GIRLSブラボーでエロパロ

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1名無しさん@ピンキー
ここはGIRLSブラボーのエロパロスレです
スレの進行はsage中心でお願いします
次スレは>>950をGETした人が立ててください
2名無しさん@ピンキー:05/02/18 13:47:09 ID:TiHgkMn8
初めて2GET
3名無しさん@ピンキー:05/02/18 15:19:19 ID:56AWgH9e
リサが3ゲットですわ♪
4名無しさん@ピンキー:05/02/18 16:05:31 ID:TiHgkMn8
キム・4イル
5名無しさん@ピンキー:05/02/18 22:02:02 ID:UdcbV3yK
このマンガ(アニメ)は比較的楽な希ガス。
とりあえず五マキ
6名無しさん@ピンキー:05/02/19 00:45:00 ID:t6Ukbs5H
6に考えなくても最後に殴ってオチとかでもいいんだもんな
7名無しさん@ピンキー:05/02/19 03:33:44 ID:kYlll6k3
メイドさんの傭兵時代

「吐け!貴様どこの国に雇われた!」「…」「吐かないとこうだぞ!」持ってた鞭でクリをつんつん。「…ふぁ!」「気持ちいいのかこの淫乱雌豚!!」ぐりぐり。「あぁん、気持ちイイです」 ごめんなさonz
8名無しさん@ピンキー:05/02/20 04:40:00 ID:n8UGfQdB
続きキボン
9名無しさん@ピンキー:05/02/21 13:32:40 ID:0E1CUBK7
期待age
10名無しさん@ピンキー:05/02/21 17:39:04 ID:T/w073I6
揚げ
11名無しさん@ピンキー:05/02/25 01:17:35 ID:CSbCGQqW
干す
12名無しさん@ピンキー:05/02/25 01:25:29 ID:byksfQQ2
メイドさんの傭兵時代ものの前編投下します。
携帯からなので読みにくいかもですが。
13名無しさん@ピンキー:05/02/25 01:29:25 ID:byksfQQ2

自分の迂闊さに反吐が出た。
いつもならなんなくこなせる任務に躓いた。ほんの些細な不注意で。
その結果がこれだ。服を粗方はぎ取られ、身につけているのは下着のみ。
両手は縄で縛られ、その先は天井へ続いていた。


腕を動かすと体全体が揺れ、足に付けられた重りの鎖がじゃらりと音を立てた。コンクリートが剥き出しになった壁に四方を囲まれた小さな部屋。おそらくは梨々花のように捕らえられた傭兵の類を拷問にかけるための部屋なのだろう。血の匂いが染み付いていた。
ずっと黙っていた梨々花の目の前に立つ男が口を開いた。
「女、お前どこの国に雇われた?」
「………」
「だんまりか。まぁいい、これから体に聞くからな」いかにも軍人、といった体付きの男だった。血管の浮き立つ二の腕は梨々花のそれの倍はあった。
視線が梨々花の裸同然の体に向く。
14名無しさん@ピンキー:05/02/25 01:30:23 ID:byksfQQ2

下着は機能性を重視した簡素なものだったが、いざまじまじと見られるとやはりいい気分ではない。
高く縛り上げられた指先から爪先まで言葉の通り舐めるように男が見つめる。
「ほぅ…傭兵にしておくには惜しい体だな。どうだ私の愛人にでもなるか」
男がにたにたと黄色い歯を見せながら笑う。周囲の雑兵も、男に倣うように声に出して笑った。
もちろん梨々花は黙っている。
いちいち答えるのも馬鹿馬鹿しいと思ったからだった。何度か手中に収めている小型のナイフを軽くと握りその所在を確かめる。
こんな男相手なら起き抜けの鈍った体でもこの拘束から抜け出し、相手を殺した上で逃走できる自信がある。しかし、問題は数だ。
梨々花は伏せていた顔をあげ、室内を見回す。
−−相手は全部で四人。
自分の目の前にいる男と、男の隣に立つ雑兵が二人、そして入り口に立つ男が一人。
これではいささか分が悪い。相手が油断した隙をつき、手中のナイフで自らを拘束する忌々しい縄を断ち切り、その流れのまま男を切り付ける。
その隙がいつ訪れるかは長い気で待つとする。たいていの拷問は受け尽くしたので、今更どうということもなかった(さすがに爪を剥がれるのは嫌いだが)
梨々花の思考が一端の停止を見せたとき、胸元に熱が走った。
「…っ?!」
「女の傭兵というのは大方あちらの方も仕込まれているからな。お願いするよ」男の鞭によって下着が引き裂かれ、胸が露になっていた。下着という支えが取り払われても、ツンと上を向いた形の良い胸だ。
男が笑う。
「いい体してるじゃないか。色、形、どこをとっても満点だ。それに、でかい。」
言いながら胸をやんわりと揉んでくる。顔にかかる息がヤニ臭い。
梨々花は瞬時に理解した。自分がかけられる拷問は、辱めなのだと。
半ば谷間に顔を埋めるように自分の胸を揉みしだく男の後頭部を見つめながら思った。チャンスだ。
男は射精後は必ず一瞬脱力する。どんなに鍛えてもこれはどうにもならない。それは生理現象なのだから。その一瞬の隙を突き、この男の命を奪う。
指揮官を失った雑兵は狼狽える、静動脈を掻き切る。梨々花は自分の心が高揚するのがわかった。
そうだ、思いっきりいい声で鳴いてやろう。淫乱な女を演じてやろう。こいつらは絶頂を味わった直後に絶望を味わうのだから。
15名無しさん@ピンキー:05/02/25 01:33:21 ID:byksfQQ2
続きはまた今度で。
というか誰か代わりにonz
エロゲ板にある寝取られスレに投稿したものの続きです。
寝取られ物ですので、苦手な方嫌いな方スルーお願いします。

 低い音を立てて次のテープがデッキの中で回転を始める。数秒間のレインボー
ノイズを見つめ続ける間が、雪成にはやけに長く感じられた。
 彼の心は、もうほとんど真っ白だった。
 あまりに衝撃的すぎる映像を見たせいで、理性がまともに働かない。
(桐絵が……福山と……福山とあんなに………………)

 桐絵のいやらしく揺れる巨乳──カラダの芯を痺れさせるような嬌声──福
山の太棹で何百回となく突きまくられ、奥の奥まで蹂躙され、どろどろの濃濁
汁でまみれたからだとアソコ──
(──ッて、うわーッ!?)
 雪成はブンブンと激しく頭を振った。な、なに考えてるんだ僕はッ!?
 アソコが精子まみれに白く染まるほど膣内射精(なかだし)されて、それを
狂ったように悦んで……あんな……あんな……!
「た、確かに普通のアダルトビデオなんか比べ物にならないぐらい凄かったけ
ど──って、だからそういう事を考えちゃダメだなんだーーーッ!!」
 ゴロゴロと床を悶え転がる雪成の上から、またあの軽薄なオープニングBG
Mが流れてきた。
「はっ!」
 雪成は身体を起こしてテレビを凝視する。
「や、やっぱりこれ以上見続けるのは止めよう! 桐絵がどこにいるのか大方
見当はついたんだから、もうこんなもの──!」
 雪成は目線をやや落とし、ビデオデッキの停止ボタンを見つめた。
(あそこを押せば止まるんだ……止めて、もう見ないで……それで福山の所へ
行ってみんなを連れ戻すんだ……)
 少し腕を伸ばせばいいだけ。
 福山の悪戯に付き合う必要はどこにもないんだ。こんなものを見ている暇が
あれば、一刻も早く福山の屋敷へ飛んでいってあいつに問い詰めなきゃ……!
「あ……」
 いつの間にかデモが終わっていた。黒い画面からフェードインし、映像が映
し出されると、雪成はごくりと喉を鳴らし、その目は絡め取られたように画面
へと縛り付けられた……

 そこは、ヨーロッパの宮殿のような優美さを彷彿とさせる広い廊下だった。
洗練された意匠の模様が至る所に施され、飾られた数々の陶器や絵画はどれも
一流の気品さを感じさせる。外壁一面にはめられた大きな窓からは明るい昼の
光がさんさんと差し込み、床に敷き詰められた厚手の赤い絨毯の繊毛が優雅な
艶やかに輝いていた。
「あ!」
 雪成が画面の一点を見つめる。彼のよく見知った姿が見えたからだ。
「ミッ──ミハルちゃんッッ!!」
 思わずテレビにかじりつく雪成。
 カメラ位置から5メートルも離れていない所に、ミハルが立っていたのだ。
 純白も眩しい清潔そうなフリルのカチューシャとエプロン、シルクストッキ
ングに首もとにワンポイントの赤い紐リボンをつけ、何処かで見た憶えのある
ような黒のメイド服という姿のミハルは、雑巾を手にして廊下の窓を掃除して
いた。
「フンフンフーン♪」
と、いつもの機嫌の良さで鼻歌を口ずさみ、腰をフリフリさせているのが何と
も可愛らしかった。
 服装以外は以前とまったく変わらない様子である。
「よかった……元気みたいで……」
 ホッとする雪成。録画だということは解っていても、ミハルの無事な姿を見
れらただけでも心が安まるものがあった。
「それにしても、ここは……やっぱり……」
 日本にあるとは思えない建物。本来男子禁制である福山の屋敷に、雪成は一
二度潜入したことがあるが、廊下がこのような造りになっていたかどうかはよ
く覚えていない。あまりにも広すぎて、間取りを把握するなど不可能だからだ。
 だが、廊下一つとってもこんな鼻に掛かった造りをする家などといったら、
福山の所以外は考えられなかった。
「くうう……やっぱり、福山以外に考えられない……ああっ!?」
 雪成は思わず声を荒げた。その当の本人が廊下の向こうから姿を見せたので
ある。

「おお、ミハルさん頑張ってますね」
「あ、おはようございます」
 福山が近づいてくるのに気づいたミハルが手を止めて振り向く。
「ふく……あ、いえ、ご主人様」
 ミハルは福山をそう呼ぶと、なぜか目をトロンとさせ、雪成が「へ?」と思
う親しげな微笑みを浮かべて福山を見つめた。よく見ればわずかに頬が紅潮し
ているようでもあった。
(まさか風邪……? にしては元気そうだし……?)
 雪成は微かに厭な感じを憶え、二人のやり取りを見守り続けた。
「そうですよ。今のミハルさんはこの福山家のメイドとして働いているのです
から、私を主として接せねばなければならないのです」
「はい、ご主人様」
 福山はウンウンと満足そうに笑みを浮かべて頷いた。そして横に顔を向け、
今までミハルが磨いていた窓をしげしげと眺めると、
「フーム……曇りひとつなく、眩いばかりに太陽の光を迎え入れている……そ
う、まるでこの福山和春の美貌の如く……! おお……なんと完璧な掃除っぷ
り! さすがはミハルさんだ!」
「あは、ありがとうございます♪」両手を合わせて嬉しそうに微笑むミハル。
「そう言っていただけると掃除のしがいもあります」
「ミハルちゃん……」
 雪成は悲しげに顔を歪ませた。君の輝く笑顔をこんな奴に見せなくてもいい
んだ……!
「ハッハッハ、ミハルさんはやはり素晴らしい女性だ。俺の目には万分の一の
狂いもない……」
 チッチッチッと人差し指を振る福山。
「調度品ひとつ取っても塵一つ残さない清潔さを誇る当屋敷を維持しているの
は、他でもない、徹底的に教育され洗練されたハイレベルかつプロフェッショ
ナ〜ルな我が家のメイド達ですが、ミハルさんはその栄えある福山家メイドを
もう十二分なぐらいに務められてますね」
「そうですか〜?」
 ミハルはえへへ、と嬉しそうに頬を染め、ニッコリと笑った。

 なんて可愛いんだ――と、雪成も状況を忘れ、しばし見入ってしまうほどの
燦爛たる笑顔だった。
「しかーし!」
 意味もなく腰を捻ったポーズでズビッとミハルを指差す福山。
「福山家のメイドであるためには、もう一つ必要不可欠なポイントがあるのを、
ミハルさん、ちゃんと憶えていますか?」
「え? えっと……あ!」
 一瞬キョトンとしたミハルだったが、すぐに何かに気づいて、「はい」と返
事をし、──なぜか頬を染め、雪成がドキッとするような笑みを浮かべた。
 雪成はとてつもなくイヤな予感がした。
「ご主人様……」
 そう言うと、ミハルは笑顔のまま、黒いスカートの裾の両端をつまみ、する
するとたくし上げていったのである。
「わ! わ! わーーーーーッッッ!!!??? 見えちゃう、見えちゃう――って、
ええええええええええええ!!!!????」
 雪成の目がまん丸になる。
 下着が──はいてなかった。見えるどころの話ではなく、髪の毛と同じピン
ク色のアンダーヘアが丸見えになったのだ。
 それだけではなかった。下着の代わりに、肌に直接ベルトを巻いて固定され、
秘孔に深々とバイブが嵌っていた。根元まで差し込まれてヴンヴンと低く唸り、
その絶え間ない淫撃によってぬらぬらと濡れぼそる淫裂――
「ご主人様、ご奉仕いたします……ミハルのおまんこを好きなようにお使いく
ださい……♥」

 雪成は砂になった。

 福山はウンウンと何度も頷くと、
「おまんこもいいですが――まずは口でしてもらいましょうか」
と、腰をクイッと前に突き出した。
「はい、わかりました……♥」
 ミハルは福山の足元にしゃがみ込むとズボンのチャックを下ろし、何の迷い
もなく男のシンボルを取り出す。
「――はっ!? あッ!? あ、な、ななな、な、ナニやってるんだミハルちゃあ
ああーーーーーんッッッ!!!!????」
 風化するまえに復活し、テレビをガタガタと揺さぶる雪成。無論、いくら揺
さぶろうがそれで録画に変化が起ころう筈もない。
 ミハルの顔に嫌悪の感情はなかった。いや、それどころか口元に柔和な笑み
を浮かべたまま、どことなくうっとりともした瞳で、息がかかる距離にある福
山の男根を見つめる。
「あ……あ……ミハルちゃん……そんな……!」
 桐絵のビデオでも目にした福山のペニス……普通の状態でも呆れるほど大き
く、ミハルの顔と同じぐらいの長さがあった。雪成にとって屈辱的だが、彼の
倍は優にある。完全に皮が剥け、幅広の傘を張った赤い雁首。サオ部分は肉厚
で浅黒く、雪成のところにまで男くさい臭いが漂ってきそうだった。悔しいが、
雪成がどう目を背けようとも、彼のより立派なモノであるのは明白な事実であ
る。この逸物で、桐絵は骨抜きのセックスドールと化したのだ……。
 ミハルはそんな魁偉をためらいもなく片手でゆっくりとしごき始める。
「ミ、ミハルちゃん……!?」
 途端に力を得たように、肉凶器がムクムクと元気よく勃ち上がっていく。
「うふふ……♪」
 ミハルは福山のペニスが雄々しく勃起していく様を見て唇をほころばせた。
「コレが大きくなっていく所って、いつ見ても不思議で面白いですね♪」
「ハッハッハ、そうですか。ミハルさんさえ良ければ、いつでも見ていいんで
すよ」

 絶望の寒気が――瞬く間に後頭部を凍結させ、全身に広がる。
 全てが遠のく。

 今――ミハルちゃん……いつ見ても、って………………

「嘘だろ…………? そんな……嘘に決まってる…………」

 雪成は魂が抜けたような顔を脇にある段ボールに向けた。これは録画ビデオ
だ……アソコに深々と挿さったバイブといい、今の言葉といい……ミハルちゃ
んは…………ミハルちゃんは……………………。
「ミハルちゃん…………」へたへたとくずおれる雪成。「そんな…………まさ
か………………嘘だ……嘘だよね………………!?」
 認めたくはなかったのだ。せめてミハルちゃんだけは――と、そう心のどこ
かで願っていたのだ。他の女の子に怒られようが、都合極まりなくそう思いた
かったのだ。
 彼女だけは無事である、と。
 前とまったく変わらない姿を見せてくれる、と。
 雪成は虚ろな眼差しをテレビ画面に向けた。
 ミハルは平然として福山の男根を握っていた。
 両手でもまだ余る、特大バナナのような勃起ペニス。
 裏筋がゴツゴツと凝り固まり、肉茎も亀頭も張り裂けんばかりに怒張してい
た。ドクドクと脈動する太い血管がいくつも浮き出ている。そんな風に凶悪に
そそり立つ肉棹が、花のように愛らしい美少女の眼前にあるのだ。
 溢れんばかりに差し込む陽光の中、少女は頬を桜色に染め、ビンビンに直立
した鉄芯入りのようなその男根を撫でさすり、上から下へと眺めながら、
「さっきまであんなに柔らかくて大人しかったのに、あっという間にこんなに
大きくて固くて火傷するほど熱くなっちゃうなんて、不思議ですね〜。凄いで
すね〜」
と、朗らかに言った。

 雪成の心の中で何かが崩れていく。ポッカリとした空洞――――

 薄暗い部屋の中、室温の一部と化したかのように、雪成は顔面蒼白で明るく
輝く画面を見つめ続けた。
 まさか……そんな……嘘だ……いやだ……いやだよミハルちゃん…………な
んでそんな……頬を赤く染めるんだよ……福山にエロいコト強要されて、なん
で厭な顔をしないんだよ………………!?
 だが、録画の姿であるミハルが、そんな雪成の様子など分かろう筈もない。
撮られてる事を気付いている気配もない。というか一体どうやって撮っている
んだろうかこれは。

 福山の足元に跪いて、節くれ立った棍棒みたいな剛直を柔らかい手つきでし
ごいていたミハルだが、しばらくすると、
「ああーん♪」
と可愛らしい唇を大きく開き、「あむぅ……」と、パックリと肉棒を呑み込ん
でいった。
(あああああ…………!!??)
 雪成は信じられないように目を瞠(みは)り、半開きになった口を緩慢に動
かした。
 彼も触れたことのない唇。キスを夢想したこともある、ミハルのふっくらと
した唇――
 それが。それが……!
 醜悪にそそり立つ肉の塊を、さも美味しそうに口に含み、音を立ててしゃぶ
り始めたのだ。
(ミハルちゃあああん……………………!)
 どん底の気分に転落する。
 もう言葉が……出てこない。指一本動かす気力も湧いてこない。
 そんな雪成に容赦なく、むちゅっ、むちゅっと、口腔粘膜が擦れる音がリア
ルに流れた。
 こういう音に限って、いやなぐらい頭の奥まで浸透する……。

「ン……ン……ン…………」
 やや眉根を寄せ、目を閉じながら、顔にかかる髪をかきわけ、フェラチオに
没頭するミハル。少女の口には半分ぐらいしか入りきらず、根元からの残り半
分はほっそりとした指を絡め、手コキで刺激する。
 それは、彼女が食事する姿と重なった。ミハルは三度の飯と間食が何よりも
好きなのである。
 熱心だ……熱心すぎるよミハルちゃん…………。
 容姿端麗な美少女の蕾のような唇がいっぱいに広がり、頬をすぼめ、グロテ
スクな肉塊が出入りする光景は、たまらなく卑猥な眺めであった。
「ああ……いいですよミハルさん……たっぷりと唾液を塗って……アイスキャ
ンデーのようにペロペロナメナメしてください……あ……間違っても本当に食
べようとしないでくださいね……」
 福山は腰をわずかに引き気味に、少女の肩に手を置き、己のイチモツを包み
込む餅巾着のような温もりと柔らかな指の感触を遠慮なく享受する。
 ミハルは口唇に含むだけでなく、鈴口を指や舌で弄ったり、肉棹を横から舌
を這わせたりハーモニカのように吸い舐めたり、カリ首の裏を舐めなぞったり、
陰嚢を取り出して揉みしだいたりと、様々なテクで福山のペニスに悦びを与えた。
「おおぉ……き、気持ちいい……腰が蕩けそうだ……! なんで素晴らしいん
だミハルさん……最高の奉仕ですよ……!」
「ふぁりがぁとうございまふぅ♪」
「ふおお……!」
 頭を振り振り、身体中に痺れ伝わる快感に身悶える福山。
「ミハルさんにしゃぶってもらっていると思うだけで……俺ぁもう……ッ!」
 ここぞとばかりに画面がパッパッと切り替わり、色んな角度からミハルのフェ
ラチオシーンが写し取られる。

 むっちゅ、むっちゅ、むっちゅ……

 卑猥極まりない音がエンドレスに繰り返される。

 いつの間にこんな性テクを憶えたんだ。ミハルちゃんはこんなコト絶対に知
らなかった筈…………
 いや。
 考えるだけ虚しかった。
 どうせ福山が教えたに決まってる。
(くっそ〜……!)
 雪成はカーペットをドン、ドンと叩いた。なんで福山を怪しまなかったんだ
ろう。そういえばミハルちゃん達がいなくなってから、あいつも学校を休みが
ちだった。僕が探してる間、福山のやつはミハルちゃん達にこんなコトやあん
なコトを……!
(ちくしょう……ちくしょう!)

 その憎き福山は、「おおぅ……」とか「うああ……」などと、天に昇る心地
な吐息を何度もつき、美少女のフェラチオを心ゆくまで味わっていたが、
「ミハルさん……パイズリもお願いできますか」
と、さらなる要求をした。
 ミハルは何のためらいも示さず、
「は〜い♪」
と、首元の赤いリボンを抜き取り、ブラウスのボタンを外し始めた。

 その光景を、雪成は信じられない面持ちで見つめた。
 ま、まさかミハルちゃんが福山の命令を聞いて服を脱ぐなんて……
 先ほど、メイドがどうとか言っていた。もしかして、ミハルちゃんはメイド
として働かされていて、それで仕事の一環としてこんなコトを……!?
 だけど、ミハルちゃんは本当にこんな行為を仕事として納得しているのか。
(ありえるかもしれない……)
 雪成はげんなりと考える。
(ミハルちゃんなら……)
 総天然色に純真で疑うことを知らないミハルを、悪知恵だけはよく働く頭を
持つ福山が騙しに騙し、上手くやりくるめたと考えれば、雪成も腑に落ちる。
いくら大抵のことは気にしないミハルちゃんでも、福山のセクハラの悪ノリぶ
りはよく知っているはずだ。それなのにこんな行為をためらいもなくやるので
あれば、体よく丸め込まれたと考えなければ説明できない。

 襟元から徐々にはだけていくブラウスの中から、淡いピンクの刺繍入りブラ
で包まれた美事な果実が、次第に露わになっていく。桐絵にも劣らない見事な
バストが画面いっぱいに映し出される。

「あわわわわ……ミ、ミ、ミハルちゃん…………ッ!?」
 騙されてるとはいえ、少しも疑いもせず、福山の要求通りにせっせと脱いで
いくなんて……!?
 ありえるとは思っても、雪成にとって大ショックなことに変わりはなかった。

 ミハルが肩のエプロンを下ろしてブラウスを袖半ばまで脱ぐと、上半身は裸
同然になった。さらにミハルの腕が後ろに回り、上体最後の砦を自ら崩していく。
 薄いピンク色のブラジャーが緩んでポロッと落ち、ボリューム感たっぷりの
成熟した乳房がこぼれ出た。
 ブラが外れただけでぽよんぽよんと揺れる、たわわに実ったおっぱい――。
ピンク色の乳首までもが隠されることなく丸見えになった。

 雪成はゴクッと息を呑み、ひとときの間、何もかも忘れて思わず見とれてし
まった。
(ミ、ミハルちゃんのおっぱい――なんて綺麗なんだ……)
 これまでにも嬉しいハプニングで何回か見たことはあるが、いくら見ても見
飽きない、吸い寄せられるような美しい乳であった。
 それだけに、ミハルのこのおっぱいが他人の、しかも、あろうことか福山の
前にさらけ出されているかと思うと、いくら温厚な雪成でも抑えきれないほど
の嫉妬の嵐が胸中に渦巻く。
(福山めえええ……! 絶対に許せない……!)

 そんな雪成の血涙が似合う形相とは無縁に、テレビの中は光に満ちあふれ、
和気藹々とした雰囲気のやりとりが続いている。
 ミハルは両脇からすくうように丸々とした乳を持ち上げると、手のひらに収
まりきらない乳肉で福山の怒張を楽々と挟み込んだ。
 福山の淫棒はそれでもなお、胸の谷間から頭をのぞかせるほどであった。雪
成のであれば完全に埋没してしまうだろう。
「滑りをよくしましょうか」
 福山はどこからか透明のボトルを取り出し、蓋を開けて逆さにした。
 たらー……と、やけに粘性のある透明な液体がミハルの胸の谷間の窪みに垂
らされてゆく。
 ミハルの目が輝いた。
「あ……これ、あのハチミツみたいなローションですね。私これ大好きです」
 ミハルちゃんは食べられるものなら何でも好きなんじゃないのか、とツッコ
ミを入れそうになる雪成。
「リサ特製ローションです、ぬるぬるよく滑って気持ちよさも倍増、さあ、遠
慮なくパイズって頂きたい……!」
 ミハルの目の色が明らかに変わり、自分の胸に溜まった無色透明の粘液に熱
い視線が注がれた。
「あぁ……ハチミツの香りがします〜♥」
「あ……あの、ミハルさん。……念のためもう一度言っときますけど、マジに
囓りつかないでくださいね?」
「わかりました。うふふ……では、いただきまーす♪」
 ミハルは腰から上をゆっくりと動かし始めた。
 乳と肉棒があっという間にローションにまみれ、上に、下に、ぬるり、ぬる
り……と、いやらしく動く。
「んん、ぬるぬるしてなんだかくすぐったいです……♥」
「うひょふほおおおお……! ミハルさんの胸が、ミハルさんの胸が……! 
柔らかくてとっても気持ちいいいい……ッッ!!」

 むにゅっ……むにゅっ……むにゅう……

 豊かに張った美肉が福山の下腹に押しつけられながら肉棹を根元から搾り上
げ、ホットドックにしてこねくり回し、肉棒全体に満遍なくローションが塗り
たくられてゆく。そうしてから胸を下げて怒張をできる限り出し、ペロペロと
舐め、しゃぶり、ローションがなくなればまた繰り返す。
「うふふ、本当、ハチミツみたいに甘ぁい……♥」

 雪成は顔を掻きむしりながら、このたまらない彼にとって地獄のような光景
を見続けた。
「ミハルちゃん……やめ、だめ、こんな、こんな――だめだよあああ……!! 
ミハルちゃん……ミハルちゃああんんん…………!!!!」

 舐めるだけでは満足できなくなったのか、ミハルは前屈みになって亀頭を口
に含み、パイズリの運動に合わせて、「んっ……んっ……んっ……」と先っぽ
のフェラを始めた。頭の動きに合わせて腰まで届く豊かなピンク色のロングヘ
アーとカチューシャが揺れる。福山の肉棒は長いため、さほど苦ではないよう
だった。
 肉茎と亀頭を同時に責め嬲られる感触に、
「うほ……うほほっ……ミハルさん最高だあぁ……!」
と、福山は福笑いと化すかと思うほど相好を崩し、デヘデヘと気持ちよさげな
下卑た笑いを立てた。

 むちゅっ……にちゅっ……ぬちゅうっ……

「ん……んむっ……はむゅにゅ……ちゅば……んちゅば……」
 ローションで潤った淫湿な音が絶え間なく続く。
 ミハルは乳をむにゅむにゅと寄せるように肉棒にローションを塗りこみ、そ
れを舐め、頬張るというやり方を繰り返す。

「んはぁ……」
 いったん口を離し、ミハルは嬉しそうに笑った。
「このローション、とっても美味しいですねっ。それになんだか身体がポカポ
カしてきて……いい気分になります♪」
「ハッハッハ、なんせ特製ですからね」
と、福山はローションをさらにドプドプと追加する。
「ミハルさんの気の済むまで、いくらでも注いであげますよ」
「うわぁ、ありがとうございます♪」
 ミハルはお菓子を与えられた幼児そのものといった喜びの表情で、肉棒を蜂
蜜のように舐め、あむあむとしゃぶり、存分に吸いついた。
 そうして、乳頭までローションにまみれてテラテラと光り、大入り肉饅頭の
ような乳肉からたらーり、たらーりと粘りのある糸を垂らし、さらにパイズリ
を続けるのであった。

 ――やがて、ミハルの頬の染まり具合が彩り濃くなってきた。
「ん……ん…………」
と時折、少女は切ない吐息を漏らす。
「おやぁ? どうしましたミハルさん?」
 福山がニヤニヤと笑いながらミハルに尋ねると、
「あ、はい……なんだかホワホワして……とっても気持ちいいんです……」
と、ミハルは潤んだ瞳で顔を上げた。
「なんか私の乳首も固くなっちゃって……ジンジンします……ご主人様のお腹
で擦れてるからでしょうか……?」
 そう言うと、ミハルは乳房を持ち上げ、生まれたてのように鮮やかな桃色の
乳首を福山に見せた。彼女の言うとおり、最初に露わになった時よりも膨らみ、
より色鮮やかに充血していた。
「フフ……そうだと思いますよ。ほら、こうして」
 福山はミハルの手に手を重ね、乳房を畳むようにもっと内に寄せ、乳首で肉
棒を挟むようなかたちにさせた。
「こうすれば、ミハルさんの乳首も俺のチンポも同時に擦られて、二人で気持
ちよくなれます」
「わかりましたぁ……♥」
 ミハルは子供のように素直に頷き、行為に戻った。
 肉棹を搾るのと同時に乳首が擦られると、ヒクヒクとミハルのからだが細か
く痙攣し、
「ん……は……あ……ぁ……♥」
と、切なそうなか細い声で喘ぎ、「あ……い……い……♥」と快感にけ
ぶった目を細める。

 ミハルの胸は、乳とはこんなに形が変わるものなのかと感心するほどに伸び
縮みするのだった。トロトロに溶け、ぬめったように妖しくてかる、餅のよう
な肉饅頭。固い肉棹を柔らかく包み込み、絹のような肌触りで剛直の屹立をたっ
ぷりと擦り上げてゆく。
「はあん……はあぁん…………♥」
 ミハルはうっとりとした心地で、夢中になって乳首パイズリを続けた。

 なんという、いやらしくて浅ましい光景だろうか。
「ああ……ミハルちゃん……いつのまにそんな子になっちゃったんだ…………」
 気づくと、雪成はいつの間にか自分の股間を押さえていた。
 彼のもまた、痛いぐらいに勃っていた。
「──くっ…………!」
 雪成は手を離し、そのまま握り拳を作ってまたカーペットを叩いた。今度は
力無い音だった。
 悔しいやら情けないやら……。

 ぬっちゅ、ぬっちゅ、ぬっちゅ――

 悄然とうなだれる雪成とは逆に、ビデオの中の二人の行為はますます昂ぶり
熱を帯びてゆく。
 ミハルは動きのコツを掴み、リズミカルにパイズリとフェラチオの同時攻撃
を繰り返した。亀頭からカリ首の下まで唾液とローションで濡れぼそり、口の
中でチロチロと舌が這い回る。
「ん……ん……んっ……ん……」
「ああ……ああぁ……ミ、ミハルさん、凄いですよ……もうこんなにパイズリ
が上手くなって……! た、たまらなすぎて……もう……限界だ……出てしま
いそうだ……!」
「あ、セーエキ……こくまろミルクですね? こくまろミルク飲ませてください」
 ニコニコあっけらかんとして言うミハル。
「ミハルちゃんッ!?」
「ミハルさん……!」
 二人の男の声が重なった。一人は悲痛にまみれ、もう一人は歓びに高じ……。

 福山は感激に耐えかねたように瞼を閉じた。
「俺のチンポミルクをそんなに飲みたいとは……この福山、あまりの嬉しさに
感動に打ち震えんばかりのです!」
「うふふ、初めはこくまろミルクの味に驚きましたが、慣れれば結構美味しい
と思いますよ〜」
「そうですかそうですか、そうでしょうそうでしょう! 私は遠慮しときます
が、ミハルさんにはた〜〜〜っぷりと差し上げましょうっ!!」
 福山は昂奮に駆られたように、自分からも腰を突き動かし始めた。
 唐突に始まった姦辱に、ミハルの顔に苦悶の表情が浮かんだが、少女も一生
懸命に奉仕を続ける。

 ずぬゅっずぬゅっずぬゅっずぬゅっ!

「うほああっ……! ミハルさんの口マンコ、口マンコおぉぉ……ッ!!」
「んっ、んぐ、んぶ、んぐぅ……!」
 剛直が喉の奥まで無遠慮に侵入し、欲望に任せた激しいピストン運動に押さ
れ、屈んでいたミハルの顔が後ろに後ろにとずれていく。
「ああっだめだっ! もう辛抱たまらんっ!」
 福山はそう叫ぶと、一気にミハルを絨毯に押し倒した。
 その上に覆い被さって四つん這いになった福山は、股間をミハルの顔に押し
つけた姿勢で、腰を苛烈な勢いで上下させる。
 その格好は端から見ると失笑ものだったが、雪成にとっては笑い話ではない。
可憐な唇が醜悪な一物で散華せんばかりに蹂躙され、ミハルが苦しみ悶えてい
るのだ。
 しかし、これは過去の映像であり、今さらどうにも出来ない。奥歯を噛みし
めながら見ているしかなかった。

 ぬぢゅッぬぢゅッぬぢゅッぬぢゅッ!!

「ふうっんっふぅっ! んん、んん、んんっ!」
 先ほどまでとは一変し、ミハルの口唇を辱めるように、さんざんに腰を下に
突きまくる福山。精嚢がベチベチと下あごに当たる。
「おほおおおっ、ミハルさんの口マンコッ! 口マンコ最高だッ!」
 口腔の奥まで突き入ってくる長大なペニスに、苦しげに眉をひそめながらも、
ミハルは両手でサオの入りきらずに余った部分を握ってタコのように吸い付き、
ケダモノのような荒々しい仕打ちに必死に耐え続けた。
「うおおお! ミハルさんの口マンコ犯しているッ! 犯すッ! くあああッ
最高だああーーーッッ!!!!」

 ぬぢゅッぬぢゅッぬぢゅッぬぢゅッぬぢゅッぬぢゅッ!!

「ハッハッハッハッ……!」
 野獣のように腰を振り立てていた福山はやがて、
「くううっ――で、出るッ!」
と、張りつめた声で押し殺したように叫んだ。
「出ますッ! ミハルさんッ! 精子出ますッッ!! 俺の精子がミハルさんの
口の中にッ!!」
 福山の肉棒がぐわっと膨らんだかと思うと、次の瞬間、福山の腰が強張り、
その身体が硬直した。
「ぐううああぁッッ!!!!」

 ビュグッビュググッビュルルルルッッッ!!!!!!
 ビュルビュルビュルビュルウウウッッッッッ!!!!!!!!!!

 堤防が決壊したような凄まじい射精音が居間中に満ちていった。

 猛り狂った荒波のように熱い精子がミハルの口腔一杯にほとばしり、あっと
いう間に溢れかえる。
「んぐっんぐっんぐぐっっ!?」
 ミハルはむせ返らないよう必死に気を保ちながら、力強く脈動する灼熱棒を
握りしめて抑え、ゴクゴクと喉を鳴らして懸命に嚥下していくしかなかった。
 その口の周りから大量の白濁液が湧き水のように溢れ出てくる。

 ドクッドクッドクッドクッッッ!!!!!!
 ビュグッビュグッビュグルルルッッッ!!!!!!

「うぐあぁ――ミ、ミハルさん…………ッッ!!」
 長く長く続く射精の快感に、福山は恍惚の表情で涎をたらし、身体をガクガ
クと痙攣させる。
 ミハルのからだも痺れが走ったように突っ張り、少女は溺れんばかりのザー
メンを何とか飲み下してゆくことにただただ集中するしかなかった。
「うおあああ……ミ、ミハルさんが俺のチンポを奥までぐっぽり咥えて……!
俺のザーメン飲んでる……ッッ!!」

 ドプッドプッドプププッッ!!!!

「んっ……んっ、んぐっ……んぐんん……!」
 尋常ではないザーメンの射精量に、さしものミハルも苦しそうだった。溢れ
てくるザーメンが白く濁った幾筋もの河川となって顔から垂れ落ち、高そうな
絨毯を濡らしていく。
 と、まだ終わらない射精の中、福山が腰を持ち上げて剛直をぬっぽり引き抜
いたかと思うと、ずりずりと後ろに這い下がり、ミハルの上を覆った。
 ザーメン汁がミハルの顔に、乳房にと降り注ぎ、白磁のような肌を汚してゆく。

「んああっ……♥!」
 熱い粘液をからだにも浴び、白濁にまみれた唇から嬌声を上げるミハル。
 福山はミハルの両手首を掴んで誘導し、再び握らせてこすらせた。

 ビュグッ……ビュグッ……

 肉凶器から最後の精が搾り取られ、ビチャビチャと胸の谷間にかかって汚い
水たまりを作る。
「ふくう――ふああぁ……!」
 福山が盛大な息を吐くと、剛直はビク、ビクと数回空打ちするように震え、
やっと落ち着いたように静かになった。

「んあ――あ……あ……あはぁ…………」
 ミハルは涙をためて潤んだ瞳をぼうっとさせて、ザーメンにまみれた朱唇を
閉ざし、
「ん――んぐ――んぐ――」
と、喉を鳴らし、咀嚼しながら口中に残った粘液を飲み込み、胃袋に落として
ゆく。
 福山の精液は濃厚で喉にしつこく絡みつくらしく、「んっ、んっ……こくま
ろです…………」と何度も喉が動いた。

 絨毯に海草のように広がったピンクの髪の毛――横たわった半裸の美少女に
日の光が降り注ぐ。上気した表情をトロンとさせ、胸が大きく波打つたびに、
その顔や乳についた白濁液と汗が白光にきらめくのが、何ともいえずエロチッ
クであった。

 すると、福山の影がミハルの真横に来たかと思うと、
「ミハルさん……」
と、福山はミハルの肩に手を回して上体を抱き上げ、顔を重ねた。

「!!??」
 ミハルは一瞬びっくりしたように目を見開いた。が、すぐにまたとろんと半
眼になり、そして夢見るように閉じていった。

「ッッッ!!!!」
 雪成の心臓が止まりかける。

 キ、キス――――――を――――――――!!??
 まさか、そんな…………そんな……よりにもよって、ミハルちゃんが……福
山のキスを……
 受け入れた…………………………

「ん――んふ――……」
 ぬちゃぬちゃと粘っこい音がする。どうやら、ミハルの口腔でザーメンを掻
き回しながら舌を絡ませ合っているらしい。
 福山はミハルの肩をさらに抱き寄せ、もっと深く唇を合わせた。
「んむ……んむぅ…………」
 ミハルの唇からさらに白濁液がこぼれて顎に伝い、下に垂れ落ちてゆく。
 卑猥すぎる。雪成にとって目を背けたくなるような汚わらしさ。
 ミハルが遠く遠く感じられた。
 だが――雪成は目を離せなかった。
 粘ついた音は終わる気配をみせず、時折、二人のくぐもった茹だるような鼻
息が漏れる。福山とミハルの口の中では、唾液と精液の交換会が盛んに行われ
ているのだ。
 キスに対しても、ミハルは拒む様子を見せなかった。
 それどころか、抱かれた肩をふるふると震わせ、福山にしがみつくようにし
て顔を重ねている。
 やがて――舌をたらんと垂らしながら、二人はゆっくりと唇を離した。重く
糸を引いた白い粘液がすぐに自重に負けて垂れ落ちてゆく。

「あ……ぁ…………♥」
 熱に浮かされたような目で福山を見上げるミハル。
(ミハルちゃんがこんな表情をするなんて……)
 雪成にはまだ信じられなかった。
「さあ、ミハルさん、これを掃除してください……」
 福山は立ち上がり、少し柔らかくなった淫液まみれの肉棒をミハルの目の前
に示した。
「……はい……♥」
 ミハルは忠僕な犬のように頷き、つい今まで口中でめちゃくちゃに暴れてい
た肉凶器を優しげな手つきで触った。そして精液とローションと唾液が混じり
合いべっとりとくっついてた淫液を、甲斐甲斐しく舐め取って綺麗にしていく。
「んむぁ……あ……また固くなっていきます……♥」
 ミハルの舌と指が這うペニスが、またガチガチと隆起してゆく。
 掃除が終わってミハルが顔を離すと、射精前までの硬度をまったく失ってな
い肉塊がそびえ立っていた。
 福山はまたしゃがみ込み、端正な顔に悠然とした笑みを浮かべてミハルの胸
に手を伸ばした。
「ん……」
 ミハルはピクリとからだを揺らす。わずかに困ったように眉根をひそめたが、
拒む反応は見せなかった。
 福山は両手を動員し、ミハルの柔らかい両乳房を思うがままに弄び始めた。
 むにゅむにゅといやらしく揉みしだかれる乳肉。豊かなバストが色んな方向
に伸ばされる。指が埋まるマシュマロの沃野の真ん中に勃つ、ツンと張った乳
首をクリクリと抓(つま)まれると、
「ッ――はぁん…………♥」
 ミハルはビクッと背を仰け反らせ、そして胸を大きく震わせて息を吸い込み、
「ああ……」と緩やかに深い吐息をついて、福山の指の感触に恥じらったよう
に目を閉じた。
「乳首まだジンジンしてて……声がでちゃいます……♥」

「フフ……可愛いですよ、ミハルさん……」
 福山はミハルの胸についたローションと混じったザーメンを人差し指ですく
うと、それをミハルの口に持ってきた。
「あ……♥」
 ミハルは少し口を開くと、あむっと指を咥える。
 乳飲み子のようにチューチューと指についた精液を吸うミハル。
「はあ……」口を離すと、うっとりとして言う。「セーエキってねばねばして
て飲むの大変ですが……とっても美味しいですね……♥」
「ハッハッハ……そこまで精子大好きさんになるとは、さすがミハルさんらし
いというか何というか……俺もここまでミハルさんを教え育てた甲斐があると
いうものです。
 では、気分も乗ってきたところで、心ゆくまで飲んでみますか……こっちの
口でも」
と、福山がスカートの中に手を潜り込ませた。黒いスカートの下に隠れたミハ
ルの股間が膨らみ、もぞもぞと動くと、

 ヌ"ヂョッ――

 粘り気のある湿っぽい音がした。
「んああっ♥!」ミハルのからだが仰け反り、ビク、ビクと大きく震え
る。「んぁ――んあぁ……♥」
「フフ……バイブをちょっと動かしただけで、もうこんなに感じるとは……」
「あ、あ……そこは……」
 ミハルの頬にカッと朱が差し始め、目もとに淫色が浮き彫られてゆく。
「欲しい……です……こくまろミルク……下のおくちにも…………♥」
 そう言いながら脚を開いてゆくミハル。淫らな期待にけぶった目で福山を
見つめ、エプロンとスカートをまくってバイブが嵌った股間を露わにした――
洪水状態であった。
「カラダがビリビリして……おまんこが熱くて……すごく切ないです……」
「疼くんですか?」
 ミハルの内股の震えをニヤニヤと眺める福山。

「はい……」
「フフフフ……では、こんな時はどうするか――わかりますか?」
「あ……は、はい……あの、おねだりするんですよね……?」福山が頷き返す
と、ミハルは言葉を続けた。「えっと……ご主人様……ご主人様のおちんちん
をください……ミハルのおまんこを……ズポズポ掻き回してください……」
 ミハルは媚びるような笑顔で脚を大股開きにし、バイブがうなる淫孔を囲む
ように両手で輪を作った。
「こくまろミルクのセーエキを……私のお腹の中に……いっぱい飲ませてくだ
さい……♥」

「――ッ……うああああ…………ッッ!!!!」
 雪成は頭を抱え、言葉にならない絶叫を絞り上げた。
(ミ――ミハルちゃん…………………………)
 雪成は頭が沸騰しすぎて気が遠くなるほどの眩暈をおぼえた。
 あのミハルちゃんが、あんな欲情した目を……! 乳首を固くしてからだを
火照らせて、精液を欲しがって、あんなにいやらしい姿勢で……!
 あの明るくて優しくて天真爛漫なミハルちゃんが…………!
 しかも――ミハルちゃんの潤んだ眼差しが向けられているのは、自分ではない。
 恋敵である男なのだ。
(あああ………………)
 こんな悪夢が現実になるなんて。
 いっそ、このまま死んでしまいたかった――

 だが、雪成の精神の内にある不可解な情動が意識を途絶えさせることを許さ
ない。こんなにも苦しいのに、胸が潰れるほど苦しいのに、この残酷な映像を
止めたい意思を抑え込む何かがある。
 自分自身でも何がなんだかわからない。

 もう、頭の中が驚きと混乱で一杯になって、まともな判別がつかない。
 ただ一つ判るコトは、福山のエロ行為を厭がりもせず怖がりもしないミハル
がいる、ということ――
(福山にこんなコトされれば、いつもなら厭がって逃げようとするのに……!)
 だが、ミハルは逃げようとしない。むしろ、福山のエロスを悦んで迎えてい
るようにも見える。桐絵が福山を受け入れて肉奴隷になってしまったように、
ミハルも福山の為すがままに身を任せているのか――
(まさか、ミハルちゃんももうすでに――!?)
 それは、息が詰まるほどの恐ろしい想像だった。
 もう何もかも手遅れで、福山は全員を毒牙にかけ終え、少女たちは快楽の海
に沈み、悦んで福山の性処理人形にまで堕ちているのか……!?
 ミハルのこの変わりようは、そうとしか思えなかった。
 桐絵もミハルちゃんも、そしてまだ見ぬコヨミちゃんや、まさかトモカちゃ
んまで……女体の隅々まで開発され尽くして、意識まで天然ボケならぬ色ボケ
にされ、もはや福山のエロ行為を悦んで受け入れてしまうような体質に変えら
れた――――!!??
 ガチガチと奥歯が震える。
 そんな……まさか……そこまで…………まさか………………

 雪成はテレビの下にへたり込み、消耗し尽くしたように肩で息をつく。喉奥
から言葉にならない呻き声を漏らし、どよんとした目で画面を見仰いだ。
 そこでは、福山が我天意を得たりとばかりに哄笑していた。
「フッフッフ……クックックックック……! ――それでは、遠慮なくたっぷ
りと……飲ませて差し上げましょう……!」
 福山はミハルを絨毯に寝そべらせて足元に回ると、むっちりとした長い脚を
M字型に開脚した。

「あ……♥!」
 スカートが裏返しになり、ミハルの白い肌を就縛するように黒いベルトが二
本交差したバイブベルトがさらけ出される。クリトリスは真珠のようにまるま
ると膨れ、半分ほど顔を出している。ベルトの終着点では依然、かすかに唸り
声を上げながら、ミハルの蜜壺にずっぽりと収まっているバイブがあった。

 袖口近くまで脱ぎ降ろしたブラウスからは胸を完全にはだけ、スカートの下
ではバイブバンドを装着したミハル。メイド服の慎ましさに包まれていたから
だが、今や肉感的なプロポーションをさらけだしている。顔から股間まで淫ら
な体液で妖しくぬめり、柔肌は桃色に染まりきっていた。上気し潤んだ目で福
山を見上げ、熱にうなされているような呼吸を繰り返している。
 それは、男なら我を失ってしまっても全くおかしくはない、官能に匂い立っ
た女の艶姿であった。
「さあ、本番の始まりですよ……」
 福山はベルトの留め金を外し、根元部分を抓んでバイブを引き抜くと、

 ヌ"ヂョヂョヂョ――

と、ひときわ重い淫音が立った。
「あひぃッ――♥! ――ッ♥! ――ッッ♥!」
 声にならない嬌声を上げながら、ミハルは福山の服をギュウッと掴み、から
だをビクビクとのけ反らせる。
 バイブが途中で強く締め付けられ、それ以上抜けなくなってしまった。
「フフ、そんなに締めたら抜けないですよ、ミハルさん」
「だ、だって、だって……ああっ♥!!」
と、ミハルが喋って息を吐き、からだの力を抜いたのを見計らい、

 ヌ"ヌ"ヌ"ヌ"ヌ"──ヌ"ポンッ!

 福山は残りを一気に抜き取った。

「──ッ♥! ──ッ♥! ──ッッッ♥♥!!!!」
 電気ショックを受けたようにビクン、ビクンとミハルのからだが揺れる。
 驚くほど大きいバイブであった。ペニスを精細に象っていて、よく見れば福
山のソレにそっくりに造られてある。違う点といえば、本物より一回り小さい
ところぐらいだった。
 ホカホカと湯気を立てる愛液にまみれたバイブをべろんとひと舐めして投げ
捨てると、福山はミハルの腰を引き寄せ、グイッと両腿を左右に開きながら覆
い被さっていく。
「さあ、ミハルさん、自分で拡げていてください……」
「ああっ……♥」
 福山の命令通り膝裏に手を回しながらめいっぱい股を開き、期待に満ち溢れ
るミハルの目。「また……こくまろミルクが注がれるんですね……♥」
 福山はガチガチに固まった怒張を握り、腰を泳がしてミハルの女陰の中心に
誘導すると、秘孔の入り口にさきっちょを引っ掛けるように少し埋める。
「はっ――」と、ミハルが息を詰め、そのからだがゆれた。
 ミハルの頭の両側に手をつき、福山のニタリとした笑いが一層濃くなった。

 その瞬間――
 雪成は目を離せなかった――

 ずにゅぶちゅずぢゅずりゅりゅる――

 卑猥すぎる盛大な音を立てて、福山の巨根がミハルの膣内に埋没してゆく。
「ハ……ア……ア……ア――……ッッ!!!!」
 ミハルは体内に進入してくる異物の大きすぎる感触に腰を強張らせ、苦しげ
に息を詰める。痛み――というより、お腹の中が苦しくなっていく圧迫感。だ
がしかし、それらが気にならないほどの甘美でゾクゾクとした快感が圧倒的に
背すじを這い上がり、全身に広がっていく――!
「ア……ヒッ……あつ、熱いぃ……♥♥!!」

 福山は愉悦げな笑みを張り付かせたまま、ゆっくりと腰を押し進める。
 極太の剛直がズブズブと淫らな音を立てながら、鞘に収まるようにミハルの
牝孔に埋(うず)まってゆく。
「ほらほら、ほらほらほら……ウフフフヒヒヒ、わかりますかミハルさん……
俺のチンポが貴女のオマンコにズッポリ入っていくのが……ああ……たまらな
い……ミハルさんと一つになるのは、何回やっても……ヒハハハハハ……たま
らないぞ……!」

 に"ぢゅに"ぢゅに"ぢゅ――

 汁をたっぷり含んだ肉を擦り割るような音。
「き、――来、来て、来ますぅぅぅ……ンッ、ンアウッ……アウウッ♥」
 絨毯の繊毛をむしって握るミハルの指がわなわなと震え、顔が喜悦一色と化
し、発情しきった目から涙をこぼし、唇からもまだうっすらと白く濁った涎が
垂れ落ちる。
「ご、ご主人様の大きなおチンチンが、私の中に入ってきますう……♥ ア、
アッ、ア、ヒッ、ず――ずりずりずりずりって……♥ されてますぅぅ……♥
アッ――アッ、アアアッッ……♥♥!!」
「おおおおお……ミハルさんの秘肉が熱烈な歓迎を……! 俺の肉棹をぬぢゅ
ぬぢゅ包み込んで……締め付けてくる……!」
 ミハルの陰唇はしわが伸びきるほどいっぱいに拡がり、綺麗なサーモンピン
クの肉庭が浅黒い太棹に支配され尽くすように隠れて見えなくなる。女陰も肉
棹も淫らな蜜汁でぬらぬらとてかりながらハメられていく光景は、とてつもな
く淫猥であった。
「な、中がイッパイこ、こす、擦られて……ズリズリィィ……♥……アッ……
アッ……アアアッッ♥♥!!!!」
 逞しい肉棹に容赦なく進入される快感に、ミハルは背すじを突っ張らせ、何
かに耐えるように軽く痙攣していたが、
「ヒッ、アグッ、ンン、あ、だ、だめ、ア、アア、アンンン……♥♥♥!!!!!!」
 まずミハルが「ンンッ!」と胸を張ってからだをしならせ、次いで福山が、
「ムッ!」と呻きのような声を発し、半ばで止まった。

 二人はしばしの間身体を硬直させていたが、そう長くかからずミハルのから
だから力が抜けるとともに、福山もふうっと深い息をつき、
「今、締め付けがスゴかったですが……もしかしてイキました、ミハルさん?」
と尋ねた。
 ミハルは目を瞑ってハァハァと呼吸を乱していたが、前髪のかかった目蓋を
ゆるゆるとあけて福山を振り仰ぎ、悩ましげな視線で彼を見つめた。
「は、はい……イッちゃいました……ビリビリ来てもうたまらなくて……」陶
然と息を吐く。「スッゴク……気持ちよかったです……♥」
「フフフフフ、さっそくイキましたか……うは、ミハルさんの膣内(なか)も、
なんだか動きがすごくなってきたよ」
「ああん……♥」
 男の脳髄を痺れさせるような甘ったるい嬌声。
「ご主人様の熱いおチンチン……すごく感じます……♥」
「よし、それじゃ動きますよ……」
 福山は上体をかがませ、ミハルに覆い被さるように上腕を少女の頭の左右に
置き、ミハルと見つめ合いながら、腰をゆっくりと突き動かし始めた。

 ズッチュ、ズッチュ、ズッチュ、ズッチュ

 自分の中で動き始めた肉棒の感触に、ミハルが「ン、ン、ン……♥」
と反応する。
 ねちねちと泡立つような粘つく音を立てながら、ミハルの膣(なか)を往来
する福山の極太棒。
「ン、ン、ンア、ンアアッ……! イッ、ヒッ、ンヒィィ……♥!」
 福山の緩やかなだが深くまで確実に届く長いストロークに、ミハルはうっと
りとした表情で喉を反らし、蕩けるようなうわ声を上げる。
 快感のさざ波が長い波長となって重なってゆき、こねくり回される媚肉も淫
熱を次第に高め、ねっとりとした柔らかさに変貌していく。
「あっ、あっ、あんっ……あっ、ああっ……あああんっ♥」
 可愛い鳴き声で喘ぎ続けるミハル。

 ズッチュ、ズッチュ、ズッチュ、ズッチュ

 節くれ立った肉凶器でズリズリと発情したメス穴を遠慮なく擦られてゆくと、
やがてミハルはアソコが痺れるような快感に襲われ始めた。
「――ああッ……あ、あン、んんッ、あンッあンッアンンン……ッッ♥!
 ごっ――ご主人様のおちんちん、いぃ……♥ いいですッ……気持ちいいで
すうぅッ♥!」
 福山の肉棒が彼女のお腹の奥を貫くたびに全身に広がる蕩けるような気持ち
よさに、涙と涎を垂らしながらそう叫ぶミハル。
 福山に激しく揺さぶられ、豊かな胸がブルンブルンと波打ち、先端が福山の
胸板を擦る。

 ズッチュズッチュズッチュズッチュ!

 自分の手首よりも太いビックコックを、ミハルの雌肉はみっちりと咥え込ん
でいた。禍々しいまでに膨れ上がった肉棍棒を容赦なくハメられて、限界まで
拡がった秘裂から蜜汁をピュツピュッとしぶき、長いストロークでぬっちょ、
ぐっちょと貫かれるたびに、腹の底から気持ちよさそうな嬌声を響かせた。ビ
ラビラが中に巻き込まれるのがまた堪らなく淫猥な光景であった。 
「あああっ♥ いっ、いい、いい、いいですっ♥!
 ご主人様のチンポが私のおまんこを……ぐちゅぐちゅって擦りまくってます
うぅぅ……♥!
 乳首も擦れて……♥ 私……私っ……おかしくっ……おかしくなっちゃいま
すううぅぅ……♥♥!」

 福山を見つめながら、雪成が耳を疑う卑猥な淫語を連発するミハル。その言
葉に嘘偽りないように、顔は淫蕩な快感にまみれ、

 グッチュ、グッチュ、グッチュ、グッチュッ!!

と、淫らにぬめった肉と肉が擦れ合う音と腰が打ち付けられる音が盛大に鳴り
響き、結合部から白く粘っこい濃縮白濁汁がひっきりなしに吹き出してくるの
であった。
「ああッ♥! 来てるッ♥!
 深いトコまでオマンコえぐられてるうぅ♥♥!
 おちんちんがゴリゴリってっ、私の膣内(なか)ゴリゴリ擦ってますうぅっ♥!」
 貫かれる度に感じまくった喘ぎ声で啼くミハル。

 ――これは本当に現実なんだろうか。
 雪成は今にも遠のきそうな意識の中、茫然とした目で二人の行為を見つめて
いた。
 ミハルちゃんが福山に犯されて……こんなに悦んでいるなんて……。
 そんなの考えられない。
 どうして……。どうして……。どうして……?
「どうしちゃったんだ…………ミハルちゃん………………」
 だが、愛しい少女に対する雪成の呟きは、テレビの硬いガラス管に虚しく跳
ね返されるだけだった。
 淫らに交わる二人は周囲をまったく気にすることなく、ますます燃え上がっ
てゆく……

 福山は腰を突き動かし続けながら、涙を流して喘いでいるミハルの唇を奪い、
深く舌を差し入れた。
「ふぅ――ん――――♥」
 ミハルは主人の命令に従い続けて膝裏を抱えていた腕を、ついに堪らずに福
山の首に回してキスに応え、自分のからだを貫くモノをより深く招き入れるよ
うに、自由になった脚で福山の腰を絡め取った。
 二人の動きがさらに重なり合い、肉欲にまみれた交歓はより深みに沈んでゆく。

 グッチュ、グッチュ、グッチュ、グッチュッ!!

「ン、ン、ンンン……♥ ――キモチイイ……キモチイイです……♥」
 ミハルはからだの芯が蕩けていってしまうような快感に翻弄され、ピンクに
広がる悦楽の海原で顔を振り振り乱れ悶え喘いだ。
 奥の方までねっとりと締め付けてくるミハルの肉壺の得も言われぬ味わいに、
福山も時折腰の動きを止めて暴発しないように努め、深呼吸をしながらもその
極上の快感に酔いしれるが、それが何遍も繰り返されると、さすがの彼にも限
界がこみあげてきた。
「フッ、フッ、フウゥゥッ……も、もう、出る…………! 出しますよミハル
さん……!」
 福山はミハルの腰を掴み、いよいよラストスパートに入った。

 グチュッグチュッグチュッグチュッ!!

「あんッあんッあんッあんッ♥♥!!」
 ミハルはすっかり出来上がった艶声を張り上げ、からだ中を桜色に染めなが
ら、福山の猛烈な打ち付けを歓喜の表情で受け止める。
「来て、来てくださいッ♥! 私の膣内(なか)にご主人様のこくまろミルク
流し込んでくださいッッ♥♥!!」

「ミハルちゃん………………!」
 雪成が恋心を抱く少女は、普段ののほほんとした穏やかな態度はもはやどこ
にもなく、彼にとって一番許せない男の腕の中で女の悦びに悶え、その精液を
欲しがっているのだった。淫らな快楽を憶えてアソコからマン汁をたらしまく
り、長大な肉棒で奥深くまでえぐられる喜びに嬌声を振りまいている。
 桐絵とまったく同じであった。

「さあ……さっそく一発目を下の口に差し上げましょう!」

 グチュ グチュ グチュ グチュ グチュ グチュ!!

「あッあッあッあッ♥♥!!」
 坂を転げ落ちるように過熱していく福山の打ち付けに応えるように、ひとき
わ高くなるミハルの嬌声。
「あッあひッあッあッあッあッ♥!
 おチンチン、大きいおチンチンが私の中で暴れてますうぅッ♥!」
と、ミハルは喜悦に囚われた表情であられもなく叫ぶ。
「くうううッッッ!!!!!!」
 福山は子宮手前の天井を擦り上げまくって仕上げの刺激を貪ると、
「で――出るッッッッ!!!!!!!!」
 ぐんと力を籠めたひと突きをミハルの膣奥に深々と挿した。
 子宮に繋がる奥壁に重い衝撃を浴び、
「――――〜〜〜〜〜ッッッ♥♥♥!!!!!!!!!!」
 ミハルは体内で肉棒がさらに膨張するのを感じながら、グンと背を弓なりに
しならせた。
 ギュウギュウと千切れるぐらいに締め付けてくる膣肉に負けず、福山の巨砲
が吼えた。

 ビュグビュグビュグビュグビュグッッッッッ!!!!!!!!!!
 ビュグッビュグッビュグッビュグビュグビュグッッッッ!!!!!!!!

 膨らんだ亀頭の先から精子が勢いよく吹き出まくり、ミハルの肉壺をあっと
いう間に白く汚してゆく。
「うおおおお……ッ! で、出てる……ミハルさんの中に俺の精子がたっぷり
ぶちまけられていくッ!」
「アッアッアッアッアッアッ♥!!
 おっ奥でえぇ……♥! おまんこ奥でグリグリされてえぇぇッッ♥♥!!
 私の中に……熱いミルクが入ってきますうぅッッッ♥♥♥!!!!!!
 ヒッ……♥ いいですッ――イッイイッイクゥ…………♥♥♥!!!!!!」
 随喜の涙をこぼしながら、淫らに口もとを緩ませるミハル。
「まだまだッ……! ミハルさんの中を……俺一色に染め上げるぐらい出しま
すよ……ッ!!!!」
 福山は本能にまかせて根元まで埋まるまで押し込み、ミハルの秘肉の一番奥
で孕ませ汁をまき散らす。

 ドビュッドビュッドビュビュビュッッッ!!!!!!
 ビュグッビュルルッッビュルルウッッッ!!!!!!!!

 少女の膣内にどろどろと特濃ザーメンが溜まりに溜まり、狭い穴を通って子
宮の中にも流れ込んでゆく。
 全身が肉棹に貫かれているような甘美感に包まれながら、ミハルはビクビク
とからだを震わせていたが、
「オッ、オッオゥゥ……♥! おまんこイ、イ、イッちゃいますううう
ううぅぅぅ――――――…………ッッッッッ♥♥♥♥!!!!!!!」
と、精液を注ぎまくられるのを感じ続けながら、絶頂を迎えた。

 ビュブッ! ビュブブッッ!!

 逆流してきた白濁汁がギュウギュウと肉棹を締め上げる淫裂の隙間から漏れ
出し、秘肉が収縮するたびにでろでろと泡立ちながら溢れ返る。
 やがて福山は、
「おおおお………………」
と、唸り声を上げながらザーメン放出の最後を迎え、胴震いを一つすると、よ
うやく身体を弛緩させてミハルに覆い被さった。
 ミハルもほどなくしてぐったりと伸び、福山の腰を挟んでいた脚をドサッと
落として動かなくなった。

 ――廊下に静けさが戻り、二人の荒い呼吸だけがスピーカーから流れていた。


 終わった――――――――――――――――――――


 雪成の頭に浮かぶのはその言葉だけだった。
 何もかも終わった。
 ミハルちゃんも桐絵と同じく、福山の魔の手に堕ちたのだ。
「ミハルちゃん………………………………………………」
 雪成も画面内の二人のようにまったく動けなかった。

 先に回復したのは福山だった。

 それまでずっと挿れっぱなしだった肉棒を、『ぬ"ろ"んッ』と抜くと、身体
を起こして四つん這いになり、下に横たわっているミハルの様子を眺めた。
 脱ぎかけのメイド服は激しい性交でしわくちゃになり、ぐったりとからだを
開いて遠い目をしている。あちこちを様々な体液にまみれさせながら、特に陰
部からは信じられないほどの量の白濁汁をごぽごぽと溢れ返らせていた。
 この姿だけ見れば、暴行を受けたと誤解されても全くおかしくないだろう。
「ミハルさん……なんていやらしい……! いやらしすぎる……!!」
 福山の鼻息が荒さを取り戻していく。いや、それだけではない。満足し萎ん
だように見えた肉棒も、またムクムクと膨れあがっていったのである。
 猿だ、と雪成は思った。底なしスケベのエロ猿大魔人だ。
「ミハルさん、起きられますか?」
「……は、はい…………」
 意識ははっきりしているようで、福山の問いかけにしっかり応えると、ミハ
ルはのろのろと上半身を起こし、すぐ後ろの窓にもたれかかった。
 自分の股間がすごい状態になっているのを見ると、顔をほころばせた。
「わぁ、すごい……真っ白けです……♥」
「ええ、たっぷりと注ぎ込んであげましたよ」
「ん……」ミハルは自分の腹に手を当てた。「中に、ご主人様のミルクが残っ
てるの感じられます……♥」
「ハハハハハ」福山の目が昂奮したようにギラギラと輝く。
「服、着替えないといけませんね……」
 シワだらけの汁まみれになったブラウスやスカートをつまんでミハルがそう
言うと、
「その前に、ミハルさん。仕事はまだ終わってませんよ?」
と、福山がミハルの手を掴んだ。
「え……?」
 福山はミハルを立たせると、今度は裏返して窓に手を当てさせた。
「フフ……もっともっと俺のチンポミルクを注ぎ込んであげましょう……!」
 白桃のような双臀を撫でさすり、
「さあ…………第二ラウンドです」
と、ビキビキに硬くなった剛直で尻の割れ目を擦り上げた。

 陽光が溢れんばかりに差し込む窓が、ガタガタと揺れている。
 風はない。
 静かな廊下に、
「あっ、あっ、あっ、あああぁっ♥!」
 雪成もよく聞き知った甲高い嬌声が響いていた。
 なぜ風もないのに窓が揺れ、そんな媚声が上がっているのかといえば、改め
て見直すまでもない。
 ブラウスをボタン一つ残して袖半ばまではだけ、スカートもまくられ、ブラ
ジャーもパンティーも剥ぎ取られてたあられもない姿のミハルが、手のひらを
窓に押しつけながら、立ちバックで福山に腰を打ち付けられて犯されているか
らだった。

 グッチュ、グッチュ、グッチュ、グッチュ!!

「んあっ、んあっ、んん、んふぁ、んふあぁぁぁっっ♥!」
 朝からバイブを嵌め、すでに一発濃厚な白濁液を放たれている秘孔は、膣奥
まですっかりほぐれて福山の巨根をすんなりと迎え入れていた。硬さをまった
く失わない長棹の激しい往来に、肉壺の奥底まで発情するままにうねり、上の
口と同じく歓喜の調べを奏でてオス肉を歓迎する。
 ミハルの腰をガッシリ掴み、張り裂けんばかりの剛直でねろんと潤みまくっ
た肉壺を犯しまくる福山。そして、福山のストロークに合わせて自らも腰を動
かすミハル。
「あ、あ、あ……♥ ふ、深くまで来て……響くぅぅ……ぅあ、あ、ああぁ……♥!」

 グチュ、グチュ、グチュ、グチュウ!!

 肉棒が引かれるたびにまだ膣内に残っていた白濁汁が掻き出されてダラダラ
と垂れ落ち、また、蜜液と混じり白い飛沫となって辺り一面にしぶいてゆく。

「くううぅ、ミハルさんのマンコ……溶けそうなほど柔らかいのに……俺のチ
ンポを痛いほど締め付けてきて……ッ!」
「あぁっ……ご主人様、ミハルのオマンコいいですか……? 気持ちいいです
か……?」
「無論ですよミハルさん。最高です、貴女は最高の俺専用牝奴隷です……!」
「あはあぁ……♥!」
 陶然としたように笑むミハル。「ご主人様に喜んでもらえて、私も嬉しいです……♥」
「フフフ、しかし俺が満足しきるまでがミハルさんの務めですからねッ!?」
「はい、立派に勤め上げますから、もっと……もっとご主人様のおチンポ食べ
させてください……♥!」
「フハハハハハッッ!!!!」
 福山はミハルの片脚を持ち抱え、さらにえぐり込むように深いところを突き
まくった。

 グチュッ! グチュッ! グチュッ! グチュッ!

「アアンッ! アア、アン、アン、アンッッッ♥!!」
 持ち上げられた脚のストッキングがぶらぶらと揺れ、そこだけ清純を保って
いるかのように白く輝いていた。
 福山の逞しい肉棹が、凶悪に太い裏筋を見せつけながら、ミハルのアソコに
何度も何度も突き入れられ、グチョグチョグチョグチョと激しくオス肉とメス
肉が擦れ合う音をまき散らす。少女の膣内(なか)を何度も何度も往復し続ける。
 終着点まで開かれた淫孔の肉壁という肉壁がヒダヒダを粒々に粟立たせ、剛
直をギュウギュウと搾り付けるが、太いカリ首に刈り取られるようにズリズリ
と巻き込まれてたっぷりと擦られ、たまらない淫悦を与える。
 子宮の壁をノックする度に、ミハルの表情(かお)が深い淫悦にまみれる。
「あああぁ……♥ 感じます、感じます、奥に感じますうぅ……♥
 奥にゴツゴツ当たるおチンチン感じますぅっ……♥!」

 柔らかい尻に福山の腰が叩きつけられる度にパンパンと乾いた音が立ち、ト
ロトロに溶けたお餅のようなヒップが波を打つ。豊かに垂れた胸も同様であった。
「ハァ、ハァ……ミハルさんの膣内(なか)も凄いですよ……ヒダヒダがこれ
でもかってぐらいに絡みついてきて……搾り取られるぐらいに締まる……!」

 グチュッ! グチュッ! グチュッ! グチュッ!

「ンアッ、ンアッ、ンアッ、ンンッ、ンアアアッッ♥♥!!」
「ああ……ミハルさんのおまんこはまるで天国にいるような心地よさだ……!」
 結合部が大写しになり、太棹をめいっぱい突き立てられた肉園が鮮明に映し
出された。ピンク色の茂みで覆われ、淫液でテラテラとぬめり光った秘陰。淡
雪のようになめらかな双臀や内股には白濁液の残滓がこびりついている。
 リズミカルに出入りする肉棒と一緒に、皺一つないほど伸びきった肉ビラが
見え隠れし、引かれるたびに淫液をまき散らす。
「くうぅ……もう……また、出しますからねッ……!」
 ミハルの肉壺の心地よさに、福山は早々とこみ上げてくる射精感を抑えるこ
となく、ミハルの腰を掴んで寄せ、秘孔の深みをグイグイと突き押しまくり始
めた。
「ああっ……♥ 私の中にまた、こくまろミルクがビュルビュル出されるんで
すね……♥ ください……ご主人様のこくまろミルク私の中に出してくださいっ……♥♥!!」

(ああ……ミハルちゃんの中にまた……福山の精子が注がれるんだ…………)
と、雪成は絶望感に包まれながらそう思った。
 しかし、仮に雪成がその場にいたとしても、果たしてそれを阻むことが出来
ただろうか。
 こんなに求め合っている二人を邪魔してまで……

「いい、いい、いいですぅっ♥! こんなの、こんなのってえぇ……すごい、
すごぉい、すごいですうぅぅ──ッッ♥♥!!!!」
 福山の肉棒の先端がミハルの子宮の壁をひっきりなくコツンコツンとつつき、
オス汁を迎える準備が整っているか問いただす。準備はとっくに済んでいた。
肉粘膜はどこも充血し、快楽神経が昂ぶるままにうねり、子宮がさらなる精液
を欲して蠕動している。
「ンアッンアッンアッンアッンアアアアッッ♥!」
 福山のピストン運動が高速の小刻みでマックスを駆け抜けたかと思うと、
「――出るッッッ!!!!!!」
 福山はミハルの尻を押し潰すように腰全体でのしかかり、一段と膨らむ肉魁
をねっとりと締め付けてくる肉孔の行き止まりまで挿し込んだ。
「アアアアアアアーーーーーーーーーーッッッッッ♥♥♥!!!!!!!!」
 ミハルのひときわ大きい嬌声。
 そして――

 ビュルビュルビュルビュルルルルッッッ!!!!!!
 ビューーーッッビュルルルーーーッッ!!!!!!

 鉄砲水がぶちまけられるような射精が始まった。

 快感の頂点に達したペニスから、凄まじい勢いでミハルの膣内(なか)に大
量の精子が射ち込まれてゆく。
「ンアアアッ♥!! ビュ、ビュルビュル……ご主人様のこくまろミルク私の胎
内(なか)にビュルビュルって出てますぅぅ……♥!! ンア……ンア……ンアアア……♥♥!」
 ミハルはトロンと夢うつつのような目で、お腹の奥で大量のスペルマが奔流
のように熱くまき散らされるのを感じ、曰くし難い多幸感に火照りながら、涎
を垂らした唇を満足そうにわなわなと震わせた。

 ビュククッビュクビュクッビュクッビュククッッッ!!!!

 濃濁のザーメン噴出がまだまだ続く。
 福山はミハルの背に覆い被さって細い腰を抱えるような姿勢になり、少女の
下腹に手を当てた。
「おおお……おおおお……! ミハルさんのお腹がビクビク震えてるッ……ミ
ハルさんのお腹の中で俺のチンポがザーメン吐き出してるのが解りますよ……!」
「は、はいいぃ……私のお、お腹が……お腹が、ご主人様の熱いミルクでいっ
ぱいになってますぅぅ……♥」
 腰をピッタリとくっつけて最奥までねじ込み、本能の赴くままに福山はミハ
ルの膣内(なか)に特濃精濁汁を注ぎ込んでゆく。
「オオオオ……! ミハルさんのおまんこがうねって……俺の精子を美味そう
に呑み込んでいく……!」
 膣粘膜が襞という襞を蠢かせて肉棒を奥へと搾り上げ、少しでも多くの精子
を子宮に招き入れようとしている。
「ハアア……ハアアアァ…………すごい……すごいぃぃ……♥♥」
 ミハルは全身をピクピクと痙攣させ、ひたすら出続ける福山のザーメンが流
入を感じ取っていた。

 あまりに変わり果てたミハルの嬌態を見ながら、
(ミハルちゃんも変わってしまったんだ……福山のセックス奴隷になっちゃっ
たんだ……)
 絶望のどん底のさらに底で、そう思うしかなかった。

 ついに結合部の隙間からぶちゅぶちゅと音を立てて白濁汁が溢れ出て来た。
内股を白く濡らし、ミハルのアンダーヘアを伝って一本の白滝となり、ねろね
ろと絨毯の上に垂れ落ちてゆく。
 どれほどの量の精液がミハルの膣奥に注がれているのだろうか。そして、ど
れぐらいの精子が子宮の中へと流れ込んでいるのだろうか……。

 ビュクッ……ビュクッ……

 ――射精がようやく終わりを迎えたようであった。
「ふうう……」
 福山は深く息を吐き、強張りを解いてゆくと、クッションのように広がるミ
ハルの髪の上に覆い被さり、ピッタリと背中にくっつき腕を回した。片方は胸
を撫で回し、もう片方で開きっぱなしの口に指を入れる。依然、ぐねうねと肉
棒を搾り上げる蜜壺の感触を楽しみつつ、乳肉やミハルの白い歯、唇の裏など
を弄くりながら、少女の耳元で囁いた。
「どーですかミハルさん……俺のこくまろミルクの味は……。お腹いっぱいに
なるまでたっぷりと飲めましたか……?」
「はい……すごくいっぱい……とっても幸せです……♥」
と、口もとを緩ませて痴呆のように何度も頷くミハル。まだお腹の中を貫かれ
たままで、肉棒の存在を熱く感じていた。ミハルの意思とは関係なく、少女の
ヴァギナがキュウキュウと肉棒を甘ったるく締め上げる。
「あっ……ご主人様の言うとおり……んっ、ん……とっても気持ちいいです…
…も、もう……すごく幸せな感じです……♥」
「フフフフフ……。こんなに太い肉棒を奥までえぐり込まれて、チンポミルク
をどぷどぷ注ぎ込まれて……幸せなんですね?」
「あっ、あっ、あっ……♥ は……はいぃ……ん、んん……♥ ご、ご主人様
のおちんちんが、わ、私の膣内(なか)をいっぱい、いっぱい、えぐって……
ミルク出して……♥ き、気持ちよすぎますぅぅ……♥」
「ハハハハハ……。ミハルさんももう、一人前のチンポ大好きセックスメイド
ですね……!」
 福山はぶるっと震えると、

 ぬぼぉ……

と、真っ白になった肉棹をようやく引き抜いて身体を離した。

 ゴプゴプゴプッ

と、途端に栓が外れた酒樽のようにペースト状のザーメンが溢れ返り、秘裂が
真っ白に染まって、いくつもの団塊になってでろでろと絨毯に水たまりならぬ
精液だまりを作っていく。
「ア、ア、ア、ア………………♥」
 ミハルはカクカクと脚を震わせ、耐えかねたようにその膝が折れた。
 が、倒れる前に横から福山の腕がさっと差し伸べられ、少女の身体を支えた。
「フフ……もう俺以外では満足できないカラダですよ、きっと……」
 元の姿勢に戻されたミハルの両脚の付け根がアップになり、秘孔が生き物の
ように収縮するたびに、後から後からねろねろ、ねろねろ、ねろねろ、ねろね
ろと濃濁粘液が際限なく溢れ出て来て、滝のように垂れ落ちてゆく――
 その模様がいやというほど雪成に見せつけられた。

 あらかた流れ尽くしたと判断すると、福山はミハルのからだを起こし、両腕
で掻き抱いた。
「ミハルさん、よく頑張りましたね」
「は、はい……ありがとうございます……♥」福山の胸板にぐったりとからだ
を預け、埋め火が灯るように潤む瞳で福山を見上げるミハル。「ハァ……ハァ
……ご満足……いただけましたでしょうか……?」
 福山は白い歯を煌めかせ、「最高の奉仕でした」と言ったが、すぐに口を
結んで困ったように首を振った。
「しかし――これを」
と、福山は自らの股間を指した。
 そこには、あれだけの量の精液を三回も放っていて、それでもなお硬さが衰
えない肉棒がギンギンと衝き勃ち、ミハルの腹部に当たっていたのである。
「え……?」と、びっくりするミハル。
「まだこんなに元気が有り余っていて……もっと余計な力を抜き取らないとダ
メです。ミハルさん、協力してくれますか?」
「あぁ…………」
 ミハルは頬を染めて自分の腹を小突く逞しい太棹を婉然と眺め、
「はい……♪」
と、コクンと頷いた。

 この後もミハルが福山にえんえんと犯されまくるビデオが流れた。
 口に、顔に、胸に、アソコに、何度も何度も福山の精を注がれ、悦び狂うほ
どイキまくり、ザーメン肉便器と化したミハル。
 濃密なセックスが繰り広げられ、福山の精液を美味しそうに飲むミハルの映
像を見ながら、雪成はこの愛らしい少女がもう二度と自分の元には戻ってこな
いだろうという奇妙な確信を、ぼんやりと抱いていた。


 でも。


 いつの間にかビデオは終わり、砂嵐が続いていた。
(いかなきゃ………………)
 雪成は夢遊病者のように力なく立ち上がった。何度かバランスを崩しかけ、
ふらふらと千鳥足のように歩く。
(ミハルちゃんのところに………………いかなきゃ…………………………)

 居間には誰もいなくなり、ザー……という耳障りなノイズと、ビデオテープ
の詰まった箱がいつまでも残された。

                           (たぶん終わり)
63名無しさん@ピンキー:05/02/26 03:57:31 ID:DKyGowzv
目の前真っ正面で人が電車に轢かれるのを余すとこなく
見てしまいましたイエーイ。人は血肉の塊ですね。失礼しました。
64名無しさん@ピンキー:05/02/26 04:40:06 ID:voTAhzIT
GJ!!
エロくてかなり萌えました!!
65名無しさん@ピンキー:05/02/26 17:02:15 ID:QUtjtNdk
なげぇ乙GJ
66名無しさん@ピンキー:05/02/27 12:43:18 ID:r9FUd3ae
乙ですな。

雪成×桐絵の逆レイプものを作りたいと思ってます
67名無しさん@ピンキー:05/02/27 13:27:31 ID:IGlbNOJO
GJ!!
次はこよみをお願いします
68「二人の距離を埋めましょう!?」:05/02/27 18:44:59 ID:r9FUd3ae
桐絵は、最近切に思うことがあった。

(・・何でミハルちゃんばっかりが雪成の側にいるのよ・・・)

元々そのポジションは桐絵の居場所だったはずであり、ぱっと出の女の子に奪われるほど安いモノではないはずだった。

幼なじみで、頼りがいがなくて、弱くて、意気地無しで、でも優しい。
雪成は、桐絵にとっては『隣に居て当然』な存在だったはずなのに。
ただ女性恐怖症の証であるじんましんが出ないというだけで雪成の隣に居座るミハルが、桐絵にとっては羨ましくもあり、また憎いとさえ感じ始めていた。


だが、二人は最早恋人同士に近い存在なのだ。
69「二人の距離を埋めましょう!?」:05/02/27 18:46:30 ID:r9FUd3ae
何となくあげては見たが、駄作なのでやめる
70名無しさん@ピンキー:05/02/27 19:28:29 ID:KPxNxKoH
早っ。
まぁ、そこそこ良いのが出来たら宜しく〜。

>寝取られ氏GJ!
71名無しさん@ピンキー:05/02/27 20:41:46 ID:caxahyQV
>>69いずれ逆レイプよろ
遅れたが>>62
72名無しさん@ピンキー:05/02/27 22:23:26 ID:DAnju6df
>>16
前作?を探したんだが見つからない。
誰か知らない?
7362:05/02/27 23:43:45 ID:vaH9s0aP
皆様有り難う御座います。続く保証はありませんが気が向いたらまた書きます。

>>72
運悪く寝取られスレは(エロゲ板ではなくネギ板でしたすみません)dat落ち
したらしいので、加筆修正して後ほどこちらに転載したいと思います。
74名無しさん@ピンキー:05/02/28 00:53:24 ID:5AZxlH6q
>>73
桐絵のも見ました。良かったです。
福山の「気をやった」という表現が年寄りっぽいですが。
75名無しさん@ピンキー:05/03/02 10:39:58 ID:L19wMVdw
>>62
期待してます
76名無しさん@ピンキー:05/03/03 05:17:13 ID:xtQh6myR
だ〜れも書き込まないなぁ・・・。GIRLSブラボーに人気が無いのか、それともいきなり凄いハードなのが投下されたから皆引いてるのか・・・。
77名無しさん@ピンキー:05/03/03 05:18:04 ID:xtQh6myR
超誤爆。失礼。
78名無しさん@ピンキー:05/03/03 10:17:01 ID:RxxF2tj3
>>76
やっぱ人気が・・絵は可愛いんだけどねぇ
79名無しさん@ピンキー:05/03/03 11:14:26 ID:HrEz5/rC
絵は良いんだが、なーんか足らん気がする漫画ではある
80名無しさん@ピンキー:05/03/03 11:24:22 ID:eKfnuwwj
主人公?が居ても居なくてもいいとこかな?
桐絵好きなので>>62さんの前作に期待してます
81タイトル未定選択式かと。:05/03/04 22:22:55 ID:q0XDM1Cp
「・・・はぁ」

自室にて、雪成は小さく溜め息をついた。
思うのは、一人の少女のこと。

いつの間にか周りには美少女たちが揃い、普通の男には幸せに見える状況だと思われるだろう。
だが、悲しいかな雪成には女性恐怖症−女子に身体的にも精神的にも散々に虐められた結果−という一面があるため、一概にうれしいとは思えないのだ。

それでも、それなりの時間を共に過ごした仲ではあるため・・好意を抱いていたりもする。

「僕は・・・・」

1・桐絵が好きなのかもしれない

2・ミハルちゃんが好きなのかもしれない

3・コヨミちゃんが好きなのかもしれない

「・・なんてこと考えてもどうしようもないんだけどな・・・・」

再び、溜め息。
彼の静かな夜は、それでも波乱を起こすために過ぎいくのだった・・。
82タイトル未定選択式かと。:05/03/04 22:25:03 ID:q0XDM1Cp
どれが人気か分かんないんでここまで。
タイトルも募集します
83名無しさん@ピンキー:05/03/04 22:28:18 ID:u6MQQub2
何でもいい。桐絵が読みたい。
84名無しさん@ピンキー:05/03/04 23:47:18 ID:8MCMH4h+
桐絵。
85名無しさん@ピンキー:05/03/05 00:38:37 ID:PMaFhJei
桐絵でお願いします。
86名無しさん@ピンキー:05/03/05 02:10:34 ID:L2gieEea
俺も桐絵が良い。
87名無しさん@ピンキー:05/03/05 14:31:20 ID:avC1w60S
桐絵は以前に読んだからなぁ。
まだ投下されてないコヨミちゃんでお願いします
88タイトル未定選択式・桐絵編:05/03/06 12:08:46 ID:4tkHh9q9
翌日。
既に日は高く昇っているというのに、雪成はパジャマのまま布団にもぐっていた。
端的に言って、風邪をひいたのだ。
ミハルやコヨミなども休みにして、今は階下で遊ばせている。

「・・・お風呂上がりにあんなこと考えてたからかな・・・・」

自分以外誰もいない空間に、雪成は呟いた。
ミハルが来て以来、静寂と平穏というものに見放されていた彼にとっては、今の穏やかさはいっそ幸せとも思える。

「僕・・桐絵が好きなんだよね・・・・」

頭に浮かぶのは、彼女のことばかりで。
でも、叶うはずのない想いだと雪成は理解している。
89タイトル未定選択式・桐絵編:05/03/06 12:15:20 ID:4tkHh9q9
桐絵は、幼なじみの自分の評価ということを除いて、それでもなお素晴らしい少女である。
だが自分はと言えば、魅力の欠片もないダメ男。桐絵が好きになるわけがないのだ。

「何やってんのよ雪成」「うひゃあっ!?」

突然の背後からの声に、思わず雪成は飛び上がった。

「き、桐絵!?」
「何よ、そんなに私がいたら驚くの?」

キッとした鋭い視線が雪成に刺さる。
凛々しいと思う反面、雪成にとっては怖い存在でもある。
90タイトル未定選択式・桐絵編:05/03/06 12:38:45 ID:4tkHh9q9
「そりゃあ雪成だってミハルちゃんやコヨミちゃんみたいな可愛い娘の方がいいみたいね?」
「そうじゃなくて・・学校は?」

雪成の疑問も尤もである。
今日は平日であり、今の時間ならば彼女は学校にいるはずなのだ。

「あんたね・・あんたが心配で帰ってきたのよ。一応幼なじみなんだし、看病ぐらいしてあげるわよ」
「幼なじみ・・か・・」
91タイトル未定選択式・桐絵編:05/03/06 12:45:19 ID:4tkHh9q9
雪成は、再度溜め息をついた。
自分がいくら想っても、所詮桐絵には幼なじみ程度にしか思われていたいのだ、そう実感した。

「もういいよ桐絵・・」
ふと雪成は漏らした。

「どうせ幼なじみ程度にしか思ってないんだったら、もう放っておいてよ・・・」
「ゆ、雪成?あんた何言ってるのよ・・・?」

今までにはない雪成の語気に、桐絵は動揺した。
「桐絵だって僕なんかに構ってるより彼氏がほしいだろうしね?もう、僕みたいな出来損ないに構わないでよ!!」
92タイトル未定選択式・桐絵編:05/03/06 12:51:12 ID:4tkHh9q9
「・・・バカっ!」

一瞬、雪成は身構えた。いつも、そして昔通りなら次にくるのはビンタか拳。
散々虐められてきた男の、悲しい癖だった。
・・・が、身構えても痛みは一向に来ない。

雪成が恐る恐る眼を開けたら・・・桐絵は泣いていた。
ポロポロと大粒の涙をこぼしながら、力のない眼で雪成を睨んでいた。

「そりゃあ私が悪いっていうのは分かるわよ。私が虐めたりしなきゃあんただってそんな身体じゃないはずだってことも、分かってるのよ・・」
93タイトル未定選択式・桐絵編:05/03/06 12:58:32 ID:4tkHh9q9
時折嗚咽を繰り返しながら、それでも桐絵は続けた。

「だけどあんたの事が気になって、ずっと近くにいたくて、それでちょっかいかけてさえいれば気にしてくれるかな、なんて思ってたのよ・・・」「桐絵・・・」

雪成が声をかけると、ほぼ同時に桐絵は堰をきったかのように泣き出す。普段ならオロオロするだけの雪成だが、桐絵の意外な一面を目にしたからか、かえって冷静に頭を動かすことが出来た。

「もう泣かないでよね?・・・桐絵は、やっぱり強気じゃないとらしくないよ」
94タイトル未定選択式・桐絵編:05/03/06 12:59:21 ID:4tkHh9q9
とりあえずここまで。
95名無しさん@ピンキー:05/03/06 18:58:55 ID:ju1J8LtD
ただ、一言。

ブラボォーゥ!
96名無しさん@ピンキー:05/03/07 01:21:47 ID:TUNNH6oD
じゃあ俺も

ブラボォー、おおブラボォー!
97名無しさん@ピンキー:05/03/07 03:23:09 ID:neerHnnp
よし、俺も

ブラボォー、おおブラボォー! ブラボォォォォォォォォー!!
98名無しさん@ピンキー:05/03/07 19:58:39 ID:zGMDLhZ1
ブラボォー
99タイトル未定選択式・桐絵編:05/03/08 01:14:15 ID:XD65lt3Y
雪成は優しい声でそういうが、それを聞いた桐絵は雪成を睨みつける。

「それじゃあ私が強気なだけみたいじゃない!」「いや強気っていうか・・・」

暴力的なんだよ、と言いそうになりながら、すんでのところで口の中に封じ込める。
そんなこと聞かれたらボコボコにされる程度では済まない。間違いなく。
「・・・でも・・・」
「何よ・・・?」

今し方の恐ろしいifは無視することにして、雪成は次の疑問点に目を向けた。

「でも、さっきまで桐絵が言ってたことをまとめたら、桐絵は僕のことを・・・」
100名無しさん@ピンキー:05/03/08 18:02:07 ID:RHfIEnqH
支援
101タイトル未定選択式・桐絵編:05/03/10 17:23:29 ID:UnbIWgNf
「そうよ、私は雪成が好きなのよ!悪い!?」

雪成の言葉を遮り、桐絵は半ば叫ぶようにしてそう言った。
相変わらず涙は止まらないままだが。

・・そして、雪成も桐絵の様子に怒りを覚えた。
「今まで散々虐めたりバカにしたりして、今になってそんなこと言うの・・・狡いよ」
「私だって!」

雪成の顔−初めて見る怒りを露わにした顔−を真っ正面から見据え、桐絵はさらに続ける。

「そりゃ私だって素直に好きだって言いたかったわよ!?でも・・!」
102タイトル未定選択式・桐絵編:05/03/10 17:33:25 ID:UnbIWgNf
そこから先は、もう言葉にならなかった。
桐絵の口から漏れるのは悲鳴に似た嗚咽のみ。
雪成の胸元に顔をあて、泣き叫ぶだけだった。

一方雪成はと言えば、初めてみる桐絵の『弱さ』を前に、どこかやるせない想いを感じていた。

「もう・・泣かないで」「・・・ぅう・・・」

未だに泣きじゃくる桐絵の背に手を回し、おっかなびっくり桐絵を抱きしめようとする雪成。
彼が力強く出来ないのは女性恐怖症の為であるが、今のところその恐れはないと雪成はみた。
103タイトル未定選択式・桐絵編:05/03/10 18:42:23 ID:UnbIWgNf
「・・・!!」
「あれ・・・じんましんが出ないや・・・」

覚悟を決め、桐絵を抱きしめた雪成は軽く驚く。ミハル以外の女性に触れれば必ず出るはずのじんましんが、たったの一つも出ない。
多分桐絵への片想いを実らせたからかな、などと思いつつ、雪成はだらしなく微笑んだ。

「よかったぁ・・好きな娘を抱きしめて失神なんて笑い話にならないですんだよ・・・」
「雪成のバカ・・・」

胸元から、桐絵が上目遣いに睨んでいる。
だが、もう以前のような怖さなどはない。
むしろ可愛らしいとさえ思えるのだ。

「大好きだよ、桐絵」
「・・・私もよ」

いくらすれ違ったかなどは今の二人に関係ない。ただただ胸に満ちる甘くて優しい衝動に任せて・・・二人は、口付けをした。
104名無しさん@ピンキー:05/03/13 07:22:00 ID:P+Qxb4sb
乙。
105名無しさん@ピンキー:05/03/16 10:21:13 ID:ZDVkdqMn
保守age
106名無しさん@ピンキー:05/03/18 01:28:55 ID:VxMJLelv
AGE
107名無しさん@ピンキー:05/03/19 06:54:21 ID:81+4BHPH
ブラボー!!

 無駄ぁ〜に広い福山邸であるが、その地下には、リサが黒魔術にいそしむ時
に籠もる石造りの部屋がある。
 今日も今日とて、呪われたように脚がねじ曲がったテーブルに向かい、漆黒
のローブをまとったリサは、妖しげな薬品と器具の山に囲まれながら、黒魔術
の薬の配合に余念がなかった。
 リサの眼前の作業スペースには、沸騰しているわけでもないのにコポコポと
気泡を立てている、ひと舐めしただけでも卒倒しそうな気味悪い暗紫色のドロ
ドロした液体が入ったビーカーがあった。
 部屋の雰囲気をいやが上にも不気味なものにしている、壁に掛けられた松明
を象った低照度ランプの光を受けて、リサの瞳にゆらゆらと、期待が籠もった
煌めきがたゆたう。
 彼女の手には、異臭を放つ黄土色の液体が満ちた細い試験管が抓まれていた。
それをビーカーの真上まで持ってくると、
「いくわよ……」
 ほんのわずか……傾けた。

 一滴――

 ペンキのようなドスの効いた黄色の雫がポチャリと、昏い紫の水面に王冠を
作った。
 すると、沸点を極めた水のように、これまでにも増して夥しい気泡の群れが
ゴボゴボと大合唱を始める。まるで怨霊コーラスの始まりである。
 巨象でものたうち死にそうな凶悪な臭気が発生し、目の前にいるリサはもろ
に被ったが、既にもうガスマスク装着していた。
 地獄の釜ゆで状態のビーカーを愉悦げに眺め下ろすリサ。
「フフ……フフフ……順調のようですわね……」
 しばらく続いたのち、やがてそれは徐々に潮が引いていくように収まってい
き、最後に大きな泡が一つポコンと立つと、完全に終息した。

 ビーカー内の色はすっかり変わっていた。

 ゴーッと空調が効く音がし、室内に残留する悪臭が取り除かれると、マスク
を外し、ビーカーに鼻がつきそうなほど顔を寄せる。
 中の色具合をじっと観察する。
 先ほどまでの粘液のような状態とは比べられないほどの、濁りのない半透明
の綺麗な薄緑色だった。
 次第にリサの肩が震えはじめた。
「……ふふふ……やった……やった……やったわ……!」
 我慢しきれない風に、だぶだぶの袖を翻して歓喜の諸手を挙げるリサ。
「やりましたわ! 完成、完成ですわ! ついに出来上がりましたわ! 雪成
様の女性恐怖症を治す薬がっ!」
 すると、背後の光の当たらない部屋の隅の陰から、
「おめでとう御座います」
「おめでとう御座います、リサ様」
と、黒服姿の男女――疾風と小雨が現れた。
 調合の間、いつものように暗がりからずっと見守っていたのである。
「やっと……念願の薬が出来上がったのですね」と、疾風は嬉しそうに顔をほ
ころばせながら言った。「世界中を調査してようやく見つけ出した、特効薬の
調法が記された古書。しかしそれを入手してからも、難易度の高い調合に悪戦
苦闘の日々が続いた……。ですが、お嬢様は決して諦めず、艱難辛苦の末、つ
いにここに成功した……! これであとは、その薬を彼に飲ませれば――」
 その言葉に相づちを打ち、小雨が続ける。「これほど自分に尽くしてくれる
リサ様に、佐々木雪成の心は傾くに違いありません」
「ええ、きっとそうなりますわ」
 満面の笑みを浮かべて振り返るリサ。
「でも、いちおう試験はしておきたいわね。これ、副作用が不明なのよ。劇薬
も色々と使ってて、その点がちょっと心配だから」
「なるほど。それでは、動物での臨床実験でもしますか」
 疾風がそう提案すると、リサは下唇に人差し指をあて、思案顔になった。

「うーん……どうせ試すなら、女性といわずとも対人恐怖症を持った被験体が
欲しいのよね。女性に限らず、対人恐怖症に効果があるってことだから。動物
でいえば同類を恐れるってとこ? でも、そんな動物いるのかしら……?」
 と、その時。
 やけにふらふらとした一匹のハエが、三人の真ん中を横切った。
 さきほど部屋に充満した異臭にやられたのだろうか。まるで死にかけのよう
な緩慢な飛び方に、リサ達が会話をやめ何気なく目で後を追うと、のたくたと
した放物線を幾重にも作りながらテーブルに向かい、ビーカーの縁にとまった。
 小雨がスッと進み出て、追い払おうと腕をのばした。
 と――
 一休みといった感じで前脚をスリスリしていたハエは、突然、その姿勢で時
が止った。そしてそのまま力無く崩れ落ち、薄緑の液体にポチャンと小さな水
音を立てた。

 ジュッ

 変な音がし、薄い煙がのぼったかと思うと、水面を潜った時にはもう、その
姿は無くなっていた。

「…………」
「…………」
「…………」

 なんともいえない三者の眼差しが、穏やかなライム色の液体をたたえるビー
カーを見下ろす。
 ビミョ〜な空気が流れる。

 すると、
「おーいリサ!」
と部屋に闖入してきたのは誰であろう、彼女の兄――福山和春だった。
「あら、お兄様」
「やっぱりここにいたか。毎日毎日しょーこりもなく、よくこんな場所に引き
籠もっていられるな」
「余計なお世話よ」
 毎日毎日女の尻を追いかけ回してばかりの兄に言われたくない、と、リサは
かなり本気に思った。
「それで何かご用かしら?」
「おおそうだそうだ。リサ!お前、俺の大事な畑を荒らしただろう!?」
「え?」
「え? じゃなーい!」ガーッと怒りを露わにする福山。「裏庭にある畑だ!
せっかく俺が丹誠込めて育てていた大切なマンドラちゃん達が、根こそぎごっ
そり抜き取られていたッ!お前の仕業だろう!?」
「マンドラちゃん……? ああ――」ハッとするリサ。「――もしかして、マ
ンドラゴラのこと?」
 別名アルラウネ、曼陀羅華ともいう、根の部分が人間の裸体に似ていると言
われる植物。ナスの一種で毒持ちの薬草が本物と知られているが、リサが見つ
けたのは、その道で知られる「真の」マンドラゴラだった。

 裏庭で黒魔術の儀式に使う薬草を採取していた時に偶然発見したそれは、大
きさこそ野菜サイズなものの、頭からつま先まで完全に人体を模した、まるで
精緻な人形のように素晴らしい出来栄えのものであった。
 こんな立派なマンドラゴラは見たことがないと、早速完全遮音のイヤーパッ
ドを引ったくるように取って返し、嬉々として全部収穫したのである。
 そして、収穫したマンドラゴラは全て、テーブルの上に乗っているビーカー
の中身の一部として変わっている。
(そういえば、思い返してみれば全て女体でしたわね……)
 どうせ育てていた理由など、解りすぎるほど解ってしまう。またしょーもな
い趣味を――と、リサは自分のことはさておき、軽くゲンナリ感を覚えた。
「裏庭をあんな奥地まで入り込めるのは、俺の他にはお前ぐらいしかいないは
ずだからな!」
 犯人はお前だーッと言わんばかりの福山。
「え、ええ、まあ、確かに採ったのは私ですが……」
「やっぱりお前か!俺は誰にもナイショでコッソリと、一人楽しく世話をし
ていたんだぞ!? 収穫が楽しみで楽しみで仕方なかったのに! もうすっかり
成長していて、後はもう掘り起こすのを待つばかりだったというのに……!!」
「あの……お兄様はマンドラゴラがどんなものかは知っているのですか?」
「もちろんだ。兄をバカにしてはいけないぞ?世界にも稀な、自然に育つ生
体ドールだろう? ほら、髪が伸びる人形とかの親戚みたいな」
「まったく違いますわ」
 ゲンナリ感が微かなめまいに変わる。
「ああ、今ここでこうしていても、瞼を閉じれば鮮やかに思い浮かべられるぞ!
壁一面にズラッと並んだ、自然が造り出す多種多様な造形美の数々! あーん
な格好やこーんな格好のマンドラちゃん達……! それを一つ一つ細部に至る
まで、心ゆくまで堪能する至福の観賞タイム……! くふふ……くぅぅ……!
それなのに……それなのに……嗚呼……なんたることだっ……!」

 血涙を流しそうなほどの眼力を迸らせたり、部屋の雰囲気より暗くしょげか
えったりと忙しい兄の姿に、めまいがほんのりとした頭痛になってくる。
 リサは付き人の顔を見た。二人とも虚ろなまでに表情はないが、それだけに
内心がありありと窺えた。似たような思いなのだろう。
(うーん……お兄様には悪いことしたけど、ハッキリ言って、こうして人のた
めになる薬になった方が遙かに……あ)
 ひらめく。
 いた。
 再び付き人の顔を見た。目配せ。リサの瞳の中に危険な光芒が一瞬よぎった
だけで、長年付き添ってきた二人の護衛はすぐさま理解した。彼らはまったく
ためらいなく瞬時に行動に移った。
 顔を戻したリサは、目をうるうるとさせ、許しを乞うように胸の先で手を合
わせて兄の足下にかしずいた。
「ごめんなさいお兄様! 私が悪かったわ。反省しますから、そんなに怒鳴ら
ないで! 大事なお兄様の喉が涸れちゃう。せっかくの美声が台無しにっ!
さ、これでもお飲みになって気を落ち着かせて下さい」
 リサの言葉が終わるや否や、ピッタリと息の合ったタイミングで、小雨が傍
からライム色の半透明の液体が満たされたコップをさっと差し出した。
「お? おお、こりゃすまんな」
 何の疑問も抱かずそれを受け取りグッと飲み干す福山。

「ヌ"ホォォォオオオ"オ"オ"オ"ーーーーーーーーーーッッッッッ!!!!!!!!!!」

城のように重鎮する福山邸を震わす大絶叫が響き渡った。

 それから数日の間に、雪成の周囲で異変が起こっていた。
 ミハル、桐絵、コヨミ、トモカ――揃いも揃って四人とも、全員が忽然と姿
を消してしまったのである。
 目撃した人もなく、何処に行ってしまったのか、雪成には皆目見当もつかな
かった。
(ミハルちゃんやコヨミちゃん達は何らかの理由でセーレンに戻ったとも考え
られるけど……桐絵はどうしちゃったんだろう……まさか、誘拐!?)
 いなくなった翌日に桐絵の親が警察に届け出ていたが、手がかりがまったく
無いため、年に何万件もの失踪が起こる昨今の日本の治安を守る公的機関はあ
まり頼りにはならなそうだった。
 雪成は毎日登下校するその足で早朝から深夜まで捜し回ったが、ほんの少し
でも見かけたという情報はおろか、消えた直前の足取りさえ掴めなかった。
 祈る気持ちで帰りを待っていたが、彼女たちは何日過ぎても戻ってくる気配
はなかった。

 そうして何の進展もないまま、二ヶ月ほど経ったある日。
 朝、雪成が学校に行こうと玄関を出ると、段ボールが置かれていた。
「……なんだこれ?」
 封をされず開きっぱなしの口を広げて中を覗いてみると、何十本もの真っ黒
なビデオテープが入っていた。

「……???」
 背を上にして二段に分かれ、整然と並んで詰められているテープ群。
 一本、また一本と順番に取り出して眺めてみる。どれも、どこにでも売って
るようなごくありふれた市販テープだった。ラベルもジャケットも何もない、
剥き出しの状態のままだったが、全てツメが折られていた。
(何だこれ……誰が置いてったんだろう……?)
 なんだか分からないが、なんとなく、漠然と――
 あまり良くない気分になった。

 突然、失踪したミハルたち。
 突然、目の前に現れた謎のビデオテープ。

 なにか、どっかで、このような状況的なものを見聞きしたような気がした。
映画か、雑誌か、本か、そんなもので……。
「……まさか、ね…………」
 しばらくの間、雪成は不安げな眼差しで段ボールの中身を見下ろしていたが、
やがて決心すると、それを家の中に運び入れた。

 現在、雪成の両親は父親の単身赴任地にいる。雪成は一人っ子で、本来なら
独り暮らしになる筈だったが、まったく思いもかけない事に、セーレンという
別の世界から突然、ミハルやコヨリたちが転がり込んで来たため、むしろ騒が
しい毎日を送り、寂しさというものはまったく感じられなかった。
 だが、彼女たちが居なくなって数ヶ月。
 その間、いやというほどの孤独を味わっていた。
 寂然とした空気が漂う居間にあるテレビの前に座ると、
「本当に……どこに行っちゃったのかな……」
 雪成はそうぽつりと呟きながら、テレビの台座の中に置かれたビデオデッキ
の電源を入れ、適当に選んだテープを差し込んだ。
 まさか爆弾などという突拍子もない物ではないだろうし、とりあえず一応は
中身を確認してから処分を決めるつもりだった。
 自動的にテープが回り始める。
 十数秒ほど真っ黒な画面が過ぎると、チャッチャラ〜♪と軽薄さすら感じさ
せるようなBGMとともに市販ビデオの企業ロゴのようなデモが始まった。
 楽園を思わせるほど美しい草原や森林などの自然を空から鳥瞰しながら飛翔
するように奥に流れてゆくアニメーション。3DCGをふんだんに使った美麗
な映像は、大手配給会社のそれかと見まごうばかりの完成度だった。
 だが、その終わりに画面中央にデカデカと浮き出てきたアルファベットの単
語を読むと、雪成の目は驚きに見開かれた。
「F……U……KU……ふくやま――福山ゴージャスコレクションズ!?」
 驚いているうちにデモが終わり、本編らしき映像にフェードインした。

 信じられない光景が広がった。

 屋内らしき場所。薄暗く、どこかは判らない。
 カメラはアイレベルで、水平に部屋らしき空間を映し出していた。奥にベッ
ド――それもホテルなどでしか見たことのないようなどでかいサイズ――があ
り、誰かいるのか、その上に激しく蠢くものがあったが、なにぶん薄暗いため
遠目に見る黒い影の塊といった感じでよくわからない。
 ただ、テレビのスピーカーから、
「アッアッアッアッアッ!」
と、思わずギョッと跳び上がってしまう女性のあえぎ声が響き渡り、「あわわ
わ」と雪成がうろたえながら音量を落とそうとテレビのボタンに指を伸ばした
時、パッと画面が変わった。
 桐絵。


 ――裸の。


「どええええええええッッッッ!!!!????」
 薄暗い画面の中、ベッドに浮かび上がっている柔らかい輪郭の、目が吸い込
まれそうなほど女らしく整った白い肢体。そのからだが後ろから弾かれるよう
に押し出され、また元に戻るを早いテンポで繰り返している。そうしてからだ
が弾むたびに、豊かに張ったバストが同調してぷるんぷるんと揺れているのが
一番目についた。
 その責めを堪えているのか、目を瞑り表情がゆがんでいるが、一糸まとわぬ
からだとともにガクガクと上下に揺れている顔は、見紛うはずもない。
 確かに桐絵本人だった。
「きっ、きっ、きりっ――桐絵ぇェェ――――――ッッッ!!??」

 これって、これって、桐絵が――お――お――おおお犯されてるッッ!!!???

「アッアッアッ、ア、アッ、アアッ、アアアッッ!!」
 あえぎ声の正体は彼女だったのだ。少女と呼ぶのはもうそぐわぬほど成熟し
た肉体をとらえたカメラには、横バックで激しく腰を打ち付け、もう片腕を胸
に回して揉みしだく、背後にいる男らしき身体も映っていた。
 声に混じって性器が擦れ合う音までもが明瞭に聴こえる。

 グチュッ!グチュッ!グチュッ!グチュッ!

「な、な、な、ななななななあ……ッッッ!!??」
 雪成が愕然と見つめているうちに、画面はまた変わり、今度は結合している
股間のどアップ。
 見せつけるように片脚が持ち上げられ、覆うものなど何一つなく開かれた桐
絵の秘陰は、ぬらぬらした透明の淫液で内股までグッショリとまみれていた。
 よく手入れされたデルタの濃い茂み。陰嚢までてらてらと濡れ光る赤黒く雄
大な肉棒が少女のクレバスにずっぽりと埋まり、カチカチの鉄柱のような裏筋
を見せながら浅く深く抽送を繰り返している。

 グチュッ!グチュッ!グチュッ!グチュッ!

「アッ、アッ、アッ、アヒ、ヒィン、ヒッ、アッ、アッ!!」

 その光景は、セックス自体経験のない雪成にとって、ショックで目が離せな
いほどとてつもなく卑猥であった。
 いやらしい水音をひっきりなしに立てながら、ぱっくりと割れた秘裂をめく
り、桐絵の膣(なか)に出入りしている、醜悪なかたちの極太ペニス――
「ううううそッ……!? あ、あ、あああ……き……桐絵……!? まさかこんな
……こんなあああぁぁぁ……!!!???」

 画面が桐絵を中心にしたさきほどのフルショットに戻る。

 グチュッ! グチュッ! グチュッ! グチュッ!

「アッアッアッアッ! アアッアアッアアッ!」
 剛直が肉襞を巻き込みながら出たり入ったりするたびに、少女の口から感に
堪えない声が生まれてくる。
 段々落ち着いて聞いてみれば、それは苦悶の呻きではなく、鼻にかかるよう
な上擦った声――
 さらなる衝撃に、脳天を思い切りブン殴られたようにクラクラする雪成。
 雪成も男である。女性恐怖症とはいえ、女嫌いなわけではない。こっそりと
AVを借りたりして、演技とはいえ女優のあえぎ声を聴いたこともある。女が
キモチイイ時に出す声音がどんな感じであるかは、何となく判る気がした。
「桐絵……桐絵……そんな……!?」
 今、ビデオに映されている少女は、苦しそうな顔をしているが、緊張にこわ
ばっているわけではなかった。口元は緩み、ハァハァと熱い吐息を漏らしてい
る。目をつぶっているのは、痛がっているというより、下半身の運動と感覚に
意識を集中させているようであった。
 抗う素振りはまるでなく、そう――明らかに、禍々しいほどに反り返った肉
凶器でカラダ深くまで貫かれている刺激を――受け入れていた。
 演技にはとても見えなかった。カメラを気にしている――というか気付いた
様子もなく、ごく自然体で、男の行為を迎えている。
「桐絵ぇ………………!?」

 グチュッ! グチュッ! グチュッ! グチュッ!

「ハァッ、ハァッ、ハァッ、ハァッ……!」
 その時、桐絵の後ろに隠れ、背が高いのか首から上が切れていた男が動き、
画面内に入ってきた。
 その顔を見た雪成に、またもや衝撃が走る。
「ふ、ふ、ふ――福山ああああッッッ!!??」

 その顔も間違いなく、雪成のよく見知っている人間だった。
 いつも性懲りもなく桐絵たち女子にちょっかいをかけまくっているセクハラ
好色魔人・福山和春。

 その福山と桐絵が――セックスしている。

 桐絵と福山が……ど――どうして!? なんで!? なんで!?
 わかんない……わかんないよ!

 一瞬でパニックに陥る雪成。
 目の前に流れている映像が到底信じられなかった。
 ウソだ、ウソだ、ウソだ。
 確かに福山はスケベだ。同性としての共感を超越してスケベだ。人間性の隅
から隅までスケベだ。好色の巨魁といっていいだろう。
 だが、雪成の記憶が間違ってない限り、福山の悪戯はいつもセクハラまでで
止まっていた――大方は桐絵のコブシによって――はずだ。
 それが、ついに一線を越えてしまったのか。
 そうとしか受け取れない。
 どう見たってソックリさんが真似ているようには思えない。映像も音声も息
を呑むほど鮮明でリアルで、これが偽物とは到底思えなかった。
 本人だ。本人同士の行為だ。
 桐絵は、あれだけ忌み嫌ってる男とセックスしているのだ。
(……嫌がる素振りもなく!)
 頭がクラクラしてきた。
 それが一番信じられなかった。

 ピストンの速度を落として身体の揺れを少なくし、桐絵の首すじに顔を埋め
る福山。れろーっと舌を這わせながら肩から首をのぼると、
「ンハァ……♥」
 わずかに開いた唇から、桐絵は気持ちよさそうに吐息をつく。
 そこへやって来る福山の舌。
 桐絵はそれを感じると、うっすらと目をあけ、まるでそうするのが当たり前
といった風に、自らの舌も突き出した。
「な……な……!?」と雪成。
 テレビの向こうで二人は小鳥のくちばしのようにチロチロと互いの先っぽを
触れ、それから、ねっとりとした唾液にまみれた舌を絡ませ合う。

 ンチュ……ピチュ……

 舌を絡ませたまま、福山はまた徐々に腰の動きを早めはじめた。
「ン……ン……ン……ンンンゥ……ッ♥」
 福山は持ち上げていた少女の脚を下ろし、その両脚を内に絡め取るように脚
を回し、脚の支えだけでゆっくりと腰を打ち付けながら、クリトリスをやわや
わと弄くる。
「ンウウゥ……ンンン♥」
 唇、乳房、陰核、秘芯――四カ所も同時に責められ、桐絵は実に気持ちよさ
そうにウットリとした表情になった。喜悦の涙をこぼして腰をくねらし、全身
を駆け巡る快感にからだを蕩けさせながら、福山の首に手を回して自分の方か
ら積極的に舌を吸い、尻をすりつけてゆく。
「は……あ……ああぁ……イイ……イィ……イイよう……♥」

「あわわわ…………」
 桐絵と福山が……あんなに気持ちよさそうに――貪り合うように――
 ど――どうして!? なんで!? なんで!?
 わかんない……わかんないよ!
 確かに外見だけを抜き出せば、福山は美形で背も高くて格好いいかも知れな
いけどッ……!?
 でも、あいつはそんな美点を壊滅的に打ち消すほどの変態大王で、そんなあ
いつを誰よりも嫌い抜いてたのは桐絵自身じゃないか!
 それが……なんで……どうして……こんな……!?
「桐絵ええぇぇ…………!!??」

 幼稚園の頃からの幼なじみ。小学校も中学校も高校も、すべて一緒だった。
 桐絵が雪成を尻に敷くような、あまり対等とはいえない関係だったが、かた
ちはどうあれ、よく一緒に遊ぶし、付き合いの良い友人同士であった。
 普通なら思春期を迎えたあたりで、なんとなく疎遠になっていくのだろう。
だが、高校生になった今でも桐絵は頻繁に佐々木家へ遊びに来るし、登下校も
一緒。雪成のところにミハルやコヨミたちが上がり込んだ現在の生活スタイル
になっても、二人の関係は昔からのままだった。
 一方は何の取り柄もない上に難儀なアレルギーを持ったモテない君。
 そして、もう一方はすぐ手が出るとはいえ、才色兼備で男子に絶大な人気が
ある優等少女。
 雪成は自分と桐絵の関係に特別な想いを巡らせたことはなかった。桐絵との
思い出は沢山ありすぎて、幼い頃はよくいじめられてもいたが、大きくなると
逆にかばってくれたりもして(それ以上にそんなアレルギー克服しろ! とさ
んざんどやされたが)、ここまで来れば腐れ縁と、そんな腹を括っていた。
 出来ればいつまでもこんな関係が続くといいな……という、漠然とした淡い
期待を胸に抱いていたのかもしれない。
 幼なじみの、腐れ縁の、ちょっと気になる親しい友達。

 その桐絵が、他の男に抱かれていた。
 ――よりにもよって、あの福山和春に。

 ――と、雪成がテレビの前で情けなくおろおろとパニックに陥ってる間にも、
二人の情交は無情に続く。
 福山は横バックから少女のからだを抱いて仰向けになり、桐絵を上に乗せる
かたちになると、二人揃って寝そべったたままの体位で、下から突き上げるよ
うにピストン運動を再開した。

 ズチュッ、ズチュッ、ズチュッ、ズチュッ!

 先ほどまでとは違う体勢で膣内を責められる感覚に、涙をこぼしながらよが
る桐絵。
「ンアア! ンヒ、ンヒイィ♥ こッ、これえッ! えぐられる、えぐ
られるうぅぅ♥!」
 たまらないといった風に、気持ちよさそうな嬌声が上がる。盛大にふるえる
乳房の頂もピンと硬く凝り、その言葉に賛同を示していた。
「どうだ小島、いいのか、いいのか!?」
「イイッ! イィ、イィよぅ!」と、夢中に叫ぶ桐絵。
「小島の中も……よく締まってて最高だ!」
 そう言いながら、福山はさらに激しく腰を打ち上げていった。

 ズッチュ! ズッチュ! ズッチュ!

「アアッ! アアッ! アアッ♥! ダメェ、激しすぎるぅ♥!」
 自分で激しいと言っているのに、桐絵は身体を起して股を広げ、背面騎乗位
で自らも腰を振り始めた。
 二人のリズムはすぐにピッタリに合い、桐絵は背すじを仰け反らせ、無尽蔵
に襲い来る快感にわなわなとからだを震わす。顔が淫らに蕩け、口をだらしな
く開き犬のように舌を垂らし、
「アハッアハッアハッアハッ♥! コレ……コレェ……♥ お腹が……お腹が
溶けちゃう……♥ おかしくなるうぅぅ……!」
と、頭を振りながら、うわごとのような嬌声を上げる。

「もういきそうか?」
「あぁ……まだ……もうちょっと……もっと突いてぇ……!」
「よぉし……なら、小島が満足するまで存分に突いてやるかな」
「アアァ……♥!」
 桐絵の表情に淫欲の歓喜が広がり、福山の肉棒をさらに迎え入れるように尻
をくゆらせる。
「来て……来てぇ……♥!」
「フフ……そんなに俺のチンポがキモチいいのか?」
「うん……! からだが疼いて仕方ないの……あぁ、もう……ねぇ……欲しい
の……もっとしてぇ……!」
「フハハ、いやらしい奴め。小島はカラダもココロもすっかり淫売女だな!」
「バカァ……私をこうしたのはアンタでしょ……ね……お願いだからもっとし
てよぉ……♥」
 すると、
「こら小島」
と、福山は不機嫌な顔になった。
「アンタじゃないだろう。福山様・和春様・ご主人様のいずれかで呼べと言っ
たハズだっ! 聞き分けがないなら、これでお終いにしてもいいんだがな……」
 そう言って動きを止め、腰を引こうとする福山。
「あっ!? や、やだ、抜かないでぇ……! ごめんなさい……そ、その……福
山様……これから気を付けるから……!」
 福山のペニスが抜かれるのを本気で厭がり、いやいやと腰をひねって哀願す
る桐絵の姿に、雪成は愕然となった。
(そ、そんな……桐絵……!?)
 あれほど毛嫌いしていた福山とのセックスを、そこまで求めるなんて……!?
 福山がニタリと笑った。離そうとしていた身体を密着し直し、ズニュ……と、
肉棒を再び少女の体内に埋めると、桐絵のからだは肉悦に震えた。
「――ッあはあ……♥!」

「それでいい……もうお前は完全に俺の肉奴隷になったんだからな。狂うぐら
いの快感を得る代わりに、一生俺のペットになることを誓ったんだ! そら、
罰だ、お前だけ動くんだ。まずは俺をイカしてみろ。ご主人様に奉仕して悦ば
せるんだ!」
 福山は鞭を振るう調教師の如く二三度大きく腰を突き上げ、桐絵のからだを
荒っぽくゆさぶる。
「アアッ……♥! わ、わかりました……!」
 桐絵は戸惑いがちに腰を上下に動かし始めた。
 これも、雪成にとって驚くべき光景だった。
(あの桐絵が……福山の言いなりになってるなんて……肉奴隷だって……!?)
「ん……く……ンン……あ……ああぁ……!」
 ゆらゆらとうごめく、桐絵のよく引き締まったかたちよい尻。彼女の腰が上
げ下げされるたびに、ブチュリ、ブチュリと音がして、ガチガチに怒張したペ
ニスの肉茎が見え隠れする。
(福山のデカイ……)ゴクリ、と雪成の喉が鳴る。(あんなので桐絵のアソコ
が蹂躙されてるんだ……)
 たまらなく淫猥な光景であった。ヌヂュ……ヌヂュ……と、繋がった部分か
らいやらしい音がひっきりなしに立ち、太い剛棒を美味しそうに何度も根元ま
で呑み込む桐絵の牝穴。
「ンン……アア……ン……ク……ィッ……クゥンッ……♥!」
 何往復もしないうちに、桐絵の声色は先ほどまでの湿り気を取り戻していた。
「ア……ア……ハァ……ア……♥!!」
「フフフ、その調子だ……もっとイヤラシイ声で鳴け。ケツを動かせ! 小島
の一番奥まで俺様のチンポを咥え込むんだ」

 福山の言いなりに、桐絵は遠慮なく声を上げ、腰の動きを早めてゆく。

 グチュッ、グチュッ、グチュッ、グチュッ!

「アァ、ハイィッ!ア、アア、アァ、アア、アゥ――アァ……ンッ、ンア、
ンハ、ンハァッ、ア、ア、ンアアッッ♥♥!!」
 桐絵の尻肉が、乳房が、大きな波を打つように揺れる。はちきれそうなほど
肉づきのよい双乳の動きは、特に雪成の目を捕らえて離さなかった。弾けるよ
うな健やかさの血色よい肌が淫靡な朱に染まり、全身から玉のような汗が飛沫
となって飛び散っていく。
「ゴリゴリ擦られるうぅ……♥! イイ、コレ、コレェ……♥!」
 福山の極太肉棒に貫かれるのがよほど気持ちいいのか、桐絵はうっとりと目
を瞑り、涎を垂らしながら、セックスの甘美感に惑溺してゆく。

 グチュッ、グチュッ、グチュッ、グチュッ!

 この上なく淫猥な嬌声と結合音が、テレビから盛大に響いてくる。近所に聞
こえるほどのボリュームではないハズなのだが、他には何も聞こえないほどに
雪成の聴覚を支配するのだった。
「アァッ、イイ、イイよぉッ♥!」
「おお……いいぞ……小島のいやらしいメス肉が貪り付くように締め付けてき
て……たまらない密着感だ……!」
「福山……様のも……大きくて……熱くて……奥まで……奥まで届くのぉ……
ア……ア……アアアァァ……♥!」
 桐絵はもうほとんど夢中で腰を振っている。本当に気持ちよさそうだった。
洪水のように溢れた蜜液が尻肉や内股までもを濡らしていた。官能に背すじを
ゾクゾクとしならせる。そんな桐絵のピンと張った背中を、薄い笑みで口端を
吊り上げ、首の後ろで手を組み寝そべったまま楽しげに眺める福山。

「ハッ、ア、ア、すごい、当たって、当たってる、奥に当たってるうぅぅ……♥!!」
「フフフ……俺も小島の子宮の入り口を感じるぞ……コリコリしてて気持ちい
い……! クク、そんなに根元まで呑み込むまで腰を打ち付けて……奥に当た
るのがいいんだな。欲しいのか。奥の奥まで突き回されるぐらい欲しいのか!?」
 桐絵は腰を振り続けたまま上半身をひねり、顔を福山に向ける。淫らな期待
に満ちた輝き。
「あぁ……欲しい……もっと欲しいです……!」
「それなら、ご主人様におねだりしてみろ。桐絵は福山様のセックスドールで
す、私のいやらしいお汁あふれる牝壺を存分にご使用下さい、メチャクチャに
犯して下さいってな。そうしたら、また俺からも動いてやってもいいぞ?」
「え……!? ああ……そんな……」
 羞恥に頬を赤くして目をそらす桐絵。
(そうだよ桐絵……そんなセリフ言っちゃダメだ……!)
 雪成はテレビに食いつかんばかりににじり寄りながら、奥歯を噛みしめ握り
拳を作る。悪魔に魂まで売り渡さないでくれ、桐絵――!

 だが――

 「ン……♥」と尻を着地させ、奥深くまで福山の肉棒を咥え込むと、
ゆるやかに腰を回転させる桐絵。
 目を逸らしながらも、頬をさらに紅潮させ、桐絵の唇がおずおずと、しかし
その後に来るものを渇望して────

「桐絵ええええぇぇぇぇッッッ!!!???」

 ────開いた。
「き……桐絵は……福山様の……セ……セックスドールです……! 私のい…
…いやらしいお汁あふれる牝壺を……存分にご使用下さい……メチャクチャに
……犯して……犯して下さいぃっ!!」

 雪成は痛恨の悲鳴を上げた。

 だが、どんなに声を大きく張り上げようが、録画の中の人間に届くことはな
い。画面の向こうで、福山の邪悪な笑みが一層深くなった。
「よーし。それでこそ栄えある俺様専用肉便器第1号の候補生だ!」
 そう言うと、福山は桐絵の太腿を押え、突き上げるように抽送を再開した。

 ズッチュッズッチュッズッチュッズッチュッ――!!

 猛烈に始まった肉棒の侵略に、
「アア、アア、イイ、イイ、イイのぉッ! コレ、コレ、コレェェ……♥!」
と、桐絵は歓喜の悲鳴を上げた。
「そら、お前ももっと食らい尽くす勢いで腰を振れ! ご主人様の極上チンポ
を美味しくいただくんだ!」
「ハイッ、ハイッ、ハイィィッッ♥♥」
 二人の動きはたちまち同化した。

 ズッチュッズッチュッズッチュッズッチュッ!!

 福山の命ずる通り、桐絵はこれまでにも増して腰を振り立てた。二人の結合
はさらに密度を深め、言葉も少なくなり、やがてただひたすら肉欲を貪るだけ
の雌雄の獣と化していった。
「アア、アア、アアッ♥! ご主人様のチンポ美味しいですッ♥!!」
 熱い吐息、あえぎ声、結合音、ベッドのきしみ、シーツが擦れる音――どの
音も耳を塞ぎたくなるほどクリアに拾われ、映画にも負けない臨場感で絶え間
なく流れ出てくる。
 雪成は音を消したくなった。ビデオも止めたかった。
 ――でも。
 できなかった。

 二人はどれだけの時間、淫らに発情した肉を交わらせていただろうか。
 桐絵の肉壺を存分に堪能していた福山は、「くっ」と堪え顔になると、彼女
の太腿を押さえつけてた腕に力を籠めた。
「クゥッ……そろそろ出るからな……お望み通り、俺様の特濃ザーメンを小島
の一番奥でぶちまけてやるぞ……!」
「え、やだ……!」わずかに正気に帰る桐絵。「ダ、ダメ……も、もう中には
……お願い……!」
「フハハハ、なぁ〜に言ってんだ。これまでだって、さんざん中出しされるた
びに気持ちよさそうに搾り取ってたじゃないか、え?」
と、喋りながら腰の動きをヒートアップしてゆく福山。
「奥をガンガン突かれて、気持いいスポットをズリズリ擦られて、この福山様
の大マラと熱い孕ませ濃縮汁で膣内(なか)がいやというほど充満するのがい
いんだろ? たぷたぷ音がするほど出されるのが気持ちいいんだろ?」
 押さえつけられて動かせない下半身に、双臀をいやいやとゆらめかせながら、
涙を流して力無く首を横に振る桐絵。今の彼女にはもう、いつものように福山
を殴り飛ばす力は出てこないようであった。
「ア、ア、ア……! ダメ、ダメ、ダメェ……赤ちゃんが……赤ちゃんが出来
ちゃう……!!」
「ククク……安心しろ、小島。何の心配もない。もうお前は隅から隅までこの
福山和春様のモノなんだからな。どんなことがあっても、お前の世話はしっか
り見てやる。子どもは女の子がいいな! たっぷりと俺様の子種を膣内出しし
てやるから、俺の精子を受け止めて体の中から俺様のモノになれ!」
「アアァ……!」
 諦念か絶望か――抗う気力はもうないのか、かくりと顔を伏せる桐絵。
 妊娠させると告げられても、なりふり構わず逃げる気配がないのが、雪成に
は信じられなかった。
「桐絵……だめだよ桐絵……福山なんかの……! 嘘だろ……なんで……なん
でもっと厭がんないんだよ……!? 逃げなきゃ……逃げてよ……!!」
 テレビを揺らしながら叫ぶ雪成。

 だが、桐絵は小刻みに激しく突き揺さぶられるままに、福山の広げた両脚の
中に手をついて、何とかその責め立てを堪えるのがやっとといった風情で、目
端に涙を溜めながら、だが口は快楽に緩み、豊かな双臀が福山のラストスパー
トをしっかりと受け止めていた……。

 ズチュズチュズチュズチュズチュズチュッッ!!

「アッアッアッアッアッアッ♥!!」
「クウゥッ――そらっ、出すぞ小島ッ! 福山様専用エロマンコに遠慮なく!
子宮密着生中出しだ!」
 桐絵の太腿を押さえ込む逞しい腕に力が籠もり、福山は本能が号令するまま
に思い切りグイグイと腰を突き上げた。
「アアアッッ!!」
 たまらずに桐絵のからだがまるでブリッジのように弓反って後ろに傾き、福
山の上に被さった。
 騎乗位になってから身体の下に隠れて見えなかった二人の結合部が再び露わ
になり、ここぞとばかりにカメラが寄る。
 濡れぼそった秘肉深くまで挿し込まれた剛棒。厚ぼったい貝殻は目一杯こじ
り広げられてもなお、ガチガチに膨らんだ肉茎をキュウキュウと吸い付くよう
に締め上げていた。
「ウオオオオオッッッ!!!! 出るぞ、出るぞッッッ!!!!!!」
 福山は苛烈なほどの勢いでガシガシガシガシと突き上げていたが、
「ぐうッ!」
と、ついにその動きが止まった――

「き、桐絵ぇぇぇ………………!!!!」

 桐絵のからだ奥深くで、福山の怒張が思うがままに爆ぜ狂った。

 ドビュブッビュブッビュブッビュブウッ
 ドクッドクッドクッ……!

 悪魔の音。
 どれだけ性能の良いマイクを使っているのか、それとも福山の射精がそれほ
どに凄まじいのか、膣内射精されているのがありありと分かるほど、胎内での
射精音までもが克明に記録されていた。
「おおおおお……小島…………ッ!」
 福山は上半身を起こして背面座位になると、桐絵の両乳房を鷲掴みにしなが
ら首すじに顔を埋(うず)め、突き抜けるような射精の快感に、ただただ身を
強張らせた。

 ドビュドビュドビュブルウウッッ
 ビュッビュッビュビュビュッッ

 玉袋が女陰に触れるまでえぐりこまれた肉棹が、ドクドクと力強く、熱い精
子を次から次へと送り込んでいる。

「アア――アア――アアアーーーーーーーーッッッ♥♥!!!!!!」

 聞く者をゾクゾクさせる、桐絵の心の底から気持ちよさそうな嬌声。
「いや――いやはあぁぁぁ――――――ッッッ♥♥!!!!
 奥で――奥で、熱いのが出てるうぅぅ――ッッ♥♥!!!!」
 体奥で溶岩をぶちまけられているような灼熱の感覚に、福山にきつく抱かれ
ながらも、もがくように身体をくねり踊らせ、なすすべなく快楽の絶頂に打ち
上げられていく桐絵。
「私もイク、イッちゃう、イッちゃ――――ッッッッッ♥♥!!!!
 っ――─〜〜〜〜〜――――――ッッッ♥♥♥♥!!!!!!!!」
 最後はもう声にならない絶叫を発し、桐絵のからだがビンと一際仰け反り、
登り詰めていくように固まった。

 ドクッ、ドクッ、ドクッ……!

「おおお……!」気持ちよさそうに深い吐息をつく福山。「たまらん……小島
の熱い肉襞が盛んに蠢いて……ぐぅ……! 俺の子種を……一滴残らず飲み干
そうと搾り上げてくる……!」
 桐絵はツンととがった乳首とともに中空を見つめ、全身を震わせながら、口
をぱくぱくさせる。イッてしまったようであった。

「ンア……ンア……ンアア……♥! 入ってくる……入ってくるうぅ……♥!
福山の精子が……私の中に……ドクドクと……ハアァ……アアァァァ……♥!
 私、妊娠しちゃう……福山の赤ちゃん妊娠しちゃうようぅ…………♥♥!!!!」

 桐絵は、紅潮した頬を快感に蕩けきらせながら、腹の底から気持ちよさそう
に、吐息とも喘ぎ声ともつかぬ細い息を長く長くつく。
 なされるがままだった。あれだけ嫌っていたはずの男の精液をどくどくと大
量に流し込まれ、一滴残らず胎奥に受け続ける少女。
 股間のアップ。福山のペニスを根元までぱっくりと呑み込み、痙攣するよう
に締め付ける膣口。棹の下にぶらさがった精嚢が生き物のように収縮していた。
繋がりの隙間からじわじわと白い液が溢れ出きて、愛液と混じって会陰を伝い
降り、シーツの上に広がっていく。
 福山の射精は長く――雪成にとっては永劫にも等しく――全てが桐絵の中で
吐き出され続けた。それでもまだ飢えた獣のように、射精の最中もグイグイと
何度も突き入れられる肉棒。
 雪成はもちろん、他の男の射精など見るのは初めてだったが、彼など及びも
しない強靱な射精だった。
 桐絵の膣内で、途方もない量の精液が生出しでまき散らされているのだ。
(こんなに出されたら、絶対妊娠しちゃうよ……!)
 桐絵が福山の子どもを孕む……まさか……そんな――
 へたへたとくずおれる雪成。

 やがて放出が終わると、福山は満足したように力を抜き、ドサリと腰を落と
した。二人分の体重でベッドが大きくきしむ。
 しばらくそのまま、二人とも深い呼吸を繰り返しながら、グッタリしたよう
に動かなかった。
 だが、福山はすぐに元気を取り戻し、自分の上で荒い息をしている桐絵のか
らだに手を回し、さも愛おしそうに撫でさすりはじめた。
「最高だ小島……お前とのセックスが一番気持ちいいぞ……さすがは俺が思い
定めた女のひとりだ……」
「ぁ……ん……くすぐったい……」
「ン……お前もイッたのか……?」
 蕩けきり潤んだ眼差しで男を見る桐絵。
「だって……奥の感じるところをあんなに突かれるんだもん……もう……変に
なるのを抑えられないわ……」
「フ……そうか……それにしても、小島への中出しはもう数え切れないぐらい
になってるはずだが……そろそろ孕まないもんかな」
「えっ――」
と、雪成。段ボールとテレビに交互に目を運ぶ。まさか――
 桐絵はそれには答えず、ためらったように視線を落とす。
「なんだ、まだ迷いがあるのか? 余計な考えは捨てろ。お前はもう俺の女に
なったんだ。それとも、まだチビナリなんかに未練があるのか」
 自分の話題が出て思わずドキッとする雪成。
 桐絵は悲しそうな翳を顔に落とし、横に背けて何も言い返さなかった。
「フン、まあいいさ。どちらにしろ、もうお前は俺様から逃げられやしないん
だからな!」
「ああっ――!?」
 桐絵の驚いた声が上がる。
 入ったままだった福山が、また動きはじめたのだ。彼のモノはまったく硬度
を失っていなかった。
「今日は徹底的にヤってやるぞ! 抜かず三発ってヤツだ! アハハハハ!」
「アッ、いやっ、まだイッたばかりで――あ、あ、アアアッ♥!!」
 桐絵の声が再び欲望の海に沈んでゆくのに、そう時間はかからなかった。

 二人の濃密なベッドシーンが続く。
 福山は体位を様々に変えながら、疲れを知らない絶倫さで桐絵を責め立て続
けた。
 男だったら誰しもがむしゃぶりつきたくなるであろう見事な肢体を思うがま
まに弄(もてあそ)び、何度も何度も桐絵の中に精を放った。その回数は三発
など軽く超えて、たまに中に出すのに飽きてパイズリで豊かな胸を汚したり、
フェラチオを強要したりと、もうやりたい放題であった。
 だが、そうして福山に嬲られるうちに、桐絵も次第に快楽によがり狂う一匹
の牝と化していったのである。

「アッ♥! アッ♥! アーッ♥!」
 シーツの上にあぐらを掻いた福山に対面座位で貫かれた桐絵。
 桐絵はあぐらの上にまたがって福山の肩に手を置き、肉柱がずっぽりと嵌っ
た自分の股間を見下ろしながら、涎をまき散らし、もう全く見境のなくなった
嬌声を上げ続ける。
「あああッ♥!! ダッダメェッそこ、そこっ、お、お、おぉぉ……♥!!
 ひ、い、ぃんぐ、ひ、ヒィッ♥!」
 さんざんにこねくり回され、もうすっかり底なし沼のようにドロドロになっ
た秘裂。そこへ極太の怒張が深々と出し入れされるたびに、快楽の朱を満面に
浮かべた桐絵の顔が喜悦に歪む。
 ほどよく引き締まった尻肉を鷲掴みにされて、大きくストロークするたびに
抜けてしまいそうなほどまで腰を高々と持ち上げられ、抜けきる前に、

 ズニュニュニュニュウッッ!!

とえぐり込まれ、そしてまた福山の腰に跳ね上げられる――のを、繰り返され
ているのだった。

「フフフフ……俺様の極太チンポがそんなに気持いいのか?」
 甘美の涙を流す目を細め、口を緩ませてウンウンとしきりに首を振る桐絵。
福山を見つめる視線は、もはや忌わしいモノを見るような剣呑な様子はどこに
もなく、好感情を抱く媚態しかなかった。
「凄い、凄くて……気がおかしくなりそうなぐらい気持いいぃ……♥!」
「フフフ……」
 福山は桐絵の唇に吸い付き、舌を突き入れてたっぷりと口腔を嬲った。
 桐絵も目がトロンとなって閉じ、二人は抱き合いながら濃厚な口づけを交わ
し始めた。

 ムチュ……ピチャ……

 まるで映画で情熱的な恋人同士が交わすようなディープキス。
「ンッ……ンフッ……♥」
 鼻にかかった桐絵の嬌声が、唇を重ねながらも腰をゆるやかに振るいやらし
さが、雪成の脳髄を痺れさせる。
「おおぁ……小島のオマンコが……俺のチンポをギュウギュウ……搾り上げる
ぞ……肉襞がこれでもかと絡みついて…………!!」
 福山は桐絵の尻肉を持ち上げ、ユッサユッサと揺さぶる。
「――アッ♥! ――アヒッ♥!」
 桐絵はビクッビクッ! と電気を流されたように弾け、ひっしと福山にしが
みついた。
「アッ、アッ、アッ、アッ、アアッ♥!!」
 福山が耳元で囁きかけた。
「よし、小島、俺もこのまま出すからな……」
 桐絵はコクンとひとつ頷き、その脚がギュッと、さらに福山の腰に絡め取っ
たように見えた。
「……どうせ、イヤって言っても……出すんでしょ…………?」

 桐絵のみっしりと肉のつまった双臀を押えつけると、福山は腰を小刻みに振
動させるように振る。
 桐絵は目を瞑り、もう何度目かわからなくなった大きな快感の波がからだの
奥底からやって来る感覚に、「アッアッアッアッ」と断続的な喘ぎ声を漏らし、
淫質な汗をまき散らしながら小さな痙攣を繰り返す。
「ココがいいんだろ? 締まり具合が抜群に違ってくるぞ」
と、子宮口付近の肉壁をカリでズリュズリュと擦り上げられると、
「ンッ、ヒッ、ヒゥ、ん、うンンッッ♥♥!!!!」と、桐絵はひときわ高い嬌声
を張り上げた。「そこ、そこイイ、ソコ、ソコォォォ………………♥♥!!」
 だらしなく蕩(とろ)けた笑みで涎を垂らす桐絵。
「来る……んふぁ……来る……来ちゃう、ん、ん、来ちゃ……ううぅぅぅ……
…………ッッ♥!! おしっこ、おしっこ漏れちゃう……♥!
 も、もうダメェ、また、また……イッ……イッちゃうからあぁ…………♥!!!!」
 腰を振動させ、ついばむように桐絵の唇を吸いながら、福山が囁いた。
「どうだ小島……随分と気持ちよさそうだな……。こんな凄いコト、チビナリ
では一生かかっても与えてもらえんぞ……?」
「えっ……えっ…………?」
 桐絵はもうほとんど聞いてなかったようで、淫熱に冒された目で不思議そう
に福山を見やる。
「チビナリなんか、もうどうでもいいよな?」
「アッ……アッ……いきなり……何言うのよぉ…………」
 すると、福山は腰の動きを止めてしまった。
「えっ……あぁ……また…………?」桐絵の顔に落胆と焦燥の表情が浮かび、
モゾモゾと腰を動かすが、福山の腕に押さえられ、快感を生み出せるほどの摩
擦は得られなかった。
 桐絵は涙目になり、福山をうらめしそうに睨み付ける。「もうすぐでいけそ
うだったのにぃ…………!」
「そんなにイキたいか、小島」
「ああっ……イキたいです……イカせてくださいご主人様……お願い、イカせ
てえぇ…………ッッ!!」

 胸を揺らめかせながら福山に送る秋波には、発情しきった情欲と悦楽の輝き
しか浮かんでなかった。
「ご主人様のチンポください、お願いします……! もう、もう我慢できなく
て……しかたないのぉ…………!」
「じゃあ、答えるんだ。チビナリとこの福山様では、どっちがいいんだ?」
「そ、そんなの比べモノにならないです!」
「え――」
 雪成は耳を疑った。今、桐絵なんて……?
「雪成なんか……好きな女の子と暮らしてたって、私といくら一緒にいたって、
指一つ出さなかったんだから……あっ♥!」
 桐絵の声が喜悦に弾んだ。福山が律動をゆっくりと再開したのだ。
「続けろ」
「は、はい……♥! 雪成なんかい、いくじなしの童貞で……んん……♥!」
福山の動きが徐々に本調子を取り戻すにつれ、桐絵の声音も悦びに騰がってゆ
く。「女々しくて、頼りなくて……あ、あ……♥!」

 そんな………………。
 雪成は信じられない目で桐絵を見た。
(僕は女性アレルギーでミハルちゃん以外に女の子に触れられないから……だ
から…………それなのに…………ひどいよ桐絵………………)

「チンポはどうだ。見たことあるか。あいつのはお前を満足させられそうか?」
「あっあります、でもっぜんぜんダメです、あんな小さいのじゃイケない……
ン、ン、ンアアア……♥……福山様の逞しいモノなんかとじゃ、比べモノにな
らなくて……ンア、ンア、ンアア……ッ♥!!」
「フハハハ!! チビナリのアレはちっさ過ぎるか! そりゃ、男としてみっと
もないことこの上ないなあ!」
 福山は桐絵の腰をしっかりと掴み、先ほどの微振動の動きと併せ、ネッチョ、
ネッチョと球を描くようにえぐり回す。
 桐絵の腰がビクビクと反応し、喘ぎ声が一段と高まる。
「ンア、ンアアッ、ヒッ、ンッ、アアッ、ンふぁッ♥! ああっ……か、
感じる、感じます……♥! ご主人様の太いのが……私の中で、もっと
もっと大きくなってますうぅ……♥!」
「俺様の肉棒の味はどうだッ!」
「ンアアッ、いいッ、いいですご主人様ァッ!」
「チビナリよりもか!」
「ハイッ、ご主人様の方が絶対いいですッ! んあっ、ア、アアアッ♥!! ご
主人様のチンポ気持ちいい、気持ちイイッッ♥♥!!!!」
 桐絵はなりふり構わず、自分からも腰を打ち付けるように振るい、体奥深く
まで福山の剛直を迎え入れる悦びに泣き狂った。
「考えてもみろ、小島! チビナリなんぞ、全部お前の言うとおりなんだ。貧
弱で情けない男で、付き合う価値すらない。あいつにいつまでも想いを残して
おいたって損するだけだ。お前はもう、俺だけを見てればいいんだ!」
「はっ、はい。ンン、ンフゥゥ……♥! ふ、福山様の方が……だんぜ
んイイです……福山様じゃなきゃダメです…………♥!! も、もう……♥!
 ご主人様のチンポでイキます、イク、イッちゃう、イクううぅ……♥♥!!」
「お前は俺の何だ!?」
「わ、私……? 私、私は…………福山様のセックスドールです……肉便器で
す……ごっご主人様専用オマンコですううううッッ♥♥!!
 だっだから、もっといっぱい私を犯してええぇぇッッッ♥♥♥!!!!」
 桐絵は何のためらいもなくそう叫んだ。

「き……き……りえ…………………………」

「よぉし、それなら遠慮なくたっぷりと出すぞ小島……! また、お前の一番
奥で孕ませ汁を全部出してやるからな…………ッ!!」
 福山は無尽蔵とも思える精力で腰を振り立て、飽くことなく桐絵のトロトロ
に蕩(とろ)けた媚肉を貪り続ける。
 桐絵の膣内(なか)は何回放ったかもうわからないぐらいの量のザーメンで
どこもかしこも真っ白に染まっており、エラ張ったカリ首によって満遍なく塗
りたくられていたが、それでもなお、その上に注ぎ込もうとしていた。
「それッ、それッ、それッ!!」

 グチュッグチュッグチュッグチュッ!

 長大な肉棒がねっとりと絡みついてくる淫肉を押し拡げるようにして蜜壺を
えぐり回し、そうして激しく揺すぶられるたびに、桐絵は激しく首を振ってよ
がりまくった。
「アアッ、アアッ、アアッ♥! ア、ア、アヒ、アヒィィッ♥!
 そんなにズリズリされたらオッ、オマンコ壊れちゃう……ッ♥!
 は、はっ、はひぃ……だめ、だめぇ、も、もう……変に……変に……イク、
イク、イッちゃううぅ…………♥♥!!!!」 
「小島、ここには俺とお前しかいないんだ、遠慮なくよがり狂え!」
 福山は桐絵の尻があぐらを掻く股にくっつくほどずっぽり咥えさせると、奥
壁の小島が感じるスポットをグリグリと圧すように擦りまくった。
「――ッ♥! ――ッッ♥!!」
 桐絵のからだが仰け反ってビクビクと弾む。
 「ヒイッ」と息をのみ、一段と肉孔の締め付けが増した。
「――ンアア…………♥ イ、イィ、イッ、イクイクイクウウゥゥ……
……ッッッ♥♥♥!!!!」

 霞むように焦点を失ってゆく目。
 肉付きの良いしなやかなからだが張り詰めた。
 そして、しばらくして、
「――――ンアアアアアアア………………ッッッ♥♥♥!!!!!!!!」
と、わずかな弛緩とともに、感じまくった甲高い嬌声を喉の奥から絞り出す。
 絶頂を迎えたようだった。
 すると福山も、
「ぐうぅッ……うおおおおッッッ!!!!!!」
と、桐絵のからだを抱き寄せて胸の窪みに顔を埋(うず)め、

 ビュルビュルビュルビュルビュルビュルッッッッ!!!!!!!!
 ビュグッビュグッビュグググッビュググッッッ!!!!

 少女の体奥で再び、熱く粘っこい体液がまき散らされる音が聞こえてきた。

「あはああぁぁ……♥! 出てるううぅぅぅ…………♥♥!!
 また出てる、ご主人様の熱いの出てるうぅ、またビュクビュク生出しされて
るようぅぅ……♥!!」
 桐絵は陶酔した目で小指を噛みながら、天井を振り仰ぐように背すじをビク
ビクと突っ張らせ続けた。
「あ……あ……♥ 子宮(なか)に、子宮(なか)に精子が……熱い精子
入ってきちゃううぅぅ……♥♥!」
「おおおお、小島ぁ……!」
 まだ射精の真っ最中だというのに、福山は桐絵を抱いたまま押し倒れ、股を
左右に思い切り割り拡げると、精を吐き出し続けながら、熱にうかされ我慢で
きないように腰をヌッチュブュッチュと狂ったように突き動かし続けた。
 そんな荒っぽい扱いをされても、今の桐絵には胎内に吐き出される福山の精
子の熱い感触しかわからないようであった。
「ンアアッ♥!!!! ンアアアアッッ♥♥!!!!
 精液出てるのにぃ……♥! オマンコ壊れちゃう……ッ♥!
 ンア、ンアッ、そんなにされたら……おかしくなっちゃううッッ♥♥!!!!」

 ビュヂュヂュビュビビュブュッッビュブュヂュヂュッ!!!!
 ビュチュッブチュッブチュチュッッ!!!!

「うほっうほおおぉぉ………………!!!! 小島、小島ぁ……!!」
 今放たれているばかりのザーメンが、ピストンの勢いに合わせて外にも元気
よく飛び散ってゆく。
「んああ……んあああ…………♥♥♥!!
 だめ、だめぇ、そんなに出さないでぇぇ……♥♥!
 そんなにいっぱい精子注いじゃイヤアァ……♥!! ンア、ンアアァ……孕んじゃ
うよう……私、福山様の赤ちゃんゼッタイ孕んじゃうようぅ……♥!
 わ、私、もうおかしくなっちゃうぅ、福山様のチンポ汁でオマンコおかしく
なっちゃう……♥♥!! ンアッ、ンアッ、あ、あァ、やだ、イヤ、ダメ、ダメェ、
いまイッたばかりなのにぃ、ま、またイク、イッちゃう……♥!
 イ、イ、イッちゃううぅぅぅ…………♥♥!!
 ――――ン、ン、ン、ンン、ンンンンン………………♥♥♥!!!!!!!!」
 桐絵は全身をブルブルと震わせたかと思うと、破けんばかりにシーツを爪を
食い込ませ、

「――――――〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッッッ♥♥♥!!!!!!!!!!」

 福山を乗せたそのからだが引き絞られた弓のようにしなり、晒された白い喉
から、声にならない声が漏れる。

 また――イクなんて――――――
 雪成は瞬きもせずに、桐絵の浅ましいまでの痴態をまじまじと眺める。

 全身に浮かんだ汗でほのかに煌めく桃色のからだ。
 張りつめた豊乳。ベットリと髪の毛がつき、イキまくって惚けのような横顔。
 福山の精子をゴムも付けずに生で注がれて、ピクピクと痙攣している腰――

 嫌いだった男に媚びを売って、僕のことを貶めて、快楽に堕ちきって。
 こんなケダモノのようなセックスをして。
 雪成は胸を押さえて俯いた。
 最悪の気分だった。すごく胸が苦しくて気持ちが悪い。
 ムカムカする………………
 なのに――どうして……どうして――――――

 福山の腰が急停止し、
「オッ……オッ……オオオオオオ………………!!!!!!」 
 野獣の唸りじみた声とともに、桐絵のからだ奥深くまでしっかりと打ち込ま
れた肉棒から、

 ビュルルルウッッ!!!!

 最後の一絞りが放たれる音がした。

「アア……アアアアッ…………♥♥!!」
 大股を開いた桐絵のからだが浮き上がったまま、ビクン、ビクンと痙攣を繰
り返し、あれだけ激しかった福山の律動は、嘘のように終焉を迎えた。

 荒い二つの呼吸――
 それ以外は、今までの痴態がまるで嘘のように、室内はシンと静まりかえった。
 桐絵は潤みきった瞳からこんこんと涙を流し、完全に焦点を失わせていた。
 と、「お"あ"……」と呻いて、福山の身体がモゾモゾと動き、桐絵の胸に顔
を埋(うず)めたまま彼女のからだを引き寄せた。腰をくっつけ、仕事を終え
たばかりの肉凶器を、またもや根元までみちりと嵌める。よほど桐絵の中の具
合がいいのか――
 
 汗みどろになった二人は、しばらくの間、死んだように動かなかった……

 やがて桐絵がガクリと脱力すると、
「フウウウーッ…………」
と、福山も肩を大きく揺り動かして盛大な息を吐き、桐絵の身体から腕を離し
た。トサリとベッドに落ちた桐絵は、意識が飛んだ表情でまだ小刻みに震え、
浅い呼吸を繰り返していた。
 福山はまだ腰を引かず、繋がったままの結合部を見下ろして、
「……クク……」
と、その口元を愉悦げに歪ませた。
 桐絵の腰から下がグイと持ち上げられ、まんぐり返しの状態になった。福山
は桐絵の脚をめいっぱい開き、
「お前のオマンコの様子がわかるか小島? 俺の精液を溜めきれなくてひっく
り返したような有り様になってるぞ」
「ア……ア……♥」
 桐絵はのろのろと首を動かし、細くキラキラ光る目で開けっぴろげにされた
自分の股を見た。
 巨根がいまだ深く埋(うず)められた淫裂は、ゲル状の白濁粘液で穢(けが)
されまくり、陰毛までもがその大半を白く染め上げられていた。ぶくぶくと無
数の泡を立てる盛り土のようなザーメンの山からねろねろと腹部に流れが生ま
れ、福山がさらに桐絵の身体を丸めると、胸まで下って谷間を通り、首にまで
届く始末であった。
「そら、もっと」
 福山は桐絵のふくらはぎを掴むと、挿入したまま四つんばいのように格好に
なり、桐絵の臑が完全にベッドにつき、彼女の頭が陰部の真下に来るまで折り
曲げた。
 巨きな胸も裏返しになって顔に張り付き、陰部からネトネトと垂れ落ちる粘
液が、桐絵の顔に乳にと後から後からかかってゆく。
「んん……んんん…………」
 いまだ絶頂の余韻醒めやらぬ桐絵の顔面が、みるみるうちに白く濁った淫液
まみれになってゆく。
「あ……あは……精液いっぱい…………♥ 私、からだ中すごい精液まみれに
なっちゃってる……♥」

 桐絵は正気を失った目で、からだ中にかかったザーメンをぬちゃぬちゃと塗
りたくるように広げ、おかしそうに笑んだ。
「俺とお前の本気汁がオマンコの中でシェイクされて出来たラブジュースだ、
飲んでみろ」
「んあ……」
 桐絵は唇を開き、垂れてくる濃濁汁を舌で受け止め、喉を動かした。
「ンァ……ング……」
「どうだ味の方は」
「ンファ……クリームみたいで……おいしいです…………」
「ハハハ、世にも香しい蜜の味だろう」
「あぁ……こんなにいっぱい出されて……」桐絵は目を細め、秘唇が咥え込み
きれずに余っている肉茎を握り、愛おしそうにさすった。
「赤ちゃん出来ちゃう………………♥」
「そうだな。遠慮なく孕ませて孕ませて孕ませまくってやるぞ」
「えぇ……私……あなたの子を…………何人も産むの……?」
「そうだ、何人でも孕ませてやる。産んでは注いで、注いでは産むんだ。ガバ
ガバになったって、エクササイズで締まりを戻させて、いくらでもハメまくっ
てやる。俺様の巨チンだったら何の問題もないぞ、フハハハハ!!」
「ッ………………」
 桐絵は言葉を失ったように目を閉じ、ぐったりと伸びた。

 中出しを厭がることもなくなった桐絵は、あられもない嬌声をひっきりなし
に上げながら、数え切れないほどイキまくった。奥を突かれてイクのが癖にな
りつつあるようで、福山のザーメンを膣奥に浴びせられるたびに、その白いか
らだがブルブルと気持ちよさそうに震え、絶頂を迎えるのであった。
 ほぼ全て中出しするため、二人の結合部はすっかり白濁液でまみれ、抽送の
たびに粘っこい白い飛沫が飛び散り、ザーメンが泥流のように溢れ続けたが、
それでも終わることはなかった。

 最後の方はもう、二人とも体じゅう淫液にまみれて濡れながら絡み合い、か
らだ同士をぴったりと重ね、理性をかなぐり捨てた貌で互いの唇を貪り、疲れ
果てていてもなお、淫熱に浮かされたように蠢き合っていた。

 桐絵の腿を閉じさせた正常位で挿入していた福山は、
「小島……小島……!これが今日最後の種付けだ……しっかり受け止めろ!」
と、桐絵を強く掻き抱き、全身の体重を押しつけるように、ぬるみきった肉壺
の最奥に深く突き入れる。
 直後、依然勢いを失わない剛直から、

 ドクッドクッドクッドクッ!!!!

と、未だ力強い射精音が発せられた。

「ア――ア――アアア――――――ッッッ♥♥♥!!!!!!!!」

 福山の首をギュウウッと抱き返しながら、からだをガクガク痙攣させる桐絵。

「ア……ア……ア…………♥……………………」
と、声にならない声が徐々に小さくかすれていったかと思うと、不意に途切れた。
「ん?」
と福山が見下ろすと、桐絵はとうとう失神してしまっていた。
「なんだ、気をやったのか……。ふむ、今日はこれで終わりだな……」
 そう言って、福山は桐絵を寝かしたままベッドから離れた。
「また近いうちに……たっぷりと可愛がってやる。チビナリなど完全に忘れさ
せるぐらいまでにな……フフフ……」
と、彼自身はまるで疲れを感じさせない悠然とした足取りで、画面外に消えて
いった。
 全身汗と精液まみれになった桐絵がひとり残された。

 薔薇色に腫れ上がり、痛々しいまでに勃起した乳首が、普段より膨らんでい
るように見える胸とともに、ゆるゆると上下していた。
 精液と涎の区別がつかなくなった唇。
 目はうっすらと見開いていたが、昏(くら)く翳っていた。
 むっちりとした内股はぬらぬらと白く濡れ、時折、ヒクヒクと揺れ動く。
 その股間が大写しになった。
 疲れ切ったようにOの字に伸びた脚の付け根にパックリと割れた淫唇から、
ドロドロに濃縮された白濁液が桃肉を覆い隠すほど、こんもりと盛り上がって
溢れ返っている。
 少女の膣内でさんざんに撹拌されて出来た無数の泡を立たせながら、まるで
徳用缶入りの液体のりをひっくり返したように、股の内側に広がる白濁の海。
 想像を絶する量に雪成が唖然としていると、ビデオはそこでブツリと切れた。


「……………………………………………………」
 テレビの前で茫然自失の態の雪成。
 へたりきった姿で、ビデオを停止させることも忘れ、砂嵐を見つめる。

 こんな…………こんな………………

 やはりどう見ても、作り物には思えなかった。
 のろのろと頭を巡らし、力を喪った虚ろな視線をビデオテープが詰まった段
ボールに向ける。
 まだまだ大量にあるビデオテープ。
 今みたいな映像が、他にもこんなに……!?
「ひょっとして、他のみんなも…………」
 雪成の身体に震えが走りはじめる。

 まさか――福山は確かにドスケベだが、ここまでする奴だっただろうか。そ
れに、桐絵だって自分の身に危険が降り掛かれば、文字通り体を張って福山の
魔の手を撃退するはずだ。こんな事が……こんな事が……!
 しかし、そう思う一方で、福山が金の力にあかせて本気で不埒な事を実行し
ようとすれば、どれだけ腕力があっても防ぐことは難しいだろう、という妙に
冷静な思考も働いていた。
 でも――信じられない。信じられるわけがない。
 だが、このビデオは。桐絵と福山の、作り物にはとても思えない生本番は。
「ミハルちゃん……コヨミちゃん……まさかトモカちゃんまで……!?」
 雪成は震える手を箱に伸ばした。
 どれを。
 目印もなにもない以上、また適当に選ぶしかない。
 隣合ったものには、桐絵の別の嬌態が映っているのだろうか。福山に弄ばれ
るままに……それとも自ら進んで……。
 あるいは、これら全てが桐絵一人のビデオで、他の女子は無事であるとか。
 出来ればそうであって欲しかった。桐絵には悪いが……こんな気が狂いそう
な衝撃映像が、これらのテープすべてに全員分収められていると考えるだけで
 吐き気がした。
 でもわからない。中身を見なければわかるはずがない。
 ろくに回らなくなった頭で選別するのは諦め、今度は下段の一番左端のもの
を取った。
 抑えきれない手の震えが、カチカチ……カチカチ……と、テープを鳴らす。
 何度も何度も唾を飲み込みながら、テープを交換した。

                            (>>17に続く)
148名無しさん@ピンキー:05/03/20 22:05:54 ID:B7QI1k9g
加筆修正しての転載です。
アニメは好調放送中、金田先生の画集も出ますが、
残念ながら原作は最終回を迎えてしまうんですね。
安定度の高い美少女漫画で、毎月楽しみにしていましたが、ホント残念です。
最終回でどうなるのか、真の主人公桐絵の活躍を今から待ちわびてます。
149名無しさん@ピンキー:05/03/21 00:24:18 ID:uPeuxjyB
GJ
寝取られ氏乙です!
150名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 21:27:45 ID:Sqq6QELO
エロイ。エロクてGJ!!

・・・ただ、桐絵ラブラブ話はないのでつか?
151名無しさん@ピンキー:2005/03/22(火) 14:16:18 ID:aaWD2LCp
現実的に考えればこれが自然。蕁麻疹持ちのチビより金持ちで男前の福山。
ミハルが雪成に構うのははじめて見る男が珍しいだけだ。
152名無しさん@ピンキー:2005/03/23(水) 19:46:20 ID:bn1PqU3m
福山と桐絵の希望
153B7QI1k9g:2005/03/23(水) 20:34:40 ID:HNJW6pK3
皆様がハァハァしてくれれば何よりです。

>>150>>152
いい方法思いつきました。
タイトルから寝取られの文字を取って雪成のシーンを削れば
福山×桐絵の和姦ものにも読めるかもしれません。
154名無しさん@ピンキー:2005/03/24(木) 02:45:01 ID:lwdmdX3v
いっそ福山を全部雪成に置換とか
155名無しさん@ピンキー:皇紀2665/04/01(金) 06:04:19 ID:FhgdagyA
B7QI1k9g氏、遅れ馳せながらGJ!
156名無しさん@ピンキー:皇紀2665/04/01(金) 11:52:31 ID:i5G/WhXy
いい、でも桐絵が落ちるまでの経過も読みたいとこですね
157名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 23:30:40 ID:BawVha3K
アニメ最終回は明日だっけ?age
158名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 00:13:13 ID:l6CqxH81
あと2話のこっている
159名無しさん@ピンキー:2005/04/20(水) 19:51:45 ID:uv/0bRpO
age
アニメは終わったけど、誰か頑張ってくれ。
160名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 18:23:01 ID:muigytOV
age
161名無しさん@ピンキー:2005/05/11(水) 13:06:06 ID:2FS3VbTP
『こよみ寝取られ無修正ビデオでブラボ〜』 お待ちしております
162名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 23:12:40 ID:czDHMBm6
age
163名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 00:40:31 ID:xptEtK0C
>>153
とりあえず乙なんだけど、

>タイトルから寝取られの文字を取って雪成のシーンを削れば
そういう悪徳商法をするなと
164名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 16:30:21 ID:3Unl6Trp
age
165名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 10:00:53 ID:kEYdFL7x
『こよみ寝取られ無修正ビデオでブラボ〜』まだー!?
166名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 15:53:46 ID:Q8KdPoXk
雪成の実況のないバージョンが読みたい。
167名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 16:40:47 ID:G91vOgTv
寝取られ物書いた奴ですが、プライベートが多忙で
次作を書くのがなかなか難しく、大変申し訳ありません。

ところで>>163さんの言われる悪徳商法ですが、誤解だと申し上げます。
これは商売でないことを鑑みてもらいますと、私が>>153
提案した方法に対する印象は真逆に変わるかと思います。
テキストは保存して自由に開けますので、好きに改編しても
まったく構わないと言っているのです。
ですので、>>166さんの希望するバージョンも簡単に叶うかと思います。
168名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 09:04:46 ID:FzQBSCGW
望みが出てきた?
再投下の日まで保守
169名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 04:45:32 ID:QWV2RsDL
170名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 09:46:30 ID:5DzbgRaY
171名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 12:07:00 ID:Dat6Xv3+
172名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 15:12:41 ID:YD/W2aPi
173名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 06:45:04 ID:ZW4x3OG5
174名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 17:31:14 ID:o4QROF82
175名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 17:47:31 ID:BlVrXzf/
176名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 19:31:14 ID:w8+XPxwR
177名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 02:06:24 ID:GZs1RU3p
>>168
却下
178名無しさん@ピンキー:2005/07/19(火) 10:31:47 ID:K9030LOs
・・・・・ ('A`)
179名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 04:52:47 ID:RdXK7jWa
180名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 08:37:55 ID:0ZI11e/F
181名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 12:53:33 ID:KCFpybgE
182名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 22:07:07 ID:HmtNDF+h
183名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 05:27:11 ID:FFMTocH2
184名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 14:37:42 ID:l/bp9fwP
185名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 16:28:32 ID:xrkbvxyZ
186名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 00:33:46 ID:YZ8BONy8
>>179-185
爪の水虫見つけたからなのか? (´・ω・`)?
187名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 04:26:05 ID:Q6sUD9vH
188名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 10:36:09 ID:fku5QzwC
189名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 11:13:34 ID:Zyq7S2ao
190名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 14:05:57 ID:/Ls+6kmr

191名無しさん@ピンキー:2005/07/27(水) 17:31:06 ID:Dtdly74S
192名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 04:45:36 ID:SWmjpj5T
193名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 10:15:56 ID:TPSazmzN
194名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 00:10:18 ID:NOkZ9mWa
195名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 23:48:04 ID:dB2UTQcY
http://etc4.2ch.net/test/read.cgi/vote/1122541736/l50
このスレに行って、名前欄にfusianasan 内容に<105>と書いて投票してください
196名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 04:29:52 ID:h9ZPFoM2
197名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 10:46:56 ID:G2/s40EA
198名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 12:59:29 ID:4asKmUUj
199名無しさん@ピンキー:2005/08/05(金) 14:15:05 ID:AGr5121l
200名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 11:29:05 ID:QQgXokv2
201名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 14:57:43 ID:Neyyu2tz
202名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 16:04:18 ID:8l9XNr6C
(´・ω・`) ほしのひカる?
203名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 04:38:15 ID:ELJA4r/Y
204名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 08:34:43 ID:Gi0745QX
205名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 09:08:05 ID:QLuFfmn+
206名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 15:24:55 ID:0RMTwMhJ
207名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 16:57:58 ID:PwFDQvHy
208名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 15:09:06 ID:IaOFhS1R
コヨミ出てくるまでは落ちさせない…!
209名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 05:04:33 ID:Y6+xNuId
210名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 17:23:14 ID:TaMyre2O
211名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 04:39:44 ID:v4eIGirX
212名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 13:22:27 ID:e+rooGzw
213名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 04:25:45 ID:j4d/cFnu
214名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 12:55:01 ID:dpHp2UfM
215名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 13:16:17 ID:8UNkUagh
216名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 15:59:51 ID:QzIQ9MeZ
217名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 08:44:27 ID:Iqo3zU0y
218名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 00:13:51 ID:d2bSJiAK
219名無しさん@ピンキー:2005/08/29(月) 13:35:27 ID:Xd7W+XyC
220名無しさん@ピンキー:2005/08/30(火) 05:00:09 ID:WENPRP5Q
221名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 12:48:56 ID:Z1XS5KIK
222名無しさん@ピンキー:2005/09/02(金) 09:39:20 ID:e0wdHuTr
上の寝取られ
なんであんな風に落ちたのか気になる。
223名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 04:51:38 ID:tXJzWQJP
その辺の謎解きも含めて、こよみ寝取られてブラボー、が書かれるんじゃないかなあ……と思ってる。
多分最初におかしな薬を飲ませたことで超フェロモン体質とかになったんでないかな、とは推測してるが。
224名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 19:11:42 ID:mhQqmNAJ
なるほど。
225名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 22:44:56 ID:hK4D9TFW
>>167
今日初めて貴方の作品を読みました。貴方は神だ!
ぜひ桐絵の破瓜バージョンも読んでみたい!もうすっかり堕ちちゃってるシーンのビデオだったから…
いえ、もちろん無理にとは言いませんけど
ともかくも次回作を首を長くして待ってます
226名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 07:07:03 ID:DorVLMTS
もう、チビナリとかどうでも良い。
福山×こよみプリーズ!!
軽いSMとかあってもいいかも。
227名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 23:14:09 ID:EFIKG2TY
イイネ イイネ
228名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 17:31:42 ID:pTJR0B2H
新作まだー?
229名無しさん@ピンキー:2005/09/15(木) 00:35:58 ID:CyhRAkup
藍蘭島のほうで新作出したからまだだろう・・・・。
とおもってるな
230名無しさん@ピンキー:2005/09/22(木) 14:11:19 ID:H5o6Qqpz
orz
231名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 08:05:20 ID:4wSmY72y
保守
232名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 13:51:13 ID:9MggyAwy
座して待ちます。
233名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 02:01:07 ID:/7Fgp0g8
>>225
同意!
過程があったほうが堕ちた後とのギャップがあってイイ
234名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 07:24:09 ID:6sd5YgRk
ほしゅ
235名無しさん@ピンキー:2005/10/09(日) 05:18:33 ID:1V+BMexN
236名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 01:51:30 ID:vn6T/SuS
  ∧_∧  +
 (0゜・∀・) お待ち申しております。
 (0゜∪ ∪ +
 と__)つ_) +
237名無しさん@ピンキー:2005/10/13(木) 07:12:33 ID:P8FUnIKS
ほほ
238名無しさん@ピンキー:2005/10/13(木) 23:57:34 ID:O1RuulS5
を、
239名無しさん@ピンキー:2005/10/14(金) 02:19:16 ID:PNxuRZiw
染める(血で)
240名無しさん@ピンキー:2005/10/14(金) 19:46:14 ID:MroHrJx8
破瓜の血
241名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 18:24:10 ID:8Lv2gxHg
体は、
242名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 23:09:47 ID:A3IJKcpD
性欲でできている
血潮は精液で心は煩悩
幾たびの自慰を超えて不萎
唯の一度も失敗はなく
唯の一度の満足もなし
始終やることはここにひとつ
一日中オナニーにふける
ならば自分のそばに彼女は不要ず
この身体は 無限の性欲で出来ていた
ーUnlimited Lust Worksー
243名無しさん@ピンキー:2005/10/22(土) 08:04:36 ID:yJytVck7
うー
244名無しさん@ピンキー:2005/10/22(土) 16:45:36 ID:XGprhX0E
んー
245名無しさん@ピンキー:2005/10/22(土) 16:46:38 ID:Rz4+Hljh
こー
246名無しさん@ピンキー:2005/10/24(月) 00:07:23 ID:FF3fs0Cd
がー
247名無しさん@ピンキー:2005/10/24(月) 01:34:40 ID:0nAAcP7U
でー
248名無しさん@ピンキー:2005/10/24(月) 02:34:39 ID:JyOTwvqc
もくらしー
249名無しさん@ピンキー:2005/10/26(水) 02:43:06 ID:DBl+3iE8
てるー
250名無しさん@ピンキー:2005/10/29(土) 05:28:49 ID:SMriqMH8
けどー
251名無しさん@ピンキー:2005/10/29(土) 16:27:19 ID:ByWTlwh4
まだー
252名無しさん@ピンキー:2005/10/30(日) 02:10:37 ID:ysgBcIvb
いきー
253名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 10:04:58 ID:oYsiRH1r
たくー
254名無しさん@ピンキー:2005/11/04(金) 02:44:24 ID:0Gi3i48B
ないー
255名無しさん@ピンキー:2005/11/04(金) 04:08:18 ID:OooX9T3x
のにー
256名無しさん@ピンキー:2005/11/08(火) 05:27:23 ID:SUjWDYDG
ああー
257名無しさん@ピンキー:2005/11/08(火) 17:32:36 ID:Vu6JI7uh
つがるー
258名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 03:40:42 ID:OJjuV9T8
かいきょうー
259名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 21:07:41 ID:yxAie9mQ
かたてにー
260名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 03:20:38 ID:3MNTZHrh
ちいさなー
261名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 04:11:16 ID:Ymf9k/Ka
てのひらにー
262名無しさん@ピンキー:2005/11/11(金) 02:48:09 ID:KVaJADBz
おおきなー
263名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 19:25:21 ID:823KofX7
うんこがデモクラシイ
輝、まだ逝きたくないのに・・・
津軽海峡 片手に 
小さな手のひらに 大きな・・・
264名無しさん@ピンキー:2005/11/18(金) 05:23:43 ID:LtCpePTV
ほっ
265名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 01:58:34 ID:/pUgDV+k
かいろ
266名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 14:42:02 ID:vNM8XqEv
マン
267名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 01:30:24 ID:XEPR2/cC
>>264-266
    \           ヽ         |         /             /
     \          ヽ         |           /           /
      \       ヽ           |        /        /
  殺 伐 と し た 寒 風 吹 き 荒 ぶ ス レ に 救 世 主 が ! !
          \      ヽ               /      /
‐、、            \                         /          _,,−''
  `−、、          ┌─────────┐            _,,−''
      `−、、       |   ほっかいろマン   |         _,,−''
         `       |                    |
             !`ヽ  |. ●            ● .| i⌒!
───────‐  ヽ、 \|:.    ├──┤    .:|ノ ノ   ───────‐
              \_|:::...    ヽ、  ノ     ...:::!_/






















    ,! ヽ,:'  ゙;.
.    !  ゙;;  }
     ゙;  ii ,/
    ,r'  ロッチ `ヽ、
   ,i"   _    _ :
   !.  ・     ・,!  マズー・・・
   ゝ_    )-( .__
    /`'''''''''''' ノ∀・|ノシ よいこはまねしない・・・
   .!   二つ__|
    ゙''::r--、::-│' |
      ゙'ー-‐゙ー-゙'
268名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 15:11:38 ID:R9UeJsPD
まんとひひ
269名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 17:31:59 ID:tIBpqZRf
マン太郎
270名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 05:38:33 ID:2CAU9/Zr
271名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 20:49:16 ID:x79OWGrC
272名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 04:21:32 ID:5DMvN/jL
273名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 05:13:28 ID:0QqntQkx
274名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 03:41:56 ID:I9nu309p
275名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 05:19:41 ID:6oH8Q7NB
276名無しさん@ピンキー:2005/12/15(木) 06:04:14 ID:sx4P6Kt4
277名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 04:44:37 ID:pSUbjyEc
278名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 23:41:12 ID:feufqUTo
279名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 03:22:20 ID:4sFMQt8T
280名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 08:03:25 ID:q/Rgxk5Q
281名無しさん@ピンキー:2005/12/22(木) 02:21:50 ID:61YseEZ0
282名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 10:02:40 ID:S7JR7YDV
283名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 06:20:52 ID:OUuHoCpa
284名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 10:44:57 ID:o21ExMRC
285名無しさん@ピンキー:2006/01/02(月) 22:58:17 ID:Wkwz0B+f
286名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 04:31:30 ID:aqpjTUSL
287名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 14:00:28 ID:xMZXFhxd
288名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 00:18:21 ID:zr/iPVmZ
289名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 01:30:27 ID:vlsQ4MZ3
290名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 01:44:41 ID:O1fRSqsY
291名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 04:06:38 ID:sAb8cZD0
保守してる香具師さあ、なんか自分で書いたら?
292名無しさん@ピンキー
アニメ版もまた違ったエロさがある