ケロロ軍曹でエロパロ 其の3

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931名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 17:45:26 ID:RuaPnHSV
>>930
うおお!楽しみ!922様もふくめて、お待ちしております!

 お二方の投下のあとで、ガルル・夏美を投下してもイイッスカ?

極秘任務を受けて地球に降下したガルル中尉が、任務のためにクルルを使って
地球人に姿を変えるが、慣れない所を夏美に見つかり拘束されてしまう。
 体の自由と任務遂行のため、夏美をムリヤリ・・・という設定なんだが。

 二人の間にと〜ぜん愛はないので、中尉殿の一方的な陵辱つ〜か調教に
なってしまう訳なんですが・・・{伍長も助けに来ないし。}
 こういうのはニガテな方が多いかな〜・・・。
932名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 18:06:55 ID:eV3WJz9n
>>931
全裸でお待ちしてます。
933名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 18:31:10 ID:kQdSV57P
>>930
全開でお待ちしております。
934名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 20:34:02 ID:kQdSV57P
>>931
ガル夏楽しみに待っています!
935名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 22:55:59 ID:y1tqUwnO
>>932
>>934

ありがとうございます。
ところでガル夏―――出来ちゃったんですけどどうしましょう。
 まだおふたかたが時間がかかるようであれば、前座として投下しますが。
936名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 23:10:02 ID:zM8bSvIg
是非お願いします
ぶった切りにならなければ順番なんてキニシナイ!
937名無しさん@ピンキー:2006/01/12(木) 23:23:45 ID:kQdSV57P
是非お願いします。とても楽しみです。
938ガル夏:2006/01/13(金) 00:46:41 ID:0XK/hiZJ
ありがとうございます。それでは・・・。

「さてと、そろそろ完了だぜぇ・・・中尉殿。」

 怪しい光が満ちる―――ここは日向家地下のクルルズ・ラボ。
部屋にたちこめた白い蒸気。それがすこしずつ晴れるにしたがって、中央にうずくまった軍服の男の姿があらわれる。

「具合はどうですかい?――――ポコペン人の体は。」
「良いようだ。クルル曹長。・・・だが視界の高さに慣れるのは少々時間がかかりそうだな。」

 背後から響いた声にこたえながら男はかるく頭をふり、眉間を押さえながら立ちあがった。軍服の胸ポケットからサングラスを取りだして装着する。

「く〜っくっくっく。成功、ですな。・・・どっからみてもポコペン人ですねェ、ガルル中尉殿。」

 ラボの主・クルル曹長が姿をあらわす。自分の実験の成果に満足げだ。

「いったい何だって中尉殿みたいな偉いサンが、単身ポコペンなんかに?・・しかも、姿までかえて。」

 男――――地球人姿のガルル中尉が答える。

「・・・・極秘任務だ。
といっても、この前線の通信参謀であるお前に言わぬ訳にもいくまいな。
――――――脱走兵の処分、だ。
わざわざこんな辺境の星にまで逃げ込んだケロン人がいる。逃げただけならまだしも、ポコペンに潜伏中の敵性種族と合流したとの
情報があった。機密上捨てておけない。―――まあ、明かせるのはこのくらいだ。
 任務の性格上、アサシンのトップであるドロロ兵長にまかせても良いのだが、ケロロ小隊のポコペン侵略を極力、邪魔しないために・・私が派遣された。」
「・・・離脱して敵と合流、かヨ・・・。そりゃドロロ兵長にはまかせておけないねェ、ク〜ックックック」

クルルは、腕を組んでガルルを見上げた。
 精悍な、引締まった体型。
 軍人らしく短く刈りこまれた、青紫色の髪。
 冷徹な意思を感じさせる顔立ち。
―――その表情は濃い黄色の遮光グラスにさえぎられて、外からはまったく
窺わせない。

「そのダテ・サングラスは言われたとおり、対レーザー防護仕様にしておいたぜぇ・・・。ポコペン人になったアンタが
なんちゃってメガネッコだったのは意外な発見でしたがねェ。く〜っくっく」

 ガルルも薄く笑う。

「・・狙撃兵が目が悪くてはつとまるまい。私の任務では、視力は生命線だ。敵がレーザー兵器を用いた場合などの、最悪の状況から目を守るためだ。
―――なにしろポコペン人の体は、標的としては大きい。」
「・・・で、なんでまた?」
「姿のことかね?
その脱走兵は当然、追手を予測しているだろう。――つまりこの私を、だ。
何らかの手段でアンチバリアを無効化する対策をとっている公算が高い。・・・私が万が一、現場で元の姿をさらしてしまえばそれが引き金となって
敵性種族・ポコペン人・ケロン軍の全面戦争になりかねない。
ことが大きくなれば、宇宙警察も出てくるだろう。
―――私が奴ならばそうする。おおごとになれば、それだけ逃げる隙も生まれるからな。」
「・・つまり最悪、発見されても目立たぬようにポコペン人の格好を?
――よくよく用心深い男だなアンタ。ご苦労なこった。いや、失敬。中尉殿」
「と、いう訳でこの件は他言無用だ。ケロロ小隊に迷惑をかける気はない。――――協力に感謝する。・・・ところで、クルル曹長。」

 去ろうとしたクルルが、すこしギクリとした様子でふりむく。
どうやら彼にとってこの本部の士官は、あまり得意な相手ではないらしかった。

「標的の潜伏場所は、ポコペンの中東地区だと伝えたはずだが・・・。私の衣装がアメリカ合衆国の軍服であることに、何か意味はあるのかね?」
「オヤ。ご存知で。――なに、タイクツな本部勤務の中尉殿に、前線のスリルとサスペンスを楽しんでいただこうと思ってヨ。く〜っくっく」
「・・・お心遣い痛み入るが、遠慮させてもらおう。目立ちたくないのでね。――――着替えをよろしく頼む。」
「アイヨ。・・・それにしても、アンタ本当に可愛げのない野郎だねェ。ガルル中尉殿。」
939名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 01:09:48 ID:N5UfOSgC
アメリカの軍服!!! 似合いそう、だけど目立ちすぎ^^;
よく知ってますね、流石だガルル・・・
任務内容、表現ともにすごく面白いです。これから先が楽しみです!
940ガル夏2:2006/01/13(金) 01:44:52 ID:0XK/hiZJ
 
 そしてガルルは着替えをすませ、日向家のある部屋に通された。本軍から輸送機を手配するあいだ、待機するために――だった。
―――本来ならば、前線指揮官であるケロロ隊長や弟とも会っていきたいところだが、任務の性質上そうもゆくまい。
脱走兵の処分などを知れば、ケロロ小隊の士気に影響する。・・・どこか、姿を見せずにすむ場所はないかね?
 そう聞かれて、クルルが案内したのは―――夏美の部屋だった。

「ま、ここならウチの連中は絶対足を踏み入れねェな。・・・部屋の持ち主は今頃「学校」つう
ポコペン人養成所に行ってっから、あと3〜4時間はおあつらえ向きに戻ってこないぜぇ・・く〜っくっく。」

――――クルルは、本当に知らなかったのだろうか。
それとも知っていて持ち前の「トラブル&アクシデント」の信条に従ったのか。
・・・学期末には「サンシャメンダン」なる学校行事があり、当番以外の生徒は、全員午前中で帰されてしまうことを・・・。


 待ち受ける災難のこともしらず、下校した夏美はご機嫌で階段を登った。
―――今日の午後いっぱいは、なんにも予定がない。小雪ちゃんを誘って、映画でも見に行こうか。それともショッピング?
623さんのラジオの投稿ネタを考える時間にあててもいいな・・。
・・・そんなうきうきした気持ちが吹っ飛んだのは、自分の部屋からするヒトの気配に気がついたからだった。自然と、階段を登る足音を忍ばせる。―――だれ?・・・ううん、こうゆうコトするヤツは、うちじゃアイツしかいない!

 そっとドアノブをつかみ、イッキに扉をひらく。

「こぉら〜〜ッッ!ボケガエル!!あたしのいない間にカッテに入るなってあれほど・・・ッ!」

 夏美は、自分の部屋にいた見知らぬ男と目が合ってパニックに陥る。・・・ボケガエル、じゃない?・・ていうか、だれッ!

「―――やれやれ、クルル曹長の言うこともあてにはできんな。少しのあいだ、おとなしくしていてもらいたい。ポコペンの女性戦士。
・・・すぐに立ち去る。抵抗しなければ危害は加えない。」

その男―――ガルルは、すばやく夏美の背後に回り、手で口をふさいだ。夏美の頭の中をぐるぐると言葉がかけめぐる。手に噛みついて、なんとか猿ぐつわを逃れる。

「―――クルル?ポコペン?・・・やっぱりアンタもカエル関係ねッ!」
「察しが早いな、君たち姉弟は・・・。状況認識が早いのは優れた戦士の素質だ。」

・・・あたしたちを知ってる?それに・・・。

「―――その声、もしかして・・ギロロのお兄さん?」
「記憶力もいい。適応力も充分だ。・・・あとは、冷静な対処を望む。」
「な・・にカッテなこと言ってるのよッ!ヒトの部屋に入っておいてッ!」
「無断で侵入したことは詫びる。・・・だが、さっきも言ったように、すぐに立ち去る。私にはあまり時間がないのだ。どうか騒がないでもらいたい。」
「あんたたちカエルの言うことはッ、ぜんぜん信用ッ、できないの、よッ!」

 夏美は羽交い絞めにされたまま、相手のみぞおちに強力な肘鉄をくらわせた。
不意をつかれたガルルの体が沈み、その腕の拘束がゆるむ。その期を逃さず夏美は脱け出して
逆にガルルの右腕をとり、背中に絞り上げると、ベッドの下からすばやく「ある物」をとりだしてその手首にかけた。
――それは、手錠だった。片側の輪を、自分の右手首にかける。 息を弾ませながら、夏美は勝ち誇った

「・・・どう?―――これ、以前にあわてんぼのポヨンちゃんが忘れていった手錠よ!―――ボケガエルにいつか使ってやろうと取っといたのが役に立ったわ。
観念しなさい!・・・外してほしければ、侵略なんてバカなこと考えてないで、あたしのいうことを聞きなさい!」
「―――宇宙警察の手錠か。・・・やっかいなことをしてくれたな、ポコペン人。・・だが、感謝しなければなるまい。
ポコペン人の体については事前に充分な調査をしておいたのだが、実際に操縦するとなると話は違うようだ。
ミッション前に、貴重な肩慣らしをさせてくれた。――これで、形勢逆転だ。」

 ガルルが夏美ごと、背後にまわした腕を振りまわした。夏美の体がかるがると飛び、手錠に引っ張られてベッドへ
うつぶせに叩きつけられる。両の太ももを膝で押さえられ、右腕を瞬く間に極められた。

「さあ、手錠の鍵を出したまえ。」

ガルルは呼吸も乱していない。
941ガル夏3:2006/01/13(金) 02:02:05 ID:0XK/hiZJ

「痛ッ・・・ヤッ!・・・いやよッ!」
「強情だな。―――素直に渡してくれれば、痛い目にはあわせない。」
「も・・・うッ!充分にイタイわよッ!」

夏美は左手に握りこんだ手錠の鍵を、ガルルに奪われる前に口に含んだ。そして涙まじりに叫ぶ。

「いまッ、このカギはあたしのベロの下にいれちゃったんだからねッ!これ以上ムチャするんなら、あたし飲み込んで、舌噛み切ってやるんだから!
そしたら、取りだすのにすご〜く時間がかかるわよッ!!」

 ガルルはため息をついた。そして夏美の耳に口を近づける。

「私は軍人だ。目的のためならなんでもする。――――その脅しに効果があると思うかね?」

 その声音の、ぞくりとするような非情な響きに夏美が身をすくませる。それでも夏美は、
必死に首を突き出した。飲み込むぞ、の意思表示である。

「負けん気が強いのと、あきらめが悪いのも貴重な素質だが――。悪いが、私には通用しない。
―――あくまでも逆らう者を『屈服させる』ということが、どういうものか知っているかね?
・・・その心を、折ってしまうことだよ。ポコペンの女性戦士。」


 ガルルが夏美ののどに手をかけて、顔を上向かせる。
そのまま制服のブラウスの後ろ襟をつかみ、一気に引きおろす。
 ―――布地の裂ける音が、部屋に響いた。




    ・・・つづきは明日、ということでよろしくお願いします。
942名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 02:36:32 ID:XpcH6u7j
ガル夏キターーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!
冷静な兄と強情な夏美モエス(´Д`*)

続き期待してます!
943名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 10:09:09 ID:N5UfOSgC
おはようございます。ガルルの冷徹な面がこれ以上ないほどです^^; 続き待ってます!
944ガル夏3:2006/01/13(金) 16:37:18 ID:HhvLNMWJ
いまガル夏投下しているものですが、ありがとうございます。

 え〜ガルルはなにせガチガチの軍人なもので、この二人で書くならこんな
感じかと進めておりましたら、夏美ちゃんがどんどん気の毒なことに・・。
 ―――申し訳ない。{←なら書かなきゃいいんだが。}
苦手な方も多かろうと思いますので、そういった方はどうかスルー願います・・。
 まったくもって申し訳ない。・・・それでは続きを。
945名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 16:49:08 ID:N5UfOSgC
楽しみにしております(´Д`*)
946ガル夏4:2006/01/13(金) 17:19:18 ID:HhvLNMWJ

 ブラウスの生地の下から、夏美のしろい背中があらわれた。夏美が這うようにして前へ逃げる。
ガルルが拘束された右腕を強く引く。びしッと張りつめた音がして夏美の腕が伸ばされ、そのまま体ごと引きずられる。
 夏美を組み伏せたガルルの左手が、ほそい首にゆるく巻きついた。そして耳元で低くささやく。

「渡さねば、この後どう扱われるのか―――わからん訳でもあるまい?・・・さあ、鍵を渡したまえ。」
「・・・・ゼッタイ・・ッ・・い、やぁ・・っ!」
「・・・・・ふむ。やはり、言葉ではわからんか。―――残念だ。」

 ガルルの左腕が背後に廻される。背中のホックが外される感触があって、夏見は愕然とした。むきだしの背中から前へ、ガルルの堅い指がすべりこんでくる。
乳房が、つかまれた。ブラウスの布地の下で、夏美の胸がゆるやかにそのかたちを変える。

「う、あッ・・・ッ・・・い、いやぁッ・・・」

 ガルルがそのまま夏美のからだを引き上げて、膝立ちの姿勢にする。ひざから下はガルルの脛に押さえつけられ、動かせないままだ。
そのあいだもガルルの左手は、夏美の胸の上で繊細なうごきを続けている。その指が意思に反して、ある感覚を生みだしつつあることに夏美は恐怖した。

「・・・こ、のぉっ!」

 渾身の頭突きを相手のアゴめがけて繰りだしたつもりが、むなしく宙を切る。ガルルが口の中で低く笑う。――動きはすべて読まれていた。

「アッ・・っ・・・・痛ゥッ・・・!!」

 報復に、爪をぎりりと立てられる。人差し指が、夏美の胸の先端にあてられた。
痛みにより敏感になったその部分に、微細な刺激が加えられる。

「は・・・っ――――くぅうッ・・・」

耐えられずに声が漏れた。無念のあまり、夏美の目に涙が浮かぶ。

「――――鍵を出す気になったかね?」

ガルルの問いに、夏美はふるふると首を横にふった。涙がほおを流れる。

「・・・・そうか。」

 何の感情もこもっていない声で、ガルルがつぶやく。制服のプリーツ・スカートが引き下げられた。
ガルルの唇が夏美の耳の後ろにあてられる。胸を弄うその手が、ゆっくりとさがってゆく。
背中に廻された手錠つきの右腕を、きつく締め上げられた。と、同時にショーツの横の、紐の結び目を解かれてしまう。
―――――下着が剥がされた。

 グラス越しのガルルの眼が細められる。
剥がされた下着の布地にねばる液体を認めて、夏美は屈辱にふるえた。なんとかして抵抗しようと足をバタつかせるが、万力で締め上げたようにビクとも動かない。
 ガルルがそのまま体重をかけて、夏美のからだを前に倒す。手錠で繋がった右手首を、ガルルの右手が強く押さえつけた。
――――自然に、四つん這いにからだを這わされる。
空いている左腕で背後の男を払おうとするが、絶対に腕の届かない位置に体を置かれているので効果がない。
 うなじの後れ毛をかきわけて、ガルルが唇をあてる。温かい吐息をその部分に感じて、夏美がびくっとからだをすくめる。

 その瞬間、太ももの内側にふれる手を感じた。
 
947ガル夏5:2006/01/13(金) 18:02:15 ID:HhvLNMWJ
 懸命に足を閉じようとするが、かなわない。
―――ガルルの左手は、すこしずつ上へと移動してゆく。せめて、責めの結果をもらすまいと、夏美は唇を噛んだ。
指が、ふれた。その鍛えられ引きしまった厳しい外見からは、想像もつかないほど繊細な動きでやさしく撫で上げられる。
 矜持も消しとんで、たちまちのうちに声をあげさせられてしまう。

「んッ・・・ああッ・・・ひ、あぁあ・・ッ・・」

 かるくリズムをとるように、ガルルの指がうごく。そこから生まれる快感に、夏美はふるえた。
自分のからだがそのうごきを受け入れ、勝手に待ち焦がれてしまう。しめった音が、あたりに響いた。

「あぁッ・・・う・・そ・・ッ・・・こ、こんな―――う、あッ・・」
「ポコペン人のからだは、快楽に弱いな。」

 ひとごとのように、ガルルがつぶやく。
夏美の抵抗が弱まったのを見届けて、ガルルは本腰をあげた。からだを密着させ、体重をあずける。
ベッドのスプリングがギシ・・ッと音をたてた。そのほそく長い指が、夏美のなかへゆっくりと入っていく。

「は・・・ッ・・――んんッ・・・・くうぅッ・・・」

 からだにつめたいゆびを埋められて、夏美は耐えきれず声をもらした。
自分の心とは逆に、からだが動く。指がスライドを始めるにしたがって背後のガルルにからだをスリつけるように腰がうごく。

「あッ・・うあっ・・・こ、んなの・・や、あぁっ・・ッ」

ひざ近くまで、夏美のももが濡れていた。乳房が、ゆれる。

「・・・・・?」

夏美を責めていたガルルが、とまどったようにおのれを見返す。すぐに合点がいったのか、苦笑をもらしてひとりごちた。

「―――なるほど、こうなっている訳か。ポコペン人の仕組みは。」

 ズボンのジッパーを引きおろす音がひびいて、夏美はそれだけは、と祈った。
しかしからだの方は、全身でつぎの展開を焦がれている。それを見透かしたかのように、ガルルが耳元でささやいた。

「――――どうするね?」
「・・あたし、が・・負けちゃっ・・た、ら・・チキュウ・・の・・未来、が・・。」
「たいしたものだ。ケロロ小隊の苦労がしのばれるな。」

 感嘆の笑みを浮かべたガルルが、夏美のからだに腕をまわした。
そのまま夏美を巻きこむように抱きすくめる。そしてからだを易々とひきずりあげ、自分と腰の位置を合わせる。
―――ガルルの五指が夏美の肩をつかみ、からだごと下へと引きおろした。
 そのまま一気に、貫かれる。

「ひ・・ッ・・・・やあぁ、ああああぁァッ!!!」

 根元まで埋められて、夏美はあらんかぎりの声をあげた。
逃れようと必死で前へ、ひざを使ってにじりよる。しかし成功しなかった。
ツインテールの片方の房をつかまれてひきずられる。涙がとめどなく流れ、汗と混じって、髪がほおにからみつく。
 このあと、自分はいったいどのような目に遭わされるのか―――。
だがガルルは、いったん貫いたまま微動だにしようとはしなかった。遮光グラスからかすかにのぞく目が、しずかに夏美を観察している。
―――――夏美が自分から陥落するのを待っているのだ。
948ガル夏6:2006/01/13(金) 19:38:16 ID:3P4i6ndK

 夏美は恐怖した。からだを引き裂く衝撃が、自分のなかでわずかずつではあるが熱に変わるのを感じたからだ。乳をもとめる赤子の唇のように、自分のからだの一部がうごくのを感じて絶望する。

「――――あっ・・・・」

全身にぬるい湯が広がるような感覚を覚える。からだが、無意識にうごいてしまう。

 「・・・・あぁっ・・・・ッ」
一度うごいたら、止まらなかった。
 「うあ・・ッ・・あぁ・・・は、ああッ・・・」
どうすることもできない。夏美のからだがすこしずつ―――徐々におおきくうごいて、ガルルを迎えいれる。無力感に、なみだがあふれた。
 「あッ・・・んんんッ・・・あっ、ああぁっ・・」
声がわれしらず甘くなる。それを受けて、ガルルも抽迭を開始した。
――部屋に夏美の嬌声と、ベッドのきしむ音、それからからだのぶつかる濡れた音だけが響く。ガルルが手近にあったぬいぐるみを、つかんで投げた。ぬいぐるみは絶妙のコントロールで、脇に置かれた姿見のカバーを叩き落す。
そしてガルルは貫いたまま、夏美のからだを引き起こした。それから夏美をひざ抱きにかかえて、姿見の方へ向き直る。

「――――見たまえ。これが今のきみの現実だ。」

・・・夏美が見たのは、鏡に映った自分の姿だった。あぐらをかいた膝のあいだで足をひらかされ、男を受けいれている。肌は上気し、桜色に染まっていた。おもわず目をそむけると、ガルルが首をつかんで無理やり鏡の方へ向き直らせる。
―――夏美のなかで、なにかが壊れた。

「・・・お、ねが・・い。もう、ゆるして・・。なんでも・・いうこと、ききます・・。」

ガルルが用心深く、厳しい声で問いかける。

「きみの上官、いや・・・あるじは、だれだ。」
「あなた・・・・・です・・。」
「私の命令に従うか。」

なみだが、ほおをつたう。

「――――ハイ・・・。おねがい、鏡を・・・。」
「わかった。」

 ガルルが位置を変え、夏美の視界から鏡をさえぎった。しかし、一度見てしまったものは容易に脳裏から消えない。夏美は頭をふった。何度ふっても焼きついたように消えない。・・・このままでは気が狂ってしまう。――そう思った。

「さて、手間をかけさせられたが・・・。」
「・・・おねがい・・。そのまえに――――。」

なめらかなほおを、ぽろぽろと涙がこぼれおちる。

「あたしを・・こわして、ください――。メチャメチャに、なんにもかんがえられなく・・なるように・・。」

 ガルルはすこし口をつぐみ、驚いたように夏美を見つめた。なにか言いかけて考え直し、そのまま夏美をもう一度抱えなおす。

「・・・・いいだろう。」

 ガルルが、深く夏美のからだに突きたてる。なにかをふりはらうかのように、夏美がうごく。汗が散り、髪がみだれる。

「・・・っあッ・・・」
「・・・っあッ・・・」
「・・・っあッ・・・」
「・・・ひ、あっ・・・あ、あああッ・・あ、あッ」

 最後の津波に、夏美のからだが痙攣する。うしろ手にガルルの頭をひきよせ首をのけぞらせる。それを受け、ガルルのうごきも激しくなる。

「・・・も、お・・ッ・・あ、ああッ!ああぁああ―――ッ!!!」

 夏美がからだを引き攣らせる。足はがくがくとふるえ、眼はすでに焦点が合ってない。そのからだをふかく引き寄せて低くうめき、ガルルもその動きをとめる。――そのまま数秒――。完全な無音の時間がながれた。
949ガル夏7:2006/01/13(金) 20:14:24 ID:3P4i6ndK
 ガルルは夏美のからだを抱き下ろして、そのままベッドに横たえた。―――太ももに、白濁した液体がつたい落ちた。
夏美は人形のように動かず、されるがままになっている。
 目をうつろに見ひらいた夏美の、ちいさな唇がなにごとか動くのを見てガルルは耳を寄せる。

――――あたしをたすけて、ママ。冬樹・・・ギロロ。

さいごの聞きなれた名に、ガルルは眉をひそめた。

「・・・・なんといった?」

夏美はガルルの問いには反応せず、ただとりとめなくつぶやく。―――もう、ほとんど日常の習慣になっている
・・・危機にあったとき、夏見が助けを乞う相手の名前。

―――――たすけて、ギロロ。

 ガルルは手を止めて考えこみ―――やがて苦くわらって、頭を掻いた。

「――――まいったな。」

 そっと夏美の頭を抱きおこす。髪を撫でつけてそのまま左手で首を支え、唇を重ねた。無反応の夏美のくちをやさしく舌でさぐる。


――――頭を離したとき、ガルルの歯の間に手錠の鍵があった。



「姉ちゃん、なにボンヤリしてるんだよ〜〜。」

冬樹ののんきな声がリビングにこだまする。

「えッ?―――あたし、なにしてたんだっけ?」
「やだなあ、まだ寝ぼけてんの?いくら帰ってからず〜っと、自分の部屋で爆睡してたからって〜。」
「そ・・・・そうだっけ・・・。」

 夏美はなんとなく自分のからだを見おろす。だとしたら制服のまま眠りこんじゃったんだろうか?
――――心なしか、制服が新品同様になっている気がしてならない。冬樹にそのまま伝えると、弟は目をキラキラさせてこたえた。

「それはッ!きっと宇宙人のしわざだよ姉ちゃん!」
「やめてよ〜。宇宙人なら我が家にクサるほどいるじゃない!」
「いやいや、それだけじゃないって。ニュースを見てごらんよッ!」

 冬樹がTVのボリュームをあげる。ニュースは中東情勢のテロ事件をあつかっていた。
―――小規模の爆発が某所で起こったが、そもそもその場所にはなにもなく犠牲者も被害施設も該当ナシ。
使われた兵器も一切不明。いったい犯人はだれで、何の目的があったのか―――。

「ねっ。これもきっと宇宙人のしわざだって!姉ちゃんの制服と一体どんなつながりが・・。」
「アンタ・・・そうなんでもオカルトに結びつけるのやめなさいよ・・・。」
「いや、姉ちゃんが覚えてないのもムリないよ。宇宙人は地球人と会ったとき、記憶を消していくのがセオリーだからね。アメリカの事例では・・」

 そういって熱く語りだした弟の話を、夏美は最後まで聞いていられなかった。
からだのシンにひどく疲れがたまっている。ただもう眠くて、目があけていられない。

―――ソファにふかく腰かけたまま、冬樹のオカルト話を子守唄に夏美はただ、無心の眠りにおちていった。

       〜END〜
950名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 20:27:48 ID:N5UfOSgC
ガル夏キタ━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━!!
ガルル、かなりすごいことをしているのに、終始冷静に夏美の責めから任務まで終えてしまいましたね。
最後のほろ苦さと、あっさり日常回帰できるところが後味悪くなくてGJです! ありがとうございました!
951名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 20:48:07 ID:rWDusEdq
ガル夏キタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
冷静冷徹な中尉と最後にさり気なく匂わせてるギロ夏GJ!!!
952名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 20:50:14 ID:PyqPKhd0
(*゚Д゚)スゲエ…
18禁なことを除けば、本編にあっても違和感無い展開に脱毛。
GJであります。
953名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 22:17:54 ID:76XFBlj6
ガル夏GJ!
軍人っぽいふたりのやり取りになぜだかニンマリ!
954名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 00:21:25 ID:RmKi9EDb
そろそろ次スレのことも考え始めた方がいいですね・・・
955もとのあじ:2006/01/14(土) 11:28:01 ID:NQf7gJDK
ケロロ大好きな皆様。あけましておめでとうございます。
クリスマスに投下した長編のコメントありがとうございました。
冬桃ダイスキな人が結構居られるようでなんか嬉しいっ。

昨日はひさしぶりのモモッチ話とラストの○○れて悶える桃華艶姿にウズウズ。
チョットだけ>>865-878の続きを書いてしまいました。
御二方には申し訳ないですが、短いし先に投下させて頂きます。
956脳内乙女?P(1/2):2006/01/14(土) 11:29:02 ID:NQf7gJDK
「はっ、いっイクぅ…ぅ…!……ふゆき…くぅぅん!」
「ぼ、ぼくも、うぁっっっ………!」

前回結ばれたふたりのその後のはなし。
料理の苦手(と桃華に断定された)な冬樹の為に夕食を作りに行くという名目の元
冬樹の部屋に入り浸り、時間を見つけては情事に耽るという毎日を送っていた。
「ハアッハアッ……キモチ…よかったぁ……」
「好き…だよ……ハアッハアッ…」
「…私もぉ……ンクッ…チュッ…」
キスを重ねる2人。そして…
「ねェ……もう一回だけ…してェ……」
「え……でも?…」
「いいのッ!……ねぇぇッ…冬樹くぅん………ハアァァッ…」
甘い吐息を首筋に吹きかけて続きをねだる桃華。

そしてその脳内では
裏「は…ァ…ン…………!…いけねっ門限がッ!」
表「あァ…ァ………シ、シアワセェ…」
裏「チッ、なにバカいってんだよ、門限過ぎちまうぞ!」
次第に悦楽の日々に堕ちていく桃華なのだが、裏桃華が律しているおかげで
いつも門限までには帰宅する事が出来ていた。
表「えっ…もう、もう時間ですの…もう終りぃ?」
裏「むくれたって駄目だっ、オメーはいつもいつも…」
表「でも…もうちょっとだけ!…ねっ、すこしだけ!」
裏「ダメダメだっ!門限破ったら明日からここに来れねぇじゃねーか」
表「打算的ですのね…もうすこしぐらい良いじゃないですか……もぅ」

しなやかな指先が冬樹のものを見つけ、桃華の肢体がゆっくりと移動する。
「うふふっ」
「あ…あぅ……」
冬樹の手が桃華の乳房にのびていく…

表「アン!……ほら、ほらぁ冬樹くんもソノ気になってる、ソノ気にィ」
裏「ァァア…イイィ………!い、いやいやいや!ダメだっ!帰るんだ…」
表「強情ねぇ…ほぉら冬樹くんの欲しいでしょ?一緒に気持ちよくなりましょうよ」
裏「欲しいぜ!だからこそ帰るんだ!ルールも守れねェダメな女に魅力なんて無い!」
表「もう!……でも確かに冬樹くんに逢えなくなるのはイヤかな…」
裏「着替えたり身支度してると、もうそろそろ門限ギリギリだぜ!」

するとその時
パアァァ―――――――――――――――――――――――――――ッ!!!!
もう1人の桃華が降臨した!

表「な…!…なんですの?」
裏「誰だよ、オメーはっ!」
真『……ワタシは表でも裏でもない、且つ、表でも裏でもある!真の桃華…』
表・裏「「?!」」
真『……桃華が生まれる前から共にあった、いわば桃華に一番近い存在…』
裏「つまりは3人目の桃華ってワケかよ?ま、ちょうどいいぜ」
表「相反する2人では意思決定に時間が掛かってしかたがなかったところですの」
裏「3人になったんなら、それはそれで手っ取り早いぜ。それでよ、オメーの意見は?」
真『……ワタシは門限のさらにその先を見ています、つまりずっとここに…』

さっきから尖りっぱなしの乳首に指が触れ、余韻の残っている桃華は軽くイッてしまう。
「っ、イクぅ…ぅ…!……ふゆき…くぅぅん!」

表「………うっイクっ!………」
裏「ぅ!…ぅ!………ハァハァ…軽くイッちまったぜ!」
真『…ッ!………』
957脳内乙女?P(2/2):2006/01/14(土) 11:30:02 ID:NQf7gJDK
裏「それで、なんだって?」
真『…………ヒクッ……ビクンビクン』
表「なんですの?」
真『ハッ……………ワタシには門限なぞ関係ない、ずっとこの部屋にいます。永遠に…』
裏「にゃにぃ?!つまり同棲するってことかぁ?」
表「ええぇ!冬樹くんとずっとくっついていられるなら嬉しいけど、それはまだ…」

冬樹の肩に手を置き揺れる桃華。
「あッ、あッ、あッ、あッ……!」

真『……それが桃華の…あッ!…真の望みなのです!……』
表「あッ…!…で、でもぉまだ早いと思うの…あッ」
裏「なにいってんだ…ぅ…あッ!…論点はソコじゃ…」
真『……もう遅い……あッ!…ワタシには逆らえない…』

冬樹の激しい突上げに桃華の身体を快楽が駆け巡る。
「あぁぁ、私、溶けちゃうぅぅ、溶けちゃうよぅ……」

表「!とっ、溶けてます!下のほう溶けてますっ!」
裏「え゛?!オ、オレの右足がないっ!」
真『……ワタシは真の姿に戻るのです…』
表「侵食度30%!この人はッ!!」
裏「オ、オレたちを吸収して、食っちまう気だっっ!」
真『…言ったでしょう、表でも裏でもある存在だと。ワタシとひとつになるのです…』

知らず知らず桃華の手足が冬樹の身体に絡みついていく。
「はっ、はっ!……冬樹くん!私とひとつにぃっっ」

表「侵食度がぁ!………で、でもひとつになるって、な、なんだか、その」
裏「あ、ああ…キモチいい……もんだな…………って違う!なんとかしろぉっ!!」
真『無駄な事…真の存在であるワタシの意思を拒む事は出来ないのです…』

「うっっ!!」
冬樹の射精と共に桃華も絶頂を迎え、目の前に細かい火花が瞬く。
「ぅ!イ・イクっ!!あああぁぁ!」
桃華は襲ってくる快楽の波を拒む事が出来ずに、首を振り身体全体を痙攣させている。

表「イクっ!…のぉ!…もぉどうでもイイっ!!」
裏「ぁあんイイよぉ…!このままぁ!このままずっとォ!」
真『………これでずっと冬樹君と…フ、フ(ジュルリ)…さあ、全部吸収されてしまいなさい…』

桃華の中に全て注ぎ込んだ冬樹は壁の時計を見て気付いた。
「あ、そろそろ門限だよ、家に帰らないと…」

全員「「『「…ウンッ!…」』」」
冬樹の鶴の一声でいきなり意思統一した桃華は門限までにちゃんと帰宅しました。

                                    おしまいっ
958もとのあじ:2006/01/14(土) 11:31:41 ID:NQf7gJDK
失礼しました・・・
それでは皆様方、今年もよろしくおねがいします。
    冬桃ダイスキ派もとのあじ
959名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 12:04:11 ID:RmKi9EDb
GJ!!
960名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 22:06:57 ID:TgLKA02m
キタ━━━ ((゚∀゚))━━━ ((゚∀゚))━━━ ((゚∀゚))━━━ !!!
エロカワイイなあ冬桃(;゚∀゚)=3ハァハァ 
961名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 02:12:08 ID:TUxJthm8
すみません、次スレの準備をしようと思ったのですが上手くいきません;
どなたか詳しい方、お願いできませんか?
962名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 13:54:58 ID:NsrOBOyI
>>957が携帯からだとAA扱いになる不思議w
963名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 19:38:01 ID:TUxJthm8
クルクルクルクル、とかケロン人は共鳴しますが、睦言のときとかは
クルルゥ〜ンとか言うんでしょうかね
964名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 19:50:38 ID:7jOdjMTu
何気に深い
965ケロ夏:2006/01/16(月) 01:09:36 ID:ladIG76+
ケロ夏、予告とは変化するかもしれませんが、投下します。
ケロン体ケロロ×夏美です。



 日向夏美の独白。ある日、弟の冬樹がカエル型宇宙人を捕まえた。今は私たちの家で居候兼お手伝いをしている。
名前は「ケロロ軍曹」。もともとケロン星という星の軍人で、地球を侵略しに来た。でも弟に兵器を奪われ、
軍法によって裁かれるのを防ぐためか、私たちに従うようになって今に至る。地球のサブカルチャーに
どっぷりはまった小さな異星人のようになった。
 ある時、部屋でこっそり自分を慰めていたら、よりにもよってその現場に踏み込んできた。
もう訳が分からなくなって、殴る蹴るの暴行を加えていたら動かなくなった。
さすがに心配になって治療し、看病した。幸い意識を取り戻した。このことについては謝った。
慰謝料のガンプラは買わないと言ったら、とても悔しそうな顔をしていたが。
それからたまにケロンという故郷のことや、お互いの悩みのことなどを話すうち、
距離がゼロまで縮まってしまっていた。
「男女」の仲は分からない…っ。
966ケロ夏:2006/01/16(月) 01:15:24 ID:ladIG76+
 編集者の母親は仕事中。弟の冬樹も部活だ。日向家はしんとしていたが、その一室でごそごそと動く気配があった。
中学生女子の部屋と一目で分かる薄暗い部屋の中で、日向夏美とケロロ軍曹は二人きりになった。
カーテンは閉め切られ、照明も切られており、太陽の光が窓型に区切られて微かに入ってきている。
シングルベッドのシーツの上で、夏美は時々自分を慰める時のように素晴らしいプロポーションを誇る裸体を
横たえていたが、今日は誰かが隣にいた。枕代わりのぬいぐるみに頭を乗せて夏美と見つめ合っている
「男」は、つま先が夏美の臍に届くか届かないかだ。
「夏美殿、本当にいいんでありますかぁ? 若いみそらでこんなことしちゃ、おじさんいけないと思うでありますが…」
「って言いながら…どうして私の胸に顔埋めてんの、よっ。ひゃんっ」
ぬめりのある温かな顔面が夏美の豊かな胸の谷間に割り込み、紅葉のような手が右の胸先を
くにゅりと握り込み、長い舌が左の胸先をくるくると巻いて、そのまま口中に戻す動きで滑らせた。
初めての光景と刺激に、夏美の躯幹が放たれるように震える。ケロロの黒目が混沌の色を見せ始めた。徐々に息が上がっていくようだ。
「綺麗で大きいおっぱいでありますねぇ。モデルやアイドルとかにスカウトされないのでありますかぁ?」
「…ないわよ、そんなこと」
自分でも驚くほどしっとりした声音で答えてしまっていた。街で怪しいモデルスカウトと
名乗る者に声をかけられることは山ほどあった。結構名の知られた芸能事務所のスカウト
マンに声をかけられたこともあった。
「そぉ〜。勿体無いなぁ」
そう言いながら、ケロロはすりすり、にゅるにゅると夏美の乳房、首筋はじめ上体で身をくねらせた。
夏美の体中が敏感になっていて、思ってもみない感触が弱い場所を狙うたびにがくがくと震えてしまった。
ついにウナギを捕まえるような動きで、ケロロを抱きしめる。
やっとケロロは止まり、夏美の横顔に目を向けた。
ほんのり上気した、少女から脱しようとしているフォルムだ。
どこもかしこもみずみずしく、ここもあそこも清潔そうな気がする。
つーっとケロロは、長い舌を伸ばした。頤から頬をずるりと一舐め。
「きゃあんっ」
一際大きな嬌声が響いた。続いてケロロは耳の穴に魔の手を伸ばす。
もっと大きな声がして、ケロロはぎゅっと抱き締められて一瞬息が詰まった。
「ちょ、ちょっと、やめてよ、そんなとこぉっ」
「ゲロゲロゲロゲロッ。男の怖さ教えてやるぅ。ベーロベーロベーロ」
「なっ、ちょっ、きゃはははははっあっあっ、やんっ。もうっ」
今度はくすぐったさを呼び覚ましてしまったらしい。童女のように笑いこける夏美を見て、
ケロロも悪ノリして舌が疲れるまで胸といわず尻といわず指先といわず舐め回した。
特に耳と首筋を重点的に攻めていると、悶えっ放しで堪えられないのでありますよこれが。
967ケロ夏:2006/01/16(月) 01:19:46 ID:ladIG76+
 「なふみどおあ、ほんとにわがはひのひたがおふきであいまふなあ(夏美殿は、本当に我輩の舌がお好きでありますなあ)」
舌疲れで、まともな発音ができないケロロだった。何が何だか分からないけど、気持ちがいいという体験を
浅いながら味わった夏美は、蕩けたような表情だ。上気した顔のまま、ケロロに優しいまなざしを向けている。
しかしケロロがある言葉を口にした時、その表情が変わった。
「我輩も、もう我慢できなくなってきたでありますよ」
ぎくりとして、反射的にケロロの下腹部に目を遣る。…ほとんど変化がない。そりゃ、こんなに小さな体だもの。
夏美の不安は、一つ消えて一つ増した。痛くないかもしれないけど、入ってるか分からないかもしれない…。
間の悪いことに、相手に察されてしまったらしい。
「夏美殿、考え事でありますか」
「うん、その…」
曖昧にぼかすが、ちんまりした体に合った、ちんまりしたサイズのそれを想像してしまう。
大丈夫かしら…ちゃんとできるんでしょうね…。
「ゲロゲロリ♪ 夏美殿が何を考えてるか、分かったでありますよぉ。もー、はじめてなのにそんなこと心配するんでありますなぁ。このエッチ娘☆」
「そ、そんなんじゃないわよっ」
ここで、また「宇宙人とHしようとしている」ということを考え出したらしい。
考え込もうとする夏美にケロロは黒目を細めながら耳元であることないこと囁く。
「大丈夫大丈夫。やっちゃえやっちゃえ。早いうちからしておかないと、将来感じなくなっちゃうでありますよ?」
「将来本当に好きな人ができた時のために練習しとこうよ。何せ我輩宇宙人なんだしさあ」
「一回くらい見てみたくないでありますか? 宇宙人の×××××」
「これも夏美殿の美しさを一層引き出すためでありますよぉ」
キャッチセールスもかくやと思えるほどの見事な喋りで、ケロロは夏美の羞恥心を丹念に
一枚一枚剥がし、一方で好奇心と性欲を少しずつ滾らせていく。脳髄が痺れた一瞬に
変な返事をしてしまったらしく、ケロロの「いつか生意気なあの娘をアンアン言わせて
やるぜ計画」は大きく前進していた。気がつけば、そんなに不安なら実際に見てみると
いいでありますよ、ということになり、ケロロの足の間をじっと覗き込むような格好に
なってしまっていた。…飛び出たピンポン玉くらいの大きさの突起があった。
ほっとしたようながっかりしたような。
「夏美殿、ちょっと我輩のも気持ちよくしてもらえないでありますか?」
「えぇっ…だってアンタだって、あたしのしてくれなかったじゃ…」
そこまで言って、夏美は口をつぐんだ。これでは催促しているようなものだ。興味がないといえば嘘になるが…。
「ぷぅっ。我輩、舌が疲れるまで夏美殿によくなってもらおうと頑張ったのにぃ〜っ。王様に言いつけてやるであります〜っ」
どうも、ケロロの頭にはある童話の筋書きが残っているらしい。物置の掃除の合間にやっぱり内職していたようだ。
「もうっ…見るだけだからね…」
少しだけケロロが可哀想になった夏美は先程吹き込まれたことを思い出し、恐る恐る顔を近づけ、目を近づける。
――それがあまり「即物的」でないと思うと、恐々唇を開いていった――。
968ケロ夏:2006/01/16(月) 01:22:19 ID:ladIG76+
 「んむぅっ。むぅっ…」
小さな股間のそれを含んだ瞬間、思った以上の膨張率を持つ肉棒が突き出てきたのに夏美は驚いた。
最初は親指くらいだと思ったのが、みるみるうちに口から飛び出さんばかりに膨らんでいく。
苦しくなって息継ぎした時には、喉まで咥え込まなければならないほどだった。
唇が一杯に広がり、目前の黄色い星が歪む。傍目から見たとすれば、変わったマスコットを
顔に押し付けているだけなのに、今夏美は人生初の奉仕を行っていた。
ケロロによって浅く口腔に押されては引かれるそれが、ぬめって眼下を往復している。
粘膜そのものであるそれは、びくびくと脈打って口腔に鼓動を伝えてきた。
そこが喉の上に当たると、妙な気分になった。そこから目を逸らし、上を見上げる。
潤んだ大きな黒い目がぐーんと近づく。感じられるのは野蛮と知性とガンプラ欲。何よ。ボケガエル。
「夏美殿…」
ケロロは何と、白い歯を見せ親指を立て、ニカッと笑っていた。「これなら満足できるでありますよね?」
とでも言いたげに、水分できらきら光る肉体を自慢げに晒しているが、異星人との交わりを
行おうとしている少女の反応をじっくり観察しているようでもあった。実に単純明快な性格だ。
「別に咥えっ放しでもいいんでありますよ。夏美殿は初めてなんだし、チューブアイスみたいに吸われても…をををををっ」
夏美の競争心(?)に火をつけてしまったケロロは、夏美の口戯に喘いでいた。
「ああ、あふんっ、上手ぅっゲロゲロゲロゲロゲロッ」
二分くらい、夏美はケロロを喘がせてやろうと、たまにつけてくる注文も
結構聞きながら舌で男根をねぶっていたが、疲れてきてしまった。
五分以上も自分を舐め続けたケロロに少しだけ感服する。
969名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 23:58:23 ID:N5WLAO0f
ケロ夏キタ――――――!!!
970ケロ夏:2006/01/17(火) 02:51:06 ID:Kf5sh5Ka
 その時、突然口中にじわりと広がった生臭い味に顔をしかめた。表情の変化を読み取ったケロロが、
何気なく自身を抜き出す。
「夏美殿は才能があるでありますな。次は我輩の番でありますね。ゲロッ」
ぴょんとケロロはカエルらしく飛び上がり、ほんの数十センチ離れた夏美の秘部にダイビングしていた。
すっぽり、足の付け根のY字の中心に入り込んでしまったケロロの感触に、夏美の背筋がぞくぞくと震える。
咥内の生臭い味を飲み下す。
「こくっ…ひゃんっ」
信じられないくらい可愛い声が出てしまう。むしろその声で顔が赤くなった。
「わけいってもわけいっても青い山…」
「何言って…そんな所…」
ケロロの頭が足の間にある。目と目が合う。ニヤ〜とほくそえむのが分かった。
「ケロロ、いっきま〜す」
あの長く強い舌が伸びる。それを考えただけで、体の中心から滾滾と泉が湧き出た。
「わ〜びしょびしょ…。カエルさん相手にこんなにしちゃってェ〜」
子どものような手を両の太ももにかけて夏美を開脚させ、ケロロは開口した。
ちょん、と夏美の陰核に温かいものが触れる。瞬間、夏美は自我を保つために体を
縮こまらせようとしたが、意外にもずっしりと下肢はケロロの腕によってシーツに留められていた。
そこに、自分よりはるかに年上の男が在った。また、自分の姿は仰向けのカエルそのものだ。
頭の中で愕然とする。そのままの態勢で未遇のケロロに強気モードに入った如くの台詞を投げつけてしまうが、蛙の面に小便だった。
「悪い子でありますなぁ★」
「やだっ。はなしなさいっ」
今や縁を時計回りになぞり始めている。外側から段々中の方ににじり寄ろうとするかのように、舌を押し付け、
滑り込ませようとする。上の方にちょんと乗った、散々自分で嬲ったポイントに触れてくる時など、黙っていられない。
ドアに目張りをしておけばよかったと思った。何しろ、さっき耳を攻められていた時のように、勝手に笑っているような喘ぎ声が出てしまう。
刹那、強い筋肉を内蔵した舌が、胎内に浅く入り込んできた。
「…っ」
一瞬夏美が固まる。ざらざら、と入り口を往復する舌の動きをトレースするうち、力が抜けた。
目を閉じると眠ってしまいそうだった。
「体の力を抜いているといいでありますよ。ゆっくり、そのまま、ゲ〜ロゲロ♪」
最後のは何だか嫌だった。
971ケロ夏:2006/01/17(火) 03:08:52 ID:Kf5sh5Ka
 水音が部屋中に響く。少しずつ体中が汗ばみ、上気していくのが分かるようだった。
ぼんやりと見慣れたようで見慣れない自室の天井を見上げていた。足を開いていると、
すうっと風が体の上に渡ってくる。季節外れの菖蒲湯の香りがした。ボケガエル?
…勝負湯?
「ぶふっ」
快楽のものとは違う息漏れに、ケロロが目だけをぐるりと動かして夏美を見る。
しかし、心配するようなことはなさそうなので、また複雑怪奇な目前目標物の征服に挑んだ。
何しろベチャベチャしてきて、キリがないのでありますよこれが。
でもこうして硬くした舌を、ゆーっくり潜り込ませていって戻したりすると、
段々性感が開いていってるっぽいんでありますよね。腰やお尻をモゾモゾさせてるしって、我輩誰に話してるんだろ?
「や…あっ…やぁっ」
カエルに似たケロロの顔と秘裂が一体化したようだった。そこがいつもとは違う、
まるで海底のイソギンチャクのような蠢きに迫られている。不可解で否応無く快楽を呼び覚ます蠕動に導かれ、
夏美は徐にケロロ軍曹を足の間に挟んだまま、大きく腰を上下に振っていた。
熱くどろどろになっていた内部ではそれとは別にびくびくと内壁が震い、ケロロの舌を先程の
魔羅に見立てて絡みつき求めている。ケロロは窒息しそうになった。
「むごっ、ゲロッ!? 息っ!?」
972ケロ夏:2006/01/17(火) 22:28:59 ID:Kf5sh5Ka
段々不安になってきました。
お願いします、どなたか、次スレを立ててくださいorz
973名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 23:41:17 ID:2ceeDjb0
次スレ竣工であります。

ケロロ軍曹でエロパロ 其の4
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1137508734/

さあ、思う存分ケロ夏をw
974名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 23:44:16 ID:BErzOu0C
>>973
乙であります!ずっと人多すぎなわりに次スレ立たないから
今、ガイドラインに立て方を見に行っていたところだった。
975ケロ夏:2006/01/18(水) 00:51:45 ID:u3UNUIVd
ありがとうであります!! お陰様で不安が解消しました;▽;
次スレでもよろしくお願いします^^!
976名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 05:07:59 ID:faV2EPDk
ケロ夏完結するまで投下保留〜☆
待ってるよ!
ここ使いきっちゃいます?
977名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 09:51:28 ID:u3UNUIVd
やっちゃいましょう!
978名無しさん@ピンキー:2006/01/19(木) 02:30:08 ID:uLQMsqRD
ケロ夏(夏ケロ)投下予定で今書いてるんだけど
今進行中のお話と全然毛色が違う話なんで
(ちなみにエロ無し・すみません)
連投もどうなのかと思いまして…
ここを使いきっちゃっていいなら、私のはこっちに落としてもいいでしょうか?

979名無しさん@ピンキー:2006/01/19(木) 12:49:08 ID:ZYrrASHx
>>978
今スレフィナーレにちょうど良いんじゃないでしょうか。
容量は…大丈夫だよなw
980名無しさん@ピンキー
エロなしでありますか〜(ry
投下お願いしますw