
 妙子は、さも汚らわしいとでもいうように、その場でそそくさとパンティをおろしていく。脚から抜き取ったパンティを手に取り、かざして見る。
「…………」
 白い布地にくっきりと、割れ目の形も生々しく、乾きかけた濡れ染みがひろがっている。恥ずかしさに妙子の頬が赤く染まる。
 そのときだった。妙子の脳裏に邪悪なアイデアがひらめいた。
「純のやつ……」
 妙子は、そのパンティを純の机の上に形を整えて置いた。
「ふふふっ……」
 妙子の顔に邪悪な笑みがひろがっていった。
88名無しさん@ピンキー:05/03/17 23:48:32 ID:vA+jVaeZ
 純が帰ってきたのは昼少し前だった。
 妙子は自分の部屋にこもったまま、耳をそばだてて、純の動静をうかがっていた。純の部屋のドアが開き、閉まるのを確認すると、妙子は待ちかねたように立ちあがり、急いで部屋を出た。
 忍び足で純の部屋の前に近寄り、ドアに耳を当て、息を潜めて待った。
 一方の純は、部屋に入るなり、机の上に置かれた白い布地が真っ先に飛びこんできた。すぐに、それとわかった。純は戸惑い、あたりを見まわさずにはいられなかった。
 机に歩み寄って手で触れる前に、目で確認する。胸が異様に高鳴りだす。
 お姉さん……。
 まぎれもなく、姉の妙子がはいていたパンティだった。なぜ姉のパンティが机の上に、これ見よがしに置かれてあるのか。なにかおかしいとは思いつつも、純はとにかく手に取ってみずにはいられなかった。
「!…………」
 両手で間近にかざして見れば、股間の部分に黄ばみかけた濡れ染みがくっきり見えるではないか。動悸がさらに速まる。
 お姉さん、どうして?……
 頭を悩ますより先に、もう我慢できなかった。両手でつまんだまま、その部分を鼻先に近づけ、あてがい、鼻を鳴らして匂いを吸いこむ。
「ウーンッ……」
 いつになくこってりと甘い、姉のあの部分の匂いが、ツーンと鼻を刺す。
「あーっ、なんていい匂いなんだァ」
 純はパンティを顔に押しつけ、パンティに顔を埋めこんで、たてつづけに鼻で深呼吸する。
 そのときだった。カチッとドアの開く音が聞こえたような気がした。
 虚を突かれて、純はパンティに鼻を埋めたまま振りかえっていた。
「純!」
 取り乱し、あわててパンティを後ろ手に隠しても、もう遅かった。
「お、お姉さん……」
 狼狽しきって色を失った純を見て、妙子は思わず大笑いしてしまっていた。
「なによ、そんなにうろたえちゃって。いつもやってることじゃない。焦ることないでしょ。私ね、とっくに知ってるんだから」
「…………」
 色を失っていた顔が赤らんでいく。
89名無しさん@ピンキー:05/03/17 23:49:23 ID:vA+jVaeZ
「おまえが喜ぶかと思って、わざと置いといてあげたの。いいのよ。昨日ね、ちょっと汚しちゃって……そういうの、おまえは好きかと思って」
「…………」
 純には姉の本心がわからなかった。いや、妙子自身にさえ、自分の本心はわかっていなかったのだ。
「もう嗅いでみたんでしょ。ねえ、どうだった? いい匂い? 気に入ってもらえたかしら?……ねえ、答えなさいよ」
「う、うん……」
 真っ赤になった顔をうつ向けて、純は仕方なくうなずく。
「ふふっ、やっぱりそう……」
 妙子は弟の前にさらに歩み寄り、顔を覗きこみ、急に厳しい口調で言葉をつづける。
「でもさあ、よくそんなことできるわよね。美咲とさんざんしてきたばかりなんでしょ。美咲のアソコの匂い、さんざん嗅いできたばっかりなんでしょ。それで帰ったら帰ったで、今度は私のパンティ……よくもそんな図々しいことができるわよね!」
 言っているうち、腹立たしさがつのってくる。純に対する怒りがこみあげてきてしまうのだ。わかってはいても、どうにもとめられない。
「そんなに女のオマンコがいいの!? オマンコだったら、誰のだっていいの!?」
 いよいよ激昂してくる妙子の罵声を、純は身を縮めて聞くしかなかった。
「オマンコなんか、おまえが思ってるほど綺麗なものじゃないんだからね。女にしかわかんないのよ。汚いんだからね、本当は」
 もっともっと純をいじめてやりたい……。
 そんな衝動に、妙子は前後の見境をなくしつつあった。
「どんなに汚いか、見せてあげるわ。来るのよ!」
 妙子は純の手首を掴んで、引き立てるようにして部屋を出た。
「お姉さん、ごめん。もうしないから」
 妙子の剣幕に純は怯えている。
「さあ、ここに入って!」
 妙子が開けたのはトイレのドアだった。
「な、なにするんだよ」
 無理やりトイレに連れこまれて、純はほとんど半ベソの顔で抗議する。
「いいから。おまえは黙って見てればいいの!」
 言うなり妙子はミニスカートをまくりあげて、パンティをおろしはじめる。
90名無しさん@ピンキー:05/03/17 23:50:08 ID:vA+jVaeZ
「お、お姉さん……」
 呆っ気に取られて見つめる純の顔に、妙子は抜き取ったパンティを投げつける。
「なによ!」
 まるでヒステリーの発作を起こしているかのような自分が、自分で怖かった。しかし、自分でももう収拾がつかなかった。最後までいくしかなかった。
 妙子は便器の蓋を開け、スカートを腰の上までまくりあげて、下腹部を剥きだしにしたまま便座に座る。
「!…………」
 妄想に熱く思い焦がれていた姉の、禁じられた、それだけによけいに神秘的で、熱く想い描かずにはいられなかった秘毛の翳りがいま、予想だにしない状況のなかで、目の前に、あられもなく晒されている。
 純はあまりのことに動転し、狼狽をきわめる。
「汚いんだからね、オマンコなんて……」
 妙子の声はだんだんと勢いがなくなり、かすれてか細くなっていた。
「オシッコもするし……見るのよ。本当に見せてあげるから……」
「えっ!?」
 目を丸くした純の前で、妙子は下腹を力ませる。
「女がオシッコするところ、見せてあげる……」
 チロッとこぼれ、ひと筋の線になって弧を描き、便器に溜まった水のなかに音を立てて落ちていく尿。
「ほらっ」
 妙子の顔が、太腿までが、真っ赤に染まっていた。
「…………」
 黒い秘毛の下から尿がひと筋に流れ落ちる光景を、純は茫然として、口を閉じられないまま見つめる。
 息づまる沈黙のなかで、やがて尿は途切れ、とまる。
「……お姉さん」
 得体の知れない胸騒ぎに、純の声はうわずってしまっていた。
「……汚いんだからね。オマ……なか、オシッコまみれになっちゃうんだから。そんな汚らしいもの、それでも好きでいられる?」
 ひろげていた膝をきつく閉じ合わせ、真っ赤に火照った顔をうつ向けながら、妙子は切れぎれに言う。
91名無しさん@ピンキー:05/03/17 23:50:51 ID:vA+jVaeZ
「き、汚くなんか、ないさ……お姉さんのオシッコなら、ちっとも汚くないさ」
 それは純の、まぎれもない本心だった。
 オシッコまみれになったお姉さんの女陰を見てみたい。啜ってみたい……。
 純はそんな衝動まで覚えて胸がつまった。
「だったら……だったら、キ、キス、できる?……な、舐められる?」
「ああ」
 純は即座に答えた。
「嘘」
「嘘なんかじゃないさ」
 言うなり純は、便座に座った姉の前にひざまずくと、両手で膝を割りにかかる。
「いやっ、よしてっ」
 両手で便座につかまり、膝をギュッと閉じ合わせて妙子は抗う。さっきまでの大胆さが別人のようだった。
「キスしたいんだ。舐めたいんだ。お姉さんのオシッコまみれのオマンコ!」
 純は力まかせに妙子の膝を割り開く。
「ああああ、いやァッ!……ほ、本当なの!?」
 膝を開かれてしまった妙子は、純の顔を横目で見つめて聞く。
「本当だよ」
 純の目は真剣だった。
「……じゃ、じゃあ……な、舐めなさいよ。す、好きなだけ、お舐めなさいよ」
 顔をそむけて言い、水槽タンクに背を預ける妙子。後ろ手でコックをひねって便器に溜まったものを洗い流す。
「し、知らないからね……」
 便座の上に開かれた股間へ早くも顔を近づけてくる純に、胸が震える。
 本気なんだ……本当に、私のものを……後始末もしていない、オシッコまみれの私のものを、舐めようとしているんだ、この純は……。
 羞恥と不安、そして甘酸っぱい疼きに、めまいしそうになりながら、妙子は弟の口を、汚れた性器への接吻を、待つ。タンクに背を委ね、両手で便座につかまり、顔をそむけて目をつぶり、身体をこわばらせて、股間に熱い口づけを待つ。
「あっ……」
 純の両手が腿に触れただけで、妙子はビクッと身体を震わせ、小さな声をもらしてしまっていた。
92名無しさん@ピンキー:05/03/17 23:51:56 ID:vA+jVaeZ
 膝をさらに押しひろげられ、近づけられた純の口から熱い吐息が下腹にかかる。濡れた恥毛がそよぐ。妙子は唇を噛みしめ、背をのけ反らして、羞恥と切なさを堪える。
「……お姉さん」
 上体を屈め、妙子の両腿の間に割りこませた頭をさらに横に曲げて、姉の股間を、濡れた性器を覗きこむ。
 縮れの少ないほとんどまっすぐな繊毛から織りなされた下腹の黒い翳りは、手入れのいい芝草のようにくっきりとした輪郭を描いてこんもりと盛りあがり、割れ目を隠すように覆いながら左右に割れたぷっくりとした肉土手の上に連なり徐々に細くなって股間の下に隠れている。
 そしてその間から薄桃色の二枚の肉片が、小さな鳥冠のような姿をのぞかせている。
 目を凝らせば、かすかに開いた肉片がしとどに濡れそぼち、そして、そのまわりの繊毛が水滴をたたえて黒く光っているのがまぎれもなく見える。
「汚くなんかないよ。お姉さんの……」
 言うなり純は、思いきり舌を伸ばして肉片を舐めあげ、水滴をたたえた繊毛を口に含んでいった。
「ああっ!」
 尿まみれの恥ずかしい女陰に、ついに口をつけられた。弟に尿を舐められたその実感に、恥ずかしく甘酸っぱい切なさに、妙子は身震いする。
 身震いした瞬間、尿道がジンッと疼いて、残っていたものがもれだすようなはしたない感覚に、さらに下半身が震えてしまう。
「おいしい……おいしいよ……」
 なぜか、そのしょっぱさがたまらなく美味に感じられて、純は尿に濡れた妙子の繊毛を駆られるように吸いたてた。頭を上下させ、唇をすぼめ、引っ張り抜いてしまいそうな勢いで吸いたて、味わう。
「ば、馬鹿っ……」
 妙子の両手がギュッと便座を掴んでいた。
「本当だよ。本当においしいんだから……」
 純は手を妙子の内腿にかけて、さらに股間を割り開くと、舌を、二枚の肉片のなかに押しこんで、濡れそぼつ秘肉を舐め啜りはじめる。
「あっ、はあああン……」
 舌が挿し入れられる痺れに、まだ尿が誘いだされるような危うくはしたない快感に、腰が抜けそうになってしまう。両手で便座をなおも強く掴み、背をタンクにぶち当てて、妙子は必死に耐える。
「おいしいっ……お姉さんのオマンコ……オシッコまみれのオマンコ、おいしいよ」
 純の舌は飽くことなく、くどいほどに、妙子の女陰のなかを舐め啜りつづける。
93名無しさん@ピンキー:05/03/17 23:52:55 ID:vA+jVaeZ
「フンッ……フンンンン……」
 鼻息が艶めき、身体の動きが乱れていく。便座の上で妙子の女体が妖しくもじつく。羞恥とためらいに苦悶していた表情が、艶めかしい恍惚のそれに変わっていく。
「お姉さんの……お姉さんのオマンコ……」
 純は大きな口を開けて姉の女陰を丸ごと口に頬張り、顔中を動かして、咀嚼するかのように噛み、舐め、吸いたてる。
 噛むごとに、吸うごとに、女陰からジュックジュックと溢れだすのは、尿よりももっとねっとりとした甘い女の肉汁になっているのを、純ははっきりと味わい取っていた。
 ほとんど無意識のうちだった。純は女陰にむしゃぶりついたまま、妙子の太腿を、ふくらはぎを、そのむっちりとした感触を撫でさすっているうちに、妙子の片足を持って自分の股間に擦りつけていた。
「はあーンッ……いやァーンッ……」
 妙子もまた、そんな弟の行為にはまるで気づかぬまま、熱烈なまでの倒錯的な口淫に、最後の縁まで追いやられていた。
「あっ、ああっ、もっと、もっとォ……ウウ……フィーン……」
 純の頭を太腿で挟みつけたまま痙攣し、突っ張り力んだ爪先で、そうとは知らぬままに純の股間を擦りつけていた。
「オオーッ!」
「フーッ……」
 絶頂の縁から生還した妙子の潤んだ目に、下腹に顔をすりつけたまま脚を抱きかかえ、足の甲を股間に擦りつけて息を荒らげた弟の姿がかすんで見えた。
「……ふ、純」
 純の動きが膠着した。
「…………」
 なぜか、純がたまらなく愛おしく感じられた。
「いいから、見せてごらん……勃起しちゃったんでしょ。見せなさい」
「…………」
 妙子の本意をはかりかね、純はためらいつつも正座したまま、腰を浮かせてジーンズとトランクスを腿のところまで押しさげる。そうしてにょっきりとそそり立った勃起を姉の前に晒しだす。
「お、おまえってやつは……」
 初めて見る純の隆々たる勃起に、思わず生唾を飲み、そして、そこにそっと足の裏をあてがっていった。
94名無しさん@ピンキー:05/03/17 23:53:34 ID:vA+jVaeZ
「あっ……」
 純が目を細める。
「いやらしいやつ……」
 足の裏に勃起の熱気が、純の欲情が、ありありと感じられる。妙子は足に力をこめて、そのふしだらな一物をギュッと踏みしだく。
「あああっ!」
 純は腰を落とし、トイレの床の上にへたりこむ。
「出したいんでしょ。いいから出しなさい」
 言いながら妙子は、さらに力をこめて踏みつけ、まるで空気入れのポンプを入れるように、リズミカルに踏みこみはじめる。
「オオッ……オオオーッ……」
 純は踏みこみつづける妙子の脚にすがりつき、生々しい太腿に頬ずりしながら、勃起を踏みしだかれる快感に我れを忘れた。
「ああっ、いい……いい気持ちだァ、お姉さん」
「おまえなんか、変態よ……本物の変態っ」
 妙子はいよいよ力をこめて、純の勃起を踏みこねる。
「あっ、あっ、あああっ……」
 妙子の足の裏に踏みつぶされたまま、勃起は脈打ち、ドクドクッと粘汁を溢れもらし、下腹部を白く濡らしていく。
「…………」
 初めて見る弟の恍惚の瞬間、初めて見る射精の瞬間だった。愛おしく感じこそすれ、しかしそれを素直に表現できる妙子ではなかった。
「……やだァ、足の裏、汚れちゃったじゃないの」
 確かに、足の裏にべっとりついた粘液のヌルヌルした感触は、気持ちいいものではない。
「どうにかしてよ。おまえのせいなんだからね。舐めてよ、きれいに舐め取ってよ」
「うん、わかった」
 驚くほど従順にうなずいて、純は妙子の足を両手に持ち、足の裏を顔に寄せ、舌を差しだして舐めはじめる。
95名無しさん@ピンキー:05/03/17 23:54:16 ID:vA+jVaeZ
「あンッ……」
 くすぐったさに全身がざわつくのを堪えながら、足の裏を一心不乱に舐めまわす純を、妙子は見つめる。これまで感じたことのない不思議な気分、苦しく切ない、胸がキュンと締めつけられるような感じに、戸惑いながら見つめつづける。
「もう、いいわよ」
 冷ややかな声で言う。
「まだだよ。まだ汚れてるよ」
 純は妙子の足を手放さずに、今度は足の指を一本一本、順に口に咥えていく。
「ほら、まだこういうところに……」
 足の指を咥えて吸い、足の指の付け根の間にまで丹念に舌を伸ばして舐めまわすのだ。いつしか恍惚の表情を浮かべながら。
「もう、いいったら!」
 妙子は純の顔を足蹴にして、さっと立ちあがった。腰の上までまくれあがっていたスカートをおろし、そそくさとトイレを出ていく。
「おまえなんか、大っ嫌いよ!」
 逃げるように廊下を駆けだしていった。

おしまい
96名無しさん@ピンキー:05/03/20 00:41:05 ID:/UHhpI32
「今夜ひと晩は、私たち二人の奴隷よ。いいわね、純くん」
 ひと晩あけて、あけみとひろみ姉妹のマンション。純が部屋に入るなりすぐ、女体にぴっちりとフィットしたニットのワンピースを脱ぎながら、あけみが微笑んで言った。
「はい」
 あの晩に見た二人の肢体を眩しげに思い出しながら、純は期待に満ちみちた顔でうなずく。
 それにしても、揃いも揃って、なんと見事なプロポーションだろう。
 部屋にいるのだから素足だというのに、まるでハイヒールを履いているのかと見まがうほどに長くすらっと伸びた脚。小気味いいまでにアップして、丸く突きだした小振りのヒップ。華奢なまでに細くくびれたウエスト。釣鐘形のバスト。
 まさにスーパーモデルにも決してひけをとらないスタイルだった。
「じゃあ、ベッドルームに行きましょうか」
 肩を寄せ合い、さも楽しそうに笑いながら歩く二人の後ろについて、スパッツからくっきり輪郭を露わにしたヒップの弾みに目を奪われたまま、純は女二人のベッドルームに入っていく。
「どう? 素敵でしょ。私たちのベッドルーム」
「ええ」
 まるでホテルのような広い部屋の真んなかに、大きく豪華なダブルベッドが置かれ、窓と反対側の壁は、一面鏡張りになっていて、ピンク色に統一された部屋が倍の広さにひろがって見える。
「そこにお座りなさい」
 うながされてベッドの端に腰をおろす。柔らかすぎるほどのクッションに、純の腰が深く沈みこむ。
「私たち、どっちがどっちだか、わかる?」
 純の前に並んで立って、二人は顔を見合わせながら言う。
「はい。茶髪ヘアがあけみさんで、黒いヘアがひろみさん、ですよね」
「そうよ。ふふっ、じゃあ、見せてあげるね」
 意味ありげに笑うと、あけみは純のそばに歩み寄り、両手でスパッツの前をぐっと引っ張り伸ばして、ほんの少し押しさげた。
「さあ、覗いてごらんなさい」
 思わず生唾をゴクリと飲みこんで、純は引っ張り伸ばされたスパッツのなかを覗きこむ。なかからムッと牝の匂いが漂ってくる。
97名無しさん@ピンキー:05/03/20 00:41:43 ID:/UHhpI32
「!…………」
「わかった? ふふふ、こっちのヘアは金髪にしてるの」
「それに、私は……」
 同じように前を引っ張り開けたひろみのスパッツのなかを覗きこめば、
「私はこっちも、真っ黒」
 金髪の陰毛に、漆黒の陰毛。淫らな期待に、純の胸はもう息苦しいほどに高鳴りはじめた。
「だけど、違いは色だけだった?……純くん、わからなかった?」
「えっ!?」
「匂いも違ったはずよ。香水が違うの」
 ひろみが言う。
「ねえ、目をつぶって、匂いだけで当ててみて」
 あけみが言う。
「は、はい」
 アソコの匂いを嗅げるのだ……。
 純は胸をときめかせて、目をつぶる。
「さあ……」
 二人は交互にスパッツを開いて、純の鼻先に、丸一日ぴっちりと包みこまれてこもり蒸れた匂いを嗅ぎ取らせる。香水の甘く濃い香りに、熟成された女だけの湿った匂いが混じった、ねっとりとまとわりついてくるような芳香。
 どちらもうっとりするほど淫靡で煽情的に匂いたっているとはいえ、確かにかすかな違いがあった。
「最初があけみさんで、後のが、ひろみさん?」
「当たりよ。よくわかったじゃない」
 あけみのほうが、どちらかといえば挑発的なほど濃厚で酸味が強く、それに較べてひろみは甘さも少し控えめな感じがした。匂いも性格を表わすのだろうか。
「それよりさ、あけみ、まだ言わなくていいの?」
 ひろみが声を潜めた。
「まだまだ。ふふふっ」
 あけみが含み笑いする。
「純くん、裸になりなさい」
98名無しさん@ピンキー:05/03/20 00:42:27 ID:/UHhpI32
「えっ」
 唐突なあけみの言葉に、純は戸惑う。美咲一人のときとは違って、女二人を前にして、自分一人が先に裸になり、欲情して膨らみきった勃起を晒すのは、なんとなく恥ずかしく感じられるのだ。
「奴隷っていうのはね、ご主人様の命令にはすぐ従うものよ」
「わ、わかりました」
 純はベッドに座ったまま、トレーナーを頭から抜き取り、腰を浮かせてジーンズとトランクスを脱いでいく。早くもカチンカチンになった勃起が、隠そうとしても女たちに晒されてしまう。
「わあ、もうこんなに大きくしちゃってる!」
「だって、純くんはパンティにこもった匂いに弱いんですものね」
 そんなふうにかしましく冷やかされるのが一番恥ずかしいのだ。純は二人の前で真っ赤になって身を縮める。
「ほらほら、早くベッドにあがって。ここに背中をもたせかけて……」
 あけみに指示されるがままに、ベッドの頭のボードにもたれ、脚を伸ばして座りこむ。見事なまでの勃起が、股間から女たちを睥睨するように立ちあがって揺れている。
「じゃあ、私たちも脱ぎましょうか」
 二人は目配せしながらスパッツをさげていく。ブラジャーとペアになった、あけみは黒、ひろみは赤いレースのパンティが露わになっていく。
 純は目を凝らして見つめる。スパッツの下はTバックに決まっている。後ろは細い紐一本。まん丸く盛りあがった小振りのお尻の肉の間に挟まりこんでいる。
 予想していたとおりとはいえ、間近で見れば、どうしようもなく生唾が溢れてくる。
「いい? じっとしてなさいよ」
 ブラジャーとTバックパンティだけになった二人は、脱いだばかりのスパッツを手に持ってベッドにあがり、純の左右に分かれた。
「!?…………」
 なにをされるのかわからぬままに、肌を惜しげもなく露わにした艶めかしい女体の動きに見とれているうち、純は腕をひろげる形で両手首をベッドの左右の柱にスパッツで結びつけられてしまっていた。
「ふふふ、あとはこれを……」
 あけみは、ブラジャーのなかに忍ばせてあったハンカチを取りだして、純の口にさるぐつわを噛ませる。
99名無しさん@ピンキー:05/03/20 00:43:02 ID:/UHhpI32
「アグッ、アグッ……」
 焦って首を振ってもがけば、黒いパンティと赤いパンティが間近に迫ってくる。
「私たち、こうやって男を縛っていじめるのが趣味なの……ていうのは嘘」
 二人は純を見おろし、顔を見合わせて笑う。
「あら、大変! オチンチンがぐったりしてきちゃったわ」
 純の下腹部を見たひろみが、素っ頓狂な声をあげた。
「あら、本当だ。しようがないわね。元気づけてあげなくっちゃ」
 そう言ってあけみがブラジャーをはずしはじめれば、ひろみもそれにならう。
 美咲ほどの大きさはなかったものの、空気がパンパンに張ったボールのような乳房が四つ、二人の胸の上に弾みだし、赤と黒のレースブラジャーが純の下腹に舞い落ちてくる。
「どう、私たちのオッパイ? 綺麗かしら?」
 二人は身体を前に屈めて、純の顔の両側で胸を揺すってみせる。
「ウグッ、ウグッ」
 これからなにがはじまるのかわからない不安のなか、純は与えられた質問に首を縦に振って答える。
 揺すっても美咲ほどの迫力はないけれど、頬にぶつかれば痛みを覚えるほど肉のつまった乳房は、見るからに美しく、手でギュッと掴み、口に頬張り、その弾むような肉感を確かめ、味わってみたいという欲情をそそのかさずにはおかない。
 そしてまた、口の呼吸を封じられた純の鼻に殺到する香水の混じった女の体臭も、なおのこと刺激的に艶めかしく感じられてならなかった。
「でも、オッパイだけじゃ、あまり効き目がないみたいね」
 ひろみが残念そうに言う。
 純は、ちょっとでも触れてもらえればすぐに硬くなる、と言いかえしてやりたかった。
「そうみたいね。じゃあ……」
 純を正視したままパンティをおろしはじめる二人。色白の女体に左右を挟まれ、純の目はとても休まってなどいられない。黒いパンティの下から金髪のヘアがあふれ、赤いパンティの下から真っ黒なヘアがこぼれだす。
「ふふっ、ほら、純くん、私たちも素っ裸になっちゃった。二色のヘアヌードよ」
 二人は、さもおかしそうに純の両脇で女体を揺する。スプリングのきいたベッドの上で、純の腰も一緒に跳ねてしまう。
100名無しさん@ピンキー:05/03/20 00:43:34 ID:/UHhpI32
「ほーら、純くんの大好きなパンティよ」
 二人は手につまんだパンティを、交互に純の顔前でチラつかせる。純の目は否応なく振り子のように動き、鼻の穴もヒクついてしまう。
「ふふっ、ほーら、じかに嗅がせてあげる」
 あけみが両手で純の頭を横に向かせて、鼻先に股間を近づけ、金色に輝く茂みを擦りつけていく。
 両手を縛られ、さるぐつわを噛まされた哀れな姿のままに、それでも純は意地汚く、押しつけられてくる金色の繊毛に、鼻を鳴らして、股ぐらにこもった匂いを嗅ぎまわす。
「ウウウーン、私も……」
 ひろみも負けじと反対側から迫る。強引に頭をねじ曲げられて、今度は漆黒の茂みの攻撃だ。やはり純は意地汚く嗅ぎまわる。
 金色の陰毛と真っ黒な陰毛。匂いも微妙に違った二つの女陰。目の前で艶めかしく交錯する二つの女体に、純はうっとりと翻弄され、淫らな悦びの期待に体が熱い反応を見せはじめる。
「やっぱり、純くんにはこれが一番効くみたい」
「本当だァ」
 純の下腹で、ムクッムクッとひとつ目の勃起が硬さを甦らせて、まるで二つの女陰をあおぎ見るかのようにそそり立ってきた。
「駄目よ、下から覗いたりしたら」
 あけみが手に持っていた黒いパンティを勃起の上に落とす。
「じゃあ、私は……」
 ひろみは赤いレースのパンティを純の頭にかぶせて、股ぐり部分が鼻の頭にくるようにして、足を通す部分から目を出させる。
「おかしい!」
 赤いパンティの覆面に、勃起の先端に黒いパンティをのせた、なんとも無様な純を見おろして、二人は笑い転げる。
 それでも、淫らな期待に純はじっと耐え忍ぶ。
「純くん、本当のこと教えてあげるね」
 あけみが、ひろみをチラッと見ながら言う。
「純くんには悪いけど、私たち、本当はね、男になんか興味ないの。つまり、私たちはレズなの。双子の姉妹だけど、そういう関係でもあるってわけ」
 純は茫然として、パンティの穴からのぞいた目を大きく開いて二人を見あげた。
101名無しさん@ピンキー:05/03/20 00:44:32 ID:/UHhpI32
「二人でしているところ、男の子に見られたら、どんな感じかなって……男の子に見られながらレズったら、もっと感じちゃうんじゃないかな、なんて思って、それで純くんを借りることにしたわけ」
「純くんだって、私たちのアレ見たら、興奮するんじゃない? だって、男の子ってレズシーンが見たいっていうじゃない」
 ひろみも口を挟む。
「とにかく、よーく見ててね、純くん……私、もう……」
 そう言うなりあけみは、ひろみに抱きついて押し倒すと、全裸の女体を擦り合わせるようにしながら唇を重ね合わせていく。形のいい乳房同士が押しつぶし合って形を歪め、長い四本の脚が絡まり、口が激しく吸い合いはじめる。
 見たこともないほど激しく熱烈な接吻だった。音を立てて唾液を啜り、舌を絡ませ、糸を引く唾液を見せつける。初めて見る女同士の淫戯に、純は否応なく魅入られてしまう。
 見られていると思えば淫戯になおのこと熱がこもり、なおさら淫らがましく演技してしまうのだろう。二つの全裸女体が純の目の前で絡み合い、四つの目がチラッチラッと、純に、勃起に、粘りつくような視線を送っては、またも淫らがましく口を啜り合うのだ。
 勃起は、そんな視線を感じるだけで、熱く硬くみなぎりを増して、かぶせられた黒いパンティを持ちあげ揺らす。
 あけみが四つん這いになって裸身を浮かせる。そのまま、たわわに実ったボールのような乳房をあお向けになったひろみの胸の上で、お椀を伏せたような形に丸く盛りあがった乳房に押しつけていく。
「フンッ……」
 乳房の頂きで身を大きくしてツーンと尖りだした乳首と乳首が触れ合い、擦れ合うたびに、ひろみの唇から、甘ったるい嗚咽がもれる。
 乳房の肉が震えるように揺れ、四つの乳首が突つき合うように触れる、女同士ならではの乳房の競演に、純の口に生唾が溢れ、さるぐつわを噛まされた口の端から涎れとなって流れ落ちる。
 あけみが身体をずりさげていくと、今度はひろみの乳首に舌を絡ませていく。
「はあンッ」
 片手で片方の乳首をこねるように揉みながら、長く突きだして尖らせた舌先を丸くまわして乳暈をねっとりと舐めあげ、そして突つくように乳首で踊らせる。
「あンッ」
 下になったひろみの白い背がしなる。
102名無しさん@ピンキー:05/03/20 00:45:10 ID:/UHhpI32
 あけみは時折り純のほうをチラッと見ては、ひろみの乳首を執拗に責めつづける。舌のねぶりの間に歯で挟みこみ、噛み取らんとするかのように引っ張りあげて頭を揺すれば、ひろみの乳首は乳房ごと引っ張りあげられて、さも痛そうに揺すられる。
「ウウーンッ……」
 これほど丹念で執拗な乳首ねぶりは、女ならではのものだろう。男なら、とりわけ純のような若い男なら、欲情に駆られるがまま、がむしゃらに乳房にかじりついているだけに違いない。
 乳首ねぶりだけで、ひろみの目はすっかり潤み、全裸の肌は火照り、赤みを帯びはじめていた。そんなひろみの裸身の上で、あけみは身体を回転させて逆向きに、四つん這いになる。シックスナインの体勢だ。
 女同士が、オマンコを舐め合うんだ!……
 純の興奮はいやがうえにも盛りあがり、目が血走る。
「ふふっ、これをしだすと私たち、きりがないの」
 長い茶髪を片手で掻きあげて、あけみもまた欲望を露わにした目で純を見つめながら言った。
「だって、あけみのオマンコ、すっごくおいしいんだもん」
 下からひろみが追従して言い、四つん這いで顔前に逆さで割り開かれたあけみの股間に、頭をもたげてむしゃぶりついていった。
「あンンンッ、ひろみったらァ……」
 股間をひろみに預けたまま、両膝を折り曲げて催促がましくくねらせるあけみ。その一方で、大きく開かれたひろみの股間を愛おしそうに撫でまわし、あけみは純にもったいぶって言う。
「よーく見てなさいね。きみにも、きっと参考になるわよ。オマンコは、どういうふうに舐めれば女が一番悦ぶか」
 あけみは、下になったひろみの両膝を持ち、股間が純の正面にくるように調整した。
「ほら、ひろみのオマンコ、綺麗でしょう……ウーンッ、ちょっとまだよ。待ちなさいよ、ひろみったらァ……」
 股間に吸いついて、チュウチュウと音を立てて舐め啜るひろみを、あけみは腰を振って制する。
「ほらね、これが小陰唇で、これがクリトリス……」
 あけみの長い指がひろみの濡れた股間を撫であげつつ、黒い陰毛の間からぷっくりと膨らみだした赤みを帯びた女陰を開帳していく。
 純の目はその一点に釘づけだ。勃起にかぶさった黒いパンティが揺れる。
103名無しさん@ピンキー:05/03/20 00:45:41 ID:/UHhpI32
「このなかがね、ほら……もうヌルヌルでしょ」
 ねっとりと濡れ光った赤い秘肉が剥きだされる。
「ウウーンッ、いやァーンッ」
 ひろみが腰を揺すって抗議する。
「駄目、じっとしてなきゃ。おとなしくしないと、ひろみのオマンコ舐めてあげないよ」
「フーンッ、意地悪ゥ」
 ひろみは仕方なく、ひろげた股ぐらをあけみの手と純の視線に委ねたまま、自分はあけみの腰にすがりついて、性器に鼻を擦りつけていく。
「ほらほら、またこんなに……どんどんオツユが溢れてきちゃうでしょ」
 片手の指で剥き身にした秘肉を、もう片方の手指で小さく撫でこねれば、肉唇はヒクッヒクッと身を震わせ、膣のほうから透明な粘液が滲みでてくる。
「ねえ、おいしそうでしょ、ひろみのオツユ」
 言われなくても、純は口の端からとめどなく涎れを垂らしてしまっていた。
「ウンッ、あけみだってオツユでヌルヌルよ……ああン、おいしいっ」
 性器を純に晒しているひろみは、駆られるようにあけみの性器を舐め啜る。
「フーンッ、もう、しようのないひろみなんだからァ……」
 股間からこみあげる快感に腰をよじらせながら、あけみはもう一度、長い茶髪を掻きあげて、腰を浮かせて口淫を待ち焦がれたひろみの股間に頭を差し入れていく。
「はじめはね、まわりに溢れたオツユをね、そっと舐め取ってあげるのよ」
 尖りだしたあけみの舌が、女陰の肉縁を静かにゆっくりと舐めまわしはじめる。
「はあっ、あああン……」
 あけみの股間に顔を埋めたひろみは、かすれた嗚咽をもらして背中をのけ反らせ、裸身をもじつかせる。
「そうしたらね、今度は奥に溜まったオツユを、舌を入れて啜ってあげるの」
 指先で剥き身にした膣のなかに舌を挿しこんでいく。
「あっ、ンンンンン……」
 ひろみの内腿がひきつり、筋が震える。
「啜って、一度引き抜いてまわりを舐める。それからまた入れて、啜って舐める。この繰りかえしよ」
 あけみの舌は、器用に丹念に、小さな肉壷のなかを往復する。
104名無しさん@ピンキー:05/03/20 00:46:46 ID:/UHhpI32
「ウーンッ、あンッ……」
 ひろみの腰が上下に何度ももじつく。
「あけみの、意地悪っ」
 ひろみが苦しそうな声をあげ、またもがむしゃらに、あけみの股間にむしゃぶりついていった。口いっぱいに女陰を頬張って、音を立ててしゃぶる。
「あっ、フンンン……しようのないひろみ」
 あけみも負けじと、ひろみの女陰にかじりついていく。
「ああーっ……」
 二つの全裸女体が重なり合って、互いの股間に頭をこじ入れ、互いの女陰を貪り合う。後はもう欲情のおもむくがままにかぶりつき、舐め、啜り、噛みつき、嗚咽をもらして快感の波に呑みこまれていくだけだった。
 女肌はますます赤みを帯びて、ねっとりと汗が浮いてきた。女体が放つ匂いもきつくなってきたようだ。
 さるぐつわの端から涎れを垂らし、かぶせられた黒いパンティを前触れの液で濡らしながら、純は瞬きもできずに二人のレズ行為を見つめる。
 そんな純に応えて、さらに挑発しようとするかのように、淫らがましい女色に耽る二つの裸体は、ベッドの上で徐々に回転して、ひろみの口淫に秘肉を蕩けさせたあけみの逆さ女陰を純の視線に晒していく。
 純の目がさらに血走り、見開かれる。
 長い黒髪を乱し、金色の秘毛をたくわえた女陰に下から貪りつくひろみ。まるで外国のポルノビデオに見た光景そのものだった。
 丸々とした形のいいヒップが二つにぱっくりと割れて、お尻の穴までのぞいている。
 その茶髪に縁取られた女陰は、ひろみの唾液と自分が吐きだした愛液でしとどに濡れ、水気をたっぷりと吸いこんだ海綿のようにぷっくり膨れあがり、性器全体が痛々しいほどに赤くなっている。
 そんな見るも淫らなあけみの女陰に、ひろみは長い黒髪を振り乱して、飽くことなく容赦のない口淫を仕掛けているのだ。
105名無しさん@ピンキー:05/03/20 00:47:16 ID:/UHhpI32
「あああンッ……あけみのオマンコ、おいしいわ」
「ひろみのもよ。いつもよりこってりして……純くんに見られて、興奮してるんだ……あああ、いやらしいひろみ!」
「あけみだって、いやらしい……いつもより、脚開いて……そんなに純くんに、見せつけたいんだ……そ、それに、いつもよりすごいわ。しゃぶり方が、すっごくいやらしい」
 二人は純の前で淫らを競い合うように、女色の行為に耽溺する。
「ひろみ、もうイキたいんでしょ」
 二つの裸身がもう半回転して元の位置に、ひろみの股間とあけみの頭が純のほうに向いたときだった。頭をあげたあけみが、乱れた茶髪を掻きあげて首を曲げ、お尻の間に組み敷いたひろみを見ながら言った。
「フンッ……」
 ひろみも、あけみの股間から口を離して鼻を鳴らす。
「ひろみったら、もう我慢できなくなっちゃったんだって」
 あけみが身体を起こして、純にニンマリと笑いかける。
「ほら、見てごらん、ひろみのオマンコ……」
 ひろみの裸身に寄り添うようにして半身になると、あけみは、ぐっしょりと濡れて肉土手に張りついた黒い陰毛を掻き分けて、まるでふやけたように真っ赤に腫張した肉唇を見せつけ、なかを開いていく。
「ほら、ネトネトでしょ。オツユが白く濁ってきてるでしょ」
 あけみの指で口を開けられてしまった膣に、白い粘液が糸を引いているのが見える。
「フーンッ、あけみィ……早くゥ……」
 ひろみが腰をよじってせがむ。
「はしたないんだからァ、ひろみは……」
 あけみは、せがむひろみの顔を愛おしげに見おろし、右手の人差し指と中指をまっすぐに伸ばして、ヌヌッとばかりに、蕩けきった女陰に押しこんでいった。
「あっ、はあああン!」
 ひろみの髪が振り乱され、背中が弓反り、両脚がピーンッとひきつる。
106名無しさん@ピンキー:05/03/20 00:47:46 ID:/UHhpI32
「聞こえる? 純くん」
 あけみは、押しこんだ指を乱暴なほどに抜き差しし、ひねりを加えて掻きまわす。そのたびに、ヌチャッヌチャッと濡れ蕩けた肉が卑猥な音を立てるのだ。
 静まりかえった部屋のなかで、ひろみの乱れた荒い息、艶めいた嗚咽、そして濡れ肉の音が反響し合って、淫らがましい音楽を奏でている。
「あーっ、はああーンッ……」
 指の抽送に合わせて、ひろみは腰を浮かせてくねり踊らせる。
「アレが欲しい?」
「フンンンン……」
「欲しいのね。だったら、なにが欲しいのか、ちゃんと言いなさい」
「意地悪ゥ……」
「だって、言わないと純くんにわからないでしょ」
 あけみは意地悪く、指を抜きだそうとする。
「いやン!」
 ひろみが咄嗟にあけみの手首を押さえた。
「い、言うわ。言うからやめないで……あああ、欲しいのォ……あけみのオチンチン」
「ですってよ、純くん。あきれたひろみでしょう」
 首を傾げて純を淫靡な目で見つめたあけみは、やがて、ひろみの手を振りほどいて起きあがった。サイドテーブルの引き出しから、革のベルトのついた、なにやら黒い物体を取りだした。
「純くん、これがなんだか、わかる?」
 言いながらあけみは、それを自分の腰に装着していく。
「ほーら、これが私のオチンチン。どう? すごいでしょ」
 純は驚いて目を見張らせるしかなかった。あけみの下腹から、真っ黒な巨大なペニスがそそり立っているのだ。太さも長さも、純の勃起のゆうに二倍はある。
「大きいでしょう。それにいくらやっても、小さくも柔らかくもならないのよ。それだけじゃないんだから。ほら、ここに……」
 あけみは、巨大なペニスの付け根についた小さな突起を指さして言う。
「もうひとつ、ここに小さなオチンチンがついてるでしょ。これがたまんないほどいいのよ。これがね、ちょうどクリトリスに当たるようにできてるの」
「あああン、あけみィ……入れてェ! 早くゥ」
 あけみの言葉に、ひろみが身もじりしてせがんだ。
107名無しさん@ピンキー:05/03/20 00:48:51 ID:/UHhpI32
「ふふふ、ひろみったら、本当にはしたないんだからァ」
 膝を折り曲げ、両脚を大きく開いて挿入をせがむひろみの上に、艶然と微笑んだあけみが、おもむろに覆いかぶさっていく。
「純くんがね、目をまん丸くして見てるわよ」
 片手で巨大な勃起を掴んで、その先端を愛液が滴るひろみの女陰にあてがう。そのまま腰を沈め、下腹をグッと突きだしていく。
「あっ! あああああっ……」
 ひろみは頭をのけ反らせ、両手でシーツを掴む。
「!!…………」
 太くて長い物体が、小さな小さなひろみの股間の、膣のなかにめりこんでいく。
 純は信じられない思いで、瞬きもできずに、その部分を凝視する。
「あああンッ!」
 本当にその巨大な一物は、小さな穴を押しひろげて、ひろみの体内に根元まで埋まりこんでしまっていた。
「ひろみ、どう? 私のオチンチン、ひろみのオマンコのなかに全部入っちゃったのよ」
 シーツを掴んで肩を震わせるひろみの両脇に手をついて上体を支え、悶える悩ましい顔を見おろして、あけみが言う。
「はあああン……いやァァンッ」
 ひろみは歯を食いしばり、ギュッと閉じ合わせた目尻から涙を溢れさせながら、激しく頭を振る。
「ふふっ、もっともっと感じさせちゃうから」
 腰に気張りを入れて、さらに巨大な勃起を突きこみながら、小さな円を描くように腰をまわして、小勃起でクリトリスをひねりつぶす。
「ヒーンッ!」
 ひろみの背中が弓形にしなり、両脚がピーンッと伸びきってひきつる。
「純くん、よーく見てなさいね」
 純を振りあおいで声をかけると、あけみはゆっくりと抽送しはじめる。
108名無しさん@ピンキー:05/03/20 00:49:21 ID:/UHhpI32
「ひろみ、ほら、ほらァ!」
 かけ声とともに、抽送が速さと激しさを増していく。女陰をうがった巨大勃起の激しいばかりのピストンに、
「あン……はあン……ああああン……」
 ひろみの女体がバネ仕掛けの人形のようにのた打ちまわり、真っ赤になった肌からねっとりとした汗が噴きだしてくる。
「いやァ! あけみィ!」
 あけみの首根っこにしがみつき、両脚をあけみの腰に巻きつけて、性器を勃起に擦りつけていくひろみ。
「ふふっ、そんなに乱れちゃって……純くんが見ているのよ」
 あけみも両腕をひろみの背中にまわして、乳房と乳房を重ね合わせるようにしてギュッと抱きしめながら、巨大勃起のピストンに勢いをつけていく。
「ああっ、ああああっ……」
 ほとんど泣き声のような嗚咽をもらし、ひろみは、あけみの腰に両脚で巻きついて浮いた腰を、勃起の抽送に合わせて前後に振りたてる。
 卑猥を、淫らさをきわめた結合部分が、純がいるところから丸見えだった。
 革のベルトを巻きつけて激しくリズミカルに上下するあけみのお尻。あけみの腰に巻きついて、あられもなくぱっくりと割り開かれた股間を見せるひろみ。宙に浮いて、あけみの腰の動きのままに揺さぶりつづけられる性器とお尻。
 それらすべてが、真正面で、間近に迫って見えるのだ。
 裂けんばかりにこじ開けられてしまった女陰に、巨大な物体が、ヌルヌルになって濡れ光った黒い一物が出入りする。出入りするたびに女陰から白い粘液が溢れだして、ひろみの会陰部を伝い流れ、お尻の穴まで濡らしていく。
 すべての細部が、度を超した猥褻場面が、あまさず見えているのだ。
 純の勃起は、いまにもはち切れんばかりに充血し、疼きおののく。黒いパンティをかぶらされたまま、見向きもしてもらえない勃起が哀れで痛々しい。
「あンッ、あンッ……イクうっ……ああンッ、いいっ……あああああ!」
 巨大勃起の猛攻を受けて、ひろみの女体はついに陥落する。ひしとあけみの身体にすがりつき、背中に爪を立て、両脚がピーンッと伸びきって宙を蹴り、筋という筋が痙攣し、足の裏が縮こまってひきつる。
 やがて二つの女体は重なり合ったまま動かなくなった。
109名無しさん@ピンキー:05/03/20 00:49:55 ID:/UHhpI32
「フーッ」
 しばらくして、大きな吐息とともに、あけみがそっと勃起を抜きだした。
「はああーン……」
 ひろみの口から虫の息のような嗚咽がもれる。黒い陰毛は無残なまでに乱れて、ひろみの女陰は痛々しいまでに赤く腫れあがり、内腿一帯が濡れそぼっていた。
「純くん、どうだった?」
 身体を起こしたあけみが、純ににじり寄る。
「あらあら、お口のまわり、涎れだらけ……」
 からかいの笑みを浮かべて、あけみは純の体を眺めまわす。
「あらっ……」
 勃起にかぶさったパンティを手に取った。
「いやだァ……私のパンティ、染みだらけじゃないのォ」
 パンティを取られ、真っ赤に膨れあがった先端から前触れの液を垂らしつづける勃起が晒されれば、純の哀れはつのる。
「ま、しようがないか。ひろみのあんなにいやらしい姿、見せつけられちゃったんですものね」
 あけみが唐突に立ちあがった。下腹には、ひろみの淫ら汁でまだヌルヌルの一物をつけたままだ。
「ひろみったら、一人だけいい気持ちになっちゃって、ずるいわよね」
 頭にかぶせていた赤いレースパンティを剥ぎ取り、さるぐつわも口からはずしてやる。
「フーッ……」
 両手はベッドの柱に縛りつけられたまま、勃起は疼いたままであるとはいえ、なにはともあれ純は大きく吐息をついた。
「ほら、純くん、フェラチオしなさい。私のオチンチン、舐めなさいよ」
 卑猥なアイデアにほくそ笑みながら、あけみは純の顔前に、黒光りする勃起を突きつけた。
「えっ? そ、そんな……」
 フェラチオしてもらいたいのは自分のほうだった。
 純は落胆した声とともに、あけみを見あげた。
「言うとおりにしなさい。それに、ほら、ひろみのオマンコのオツユがたっぷりとついたオチンチンよ。純くんだって、まんざらじゃないはずよ」
 勃起を純の鼻先に擦りつける。
110名無しさん@ピンキー:05/03/20 00:51:05 ID:/UHhpI32
「あっ、よしてくださいっ」
 あまりの大きさに純は恐れをなしていた。そうではあれ、鼻先にヌルッとした感触がある。まぎれもない、ひろみの淫猥な匂いが漂ってくるではないか。その牝の匂いを嗅いでしまえば、もう鼻を鳴らさずにはいられない意地汚い純だった。
「ほらね、いい匂いでしょう」
 片手に掴んだ勃起を、あけみが純の唇に擦りつける。
「さあ、お舐めなさい。これは命令よ」
 恨めしげな目で立ちはだかるあけみを見、純は仕方なく口を大きく開いていく。
「そう、もっと大きく開けて」
 せいいっぱい開かれた純の口に、あけみは勃起をねじりこもうとした。
「あうーっ」
 ほんの数センチ、その一物の亀頭部分が入っただけで口が裂けそうになり、息がつまり、純は吐きそうになってむせかえり、目尻から涙を流してしまった。
「あらあら、フェラチオするにはちょっと大きすぎるみたいね」
 あけみはベルトをはずして下腹部から勃起を取ると、ベッドの上に投げ捨てた。
 純の眼前には、まぎれもない女体に戻った全裸のあけみが立ち、金色の陰毛が鼻先に触れんばかりに迫っている。
「それよりも……」
 あけみは、両手で純の頭を挟みつけるようにして持つと、顔を上に向けさせて、新たなる命令をくだした。
「鼻で私にご奉仕しなさい。いいわね」
 純が返事するより前にあけみは、上向きになった鼻の頭に股間を押しつけ、腰を小刻みに蠢かせる。純の鼻の頭が金色の陰毛に没し、恥骨につぶされ、ヌルッと滑りこむように深い溝へはまりこんでいった。
「あンッ」
 甘美な感触に、あけみのお尻の肉がピクッと震える。
「ウーンッ……」
 熱く湿り気を帯びた女肉が鼻をふさぎ、鼻腔にこってりとした濃厚な匂いが殺到する。あけみの女陰に、膣肉のなかに埋まりこんでいるのだ。目を開ければ、眩しいばかりの繊毛が、瞼のなかにまで押し寄せてくる。
111名無しさん@ピンキー:05/03/20 00:51:38 ID:/UHhpI32
「あああっ、いいわァ……」
 あけみは、両手で掴んだ純の頭を小刻みに揺する。純の鼻が膣口をうがち、鼻の上にある骨がちょうどクリトリスに擦れるのだ。
「フンンンン……こ、これって、いいっ! いいわァー」
 純の頭を小刻みに揺さぶりながら、あけみは腰をクイックイッと上下に悩ましく振りはじめる。
「ウンッ、ウンッ……」
 口で息をしながら、ヌルヌルに蕩けた秘肉の匂いをいっぱいに嗅いで、鼻の穴をヒクつかせて呼吸するのは、純にとってもまんざらではなかった。
「あンッ、あンッ……ああンッ……」
 いよいよ興に乗って腰を弾ませるあけみに翻弄されながらも、純は女陰の感触と匂いを鼻いっぱいに堪能する。
「これって、いいっ! あああ、感じる……いやらしいわァ……」
 純の鼻を玩具のように扱いながら、あけみは、腰の動きをいよいよ卑猥に激しくしていく。
 純も必死に鼻を啜らせる。女陰から溢れたあけみの肉汁が、伝い流れて口のなかに入ってくるのが感じられれば、純の興奮もいやがうえにも昂る。
「ああンッ、あンッ……はあああン……」
 純の頭を支点に腰を激しく振りたてて、あけみの女体は鼻淫の快感に昇りつめていく。
「あっ」
 そのときだった。勃起の先端にチクチクするような軽い刺激と風を感じて、純は思わず声をあげていた。
「ふふふ、これだけでも感じるんだ」
 いつの間にか、純の裸体に寄り添っていたひろみが、長い黒髪を勃起の上に垂らし、片手で髪の束を掴んで、毛先で亀頭をさすっていた。
「オッ、オッ……」
 充血しきった亀頭には、毛先が触れるだけでもヒリヒリと感じられ、鋭く疼いてしまう。
「あああっ、イキそう……はああああン……」
112名無しさん@ピンキー:05/03/20 00:52:12 ID:/UHhpI32
 ひろみの戯れに気づくゆとりもなく、あけみは自分一人の恍惚のなかに溺れている。
「ふふふ、面白ーい……」
 毛先を刷毛のように使って行き来させるたび、ピクッピクッと跳ねて、前触れの粘液を溢れもらす純の勃起を、ひろみは面白そうに見つめる。
 口に咥えて吸いあげてやりたい。そんな衝動を覚えながらも、あけみの手前、ぐっと堪えて、ひろみは口腔から絞りだした唾液を、真っ赤な亀頭に滴らせる。
「あっ!」
 ポタッと熱い唾液が亀頭に落ち、肉茎に伝い流れる感触。もうそれだけで、充血し気張りきりすぎていた勃起は臨界点を突破し、勢いよく炸裂しはじめる。
「ウォーッ!」
「あっ、ヒーンッ!」
 攻撃的に突きこまれた鼻に、あけみの快感も限界を超える。立ったままの女体がのけ反り、引き締まった尻肉が痙攣する。
「い、いやだァ……純くん、射精しちゃったァ……」
 純の勃起は、なんの介添えも受けぬままに、独りで噴きあげ、白い液体をまき散らす。
「あけみ! ねえ、あけみ! 純くんがシーツを汚しちゃった!」

おしまい
113名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 20:06:06 ID:ZNZWYEas
「純ったら、なんだか臭ーい」
 次の日、玄関で出迎えた妙子は、純を見るなりそう言って、体に顔を近づけて鼻をクンクン鳴らした。
「あけみとひろみの匂い、プンプンさせちゃって……わあ、いやだ!」
 顔をしかめて鼻先で手を振る。
「…………」
 純は顔を赤らめながら、自分で自分の体の匂いを嗅いでみる。いまさら、そんなことをしても、鼻そのものにこびりついた匂いが感じられるはずもない。
「シャワー、早く浴びてらっしゃいよ」
 それだけ言うと、妙子はプッとふくれっ面をして、さっさと奥に入っていった。
「チェ、なんだよ」
 いつもゾクゾクッとさせられてしまう、ミニスカートからのぞく妙子の太腿を見送りながら、純は舌打ちした。最初の一瞬はムカッとしたものの、純の顔はすぐににやけてしまう。
 二人の女、それもあけみとひろみのようなゴージャスな二つの女体に、ひと晩中、身体を擦りつけられていたのだ、残り香があって当然だ。金色と黒い恥毛の群れが、抜群のプロポーションの全裸女体が、いつまでも純の脳裏でチラついて離れそうになかった。
114名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 20:06:47 ID:ZNZWYEas
「お、お姉さん!……」
 シャワーを浴びて、腰にバスタオルを巻いただけの格好でバスルームから出てきた純は、居間のドアのところに寄りかかるようにして立った妙子の出立ちを見て、思わず目を丸くした。
「ふふっ、純……どう、これ?」
 妙子は、はにかむような表情を浮かべながら、身体を半回転させる。
「!…………」
 純の喉仏が大きく上下する。上は、お臍の上までしかない短いTシャツでいつもと変わりはなかったものの、下には小さな黒いパンティ一枚きりなのだ。しかも、それは先日、純がポルノショップで買ったものとそっくりのTバックではないか。
「そ、それは……もしかして……」
「そうよ。純が買ってきたやつよ」
 内腿を擦り合わせて、晒した肌をポッと赤らめながら言う。
「これ、誕生プレゼントだったのよね。私のために買ってくれたのよね。いまごろになって気がついたの。あんなに怒ったりして、ごめんね」
「えっ……い、いや、そんなこと……もういいんだよ」
 胸にキューンと甘酸っぱいものがこみあげてくる。姉に気がついてもらえたことが、自分の本意をわかってもらえたことが、たまらなくうれしかった。そうではあれ、妙子にそんなふうにして謝られるのは面映ゆい。
 妙子には、眩しい太腿を持った姉には、むしろ抗弁も許されずに、思いきり引っぱたかれるほうがいい。なぜか、そんなふうに思わずにはいられなかった。
「でも、私にこんなものプレゼントして……私に、こんなものはかせて、純はどうするつもりだったの?」
「どうするって……」
 純は答えに窮する。
「姉と弟なのよ。恋人同士じゃないのよ。実の姉にパンティなんか、しかも、こんなに挑発的でいやらしい形のパンティ、プレゼントする弟なんている?……生意気よ!」
 話しているうちに、いつもの妙子らしい、きつい口調になっていた。
115名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 20:07:33 ID:ZNZWYEas
「…………」
 純は黙ったままうつ向いて、妙子の言葉を待つ。
「こんないやらしいパンティ……」
 黒い総レースのパンティはほとんどスケスケで、黒い陰毛をくっきりと透かし見せている。後ろは紐一本でお尻の肉は丸見えだ。そして、その細紐が痛いほどに股間に食いこんでいるのだ。
 およそ下着としての用をなさない、それどころか、かえって恥ずかしい部分が際立ってしまって、よけいに恥ずかしく、ふしだらな気分になってきてしまうのだ。それが、そのパンティをはいた妙子の実感だった。
 いま、こうしていても股間に食いこむ感触の卑猥さに、神経はその部分ばかりに集中してしまい、どうしようもなく艶めいた気分になってしまう。
「純ったら、私がこうして、いやらしいパンティはいてるところ、見たかったんでしょう」
「う、うん」
 純はうつ向いたまま、しっかりとうなずく。
「だったら、そんなに目そらしてないで、見ればいいじゃない。顔をあげて、よーく見なさいよ!」
 妙子は羞恥に赤らんだ顔をそむけ、開いた戸口の柱に身体を向けて寄りかかり、純に背を向ける。
「…………」
 そのほうが純にも好都合だった。黒い細紐を食いこませて剥きだしになった姉のむっちりとしたお尻を、純は生唾を飲みこみながら、大きく目を開いて見入る。
「こ、これで、満足でしょう」
 柱に頭をすりつけながら妙子が言う。
「う、うん……」
「見るだけで満足したのね。だったら、もういいのね」
 首を曲げ、純を振りかえって見ながら、妙子は自分から弟をそそのかすようなことを言ってしまう。
「あっ、待って……もう少し、そばから見てもいい?」
「やっぱりね」
 恥ずかしさを隠すように、あきれたような声を出す。
「好きにすればいいでしょ」
「は、はい……」
116名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 20:08:25 ID:ZNZWYEas
 純は床に膝をついて、妙子のヒップを正面に、間近に据える。
「あーっ、綺麗だァ、お姉さんのお尻」
 思わず溜め息をつかずにはいられなかった。
 あけみやひろみのお尻よりはいくらか大きめの、それだけによけいにむっちりとした肉感に満ちたヒップは、黒い細紐をきっちりと食いこませて、ひときわ肉の起伏を際立たせて、艶めかしく息づいている。
 そしてその下から伸びた肉の引き締まった太腿。艶々と輝くほどになめらかな生脚は、もう絶品と言うしかない。ここまでじっくりと、姉の尻肉を、妙子の太腿を鑑賞したことは一度もなく、純は我れを忘れて見とれてしまった。
「お、お姉さん、ちょっとだけ……ちょっとだけ、触っても、いい?」
 こみあげる衝動が口をついて出てしまっていた。
「す、好きにすればいいでしょ」
 太腿に吹きかかる熱い息にゾクッするものを感じて、一瞬ためらいつつも、妙子は吐き捨てるように言って柱に額をすりつける。
「…………」
 純は生唾をゴクリと飲みくだして、恐るおそる両手を妙子の太腿にあてがい、肌の感触を確かめながらさすりあげていく。
 滑るようにすべすべの肌。手のひらを押しかえしてくる、むっちりとした肉感。太腿というより生腿の感触に、心の底からうっとりと酔いしれながら、純はおずおずと、さらに両手を這いあがらせて、目の前に盛りあがった尻肉に手をかけていく。
 両方の尻肉を持ちあげるようにして手のひらに包みこめば、肉がピクッとひきつる。たまらずに純の両手は、ムチムチの尻肉を両手にギュッと鷲掴んで、押し揉んでしまっていた。
「やめてっ! いやらしい!」
 まるで痴漢のような、あまりにふしだらな図々しさにたまらなくなり、妙子はカッとして弟を足で蹴り飛ばしていた。
 ゴツーンッと音を立てて、純が頭をドアにぶつける。
「それがちょっとだけなの!」
 床に尻もちをついた純を見おろして、妙子は声を荒らげた。
117名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 20:09:11 ID:ZNZWYEas
 目の前に仁王立ちになった妙子が、黒いパンティから透ける秘毛が、そして、なによりも太腿が眩しかった。
「お姉さん……ぼく、本当はお姉さんに、それをはいてもらって……それで……」
 思いきって言いかけたものの、言いよどんでしまう。
「それで?……言ってごらんなさいよ。なんなの?」
 妙子の声がかすかに和らいだように感じられた。チャンスはいましかない。今言わなければ、一生言えない。純は切羽つまった気持ちで口を開く。
「そ、それで、お姉さんに……お姉さんの脚で、締めつけてもらいたかったんだ。昔よくしたみたいに、ヘッドロックされたかったんだ」
「…………」
 妙子の表情に戸惑いの色が浮かぶ。
「お願いだよ、お姉さん。お姉さんの脚で、ぼくの顔を、思いきり挟みつけてくれるだけでいいんだ」
 言いながら堪えきれなくなったかのように、純は妙子の片脚にすがりついてしまっていた。足蹴にされてもいい。踏みつけられてもいい。そんな激昂に駆られながら、純はすがりついた妙子の太腿に頬ずりして哀願する。
「な、なんなの……おまえって、本当に……」
 片脚を純に委ねたまま、妙子はすがりつく弟の頭に両手を添える。
「おかしな子ね。ちっちゃな子供みたい……そんなにお姉さんと、レスリングごっこがしたいってわけ?」
「うん」
 太腿にしがみついたまま、半ベソをかかんばかりの顔でうなずく純を見れば、妙子はムラムラとしてくるものを感じずにはいられなかった。
 股の間に挟みつけて、窒息するまで締めつけてやりたい! 泣きだすまでいじめてやりたい!……
 そんな激しい衝動がグツグツと沸き立ってくるのだ。
「いいわ。わかったわ。ヘッドロックで、おまえの頭を締めつけてやる。ベソをかいたって、知らないからね」
 そう言うと妙子は、すがりついた純の頭を押しのけ、片脚ずつ肩にまたがせていく。そうして両手で上向きにさせた純の頭を股の間に挟みつけ、ギュッと力をこめて両腿で締めあげていく。
118名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 20:10:02 ID:ZNZWYEas
「ああああああああああーっ……」
 秘毛を透かし見せた黒いパンティに目をふさがれ、鼻を恥毛の群れにすりつぶされ、両頬から後頭部までを左右から内腿で締めあげられる。もうそれだけで、純は人生で最高の至福の瞬間を迎えて感激の吐息をもらす。
「どう、苦しいでしょう」
「ウッ、ウーン」
 太腿に挟みつけられた頭を横に振る。苦しいどころか、うれしくてならなかった。
 内腿の熱くしっとりとすべらかな感触。ムチーッと締めつけてくる肉感。これこそが、純の欲していたものなのだ。そればかりか、口や鼻をふさいだパンティから甘い香りがするのまで感じられれば、純は狂喜せずにはいられない。
「よーし、じゃあ本気出すわよ」
 頭を掴んだ両手に力をこめ、全身の力を振り絞って内腿を締め合わせる。
 幸せだった。最高に幸福だった。純は、妙子の太腿の締めつけに、心からうっとりと酔いしれる。
「この体勢じゃ、力が入らないわ」
 妙子は柱につかまって身体を支え、純の頭を股に挟みつけたまま腰を落としていく。肘をついて床の上に半身の体勢で横たわると、すっかり横向きになって倒れた純の顔を、両の足首を交差させてギリギリと絞りあげるように締めつける。
「ウーッ……」
 そこまでされれば、かなり苦しいとはいえ、それが純にはうれしかった。もがくような真似をして片手で妙子の太腿を掴み、もう片方の手を剥きだしになったお尻の肉にあてがっていく。
「まだなのね。よーし……」
 妙子は息を荒くして、痙攣しそうなほどに脚を力ませて締めつけながら、股間をグイグイッと純の顔に擦りつけていく。
「ウーッ……」
 鼻に擦りつけられてくるパンティが湿り気を帯び、パンティ越しに女陰の熱気が伝わってくるのが感じられれば、純はもう有頂天だった。
 太腿から尻肉を掴んだ手に力をこめて、肉の感触を盗み味わいながら、もがくようにして鼻を小刻みに蠢かせて、妙子の女陰を擦りこね、匂いを嗅ぎまわる。
119名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 20:11:04 ID:ZNZWYEas
「フーンッ、もうこれ以上、力が入らないわ」
 力の抜けていく内腿に挟まれたまま、純は顔を蠢かせては妙子の股間に鼻を擦りつけ、両手で太腿と尻肉をさすりつづける。
「フーッ……」
 妙子はそんな純を制するでもなく、大きく息を吐くと、目を閉じて動きをとめる。
 時折り内腿がピクピクッとひきつる以外、呼吸で胸が上下する以外、妙子の身体はじっとしたまま動かない。純は内腿に頬ずりしつつ鼻で姉の股間を擦りつづけ、両手で太腿から尻肉を撫でまわしていく。
 ずいぶん長く、そんな静寂の時間があった。
「純」
 唐突に言って、脚の締めつけを解き、妙子がムックリと起きあがった。
「…………」
 純はドキリとしてしまう。
「おまえ……」
 妙子の視線は、バスタオルを巻いた純の下腹部に注がれていた。勃起が高々とテントを張っている。
 有無を言わせぬうちに、妙子の手がバスタオルの前をはだけた。下腹で弓形に反りかえった勃起が露わになってしまった。
「…………」
 純は頭をもたげてうろたえながら、下腹部の一物に目をやる。
「……出させてあげようか」
「えっ!?」
 予想だにしない、ありがたい言葉だった。
「私が、出させてあげるのよ」
 妙子はいきなり片手で勃起を掴み、しごきだそうとした。
「あっ、待って! お姉さん」
 純は咄嗟に妙子の手首を持って押さえた。
120名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 20:11:46 ID:ZNZWYEas
 妙子がいぶかしげに弟の顔を見る。
「そ、そうじゃなくて、あの……できたら……」
 長い間の密かな願望を、純は意を決してついに打ち明ける。
「できたら、でいいんだけど……お姉さんのお尻で、踏んでもらいたいんだ」
 心臓が早鐘をついてしまっていた。
「プッ」
 妙子は思わず噴きだしていた。セックスしたい、フェラチオして欲しい、などと言われたらどうしようと、内心で怯えていたのだ。
「おまえって、本当に……」
 純がいじらしかった。
「駄目?……そうだよね、やっぱり駄目なんだよね」
 純が首をうなだれる。
「ふふふ、それくらいならいいわ。お尻で踏んであげる。おまえの……」
「えっ!? 本当!?」
 たちまち純の顔が歓喜に色づく。
「変態っ! 大変態っ!」
 妙子はそう罵って、純のほうに顔を向けながら、あお向いた弟の下腹にまたがっていく。
「おまえって、いつもそんなこと考えてるの? そんなこと考えながら、私のお尻、見ているの?」
 純の両脇に膝をつき、妙子はあきれ顔で弟を見おろしながら言う。
「そんな……いつもだなんて……」
 いまにも勃起に触れそうになった妙子の股間を、頭をもたげて見つめながら、純は半ば放心のていで答える。
「本当に、いやらしいやつなんだからァ」
 上半身を起こしたまま、妙子は純の下腹にどっかりと座りこんで、弓反った勃起をお尻の下に組み敷いていく。パンティをはいているとはいえ、ほとんど剥きだしのお尻の肌に触れる勃起が熱い。
「あーっ……」
 たちまち純の顔が歓喜に歪み、頭をのけ反らせて床にぶつける。
「馬鹿ァ」
 妙子は両手で純の腿を掴んで上体をかすかに反らせながら、腰を小刻みにクイックイッと揺すって、お尻の下に組み敷いた勃起をこねまわす。
121名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 20:12:33 ID:ZNZWYEas
「ああーっ、いい! いい気持ちだァ」
 羞じらいもなにもなく、さもうっとりとしたような恍惚の表情を浮かべる純が、おかしくていじらしかった。
「こう? こうされるのが気持ちいいの?」
 妙子は投げだした両脚で純の体を脇から挟みつけて、膝をくの字に折ると、さらに上体を反らせて体重をかけていく。お尻の谷間に勃起を埋めこみ、挟みつけるようにしながら、体重をかけたお尻をグリグリとこねくりまわす。
「オオーッ!」
 尻肉の谷間の生肌に勃起が挟まれ、こねられ、押しつぶされる感触がたまらない。生の尻肉が下腹の上で小さな円を描いて擦りつけられるたびに、谷間に食いこんだパンティの細紐が勃起の裏茎に擦れる。
「こんなことされて悦ぶなんて、おまえって男は……」
 裸の尻肉にじかに伝わってくる勃起の感触が、いよいよ熱く、いよいよ硬くなっていくその感触が、いかにもはしたなく、卑猥だ。
「フーンッ、変態よっ」
 妙子も、いつの間にか淫ら気分をそそられていた。
「ああーっ、お姉さん……あ、足……足の指、しゃぶらせて……」
 こみあげる快感に、純は理性もためらいも忘れていた。
「馬鹿ァ……おまえって……」
 そう罵りながらも妙子は片足を前に伸ばして、指を純の口に含ませていく。
 チューッ……チュッ、チュウウウウッ!……
 両手で妙子の足を大事そうに掴むと、純は足の指を一本一本口に含んでは、夢中になって舐め吸う。
122名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 20:13:09 ID:ZNZWYEas
「なんで、そんなことが……フーンッ……」
 足の指を吸われるという信じられない変態行為。なのに、なぜか得も言われぬ甘美な気分になってしまうのが不思議だった。
「あっンッ、もォ……このォ……馬鹿ァ……」
 妙子も我慢しきれなくなったかのように、思いきり腰を気張らせて、狂ったようにお尻を揺すりたてる。
「ウウウウウーッ!」
「もう、おまえのオチンチンなんか、踏みつぶしてやるゥ!」
 使ったこともない下品な言葉を口にして、本気で踏みつぶさんとするかのように、妙子の尻肉は勃起を蹂躙しつづける。
「あっ、ああああっ」
 妙子の尻肉の下で勃起はつぶれ、砕け、ドロドロの肉汁をまき散らす。純の下腹に白い粘液がひろがり、妙子の黒いパンティに吸いこまれていく。



反応ないんでここで打ち切ります
さようなら思い出のスレ
123名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 20:36:31 ID:46vekI1e
>>122
スマン…。
正直濃すぎて反応に困ったんだ。
124名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 22:52:32 ID:Zv5ZUfl7
同じくすまん。
濃すぎて反応に困る、って言うのはその通りだと思う。

まぁ、もう一つ理由があるとすれば。
漏れは夏穂&美由紀スキーなんで。
125名無しさん@ピンキー:2005/03/22(火) 20:54:13 ID:9vxEl75E
好みのシチュエーションで読ませるしエロいしで大好きなんだけど、
純とオリキャラなもんで評価がしづらい。(純と他キャラだったら……)
あえてひどい言い方をするならスレ違い。
でも千里と純の話も最後まで読んでみたい。
読者は少なくとも一人はここにいる。

どうでもいいのか悪いのか、妙子×純はどうにも呼称に違和感がある。
妙子→純は「純」だったと思うし純→妙子は「お姉ちゃん」だったと思う。
この前提を崩すなら、それなりの説明をいれないとSSではなく
単なる名前だけ借りたオリジナル。
と、以上ひどいことを書いたけどあなたの文章は好きですよ。
普通に他スレで読んだら「神! GJ!」と惜しみない賞賛をおくる。
126名無しさん@ピンキー:2005/03/24(木) 09:43:48 ID:HNH67DuJ
久々にスレを巡回してみたら、
物凄いビーンボールが来て腰が抜けたw
127名無しさん@ピンキー:2005/03/24(木) 16:30:35 ID:s/qOWLN9
>>122
お願いします! 他スレでもどこでもいいので続きを書いてください!!
128或るSS書き:2005/03/27(日) 18:18:02 ID:K/6b/gx9
HD内に死蔵せず、こういうところに投稿する(公開する)のは
 「誰かに読んでほしい」「褒めるであれ貶すであれ本音の評価が聞きたい」
という思いがあるからだと思う。少なくとも自分はそう。

エロパロなんだから「エロがない」とか「あっさりしてる」でスルーや叩かれるのは覚悟の上。
でも濃すぎて反応に困るっていうのはこっちとしても辛い。
ストーリーはヒロインと主人公の純愛だけ。プレイはノーマルかソフトなもののみ。
……なんてことになると書きたいものも書けなくなる。ほのかの獣姦モノとか(w

それはさておき、いきなりベッドシーンから始まるのってあり?その前後のお話も必須?
129名無しさん@ピンキー:2005/03/27(日) 18:34:17 ID:Xk+GhTR0
SSは何でもアリ
130ZV164076.ppp.dion.ne.jp:2005/03/27(日) 22:52:42 ID:TuQnfA+6
そうか?
131名無しさん@ピンキー:2005/03/27(日) 22:55:36 ID:0DE1jADi
>>128
いきなりっていうのもいやおうなくその子に入れ込めて良いと思う。
前後の話はあった方が嬉しいけどなくても別に良いな。
何かアップしてくれたら嬉しいです。
132名無しさん@ピンキー:2005/03/29(火) 21:17:47 ID:XGoiZinY
作家の自己主張(゚听)イラネ
黙ってヌけるSS書いてりゃいいんだよ
133通りがかりのSS書き:2005/03/29(火) 21:26:30 ID:YVB3FEby
ま、SS書きはグダグダ言われ様とスルーされ様と投下出来る神経でないとダメかもな。
134名無しさん@ピンキー:2005/03/29(火) 22:40:38 ID:KDKu3rRr
君は十分に役目を果たしてくれたよ。
後はそこでゆっくりと見ていてくれたまえ。
135名無しさん@ピンキー:2005/03/30(水) 01:33:47 ID:2DzUUCCV
そして投下はなくなり、スレは衰退していく・・・・
136名無しさん@ピンキー:2005/03/30(水) 07:27:20 ID:qogt56cd
しかし新たなる神が!
137名無しさん@ピンキー:2005/04/02(土) 21:46:20 ID:teDBSw0k
69さんとネ申候補生さん新作書いて欲しい。
138名無しさん@ピンキー:2005/04/05(火) 01:25:57 ID:GwvUeGHO
若菜でワカメ酒
139旧69 ◆49EtSB976. :2005/04/05(火) 08:32:18 ID:7txTUH3S
>>137
若菜の完結篇とえみるネタ、最初に書こうと思ったるりか話の三つを並行して進めてます。
どういう手順でSS書いてるかの説明は煩雑になるんで避けますが、投下はもうしばらくかかりそうです。
保守代わりになれば、と>>13-28の続編的なものを書いてみました。そんなに長くはありません。

センチに飽きたわけではないので今後もSSは書いていくつもりです。ただペースは落ちると思いますけど……。
140旧69 ◆49EtSB976. :2005/04/05(火) 08:33:09 ID:7txTUH3S
 あれからるりかと半同棲のような生活を続けている。
 僕は実家住まいだから毎日というわけではないが、それでも週に二、三度はるりかの家に泊まっていた。

 その日もるりかの隣りで目覚めた。
 ゆうべは3度るりかの中に精を放っていた。心地よい疲労と、どことなく重い体で意識だけが覚醒していく。
「おはよ」
「うん、るりかおはよう」
 るりかの声に目を向けると、布団の上に腹ばいになって僕の顔をみつめているるりかがいた。
「あなたの寝顔ってかわいいんだね」
「なに? ずっと見てたの?」
 恥ずかしくなり、顔が熱を持ったのが感じられた。
「うふふ……」
 それには答えず、るりかはベッドから降りてキッチンへ向かった。
 カーディガンを羽織ったるりかの、やや未成熟ながらも女性を感じさせる色っぽい後ろ姿につられるように、僕もベッドを降りた。

「ごめんね、簡単なもので」
 そう言ってるりかがトーストの乗った皿とインスタントのコーンスープを僕に差し出す。
 そして同じものを用意し、僕の前に座った。
「るりかは今日学校行くの?」
 トーストをかじりながら聞く。
 性の歓びを覚えはじめたばかりの二人だ。できればずっとるりかと愛しあっていたい。
「学園祭に向けて練習しないといけないんだ。だから……」
 残念だけど、それは果たせないようだった。
「そっか、じゃあ僕も一度帰るよ。ねぇるりか……また今晩、来てもいい?」
「……え?」
 一瞬るりかの表情に戸惑いが浮かんだ。そしてはにかみのあとで
「私はいいけど、あなたは平気? そんなに家を開けておうちの人が心配しない?」
 僕を気遣うような言葉をかけてくれる。
「そっちなら大丈夫」
 大げさに胸を叩いて返した僕の言葉に、るりかは
「私が断るわけないでしょ……」
 うれしそうな顔で答えた。
141旧69 ◆49EtSB976. :2005/04/05(火) 08:34:00 ID:7txTUH3S
 少しずつ秋も深まっていき、日の落ちるのも早くなってきた。
 街に明かりが灯りだす頃、僕はるりかの部屋に向かった。
ピンポーン
 呼び鈴から数秒後、ドアが開く。
「いらっしゃい。寒くなかった?」
「ちょっと風が冷たいかな?」
 るりかに続いて部屋に上がる。そこはほどよい温度に調節されていた。
「いま晩御飯作ってたの。ちょっと待っててね」
 エプロンを着け、てきぱきと料理を作っていくるりかの後ろ姿をぼんやりと眺める。
 適度に肉のついた腰のあたりに自然と目が行く。
ピクンッ
 このあとの行為を想像し、ズボンの下で陰茎が軽く跳ねた。

 るりかの手料理を食べ終え、僕たちはすることもなく向かい合っていた。
「片付けちゃうからその間にお風呂入れば?」
 食器を流しに運びながらるりかが言う。
「一緒に入らない?」
「先に入って」
 ……あっさりと断られてしまった。

 簡単に体を洗い、湯船につかる。
(一緒に入るのはまだ無理か……)
 何度も体を重ねている。うめき声をあげて性の絶頂を迎える姿も見せあっている。
(それと一緒にお風呂に入るのは別なのか……)
 頭に浮かんだそんな思いを振り払うように熱いお湯で顔を洗った。

 と、脱衣所から音がした。
 曇りガラス越しに見えるるりかの姿。
 そしてそのまま服を脱いでいく。肌色……。裸?
「入るね」
 浴室のドアを開け、体の前をタオルで隠したるりかが入ってきた。
142名無しさん@ピンキー:2005/04/05(火) 22:54:59 ID:LtM7YNl0
>>141
こんな普通の日常の半同棲生活の話を読むのは滅多にないのですが
なんだかそこかしこがとてもエッチで興奮しました。特別なエッチも
良いですがこういうのも凄く良い。続き楽しみにしています。
143旧69 ◆49EtSB976. :2005/04/06(水) 06:30:38 ID:p0DFahhG
>>142
昨日の朝の投下中、不測の事態が発生。中断の断り書きもできない状態で落ちました。
変なところで切れてしまい申し訳ありませんでした。>>141の続きです。
144旧69 ◆49EtSB976. :2005/04/06(水) 06:31:31 ID:p0DFahhG
「るりか!」
「あはっ、二人だとやっぱり狭いね」
 そんなことを言いながらるりかが洗い場に片ひざをついてお湯を体にかけはじめた。

 二人が交わるとき、るりかは恥ずかしがって部屋の電気を暗くする。
 だからこんなに明るいところでるりかの裸を見たのは初めてだった。
 やや小ぶりながら、つんと形よく尖った胸。ふっくらとした腰のあたり。動くたび見え隠れする恥毛……。
 僕はそれらを凝視してしまった。
「そ、そんなにじっと見たら恥ずかしいよ……」
 頬を染めて僕の視線から逃れるように少し体を傾けるるりか。
 その姿がさらに僕の興奮をあおる。
「ご、ごめん……」
 興奮のあまり、声が出にくい。
「背中、流してあげるね」
「まさか一緒に入ってくれるなんて思ってなかった……」
 半ば呆然としながらそんなことを言う。
「だって……一緒に入ろうってあなたが……」
 小首をかしげてるりかが答える。どういうことだ?
「『先に入って』って言われたから、てっきり断られたんだと思った」
「洗い物があるからあとから入るって意味だったのに……」
「そ、そうなんだ。あは、あははは」
 ともあれ、るりかと一緒にお風呂に入ることができた。よかった!

 背中を流してもらうために浴槽から出る。
 立ち上がったとき、るりかが見るともなしに僕の股間に視線を送った。
 そしてそそり立つモノを見てあわてたように視線を反らした。
 僕も恥ずかしくなり、るりかに背を向けて椅子に腰を下ろす。
「あ、洗うね!」
 動揺した声のるりかが僕の背中をボディタオルでこすりはじめる。
「やっぱり男の人の背中って広いのねぇ」
 そう言いながら膝立ちしたるりかが力を入れて僕の背中を洗っていく。
145旧69 ◆49EtSB976. :2005/04/06(水) 06:32:26 ID:p0DFahhG
 背中を洗い終えたるりかが
「ま、前も……あ、洗ってあげようか」
 緊張からか、裏返った声で僕に告げる。
「う、うん」
 そしてそのままるりかの手が前に回され、僕の勃起を優しく包み込んだ。
 同時に背中にるりかの胸が押し付けられる。

「!」
 コリッとした感触はしこった乳首なのだろうか?
 それを意識した途端、僕の心臓が早鐘を打つように高鳴りだした。
 それに同期するように勃起がビクビクと脈打つ。
「あはっ、すごく固い……」
 るりかの声も熱に浮かされたように艶っぽく変わっている。
 そのまま僕の肩にあごを乗せるようにして耳に息を吹きかけながら右手を動かしはじめる。
 袋を静かにまさぐる左手は強すぎず弱すぎず、絶妙な感覚を僕に与えてくる。
「くっ……」
 思わず悦楽の声が洩れる。
「気持ちいい?」
 言いながらるりかの手がますます激しくしごきたててくる。
 射精感がどんどん高まる。
「るりか……そんなにしたら……」
 僕の言葉を無視するようにるりかは勃起をこすりたてる。
 右手は茎を上下させながら、左手は亀頭を揉むようにうごめかす。
「うっっ!」
 ……我慢することなどできなかった。たちまち僕は登りつめてしまった。

びゅっ! びゅくっ! びゅびゅっ!………
 精液が勢いよく噴出する。るりかの手のひらにさえぎられたまま何度も射精が起きる。
 普段と違う行為や振る舞いに興奮しきっていたのは事実だった。
 それでもあまりにも早い射精に恥ずかしくなる。溜まっていたわけではないのに……。
「昨日3回も出したのに、こんなに濃いのがいっぱい……」
 ゆっくりと力を失っていく肉茎から手を離すと、るりかは自分の手を穢した白濁を見ながら言った。
146旧69 ◆49EtSB976. :2005/04/06(水) 06:33:07 ID:p0DFahhG
「るりか、今度は僕が」
 言いながらるりかのほうを向く。
 そのまま乳房に両手を伸ばすと下から持ち上げるようにして揉みほぐす。
 柔らかく、それでいて芯に固さを残すふくらみの手触りを存分に堪能する。
「きれいだよ、るりか」
 ささやくように言いながらふくらみの中央にある敏感な突起を指先でつまんだ。
「……んっ」
 えっちな声を洩らするりかは頬を真っ赤に染めていた。

 指先に力を入れ、乳首を刺激するうち、少しずつるりかの先端は尖っていった。
「はあぁぁん……」
 切なそうな吐息を洩らし、るりかが潤んだ瞳を向ける。
「どんどん固くなっていくよ。僕のさわりながらるりかも興奮したの?」
「!」
 そんな僕の言葉に耳まで染めてるりかはうつむいた。
「るりか?」
「だって……だって気持ちいいんだもん」
 僕の問いかけに違う返事をするとそのまま唇を重ねてきた。
 キスをしたまま固く尖った乳首を引っ張り、柔らかさと弾力を合わせ持った乳房を丹念に揉む。
「んっ、んんっ!」
 唇をふさがれたるりかが鼻にかかった声を洩らした。

 唇を離す。
 るりかがさらに求めるように首を突き出したが、僕はそれをかわすと首筋に舌を這わせた。
 さらに耳たぶを軽く噛む。
「ああぁっ!」
 声を上げるるりか。るりかは耳が弱いことを僕はこれまでの経験で知っていた。
「ふぁっ!」
 淫らに鳴くるりかの声に欲望が猛った。
 もう一度唇を合わせる。と、るりかから舌が差し込まれてきた。
 僕もそれに応え、二人の舌を絡ませる。
 るりかの八重歯が舌の先に微妙な痛みを与える。でもそれが気持ちいい。
147旧69 ◆49EtSB976. :2005/04/06(水) 06:33:55 ID:p0DFahhG
 キスをしたまま手を下に伸ばす。
 なめらかな腹部をすべり降り、閉じられた太ももをこじ開けるようにして右手を差し込む。
「んんっ!」
 るりかがのどの奥でうめいた。それに構わずに手をねじ込む。
 そこはお湯とは明らかに違う液体でたっぷりと潤っていた。

 熱を持った肉のひだを指先でいじくる。
 同時にコリコリとした陰核を指の腹でもむようになでまわす。
 そうするうちにるりかの太ももの力がゆるみ、僕は一息に手のひらを股間にもぐり込ませた。
 そのまま手のひらで恥丘に圧を加えながら中指で亀裂を上下にこすり上げる。
 時折ひだの合わせ目にあるクリを回すように愛撫し、軽く弾いてみる。
 僕はるりかから唇を離すと頭を下げて胸に口づけた。
 そうして赤ん坊のようにチュウチュウと音を立てて乳首を吸う。
「ひっ……んんっ、あ…ん……ンっ」
 股間をなぶられ、そして乳首を吸われ、るりかは絶えず嬌声を上げつづけた。

 股間に這わせていた指を抜くとるりかの目の前に持っていく。
「ちょっとさわっただけなのに、ほら、もうヌルヌル」
 言いながら指を開いたり閉じたりする。そのたびごとにいやらしい液体が指の間で糸を引く。
「い、いや……」
 恥ずかしそうに顔を背けるるりか。
「るりかってほんと、エッチだよね」
「そ、そういう自分だって」
 そう言うとるりかが僕の股間に手を伸ばした。
 射精して間がないというのに、すでにそこは猛り立っていた。

 るりかに握られ、背中をぞくっ! と快感が走り抜ける。
「ううっ」
 思わず声が上がった。
「さっき出したばっかりなのに、こんなに固くして……」
「る、るりかだって……」
 そう言いながら僕たちはお互いの性器をいじりあう。
148旧69 ◆49EtSB976. :2005/04/06(水) 06:34:35 ID:p0DFahhG
 互いの秘部をくじりながら見つめあう。
「今度は……口で…してあげようか?」
 るりかが恥ずかしそうに口にした。
 一瞬『フェラチオしてもらいたい』という思いがよぎったが、それよりもセックスしたいという気持ちのほうが強かった。
「いい。るりかの中に入りたい。……しよう?」
 僕の言葉に
こっくり
 恥ずかしそうにるりかがうなずいた。

「るりか、立って」
 僕の言葉に
「え?」
 とるりかはためらいの表情を浮かべた。
「さぁ」
 そう言いながら手を引いて立たせる。
 初めての体位への不安と期待なのか、るりかの表情は当惑しているようにも見える。
「るりか」
 安心させるように声をかけるとそのまま片足を抱えあげた。

 大きく開かれた股間で膣口がヒクヒクと動きながらいやらしく口を開けている。
 限界まで膨脹したペニスをあてがうと、陰唇が絡みつくようにまとわりついた。
「いくよ」
 そう声をかけ、
ぐっ!
 腰を強く突き出した。
「んんっ! ……はぁ」
 るりかの呼吸が一瞬止まる。直後に大きく息を吐き出すようにして僕にすがり付いてきた。
「るりかの中……熱い……」
 素直な感想が口をついた。これまで味わったことがないほどるりかの中は熱かった。
 両手を僕の首に回し、るりかがしがみつく。
 その体を抱きしめながら、僕はひざのバネを使って肉棒を上下させた。
149旧69 ◆49EtSB976. :2005/04/06(水) 06:35:17 ID:p0DFahhG
「ひんっ! あふぅ、んんっ、んっ!」
 突かれるたびにるりかが鳴く。
 二人がつながっている場所から愛液が垂れ、るりかの太ももを伝う。
 僕は何度も何度も、るりかの膣内をむさぼるように淫茎を突きたてた。
「んくっ……ンっ、あっ……あん、あっんん、は…ひゃッ……ン!」
 乱れた、そして艶やかなるりかの声が浴室内にこだまする。
 るりかを感じさせていることが何よりもうれしい。

「るりか、好きだよ……大好きだよ」
「はぁ、は…あ、や…ぁあっ、はっ! んんっ、あんっ…ぁ……っふっ!」
 僕の声も耳に入らないのか、るりかはあえぎつづける。
「るりかのえっちな声、もっと聞かせて……」
「ふぁ……あ、ンッ! んっ! ヘンな声…出ちゃって……る……んっ、はふっ! あふっ……」
 何度も声を押さえようとしても、体の奥から湧きあがる快感がそれを許さないらしい。
 きゅっと眉間にしわを寄せ、小刻みに頭を振るるりかの仕草がかわいらしい。

 るりかの膣が僕を締めつける。
 それだけではなく、精液をしぼり取ろうとするかのように根元から先端に向けしごきあげる。
 それらが僕に限界を意識させた。
「るりか……もうダメ……」
「いいよ、来て! このまま出して……っ!」
 膣内がさらに締まり、僕のモノが強く咥えこまれる。
「うわっ……るりか、イッちゃうよぉ!」
 僕の首に回されたるりかの腕に力が入る。そうして耳元で
「あなたを感じたいの……お願い、中で……」
 そうささやいた。
「るりか……るりかっ!」
 だめだ……イク……。
「来て……来て……あっ、イク、イッちゃうっ!」
「……くっっ!!」
150旧69 ◆49EtSB976. :2005/04/06(水) 06:35:58 ID:p0DFahhG
びゅっ! どびゅっ! びゅびゅっ!………
 るりかの中で思いっきり爆ぜた。凄まじい快感に体全体が包まれる。
 精液をすべてしぼり取ろうとするかのようにるりかの膣が何度も収縮する。
びゅるっ! っびゅっ!………
 そのたびごとにさらに精液が射ち出される。
 僕はるりかの柔らかい体を抱きしめながら、最後の一滴まで残らず注ぎ込んだ。

「今日ね、できない日なんだ」
 汗と体液をシャワーで洗い流しながらるりかがポツリとつぶやいた。
「え? そうなの?」
「私はあなたの赤ちゃん産んでもいいって思うけど、まだ私たち学生でしょ?」
「るりか……」
「最初のときは仕方なかったけど、そのあとはいつも避妊してたじゃない?」
「うん」
 たしかに僕たちは避妊していた。
 るりかの人生に対して責任を取るには僕はまだまだ未熟だと自覚していたからだ。
「でもね、安全日は中で出してもらってもいいかなぁって……」
「……いいの?」
「あなただって中で射精したほうが気持ちいいんでしょ?」
「ま、まぁ……」
 どこで知ったのか、るりかはそんなことを言った。
「私だって同じだよ」
 言いながらるりかが頬を染める。
 そして僕の手を握ると
「いつかは赤ちゃん……作ろうね」
 こぼれんばかりの笑顔を僕に向けた。
「るりか……」
 僕はるりかを力いっぱい抱きしめると、そっと口づけを交わした。


          おわり
151名無しさん@ピンキー:2005/04/06(水) 17:58:39 ID:mia+jelC
うーん、るりかみたいな子と半同棲。幸せそうでうらやましい良い
SSでした。
152名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 01:27:44 ID:HG93cyd7
141レス目でさあこれからってところで終わってたんで
工エエェェ(´д`)ェェエエ工って感じだったんですがちゃんと続きはあったんですね。
自分はもう少しハードな凌辱物なんかが好みなんだけど読んでてかなり興奮しました。
ほかの作品も今から楽しみにして待ってます。
153名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 17:46:37 ID:b5veL9bt
69様のSSって挿入した後は早いよね
154名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 22:54:54 ID:zQE88PVO
るりかちゃんと同棲生活!ほのぼのハアハアしました。慣れたHも格別。
晶様でも同棲話書いてほしいです。
155名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 04:40:31 ID:D166dMG9
>>154
>晶様でも同棲話



「パパに大きなマンションを借りてもらうから……。なんだったら一緒に住んじゃおうか?」

 ウィーン留学を蹴った晶が上京してきた。
 長崎での告白の際に晶が言った言葉を、僕はてっきり冗談だと思っていた。
 ……今、晶と一緒に暮らしてる。同棲してるんだ。

 晶のペースに引きずられるように始まった共同生活。
 若く健康な、しかもお互いに好意を持っている男女が一つ屋根の下にいて何も起こらないはずはない。
 もちろん、毎晩のように僕たちは「あんなこと」や「こんなこと」を……。



みたいな話ですな。
でも晶って料理作れなそうだし、家事もできなそう。
ま、オレだったらニコニコしながら主夫のような生活をします。晶のためなら!
156名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 03:45:11 ID:YJk9zqjw
晶と同棲は猛烈に読みたいね。69様機会があったら書いてください!

>155
晶に高級マンションは似合いすぎてますね。他が想像出来ない。
料理はどうなんだろ。練習すれば上手いだろうけど。
157名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 16:43:10 ID:zau58JRb
 僕の目の前で彼女は射法八節にのっとり7尺3寸の弓を引き絞っていた。
 真剣なまなざしでひたすら的を見つめ続ける瞳。
 そして流れるような美しい彼女の黒髪が夏の日差しを浴びて輝く。

 (きれいだな…)

 僕はただその姿を眺めるだけ。

 ギシギシギシ

 めいいっぱいに引き絞られた弓が軋む。
 とその時、いきなり静寂に包まれた。
 蝉の鳴く声も、風にざわめく木々の音も、町のざわめきも。
 そして一瞬の静寂の後、彼女は手を離した。

 ビュッ

 放たれた矢は虚空を貫き、正面にある直径36cmの星的のど真ん中に突き刺さった。

 射法八節すべてを終えた彼女は下を向き、大きく息をつく。

 パチパチパチ

 そこで僕は手を叩いて拍手をした。

 「えっ!?」

 いきなりの拍手に彼女はあわてて顔を上げる。
 そして彼女は僕の顔を見て驚いた。

 「あ、あなたは!?」
 「やあ、若菜」
158名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 16:44:02 ID:zau58JRb
 驚いた若菜の顔を見て、僕は笑いながら手を挙げる。
 すると若菜は袴を翻しながら僕の側に駆け寄ってきた。

 「ど、どうしてあなたがここにいらっしゃるんですか?」

 若菜の質問に僕は答えた。

 「どうしてってせっかくの夏休みだし若菜に会いに来たんだよ」
 「そ、それはうれしいですけど、どうして学校に?」
 「伊集院さんに聞いたんだよ。若菜は弓道の練習で学校にいるってね」
 「まぁ……どうして黙っていたのでしょう…」
 「怒らない、怒らない。僕が若菜には言わないで、って頼んでいたんだからね」
 「はい……」

 渋々頷く若菜。

 (これはどうも後で伊集院さんにおごる必要ありかな)

 そんなことを考えながら僕は道場を見渡した。
 幅20mはあろう大きな射場、矢道には青々と芝生が茂り、的場にはいくつも的が置かれている。
 弓道の知識などほとんど無い僕にもこの道場のすごさはわかる。
 そして若菜以外は誰もいないことに疑問を覚えた。

 「ちょっと聞きたいことがあるんだけど」
 「何でしょう?」
 「どうしてこの広い道場に若菜しかいないの?」

 すると若菜は苦笑いした。
159名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 16:44:41 ID:zau58JRb
 「本当は今、うちの弓道部、夏休み中なんですよ」
 「夏休み中? でも若菜は…」
 「わたしは秋の大会に向けて練習です」
 「弓道が本当に好きなんだね」

 僕がそう言うと若菜はコクンと頷いた。

 「そっか…。若菜、練習しているところ見ていて良いかな?」
 「えっ! 退屈だと思いますよ」

 僕はその言葉に首を横に振った。

 「若菜の弓道をする姿が見たいんだよ。その…すごくきれいだし」
 「あ、ありがとうございます…」

 何となく照れてしまう僕と若菜だった。

 「ところであなたは弓道のことについてどれくらい知っていますか?」
 「恥ずかしながら全然知らないんだ」

 僕がそう言うと若菜は微笑んだ。

 「恥ずかしがる必要はありませんよ。わたしだって弓道やり始めるまでは知らなかったですし」
 「簡単に教えてくれないかな?」
 「はい」

 というわけで若菜のなぜなに弓道教室が始まった。
160名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 16:45:24 ID:zau58JRb
 「弓道の基本に射法八節というのがあるんですよ」
 「射法八節?」
 「はい、そうです。足踏み・胴造り・弓構え・打起し・引分け・会・離れ・残心の八つの動作のことなんですけど…
 口で説明してもわかりにくいですよね。ちょっとやってみます」

 そう言って若菜は僕の目の前で矢を射る。
 成る程、確かに八つの動作だ。

 「この八つの動作の美しさを競い合うのが弓道なんです」
 「へえ、そうなんだ」

 初めて知る事実に僕はただ驚くだけだ。
 ただ疑問もある。僕はすぐにその事を聞いてみた。

 「それじゃあアーチェリーとかとは全然違う?」
 「はい」

 若菜は僕の質問に頷いた。

 「紫雲女子にはアーチェリー部もあるので知っているんですけど、アーチェリーって機械なんですよ」
 「機械?」
 「ええ。もう当たるように出来ているんです。ですからアーチェリーはその精度を競う点数制なんです。
 しかし弓道で使う和弓は道具ですので的中のための技術を大変要するため、的中数を競うんですよ」
 「ふ〜ん、難しいんだ」
 「はい、難しいんです」
 「でも若菜は簡単に当てているよ」
 「練習していますから」

 そう言ってガッツポーズを決める若菜。うん、可愛い、可愛い。
161名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 16:46:18 ID:zau58JRb
 「僕もやってみたいな」
 「簡単ではないですし、危険ですよ」
 「難しいのも危険なのはわかっているよ。でも矢を射ることぐらいどってことないだろ?」
 
 だが若菜は首を横に振った。

 「矢を射るだけでも危険なんですよ」
 「どういう風に?」
 「そうですね…例えば下手に射ると耳が弦で吹き飛ばされます」
 「嘘だろ!?」
 「いいえ、本当ですよ」
 「…それはイヤかも……」
 「ですから初心者は基礎を徹底的に学ぶんです。わたしだって初めの三ヶ月間はゴム弓だけでしたよ」
 「うむむ…」
 「それに弓矢は本来武器ですからね。人を簡単に殺すことが出来ます。 あなたは、弓矢の威力ってどれくらいあるかご存じですか?」
 「いや、わからないよ」
 「フライパンを貫通することが可能です」
 「フライパンって結構厚みがあるよね?」
 「そうですね」

 ニコニコ微笑みながらそう言う若菜。僕はもうすっかり弓を射る気にはなれなかった。

 「それじゃあ仕方がないね。見物するだけにしておくよ」
 「はい、そうしてください」
 
 そして若菜は僕の目の前で練習を始めた。

 真剣な面持ちで次々と矢を放つ若菜。
 その光景をずっと眺めていた僕はあることに気が付いた。
162名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 16:47:12 ID:zau58JRb
 「若菜、ちょっと良いかな?」
 「はい、なんですか?」

 手を休めてそう聞いてきた若菜に僕は尋ねた。

 「その胸当てっていうのかな、それって何でつけているの? 男はつけていないよね?」

 すると若菜は顔を真っ赤にしてうつむいた。

 「それはその…」
 「その?」
 「…胸がこすれないようにする為の物です…」
 「む、胸…そ、そうなんだ…」

 ちょっとした好奇心で聞いたのだがこれは失敗だった。
 若菜のような清純可憐な大和撫子にこんな事を聞いてしまうとは…。
 はっきり言ってすっごく気まずい。
 だけどそんな若菜も可愛いな…と思った僕は思わずハッとした。

 「ははは、それじゃあ男は必要ないよね、確かに」
 「はい…」

 何となく気まずい雰囲気のまま若菜は練習を再開。
 若菜はただ黙々と矢を射続け、僕はじっと無言で見学し続けた。

 「ふぅ〜、疲れました」

 額の汗を胴着の袖でふき取りながらの若菜の一言に僕は尋ねた。

 「もう練習は終わりかな?」
 「はい、今日の練習はおしまいです」
163名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 16:48:05 ID:zau58JRb
 そう言って若菜は弓から弦を外し、弦巻に巻く。
 そして弓を弓がっぱにしまい込むと、歩き出した。

 「どうしたの、若菜?」
 「射た矢を回収しないといけませんから」
 「それじゃあ僕も手伝うよ」

 僕がそう言うと若菜は嬉しそうな表情を浮かべた。

 「よろしいんですか?」
 「もちろんだよ。若菜だってあんなに射た矢を集めるの大変でしょ」
 「ありがとうございます」

 というわけで僕と若菜は矢取り道を歩いて的場へと向かった。

 「やっぱり若菜はすごいね」

 的場について僕は思わず感嘆の声を上げた。
 若菜が放った矢はその大半が見事に直径36cmの小さな的に的中していたのだ。
 さすがに"弓道の天才少女"の二つ名は伊達ではないようだ。
 僕がそう言うと若菜は照れた。
 「そ、そんな。たいしたことではないですよ」

 「そうかな? さっきの若菜の話だと的に当てるの、とっても難しいみたいだけど」
 「それはその…慣れれば簡単なんですよ、きっと」
 「きっと…って?」
 「手伝ってくださるんですよね?」
 「あ、うん。そのつもりだけど…」
 「それでしたらおしゃべりはお終いです。はやく片づけましょう」

 僕は若菜に押し切られる格好になってしまった。
164名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 16:48:41 ID:zau58JRb
 一本一本丁寧に、黙々と的から矢を抜き取る僕と若菜。
 すると遠くの方で空が鳴った。

 「何でしょう? 雷でしょうか」
 「えっ…だってまだ晴れているのに?」

 だが空を見上げてるとさっきまでの夏の強い日差しが嘘のように黒い雲が空を覆い始めていた。
 
 「何だか夕立が来そうな天気だね」
 「そうですね。急ぎましょうか」
 「そうだね」

 雨が降り出す前に帰ろうと手を早める僕と若菜。
 だが夏の天気は変わりやすい。
 僕たちが全部の矢を回収した頃にはもう雨は降り始めていた。

 「戸締まりしますので雨戸を閉めるの手伝ってください」
 「わかったよ」
 
 僕と若菜は雨戸を閉めていく。
 こんな時ばかりは大きな道場である事が恨めしい。
 二人で急いで雨戸を閉めるのだがそうこうしているうちにも雨はどんどん強くなる。
 最終的に道場の戸締まりを終えた頃には雨は集中豪雨状態になっていた。

 「傘はお持ちですか?」

 若菜の言葉に僕は首を横に振った。

 「雨が降るなんて考えてもいなかったから…。若菜は?」
 「わたしも持っていないです…」
 「雨宿りしていこうか? 大会前に風邪引くのは良くないよ」
 「そうですね…」
165名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 16:50:33 ID:zau58JRb
 若菜が頷いたその時、ピカッっと光が走った。
 それと同時にものすごい轟音が響き渡る。

 「わっ!!」
 「きゃあ!!」

 道場の照明が一瞬にして消える。
 そして悲鳴とともに若菜が僕の体に飛びついてきた。

 「わ、若菜!?」
 
 いきなりの出来事に僕は若菜に呼びかける。
 しかし若菜は僕の体に力一杯抱きついて離れようとしない。

 「こ、怖いです…」
 
 それは僕だって同じだ。はっきり言って今の雷は無茶苦茶近かった。
 だが怖がっている女の子の目の前で男である僕がおびえるようなそぶりなど見せられるはずがない。
 僕は若菜を力一杯抱きしめると耳元にささやいた。

 「大丈夫だよ、若菜。僕がついてる」
 「は、はい……」
 
 ぎゅっと若菜が僕を抱く手の力が強くなる。
 それに応えて僕も力一杯抱きしめる。

 「若菜、雷は苦手なの?」
 僕の言葉に若菜は頷いた。
 「は、はい…なぜか昔から……」
166名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 16:51:38 ID:zau58JRb
 やがて雨は相変わらずであるものの雷の音は遠ざかって行く。
 それに比例してか若菜は落ち着きを取り戻しつつあった。

 「もう大丈夫?」

 その様子に僕は腕の中の若菜に声をかけた。
 すると若菜はコクンとうなずき、そしてハッと顔を赤らめた。

 「あ、あのう…わたし……」
 「ん? 何かな」
 「あの…その……」
 
 やけにモジモジしているけど若菜どうしたんだろう?
 そこで僕ははたと気が付いた。
 僕の腕の中に顔を真っ赤にしている若菜がいることに。

 「ご、ごめん…」
 「い、いいえ…わたしが抱きついたんですし…」

 僕の腕の中でモジモジする若菜。
 その姿に僕は若菜を抱きしめた手をゆるめないと…理性ではそう考えた。
 しかし感情はそれを拒絶する…この手を緩めてはいけないと。
 このまま若菜の温かみ、そして甘い香りを感じていたい。
 だから僕はそのまま若菜をもっと抱きしめた。

 「若菜……」
 「はい…」

 僕の呼びかけに若菜は頷いた。
 若菜は緊張した面持ちで僕の瞳をじっと見つめ続けている。
 僕もその瞳をじっと見つめ続け…。
 そして気が付くと僕と若菜は目を閉じて、いつのまにやら口づけを交わしていた…。
167名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 16:52:36 ID:zau58JRb
 「……んっ」
 「…あっ…」

 お互いに初めての不器用なキス。
 たけど僕と若菜には十分すぎるほどのものだった。
 目を開けて若菜を見ると…その眼もとはすっかり赤く上気している。 そして若菜の方から強く抱きしめてくる。

 「若菜…好きだよ…」
 「わたしもです…」

 そしてもう一度キス。
 
 「んっ…ん…」

 僕は小刻みに顔を動かして刺激しながら舌を割り込ませる。

 「うんっ…んん……」

 僕は若菜の長い黒髪を掻きのけるようにして、うなじに手をはわせた。

 「っふ…うん……」

 甘い吐息が若菜の口から漏れてくる。
 
 (若菜も感じているんだ…)

 嬉しくなった僕は、うなじにはわせていた手を襟元に半ば滑り込ませて、尋ねた。

 「…良いかな?」
 「はい……」
168名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 16:53:33 ID:zau58JRb
 若菜の返事に僕は胴着の襟元を広げ、手を差し入れた。
 そして若菜の胸をまさぐる。

 「柔らかいね…」
 「は、恥ずかしいです…」
 
 消え入るような若菜の言葉に僕はますます興奮した。
 若菜の可愛らしい胸をもみしだく。

 僕は生まれて初めての乳房の感触に夢中になり、若菜を責め立てる。
 だが僕はすぐにそれだけでは満足できなくなった。

 若菜の胸をこの目で見てみたい。
 その豊かな胸をむしゃぶりたい。

 だから僕は充分に緩めた襟元をはだけさせ、可愛い肩をむき出しにさせる。
 すると中からブラに包まれた乳房が姿を現した。

 「はずすよ?」

 僕の言葉に若菜はコクンと頷く。
 そこで僕はブラのホックを外す。
 するとプルンと若菜の可愛い乳房が飛び出した。

 「若菜…すごく素敵だよ…」

 僕はそう呟くと若菜のふくらみに顔を埋めた。
 若菜の体が微かに震える。
 それと同時に僕はそのふくらみの頂点にある乳首にむしゃぶりついた。

 「あんっ……」
169名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 16:54:11 ID:zau58JRb
 声を上げる若菜の乳首を吸い、舌で転がし、軽く歯をたてる。

 正直言って僕には初めての体験だからお世辞にも上手いとは言えないだろう。
 だが若菜顔を真っ赤に上気させ、息を荒げている。 僕の愛撫に若菜は反応しているのだ。

 もっともっと若菜のことが知りたい。

 「若菜、良いよね…?」

 僕の言葉に一瞬戸惑いの表情を見せる若菜。
 だがすぐに何が言いたいのかわかったのだろう。
 若菜は力強く頷く。

 そこで僕は若菜が痛くないよう気をつけて、道場の硬い板間の上に横たえる。
 すると若菜の艶やかな黒髪が扇状に、ふわーっと美しく広がる。

 「背中、痛くないかな?」

 僕の言葉に若菜は笑った。

 「板の上に直なんですよ。痛いに決まっています」
 「まあこんな所だし当然か」
 「本当です。神聖な道場でこんなことするなんて……」
 「じゃあやめる?」

 だが若菜は首を横に振った。

 「お断りします」
 「本当に良いの?」
 「はい。もしやめる…なんて言ったらわたしあなたのこと、嫌いになりますよ」
 「嫌われたくないな」
 「はい…」
170名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 16:54:59 ID:zau58JRb
 若菜の言葉に僕は彼女の下半身に手を伸ばし、袴の紐を緩める。
 そして紺色の袴を抜き取ると彼女の下着を指先で触れた。
 
 「あっ…」

 そこは未だ充分ではないものの下着の上から触ってもわかるほど湿っていた。
 
 「濡れているね」

 僕の言葉に若菜は真っ赤な顔になって反論する。

 「あなたがHなことをするからです!」
 「Hなことは嫌い?」
 「それはその…そんなこと言わないでください!」
 「ごめん、ごめん」

 笑いながら僕は若菜の秘所を下着の上からソフトになでる。
 すると若菜はもじもじと腰を動かし、足首を軽く反らせた。
 さらに足袋をはいた爪先が板間をこする。

 「んん…は、ああっ…ん…」

 (そろそろ良いかな?)

 指先に充分すぎるほどの愛液が付く状況に僕は若菜の下着に手をかると、ゆっくりずらし始める。
 だがなかなか上手くいかない。
 そこで僕は若菜の耳元にささやいた。

 「ちょっと腰をあげてほしいんだけど」
 「はい…」
171名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 16:55:42 ID:zau58JRb
 若菜は小声で頷くと、腰を少しだけ浮かせる。
 そこで僕は若菜の濡れそぼった下着を手早く抜き去る。
 そしてついに僕の目の前に若菜の性器があからさまになった。
 僕の愛撫に、湯気が立ちそうなほど愛液があふれ、紅潮し、ヒクヒクと息づいている。
 もう若菜の受け入れ準備は完全に整っているようだ。
 そこで僕はズボンを手早くおろし、自分の張り詰めたモノを取り出した。
 そして若菜に声をかける。

 「それじゃあ行くよ?」

 僕のその一言に若菜は微かにおびえた。

 「あ、あの…わたし初めてですから……」
 「うん、わかってる」

 僕が頷くと若菜はむーっと口をとがらせた。

 「わたし、そんなにモテなさそうですか?」
 「いいや、とてもモテそうだよ。でも若菜はそんな軽い女の子じゃないと思っているから」
 
 僕のその一言に若菜は嬉しそうに微笑んだ。

 「やさしくしてくださいね?」
 「当然だよ」

 そして僕は若菜の体の上に覆い被さると、痛いほど張り詰めているモノを若菜の性器にあてがった。

 「んっ…」

 微かに身じろぐ若菜。
 緊張のためであろうか、その体はがちがちに硬くなっている。
172名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 16:56:24 ID:zau58JRb
 「力抜いて…」
 「はい……」

 若菜はうなずいたものの、未知のことに緊張の色を隠しきれないでいる。
 そこで僕は若菜の緊張を少しでも解きほどくために手を伸ばすとやさしく乳房を揉む。

 「あっ……」

 今度は少し強めに揉む。

 「んっ……」

 若菜の口から微かな呻き声がこぼれる。
 そこで僕はさらに揉みしだくように手を動かす。

 「………」

 僕の下の若菜の体は刺激に耐えるかのように、小刻みに震えている。

 「若菜…」
 「はい……」
 
 トロンとした目つきの若菜はコクンと頷く。
 そこで僕は片手で自分のモノを支えると、腰を前へと突き出した。

 「うぅ…いっ……」

 これほど濡れそぼっているなら、平気だろう。
 そんな僕の甘い考えは一瞬に消え去った。
 これほど濡れそぼっているにもかかわらず若菜の膣内はキチキチにきついのだ。
173名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 16:57:01 ID:zau58JRb
 「い、痛いです……」

 苦痛に顔をゆがめる若菜に僕は罪悪感を感じてしまう。

 「や、やめようか?」

 正直言ってこんな良いところでやめたくなんか無い。
 だが好きな女の子が苦痛にまみれている姿はもっと見たくない。
 そう思った僕がそう声をかけると若菜は首を横に振った。

 「つ、続けてください……」
 「で、でも……」
 「たしかに痛いですけど…それ以上にあなたと一緒になりたいんです」
 「若菜…わかったよ」

 若菜の言葉に僕は頷いた。
 若菜はもうここまで決意しているのだ。
 ならば最後までやるのが男としてのあるべき姿に違いない。
 だから僕は若菜に唇を重ね、そして思いっきり腰を前に突き出した。
 ズブズブと僕のモノが彼女の肉壁を押し広げ、奥へ奥へと突き進む。
 そしてその途中にあった障壁…若菜の純潔の証を引き裂いた。

 「ひぃ…くっ……っっ!!」

 若菜は悲鳴を上げてのぞけった。
 僕の胸を両手で押しのけようとする。
 だがすでに僕のモノは若菜の最奥にまでしっかりと入り込んでいた。

 「全部入ったよ」
 「はいっ…」

 若菜は目に涙を浮かべながらも微笑んだ。
174名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 16:57:42 ID:zau58JRb
 「大丈夫? 痛くない?」
 「はい、平気です」

 気丈に振る舞う若菜。
 だが痛くないはずはない。 
 今も若菜の秘所からは破瓜の血が流れ出し、若菜の純白の胴着に深紅のシミを付けているのだから。
 だが若菜は、けなげにも言った。

 「…動いても……良いですよ」
 「わかった…」

 若菜の真剣なまなざしを見て僕は決意した。
 こうなったら最後までしっかりとやることが若菜への誠意なんだ。
 
 「我慢できなくなったら言ってね」

 そうささやくと僕は若菜の太股に入れた腰を前後に動かし始めた。
 ゆっくりと時間をかけて腰を引き、そして押し込む。

 「あっ…はっ…んん……」

 (若菜の膣内、とっても気持ち良い…)

 生まれて初めて味わう異性の締め付けに僕は我を忘れた。
 若菜を気遣ってゆっくり動かしていた腰の動きを徐々に早める。

 ニチャ、ニチャ、ニチャ

 愛液にまみれた秘所がいやらしい音をたてる。
175名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 16:58:36 ID:zau58JRb
 「わ、若菜……」
 「…あっ…あんっ…す、好きですっ!」

 若菜が白い喉をのけぞらせて喘ぐ。 ぎゅっと、若菜の両脚が僕の腰にしがみついてくる。

 「はぁ…はぁ…んんっ…はぁあん…」
 「うぅ…つぅ…」
 
 もう我慢の限界だった。 僕の腰の裏あたりに射精感が急速に生じてくる。

 「若菜、もう……」
 「だ、出してください…わ、私もう……」
 「うっ、ううっ」
 「あっ、あっ、ああっ!!」

 若菜の一際高い嬌声とともに僕は射精していた。
 どくどくと吐き出された精液が若菜の膣内を満たしていく。

 若菜は荒く肩を上下させ、疲れ切った僕はぐったりとその体の上に重なり合った。

 「ハァハァハァ……」
 「ハアハアハア」

 しばらくの間、僕と若菜の二人の荒い息づかいが、道場に響き渡る。
 が、落ち着いてきたところで僕は体を起こすと、若菜から離れる。
 しどけなく開いたままの秘所から破瓜の血、愛液、そして僕の放出した精子が絡み合い、混じり、ピンク色の液体となって白い胴着と道場の床を汚す。

 「ねえ、若菜…」

 僕が声をかけると若菜は未だ赤く紅潮した顔を上げて微笑んだ。
176名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 16:59:22 ID:zau58JRb
 「なんですか?」
 「好きだよ…」
 「はい、わたしもです…」

 僕たち二人が情事の後始末をして道場を出ると、もうすでに雨は上がっていた。
 あのすごい集中豪雨を降らせた雨雲はもうどこかへ通り過ぎてしまったらしい。

 「きれいな夕日ですね……」
 「そうだね」

 若菜の言葉に僕は頷いた。
 真っ赤に染まった太陽がビルや家々の隙間から地平線の向こう側へと沈みかかっている。

 「わたし、昔から夕日を見ると寂しくなるんです」
 「何で?」

 僕の言葉に若菜はちょっとだけ俯いた。

 「…日が沈むと友達と別れて家に帰らなければいけませんから」
 「それはまあ仕方がないよ」
 「ええ。ただ楽しかった一日の終わり…その象徴が夕日なんです」
 「うん…」
 「あなたも…帰ってしまうのですよね?」

 若菜のその一言に僕は理解した。若菜は僕と別れたくないのだ。それは僕だって同じだ。
 しかし僕が住んでいる東京と若菜が住んでいる京都…決して会えない距離ではない。
 が気楽に会えるほど、近い距離ではないのだ。

 「今度、いつ会えますか?」
 「…若菜の都合が良い日ならいつでも…って言いたいけど先立つものがないと…」

 正直言って今日、ここまでくるにも高校生の僕にはかなりの金額を費やしているのだ。
177名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 17:00:01 ID:zau58JRb
 「ごめんね、若菜。ふがいない男で」
 「いいえ、そんなことないです!」

 若菜はそう言ってくれるが、これはやっぱり男としては情けない。

 「自由な時間はなくなっちゃうけど…バイトでもしようかな…」

 ぽっつり僕が呟くと若菜は顔を上げ、僕の目をじっと見つめた。

 「あ、あの…それなら良いバイトの心当たりあります」
 「本当!?」
 「はい。住み込みで三食、おやつ付き…給料はちょっと安いですけど」
 「でもそれだと若菜と会えなくなっちゃうな…」

 僕の言葉に若菜は笑った。

 「大丈夫です。わたしも一緒ですから」
 「へっ、若菜もバイトするの?」
 「バイトじゃなくてお手伝いです。おじいさまの知り合いがやっている民宿ですから」
 「それってもしかして……」
 「…ダメですか?」

 心配そうに僕の顔をのぞき込む若菜。 そんな顔されたら断れるわけないじゃないか。

 「それじゃあ一夏、お世話になろうかな?」

 僕がそう言うと若菜は茶目っ気たっぷりに笑った。

 「何でしたら一夏と言わず一生でも構いませんよ♪」


178名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 13:04:01 ID:upKTZ8Y4
GJ!!! 萌えた!!
179名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 13:45:48 ID:gTOhDDaT
イイヨイイヨー(・∀・)
ボリュームも十分で、次からコテハン使ってほしいくらいの出来です。
180名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 20:35:52 ID:jscXeiFq
           >>158-178神キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
           キタ━━━━━━\(T▽T)/━━━━━━ !!!!!
           キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・* !!!!!
            キ・キ・キ・キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
イッパイ       キタ─wwヘ√レvv〜(゚∀゚)─wwヘ√レvv〜─ !!
 モッテキタヨ-     キタワァ━━━━━━(n‘∀‘)η━━━━━━ !!!!!
     ∧__∧  キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!
    ( ´・ω・)  キタ━━━━━(゚(゚∀(゚∀゚(☆∀☆)゚∀゚)∀゚)゚)━━━━━!!
    /ヽ○==○キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
    /  ||_ |キタ━━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)━━━!!!!
    し' ̄(_)) ̄(_)) ̄ ̄(_)) ̄ ̄(_)) ̄ ̄(_)) ̄ ̄(_)) ̄ ̄(_)) ̄ ̄(_))


GJ!!射法八節・・・懐かしい・・実は高校時代弓道部でした・・・女子の
袴姿にハァハァ(大会時)だって男子校(ry

181旧69 ◆49EtSB976. :2005/04/17(日) 18:20:12 ID:n8HMaHqR
急にひらめいたるりかSSです。
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1090929142/277 さんのレスを参考にしました。

内容はレイプ物です。苦手な方は名前欄に「るりか 凌辱」と入れますので、スルーでお願いします。
182るりか 凌辱:2005/04/17(日) 18:20:52 ID:n8HMaHqR
「あ〜あ、ケータイ充電してくればよかったなぁ……」
 山本るりかはバイト帰りの夜道でそう言いながら小さくため息をついた。

 るりかはこの夏18歳になったばかりの高校生である。
 いくつかバイトを掛け持ちしているが、今日はコンビニでの勤務だった。
 そのコンビニはオーナーが手広く店舗を展開している。
 市内だけで4店舗あり、今日はそのうちの一店に欠員が出たため応援に行かされていたのだ。
「なぁ〜にが『るりかちゃん悪いねぇ』よ! バイト代少し色付けてもらうからね!」
 コンビニの仕事も長く、作業には馴れているとはいえ自店とは勝手が違う。
 オーナーは経験の豊富なるりかを信頼して派遣したのだが、それでも気疲れは多かった。
「ほんっとに疲れた!」
 るりかがぼやいた。

 るりかの家も市内とはいえ、応援に行った店とはかなり離れていた。
 ましてるりかの家は郊外にある。帰宅はいつもよりも遅い時間になっていた。
「若い娘の帰りが遅いんだから誰か迎えに来てくれればいいのに……」
 普段なら帰宅が遅くなるときは用心のため電話しながら歩くるりかだったが、今日はそれができない。
 秋も半ばを過ぎ、日が落ちるのも早くなっていた。
 時間は10時を少し過ぎている。あたりはとうに真っ暗だった。
「早く帰ろ……」
 るりかは歩調を速めて家路を急いだ。
183るりか 凌辱:2005/04/17(日) 18:21:42 ID:n8HMaHqR
キキーッ
 後ろで車のブレーキの音がした。続いて
バタンッ
 ドアの開く音。
 はっとして、身構えながら振り返ったるりかだったが、
「悪ぃな、送ってもらっちゃって」
 そんな声に安堵のため息をついた。
(なぁんだ、この近所の人なんだ……)
 再び歩き出するりか。
「じゃあな、気をつけて行けよ」
 今しがた車から降りた男の声に続けて
ブルルルル……
 かすかなエンジン音が近付く。

 車は道端に寄ったるりかの横を通り過ぎるはずだった。
 しかしその車はるりかに横付けされて停まった。
(えっ?)
 とっさに車を見たるりかは、開いたままのスライドドアから腕をつかまれた。
 それと同時に後ろから誰かに車に押し込まれる。
(なにっ? なんなのっ?)
 頭が混乱する中で自分を押す相手を見ると、それはさっき車を降りた男だった。

 どうあがいても男たちの力にはかなわない。抵抗も空しく、るりかは車に乗せられてしまった。
 そしてるりかを乗せた車はスピードを上げると、夜の街に消えていった……。

「きゃあああああ! イヤああああ!」
 男たちは運転する者を含めて3人。
 ようやく事態を把握したるりかが大声をあげた。つかまれた腕から逃れようと身をよじる。
 暴れるたび、今時の女子高生らしいるりかの超ミニのスカートはすっかりまくれあがり、ショーツが丸見えになる。
184るりか 凌辱:2005/04/17(日) 18:22:16 ID:n8HMaHqR
「キミさぁ、水塚高校だよね」
 いつもは自宅に戻ってからの出勤なのだが、今日は学校から直行だった。
 その制服から学校名が言い当てられる。
びくっ!
 るりかの動きが止まった。
「そんな短いスカートはいて、挑発してるの?」
 男たちはそう言いながらるりかの制服のポケットをまさぐった。
「あったぞ学生証! なになに……山本るりか、高3。8月に18歳になったばっかだぜ!」
「ヒャッホー!」
「今日はよろしくね、るりかちゃん」
「わ、私をどうするつもりですか……お、お金なら持ってるだけ全部あげます……だから……」
 るりかの声が恐怖に震える。
「おとなしくしてればちゃんと解放してあげるよ」
「もう子供じゃないんだからさぁ……俺たちの言ってる意味、分かるんじゃない?」
 男たちが下卑た笑い声を立てた。

 るりかが連れてこられたのは名古屋港だった。
 埠頭の突端、倉庫が立ち並ぶ一角は昼間ならともかく、こんな時間に近付く者は誰もいそうになかった。
 車が停まったら隙を見て逃げよう。そう思っていたるりかの心を見透かしたように
「ヘンなこと考えるとキレイな顔に傷がつくよ?」
 そう言いながら男たちの一人がナイフをちらつかせた。
「ひっ!」
 抵抗をあきらめ、るりかはうつむいた。

 いきなり男たちがるりかの体を仰向けに突き倒した。フルフラットの車内にるりかが転がる。
 その両方の足を一人の男がつかむと大きく持ち上げる。
 そして少女らしいデザインのショーツに手をかけると一気にずり下ろした。
「いやぁぁぁぁ!」
「制服はちゃんと脱がせろよ。破いたらあとあとマズイからな」
「わかってるよ、いつもやってることだろ?」
 運転席から回ってきたリーダーらしき男の言葉に、るりかの制服の上着に手をかけていた男が答えた。
185るりか 凌辱:2005/04/17(日) 18:23:02 ID:n8HMaHqR
 必死に足を振って逃れようとするるりかだが、膝の下まで下ろされたショーツに動きが制限される。
 それでも暴れるるりかの股間に男が手を突っ込んだ。
びくっ!
 一瞬るりかの体が硬直する。
 その隙にショーツが足先から抜かれた。
 そしてすぐさま体を滑り込ませると、るりかの両足の間に自分の腰をねじ込む。
 ……もうるりかは足を閉じて抵抗することができなかった。

「キレイな足だねぇ……さすが18歳ってか?」
 るりかの足の間に入った男が太ももをなでまわす。
「いやぁぁぁ!」
「どんなに叫んだって誰にも聞こえないよ」
 もがくるりかに希望を失くす言葉が発せられる。
 そうしている間にもブレザーのボタンがはずされ、ジャンパースカートが脱がされていく。
「大きくはないけど形はよさそうだぞ」
 男たちは脱がしながら制服の上からるりかの胸をなぶった。
「やめて! やめてください!」
 るりかにとり、制服の上からとはいえ異性に胸をさわられるなど初めての経験だった。
 屈辱的な思いで男たちの体をはねのけようとするが、がっちりと上腕を押さえられ動けない。

 屈強な男たちに押さえつけられたるりかだが、制服の構造上、一瞬だけ体の戒めが解かれた。
「イヤぁ! やめてくださいっ!」
 それを先途と振り回したるりかの腕が一人の男の顔に当たった。
「痛ッ!」
 頬に一条の赤い線が走り、血がにじむ。どうやら爪が当たったらしい。
 男は顔に当てた手を見た。それが男を逆上させたのか顔色が変わった。
「てっめぇー!」
パンッ!
 るりかの頬が張られる。
186るりか 凌辱:2005/04/17(日) 18:23:48 ID:n8HMaHqR
 なおもるりかを殴りつけようとする手が別の男につかまれた。
「おい、その辺でやめとけ」
「でもよぉ!」
「俺たちは傷つけるのが目的じゃない。履き違えるな」
 その言葉にしぶしぶといった感じで男がうなずいた。そして
「悪かったよ、殴ったりして」
 そう言ってもう一度るりかを押さえつけた。

 るりかが全裸にされた。もう体を隠すものは何もない。
「じゃあ俺からだな」
 男の一人がそう言うと下着ごとズボンを下ろした。
「ひっ!」
 屹立した肉棒を見たるりかが息を飲んだ。
 ゆうに15センチはありそうな茎の先端にはたっぷりエラが張りきっていた。
 それに加えて弧を描くように反り返った茎部は血管を浮き立たせていた。
 それは、処女のるりかにとって恐怖以外の何物でもなかった。
「や、やめて。それはイヤ……」
 震えるるりかを見下ろしながら、男は自分で何度かしごくと避妊具を装着した。

 るりかは意外だった。てっきりそのまま犯されると思っていたからである。
「ん? これか?」
 そんなるりかの様子に気付いたのか、男は話しはじめた。
「他の奴のでヌルヌルの穴に入れるのはお互いイヤだからなぁ」
「お前が妊娠しようが知ったこっちゃないが、すべりがよすぎるのは気持ちよくないしぃ」
 別の男が笑いながら言葉を引き継いだ。
(ダメだ……もう逃げられない。……助からない)
 るりかの心を絶望が支配した……。

 男の節くれ立った指がるりかの女性器にのびた。そうして亀裂をさするように何度か這いまわる。
「イヤあああああ!」
 自分でも触れたことのない部分を好きでもない男の指が這いまわる。
 るりかはのどからほとばしるような悲鳴を上げた。
187るりか 凌辱:2005/04/17(日) 18:24:27 ID:n8HMaHqR
 男を受け入れる準備の整っていないるりかの性器から男は指を抜いた。
 そして、すでに広げられた足の間に腰を進めた。
「イヤああああ! やめて、入れないでええ! 駄目えええ!」
 膣口に肉棒があてがわれたとき、それでもるりかは最後の望みで叫んだ。
ぐっ!
 それを打ち砕くように男が腰を突きこんだ。
 るりかの体が途端に硬直する。
「ひぐっ……ぐぅ! むむっ……んんっ!」
 声も立てられないるりかの腰をつかむと、男はグイグイと肉棒を押し込んでいく。
 途中で止まると少し引き戻し、さらに強い力で突き立てた。
「い、痛い、痛いいいい! やめてぇ、死んじゃうぅ!」
 力任せに突かれ、るりかが悲痛な声で苦痛を訴える。
 しかしその体はピクリとも動かなかった。
 あまりの激痛に体がこわばって暴れることもできなくなっていたのだ。

「あうっ……ぎぃぃぃ!」
 るりかが歯を食いしばったままひときわ大きな悲鳴を上げた。
 その瞬間、処女を犯した肉棒が根元までるりかを貫いていた。
「痛いぃ、痛いっ! 抜いてっ、抜いてぇ!」
 るりかの必死の懇願も耳に入らないかのように男が動き始めた。
「い、今すぐ抜いてっ。あああっ、やめてえ! そんなに……そんなに動かさないでえええ!」
 苦痛に顔をゆがめながら男の抽迭に悲鳴を上げつづける。

「くっ……さすがに処女はきついぜ……イキそうだ……」
 何十度目かの抽迭で男がうめいた。
 そしてるりかの肩口をつかんでラストに向けてますます激しく動き出した。
「あああああ、やめて、お願いぃぃ! き、ひいいいいい!」
 力いっぱい突き上げる男のひと突きごとにるりかの体が揺れる。
「くっ!」
 男は一声短くうなるとるりかの中で射精した。
188るりか 凌辱:2005/04/17(日) 18:25:03 ID:n8HMaHqR
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ………」
 男の動きが止まったことで放心していたるりかの耳にカチャカチャというベルトの音が聞こえた。

 最初の男が果ててすぐ、次の男がのしかかってきた。
 痛々しく裂傷を負ったるりかの膣口に熱い先端が押し付けられる。
ぐぐっ!
 そのまま、なんのためらいもなく男は剛棒を差し入れた。
「ひぃぃぃぃ!」
 痛みにるりかの意識が覚醒する。
 今度の男は20センチはありそうな巨大なモノでるりかをえぐりつづけた。
「あああああっ!」
「おとなしくしろ! よけい痛くなるぞ」

 初めてのときよりも強烈な痛みにるりかが絶叫する。
 まるで体を真っ二つに裂いて肉棒が突き進んでくるような感覚。
 るりかは間違いなく自分の体が裂けてしまったと思った。それほどの激痛だった。
 だが男はそんなるりかを気遣う様子もなく激しく動きつづけた。
「ぬ、抜いてください……お願いです」
 このまま続けられたら本当に死んでしまう。
 そう思ったるりかが哀願するが、男は聞こえないかのように剛直を突き立てつづけた。
「うぅ、ひ、ひどい……」
 涙で目を真っ赤に泣き腫らし、るりかがつぶやいた。

 射精が近いのか、男のペースが上がった。
 男に突かれるたびに小さく息をついていたるりかだが、
「ううぅ! ああああ」
 下半身から湧きあがる激痛に再び悲鳴を上げた。
「イクぞっ!」
 とどめとばかりに男がるりかを深くえぐった。
 次の瞬間、男はるりかにしがみつきながら大量の精液をぶちまけて果てた。
189るりか 凌辱:2005/04/17(日) 18:25:44 ID:n8HMaHqR
 3人目の男も乱暴にるりかを貫いた。
 射精の直前、男は膣から肉棒を引き抜くとコンドームをはずしてるりかの顔に押し付けた。
「あううっ……」
 唇に下腹部をぴったりと密着されて、るりかは苦しげに顔をしかめてうめく。
 そこに先端から勢いよく精が射ち出された。
「んっ、んっ……」
 気持ちよさそうに目を細めて、男はぐいと腰を押しつけて小刻みに揺すりたてる。

「うぐっ、うぐぅ……」
 のどの奥に向けて熱い液体が注ぎ込まれていく。
 青臭く生臭い、なんともいえない不快なにおいにるりかがえずいた。
 しかし唇をふさがれたるりかは吐き出すことも出来ず、息苦しさのあまり、泣く泣く汚辱の体液を飲み下した。

 その後、男たちは代わる代わるるりかを慰みものにした。乱暴は3時間あまりに及んだ。
 るりかの肉体で満足するまで楽しむと、そのまま名古屋港にるりかを置き去りに去っていった。
 闇の中に消えていくテールランプを見ながら、るりかは枯れ果てたと思っていた涙が頬を濡らすのを感じていた。

           おわり




女性の足を狙って車で撥ね、歩けなくしてからレイプするという手段を聞いたことがあります。
足を折って逃げられなくするのだとか。
レイプ犯にとって、股間さえ無傷なら(場合によっては胸も)、あとはどうでもいいのでしょう。
最初はそういう展開でしたが、さすがに書いてて鬱になったので変更しました。
190旧69 ◆49EtSB976. :2005/04/17(日) 18:26:34 ID:n8HMaHqR
>>151-154
レスありがとうございます。とても励みになります。

>>153
発射が早いのはとくに意識して書いてたわけではありません。主人公は経験の浅い若者ということでご理解ください。

>>154 >>156
ご指名ありがとうございます。
庶民の私には裕福な晶の日常生活がほとんど想像できないんですが、頑張ってみます。
発表時期についてはまったく期待しないでください。
191名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 18:31:38 ID:KsPQYLGL
>>旧69様
ごちそうさまです。
192旧69 ◆49EtSB976. :2005/04/17(日) 21:41:37 ID:LUp0xJG/
るりかのSSです。これも急にひらめいたんで短編です。
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1090929142/276 さんのレスを参考にしました。

なんか「るりか強化月間」のようになってる……。
193旧69 ◆49EtSB976. :2005/04/17(日) 21:42:07 ID:LUp0xJG/
「すごいよるりか! お姫さまみたいだ!」
 ここは明治村。小学生のときに遠足で来て以来、実に7年ぶりの再訪だった。
 るりかは明治村の衣装を借りてはしゃいでいる。

 秋の連休を利用して僕は名古屋に遊びに来ていた。目的はもちろん一つ。るりかに会うためだ。
 小学5年生のとき、僕は名古屋の学校に通っていた。るりかとはそのときに知り合った。
 その後、僕は家の事情で名古屋を離れてしまい、るりかと再会したのは高校生になってからだった。
 僕たちは今、東京と名古屋という遠距離をものともせずに付き合っている。
 交際は順調だ。初夏にはキスを済ませた。同時に胸も。……そしてこの夏、僕たちは結ばれた。
 以来、会うたびに僕たちはえっちしている。
 るりかといろんなことをしたいし、いろんなことをるりかにもしてもらいたい。
 想像だけはふくらむけど、実際に行動に移すのとはちょっと別だ。……でも今日こそ。
 そんなよこしまな思いを秘め、僕は今日もるりかとデートしていた。

 時代がかった令嬢のドレスに身を包んだるりかは、まるで本当にお姫さまみたいだった。
「る、るりか……色っぽい……」
「え、えへへ……あ、ありがとう……」
 そんな僕の言葉に頬を染めてうつむくるりか。か、かわいい……。

 記念撮影用の衣装とはいえ、それを着て園内を散策することも出来る。
 僕たちはそのまま建物を出た。そしていろいろと見て回った。
 目に付いたレンガ造りの明治風の洋館に僕たちは入った。
 2階の廊下。手前には衝立てがあり、関係者以外は立ち入ってはいけないような感じだった。
 だけどもそんな看板は出てなく、僕たちはそこから奥に入っていった。
 廊下の角を曲がったところに出窓が設けられている。
「うわぁ〜、山が見えるよ。とってもきれい」
 るりかが景色を見るために身を乗り出しながら言った。
「どれどれ?」
 並んで外を見る。
 そんな僕にるりかが寄り添った。
194旧69 ◆49EtSB976. :2005/04/17(日) 21:42:39 ID:LUp0xJG/
 るりかを見る。
 隣りにいるのは目を輝かせて景色を見ているるりかだった。
 いつもの明るい笑顔。でも着ているものが違う。どことなく新鮮だ。
 周りには誰もいない。二人っきりの静謐な空間。日常とはかけ離れた風景。
 ……僕の中で何かが弾けた。
「るりかっ!」
 名前を呼んで抱きしめる。
「ちょ、ちょっと……」
 あわてたように身じろぐるりかだけど、僕は腕の力をゆるめなかった。
 そしてそのまま口づける。
「んっ!」
 キスをするうち、るりかの抵抗は弱まっていった。

 唇が離れる。
「だ、だめだよ…こんなところで……」
 僕を上目づかいに見ながら言うるりかの頬は染まっていた。
「我慢できないかもしれない」
「だ、だめだって……」
「るりか……」
 名前を呼んでもう一度抱きしめる。
「ね、ね……ここじゃダメだよ」
「どこならいいの?」
「……どうしても我慢できない?」
「うん」
 しばしの逡巡ののち、るりかが口を開いた。
「えっちはダメだけど……口でいい?」

 ズボンを下着ごとひざまで下ろす。ひざまずいたるりかがそこに顔を寄せた。
 初めてのフェラチオ。期待で胸が苦しい。
 ……そしてるりかが僕を口に含んだ。
195旧69 ◆49EtSB976. :2005/04/17(日) 21:43:40 ID:LUp0xJG/
「る、るりか上手い……」
 八重歯が軽く当たる感じがすごくいい。
「あむ…じゅるっちゅっ……んはぁ……ホントにぃ? うれしいなぁ……」
 口を離しても、なおも手でカリのくびれのあたりを刺激しながらるりかが言う。
「ほんとに初めてなの? 信じられない……」
「あぁー! 疑ってるぅ!! 私が嘘つくの嫌いなの知ってるでしょ?」
「そ、それはよく知ってるけど……。でも……どうしてこんなに……うっ!」
 巧みな攻めに快楽のうめきが上がる。
「へへへぇ、兄貴のベッドの下に隠してある本で勉強したんだぁ」
「お兄さんって双子の? まだ会ったことないけどそんなに似てるの?」
「そう! そっくりなんだよ。この前なんか兄貴のふりしてデートしたこともあるんだから」
「デートって……まさか女の子と?」
 ちょっと驚く。
「うん!」
 そんな僕の動揺をよそに、まるで何もなかったかのようにるりかが答えた。
「……バレなかったの?」
「手を握られたときの小ささでなんかおかしいなぁって思ったみたい。とどめに生徒手帳見られてバレた……」
 そう言ってぺろっと舌を出す。

 そんな会話をしながら、さっきるりかが言った単語が気になった。
「ねぇるりか。本って……まさか」
「うん、エロ本!」
 にこやかに答えるるりかを見ていると頭痛がした。
「……お兄さん、それ知ってるの?」
 念のため聞いてみる。
「まさかぁ!」
 そう言ってるりかは笑った。
「その本にいっぱい書いてあったよ。男の子を歓ばせる方法」
 続けてそう言ったあとで、るりかは再び肉茎に顔を寄せた。
 ……お兄さん、あなたの妹は極悪人です……。僕が代わりに泣いてあげます……。
196旧69 ◆49EtSB976. :2005/04/17(日) 21:44:16 ID:LUp0xJG/
 本で学んだというわりにはるりかのフェラチオは絶品だった。
 僕自身、初めての経験で他と比べることは出来ないものの、とてもうまいと思った。
 すぐに射精感がこみ上げてくる。
 るりかの耳のあたりの髪を手でもてあそびながら背すじがぞくぞくする快感に耐えていた。

 ふとるりかを見る。すると、るりかは僕に口で奉仕しながら手をドレスの中に入れていた。
 どうやら自分でいじっているようだ。
 ……ここでえっちできるかもしれない!
「るりか……入れてもいい?」
 ダメもとで聞いてみた。
こくん
 るりかが恥ずかしそうにうなずいた。

 窓枠に手をつかせる。そうしてドレスをたくし上げ、るりかの下着を下ろす。
 すでに充分に潤っている秘裂に勃起をあてがう。
「入れるよ」
 そう声をかけてからゆっくりとるりかの中を割って入っていった。

 口での愛撫で射精の直前まで高まっていた。
 それに誰かに見られるかもしれない惧れが心によぎる。
 あまりにも早い絶頂の予感に腰が打ち震える。
 もっとるりかとのセックスを楽しんでいたかったけど、我慢できそうになかった。
「るりか……イキそう……」
「ま、待って……えっと……中でいいよ」
 しばしのためらいのあと、るりかがそう言った。
「……いいの?」
「うん、来て……」
 るりかが言った次の瞬間、限界がきた。
「っっ!」
びゅっ! びゅびゅっ! どびゅっ!………
 精液がるりかの中にほとばしった。
197旧69 ◆49EtSB976. :2005/04/17(日) 21:44:55 ID:LUp0xJG/
 大きく息をついてるりかから抜きさろうとする。
「待って……まだ抜かないで」
「え?」
「ティッシュ……取って」
「う、うん」
 ポケットティッシュを何枚か引き抜いてるりかに渡すと、ドレスをたくし上げ股間で腕をもぞもぞと動かす。
「るりか、中で出しちゃって平気?」
 僕の出したものを処理しているるりかに問い掛ける。
「赤ちゃん出来たら責任取らせるからね」
 固い響きの声でるりかが返した。
「ええっ! ……わかった、もし出来てたら結婚しよう」
 僕も男だ。腹は決めた。高校は途中で辞めてもいい。るりかと結婚する!
 ところが、僕のそんな決心を知らないかのように明るい声でるりかが続けた。
「もうっ! 今日は大丈夫なはず。……ドレスに精子かけちゃうわけにいかないでしょ?」
「そ、そっかぁ……」
「いつもより気持ちよかったでしょ?」
 急に力が抜けた僕にるりかが問い掛けた。
「う、うん」
「やっぱりねぇ……ね、ティッシュもっとちょうだい」
「あ……うん……どうして僕が気持ちよかったって分かるの」
 疑問に思って聞いてみた。
「え? ……いつもより量が多いから……ティッシュ足りないぐらい出てるよ……」
 一瞬言いよどんだるりかだったけど、そう言って真っ赤になった。

 ドレスを返して写真を受け取る。
 誰にも見られなかったと思うけど、まわりの人たちの目が気になり、僕たちはそそくさと明治村をあとにした。
198旧69 ◆49EtSB976. :2005/04/17(日) 21:45:53 ID:LUp0xJG/
 東京に帰る僕をるりかが名古屋駅まで見送りに来てくれた。
「今日はとっても楽しかった……あっ、私の写真大事にしてね」
「もちろん。会えないときはそれ見て自分でするよ」
「? ……バ、バカぁっ!」
 一瞬の間のあと、真っ赤になったるりかが僕を叩くまねをした。
 その手を受け止め、るりかを抱きしめると僕は
「愛してるよ、るりか」
 そう言いながら人目も気にせずに唇を重ねた。


           おわり
199名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 21:55:11 ID:M5xdgs3O
GJ
200名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 03:33:20 ID:3sDa/fuQ
69様のおかげでほとんどなかったるりかHSSが増えて嬉しいです。
陵辱編は港で、とかわざわざゴムを使う辺りなどが迫力ありました。
るりかの脚も印象に。純愛編はドレスでバックが良い。
膣に出させる理由もるりからしいというか女を感じて興奮です。
あと晶の同棲編を書いて頂けるのはものすごく嬉しいです!
楽しみにしています。
201旧69 ◆49EtSB976. :2005/04/19(火) 12:44:00 ID:rvirit0b
>>191 >>199-200
感想のレスありがとうございます。書こうという気力がみなぎってきます。


えみるのSSです。途中で人称が変わりますが、意図してのものです。
202旧69 ◆49EtSB976. :2005/04/19(火) 12:44:33 ID:rvirit0b
「りゅーんりゅーんりゅーんりゅーん………」
 ここは仙台にある永倉えみるの家。その自室からなにやら怪しげな呪文が聞こえてくる。
「アソコの毛はここにあるし、処女の経血も用意した。あとはぁ……」
 傍らには黒魔術の本。それも中高生向けに易しく書かれた簡略版ではなく、原語の本格的なものだった。
「よしっ! これでダーリンにえみりゅんの想いが通じるりゅんっ! 明日は東京に行くぞ〜〜」
 そう言って立ち上がったえみるの手には手作りのバレンタインチョコレートが握られていた。

ピンポーン
 翌日、ダーリンと呼ばれるえみるの思い人の家の呼び鈴が鳴った。

       ×       ×       ×       ×       ×       ×

 家族が留守がちな我が家では、その日も僕が一人で留守番をしていた。
「はぁい」
 こんな時間に誰だろう? と、いぶかしく思いながら僕はドアを開けた。
「ダーリ〜ン、来ちゃったりゅ〜ん!」
「え、えみる?」
 突然胸に飛び込んできたのは付き合ってそろそろ半年になる僕の恋人、えみるだった。
 えみるに押されてよろけたがそれでも何とか踏みとどまり、押し倒されるのだけは防ぐ。

「えっ? 僕にバレンタインチョコ渡すためだけにわざわざ仙台から?」
「ダーリンに会えるならどこだって行くよぉ」
 そう言いながら僕の腕を取ってニコニコと答えるえみる。
「ね、ね、食べて食べて!」
「あ、ありがとう……じゃあいただくね」
 何を期待してか、目をキラキラさせて僕を見るえみるの前で一つを口に放り込んだ。
 ……それを飲み込んだ直後、僕は意識が遠くなるのを感じた。

「!」
 気がつく。どうやら自分のベッドに寝ているようだ。
 さっきのことを思い出そうとする。……えみるのチョコレートを食べたあとの記憶がない。
 えみるのくれたチョコに何か入っていたのか?
203旧69 ◆49EtSB976. :2005/04/19(火) 12:45:11 ID:rvirit0b
 あたりを見回す。えみるが僕を見ている。同時にのどがカラカラに渇いていることに気がついた。
 体が言うことを利かない。それ以上に体全体が燃えるように熱い。
 そして熱は下半身のその部分に集中してくる。どうしようもないほど性の衝動が高まる。
「えみる……何を入れた。ウッ!……」
 スウェットの下でパンパンに張りつめたペニスが痛いほどだ。そこにさらに血液が流れ込む……。
「黒魔術が本当に効いたみたいだりゅん。ちょっと意外……」
 隠しようがないほど大きくふくらんだスウェットの前を見ながらえみるが言った。
「な、なんでこんなことを……」
「えみりゅんをダーリンのものにしてもらうんだよ……えみりゅんの初めて、ダーリンにあげるね」
 恥ずかしそうにそう言いながら服を脱いでいくえみる。
 えみるは大好きだし、いつかはこうなりたいと思っていた。……でも何か違う。そう思って言う。
「え、えみる! こういうのレイプって言うんだぞっ!」
「ブブー。日本の刑法の規定では男性に対する強姦罪は成立しないりゅん!」
「え? そうなの?」
 自分の立場も忘れ、素直に聞いてしまう。
「うん。それを言うなら強制わいせつだよ♥」
「そ、そーゆーことじゃなくってぇ!!」

 裸になったえみるがあどけない笑顔で僕に近付く。そうしてスウェットのズボンが下着と一緒に脱がされる。
 現われた勃起をえみるはたおやかな指で握ると、そっと上下になでさすった。
「ううっ!」
 下半身から立ちのぼる快感に思わずうめく。
「すっごく固い……ダーリン、気持ちいい?」
 熱に浮かされたように上気した顔でえみるが尋ねた。
「えみる……気持ちいいけど……どうしてこんなこと知ってるの?」
「えみりゅんだってもう大人だよ? 学校でえっちな話だってするんだから……」
 言いながら勃起をしごく指を速めてくる。
 もう僕の目はえみるの下腹部の淡い茂みに釘付けになっていた。あの奥の隠された部分が見たい!
「あっ、また固くなった……」
 うれしそうに微笑むえみるによってさらにトレーナーも脱がされ、僕は全裸となってしまった。
「ダーリン……」
 そしてえみるが潤んだ瞳で僕を見上げた。
204旧69 ◆49EtSB976. :2005/04/19(火) 12:45:56 ID:rvirit0b
 えみるの手が僕の胸にかかり、えみるの吐息が僕の頬にかかった。
「ダーリン……ダーリンもえみりゅんのものだよ……ね?」
 そうつぶやくと、えみるは体をさらに寄せ、僕に唇を重ねてきた。同時に腕を首に回してくる。
 と、さっきまで動かなかったはずなのに、何かに支配されるように体が勝手に動いた。
 僕は自分の意思とは無関係にえみるの唇に舌を差し入れていた。
「んっ……」
 それに応えるようにえみるが舌を絡めてくる。
 さらに僕の手はえみるの胸に引き寄せられるようにして乳房を捉えた。
 そんなに大きくはないけど、僕の手のひらにあつらえたかのようにすっぽりと納まる。
 その弾力に富むふくらみをなでまわし、先端に指が触れるとえみるはビクッと体を震わせた。

 えみるが唇を離す。そしてそのまま首筋に舌を這わせると、胸に降りていく。
 僕の手はえみるの乳房をまさぐる。空いている手は背中から腰、お尻へとなでるように移動していく。
 そうしている間にえみるの唇が僕の乳首を捉えた。
 チロチロと舌先で丹念に転がし、時には歯を立てる愛撫に異様なまでに興奮が高まる。
(お、男の乳首が……こ、こんなに感じるなんて……)
 ……股間のモノがますます硬度を増した気がした。

 胸を攻められながら、僕の手はえみるの股間に伸びようとしていた。
 でもそれより先にえみるが体を下にずらしていく。
 胸を舐めまわしていた舌は脇腹を通って下腹部に近付いていく。
(ま、まさか、口で!)
 想像したとおりだった。えみるの口は僕を咥えこもうとしていた。

 いきなり口に含むより先に、ねっとりとした舌が亀頭をねぶった。
 一旦口を離すと、次に顔を横にして舌先で茎を根元まで舐め下ろす。
 それを何回かくり返すとまた先端に戻り、今度は裏すじをこそぐようにねぶり下りていく。
 そのまま袋まで到達すると、唇ではさみ、舌で睾丸を転がすように愛撫する。
「ぐっ……んむっ!」
 僕の口からは絶え間なく快楽の声が洩れていた。
 初めてのフェラチオ。興奮はいやがうえにも高まる。
205旧69 ◆49EtSB976. :2005/04/19(火) 12:46:40 ID:rvirit0b
 それからえみるは大きく口を開き、すっぽりと肉茎にかぶせた。
 舌を縦横に動かしながら、ゆっくりと僕のペニスを飲み込んでいく。
 ……とうとう根元までえみるの口に収まった。
 自分で言うのもなんだけど、結構大きいと思っていたのに、それをえみるは難なく咥えている。
 そうしながらも口の中では舌が絶えず動き回り、僕の性感を高めていく。

 そのまましばらくそうしていたえみるが、不意に頭を上下させはじめた。
 最初はゆっくりと小さく動かされる。
 えみるの小さな唇から僕の淫茎が出入りしているのはとても淫靡な眺めだった。
 ……少しずつ振幅が大きくなっていく。
 亀頭だけが咥えられた状態。根元まで口の中にある状態。それらがくり返される。
 そんな動きの中でもえみるは相変わらず舌を使って茎全体を愛撫していた。
 動くたびにえみるの口から発せられる淫らな水音に僕はどんどん高まっていった。

 僕を咥えたまま、えみるの両手が胸に伸びてきた。
 そうして両方の乳首にたどり着くと軽く爪を立てて引っかくように転がした。
 それがなんともいえないほど気持ちいい。
 股間と胸の両方を攻められ、僕は限界が近付くのを感じていた。
「え、えみる……で、出ちゃう……」
 えみるは僕を見上げると、
『いいよ、出して』
 声にならない声でそう言った。
 ……それがきっかけになった。
「イ、イクっ!」

びゅくっ! ずびゅっ! びゅるっ!………
 欲望の粘液がえみるの口を穢して射ち出される。
「むぐっ、んんっ、むっ……」
 のどの奥をしたたかに叩く白濁液にえみるがむせる。
 それでもえみるは口を離さなかった。
 僕の精液を小さな口いっぱいに受け止め、射精が終わるまでじっと耐えていた。
206旧69 ◆49EtSB976. :2005/04/19(火) 12:47:18 ID:rvirit0b
 放出がやむ。
 えみるは頬をすぼませて尿道に残った精液を吸い取るとようやく顔を上げた。
 そうして天を仰ぐ。
こくん
 細いのどが上下した。……嚥下したんだ。
「えみる!」
 あまりの快感に放心状態だった僕がそれに気付いて声をかけると、
「ダーリン、気持ちよかった?」
 唇に垂れた白濁を拭いながらえみるが顔を向けた。
「う、うん。すごくよかった……それよりえみる、今、僕の……」
「ダーリンのなら平気だよ……」
 そう言ってはにかんだ笑顔を見せた。

 普段なら射精したら小さくなるペニスがまったく衰えていなかった。
 黒魔術とやらの影響なのか、それとも過度の興奮のせいなのかはわからない。
 股間のモノは、まだ射精したりないとでもいうようにビクビクと僕の意思に反して脈打っていた。

「ダーリン……」
 えみるが頬を染めて僕を呼んだ。
「なぁに?」
「あのね……ダーリンをイカせたら…えみりゅんも興奮しちゃったの……えみりゅんにもしてくれる?」
 そう言って僕の手を自分の股間に導いた。
「えみる……」
 名前を呼びながら僕はえみるに口付けた。……すぐに二人の舌が絡みあった。
 さっきまで体は自分の意思と無関係に動いていたはずだった。
 なのに、術の効果が切れたのかいつのまにか僕は自分の意思でえみるを攻めていた。

 唇を離す。
 そのまま顔を移動させ、耳、首筋、うなじ、肩、胸へと舌を這わせていく。
「ダーリぃン……」
 艶めいた声でえみるが鳴く。
207旧69 ◆49EtSB976. :2005/04/19(火) 12:48:00 ID:rvirit0b
 雑誌や悪友との猥談で得た知識が、頭の中をものすごい速さで駆け巡る。
 それらを思い出しながら、えみるの股間に当てた右手に意識を集中する。
 淡い恥毛に覆われたふっくらとした丘に手のひらを乗せ、中指を亀裂に向けて伸ばしていく。
 ……すでにソコは充分すぎるほど潤っていた。
 ひだの間に湧く粘液を指先に絡め、指の腹で小さな突起を円を描くようになでさする。
 爪の固い部分で叩くように当てたり、ちょっと引っかくようにこすってみる。
 そのたびにえみるが
「あ、あ、んん……」
 小さな声で快感を訴える。
 その声をもっと聞きたい。
 僕はより積極的にえみるに愛撫を加えていった。

 右手は股間で動かしたまま、僕は左手を胸に滑らせた。
 そんなには大きくないけど、張りのある両方の乳房を交互に攻める。
 指先でつまむようにして揉み、手のひらで乳首を肌に押し込むように圧を加える。
 そうするうち、いつしかえみるの乳房の張りが増し、先端の突起が固く尖っていった。
 ……そこに顔を寄せる。
「あん、いや……」
 えみるの声と同時に体がピクンッと震える。
「えみる?」
 顔を見るが瞳を閉じ、眉間にしわを寄せて小さく吐息を洩らしている。
(本当にイヤなら抵抗するよな……)
 そう思い、僕は構わずに乳首を口に含むと軽く歯を立ててみた。
「んんっ!」
 ビクビクと小さな痙攣を起こしえみるが身じろぎする。
(嫌がってはいないよな……)
 続けて唇に乳首をはさみ、しごくようにこすりたてる。
 同時に舌でねぶりあげ、押し込み、弾くように転がす。
 唇を付けたまま吸い、乳房のふもとから頂に向かって舐めまわす。
「ダ、ダーリンっ! んんっ!」
 なまめかしい声でえみるが僕を呼ぶ。
208旧69 ◆49EtSB976. :2005/04/19(火) 12:48:35 ID:rvirit0b
 さっきえみるがしてくれたように、僕もえみるのオンナの部分を舐めようと体を下にずらした。
 少し開いた足の間にひざを入れ、そのまま体を持っていく。
 そうしておいておへそから脇腹へ伝ってきた舌で恥丘をなでさすった。

 陰毛が口に入るのも気にせず、陰阜に鼻を押し付けて思いっきり匂いをかぐ。
「は、恥ずかしいよぉ……」
 えみるの声が聞こえたが止まらない。
 女性らしい甘い香りの中に、どことなくオスの本能を刺激する淫猥な香気が薫る。
ビクンッ!
 力がみなぎったままの陰茎が打ち震えた。

 えみるのひざの裏に手を当て、太ももを立てていく。
 そのまま大きく足を開かせると、腕で抱えるようにして閉じられないように固定する。
 そこから腕を胸に伸ばし、ふくよかな双球と、その先端の小さな蕾をくじった。
 そうしておいて顔を陰部に近づけると、馥郁としたメスの香りが僕を包み込んだ。
「そ、そんなに見たらいやだよぉ〜」
 泣きそうな声が聞こえたが聞き流した。
 何かに衝き動かされるようにそのまま顔を押し付ける。

「えみるっ!」
 顔全体を押し付け、舐めまわし、匂いをかぐ。
 クリトリスにむしゃぶりつくとそのまま舌でこね上げた。
「ひぐぅ!」
 僕が舐め上げるたび、えみるの陰裂からは淫汁がこんこんと湧きだす。
 それをすくい、音を立ててすすり、飲み込む。
「ダ、ダーリン、恥ずかしいぃ〜……そんなことしちゃヤダよぉ〜」
 自分の股間から響く淫らな音がえみるの羞恥をあおるのか、涙の混じった声で僕に訴える。
「えみるがしてくれって言ったんだよ……」
 そう言いながら、胸と女性器のふたつを僕は強弱をつけてまさぐりつづけた。
209旧69 ◆49EtSB976. :2005/04/19(火) 12:52:35 ID:rvirit0b
 さらに僕の舌はえみるのお尻のすぼまりのほうにも這いまわる。
「あ、あ、あ、い、いやっ……そこは、そこだけはいやっ!」
 これまでで一番強い拒絶の声がえみるの口から洩れる。
(えみる、本当に嫌がってる?)
 一瞬ためらう。
「ダーリンっ、どんなことされてもいいから、そこだけはやめてっ!」
 えみるが懇願する。……本当にイヤなんだ。
「わかった。ごめんね」
 そう謝ると、僕は膣に目標を移した。

 胸をなぶっていた右手を股間に移動させ、ゆっくりとえみるの肉ひだをなぞった。
 左右のひだを指先でつまみ、こすり合わせたり引っ張ったりする。
「うぅんっ……あんっ!」
 気持ちよさそうな声がえみるから洩れる。
 それを確認すると、僕は指をそっと膣にもぐり込ませてみた。

「んくっ……」
 かすかな吐息とともにえみるの体がこわばる。
「えみる?」
「へ、平気……続けて……」
 僕の目を見てえみるがうなずく。
「……うん」
 そう答えると、静かに指の出し入れを始めた。

 くちゅくちゅと濡れた音を立て指が前後する。
 えみるの中から出てくる指はヌラヌラといやらしく光り、粘液にまみれていた。
 僕は指を動かしながら舌と唇でクリを攻め立てた。
「あふっ、んんっ……んぁ、ん……」
 艶を帯びたえみるの嬌声がだんだん追いつめられた感じに変わっていく。
 指を動かす速さを上げると、えみるの体全体が震えてきた。
「ダ、ダーリン……お願い、入れて……今日平気な日だから…このまま……」
 ……ついにえみるが僕を求めた。
210旧69 ◆49EtSB976. :2005/04/19(火) 12:53:17 ID:rvirit0b
 体をそっとずらす。
 そうしてさっきから痛いほど勃起している肉茎を膣口にあてがう。
「いくよ」
「……うん」
 えみるがうなずくのを確認してからそっと腰を送り込んだ。
ずりゅっ、ずりゅっ……
 僕が沈み込むたび、水をかけたようにたっぷりと潤ったえみるの膣が卑猥な音を立てた。

「うっ!」
 膣壁が男性器にまとわりつく。そのあまりの快感に思わず声が出た。
「ダーリン、気持ちいい?」
「うん。すごい……こんなに気持ちいいなんて……えみるは? えみるは痛くない?」
「平気だよ。ダーリンと一つになれて、えみりゅんすっごくうれしいよ」
 だけどえみるの顔は苦痛に歪んでいるように僕には見えた。

 処女を喪ったばかりのえみるを優しく扱いたい……。
 そう思うのに勝手に腰が動いてしまう。えみるの中をかき混ぜるように激しく突きたてる。
「あ、あ、あ、あ……」
 僕の動きに合わせてえみるが苦悶の声を上げる。
 強弱や突くペースを変え、僕は何度もえみるの中を前後させた。
 そのたびにえみるの声が大きくなる。

 えみるの肩に手をかけ、そっと体を起こす。
 ベッドの上に座るように向かい合って僕たちは交わりつづけた。
 僕の首に腕を回し、すがりつくようにえみるが腰を振る。
 そのたびに二人のつながっている場所からぐちょぐちょと淫らな音が立つ。
「ダーリン……」
 泣きそうな顔でえみるが僕を見る。
「えみる……」
「ダーリン……大好きだよぉ」
 そのままえみるが僕に体重を預けてきた。
211旧69 ◆49EtSB976. :2005/04/19(火) 12:53:59 ID:rvirit0b
 押し倒されるようにベッドに倒れる。えみるは僕の胸に手をつき、自分の体を支える。
「こっちのほうが楽かな……」
 そうして小さくつぶやく。
「やっぱり痛かったんだ……えみる、ごめん……」
「平気だよ。だってえみりゅんが望んでしたことだもん……ダーリン、大好き!」
 そう言いながらえみるが唇を合わせてきた。

「ダーリン……ダーリぃン」
 何度も名前が呼ばれる。
 えみるは僕が深く食い込まないように調節しながら自分のペースで腰を上下させる。
 僕は下からえみるの腰を支える。
 そうして二人は行為を続けた。

 二人がつながっているところがよく見える。
 えみるの中を抜き差しするペニスは血に濡れていた。……処女の血。えみるの初めて。
 それを見た僕の心に幸福感と罪悪感とが交錯する。……僕はえみるの人生に責任を取れるのだろうか?
「ダーリン……気持ちいい?」
 僕にまたがっているえみるが問いかける。
 絶頂の予感が腰の奥にこみ上げてきていた。もういつ射精してもおかしくないほど昂ぶっている。
「うん……すごくいい。出ちゃいそう……」
 そのことをえみるに告げた。
「イキたくなったら……イッてもいいからね」
 えみるがぎこちなく微笑んだ。
 その笑顔を見た瞬間、まるで落雷を受けたかのように背すじを歓喜の電流が流れた。
「えみるっ……っっっ!」
 一瞬呼吸が止まった気がした。
びゅくっ! っびゅびゅっ! どぴゅっ!………
 直後、激しい衝撃に貫かれ、僕は射精していた。
びゅっ! びゅるっ! ずびゅっ!………
 さらに何度も白濁の粘液が射ち出される。
「あぁぁっ!」
 精液がしぼり取られるような甘美な感覚に思わず悦楽の声を洩らし、僕はえみるに精を放ちつづけた。
212旧69 ◆49EtSB976. :2005/04/19(火) 12:56:09 ID:rvirit0b
「どうしたの? えみりゅんがあんなことしたからダーリン怒ってるの?」
 無言になってしまった僕におそるおそるといった感じでえみるが聞いた。
「……怒ってる」
 硬い表情で突っ放すように告げる。
「ご、ごめんなさい……でもえみりゅんはダーリンのものになりたかったの、ホントだよ!」
 そんな僕の態度にあわてたようにえみるが続ける。
「ダーリン付き合って半年も経つのにえみりゅんに全然なんにもしてくれないんだもん」
 その言葉には僕は返事をしなかった。
「ダーリンお願い! 謝るからえみりゅんのこと嫌いにならないで!」
「ヘンな術なんか使ってほしくなかった。そんなことしなくたって、僕はえみるとえっちしたかったんだから……」
 言いながらえみるに笑顔を向けた。
「えみるとえっちなこと、ずっとしたかったのに、勇気がなくてできなかった僕が悪いんだ。ごめんね、えみる」
 それを聞いたえみるの顔にみるみる生気がよみがえる。
「ダ、ダーリン……大好きだりゅんっ!」
 つながったままえみるが僕に抱きつく。
 僕たちは結ばれた体勢のままだった。

「えみる太った? 重いよ?」
 ほんとはそんなこと全然思ってないのにわざと意地悪く言う。
「ぶぅー、ダーリンのいじわるぅ!」
 頬をふくらませてえみるが言う。
 そう言いながらも僕の言葉を気にしてか僕の上から降りようと身を起こす。
 僕はその腕を取ると
「う・そ。ちっとも重くなんかないよ。……えみる大好きだよ。もっとずっとこうしていよ、ね?」
 そのまま抱き寄せた。
「ダ、ダーリン……うんっ!」
 こぼれんばかりの笑顔になったえみるが僕にしがみついてきた。


           おわり
213名無しさん@ピンキー:2005/04/19(火) 19:36:36 ID:fbyRpf1y
旧69 ◆49EtSB976. 様
いつもごちそうさまです。
晶のSSが読みたいです。
214名無しさん@ピンキー:2005/04/19(火) 22:06:11 ID:GCflYkXf
旧69氏、ありがとう。
215名無しさん@ピンキー:2005/04/20(水) 23:03:14 ID:XajgWU+t
              \    \   ,. - ――‐ - 、      /
                \       /            `ー 、 /    /
                        / / // / //      ヽ    /
    ┌┐    ┌──┐      /./   / ,/ / // / ̄ヽ ヽ  ',.  /           ┌─┐
┌─┘└─┐│┌┐│       || ,/ /| /|//レ'    \ヽ . l /          │  │
└─┐┌─┘│└┘│┌─┐ || | /○     ○  |||  /┌───┐│  │
┌─┘└─┐│┌┐││  │ ! |  |´///____///  | | |   / .|      ││  │
└─┐┌─┘└┘││└─┘ ! |  |  |     |   |l |. /  └───┘└─┘
    ││        ││      | l |   |     |   | | .l /          ┌─┐
    └┘        └┘        !.|  |ヽ、ヽ____/   /! ! | /.            └─┘
                     | |  | l `>t----j‐<i | | |       /
.               \    | \_! ,イト、___/|゙ト、 l |     /
                  \   ヽ、i | !|         !.|.|/    /

旧69 ◆49EtSB976神様GJ!!

216名無しさん@ピンキー:2005/04/21(木) 23:52:38 ID:ShdDa9il
>212
ダーリン言うのは今ではえみるぐらいでしょうかw
クンニが特にエッチで興奮したです。いつもながら会話、エッチ描写
両方充実しているのが凄いです。次も楽しみにしています。
217ここまでのまとめ:2005/04/23(土) 20:06:10 ID:TCDOLT+E
山本るりか 処女喪失
 >13-28

安達純
 妙子と >42-49
 4人と >51-68
 美咲と >69-83
 妙子と >85-95
 あけみ、ひろみと >96-112
 妙子と >113-122

山本るりか 半同棲
 >140-141 >>144-150

綾崎若菜 処女喪失
 >157-177

山本るりか 「バイト帰りの夜、後ろから男がつけてきて・・・」
 >182-189

山本るりか 「明治村で令嬢ドレスを着た姿にムラムラきてH」
 >193-198

永倉えみる バレンタインチョコ
 >202-212
218旧69 ◆49EtSB976. :2005/05/02(月) 11:52:21 ID:rSStEaS7
晶と同棲


 日本を縦断して行なわれた晶のツアーがようやく終わった。
 その終了を待って一緒に暮らす約束になっていた僕たちは、晶のお父さんが用意してくれたマンションに引っ越しを始めた。
 といっても家具も調度も新しいのを揃えてあるし、什器もすべて調えられている。
 身一つで移動するだけだから、その晩には新居の新しいベッドで眠ることができるんだ。

「あっきっらっ、エッチしよっ!」
 湯上がりにストレッチをしていた晶にベッドの中から呼びかける。
「いやよ、ツアーが終わったばっかりで疲れてるんだからダメ」
 そう言うなり自分のベッドに潜り込むと晶は目を閉じた。
「ねぇ〜晶ぁ〜そんなつれないこと言うなよ……ね、ね、エッチしよっ!」
 すぐに応じるのははしたないと思われる。晶のそんなもったいぶったポーズだと思っている僕はしつこく誘う。
 晶に会えない間、この日のことを夢に見るほど焦がれてきたんだ。晶と絶対にエッチするぞ!
 ところがそんな僕に晶が冷たく言った。
「そんなに溜まってるんならフーゾクでもなんでも行ってきたらいいじゃない」
「……え?」
「私はあなたの性欲処理の道具じゃないのよ。いい加減にしてよっ!」
 ……本気で怒ってる?
「晶だってエッチしたいんじゃないの? 最後にしたの3ヶ月も前……」
 最後まで言い終わる前に晶の平手が僕の頬に炸裂した。
「バカっ、サイテー! もうあなたの顔なんか見たくないわ、大っキライ! 出てって!」
 激昂した晶に僕はマンションを追い出された。
 こうして晶との同棲生活は一日で終わった……。

         おわり

SSに行き詰まり、呻吟してたらこんな会話が浮かんだので保守を兼ねて書いてみました。
いわゆるバッドエンドってやつですね。
219名無しさん@ピンキー:2005/05/02(月) 20:48:21 ID:FKlDXjmy
>218
喘いでいる姿はもちろんだけど怒り心頭な晶様も彼女らしくてイイ。
他に優しい男でも現れたのだろうか?主人公哀れですw
同棲ハッピーエンド編も楽しみです。頑張ってください!
220旧69 ◆49EtSB976. :2005/05/02(月) 23:23:14 ID:qp48uxmM
>>213-216 >>219
レスをくださった皆さま、ありがとうございます。楽しんでいただけたようで何よりです。

>>219
かりに同棲してても、晶の機嫌が悪いとえっちできないんだろうなぁ〜とか思っただけです。
もちろん相手の意思を無視するのは無しなんですが。
埋め草みたいなものなんで適当に流してください。w



安達純による近親相姦系SSです。小ネタなんで短編です。
設定は異なりますが、42さんに触発されて書いてみました。
禁忌系のネタとあり、苦手な方は名前欄に「安達純 近親相姦系」と入れますのでスルーしてください。
センチ2を下敷きにしてますが、実はまだ妙子をクリアしてません……。

42さん、まだご覧になってますでしょうか?
あなたの作品から着想しました。ご笑覧いただければ幸いです。
221安達純 近親相姦系:2005/05/02(月) 23:24:13 ID:qp48uxmM
 安達純は浪人生である。今春高校を卒業したが、目指す大学に合格できずに一浪中だ。
 都内の予備校に通う純は姉の妙子と二ヶ月前まで二人だけで暮らしていた。
 その姉が結婚した。義兄は純たちが青森から上京してのちに知り合った相手だった。

 青森にいた頃の妙子の心には忘れられない大切な相手が住んでいた。
 その相手とは、かつて純たちの実家に間借りしていた少年だった。
 まだ幼かった頃の純にとり、兄のような存在だった少年。
 同時に、いつかは姉と結婚してほしいと心のどこかで思っていた少年だった。
 その少年は高校を卒業する直前、不慮の事故でこの世を去ってしまった。
 以来、妙子は心を閉ざした。誰に対しても、もちろん家族であっても笑顔を見せなくなった。
 そんな妙子の心を解きほぐし、再び笑顔をもたらしたのが義兄となった青年だった。
 二人は順調に愛を育み、先月華燭の典を挙げた。
 本来ならば新婚の二人は新居を借りてそこで暮らすはずだった。
 だが、純が勉強に専念できるように、との義兄の意見もあり3人は一緒に暮らすことになった。
 おかげで純は食事の支度や洗濯などの家事を姉に任せ、勉強に取り組むことができている。

 純は義兄が嫌いではなかった。むしろ好感を持っていた。尊敬できる相手だった。
 しかし、あの少年の面影を完全には払拭できない純にとり、どこかよそよそしさを覚えているのも事実だった。
 さらに、『姉を奪っていった男』という筋違いの気持ちもあり、どことなく複雑な思いも抱いていた。
 無論それが純の一方的な思い込みであることは自分自身が一番よくわかっていた。
 頭では理解できても、心の奥底では割り切れない思いに戸惑う純だった。

 お盆に帰省していた純が東京に戻ってきたのは、あと一週間ほどで8月の終わる頃だった。
 再び3人での生活が始まった。
 食卓をともに囲み、他愛のない話で笑いあう。
 妙子の笑顔を見られることが純はうれしかったし、その笑顔を取り戻してくれた義兄にも感謝していた。
 夕食を済ませると、まだ新婚の二人を気遣い純は自室にこもった。そして参考書を広げ、問題集を解いていく。
 勉強を終えた純が床に就いたのは、午前1時を少し過ぎた頃だった。
222安達純 近親相姦系:2005/05/02(月) 23:25:09 ID:qp48uxmM
 その晩は風もなく、まるで蒸し風呂のように暑い夜だった。
 まして青森で何日も過ごしてきた純にはその暑さが一層こたえた。
 エアコンは居間にしかなかった。
 眠ろうとしても眠れない。何度も寝返りを打つ。少しまどろむと暑さで目が覚める。
 そんなことがしばらく続いた純は、次第に正常な判断力を失っていった……。

(冷たいものでも飲もう……)
 時計を見る。
 午前2時半。
(お姉ちゃんたちもう寝てるよな? 起こしちゃ悪いな……)
 そう考えた純がそっと布団から抜け出す。そして音のしないようにドアを開け、廊下に出た。
ミシッ、ミシッ、ミシッ……。
 あたりが静まり返っているせいか、純の足元で床板のきしむ音が大きく響くように感じられる。
 純はキッチンに向かい、冷蔵庫から冷えた麦茶を取り出すと立て続けにコップ3杯飲んだ。
「ふぅ〜」
 のどを通る冷たい感触に気持ちがすっきりとしたものの、体の火照りは鎮まらない。
(あっ、残りが少ない……)
 ボトルに残った麦茶の量はコップ半杯もなかった。
 それを飲み干すと、純はあきらめてキッチンを出た。

 部屋に戻ろうとした純は、見るともなしに見た姉夫婦の寝室のドアが開いていることに気が付いた。
 エアコンのない部屋に少しでも風通しをよくするため、開けてあるのだろう。
 無意識のうちに純は近付くと、ドアの隙間から中の様子をうかがった。
 ……かすかにいびきが聞こえる。義兄のものだ。
 その手前にタオルケットをお腹にかけた妙子がいる。

 それを認識した途端、純は音もなく部屋に忍び込んでいた。
 なぜそんなことをしたのか純にもわからなかった。
(俺、ヤバイことしてる……でも二人ともぐっすり寝てるし……)
 頭の片隅にあった罪の意識が次第に朦朧としていく。
 目が暗闇に慣れるまで、そう時間はかからなかった。
 そんな純の目に薄手のネグリジェをまとった姉のなまめかしい姿が飛び込んできた。
223安達純 近親相姦系:2005/05/02(月) 23:28:30 ID:qp48uxmM
 小さく寝息を立てている妙子のネグリジェの裾はまくれ上がり、太ももがむき出しになっていた。
 タオルケットに覆われていない胸は、ブラを付けていないのか先端の突起まではっきりわかる。
ごくんっ
 しどけない姉の寝姿に興奮した純ののどが大きく鳴った。
 純はあわてたように身を縮めしばらく姉を観察していたが、起きそうな気配はまったくない。
 少しだけ冷静になった純はもう一度、今度はじっくりと妙子を見た。
(きれいだ……お姉ちゃん、すごく色っぽい……)
 結婚しているということはセックスを経験しているということだ。
 今まで姉に対して考えたこともなかった、だが当然の事実に純は気が付いた。
(セックス経験したからきれいになった?)
 それを意識した途端、純は股間に血液が一気に流入していくのを感じた。
 どんどんと固く、大きくなっていく。あっという間に最大に膨脹した。
 義兄の様子をうかがう。タオルケットを腰にかけ、向こう向きになっていびきをかいている。
 ……当分は目が覚めそうもない。
 一瞬、純は義兄に対して申し訳ないという感情を持ったが、体は止まらなかった。
224安達純 近親相姦系:2005/05/02(月) 23:29:14 ID:qp48uxmM
 淫らな好奇心で姉に近付く。と、かぎなれた匂いに気が付いた。
(こ、この匂いって……)
 あわててあたりを見回すと、畳の上に丸まったティッシュが散乱しているのが目に付いた。
(ま、まさか!)
 そう思って見ると、シーツは寝乱れたにしてはしわが寄りすぎている。
(ヤッたんだ! 今夜、お姉ちゃんたちはセックスしたんだ!)
 激しい興奮に包まれるのを純は感じていた。
 これ以上は固くならないだろうと思っていた勃起が、さらに硬直する。
(どんな風にセックスしたんだ? 義兄さんはお姉ちゃんにどんなことさせたんだ?)
 互いの性器を舐めあう。お姉ちゃんを後ろから貫く。お姉ちゃんが上になって腰を振る……。
 歓喜の声を上げながら性の絶頂を迎えるお姉ちゃん。一番奥で義兄さんの精液を受け止めるお姉ちゃん……。
 童貞の純が想像しうるあらゆる妄想が頭の中に渦巻いた。
 欲望に血走る目で妙子の顔を見下ろす。
 白い額にうっすらと汗をかき、規則正しく寝息を立てる姉。……きれいだと思った。
 どことなく愛嬌のある顔立ちは、きれいというよりはかわいい部類だと純は思っていた。
 だがその時の妙子はオンナの魅力にあふれ、妖艶ともいえる美しさだった。
225安達純 近親相姦系:2005/05/02(月) 23:30:05 ID:qp48uxmM
 顔から胸に目を移すと、ネグリジェの薄い布地越しに乳暈と乳頭が見えた。
 純の震える指先がそこに近付く。……が寸前で思いとどまる。
(さわってもし起きちゃったら……)
 そう思うと純は触れることができなかった。
 代わりに顔を近づける。
 若い女性特有の甘い香りの中に、なんともいえない淫靡な香りが漂う。
「ううんっ……」
 そのとき、義兄が伸びをするように身をよじらせた。
 びくっとして身を起こした純は義兄の腰を覆っていたタオルケットがずれたのを見た。
 ……てっきり下着を穿いていると思ったのに、その下は何も着けていなかった。
 生白いお尻が目に飛び込む。

 散乱するティッシュ。乱雑の度が過ぎるシーツ。むき出しになった下半身……。
 性行為があったことは確実だった。あまりにも生々しい現実に動悸が激しくなる。
(お姉ちゃんもネグリジェの下は……裸?)
 のぼせきった頭でそう考えた純は、ふいに浮かんだ欲望を押さえることができなくなっていた。
 ひざで妙子の足元ににじり寄ると、姿勢を低くして太ももの間を覗きこんだ。
 だが照明の落ちた部屋では股間が陰になっていてよく見えない。
 それが純を駆り立て、より大胆な行動を取らせることになった。

 そっとネグリジェをまくり上げる。
「!」
 純が息を飲んだ。思ったとおり、妙子はショーツを着けていなかったからだ。
 下腹部にいたるなだらかな曲線と、そこに繁茂する逆三角形の縮れ毛が純の目に映った。
 闇の中で、白さをくっきりと際立たせた姉の姿は例えようもないほど官能的な眺めだった。
(お姉ちゃん……きれいだ……)
 このとき、純は体が震えるのを感じていた。
 息が荒くなる。歯の根が合わない。唇が乾く。
 舌で唇を湿らせると、純はもう一度妙子の股間に視線を移した。
(さわりたい……舐めてみたい……)
 そんな誘惑にかられるたが、ギリギリで踏みとどまる。
 妙子に気付かれては身の破滅だからだ。
226安達純 近親相姦系:2005/05/02(月) 23:31:09 ID:qp48uxmM
 純はトランクスに手を入れると極限まで硬化した肉棒を握った。
(むぅっ!)
 自分で握っただけなのに達してしまいそうな快感が背すじを駆け抜ける。
 肛門を引き締めて射精をこらえると、純は大きく深呼吸した。
 そのとき、妙子が大きく寝返りを打ち仰向けになった。
 あわてて身を引いた純が息を詰めて見ているうち、妙子はまた静かに寝息を立て始めた。
 義兄とのセックスで身も心も満足したらしく、妙子はぐっすりと眠り込んでいる。
(起きそうもない……よな?)
 それに意を強くした純は再び姉の股間に目をやった。
 妙子が深く寝入っていることに安心した純の行動は徐々に大胆になっていった。
 吸い寄せられるように純は姉の股間に鼻を近づけた。そして恥丘に顔を寄せるとそこで大きく息を吸い込んだ。
 そうしながら姉の顔を見上げる。……起きそうな気配はまったくない。

 足の間の秘められた部分をよく見たいと純が思っても、足を開くのは不可能だった。
 力なく横たわる姉の太ももはぴったりと閉じられているわけではない。が、そこに顔を突っ込むのは絶対に無理だった。
(せいぜい手か……)
 恥毛をかき分けるようにしてそろそろと指先を陰裂に伸ばす。
 濡れた肉溝に指が到達すると、妙子の腰が純の指から逃げるように小さく動いた。
 純は急いで指を引き抜くと息を殺す。……そのまましばらく待つ。
 妙子が起きた様子はなかった。純は行為を再開した。
 指の腹で割れ目を撫であげると、濡れそぼつ淫唇がまとわりついた。
 柔らかく、そしてヌルヌルしていて温かいひだの中で指を前後させる。
(本当に濡れるんだ……)
 いくら純が童貞とはいえ、それぐらいの知識はあった。それを実体験できることに純は胸を高鳴らせていた。
(舐めてみたい……)
 妙子の淫裂にあてがっていた指の匂いをかぎ、ついで舐めてみた。
(しょっぱい?)
 舐めてから純は気がついた。義兄は妙子の膣の中で射精したかもしれないと思ったからだ。
 だが指からは精液の匂いはしなかった。
 当分は子作りの予定がないらしく、義兄は避妊したようだった。
227安達純 近親相姦系:2005/05/02(月) 23:32:07 ID:qp48uxmM
 純は再び秘唇をいじり始めた。淫らな好奇心は妙子が起きることへの警戒を薄れさせていた。
 先ほどまでのおどおどした感じよりはやや大胆な指使いで姉の性器をまさぐる。
 這いまわる指が中心に開いたくぼみを探りあてるのにそれほど時間はかからなかった。
(ここに入れるんだ……)
 少しだけ指を挿入するとずぶずぶと潜り込む。同時に膣壁がまわりからきゅっと締めつける。
「う、う……む」
 その感触に純が夢中になっていると、上からくぐもった声が聞こえた。
 妙子のうめき声とともに腰がむずかるようにうごめく。
(ヤバイ!)
 そのまま指を止め、様子をうかがう。……妙子はまだ眠っていた。
(眠ってても感じるのか?)
 純が観察するかぎりでは目覚めた様子はなかった。
 もう一度、今度はさっきよりも慎重に指を前後させる。
 内部は微妙に凹凸があり、ペニスが挿入されたときに心地よい抵抗として伝わることが純にも理解できた。
(こ、こんな気持ちよさそうなところに入れるんだ……)
 我慢できないほどの欲望に全身が支配される。
 しかし今の状況で姉に挿入することはどう考えても無理だった。
228安達純 近親相姦系:2005/05/02(月) 23:32:58 ID:qp48uxmM
 純は指をペニスに見立てて何度も前後させた。
 部屋に戻り、オナニーで欲望を発散させようとも考えたが、二度とないかもしれないこの機会を堪能したかったのだ。
 膣で指を行き来させながら、もう片方の手でトランクスを脱ぎ捨てる。そして勃起を握るとゆっくりとしごきはじめた。
 指を出し入れするたびに膣が潤い、ぬちゃぬちゃといやらしい音が立つ。
 その大きな音に、さすがにこれ以上はまずいと判断した純は指を抜いた。
 姉の淫蜜にまみれた指で剛直をこすりたてながら、純は次の行動に移った。
 妙子の顔をまたぐようにすると、勃起の先端を姉の唇になすりつけたのだ。
 塗りたくられた先走りの粘液が妙子の唇を妖しく彩る。そのまま頬やあごにも透明な跡が残される。
 姉を穢している背徳感が射精感となってこみ上げる。
 わずかに開いた唇を割るようにして剛直を押し当ててた純は限界を意識した。
(あ、イク……)
 射出の予感にあわてて妙子から肉茎を離すと亀頭を手のひらで覆った。
「うっ!」
 直後、こってりとした粘液が尿道を駆けぬける。
びゅるっ! びゅびゅっ! っびゅっ! ずびゅっ! どびゅびゅっ!…………
 手のひらからこぼれるほど大量の白濁が射ち出される。
 これまでのオナニーでは決して味わえなかった甘美な感覚に包まれながら、純は何度も射精した。

 最後の一滴まで出しつくした純はようやく冷静になっていた。同時に強い罪悪感に襲われる。
(お姉ちゃんにこんなことするなんて……義兄さんにも顔向けできないし……)
 そう思いながらも純はあわてて自分の欲望の痕跡を探した。
 手のひらから垂れた精液はシーツに小さなしみを作っていた。
 処理をどうするかしばらく考えた純は、結局そのままにすることにした。解決策が浮かばなかったからだ。
 来たときと同じように、純は気取られないように姉夫婦の寝室を出た。
 自室に戻ると深い後悔の念に頭を抱えた。そして明朝からの姉夫婦への接し方に悩んだ。
(やっぱり僕が家を出るしかないな……でも家賃どうしよう? 親になんて伝えよう?)
 純はまんじりともせずに夜明けを迎えた。
 悩みはまだまだ尽きそうになかった。


        おわり
229名無しさん@ピンキー:2005/05/03(火) 00:17:13 ID:uKu8c6xn
GJ
230名無しさん@ピンキー:2005/05/04(水) 23:04:25 ID:6XQbziBl
>>旧69氏
乙カレー&GJ!
しかし、この長さのテキストを「短編」と言えるところは
素直に関心します、同じSS書きとして。
231名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 17:57:52 ID:RdJXDZ2B
>>218
がっつく男を振り払う晶がカッコイイ。

>>228
姉夫婦のSEX後に遭遇するというシチュが良い。
行為後の寝ている妙子の様子がエロエロでした。
新作楽しみにしています。
232名無しさん@ピンキー:2005/05/13(金) 22:58:31 ID:Yb6gzEU3
hosyu
233名無しさん@ピンキー:2005/05/13(金) 23:27:01 ID:AGiwNcMM
>>232
hoshuじゃなくてネタ出しでもしたら?
萌え語りもエロ雑談もなし。これじゃスレも寂れるだろうよ。
なんかネタ振れば職人も触発されるかもよ?

ジャーニーの1話で晶が市電に乗ってたけど、
遠藤家は車の送迎ってしないのかな?
三大資産家娘のうち若菜だけが車なのは、
もしかして昔(幼稚園とか小学校低学年ころ)誘拐されかけたからとか?
だとしたらその際に性的いたずらなんてされてたりして・・・。ハァハァ
234名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 00:23:30 ID:a4vM21IV
>三大資産家娘
晶と若菜は分かるとして、あと一人は・・・


真奈美?
235名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 00:29:27 ID:PjLc0za7
>>234
真奈美かな?
家の周りの山も全部杉原家のものらしいから。
236名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 00:32:00 ID:hYbtBomz
ほのか : 父が教授
妙子  : 家が酒屋
美由紀 : 家が老舗の着物屋
夏穂  : お好み焼き屋、支店あり
真奈美 : 山持ってる
優   : 父が芸術家

 金持ってそうなのは、このあたり。

逆になさそうなのが、千恵。
というかデビュー前のロックシンガーがブルジョワなのは許せん!
237名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 00:49:11 ID:QQD+M2em
ジャーニーといえば晶が学校帰りに買い食いしてたな。
センチ2だとハンバーガー食べたこともないみたいだけど、
ちゃんと高校生の女の子っぽい生活してたんだな。
普通に友達がいるのもちょっと意外だったし。

ジャーニーといえば晶のテニスルック・・・。見せパン・・・。ハァハァ
238名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 18:53:37 ID:AQ/2D8Sc
晶とテニスルック。絶品の組み合わせですね。
テニスでボロ負けした後仕返しに火照って汗をかいた晶の身体を
すみずみ愛撫しまくりたい。最後まで許してくれるか69さんの
SSみたいに殴られるかはその時次第w
どなたかテニスウェアの晶SS書いて欲しいです。
239名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 18:33:20 ID:sB1gbTve
まとめてみた

沢渡ほのか
 北大考古学教授の父・総一郎、母との3人で郊外に住む
安達妙子
 青垣高校数学教師の父、母・満壽美、祖母、弟・純とともに市内で暮らす
永倉えみる
 父は市役所勤め。家族3人で市内のマンション住まい
保坂美由紀
 祖父・紀男、祖母、両親、姉・由嘉里とともに市内在住
星野明日香
 ブティック経営の母、外回り担当の父の3人家族。家は郊外の住宅地
山本るりか
 家族は鉄道会社勤務の父・徹、母・咲子、兄・昌宏(紅一)。郊外の住宅地に家がある
綾崎若菜
 公家の流れをくむ旧家に祖父・誠之介、祖母・操、櫛職人の父、母と住む
 祖母はゲームや小説の設定では死去している
森井夏穂
 祖母・トシ江、父、母の4人家族。両親はお好み焼き屋の2号店を経営
杉原真奈美
 代議士の父、母の3人家族。他に住み込みの家政婦もいる。山林を持つ富豪
七瀬優
 著名な音楽家の両親は家を空けがち。実質的に一人暮らし。通いの家政婦はいる
松岡千恵
 テレビ局勤務の父、専業主婦の母、年子の弟・慎吾の4人で市内在住
遠藤晶
 有名企業重役の父、アンティーク趣味の母、弟と市内で暮らす
240名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 22:21:46 ID:lXXHodSs
>>238
動くたびにチラチラ見えるアンダースコートやノースリーブのテニスウェア
良いですなぁ。

>>239
晶弟いたのか。美人の姉に憧れているのだろうか?
241遠藤晶:2005/05/16(月) 01:08:08 ID:+mgvOzpm
最近、よく下着が無くなるわね・・・
242名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 01:35:27 ID:H0XG+Cl+
晶の弟ってどこに出てくるの?
教えて君でスマソ
243名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 01:41:32 ID:fsM2yr9w
晶の弟になりてーーーー
子供のころは一緒にお風呂とか入ったんだよな!チクショー
244名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 00:03:42 ID:7mHYbXBf
>晶の弟
少なくとも、原作やゲーム版(第1作)ではそんな描写なかったと思ふ…



自分は未プレイなので何とも言えんが「2」であったのかな?
245名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 00:55:36 ID:SMgRNt0M
>>244
晶はセンチ2で全ルートクリア、CGコンプリートもしたけど弟は出なかった。
・・・・というか家族の話も出なかった。
246名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 00:36:36 ID:/+RBdIA/
やたら詳しく設定してある企画書(?)内の文字設定のみ>晶の弟
あんあお姉さんが下着姿やバスタオル一枚でうろうろしてるかと思うと彼が不憫
でなりません
俺なら毎晩汚れた下着を盗んじゃうね
247242:2005/05/19(木) 06:32:03 ID:bexH7gHK
>>246
THX!
そんな設定書知らなかったよ、感謝。

>汚れた下着
何で汚れてるかによる。えっちなシミなら歓迎。でもスカ系は勘弁。
248旧69 ◆49EtSB976. :2005/05/19(木) 19:06:48 ID:vWGxs5Xv
>>229-231
感想ありがとうございます。レスをいただけてとてもうれしいです。


明日香のSSです。内容は処女喪失ものです。
249旧69 ◆49EtSB976. :2005/05/19(木) 19:07:29 ID:vWGxs5Xv
 今日も明日香とデートだ。
 いつものことだけど、明日香が情報誌を見てチェックしたおすすめスポットを巡る。
「次から次に新しいスポットができちゃってて〜。追っかけるほうの身にもなってってカンジだよね!」
 そんなことを言いながら、それがちっともイヤそうじゃない。むしろ楽しくて仕方がないといった感じだ。
 元町でアイスを食べたり、中華街の小物屋さんを見たり、伊勢佐木町のブティックを覗いたり。
 朝から元気いっぱいの明日香は疲れも見せずにあっちこっちを精力的に見て回る。
 僕はそれに付いていくのだけで精一杯だ。
 ……明日香の新スポット探訪が一段落したのは日が傾きはじめたころだった。

「ねぇねぇ、行ってみたいところがあるんだぁ」
 明日香が言いにくそうにしながら僕を見る。
「いいよ。今度はどんなところ?」
 さすがに疲労を覚えはじめた僕が答える。
「う〜ん……変な意味じゃないからね。抵抗あるなら行かなくていいんだよ?」
「だからどこ?」
「……ブティックホテル」
「……は?」
 我ながらマヌケな声が出た。
「インテリアがおしゃれなんだって。あと最新のゲームも置いてあるっていうし……」
 雑誌で写真を見たが、自分の目で見ないと納得できない明日香はきちんと確認したいらしい。
 女一人じゃ入れないし、一緒に行ってくれる友人も清華にはいない。素性のわからない男となんか絶対にお断り。
 そんなわけでずっと気になっていながら実現していなかったそうだ。
 それらのことをまるで言い訳をするかのように明日香が説明する。
 僕たちは先月やっとキスしただけで、もちろん体の関係なんかない。
 そりゃあ僕だって若い健康な男だし、明日香とえっちする妄想で毎日オナニーしてるけど……。
 まだ早いっていうか、段階踏んでないし、いきなりじゃ心の準備ができてないよ……。
「ダメ? 入るだけ。それ以上は私が絶対にしないしさせないから!」
 すがるような眼差しで明日香が僕を見た。
 入るだけ。セックスするかどうかはまた別の問題。それに明日香は今より深い関係になるつもりはまったくないみたいだし。
「……うん。いいよ」
 少し複雑な思いで答える。
「ありがとう!」
250旧69 ◆49EtSB976. :2005/05/19(木) 19:08:31 ID:vWGxs5Xv
 ホテル街に来た。
 ここまで来て明日香も怖じ気づいたのか急に無口になった。足も止まる。
 僕たちは明日香が見たいと言ったホテルの前で黙って立っていた。
 ホテルの前で立ち止まっている僕たちを、別のホテルに入るカップルが怪訝そうな顔で見ていく。
 それに気付いた僕は言った。
「明日香、こんなところに突っ立ってるのおかしいよ。戻ろう?」
(やっぱり順序が必要だよな。あせることないし今日は帰ろう。明日香のこと、大切にしたいし)
「あ……うん」
 明日香の返事を聞き、振り向いて一歩を踏み出そうとした僕の袖が引っぱられた。
「どうしたの明日香?」
「ねぇ、私たちも入らない?」
「……え?」
 とっさに言葉が出てこなかった。
 そのまま固まっていると、
「行こう」
 そう言って明日香は僕の腕を取ったままホテルの玄関をくぐっていった。

 中に入るとフロントがあった。
 それを見た僕は心を決めた。自分から率先してフロントに声をかける。
「すいません」
「休憩ですか?」
「は、はい……」
 低いところに窓がついていて、中の人と直接顔を合わせなくて済むようになっている。
 それでも明日香は僕の後ろに隠れるようにしている。
(自分から入ったのに……)
 そんな明日香がおかしく、またかわいらしくもあった。
「お部屋は2階の205号室です」
 カギを受け取ると階段を上って部屋に向かう。僕たちは手をつないだまま、無言で歩いていた。
 緊張でのどがカラカラだ。何度もつばを飲み込もうとするけれど、口の中が乾ききってうまくいかなかった。
251旧69 ◆49EtSB976. :2005/05/19(木) 19:09:27 ID:vWGxs5Xv
 部屋に入る。
 壁のスイッチを押すと明かりが点いた。
「明るい……」
 びっくりしたような明日香の声。
 セックスするための空間。そんなイメージからもっと薄暗い部屋を想像していた僕も驚く。
「ねぇねぇ、見て見て、天井が鏡だよ」
 いつものペースを取り戻したのか、明日香が弾んだ声で言う。
 言われて見てみると、天井のほか、一方の壁も鏡張りになっていた。
「うっわぁー、カラオケも付いてる!」
 部屋の中を観察しては、明日香はそのたびに大きな声で感想を述べていく。
 雰囲気に圧倒されていた僕とは対照的に、明日香は初めて見る場所を楽しんでいるようだった。
「あっれぇ〜、このベッド回らないよぉ!」
 ベッドに腹ばいになって枕元のスイッチをいじるたび照明が明度を変える。
「あ、明日香……あんまり変なとこ触るなよ……」
「ねぇねぇ、回転ベッドってウソなの?」
 無邪気に僕に問いかける明日香。
「僕が知ってるわけないだろ?」
「う〜ん、これはホテルのランクも要チェックだなぁ。次は別のところに行かないと……」
 一人ごちながら明日香はバスルームに向かった。
「お風呂おっきいぃ!」
 明日香の大声につられ、僕も後ろから覗き込む。
「おぉっ!」
 広いバスルーム、大きなバスタブ。……二人で入ることを前提とした造りなのだろう。
 噂に聞くソープランドってこんな感じなのかな?
252旧69 ◆49EtSB976. :2005/05/19(木) 19:10:35 ID:vWGxs5Xv
 もともと部屋はそれほど大きいわけではない。
 しばらくしてすべてを見終わると僕たちに再び沈黙が訪れた。
 当初の目的は達成した。だからあとは帰るだけだった。
 だけど僕はそれを言い出さなかった。……明日香とセックスしたい気はある。だけど……。
「明日香……」
 名前を呼ぶ。
「う、うん……」
 明日香は僕と目を合わせようとしない。
「帰ろうか。こんなところにずっといたら、僕、変な気持ちになっちゃうから」
「変な気持ちって?」
「……え?」
「私とえっちしたくなっちゃうってこと?」
「………」
 僕はそれに答えることができなかった。
「いいよ、えっちしても」
 一瞬明日香の言った意味が理解できなかった。
「え?」
「だから……えっちしてもいいよ」
 そう言うと明日香は服を脱ぎはじめた。

 明日香はブラとショーツになるとベッドの上に畳まれていたバスタオルを取った。
「シャワー、浴びてくるね」
 そして浴室に行った。
 しばらくするとシャワーの音が聞こえてくる。
 昨日まで、いや、ついさっきまでこんなことになるなんて思ってもいなかった。
 僕はベッドに腰をかけ、思いがけない展開になったことに戸惑っていた。
 夢を見ているんじゃないか?
 そう思って頬をつねってみる。……痛い。
 いま明日香とホテルにいる。これから二人はセックスする。……まだ信じられなかった。
 心臓が激しく脈打っている。
 だけど、頭が混乱しているのか、そんな状況にありながら気持ちだけは妙に冷静だった。
253旧69 ◆49EtSB976. :2005/05/19(木) 19:11:27 ID:vWGxs5Xv
 どれだけ経ったろう? シャワーの音が止まった。
ガチャッ
 ドアの開く音がして明日香が出てきた。
 明日香はバスタオルを巻いていたが、それは胸から股間をようやく隠す程度の小ささだった。
ごくり
 思わず生唾を飲み込み、のどが鳴った。
「あ、あんまり見ないで……」
 頬を染めて明日香が言った。
「ご、ごめん」
 あわてて後ろを向いた僕の背に
「お風呂にはお湯入れてないから。シャワーしか使わなかったから」
 明日香の声がした。
「う、うん」
 なるべく明日香のほうを見ないようにしながらバスルームに向かう。
 ドアを開けると小さな脱衣スペースがあった。見ると明日香のブラとショーツが置いてあった。
 それを見た途端、急にムクムクと股間に力がみなぎりはじめた。今日はじめての勃起だった。
 明日香の下着を手に取りたい誘惑を振り払うように服を脱ぐ。そして浴室に入る。
 シャワーをぬるめに出すと、昂ぶった気持ちを鎮めようとそれを頭から浴びせた。
 そうしながら深呼吸をくり返すとようやく落ち着いてきた。
(そうだ、体洗わなくちゃ……清潔にしとかないと明日香に失礼だよな)
 セックスする決心をし、あたりを見渡すとボディソープのボトルが目についた。
 それを手のひらで泡立て、体になすりつけていく。股間はとくに念入りに……。
 出掛けにシャワーは浴びてきているけど、今日一日歩き回って汗もかいている。
 そう思って勃起を握ると丹念に洗っていった。
 ……興奮しきっていたのか? こするように洗ううち性感がどんどん高まっていく。
 これから明日香と結ばれる。明日香に射精する。明日香の中で精液を……。
 手が止まらなかった。明日香がいるのに、どうして自分で。そんな思いがよぎった。
 だけど手が止まらない。腰の奥から快感が湧きあがる。
「っっ!」
 快楽の限界を迎え白濁が射ち出された。タイルに飛び散り、シャワーのお湯に流されていく。
「はぁ、はぁ、はぁ………」
 大きく息をついてそれを見ながら、僕は明日香の笑顔を思い浮かべていた。
254旧69 ◆49EtSB976. :2005/05/19(木) 19:12:29 ID:vWGxs5Xv
 もう一度股間を洗い清め、全身に熱いシャワーを浴びてから浴室のドアを開けた。
(あ、バスタオル持って来んの忘れた……)
 ドアを開けたところでそう思ったが、脱衣所には新しいバスタオルが置いてあった。
 代わりに明日香の下着が消えている。
(明日香が持ってきてくれたんだ……。まさか明日香、僕がオナニーしたの気付いてないよな?)
 体を拭ってバスタオルを腰に巻く。
 小柄な明日香の胸から股間までをようやく隠す大きさのタオルだけど、男の裸体には充分だ。
(いよいよ明日香と……)
 そう思ったら、たったいま射精したばかりなのにペニスに血液が流れ込みはじめた。
 バスタオルの前が不自然なほど突っ張る。
 なんとか勃起を鎮めようとしたが、意識すればするほど大きくなる。
 僕はあきらめるとベッドルームに続くドアを開けた。

 部屋は明かりがだいぶ落とされ、明日香はベッドに肩まで潜り込んでいた。
「ねぇ、勃起……してる?」
 僕の腰のあたりを見ながら明日香が聞く。
「う、うん」
 見れば分かる。隠しても無駄だと思って素直にうなずく。
「見たいな……」
「え?」
「勃起したおちんちん」
 そういう単語を明日香が口にしたことがたまらなく僕をドキドキさせた。
 こんなにかわいい子が、こんなにエッチな言葉を……。
「見せて…くれる?」
 そんなことを考えていて黙ってしまった僕に明日香が再び尋ねた。
「は、恥ずかしいよ……」
 これからセックスするというのに、急に恥ずかしさが増して言葉を濁す。
「だって私のも見せるんだよ?」
 そう言って明日香が目元を染めた。
255旧69 ◆49EtSB976. :2005/05/19(木) 19:14:04 ID:vWGxs5Xv
「明日香は男の裸、見たことあるの?」
「うん。でも子供のときにお父さんと一緒にお風呂入ったときだけだよ」
「明日香初めてなんだ」
「そうだよ。……違うと思ってた?」
 悲しそうな顔で明日香が答える。
 まずい。そんなつもりは全然ないのに明日香を傷つけた?
「そうじゃなくて……僕も初めてだから……」
 とりなすように答えた僕に、明日香は、
「ねぇ、私のこと……好き?」
 僕の目を見ながら聞いた。
「もちろん! 明日香以外の女の子なんて考えられない。目に入らない」
「……だったら許してあげるね」
 そう言って明日香が微笑んだ。
「ねぇ、立ってないでこっちにおいでよ」
 明日香に促されるようにベッドに近付く。僕がそばに寄ると、
「見せて……あげるね」
 そう言うと、明日香はベッドから抜け出て立ち上がった。
「あ……」
 思わず声が出た。
 ベッドの中で明日香は裸だったようだ。僕の前に美しい裸身があらわになる。
 自然と乳房と股間の淡い翳りとに僕の視線が往復する。
「あ……」
 遠慮のない僕の視線にさらされ、明日香は反射的に胸を隠そうとした。
 手が途中まで動いたけど、思い直したのかそのまま下に下ろす。
「きれいだ、明日香……」
 普通の高校生男子として、僕も悪友たちとビデオや雑誌で女性のヌードは何度か見ていた。
 もちろん、選ばれ、磨きぬかれたモデルたちの裸は美しかった。
 ところが、そんな彼女たちなんかよりも明日香の裸は何倍も、何十倍も魅力的だった。
 まぶしい。そう形容していいほどの素敵な裸だった。
「すごくきれいだよ、明日香」
 もう一度、心からの賛辞を僕は述べた。
256旧69 ◆49EtSB976. :2005/05/19(木) 19:15:03 ID:vWGxs5Xv
「ありがとう……明日香ね、きれいって言われたの初めてだよ」
「うそ?」
 驚いた。街でスカウトされてもおかしくない明日香だ。てっきり何度も言われてると思ってた。
「ほんと。かわいいって言われたことなら何度かあるけど、きれいって言われたのは初めて。うれしい……」
 耳まで真っ赤に染め、はにかんだ笑顔の明日香が答えた。
「あなたの裸も見たいな……」
「あ……うん」
 明日香が勇気を出して僕に裸を見せてくれた。僕にはそれに答える義務がある。
 そう思った僕は腰に巻いたタオルをはいだ。
「!」
 声にならない悲鳴が聞こえた。明日香が息を飲んだ音だった。
 口元に手を当て、僕の剛直を凝視する明日香。
「大きい……」
 言ってから、あわてたように視線を泳がせる。僕と目が合った明日香はますます赤くなった。
「ふ、普通だと思うよ……みんなもこれぐらいの大きさだし……」
 ちょっとだけ自尊心をくすぐられ、上ずった声で返事する。
「他の男の人の見たことあるの?」
 不信感をにじませた明日香の声。誤解されてる?
「違うよ。修学旅行とかで一緒に風呂入るだろ? そのとき見たんだよ」
 笑いながら訂正する僕に明日香がほっとため息をついた。
「ねぇ明日香、もしかして僕がホモだと思った?」
257旧69 ◆49EtSB976. :2005/05/19(木) 19:15:47 ID:vWGxs5Xv
 明日香が再び勃起に視線を向けた。
 今度はじっくりと観察している。知らないものは放っておけない性格の明日香らしいと思った。
「そんなに珍しい?」
 なんだかうれしくなった僕が聞くと、
「うん。だって初めてなんだもん」
 言いながら視線をはずそうとしない。
「お父さんとお風呂入ってたんでしょ?」
「男の人がこんなになってるの見るのは初めてだよ。興奮するとこうなるんでしょ?」
「うん」
「お父さんこんなになってなかったもん。だってさぁ、娘に興奮してたらヤバくない?」
「そうだね、あははは。……そうだ明日香、さわってみる?」
 僕の提案に
「……いいの?」
 真剣な表情で明日香が聞き返す。
「いいよ」
「じゃあちょっとだけ」
 そう言いながら明日香がおそるおそるといった感じで手を伸ばしてきた。
258旧69 ◆49EtSB976. :2005/05/19(木) 19:16:47 ID:vWGxs5Xv
 明日香の指先が亀頭に触れる。
ビクンッ!
 それに反応して勃起が身震いした。
「きゃっ!」
 あわてて手を引っ込める。
 そんな明日香の姿に精神的な優位に立った僕は
「もう一回さわってごらん」
 そう声をかけた。
「だ、大丈夫? 急にビクッてしたけどなんともないの?」
「気持ちいいと勝手に動いちゃうんだよ。もちろん自分の意思で動かすこともできるけど。ほら」
 言いながら何度か勃起をビクビクと上下させる。
「不思議ぃ〜」
 目を輝かせた明日香がひざまずき、今度は勃起の中ほどを握った。
「熱い……それに固い」
 たおやかな指を勃起に巻きつけたまま明日香が言う。
「もっと強く握っても大丈夫だよ。っていうか、強く握ってもらったほうが気持ちいい」
「そ、そうなの?」
 そう言いながら、
ぎゅっ
 明日香の手のひらに力が増した。
259旧69 ◆49EtSB976. :2005/05/19(木) 19:18:10 ID:vWGxs5Xv
 処女を教育している気がして、なんだか面映ゆい。それに一度射精しているため次の絶頂までゆとりがある。
 僕は明日香に次の指示を出してみた。
「握ったまま手を前後させてみて」
「こ、こう?」
 ぎこちない仕草で明日香の手が前後する。
「皮だけが動くだろ?」
「……うん」
「あと先っぽのふくらんだところ、亀頭っていうんだけどここもさわってみて」
 明日香が勃起をしごいたまま、左手で亀頭を揉むようにさわってきた。
「ここは柔らかい……」
 言いながら、両方の手で僕のモノをいじくりまわす。
「それと先端の割れ目のところ、ここも気持ちいいんだ」
 それを聞いた明日香が親指の腹でなぞりあげた。
「うぅっ!」
 あまりの快感に僕がうめくと、
「ご、ごめん!」
 そう言って明日香はあわてて動きを止めた。
「ち、違う。痛いんじゃなくて気持ちいいの。安心して……」
「そ、そうなの?」
「うん。大事なところだけど、結構強く扱っても平気だよ」
 自分の経験に照らして明日香に力の具合を教える。
 それを聞いた明日香はもう一度勃起をまさぐりはじめる。
 それからは、僕が苦悶の声をあげても痛みじゃないと知っているために手を止めなかった。
 僕も女の子にさわってもらうのがうれしくて、明日香の好きにさせた。
 明日香は興味津々といった感じで性器全体をいじっている。
 天を突く肉棒の角度を変えて下を向けてみたり、袋を持ち上げてみたりする。
 袋の中に二つ入っていることを確認すると
「ホントにふたつ入ってるぅ〜」
 そう言ってうれしそうに笑った。
 袋の皮がどこまで伸びるか引っ張られたときは黙ってたけど、玉を強く握られたときはさすがに悲鳴を上げてしまった。
260旧69 ◆49EtSB976. :2005/05/19(木) 19:19:10 ID:vWGxs5Xv
「明日香、今度は僕にもさわらせて」
 そう言うと、僕は明日香の胸に手を伸ばした。
「……うん」
 明日香は僕が触りやすいように立ち上がった。
「やわらかい……」
 素直な感想が口をついた。
「あなたも初めてなの?」
「そう言っただろ? もっとも赤んぼのときは別にしてね」
「そうだよね、うふふ……でもうれしいな、明日香があなたの初めてで」
「僕も明日香の初めての相手になれて光栄だよ」
 そう言いながら僕は明日香の胸をゆっくりとなでまわしていた。
「私の胸って小さいよね?」
 しばらくそうしていると、申し訳なさそうに明日香が言った。
「そ、そうかな?」
 女の子の胸なんてさわったこともない。
 たしかに小ぶりだとは思うけど、それが平均と比べてどうなのかなんてわからない。
「あ〜あ、こんな小さいんじゃグラビアアイドルにはなれないなぁ……」
「明日香はテレビタレントになるのが目標なんだろ?」
「そうだよ。じゃなかったらスーパーモデル。でももっと大きくないとモデルはなぁ……」
「も、揉むと大きくなるって言うよ」
 下心ありありの発言に声が裏返った。
「あぁっ! いやらしいこと考えたでしょ!」
「ち、違うよ!」
「どうだか……でもいいよ。あなたにだったら揉まれても」
261旧69 ◆49EtSB976. :2005/05/19(木) 19:20:11 ID:vWGxs5Xv
 明日香は目を閉じて僕のなすがままになっている。
 さっきまでおもちゃにしていたペニスも握ったまま手が止まっている。
 僕は自分の手のなかで自在に形を変える乳房の感触に酔いしれていた。
 そうして明日香に握られたまま胸を攻めつづけた。
 乳頭を指の腹で軽く押し込む。指先で転がす。爪の先で弾く。手のひら全体で押す。
 乳房を下から捧げ持つようにして小指と薬指を使って圧を加える。
 そうこうするうち、乳房全体が張って来て、先端の蕾がコリッと尖ってきた。
「固くなった?」
 信じられない変化に思わず声が出た。
「だって……も、もまれるの気持ちいいから……」
「気持ちいいと乳首って固くなるの?」
 知らなかった。
 興奮すると女性器が濡れるというのは聞いていたけど、胸も状態が変わるのか?
「おちんちんとおんなじだよ……知らなかった?」
「うん。乳首が固くなるのは初めて知った。……明日香も自分でさわったりするの?」
「……え? ……う、うん。ときどき。……男の子だってするんでしょ?」
「あ、うん。やってる……」
 ひょんな事から二人してオナニーを告白することになってしまった。
「毎日?」
「……うん」
 答えてから急に恥ずかしくなる。
「どんなこと考えてするの?」
「……え?」
 深い意味はないんだろうけど、明日香の質問に僕は答えを躊躇した。
 だって、明日香のことを思って、なんて言えそうもない。
「明日香のこと?」
「! ……うん。ごめん」
「いいよ。明日香もそうだから」
「ほんと?」
 思わず声が弾む。明日香は僕を思って……。
「……あんまり聞かないでよね」
 そう言うと明日香は真っ赤になってうつむいてしまった。
262旧69 ◆49EtSB976. :2005/05/19(木) 19:21:09 ID:vWGxs5Xv
「そ、そろそろしようか……」
 間が持てなくなって言った僕の言葉に、明日香は
「『する』ってなんかエッチだよね……」
 そう答えながらベッドに腰を下ろした。そして
「初めて同士はうまくいかないって言うよね」
 僕を見上げながら心配そうに言った。

 ベッドの上に向かいあって座る。
「明日香……」
 名前を呼びながらそっと抱き寄せる。そのまま体を倒していく。
 明日香を横たわらせると、
「好きだよ」
 ささやいたあとで唇を重ねた。
「ん……」
 のどの奥で小さく鳴いた明日香が僕の背中に腕を回すとしがみついてくる。
 僕は舌を伸ばすと固く閉ざされた明日香の唇をなぞった。
 そこで何度か動かしていると少しずつ明日香の唇から力が抜ける。そこに舌をねじ込む。
 次いで歯列を数えるように舌先でねぶる。歯だけではなく、歯茎も舐めまわす。
 その僕の舌に明日香の舌が触れた。と、次の瞬間それらが絡みあった。
 強く吸いあいながら舌を自在にうごめかし、唾液をすすりあう。
 上あごや舌の裏、歯の裏といった感じやすい部分も丹念に愛撫する。
 キスをしたのはまだ数えるほどだった。それでも僕たちはこんな理性がしびれるほどのキスをくり返した。
263旧69 ◆49EtSB976. :2005/05/19(木) 19:22:08 ID:vWGxs5Xv
 キスをしたまま僕は右手を明日香の股間に伸ばした。
 僕の手の動きに気付いたらしく、明日香は協力するように足を少し広げてくれる。
 指先が恥毛を捉える。そのまま手を進めて股間に手を差し込む。
 一瞬、明日香はビクッと身を震わせて舌の動きを止めたけど、僕を拒まずに身を任せている。
 熱く、ヌルヌルした液体が指先にまとわりついてきた。
「濡れてる……」
 唇を離すと、僕は明日香に言う。
「……うん」
 泣きそうな顔で明日香が答える。
「気持ちいいと濡れるんだよね?」
 それに明日香は答えず、ただ
こくん
 とうなずいただけだった。
「もっと気持ちよくしてあげる。どうすればいいか教えて……」
 明日香の耳元でささやく。
「あのね……クリをね……」
 顔を見せないようにか、僕の肩に額を押し当てて明日香がつぶやく。
 そんな明日香が愛しくてたまらない。
「明日香……」
 そっと名前を呼んで、僕は明日香の股間で指を動かしつづけた。
 そうしながら頭の中で保健の教科書のイラストを思い浮かべる。
 簡略化された図ながら、何よりも正確な女性器の位置関係の図解が載っていたはずだ。
 記憶のとおりに何度か指を前後させるうち、コリコリした小さな突起を指が探りあてた。
「ひぁっ!」
 そこに触れると、明日香はまるで電気が走ったかのように小さく痙攣する。
(ここがクリトリスだ……その下に……あった、膣口)
 思っていたよりも下のほうにある。それが最初の印象だった。
 そのあたりをなでまわす。少しだけ指を入れてみる。そうして小刻みに振動させてみる。
「んんっ、あんっ……ひっ」
 自分の体内に侵入しようとする感覚に違和を覚えるのか、明日香がむずかるように鳴く。
 まわりのひだを指先でつまみながら、こんこんと湧きだす液体をすくってクリにまぶす。
 そうしておいて指の腹でもむようにクリを回しながら転がす。
264旧69 ◆49EtSB976. :2005/05/19(木) 19:23:02 ID:vWGxs5Xv
「あぁっ、はぁっ! んんっ……」
 僕の愛撫に明日香が短い悲鳴を上げ、うめく。
(感じてる! 明日香を感じさせてる!)
 何かに憑かれたように僕は明日香の性器をまさぐりつづけた。
「ひむっ! んんんっっ!」
 突然明日香が僕の首にしがみついた。そうして腰をぐっと前に突き出す恰好になる。
 ……そのままゆっくりと力が抜けた。

「はぁ、はぁ、はぁ……」
 大きく息をついて横たわる明日香の額には汗で濡れた前髪が張り付いている。
 ……それがなんとなく淫靡に思えた。
「明日香、イッちゃったの?」
 僕の問いかけに、明日香は
「……うん」
 小さく答えた。
 明日香をイカせた満足感と興奮とで胸が苦しくなるほど僕も昂ぶっていた。
「明日香……」
 そんな気持ちが声に含まれていたのか、
「いいよ、来て……」
 潤んだ瞳で明日香が言った。
「うん」
 大きく開かれた明日香の足の間に身を移す。目の前には初めて見る女性器があった。
 部屋の照明はそれほど明るいわけじゃない。
 でも目が暗さに慣れたこともあるんだろうけど、明日香のそこの複雑な形状が大体分かる。
 ヌラヌラといやらしく光る肉のひだや、ふっくらと丸みを帯びた女性の部分が見て取れる。
 僕はさっき指で確認しておいた膣口にもう一度さわった。そしてそこに勃起を近づけていく。
 指で位置を確かめ、それと入れ替わるように先端を入り口にあてがう。
「行くよ、明日香」
「うん、いいよ」
 返事を確認してからゆっくりと腰を押し出した。
265旧69 ◆49EtSB976. :2005/05/19(木) 19:24:15 ID:vWGxs5Xv
ぬるんっ
 処女の強靭な抵抗のせいか、ペニスは膣に埋没することなく陰唇に沿って逃げた。
「あっ」
 小さくあせる。
「も、もう一回行くね」
 そう声をかけ、再度試みる。
「う、うん……」
 破瓜の痛みへの恐怖なのか、不安そうな明日香の声。
 そしてそれを紛らすためなのか、僕の首に両腕を巻きつけてしがみつく。
 二人の体が密着し、明日香の体温が僕に流れ込んだ。
 今度は肉茎を手で固定して外れないようにする。
 そうしておいてから
ぐっ
 腰を突き出した。

「あああぁぁっ!」
 のけぞるように明日香が絶叫する。
 剛直が半分ほど明日香の中に埋まっていた。
(きつい……痛いほどだ……)
 ペニス全体がまわりから締めつけられる。しかも固定されている。
 それ以上は押し込むことも抜くこともできなかった。
「明日香、平気?」
「お、終わったぁ?」
 涙の混じった声で明日香が聞く。
「まだ。……ゴメン、もうちょっとかかる」
 風呂場でオナニーなんかしたせいで、射精まではもう少しかかりそうだった。
「……うん」
 必死に痛みに耐えている明日香のために、僕は少しでも早く射精しようとした。
 でもそのためには明日香の中で動かなくちゃならない。
「明日香、動くからね。痛かったら言ってね」
 そう声をかけ、少しずつ腰を前後させた。
266旧69 ◆49EtSB976. :2005/05/19(木) 19:25:41 ID:vWGxs5Xv
「ひぐっ! ひぁっ、ああぁっ!」
 せまい肉穴を勃起がこすりたてる。
 そのたびにもう入らないと思っていた明日香の中に肉棒が潜り込んでいく。
 ……そしてとうとう、一番奥までおさまった。

 侵入してきた異物を排除しようとするかのように、明日香の膣は僕を押し出そうとする。
 奥のほうから搾られるように伝わる蠕動が僕に快感をもたらす。
 だけどそれは明日香の体に大きな負担を強いている行為だった。
「明日香、全部入ったよ」
「……うん」
「痛い?」
「……ちょっと」
 ウソだ。明日香の様子を見るかぎり、この痛みが『ちょっと』なんてもののはずがない。
「やっぱりやめるね」
 そう言って明日香から身を離そうとした僕の背中が明日香によって抱きとめられる。
 同時に腰に明日香の足が巻きつく。
「いや。やめちゃイヤ!」
「だって明日香、痛いんだろ?」
「最初は痛いんだから仕方ないよ……明日香、あなたのものになりたいの! お願い!」
 そこまで僕のことを思ってくれている明日香に胸が熱くなった。
 胸の中に明日香に対する気持ちがどんどんふくらんでいき、僕は明日香にキスをした。
 ただ唇を合わせただけのキス。それなのに、性感がどこまでも高まっていく。
(あ、イク……)
 急に訪れた射精感に僕は明日香を強く抱きしめた。
 その次の瞬間、
びゅっ! びゅるっ! どぴゅっ!…………
 ペニス全体が破裂しそうな快感とともに、精液が勢いよく射ち出された。
267旧69 ◆49EtSB976. :2005/05/19(木) 19:26:56 ID:vWGxs5Xv
「はぁ、はぁ、はぁ……」
 射精の余韻と快感に僕は大きく息をつく。
「終わったの?」
 そんな僕の様子に、組み敷かれたままの明日香が聞いた。
「うん。終わった……」
「気持ち…よかった?」
「うん、すごくよかった。こんなに気持ちいいの、初めて……」
 まだ整わない息で答える。
「よかった……」
 本当にうれしそうに明日香が言った。
 そして僕にキスをした。
 舌をからませ、唇を甘噛みし、唇をこすり合わせる濃厚なキス。
 僕もそれに応え、明日香の舌を軽く噛んだり歯列をなぞったりしてお互いを感じさせていく。
 そんなキスを続けるうち、明日香の膣で力を失っていた陰茎が再び硬直を始めた。
「ん……」
 それに気付いたらしく、明日香の舌の動きが止まった。
 唇を離す。
「また…勃っちゃった?」
 目元を染め、明日香が言った。
「ごめん……」
「いいの、明日香に感じてくれてるんでしょ? ね、もう一回して?」
「いいの明日香? 苦しくない?」
 さっきの明日香の苦悶の様子を見ているとやめたほうがいいように思う。
 そう思って言ったのだが、明日香は
「いっぱいえっちしないと慣れないじゃん」
 そう言ってまた僕に口付けてきた。
268旧69 ◆49EtSB976. :2005/05/19(木) 19:28:01 ID:vWGxs5Xv
 完全に勃起した。
 膣の締めつけは相変わらずの強さに思えたけど、精液が潤滑剤になったのかさっきよりはきつくなかった。
 なるべく痛みを与えないように注意してゆっくりと明日香の中を前後させる。
 明日香は時折眉根を寄せるけど、僕の顔を見ながら幸せそうな笑顔を見せている。
「ね、ねぇ……」
 ためらいがちな明日香の声。
「ごめん、痛かった?」
 あわてて動きを止める。
「あ、そうじゃなくて……上」
「上?」
 そう言われて、思いっきり首を反らせた。
「……あ」
 僕たちがセックスしている姿が天井の鏡に映っていた。
 大きく足を広げている明日香。そこに覆いかぶさっている僕。
 そういえば、と思い出し、右の壁を見た。
(やっぱり……)
 そこにも僕が明日香にのしかかっている姿が映し出されている。
「私たちえっちしてるんだよ。なんか恥ずかしいよね」
 羞恥の表情を浮かべて明日香が言う。
「そ、そうだね」
 自分たちの営みを客観的に見るのはなんとも気恥ずかしかった。
 それでも、仰向けになっている明日香に比べたら横さえ見なければいい僕は気が楽だった。
269旧69 ◆49EtSB976. :2005/05/19(木) 19:28:45 ID:vWGxs5Xv
「明日香が上になる?」
「そ、そんなのイヤだよ!
 強い調子で否定する。
「じゃあ明日香は目つぶってればいいから」
「そんなことしたらあなたの顔が見えないじゃん」
「だったら鏡が気にならなくなるぐらいセックスに没頭する」
「……言ってて恥ずかしくない?」
 あきれたような明日香の声。
「……恥ずかしい」
「だけどぉ、なんか興奮する……」
 そう言って明日香は再度天井に目を向けた。

 僕も再び明日香の中を堪能することにした。
 見ないようにしていても、ついつい横の鏡に目が行ってしまう。
(明日香に言われるまで気付かなかった。明日香も終わったことで冷静になったのかな?)
 そんなことを考えながら明日香の中で前後させる。
(たしかに興奮する……)
 自分たちのセックスする姿。大好きな明日香とのセックス。裸の明日香。明日香のぬくもり……。
 途端に射精感が押し寄せた。さっき出したばっかりだというのに、急速に高まっていく。
 非日常の行為が神経を昂ぶらせているのか、性感の頂がぐんぐん近付く。
 それでも腰が止まらない。
 自分の意思とは無関係に、勝手に快楽をむさぼって明日香を貫いている。
 そんな僕の状態が伝わったのか、明日香の膣がこれまでと違う絶妙な動きを見せた。
(ダメだ……我慢できない)
 明日香に腰を押し付けた。
 根元まで深く挿入し、そこで腰を回すようにして恥骨をすり合わせる。
 ……二、三度そうしただけで絶頂はあっけなく訪れた。
びゅびゅっ! びゅくっ! ずびゅっ!…………
 目の前が真っ白になった。
 強烈な快感とともに腰の奥から熱いものが飛び出していく。
 気が遠くなりそうな悦楽の中で、僕は3回目とは思えないほど長く射精を続けた。
270旧69 ◆49EtSB976. :2005/05/19(木) 19:29:43 ID:vWGxs5Xv
「出たの?」
 慈愛をたたえたような明日香の声に我に返る。
「あ、うん……ごめん、イッちゃった」
「もうっ! なんで謝るの? あなたが気持ちよくなってくれれば私はうれしいんだからね」
 怒ったような明日香の声にあわてて言葉を継ぐ。
「でも明日香イッてないだろ?」
「……明日香も一回イッたよ……私たち初めてだったけど…うまくいったね」
 赤くなった明日香はそう言いながら僕から視線を逸らした。
 と、その目が一点で止まる。
「? どうしたの明日香?」
「もうこんな時間」
「え?」
 言われて僕も時計を見る。
 だけど明日香の門限まであと一時間ちょっとある。
 ここから明日香の家まで30分はかからないはずだし……。
「シャワー浴びないといけないし、髪だって乾かさなきゃ」
「そうか」
 言いながら明日香の上からどく。
 すっかり力を失ったペニスは僕の精液と明日香の破瓜の血とでまだらに染まっていた。
 ふと明日香の股間を見る。
 膣口から僕の射ち出した白濁が垂れ、シーツにしみを作っている。
 そのしみはわずかに朱が混じっていた。明日香の処女の血……。
「ありがとう明日香」
「え? 何が?」
「明日香の初めて、僕にくれて」
 万感の思いが胸にこみあげ、かすかに涙ぐみながら言った僕に、
「……うん」
 明日香もしんみりと答えた。
271旧69 ◆49EtSB976. :2005/05/19(木) 19:30:44 ID:vWGxs5Xv
「明日香」
 そう声をかけて立たせるために手を取る。
「うん」
 立ち上がった明日香がわずかによろけた。
「大丈夫?」
「うん、ちょっと力が入らなかっただけ。……あ」
「どうした?」
「……垂れてきちゃった」
 そう言って枕元のティッシュを何枚か抜くと股間にあてがった。
「あ……」
 その意味を理解し、僕は顔が熱くなったのを感じた。
 見るともなしに見ていると、明日香は膣の中に指を入れて精液をかきだしている。
「まだなんか足の間にはさまってるみたい……ヤダ、見ないで……」
 明日香の声にあわてて横を向く。
「中で出しちゃって平気かな?」
 激情に駆られ、本能だけで突き進んでしまったことを今さらながら後悔する。
「う〜ん……たしか今日は平気なはず。あ、そういえばさっき見たんだっけ」
「何を?」
「これ」
 そう言って明日香が枕元の正方形の小さなものを手に取った。
「それ何?」
「アレだよ、アレ」
「ん? ああ、コンドームか……」
「あるの分かってたんだから使えばよかったよね」
 僕は気がつかなかったけど、明日香はいろいろ観察していたときに見つけていたのだろう。
 明日香は安全日だって言うけど、計算が狂うことだってある。あるなら使えばよかった。
「ねぇ、3回も出したけど疲れてない?」
 処理を終えて明日香が言った。
「大丈夫。だけどいつもは3回もしな……なんで3回って知ってるの?」
「お風呂で自分でしてたでしょ?」
 そう言って明日香はいたずらっぽく笑った。
272旧69 ◆49EtSB976. :2005/05/19(木) 19:31:37 ID:vWGxs5Xv
「ねぇ、『退室の際はフロントにご一報ください』って書いてあるよ」
 シャワーを浴び、髪を整え、服を着終えた明日香が言った。
「そうなの?」
 その声に明日香を見ると、電話のそばで僕を見ている。
 近寄って見てみると、たしかに電話の横にそう書いてある。
「電話すればいいのかなぁ?」
「そうみたいね」
 僕は受話器を取ると指定された番号を押した。
 ほどなくして
『はい、フロントです』
 中年の女性の声がした。最初にお金を払ったときの人みたいだった。
「終わりました。これから帰ります」
『……カギはかけずにお出になってください』
 一瞬の間のあと、電話の向こうで事務的な声がした。

 電話を終わると、明日香が
「『終わりました』ってのはなしだよ。いかにも『えっちしました』って感じで恥ずかしいじゃん」
 そう言って僕を軽くにらんだ。
「あ……そういえばそんなこと言っちゃった気がする。そうか、『帰ります』だけでいいんだ……」
「もぅっ!」
 言いながらも、明日香は僕の左腕に両手を絡めてきた。
「今度は言い間違えないでね」
「うん……あれ? ってことは、またエッチしてもいいの?」
「今度はあなたの精液が出るところ、見たいな」
 明日香は恥ずかしそうにそう言うと、僕の頬にキスをした。


            おわり
273名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 20:05:47 ID:M9tSRiuz
GJ
274名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 00:40:12 ID:M2YZGEwu
>272
明日香かわええ!めっちゃイイ!!
275名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 08:04:04 ID:7QkgEjN4
明日香からホテルって言うシチュに興奮しました。
Hシーンもいつもながら濃くて嬉しいです。
新作も楽しみにしています。
276名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 12:41:16 ID:e2N7ABE/
旧69氏いつもありがとう。
277名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 10:48:46 ID:yyU4RBBR
旧69氏イイヨイイヨー

真奈美を書いてと言ったらダメだろか(;´Д`)出来ればレイプ
278名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 12:00:53 ID:X3T6I7wJ
69様、GJ。
一回自分で抜いておくのが微妙にリアルだと思いました。
279名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 16:49:10 ID:Ad11EjN/
誰も指摘しないみたいだし、この際だから聞いてみる
なぁ、このスレのSSって抜けるか?
280名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 08:17:38 ID:fHRns0fb
好きでないキャラだと興奮するぐらいだけど晶とか好きキャラなら
何度も抜けるね。そういうわけで晶の新作が待たれます。
281名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 08:34:11 ID:GoixcQi2
いきなりだけど、ホ゜口リンのトレス問題ってあったよね
・・・・絵がうまけりゃお話なんか二の次って人が多いのか?
282名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 22:54:38 ID:XIqyrTKC
>>281
絵師の人が壊死したからなあ。
283名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 18:03:45 ID:VHkwwqMX
>>281
このスレは性質上、住人に「長文Uzeeeeeeee!!」の人はいないはず。
一般的には画が上手けりゃご都合主義でも同じような展開でもいいんでない?

SSの書き手としてはちゃんと読んでもらえるのはうれしいけど、
文章だけで勝負しないといけないのがちょっときついかな。
ヌードグラビア的な一枚絵でも抜ける人は抜けるしなぁ・・・・。

ところでトレス問題って知らないんだけど、文字通りの意味?
だとしたら、今でも活動してる(できる)のはなぜ?
最初から書けるならトレスする必要ないと思うんだけど。
284名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 18:48:17 ID:Z0aYiXLN
大きな問題になってたかは知らんが、トレスしてるのは昔から知ってた。
たまたま気づいただけでも、メイドインヘブンのトレスが何点もあるからな。

今の絵は確認できていないが、おそらくアイドルグラビアのトレスだろう。
285名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 19:05:18 ID:VHkwwqMX
284THX
なるほど。トレスって体の線のことなのね。てっきり顔だと思ってた。
っつーことは顔は自分で描いてるってことか。
・・・・体も自分で描けよ。
286旧69 ◆49EtSB976. :2005/06/01(水) 00:23:41 ID:g8NffYO6
>>273-278
レスありがとうございます。喜んでいただけたようで何よりです。

>>277
私の乏しい想像力では強姦にいたる展開が思い浮かびません。ごめんなさい。
それに今、同時進行で5本書いてまして、ちょっと時間的にも困難かと……。
でもせっかくリクをいただいたんでいつかは書きたいと思います。確約できず申し訳ありません。

>>279
それは私もとても興味があります。
一応「実用的であること」を念頭に書いていますが、独善的かなぁ?と思うこともしばしば。
そのあたり、読者が「ヌけるかどうか」の素直な感想を聞いてみたいものです。
279さんが私を指しているのであれば、「ヌけない」という評価は真摯に受け止めたいと思っています。



晶のSSです。エロはぬるめかもしれません。
287旧69 ◆49EtSB976. :2005/06/01(水) 00:24:01 ID:g8NffYO6
 あれは転校初日、校内の位置関係を把握しようと放課後に歩き回ってたときだった。
(あれ?)
 音楽室の前を通りかかるとかすかにバイオリンの音色が聞こえた気がした。
 ……窓から覗いても誰もいない。
(気のせいか……)
 そこから離れようとしたとき、今度は間違いなく聞こえた。
 だけど注意していないと聞き逃してしまいそうな小さな音。
 気になった僕は音楽室に入った。
 やっぱり聞こえる。中には音楽準備室に続くドアがある。
 その窓から覗くと同じクラスの女子が演奏しているのに気がついた。
(……たしか遠藤っていったっけ?)
 バイオリンにそれほど関心はなかった僕だけど、目の前で弾いているのを見たのは初めて。
 ちょっとだけ興味を持ち、しばらくそのまま見ていたが準備室も簡易防音のせいか聞こえづらい
 そしてとうとう、僕はドアを開けると中に入っていった。

「そこにいるのは、誰?」
 ドアの開く音にそう言いながらあわてて視線を向けた遠藤は、僕を見て一瞬怪訝な顔をした。
 そして今日転校してきた相手だと気付いたらしく、困ったという顔をしたあと、
「お願い! 他のみんなには秘密にしておいてほしいの、私が放課後練習していること……」
 そう懇願した。
 ……こうして僕たちは秘密を共有する仲になった。

 中学1年にしては遠藤は大人びていた。どちらかといえば「きれい」に属する女の子だった。
 当然クラスの、いや学校中の男子生徒にもそれなりの人気はあったようだ。
 何人かは思いを告白し、交際を申し込み、そしてことごとく撃墜されていったという噂だ。
 だけどそれらは僕が転校してくる前の話で、そのころは誰もが遠藤にやや距離を置いていた。
 家がとんでもない金持ちだとか、ハッキリものを言う性格だとかが敬遠される理由だったようだ。
 もちろん僕はそんなことをまったく知らなかった。だから自分の今までのやり方で遠藤に接してしまったわけだ。
 どうやらそれが新鮮だったらしい。遠藤は僕を信頼できる相手と認めてくれたようだ。
 それから僕は毎日のように遠藤の練習を見に行った。
 遠藤もいやな顔一つせず練習を見せてくれた。それはある意味、僕だけの演奏会だった。
288旧69 ◆49EtSB976. :2005/06/01(水) 00:24:33 ID:g8NffYO6
 遠藤の演奏を聞いているだけで自然と優しく、あたたかい気持ちになれる。
「そんなに私のバイオリン聞くの好き?」
 僕に笑いかけながら遠藤が聞いてくる。
「わかる?」
「わかるわよ。だって本当に幸せそうな顔してるんだもの」
 本当にうれしそうに遠藤が笑った。

 3学期が始まってしばらく経った。5時を過ぎるとあたりはもうすっかり暗くなる。
 音楽室以外に明かりはない。そんな中で遠藤と二人きり。
 遠藤はそのころにはすっかり打ち解けて、僕に好意的なまなざしを向けてくれていた。
 それだけじゃない。他の男子に対するときには決して見せない甘えたような表情もだ。
 たしかに遠藤はきつめの性格をしていたけど、時折見せるやわらかな笑顔はとても素敵だった。
 僕は遠藤を好きになりかけていた。いや、もうなっていたのかもしれない。

 中学に入って僕は性に関心を持ちはじめ、その過程でオナニーを覚えていた。
 自分の手で甘美な快感を得られることを知った僕はその魔力にすっかり魅入られていた。
 白濁液が尿道を通って射ち出されるときの気持ちよさは初めて味わうものだった。
 またちょうどそういう時期なのか、些細なことでも僕はすぐに股間を硬直させていた。
 そして家にいるときはもちろん、学校でも何度もトイレで淫靡な快楽に耽っていた。
 射精するときの背中がぞくぞくするような感覚を求め、毎日何度も自慰をくり返していた。
 ……僕はいつしか遠藤に惹かれていき、そして遠藤でオナニーするようになっていた。
 授業中や休み時間、それ以外にもあらゆる瞬間に僕は遠藤を目で追っていた。
 転校してきてすぐに何回かだけ見た遠藤のスクール水着。体育の時間に盗み見たブルマー。優美な太もも。
 上着を脱いだ際のブラウス姿。そしてそこから透けるブラジャー。健康的な二の腕。
 何気ない仕草。時に見せる笑顔。問題を解くときの真剣なまなざし。正解したときの誇らしげな表情。
 みんなと同じ給食なのに、どことなく垢抜けた遠藤のマナー。上品な物腰。
 遠藤のすべてが僕を興奮させた。そんな時、僕は想像の中で何度も何度も遠藤を穢した。
 不思議と罪悪感はなかった。いつか本当にそういう関係になれれば……。ただそれだけを思っていた。
289旧69 ◆49EtSB976. :2005/06/01(水) 00:24:57 ID:g8NffYO6
 その遠藤と今日も準備室で二人きりだ。だけど、いつものことなのにその日は何かが違った。
 普段よりも強く異性として見ていたといったほうが正確かもしれない。
 ゆるやかにウェーブのかかったロングの髪が女性を意識させる。
 少し丸みを帯びた腰まわりや挑発的にふくらんだ胸。すらりとした首すじ。
 動くたびに漂う女の子らしい甘い香り。バイオリンを奏でるたおやかな指。僕を呼ぶ声。
 ちょっとした仕草も洗練されていて、本当に「お嬢さま」を感じさせる優雅さ。
 それらは男とは明らかに違う「オンナ」を主張していた。
ごくっ
 のどが鳴った。

「遠藤……」
 声がかすれた。
 何かに衝き動かされるように僕は立ち上がり、遠藤に向け一歩足を踏み出した。
「!」
 僕の様子がいつもと違うことに気付いたのか、遠藤が身体をこわばらせた。
 バイオリンを下ろし、弓を置くと僕をまっすぐに見つめる。
「遠藤……」
 もう一度呼ぶ。
「な、なに……」
「好きだ…ずっと好きだった。遠藤、僕……」
 ついに思いを告げた。そんなこと、いま言うことじゃないのに……。
 振られるかも。他の撃墜されていった連中と同じく僕も。
 そう思ったが、もう遅かった。
「わ、私は……」
 何かを言いかけ、遠藤が黙った。そして唇を噛み、下を向く。
 そして意を決したように顔を上げると
「私もあなたが……キライじゃないわ」
 肝心な部分は濁されたものの、そう言ってはにかんだ笑顔を僕に向けた。

(遠藤に嫌われてはいない!)
 その思いが僕に勇気を与えた。
 そしてそれが、これまでの僕ではできないような大胆な行動に出るきっかけになった。
290旧69 ◆49EtSB976. :2005/06/01(水) 00:25:19 ID:g8NffYO6
 遠藤に近付く。
「ありがとう、僕うれしいよ。……え、遠藤……あ、晶って呼んでもいい?」
 想像で遠藤を穢すとき、僕はいつも晶という名前を呼んでいた。
「……うん」
 目を伏せ、僕の顔を見ないで小さくうなずく。
「晶……」
 初めて名前で呼ぶ。
「……うん」
 手を伸ばし、晶の体にそっと触れる。
 晶が顔を上げた。そのまま見つめ合う。
 ……晶が目を閉じ、かすかに顔を上向けた。

 首を力のかぎり伸ばしての口付け。ただ唇が触れるだけの淡いキス。
 手もお互いの身体に添えるだけ。決して抱き合ったりしない。
 そんな初々しいキスを僕たちはした。それがその時の僕にできる精一杯だった。

 唇が離れる。
「晶……僕」
 言いかけた僕を
「私のファーストキスなんだからね……感謝しなさいよね」
 制するようにそう言って晶が頬を染めた。

 ただ唇を合わせただけとはいえ、キスをしたことで僕の欲望に歯止めがかからなくなりかけていた。
 理性が麻痺する。淫欲が暴走しかける。
 必死の思いでなんとかそれを食い止めようとしていると、晶が僕に身を寄せてきた。
「!」
 僕の腕の中に晶がいる!
 晶は僕を見上げると、
「好きよ」
 今度はハッキリとそう言った。
 その瞬間、抑圧されていた本能が僕を支配した。
291旧69 ◆49EtSB976. :2005/06/01(水) 00:25:41 ID:g8NffYO6
「晶っ!」
 名前を呼びながら強く抱きしめ、唇を重ねる。
「んっ!」
 晶はのどの奥でうめき声を立てわずかに抵抗したものの、そのまま僕に抱かれつづけた。
 生まれて二度目のキス。
 舌を入れる。……知識では知っていてもタイミングがつかめない。やり方も分からない。
 僕はひたすら晶を抱きしめつづけた。

 すでに痛いほど勃起している。それを構わずに晶の下腹部に押しつける。
 僕がそういう状態になっていることはスカートごしに晶にも伝わっているはずだ。
 『最低の男』。そう思われ、晶に嫌われるかもしれないことまで考えが及ばない。
 コロンだろうか、晶からいい匂いがする。ぬくもり。やわらかさ。晶の声。整った顔立ち。
 ただただそれらを欲し、自分の快楽を追求して僕は晶に剛直をなすりつけていた。
「っっ!」
 いきなり暴発した。
 下着の中に精液がほとばしる感触がある。そしてそれはたちまち不快感に変わる。
「はぁ、はぁ、はぁ……」
 晶を抱きすくめたまま大きく息をつく。
 ……射精してしまった。だけど、それによって僕はようやく冷静さを取り戻していた。

「ご、ごめん……」
 謝りながら晶から身を離す。
「ううん……でも、ちょっとびっくりしたわ」
 そう言って晶が笑顔を返してくれた。よかった、怒ってないみたいだ……。
「晶、ごめんっ!」
 そう言うと僕は居たたまれなくなって音楽室をあとにした。
 そのままトイレに直行し、股間を拭き清める。
 粘度の高い精液がべっとりと陰毛に絡み付いていた。それをティッシュでこそぐように拭き取る。
 拭きながら自分がイヤになる。あんなことされて、晶もショックだろうな……。
 自分が悪いとはいえ、晶と顔を合わせづらい。このまま帰ろう。
 そこで気が付いた。カバン、準備室だ。
 ……僕は重い足取りで音楽室に戻った。
292旧69 ◆49EtSB976. :2005/06/01(水) 00:26:01 ID:g8NffYO6
 準備室には当然ながら晶がいた。
 いつもなら練習を終える時間じゃないのにバイオリンはケースにしまわれている。
「戻ってくるって思ってたわ。カバン、ここにあるし」
「ほんとにごめん……僕、どうかしてた」
 このまま晶と気まずくなるのだけは避けたい。だからもう一度謝る。
「……ねぇ……射精…したの?」
「!」
 驚いて固まっている僕に構わず、晶が僕の顔を見たまま言葉を続ける。
「男子ってえっちなこと考えたり、そういう気持ちになったりすると勃起するんでしょ?」
「……う、うん」
「それですごく興奮すると射精するんでしょ?」
 頬を染め、晶が聞いた。
「……そうだよ」
「勃起してたの気付いてたわ……私で興奮して……射精したんだ」
「ほんとにごめん! そういうつもりじゃなかったんだ。僕、晶が大好きだけどそういうつもりは」
 僕の言葉をさえぎり、
「見たいな、精子」
 晶がそんなことを口にした。
「えっ……」
 異様な興奮が全身を駆けめぐった。
 射精して間がないのに、再び僕の股間は脈打ちはじめる。
「私にあんなことした罰よ。ね、精子……見せて」
 そう言って晶が誘うような目で僕を見る。やや潤んだ、煽情的な目……。
 その目に見つめられると逆らうことができなくなる。
 僕は見えない何かにあやつられるかのようにのろのろとズボンのベルトをゆるめた。
 ホックをはずし、ファスナーを下ろす。
 完全に勃起した剛直に指が触れた。精を吐き出し、敏感になった亀頭からえもいわれぬ快感が押し寄せた。
 下着ごしなのに背すじを脳天まで快感が駆けのぼる。
「うぅっ!」
 小さくうめいて前かがみになる。
「平気?」
 あわてたように僕に近寄った晶の戸惑いを含んだ声がする。
293旧69 ◆49EtSB976. :2005/06/01(水) 00:26:19 ID:g8NffYO6
「だ、大丈夫……気持ちよかったから、つい」
「気持ちよかったんだ……ね、脱いで……」
 興奮のせいか、晶の声もかすかに震えている。
 晶に見られたまま、僕は下着ごとズボンをひざまで下ろした。

 勃起が晶の眼前にあらわになった。
 さっき性器をティッシュで拭いただけで、下着もまだ濡れている。
 そこから青臭い匂いが立ちのぼる。
 晶はわずかに顔をしかめると
「精子ってこんな匂いするの?」
 そう聞いた。
「うん」
「……栗の花の匂いってほんとだったのね……さわってもいい?」
 そう言いながら手を伸ばす。
 僕が答えるより先に晶のほっそりした指が亀頭に触れた。
ビクンッ!
 勃起が震えた。
「きゃっ!」
 小さく悲鳴を上げて晶が手を離す。
「あ、晶……大丈夫だからもっとさわって……」
 そこまでくると、僕も恥ずかしさより快感を求める気持ちのほうが強くなっていた。
 すでにオナニーによって性の快感を知ってしまっている。何度でも気持ちよくなりたい。
 まして大好きな晶にさわってもらっているという絶好の機会を逃がす手はない。
 女の子の体にも興味がある。うまくいけば、僕も晶の裸を……。
 そんな思いが交錯し、僕はそのまま晶の自由にさせた。
294旧69 ◆49EtSB976. :2005/06/01(水) 00:26:39 ID:g8NffYO6
「熱くて固い……ドキドキする……」
 そう言いながら晶は僕のモノをいじくりまわす。
 晶の頬は上気し、額もうっすらと汗ばんでいる。
 コロンと汗の匂いが混じりあい、晶からメスのニオイがする……。
「晶……」
 無意識に晶の名をつぶやく。
「精子?」
 先端からにじみ出る透明な粘液を指先にからめ、晶が聞く。
 晶はそうしながらも手は休めない。僕をどんどん高みに導いていく。
「違うよ、最初にヌルヌルした液が出るんだ。精子はこのあと」
 腰が砕けそうな快感の中、それだけを答える。
「精子が出るとこ……見たいな」

 晶は丸く輪にした指で亀頭のまわりを回すようにこすりたてる。
 鈴口を親指の腹で何度かしごき、裏スジに軽く爪を立てる。
「あ、晶ぁ……」
 情けない声を出し、僕は晶の愛撫に酔いしれる。
「ん、んんっ、ふ…ん……」
 わずかに開いた晶の唇から小さく吐息が洩れる。
 僕の性器を玩弄しながら、晶も興奮しているのだろうか?

 右手で竿をしごきながら、晶の左手は袋に伸びる。
 最初はさわさわと優しく、次第に手のひらで睾丸を転がすように刺激する。
 そんな愛撫に僕の股間ははちきれんばかりに屹立していた。
 カリのでっぱりを指先でつまむように弾く。亀頭の表面でツツッと指先をすべらせる。
 先端からあふれた先走りで晶の手とペニスがくちゅくちゅと淫らな音を立てる。
 晶は茎の真ん中あたりを強く握るとそのまま手を上下させた。
 それにともなって先走りの液体がしぼり出され、さらに晶の指を濡らしていく。
 どこでこんなことを学んだのか、そんな疑問もかき消すほどの圧倒的な快美感に包まれていく。
 頭の中にもやがかかったように真っ白になる。
 身体がフワリと浮き上がるような感覚、そして下半身がドロドロに熔けていくような感覚。
 ……限界が近い。
295旧69 ◆49EtSB976. :2005/06/01(水) 00:26:58 ID:g8NffYO6
 混濁する頭に
(こ、このままじゃ晶の制服を汚してしまう……)
 それだけが警報のように鳴り響いた。
 いつイッてもおかしくないほど切迫した状況でティッシュを用意するゆとりなんかない。
 勃起をしごく晶の手に、僕は自分の手のひらをかぶせた。
 直後、
ずんっ!
 という衝撃に似た響きが腰の奥で生まれた。
 そしてオナニーなんかとは比べものにならない快感とともに、おびただしい精液が射ち出される。
びゅびゅっ! びゅくっ! びゅるっ! どびゅびゅっ!………
 信じられない享楽に貫かれながら僕は晶の手をつかみ、その中に何度も白濁をまき散らす。
「うぅっ、うぐっ! むんっ! んんっ!」
 僕はうなり声を上げながら腰をガクガクさせて射精を続けた。

「はぁ、はぁ、はぁ……」
 大量に白濁を吐き出し、大きく息をつく。ぐったりとして力が入らない。
「本当に白いのね……」
 晶が手のひらにべっとりと付いた精液を見ながら言った。
「晶、どうしてこんなに……」
「女の子向けの雑誌って男の子が思ってる以上にカゲキなのよ。でも想像以上……」
 そう言うと、晶は艶然と微笑んだ。
296旧69 ◆49EtSB976. :2005/06/01(水) 00:27:18 ID:g8NffYO6
 その後、金沢に転校するまで僕は晶と毎日のように淫らな遊びにふけった。
 僕たちはお互いの性器を刺激しあい、性の悦楽を味わったがとうとう結ばれることはなかった。
 そして高校3年になって再会。その夏、僕たちはようやくひとつになった。
 長崎と東京。決して近くない距離も僕たちを引き離すことはできなかった。
 高校を卒業すると晶は上京した。
 いま、僕のそばには晶がいる。これから僕たちは二人で人生を歩んでいく。

「なに考えてたの?」
 晶の声に我に返る。
 バスタオルを巻いただけの晶がシャワーを終えて立っている。
「ん、ああ……昔のこと」
「昔って?」
「初めて会ったころのこと」
「うふふ、いろんなことがあったわね」
 そう言ってベッドに腰を下ろし、晶も遠い目をする。
「初めて晶に手でイカされたときのこと思い出してた」
「ちょ、ちょっとぉ、そんなこと思い出さなくていいわよ!」
 真っ赤になり、抗議するように僕を軽くにらんだ晶の肩に手をかけるとベッドに押し倒す。
「思い出してたらまたしたくなった」
「ば、バカっ! いまシャワー浴びてきたばっかりなんだからねっ!」
「シャワーなんかまた浴びればいいだろ?」
 そう言うと僕はバスタオルをはぎ、晶の乳首を口に含んだ。


         おわり
297旧69 ◆49EtSB976. :2005/06/01(水) 00:27:58 ID:g8NffYO6
中一なんで本番なしのソフトエロにしてみました。
中一だったら包茎だろ?と思ったのですが、ムケてることにしました。
成長が早いのか、割礼を受けているのか、などは考えてありませんw
298名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 00:31:02 ID:0/hCufwZ
旧69氏いつもありがとう。
299名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 21:00:24 ID:qZu82bw2
69様晶SSとても良い物語でした。思い出を共有している恋人同士って
良いですねぇ。エッチも若い頃の特徴に興奮です。
あと晶誕生日SS、明日香アイドルSSを筆頭に実用度はバッチリです。
特にこの2つは最高。5本も書かれているそうでとても嬉しいです。
次作も楽しみにしています。
300名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 21:24:09 ID:RwdSUtvr
69様、ご馳走様でした。
俺は中一で剥けてました。
301名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 21:25:18 ID:WAcuZc3s
>296
続きも読みたかったけど良かったです。晶はいくつになってもカワイイ
302遠藤晶:2005/06/07(火) 16:05:31 ID:10isPH3U
気持ち悪いヲタクどもが私をオカズにするんじゃないわよ!
303名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 18:16:15 ID:mlbxbCqC
つまり晶でエロ妄想はするなってことか・・・・ショボーン
304名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 00:40:51 ID:6FxqASwm
千恵ならいいってことか・・・・・・
 布地の面積の極端に小さい黒ビキニとか
 超ミニスカートの制服と短いソックスの間のすらりとしたおみ足とか
 高三の発育しきったボディに合わないパッツンパッツンのブルマとか
 ステージの上でもボンテージファッションとか
 いなせなお祭り衣装でふんどしを着用とか(;´Д`)ハァハァ
305名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 08:40:57 ID:gOVP+OCe
>>304
博多の山笠祭りといえば「ふんどし少女」ですよねっ!
千恵のふんどし姿……(;´Д`)ハァハァ
306名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 12:06:39 ID:UP7fuy3k
じゃあ、俺は妙子でエロ妄想。
307名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 13:51:10 ID:gOVP+OCe
308名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 06:22:56 ID:plDDNXBC
>>307

(;´Д`)ハァハァ
309名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 15:23:50 ID:l4m1m173
拾い物だけど俺も提供。
ttp://moemoemoe.sytes.net/moe3/src/1118298123066.bmp
310遠藤晶:2005/06/12(日) 23:01:44 ID:p4MnPCkv
DOS時代のPC-98ゲームみたいな塗りの画像出してるんじゃないわよ
311名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 00:17:45 ID:s1YNOy7U
>>310
いいのか遠藤?そんなこと言ってるとお前の恥ずかしい画像も貼っちゃうぞ?
312遠藤晶:2005/06/13(月) 00:39:22 ID:0P2G14tb
なによ! 貼れるもんなら貼ってご覧なさいよ!
どーせポロリンとこのトレー○でしょ!
313名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 01:25:58 ID:rmfU4y0Z
>>304
博多山笠祭り 「ふんどし千恵」妄想バージョン

 博多の街に山笠祭りの音が響く。祭好きの血が騒ぐ千恵はふんどし姿で
参加する。しかし・・・

純愛編:
 千恵はまさか”彼”が東京から山笠祭を見に来るとは予想していなかった。
いなせな千恵もやはり女の子、好きな彼氏を前にお尻丸出しの姿は恥ずかし
かった。一目散に逃げる千恵、しかしすぐに追いつかれてしまう。
 恥ずかしがって目を合わせようとしない千恵に”彼”は・・・・・・

凌辱編
 B88の巨乳美少女が87センチのヒップ丸出しのふんどし姿が目を引かない
筈がなかった。汗に濡れる姿が良からぬ男たちの劣情を呼んだ。
 ひとしきり盛り上がって疲れた千恵は休息のために祭で盛り上がる場所から
離れた。男たちはその後をつけ、人気のいないところで行動に移った。
 懸命に抵抗し、助けを求める千恵。だが祭りの歓声に遮られて、その声が
届くことはなかった。
 男どもに何度も何度も蹂躙される千恵。だが彼女の苦しみはこれで終わり
ではなかった。後日、ネットで彼女がレイプされる姿を撮影した動画が流れた。
そして、翌月の千恵に生理はなかった・・・・・・
314名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 09:38:03 ID:SLzpPiZ2
>>313
イイヨイイヨー
ぜひSSとして読んでみたいっス
315名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 16:36:34 ID:kq5NvDrf
ふんどし少女って妙にエロいよな
期待期待期待〜
316名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 18:36:23 ID:QQ+5dF2G
317妙子の:2005/06/17(金) 02:19:48 ID:3J30k10b


僕と妙子が青森で再会してから、数か月が過ぎた。僕は離れていた時間を取り戻す様に、何度も妙子に会いに行った。妙子もそんな僕を受け入れてくれた。――そうする内に僕ら二人は改めて互いに魅かれ合い、そしてお互いの想いを打ち明け合い、そして「恋人」になった……。


そして、遠距離恋愛が始まってしばらくしたある日。
僕は妙子に会いに来た帰りに、久しぶりに妙子の家に泊まる事になった。
「大丈夫だよ、家の人はみんな出掛けてるから」
そんな言葉に、僕はあらぬ期待を抱いていた……。

318妙子の:2005/06/17(金) 02:21:09 ID:3J30k10b


「じゃあ、先にお風呂どうぞ」
「うん…じゃ遠慮無く」
僕はそそくさと風呂場に消えた。逆に、間が保たない状況に耐えられなかったのが本音だった。

「ふ〜う…生き返るな〜」
僕は長旅の疲れをゆっくりと湯槽に沈めていった。何回往復しても、やはり東京・青森間はしんどい。余りお金も使えないから電車移動なので尚更だ。

(にしても……やっぱり急には駄目かぁ……)
僕はついさっきのやり取りを思い返す。

他愛の無い会話の後、ふと二人の間に沈黙が訪れた。そしてどちらからともなくキスを交わした。
「……ん…っ…」
唇を離した妙子から溜息が洩れた。その何気ない色っぽさに僕は欲望を昂ぶらせてしまった。
(妙子を…抱きたい…ッ)

319妙子の:2005/06/17(金) 02:22:37 ID:3J30k10b


僕は再び妙子を抱き寄せ、唇を塞いだ。そして自分の舌を妙子の口内に滑り込ませた。一瞬、妙子は体を強張らせたが、すぐに僕を受け入れた。
ぬちゅ……ッ…。
くちゅ……ちゅ…ッ…。
互いの舌が絡み合う音が僕の理性を小さくさせた。右手を妙子の左胸に伸ばし、そしてゆっくりとその柔らかい乳房を揉む。
「…ちょっ…やだ…っ」
妙子の制止も聞かず、僕は愛撫を続ける。僕の掌の中で妙子の胸が形を変え、徐々にその先端を尖らせてゆく。
「妙子……僕はッ」
「や……私、まだ……」
妙子は耳まで真っ赤に染めて視線を泳がせた。
「…我慢出来ないよッ」
そして残された左手を妙子のスカートの中へ侵入させた。指が妙子の下着に触れる…。
「ダメェ――――!!」
ドーン、と両腕で突き飛ばされた。僕はだらしなく後ろにひっくり返った。
「うわたたっ!」
僕は情けない声を出す。
「ちょちょちょちょっとぉ!まだ私達高校生だぞ!そんな事、早すぎるんじゃないの!?」
いつもの台詞だ。
そして、これが出ると僕は何時も引き下がっている。
「ごごごごごめんッ!」
これまたいつもの台詞。
そしてうやむやになってしまい、しばらくの沈黙の後でさっきの妙子の言葉。

320妙子の:2005/06/17(金) 02:23:45 ID:3J30k10b


(そりゃ妙子の言う事も一理あるけどさ)
僕は頭からお湯をかぶって思考を巡らす。
昔から口うるさかった妙子だから、こういった行為に抵抗があるのは至極当然だろう。だが、僕にしてみれば妙子とひとつになりたいってのも至極当然な発想なのだ。
いつもの堂々巡りに填まり込んでいると、ふと脱衣所に人の気配がした。
(えっ!?)
僕の思考回路が瞬時にして混乱する。
「……ねえ…っ」
強がる様な、か細い妙子の声が硝子戸越しに聞こえてきた。
「わ…私も一緒に入っていいかな…」
「え!?えっ!?」
しどろもどろに答える僕の言葉を遮る様に、ガチャリとドアが開かれた。

そこには白いバスタオルで体を隠して妙子が立っていた。いつもは二つ縛りにしている髪を解いた姿に何故か女らしさを感じる。
「た……妙子…」
その身体のラインに僕は見惚れてしまった。
「こらっ……あんまりジロジロ見ないでよっ」

321妙子の:2005/06/17(金) 02:24:48 ID:3J30k10b


「…………。」
「…………。」
僕と妙子は二人して黙り込んでしまっていた。妙な雰囲気の中、気が付くと妙子が僕の後ろに回って背中を洗っていた。
すぐ後ろには、バスタオル一枚の妙子が……。ついつい振り返りたくなる衝動を抑えるのが精一杯だ。それこそ、僕のモノは既に硬くなっている。
「ね…ねえ」
不意に妙子が話し掛けてきた。
「あの、さっきは……ゴメンね、突き飛ばしたりしちゃって」
「いやっ、僕の方こそゴメン…妙子の気持ちも考えないで」
……そしてまた沈黙。
ふと前を見ると、鏡に妙子の姿が背中越しに写っている。何か決意したかの様にも見えていた。と、いきなり妙子がその視野から消えた。

ぎゅっ。
「た…妙子ッ!?」
妙子は後ろからいきなり抱き締めてきた。
「………私、あなたにいっぱい我慢させてるよね」
囁くような妙子の声。
「だ……だから、私…………………」
不意に下半身に電流が走った。下を向くと、妙子の右手がそっと僕のそこに添えられていた。

322妙子の:2005/06/17(金) 02:25:45 ID:3J30k10b


「た…た…妙子っ!?」
思いも寄らない妙子の行為に僕は面食らい、裏返った声で言った。
「や……ダメっ、こっち見ないでよ……私だって恥ずかしいんだから…っ」
妙子の声も少し上ずっている。
「だ…だって男の子ってここ触られると気持ち良くなるんでしょ?わ、私だってあなたに……そのっ…き…気持ち良くなって欲しいっていうか…その…」
早口で一気に言う妙子。
「…………わかったよ、妙子」
「えっ…」
「じゃ…じゃあ、お願いしようかな」
僕は間の抜けたお願いをした。……我ながらカッコ悪い。
「う……うん、わかった。……ね……どうしたら良いの…?」
妙子は改めて恥ずかしそうに尋ねてきた。そんな事言われても、僕だって詳しい訳がないのだが。
「え……あ…うん、と…取り敢えず上下にこすって…欲しいな」
「…うん」
妙子はゆっくりと僕のそこに添えた右手を動かし始めた。
「うぁっ」
思わず声が洩れる。
「え?大丈夫?私、何かまずい事した?」
妙子は慌てて僕に尋ねてきた。
「ち、違うよ…気持ち良くって…だから、そのまま続けてよ、妙子…っ」
僕は早々襲い来る快感に耐えながら答えた。

323妙子の:2005/06/17(金) 02:31:28 ID:3J30k10b


正直に言えば、妙子と再会して以来、僕は何度も妙子で妄想して抜いていた。
正常位で責めたり、バックから何度も突いたり、時には口で慰めさせたりと、それはそれは淫らな行為を繰り返してきた。
始めはそんな事しちゃいけない、と思ったが、次第に欲望が抑えきれなくなってきて、例えば友人から借りたAVを観ていてもすぐに女優を妙子に置き換えて考えるようになっていった。
それに比べれば、たかだか手で扱いて貰ってるだけなのに、物凄く気持ちいい。想像では無いその手の感触に、僕は信じられない程に射精感を募らせていた。
「…ねぇ…………」
妙子の小さな呼び掛けに、僕はハッと快感から呼び戻される。
「き……気持ちいい…?」
恥ずかしそうに僕に尋ねる妙子。その表情は見えないけど、背中越しに伝わる動悸がドクドクと早足になっているからそれが判る。
「うん…もっと…早くシゴいてよっ……妙子…っ」
僕の言葉に、たどたどしく動かされる妙子の右手がスピードを増す。
「ゴメンね、私…まだちょっと怖くて……だから…その、手で………」
「うん……っ」
僕はすぐにでもイキそうになるのを堪えながら短く答える。
「…凄く…気持ちいいよ、妙子の…手」
「本当?……嬉しい……じゃあ、いっぱいしてあげるね……」
妙子は残っていたもう片方の手を伸ばして僕のそこに添えた。体が更に密着する格好になり、背中に妙子の両胸の感触が当たる。いつの間にかバスタオルが下にずれていたのか、肌に直接妙子の乳房が押し付けられる。

324妙子の:2005/06/17(金) 02:32:37 ID:3J30k10b


(うわっ…や…柔らかい………)
僕は未だ一度も目にはしていない妙子の胸の感触にドギマギする。その上、妙子の両手が僕のそこに添えられている…。そう思うと、僕の分身は更に大きく膨れ上がる。
「…また、大きくなった……それに、ビクビクしてる…」
「だって…その、妙子のが…気持ち良くって……」
僕は射精感を堪えるのに必死だった。
「…………いいよ」
妙子が背中越しに小さく呟く。
「……そ…その……出しても……いいよ……」
その甘い言葉に、僕の我慢は限界を迎えた。
「あッ……妙子…っ…で……出る…ッ!」

僕のそこから白濁した欲望が堰を切った様に飛び散った。
ドクッ!ドクドクッ!!
勢い良く飛び散った精液が僕の目の前に次々と溢れ、タイルを汚した。と同時に妙子の手の平にも大量に掛かってしまう。
「あ……凄く…熱い……」
「―――はぁっ、はぁ、はぁっ……」
僕は少し肩で息をした。

325妙子の:2005/06/17(金) 02:33:38 ID:3J30k10b


「あ……御免…妙子の手、汚しちゃったね…」
「ううん、平気」
妙子は自分の手を引き、僕の精液で汚れた手の平を見つめた。
「……あなたのだから」
少しはにかんでペロッと赤い舌で舐める。
「………苦ぁい……」
少し顔をしかめる妙子。その形の良い胸を少し上下させて……………。
「えっ」
「えっ」
僕たちは顔を見合わせた。僕は無意識に後ろを振り返っていたのだ。
「ちょちょちょちょっとぉ!何見てるのよ!!」
妙子が僕を力任せに突き飛ばす。
「うわあああっ」
僕はバランスを崩し、一回転する形になって妙子の方へ倒れ込んだ。そのまま妙子の胸の谷間に顔を埋めてしまった。
「ばっ………」
妙子の表情が見る見る内に変貌していく。
「ばかぁぁぁぁっ!!」

バチ―――――ン!

妙子の平手打ちの音が風呂場じゅうに響き渡った…。

おわり。
326名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 02:35:10 ID:dJVVzIMG
GJだけど、本番ないのぉぉぉ?
パンツ下ろして待ってたのに!!
327名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 02:35:32 ID:7LFzJQBk
資料(身長順)

名前身長バストウエストヒップブラ
晶168835883A75
るりか165825684A70
若菜165845785B70
夏穂162835884B70
千恵162885787D70
ほのか160795680A70
優160855685C70
真奈美158785681A70
妙子158845986C70
美由紀156855884D70
えみる154805883B65
明日香153806086B65

イメージとしてはえみるが一番小さい気がしたんだけど、明日香の方が
小さかったりする。
あと晶が意外と貧乳傾向、特にブラのサイズがAカップというのが・・・
328317:2005/06/17(金) 02:49:29 ID:3J30k10b
反応早ッ!(w

つーか設定が1だと、この主人公がいずれ死ぬかと思うとそんな香具師に妙子の処女はやれーん!……と考えてしまうので寸止め展開に。と言っても2の主人公とは更に嫌だし……。
つか、2の妙子の声が好きになれない折れガイル。やっぱ1の妙子が萌える!


て訳で、脳内妄想では妙子の声は岡田純子限定(w
329名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 03:56:15 ID:VOK6vV45
>>328
なぜ1の主人公の死ななかった世界ではいかんのかと小一時間……
ともあれ乙

>>327
ブラのサイズの資料ってどこにあったの?
初見だったので参考になったよ
330名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 04:16:05 ID:dJVVzIMG
そうだそうだ!
というわけで317はすぐに本番編にとりかかってください。
そうしないとパンツ脱いだままの俺が風邪をひく。
331317:2005/06/17(金) 12:52:20 ID:3J30k10b


…まあ、夏風邪はこじらせるとマズイので(wなんとか続けてみます。
「主人公は死なない」との前提で。気長にお待ちください。ひとまずパンツは上げてもらって。

さてどーしたものか…
332名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 20:54:46 ID:wbLNlRr+
新たな神317GJ!
333妙子の・2:2005/06/19(日) 01:42:33 ID:tASZeIiP



「……またやっちゃった」
私は、濡れた髪をドライヤー乾かしながら独り言を呟いた。勿論、さっきの風呂場での一件のこと。

あの後、私はあいつを残して脱衣所に戻り、そそくさとパジャマに着替えて自室に帰ってきた。今頃はあいつも着替え終わった頃合いだろう。

(ビックリしたなぁ…何であそこで振り返るかなぁ)
私は鏡を覗き込む。知らず知らずに少し膨れっ面になった私が写っている。
確かに、またビンタしたのは私がまずかった気はするけど。でも、「見ないで」っていったのに…。

「ああっもう!」
バンッ、と手に持った道具を机に置いた。
(まったく……何であいつはあんなにHなんだか)
自分からお風呂に一緒に入ったんだけど、それは棚に上げておこう。
……結局、あいつに裸を見られちゃった訳で。思い出すだけで何だか恥ずかしくなる。
鏡の中の私は、頬を少し赤く染めている。別に風呂上がりだからって訳ではないよね、やっぱり。

334妙子の・2:2005/06/19(日) 01:43:44 ID:tASZeIiP


机の横に置いたカバンの中から、私は自分の財布を取り出した。そしてその中身をごそごそと漁って、ある物を取り出す。
「……でも、私も人の事は言えないか…」
こっそり忍ばせてあるコンドームを手にして呟く。ピンク色の可愛い包装の、ちっちゃい小袋。

あいつと付き合うようになってから、実はすぐに用意していた。予備の分も、ちゃっかり机の奥に隠してあるのは誰にも秘密だ。
「財布にコンドームを入れておくと幸せになる」なんてとある占い雑誌に載ってたのを、私は真に受けて実行しているのだ。
……でも、やっぱりそれだけじゃない。私だってこれでも18の乙女なんだから、少しはそーゆー事にも興味はある。
いざって時もあるかも知れないし…。

「でもいつかは、私たちもそーゆー事をするんだよね…」
私がそんな独り言を洩らしていると、
――トントン!
「おーい、妙子」
突然のノックにあいつの声がほぼ同時に飛び込んできた。
「きゃあっ!?」
私は素っ頓狂な悲鳴を上げて、手にしていたコンドームを慌てて枕の下に放り込んだ。

335妙子の・2:2005/06/19(日) 01:44:53 ID:tASZeIiP


「な…何よ?」
私は平静を装ってドアをカチャリと開けて頭を出す。
そこには寝巻代わりに私が出しておいたジャージに着替えたあいつがいた。
「あ…妙子、今日僕は居間で寝ればいいのかな?」
「そ、そうよ?ちゃんと布団敷いておいてあるでしょ!」
思わず口調が荒くなる。こういう所が我ながらかわいくない。
「わ…わかったよ」
あいつは少したじろいで答え、そしてくるっと後ろを向いた。
「じゃあ…お休み、妙子」
「うん、お休み」
短く挨拶を交わした。
ドアを閉め、段々足音が遠ざかるのを聞いていた。

「ふ〜う……」
ドサッと私はベッドに身を投げた。部屋の明かりを消した代わりに、枕元の電気のスイッチを入れる。
そして体を横に向けて、その身を少し丸くした。
……何だか今日は疲れてしまった。色々な事がありすぎたせいかも知れない。

336名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 01:46:47 ID:zGhxOcap
支援
337妙子の・2:2005/06/19(日) 01:50:51 ID:tASZeIiP


(色々か…確かに)
私はふと自分の手のひらを見つめた。ベトベトになったこの手は洗い流してすっかりキレイになっている。
(あいつの……いっぱい、付いちゃったな)
今思い返すと、すっごい恥ずかしい事をしたんだと思う。いくら付き合ってるとは言え、まだ高校生なのに手で、なんて…。
それに、場の流れとはいえ思わず舐めちゃったし…。
私は思わず舌で唇をペロッと舐めていた。

(あいつの…凄く、熱かったな…)
私の手に、男の人のモノの感触が蘇る。
今まで、小さい頃にお父さんや弟の純の物を見た事ある位だし、ましてや触った事なんかない。それが、あんなに熱くて硬くなるなんて…。
それに、私の手の中でビクビクと脈打つ様に小さく動いて、また徐々に硬く大きくなって……。

338妙子の・2:2005/06/19(日) 01:51:49 ID:tASZeIiP


………やだ。
何だか顔が熱くなってきたみたいだ。
それに、体の奥の方も…。
(この手が…この手で…)
私は何故か、見つめてた右の手のひらを自分の左胸の辺りに持って来ていた。
ドクッ…ドクッ…ドクッ…ドクッ…ドクッ…。
やけに心臓がドキドキしている。
(どうしちゃったの……私…?)
グッとそのまま、右手で胸を掴む。
「あ…っ」
私はつい声を出してしまった。その声が思いがけず大きくてまた驚く。
(あれ…この手は…私の?それとも…)
何だか頭がボンヤリしてきた。私の手は、勝手に動き続けている。

「あっ……はぁ…っ」
体が、熱い……。
私はパジャマのボタンを上から三つ外した。そこから白い下着が見えた。
まだ、熱い……。
空いていた左手でブラを上にずらす。左の胸が露になった。
ここが、熱い……。
露になった胸が、その手に掴まれて形を変えた。

339妙子の・2:2005/06/19(日) 01:52:50 ID:tASZeIiP


……こんな気持ちは初めてだった。
切ないような、気持ちいいような感じ。
私はそのまま左胸を揉み続ける。その手の中で、気が付くと胸の先っぽが硬くなっていた。
「あ…っ…や…やだ…」
恥ずかしい。こんな…。
それでも手の動きは止まらない。
それどころか、さっきよりも身体中が熱にうなされたかの様に火照っているみたい。
「……あ…ぁ……ん…」
何故かあいつの顔が浮かんだ。その途端に、さらに体が熱くなってきた。
……ダメっ…ガマン出来ない……。
留守になっていた左手を、パジャマのズボンに滑り込ませる。
そして下着の中心辺りにそっと指を添えた。
(…ここも…熱くて…っ)
自分でも驚く程の熱さだった。そして、添えた指でゆっくりとその布地を擦る。
340妙子の・2:2005/06/19(日) 01:53:43 ID:tASZeIiP


「あぁん…っ!」
堪えられなくて声が出てしまう。それどころか、声を上げてしまった事で何かが崩れてしまった。
私はその動きを止め、少し上に戻した。そして、今度は下着の中に直接手を入れていく。
さわさわと、私の恥ずかしい毛が指に触れる。その音まで聞こえて来る気がしてどんどん顔が熱くなる。
そしてそのまま、指で毛を掻き分ける様に下へ滑らせる。

…くちゅ…。
そこは既に濡れていた。
(嘘…こんなっ……)
私はもう完全に冷静さを失っていた。
こんなにも身体中が熱く火照っているのに、私のそこはどこよりも更に熱くなっている。そう、まるであいつのモノみたいに…。

341妙子の・2:2005/06/19(日) 01:54:36 ID:tASZeIiP


――くちゅっ。
「はあぁン…ッ」
自分の意志とは無関係みたいに、私の指がその中に入った。ぬめっとした感触に頭がしびれてくる。
「あ…ッ……ああぁんッ」
声を出すのをガマン出来ない。
左の人差し指は私の中でくちゅくちゅ、とはしたない音を立てる。
左胸を揉んでいた右手は、今度はツンと張った胸の先っぽを親指と人差し指で軽く摘む。
「はぁ…っ…やぁ……こんな……っ…はぁんッ…」
――私は両手で自分の体をいじってしまっている。
こんな…こんなの……ダメ…っ…ダメなのに……。
そう思えば思う程、私は抜け出せなくなる。

342妙子の・2:2005/06/19(日) 01:55:17 ID:tASZeIiP


ぼーっとする頭の片隅で、妙に冷静さを取り戻してる自分がいる。
その自分には、わかっていた。
――これは、オナニーだ。
いくらここが田舎でもそれ位は私でも知っている。ただ、私はした事はなかっただけ。
男の人は大体みんなしてるらしいが、女友達はわからない。そんな話になった事はないから。
……じゃあ、私は……。

くちゅ…くちゅっ…くちゅくちゅ……ちゅくっ…
「…はぁん……は…はぁぁん…っ……ふぁっ…ふぅん…ぅんっ………」
自分の声と、自分のそこの音が頭の中で絡み合う。
(き…気持ちいい…)
認めたくないけど、私はその想いを認めるしかない。
右手は先っぽをいじりながら胸全体を揉み、左手はいつしか中指もそこに入れて二本指ではしたなくかき回す。
「あ……いい……いい…よぉ……」
自分の言葉さえもうコントロール出来ない。

343妙子の・2:2005/06/19(日) 01:56:00 ID:tASZeIiP


男の人も、こんな風にしてるのだろうか。
あいつも、私の事を考えながら、こんなに……。
そんな考えが不意に頭をよぎる。そう思ったら、更に体が熱くなる。
「あぁ……や……やだぁ……そん…なぁ……あんっ……はぁ…ッ…」
始めは閉じていた両脚はいつの間にか軽く開かれ、指の動きは止められなくなっている。
……私……こんなHな娘だったの……?
頭の片隅に浮かんだ想いはすぐに消えて、再び両手の感触に身を任せた。
「や……何か…くる…っ……きちゃう…の…ぉっ」
体の奥から沸き上がる気持ちに、私はどうしようもなく切なくなる。
その気持ちは段々大きくなり、くちゅくちゅと恥ずかしい音も大きくなる。
「…も……ダメ…ぇッ…ダメッ……だ……ダメェ………ッ……!」
―――そして。

「あっ…あっ……あぁぁぁぁんッ!!」
びくんびくんっ、と全身が震えた。
それはものすごく長い時間みたいに思えた……。

344妙子の・2:2005/06/19(日) 01:57:44 ID:tASZeIiP


「………はぁ…はぁ……」
(私……自分で……こんな……)
夢の中にいるのようなぼんやりとした意識の中で、私は体中の力を失っていた。
左手の指はぐっしょりになっている。どうやら下着も濡れちゃったみたいだ。
上着もすっかり乱れてパジャマの前が開きっぱなしになり、そこから上下する両胸が見えている。
「……はぁ…はぁ……」
ゆっくりと呼吸を整えようとしたその時――

ガタンッ!

ドアの方から物音がした。
「えっ……?」



つづく。
345317:2005/06/19(日) 01:59:46 ID:tASZeIiP


ごめんなさいごめんなさい!
またしても本番になりませんでした。

次は必ず、妙子との絡みに入ります。もう少し待ってください……。
346名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 01:59:57 ID:zGhxOcap
>つづく。

( ゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ

(;゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ
  _, ._
(;゚ Д゚)
347名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 14:51:07 ID:t7chUkz2
>>345
もう少し待ちます。

無理矢理に話しを進めなくてもいいですよ。
良い物を書いてください。
348名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 00:06:10 ID:zDb9jm1s
ぼくらま〜つ〜わ

349317:2005/06/21(火) 01:46:22 ID:faWsP/0j


妙子のSS一部投下します。
2の裏話ですが……。
350妙子の・2.5:2005/06/21(火) 01:47:28 ID:faWsP/0j


見慣れない天井を見つめながら、僕は妙子への思いを巡らせていた。
(やっぱり、怒ってるよなぁ…)
無理もない。「見ないで」と言われたのに振り返り、妙子の裸を見てしまったのだから。
さっき声を掛けた時の素っ気ない態度からして、やっぱり怒ってるんだと思う。
……しかも、僕の脳裏にはその裸身が焼き付いて離れない。
水を浴びて艶々と光る白い肌。形の良い柔らかそうな胸。少し薄い恥毛。
思い出すだけで、僕の下半身は少し勃起して来る。
(まったく…我ながら情けない)
結局、妙子をそんな風に見ているのは事実なのだ。
そんな僕の破廉恥な思いを妙子に見透かされてしまっているかも……。

(やっぱり、ちゃんと妙子に謝らないと)
僕はそう結論を出し、布団から這い出した。
今ならまだ起きてるかも知れない。

351妙子の・2.5:2005/06/21(火) 01:48:28 ID:faWsP/0j


廊下の電気は全て消されていた。僕はゆっくりと暗闇に目を慣らしてから、妙子の部屋に向かった。

「……あれ?」
妙子の部屋のドアがほんの少し開いている。おそらくはスタンド程度の小さな明かりなのだろうが、この暗闇ではそれでも目立つ。
(良かった、まだ起きてるかも)

段々部屋に近づくにつれ、何やら声が聞こえて来た。
『…ん……ぁ……んっ…』
確かに妙子の声だが、いつもと違うような気がする。
僕は不思議に思いつつ、ドアの所に辿り着いた。その隙間から、そっと中を覗き込んだ。

『……あっ……や…はぁん…っ…』
僕は一瞬我が目を疑った。
薄暗い部屋の中、ベッドの上の妙子が切ない声を上げていたのだ。
(ま……まさか妙子が…オナニー…してるのか?)
想像だにしなかった状況に僕は固まってしまう。

352妙子の・2.5:2005/06/21(火) 01:49:18 ID:faWsP/0j


僕は、まるで金縛りに掛かったかの様にそのまま妙子の痴態から目を逸らす事が出来ない。
『あ……いい……いい…よぉ……』
暗くて顔は見えないが、妙子が段々高まっているのがその声から判る。
(た…妙子……)
僕は自分の欲望が膨れ上がるのを感じた。下着の中で僕のモノが見る見る勃起してゆく。

やがて薄明かりの中、自慰に耽る妙子がゆっくりと脚を開いていった。ベッドの位置の関係で、丁度ドアから覗き込んでいる僕に向けて股を開く格好になる。
『あぁ……や……やだぁ……そん…なぁ……あんっ……はぁ……ッ…』
布地越しの指が淫らに動いて僕を挑発する。
ぐちゅ…ぐちゅぐちゅ…ぐちゅ……。
妙子の陰部から淫らな水音が響く。
……駄目だ、我慢出来ない……。
僕はズボンを下ろし、自らに手を伸ばした。

353妙子の・2.5:2005/06/21(火) 01:51:19 ID:faWsP/0j


『や……何か…くる…っ……きちゃう…の…おっ』
(妙子…妙子…ッ…)
妙子の嬌声に合わせるように僕の快感も昂ぶる。
『…も……ダメ…ぇッ…ダメッ……だ……ダメェ………ッ……!』
僕は自らを扱く速度を早めた。
(妙子…っ……僕もッ)

『あっ…あっ……あぁぁぁぁんッ!!』
(うッ!!)
妙子が果てると同時に、僕も達した。床に白濁した精液が飛び散る。

(しまった……!)
自らの行為に今更焦る。僕は慌ててズボンを上げて、この場から立ち去ろうとした。
だが、足がもつれてバランスを崩し後ろに躓く。
――ガタンッ!

「えっ……?」
妙子の短い声。そして足音が近付き、ドアが開かれた……。
「えっ……どう…して…?」
開いたパジャマの前を押さえた妙子と僕の目が合う。

(次回、本番編に入ります)
354名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 01:54:46 ID:/kvytBdV
> (次回、本番編に入ります)

      ボカ!  ボカ!
        ∧_∧  ボカ!
     ミ ○( #`Д´)   ボカ!
      ヽ ∧_ ○))   ボカ!
    ミヘ丿 (;;;)Д(;;;)  ←>>353
    (ヽ_ノゝ _ノ  ボカ!
355名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 06:28:59 ID:+qXWS2Pk
>>354
/\⌒ヽペタン
   /  /⌒)ノ ペタン
  ∧_∧ \ (( ∧_∧
 (; ´Д`))' ))(・∀・ ;)
 /  ⌒ノ ( ⌒ヽ⊂⌒ヽ
.(O   ノ ) ̄ ̄ ̄()__   )
 )_)_) (;;;;;;;;;;;;;;;;;;;)(_(


まぁ餅つけや
356名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 08:45:31 ID:/Oe8iLQU
>>353
期待してます。
357名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 14:42:53 ID:/JeZqTJI
>>353
乙。期待してます。
358名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 19:51:35 ID:tFf0L24Z
317氏、待ってるよ。
359妙子の・3:2005/06/22(水) 21:27:42 ID:blK7O/zI



結局、僕は妙子の部屋に入り、ベッドに二人並んで腰掛ける。
気まずい雰囲気の中、先に口を開いたのは妙子の方だった。
「ねぇ……もしかして……見てたの…?」
妙子は潤んだ瞳を僕に向ける。どうやら床の汚れには気付かなかったようだ。
「……ゴメン…覗く気は無かったんだ…」
僕は頭を深々と下げて妙子に詫びる。
「…………」
妙子はしばらく黙り込み、そして静かに口を開いた。「……じゃあ……あなたが…して…」
「えっ?」
「体が……熱くて……変なの…っ…」
そのまま僕に唇を重ねる。「……んっ」
短いキスの後、僕達は見つめ合う。
「……いいの?」
僕の言葉に、妙子は声は出さずにこくん、と頷いて同意を示した。
僕は再び妙子にキスをしながら、静かに服を脱がせていった。薄明かりの中、妙子の白い肌が露になる。

360妙子の・3:2005/06/22(水) 21:28:54 ID:blK7O/zI


「ん……んん…ッ……」
僕は、妙子の舌を夢中で貪る。妙子もそれに応える様に懸命に舌を絡めてくる。
(妙子っ…妙子っ…妙子っ……)
沸き上がる愛しさをぶつけるように、僕は妙子の胸を揉み始めた。
妙子の乳首は既に硬く尖っていて、僕はそれを指で摘んだり押し付けたりして刺激する。
「……ふぁ…ッ…んンッ」
妙子は、眉間に皺を寄せて何かに耐えながら声を洩らした。
「……いい…よ…」
妙子は僕の体に両腕を絡めて耳元で囁く。
「……私の…触っても…いいよ…」
「わかったよ、妙子」
僕が右手を妙子の陰部に伸ばすと、そこは既にぐっしょりになっている。さっきの自慰で身体が敏感になっているのだろう。
くちゅ…っ…。
妙子の陰部は、僕の指を容易く呑み込んでゆく。僕はそのまま妙子の膣内を掻き回し始めた。
「あっ…あぁん…ッ……はぁ…んっ………」
妙子の喘ぎ声が耳元で響いて、更に興奮が高まる。

361妙子の・3:2005/06/22(水) 21:29:59 ID:blK7O/zI


「…ねぇ……っ」
妙子が潤んだ瞳を僕に向けた。口元からは涎が垂れて艶めかしい。
「……こ…これ…を…」
妙子の右手が僕のモノに添えられた。
「………欲しい…の」
聞き取れない程の声。
「……これを……入れて……欲しい…のっ…」
「た……妙子…」
まさかそんな風に直接的に言われるとは思わなかった僕は、目を丸くした。
「……ゴメンね……私、あんな事言ってたのに…」
一呼吸いれて続ける。
「……こんな……こんなに…Hな女の子で…でも」
「…あなたのが……欲しくて、ガマン出来ないの」
―――――気持ち良くしたい…妙子の事を。
僕は自らの性欲以上に、心からそう思った。
「……わかった」

362妙子の・3:2005/06/22(水) 21:31:02 ID:blK7O/zI


僕は胸の辺りを片手でパンパン、と探った。
(しまった…服のポケットの中だ)
こんな事の為に用意しておいた避妊具が無くて焦る。
「ゴメン、避妊しないといけないのに…」
「……それなら」
妙子が枕の下を漁ると、ピンク色の小さな包みが姿を現した。
「これ、使って」
「え…妙子もコンドーム用意してたなんて…じゃあ」
妙子の顔が耳まで一気に紅潮する。
「…だ……だって…」
言葉に詰まる妙子。そんな初々しい様子が堪らなく可愛い。
僕はしどろもどろになっている妙子の口を自分の唇で塞いだ。
「…嬉しいよ、妙子…」

363妙子の・3:2005/06/22(水) 21:32:10 ID:blK7O/zI


慣れない手つきで僕は自分自身に避妊具を被せた。そして改めて妙子と見つめ合う。
「妙子……入れるよ」
小さく頷く妙子。
「うん…私を、あなたのものに…して……」
妙子はゆっくりと脚を開いて目を閉じた。
ごくり、と唾を飲む。妙子に伸ばす指が緊張で震えてくる。
(情けないな…男なのに)
自分の腑甲斐なさを嘆きつつ妙子の頬に触れた。
……妙子も、全身を小刻みに震わせている。
「……妙子…」
僕達は、初めての行為に同じように期待と不安で一杯だったのだ。――そう、一緒なんだ。

「…いくよ…」
「うん…」
僕達はお互いの両掌を握って、お互いの瞳に愛する相手の姿を映した。
そのまま、僕はゆっくりと自分自身を妙子の膣へと沈めていく。

364妙子の・3:2005/06/22(水) 21:33:11 ID:blK7O/zI


……ぬちゅ…っ…。
「はぁぁ…ぁ……っ…」
妙子は体の奥から絞り出すような声を上げた。
二人の結合部から、一筋の赤い血が流れる。…そう、妙子が「女」になった証拠だった。
「…うっ…ぁあ…締まる…っ…」
僕のモノを妙子の両膜が締め付け、頭の先が痺れて来る。
「…あ…っ…はぁん…っ」
妙子の瞳からぽろぽろと大粒の涙が零れた。
「…大丈夫…?痛かった…よね……?」
「う…ん、ちょっとだけ………でも」
妙子は薄く目を開いて言った。
「…嬉しい…あなたと、ひとつになれて…」
妙子は、安らかな笑みを僕にくれた。
胸一杯に愛しさが溢れてくる。
「僕もだよ……好きだ、愛してるよ…妙子」
単純でありがちな言葉で精一杯の気持ちを伝える。こんな時、もっと気の効いた台詞が言えたら…。
「…私も…あなたが…大好き、だよ」
妙子はそう言って軽く僕にキスをした。

365妙子の・3:2005/06/22(水) 21:34:13 ID:blK7O/zI


「…ねぇ……いいよ…動いても」
「でも…」
相変わらず返事に困る僕。
「……じゃあ…」
妙子はひと呼吸置いて続けた。
「……もっと……気持ち良く…して……」
その言葉が引き金になり、僕は腰を前後に振り始め、妙子を味わう。

ぐちゅ……ぬちゅっ……ぐちゅぐちゅ…っ…。
「……あ…っ……あぁん…はぁん…っ…」
妙子が僕の下で喘ぐ。
始めは僕が一方的に妙子を責めていたが、いつしか僕に合わせて妙子もぎこちなく腰を振っている。
「……いいよ……もっと…突いて……動かして…」
妙子が両腕を背中に絡めてくる。それによって密着度が増し、妙子を一段と近くに感じた。

ぱんっ…ぱんっ…ぱんっ…ぱんっ…。
僕は少し動きを早め、自分自身を妙子の奥まで突き上げる。
「妙子の膣……熱くて、気持ちいい………」
率直な想いを告げる。
「……あぁん…っ…わ…私も…いい……あっ……気持ちいい…の…っ……奥に当たっ…て…っ…」
艶めかしく汗を滲ませた妙子が、喘ぎながら快感を伝えてくれる。

366妙子の・3:2005/06/22(水) 21:36:58 ID:blK7O/zI


もっと長く、妙子と繋がって居たかったが、駄目だった。射精感が限界まで来ている。
「…妙子っ……僕…もう…」
妙子を貫きながら、その時が迫っているのを告げる。
「わ……私も…あん…っ…ダメぇ…イッ…ちゃうよ…ぉ…」
妙子の口から「イク」という言葉が出た事が、更に僕の興奮を高めた。
妙子を壊れる程に強く抱き締め、最後の瞬間まで駆け上がる。
「妙子ッ…ああッ…妙子ッ妙子ッ……出る…ッ」
「あぁん……あんッ…あぁンッあんあンあんっ……あぁんッ…あンッ…!」
妙子の喘ぎ声が高くなる。
「うッ…!!」
「あッ…あぁぁぁぁんッ!!」
ドクッ!ドクドクンッ!!
妙子の中で、避妊具に一気に熱い快感を吐き出した。

―――意識が遠くに飛ぶ。
引っ越しのあの日、妙子が泣きながら走ってくる。
手を伸ばして僕の名前を叫ぶ。
僕も届く筈のない手を伸ばして妙子の名前を呼ぶ。
――二人の距離が一気に縮み、僕達はお互いの手を強く繋いだ……。


367妙子の・3:2005/06/22(水) 21:38:08 ID:blK7O/zI


「…はぁ…はぁ…はぁ…」
妙子が僕の腕の中で肩を上下させながら余韻に浸っている。
僕はゆっくりと自分のモノを妙子から抜き出す。
そして、熱くなった避妊具をティッシュに包んでゴミ箱に捨てた。

「…妙子」
妙子の髪を撫でる。
「…………ねぇ」
妙子はゆっくりと瞳を開いて僕を見つめた。
「私の…はじめてをあげたんだから……」
顔を近付け、軽く口づけて微笑む。
「ちゃんと、責任取ってね」


終わり。
368名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 21:54:57 ID:rc1jM3vj
GJ!
369名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 22:01:53 ID:6xnlKQyj
>367
会話もエロも両方良かったです!
他のキャラでも書いて欲しいです。
370名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 22:09:24 ID:bN1Yi280
GJ!ログ保存確定!
妙子に「責任取ってね」って言われたい。ハァハァ…

やっとパンツを穿けた。
371名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 00:08:05 ID:R7t2h5pG
> 317氏、良かったです。
でも妙子自身の下準備が有ったとしても、
初体験の女の子がすぐにイクのはどうかなと思うこともあり。

良かったらまた書いてください。楽しみにしてます。
372名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 00:49:23 ID:hjsU9SBy
>>371
> 初体験の女の子がすぐにイクのはどうかなと思うこともあり。
まぁ、エロパロなんてのは一種のファンタジーだからね。
あまりリアリズムを突き詰めるとかえっておもしろくなくなるなんてこともあるし。
……そういう俺も「初体験で感じちゃった」はしっくり来ないんでのめりこめません。
373名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 01:54:07 ID:ikykBDPh
痛がってるだけのも辛くね?
俺も「ファンタジーだから」で良いと思う。
374317:2005/06/24(金) 12:27:46 ID:mnFGRHU4

レスありがとうございます>ALL

「初めてなのに…」というご指摘はごもっとも。そこは正直悩みましたが、痛いのは可哀想だったので開き直りました。

「他のキャラでも…」と言って貰えたのは有難いのですが、妙子がずば抜けて好きな人間なので…。他のキャラだと失礼かも。

とにかく、貴重なご意見に感謝です。
もしかしたらまた書かせて貰うので、その時は宜しくお願いします。
375名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 14:05:25 ID:nj1Nzab7
「初めてで痛いけど、あなたが好きだから我慢するわ」に萌える俺は異端者か……_| ̄|○
376名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 06:26:34 ID:lYLSRL7f
期待あげテスト

           , -'"´  ̄`丶、_
           ,.∩         `ヽ
         〃∪'´ ̄`二二人\  ヽ
         | ツ´ ̄ ̄ ̄ ̄´ ヾ ヽ. ',
         |ハ ,ニ、   ,. - 、 | | | l |
         | ハ ィハ     ,二ヽ. | | | | | 同じ板にコピペするとそのままだけど、
         | | | じ'   |トJ〉  /)} l | 違う板にコピペすると鬼のような怖い顔
         | ハ  、'_,   ̄,, 厶イ川| に変わる摩訶不思議な佳子様コピペ。
         l l /\    .. イV\川 |
         ,' l l ,イ `l ̄´ /   /ヽl l
         l | l ハ  `メ、    〃  ヽヽ、__ノ
377317:2005/07/02(土) 23:14:06 ID:s+ABhIj9


ご無沙汰です。

ふらっと妙子SS、投下します。
短篇ですが、宜しくお願いします。

378妙子と:2005/07/02(土) 23:15:57 ID:s+ABhIj9



僕と妙子が結ばれてから数か月が経っていた。

あの日以来、僕達は何度も体を重ねた。最初はやはり抵抗があったが、次第にそれは薄れていった。
寧ろ身体の方は徐々に馴れてゆき、妙子も段々良くなって来た様子だった。そのせいか、妙子も僕に尽くしてくれる。

その分、離れている時の寂しさも増した。
勿論、心の結び付きは以前よりも強く感じている。だが、会えない時に妙子を想うと身体が疼くのも事実だった。
僕は、妙子を想い自慰に耽る回数が増えていた。



「…ん…ふぅ…ッ…はぁんンッ…ぅん…」
受話器越しに妙子の切ない喘ぎ声が聞こえてくる。
「…あッ…妙子ッ……」
僕は携帯を右手で掴み、残った左手で自分のモノを扱く。

テスト期間に入り、中々逢えない日々の続いたある夜遅くの電話。お互いを求める気持ちが抑えられなくなってしまったのだ。


379妙子と:2005/07/02(土) 23:17:23 ID:s+ABhIj9


「妙子……今、手はどうしてるの…?」
「……はぁん…っ……胸…触って…る…ぅんっ…!」
青森に居る妙子の痴態を脳裏に描く。
「…乳首……勃って来た?」
「……ゃあん…ッ……うん…っ…硬くなって…る…よ……っ……」
「反対の手は…」
僕は淡々と尋ねる。
「……やだ…っ…はんッ…は…恥ずかし…っ」
「駄目、ちゃんと言って…」僕の問いに妙子は言葉を詰まらせ、押し殺すような吐息だけになる。

「…はぁ…っ………あ……あそこを…触ってる…」
しばらくして、やっと妙子が答えた。
「そうか…もう、濡れてるの…?」
「はぁ…っ…う…うん…」
妙子は喘ぎながら言う。その様子を思うと、自らを扱く手が早くなる。
「ねぇ……妙子の…音、聞かせて……」
「……ふぅっ…んッ……う…うん……」
妙子の声が遠ざかる。暫くすると、くちゅくちゅと水音が聞こえてきた。
「……や……やだ…ァ……すごく……濡れちゃって………」
少し離れた所から、妙子の声が聞こえてくる。
――くちゅ…ッ……くちゅくちゅッ…くちゅ…ッ…。
愛液の混じり合う音が受話器越しに響き、僕は興奮が昂ぶるのを感じていた。

380妙子と:2005/07/02(土) 23:19:33 ID:s+ABhIj9


「…ふぁ…んッ……やだ……止まんな…い…の…ッ…あぁ…んっ」
妙子の切ない声から、絶頂が近いのが判る。
「…ぼ…僕も…イキそうだよ…妙子…ッ」
「は……私…ッ……イくッ…イッちゃ……うよぉ…ッ…イク…ぅ…ッ…」
ぐちゅぐちゅッ、と水音が一段と激しくなる。
「た……妙子…ッ……」
「…あッ…ああンッ…ぁッ…ああぁぁぁぁッ!!」
妙子の高い喘ぎ声。
「――うッ!」
同時に、僕も達した。



「妙子…イッちゃった?」
「……うん」
乱れた息を整えながら妙子が答える。
「ねぇ…こんな、Hな事しちゃって…軽蔑、した?」
妙子は小さな声で僕に尋ねてきた。
「そ、そんな事ないよッ!僕だって、同じだしね」
一瞬、沈黙が流れる。
「早く、逢いたいよ」
「…私も、逢いたい」
僕達は同じ気持ちを確かめ合った。そして再び沸き上がった感情を鎮める為に、もう一度互いの声を聞きながら自慰に耽る事になってしまった……。


一旦終わり。
381名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 00:00:27 ID:vIxAwACM
>>379
片手で胸を触り、反対の手はあそこに……。
妙子はどうやって受話器を持っているんだろう?

ともあれ乙。
382317:2005/07/04(月) 23:56:47 ID:pYAhpVmi


あわわ…説明不足ですいません。

家庭用電話の受話器なら、頭と肩で挟んでいられるそうだ。で、それでも固定できなくなったら耳元に置いて話すんだそうです。
と、聞いたのでそのつもりで書きました。

……でも妙子の家はジャーニー設定では黒電話なんだけど……。


383名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 00:06:14 ID:aVWl5MqC
>>382
2ではプッシュホンだった。でも電話が置いてある場所は同じ。
384名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 12:28:45 ID:MEhbb8Wk
保守ですよ…
385名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 14:41:20 ID:nghTI9HP
>>384
そんなおまいに>>233の前半を贈る。
……ほんっと学習機能ないのな。バカ?

本スレで一時期やっていたヒロイン感エロパロ板版でも書けばいいのに。
386名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 16:47:31 ID:NiJdHLnF
冬山で妙子と遭難しかけるイベントの
エロに発展版をリクなんかしてみる。
387名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 14:30:07 ID:vF8sAnPo
携帯で過去のSSを観たいんだが…
どうしたらよいか…


真奈美レイープキボン!
388名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 15:51:12 ID:bOSzrRbb
389名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 15:12:54 ID:yAkTglI7
>>388
携帯じゃ見れへん(;´Д`)
久々にえみるタンを…
390名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 19:18:35 ID:VZxb7tok
そういえば初代スレが立ってもうすぐ1年になるんだね。
これを機に過去SSのまとめサイトとか保管庫とかどうだろう?
携帯対応にすればPC環境ない人も大丈夫だし。
漏れはスキルないから無理だけど誰かできる人いない?
391名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 07:18:12 ID:s3aukZe4
>>390
保管庫はエロパロ板の汎用のがある。
ttp://sslibrary.gozaru.jp/
携帯に対応してるかは分からんけど。
392名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 18:01:06 ID:q+zvEP3+
>>391
ここは書き手の同意がないと収蔵しないみたいだ。
393名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 02:28:28 ID:tMQo/FUn
sage
394名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 02:31:45 ID:tMQo/FUn
395317:2005/07/24(日) 14:22:55 ID:Gq5IC8jK

お久しぶりです。

学生さんは夏休み突入って事で、その時期をネタにした妙子SSを流れぶった斬って投下します。

一応自分で投下したSSの続きのつもりです。ではしばらくお付き合い下さい。
396妙子と夏休みに:2005/07/24(日) 14:24:31 ID:Gq5IC8jK



妙子が夏休みを利用して東京にやって来た。そして僕の下宿先に泊まるそうだ。
「だって安上がりだし、私もよくあなたを泊めてあげてるしね」との妙子の理屈に押し切られた形だ。
とは言っても、勿論僕もそれは嬉しい。中々一緒にいられない遠距離恋愛の僕達には願ってもない機会だ。

「ね、楽しかったね!」
帰り道、妙子はすっかりご満悦だ。僕は両手に妙子の荷物を抱えてフラフラとした足取りでその後を付いてゆく。
「こんなに買い物して、大丈夫なの?」
荷物の隙間から顔を出して妙子に声を掛ける。
「平気だよ、後でまとめて宅急便で送っちゃうし」
くるっ、と一回転して妙子は満面の笑みで答える。
「コンビニで出来るんでしょ?そこまで頑張ってよねっ」
397妙子と夏休みに:2005/07/24(日) 14:25:50 ID:Gq5IC8jK



「やっと我が家に帰って来たよ…」
あれだけあった妙子の荷物もすっかり送り終わり、初めに持ってきた旅行鞄だけになっていた。
「さってと、台所借りるね」
妙子は冷蔵庫を開けながら座り込んだ僕に声を掛けてくる。
「…やっぱりろくな物食べてないんでしょ?」
……図星だ。
「ちょっと待っててよ」

「ふう…美味かったよ。さすがは妙子だなぁ」
とても僕の貧相な食材から生まれたとは思えない妙子の手料理は、あっと言う間に僕達二人の胃袋に収められた。
「ううん、御粗末さまでした」
食器の後片付けを終えた妙子が戻ってきた。そして僕の斜め向かいに座った。
「やっぱり妙子が来てくれて良かったよ」
「ちょっと…まさかご飯の事だけじゃないよね!」
妙子は少し膨れた顔をするが、怒ってないのは明らかだった。
「そんな事ないよ…妙子と一緒にいられるのが一番だよ」
そう言いながら、僕は妙子を抱き寄せて後ろからギュッとする。
「…そっか、なら許す」
妙子は僕の方を振り返り、軽く口づけをくれた。それに応えて僕からもキスをする。幸せな空気がいつもは寂しい僕の部屋に流れた。

398妙子と夏休みに:2005/07/24(日) 14:27:09 ID:Gq5IC8jK


「……そうだ、用意しといた物があるんだ」
妙子が不意に言う。
「準備するから、ここで待ってて」
小さな袋を抱えて妙子は再び台所へ消えていった。
(一体何だろうな…?)
僕はやる事もなく、しばし手元の雑誌をパラパラめくりながら妙子が戻るのを待った。

「お待たせ〜」
戻ってきた妙子は、素朴なデザインのセーラー服に身を包んでいた。僕は初めて見る妙子の制服姿に思わず見惚れてしまう。
「たしかあなたは見た事ないと思って、わざわざ持って来たんだぞ…どう?」
ちょっと照れた顔で僕の顔を覗き込んで来る。
「あっ……そ、その……可愛いよね、うん」
何故か焦る僕。
「やっぱりね〜。あなたは多分好きだと思った」
悪戯っぽい妙子の笑顔に、僕は思わず立ち上がって強く抱き締めていた。
「妙子……!」
僕達はしばらくそのままの姿勢で抱き合っていたが、やがて妙子の力が抜けたようになり、僕はそのままベッドに倒れこんだ。
「…………いいよ…」
妙子は、まるで僕の心を見透かしたように小さく呟いた……。

399妙子と夏休みに:2005/07/24(日) 14:28:23 ID:Gq5IC8jK


僕のベッドの上、制服に身を包んだ妙子が壁に両手を付いてお尻を僕に向ける。スカートの中に在るべき下着は、右足首で小さく絡まっている。
「これで……いいの?」
妙子の声は震えている。
「うん」
僕は声が震えそうになるのを必死で堪えた。

「ね……もっと見せて」
僕の言葉に、妙子が更にお尻を突き出す。僕は後ろから妙子の陰部に顔を近付けた。
その蕾はうっすらと濡れ、ひくひくと小さく蠢く。
「そ…んなに……見ないでよ………恥ずかしい…」
「妙子のここ…綺麗だよ」
僕はその蕾を舌で舐める。
「ふぁっ……な…舐めちゃ……ダメ…っ…」
妙子は身体を小さく震わせた。愛液が奥からじわり、と溢れて来る。
それをもっと味わいたくなり、僕はそのまま舌で妙子を愛し始めた。

400妙子と夏休みに:2005/07/24(日) 14:29:32 ID:Gq5IC8jK


「あッ………舌が…っ…はぁん……気持ち……いいよぉ……ッ…」
妙子の愛液はとめどなく溢れて来る。僕はソレを貪るように音を立てて舐める。
「…妙子の……すごく、美味しいよ…」
僕は心からそう言う。
「やだぁ……そんな事…言わないでよ…ぉっ……」
振り返る妙子は涙目だ。
「だって、妙子のだから…」
じゅるるるッ、と音を立てて妙子の愛液を味わう。
「や………ダメ…ッ…もう…イッちゃう…よぉ…」
妙子はイヤイヤをして快感に耐えている。
「…ねぇ…っ…口じゃ、ヤだよ…ッ」
その言葉に、僕は蕾から顔を離す。愛液まみれの口元を右手で拭い、僕は妙子の顔を覗き込む。
「………ちゃんと…して…欲しい…の……ッ」
懇願するその表情に、胸が締め付けられる様な愛しさが募る。
「僕も……妙子の膣に、入れたい……」

401妙子と夏休みに:2005/07/24(日) 14:30:55 ID:Gq5IC8jK


ギシ…ギシ…。
ベッドが軋む。
妙子の腰を掴み、後背位で僕は自らを打ち突ける。その動きに合わせて、妙子の二つに結った髪が揺れる。
「う……はぁん…あんッ……」
結合部からは妙子の愛液が溢れ、ぬちゅぬちゅと淫靡な音を立てている。
「…可愛いよ、妙子…」
僕は歯の浮く台詞を口にしてしまう。
「や……やっぱり…恥ずかしいよ……こ…こんな格好で……」
僕の方を振り返り、妙子が恥ずかしそうな表情を浮かべる。

妙子が、いつも着ている制服姿。誰もが見ているその服装のまま、僕に貫かれて喘いでいる。
「妙子のこんな顔……僕しか知らないよね…」
「そ……そうだよ…ぉ…あぁんっ……あなた…だけ………なの…ッ……」
僕の方を見つめるその表情は、僕だけのものだ。
「…わ…私は…あっ…あなたのもの……だから……っ……好…きに…して…いい…よ…っ」
妙子の言葉に、僕の中の本能的な部分が目を覚ます。
402妙子と夏休みに:2005/07/24(日) 14:32:07 ID:Gq5IC8jK


「――きゃッ」
妙子の短い悲鳴。
僕は妙子の膣から陰棒を抜き取る。そしてすかさず押し倒して妙子に馬乗りになる。
「……じゃあ、もっと妙子の身体…楽しませてよ」
妙子の返事を待たず、僕は再び自分の欲望を挿入していく。
「あっ……あぁぁん…ッ!」
妙子の喘ぎ声を合図に、僕は腰を打ち付け始めた。ぐちゅぐちゅ、と互いが絡み合う淫靡な水音が響く。
「そ……そんな……激しく…しちゃ……あんっ……ダメだ……よぉ……」
そう言われると余計に支配欲が高まる。僕は更に妙子の奥まで貫き、腰の動きを加速させてゆく。
「妙子ッ……もっと…感じさせてよ……!」
僕は制服の上着ごとブラを捲り上げて妙子の胸を露にさせた。そして両手でその両の乳房を掴み、揉みしだく。
「はぁん……あぁん…っ……あンッ…そんな…ぁ…感じすぎちゃ…うよぉ…ッ…!」
妙子が僕の下で嬌声を上げながら、悦楽の表情を浮かべる。

403妙子と夏休みに:2005/07/24(日) 14:33:15 ID:Gq5IC8jK


「あっ……イク…っ…イッちゃうよぉ…っ……!」
妙子は絶頂を迎えつつあった。僕の方も、射精感が高まって来ている。
「……妙子…僕も…出そうだ…ッ」
と同時に、更なる欲望が沸き上がってくる。
「…何処に……出して欲しい…?」
「あっ…あっ……な…何っ…?」
妙子が潤んだ眼差しを向けてくる。
「このまま…妙子の中か、妙子の…顔に…出したいんだ…!」
僕は自らの欲望を抑えきれなくなっていた。
「そ……そんな…っ……私…私……ッ」
妙子は明らかに狼狽する。
「な……中は…恐い…っ…妊娠しちゃう…よぉ…」
「じゃ……じゃあ……顔で…いいんだね?」
僕は言葉で妙子を責める。
「…あ…あぁっ…そんなぁ…ッ」
妙子は言葉を少し詰まらせたが、やがて切なげな顔で僕に告げた。
「………いいよ……私の…か…顔に…出して……」

404妙子と夏休みに:2005/07/24(日) 14:35:14 ID:Gq5IC8jK


その台詞に僕の興奮は一気に駆け上がる。手のひらの中で柔らかい乳房が形を変え、その度に妙子は乳首をピン、と尖らせる。
僕達の結合部はぐっしょりと濡れて淫らな音を奏で続ける。
「妙子ッ……出るよ…ッ…妙子ッ!」
「あぁっ……あっあっあっあッあッ……あぁ…ンッ………だ…出し…て…ッ!!」
僕達は激しく腰を絡め合った。妙子の膣がギュッ、と僕を締め付けてくる。
「あっあっあッあッ…イクぅッ…イクッ……イッちゃう……!!」
「あぁ…ッ……妙子ッ!」
「…あッ…はあああぁぁぁぁあンッ!!」
妙子は全身を痙攣させて達した。と同時に僕は自分自身を抜き取り、そのまま妙子の顔を跨ぐ格好で扱き上げる。

ドクドクドクドクッ!!
白濁液が次々と発射され、妙子の顔を見る見る白く汚していった。
「……あ…熱い……っ」
薄らと恍惚の表情を浮かべる妙子は体を小さく震わせながら呟いた。

405妙子と夏休みに:2005/07/24(日) 14:37:36 ID:Gq5IC8jK


「た…妙子……」
僕は精液まみれの愛しい人の姿を見下ろす。一番大切なものを汚したという背徳心と、妙子を自分の思うままにしたという征服感の混ざった複雑な気持ちが僕を支配している。
「……あ……はぁ………」
妙子は唇を半開きにしてゆっくりと瞳を開いた。
「…ね……気持ち良かった……?」
「…うん……凄く」
僕は率直に告げる。
「………いっぱい出たよね」
妙子は体を起こす余力も無いのか、そのままの姿勢で僕に柔らかな笑顔を向けてくる。
「……嬉しい……私で…感じてくれて」
「妙子………」
―――愛おしい。
僕は再び妙子を抱き締めていた。
「ダメだよ……付いちゃうよ?」
「構うもんか」
よく考えれば自分自身の精液なんだが、僕は気にしなかった。
「……ティッシュ、取ってよ…」
妙子が小さな声で言う。
僕は枕元にある箱ごと妙子に手渡した。それを受け取り、数枚取り出して僕の顔に付いた精液を拭き取る。
「……ちゃんとキレイにしたら」
今度は自分の顔を拭きながら妙子が言った。
「……もう一回、して…」
潤んだ瞳に僕を映す。
「…いつも一緒にいてあげられないから……だから」
「……わかったよ、妙子」
僕は妙子の髪を撫でた。
「今日は……いっぱい、愛してあげるね…」
妙子の微笑みが、僕の心を埋めていった。


まだまだ夜は続くけど、おわり。
406名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 14:59:36 ID:d668nSr0
今回はエロくてよかったです。
読んでて岡純声が聞こえてきました。
よければ386のリクもかなえてください。
407名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 18:28:37 ID:ECWfaPvq
夏休み妙子キター!
408名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 13:46:13 ID:3TweDXvR
GJ!
ごちそうさまでした。
409名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 12:54:50 ID:ANTF59lN
あとちょっと、本当にあとちょっとで完成する。だけどその「ちょっと」が書けない……。
ストーリーはできている。だけど気の利いた言い回しが出てこない。
エロの展開も決まっている。だけど妄想が文章にならない。
いっそのことシノプシスで発表するか!などと安易な方向に気持ちが動く。

以上チラシの裏、and愚痴。お目汚し失礼。
410旧69 ◆49EtSB976. :2005/07/28(木) 01:11:47 ID:RdJUNY11
>>298-301
レスありがとうございました。

>>299
読み捨てられるのが決まりのようなエロSSを、くり返し目を通してくださるとは、なんとも面映いです。
今後も長く親しんでいただけるようなものを書きたいと思います。

>>300
そうですか、申し訳ない。私は中1のときはまだかぶってたので、それを参考にしましたw



真奈美のレイプものです。苦手な方は名前欄に「真奈美 レイプ」と入れますので対処願います。
家政婦の坂本さん(または洋子さん)はいないことにしました。
411真奈美 レイプ:2005/07/28(木) 01:13:09 ID:RdJUNY11
「おはよう、パパ、ママ」
「うん、おはよう」
「真奈美、気分はどう?」
「うん。今日はなんだか気分がいいの」
「そう。よかったわね」
 いつもの朝。いつもの朝食のテーブル。
 パパはコーヒーを飲みながら新聞に目を通し、ママはそのそばで微笑んでいる。
 ……いつもと変わらない、静かで平和な朝。
 ところがテレビがそんな平和なひと時をうち破るような物騒なニュースを伝えた。
『高松刑務所を脱走した二人組のうち一人はまだ逃亡を続けており、県警は……』
「あらやだ、まだ捕まらないのかしら?」
 ママがちょっとだけ表情を曇らせる。パパも
「港や駅は検問が敷かれてるからな。逃げるとしても四国からは出られんだろう」
 言いながら新聞から目を離し、テレビに注目する。
 昨日の昼過ぎに起きた、刑務所から受刑者が逃げ出した事件の続報だ。
 指名手配となり、テレビに顔写真が映し出される。
「このあたりに隠れてるなんてことはないかしら?」
 不安げな様子を浮かべるママ。
「おそらくは大丈夫だとは思うが、用心に越したことはない。真奈美も気をつけるんだぞ」
 私たちに言い聞かせるようにパパが言葉を継いだ。

 朝食が終わり、パパが仕事に出かけた。家には私とママが残される。
 パパはああ言ったけれど、私はそれほど真剣に受け止めていなかった。
 今日は気分がいい。こんなさわやかな気持ちは何日ぶりだろう。
 太陽はぽかぽかと暖かいし、風もすがすがしい。本当にいい気持ち。
 体調もここのところいいみたいだし、明日は学校に行けるかもしれない。
(そうだ、今日は鳥さんたちに挨拶に行こう)
 私はパジャマの上にカーディガンを羽織ると部屋を出た。

 家の裏手の山に登る。
 その山林は杉原家の土地のため、パパが自然を手付かずで残してくれている。
 私有地であり入ってくる人もいない。そう思い、すっかり安心しきっていた。
「小鳥さん、ご機嫌いかが?」
 見知った子たちに挨拶して回る。
 鳥さんも私の肩に止まったり、指にくちばしを寄せてついばむように応えてくれる。
 その子たちと戯れながら、いつしか私は山林の奥にまで足を延ばしていた。

パキッ
 枯れた枝を踏み折る乾いた音が背後で鳴った。
「誰?」
 振り向いた私の前に、見たことのない男の人が立っていた。
「あの……」
 言いかけた私は男の人の右手に大きなナイフが握られていることに気がついた。
(そうだ。この人、さっきニュースで見た……)
 恐怖で一瞬のうちに体がこわばってしまった。声も出せない。
 そんな私に男の人がびっくりするような速さで近づく。
 私は肩をつかまれ、そのまま押し倒されてしまった。
412真奈美 レイプ:2005/07/28(木) 01:15:41 ID:RdJUNY11
 土の上に転がされる。
 後頭部をしたたかに打ちつけたのか、意識がぼうっとなる。
 それどころか男の人は私ののどに手を回すと強い力で締めあげてきた。
(く、苦しい……殺される……)
 頭の中で血管がズキズキと脈打ち、目の前が真っ赤になっていく。気管が圧迫されて息が出来ない。
 足をばたつかせて抵抗した。こぶしを振り回した。
 でも、それも少しずつ弱まっていく。……このまま死ぬのかな?
 そう思ったとき、不意に首を締める力が弱められた。腕が離れる。
「ごほっごほっ……ぜいぜい」
 咳き込む。空気を肺いっぱいに取り入れようと大きく息を吸う。
(助けを呼ばなければ……)
 そう思うのに、のどが詰まって声が出せない。
 それに私の足ではこの人から逃げきれるはずがない。
 私は涙がにじむ目を必死にこらして男の人を見上げた。

 男の人は私に近づくと、カーディガンを脱がせ、それで私を後ろ手に縛りあげた。
 ようやく呼吸が整うころには、私の両腕はすっかり自由を奪われてしまっていた。
「お、お願い……助けて、殺さないで……」
 それだけを振り絞るように伝える。
「………」
 答えが返ってこない。ギラギラする目で、そして荒い息遣いで私を見ているだけだ。
 私は少しでも気持ちを落ち着かせようと深呼吸した。
 口の中がからからに乾き、つばも飲みこめない。
 それでも何度か深呼吸することでようやく少しだけ落ち着きを取り戻していた。

 男の人と見つめあう時間が過ぎていく。
 刺激すれば何をされるか分からない。だけどこのままでは事態は好転しない。
 どうすればいいのかを一生懸命に考える。
 男の人が一歩近づいた。
 そして私の胸元に両手を当てると、左右に力まかせに引っ張った。
ブチブチブチッ
 パジャマのボタンが弾け飛ぶ。
「いやあぁ!」
 かすれた声で叫んだ私の頬が
パンッ!
 張られた。
「騒ぐと殺す。静かにしてれば命までは取らない。おとなしくしていればケガもさせない」
 初めて聞いた男の人の声だった。
 私の心に恐怖がよみがえる。がくがくとうなずくことしか出来ない。
「よぉし、いい子だ」
 そう言いながら、男の人は私のパジャマのズボンに手をかけた。
(犯される……)
 絶望が私を支配した。

 下着ごとズボンが脱がされる。
 靴下を残し、私の下半身を隠すものはもう何もない。
「この恰好じゃあもう人は呼べないよな」
 そう言って下卑た笑いを漏らす男の人は、続けて私のブラに手を伸ばした。
 ボタンが弾け飛んだせいで大きくはだけられた胸元に手が突っ込まれる。
 そのままブラが押し上げられた。
 羞恥と狼狽と怯え……。それらが一体となって体がこわばる。
「小さいけど形はいいんだな」
 私はその声を顔をそむけながら聞いていた。
413真奈美 レイプ:2005/07/28(木) 01:17:24 ID:RdJUNY11
 男の人はやにわに両手で乳房を鷲づかむと、誰にも触られたことのないふくらみを揉みはじめた。
「い、痛いっ……」
 慣れない感覚に快感よりも痛みが先に立つ。
 愛する人にさわられると歓びの心地よさがもたらされるって法子や彩花が言ってた。
 だけど快感など微塵もない。好きな人じゃないから当たり前だ。ただ痛いだけだった。
 それでも男の人は苦痛を洩らす私の言葉を無視して胸をまさぐりつづけた。

 どれほど続いたろう?
 胸をいじることに満足したのか、それとも私の小さい胸では物足りないのか、男の人がようやく離れた。
 これで開放される。そう思った。
 ……それはとんでもない間違いだった。
 男の人は私の見ている前でズボンのジッパーを下ろしていく。
「えっ?」
 そのとき気がついた。これからが始まりなのだと。

 男の人の下半身があらわになった。
 初めて目にする、性交の準備を整えた男性器はグロテスク以外の何者でもなかった。
 こんなに大きいものが入るはずはない。そうも思った。
 だけど、これからアレが私を貫く。私は血の気が引いていくのを感じていた。

 むせるような異臭が男性器から漂う。
 赤黒く、ごつごつと節くれ立った肉の塊はビクンッビクンッと震えながら天を指している。
 血管を浮かび上がらせた茎部は醜いとしか形容できなかった。
 大きく張った先端部ははちきれそうなほどふくらんでいる。
 世の中の男性すべてが持つ器官だとは思いながらも、私はそれを汚らわしいと感じていた。
 それとも、大好きな人のならいとおしく思えるのだろうか?
 私は東京に住む「彼」のことを思い浮かべていた。
(初めては彼にあげたかった……)
 涙がこみあげてきた。

 男の人はかがみこむと私の唇にソレを押し付けてきた。
「い、いやっ!」
 顔を振って逃げる。
 強い力で頬がつかまれた。そのままこじ開けるようにして口が開かされる。
「噛むなよ」
 猛り立つ先端が唇を割って侵入してきた。
「うぐぅっ!」
 顔を離そうにも後頭部が押さえられ、男の人の下腹部に押し付けられている。
 口いっぱいに広がるなんともいえない不快なにおいにえずく。
 戻しそうになった私は、嘔吐だけはすまいと必死になって舌を動かして空気を取り込んだ。
 そしてこみ上げてくるものを押さえるために何度もつばを飲み込む。
 そんな苦行がどれほど続いたろう?
 髪がつかまれ、だしぬけに男の人が私から離れた。
「げほっ、げほっ……ごほっ…げほっ……」
 口から鼻に抜ける生臭い臭気に私はたまらずに何度も咳き込んだ。

 男の人は私を抱きかかえるようにすると背中に手を回した。
 背すじをゆっくりとなでるように手がお尻のほうに向かう。
「!」
 嫌悪に似た感情が湧き、思わず背中が反り返った。
 それに構わず、手は腰を経てお尻のふくらみに到達した。そこで円を描くようになで回される。
 同時に荒い息が首筋に当たる。
 それを感じた途端、悪寒に似た震えが全身を走った。
 そんな反応を楽しむかのように、男の人の指が私の恥ずかしい部分に伸びてきた。
 けれども指は内もものあたりをさまよっている。まるでなぶって楽しむかのように……。
414真奈美 レイプ:2005/07/28(木) 01:18:00 ID:RdJUNY11
 秘部を覆うショーツも脱がされた今の私に、この男の人の手から逃げるすべはない。
 むき出しの下半身に男の人の指が直接這いまわる。
「お、お願いです……やめて、やめてください……」
 無駄だとは思っても、そう言わずにはいられなかった。
 男の人に抱きすくめられたまま、屈辱と恐怖に震える声でささやくようにそれだけを告げる。
 それが災いしたのか、男の人の指が私のもっとも恥ずかしい部分に触れた。
「いやぁっ!」
 思わず体が硬直した。
 太ももに力を入れ、それ以上の蹂躙を避けようと精一杯の努力をする。
 だけどそれはほとんど役に立たなかったようだ。
 閉じたももをこじ開けるようにして手が動き回る。
 中指が恥裂のあたりを前後にさすり、親指は和毛に覆われた恥丘をなでまわす。
「いやっ、いやですっ!」
 太ももにさらに力をこめて男の人の手を封じ込めようとする。
 そんな私の抵抗をものともせず、男の人は強引に肉の合わせ目を愛撫しつづける。
「ひぁっ!」
 クリトリスのあたりを強く押すように揉まれた私のひざから力が抜けた。
 その一瞬の隙を突き、男の人は私の足の間にその身を移してきた。

 両足をいっぱいに開かされ、恥ずかしい部分が男の人の前にさらされている。
 私を組み敷いた男の人は片手で私の肩を押さえ、もう片方の手で自分の性器を握った。
 そうして狙いを定めるように何度か陰唇のあたりに押し付けた。
「いやっ、いや……」
 最後の望みで嘆願する。
 火傷しそうなほど熱を持った男性器が肉ひだの間で上下する。
 と、
ぐぐっ!
 強い圧迫感と共に、錐で刺されたような鋭い痛みが私の股間で生じた。

「んぐぐぐっ!」
 体が二つに裂けそうな感覚に、痛いはずなのに声が出ない。
 膣が割かれる異物感にお腹の奥がずっしりと重くなる。
 上体をなんとか後ろに引いて痛みを軽減させようにも、肩を押さえられそれも出来ない。
メリメリメリッ……
 体が裂ける音が聞こえた気がした。
「きついな……お前、処女か?」
 男の人の声が聞こえた。でもとても返事なんかできない。
 私の無言をどう受け取ったのか、男の人はさらに強く私をえぐり立てた。

 男の人が私の中に入ってくる。
 無限に続くかと思われる責め苦の果てに、男の人は
「あぁ……」
 満足げなうめき声をあげ、動きを止めた。
 根元まで私の中に埋め込んだからだった。
(やっと終わった……)
 安心したのもつかの間、私の膣を満たしているペニスが前後に動き始めた。
(そうだ……男の人が射精しないと終わらないんだ……)
 気遣いのかけらもない荒々しい抽迭だった。
 処女を失ったばかりの私には、それはあまりにも強烈な痛みを伴うものだった。
415真奈美 レイプ:2005/07/28(木) 01:20:52 ID:RdJUNY11
「ああっ、ひぐっ! がはっ……ああっ」
 痛みのあまり、言葉にならないうめきが私の口から洩れる。
 先端が奥に当たるのか、突かれるたびにお腹の中に不快感が広がる。
 高校3年にしては未成熟な私の体に、その衝撃は耐えがたいものがあった。

 そのうち私は貫かれている部分がわずかにぬめっていることに気がついた。
 だけど体は感じていない。
 おそらく……処女の血。
 そんなことは気にも止めずにいるのだろう。男の人のペースが上がった。
「イクぞ、イクぞ……」
 私の中で前後させながら熱に浮かされたように男の人が口走る。
(行く? どこに?)
 瞬間的にそんな疑問が浮かんだ。
 けれど、男の人の恍惚とした顔を見た途端に私はその意味を理解した。
「いやっ、いやあぁぁ! 中は、中はだめぇっ! 赤ちゃん、赤ちゃん出来ちゃうぅっ!」
「ぐっ!」
 必死の懇願も空しく、男の人は一声短くうなると動きを止めた。
 同時に膣の中でペニスがひときわ大きくふくらんだ感触があった。
 直後、男の人とつながっている部分にピクピクとした脈動が伝わる。
(あぁっ、この人、私の中で射精してる……私の膣の中に精液が注ぎ込まれてる……)
 絶望感が心に広がった。同時に大好きな「彼」にもう会えないことを悟る。

「よかったよ」
 射精を終えた男の人がそう言いながらすっきりとした顔で私から離れる。
 さっきまでのギラギラした光が瞳から消えている。心なしか優しそうにも見える。
 そして立ち上がると、すっかり力を失ったペニスをズボンにしまい、
「悪かったな、乱暴にしちゃって」
 そう声をかけ、手の戒めを解いてくれた。放心したまま私はそれを見、聞いていた。
 そのとき、股間にドロリとした粘液が垂れる感触があった。
 見ると白い汚濁が陰唇のすき間からあふれ、内ももを伝って流れ落ちていた。
「いやあぁぁぁぁぁ!」
 私の口から悲鳴がほとばしった。
(こんな穢れた体の私には、もう彼と会う資格はない……)
 叫びつづける私の心に、それだけが何度もこだましていた。


              おわり
416317:2005/07/28(木) 04:23:38 ID:LKX9dCnN
旧69氏GJです!
僕にはどうやっても書けない文章です。さすがに手慣れていて、興奮しました。

では、こちらも投下致します。中身はまたまた妙子SSで、上の続きです。

一部リクのあった遭難イベントものも一応頑張ってみるつもりですが、自分の我儘で夏休み篇を終わらせたら執筆したいと思います。
ではしばしお付き合いを。
417妙子と夏休みに2:2005/07/28(木) 04:27:10 ID:LKX9dCnN



夏休みになって妙子が僕の下宿に泊まり始めて三日間が過ぎていた。
初日の夜は結局四回も妙子と愛し合い、最後にはお互いに力尽きて眠ってしまった。…目覚めた次の日、妙子は昼過ぎまで起き上がる事も出来なかったそうだ。

夏休みとは言え、一人暮らしの身ではバイトは欠かせない。僕は二日目の朝にはヘトヘトの体を引きずり、眠ったままの妙子を残してバイト先へ向かった。帰って来た時に、妙子が夕食を用意して出迎えてくれたのは正直涙が出そうな程嬉しかった。

「じゃ、今日は少し帰りが遅くなるから先にご飯食べてて」
「うん、わかった」
「あと、暇だったらその辺の本とかビデオとか見てていいからね」
「うん」
「じゃ、行ってくるね」
「…あ、ちょっと待って」
妙子の言葉に振り返る僕。すると妙子は僕の両頬に両手を添え、軽く口づけてきた。
「…行ってらっしゃい」
少し頬を赤らめ、妙子が僕を送り出してくれた。

418妙子と夏休みに2:2005/07/28(木) 04:29:26 ID:LKX9dCnN



(今日は疲れたな…)
僕はバイトを終えて家路を急いだ。妙子を一人残しているのはちょっと心配だ。自然と足が早くなる。

「ただいま〜!」
部屋のチャイムを鳴らし、待ちきれずに自分の鍵で扉を開けて中へ入る。
「えっ……?…あっ、おっ…お帰り…っ……わっ…」
バタバタ、とした音と共に聞こえてきた妙子の声は慌てた調子だ。
「ど…どうしたの妙子!?」
僕はビックリして妙子の声のした方へ早足で向かう。

「あっ……!?」
僕は部屋に入って、すぐにその状況を理解した。
片手にビデオのリモコンを持って目を丸くした妙子。中にテープが入って停止状態になったビデオデッキ。そして僕の机の上には見慣れたレンタルビデオ屋の貸し出し袋。
しまった……!確かこないだ借りてきたのは、AV一本だけだ。それを忘れてそのまま置いて出掛けてしまったんだ。それで、暇をつぶそうと妙子がその袋に気付いて、それで、その中身がAVだってバレて、それでそれを再生してて…。
僕は順序良く現状を理解して、そして非常にピンチに陥った事に気が付いた。
419妙子と夏休みに2:2005/07/28(木) 04:31:15 ID:LKX9dCnN



僕らは二人して黙り込んだまま俯いている。
……気まずい。
何か言わなくちゃ…。でも何をどう言い訳したら良いやら…。
頭の中でグルグルと考えが回っている僕より先に、妙子が口を開いた。
「あ……ゴメンね、勝手に中身見ちゃって、その、だって…」
「ご、ゴメン妙子!」
僕は思わず頭を下げた。
「えっ、でも…男の子なんだから当たり前……なんだよね……」
妙子の方をチラリと覗き見た。別に怒ってる訳ではないみたいだ。
「……こういうの、よく見てるの?」
「…………たまに」
…思いっきり嘘だ。最近じゃ返却に行く度に次のを借りてきてる方が多い。
そして、再び二人とも黙り込んでしまう。

「………こういう事……したいの……?」
妙子がもじもじとしながら尋ねてきた。
「……え……いや、その…」
……言えない。まさか、このビデオを妙子に置き換えて見ていたなんて。思わず手に汗が滲む。
「……………したの?」
「え?」
あまりに小さな声で聞き取れず、僕は妙子に向き直った。
「………これ見て……一人で、したの…?」
妙子は耳まで真っ赤だ。そして、その顔で僕の目を見つめてる。
「………うん…」
妙子のその目に、僕は正直に白状してしまった。僕たちは互いの顔を見つめ合って言葉を失う。

………永遠とも思える沈黙の後、妙子がポツリと言った。
「……じゃ…じゃあ……ホントに…しても、いいよ」
420妙子と夏休みに2:2005/07/28(木) 04:32:38 ID:LKX9dCnN



「……へ?」
僕は間抜けな声を出してしまった。
妙子は静かに立ち上がり、上着のボタンを外して静かに脱ぎ始めた。そのまま続いてジーンズに手を掛けてファスナーを下ろすと、ストンと下に落ちる。
僕は茫然とその様に見惚れてしまう。
妙子は両手を後ろに回してブラのホックを外し、その肌に滑らせる。そして残された薄い水色のショーツも自ら脱いでいく。
生まれたままの姿になった妙子が四つん這いで、座り込んだ僕に歩み寄った。

「ねぇ……お願い…早く、私にも……あんな風に……して………」
妙子が思わず後退りした僕の脚の間に手を伸ばし、膨張を始めた股間に触れる。
「……もう……大きくなってる………」
右手でベルトを外しながらも左手は優しく僕を撫でる妙子に、僕はそのまま下着ごとズボンを下ろされた。反り勃った分身が露にされる。
「……じゃ…ビデオの女の人みたいに、舐めてあげるね」
妙子は愛おしそうに僕のモノをいじり始めた。裏筋に舌を這わせて、右手の指で僕を弄ぶ。
421妙子と夏休みに2:2005/07/28(木) 04:33:50 ID:LKX9dCnN



「……うッ」
思わず声が洩れる。
妙子は先端をちろちろと舐めて刺激した後、大きく口を開いて僕を咥える。
可愛らしい口一杯に僕のモノを頬張り、ぬちゅぬちゅと音を立てて懸命にフェラを続ける妙子の姿に僕は更に自分自身を膨張させていく。
「……ね……きもちいい……?」
上目遣いで妙子が尋ねてきた。AVを見ながら何度も妄想したこの状況。油断すると、すぐにでも射精してしまいそうになる。
「た…妙子………僕…」
「……ヤだ……」
妙子は僕の言葉を遮り、小さな声で呟く。
「……他の女の人で…するなんて、ヤだよ……」
僕の顔を見上げた妙子の瞳にはうっすらと涙が浮かんでいた。
「そりゃあ、いつも一緒にいられないんだから、仕方ないのかも知れないけど……でもイヤ、私以外の人の事考えてするなんて…」
…僕はバカだ。妙子をこんな風に泣かせて…。
「違うんだ、妙子ッ」
妙子の両肩を抱いて僕は事実を告げた。
「確かにその…こういうビデオでしてるのは本当だけど、いつも…妙子としてるのを想像して…抜いてるんだ…」
何ともみっともない告白だが、事実だからしょうがない。
「あ………」
妙子は目を丸くして涙をポロポロと流す。これまた怒ってはいないみたいだ。
「だって……妙子以外の子とHしたいなんて思わない…だから、その……」
422妙子と夏休みに2:2005/07/28(木) 04:34:55 ID:LKX9dCnN



「……………じゃあ」
妙子が僕の首に腕を回して来た。そして顔が見えない位置に頭を持ってきて、耳元で囁いた。
「……実際に、私とした時の事ですればいいよね……?」
僕はその言葉の意味と、耳をくすぐる妙子の息の温もりに全身が震えた。
「……でも、今までものすごくHな想像してたんだよ……」
「……いいよ…」
「妙子の事、もっと色々したいんだよ…?」
「…あなたになら……いいよ…」
妙子は優しい口調で僕の欲求を受け入れる。
「…妙子…」
僕は妙子に口づけ、そのまま自分の舌を妙子の舌に絡み付かせる。
「……んんっ…ん…っ…」
妙子もその舌を動かしてくれた。僕たちは互いを求めて口内を貪り合い、暫くして唇を離す。つう…と二人の口元から糸を引いた。
「さっきのビデオ…」
妙子が呟く。
「あれも私で想像したの?」
「あ……うん…」
その内容はソフトな縛り有り、コスプレH有りと我ながら趣味が伺える物だ。
「じゃ、じゃあ……ホントに…してあげるね……」
妙子は背中を向け、両手首を交差させた。ゴクッ、と僕は唾を飲み込み意を決する。

423妙子と夏休みに2:2005/07/28(木) 04:36:03 ID:LKX9dCnN



僕は学校の制服のネクタイで妙子の両手を後ろ手に縛り上げた。
「……じゃあ…脚を開いて」
「…は…はい…」
妙子はゆっくりと両脚を開く。薄い恥毛の向こうはぬめぬめと濡れた蕾がヒクヒクしている。
「……妙子…じゃあ…おねだりして」

「………お願い……私の…ここに……あなたの…お……お……」
妙子は真っ赤になって言葉を詰まらせる。
「…駄目」
僕は一言で妙子を急かす。
「………あなたの……おちんちん、入れて…下さい」
そう言うだけで妙子の淫部からは愛液が滲んでくる。
「ちゃんと言って」
「……私…の……お…おま…んこに……あなたの…おちんちんを…入れて……かき回して下さ…い…」
妙子の瞳は恥ずかしさに潤んでいた。
424妙子と夏休みに2:2005/07/28(木) 04:37:10 ID:LKX9dCnN



「…あっ……あんっ…はぁん…ああっ…」
「う…締まる…ッ…!」
妙子の膣はいつもより強く僕のモノを締め付ける。
「妙子……いい…っ」
「…わ…私も……すごく……きもちいいよぉ…っ…」妙子があられも無い言葉で喘ぐ。
僕らはお互いに向かい合いながら、座位で腰を振って快感を求め合った。
ふと僕は足元に転がるビデオのリモコンを手にして、再生ボタンを押した。さっきまで妙子が盗み見ていたAVが途中からテレビに映し出される。

『はぁんッ……ご…ご主人様……もっと…もっと掻き回してェ……ッ!』
メイド服から両胸をはだけさせた女優が、バックで責められながら男優におねだりをしていた。

「妙子は、僕のモノなんだよね?」
「…ぁん…っ……はい…」
「じゃあ……何でも僕の言う事をきけるよね…?」
「…は…ぁっ……は…いっ」
妙子は喘ぎながら絶え絶えに返事をする。
「それじゃあ、今から僕の事は…『ご主人様』と呼ぶんだ………いいね」
「……あッ……そん…な…ぁ……あん…恥ずかし…いよぉ…っ」
妙子の恥じらう仕草に、ますます僕は欲望を昂ぶらせた。
「……今夜だけだから」
僕は妙子の耳元でそう囁いて、耳たぶを少し咬む。
「あッ…!………う…ん……わかった……からぁ………ご……ご主人様ぁ……」
妙子は僕に言われるまま、従順にそう呼んだ。
425妙子と夏休みに2:2005/07/28(木) 04:38:38 ID:LKX9dCnN



後ろ手に縛られた妙子を犯し、しかもご主人様などと呼ばせている。そんな妄想の世界でしかありえなかった事を本当にしている。
僕は少し理性が飛んでいるのに気付いたが、敢えてそのままこの行為に身を委ねる事にした。
「どう…僕のは…」
わざと卑猥な質問を投げ掛ける。
「はい……いい…です…ご主人様の…おちんちん…気持ちいいで…す……っ…」
妙子もそれを受け入れ、はしたない言葉を発する。
「…妙子……縛られるの、気持ちいいんだね……」
「…はい…っ……あぁ……もっと……妙子を…イジメて…下さ…い……」
口元を涎で濡らした妙子の表情は、今まで見た事ない程に淫らで悩ましいものになっていた。

「ご主人様…ぁ……早く……下さ…い…っ……妙子の中…に…熱いのを…いっぱい…出して…下さい…ッ」
妙子は絶頂を迎える寸前であった。正直僕も同じだ。
「で……出るっ…妙子…中に出すよ……」
「ああッ……私…っ……イクぅ…ご主人様の…あん……おちんちんで……イッちゃう…っ……!」
妙子の膣内がキュウッと僕を締め付け、僕はそのまま妙子の中に注ぎ込んだ。
「――うッ!!」
どぷどぷっ!
「あっあっあッアッ……はぁあああああーんッ!!」
妙子も僕を咥えたままで果てた……。
426妙子と夏休みに2:2005/07/28(木) 04:41:29 ID:LKX9dCnN



「………平気なの?…中で出しちゃったけど……」
妙子の腕の拘束を解きながら僕は尋ねた。流れとは言え、初めて妙子の中で射精した事に今更少しドギマギする。
「うん……一応安全日だし……それに」
妙子は悪戯っぽい笑顔で僕を見つめた。
「……ご主人様には、逆らえないから……ね」
……その台詞に、僕の肉棒は再びムクムクと硬くなってゆく。
「…………じゃあ…もう一回しようか……」
僕は妙子の手を取り、その勃起した自身へと導いた。
「………はい、入れて下さい……ご主人様……」
妙子が優しく僕のモノを撫でて頬を染めた。
「……私で、いっぱい…感じて………妙子は、ご主人様のものだから…」



終わり。
427317:2005/07/28(木) 05:02:41 ID:LKX9dCnN


以上です。

すっかり妄想炸裂な内容になってますが、妙子みたいな生真面目で一途なな女の子がセックスを知りついのめり込んでしまうのがいいかなぁ…とか。

夏休み篇、あとちょっと続きます。では。
428旧69 ◆49EtSB976. :2005/07/28(木) 09:27:36 ID:RdJUNY11
>>416
お褒めいただいて恐縮です。


優のSSです。内容はラブラブ処女喪失篇といったところです。
429旧69 ◆49EtSB976. :2005/07/28(木) 09:28:23 ID:RdJUNY11
 優に会うため、僕は広島に向かっていた。
 僕たちが付き合いはじめて3ヶ月。
 時間をやりくりして何度か会っていたけど、もっと優と過ごせる時間を僕はいっぱい持ちたかった。
 今日の約束はしていない。ふと思い立って、どうしても会いたくなって新幹線に飛び乗ったんだ。
(優に影響されたのかな……)
 自然と頬がゆるむ。

 新幹線はひたすら西へ進む。
(待てよ? せっかく広島まで行くっていうのに、優が留守だったら……)
 途中でそれに気がついて電話を入れた。優は出なかった。留守電が応えるだけだった。
 ここまで来たらもう引き返せない。
 だけど今は夏休み。時間ならたっぷりある。そう考え、僕はそのまま広島に向かった。

 世の中、何が起こるかまったくわからないもんだ。
 たまたま発生した瀬戸内海を震源とする地震の影響で送電線が切れてしまったらしい。
 広島まであとちょっと。30分もすれば到着というところで列車は止まってしまった。
 なかなか走り出さない列車に、最初は線路の点検のために停まっているんだと思った。
 そうじゃないことがわかったのは、冷房が切れ、車内が蒸し風呂のような暑さになってからだった。

 ようやく動き出したのは地震発生から6時間後。広島に着いたのは夜7時を回っていた。
 そんなに大きな揺れじゃなかったようで、幸い地域に被害は出なかったということだ。
 だけど僕にとっては最悪の旅になってしまった。

 汗だくで広島駅に降り立つ。肉体的にも精神的にもすっかり疲れ果てていた。
(こんな時間じゃ優に会ってもどこにも行けないな……今晩はホテルに一泊だな)
 そんなことを思いながら、安いホテルを探そうと駅を出た。
 と、
「あれ? キミは?」
 聞きなれた声がした。
「優!」
 驚いて声のするほうを見た僕の前に、涼しげな笑顔の優が立っている。
 いっぺんで疲れが吹っ飛んだ。
「どうしたの? 広島に来るなんて言ってなかったじゃないか? 新幹線、止まってなかった?」
「うん。おかげでこんな時間になっちゃったよ。……急に優の顔が見たくなったんだ。迷惑?」
「まさか! ……フッ、キミも私と同じで思い立ったらすぐ行動するんだね」
 そう言いながら、優はなんだかうれしそうに笑った。
「優も旅行?」
「そうだよ。旅に出ようと駅まで来てみたらキミがいるんだもの、びっくりしたよ」
「でもタイミングよかったよね。もうちょっとずれてたら会えなかったもんな」
「運命……なのかな?」
 優はまじめな顔で言う。

「優、これからデートしてくれって言いたいけど、こんな時間じゃどこにも行けないよね」
「………」
 僕の言葉に、何かを考えるように優は黙った。
「それに冷房も止まっちゃってさ、汗びっしょりだから今日は残念だけど遠慮するね」
「そうだ! 夜でなければ行けない場所があるんだ。そこに行こうよ」
「夜でなければ?」
 不審に思って聞き返した僕に、優は
「私がとっておきの場所に案内してあげる」
 そう言うと先に立って歩き出した。
430旧69 ◆49EtSB976. :2005/07/28(木) 09:29:31 ID:RdJUNY11
「ここは?」
「そうだよ、私の母校。そしてキミが通うことになっていた中学校さ」
「そうか……」
 夜の闇にたたずむ校舎を見上げる。そうか、ここが……。
「ようやく来てくれたね、幻の転校生クン」
 そう言って優は笑った。

「ほらっ、こっちだよ!」
 優はそう言うと夜の学校に入っていく。
「ゆ、優……いいの?」
 いくら卒業生とはいえ、今の優はこの中学校とは無関係のはずだ。
 そう思ったけど、優は気にせずにどんどん校舎裏に回っていく。
「昼間はどんなに子供たちの喧騒に包まれてても、夜の学校は神秘的なぐらいどこまでも静かな空間なんだ」
 市内のはずなのに、そこはたしかに静かだった。優の声だけが聞こえる。
 いつしか僕は優と一緒に二人だけの世界に入っていったように感じていた。

 しばらく歩いた僕たちの前にプールが現れた。
「プール?」
 そんな僕の言葉に、柔らかな笑みを浮かべると優はプールサイドに向かった。
「この水音……どこまでも耳の奥に涼しく響くよ……」
 そう言いながら優はプールサイドをゆっくりと歩く。
「優……」
「それにプールサイドに立っただけでひんやりして気持ちいい……泳ごう?」
 優はそのまま、ためらう素振りも見せずに服を脱ぎはじめた。
 ……いくら泳ぐとはいえ、まさか裸になるなんて。
「ゆ、優……だからってどうして裸に?」
「キミは着衣水泳って知っているかい?」
 ブラウスのボタンに手をかけたまま優が聞いた。
「着衣水泳?」
「そう。服を着たまま泳ぐことだよ。最近は小学校でも訓練として取り入れているところもある」
「どうしてそんな訓練を?」
「やってみればわかると思うけど、服を着たままだと思ったほど泳げないものなんだ」
 言いながらも優はブラウスを脱ぎ、背中に手を回すとブラをはずした。
「それで練習か……」
 思わず目を逸らした僕に優が話しかける。
「慣れないと本当に泳げないよ。体力ばっかり消耗する」
 そして優はいったん言葉を切ると、
「フッ、それにキミには何も偽らない、何も隠さない本当の私を見て、知ってほしかったんだ……」
 静かな声でそう言った。

 優の本心を知った。僕にうそ偽りのない自分の姿を知ってもらいたいという優の想い。
 ……僕もそれに応えるべきだ。いや、応えたい、理解してもらいたい。
「優にもありのままの僕を見てもらいたい」
 そう言って僕も服を脱いでいく。
 ほどなく優の前で全裸になった。
「あっ!」
 ……疲れマラ、っていうのかな? 勃起していた。そんなに淫らな気持ちになっていないはずなのに。
 恥ずかしい。そんな思いが心をよぎった。
 優もちょっと困ったような表情を浮かべ僕を見ている。
 だけどすぐに穏やかに微笑むと、優も着ているものをすべて脱ぎ去った。

 月光が優の裸身を静かに照らしている。
 胸や下半身を隠すことなく自然に立つ優。
 もしも女神や天使が実在するのなら、今の優はまさにそれだと思った。
 神々しいまでのその姿は、まるで絵画や彫刻のように美しかった。
「さぁ、泳ごう」
 僕に手を差し伸べ、厳かにも聞こえる声で優が言う。
 そしてそのまま身をひるがえすと、しぶきを上げて水に飛び込んだ。
 水しぶきの音に我に返った僕もあとに続く。
431旧69 ◆49EtSB976. :2005/07/28(木) 09:30:11 ID:RdJUNY11
 裸の優と、誰もいない場所で二人っきり。
 ……こんな状況なのに、なぜだかそれほど卑猥な気持ちにならない。
 気高ささえ感じさせる優の裸身が僕から淫猥な感情を奪っているのか?
 勃起は収まる気配を見せなかったけど、体を包むひんやりとした水が僕を冷静にさせていった。
「こうして水に浮かびながら見ると夜空の星も違って見えるんだ……キミもやってごらんよ」
 見ると、優がぽっかりと浮かんだまま言った。
「うん」
 それに倣い、僕も同じ姿勢をとる。
 勃起が水面から顔を出しているけど、優が落ち着いているせいか、僕もそれほどあせらない。
「この星に抱かれてるって気がするよね……」
 感じ入ったような優の声が聞こえた。

「ねぇ……本で読んだだけだから違ってるかもしれないけど……」
 優はそう言うと一旦言葉を切った。そして
「男の子って勃起したら射精しないと苦しくて我慢できないし、おさまらないんだって?」
 そう続けた。
 あながち間違いではない。だけど我慢できないほどつらいってわけでもない。
「………」
 答えられず、黙ってしまった僕に優が話しつづける。
「私は人から干渉されるのが何よりも嫌い。もちろん他人に干渉するのも嫌いなんだ」
「知ってるよ……」
「だから……イヤだったら言ってね」
「……え?」
「……私でよければ……キミが射精するのを手伝ってあげる」
 気がつくと優が僕のすぐそばまで来ていた。
 いつの間にか浮くのをやめ、水の中に立っている優。
 それを見、僕もプールの底に足をつく。
「優……」
 僕の中で性の欲求が少しずつ頭をもたげはじめていた。

 静かに僕を見ている優に
「……お願いしてもいいの?」
 半信半疑のまま聞く。
「フッ……私だってもう子供じゃない。自分で決めたんだ。……いいよ」
 そしてそのまま僕の肩に額をつけ、
「キミが……好きだよ」
 小さくつぶやいた。
「優が……優が欲しい……」
 欲望とは違う何か大きな想い、優に対する愛おしさに衝き動かされるように言った。
「! ……うん。私もキミに抱かれたい。だけど今日は……ううん、なんでもない。いいよ、キミの好きにしても」
 一瞬びっくりした顔になった優は、それでも僕の気持ちを受け入れてくれた。
「優……」

 僕たちは手をつないだままプールを出た。そしてプールサイドに腰を下ろす。
 手紙をもらい、再会し、自分の気持ちを伝え、優の気持ちを確かめ、付き合いはじめて3ヶ月。
 手をつないだのも今が初めて。キスしたことはおろか、抱き合ったこともない。
「ほら、こうして見るととてもきれいだよ」
 プールサイドに横になった優が夜空を見上げて言う。
 見上げれば満天の星。
「ほんとだ……」
「私……星の中でキミに抱かれるんだ……」
「うん」
 優の首の下に回した左手で肩を抱きながら答える。
「……あ、あれ? なんで私……泣いてるんだろう?」
 そう言う優の瞳からは涙が一筋こぼれている。
「優、怖いならやめるよ?」
「ううん、平気……だけど…その……初めてなんだ」
「僕もだよ。うまくできなかったら……ごめんね」
 そのままそっと唇を重ねた。
432旧69 ◆49EtSB976. :2005/07/28(木) 09:31:42 ID:RdJUNY11
 唇を合わせたまま時間が過ぎていく。
 知識では舌を入れると知っている。……だけどタイミングがわからない。
 と、優が僕の首に両手を回し、自分から舌を入れてきた。
 それに応え、舌を絡ませる。
「んっ、んん…む……んん」

 何度もお互いの口の中で舌を這いまわらせたあと、始まりと同じようにゆっくりと唇を離す。
「積極的な女の子はキライ?」
 星明かりでもわかるほど真っ赤に頬を染めた優が聞いた。
「どんな優でも大好きだよ……愛してる、優……」
 僕はそう答えながら右手で優の頬を静かになでた。
 そしてそのまま耳から首筋、肩、鎖骨へと手をすべらせ、二つのふくらみに手のひらを乗せる。
「あ……」
 ちょっとだけ戸惑いを含んだ優の声。
「いや?」
「ううん……びっくりしただけ」
 そう言って優は目を閉じた。
「やわらかい……」
 思ったままを口にする。
「恥ずかしいよ……」
 なんだかくすぐったそうに優が答える。
「そん……」
 続けて何かを言いかけた優の唇を僕の唇がふさいだ。

 一度キスを経験しているだけあって、少しは気持ちにゆとりがある。
 今度は僕から舌を絡ませた。
 そうしながら、右手を優の下腹部に向けた。
「んっ!」
 一瞬、優はピクッと身を震わせたけど、とくに抵抗はしなかった。
 指先にしゃりしゃりとした恥毛の感触がある。
 そのまま太ももを割るように手を股間に差し入れた。
 優は僕が手を動かしやすいようにわずかに足を開いてくれる。
 内ももをなで上げるように手のひらを上に滑らせた。
 そこは少しだけ湿っていた。……プールの水とは違う粘り気。優が感じてる!
 僕は優の肉のひだを指先でつまむと、こするように上下させてみた。
「んんっ!」
 唇をふさがれた優が言葉にならない声をあげる。
 続けて僕は右の手のひら全体を優の股間に当てた。
 親指の腹は股間の小さな突起に、少し曲げた中指は淫溝の中に少しだけもぐりこませる。
 ぬめりをまとった指先を動かしながら、親指を静かに振動させる。
 もう優の舌は動かなくなっていた。
 両手を僕の首に回し、強くしがみついている。
「んん、んっ! んんっ……」
 鼻を鳴らすように、そして泣いているようにも聞こえる声を優が洩らす。
 心臓が早鐘を打つように高鳴り、僕も呼吸が苦しくなってきた。
 名残惜しいけど鼻だけでは息が続かない。
 絡めていた舌をほどくと、僕たちは唇を離した。

「優……」
 名前を呼んで、今度は首筋に口づけた。そのまま鎖骨を通って胸に舌を這わせる。
 ふくらみを手で揉みながら頂を口に含む。
 舌の腹で押さえつけ、乳房の中に押し込む。舌先で転がす。唇ではさんでしごく。
 僕は夢中になって優の胸を吸い、甘噛みし、顔を押し付けてやわらかさを堪能した。
「あぁっ! んっ、はぁ……」
 初めて聞く官能的な優の声。
 それを聞いた途端、僕の肉茎がビクビクと脈打った。
433旧69 ◆49EtSB976. :2005/07/28(木) 09:32:49 ID:RdJUNY11
 僕は何かに憑かれたように優を求めた。
 優の太ももをこじ開けるようにひざをねじ込む。
 そのまま体を割り込ませ、優の足の間に身を移す。
 そうしておいて胸をなぶっていた舌を正中線に沿って下に移動させる。
 形のいいおへそを過ぎ、陰毛が淡くけぶる恥丘に到達する。
 そこに鼻を押し当て、一心に匂いをかぐ。
 両足の間に指を伸ばし、膣口を覆う陰唇を左右に広げた。
 ためらうことなく口をつけると、そのまま舌で舐めまわす。
びくっ!
 優の腰が揺れる。
 僕は口を離すまいと優にしがみつき、尖らせた舌先でクリトリスをそっと弾いた。
「あん……」
 なまめかしい声で優が鳴く。
 音を立てて愛液をすすり、クリをなめ上げることを続けているうち、優の息遣いが荒くなっていく。
 陰唇を唇にはさんで引っ張る。鼻の頭でクリを押さえつける。
 そんな愛撫に優も興奮しているのか、腰を僕の顔に押しつけるようにしてくる。
 同時に優の声がする。
「あ、あん……あ、いい…そこ、感じるよ……」
 優を感じさせてる!
 男としての自信が湧いた気がした。

 痛いほど勃起している。それだけじゃなく、むずむずする感覚が股間に集まっていく。
 僕もさわってもらいたい。僕も気持ちよくしてもらいたい。
 そう思い、優の股間に顔をうずめたまま僕はひざで移動を始めた。
 円を描くようにして優の顔に股間を近づける。
 その動きが伝わったのだろう。僕の意図を察した優の
「いいよ、キミのを……私もしてあげる」
 そんな声が聞こえた。

 優の顔をまたぐ。
 その直後、ペニスが固定された。続けて温かく湿った空間に包まれたのを僕は感じた。
 同時に先端にむずがゆい感覚が生まれる。
 どうやら優の舌が亀頭を這いまわっているようだ。
 お返しとばかりに僕も優の股間にむしゃぶりついた。
 クリトリスから膣口に向けてなめまわす。……すっかりなじんだ優の味がした。

 僕たちはお互いの股間に顔をうずめ、性器を唇で、舌で刺激しあった。
 ずっと続けていると苦しくなるのか、優は時々口を離して大きく息をつく。
 その間も手は絶え間なく動き、僕を高みに導いていく。
 あの優がこんな淫らな行為をしているということがまだ信じられない。
 それは相手が僕だからだ。僕を信じ、僕のために尽くしてくれる優。
 一気に興奮が高まる。射精感が押し寄せる。
「ゆ、優っ……イクっ! イッちゃう!」
「いいよ……出して」
 優の声が聞こえた。そして勃起をしごく手の動きが速くなったのを感じた。
 僕は目を閉じると優の股間に顔を押し付けた。
 淫靡な香りをかぎ、ぬめった肉ひだの感触を味わいながら登りつめていく。
「優……優ッ!」
 ……そして限界がきた。
びゅびゅっ! びゅるっ! どびゅっ!………
 尿道が破裂するのではないかと思える勢いで何度も射精が起きる。
「ぐっ、むむっ…んっ!」
 あまりの快感にうめくことしかできない。
 僕の下で精液を浴びている優を気遣いながらも、僕は硬直したように動けず、射精を続けた。
434旧69 ◆49EtSB976. :2005/07/28(木) 09:33:57 ID:RdJUNY11
 射精が終わった。
(そうだ、優が!)
 強烈すぎた快感のせいか腰に力が入らない。それでも優の上から慌ててどく。
 振り向いた僕が見たものは、精液を顔から髪にまでまき散らされた優だった。
「ご、ごめん。優、平気?」
「気持ち……よかった?」
 優はまるで少しも気にしていないかのように言った。そして
「あんなふうに出るんだね。キミの…キミの生命力を感じたよ……でも、変な味だね」
 そのまま身を起こすと、微笑みながら目を閉じて大きく息をついた。

 プールの水をすくって優が顔を洗っている。
 それをぼんやりと見やりながら、僕はさっきの優の言葉を思い返していた。
 「生命力」。僕が白濁を射ち出すのを優はそう表現した。
 それとはちょっと違うかもしれないけど、僕が元気なのは優がいるからだ。
 優に会いたいから、一緒の時間を少しでも長く過ごしたいからバイトも学校も頑張れる。
 僕は優が大好きだ。そして誰よりも大切だ。優、優……。
「優!」
 胸が熱くなった僕は優を抱きしめた。
 勢いあまって優を押し倒してしまう。そのまま唇を重ねる。
 射精したばっかりなのに再び股間に血液が集まっていく。
 性欲ではなく、純粋な愛情で優を欲していた。優を本当に自分のものにしたかった。
「優」
 もう一度呼ぶ。
「うん……いいよ」
 下腹部に当たる感触で僕の気持ちを察したのだろう。優が答えた。

 すっかり屹立したペニスを優の股間にあてがう。
 陰唇の溝でぬめりをまとわせると
「いくよ」
 そう声をかけ、ゆっくりと優の中に入っていった。
「くぅっ!」
 優の顔が苦痛にゆがむ。
「優!」
 動きを止める。
 処女の優の膣は狭かった。ペニス全体が搾られるような感じがする。
 ともすれば痛みを感じるほどの締め付けは、裏返せば優の苦痛ということだ。
「大丈夫。心配しないでいいよ。……続けて」
 そう言うと、優は僕の首に両腕を回しキスをせがんできた。
 それに答えながらも、僕は腰を動かさずにじっとしていた。
 まだ半分ほどしか入っていない。どうする?
 ペニスが埋まっている部分の膣が微妙に蠕動しているのがわかる。
 なんともいえない快感がそこから伝わってくる。

 唇を離し見つめあう。
「続けて。……キミを感じたいんだ」
「優……」
 まだためらいが含まれた僕の声に、優が
こくん
 ぎこちない笑顔でうなずいた。
「……分かった。続けるね。……だけど我慢できなかったら言えよ」
435旧69 ◆49EtSB976. :2005/07/28(木) 09:35:01 ID:RdJUNY11
 行為を再開する。
 たっぷりの時間をかけ、僕は優の中に入っていった。
 根元まで収まる。……ペニスが押しつぶされるような強烈な締めつけ。
 大好きな優と結ばれた、ひとつになっているという精神的な満足もある。
 それらは、ついさっき射精しているにもかかわらず僕に絶頂を予感させた。
(早いほうが優も苦しがらないよな)
 優は眉を寄せて痛みに耐えているように見える。
 僕は優のそばに両手をついてあまり体重をかけないように体を支えた。
 少しでも優への負担を減らすためだ。
 そうしておいて少しずつ動き出す。
 抜き差しよりも回転運動を主体にした。恥骨でクリトリスを愛撫するように動く。
 どんどん性感が高まっていく。達するのは近い。
 と思った次の瞬間、腰の奥で何かが砕けるような快感が生まれた。
「優、優っ……っっ!」
 後頭部がしびれるような感覚の直後、僕は限界を迎えた。
びゅっ! びゅくっ! どびゅっ! びゅるっ!………
 優の中に精液がほとばしる。
「あぁっ!」
 僕の精液を膣内に射ち込まれ、優が細い首をのけぞらしてうめく。
「優……優……」
 何度も名前を呼びながら、優にしがみつくようにして僕は射精を続けた……。

 長かった射精がようやく終わる。
 二度目だというのに大量の精液が射ち出されたようだった。
「優、大丈夫?」
「えっ? あ、ありがとう……フッ、暖かいものだね……キミのぬくもり」
 僕の首に回していた腕の力をゆるめながら優が言う。
 体位のせいか、体が触れ合う面積が大きく、僕にも優のぬくもりが伝わってくる。
 そしてそれが一体感となる。
 離れるのが忍びない。まるでそういうかのように僕たちはずっと抱き合っていた。
436旧69 ◆49EtSB976. :2005/07/28(木) 09:36:43 ID:RdJUNY11
「ねぇ優、さっき言いかけた『だけど今日は』ってなに?」
 射精したことで冷静になった僕は先ほどの優の言葉を思い出していた。
「……え?」
 わずかに優の顔が曇る。
「もしかして危ない日?」
「………」
 優は答えない。
「優、結婚しよう! 現実的にはまだ無理かもしれないけど、せめて婚約だけで……」
「責任を取るってこと?」
 僕の言葉をさえぎって優が聞く。
「違うよ。いや、違わないかな? とにかく僕は優が好き。優といつかは結婚したいって思ってる」
「………」
 まっすぐに僕を見る優は何も言わない。
「だからそれがちょっと早くなるだけ。優を誰にも渡したくないんだ。僕だけの優でいて欲しいんだ」
「私は……キミだけのものだよ」
 頬を染めて優が言った。続けて
「たぶん大丈夫。いま計算したけど妊娠はしないと思う。……でも、ありがとう」
 言いながら瞳を潤ませた。

「あっ! いけない、そろそろ警備員が回ってくる時間だ」
 慌てたように優が言った。
「そうなの?」
「もっとずっとキミとこうしていたいけど……残念だけどそろそろ帰ろう」
 言われて立ち上がる。
 そこで初めて僕は優の中からペニスを抜いた。
 白濁にまみれ、かすかに赤く染まっている。優の処女の証……。
 胸が熱くなった。
 何があっても優は僕が守る! そう誓った。

「また……広島に来てくれるかな?」
 ブラウスに袖を通しながら優が聞いた。
「もちろん! ……だけどすぐってわけには……」
 言葉を濁す。僕だって優に会いたい。だけど、そのためにはもっとバイトしないと……。
「ううん、いいよ。人を待つことには慣れていないけど……キミだけは特別さ」
 はにかんだ笑みを浮かべ、優が言う。そして
「キミが……大好きだよ……」
 そのまま目を閉じて顔をわずかに上向けた。
「優……」
 僕は優の肩をそっと抱くと、静かに唇を重ねた。


                おわり
437名無しさん@ピンキー:2005/07/28(木) 22:17:14 ID:26YfhnCm
69様がアップしてくれて嬉しいです。ほっとしました。
真奈美レイプは容赦なさが迫力。優はプールでエッチがとても好み。
優らしく雰囲気があって興奮しました。
438名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 18:23:38 ID:gqAs1wnN
イイヨイイヨー!
職人様GJ!
最近また活気が出てきて嬉しい。
439名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 19:16:29 ID:igXHloel
漫然とSS待つだけダメなんだよ。エロ妄想や萌え語りをしてスレを維持しなきゃ。
そこから書き手がイメージふくらませるかもしれないだろ?リクに答えてくれるかもしれないだろ?

……とは言っても、語るべき新ネタがないのも事実なんだけどね。
440名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 19:47:13 ID:gg01FGO1
夏ってことで水着の話でもしてみるかね?
つか、作中でどんな水着着てたっけか・・・orz
441名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 20:43:42 ID:igXHloel
>>440
イラストだと12人ともあるのに、ゲームはたしか優だけ水着がないんだよな。
水着イラスト、12枚で1.5Mあるけどどこかにうpする?
442名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 01:08:02 ID:MiDdcAJg
443440:2005/07/31(日) 00:22:45 ID:nZqwW5qu
>>441
いや、探せば出て来ると思うのでw
せっかくの好意すまんね
444名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 03:46:44 ID:SCC6Xo+d
445名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 03:56:48 ID:2rgxnA5o
上の2人は微乳、下の2人は大きめのはずだがあまり違わないな。
446名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 06:00:02 ID:o++QeF9t
身長と比較したボリューム感でいったらこういう感じだぞ
 爆乳層 : 保坂 美由紀 
 巨乳層 : 松岡 千恵 > 安達 妙子 = 七瀬 優
 通常層 : 星野 明日香 > 永倉 えみる > 森井 夏穂 =綾崎 若菜
 微乳層 : 沢渡 ほのか > 山本 るりか > 遠藤 晶
 貧乳層 : 杉原 真奈美
447名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 21:46:47 ID:45gSrug9
69さんの優、独特の雰囲気が出ていてイイ!

夏なら水着も良いけどキャミソールやタンクトップも好き。
晶の剥き出しの白い肩や二の腕や脇の下に興奮したり。
ゲームではそういう服着ていなくて残念だった。
69さん晶で書いて欲しいです!候補の一つに入れて貰えたら幸せ。
448名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 23:19:13 ID:0gQFVBGB
晶って、巨乳のイメージあったけど・・・・違ったっけ?
449名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 23:29:59 ID:nZqwW5qu
446は身長とバストサイズの比較だけなんかね?

>>448
確か、明日香はスタイル悪いって言われてた気がしたw
450『清華の乙女』:2005/08/01(月) 09:29:25 ID:KPEa+cV7
  清く可憐に咲く 野の花に
  学ぶ心の糧 友と集いて
  師を仰ぎ歩む路 礼儀と作法
  永久の誓いたてたる 乙女の誉れ (私立清華女子高等学校校歌『清華の乙女』より)


 神奈川県横浜市。開国の折り、江戸から最も近い港として海外に向けて開かれたこの港町は、幕末から明治にかけてこの日本とやらいう国のいわゆる近代化の尖兵となった。
 異国の文化に触れ、それを積極的に取り入れることで、横浜は文化としての独自性を早くから築き上げてきた。それは政治・経済のみならず一般大衆の風俗にまで抜きがたい影響を与えている。そして、明治の後で年号が三回変わった今となってもそれは変わらない。
 こと教育という一種特殊なカテゴリーにおいても、その独自性はまた例外ではなかった。
 開国以来数多の外国人を受け入れてきたこの街は、外国人の子弟のための教育機関を必要とし、そこで得られた独特のノウハウは、急速に発展した街にいくつも設立された学校の教育理念にもまた影響を与えた。
 そしてまた、早くから外国人を受け入れたこの街は、女子教育に関してもまた先進を走る土地柄を誇ることとなった。歴史と伝統を有する女子校の並ぶこの街で、ハイカラな制服を身に纏い颯爽と街を闊歩する女学生。それはいつの世も変わらぬ男子学生の憧れである。
 私立清華女子高校といえば、この横浜という土地にあって古くからの歴史と伝統を誇る女子校だ。
 基本的には、いわゆる良妻賢母を要請する学び舎でありながら、その自由な校風は、いわゆるお嬢様からとんでもない変わり者まで、多様な生徒を集めていた。
 かてて加えて、財閥系お嬢様からラテン系帰国子女にいたるまで伝統的にタイプの異なる千差万別の美少女揃いの高校として、近隣のみならず全国的に女子校マニアに絶大なる人気を誇っている。
 某ネットオークションで使用済の制服に破格の入札があったというニュースがマニアの間をたちまち駆け巡ったことは記憶に新しい。さすがにその時には、校内で元の使用者が誰かという詮議が行われたという噂もあった。
 さて、フェリス・雙葉と並び、横浜『三大女子高』と称される清華女子の学園祭、通称『清華祭』。それは毎年秋に行われる一大イベントである。
 外部のむくつけき男どもを学内に受け入れる年にただ一度のチャンス。伝統的なセーラーの制服に身を包んだ美少女たちの姿を一目その眼に焼き付けようとマニアが集まるのは当然のことと言えた、のだが…。
 そういったマニア・あるいは業界人にとって最大の見所といえばむろん『ミス清華コンテスト』。どこでどうやってチケットを手に入れるものやら、カメラ小僧や芸能スカウトが鵜の目鷹の目ターゲットを狙う。そんな催しが行われるのも時代の趨勢というものではあったろうが。
 ――というわけで、我らがヒロインはコンテストに出場すべく、本選を控えて緊張の時を送っている――はずだったのだけれども――。


 「んっ…あんっ…はぁんっ…」
 明日香は、今にも溢れそうになる声を懸命に抑えようとしながら、後ろから突き上げる彼の抽送に身を任せていた。
 コンテスト本選の出場者といっても、個別の控室が与えられるほど清華女子校は贅沢ではない。彼女がいるのは、出場者控室として割り振られた教室からそう遠くない、同じ階にあるトイレの中だ。
 清華祭開催中とはいえ、本来ならば一般に開放されていない場所に彼が入ってこれるはずはなかったのだが。
 そこはそれ、彼は無銭旅行で日本中――北は札幌から南は長崎まで――飛び回るのが趣味という奇人である。故郷に帰る鮭のように彼が明日香の居場所を嗅ぎつけたのは、運命というよりは単なる偶然ではあったけれども。
 「ひっ…あ、あんっ…!」
 彼の掌は、水着のカップの上からでも明日香の乳房を激しく揉みしだいていた。水着越しについ力が入る愛撫に微かな痛みを感じながら、それでも日常生活とあまりにもかけ離れたシチュエーションが、二人をついつい昂ぶらせていく。
 だいたい、東京―横浜なんて、本当なら電車で三十分の距離だ。それなのにまるで遠距離恋愛みたいな気分を味合わせられているのは、彼がいつも日本中を駆け回っているせいだ。たまに会えた時の逢瀬がどうしたって濃密になるのは仕方ない。
 ただでさえやりたいサカリの高校生、ましてやここは教室、それも女子高という禁断の空間だった。それに加えて、『ミス清華コンテスト』本選を目前に控えた明日香は、舞台用に着替えた水着姿で彼の前に現れたのである。
 水着といったところで、しょせんお嬢様女子高のオフィシャルのコンテストであるからには、そんなに際どい代物を着ているはずもない。参加者全員お仕着せの、ブルーのワンピース。
451『清華の乙女』:2005/08/01(月) 09:34:59 ID:KPEa+cV7
 そう、海岸とかプールでその姿を見るのであれば彼とても別にそれほど興奮もしなかっただろう。
 普段はそれほど目立つというほどのことはないが、こうして水着になってみると、意外に胸が目立った。ごくおとなしいデザインのワンピースの水着。けれど、競泳用のそれなどとは違って体を締め付けるようなことはない。
 胸の膨らみも腰のくびれも、お尻の盛り上がりさえ、その柔らかい手触りさえ視線を通じて感じさせるような質感が感じられる。
 …だからして、その姿を見た瞬間彼が我慢できなくて明日香を抱きしめていたとしても彼を責めることはできないし、それをついつい拒みきれなくて明日香が身を任せてしまったとしても、いったい誰に彼女を責めることができるだろう。
 柔らかい素材の、水着の股布を引っ張られる。伸縮性に富んでいるとはいえ、まるで焦っているような慌しい彼の動きに一瞬ひやりとする。
 「ちょっとっ…あんまり乱暴にしないでよ…」
 念のために予備の水着は用意してはあるのだが、それは見栄を張って一回り小さなサイズを頼んで結局交換してもらったという曰くつきの代物だったから出来ればことここに至って着たいものではない。
 「大丈夫、大丈夫…」
 何の根拠もなくそんなことを言いながら、彼は水着からはみ出させたお尻にペニスを押し付けてくる。カリ高の先端が水着から半ば露出した秘肉に当たって、湿ったくちゅっという感触がざわざわと背筋を駆け抜けていく。
 「ひっ…あんっ…」
 明日香の洩らした甘い喘ぎ声に力づけられたように、彼は押し付けた腰に力を込めていった。
 「んっ…」
 だいぶ馴染んだはずの彼の塊が、それでも肉襞を押し開くように侵入する。無理矢理のように入ってくる感覚も、ずいぶん久しぶりのように明日香は感じていた。
 「はぁっ…あっ…んっ…」
 水着をずらしただけで強引に繋がった部分が、いつもよりもきつく締め付けてくるように感じて、彼はがむしゃらに腰を突き、そして引いた。
 ずぶっ…くちゅっ…
 いやらしい音が響く。そんなに大きな音がするはずがないのに、明日香の頭の中でその音はフルボリュームで鳴り響いているように感じられた。
 いつの間にそんなに濡れてしまったのか、そんなことを疑問に思う余裕もなく、明日香は彼の動かす男根が自分の中で蠢く感触と、そこから湧き起こる燎原の炎のような快感に身を任せていくだけしかできなかった。
 「あっ…はぁっ…あんっっ!…」
 思わず大きな声を出しそうになって、明日香は慌てて自分で口を押さえた。すっかり忘れかけていたこと、ここが学校の中だということをなんとか思い出す。本選の時刻も迫っていて、辺りはだんだんと慌しさを増しているのだ。
 「明日香…すごいよ、きつい…」
 けれど、彼が思わず洩らした言葉の通り、彼女自身の意思とは関わりのないところで、明日香の体は恋人との久方ぶりの交わりを充分すぎるほどに堪能しているのだった。
 「…んっ…はんっ…あっ…あぁっ…」
 「今日、大丈夫な日?」
 しゃかりきに腰を動かしながら、彼がぼそっと言った。
 「うん…」
 と、何気なく答えた後になって、明日香はその言葉の意味に気付いて大慌てで叫んだ。
 「…って、なに考えてんのよぉっ!」
 だが、気付いた時にはもう遅い。慌てて逃れようとした明日香だったが。
 「…ご、ごめんっ!」
 「出すな、バカぁーっ!」
 明日香の腰が、彼から逃れようとして不規則に動く。それに加えてずらした水着が彼のペニスをきっちりと締めつけた。
 「うっ…そ、そんなに動いたらっ…!」
 耐えがたい快感に彼も思わず腰を引いていた。入り口あたりで彼の先っぽの膨らみが引っかかり、水着の締めつけとともにその部分を擦りたてる。
 「…ひ、あぁんっ…」
 思わず膝を崩した明日香の動きに、彼とそのムスコは最後の我慢の一線を越えていた。
 「きゃっ…!」
 中途半端に明日香の中に発射しながら、彼のイチモツはすぽんという音さえ聞こえそうな勢いで明日香から抜けていた。しかし、いっそ完全に中で出されていた方が、明日香にとってはマシだったかもしれない。
 もちろん、膣から抜けたからといって男の射精なんてものが途中で止まるはずもなかった。迸る精液が一面に飛び散る。
 明日香の知っている精液の行き先と言ったら、ゴムの中か(たまには)膣内だけだったから、それがよもやそんな勢いで吹き出すものだなんて知る由もなかった。
452『清華の乙女』:2005/08/01(月) 09:36:35 ID:KPEa+cV7
 彼にとってもそれは久しぶりのことだったので、その分量には自分でも呆れた。久しぶりに会うというのでオナニーを控えた甲斐があったってものだろうか。
 そしてそれは、狙ってもこうはいかないだろうという絶妙の加減をもって、半ば水着からはみ出している明日香のお尻から背中にかけてまるでビデオのワンシーンのように浴びせられていったのだった。
 「…あーん、もうっ!」
 そこで明日香は、知らぬこととはいえもう一つミスを重ねた。繊維に付いてしまった精液は擦ってはいけないというのは、男なら大概は身をもって知っていることではあるけれども、明日香はそんなことは知らなかった。
 「…落ちないよぉっ!」
 蛋白質の塊が擦っただけで落ちるわけはないのだ。鮮やかなブルーの水着の、ちょうどお尻から背中にかけてはっきりと染みが残っている。
 「…ど、どうしよう…」
 一応、水着の予備は持ってきていたのは幸いではあったが、それはサイズが一回り小さかったのでできれば着たくなかった。しかし、この惨状のまま人前に出るわけにはいかなかった。どんなあらぬ疑いをかけられるものか見当もつかない。
 「…星野さーん、どこ行ったの?…集合かかったよっ…」
 パニック寸前の明日香にさらに追い討ちをかけるように、遠くで彼女を呼ぶ声が聞こえた。もはやためらっている暇はない。明日香は、男の見ている前だなんてことはとりあえず頭の中から追い出して水着を着替えた。
 …それは、見ている彼にとっても信じがたいほどの早業だった。何がどうなっているのかも理解できないうちに、明日香は精液に濡れた水着を脱ぎ捨て、予備の水着に足を通していた。
 「…いいっ…誰もいなくなるまで、ここでじっとしてるのよっ…」
 小声で囁いてから、明日香はわざとらしい大きな声で「今行くっ!」と声をかけて走り去っていく。
 その後ろ姿に、彼が見ても明らかに小さい水着からお尻の肉がちょっとはみ出しているのを見送って、彼はまた勃っちゃっているのだった。


 「エントリーナンバー16、星野明日香さん…」
 アナウンスの声に、明日香はステージに足を踏み出した。サイズの小さな水着に体が締めつけられるような気がして、歩きにくい。
 スポットライトのまぶしさに、目が眩んだ。ライトの熱が、明日香の体を焼くようにさえ感じられる。手を翳して明かりを防ぎたくなるのを我慢しながら、ゆっくりと歩いた。
 (…照明、強すぎっ…)
 強い光に邪魔されて、客席はただいくつもの影が並んでいるようにしか見えない。
 ステージ中央に向けてゆっくりと足を進める。
 微かなざわめきが、さざ波のように客席に広がっていった。
 一回り小さなサイズの水着に押し込められた胸が、化繊の弾力に抵抗してぴったりと密着して水着を盛り上げている。いっそ裸以上にその形をくっきりとさらしたその姿に、客席のカメラ小僧たちが一斉にシャッターを切った。
 カシャッ…カシャカシャカシャッ…!
 機械音の十字砲火が明日香を襲った。
 (え?…や、やだっ…)
 小さい水着が食い込んで、他の参加者よりも激しいハイレグに見せている。詰めかけたカメラ小僧、女子高生マニアたちがそれを見逃すはずはなかった。しかも、その時明日香はさらに大変なことに気付いた。
 慌てて着替えたものだから、水着の下にサポーターをつけるのを忘れている。伸縮性に富んだ化学繊維が、直接明日香の股間を擦っていた。
 夏が終わったとはいえ手入れは欠かしていないからはみ出していることはないだろうが、意識した瞬間から一歩踏み出すごとに秘裂を絞り上げる水着に、明日香は無数の視線を感じて全身が総毛だっている。
 せめて、水着の食い込みを直したかった。濃緑色の地味な水着は、しかしそれだけにそこからのぞく少女の白い肌をくっきりと際立たせている。
 一歩ごとに水着からはみ出していくような気のするお尻を、直したかった。けれど、ステージに上がり観衆の視線に曝された今となってはそれさえできない。そんなことをしたら、それこそその瞬間の写真が来月発売の投稿雑誌を飾るのは目に見えている。
 (や、…やだぁ…)
 何とか笑顔を作っているつもりだった。けれど明日香は、自分の表情が羞恥と官能に真っ赤に染め上げられていることに気付いていなかった。
 控え室での慌しいセックス。明日香の体はまだ充分に満たされてはいなかった。中途半端に掻き立てられた官能を醒ます暇もなくステージに上がって、明日香はまるで行為の最中をそれだけの視線に覗かれているような錯覚に陥っていた。
 望遠レンズの放列から放たれる邪心と欲望に満ちた無数の視線が、あたかも実体を持つもののように明日香を襲った。まるで淫魔の触手のように、それは明日香の全身に絡み付いてくる。
453『清華の乙女』:2005/08/01(月) 09:41:04 ID:KPEa+cV7
 締めつけられた胸が、まるで水着の弾力に抵抗するように乳首を持ち上げていた。知らず知らずに固くなった乳首が、厚い生地を盛り上げる、その形さえ曝されているような気がする。客席の半分はカメラを持っているようだった。
 闇の中から伸ばされた無数の視線が、明日香の全身をまさぐる。懸命に呼吸を整え、背筋を伸ばそうとしても、まっすぐ伸ばされた背中は彼女の努力を嘲笑うように、クロッチの食い込みを激しくさせるのだった。
 視線に擦り出されたように固くしこった乳首が水着に擦れて痛いほどだ。股間に食い込んだ水着の締めつけが、まるで彼自身の指のように、歩みの一つごとに飛び出したクリトリスを擦る。
 (やだっ…あ…ヘンになっちゃう…)
 身を焦がす情欲に必死に耐える明日香の表情。それだけでも、講堂につめかけた女子高生マニアたちが向こう一ヶ月オカズにするに堪えるものだった。
 さらに、予選では制服のセーラー姿でステージに上がる明日香の姿がある。この二つがセットになればまさに無敵の取り合わせである。
 浴びせられるスポットライトの光。その熱が明日香の全身を火照らせる。
 一歩足を前に出すごとに、自然に内股気味になる歩みが太腿の内側を擦らせた。汗ばんだ柔肉の擦れるべたついた感触から、水着の食い込んだ股間に向けて這い上がっていくようなざわついた感覚に耐える明日香の頬を、一筋の汗がつたった。
 地味な無地の水着の胸の先がつんと突き出しているような気がして仕方がなかった。
 何百もの視線が、その部分に突き刺さる。それはやがて無数の蛇のように明日香の体に絡みつく。まるで視線が水着を剥がそうとしているように、小さな水着に押し込められた胸の作った谷間から乳房が飛び出してしまいそうにさえ感じられた。
 尻のはみ出しもますます激しくなるような気がしてくる。今すぐ駆け出してこの場から逃げたい衝動にかられながら、明日香は精一杯ゆっくりとステージの中央を目指した。
 ステージの中央に立ち、明日香はぐっと背筋を伸ばして軽く体を回した。その瞬間、シャッターチャンスを虎視眈々と追っていたカメラの群れが一斉にシャッターを切る。
 激しいどよめきと拍手と共に、突然のスコールのような激しいシャッター音が明日香に襲い掛かっていた。
 それに気おされるように立ちすくんだ明日香の股間を引き絞るように、水着が食い込んでくる。その時だ。明日香は、観客席の中に彼の顔を見つけてしまっていた。
 何という運命か、はたまた偶然の悪戯か。
 本当なら、それは明日香にとって嬉しいことのはずだった。この人数の中から、彼を見つけることができたこと。それは彼と再会したあの日の歓びに勝るとも劣らないもののはずだった。今日の晴れ姿を彼に見て貰いたかった。そのはずだったのに。
 けれど、彼の視線が他の幾百ものそれと同じように明日香の体を舐めまわしていることは、今の明日香には耐えがたいことだった。
 食い込んだ水着。濡れているのが自分でもはっきりとわかってしまう熱い食い込み。張り詰めた乳房を押さえ込もうとして却ってはみ出させて強調するような胸の谷間。ハイレグと化した裾から今にもはみ出してしまいそうな尻肉。
 (やだっ…み、見ないで…っ!…)
 明日香の内心の叫びが彼に届くはずもない。その視線に、まるで彼自身の指で嬲られているような錯覚に陥って、明日香の体は震えた。
 (い、いやぁっ…あっ…)
 まるで、無数の視線の前に彼とのセックス現場を曝しているような気がした。
 (やだっ…あっ…垂れ…ちゃうっ…)
 蕩け出した秘裂から、生暖かいものが零れ出ようとしているおぞましい感触が、明日香の股間を襲った。それを堪えようと思わず下腹に力を入れてしまった、その瞬間。
 「あっ…くぅっ…!」
 水着の食い込みが一段と深く、明日香の股を搾り上げるのだった。
 (やっ…あっ…あぁぁんっ…!)
 明日香は、最後の力を振り絞って客席に向かって大きく手を振って見せると、まさに脱兎のごとき勢いで舞台の袖に駆け込んでいた。それ以上一秒でもぐずぐずしていたなら、舞台の上でへたり込んで動けなくなってしまうのは間違いなかったから。
 呆気にとられている控室の女の子たちを尻目に、明日香は一直線にトイレに駆け込んだ。
 水着を脱ぐだけの余裕があったのが、思い返して明日香は不思議なくらいだった。
 ようやく水着から解放された淫肉に明日香の指があたる。複雑な動きも激しい愛撫も必要なんてなかった。
 「ひぁっ…あっ…あぁぅっ…」
 握り締めた拳を噛むように口に当てながら、明日香は絶頂の叫び声が迸ろうとするのを必死になって抑えていた。
454『清華の乙女』:2005/08/01(月) 09:42:50 ID:KPEa+cV7
 結局のとこと、明日香は『ミス清華』に選ばれなかった。
 グランプリはともかく準ミスにさえ選ばれず、何の賞もなしというのは明日香のプライドを傷つける話ではあったが、既にこのコンテストは明日香の中で忘れたい記憶の部類に属していたので、何も言わなかった。…少なくとも、クラスメイトには。
 客席の投票では圧倒的な票数を集めた明日香だったので、特別賞を出そうという話も出るには出たのだが。教員サイドの強い反対でその案は流れた。…当然のことながら。
 そして、そんな審査員の裏話も、またあるいは、この数ヶ月後に発行された複数の投稿写真雑誌をステージ上の明日香の写真が(目線入りで)飾ることになるのだが…そんなことも知らずにいたのは、明日香にとってはむしろ幸せなことだった…ということにしておこう。


 「…ざ、残念だったね」
 と、焦った顔を隠しようもなく言う彼に、明日香は思いきり噛みついていった。
 「…誰のせいだと思ってんのよっ!」
 「…俺?」
 「当たり前でしょっ!…まったく、もう…きっとプロダクションの人だって来てたのにっ!…これがきっかけでスカウトされたかもしれないのにっ!」
 「ま、まだ遅くないよ。…これから来るかもしれないじゃない」
 「…AVにでも出ろっての?」
 自分で言っておいて明日香は、ステージの上で曝した醜態を改めて思い出して赤面せずにはいられなかった。
 「…どうしたの?」
 「な、何でもないっ!何でもないよ。…それで!だから、わかってるよね?今日はこの後目いっぱい付き合って貰っちゃうんだからね!」
 「…お、お手柔らかにね…?」
 「いい?まずはシーバスに乗って、山下公園で散歩よね。時間があったら本当はシルク博物館とか人形の家にも行きたいところだけれどこの際仕方ないから割愛してもいいわ。明日に回したっていいし」
 昨夜必死に考えたデートコースを反芻するうちに、明日香の言葉は止まらなくなった。
 「それから中華街で飲茶のハシゴして、腹ごなしに港の見える丘公園に繰り出して、その頃にはもう日が暮れてるだろうからそこからベイブリッジを見るの」
 「…ベイブリッジに行くんじゃなくて?」
 ほとんど外国語のように聞こえる明日香の言葉の奔流の中から、どうにか聞き取れる単語を繋ぎ合わせて、彼は力なく言った。
 「クルマもないのにベイブリッジ行って何するのよ。アレは遠くから眺めて楽しむものなの」
 「…そ、そう…」
 「たぶんまだ時間は大丈夫、コスモワールドは十時までやってるはずだからまだまだ遊べるわ。ランドマークタワーに上って夜景を見るのはそれから後でも十分よね。そうすると、いくら何でもチェックインしないといけない時間のはずだから…」
 「…と、泊まるの?」
 「…ちゃんと家には、清華祭の打ち上げからそのまま友達の家に泊まるって言ってあるわよ。当り前でしょう?…さすがに、いくらあたしでも、グランドインターコンチネンタルとかベイシェラトンに予約とか入れとくほどあなたが気が利いてるなんて思ってないけど」
 「…明日香」
 男として決して口に出したくない一言だった。明日香のはしゃいだ様子を見ているとやはり口にするのはためらわれた。
 …しかし、言わずにいるわけにもいかない。彼は、ありったけの勇気を振り絞って言った。
 「…そんなにお金ありませ〜ん…」
 「予算は?」
 彼は、明日香の耳元で恥ずかしそうに囁いた。
 「…中華街、ラーメン一杯で手を打ってあげる」
 もちろん明日香だって、まさか彼がそれ全部こなすほど裕福だなんて思ってはいない。言ってみたかっただけだ。…しかし、そこまで貧乏だとは思わなかった。明日香は、仕方なくそう言って、それから、ほとんど聞き取れないほどの小さな声で、つけ加えた。
 「…ホテル代だけは取っとかなきゃいけないしね」
 「…え?」
 明日香は、真っ赤になった顔を見られたくなくて、彼の首筋に抱きついて、そっと囁いた。
 「…ちゃんとしてくれなかったら、許さないんだからね」


  蒼い澄みわたる 大空に
  思う父母の情 胸に刻んで
  いつの日か巣立つ我身 感謝と敬意
  未来の夢膨らむ 乙女の希望
  ああ 我が母校 清華の乙女


 どこかから、耳慣れた校歌が聞こえてくる。
 清華祭もそろそろ終わりだ。二人の頭上に、雲ひとつなく澄み渡った秋の空がどこまでも広がっていた。


 終
455名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 21:33:33 ID:xHubxm93
明日香キタ━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━!!!!
GJ!
456ここまでのまとめ:2005/08/02(火) 00:11:09 ID:CXNMCeE0
前回のまとめは>217

遠藤晶
 同棲・バッドエンド >218

安達純
 近親相姦系 >221-228

星野明日香
 処女喪失 >249-272

遠藤晶
 音楽室で手コキ >287-296

松岡千恵
 博多山笠祭り「ふんどし千恵」妄想バージョン >313

安達妙子
 妙子の >317-325
 妙子の・2 >333-335 >>337-344
 妙子の・2.5 >350-353
 妙子の・3 >359-367
 妙子と >378-380
 妙子と夏休みに >396-405
 妙子と夏休みに2 >417-426

杉原真奈美
 レイプ >411-415

七瀬優
 処女喪失 >429-436

星野明日香
 『清華の乙女』 >450-454
457妙子と夏休みに3:2005/08/02(火) 00:19:38 ID:HC5DAW6V



木曜日。
昨晩はついつい暴走気味で妙子とHしてしまった。お陰で今日も腰が痛む。
腰を押さえて朝食のパンを噛り、またバイトへ向かった。


金曜日。週末には妙子は青森に帰る。今日はバイトも休みで、一日中妙子と一緒にいられるので二人でプールに出掛ける事にした。


平日とはいえ夏休み中で、屋外プールは親子連れや学生を中心に大変な賑わいだった。
僕はプールサイドで妙子と待ち合わせし、更衣室へ向かった。すばやく水着に着替えて妙子を待つ。

「お待たせっ」
着替えを終えた妙子が声を掛けてきた。水色のストライプ柄のワンピース水着に身を包み、僕に眩しい微笑みを投げ掛ける。
「……あ…う、うん…」
水着姿の妙子を見るのは何年ぶりだろう。その体のラインがはっきり見て取れる姿に、何度も体を重ねて妙子の裸も何度も見ているのにも関わらず僕の心臓が高鳴る。
458妙子と夏休みに3:2005/08/02(火) 00:20:58 ID:HC5DAW6V



「な…何よっ?私の水着、どっかおかしい……?」
妙子は二つ縛りにした髪の右側をいじりながら僕に尋ねてくる。
「………いや、似合ってるよ…すごく可愛いし……」
僕の咄嗟の返事に、妙子は顔を赤らめて舌を出す。
「……褒めたって何も出ないぞっ」
妙子はくるりと身を翻して駆け足でプールに向かい、そのまま飛び込んだ。
「あっ…待ってよ妙子!」
僕も慌ててその後を追う。

ひとしきり泳いだ後、僕たちはプールサイドの白い椅子に並んで座った。
「それにしても、すごい人だね」
妙子は手にしたジュースを飲みながら改めて言う。何も出ないどころか、結局は僕のオゴリだ。
「確かに…でも、東京じゃいつもこんな感じだよ」
「ホントに!?」
驚きの声を上げる妙子。
僕は少し疲れた体を休めながらプールの方を眺めた。必然的に、若い女の子に目が行くのは止むを得ないだろう。
「今年はやけにビキニやらセパレートやらと、ヘソ出しの水着が多いなぁ」
マズイ…ついつい口に出してしまった。僕はそっと妙子の様子を伺う。
「……」
どうやら聞かれずに済んだらしい。僕は心の中で胸を撫で下ろした。
459妙子と夏休みに3:2005/08/02(火) 00:22:22 ID:HC5DAW6V



プールから下宿に戻る頃には夕方になっていた。今の時期はまだ日が高い。
「うーん…今日はすごい泳いだから少し疲れたね」
「……うん…」
「帰ってから夕飯作るのは大変だろうから何か買って帰ろうか?」
「……うん…」
妙子は何となくうわの空みたいだ。大分疲れたんだろうか?
僕は敢えて尋ねる事はせずに、コンビニを経由して下宿に戻った。


「………やっぱ変だよ、妙子…どうかしたの?」
夕食の間も妙子はぼんやりと考え事をしてる様子で、時折こちらを伺ってはまた虚空に視線を泳がせた。
「……今日、プールで…」
やっと妙子が口を開く。
「他の女の子の水着見てたよね…?」
「…う……あ、うん…」
…やっぱり聞かれてたみたいだ。
「私の水着、やっぱり地味だよね……」
「え?…いや、似合ってたと思うけど」
それは本音だ。
「……あのね、ホントはもう一つ別の水着もあったんだ……でも、周りの人見てたら恥ずかしくって……」
そう…なのか?僕は考えもしなかった展開に少し戸惑う。
460妙子と夏休みに3:2005/08/02(火) 00:23:39 ID:HC5DAW6V



「これ…なんだけど」
妙子がカバンの奥から一枚の手提げ袋を出す。
「それ…こないだ買い物したお店の…」
もう全部宅急便で送ったものだとばかり思っていた。僕は差し出された袋を開いて中身を出した。
それは、黄色を基調としたセパレートタイプの水着だった。「今年の流行!」などとテレビで見た気がする。
「……変だよね、私じゃ…スタイル良くないし、似合わないよ…きっと……」
妙子の表情が少し曇る。
「……見てみたいな」
僕はそれを妙子の手に渡しながら言った。
「妙子がそれ着たの、見てみたいな」
「え………」
妙子は僕の方を見て目を丸くした。


「お風呂で水着なんて、何か変だね」
「部屋で着るよりはマシなんじゃない?」
僕たちは軽口を叩き合う。
結局、僕が押し切る形で妙子は黄色の水着を着る事になった。部屋でだと恥ずかしい、と言うので二人とも風呂場で水着になる事にしたのだ。…僕は先程まで着た奴なので湿っていたのは仕方ない。
そのまませっかくだからと湯槽に二人で浸かる。二人で入る湯槽は正直狭くて、お互いの距離がやけに近くて、それが嬉しい。
461妙子と夏休みに3:2005/08/02(火) 00:24:43 ID:HC5DAW6V



……何だか妙な雰囲気だ。
そのまま僕たちは体を寄せ合い、お互いに黙って相手の温もりを感じる。
「ね…私の胸、どうかな」

妙子に導かれて触れた左胸から、その鼓動が伝わる。
「……ドクドク言ってる」
「……それだけじゃ、ないよ……」
妙子の顔が赤いのは、湯槽に浸かっているからだけではないみたいだ。水着越しのその先端は、硬くなって尖っている。
「……勃ってる」
僕は小声でその状態を妙子に伝えた。
「何だか……こういう格好見られてたら……つい……そんな気分になって…………私…どんどんHな女の子になってるみたい…」
妙子はそのままキスをせがむ様に顔を近付ける。僕はその唇を塞ぎ、舌を入れてゆく。

僕が自らの舌で妙子のそれを転がすと、一瞬だけ躊躇いつつもすぐに受け入れてくれた。
僕はその肩に左手を添え、右手で水着越しの妙子の柔らかい膨らみを揉む。時折肩をビクッとさせて妙子が感じてるのがわかった。

「…んっ……ぅん…ん…っ……はぁ…っ…」
長い口づけの後、僕たちが唇を離すと互いの間を糸が引く。妙子の目は潤み、僕の股間は膨張していた。
「妙子……その、口で…」
「……うん…しゃぶってあげるね…」
462妙子と夏休みに3:2005/08/02(火) 00:27:00 ID:HC5DAW6V



僕は水着を脱いで浴槽の淵に座り、妙子の頭を足の間に入れる格好になる。
妙子はそこで湯槽に浸かりながら僕のモノを慰め、時折上目遣いで僕の顔を盗み見ていた。きっと僕は気持ち良さを隠し切れぬ表情なのだろう、穏やかな微笑みを浮かべてくれる。
「ああっ…妙子ぉ…ッ!で…出そう…ッ」
そんな妙子の顔を見ていたら、以前よりもずっと上手になった舌技と相まって射精感が一気に込み上げて来た。僕は妙子の口から陰棒を抜き出そうと、その頭の上に掌を乗せた。
すると、妙子は小さくかぶりを振って目で合図した。
『そのまま出して…』
その解釈が正解か否かを確認する間も無く、僕はそのまま妙子の口の中に精液を吐き出した。

「―――っ!!」
妙子は眉間に皺を寄せ、僕を全て受け止めようと必死に咥えた口を締める。
そして射精が終わると、右手を口元に添えた。そのまま喉をゴクッと震わせて僕の精液を飲み干した。

「妙子……大丈夫?」
「………ん、平気…。あなたのだもの……」
少し苦かったのか、目元にうっすら涙を浮かべて、それでも微笑んでくれた。
「……やっぱり飲んでくれると嬉しい?」
妙子はまた悪戯っぽい笑顔で僕に尋ねてきた。
「……そりゃあ…嬉しい、かなぁ……」
照れ隠しにこめかみの辺りを掻いて答えた。

「……ねえ……して…」
妙子は艶めかしい眼差しで訴える。
僕の下半身はまだまだ萎えずに妙子を欲していた。
463妙子と夏休みに3:2005/08/02(火) 00:28:38 ID:HC5DAW6V



再び僕は湯槽に浸かって妙子を待つ。お湯の中で左手で自らの水着をずらし、僕のモノに残る片手を添え、妙子はゆっくりと自らを沈めて来た。そして僕たちは繋がる。
「ああん…っ……は…入ったよぉ…あなたのが…っ」
妙子が腕を回してくる。
僕はゆっくりと妙子を下から突き上げだした。くぽッくぽッと結合部から淫らな音が鳴る。

「……あっ……お湯が…入ってきて…すごいよぉ…」
僕が突く度に互いの隙間からお湯が侵入し、それが妙子をより感じさせていた。妙子は大胆に腰をくねらせて僕を包む。
「…あッ……妙子の膣内、すごく気持ちいいよ……」僕は夢中で妙子を突き上げて、より奥まで繋がろうとした。
目の前では、水着姿の妙子が悶えている。お湯と汗で全身が濡れて艶っぽく見える。突き上げる度に、セパレートの水着に包まれた胸が揺れる。
「……綺麗だよ…妙子…っ」
僕は本心で言う。
「あっ…あンッ……」
妙子の両襞がきゅっ、と一段と強く締まる。
464妙子と夏休みに3:2005/08/02(火) 00:33:19 ID:HC5DAW6V


「妙子……お尻こっちに向けて」
「…ふぁっ……うん……わかっ…た…」
一旦結合を解き、妙子を湯槽から立ち上がらせ壁に手を付いた姿勢にさせた。僕は妙子の水着の隙間から再び陰棒を挿入し、バックで腰を打ち付ける。
「あ……妙子の膣内……すごく熱くて気持ちいいよ」
「わ……私もっ…き…気持ちいいのぉ……」
妙子は時折僕を振り返り、その気持ちよさそうな顔を見せてくれる。それを見る度に僕は興奮し、腰の動きを加速させた。
「…あっ…あんあンッ……私…もう……イッちゃいそ…うっ……!」
「妙子…僕も…出そうだ」
僕らはそのまま絶頂を迎えようとしていた。

「あっ……あああん…イ…イくぅ……ッ!」
妙子は身体を仰け反らして達した。
僕は妙子から自身を抜き、その隆々と猛るモノを自ら扱いた。
「……うアッ……!」
僕は白濁した精液を妙子の水着のお尻に向けて次々と解き放った。僕の精液が妙子の黄色い水着を白く汚していった。


「……はぁ、はぁ…」
妙子は静かに崩れ落ち、湯槽に身体を浸す。発射した白濁の粘液が浴槽内を漂っていた。
「……可愛かったよ、妙子」
僕は後ろから妙子を抱き締めた。妙子の鼓動が伝わってくる。
「……バカぁ…っ」
妙子は照れた顔で唇を尖らせた。
「………でも、やっぱりこの水着は着なくて正解だったかもね」
「…え……どうして?」
「……だって……妙子と、したくなっちゃうから」
僕はさり気なく妙子の胸を揉みながら耳元で囁く。
「…こんな可愛い格好、他の人には見せたくない…かも」
妙子の耳たぶをペロペロと舐めた後、軽く口に含む。
「あっ……ダメ…ぇ…」
妙子はブルッ、と身体を震わせた。……今夜も疲れた体に、更に鞭打つ事になりそうだ。

終わり。
465317:2005/08/02(火) 00:38:10 ID:HC5DAW6V


450様、GJです!明日香っぽい雰囲気も出つつエロエロで良かったです。

そんな水着流れで投下させてもらいました。多分次で夏休み編ラストの予定です。

にしても皆さん上手なうえにボキャブラリー豊富で頭が下がります。なんか似たかり寄ったりになりがちな最近……。
466名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 20:07:57 ID:vcC1tTGd
明日香、妙子と俺の好きなキャラが続いてくれて嬉しい。
特に妙子シリーズを続けてくれた317様には大感謝です。
新シリーズを切に願いますw
467名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 20:21:46 ID:bbulMhnA
アスペルギス様……
468名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 22:12:13 ID:L/JIYFhb
>>467
これか……。
ttp://web.archive.org/web/20040603131456/http://www.tomato.sakura.ne.jp/~ddd/ddd/novel/t01156.htm

セリフが明日香の口調を再現していないと思った。
469妙子と夏休みに4:2005/08/03(水) 23:57:11 ID:6VvPtMSE




「……ぁ…っ……ぁんっ…はぁ……はぁ…ん…っ」
妙子が少し枯れたか細い声で喘いでいる。いつも通りに結んでいた髪はいつの間にか解け、汗で白いうなじと肌に張り付いている。
部屋中に立ちこめる、汗と愛液の混じり合った「女」の匂い。ごみ箱の中や周りには、使用済みの避妊具とティッシュが無数に転がる。
妙子の手首に薄く残る跡。それは脱ぎ捨てられた妙子のブラやショーツと共に床に転がるタオルで縛り上げた印だ。その両胸や首筋には僕が点けたキスマークも残っている。

「…妙子…ッ…そろそろ…出すよ…」
僕の下で口を半開きにした妙子に向かって言う。
「……やぁ…っ……も……ダメ…ぇ……変に…なっちゃ…うよ…ぉ……」
そう拒絶の言葉を口にしつつも、妙子の膣は再び咥えた僕の肉棒を締め付ける。繰り返す行為によって、妙子のそこはかなり具合が良くなっていた。結合部からは愛液が溢れ、太腿を伝いシーツに染みを点ける。
「……うッ…!出る…ッ!」
僕は何度目かの欲望を装着したゴム内に吐き出した。
「…ふあぁぁん…っ…!」
妙子はこれまた何度目かの絶頂を迎え媚声を上げた。そして全身の力が抜け、ぐったりとなる。

470妙子と夏休みに4:2005/08/03(水) 23:59:06 ID:6VvPtMSE



明日には妙子は青森に戻ってしまう。再び離れ離れになる……その思いが僕たちが淫らな行為に耽る理由になり、薄暗くなった頃から繰り返し身体を重ね続けていた。
幾度となく力尽きて少し微睡んでは再び目覚め、互いの性を貪る。次第に交わす言葉も少なくなり、ただひたすら腕を、脚を、舌を、そして性器を絡め合っていた。

ふとカタン、と郵便受けの方から物音がした。おそらく朝刊が届いたのだろう。
気が付けば閉めきったカーテンの隙間から薄い日差しが入って来ている。……もう、最後の一日になっていた。回り続けていた扇風機の風の音が静かに響く。
「…妙子…」
僕は、腕の中で果てた愛しい人の名を呟きながら髪を撫でる。この感触とも暫らくはお別れだ。
「……あ……ぅん…」
ゆっくりと瞳を開く妙子。そして軽く唇を重ねる。
「……もう、朝なんだね」
妙子はタオルケットの裾を掴み、自らの体を隠して上半身を起こした。
「…今日には帰っちゃうんだよね」
僕は妙子の方に向き直りつつ声を掛ける。
「……そっかぁ、寂しいのぉ?」
妙子がわざとおどけた口調になる。
「当たり前だろ…離れたくないよ、妙子と」
僕は妙子の胸に顔を埋め、片手で軽く揉んだ。そのまま指で乳首を弄び始める。
「…もぉっ……ダメだぞっ…また…」
妙子の言葉の途中で僕はその先端を口に含み、舌で転がして刺激した。
「……やん…えっち…ぃ」
言葉とは裏腹に、妙子の乳首はツンと尖り硬くなる。
「妙子……」
僕はまた勃起してしまったモノに妙子の手の平を導いた。
471妙子と夏休みに4:2005/08/04(木) 00:00:21 ID:6VvPtMSE



「も…ホントにダメ……立てなくなっちゃう…」
これだけ幾度となく体を重ねたのだ、確かにそうだ。
「でも、このままじゃ治まらないよ」
…それも事実だ。
「……じゃ…抜いてあげるだけ…ね?」
妙子の手が僕を包んで優しく動き始めた。
「……あ……じゃあ、最後だから…お願いしてもいいかな…」


「こ……こう……?」
妙子は両手でその形の良い胸を持ち、反り返った僕の肉棒を挟み込んだ。そして体をぎこちなく揺する。
「あッ……気持ちいい…!」
柔らかい胸の感触に加え、上目遣いで恥ずかしそうに見つめる妙子の表情が僕の快感を一気に高めていく。自身が一段と膨張し、わなわなと震える。
「……すごい…どんどん大きくなってる…」
妙子の息遣いが徐々に艶めかしさを帯び、挟み込んだ胸で擦る動きも大胆なものになっていく。
「…はぁっ…はぁ……ね………いいよ…っ…は…早く…出して…あっ…はぁん……イクとこ……見ててあげる……」
妙子の目が僕を捉える。
472妙子と夏休みに4:2005/08/04(木) 00:02:18 ID:6VvPtMSE



妙子に、見られてる。それがやけに僕の昂揚感を煽っていた。
「…妙子……出るッ…出るよ…ッ…!…うあッ…あッ………あッ…!」
ドクッドクッドクンッ!!
次々と白濁液が射精され、辺りに飛び散った。何度も出した後だったがそれは勢い良く妙子を汚した。


「……初めて見た…あんな顔してイクんだ…」
妙子が僕のモノを舐めて綺麗にしながら言った。
「……何か…カワイイね」
「なっ……!何言ってるんだよ!」
僕の方が珍しく照れる。
「……私も……あんな顔、してるのかな……?」
「ああそうだよ……これからは、そのHな顔を思い出して一人でする事にしたよ…」
今度は僕が妙子をからかう番だ。
「…………じゃ、私もそうするね……」
妙子は小声で呟いた。振り返って見た妙子の表情にはふざけた様子は一切無かった。

 ――――*――――

「……じゃあ、今度は僕から会いに行くから」
「うん…待ってる」
僕は駅のホームまで妙子を見送った。新幹線のドアの所で向かい合うのは多分他のお客さんにしてみれば大迷惑だろうけど、今日だけは勘弁してもらう事にしよう。
「……夏休みの内に、一度は行けると思う」
「うん、日が決まったら連絡してよ」
こうしてる間にも別れの時が近づく。僕たちはどちらからともなく手を握り合った。身体を重ねるのとは少し違う、でも確かな繋がりを感じたかったから。
やがて、発車を告げるアナウンスが流れる。
「……じゃあね」
妙子が笑顔を見せた。
僕も微笑み返す。

僕たちの夏の熱い一週間はこうして過ぎていった…。
―夏休み篇・完―
473名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 00:05:51 ID:Trfi1+xQ
474317:2005/08/04(木) 00:06:14 ID:G3n76Unl


随分長々書いてしまいましたが、妙子夏休み篇終わりです。

次は以前話題に挙がった本編の遭難イベントを書きたいと思うのですが、何せゲームやったのかなり前なんでちと忘れてます…攻略本ひっくり返してがんがります。
475名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 19:09:27 ID:Ld+KgBP5
チンコたった
476名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 17:47:57 ID:UKJM3+H2
夏休み編完結お疲れ様でした。
遭難イベントも楽しみにしてます。
477旧69 ◆49EtSB976. :2005/08/05(金) 19:02:44 ID:p4mgo00j
>>437 >>447
感想のレスありがとうございます。本当に励みになります。
現在、あらかた完成しているのが1本、半分程度が1本、構想中が2本あります。
これらを発表するまでは(時間はかかるでしょうが)、このスレに投下は続けます。
あと晶は同棲篇を書いていますが、完成のめどはまったく立っておりません。申し訳ない。




若菜の完結篇です。
いろんなエッチのパターンをやってみたかったので続き物にしました。
ヒロイン争奪や他のヒロインと出会って逃げるなど、「ジャーニー固有の設定」が出せず申し訳ありません。
478旧69 ◆49EtSB976. :2005/08/05(金) 19:05:07 ID:p4mgo00j
到着前日
 明日はいよいよ目的地の京都。今日が若菜と過ごせる最後の夜だ。
 あれから毎晩、僕たちは体を重ねた。肌を合わせ、互いを絶頂に導きあった。
 僕は若菜にいろいろなことを教えた。若菜もそれを貪欲に吸収し、自分のものとしていった。
 体だけじゃない、心も深くつながっていた。若菜は僕のすべてになっていた。
 もう僕には若菜のいない生活なんて考えられなかった。若菜、若菜……。
 ……そしてこの夜も僕たちは思い出を作るために睦み合っていた。

 唇に柔らかく温かいものが触れる。
 その行為は、もう何年も付き合っているかのような自然なものだ。
 わずかに唇を開くと、少しのためらいのあと、そのすき間から口の中に濡れたものが分け入ってきた。
「んふ……ん、ちゅ…んぐ……」
 部屋の中に唾液の混じり合う音が響く。
 それはお互いの情熱を計りあうかのような激しいものだった。
「んっはぁぁ……あぁ」
 息苦しくなったのか、若菜の唇が離れた。甘い吐息が洩れる。
 それは僕の耳元をくすぐり、さらなる興奮を呼んだ。
「若菜……」
 一瞬でも唇が離れているのが忍びない。また唇が重なる……。
 僕と若菜は、熱すぎる、そしてとろけるようなキスを交わす。

 唇が離れる。そうして僕は目を開ける。そのまま左手を伸ばし、若菜の頬をなでようとする。
 その手に若菜が右手を重ね、優しくなぞった。
「幸せです……」
 小さな声で若菜が言う。
「僕もだよ」
 そう応じ、僕はもう一方の手で若菜を抱きしめた。
「あなたの優しさが好き……大好きです……」
 頬を染めて目を伏せる若菜。
 僕は若菜の頬から手を離すと、そのまま両手を使って体をゆっくりとなでていく。
「んっ……」
 指が這い回るたび、最初はくすぐったそうにしていた若菜の息が少しずつ荒くなっていく。
 その声を聞きながらパジャマのボタンに手をかけ、一つずつ外していく。
 前を全部開けると、お腹のあたりから上に指を滑らせた。
 そしてブラに到達すると、布地の上から静かに円を描くように指先でこねまわした。
 繊維の向こうに感じられる大きな柔らかい塊。……僕は思わずそれを揉みつぶす。
「ふあっ……あ、あン!」
 若菜が身をよじらせ、切なげな表情で僕を見上げた。
 そんな若菜に愛おしさが増す。……いつもはきれいだと思う若菜が、今日はかわいいと思った。
 もっと若菜を感じさせたい。そう思った僕はブラを持ち上げ、ふくよかな胸にじかに触れた。

 温かいふくらみが手の中に収まる。例えようのない心地よさだ。
 そのままゆっくりと指先に力をこめていく。
 と、ふくらみの先端の固くしこった感触が手のひらに伝わってきた。
(乳首が立ってる!)
 意を強くした僕はそこを手のひらで転がすように攻めてみた。
「あっ、んんっ……ふぁ」
 僕の手が先端を摩擦するたび、若菜の体がぶるぶると震える。
 そして手の動きに合わせるように若菜がわななく。
(僕の愛撫で若菜が反応している!)
 そう考えると、なんだかとてもうれしくなった。
「くすぐったい?」
「い、いいえ……違います」
 普段の凛としたものとは違う色っぽい声。そんなオンナの声に僕も興奮していく。
479旧69 ◆49EtSB976. :2005/08/05(金) 19:06:15 ID:p4mgo00j
 僕は若菜の乳首に顔を寄せ、そっと口に含んだ。
 唇で挟み、しごき、舌で転がし、強弱をつけて吸う。軽く歯を立ててみる。
「ひゃん! ……んぅ、んっ、ンぁ……」
 そんな一連の口撃にたまらなくなったのか、若菜は僕の頭を強く抱きしめてきた。
 若菜の胸に顔が押し付けられる。やわらかいが張りのある重量感が僕の顔を押し返す。
 それほど大きいというわけではないので、胸に顔がうずまっても呼吸は苦しくない。
 胸に顔を包まれたまま、僕はしばらく若菜の鼓動に耳を澄ませていた。
 激しく高鳴る若菜の心臓。
 それを確認した僕は若菜の腕から抜け出してしゃがみこんだ。

 パジャマのズボンを脱がせる。脱がせるときにショーツを見てみる。
 と、クロッチのあたりはたっぷりと水分を含み、淡いブルーの下着はその部分だけ色が濃くなっていた。
「若菜、濡れてるの?」
 目を見ながらそう言うと若菜は真っ赤になった。
「そ、それは……あなたがさわるからです……」
 僕から目を逸らし、消え入りそうな小さな声で若菜が答える。
「感じちゃった?」
「……し、知りませんっ!」
「かわいいよ若菜」
 言いながらクロッチに手を伸ばした。
「ん……」
 小さく声を洩らし、若菜の足が力なく開かれた。

 若菜の下着はたっぷりと水分を含み、陰唇の形をくっきりと浮かび上がらせていた。
 僕が指を動かすたび、くちゅくちゅと湿った音が立つ。まるで直接その部分をさわっているかのように錯覚する。
 見ると中心部がしとどに濡れ、恥毛の黒い翳りがうっすらと透かし出されている。
 その部分に指先を当て、つつつっと上下になぞる。
 指先に力を入れると布地を押し込むようにして第一関節までくぼみにめり込んだ。
 そのまま指をうごめかすとショーツはさらに水分を含んでぺったりと肌に張り付く。
「ひぁっ!」
 艶を帯びた声で若菜が鳴く。そして立っているのがつらいのか、ひざをガクガクさせて身悶える。
 それに興奮した僕は肉ひだの合わせ目で小さく尖った肉芽に目標を移した。
くにっ、くにっ……
 そこを揉むようにして圧を加える。
「ひゃんっ!」
 クリをこするたび、若菜の体が弾かれたようにひくつき、それと同時に腰をうねらせる。
 その様子は快感を貪欲にむさぼっているようにも僕には感じられた。

 何度か続けるうち、若菜は足をもじもじと何度もこすり合わせるようになった。
 それだけじゃなく、僕の手を押さえると陰阜に押し付けるように押さえてくる。
「若菜?」
 僕の問いかけに、若菜は
こくん
 横を向いたまま、恥ずかしそうにうなずいた。直接さわってほしい。そういうことなのだろう。
「いい?」
 ショーツに手をかけて聞く。
「え、あ……はい。でも、恥ずかしいです……」
 小さな声でそう答えた若菜は、僕の視線から逃れるように背中を向け小さくうなずいた。
「脱がすね」
 そう声をかけながらショーツを下ろしていく。

 何度も脱がしているのに、そのたびに興奮する。
 ショーツと秘裂との間に銀の糸がかかった。若菜もすっかり準備が整っているようだ。
 そのまま片足ずつ上げさせて足先から抜くと、前かがみになった若菜のお尻のすぼまりが僕の目の前に来た。
 その下には僕の性器を包み込む肉穴と、それを取り巻くやわらかな肉のひだ。
 ……若菜のそこは充血し、ヒクヒクとうごめく膣口はすでに充分に潤っていた。
「そ、そんなに見ないでください……」
「……ご、ごめん」
 言われるまで気が付かなかった。どうやら僕はかなりの長い間、若菜の秘所を見つづけていたらしい。
480旧69 ◆49EtSB976. :2005/08/05(金) 19:09:02 ID:p4mgo00j
 幼なじみ。6年生の一時期だけ一緒に過ごした若菜。
 あのときの若菜はまだ子供だった。それが今はもう、すっかり大人の体に……。
 大人になった若菜を僕は抱いた。自分のものにした。自分の色に染めた。
 僕はもう若菜と離れたくない。若菜の心も体もずっと僕だけのものにしていたい!
 それらのさまざまな感情が僕の中で渦を巻いた。

 僕はゆっくりと恥肉に右手を伸ばした。
ビクッ
 一瞬若菜の腰が引けた。それでも抵抗せずに僕の指を受け入れる。
くちゅ……
 淫らな水音が鳴る。
「ぁはッ! ……ぁぁ、あああ!」
 ほんのわずか触れただけで若菜は感極まった声を洩らした。
「若菜?」
 そんな若菜の声に僕は思わず手を止めた。
 それに気付いたのか、若菜が振り返る。
「や、やめないでください……やめられたら……つらくなります」
 真っ赤になった若菜が言葉を継ぐ。
「若菜……うん」
 うなずくと、僕はまた手を動かしはじめた。
「あぁっ……ぅくっ……ん、んッ……」
 行為のたびに若菜の苦悶に似た声が上がる。

 形をなぞるように、若菜の大切な場所を僕は指で丁寧に前後させた。
 複雑な形状の肉ひだを指でかき混ぜると、ヌルヌルの熱い液体がまとわりつく。
(若菜の準備は整っているみたいだ)
 僕自身、もう我慢できないほど高まっていた。
 手早くコンドームを装着する。
「いい?」
 ベッドに四つんばいにさせた若菜の腰に手を当て、先端をわずかに膣口に潜り込ませて聞く。
「は、はい。いいです、もう大丈夫です……来てください」
 潤んだ瞳の若菜が僕を振り返ってうなずいた。
 それを見た瞬間、僕の中の獣性が猛った。
「ごめん……今日、優しくできない」
 そのまま返事を待たずに強く腰を送り出す。同時に若菜の腰をしっかりと引き寄せた。

ぐちゅっ……!
 肉棒が若菜に埋没する。
「んくっ! ……くぅ、ふぁっ、はぁぁぁぁぁっ」
 中に侵入していくと若菜の体から力が抜けていくのが分かった。
 それでも若菜の中だけはこわばっていて、僕を押し返そうとするかのようにきつく締めつけている。
 ……その締めつけが信じられないほど気持ちいい。
「っぅ、くぅん……」
 若菜が鼻を鳴らして切なげな声を洩らす。同時に膣がキュッと締まる。
「若菜……そ、そんなに締めつけたら……出ちゃう」
「わ、わたくしは……んっ、な、なんにも……あっ、していませんっ」
 恥ずかしそうに僕の視線から逃れるように若菜が前を向いた。
 そんな若菜に欲情が増す。
「若菜っ!」
 激しく動かす。若菜のぬくもりや香りが僕に流れ込む。
 ……若菜をたくさん感じている。若菜も感じている。お互いをきちんと感じあっている。
「あ、あっ…ぅん、ぅンっ……んぅぅ、ん、あっ、あッ」
 淫らな声を若菜が発する。それだけで僕の興奮も高まっていく。
 その時、僕は若菜だけだと思っていた全身の震えが自分にも起こっているのに気が付いていた。
481旧69 ◆49EtSB976. :2005/08/05(金) 19:09:52 ID:p4mgo00j
「若菜っ、若菜っ!」
 名前を呼びながら、腰を叩きつけるようにして若菜をえぐる。
 奥まで強く突くと若菜の体がのけぞる。
「あぁっ! ぅンッ、あっ、あっ!」
 僕に突かれながら若菜が淫らな声を上げる。
 何度も体を重ねたことにより、熟れはじめた若菜の肉体は性の歓びに目覚めている。
「んんっんっハァっ」
 いささか乱暴とも思える僕の攻めにも、若菜は嬌声を上げて快楽を訴えた。
「若菜っ、好きだよ……大好きだよ若菜……愛してる、若菜!」
 想いを言葉にして、若菜の中を満たした欲棒をこすりつけるように動かす。
 腰を密着させたまま、そこで『の』の字を書くように円運動をくり返す。
 モノを奥深くまで挿入された若菜は大量の愛液を膣口から太ももにしたたらせた。
「ひんっ! ああ、あ……」
 背中を反らして若菜が悦喜の声を上げる。
 それと同時に若菜の粘膜の熱い内壁が僕を締め上げる。男性器がこすられる。
「ぐっ……」
 あまりの気持ちよさに、食いしばる歯から快楽のうめきが洩れてしまう。
 今度は若菜の中で前後させようと思い、腰を引いた。
 すると内部のひだが、まるで引かせまいとするかのように僕のカリ首に絡みつく。
 それに構わず肉茎を引き戻すと、それが大きな快感を与えるのか若菜が鳴いた。
「んんんっ! あ……ああっ!」
 抜けきる直前まで淫茎を戻し、再び一気に叩きつけるように奥まで突き刺す。
「ひゃんっ!」
 二人の下腹部の肉がぶつかり合い、
ぱんっ!
 と小気味いい乾いた大きな音が静かな部屋に鳴り響く。
 その衝撃と、奥までえぐられた快感なのか、若菜の体が跳ね上がった。
「あ……ああっ!」
 陶酔した感じの若菜の腰を両手でつかむ。そうして元の姿勢に戻す。
 腰を固定したまま僕は再度若菜を突き上げた。
「あっ! あっ! あっ! あっ!」
 僕が腰を突き入れるたびに若菜は悦声を上げ、中は収縮を起こした。
「だ、だめですっ! だめぇっ!」
 激しく突かれながら若菜が叫ぶ。声に切迫した響きが濃くなっていく。
 それに構わず、僕は若菜を後ろから何度も何度も突き立てた。
 そうしながら若菜の背中に胸を合わせ、また背中を反らし角度を変えて若菜を攻める。
 狭い膣道で僕のペニスは突く場所を変えながら何度も前後した。
 同時に波打つ長い髪の中をかき分け、若菜の背中にも舌を這わせる。
 若菜は胸をベッドに押し付けて潰すようにしながら体を前後に揺らしていた。

 射精感が押し寄せる。限界はすぐそこまで来ている。
「若菜……イキそうだよ若菜……」
 一緒にイキたい、若菜と絶頂を共有したい。そう思って声をかけた。
「はぁ、はぁ……若菜?」
 返事がない。
 動きを止める。
「若菜?」
 もう一度呼びかけて若菜を見る。呼吸は規則正しく続いている。
 しかし反応がない。……気を失っているようだった。
(失神してしまったのか?)
 誇らしい気持ちもあったが、どうしたらいいのかわからずに若菜からそっと離れる。
 そうしてベッドにひざ立ちして若菜を見下ろす。
 射精の直前まで高まっていた欲望が股間で脈打っている。
 大きく固くそびえる勃起は放出をねだるようにビクビクと脈動を続ける。
 ……出したい。
(だめだ……我慢できない)
 若菜の裸を見ながら僕は勃起を握り、手慣れた動作で前後させた。
 考えたら、若菜と旅をするようになって初めてのオナニーだ。
 たちまち射精感が高まっていく。
「はぁ、はぁ、若菜っ……うっっ!」
482旧69 ◆49EtSB976. :2005/08/05(金) 19:11:23 ID:p4mgo00j
 射精後のけだるさの中で白濁に満たされたゴムをはずし、口を縛ってティッシュにくるむ。
 それをくずかごに捨てるためベッドを降りた。
 カーテンを開けると月明かりが部屋を満たした。冴え冴えとしたきれいな月だった。
 若菜と一緒に達したいと思ったけれど、射精したことで肉体は満足を得ていた。
 月を見ながら僕はしばらくそのままでいた。
 鼓動が落ち着き、熱を持った体が徐々に冷えていく。
 体を見ると互いの体液や汗にまみれている。僕は熱いシャワーを浴びようとバスルームに向かった。

シャーーーー
 思いっきり熱いシャワーの中に体をゆだねる。
 肉体的にも精神的にも満足を得た体にその刺激が心地よい。
 僕はしばらくその感覚を楽しんでいた。と、
カチャッ
 静かな音がした。
 振り向くと若菜が恥ずかしそうな顔で立っている。
 目が覚めたようだ。
「こちらで音がしたもので……」
 そう言ってぽつねんとこちらを見ている。
(失神したことは言わないでおこう。若菜も恥ずかしいだろうし)
 僕は何もなかったかのように若菜に声をかける。
「若菜もシャワー浴びなよ。濡れたまんまだと気持ち悪いでしょ?」
 その言葉に若菜は真っ赤になってうつむいてしまった。が、顔を上げると
「お湯加減はいかがですか? お背中、流してさしあげます」
 言うなりタイル地に足を伸ばした。

 近付いてきた若菜の手を取ると、僕はいきなり
ぐいっ
 と抱き寄せた。そして引っぱるようにして身を倒す。
 そのまま、若菜がタイルで背中を打ったりしないように自分が下になって転がった。
「きゃっ!」
 小さな叫びを上げる若菜。
 僕はその口を唇でふさぐ。
「ん……」

 唇を離すと
「突然ですからびっくりしました……重い、ですよね」
 そう言って僕の上からどこうとする。
「重くないからこのままでいて……。それに僕の体洗ってくれるって言ったろ?」
 そのまま腕に力をこめて離れられないようにする。
「で、ですがこのままでは……」
「若菜の体を使って洗ってほしいな」
「! ……そ、それは」
「お願い……ね?」
 しばらくの沈黙のあと、
こっくり
 全身を朱に染めて若菜がうなずいた。

 若菜はボディソープを手に取り、自分の身体で泡立てる。
 ……たちまち若菜の体が泡まみれになった。見た目がすごくいやらしい。
 あくまでも願望を口にしただけだ。まさか本当に実現するとは……。
ぬるんっ
 シャボンを身にまとった若菜が僕の肌に触れる。
「うあっ!」
「き、気持ち…いいですか?」
「うぅぅっっ!」
 若菜のやわらかい体と泡のヌルヌル感とで、言葉を失うほどの気持ちよさだった。
(ま、まずい……かも)
 股間がぴくんっ、と脈を打った。
483旧69 ◆49EtSB976. :2005/08/05(金) 19:12:13 ID:p4mgo00j
「ん……」
 鼻にかかった色っぽい声を洩らして若菜が僕の上で覆いかぶさるようにして前後に動く。
ぬちゃ、ぬちょっ………
 そのたびに体が合わさっている面から淫靡な音が響く。
 若菜が動くたび、胸のふたつのふくらみが僕の体にむにゅむにゅと当たる。
 やわらかなお腹のあたりはちょうど僕の股間の上を行き来する。
(あ……勃ってきた……)
 射精してそんなに経っていないのに、この状況と刺激とで股間に血液が集まっていく。
「ん……はぁ…ど、どうですか?」
「き、気持ち…いいよ若菜」
 僕の返事を聞いた若菜は手を胸の上に置く。
 ただ単純に体を支えるためだったのだろうけど、それがちょうど僕の乳首に当たった。
「うぅっ!」
 思わず声が出た。
「? ………」
 怪訝そうな顔で若菜は僕の乳首を指ではさむとコリコリとつまむようにこすった。
「あぁっ!」
 再び知らずに声が出る。
「男の人も胸が感じるのですか? 乳首が……立っています」
 僕もそんなこと知らなかった。だけど、どうもそうみたいだ。
「ふふふ」
 小悪魔の笑みを浮かべ、若菜が僕の胸を攻めはじめた。

 さわさわと手のひらで胸をなでまわす。
 石鹸ですべりがよくなっている上、若菜の手のあたたかさとやわらかさとでなんとも言えず気持ちいい。
「気持ちいいんですか? エッチな顔……していますよ」
 いつもと違い、自分が主導権を握るのがうれしいのか若菜が笑みを浮かべてささやく。
 振り払おうとすれば簡単だと思う。だけど僕はこの快感をもっと味わっていたかった。
「若菜ぁ……っっ!」
 若菜に攻められ、不覚にも感じた声を上げてしまう。

 僕の乱れる様子に気を良くしたのか、若菜は
「わたくしで感じてくれて……うれしいです」
 そういって体を下にずらした。
 若菜の胸がお腹に当たる。やわらかく弾力のあるふくらみから絶妙な刺激が伝わる。
「うっく……あぁっ!」
 恥ずかしいことに、僕は若菜から与えられる快感に身を任せることしかできなかった。
「ここは……どうですか?」
 そう言って若菜の手がだんだん下方に伸びていく。
 そこには……。

「もう…こんなになってます……」
 若菜の言葉に僕の顔が熱を持ったのがわかった。たぶん、僕、いま真っ赤だ……。
「………」
 返事ができずにいる僕に
「うれしいです」
 そう言うと、若菜の手が勃起をゆっくりと上下にしごきはじめた。
「うぅっ!」
 はしなくも声が出た。
「熱いです……」
 ボディソープの泡と手のぬくもり。それらがあいまって少しずつ高まっていく。
「……っっ!」
484旧69 ◆49EtSB976. :2005/08/05(金) 19:12:53 ID:p4mgo00j
ずっちゅ、ぬっちゅ、ぶちゅっ………
 勃起がしごかれる音が浴室に響く。
「ううっ、あぁっ!」
 つい声が出てしまう。
ずちゅっ、ぬちゅっ、ぐっちゅ………
 見ると、僕を攻めながら若菜も上気した顔をしていた。
「はぁ、はぁ、はぁ」
 若菜の甘い吐息が顔をくすぐる。
 湯気の温度と高まる興奮。それらで頭が働かなくなる。ぼうっとしてくる。
ぬちゅっ、ぐちゅっ、ぬちゃっ………
 少しぎこちないが、その微妙な指の感触に快感が増す。興奮があおられる。
「はぁ、はぁ、はぁ………」
 上気した顔で吐息を洩らしながら若菜が僕を絶頂へと押しやっていく。
(このまま若菜の手で射精させられるのもいいか……)
 そんな思いが心をよぎった。

 尿道口のあたりを指が這いまわる。カリのくびれがさすられる。袋がくすぐられる。
 数日前まで処女だった若菜が、今ではここまでオトコを翻弄している。
 そうしたのは自分だ。そう思うとどこか誇らしげな気持ちになった。
 その一方、だからこそ若菜にイカされるわけにはいかないと主張する自分もいた。
 若菜に愛撫を頼んだのも自分だという考えがよぎる。
(反撃だ!)
 僕は身を起こすと若菜の股間に手を伸ばした。

 すでにじっとりと濡れた場所に指が及ぶ。そこで指を小刻みに動かす。
「あっ、んぁっ!」
 若菜が嬌声を上げる。
ぷちゅっ、くちゅっ………
 ぬるぬるの溝を指が動き回る。
「あっ、ダメですっ! んあぁ……」
 僕の上でのけぞりながら、それでも若菜はペニスから指を離さない。
 今度は空いているほうの手のひらで若菜の胸の上の愛らしい蕾をこする。
むにゅ、むにゅ……
 そのまま先端をつまもうとするが泡のせいで指がすべった。
「あっ、んんっ、あぁっ!」
 それが微妙な感覚を与えたのか、若菜がうめくように鳴いた。
 同時に若菜の手がおろそかになる。
「あっ、あ…んんっ」
 ぴくぴくと引きつるように僕の上で震える若菜。……かわいい。
 それを見ながら、僕は股間に伸ばしていた手でクリをつまんだ。
「あっ、んんっ……ああぁぁっ!」

ビクンッ
 と身を震わせて若菜の体が反った。
「気持ちいい?」
 若菜の目を覗きこむようにして聞くと、
「し、知りません……」
 真っ赤な顔でそう答えた。しかも今しがたまで動きが鈍っていた手の動きが早まる。
 剛直をまさぐる手の動きがひたむきさを増した。
 ……自分が絶頂を迎える前に僕を射精させようという考えなのか?
 そうはいかない。
「じゃあこれは?」
 肛門を締めて射精をこらえると、僕は若菜への攻めを本格的に開始した。
485旧69 ◆49EtSB976. :2005/08/05(金) 19:13:35 ID:p4mgo00j
 陰核からひだに沿って指を這わせる。
 熱くほとびる肉ひだを指先でつまみ、軽く引っぱるようにして動かす。
ぬちゅう……
 そのまま膣に指を挿しこむとまわりから僕の指が締めつけられた。
(きつい……)
 軽く指を前後させると
「んんっ、あぁぁ……」
 若菜の手が僕のモノから離れ、身体が強く震えた。
ずっちゅ、ぐちゅ、ぬちゅるっ………
 少しずつ指の動きを早める。
「あ、あ、んんっ! あぁぁっ! んんっ……」
 それに呼応するように若菜の声が高くなる。
ずちゅっ、むちゅっ、ぬちゅぅっ………
「ふわ……あ、ん……はぁ、は……んん、ン……」
 どんどん若菜は絶頂に向けて高まっているようだ。

ちゅぽっ
 指を抜く。
「……あ」
 切なげな目で僕を見る若菜。もっと続けてほしい。そう言いたげな目だった。
 膣から抜いた指を顔の前に持ってくると若菜に見せた。
 べっとりと愛液をまとい、ぬらぬらと光る指をぬちゅぬちゅとこすり合わせる。
 指が離れるたび、いやらしい液体が糸を引いた。
 若菜は恥ずかしそうに目を伏せたが、すぐに切ないようなじれったいような目で僕を見上げた。
 そっとその口をふさぐ。
「ん、んん……」
 そのままゆっくりと舌を絡めた。

 舌の生あたたかい感触が僕の脳をしびれさせる。
 もっと強く若菜と感じあいたいと思った僕は胸に手を伸ばした。
「んぐ……」
 途中でやめたせいか体全体が敏感になっているようだ。乳首に触れただけでピクンッと反応する。
 続けて、やわらかいけれど芯にわずかに固さを残す独特の触感のふくらみをなでさする。
「ひんっ!」
 若菜が感極まったような声をあげる。
(感じている?)
 その反応が僕の心を躍らせる。僕は少しだけ胸に重点を置いて攻めてみた。

 泡ですべりがよくなった乳首を指の腹で転がすように左右に動かす。
 手のひらで乳房全体を押し上げるように圧迫する。乳首をつまんで引っぱってみる……。
 僕の手にちょうど収まる感じの双球を五本の指を使って揉む。
「ひっ……んんっ!」
 若菜はぎゅうっと僕の腕を握るとしゃくりあげるように呼吸を止めた。
 その勢いで顔が離れる。
「あふぅ、くぅん……んぁあ」
 ……色っぽく鳴く若菜に嗜虐心があおられる。
「若菜ってえっちな声出すんだね……乳首もこんなに固くなってるよ」
 耳元でとどめを刺すようにささやいた。
486旧69 ◆49EtSB976. :2005/08/05(金) 19:15:16 ID:p4mgo00j
 真っ赤な顔でいやいやをするように首を振る若菜。
 ……ますます欲望が猛る。
(入れたい……)
 僕は若菜の腕を取る。そして挿入するために体勢を入れ替えようとした。
(固いタイルの上だと若菜がかわいそうだな……)
 直前でそう思いとどまる。
「若菜、立って」
 僕は若菜を立たせると壁に背を預けさせて片足を持ち上げた。
「……あ」
 濡れて光る秘部をあらわにし、身をよじる若菜。
「かわいいよ若菜……」
 胸に口を付けながら中指を膣に入れる。そしてくじるようにかきまわす。
「あ……ん、ぁ……」
 最初はゆっくりだった指の出し入れを少しずつ早くする。
ずちゅっ、ずちゃっ、ぬちゅぅっ………
「ぁあっ……ん、くふっ……は…ふ、んっんぅ……くぅんっ、んぅ……くふっ」
 それに合わせるかのように若菜の声が淫らに変わっていく。

 指を出し入れしたまま僕はひざをついた。
 そうして若菜の恥ずかしい部分を口で激しく吸いたてる。
ちゅうぅぅ……
「あ、だ、だめですっ……そんなっ! んんっ…あンっ!」
 身体をくねらせて抵抗する若菜。
 僕は若菜を押さえる手に力を入れた。
「あ……ンっ、ふぁッ、んっ、ひゃ……っふ、はふ…は、ンっ…んふぁ、はふっ!」
 乱れる若菜に興奮があおられる。

 こねるようにゆっくりと親指の先で陰核を転がす。
 膣に挿入した指は中を練るようにかき混ぜる。
「はぁ、は…あ、い……いやです、もうっ…ぁあっ、はっ! んんっ、あんっ…ぁ……っふっ!」
 若菜の声に切羽つまった感じがにじむ。
 僕も射精したくてたまらなくなっていた。
「若菜……」
 立ち上がり、名前を呼んで口付ける。
 そうしておいてもう一度ひざの裏に手を当てて抱えあげる。
 そのまま肉棒を恥裂にあてがうと、
ぐぷぅっ!
 ねじ込むように挿入した。
「んく…っふ、あふぅっ!」

 熱くて狭くて、とろとろに蜜をたたえた膣の感覚を味わう。
 だけど、まわりからきつく握られるような締め付けに我慢ができなくなってくる。
「若菜っ!」
 腰を突き上げる。
「ひんっ!」
 僕の動きに同調して若菜が鳴く。
 ……腰が止まらない。
「は、激し…すぎます……」
 腕を僕の首に回してすがりつき、若菜が絶え絶えの息で告げる。
「ごめん……止められない……」
 そう答えるのが精一杯の快感。目の前が真っ白になるような悦楽……。

「くっ、若菜ぁ……」
「はぁ、は……あンっ、んんっ」
ずちゅっ、ずちゃっ、ぶちゅっ、ぬちゃっ………
 僕のうめきと若菜の声、剛直から発する音が浴室内に充満する。
 バスルームに反響する互いの吐息と性器がこすれあう音はこの世で最も淫らに思える音だった。
 ……興奮が限界いっぱいに高まる。
487旧69 ◆49EtSB976. :2005/08/05(金) 19:16:15 ID:p4mgo00j
 若菜との結合部から垂れた淫液が太ももを伝う。
「んっ、はふっ! あふっ……イッてしまい…ます」
 オンナの快楽を身をゆだねる若菜の、苦悶にも似た愉悦の表情に嗜虐心が増す。
(もっと感じさせる!)

 僕は腰を動かしながら若菜の乳首を口に含んだ。
 そうしてしこるように尖った乳首を口の中で転がす。
「あっ、あ…だめです……」
ずちゅうぅぅ……
 激しく吸いながら若菜の奥に深く腰を差し込んだ。
「はふ、ン、くっ! ……ぁあ…んむ、ぅう……ふっ」
 若菜のあえぎに合わせ膣がきゅっと締まり、背すじをゾクゾクした快感が走り回る。
「ふぁっ、んんっああ……お、おかしく…なり…そうです」
 そう言ってぐったりと僕にもたれかかる。体も少し痙攣しているように感じる。
(イクのか?)

「若菜? 若菜?」
 僕の問いかけにも答えられず、若菜はよがりつづける。
「んん……ぁふ、は……んっ! ……ん! んんんんんーーーー!」
 ぎゅっと膣が収束する。
「あっ、イク、イキますっ! ……い、イクうぅううううーーー!」
 若菜が絶頂した。
 それに合わせ、しぼり取られるように僕のモノが根元から先端に向かってしごきあげられた。
「っっっ!!」
 腰の奥で快感が炸裂した。
びゅくっ! びゅるっ! ずびゅっ! びゅびゅぅっ!………
 射出を待ちわびていた精液が若菜の膣内にまき散らされる。
「あっ、あぁ、あ…ぁあ」
 声にならない声を上げ、びくびくと体を痙攣させながら若菜は僕の精を受け止めていた。
どぴゅっ! ずぴゅっ! どくっ!………
 収縮をくり返す若菜の膣が勃起を締めあげ、それに呼応するように射精が続く。
「んっ! ぐっ、うぅっ!」
 そのたびに僕は苦悶に似たうめきを発しながら白濁を放ちつづけた。

 たっぷりと精液を注ぎ込み、射精が終わる。萎えた陰茎が膣圧で押し出される。
 立っていられなくなったのか、若菜は僕にすがりつくようにずるずるとくず折れ、タイルに横座りする。
 そうして愛液と精液にまみれた淫茎のそばで絶頂の余韻の痙攣にヒクヒクと震え続けた。
 その股間からは初めて胎内に射ち出された精液が垂れてきている。
(若菜を本当に僕のものにした……)
 僕は若菜からこぼれる白濁を見ながら、そんなことを思っていた。

 愛液と精液にまみれた肉棒を若菜の顔から離すようにそっと腰を引く。
 と、若菜は荒い息で顔を上げると力を失ったペニスを口に含んだ。
「わ、若菜!」
「ちゅっ…ちゅぱ、んむ……じゅる……」
 そのまま舐めて清めていく。尿道に残る精液を吸う。袋のほうに垂れた愛液を舌ですくう。
「若菜……」
 僕の困惑をよそに、若菜は何かに憑かれたように男性器を舌と唇で愛撫しつづけた。
「若菜」
 もう一度呼びかける。
 と、若菜はふと我に返ったという素振りで僕を見上げた。
 そして慌てたように肉茎から離れると
「こんなになってしまって……恥ずかしいです」
 本当に恥ずかしそうに言ってうつむいた。
「僕はうれしいよ。だって若菜がこんな姿見せてくれるの、僕だけでしょ?」
「知りませんっ!」
 怒ったような、それでいて恥じらいの表情を浮かべる若菜を僕は強く抱きしめた。
 そして性の満足の余韻にひたりながら口づけを交わした……。
488旧69 ◆49EtSB976. :2005/08/05(金) 19:17:14 ID:p4mgo00j
最終日
 京都に着いた。ここで若菜とお別れだ。
「ここが……最後の街なんですね」
 心なしか若菜の声が震えているように感じられる。
「……うん」
「あなたと過ごした幾日か、決して忘れはいたしません」
「僕だって忘れないよ」
 ふと気づくと若菜の瞳に光るものがある。
 それでも若菜は気丈に
「とても楽しかったです。普段は中島さんの車でしか移動しませんからとても新鮮でした」
 そう言って笑顔を見せた。
「若菜……」
「貴重な経験をさせてくださいまして、本当にありがとうございました」
 そのまま若菜が頭を下げる。

 ……いつまで経っても顔を上げない。肩が震えている。泣いてるのか?
 その姿を見ていると僕も心が揺らぐ。このまま若菜と別れたら、次はいつ逢えるかわからない。
 家を長く留守にしたことで若菜がおじいさんに叱られるかもしれない。外出が禁じられるかもしれない。
 そんな逡巡の間に若菜はようやく顔を上げ、言葉を続ける。
「大切な思い出を一つ一つ……胸の中へそっとしまっておきますね」
 泣き腫らしたのがはっきりわかるほど目が真っ赤だった。
 このままでは……このままではダメだ。
 心を決めて僕は若菜に言った。
「おじいさんに挨拶したいんだけど」
「……構いませんが、おじい様に何かご用でもおありですか?」
 若菜はちょっとだけ意外そうな顔をした。
「うん。……若菜を僕のお嫁さんにくださいって言おうと思うんだ」
「!」
 目を見開いたま若菜が固まっている。よほどびっくりしたみたいだ。
「若菜のいない生活はもう僕には考えられないんだ」
 若菜の返事も待たずに僕は続ける。
「責任取るとかそんなんじゃないんだ。もちろん若菜の処女をもらったことの大きさは分かってる」
 小学生のあの日、お蔵の中で僕は若菜を守ると誓った。
「若菜がつらい時には僕が力になりたい。若菜がうれしい時は一緒に喜び合いたい」
 僕たちはしばらく離れて時間を過ごしていた。でもこれからはずっと一緒にいたい。
 どんなときにも若菜のそばにいてあげたい。若菜と共に人生を歩んでいきたい!
 そんな精一杯の想いを込めて若菜に話しつづける。
「今の僕では若菜を幸せにするって言い切れない。それが悔しいし、自分に腹が立つ」
 僕はまっすぐに若菜を見つめ、思いの丈を語る。
「でもね、僕はどんなことがあっても若菜を悲しませたりしない。若菜を裏切ることもしない」
 そこで大きく息をついた。そして
「だから……僕と……」
 その言葉をさえぎり、若菜が言った。
「はいっ! 若菜はあなたについて行きます。たとえおじい様が反対なさっても、若菜は、若菜は……」
 そのまま僕の胸に顔を埋めると、
「好きです……あなたが大好きです。愛しています」
 ……最後はほとんど聞き取れないほどの涙声だった。
「うん。僕もおじいさんに認めてもらう。説得力ないと思うけど、一生懸命説明する」
 僕の胸の中で若菜はただただうなずくだけだ。
「そして若菜を誰よりも大切にすることをわかってもらう!」
「若菜は……若菜は……」
 言葉にならない。若菜はただ泣きじゃくるだけだ。
「行こう、おじいさんのところへ」
 僕は若菜の肩を抱くと一歩を踏み出した。
 自分の全存在を賭け、若菜を一生守るということをおじいさんに伝えるために。


           おわり
489旧69 ◆49EtSB976. :2005/08/05(金) 19:21:18 ID:p4mgo00j
480KBを超えてしまいました。計算ミスです、ごめんなさい。
一週間書き込みなしでdat落ちです。一応お知らせしておきます。


サターン版のCGやテキストのローダーってどこかで手に入りますでしょうか?
アルバムモードでも全CGが表示されるわけではないので、ちょっとだけ困ってますw
いや、もう一度プレイすればいいだけの話なんですが……。
490名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 20:45:31 ID:zBygA1jR
いつもながらGJです。
69さんのSSはH後のフォローがしっかりしてるから読後感がいいね。

dat落ちってことは新スレ立てが必要なのかな?
491名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 23:36:57 ID:/Tl8nI/W
∧_∧∧_∧( ・ェ・)∧_∧∧_∧ ゚∀゚;)∧_∧ ゚∀゚ )∧∧∧_∧
 ゚∀゚ .)∧_∧∧∧  つ ゚∀゚∧_∧∧_∧∧∧∀゚)∧_∧∧_∧∧_∧
∧_∧O ゚∀゚ )∧∧  |\ ∧ ゚∀゚;)∧_∧∧_∧∧_∧∧ ゚∀゚*)∧∧
、 ゚∀゚*) _∧ (#゚∀゚) |  \_人_人_从_人ノヽ_人_人_ ∧∧∧_∧∧_∧
∧_∧ ゚∀゚ )∧_∧ )                て ,,゚∀゚)∧_∧゚∀゚ )
 ゚∀゚ )∧_∧∧∧゚   ) キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!! ( ∧_∧∧_∧∧∧
∧_∧ ;゚∀゚)゚∀゚)  )                ( (゚∀゚∧)∧゚∀゚)∧_∧
( ゚∀゚ )_∧∧_∧  ⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒∧∧∧_∧∧_∧
∧_∧゚∀゚;)∧_∧ ∧_∧( ゚∀゚;)∧_∧∧_∧ (゚∀゚,,)∧_∧;゚∀゚ )
 ゚∀゚ )ヽ_∧ ∧∧(゚∀゚ *) ∧_∧∧_∧ ゚∀゚ O∧_∧∧_∧∧_∧



旧69 ◆49EtSB976. 生きネ申様 GOOD!!!!

492名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 07:02:56 ID:ILNJu6ja
本スレに誤爆してしまった…鬱山車脳
改めて若菜ドゾー
ttp://v.isp.2ch.net/up/c7b3a6958367.jpg
493名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 21:36:13 ID:wuxEZdIo
>489
エロは濃いしラストの幸せそうな若菜も良い感じ。さすがです!
晶同棲編も楽しみにしています。
494名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 03:52:43 ID:g6PfaKJN
次スレ
【グラフティ】センチシリーズ総合4【ジャーニー】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1123354221/
495このスレのまとめ
>>217,456に続いてまとめました。


安達妙子
 妙子の >317-325
 妙子の・2 >333-335 >337-344
 妙子の・2.5 >350-353
 妙子の・3 >359-367
 妙子と >378-380
 妙子と夏休みに >396-405
 妙子と夏休みに2 >417-426
 妙子と夏休みに3 >457-464
 妙子と夏休みに4 >469-472

綾崎若菜
 お好み焼き行商SS完結篇 >478-488