【リリス】バスタードSS【お嫁さん】

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707名無しさん@ピンキー
「きゃっ」
リリスは男に覆いかぶさるようにして前のめり、やがて密着した。
それはちょうど対面座位と呼ばれる体位に酷似していたが
リリスにはそんな知識はなく、いやだからこそむしろこの格好を卑猥だと感じていた。
男にぐっと尻をつかまれ、一番大事な部分を微妙な擦(こす)れが襲い
胸の辺りに息遣いを感じ、そして一番卑猥だと感じたのは
自らが男の頭を抱きかかえるようにしていたことである。

「ん、、、くっ、、、」
たくみな律動で腰元をゆすられる。
今すぐこの悪魔から離れて逃げ出さなくてはならないのに
なぜか足も腰も腕も顔も身動きがとれなかった。
恥ずかしい穴を広げられるように尻肉を揉まれ
そこからジンジンとまたあの悦楽が同心円をえがいてひろがる。
波紋はリリスの体を支配しつつあった。

(よわむし)
たった先ほど誓いをたて、自分のいるべき場所に戻ろうとしたのに。
もう男の手にほだされうつむいてしまう。
胸の谷間を舌ですくいとられると、得もいわれぬしびれが襲う。
指がどんどんと男の髪にからんでゆく。
もう下半身には力が入らず男の肌に溶け合っていた。
そして男の耳の後ろを舐めようとした時、またあの懐かしい光が舞い降りた。