女の子を電気アンマしてイかせるスレです。
やられる側は基本的に女の子。
SS貼る場合遠慮せず。じゃんじゃん貼って我等の欲望を満たしてくらはい。
萌えるシチュ考案やスレタイに反しない雑談、
特定の住人(女の子にみたててね)を電気アンマするのもOK。
ウザい荒らしさんとかにもアンマしちゃってください。
前スレ:ロリが電気あんまされて悶絶してイッちゃうっ!
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1088250122/l50 【SSのルール説明】
@基本的に長短編問いません。マイペースで頑張って。
Aあくまで女の子が電気アンマやられるのをメインにしてください。
それ以外は基本的に作家さんの自由です。
ちなみに次スレは970取った人が立ててください。
じゃあ皆さん、レッツ電気あんま!
2ゲト
3 :
名無しさん@ピンキー:05/02/07 22:36:16 ID:HYuoppi3
4 :
名無しさん@ピンキー:05/02/07 22:47:14 ID:RkhaLbua
4ですが?
5 :
名無しさん@ピンキー:05/02/07 22:51:20 ID:RkhaLbua
>>1よ スレタイはロリじゃなくて女の子ってほとんど決まってたじゃん…
>5
・・・・・!!!
ごめんほんとうに済まない
最後の「っ!」を入れようとコピペして直すのを・・・
ごめんなさい。ほんとごめん。吊ってきます。
うっかり8べえ
お化けの9ch
チェ10
弟がおふざけで姉に電気あんましていかせてしまう
みたいな感じもいいなーなんて思いながら即死回避
ジュニア野球チームのエースがただ一人の女の子。
ある試合で致命的なミスを犯したエース美少女を、
メンバーが代わる代わる電気あんまの刑に…てのは?
>>12 そういう子には、裸にキャッチャーの防具だけつけさせて(股間のカップは無し)、
バックネット前に立たせて至近距離からノックしてやりたい。
スレチガイスマヌ。
15 :
名無しさん@ピンキー:05/02/08 06:07:26 ID:LZEoOS2O
即死。ダメ絶対
>15
禿堂、ほす
募集
保守しつつ
>>1子ちゃんににグラウンド式電気あんま。
>>1は決して無視はできないミスを犯した。
よってグラウンド式電気あんまの刑に処する。
>>6 謝れ。ノリノリで書いてた俺に謝れ。
もういい、消してやったさorz
ほす。
部室 じゃれあい 電気あんま
これは外せない!
22 :
1:05/02/08 17:18:00 ID:57BMwIR+
。・゚ (;゚`Дフ。+゜。・ ウワァァァン
ノ( / ゴメンナサイィィィ
. . . . . ハ
何時の時でも、スレを守るのは通りすがりの神である
24 :
名無しさん@ピンキー:05/02/08 23:24:11 ID:VBMpf0Ei
保守
25 :
>>1いぢめ:05/02/08 23:28:19 ID:Wt+dT8Mh
「まったく……前スレで『ロリ』から『女の子』に変えたはずでしょうがーー!」
私は怒りに任せ
>>1を組み敷いた。急のことに彼女もきょとんとしていたが、ココがどこであるか………それを告げると彼女は必死に抵抗を始める。
「いやぁ!止めて!お願いぃ!私っあんまだけはダメなの!吊るからぁ!吊ってくるから許してぇ!」
「許す?なにを?」
大義名分などいらない……今は目の前の可愛い
>>1を悶絶させることしか頭にないあたしには『許して』の意味すら不明瞭…。
「可愛い…もっと泣いて」
「止めてぇーーー!」
興奮してきた……もう、止まらない。
>>1の悲鳴がファンファーレ、楽しい時間が始まる。
【続きが思いつかないorz】
【どなたか引き継いで下さい。】
26 :
コピペ:05/02/09 01:57:37 ID:ZCpzjcDd
僕、大森陽太5歳。幼稚園児。僕はとっても良い子です。
我が家は母子家庭で母一人子一人です。母が働いているので家の仕
事は僕がしています。パンツを洗ったり、掃除機のスイッチを入れた
り。女とも遊ばずに母に協力しています。
最近、扶養家族が一人増えました。母の妹のおば…お姉さんです。
母とは歳が離れていて、お姉さんはまだ大学生です。とってもだら
しなくて僕の仕事が一つ増えてしまいました。電気あんまが必殺技
で、おばさんと呼んだり、僕が面倒見なかったりすると電気あんま
で悶絶させられます。後、理不尽にも毎朝電気あんまで起こされま
す。
さて、僕は自他共に認めるとっても良い子、御近所でも評判の良い
子の中の良い子、E−child the E−childなわけ
ですが、良い子でいるとストレスが溜まってイライラすることもあ
ります。友達とはさっぱり遊ばないのでなんとなくいじめられてし
まいます。それについては仕方ないと思っています。僕は良い子過
ぎてはっきり言って異質な存在だと思います。沢山の龍の落とし子
の中で一匹だけ「立つの!」とか言って陸に上がったら流石の良い
子僕でも石を投げるかもしれません。
そんな訳でいじめられていることは気にしていないのですが、それ
でも沢山いじめられた時はイライラします。そんな時は悪いとこと
をしてやろうと思います。それでも、何時もは母が悲しむからとじ
っと耐えていたのですが、今日は一念発起で悪事を結構する決意を
固めました。今日はお姉さんに電気あんまされていること嗅ぎつけ
たいじめっこに散々に電気あんまされておしっこを漏らしてしまい
ました。僕は屈辱に関東大震災のように打ち震え、情けなさから華
厳の滝のような涙を流しながら幼稚園を早退してきました。このよ
うな思いをしなければならないのは、僕が良い子であることに起因
しています。よって、僕は悪いことをして良い子から脱却する意思
であります。
27 :
コピペ:05/02/09 02:00:50 ID:ZCpzjcDd
さて、悪いことと言っても良い子の僕には直ぐに思いつきません。
我が家は母子家庭だから僕が良い子と言うことは?
母子家庭→母子家庭と言えばお金が無い?→お金が無くなると困る?→
親の財布から金を盗んでやる!
と、四段論法でお金を盗むことを決めた僕は早速、母の財布を開い
た。夏目漱石が二十五人、福沢諭吉が十人、新渡戸稲造が一人、お
よよ?知らない夫婦(?)が四組いるよ?まさか偽札?僕は警察に
連絡するべきか激しく迷ったけど、悪いことする僕が善行してどう
すると考え見なかったことにした。漱石を一人拝借した僕は、これ
で駄菓子屋を買い占めてやるぜ!と意気込んで、玄関に向おうと振
り向いたらお姉さんがいた。もう駄目だ。僕は二度目のお漏らしを
した。
「あら、あら、どうしたの?急にお漏らしして」
お姉さんは吃驚していた。お姉さんは僕の着ているものを全て脱が
して持って行った。そして、タオルを二枚枚持って戻って来た。一
枚のタオルで僕の下半身を奇麗に拭いた。その後、もう一枚のタオ
ルを僕の腰に巻いて、居間に行くように言った。正直、僕はタオル
より着替えの方が良かった。しかし、余計なこと言ってフルチンに
電気あんまされるのも嫌なので大人しく居間へ移動した。
僕は居間のソファーにぼけっと座りながらあることを考えていた。
お姉さんは僕が夏目漱石を連れ去ったところを見たのかどうか?あ
の様子だとお漏らしに驚いて夏目漱石は見えてなかったかも。僕は
手に握りしめた夏目漱石に目を合せた。
「あー、終わった終わった」
28 :
コピペ:05/02/09 02:03:29 ID:ZCpzjcDd
お姉さんが居間に入ってきた。僕は慌ててソファーの隙間に漱石を
押し込んだ。お姉さんは僕を抱き起こして床に寝かせた。そして、
僕の両足を持ち上げた。はっ!この体勢は?僕は慌てて股間を手で
守った。
「甘い!」
お姉さんはタオルを引っ張り僕の手と股間の間に隙間を作り、そこ
に足を滑り込ませた。
「あう」
軽くおちんちんを踏まれた僕は悲鳴を上げた。
「な、なんで電気あんまするですか!」
僕は焦って喋り方が少し可笑しくなってしまった。僕が問い詰める
とお姉さんは
「お漏らしのお仕置き」
と答えた。
「お姉さんが脅かしたからお漏らししたんです。お姉さんが電気あ
んまされるべきです!」
僕はなんとか電気あんまから逃れようと屁理屈を言ってみたが、逆
効果だった。
「あら、口答えの罰も追加ね。そ・れ・か・らー」
ま、まさか、
「お母さんのお財布からお金盗んだ罰☆」
がーん。見られていた。天網恢々疎にして漏らさず!古来より悪の
栄えたため死なし!悪事を働いた僕はお姉さんに成敗される運命の
ようです。
「うー、お手柔らかによろしくおねがいします」
僕が観念するとお姉さんは
「うん、よろしい!」
と上機嫌で電気あんまを始めました。
29 :
コピペ:05/02/09 02:04:45 ID:ZCpzjcDd
「うひゃひゃひゃひゃ」
僕はくすぐったくて大笑いしました。フルチンでおちんちんを踏ま
れて屈辱なのに、僕の口からは笑い声が飛び交うばかりです。僕は
お姉さん足首を掴み引き離そうと試みますが、くすぐったくて体に
力が入らずさっぱり引き離せません。それどころか
「あはは、どうしたの?自分でそんなに押し付けちゃって。そんな
に気持ち良いの?」
と、お姉さんを喜ばすばかりです。でも、正直なところ、気持ち良
いと言えば気持ち良いような、そんな気持ちになっています。幼稚
園で友達に散々電気あんまされたせいでしょうか?
「ほらほら何とか良いなよ」
とお姉さん。僕は歯を食いしばりました。口を開いていたらお姉さ
んに誘導されて「気持ち良いー!」と言ってしまうと思ったからで
す。歯を食いしばっても笑い声はこぼれます。
「くふふふふ」
僕は次第にはっきりと気持ち良くなってきました。そしておしっこ
が漏れそうな感じになってきました。僕は幼稚園で散々に電気あん
まされてお漏らしした瞬間を思い出していました。あの屈辱をもう
一度味わうのは嫌でした。それに今はあの時と違って、電気あんま
されるのが快感なのです。この快感の中でお漏らしして、あの屈辱
を味わったら、僕の心は快感と屈辱の相反する感情によってばらば
らに引き裂かれて死んでしまいます。なんとしても避けなければ、
と恐怖を感じています。しかし、それと同時にこの快感の頂点へ行
きたい、快感に身を任せてお漏らししたい。とも思うのです。
散々迷って苦しんだ挙句、僕は快感に身を任せることにしました。
もう死んでも良いと思いました。これが親不孝の罰なんだと思いま
した。僕の頭の中に今までの短い人生が走馬灯のように浮かんでは
消えていきました。何故か電気あんまされてるシーンばかり浮かび
ました。そんなにされてたっけ?と思った瞬間、僕の中で何かが弾
けました。
30 :
コピペ:05/02/09 02:07:02 ID:ZCpzjcDd
おちんちんから魂が抜けるような感じがしました。バロ
ック調の天使が現れて僕を天へと導いていきます。光が溢れて、あ
ぁ、ここが天国…と感じた瞬間、見慣れた我が家の天井が目に入り
ました。聞きなれたお姉さんの笑い声が耳に入りました。
「生きてる…」
僕はそう呟きました。お姉さんは大笑いしています。
「幼稚園児のくせいに射精するなんて。あっはっは」
お姉さんの言ってる意味がわからなくて僕はぽかんとしてました。
お姉さんはたっぷり笑うと、
「ちょっと待ってて」
と言って奥の部屋へ行きました。僕は嫌な予感がしましたが、疲れ
て指一本動かせませんでした。
しばらくして、お姉さんが戻ってきました。
「お待たせー☆」
戻って来たお姉さんを見た瞬間、僕は火事場の馬鹿力じゃいとばか
りに力が戻りました。四つん這いになってもの凄い勢いで逃げまし
た。そんじょそこらのチワワじゃかなわいくらいの勢いでした。で
も、お姉さんはそれより早くて、僕を捕まえてしまいました。どう
する?僕。
戻って来たお姉さんは下半身に天狗の面をつけていました。お姉さ
んは僕を捕まえると、僕のお尻の穴に天狗の鼻を突き刺しました。
31 :
コピペ:05/02/09 02:08:55 ID:ZCpzjcDd
「ぎゃおおおおおおおおおおおおおおお」
僕はギャオスばりの悲鳴を上げました。お姉さんは
「新しい世界へ連れて行ってあげる」
と言って僕のぶんぶん振りました。その度に天狗の鼻が僕のお尻の
穴に出入りして、僕はギャオスばりの悲鳴を上げました。
もう駄目だ。僕は思いました。その刹那−
「ただいまー」
と母が帰ってきました。勝った!僕はそう思いました。玄関から居
間までは一直線の廊下で繋がっていて、丸見えです。母は手にした
荷物を玄関に落すともの凄い勢いで居間を通り抜けて、対面式のキ
ッチン飛び越えました。あれ?助けてくれないの?お姉さんは母が
何をするのかわかったのか、同じくもの凄い勢いで僕を抱えたまま
玄関に向いました。僕のことは置いていって欲しかったです。
・・・ショタは禁止ってはっきり書いといたほうが良かったのか・・・?
ついでに聞くが、ここはもうロリ限定なのか?だとしたらもう
>>1ぬるぽ
いいんじゃないか実質女の子で。
次のスレ立ては気をつけようということで
>>20ほんとに消しちゃったのかー?
投下頼むよ頼むよ
あ。わしIDが69
>>25の続き誰かお願いできますか?
と逝ってみるテスト
テンプレに入ってないが、このスレは原則sage進行だよな?
>>37 どっちでもいい。
その論議は他スレでやってくれおながいしまつ。
というか、持ちこまないで。
39 :
前スレ772:05/02/09 17:38:42 ID:HqMuCpiL
新スレ乙〜。 嬉しい。
タイトルがロリのままなのは残念…。
「おにゃのこ」か「女の子」が良かった……orz。
このスレでも「えっちパーティ」(保管庫でそう命名されてた)は
電気アンマをベースに、レズっ子(えっち愛)・プロレスごっこ(急所攻撃)・
えっちイジメ(仕返し・主従逆転)などをテーマに書きたいの。
パロディも書きたい。
40 :
前スレ772:05/02/09 17:53:03 ID:HqMuCpiL
ところで、板違いかもしれんが。
今月発売の「COMIC RIN」と言う雑誌にロリ電気あんまシーンが
4〜5ページに渡って描かれてたの。
座り状態で両脇がっちりと固めて逃げられない電気あんまシーンは
なかなか無いので、未チェックの人は本屋さんに逝け。
20日ぐらいが発売日だったと思うので見たい人はお早めに。
41 :
前スレ772:05/02/09 17:55:56 ID:HqMuCpiL
>>40 16日発売らしい。あと一週間でなくなるな。
何社の雑誌?やっぱエロ系か…?
>>38 他スレでやっても意味無いじゃん。このスレについて聞いてんだから。
前スレより下がってちゃいかんのでage
>>43 スマン。
sage進行で間違いないと思うが、もう出さないでほすぃのでつ。
花瓶反応してマヂスマソorz
SS投下しようと思って聞いたんだが、もう削除してROMることにするよ
サヨウナラ
>>46 ちょまて
落としてって!ねえ!まってぇ!
>>47 萌えたのであなたにあんまかけてもいいですか?
50 :
47:05/02/09 22:52:13 ID:aO66Rt0i
>>48 Σ(´・ω・`)
・・・
ヨシ (;`・ω・´) ノ゙ クルナラコイ!
51 :
48:05/02/09 22:57:07 ID:jErnboC6
>>50 ならば大外刈ー(こてん)
そのまま肩をホールド!そして膝を足の間にインサート!そして股間にセットアップ!!!
ブルブルいくぜ!!
(ガタガタブルブルガタガタブルブルブルブルブルブルブルブルブルブル)
52 :
48:05/02/09 23:05:46 ID:jErnboC6
なんでSS投下しないかって?ごめん!
頭 回 ら な い
おーい、
>>48も追加であんまなー。
誰でもいいから(なるだけ早く)やっちまいなー。
54 :
48:05/02/10 00:28:39 ID:NobE7VSr
>>53 えぇ!?マジで?ぶっちゃけありえない………。
逃げよう!今すぐに!
「ウフフ…綺麗だなぁ」
失神した彩乃の寝顔を見ながら、満面の笑顔の香奈。その横では瑞穂が執拗に祐希から
電気あんまを繰り返されていた。
「はぁ……はぁ……あんっ…! ゆ、祐希ちゃん、もう…ゆるして…」
既に30分以上責め続けられている瑞穂は息も絶え絶えに許しを懇願する。
「許す…? なにを? もっと遊ぼうよ」
無邪気な笑顔で瑞穂の懸命な懇願をスルー。踵はしっかりと瑞穂の無毛の股間を捉えて
グリグリと刺激し、そして……
「あっ! また滑っちゃったぁ〜〜」
と、踵で濡れた割れ目を踏みつけるようにして強く擦る。そのたびに、ビクン!と背筋が
のびて跳ね上がる、瑞穂の上半身。
「はぅ……!! ……あああ」
ガクガクと腰が震え、直後にぐったりと力が抜ける瑞穂。既に絶頂に達したのは3回目で
あった。1回目は始めて3分で。しかし、2回目は10分もかかった。今の3回目は更に
時間が掛かっている。イクまでの時間が長くなり、その分、悶える時間も二次関数的に
長くなっていくのだ。何より辛いのは……。
「じゃあ、4回目、いっきま〜す!」
「だ、だめ!! もう、辛いの! 気持ち良くなるまでが長く掛かって、気持ち良くなって
からもふわってなるまで時間が掛かって……もう無理なの。……お願い、許して…!!」
必死で懇願する瑞穂。しかし、祐希と香奈はただにやりと意地悪に笑っただけだった。
電気あんまで一番辛いのはイかされた後も股間責めを続けられる事だった。あの、イクに
イケない、むず痒く、体の中から何かが競りあがってくる気持ち……経験した女の子なら
それは一瞬たりとも味わいたくない感覚である事はわかるだろうが、電気あんまを連続で
こなすほど気持ち良くなって来るまでの時間が掛かる。つまり、その不思議な感覚が続く
時間が長くなるのだ。これは最早、女の子だけがわかる拷問に近いかもしれない……。
56 :
55:05/02/10 01:18:20 ID:axhUr5bO
即死防止を兼ねて(もう大丈夫?)書きかけをアップ。
>>42 エロ雑誌。ぐぐれば先頭近辺で情報多数。
「頭が回らない?じゃ何も考えられなくしてあげるわ」
捕らえられた
>>48は必死に逃げ出そうとするが、住民も按摩しようと必死に押さえ込む。
『やっ、ちょ、ちょっと・・・待ってよ、ほんの冗談!冗談!
そんなSS投下しなかったぐらいで・・・。やぁ!離して』
「あら?あなたのせいで
>>47さんはもう6時間も按摩されちゃってるのよ。
かわいそうに。もう目も虚ろになっちゃってボーとしちゃってるわよ」
『そんな!それはここの住民が勝手に・・・ボクは関係な・・・ひっ』
「あなたが言い出したんじゃないの。
今更いいわけなんて見苦しいからさっさとおしおきされちゃいなさい。
そうねじゃ朝まで按摩で許してあげるわ」
『えっ、やっ・・・そんぁぁああ!』
>>48の股間にあてられた住民の足が激しく振動する。言葉では嫌がりつつもまあまんざらでもなさそうだ。
さすがここの住人だ。
『んんっぁぁ・・・・・こんなの2時間も耐えれないよお!やぁ、ああっ!』
「じゃ頑張ってね。うちは眠いから寝るわ。あと26時間もあるけど精々壊れないようにねっ☆」
『え?26?え、えぇ、やっやだ助け、ひっひぁああ!やぁぁぁぁああ!』
ごめんね、初めてSS書いたからごめんね
男が女を攻める話が思い浮かびました。設定とかも考えました。つまり後は書くだけなんですが
需要はありますか? 投下してからイラネって言われたらもったいないんで。
ちなみに両方10歳くらいで、学校でやるのを考えています。元気な男の子と勝気な女の子がバトル
する感じで。
60 :
974:05/02/10 16:28:01 ID:jcLnVojV
スレ立ておつかれさん、なんて
レスが来るとでも思った?バカじゃないの?またこんなスレッド
立てて本当にここの住人はヲタばっかだね
てーか、仕事しないの?あ、そうか
おんなのこにも相手にされない
つまらない人生だもんね
電気あんまなんて
気の入らないプレイでもして二次元のおんなのこを
あんあん言わせとけよ
んなスレッド見てる私も
まぁだめだめだけど(プゲラ
最低でくずの君達には
高学歴な私の高貴な感情なんてわからないでしょうけど(藁
61 :
名無しさん@ピンキー:05/02/10 16:28:26 ID:dlhDAfUN
流しのSS書きっすが…質問っす。
お題はオリジナルオンリー?パロおk?
教えてクン気味だけど、誰か宜しゅうに〜
エロパロ何だからその辺は職人さんにお任せでいいと重い松
63 :
61:05/02/10 17:23:52 ID:dlhDAfUN
>>62殿
リョーカイデス
さて…スレ見ながら少し考えてみますわ
でも立て読み作るのって楽しいよな。一時期はまった。
66 :
61:05/02/10 19:43:43 ID:dlhDAfUN
まってますた!
>>25>>57の攻め手お姉さんを電気アンマで責めるシチュ希望。
スレタイが女の子に変わったのに、狙われるのはロリばっかり…。
え、お姉さんは女の子じゃないから微妙?
そんなこと言わないでぇ
お姉さんでも、16以下なら歓迎だなぁ……
>>25の続き チン☆⌒ 凵\(\・∀・) まだぁ? ?
あはは…笑うしかないねぇ…。あんなけあんまされてアソコ愛液漬けにして逝きまくったのにまた来たの?もうしょうがないなぁ…お姉さんガンガっちゃう
そんなわけでまた後ろから突き飛ばして足をもってひっくり返す。
「チャオ♪可愛いお嬢さん」
「うわぁぁぁ!またあんた!?いい加減にしてよ!しつこい!ストーカー!」
ぐはっ…痛い痛いぃ〜〜でもここはあんまスレ、地の利(?)は我にある。なんて前置きイラネ
ずんっと前回よりも優しさ20%減(当社比)で踏み込む
「ぁきゃあっ!…またそれぇっ!……やっあっいやぁぁぁぁぁぁぁ!」
まあそんなこんなでしばらくあんましたわけで彼女もまた途中から
「あふぅ……ふぅぅぅん……お姉様ぁ」
とか意味不明なことを口走り時折細かく震えて逝っちゃうの繰り返しで実際5時間目に突入しそうなのは後ろに住人がたくさん待機してるから
「あんたまさかマゾ?いじめて欲しくてここ来てない?」
みんなの疑問を代表として聞いてみる
「なっ……ばぁかぁ……そんな…ひぅっ……こと…なぁいぃぃぃ」
もしかしたら図星なんじゃない?そういうことならば踵ぐりぐり擦るしかないわねぇ……
「きゃあっ!やめっ……あんっ!」
可愛い声を漏らしながら悶えるちまっ子………いいわぁ
[そしてしばらくして]
やっぱりやりすぎちゃった………orz
あの子は今や快感に溺れて沈み…三桁近く逝ったのでぐったりしている。
相変わらず目は虚ろで何もないところをふやけた表情で見つめている
毎度ごめんね?
ぐったりした彼女を見てるとなんだか可哀想に思えてきた……
ただちょっとイタズラしただけで何度も私みたいなのに無理矢理あんまされて逝きまくってお人形さんみたいになっちゃって………超罪悪感orz
今度は優しく介抱してやろうと近づく。
「ふぇ……?お姉様ぁ…?」
可愛い声でしなだれかかってくる974……いや、今は60だっけ。私はいつの間にかこの子のお姉様にされちゃってるらしい…まぁ…私も勝手にあんましたし、五分五分だね。
「大丈夫?つらくない?」
優しく頬を撫でてあげると嬉しそうに抱きついてくる。ヤバい……惚れそう…。
「ううん、お姉様が気持ちよくしてくれたから全然大丈夫です。」
私の胸に甘えて可愛い事言ってくる60。
しかし私はここで逃げるべきだった………彼女の親切心を計り間違えていたからだ。
「お姉様にも気持ちいいの分けてあげます」
そう言って私の股間に膝を当てる60、ヤバい……しっかり手を後ろでホールドされて抜けれ無い………ひぃ〜((((゜д。))))コンフュ&ガクブル
緩やかに…しかししっかりと私の股間を刺激する60、その笑顔は何?
「あんっ……ちょっ……まってぇ」
「たくさん気持ちよくなった下さいね?大好きなお姉様」
大好き?今大好きっつった?あぁん……だめ…思考がまとまんなぁ……
「あふぅ……は…うぅ…ん」
振動を続ける60を何とかダウンさせて脱出しようと私も60の股間に膝を当てる……60が自ら振動しているので私が動く必要もないけど、精一杯ブルブルしちゃう……何だか私も好きになってきたみたいだし……。
「あぁっ!お姉様ぁん!嬉しいですぅ!ああん……あん」
「そう?…はぅ……私も…気持ち…ふぅん……良いっ」
向かい合ってるおかげでお互いの顔を見ながらのあんま。
恋人と繋がってるような錯覚さえ起こしそうな状況で二人でお互いのおっぱい揉みながらあんまをし続けた
「はぁ…はぁ…お姉様……あたし…もぅ…もぉ…らめぇ」
「んっくぅ……あん…私……も……あっ!あああ〜〜〜〜!」
「お姉様ぁぁぁぁぁ!」
ぐったりして抱き合う二人意識保つなんて………無理……
翌朝
目が覚めると60を抱いて寝ていた事に気づき、まだ夢の中のこの子について考える……。
最初はただいじめてやりたいだけだった……ムカついただけかもしれない。
二回目は何故彼女がもう一度来たのか解らなかった……今でも解らない、起きたら聴こう。
彼女がただのマゾだと思ったが、それだけでは無いように思えた、彼女は私をこう呼んだ…「お姉様」…と。
もしかしたら私自身そう呼んで欲しかったかもしれない。
嬉しかった…抱きついてきた時…彼女の膝を感じた時…気持ちいいと感じた時…私は初めから彼女に捕まっていたのかもしれない……薄く瞼を開き、私を見上げて
「おはよう、お姉様」
と笑顔を投げかけるこの子に……。
私も笑顔でくちづけて小さな彼女を抱きしめて耳元で囁く……誰にでもない彼女だけに贈る言葉
「おはよう…私の可愛い恋人」
了
一気投下終了……疲れたorz
昨晩のアレ(
>>71)を書いて満足して寝たはずが起きてもまだ萌えるので書いちゃいました。
欲望のままに動いてごめんなさい_| ̄|〇
75 :
61:05/02/11 12:00:10 ID:TCRA05+7
「やだやだやだあぁぁ!!」
>>25の下で涙さえ浮かべて必死に暴れて抵抗する
>>1を、その体格差で軽く押さえつけ続ける。
「ほんと、可愛い…その泣き顔がどう変わるか考えるだけで、眩暈がするわ…」
陶然とした表情での
>>25の呟きに
>>1は一層暴れるものの、ばたばたとばたつかせている脚を
簡単に掴まれるにいたっては喉の奥でひっ…ひっ…と息を飲み、蛇に睨まれた蛙宜しくガタガタ
と震え始める。
「や、だ…やだあぁ…あんま…あんま嫌ぁ…おね、がい…吊ってくるから…逝ってもいいからぁ
…許してよぉぉ」
「ふふふ…逝っちゃう位してあげるんだから、結果は一緒でしょ?」
「ち、ちがっ!そーゆー意味じゃっ!!」
「じゃあどういう意味なのかしら?」
恐怖に引き攣る表情を楽しみながら、ゆっくりと
>>1の白いタイツに包まれた細い脚の間へと
自らの足を差し入れていく
>>25。
76 :
61:05/02/11 12:01:05 ID:TCRA05+7
「やあぁっ!!いやあぁぁっ!!」
とうとう恐怖の糸が切れた
>>1、捕まれている脚をどうにか振り解こうとするが、それは結果、
膝上のフレアスカートを捲り上げるだけでしかなかった。
「あらあら、可愛い下着が見えちゃってるわよ」
両脚をつかみ
>>1の股間へそっと足を押し当てた上で何をか言わんや…と思うのだが、
>>1の羞
恥心を煽るかのように
>>25はわざとらしく忠告する。
「や、やだあぁぁっっ!!嫌あぁっ!!止めて!!許してっ!!次は間違えないからっっ!!や
だあぁぁっっ!!」
「だぁ〜め♪」
許して止めてと連呼して泣き叫ぶ
>>1の悲鳴にうっとりとしながら、けれど、きっぱりと判決
を下して…最初はゆっくりと擦るような刺激を加え、やがて土踏まず全体を
>>1の股間へ密着さ
せて、ブルブルと恥骨を押し上げるように振動を加えてゆく。
「やあぁっ! やぁっ! ひっいっ…ぁぁぁぁ…っ!あああぁぁああぁっ!!」
恐怖に青ざめた顔でもがいていた
>>1、刺激が加わり始めると大きく息を呑んで…やがて首を
振りたくリながら高い声で啼き始める。
「やひゃあぁっ!ゆる、ゆるひてぇっ!!あんまっ!やっ!はひぃっ!!ぅああぁぁあ!!」
下半身に襲い来る振動を少しでも和らげようと、両手を股間へ伸ばして
>>25の足から必死で大
事なところを守ろうとするが…
「うふふふ…いいわその必死さ…けど、その余裕があるならもう少し強くしてあげても平気そう
ね?」
「ひぃっ!?そ、そん、なあぁっ!!」
>>25の言葉に涙を流しながら青ざめる。
77 :
61:05/02/11 12:02:16 ID:TCRA05+7
「たとえば…こう?」
「っっ!ああああぁぁぁぁああっっ!!?」
足を少しずらし、踵を
>>1の秘唇と思しきところへ押し当てて重点的にぐりぐりと刺激し始める
と、今までと違う鋭角的な刺激に絶叫する
>>1。
「あっ」
完全に捲くれ上がったスカート、完全に見えてしまっている純白のショーツ、
>>25の足で刺激
され続けているそこはじわりとしみが浮かび…ふと
>>25が小さな声を漏らしたとき、意図的かそ
うでないのか、するっと滑った足が
>>1の最も敏感な突起を強く蹴り上げた。
「ひぬっ!ひんりゃうっ!!らめえぇっ!!いひいぃっ!っっ!ああぁあぁぁあぁっ!!!」
それまで呂律の回らない声で泣き叫んでいた
>>1は、その瞬間声を失い…数瞬後、喉も裂けよ
といわんばかりの絶叫を上げて悶絶する。
「…あらら…足が滑っちゃったけど…結果としてよかったのかしら?」
丸出しの下着をじっとりと湿らせ、びくっびくっと言葉もなく痙攣している
>>1を見やりなが
らくすりと笑う。
「さってっと…コンティニュー?ゲームオーバー?」
言葉さえ紡げない
>>1に囁く
>>25。
その答えはスレ住人のみ知る…
78 :
61:05/02/11 12:05:34 ID:TCRA05+7
>>25続き投下完了
なんていうか…無茶苦茶久しぶりにSS書いた上に、勢いで書いたので…
逆転劇とか、興味はあるが、時間がねぇ〜っっ!!
イマカラシゴトダヨ…逝ってきやす…Orz
>>71-74,75-78
乙!!もっとやれ!もっとやれ!!
それと
>>78は仕事ガンガレ。超ガンガレ。
はげしくGJ!!!
もっとやってくれ(*´д`*)ハァハァ
此処はいつの間に数字コテ?にあんまを
するスレになったのか
いや、GJだけどね。
82 :
61@見積り中:05/02/11 13:59:01 ID:TCRA05+7
>>81殿
>>25に続ききぼんぬとありましたので、まずは勘を取り戻すために…
できればオリジナルでいきとうございます。
…と、見積り作りながら思案中…
83 :
55:05/02/11 15:13:52 ID:eRTauXMl
ふおぅ! こんなにたくさんのSSが!
61、仕事もあんまもガンガレ!
84 :
55:05/02/11 15:16:59 ID:eRTauXMl
なんかなりきりスレみたいな雰囲気
ま、保守も兼ねてだったしね。
前スレも埋まったし、落ちない程度にのんびりいこう。
このスレは良スレに見えて実は気持ち悪いスレですね
って言おうと思ったんだけどやっぱやめた
SS期待してまつ
「行くよ! ヒロト!」
赤いワンピース水着に黄色のTシャツを重ね着したリングコスチュームのアカネが迫ってくる。
ブラウンの髪をツインテールに靡かせるその姿は、美少女プロレスラーとして人気上昇中の彼女の
ブラウン管越しに見た姿と同じである。たぁ〜〜あ〜〜! と雄叫びを上げ、ジャンピングニール
キックが飛んできた。
「うぉっ!?」
相手をしているのはアカネの幼馴染のヒロトだった。共に16歳なので、男女の体格差は出ている。
160cmそこそこのアカネは170cmを越えるヒロトにパワーで劣るはずだが、ゴム毬の様に
リング内を縦横無尽に跳ね回り、ヒロトにつけいる隙を与えない。そして、抜群の脚力を生かした
ジャンピングニールキックがヒロトの胸板を直撃し、豪快に吹っ飛ばす!
「やったぁ〜〜!」
満面の笑顔で どうだ! とばかりに倒れているヒロトを見ると、まだ呻いているヒロトに近寄り、
次の技を仕掛けるべく、髪を掴んで引き起こす。しかし、その時…。
「はぅ…! うっ……!!」
顔をしかめ、ビクリ!と腰を引いたのはアカネだった。一歩、二歩と後じさり、体を「く」の字に
折って、崩れるように膝をついた。
「う……うう……」
額から冷たい汗が流れる。彼女が両手で押さえているのは、ややハイレグ気味の水着が覆っている
股間だった。両膝をついて内股になり、その太股は小刻みに震えている。
「フフン、手ごたえあり、だな」
ゆっくりと立ち上がったのは黒のレスラーパンツに同じ色のTシャツを着たヒロトだった。手をグーの
形にしている。どうやら、引き起こされた時に、これでアカネの股間を殴ったらしい。
「さて…。ここからじっくり反撃させてもらおうか? さっきまでの攻撃、痛かったんだぜ?」
顔や腕についた痣を指差しながらねちっこい口調でアカネに迫る。なかなか整った顔立ちなのだが、
今はいやらしく歪んで台無しになっている。そのヒロトを不安げに見上げるアカネはまだダメージが
抜け切れず、動けないままだった。そして、ヒロトの手がアカネの髪を無慈悲に掴んだ。
>>87 いやあながち間違いでは無いかも。
住人独特のテンション、書き手の誘い受け、コテ雑談。揃えるべき物は全て揃ってる。「改善汁!」とは言わないけど。
良SSキボン。
これより、数時間前の話。
「ねぇ、私の練習相手になってよ」
突然アカネに言われ、目をパチクリするヒロト。練習相手? プロレスのだろうか?
「そう。実戦練習して欲しいの。あ、うちのリングは本来男子禁制だから時間外で…」
アカネは先島プロレスジム所属の女子プロレスラーだ。彼女の母親がジムのオーナーで、母親自身
現役のプロレスラーである。幼い頃から母に憧れていたアカネは中学に入ると、ジムで大人に混じって
練習を始めていた。才能は母親譲りで、中学生ながらメキメキ頭角を現し、高校生になった今年、
プロレスにデビューした。ヒロトは彼女の幼馴染で、子供の頃はジムでアカネと一緒に練習して
いたが、ここが男子禁制であることもあり、中学生になってからは一緒にトレーニングなどした事は
無かった。それが、なぜ今頃?
「私の対戦相手、いつも私より大きいの。だから、パワーで押されちゃって…。このジムには
私より大きい人が少ないから、ヒロトならいいかな、と思って」
「けど、俺、レスラーじゃないぜ? それに……一応、男だし」
子供の頃はエッチなことをしあった仲だ。今更と言う気もするが、高校生になるとやはり
流石にお互い意識しあってしまうのではないか…?
「そ、それはそうだけど…。だけど、こんな事、頼めるのはヒロトしかいないの。お願い…」
顔を赤らめながら懇願する。その仕草を見て、ヒロトはちょっとドキッとしてしまった。こいつ、
こんなに可愛かったっけ?
「や、やってもいいけど…条件がある」
ちょっとドギマギしながらヒロトがソファーから身を起こす。寝転んだままだと、アカネのミニ
スカートの中が見えて話しにくいからだ。こいつ、俺には結構無防備なんだよな…。
「いいの!? やった! ……条件?」
無邪気に喜びかけたが、ヒロトの口調が気になって問い返す。にんまりとずるそうにアカネを見る
ヒロト。
「女子とは言え現役のプロレスラーと戦うんだから、俺にもお楽しみをくれよ」
「お楽しみ? …どんな?」
「そうだな……例えば」
そう言ってヒロトはアカネのミニスカートのある部分を見た。
「女の子だけ急所攻撃あり、とかな…」
「……! そ、そんなの、だめよ!」
真っ赤になって慌てて内股になり、股間を守る仕草をするアカネ。その慌てぶりの可愛らしさに、
逆に欲情が吹っ飛んで冷静になったヒロト。
「どうして? だって、ちょうどいいハンデだぜ? 俺は素人なんだから」
ニヤニヤとアカネをからかう様に笑っている。
「だ、だからと言って、そんな……ここ打たれたら女の子でも痛いんだよ?」
「打つのが目的じゃないさ。アカネの綺麗な足を見てると久しぶりに電気アンマをしてみたく
なってさ……。プロレスで電気アンマは急所攻撃になるだろ?」
「そ、そんなルール知らないけど…。と、とにかく、だめ。他の事にして!」
「じゃあ、男の急所攻撃もありにしようか?」
「そういう事じゃなく!」
「そうだよな。電気アンマは女の子専用の責め技だからな。男にしてもしょうがない」
「それは、そうだけど……じゃなくて! その…!」
言葉に詰まりながら赤くなったり青くなったり、アカネの可愛いリアクションを楽しむヒロト。
そして決定的な言葉を吐く。
「もし嫌ならいいさ。別に俺でなくても俺ぐらいの体格のやつ、いっぱいいるだろうし」
再びソファにごろりと寝転ぶ。アカネに背を向けて。そこからは無言。すると…。
「わかった…。そのルールでいいよ」
しぶしぶ小さな声で承諾する。にやっと笑って振り向くヒロト。
「別に無理しなくてもいいんだぜ? 他にいくらでも…」
「ヒ、ヒロトじゃなきゃだめなの! わかったから、その…思い切り叩いたりしちゃだめだよ……」
上目遣いで不安そうな表情を見せるアカネ。女子レスラーとしてめちゃくちゃ強いはずの
彼女のそんな姿を見てヒロトは、なにかこみ上げてくる衝動を押さえるのに懸命になった。
話はリングに戻る。
「うう……お、思い切り叩いちゃだめだって、言ったじゃない……」
ヒロトを非難する目で見るアカネ。まあ、当然である。
「思い切りじゃないさ。ちゃんと手加減したよ。しっかり当たるようにはしたけどな」
極悪な事をしながら平然と答えるヒロト。
「それじゃ、仕返しタイムといこうか。そ〜〜れ!」
「うっ…!? きゃああ!?」
そこからヒロトはアカネを持ち上げボディスラムでマットに叩きつけた。高角度から容赦なく
叩きつけ、しかも3連発で放つ。さっきまで押しに押された仕返しを女の子相手に数倍に
して返すヒロト。
「う…。うう……。ま、まだまだ…」
しかし、アカネは全然まいったする様子はない。素人技とは言え、男に抱えあげられて
叩きつけられるのだから、ダメージは結構あるはずだが、受身はしっかり取ってるし、何より
鍛え上げられた根性が違う。ヒロトのような男の風上に置けないやつには決して屈したりしない
だろう。
「流石だな。じゃあ、今度は寝技で行くか」
半ば感心しながらまったく自分に許しを請う気配の無いアカネに少々ムッとしたヒロトは、
仰向けに倒れたアカネの足を取って捻ろうとする。足4の字か、アキレス腱ホールドに持っていく
つもりか?
「さ、させない!」
慌ててアカネは体を捩り、自由な足でヒロトを蹴って逃げようとする。しかし、それこそが
ヒロトの罠であった。アカネが蹴ってきた足を狙い済ましてホールドすると、両脇にそれぞれの
足を抱え込んだ。これは…、そう、電気アンマの体勢だ。
「あっ……! だ、だめ〜〜!!」
ヒロトの意図を察したアカネは慌てて股間を両手で守る。しかし…、
「女の子が股間を守るのは反則だったよな?」
ヒロトが非情に宣告する。実は試合前の打ち合わせで突如ヒロトがそう提案し、猛反対する
アカネに無理矢理承諾させたのだ。無論、「嫌ならやめる」と言って。
「でも…! でもぉ…!!」
アカネもその事は覚えているが、本能的に手を離せない。半泣きになってガードをしている。
「だ・め・だ。二人で決めたルールなんだぞ? それを守れないのか?」
強引に押し通したルールなのに、それがさも正当かの様に傲然と言い放つヒロト。
「わ、わかったよぉ……」
涙を零しながらゆっくりと手を外すアカネ。無防備になった股間や内股はこれからされる事の
恐怖で小刻みに震えている。
「いい子だ。大丈夫、優しくしてやるからさ。子供の時みたいに」
自分の言う事を聞いたアカネに対し上機嫌になる。
「う、うん……ヒロト、さっきのトコ、まだ少し痛いの……」
真っ赤になるアカネ。子供のときの事を思い出し、なにか甘酸っぱい不思議な気持ちになる。
小学生ぐらいのときは毎日やられたっけ。お風呂の中でもされたし、お部屋でもされたし。
ヒロトは電気アンマが好きで他の女の子にも良くやっていた。それを見た時、自分の胸が
キュンと締め付けられるようになったのを覚えている。その晩は自分からわざとされるように
誘ったり……。懐かしい思い出に浸っていると…!
95 :
55:05/02/11 19:23:16 ID:eRTauXMl
新シリーズ、作った。
男→女の子、男→女の人、女の子⇔女の人のパターンを予定。
やられるのは女の子&女の人で、ロリらしい子はいないけど、いいんだよね?
いんでない。
というか座して待つ。
ついでに多分脱いで待つ。
97 :
55:05/02/11 20:15:28 ID:eRTauXMl
GJなんだけど、作品のタイトルが前スレの某人のSSと全く同じのような。
気にするほどのことではないかな?
99 :
55:05/02/11 21:51:30 ID:eRTauXMl
>>98 そうなの?
>>7の保管庫では見当たらなかったが…。
サブタイトルでも付けるかな?
もうちょっとしたら続きうp予定。
>>99 うんにゃ、きびなごさん(名前出していいよね?このスレから生まれたんだし)とこで。
サイトの方では確かそんなタイトルで置いてたような。
「ひゃあん…!」
突然、体の中心からブルッ!と震えるものを感じた。ヒロトの電気あんまが始まったらしい。
「ああ…ん……だ、だめ……」
ヒロトのつま先を押さえて退けようとする仕草。本気で退けようとしているのではなく、ここで
力を入れて気持ちよくなるまでの切なさを誤魔化そうとしているのだ。
(小学校の時は、くすぐったかったな…)
小さい頃掛けられた電気アンマはとてもくすぐったくて、それを堪えるのが大変だった。
まるでくすぐり責めの様に体を捩ってくすぐったさに耐える。しかし、その後がくすぐりと
違っていた。
(変な気持ちになっちゃうんだよね……おしっこしたい時みたいな)
何かが自分の中から湧き出してくる、そんな感じ。これはきっと男の子にはわからないだろうな、
と今でも思う。それは明らかに女の子のところから湧き出してくるものだから。
「う……あっ……」
現実にされている電気アンマが頭の中でクロスオーバーする。している男の子は同じ、岬ヒロト君。
だけど、あの頃のヒロトと今のヒロトでは……と、思った瞬間、快感の中で思わずくすっと
笑いそうになった。なぜなら、ヒロトはあの頃と殆ど変わってないからだ。乱暴で、生意気で
女の子をすぐいじめて、でも、優しいところもあって、外見はカッコよくて、可愛いところも
あって……。その外見に騙されちゃってるのかな、私『たち』は……、と思う。ヒロトに好意を
抱いてる物好きな子は実は一人や二人ではないのだ。ライバルは多い……って、私は別に……。
「どうした? あんまり気持ち良くないの?」
ヒロトの声が聞こえた。はっと気がつくとまだ電気アンマされている最中。それに気がつくと、
体の心から再びこみ上げてくるものがあり、「あっ!」と呻いてしまう。
「さっきから真っ赤になったり笑ったり怒ったり…変なやつだな」
電気あんまを続けながらヒロトが不思議そうに言う。誰のせいよ!?と思わず言いそうになる。
「ま…、まだまだ。この程度じゃギブアップなんてしないもん……」
はぁ…はぁ…、と息を荒くしながら懸命に抵抗するアカネ。しかし、ヒロトは平然としている。
と言うより、笑ってる?
「いいよ、別に。俺はただ電気アンマがしたいからやってるだけさ。勝負なんてどうでもいいし、
むしろ……」
そこでアカネににやっと笑いかける。まるで蛇のような陰湿な笑顔……。
「抵抗しないと、俺が満足するまでアカネは電気アンマされっぱなしになるけど、いいの?」
忍び笑いしながら電気アンマのペースを変える。さっきまで優しいバイブレーションだったが、
今度は一転して踵でグリグリと押し付ける電気アンマに。アカネの水着とサポーターだけで
守られた股間に深く食い込んでいく。
「あうう…!! ヒ、ヒロト…。ちょっと痛い……」
顔をしかめるアカネ。しかし、ヒロトは少しもやめてくれない。むしろ押し付ける力はだんだん
強くなってきている。男の子の力で女の子の一番大事な柔らかい部分を踏まれる、この屈辱感と
敗北感が入り混じった感覚……これはやられたものにしか絶対わからない。
「がまんしろ。またすぐに気持ちよくなるさ」
「だ、だめだよ…。も、もう耐えられない……許して」
アカネは懇願するが、ヒロトは聞いてすらいないそぶりだ。
「さっきも言っただろ? 俺が満足するまで続けるって。アカネが辛いのとか、ギブアップする
のとかは全然関係ないのさ」
非情な宣告。アカネを絶望に追い落とす冷たい言葉。しかし、何故かそれがアカネには嫌では
なかった。
「ヒロトがしたいなら……我慢する……」
頬を真っ赤に紅潮させながら健気にヒロトのしたいようにさせてあげようとするアカネ。
その表情を見て今度はヒロトのほうが胸をときめかせた。こいつ…なんて健気に……。
アカネをいとおしく感じ、思わず電気アンマをやめて『次の行為』に移ろうとした時だった。
「何をしてるのかな、君たち?」
ぎょっとして二人が声のするほう、リング部屋の入り口のほうを見る。そこにすらりと背の高い
女の人が立っているのが見えた。この位置では誰かは即座にはわかりにくいが、アカネには
誰かがわかっていた。
「シ……シノンさん。どうしてこんな時間に……?」
練習後、ジムの練習生たちも全員引き上げた後に始めた対決であった。誰もいるはずが無いと
思っていたが、よりによって一番見られたくない人に見られてしまった……アカネの顔は
真っ赤になる。
ヒロトもようやくそこにいるのが誰か、わかった。柊シノン。先島ジムのエースで将来の
女子プロレスチャンピオン候補である。確か、19歳。腰まである長い髪を掻き分け、二人の
猥らな姿を面白そうに見ていた。
「さっきまで雑誌のインタビューを受けてたのよ。それで少しだけでも汗を流しておこうと
思ったら、まさかリングでこんな事になってるとは、ねぇ?」
クスクスクス…と楽しげに笑うのは先島女子プロレスジムのエース、柊シノン。その前で
恥ずかしそうに座っているのは同じく先島ジム所属の美少女レスラー、先島アカネ。その隣に
いるのが彼女の幼馴染、岬ヒロトだ。二人はまだリンコス姿で、勿論、アカネは電気アンマ
からは開放されている。
シノンは今年中にタイトル戦を迎えそうな美人レスラーとして有名だった。まだ着替え前
なので今は白のタンガリーシャツとデニムジーンズ姿。男っぽい姿だが、流線型のボディ
ラインはきっちりと伺えて、リングコスチュームが良く映えそうなのがわかる。
「それにしても、一体なんだってあんな事になってたの? 興味あるわね……」
まるで弟妹の悪戯を見つけたお姉さんの様に悪戯っぽく二人を見る。
「プロレスルールでスパーリングをしていたんですよ。ちょっと特別なルールですけど」
両腕を後頭部に回し、ぬけぬけと言うのはヒロトだった。アカネがオロオロする。
「特別なルール? 一体どんなルールにすればさっきのような光景になるのかしら?」
「アカネ、説明してやれ」
「ええ〜!? どうしてあたしが!」
思わず飛び上がりそうになる。しかし、ヒロトは答える気がなさそう。仕方なく語り始めるアカネ。
「実は……」
「女の子だけ急所攻撃ありで、しかも股間を守ってはいけないルール? よくもそんな非道い
ルールを思いつくわね〜」
半ば呆れ顔でヒロトを見る。ヒロトは知らん顔。アカネは恥ずかしそうに俯いたままだ。
「まあ、思いつくヒロト君もヒロト君だけど、それを受けちゃうアカネちゃんもアカネちゃんね」
またしてもクスクスと笑われる。
「え? でも……練習を頼んだのは私ですから……」
「いくら頼んだからって、そんな極悪ルールで受ける事無いでしょ? それとも……そこまで
してヒロト君としたい理由があったのかな?」
ますます二人に興味がわいた様子のシノン。その時、黙っていたヒロトが口を開いた。
「俺にはわかるよ、その理由。……と言うか、シノンさんを見て始めてわかった」
「え? なに、それ?」
「要するに」
ヒロトはアカネを見つめる。見つめられたアカネは一瞬、ドキッとする。シノンはそれを目の隅で
捉える。
「アカネはあんたと戦いたいらしい。俺の体格はちょうどあんたと同じぐらいだからね」
確かにシノンは175cmぐらいはありそうだ。体格もしっかりしていて、成長過程とは言え
男の子であるヒロトと同じぐらいの体重もあるだろう。対シノン戦のシミュレーションとしては
ヒロトは良い相手だと言える。
「最初からそう言えばよかったのに。そうしたら別にあんな事しなかったのにさ」
ヒロトが今度はアカネから目を逸らして言った。気のせいか言葉尻が冷たい気がする。
「ち、違うよ! 確かに、ヒロトはシノンさんと同じ体格だから、理由にしたけど……でも、
本当は……」
アカネがうろたえて懸命にヒロトに言い訳しようとする。ヒロトはそっぽを向いたままだ。
「本当に? 誰でも良かったんじゃないの?」
からかう様にシノンが口を挟むとアカネは真っ赤になって怒った。
「違います!! わ、私だって女の子ですよ! いくら練習でも男の子なら誰とでも組み合える
はずなんて無いじゃないですか!!」
「じゃあ、ヒロト君が良かったのね? むしろ、ヒロト君じゃなきゃ嫌だったとか……」
「そ、それはそうですよ。だって……あっ!!」
簡単な誘導尋問に乗せられてしまった事に気がついたが、既に手遅れだった。シノンは面白そうに
笑っているし、そっぽを向いているはずのヒロトの頬は赤みが差している。明らかに聞いていた
様子……。思わず咳払いをするヒロトと恐縮するように小さくなるアカネ。
「いいな〜、私もそんなになんでもしてあげたい彼氏、いないかな〜」
シノンが面白くなさそうに大声で言う。聞いている二人はどんどん小さくなっていく。
「でも……さっき言った極悪ルール、私もやってみたいかな……」
ボソリととんでもない事を言う美人レスラーのシノン。思わずヒロトが身を乗り出す。
「そ、そうなの? だって、テレビで見るあんたは男相手にプロレスで叩きのめしたり、発言も
いつも強気で、どっちかって言うと女王様みたいな……」
「あんなの、マスコミが作り上げた偶像よ。まあ、こちらからそういうプロモーションを
したからなんだけどね〜。本当の私は、私に蹴られたくて寄ってくる蛆虫みたいな男は大嫌い。
それならばヒロト君みたいに女の子にも容赦せずに卑劣な手を平気で使う男の人に叩きのめされ
たいな〜」
夢見る乙女のようなポーズで過激な事を言う。思わず、ヒロトとアカネは顔を見合わせた。
「ねぇ、ヒロト君はどんなリンコスが萌える? こんなのはどう?」
そう言ってシノンがバッグから取り出したのは白のツーピースのリンコスだった。下はハイレグで、
上はタンクトップのセクシーなコスチュームだ。長いソックスは膝の上まであり、二の腕まで
ある長い手袋とセットになっている。
「まだこれを使うかどうかは決めてないけど、ちょっとセクシーでしょ? 撮影用にするかも
しれないし、私の偶像イメージとは少し違うから没にするかもしれないんだけど……私が
この衣装に着替えたら戦ってくれる?」
楽しそうにヒロトに聞く。ヒロトは少し困りながらも、
「俺は別にいいけど……」
と言いながらアカネを見る。アカネの顔は……冷静だ。しかし……「バキッ!」と何かが壊れた
音がした。
「あ、ごめんなさい…。衣装ケースの柄が『取れちゃった』」
シノンの手伝いで持っていた衣装ケースの柄が粉々に……。買ったばかりなのに……と心の中で
嘆くシノン。ヒロトは心の中で有名なアスキーアートを思い出していた。ガクガクブルブル…。
「じゃあ、着替えてくるから待っててね」
そう言って一旦奥に引っ込むシノン。ヒロトとしては正直、アカネと二人っきりにはして欲しく
なかったが、この場を離れる理由も見つからない。
「…………」
何も言わず、柔軟体操をするアカネ。だが、あれだけ動き回ったのにウォームアップなんて
いるのか?
「あのさ、アカネ……」
沈黙に耐え切れず口を出すヒロト。アカネは「なあに?」と抑揚の無い生返事を返す。思わず、
はぁ〜〜とため息をつくと、小さく「うわきもの」と言う声が聞こえた。
109 :
55:05/02/11 22:51:00 ID:eRTauXMl
本日分、投下終了。
タイトルは変えたくなかったので、サブテーマをサブタイトルとしてつけた。
ひでぇサブタイトル……orz
えっちパーティのほうがあんまとレズ、こっちがあんまと急所攻撃、と
住み分け。なぜ住み分けが必要かは置いとくが。
感想などよろしければくだせぇ。エナジーになりんす。
>>101 あん中で一番好きなシチュなんでね。
ロリのプロレスなんてそうないから。
だから最近更新されてないのはかなり悲しいよぅ……。
>>109 GJ!つか変に細かい事言ってすまんかった。気にしてたらゴメン。
女の子の健気さが凄くいいと思う。
フォーー(・∀・)ーーーーウゥ!!
超萌えた!GJ!
先輩すげー!意外性タプーリ!
さてあたしも百合ん百合んしたの投下すっかなぁ?
あんな風に書くと誘い受けぽいなぁ
そもそも百合て需要ある?あんまりない希ガスのはあたしだけ?
前スレのも殆ど百合だと思うが…特に聞かずに投下するのが一番っぽいよ。
114 :
55:05/02/11 23:15:11 ID:eRTauXMl
>>112 百合需要、激ありです。少なくとも私めには。
誘いうけ、大好き。投下して、投下してん〜。
えっちパーティの参考にさせてもらいたく……orz。
よっし!ハンドルは「桃百合」で固定!鳥付け完了!!明日の朝方までにできたら投下予定!!!!
百合ダメな人はNGワード「桃百合」で夜露死苦!!!!
よし! 今から全裸で待ってる……かもしれない。
御綿羊!!
まだかかりそうだYO!
私はほっといて職人さん投下してキボンヌ!!!
まぁ、あんま雑談してるから好きなときに投下するといい。
なんかメイドさんとか深窓の令嬢とか特殊な立場の少女のあんまが見たいような気分さ。
119 :
55:05/02/12 13:51:13 ID:jdm22Dyz
>なんかメイドさんとか深窓の令嬢とか特殊な立場の少女のあんまが見たいような気分さ。
なる。
では、メイドさんと深窓の令嬢が何度も主従逆転しあいながら
ふかふかベットやライオン風呂やベルベット絨毯の上や
お仕置き部屋で電気アンマのかけあいっことか、どう?
メイドさんと深窓の令嬢の年齢を知りたいヨカソ
お嬢様よりメイドさんのほうが2、3歳年下だけど、
エロ系の知識はメイドさんのほうが上でいろいろいたづらを仕掛ける。というのは?
「な、なんだよ! 浮気者って!」
流石にカチンと来たヒロトが言い返す。
「浮気者じゃない! そっちこそなによ、シノンさんの胸を見ながらデレデレしちゃって。
どうせ私は幼児体形ですよ!」
つーん、と横を向く。
「そんなことしてねぇし、言ってねぇだろ! 大体、浮気とかって…」
「ああ、そうですね! 私と『ヒロト君』とはお付き合いしてるわけじゃないし、浮気って
言い方は変でしたね! ……なにさ、このスケベ・変態・エロオヤジ!」
「誰がオヤジだ! ……あっ!」
ふと気がつくと先ほどの衣装に着替えたシノンが二人を見てクスクスと笑っている。こうして
着ている姿を見ると、背の高いシノンにとてもよく似合っていた。セクシーなハイレグラインと
扇情的な長めのソックスと手袋。白い衣装に黒髪のコントラストも美しい。ヒロトが目を離せない
様子を見て、アカネは不機嫌になるより意気消沈した様子になった。
「仲がいいのね。ホント、うらやましい」
どうにもいたたまれなくなる二人。真っ赤になって俯いてしまう。その二人の横を抜け、リングに
あがるシノン。何度か受身をすると、「よし」と頷いてヒロトを見る。
「じゃあ、はじめましょうか」
にっこりと微笑んでヒロトを手招きする。リングに上がって来いと要求しているらしい。
「はじめるって……なにを?」
「決まってるじゃない。さっきヒロト君とアカネちゃんがやってたルールで私と戦うの。女の子に
だけ急所攻撃ありなんでしょ?」
きょとんとしているヒロトに対戦を要求するシノン。確かにそう言ってシノンは着替えてきたの
だが……。
「うん……でも……」
「アカネちゃんのこと気にしてるの? 大丈夫、アカネちゃんはヒロト君とは付き合ってないん
でしょ? だったら、私とヒロト君が『えっちプロレス』したっていいんだよね?」
シノンの大胆な発言に知らん振りをしていたアカネもぎょっとして振り返る。ヒロトも自分の方を
見ていた。一瞬、言葉に詰まったが……。
「え…ええ。そんなやつ、何の関係もないです……」
心にもないことを言ってしまった! とすぐに後悔した。しかし、ヒロトはそれを聞くなりスタスタと
リングに向かって歩き、あっという間にリングインする。無表情だった。
「あ……」
ヒロトを止めたそうにしたが後の祭りだった。面白そうにシノンが二人を見比べる。
「じゃあ、はじめましょう、ヒロト君。あ、アカネちゃんは帰っちゃだめだよ。この試合の後、
私たちは勝負するんだから」
え? とヒロトとアカネは同時に声を上げた。しかし、シノンはそれには答えなかった。
ヒロトはシノンの実力を図るように上から下までじっくり見つめた。外見だけを見れば、レスラーと
いうよりモデルのような体形だった。すらりと長い足、長い髪、端整な顔立ち。しかし、ひ弱くは
見えなかった。筋肉の部分はしっかりと鍛え上げられているのはわかる。
(胸は柔らかそうだけどな……)
戦うときに狙う部分を吟味する。胸は狙えそうだ。お腹はよほどツボを捉えないと効かないかも
しれない。あと狙うのは……。
「やっぱり、ココを狙っちゃう?」
シノンが両手で股間をカバーするように押さえる。表情は悪戯っぽくからかうような笑顔だ。
「あ……ああ。だって、俺、素人だもん。シノンさんはプロなんだから当然じゃない?」
悪ぶって答えるヒロト。リングサイドでしょぼんとしているアカネが気になるか?
「シノンでいいよ。私もヒロトって呼ぶし……まったく、ヒロトは男の子で、私は女の子なんだよ。
まだ高校出たての。それだけでハンデなんて必要ないはずなんだけどな〜。それに、このルール
だと、もしヒロトが私の急所を狙い続けたら、私、一方的に急所攻撃を受け続ける事になるんじゃ
ないの?」
わざと非難がましい口調で言う。しかし、目は笑っている様子。
「もちろん、そうなるな。嫌だったらやめれば?」
ずいぶん強気のヒロト。とんでもない卑劣漢ぶりだが、シノンはそんなヒロトに目を輝かせる。
「ひどいなぁ……。ヒロトって女の子の敵ね」
楽しそうに言うと、何故かリング中央でしゃがみこんだ。そしてVの字に足を広げる。手は後ろに
ついているのでハイレグの股間は無防備だ。一体どういうつもりか……ヒロトもアカネもシノンの
行動に見入ってしまう。
「ヒロトは戦ったばかりだからね。これはハンデ」
座り状態でヒロトを見つめるシノン。無論、この体勢からかける技は一つしかない。電気アンマだ。
「それに、私、電気アンマをされるのは初めてなの。だからちょっとやられてみたいかな、なんて」
その状態でウィンクする。ヒロトもアカネもあっけに取られる。
「急所攻撃なら何回か受けた事はあるけどね。それも女の人相手だからヒロトが男の子で初めての
人……なんだよ」
クスクスと忍び笑いする。シノンのペースに巻き込まれながらヒロトは開かれた足の間に座り込んだ。
これから責め立てる部分が目の前に開かれている。ヒロトがそこを見つめているので流石に少し
恥ずかしそうなシノン。
支援!
「打った事、あるんだ?」
「うん……何度か。アクシデントだけどね。女子プロレスラーの宿命だよね、アカネちゃん」
話を振られたアカネは真っ赤になる。どうやら彼女も打った事はあるらしい。
「でもテレビとかではそんなシーンはあまり見ないけど?」
「だって、そこを打ったなんて知られると恥ずかしいもん。だから懸命に隠すの。太股を叩いて
誤魔化したり、お腹を打った振りをしたり……隠してると余計に辛いんだけどね」
悪戯っぽく舌を出しながらあっけらかんと告白するシノン。アカネもそれを肯定するかのように
ますます真っ赤になる。
「あんまりまともに打っちゃうと、流石に隠し切れないでアソコを押さえてのたうっちゃうけど…
さっきのアカネちゃんみたいにね」
「……って! あんた、さっきの俺たちの戦いを……!?」
「あ、ばれちゃった。ウフフ、そうだよ、一部始終、全部見てました」
シノンの告白に、全身が真っ赤になるアカネと唖然とするヒロト。悪戯っぽく二人を見つめながら
シノンが言った。
「だから、このイケナイお姉さんに罰を与えなきゃね。フフフ……ゾクゾクしちゃう」
頬を上気させたシノンのヒロトを見る瞳は妖しく煌いていた。
>>55氏
乙です。良いですね。今後の展開が楽しみです。
>>117氏
レズもの最高。楽しみにしています。
128 :
55:05/02/12 18:07:20 ID:jdm22Dyz
微妙にタイトル変えました。
「えっち〜」で統一するかも。
次は「えっちメイド物語」?
なんとなく、サブタイトルが侵食しつつ…。
「それじゃあ、いくよ」
「う、うん……来て」
シノンの怪しい雰囲気に呑まれながらも、ヒロトは座った電気アンマの状態で右足をシノンの股間に
セットする。ごくり……と緊張感で唾を飲むシノン。そして、自分の股間にヒロトの踵が当たった時、
小さく呻いた。
「あ……ん……」
その声は悩ましくヒロトの淫猥な心を高ぶらせたが、冷静に振動をゆっくりと与えていく。グリグリ
グリ……と。すると……。
「クッ……クスクスッ……クククッ……キャハハハ!!」
いきなり笑い出して仰け反るシノン。端で見ていたアカネがあっけに取られる。
「あはは…ヒ、ヒロト……くすぐったい……だめ、アハハ……」
まるでくすぐり攻撃を受けたの様に体を捩り、笑いながら震えている。くすぐったい……? もしかして
感じないのかな? とアカネが疑問に思ってヒロトを見るとヒロトは冷静だった。快感技を仕掛けて
いる時にくすぐったがられているのに…?
「な……なにこれ! で、でんきあんまって……くすぐったいものなの? アハハ……キャハハ!」
涙を流さんばかりにくすぐったいリアクションのシノン。しかし、そのシノンを見て何故かにやり
と笑うヒロト。その表情は何を意味するのか?
(そう言えば、シノンさん、電気アンマは初体験って言ってたっけ?)
小学校のときから散々ヒロトにされてきたアカネとは感じ方が違うのか。そう言えば自分はどうだった
だろう……と初めて電気アンマされた日のことを思い出す。
(あの時、私は……そうだ、やっぱりくすぐったかったんだ。ヒロトにされて。それでその後……)
その後のことを思い出し、真っ赤になるアカネ。リングではまだシノンが電気アンマのくすぐったさに
懸命に耐えている。しかし、段々動きが鈍ってきてはいないか?
(その後……大変だったんだ。むず痒い、自分ではどうにもならない切ない気持ちになって……)
リング上のシノンの口数が段々減ってきた。涙を流して笑っていた顔から笑みが消え、その代わり、
浮き出てきたのは切なげな、救いを求める表情……。ヒロトはそのシノンの視線を微妙にずらし、
機械的に電気アンマを続けるだけだ。シノンは辛そうに今度はアカネのほうを見た。さっきのような
挑発的な視線でなく、か弱い女の子が助けを求めるような視線で。アカネはシノンの気持ちは痛いほど
わかったが、見ない振りをした。シノンの瞳が更に不安そうに瞬いた。
(ヒロトは残酷だよ……。きっと許してくれない……)
ライバル?でありながら、同じ女の子としてシノンに同情するアカネ。ヒロトは女の子が辛そうにしていたら
やめてくれる優しい子ではなかった。むしろ、そこに付け込み、執拗に同じことを繰り返して意地悪
するタイプなのだ。多分、シノンはこのまま苦痛と快感の狭間を彷徨わせられるのだろう……、と
思った瞬間、ヒロトがシノンを電気アンマから解放するのが見えた! なぜ……? アカネはリング内の
出来事を食い入るように見つめる。
「一回目はこんなものでいいかな。じゃあ、戦おうよ」
ヒロトが立ち上がるが、シノンは立ち上がれない。ヒロトを非難がましい目で見上げている。ちょっと
不満そうに、拗ねたような表情だ。
「なんか不満そうだけど、どうしたの? さあ、立って」
「あっ……!」
無理やり立たされて、よろめくシノン。かろうじてロープにつかまって立ち上がる。
「非道い人ね……」
シノンが切なげな表情でヒロトを見る。アカネにはそれがどういう意味か、わかった。ヒロトは、
シノンを登りつめさせながらイかせず、中途半端な状態に置いているのだ。この責めはアカネも
何度かされたことがあった。
(女の子は一度登りつめると簡単に鎮められないのに……非道いわ)
自分がやられたのでもないのにヒロトに怒りを覚える。が、それはすぐに消えてしまう。逆に
その責めに遭っているシノンが羨ましくさえ感じてしまうのだ。
(私も、もっとされてみたい……)
さっきはシノンが入ってきたので満足いくまでは責めてもらえなかった。今、ヒロトの邪悪な欲望は
シノンに向けられている。出来れば今から乱入してシノンを跳ね飛ばし、その代わりに自分を
虐めて欲しい気持ちで一杯になった。
「はうっ!!」
またしてもシノンが股間を押さえて膝をつく。さっきと同じく急所攻撃を受けたのだ。今はオクトパス
ホールドに移行しようとして足を上げた時を狙われた。さっきはブレーンバスターで叩きつけた後、
引き起こそうとした時に真下から打たれた。ヒロトは手加減したというが、いい感じできっちりと
パンチが入っている。シノンはリング中央で内股になって足を捩り、股間を押さえて左右にのたうって
いる。頬は上気し、荒い吐息が漏れる様子は自分で慰めている姿を連想させ、扇情的な光景であった。
オープニングの電気アンマを終えてプロレスを始めた後は、シノンの一方的な展開だった。
男女の差があっても素人のヒロトと女子プロレス界の若きスターでは勝負にならないのは当たり前
なのだ。それでも同じ女子レスラーのアカネとの闘いのときは体格差を利用する事も出来たが、
175cmのシノンとでは体格は互角でパワーはシノンのほうが上であった。勿論技術はないに等しい
ヒロトが何かを仕掛けることなど不可能と言えた。シノンの「男の人に叩きのめされたい」発言は
どこへやら、ロープに振ってラリアットを胸元に叩きつけ、組しだいてコブラツイストで腰を痛めつけ、
ドロップキックで跳ね飛ばす。ヒロトの体はたちまち痣だらけになった。もしかしたらシノンには先ほど
電気アンマを中途半端に放棄された恨みもあったのかもしれない。
しかし、ヒロトはじっと隙をうかがっていたのだ。ドロップキックで倒された後、シノンは無防備に
近寄ってきた。アカネが「危ない」と思った時にはヒロトのパンチがシノンの股間にめり込んでいた。
悪役の常套手段、急所攻撃。女子プロレス最強クラスの美女レスラーがこの一撃でマットに膝をついた。
悲鳴も出せず、「うぐっ……」と息を漏らすように呻いただけである。
「はぁ……はぁ……ちょ、調子に乗りやがって……」
ヒロトも息絶え絶えの状態で立ち上がる。一方的な攻撃で受けたダメージはやはり大きいようだ。
「俺は優しいからな。ダメージが残らないように手加減しておいてやったよ。さあ、立て!」
シノンの長い髪の毛を掴んで引き起こし、ヘッドバットを額に叩き込んだ。非道な行為に見えたが、
痛がったのはヒロトだった。シノンは股間を打たれて悶絶しながらも攻撃に本能的に打点をずらして
逆にヒロトの頭が痛くなるように反応したのだ。再び膝をついたのはヒロト。しかし、そこでさっきの
オクトパスホールドに移行するシーンの展開になったのだ。短い間隔で二度も急所攻撃を受けては
流石のシノンもたまらない。
「フフフ……。どうだ、中途半端に電気あんまで高められて急所攻撃を受けた感想は? なかなか
いい感じだろ?」
股間を押さえて悶絶状態のシノンの両足を再びヒロトが掴んだ。切なげな表情でヒロトを見るシノン。
「さっきの続きをやってやる。その手をどけて少し足の力を緩めろ」
痛めつけて感じさせる。どうやらそれを繰り返すつもりらしい。アカネはこの非道い有様を目を
離さずに見つめていた。
(ひどいよ、ヒロト……。わたし、シノンさんが羨ましい……)
本当は自分がこうされたかったのに……と悲しい気持ちになる。同時にそれを邪魔したシノンに怒りの
気持ちも涌いて来た。その当人は今ヒロトに電気アンマを再開されようとしている。形だけの抵抗を
示すが、勿論、本意ではないのだろう。きっと気持ちの中では期待に溢れている筈だ。
(後で勝負、って言ってたわね。いいよ。私、シノンさんの事、叩きのめしてやるから!)
アカネはシノンに対し静かに闘志を燃やしていた。
一方シノンとしては、アカネが思っているよりは少し辛かった。
何しろ股間攻撃を二回も受けた直後である。同じところを責める電気アンマに移行されるのには
もう少し痛みが治まるまでの時間が欲しかった。
「ヒロト……少し待って」
思わずそう言って、すぐに後悔した。そう言えばヒロトは待ってくれるか? いや、きっとその逆の
行動に出るだろう。ヒロトは生贄の女の子が一番やられたくない事を的確に見抜く才能があるのだ。
もしかしたら足をもたれたまま蹴られるかもしれない……その恐怖に一瞬、体が硬くなる。
「まだ痛む? まあ、そうだろうな。でも、心配するな。少しの間優しくあんましてやるからさ」
意外にも笑顔で答えるヒロト。そう言うと、本当に優しくシノンの股間に右足を宛がった。そして、
すぐに送られた振動も小刻みの優しい振動だった。シノンの意表をついた行動である。
「あ……う…ん…」
シノンの形のいいおとがいが仰け反り、忽ち下から溢れて来る感覚に溺れる。形のいい胸が反り返り、
電気アンマの振動と同期して上下する。
(気持ちいい……こんな感覚初めて……)
二度打たれてじんじんと熱く、そして敏感になった股間を優しくなぶられる。それがこんなに気持ちが
いいなんて……。シノンは3つも年下の男の子にいいように嬲られている事実に体が火照ってしまっ
ていた。
(きっと、こんなのは序の口なんだろうな……)
ヒロトの電気アンマに溺れながらシノンはこれから自分がされる数々の陵辱的行為に思いを馳せていた。
135 :
55:05/02/13 03:08:54 ID:muRpm6vP
なんとなく、深夜に本日分投下。
また、感想などよろしうに〜。
乙&GJです〜
ただ、ヒロトがどんどん極悪になっていくのがなんともw
137 :
55:05/02/13 15:55:14 ID:muRpm6vP
>>136 うん、相手は女子プロレス最強クラスだから容赦なしw
お姉さんの電気アンマ地獄はこれからが本番〜。
遅れてスマヌorz
なぜか筆が遅くてorz
それじゃできたとこまで投下
夢見る季節【春の想い】
「秋奈、今どこかわかる?」
駅に近いアパートにある彼女の部屋のドアの前で彼女にラブコール、迎えに来てくれる予定だからまさか私がドアの前とは思うまい。けけけ♪
「え?駅じゃないんですか?」
予想どうりの声をあげる。それから「周りの景色は?何が見えますか?」ときた。もしかして………迷子扱い?
「うーん、歩きながら説明するから出発して」
そういって外出を促す。ドアから離れて両手広げて待つ………隣の人……余り見ないで……orz
「はい、とりあえず駅に戻ってくださ………お姉様!」
扉を開け放ち、意外な人物の出現に驚愕し、私を「お姉様」と呼ぶ可愛いこの娘……秋奈は私の恋人…149センチの小柄な体は胸だけが年相応に育ち、大きな瞳がチャームポイント。腰まで届きそうな黒髪は後ろでひとまとめにされている。
ちっちゃな私の可愛い秋奈♪一瞬驚いた後に私の胸に飛び込んでくる。このノリの良さが秋奈の魅力なのよねー♪
「もう!お姉様ったら!心配したぢゃないですかぁ!」
私の胸にぽかぽかとにゃんこぱんちを叩き込む……やだもう可愛い…じゅるり
「ごぉめぇん♪秋奈の驚いた顔が見たくってぇ〜〜」
謝罪する口に反して反省していない私の体は秋奈を抱き上げる。ふわふわ羽みたいに軽い……可愛い……。
「やぁんっ!お姉様ぁ!!」
非難の声をあげてぢたばた……そのまんま秋奈の部屋に入って戸締まり。あそこじゃお隣が……見ないで〜〜!!
夢見る季節【秋奈のきもち】
今日は朝からドキドキが止まらない……私のお姉様が今日初めて私の部屋に来てくれる……それを考えるともう心拍数が……
「お姉様遅いなぁ」
そんなことを思っていると携帯がお姉様からの着信を告げる!!その刹那私は一筋の稲妻の如く携帯を鷲掴みにする………本当に……過剰反応しすぎorz
電話の内容はお姉様からのヘルプコールだった!!でも今思うと外から声がしたような?
「はぁい♪あ・き・な」
夢かと思った………ドアを開けたらお姉様がいるなんて……嬉しさの余りお姉様の広げた手に誘われるままに飛び込んじゃった……あうう……お隣さんが見てるぅ……
お茶目な私のお姉様…春さんは私より二つ年上。ハーフらしく、髪の毛はキラキラの金髪、それをショートに切りそろえ、男の子みたいに帽子を逆さに被っている……かっこいい
お姉様は私より背が高くて、すらっと伸びた足もとてもステキ……でも胸が少ないのが私的には不満かな?
お姉様の腕の中に収まって部屋に入る……ここならお隣さんだって覗けない♪
たっぷりいちゃいちゃしよっと♪
導入部のみスマヌ
マジガンガル
_| ̄|〇
俺的には非常に(・∀・)ヨイヨー。続きお待ちしてます。
142 :
55:05/02/14 21:12:33 ID:1fPqdqRJ
ぬおっ! ザッピングと言うかマルチサイトと言うか、凄いアイデア!
電気アンマシーンも掛ける側と掛けられる側両方楽しめるとは、お得!
しかもうちと違うソフト路線!(実は大好き)
ガンガレ、超ガンガレ!(・∀・)
143 :
名無しさん@ピンキー:05/02/15 00:39:40 ID:hqHqv+jU
ガンガレ
レズ限定?
「あ……ふん……」
シノンは思わず切なげに指を噛む。ヒロトの電気アンマは優しく、気持ちがいいのだが、抑揚がなくて
なかなか絶頂に達せないのだ。勿論、わざとそうされているのがシノンにもわかっている。
「ヒロト……もう少し、強く……」
「強く…? なんだ? 蹴られたいのか?」
「ち、ちがう! ……今の状態じゃ辛いの。だからもう少し……」
どうして欲しいのかまではシノンには具体的にはわからなかった。なにしろ、電気アンマされるのは
今日が初めてなのだ。知識も経験も不足している。もしここで『強くして欲しい』と言えば意地悪な
ヒロトに蹴られる惧れを感じ、なかなかそうと言い出せない。
一方経験豊富なヒロトにはシノンがどうされたいのかは十分にわかっていた。ただ、意地悪してして
あげないだけなのだ。シノンが要求したのは『優しい』電気アンマであって、その結果、シノンの状態
変化に合わせて強くするかどうかまでは要求されていない。
「してあげてもいいんだけどね」
「……え?」
「シノンを気持ちよくしてあげてもいいって事。こんな生殺し状態じゃなく、ね」
やっぱりわかってたのだ。シノンはヒロトのあまりの意地悪さに少し怒りを覚える。
「女の敵! ……非道いわ」
本気でむくれるシノンを見て、可愛いと思うヒロト。3つも年上なのに……とも思う。
「仰せの通りだけど、そんな事言ったら俺が怒るとか思わないの?」
「だって……だって……!」
シノンはあまりの切なさについに泣き出した。女子プロレス界の若きエースが急所攻撃と電気アンマで
責められ、リング上で泣かされる……このシチュエーションにヒロトは眩暈を感じるくらい、酔ってし
まう。
「さっき自分から電気アンマを受けるって言ったとき、ここまでされると思ってた?」
ヒロトが聞く。シノンは泣いていたがヒロトを見て答える。
「ううん……。ここまで辛い事をされるとは思わなかった……でも、最初の電気アンマを中途半端に
止められた時、こうされるかもしれないって思った。それに……」
「なんだ?」
「多分、これはまだ、始まりでしかないんだろうな……って」
シノンの頬が紅潮する。それは彼女の予想なのか、それとも願いなのか、ヒロトにはにわかには判断が
つきかねた。
「じゃあ、ご要望どおり、もう少し、強くね」
なんだかシノンが可愛くなり、一度は絶頂を迎えさせてあげたいと思ったヒロトは、踵にゆっくりと
力を入れ、急に力を抜く。次は逆に急に力を入れ、ゆっくりと抜いていった。一定だった電気アンマの
リズムに変化がつき、シノンの性感神経が大きく揺さぶられる。
「ヒ…ヒロト! あああっ……!!」
瞳をぎゅっと閉じて仰け反るシノン。十分に波波とたまったダムの決壊直後のようにすさまじい奔流に
飲まれるようにシノンは溺れ、やがて、失墜していった。
それからしばらく後。
アカネは先に風呂を使っていた。練習場の大浴場なので広々としている。10人ぐらいは
入れそうな大きな浴槽だ。銭湯の湯殿の小さいやつぐらいはあるだろう。体が長々と伸ばせて
アカネはここのお風呂が好きだったが……今日は複雑な気持ちで入っている。
(ヒロトったら……ひどいよ)
あれから結局ヒロトはシノンを責める事に夢中になり、自分を相手にしてくれなかった。
後で勝負、と言っていたシノンも最後はヒロトの責めに力尽き、そのまま失神してベッドに
運ばれた。
あの後、ヒロトは電気あんまで悶絶したシノンを起こし、急所攻撃でいじめると言う責めを
繰り返した。
髪を掴んで引き起こして、ヒロトはシノンを抱え上げ、トップロープに跨る様にシノンを
落とす。ワイヤー入りのロープと自分の体重でギリギリ股間を責められたシノンは悲鳴を
あげるがヒロトは許さず、両足を掴んで引っ張るなどして更に責め立てた。しかし、シノンの
表情は苦痛に苛まれているにしては艶っぽく上気し、それほど辛くなさそうにも見えた。
そして、一定時間責められると、降ろされて再び電気アンマ。切なげに指を加えて身悶えする
シノンを責めるヒロトの踵は何かぐっしょりと濡れていた。汗にしてはねっとりと絡みつき
すぎている気がした。
その頃にはシノンは通常技でもヒロトの優位に立つ事が出来なくなっていた。二人で正面から
両手をあわせて力比べに持ち込んでも、ヒロトは急に力を抜き、バランスを崩させる。意識が
半ばファイトに集中できていないシノンはやすやすとフェイントに引っかかり、ヒロトの方に
たたらを踏む。ヒロトはシノンが来るタイミングにあわせて膝を突き出した。ちゃんと股間に
当たるように。ズン!と突き上げられる衝撃がシノンを貫いたとき、ヒロトの膝はシノンの
股間に食い込んでいた。
しかし、その音はまるで水を一杯に含ませたスポンジが床に叩きつけられるような音だった。
びしゃ…。事実、ヒロトの膝に水しぶきが掛かった。シノンは股間を押さえて後じさりしながら
ロープに持たれ、内股になって体を捩った。しかし、悲鳴はなかった。あっ…と言う熱い吐息
を漏らしただけで、シノンは股間を揉む様に押さえて虚ろな瞳を閉じている。
そして、随分と長く股間を押さえている……もしや?
「感じているのか?」
とヒロトが迫る。大きくかぶりを振り、否定するシノン。
「痛いんだもん……だって、急所攻撃されたんだよ……?」
「その割には随分指を動かしすぎじゃないか?」
「だ、だってこれは……揉んでいるだけだから……」
はぁ……はぁ……と全く説得力のない様子を隠さずに口ごたえするシノン。
「わかった、手伝ってやる」
そう言うとヒロトはシノンの足を広げさせ、立っている真下にもぐりこんだ。
「な、何をするの?」
不安そうにおびえるシノンの手を退けさせ、立ったままの状態のシノンの足首を掴んだ。
そして、自分の足を天に突き出すようにする。踵がシノンの股間をギュッ!と踏む。雫が
こぼれてくる……。
「はぁん……」
倒れないよう、ロープに両肩を引っ掛けるシノン。逆さ電気アンマの体勢になる。
「この体勢でやられると一味違うだろ?」
ヒロトが微笑むが、シノンは最早答える気力がない。しかし、体のほうがそれに答えるかの
ように反応し、ワイヤー入りのロープがギシギシ揺れた。
「ヒロト……お願い……」
シノンの切なげな瞳が潤んでいる。その姿を見てアカネはその場にいたたまれなくなった。
アカネが廊下に出たとき、シノンの絶頂を迎えた歓喜の声が背後から聞こえた。耳をふさいで
アカネはその場を去った。
再び、お風呂のアカネ。
ヒロトが柊シノンに夢中になる姿を見るのはアカネには辛かった。と、同時にその責めには
目が離せなかった。自分もそうされたい、いや、もっとひどい事でも……そう考えると体の
中心が熱くなる……が、すぐに悲しい気持ちにもなった。ヒロトが夢中なのは自分ではない。
シノンだ。彼女と比べてみて勝っている所など一つもない、とアカネは感じていた。顔も、
性格も、人間的魅力も、プロレスも……。せめてプロレスだけは勝ちたい、と昨日までは
思っていたが、今はそれもどうでも良くなっていた。
その時…。
「アカネ、入るよ」
え? アカネは思わず身を固くした。入るって……まさか、ヒロト入ってくるつもり!?
「ちょ、ちょっと待って! あっ!!」
アカネがタオルで隠すとほぼ同時にヒロトが入ってきた。ヒロトは……なんと、フリチンだ。
「……!!!」
慌ててヒロトに背を向ける。見ちゃったじゃない! モロに……。
「アカネ、お尻見えてる…」
クスクスとヒロトの忍び笑いが聞こえた。慌ててお尻を触ると、確かにタオルが小さくてお尻は
半分以上隠れていない。慌てて隠そうとしてタオルを下げようとしたら、タオルそのものが
外れてしまった!
「う……あ……」
意味のない台詞を発しながら泣きそうな目でヒロトを見る。ヒロトはそんなアカネの姿に
胸を撃たれた様な気分になった。シノンとは全然違う、アカネの可愛らしい魅力……。
さっきあれだけ女を責めたばかりだと言うのにヒロトの欲望器官は鎌首をもたげた。
「……!!!」
アカネはヒロトの変化に更に真っ赤になる。しかし、この場を逃げたくてもヒロトが
入り口側にいるので逃げられない。オロオロするアカネを見て、ついにヒロトがプッと
噴き出した。アハハ…と小さく笑う。
「座ろうよ、アカネ。風邪引いちゃうよ」
「うん……」
優しげなヒロトの声に頑なだったアカネの心はあっという間に解れてしまった。二人は仲の良い
恋人の様に全裸で湯船に肩までつかる。アカネの心臓は破裂しそうにどきどきしていた。
「可愛いなぁ…」
思わず漏らしたヒロトの声に、はっ!とアカネは我に返った。ぷいっ、とヒロトに背を向ける。
「どうしたの?」
訝しげに問うヒロトにアカネはさっきの頑なさをちょっとだけ取り戻す。全部は…戻らなかった。
ヒロトがいて、その声を聞いたらそれは無理だと思った。
「どうせ私は、シノンさんの足元にも及ばないもん……」
「へっ!?」
何を言っているんだ、こいつは? と、ヒロトは本気で思った。柊シノンと先島アカネは
先島ジムの「二大」アイドルレスラーとして双璧をなす存在である事はヒロトだけではなく、
女子プロレスファンや一般の人にまで通じる概念であった。シノンにすべてが劣る、と言うのは
アカネの思い込みに過ぎず、もし、100人の男に「恋人にしたいなら、どっち?」とアンケートを
取れば、どちらが勝つにせよ非常に僅差になるだろう。シノンのカッコ良さ、アカネの可愛らしさは
ほぼ互角、強いてあげるならプロレスの実力だが、それもキャリアを積んでいけばどんどん詰まって
いくとみんな考えていた。シノンもそう思っているだろう。思っていないのは当のアカネだけだ。
「だって、ヒロトはずっと……」
不満そうな目でアカネを見る。それについてはヒロトは返す言葉がなかった。アカネの言う
とおり、シノンの魅力に溺れてしまったのだ。シノンを責め立て、その反応を楽しんでいると
止まらなくなっていた。だけど……。
「あれはたまたま流れでそうなっただけで、もしアカネと二人だったら、ずっとアカネをいじめてた
……と思う」
ヒロトは確信を持ってそう言った。アカネはドキッとしたが、それでもヒロトを完全に信じるには
いたらなかった。シノンが悶える姿はそれほど印象に残っていたのだ。
「いたたた……しみる……」
不意にヒロトが呻きだした。
「どうしたの?」
慌てて心配そうに振り向くアカネ。拗ねていてもヒロトが心配になるとすぐに気を使ってくれる。
こんな健気で可愛い子が他にいるだろうか、とヒロトも改めて思う。
「いや、さっきシノンにやられたところが…」
そう言えば。実際にプロレス技を叩き込まれていたのはヒロトのほうであった。よく見ると胸元や
背中に大きな打撃の痣がある。ラリアットは本気で叩き込まれていたし。
「腰も痛い…」
これはコブラツイストか、ボストンクラブか。いずれにしろ、この様子を見てアカネは少し楽しく
なった。女の敵、ざまあみなさい、などと。
「えっちで非道い事ばかりした罰だよ。しっかり反省しなさい」
「てゆうか、お前らプロの癖に素人をいたぶるとはどういうつもりだ?」
「うるさい、女の子の敵!」
アハハ、と笑いながらお湯をかけるアカネ。飛沫を避けながらヒロトも仕返しをする。二人の嬌声が
風呂にこだました時、ガラッ…と扉が開く音が聞こえた。
「……シノンさん」
たちまちアカネの表情が曇る。
「ハァイ。ずるいな〜、二人だけで楽しんじゃって。私も入れてよ」
シノンは二人に向けてウィンクした。全裸で……。
「はぁ……今日はヒロトのおかげで散々な目にあったわ」
拗ねたような言い方だが目は笑っていた。湯船に座っているヒロトの前迄行き、そこで立っている。
つまり…ヒロトの顔の前にシノンの大事なところが10cmも離れずにあるのだ。目のやり場どころか、
息遣いにも困ってしまう。
「シ、シノンさん……もう少し離れたほうが……」
アカネも真っ赤になりながら注意する。いきなりこんな破廉恥な『攻撃』に出るとは。しかし、シノンは
当然のごとくアカネの注意をスルーした。
「ね、ヒロト。私の女の子の部分、どうなってる? 散々虐めたんだからちゃんとケアしてね」
「な……!」
一瞬、アカネは立ち上がりそうになったが、我に返ってまた座った。シノンが冷ややかな目でそのアカネを
見る。ムッとするアカネ。
「だ、大丈夫だよ、ちょっと赤くなってるだけで」
散々執拗な攻撃を受けたシノンの急所だが、ヒロトの言うとおり手加減していたので、赤くなっている
だけで問題はなかった。ただ、赤くなって充血している分、感覚が鋭くなって感度が上がっているかも
しれない。
「そう、良かった。ヒロトは大変だね、あっちこっち痣だらけで」
十分に女の匂いを振り撒いた後、笑いながら湯船に腰を下ろすシノン。
「お前のほうは本気でやっただろ? こっちは素人なんだぞ? ちっとは手加減しろよ」
シノンの色香を感じた事に照れながら、痛む体をさするヒロト。
「本気なのは当たり前よ。男の子相手だもん。それともヒロトは女の子に手加減されたいの?」
「男に叩きのめされるのが夢だったんじゃないのか?」
「それは強い男の人によ。だから願いを込めて本気で打ち込んだの。ヒロトに強くなって欲しくって。
ねえ、ヒロトもまじめに練習しない? そして私がどんなに歯噛みしても勝てなくなるぐらい強くなって
一方的に叩きのめして欲しいの」
とろんとした目でヒロトを見る。どうやら本気でそのシチュエーションに憧れているようだ。
「ふ〜ん……そうしたら、逆に急所攻撃でいじめてやる。叩きのめせるほど強くなっても、あえて急所を
狙われて苦しめられるってのはどうだ?」
「わっ! それ、いいかも。……うん、凄くドキドキしちゃう! そっちの方が、いいな……」
思わず股間をさすってヒロトに寄りかかるシノン。楽しげな二人を見てアカネの顔はどんどん曇っていった。
さっきまでの楽しい気持ちは全部吹っ飛んでしまった。
「私……上がるね」
アカネが立ち上がる。その場に居たたまれなくなったからだ。
「ちょっと待ちなさいよ、アカネ」
挑発的に呼び捨てにしてアカネの手を掴んだのはシノンだった。
「な、なんですか? 離してください……ヒ、ヒロトと二人で仲良くしてればいいでしょ!」
目を瞑って振りほどこうとする。しかし、シノンの手は離れなかった。
「逃げるの? 私にちょっと横槍入れられたからって、すぐに逃げるなんて、根性のない。……これが
先島ジムの跡取りだなんて、お母さんに顔向けできなくない?」
「そんなの…! 関係ないです!! どうしてそんな事を言うんですか!」
怒りの表情でシノンを睨みつける。その目からは涙がこぼれていた。
「怒る元気があるなら私に掛かってきなよ。『ヒロトに手出ししないで!』ってね。見なさいよ、
ヒロトの顔を」
「え? ……あっ!」
アカネはヒロトの表情を見て口を押さえて驚く。ヒロトは自分に振られて慌てて気をつけたが、アカネに
一瞬見られたようだ。不安そうにアカネを見つめる表情を。
「ホント、情けない子ね……自分がヒロトにどう思われてるかも知らずに、ちょっとうまく行かなかった
からって、すぐに逃げ出すなんて。…ねぇ、ヒロト。こんな子と付き合ってるとストレスたまるよね?」
キツイ表情と辛辣な言葉使い。これがあの優しい柊シノンなのか? ヒロトは思わず息を呑む。
「だって…! だって……! 私がちょっといい感じになったと思ってもシノンさんが来るとヒロトは…」
泣きじゃくるアカネ。しかし、次に聞いた言葉はアカネの予想を裏切っていた。
「当然じゃないかな。だって、私はそのタイミングを見計らって来てるんだもん」
「……え?」
「鈍い子ね。だから、わざとそうしたの。あなたとヒロトがいい感じになる所を邪魔するように」
「な……」
「言ったでしょ? 私だってヒロトの事が好きだって。だったら、自分の魅力をアピールするのと同時に
一番のライバルを蹴落とすのが効率がいいと思わない?」
「蹴落とす……」
「ま、はっきり言っちゃうと、お子ちゃまのあんたにない魅力でヒロトを誘惑すればうまく行くと思ったの。
実際うまく行ったけど、その理由はあんたにあるのかもね。あんたが外見だけでなく、中身までお子ちゃま
だから助かったわ」
伸びをしながら馬鹿にしたようにアカネを見下すシノン。数々の屈辱的な罵声を浴びせられ、アカネは
頭が真っ白になる。ここまでの屈辱……生まれて初めて受けた……。
……ぱん!
浴室に響き渡る平手打ちの音。受けたのは柊シノン。放ったのは勿論、先島アカネだ。
「これ、宣戦布告って受け取っていいの?」
シノンはアカネを物騒な眼光で見つめる。しかし、アカネも全く引かない。
「ええ。それほど大層なものでもないですけど。あなたが言ったとおりの意味です。『ヒロトに手を
出さないで!』」
「……いいわ。じゃあ、勝負しましょう。明日の深夜、リングで」
「勝負方法はどうしますか? 急所攻撃ありでかまいませんよ。それとも過激すぎますか?」
「そんなの、つまらないよ」
シノンが馬鹿にしたようにつぶやく。その程度で過激? と言いたげだ。
「じゃあ、どういう……」
ムッとしながらアカネが聞いた言葉は更にとんでもないものだった。
「急所攻撃と電気アンマだけの闘い、ってどう?」
「「な…!」」
アカネだけでなくヒロトも驚く。
「勝負の決め方は…そうね、ポイント制にしましょう。急所攻撃1ポイント、電気アンマは1分につき
1ポイント。時間内あるいは両者戦闘不能になるまでに多く点数を稼いだほうが勝ち」
淡々とルールを述べるシノンを呆然と見詰める二人。
「ああ、そうだ。コスチュームはなしがいいかな。シューズと、怪我しないように格闘技用の小さな
指貫グローブを付けましょう。拳を痛めない様にね。女の子の場合、急所打ちすると恥骨がぶつかるから」
急所の方は保護しないらしい。プロレス技を使って相手を崩し、隙を見て急所攻撃、ダウンを奪って
電気アンマの闘いになるのだろうか?
「当然、勝った方はご褒美、負けた方には罰が待ってるの」
シノンはヒロトを見た。俺? 思わず自分を指差すとシノンがにっこりと肯定する。
「勝った人はここでヒロトに心ゆくまで電気アンマと勝利のキスをしてもらうの。そして負けたほうは…」
あなたの事よ、と言うようにアカネを見る。アカネも逃げずにシノンの視線を受け止めた。
「負けたほうはここでその様子を見てるの。これは絶対義務。さっきの誰かさんみたいに無様な真似は
許さないからね」
「お、おい……」
自分は完全に商品状態だ。それにアカネの気持ちを考え、止めたそうにしたが……。
「いいわ、その条件で。明日の晩までに今日痛めたところ、治せるんでしょうね?」
ヒロトの予想に反して、アカネは堂々と受けた。堂々と、と言うより挑発的に、か。
「勿論よ。手加減してくれたんだもん。明日は手加減しないけどね」
そう言ってアカネの股間を蹴る真似をする。ぴたっ……と寸止めでシノンの足の甲がアカネの股間に
当たる直前で止まった。アカネは全く動じない。シノンが脅しで蹴っている事がわかったからだ。
「へぇ……」
少しアカネを見直したようにつぶやくシノン。二人の間のヒロトはもはや見守るだけであった。
「じゃあ、明日。楽しみにしてるね」
シノンは二人を置き去りにして浴室から出て行った。
「アカネ……その……」
ヒロトがアカネに声をかける。アカネはにこっとヒロトに笑いかける。
「大丈夫だよ、ヒロト。私、負けないから」
「そうじゃなくて、俺、どっちが好きかはもう決めて……」
「それは言わないで」
ヒロトが思い切って言いそうになるのを、アカネが直前で止めた。
「今は言わないで……。私、シノンさんの挑戦からは、逃げたくないの。終わったら、聞くよ……」
アカネはシノンの去ったほうを見つめた。ヒロトはアカネの方しか見なかった。答えは、自ずと
出ているようだ。
「ふぅ……」
一人になり、シノンはため息をつく。
「『ヒロトを誘惑した』か。自分で言ってて恥ずかしかったよ……」
クスクスと自嘲気味に笑う。自分がそんなに駆け引きに手練れた女の子ではない事は知っている。
シノンの方も必死だったのだ。もし、ヒロトに拒絶されたら……そう思うと胸が張り裂けそうだった。
ずっとそうだったのだ。余裕など全くなかった。
「でも、明日が楽しみなのは変わらないかな…」
アカネのまだ幼さが残る肢体を思い出すと体の中心が熱くなってくる。自分は男にはMだが女の子には
Sである事も気づいていた。明日はアカネを散々泣かして奴隷の様にいじめてやる……。
そう思いながら思わず股間に手を遣って撫でるシノンだった。
(PART1 おわり)
161 :
55:05/02/15 13:56:51 ID:kvR4e54u
ちょっと暇が出来たので投下〜。
やっと第一部終了。
次回は違うのを予定。
アゥア!!!!
55氏最高!!!!!
あたしもガンガル!!!!!
>明日はアカネを散々泣かして奴隷の様にいじめてやる……。
ウボア〜〜〜〜!!
早くリングインしとくれやす〜〜〜〜!!
全米が抜いた。
小高い山で抜いた しっとり潮がうち寄せる浜でも抜いた。
ロリキャラの身体で抜きまくる平成の青春。ロリアンマ高地
167 :
60:05/02/16 20:46:39 ID:0rsnT0vd
職業についてないの?あんたら
人間として最悪よね
さいてーだよ
んー…底辺?地球の底?
おんなのこを2次元でしか可愛がれないなんて…
つかえない人間よね。
最低。
高度7000mから飛び降りろ
>>167 どっちにしても失礼だからやめれ。
普通に書き込めよ。
なんつーか…元の文が失礼過ぎるってば。
文章による表現は果たして二次元なのかどうかと言う点について
>55乙!
間違えた
>>167な。
……どっちでもいいか。
風邪引くと頭の回転が鈍っていけねえや。
もうちっと明るい奴きぼん!
174 :
173:05/02/16 22:47:18 ID:1JbtvdXW
電気…あんま?随分変わったスレッド見つけちゃった。
気にならないって言ったら嘘になるけど、
あんまりやられたいとは思わないなぁ。
んー…何ていうか、やっぱりマニアックだし、痛いかもしれないし。
まぁ、適当に頑張ってね。私は別に、そんなには興味ないけどさ。
>>167が幼女からの言葉なら大歓迎の俺ガイル
もちろんその後にあんまで悶絶させるがw
今や人工無能で適当な文章がデコードされる時代だ。
しばらく来てなかったらすごい作品が来てるし。GJ
即席あんま師桃百合現る!!!
今日の獲物は
>>167 縦読み激励、お疲れ様。しかぁし!地の文に優しさが無くちゃあだめでしょうが!
てわけで、両手狩りからマウントポジション。しばらくは
>>167の控えめな乳を揉みながら謝罪の言葉を待つ
「なんで素直に乙っていえないの!」
思わず手に力が入ってしまう。
「はうっ……あんっ……やめてぇ!痛いぃ!ああんっ!だって……だってぇ!いやぁん!!」
最早この娘には問答無用ね、こんなに可愛い声だして…………もう収まりつかないわ。
「もうだめ!おしおきいくわよ!」
「ひっ!いやぁ!やめてぇぇぇぇぇぇ!」
いつもより理性が無い今の私は既に獣。
容赦なく彼女の股間を踏みつける。
ズンッ!ズンッ!ズンッ!とまるでストンピングするように強く踏んでいく。
痛みと恐怖の中、唇を噛み耐える
>>167 グリグリグリグリとさらに責め苛む。
次第に彼女の顔に朱が刺してくるのが解る。
「感じてるの?」
思わず聞いてしまう。
「……っ!ち、ちが……あっ!ああんっ!はぁぁん……はわぁん」
開いた口から聞こえてきたのは否定ではなく肯定の喘ぎ声。
いやらしく声をあげる
>>167を踏み潰していく。
私、結構性格悪いわ。
それから日が落ち、また昇るまで私は
>>167をあんまし続け、気絶しようが泣き出そうが彼女を許すことは無かった。
GJ!!
これで懲りて縦読みじゃなくなるかもなw
181 :
167:05/02/17 16:09:31 ID:K+4ACgB1
あれ…71お姉さまじゃない…
ふぇ・・なんで・・?
4日来てないだけなのに神だらけですね。
乙でつ。
>>181 「桃百合」=71
あなたのお姉さまよ!
いぢめっこでごめんなさい?
「なんですか、話って」
高校の制服姿の先島アカネがツンケンした口調で柊シノンに聞く。同じく制服姿の岬ヒロトと、
これから一緒に学校に向かうところをジム前で待っていたシノンに呼び止められたのだ。
シノンはラフなシャツとジーンズ姿。彼女は大学生であるが、学校に行く準備はしていない様子。
「いきなりご挨拶ね。昨日はヒロトに慰めてもらったの? 泣き虫さん」
シノンもアカネには皮肉な笑みを見せる。一方のヒロトにはにこやかに手を振る。ヒロトの事云々は
置いとくとしても、アカネにはその態度がむかつく。
「あなたには関係ありません! 用が無いなら行きますよ? 私、どっかの大学生と違って暇じゃ
ないんです」
アカネがヒロトの手を掴んで行こうとする。が……。
「今のうちにルールを少し確認したいんだけど」
シノンはアカネの憎まれ口には付き合わず、いきなり用件を切り出す。アカネの足がぴたっと
止まった。
「レフェリーとか裁定方法を決めてなかったよね? 電気アンマが極まってるか、急所攻撃が
ちゃんと当たったか、などの判断をどうするか、なんだけど」
「……? ヒロトでいいんじゃないですか? 一応、当事者だし……」
二人は顔を見合わせた。ヒロトでいいと思っていたからだ。
「だめよ。ヒロトはアカネちゃんの味方だもん」
「そんな!」
「ヒロトに聞いてみましょうか? ヒロトは私とアカネちゃんを公平に見ることが出来る?」
アカネの意外なことに、そう言われてヒロトは黙り込んでしまった。シノンは自分の考えが
正しい事を確認したかのように得意気な顔をする。こんな時だが、アカネは少し嬉しい気持ちに
なった。
「だから、レフェリーは二人用意する事にしたいの。アカネちゃん側と私側の二人でね」
「シノンさん側って……誰ですか?」
全裸で戦うのだ。知らない人を連れてこられても困る。
「ミユリよ。それなら文句ないでしょ?」
「ミユリさん……」
鷺沢ミユリのことはアカネもヒロトも知っていた。シノンと同期のレスラーで、明るく穏やかな
性格をしている。周囲に好感を持たれる、アカネにとっては優しい先輩だ。
「どう? 違う人に頼むのは私も抵抗があるし、彼女に立ち会ってもらおうと思うんだけど?」
「わ、わかりました……。少し恥ずかしいですけど」
「大丈夫よ。だって、彼女は私の……」
そう言って含み笑いを残して言葉を濁した。アカネが首を傾げる。ヒロトはなんとなくわかった
ような表情だ。相変わらず察しの鈍い子、とシノンはアカネを見て笑う。
「じゃあ、二人で判定するんですね」
「そうよ。判定自体には文句を付けたりはしないから安心してね。たとえヒロトがアカネちゃん
びいきの裁定をしても、それはそれで構わないから」
「ヒ、ヒロトがそんな事するって、決め付けないでください!! 第一、ミユリさんだって……」
「ミユリがそんな事する子だと思う?」
「う……。思いません……」
おそらくアカネが一番信頼できるのもこのミユリだった。彼女に限って間違いはおそらくない。
ヒロトは……シノンの言うとおりに本当に自分に味方してくれるのだろうか? こんな状況だが
ちょっと淡い期待が胸をよぎる。
「それと、裁定方法も変えたいのだけど……」
これはヒロトのほうを見て言う。
「どうしたいんだ?」
「急所攻撃1ポイントと言ったよね? あれを、クリーンヒットは3ポイントにしたいんだけど」
「クリーンヒット?」
「そう、軽く手が触れたのと、しっかり命中したのが一緒の判定なんておかしいもの。でなきゃ
当たりそこねでも何でもいいから放ったほうが有利にならない?」
「クリーンヒットかどうかの判定はどうするんだ?」
「それはヒロトとミユリで判断してもらうよ。まあ、基準としては股間を押さえて悶えたり、膝を
マットについたりすれば、クリーンヒットでいいんじゃない?」
「……」
「それと、まともに当たっても、リアクションが薄ければクリーンヒットじゃなくしてもいいしね」
思わせぶりに言うシノン。まともに当たっても我慢する事が出来れば相手に3ポイント与えなくて
すむと言う事か。だが急所を強打されて何事もなかったように振舞うのはかなり大変である。
「だけど……」
ヒロトが躊躇ってると、
「アカネちゃん、それでいいよね? この方がスリルあるでしょ?」
挑発的な視線でアカネを見る。いつもより戦闘的に気分が高揚しているアカネは即答した。
「ええ……。シノンさんが後悔しなければね」
期待通りの答えが帰ってきて満足するシノン。しかし、すかさず口を開いたのはヒロトだった。
「それではこちらからもルール変更の提案だ。電気アンマは1分で1ポイントだったが、15秒で
1ポイントにする。つまり、1分では4ポイントだ。これでいいな?」
有無を言わせない口調だった。ヒロトはクリーンヒットルールを入れる事によって、股間攻撃が
主になる展開にはしたくなかった。急所への負担が大きくなりすぎるからだ。電気あんまを若干
有利にしておけば、自ずと選択肢がそちらに多くいくことになる。
「いいよ、それで」
ヒロトの意図を察したのか、ニコニコと応じるシノン。アカネにも異論はなさそうだ。
「それと、開始直前には俺が二人に電気あんまをする」
「「え?」」
「いきなり急所攻撃を受けると負担が大きいからな。二人には十分湿らせてから闘ってもらう」
「そ、それは、どちらからするの?」
シノンの瞳が期待に潤んでいる。アカネも恥ずかしそうだが、胸が高鳴ってる様子。
「経験の少ないシノンからする。濡れるまでに時間が掛かる可能性があるからな」
「う……うん」
それを聞いただけでシノンは胸を押さえた。ドキドキと興奮を抑えきれない。出来るだけ我慢して
たっぷりとしてもらおう……。でも、我慢しきれるだろうか? そのシノンの様子を見てアカネは
少しムッとする。『私の』ヒロトに邪な期待を抱くなんて……。
「ルールはこれで決定ですね? ヒロト、行こう。遅刻しちゃうよ」
アカネがヒロトの手を掴んで今度こそ行こうとする。
「行ってらっしゃい。……でも、随分余裕があるのね」
ボソッとつぶやくシノンの声が聞こえた。アカネは180度反転し、ツカツカとシノンの前に寄る。
「何か言いたい事があるんですか? もったいぶってないで、はっきり言えば!?」
シノンのチクチクと首筋を刺激するような物言いに、ついにアカネも喧嘩腰になる。とばっちりを
受けないように、アカネから離れようとしたヒロトだが、掴まれた手はびくとも動かない。
「別に。ただ……」
そこらのコギャルには絶対無い迫力でもって詰め寄るアカネに全く動じず、髪をかき上げるシノン。
ちなみにヒロトはオロオロと二人を交互に見ている。
「どうして私がこの時間に私がこの話を持ちかけたのかな〜?、なんて……。今までにないルールで
闘うのに暢気に学校行って時間つぶしてる暇があるなんて余裕があるな〜、と思っただけ」
10cm低いアカネを見下す様に見つめる。負けずにアカネは睨み返すとさりげなくその場を去ろうと
するヒロトの手を引き寄せた。
「行くよ、ヒロト!」
物凄い勢いでヒロトを引っ張りながら、さっきと反対方向に歩いていく。
「ちょ、ちょっと待てよ! 学校は反対の方向……」
「今日はお休み! 私の部屋で特訓するの! と・っ・く・ん!」
「……マジ?」
あきれるヒロトを引っ張り、ジムの隣にある自宅に入っていくアカネ。家に入る前に「べ〜〜だ!」と
思い切りシノンに舌を出すと、バタン!と物凄い音を立てて玄関のドアを閉めた。
シノンは困った表情のヒロトに手を振って見送ると、胸ポケットから携帯電話を取り出す。
「あ、私。今、いいかな? ……うん、そう。私のマンションに来て。特訓に付き合って欲しいの。
……そうだよ。今から。……じゃあ、お願いね」
何事かと訝しがる話し相手を強引に了解させて携帯を閉じる。アカネの自宅を一瞥し、軽く微笑むと
自分のマンションに歩を進めた。
「でも、なんでお前の部屋で特訓なのさ?」
先に部屋にあげられ、アカネの部屋のクッションに座り込んで周囲を見回すヒロト。アカネは何かを
探しにジムに戻り、すぐに帰ってきた。そう言えば、アカネの部屋に入るのも久しぶりだっけ。
昔はよくここでも電気アンマしたんだよな……。
「仕方がないじゃない。昼間はリングはジムのみんなが使うんだし。それに……」
ヒロトがいると言うのに制服を脱ぐアカネ。ヒロトはドキッとしたが、そ知らぬふりをする。
いくら昨日一緒に風呂に入ったからって目の前で着替えるなよな〜、と思いつつ、ちょっと嬉しいかも。
「こんな特訓、みんなには恥ずかしくて見せられないよ、だから……」
「だからって、お前……うわっ!?」
クッションの上で手持ち無沙汰に遊んでいたヒロトはバランスを崩して後ろにこけそうになった。
なんと、アカネは制服だけでなく、下着も脱ぎ始めたからだ。既にブラは取り、今は下着の両側に
手をかけている。
「み、見てないでヒロトも準備してよ……。それと、これ……」
なにか皮製の防具を手渡された。格闘技用の小さな指貫きグラブと、それに見たことのない防具…。
「ファ、ファールカップよ。男の人の大事な所を守るために使うの。念のためにつけて」
恥ずかしそうに言う。そして思い切ってショーツを膝まで下ろした。靴下だけの全裸状態になる。
「え〜っと……どういうことか、説明してくれない?」
「だからぁ、特訓なんだって。今晩の試合の……」
「どうして俺なのさ?」
「き、昨日も言ったじゃない……。ヒロト意外に相手を頼める人がいないって」
真っ赤になるアカネ。状況は昨日より何倍も凄い事になっているが。全裸で急所攻撃と電気アンマを
やりあう闘い。つまり、その特訓と言う事は、ヒロトと裸でくんずほぐれつ……。
「お、俺も脱ぐの?」
「うん。お願い……。一人だけ裸なんて恥ずかしいよ……」
おまけに靴下を脱ぎ忘れているのか、それともマニアックに誘っているのか……恥ずかしさで全身が
真っ赤に染まったアカネの肢体を見ているだけで頭のネジが飛んでしまいそうだ。
「わ、わかったよ」
我あらずドギマギしながら衣服を脱ぎ捨てるヒロト。トランクスを脱いだ時、アカネが反応するのが
面白かったが、見ないフリをして、指示されたとおり、ファールカップを装着する。
「なんか、ヘンな感触……」
「が、我慢して。一応、実戦形式でやるから……万が一、蹴っちゃうと大変だもん」
「大変って……すると俺もアカネに攻撃するの?」
「も、勿論……あ、でも試合前にダメージを残したくないし、暫くは急所攻撃は寸止めにしましょう。
失敗する時もあるからカップはその保険に……」
「わかったけど……電気アンマはどうする?」
アカネは更に真っ赤になりながら言った。
「それは本気でかけてきて。何度でも。私がギブアップしても許さないで欲しいの……」
大胆なアカネの言葉にヒロトも少し興奮を覚える。裸同士で電気アンマ……。小さい頃にお風呂で
やった記憶はあるが、あの時はまだお互いに幼かった。当時なら悪戯で済んでいた事だが、今、
それをやって悪戯で済ませられるだろうか?
「なんか、想像しただけで、やばそうなんだけど……」
ヒロトが照れながら言う。半ば本気でどうなるか、自信が持てなかった。
「アハハ、大丈夫だよ。私、プロレスラーだもん。いざとなったらヒロトなんて簡単に投げ飛ばせ
るんだから」
恥ずかしさで頬を染めながらもわざと明るく振舞うアカネ。だが、本当にそうするだろうか?
もしかしたら何の抵抗もせず、そのままヒロトを受け入れてしまうのではないか? いや、もしか
しなくても……。二人の間に沈黙が訪れる。
「か、考えても始まらないし。やってみようよ。準備はオッケーだよね?」
「あ、ああ……」
雰囲気に耐え切れなくなったかのように、二人は全裸同士で向かい合った。身に着けているのは
ヒロトがグローブとファールカップ、アカネがグローブと白のソックスだけ。アカネの急所は何にも
守られていない。
「は、始めるよ? ……えい!」
アカネはヒロトに飛び掛り、ヒロトを絨毯の上に押し倒した。柔らかい絨毯とは言え、やはり
少しは衝撃があり、ヒロトが呻く。勿論、本番のリングよりは全然柔らかいのだが。
「あ、大丈夫……?」
倒れた拍子に呻いたヒロトを気遣うアカネ。しかし……。
「隙あり! 油断しちゃだめだ!」
動きの止まったアカネのお腹をカニバサミの様にして挟み込み、逆に絨毯に寝転がらせる。そして…。
「いきなりだけど、行くぞ!」
ヒロトはアカネのソックスを穿いた両足を掴み、電気アンマの体勢に入ろうとする。しかし、
「か、簡単にはさせないもん!」
今度はアカネがヒロトの両足を掴んだ。お互いに寝た状態で相手の両足を掴んだ状態。完全に互角の
体勢だ。
「やるな、アカネ」
ヒロトが笑うとアカネもにっこりと笑う。お互い力は目一杯入っていて、両手が震える。膠着状態だ。
(こう言う時は……こう)
ヒロトはその体勢でアカネを引き付けた。そして不意にアカネの左足を持っていた右手を離す。
アカネの右足が自由になり、チャンスが訪れたか?
「今だ! ヒロト、男の子なのに悪いけど仕掛けるからね! ファールカップがあれば大丈夫……
…きゃああ!?」
ヒロトの股間に右足を乗せたかと思いきや、なぜか、アカネは電気アンマの状態を解いてしまう。
その機会を逃すはずも無く、ヒロトはしっかりと電気アンマを受ける体勢からする体勢に変化した。
「ヒロト、ずるい!!」
「へへん! ずるいもへちまもあるか! やった者勝ちだよ!」
「だって!そんな、お尻の穴に指を入れるなんて……きゃああ!?」
そのままアカネの裸の股間に電気アンマが掛けられた。グリグリと踵がアカネの急所に食い込んで
刺激する。どうやらヒロトは先程手を離したときに、アカネの肛門に指を入れたらしい。突然の
淫猥な刺激に驚いたアカネは決まりかけた電気アンマを解いてしまい、その隙に逆にえめられる
体勢を固められてしまった。
「あん……あああ……」
「アカネの場合、こうなってはだめなんだ。本番でこの調子じゃ負けちゃうよ?」
「こうなったらって、どういう……ん……あっ!」
「やってればわかるさ。1分経過……」
「あ! だめ! だぁめぇ〜!!」
懸命に暴れて片足を振りほどいたアカネ。しかし、もう片方の足は離れず、電気アンマも続いている。
「ううう……。な、ならばこうだ!」
アカネは捕まってる足を中心にくるりと回った。ぐりっ!と股間が捻るように刺激されて「ん!」と
息を詰まらせるが懸命に耐え、ヒロトの力配分のバランスを崩させた。
「いまだ!」
そしてヒロトの足の先を掴み、股間から踵を退ける事に成功した。ついに電気アンマから脱出する。
「やったぁ〜! こ、ここから反撃!!」
まだどちらも電気アンマを取り直せる状態にあった。ヒロトも再び電気アンマを取りに来る。しかし、
一瞬、アカネのほうが早かったのか、ヒロトの足を取った。
「今度こそ私が電気アンマを……あれ?」
なんと、アカネがもう片方の足を取りに行った時、ヒロトの爪先がアカネの股間に届いていた。
まだ固定しない状態だが、ヒロトはその爪先でアカネの股間を突っついた。
「あん……!」
思わず刺激に身を捩るアカネ。すると、その隙を突いて再びヒロトがアカネの両足をがっちり捕らえて
しまう。
「あ、しまった…! だ、だめぇ〜!」
「手遅れだよ。第二弾、行くぜ!!」
「あああああ〜〜!!」
再びヒロトの電気アンマが開始される。なすすべも無く責め足を掴みながら仰け反るアカネ。それに
してもどうして? 自分の方が先に手が届いたのに…?
「足の長さの差は如何ともしがたいようだな、アカネ」
得意気にヒロトが笑う。アカネとヒロトの身長差は15cmぐらいか。足の長さの差は10cm弱
ぐらいはあると思われる。電気アンマではその差が決定的なのだ。
「あうう……だ、だめ……ヒロト……うう……!」
「シノンは俺より足が長かったぜ。どうするアカネ?」
「そんな……! ああああ〜〜!!」
ヒロトはアカネの悶え顔を楽しみながら、アカネの不利な点を指摘した。今日の夜までにこの差を
克服する戦法が見つかるか? アカネにとっては、特訓早々いきなり重要な課題を突きつけられる
事となった。
195 :
55:05/02/17 22:14:28 ID:psW7gYbT
他のを書こうと思ったけど、結局PART−2『特訓編』を開始する事に。
深夜の決戦に向けてアカネとシノンのあんま特訓の様子などを書いていこうかと。
もう一人電気アンマされる登場人物が増えるが、ロリでなし。スマソ。
また感想などよろ。
>>55 なんと!いきなり決戦に行かずこ〜いう嬉しい不意打ちを入れてくれるとは?!
>>55氏のそこに痺れる憧れるぅ!!
197 :
181:05/02/18 18:51:27 ID:F69raw5U
…あの…もっと…いぢめてくださ…
とりあえずこっちでも
>>197をいぢめる
ふむ、自分からいぢめて、とくるのはなかなかないからねぇ……………ふつうにあんましちゃうか。
「はぁい…ねんねしましょうね♪」
やたらに優しく話しかける。私、あまのじゃくかも?
素直に寝転がってくれるから後はあんまするのみ
今日はつま先でスジをなぞるように往復させながらたまに踏んで振動するを繰り返し繰り返し…………やり始めて三分でもうグチョグチョ………彼女はすでに夢見心地で
「あ……あ………ああ……お姉様……あ…」
となんかジャンキーみたいで怖い。
あんまり焦らすとぶっ壊れるかもだから、ちょい特殊なあんまをかける
私が下になり、彼女を上に乗せる。
彼女の股間に足を置いて、足を垂直に上に突き出す。
こんな感じのあんま。
当然彼女は上に持ちげられる。そして、足をグリグリひねりながら足を曲げ延ばし。
私の上で踊るように揺れる
>>197 かわいい♪
不意に彼女の股間から足が離れる。
グチョグチョの愛液で滑ったのだ。崩れた体制が貝会わせみたいでそのままやっちまおうかと一瞬想うが!ここはあんまスレ。あんまをガンガレ私。
そんなこんなで今私は普通にあんましている。
彼女も今は意識が無い。しかしもうそろそろ覚めるだろう。私の強烈な踵の打ち込みによって。
毎度♪SS書かんと何やってんだ私orz
200 :
55:05/02/19 16:51:12 ID:9qiZEuPe
>彼女も今は意識が無い。しかしもうそろそろ覚めるだろう。私の強烈な踵の打ち込みによって。
この意地悪さ、激萌え(・∀・)。
スーパーGJ!
>毎度♪SS書かんと何やってんだ私orz
これはあれか? この事で「桃百合をアンマしる」とのネタ振りと考えてよいのだな…?
職人の皆様、乙でございます
ところで、素っ裸にあんま炸裂というシチュが多いようですが個人的には生々し過ぎる気がするのです
ショーツの上から炸裂では、破壊力は弱いものの、もどかしさに悶えるというシチュが楽しめるのではないかと
それに、ショーツの生地がグリグリと擦り付けられて・・・というのも捨て難い魅力があります
皆々様の御意見はいかがですか?
前スレのはだいたい着衣だったね。
俺はどっちも好きだから構わないけど。
>>201 ショーツは着衣・脱衣のどちらでも構わない…が、靴下は絶対装着!!
電気アンマの刺激でおもわず靴下の中の指が「ぎゅっ」となるのが最高。
>>200 「つまりは貴様をあんま汁、というネタふりだな?」
「な!いつからそこに!?きゃっ」
不意に現れたあんまSS職人55氏の巧みな体捌きにあっというまに床に組み敷かれてしまう
「あ……やだ……止めて……私股間は弱いの……」
泣いているのが自分でも分かる。きっと怯えた表情に涙を浮かべていることだろう。
「漏れも最近あんましていなかったからな……貴様の股間を堪能させてもらおうか?」
ゆっくり私の股間を踏みつける55氏。
その瞳の中の狂気にすっかり竦みあがり、私は震えることしかできない。
「や……やめ……お願い」
55氏の卓越したあんまテクが今高らかにうなりをあげる。
てわけで続きはできれば55氏に……(殴)
だからSS書け私orz正直ゴメンナサイ
205 :
55:05/02/20 21:04:13 ID:RBkxYLB1
>あんまシチュ
裸あんま、ぱんつあんま、レオタあんま、ぶるまあんま、ジーンズあんま…全部好き。
>桃百合
だ…、だめだ…。理性が飛びそう…orz。
長編物のヒロインにしちゃうよん?(妄)
好きな男子の見ている前で、好きでもない男子(ガキ大将)にあんまでいかされる美少女。
というのはどうか。
うわー・・・イイ。
罰ゲームってのもいいな。あんまに限らずだけど。
209 :
181もとい電気少女 ◆o4/jWLiinE :05/02/21 17:49:00 ID:RApL4WNA
ああ、やっぱり私っていけない子
お姉さまに性的感情を抱いてしまうなんて…
「お姉さまぁ…今度は私がしてあげますぅ…」
私はお姉さまの体を持ち上げ、あんまの体制にする
「やっ、ちょっとまって!服が…」
「ふふっ♪私はお洋服汚しちゃう悪い子なんですぅ…」
私はそのままやさしく電気あんま…
「あっ、ひい!ふぁ……あ…」
「感じてるお姉さまのお顔…かわいい…もっといぢめたい…」
私はかかとを立て、大きく揺らした
「あああ!!はん!気持ちいいよぉ…あ!」
「はあぁぁっぁあん!!」
ああ!お姉さまの愛液が私の体に…お洋服にも…
「…お姉さまいっちゃいましたね…お洋服やっぱり汚れちゃいましたし…
でも、これからもっとするからお洋服なんて関係ありませんよね♪」
「そんなぁ…私まだリアルのお仕事が…」
「そんなの関係ありまんよ♪さ、続きやりましょ」
ふふっ♪今日はお姉さまをいっぱいいっぱいいぢめてあげるんだから
>>209 GJ!きゃあー!
最近私されてばかり?
211 :
名無しさん@ピンキー:05/02/22 16:14:51 ID:6DFXimll
馬鹿げた罰ゲームで電気あんまなどという阿呆丸出しの行為を受ける羽目になってしまいました。
「・・・え、いやいや、冗談だから」
などと100メートル走でビリになってしまった事実を誤魔化そうとしても、男子三人は聞く耳など持ちません。
「はぁ? いや、駄目じゃん。ビリになったんだし、罰ゲームだろ」
「・・・・・・うう」
よもや自信ある競技でビリになるとは考えてもなかったので、このような展開は予想だにしていませんでした。
しかし負けたのは事実、いくら躓いたという馬鹿丸出しの理由にしろ、ビリになったのは純然たる事実なのです。
「・・・分かったわよ」
まさか中学生になって電気あんまなどという漫画でしか見たことのない行為を受けるとは思いもしませんでしたが、ここまで来て逃げるわけにもいきません。
放課後の教室、やや静寂の満ち溢れる世界を聞きながら埃っぽい床に寝転がった私を見て、三人の男子のうち二人は好色とも見える笑みを浮かべました。
その三人のうちの一人、気まずそうな顔を見せる彼こそ私の好む人材、手っ取り早く言うと好きな人なのですが、彼は二人に流される弱気なる人物で、今も目のやり場に困りながらも私を見ています。
当の私は下着が露出しないよう股の辺りを手で押さえているのですが、私に歩み寄った男子はへらへら笑いながら言いました。
「おうい、手ぇどけろよ、それだと出来ないだろ」
仰るとおりながら殺してやりたいです。
よもや私が、このような屈辱的な罰を受けることになろうとは・・・それもこれも、自信があるばかりに安易に受託した自分が悪いのですが都合の悪いことは忘却するに限ります。
いやはや、誰のせいで、このような屈辱的な罰を。
ぷんすかしつつ太腿でスカートの裾を挟んで下着の露出を控えつつ手をどけた私に、男子が被虐的な笑みを見せます。
そう、今から電気あんまという馬鹿げた罰ゲームが執行されるのです。
男子はおもむろに私の股に上靴を脱いだ足を押し付けると、ぐぐっと股を押し、それから独自のリズムで足を上下させ始めました。
「・・・・・・・・・っ」
そういえば電気あんまなどという馬鹿げた行為を受けるのは初めてなのですが、微妙な振動が頭の奥に響きます。
軽やかな振動は私の股を刺激して頭の奥にその旨を伝え、心の奥底に痛みに似た刺激を走らせました。
「・・・・・・んっ」
思わず漏れた声に電気あんまを施行する男子が唾を飲みます。ごっくんです。
「・・・なんか・・・罰ゲーム、もちっと考えればよかったな」
側で私を見下ろす男子が呟くと、微妙なリズムで足を動かす男子は眉を顰めました。
「・・・・・・そうだな、確かに・・・うん・・・」
そう言いながら男子は、本来の電気あんまの目的である痛みを与えるという理由を押し殺し、足の指を折り曲げて股を刺激したり優しい感じで足を上下させたりして、違う目的に突っ走ります。
「・・・ぅっ・・・ん・・・」
その微妙な感じを存分に受けて思わず漏れる声を真っ赤な顔で露呈していると、私の大好きな彼も心持ち耳を赤く染めました。
「・・・・・・ふっ・・・」
嫌々に受けている電気あんまで感じている私を見下ろす彼の顔に、私の感情回路が昂ります。
男子の押し引きする足の裏は乙女の敏感なる箇所を心持ち刺激します。いくらスカートと下着に遮られているといっても、擦られれば機微に反応してしまうのが女の子です。
押されて引かれてずれた下着の縁が私以外に触れたことのない割れ目を擦り、少しばかり硬さを増した突起が下着のレースに擦られます。
そうなると大好きな彼を目の前にしていようが反応する私の体は先程より熱を増していて、絶え間なく襲い来る刺激に口の中はカラカラ、喉の奥より訝しげな声が漏れてしまいます。
「・・・うっ・・・ん・・・はっ・・・ぁ・・・」
紅潮する顔を感じながら喘ぐ私を見て興奮したのか、電気あんまを行う男子の足はより強さを増し、上下運動を繰り返します。
「・・・やっぱ、罰ゲームは考えるべきだったよな・・・」
側に立つ男子は制服のズボンの股間の辺りを膨らませて息を呑みました。
「・・・・・・ああ、そだな」
同じく股間の辺りを膨らませている電気あんま実行中の男子も息を呑みます。
よもや私、男子の股間を膨らませてしまうぐらい淫靡な反応を見せているのかしら、顔を赤くしますが、もとより真っ赤になっているので感覚の判別がつきません。
ああ、もしかして私、とてつもなく淫猥なる顔で喘ぎ声を発しているのかしら・・・そんなことを思うと胸の奥の心臓の側がどきゅんっと痛くなりました。
「・・・なあ、これ、いつまで続くんだ?」
不意に側で見守る男子が息を呑み呑み問い掛けると、電気あんまに余念のない男子が言いました。
「・・・・・・あー・・・どうする?」
その問い掛けに答える者はなく、男子二人はもとより好き好き大好きな彼までも真っ赤な顔で私を見下ろすばかりで、私は些か不安になりました。
というのも、微妙な刺激の絶え間ない連続は、確実に私を最高潮へと責め立てていたのです。
一人エッチの常習犯であり、イクという感覚など慣れ親しんだものである私が言うのですから、間違いはありません。
私は迷うところなく絶頂へと押し上げられていて、今にも盛大にイッてしまいそうだったのです。
「・・・・・・なんか・・・そろそろ、っぽくないか?」
電気あんまを行う男子は、涎を垂らしてやば気な私の顔を見て生唾をごっくんしました。
「あ、ああ・・・そろそろ、っぽいな・・・」
傍で見守る男子も生唾を飲み込み、眼下の私の顔をまじまじと見つめました。
そして愛しの彼もまた・・・息を呑みつつ額に汗を浮かべつつ、私の狂態をこそこそと見つめました。
「・・・っく、ぅ、あ、ぁぁ・・・!」
私はといえば・・・ああ、大好きな彼に見守られながら、好きでもない少し太り気味の男子に電気あんまを受けて、遂に・・・・・・
「・・・やっ、は、ぁぁ・・・!」
頭の奥の光が瞬く感触、それは慣れ親しんだイクという感覚で、私は頭の中を真っ白にしてしまいました。
盛大に息を吐く私を見て、男子二人と彼はごくごくと息を呑みます。
「・・・な、何だよ、どうなったんだ・・・?」
見守るだけだった男子は不可思議そうにして実行していた男子を見つめました。
「・・・・・・・・・・・・」
男子はというと、ほんの少しばかり溢れた私の液によって濡れた靴下の感触を味わいながら、呆然としています。
私は深く荒く息を吐いて絶頂の余韻を味わいながら息を吐き、股間を膨らせている彼を見つめます。
大好きで大好きな彼の前で、無様にイかされた私を、彼は興奮した面持ちを瞳に覗かせながら見下ろしています。
そんな瞳を見るだけで、私のあそこは・・・刺激を受けてじんわりとした痒みにも似た感触を思わせるあそこは、更に濡れて・・・・・・
「・・・まだ、終わりじゃないよな・・・」
そう呟いて再び電気あんまを再開させた男子の足に、私は享楽ながら声を上げるしかありませんでした。
「・・・やっ、はぁ・・・うぁ・・・あ、あ、あ・・・!」
そんな私の姿を、彼はきらめく瞳でいつまでも、見下ろしていたのです。
電気あんまで喘ぎ、イカされる私の姿を、彼はただ、見下ろしていたのです。
終わり。
2ch休止寸前にスナイパーキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
真っ赤な顔の男子女子萌えGJ!!
218 :
55:05/02/23 22:41:09 ID:Og86fKhr
グゥゥゥゥゥレイト!
好きな男子の前で好きでもない香具師にあんまされて悶えるプライドちょい高めの子、激萌え!
スーパーGJ!
GJ!!!
独特の言い回しがヨカタです
カコイイなぁ。
美味でありました。
自分脳内で某ネ○ま!の夕映に変換完了w
乙&GJ!!
222 :
格闘あんま:05/02/25 11:55:59 ID:OBE4TLhH
「ミツル〜! 『鉄拳』の新作、買ったんだって〜!? やらせて〜〜!!」
ドタドタと階段を駆け上がり、勢い良く部屋に飛び込んできたのは隣の女子中学生のリナだった。
ポニーテールとノースリーブのミニのワンピース姿。お母さんが女の子らしく可愛い服を選んでる
だろうに、台無しになる大騒ぎだ。
高1のミツルとは3つ違いの幼馴染みで、小さな頃から一緒に遊んでるせいか、男の子の遊ぶものが
大好きで、ミツルが新作ゲームを買うと何故かキッチリと嗅ぎつけてくる。
「あ〜!もうやってる! ずるいぞ! あたしにもやらせろ〜〜!!」
「どわっ!?」
プレイ中のミツルの背後からどっか〜ん!とタックルをぶちかました。弾みでコントローラーを
落とすミツル。その瞬間、画面ではミツルの持ちキャラがコンボを喰らって惨敗した。
「や〜い! そのレベルにコンボ喰らうなんて、よわっちぃ〜の!」
「お前が邪魔をしたんだろうが!!」
うつ伏せのミツルに馬乗りになってケラケラと笑っているリナ。大股を広げて乗っているもの
だから、ミツルが振り返れば白のぱんつが丸見えだ。
「お前、そんな服着てるんだから、少しはおしとやかにしろよ。ぱんつ見えてるし」
「うるさいな〜、好きで着てるんじゃないもん。あ、見るな、スケベ!」
傍にあったクッションでバフン!とミツルの後頭部を攻撃する。笑顔なので怒ってると言うより
はしゃいでいる感じだ。ノースリーブの脇からノーブラの肌が見えたりしてもへっちゃら。
ミツルとしては少しは意識して欲しいのだが……。
223 :
格闘あんま:05/02/25 11:56:50 ID:OBE4TLhH
「じゃ、交代! あたしが仇を討ったげるね」
「こら! 勝手にやるな! まだプレイ中だぞ!」
「このレベルで負けちゃうようなやつじゃ、この先勝てないよ? だからあたしがやるの!」
「ふざけんな! お前が邪魔したからだろ!?」
コントローラーの取り合いでどたばたと絡み合う二人。しかし、所詮は男と女、しかも3歳違い。
ゲームならともかく、リアルならミツルが負ける事はない。リナが取ったコントローラーを
あっさり奪い返す。
「う〜〜! この〜〜!」
じたばたと暴れるリナを片手で押さえ、もう片方の手で高々とコントローラーを掲げるミツル。
「へへん! まだまだリアルじゃ俺の敵じゃないな。わかったらさっさと……」
リナを押しのけてゲームに戻ろうとしたその瞬間……!
……キーン☆
頭の中で鐘が鳴り響いた……気がした。つかの間の静寂があった……気がした。
次の瞬間、猛烈な痛みが臍の下のあたりから全身を駆け抜けた!
「ぬおおおおおおおお〜〜〜!?」
ジーンズの股間を押さえてその場を転げまわるミツル。これは一体…!?
「へへん! ニーナ・ウィリアムズの必殺技、ファールキック! 思い知ったか〜〜!」
苦悶のミツルを見ながら大喜びのリナ。どうやら、油断していたミツルの後ろから股間を
蹴飛ばしたらしい。
「へぇ〜、キン蹴りって、軽く蹴っても効いちゃうんだ。さすが男の急所だね」
ニッコリ微笑み、Vサイン。罪悪感は全く無いらしい。その様子を見てれば怒りに震えてた
だろうが、今のミツルはそれどころではない。ごろごろと転がり、苦悶に耐えるだけだ。
224 :
格闘あんま:05/02/25 11:58:12 ID:OBE4TLhH
「こ……この馬鹿オンナ! 何てことしやがる!!」
漸く痛みが治まってきたミツルは怒り心頭で真っ赤になってリナに掴みかかる。
「だって、ミツルはいつも男のほうが強いとか言うじゃん? だから、男の弱点を狙ったの。
ね、ね。やっぱり痛かった、そこ?」
全く悪びれないリナ。それどころか、面白がってる様子。
「当たり前だ! お前、全く反省する気ないな?」
「当たり前ジャン。そんなおいしい所、次も狙ってやるもんね〜〜!」
べーだ!とばかりに舌を出して挑発するリナ。
「このメスガキ〜〜〜……」
「あ…?な、なにするのさぁ!? ……きゃああ!?」
その場にリナを突き飛ばすように押し倒す。「あう!」と尻餅をつき、お尻を打つ。開いた
足の間からぱんつが見える。
「見るな! スケベ、スケベ!」
スカートを押さえてはしゃいでるリナ。まだ格闘ゲームごっこの続きだと思っているようだ。
しかし、ミツルが素足の両足首を掴むと少し不安気な表情になる。
「な、なにするんだよ? あ、あたしのを蹴ったって無駄だからね。女の子にはキンは無いから
平気だよ。蹴られても……い、痛くないもん……」
表情は笑ってるが、何故か声が上ずっている。蹴られても平気だと立証するかのように股間を
守らないが、内股が少し震え気味だ。ミツルはそれに気づき、にやりと笑う。
225 :
格闘あんま:05/02/25 11:59:39 ID:OBE4TLhH
「キンが無いからと言って何もついてないってわけじゃないだろ? こういう攻撃は効くかも
しれないな」
ミツルはゆっくりとリナのスカートを捲くった。あっ!とリナが声を上げるが、ミツルが睨むと
ガードしそうな手を除ける。
「ミツル……なんかヘンだよ?」
「そう? ああ、そうかもしれないか。キンを蹴られて怒らない男はいないもんな」
「怒ってたの? そ、その……ゴメン……」
「今頃謝っても駄目。じゃあ、女のキン蹴りを試してみるか」
「だ、だから〜! 効かないってば! やめてよ!」
引きつった声を上げるリナ。効かないならやられても平気なはずだが、なぜか懸命にやらせない
ようにしている。
「効かないなら平気だよな。電気アンマとかも」
「な、なんだよ? 電気アンマって……ひゃあ!?」
ミツルの足が内股を撫でる感触に悲鳴を上げる。格闘中に触られる事は何度もあったが、
こんな感じになったのは初めてだ。まるで電気が股の内側をゆっくりと通り抜けるような、
くすぐったい感触……。そして……。
226 :
格闘あんま:05/02/25 12:00:30 ID:OBE4TLhH
「ひゃあん! だ、だから効かないって……やぁ…だめぇ!!」
ついに股間を爪先で突っつかれ、悲鳴を上げる。めくれ上がったスカートから覗く白いぱんつに
きゅん!と食い込むミツルの爪先。リナの大事なところを守っているのはぱんつの二重になって
いる布だけだ。
「効かない? 俺には物凄く効いてるように見えるぞ?」
ニヤニヤと笑うミツル。リナは懸命に爪先を除けようとするが、逆に今度は踵を食い込ませた。
再び悲鳴を上げるリナ。
「このままここをグリグリしたらどうする?」
「だ、駄目だよ……そんなの、えっち過ぎるよ……」
さっきまでの元気がどこへやら、子羊の様に震えるリナ。大きな瞳を潤ませ、ミツルを哀願する
ような視線で見るが、それはミツルの嗜虐心をそそるだけであって全く逆効果だ。
「……! だ、だめ! やめて! ミツル……なんかヘン! ヘンだよぉ!!」
グリグリと電気アンマの振動がリナを襲う。内股が震え、キュン!と閉じようとするが、
ミツルの足が割り込んでいるので閉じられない。震える手がこらえ切れないようにミツルの
爪先を強く掴み、体を捩らせる。
「ダメだよ! ミツル…! あたし……ヘンになっちゃう……はぁああん!!」
頬を紅潮させて切なそうに息を荒くして悶えるリナ。電気アンマされているリナの股間はぱんつの
しわが捩れ、秘裂に食い込んでいる。まだ生えたての柔らかい草叢が時々隙間から姿を現す。
「もう二度とキン蹴りをしないと誓うか?」
「ち…誓うよ。もうあんな事、しません〜〜!! だから……」
「だから……? やめて欲しいのか?」
「ち、ちがう! やめないで……。やめちゃだめぇ…!!」
リナはさっきとは逆にミツルの足を逃がさないように掴んでいた。今やめられたら、大変な事に
なる。続けられても大変な事になるのだが……。
「それ! それ! それ! それ!」
ミツルはリズミカルに振動を送り続けた。その度にリナの体は反り返り、左右に捩られる。
「ダメ…! こんなの…! あああ……だめぇ〜〜〜〜!!!」
リナの脳裏で何かが切れ、そして、そのまま暗闇に失墜した。
227 :
格闘あんま:05/02/25 12:01:28 ID:OBE4TLhH
「今度キン蹴りしたらこんなものじゃすまないからな」
失神していたリナが起きるとミツルが念を押すように言った。
「こんなものじゃすまない……?」
リナは虚ろな表情でミツルを見返す。一瞬、ドキッとなる少女の普段と違う表情……。
「ああ、今日の倍の時間を掛けてやってやる。それを3セット。どうだ、絶対耐え切れないだろ?」
にやりとミツルが笑う。俯いているリナが怖がると思ったからだ。
「キン蹴りしたら、電気アンマされるんだね? 倍の時間、3セット。つまり6倍……」
「ああ、だから絶対にするなよ。いいな?」
「3セット、そんなにされちゃうのか……。ちょっと凄い……かも」
ミツルに返事をせず、俯いてぶつぶつと何かをつぶやくリナ。気のせいか、頬は紅潮し背筋が
震えている…?
明くる日。
リナがミツルの部屋を覗くと、ミツルは着替え中だった。
(チャ〜〜ンス!)
そっと部屋に忍び込み、気づかれないように背後に回りこむ。うまく成功した。
そして『目標』に狙いを定める。相手は服を着ている途中でこちらに気づいていない。
そして……。
「せ〜〜の!!」
……キーーン☆
(おわり)
ぬぉぉ…こんな時間に良作が…GJ!!!
GJ☆
明るくていいなあ
取り合えずミツルに鶴。シャレになんねえよ(w
232 :
名無しさん@ピンキー:05/02/27 23:44:08 ID:sDb34QVn
age is so wonderful !!!!!
234 :
名無しさん@ピンキー:05/02/28 13:31:03 ID:05tLiBqo
だな
飲んだコーヒー。5杯と少し。
吸ったタバコ。1箱とちょっと。
「んはぁ〜〜っ」
伸びをして時計をみる。只今の時刻、午前5時ジャスト。あー、もうそんな時間か。
「あ〜終わった終わったァ〜」
早速、タバコを一本咥えて、火をつける。煙を吸い込んで、味わって、吐く。
「あァーー」
たまんねー。やっと数Uの課題終わったよ。どうにか提出間に合いそうだ。
……それにしても、これからどうしようか。寝るには時間少ないなァ…目も冴えちゃってるし。
よし、もう学校行く支度でもすっか。とりあえず、シャワーでも浴びて来よ。
―入浴後―
――プシュッ!
ぐび、ぐび、ぐび……。
「かぁ〜〜〜っ!!」
いやァ〜、一仕事終えた後の風呂上りのビール、実に美味いね。うん。
美味いけどさぁ…。
「げ!?今日学校だ?」
あ〜忘れてた。まぁ、もう飲んじゃったし、どうしようもないんけどね。
……ま、ビールなんて水みたいなモンよ。全然問題なし。よって支度続行。
―支度終了―
「…よっし」
支度終わり。時間は…と。
―午前6時30分。
あちゃ…ちょい早すぎたか。何か暇つぶし……そうだ、ゲームでもすっか。
…いや、ゲーム妹の部屋だっけ。あいつ、まだ寝てんな。ん〜、まいっか起きないだろ決して。
―妹の部屋―
――キィィ…。
「ん、まだ寝てんな」
真っ暗い部屋。聞こえるのは妹の寝息だけ。
「…ホントに寝てんのか?」
ベッドに近寄って、妹の顔を覗き込む。妹の安らかな寝顔。
姉のあたしが言うのも何だけど結構かわいい。うちによく来るこいつの友達たちにも負けないくらいに。
「よ〜く寝てんなァ」
ったく…あたしは徹夜だってのにな。そう思うとなんかちょっとムカついてきた。なんかイタズラしてやれ。
「…よっしゃ、閃いた」
妹のぷにぷにのほっぺをつついてるうちにイイコト思いついた。
「うふ……電気あんま」
今までやった事なんて一回も無かったけど、なぜか閃いた。あまりにもツボに入ったので即実行。
――パサ。
布団をめくる。妹は起きない。よーっし…。
――スルッ。
妹のパジャマのズボンを脱がせる。かわいらしいお尻がぺろっと出てきた。
妹はまだ起きない。んふふふふ…。
両足首を掴んでかぱっと脚を開く。そしてあたしの足を妹のアソコにぴとっと乗せる。
「それでは〜、スタート」
――ふにふに。
「………ぁ…」
まずは軽く。妹がちょっと眉を顰めた。おッ…反応アリだ。
面白いので、ゆっくりと徐々に振動を強くしていく…。
あんまシーンが中々出てきません。
iiyoiiyo〜
そのまま続けて〜
頭の中に苺ましまろが浮かんだ。正解?
>>241 正解。
でも、あんまし自信ないから人物名は出しません。
ようやくできたので、
>>238の続き。
――くにくに…。
「ん……ぁう…」
3分くらい経ったかな?なんと、妹から艶っぽい声が漏れきた。
こいつ、いっちょまえに感じてるのか?ちょっと息荒いしな。
一時停止。足を退けて妹のパンツを調べると………うわ、濡れてるよ。ちょっとだけどな。
「……成長してんなァ」
よし!敬意を表して続きは素足で直にやってやろう。パンツに手を掛けて………。
――スポン。
ああ、相変わらずつるッつるでかわいいなァ…。それじゃ、早速。
「再スタート」
――くにゅくにゅ…。
「おお…柔らけぇ」
土踏まずに触れるぷにぷにとした感じが堪りませんなァ〜。
あたしゃ病み付きになりそうだよ。
「ぁん…っん…あ…」
そいで妹のこのエロい喘ぎ声。
見直したぞ我が妹よ。
「…………」
――ぐりっ。
「んあぁ!!」
うお!なんだいきなり!?
…あ、どうやら考え込んでて、つい脚に力がこもってしまったのか。
「ん…へ?……あれ?お姉ちゃん!?」
あ〜、起きちゃったか〜。
「おぅ…おはよう」
「あ、おはよー……って、何やってんだりょ!?」
何だよ『りょ』ってよ?はぁ…めんどいコトになったなぁ。
………そうだ!!早いとこイかせてしまえ!
「いやさ。……モーニングサービス?」
「んなモーニングサービス、ある…」
――ぐにぐにぐに。
「かはぁ!ちょ、やめ…はう!!」
妹がツッコミを入れる僅かな隙を狙ってあんま開始。…我ながら鮮やか過ぎる作戦だ。
…にしても、足の裏が気持ちいいなぁ。
あたしは足の裏全体でまんべんなく妹の性器の感触を楽しんだ。
「お姉ちゃ…ああ!!やめろ、んんっ!」
「………」
――ガガガガガガガガガガ。
「はっダ、ダメ!!わ、わたし…おかしく・・なっちゃうよう」
妹の表情はいつも以上に締りの無いものになっている。
とろんとした瞳、紅く色づいた頬、緩んだ口元からは涎が一筋、つーっと垂れている。
やべ、あたしまで濡れてきたかも……。
「…あああああああああ……」
もはや妹は抵抗すら出来ずにその身体を震わせている。
脚の筋肉に力が入ってきてる…そろそろかな。
「そりゃ」
――グリッ!!
「ふわああああああああ!!!!」
あたしが止めの一撃を入れてやると妹は身体を弓みたくピンと反らせ、ビクビクと痙攣して果てた。
「……ふぅ、終わった」
あたしはそのまま布団に倒れこんだ。
……こいつの方は終わったけどよー、あたしの方はまだ…。
時間、やばいかもだけど…このまんまじゃ収まんねーよう。
「…しゃーねーなぁ〜」
一人苦笑しながら、あたしは下着を降ろした。
「ははは…やっぱ濡れてんな。……ん?」
そーいや、最初入ってきた時、部屋ん中は締め切ってあって暗かったはず。
なのに、今はこんなにもはっきりと明るい……。あたしは窓の方に視線をやった。
――目が合った。
「…げ!!」
「朝からお盛んですね。ぬふ!!」
隣に住んでる妹の幼なじみだ。ずっと覗かれてたんか。
「……ああ…」
おお、目の前がすーっと………。
終わりです。失礼しました。
じゃあ、タイトルは『モーニングサービス』で。
251 :
ひなあんま:05/03/03 21:25:56 ID:MjYqnLwp
「わ〜、香奈ちゃん、綺麗〜〜!!」
今日は彩乃さん家に雛祭りでお呼ばれされた、香奈・祐希・瑞穂の「えっちパーティ」
3人組。みんな着物姿でおめかししています。
「そんな…。彩乃さんの方が全然素敵です」
憧れの人の和装を陶然と見上げる香奈。結い髪のうなじが白く眩しい。
「瑞穂も可愛いね。祐希ちゃんもなかなか……馬子にも衣装って感じ」
瑞穂にはにこやかに、しかし、祐希だけ挑発的な目で見る彩乃。早くもライバル意識?
「わ、悪かったですよ! 似合わないのは知ってます……でも、香奈が……」
一瞬ムッとした後、自信無さ気な表情を見せるのは祐希。普段は元気でボーイッシュな
彼女も、今日は着慣れない着物姿でちょっと落ち着かない様子。
「似合ってないなんて一言も言ってないでしょ? 香奈ちゃんの見立てならなおさらね
……私が意識しちゃうぐらい可愛いんだから、少しは自信を持ったら?」
彩乃にボソッと耳元で囁かれ、ドキッ、と顔を赤らめる祐希。いきなり鞘当てが始まる
のかとドキドキしていた香奈もホッと一息。しかし、少し妖しげな表情を見せた彩乃の
様子が瑞穂は気になったが。
252 :
ひなあんま:05/03/03 21:26:56 ID:MjYqnLwp
そんなこんなで、女の子だけのイベント、雛祭りの始まり。
暖房の良く効いたお部屋には七段フルセットの雛人形と、菱餅・雛あられなどお菓子、
それに白酒が用意されていた。今ではあまりやらないが、折角の節句のパーティなので
彩乃が典型的な物を選んだのだ。綺麗に飾った部屋に、着物姿の美少女が四人集まれば、
それだけでも華やいだ雰囲気になる。
「わ、菱餅ってこんな味なんだ……」
「雛あられもおいし〜!」
「こんなに沢山の雛人形見たの、初めて! これが三人官女で、これが五人囃子?」
彩乃の従妹の瑞穂はともかく、平民の子の香奈や祐希には珍しい物も多い。二人とも
大はしゃぎで子供の様に楽しんでいる。
「はい、香奈ちゃん。白酒をどうぞ」
彩乃が杯に白酒を注ぐ。
「戴きます……わ、これ、甘い。お酒なんですか?」
「そうだよ。でも、子供用だからアルコールは匂い程度ね。祐希ちゃんもどうぞ」
「あ、はい……おいしい!」
「良かった。お代わりもどうぞ」
何故か、どんどん白酒を二人に勧める彩乃。この時点で怪しいのだが。
253 :
ひなあんま:05/03/03 21:27:44 ID:MjYqnLwp
一時間後……。
「なんだか、からだがポカポカしてきました……」
「ホント……彩乃さん、暖房効きすぎてない?」
香奈と祐希の目がとろんとしている。既に頬は上気して、着物が乱れ、胸元や太股が
見え隠れしている。どういう訳か、体がシャンとしない。それに、なんだか気持ち
良くなって……。
「そうかな? 丁度いいと思うけど」
戸惑う様子の二人を他所に、瑞穂に注がせて白酒を啜る彩乃。こちらも艶めかしい
表情に? 三人の猥らとも言える姿態に少し困った表情の瑞穂。
更に三十分後。
既にぐったりしている香奈と祐希。二人とも胸元も足元もはだけ、胸元は乳首が見え
隠れするぐらい広げられ、足元は着物用の小さなスキャンティが見えるぐらいまで
捲くれ上がっている。
祐希の形の良いカモシカのような足と香奈の白く艶めかしい太股を満足そうに見下ろし
ているのは彩乃……。
「フッフッフ……。頃合いは良いようね。これはちゃんと醸造された大人用の白酒なの。
……ひっく。い、いけない……。私が酔ってちゃお話にならないわね。じゃあ、瑞穂、
手伝いなさい。香奈ちゃんと祐希ちゃんを押さえて……」
「で、でも……。二人ともなんか始めちゃってますけど……」
「え? ……あ!」
瑞穂に指摘されて改めて彩乃が二人の様子を見ると、香奈と祐希は既に熱い抱擁を交し
合っていた。
254 :
ひなあんま:05/03/03 21:28:53 ID:MjYqnLwp
「香奈……香奈……ボク、何かヘン……」
「わ……私も……。でも、祐希の体、気持ちいい……」
「ボクも……。香奈、大好き……!」
「私だって……! ん……!」
熱い口づけを交わす二人。指を絡ませあい、足を絡ませあい、舌も絡ませあう……。
まるで恋人同士の熱い抱擁……。
「ちょ、ちょっと! 冗談じゃないよ! あれ、どういう事!」
涙目で怒る彩乃だが、瑞穂に聞かれても困る。作戦は失敗したらしい。
「く〜〜!! ふ、二人とも! 目を覚ませ〜〜!!!」
どうやら彩乃もかなり酔っている様子。いつもの彼女の上品さの欠片も見せず、強引に
二人の間に割り込もうとする。しかし、二人の間には割り入る余地が無い。
「こ、こうなったら〜〜!!」
彩乃は祐希の両足を掴むと強引に右足を着物の裾に割り込ませ、股間に踵を宛がった。
そして、いきなり振動を与える! グリグリと着物姿で電気あんま。自分も裾が乱れ、
着物スキャンティが丸見えになるが、気にしない。
255 :
ひなあんま:05/03/03 21:29:41 ID:MjYqnLwp
「はぁんんんん……! ああ〜〜ん……!」
香奈の上にいる祐希の背筋が仰け反る。酔っているせいか電気アンマの快感が即刻効果
あり、それに耐えようと香奈の胸をぎゅっと掴んでしまう。
「ひゃああん!?」
はだけた胸をいきなりつかまれ、悲鳴を上げる香奈。しかし、苦痛の悲鳴ではない。
「あ……あん……」
熱い吐息を漏らし、頬を上気させる香奈。香奈も酔いのせいか、体が敏感に反応する。
「香奈ちゃんにもしてあげるよ」
今度は香奈の両足を掴んで電気アンマする彩乃。とたんに香奈の体がビクン!と震え、
祐希をギュッと抱きしめた! それを見た彩乃が「ずるい〜!」と叫ぶ。
「だ、だめ……やめちゃ、やだ……」
電気アンマを途中で止められた祐希が香奈の股間を責めている彩乃の足を取り、自分の
股間にセットする。「あん…!」宛がうだけで仰け反る祐希。仕方なく彩乃も祐希の
足を持ち直し、再び電気アンマを再開する。電気アンマはしっかりと足を持って行うのが
彼女の美学なのだ。
256 :
ひなあんま:05/03/03 21:30:37 ID:MjYqnLwp
「瑞穂には私がやってあげる」
妖しげな表情で瑞穂に迫ったのは香奈だ。彩乃の電気アンマが祐希に固定されると、
彼女は祐希の下から抜け出し、新たな獲物を求めた。そして、戸惑う瑞穂を押し倒し、
足元をはだけさせる。
「は、恥ずかしいよ……香奈ちゃん」
真っ赤になる瑞穂だが、嫌がる様子は無い。酔った香奈は積極的でしっかりと瑞穂の
まだ幼さが残る足を掴むと爪先で股間を刺激し始めた。
「きゃうん!! く、くすぐったい……!」
同年代の子に比べるとまだ性感が未発達の瑞穂は感じるよりもくすぐったがる。しかし、
内股をキュン!と閉じて抵抗する姿は逆に香奈の嗜虐心を刺激する。
「瑞穂も女の子らしくならなきゃね……今日は女の子のお祭りの日だから、瑞穂にも
女の子の喜びがわかるように鍛えてあげる」
強く、弱く。強く、強く、弱く。不規則なリズムで瑞穂の股間を踵で刺激する。
爪先でつつくように、あるいは土踏まずで圧迫するように。更には踵でグリグリとねじ
込むように。彩乃に仕込まれたテクニックを駆使し、瑞穂を責め立てる。
「はう……!? ああん! ……くっ……だ、だめ……香奈ちゃん。私…ヘンになっ
ちゃう……」
結い髪が乱れるのも構っていられずに悶える瑞穂。耐え切れなくなったように香奈の
足を掴んで体を突っ張らせる。勿論、香奈は外さない。
「いいの。ヘンになっちゃっても……。瑞穂、もっと悶えなさい。我慢せずに、仰け
反ったり体を捩ったりしてヘンになっちゃう気持ちに溺れなさい」
瑞穂が悶えれば悶えるほどより力を入れていく香奈の電気アンマ。そしてついに…。
「あ……うう! ……ああん! ああああ〜〜〜!!」
失墜が訪れ、瑞穂はぐったりと力が抜けた。着物が乱れ、全身汗だらけ。特に着物
スキャンティはぐっしょりと濡れていた。それが汗のためだけかどうかはわからないが…。
257 :
ひなあんま:05/03/03 21:31:39 ID:MjYqnLwp
三十分後。
香奈と瑞穂がぐったりと寝入ってしまった後、祐希を電気アンマで気絶させた彩乃が
白酒で自棄酒を呷っていた。着物姿ではしたなくも立て膝だから、着物用スキャンティが
丸見えだ。
「グスン……折角香奈ちゃんとイイコトしようと思ったのに」
和服姿で電気アンマというおいしいシチュエーションを逃すなんて、何たる不覚……
と白酒を痛飲する。すぐ傍で気持ち良さそうに眠っている祐希の顔を見て、この子を
気持ち良くさせてあげられたから、まあいいか、と自分を無理矢理納得させる。
祐希とは香奈を取り合うライバルだが、決してこの子を嫌いなわけではない。
でも、香奈ちゃんとしたかったな……、とぶつぶつ言ってると、突然、背後から目隠し
された。
「だ、誰? 祐希ちゃん?」
祐希が起きて自分に悪戯しているのかと思った。しかし、そうではなかった。
「私です、彩乃さん」
彩乃が振り返ると、悪戯っぽく舌を出した香奈が恥ずかしそうに微笑んでいた。
「か……香奈ちゃん?」
香奈が悪戯をするとは思っていなかった彩乃はその表情にドギマギした。
「眠ってたんじゃないの?」
「祐希と瑞穂が眠るのを待ってたんです。彩乃さんと二人っきりになりたかったから……」
「香奈ちゃん……」
じわっ……と涙が滲んでくる。香奈が自分と二人っきりになるのを待っててくれた
なんて……。
「私たちの女の子のお祭りはこれからですよ、彩乃さん。さっきは祐希を可愛がって
くれてありがとう」
彩乃の首に手を回し香奈は優しくキスをした。
香奈の言うとおり、二人の雛祭りはこれから始まるのだ。
(おわり)
258 :
55:05/03/03 21:34:34 ID:MjYqnLwp
今日が雛祭りなのを思い出し、さっき慌てて書きました。
無理に書かなくてもいいんですが、おいしいシチュエーションなので。
おかげでろくに推敲せず、メロメロです……それはいつもの事か……orz。
二人の雛祭りを禿しく見たいのはもしや俺だけかw
∬
しかしまあ、良すぎ。乙です( ・∀・)つ旦オチャドゾー
雛祭りか!雛祭りのために用意していたというのか!!
と、それはさておき・・・
相変わらず良い仕事してますねー
堪能させていただきました
しかし、これまでの展開からすると、苛められ役の瑞穂ちゃんが、
いつ苛め役に転進するのか楽しみになってきましたw
3 名前:なまえを挿れて。 投稿日:05/03/02 18:34:41 ???
中学生の時好きな女の子を挑発して遊んでたら叩かれたので仕返しに電気アンマしたら漏らしちゃった…
今は友達です
5 名前:なまえを挿れて。 投稿日:05/03/03 00:25:07 euk67cbA
>>3 詳しい話きぼんぬ
7 名前:3 投稿日:05/03/03 01:42:22 ???
では少し詳しく
俺が中学生の時(2年)にあった本当の話。1年の時から好きだった子とまた同じクラスになれて浮かれてた。
その娘は割と気が強くて、背は小さめで髪はサラサラの短め、目が大きくて可愛いかった。
まだガキだった俺は好きなのにからかっていつも怒らせてた。中学生にしてみてもガキだったと思う。
8 名前:3 投稿日:05/03/03 01:45:21 ???
ある日、部活が終わった後帰ろうとしているその娘を見つけて俺はいつものように後ろから近づいて頭に手でぽんってした。
そしてその日はなぜか校舎の中に逃げてベランダまで逃げた。
しつこく追い掛けられベランダの端に追い詰められた。(その日はやけにしつこかったな…)
んで、追い詰められ頭をバシバシ叩くもんだから横っ腹をこそばしてやった。
9 名前:3 投稿日:05/03/03 01:56:18 ???
「くすぐったいよ〜やめてぇ〜」と言われたけどやめずにいたらその場に座りこんだ。
「降参だからやめてぇ〜」と言われたのでやめるとやめた途端に電気アンマをしてこようとした。
騙された。仕返しだと言って電気アンマしてくる彼女を逆に電気アンマしてやった。
好きな女の子にこんな事をしている自分にすごく興奮した。
10 名前:3 投稿日:05/03/03 02:03:18 ???
「あっ、あっ、やっめってっよっ…」振動でうまく言えないらしい。
ちょっとあえぎ声のように聞こえてさらに興奮してしまった。
「あっ…ぅうぅ…やだ…あっやめてっ」
彼女は始めはそんな事を言っていたけどしばらくすると何も言わなくなってた。
んで足も疲れたのでやめて顔を見ると泣いてた…んで足になんだか水が…
と思ったら彼女がなんとおもらししてた…
11 名前:3 投稿日:05/03/03 02:11:00 ???
俺に見られて泣き出す彼女…
俺「ごめん、そんな事になるなんて…マジでごめん…」
彼女「○○くんの事…好きだったのに…こんなとこ見られたら…」
俺は自分でもなんて事したんだと思ったよ。
でもその時なんて言ったらいいかわからなくてとりあえずトイレに連れてった。
パンツ洗い終わってすぐはかせて学校を出た(下校時間がギリギリだったので)
そして近くの人気のない公園で自分も今まで好きだった事を伝え、キスを一回して帰った。
次の日からいつもとおりからかえず会話もずっとなかった…気まずくて
そして高校も一緒になったのでその頃には話せるようになって今では仲の良い友達になりました。
でもあの日の事は一切話してません。一応これで終わりです
263 :
55:05/03/06 20:31:53 ID:9gykdfJx
sage進行?だとしてもあんまり下がりすぎると心配になってあげちゃうのは余計なお世話?
>>259 お茶、ゴチです!(^_^)。二人の雛祭り…何らかの形で書きましょうか。シチュ未定で。
>>260 本編では彼女が責め側のシチュも考えてたのですが、あれ自体、続きを
書くのに手が止まって…。これも何らかの形で書きたいと思います。
264 :
名無しさん@ピンキー:05/03/07 17:33:21 ID:lUg68C8C
あひゃひゃひゃ〜
神よ〜来たれ〜
265 :
55:05/03/07 23:34:47 ID:rp/CjlBx
何か、良いネタはありますまいか…?(充電中)
>>265 今、読んでいる文が多いのでしばらくは充電お願い致しますね(悪い意味ではなく
期待してますから、頑張ってください!
ほしゅage
268 :
55:05/03/08 13:48:13 ID:zI9FTQuT
269 :
D.C.:05/03/08 13:56:05 ID:zI9FTQuT
「兄さん…。だめ……もう……」
電気アンマされている音夢が甘い声で悶えている。息は荒く、上下する胸の隆起。
柔らかいブラウンの髪には可愛いリボンが結わえられてるが、純一が足の踏み込みを強く
するたびに、それは切なげに揺れる。
「もう…? どうしたの? やめて欲しい?」
「ち、違う…! た、耐えられないの…切なくて…」
ストッキングの様に長いオーバーニーソックスに包まれた太股がプルプルと震えている。
制服は着ているが、スカートは穿いていない。さっき、ドアを開けた時、音夢はまだ
着替え中で、制服の上を着てニーソックスを穿いたところだった。薄いピンク色の
ショーツ姿に欲情を覚えた純一が、登校前の朝だという状況を忘れ、音夢をベッドに
押し倒すのには時間は掛からなかった。そして、そのまま音夢の足を割り、電気アンマを
始めたのだ。既に音夢は10分間、されっぱなしである。
「はぁ…はぁ……。に、兄さん……学校に遅れちゃうよ……」
「大丈夫、すぐにイかせてあげるから」
「そう言いながら、焦らしてるくせに……意地悪……うっ…くっ…!」
純一からすればそれは仕方が無い事だった。意地悪するのは音夢が可愛く悶えるから。
そもそも電気アンマしだしたのも音夢が下着姿を見せつけるから…。
悪いのはいつも音夢なのだ。あの時だって……。
270 :
D.C.:05/03/08 13:57:10 ID:zI9FTQuT
一ヶ月前……。
その日は初音島が百年に一度という異常気象に見舞われ、猛烈な寒波が島の上空を覆い、
大雪を降らせていた。年中春のような気候の初音島住民にとっては、雪に対する警戒が
甘く、人々はプチパニック状態で仕事や授業を放棄し、家路に急いでいた。
純一と音夢の義兄妹も例外ではなかった。
「兄さん、早く、早く! 寒いです〜!!」
「ちょ、ちょっと待って……わっ!!」
「だ、大丈夫ですか? きゃっ!!」
雪道に純一が滑って転ぶと、助けようとした音夢まで尻餅をついた。
純一も音夢も雪塗れに。本当に急に押し寄せた寒波で、二人とも出かけにはコートを
羽織っていなかった。
「さっぶぅ〜〜!!」
純一は震える体をさすりながら、まだ起き上がれない音夢に手を貸そうとして動きが
止まった。
「あいたた、お尻打っちゃった……兄さん、どうしたんですか?」
純一の視線に気がつき、自分の姿を確認する。そして下の方を見て恥ずかしい現状に
気がついた。
「あっ……!」
慌てて内股になり、捲くれ上がったスカートを押さえる。この寒さの中だが、恥ずか
しさで顔は真っ赤だ。純一は助けようとした手を所在無げにぶらぶらさせながらそっぽを
向く……が、こちらも恥ずかしそうに頬を染めている。音夢はゆっくりと純一の手を掴んで
立ち上がった。暫く物も言わず、雪を落としていたが……。
支援
272 :
D.C.:05/03/08 13:58:16 ID:zI9FTQuT
「……えっち……」
聞こえるか聞こえないか、ギリギリの小さな声。しかし、純一にはこれ以上なくはっきりと
聞こえた。つん、と横を向く音夢。
「わ・わ・わ…わざとじゃないだろ! ね・ね・ね・ね・むが…!」
両手を大きく振って、音夢の『誤解』を解こうとする純一。そのあまりの動揺ぶりに一瞬
きょとんとした音夢だが、すぐに噴出してしまった。「アハハ!」と軽やかな笑い声が
雪の街に響き渡る。
「嘘ですよ、兄さん。……早く帰りましょ。ここにいると凍えちゃいます!」
そう言いながら楽しそうに雪の中を駆け出す音夢。また転ぶぞ?、と思いながら純一も
追いかけた。雪は段々吹雪に変わってきている。このままじゃ雪に埋もれて凍死しかねない。
273 :
D.C.:05/03/08 13:59:13 ID:zI9FTQuT
10分後、家に着いたときは二人ともさっきのはしゃぎ様が嘘の様にガチガチに凍えていた。
雪はあっという間に吹雪に変わり、全身雪塗れ状態だ。
「風呂〜〜、風呂〜〜!!」
靴を脱ぐのももどかしく、パネルを操作して湯を張る。バスタオルを取ってきて音夢の
体に張り付いた雪を落としてやり、自分も上着を脱ぐ。
「音夢、先に風呂に入れ。唇が真っ青だぞ」
「兄さんこそ、先にどうぞ。手がすっごく冷たいよ」
家中の暖房器具を操作するが、初音島では滅多に使わないので、起動が遅い。
「いいから入れ。このままじゃ二人とも風邪引くぞ」
兄貴風を吹かす純一だが、音夢の答はちょっと驚くものだった。
「だったら、一緒に入りましょう。暖房効くまで時間が掛かりそうだよ」
音夢がトレードマークのチョーカーを外しながら言う。
「一緒にってお前……」
「大丈夫、ちゃんとタオル巻きます。勿論、兄さんもだよ」
純一の動揺を見透かすように悪戯っぽく舌を出す音夢。こいつ、と思いつつも、我に返って
みると確かに暖房はまだ効いていない。ここで四の五の譲り合ってるよりさっさと入った方が
賢明に思えた。
「し、しょうがないか……」
仕方なさそうにそっぽを向きながら音夢の手を取り風呂場に移動する純一。音夢はクスクスと
笑っていた。どうして手をつなぐ必要があるのですか? と、心の中で問いかける。
274 :
D.C.:05/03/08 14:00:02 ID:zI9FTQuT
「見ちゃダメですよ、兄さん」
楽しげにいちいちチェックする音夢。反対方向を見て服を脱いでいる純一にとっては言い
がかりもいい所だが、何故か悪い気はしない。
(恋人同士って、こういう楽しい気分で風呂に入るのかな……)
と、そんな思いが純一の脳裏をかすめたが、自分ですぐにそれを打ち消した。
自分と音夢は恋人ではない。義理の兄妹なのだ。何故か必要以上にそれを強く感じていた。
「はぁ〜〜〜……気持ちいい〜〜!!」
「生き返るなぁ……」
音夢は胸まで、純一は腰にタオルを巻いた状態で風呂に入った二人。凍えていた体が
あっという間に温まり、固まっていた表情が見る見るうちに生気を取り戻す。
なりふり構わず、さっさと風呂に入って正解だった……とこの時は思っていた。
「兄さん……」
音夢が上目遣いで瞳を潤ませる。その表情に一瞬ドキッとなる純一。
「どうした? お湯、熱すぎたか?」
「ううん……そうじゃなくて。お風呂……狭いね」
「あ、ああ……そうだな」
さっきまでは凍えていたので気づかなかったが、人心地つくと、今の状況が意識できる
ようになった。もともと一人用のバスで、二人は入れない事はないが、ゆったりと入る
わけにはいかない。純一と音夢の体もぴっとりと引っついている。そして、二人とも
バスタオルを巻いているとは言え裸なのだ……。
275 :
D.C.:05/03/08 14:00:50 ID:zI9FTQuT
「お、俺……出るよ。もう温まったし」
純一が立ち上がろうとするが、音夢の手がそれを止めた。
「もっと体の芯まで温まらなきゃ……風邪引きますよ」
恥ずかしそうに微笑む音夢。その表情にドギマギしながら再び純一は腰を下ろす。
すると音夢は純一の手を握った。しっかりと、まるで逃がさないかのように。
「ちゃんと温まるまで離しませんからね、兄さん」
上気した顔で笑顔を向ける音夢。
更に1分が経った。純一にはその時間が1時間にも感じられた。音夢はどう思っている
のだろう。純一の手をしっかりと握りながら、一度も純一の方を見ない。
そして。
「キス……して」
聞き違いかと思った。「なに?」と聞こうとして音夢を見ると、音夢は潤んだ瞳で
純一を見つめていた。情熱的、とは少し違う、音夢らしく、落ち着いた、それでいて
しっかりと純一を捉えて離さない視線。その魅惑の表情に釘付けになる純一。
276 :
D.C.:05/03/08 14:54:40 ID:zI9FTQuT
「ダメ……ですか?」
純一がアクションを起こさないので、音夢が先に口を開いた。詰め寄るでもなく、
悲しむでもなく、自分を保った言葉……それだけに、純一には胸に突き刺さる。
自分の不甲斐なさを思い知らされるのだ。
逃げていてはダメだ。今日だけではない。これまでにして来たように、音夢が自分に
向けてくれる好意……これに対していつまでも曖昧な態度でいるのは、彼女に酷であった。
ましてやこの状況である。その言葉を発するのにどのぐらい勇気が必要だった事だろう。
「ダメなわけ、あるものか……」
音夢の肩を優しく抱く。そして、瞳を閉じる音夢の唇にそっと口づけした。
10分後。
風呂から上がって、二人は音夢の部屋に一緒にいた。音夢は湯上りのバスタオルを
巻いたままの格好、純一もバスローブを羽織っただけである。お互い、自分の部屋に
行けば良いのに、一緒にいる。服を着ればいいのに、裸のまま。暖房は漸く効力を
発揮して裸のままでも大丈夫ではあったのだが。
バスルームでは音夢にキスをして、抱きしめた。柔らかな胸を揉みしだき、腰に
手を回して滑らかなお尻を撫でた。音夢は時折声を喘がせながら、純一のされるが
ままになっていた。音夢の健気さと情熱をを感じ、やがて純一の雄の器官も屹立して
ゆく。音夢はそれをいとおしげに撫でてくれたが、そこで、純一は手を止めさせた。
「部屋に行こう」
このままでは最後まで突っ走ってしまう。自分が暴走して止められなくなる前に、
考える時間が欲しかった。音夢は暫く純一を見つめていたが、コクリと頷いた。
277 :
D.C.:05/03/08 14:55:53 ID:zI9FTQuT
そして、再び音夢の部屋での事。
(こいつ、こんなに綺麗だったっけ?)
純一は初めて合う女の子の様に音夢を見つめていた。
音夢はベッドに腰掛け、椅子に座っている純一を見つめている。いつもと少し違う、
優しさ以上の暖かい表情。純一に受け入れられた喜びに溢れ、ほんの少しの不満を
アクセントに輝かんばかりの美しさだ。
「……電気アンマ……」
へっ……? と言う表情で純一は音夢を見る。今言ったのは音夢なのか? それも
「電気アンマ」と。確かに音夢の声だったが……?
「電気アンマなら、してくれますか……兄さん?」
頬を染めて恥ずかしそうに、でも、はっきりと純一を見て言う。
「私達、義理とは言え兄妹だから……。だから、その……」
そこで顔を真っ赤にして言葉を濁すが、思い切ったように再び口にした。
「さ、最後までするのは、まだ躊躇いがあるかもって……わ、私はいつでもOKなん
だけど……って! な、なにを言ってるんだろう……!?」
オロオロあたふたと自分の言葉に目を白黒させながら何かを伝えようとする音夢。
純一はポカンと見ていたが、音夢がうろたえる事で自分の気持ちが落ち着いてくる
ような気がした。
278 :
D.C.:05/03/08 14:56:49 ID:zI9FTQuT
「だ、だからですね……その、まずは、エッチな悪戯から始めればどうかな?
……なんて思ったんだけど……わ、私ってバカ?」
恥ずかしさのあまり、枕で顔を隠してしまう。
純一はたまらなく音夢がいとおしくなり、音夢の肩を優しく抱く。
「やっぱり馬鹿だよね、私……?」
「どうして」
「だって……言うに事欠いて、男の人に……」
「『電気アンマして欲しい』って?」
「い、言わないで下さい!」
音夢は、からかう純一の視線を避けるように枕で顔を隠し、下からちらりと覗く。
「電気アンマ、された事あるの?」
「う……うん。女の子同士で。時々、流行ったりするの……」
「誰に? された時、どんな感じだった?」
「よくされたのは眞子ちゃんとか……な、なんかくすぐったくて、ちょっと痛い時も
あるんだけど、されているうちに気持ちよくなることもあって……って、恥ずかしい!
聞きすぎだよ、兄さん〜!」
自分で告白しながら恥ずかしがる音夢。純一がわざと詳細を聞いてるのが分かった
ようで、ちょっと拗ねた表情になる。
279 :
D.C.:05/03/08 14:57:58 ID:zI9FTQuT
「で、でも……男の人にされるのは初めてなの。だからちょっと怖いけど……。
兄さんは誰かにしたことがあるの?」
「え? あ、あるもんか、そんなの」
「なんか今、少し返事が遅かった」
枕から顔を上げ、じぃ〜〜〜、っと探るような視線を純一に向ける。
「き、気のせいだよ。……うん」
「……まあ、電気アンマは女の子なら誰でも経験する悪戯だし、別の子にしたって
浮気とかじゃないけど……」
「そ、そうなの? それはよかった……。……!!」
ほっと一息つく純一をジト目で見つめる音夢。その視線は明らかに追求する視線だ。
「私以外に電気アンマしたい子がいるんですか?」
「い、いや……そんな……」
ぱっと、白河ことりの顔が浮かんでしまったが、すぐに打ち消す。悟られると大変な
事になりそうな気がしたからだ。
「……もしかして、眞子ちゃん?」
音夢の探りの入れ方が露骨になっている。冷や汗をたらしながら、すぐに首を振った。
「じゃあ、萌先輩?」
同じく首を振る。
「美春?」
「あのなぁ……誰彼なしにあてずっぽうを並べても……」
「さくらちゃん」
「あいつが先にボディプレスを掛けてくるからだよ! 自衛のために仕方なく……
あっ!!」
思わず口を押さえたがもう遅い。音夢のプレッシャーに負けて白状してしまった。
音夢の顔には勝ち誇った表情と怒りを滲ませた表情がミックスされて出てきている。
280 :
D.C.:05/03/08 14:58:40 ID:zI9FTQuT
「……ま、まあいいですけど。…お、お子ちゃまに相手に嫉妬したりなんか、み、
み、みっともないですものね……」
拳が震えてる。それに、ゆらり……と空気が歪んだ気がしたのは気のせいか?
「えっと……怒ってる……?」
「怒ってなんかいません!!!」
速攻で物凄い迫力のカウンターが返ってきて、純一は逃げ出しそうになった。
ちょっと聞いただけなのに……。
「……で、何分したんですか?」
「何分って?」
聞き返した純一をジロッと音夢が睨む。純一は泣きたくなってきた。
「……だいたい、3分です……」
小さくなって答える純一に音夢が溜息をつく。
「そうしたら、私には10分はしてくださいね。予定の2倍ですけど、最後まで
ちゃんとやってもらいますから。いいですね!?」
何が『予定』だったのだろう?、と思いながらも、唯々諾々と了解する純一であった。
281 :
D.C.:05/03/08 14:59:35 ID:zI9FTQuT
「は……恥ずかしい……」
純一に両足を持たれたまま、開かれた股間を両手で隠す音夢。バスタオル一枚、
と言う事は下は裸……つまり純一の位置からは丸見えなのだ。
「ぱんつ、穿く?」
純一が聞くと、音夢は目を瞑って首を振った。
「今日は兄さんを肌で感じたいから……」
お互いに風呂上りの綺麗な状態なので、生の電気アンマをされるのには抵抗は
なかった(むしろ初めてはそうして欲しいと頼んだのは音夢の方だった)が、
この恥ずかしさだけは耐え切れない。
「じゃあ、俺が目を瞑るよ」
「それもだめ……」
「どうして?」
「だって……初めて兄さんにされるんだもん。一番いいやり方でしっかりと
されたいよ……」
どういう状態が電気アンマをするのに一番いいやり方なのかは知らないが、
音夢の気持ちはなんとなく分かる気もする。
282 :
D.C.:05/03/08 15:00:15 ID:zI9FTQuT
「そうだな……そしたら……」
純一はゆっくりと足を割りいれる。内股を足の裏で触られ、ビクリ!と音夢の体が
跳ねる。純一の足は音夢が股間を守っている手の所で止まった。
「この状態で手を抜いて。そうすれば俺からは見えないよ」
ニッコリと安心させるように音夢に微笑みかける。
「あ、ありがとう…」
嬉しそうに礼を言う音夢。純一が自分に気を使ってくれた事がたまらなく嬉しい
のだ。もうためらわず手を股間から外すと、純一の土踏まずが音夢の大事なところに
宛がわれた。
「あ……うっ!」
思わず仰け反る音夢に純一が優しく声を掛ける。
「大丈夫? 痛くないか?」
「だ、大丈夫……気にしないで、思いっきりして。痛くされてもいいの……」
私ってMなのかな? と音夢は思う。何故か純一には痛くされてみたかった。
(この状態で蹴られたりしたら……どうなるんだろう……?)
そう考えると背筋がゾクゾクしてくる。寒気ではなく期待と興奮でだ。
不意に、ちょっと前にソフトボールの授業でキャッチャーをしていて、眞子の速球を
股間に受けた時の事を思い出した。あの時は痛いだけだったはずなのに、何回も
思い出す事がある…。眞子の手当てを受けながら股間を押さえて苦しむ気持ちを……。
そう言えば、あれ以来、眞子の態度も少し変わったような気がする。
わざと音夢にキャッチャーをやらせてワンバンドボールを投げたり、電気アンマを
流行らせて音夢を狙ったりしてきた。その時は、偶然かと思っていたが、もしかしたら
そうでないのかもしれない……。
283 :
D.C.:05/03/08 15:01:30 ID:zI9FTQuT
「どうしたの?」
純一の声を聞いてハッと我に返る音夢。眞子のサディスティックな微笑が脳裏から
消え、代わりに純一の優しい笑顔が目の前に現れる。
「う、ううん……なんでもない。兄さんにされると思うとなんか頭の中が一杯に
なってきて……」
「それでいいさ。あせらなくても、ね。ゆっくりと気持ちよくさせてあげる。俺の
出来る範囲でだけど」
純一は笑顔を見せ、必死で集中しようとする音夢を優しくなだめる。
「うん……初めてを兄さんにしてもらって本当によかった」
音夢は心の底からそう思った。その思いが音夢の体にも伝わり、体が受け入れる準備を
始めていた。音夢の大事な所は汗よりも濃い湿り気を帯び、痛覚を和らげ、性感を
高めていく。
「準備OKだね。それじゃあ、始めるよ……」
純一もゆっくりとしたリズムで音夢の股間に宛がった土踏まずを振動させる。ぶるぶる……
ぶるぶるぶる……と、一定のリズムでなく、不規則な振動は音夢の性感を波状的に
刺激した。
「はうん……! ああ……!!」
白いおとがいを仰け反らせ、声を上げる音夢。もともと感度は悪いほうではなく、
しかも愛する人にされているのだ。高まりは一気にヒートアップし、最初の震えが、
太股から爪先に走り抜けた。純一に引っ張られた足を更に爪先までピンと伸ばして
押し寄せる波に耐えている。
284 :
D.C.:05/03/08 15:02:23 ID:zI9FTQuT
「イきたかったら、イってもいいぞ。あんまり我慢すると辛いだろう?」
意地悪な電気アンマの方法として、わざとイかさないように力を抜いて長時間いたぶる
事も出来たが、純一はそうはせず、音夢が気持ち良くイけるように、リズムを一定に
して責めていった。
「うん……でも……」
音夢としては気持ちよくされるのは嬉しいが、だからこそ逆にすぐにはイきたくは
なかった。眞子にされて泣き叫んだあの地獄の電気アンマ。生かさず殺さず、生殺し
状態を一時間近くされたあの体験を音夢は夢の中で何度も思い出した事がある。
それを今一度、進んで思い出しながら、純一の愛を長くじっくりと受け入れる。
音夢はこの倒錯的な電気アンマのされ方を楽しんでいた。
しかし、そんな邪な楽しみ方も純一の優しさの前には長くは続かなかった。
邪悪な喜びは愛情の波に押し流され、音夢の中に純一の思いが溢れかえった。
「にいさん……あああ……ううう……」
シーツを掴んで賢明に耐える音夢。激しい動きでバスタオルは体から滑り落ち、
大きくはないが、形のいい乳房が揺れているのが見える。既に全身は汗びっしょりだ。
「音夢……これで……!!」
最後の止めとばかり、純一は十分に濡れた音夢の秘所に踵を宛がい、力一杯グリグリと
振動と捻りの力を与えた。
「にいさん……! にぃさぁん……!!」
ここまでになかった力強い責めに音夢はあっという間に昇りつめ、やがて、失墜した。
285 :
D.C.:05/03/08 15:03:11 ID:zI9FTQuT
そして、現在……。
「音夢! 急げ! 遅刻するぞ!!」
「に、兄さん、待って! はぁ……! はぁ……! だから朝はダメだって言ったの
にぃ〜!!」
「仕方ないだろ!! お前がスカートを穿き忘れるから…」
「お、大きな声で言わないでよ! それに穿き忘れたんじゃないです!!」
自分の方がよほど大きい声を出しているのだけど?、と純一は音夢の顔を見て微笑む。
「何笑ってるんですか?」
息を弾ませながら音夢が不振そうに聞く。
「別に。ただ……」
「ただ……?」
「今日は早く帰って続きをしたいなぁ、なんてさ」
「に、兄さんのエッチ! ……べ、別にいいですけど」
頬を染めながら承諾する音夢の頬にキスをすると、再び駆け出す純一。突然の奇襲に
一瞬、呆然とする音夢。
「さ、急がないと本当に遅刻だぞ!」
「わ、わかってます! ……もう」
風がそよぎ、散り初めた桜が二人に吹雪となって降りそそぐ、そんな季節の事だった。
(PART−1:おわり)
286 :
55:05/03/08 15:22:22 ID:zI9FTQuT
昨日充電すると言ったばかりでないのか……orz。
放電体質のようでつ>うち。
エロパロですが、背景とかは特に知らなくても大丈夫なので、
説明不要でしょう。また、感想など、よろです〜。
電気あんまより、
>>276あたりまでのほんのりとした所に萌えた。
288 :
55:05/03/09 00:31:34 ID:MK2J8woN
>>287 その部分は一回書いて「電気アンマには関係ないなぁ…」と思って消して、
やっぱり「折角書いたし」と思って復活させたトコなので、萌えて下さって
幸いです。
しかし、アンマ作家としてはまだまだ修行が足りないですな……orz
>>55氏
意地悪最高!!GJです!作品自体が好きなこともあって萌えさせて頂きました
PART-1 ということはPART-2も……3も4も……期待してます(゚∀゚)
乙でした!!
乙
期待
超期待
ホント乙です
>>55氏
乙&GJでございました
「電気アンマは女の子なら誰でも経験する悪戯だし」って設定が良いですね
眞子攻め音夢受けや、純一攻めさくら受けのシーンなど妄想が広がります
そこで、1回支援したきり忘れてた俺の登場ですよ。
もう最高!
GJ!
早く続きが(ry
乙で(ry
て
294 :
55:05/03/09 16:51:48 ID:MK2J8woN
>>289 うちもゲームクリアしてないのに好きです。
PART-1と書いたのは一応続き含みでは考えてるのですが…。
音夢との電気アンマシーンを思い浮かべてる所をことりに悟らせて
恥ずかしそうに困った顔を見るSSとか。
>>291 他には「電気アンマは対女の子専用技」とか「兄や弟のいる女の子は
必ず電気アンマ経験がある(もしかしたら姉や妹でも)」などの設定もw。
「女の子に生まれたら電気アンマされるのは宿命」見たいな感じで。
眞子→音夢はSMチックにしたいなぁ、とか考えてます。普段は仲良し
だけど二人っきりになったら眞子が豹変、とか。電気アンマも純一と違って
優しくなく、時折軽い急所攻撃を混ぜたり…。
純一→さくらはさくらの悪戯に純一が電気アンマでお仕置き、とかですかね。
音夢のやきもちつきw。
>>290,292
ありがdです。楽しんでもらえれば次のエネルギーになります。
295 :
D.C.:05/03/10 19:33:47 ID:J5NP6gdW
「おにぃちゃ〜〜ん、おっはよ〜!!」
どぼっ! と、いつもの様に朝からフライングボディプレスをかけてきたのは、
さくらだった。
「げふっ…!」
と、これも毎朝の様に呻いているのは純一。いつもながら最悪の寝起きである。
「さ……くら……寝ている時に飛び込んでくるなと、あれほど……」
うぐぐ……と苦悶の表情でのたうつ純一。しかし、さくらは更にその純一に馬乗り
になる。
「だって〜、早く起きてご飯食べないと遅刻しちゃうよ? 起きようよ〜」
人の気も知らないで笑顔でゆっさゆっさと揺さぶるさくら。そ、それが苦しいんだって…。
「いい加減にしないと、怒るぞ?」
「お兄ちゃんがぐーたらしてるからだよ」
「反省する気はないのか?」
「べぇ〜〜〜〜、だ!」
頬の両側で手を広げ、舌を出して挑発するさくら。……お仕置き決定。
「今日と言う今日は、勘弁ならん! さくら! 覚悟しろ〜〜!」
「ふぇ? きゃ、な、なにするのさ〜〜!? きゃーー!!」
純一は自分の上に乗っていたさくらを跳ね除けると、その紺ハイを穿いた細い足の
足首を両方とも掴んだ。
そして、その間に右足を割りいれていく。あっという間にさくらの股間に踵が
しっかりとセットされる。制服のミニスカートが捲くれ、ぱんつは丸見えだ。
「あっ! だ、だめだよ! ボク、電気あんま苦手……やぁん!」
両手で純一の右足を退けようとするが、さくらの力で動くはずがない。
296 :
D.C.:05/03/10 19:34:43 ID:J5NP6gdW
「やめてよ〜〜! エッチ! スケベ! みなさぁん! ここにスケベ魔人が
います〜! たすけてぇ〜〜!!」
窓の外に向かって大きな声を上げるさくら。まだ冗談で済まそうとしているようだが、
今日ばかりは、そうはさせないと、純一はさくらが入ってきた窓を閉めた。
「え…? ちょ、ちょっと、お兄ちゃん!? それは……」
漸く純一が本気だと悟り、一筋の汗がさくらのこめかみを伝う。
「いつもいつもいい寝覚めを提供してくれてるからな。まとめてお礼してやるよ」
「そ、そんなぁ〜。お礼なんていい……ひゃああん!?」
だだだだだ……とドリル切削機の様な振動をさくらの股間に送る。思わず、内股を
きゅん!と閉じ、悶えるさくら。
「お兄ちゃん、やめて〜……くすぐったいよぉ」
「くすぐったいだけか? じゃあ、もうちょっと強くしてやるか…」
「そ、そんなのダメだよぉ〜! やあぁん!!」
スカートがまくれるのも恥ずかしいのか、時折引っ張って直そうとするが、その度に
グリッと股間が圧迫され、また仰け反ってしまう。細い足からちらちら覗く、まだまだ
子供なぱんつ。しかし、少し興奮してきてしまった。
「もう二度としないって誓うか?」
「うう〜〜…そ、そんな暴力に屈しないもん」
「ふ〜ん。いつまで耐えられるかな?」
「や、やだぁ……ひゃあうう!!」
純一は執拗に電気アンマを繰り返した。さくらはツインテールの髪を乱しながら
耐えているが、もう限界だ。お子ちゃまぱんつも気のせいか湿り気を帯びている。
そして……。
297 :
D.C.:05/03/10 19:35:32 ID:J5NP6gdW
「お兄ちゃん、もうだめ……許してよぉ」
「じゃあ、降参してこれから悪戯しないって誓うか?」
「それは……やだもん」
「だったら、許さない」
更に振動を早くする。するとさくらが突然大きく仰け反り、悲鳴を上げた。
「はぁうう……! お兄ちゃん……! ああああ……!!」
いつものさくらとは違う、女の子の悲鳴。それと同時にさくらの力ががっくりと
抜けた。限界だったのをずっと我慢していたようだ。意地っ張りめ。
10分後。
「ふにゃあ……た、立てないよぉ、お兄ちゃん」
「馬鹿、遅刻するぞ」
「おんぶしてって」
「い?」
「でないと、さっきの事、音夢ちゃんに言いつけちゃう」
「う……わ、わかった」
「兄さ〜ん! 起きないと遅刻しますよぉ〜!」
階下から音夢の声が聞こえる。
「うにゃ♪」
さくらは背中に張り付いたまま退こうともしない。
「う〜〜〜〜ん……」
とりあえず、そのままでは遅刻するので階下に下りていく純一。そして…。
当然のごとく、その日は一日中、義妹の機嫌は悪かった。
(PART−0 おわり)
298 :
55:05/03/10 19:38:59 ID:J5NP6gdW
ここの所、スレが寂しい気がしたので(気のせい?)、
以前書いて没にしようとしたD.C.の書き出しをうpりました。
質より量と言う事で。
”PART−1”より前の話なので”PART−0”にしてあります。
>>298 潤った
凄まじいほどにスレが潤った
乙乙GJ
全米が濡れた
>>299 ありがd。
そう言ってもらえると嬉しいですが、最近住民同士の会話が少なく、
スレ自体が縮小傾向にあるのが気になるの……。
GJGJGJ
ここが過疎なのはデフォ
気にしちゃあいけないよ
303 :
55:05/03/11 13:10:02 ID:6OoH6IFc
>>302 なるほど、デフォですかw。
確かにさっき更新状況を見てみたら、コメントのないスレが半分以上
あるみたいですからねぇ……仰るとおり、あまり気にしなくても良いかも。
久しぶりに『えっちプロレス』の続きをもうすぐ投下予定っす。
一方こちらは柊シノンの部屋。
そこにはシャワーから上がってバスタオル一枚のシノンと、無理やり呼び出されて急遽駆けつけた
彼女の友人鷺沢ミユリがいた。ミユリは大学に向かう途中の姿のままだ。体格はアカネより若干
小さいだろうか。アカネより女の子らしい体型で、童顔。眼鏡とポニーテールが愛くるしく、
二十歳のはずだが、実際はそれより子供っぽく見える。
「それで、私にそのスパーリングの相手をしてって事?」
呆れた様にシノンのバスタオル姿を見つめるミユリ。
「うん。お願いね、ミユリ。こんな事を頼めるのはミユリしかいないもん」
シノンはニコニコと笑っている。ミユリと会えて嬉しそうだ。ヒロトやアカネの前で見せるのと
違うタイプの笑顔。悪戯っぽく子供っぽい笑顔はこのミユリにしか見せない。
「全く、呆れたと言うか……私、学校あったんだよ?」
「埋め合わせは今度するから、ね。私にとって人生の一大事なの」
「ヒロト君のことが?」
「……うん」
はにかんだ笑顔で俯くシノン。ミユリはそれを見てため息をつくが、
「わかりました……。シノンがそれほど思いつめてるんだもん、仕方ないよね……」
それを聞いてぱっと顔を輝かすシノン。
「ミユリ、ありがとう! 大好き!」
小柄な覆いかぶさるように抱きつく。
「わっぷ! シノン、胸! 胸!」
ミユリの顔にバスタオルが解けたシノンの胸がかぶせられ、息が苦しくなった。
5分後。
ミユリもシャワーを浴び、バスタオル一枚の姿になる。
「ね、ねぇ……シノン。本当にこの格好で闘うの?」
ミユリが心もとなげにシノンに聞く。眼鏡は外し、洗いざらしの髪はポニーテールにまとめる。
「うん、そうだよ。女の子同士だもん。平気だよ」
「平気って……シノン、タオル短すぎない? その……」
ミユリはシノンの股の所を見る。ミユリの指摘どおり、シノンのそこは通常でも見えるか見え
ないかギリギリの長さだった。お尻のほうは丸見えで、前もホンの少し動いただけで、ちらちらと
見え隠れする。
「ウフフ……気になる?」
シノンが悪戯っぽく笑う。
「あ、当たり前でしょ……いくら女の子同士でも、恥ずかしいものは恥ずかしいよ」
「じゃあ、タオル取っちゃえばいいのに……えい」
シノンはいきなりミユリのタオルに長い足を伸ばして引っ掛け、そのまま引っ張った。
はらり、と床に落ちるミユリのタオル……。
「き……きゃああ!? なんて事をするの! シノン!!」
思わず胸を押さえてしゃがみ込むミユリの姿を見てシノンはコロコロと笑っている。
「変なミユリ。お互い裸なんてしょっちゅう見せあってるじゃない?」
「そ、それはそうだけど……でも……」
「なぁに?」
「今夜のルールの話、聞いた後だから……その……」
「あはは、そうだね。ミユリには刺激が強すぎたかも」
顔を真っ赤にするミユリを見てシノンはクスクスと笑っている。
全裸で急所を攻撃しあう、電気アンマバトル。シャワーを浴びた後、そのルールを聞かされた時、
ミユリは呆けた顔をしていた。驚くよりも呆れてしまったのだ。おそらく世界中で一番恥ずかしい
ルールの格闘技だろう。これに比べたら場末の泥んこプロレスの方がミユリにはまだ理解できた。
「でも……大丈夫なの? そんな事して」
「そんな事って?」
「だって……女の子の急所だよ。そこを蹴られたらシノンでも……」
「そうね。でも女子レスラーなら経験があるでしょ? ミユリもね。この前の試合でも…」
「い、言わないでよ! 恥ずかしいんだから……」
恥ずかしがるミユリを楽しそうに見つめるシノン。先日、タッグマッチでミユリと組んだ時、
相手の外国人レスラーにローブローを受けて悶絶するミユリをシノンが助けたのだ。
試合後のシャワールームで二人っきりになった時、シノンが執拗に打たれた股間の具合を聞いて
きたのをミユリは覚えている。
(シノンは、絶対にサディストだ……)
それも性的サディストで、しかもレズの気がある。ミユリは今日対戦するアカネが気の毒に
思えた。どう見ても先島アカネはシノンの好みのタイプだ。それにヒロトを奪い合うライバル
でもある。現在の女子プロレスでもトップレベルの実力者がエッチ虐めに徹するのだ。半端な
陵辱ではすまないだろう。
「油断ならないけどね。先島アカネの実力は」
ミユリの内心を見透かしたようにシノンが言った。顔は笑っているが目は笑っていない。
「いい勝負になる、って事?」
「いい勝負にはしないよ」
にやりとシノンが意地悪な顔で微笑む。
「アカネちゃんは徹底的に、一方的に苦しめてあげる。私が気にしてるのはあの子をどこまで
服従させられるか、それだけよ。普通に勝っただけじゃ、意地っ張りなあの子は私に心からは
屈服しないでしょう? だからなるべく屈辱的で精神的にも肉体的にも長時間執拗に苦しめて
虐める……その方法を考えなきゃ」
ゾクッとミユリは背筋に寒気が走った。まさか自分はその練習台なのでは……?
「と、言う事でスパーリングパートナーよろしくね、ミユリ。引き受けてくれるよね? 親友
だもん……」
ミユリの前に立つとシノンははらりと自分の体に巻きついたタオルを落とした。鍛えられても
しなやかさと滑らかさを失っていないボディが窓から差し込む日差しに晒される。
その妖しげな瞳に見つめられ、ミユリはその場から動けなくなった。
シノンが妖しげな表情でミユリに迫っている頃、アカネはリーチ差のハンデの克服に躍起に
なっていた。
が……。
「だ、だめぇ〜! ヒロト、もう外してよぉ〜!!」
「俺が外したんじゃ実戦練習にならないだろ? 自分で外すんだ」
「い……意地悪!! くっ! うう……えいっ!!」
ヒロトの足を掴んでタイミングを見計らって体を捩り、相手のホールドを崩してから抜け出す。
アカネの『電気アンマ破り』は完成しつつあった。しかし、この返し技にはいくつかの欠点が
あった。
一つは相手の筋肉疲労を待たないといけない事。掛かった当初のびくともしない状態では
どうあがいても動かせないからだ。だから最初は相手にされ放題になる。この間のスタミナ
ロスはかなり大きい。
二つ目は自分の股間を中心に捻るので、急所に与えるダメージが大きい事。裸の股間をシューズを
履いた足手の踵に押し付けて捻るのだ。自分で自分の急所を痛めつけているようなものであった。
三つ目は必ず一回で成功するとは限らない事。相手の動きが自分の仕掛けるタイミングと
合ってしまうと、逃げ切れずに失敗してしまう。自分から動くので見切りは使えず、ある程度は
幸運を期待しないと抜けられない。
「でも、シノンさんとのリーチ差を考えたらこのリスクはしょうがないの……」
アカネが少し痛めた股間をさすりながら言う。その様子をヒロトはごくりと唾を飲んでしまう。
勿論、急所にダメージが積み重なってしまうのは心配であるのだが、裸で股間を揉みしだく
アカネの姿が、あられもない事をしている姿に見えてしまうのだ。
「……えっち」
ヒロトのそんな視線に気がついたのか、恥ずかしそうにヒロトを睨む。ヒロトは慌てて視線を
逸らし、咳払いする。
「ちょ、ちょっと休憩しようよ。本番前にそこを痛めちゃったら勝負にならないし……」
誤魔化すようにヒロトが言うと、アカネも頷いた。
「体冷やすといけないから……」
ヒロトは裸のアカネにガウンを掛けてやり、飲み物を渡す。ありがとう、と小さく呟いて
物思いにふけるアカネ。さっきから何かを考えているようだ。
「このままじゃ、ジリ貧ね……」
アカネが呟く。確かに、電気アンマ破りで脱出できても、自分の方からは相手にダメージを
与える事は出来ない。また電気アンマされて、同じことの繰り返しである。そうしている間に
ポイントもスタミナも失い、急所にダメージが蓄積する。二人のレフェリーから試合続行不可能
と判断されたら自動的に負けになってしまうのだ。
「ヒロトが試合を止めなければいいのだけど……」
チラッとレフェリーの一人であるヒロトを見る。
「馬鹿言うな。お前がなんて言おうと、それは譲れないぞ。お前の体なんだから」
「ヒロトに触ってもらえなきゃ、意味ないよ、こんなところ……」
泣きそうな表情で股間に手を当てるアカネ。彼女にとって既に自分の体は自分のものでは
なかった。自分の体はヒロトのものなのだ。優しく愛撫しようと激しく虐めようと、それは
ヒロトの意思で好きにしていいものなのだ。だからこそ、負けたくない……。
「う〜〜ん……」
ヒロトの方にすれば、アカネのその思い込みの方が心配だった。シノンと言う強力なライバルの
登場で一時的にそうなっているのだろうが、引くことを知らない状態で戦いの場に出すと、
どんな形にせよ結果には大きな代償が伴うだろう。
「だけど……」
突然、何を思ったのか、クスクスとヒロトが忍び笑いをする。
「なによ、いきなり?」
勿論、アカネはムッとする。自分がこれだけ悩んでいるのに、その張本人が笑っている。
思い込みまっしぐら状態のアカネにはそう思えてしまう。
「だってさ……」
ヒロトはそんなアカネに笑顔を向けた。我あらず、アカネもドキっとなる。
「俺、そこまでアカネに思われてるなんて、なんて幸せなんだろうな、ってふと思っちゃっ
たから……アカネが思い込みすぎて心配、なんてのは俺の思いあがりだよね」
ヒロトがアカネを見つめる。アカネは顔を上げた。そしてヒロトの肩に頬を寄せた。
「ゴメンね、ヒロト。私……自分勝手だった」
アカネの言葉から、さっきまでの険が取れた。アカネにしてみれば自分がどれだけ馬鹿だったか
思い知らされたのだ。自分の思いを一方的に投げつけ、ヒロトの心を知ろうとせず、不安に
なって、更に強い思いをぶつけて……。自分で自縄自縛に陥り、ヒロトの心を確かめようとしな
かった。ヒロトは自分の思いを受け止めてくれているのに……。
それにその言葉は昨日の夜にヒロトから発せられようとしていたのだ。だけど、自分が遮った。
その理由は……。
「私、自分で勝ち取りたいの……。ヒロトから与えられるだけじゃなく、自分で勝って『ヒロト
は私の物だ!』ってみんなに宣言したい。だから、シノンさんに勝ちたいの……」
皮肉な事に、シノンの思いを一番理解しているのも自分だとアカネは確信している。彼女の
ヒロトに対する思いは、同じ思いを抱くアカネにとって痛いほど伝わっている。だから必要
以上に彼女を意識し、対決姿勢はどんどんエスカレートして行ってるのだ。
「私、いじめられちゃうね……きっと」
アカネがヒロトにもたれ掛りながら言う。
「どうして?」
「だって……シノンさん、私を見る目が怖いんだもん。普通に怖いだけじゃなくて、なんて
言うか……ヒロトが私をヤラシイ目で見るじゃない? あれが強力になったと言うか」
自分を引き合いに出されて困惑するヒロト。そんなヒロトの反応を見て笑うアカネ。
「きっとシノンさんは私をいじめたいんだよ。だから、ルールをどんどんエッチにしていくの」
多分、そのアカネの考えは当たっているだろう。ヒロトもシノンのアカネに対する視線に
サディスティックな意思が込められているのには気がついていた。
しかし、アカネはニッコリ笑いかける。
「でも、私だってやられっぱなしじゃないもんね! スピードを生かしてシオンさんの懐に
潜り込んで、思いっきり急所攻撃してやるの。私を怖がらせていじめようとクリーンヒットの
ルールを追加した事、後悔させてやるんだもん!」
ビシッ!と拳を突き出す真似をする。時々さらりと怖いことを言うやつだな、とヒロトは
思う。しかし、アカネのへこたれない強さには、改めて敬服の念すら覚える。
「だけど、私の方から電気アンマしかけるのは無理ね……一方的にされちゃうのはヤだけど、
仕方が無いか……」
その点はあきらめようとしたアカネにヒロトが笑いかけた。
「そんなことは無いさ。アカネの方が逆に電気アンマで主導権を握る方法は…あるよ」
「え……?」
驚くアカネに、ヒロトは秘策を持っている参謀よろしく、自信たっぷりに微笑んだ。
(PART−2 おわり)
312 :
55:05/03/11 13:51:59 ID:6OoH6IFc
PART−2:特訓編、終了〜。
続きはPART−3:決闘編へw。
>>311 この俺の気持ち、GJだけで通じるだろうか……
GJ!
こちらスネーク。55大佐、GJだ。
オーバー、オーバー
316 :
55:05/03/11 21:43:26 ID:6OoH6IFc
>>313-315 わーい、バイトから帰ってきたらカーネルに昇格してた!(・∀・)
ケロロやアスランをすっ飛ばしてシャアやテッサと肩を並べたのね
……知識が偏ってる……大体、ザフトには階級は無い……orz。
ちなみにメタルギアソリッド?
55氏
GJ!
乙です
決闘編が楽しみですよ
シノンサイドのスパーリング風景も見たかったりする
ミノリのキャラが結構…(;´Д`)ハァハァ
チラシの裏スマソorz
チラシの裏から重ねてスマソ
ミノリではなくてミユリですたorz
気を悪くされたなら申し訳ない…orz
319 :
55:05/03/11 23:38:43 ID:6OoH6IFc
>>317 >シノンサイドのスパーリング風景も見たかったりする
ドミ状態ですw。
童顔ポニテ姉さんが泣いても叫んでも許さない(部屋は防音完備)。
ミユリを電気アンマしながらハァハァしているシノンの様子は…回想に
入れましょうかね〜。
55氏
GJ!!
ミノリ、是非よみたい
なんてこったい、興奮して俺まで・・・
ミノリ→ミユリ
気悪くしたら申し訳ない
>>322 うはwおkwwGJ! wwマジでGJ! www
正直ウマー
もう最高ですよ!
ここでGEを見るとはw
General Electric ?
>>325 そんなに欲張りだと描いてもらえなくなりますよ……?
俺もキボンしたいが、ここはグッと押さえて(ry
>>322 キボンキボンキボンキボンキボンキボンキボンキボンキボンキボンキボンキボンキボンキボンキボンキボン
はぁはぁ・・・
328 :
322:05/03/15 01:33:02 ID:JG/syqVZ
えー・・・好評・・・なんすかね?
なんか自分の絵がスレストのような気もするし・・・
続きを描いてみましたが・・・
人間マッサージ椅子でイカされたミルフィーは
ランファの苦手な電マで逆襲を・・・ってなカンジで
329 :
名無しさん@ピンキー:05/03/15 01:33:54 ID:JG/syqVZ
>>329 で、言いたいことがあるんだが。
グレートジョブ!!!
スレストなんてキニシナイ! むしろ気のせ(ry
331 :
55:05/03/15 13:31:02 ID:VuaqG9Ny
>>329 すげっ! こ、これはスーパーグレートグッジョ! 略してSGGJ!!
スレストなんてとんでもないですよ、めっちゃ盛り上がります。
うちもG.A.の電気アンマSS、書いてみるです〜。
332 :
55:05/03/15 13:38:35 ID:VuaqG9Ny
……で、『えっちプロレス』の続き、書いたのだけど、他の方が
アップされた後は一両日ぐらい待った方が良いと言う意見もある
様なので、待った方がいいですかね?
多分、例によって10〜15コメントぐらい消費するので、
>>329さんの
超良作が過去に流れてしまう可能性も若干あると言えばある。
(見逃す事はそんなにないと思うけど)
このスレ的にはそこの所、どうでしょう?
俺的には問題ないっつーかすでにパンツは下ろしてあるのでよろしくどうぞ
俺的には複数の話が同時にうpされても問題にならない。
さすがに一レスずつ交互ってのは勘弁だが。
335 :
55:05/03/15 21:13:35 ID:VuaqG9Ny
>>333-334 アドバイスありがd。
今回の場合は、アドレスだから流されないかが気になったのですが、
まあ、気にしすぎだろうという事で、後でうpします。
このスレは住人が暖かくてイイ!(・∀・)
336 :
329:05/03/15 21:50:40 ID:JG/syqVZ
>55氏
あまりお気にせずアプしてください
2ちゃんブラウザ使ってる人なら見逃すこともあんまし
無いと思いますし・・・・
>うちもG.A.の電気アンマSS、書いてみるです〜。
ぜひお願いします。
自分も全裸でお待ちしておりマス
よし、今から半裸で待ってまつ
338 :
55:05/03/15 23:46:31 ID:VuaqG9Ny
「ミユリさんはどうした?」
ヒロトがシノンの姿を見て頬を染めながら言う。シノンの方も顔を赤らめた。背後にいる
アカネはちょっと意識しあう二人が面白くなかったが、仕方が無い。3人とも裸だからだ。
深夜の決戦の時が訪れ、アカネとヒロトがジムの地下にある練習用リングに行くと、シノン
一人がリングのロープにもたれ掛っていた。約束どおり、裸にリングシューズと格闘技用の
小さなグラブだけをつけて。レフェリーの一人であるミユリの姿がない。
「そっちのロッカーから出てこないのよ。ヒロトに裸を見られるのは恥ずかしいみたいね」
シノンが首だけ向けて指し示す。さっきまで恥ずかしがりながらリングにいたのだが、
ヒロト達が入ってくる気配を察すると、ササッ!と控え室に逃げ込んだらしい。
その気持ちはアカネにもよく分かる。そもそもシノンがこんな恥ずかしいシチュエーションを
自ら提案する事が異様なのだ。
(だからと言って羞恥心が無い人でもなさそうだし…)
チラッとシノンを見ると、アカネの視線に気がついたのか、ニコッと微笑みかける。悪意が
なさそうな微笑だ。不思議な人……とアカネは思う。これからカレシを賭けて戦う相手に
笑顔を向けられるなんて……。
「どうする? 無理に引っ張り出すのは逆効果だろうし、そもそも、彼女にそんな義理は
ないだろう?」
「それは、そうだけど……」
シノンは何か言いたそうだが、口ごもった。しかし、決心したように言う。
「ヒロト、聞いてくれる?」
シノンがヒロトの耳に口を寄せ、何か囁いた。途中、少し恥ずかしそうな顔をしながら…。
アカネには聞かれたくなさそうだが、特に意地悪でそうしてるのではなさそうだ。
「……わかった。俺が行くよ。ミユリさんを連れてくるから待ってな」
話を聞くとヒロトはロッカーの方に消えていった。シノンがホッとした表情でその姿を
見送る。状況が良く飲み込めてないアカネの視線に気がつくと、微笑みかける。
「ゴメンね、アカネちゃんに内緒でヒロトに耳打ちしたりして……その、悪気は無いん
だけど…」
「あ、はい……」
シノンの意外な態度に少し戸惑ったが、アカネもそれ以上は追求せず、ヒロトを待った。
「ミユリさん、入るよ」
カーテンの向こう側のヒロトの声を聞いてミユリは更に体を固くした。今自分はスポーツ
タオル一枚の姿。ヒロトはおそらく全裸だろう。返事をしたいが、体が震えて声がうまく
出せない。
「タオルを腰に巻いたから安心して。そちらも何か身につけて、ちょっと話そうよ」
優しげなヒロトの声に、少しだけ安心したのか、カーテンを開けるミユリ。そこには
腰にタオルを巻いただけのヒロトが立っていた。ミユリがいるのは不測の怪我などの
応急処置用ベッド。ヒロトがその気ならば、押し倒せる状況だが、そこまでは心配は
していなかった。アカネやシノンがいるヒロトが自分のような冴えない女の子に手を出す
とは考えにくいからだ。
(おっ…?)
バスタオル一枚のミユリの姿はヒロトの心を少しときめかせた。ミユリのボディラインは
練習やTVでいつも見ているはずだが、やはりタオル一枚となると少し印象が違う。
(それに、TVじゃこんなに恥ずかしそうな表情はしないしな…)
内心、クスクスと笑う。ミユリはそんなヒロトの様子には気づかない。と言うか、そこに
いるだけで一杯一杯なのだ。お互いにタオルを巻いただけの男の子と同じ部屋にいる。男性
経験は手を握った事すら殆ど無いミユリは、そのシチュエーションを考えただけで頭が
くらくらする。
「レフェリーを引き受けてくれたんじゃないの? シノンが困ってるよ」
優しく、落ち着いた声と子供に諭すようなしゃべり方で年上のミユリに話しかける。
(年上には、全然見えないな)
体型も、ミユリには失礼だがやや幼児体型気味であることもあるだろう。だが、胸の
ボリュームなどはシノンやアカネの様な筋肉質と違いふっくらと女性らしい。
(柔らかそうだな……)
アカネやシノンが柔らかくないわけではないが、外見の比較だけならミユリの方が柔らかに
見える……そう思っていた時、ミユリが自分を見ている視線に気がついた。
「あ、ゴメン……つい」
「……」
謝るヒロトに対し、物も言わず、サッと身を固くするミユリ。……少し傷ついたぞ。
(困ったなぁ……)
この手の子は一番落としにくい。少しでも会話してくれるならそれを糸口に説得も
出来るが、反応が返ってこないと手の打ちようがない。強引に引っ張りこむという手は
あるが……と、一瞬思ったが、さっきのシノンの表情を思い出すとそれもしたくない。
「ごめんなさい……」
ミユリがポツリと呟く。
「私……その、恥ずかしくて……。ヒロト君が嫌いとかじゃないんだけど、男の人に
裸を見られるのは、やっぱり……」
真っ赤になって俯きながら謝るミユリ。良かった、嫌われてるんじゃなかった……と、
違う理由でホッとするヒロト。
「そ、そうだねぇ…ミユリさんには災難みたいなものだもんな、アハハ……」
笑いが乾いてしまう。じっくり時間をかければ説得も出来るだろうが、そうなると
いつまで経っても試合を始められない。
(どうしたものか……)
と思いながらミユリの体を見ると、あちこちに痣が出来ていた。白い滑らかな肌だけに、
余計にそれが目立つ。痣は腕や、肩や胸にもあったが、集中しているのは下半身だった。
それも脛から下よりも圧倒的に太股から上が多い。内股からタオルに隠れているあたりは
真っ赤であった。
「練習、したんだ。昼間、シノンと……」
「え…? あ…は、はい!」
慌ててぎゅっと股を閉じ、手を挟み込むようにして股間を守るように隠す。その姿の方が
余計にそそるのだが。
「そのあたり、真っ赤じゃないか。大丈夫?」
「は、はい…! ちょっと、痛むけど、今は平気……」
「蹴られたの? それとも、電気アンマ?」
ヒロトの目が注意深くなる、が。
「そ、それは……言えません……」
ミユリが視線を逸らす。ふ〜ん……、と思わずヒロトは感心する。これだけ、テンパった
状態でも親友の不利になる情報は与えない。だからこそ、シノンはこの人に絶対の信頼を
置いているのだろう。
「ねぇ……」
「は、はい…?」
「俺も、ミユリさんに電気アンマしていい?」
「……はぁ!?」
メガネの奥でミユリの大きな瞳がぱちくりする。突然、何の前触れもなく電気アンマさせろ、
と目の前の男に言われたのだから当然であるが。
「その方がミユリさんの緊張を解くのにいいと思うんだ。勿論、タオルはつけたままで。
なんあらショーツを穿いてもいいし」
「あ、あの……」
「経験のない人は視覚からの刺激が強いとどうしても身構えちゃうからね……だから、
目を閉じて身を任せてもらえれば、ミユリも落ち着けるし、体がほぐれれば、少しぐらい
大胆な事でも平気になれる」
「は……はい。いえ! その……」
ヒロトの一方的なペースにオタオタと目を白黒させるミユリ。体がほぐれれば少しぐらい
大胆にって、電気アンマはかなり大胆な事なんですけど……それに『ミユリ』って……
その、ヒロト君の事は嫌いじゃないけど、だからと言って呼び捨てにされるのは……嫌じゃ
ないけど、年上の立場ってものが……と、全部頭の中では浮かぶが、一切声に出して言えて
いない。「あわわ……」と意味のない言葉だけが口に出る。
「じゃあ、軽く始めようか」
ヒロトがベッドに腰を下ろし、ミユリを押し倒した! ミユリは慌てて助けを求めようと
したが、勿論、誰もいないし、それに、声すら出ない。
「じゃあ、足の力を抜いて……そうそう。こうやって両足を固定して……」
「あ…あのう……その……」
「今、手を外すと俺に丸見えになっちゃうけど、いいの?」
「……!! だ、ダメです……!」
慌てて手で股間を隠したが実はヒロトには、その少し赤く腫れているがピンクの綺麗な
ミユリの秘裂がしっかりと見えていた。指摘してやったらどんな反応するかな?、と
意地悪な気持ちが湧くが、ここは抑える。
「よし、固定完了。あとは俺の右足を股間にガシッとあてがえばOKかな……ミユリ、
上手に手を抜かないと見えちゃうよ?」
「は……はい……」
パニック状態のミユリは言われるままゆっくりと股間をガードしている手を抜く。すぐさま、
ヒロトの右足が股間にセットされた。「あ……」とミユリが我に返ったとき、これ以上ない、
完璧な電気アンマポジションが出来上がっていた。
「では、これから鷺沢ミユリさんの説得を始めます……覚悟はいいかい、ミユリ?」
にやりとここで初めてヒロトはいやらしく笑った。ミユリは罠にはまった事を悟ったが、
ここからではどうする術もなかった。
「あ……あのう……」
ミユリが何か言いかける。少しでも動けばグリッと股間に刺激を受け、思わず仰け反りそうに
なる状態。それでも黙ってやられてるわけにはいかない。
「なんだい?」
何の気もなさそうな返事をするヒロト。股間に当てた右足は少しずつ……ホンの少しずつ震わ
せている。その度にミユリのうめき声が上がるのを聞き逃さない。
「こ、こんな事をしなくても、話し合えばいいと…思うの……うう……お願い、少し止めて、
ヒロト君……」
「『ヒロト様』って呼べよ」
「え?」
いきなり言われ、電気アンマよりそちらの事の驚きに目を丸くさせる。年下の男の子に、
服従を強要されたのだろうか?
「それって……その……」
「呼ぶのか? 呼ばないのか?」
「だ、だって……はうぅ!!」
ヒロトがグリッ!と右足を捻った。昼間腫らしたミユリの股間にはこれは効いたはずだ。
「や…やめて! やめて…ください……ヒロト様……」
体を震わせて必死に耐えながらミユリは服従の言葉を言った。ヒロトはにやりと笑いながら、
すぐにはやめてやらなかった。「ああああ〜〜!!」ミユリは絶叫し、白いおとがいを仰け
反らせて悶える。
「ミユリ、これでお前は俺の奴隷だな?」
「え……? は、はい……」
「だったら、もう説得の必要もないな? シノンの頼みどおり、立会人とレフェリーを務め
るな? 勿論、裸でだ」
「はい。ヒロト様……」
ミユリは自分の人生が立った数分で激変した事を感じていた。数分前まで、ヒロトと自分の
関係は何もなかったのだ。だが、自分が裸になるのを嫌がって駄々をこねたばっかりに、
ヒロトの奴隷にされてしまった。
自分がどうしてそれを受け入れてしまったのかはわからない。だが、全く、その下地がない
わけではないのは自覚していた。自分は明らかに受け体質だ。たとえいじめられても、可愛
がって構ってくれる人を好きになる。シノンもそうだし、ヒロトもそうだった。
特にヒロトには奴隷にされてしまった。だが、後悔は全くない。
「タオルを取れよ」
乱暴にヒロトが言う。そして自分の腰に巻いたタオルも取った。生まれて初めて男性器を
見たミユリは真っ赤になるが、「はい……」と言って自分が唯一身に着けていたタオルを
取った。白い肌が晒され、ピンク色の可愛い乳首も、下半身の薄い草叢も露になる。
想像していた通り、胸は大きかった。全体的に痣があるが、やはり、股間近辺が一番赤く
腫れている。
「随分、正確に痣が集中しているな……狙って蹴られたのか?」
電気アンマを再開し、ミユリを悶えさせながら訊く。奴隷への尋問が始まったのだ。
「そ……それは……言えません……」
「俺はお前の何だ?」
グリリ…!!とちょっと強めに股間をいたぶる。ミユリは悲鳴を上げるが、気丈にも堪える。
「ご……ご主人様です。でも……言えません……」
はぁ…はぁ…、と苦悶の荒い吐息をつきながらもはっきりと拒絶の意思を伝える。
「どうしてだ?」
「シノンは……私の親友だから……です。私は……シノンと一生親友だって誓ったから…」
「俺との主従関係よりも優先されるのか?」
さらに電気アンマの力を強めた。今度は振動を大きく深くする。急所を責め立てられる
ミユリにはかなり辛そうな攻撃だが……。
「……ごめんなさい。はうう……!! う……ああっ!」
堪えきれずに頭を振り、トレードマークのポニーテールを揺らし、メガネを振り落としても
ミユリは白状するつもりはないらしい。アカネに有利になるようにシノンの特訓状態を
暴露させるつもりだったが、それは当てが外れた。しかし、ヒロトはますますミユリが
好きになった。
「シノンもそう言ってたぞ。ミユリを今日の戦いに呼んだのは、もし負けた時に、ミユリに
全てを知った上で慰めて欲しいから、だってさ……自信はあるけど、勝つかどうかは分から
ない、だからミユリでなければダメなんだと。でないと、負けた時に私は胸が張り裂けちゃう
かもしれないからって……」
最後の所はヒロトも少しはにかんでしまう。シノンの自分への思いが間接的に伝わったからだ。
しかし、ミユリに与えた衝撃はその比ではなかったようだ。
「シノン……。シノン……。ごめんなさい……」
電気アンマされながらミユリは泣き出した。
「どうした?」
ヒロトが少しだけ優しく聞く。牝奴隷に対して必要以上に優しくするのは奴隷教育に
良くないからだ。
「私、シノンとの特訓、何度も途中で嫌がったの……だって、とっても辛くて……だけど、
シノンがそんな気持ちでいると分かってたら……」
電気アンマを耐えながら嗚咽をもらすミユリ。まるでその罰の様に、むしろヒロトの
電気アンマを享受している。そこに……。
「ミユリは良く頑張ってくれたよ。だから、私も今日の戦いに自信を持って臨めるの」
ヒロトがぎょっとしてみると、いつの間にかシノンとアカネがベッドの脇に立っていた。
シノンは目を赤くしてミユリを見つめ、アカネは冷静にヒロトを見つめている。
いや、冷静ではなさそうだ……降ろされた握りこぶしがプルプルと震えている……。
必死に色々ないいわけを頭に巡らせるヒロト。とりあえず、慌ててミユリを解放した。
そのミユリをシノンは優しく抱きしめる。
「それに秘密を守ってくれたんだね。ありがと」
シノンはミユリのおでこにキスをする。ミユリはビクッ!と反応したが、シノンに身を
預けた。彼女にとってやはり一番安心できる場所らしい。
「ふ〜〜〜ん……。奴隷ですか。いいご身分ですね、『ご主人様』」
ジト目でヒロトを見下ろしてるのは勿論アカネである。ヒロトは面目なさそうに、
ベッドの上で正座状態。もしかすると日本で一番情けない『ご主人様』かもしれない。
「ほんっとに、あんたって節操ない人……! あれから僅か5分よ? 5分!
大丈夫かな? って向こうでシノンさんと気を揉んでたらミユリさんの悲鳴が聞こえて
恐る恐る覗いたら、『ご主人様って呼べ』? 二人してずっこけそうになったんだから!」
確かにそのシーンを第三者に見られるのはかなり恥ずかしい。憤るアカネと頭をかく
ヒロトを見てシノンは笑い、当事者の一人であるミユリは真っ赤になる。
「い、言っておきますけど、私はミユリさんが羨ましくて怒ってるわけじゃありません
からね! あんたのその見境のない浮気心に対して怒ってるんだから! 聞いてるの?」
「……アカネ、もしかして、奴隷にして欲しかった……」
「バカ言いなさい!!」
すぱ〜〜ん☆!とその場にあったスリッパで頭を叩かれるヒロト。「ゲフッ!?」と
漫画みたいに吹っ飛ばされる。
「あれ、間違いなく、ミユリが奴隷にされたのを怒ってるよ……どうする?」
二人の様子を見ながらシノンが面白そうにミユリにひそひそ声で聞く。
「うん……でも、誓ったのは本当だから……」
ミユリが恥ずかしそうに答える。無効にする気は全くないらしい。
「なんだ、あんたもライバルだったの? いいな〜、奴隷だなんて。うまくやったね」
シノンも少し羨ましそうだ。奴隷にされて一方的に電気アンマでヒロトにいじめられる、
そんなシチュエーションに憧れるらしい。
「シノンたちが来るのがもう少し遅かったら、もっとしてもらえたのに」
ミユリが悪戯っぽく舌を出す。シノンが笑って頭を小突いた。アカネの怒声とヒロトの
情けない言い訳を聞きながら。
こうして、全員が揃い、決戦の場を迎える事となった。
349 :
55:05/03/16 00:11:40 ID:E+lWap30
投下終了です〜。次はやっと決戦のリング……か、G.A.にしようかと。
ランファ電気アンマ苦手設定は戴きますw>329さん。
甘え下手(・∀・)イイ!!
55氏、乙です。激しく乙です。次回作が何であっても期待大です(;´Д`)頑張って下さい
55氏
ミユリの説得ヨカタです
シノンに一途なのにヒロトの奴隷になって
ほぼ毎日電気アンマされるミユリ(;´Д`)ハァハァ
あぁ、チラシの裏だったか…orz
決闘編期待してまつ
353 :
329:05/03/16 02:12:23 ID:UbTA6W5S
>349
小説投下乙です
GAも期待しております
ランファの設定はぜひ使ってやってくださいw
どんどん極悪非道になっていくヒロトがにんともかんともw
355 :
55:05/03/17 14:57:17 ID:t6YyAdnZ
>>351-354 感想ありがdです。ミユリが奴隷になったら、決戦はシノンに不利ですね。
でも、極悪非道になりながら、情けない姿のヒロト…(笑)。
G.A.が途中まで出来たのでうpします〜。
356 :
G.A.:05/03/17 14:58:37 ID:t6YyAdnZ
「む〜〜、これも使えませんわ。……これもダメ。あれもダメ……ふ〜、エンジェル隊の
皆さんをギャフンと言わせるロスト・テクノロジーなんて、そう簡単に見つかりませんわ
ね……」
GA基地保管庫で溜め息をつくのは烏丸ちとせ。アニメ版では何故か「準」配属状態の
エンジェル隊の一員である。外見は黒髪が印象的な大和撫子だが、性格は少々エキセン
トリックで……。
「これですわ! 『対女性兵士専用・悶絶ぐりぐり電撃振動拷問兵器』! ……なんだか
良く分からないですが、エンジェル隊の皆さんも女性兵士の端くれ、効果は期待できます
わね……!」
ガサガサと保管庫の奥から引っ張り出したのは1/1スケールの美少女アンドロイドだ
った。長い銀髪と白い肌。アルピナを思わせる容貌はで、表面は人工皮膚製であった。
「う〜〜ん……う〜〜ん……、どっせ〜〜い!」
華奢な体つきに似げず、ちとせは一人でそのアンドロイドを背負い、入り口近くの広場に
放り出した。ガシャン! ガラガラ・・・!! 命の吹き込まれていないアンドロイドは
受身もせず、顔から床に叩きつけられる。
「はぁ……はぁ……。こ、これがマニュアルですのね? えっと……起動スイッチは……
右耳を引っ張り、左耳を引っ張り、鼻を押す……こうして、こうして……こうですのね?
……お? 動き出しましたわ…!」
静かな動力モーター起動音が鳴り続けた後、温水循環機能が作動し、人形の人工皮膚に
血の気のような温かみがさしてくる。暫くすると意識が戻った人間のように瞼が開き、
赤い虹彩の瞳が見開かれた。そしてゆっくりと起動する。銀髪が靡き、人工皮膚の放熱
粒子がオーラの様に美しいボディラインを彩り、まるで妖精の女王が起き上がったような
美しさだ。
357 :
G.A.:05/03/17 14:59:50 ID:t6YyAdnZ
「あなたにはエンジェル隊の皆さんをギャフンと言わせる武器になっていただきます。
対女性兵士専門兵器だそうですね? 長く封印されていたようですが、あなたのその
能力をすぐさま発揮できる自信はありますか?」
イヴはちとせの話を聞きながら暫く黙考していたが、おもむろに口を開いた。
”エンジェル隊のメンバーを 酷い目にあわせればよいのですね? わかりました
それは 私の作られた目的とも一致します また 自動メンテナンス装置が働いてい
ましたので 起動後速やかに稼動が可能です……”
「すばらしいですわ! では、エンジェル隊討伐に向けてレッツゴー! です」
上機嫌で倉庫を出ようとするちとせ。なんだか凄そうなロストテクノロジーを見つけて
珍しく幸せそうに笑顔が輝いている。
358 :
G.A.:05/03/17 15:01:54 ID:t6YyAdnZ
359 :
G.A.:05/03/17 15:03:12 ID:t6YyAdnZ
その人工妖精は起き上がるとちとせの前に立ち、ゆっくりと周囲を見渡した。そして、
ちとせを足の爪先から頭のてっぺんまで機械的に視線を動かす。この時、アンドロイドは
ちとせの体をスキャンしていたのだが、彼女はエンジェル隊に対抗する兵器を見つけた
喜びで全然気づいていない。
「はぁ〜〜。素敵ですわぁ〜。この美しい人形がエンジェル隊の皆さんを恐怖のドンゾコ
に陥れる死の御使いだなんて。あなた、名前はなんと言いますの? 人工知能と言語発声
機能は備え付けてありますわね?」
うっとりするちとせに美少女アンドロイドはゆっくりと口を動かした。
”私の名前は 『E.V.』。『イヴ』 と読みます……”
「イヴさんですね? 私の名前は烏丸ちとせ。貴女の新しいマスターですわ。これから
よろしくお願いしますのよ」
ちとせの笑みにイヴは一瞬戸惑うような視線を向ける。が、それに気づかず、ちとせは
言葉を続けた。
「あなたにはエンジェル隊の皆さんをギャフンと言わせる武器になっていただきます。
対女性兵士専門兵器だそうですね? 長く封印されていたようですが、あなたのその
能力をすぐさま発揮できる自信はありますか?」
イヴはちとせの話を聞きながら暫く黙考していたが、おもむろに口を開いた。
”エンジェル隊のメンバーを 酷い目にあわせればよいのですね? わかりました
それは 私の作られた目的とも一致します また 自動メンテナンス装置が働いてい
ましたので 起動後速やかに稼動が可能です……”
「すばらしいですわ! では、エンジェル隊討伐に向けてレッツゴー! です」
上機嫌で倉庫を出ようとするちとせ。なんだか凄そうなロストテクノロジーを見つけて
珍しく幸せそうに笑顔が輝いている。
360 :
G.A.:05/03/17 15:04:02 ID:t6YyAdnZ
”その前に質問があるのですが……”
イヴはそんなちとせに頓着せず、無機質に発声する。
「なんなりと。これから私のために働いてくれる下僕のためですもの。なんでもお答え
しますわ」
”では質問です マスターとは何ですか? そのような言葉は 私の語彙には 存在し
ませんが?”
「……え?」
ちとせが戸惑いの声を上げたとき、イヴはちとせの両肩をがっちりと掴んでいた。
動いた気配が殆どしなかったのに……?
”私の名前は 『E.V.』 『Electric Vibrator』…… 対女性兵士専用拷問兵器
です 女性兵士『カラスマ チトセ』を認識 電気振動拷問します”
「ち…ちょっと待って!? ……ひっ!?」
逃げようとするちとせだが、イヴの力は人間よりも遥かに強く、全く動けなかった。
するり、と肩口から伸びた触手にあっという間に拘束される。
「ま、待ってください!! 話せば分かりますの……! きゃあああ〜〜!!」
”問答無用です 全ての悪しき女性兵士に 電気アンマの裁きを……”
イヴの右手がちとせのロングスカートを掴み、真っ二つに引き裂いた!
361 :
G.A.:05/03/17 15:04:44 ID:t6YyAdnZ
「この…! 当たれ!!」
「フフフ…。まだまだ、そんなのじゃ、余裕でかわせちゃうよ!」
基地のロビーで突っかかってきたツインスター隊のココモを蘭花が相手になり、
あっさりとココモの攻撃をかわしていく。さっきから何度となくココモが打ち込んで
いるが、蘭花は涼しい顔で受けたり流したりして、自分からは攻撃に行かない。
その分、如実に実力差を見せ付けてココモのプライドを刺激する。
「くっそ〜〜!! これで、どうだ!!」
ココモ渾身の飛び蹴りが蘭花の頭部に命中する直前、ランファは左手で受け流し、
ココモの胴に加減した掌底を打ち込んだ。
「げふっ…!!」
ココモは体をくの字に折り、反対側のソファまで吹っ飛んだ。
「だ、大丈夫ですかぁ〜?」
居合わせたミルフィーユが駆け寄り、ココモの様子を見る。
「ぐっ……うう……」
意識はある。派手に飛ばされたが、着地した所がソファだったのでココモのダメージは
最小限で済んだようだ。子供相手なので蘭花が手加減し、ちゃんと着地地点も考慮して
打ち込んだのだ。
「フフ……。ま、今日の蹴りはなかなか良かったよ。この前よりスピードも上がったし、
頑張ったとは思うけど……まだまだだね」
ニッコリと蘭花はココモに手を貸そうとする。しかし、ココモはそれを払いのけて拒否
した。
「こ、子ども扱いすんな! 今日はその……昨日の夕食が食あたりして力が入らなかった
だけだからな! 次は……絶対一撃打ち込んでやる!!」
ココモはとんぼ返りで立ち上がり、蘭花をにらみつけた。
「負けず嫌いの子、大好きだよ。いつでもかかっておいで。相手したげる」
やはり笑顔の蘭花に、フン、と背を向けてロビーを出て行くココモ。兄のマリブがそそ
くさとお辞儀をしながら弟の後を追う。その姿を見送りながら、軽い準備運動をこなした
と言うように金髪をかき上げる蘭花。
362 :
G.A.:05/03/17 15:05:33 ID:t6YyAdnZ
「蘭花さんって、強いですねぇ〜。感心しちゃいますぅ〜」
脳天気な声をかけるのは例によってミルフィーユだ。目をキラキラ輝かせて蘭花を見る。
「まぁね。あいつももう少し強くなってくれたら、本気を出せるんだけど」
まんざらでもない表情の蘭花に、ミルフィーユは更に尊敬の眼差しを向ける。
「今ので本気じゃないんですか? 蘭花さんには弱点なんてなさそうですねぇ〜?」
それを聞いて、ソファの影にいた大柄の女性がクスクスっと忍び笑いする。
「なによ、フォルテさん。言いたい事があるならはっきり言えば?」
ちょっとムッとして蘭花がフォルテを睨む。
「だって……蘭花には『苦手な技』があったよなぁ?」
「あれは……!! し、仕方ないじゃない! 鍛えられないところなんだし……それに
フォルテさんだって、そんなに得意じゃないでしょ?」
少し意地悪な表情のフォルテの言葉に蘭花は何を思い出したのか、真っ赤になって
反論する。
「まあ、あれが得意な女の子なんていないからね。例えアンデッド級のミルフィーユでも」
「はい? 私が何か?」
「なんでもないよ。そんな事、あんたも相手しなくていいの! それより次の作戦は
あんたとあたしが組むんだから、ブリーフィングルームに行くよ!」
蘭花がミルフィーユを連れてロビーを出ようとした時、反対側からよろよろと入ってきた
女の子がいた。烏丸ちとせである。
ちとせは虚ろな瞳を漂わせながら、壁伝いに歩き、そして入り口にへたり込んだ。彼女の
雰囲気もさることながら異様なのはそのコスチュームだった。スカートは縦に深々と切り
裂かれ、縞柄のショーツが丸見えになっている。そして頬を赤らめて荒い息……これだけ
突っ込みどころがあれば、彼女がいつもと違うぐらいは誰でもわかる。
「ちとせさん! どうしたんですか!?」
ミルフィーユが駆け寄る。いつもの通り、スルーしようとした二人だが、今回の彼女は
様子が少し違うのが気になる。
「え……エンジェル隊の皆さん……逃げて……くださ……」
ちとせが何かをミルフィーユに伝えようとした、その時……!!
363 :
G.A.:05/03/17 15:06:27 ID:t6YyAdnZ
「きゃあああああああああ!!!」
「メアリー少佐!?」
ツインスター隊のリーダー、メアリー少佐の悲鳴が廊下から聞こえる。
「なんだ!?」
「どうした!?」
早速戦闘態勢に入り、レーザーガンを構えて廊下に飛び出そうとする蘭花とフォルテ。
「ま……待ってください! 行ってはいけません! あの敵にはあなた達でも……」
ちとせが止める。
「しかし…! メアリー少佐が!!」
「敵!? 敵って何よ!?」
「ロストテクノロジーの暴走ですわ。メアリー少佐はお気の毒ですが諦めていただくしか
ありません……。命にかかわる事はありませんし……。皆さんは反対側から逃げてくださ
い! 私を連れて……!」
最後の言葉を強調しながらエンジェル隊を止めるちとせ。廊下からはメアリー少佐の絶え間
ない悲鳴が聞こえ続けている。
「命にかかわる事ではない?」
「でもあんた、さっき、あの敵には私達でも叶わないとか言ってなかった?」
「ええ……恐ろしい敵ですわ。ある意味、死より恐ろしい……女に生まれてきた事を後悔
しそうな事をされてしまいますの……あの拷問人形に……!」
「女に生まれた事を後悔する……」
その場に居合わせたエンジェル隊のメンバーが顔を見合わせ、ごくりと生唾を飲む。
ちとせがそこまで言うとは、一体どのような体験をさせられるのか?
「……来たわ」
それまで無言だったヴァニラが呟く。いつの間にかメアリー少佐の悲鳴は途絶えていた。
その悪魔は生贄を嬲りつくしたようだ。
「に、逃げた方がよさそうですわね……」
エンジェル隊の一番後ろですぐさま逃げられるようにしていたミントが言う。
「そ、そうですの! 早く! 今のうちに逃げましょう! 私を連れて!!」
ちとせが切羽詰った声で叫ぶ。フォルテと蘭花がそのちとせをジト目で見つめる。
364 :
G.A.:05/03/17 15:07:57 ID:t6YyAdnZ
「ロストテクノロジーがどうとか言ってなかったか?」
「ええ、あの悪魔はロストテクノロジーの暴走した姿です」
「それって、なんで今頃動いてるの?」
「ぎくっ!」
ちとせの背中に冷や汗が伝う。
「誰かが封印を解いたからそんなものが動き出したんだよな?」
「何のためか知らないけど、どうしてそんな事が……おまけに保管庫の管理は誰の担当
だっけ?」
「ぎくっ、ぎくっ!! い、いえ、私は決してそのような事は……エンジェル隊の皆さんを
ギャフンと言わせようなどとは滅相もない、それに、例えそのようなと考えても、あのような
悪魔だったなんて……あわわわ!?」
どど〜〜っと、ちとせの全身から汗が噴出す。呆れたように顔を見合すフォルテと蘭花。
「要するに、あんたの仕業なのね?」
蘭花が呆れたように溜め息をつく。
「おい、蘭花。敵と闘うにはその能力は知っておくべきじゃないのか?」
「そうですね……」
「え…? ええっ……!?」
二人に見つめられ、オタオタと後退りするちとせ。手には閃光手榴弾を持ち、それを叩き
つけて目くらまししているうちに逃げる算段を整えていた……が!
「どうしたんですか? ちとせさん」
その背をミルフィーユがひょいと掴みあげた。
「み、ミルフィーユさん!? 後生ですから見逃してください!!」
「え?」
「よ〜し、よくやった。ミルフィーユ」
フォルテがミルフィーユからちとせを奪い取る。「ひっ!?」と小さく悲鳴を上げるちとせ。
そのまま逆さにして隠し武器を全部床に落とさせた。バラバラバラ…と、どこにこれだけの
物が入ってたのか、とみんなが呆れるばかりの数の武器が床に山積みになる。
365 :
G.A.:05/03/17 15:09:03 ID:t6YyAdnZ
「雷鳴弾、催涙ガス弾、BC弾……これらを使わなかったってことは、これでは倒せない
相手か…そんなやつ相手に何の情報もなく立ち向かうのは無謀ってもんだな……ちとせ、
君の尊い犠牲は無駄にしない。やつの生贄となって、その能力を我々の前に暴かせてくれた
まえ…」
痛ましげに瞳を閉じるフォルテと合掌するエンジェル隊のメンバーたち。ミルフィーユに
いたっては涙ぐんでいた。意味が分かってるのかどうかは不明だが。
「ちょっと待ってください!! わたし、いやです! もう、あんなことをされるのは…!」
パニック状態のちとせに少なからず驚くメンバー達。その分、事態は深刻と思われ、ちとせを
部屋の真ん中に置き去りにして、他のメンバーはいつでも逃げ出せるところに身を隠した。
「お願い! 置いていくなら、いっそ殺して! あの拷問は……いやぁ〜〜!!」
泣き叫ぶちとせの背後に迫る影……! ついにやつは来た!!
「ひっ!!」
その影に振り向き、おびえるちとせ。がくがくと腰が抜け、立ち上がれない状態で、必死に
内股になり、両手で股間を守る。
「……女の子!?」
「しっ!」
エンジェル隊の見守る中、全裸の美少女の姿で現れたイヴはちとせを視認すると、そのまま
まっすぐに彼女に向かった。そして、背中から現れた二本の触手がちとせの両足を捉え、その
まま広げる。
「きゃあああ!?」
恥ずかしい開脚状態で晒されるちとせ。さらにもう二本延びてきた触手が両手を掴んで股間
から外させた。これで完全にちとせの股間は無防備になる。
「助けて! 助けてぇ〜!! エンジェル隊のみなさぁん!!」
366 :
G.A.:05/03/17 15:09:54 ID:t6YyAdnZ
”エンジェル隊……”
一瞬、イヴは周囲をスキャンするように眺め回したが、
”でも、今は貴女が先…… 今度は途中で逃がしたりしない……”
「や、やめて! ゆるして〜〜!!」
”許さない レーザーブレードで焼ききられた触手のうらみもここで晴らす 由緒正しい
『正式の電気アンマ』で……”
「いやぁ! もういやぁ〜〜!!」
黒髪を振り乱し、泣き喚くちとせ。しかし、エンジェル隊のメンバーは誰も助けに出ない。
ちとせのためにとばっちりを食いたくないからだ。
「『正式の電気アンマ』?」
蘭花が疑問に思っていると、イヴは触手で掴んでいたちとせの足を自分の手で掴み、脇に
抱え込んだ。そしてちとせの足の間に座り込む。ガシッ!としっかりと抱え込んで、徐に
右足を股間にセットする。これがどうやら正式な電気アンマの作法らしい。
「確かにあそこまで固められたら逃げられんなぁ〜」
感心したように腕を組むフォルテ。
「冗談じゃないですよ。敵の攻撃って、電気アンマなんですか!? それは……」
蘭花が顔を赤らめる。
「蘭花の苦手技だもんな〜」
「しっ! あいつに聞かれたらどうするんです!!」
「ああ、ちとせさん!!」
ミルフィーユの心配そうな声を聞き、部屋の中央の様子に集中する。ちとせは完全に電気
アンマの体勢に入られ、全く逃げられない状態になった。
「やめ……許して……」
”振動、開始します”
無機質な声で宣言すると、イヴはちとせに電気アンマを開始した。イヴの踵がちとせの縞柄
ショーツの股間に食い込み、グリグリと捻りながらブルブル震わせる。
「あああああああ〜〜〜!!」
ちとせは悲鳴を上げ、おとがいを仰け反らせて悶える。解放された両手でイヴの足を退けようと
するがビクとも動かない。内股になって震える股、懸命に堪えて紅潮する表情が実に色っぽい。
367 :
G.A.:05/03/17 15:10:52 ID:t6YyAdnZ
「これは……私でもやばいな」
「私もですぅ」
「……」
息を呑んで惨劇を見守るフォルテたちの横で蘭花は無言で俯く。フォルテに指摘された通り、
蘭花は電気アンマが苦手なのだ。正確には電気アンマを含む股間攻撃が苦手なのだが。
格闘大会でも常に優勝出来るポテンシャルを持つ彼女だが、それが偶然であっても、股間を
触られたり、打たれたりすると、とたんに戦意を喪失し、敗退してしまう事がしばしばあった。
(ちょっと打たれた程度でそれなのに、あんなの喰らったら……)
ちとせではないが、一思いに殺された方がましかもしれない、と蘭花は思う。
「はぁ……はぁ……はぁ……」
電気アンマに悶えるちとせは一向に許される気配がない。既に何回か頂点に昇りつめらされ、
体力がつきかけて、今は電気アンマされてビクビクと反応しているだけだ。
”カラスマチトセ…… 貴女はかなり業が深いようですね ここまでされているのを見ながら
まだエンジェル隊のメンバーが貴女を助けに姿を現さないなんて……”
にやりとイヴは笑った、様に見えた。エモーション機能も備えているのだろうか?
「な…なにぃ?」
イヴの嘲笑はエンジェル隊のメンバーにも伝わったようだ。「いつまで隠れている?」と
挑発するような口調。かなり高級なエモーション機能が導入されているようだ。
「このまま言いたい放題、言わせておくつもりですか、フォルテさん」
「ミント!?」
「私に作戦があります。あのロストテクノロジーを破壊しましょう」
「……大丈夫なのか?」
どうしてもミントの立案には胡散臭さを感じる。今までが今までだけに仕方がないが。
「大丈夫です。こうなったら一蓮托生です。私もあらん限りの知恵を絞りました」
自信たっぷりの表情のミント。エンジェル隊で1,2位を争う腹黒さを持つ彼女を全面的に
信頼するのは心もとないが、今は背に腹は代えられない。ちとせの尊い犠牲を無駄にしない
ためにも、ここは一致協力して敵に当たらなければならない。
……ちとせはまだ死んでないけど。
368 :
G.A.:05/03/17 15:11:40 ID:t6YyAdnZ
「も…もうだめ…死んじゃう……死んじゃいます!!」
あまりの切なさにちとせがついに泣き出した。いつもの嘘泣きではない、心の底からの涙だ。
”わかりました これでとどめです ゆっくりお眠りなさい、ちとせ……”
「ああ…やっと……はぁん……あああ〜〜!!」
絶叫の果て、ちとせは失神した。力が抜けた彼女の肢体を解放し、立ち上がるイヴ。
その時……!
「ここだ!!」
イヴの背後に現れ、ハンドレーザーキャノンを撃ち込むフォルテ。バシュッ!!と目がくらむ
光がイヴの全身を覆ったが、すぐに何事もなかったように消えた。
「だめだ! レーザー兵器は通じない! 行くぞ、蘭花、ミルフィーユ!!」
フォルテが先立ち、蘭花とミルフィーユが続いてイヴが来た方向に逃げた。ミントの作戦が
実行に移されたのだ。
369 :
55:05/03/17 15:18:50 ID:t6YyAdnZ
前篇、投下終了です〜。
後篇(中篇?)は電気アンマアンドロイドVSエンジェル隊の様子をw。
アンドロイドと言うよりナノマシン系ですかね>触手。
一応、アニメ版をベースなんで黒ちとせ(合掌w)です。
ゲーム版(コミック版)ベースで黒タクトにエンジェル隊を次々と
餌食にしてもらうのも考えたですが、今回はこれにしました。
ブラボーブラボー!!
電気あんまシーンも良かったですが、策略が空回りするちとせの様子に大笑いさせていただきましたw
後編も期待しておりまするー
さっそくの投入GJっす!
この展開だと次回は残りのメンバー
クライマックスはランファっをじっくりたっぷり・・・てかんじですか?
普段強気のランファが苦手な電マに怯える姿が萌えですね
その前にコモモ相手に凛々しい所を描写してるだけに
ギャップがなおさらグッド!
自分の思いつきwのアイディアを上手く消化してくれてますね
・・・今回は一番可愛そうなのはちとせですがw
ttp://akm.cx/2d/img/13003.jpg とりあえずさっそくイメージで描いてみました
イブは黒猫のイヴがイメージなんでしょうけど、
漫符無いんでイマイチイメージに合いますか・・・?
では続き(中編?)を期待しております!
372 :
55:05/03/18 00:43:19 ID:IEM49dyh
>>370 >策略が空回りするちとせ
黒ちとせ、大好きですw。一番最初の犠牲者にしちゃいました。
373 :
55:05/03/18 01:02:47 ID:IEM49dyh
>>371 =329さん
イラスト、最っっっ高です!(・∀・) ウルトラGJです!
うちの大好きなちとせが電気アンマされるシーンが絵で見れるなんて……幸せ。
上のコマの唖然としているフォルテさんとミルフィーも凄くいいし、何よりも
その横にいる蘭花の、困ったような恥ずかしそうな、対照的な表情がすばらしい!
そうです、蘭花とココモのシーンは敢えて入れました。カッコいい蘭花と困惑する蘭花。
ここからはエンジェル隊のメンバーが次々と餌食になり、お察しの通り、蘭花は念入りに
電気アンマされますw。大体比率は蘭花一人で6、その他全部で4でしょうか。
そうか、黒猫のイヴ……BLACK CATは読んでないですけど、外見は
あのイメージで全然OKです。実際は本文中にあるとおり、電気アンマの
英訳の頭文字の組み合わせをそのまんま使用、ですがw。(言われて初めて気がつきました(^^ゞ)
うちのイヴはどんどん意地悪になっていきます。蘭花が電気アンマ苦手
なのもちゃんと見抜いて、わざとやられる順番を後回しにして、他の
メンバーが苦しむところを見せつけたり……
いらんとこだけ学習機能つきw。
374 :
55:05/03/18 13:05:25 ID:IEM49dyh
読み返して気がついた。
レーザー兵器が効かないって書いてるのに、ちとせがレーザーブレードで
触手をぶった切ったと…… orz。
ちとせはヒートブレードとか、そんなのを使ったということでm(__)m。
今晩あたり、えっちプロレスの続き、うp予定っす。
375 :
スネーク:05/03/18 17:07:25 ID:aMd96BxR
55大佐、了解した。
こちらは装備を整えて性欲をもてあます。
「ウフフ、いよいよ試合前のお楽しみ〜」
これから決戦だと言うのに浮かれているシノン。
「どうしたの、シノン。随分楽しそうだけど?」
ヒロトの奴隷となったミユリが聞く。彼女は試合前の約束の詳細を知らない。
「だって、ヒロトにたっぷりと電気アンマして貰えるんだもん! ドキドキしちゃうよぉ」
そう言ってヒロトをじっと見つめるシノン。ヒロトは思わず、頬を掻く。
「開始前の電気アンマはそれぞれ一分ずつでいいですよね、シノンさん?」
頬を染めながら、期待に身震いするシノンに冷や水を掛けるような口調で話しかけるのは
アカネだ。アカネとしてはヒロトにエッチな事をされるのを喜ぶシノンを見て嬉しいはず
がない。
「そ、そんなのダメよ! 私がイっちゃうまでやってもらわなきゃ。十分潤さないと
誰かさんに急所打撃ばっかりされた時、怪我しちゃうもんね」
「そ、そんなの言いがかりです! 大体、このルールを提案したのはシノンさんじゃない
ですか?」
「だから万全な安全対策としてヒロトに可愛がってもらうんでしょ?」
「安全対策って……急所を攻撃しあうのに今更安全もなにもないでしょ?」
言い争うシノンとアカネの間でオロオロするヒロト。その時、ミユリが口を開く。
「あの〜〜……、この電気アンマのルール、ヒロト君が決めたんだよね?」
「そうだけど?」
「だったら、する事を決めたのがヒロト君なんだから、私がやり方を決めてもいいと
思うんだけど……レフェリーは同格なんでしょ?」
遠慮がちに主張するミユリの言葉を聞いて顔を輝かせたのはシノンだった。
「ミユリ! あんたはエライ!! 大好きだよ〜〜!!」
「ちょ、ちょっと…!? シノン!?」
いきなりシノンに抱きしめられて顔中にキスをされ、ミユリは驚く。でも、その表情は
まんざらでもなさそうだった。
「……ご自由にしてください」
アカネはぷいっと自分のコーナーに戻る。ヒロトは追いかけようとしたが、すぐに
シノンに覆いかぶさられた。その様子をアカネはちらりと見たが、ヒロトが振り切らない
のを見て頭を振り、屈伸運動でウォーミングアップする。
一方、シノンは大はしゃぎだ。大好きなヒロトに電気アンマで責められる。シノンに
とって今最もされたい事を『彼女公認』でしてもらえるからだ。
「じゃあ、私がイクまでしてもらうのでいいよね?」
「あ、ああ…。だけど、試合前なんだし、あんまり体力を使うのは……」
「大丈夫、大丈夫! スタミナには自信があるもん。……ねえ、お願いがあるんだけど」
「なんだ?」
「最初はその……優しくしてもらってもいいかな?」
頬を染めて照れながらシノンが小さな声で言う。恥ずかしくてたまらない、けど、
どうしても言わずにおれなかった、そんな表情だ。
「そ、その……これが遊びとかじゃないのは分かってるの。でも、昨日も戦いだった
からそんなに優しくされなかったし……一度、男の子に優しく電気アンマされたいって
思ってたから」
これ以上ないぐらい真っ赤になるシノン。ヒロトがどう答えようか迷ってるとアカネの声が
聞こえた。
「蹴っちゃえばいいのよ。遊びじゃないんでしょ? だったら、この戦いがどういうもの
か、思い出させてあげなさいよ」
ヒロトはちょっと驚く。今の言葉はアカネの口から出たのか? アカネはこちらを見ようと
せずウォームアップを続けている。
「……ヒロトがそう思うなら、それでもいいよ」
シノンが恥じ入るように言った。アカネの言う事も一理ある。これから奪い合いの戦いが
始まるのに、その当事者のヒロトと楽しもうなどとはやはりずうずうし過ぎるかもしれない。
(ヒロトに決めてもらおう)
それでヒロトが優しくするのを拒否しても誰も恨むまい、と心に決める。ヒロトは勿論、
アカネも……。立場的には彼女の方が辛いのだ。
一方、アカネの心中も穏やかでなかった。
(私、何であんな事言ったんだろう……)
自分は嫌な子だ、とアカネは思った。シノンに対する言葉は正当性を主張したいがため
でなく、単なるあてつけだった。シノンがヒロトに恥らいながらおねだりする姿にむか
ついたのだ。
(でも…でも……押さえきれないよぉ……)
嫉妬の気持ちがあふれて泣きそうになるのを懸命に我慢する。
ヒロトはしばし考えていたが、シノンに足を広げて寝るように命じた。
シノンはコクリと頷いて、リング中央で足を開く。どうされてもいいように覚悟を決めた
らしく、目を閉じ、両手を胸の前で組む。ヒロトはゆっくりとその足の間に座り、両足を
がっちりと脇に抱え、完璧な電気アンマホールドの体勢に入った。シノンは既に覚悟を
していたが、ヒロトの右足が股間に触れると、体をびくっ!と竦ませてしまう。
「……最初は優しく、だったよな?」
「え…? は、はい!!」
ヒロトの言葉にシノンは目を開いた。
「あ、あの……」
「なんだ?」
「本当に……いいの?」
「……ああ」
シノンの言外の意味には、アカネに対する配慮もあるのだろう。アカネはウォームアップを
やめ、リング内に背を向けていた。その表情をヒロトやシノンが窺い知る事は出来ない。
「シノンが頑張ってお願いしたんだもんな……断れないよ」
ヒロトが笑顔で言った。アカネちゃんの事、気になるだろうに……と、シノンはヒロトの
心中を察しながらその心遣いを暖かく感じる。
「じゃあ、始めるよ?」
「う……うん! ううん……はい!」
ドギマギしながら返事を返すシノンを見て、可愛いと思いながらヒロトは電気アンマを
開始した。シノンの唇から「うっ……!」と小さく呻き声がもれた。
「う……くっ……はぁん!」
緩やかな振動がクリトリスを刺激し、シノンを快感の渦に溺れさせる。
(こんなに気持ちがいいなんて……もう、我慢できないよぉ……)
必死でイキそうになるのを耐えるシノン。イってしまうと、そこでこの電気アンマは終了
してしまうのだ。この優しい、暖かな電気アンマが。
「ここを中心に嬲られると気持ちがいいだろ?」
ヒロトも調子が出てきたのか、持てる技のバリエーションを駆使してシノンを気持ちよく
させている。ヒロトは素足、シノンも生股間。体温がそのまま伝わる状態に心理的にも二人の
気持ちは高揚する。
「はぁ……ん。ずっと…されていたいよ…ヒロト……」
切なげにヒロトの足を掴んで離さないシノン。太股は快感をむさぼるかのようにヒロトの
足をギュッと挟みこみ、その擦れで更に快感が増幅する。これをイかないように耐えるのは
肉体的にも精神的にもかなりのスタミナを消費するだろう。
「大丈夫なのか? 無理せず、イったほうが……」
「だ、だめ! まだ、終わりたくない!!」
心配するヒロトの言葉をシノンは拒絶する。
「体力がなくなってもいい……このままヒロトを感じ続けたいの……。だって私、この試合に
負けたら、もう二度とヒロトにこんな事して貰えないんだよ!?」
シノンが切羽詰ったように言う。ミユリはこのシノンの言葉が、ヒロトを騙す嘘でも、
アカネに対する牽制でもなく、本心から出ている言葉だと分かった。勝つ方法は確立し、
あとはアカネをどのように嬲るかだけ……口ではそう言いながらも心の奥ではシノンも敗北の
不安で一杯だったのだ。
「だからヒロト、お願い……今だけ、我侭を聞いて。もしこれが理由で負けても後悔はしない
から……うくっ!」
快感に咽びながら懸命に耐えるシノン。そんな彼女の気持ちを無碍にする事はヒロトには
出来ない事だった。クリトリス近辺を嬲っていた踵を今度は会陰部あたりに移動し、少し
強めに振動させる。
「はぁう……! ヒロト、それは……!」
「同じところばかりを責められるより少しリズムを変えて色々なところを責められるほうが
気持ちいいだろ?」
にやっと笑いながらヒロトは強弱のリズムを不規則にした。
「はぅっ…! あうう……! だ、だめ……いっちゃう!!」
「これ以上の我慢は苦痛にしかならないよ、シノン。お前はもう十分に我慢したさ。今は力を
抜いて快感に身を任せるんだ。そうすれば、天国に昇ることが出来る」
「ううう……わ、わかった……ヒロト……ヒロト……ああああ〜〜〜!!」
ヒロトの言うとおり、シノンは快感に天まで登りつめ……そして、失墜した。
五分後……。
「………」
「………」
シノンが気絶してから5分間、ヒロトとアカネは自コーナーで言葉を交わさずに立っていた。
シノンはミユリの膝枕で気を失ったままだ。沈黙がリングを支配し、重苦しい雰囲気が
あたりに漂う。本当はアカネに電気アンマする番だったが、アカネは何も要求しないし、
ヒロトもその事を切り出しにくかった。
「私……決めちゃった」
漸くアカネが重い口を開いた。ヒロトのほうを見ずに。
「……何を?」
ヒロトも一瞬アカネを見たがすぐに視線を落とす。
「私、この戦いに勝って、ヒロトをモノにするの。そして、一生付きまとってやるの。
ヒロトには迷惑だろうけど。これは私の意地……。シノンさんにはヒロトは渡さない
……絶対に譲らない!」
「な……」
思いつめたアカネの言葉にヒロトは呆然とする。
「なんだよ、それ? いつからそんな話になった? 俺がいつアカネが迷惑と……」
「だって……!」
アカネがヒロトを見た。その表情を見てヒロトは思わず「うっ……」とたじろぐ。
アカネの目は真っ赤になり、涙があふれていた。
「だって……私の前でシノンさんにあんなに優しくして……。私やミユリさんがいて、
さぞかし邪魔だったでしょ? 言ってくれれば二人っきりにしてあげたのに」
「ば、馬鹿言うなって! あれはその……シノンが……」
「シノンさんが何よ? あの人がヒロトに優しくしてって頼んで、ヒロトがそれに答えて
あげた、それだけじゃない! 二人がそんなに愛し合ってるなんて知らなかったよ……
ゴメンね、気が利かなくて……」
「ちょっと、待てったら! あれは愛し合ってるとか、そういうのじゃなくてその……
なんでそんな思い込むのさ!?」
「思い込み女で悪かったわね! 仕方ないじゃない! 私……我慢しようとしても、抑え
きれないんだもん……」
ボロボロと泣くアカネにヒロトも困惑する。アカネの気持ちは勿論分かる。だが、実際は
彼女の思い込みとは少しずれているのだ。ヒロトが本当に好きなのはシノンでなく……。
「いいじゃない。そんなお子ちゃまには好きに思い込ませておけば?」
ヒロトとアカネが思わずリング中央に顔を向ける。声の主はシノンだった。気絶から目覚
めたようだ。シノンはゆっくり立ち上がる。
「はん……感情を抑制できずに、ヒロトの気持ちを分かろうとも話をしようともしない、
なんてね……子供でももうちょっと聞き分けがいいと思うけど? ねぇ、ヒロト……
そんなストーカーっ子なんか放っておきなよ。どうせ、こ〜いう子って何言ってやっても
自分が気に入る解釈しかしようとしないんだから。気を使うだけ無駄よ」
シノンは嘲笑うかのようにアカネを見下している。
「な……な……な……な……」
あまりの怒りに頭が真っ白になりとっさに言葉が出ない。が……。
「だ、誰がストーカー女なのよ! さっきまで猫なで声でヒロトを誘惑してた泥棒猫の
クセに……! 人がましい口を利かないで!」
バン!とコーナーから飛び出し、シノンに詰め寄る。完全にぶちきれたようだ。
「誰が泥棒猫だってぇ!? 思い込みが激しくてヒロトに乗り換えられたからって言いがかりは
やめてよね!?」
シノンもアカネを睨みつける。あっという間に同レベルの争いになった。
「乗り換えた!? ふざけないでよ! ヒロトは彼氏イナイ暦19年のあんたに同情した
だけじゃない! ちょっと優しくされたからって調子に乗らないでよね、オバサン!」
「だ……だ……誰が彼氏イナイ暦19年だ! あんたに言われる筋合いなんかないよ!」
図星を突かれ、シノンもぶちきれた。二人は獰猛な雌豹と雌虎の様に鼻面をつき合わさん
ばかりに睨みあう。ヒロトはオロオロと二人を交互に見るばかり……。
シノンとアカネの激しい応酬や頭を抱えるヒロトの様子を見ながら、ミユリは一人、『泥沼』と
いう言葉を思い浮かべていた。
十分後……。
いよいよゴングの時が来た。お互いのコーナーで装備を確認したり、体を動かしたり……。
赤コーナーではアカネが軽く体を揺すっている。
「ねぇ、ヒロト……さっき言った事は本当のことなんだよ?」
「え? ……何が?」
突然アカネに話しかけられ、ちょっと戸惑うヒロト。
「この戦いに勝って、ヒロトをモノにして一生付きまとうって話……。だって……」
そこまで言うとアカネはヒロトを振り返り、そしてニコッと笑った。
「だって、私……ヒロトの事が好きなんだもん!」
「え? ……あっ!」
ヒロトが何か言おうとした時、ゴングが鳴った。いよいよ、アカネとシノンの、ヒロトを
賭けた戦いが始まるのだ。
385 :
55:05/03/18 23:54:41 ID:O3pFxiTb
今夜分、投下終了っす。
スレのテーマらしく電気アンマの描写をしてると、なかなかストーリーは
進まないですね〜w。
またそう遠くないうちに…続きを(多分)
>>55氏
乙&GJでございます
複数シリーズの連載は大変かと思いますが、自分のペースで頑張ってください
次回更新も楽しみにしています
で、55氏に触発されて、私も少し書いてみようかと
元ネタは「うた∽かた」なんですけど、需要あります?
それほどメジャー作品でもないし、後日談みたいな感じになるかと思うのですが・・・
>>376-384 (;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ('ο`;)ウッ
>>386 書いてくれるなら喜んで読むよー。
388 :
55:05/03/19 13:58:20 ID:q99Y/vpy
>>386さん
うた∽かた、メッチャ好きです! 放送されなかった地方在住なので
アニメ版はまで見ていないのですが、漫画版に触発されて「えっちパーティ」を
書きました。
是非是非、お願いします。
>複数シリーズの連載は大変
案外、気分が変わってやりやすいところもありますよ。
今みたいに時間がある場合限定ですけど(汗。
389 :
386:05/03/19 19:21:16 ID:ISAAQlBN
とりあえず需要はありそうなので
文字校正が終わったらアップしますね
漫画版は読んだこと無いのですが、イメージが崩れなかったら良いのですが・・・
厳しかった残暑も影を潜め、少しずつ深まっていく初秋のとある午後のこと。
ここ鎌倉女子学園でも、一日の授業は全て終了し、今は放課後の掃除時間であった。
「ふう…季節はもう秋なんですよね…」
この学園に通う中学二年生、橘一夏は一人呟く。
「あれえ?一夏ちゃんったら何を物思いに耽ってるの?」
「うんうん。ため息なんかついてちゃいけないぞー」
一夏の独り言を聞きとがめた篁蛍子と多岐川皐月が詰め寄ってくる。今、一夏達は掃除当番として
音楽室の掃除中なのであった。とはいえ、掃除そのものは既に終わろうとしていたが。
「い、いえ。別に物思いとかため息とか…そんなんじゃなくてですね…」
友人達の言葉に慌てて弁解を始める一夏。同級生の皐月や蛍子に対しても丁寧な物言いをするところが、
生真面目な一夏らしいと言えば一夏らしい。
「…秋は誰でも…アンニュイになる季節ですから…」
「そ、そうですよね。未知留ちゃんの言うとおりです」
もう一人の掃除当番であり、友人でもある宗方未知留が助け舟を出してくれる。しかし、実際のところ、
一夏が物思いに耽っていたのは間違いでは無いのだ。過ぎ行く夏の日を感じ、自分の分身とも言うべき
少女、黒城舞夏のことを思い出していたからだ。
この中学二年生の夏休み、一夏は舞夏と一緒に『試し』と呼ばれるとてもとても不思議な体験をして
来たのだ。それは少年少女が大人になっていく通過儀礼とも言うべきものだったのだが…一夏には今でも
良く分からない。一つだけ分かっているのは、この夏を過ごした舞夏はもうどこにもいないと言うこと
だけ…。
「少し…今年の夏のことを思い出していたんです…」
「そっか…今年の夏は…色々あったもんね」
「うん…色々あったよね…」
「…ええ…色々…」
一夏の言葉を受けて皐月、蛍子、未知留もそれぞれの夏の思い出を反芻する。一夏のような不思議な
体験では決して無いが、三人それぞれが色々な事を経験していたのだ。それは彼女達が大人の女性に
なるために必要な経験ではあるのだろうが。
「…大人になるって…どういうことなんでしょうね?」
「…大人…ですか?」
ポツリともらした一夏の呟きに、未知留が反応する。少女から女性に変わろうとしている、この年代の
女の子達にとって、その疑問は単純ではあるが、それ故に深遠でもあり…容易に答えが導き出される
ようなものではない。
「…私には分からないです…。いえ、もしかすると…誰にも分からない事なのかもしれないですね…」
「あはは、未知留ちゃんに分からなければ、私には絶対に分かりっこないかな」
「そうですよね。未知留ちゃんにも分からないんですから」
四人の中で一番の物知りである未知留にだって分からないのだ。他の誰もが分かるはずも無いと、一夏も
蛍子も単純に納得したのだが、皐月だけが異を唱えたのであった
「うーん、大人になるってことの全てが分かる訳じゃないけど…一部分だけだったら分かるよ」
「「「え?」」」
皐月の意外な言葉に思わず声を揃える三人。
「皐月ちゃん、一部分だけって…それは例えばどういう事なんでしょうか?」
代表として一夏が皐月に尋ねるが、皐月はそれには答えず、すすすと一夏の方に近づいていく。
「それはね…例えば…こういう事!」
「きゃあああ!!!」
皐月は一夏に近づくと、突然、彼女のスカートを前から思いきり捲り上げたのであった。当然の帰結と
して、一夏のスカートの中が少女達の眼に晒される事になる。ほんの一瞬のことであったが、学校指定の
黒いパンティストッキングを透かせて、中学生らしい淡いピンクのショーツが顕わにされたのであった。
スカートを両手で押さえて思わず後ずさる一夏も、さすがに抗議の声を上げる。
「さ、皐月ちゃん!い、いきなり何て事するんですか!」
「あはは、ごめんごめん。実例で示した方が良いかなって思ったから」
「え?実例?」
「つまり…大人の女は下着も大人っぽい物を穿くってこと。一夏ちゃんはまだまだだよねー」
「えー!」
抗議を受けての皐月の弁明に、再び声を上げる一夏。確かに皐月の言うように自分の身に着けている
下着は、決して大人っぽい物とは言えないが…何も自分を見本にする事は無いだろうと思う一夏であった。
「皐月ちゃんのいう事にも一理あるとは思いますけど…」
「でもさあ、女の子同士なんだから、スカート捲られた位で一夏ちゃんもそんなに驚かなくても良いんじゃないかな?」
「け、蛍子ちゃん!お、女の子同士だからって…そういう問題では無いと思います!」
今度は蛍子の言葉に抗議の声を挙げる一夏。女の子同士であってもスカートの中を見られて恥ずかしく
ない訳がない。こういう事に関して、一夏の精神年齢はある意味とても初心でネンネなものと言えるだろう。
「そうだよー。体育の着替えも、水着の着替えも一緒にした仲じゃない」
「もう、皐月ちゃんってば!だから、そういう問題では…」
「それに一夏ちゃんってば、パンストまで履いてるけど真面目だよねー」
「うんうん、この季節にパンスト履くのはまだ暑いのに」
「え?え?だ、だって冬服の時にストッキング履くのは決まりじゃないですか」
いきなり変わった話題に狼狽する一夏であった。確かに彼女の言うように、鎌倉女子学園では冬服の時は
黒のストッキングを履くことが校則で決められている。しかし、まだ日中は少し暑さも残るこの時期、
その校則をきちんと守っている生徒は多くは無い。実際に皐月も蛍子も素脚のままである。
「やっぱり…」
「一夏ちゃんって…」
「「真面目だよねー」」
「だ、だって校則で決められていることですし…」
声を揃えて揶揄してくる皐月と蛍子に対して、うろたえるばかりの一夏。このストッキングの一件を
見てみても彼女がよく言えば真面目、悪く言えば融通が利かないことが見て取れるのであった。
「…まあまあ皐月ちゃんも蛍子ちゃんも…。私だってストッキングは履いてるんですから…。そんなに一夏ちゃんを苛めないで…」
「み、未知留ちゃん…」
未知留から再び助け舟を出されて、思わず情けない声を出してしまう一夏。皐月も蛍子も別に一夏を
苛めるつもりなど無いのであるが、生真面目な彼女をついついからかいたくなってしまうのだ。
「でもさあ…一夏ちゃんみたいに真面目だと、やっぱり『アレ』は経験したことないんだろうなー」
「うんうん、皐月ちゃんの言う通りかも」
「え?『アレ』って…何ですか?」
「えー?『アレ』って言えば『アレ』だよね」
「うんうん、『アレ』の事だよね」
「ですから…『アレ』って何の事なんですか?」
皐月と蛍子の交わす会話を聞きとがめた一夏であるが、『アレ』が何を意味しているのか全く理解出来ない。
尋ねる一夏であったが、皐月も蛍子も含み笑いのような笑みを浮かべるばかりで答えてくれようとしない。そんな二人にさすがに業を煮やす一夏であった。
「皐月ちゃんも蛍子ちゃんも、二人だけで秘密の会話なんてずるいです」
「えっと…一夏ちゃんってば本当に分からないの?」
「…分からないです」
「仕方無いなー。『アレ』って言うのは…『オナニー』のことだよ」
「オ!オナ…!!」
「うんうん、『一人エッチ』とも言うよね」
「!!!」
あまりに予想外の言葉に一夏は言葉を失う。彼女とて既に中学二年生。その言葉が意味するものが何かを
理解はしていたが…実際にそれを経験したことは無い。皐月と蛍子の予想は全くもって正しかったのである。
「あはは、その驚き方…やっぱり一夏ちゃんは『アレ』をやったことないんだ?」
「あ、ありません!と言うか…皐月ちゃんは…経験あるんですか?」
「うん、あるよ」
「!!!」
あっけらかんと答える皐月に衝撃を受ける一夏。同級生の少女が…そのような行為を既に経験していると
聞かされ、驚かないはずがない。
「そ、その…もしかして、蛍子ちゃんも?」
「うん、あるある」
「!!!」
またしても衝撃を受ける一夏であったが、更なる衝撃がその後に待っていたのであった。
「もう、一夏ちゃんったら。そんなに驚かないでよー」
「そうだぞー。『アレ』の経験無いのは一夏ちゃんくらいなんだし」
「え?それじゃ…もしかして…」
「未知留ちゃんだって『アレ』はした事あるよね?」
「…はい…」
「えー!!!」
わずかに頬を染めて一言だけ答える未知留に、本日最大の衝撃を受ける一夏。皐月や蛍子だけでなく、
まさか未知留までもが『アレ』の経験があるとは…。自分一人が取り残されたような気分になってくる。
「そ、それじゃ…本当に私だけが…経験してないんですね…」
「…その…一夏ちゃんの場合は…そういうことを経験するきっかけが無かったからじゃないかと…」
落ち込む一夏を慰める未知留。未知留の言うように、そのような行為は誰かから教えてもらって始める
ようなものではなく、何らかのきっかけが必要なものであろう。生真面目な一夏にとっては、そのような
きっかけらしい事が今まで無かったとしても、それほど不思議と言うわけではない。
「…そうですね。未知留ちゃんの言うようにきっかけなんて無かったですし…」
「それじゃあ、一夏ちゃんのために何かきっかけを作ってあげたら良いんじゃないかな?」
「え?でも、きっかけと言っても…」
折角の蛍子の提案ではあったが、一夏が何かを思いつくはずもない。自然、それを考えるのは提案者で
ある蛍子になる。
「例えば…オマタに刺激受けるような経験とか…」
「そ、そんな経験無いです!」
「じゃあ、ここで経験してみよっか」
「きゃあああ!!!」
いつの間にか箒を持って後ろに廻りこんでいた皐月が、一夏の両脚の間にその箒を差し入れ持ち上げた
のだ。箒が女の子の大事なところに当たり、本日二度目の絶叫を挙げる一夏なのであった。
「皐月ちゃんってばナイス!」
「それじゃ行ってみようか!」
「りょうかーい!」
「ふ、二人とも止めてください!」
一夏の脚の間に通された箒を、蛍子がすかさず握ると、皐月と一緒にそれを上へと持ち上げる。自然、
一夏は爪先立ちの状態になり、箒が彼女の大事な部分に食い込んでいくのであった。
「い、痛い!痛い!!」
もちろん、一夏とてただされるがままと言うわけではない。両手で箒を押さえ、内股になる事で箒の
進入を防ごうとするのだが…爪先立ち状態では十分な力が発揮できるわけもなく、更に二人がかりで箒を
持ち上げられているのである。無駄な抵抗という他は無く、女の子の大事な部分を蹂躙されてしまうのであった。
「い、いやあああ!!!」
「それそれ!」
「どう、一夏ちゃん?気持ち良くなって来てない?」
「な、なるはずありません!」
皐月の問い掛けにもそう答えるのがやっとの一夏。ショーツとストッキング越しとはいえ、秘裂に食い
込まされる箒は彼女に快感ではなく、苦悶を与えるばかりである。
「むー、それじゃこれはどうかな?」
「それ!」
「はう!!!」
箒を食い込ませることでは効果が薄いと考えたか、皐月と蛍子は箒を前後に動かし始める。竹で出来た
箒の柄が前後に動かされると、その結果として竹の節の部分が一夏の最も敏感な核を刺激することになる。初めて受ける陰核への刺激にそれまでとは違った叫びを挙げる一夏。女の子である以上、その部分への
刺激に耐えられるはずがない。それは初心でネンネな一夏にとっても当てはまるのだった。
「うんうん、やっぱりこれは効くみたいだよね」
「それじゃこのまま続けようか」
「あああああ!も、もう、や、止めてください!!」
一夏の反応を見て気を良くした皐月と蛍子は更に激しく箒を動かし始める。箒の動きによってもたらされる甘い感覚にますます力が入らなくなっていく一夏であったが、その甘美さに完全に身を委ねてしまった
わけではない。股間から全身を襲う、初めての甘く切ない感覚を単純に忌避するのと共に、箒を食い
込まされることによる痛みが未だ彼女の体を蝕んでいるからだ。
「い、いやあ!ゆ、許してください!!」
痛みと甘さによるダブルパンチを受け、絶叫を迸らせる一夏。だからと言って、皐月と蛍子が許して
くれるはずもなく…そのまま嬲られ続けるのであった。
「うう…皐月ちゃんも蛍子ちゃんも…酷いです…」
「あはあは…ちょ、ちょっとやりすぎちゃったかな」
「あはあは…ご、ごめんねー、一夏ちゃん」
「うう…」
たっぷりと五分以上は嬲られ続けた一夏であったが、ようやくその責めから解放されるとスカートの上から股間を押さえて蹲ってしまった。うっすらと涙目になって非難の視線を向ける一夏に、皐月も蛍子も
さすがにやり過ぎだったと恐縮するしかないのであった。
「で、でもさ、気持ち良かったでしょ?」
「そ、それは…少しは…そうでしたけど…」
「でしょ?」
「で、でも!それより何より痛かったです!!」
思わず大きな声で反論してしまう一夏。確かに女の子のところから広がる甘美な感覚は自覚したが、
箒を秘裂に食い込まされる痛みがそれ以上に強かったのも事実である。
「…箒では…一夏ちゃんには・・・まだ刺激が強すぎたのかもですね…」
床に蹲る一夏を介抱していた未知留が口を開く。確かに未知留が言うように、その手の経験が皆無な
一夏にとって、先程の責めは刺激が強すぎた。快感よりも痛みのほうが前面に出てしまったのだろう。
「…もっと優しい刺激が…良かったのかもですね…」
「うーん、未知留ちゃんの言う通りだとは思うけどさ…」
「優しい刺激、ですか…」
「でも、そんな優しい刺激なんて思いつかないよね」
未知留の指摘が的を射たものであるとは皐月も蛍子も理解は出来るのだが、その優しい刺激が思い浮かば
ない。一夏に至っては話の展開に付いて行くのがやっとである。
「…ありますよ…簡単に出来る優しい刺激…」
「「「え???」」」
予想外の未知留の言葉に声を揃える三人。困惑する友人達を他所に未知留は更に言葉を続ける。
「…折角ですので…今から試してみましょうか。一夏ちゃん…構いませんか?」
「え?い、今から試すんですか?」
「…はい…」
未知留の言葉に一夏は戸惑う。元々、一夏の『アレ』のためのきっかけを…という事で始まった話で
あったが、彼女の予想を遥かに上回る速度で状況は進行しているのであった。
「ま、まあ…さっきみたいに痛くなかったら良いですけど…」
「…大丈夫ですよ…痛くはありませんから…」
そう言って未だ床に座り込んだままの一夏の前に移動すると、自分も床に腰を下ろす未知留。
「…床の上で申し訳ありませんが…そのまま両脚を…伸ばしてもらえませんか?」
「は、はあ…」
未知留のしようとしている事はまるで分からないものの、素直に彼女の言葉に従い両脚を伸ばす一夏。
それを見た未知留は上履きの靴を脱ぐのであった。黒のストッキングに包まれた未知留の爪先が顕わに
される。そして、伸ばされた一夏の両足首を両手で掴む未知留。
「…それでは…少し脚を開いてもらえますか?」
「あ、あの…未知留ちゃん?一体何を…」
未知留の言葉に従い、今度は座ったまま両脚をわずかに開く一夏であったが、さすがに疑問の念が浮かび
上がってくる。しかし、そんな一夏の逡巡をよそに、未知留はその右脚を一夏のスカートの中に差し
入れるのであった。
「ひゃあ!み、未知留ちゃん!!」
「…大丈夫ですから…力を入れないでください…」
反射的に内股になって未知留の右脚の侵入を防ごうとした一夏であったが、ナイロン生地のストッキングに包まれた未知留の爪先は、同じくストッキングに包まれた一夏の太腿を滑らかに割り開き、彼女の大切な
部分にまで到達するのであった。
403 :
386:05/03/19 21:19:23 ID:ISAAQlBN
とりあえず、ここまで投下しまつ
続きはまた後でということで
しかし、前振りシーンばかり長くて、肝心要の電気あんまシーンに
未だ到達しないとはorz
なななな
な…な、な、な、生殺し!!?
このまま全裸で待機せよという事でつか!?
なんと殺生な…(つД`)
これも良い作品を見る為…
楽しみに待ってますノシ
途中で間違えてカキコミ押したやつがある…orz
汚してしまってすまなかったorz
イイヨイイヨー
続き期待してうよ!
408 :
55:05/03/20 01:54:49 ID:QF5zxcny
409 :
55:05/03/20 02:15:41 ID:QF5zxcny
>>386さん
すばらしすぎます! 股箒、激萌えです!!(゚∀゚)
コミック版でも皐月が蛍子の足の間に箒を通すシーンがあって(股間には
食い込みませんけど)、蛍子が反撃で皐月のスカートを引っ張ってパンチラさせる
などエッチなシーンがあってそれを思い出しました。
ボーイッシュな皐月、大好きです。
痛くされて怒った一夏、萌え(*^-^*)
こんなシーンが大好きです。
更にここから電気アンマ…期待大です。
師匠と呼ばせてくださいm(__)m。
410 :
386:05/03/20 07:31:50 ID:firf90eb
>>405氏
あう、すみません
夜には最期までうぷするつもりだったのですが・・・寝落ちしてましたorz
今からうぷしますね
>>407氏
応援ありがとうございます
いよいよ、これから未知留ちゃんがメインになってきます
>>55氏
師匠だなんて恐れ多い(汗
むしろ私の方が師匠と呼ばせていただきたいくらいで
しかし、コミック版にはそんなえちなシーンもあったのですか
単行本が出ているのなら入手しなければいけませんね
そんな未知留の行動に、さすがに皐月と蛍子も驚きの声を挙げる。
「み、未知留ちゃん!」
「な、何それ!」
「…これは…電気あんまと言って…対女の子専用の必殺技です…」
「で、電気あんま?」
「女の子専用?」
「必殺技、ですか?」
耳慣れない言葉に疑問の尽きない三人。そんな友人達を他所に未知留は淡々と説明を続ける。
「…はい。兄弟や姉妹のいる女の子だったら…必ず一度は経験するはずの技なんですが…」
「そ、そんなに有名な技なんですか?」
「…ええ。でも皆さんは一人っ子ですから…今まで知らなかったとして…仕方無いのかもですね…」
厳密に言えば未知留の言葉は正確ではない。一夏と蛍子は確かに一人っ子であるのだが、皐月には徹と
いう兄がいる。もっとも血は繋がっておらず、彼女の複雑な家庭環境を考えれば、一人っ子のようなものではあるが。
「…元々は…江戸時代に考案された技らしいのですが…」
「へー、意外に歴史があるんだね」
「…はい。その当時は『土手責め』と言われていたそうですが…由緒ある拷問技です…」
「ご、拷問技なんですか?」
不思議な知識を披露する未知留であったが、拷問という言葉を聞いた一夏は過剰に反応すると、自分の
スカートの中に差し込まれた未知留の右脚を両手で引き剥がしにかかる。つい先程まで箒で嬲られていた
一夏にしてみれば当然の反応であろう。
しかし慌てる一夏に対して、未知留の反応は落ち着いたものであった。
「…大丈夫ですよ、一夏ちゃん。拷問技といっても…痛いわけじゃありませんから…」
「み、未知留ちゃんはそう言いますけど…」
先刻の痛みを覚えている一夏にとっては、未知留の言葉といえども容易に首肯できるはずもない。一種の
膠着状態に陥った状況を動かしたのは皐月と蛍子の言葉であった。
「それでそれで?電気あんまってこの後、どうするの?」
「うんうん、まさかスカートの中に脚を入れて終わりってわけじゃないんでしょ?」
「…もちろん続きがあります。でも…一夏ちゃんが変に抵抗すると…痛かったりするかもしれませんので…お二人で一夏ちゃんの両手を…抑えていただけませんか?」
「えー!!!」
「「りょうかーい!!」」
一夏の抗議の声も何のその、未知留の依頼を即座に実行に移す皐月と蛍子。両手両脚を拘束されてしまった一夏にはもはや抵抗の術は残されていないのであった。
「…それじゃ…覚悟は良いですか、一夏ちゃん?」
「か、覚悟って何の覚悟なんですか!」
「…いきます…」
「きゃあああ!!!」
未知留の物騒な物言いに思わず声を挙げる一夏であったが…それが最後の抵抗となる。オマタにピッタリと押し当てられた
未知留の右脚が細かな振動を開始すると、絶叫が迸るのであった。
「…ひ…ひゃ…あ…」
「…大丈夫ですから。緊張しないで…力を抜いてください…」
「あああああ!!!」
振動にシンクロして広がっていく甘美な感覚に、内股になって耐えようとする一夏であったが…脚を差し込まれた状態では
内股になろうにも自ずと限界がある。それに両手も皐月と蛍子に抑えられてしまっていては、未知留の脚を押さえて振動を
弱める事も出来ない。結果、一夏は女の子の部分を蹂躙されて悶えるしかないのであった。
「あ…あ…あ…」
「…では…少しずつ振動を…強めて行きますね…」
「はう!!!」
慣らし運転は終わったとばかりに、徐々に右脚の振動を激しくする未知留。それに従い、一夏を襲う甘く
切ない感覚は増幅していくばかりである。お互いのストッキングの生地が擦れ合う音が響く中、それまで
内股になろうともがいていた一夏の力が弱まってきた事を感じ取った未知留は、皐月と蛍子に告げる。
「…皐月ちゃん、蛍子ちゃん…もう手を…離していただいて良いですよ…」
「え?もう抑えなくても良いの?」
「…はい…もう大丈夫ですから…」
少し怪訝に思いながらも、未知留の指示に従い一夏の両手の抑制を解く二人。だが未知留の言葉通り、
両手が自由になったというのに一夏は未知留の右脚の振動を押さえることも出来ず、ただ甘美な責めに
身を委ねるばかりなのであった。
「あ…はう…」
「す、凄い…一夏ちゃんってば本当に悶えちゃってる…」
「み、未知留ちゃん?その…脚で一夏ちゃんのアソコを踏みつけてるわけなの?」
「…いえ…力を入れてる訳じゃありませんよ…ただ小刻みに震わせてるだけです…」
背筋を反らし床の上で悶える一夏の姿を見た皐月が発した疑問に、未知留は答える。そして、それを証明するかのように、
一夏の股間に押し当てた右脚の位置を微妙に変えていく。
「…こんな風に…力を入れる必要なんて…全然無いんですよ…」
「きゃあああああああ!!」
位置の変えられた未知留の爪先が、最も敏感な女の子の核を直撃したのであろう、更なる嬌声を挙げて
しまう一夏。そんな甘い叫び声を耳にし、そこが一夏の最も大切なところだと判断した未知留は、爪先の
位置を固定し、その弱点を重点的に責め始めるのであった。
「…どうですか…一夏ちゃん?痛くなんてないでしょ?」
「あ…あああああ!!」
未知留の簡単な問い掛けにも、もはや一夏は答えることが出来ない。女の子のところに絶え間なく送り
こまれて来る振動、そしてそこから全身へと広がっていく快感に、ただ全身を震わせるのみである。いや、むしろ甘い嬌声も
徐々に小さくなり、荒い息しか出来なくなってきた一夏。
そんな一夏の状態を、彼女以上に認識していたのは未知留である。女の子が決して耐える事が出来ない
快楽の坩堝に落とされた一夏…そんな彼女にそろそろ限界が近づいていることは未知留には分かっていた。その悶える姿が証拠
ではあるが…それ以上に、自分の爪先がくちゅくちゅという妖しげな水音を感じ取っている事が何よりの証拠であった。
一夏の股間に押し当てられた爪先は、スカートに隠され目にすることは出来ないが…そのスカートの中が
どんな状態になっているかは容易に推察出来る。既にショーツとパンティストッキングは、一夏から
溢れ出た淫液のために大変な事になっているのであろう。
「だ…駄目です…も、漏れて…しま…」
「…心配しないでください…それはお漏らしではありませんから…」
尿意と、快楽によってもたらされる愛液とを混同してしまっている一夏は何とか声を挙げたが、未知留は
それをやんわりと訂正する。それと同時に、未知留は振動を更に激しくしていくのであった。
「ひゃあああ!あ!はああああ!!」
「…怖がらないでください…一夏ちゃん。そのまま…身を委ねて…」
「!!!!!」
激しさを増していく振動に、更に悶えていく一夏。そして、未知留は止めとばかりに爪先で淫核を摘み
挙げる。女の子の快楽中枢に注ぎ込まれた刺激に、とうとう一夏は絶頂を迎え、声を挙げる事も出来ずに
果ててしまうのであった。
417 :
386:05/03/20 07:40:27 ID:firf90eb
とりあえず全裸待機されてる方が風邪ひかないように
きりのいい所まで
朝ご飯食べてから最期までうぷしますねー
お昼なわけだが
>>55禿しく(・∀・)イイヨー 元ネタは知らんけど一夏の性格的な面がいいね
>>404 不覚にもワラタw
55じゃなくて386だた('A`)
あ、55のも(・∀・)イイヨー
421 :
386:05/03/20 14:11:20 ID:firf90eb
朝食後と言っておきながら既に昼も廻っているとはorz
遅ればせながら続きでつ
「す、凄い…」
「う、うん…まさに必殺技かも…」
脱力して床に横たわり、ハアハアと息をするのが精一杯の一夏。それを見下ろす皐月と蛍子が発した言葉はそれだけであった。電気あんまとは一体いかなる技なのか疑問に感じていたのだが…その実態は二人の
予想を遥かに越えた大技であった。一人エッチの経験が皆無の一夏でさえも、容易に昇天させてしまう
とは…「対女の子専用の必殺技」という未知留の言葉に偽りは無かった。
振動こそ止めているものの、未だ一夏の両足首を掴み、そのスカートの中に脚を差し込んだままの
未知留が、二人の言葉を受けて言う。
「…そうですね…女の子にとって…この電気あんま以上の責め技なんて…存在しないかもしれませんね…」
「その…未知留ちゃんは誰から、これを教えてもらったの?」
「…さっきも言いましたけど…私は妹がいますから…」
「え?妹さんから教えてもらったわけ?」
「…いえ。姉妹がいれば…自然に思いつくものですよ…」
皐月の抱いた疑問に答える未知留。確かに彼女には小学生の妹、瑠唯がいる。
「そ、それじゃあ、未知留ちゃんは妹さんにも…この技をしちゃうわけ?」
「…はい。でも…妹にする時には…主に悪いことをした時のお仕置きとしてですけど…」
「そ、そうなんだ…」
「…でも…兄弟姉妹がいなかったとはいえ…電気あんまの経験が無いのは…女の子としては…少し勿体無いことかもしれないですね…」
「「…それは確かにそうかも…」」
首肯する皐月と蛍子。未だにぐったりとしたままの一夏の姿を思えば、未知留の言葉に反論出来るような
余地は無い。女の子として生まれた以上、この電気あんまという奥義を耐える事が出来る術などあり
そうに無い。一方的に蹂躙され、快感の極みへと追いやられる運命を甘受するしかないであろう。
もしも一夏では無く、自分が電気あんまの餌食になっていたなら…間違いなく今の一夏と同じように悶絶していたであろう。そう考えると、思わず内股になって両手で股間を守ろうとしてしまう皐月と蛍子であった。
「で、でも、さっき未知留ちゃんは『由緒ある拷問技』なんて言ってたけど…そんなに拷問って感じはしないんだけど」
「あー、確かに蛍子の言う通りかも…」
蛍子の抱いた疑問も当然だろう。女の子の一番大切な部分を、足底で震わされ、揉みしだかれ、蹂躙されると
いうのは、ある意味、屈辱的な事かもしれない。だからと言って、拷問技と言うにはいささか言いすぎで
あろう。何より、悶絶している一夏だって、苦痛によってそうなったのではない。甘い快感によってそう
されてしまったのであり、これでは拷問になっていない。
しかし、そんな疑問に対しても未知留は答える。
「…それはですね…脚を振るわせるのでは無くて…大事なところを踏み抜くような感じにするんです…」
「う…確かにそれは…」
「…拷問技かも…」
「…お仕置きの時は…そのやり方ですね…」
「「…」」
つい先程、お仕置きとして妹に電気あんまを炸裂させると言っていた未知留に、それはお仕置きになってない
のでは無いかと思った二人だったが…今の未知留の言葉を聞いて考えを改める。オマタを打ちつけられた時の
苦悶は想像に難くない。そんなお仕置きをされてしまう瑠唯に同情を禁じえない皐月と蛍子であった。
もちろん、一夏に対してはそのような電気あんまを炸裂させるつもりなど、未知留には毛頭無かったので
あろうが。
「…でも…拷問技と言われるのには…本当の理由があるんですが…」
そう言うと未知留は、一夏のスカートの中に差し込んだ脚を再び蠢かし始めるのであった。
「ひゃああ!み、未知留ちゃん!」
荒かった息も何とか落ち着き、絶頂の極みからようやく舞い戻ってこようとしていた一夏であったが…
再び加えられる股間への振動に声を挙げてしまう。
「あう…あ…お、お願いだから…や、やめて下さい…」
「…」
「はああああん!!」
一夏の必死の懇願も耳に入らないのか、未知留はそのまま振動を強めていく。既に一度昇天させられて
敏感になっている一夏に、その振動が耐えられようはずもない。女の子の部分から全身に広がっていく、
蠱惑の快楽刺激に、再び一夏は絶頂の極みへと押し上げられていくのであった。
しかし…それはまだプロローグに過ぎなかった。一夏にとっての地獄はこれからなのであった。
「あ…あ…も、もう…駄目です…」
「…まだ…です…」
「…え?」
ますます激しくなる振動により、再び昇天してしまうかと思われた一夏であったが…その直前に未知留が
右脚の振動を緩めたのであった。それだけではなく、一夏の一番敏感な部分からわずかにずれた部分へと
脚の位置を変える。
あと僅か、そのままの振動を与えられ続けていたら果ててしまっていたであろう一夏にとって、それは
絶好の息抜きとも言えた。とはいえ、未知留の脚の振動そのものは依然として続いており、力が入らない
状態には変わりないのだが…ゆっくりと思考回路が回復するには充分であった。
「み、未知留ちゃん…許してくれるんですか?」
「…いえ…違います…ごめんなさい…一夏ちゃん」
「きゃああああ!!!」
電気あんま地獄から開放されるかと思った一夏であったのだが、その期待も一瞬のこと。未知留は再び脚の
位置を調整し、振動を強めていく。またしても絶頂の間際へと追い込まれていく一夏。だが一夏がまさに
果てようとするその直前、未知留は先程と同じ様に振動を緩めたのである。
「あうあう…ま、まさか…未知留ちゃん!」
「「…これってもしかして…」」
この時点で一夏も、事態の推移を見守っていた皐月と蛍子もようやく未知留の意図に気付いたのである。
ごく短い時間の間に昇天間際まで追い込まれるのと、そこから開放されるのを繰り返す…。
「…そうです。この無間地獄のような責めこそ…電気あんまが拷問技と呼ばれる…本当の理由です…」
ついに未知留の口から明らかにされる真実。快楽の坩堝に叩き込まれ悶えてしまうこと…女の子にとって、
それはハシタナイ事であると同時に、喜びでもある。しかし、それも絶頂に至った場合のこと。絶え間なく
襲う甘美な責めに身を委ねようと、決して絶頂に至ることを許されず…だからと言って、その責めからは
決して解放されることもない。女の子にとって、これ以上の生き地獄があるであろうか?女の子を生殺し
状態で虐める…電気あんまとは、まさにそのために長い年月を経て洗練されてきた技なのである。
「いやあああ!だめえ!ゆ、許してください!」
その後も一夏を嬲り続ける未知留。完全に果ててしまう間際まで追い詰められながらも、その直前で解放
される。さりとて、快楽の波が一段落したところで再び絶頂へと押し上げられていく。そして再び解放…。
振動の強弱と脚の位置を微妙に変化させながら、女の子として生まれてきた喜びと苦しみを一夏に
味あわせ尽くす未知留なのであった。
「だ、だめ…も、もう…限界…です…」
一夏が未知留の電気あんまの餌食となってから既に十五分以上が経過していた。その間に、幾度となく
昇天直前へと昇り詰めさせられた一夏に、もはやまともな思考能力は残されていなかった。女の子のところ
から押し寄せる快感によって四肢は完全に脱力し、抵抗する力さえ入らない。頬を真っ赤に染め上げ、
涙を湛えた切なげな瞳で未知留に懇願することしか出来ない。
「お、お願いです…もう…これ以上…虐めないで…ください…」
「…一夏ちゃんは…どうして欲しいのですか?」
「…お願いですから…最期まで…私を…逝かせて…ください…」
「…分かりました…トドメを…刺してあげますね…」
普段の真面目な一夏からは決して聞くことが出来ないであろう、ハシタナイお願い。それを聞き遂げた
未知留は、これで拷問は終わったとばかりに、今日最大の振動を一夏の女の子の核を中心に送り込む。
「ひ!ひゃ!!はああああああああああ!!!」
全身を仰け反らせ、絶叫とともに遂に昇天へと至る一夏。ビクンビクンと体を震わせながら…気を失って
しまうのであった。
「…これで終わり…ですね…」
一夏が果ててしまうのを見届けた未知留は、ゆっくりとスカートの中から右脚を抜く。ストッキングに
包まれたその爪先は…一夏の淫液のためにくちゅくちゅと濡れそぼっていた。
「…ごめんなさい…一夏ちゃん。ちょっと…やり過ぎてしまいました…」
「い、いえ!わ、私も…あんな風になっちゃうなんて…さすがに思っても無かったですし…」
一夏が気絶していたのは、それほど長い時間ではなかった。徐々に意識を取り戻していく一夏であった
が、体の回復の方はそうはいかなかった。女の子の敏感な部分を責める技ではあるが、恥骨を踏み
抜かれたりしない限り、電気あんまが肉体に残すダメージは決して大きくない。無論、未知留が一夏に
行なった電気あんまは、完全に快楽系のそれであったが…さすがにすぐには腰に力の入らない一夏であった。
漸く立ち上がれる位にまで回復してきた一夏に対して、謝りの言葉を述べる未知留。そういう状況だった
とはいえ…さすがに調子に乗り過ぎたと反省しているのであった。
「…その…もう…脱ぐしかないですよね…」
「…はい…私もストッキングを履き替えないと…」
自分のスカートの中の状況を把握して真っ赤になってしまう一夏。あれほどの責めを受けた以上、
ショーツもパンティストッキングも洪水状態になってしまっているのは想像に難くない。その部分に押し
当てられていた未知留の右脚も…そのまま靴を履くことなど出来そうにないであろう。
「…未知留ちゃんは…ストッキングの替えは持ってますか?」
「…はい。鞄の中に入れてますので…」
「…私もストッキングはあるんですけど…問題は…」
「…下着…の方ですよね…」
伝線した時のために、予備のストッキングを用意しておくのは女の子としての嗜みであるが、一番の
問題点は…一夏のショーツをどうするかであった。水泳の授業でも無い限り、替えのショーツなど持ち歩いていないのが普通である。
「…皐月ちゃんと蛍子ちゃんが戻ってくるのを…待つしかないですね…」
「…はい。まだ売っていれば良いんですけど…」
「ただいまー!」
「購買部にまだ在庫があったから買って来たよー」
「本当ですか?」
「うん、はいこれ。水着用のアンダーショーツね」
一夏の介抱を未知留に任せて、皐月と蛍子が向かっていたのは校内の購買部であった。いくらパンティ
ストッキングを身に着けたからといって、替えのショーツ無しで表を歩けるはずが無い。何とか調達せねば
ならないのだが…とりあえず思いついたのがアンダーショーツを代替品にすることであった。
既に水泳の授業がある季節も過ぎ去っており、購買部でまだ売っているかが問題だったが…一夏にとって
幸運な事に、何とか入手できた。ただ無駄な出費となってしまったのは痛かったが。
「それじゃ私と蛍子は表で待ってるからね」
「また後でね、一夏ちゃん。未知留ちゃん」
女の子同士とはいえ、さすがに気を利かせて教室から出て行く二人。替えのストッキングを手にした未知留が
告げる。
「…お待たせするのも悪いですし…着替えましょうか…」
「はい…」
未知留に促されて、ストッキングとショーツを脱ぎ始める一夏。未だ火照りを残したままの股間が、外気に
晒されるのが気持ちよく感じられた。
「あ…」
とんでもない状況になっているストッキングとショーツを実際に見て顔を染めてしまう一夏。予想はして
いたものの…さすがに恥ずかしさに悶えてしまう。そんな一夏の姿を見ていた未知留が声を掛けるのだった。
「…大丈夫ですか、一夏ちゃん…」
「い、いえ。さすがに少し…恥ずかしくなってきて…」
「…電気あんまの餌食になったのですから…仕方がありませんよ…」
「…そうなんですか…」
未知留の慰めの言葉であったが、それで一夏の羞恥心が消えて無くなるわけでもない。そんな彼女の心中を
感じ取ったのか、未知留は更に言葉を紡ぐ。
「…一夏ちゃんだけじゃありませんよ。皐月ちゃんも…蛍子ちゃんも…私も…もし電気あんまの犠牲者に
なってしまったら…きっと同じように…なると思います」
「…電気あんまって…恐ろしい技なんですね」
「…ええ。女の子にとって…これほど恐ろしい技は…他には無いでしょう…」
未知留の言葉どおり、女の子に生まれたことを、これほど後悔させられてしまう技は他には無いであろう。
しかし、同時に女の子に生まれた悦びをこれほど味あわせてくれる技も他には無い。天国と地獄…
電気あんまとは、この二つを兼ね備えた対女の子必殺技なのだ。
「でも…私一人が餌食にされたのって、何となく不公平かもです」
「…それじゃ…今度は皐月ちゃんや蛍子ちゃんにも…餌食になってもらいましょうか…」
「え?」
「…でも…もう学校では止めておきましょうね…」
ふと口から漏れ出た一夏の不満に対して答えた未知留の言葉。それに驚いた一夏は、未知留の顔を見た
のだが…いつもの静かな彼女と変わりがなかった。いや…ほんの一瞬だけ…妖艶な笑みを浮かべた気も
するのだが…一夏の気のせいだったのだろうか?
いずれにせよ、この瞬間に皐月や蛍子の運命が決まったのかもしれない。そして…一夏自身も更なる
電気あんま地獄に絡めとられることが決められてしまったのであろう…。
431 :
386:05/03/20 14:24:02 ID:firf90eb
とりあえず投下終了
最後が尻切れトンボになってるのが・・・orz
それに本当は舞夏ちゃんも出したかったけど、私の構成力では無理ですたorz
御批評・御批判の方をお願いします
原作のイメージが崩れて無かったら良いのですが
>>419氏
原作の方は、どちらかと言えば鬱アニメ系ですね
キャラの外見描写はすっ飛ばしましたが、それは公式サイトを参照ということでお願いしますw
>>431 乙です
ふいんき(なry)やら一夏の反応やらとにかくGJ!
未知留の電気アンマ、皐月と蛍子バージョンもキボンヌしまつ(;´Д`)ハァハァ
433 :
55:05/03/20 16:50:54 ID:QF5zxcny
>>386さん
ぐ・・・ぐ・・・・ぐれ〜〜と!!(゚∀゚)
凄すぎます! こんなに電気アンマをお腹一杯戴いたのは初めてです!
電気アンマによって女の子である喜びと不幸が感じられるところの表現が
深くてリアルですね〜。
それと、一夏ちゃんが責められている時の他の女の子の
不安そうな心理描写が、ずん!と来ました。
うちも見習わなければ。
今書いてるのが、対決シーンになって急所攻撃が多く
なり勝ちだしな〜……せめて386さんの足下に及ぶように、
もっと電気アンマ描写をしっかりしなければ。
386さんの違うシチュエーションの作品も見てみたいです。
また気が向かれましたら是非お願いします!m(__)m
434 :
386:05/03/21 00:24:33 ID:ocGj3yYV
>>432氏
雰囲気を褒めてもらえて良かったです
やっぱり元ネタありなので、そこが一番気になったので・・・
最初は「震の神精霊w」の力に目覚めた一夏ちゃんが、他の女の子達を次々に
餌食に・・・ってプロットだったのですが、やっぱり犠牲者は一夏ちゃん以外には
ありえないだろう! ということでw
でも他の娘が餌食になるというのも・・・良いですねw
>>55氏
どもどもです
私も電気あんまシーンは、悶え台詞にバリエーションが少ないので、工夫しないと
いけないと思うんですけどねー
股間攻撃で苦悶する女の子も萌え!なんですけど・・・何となくキャラが可愛そうに思えて
自分ではなかなか書けないですorz
やっぱり女の子は苦悶させても良いけど、最後には快感で悶絶させてあげなくてはw
他のSSも書いてみたいですが・・・オリジナル作品はさすがに無理かとorz
「うた∽かた」以外にも、良い元ネタあったら書いてみたいですね
何かお勧め作品とかあったら教えてくださいm(__)m
GJです。
SS書いてみたいけど書けない。
ネタが暴走するんだけどなぁ……。
436 :
55:2005/03/21(月) 14:15:37 ID:Umj4UPN2
>>435さん
うちなんかもネタ暴走です〜(^^ゞ
リビドーこそが創造の源なのです!(ホントか?)
>>386さん
お勧め元ネタですか? う〜ん…この板にあるようなのなら何でもOKって感じですけど…。
386さんの文体で色々な女の子が電気アンマされる姿は見たいですね〜。
アニメなら「うた∽かた」と同じ時期にやってた「神無月の巫女」とかもいいかも。
(これもアニメは見れなかった)
437 :
55から業務(?)連絡:2005/03/21(月) 14:59:47 ID:Umj4UPN2
何気なしにスレの容量を見てみたら、既に300K越えてる。
うちのせいや……orz(ちなみに1スレの容量制限は512K)
と言う事なんで、番号が900以下でも容量が450Kを越えたら
新スレに移行します(あるいは移行してください)。
あるいは短文の雑談でスレを消化していただくとかもありですが。
新スレ立てる時のお願いとしては、当初の予定通り、タイトルを
『女の子が』とかに変更してください。年齢表現がなんとなく
気になってしまうので……。
439 :
55:2005/03/22(火) 09:46:24 ID:VF+XjgEd
おはようございます。
朝駆けの投下でございます〜。
リング中央で対峙する二人。開始後の手合わせの挨拶などは一切しない。これは試合ではなく、
戦いだからだ。
「ふ〜〜ん……」
シノンが探るような視線でアカネを見る。
「なんですか?」
アカネはシノンの攻撃を警戒しながら間合いを計る。リーチの差から考えても先に攻撃が
飛び込んでくるのはシノンの可能性が高いからだ。
「たった十分で何か吹っ切れた表情をしてるね? 何かいい事あったの?」
「ええ、ありました。……私、ヒロトに告白したんです。『一生好き』って」
ニッコリと微笑むアカネ。シノンは少し真顔になる。
「そう……。ヒロトはなんて言った?」
「返事は聞いてません。必要ないんです。『私が』ヒロトを好きになるんですから……」
戦いの最中だが少し顔を赤らめるアカネ。
(ちっ……)
内心で舌打ちするシノン。アカネはもやもやをふっきって万全の心理状態で試合に臨んで
いるようだ。心理攻撃が逆に作用し、シノンは少し面白くない。
「ま、いいけどね。じゃあ、始めるから!」
シノンの前蹴りがアカネの股間に伸びてくる。アカネは指貫グローブをはめた手で
その蹴りを防御した。「うっ!」薄いグローブとはいえ、その上からでも手の甲が
痺れる強い蹴り……こんなのをまともに急所に喰らったらそれだけでダウン必至だ。
「ね、狙ってきましたね?」
痺れる手を振りながらアカネがシノンを睨む。
「当然よ。いじめてあげるって言ったでしょ? ヒロトがどんな作戦を練ったか知らない
けど、蹴り中心で急所虐めしてあげる。なるべく痛くしてやるからね」
シノンは意地悪そうに薄く笑った。「痛くしてやる」と言われ、アカネの背筋にゾクッ…と
戦慄が走る。
(この間合いで立っていたら狙われそうね……)
アカネが体を横に動かす。シノンもついてきた。逆にシノンは自分の蹴りだけが届く
間合いをキープしたい。しかし、今回は狙う場所を股間に限定しているので、打撃は
防御もされやすい。2,3回、シノンの方から股間狙いの蹴りを放ったが、当たる直前で
アカネにブロックされている。
(やっぱりミユリとは違うようね。狙いどころが分かってるとは言え、目が付いて来る)
昼間のスパーリングではミユリに小突くような蹴りを何発も股間に入れてのたうたせた。
ミユリは泣きながら逃げていたが、シノンの動きの方が早く、防御しきれずに何度も
細かい蹴りを急所に喰らって悶えさせられた。そして十分に立ったまま苦しめた後、
グラウンド状態にしてリーチ差を利用した電気アンマ。この必勝パターンでアカネを
倒すシミュレーションを繰り返したが、やはり本物のアカネは簡単にはおもちゃには
ならない。
「ならば……こう言うのは、どう!?」
シノンがビシッ!と太股にローキックを叩き込んだ。「……!!」足が痺れるような
激痛にアカネの動きが一瞬止まる。その隙を逃さず、シノンはアカネの内股にローキックを
横になぎ払うように入れる。蹴られたアカネの足が大きくスライドし、股間が開いた。
「チャンス!」
バランスを崩したところを見逃さず、シノンの垂直蹴りがアカネの股間を真下から襲った。
防御が間に合わず、アカネの股間にシノンの蹴りがクリ−ンヒットする。柔肉を打つ湿った
音がリングに鳴り響いた。
「はぅう……!?」
蹴られた瞬間、内股になり、股間を押さえて飛び上がるアカネ。ヒロトに蹴られた時とは
比べ物にならないぐらい、痛い。股間から脳天まで電撃が突き抜けたような痺れがアカネを
襲う。
「ううう……ああ〜!!」
押し寄せる痛みに堪え切れず、恥ずかしさを考える余裕もないままリング中央で股間を
押さえて身もだえするアカネ。女の子の急所を本気で蹴ってくるなんて……! アカネの
心の中に強烈な復讐心が芽生える。
「まずは3ポイント獲得ね」
意地悪く満足そうなシノンがアカネの髪を掴んで引き起こし、コーナーポストに叩きつけた。
「たった一発でその状態? そんなので戦いが続けられるの?」
馬鹿にしたようにアカネが起き上がるのを待つ。急所を蹴られたうえ、コーナーに叩きつけ
られて全身に衝撃を受けたアカネは黙ってその言葉を聞いていたが……。
「当たり前…でしょ!!」
シノンの一瞬の隙をついて腰の辺りにタックルを仕掛けた。シノンは受け止めたが、予想
以上に強いアカネの当りに受けきれず、押し倒される。その時……!
「……うぐっ!?」
二人して倒れこんだ時、シノンが呻き、そして、アカネを蹴飛ばして退けると、こちらも
股間を押さえて転がった。どうやら、倒れこんだ時、アカネの膝がシノンの急所にまともに
入ったらしい。
「お返しですよ……!」
自分もまだ股間をさすりながら不敵な笑みを浮かべるアカネ。シノンもアカネと同様、額に
嫌な汗を流し、四つんばいの状態で股間を押さえて悶え、痛みが通り過ぎるのを耐えている。
「この……!」
股間を押さえて内股状態で立ちながら、シノンが「許さない!」とばかりにアカネを睨みつけた。
アカネも股間をさすりながらシノンを睨みつける。やられたらやりかえす。戦いの序盤は
一進一退の展開だ。
(こんなやりかたをしてたら、ただの消耗戦ね)
全裸で急所を攻撃しあう電気アンマバトル、もとより消耗戦は覚悟だったが、加減なしで
股間を蹴られるのがここまで辛いものだとは、想定が甘かったと認めざるを得ない、とシノンも
アカネも思っていた。一回蹴りあっただけで大きくスタミナを消耗してしまうのだ。
(ヒロトはかなり加減してくれてたんだ……)
と、シノンは今更の様に思う。同じく加減したとは言え、昼間のミユリには悪い事をしたな、
と、反省する。
(消耗戦をさけるのなら、やっぱり狙いは電気アンマね……)
シノンはタイミングを計りながらアカネに飛び込む隙を窺っている。引き倒してグラウンド戦に
持ち込んで電気アンマ、それがやはり一番有効だった。電気アンマをがっちりと固めてしまえば
足の長さで優勢な自分がさっきの様な反撃を食らう可能性は少ない。一方的にアカネだけを
責める事が可能だ、と思っている。が……。
(アカネからは電気アンマは仕掛けて来れない筈……)
どことなく足リーチでの優位を過信していた所もあっただろう。シノンが、主導権は自分にある
と思っていた隙を突くように、アカネが突進してきた。低く、密着型のタックルで。
「……!?」
反応の遅れたシノンが完全に腰を取られ、押し倒された。捕らえられそうになるが、諦めずに
反転して、その場を逃げようとする。アカネは執拗にグラウンド状態で追いかけてきた。
(離れ際に蹴ってやる!!)
振り払うように股間めがけて蹴りを放ったシノン。この蹴りをアカネは嫌がるだろう。
シノンの目算では蹴りで間合いが離れた所でアカネの両足を掴み、自分が有利な距離で
電気アンマする作戦だった。しかし……。
「あうっ!!」
「……え!?」
アカネはこの蹴りを逃げずに股間に受けた。しかも、速度を緩めず、シノンに襲い掛かり、
両足を深く抱え込んで、素早く右足を股間にセットした。電光石火の早業……であるが、
蹴られた股間は痛くないのか?
「〜〜〜〜〜〜〜〜っぅ……☆」
額から嫌な汗を流し、体を震わせながら何かを懸命に堪えているアカネ。勿論、さっきの
シノンの逃げ際の急所蹴りを受けた痛さを我慢しているのだ。
「くっ…! 動けない!?」
シノンは電気アンマの体勢に入られたまま、動けない。アカネからは攻撃は仕掛けてこないが、
全く力が抜けず、ビクとも動かなかった。完璧な電気アンマの体勢を固められ、シノンの表情に
焦りの色が見える。このまま振動を開始されたら、余程の事がない限り逃げ出せないだろう。
「……はぁ! ……ぜぃ…ぜぃ……た、耐え切った…よ?」
にやりとシノンを見るアカネ。凄みのある笑顔だ。シノンは自分が完全に不利になった
事を悟る。
「今の蹴りの分も仕返ししてあげますから……泣きなさい!!!」
アカネの右足からどどどど、と勢いのある振動が送られる。
「はぁうう! ……あ……あ……あぁ〜!!」
既に一回ヒロトにイかされているシノンはその強烈な刺激で、あっという間に快感の渦に
巻き込まれた。内股になり、太股をぎゅっと閉じながら、アカネの足を掴んで懸命に耐える。
「よし、成功だ!」
ヒロトが拳を握り締める。昼間二人で特訓したのは電気アンマの「間合い」だった。
アカネとシノンでは脚のリーチ差があり、脚の取り合いに持ち込まれるとどうしてもシノン
優位になってしまう。そこでヒロトが考え出したのは、先に密着状態に持ち込んでから、
離れ際に電気アンマを仕掛ける作戦だった。それならば、リーチ差は無効になり、逆に
アカネが電気アンマする間合いに先に入れる。問題点はその時にシノンが蹴り離そうと
する事であったが、あえて避けずに、受けて耐えながら電気アンマホールドを固めて
しまうやり方で対処する事にした。それが完璧に決まったのである。
急所を蹴られても、その痛さが通り過ぎるのを我慢すれば、その分はがっちりと固めた
電気アンマで何倍にも返すことが出来る。
「あぁあぁあぁ……くっ! ダメ……!!」
髪を振り乱し、頭を左右に振って懸命に電気アンマに耐えるシノンをハラハラしながら
見つめるミユリ。
シノン側のミユリとしては予想外の展開だった。地味に、しかし効果的に急所を蹴って
ポイントを稼ぎ、リーチ差を生かして電気アンマで完勝するプランは最初から崩れてし
まった。それどころか、アカネに完璧な電気アンマを決められ、どんどんポイントを
重ねられている。既に5分が経過し、ポイントは23対4と大きくリードされているのだ。
(打撃でポイントを取り返すのは大変ね)
アカネの股間を蹴ってのた打ち回らせれば3ポイントが入る。だが、今の点差なら
7回ものクリーンヒットが必要になる。最初の差し合いの様子だと、そこまでアカネの
防御は甘くない。
「電気アンマで返すしかないわ、シノン!」
ここまでは完全にヒロト、つまりアカネ陣営の思惑通りになってしまっている。
急所打撃より電気アンマのポイント重視、そして蹴り対策。そして、リーチ差を覆す
特訓……。だが、シノンだって手がないわけではない。今されている電気アンマさえ
返すことが出来れば、再び優勢に出る事は可能なのだ。
しかし、今シノンは人生でも初めてなぐらい、完璧に、そして激しい電気アンマを
されている真っ最中だ。
「こ……このっ! ……電気アンマ返し!!」
シノンは必死に、今、電気アンマされている脚を片手で掴むと、アカネの左足を反対の手で
掴んだ。そして右足を振り払い、アカネの股間に宛がう。逆に電気アンマを仕掛ける体勢に
なった。抜群の筋力とリーチが長いシノンだけが可能な技だ。
「反撃ぃ〜〜〜!!!」
今度はシノンの電気アンマがアカネの股間に炸裂する。ブルブルと右足を震わせ、アカネの
急所を刺激する。「うっ……!」と呻いて俯くアカネ。どうやら効いている様子か?
24対4……24対5……30秒電気アンマが続き、この後もシノンが追いついていくと
思われた……が?
「この間合いじゃ、体勢が不十分なんじゃないですか? シノンさん」
クスクスとアカネが笑っている。効いていないわけではない。紅潮した頬と額の汗、
それに太股の震えは間違いなく本物だ。しかし、さっきシノンがされていた時と比べると
幾分余裕があるように見える。
「な……なぜ?」
シノンの顔に焦燥の色が濃く浮き出る。
「そんなに脚を窮屈に折り曲げた状態じゃ、電気アンマの効果も半減ですよ!」
一瞬の隙を突き、右足を払うと、至近距離から踵でシノンの股間をガツン!と蹴った。
アカネの指摘どおり、シノンは脚を曲げた状態で電気アンマしていたため、股間は無防備な
状態だったのだ。まともに女の子の急所を蹴られてしまう。
「はうぅ……!!」
思わず絶叫し、仰け反った後、シノンは股間を押さえて転がった。マットの上でゴロゴロと
転がって苦しんでいる。今日一番のクリーンヒットで3ポイント追加。27対6と、
再びアカネは大量リードを手にする。自分の間合いで闘った成果だ。
(ヒロトと特訓のおかげね)
ちらり、とヒロトを見る。ヒロトは、こちらに気づかず、シノンが悶えている姿を凝視していた。
(もう……エッチでサディストなんだから……)
優位に進めている余裕か、少し拗ねた表情のアカネ。そのアカネを見てミユリの眼鏡が光る。
(このままじゃシノンは負けちゃう……なりふり構わないやり方で行くしかないわね)
ミユリはリング中央で悶えているシノンに何かサインを送った。股間強打の悶絶で涙を浮かべ、
息を荒くしてうずくまりながらも、シノンはミユリのサインを確認し、頷いた。
447 :
55:2005/03/22(火) 10:04:21 ID:VF+XjgEd
一旦、投下終了です。
もうちょっと続きがありますが、まとめてからまた後ほど。
序盤から激しい消耗戦に……w。
GJ!
386氏
元ネタ知らないんですけど、他の女の子に見守られてる中で
電マで焦らし責め→恥ずかしいおねだりの展開が超萌えでした
55氏
序盤から激しい消耗戦w、GJです
シリーズ掛け持ちは大変でしょうがGAの続きも
ズボンおろしてお待ちしておりますww
450 :
55:2005/03/22(火) 18:03:09 ID:VF+XjgEd
う〜む……。暇だったので今朝分の続きをダラダラ書いてたら、
なんか、すんごい、いじめ展開になってしまった(汗。
SMまがいの、てゆうか、殆どSMそのままの。
このスレ的にSMっぽいのはOKでしょうかねぇ〜?
451 :
386:2005/03/22(火) 19:29:46 ID:pZjHFQ2b
>>449氏
ありがとうございます
やはり焦らし責めは電気あんまの醍醐味ですので
それにしても、やはり「うた∽かた」はマイナー作品みたいですねーw
>>55氏
きましたきました!
最初はシノンさんが攻めで、後でアカネちゃんが逆転って展開だと思ってたので意外な展開でしたw
SMっぽいのは・・・程度次第じゃないでしょうか
流血展開とか性器破壊とかまでいかなかったら大丈夫そうな気もしますが
「神無月の巫女」って確かガチ百合アニメでしたよねー
私も話の展開は知ってるのですが、実際には見れなかったクチなのでorz
口調とかが分からないのがネックかも・・・
でも、ヒロインみたいに清楚な娘が電気あんまで悶えさせられるのは・・・萌えですねw
一夏ちゃんに通じるものがあるかも
452 :
55:2005/03/22(火) 23:46:10 ID:VF+XjgEd
>>449さん
GAの続き、ネタは出来てますので、近日中に。
蘭花いじめ基本は変わらずで。
目標、エンジェル隊・電気アンマ・コンプリート!w。
>>386さん
そうですね、あまり気にせずということで、見直し後、うpします。
神無月〜でなくとも386さんの書かれる物なら楽しく読めると思います。
と言うか、是非何かお願いしたいです。
「はぁ……はぁ……はぁ……」
「こ、この! 逃げるな!?」
組み合って引きずり倒そうとしているのがアカネで懸命に後退りしながら逃げているのが
シノンだ。序盤はアカネに有利な展開で進んでいった。シノンはミユリの指示を受ける
べく、今は下がり気味にアカネの突進を受け流そうとしている。
「逃がさない……うぐっ!?」
アカネが飛び込もうとするがシノンはそのタイミングを見計らって股間に蹴りを放つ。
時折、命中するが、下がりながらの蹴りなので威力はない。つかの間、アカネの動きを
止める程度である。
「イタタ……。姑息ですよ、シノンさん!」
股間をさすりながら非難するアカネ。急所に当たるので決して無事ではないが、軽くさする
程度で回復するダメージだ。シノンにとってはポイント稼ぎにはなるが、戦況を覆せる攻撃
ではない。
(現在のポイントはアカネちゃんが27、シノンが8。クリーンヒットがアカネちゃんが
2、シノンが1。電気アンマはアカネちゃんが5分、シノンが30秒……ここまでは完敗ね)
シノンの参謀であるミユリが爪を噛む。こうなったらなりふり構っていられない。
「ミユリ!」
シノンが自分のコーナーまで後ろ向きにやってくる。逃げる振りをして、ミユリの指示を
聞きにきたのだ。まだ焦りの表情ではないが、アカネの勢いに飲まれ気味であることは否定
出来ない。ミユリは何かを決心したようにシノンに耳打ちする。
(反則を使いましょう)
(え…?)
(あなたの得意なプロレス技を使うの。あれに……)
ミユリが指差したのはロープだった。シノンの得意技はいくつかあるが、それに使うのは…。
(だけど……)
(このままじゃ負けるよ!? ヒロト君を取られてもいいの?)
(わ、わかった……)
ミユリが「反則を使おう」と言うなんて。確かになりふり構ってられない。
「何をこそこそ話してるんですか!」
アカネがタックルを仕掛けてくる。シノンはとっさにアカネを抱えて後方に投げ飛ばした。
ズダン!と背中から落ちるアカネ。このあたりは流石に女子プロレスの第一人者だ。
「イタタ…。お尻打った……」
アカネが立ち上がろうとする直前、シノンがアカネを背後から抱えあげる。そして
高々と持ち上げる。
(しまった……! バックドロップ!?)
意外にもまともなプロレス技でこられ、うろたえるアカネ。慌てて後頭部を防御するが…。
「……こっちよ!」
シノンはそのまま前方にアカネの体を叩きつけた。急降下するアカネ。しかし、その
着地点はマットの上ではなかった。
「ろ、ロープ!? きゃああああ〜〜!!」
ズズ〜〜ン! とアカネ体がトップロープを跨ぐように叩きつけられた。アカネの体重と
落下の勢いで深々と股間の急所にロープが食い込む。しかもワイヤーが入ったロープに
まともに叩きつけられたのだから、大ダメージは必至だ。
「………はうぅ……!!!」
声にならない叫びを上げ、大きく仰け反るアカネの体。ロープは更に容赦なくアカネの
大事なところに食い込み、ギシギシと揺れるたびに急所を責め苛む。
「あうう…! あ…ぐぅうう……!!」
体を動かしてロープから落ちてその責め苦から逃れようとするアカネ。しかし、すかさず
シノンがアカネの体を支え、落ちないようにする。
「は……離して! 痛いの……!」
アカネは懸命にシノンを退けようとするが、
「ダメよ。もっと苦しみなさい!」
意地悪な表情でシノンはアカネをロープから下ろさせない。更に、わざとアカネに寄り
かかり、更なる負荷を与えて悲鳴を上げさせる。
「やめて! やめてよ……!」
アカネは涙を浮かべながら懸命に耐え、逃げようとする。シノンに押さえられてロープから
降りる事が出来ないので、サードロープに足を掛け、股間への負担を楽にしようとした。
しかし……。
「だめです!」
サードロープに掛けた足が無慈悲に払われる。足場を無くしたアカネの体は再び股間だけで
全体重を支える事を強いられた。再び激しくロープがアカネの股間に食い込む。
「はうう…!! み、ミユリ…さん?」
足場を外したのはミユリだった。2対1の攻撃。これは流石に反則なのでは? ヒロトが
抗議する。
「シノン、ミユリ! 反則だぞ!!」
オロオロと慌てたように反対側のコーナーで声を上げるヒロト。
「反則だって。そうなの? ミユリ」
「ううん。だって、セコンドが手伝っちゃダメだなんてルールで決めてないもの」
シノンの問いにミユリは平然と答える。
「な……! に、2対1なんて卑怯じゃないか!」
開き直った態度の敵陣営にヒロトが怒る。しかし、その様子を二人の年上の女たちは
意地悪な目で見返すだけだ。
「う……」
ヒロトは思わずたじたじとなる。
(ヒロト君って意外と押しに弱いと思うよ)
試合前の打ち合わせでミユリがシノンに指摘していた。
(そうかな?)
(そうだよ。だって、そうじゃなきゃこんな事態にはならないもの。強気に見えて
実は結構優柔不断だよ)
(……確かに、そうかも知れないわね)
もし、ヒロトが決断力のある男の子だったら自分の付け入る隙は無かったかもしれない。
(だからいざとなったら開き直っちゃえばいいの。たとえ反則を使ってもね……)
ミユリらしからぬ悪参謀ぶりにシノンは少し驚いたが、結局その通りになった。
「可哀想に。ヒロト君がもっと男らしかったらこんな目に遭わなかったのにね?」
ミユリがロープ上で汗だくになって耐えているアカネに意地悪に言う。
確かにその通り、もしここでヒロトが強引に主張すればアカネは解放されるはずなのだ。
ミユリは心理的にもアカネの戦意をくじこうとしている。頼りになる参謀ぶりであった。
やっている事はかなりの悪党だが……。
「……いいんです……これで。それがヒロトのいいところだもん……」
辛そうに息を荒くしながらアカネはニッコリと微笑んだ。強がりの笑顔ではない。
本気でそう思っているようだ。
「ヒロトが優柔不断だから……つまり優しいから私がこんな目に遭うって言うのなら、
何度でもこんな目に遭ってもいいよ。私が好きなのはそういうヒロトだもん」
逆にアカネが挑発的にミユリを見つめる。あなたの心理攻撃なんかちっとも効かないよ
……。明らかに目でそう言っている。
「そう……。じゃあ、もっと苦しめばいいのよ」
ミユリの眼鏡が無機質に光る。
「ミユリ……?」
いつもとミユリの雰囲気が違う事に気がつくシノン。ミユリはゆっくりとリングに
上がると、アカネの両足を思いっきり引っ張った。ぎゅん!とロープがしなり、
更にアカネの股間に食い込む。
「あああああぁ〜〜!!」
SMの木馬責めの様にロープ上で仰け反るアカネ。シノンはアカネが落ちないように
体を支える。この状態で落ちると逆にアカネが危険だ。
「フン……告白したぐらいでもう恋人気取り? 調子に乗らないでよね。『ヒロト様』が
誰をいたぶるかを決めるのは貴女じゃないの。ヒロト様だけなんだから」
アカネの苦悶に構わず、冷たく言い放つミユリ。彼女はヒロトの奴隷で、それはヒロト
から認められた言葉なのだ。それを自負している彼女にとっては一方的に自分だけで
告白していい気になっているアカネが腹ただしい。
「もっと痛めつけてやるから…ずっと苦しみなさいよ」
ミユリが更に体重を掛け、アカネが悲鳴を上げたその時……。
「やめろったら!」
ミユリは思い切り体を突き飛ばされた。やったのはヒロトだ。
「きゃん! ……あうっ! 」
ミユリはそのままリングから場外のマットの上に転げ落ちる。
「あっ……!」
「アカネちゃん!?」
反動でアカネの体がリング内に倒れそうになったのを受け止めたのはシノンだ。二人して
もんどりうってリング内で絡み合って転倒する。
「いたた……大丈夫?」
シノンがお尻をさする。責め苦から解放されたアカネは暫くぜぃぜぃ…と息を荒くしていたが、
「だ、大丈夫です……ミユリさんは?」
「場外に……あっ!」
ぱぁん……!! 室内に平手打ちの音が鳴り響いた。リング内の二人がその方角に注目
すると、ミユリが頬を押さえて倒れている。どうやらヒロトがビンタしたらしい。
「ひ……ヒロト…様」
眼鏡を飛ばされ、潤んだ大きな瞳がヒロトをおびえるように見つめている。ヒロトは
容赦なく髪を掴んで、自分の方に引き寄せた。
「きゃっ…! い、痛いです!!」
「俺の事をちゃんとご主人様だと分かってるようだな? ……それにしてはさっきは
随分舐めた態度を取ってくれたじゃないか?」
「あ…あれは……その……。ごめんなさい……」
「奴隷がご主人様に逆らって謝ってすむと思ってるのか?」
「い、いえ! そんな……はぅ!?」
またしてもビンタが飛ぶ。顔を見合わせてその様子を固唾を呑んで見守るリング上の
二人……。
「ごめんなさい! ごめんなさい……! だって……アカネちゃんが……」
泣きじゃくるミユリにさらにヒロトが詰め寄る。ミユリは「ひっ!」と後退るが、逃げ
ようとはしなかった。
「あんまりにも悔しかったんです……ヒロト様の事で、凄くいい顔して……だから……」
そのまま泣きじゃくるミユリ。その様子を見ながらヒロトはどうしてやろうか、と迷っ
ている様だったが、リング上の二人が自分達の様子を見つめているのに気づく。
二人はヒロトが見るとバツが悪そうに視線を逸らした。
「まあ、いいさ。この反則分は後でシノンに返してやる……。再開するぞ?」
ミユリを無理やり起こす。「は…、はい!」と、慌ててミユリは涙をぬぐった。
「え? ええ!? わ、私に……!?」
シノンは自分を指差し、驚く。だって、ミユリの作戦なのに……と、ヒロトに言い訳
しようとしたが、ヒロトは無視して自分のコーナーに戻った。
「そんなぁ〜〜」
と思わず、敵のアカネを助けを求める目で見たが、そう振られてもアカネは困るだけで
あった。
「ひっく……ひっく……」
リングサイドではミユリがまだ泣いている。男の子に叱られたのは初めてなのだろう。
そのショックが後を引いているようだ。
(これじゃあ、ミユリは使い物にならないよね……)
困りながらシノンがアカネを見るとアカネは自分のコーナー近辺でまだ立ち上がれない
様子だった。股間を押さえて仰向けに寝転がった状態で胸を上下させて喘いでいる。
さっきのロープ責めはかなり堪えた様子だ。
「今のうちにポイント差を埋めさせてもらうからね……」
シノンがアカネに近づき、その両足を広げて間に座り込み、足首をがっちりとホールド
した。アカネは抵抗しない。と言うか、出来ないようだ。
「くっ……! シノンさん!?」
「今のポイントは27対11……16ポイント差。電気アンマ時間にして4分差ね。
このチャンスに返させてもらうから」
シノンは股間を守っているアカネの手を蹴り飛ばした。そして、踵を股間にぐりっ!と
捻るように宛がう。ロープ責めのダメージが抜け切れていないアカネはそれだけで、
「うっ!」と仰け反ってしまう。
「この状態ならリーチ差がある分、電気アンマ返しは使えないよ。それに、電気アンマ
破りもさっきのロープ責めで急所を痛めた分、辛いんじゃないかな? そぉれ…!!」
シノンの反撃が始まり、振動が股間から頭上に突き抜ける。
「きゃあああああ〜〜〜!!」
容赦ないシノンの電気アンマ。そしてこの試合では初めてシノンの間合いで電気アンマが
実行された。この状態ではアカネが逃がれるにはかなりの困難がある。
シノンの言うとおり、電気アンマ返しはこの間合いではアカネには使えない。
アカネが足を伸ばしてもシノンの股間に届かないのだ。爪先でも届けばなんらかの反撃は
出来るのだが……。電気アンマ破りの方はもっと使えないかもしれない。あれは自分で
急所を相手の股間に押し付けて捻る逃げ技だ。さっき散々痛めつけられたアカネの
股間に今それを強いるのは負担が大きすぎる。
(このまま逆転されるまで待つしかないの?)
電気アンマによる快感と苦痛の狭間の領域で悶えながら、懸命にアカネは自我を保とうと
していた。しかし、耐えるのに精一杯で積極的に自分から反撃に出ることが出来ない。
「に……二分経過です……」
泣きながらも電気アンマタイムを計測しているミユリの声が聞こえる。現時点で27対
19。あと8ポイント差。あれだけ優位だったアカネの貯金が一気に減っていく。
(だけど……ああああ……!!)
シノンの電気アンマはかなりハイレベルだった。戦闘用電気アンマなので痛くされている。
しかし、逃げられないのはそれだけだからではなかった。
(痛さの中に…気持ち良さがあって……だめぇ……)
逃げようにも力が入らないのだ。これを終わらせなければならない、けど、終わりたく
ない……。
(女の子のツボを……心得てる……)
そう思わせる電気アンマだった。
「そういう特訓をしたからね……ミユリと」
シノンがアカネの内心を見透かしたように笑う。いつの間にかミユリも泣き止み、
シノンの電気アンマを見つめている。
(あれは……ある意味、地獄だわ……)
体験者であるミユリはさっきまで憎いと思っていたアカネに同情してしまう。痛さと
気持ち良さが融合して迫ってくるのだ。逃げたいのに逃げられない。期待と不安、苦痛と
甘美……この気持ちは男の子には絶対分からないし、女の子ならば誰もが理解できるだろう。
「さ……三分経過……」
はっと気づいて時計を見たミユリが経過時間を告げる。ポイント的には27対23。
後一分で同点になる計算だ。
「アカネちゃん、もう後が無いよ? さぁ、どうする?」
シノンが薄く微笑む。勿論、同点になってもアカネを放すつもりは毛頭無かった。
そのまま体力尽きるまで続けて試合続行不可能にさせるか、或いは取り返せないほど点差を
広げてしまうつもりだった。試合続行の可否はヒロトとミユリが判断するルールである。
そしてシノンの思惑通り、アカネは電気アンマで強制的に悶えさせられ、どんどん体力を
消耗している。急所も痛めつけられ、ダメージが蓄積し、電気アンマに対する耐性が落ち
ているのだ。
(もう…だめ……。ヒロト……助けて……)
口にこそ出さないが、アカネは半ば敗北を覚悟し、弱気になっている。ヒロトが助けて
くれれば……。そればかりを思いつづけていた、その時……。
「三分三十秒……もう少しで……あっ!」
同点まであと三十秒のところで、突然、ヒロトが動き出し、場外からシノンの足を掴んだ。
アカネにかけられていた電気アンマが解かれ、アカネはごろりとシノンから離れた。
「な、なにするの、ヒロト!? そんなのずるいじゃない!! ……きゃ!?」
完璧に決まっていた電気アンマを解かれ、シノンは怒り出す。それに答える代わりに、
ヒロトは反対側の足も掴んだ。立ち上がろうとしていたシノンは尻餅をつく。
「あうん…! いたた……な、なによ? ……あっ!」
シノンは今の自分が大変な状態にあるのに気がついた。ヒロトは場外からリングを支える
鉄柱の両側から手を伸ばし、シノンの両足を掴んでいるのだ。シノンの足とヒロトの腕の
中には直径5cmぐらいの細身だがしっかりと立て付けられた丸型の鉄柱がある。
「まさか……ひ、ヒロト?」
嫌な予感がしてヒロトを見るシノン。しかし、ヒロトは何も言わず、しっかりとシノンの
両足首を握りなおす。逃げられないように……。
「お前達、さっき、アカネに反則をしたよな? その分の仕返しを今させてもらう」
ヒロトはそう言うと、シノンの両足を持ち、ずるずると引き寄せた。鉄柱が内股をなで、
シノンはゾクリとする。この状態では流石にヒロトの意図が分かる。
「や、やめて…! ミ、ミユリ! 助けて!!」
シノンはおびえながらミユリを見る。ミユリはヒロトのほうに来ようとしたが、ヒロトが
一睨みすると、怯えた様に立ちすくんだ。さっきの薬が相当効いたらしい。
「いくぞ、シノン!」
「ちょ、ちょっと待って!! ……きゃあああ!!」
懸命に逃げようともがいたシノンだが、ヒロトの力には勝てず、そのままヒロトが引き
寄せる力に負けてしまう。ずるずるとお尻が滑って、鉄柱が目前に迫り、そして……。
ゴォン☆……!
非情な鉄柱攻撃がシノンの急所を直撃した。
「……〜〜〜〜〜☆!!」
先ほどのアカネと同様、声なき悲鳴を上げてシノンの体が一瞬硬直し、ぐったりと力が
抜けた。
「し……シノン……!」
思わず、ミユリが絶句して口を覆う。プロレスの試合で経験があるとは言え、かなり
消耗した後でこれをやられると、流石のシノンも……。
「う……ううん……」
半ば失神してしまうシノン。魂が抜けたように仰向けに無防備に寝転がる。しかし、
そんなシノンをヒロトは許さない。掴んだ両足首を握りなおし、シノンの股間が鉄柱に
密着した状態で引っ張る。グリッ…グリッ…。片足ずつタイミングをややずらして。
「はぅ…! うう…! だ、だめ……ヒロト!」
引っ張られてピンと伸ばされた太股が震えている。その状態で電気アンマの様に
股間を責められているのだ。これは結構、キツイ……。
「ひ、ヒロトく……いえ、ヒロト様、それは……!」
流石にミユリが止めたそうにする。しかし、
「さっき俺が止めたそうにしたら、お前はもっとアカネをいじめたよな?」
酷薄な笑顔でミユリを一瞥する。「そ、それは……」ヒロトの言い分は正しく、
ミユリは口ごもってしまう。責め続けられるシノンは髪を振り乱しながら懸命に
股間責めに耐えている。さっきのアカネの様に全身が汗だくだ。
「アカネ、来いよ。二人でやろうぜ」
リング上でぐったりと体力回復に努めていたアカネに声をかける。
「う、うん!」
ヒロトが作ってくれた仕返しの機会。それを二人で出来る嬉しさにアカネは体力の
消耗を忘れ、場外に出てヒロトに渡されたシノンの右足を両手で握った。
「そ、そんなぁ〜……ずるいよ……」
シノンが不安そうな表情で二人を見る。この上、ツープラトン攻撃を受けるのは…
「何言ってる。鉄柱が濡れているのは気のせいか?」
「え?」
ヒロトの指摘どおり、鉄柱近辺は大変な事になっていた。陰部をこすり付けられて
いる鉄柱はもちろん、エプロンサイドもびっしょりと濡れている。
「こ…これは…責められたんだもん。汗だってかくよ…」
シノンが全く言い訳にならない嘘をつく。このぬめり具合が汗なわけが無い。ヒロトと
アカネが顔を見合わせて笑っていた。そうされると嘘を指摘されるより恥ずかしい…。
「それに鉄柱攻撃された時、シノンさん、実はそんなに痛くなかったでしょ?」
アカネが意地悪な目で見る。
「な……! 馬鹿なこと言わないで。い……痛かったんだから……」
真っ赤になりながら抗弁するシノン。しかし、アカネの言う通りだった。無論、痛くない
わけはなかったが、悶えていたのは必ずしも苦痛のせいではなかった。
「気持ち良かったんでしょ? 白状したら? シノンさんって本当はマゾだもんね」
「そんな…! あ、あなたがどうして決めつけられるの…!?」
調子に乗ってシノンを言葉責めするアカネに、シノンは反抗するが、どこと無く、
言葉は弱々しい。アカネの指摘は全部当たっているからだ。
「だって、私もあんな風にヒロトに責められたら……濡れちゃうかも知れない……」
アカネはかぁ〜っと頬を熱くさせながら言う。隣で聞いているヒロトも真っ赤だ。
「でも…でも……」
ついに堪えきれず、シノンは泣きながら言う。
「は、白状するから、これはもう許して……グリグリはやめて欲しいの……。だって、
濡れてても、やっぱり痛くて……」
二人に懇願するシノン。確かに鉄柱責めはさっきのロープ責めに以上に厳しいかも
しれない。しかも、アカネの時と違ってヒロトは助けに入ってくれないのだ。
「ヒロトにいじめられて気持ち良かったのは事実よ。濡れちゃったし……。だけど、
それを差し引いてもこの責めはキツイの……。それを二人でやられたら、あたし……」
それだけ言うとシノンはさめざめと泣いてしまった。アカネにもミユリにもシノンの
今の気持ちは良く分かる。もし自分がされたら…。いや、自分がされなくとも、
自分と同じ女の子であるシノンがされると思うだけで、辛い気持ちになってくる。
だけど、ヒロトは許してくれるだろうか?
アカネはヒロトに呼ばれた時は嬉しくてシノンを言葉責めしたが、それを思うと
さっきの反則を許してあげてもいいぐらい、同じ女の子としてシノンに同情的に
なってきた。だが……。
「だめだね」
非情なヒロトの宣告がシノンに告げられた。アカネにもミユリにもズン…と心に
重く響いてしまう。勿論、当事者のシノンには……。
「シノン、お前はさっきのアカネへの反則に対するの罰を受けなければならない。
これから俺とアカネで一分間、この状態でグリグリ攻撃してやる。それで償いに
してやるよ。アカネ、一分でいいな? それとも二分にするか?」
アカネの方を向いて聞く。突然振られて、アカネは飛び上がりそうになった。
「い、一分でいいよ! 三十秒でもいいぐらい……だから……」
あたふたと答える。自分がされるわけではない。むしろ宿敵がされるのだが、
可能な限り、一秒でも短くしてあげたかった。無機質な鉄柱でグリグリされ、
痛いのに無理やり気持ち良さを感じさせられて、苦痛と快感の狭間を漂わさせられる。
女の子としての尊厳を根こそぎ奪われるような、これ以上の責めは、アカネとしても
見るに耐えなかった。シノンもその言葉に少しホッとした表情を見せたが…。
「わかった。二分だな」
「な……!?」
「ヒロト…!?」
「ミユリ、ちゃんと測れよ。一秒でも不正したら、最初からやり直すからな」
「は、はい! で、でもぉ……」
アカネはもっと短くと言ったのに……。もしかしてヒロトの言い間違いだろうか?
だけど、それを聞き返す勇気はミユリには無かった。
「し、シノン……さん。わ、私…さっきの反則、許してあげても……! それとも、
普通の電気アンマで仕返しとかじゃダメなの?」
アカネが懇願するようにヒロトに言うが、
「ダメだ。これは復讐なんだからな。シノンが気持ち良くなる事をしてどうする?」
「でも! でも…!! ちゃんと磨いてあるけどこれは鉄柱なんだよ? これで
電気アンマされるなんて……可哀想だよ……」
アカネはシノンを気遣う。だが、シノンはアカネにニッコリと微笑んだ。
「いいの……ヒロトの言うとおりにして」
「シノン!?」
ミユリも駆け寄ってきた。ヒロトは怖かったが、シノンの事はもっと心配だった。
「大丈夫。ヒロトは非道い男の子だけど、限界を超えてまではしないから。それに、
アカネちゃんが許してくれても、やっぱりヒロトは虐めようとするよ。だって私達の
好きになった人は暴君だもん。えっちで優柔不断で浮気者の暴君」
覚悟を決めた笑顔でクスクス笑う。確かにヒロトはそんな感じの暴君だ。まだ戦いの
途中だが、この時は同じ男の子を好きになった女の子同士の気持ちが通じ合ったような
気がした。
467 :
55:2005/03/23(水) 00:22:21 ID:T+B6BpOA
やや区切りが悪い感じですが、一旦投下終了です。
次はGA中篇かこの続き(〜決戦終了まで)のどちらかを。
55さん、いつもながらGJ!
次の投下はお任せします。
スレの容量も見ながら、入るならプロレスを終わらせてもいいかと思いますが…
469 :
名無しさん@ピンキー:2005/03/23(水) 02:01:53 ID:vyAYvSfB
>>55氏
いつもながらGJです!
しかしヒロトが狡いというかあまりにも傲慢になりすぎて共感できなくなってきたorz
(;´Д`)ハァハァハァハァ/|ァ/|ア/|ァ/|ァ/|ア/|ア/|ア!!!!!!!
GJ!!
だんだんミユリ萌えになってゆく自分に鬱を感じる今日このごろ…
471 :
386:2005/03/23(水) 07:29:52 ID:RI2nbhV+
>>55氏
いつもながらお見事な展開っぷり、GJでございます
このまま決着が付くかと思いきや、もう一波乱も二波乱もありそうな予感w
ただ、469氏も言われてますが、ヒロトくんのジャイアンっぷりが少し鼻に
付いてきたような気もします・・・
でも、三人娘が悶えさせられる展開に変わりは無いんでしょうけどw
GAの方の続きも期待していますー
蘭花が最後の餌食というのは確定でしょうが、他のメンバーがどんな順番で餌食になっていくのか
トトカルチョでも始めましょうかw
あんまし予想とか書いちゃうと55氏の創作に変なバイアスが
かかっちゃいそうで・・・とか言いながら書いちゃうw
1.まず抵抗の一番大そうなフォルテさんを黙らせて
他のメンバーの戦意を喪失させる
2.おたおたするミルフィーを
3.なんとなくヴァニラ
4.他のメンバーを盾にして逃げようとしたミントたん
5.お待ちかね蘭花w
まあ自分の妄想なんで55氏にはお気にせずに
>えっちプロレス
ロ
ープに鉄柱攻撃と反則技炸裂でますます盛り上がってますね
フィニッシュは正統派電気アンマで悶絶KOでしょうか?
なんつーか・・・
ヒ ロ ト に な り て え
475 :
宣戦布告:2005/03/23(水) 16:29:44 ID:L4FoegNy
200X年
原子力発電所の並ぶ福井県敦賀半島に北朝鮮の潜水艦が座礁した。
逮捕した乗組員の供述により対戦車ロケット砲で武装した特殊部隊
が上陸し逃走していることが判明。事態を重く見た福井県警と警察庁
は特殊急襲部隊を出動させる。しかし射殺禁止命令が発令され
打つ手が無くなった警察は敵工作員の対戦車ロケット砲により攻撃
を受け壊滅してしまう。政府は自衛隊を出動させようとするが法整備
の不備や政治家、官僚の縄張り争いにより内輪もめ状態になる。
また日本政府のあいまいな対応が東アジア全体を危機へと巻き込んでいく
476 :
55:2005/03/23(水) 19:20:54 ID:T+B6BpOA
反応が沢山あって嬉しいです。
>>468さん
結局、GAにします。少し間が空くかもしれませんが。
>>469さん
確かにヒロトは非道い奴ですねぇ…w。
若干解説?すると、ロープ責めや鉄柱攻撃での悪役ぶりはある意味、『彼ら』に
とっての「なりきりプレイ」だったりするのです。ヒロトは勿論、シノンやアカネも
実は悪い男の子に苛められる女の子『役』。シノンはノリノリで、アカネは困りながら
演じてます。
>>470さん
ミユリとの奴隷契約も『奴隷ごっこ』なのです。
ただし、ミユリは『ごっこ』のつもりは無いと断固主張。
>>471=386さん
勝負は収束に向かってますね〜。でもまだ話の終わりは見えてなく…(ぉ。
ヒロトについては上記で。
最後のシーンでに蘭花がされるのは確実ですが、順番は分かりません。
1回ずつとは限らないので…。
>>472さん
順番はともかく、
>4.他のメンバーを盾にして逃げようとしたミントたん
見抜かれてますねw。
>>473さん
フィニッシュはその予定です。そしてその後も…。
>>474さん
なりてぇっすw。
477 :
386:2005/03/23(水) 20:33:19 ID:1SlalAxn
>>55氏
話のオチとしては、天然ラッキー娘のミルフィーユ一人が、何かの弾みで
電気あんまを免れて・・・って展開が王道でしょうが
このスレ的には許されない展開ですねw
478 :
名無しさん@ピンキー:2005/03/24(木) 00:09:00 ID:4BSp2s7R
作者自らが解説しないと分からないっていうのはどうなんでしょうか…
解説っていうより弁解?
479 :
55:2005/03/24(木) 01:10:40 ID:9APD625Y
>>478さん
>作者自らが解説しないと分からないっていうのはどうなんでしょうか…
質問に対するフォローをしただけなので、全然オッケーだと思うのですが、何か?(・∀・)
今回のは「弁解」というより「ネタバレ」が近いですかね。
質問された方々の解釈された通りでも全然問題ないんで。
GAの続き、長くなりそうなので、もうちょっとしたら一旦投下します〜。
480 :
55:2005/03/24(木) 01:45:02 ID:9APD625Y
>GAの続き、長くなりそうなので、もうちょっとしたら一旦投下します〜。
嘘つきました(^^ゞ。明日に。
481 :
名無しさん@ピンキー:2005/03/24(木) 04:49:03 ID:4BSp2s7R
質問に対するフォローじゃないのでは?
ヒロトのキャラについて傲慢だと言われて、
>>476で実は〜って解説してるわけでしょう?
私が言いたいのは、
そんな後から解説がなくても、ヒロトは
>>476で言ってるようなキャラであると、
作 品 中 で 伝 わ る ようにした方がいいんじゃないかと。
482 :
名無しさん@ピンキー:2005/03/24(木) 07:20:33 ID:xdtGnFj0
>>481 全ての人にそんな能力は備わっていませんよ。
483 :
55:2005/03/24(木) 09:25:22 ID:9APD625Y
おはようございます〜(・∀・)
>>480さん
>作 品 中 で 伝 わ る ようにした方がいいんじゃないかと。
や〜、まだ未完の作品で今それを言われても…ねぇ?w
それに解釈の仕方は読み手側にある程度お任せしてるんで、
正直、どんな解釈でもいいんですが、
>>476の解釈がまあ、
うちの考えだと完成に先駆けて言ってるだけっす。
……完成時にその通りになるとも限らないですけどね(・∀・)。
と言うか、ネット上で作品を公開して、同じ趣味の方々のご意見を
伺いながら仕上げてるSSなんで、別に作中で自分の思惑が完璧に
伝わらなくったっていいと思うのですよ。
>>480さんのご意見は
伺っておきますが、正直「どっちでも良くね?」と思うところが
あるので参考にしないかもしれません。ごめんね〜(´_ゝ`)。
>55氏
>487、481は絡む気満々の書き込みからみて
アレなかんじもするんで、あんまり本気で
相手をしない方がよさげな・・・(してないとは思いますがw)
487氏も荒らしとかでなければ批判的な書き込みは
控えていただけるとこのスレの住人としては嬉しいです
感想、批評は良いですけど批判は場が荒れかねませんからね
ってことで55氏、GAの続き期待しております
>478氏だった・・・
486 :
名無しさん@ピンキー:2005/03/24(木) 13:43:55 ID:4BSp2s7R
絡む気満々とか言われてるけど、そんなことないけどね。
ただヒロトのキャラが傲慢で面白くなくなってきたって言われて、
好意的なレスばかりで天狗になってた55氏がむかつくのは分かりますけど…。
まぁ批判的な意見には、
>どっちでもよくね〜?(´_ゝ`)
と言いたくなるのは分かりますが、
たまには耳を傾けたらどうですか?
住人はとりあえず書き手にはヨイショしかしないですからね…。
487 :
55:2005/03/24(木) 14:29:05 ID:9APD625Y
>>484さん
そうですね〜。木乃伊取りが木乃伊になっちゃ意味が無いですし。
相手するのはやめます。
では、G.A.をうpします。・・・スレ違いレス流しを兼ねてw。
488 :
G.A.:2005/03/24(木) 14:29:57 ID:9APD625Y
ミントの作戦指示通り、フォルテ、蘭花、ミルフィーユの三人がイヴを攻撃しながら
引きつけていくのを見届けると、ミントは悠々と反対側の通路を歩いていった。
そちらには緊急避難用の脱出通路があり……って、それは…?
「とりあえずこの場は『私だけでも』脱出しなければ……それが皆さんを救う早道ですわ」
どうやら仲間を利用して自分だけ助かるつもりらしい……。
「失礼な。『戦術的撤退』と言って欲しいですわね。あんなものすぐに対処が出来る
わけないですよ。すぐさま対策を練って救出部隊を派遣し、一刻も早く皆さんを
助け出しますの」
悪辣な勘の良さと面の皮の厚さと屁理屈の構成力。このあたりは同じ腹黒キャラでも、
流石にちとせより一枚上である。
パネルを操作して脱出通路へのセキュリティシステムを解除し、悠然と逃げようとする
ミント。その時だった……。
「まあ、命に別状は無い様子ですし、救出は一息ついてからでも良いですわね……
ぬるめのお湯にゆっくりつかって……あら?」
ミントの足下に影のような平面状の紐が伸びてきたかと思うと、するリ、と足首に
巻きついた! それはすぐに立体化し、同時に足の間から銀髪の女性が顔を覗かせた。
「きゃ!? なに、これ…? きゃああああ〜〜!!!」
イブに捕らえられたミントの絶叫が通路に響き渡る。しかし、一人で逃げてきた彼女の
周囲には助けてくれるエンジェル隊のメンバーはいなかった。
一方その頃、ミントの策略で囮とされたフォルテたちは、それとは知らず、なんとか
イヴを振り切り、警戒しながら居住区通路の影で小休止する。
「移動速度はそんなに速くないのかな?」
フォルテが銃を構えながら通路の向こう側を覗き込むとイヴのいる気配がしない。
「だけど、いつまでもこうやって逃げてるわけにも行かないねぇ……。何か対策を
見つけないと……」
「フォルテさぁん! 蘭花の様子が変です!」
「え?」
ミルフィーユの声にフォルテが振り向くと、蘭花が困った表情で俯いていた。
そう言えば、さっきから元気なく無言である。
489 :
G.A.:2005/03/24(木) 14:30:43 ID:9APD625Y
「蘭花、どうした?」
フォルテが肩に手を置くと、蘭花はビクッ!と体を強張らせる。
「あ……フォルテさん……」
肩に手を置いたのがフォルテだと気づくと、かなりホッとしたように息をついた。
「ゴメン、ぼ〜っとしちゃって。もう大丈夫だから……」
懸命に笑顔を作ろうとするが、その乾いた笑顔はすぐに沈み込んでしまった。
「……電気アンマされるのが怖いのかい?」
フォルテがずばりと指摘すると、一瞬の沈黙の後、コクリと頷いた。
「あれだけは……ダメなの。この前もミルフィーユと遊んでいた時に冗談でされたら、
……大変な事になって」
「そ〜ですよ! あの時の蘭花って、洪水みたいに……!」
「こ、こら! そんなこと言うんじゃない!!」
慌てて蘭花が真っ赤になりながらミルフィーユの口をふさぐ。
「ふ〜む……あたしもそんなに強いって程じゃないけど……。ミルフィーユは電気
アンマは平気か?」
「え〜と……その……。得意じゃないけど、頑張りま〜す!」
両手で拳を握り締める。どう頑張るのか、本人が分かってるかどうかは不明だが。
「じゃあ、迎え撃つ時のフォーメーションは前衛2、後衛1を維持しよう。あたしと
ミルフィーユでやつの進行を食い止めるから、蘭花はフォローに回ってくれ。いつもと
役割が違うけど、大丈夫だよな?」
簡単な決め事を説明しながら、蘭花を勇気づけるように見つめる。
「う…うん。ありがとう、フォルテさん」
蘭花も今度はニッコリと本当の笑顔を返した。二人の友情?に感謝する。
490 :
G.A.:2005/03/24(木) 14:31:31 ID:9APD625Y
「あたし達が食い止めている間にミントなりヴァニラなりが対策を見つけ出して
くれればいいんだけど……」
フォルテがそうつぶやいた時、
《きゃあああああ〜〜〜〜!!!》
「……ミント!?」
さっきまで自分達がいた方向からミントの悲鳴が聞こえた。
「しまった! あいつ、感づいたのか!?」
フォルテが銃を構えて駆け出す。
「ああ〜〜ん! 待ってくださぁ〜い!!」
ミルフィーユがフォルテに続いた。蘭花も慌てて追いかける。どこから敵が現れるか
わからない状態で孤立したくない。
「ミント〜〜!! どこだ〜〜!!」
フォルテとミルフィーユが左右を警戒しながら悲鳴の上がった方に駆けつける。
後方の蘭花は背後を警戒しながらのため、二人より若干遅れ気味だった。
一行が、士官住居区域を抜け、脱出通路のあるシェルター区域に入ろうとしたその時、
音も無く一室の扉が開き、4本の触手が一瞬にして蘭花の口をふさぎ、続いて人型の
本体が覆いかぶさってきた!
「……!!!」
蘭花はイヴにあっという間に組み敷かれてしまった。
開閉音のしないリニア式のドアのせいか、前方に注意がいっていたフォルテと
ミルフィーユは蘭花が後方で捕まった事に即座には気づかない。ミントの悲鳴が
前方で聞こえているので仕方が無いところか。
「もごもご……!」
声を上げることを拒まれた蘭花はめちゃくちゃに抵抗した。覆いかぶさるイヴ向かって
ストレートパンチを叩き込む。ドガッ!と手ごたえがあり、触手の本体が吹っ飛んだ。
491 :
G.A.:2005/03/24(木) 14:32:16 ID:9APD625Y
”……痛いわ……”
と言いながらその人型のナノマシンはニコッと微笑んだ、ように見えた。
「……あなたは!!」
捕まった相手がさっきのナノマシンだと気づき。蘭花はとっさに逃げようとしたが、
イヴの金色に光る瞳に吸い込まれるような気がして、動けなくなった。
(な……なに? これ……!?)
体が痺れたように動かない。なんだか実感が無いような、地に足が着かないような感覚。
”私の名前はイヴ 対女性兵士専用拷問兵器 貴女に甘く切ない夢のひと時を……”
蘭花は知らないが、ちとせが起動した時より、言葉が人間の女性らしくなっている。
(拷問…兵器? あっ…!?)
イヴはおもむろに蘭花の頬に手をやり、唇を重ね合わせた。
(……!!)
抵抗できぬまま、声も出ないまま、蘭花の唇はナノマシンに蹂躙される。長い時間かけて
キスをした後、イヴはゆっくりと蘭花の唇から離れた。きらりと光る糸が二人の間を
架け渡し、さらりと消えた。
”ウフフフ……”
イヴはまるで理想の恋人とあったかの様に、頬を染めている。蘭花と会うのが楽しそうだ。
”電気アンマ……苦手なのね?”
(……!!)
全身を走査する機能があるのだろうか? 女性兵士専用拷問兵器と言うからにはその生贄
となる女体の身体的特徴をを分析する機能があってもおかしくは無いが、いきなりそれを
見抜かれて突きつけられると、不安に襲われる。その気になれば、このナノマシンは蘭花が
最も嫌がる責めだけを選んで繰り返す事が出来るのかもしれない。
”股間を触られるのも苦手みたいね…… 勿論 打たれるのなんて たまらないでしょう
ね? こんなのはどうかしら……?”
492 :
G.A.:2005/03/24(木) 14:32:57 ID:9APD625Y
(……!!!)
動けない蘭花の股間に触手が下からなで上げるように触ってゆく。黒のショーツを
隔てて秘裂を嬲る触手のざらりとした感覚が段々とごつごつした感覚に変わり、蘭花に
声なき悲鳴を上げさせる。
”気に入った? 私ってこういう遊び方も出来るの…… でも あなたにはたっぷりと
電気アンマをしてあげる 正式な作法でね”
(……いやぁ……)
蘭花は心の中で悲鳴をあげた。あまりのおぞましさに泣きそうになる。
”何か嫌われちゃったかな? これ以上苛めると泣かれちゃいそうだから 今は解放して
あげる お友達は左前方区域にいるわ また後で会いましょうね”
そう言うと、イヴは蒸発するように消えた。まるでフォログラフィーの立体映像の様に。
同時に蘭花の体の金縛りが解ける。
「……あっ!?」
突然金縛りが解かれてふらつきながら、蘭花はきょろきょろと周囲を見回した。
「今の……なに……?」
誰に問いかけるでもなく、蘭花は呆然と呟いた。幻なのだろうか? そう言えば、裏拳の
手応えも、股間のおぞましい感覚もなくなっている……が。
「これって……」
蘭花は恥ずかしそうに自分の手を見た。念の為に股間を確認した手の指先が、蘭花自身の
蜜で濡れていた……。
493 :
G.A.:2005/03/24(木) 14:33:51 ID:9APD625Y
その時、背後から人の気配を感じ取った。
「誰!?」
蘭花はカンフーの構えを取り、振り返るが、相手を確認するとホッと胸をなでおろした。
「なんだ、ヴァニラじゃない」
「蘭花さん、ここで何を?」
「なんか怪しいですね。この緊急事態に一人でぼ〜っと突っ立ってるなんて」
毒舌の方はヴァニラが持つぬいぐるみから発声されている。見かけは不細工だが、一応、
これでもロストテクノロジーが生んだ人工知能型コンピュータだ。名前をノーマッドと言う。
ヴァニラの方はいつもの様にボソボソと喋る。いや、いつもより気持ち、大き目か。
「何って……その……」
蘭花はノーマッドがいるので一瞬躊躇したが、ヴァニラに全部話す事にした。殴った時は
手ごたえを感じたのに、敵が消えるとその感覚も無かった事、触られた感覚もなくなった
のに自分の恥ずかしい蜜で股間が濡れていた事。なんとか表現が生々しくならないように
目一杯工夫しながら、蘭花が恥ずかしそうに話す内容を冷静にヴァニラは聞いている。
勿論ノーマッドもだ(笑)。
「精神攻撃を受けたんじゃないですかね。触手も、キスをしてきた本体もイメージだけの
物でしょう」
ノーマッドが分析する。
「どうしてわかるの?」
「話を聞いてると敵が消えた時、蘭花さんに残された痕跡は蘭花さんが反応したものばかり
ですからね」
ノーマッドがペラペラと解説する。蘭花は恥ずかしい事を指摘されたように真っ赤になる。
「股間を触られた感覚を覚えてなくて、性感を感じた痕跡だけが残ってるのは、蘭花さんが
大脳皮質に直接投影されたイメージに対し、猥らな反応を……」
どっか〜〜ん☆!! 蘭花のパンチが炸裂し、ノーマッドは10mも吹っ飛んだ。
「ご、ごめん……。恥ずかしがってる場合じゃないのはわかるけど、そこまで深く解説され
ると……」
蘭花が真っ赤になる。ヴァニラは二人を見比べていたが、とりあえずはノーマッドを拾いに
いく。ナノマシンの治癒能力で半壊したノーマッドは即座に修復された。
494 :
G.A.:2005/03/24(木) 14:34:33 ID:9APD625Y
「それにしても、これからどうしよう……」
蘭花が考えていると、
「フォルテさん達と合流すべきでしょうね。蘭花さんは狙われていますから」
ノーマッドがはっきりと宣告する。蘭花は一瞬、不細工なぬいぐるみを見つめるが、それを
否定しなかった。あの感覚……蘭花を恋人の様に慕うおぞましい感覚は忘れられない。
「わかった。とりあえずそうする……ヴァニラも行くよね?」
「いえ、我々は。保管庫に行こうと思います」
ノーマッドが代わりに答える。
「どうして?」
「ちとせさんが起動する時に使ったマニュアルを入手して解析します。あれがどんなものかを
知る手がかりが必要ですからね」
「そうね……じゃあ、あたしも行くよ」
「蘭花さんは危険です。あいつに襲われたら私たちではとても庇いきれないですよ?」
「う……。ま、まぁ、そうなんだけど……でも、単独行動が危ないのはヴァニラも一緒だし、
やっぱり一緒に行くよ」
蘭花が言うと、ヴァニラは少し俯いた。恥ずかしそうに微笑んだように見えたのは気のせいか?
「ありがとう……」
ヴァニラが初めて言葉を交わす。
「いや、まあ……その、仲間だもん」
さっきのフォログラフィーで不安になった蘭花を、話を聞くことによって元気づけてくれたのは
ヴァニラ(+ノーマッド)だった。その彼女を一人で危険な場所に行かせる事は出来ない。
例え自分が狙われていても。
「私は大丈夫。この子が守ってくれます」
ヴァニラが手を上げると、シュワン!とナノマシンはヴァニラを包む卵の殻のような防具に
変身した。確かにこれならば、イヴに対抗するには蘭花よりも役に立ちそうだ。
「そうだったね……わかった。でも気をつけてね。深追いしないように。ミントと合流したら
保管庫に行くから。それまで無理しちゃダメだよ?」
蘭花が念を押すとヴァニラはコクリとうなずき、保管庫の方に走っていった。
それを見送ると、蘭花はフォルテ達の方に向かった。ミントの悲鳴はいまだに続いていた。
495 :
G.A.:2005/03/24(木) 14:35:24 ID:9APD625Y
「はぅう……! フォ、フォルテさん! 助けてください!!」
ミントが泣きながらフォルテに助けを求める。可愛らしく泣き叫ぶその表情にはいつもの
腹黒さは全く見られない。皮肉な事に年相応の美少女の泣く姿だ。
「う〜ん……助けろって言われても……」
困り果てるフォルテ。ミントは完全にイヴに捕われていた。イヴはちとせの時とは違い、
ミントを立たせた状態で下から突き上げるように足を股間にあてがい、ミントの足首を
開き加減で固定していた。座り状態の電気アンマを90度傾けた感じで、ミント自身の体重が
彼女の急所を責め苛んでいる。
「こ、こうなったらミルフィーユ、体当たりに行け!」
「は、はぁい! ミントを離してください! ナノマシンさん!!」
た〜〜〜!!! と雄叫びを上げながらミルフィーユが突っ込んだが、びた〜〜ん!!と
触手を顔面に叩きつけられた。
「あちゃ〜〜……」
「痛いですぅ〜〜」
顔面に大きな絆創膏を貼り付け、すごすごと帰ってくるミルフィーユ。カウンターアタッ
クをまともに喰らっても人体の急所を外してるあたりはやはり強運の持ち主か?
「ミルフィーユを送り込めばとりあえず何か起こるかもと思ったんだけど……だめか」
「すみませぇ〜〜ん……今日は星の巡りが悪いみたいですぅ〜」
「フォルテさん……」
「おわっ!? ら、蘭花、どうした?」
突如背後から現れた蘭花に驚くフォルテ。さっきまで少し元気があった蘭花だが、ミントの
姿を見るとまた暗い表情に戻ってしまった。
496 :
G.A.:2005/03/24(木) 14:36:32 ID:9APD625Y
「だめ……もう……ゆるしてください……」
涙を浮かべ、はぁはぁと荒い息をつきながら、全身汗だくで変形電気アンマ責めに耐える
ミント。SMで使う三角木馬に載せられたような格好で白いおとがいを仰け反らせて悶える
姿にその場にいるエンジェル達も息を呑む。
(”あなたには 全部してあげるからね 電気アンマの『フルコース』よ”)
「……!!!」
脳裏に直接聞こえてくる声だった。イヴのほうを見ると、イヴも蘭花のほうを見ていた。
視線が合い、イヴが微笑む。悪意のある笑顔ではなかった。まるで恋人に向けるような、
優しげな笑顔。だが、それだけに蘭花には恐ろしかった。
彼女からの一方的な恋愛サイン……蘭花はこの場を逃げ出したい思いを懸命に堪える。
497 :
55:2005/03/24(木) 14:38:32 ID:9APD625Y
ちょっと中途半端ですが、例によって長くなりそうなので、
一旦うpしました〜。今回は電気アンマシーン少なめですみませんですm(__)m。
498 :
名無しさん@ピンキー:2005/03/24(木) 15:10:02 ID:4BSp2s7R
なんか顔文字使ったり、わざわざ「スレ違いな…」とか言ってると、逆に必死に見える…。
批判をスレ違いと流すようなら、
あなたは裸の王様ですね…。
皆が「GJ!GJ!」と思ってばかりいるとでも?
ま、書き手がいないとヨイショされるのは当然ですね…。
自分に都合のいいレスばかり見てないで、現実を見てみてはいかがでしょう。
499 :
名無しさん@ピンキー:2005/03/24(木) 15:13:04 ID:4BSp2s7R
僕がこう書くと、余計に住人皆さんは、
やたらあなたを褒めまくるか僕を叩くか、をして、
あなたの機嫌を損ねないように、
批判的な意見は潰して結束力を高めようとするんでしょうね。
コピペ乙
501 :
55:2005/03/24(木) 17:01:31 ID:9APD625Y
!?
( ゚д゚)
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゚д゚)
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゚ Д゚) …!?
なんで
>>500さんと同じIDになるの…?
回線が同じ(?)とか。
あと携帯で被るのはたまにはある。
けど良くは知らないな……。
理由不明なので、これからは、とりあえずトリップつけまっする。
>>502さん
あ、アクセスポイントが同じとかなんですね。
ありがdです。
>>504 良くありますよ>502氏の指摘が正しいと思う。
頑張ってくださいね。
>499
絡む気がない、ただの荒らしじゃないと仰るならとりあえずsageてみては。
あと、やっぱり挑発的に見えるので、書き込む前にもう少し推敲をお願いします。
す、すみません。
うかつに相手をして野火を広げてしまった私が言うのも大変失礼な事
ですが、これ以上はもう意味が無いんで、荒らし煽りは完全スルーの
方向でお願いします。
同時にその責任の一端を感じ、本当にお詫びいたしますm(__)m。
彼にとってはどうでもいいスレだけど、うちらにとっては
結構大事なスレなのです……。
出来れば、ネタ談義・研究・雑談など本来のスレの目的
「女の子が電気アンマされて悶える姿」をテーマにした
スレ進行をお願いしたいです。うちの作品の批判でも
かまいません。SS投稿も勿論歓迎したいです。
もう、安西先生に頼み込む三井君の境地で、ここにお願いしますm(__)m。
あ、失礼……コピペでしたか。久々に来て早々の失態申し訳ない。ではお気になさらず……
電マが・・・電マがしたいです・・・!!
ってかんじ?
>もう、安西先生に頼み込む三井君の境地で、
ミントたん電マキター!
変形体勢での電マ、単調にならなくて良いです
予想どうりw仲間を犠牲にして一人助かろうとする
腹黒ミントたん。さすがにちとせとは一味ちがいますw
もっともイブの方がさらに上手のようですがww
でも今回一番萌えたのがイブに魅入られ(ロックオン?)たランファですね
苦手な電マのフルコースを予告され求愛?されて怯える姿が超萌えです
ってことで、
ttp://yumi.akm.cx/2d/img/13315.jpg イメージを描いて見ました
511 :
386:2005/03/24(木) 23:03:43 ID:W0QagMNs
>>55氏
えー、電気あんまシーン以上に、ミントさんの腹黒っぷり&自業自得っぷりが
思いきりツボに嵌りましたw
あまりにお約束展開ですが、それがこの場合は逆に良い!です
次の犠牲者は単独行動中のヴァニラさんでしょうか
期待して待ってます
それと、一つだけ・・・
ミルフィーユが、蘭花やミントを呼ぶ時には確か「さん」付けだったと思うのですが・・・
丁寧な喋りが彼女の特徴の一つで、何となく違和感を感じましたので、あえて細かい指摘を
>>510さん
その通りです!w>安西先生ネタ。
それにしても毎回違う電気アンマを出しているのを
イメージ通り描いて頂けるとは!(『死の接吻』つき) 感激です。
おかげで、昨日からのモヤモヤが全部吹き飛びました。大感謝です。
次はどんな電気アンマにするか・・・フォルテとヴァニラが
決まってて、ミントだけがまだ未決定・・・。蘭花は全部やるので
考える必要が無いんですがw。
>>511=386さん
いつも参考になるご意見ありがとうございます。
>ミルフィーユが、蘭花やミントを呼ぶ時には確か「さん」付けだった
やっぱりそうですよね〜! 実は手元にあるのが漫画版だけで、それを
見ると「蘭花」「ミント」なんですよ>ミルフィーユの呼び方。
それで少し違和感を感じながらそうしてたのですが…、これで堂々と
「蘭花さぁ〜ん!!」とヌケ声で呼ぶことが出来ますw。
ちなみにミルフィーユは漫画版では「ミルフィー」なのですが、これは
流石にアニメ版とは違うだろうと思ってミルフィーユにしてました。
しかし、読み返してみると、ヴァニラの台詞削ったつもりが残ってるし、
粗が目立ちますな〜。反省。
514 :
510:2005/03/25(金) 02:02:13 ID:UQqEucH3
ゲーム、漫画(小説も)ではミルフィーユと蘭花は
士官学校の同期生って設定でタメ口ですね
(仲良しなんで蘭花もミルフィーユをミルフィーってっ呼ぶ)
ちとせもエンジェル隊の後輩ってことで呼び捨てです
アニメから入った人だと違和感あるかもw
その逆もでしょうが
アニメと他のメディアの設定は完全な別モノなので
混乱しますよね
>イメージ通り描いて
もしイメージどうりの電マにならなくても大目にみてください
それと描写にはなかったですけどちとせの前例から
ミントのスカートも裂いてみました
あのスカートだとせっかくの電マが見えないですからねw
>510
悪魔の絵本拍手団の方ですか? いつも良いモノを見せてもらってます。
>>510さん
ミントさんのスカート破り、GJです! ありがとうございました。
忘れてましたねw>絵的表現。フォルテさんの時は…裂いちゃおう。
まだミルフィーユの料理方法が決定しない……やっぱりラッキースターか。
次は少し間が空くかも……。GAとプロレスは充電して中○生4人組の
ぽわぽわあんまパーティが脳裏に……。
それにしても一気に人が減ったような(汗)。
やっぱり、引かせちゃいましたね〜。
スレストSS書きの仲間入りしちゃったらごめんね〜(゚Д゚;
キニスンナ
極論だが、書き手がいなきゃスレは存続出来ん
まぁ……つまりあれだ、何はともあれ
>>55氏
>>386氏GJ!応援してる
>>517-518さん
ありがd〜。
うちもひそかに
>>386氏の投下に期待してます(露骨なおねだりw)。
>>519さん
そういうことあるらしいですね〜。ですので一応トリつけました。
ここでトリが必要になる事はあまりないと思いますが。
521 :
386:2005/03/27(日) 01:20:05 ID:Eve3bujS
あうー、何気に期待されてしまってますが(汗
とはいえ、新作も書いてはいるのですがまだ途中で(50%くらいかな)
最後まで書き上げてからアップしたいと思っとります
書いてるところまででもアップして、意見を聞きながら続きを修正していく・・・
のも一法だと思うのですが
>386さん
おお! 新作!!(゚∀゚)
いや〜、なんか催促しちゃったみたいで、どうも〜(してたって)
はい、完成までお待ちしてますよ〜。
意見を聞きながら〜、とかはうちも結構適当ですw。
言っていただく分には聞かせてもらいますけど、
別にポリシーとかじゃないですし。
と言いながら、うちはきっと未完成で出しちゃう
と思いますがw。
で
ん
き
う
ま
電気馬。
………。
これはこれで……。
自分で落とすなよ
('A`)
続き期待age
「で」「ん」「き」ときて「う」だもんなぁ…。
……と言う事で、今夜あたり投下予定です。
でわ、ぼちぼちうpします。
「えっちパーティ(未完…orz)」シリーズです。
時間軸的には「ひなあんま」から何週間か経った日の事です。
「今日はぱんつ脱ぐの、禁止〜〜!!」
バン! と、パジャマ姿の香奈が机を叩いて怒る。今、まさにパジャマの下を脱ぎ、
ぱんつに手をかけていた彩乃と祐希は顔を見合わせた。
「どうしたの、香奈? いきなり…」
「いきなりはそっちです! なんでいつもパーティ始めようって言ったら、その
とたんにぱんつ脱ごうとするんですか!?」
「だって……今までそうしてきたし…」
「ねぇ?」
香奈を訝る様に彩乃と祐希が見る。
「今までがえっち過ぎます! いつもいつも、みんなおかしくなっちゃうじゃない
ですか!?」
何故か今日の香奈は強硬に主張する。
「だって……それが私達のパーティだったし…」
それに口ごたえする彩乃。祐希も頷いて同意している。
そんな二人を香奈は強い意志を湛えた目で睨みつける。二人は思わず竦み上がった。
「私達、まだ13歳と15歳の、世間で言えば花も恥らう乙女なんですよ!?
それが4人集まってパーティしようって言ったら、いきなり裸になって、電気アンマの
かけあいっこ! 最後はいつも凄いことになってるじゃないですか! この前の
彩乃さん家のパーティの時なんか、昼下がりからお部屋で電気アンマして、汗を
かいたらみんなでお風呂に行ってそこでも電気アンマ。それからお部屋に帰ってまた
電気アンマして、夜はお休み前に電気アンマ! 夜中少し寝返りを打ったらいきなり
奇襲で電気アンマ! 朝は電気アンマで起こされて、朝ごはん食べたら腹ごなしに
電気アンマ! 最後もお別れの電気アンマを2セット!! 1セットで私達は全員が
かける側とかけられる側をするから、順列計算で4×3、12通りの電気アンマを
するんですよ? つまり、一日100回以上です! ありえないですよ! しかも
その間、身に着けた物は調理中のエプロンだけ! 丸一日中まっぱだかなんて
信じられます!? ……そこ!ちゃんと聞いてますか? まったく……日本中の
どこを探したら、ご飯食べている時以外全裸で電気アンマばっかりやってる女子
中学生がいるんです!?」
どういうわけかやたら数学に強いところを見せながら香奈がヒートアップして一気に
まくし立てるのを、彩乃と祐希は何故か正座して聞いていたが、
「そんな事言われたって……」
「ここにいるけど……」
彩乃が不満そうに自分たち4人を指差そうとすると、香奈はバン!と机を叩いた。
すぐに二人は小さくなって正座しなおす。何故か、瑞穂も付随して。
「いいですか? ここは私ん家です! 平凡な、庶民の、中堅どころの会社の課長
代理クラスの3LDKの社宅なんです。彩乃さん家の様なお大尽の豪邸じゃないん
ですよ? 万が一、そこの娘が両親の留守中に友達を呼んで全裸の乱交電気アンマ
パーティを開いてる、なんて悟られでもしたら、うちのお父さんとお母さん、会社に
いられなくなっちゃうんですからね!? あなた達は人の家庭を崩壊させるつもり
ですか!?」
「そんな大げさな……ねぇ?」
彩乃が軽口を叩こうとすると、香奈の物凄いプレッシャーを感じてしまった。
香奈の目は強い光を帯びている。女子中学生の目ではない。幸せな家庭を守ろうと
する強い女戦士の目だ。思わず彩乃と祐希は肩を寄せ合ってしまう。
「ですから、今日は大声を出しちゃうようなプレイは全面禁止です。裸も禁止!
大声でY談も不可! いいですね?」
キッと3人をねめつける香奈。さっきまで『電気アンマ』という単語を大声で
連呼してたのは誰? と思いながら、香奈の迫力に負け、彩乃と祐希はコクコクと
頷いた。瑞穂はいつもの通り、何で私まで…? と思いながら同様に頷く。
「……コホン。いいですか、本来、私達がやっていた『えっちパーティ』はですね、
出来る限り、他の人に悟られず、お父さんやお母さんが隣の部屋で寝ていても
大丈夫な状態で如何にえっちな事をするか、がテーマだったのです」
一同の了承を得たと見るや、今度はとくとくと言い聞かせるように語り始める香奈。
(そうだったの……?)
(ええ、まぁ……)
彩乃と祐希がひそひそ話をするのをジロリ、と香奈が見咎め、慌てて二人とも
正座しなおす。
「そんな奥ゆかしい女の子の秘密のパーティが、いつから、どうして、あんな
露骨でえっちっちな泥沼パーティに変身しちゃったんですか!?」
じろっ、と彩乃を見る。
「あ、ひど〜〜い! 香奈だって喜んでたくせに〜!」
原因の追究が始まりそうになり、追い詰められる前に彩乃が先制の反論する。
「……! そ、それはその……」
香奈が真っ赤になる。
「それじゃ私が元凶みたいじゃない? だったらどうして今までは嫌がらなかった
の? その奥ゆかしいパーティにしようって言ったら話ぐらいは聞いたのに」
とりあえず、元凶のくせに開き直って強弁する彩乃。実際、その話を聞いて彩乃が
受け入れるかどうかは別問題だっただろうと思われるが。
「だ…。だって……。彩乃さんとそういう事できるのが嬉しかったんだもん……」
香奈が真っ赤になって言うと、意外な答えに彩乃も頬を染めてしまった。
「だ、だけど…! それだったら、どうして彩乃さん家にしなかったんですか?
いくら私ん家が明日まで両親が留守だとは言え、日を改めて彩乃さん家でしても
良かったじゃないですか?」
「それは……。香奈ちゃんのお部屋、見てみたかったんだもん……」
「そ、そうなんですか?」
「うん……」
今度は彩乃が真っ赤になる。香奈も少し頬を染めた。
「あ、あの……そういう事だったら別の日でも言ってくださいね? ちゃんと
ご招待しますから……」
「うん……そうするね」
二人して見詰め合っていい感じになっている。香奈もさっきの勢いは何処へやら、
彩乃と視線が会うと、恥ずかしそうに俯いた。
「……って、あんたたち。いつまでそうしてるわけ?」
そこに祐希が冷や水をぶっ掛ける。二人は慌てて本来の議論に席?に着きなおした。
「え〜〜っと、その……。だ、だからですね、うちでは全裸パーティは、絶対
ダメです! どんな事が起こるかわからないんですから。万が一、ご近所に…」
「わかった、わかったってば。ちゃんとぱんつ穿いていればいいんでしょ?
……ブラとかは?」
「……の、ノーブラでいいです……。今までもそうでしたし……」
「それに、パジャマの下も脱がすのはOKですよ。脱ぎっぱなしでウロウロする
のはダメだけど」
恥ずかしそうに香奈が答え、祐希が補足した。これは香奈が止めたそうにしたが、
あまり自分の意見ばかり押しつけるのも躊躇われたので、しぶしぶ承知した。
「ふ〜ん。大体わかった。後は大声はダメなんだよね?」
「は、はい……出来れば」
「香奈ちゃん、見本見せてくれる?」
「え…? 何の見本……きゃああ!?」
いきなり彩乃が香奈を押し倒した。6畳の香奈の自室に二人が寝そべると、余り
スペースはなく、残りの祐希や瑞穂の目の前で絡む事になる。二人とも顔を見合
わせて頬を染めた。
「大きな声を出しちゃいけないんでしょ?」
悪戯っぽく指摘しながら彩乃は香奈の首筋に舌を這わせた。
「は、はい……あうん!!」
体を震わせ、仰け反る香奈。
「ほら、また大声出して」
意地悪にちろちろと舌を首筋から耳朶にかけて念入りに這わしていく彩乃。
香奈はあっという間に彼女のなすがままになる。
「ん……くっ……うう…ん…」
声を押し殺し懸命に耐えるのは香奈。その香奈をねっとりと執拗に責め立てる
のは彩乃。彩乃は香奈のパジャマの前ボタンを外し、手を入れた。
「ひゃん……! ……うぐっ」
いきなりピンクの乳首に触れられ、声を上げそうになり、慌ててパジャマの襟を
噛んで耐えた。切なそうにプルプル震える肩を愛おしげに抱き、耳たぶを噛む彩乃。
香奈は更に悲鳴を上げそうになるが、一瞬目を見開いただけで懸命に耐えた。
(これは、これで……)
悪くないわね、と彩乃は思う。声を漏らすまいと懸命に耐える香奈はとても切なげで
可愛らしい。このままじっくりと責めてやりたいと思う。
「彩乃さん……これ以上はもう……」
香奈が荒い吐息でこの甘美な辛さを訴える。
「そうね……。じゃあ、ここまでにしておきましょうか」
「え!? そ、それは……!」
香奈が驚いたように目を見開くが、彩乃はするりと香奈に絡めていた体から離れた。
(そんなぁ〜〜!!)
内心で彩乃を非難するが、彩乃は気づかない。あるいはそのそぶりかもしれない。
彼女は意地悪なのだ。
「まあ、これで良くわかったよ。今の香奈ちゃんみたいに頑張ればいいのね?」
「は、はい……でも……」
香奈はまだ何か言いたそうに彩乃を見つめる。
「でも、なぁに?」
彩乃は優しげな微笑を返す。だけど、香奈にはちゃんとその奥に隠された意地悪な
気持ちが伝わった。(ずるい〜〜!)と内心思うが、彩乃は寸止めで終わるつもり
なのはわかっている
「な、何でも……ありません」
少し語気を強めて彩乃を睨んだ。彩乃は涼しい顔をしている。そっちがその気なら…。
「それと、今日は電気アンマ禁止ですから」
「「ええっ〜〜〜!?」」
彩乃と祐希が同時に大声を張り上げる。瑞穂が横で耳を塞いでいた。
「そ、それは横暴よ!」
「そうだよ! 電気アンマがなかったらパーティの意味がないじゃん!!」
これには流石にレジスタンス達も激しい抵抗を見せた。しかし、香奈はつーん、と
横を向く。
「だって、近所に声が聞こえちゃうもの」
「それは……さっきみたいに声を我慢すれば……」
「出来ると思うの?」
「う……」
無理かも、と4人とも思った。無理である。香奈の言い分は正しいがしかし……
「じゃあ、猿轡するとか……」
未練がましく祐希が言いかけるのを香奈が言下に否定した。
「だめったら、ダメなの! 猿轡って私達がつけたってすぐ外れちゃうでしょ?
電気アンマで絶頂の時にいきなり外れたりしたら……」
「絶頂……」
香奈の口からその言葉が出るのを聞き、彩乃が唾を飲み込むが、香奈ににらまれて
しまう。
「と言う事で、いいですね。全裸なし、電気アンマなし。本来のえっちパーティに
今日は戻りますからね」
香奈は不満分子がぶーぶー言ってるのにも耳をかさず、宣告すると、学習机の
引き出しから二通りのカードとボールペンを4本、取り出してきた。カードは片方が
トランプで、片方が白紙のカードだ。トランプをみんなの真ん中に置き、ペンと
白紙のカードを3枚ずつ配る。
「これは?」
唯一事情を知らない彩乃が聞く。
「そこに、その…自分がしたいエッチな内容を書くんです。3通り……。全部違う
内容でもいいですし、同じ内容なら時間や回数を変えるとか……。みんなが書いた後、
全部集めてシャッフルして順番に引いていきます。引いた人がする人で、その人は
同時にトランプのカードを一枚引きます。トランプのマークをあらかじめ私達4人に
割り振っておいて、該当するマークを引かれた人が、そのえっちな事をされる人に
なります」
香奈がとくとくと説明する。彩乃は頷きながら結構のめりこんで聞いていた。
「へぇ〜……自分が書いた内容が自分に帰ってくる事もあるのね?」
「はい。それに全員が平等にされるとは限りません。沢山当たる人と少ししか
当たらない人、あるいは大変なえっちなのばかり当たる人とか……」
「その辺がゲームなのね。面白そう」
これは彩乃はちょっと気に入ったようだ。
「じゃあ、みんな、後ろ向きになって書こうよ! あ、ジョーカーは誰でも指名
できるからね、彩乃さん」
にやっと祐希が彩乃に目配せする。ターゲットは勿論香奈だ。元々香奈を争ってた
二人だが、今日は抵抗勢力同士、強い共感を得たようだ。
「そうね……フフフ、見てなさいよ。……打倒暴君!」
香奈に聞こえないように口の中で言う。
「……?」
訝しがりながら背筋に寒いものを感じる香奈。
かくして全裸と電気アンマを封じた香奈だが、この事が、えっちパーティ史上、
最悪の泥沼に陥るきっかけになるとは、この時の香奈には知る由もなかった……。
「う〜ん……何を書こうかあ…?」
祐希は考える。電気アンマが導入される前って何をやってたっけ……。
「そうだ、あれ……!」
にやりと笑い、カードに『全員からくすぐり』と書いた。
「これを二通り。時間は……1分と…3分かな? 5分な?」
暫く悩んだ挙句、にんまり笑って分数を記入した。『5分』と。
「もう一枚は……なにか、変わったものに。……よし! あれだ!!」
何かを思いついたらしく、悪戯っぽい笑顔で項目を記入する。
祐希は満足そうな笑みでカードを見つめなおしていた。
「ここの所、えっち過ぎるのばかりだもん、押さえ気味に……」
香奈もペンを走らす。そこには『おさわり』と書かれていた。
「どうせなら、全員から、長めに……これぐらい、いいよね?」
自分に言い聞かせると、2枚を『全員からおさわり』にし、時間を3分と7分に
設定した。
「あとは……これ、彩乃さんに当たるといいなぁ……」
軽く舌を出しながら『おっぱい揉み』と書いた。時間は……『10分』と。
「香奈ってば酷いわよね〜。あれじゃ私が色情狂みたいなじゃいの」
実は全くそうなのだが、心に棚を持つ美少女生徒会長・彩乃は、主催者香奈の横暴
のみを問題にし、ぶつぶつ文句を言いながらペンを持って考える。
「こうなったら、凄いの書いちゃおう……ふっふっふ。香奈ちゃん、泣かせちゃる」
悪女のような笑みを浮かべて2枚をすらすらと書いた。そこには『カンチョー』と
『また裂き』と書かれていた。
「『また裂き』は5分、と。痛くて恥ずかしい内容にしてあげるから。最後の一枚は…」
そう言うと、悪女の微笑みから悪魔の笑顔に変わった。すらすら、とペンを走らせた
内容はなんと……『急所攻撃』!?
「悪魔の必殺技でお仕置きしてあげるからね。見てなさい、香奈!」
フッフッフッフッフ……と、残り三人がぎょっとするような声で笑う彩乃だが……。
彼女はさっき自分で言った事を忘れていないだろうか?
『自分が書いた内容が自分に帰ってくる事もあるのね?』
3人がそれぞれの思惑の中、瑞穂はマイペースですらすらと書いていた。
「やっぱり、これは必要じゃないかなぁ……」
4人の思惑が込められたカードが香奈の手に集められ、シャッフルされた。
いよいよ、彩乃を加えてから香奈の家で初めての『えっちパーティ』の開幕である。
とりあえず投了です。
後編は後日。
…『電気アンマ禁止!!』と言って、それが最後まで通る事は
このスレではありえませんね〜…w
リアルタイムキター、GJ
やべぇ、現時点で激しく萌える・・・
香奈タン強いな。
55 ◆MwxmhVaUCI 氏 ( ・∀・)つミGJ!!
子供によくある、知らず知らずのうちに残酷な展開にって状況が
非常によい。55GJ!
続きに超期待☆
550 :
386:2005/03/30(水) 23:26:28 ID:u2MrMu54
>>55氏
しばらくぶりに来てみたら既に新作が
お仕事、速すぎです(w
さてさて、スレ的に電気あんま禁止が最後まで通らないのはお約束として
個人的には、今までやられ役ばかりだった瑞穂ちゃんのカードの内容が気になりまするー
そろそろ彼女にも反撃の機会を与えてあげてください(w
>>546さん
THX!です
>>547さん
香奈は強いです。幸せな家族を彩乃の魔の手から守らなければw。
>>548さん
お互い不満があるのでエスカレート。そしてまだ明かされてないカードが…。
>>549さん
続きは少し間が空くかもです。
>>550さん=386さん
いつもどうもです。
今の所、瑞穂の3枚と祐希の1枚がシークレットです。
今回大変な目に遭うのは…誰でしょうね?w
皇紀2665年記念カキコ
ほしゅほしゅ
20××年 桜舘市体育館
全日本体操NKK杯 女子の会場
予選D組だった夕日生命体操クラブの真田アキ子は、ここまでトップの成績を保っていた
しかし、最後の「ゆか」の演技で致命的な転倒
その結果、一気にD組6位まで順位を落とし、決勝進出の夢は消え去ってしまった
体育館の通路でうつむくアキ子
館内から聞こえてくるのは彼女の体操クラブの後輩、小菅マミの演技の曲
曲が終わり、そして割れんばかりの拍手
彼女は、自分の後輩がこの大会に優勝したことを知った
そして、高校3年生の自分の時代が終わりを告げたことも…
「先輩、お陰様で優勝です」
晴れやかな笑顔で通路に出てきたマミ
「おめでとう、マミ」
さっきまでの泣き顔を隠すように、晴れやかに答えるアキ子
「さっ、それじゃお願いしますね」
「え…っ?」
不思議な顔をするアキ子
「やだ先輩、忘れたんですか?去年…」
マミは去年、中学2年の自分がクラブのAクラスに昇格した当時、エースだったアキ子に
「いつか先輩に勝ったら私の食べたいもの奢ってくださいね」
と、約束していたのだ
「分かったわ、でもあんまり暴飲暴食はダメよ」
エースの座を奪われたとはいえ、彼女も体操クラブの仲間である
自クラブのタイトルホルダーの体調を崩すわけにはいかない
「分かってますよ、もちろん。これでも体操選手ですから」
控え室に戻る二人
「さて…と、それじゃ宿舎に戻って町に出かけましょう」
アキ子がマミを促し、レオタードの上に羽織っていたジャージを脱ぐ
「えぇ先輩、どうぞ」
ぽん、と紙袋を放るマユミ
「なにこれ?」
袋を開けてのぞき込むアキ子
中にはクラブで使っている小中学生コース用のレオタードが入っていた
「私が使ってたレオタードです、先輩に着てもらおうと思って」
「は…えっ?な、なんのこと?」
アキ子は一瞬、自分の聞き間違いかと思った
「先輩が着て下さい、そのレオタード」
まるで意味が分からない、といった風だ
「あ、あのね…これは小中コース用じゃない。私には無理よ」
「大丈夫ですよ、一番大きいサイズだから」
意にも介さない
「それに…約束を破るんですか?」
マミが切れ長の目でアキ子を見つめる
「え…約束…わたし…そんな約束は…」
自分を見つめる妖しい視線に、どぎまぎするアキ子
「私が食べたいのは…先輩なの」
既に先輩に対する態度ではなくなっていた
「………」
どうしていいか分からず立ちつくす
「早くして下さい!」
「!」
はじかれた様に今まで着ていたレオタードを脱ぎはじめたが、ふと
「せめて…向こうむいて…いえ、なんでもないわ」
幾度も彼女の前で着替えたことがあったが
二人っきりで、しかもこのようなシチュエーションは初めてだった
知らず知らずのうちに、全身が火照ってくる元体操女王
「先輩と二人っきりのショーですね…ふふ」
現体操女王の方は、中学三年生にして既に女王の貫禄だ
「くっ…うぅ…キツ…い」
小中コース練習用のレオタードは、袖のないいわゆる肩ひもだけのタイプだった
胸をさらけ出し、床に座り込んで肩ひもをかけようとするアキ子
「うっ…くっ…なかなか、かかんない」
辛うじて両足を通すことができたレオタードは、ようやく発育の始まった胸のあたりで
停滞していた
高校生の発達した肢体が、レオタードの装着を拒んでいるのだ
「手伝います、先輩」
しゃがみ込んで無防備なアキ子の両足を掴むマミ
「な…なにを…あぁっ!!」
素足をアキ子の両足の間に滑り込ませる
「要はもっとレオタードが食い込めば問題ないでしょう?」
ぐいぐいと足を動かし、股布を食い込ませていく
「あぁぁぁぁっ…やめてっ、すぐにやめ…うぅんっ」
強烈な刺激にのけぞるアキ子
練習用レオタードの強靱な繊維は、彼女を責め苛む股縄と化していた
「あれ…まだ入りませんか?おっかしーな」
ぐいぐいとさらに強く足をスライドさせる
「うぁ…ひぃっ、お願い…あぁぁっ」
ぴっちりとヘアを処理したアソコに食い込むレオタード
体内からにじみ出てきた分泌液が、辛うじてそのショックを和らげてはいたが…
「すばらしい…真田アキ子選手、真骨頂の演技ですねぇ」
マミは解説者の様な口調でアキ子を言葉責めだ
「くぅ…あぁんっ…そんなこと…言わないで、お願い!」
言葉責めと股間からの淫靡な震動に、とろけそうになっている
「はぁ…はぁ…」
重機の様にドドドドド…と与えられる震動、そして快楽
涙と汗で全身から湯気が立っていた
「そろそろかしら…えぃっ!!」
「あぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
肩ひもを掴み、一気にアキ子の肩にかけた
ぴっちりとしたレオタードが、拘束衣となって真田アキ子の肢体を包み込む
「うわっ…すっごいハイレグ…」
本来首元にあるはずのU字の襟はみぞおちのあたりまで下がり、
クロッチは紐状となりながらも、ゆるんだりちぎれたりする気配もなかった
「あ…はぁ…うぅ…」
なんとか股間に食い込むクロッチをずらそうと試みるアキ子
「ダメですよ、演技の最中に」
再び両足を持ち上げるマミ
「ひっ…あっ…あぁぁぁ」
再び電気あんまがアキ子を責め苛む
「ほらほら、すっごい演技ですね真田選手」
控え室にある全面鏡に、電気あんまをされている己の姿を見る
「ひぁ…こんな、私がこんな恥ずかしい…かっ…あぁぁっ」
淫らな自分の姿にさらにアキ子は欲情してしまう
「あふ…もうダメ…くぅぅぅっ」
15才新女王の17才の前女王に対する饗艶は、永遠に続くかと思われた…
しかし、突然のことだった
コンコン
「真田さん、小菅さん…表彰式よ」
二人にとって顔見知りの雑誌『スポーツ愛』女性記者とコーチの声だった
ガチャリ
そして…ドアが開けられた
「了」
558 :
554:2005/04/03(日) 03:33:24 ID:MVh9s8Vp
勝手に投下スマソ
>>554 GJ!!最近良作の大量投下に、つい感謝の気持ちを忘れかけてたことに気付く程中毒状態だったから……(*´Д`)ハァハァ
560 :
386:2005/04/03(日) 09:06:03 ID:XGFKmIcy
>>554氏
素晴らしいです
今まで色んなシチュエーションが出てて、そろそろ出尽くしたかと思ってたところに
レオタード食い込ませタイプのシチュとは
乙&GJでございました
GJ!
このスレネ申すぎ(;´Д`)
×田マキ子と小菅×理の電気あんま…
GJ!
続きはあるんですか?
このまま終わらせるには惜しい!
急に投下したので、できばえも不安でした
なんとか及第点は頂けたようで安心しております
>>560 本当は小学生用スク水を後輩に無理矢理着せられる中学生徒会長、というシチュでした
>>563 ご指摘の通り、モデルはそれで間違いない…と、思います
続きは、あまり電気アンマのシーンが多くなさそうなので、
このスレ的にはどうかな?と、思い止めました
>>544さん
GJ!(゚∀゚)。久しぶりに覗いたらいいものを見せていただきました。
体操部の先輩後輩シチュ、艶めかしくて良いですね。
>続きは、あまり電気アンマのシーンが多くなさそうなので、
>このスレ的にはどうかな?と、思い止めました
ギクッ!Σ(゚Д゚;。
今書き書きしてるSS、全然電気アンマが出てこないのでストール中・・・。
>>554さん
続編をぜひ!
できればスク水電気アンマも…
なんてのはわがままですね、すみません
(^^ゞ
「塚越コーチ、お疲れ様です」
神業でアキ子にジャージの上着を羽織らせると、何ごともなかった様な顔をするマミ
「そろそろ表彰式だけど…どうしたの?」
部屋にこもった熱気に、不思議そうな顔をするコーチ
「先輩にクールダウンのレクチャーを受けてたんです」
肩で息をしながら、アキ子も頷く
「そう、ならいいけど…とにかく表彰式には遅れないでね」
先ほどの妖しい雰囲気はどこへやら、屈託のない笑顔で答える
バタン、と二人が扉を閉めて出て行くと
「インタビューですよ先輩」
足下のタオルに素早く隠したアキ子のレオタードを渡す
アキ子も平均台でこそ失敗しているが、その他の種目別で受賞しているのだ
「さすがにそんなカッコじゃTVに出れませんからね」
顔を赤らめながらレオタードを着替えようとする
「あら、その上から着るんですよ、先輩」
「えっ…」
泣きそうな顔になるアキ子
しかしマミはその表情の中に、淫らな喜びを見出していた
「ほらほら、早く着替えて下さい」
自分のジャージを羽織ると、アキ子をせかす
「ねぇ…もう許して」
ついに哀願するアキ子、しかしそれは支配者の加虐心に火をつけただけだった
「それとも…そのステキな姿で全国のTVに映るんですか?」
肩に掛けていた上着をはぎ取る
アンバランスな成長を遂げた肢体と、それを包み込みこむには明らかにちいさなレオタード
すでに伸縮性の限界を超え、肢体を緊縛する縄と化していた
「く…ぅんっ」
股間にぴっちりと食いこんだクロッチが、彼女の肢体と理性を真っ二つに引き裂く
「さっ、急いで着替えて下さい」
競技用のレオタードを、緩慢な動作で身にまとう
いつもなら、肌に完全にフィットしたインナーサポーターを着けるところだ
しかし、今身につけているもう一枚のレオタードは、全身を締め上げ淫楽の淵へと彼女を引きずり込もうとしている
「素敵です…先輩」
「む…うぷっ…」
アキ子の唇を奪うマミ
アキ子にとっての初めてのキス
「む…ぐぅ…」
一瞬、いやがるそぶりを見せたものの、その表情はすぐにうっとりとしたものに変わる
アキ子の全身からこわばりが消え、すべてがマミに託される
「はじめて見たときから…ずっと…む…んっ」
もう一度、濃厚な口づけ
くちゅ…
二人の唇を隔てる壁が取り払われ、音を立てて舌が絡み合う
もはやアキ子はマミによって完璧に籠絡されてしまっていた
レオタード姿でディープキスを交わす中学生と高校生の歴代体操女王
甘美な世界に酔いしれるアキ子
対照的にマミは目に妖しい光をたたえ、アキ子を弄ぶ
「はぁ…はぁ…」
長い口づけに、息苦しくなったアキ子が身体を離す
つ…と、マミとアキ子の唇の間に露の橋がかかり、消える
「さて、そろそろ行かないと…またコーチが来ちゃいますよ」
マミがアキ子を促した
欲求不満が微かに交じった表情のアキ子
「え…えぇ、あっ!」
一歩踏み出した瞬間、思わずのけ反る
秘筋へのレオタードの食い込みが奔流となって、背筋を伝ってアキ子の脳天を直撃したのだ
一歩一歩、前に進むごとに押し寄せる快楽
「ほら、早く行きましょう!」
ぐい、とアキ子の腕を引っ張るマミ
「あぁぁぁぁっ!」
悲鳴を上げるが、かまわず引きずられていく
競技用レオタードの上からジャージの上着を着ている2人
アキ子の頬は紅潮し、ジャージの裾から見える真っ白い足がカタカタと震えている
「はぁ…くっ…うぅ…」
一歩歩くごとに、先ほどマミから受けた電気アンマの快楽が再びアキ子を責め苛む
人通りも多く、快感に抗い、甘美な表情を見せまいと歯を食いしばって必死で努力する
「……っ…ぅぅ…」
…体育館までたった30mの間が、彼女にとっては果てない距離だった
【了】
すみません、電気アンマというよりこれじゃ股縄プレイですね
orz
>>567さん
一応続編落とします
スク水ものは…ネタを「レオタード〜」
でほとんど使い切っちゃったので、たぶん無理です
すみません
とり、替えました。
>>571=554様
お疲れ様でした。GJでした。
一つの作品としてみれば電気アンマはちゃんと入ってるので問題ないかと。
股縄も好きです。体操部は平均台とか、色々想像できて楽しいですねw。
前にも聞いたかも・・・・。
電気アンマされる女の子の衣装はどんなのが好みでせう?
生、ぱんつ、スカート&ぱんつ、パンスト、ぶるま、スパッツ、半ズボン、ジーンズ、
スク水、水着、レオタ、ふんどし、空手着、ファールカップw、浴衣、ファンタジー風、
ボンテージ(女王様・雌奴隷)、制服、OL、ナース、etc・・・。
ぶるま、スパッツ
576 :
386:2005/04/07(木) 21:44:08 ID:47RxGO8O
>>573 スカート&ぱんつ、またはパンスト有でもOKです
生は少し生々し過ぎるような気がしてw
スク水に限らず、水着系も良いですねー
ふんど(ry
いや、ごめんなんでもない
セーラーがイイです
生派はうちだけか・・・・。
意外とマイノリティだったんだな・・・・orz。
ちなみに、痛さ派と快感派では、若干痛さ派寄り。
これは確実にマイノリティと思われ・・・w。
>>574様&576様
パンストってやっぱり大人の女の人ですかねぇ?
それとも冬の女の子かな? コタツとかで・・・。
>>575様
スパッツ、実は時々やりたくなりますw。
一輪車を困りながら乗る練習している少女を・・・なシチュとか。
>>577様
以前、山笠祭りの女の子同士の電気アンマを書こうとしましたが、
博多弁がダメダメだったので断念した事がありますw。
パンストじゃなくて厚めのタイツがいい
あげ
>>579 博多弁でなくてもいいから書いて欲しいなぁ
ふんどし少女萌え!東京から引っ越してきたって設定でどでしょ?
>>580様
そういえばタイツってあんまりメディアには露出しませんね(当たり前か)。
毛糸ぱんつと同様、冬の実用性は高いので、リアルな電気アンマシーンに
出てきそうな気がしますけど。
>>582様
私の考えてた設定が、その博多に引っ越してきた女の子がふんどし姿を
恥ずかしがるのをリラックスさせるために地元の子が電気アンマをする
というシチュだったのですが(汗、結局断念しました。
リアルシチュは難しいです、やっぱ。
リアルでないふんどし少女という手も無きにしも非ずですが、あの状況で
こそ萌える、とも思うので、なかなか手が出そうにないです…。
……やるとしたらえっちパーティ4人組か……?
いや、それ以前に未完成がいっぱい……orz
584 :
386:2005/04/10(日) 17:13:21 ID:zygHRuba
>>55氏
思い浮かぶのでも、
「D.C.」「えっちプロレス」「ギャラクシーエンジェル」「あんまパーティー」
ですか(汗
ま、まあ宿題多いようですが頑張ってくださいw
かくいう私も早く新作を完成させたい…
予告編だけでもアップして、自分へのプレッシャーにしましょうかねw
>386様
その全部、続き書きかけです…。あんど『神○月の巫女』と
『ガン○ムシードD』も新たに…orz。
なが〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜いスパーンで頑張ります。
……来世に跨らない程度にw。
よ、予告編があるんですか? 是非是非!
586 :
386:2005/04/10(日) 22:55:03 ID:zygHRuba
>>55氏
いえ、予告編といっても本当にごくごく短いものなので(汗)
まあ、新作完成の目処がある程度たったらアップしますので
でも『神○月の巫女』は、イメージ沸くのですが『ガン○ムシードD』の方は・・・
餌食にされるキャラも、加害者の方も、どんな組み合わせかも全く思い浮かばないんですがw
>>573 上はジャージで下はブルマとか。
下は按摩をモロに食らうほど裸なのに、上半身は厚着しているというギャップが好き。
あとは普通のブルマ、レオタ、チア、短パン(かなり短いやつ)。
あげてみるテスト
>>586=386様
とりあえずコーディネーターの弟夫婦にいじめられる勝気な姉でも描こうかとw>種あんま
わかる人にだけわかるコメントで、すまそです。
と言いつつ、今日はG.A.の続きをちょっと書いたり……。脳内でストーリーが固まると
逆にペースが落ちますね(汗。
>>587様
とても共感できるコメントですw。いっそのことバスタードとかの
女性キャラみたいに上は鎧、下はレオタードだけとか。
ア…。あんまファンタジーが脳内に…。
ちょっとだけ書けたのでうpします〜。
G.A.の続きです。
「も……もう、だめですわ……イかせてください……後生です……」
おっとりした古風な話し方でミントがフィニッシュを要求する。流石にイヴも頃合いと
見たのか、振動を早めていった。ガクガグガク……とミントの小さな体が宙で揺さぶられ、
そして……。
「あああああぁ……はぁううう〜〜!!!」
絶叫の後、天に昇りつめ、そのまま失墜した。がっくりと体の力が抜け、倒れそうに
なるのをイヴの触手が受け止め、そっと地面に降ろす。処刑されたものに対しては優しく
対応するようだ。
”貴女にはとりわけ優しくしてあげるからね”
耳をふさいでも蘭花には聞こえてくるイヴの声。どうして私なの? 思わず悲鳴を上げ
そうになる。
”私にとって、貴女は理想の女性だから……”
イヴが恥ずかしそうに微笑む。ロストテクノロジーによるエモーション機能とわかって
いても蘭花の胸にその思いはずしりと響いた。理想……。どういう理想なのか?
(蘭花、ヴァニラはどうした?)
ひそひそ声でフォルテが話しかける。イヴの事を考えていた蘭花は一瞬驚いたが、すぐに
気を取り直す。今は物思いにふけってる場合ではない。
(保管庫に向かっています。ノーマッドを使って資料を解析するみたい)
(そうか。なら、あいつはここで足止めしないとな……。ミルフィーユは保管庫に
向かってヴァニラと合流しな。あの子一人じゃ危険だ。蘭花は…)
(え?)
(アタシと一緒にいな。あいつを足止めしながら守ってやるよ)
ニコッとフォルテが微笑む。
(で、でも…フォルテさん…)
(大丈夫、いざとなったら電気アンマはアタシが喰らってやるさ。少しは……なんとか
なるだろ)
自分に言い聞かせるように言うフォルテ。その時……。
(危ない!)
フォルテが蘭花を突き飛ばした。壁まで吹っ飛ぶ蘭花。
フォルテが気づいた時、2本の触手が鞭の様に蘭花とミルフィーユのスカートを襲って
きていた。なんとか蘭花を突き飛ばしたが、突然の攻撃に交わし切れず、フォルテと
ミルフィーユはそれぞれビシッ!としなった触手の打撃を下半身に受けた。
「ああああああ〜〜〜!!」
「「フォルテさん!!」」
2人のスカートの形状が明暗を分けた。鞭の様な触手の攻撃は強烈だったが、特殊鋼で
出来た繊維を編みこまれたエンジェル隊の衣服は、それ自身は裂かれても防御の役割は
果たされていた。
ミルフィーユのショートスカートは真っ二つに破られはしたが、触手に狙われた股間には
届かなかったのだ。
しかし、フォルテの前部に大きくスリットが入ったスカートはそうはいかなかった。前方
からの触手の攻撃にフォルテのスカートは防御の役目を果たさず、鞭は赤いスキャンティに
覆われた股間を直撃した。バシィ!!と強烈な打撃音が響き、鞭はフォルテの秘裂に沿う
ように巻きついた。
「あ……! が……!」
股間を押さえながらがっくりと膝をつき、そのまま前のめりに倒れるフォルテ。全身が震え、
顔は苦痛に歪み、額からはどっと嫌な汗が噴出している。急所を直撃したのだから仕方が
無い。むしろ、強化繊維製のスキャンティのおかげで怪我を免れただけでも幸運と言えよう。
残念ながら、スキャンティは苦痛までは取り除いてくれなかったが……。
「はぅう……くっ!!」
「フォルテさん!」
蘭花が駆け寄ろうとする。が、
「馬鹿! 散開しろ! 固まってるとまとめてやられるぞ!!」
びくっ!と蘭花の動きが止まる。ミルフィーユも指示通り、フォルテから離れる。
触手攻撃で一撃全滅を避けるには仕方が無い。
「ミルフィーユ! さっきの指示通りに動け!」
「は…はい!」
苦痛に呻くフォルテが歯を食いしばって出した指示を受け、ミルフィーユは破れたスカートを
翻し、反射的に行動した。
蘭花はその場を動かない。いや、動けないのか? フォルテを地面に這い蹲らせたイヴは
ゆっくりと蘭花に近寄ってくる。蘭花は魅入られたようにイヴを見つめて動けない。
その時……。
「させるか!」
倒れていたフォルテが体を回転させ、なぎ払うようにのイヴの足を蹴りつけた。背後からの
攻撃にふくらはぎを払われ、転倒するイヴ。
「いまだ、蘭花! 取り押さえろ! ……蘭花!?」
2対1で相手を引きずり倒したなら取り押さえられる、フォルテはそう踏んだのだが、
蘭花が動かない。竦みあがって動けないのだ。
「蘭花……あっ!?」
立ち上がったイヴに突き飛ばされ、大股開きで倒されるフォルテ。更にイヴは2本の触手を
鞭の様に振るい、フォルテの体をあちこち打ちのめした。ビシッ!バシッ!と打撃音が
廊下に響き渡る。
「あうっ!……はうっ!」
「フォルテさん!」
背中、腰、胸、腹、足……次々とフォルテに降らされる鞭の嵐。しかし、気のせいか
打撃音は比較的軽い。数こそ多いが……。
「こいつ! わざと……!?」
”フフフフ……”
強化繊維性の制服はいまやズタボロの布と化していた。フォルテの体はあちこち鞭の打撃で
腫れ上がっていたが、それよりも狙いはフォルテの体を裸に剥く事であるのが明確になって
いく。イヴはここでも蘭花をチラチラと見る。無論、これも蘭花にするプレイのつもりなの
だろう。思わず目をそらす蘭花。
「くっ! し、しまった…!」
”捕まえましたよ エンジェル隊の隊長さん”
イヴの話し方はどんどん人間味を増している。さっきの仕返しとばかり、触手でフォルテの
足を捉え、ひっくり返すと、すかさず、その両足を取り、右足を股間にセットして電気アンマの
体勢を整えた。
「フン……電気アンマか。効かないとは言わないが、アタシはそれにはちょっと強いよ?」
フォルテが不敵に笑う。多少、強がりであるのは明白だが、他のエンジェル隊のメンバーの様に
過度にその技を恐れてはいない。さっきの股間打撃も、苦しみながら一応は耐えきっている。
”そのようね”
イヴは動じず、そのまま電気アンマを開始した。
「う……! あっ……!! ああああ……!」
強いとは言いながらもフォルテもイヴの電気アンマする足を押さえ、内股になりながら悶える。
防御力が全くない急所を責められる技なのだから仕方が無い。
”このままでも 苦しめられるけど 気絶に追い込むのは難しそうね”
そう言うと、イヴは何を思ったか、右足をフォルテの股間から離した。そして、フォルテの
体を180度回転させ、うつ伏せにする。その両足を開き、自分はその間に座り込んで、また
右足を股間にセットしなおした。ちとせにやった電気アンマのうつ伏せバージョンだ。
裏電気アンマ、とでも言うべきか?
”チトセのが『グラウンド式』 ミントのが『突き上げ式』 そしてこの形が『リバース式』
電気アンマと呼ぶのはどうかな?”
「「えっ!?」」
二人の脳裏にイヴの声が聞こえる。
「……まさか、お前……」
何かを察したフォルテが振り返ってイヴを睨もうとする。
”そうよ さっきからこうやって蘭花をいじめてたの 絶え間なくずっと ね”
クックック……と喉を鳴らすような忍び笑いが聞こえる。機械であるだけに不気味に二人の
脳裏に響き渡る。
「お前……ゆるさねぇ……」
フォルテが獰猛に眉間に皺を寄せる。
”許さないならどうすると言うの 隊長さん?”
イヴは電気アンマを開始した。
「こんなちゃちな電気アンマごとき、振りほどいてやる………はぉお!?」
突然、フォルテの口調が変わった。イヴの表情に笑みのような物が浮かび上がる。
「フォルテさん…?」
蘭花は新たな不安に襲われた。イヴはフォルテに何をしたというのか?
「あ……! が……!? は……! うぅ!! や……やめ……ろ……はうぅ!?」
フォルテのリアクションが急に激しくなった。懸命に腕を立て、ひっくり返ろうとするが、
急に全身を震わせ、またうつ伏せに寝そべる。はぁはぁと息が荒く、全身から大量の
汗が噴出している。さっきまで電気アンマをそれなりに耐えていた姿とは大違いだ。
「フォルテさん!」
”フフフフフ”
蘭花の心配とイヴの忍び笑いをよそに、もはや声も出せずにビクビクとのたうつだけの
フォルテ。一体、さっきと何が違うのか? 蘭花は目を凝らしてイヴが責めている場所を
見る…。すると、武器として使っている踵の位置が、性器より若干後方を責めているのが
わかった。
「お尻の……穴?」
蘭花の表情が一瞬、凍りつく。
”そうよ フォルテの弱点はアヌス さっき全身走査済みよ”
イヴが面白そうに言う。
「そんな……フォルテさん!!」
”もっと面白いデータもあるのだけど”
「え?」
”フォルテもお尻の穴が弱いけど 一番お尻の穴が弱いエンジェルは彼女ではないって事”
「………!! どうして……!!」
蘭花は顔面蒼白になった。イヴはフォルテを責めながら蘭花を見て笑っている。
そう。勿論、それは蘭花のことだった。性器から会陰部を経てアヌスに至るまで……と
言うより、アヌスこそが蘭花の真の弱点なのだ。それをイヴは簡単に全身走査で見抜いて
しまっていた。
”性器だけでもあんなに怖がってたのにね それより弱い急所があるなんて”
「やめてよ!」
蘭花は、耳を押さえてへたり込んだ。しかし、そうしていてもイヴの声はクリアに彼女の
脳裏に直接聞こえる。
”見てなさい ほら”
イヴは今度はアナルタイプの電気アンマを繰り返しながら、フォルテの体を上下に揺さぶった。
「ああ〜〜!! う……や、やめろ……!」
フォルテがまた新たな悶え方をする。
”大きな胸は羨ましいけど こういう時には ね”
「胸!?」
蘭花がフォルテの様子を見ると、どうやら体を揺さぶられる事によって、裸同然に晒された
フォルテの巨乳が床に押し付けられ、変形していた。その様子は淫猥で、普段のフォルテを
知る蘭花にはなんとも不思議な感じがする光景だった。
「く……うう…! 胸が…こすれて……あうっ!」
もう一つ、フォルテが悩まされているのは裸の乳首が床にこすり付けられる事であった。
敏感で繊細な乳首が床との摩擦で責められる。これも蘭花には目を背けたい光景だ。
”どう? アヌスと乳首の両方を責める攻撃 貴女にもさぞかし効果的でしょうね”
「……!!」
イヴの嘲笑が脳裏に響いたとたん、蘭花は耳を押さえて駆け出していた。目の前では仲間が
捕まって非道い目に遭っている。それを見捨てて逃げ出したのだ。フォルテは自分を庇って
あんな目に遭ってるというのに……。
「イヤだ……もうイヤだよう……!!」
蘭花は保管庫の方にも向かわず、居住区の空き部屋に駆け込むと、ライトもつけずにドアを
ロックした。そして壁を背に座り込んで蹲った。暗く冷たい、静かな部屋に蘭花のすすり泣く
声だけが弱々しく響いていた。
一旦、投下終了っす。
また後でもしかしたらするかもです。
連続投下で申し訳ないですが、まあ、暇があるうちに、と言う事で…。
D.C.の続編です〜。
「兄さん、起きてください。朝ですよ〜〜」
音夢の声が聞こえる。朝? 朝って言っても今日は休みの日だぞ?
かったりぃ……もう少し寝かせてくれよ……。純一は布団を被りなおす。
「もう……お・き・な・さ・い!」
「うわっ! な、なんだぁ〜〜? ふぎゅ!?」
どっす〜〜ん! いきなり布団をはがれてバランスを崩した純一はベッドから
転げ落ちた。
「な、何だよ音夢! 今日は日曜日だぞ!?」
平日より過激な起こし方の音夢に抗議する純一。
「何って、約束を忘れたんですか?」
音夢は腰に手を当てて不満そうな表情。
「や、約束……?」
「そう。今日は日曜日。7時の天気予報では降水確率90%。一日中雨です。
つまり……『えっち曜日』の日でしょ……」
少し頬を染めながら、音夢が妙な言葉を口にする。……『えっち曜日』??
「え……あっ!」
一瞬、ポカンとしていた純一も漸く言葉の意味が飲み込めた。
そう……『あの日』以来、二人には秘密の取り決めが出来たのだ。
『えっち曜日』。この恥ずかしくて、到底他人には話せないフレーズには
どんな意味があるのか? 音夢の表情に恥ずかしさで一杯ながら、隠し切れない
期待がほんの少し浮き出ているのが純一にも見て取れた。
純一が朝食を摂っている間、音夢は楽しそうに、ポスター大の紙を居間の壁に
貼り付けていた。既に自室と純一の部屋にも同じものが貼られている。
そこには音夢のイラスト入りの文章が色取りどりの文字で書き記されていた。
タイトルには大きく『〜 えっち曜日・6か条の掟♪ 〜』と。
「それ、お前が書いたの?」
呆れながら純一が聞く。音夢は楽しそうに頷いた。「朝ごはん食べたら二人で
内容をチェックしますよ」とニコニコと笑っている。機嫌がよさそうな音夢を
見るのは純一も悪い気はしないのだが……。
「食後のコーヒー、入ったよ。一緒にチェックしようね」
音夢の笑顔に惹き付けられるように居間のソファに腰を降ろす純一。音夢は
すぐに自分の横に位置取りした。若草色のミニのワンピース姿。トレードマークの
ニーソックスはやはり紺で、いつもどおりチョーカーとリボンは欠かしていない。
「じゃ、内容チェック、始めようか? 兄さん、不満なところや問題がある
ところは、どんどん指摘してね」
音夢がニコニコと言う。指摘したら怒るくせに……と心の中だけで純一は思った。
無論、口が裂けても声には出せない。
〜 えっち曜日・6か条の掟♪ 〜
◆第0条:『えっち曜日』の定義◆
・『えっち曜日』とは、朝倉家における兄妹間で定められたルールである。
・土曜日曜祝日及び長期休暇期間内において、兄妹に所用が無い日であり、
尚且つ該当日の午前7時の天気予報において降水確率が80%を越え、
その時間に雨が降ってた場合、その日は『えっち曜日』と認定される。
期限は翌日の午前7時までである。
・『えっち曜日』には兄妹に対し、さまざまなルールが適用される(詳細は第1条以降)。
・ルールを破った場合、該当者には指定の罰が下される。
・罰が無い場合は【罰則なし】と記されるが、これは実際にルールを破った時に
不問に処されるのではなく、最初から拒否権が無い事を意味する。
☆特別補足:
・『えっち曜日』確定後は翌日午前7時まで電話は留守番電話になる。その間、
朝倉兄妹は親戚の家にお泊りで出かけている事になっている。
・当然、芳乃さくらが兄を訪ねてくるはずなど無い。……見つけたらつまみ出すんですよ、兄さん!
「いきなり0条かよ……」
「いいじゃない、前文みたいなものですよ」
その前文からして『拒否権なし』のコメントが。厳しい法律の様だ。
「さくらの事は名指しか…」
「当たり前です」
音夢の顔つきが強張るのを見て、そそくさと純一は次を促す。
◆第1条:妹から兄へ◆
・妹は兄に対し、いつでもお話して欲しいと要求する事が出来る。【罰則なし】
・妹は兄に対し、いつでも抱き抱きして欲しいと要求する事が出来る。【罰則なし】
・妹は兄に対し、いつでもキスを要求する事が出来る。【罰則なし】
・妹は兄に対し、キスを要求する時、その場所を指定できる。
また、『おまかせ』にする事もできる。【罰則なし】
・妹が兄に『おまかせ』でキスを要求した場合に、兄のキスした場所が妹の気持ちを
満たさなかった場合、妹が満足するまで要求しなおす事が出来る。なお、その回数に制限はない。
【罰則なし】
・妹は兄に対し、お風呂を一緒に入る事を要求できる。また、その回数に制限は無い。【罰則なし】
・妹は兄に対し、一緒に寝ることを要求できる。また、その時は妹が寝付くまで兄は妹を優しく
寝かせつけなければならない。【罰則なし】
☆特別コメント
兄の義務として、妹が以上の内容を求める前に、可能な限り妹の心情を酌んで
自ら積極的に行動に移さなければならない。……がんばってね、兄さん♪
「気のせいか、第1条だけ、やたら項目が多いんだけど……」
「いいじゃない。たまにしかない事なんだから妹の願いを沢山叶えてくれても
バチは当たりませんよ」
「しかも全部拒否権なし…?」
「だって、必要ないでしょ?」
いたずらっぽく嘯く音夢。
◆第2条:兄から妹へ◆
・兄は妹が着る服装の指定が出来る。【罰則なし】
・兄が指定できるのは妹の着る洋服・アクセサリー・そして下着に至るまで事細かく
指定することが出来る。また、その着用の有無も指定できる。【罰則なし】
・兄は妹の体を何時でも触れる事が出来る【罰則なし】
・兄は妹に対し、家事を命じる事が出来る。料理については……が、頑張りますから!
「とりあえず、最後の項目が一番気になる……」
「そ、それ以外の項目に注目してください。意味……わかりますよね?」
「ま、まあ……な」
頬を染める音夢と汗がにじみ出る純一。誤魔化すように次に行こうとしたが、
そのタイトルを見て目を丸くする。
「でんき……あんま……?」
コクン、と音夢が俯きながら頷いた。
「だって……これが私達を解き放ってくれたんだもん……」
音夢は純一の二の腕を両手で抱きながら、恥ずかしそうに微笑む。
◆第3条:でんきあんま◆
・兄は妹に対し、いつでも電気アンマをすることが出来る。【拒否による罰則あり】
・妹も兄に対し、いつでも電気アンマをしてもらうことが出来る。【拒否による罰則あり】
・睡眠時間以外で2時間以上電気アンマが無い時、自動的に電気アンマタイムに入る。
【拒否による罰則あり】
・電気アンマは3分に1回中断する。続ける時は妹がOKしてから続ける事が出来る。
……ごめんね、長い時間は結構辛くて……。出来る限り頑張るから。
☆拒否による罰則:
・兄は妹に対し、罰則として、電気アンマよりえっちな事(或いはヒドい事)を
しなければならない。
・その罰則が電気アンマよりえっちな事(或いはヒドい事)かどうかは兄と妹の
双方が認める必要がある。
・罰則が電気アンマよりえっちな事(或いはヒドい事)では無い場合、電気アンマから
全部やり直しになる。
「なんか……急に生々しくなってきたんですけど……?」
「…………」
(電気アンマよりエッチな事ってなんだろう……?)
音夢に問いかけたい誘惑を何とか抑える。
「2時間に1回は必須、か……」
「少ないかな?」
「多いんだよ!」
◆第4条:その他のいたずら◆
・兄は妹に対し、電気アンマ以外にも以下のようないたずらをすることが出来る。
くすぐり・スカートめくり・カンチョー(強くやっちゃだめですよ)・
オッパイ揉み(小さくてゴメンね…)・カニさんetc…。
・兄は妹に対し、以下のシチュエーションで遊ぶ事を要求できる。
お医者さんごっこ・プロレスごっこ・囚われのお姫様ごっこetc…。
・それ以外にも兄は思いついたいたずらや遊びを妹と相談の上ですることが出来る。
く、くれぐれも、いきなりやらないでくださいね? ドキドキ……。
「………」
「……呆れてないで、なんか言ってください」
「……『カニさん』ってなんだ?」
「こ、この前、兄さんがやったじゃないですか。 後ろから手を回してオッパイを揉む
振りをして……両手を『チョキ』の形にして、その……」
「わ、わかった……。あれは冗談のつもりだったんだが……」
「電気が走ったみたいにビックリしたんですからね。責任とってください」
「なんの責任だよ……」
「シチュエーションプレイ……ね。まあ、考えようによっては可愛いもんだけど」
「何がですか?」
「だって、囚われの姫様が音夢で、俺が白馬の騎士なんだろ? 可愛いじゃないか」
「……? 兄さんは姫を捕らえた魔王役ですよ?」
「へっ? じゃあ、白馬の騎士は?」
「そんなもの来ませんよ」
「………。姫の運命はどうなるんだ?」
「悪い魔王にずっと捕まったままです。日夜いやらしい事や酷い事をされながら……
例えば、姫の上半身に鉄枷をつけて、執拗に電気アンマとか、ですね」
「………」
「もしかして……この『プロレスごっこ』というのも……?」
「ええ。私が正義のアイドル女子レスラーで、兄さんが反則魔のヒール役です。
ロープなどの凶器攻撃をされたり、急所攻撃をされたり。でも決して悪には屈しないの」
「きゅ、急所攻撃!?」
「だって、電気アンマって、プロレスでは急所攻撃でしょ?」
「………」
「『お医者さんごっこ』の医者も悪の医者だったりするのか?」
「いいえ、心正しいお医者さんです。でも、その人の患者に、ある事をしないと
死んでしまう不治の病の少女がいて……」
「ある事というのは、電気アンマなんだな?」
「すごい、よくわかりましたね〜」
「………」
「でも、その患者さんは電気アンマが苦手で、お医者さんは仕方なく患者さんを
ベッドに拘束して下半身を……」
「と、とりあえず、お前の趣味はわかった……」
放って置くと取り返しのつかないことになりそうだ、と純一は妹を大事にする事を
心に誓った。
◆第5条:兄と妹の立場◆
・兄と妹の意見が対立した時、必ず兄の意見が採用される。【罰則なし】
・兄と妹の立場は同じではない。主従関係にある。兄が『主』で妹は『従』である。
◆第6条:一線越え…◆
・妹は兄に対し、『一線越え』を要求する事は出来ない。
・兄は妹に対し、『一線越え』を要求する事が出来る。【罰則なし】
「ま、この辺は読めばわかるので、サラリと流して……と」
「待たんかい!! なんだ、この第5条と第6条は!?」
「なんだって……書いてあるとおりですよ?」
済ました表情で純一を見つめる音夢。「当然のことですが、何か?」と書かれた顔を
見て自分が間違ってる錯覚にとらわれそうになるが……。
「フフフ……これで全部チェックOKですね。じゃあ、今から『えっち曜日』の
始まりですよ。楽しみましょうね、兄さん」
ニコニコと音夢は純一に密着してきた。天使のような可愛い笑顔だが、その時の
純一には小悪魔の微笑が重なり合わさって見えていた。
と、言う事で投下終了。
また前振りだけですまんこってす…。
D.C.を読み返してみると、ボケと突込みが兄妹逆になってるw。ま、これはこれで…。
G.A.はなんかシリアスっぽい展開に……中身はそうじゃないですがw。
だ、誰もいない……orz
やっぱり二次作品は馴染みにくいかなぁ……。
と言う事で、取って出しの投下、またしてもG.A.です。
バラバラに出してすみません〜。
どのぐらいの時間、そうしていただろう……。
空き部屋に篭ってから、泣き続け、その涙が乾き始めた頃にイヴが姿を現した。ぼんやりと
光るその姿……例のイメージ立体映像だ。
”元気が無いね ランファ”
優しく蘭花に声をかけるイヴ。本当にいとおしげに、映像が蘭花の髪に触れた。
「………」
蘭花は何も答えない。その場を逃げ出そうともしない。ただ俯き、イヴの姿から視線を
逸らせている。
”逃げないの? 私が怖くない? フフフ 逃げないと私の本体が来ちゃうよ?”
いたずらっぽく蘭花に話しかけるイヴ。
「……好きにすればいいよ」
ボソリと蘭花が呟く。
「私が目的なんでしょ? だったら私だけを狙いなさいよ。どうしてみんなに酷い事を
するの?」
真っ赤に泣き腫らした目でイヴを見あげる。
”あなたが目的だからよ”
イヴがクスクスと笑う。
”あなたが目的だから あなたの仲間を襲うの そうすれば あなたは自分のせいで
仲間がやられる事に苦しみ あなた自身も自分がどうされるかをイメージさせられて
何重にも苦しむ その姿が見たいからよ”
「私のために…? じゃあ、フォルテさんやミントは……!」
”最初からおさらいしましょうか”
イヴは蘭花の質問を断ち切り、部屋の中央に浮かび上がり、そこに結界のような空間を
作り上げた。その擬似映像空間から誰かの悲鳴が聞こえる…。
「……ちとせ?」
そこに映っていたのはイヴに電気アンマされているちとせの姿だった。座り状態で
電気アンマされるちとせは全く逃げられずにひたすら悶えさせられるのみであった。
”このグラウンド式電気アンマの特徴は 一旦体勢が固まると余程の事がないと
逃げられない事 誰かが助けてくれるか あるいは仕掛けている人が疲労しない限り
抜け出すのは困難ね そういう電気アンマを されたくないでしょ?”
イヴが蘭花の反応を楽しむ。それがわかっていても蘭花の体はビクリと反応してしまう。
”そしてこの突き上げ式電気アンマ どうしてこれをミントにしたか わかる?”
イヴが質問を投げかけるが、蘭花は顔を上げない。
”彼女が一番体重が軽いから この電気アンマの特徴はなんといっても この三角木馬
効果にあるわ”
ミントの股間にしっかりとイブの踵が食い込んでるところを大写しにする。
”この効果は体格が大きいほど つまり体重が重いほど 効果が高いの 体格が大きく
ても 急所である股間の強度にはそれほど個人差がないからね だから一番体重が軽い
ミントは有利なはずなんだけど”
にやり、と人がましく笑うイヴ。イヴは蘭花といる時は特に表情が豊かになる。
”でもそのミントでさえ この苦しみようでしょ? 体重が重いあなただったらどんな
効果があるのかな? ああそれと”
イヴが蘭花に近寄り、チャイナドレスのスカートをめくろうとする。これには流石に
蘭花も無視できず、慌ててその場を離れる。イヴはそれ以上は追わず、「冗談よ」と
言ってるように首を竦める。ただのイメージだけの相手に翻弄される蘭花は唇を
噛み締める。
”それと 急所の強度には個人差が無くても 急所の感度には大きな個人差がある
ものね 誰かさんは 特に感じやすいから”
クスクスと笑うイヴ。「今までの二人以上に貴女は苦しむのよ」と暗にほのめかす。
いや…『暗に』ではないか。
”ここからは最新映像 貴女がさっき逃げ出して 見れなかった場面よ”
映し出されたのは紛う事なく、フォルテの姿だった。うつ伏せ状態の電気アンマの体勢の
まま体を震わせ、呻いている。
「……! フォルテさん!」
その場面を見るのは蘭花にとって凄まじく辛かった。しかし、容赦なく映像は映し出され、
フォルテの悲鳴が聞こえると、蘭花は目を閉じていられなくなった。
「フォルテさん…! フォルテさん……! ゴメン……!」
映像の中のフォルテはいつもの気風の良い、姐御肌のフォルテではなかった。自分の
最大の弱点であるアヌスを執拗に責められ、淫乱女のような濡れた悲鳴を上げさせられる。
胸も同時に責められて顔は紅潮し、全身から多量の汗を流して悶えている。
フォルテをこんな姿にしたのは自分だ……激しい後悔の念が蘭花を責め苛む。
(”フフフ 貴女も可哀想ね 信頼する仲間に 置き去りにされた気持ちはどう?”)
映像の中のイヴの声にビクリと震える蘭花。続けてフォルテの声が聞こえた。
きっと自分を恨んで罵倒するだろう……。いや、むしろそうして欲しい……。
唇を噛み締め、次に来る心の衝撃に備えた蘭花の耳に飛び込んできたのは、意外にも
柔らかく、落ち着いた声であった。
(「置き去りにされた? 蘭花は次の作戦行動に出ただけさ……戦略的撤退ってやつだ」)
違う……。蘭花自身がそう言いそうになった時、フォルテの声が続く。
(「あいつもやるようになったさ。今までは猪突猛進タイプだったのにねぇ……」)
クスクスと面白そうにフォルテが笑う。
(”とてもそうには見えないけど? ミントが責められて 今また貴女が責められるのを
見て 意気地なく逃げ出したのよ あの子は”)
イヴの声が少し険を含んだように聞こえたのは気のせいか?
(「それなら……それでいいのさ」)
(”なに?”)
(「恐ろしい敵を見て引き下がるのは悪い事じゃないさ。一旦引いて立て直すなり、
違う角度で見直すなり、心を落ち着けるなり……出来ることは色々ある」)
「フォルテさん……」
弱点のアヌスを執拗に責められ、恥ずかしい格好で体力を消耗しながらもフォルテは
気概を失わないでいる……自分と違って。
(”その為に 貴女はこんな目に遭ってるのよ? 言わばあの子が 貴女をこのアナル
責めの地獄に陥れたの そうでしょ?”)
イヴの口調が明らかに変わってきた。ほんの僅かだが喋り方に落ち着きが無くなりつつある。
(「だから……違うって言ってるだろ?」)
汗だくの顔でフォルテは凄惨に笑った。
(「アタシが……こうなったのは……アタシが間抜けなだけさ……。お前が、あの子の
代わりにアタシがこうされていると言いはるのなら……それはそれでいいさ。アタシは
あの子を守ってあげたいって思ったんだから……それを達成できて満足だよ……」)
「フォルテさん……」
ボロボロと涙があふれてくる。(「電気アンマはアタシが喰らってやるよ」)確かに
フォルテはそう言っていた。自分はあの時、フォルテの優しい気持ちに気づいていた
だろうか? 自分の事ばかり考えていなかっただろうか……?
(”貴女は 変な人”)
機械的に責めていたイヴが冷酷な表情に変わった。蘭花も驚いて映像に見入る。
(”もうあなたのサンプルは要らない 私には必要ない ……つまらないよ”)
「ま……待って!!」
蘭花は思わずフォログラフに飛び掛る。しかし、それは当然のごとく、空を切り、
反対側の壁まで飛んでひっくり返った。映像は蘭花の脳裏に直接再現されているのだ。
実態など、当然無い。
(”これで 終わり”)
イヴの触手がすっと先が細くなる。そして、ドリル状に捻られた。イヴはフォルテを
離し、電気アンマから解放した。そして……。
「フォルテさん…!!」
蘭花は口元を押さえる。そのドリルの触手は勢いをつけて、なんとフォルテのアナルに
強烈に叩き込まれた。
(「はぅううう〜〜〜!!!」)
体を仰け反らせ、ビクビクと痙攣するフォルテ。触手のドリルはグリグリとフォルテの
アナルを責めていたが、やがてゆっくりと回転してそこから少しずつ抜けていった。
少しずつ、ゆっくりと……最後の最後までいたぶるかのように……。
(「お……お……わ……ぁ……あ……」)
完全にドリルが抜けた時、フォルテは失神し、どう!と床に突っ伏した。
イヴは無表情で触手を収め、失神しているフォルテを一瞥すると、宙を浮くようにして
その場を移動する。映像はそこで消えた。
”自分だって怖いくせに 強がりばかり つまんないやつだったわ あいつ”
イヴが憎憎しげにフォルテを罵倒する。
「……じゃない。……いよ」
”え?”
蘭花が何かを呟く。イヴが不審そうに聞き返すと、ゆらり、と蘭花が立ち上がった。
「電気アンマじゃないじゃない…。ずるいよ、あなた」
”な……?”
「さっきのはフォルテさんの勝ちだね。これであたしたちの1勝2敗……」
”なに…? なにを言ってるの?”
イヴの音声に動揺の色が走る。蘭花はイヴの映像をキッと睨みつけた。
「あんたなんか、あたし達が退治してやると言ってるの。次に会った時は容赦しないから。
覚悟してなさい」
”なによそれ? さっきの映像を見てなかったの? 私は貴女の弱点を全て見通して”
「電気アンマが怖くてエンジェル隊は務まらないよ! 掛かってきなさい。あたしは
もう逃げないから!」
蘭花はきつくイヴを睨みつける。イヴはさっきの冷酷な表情で見返した。
”足が 震えているよ”
指摘されて蘭花も初めて気がついた。自分の足が震えているのだ。武者震いではない。
電気アンマに対する恐怖だ。今、闘志に火がついたといっても、女の子であるなら
先天的ともいえる電気アンマに対する畏怖心がすぐに拭い去られるわけではない。
「今だけよ、こんなの!」
ドン!と拳で太股を叩いた。震えよ、静まれ! その気持ちを込め、なんども自分の
太股を叩く。気持ちが通じたのか、太股の震えは収まっていった。
”貴女も 変な人 ……いいわ 保管庫に来なさい そこで……”
イヴはすっと消えかかる。
”そこで待ってるから あなたに次ぐ良い素材をたっぷりといたぶりながら ね”
フッと含み笑いを残し、イヴの映像が消えていった。後には静寂だけが残される。
「いい素材……ヴァニラ!?」
なぜか、ヴァニラの事が気になった。『良い素材』とはどういう意味なのか?
蘭花はドアを蹴り開け、廊下を駆け出していった。
久々にキテターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ハアハアw
ムスコにトドメをw
とりあえず、切りのいいところで。
この後、保管庫での決戦、と。
アニメGAは五期の噂もありますが、本当なのかな?
えっちプロレスは続いてるんでしょうか?
GA五期はどうなんだろ?スポンサーがビミョーに傾いてるから危ないかも知んない
>だ、誰もいない……orz
まにあわなかった・・・
リバース式アナル電気アンマ
ttp://yumi.akm.cx/2d/img/14255.jpg 姉さんの爆乳を活かした責めも見事っす
それでも負けない姉さん、カコイイ!
無敵のイヴにも動揺がはしったりして、目を離せない展開に・・・
姉さんの信頼に答えるべく勇気を取り戻した蘭花
ストーリー的には頑張って活躍を見せて欲しいとこだけど、
エロ的には飛んで火に入る何とか・・・パターンに陥って欲しい俺ガイルw
622 :
386:2005/04/13(水) 23:20:03 ID:HZgRVbM5
>>55氏
気が付いたら新作来てたー!
しかも、2作品(3作品かな)同時!!
たっぷり堪能させていただきました
GA編、姐さんが次の犠牲になるのは想定の範囲内してましたが、リバース式なんて
新技は想定の範囲外でしたw
それに、DC編は、前振りだけとはいえ、えっち曜日なんて新シチュとは・・・
別のキャラの電気あんま編を予想したいただけに、全くの想定範囲外w
うーん、出尽くしたように思えても、新たなシチュってまだまだあるんですねー
あと、二次作品を気にされてるみたいですが、個人的には好きですけどねー
書くほうとしても、キャラ説明が容易なんて長所もありますしw
>>621氏
早速、画像を拝見させていただきました
リバース式だけでなく、大事なところを打たれるシーンも込みとはGJでございます
それにしても、仕事速すぎですw
絵心の無い身としては、それだけでも羨ましく思えます
また何か描かれましたら、見せていただけたら幸いです
もう、なんと申しましょうか…。
皆さんのコメントを頂けるだけで元気が出ます 。
このスレの住人でヨカッタ( ´∀`)
>618様
キテましたw。どのような止めをご所望でしょうか?
>620様
えっちプロレス、続いてますよ〜。女の子いじめが大好きなうちとしては
あれを書くのはとても楽しいですw。
もったいなくもリクエストを戴けるのなら、先に書きますのです。
スポンサーが? そうなんですかぁ〜。アニメ版GAはかなり好きなので新作見たいなぁ〜。
>621様
もう、なんと申し上げてよいのやら……本当にうちなどにもったいない(−人−)
姉さんの見せ場をしっかり再現戴いて感謝感激です。
うちの好きな股間打たれも描いて頂いて…。嬉しいです!(・∀・)
姉さん、書いていて自分でファンになりましたw。他のエンジェルとのギャップに
ミントとかちとせのファンの方にどつかれそう…(汗。
倉庫では飛んで火にいる何とかに……なるかな〜? 蘭花が酷い目に遭うのは
確実ですがw
>622様=386様
D.C.他のキャラもいいんですが、音夢が可愛くて(*^−^*)
理想の妹過ぎます、彼女。あんな子と一日密室?で、しかも惚れられてる立場で、
理想のエロシチュで……究極の妄想かもw
二次元、書き手は楽かもですねw。元ネタを知らない方々に読んで頂くのは
結構気にしたりしますが。やっぱり音夢の様にイメージがあると妄想も
膨らませやすいですしね ( ´∀`)。
624 :
386:
やっぱり他の書き手の方の作品を読んだり見たりするのが創作意欲を掻き立てられます
という事で、次回作、9割くらい完成しました
残り1割、自分を追い込む意味でも予告だけアップしときます
今週中に本編アップできたら良いなーw
人は誰でも 求めようとする何かを秘めています
でも同時に その何かを嫌悪し 否定する
矛盾に満ちた存在なのだと
その日 私は知りました
次回 うた∽かた 『悦楽の断罪』