2get 乙。
乙。
新スレになって前スレの改善点が活かされると気持ち良く利用できるんだがな。
まあそれは閲覧者次第か。
今猫装飾物で、主人公×あおい&みずきな3P小説書いてるんだが、
途中投下するのと一括投下するのと、需要者からみたらどっちのが良いんだろう?
一括かな…?
好きなほうで書けばいいと思う。
分割投下だと先の件のように、途中でやる気なくすようなコメントを
もらうような場合もあるよ。
それもそうか ありがd
まあ今週中には投下できるようがんばるよ。
どこまで行けば即死回避できるんだっけ
>>7 忘れた、まぁ俺が駐在するスレはなぜか落ちた事無いんだよなあ
9 :
名無しさん@ピンキー:05/01/30 23:07:53 ID:whMIquZ8
よし、即死回避だ
10
4さんに期待保守
即死を回避しつつ・・・
13 :
名無しさん@ピンキー:05/01/31 18:11:01 ID:LxKZ1EaM
ほしゆ
乙
保守
保守
17 :
名無しさん@ピンキー:05/02/02 00:26:31 ID:OMYcX4zP
捕手
捕手
ファイティングポーズ♪
20 :
名無しさん@ピンキー:05/02/02 18:37:58 ID:1AoXhL61
>>19 一発で決める俺たちさ♪………ってフラッシュマン?
>20
背中を焦がすほどの生かした俺の〜
保守〜
23 :
名無しさん@ピンキー:05/02/03 17:02:10 ID:EUqt0mbZ
エリリン×みずき×主人公
前スレ756さんは書くのを途中でやめてしまったのかな
それとも途中かな
25 :
756:05/02/03 21:12:24 ID:VJM1YJcm
あれは過疎が続いてたから書いてみただけなんだよ。
他も書こう書こう思ってたけど前スレで言ったとおり、
まだ野球のルールすらよく解からないパワプロ初心者だし。
そうですか、ではもし暇で時間があってさらにやる気が
あるときにでも気が向いたらまたお願いします
保守
28 :
名無しさん@ピンキー:05/02/04 23:28:07 ID:800EsCwY
801やヤオイとは?
ソースキボン
何が?
って、IDカコイイな。801と1違い。
やまなし
おちなし
いみなし
ショタがホモること
それは801とは違うのでは
俺は見た目がキレイなホモりかとおもってたが
33 :
名無しさん@ピンキー:05/02/06 02:00:47 ID:I0GSrx+Y
保守
34 :
名無しさん@ピンキー:05/02/06 08:59:01 ID:Q7nTj3GU
4さんマダー?
35 :
4:05/02/06 11:27:48 ID:0+BHgYwd
別なところで同じようなネタを見つけたんで消した。
756氏の復活に期待する。スマソ
『長すぎるオフシーズンの退屈しのぎ』
「こんなこと、して・・・ただで、済むとで、も・・・っ!」
「おいおい、そんな格好で言われても迫力ないぜ、あおいちゃん」
1人座るのがやっとの、どこにでも売ってそうな安物のソファーに座らせたあおいちゃんの身体の自由を奪っていた。
夜這いという訳ではないが、寝込みに縛り付けたので同じようなものかもしれない。
スヤスヤ寝息を立てる彼女の服を剥ぎ、手を後方で縛りつけ固定し足はM字開脚。引っ掛けるところの無い胸、ついでに腹から腰にかけての上体をソファに縛りつけた。
目を覚ませばあおいちゃんはオレの性欲の為の見せ物というわけだ。不敵な面構えは彼女のもともと持っている男嫌いの性格の所為だろう。
「この縄をほどいて!」
「バカだね。はいそーですねと解放するくらいなら縛ったりしないよ」
オレを捉える目が憎悪に変わっている。
くくく、そうだ、その目だよあおいちゃん。その目にオレは惚れたんだ。男を毛嫌いするその目に。
もっと睨め。オレに憎悪を抱け。
一歩彼女に踏み寄る。バタバタとソファの上で暴れているが、まともに抵抗しているように見えるのは頭だけだ。
「いや!近寄らないで!誰か!助けてぇ!!」
オレには五月蝿いがここは防音処理が施されている住宅マンションだ。隣部屋の順人には蚊の鳴くような声にしか耳に入ってこない。
憎悪をまとった蛇のような眼つきでオレを威嚇する。
もう一歩踏み寄ると、その緑がかった長い黒髪を揺らし、イヤイヤをする。
37 :
756:05/02/06 13:44:54 ID:Qau8RvG/
オレは彼女の下腹部に手のひらを沿え、グッと押さえつけ圧迫感を与える。「グゥッ・・・!」と声を上げ、眼つきが少し穏やかになる。オレが押さえつけたのは丁度膀胱のある辺り。
「なんだったらここで漏らしても良いよ」
「な・・・!」
あおいちゃんが感じているのはまぎれもない、尿意だ。朝起きるとトイレが近くなるのと似たようなものだ。
ググッとさらに腕に力を込める。「あぐっ!」と強張った表情。頬が引き攣り白い歯が見える。犬歯がギリギリと擦れるような歯軋りになり、どうやらそれで声を殺しているらしい。
フローリングの床は掃除するのが簡単で良い。別にここでぶちまけられてもオレは全然構わなかった。
なんだったら浣腸して排泄物全部、出すもん全部出してもらおうかとさえ思ったが、流石にオレはそこらへん、思っても実行するほど鬼じゃない。
が、あおいちゃんを精神的に追い詰めてやるのには丁度良い。
「浣腸もしてあげようか、すっきりして気持ち良いと思うよ」
「い、いや!!やめてぇ!」
案の定、あおいちゃんは拒否。まあここで肯定するようなら、そんな淫乱な女は街中へ下着すら付けさせない全裸で1人にしてやるが。
キャットハンズのアイドルみたいなもんだ。世間はどう騒ぐかな?くくく、想像しただけでも恐ろしい。
とまあ、そんなバカなことはしないさ。あとであおいちゃんの証言でオレにもそのとばっちりが来るし。
そんなオレのポケットからイチジク浣腸。まあ一般に使われる、排泄物をドロドロにして出やすくする下剤だ。それをあおいちゃんの目の前でチラつかせる。
「や、やめて・・・」
ニヤッとオレが微笑すると、あおいちゃんの表情はみるみるうちにオレに対しての威嚇から恐怖に変わっていた。本当に浣腸される、と、頭を過ぎったのだろう。無駄だと分かっていてもその身体はバタバタとまた暴れだした。
M字開脚によってアソコもアナルも丸見えだ。不揃いに生えた陰毛が緑がかっている。やはりあおいちゃんの髪の色は地毛のようだ。
その陰毛を撫でる。26にもなっているくせに、身体はまだまだガキだ。それをあざ笑う。
「触るなぁ・・・!」
「五月蝿い」
オレは平手でそこだけ挑発的にオレに顔を向けているあおいちゃんのお尻をバシンッと叩いた。
「ひぐぅ・・・!」
「良んだよ、別に。ここで全部ぶちまけられても」
そう言ってツンツンと浣腸の抽出部分でアナルを軽く小突く。「いやぁ・・・」と目に涙を溜めているが、そんな雫一滴でオレの心は動かせないぞ、あおいちゃん。
アナルにツプッと抽出部分が挿入される。と突然、あおいちゃんがまた暴れだした。
「いや!いやぁ!!お願いやめて!!」
ヒステリックな声を上げて断固拒否し続けるが、束縛されているあおいちゃんにはもはや言葉でしかオレから抵抗することが出来ない。
ズズッと抽出部分を入るところまで入れた。
あおいちゃんは諦めたように大人しくなった。そしてひっくひっくとしゃくりあげるような声で泣いた。
精神的に追い詰めることが今最も優先されること。涙を流すであろうことはすでに予想済みだった。
「あとはこの液体入れるだけなんだけど」
「ふ・・・っ、ひっく・・・ぅ、ひっく・・・っ」
「1つだけチャンスをあげる」
「え?」っと期待、いや、不安の方が近いかもしれない声を上げ、涙を含んだ何かに縋るような目でオレを見上げた。
チャンスと口では言っているものの、もちろんこれは精神的に追い詰めるためのオレの策だ。
「あおいちゃんがオレのすることに大人しくしていてくれれば浣腸は入れないし、おしっこするのにトイレに行かせてあげる」
「あ・・・」
「でも、もしそれが出来ないようならここで排泄物をぶちまけてもらうよ。まあ床がカーペットじゃないだけ掃除は楽だから、オレは全然構わないよ」
言い終えてオレは最後に「どうする?」とだけ聞いた。
オレはポケットからまたアイテムを取り出した。携帯電話だ。
最近の携帯電話はとても機能豊富で、そんなもんつけなくても良いだろと思うような機能まで付いているのが魅力だ。
ディスプレイを90度曲げ、カメラ機能を起動させる。
「脅しじゃないけど、折角だから排泄するシーン撮っとくね」
「そんな・・・っ」
これであおいちゃんは、『ここままじゃ自分は絶対浣腸される』というイメージが強くなる。
それを回避するには?条件を飲むこと。条件を飲んだら自分はどうなるんだろう?でもそんな恥ずかしい思いをしないで済むなら・・・。
などとあおいちゃんの頭の中では思考回路が幾多にも別れて張り巡らされていることだろう。だがどんな並列回路でさえ、行き着く最後の銅線はたった1つだということを理解させるには難しいことではない。
「10秒以内に答えだしてね」
オレは浣腸のつまみを指でつまんだ。返答によっては本当に注入するかもしれない。
だが、もうあおいちゃんの答えは決まっているのだ。
時間を加えることによって焦り、戸惑い、そして出てくる答えは自分の本音でしかない。
「9・・・8・・・7・・・ろ――・・・」
『6』を言おうとしたその時だ。大きく息を吸い込んだあおいちゃんがオレに訴えかけた。
「言うこと聞きます!!お願い許してぇ!!」
「ふふふ」
浣腸をズルッと抜いてやった。あおいちゃんの顔が安堵の表情に変わった。オレはあおいちゃんの頬に手を沿え、目尻の涙を拭ってやった。
「あとであれは嘘でした、なんて言おうものなら・・・」
オレはパチンッと指を鳴らした。
「そ、そんな・・・」
その部屋に入ってきた人物。首には首輪、手足には鎖でつながった手枷と足枷がはめられた姿で、その女の子はモジモジとオレとあおいちゃんの前にその全裸を晒した。
あおいちゃんの表情は安どの表情からみるみるうちに絶望の表情に変わる。そして疑いにも似た声が漏れる。
それは自分が普段から良く知る人物。
自分のことを本当の姉のように好いてくれ、いつも一緒に練習していた人物。
可愛くて可愛くてつい抱きしめてしまいたくなる、自分に似た野球好きな女の子。
「みず・・・き・・・?」
1年の3分の1、『オフシーズン』って長すぎる時間を恨むんだな、あおいちゃん。
ん、多分続くと思う。まだ何にもしてないし。
にしてもあれだな・・・こんなネタ何もパワプロでやること無いような気がするよな。
ていうか初野が書けなかったからこんなんなんだが・・・。
珍しいハードコア系ですね。
たしかにパワプロじゃなくても…とは思わないこともないけど、
それを言い出したら前スレみたいなことになっちゃうので、まあいいかと。
ちとあおいちゃんが可哀相だけど、続編もがんばれー。GJ!
(・∀・)イイヨイイヨー!!
このあとどういう結末になるかとても楽しみです
あと名前は2スレじゃなくて3スレでは
もし違ってたらすいません
やってしまった。どうやらまだオレ前スレに住んでるな。
45 :
名無しさん@ピンキー:05/02/07 07:50:31 ID:FQjMYkVW
キタ━(゚∀゚)━━
む・・・オレの行きつけのパワ小説サイトに何やら403が・・・。
オレの楽園だったのに・・・。
あそこは前にも一度落ちたような気がする
復活してるけどスカスカだぞ・・・?鯖の規約にでも引っかかったかな。
何にせよ復活を心待ちにしているオレ。
捕手・・・はもうしなくても落ちないのかな?
まあいいや。保守
50 :
名無しさん@ピンキー:05/02/09 04:42:32 ID:Y08aApnm
>>50 何故?無断転載はしちゃいかんだろ。復活してんだから良い。
つか今週3連休だやほーい。
龍さんのとこも休みになっちまった。
捕手
龍はでかいことを言うくせに他の連中と大差ない台本小説を書く。
龍氏ってのは知らないが復活したサイトの管理人は中々筋が良い。
さて、3連休も近いしそろそろ続きネタを考えようか。
まだ考えてないんだよな。敢えて言うなら陵辱物、ってことくらい。
57 :
名無しさん@ピンキー:05/02/11 15:38:19 ID:428QO488
加美様ー
いいね!
ここ!
くそへぼでもいいならSS書くよ?
厨房のSSじゃなくて大人の書くSSならば大歓迎だ
べつにいいがいろいろと問題があるからな
1 大人でも初心者なため知識不足
2 パワプロの知識不足なため主人公×あおい 矢部×あおいがやっと
3 エロが弱く気休めにしかならない
が問題だ、まぁ気休めくらいにはなれるように努力するよ。
3とは逆に、エロだけでスカスカのSSってのもあるな。
それも、別にパワプロでなくてもいいやんって感じの。
とりあえず日本語がおかしくなければ後は好みで良いんじゃね
別に**でなくてもいいなんて言い出したら世の中のほとんどの絵,SSがそうだしね
個人的には**がエロイことしてるってことが大事だと思う
まあ、〜ぽく作るに越したことは無いけど、2つ両立するのはすごく難しいし大変だし
パワプロっぽくなくてもエロければハアハアできるし
あとは想像で補っとけば大丈夫
なにが言いたいかといえばとりあえず書いてほしいってことです
それは違うなぁ。
うまい人はちゃんと原作を殺さずエロパロできるよ。
まあ、そのレベルをすべての人に求めちゃいかんだろうけど。
そうそう簡単に上手い人が来てくれりゃ、オレなんかコテハン使ってまでここにいないな。
ま、どうせ上のはエロ一途を辿るんだろうけどさ。見方によっちゃパワプロじゃなくても
良いネタだし、名前だけ変えりゃ忽ちオリ官能小説に早変わり。
んで、そういうこと言ってると前スレの二の舞いな。
オッケー分かった
とりあえず書いてみるよ
その前に一つ誤っておくがパワポケネタでいいですか?
いいならかけるけど・・・
候補
亀田×智美 主人公×希 霧島×主人公
なんてどうよ
なんか注文ある?
もちろんパワポケもOKですよ
自分は霧島×主人公が見てみたい
「ふふっ、驚いた?」
「そんな、小波く・・・っ!君、みずきにまでこんなこと・・・!!」
ガタッとソファが床を蹴る音がする。そこに縛られていても尚、オレに攻撃的な態度をとった。それに対してオレはふん、と鼻をならし、あおいちゃんを嘲笑する。浣腸を抜いてやった途端これか、と。
まあそっちの方があおいちゃんらしくて良いじゃないか。
みずきちゃんに向き直り、「おいで」と指をクイクイと曲げる。みずきちゃんに付けている鎖がジャラジャラと音を上げ、嬉しそうにトタタッとオレに抱きついた。両腕が長い鎖で繋がっているため、その鎖がオレの腹に食い込んで痛い。
オレはその両肩に手を添え、みずきちゃんの顔を自分の方へ向かせる。
「みずきちゃん、オレは『おいで』って言っただけだよ」
「ぅー・・・」
主人に叱られた猫のようにオレの背中に回した腕を一旦放すと、人差し指を咥えて甘えるような上目遣いをオレに向ける。
オレはその両手首に付いた手枷の鍵をポケットから取り出し、カチャッとロックが外れる音がした。
ついでに足枷も外してやる。何のオプションも付いていないみずきちゃんの裸体を舐めるように視線を向ける。
小さいとはいえ、少なくともあおいちゃんよりはある胸の膨らみに、もうすでに出来上がっているみずきちゃんのアソコ。蛍光灯の光を反射する膣液が一筋、みずきちゃんの太ももを伝っている。
「あ、センパイ・・・」
「みずきちゃん、今からみずきちゃんにお願い事があるんだ」
言われて「何ですかぁ・・・?」とさり気無く不安そうにオレに寄り添ってくる。その表情はどこか嬉しそうで、オレはそのトロンとした瞳の奥を見据える。
「みずきちゃんはあおいちゃんのこと好きだよね?」
「センパイのことを、ですか?」
「うん、先輩後輩として、みずきちゃんはあおいちゃんが大好きだよね?」
コクッと1つ頷くと、それを確認した俺はみずきちゃんをソファに縛り付けているあおいちゃんに向かせる。
あおいちゃんは恥ずかしそうに「いや、見ないで・・・みずきぃ・・・」と訴えかけているが、ニィと怪しく微笑するみずきちゃんを見て視線を落としてしまった。無理も無いだろう。
今まで可愛がっていた妹のような女の子が、今は自分の裸体を見て嘲笑する、言ってみればオレの奴隷なのだから。
「あおいちゃんがトイレに行きたいんだって」
「そうなんですかぁ〜・・・ふふっ、縛られてるセンパイ可愛い・・・」
心底そう思っているようなトーンの低い声があおいちゃんを不安にさせる。「いやぁ・・・」とスンスンと泣き始めるが、オレはそんなことはお構いなしだった。みずきちゃんの方を持ってもう一度こっちを向かせる。
「今からこの身動き取れないあおいちゃんが、みずきちゃんの奴隷になるんだ」
「あたしの・・・ですか?」
「そう、大好きなんだろ。だからその大好きなセンパイを、自分のやりたいように嬲って良いんだ」
オレがそう言うとみずきちゃんはオレの瞳とあおいちゃんを交互に目配せする。
あおいちゃんは僅かな希望、みずきちゃんが自分を庇ってくれるに違いないということへの期待からか、何か訴えかけるような目でみずきちゃんを見ていた。
が、そんなあおいちゃんの期待も虚しく崩れ去る。
みずきちゃんはまたニィと、今度は心底嬉しそうに微笑んだ。悪戯心を持った子悪魔のような笑みを浮かべ、トテッとあおいちゃんに一歩踏み寄った。
「あたしの思い通りにセンパイを・・・」
「や、やめて!みずき!」
みずきちゃんが手を添えたのは、先ほどのオレと同じところ。膀胱のあたりだ。
あおいちゃんがトイレに行きたいことを知っているみずきちゃんからしてみれば、これ以上に嬲り甲斐のあるシチュエーションはないのだ。
「ちょ、ちょっと待って小波くん!!トイレに行かせてくれるって約束でしょう!!?」
自分の後輩にこれから何をされるのか察したあおいちゃんが、焦るようにオレへ向かって叫んだ。
そう、このままいけばあおいちゃんは間違いなく、その後輩の前で恥辱を味わうことになるのだ。約束、とまではいかないが、確かにオレは『おしっこをするのにトイレに行かせる』と言ったことに間違いは無い。
オレは必死なあおいちゃんを、ふんっとあざ笑った。
「うん、言ったね」
「じゃあなっっ・・・あぐぅ!」
言い終わるより早く、みずきちゃんがついに愛撫を始めてしまった。下腹部を刺激するよう手のひらで圧迫感を与えながら、空いたもう一方の手であおいちゃんの尿道をちろちろと指先で刺激する。
「や、やめ・・・っっ!小波く・・・!!」
「ふふ、あおいちゃん、確かにオレはあおいちゃんをトイレに行かせてあげるって言った。でもね、オレは『オレのすることに大人しくしていれば』って言わなかった?それで、あおいちゃんの返答はこうだ」
オレはあおいちゃんの言ったそのままの答えを、ややトーンを低め、そこだけを追求するような口調に変えて言い放ってやった。
「確かあおいちゃんはこう言ったよね?言うこと聞きます、お願い許して、って」
つまり、あおいちゃんは『オレのすることに大人しくしている』ということに同意したのだ。言い換えてみれば『大人しくしていないとトイレには行かせてもらえない』ということ。
それを察したあおいちゃんが言葉を詰まらせた。
「ま、そういうことだね。オレはあおいちゃんにトイレに行かせてあげるタイミングまでは了承していない。つまり、大人しくしオレの好意が一通り終わるまでにおしっこ漏らそうが、約束を破ったことにはならないね」
「そ、そんな・・・」
ふふふ、そうだよ。精神的に追い詰めるための策。言葉を巧みに使えばそれだけであおいちゃんは堕ちていく。
可愛い後輩の前で放尿することがどれだけあおいちゃんに恥辱を与えるか。
本当に追い詰められたあおいちゃん唯一の逃げ道は、みずきちゃんのように壊れてしまえば良い。壊れてしまえばそれ以上の恥辱を味わうことはなくなるのだから。
ふふ、安心しなよ。あおいちゃんもいずれそうしてあげるから。
「あ、は・・・っ!や、やめてぇ・・・!!」
みずきちゃんの愛撫は快楽に加え放尿を我慢することへの苦痛までも高めていった。敢えてもう一度言うが、床がフローリングな為例えここで漏らされても掃除するのはさほど面倒なことではない。
全てみずきちゃんに任せることにした。あおいちゃんにここで放尿させようが、途中で慈悲をくれてやろうが、それはもうみずきちゃん次第、ということにしよう。
オレの目的は飽く迄汚れを知らないキャットハンズの紅二点をオレに付き従うペットにすること。子猫がオレに寄り添い、オレにだけに欲情し、発情し、興奮する、オレ自身が2人のマタタビになること。
可愛いもんじゃないか。
「ふふ、センパイ、おしっこ行きたいですかぁ〜?」
行かせてくれないだろうと解かっていても、あおいちゃんは尿意を堪えるようにコクコクと頷く。するとみずきちゃんが愛撫から一旦手を離し、あおいちゃんに抱きついた。
オレはその様子を、テーブルクロスのかかっている、いつもなら食卓を並べる机の上に腰を下ろして眺めていた。行儀が悪いのは解かっているが、ソファより低い位置に座るのも何か癪に障る気がした。
「おしっこ、させてあげますよ」
みずきちゃんのその言葉に、あおいちゃんが「え・・・」と声を上げ涙を含んだ視線を何故かオレに向けた。
もちろんオレはそうやって眺めているだけで、みずきちゃんに何の支持もしていない。
つまり、みずきちゃんの独断で小便させてやると言っていることになる。それならそれで構わないのだけれど、折角女の子の放尿シーンが見れると思ったのにそれはそれ、これはこれで結構惜しいもんだ。
「みずき、ほんとぉ・・・?」
「はい、センパイが我慢してるととってもやり辛いですし、床汚しちゃったらセンパイに怒られちゃいます」
「あ、ありがとう・・・」
お礼を言いつつ心の底から喜んでいないのは、トイレを済ませた後も自分は後輩に嬲られるのか、ということなんだろう。
オレが縛っていたあおいちゃんの縄を解いてやろうと立ち上がろうとしたときだった。
みずきちゃんがあおいちゃんの股間に顔を近づけていった。
「えあ??み、みずき!!?や!だめぇ!!」
どうやら舌で尿道の小さな穴をちろちろと、オレのモノをフェラチオする時のように刺激し始めているようだ。まあ言ってみればあれだ。クンニリングス。通称『クンニ』と呼ばれる、女性器を舌で愛撫する、尿道バージョンだ。
オレはみずきちゃんの考えていることを凡そ理解した。
まあ奴隷の奴隷としては不釣合いなんだろうが、みずきちゃんがあおいちゃんのトイレになるってことだ。
みずきちゃんとしては、縄を解くことはあおいちゃんを開放、自分の奴隷ではなくしてしまうことにつながるらしい。というのも、オレがみずきちゃんにあおいちゃんを奴隷にした時こう言ってしまった。
――今からこの身動き取れないあおいちゃんが、みずきちゃんの奴隷になるんだ。
身動き取れないあおいちゃん、つまりオレの言葉に純粋につき従うみずきちゃんは『縄で縛られているあおいちゃん』が自分の奴隷だと、脳内で勝手に処理してしまっているのだ。
大好きなセンパイを自分の好きなようにできる、か。
オレにゃその真意がよくわかんねぇや。ホモじゃないし。
「や!!だめ!!みずきぃ!でちゃう・・・っっ!おしっこでちゃうよぉ!!」
「あむ・・・っ、んむ・・・、はぁ・・・っ、ん、ちゅ・・・」
「ひゃう!!」
かなり激しい舌使いに、あおいちゃんの我慢もそろそろ切れ切れのようだ。もしあれだけフェラされれば流石のオレも射精感でいっぱいいっぱいだろう。オーガズムよりはまだ我慢しやすい尿意だけに、みずきちゃんも少し苦戦している。
が、それはもう時間の問題だろう。
「ああぁ!だめぇ!!みずきやめてぇ!ホントに出しちゃうー!!」
――もう、遅いよ、あおいちゃん――。
「いやぁあああああ!!!」
「むー!!」
みずきちゃんの口に黄金色の液体が溜まり、それを勢い良くゴクゴクと飲み干していく。が流石に追いつかず、ゴホゴホとセキ込み、そのほんの少し残っていた液体がみずきちゃんの顔面にぱしゃっとかかった。
「床汚しちゃいましたぁ、センパイごめんなさぁい・・・」
オレの方に液体で汚れた顔を向け、涙目で謝っていた。その傍らでスンスンと大粒の涙を流すあおいちゃんがいる。ソファに少し溜まった尿にお尻が浸り、自分が漏らしたことを実感させていた。
オレは心の中で大笑いした。それでこそオレの奴隷だよ。
「良いよ、気にしなくて。みずきちゃん、あおいちゃんの縄を解いてあげて」
クスクスと笑いを交えてみずきちゃんに指示を出す。
そう言うと「もっと遊びたいのにぃ・・・」と駄々を捏ねるが、オレが「後でまた遊んで良いから」と言うと「うん!」と子供のように喜び返事をし、縄に手をかけていった。
「そこ掃除したら2人でお風呂入ってね。みずきちゃんはちゃんと口も濯いできなさい」
「はぁい」
ふふ、ホント、猫って可愛いもんだよ。
ま、猫猫キャットハンズなんて球団に属してるだけに余計可愛く映るんだろうな。
野球選手兼女性をやってる2人を狙ってるヤロウどもは、今のこの2人を見てどう思うだろうな。
はははっ、愉快なもんだよ。いっそこのままこのオフシーズン中に2人共妊娠させてやろうか。
・・・まあ良いや。まだまだオフシーズンは長い。オレはオレで勝手にやらせてもらうよ。
続く(と思う)
ん、予告通りエロ一途の陵辱物続編。まあこれが原作殺したエロパロだってことはスルー。
言ってると切りがないし、2度目言うけど前スレの二の舞だしな。
読んだ感想とかくれるだけでお腹いっぱい。
実際のところ自己満だからGJとかキタ━!!とかで良いんだよね、オレ。
そんなことより
>>65氏にとりあえず期待しながら続編執筆しとこうかな。
乙
抜きたくなってきた
プロペラ団日本史部長四路智美はいま成人式を終えて帰ってきたところだ
「智美ちゃん、成人式お疲れ様でやんす」
「え?あ、あぁ、うん・・・」
「どうしたでやんすか?せっかく成人したのに縁起がわるいでやんす」
「うん・・・そうよね、もっと元気出さなきゃね」
「そうでやんすよ。じゃあ景気付けにあいらがいいことしてあげるでやんす」
「へぇ、なにしてくれるの?まぁ亀田君のことだからたいしたことじゃないと思うけど」
「ふふふ、そんなことはないでやんすよ。おいらにも智美ちゃんにもとてもいいことなんでやんすけどね」
「ふーん、じゃあ早くして見せてよ」
「わかったでやんす、じゃあまずそこのベットに寝て欲しいでやんす」
「は?なんでわたしがそんなことしなくちゃならないのよ」
「ええい!とにかく寝るでやんす!」
「はいはい、分かったわよ、寝ればいいんでしょ」
そういいながら智美はベットに寝転んだ
「よーしいいでやんすよじゃあ次に服を脱ぐでやんす」
「ははぁ、だいたい亀田君のしたいことは分かったわ」
「そうでやんすか。じゃあおとなしく服を脱ぐでやんす」
「悪いけど断るわ」
「なんででやんすかぁぁぁぁ!智美ちゃんはおいらが好きだったんじゃないんでやんすか!」
「それとこれとは話が違うわ」
「ええい!こうなったら力づくで脱がすでやんす!」
そういって亀田は智美に抱きついた
「きゃ!いきなりなにすんのよ!この変体!」
ゴスッ!
智美は亀田を殴ったが亀田はそんなこと気にせずにまた智美に抱きついた
智美はまた殴ろうとしたがもう遅かった。
智美の手はもう亀田に押さえ込まれ、足も押さえられた。
「ふふふ、じゃあいくでやんすよ」
亀田はそういって智美の胸を揉み始めた
神もいますが気の触れた方もいるので気をつけてください。
了解!
感想くれくれ
80げと
感想くれというなら
ちっょときつくなるかもしれないけどいいか?
うん♪
はい!
では来週お会いしましょう!
>>83 是非ともパワプロ開発者にこれを読んで貰いたいもんだな。
なんで?
もしかしてあまり需要ない?あれだったら別なもん書くけど。
まあそんなに焦らなくても、半日たっていないんだし
そんなにすぐにレスは付きませんってw
需要はあると思う、少なくても自分は見たいし
まあ陵辱物は苦手な人もいるからね
違う設定のを書いてくれるならそっちも見てみたいけど
ま、それもそうか。
うん、まあネタに詰まったら息抜きに別なもん書くようにするかな。
サンクス。「見たい」「見てみたい」にやる気でた。
まあ、ここの住人がどういう傾向の作品を好んでるかというのは、過去ログを見たら
ある程度わかるんじゃないかと。もっとも、それに拘泥する必要は全くないけど。
特殊なシチュ、カップリングは敬遠されがちなイメージがあるけど、よくよくログを
読んでみると、別に特殊だからといって、それだけで叩かれてることは無いんだよね。
だから、陵辱でも純愛でも、自分書きたいように書けばいいんじゃないかな。
ただ、読みにくかったり、口調が変だったり、表現が拙かったりしたら、そこを突っ込まれるのは
さすがにやむを得ない。まあ、書いてみて一度自分で読みなおして投下すれば、誤字の類は
減るんじゃないかと。個人的には「なんでそうなったのか」というエロに至る過程があれば
他が拙くても構わないかな、と…
はは・・・善意で小説投下して叩かれちゃ堪らんよ。。
エロに至るまでの過程か。
まあそこら辺、小説家でも何でもないオレが書くと、たらったらと長ったらしくなるな。
まともに書ける作家さんが来るまで、その拙い文で我慢してくれよ。
いや、でもコメント嬉しかった。ありがとう。
善意…ねぇ…
自己満足ってんならわかるが。
書いてくれるとうれしいから
自分にとっては善意でもなんでもいいが
・・・てこんなことしてたらまた荒れるぞ
気に入らなかったら叩いたりしないでスルー
これなら問題なし
とりあえず自分は>91には期待してる
あと、よく読んでみると>90は>91に向けて言ってるというより
書き手みんなへのアドバイス的なことのような気がする
叩かれてると思うのは気にしすぎじゃ
別にそんなにおかしいところも無かったし
叩かれてないぞ、オレ。需要有るか無いかって話し合ってるだけで。
だからオレは自己満足で、それでいて過疎してるスレに良かれと思って投下してる。
前スレだってそうだ。過疎ってたから投下したんだっけか。
>>91でも言ったけど、まともな物書きさんが来るまで拙い文で我慢してくれよ。
それまでは頑張るつもりでいるから。
古木が生きて返ってくることを願う。
>>95 名無しの時のテンソンじゃ駄目だぉ〜
それなりに暗黙の了解とか守らないと貴方にとってもこのスレにとっても不利益な事が起こるぉ〜
98 :
名無しさん@ピンキー:05/02/17 16:12:23 ID:3YrgMh5b
age
ほす!
100 悪い、狙ってた。
>>97 読んだ感想まで暗黙に了解してもらっちゃ、自己満投下でも結局書き手がやる気無くすだけ。
前スレのテンションがダメなら、今こうやって過疎してレスの付かないスレに投下しようと
いう気が起こらなくなる。そんな口調であまり軽はずみな正論まがいの発言して欲しくないな。
とりあえず続編が3分の2書けたところでレスしてみた。↑のような事言ったら今度はオレの
批判が始まるのかもしれないが、とりあえず間違ったことは言っていないつもり。
閲覧者の読む読まない感想くれるくれないに関わらず、今後も前スレの雰囲気が続くようなら
オレもROMしとこうかなと思う。拙い物書きが消えたところで何も変わらないだろうけど。
まあ、そういう人を相手にしてもしょうがないですし
マッタリいきましょヽ(´ー`)ノ
間違っちゃいないが、また活気が戻ってくると変な粘着が付きそうな予感。
103 :
名無しさん@ピンキー:05/02/19 07:32:23 ID:Ydrlokkw
前スレでいってた猫神×女体化犬河ってどうなった?
104 :
名無しさん@ピンキー:05/02/19 09:54:04 ID:cqAg5Tko
主人公×春香(ポヶ7)
(;´Д`)ハァハァ
どこがだ
106 :
名無しさん@ピンキー:05/02/19 18:04:03 ID:aySnMZQa
>>104 漏れも好きだが書いてくれる人がおらんと…
108 :
名無しさん@ピンキー:05/02/21 23:14:46 ID:O3j5hd12
age
109 :
名無しさん@ピンキー:05/02/23 17:30:56 ID:4Ikj1MMw
110 :
名無しさん@ピンキー:05/02/23 18:02:10 ID:P7Nvt3RG
age
111 :
名無しさん@ピンキー:05/02/24 18:43:27 ID:fS5roxkx
悪い。他のスレとか行ってた。
エロ描写が適当になってしまったが良いだろうか。
>>90に言われてた何でそうなったかの過程を四苦八苦しながら書いてたしな。。
まああと3分の1残ってるから、そこでできるだけエロが引っ張ってこれると良いんだが。
個人的にはエロの優先度は低いのでまったくかまわない
読んでみたいな
「あう・・・、やめてみずき・・・」
「あはは、センパイのおしり、すごーく締りが良いよぉ」
お風呂に響く2人の声が瑞々しく聞こえてくる。みずきちゃんが何か悪戯しているんだろう。あれだけ溺愛していた自分のセンパイと一緒にお風呂だ。
まあもっとも、今の精神状態のみずきちゃんでは、そこにいるあおいちゃんがそれこそ自分の玩具としてすら映っていることだろう。
あとで見に行ってやるか、とか思いながらテレビのリモコンを取った。チャンネルを回していくと近年治安の悪い日本の姿が、マスメディアによってその裸を曝け出されているのだ。
殺人、自殺、事故、賄賂とさまざまだ。これで日本は戦争放棄なんて掲げて自国は安全です、だなんてよく言えたもんだ。
ハッと目を引いたのは、『女児誘拐猥褻事件』というタイトルを右上に、専門家があれこれ言ってるニュース番組だ。そこでチャンネルを回していた親指が放れ、テーブルにリモコンを放り投げるように置いた。
「はは・・・オレも同じようなことしてるんだよな」
そう、解かっている。自覚はしている。オレは犯罪者だ。やっぱり現実に返ってきてみるとこんなもんか、と、テーブルの上にある今朝の新聞に目をやる。新聞の一面に載るのはざっとこんな感じか?『プロ野球選手 パワフルズ 小波 強制強姦罪で逮捕』
結局オレはプロ野球選手という仮面を被った犯罪者に過ぎない。
全部が全部、みずきちゃんのこの言葉で始まった。
『あたし知ってるんですよ、小波センパイが病院の先生に違法な手術受けてること』
不敵な笑みを浮かべるみずきちゃんに対し、図星を突かれ内心ビクビクしていたオレ。
ダイジョーブというドイツの博士に肉体改造手術を受けたことがある。その年はオレにとって成績がグンと上がった年で、チームメートの福家選手と対等に肩を並べられるほどのHRバッターとして、パワフルズの3番を任された。
『何で他球団のみずきちゃんが知ってるんだい・・・?』
『何ででしょうね〜、まあ、センパイのおかげであおいセンパイと仲直りできたわけですし、あたしはセンパイをマスコミに売っちゃうような真似はしませんよぉ』
そう淡々と妖艶をまとっている少女は言い放った。
この目は絶対に何か企んでる目に違いないな、と、もし口止め料払えとか、自分からは安打するなとか、飲める条件は飲む覚悟はできていた。マスコミに売られて解雇になるくらいならこちらの方が全然良いだろう。
が、みずきちゃんから出された口止めの条件はオレにとってとんでもないことだった。
『あたしの『物』になってください』
『は・・・?』
『ふふ、解かりませんか?あたしの言うことなら何でも聞く奴隷になってください、って言ってるんです。ふふふ、光栄に思ってください、あたしの命令1つでセンパイはMになるんです。それって凄くゾクゾクしません?』
表情を変えず、先ほどと同じような淡々とした口調で、さも嬉しそうにそう言った。
オレは橘みずきという女の子を疑った。オレの知っている限り、みずきちゃんは人を贔屓したりするところはあっても、決して人道から外れたことはしない子だと思っていた。というオレも、今は非人道的なことしてるんだが・・・。
だが、どうしても『人の言いなりになる』ということに対して、オレのプライドがそれを許さない。プロ野球選手としての面子をぶち壊す、女の子の足元に這い蹲って性を強請ったりするのか?
ふざけろ。
・・・ふざけろよ・・・、橘みずき。
怒りがこみ上げる。オレを奴隷にしたいならオレの奴隷になってみろ。オレの意思と自分の意思が交差する中で、もしそいつに打ち勝てたら奴隷にでも何でも、ブタ箱にでも何でも喜んで入ってやろうじゃないか。
『逆にオレが人道から外れようが、知ったこっちゃない。
オフシーズンの暇つぶし程度にみずきちゃん、君をぶち壊してあげるよ。』
――思えば、壊れたのはオレの方だったのかもしれない―――・・・。
みずきちゃんをレイプした時、あの精神状態になるまで、丸3日間監禁し強姦し続けたあと襲ってきたのは、どうしようもない罪悪感。
壊れたみずきちゃんを受け入れるのは2時間もかからなかったが、その罪悪感を振り払うのに1週間かかった。
彼女その者の人格が壊れていなかった事だけが幸いだった。自分はこの犯罪者によってレイプされたというのに、その犯罪者を『初体験の人』として認識し始めていることだった。
オレのどんなに激しい攻めにも、SMさながらの痛々しい強姦にもみずきちゃんは耐え、オレを満足させ、オレに好意を寄せていた。
きっと『奴隷になってくれ』っていうのも、もともとみずきちゃんが持つオレへの好意だろう。みずきちゃんなりに、オレを自分だけの物にしたかっただけなのかもしれない。いろいろ不器用な女の子だと言うことは前々から知っていたから。
そう、あの言葉はただの愛情表現に過ぎなかったということだ・・・。
気づいてやれれば、と何度も後悔したがもう遅い。みずきちゃんを嬲る日々に変わりはない。はずだった。
そんなオレに次の第二派が襲う。
あおいちゃんの存在だ。
昨年のオフシーズン中も、仲直りしてからはずっと一緒にいた彼女だからこそ、だろう。恐らくみずきちゃんが家に居ないことや、携帯が繋がらないことを不信に思ったに違いない。
旅行に行っているのだろうとでも思ってくれれば良かったのだが、あおいちゃんはそれを否定した。無理もないだろう。暇があればいつも隣にいた女の子が、自分に連絡も無しに旅行に行くなんて考えられなかったのだ。
それを知ったのが一昨日のこと。
どうやら、あおいちゃんはオレの不可解な行動を不審に思ったらしい。というのも、昨年のオフシーズンは小学校の旧グラウンドに出て毎日練習していたのが、今年のオフシーズンはそれが全くだ。
ただ1つの誤算がそれ。
昨日家に来たあおいちゃんと話していた。最初は他愛のない世間話だったのだが、徐々にそれがみずきちゃんのことに変わっていった。
そしてポツリと彼女の口を付いて出るこの問いかけがオレを再び狂わせる。
『ねえ、みずきどこへやったの?』
確信していたんだろう。オレが彼女を家に泊めていること。オレがみずきちゃんをどうしたとかじゃなく、確信して敢えてどこへやったのかを聞いたのは、オレが否定でもすればこの部屋を片っ端から探し始めるつもりだったからだろう。
みずきちゃんの変わりようを見れば、オレが彼女をレイプしたことは見て解かること。例えみずきちゃんが『違いますよ』と証言しても、あおいちゃん間違いなく警察になり何なり、受話器を取るに違いない。
証拠不十分でオレを法的に裁けずとも、少なくともオレは球界全体から酷くバッシングを受ける。人気もガタ落ちだ。
あおいちゃんを陥れるしかなかった。オレに好意を持っているいないに関わらず・・・。
『何のことだよ・・・』
オレはまるで知らない振りをして立ち上がり、キッチンに立ってコップにお茶を入れ、それを一飲みした。あおいちゃんから飛んでくる視線がオレの鼓動を早くする。考えろ、考えろよオレ、と、何度も繰り返す。
目に入ってきた物は整体クリニックの外科医の先生にもらった、生体実験用の新薬だ。
『(はは・・・これだよ)』
新薬とは言っても、飲んですぐに効力が出るのではなく、カプセルにして胃に入ってからジワジワと眠気を催す睡眠薬。不眠症患者なんかに使う予定なんだろう。これしかなかった。無理に襲って逃げられたりでもしたら、オレの人生後先真っ暗。
即効性を持たせるためカプセルを空け、中の粉だけをお茶の中に混ぜた。
『何してるの・・・?』
『あ、ごめん、みずきちゃんのことだよね。オレホントに知らないんだよ』
『ウソ、絶対小波くん知ってるでしょ。言って、みずきをどこへやったのか・・・!』
少しヒステリックな声を上げた彼女に内心ビビりながらも、どこか心の奥底はワクワクしていたに違いない。みずきちゃんに続いてあおいちゃんまでオレが嬲るわけだ。球界のアイドル2人を、だ・・・。
『ちょ、ちょっと待ってよ・・・落ち着いてよ。はい、これ』
『ねぇ・・・さっき何か入れた、でしょ?』
>『はぁ・・・そう思うなら飲まなきゃ良いよ。とにかく、オレはみずきちゃんは知らないよ』
飽く迄臨機応変に。動揺の汗1つ見せないオレと対角線上にいる、疑いの視線を飛ばし続けている自分とを比較したんだろう。
あおいちゃんがコップを手に取り、その中のお茶を一口だけ口に含んで毒見し、安全だと認識したのか分からないが、お茶を一気に飲み干した。
中に浮いていた氷がだらしなく寄り添いあっている。
オレは立ち上がってあおいちゃんに近づいた。
『や、何・・・』
『あおいちゃんもみずきちゃんと同じようにしてあげる』
『な・・・!やっぱり小波くんみずきを!どこ!?みずきはここにいるんでしょ!?』
オレをシャットアウトするような瞳に、吊り上った眉毛。それらが一瞬揺らいだ。
あおいちゃんを強引に抱き寄せ、両手が使えないよう左腕でロックし、右手をあおいちゃんのトレーナーの中に潜り込ませた。
『え、あ!いやぁ!!』
腕の中でバタバタと暴れるが相当強い力でロックしているため、得意のグーすら飛んでこない。
右手であおいちゃんの肌をまさぐっていく。思ったとおり、あおいちゃんはかなり極端な『貧乳』だ。ユニフォーム着ててもそれほど出ていない胸は、サラシでも巻いてあるものだとばかり思っていたのだが、私服の時までまな板というのは如何なものかと思っていた。
付ける必要性が全く解からないブラジャーなんて、生地の手触りといいまるで子供のものじゃないか。
『胸小さいね』
『やめてぇ!離してぇ・・・!』
ブラジャーの中に手を入れていく。円を描くように乳首を中指で擦りつけると、あおいちゃんが「は・・・ぁっ」と生暖かい吐息を吐いて涙目になっている。中指から伝わってくる感触は間違いなくコリコリと硬くなった乳首。
女の子の乳首は性的に興奮してるしてないに関わらず、外部からの刺激があると硬くなる。
胸の感度が高いのか、思うように力が入らないらしく、フルフルと身体が小刻みに震えている。
オレは丁度良い所にあった荷造り用のガムテープを素早く手に取り、あおいちゃんの両手をグルグル巻きにする。防音処理してあって特に意味は無いが、五月蝿くなりそうなので口にも1枚貼っておく。
『んー!!』
首を振って嫌々をするが、そんなことはお構い無しにあおいちゃんをソファに突き飛ばす。両手が使えないため、かなり勢い余ってソファに尻餅でもつくように倒れこんだ。
オレはその上から覆い被さり、あおいちゃんのトレーナーとブラジャーをたくし上げて腕を背中に回し、軽く抱きしめあおいちゃんの乳首に吸い付いた。
薬の服用からくる睡魔が襲う頃にはあおいちゃんはすでに全裸だった。傍には破かれたトレーナーと、ホック金具が変形してしまったブラジャー、あと下半身の履物がセットになって散らばっている。
『世の男性ファンのお宝だな、こりゃ・・・』とか思いつつ、あおいちゃんの首筋にキスしていく。
さすがにもう必要のない口のガムテープをベリッと剥がし、その唇にオレの唇を押し当てる。ガムテープの臭いが鼻についたが気にならず、あおいちゃんの唾液を絡め取るように、口内で舌を躍らせる。
あおいちゃんは抵抗したいに違いないが眠くて堪らないらしく、もうオレの行為を大人しく受け止め操られているマリオネットのようになっていた。
『ふふ、おやすみ、あおいちゃん』
良い夢見なよ、と心の中であざ笑う。
あおいちゃんはそのまま、闇の中へと堕ちていった。
しばらくその身体で遊んでやったあと、オレは彼女を縛っていく。みずきちゃんの手を借りながら・・・。
続く(かもしれない)
すまん。書いてて展開が意味解からんようになった。表現もかなり適当に。。
陵辱物の続編ね。休日あたりに初野の短編がアップできると思う。
で、毎回言うが、こんなことパワプロじゃなくても良いよな・・・。
つか変なシチュエーションばっかりだな、、オレ。。
う〜む、ダーク風味。
中々良いんじゃないカナ良いんじゃないカナ。
122 :
名無しさん@ピンキー:05/02/25 07:48:02 ID:KjOfSRNg
>>120 初野モノが来るのか?そいつは(゚∀゚)イイ!!
黒いな。素晴らしい。
パワプロは基本的に純愛なんであなたのような人は貴重でつよ。
スマソ 明日から1ヶ月ほどネットに顔出せなくなった。
今日書き終えるのはちと骨が折れるので、次の神降臨を祈っててくれ。
そうですか、残念ですが待ってますね
ネットに復帰したらまた来てくださいな
子供の泣き声、消毒の匂い、注射。
そういえば、子供のころに注射をうたれて泣いたっけ……
白い壁に囲まれた小さな部屋で、彼はそんな事を考えている。
「まだ……5分しか経ってないのか……」
壁の時計を見て、自分にだけ聞こえるように呟く。
時間がのんびり進んでいることに少し苛立ちを覚えた。
診断結果を待つ時の、たまらなく嫌で、長い長い時間。
彼は、その時間が一分でも早く終わることを願っていた。
そして、その結果が自分にとって良いものである事も。
病院。病気や怪我をした人たちが救いを求める場所。
ここは、あまり来たくはない場所で、
事実、来ずに済むならそれが一番の場所。
そんな来たくはない場所に彼は居た。
八城 暁(やしろ あかつき)。
4歳ごろに野球を知り、それから呆れるぐらいの野球人生。
小学校はもちろんのこと、中学、高校と当然のように野球部。
高校ではそれなりの成績を残した。プロからの誘いもあった。
しかし、『大学だけは絶対に出ろ』と両親に泣きつかれしぶしぶ進学。
進学先はイレブン工科大学。勉強ではそこそこ有名で、野球部もある。
しかし、なによりも実家から通えるというのが
彼にとってはもっとも重要で重大なポイントだった。
なんとなく触発されて書いてみたのはいいんだが……
めちゃくちゃに長くなりそうなヤカンがしてならない。
続きを希望してくれる人がいるなら書きます。
∩___∩
| ノ ヽ
/ ● ● | ワクワククマクマ──!!
| ( _●_) ミ
\ ∪ /
( つ旦O
と_)_)
このスレも伸びたものですね
僕のティムポも伸びそうです
続きまってるでー。連載もばっちこいじゃ。
>>127 かわえぇ
131 :
名無しさん@ピンキー:05/02/27 14:18:01 ID:azPbsAwG
朝霧影丸の女体化キボン
もう既に女だ
133 :
名無しさん@ピンキー:05/02/28 18:17:23 ID:F1sRUnZP
忍者ならタマちゃんもいいな
135 :
名無しさん@ピンキー:05/02/28 21:38:49 ID:xCb4nJm0
どこかの誰かのせいでアク禁かかってたけど、
今は書けるかな……?
書き込めたら出来上がってるところまで小説のせたい。
書き込めたけど、眠気が限界なので今日は寝ます。
小説はかなり長いですが、堪忍してください。
是非とも読んでもらえれば幸いです。
まあ、まだ途中までですが……。
期待してます
カチッカチッカチッ……
いつもなら少し鬱陶しく思うような音も
気が塞いでいる時にはちょうどいい事をオレは知っている。
カチッカチッカチッ……
『この時計はいつから動いてるんだろう……。』
くだらない考えだというのは分かっている。
くだらないと分かっているからこそ考えたいのだ。
そんな、くだらない考えを運んでくれるから
オレはこの時計の音を聞いているのだ。
カチッカチッカチッ……
いつもなら少し鬱陶しく思うような音も
気が塞いでいる時にはちょうどいい事をオレは知っていた。
『残念だけど、このまま球を投げ続けるというのなら
君の肩は間違いなく壊れる。数年以内には必ずね……。』
『しかし、野球が出来ない訳じゃない。
肩が壊れると言ったが、それは投手としてあり続けた場合だ。』
『野球のポジションはピッチャーだけではないだろう?
このまま投げ続けて野球のできない体になるか、
他のポジションで野球を続けるか……。』
『……選ぶのは君だ。だが、私は野球を失くしたことで、
自分の人生すら失くしてしまった人を知っている。
君にはそうなって欲しくはない。……そう思う。』
……ッチカチッカチッ……
暗闇から少しずつ意識が浮上してくる感覚。
眠ってしまった事に気づくのに、それほど時間はかからない。
「ッハァ……オレは馬鹿か……。」
時計を見ると、針は午前2時をさしていた。
「別に疲れてるわけでもないのに……。」
こういう時、習慣というヤツが嫌になる。
毎日ヘトヘトの状態で帰宅し、10時には寝てしまう。そんな習慣。
考えたくない事があるから下らないことばかりを考えていたのに。
眠ってしまえばそれも無意味。自分の意思が介入しない夢の世界に落ちるだけ。
夢は自分の願望をあらわすというけれど、オレはそれを信じない。
自分の夢には嫌なことばかり浮かんでくるのが分かっているからだ。
『4歳ごろだったかな……。』
初めてボールを持ったときの事を思い出す。
その時は思ったとおりにボールを投げる事すら出来なかった。
それが悔しくて、面白くて、どんどん野球にのめり込んでいった。
『人生=野球』そう言い切れるぐらいに。
『そういえば、オレはいつから投手を目指したんだっけ……。』
確か……小学4年生ごろ。父さんが、とある投手の話をしてくれた時だったか。
マサカリ投法と呼ばれる豪快なフォームで200勝をあげた名投手の話。
詳しい内容は覚えていないけど、オレはその投手にとてつもなく憧れた。
なんとかその人のビデオを手に入れると、オレはテレビに噛り付いた。
あまりにも豪快すぎるそのフォームに、オレは憧れたんだ。
だんだんと狙い通りに投げられるようになり、
だんだんと球が速くなっていくのを実感できた。
才能というヤツがあったのだろう。中学ではエースと呼ばれ、高校では怪物と呼ばれた。
プロからの熱烈な誘いもあった。悪い気はしなかった。
オレは野球を続けられるだけで幸せだったから。
だが、両親には猛反対された。
大学だけは出て欲しいと泣きつかれ、オレが折れた。
今時分、高卒だって珍しくないだろうとも思ったが、
自分の境遇を考えれば、それも納得できる事だった。
オレは、いわゆる『お坊ちゃん』だ。
そこそこ大きくて、そこそこ有名な会社の社長の息子。
将来的に会社を継がせることを考えるならば、
オレが大学を出ることを望むのは当然のことだった。
大学に進学したことを後悔はしていない。
プロになることを反対された訳ではないし、ちゃんと野球部のある大学を選んだ。
勉強で有名な大学だが、決して苦手ではないので問題はなかった。
なにより、オレは仲間に恵まれた。
入学早々仲良くなった矢部くん。
一浪しているため、同級生なのに年上の雪村。
薬作りが趣味のちょっと危ない先輩、満田さん。
影は薄いけど、いつも一生懸命な部員が数人。
助っ人として参加してくれるサッカー部の軽井沢とジャンケントリオ。
サッカー部との兼任ながらもよく働いてくれるマネージャーのエリリン。
そして、オレにとって特別な女の子が一人。
「・・・・・・・・・。」
仲間のことを考えると、涙があふれてきた。
みんな野球が大好きで、一生懸命で、
一緒に野球をしていてどうしようもなく楽しかった。
だからこそ申し訳なかった。悔しくて、哀しくて、申し訳なかった。
オレは、彼らに夢を見させてしまったから……。
もぞもぞと這うようにベッドに向かい、枕に顔をうずめる。
ゆっくりと体から力を抜いて、特別な女の子の顔を思い浮かべた。
次は彼女の夢を見よう。
そう思うと少しだけ気持ちが楽になれた気がした。
それは、体の底から震え上がるほど衝撃的だった。
しなやかで力強く、それでいて流れるようなフォーム。
鮮やかなサイドスローから放られたその球は、
名前の通り綺麗な三日月を描きミットに吸い込まれた。
正直言えば、それぐらいの球を投げる投手はたくさんいる。
オレが驚いたのは、その球を投げたのが女の子だということだった。
数年前に史上初の女性プロ野球選手が誕生したのは当然知っている。
確かな才能と技術を持っていて、参考にさせてもらった事もある。
だが、投手として完成されたアンダースローは
女性のプロとしての可能性と同時に、女性としての限界を感じさせた。
しかし、その女の子は……。
オレの目の前で三日月を浮かべてみせた女の子は、
驚異的な才能を感じさせながら、いまだ発展途上だった。
『?……肘が少しブレてるな……。』
彼女の投球を見る中で、オレはいくつかの問題を見つけた。
それを直すことが出来れば、それを直した上で更に高みを目指せば、
彼女がどこまで登れるのか、オレには想像できなかった。
『見てみたい……最高の彼女を……。』
足は、自然と彼女に向かっていた。
額の汗を拭いながら息を整える彼女に、
オレは出来るだけ驚かせないように声をかけた。
「こんにちは。
オレは八城暁(やしろ あかつき)。キミの名前は?」
閉じたカーテンの隙間から、朝陽が差し込む。
まぶたを透過する柔らかい光に自然と目が開いた。
「……ホントに見れちゃうんだから、夢も悪くないかな。」
軽く伸びをしながら、出会った時の事をしっかりと思い出してみる。
「そういえば、話しかけた時はナンパと間違えられたっけ……。
確かに言葉は足りなかった気はするけど……。」
昨日は風呂にも入らなかったし、シャワーぐらい浴びようか。
シャツを引っ張って臭いを確かめてみる。一応、こういう事が気になる年頃だ。
幸い?汗臭くはなかったが、それが少し悲しかった。
吹っ切るように息を吐きだし、閉めっぱなしだったカーテンを開く。
今度の朝陽は少しだけまぶしくて、目を細める。
そのとき、心がだいぶ軽くなっていることに気づいた。
彼女の夢を見たからだろうか。
あれだけ悩んでいた自分が嘘のように消えていた。
なんの解決にもなっていないけれど、
今はそれでもいいと思うことにした。
「やっぱり、ちょっと現金かな……。」
彼女の顔を思い浮かべてみると、心が柔らかくなる気がした。
ほんの少しだけ苦笑いをして、オレは部屋を出るのだった。
オレの通学方法は徒歩だ。正確に言えば、ランニング。
実家から大学まで走って30分。電車やバスは一切なし。
オレがイレブン大を選んだ大きな理由の一つだ。
早朝と言うほどの時間ではないが、朝のランニングは心地いい。
トレーニングの一環として始めたことだが、今ではそんな事は二の次だ。
並木道で木漏れ日を浴びて、川の水に反射する陽光に目を奪われる。
そうこうしているうちに大学の門が目に入り、オレの一日が始まるのだ。
「あ、暁くん。おはようでやんす。」
門を入ってすぐに聞きなれた声がした。矢部くんだ。
「おはよう、矢部くん」
矢部くんは小走りでオレの隣に並ぶと、少し心配そうに尋ねてきた。
「暁くん、昨日は病院へ行ってたでやんすが、どこか悪いでやんす?」
「あ、ああ……詳しいことは練習の時に話すよ。」
少し声が震えてしまった。
昨日に比べれば大分落ち着いたが、やはり、キツイ……。
朝と同じ方法で心を落ち着けてみる。……大丈夫。
幸い、矢部くんはオレの動揺に気づかなかったらしく、
今度は申し訳なさそうな顔で会話を続けた。
「暁くん……実は、今日の朝練はないんでやんす……。
昨日の夕方、監督から連絡があったでやんすが、
暁くんに伝えるのをすっかり忘れてたでやんす・・・…。」
「そうなの?まあ、気にしないで。
どうせ朝練がなくてもこれぐらいの時間には来てるし。
走ってきたから、部室でシャワーも借りたいしね。」
校舎の入り口まで矢部くんと他愛もない会話をして歩いた。
朝練がないのに矢部くんが早く来ていることを疑問に思ったが、
おおかた課題をやり忘れて、誰かに写させてもらうつもりだろう。
「それじゃ、また後ででやんす。」
校舎に入っていく矢部くんに軽く手を振って、
オレはグラウンドの部室長屋に足を向けた。
シャァァァァァァァ……
「……フゥ。
朝練は中止か……助かった……かな?」
本日2度目のシャワーを浴びながら小さく呟く。
朝練がなかったことは、今のオレにとって救いだった。
もし他の部員に会えば、やはり矢部くんと同じ質問をされるだろう。
もちろん、彼女にも……。
流石に、耐える自信がない……。
いつかは知られることだし、知らせなければいけない事だけれど
昨日の今日で割り切れるほど簡単な問題ではないし、
割り切れてしまうほど、オレは能天気じゃない。
シャァァァァァァァァァァ……
「・・・・・・・・・・・・・。」
チームや仲間のことを考えれば、すぐに知らせるべきなのだ。
けれど、それを知らせることで自分の居場所がなくなる事が怖かった。
いや……自分でそれを認めてしまう事が何よりも怖かったのだ。
「けっこう……自分勝手だったんだな、オレは……。」
かなりネガティブな思考が頭を支配している。
こんな時はいくら悩んでも解決しない。
ならば、いくら悩んでも意味がない。
ケ・セラ・セラ。後は野となれ山となれ。
深みにはまりそうな自分に言い聞かせると、
シャワーをとめて頭をブルブルと振るった。
体を拭き、服を着て、シャワー室から外に出る。
今日はとてもいい天気だ。
まだ少し濡れている髪も、すぐに乾くだろう。
陽の光を浴びると、なぜだか元気がでるような気がする。
「紫外線はうつ病に効果があるとかないとか……関係ないか。」
どうやら、いつもの自分の思考が戻ってきたようだ。
太陽に手を伸ばしてみる。手のひらは、とても暖かかった。
「よしっ!ケ・セラ・セラだ!。
伸ばした手をグッと握るる。手のひらは、とても暖かかった。
「……で、あるからして……なるのです。」
教授の話を聞き、ノートをとり、考察する。
それ相応の成績を残そうと思えば、手は抜けない。
手が抜けないから余計な事を考える事も出来ない。
講義が続く間はオレは野球を忘れられる。
今のオレにとってこの教室は、
講義という名の障壁をまとった最後の砦と言ったところか。
……いや、最後の砦というのは格好良すぎる。
勝てる可能性があるならば、そう呼んでもいい。
だが、今のオレに勝ち目はない。負けが決まっている篭城戦だ。
「……篭城戦ってのも格好良すぎるな。」
キーンコーンキーンコーン
講義の終了を告げるチャイムが鳴る。
「はい、終了。」
あっさりと負けを認め、荷物をまとめる。
確かに悩むのはやめたが、少々投げやりになっている気がする。
我ながら情けない。
それでも、うじうじ悩むよりはマシだと思うことにした。
「さて……と。逃げるのは好きじゃないけど、仕方ないよな。」
というよりも、選択肢はそれしか用意していない。
野球部に行けば当たり前の事だが部員に会う。
そうなれば朝よりひどい状況になるのは
火を見るよりも明らかな訳で、
オレの精神状態を考えるとそうなる事は好ましくない。
「昨日は病院に行ってたわけだし、部活を休んでもおかしくないよな。」
監督に連絡しないという欠点はあるが、逃げる理由としては上出来で、
オレのちっぽけなプライドを守れるぐらいには完璧だった。
大学からの帰り道。それなりに大きな公園。
一生懸命に白球を追いかける野球少年たち。
そして、それを羨ましそうに眺める情けないオレ。
投手を諦めればいいだけなのに……ただ、それだけなのに。
ワァァァァァァァァァァァ!
うだるような夏の日差しと、それに負けない大歓声。
夏の風物詩。高校球児の見果てぬ夢……甲子園。
オレはグラウンドの一番高いところに立っていて、
バッターボックスには1人の強敵が立っていた。
『負ける訳がないじゃないか……。
オレには8人の仲間がいて、ヤツは1人だ……。』
負ける訳がない。負ける訳にはいかない。
ここまで戦ってきた仲間が、オレの投げる球を信じてくれている。
3年間ずっとオレの球を受けてくれた相棒が、ミットを構える。
サインは……なし。オレに全てを任せてくれた。
オレは大きくうなずくと、腕をこれでもかと振りかぶる。
次いで左足。天を貫かんとばかりに振り上げたその左足を、
体重の移動と共に地面に叩きつける。
マサカリの名に恥じぬように。決して後悔しないように。
「ズドーン!153kmストレート!!
バットは空を切り、八城の帽子が空を舞った!!」
なんだか恥ずかしくて、その時のビデオなんかも一度も見た事はなかった。
ただ、テレビから流れてきたこの実況だけが心に残っている。
諦められる訳がなかった。
この手が、この指が、この心が……。
髪の毛の一本一本、細胞の一つまでもが、投げる喜びを覚えてしまっている。
「投げ続けるか……? この肩がイカれるまで……。」
「だーれがイカれてるって?」
聞き覚えのある声と共に、ぷにぷにと頬を突かれる感触。
ハッと振り向くと、そこにはオレにとって特別な女の子が立っていた。
「みずきちゃん?!」
心臓が飛び出るかと思うほど驚いた。おそらく、顔も引きつっていただろう。
みずきちゃんは『やっほ』と言うと、もう一度ぷにぷにとオレの頬を突いてくる。
正直、うれしい。
彼女は人前でもオレの頬を突くが、他人の頬を突いているところを見た事はない。
ちょっとしたことだけど、彼女にとってオレが特別なのではないかと思えた。
「こ、こんなところで何してるのさ?」
まだ心臓は高鳴っていたが、なんとか平静を装って問いかける。
すると、彼女は頬をプーッと膨らませた。その可愛さに心臓が再び高鳴った。
「ど、どうしたのさ?」
「どうしたのさ?じゃないわよ!部活サボってるのは暁くんでしょ?
しかも、ロードワークコースで堂々と座ってるんだもん、いい度胸してるわ。」
……しまった。
自分の馬鹿さに少し頭が痛くなった。
このコースはオレも毎日走っているじゃないか。
「いや、ほらさ、昨日は病院に行ったから……?!」
自分の馬鹿さ加減に少しどころかかなり頭が痛くなった。
一番触れて欲しくない話題を自分から振ってしまうなんて、救いようがない。
「あ、そういえばそうだったね。で、どこか悪かったの?」
自分の馬鹿さ加減を全力で呪ってみたが、無駄だった
「……別に、なんともなかったよ。」
なんともない顔をしていない事は、自分でも分かった。
オレの顔を直接に見る事が出来る彼女に分からないはずがない。
「……どうしても言えない事なら無理には聞かないけど、
話して楽になることもあると思うよ?話してみない?」
みずきちゃんはオレの隣に腰をおろすと、もう一度頬を突いてきた。
少し覗き込むような彼女の顔に、オレの心はだんだんと落ち着いていく。
あとは、楽だった。口が勝手に言葉を紡いでくれた。
肩に爆弾をかかえていること。
投手として投げ続ければ『それ』は数年以内に爆発すること。
他のポジションにコンバートすれば問題はないということ。
投げる喜びを忘れられそうにないこと。
・・・・・・・・・。
もしかしたら、関係のない事まで話したかもしれない。
情けない事も言ったかも知れない。恥を晒したかもしれない。
それでも、彼女は何も言わずに聞いてくれて、
気づけば、オレは泣いていた。
とりあえずはココまで……
やっとみずきちゃん登場したよと
自分でもスローペースにびっくり……
拙い文章で申し訳ないですが、もう少しだけ
お付き合いください。
157 :
名無しさん@ピンキー:05/03/01 13:35:34 ID:jSVk8yCA
(゚∀゚)イイ!
神と共に名作降臨の予感
ひっそり続きを待ってます。
グレイト!
期待してるぜ
>>155の続きは
どうしようもなく甘ったるい雰囲気の
恋愛物です……
個人的にこれ以外は書けませんので、
そういうのが駄目な方は
ご注意ください。鳥肌立つかも。
恋愛小説か。別所だと受けが良いかもね。ただここじゃエロ目的な俺は否も諾も言えないかな。。
個人的な感想としては、良いところは表現上手で行間も考えてあって想像しながら読みやすかった。
みずきちゃんの性格もよく掴めてあるしね。
悪いところは前半野球過ぎて読み飛ばしちゃったのと、擬音かな。シャワーの音とかチャイムとか。
読んでて「無くても良いな」と思った。
とりあえず色々期待。
>>162 前半の野球部分については、自分でも反省してます。
擬音については、なんとなく間をとらせてみたかったのと
ちょっとした挑戦です。
では、まだ全部ではありませんが
後半戦のせます
「アッハハ……。ゴメン……みっともないね。」
涙を強くこすり、息をゆっくりと吐き出した。
話してよかったと思う。
みずきちゃんに話せてよかったと思う。
彼女以外にはこんなみっともない自分は見せられない。
もしかしたら、オレは彼女に見て欲しかったのではないだろうか。
情けなくて、みっともない……天才でも怪物でもない自分を。
「ううん、気にしないで……。
そっか……そうだったんだ……。」
何やら深く考え込んでいる……。
『もしかして、何かとんでもないことを口走ったかな……』
何も考えずに話すというのは、
気持ち的には楽な反面、何を話すかを選べないというリスクを伴う。
……まずい。最後の方に何を言ったのか、全然思い出せない。
もしも『みずきちゃんが好きだ』的な言葉を発していたなら、
それはこれ以上ないくらいみっともない告白だ。
みずきちゃんが何を考えているのか、とても気になるところだが、
オレは彼女が言葉を発するのを待つ事しかできなかった。
「ねぇ、暁くん……。
暁くんは、野球が好きなんだよね?」
『ごめん』とか『友達としか思えない』とか言われなくてよかった。
「当たり前じゃないか。
でなきゃ、こんなに悩んだりしないよ。」
心底ホッとしながら、何を今更といった感じで答えてみる。
すると、みずきちゃんはまた少し考えて、こう言った。
「じゃあ、自分が投手だから野球が好きなの?」
それは、とても難しい質問だった。
野球は1人でやるスポーツじゃない。
ピッチャーがいてキャッチャーがいて、内野手が4人に外野手が3人。
オレは、全員で精一杯プレイする野球が大好きで、
自分は1人で戦っているなんて思った事は一度もない。
オレは常に1/9で、それは他のポジションでも変わらないはずだ。
「そうじゃない。
オレは野球って言うスポーツが大好きなんだ。」
「だけど、投げる喜びも忘れられないんだよ。」
優柔不断だ。矛盾している気もする。
けれど、これ以外の答えは見つける事が出来なかった。
「じゃあ、野球をやめる?
肩が壊れるまで投げ続ける?」
昨日から悩み続けている事が出てきた。
何故だろうか。もしかしたら、他人の言葉だったからかもしれない。
オレは驚くほど冷静に、その問題について考える事ができた。
野球をやめれば、それは投手うんぬんの問題ですらない。
投手として投げ続ければ、オレは肩を壊し、野球自体を失ってしまう。
オレは、野球が続けられれば幸せだった……。
「……答えなんて、最初から一つしかなかったんだ。」
簡単な事だった。とても簡単な事だった。
どちらを選んでも、結局は野球を失うことになる。
オレはどちらも選べない。それだけだった。
「ありがとう、みずきちゃん。」
まだ辛い。だけど、決意は出来た。
いつもの自分でいられるぐらいに、心は晴れた
「お役にたてて光栄です!」
みずきちゃんは、ビッ!と敬礼の真似をしてみせた。
背筋はピンと、両足もそろえて、でも、顔は優しく笑っている。
「なんてね♪」と、いたずらっぽく舌を出す。
その表情は少し猫っぽくて、とても愛くるしかった。
顔が熱くなっていくのが分かる。
もともと夕暮れの光のせいで顔は赤く見えるのだが、
それはそれで恥ずかしかった。
「コンバートするんでしょ?やっぱり、ファーストかな?」
みずきちゃんは少し嬉しそうに尋ねてきた。
オレが野球を続ける事を選んだのが嬉しかったのだろう。
新しい守備位置はゆっくり決めればいい。
どこに移ってもそれなりに守れる自信はあるし。
投手さえやらなければ大丈夫と医者にも言われた。
それに、どこを守っていても1/9である事は変わらないのだから。
「……っと、そうだ!」
オレにはまだ、投手としてやり残した事があった。
「みずきちゃんに、渡したい物があるんだ。」
みずきちゃんを連れて家に帰ると、誰もいなかった。
母親からの置手紙によると、主婦仲間とカラオケらしい。
「そこの部屋で待ってて。持ってくるから。」
みずきちゃんからは返事のかわりに
「ハァ〜」というため息が聞こえてきた。物珍しいのだろう。
古くから続くお屋敷とでも言うのだろうか、
オレの家はそんな感じだった。まあ、多少手は加えてあるが。
階段をのぼり、自分の部屋に入る。
誰もいない家に女の子をいれるのは抵抗があったが、
オレの理性がしっかりしていれば問題ない。
……ちょっと自信はないけど。
「おかしいな……。最後の一冊は……。」
「なに探してるの?」
「ん?ノートなんだけど……。」
「あの机の上にやるヤツ?」
「そうそう、あのノートだ。」
「みずきちゃん、どうかした?」
振り向くと、みずきちゃんはキョロキョロとオレの部屋を見渡している。
ちゃんと掃除もしてるし、変な物は置いていない……はず。
「ん。だって、暁くん遅いんだもん。女の子は待たせちゃダメよ。
それに、暁くんの部屋も見てみたかったしね。」
「ごめん、探すのに手間取っちゃってね……。
でも、面白くないでしょう?野球関係の物ばっかりだから。」
みずきちゃんは「そんなことないよ」と言うと、
オレのベッドに腰掛け、探していたノートを読み始めた。
「……?!」
読み始めてものの数秒。
突然ノートを閉じると、みずきちゃんが首をブルブルと振った。
「ダメだよ!こんな大事なもの、受け取れない!」
「大事だからこそ、受け取ってもらいたいんだ。
オレの投手としての全てが、そこに詰まっているんだ。」
研究日誌とでも言うのだろうか。
投をコントロールする方法。より強い回転をかけるための練習方法。
投球の組み立てからバッターの心理の考察、さらにはキャッチャーの心理まで。
オレが十数年をかけて培ってきた全てのことが、そこには記されている。
>>169訂正
……あまりにも自然な流れに、突っ込みどころを逃してしまった。
「みずきちゃん、どうかした?」
振り向くと、みずきちゃんはキョロキョロとオレの部屋を見渡している。
ちゃんと掃除もしてるし、変な物は置いていない……はず。
「ん。だって、暁くん遅いんだもん。女の子は待たせちゃダメよ。
それに、暁くんの部屋も見てみたかったしね。」
「ごめん、探すのに手間取っちゃってね……。
でも、面白くないでしょう?野球関係の物ばっかりだから。」
みずきちゃんは「そんなことないよ」と言うと、
オレのベッドに腰掛け、探していたノートを読み始めた。
「……?!」
読み始めてものの数秒。
突然ノートを閉じると、みずきちゃんが首をブルブルと振った。
「ダメだよ!こんな大事なもの、受け取れない!」
「大事だからこそ、受け取ってもらいたいんだ。
オレの投手としての全てが、そこに詰まっているんだ。」
研究日誌とでも言うのだろうか。
投をコントロールする方法。より強い回転をかけるための練習方法。
投球の組み立てからバッターの心理の考察、さらにはキャッチャーの心理まで。
オレが十数年をかけて培ってきた全てのことが、そこには記されている。
「受け取って欲しいんだ、みずきちゃんに……。」
首をよこにふるみずきちゃん。
「オレは、みんなに夢を見せてしまった……。
その夢を叶えようと思ったし、叶えられると思った。
でも、オレには出来なくなってしまった。」
「これはただの押し付けかもしれない。
でも、キミなら任せられる。キミなら出来る。
大学野球の頂点……キミなら叶えられると信じてるんだ。」
「…………ズルイよ、暁くん。」
みずきちゃんは、閉じていたノートをもう一度読み始めた。
自分で言うのもなんだが、かなり有益な事が書かれていると思う。
特に、最後の一冊は……。
カチッカチッカチッカチッ……
一冊、二冊、三冊。
五冊あるノートのうち、既に三冊を読み終わっていた。
四冊目もじきに読み終わり、最後の一冊を手に取る。
「……なに?このふざけた題名……。
ここまできてバカこと書いてあったら絶交だからね!」
確かにそのノートには題目をつけた。
『丸秘 橘みずき観察ノート』……。我ながら怪しい題目だ。
だが、題目はふざけていても、中身は違う。
これまで一緒にやってきた1年と半年をかけて書いたノートだ。
「ホント、ときどきバカなんだから……。」
ほっぺたを風船のように膨らませながら、
ゆっくりとノートを読んでいくみずきちゃん。
膨れていたほっぺはすぐにしぼみ、真剣な顔になる。
オレは壁にかかっている写真を見つめた。
高校最後の夏、全国制覇を果たした時の写真。
ゆっくりと目を閉じ、彼女の読み終わりを待った。
ノートを閉じる音がする。どうやら読み終えたらしい。
ゆっくりと開いた目をみずきちゃんを向ける。
彼女は、泣いていた。
事態がまったく飲み込めなかった。
涙が出るほど感動的な詩でも書いてあっただろうか。
そんなものを書いた記憶はなかった。
オレの視線に気づいたのか、みずきちゃんがニッコリと笑う。
『なんて綺麗なんだろう。』
泣いている女の子を前に、不謹慎かもしれない。
しかし、涙を流しながらも優しい笑みを浮かべたその顔は、
オレの心を奪うには充分すぎるほど美しかった。
「暁くん。ありがとね。」
訳も分からないままお礼を言われてしまった。
ノートに対するお礼なのだろうが、涙のわけは分からない。
「オレは君に夢を押し付けたんだ……。
お礼を言われることなんて……。」
そういうと、みずきちゃんは首をふるふると横に振った。
「嬉しいの……。
暁くんが、ずっと私を見てくれてた事が分かったから。」
「ノートがね、暖かいの。一文字一文字が暖かいのよ……。」
ノートを胸にギュっと抱いて、一言一言を噛みしめるように。
みずきちゃんの涙は、とまらない。
「だからね、ありがとう……。」
オレは、優しく微笑む彼女を強く抱きしめた。
「……暁くん……私はキミが好き……。」
オレの胸に顔をうずめて、みずきちゃんは囁く。
抱きしめた体はとても小さくて、届いた心はとても大きかった。
腕の力を弱めて、顔を上げようとするが、
彼女は子供のようにイヤイヤをする。少しくすぐったい。
よく見ると耳たぶまで真っ赤になっていた。
恐らく、赤くなっている顔を見られたくないのだろう。
こんな時にまで意地っ張りなみずきちゃんが、とても愛おしかった。
「みずきちゃん、顔をあげて?」
できるだけ優しく諭してみるが、彼女は首を振るばかり。
そういえば、オレはまだ自分の想いを伝えていない。
ここまで来て何を今更と思うかもしれないが、やはり大事な事だ。
弱めていた力をもう一度強めると、耳元優しく囁いた。
「好きだよ、みずきちゃん。」
「?!?!」
真っ赤だった耳が更に赤くなった。
これがマンガなら「ボンッ」という擬音が付いた事だろう。
みずきちゃんは、オレの服をギュっと握ると
自分の顔をこれでもかとオレの胸に押し付けてきた。
いつもの男勝りな性格はまったく見えない。
もしかしたら、普段のみずきちゃんは
素直さを裏返しているのではないだろうか。
「みずきちゃん、顔を見せて?」
……ダメだ。
少々強引にいく以外に手はないらしい。
オレは彼女のおでこに手をあてると、
ひっぺがすように上を向かせた。
「ぅ〜〜……」
みずきちゃんは目を強く閉じている。
オレの顔を見るのが恥ずかしいのだろう。
見事なまでに真っ赤に染まった顔がとても可愛い。
オレはおでこにかかった髪をかきあげ、
そっとそこにキスをした。
「?!」
みずきちゃんの体がビクッと震える。驚かせてしまったらしい。
「みずきちゃん、目をあけてよ。
なんだか無理矢理してるみたいだ……。」
彼女は軽く唸り声をあげると、
流石に観念したのかゆっくりと目を開けてくれた。
それでも、見つめ合うのは恥ずかしいらしく横を向いてしまう。
オレだって恥ずかしいのに。
「キス、してもいい?」
またまた体がビクッと震えた。
ぱっちりとした大きな瞳が困ったように左右に揺れる。
しばらくそれが続くと、みずきちゃんはうつむいてしまった。
『しまった、少し焦り過ぎたか。』
お互いにいい年頃だけど、今まで野球ばっかりしてた訳で、
オレはもちろん、みずきちゃんだってこういう経験は乏しいはずだ。
いまだにうつむいたままの彼女を、もう一度抱きしめた。
泣いている子供をあやすように優しく頭をなでる。
「ごめん、いきなりすぎたね……。」
体を離そうとすると、みずきちゃんは服を握る手を強めてきた。
「バカ……。好きだって言ってるんだから、
無理矢理にでもしなさいよ……。
意地張ってるワタシの方がバカみたいじゃない……。」
そこまで言うと、少し憎らしそうに上目遣いで見つめてくる。
前髪を再びかきあげ、彼女の目をじっと見つめる。
「そういう事言うと、抑制がきかなくなっちゃうよ?」
『キスのあと』まで進みたい。そういうニュアンスを含めてみる。
彼女は、今度こそ目をそらさず答えてくれた。
「してほしくなかったら、こんな事言わないわよ……。」
と、今回はここまでです。
……寸止めみたいでごめんなさい。
こっからエロに突入するんですが、
エロを書くには夜から深夜にかけて
強く分泌される『エロ分』が必要なのです。
こっからラストまで一気に書くつもりでいるので
もしかしたら今夜中に乗せる事が出来ないかもしれません。
エロ目当ての方、もうしばらくお待ちください……
注)私のエロはエロくないかも知れないです。
前書き後書きの長い職人はろくな職人じゃないと言いますね。
んなことないだろ、けっこう良いと思うが
スレを廃れさせたいのかい?
そうでないなら煽らない
ウオッホイGJ!!こういうの大好きだぜー。
期待してます〜。
>>180 無視シル
そうだな、荒らしに反応しちゃだめだな
負け犬はよく吠えるとか言うからな。
まあ可哀相だけどほうっておけ。
>>178 何というかぶっちゃけ激しくGJ
「エロ分」期待しとりますわw
>>184 任せてください。まったくエロくなりませんでした。
……吊ってきます。
とりあえず、今日はエピローグを書いてねますんで……
ああ、どうしてオレはエロが書けないのだろうか……
最初はエロ小説からパクるといいって
死んだじいちゃんが言ってた
どんなものでもやってるうちに
上達するものですから心配しないでくださいな
何が言いたいかといえばせっかくだからここで練習を
今の作品が完成した後も練習作などをがんがん投下してくれれば
・・・(半分冗談、ちょと本気で)
>>185 オーケーっすよ
得手不得手はあるさ
気にせんといてくださいw
>>186 ナイスな爺さんだな
師匠にしたい
GJ!GJ!
ハァハァし過ぎて選手まで作っちまったw
待ち遠しい…
191 :
名無しさん@ピンキー:05/03/02 13:16:50 ID:+fn80AVF
超GJ!
(;´Д`)ハァハァ
>>190 ワロタw
投手能力を持つ一塁手なのか、
一塁手で投手能力を持つのかw
ゆっくりと顔を近づけ、唇を重ねる。
少し湿った唇はとても柔らかくて、
唇が触れる瞬間に震えた体は、みずきちゃんの弱さを教えてくれた。
「ファーストキス……。
他の子よりも少し遅くなったけど、キミでよかった。」
彼女の両目には、とまったはずの涙が再びたまっていた。
オレは、強がらせてしまったことを謝るように、優しく優しくキスをした。
「服、脱がせるよ。」
脱がせてもいいかと尋ねない。
そうすれば、恐らく彼女はまた意地を張ってしまうだろう。
オレは少し強引に攻めてみることにした。
出来るだけ優しく、それでいて彼女を傷つけないぐらいに強引に。
答えを待たずに3度目のキスをし、ユニフォームのボタンを外していく。
舌を割り込ませると、みずきちゃんは驚いたように目を大きく見開いた。
本や映像から取り入れた知識では本当に詳しい事は分からないので、
とりあえず、お互いの舌を絡めるように動かしてみる。
「んぅ!……ふぁぁ……はぁ……。」
歯の裏側に舌があたり、みずきちゃんが体を震わせる。
唇を放す。酸欠だろうか、頭がボーッとした。
少し長くキスをしすぎたかもしれない。
それとも、これが本当のキスの効力だなのだろうか。
「みずき……。」
そう呼ぶと、みずきの目がトロンとした気がする。
喜んでくれてたらしい。
もう一度名前を呼ぶと、再び深いキスを始めた。
みずきも顔を赤くしながら舌を動かしてくれる。
舌の絡み合う音がいやらしく耳に響いた。
ユニフォームとアンダーシャツを脱がすと、みずきをベッドに横たえる。
言葉がでなかった。
こぶりながらもその存在を主張する胸。
余計な肉は殆どない引き締まった腰。
お尻から太ももにかけての柔らかなライン。
シンプルなスポーツブラとショーツ。
たった2枚の布に覆われただけのその姿は、
オレの心をつかんで放そうとはしなかった。
我を忘れてボーッとしていると、なぜかみずきの頬が膨れていく。
「暁くん……小さいとか思ってるでしょ……。」
「どうせワタシの胸は小さいもん……。」
勝手にスネられてしまった。かなり気にしているらしい。
「………………ふむ。」
オレは、いきなりみずきのスポーツブラに手をおくと、
ゆっくりと円を描くように揉みはじめた。
「っあ!ばかぁ……いきなりなんて、っ!卑怯だよっ……。」
『柔らかい……。』
手のひらにすっぽりと入るハリのある胸が
オレの手の動きにあわせて自在に形をかえていく。
「っ!どうせっ、キミも大きいほうが……んんっ!」
最後まで言い切らないうちに唇をふさぐ。
舌を激しくからませながらも、手の動きは止めない。
みずきの細い体がビクビクと震えた。
「っはぁ……ばかぁ……。」
少し涙目になったみずきの頬に、優しくキスをする。
「別に、胸が小さくたっていいじゃないか。
みずきはみずき。誰にも負けないぐらいに魅力的だよ。」
顔どころか、体中が紅潮していく。
「……ばか。」
「うわっ!」
突然頭を抱きかかえられてしまった。
心臓の高鳴りが肌で感じられる。
「ありがと……。」
ボソッと呟くと、みずきは腕の力を強めてきた。
2,3分はそうしていただろうか、みずきが口を開く。
「ね、キミにしたいようにして?
少し怖いけど、キミに気持ちよくなってほしい。」
「あ、あとね……。汗くさく……ない、かな?
ロードワークの途中だったから、その……ね?」
やはりおんなの子。かなり気になるらしい。
オレがフルフルと首をふると、安心したように頭を解放してくれた。
しかし、傷つけないようにと思っていたが、逆に気遣われてしまった。
そこまで言われてしまっては、やらない訳にはいかない。
「んっ……ふあぁ!」
胸をしだく手を強め、ピンと立ってきた乳首をつまみあげる。
「っ!……っは……んきゅぅ!」
強弱をつけながら、もう片方の乳首も。
「だっ……両方はっ……だめぇ……。」
みずき可愛い声がオレの欲望を際限なく加速させていく。
少し乱暴にスポーツブラを脱がせると、
可愛らしいピンク色の乳首がピン、と張り詰めている。
「あ……ん……ぁぁ!……っ!」
それを口に含み、舌でころころと転がしてみる。
「はあっ……あっ!」
もしかしたら、みずきは感じやすい性質なのかもしれない。
ためしに、乳首に軽く歯を立ててみる。
「きゃぁっっ!」
みずきの体がビクビクが痙攣し、力が抜ける。
軽く達したのかもしれない。
みずきの息が落ち着くのを待ってから、ショーツに手を伸ばす。
「え、あ、そこは、だめぇっ……。」
みずきは体をよじって逃げようとするが、たいした抵抗にはならない。
オレの手はみずきの大事な部分に到達する。
そこはじっとりと湿っており、サウナのような状態になっていた。
「……濡れてる。気持ちよかった?」
みずきは湯気が出そうなほどに顔を真っ赤にして、
近くにあった枕に顔をうずめる。
「知らないわよ……ばかぁ!」
枕を通してくぐもった声が聞こえてくる。
オレはみずきの手から枕を奪い取ると、軽く唇を重ねた。
「可愛いよ、みずき。」
「……しらない!」
プイッと横をむくみずきが可愛くて、思わず口元が緩んだ。
「なんで笑ってるのよぉ……。」
「しょうがないよ、みずきが可愛すぎるんだ。」
「……ばか。」
もう一度キスをして、オレはショーツに手をかけた。
「あ、ちょっと、いきなりは卑怯って……」
とりあえず聞かなかった事にして、さっさとショーツを脱がしてしまう。
露わになったその部分には殆ど毛がはえてなかった。
まったく隠すものない秘裂から染み出した愛液が、
蛍光灯の光を反射してテラテラと光っている。とても淫靡な光景だ。
「んっ!」
そっと触れてみる。ぴちっと閉じたその部分は、少しかたい。
自分でいじってると柔らかくなるとかいう事を本で読んだ気がするが、
さすがにそれを聞くことは出来なかった。
「あ、ん、はぁ……っく!」
少しでもほぐれるように、秘裂にそって指を上下させると、
じっとりと熱く湿ったソコはさらに愛液の量を増やしていった。
少し動きを強めて人差し指に愛液をからめると、
秘裂の下部にある小さな穴にゆっくりと侵入させる。
「っ?!」
「ごめん、痛かった?」
「ん、大丈夫……びっくりしただけ……。」
痛みはないようだが、そこは指一本でもかなりきつい。
オレのモノは特別に大きいわけではないと思うが、
この窮屈な場所に入るとも思えなかった。
「ん、あ、んくっ……ひぁ!」
それでも、指を出し入れしていると
窮屈だったそこが少しずつ柔らかくなっていく。
指の動きを強めてみるが、みずきの表情から苦痛は感じられない。
秘裂から垂れた愛液が、シーツにシミを作っていた。
「みずき、そろそろ……いい?」
こればっかりはいきなりする訳にもいかない。
指をぬき、荒く息をするみずきに尋ねる。
「ん……いいよ……。でも、優しくしてね……?」
少し不安そうな顔をしたが、すぐに笑顔にかわる。
オレの事を信じきっている。そう見えた。
服を全て脱ぎ去り、みずきの足の間に体を割り込ませる。
入るわけがないと思うぐらいに、みずきのそこは小さくて、
オレのモノはかつてないぐらいに怒張していた。
決心が揺らいでしまわないうちに、
オレは素早く狙いを定めると、腰を一気に突き出した。
「いっ!っっっっっつぅ!!」
入り口はとても固く、それでも力を加えると少しずつモノが埋まっていく。
ブチン、と何かを貫き、オレのモノはみずきの一番奥に到達した。
「っ……っく!」
みずきの目からポロポロと涙がこぼれた。
シーツを掴んでいた手を放すと、オレの頭を強く強く抱き寄せる。
「いたっいぃ……。」
その言葉だけを精一杯しぼり出し、みずきは声を殺して泣き続ける。
オレに出来るのは、強く抱きしめる事ぐらいだった。
少しの間そうしていると、みずきの嗚咽も大分小さくなった。
「っ……よかった、ちゃんと一つになれて……。」
嗚咽はとまり、体の力も抜けたが、涙だけは止まらない。
「まだ、痛い?」
想像することも出来ないが、それほど痛いのだろうか。
心配になって尋ねると、みずきは優しく微笑んだ。
「痛いよ……。」
「でもね、ちゃんと受け止めたいの。
暁くんがくれた痛みだから、受け止めたいの。」
オレだから受け止めたい。そういってみずきは微笑んでくれる。
そんなみずきが愛おしくて、長い長いキスを交わした。
「途中でやめるなんて、出来ないからね。」
ゆっくりと抽出を開始する。
赤く血のついたモノがゆっくりと引き出され、
再びみずきの膣へ飲み込まれていく。
「っ……くぅっ」
痛みを押し殺すみずきに、罪悪感を覚えながらも、
オレの意識は快感を捕らえる事だけに向けられていく。
みずきの膣はとても熱く、生きているかのように絡み付いてくる。
お互いに経験のない粘膜同士の接触は、いつ爆発しても分からないほどの快感だった。
「あ、ん…っはぁ…んん……。」
ゆっくりとしたストロークを続けていると、
みずきの声がだんだんと艶を帯びてくる。
抽出もスムーズになり、自然とスピードがあがっていった。
肌のぶつかりあう音と、交わる際の水音だけが響き、
オレの頭はたとえようのない快感に支配されていく。
「あ、ふぁぁ…ん…んきゅぅ!」
「あ、かつき……くんっ……ひっ!なにか……なにか、きちゃうよぉ!」
やはり、みずきは感じやすいらしい。
あれだけ痛がっていたのに、今はそんな様子はまったくない。
オレは、みずきにあわせてラストスパートをかける。
「ひんっ!だ…めぇ…はげしっ……すぎっ!」
「あっ…っくる…も……きちゃう!」
もう何も考えられなかった。
お互いに、その頂点を目指して求めあう。
ただひたすらに腰を動かし、快感だけを貪った。
「ふあぁっ…んっ…あぁぁっ……」
腰をうちつける度に快感が波になって脊髄をかけあがってくる。
「みずき!そろそろ……っ!」
限界が近い。気を抜けばすぐにでも果ててしまいそうだ。
少しでも長くこの快感を味わいたくて、必死に耐える。
「あ…ふぁぁ…い、いよ!、膣に……出し…てっ……!」
「あ、んん、あ、ふぁぁ、ああああああぁぁっっ!!」
みずきの体が大きく震え、頭の中が真っ白に染まっていく。
オレはみずきを強く抱きしめると、その一番奥に欲望を吐き出した。
「ん、ふぁぁ……なかに……でてる……」
オレとみずきはしばらく絶頂の余韻を味わい、優しく唇を重ねた。
雲ひとつない青空。
ベンチに腰かけ、暖かい陽射しに目を細めていると、
子供が追いかけっこをしながら駆けていく。兄弟だろうか。
ゆっくりと目を閉じる。
柔らかな風がオレの頬をなぜ、去っていく。
『いっそ、このまま眠ろうか。』
そんな考えが頭をよぎる。
『……殺されるな、確実に。』
そんな考えも頭をよぎる。暖かいはずなのに身震いがした。
日曜日。大半の人が休日として過ごす日。
オレも例に漏れず、ゆったりとした休日を過ごそうと思っていた。
「ちょっと、暁くん!
こういうのって、普通は男の子が買ってくるものじゃないの?!」
『神様は残酷だ。』
練習のない日曜日なんて久しぶりだ。
そんな日ぐらい、のんびり過ごさせてくれてもいいじゃないか。
「暁くん!聞いてる?!」
ひとしきり神様を恨んだ後、目をあける。
そこにはオレの大事な恋人が立っていて、
両手にはアイスクリームが1つずつ握られている。
なんだかとても幸せな光景に、思わず頬がゆるんでしまう。
「むぅ〜!勝者の余裕ってヤツ?!」
みずきの頬がプーッと膨れる。最近、こんな表情が多い。
「ご苦労様。オレの、どっち?」
オレはその頬をぷにぷにと突くが、しぼむ気配がない。
アイスクリームを買いに行かされた事にかなりご立腹だ。
「ジャンケンを持ちかけてきたのは、みずきじゃないか。」
「ワザと負けてくれたっていいじゃない!」
あくまでもけんか腰。
それにしても無理を言う。ジャンケンなんてものは確率勝負だ。
ワザと負けるほうが、勝つ事よりもよっぽど難しい。
「だから、オレが買いに行くって最初に言ったじゃないか。」
「ほら、座って。アイスが溶けちゃうよ?」
みずきの視線がアイスクリームに移る。
アイスと理不尽な苛立ちとの戦いが幕を開けた。
しぶしぶと言った表情で、みずきはオレの隣に腰掛ける。
開始3秒、アイスのK.O.勝ちだ。
「はい。暁くんの分。」
右手のアイスを一口分だけかじると、残りをオレに手渡す。
これでチャラにしてやるという事らしい。オーケー、交渉成立だ。
「これって、間接キスってヤツかな?」
「あれだけの事して、今さら何いってるのよ。」
「あれだけの事」を思い出したのだろう、みずきは顔を真っ赤にする。
『みずきの性格が大分変わった気がする……。
それとも、本当のみずきを見せてくれているのだろうか……。』
あれだけの事をしてから3日。二人が結ばれてから最初の日曜日。
オレはみずきに誘わ(拉致さ)れて(オレのオゴリで)遊園地に来ている。
「そ、それよりも暁くん!
早くまわろうよ。せっかくのデートなんだし!」
まだアイスは半分も減っていないのに、みずきはオレの手を引っ張る。
食べながら歩こうという事らしい。まあ、せっかくのデートだし。
アイスを持ち替えると、みずきの手をとり歩き出す。せっかくのデートだし。
「ねぇ、みずき?」
「ん、なーに?」
「コンバート先、キャッチャーにしようと思うんだけど。」
「……それって、ワタシの球を暁くんが受けてくれるって事?」
「うん。みずきちゃんの球をオレが受けるって事。」
「……うん!キミが受けてくれれば、もっといい球が投げれそう。」
「ただし、オレの注文はけっこう細かいよ?」
「大丈夫よ。その時は、キミが手取り足取り教えてくれるんでしょう?」
みずきは、いたずらっぽく微笑んだ。
ギュっと手を握り、微笑みかえすと、みずきの微笑みも優しいものになる。
『大丈夫。』
あの日、オレはみずきに夢を押し付けた。
オレにはその夢を叶える事ができないと思ったから。
でも、それは違った。
オレがキャッチャーになれば、みずきを支える事ができる。
二人で夢を叶える事ができる。二人で一緒に歩いていける。
みずきの微笑みが、それを確信させてくれた。
もうマウンドに立つことは出来ないけれど、
これからはマウンドの上で輝く彼女を見つめていこう。
空を見上げると。
そこには、雲ひとつない青空が広がっていた。
〜〜〜 Fin 〜〜〜
最高だよ…
やっと終わった……けど……エロくない!!
ごめんなさい、吊ってきます。
読んでくれた方、ありがとうございました。
上のほうでリクがあった『影丸女体化』のネタが
頭のなかで出来上がっていますので、
もしかしたら書かせていただくかもしれません。
お袋が寮にノトパソ送ってくれたよ。シェシェ。
やっぱり純愛の方がウケが良いな。
まあ陵辱物投下したオレ自身が一番よく分かってることか。
>>210氏に期待
>>210氏
GJ!恥ずかしながら感涙してしまったよ…
影丸女体化も激しく期待
>>192 前者だな
たった今捕手能力持ちの投手を作ったがなw
>>211氏
いや、この続きも是が非でも読ませて欲しい!
期待してますよ
214 :
名無しさん@ピンキー:05/03/02 22:52:14 ID:h3hiZcke
GJです!(゚∀゚)イイ!
影丸ネタも期待してます。
>>210氏
地の文も丁寧に書かれてて、何か読んでてホッとするSS乙。
エロも読みやすくて中々良かったよ。
♀影丸でいくなら全日本のバックボーンも入れると良い希ガスとか独り言を言ってみる。
>>211氏
このゲームでリョジョークを書くことはかなり難しい(ちゃんと設定や背景入れてるようなレベルでね)のに、あんたはがんがってると思うよ。
良質な書き手の降臨に感謝。
216 :
名無しさん@ピンキー:05/03/03 07:28:29 ID:oRsAE66k
>>3スレ目
あなたもネ申です。凌辱の続きを読んでみたゐ。
いい具合にスレが進んでて良い傾向ですなぁ
作品が投下されると、それに触発されて…という流れになるからね。
俺も書きたくなったよ。
やっぱ純愛モノのほうが受けがいいなあ。
鬼畜モノを投下しただけによくわかる。(w
なんつーか、キャラに愛があるかどうかだな。
エロ主体の人(漏れとか漏れとか)はとにかくエロいシチュに燃えるけど、
みんなはキャラに萌えられればいいって感じなのかな。
オレと同じこと言ってどうするよ(ワラ
まあ、純愛も書けるよう練習しとくかな。
もちろん中途で終わってる陵辱物もとりあえず完結させないとな。
>>210 GJ、純愛はよいですな。
>>3スレ目氏
あなたの陵辱にも萌える。続きに激しく期待
時期ははずしたけど、バレンタインデーにチョコをたらして
ワタシを食べてなみずきとかは萌えますか?
222 :
名無しさん@ピンキー:05/03/03 18:41:39 ID:QdJfjPUq
ちょっとありきたりかも
だが、それがいい
あれだ。あの金髪のなんだか学園って奴。すんごいよわいとこのあれ。
あの女に見えて男だったって奴
と立花のからみキボンヌ
もしくは
たかゆきと立花のからみキボンヌ
>>224 なんつーマニアックな…。つかホモネタかよ。
>>224 その二人は好きだが他でやってくれないか。
たかゆきはロボットですよ
男でも女でもない。
立花は♂っぽい
∴たかゆきは女
229 :
名無しさん@ピンキー:05/03/04 07:42:58 ID:thrqHrGW
初めてパワプロのエロ小説スレ見て、前板も見たんだけど・・・・
あのパワプロのエロ小説(;´Д`)ハァハァ2で書いてた、
MECO氏のサイトもしくはその後を教えてください。
何かの陰謀か・・・?w
MECO氏は16歳の学生さんで、年齢制限があるからここ去っちゃっただろう。
サイトに行く以前に、もうすでにお気に入りに入ってたりしてな。
今週中に陵辱物の続きが投下できるかどうか。。
同じ部屋の友人にバレるのが怖いが、頑張ってみるかな。
>>230 パワプロサイトを探せばすぐ見つかる
パワプロ小説を集めたサイトはそこぐらいだから
233 :
230:05/03/05 02:42:34 ID:wcAEuI4j
>>231 すいません・・・・3はもう見れなかったんです。。。
その数少ないそのパワプロサイトすら見つけれないのこそ、
誰かの陰謀じゃorz
Help me!
もうこんな場違いなこと書きたくないんで、誰か教えてください;
…ほいよ
tp://seirei.ath.cx/renpawa/index.html
せめてメル欄に書くとか…
どう見ても21歳に満たないような文体の香具師なんざ、スルーすれば良いのに。
ってか便乗して覗いちまったが、年齢制限の基準が良く分からんな、そこ。
俺、そこのサイトのチャットでブラックリストになっとるよ。
いちいちそんなこと報告しないでいいよ
推奨だからいんじゃね。
ていうか
>>236とかそういうことを自ら晒す真意が解からね。
自分も10年ほど前の厨房時代は
なんでも悪ぶるのがカッコイイと思っていたころがあったな
つまりはそういうことだろう
>>234 だめだ、TOPの時点で痛すぎて見れねえ…
241 :
名無しさん@ピンキー:05/03/05 18:38:00 ID:S4o44CSq
うはwwwwおkwwww
スレが荒れるからそういうことはそこへ行って言え
こっちは純粋に3スレ目さんと
>>211氏の待ってるわけで、
変な雰囲気作って投下しにくい状況にして欲しくないな。また過疎る。
まあ、あっちのサイトで言うのも痛いけどな
どうしてもやりたければネットウォッチ板でどうぞ
そうそう。あちらさんは明らかに厨房だか工房のやってるサイトだし。
245 :
名無しさん@ピンキー:05/03/06 13:01:36 ID:1RaUcOeJ
ネ申の降臨をマツ
仕方ねぇ、待ってろ。俺がお前ら全員を体育座りにさせてやるぜ
247 :
名無しさん@ピンキー:05/03/06 22:44:19 ID:1RaUcOeJ
影丸や初野ネタはいつ来るノダ?
>>247 あわてる乞食はもらいが少ないってはだしのゲンで言ってた
スマソ 友人にバレないようコソーリPC開いてるもんだから中々進まない。
とりあえずマターリで。
そういえば3スレ756さんは
友人の家ってことはルームシェアリングとかですか?
なんとなく気になったんで
251 :
名無しさん@ピンキー:05/03/07 08:28:31 ID:Eib5iJgo
きっとセフレのことだよ、そうじゃなきゃこんなエロイの書けないよ
>>250 友人の家じゃなく寮な。
4月まで中々落ち着いて執筆してられない状況かな。
まあ一応内容自体は脳内で出来上がってるから、あとは文に起こすだけ。
主人公の部屋で勝手にエロ本を探す春香に
エッチなお仕置きするやつキボんぬ。
俺も。
キボンヌ。
キボンヌばっかしてねーで書けよおめーら
だ・・・だめっ!主人公くん!!あっ・・・ん!
『先輩』だドアホぅ
あかつき大付属高校野球部一軍グラウンド。
授業も終わり野球部員達の元気な声が飛び交っている。
そしてここにも一人、一軍への試験を突破した野球部員が…。
「オイラは健全な高校生、今日も明日も野球漬けの毎日でやんす〜♪」
彼の名は矢部明雄、メガネでやんすでマニアな普通の高校生だ。
しかし、彼の背後に巨大な黒い影が迫る!
「――ハッ!! なんでやんすか、この押しつぶされそうな威圧感は!
後ろを見てはいけないとオイラの本能が言っているでやんす!」
「矢部様」
「…オ、オイラはなんにも聞こえてないでやんす!」
「矢部様!!」
「カ、カレンちゃんでやんすか、どうしたんでやんす?
ここは関係者以外立ち入り禁止…」
「進様を見かけないのですが…どこに隠したんですか!ムッハー!!」
「進君は風邪でやんす。ここ何日かは学校を休んでるでやんすよ」
「(風邪を引いている進様…ハァハァ)では守様は」
「猪狩君はどこかに失踪しちゃったでやんす。
『アフロになって帰ってくる』と意味不明の事をつぶやいていたんでやんすが…」
「(アフロの守様…ハァハァ)では主人公様は」
「主人公君なら交通事故で全治三ヶ月でやんす。
オイラの目の前でトラックにはねられたから間違いないでやんす」
「(入院している主人公様…ハァハァ
ってこれじゃあここに来る楽しみがゼロじゃありませんか!!
先輩方が卒業した今、あの三人以外は同じような顔をした部員とこのメガネだけ…
!? メガネ!?
これはまさしく正真正銘のメガネっ娘ではありませんか!!
危なかった…目の前にあるダイヤの原石を危うく見過ごすところでしたわ…)
ビゴオオオォォォォォンンンン…」
「な、なんでやんすか?!カレンちゃん、目がなんかヤバイでやんすよ!」
「いえ、なんでもありませんわ。
ところで唐突ですが、買い物をしていたらパワリンを買いすぎてしまいまして…
余らせるのももったいないですし、よろしかったら飲んでいただけませんか?(サッ)」
「本当に唐突でやんすね…。でもオイラパワリンは大好きでやんす!
喜んでいただくでやんす〜(ゴクッ)」
「飲みましたね(キラーン)」
「飲んだでやんすがそれがなにか…あ、あああ…体がしびれるでやんす〜!!」
「大丈夫ですか矢部様(ニヤリ)」
「な、何でやんすか…このパワリン、なんか変でやんす…」
「そりゃあ少々 アレ を入れさせて貰いましたから。
他にも アレ の あの部分 や アレ なんかも…」
「やんす!!!!!!」
「そんな事より、こんな所で倒れている殿方をほおってはおけませんので…
介抱して差し上げますわ!!!」
「―――ギャァァァアアアアアアアアアアアでやんすぅぅ!!!!」
―三ヶ月後―
「交通事故でのケガも完全回復したし、今日からまた甲子園目指して頑張るぞ!
おっ、あそこにいるのは矢部君だな。おーい、久しぶり〜!」
「主人公君久しぶりでやんす、ケガは治ったんでやんすね。
ところで…カレンちゃん見かけなかったでやんすか?」
「…え?いや、見てないけど…なにかあったのかい???」
「いや、なんでもないでやんす。
ではオイラは急いでいるのでまた後ででやんす(タッタッタッ…)」
「(カレンちゃん?なんだったんだろう?)あれ、なにやら背後に威圧感が…」
「ムッハー!主人公様、退院おめでとうございます!
ところで唐突ですが、矢部様を見かけませんでしたか?」
「あ、さっきあっちの方に走っていったけど…なにかあったの?」
「主人公様…申し訳ございません、
実は三ヶ月ほど前から矢部様と お つ き あ い させていただいているんです。
と言うわけで、どうかカレンの事はあきらめて下さい」
「!?」
「それでは急ぎますので失礼しますわ(ドドドドドド…)」
「 お つ き あ い ! ?
俺が居ない三ヶ月の間に何があったんだ…知りたい…
誰か教えてくれ!…クソッ!!…交通事故さえ無ければ―――!!」
おわり
263 :
名無しさん@ピンキー:05/03/09 07:23:59 ID:Rjs/3Aua
ワラタ
265 :
名無しさん@ピンキー:05/03/09 17:18:40 ID:HF5GAkAI
>>262 ギガワロスwwwwwwwwwwwwwwwwww
禿ワロタw
腹痛いわw
268 :
名無しさん@ピンキー:05/03/09 23:52:08 ID:Xw4k3FIK
こんなイベントなら見てみたいなw
矢部に威圧感が付くんだな。似合わんw
メガネの奴を書いた者です。
とりあえず笑ってもらえたみたいなので良かったよ。
今までロムってただけだったんだけど、
>>257のレスを見て
「確かに職人さんに任せっきりってのも申し訳ないよなぁ」と思い書いてみました。
今までSSなんて書いたことも無い上に、
思いついてから二十分くらいで書き上げたから見苦しい点もあると思いますが…
まぁネタなので勘弁してねw
他の神様達の作品が大トロなら、私の駄文は回転寿司のプリンみたいなもんなので
箸休め程度にどうぞ(プリンじゃ箸休めにもないような気もするが…)。
271 :
名無しさん@ピンキー:05/03/10 15:07:08 ID:iZSdnKiH
乙。
>>257見てもキボンヌしか出来ない俺より凄いよ。あおいたんハァハァ
272 :
名無しさん@ピンキー:05/03/10 21:53:55 ID:PaExVN4E
女体犬河×猫神 キボン
273 :
名無しさん@ピンキー:05/03/11 12:10:12 ID:7kfmBkVI
あおい×初野ぉぉぉおおぉぉぉおぉぉお
おいおまいら。
キボンヌキボンヌしているだけでは意味がないぞ。
キボンヌはチラシの裏だけにしておけよ、な!
*****チラシの裏*****
まりんきぼんぬ、と。
275 :
名無しさん@ピンキー:05/03/11 14:58:43 ID:e1OlJoMt
このスレはage推奨なのか?
そんなことない
多分春だからかと・・・
みんなsageとこうな
荒らしとかいないしageでも良いんじゃ。
これからの時期は特にそうだけど
経験上、age進行で行くとお子様の掃き溜めになりやすい
だから絶対やめたほうがいい
つか少なくともこの板ではage進行のメリットがない。
>>3スレ目さん
いつ頃前に言っていた初野モノがうpできそうですか?
『可愛い後輩』
合宿でのあおい監督の特別練習が一通り終わった頃になるのか、日は既に落ちていて窓から見える外の風景が紺色に染まっている。小波は宿舎の廊下にスリッパを擦らせながら浴場の方へと向かっていた。
今時分にお風呂浴びるのなんて自分くらいだろうな、なんて思いながら『男』とプリントされた暖簾をくぐると案の定、人の気配がしないロッカールーム。シシオドシの音色が壁の向こう側から耳に届く。
着ている物を脱いでカゴに入れ、隠す必要もないのでタオルを肩にかけ、カラカラとステンレス枠の引き戸を引いた。
「ひゃ・・・!」
「うわ、初野ッ」
ジャバッと慌てるように湯船に浸かると、身体を丸くして自分の顔を手で覆っていた。小波も何故か反射的に前を手で隠す。
ほんの5秒くらいで隠す必要もないことに気づくと、「初野お風呂まだだったんだ」と言って、タオルを桶の中に放り投げた。ヒタヒタと足音が響く。タオルの入った桶を手にとって掛け湯のところに座った。
桶に湯を汲んで頭から被る。続けて2・3度同じことを繰り返していると、顔半分を湯から出してオレを横から見つめる初野の視線が気になった。
「皆と一緒に入らなかったんだ?」
「え・・・あ、はい・・・」
カアッと赤面するとブクブクと息を湯の中に吐き捨てる。上目遣いな視線が何を物語っているのかは察しが付かないし気にもならなかったが、赤面するのはどいういうことだ?と、小波は眉を顰めて首を傾けた。
まあ良いか、と初野に視線を向けながらタオルを手にとってギュッと絞る。バシャバシャと含んでいた湯が床で弾ける。
絞ったタオルを2回折って立ち上がると、初野が「ひゃ・・・っ」と声を上げてまた手で顔を覆った。
「お、おいおい・・・自分にも付いてるくせに何恥ずかしがってるんだよ」
「ご、ごご、ごめんなさい・・・っっ」
そう言って体ごと目を背ける初野。
湯気の所為かもしれない。どういうわけか小波の目には、向けられたその背中が女の子のように華奢な身体つきをしていて、月明かりで青白く光る肌は野球をしているとは思えないほど綺麗で透き通っているように映った。
気にしながらも湯船に浸かると、1分もしない内に随分熱い湯が小波の肌を赤くしていく。
相変わらず身体を丸くして顔半分まで浸かっている初野に目を向けると、流し目で小波を見ていた初野がビクッと反応し、また上目遣いの視線を小波に向ける。
「どうした?オレの顔に何か付いてる?」
そう笑顔を見せると、「はわわ・・・っ」と慌てて小波から視線を逸らした。体育座りをしている初野が可愛く見えて、少し悪戯でもしてやろうかと思ってニヤッと笑うと、そっと初野に踏みよった。
するとそれに気づいた初野がススッと小波を避ける、というか逃げるように遠退いた。
「ホント女の子みたいな奴だな、初野は」
「そ、そうですか・・・?僕は、お・・・男です、よ・・・?」
言ってるそれ自体が男のような声をしていない。まあ声は初めて会ったときの自己紹介から散々聞いてきたから、小波はもちろん、他のチームメイトももうそれほど気になっていることでもないのだが。
今の初野はそれこそ女の子のようなか細い声をしていて肌も綺麗、濡れた朱色の髪が肩にまで達し、男のくせに女の子の色気を醸し出している。
そんな感じで3分もすると、のぼせてきたのか初野の顔がさっきよりカアッと赤くなり、ボゥッと酔ったような目をしている。辛かったら上がれば良いのに、と思いながら、そのまま初野に視線を向け続ける。
「初野、大丈夫か?もう上がった方が良いんじゃないのか?」
「い、いえ・・・センパイお先にどうぞ・・・」
「・・・、って言われてもなぁ・・・オレまだ身体洗ってないし・・・」
そう言うと初野が「うぅ・・・」と変に高い声で呻いて、頭をふらつかせ始めた。「おい、初野、無理するなよっ」と小波が声をかけても聞こえていないのか、それとも我慢してるだけなのか、そのまま湯の中で体育座りし続けている。
やがて「はぁ、はぁ・・・」と本当に辛そうに息を乱している初野を異常だと思った小波がジャバッと立ち上がり、「おい初野・・・!」と初野に寄ろうとする。すると慌てるように初野が抱えていた膝を開放し、また逃げようとする。
が、低い姿勢のまま水の中を歩こうとしても上手く歩けないらしく、ただただ息を乱して足をバタつかせていた。
「初野ってば・・・!」
「や、いや・・・っ!センパイこっち来ちゃだめぇ・・・!」
ピタッと小波の動きが止まる。すると初野も小波に背を向けて自分の肩を抱き、湯の中に蹲って動きを止めた。
今の声、何・・・?と、小波が初野の背中を見つめる。華奢な身体つきに艶のある女の子のような白い肌。色気のある、肩にかかる濡れた後ろ髪と、男としては変にトーンの高い、女の子のような声。
沈黙の中、小波の脳裏に1つの疑問と可能性が交差する。その交わった交点にある質問を、静かに初野に投げかけた。
「初野・・・、お前本当に男か・・・?」
言ってまたしばし沈黙する。シシオドシの音色がカポーンと響き渡る浴場の静寂を、今度は初野が破る。
初野の身体から力が抜けていくように見えるこれは?
「センパイ・・・、皆には・・・、言わ、な・・・い、で・・・・・・」
そう言うと気を失ったのかブクブクと顔が沈んでいく。小波が慌てて初野の身体を引っ張り上げると、丁度手首の辺りに柔らかい女の子の感触が伝わってきた。
これって・・・、と、小波は手首にフニフニ当たっている柔らかいものに手を触れた。
続く(と思うけど)
スマソ
>>253辺りの理由で全く執筆が進まない とりあえずエロくない前置きだけ投下
毎回言うけど、パワプロでワザワザこんなことしなくても良いよな。。
そんなこといったら
このエロパロ板のいくつのスレが
必要ないかわかんないよ
ここは色んなキャラのエロ妄想を膨らます場所だよ
まあ要するに気にせず続きを書いてください!
キャラ可愛く描けてて好きです、ハイ
756氏の小説と角煮の方の空似さんの絵が俺の頭でドッキングしてウマー
初野萌えな流れを切ってしまってすいませんが、
主人公×女影丸って需要ありますか?
長文かつエロ少なめですが、需要あれば投下してみます
見たーい。投下希望ノ
見たい見たい
構想がもう出来てるならなおのこと
うわ、おれのID…orz
FF7でSMか…
賑わうのは良いことディス。投下してくだされ。
>>291 んじゃティファ辺りにボコられてきてくださいw
了解しました。
投下初心者ゆえ、読みにくかったからごめんなさい。
では、投下
「ストライーク!バッターアウト!」
ボールが俺のミットの中に納まった瞬間、審判のコールが響く。
この試合、6つ目の三振を奪ったボールはあいつの得意なナックルだ。
キャッチャーであり主将の俺こと服部が率いるしるこ大学は、9割方変わることなく全国目指してリーグを戦っている。
ただ残りの1割、俺だけが知っている変わったことある。
それは…
「どうだい?今日のせっしゃは?」
ベンチに引き上げる途中であいつが話しかけてくる。
「ここ最近では一番いいキレだな。完封狙うぞ、影丸」
「もちろん、そのつもりだよ!」
親指を立てて無邪気に笑う。本人いわく試合用という黄色いバンダナが風に吹かれてたなびく。
(やっぱり可愛いよな…。男だったときは意識しなかったけど)
そう、この―俺の相棒であり、エースである―朝霧影丸が女に「なっちゃった」ということだ。
「んー…っと」
軽く背筋を伸ばす。日も昇りきっていない早い時間に俺は部室に向かっていた。
朝の自主練習は習慣だが、主将に任命されてからは自分がチームを引っ張っていかねばと自負を持ってより開始時間を早めている。
俺より早く部室に来ている奴、最も自主練習をしているのは俺くらいだから誰もいないだろうと思っていたが、
「おはよう、服部」
意外や意外、先客が居た。
「珍しいな、影丸。ようやくエースの自覚が出てきたか?」
期待半分、冗談半分で話しかけてみる。
が、影丸はいたずら笑いを浮かべながらあっさり否定した。
「あはは、違う違う。昨日、薬の材料を忘れてさ。探しに来たんだよ」
(薬…か)
影丸は代々続くという忍者の家系で今でも山奥の方に一族そろって暮らしているらしい。
その一族の収入源は治療や身体強化の薬なんだそうだ。
しかし、そんな貴重な収入源を部室になんかに置いといていいのか?
「あれー、おかしいなぁ…。昨日、確かに部室に持ってきたはずなんだけど…」
そんな俺の心情を知るはずもなく、影丸はもくもくと探している。
「昨日、と言えば…。おまえ、なんかちっちゃい箱を奥のデータ書類の棚にに押し込んでなかったか?」
うちの部室の奥には―役に立っているかどうかはともかくとして―今までの対戦成績を書き込んだデータ書類の棚がある。
そこに無理やり木箱を押し込んでいたのを着替え中に見たことを思い出した。
「あ、それだ。ありがとー!」
そう言って奥の方に駆けていく。
「お、おい、狭いところを駆け回ると…」
…言わんこっちゃない…。
言い切る前にどんがらがっしゃんと派手な音を立てて、盛大に影丸が転がっていた。
「影丸、大丈夫か?」
大丈夫なわけはないだろうが、一応の声を掛けつつ棚へ向かう。
影丸は数々のファイルやらバラバラになった紙の下に埋もれているらしい。
「…ん?」
と同時に変なにおいがする。甘ったるく、少し鼻につく。
(なるほど、これが目当ての薬か。なんだか頭がぼーっとするなあ…)
どうやら多少の催眠効果もあるらしい。
(…っといかんいかん。さっさと影丸を助けないと)
ファイルや紙を掻き分けて影丸を引っ張り出す。
(うわ…)
見るも無残、影丸は一緒にぶちまけた薬の粉まみれになっていた。
「おい、影丸。しっかりしろ」
「う?う〜…、あ、ああ、ありがと、服部…」
思い切り転んだのと薬のにおいで軽いめまいになっているようだ。
「大丈夫か、歩けるか?」
「ヘヘ…、大丈夫…っと、わ」
言ってるそばからよろめく。俺は咄嗟に影丸を支えてやる。
むにっ。
…は?
なんだ、今の感触は?
「あはは…、たびたびごめん…」
どうやら本人は気づいてないらしい。
「…すまん、影丸。ちょいと確かめさせてもらう」
「へ?うわっ!?」
むにむに。
影丸の「胸」を何回か押してみる。
むにむに。
調子に乗って揉んでみたりする。
むにむにむにむに。
この男らしからぬ、やわらかい膨らみは…。
「…」
「…」
人は予想外のことが起きると時が止まったように感じるものだ、まる。
「影丸。おまえ、女だったのか?」
「ち、違うよっ!馬鹿!」
その瞬間、ぐーぱんちが俺の顔面にクリーンヒットした。
「へへえ、惚れ薬ねえ…」
説明を聞き、何度も頷く俺。
「う〜ん…ちょっと違うけど…。大体、同じようなものだね」
動揺と胸を揉まれたショックで多少、赤みを帯びた表情を浮かべつつ説明する影丸。
影丸が女になった原因。
それはずばり、あの薬の粉末だ。
辺炉紋丸と呼ばれる、特殊なキノコの胞子を精製して作るものだそうで、
飲めば異性に好かれるフェロモンを発するようになるらしい。
ただし、副作用として体内のホルモンバランスが崩れてしまう。
少量ならば問題ないが―。大量に胞子を、ましてや精製する前のものを吸い込んでしまうと、
「なんで、せっしゃがこんな目に…」
このように女になってしまうこともあると。
「ふーむ、ついに我が野球部にも女性投手が誕生か」
「冗談じゃないよ!」
真っ赤になって叫ぶ影丸。
そりゃまあそうだ。
今まで男として暮らしてきて、いきなり「あなたは女性になりました」なんて言われても納得できるわけがない。
「いい?絶対に他の人には言わないでよ!ばれたら一生、薬の実験台になってもらうからね!?」
恐ろしい剣幕で迫ってくる。
ぐえ…それだけは絶対に勘弁だ。俺まで材料をそのまま飲まされたりした日にゃ堪ったものじゃない。
「わ、わかった、わかった。約束だ約束」
「ほんとかなあ?」
俺が必死になってなだめても、一向に落ち着く気配がない。
「俺を信頼しろって。いくらなんでも、ばらすわけないだろ」
「だったら…いいけど…」
まだ疑いの目を向けてくる影丸。
お前は長い間バッテリーを組んできた相手を信頼できんのか…。
まあ、それはそれとして大変なことになった。
胸の膨らみはサラシを使って隠すことが出来る。上から服を着ればほとんど目立たないだろう。
が、問題は野球の練習で着替える時だ。部室では他のチームメイトに見られる可能性も高い。
かと言って、
「トイレとかでも無理があるよね…」
影丸の答えにも納得だ。いきなり部室ではなくトイレで着替えたりしたら不自然極まりない。
「うーむ…」
…。
かくなる上は…。
「おっす、主将」
「よ」
部室に入ってきたチームメイトと挨拶を交わす。
「あれ、珍しいな。主将がまだ着替えてないとは」
「ん?ああ、ちょっと事情があってな」
「ふーん…?」
首を傾げるチームメイト。
俺は表では笑いを浮かべつつも、内心「さっさと練習に向かってくれ」とハラハラしていた。
「今までは、いの一番に着替えて、練習してたのにねえ」
別のチームメイトが誰もが感じているだろう疑問を口にする。
「えーとまあ、影丸が来るまで待とうかなと…。投球に関しての話もしたいし」
もちろんそんなことは大嘘だ。
違和感なく言えただろうかと冷や汗が噴き出す。
「おおう、なるほど。うちの要だからなあ」
「ははは、そうそう!」
どうやら上手く納得させることが出来たようだ。この時ばかりは単純なチームメイトたちに感謝した。
「そういうことなら。んじゃ、お先ー」
手を振って他の部員を送り出す。
他全員の部員が着替えてグラウンドに出たのを見計らって、胸を撫で下ろしすぐさま携帯をかけた。
「いいぞ、影丸」
『OK、ありがと』
影丸の返答をしっかりと確認して俺も着替え始める。
(はあ、これで何日目だ…)
仕方なしに始めた防衛策。
バッテリーという立場を利用して一緒に練習をするかのように装い部室が空くのを待つ。
俺は部員たちが全員、練習に出て行くまで見張りをやらなければならない。
もちろん、練習の終わった後は二人で投げ込みの練習をするふりをしてやり過ごしている。
疲れるし、この方法も後々限界があるかもしれないが―。
部の混乱を抑えるためには仕方ない。
「いつも、ごめんね。服部」
申し訳なさそうに入ってくる影丸。
「いいよ、気にすんな。さっさと練習にいくぞ」
「うん、ちょっと待ってて」
と、手早く着替える。
私服(?)の忍者服を手順を踏んで脱いでいく。
時々、隙間から見える肌が艶かしい。
(しかし、ほんと肌とか綺麗だよな)
今までは一番に着替えて練習に出ていたため、他人の着替えるところをほとんど見たことがなかった。
しかし、こうして改めて見ると影丸は性別がどうこう関係なく綺麗な体をしていたことに気づいたのだ。
白いうなじに細い肩、ただ痩せているというわけではなく適度に筋肉もついた均整のとれた体。
ひょっとすると並みの女性よりも美しいかもしれない。
(サラシを巻いてなかったら…。柔らかかったな)
ついつい、数日前、確認といいつつ影丸の胸を揉んでいたことを思い出す。
あの時はあまりの突然さに思考が停止したから良かったものの、そうでなければ自分がどこまでしていたかわからない。
「どうしたの?服部。ぼうっとして」
「うおっ!?」
いかんいかん、つい妄想の世界に入ってしまっていた。
「大丈夫か?顔赤いよ?」
「あ、ああ、だいじょうぶだいじょうぶ…」
口では言っているものの顔の温度がどんどん上がっているのが分かる。
傍から見れば、相当滑稽な姿だったろう。
「まあ、それならいいけど。早く練習に行こう」
「あ、ああ」
影丸が笑ってグラウンドに駆けていった。
不覚にもその笑顔が可愛くて、俺はまた面食らってしまう。
(落ち着け…俺。相手は男だ、男なんだ)
結局、その後の練習は影丸のことを妙に意識してしまって全く集中できなかった。
その後の日々もなんとかやり過ごし、部としては混乱も何もなかったものの―。
あの部室でのやり取り以来、俺の中で何かが動いているような気がした。
必然的に影丸と一緒にいるため、二人きりで話す機会が増えたこともあるのだろう。
実際に野球一辺倒だった俺が野球に集中できていないというだけでも大問題なのだ。
認めたくはないが、それでも俺が自分自身に戸惑っていることは否定できない。
(俺は…影丸のことを…)
「おつかれさーん」
「あいよ、おつかれー」
チームメイトに声を掛け、帰りを見送る。
正直、影丸と顔を合わせるのは辛いが今日も投げ込みの練習のふりに付き合うことにする。
部のためだと自分に言い聞かせた。
「今日も居残りかい?主将」
「ああ、大会に備えておくに越したことはないからな…」
「まだ先のことなのに熱心だねえ」
それじゃ、とまた一人帰っていく。
「…それじゃ、行くか。影丸」
「うん」
…とにかく他の部員がグラウンドが見えなくなるまでの間の辛抱だ。
パァンとミットの音が気持ちいい。
お互い、演技のつもりでいるがやはり野球選手だ。
投手はいいボールを投げようとするし、捕手はうまくキャッチングしようとする。
その本能に従っていれば、少しは自分の気持ちも忘れることができる。
この時間が俺の本当のクールダウンの時間でもあった。
「よーし。服部、上がろうー」
得意のナックルボールがミットに収まると同時に影丸が声を掛けてくる。
まだそんなに経ってはいないと思ったが時計を見ると最後の部員が帰ってから1時間も経っていた。
他の部の連中もとっくに帰っただろう。
「そうだな…帰るか…」
正直に言えば、もっと続けていたかったが、あくまでも「演技」だ。
いつまでも、グラウンドに居座ってるわけにもいかない。
しぶしぶながらも部室に引き上げることにする。
その横に影丸が小走りでついてきた。
…勘弁してくれ、一人で居る時でさえ悩んでいるくらいなのに…。
「へへ、“ふり”とは言え、つい投げてるうちに力がこもって来ちゃうね」
そんなことはお構いなく屈託のない笑顔で話しかけてくる。
「ああ、そう、だな…」
あまり視線を合わせないようにする。
今、こいつの顔を見たらとんでもないことになりそうな気がした。
(さっさと帰って寝てしまおう…)
そう思って部室のドアを開けようとしたときだった。
あ。と後ろにいた影丸が声を上げる。
「どした?」
「雨…」
そう言われて、後ろを振り返ると確かにポツポツと雨粒が落ちていた。
そういえば、朝の予報で言っていたような気もするな。
「まあ、着替えてる内にやむだろう。大したことない」
「そうだね」
特に気にせず、後は着替えて帰るだけだ…と思ったのが間違いだった。
ざあぁぁぁぁ…。
「やまないねー…」
ざあぁぁぁぁ…。
「そうだな…」
かれこれ何時間経ったことだろう。
辺りはすっかり暗くなり、雨の音がどんどんと大きくなっている。
「着替えてる間に本降りになるとはな…」
大失敗だ。帰ってから着替えるという選択肢もあっただろうに。
わざわざ、状況が悪化してしまうような選択をしてしまうとは。
「もう誰もいないよね…」
影丸が不安そうにつぶやく。
だが、俺はそれ以上に不安になっていた。
他の部ももう帰っているだろうし、残っている僅かの職員たちもこの雨の中では別館となっているこの部室棟には寄ってこないだろう。
ということはつまり、
(二人っきり、ということか…)
しかもこの狭い密室にだ。
俺は心の中で溜め息をつく。どうすればいいのやら全くわからない。
「…」
「…」
気まずい沈黙。雨の音がさっきよりも大きくなったような気がした。
このままで居ると頭が狂いだしそうだった。
「ねえ」
沈黙を破ったのは影丸だった。
「あ?な、なんだ?」
しどろもどろな反応を返す。
「隣に行ってもいいかな?寒いからさ」
…。何だって?隣に座りたいということですか?
「え、いや、あの、それはだな」
そんなまさか、いくら寒いとは言っても二人で肩を寄せ合うというのは…。
「確か一枚、おっきいスポーツタオルがあったろ?せっしゃだけが使うわけにもいかないし、ね」
「いや…だから」
だめだ、まともに言葉が出てこない。
影丸がてきぱきと奥からタオルを持ってきて、俺の隣に。
そして、大きいそれで自分と俺の体を一緒に包む。
「これで多少はマシかな」
余計悪いわ、と突っ込みを入れたくなったが、突然の展開に頭がごちゃごちゃしてどうしようもない。
(頼む、さっさと止んでくれ…)
とにかくこの雨雲にご退場願うしかなかった。
健闘むなし。
あれからしばらく経っても、雨が止む気配は微塵もない。
しばらく影丸と言葉を交わしたような気もするが気持ちを静めることに必死ではっきり覚えていない。
はあーと溜め息をつき、うな垂れる。せめて朝までに止んでくれればいいと諦めることにした。
「おっと」
体がぐらつく。影丸が寄りかかってきた。
そういや、ずっと肩を寄せ合ったままだった…。
また顔が火照ってくる。
「ええい、影丸。もうちょいそっちに」
寄りかかってきている体を手で押しよけようとする。
その時初めて、影丸が寝ていることに気づいた。
「…」
可愛いとしか言いようがなかった。
柔らかそうな頬に長いまつげ。
すっかり安心しきっている寝顔だ。
でも逆に、その表情は俺にとって爆弾でしかなかった。
「ん…」
影丸が少し息を漏らす。
衝動的に俺はキスしていた。
(柔らかい…)
気持ち良かった。
触れるだけでこんなに幸せになれるものだとは思っていなかった。
…自分の思いを告げることはできない。
だから、せめてキスだけでも―。
「服部」
その一言で我に返る。
「あ、す、すまん!起こしてしまったか…」
一瞬で罪悪感に包まれる。
「本当にごめん!おまえの気持ちも考えずに…」
どんなことでも言い訳になるのは分かっている。
これで今までの関係が壊れてしまっても、もう取り返しもつかない。
罵声も仕打ちも覚悟した。だが。
ふぅと一息を入れた後、影丸の口から出たのは意外な言葉だった。
「好きだよ、服部」
…え?
い、今、何ていっ…!
何が何だかわからない内に、今度は俺の唇が影丸に奪われていた。
唇の柔らかい感触、茶色がかった髪の匂いが鼻をくすぐる。
「はあ、ふぅ…」
「か、影丸」
さすがに照れているようで、はは。と悪戯笑いを浮かべる。
「これで両思いだね」
「い、いやあの」
確かに嬉しいことは嬉しいが…。
こんなにあっさり認められても…。
「いいのか、そのー…お前、体が女ってだけで…」
「んーん」
首を2、3度振った後、
「女になるずーっと前から、服部のことは好きだったよ」
「な…」
絶句。
じゃ、じゃあ、影丸はその気の…。
俺の様子を見て、でもちょっと待ってと影丸が慌てて訂正する。
「最初は友達としての憧れがほとんどだったよ」
でもね、と一息。
「最近、段々と男を異性として意識するようになってきたんだ。心の方も女に変わってきているんだよ」
「そうしたら、服部への気持ちも少しずつだけど変わってきてさ…。最初はこの気持ちが何だかわからなかったけど」
「でも、さっきキスされたときにわかったよ。『服部に恋してる』って」
えへへと、顔を赤らめて笑う。
呆然とした。
まさか、影丸も俺のことを…。
ずっと同じことで悩んでいたなんて…。
「ねえ、服部?せっしゃじゃダメかな?やっぱり、ちゃんとした女の子の方が…」
不安げな表情。そんな“彼女”がたまらなく愛しく、俺は影丸を抱き寄せていた。
「わわっ」
「関係ねえよ」
「え?」
ほんとに?と影丸は繰り返す。非があるのは俺の方だって言うのに。
「朝霧影丸は普通の可愛い女の子だよ」
あ。と声を上げて、すぐに微笑みに変わる。
「ありがとう…、服部…」
床にしいたタオルに影丸を寝かせる。
「あ…」
潤んだ瞳に上気した顔。
それに引き寄せられるように口づけをした。
「ん…」
柔らかい感触をわずかだけ感じ、舌で唇をこじ開ける。
「…!」
突然のことに影丸は一瞬だけ体を震わせたが、すぐに舌を絡ませて応えてきてくれた。
ぴちゃぴちゃ…。
「はぁはぁっ…」
お互いの存在を確認するように、一心に動かす。
口を離すと、ツゥと一本の糸がひいた。
「あは、なんか…やらしいね」
「そーゆーことをしてるからな」
「真顔で言わないでよ…ばか…」
影丸が顔を赤くして視線を逸らす。
その可愛い仕草に俺はくすくす笑いながら、片手を影丸の服の下へ忍び込ませた。
「わっ」
忍び込ませた手で体をなぞり、空いている手で忍者服を捲りあげる。
「ふわ、は、服部…。くすぐったいよ…」
「ごめん、あまりにも触り心地がだからさ」
手から直接、影丸の体温が伝わってくる。
すっと上に向かって、指をゆっくり移動させていく。そして、ほどなく肌とは違う質感にぶつかる。
「…いいか?」
こくん。
承諾を得て、手を回し、サラシをほどく。
小振りな胸がその下から現れる。
「あう…やっぱり恥ずかしい…」
「なんでだ。こんなに綺麗なのに」
でも、とまだ何か言おうとした影丸の言葉をさえぎるように胸を弄ぶ。
ふにふに…。
「ふあ」
ふに、ふにふにふに…。
「ん…んっ…んふっ…」
小振りのわりに…、小振りだからこそなのか軽く揉むだけでピクピクと敏感な反応が返ってくる。
「はあはあ…はっとりぃ…」
熱い息。
「もっと聞きたい」
「え―!?ちょ、ちょっと、やあ…」
乳房に舌を這わせる。
柔らかい肉をしゃぶり、硬くなった乳首に吸い付く。
「んああああああっ!!」
小刻みに震え、体を少しだけ仰け反らせて反応する。
もしかしたら胸の感度が一番いいのかもしれない。
「は…はっ…んふっ…ん…」
コリッ―
「うあっ」
軽く歯を立てた。
コリコリッ―
「うっ、くっ…」
片方に口で吸い付き、片方では指で攻め立てる。
「あ、あ、あ、あああ…は、はっとり、やめ…んうぅぅぅぅ!」
影丸の顔が更に上気していく。体がさらに熱さを増し、汗が浮かんでいる。
(可愛い…)
堪えきれなくなった俺は、影丸のズボンを下着と一緒にずり下ろした。
「うああ…」
影丸が恥ずかしさに顔を手で覆い隠す。
覆いかぶさるようにして、秘所に指を伸ばした。
「濡れてる…」
「い、いうなぁ…」
真っ赤な顔で恨めしそうに睨んでくる。
「いや、ごめん…」
「む〜」
ちゅぷ…。
「ひゃ!」
そのまま舌を進入させた。
「は、はっとり、はずかしっ、ふあっ!」
胸とは違う柔らかい感触を舌に感じながら、その中を蹂躙していく。
「あう―はぁ…はぁ…んっ…あっ…あ…ああっ!」
(もう…いいかな…)
いそいそと服を脱ぎ、自分自身を影丸に添える。
「あ…」
「いくぞ…?」
「う、うん…。はっとりぃ、きてぇ…」
影丸の答えに大きくうなずき、ゆっくりと膣内へ沈めた。
「うっ…はあああっ…!」
十分にはぬかるんでいるが、小柄な影丸の膣内はきつい。
影丸の顔が苦痛に歪む。おそらく手間取れば余計に痛みを与えてしまうだろう。
「…影丸、ごめん」
「えっ…?―あっ、あぁぁぁぁぁぁっ!!!」
何度も心の中で謝りながら、影丸を一気に貫く。
ぷつっ、と何かを破った感触があった。
「はっ、はあ、ふぅ…」
「大丈夫か…?」
「少し痛かったけど…大丈夫だよ…」
健気な笑顔。狂うほどに愛しい。
俺たちはしばらく抱き寄せ合っていた。また訪れる沈黙―。
「あの…」
影丸が囁く。
「ん?」
「その…動いていいよ」
そう言って、また視線を逸らす。
(影丸…)
その仕草を合図にゆっくりと動き始める。
「あっ、あっ…あっ…ふぁうぅぅぅぅぅぅぅ!」
嬌声を上げて仰け反る影丸。
細い腰を支えながら俺自身も高めていく。
「んくっ、はっ、はっ、はっ…」
ズリュズリュと淫靡な音が大きくなる。
そのたびに、影丸が締め付け、膣内で絡み合ってくる。
「ああっ、んっ、あっ、ふあっ―」
「影丸の中、すごい気持ちいいよ…」
「あっ、あっ、はっとりが、服部のが、いっぱいいっぱい…ああぅ!」
貪るように二人で腰を突き動かす。
結合部から蜜があふれ出し、タオルにシミをつくっていた。
「うあっ、はっとり、はっとりぃ…」
「くっ、もう…」
限界が近い。
影丸を抱き寄せ、一気に奥へと潜りこむ。
「うあああああっ、あ、、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
「影丸っ…!」
次の瞬間、あるだけの欲望を影丸へ解き放った。
「んああっ、出てるぅ…。はっとりのが…せっしゃのなかにぃ…」
もう一度だけ強く抱きしめ耳元で告げる。
「愛してる…」
そして、意識は闇の中へ沈んでいった。
「ねぇ、服部」
「ん?」
あれから数日、俺と影丸はきちんと“お付き合い”をしている。
もちろん、チームメイトには秘密だ。
練習と休日の合間を縫い、特別な所へ出かけることもないが―。
こうして傍にいるだけでも幸せなのだからそれでいい。
「どうした?」
今日は河川敷に散歩に来ている。
俺は草の上に寝転がりながら、隣に座っている影丸の呼びかけに答えた。
首に巻いている水色のバンダナが可愛い。
「男に戻る方法がわかったよ」
「え!?」
突然のことに唖然とする。
(今まではどんな方法を試しても無理だったのに…)
別に影丸自身がいなくなるとい訳でもないのに、俺は頭を抱え込んで悩みこむ。
そんな様子を見て、影丸がクスクスと笑った。
「あはは、うそだよ」
…はっ、うそ?はは…そうか、嘘なのか。良かった…。
「何だよ、脅かすなよな」
「えへへ、ごめん。…でも、服部はもし本当にせっしゃが男に戻っても、また恋人になってくれる?」
憂いを帯びた目で新たな問いを―。
冷静を取り戻していた俺は即答した。
「当たり前だろ。お前みたいな可愛い奴が別の男に取られたら一生、後悔するよ」
「…ありがと」
満足そうに微笑した影丸を抱き寄せる。
「わわっ」
「これからもよろしくな」
「…うん!ずっと一緒だよ!」
どんなことがあっても―ね。
以上です。
今、読み返したら台詞回しが強引過ぎる…orz
あとホルモンがどうとか出てきますが、当方は生物学に関しては
素人なのでご容赦を(ノД`)
もっと精進します。ノシ
いやいや、主人公が男前だ。
楽しかったで!
GJ〜よかったっすよ〜
318 :
名無しさん@ピンキー:05/03/14 10:28:53 ID:NiOasowg
乙
最後の方何かワロタw 面白かったディスヨ、GJ!
初野も
さて、あと10…俺の場合は9日か。9日以内に2→F→3を踏破か…
平気へっちゃらだな
ゴバーク
貴様、WAスレの人間だな!
よくぞ見抜いた
平気へっちゃらだぜ!
矢部「主人公君の役目はこの事件を球界中に伝えることでやんすッ!」
主人公「メガネ・・・必ず返す・・・。」
ところで、服部って・・・教祖ですか?
328 :
名無しさん@ピンキー:05/03/15 21:04:52 ID:pWmFmWot
某忍者漫画からとったと思う。
服部半蔵からだと思う。
ちなみに自分のキャラは南斗五斜星からとってたりしてた。
比喩鵜井とか?
331 :
288:05/03/16 06:14:04 ID:SUV/7kjs
>>327 後ろのお二方が言っているように
影丸→忍者→“服部”の名が多い→んじゃ、服部
という感じで決めました。
でも、“服部 教祖”でぐぐったら検索件数多かったので
少しびびりましたよ
オレはあおいちゃんの喘ぎ声が響く風呂場のドアを開ける。歯を食いしばってみずきちゃんの攻めに喘ぐあおいちゃんと、「ほら、見て見て、センパイ」とみずきちゃんがオレの方を向いて、楽しそうに笑顔であおいちゃんを弄っている。
解いた髪が塗れて肩にかかり、2人とも中々色っぽい。ただ、オレにはそんなことどうでも良く、嬲られるあおいちゃんを見て嘲笑った。
「えらく気持ち良さそうだね」
「んぅ・・・、そん、なわけ・・・ないじゃない・・・!」
壁に手を付き、跪いてお尻をみずきちゃんの方へ向ける体制をとっている。みずきちゃんの手はあおいちゃんの股間部に宛がられていた。その体制を見て一目で解かる。あおいちゃんが嬲られているのはヴァギナではなく肛門の方だ。
見ればみずきちゃんの人差し指が深々と付け根のところまで埋まっている。あおいちゃんが歯を食いしばっているのは処女喪失の痛みではなく、肛門挿入からくる苦痛。
「小波く・・・!みずき・・・、を・・・っやめさ、せ・・・ひう!あ!ぐっ・・・!」
そのあおいちゃんの言葉を聞いていたみずきちゃんが、ジィッとあおいちゃんを睨んだのと同時に、みずきちゃんの人差し指が第一関節までズズッと引き抜かれたかと思うと、また勢い良く付け根まで挿入される。
涙をホロホロと流し始めたあおいちゃんに対し、みずきちゃんの人差し指の動きは止まらず、中でグリグリと掻き回したり、挿入、引抜を繰り返す。
「良かったねあおいちゃん、お尻の穴の初体験の相手が大好きな後輩となんて」
「センパイのここ、キュウキュウって締め付けてくるんですよぉ」
そう言ってみずきちゃんは根本から勢い良く引き抜いた。
「ぁあ!!」
その瞬間あおいちゃんの身体が仰け反る。
肛門から太股へと粘液が伝い、アナルがヒクヒクとヒクついている。「ぅぅう・・・」と俯き涙を流し続けるあおいちゃんを尻目に、「あは、センパイのお汁汚ぁ〜い」とワザとあおいちゃんに恥辱を与えているみずきちゃん。
「酷い・・・ぅ・・・っ、ヒック・・・っ、酷いよ・・・小波くん・・・」
酷いのはみずきちゃんじゃないの、と聞こうと思ったが口をつむいだ。折角だからオレも楽しませてもらおうかと、オレはファスナーを下ろしペニスを取り出した。
跪くあおいちゃんの上体を支え、ペニスをアナルに宛がった。
「え・・・待って・・・、いや・・・!やめて!」
「充分ほぐれただろ?」
暴れようとしているのだろうが、もはやオレが上体を支えなくてはならないほど脱力しているあおいちゃんにとって、首を振って嫌々をするのがやっとのこと。亀頭がアナルに触れると、みずきちゃんが「良いなぁー・・・」と指を咥えている。
みずきちゃんは前の穴で何回もやったじゃないか・・・。
グッと力を込める。亀頭の先っぽがアナルに埋まったところで、あおいちゃんが青ざめて訴えかけてきた。
「や、やめてぇ!小波くん!他の事なら何でも言うこと聞くから・・・!!それだけはお願い!」
それを聞いてニイッと笑う。何でも言うことを聞く、それは即ち、オレのマリオネットになることを了承したことに等しい。
「何でも言うこと聞いてくれるんだね?」
「聞く!聞きます、聞きますから・・・!お願い・・・小波くん・・・、それだけは・・・」
どうやらアナルに挿入されるのが怖いのか、オレが亀頭の先を抜くとあおいちゃんが安堵の溜息をつき、そしてまた脱力した。
あおいちゃんを抱きかかえ正面を向かせて床に寝かせた。
「何を・・・するの・・・?」
「別にオレは何も。するのはあおいちゃん。オレの前でオナニーして見せてよ」
えっ、とオレを見上げる。「ここでするの・・・?」という問いかけに、オレは冷ややかに「嫌ならお尻の穴こっち向けなよ」と言い放つが、ブンブンと首を横に振った。そりゃあ、アナル挿入よりオナニーの方が楽だよな。
ただ、あおいちゃんが気にしているのは、みずきちゃんが見ている前で自慰なんて、恥ずかしくてできないということ。
何を今更、と思いつつも、オレは「早くしないと無理矢理アナルセックスだよ」と言うと、顔を赤らめ、たじたじ自分の股間に手を触れた。
「はぁ・・・っっ」
触れた瞬間、あおいちゃんの身体が仰け反り、ビクビクと軽く痙攣した。一瞬どうしたのかと思ったが、どうやら指が突起に触れただけで軽く達してしまったらしい。
綺麗な穢れの無いピンク色をしたヴァギナを見れば、男の経験が無いことは大体察しがついたが、少なくとも自慰くらいは何度もしているものだと思っていた。この反応を見る限り、自慰経験はあってもその数はたかがしれている。
「あ・・・んぅ・・・」
「気持ち良いかい?」
そんなわけ・・・、と小さく呟くその声も風呂場ではよく響く。
慣れない手付きで股間の突起を指で擦るのだが、少ない自慰経験ではそれほど快感が伝わってこないらしい。というか、快感を自分に与える術を殆ど知らないのだから、当然と言えば当然だろう。
「あおいちゃん、セックスの経験は?」
「・・・は・・・ぁ・・・、な、ぃ・・・に、決まってるじゃなぃ・・・っ」
「今までオナニーした回数は?」
「し・・・知らないよ・・・!ぁ・・・、んっ、ん・・・っ」
オレの卑猥な質問に赤面しながらも健気に答える姿が可愛いじゃないか、とさえ思う。
その返答から男性経験はないし、『知らない』という言葉から想像すると、あおいちゃんの場合、『自慰しすぎて覚えていない』というよりもむしろ、数が少ないからこそその時の状況をより鮮明に『記憶している』ようにさえ見える。
つまり何回したか覚えていることに対して、あおいちゃんなりに恥ずかしかったんだろう。
26にもなって男の経験が無いことも問題だが、その歳で自慰経験が殆ど無い事こそ本当の問題だとは思う。みずきちゃんも確かに処女ではあったけれども、女の子として自分を慰める方法をちゃんと知っている。
「オレがもっとちゃんとしたオナニー教えてあげる」
そう言ってあおいちゃんを抱きかかえて浴槽にしてあるフタの上に腰を下ろし、あおいちゃんを股の間に座らせる。抵抗する様子も無い。
みずきちゃんが指を咥えて羨ましそうにしているのを尻目に、あおいちゃんの股間に手を潜り込ませていく。「ぁは・・・っ」と、オレの手が突起に触れた瞬間、軽く身体が仰け反った。
「感じた?」
「そ!そんなわけ・・・!!」
ないじゃない、と言うより先にオレの指があおいちゃんのヴァギナに侵入していく。
「あぅ・・・!」
処女膜を傷つけないよう第一関節ほどしか挿入していない。中指と薬指をねっとりした愛液が飲み込んでいく。空いたもう一方の手でその上部にある突起を指で擦る。すると、僅かではあるがあおいちゃんが可愛く喘ぎだした。
「ぁ・・・ん・・・」
「ふふふ、気持ち良い?」
そう耳元で囁くと、殺していた声を出してしまいそうなのか、何も言わずただ頭をふるふると振るだけだった。
それがあおいちゃんらしい。強がっているからこそもっともっと虐めて、その『どこまでその強がりが...』なんて言ってみたい。まあそれもあおいちゃんの我慢に寄るんだけど。
「あ・・・ぁ・・・、ぁっ・・・だ、め・・・」
「ほら、あおいちゃんのココ、エッチなお汁で濡れてるよ」
「やぁ・・・ちが、う・・・、そん、な、の・・・違う・・・っ、お風呂の・・・お湯・・・、ひぃ!!」
通るはずのない言い訳も言わせず指で擦っていた突起を、今度は人差し指と親指で軽くこねあげると、あおいちゃんの後頭部が大きくオレに向かって後ろに大きく反れた。
イった訳ではなく感じたのだ。今あおいちゃんは間違いなく、快感をその身に味わったのだ。
オレはその僅かな反応を見逃さない。同じように突起を指でつまんでクニクニとこねてみたり、人差し指で突起を擦ったりすると、やはりあおいちゃんは今まで以上にトーンの高い声で喘いでいる。
「あ・・・!んっ、だ、だめぇ・・・!」
「ふふ、さっきより随分濡れてきた・・・、感じてるんだね・・・、可愛いよ」
「やぁ・・・!だめ・・・、こんなの・・・ボクじゃない・・・!」
やっと認めだした。あおいちゃん自信は認めたくはないのだろうが、『ボクじゃない』と言ってしまえば、もうそれは必然的に感じていることを認めた証になる。
あおいちゃんの生暖かい吐息が冷たい外気にふれて白く変わっていく。
第一関節まで入れている指を軽く円を描きながら挿入と引抜を繰り返しつつ、突起をこねられたり擦られたり。どんな女の子だってこの2つを同時に、断続的に弄ばれれば、その身に与えられる快感に嫌でも認めざるを得なくなるだろう。
「このままイかせてあげるから、素直にその快感を受け入れるんだよ・・・?」
「こな、み、くん・・・お願い・・・っ、やめてぇ・・・!変に・・・ぁ、は・・・っなっちゃうよぉ・・・っ」
抵抗する余力も残っていないあおいちゃんなら、絶頂を味わうことで多少は精神状態を狂わすことができるかもしれない。『もうどうでも良い』思考をあおいちゃんが抱くことで、オレの行為を大人しく受け入れるようにくらいはなるだろうと思う。
「変になって良いよ、みずきちゃんもイクときは今のあおいちゃんと同じだったんだから」
「・・・んぅ・・・っ、ほ、ほんとぅ・・・?」
「うん、気持ち良いときは変になって良んだよ、自分に素直になって良いの」
あおいちゃんに安心感を与えるよう、優しい口調で言う。自分1人がこんな目にあっている、と考えれば、経験の少ないあおいちゃんには苦痛だったかもしれない。
が、みずきちゃんという自分と同じ境遇に立たされた人物もまた、自分と同じことを考えていたんだと知ってしまえば、それはとてつもない安堵感をその人物に与える。
そして人間ってのは本当にどうしようも無い時、必ず自分にとって楽な道を選択するらしい。追い詰められた今のあおいちゃんにとっての『楽な道』とは、みずきちゃんと同じになること。自分もみずきちゃんと同じだと認識すること他ならない。
仲間がいれば安心、そういう意味。
「みずきも・・・、あ、ん・・・、ボクと・・・、同じだったの・・・?変になって良いの・・・?」
「そうだよ、あおいちゃんもみずきちゃんと同じさ」
「・・・・・、こな・・・み、くん・・・お願い・・・」
ほんと、今日は『お願い』って言葉をよく聞くなぁ、と思いつつ、「なぁに?」と、今度は『あおいちゃんのお望みを叶えてやっても良いよ』と言うような口調でたずねた。
「イきたいの・・・もっとしてほしいの・・・」
「オレで良いの?」
「良いの・・・っ、小波くんが良いの・・・っっ、もっと・・・、して、ほしい・・・」
堕ちた。
今間違いなくあおいちゃんは堕ちた。オレの口から笑みがこぼれる。可愛すぎだよあおいちゃん。みずきちゃんの時のように精神状態を不安定にさせることなく、あおいちゃんの方からして欲しいと求めてきた。
それはもう自らオレの物になると言ったに等しい。
「それじゃあ・・・もう遠慮はしないよ・・・!」
挿入と引抜を繰り返し、突起を擦りつけていた両手の指の速度を上げる。もうすでに途中まで込み上げている絶頂感を、無理矢理引っ張り出す・・・!
あおいちゃんの喘ぎ声がさっきとは比にならない。普段彼女が見せない『女の子』が曝け出される。そこから出てくる愛液にオレの指がふやけてくる。
「あ!あっ、ああっ!こ、こなみくっ・・・!!」
あおいちゃんはもうその身に与えられる快感を全て受け入れてしまう。快感が全身を駆け巡る度、あおいちゃんはその快感を素直に『快楽』として認識する。
「もっとぉ!ほしいの・・・!!激しくしてほしいのぉ・・・!!」
二の腕が痛くなるくらいヴァギナへの挿入と引抜の速度を速め、突起に関してはこね上げるだけではもう間に合わず、指に力を込めてグニグニと握りつぶし、少し痛みすら感じさせるくらいに激しく愛撫を繰り返した。
「も、もう・・・!もう・・・!!だ、めぇ・・・っっ、くる・・・!何かくるぅ!!」
風呂場にあおいちゃんの声が響き渡る。
「イっちまえ・・・!」
言って突起を捻り引っ張りあげてやった。
「んぁああっっ!!」
大きく身体が仰け反った後、力の抜けた身体がオレに抱き寄せられる。オレの腕の中でぐったりと項垂れ、荒く色っぽい息遣いで肩が上下に動いている。
これでもう、あおいちゃんもオレの物・・・。
腕の中で僅かにあおいちゃんが「こなみくん・・・」と呟いた。そして気絶する刹那に口から漏れるように出た、あおいちゃんの声。
――だ、ぃ・・・、す・・・、き・・・・・・
荒い呼吸に消えていったその声は、みずきちゃんも、もちろんオレも気づくことはなかった。ただ、気絶したその表情はどこか、幸せそうな笑みを浮かべているような気もした。
続く(かどうか微妙)
純愛がウケるっぽかったから純愛に無理矢理傾けようとしたら失敗したな。
もちっとマシに書きたいもんだな。
さて・・・コメント待ちつつ、しばらくPC閉じてくるかな。
>>340 うーん…GJなんだが、俺は前の鬼畜路線が好きだったな…
>>340 折れはこういうののほうが好きだわ
好みはやっぱり人それぞれみたい
343 :
名無しさん@ピンキー:05/03/16 18:49:12 ID:RdZu7wKB
漏れはこういうねちっこいのがすき
乙&GJ!!
ラスト周りから、続くにしても色々出来そうだねー。
どっちでも面白いから好きよん
>>330 海:海棠 山:山野 炎:日野 風:風野 雲:南雲 みたいな。
後はそのときのフィーリング
コメントども これからはなるべく鬼畜と純愛を両立させていくよ。
バイブ挿入でお散歩プレイとかも良いな。
サインくださいって色んな人が寄ってくる中で変な声出すあおいとか(笑
新世代編の矢部君がその辺目ざとく見つけそうなんだがw
349 :
名無しさん@ピンキー:05/03/17 07:57:19 ID:yItMRtFc
>>3スレ目
乙!是非続きを書いてください。
>>332〜339
できればもう少し鬼畜を追求していただきたいです。
ハードなプレイだけど、ちゃんと愛があるってのが好きだな
痛いのは嫌いだけど
自分の好みを言ってもしかたないかw
これは狙ったハードプレイハードや
主人公 矢部 他多数・・・トランクス
猪狩守・・・ブリーフ
朝霧影丸・・・褌
タマちゃんもきっとフンドシですよハァハァ
355 :
名無しさん@ピンキー:05/03/18 21:46:36 ID:ME6yOyQJ
加藤センセきぼにゅ
356 :
名無しさん@ピンキー:05/03/18 21:53:30 ID:8xwxokAK
春香マダー?
358 :
名無しさん@ピンキー:05/03/19 15:02:19 ID:dCY0iYWO
京子さんふたなりマダー?
ageてる人はsageてくれ、頼むから
,' へ へ ::! i `、
i ! / .i l l i | ヽ! ! i
! !〃 l l l. l l ` ! i !
! / | | | | | ! ! ! i
.! ! | ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄i i i !
! i  ̄ ̄`‐ 、 , -‐'"" ̄`゙i ! ! ! i
! i i ィ 夕ミ ヾ .夕ミ ヾ ! ! i i !
! ! ', ヽ 弋ソ ノ 弋ソ ノ i ! i ! |
! i. 、 :;!! ! i! i |
i ! ', | / ! ! !i | i
! !、 、 ' , 'ヽ i i iハ | !
.! ! ! 、` 、 -==- , ' ヽ! ! ! i! ! i
! ! ii 、 、` 、 ' ! i i ! i i ! ! !
-‐l''"\! 、 ヽ、 .` ‐ ´ / ! .! ! ! ! i ! i
i 、 `、 ヽ , / ./i i ! ! ! i ! i
i `、 ヽ `、 `'"¨~´ ! i i i ! ! i !
! `、 ゝヽ \ i ! i i ;! i! i
361 :
名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 10:22:44 ID:TW/1fm4v
俺の小説うpしよか?
362 :
名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 11:14:57 ID:TW/1fm4v
七時間目の授業はつらい。
一日の授業の疲れを抱えながらでは、シャープペンすら持ち上がらない。
もちろんまぶたも持ち上がらない。だいぶ傾きかけた夕陽にまどろみながら、
英語教師が読み上げる英文を聞く。
中途半端なネイティブ発音にうんざりして、寝ようにも眠れない。
363 :
名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 11:17:04 ID:TW/1fm4v
時計を見ると、授業はまだ五分しか進んでいない。やんなってしまう。
化粧臭い壮年の女教師から逃げるためにはいつもどおり、
保健室に逃げ込もう。別に保健室登校をしてるわけじゃないけど、
あそこは妙に落ち着く。
「先生、頭痛いんで保健室行ってきます」
僕は、授業の流れをぶった切って立ち上がる。
ちっとも頭なんか痛そうにしてないけど。
しかし、いつものことだからもう慣れているんだろう。
英語教師は不機嫌そうに「はいはい」と言ってまだ朗読を再開した。
突き刺すようなクラスメートの視線にも僕はもう耐えられるようになった。
364 :
名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 11:18:10 ID:TW/1fm4v
誰もいない廊下を一人で歩く。
自分だけの足音が拡声器でもつけたかのように廊下に響いた。
音が反響するせいで学校そのものがひどく小さく感じる。
その割には保健室までの道のりは随分と長いけど。
それにしても人っ子一人いない。
時折通りすがる教室から教師の声が聞こえるだけだ。
世の中には孤独を好む人がいるっていうけど、
僕にはにわかに信じられない。僕はたった今時が止まり、
橙色のこの廊下にずっと閉じ込められたらとても正気じゃいられないだろう。
階段を下りて、下の階へもぐりこむ。派手な掲示板に目を配らせ、保健室へ。
自然に足の動きが早くなった。
365 :
名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 11:18:57 ID:TW/1fm4v
僕はやっとの思いで保健室へたどり着いた。
勝手知ったるなんとかってやつで、我が物顔でドアを開ける。
「おはようございま〜す」
「こんにちは、今日は遅いのね」
夕方なのにおはようございますなのはいわばクセみたいなものだ。
時間がずれた挨拶をすると、京子先生が返事をしてくれた。
体は机のほうを向いたままで、顔はうかがえない。
シャンプーのCMにそのまま使えそうな長い髪が見えるだけだ。
366 :
名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 11:19:55 ID:U6y6Ov+s
それパクリ
僕は近くにあった丸椅子を取って京子先生の横に座る。
ノートパソコンを使ってなにやら打ち込み作業をしているようで、脇には崩れそうなほどの書類が重なっている。
画面を横目で盗み見ると、エクセルのウィンドウが出ていた。
「なにやってるんですか?」
今度はちゃんと覗き込み質問すると、京子先生はマウスを操りウィンドウを閉じてしまった。
液晶画面にはラッセンのイルカが泳いでいる。
「見ちゃ駄目よ」
「え〜いいじゃないですか。減るもんじゃないんだし。
だいたいなにやってたんですか?それぐらい教えてくださいよ」
「身体測定のデータの打ち込みよ。
今は女の子のやってるから七海君は見ちゃ駄目」
それなら仕方が無いですね。と僕は言い机から少し離れた。
京子先生はそうするのを見届けた後、もう一度エクセルを起動したみたいだった。
それにしても、京子先生が相手してくれないんじゃ暇で暇で仕方が無い。
僕は保健室の端のほうにある本棚に向かった。
ここの本棚には保健の教科書や救急の本だけじゃなく、
前の理香先生が置いていった車のパンフレットとかが置いてある。
しかももっぱらスポーツカーばっかりだ。少し埃をかぶっているあたり、
京子先生は車に興味はないんだろう。
乗ってるのも確か安いワンボックスだったはずだし。
僕自身もあまり車には興味ないので、本棚から離れた。
でもやることは無い。相変わらず京子先生はパソコンと向かい合っている。
女の子のデータか…。僕は気になり、後ろから覗くことにした。
自然を装い忍び寄る。こんなとき目が良いと便利だ。
このデータ、スリーサイズまで載ってるじゃないか。
密かに興奮する。心臓が火にかけられるのを感じつつ目を凝らしてさらに覗く。
そもそも身体測定ってそこまで測るもんだったっけ?
いや、そんなことはどうでもいいんだけど。
バストと名前の欄を目で追っていると、突然画面がイルカに変わった。
369 :
名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 11:23:17 ID:U6y6Ov+s
「もう、見ちゃ駄目って言ってるでしょ」
「はぁ…」
京子先生にばれた。
しかし、口ぶりを聞く限りではあんまり怒っていないみたいだ。
僕は仕方なく丸椅子に座る。それにしても七瀬さん胸でかいな。
「まったく、七海君はスケベなんだから。
そんなにスリーサイズ知りたい子でもいるの?」
「いや、別にいないですけど…」
気になるじゃないですか、って続けようとしたけどやめておいた。
コレじゃそれこそスケベじゃないか。今でも言われてるけど。
「ん〜もしかして、あおいちゃん?」
「違いますよ!!」
思わず反論してしまった。
「違うんだ〜いつも見てるだろうから、
ちゃんとした数字知りたいのかと思ったのに」
「なに言ってるんですか」
これはもしかして、イジメってヤツだろうか。
年上女性が年下に行なう性的嫌がらせってヤツに違いない。
って僕は加害者なのに、なにいつの間にか被害者妄想に走っているんだろう。
「で、本当のところ誰のが知りたいの?」
そう言って京子先生は子どものような目をしながら、
キャスター付きの椅子を寄せて僕のほうに近づいてきた。
ずっと感じていたエタノール臭が消えて艶かしい香りが僕を誘う。
「別に良いじゃないですか、もう」
「良かったらそんなの覗くはず無いじゃない。ねえ教えてよ〜」
なんだかやたらしつこい。からかっているんだろうか。
ていうかそうだろう。
「もう勘弁してくださいよ〜」
「何なら教えてあげようか?」
一体誰のを教えるつもりなんだろう。
京子先生はなにやら親指を噛み視線を彷徨わせている。
考えているんだろうか。そのわりにパソコンをいじる様子は無い。
パソコンにデータを入れているはずなのに妙だ。
「別に教えてくれなくても良いですよ」
「どうしてそんなこと言うの?」
どうしてって言われても困ってしまう。
僕はサボっといてなんだけどこの空間から逃げ出したくなった。
もしかして、コレが京子先生流の人のプライバシーを覗いたことに対する戒めなんだろうか。
京子先生は彷徨わせていた視線をふと僕のほうに止めた。
視線が粘りつくように絡んで離れない。
そして、京子先生は瞳を潤ませ微笑んだ。
「じゃあいったい誰の…」
教えてくれるんですかと続けるはずだったが。
僕は動転して声が出なかった。
京子先生はなにを考えてるのか。
ゆっくりと立ち上がった後、僕の膝の上にまたがった。
パクリでもいいだろ。
投稿してやってんだから。
身長差というより座高の差で丁度同じ高さに瞳がある。
お互いの唇まで、それこそ目と鼻の先ぐらいに近い。
「ちょっと! なにやってるんですか!?」
唾が飛ばないように気をつけて怒鳴る。
我ながら器用なことしてるなぁと平静を保ってる部分の頭で意味も無く考えた。
でも先生は僕の苦労が伝わらないのか、目を細めたおやかに笑うだけだ。
太ももに、軽いけどそれでいてしっかりとした重みが伝わる。
手の甲にひんやりとした感覚が伝わったと思うと京子先生は僕の手を取り、
胸へと導く。
「84ってところかな」
僕の手のひらが、京子さんの胸を撫でる。
白いブラウスの手触りの向こうに柔らかなふくらみがあると思うと、
振り払う気にはなれなかった。心の中で警鐘がなる。今ならまだ間に合う。
冗談はやめてよって振り払え。と言ってる気がしたけれど、
手をぐいぐいと押し付けられては何の意味も無かった。
「先生?」
今度は反対側の手を取って腰骨の辺りを撫で始めた。
「59だよ、59。60行ってないからね」
自分でもわかるぐらい、心臓がバクバクはねている。
身体の中のことはわかるのに今時分がどんな顔しているかは見当もつかなかった。
いやらしい顔してなければいいな。
「ねぇ…ドキドキしてるのわかる?」
胸の上を彷徨い歩く手を止め、熱を持った吐息で聞いてくる。
「わかるわけないよ…自分で精一杯なんだから」
もはや自分でもなに言ったのか思い出せない。
熱に浮かされたみたいに頭がぼんやりする。
そんな僕は、ずっと京子先生の潤んだ瞳から目が離せないでいた。
先生は「かわいい」と一言だけ言って身を僕に預けて、顎を肩に置いた。
「ねえ先生? どうしてこんなこと」
「七海君がいけないのよ」
頬を顔にすりつけ、僕の背中を撫でながら満足そうに息を吐く。
それだけで、僕の頭はどんどんモヤがかかって何にも考えられなくなっていく。
「ねぇ、お尻のサイズはいくつだと思う? 当ててみて」
僕の言葉は、もうすでに届かないみたいだ。
僕にしっかりとしがみついて温かいものに触るように僕の背中をずっと触っている。
「ん〜っと…」
「触んなきゃわかんないでしょ。早くぅ」
腰をぐりぐりと太ももに押し付ける。
それはそれはさわり心地の良さそうな代物だ。
僕は言われるがままに手を添える。
京子先生は公務員のクセにジーンズを着てるから思ったよりもさわり心地の良いものじゃなかった。
でもこの固い生地の向こうにあるものを想像するだけで生唾が止まらない。
しばらく触っていたらまた「早くぅ」と甘ったるい声で急かされた。
「え〜っと…」
「それにしても、結構背筋あるのね。こっちはどうかしら」
そう言って今度は胸板をスリスリし始めた。
恍惚とした表情でなにやらつぶやいている。
「それでいくつかわかった?七海君」
「…82?」
結構適当だ。わかるわけないじゃないか。
「正解〜よくわかったわね。ご褒美あげるね」
自分でもびっくりだ。まさか当たるなんて。
京子先生は顔を起こすと、瞳を閉じて僕の唇に優しくくちびるを添えた。
本当に添えるだけ。
顔を離すと先生は自分のくちびるを、まるで僕に見せ付けるかのように舐めた。
378 :
名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 11:32:10 ID:U6y6Ov+s
聞いてるのか?
「先生!」
とうとう僕の天秤が壊れたみたいだ。
僕は思い切り先生を抱きしめる。
さっき先生がそうしたように今度は僕は先生の肩に顎を乗せる。
さらに僕は壊してしまうほど強く抱きしめた。
「あん! 苦しいわ、七海君。これじゃ続きが出来ないじゃない」
その言葉を聴いて腕を緩めると、京子先生は今度はむさぼりつくように、
僕の口に吸い付く。すぐに舌が割り込んできた。僕の歯を優しくノックする。
僕は自然に口をあける。熱い。
くちびるがこすれあうたびに僕のココロがうなっているようだった。
一人で遊んでいてもこんなに気持ちよくなったことはない。
僕は夢中になって京子先生と舌を舐りあう。
全身で先生の体温を感じて、ここが保健室であるかも忘れてぐらい夢見心地なのに、
野暮な視力検査表が邪魔をする。
あるいはそれこそが僕のちっぽけな理性を引き止めているロープなのかもしれないけど、
本能君はそんなものちょん切りそうだ。
「七海君…」
熱を孕んだその吐息に、僕はもう犯されている。
いやらしく微笑を浮かべる京子先生が可愛くて綺麗で艶かしくて欲しくてたまらない。
「ねぇ、ベッドまで連れてって」
「ねぇ、ベッドまで連れてって」
うん、と頷きそうになる。
しかし、いざ本番というところで隅で寝ていた理性が思わず起き上がったみたいだ。
「こんなところでやったら人が来るよ」
「どうしてそんな野暮なこと言うの? 大丈夫よ鍵かければ」
ゆったりだけど、ムッとした口調。
京子先生の体温を感じてなければ夢から覚めてしまいそうなほどリアルな声だった。
「鍵かけて来てよぉ」
「先生が乗ってるんだから先生が締めてきてくださいよ」
「いやよ、私が襲ってるみたいじゃない」
いや、まさしくそうなんだけど。
そんなこといっても埒あかないので、僕は先生を椅子に座らせて鍵を閉めに向かう。
コレを締めるということはどういうことか自分でよく考える。
でも後ろで待つ京子先生のことを考えたら答えはひとつしかなかった。
振り返ると両手を大きく広げて待つ京子先生がいた。
ブラウスのボタンが開けられていてピンク色の下着がちらりとのぞいている。
「抱っこ」
「抱っこって言われても…」
「何よ、連れてってくれるんでしょ。それともおんぶ?
もしかしてコレが気になるの? エッチだなぁ七海君は」
そう言って先生は胸元をつまんで見せた。
そして、4つ目のボタンに手をかける。そして5つ目。
もうほとんど下着なんて丸見えだ。おへそが覗ける。
そして最後のボタンってところで京子先生はまだボタンを締め始めてしまった。
僕の顔を見てニヘラ〜っと笑う。
どう見てもその顔は「楽しみはベッドで」って言ってる顔だ。
例え違ったとしても微妙なニュアンスが違うぐらいだろう。
僕はやけくそになって、京子先生をお姫様抱っこの姿勢で抱きかかえた。
「きゃん! もう強引なんだから。もっと優しくしてよぉ」
「ごめんなさい」
京子先生は僕の腕の中でむぅっと頬を膨らます。
顔では怒っていても腕はしっかり僕の首根っこでロックしていた。
「七海君がお姫様抱っこかぁ」
「なんですか?」
「そんな顔してても本当に力あるのねぇ」
「そんなに非力に見えますか? 僕」
「見える」
即答だ。あまりにも早すぎてイチローだって見逃し三振してしまう。
今度ムッとするのは僕のほうだった。
伊達に野球部に所属していないっていうのに。
「ごめんごめん怒った?」
僕は何も言わずに京子先生をベッドに寝かす。
頬を紅く染めて見つめる京子先生はなんだか淫らで一緒に寝るのがはばかられた。
恥ずかしくてベッドに腰掛ける。
「もう、一緒に寝なきゃ駄目じゃない」
脇がくすぐられる感触。僕は男なのに思わず喘いでしまった。
「やだ、七海君、かわいい〜」
そういってさらにくすぐる。僕は耐えられなくなってベッドに寝転がった。
笑い声を上げるのを何とか我慢したせいで腹筋が痛い。
ようやく目を開けると目の前に京子さんの顔があった。
いつの間にか組み敷かれている。
「七海君…」と静かにつぶやいて口付けを交わす。
さきほどさんざんやったにも関わらずまだ続ける。
京子先生は口だけでは飽き足らないのか顎や頬、首筋までもキスしていった。
やがて喉仏の辺りにたどり着くとチュゥっときつく吸い上げる。
「キスマーク付けちゃった〜」
僕は、何気なくその部分に触る。
他と変わらないはずなのにそこだけ熱く感じる。
「表出るときはちゃんと絆創膏あげるからね」
再びキスを始める。僕はなんだか悔しくなって、たわわに実る胸に手を伸ばした。
自分で触る胸はやっぱり柔らかい。
ブラウスや下着はもう邪魔だ。そう思って脱がしにかかる。
キスをしていて見えないせいか、なかなかボタンがはずせない。
「慌てちゃ駄目。逃げないから大丈夫よ」
京子先生は起き上がり自分で脱ぎ始める。
ところがボタンを触ってそれ以上進まない。
「脱がしてみたい?」
そんなこと聞く京子先生は残酷だ。
僕は手を伸ばしムキになって脱がしにかかる。
今度はちゃんと見ているせいですぐにボタンをはずし終えた。
ついでにブラジャーを無理やり剥ぎ取る。
「だから乱暴しないでよ〜。でもそんな七海君もかわいいわ」
微笑む京子先生を抱き寄せ、あらわになった胸をまた揉む。
大きく揉んだり優しく触ったり、乳首を指でほころんだり、自分が思いつくすべての触り方を試してみる。
その間、京子先生も興奮してきたのか、お互いに腰をこすり合っていた。
それにしても先生は器用だ。僕があんなに苦労したボタンをすぐにはずしてしまうんだから。
もう僕は上半身を裸にされている。
「本当、顔に似合わずいい身体してるわね〜先生を誘ってるとしか思えないわ〜」
京子先生は嬉しそうな声を上げながら僕の胸板や乳首を舐りだす。
その間僕は何をするってわけでもなく腰を苦しそうにもぞもぞしているだけ。
僕が見たことあるアダルトビデオでは立場が逆だったような気がする。
そして先生は僕のスラックスのベルトをほどき、チャックを開けた。
「七海君ってトランクス派なのね」
言葉ぶりは余裕そうだけれども、先生は顔を紅く染め恍惚とした表情を見せている。
そうしているうちに先生はとうとう僕の分身に手を触れた。
しびれるほどの気持ちよさに体中が震えて腰を引く。
そんな様子を楽しむように先生はソレを口に含んだ。
「せんせい…」
唾液が絡むいやらしい音が保健室に響く。
キスのときはさほど音がしなかったからきっとわざと音を立ててるに違いなかった。
一通り口に含み舐りつくすと京子先生は一番気持ちのいいところを舌先でチロチロと舐めだす。
棒付きあめでも舐めるかのような仕草に僕は今までで一番興奮した。
「京子先生…そろそろ、俺…」
そう言った途端、急に舐めるのをやめた。
そう言わせたことに満足したように先生は微笑む。
急に快楽を止められたせいで、身体中の血という血が煮えたぎって指先が震える。
「まだいっちゃ駄目よ。私がまだなんだから」
乱暴するなといったわりに、乱暴にジーンズを脱ぎ捨て、下着一枚になる。
「七海君のせいでこんなになっちゃったんだから。責任取ってよね」
先生はそれすらも脱ぎ、淫らに光る銀色の糸を引っ張りそんなことを言う。
いよいよ裸なった先生は僕の腰にずぶずぶと自分の腰を沈めた。
まとわりつく気持ちよさに僕は腰を振らずにいられない。
「あん! 七海君の大きい…」
ギュッと舌の口でくわえて離さない。
それでも僕は逃げられるのがイヤで先生の腰を手で支えもっと腰を上下に揺らす。
安いスプリングベッドの音と二人のあえいでいる声が外に漏れていそうで怖かったけど、
どうでもいい。
腰を触るついでにお尻も一緒に揉む。
先ほど触ったのとは打って変わって柔らかくて吸い付いてはなれない。
上のほうから「いいよぉ七海君、もっと…」と聞こえてきた。
僕は調子に乗りさらに腰を上げた。
夢を覚ますには十分なほどの大きさでチャイムが鳴る。
僕は驚いて、その場に凍りついた。
放課後は人が来る。熱に浮かされた頭はツンドラにほうりこまれたかのようだ。
「止めないで、七海君」
先生は火照った身体を伏せて僕にささやく。
つながったまま優しく首筋にキスをする。息がかかってくすぐったい。
「先生、もういっちゃうよ…」
いったん抜こうとする僕を京子先生は体で制した。
「いいよ、中に出して」
チャイムが鳴ったということは終業ということだ。
廊下から人の声がし始めてきた。おそらくここの掃除当番だろう。
ドアをガタガタ揺らしている。こうなったらもう音なんて立てられない。
耳そばを立てると会話が聞こえてきた。やっぱり掃除当番らしい。
「先生、いいの?」
「馬鹿ね。こんな格好でどうするっていうのよ」
そりゃそうだと思う。自分でも馬鹿なこと言ったものだ。
こんな状態で人に見つかったら世間的にあの世行きだ。
音を立てないで静かに静かに腰を押し付けあう。
やたらゆったりとしたペースがなんだか気持ちよくてもう我慢も限界に達していた。
もし運が悪かったら、見つからなくてもあの世行きなのになのに青白く燃える快楽に僕は耐えられない。
「あぁ…七海君の熱いわ」
それと一緒に先生もいったのか、思い切り体をそらせてシーツをびちょびちょにした。
もしいったのなら僕も我慢した甲斐があったってものだ。
しばらく繋がったまま抱き合う。
京子先生はくたびれたのかぐったりと僕に身を預けているけれども、
なにやら不満顔だ。
「なんだか物足りないわねぇ、邪魔されたからかしら」
「物足りないって…」
「あとであいつらにはトイレ掃除ね」
僕は苦笑いを浮かべる。普通に掃除しに来ただけなのに気の毒に。
僕は現実的に戻った頭である疑問を先生に投げかける。
「先生は、どうして俺とこんなこと…」
「くどいわねぇ、七海君が可愛いからに決まってるじゃない。
前々から思ってたのよ。気が付かなかった?」
「いや、全然…」
「ひどいわ、私はこんなに思っていたのに全然だなんて」
ヨヨヨ、と泣きまねをするが、全裸だとどうにも決まらない。
「さて、七海君。人通りも少なくなってきたしもう一回いくわよ」
「また?」
「イヤなの? ねぇイヤなの?」
「嫌なわけ無いよ」
僕は首を横に振る。アタリマエじゃないか。
なんだか理由ついては釈然としないけど、イヤならいつまでも立ったままなわけないじゃないか。
もう僕は開き直っていた。
「じゃあ今度は七海君から攻めてね」
京子先生は僕の腰から降りて横に寝る。
そして僕の腕を取って自分の腕と絡めた。
自分の髪を枕に敷いて、すごく嬉しそうに僕を見つめる。
「早くしてよう」
「もう、エッチなのはどっちだよ…」
「七海君でしょ?」
僕らはまたキスから始める。今度は脱ぐ手間が要らない。
さっき先生がやったみたいに今度は僕が、先生の体を上から下まで舐り尽くす。
何回か保健室をノックする音が聞こえるたびに、僕はおかしくなるほどの快楽を覚えた。
外はまだ明るいようで僕らをオレンジ色に染める。
結局今日、僕は親に嘘をついて先生の家に泊まった。
車の中でも馬鹿みたいに愛撫を繰り返した。
いまは横で京子先生がスヤスヤと気持ち良さそうに寝ている。
それにしてもどうしてだろう。
一体何を考えてそんなことするのかいまだに僕はわからない。
モヤモヤとした気持ちを抱えながら、僕も目を閉じた。
これレベの転載じゃん。
何が"俺の小説"だよ┐(´ー`)┌
394 :
名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 12:06:18 ID:U6y6Ov+s
そーそー
395 :
名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 12:07:10 ID:U6y6Ov+s
396 :
名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 12:08:54 ID:U6y6Ov+s
LEVEL9999だった
397 :
名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 12:10:49 ID:U6y6Ov+s
ただのアフォ
君も晒し行為にも繋がるからアドレス出すなって・・・(苦笑
つか投下したやつ痛すぎるな。"俺の小説"だって・・・┐(´,_ゝ)┌プッ
はっきり色んな意味で面白い・・・w
399 :
名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 12:14:39 ID:U6y6Ov+s
バーカバーヵ
400 :
名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 12:17:51 ID:9PwICOD0
春香( ´Д`)ハァハァ
どれも大人の書き込みには見えない・・・・・ハア
子供はこんなとこに居ちゃダメだぞ
ここは21歳未満禁止だ、分かる?
402 :
名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 13:05:47 ID:U6y6Ov+s
あそ
保管庫さん、一応言っておくが収録するなよ。
もう春厨到来の季節か…
今年はヤケに早いな
hosu
交信されて気がついた。
静粛に!いま、IDTW/1fm4vは禁止行為を起こしたっ・・・・!
誰一人っ・・・!やってはいけないっ・・・!!
ざわ・・・
ざわ・・・
で、TW/1fm4vは蟲するとして。
ポ前ら。プロスピには萌えないですか。そうですか。
スレ違い。
厨房多いな
春だからな、言動だけ見たら高校生ですらなさそうだし
下手したら消防かもしれないな…
職人さんは少し落ち着くまで待ったほうがいいかも
誰か角煮の神絵を元に書いて。
それがモノを頼む態度か。
413 :
カエル:2005/03/25(金) 00:11:24 ID:8mfVq0KM
明日あたりあおいちゃんと矢部君、主人公のやつを書き込みたいんですが、よろしいでしょうか?
ちなみに主人公の名前は葛城です。
>>413 もちろんOKだ、てか一々断る必要はないぞ
…あと、できればsageで書き込んで欲しい、春休みの季節なんで一応
2人を風呂から上がらせ、さっきあおいちゃんに恥辱を与えたリビングに戻った。もちろん、今日はこれで終わり、なんて言うつもりはない。
「ほら、さっさと股開きなよ」
ベッドの上で仰向けになるあおいちゃんの膝に手を添え開脚するよう促すが、中々股を開こうとしない。あれだけM字開脚で縛られておしっこまで漏らしたくせに。
オレが股を開こうと膝に添える手に力を込めると、ギュッと目をつむって恥ずかしさに耐えながら、ゆっくりと股を開いていった。
「なんだ、これで中々開かなかったんだね」
「ぅ、うぅぅ・・・っ」
あおいちゃんのヴァギナはもうすでに出来上がっていた。
男を受け入れたことがないのが嘘のような膣液の量。蛍光灯の光を反射して、綺麗なピンク色の部分がきらきらしていた。
どうやらそれを見られるのが恥ずかしかったんだろう。無理もないか、そう思いながらオレはそのピンク色の部分を指でなぞってやった。
「あぁ・・・」
あおいちゃんから溜息にも似た声が漏れる。
「センパイ・・・私もぉ。。」
あおいちゃんの傍らで切なげに愛撫を求めるみずきちゃんは、もうすでに早く欲しいと言わんばかりに開脚し、自分の胸の突起をつまんで快楽を得ている。
みずきちゃんの処女はすでに奪ってあるため、そのヴァギナに中指と薬指を2本、ズブズブと奥まで挿入していった。
「ぁ、はぁ・・・っ」
同時に安堵の溜息が漏れ、みずきちゃんは自ら腰を動かしてきた。
みずきちゃんの膣液がオレの2本の指に絡みつく。指2本で大人しくしていてくれるんだから、扱いやすいと言えば扱いやすい。鵜呑みしてやるのは癪に障るが、今はあおいちゃんの処女喪失がメイン。
「きもちいぃょぉ。。」
腰を動かすみずきちゃんが涙目にそう言った。オレは指を膣で折り曲げたり、手首ごとグリグリ回したりして指だけでみずきちゃんを相手にする。
と同時に、あおいちゃんのヴァギナを指の丁度第二関節辺りになるだろうか、そこを曲げて柔らかなピンク色の穴に押しつけ、みずきちゃんのと同じようにグリグリと回し擦りつける。
「は・・・ん・・・、や、ゃぁ・・・、ん、くぅ・・・っっ」
どうやら余程恥ずかしさが残っているんだろう。顔を赤らめて歯を食いしばっている。
「さっきあれだけ嬲ってやったのにまだ恥ずかしいのか」
「だ、だって・・・っ!」
オレの指がヴァギナの上にある突起に触れると、言い訳でもしようとしたあおいちゃんの口をつむいでしまう。声にならない声を上げるあおいちゃんに快楽を与え続ける。
突起の方もさっき風呂場で弄りつくしたはずなんだけどな・・・。まあ何だかんだ言って、たった1日でここまで素直になれば上出来か。
「ゃ、ゃだ・・・こんなのボクじゃ・・・」
ウルッと目に涙を溜め、自分の身に強制的に与えられている快楽を認めようとしない。というより、認めたくないのが本音だろう。
それを嘲笑うように口元に笑みを浮かべて言う。
「へぇ、感じてきちゃったんだ」
「な・・・!そ、そんなこと・・・!・・・うぅ・・・っ、そんなこと言わないでぇ。。」
断固否定しないだけ今日のところは合格だろう。
事実、あおいちゃんはさっき風呂場で行った"絶頂"をその身に味あわせる為の愛撫で精神的に堕ちている。その過程であるこの程度の愛撫なら、間違いなくあおいちゃんは快楽を得ているはずなのだ。
「ほら、これがあおいちゃんの愛液」
ヴァギナから指を離して、膣液のついた指をあおいちゃんの目の前に持ってきた。
「や・・・っ、そんなの見せないでぇ・・・っっ」
「自分のじゃないか」
恥ずかしいと感じている女の子にさらに恥辱を与えることがどれだけ楽しいか。
その膣液をあおいちゃんの頬に擦り付けた。「やだぁ。。」と顔を背けるが、擦り付ける面積が大きくなっただけだった。
「みずきちゃんを見てごらんよ、こんなに気持ち良さそうにするのに」
そう言ってみずきちゃんのヴァギナから2本の指を抜いてやった。みずきちゃんが「ぁっっ、抜かないでセンパィ。。」と泣きそうな顔をするが、「後でちゃんとしてあげるから」と言うとコクッと頷いてオレの手を取った。
そして中指と薬指の間にねっとりと糸を引く自分の膣液をうっとりした目で確認すると、その指を2本とも咥え込み舌を使ってそれを舐め取っていく。
「ん・・・ん・・・」
「みずきちゃん、おいしい?」
「ふぁかんふぁぃ・・・んん・・・、んく、センパイの・・・お、おちんちんの方ががおいしい・・・かも。。」
遠まわしにフェラチオさせてくれと言っているように聞こえるのはオレだけだろうか。とりあえずあおいちゃんにすることが一通り済めばフェラでもなんでもしてあげるつもりでいるが。
「みずきちゃんはこれだけエッチになれるのになぁ」
「そんなの・・・そんなの小波くんがそうさせてるんじゃなぃ・・・っ」
「そう言われればそうかもな」
またオレはあおいちゃんを嘲笑う笑みを浮かべた。
確かにオレがみずきちゃんをこんなことするような淫乱な女の子にしたのは事実だ。だがあおいちゃんの知らない事実がある。
元々こんなことになった原因は何だ?
それを思い返してみると、その原因はみずきちゃんに他ならない。みずきちゃんに言われた言葉をもう一度言えばいくら馬鹿でも理解できるはずだ。
―――ふふふ、光栄に思ってください、あたしの命令1つでセンパイはMになるんです。それって凄くゾクゾクしません?
そう、半分はみずきちゃんの元々持つオレへのS精神だ。言ってみれば、オレがそうしなくとも元々みずきちゃんは淫乱だったってことだ。
そしてそのSな精神だけを、オレが強姦したり監禁したりすることで無理矢理押さえつけたのが今のみずきちゃんという訳だ。
「何で・・・笑ってるのよ・・・っ」
「別に。あおいちゃんもみずきちゃんみたいに淫乱にしてあげるよ」
「やだ・・・、ボク・・・壊れたくないよ・・・」
・・・安心しなよ。あおいちゃんはもうすでに壊れてる。もう数日ほどここで嬲り続ければ、嫌でも普通の生活に戻ることを拒むだろうよ。
「さ、もう茶番も終わりにしよう、みずきちゃん、あおいちゃんに重なって」
「センパイに、ですか・・・?」
「そう、あおいちゃんを押さえつけるようにね」
言うとみずきちゃんがよいしょとあおいちゃんの身体に、半四つん這いになるような形で乗っかった。あおいちゃんは抵抗する様子もなく、みずきちゃんの背中に手を回した。
「あおいちゃんも結構その気なんだね」
「ち、ちが・・・!!・・・ど、どうせ抵抗しても無駄なんでしょう・・・?」
まあ無駄と言えば無駄かもな。
オレはまたズボンのファスナーを降ろして2人の股の間に入る。みずきちゃんの腰に両手を沿え、軽く上下に摩ってやる。
「え・・・?あ、ひゃん・・・っ、センパイの毛が私のに擦れて・・・っっ」
「良いかい、みずきちゃんはこの動きを続けるんだよ?」
この動き、というのは、みずきちゃんの突起をあおいちゃんの陰毛に擦りつける上下運動のことだ。尤も、あおいちゃんに挿入してしまえばその動きもし辛くなるんだろうけど。
チャックの間からペニスを取り出し、それをそのままあおいちゃんのヴァギナに宛がう。ねっとりした膣液が亀頭に絡みついた。
「ひぁ・・・、怖いぃ・・・」
「26にもなって処女って方が恐ろしいよ・・・」
ペニスをあおいちゃんのヴァギナへと挿入していく。亀頭に触れる肉壁が柔らかい。亀頭冠、丁度カリのところまで挿入して、一旦動きを止める。
みずきちゃんの身体で隠れて表情こそ伺えないが、あおいちゃんの両手がベッドのシーツを掴んでいるところを見ると、初めて受け入れる男のモノに我慢している様子に他ならない。
「気分はどう?あおいちゃん」
「ぁ・・・ぅ・・・、ぃゃあ・・・っっ、お願い小波くん・・・、ゆっくりしてぇ。。」
やめてと言わないだけ随分マシだろう。
そうしているとオレがあおいちゃんばっかり構っていることに不満になったのか、みずきちゃんが上下運動を繰り返しながら、あおいちゃんの唇を奪った。
「んむぅ・・・っっ!?んーっ、んーっっ」
「んく・・・ん・・・、ぁ・・・ん・・・むぅ・・・」
こうやって見ているとあおいちゃんとみずきちゃんがセックスしているようにも見えなくない。
「ん・・・む・・・は、ぁ・・・っ・・・んむ・・・、はぁ・・っっ!ひぐぅ・・・!!」
あおいちゃんとキスするみずきちゃんのヴァギナに、さっき挿入していた2本の指を奥まで突っ込み、みずきちゃんの膣を掻き回してやった。
その衝撃でみずきちゃんの上下運動が止んだ。
「みずきちゃん、後でしてあげるから大人しくしてようね」
「・・・あ、あぁっっ・・・は、はぃ・・・、ごめん、な、さいぃ。。」
「解かったらほら、指は挿れててあげるからちゃんと上下運動しようね」
言うとコクッと頷いて、また上下運動を始める。今度は指を挿入していることもあって、みずきちゃんが上下運動をすることで、それが必然的にピストン運動になる。
ズブズブといやらしい水音とみずきちゃんの喘ぎ声が室内に響いている。
「オレ達も本番といこうか」
「あ・・・、お願いだから・・・ゆっくり・・・」
オレは腰に力を入れ、カリのところまで挿入しているペニスをゆっくり挿入していく。折角素直に大人しくなったんだし、処女膜を一気に突き破ってやることもないだろう。逆に言えばオレはそこまで極悪非道じゃない。
みずきちゃんの上下運動であおいちゃんの身体も少し揺れ動くが、もう関係ない。あおいちゃんの処女膜にペニスの先がチョンと小突いた。
「あ・・・ぅ・・・」
「痛いけど我慢しなよ」
グッと腰に力を込める。そのままゆっくりあおいちゃんの処女膜を押し付けていく。
「あっ!ぐっ・・・!!」
あおいちゃんの喉の裏から出てくるような声。ギュッと目をつむって歯を食いしばる。
何かが弾け割れるような感触がペニスを伝わってきた。オレのペニスはその反動でズズッと根元まで挿入されていく。初めて異性のモノを受け入れるその性器は、膜が弾けた痛みからかきゅうきゅうと肉壁がペニスを締め付ける。
「うぁ・・・やっぱり初めての女の子は締りが良いな・・・っ」
「ぅ・・・く、ぅ・・・っ、まだ・・・動いちゃ・・・っっ、だめぇ・・・っ」
別にオレは動いていないのだが、みずきちゃんが上下に動いているため、どうしても若干ペニスが突き破った箇所を擦り付けることになる。
オレもきゅうきゅう締め付けるあおいちゃんの性器の具合に、男としての欲望が弾けそうになるが、やはりオレにも情ってもんがある。
それに泣き叫ぶあおいちゃんとセックスするよりは、その痛みに顔が引き攣りながらも我慢し、ピストンに耐えるあおいちゃんを眺めてる方がずっと楽しい。
「ちんたらしててもしょうがないね、動くよ・・・!」
「え、あ・・・っ!ま、ちょっと待っ!ひ!ぃ、た・・・!」
オレの片手はみずきちゃんのヴァギナに指を挿入したまま、もう片方の手でみずきちゃんの腰を掴み、ゆっくりとピストン運動を始めた。
肉壁がオレのペニスを締まらせヤバくなるくらい気持ち良い。
「――・・・!!ぅ、く、―――・・・!!ぁ・・・!!」
先ほどとは比にならない声にならない声を上げる。
処女喪失の痛みと、受け入れたことのない異物の挿入感。正直、初めて経験する女の子には少々、というかかなり苦痛だろう。が、オレにはそんなこと関係ない。
「最高じゃん・・・、最高の締まり具合だよ」
「ひぅ・・・!!く、ふ・・・っ!・・・ひ、ぃ、―――・・・!!」
「あ、ん・・・気持ち良いよぉ・・・センパイ・・・っ」
あまりほったらかしにするのも可哀想なので、みずきちゃんのヴァギナにもう1本、人差し指を中指と薬指の間にできた隙間にねじ込ませる。
丁度三角形のような指の束にし、それを手首ごと右に左にグリグリ回してやる。
「ひゃあぁん・・・!!きもちっ!気持ち良いよセンパイぃ!!」
イメージしやすいような言い方にすると、要するに左右に回転するドリルが前進したり後退しているようなイメージだ。
そうやってみずきちゃんに快楽を与えつつ、あおいちゃんを攻め続ける腰の動きも決して緩めず、徐々にそのピストン運動も激しくしていく。
「う、く・・・!ぃ、――・・・!!く、ぁ、ぁ、ぁあ・・・!」
「そんなに痛いならもう止めようか」
「やっ、くぅ・・・!!やめな、ぃ・・・!でぇ・・・!!さ、ぃ・・・ご!ま、で・・・っ!」
最後まで、ね。だったらもう別にこのままねちねち続けてやることもないだろう。オレも既に第一発目の射精感が込み上げてきている。
オレはピストン運動をさらに激しくする。スピードとしてはもうラストスパートと言っても良いくらい激しいものだ。みずきちゃんのヴァギナに挿入している指3本も、みずきちゃんの膣液に触れ続けてふやけてきている。
「みずきちゃん・・・!我慢できなくなったらイって良いよ・・・!!」
「だ、だめぇえ・・・っっ!気持ち良いのぉっっ、我慢できないよぉーっっ!」
段々みずきちゃんのオレの指に対する動きが小刻みになってきた。どうやらみずきちゃんもラストスパートらしい。それに合わせるように左右の回転に加え、上下の引抜も繰り返す。我ながら器用なことだ。
さらにあおいちゃんとのセックスもクライマックスに近づいてくる。射精感がすぐそこまで込み上げている。ズブズブといやらしい水音をたて、あおいちゃんの掠れ声もピークに達してくる。
「膣に・・・!出すぞ・・・!!」
「く、ぅ・・・!おね、が・・・ぃ・・・!!ボクの!膣に・・・ぃ!!」
「センパイーっ!私もうだめぇーっっ!イクぅー!!」
みずきちゃんが『イク』と言ったその瞬間だった。オレのペニスから精液が飛び出し、あおいちゃんの膣を精液で満たしていく。と同時に、みずきちゃんが大きく身体を仰け反らせ、ビクビクと身体を痙攣させている。
「ぁぁ・・・、はぁ・・・、はぁ・・・こな、み・・・く・・・・・・」
「は、あぁ・・・っっ、から、だが・・・言うことっ、聞かないよぉ・・・っっ」
みずきちゃんがあおいちゃんの身体の上でぐったりと項垂れ、人1人の体重をもろに受けているあおいちゃんの力がガクッと抜けるのが見えた。
2人の呼吸が荒い。どうやらみずきちゃんは絶頂、オルガズムに達したらしいが、あおいちゃんは気絶したらしい。
ペニスをあおいちゃんのヴァギナからゆっくり引き抜く。すると膣で出した大量の精液が、その口から溢れ出してきた。まあ元々男のペニスはそういう作りなんだけど。
「みずきちゃん、まだ動けるか?」
「は・・・ぃ・・・」
するとのろのろとあおいちゃんの身体から身を起こした。
赤い色が混じって薄いピンク色に変色した白濁液が、オレのモノの周りにねっとりと付着しているのを見て、みずきちゃんが「あ・・・」と声を漏らした。
オレのペニスは大量に射精したくせにまだ項垂れようとせず、亀頭の先が上を向いたままでいる状態だ。
「お掃除してくれるかい?」
「はぃ・・・よろこん、で・・・」
四つん這いでのろのろと胡坐をかくオレの股に顔を持ってきて、硬くなったそれを軽く片手で固定し、ペニスに付いた精液を舐め取っていく。
「は・・・む・・・、センパイ2人のが混ざってるんですよね・・・、ん、血の・・・味がします・・・」
それは言わずともあおいちゃんの血だろう。
ぺろぺろと舐め取っていく姿が健気で可愛い。もちろん、それはオレの奴隷として向けられた感情であり、決して恋人同士のそれではない。
「そう・・・先っぽの方も」
「はぃ・・・っ」
そうやってみずきちゃんにフェラチオさせていると目を覚ましたのか、今度はあおいちゃんがのろのろと身を起こしてきた。
またオレがみずきちゃんにさせていることに対してイチャモンでもつけてくるのかと思っていたがそうではなく、みずきちゃんのようにのろのろと四つん這いでオレの股に顔を近づけると、あおいちゃんも舌を使ってフェラチオしだした。
「あ、だめぇ・・・センパイには私がするんですぅ・・・っ」
そんなみずきちゃんには目、というか耳もくれず、自分の血の味が僅かに残るオレの精液を舐め取っていく。
2人にフェラされ続け、また射精感が込み上げてきた。1発目ほど大量に出せないが、それでも2人に均等に顔射するのには充分だろう。
「どけ・・・っ」
2人の顔をペニスから離すと、ペニスから白濁液が噴射される。それを2人の顔目掛けて均等にかかるようペニスを掴んで発射させた。
「ぁん・・・」
「センパイの・・・セーエキ・・・」
うっとりした2人の顔にさっきほど白くはないが、精液が満遍なく付着する。
オレのペニスもついに精力を失い、徐々にその亀頭も下を向き始めた。あおいちゃんとみずきちゃんは、お互いの顔に付いたオレの精液を猫のように舐めあっていた。
続く(希望があれば)
ふう、これで一応第1部が終わったようなもんなんだろうか。
2部は希望があれば。別な女子を引っ張ってきて、段々ハーレムに進展するかもしれんけど。
とりあえず続きが気になるような終わり方でもしてみたかったんだが、少し眠かったな。
まあ今回は結局、単にあおいの処女喪失が書きたかっただけ。
ん、またコメント待ちつつ今日は寝たいのでPCの電源切ってくる。
>>427 お疲れ様です
個人的には調教済みでリードするみずきハアハア
この続きも見たいけど他の話も見てみたいです
429 :
名無しさん@ピンキー:2005/03/25(金) 13:53:59 ID:DWjE7cEz
乙です。
是非続きを書いてほしいです。
430 :
カエル:2005/03/26(土) 00:21:36 ID:DZk/2dd8
九回裏一死満塁。バッターは大会屈指の強打者、飯田が右バッターボックス。
守る恋々高校野球部、マウンドには早川あおいが立っていた。
夏の全国高校野球大会決勝。強い日差しの照り付ける甲子園球場の中で、
熱い死闘が繰り広げられていた。
スコアは『2−1』 かろうじて恋々高校が一点をリードしている。
――ここで打たれたら負ける。
キャッチャーミットを左手につけてホームベース付近に葛城は立っていた。
一発でサヨナラ。大飛球でも同点、ワンヒットでも同点の場面。
しかし、ここで打たれたら流れが変わり、一気にひっくり返されるだろう。
そして、敬遠もできない。
恋々高校野球部キャプテンとして、野球愛好会から野球部まで盛り立て、甲子園にまで出
場させた葛城にとって、最後の夏。そしてセンターを守る矢部にとっても、マウンドで汗
を拭うあおいにとっても最後の夏。そして最後の山場だった。
――打たれてはいけない。つまり、三振しかない。
甲子園決勝まであおいに二失点しかさせていない名捕手の頭の中で、配球が組み立てられていく。
これまでの飯田の打席は、三振・セカンドゴロ・センターライナー。
データ―は十分だった。
431 :
カエル:2005/03/26(土) 00:23:04 ID:DZk/2dd8
「タイムお願いします」
葛城はそう言って、マウンドへかけていった。
マウンドではあおいがロージンを握って、叩きつけている。
「あおいちゃん。この場面、勝負だから」
「そんなこと、わかってるわよ!!」
キツイ言葉を返されてしまう。ヒットを打たれた後の二者連続四球。
かなり頭にきているらしい。自分で作ってしまったピンチだが、人に当たる以外、どうしようもないという考えなのだろう。
葛城は少しむっとしたが、ここでこっちが切れてしまったらどうしようもない。
「落ち着いて、俺のサイン通りに投げるんだ」
432 :
カエル:2005/03/26(土) 00:24:10 ID:DZk/2dd8
葛城はそれだけ言って、マウンドから退いた。18.44メートルをゆっくりと歩ききり、
審判に頭を下げて、マウンド後方にしゃがむ。
「頼むぞバック!!」
大きな声でそれだけ叫んで、すぐさまサインを出す。
――外角低めのカーブだ。
あおいはすぐに頷いて、セットポジションをとる。
ビシュという音と共に、白球があおいの手から放たれる。
バシィ!!
ストライクだった。ミットを構えた位置になんの狂いも無く吸い込まれた。
「ナイスボールでやんす!!」
センターから矢部も声を出す。
ピッチャーの真後ろにいるのだから、リードもよく見えているのだろう。
汗を拭いながら、真剣なまなざしで葛城のミットを見つめる。
飯田は絶対にこのコースに弱い。葛城は確信していた。
433 :
カエル:2005/03/26(土) 00:25:14 ID:DZk/2dd8
第二球目も同じコースにストレート。ストライク。
ツーナッシング。
――ついに来る所まで来た。
三球目。葛城は外角低めにシンカーを要求した。
しかしあおいは首を振った。
――ダメよ。三球連続じゃ、絶対打たれるわ。
しかし、葛城はもう一度同じコースに同じサインを出す。
たしかに飯田はホームベースよりに構えて外角の球を確実にミートするようにも見える。
だが、葛城はわかっていた。
確実にカマをかけている。内角に投げるのを待っているのだ。
つまり、この場面で内角は終わりを意味している。
――カーブで外に初級で逃がしておいた。この場面でのシンカーは頭にあってもついていけない。
しかし、あおいは首を振る。
18.44メートルがとてつもなく長く、暗い空間になり、お互いの思いが交錯する。
葛城は同じコース、同じ球を指示しつづけ、あおいはひたすら首を振った。
434 :
肉バット:2005/03/26(土) 00:26:04 ID:C5tssjJR
(; ^ω^)
435 :
カエル:2005/03/26(土) 00:26:05 ID:DZk/2dd8
先に折れたのはあおいだった。
「…三振にとれば、いいんでしょ?」
小さな声でそうつぶやき、葛城のサインに対し、首を縦に振った。
――この一球。勝負!!
葛城は外角低めにミットを構え、あおいは投球動作に入る。
「これで、三振よっ!!」
ビシュ!!
その瞬間、葛城と矢部の周りの空気は凍りついた。
436 :
カエル:2005/03/26(土) 00:26:50 ID:DZk/2dd8
飯田は狙い済ましたかのように、そのボールをジャストミートした。
キィン!!
センターの矢部は一歩も動かなかった。
追う必要はないほど大きく上がった打球は、無情にも電光掲示板の「早川」
を直撃し、だれもいないセンター後方部へぽとりと落ちた。
葛城はその瞬間ミットを叩きつけ、あおいはマウンドに蹲った。
それもそのはずだった。
あおいが投げたコース。それは葛城が指示したのとまったく別のコース、別の球。
内角低めのカーブは、ピンポン球のように、スタンドに吸い込まれてしまったのだった。
半径百メートル以内の人が全員起きるような大きなサイレンの音と共に、
涙がグラウンドに滴り落ち、葛城・矢部・あおいの夏は終わった。
電光掲示板は何回見ても同じ数字、『5−2』だけを映していた。
437 :
カエル:2005/03/26(土) 00:27:41 ID:DZk/2dd8
「チクショウ!! ふざけるんじゃねぇ!!」
「最悪でやんす!! たった一球で、おいら達の夏が終わってしまったでやんす!!」
決戦から3日が経過した。三年生はもうあと3日で引退だ。
野球部部室では葛城と矢部が今後のことに付いて話し合っている…はずだった。
しかし二人は、いすに座り、机を思いっきりたたきつづけていた。
どうしようもなかった。
今後のことを話し合おうと思えば思うほど、怒りが込み上げてきた。
サインを無視し、正反対のコースへ投げた、アンダースローピッチャーの顔が
頭に浮かんでは消え、二人の理性が壊れるほどに掻き立てた。
「なんでっ! なんでだよ!! 何でこれだけで終わりなんだよ!!」
「たったこれだけのために、今まで、おいらたちは…」
『精一杯頑張ってきた』。この言葉は出なかった。
かわりに『ガチャ』という音と共に、部室のドアが開き、
緑色の髪の毛をした少女が顔を出した。
438 :
カエル:2005/03/26(土) 00:28:13 ID:DZk/2dd8
「…あおいちゃん」
「いつから、いたでやんすか?」
「さっきから」
硬直した二人の前で、さらっと一言言って、あおいはその場で土下座をした。
「ゴメンなさい。私の身勝手で、3年間無駄にして…」
あおいの目から大粒の涙が溢れ出し、部室の床をぬらした。
ポタポタととめどなく涙が流れ落ちていたが、そんなことは二人にとって関係なかった。
「ふざけるんじゃねぇ!」
「あれだけのことをやっておきながら、いまさらなにしに来たんでやんすか!」
二人はいすから立ち上がり、あおいの前で仁王立ちした。
「ゴメン! ほ…本当にゴメン…」
震えながら謝るあおいの姿すら、ただ怒りに乗っ取られた二人の目には映らなかった。
葛城はあおいの胸倉をつかみ強引に立ち上がらせた。
「こうなった以上、どうなるかわかっているんだろうな?」
「体で、責任をとってもらうでやんす」
そう言って二人は同時ににやりと笑った。
439 :
カエル:2005/03/26(土) 00:29:10 ID:DZk/2dd8
「まずは胸からか?」
「当然でやんす」
矢部はそう言って、あおいの服を思いっきり破った。
矢部と葛城の前に、あおいの胸のふくらみがブラごしにあらわになった。
葛城は服から手を離し、あおいを壁に叩きつけ、手を押さえ込んだ。
「いやぁ! それだけはやめてぇ!!」
あおいは必死で抵抗するが、さすがに男二人の前では意味がなかった。
足をばたばたさせるあおいは、正直葛城にとって、鬱陶しかった。
「葛城君。こいつをつかうでやんす」
矢部が葛城の後ろから言うのが早いかというタイミングでタオルを2つ投げてきた。
「これで縛れってか。さすがだな」
そう言って葛城は、片方の手を離し、あっという間にあおいの右手を、
そして左手をあおいの両端に合ったロッカーに縛り付け、自由を完全に奪う。
「それじゃあ、やりますか」
「やめてぇ」
あおいの悲鳴には目もくれず、矢部はブラジャーを外した。
440 :
カエル:2005/03/26(土) 00:30:11 ID:DZk/2dd8
「…へぇ、意外と大きいんだな」
「いやぁ、見ないでぇ…」
あおいは顔を真っ赤にして目をつぶる。
しかし葛城と矢部は無情にも思いっきりもみ出した。
「すげぇ、やらわけぇ」
「手触り最高でやんす」
全体を大きくもむかと思えば乳首をつまむ。
右と左で全く違う攻められ方をされて、あおいはだんだん快感に負け、声を出し始める。
「あ、ああん…あ、き・・・きもちいい、ふぁ」
すでに乳首は完全に立ってしまい、あおいの理性もなくなってきている。
「あ、ふぁぁ!! だめぇ、 な、舐めないでぇ・・」
ぺろぺろ。カリ。
葛城と矢部は舌をつかい、乳首を刺激する。そうかと思えば甘噛みをして、確実に快感を与えつづけている。
「あ、ああ・・・、だめぇ、ふぁぁ、か、かんじちゃうよぉ・・・」
「へへへ、ヤラシイなぁ、あおいちゃんは。腰が動いてるぜ」
葛城はそう言って、あおいのズボンを脱がせ、パンツも破りとった。
441 :
カエル:2005/03/26(土) 00:30:42 ID:DZk/2dd8
だめ、だめぇ、そんなことしたらぁ・・・」
下半身に意識をやると、矢部が胸を責めているのでいってしまいそうになる。
しかし、あおいはもう限界だった。
「だ、めぇ! あたし、もう、あ、あああぁぁぁぁ、いっちゃうぅぅーーーー!!」
体が思いっきり反り返ったかと思うと、そのままあおいは全身の力が抜けたように、がくりとなった。
「あ〜あ、いっちゃって…」
「あおいちゃんはエッチでやんすねぇ」
あおいはハアハアと息を整えるのが精一杯だった。
いきなり刺激が強すぎたのだろう。しかし、葛城と矢部にとってそんなことは関係なかった。
「さて、それじゃあ、下いきますか」
「がってんでやんす!!」
そう言って二人はあおいの手を自由にし、お尻を突き出した体制をとらせた。
「第二ラウンド、開始だ」
442 :
カエル:2005/03/26(土) 00:32:27 ID:DZk/2dd8
葛城はそう言うと、あおいのあそこめがけて、自分を挿入した。
つぷっ……ぐぐぐぅ……ずるぅ……ずぷぷぷっ
何の抵抗もなく、簡単に入っていってしまう。すでにあおいはあそこはびちゃびちゃだ。
「んんんんンンンッッ! あはっ、んっ、熱いッ……葛城君の熱いっ!!」
あおいは理性が完全に飛んでいた。
そこには快感だけを求める、女性としての早川あおいがいた。
ずっ、ずっ、ずっ、ずちゅっ……ずぶるぅぅぅ……
「ああ、う、ううン。一番奥まで届いてる……ああぁぁぁぁ、もっと欲しいのに……これ以上入んないよ……」
あおいは勝手に腰を動かし、自ら快感を求めていた。
ここまでされると葛城も負けていられない。
葛城はやや不意打ち気味に、思いっきり突いた
443 :
カエル:2005/03/26(土) 00:33:15 ID:DZk/2dd8
「ああっ、おく、奥スゴイのぉっっ!!」
ちゅぷっちゅぷっ……じゅっ、じゅるるっ…………じゅぷっ、じゅぷぅっ……
「わ、わたしのあそこ、こ、こわれちゃうよぉぉ!!」
あおいは大きな声をあげて、快感を求め、葛城はそれに合わせてこしを動かした。
「ああああアアアアアッッッ!! いいのぉ、壊れちゃうくらいいいのっ……アタシのあそこ、
壊されちゃうっ……んんンンンッ、あはァッ〜〜……、エッチなおつゆでぐちゃぐちゃだよぅ……」
すでにあおいは壊れきっていた。
快感で性格すら変わってしまったかのように、腰をひたすら振りつづけた。
「矢部君。こっちに入れろ!」
「がってんでやんす!」
矢部はそう言って、あおいのア●ルに挿入した。
きゅうきゅういって、すぐにあおいは締め付けてきた。
444 :
カエル:2005/03/26(土) 00:34:53 ID:DZk/2dd8
「あああっっ……アッ、うあぁ……だ、あめぇ……だぁ……ぅはぁっ……中ァッ! すごいっ!
ぅぅあアっ……マエとぉ……うしろぉっ……んん〜〜っ!?」
あおいはさらにヒートアップして、腰を動かしつづける。
「な、なか……ゴリゴリすれてて、……き…気持ちいいよぉ!!!」
ぶちゅっ……ずるるぅっ……すぷぷぅぅっ……ずるぅっ…………
滅茶苦茶だった。
もうどうなっているのか全員わからなかった。
全員、ただただ快感を求めつづけていた。
「き、気持ちいいよ!! も……もっと、思いっき……り、突い……て、いかせてぇ!!」
445 :
カエル:2005/03/26(土) 00:35:41 ID:DZk/2dd8
「やべぇ、もう、でる!!」
「おいらも、限界でやんす」
「だ、出してぇ! 中に……思……いっき……り、だしてぇ!!」
あおいは激しく腰を動かし、葛城も矢部も思いっきり突きまくった。
「「もう、ダメだっ!!」」
どびゅルッッッッッ!!! びゅ、びゅぶぶぶぅぅッ! ……びゅる……
「ぁはッ……精子、入ってるぅ……ああああアアアアッ……
子宮まできちゃってるぅ!!! んんあああっ……熱い、熱いのォッ……もう、
だめぇ〜〜。私、私のあそこっ……またイっちゃううッッッッ!!!!!」
ぷしゃぁぁぁー―――…。
あおいは思いっきり潮を吹いて、その場に倒れこんだ。
葛城も矢部も、自分のものを抜いて、その場に倒れこんだ。
何もわからなかったが、その場に三人がいて、快感を共有しあったことだけ、かんじることができた。
446 :
カエル:2005/03/26(土) 00:36:33 ID:DZk/2dd8
翌日、あおい、葛城、矢部とそろって、今後の方針について話し合った。
ノートに3人の意見をびっしり書き、後輩へと意志を託した。
…これから恋々高校はますます強くなるだろう。
3人の頭には、それだけが浮かんでいた…。
…ヘボくてすいません。 これが限界でした。
……出直してこい。
とりあえず、sageができん奴は書かないほうが良い。
玲奈ものかいてくれ
またこないだのパクリ厨房か、帰れ
そもそも、リクエストは職人さんが募集した時だけにしないと
451 :
ボンバー:2005/03/28(月) 23:44:10 ID:O8UzWfqU
初野たんのやつの続きを願うザンス!
春の嵐が板全体で吹き荒れてて
そしてここも例外じゃなさそうですね
職人さんは作品投下はしばらく待ったほうがよさげ
今投下してもおそらくろくな感想はつかない
21未満の春房の皆さんはお引取りをお願いますね
ここの場合、パクリや駄作を落とすのが厨房未満のガキって相場がきまってるからなあ…。前後の書き込み見れば分かるし。
そういう意味じゃこき下ろすのにも躊躇がいらない分楽ではあるよな。
早く新学期が始まって欲しいものです。
IDに『どエロ』認定されちまったよ_| ̄|○
そういえばお嬢のSSってまだ見ていない希ガス。
二時板のスレにも春房が沸いて、予想どうり酷い反応だった
とりあえず春休みが終わるまでの
あと10日ほどは書くのは待ったほうがいい、絶対
ここも虹みたいに春休みが終わるまで冬眠状態に入ったほうがいいよね
パワプロスレは特に厨房が集まりやすいし
まあ、もともと今は書き込みがないけどw
ちなみに保守は1ヶ月ぐらいなら、しなくても大丈夫みたいですので・・・
459 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/02(土) 07:22:59 ID:a7jcDGQm
age
おい!ふざけるな
461 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/05(火) 13:35:46 ID:NopuwIzO
ageるなと?
春の嵐でここも荒れ果てたな
3スレ目756さんの話好きだったんだけどなあ、残念だ
また書いてほしいけどでもこの状況じゃ…
しかも、まだ厨房が居残ってるみたいだし…
一応生きてるがね。
オレも高校生で大人の時間使ってたから何とも言えないだけで。
つか大学の寮だかで書いてるんだっけ?
現21歳以上=大学4年以上。普通なら就職活動に忙しくなる時期だろ。
>>465 就活は確かに忙しいけど一日中時間が取られる訳ではないよ
ただ、精神的にも肉体的にも疲れるけど
って、そもそも大学の寮って言ってたっけ
まあ、そこはプライベートなことだから詮索はしないほうがいいな
>>464 今はまだ春休みの影響があるだろうしアレですけど
しばらくしてスレが落ち着いてきたら、また書いてくれるとうれしいです
つーか大学4年以上である可能性が低い、って言ってるんだと思うけど。
たしかにプライベートにはあまり突っ込むべきじゃないかもしれんが、
21歳未満の者が堂々と居座っていい板じゃないことも事実だからな。。
オレは大学行ってないし、あと寮って言うのも学生寮じゃなく社員寮な。
同僚で同室者のこと"友人"って言っただけにやっぱり勘違いが起きるんだろうな。悪かったよ。
小説の方はまあそこはかとなく書いてみるつもりだから、適当にネタ出しでもしてくれないか。
何やら新しいファンブックみたいのが出たらしいから、買った香具師がそこからネタ提供するのが良さげでは?
しかし、『浪人』てケースを考えてない奴多いな。これも単純計算しかできなそうな工房以下が多いってことか…。
浪人てケースを思い出しただけで勝ち誇ってるイタイ工房がいるスレはここですか?
なんでもいいから
>>469-470みたいなリア厨は消えてくれんか。。マジデ
ちゃんと規約読もうね。
>>468 気にせずじゃんじゃん書いておくれ。
書けないと思うが山口さんネタとか。
お互いを煽りあるのはやめようよ
荒れはしても雰囲気がよくなることは絶対無いし
またスレが廃れるのは辛い
>471
山口さんネタは材料が少なくてむずかしそうですね。無理矢理妄想すると…
ケガでプロの道が絶たれて精神的にアレな時にあおい似な彼女が出来た、とか。
その彼女が野球を諦めきれない山口さんにショック療法かまそうと
大学野球を見せたらたまたま新生帝王大の試合でその後はゲームの通り、とか。
…ベタでかつエロくない。すいません。
山口は普通のパワプロ小説なら面白そうだけど
エロネタだとかなり辛いし難しいような気が
さすがにオリジナルの子を出されても萌えないし
やっぱり基本はあおい、みずきなのかなあ
個人的に756さんのやつでは前スレの加奈ちゃんのが特に好きだ
・・・いや根本的に、怪我したんなら加藤理香とくっ付くんじゃないのか。
入院してたんなら加藤京子とか。
まあどんな性格か分からない山口って男を書くほうが難しいから、オレは書けないけどな。
チームメイト、監督…誰もがチームの大黒柱だとして期待を寄せる帝王大エース・山口。
彼はその期待に応えるべく、誰よりも責任を感じ、誰よりも多く練習を積んでいた。
特に監督からは期待というより、重圧を何度も押し付けられていた。
ある時、投球練習中に肘の痛みを覚える山口。
しかし大事な全国大会の直前。ここで自分が登板を回避したいなどと言えば
皆の期待を裏切り、実際チームは負けてしまうかもしれない…。
結局誰にも肘のことは打ち明けられず、試合に強行出場したのだが…。
…結果は皆の知るとおりである。
帝王大野球部の方針と山口の責任感が招いた悲劇ではあったが、
監督は山口のコンディション管理がなっていないせいだと糾弾し、
チームメイトは陰で「自分のことしか考えてない山口」と痛烈に揶揄した。
特に、「ケガ人の我が侭で出番を奪われた」とする控え投手からの印象は最悪だった。
山口に露骨に悪態をつく者もいた。しかし山口は無言を貫き、ついには人知れず退部したのだった…。
……。
そんなある日、山口はかつてのチームメイトに呼び出され…というより強制連行され、
屈強な野球部員たちの待つ部室へと再び足を踏み入れた。
「…今更、何の用だ」
「知ってるんだぜ、お前の軟弱な身体が女のモノだってことはな…」
…と、ストーリーの本筋から外れない程度に鬼畜モノを考えてみたところ(ry
山口の女体化つっても、別にビジュアルがキャピキャピしてるわけでもないし苦しいな_| ̄|○
478 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 00:21:25 ID:usBgj0Vd
>476
もういい。やめてくれ。
そんな技量があるなら、あおいのレイプ物を書いてくれ。
>477
あんまり無理はしないほうがいいかと
自分でも微妙に思えるものだと続かないぞ
途中でモチベーションが下がるとぐだぐだになるし
>478
頼むからageないでくれ、お願いだ
唯でさえパワプロのスレってことで厨房や未成年が集まりやすいんだ
いや、むろんネタ的に書いてみただけでこの先も浮かばんのですけどね。。
あおいのレイプ物か…今までいくつかあったかな。というかそれがメ(ry
あおいレイプ物激しくキボン!!!!!
一概にレイプと言ってもシチュエーション色々だしな。
たとえば複数にマワされるのがいいのか、
たとえば恥辱の限りを尽くされるような鬼畜なのがいいのか、
たとえば半ば恋人的関係でソフトレイプ?みたいなのがいいのか…。
まだここは春期休業のようですね。
投下は見合わせます。
>>482 オレのは真ん中になるんだろうな。限りは尽くさないが(笑
さて、世間じゃ春休みも終わったみたいだし、何か書き始めようか。
上の鬼畜物も適当に続けながら。
俺は複数かなあ。
真ん中でも良いけど、排泄とかは勘弁だな。
今更聞くのも何だがここはパワポケネタでもいいのか?
5の
主人公×タマコ
7の
主人公×(女)東
がいい感じに脳内で仕上がってるんだが・・・
>>486 もちろんだよ、1にもOKと書いてあるし。
490 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 07:38:24 ID:epbB0ltL
age
書いてもらう立場ということを忘れてキボンヌばっかり言ったり
意味もなく空ageしたりとか厨房くさいことはやめてくれ
492 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 21:24:28 ID:sF7cHW2S
ネ申降臨期待age
>>492 この板ではageはいい効果はないからな…
厨房が集まるだけだ
書いてほしかったらおとなしく待つほうがいいかと
494 :
486:2005/04/13(水) 23:07:20 ID:kspGMtQQ
>>488-489 遅レススマソ、
たぶん一週間以内に投下できると思う
あまりエロは書かないんでちと不安だが期待せずに待ってくれればありがたい
レイプ物といえば玲奈タンが洗脳されるシーン・・・
ヒーローの奴だろ?あれはSS書きにくい、っつーか無理だろ
(一応書く神が居るかもシレンが)
流れからして考えられるのは
ヒーローの秘密ハケーン→陵辱(レイプ等で)洗脳(調教)→エンディング「レッド様 すてき」
位かな、間違いなくハッピーにはまりそうになさそうな希ガス、エンディング「あたたかいひび」
で終わろうとしても、ハッピーエンドだがじつは玲奈さんが言ってる「子供」は実はヒーローの・・・で、うわーっと。
玲奈SSでハッピーに終わらそうとしたら、ヒーロー無視って洗脳解けた後に主人公が抱くとか、
でもそれしたら長くなりすぎてヒーロー無視っちやう可能性大だな、
まあつまりあれだ1番悲惨なキャラだな玲奈って
へたすると存在そのものが消えてしまう真央よりはましだと思ふ
とりあえず春香キボンヌ
そーだな
俺も春香たんきぼん
梨子を忘れるな
ポケ1の主人公×明日香はまだですか
あんまりきぼんキボンヌ言ってると書いてる職人さんがやる気をなしたり
房臭く見えるから新規の職人さんが寄り付かなくなるぞ
ほどほどにしとけ
この流れ見てあおい×主人公を落とそうと思ったがやめた
いらねーし。
もう春休みは終わったと思ったんだがなあ・・・
これじゃここよりゲ鯖の萌えスレのほうがまだ大人だぞ
元がパワプロだけに子供が集まりやすいからな…
12発売前に10ネタSSを落とそうと思ったが、とてもじゃないが無理だ罠。
パワプロなんてもう大きな子供さんしかやらんだろうにこの状況……。
とりあえずキボンヌばっかり言ってる人や横柄な書き込みはほとんど未成年だろう
このスレは定期的に荒れるよな、どれも未成年ぽい書き込みがらみだし
どうすればお子様がいないスレ作りができるだろうか
いっそのこと外部板に避難所を作って、そっちメインでちゃんと管理運営していくぐらいしか思いつかない
成年だろうが未成年だろうが、下らん書き込みをする香具師はくるな。
>>510 勝手にスレ立て直すのはいろいろ問題がある
そもそも、それこそ房臭い行為だし
あと、そのアドレスは…
自分のならここは厨房はダメだし、他人のでもサイト晒しは問題だ
ルールは"未成年は立ち入り禁止"これ一つで全て解決するだろう
これさえ、本当にこれさえ守ってもらえれば何の問題も起きないんだけど・・・・・
厨はZAQにでも守ってもらおうな。
1日1回はなるべく見るようにしてるけど、なかなか職人さん来ないよな。
どうしようか、そろそろ何か書こうか。軽く読みきれる物でも。
513 :
503:2005/04/18(月) 22:26:16 ID:aUCUC6PV
あおい×主人公でいいなら落とそうか?
機能は即いらんと言われたが
>>513 ぜひぜひ落としてほしい
変な厨房や荒らしは気にしないでいきましょ
えっとなんつうんだったかなこういうの。誘い受けだったかな?覚えてねぇや
そのさ、いちいち貼ってくださいみたいなレス待つのはどうかと思うよ?元書き手の意見として
是非を確認してからじゃないと貼れない位なら元から書かないほうが良いと思うよってか読みたいから早く貼りやがれこのやろー
まあけど房の為にいちいち張ってやるのもな〜
と、タマ×主にイキズマッタ言い訳、わり構想は練ってるんだがなかなかHシーンが巧くいかん、
待ってる人なんていないだろうがもうちと待ってくれ
>>516 ノシ←待ってる人
創作は無理せずに自分のペースでやるのが一番ですよー
Hシーンがうまくいかないときはエロい気分になるのが一番
本見たりDVD見たり妄想したり・・・、でも抜いちゃだめよ
マッタリ待たせていただきますね
>まあけど房の為にいちいち張ってやるのもな〜
なんでそんなに偉そうなわけだ。
その一言でお前の小説なんて読みたくないと思った。
まあ元から興味ない元ネタだけど。
>>518 禿同。
そんな態度なら別に投下なんてしなくていい。
自分も以前載せたことあるけど、読み手は書き手を選んではやっていけないよ。
逆だった_| ̄|○ 書き手は読み手を選べない、ってね。
冗談で言っただけだろう、一々向きにならなくても
そんなに書き手を追い出しにかかったら、ここは廃墟にしかならないぞ
>518
書きもしないのにそんなこと言う、あなたのほうがよっぽど偉そうな気が…
書く気がないならせめてスレが荒れないよう大人しくしていようよ…
ここは頑張市のとある街。
最近この街で少年が数日間行方不明になるという事件が起こっている。
帰ってきた少年達は、なぜか全員女性恐怖症になっているらしい。
行方不明になった少年の家族は毎日街を探し回っているそうだ。
そしてここにも一人、少年を探し回っている女性が…
「ムッハー!探し始めてからもう8時間になるというのに、一向に美少年が見つかりませんわ!」
そう、彼女こそ現代のハーメルンの笛吹き女であり日本のマイケル。
その正体は、大金持ちのお嬢様にしてフランス語もペラペラなメガネが似合うお姉様。
そんな知的なイメージとは逆に、スポーツ観戦という健康的な趣味も持っている。
さらにはすれ違った人全てが振り返るダイナマイトボディの持ち主でもあり、
惚れた男には徹底的に尽くすタイプと性格の良さも併せ持つ。
まさに結婚したい女性ナンバーワンのパーフェクト・レディー、その名も姫野カレン!
しかし今、そんな彼女の背後に黒い影が迫る!
「オウ、ソコノびっぐナオ嬢サン。チョットイイデスカー」
「何ですか?モデルのスカウトならお断りですわよ!」
「私ハどいつカラ来たダイジョーブ博士デース、
突然デスガ、ぱわーあっぷ二興味ハアリマセンカ?」
「ありませんわ。
カレンはスプーンより重いものを持てませんし、持つ必要もありませんので。
それでは失礼します。」
「オウ、チョット待ッテクダサーイ
(コンナ未知ノ生物ヲ調ベラレルちゃんすナンテ、ココヲ逃シタラ二度トアリマセーン。
何トシテモ、研究所ニ連レテ帰ラナクテハ…)」
「アー…だいえっとニ興味ハアリマセンカ?
研究所ニ来レバ、うえすと30せんちモ夢ジャアリマセーン!」
「!!!!!!!!!!!!!
目の前にある完璧なスタイルが見えないのですか?!!
それとも、これ以上の完璧な肉体が存在するとでも?!!!!
返答によっては命の保障は出来ませんわよ…(ブルブルブル)」
「オウ、シット!申シ訳アリマセン。ドウヤラ眼鏡ガ汚レテイタヨウデース。
デワ…整形手術ハドウデスカ?研究所ニ来レバ、ドンナ顔デモ思イノママ…」
「!!!!!!!!!!!!!!
目の前にある顔が見えないのですか?!!!
『カレンの鼻がもう少し低かったら歴史が変わっていた』
という言葉を知らないんですの?!!!!!!!!!!!!!!!」
「オウ、シット!申シ訳アリマセン。ドウヤラ目ヲ開ケルノヲ忘レテイタヨウデース」
「まったく!こんなに失礼な方にあったのは初めてですわ!!!!
もう帰らせてもらいます!!失礼しますわ!!!!!!!!!」
「チョット待ッテクダサーイ、ソレデハ………」
「(本当にしつこいお爺様ですとこ!
…!
よく見てみればスキンヘッドに長く伸びたヒゲ…ずいぶんワイルドな方ですわね。
…!!
それでいてメガネや白衣から出る知的なオーラ…。
…!!!
そう言えばドイツから来たとか言っていましたわね。青く澄み切った美しい瞳…。
ハッ!まずは落ち着いて今の状況を整理しなくては。
…そうそう、ダンディな年上の殿方に ナ ン パ されているんでしたわ…)」
「ビゴオオオォォォォォンンンン…」
「ナニヤラ恐ロシイ音ガ聞コエタヨウナ…」
「お気持ちはよく分かりましたわ、ダイジョーブ様。
ドイツからはるばるやってきた来た殿方までも魅了してしまうなんて、
これも全て魅力的過ぎるカレンがいけないんです。
…しかし、カレンには既に心に決めた殿方がいます。
今夜のことは全て 一 夜 限 り の 過 ち ということですので…(キラーン)」
「何ヲ言ッテイルノカ、イマイチ分カラナイノデスガ…
要スルニ、一緒に研究所ニ来テクレルトイウコトデスネ?」
「フフフ…その通りですわ(ニヤリ)。それでは行きましょう(ドスドスドス)」
「オウ、研究所ハソッチデハアリマ…」
「おっと、逃がしませんわよ!!(ガシ、ドドドドドドド…)」
「―――――ノオオオオオオォォォォォ!!!!!!!!!」
「 科 学ノ…発展 ニハ… …犠牲ガ 付キ 物 デー… ス 」
おわり
前と似たような展開だしつまらなかったらスマン。
ちょっとスレの雰囲気がアレなんで書いてみた。
ワラタ
公式の事実としてダイジョーブは加藤姉妹を開発済み。
530 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/23(土) 07:45:38 ID:grrmqdic
>513
キボン
科学の発展ならぬハッテン・・・か
とりあえずポケ7の春香タンきぼん
俺も俺も
6月中旬、そろそろ日々勉強などしない生徒が騒ぎ出す時期になった。
そして彼、中山晋吾もそろそろヤバイと思い始めていた。
「テストかぁ・・・野球したいけど、べんきょうもなぁ・・・」
そんなことをかんがえていたそのとき
「先パーイ!!テストですよ、テ・ス・ト!!」
やたら騒いで後輩の春香ちゃんがはしってきた。
春香は周りにまで注意が向いていなかったのだろう。
猛スピードで走ってきたトラックに撥ねられ、彼女は死んだ。
('A';)
そういえばあれって死ぬイベントあんの?
いつもお守りのせいで無駄に助かるんだが
ないよー、どうあがいてもタスかっちまう
「言われなくても分かってるって。それと校内で大声出しちゃ駄目だよ。」
「は〜い。それより,また勉強会しません?先輩の家で。」
「また?別にいいけど、部屋はあさらないでね。」
この前来た時は勝手に押入れを開けられ、青少年の秘密を見られてしまった。
「まさか!もうそんなことしませんよ。」
「そう、じゃあ放課後待ってて。」
539 :
オケオ:2005/04/27(水) 23:14:21 ID:9uMeOyC3
そして放課後。雑談をしながら二人は目的地に着いた。
「ただいまー。・・・母さーん?いないのかなあ。いいや、上がって。」
「お邪魔しまーす。」
居間に行くと、テーブルの上に紙があった。
「書き置きかな?えーと『友人と食事をしてきます。11時頃には帰ると
思います』だってさ。」
「じゃあ、それまで二人っきりですか。」
「そういう事だね。」
二人っきり。つまり、二人に何が起こっても止める者はいないということだ。
540 :
オケオ:2005/04/28(木) 00:25:46 ID:AwgAtn2I
晋吾の部屋には微妙な空気が漂っていた。
集中による沈黙。そして緊張による沈黙。
聞こえるのはシャープペンと消しゴムが紙と擦れる音だけである。
(いつもは春香ちゃんが話しかけてくるのに・・・。春香ちゃんも緊張してる?)
(どうしよう、いつも通りしゃべれない・・・。先輩もおかしいって
思ってるよね・・・。)
(よし、ここは俺から・・・)
(よし、ここは私から・・・)
『ねぇ』
二人の声が重なった。それがだんだんおかしくなってきた。
くすくすと二人は小さく笑った。
「何緊張してるんだろうね、俺達。」
「そうですね。私達らしくありませんね。私達、今一歩進まないと、
これからずっと進めない気がするんです。」
「・・・春香ちゃん・・・俺、春香ちゃんを抱きたい。」
「いいですよ・・・。先輩なら・・・。」
ぬるぽ
何だろこの4コマ調。
ま、この程度で前から「パワポケキボン」とか言ってる連中が満足するなら良いか。
さっさと完結させれ。
>>542 経緯理由がどうあろうが、せっかく書いてくれる人をそういう風に言うもんじゃないよ。
545 :
オケオ:2005/04/30(土) 22:37:30 ID:Wt3xbf0i
長々とならないようにしたらこの有り様。
小説自体素人なのにこんなの書くんじゃなかった・・・。
でも頑張って見ます。やっぱ読み手に徹しよう。
546 :
オケオ:2005/04/30(土) 23:25:37 ID:Wt3xbf0i
春香がバンザイの形に手を上げる。晋吾は制服の肩の所をを掴み脱がす。
白く透き通った肌、見た目より豊かな胸、それを包む薄ピンクの下着。
どれも晋吾の感情を高ぶらせるには十分だった。
春香は両腕で胸を隠す。
「恥ずかしいと思うけど、隠したら見れないよ。ね?」
晋吾がそう言うと春香は頷き、ゆっくり腕を下ろす。
晋吾は春香を抱きしめキスをする。
「ん・・ふむぅ・・・はぁ・・・んん・・・」
今までした事のない熱いキスに春香は酔ってしまいそうになる。
晋吾も初めてだが、持てる限りの知識、そして本能で行為を続ける。
手を背中に回し、ぎこちない手つきで下着を外す。
春香の下着がふわりと落ちる。そして春香をベットへ寝かせる。
邪魔が無くなった春香の胸を出来るだけ優しく揉む。
「はぁ・・・はぁ・・・ん・・・せんぱぁい・・・」
甘い声が部屋に静かに響き渡る。
>>545 全文書いてから一気に投稿した方がいいと思うんだが。
>>547 貴様みたいなのがスレを悪くするんじゃ。黙っておくか消えれ。
そうだそうだ
550 :
オケオ:2005/05/03(火) 10:48:15 ID:7pHgv5Fc
すると晋吾は左の乳首を口に含み、右手でも右の乳房を愛撫する。
「ひゃ、あ、あ、あ、だめぇ・・・」
さらに乳首を吸ったり、歯を軽く当てるくらいに噛むと一層声が大きくなる。
そして晋吾は右手を徐々に下げ、春香の股へとたどり着く。
そこは完全に濡れていて、それを包む布も、シーツもぐっしょりと濡れている。
脱がせても良いかと聞くと、小さく頷いた。
スカートを脱がしゆっくりパンツを下ろす。春香は膝を曲げて脱がせやすくする。
完全に春香の肌を隠すものは無くなった。春香は恥ずかしそうに股を閉じている。
「春香ちゃん、すごく綺麗だ。」
単調だがそれが一番合う言葉だ。色っぽいとかより、綺麗の言葉が先に出た。
そして春香の秘部へ指を入れる。
「痛くない?春香ちゃん。痛かったら言ってね。」
「あん・・・気持ち良いです・・・あ・・」
軽く上下しても平気のようなので、動きを激しくする。
「あ!・・急に・・ん・・ああ・・速く・・しちゃ!・・」
かなり感じているようだ。晋吾は指をニ本してそこを責める。
「二本も、あ、あ、あ、ひゃん、ああ!」
そろそろと思い突起を摘み上げる。
「ああ、ダメ、ダメ、ダメェェェ!」
晋吾の指をきつく締め付け、春香は体を痙攣させ、果てた。
sageような・・・
とりあえず乙
552 :
オケオ:2005/05/03(火) 12:04:45 ID:7pHgv5Fc
あ、すいません。それと、まだ続きます。忙しい・・・休日なのに。
それと、こういう書き込みしない方がいいんでしょうか。
貴方の好きなようにすればいい。
sageてさえくれれば構わないんじゃないかな。
9の尾崎のss無いよなー。
カラミの相手があまり思い浮かばないが
激しいプレイをしそうで。
尾崎、いいセクースしそう。
相手が舞に限定されてくると読む気失せるが
557 :
オケオ:2005/05/04(水) 17:16:46 ID:fvHiolnG
「いつもより早くイっちゃいました。自分でするよりも気持ち良くて・・・」
春香の顔はまだ余韻に浸っている感じだ。
「じゃあ、これからもっと気持ち良くなるとしたら?」
「壊れちゃいますよ。これ以上あんな・・・イイコトされたら。」
半分冗談、半分本気で春香は答える。
「壊れる春香ちゃん、みてみたいな。」
「いいですよ。先輩のためなら・・・」
晋吾は着ているものを全て脱ぎ、大きくなっている肉棒を露出した。
「うわぁ・・・先輩のすごい・・・。入りませんよ、こんなの。」
特に人並み以上ではないが、実物は父親くらいのしか見たことがないのだろう。
比べる対象が少なすぎるのではないか。
「普通だよ。確かに元と比べれば大きいけどね。」
そう言いながら、自分の物を入り口にあてがう。
(ここ・・・だよな。間違ってたら恥ずかしいし。)
晋吾は意を決した。いくよと言うと春香は頷いた。
558 :
オケオ:2005/05/04(水) 17:17:19 ID:fvHiolnG
先端がゆっくり侵入していく。締め付けられる感覚が指以上に強い。
「ん・・・先輩・・・そこ多分・・・」
膜へと到達したようだ。一気に貫こう。一瞬でも痛みが減るのなら。
「我慢して、春香ちゃん。いくよ。」
破った感触はあった。しかし、思いの外平気そうだ。
「・・・大して痛くないですよ。むしろ、気持ち良いですよ。・・・あん・・・。」
「じゃあ、動くよ。」
最初はゆっくりと、中の感触を確かめるように動く。
「はぁん・・・もっとぉ・・・動いてください・・・」
言われた通り少し速く動く。喘ぎ声がより大きく、高くなっていく。
まだ足りないようだ。さらに腰を激しく使ってみる。
「あ、あ、奥、まで、せんぱ、いの、が、当たって、ああ!」
「くぅ・・・俺もう、限界だ。ああ、くぅ。」
晋吾はスパートをかけ、絶頂へ一直線に突き進んだ。
「ああ!せん、晋吾さん!もう駄目!晋吾さん!」
春香は初めて晋吾を名で呼んだ。晋吾もそれに答える。
「春香!春香!」
「晋吾さん!」
きつい締め付けをなんとか逃れ、晋吾は、春香の胸のあたりに発射した。
さんづけぇ?
やっぱ春香は先輩でいいんじゃないか
せっかく書いてくれているのに、それはないだろう
甘やかしてりゃ良いってもんじゃねぇよ
>559 >560
乞食に好みの餌をねだる権利なんて無いんだよ。
そんなこともわからない?
563 :
562:2005/05/06(金) 09:37:43 ID:rPNjczaz
>560は>561の間違い。
『ただそれだけ』
摩夕ちゃんがオレのところに就職するなんて言い出した日の夜。
「あぁ・・・やめ、て・・・ぇ・・・」
1人暮らししているアパート。オレの部屋だ。
「ダメだよ摩夕ちゃん、足開いて」
摩夕ちゃんが足を閉じようとしたのを制し、グイとまた開かせる。
オレは手に持ったボールペンの頭を、摩夕ちゃんのヴァギナへと挿入していく。引っ掛け部分が膣の肉壁をかき回しているのか、愛液が出てくる量が少し多い気もする。
「だ・・・めぇ・・・」
「摩夕ちゃんが誘ったんじゃない、オレのプロ入り祝いって」
「そ、それは・・・こんな、こ、と・・・するって意味じゃ・・・ひゃぁん!」
ボールペンの頭を使ってクリトリスをツプッと押してみる。感じたのか、摩夕ちゃんの身体が仰け反って綺麗な形の良い胸が張りを見せた。
ドラフトに指名された途端、勝手にオレの婚約者になってしまった摩夕ちゃん。
別に断る理由は無いのだけど、ただ『はい良いですよ』と言ってしまうのは面白くない。オレの婚約者になるのなら、それ相応の女でないといけない。
オレは摩夕ちゃんを"オレ無しじゃ居られない淫乱な女"にしたい。ただ、それだけ。
「ホント摩夕ちゃんってスケベ・・・弄られて感じちゃって」
「ち、違いますわ・・・!・・・これはあなたが・・・ッ」
やったんじゃない、と言いかけて口を紡いだ。きっと、今の自分の状況がどうなっているのか、しっかり理解しているからだろう。
オレはさっき股を開かせようとして膝に手を置いたが、それだけだ。今は摩夕ちゃんの身体には触れていない。なら何故股が開きっぱなしなのか・・・。
「あぁ・・・」
ボールペンの頭でクリクリと股間の突起を突いたり転がしたりすると、摩夕ちゃんの口から暖かい息が漏れる。
開きっぱなしな理由は、摩夕ちゃんが自分の手で太股を支えているから。決してオレが強要したわけでもなく。つまり摩夕ちゃんは性欲に無意識のうちに正直になっているということ。
オレがやったことには違いない。肝心なのは摩夕ちゃんがオレの行為を受け入れたこと。
「そんなにして欲しいの?」
「これはあなたが・・・」
「オレが、何?」
ズブッとボールペンが挿入される。摩夕ちゃんが「ひぁ・・・っ」と声を上げ、ビクンと姿勢が伸びると、軽い汗がヒタッと少しだけ飛んだ。
「ず、ずるい・・・ですわ・・・」
「して欲しいくせに・・・」
言って、膣でグリグリとペンを回す。さっきと同じように、引っ掛け部分が膣内の肉壁をかき回して摩夕ちゃんに快感を与えている。
摩夕ちゃんも満更じゃないだろう。
エッチなことをするという前提でこうしているわけじゃなく、突発的に、それも、自分が婚約者になりたいと思ったこのオレに押し倒され、弄られ嬲られて快感を味わっているのだから。
「気持ち良い?」
「・・・そ、んな・・・こと・・・」
ゆっくりボールペンを抜く。「あぁ・・・」と名残惜しそうな声が聞こえるのは、別にオレの気のせいではないだろう。摩夕ちゃんの性格を考えれば、感じていることくらい見て取れる。
オレはパワリンのビンを手に取った。
「な・・・何ですの・・・、それ・・・」
「エッチなパワリン」
キュポンとフタを開けると、中に入った無色透明の液体が揺れる。
ダイジョーブ博士という人に、精力を強化したい、なんてふざけて言ってみたらこんな物をもらったは良いが、正直使いどころが無かった。丁度良いので今使ってしまう。
「生殖器にかけると気持ち良くなるんだってさ」
「そんなの・・・、そんなの無くてもわたくし・・・ッ」
「まあまあ、折角だから使ってみなよ、今までで一番気持ち良いセックスができるかもよ」
摩夕ちゃんに是非を言わせないまま、オレはパワリンの飲み口をヴァギナに突っ込んで傾け、中の液体を膣へと挿入させていく。
すると摩夕ちゃんのヴァギナは一気にその媚薬パワリンを飲み干した。
「ぁ・・・だめ・・・」
液体が少しヴァギナから漏れてしまったが、それで充分すぎるくらいの量なんだろう。摩夕ちゃんが感じ始めたような仕草を見せた。
「へぇ凄い、もう効果が出てくるんだね」
どうやら直接皮膚にかけるものなので、かなりの即効性らしい。しばらくもしないうちに
トロトロのヴァギナから愛液がツゥ―・・・と流れ伝ってくる。
しかも相当効力が強いみたいで、摩夕ちゃんがクネクネと腰を動かし始めた。
「うぁー・・・、腰の動きがスケベだね・・・」
「・・・ぃ、やぁ・・・見ないでぇ。。」
我慢できないらしく、太股を支えていた手がそこから離れ、ヴァギナへと手を伸ばそうとしていた。それをさせないのが楽しいのだが。
「は、放してぇ・・・!」
「何?じゃあ摩夕ちゃんはオレの部屋で勝手にオナニーショー始めようってことなの?」
言われて「うぅ。。」と少し泣きそうな顔をするが、そんなことお構いなし。
ここで重要なのは、飽く迄摩夕ちゃんが"オレ無しじゃ居られなくなる"ことであり、自慰をすることで自己満足してもらっては困るわけだ。
半分楽しんでいるのも事実だが・・・。
「オレは何もせず快感に耐えてる姿が見たいだけ、オナニーして良いなんて言ってないよ」
掴んだ摩夕ちゃんの腕から力が抜けていく。自慰を諦めたんだろう。その代わりか、今度は開いた足を閉じてモジモジと太股を擦り始めた。
「どう、すれば・・・、良い、の・・・?」
不安げで今にも涙が零れそうな顔だが、どこか、次にオレが言う台詞を期待しているような、そんなMっ気のある声にも聞こえる。
これは元々摩夕ちゃんが持っている素質なのか?
「摩夕ちゃんはどうしたいのさ」
「え・・・そんなの・・・、そんなの気持ち良くなりたい・・・に、決まってますゎ・・・」
オナニーさせてもらえる、とでも思ったんだろうか。やけに"気持ち良くなりたい"の部分が強調されている。それだけ疼くんだろう。
「言っとくけど、オナニーは禁止だよ」
オレは縄跳びを取り出した。本当は縄がほしいが、生憎そんなアイテムは一般の家庭でも中々ない。トレーニング用に買った物でも代用にはなるだろう。
その縄跳びを摩夕ちゃんの手首に5・6回巻きつけ、罪人を縛る時なんかに腕にする本縄の縛り方で、摩夕ちゃんの手を固定し物掛けに吊るす。
抵抗しないところを見ると、やはり少し期待もしているのか。
「これで自分では弄れないよね」
「・・・あぁぁ・・・、だめなの、疼くの・・・、触らないとわたくし・・・」
「疼きを取りたいなら自分で触る以外の方法でするんだよ、オナニーは禁止だからね」
言うと摩夕ちゃんは少し困った顔をすると、今度はその身に一方的に与え続けられている疼きに顔が歪み泣き顔になる。
自分で触る以外の方法を考えているんだろうが、上手く頭が回らないらしい。そうしている間にも、疼きは摩夕ちゃんの全身をジワジワと犯していく。
「・・・どうする?」
「ぅ・・・ぁぁ・・・、だめですの・・・ッ、もう・・・もうわたくし・・・ッッ」
オレがヴァギナに手を近づけると「ぁ・・・」と期待するような声を上げるが、結局オレはソコを触ってやらない。
「ぉ・・・、お願い、が・・・ありますの・・・」
「ふふ、縄を解けってお願いは却下だよ」
ブンブンと髪を揺らす摩夕ちゃん。オレも次にくる摩夕ちゃんの台詞くらい分かってる。
疼きが取れない上に、両手を縄跳びで縛られて吊るされ、自分でソコを触れない。ただし、それ以外の方法なら疼きを取ることを許している。
思いつく方法なんて1つしかない・・・。
「わたくしの・・・ぁ、ぅ・・・、わ、わたくし、のッ・・・淫乱なココ、を・・・、虐めて・・・くだ、さ・・・い・・・」
消えかかるように掠れた声に、オレの口元は笑っていた。オレはオレの大好きな摩夕ちゃんを、オレがオレの作りたいように作っていく。
摩夕ちゃんを"オレ無しじゃ居られない淫乱な女"にしたい。
―――ただ、それだけ――・・・。
終わり
おお、久々に大作の投下が
すごく(・∀・)イイ!!
なかなか鬼畜気味な主人公ですな
”終わり”ってことは続かないのかな…続きがあるなら気になる
最近、偉そうな事ばかり言っている人や
厨房工房っぽい人に辟易してたところだったんで、尚の事うれしいですよ
前に書いたことがある人ですか?それとも初めてですか?
そういえば他で名前消してたんだっけな。
気が向いたら続けるよ。
GW使って書いてこの程度だから、また随分先になるだろうけど。
前に見たことのある作風だと思ったら、やっぱり3スレ目756さんでしたか
>気が向いたら続けるるよ。
期待しながらのんびりと待ってますね。
勃起しマスタ orz
GJでしたよ
ポケ1の明日香って需要ない?
高校生で幼馴染で病弱はある意味最強だとおもうんだが・・・
書いてくれるなら大歓迎ですよ?
俺が書く!
神光臨!!
正座して待ってます
パワポケはパワプロよりネタ豊富な希ガス。特に高校野球編。
漏れ的にはパワポケ4のシチュとか大好きな訳だが。
・・・書いてみようかな。
書いてくれるなら、期待して待ってます
最近やっとスレが落ち着いてきたかな
このスレに厨房がやたらと集まって来るのは
タイトルにエロ小説と入っているのが原因かな
次スレを立てるときは、スレタイを変えたほうがいいかもシレン
少なくても検索よけにはなるだろう
いや、単にパワプロって作品が厨房向けだからだと思うが。
それは分かってるよ、ただ、あっちのスレはもっとまともだから
違いは何かなーと思って
テンプレも整備したほうがいいかな?
あっちは厨房とは逆に愚痴りだす懐古がよーでる。
テンプレで禁止されてんだけどな。
まぁどっちもどっちだとオモ。
585 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 16:01:16 ID:TcVPvs3T
ほっしゅ
そろそろ何か投下がほしい雰囲気
パワプロやってる人は平均年齢が低いし、
創作活動している人はなぜか女性が多いからね、
職人さんが少ないから仕方がないさ。
マッタリ待とう、変な厨房が沸くよりはいい。
創作つかやおいだろw
基本的に今のパワプロは女(腐女子)と子供のためのもの。
この手の板を除いてる連中にユーザーが少ないのはしかたあるめえ。
>>588 やおいも多いけど、ちゃんと普通の創作してるとこもあるぞw
自分も普通の同人誌持ってるし。
エロとなるとパワプロは難しいからね…。
確かに少ないのはしょうがない。
まあ、のんびり行くべ。
3スレ目さんに頑張ってほしいところ
実は女でしたネタを誰か。例)犬河、初野、影丸、六本木etc...
六本木のつづきキボンw
あんまクレクレしないで気長に待とうぜ。
んだ、見苦しいからな
つーかこのスレの住人の大半は六本木のやつ知らんと思われ。
六本木の奴じゃないけど、SS書きます!
春香よろ
プッ
とりあえず、ポケ7の主人公×玲奈を書きたいと思います。
完全オリジナルストーリーなので、原作重視、もしくは
「もっとレベルの高い作品を読みたい!」という方はスルー
しちゃってください。
「本当の幸せ」
俺の名は増元雄太。(ますもとゆうた)
花丸高校のエースピッチャーと言いたい所だが、
もっぱら野球部はレッド率いるヒーローの物になっている。
今日も俺たちは野球部の使用範囲内の隅っこでひっそりと練習している。
チームメイトが愚痴を言ってきた。
「あ〜あ。どうせ俺たちは邪魔者扱いかよ。」
「全く。勝手にやってきたくせに、野球部を占拠するとはゆるせんでやんす!」
だがこんなことは日常茶飯事だ。おれは適当に相槌を打ち、練習を続けた。
素振りを終えると、湯田君が話し掛けてきた。
「増元君!君は悔しいとは思わないのでやんすか!」
「え、そりゃあ、悔しいよ」
「だったらこんな部活やめる出やんす!オイラ3年なのにまだ一度も試合に
出てないでやンス!ヒーローたちがいたらどうせ出れないでやンス!」
確かに俺とヒーロー以外の連中は試合経験がゼロだ。
俺だって、スタメンで出場したことはない。
だが、野球をやめることは出来ない。
「俺は野球を捨てることは出来ないよ。湯田君。だから俺は辞めない!」
このの発言で野球に対する熱意を奮い立たせるつもりだったが、逆効果と
なってしまった。
「あ。そうでやンすか。勝手にするでやンス。オイラ達は
今日限りで辞めるでやンス!」
「待てよ!野球をあきらめるのか?!」
「増元君。プロになりたかったら、君が活躍できるような
高校にいくでやんす。」
「湯田君!」
野球部は俺とヒーロー以外だれも居なくなってしまった。
その日の帰り道。
俺はマネージャーであり、彼女でもある玲奈と帰っていた。
前はチームメイトに冷やかされたりもしたが、今は冷やかす チームメイトもいない。
「みんな、辞めちゃったね。」 「うん。でも俺は辞めない。きっとプロになってみせる!」
「その意気よ!」 玲奈と話していると気分が晴れてきて、気が楽になった。 「バイバイ!」
玲奈を家まで送り、俺は家に帰り、さっさと寝た。 明日起こる恐ろしい出来事を考えもせずに−−−−−。
次の日。湯田達の姿はなかった。
「1人になったけどがんばるか!」
俺は1人、長距離ランニングを始めた。
さて、その頃、ヒーローたちは部室でミーティングをしていた。
「これでいいだろう。増元は9番ライトでいいな。」
「まあ、8人しか居ないから仕方ないな。」
コンコン。ドアをたたく音がした。玲奈が入ってきた。
「レッド君達、お疲れ。お茶でも入れようか?」
「すまないな。ありがとう。」「べつに。仕事だから。」
イエローが発言した。
「ポットを貸してくれ。ポットごと飲むから。」
「わかったわ。はい。ってキャァー!!」
イエローが手を滑らせ、お茶をこぼしてしまった。
「すまん。マネージャー。」
「いいのよ。イエロー君こそ大丈夫?ズブ濡れよ。」
「そうだな。タオルを貸してくれ。」
イエローがバイザーを上げようとした時、レッドが叫んだ。
「イエロー!バイザーを上げるな!」 「え・・・・・・?」
玲奈は目を疑った。バイザー下には何もないのである。
「チッ。ばれたか。レッド、どうする?」
「仕方ない。我々の秘密を公表せぬよう調教しよう。」
「え・・・、ウソでしょ。やめて・・・。キャァー!!!」
レッドが部室の鍵をかけた瞬間、他のヒーローが玲奈をタオルで縛り、
服を脱がせた。
おもしろかったよ。
うむ面白かった。感動のラストシーンだった。
まあ…ね、書こうとする気概には特に感動した
あっちはただの馴れ合いじゃないか…
馴れ合いでも何でもいいから、未成年はあっちでお願いしますね
./ ;ヽ
l _,,,,,,,,_,;;;;i <いいぞ ベイべー!
l l''|~___;;、_y__ lミ;l 書こうとする
>>599にGJを送る奴は普通の住人だ!!
゙l;| | `'",;_,i`'"|;i | 書いた作品にとりあえずGJを出すのはよく訓練されたエロ住人だ!!
,r''i ヽ, '~rーj`c=/
,/ ヽ ヽ`ー"/:: `ヽ
/ ゙ヽ  ̄、::::: ゙l, ホント エロ小説は地獄だぜ! フゥハハハーハァー
|;/"⌒ヽ, \ ヽ: _l_ ri ri
l l ヽr‐─ヽ_|_⊂////;`ゞ--―─-r| | / |
゙l゙l, l,|`゙゙゙''―ll___l,,l,|,iノ二二二二│`""""""""""""|二;;二二;;二二二i≡二三三l
| ヽ ヽ _|_ _ "l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |二;;二二;;二=''''''''''' ̄ノ
/"ヽ 'j_/ヽヽ, ̄ ,,,/"''''''''''''⊃r‐l'二二二T ̄ ̄ ̄ [i゙''''''''''''''''"゙゙゙ ̄`"
/ ヽ ー──''''''""(;;) `゙,j" | | |
こんな過疎スレで一々ケチつける香具師がいたって毒にしかならないと思うが
>>610は何様のつもりなのか。
更にポケを低年齢向けと断定しているのも気に食わんな。
悪いけどポケはガキゲー。
これだけはガチ。
あーっと、ここでスルー!
_
r'::::::::i
トーf/__
/ イ| 、ヽ
//_〉 l_l i_ノ、
\\ (_ニノ 〉____〉〉 〉
/ } /
/\/,ー 'ヾ
〈 < /
\i"ヽ、 \\ //
├ i\i カ ,、
|_,,i ノ_ソ ) ゝ
ノ_/〉 ⌒
以下何事も無かったようにスルー
>>低年齢向けと断定
それは気にしすぎ、610はそんなことは言ってないと思うが
まあ、スレを見てる限りじゃ厨房丸出しな発言も多いし、610のそう言いたくなる気持ちも分かる
あからさまなクレクレ房が多発してたしねえ
未成年は、せめて書き込まないで大人しくしていてくれ、頼むから、ね
自治している側も21歳未満だったりするから、かなわんよなあ。
さすがにそんな馬鹿な話はないだろう
自治してる他のみんなも成人だよね?
こんな話をしても仕方がないとは思うが、ぶっちゃけ過半数は未成年だろ。。
あと、成年・未成年つーよりここは「21禁」だからな。
ちなみに漏れは現在21歳。21歳になってから投下SS1つ、20歳の時に途中逃亡SS1つ(w
623 :
610:2005/05/27(金) 02:22:11 ID:rSc4FZi3
>>619 補足・フォローサンクス。
だってポケに関しては、以前から適当にカップリング書いてキボンか、もしくは書いても
>>599みたいな程度ばかりやん。
少なくともここにてポケの話題出してる連中はほぼ未成年と断定して良さそうな感じだったし。
来る場所間違ってる子供に親切に誘導かけてあげただけの話ね。
あと、一応俺は21に数年足した歳な。
言動に変にフィルターかけるのも何だし、この程度の文体なら21超えてる住人は察してくれると思うし。
ちょっと11のマイライフ関連で何か書いてみるよ。
俺はポケ萌えスレの住人なわけだが…
エロをあそこで書くのは勘弁して欲しいんだが
かといって、ここで子供がエロ小説書くのもまずいし困るからねえ…
確かに誘導はしたけど、向こうでエロをやれと言った訳ではないし
それをここの住民に言っても仕方がないかと
本人にその旨言って、やめてもらうしかないな
>>626 誘導にちゃんと従うあたりそんなに悪いやつじゃないだろうから
しっかり言えば聞いてくれると思うぞ
普通の小説でがんばるよう言えばいいと思う
628 :
610:2005/05/28(土) 03:51:12 ID:U6wRsUvn
さわりだけ書いてみた。
11マイライフの『主×朋美(フライトアテンダント)』。
主人公の名前は『高坂』。
あと、朋美ってキャラは「あのぉ」「ですぅ」といった感じの口調が特徴なんだが、極力省く方向で。
書くのが色々と辛くなるし。
629 :
610:2005/05/28(土) 03:53:47 ID:U6wRsUvn
少し狭いけど、綺麗に整理された部屋のベッドに座り、二人並ぶ。
…そうしてから、どれだけの時間が経ったのだろうか。
窓の外は、怖いくらいに暗く、綺麗な景色。
静かな夜。
「…あ、あのぉっ…」
「えっと…」
お互いに何か言いかけて、それを譲り合う形に。
結局後が続かず、朋美さんも俺も下を向いて口を噤んでしまう。
…妙な間が流れる。さっきからこれの繰り返しだな。
これじゃあまるで、10代のカップルみたいだな。
「…今日は「さっきは」…っっ…」
…あー、又だ。
でも、良い具合にタイミングがずれたし、ここは流れを変えるには絶好のチャンス。
…というか、今変えないとこのまま夜が明けてしまうかも。
630 :
610:2005/05/28(土) 03:54:36 ID:U6wRsUvn
「…えっと、お先にどうぞ。」
「あ…はいぃ。
えっと…今日の試合は、とってもかっこよかったです。
猛打賞、おめでとうございました。」
「あ…ありがとうございます。
…というか、試合を観に来てくれるなら前もって教えて下さいよ。ビックリしました。」
本当なら、デーゲームが終わってから朋美さんを食事に誘うのが今日の予定だった。
…そうしたら、わざわざ試合前から球場に来てくれて、自分に声をかけてくれたという話。
今日の試合、敵味方共に先発投手の調子が良かったこともあって、自分が派手な活躍を狙うのは難しそうだった。
ただ、それでもどうにか口火を切ってピッチャーを楽にしたかった。
結果的に3安打、その内2度ホームを踏むようなことができて、チームも接戦をものにした。
…ヒーローインタビューは自分ではなく、その『俺を返してくれた』バッターと、先発のピッチャーになっちゃったけど。
「…ふふっ。ごめんなさいね。
実は私も、今日の朝になって目処が立ったので、それならば驚かせちゃえと。」
「でも、来てくれて嬉しかったですよ。
『絶対に良いとこ見せる!』という気にもなりましたし、それがきちんと形に出せて良かった。」
「…ただ、前みたいに『全部初球を打ちにいって凡退』みたいなことになったらどうしましょうと、ちょっぴり不安でしたよ。」
「それはもう忘れて下さいよー。」
「フフッ、ごめんなさい。
…でも、今の打席に立っている時の高坂さんは、本当に落ち着いていらっしゃいますね。」
「これも朋美さんのおかげですよ。
今、自分がチームのスタメンで試合に出て結果を残し、皆に貢献できているのは、朋美さんのおかげです。」
「そんなことありませんよぉ。私は何もしてません。
高坂さんの努力と、高坂さんを支え、助けていらっしゃる皆さんの力ですよ。」
「それなら、やっぱり朋美さんが一番今の俺を支えてくれてますよ。」
「‥‥‥何だか照れちゃいますねぇ。」
631 :
610:2005/05/28(土) 03:58:29 ID:U6wRsUvn
良かった、普段の朋美さんと俺とのやりとりだ。
最初は札幌遠征へと向かう飛行機の中。
『読んでいた小説にジュースを引っ掛けられて台無しにされる』というおかしな出会い。
それから良く分からないままに、その小説のお返し、更にお返しのお返し、なんて出来事があったりして…
色々あって今に至ってるけど。
…いや、以前だったらこんなことは言えてないかな。
普通は恥ずかしいと思ってしまうような事も、躊躇い無く言えてしまう。
好きな人の前ならね。
「おかげで、今日は気分良く食事にも招くことが出来ましたし。
…今日のお店、どうでしたか?」
「とっても楽しかったですよぉー。」
「‥‥‥あ、ハハ。
…その、お味の方は…」
「あ、ごめんなさいぃ。
それは、高坂さんが連れて行ってくれるお店なら、どこへ行ってもおいしいに決まってるじゃないですかぁー。」
「そうですか…良かったです。」
「…それにしても、本当に高坂さんはすごいですね。
野球の方でも常に一生懸命やっていらっしゃるのに、私なんかの為にこうしていつも時間をとって下さって…
本当に私なんかの為に…」
そう言って、ふと言葉を詰まらせ俯く朋美さん。
…変わらないなあ、本当に。
この人は自分を低くしだすと、止まらなくなるからなあ…
632 :
610:2005/05/28(土) 04:13:36 ID:U6wRsUvn
とりあえずこれだけ。
…小説っていざ書いてみると本当に辛いな…
スレ前半〜中盤の作品を投下していた書き手さんには頭が下がるばかりだわ。
がんがって続きを書いてみるけど、良かったら駄目出しとか遠慮なくお願いします。
633 :
006:2005/05/28(土) 22:26:34 ID:EQ5S1r2b
なかなかいいんではないでしょうか、してますよ〜。後半に期待。がんがってください
>>632 小説書くのは初めてですか?
そうは思えないぐらい、(・∀・)イイ!
続きも期待してます
635 :
墓標:2005/05/28(土) 22:49:11 ID:EQ5S1r2b
「もう、もういいのではないですか、あの人達の願いをこんなにしてまで小波くん達に背負わせるなんて間違ってます」
だっっっっ がらららら ぴしゃ!!
「ふむ、やはり気付いておったか・・・」
死した者達の無念を集め、それと同調する者に対して呪いをぶつけ、この世界から消す。呪い、禁呪。
それは過去に置いて最大、最強として幾人もの人を葬り去ってきた呪文。
しかし過去に置いて幾人もの英雄には、この呪いが神によって掛けられたと伝えられる神呪
636 :
墓標:2005/05/28(土) 22:57:34 ID:EQ5S1r2b
「全ての怨嗟を返す者」
それはそう呼ばれた。
呪文、魔術、全てを越え、人の身で神が使うモノの中で唯一使える只1つの魔法。
過去の怨念を解き放つために唯一、神が与えた贈り物。
それは、成し遂げられなかった者達をあの世に導ける道標。
しかし、其れが叶わなかったとき、望みが成し遂げられなかったときには、術者と、それを成す代行者の消滅。
輪廻の輪より離れ、この世でない世界で永遠という牢獄に縛られてしまう。
637 :
墓標:2005/05/28(土) 23:03:28 ID:EQ5S1r2b
その記述を見たとき、私はハッとした、目の前で、愛する人とかけがえのない友人達、全てを失った、あの事故。
後一歩、後一歩で閉ざされた道。
「ここまできたのじゃ、もう、止められん」
そう、ずっと待った。ほとんど廃部になった野球部。人口の少ないこの島で甲子園などは不可能だと分かっていた。
けれど待った、きっと神様は微笑んでくれると信じていたから。
そして60年、奇跡は起こった。
638 :
墓標:2005/05/28(土) 23:22:18 ID:EQ5S1r2b
小波という少年、昔の愛する人と瓜二つの少年が、この島にやってきた。
ボートで、母親を失い、父親と二人で、この島に。似すぎていた、いや、そっくりそのままだった。
だから、信じて掛けたのだ。この呪いを。そして冷泉を使ってそそのかし、野球部を復活させた。
しかしこの呪いは、甲子園を優勝しなければ解けることはない、それがいかに厳しいモノであるかを知って、今の彼、小波の彼女、
我が娘、冷泉は止めるように言ったのだ。
・・・「解けぬよ、この呪いはな、怨念がのうなるまで解けはせんのじゃ」
すまないと思ってる、。 しかし・・・、
「私と彼の願いが、約束があるのじゃ。だから、謝っても済まされんことぐらいは分かる。が、これぐらいのわがままはゆるしてくれんかの」
そう、あの事故からずっと我慢してきた。何があっても耐えてきた。だって彼との約束があったから。
639 :
墓標:2005/05/28(土) 23:28:20 ID:EQ5S1r2b
「しかしもうそれも終わる。」
(・・・・・・・・・・・・・)
「え?」
今懐かしい彼の声が聞こえたような気がする。
けど気のせい、振り向いても誰もいない。
けれども私は言った。
「約束は、果たせましたか?」
彼は言った
(うん、約束は、果たされたよ。)
満面の笑顔で、あの頃の笑顔でそういった。
カーーーーーーーーン。
白いボールと、帽子が宙を舞った。
〈Fin〉
(ありがとう)
640 :
作者:2005/05/28(土) 23:29:10 ID:EQ5S1r2b
ごめんなさい。死んできます。
>>640 死ぬなんてとんでもない、エロではないけどすごくいいですよ
機会はあればまたなんか書いて下さいな
あと、書く時はオフラインで書いてから、パソコンに保存したものを張っていった方がいいですよ
ミスも減らせるし、割り込みもされにくいですし
642 :
作者:2005/05/28(土) 23:42:47 ID:EQ5S1r2b
>>641
ありがとうございます。ちなみにネタ本はポケ4の呪いババァです。途中でエロ入れよーと思ってたんですけどのっちゃって・・・
結論)俺は書くのには向いてない。
すみません。今度からはてってーてきに読む方に回りますんで。スレ汚しスマソ。
>>642 パワポケ萌えスレでそういう系(感動できる話)向けなので
そちらで書けば十分面白いし受けも良いと思います
無理にエロを書かずに感動できる話を書く才能があるのでそちらを書いてみれば?
>>642 うん、文を見る限り普通の小説ならかなりの実力がありそうですし
でも、エロのほうも気が向いたらでもいいんで気にかけといてくださいな
645 :
610:2005/05/29(日) 06:18:55 ID:bHbkhTVf
時間は、その場の空気も出来事もお構い無しに過ぎていく。
部屋の時計の秒針が奏でる規則的な音が、やけに耳に響く。
外の方では、又さっき何台かの車が道路を走り去ったらしい。
こんな時間にどこへ向かうのやら。
「朋美さん、俺は「…高坂さんは、」
俺の気持ちを伝えようと、口を開いたところで朋美さんに遮られた。
頭はそのまま、軽く俯いたまま。
でも、その口調は強い。
「高坂さんは、とても…魅力的な方です。
年上の筈の私に、いつも色々なことを教えて下さいます。
今日の食事の時も、私が前から興味を持っていたあの新刊の話をしてくれました。」
「いや、あの本は多分朋美さんなら絶対に気にかけているだろうなと確信していましたからね…。
俺にしてみれば、してやったりという感じでしたよ。」
「…フフッ、ありがとうございます。
…そうやって、さりげなく気を遣ってくださるところも、普段から明るく皆さんと接していらっしゃるところも、とても魅力的だと思います。」
…普通に聞くならば、思わず口元を緩めてしまうような一つ一つの言葉。
でも、これから発せられるであろう言葉を考えると、そんなことはしていられない。
646 :
610:2005/05/29(日) 06:21:34 ID:bHbkhTVf
無意識の内に、背筋を伸ばして身構えてしまう。
これまでの付き合いで得てしまった、いわば『刷り込み』的な行動。
そんなことを行ってしまう自分が何だかおかしくて、少しばかり口元が緩む。
「…そんな高坂さんに、私みたいな女がこうして会っている資格があるのか、それを思うと不安でたまらないんです…。」
…ほら来た。
この人は俺の気持ちとは裏腹に、こうやって自分を責めるような言葉を紡ぎ始める。
又一台、車の走る音。
それと一緒に、クラクションの音が響く。
こうやって聞いてみると、このクラクションというのも意外と澄んだ音色であるということを何の気なしに考える。
「今日も、高坂さんが打席に立つ度、守備に向かう度、球場のお客さんたちから高坂さんにかかる歓声が凄かったんです。
そして、高坂さんはそれらの声援にちゃんと応えられるだけのプレイをしていたんです。
それが、とってもかっこ良かったんですよ。
でも、その時に思っちゃったんです…。
この人は、又少し私から遠いところにいってしまったのかなって。」
…ちょっと、今回は重症だな…。
そろそろこの辺で止めないと、俺が持たないや。
怒りで。
しばらくの間、車の通る音は聞こえていない。
647 :
610:2005/05/29(日) 06:25:19 ID:bHbkhTVf
「それで…分かるんです。
自分がどんどんひどい女になっていくのが。
ここにいる人たちの誰かに、ひょっとしたらすぐにでも高坂さんを取られてしまうんじゃないかって思う自分がいるんです。
自分よりも高坂さんには似合いそうな方がいっぱいいるんじゃないかって思う自分がいるんです。
私だけが知らないような高坂さんの姿を、他のみんなは知っているんじゃないかって…そう考えてしまうと…
こんな女、高坂さんみたいな人に‥‥‥ん、んんんっ!?」
限界。
これ以上聞いていたら、おかしくなりそう。
そう思うと体が勝手に動いていた。
この人はいつになったら分かってくれるのだろうか。
俺が好きなのは、この人なのだと。
俺が、どれだけ強く、『あなたが好きだ。あなたじゃないと駄目なんだ』という思いを抱いているのかと。
言葉で伝わらないのなら、態度で示すだけ。
その弱弱しい唇を、俺の口で塞ぐだけ。
トラックらしき、重々しく風を切る音が外からは聞こえていた。
648 :
610:2005/05/29(日) 06:34:14 ID:bHbkhTVf
…流れ的には、こっからエロいシーンになりそうな。
頑張って書いてみます。
…もしこのままフェードアウトするようなことがあったら、俺の脳の爆弾が爆発したと思ってくだちい。
>>633-634 暖かい言葉、ありがとうございます。
励まし受けると、元気って出ますね。
墓標の作者さん>
GJ!非常に良くまとまっていて面白かったですよ。
…一箇所だけ、天本冷泉は天本セツの『孫』ですな。
是非他の話も期待したいところです。
久しぶりに覗いてみたらかなりスレが伸びててビビったよ(w
610氏>>
GANTZ? 素人の域じゃないっスね。
台詞の読み難さだけ何とかしてくれたら申し分ない職人さんになれるかと(w
他の職人さんが落ち着いたらまた何か投下するよ。
保健室の先生あたり。
>>648 いいですな、続きも期待して待ってます
でも、無理はしないでくださいね
エロいシーンは特に難しいでしょうし
651 :
610:2005/06/01(水) 06:36:19 ID:PyYeE5zN
−外交官である父親と、その父を支える母親。
そして自分と、一人の弟。
幼い頃から、優しい両親の元で幸福に育った姉弟。
父親は仕事柄、中々家にいる機会に恵まれなかったが、帰ってくるときにはいつも彼女らが見たこともないような外国の品物を買っては、プレゼントしてくれていた。
そして、天真爛漫な少年は、そうしたものの珍しさに触れることによって、幼い頃から大きな夢を抱き続けるようになっていた。
『ボク、大きくなったらパイロットになっていろんな国を旅するんだ!』
そんなやんちゃな弟を守る『良き姉』として、朋美は苦労の絶えない、しかし楽しい日々を送っていた。
父親が買ってくる外国の絵本を母親が読んで聞かせてくれたり、時には自分で読んだりすることが、幼少期からの彼女の喜びであり、そうした習慣は大きくなってからも本の質を変化させながら続き、続いている。
彼女が中学生の時、弟が世を去った。
自転車で交差点を強引に渡ろうとして、横から来た車に跳ね飛ばされた。
本当にあっけない幕切れだった。
彼女は普段から、『弟には絶対に夢を叶えて、幸福になって貰いたい。それが自分の幸せでもある』と考えていた。
弟の葬儀で、彼の二度と物言わぬ顔を見た時に、その感情は『弟の夢は、自分が代わりに叶えなければならない。それが自分の生きる意味である』という具合に変化した。
652 :
610:2005/06/01(水) 06:37:32 ID:PyYeE5zN
外国語に興味を持ち、学ぶことに関しては、彼女は非常に環境に恵まれていた。
そして、その外国語を筆頭に日頃から学問に対しての努力を惜しむことなく、それが結果として彼女を高校・大学と優秀なレベルの学校へ進学させ、更にアテンダントとしての資格をスムーズに取得することへと繋がった。
…一方で、常に『夢を叶えること』を念頭に、学問ばかりを是として頑張ってきた彼女は、それ以外の部分を疎かにしてしまっていた。
高校、大学と、天性的なその顔立ちを持ちながら、基本的に友人付き合いは薄く、大学などでも最低限の交友の他は築かず、ましてや男性との交際など考えすらしないままに航空会社の採用を得た。
故に『コミュニケーション』という部分において、彼女は早々に壁にぶつかることとなる。
フライトアテンダントは、利用客との交流が少なからず重要となる職種であり、それには訓練もさることながら、元来からの気質というのも大きく影響する。
内気で、又一挙一挙が基本的に早くなく、危なっかしい彼女は、結果的に初期の段階から失敗・ミスを連発。
更に、ここまでの道のりをただ前だけ見て歩んできていた彼女にとって、これらの事態が初めて自身を我に返らせることに。
彼女の両親は、娘のここまでの軌跡を『本人が心から目指そうとしていることであり、口出しする理由は無い』と解釈しており、彼女からすれば今更泣き言を言える相手ではない。
そもそもこうした事態に初めて陥った彼女にとって、『誰かに相談してみる』という選択肢自体が生まれないまま、それでも何とか国内線での研修を続けていくことに。
−桜も散り終わり、各地では快晴の空模様を呈したある日。
場所は札幌行きの機内。
先日も『コーヒーと紅茶を間違える』というミスをしたことによって、少々精神的に不安定な彼女。
…ちなみに、彼女がそれまで犯してきたミスというのは、実際のところその程度に関係なく『受けた側が気に留めていない』場合がほとんどであるが。
その辺は元来の雰囲気によるものというか、人徳というか。
…ミスはミスなんだけど。
重い気分を払拭できないままに、空いた分のカップに代わりの飲み物を注ごうと、ある男性客の所へ。
「あのぉ〜、お客様、お飲み物をお持ち…キャッ!」
…ちなみにこの時間、一切の乱気流の類は飛行機の周囲に存在せず。
そして、その男性客−高坂の読んでいた小説へと、彼女の手にあった筈のきゅうすの中身がしこたまかかってしまっていた。
…ただ、この時にきゅうすに入っていた紅茶が『アイス』であったのは、不幸中の幸いか。
654 :
610:2005/06/01(水) 06:51:29 ID:PyYeE5zN
…基本的にマイライフ関連の彼女候補って、それぞれの職業に関してはあくまで『出会いに関係するヒント』的な価値しか無いので、飾り程度の存在なんですよね。
それだと話を作るのに何か物足りないし、勿体無いよな…と思って掘り下げようと思ったらこのザマだ…
_| ̄| ...○
ええ、全て俺の脳内設定です。
何か想定していたようなシーンまで、ってか話の流れが妙な放物線を描きそうな感じです…
がんがって続き書くとです。
ちと前振りが長いなぁ・・・。
人によっては読み飛ばす人が出てくるので、その辺程々に。
>>654 GJっす、パロ小説なんてもともと妄想の塊ですし、そんなに気にすることないですよ
>>655 自分は設定が細かいほうが萌えるんで、前置きは長いほうが好きだなあ
まあこの辺は人それぞれですな
657 :
610:2005/06/02(木) 03:52:00 ID:eCaS22n9
−がむしゃらに練習する。必死に動き、走り続ける。
バットを持ち、振る。打つ。
グラブを持つ。ボールを追う。取る。投げる。
試合で、それらの成果を存分に発揮する。
練習は嘘をつかない。
流した汗は報われる。
それらをひたすら信じ続けた者が、一流になれる資格を持つ。
そして、ある年のドラフト、一人の高校球児が一流と認められ、プロの世界へと身を投じた。
プロという世界は、一流であるからこそ入ることが許される、狭き門。
その中で成功するには、結果を残して認められること、そしてそれを続けることが必要となる。
新人、ましてや高卒の選手にそれを求めることは、基本的に酷であり、球団や現場の人間も当然そのことは分かっている。
すなわち、将来一軍でフルシーズン活躍できるような選手を目指し、数年間は二軍で体作りを始めとしてじっくりと鍛え、育てていくのが一般的な考え方である。
但し、時にはそうした首脳陣の思惑を裏切り、彼等が予想した以上の早さで成長を見せた上、一軍の場に足を踏み入れるような選手も現れる。
…無論、その逆のケースも少なくないわけだが。
彼−『高坂 忍』も、そうした選手の一人。
彼の打撃、とりわけそのバットコントロールは、入団から数年で既に二軍にいる投手を敵としていなかった。
「この打撃は一軍でも通用する」
二軍監督やコーチ陣は彼の一軍昇格を要請し、一軍の方でも、選手達の状況を見ては彼を一軍へと呼ぶようになっていた。
一軍−幼い野球少年から、現在プロにいる選手まで、その誰もが憧れるフィールド。
ここで活躍することを、誰よりも本人が最も強く望んだ。
−…俗に、『一軍半』と形容される選手が存在する。
彼等は、既に二軍では優秀な成績を残せる力を持ちながら、巡ってきた一軍の舞台で結果を残すチャンスを思うように生かせず、一軍には定着できない選手達のことであり、それに該当する選手は少なくない。
但し、彼等のような選手がいる一方で、一軍レギュラーの座を掴んでおきながらも結果が残せずに、その席を没収されてしまう選手もいる。
つまり、彼等の間には、目立つような力の差はほとんど存在しないということ。
結局、『与えられたチャンスを如何に逃さないか』、最終的にはこれだけがモノを言う世界。
高坂は、そのチャンスを中々生かすことができずにいた選手の一人である。
もっとも彼はまだまだ若く、首脳陣はこの段階で『今の内から一軍の試合の雰囲気に慣れさせておくこと』を最重視し、基本的には彼に出番を回すこと自体があまりなかったのも事実。
間が空いたら、試合勘を忘れさせない目的で二軍に落とし、彼は当然の如く打ちまくった。
…結果が出ている、又結果を出す自信があるのに、中々試合で使ってもらえない選手というのは、徐々に不安や不信などの感情からモチベーションを下げていきがちになる。
『焦るな』と言われても、納得しきれないのが正直なところ。
その感情を日頃の練習や、元来からの趣味である読書に宛てつつ、ある日帯同していた一軍の遠征先である札幌へと向かう途中の飛行機内で、暇つぶしを兼ねていつものように本を読んでいたときにそれは起こった。
659 :
610:2005/06/02(木) 04:05:13 ID:eCaS22n9
「…ん、んんっ!? …ん…」
不意のキスに、朋美さんが目を見開く。
その弾みに、彼女がそれまでに目に溜めていた涙が溢れ、頬を伝っていった。
真っ直ぐに目を見つめていると、彼女が泣きそうな…既に泣いている状況でこの表現は妙だが…目で視線を合わせ、それから何かに安心したかのように、目を閉じる。
…これでひとまずは大丈夫。
だけど、折角なのでこちらもひとまず、報復ののろしを上げておくことにする。
覚悟して下さいね。
彼女の少し薄い唇へとこちらの舌を伸ばし、軽くノック。
一瞬体をビクッ、と震わせる朋美さん。
おそらく彼女はこのキスを、唇を合わせて終わるものと思っていたのだろう。咄嗟にどうしていいのか分からないらしい。
…ですが、あらかじめあなたの首元には既に片手をまわしてあります。
選択肢は一つしかありません。
「…ん、ふっ、ちゅ…」
やがて、こちらの意図を理解したのか、おずおずと朋美さんが唇を開いて、俺の舌を招き入れる。
…こうなってしまったらこちらのもの、少々荒っぽいですが、覚悟して下さい。
660 :
610:2005/06/02(木) 04:15:07 ID:eCaS22n9
「…ちゅっ…ん…む!?ん、んくっ……んむ…ぅ…」
舌同士を絡ませ、まずは睡液の、ほぼ一方的な交換を行う。
彼女が喉を鳴らし、それを飲み込んでくれるのを待ってから、改めてその口内を蹂躙。
彼女の舌を執拗に追いかけては、容赦なく攻撃を加える。
愛しい女性の睡液というのは、心なしか甘い。
そして、顔を密着させた時からほのかに鼻をくすぐる、女性の香り。
その両者が合わさり、自分が軽くのぼせてしまっているような感覚を覚える。
攻めている俺でもこんなになっているのだから、攻められている彼女は…
さっきつぶってしまった目を頑なに開けようとはせずに、こちらの舌のなすがままになっている朋美さん。
…息は酸欠寸前、顔もすっかり真っ赤になっている筈。
今から、あまりやりすぎるのは考えもの。
なので、頃合いを計って一度終わらせてしまうことにする。
「…ぁ…?んっ…ぅ」
上気している彼女の舌を誘い、従うままに付いてきたその舌を甘噛み。
彼女の体をこちらに寄せて…
思い切り吸い上げた。
「ぅ…ふ…ふむっ!?…ふぅぅぅんっ!!
……う…ぁ……ぁぅ…」
同時に、それまで閉じていた目を見開き、声にならない声を上げて体を痙攣させる朋美さん。
目からはポロポロと涙をこぼしながら軽く達したことを示し、すぐにくたりと力を抜いて俺の方に体をあずけてきた。
661 :
610:2005/06/02(木) 04:32:49 ID:eCaS22n9
何だか無謀にも、『最初の場面までの両者の軌跡』と『進行中のシーン(エロ)』を並行させようと始めた俺がきましたよ。
>>655 覚悟していた意見です。わざわざdクス。
本当ならもうちょい簡潔にできそうなんでしょうが…俺の力量では無理ですた。
>>656 設定に関しては、とりあえず細かくするにつれて書いている当人がハアハアできて楽しかったりしますわ。
楽しんで頂けているなら何よりです。
>>661 とうとうエチシーンですか(;´Д`)!?、楽しみです
書いてる当人が楽しんで書くのが、パロ小説では一番大事だと思うんで
好きなだけ書き込んでくださいな
自分は良質のパロ小説なら、エロなしでもOKだったり
あったらやっぱりうれしいけどね
663 :
610:2005/06/05(日) 05:34:57 ID:sLAqZHdj
○
「ご、ごめんなさいぃ…。
その本、私が弁償させていただきますぅ」
…何が起こったのか理解するのに数刻。
とりあえず、俺は本を読んでいた。
そこに、空になったコップにおかわりを注ごうと、スチュワーデスさんがやってきた。
そのスチュワーデスさんが、何故だか知らないけど体勢を崩して、持っていたきゅうすから紅茶が俺へとダイブ。
で、本が台無しに。手や、後は簡易テーブルにも結構な被害。
幸い、ホットじゃなかった為に大騒ぎ(俺中心の)にはならず。
それ以外の持ち物やスーツも無事だったし。
…しかし、だ。
本の心配よりも前に、『大丈夫ですか』の一言が無いのは接客を仕事とする人として問題だ。
声のトーンも何だか悠長だし、人によってはこの段階で大変なことになるな…。
そんなことを思いつつ、返事をしようと顔を上げる。
そして、一気に毒気を抜かれた。
664 :
610:2005/06/05(日) 05:35:17 ID:sLAqZHdj
何だか、その端正な顔立ちが如何にも困り果てている表情に加えて、眼鏡の奥の瞳が幾分か潤んでる様。
それを見て、『ひょっとして、悪いのは自分では?』という錯覚を軽く覚えてしまいそうになる。
それでもとりあえずは、「気にしないで下さい。というかこれ、どうしましょうか?」と、処理を促すべく言葉を紡ぐ。
スチュワーデスさん…とりあえず、名札で『甲斐』さんと判明…は、一瞬の間を経てはっと我に返り、「す、すいません」と言った後ですぐにおしぼりや台布巾を取りに奥へ。
すぐに戻ってきて、機敏に各事後処理を行った。
…なんだ、やればできるじゃん、この人。
非常にあっさりと作業は済み、一件落着。
…ただ、本だけはやはり、かかった紅茶の色や水気にやられててアウト。
「あの…この本ですけど…私、弁償させていただきます。」
「あ…いや、気にしないで下さい。」
「え、でもぉ…」
甲斐さんが、駄目になった本を見て、申し訳なさそうに言う。
…正直、本は別に良いからこの顛末を終わらせたくて仕方なかった。
他の客や、中にはチームメイトも先ほどからこちらを注目していたようだし。
結局、「やっぱり悪いので、どうか連絡先を教えて下さい」という願いに折れ、飛行機が空港に着陸した後の機内にて、現在住んでいるマンションの住所を教えた。
他の皆よりも集合場所に来るのが遅かったことについては、一連の出来事を見ていたらしいチームメイトから「おい、さっきは一体どうしたんだよ」とか「あのスチュワーデスさん、中々の美人だったよな?お前、まさかナンパでもしたのか?」などと茶化された。
…この時は、只『厄介な人も世の中にはいるんだな』とだけ考えた。
665 :
610:2005/06/05(日) 05:36:56 ID:sLAqZHdj
○
「…ぷはぁっ……はぁ…はぁ……ぁ」
唇を放し、首から肩へと回していた手を放す。
目を潤ませ、口を開けたままで、それでも何とか我に返ったのか、ベッドに両手をついた状態で荒い息を整えようとする彼女。
…扇情的ながら、苦しそうな表情に少し罪悪感を得る。
「朋美さん」
声の抑揚を抑えて、俺が彼女に話しかける。
「…ぁ…高坂…さん…?高坂さん…」
幾らか落ち着きを取り戻したのか、こちらの声に応じる彼女。
「高坂さん…私、私は…「俺、怒ってます。朋美さん」
俺の名を呟きながら、又悲しそうな表情になっていく朋美さん。
おそらく「私は…」の後は「又何か、悪いことを…」と続いただろう。これでは又さっきに逆戻りだ。
…かくなる上は、俺がここからは一方的にいかせてもらいます。
「俺って、そんなに朋美さんに信用されていないんですか?」
「…!そ、そんな、私…「そんなにも朋美さんを傷つけ、不安にさせてしまうような男なんですか?俺は。」
「わ、私、そんな…「朋美さん」」
悲しげな顔をこちらに向け、俺の言葉に反論しようとする彼女。
眼鏡は外し、髪は下ろしているので、普段とはまるで違う雰囲気。
666 :
610:2005/06/05(日) 05:38:52 ID:sLAqZHdj
「俺の方こそ、いつもこうして時間をとってまで会ってくれる朋美さんには感謝してるんです。
それに、俺が今プロの選手として頑張れているのはあなたがこれまで支えてくれたから、ってさっきも言いました。
あなたがいてくれるからこそ、今までも、そしてこれからも頑張れるんです。間違いありません。」
「‥‥‥」
俺の言葉に、少し恥ずかしそうに俯く朋美さん。
そりゃあ、今俺は客観的に見て非常に恥ずかしいと思われるような台詞を次から次へと語っているし。
でも、止めるつもりは毛頭ありません。
「…それなのにあなたときたら、又さっきも『自分が付き合う資格の無い女だ』とか『自分だけが知らない俺の姿があるんじゃないか』とか…」
「…」
「これでは、まるで俺が朋美さんの事を愛してないみたいじゃないですか。」
「…っ!?」
『愛してる』。
男が女へ、女が男へ気持ちを伝える為に使われる、最高の表現。
「俺は、朋美さんが好きです。朋美さんを愛してます。」
「…わ、わたしだって高坂さんのことを愛してますっ!
…でも、でも…それでもわたし「俺は、」」
珍しく強い口調で、俺の言葉に答える彼女。
あなたが俺を愛してくれているというのに、それでも不安が消えないのであれば、
俺がそれ以上の『愛している』という気持ちで、彼女の不安をかき消すまでのこと。
667 :
610:2005/06/05(日) 05:40:48 ID:sLAqZHdj
「俺は、今も、今後も朋美さん以外の女性を好きになることはありません。
だって、俺が好きなのはあなただけなんですから。
あなたしか見てないんですから。」
「…高坂さん…」
「あなたが不安になるというのなら、全部俺が取り除いてあげます。
朋美さんだって、これまでに数え切れないほど俺の気持ちを受け止めてくれました。
『俺が何処かに誰かと行ってしまうのでは』という気持ちがどうしても消えないのなら、
ずっと俺と一緒にいれば良いんです。」
「…え…」
「…あ」
…ああ、しまったなあ…勢いに任せて言っちゃった。
朋美さんも、俺の言葉が意図することが分かったらしく、顔を赤くしつつも『何が何だか信じられない』という感じにキョトンとした表情になっている。
…こんな形でよりも、もうちょっと良いタイミングがあっただろうに。
もうこうなってしまったら、この流れのままに。
668 :
610:2005/06/05(日) 05:45:14 ID:sLAqZHdj
「渡したいものがあります。」
腰を上げ、バッグの所に行って目当てのものを取り出す。
そして、それを彼女へと指し出す。
「…これって…え…」
俺が手にしているものを見て、それでも信じられないといった表情の彼女。
こうなったら、最後まで押し切ることに。
…最後のは予定外のことだけど。
「婚約指輪って奴です。
どうか俺と結婚して下さい、朋美さん。
俺とずっと一緒にいて下さい。」
俺の顔と指輪のケースを何度も見比べる彼女。
それが止むと同時に、彼女の表情がみるみる内に泣き顔へと変わる。
そして、涙を流しながら俺に抱きついてきた。
「私、私…
高坂さん、私なんかで、私なんかでよければ…
喜んでお受けしますぅ!」
俺の背中に両腕を回し、肩越しに泣きじゃくる朋美さん。
「高坂さん、高坂さぁん…」
彼女の涙が収まるまで、しばらく俺もケースを持った手を背に回し、もう片方の腕で頭を撫で続けていた。
…それにしても俺、今日朋美さんのこと泣かせてばっかり。
669 :
610:2005/06/05(日) 05:49:26 ID:sLAqZHdj
おし、これでエロへの逃げ場はなくなった。
次はがんがって突入します。あまり期待せずに待ってて下され。
GJ!!あなたは神だ!!
671 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 11:05:39 ID:ay8kyiN7
パワプロクンポケットについてはスレがたってるので、そこで話してください
>>669 本当に(・∀・)イイ!!、GJ
そんなこと言われても期待してしまうかもw
もし、プレッシャーになるならすいません
>>671-672 なぜ今更この流れ?上のほうのループ?
ageてそんなこと言っても釣りとしか…
800越えたあたりでテンプレを整備したほうがいいかもね
ルール作ることにはある程度の抑制力はあるみたいし
虹板のスレ程度には整備したほうがよさそう
>>671-672 ああ、やっと分かったよ、全年齢の板のスレの1にここのURLが張られてるんだな
パワポケも一応ここでいいけど
21歳未満はダメだからよそでお願いします
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
未成年でそういう話をしたい人は自分のサイトで書くとか、よそのサイトでやってくれ
675 :
610:2005/06/07(火) 02:15:25 ID:JUSHcth3
○
「あー、この本は‥‥‥もう読んだんだよな、これ…どうしよっか。」
マンションへ送られてきた、甲斐さんからの小包。
結局札幌での連戦も、出番は大差の場面での守備固めのみ。
試合への気持ちは切らずにいたけど、やっぱり不完全燃焼。
そうしたモヤモヤを抱きつつも、ポストからそれを取り出し、部屋で確認。
中からは一冊の本と、手紙。
『あのタイトル、色々探したんですけど、結局見つからなくて…
なので、せめて私が気に入っていた、おススメの本をお送り致します』とのコメント付き。
新刊の人気作品が見つからないなんて、これは間違いなく探し方に問題があると思った。
一応紅茶で濡れた本のタイトルを見たとき、「あ、これ…この前出たばかりの…」なんて事も言ってたし。
…ただ、送られてきた本については、内容が見ないでもかなり明確に思い出せるほど、きちんと読むことができた本でもあった。
ふと、彼女の好む本のジャンルや、普段の本の探し方などを聞いてみたくなり、自然と目が手紙に明記されていた電話番号へ。
電話ではまず挨拶と、今回の件の連絡。及び願わくばその旨の雑談を。
そう思って会話をしようと考え、いざ電話。
…が。
電話の向こうで『あ、あのぉ〜』とか『え、え〜と、…ぅぅ〜』など、何とものんびりとしたテンポや口調が続き、まるで会話が進まない。
とりあえずこの人、間違いなく人見知り、それも異性に大して強くそれを持っていることが良く分かった。後者は何となくだけど。
676 :
610:2005/06/07(火) 02:16:11 ID:JUSHcth3
…こんなんでスチュワーデスって務まるモンなのか?
何にせよ、連絡すら思うように進まないような状況が続きそうだったので、強硬手段。
「すいません、今度のこの日なんですが、会うことができますか?」
『…え、えぇ?』
「ちょっと今回頂いた本について、話したいことがいくつかあります。
直接会った方が話し易いと思うんで。」
『…あ、はぁ…そうですかぁ…』
「場所は横浜の…○○ってお店で良いですかね。
甲斐さんはご存知ですよね?」
『あ、そこなら分かりますけど…どうして…えーと、確かあなたは…』
「高坂です。」
『あ、どうも。…高坂さんがそのお店をご存知なんですかぁ?』
「この前、ある本の特集で読んだばかりなんです。折角の機会だし、一度行ってみようかなと思いまして。」
『おいしいものが食べたい』という欲求は誰にでもあるもの。
雑誌等のそういった特集などの記事は、ちょくちょく読んでて損はないし、飽きることもない。
…遠征先で役に立つ事もあるし。
『はい〜、分かりましたぁ。
それじゃあ楽しみにしてますぅ。』
ひとまず一件落着。
それにしても…疲れた。
なので、この日はそういった疲労も手伝ってあっさり眠りにつくことに。
677 :
610:2005/06/07(火) 02:17:01 ID:JUSHcth3
「あらら、そうだったんですかぁ。」
「ええ。あの本はもう読んでしまっていたので…。できれば、その辺を察して欲しかったですね。
あの新刊に手を出すということは、甲斐さんが送って下さった本も既に読んでいる…と。」
「確かに言われてみればそうかもしれませんねぇ〜。失礼しました。」
「そうですね…、例えるならば『読み』が足りませんでしたね、甲斐さんには。」
「あらあら、これは一本取られちゃいましたねぇ。」
雑誌などで紹介されるようになり、これから流行ることは間違いないであろう、横浜某所のとある料理店。
二人とも中々洒落た格好をしており、顔や立ち振る舞いを見ても、お店の雰囲気に良くマッチしており、正にお似合いの男女といった感じか。
…会話の内容にさえ耳を傾けないようにすればの話だが。
というか、この二人、いざ会って話をすると悲しいほどにその会話がかみ合うかみ合う。
生真面目故に、その言動が普段からどこか微妙にズレている男と、マイペースな上にスローペース、更にはコミュニケーションが苦手な女。
あたかも、合コンで雰囲気に溶け込めない者同士が、いざ話してみると意気投合するような。
…いや、彼らはそもそも『合コン』という言葉すら知らない気がするが。
非常に様々な類の会話を繰り広げつつ、楽しく有意義な時間を彼らは過ごした。
それは彼ら両者がそもそも予期していなかったことでもあり、当初は『今回だけ』と思っていた筈が、時間も過ぎてひとまずこの日は別れなければならなくなった時、互いに『残念』という感情を抱く結果に。
又会う約束をしつつ、二人は互いの家へと帰った。
次はどこのお店を紹介しようか、あるいは今日勧められた本を次に会うときまでに読んでおきたい、などということを考えながら。
678 :
610:2005/06/07(火) 02:19:54 ID:JUSHcth3
○
その抱きしめる力が若干弱まったのを感じたところで、こちらの回した腕をほどいて彼女から少し離れる。
爆発したその感情もある程度は治まったようで、涙の跡は顔に残ってはいたが、目の涙はひとまず止まっていた。
片手に持っていた指輪のケースを両手で胸元に抱え、大切そうに見ながら口を開いた。
「私…駄目ですね。」
「‥‥‥」
その言葉に身構えそうになるが、それを見越したのか、朋美さんが指輪からこちらに視線を合わせ、柔らかい笑みを浮かべた。
…これは大丈夫かな。後の言葉を黙って待つことにする。
「こんなに高坂さんに思ってもらって、大事にしていただいて、今もこんなに素敵なプレゼントを貰って。
本当に幸せな女なんですね…私は。」
笑みを湛えたまま、彼女が続ける。
「本当は、私の方が年上で、高坂さんに頼られるような女性になるべきなのに…
ふふっ、いつも私が最後には甘えちゃってますよね。もっとしっかりしなくちゃ駄目ですね、私。」
思わずこちらも、その言葉に笑顔になる。
「安心して下さい。俺の方だって、随分と朋美さんには甘えさせて貰ってます。
ただ、それ以上に朋美さんは俺に甘えて下さい。これからも」
「それは駄目ですよぉ〜。
高坂さんには、これからはもっと私のことを頼って、甘えてもらわないと。」
「フフ、どうでしょうかね。」
679 :
610:2005/06/07(火) 02:22:24 ID:JUSHcth3
困った様子の朋美さんと、若干余裕な俺。
「…だって、『旦那様』は『奥さん』に甘えるのが決まりなんですからぁ。」
…ぐ!?
「私、頑張りますぅ。」
「‥‥‥」
言葉を続ける朋美さんに、予期せぬ一発を浴びて固まる俺。
その様子に気づいた彼女が、少々不思議に俺を見た後、すぐに又笑顔になった。
こういう時だけは妙に鋭い。
「これからよろしくおねがいしますね? あ・な・た」
「ぶっ!?」
形成逆転。
目を白黒させている俺に、彼女が追い討ちの一打を浴びせて勝負あり。
「ちょっと、顔を洗ってきますね。」
中々ピヨり状態が抜けない俺に継げ、彼女が俺の頬に軽くキス。
ケースを一旦部屋の棚の上に置いてから部屋を出て行った。
その間、俺は、
『確かにそういうことだけど、早速使われるとは…それを予期していなかった俺もまだまだだな』とか、
『挙式はオフに…何とか残りの試合も頑張って、花を添えたいな』とか、
『あなたと呼ばれるなら、俺もおまえと呼ばないと駄目なのか…それはどうなんだろうか』とか、
そんなことを考えてみていた。
680 :
610:2005/06/07(火) 02:52:20 ID:JUSHcth3
ごめんなさいごめんなさい次こそはそっちに入りますので勘弁して下さい。
>>673 テンプレ整備には賛成。
確かに向こうは滅多に変な流れにはならないし。
…まあ、俺の投稿が現在このスレの流れを止めているのも事実だが。
頑張りますね。
(・∀・)イイヨイイヨ!!
無理にエロシーンに入らずに、自分のペースで書いてくださいね
682 :
610:2005/06/10(金) 19:13:43 ID:Mn/QaeTA
投下前に一応注意。
これまでに進めてきた奴とは別のエロシーンが先に出てくることになっちゃいました。
おまけに陵辱気味。
苦手な人はスルーよろしこ。
683 :
610:2005/06/10(金) 19:14:46 ID:Mn/QaeTA
○
「へぇ〜、そんなことがあったんですかぁ。」
「ええ。新幹線に乗っていたら、こちらにファンの方達に囲まれて…
先輩からは『なるべく移動時にはサングラスとかをかけていた方が良いぞ』なんて言われましたけどね。
でも、ファンの方からサインの申し出を受けること自体はやっぱり選手として嬉しいですしね…。」
「そうなんですかぁ。
ところで、高坂さんって、プロ野球選手の方だったんですねぇ〜。」
「…言ってませんでしたっけ?そういえば…。」
何度も会い、気軽に話をできるようになった相手に対しては、徐々に自らを守ろうとする殻が取れていくもの。
悩み、相談、愚痴、身の上話…簡単には話せないようなことを、次第に打ち明けられるようになっていく。
最初の頃は、世間話や様々な本、又それに関する大小の話−読んでの率直な感想や、あるいは世間的な評価。及び各内容に対してのそれぞれの意見など−を、食事などしながら延々と話していた二人。
そんな中でも彼らは、特に深い部分のプライベートはなるべく話さないようにしていた。
その時に話している話題だけでも十分楽しめていたし、そうした中で変に気を遣わせたくない、それに話したところで意味がないと思っていたから。
そうした考えが、会うことを繰り返すうちに変化していく。
人とは、自分の悩みを打ち明けるのには抵抗を示すが、他人の悩みを聞くことに関してはむしろ、好む傾向にある。
又、いざそれらを打ち明け、又アドバイスを貰うことで、その内容・返答にあまり関係なく、気持ちが随分と軽くなるケースも多い。
684 :
610:2005/06/10(金) 19:15:44 ID:Mn/QaeTA
「…おかげさまで、子供を怖がらせてしまうようなことがあまり無くなりましたよ。その節はありがとうございます。」
「いえいえ〜。
やっぱり変にあれこれ考えるよりも、ありのままで接してあげるのが大切なんですよぉ。」
「中々それができるようになるまでに苦労しましたけどね。」
気づいた時には、互いの日常や感情を少しでも共有し合うことが、二人にとっては当たり前になりつつあった。
会える日があれば、待ち合わせをしてそこからの時間を二人で楽しむ。
食事だけでなく、その場所は映画館や水族館、時には朋美が高坂の試合を観戦したり(初めての試合では見事に彼の気持ちが空回りし、散々な結果だったが)、更にはどちらかの家に相手を招くようなこともあった。
…だが、それぞれの心に生じた思いには、少しの『ずれ』が生じていた。
『一緒にいると安心できる、とても魅力的な女性』と思っていた高坂と、『知的で、だけどどこか放っておけない、まるで弟みたいな人』という思いを抱いた朋美。
彼女は、高坂の事を『恋愛の対象』とは見ていなかった。
高坂は朋美に、ごく一般的な異性への恋心を抱いていったが、朋美の方は高坂に対し、徐々に亡き弟の姿を投影してしまっていた。
それ故に、彼らは長くない期間を経て親密な仲にはなったが、決して恋人同士とは言えない(少なくとも高坂からは)関係が続いた。
685 :
610:2005/06/10(金) 19:16:37 ID:Mn/QaeTA
そんな微妙な関係が崩れたのは、高坂がようやく一軍の舞台でチームにとって欠かせない戦力として台頭し始めたある試合の日。
徐々に相手チームからの注目・マークが彼に集まりだし、その影響で思うようなプレイが出来ない日が続く。
そんな中、自分への起爆剤になればと、朋美を球場に招いての試合。
その日、監督は彼をスタメンから外した。
自分の為にそれを監督やコーチがしてくれたことは痛いほど分かった。
それでも、様々な人の彼への思いが、むしろ何本もの矢となって彼に突き刺さっていた。
予定していた食事も、幾らか上の空のままに終えたところで、朋美は高坂を自分の家へと招いた。
それまでにも何度か二人は、それぞれの家を舞台にして会話を行うことがあった。
が、あくまで彼等の関係は『親密』なまま。
それには、そもそも二人の一般的な感覚が微妙にズレていたのもあるが、朋美が高坂の事をあくまで『弟』と見ていることを高坂も分かっていたこと、そしてその関係を崩すことは適切ではないと高坂の方が認識(我慢とも言う)していたことも大きい。
この時、部屋のリビングで、未だにショックを振り払えない彼に対し、彼女は彼女なりのフォローを入れ続けていた。
「え、と…
どんなに頑張っても、中々それが結果になって出ないことというのは仕方のないことだと思います。
でも、高坂さんはそれをこれまでに何度も乗り越えてきた筈です‥‥‥今回も、きっと大丈夫ですよ。」
ふと、飲み物をテーブルに置きながら、朋美が高坂の後ろに回り、そっと抱きしめた。
その瞬間、彼の中で何かが壊れた。
686 :
610:2005/06/10(金) 19:17:57 ID:Mn/QaeTA
本能のままに、そばにいる女性に自らの欲望−苛立ちややるせなさで何倍にも膨れ上がったそれを、ただ開放するんだと、体が頭よりも先に行動を取っていた。
回されたその手を掴み、振り向きざまに唇を奪った。
突然の事に目を見開く彼女。
「んむぅっ!?」
「ん‥‥‥っ」
技術も何もない、ただ押し付けるだけのキス。
それだけでも、彼にとっては十分すぎるほどの表現であり、又彼女の思考を混乱させるものだった。
「っ‥‥‥高坂…さん…?」
「…俺は…俺は‥‥‥!」
自分の思いを一方的であっても全てぶつけること、それだけしか今の彼には無かった。
右手の指を彼女の指に絡め、左手を腰に回し、ゆっくりとその場に押し倒す。
予期せぬ出来事で身動きが取れない様子の彼女を横たえ、服を脱がしにかかる。
抵抗されても力づくで服を剥ぎ取っただろうが、目の焦点が定まりきらない彼女は、さしたる抵抗もせずにされるがままになっていた。
彼女を下着姿にしたところで、再び唇を奪った。
今度はただ合わせるだけで終わらず、無理矢理相手の唇をこじあけると、そのまま舌を彼女の口内へねじ込んだ。
流石にこれには彼女も我に返り、何とかしようと彼の胸に両手を押し当てて力を入れるが、体格や力の差もあってびくともしない。
それどころか、彼女の頭に手を回してキスから逃げられないようにすると、もう片方の手で下着越しに胸を荒々しく蹂躙し始めた。
687 :
610:2005/06/10(金) 19:19:23 ID:Mn/QaeTA
「んむっ‥‥‥んん…」
「うぅ‥‥‥っあ‥‥‥」
ただただ『貪る』という言葉の似合うだけの、気持ちよさよりも苦しさや痛みしか感じない行為。
それらに耐えられなくなりそうで、長いキスが一旦終わって顔が離れた時、拒絶の言葉を発しようと朋美が目を開け、高坂の目を見ると、
彼が涙を流していた。
荒い息が止まない彼の表情は、いつもの彼とは思えない獣の様相。
泣きながら、それでも本能のままに自分を犯そうとする彼がとても悲しそうで。
…そして、彼女は目を閉じて抵抗するのを止めた。
彼女の力が抜けたのを感じて、一瞬戸惑いを覚える高坂。
どうして…?
俺は今、あなたの心を裏切り、あなたを犯そうとしているのに…。
どうしてあなたは今、抵抗したり、泣き叫んだりしない?
俺は‥‥‥
それでも今は、自らの欲望を満たすことが優先だった。
ここまで来て、戻るわけにはいかなかった。
白いパンティを下ろし、秘所をあらわにする。
ビクリと彼女の足がこわばるが、すぐに抵抗を止めた。
自身もズボンとトランクスを下げて、分身を取り出す。
既にそれは、これまでの蹂躙による興奮と、これから彼女の中に入るという期待でこれ以上ない程張り詰めていた。
688 :
610:2005/06/10(金) 19:20:26 ID:Mn/QaeTA
「…っく…」
「あ…ぁ‥‥‥」
彼女の秘所に分身をあてて、侵入を始める。
彼女のそこは、高坂からの乱暴の中で、それでも彼女の体への負担を減らそうと、無意識の内に少し湿っていた。
少しずつ繋がりを深めていこうとすると、彼女の膣内の抵抗があからさまに大きくなっていく。
どんなものの侵入も許したことのない朋美のそれは、初めて中へと入ってきた高坂のものを、強く拒もうとした。
そして…
「…っ…ぁ…ぁあああああ!」
「‥‥‥っ‥‥‥」
一息にそれらを突き破った。
その衝撃と痛みに、朋美が悲鳴を上げる。
彼女の奥へと結合を果たし、言いようのない感情に浸る彼に、今その悲鳴はむしろ心地よかった。
彼女の純潔を喪失した証でもある、結合部からの赤いものが流れている様でさえも。
それを見ると、間をほとんど置く事もなく、動き始める。
「ぎぃっ…!?…い、い、いっ…」
相手を気遣おうとする気配のない、激しい動き。
挿入による快楽どころか、痛みしか感じていないであろう朋美を、文字通り貪り、食らおうとする。
破瓜の血の跡すら残るその膣中を、ひたすらに陵辱した。
…少しでも優しくしようとしたら、その瞬間に自分が壊れてしまいそうだったから。
689 :
610:2005/06/10(金) 19:33:24 ID:Mn/QaeTA
「‥っ‥‥‥っ‥‥‥っ‥」
…それなのに、彼女は悲鳴や泣き声を上げようとしなかった。
いっそ、悲鳴を上げ、泣き叫び、抵抗をしてくれた方が楽になれたのに…
彼女だけでなく、自分さえも。
「…っ‥‥‥ぁ」
「ぅ‥‥‥ぉ、ぉおおおおおっ!」
自分に限界が近づいたのを感じ、なけなしの理性で彼女から自身を引き抜く。
そして、彼女の白き綺麗な体へと、全身を震わせながら欲望の証を散らす。
それが出尽くすと同時に、高坂は朋美の体へと倒れこみそうになり、すんでのところで両手をついてそれを押し留めた。
そのまま荒い息を吐きながら、目を閉じて自分を落ち着かせようと試みる。
目を開けるわけにはいかなかったから。
彼女の目を見るわけには。
幾らか思考が戻ってきても、何が何だか分からずにいた。
ふと、温かいものが自分の頬に触れるのを感じ、目を開ける。
彼女が、自分の頬を触り、軽く撫でていた。
全米が泣いた
691 :
610:2005/06/11(土) 04:27:54 ID:zSDSamWN
これだけのことをした。
自分をこれまでずっと信じてくれていた女性の気持ちを踏みにじり、レイプした。
長く、少しずつ築き上げてきていた関係を、一度に木っ端微塵にした。
自分の行為は、彼女から非難され、叩かれ、この場を追い出され、あるいは警察に突き出されても当然のもの。
…でも、自分は別にどうなっても良かった。
彼女にどれほどの傷を与えてしまったのか、ただそれだけが今の高坂にとっては口惜しかった。
それなのに。
何故、その彼女が今、自分の頬をゆるゆると撫でている?
その顔に、悲しそうな表情を浮かべながら。
「朋美さん‥‥‥どうし「どうして…そんなに辛そうな顔をしてらっしゃるんですか」
ごちゃごちゃの状態が治まらないままに高坂が訪ねるのを制して、朋美が彼に聞いた。
「そんなに…辛そうで…悲しそうで…」
そう呟きながら、朋美が彼の頬を撫で続ける。
その感触が、湿っていて―――
どうして湿っている?
泣いていたのは…彼女では‥‥‥
未だに、目から涙を流していたのが自分だということに彼は気付いた。
692 :
610:2005/06/11(土) 04:28:54 ID:zSDSamWN
「こんなに悲しそうな高坂さん…。」
話しかける彼女の目からは、既に涙は止まっていた。
「私‥‥‥痛かったです。」
「っっ‥‥‥」
「痛かったけど‥‥‥高坂さんの気持ち、今のでいっぱい伝わってきました。
高坂さんは、私なんかよりもずっと痛くて、辛かったのでしょう?」
一瞬の激情に駆られた、軽蔑すべき行為。
そんな加害者であるはずの自分を、彼女はむしろ自らが加害者であったかのように語り続ける。
「高坂さんがくれた痛み…これで、高坂さんの痛みがとれたのなら…
私、嬉しいんです。高坂さんのお役に立てました。」
犯した罪を、醜い側面を、全て彼女には受け止められてしまっていた。
「私は高坂さんになら、何をされても大丈夫です。
今の私がいるのは、高坂さんのおかげなんです。
だから、少しでも高坂さんを助けてあげたかった…。
お願いです。どうか、何があっても一人にはならないで下さい。
自分もみんなも、もっと好きになって、信じてあげて…」
微笑を浮かべた彼女を見た時から、高坂が行えたことといえば、その胸へと顔をうずめ、赤ん坊のように声を上げて泣き続けることだけだった。
693 :
610:2005/06/11(土) 04:34:24 ID:zSDSamWN
あと2〜3回位で何とか完結させたいです。
…12発売までには。
んー、上手いんだけど何かハァハァできないというか。
朋美ってマイライフのだったけ?少しマイナー過ぎるかも。
何とか早めに完結させて、今度はサクセスの方をお願いしたいですな。
オマイの趣味押し付けてどうすんだw
落ち着いてハァハァしなさいw
>>694 それはキャラの好みとかの問題だろう、キャラに思い入れがないと
そうなるかもしれないが、そういうわがまま言っちゃダメよん
自分はコレ読んで(;´Д`)ハァハァだぞ
そうだな、ごめんよ・・・
何か610氏が投下しても意外と皆反応が薄いもんだから、つい
区切りがまだ先だから反応しにくいってのが正直なところ。
投下されたものはハァハァしながら見てますよ、ハイ。
ってわけでガンガッテくだせぇ。
700 :
610:2005/06/12(日) 04:39:21 ID:vg/dfkhP
「…すいません…」
「‥‥‥」
ひとしきり泣いて、わだかまりを出し尽くして。
落ち着きを取り戻して。
顔を上げた高坂は、改めて朋美に謝罪の言葉を口にする。
ただの謝罪ではなく、計り知れないほどの感謝の意を込めて、真っ直ぐに瞳を見つめて。
朋美も、それを感じ、無言で微笑んだ。
「…っと。」
「あ‥‥‥っっ!?」
体を起こし、高坂が朋美から離れる。
感じていた重さと、どこか心地よい体温がどいたと同時に、彼女に襲ってきたのは下半身の痛み。
思わず顔をしかめる。
改めて見れば、自分の体、特に下腹部や、あるいは高坂の上着や床が中々凄惨な状況に。
赤と白のコントラストが、見ようによっては綺麗で…などと思う余裕などあるわけもなし。
「す…すいません!」
それに気付いた高坂も、慌てて何か拭くものとかがないか探そうとする。
「床は雑巾で…あと、衣類は高坂さんがよろしければ、お洗濯しちゃいましょうかねー。」
その何とも滑稽な様子に、妙に冷静な頭になって状況を分析することができた朋美。
高坂に対して、適切と思われる行為をアドバイスする。
701 :
610:2005/06/12(日) 04:40:29 ID:vg/dfkhP
「え…と、洗濯は…」
「洗濯機は、トイレのそばですぅ。
とりあえずは、放り込んじゃって下さいー…っっ。」
汚れた衣類――とりあえず、彼女の下着以外は――を洗濯機に入れ、一通りの応急処置は完了。
何か自分は飲み物でも…と、朋美が立とうとして、又も激痛に襲われてその場にへたり込む。
「っ‥‥‥大丈夫ですか!?」
「あ…はは‥‥‥ちょっと動くのが大変ですねぇー。」
「…風呂はお湯はってありますか?」
「あ、大丈夫ですよー。
そうですね、できれば入っておきたいかもしれませ…ひゃああっ!?」
「ちょっとだけ、我慢して下さい。」
洗濯機に衣類を入れに行った際に、風呂の場所は把握。
そのまま湯船に入ることができるなら、未だ下着姿の彼女を連れて行く場所は一つ。
膝の裏と、背中に手を入れて抱え上げる。
いわゆる『お姫様抱っこ』。
702 :
610:2005/06/12(日) 04:41:01 ID:vg/dfkhP
高坂にしてみれば、こうやって運ぶのが効率面でも最適であった為に半ば無意識に取った行動。
だが、される朋美からすれば、不意打ちを食らった分も含めてこの行為に冷静ではいられない。
高坂の体温や筋肉を、密着する半身と、回された両手を通じて感じている。
今、自分が下着しか身に着けておらず、その上で抱え上げられている。
更に、傍から見れば非常に恥ずかしいであろうその抱え上げられ方。
反論の余地も、その機敏な動作と高坂の真剣な表情によって封じられ、その腕の中で俯き、顔を赤らめる。
そして先刻、私はその相手に自分の純潔を―――
股の間から、さっきはまるで意識しなかったものが溢れるのを彼女は感じた。
同時に痛みも感じたが、むしろそれは今の彼女に心地よいものとなっていた。
のんびりと湯船に浸かり、シャワーを浴びた。
のぼせない程度に体を癒し、暖め、タオルで体を拭く。
今は、入れ替わりで高坂が風呂へと入り、朋美は居間でホットのカフェオレを口にしていた。
体は随分と楽になってきた。
けれども、頭ではさっきの出来事が徐々に思い出されていく。
703 :
610:2005/06/12(日) 04:42:18 ID:vg/dfkhP
…高坂さんは、自分のことをどう思っていたのだろう…
とても博識で優しくて、それでいていつも一生懸命な、一緒にいてあげたい彼。
私はそんな彼を尊敬し、好きになった―――
筈だったのに。
自分が抱いていた違和感の正体に気付き、体を縮こめる朋美。
…私は、高坂さんのことを『好きになったと思っていた』だけだった。
彼の事を、本当には好きになっていなかった。
だって―――
今になって、初めて『人を好きになる』という感情がどういうものか、分かってしまったから―――
体が火照ったのは、湯冷めしないように羽織った寝巻きのせいでも、飲んでいるカフェオレのせいでもなかった。
風呂から、軽装を羽織った高坂が出てきて、ぎこちない動きでもって朋美の前に座る。
高坂の表情を見るや否や、朋美が切り出す。
「高坂さんは…
高坂さんは、私のことが、好きですか?」
704 :
610:2005/06/12(日) 04:42:53 ID:vg/dfkhP
「!?…っ、はい。」
一瞬その問いに戸惑うも、真っ直ぐにそれに答える高坂。
「私のことを、愛してますか?」
「愛してます。」
再び朋美が問い、今度は高坂は迷うことなく答える。
ふと、朋美が微笑を浮かべ、席を立つ。
そして、さっきのように彼の背後に回り、手を回す。
これには高坂も、戸惑いの声を上げる。
「朋美さんっ…!?」
「私‥‥‥私も、高坂さんのことを愛してます。
愛してます‥‥‥」
「‥‥‥」
「だから‥‥‥
今度は、きちんと抱いくれますか?」
「!朋美さ…」
「私なら…大丈夫です。
どうか、私を…高坂さんの恋人にして下さい。」
回された腕を静かに取り、立ち上がると、そっと正面から彼女を抱きしめる。
そのまま手を繋いで、寝室のベッドの方へと並んで歩いていった。
…二人とも顔は赤く、俯いたままで。
705 :
610:2005/06/12(日) 04:43:25 ID:vg/dfkhP
ベッドに座り、お互いの顔を見つめ合う。
髪を降ろし、眼鏡を外した彼女の顔。
無意識に頬に手を伸ばすと、柔らかかった。
そのままどちらからともなく顔を近付け、唇を合わせる。
口を軽く開け、舌を合わせる。
それだけでも、何だか互いの全てを知り、一つになれている錯覚を覚える。
荒い息を吐きながら、遊ぶように何度も舌を絡めた後、一旦それを中断する。
名残惜しそうに軽く突き出された舌から、唾が少しだけ糸を引く。
「キスって…気持ち、良いです。
何だか…くらくらしちゃいますねぇ。」
顔を上気させ、そう呟く朋美を、今すぐにでも欲しいと心が叫ぶ。
でも、ただ感情のままに彼女を食おうとするのはもうたくさんだ。
彼女と、『ひとつになりたい』んだ。
「失礼‥‥‥しますね。」
「ぁ…はい…どうぞぉ。」
どこか雰囲気に似合わないようなやりとりを笑顔で交わすと、高坂は彼女をゆっくりと押し倒す。
その最中、頭を支えながら唇を再度奪う。
706 :
610:2005/06/12(日) 04:44:13 ID:vg/dfkhP
「あむ…ん…ちゅ」
「んんっ…ん…」
完全に横たえたところで、さっきよりも深く、激しく舌を躍らせる。
舌だけでなく、相手の口の中を全て貪ろうとする程に。
いつまでもこうしていたい…そうとさえ思う朋美と、一方でふと、そんな朋美を少しでも悦ばせたいと考える高坂。
先ほどまで背中を支えていた手を引くと、その手を彼女の胸へと伸ばした。
「んん…!っっ…む‥‥‥ん、ん〜、んん〜〜!!」
服の上から、突然の刺激に驚く朋美。
ただ、驚いてはいるものの、その舌の動き自体はあまり変わらないまま。
それに安心すると、まずはやわやわと軽く動かしていた手を、徐々に大胆なものへと変化させていく。
女性らしさを漂わせるには十分な程度の大きさの胸を、あくまで苦痛は与えないようにしながら揉み続ける。
キスと、胸からの慣れない刺激によって、思いのほかあっけなくそれは訪れる。
「ん…う‥‥‥うむぅっ!?ん…んんんんっ!!」
トロンとさせていた目を突然堅く閉じ、目じりから涙をぽろぽろとこぼして、朋美の体が震える。
ビクン、ビクンと、断続的にそれを繰り返し、高坂に当ててた手を、力なくベッドに横たえる。
707 :
610:2005/06/12(日) 04:44:49 ID:vg/dfkhP
「…こんなの…はじめてですぅ…」
息を整えながら、そうつぶやく彼女。
その表情に、彼女を満足させられた安心感と、雄としての達成感のようなものに襲われ、安堵する高坂。
「なんだか…病み付きに…なっちゃいそうですねぇ…」
うわ言のように、それでいて幸せそうな顔で言う朋美。
「服…脱ぎますね。」
「ぁ…はいぃ…。」
心地よい感じ…快楽に浸る朋美を前に、まずは自身の部屋用のTシャツとズボン、下着を脱いで、ベッドの横に置く。
裸になったところで彼女を見ると、けだるそうな体を起こし、上着とブラジャーをゆっくりと外していた。
目の前でそれが終わったところで、高坂に軽い好奇心が芽生える。
「朋美さん。」
「え?…あ、ちょっ…」
上半身裸になった朋美を押し倒し、ズボンとパンティを自らの手で降ろそうとする。
そこに、彼女の手が重なる。
「駄目ですよぉ…」
彼女の嫌がることはしない。
そう決めていた高坂は、素直にそれに従う。
が、
「駄目ですけどぉ…でも、高坂さんがしてくれるのなら…」
そう続けて、朋美はその重ねた手をズボンの裾へと導いた。
708 :
610:2005/06/12(日) 04:45:25 ID:vg/dfkhP
ズボンの裾の下にあるパンティを探ると、両方同時にゆっくりと降ろしていく。
彼女の、やや薄い茂みとその下の秘部があらわになる。
パンティが秘部から離れる際に、その部分が水で湿っているのが分かった。
朋美もそれを感じたらしく、脱がし終わって顔を合わせると恥ずかしそうに、
「高坂さんの、キスが‥‥‥すごく気持ちいいんですよぉ…
だから私、こんな‥‥‥えっちな気分に…」
そんなことを言う。
今すぐにでも抱いてしまいたいという衝動を抑え、ふと避妊の道具が鞄にあることを思い当たる。
…さっき生でしてしまったことは棚に上げているようだが。
そのことを朋美も察し、高坂に言う。
「あの…私、今日は大丈夫な日です…。
ですから…」
職業柄、体調面に気を遣う必要性の高い彼女。
一応そういった知識も持ち合わせた上で、日頃からその辺りは心得ていた。
「あ、はい…
それじゃ、足を…ええ、力抜いてくれますか…。」
その言葉に我に返り、再び朋美に覆いかぶさる高坂。
709 :
610:2005/06/12(日) 04:46:03 ID:vg/dfkhP
彼女に足を曲げて貰いながら、一度目の時の緊張や恐怖を取り除こうと、ゆっくりと分身を彼女に近づけていく。
それでも性器が触れ合うと同時に、朋美が体をギクリと震わせる。
「っ‥‥‥ぁ」
「…大丈夫ですか、痛みはないですか?」
「ぁ…はい。」
片手で彼女の顔を軽く撫でながら、もう片方の手で彼女の中へ自らを導き、徐々に挿入を行う。
最初の時のような、侵入を拒絶するかのようなキツさはなく、むしろ狭いながらもその挿入を歓迎してくれているかのような錯覚さえ高坂は覚えていた。
「ぁ‥‥‥ぁ…」
「‥‥‥っ…く」
半分位まで入ったところで、侵入を一旦止める。
正直、このままのペースで続けては、最奥まで入れた後、ほんの数往復で達してしまいそうな感じだった。
それを誤魔化す為、そして彼女が痛みを感じていないかを確認する為に、再度質問を行った。
「…痛くは‥‥‥ないですか?」
「ぁ‥‥‥はぃ‥‥‥痛くは‥‥‥ありません。
あの‥‥‥」
痛みが完全に無いわけでは無かった。
初めての時のような激痛は、不思議と消え失せていた。
それどころか、何だか繋がっている部分がジンジンしていて…
―――気持ちいい‥‥‥かも、しれません。
710 :
610:2005/06/12(日) 04:46:46 ID:vg/dfkhP
ただ、それを素直に認め、告白することを彼女は躊躇った。
自分が、何だかはしたない女性に思え、又思われることが嫌だったから…
だから、それを誤魔化す為にも、彼女は告げた。
「あの‥‥‥動いて…良いですよ。
高坂さんの‥‥‥好きなように‥‥‥ぅあああっ!」
その言葉を聞くや否や、一気に最奥まで挿入する。
そのまま、しばらく深く繋がったままで荒く呼吸を繰り返す。
「朋美‥‥‥さん…」
「高坂さん‥‥‥私‥‥‥分かります。
今、高坂さんと‥‥‥一つになってます。」
吐息混じりに、そんなことをつぶやく彼女。
「動いて、下さい‥‥‥いっぱい、感じて…下さい。
大好きです、高坂さん」
限界だった。
「朋美…さん!」
「っ…あ‥‥‥あああっ!」
砕け散って、粉々になる理性。
711 :
610:2005/06/12(日) 04:47:38 ID:vg/dfkhP
それでも、今回は―――
目の前の、大好きな女性をひたすらに愛したい。
彼女に、心からの歓喜の声を上げさせたい。
ただ、それだけの為に腰を動かす。
「あ‥‥‥ああっ‥‥‥高坂さんっ‥‥‥高坂さぁん!」
自分の膣内を、愛しい男が何度も往復する。
何度もギリギリまで抜き出され、一杯に押し込められる。
それだけの単純な行為に、何故こうも体は悦びに震えるのか。
どうして、こんなにも気持ちいいと感じてしまうのか。
「わた‥‥‥わたしっ!こんなの、駄目ですぅ!」
「こんな…わたし、こんなに、はしたな…ああっ!」
その様子に、ふと口元に笑みをこぼす高坂。
「気持ち…良いですか?」
「あ、はいぃ、いい、イイですっ! っあああ!」
快楽で、話すことさえままならない彼女の様子に、更に考える余裕も奪おうと、律動のペースを上げる。
結合部がぐちゅりぐちゅりと音を立て、その卑猥な音でさえが快楽の一部となって彼らを襲う。
ふと、自分の空いている方の手を、シーツを握り締めている彼女の片手に合わせ、指を絡ませる。
「ああぁ‥‥‥好き…好き…好きですぅ!大好きぃ!」
目からは涙をこぼし、ただただ叫ぶがままに、その想いを訴え続ける朋美。
712 :
610:2005/06/12(日) 04:48:38 ID:vg/dfkhP
―――もっともっと、ドロドロに二人溶け合ってしまいたい。
顔を近づけると、彼女の方から手を頭に回し、唇を奪ってきた。
「―――ンンンッ♪―――ッ♪―――ッ♪」
二度と離すまい、とばかりにその口内を踊り続ける彼女の舌。
…限界が近づいてきていた。
これが最後とばかりに、ギリギリまで自身を引き抜いてから―――
一気に最奥まで貫いた。
「―――!!!」
衝撃に、彼女の体が一気に張り詰める。
そして、そのままガクガクと痙攣し、股間からは新たに彼女の蜜がとぷっと溢れるのを感じる。
重ねた唇から突き出された舌を軽く甘噛みしつつ、不意に分身からあっけなく精液が吐き出されるのが分かった。
それのリズムに合わせ、彼女が震え続ける。
…全ての欲望が出尽くすと共に彼女の唇を開放した。
同時に虚ろな目と表情で、ベッドに力なく横たわる彼女。
…絶頂から中々降りてこられない間に、失神してしまっていたようだった。
713 :
610:2005/06/12(日) 04:49:25 ID:vg/dfkhP
朋美ほどではないにしろ、高坂の方も今のを含め、二度のセックスでかなり体力を消耗していた。
精液を放出し尽して、力を失った分身を彼女の中から引き抜く。
「…ぁ‥‥‥ぅ」
引き抜くと同時に、朋美が無意識の嬌声を上げ、結合部からは白い液体がドロリ…と溢れ出した。
気だるい体を起こして、ティッシュ箱から紙を何枚か取り出し、彼女の秘部とその周囲の汚れに押し当て、吸い取らせる。
一通りの応急処置が終わったところで、猛烈な眠気に耐えられなくなり、朋美と並んで横になる。
「朋美さん‥‥‥大好きです。愛してます」
夢の中にいる彼女に告げ、額に軽くキスをする。
そのまま高坂の方も、深い眠りへと就いた…。
714 :
610:2005/06/12(日) 04:59:23 ID:vg/dfkhP
以上、
>>700から
>>713までの全14レス分まとめてうp。
…何かエロの神様が降りてきたのはいいんだが、これよりも残ったエロシーンはがんがれというのか…
がんがるさ。
二度目なのにこんなセクース有りかYO!てな突っ込みは、
・一応元々成人で体できてる二人
・スポーツマンてことで生粋の絶倫
・体の相性最高
てな理由で勘弁して。
あと、結構ROMってて且つハァハァしてくれてる人がいるみたいでちょっとホッとした。
残りは最初に繋がる非エロシーンと、子作り上等エロだけなんで、ちょっとだけ付き合ってくれ。
矢部×あおい
突然でやんす、オイラ矢部でやんす。
くるくるめがねがお似合いで、
ガンダーロボとかヒーローモノとか好きでやんす!
――
そんなオイラもとうとう高校入学の時期、
「思えばこの中学三年間、マニアでやんしたね〜」
「受験なんて頭に入らないでやんす・・・」
と改めて感じたでやんす。
でもここはがんばらないとだめでやんす、
人生はしっかり生きないといけないでやんす。
それでオイラは調べに調べまくったでやんす。
そしたらお目当ての高校に、
「恋恋高校」
これぞオイラが求めてた高校でやんす!
えっと、恋恋高校は・・・
――
この高校は
以前まで女子校でしたが、
1年前から男女共学になりました。
――
オイラの春が来たでやんす!
興奮してたまらないでやんす!
決めたでやんす!
第一志望 恋恋高校
第二志望 パワフル高校
第三志望 そよ風学院高校
オイラは恋恋だけに興味があるでやんす、
他校は興味ないでやんす。
そして数ヵ月後
「オイラ頑張った出やんす!」
「恋恋高校に入れたでやんす!」
共学になったばかりやっぱり男子が少ないでやんす、
でもここは春色を感じるには一番でやんす!
そしてとうとう部活動の時期でやんす、
オイラ運動部に入って女の子にモテモテでやんす!
「矢部くーん!」「かっこいい!!」
いいフレーズでやんす!
でも幼いころからやってきた野球はないでやんす、
バレーとかそこらしかないでやんす、
困ったでやんすねぇ・・・
「ねぇねぇ君?名前なんていうの?」
誰かの声がしたでやんす、
「オイラでやんすか?」
「うん、君だよ、名前は?」
「オイラ矢部・・・矢部でやんす!」
「矢部君!今日から友達だね」
「やんす!今日から友達でやんす」
そして雑談が続き本題へ入るでやんす。
「で、矢部君どこの部活に入るの?」
「え・・・(まずいでやんす!野球部がないでやんす、ここは漫研に入るでやんす)
「オイラ実はま・・・」
「だ?まだ決めてないの?」
「ぃ、ぃゃ・・・」
オイラはなんとも言えず細い声でしゃべったでやんす、
「じゃあ矢部君!一緒に野球部になろう!」
「えっ!?野球部なんてないでやんす」
「なければ作ればいいじゃなか!」
「やんす!オイラ協力するでやんす!」
(あ・・・)
そしてオイラは部員集めに入りオイラもあわせて8人。
そうそう男くさいやつらは置いといて、
ある女子を紹介しとこう、
早川あおい!あおいちゃんでやんす。
でも凶暴で怒らせると怪我するでやんす。
でもオイラタイプでやんす・・・!
心がときめいたでやんす!
野球部に青春かけるでやんす!
――
入部して数日後、自宅で・・・
「さてとパソコンをつけて、と」
「あおいちゃんをくたばらせるでやんす」
「検索して・・・」
「やるときの用具でやんすね」
オイラはポチポチと慣れた手つきでマウスとキーボードを操ったでやんす。
「ほーう、こんなものもあるでやんすか!」
「イボイボが利くってなんでやんすかねぇ?」
「これをこうすればいいでやんすね!」
でもくたばらせる道具はす1つぐらいでいいでやんす。
いっぱい買うと親が・・・
まぁ怪しまれない程度に買うでやんす。
どーせ母はいつものことだろうと思って気にしないでやんすね、
いつもガンダーロボとかのグッズ買ってるからでやんす。
まぁそんなことはいいとしてでやんす、
オイラはとうとう通販サイトで、
バイブレータなるものを買ったでやんす!
これを買えば!ムフフでやんす。
――
そしてオイラのもとに無事届いたでやんす!あの商品が・・・
購入して1日目2日目はあおいちゃんの様子見でやんす、
オイラは普通に練習しつつ観察したでやんす
「おーい、そこのメガネ!」
「あーまたメガネでやんすか・・・矢部って呼んでほしいでやんす!」
「ボクのボール投げて!」
「わかったでやんすー!」
そして3日後、
練習終了、
みんなは部室で着替えたでやんす
「じゃあねー」とか「おつかれー」
とかそういう言葉が飛び交う中オイラはロッカーの中で隠れてたでやんす、
もちろんあれは所持してるでやんす。
あおいちゃんは部室の鍵を閉め一人ポツンと部室にいるでやんす。
少しストレッチをしてるんでやんすかね?
ロッカーの中じゃあよく見えないでやんす。
そしてあおいちゃんは
「あー今日も練習疲れたなー」
「どうしよっか・・・」
矢部!六感が働いたでやんす!
今でやんす!!
バンッと思い切り出たでやんす。
「・・・!!!!」
あおいちゃんはすごく驚いてたでやんす
「や、ややややややや矢部君!?!?!?!?」
「あおいちゃん、今日は最近オイラのことをメガネと呼ぶから、
おしおきでやんす!」
「えっ、それは冗談だって、第一ボクは本気で矢部君を・・・」
「えーい!つべこべうるさいでやんす!」
オイラはまずユニフォームの上から、
胸おしりそして・・・おしりよりさらに下をさわったでやんす
あおいちゃんは触るたびに
「やっ」「ぃゃ」
「あっ」「うっ」
「んっ」「はぁ」
とか言うんでオイラ、興奮しちゃったでやんす!
「まだまだ復讐は終わってないでやんす!」
「矢部、あぁ、君、んふっ、やめえ、てえぇ」
「ほーう、もうこんなになっちゃうんでやんすか!」
「じゃあ、次にこうしちゃうでやんす!」
「あっ矢部君やめて!」
オイラはユニフォームをぬがせてズボンも下ろさせて、
「これで無防備でやんす」
「ああぁぁ」
あおいちゃんは震えた声でおびえた様子でやんした。
「あん、あっ、あああ、やだ、やめっ、きゃっ」
オイラは乳首をすかさず揉んだり、
なめたり、したでやんす。
「じゃあもっと刺激をあたえるでやんす」
ヴイィィィ・・・と鳴り響くでやんす
「ちょっと矢部君!」
「二箇所からせめられるのは、どうでやんすか?」
矢部はバイブレータをあおいの大事な部分に挿し、
矢部は乳首をすかさずいじった。
「あん、あっああ、やだ、んふ、あ、あ、だめやめて・・・」
「あおいちゃん声を出すのもつらそうでやんす」
「もっと出せなくするでやんす」
バイブレータレベルを最高にしたでやんす
「あああ、いやだ!も、う、だめだよ、あっ、ん、ぐふ」
「もう少しで昇天しちゃうでやんすねぇ?」
「いやああ、ああ、あああ!」
「何かでる!!!」
「やめてえ!!矢部君!!!!!」
あおいちゃんは激しく体を動かすでやんす
「何か出てくる!!」
ジュル、と、何かが出てきたでやんす
「これが・・・ボクの・・・」
「おもしろかったでやんす」
「どこが!!ボクは最悪なのにぃ・・・」
「ふふん、だからこれからは矢部と呼べでやんす」
「いやだね、死んでも」
「ほほう、とことん生意気でやんす!」
「じゃあオイラはこれで帰るでやんす。」
「またメガネって呼んだら・・・今日みたいなおしおきでやんす」
「〜♪」
オイラはいい気になって帰ったでやんす。
次の日の部活にて。
「おーい!メガネー!ボールとって!」
「あぁまた結局これでやんすか!」
糸冬
729 :
610:2005/06/14(火) 03:09:39 ID:BnlNEFZV
かすかに差し込む、太陽の光。
ゆっくりと、朝が来る。
意識が覚醒し、どこか気だるい体を意識しながらも目を覚ます。
ふと、何か違和感を覚え、体を起こして周囲を見渡す。
いつもと違う、布団の感触。
いつもと違う、部屋の風景。
何も着ていない、自分。
徐々に、昨日の出来事が脳に蘇っていく。
(そっか‥‥‥俺‥‥‥)
思わず赤面しながら、それでも何だか満ち足りた感情に頬を緩める。
そういえば、朋美さんは…
ベッドの横に脱いであった衣服を簡単に羽織り、居間へと移動する。
そこには、キッチンでトースターを起動させつつ、コーヒーを二人分淹れようとする、彼女の姿があった。
ふと、朋美が振り向き、高坂の姿を認める。
「…あ‥‥‥」
「…おはよう‥‥‥ございます。」
照れたような表情になる彼女に、高坂がどこかぎこちなく、朝の挨拶を告げる。
「‥‥‥おはよう‥‥‥ございます。
もうすぐ、朝ごはん…できますから。ちょっとだけ待っていて下さいねぇ。」
730 :
610:2005/06/14(火) 03:12:58 ID:BnlNEFZV
冷蔵庫に入っていた野菜を簡単に皿に盛り合わせ、トースターから程よく焼けたパンを取り出し、包丁で4等分。
コーヒーを最後にテーブルに置き、いわゆる一般的な朝食が完成。
その間に高坂の方は、トイレを済ませて顔を洗い、口を濯いでおく。
「いただきます。」「どうぞー。」
席に着き、食前の挨拶をしてから、目の前の朝食に手を付ける。
どれも朝の食事としては、十分な量と味。
…まあ、これらのメニューをきちんと作れない人間の方が希少であることも確かだが。
ふと、食べながら視線を感じ、顔を上げる。
何だか嬉しそうな表情の彼女がこちらを見ていた。
「…どうしました?」
「…あ、いえいえ。お構いなく〜。」
少々怪訝そうな様子の高坂が、食事を再開するのを見て、再び朋美が、さも嬉しそうな表情になる。
―――何だか、高坂さんを見ているだけでお腹が一杯になっちゃいますねぇ〜。
今の私達、『恋人同士みたい』じゃなくて、本当に『恋人同士』なんですよね〜。
‥‥‥あはは、私ってば、本当にどうしちゃったんでしょうね〜。
とまあ、彼女の頭の中ではひっきりなしに妄想が渦巻いていた。
それこそ、針でも刺したならば『パーンッ!』と盛大な音を立てて割れてしまうほどパンパンに。
彼女が再び我に返ったとき、そこには朝食とコーヒーを平らげた高坂が、不思議そうな表情でこちらを見ていた。
731 :
610:2005/06/14(火) 03:14:08 ID:BnlNEFZV
「ご馳走様でした。‥‥‥大丈夫ですか?本当に。」
「…あ!は、はいぃ!こちらこそ、どうもご馳走様でしたぁ!」
「‥‥‥?」
朋美の前で全く手の付けられていない食事を見て、高坂は首を傾げた。
窓の外では、日差しが街を元気良く照らす。
その景色とは対照的に、まだ目が覚め切っていないかのように、カラスがやる気のない鳴き声を発していた。
○
異性の親友同士から、恋人同士へ。
その変化によって、より親密になる男女もいれば、逆に何だか関係がギクシャクしだす二人もいる。
『それまで見えなかったものが、見えてくる』という事が大きな要因だ。
…この場合は、『見えてしまうようになってしまった』というべきか。
高坂の方は、その変化を『待ってました』という具合に歓迎し、又それによる心身の充実も著しかった。
あの日の屈辱や彼女の気持ち、そして周囲の期待や愛の鞭を自分の中で受け入れ、又自分を見失うような事が無くなった。
それでも、入団当初から抱いていたひたむきな気持ちは忘れることなく。
気付いた時、彼はチームにおいて常に欠かせない戦力になっていた。
732 :
610:2005/06/14(火) 03:16:29 ID:BnlNEFZV
対照的に、朋美はそんな高坂を、あるいは彼との関係の変化を、最初こそ何の問題も無く受け入れたが‥‥‥
最初に違和感を覚えたのは、彼が決勝点を上げてヒーローインタビューを受けた試合を見ていて。
人気スポーツキャスターである『山寺 令子』のインタビューを、親しげに、又嬉しそうに受ける高坂。
ブラウン管を通してそれを見たとき、朋美は自分の中に、今まで感じたことのないような、憤りのようなものを覚えていることに気付いた。
―――高坂さんが、自分以外の女性と、親しそうに話している―――
選手とインタビュアーが話している。
二人とも、自分の仕事を当たり前のようにこなしているだけ。
それなのに‥‥‥
『嫉妬』。
『独占欲』。
自分の中に、そんな感情が存在するなんて夢にも思っていなかった。
私だけの高坂さん。
他の女性と仲良くしちゃ駄目。
…でも、あれだけひたむきな彼が、こんな感情を持つような女をずっと見続けてくれるだろうか。
ひょっとしたら、私なんかよりもずっと綺麗な誰かが現れて、彼をどこかから取っていってしまうんじゃないだろうか…
初めて彼女の家で泊まった日から、高坂は朋美の様子が徐々におかしくなっていることに気付いた。
…正午前、名残惜しそうに別れたあの日以降も、定期的に彼らは会うようにしていた。
ただ、それぞれの家に相手を招くようなことはなくなったが。
…その辺は奥手同士の二人、意味を改めて知ってしまった以上は…ということであるわけで。
733 :
610:2005/06/14(火) 03:18:55 ID:BnlNEFZV
一方で、彼らはデートの最中に手を繋いで歩いたり、別れ際の抱擁やキスといった行為を頻繁にするようにはなった。
…ほとんど一緒じゃんか、などと突っ込んではいけない。
むしろ突っ込んでいないということで、明らかに別…
話を戻そう。
元々人見知りで、自分に自信を持てない性格の朋美。
そんな彼女の、人生初めての恋。
それも、相手の男に対して『この人無しでは生きられない』という程に惚れ込んでしまったレベルのもの。
それだけに、『もしこの人が、私から離れていってしまったら…』という不安を常に抱くようになってしまう。
それは、先述の『嫉妬』『独占欲』によるもの。
故に、何回会って、デートを楽しんで、キスや抱擁で気持ちを確認しても、その不安は消えることがなかった。
それは、デート中に『私のこと、好きですか?』『私なんかといて…楽しいですか?』などの言葉が生じるようになったことで、高坂の方もそれを理解することになる。
彼女からすれば、卑怯であるとは分かっていても、問わずにはいられない言葉。
高坂は始めの内こそそれに戸惑ったが、すぐに、それに答えることが彼女の心をこの上なく安心させる、一種の『確認行為』ことであることに気付く。
…彼からすれば、そんな質問、何度、何十度聞かれても答えは一緒だったから。
…そういった感じのデートをしばらく続け、次第に夏の蒸し暑さが気にならなくなってきたある日のこと。
『彼女の不安を取り除き、幸せにしたい』と考え続けた高坂が思い付いた、最終にして最高の手段。
734 :
610:2005/06/14(火) 03:30:43 ID:BnlNEFZV
―――朋美を生涯の伴侶として、一生を共に過ごすことを誓うこと。
その為に彼は、あらかじめこの日の為に彼女に送る婚約指輪を用意。
この日のデーゲームの後で彼女を呼び出し、彼女のお気に入りのお店へと行って夕食を食べた後で、素晴らしい雰囲気の夜景をバックに指輪を渡す、というのが彼の計画だった。
…一方で。
朋美の方も、『今のままではいけない』とはずっと思っていた。
デートの度に高坂さんに心配をかけるのは、本意ではない。
せめて、彼に負担をかけるのではなく、自分が彼を安心させられるような一日を過ごせるように頑張ろう。
…出会った頃のように。
そして、それぞれの思惑が、ちょっとした互いの算段の狂いを生んだ。
朋美は、あらかじめこの日のフライトを有給で空け、球場に突然現れて驚かせる予定だった。
一方で、球場には来ないと思っていた高坂は、試合前にフェンスから声をかけてきた彼女に驚く。
…が、これによって算段が大きく狂ったのは、むしろ朋美の方。
…グラウンドで躍動し、ハツラツとプレイする高坂に対する大きな声援を聞いて、徐々に心が黒い感情に支配されていってしまっていた。
そして、試合終了後。
上機嫌で食事へと連れて行くことができた高坂に対し、朋美の方は普段以上に負の感情を持ったまま彼と行動。
それでも、食事中は普段のような『彼を困らせるようなこと』をしないように心がける彼女。
その彼女の様子に気を良くして、普段以上に明るく彼女に接する高坂。
…負の感情というのは、基本的にはある程度貯まると爆発するようにできている。
朋美の中に蓄積されていったそれが、この時には微妙にシュート回転して放たれた。
「あ、あの…これから、私の家に来てくださいっ!」
735 :
610:2005/06/14(火) 03:31:14 ID:BnlNEFZV
そのあまりにも突然で変則的な球筋を、呆然として見送る高坂。
…いや、俺、これからあなたと今話題の夜景を見に行こうと思ってるんですが…
そんな戸惑いは、眼鏡の奥の彼女らしからぬ強い眼差しと、思いつめたような表情によって押さえつけられた。
そのまま二人、言った当人である朋美でさえその状況が良く分からないままに、あまり言葉を交わすこともなく、高坂からすれば随分久しぶりとなる朋美の家へ。
居間へ通されると、風呂を勧められ、とりあえずそれに従った。
それなりに風呂を満喫し、部屋着を着て居間に戻ると、ウーロン茶を出されて寝室へと通される。
彼女が今度はシャワーを浴びに行き、その間ベッドに座ってぼんやりする。
…とりあえず、渡しそびれた指輪をどうしようか。
…っていうか、これってそういうことだよな?
そんなことを考えている内に、マグカップが空になる。
同じ頃、朋美も風呂を上がると、パジャマ姿で彼の横に無言で座った。
この間に、徐々に
―――そして、場面は話の冒頭へ。
○
736 :
610:2005/06/14(火) 03:41:40 ID:BnlNEFZV
最後、下から二番目の文ミスった。
『この間に、徐々に我に返っていた彼女。
とりあえず、改めてお互いにどうしたものか分からないままに時間が過ぎていく。
いざ話そうとしては、「あの「あ、…」…っと…」という具合に、呼びかけが被っては再び両者共に無言になるということの繰り返し。』
これが本当の文。スマソ。
>>715-726 乙。
文脈がわかりづらい
センスはあると思うんだけど、回想が長過ぎて
>>737の言うとおり
話の流れとか読んでるこっちは解かりにくいところがあるな
>>736 乙です、何だかんだ言っても楽しみです
長編小説は2chだと特に読みにくいから
全部終わってからtxtやword等にまとめて読むと読みやすいよ
740 :
610:2005/06/16(木) 05:18:27 ID:lQYQmEjb
人の気配が部屋に戻ってくるのを感じたが、下を向いた頭を上げられない。
…とりあえず、照れくさい。
床を歩く音が、こちらの様子に気付いたのか、ちょっとの間止む。
けど、又すぐに近づいてきて、俺の横に座ったかと思うと…
「…!ぅわぷっ!?」
「うふふふ〜♪」
こちらが頭を向けようとするのと同時に、頭を両手で抱えられて引き寄せられる。
バランスを崩し、咄嗟に両手をベッドに付くも、勢いのままに顔は…彼女の胸の中へ。
うわ、柔らかい…いい匂い…
「高坂さん…高坂さん…」
ただひたすらに彼の名前を呼びつつ、両手と胸の間に高坂の頭を埋めてすりすり、ついでに頬も寄せてすりすり。
一見穏やかな笑顔、だけどその目の輝きが普段に比べて少々強すぎる様子で。
溜まりに溜まった愛情が、先ほどのやりとり、更にはイニシアティブを取ったことによって軽くガス漏れ。
顔を洗って戻ってきてみると、俯いて困った感じの彼の様子に、好奇心やら母性本能やらが交じり合って、
まとめていっぺんに大爆発。
「…ん‥‥‥と、あの…」
「あっ…、…うふふ、高坂さん…♪」
その感触の心地よさにしばらく浸るも、どうにか我を取り戻す高坂。
息は続くものの、幾分か苦しさを感じ、思わず声を上げるも、それに気付いた朋美は、むしろその抱きしめる力を強めてきた。
‥‥‥マズい。
741 :
610:2005/06/16(木) 05:19:49 ID:lQYQmEjb
彼女の様子が少々変であること以上に、さっきから自分が主導権を取られっぱなしであることに対し、彼は危機感を覚える。
―――このまま彼女にされっぱなしでは駄目だ。
…そうだ、一度やられても次の機会でリベンジするのがプロの世界であり、プロの選手だ!
よし!
明らかに引き合いに出すには間違った信念を胸に、ベッドに付いたままの手を動かした。
『かわいい』『愛しい』『大好き』『彼』といった単語のみで埋め尽くされている状態の朋美の頭の中。
…ふと、彼の頭を抱いている自分の体が、バランスを失って後方へと倒れていくのを感じる。
『…あ、あら…?』体がベッドに倒れ込み、それによって彼女が軽く我に返るのと同時に、高坂の頭を抱く手の力が抜ける。
それを逃さず、高坂が彼女の胸から抜け出して、朋美を組み敷く形をとった。
…目が合う。
しばしの静寂。
徐々に、両者に笑みが浮かぶ。
ただ、その笑みの質は全く異なるもの。
朋美のそれは、これから起こり得るであろう様々な出来事を予想しての、冷や汗交じりの笑い。
高坂のそれは、これから行えるであろう様々な行為を想像しての、この上なく不敵な笑い。
742 :
610:2005/06/16(木) 05:20:42 ID:lQYQmEjb
「あ、あの…高坂さん?」
「‥‥‥」
「えーと‥‥‥その、目が「…先ほど、言いましたよね?」はいいっ!?」
完全に形勢逆転。
さながらそれは、追い詰められた兎と、それをどうやって食べようか算段している狼のような。
「『旦那さんは、奥さんに甘えるのが決まり』…って。
…でも、それだけじゃ駄目ですよね?『夫婦』って。」
今度は高坂の方が、目をギラギラと輝かせていた。
既に、理性は彼方へ追いやった後の様子。
「お互いに支え合って生きていくから、『夫婦』なんですよ?」
「‥‥‥あ…」
言ってることは的を得ているし、想い人への台詞としても中々。
「‥‥‥ですから、俺の方でもこれから朋美さんを悦ばせて、気持ちよくしてあげます!」
「ど、どうしてそうなるんですかぁ〜!」
ただ、その使い方は激しく間違っていた。
おまけに、当人ですら理解出来ているのか謎な、無理矢理にも程がある論理展開。
…獣になってる男の思考ルーチンなんて、そんなものだけど。
「愛してます、朋美さん。」
「ぅ。」
743 :
610:2005/06/16(木) 05:22:20 ID:lQYQmEjb
それまでの勢いに対して、戸惑い大部分、期待少々といった感じの朋美に、それらの葛藤を一瞬で打ち消してしまう必殺の一言が高坂から発せられる。
「高坂さん…」
あまりに強力な、パートナーからの『愛してます』という言葉。
その言葉に、自然と体の力が抜けていく。
「優しく‥‥‥して下さいね。」
「はいっ。」
何とも無邪気そうに応じる高坂の言葉に、口元が緩むのを感じつつも目を閉じた。
少しの間を経て、唇が合わさる。
「ん‥‥‥」
「あむ‥‥‥れる…」
口付け。
舌と舌を絡め、お互いの睡液を行き来させ、心を一つにする。
他人の心など見える筈がないのに、キスの最中はまるで相手の考えていることが全て伝わってくるみたいで。
「んむ‥‥‥ふ、ぷはぁっ」
「ん、んん‥‥‥っ?」
そのやりとりを楽しむも、普段よりも早いタイミングで唇を離す高坂。
それに対し、朋美が顔を上気させながらも不思議そうな表情になる。
「どうか‥‥‥され「あの‥‥‥胸を‥‥‥」‥‥‥あ‥‥‥はいぃ‥‥‥ひゃあっ!?」
744 :
610:2005/06/16(木) 05:23:23 ID:lQYQmEjb
何となくバツの悪そうに呟く高坂を何だか可笑しいと心で思いながらも、上着を脱いで乳房を露わにする。
途端に、片方の胸を手で覆いながら、もう片方の胸にむしゃぶり付く高坂。
「ひ‥‥‥んん…あ、あ、あん」
加減をしながら、柔らかくて大きな胸をぐにぐに、ふにふにと揉む。
胸の頂上にある、小さな突起をぺろぺろ、ちゅうぅぅと吸う。
我を忘れたかのようにそれをひたすら繰り返す。
「あ、あは…高坂さんてば‥‥‥まるで…や、ああっ、そんなに、したら…ヒッ!?」
その絶え間ない刺激に、最初こそ『赤ちゃんみたい』と思っているも、次第にそうした余裕が無くなっていく朋美。
気付かない内に尖っていた乳首を、手ではきゅっきゅっ、くりくりと摘まれ、口の方でもより強く弄られる。
「あ、ひゃ‥‥‥あ、そこ、それ、強い、強すぎ‥‥‥だめ、だめ、だめですぅ!ふぁぁぁっ!?」
一気に襲ってきた強い快感に、不意に背中をのけぞらせる彼女。
同時にそれまでもこんこんと湿っていたパンティに、多くの愛液が吸い取られたのを感じる。
朋美が軽く達したのを感じて、高坂がすっかり睡液でべとべとになった乳房から顔を上げ、聞く。
「気持ち‥‥‥良かったですか?」
「…ぇ‥‥‥あ、はいぃ‥‥‥ぁ」
いつの間にか、目じりから流れていた涙。
それを、舌でぺろぺろと舐めとる。
「あ‥‥‥くすぐっ、たいですよぉ。」
彼女が気持ち良さそうにするのを見て、ふと、彼女の白い綺麗な肌に目がいく。
745 :
610:2005/06/16(木) 05:24:09 ID:lQYQmEjb
―――美味しそうだ。
―――汚してしまいたい。
不意に、朋美の肩口に唇を当て、吸う。
「ぁ‥‥‥ゃぁんっ」
その感覚に、思わず嬌声を上げてしまう朋美。
高坂が唇を離すと、そこには彼の口で付けられた跡―――キスマーク。
それを見て、更なる高揚感に襲われる高坂。
「そろそろ…いいですか?」
今すぐにでも入れたい衝動を抑え、確認をとる。
「ぁ‥‥‥ぱんつを‥‥‥」
そう言って、軽く腰を浮かせた彼女のズボンとパンティを剥ぎ取るように脱がせる。
愛液でてらてらと光る秘所に自身を当て、入り口に少し侵入したところで…
「ぃ‥‥‥ひゃぁぁぁん!」
「‥‥‥ぅ‥‥‥っ…」
我慢できずに、一息に最奥まで押し込む。
その衝撃だけで、再びびくびくと震える朋美。
久しぶりの彼女の膣内の感触。
いきなり動き出すと、達したばかりの彼女と合わせられない。そう考えてしばらく呼吸を落ち着けていると、朋美が言った。
746 :
610:2005/06/16(木) 05:26:20 ID:lQYQmEjb
「ぁ‥‥‥高坂さんで‥‥‥いっぱいですぅ…♪
高坂さん‥‥‥いっぱい動いて…気持ちよくして下さいぃ‥‥‥。」
すっかり快楽に身を預けている様子の彼女。
ふと、あることを感じて彼女に告げる。
「これからは…朋美さんも『高坂』になるんですよ…。
どうか…『忍』と呼んでくれますか、俺のこと。」
「ぁぁ‥‥‥はいぃ‥‥‥忍‥‥‥さん」
「‥‥‥っ!」
その一言を引き金に、律動を開始してしまう。
「ぁ‥‥‥あああ!い…イイ!きもちいいですぅ!」
往復する度に、声を上げて快楽を口にする彼女。
「ああ…忍さん…しのぶさぁん!!」
考えていなかった。
名前を呼ばれることでの昂り。
普通に上がっていた筈の階段を、二段、三段飛ばしで上がっていくような。
「気持ち‥‥‥イイですか?朋美さんっ…」
「気持ちいいのぉ!しのぶさんが‥‥‥もっと、もっとぉ!」
昂りが止まらない。
「っ‥‥‥っあああ!」
「う‥‥‥ううっ!」
747 :
610:2005/06/16(木) 05:26:55 ID:lQYQmEjb
先に彼女が達し、膣内を強く締めながら全身を震わす。
その動きにつられるかのように、強烈な射精感。
自身の勢いに耐えられず、あっけなくスペルマを吐き出す。
「あ‥‥‥あついです‥‥‥あったかいですぅ♪」
射精の感触を、ややかすれた声で嬉しそうに味わう彼女。
その表情がいやらしく、色っぽくて、無意識に顔を近づけ、唇を合わせる。
「んっ…」
「ふぁ…」
合わせるだけのキスで、又軽く震える彼女。
「忍さん‥‥‥好きぃ…」
「朋美さん…」
「しのぶさ‥‥‥あっ…」
幸せそうな顔で、そう呟く彼女。
‥‥‥その様子に、一度出した筈の分身が、再び血液を帯びて大きくなるのを感じた。
「忍さん…」
「‥‥‥すいません、もう一回、良いですか?」
「‥‥‥もぉ‥‥‥えっちですねぇ」
その言葉に、少しばかりカチンとくる高坂。
何だかその言い方だと、俺だけがえっち…という感じじゃあないですか。
かくなる上は…
749 :
610:2005/06/16(木) 05:32:22 ID:lQYQmEjb
「…え?‥‥‥ぁ、きゃあっ!?」
「よっ…と」
彼女の背に手を回し、一気に持ち上げつつ自分はベッドに寝転ぶ。
俗に言う『騎上位』の格好。
「…ぁ…この格好は…」
寝転がった状態で見る、困った様子の彼女の表情。
整ったプロポーションの体に、普段は留めていて見られない、長く美しい髪。
ほんのり赤い、汗ばんだ肌と、豊かな胸。
肩の所には、先ほど付けたキスマークがくっきり。
「…すいません。」
「ふぇ?‥‥‥ひ、ひゃ、あ、あああ!」
断りの言葉を告げ、腰を掴んで上下の運動を開始。
不意に刺激を加えられ、訳が分からないままに、それでも快感に嬌声を上げる彼女。
「ひ…だ、駄目です、ダメですぅ!…ぅあっ!?」
容赦の無い突き上げに、あっさり高みに持ち上げられるも、手を高坂の体についていなかった為、上体バランスを崩して彼の胸元に倒れこむ。
「ぁ‥‥‥ごめんなさ‥‥‥やぁぁんっ」
引き締まった胸板に手をついて体を起こそうとする前に、今度は尻をがっしりと掴まれ、さっきよりも激しく突かれる。
上体の力が抜け、彼女はひたすらその快感に耐える以外に無かった。
750 :
610:2005/06/16(木) 05:37:56 ID:lQYQmEjb
「あ、ひ…しのぶ…さぁん‥‥‥あ、あん、あんっ」
貫かれて、犯されている秘部、掴まれながらやわやわと揉まれる尻。
こすり合わされる胸や、高坂の体温と匂い。
肌を通じて感じる、彼の心臓の音。
途方もない快楽の中で、彼女が出来たことは…
「ん‥‥‥ちゅ‥‥‥ちゅ…」
先ほど付けられたキスマークを、お返しとばかりに高坂の胸から首元における色んな箇所に付けることだけ。
忍さんに付ける、私の印。
忍さんは、私だけの忍さん。
私は、忍さんだけのもの。
「ん‥‥‥しのぶさん‥‥‥わたし、もう…っ」
「俺も‥‥‥朋美さん、出しますね。」
「はいぃ‥‥‥いっぱい、出してくださいっ…」
先程の射精した分が、結合部から流れ出して白く泡立つ程に激しいセックス。
再び、これで最後とばかりに高坂が朋美の最奥部に分身を突き立てる。
限界が見えてこないほど上り詰めたままの彼女の膣内に、二度目とは思えない程の精液を吐き出す。
「‥ぁ‥‥‥はぁぁぁ…ん」
「うっ‥‥‥っ…」
放出のリズムに合わせ、小刻みに震える朋美。
収縮する膣の奥に、最後の一滴まで精液を放出する。
力を失った分身を引き抜くと、ごぼりと音を立てて濁った液が出てくる。
彼女の性器はだらしなく開いたまま、ひくつかせながらそれらを少しずつ放出していた。
751 :
610:2005/06/16(木) 05:40:45 ID:lQYQmEjb
抱き合ったまま、二人で並んで横になる。
「朋美さん…」
「忍‥‥‥さん‥‥‥」
「俺‥‥‥必ず、朋美さんのこと、幸せにしますから。」
「わたしも‥‥‥
二人で、みんなで、いっぱいしあわせになりましょうね。」
そう言って、彼女が寝息を立て始める。
それを見て、高坂も夢の中へと旅立つ。
様々な人生がある。
環境、家族、社会…誰一人、同一の人生を歩むことはない。
それでも、皆の思いは一緒。
「幸せな人生を送る」為に、人は生きる。
今が幸福であっても、一寸先は闇。
明日からも又、日常で起こる出来事は様々。
せめて今は、良い夢を。
どうか彼等の今後に幸多からんことを‥‥‥
『Crossing Lives』
完
752 :
610:2005/06/16(木) 06:05:12 ID:lQYQmEjb
GJ!
乙でした。
エチに激しく燃えマスタ
>>752 GJGJ、楽しませてもらいましたよ
こうしてみるとかなりの量ですね
本当にお疲れ様です
また気が向いたらでいいんで
やる気と妄想が沸いたら、またここに何か書いてくださいな
キーテーター!!
昼からブツおったてちまいましたよw
どうしてくれるんだ謝罪と賠償を(ry
ともあれGJ!!
GJ。
貴重なマイライフネタを楽しませてもらいました。
次回作に期待です。
神が降臨し終わったのでリク
猫×犬 キボン
801板に誘導しれやってくれ。
で、あとは次スレのタイトルからエロを消したほうがいいと思うんだけど、どうかな
検索でお子様が現れるのを、少しでも減らせるんじゃないかなと思うんだけど
この板のことをちゃんと分かってる人なら、パワプロと入っていれば十分だと思うし
761 :
757です:2005/06/20(月) 19:38:00 ID:i8aD7jTQ
犬は、女体化で
どっちにしろ子どもは雪崩れ込むだろうからどうでもいい。
20歳以下はこっちで…と提示されてるスレも小説スレではないし。
ここは唯一無二の小説スレとして、どうしても子どもからも需要のあるスレ。
だからといって20歳以下の子供に大手を振って居られるのは不味い
需要があるとかないとかじゃなくてそういう板だし、やれるだけのことは一応しといたほうが
注意書きは書かないよりは書くほうが効果はあるし(肝心な奴は読まないが)
テンプレをちゃんと作る意義はあるかと
パワプロに関してはゲーキャラ板にでもスレを立てるよう誘導するしかないかな
http://game10.2ch.net/gamechara/ パワポケはパワポケ萌えスレがSSの投稿も受け付けてたから、あっちでいいな
一応萌えスレは全年齢向けなのだから萌えスレでエロは難しいんじゃないか?
別に萌えスレでエロ書けと言っている訳じゃあないと思うが
普通のSSの話だろう、ゲーム板でエロ小説は駄目だし
21歳未満で2chでエロ小説を書きたいというならそれは無理な注文だよ
2chでは21歳未満がエロ小説を書ける場所はないからね
どうしてもやりたければ自分のサイトでどうぞ、ってことで
いや、結局需要の問題だろ。
何度も同じ話題の繰り返しになるが、実際にここに書き込んでいる人でも
21歳未満と思しきレベルの奴が大勢だし。
未成年でタバコ吸いたがるアホにタバコやめろと言っても聞くわけないし。
「エロ小説」はここでしかできんのだから、
それを求めてやってくる厨房がいたところでそれは仕方ない。
問題はあからさまなソレがやってきた時、住人がどう対処するかだよ。
なんで子供はこういうところにくるんだろう??
友達への自慢話ネタにでも使うのかな・・・
>>767 結局そういうことだろうね
一応、テンプレ整備がちゃんとされていれば
その"対処"もしやすいと思うし、ちゃんと作っておこう
770 :
610:2005/06/20(月) 23:41:11 ID:rnfnYjDA
>>768 ガキがAVやエロ本に興味持つのと一緒だろ。
ま、変な行動さえ起こさなければスルーすれば良いんだし。
とりあえず、1用のテンプレは
>>759氏ので問題ないと思う。
あとはまあ、個人的にはスレタイを虹板みたいに『実況パワフルプロ野球』にして、『エロ』の単語を消すのが良いかと。
いけね、ハンドル消し忘れた…スマソ。
んー確かにそういうスレタイのほうがいいかもシレン
"実況パワフルプロ野球"は"パワプロ"よりは検索に引っかかりにくい利点があるし
"パワプロ エロ"とかで検索されても引っかからないからね
"実況パワフルプロ野球の小説5" …何かいまいちな気がする
"実況パワフルプロ野球〜・・・・・"だと虹とスレタイが被るし
何かいいスレタイない?
エロパロ板で「エロ」の文言外した所で子供が消えるわけがない。
『【ss】実況パワフルプロ野球シリーズ【歓迎】』なんてのはどうかね。
>>773 消えるとは思わないけど、2ch検索等のヒットを少しでも減らすことはできる
この板の趣旨を分かる人なら、それでも問題ないだろうし
>>775 んじゃ検索をヒットさせたくないなら、
「パワ」の文言を平仮名にする案キボンヌ。
というか俺がそれで検索してるからなんだが。
あんまり弄りすぎると、訳が分からなくなるから
そこまではしなくてもいいんじゃないかな
>>776 実況パワフルプロ野球シリーズ Part5
こうか?
そこまで検索しづらくしてどうすんだ…
21歳以上のちゃんと理解あるパワプロファンの人もたどり着けんかもしれんぞ(w
前にも言ったけど、21歳未満の子どもとか厨房が来ちゃうのはしょうがない。
仮に見つけづらくした所で、知ってるやつがどこそこにリンク張ればおしまい。
「いかにして厨房を減らすか」ではなく、
厨の発言ごときでいちいち荒れないスレづくりの努力の方が必要なんでないの。
>>779 剥げ同。
ぶっちゃけ今いるメンツでも未成年多そうな感じだし。(w
そういう事より雰囲気の問題だと思うな。
ゲーム自体が厨向けだからある程度は避けられないかもしれんが、
もう少し落ち着いてマターリした雰囲気になれば、
魅力ある作品も投下されるだろうし、ケンカも少なくなると思うんだ。
その意味ではまず、今のスレタイもアレな感じなので、
>>778くらいの案でいいんじゃないのって感じ。
あと、テンプレには年齢制限のことを強調するより、
基本的なマナーとかルールについて明記して欲しい。
782 :
例:2005/06/21(火) 02:05:22 ID:UlOiHBU7
読み手へ…
・ キボンキボン騒がない。
・ 作品の批判は避ける。意見があっても作者に十分の配慮を。
・ 他者の意見に不必要に食って掛からない。荒れる元です。
・ 「GJ!」とかだけじゃなく、具体的な感想があった方が書き手は喜びます。
書き手へ…
・ リアルタイム投下は避ける(ローカルでまとめて一気に投稿が望ましい)
・ 感想がないからと言ってブー垂れない。
・ 書く前にあれこれ聞くより、まず投下しる!
なんだなんだ、レス数が伸びてると思ったらやっぱりこんなかw
まだ気が早いけど、12発売で一気に伸びるであろうこのスレ。
今のうちから色々対策は立てておいたほうがいいね。
>>782 書いてることは素晴らしいが、そもそも厨がこんなの読むだろうか?
>>783 たとえ房が読まなくても、こういうのがあると
そういう輩への対処がしやすくなるから、効果はあるよ
786 :
782:2005/06/21(火) 02:22:59 ID:UlOiHBU7
>>783 上の案(あくまで案)は厨向けというより、今の住人向けだったり…
やっぱりそのね、雰囲気づくりっていうか。
注意書きなんてなくても、「これはやっちゃいけない」とすぐわかるような
そんな雰囲気が理想だよね。そのために読んで欲しいもの。
たとえば厨が湧き出ても相手にしないことを暗黙の了解としたり。
無論、782で書いたことが全てとは全然思わないけど、
みんなで方向性を決めていると色々対処しやすいと思う。
とか書いてる間に…
>>784-785サンクス。
注意書きは暫定的なものなので、まだまだ皆で練りこみが必要だな。
あんまり長くなるとウザいかもわからんけど…
>>783 というよりこう言うのは住人側の自己満足の代物だから。
特に煽る意味ではなく事実といして。
ルールに関しては>782が的を射てると思うし、それでいいと思う
何よりこういう自治をちゃんとしているっていう空気が
厨房に対する効果がある
それもそうだな。
やっぱりこういうとこはキチッとしておかないと厨が蔓延りやすくなるしな。
とりあえず自治議論も一息ついたみたいだね
今の空気をずっと保てれば荒れたり廃れたりしないでマッタリ行けるんだろうけど…
次スレには「実ぱわ」と入れてみる。
それは別に入れなくてもいいような
検索用にもならないし、正式名入ってるんだから
『パワプロのエロ小説(;´Д`)ハァハァ』
の『エロ小説』って単語と顔文字を消せばどうだろう。
要するに、パワプロのエロを求めにやってくる厨がいるわけだから、
まあ少なくともこれからこっちに足踏み入れてくる厨くらいは軽減
できるんじゃないか、と予想してみる。
スレタイに関しては>778の
"実況パワフルプロ野球シリーズ Part5"でいいんでないの
次スレが立つのは夏休みが明けるころかな
それまで荒れずにいければいいんだけど・・・
一応捕手
3スレ目殿。
初野の続きキボンですたい。
>>798 2つあるな…
片方は一応終わってるけど。
初野って女の子じゃないか?
そんな噂がようやく野球部員の間で囁かれ始めた頃、ちょうど季節としては冬。小波が初野の秘密を知ってから、もう随分経つ。
「センパイ、僕・・・こんなの恥ずかしいよ・・・」
セーラー服を着せられた初野が顔を真っ赤にし、上目遣いで小波を見て言った。胸の前とスカートに添えられた手は、心なしか小波から身を守ろうとしているようにも見える。
あの出来事のあと、小波は初野が女の子だということを一切口外しなかった。その代わり、初野は小波のおもちゃ同然の扱いを受けている。
ただ初野は、そのことに対して嫌々はなかった。
むしろ秘密がバレる前よりもずっと、小波の傍にいるようになった。
「スカート脱ぐとこ、見せてほしいな」
「は、い・・・」
小波の要求に素直に応じる初野。そこに嫌がるような仕草は見受けられない。
ホックを外すと、スルスルとスカートが降りていった。下着はもちろん『スケスケランジェリー』製の透けたパンティ。とんでもなくエロい。
小波はベンチに座り、チョイチョイと手で『こっちに来い』と伝えると、初野は恥ずかしそうに小波の傍へ歩み寄った。
「ひあぅぅうっっ・・・!」
「スケベ、こんなに濡らしちゃって」
ヌルヌルした初野の愛液を、下着の上から擦ってやる。下着が透けているため、クリトリスの辺りをピンポイントで刺激することができる。
小波の指が初野の突起に触れる度、初野は生暖かい吐息を吐いた。
「は、あ・・・ッ、だ、め、です・・・っっ」
「こんなのでイってちゃお話にならないな・・・」
言うと初野が「うぅ・・・」と泣きそうな顔になって、股間から伝わってくる快感を我慢する。
初野の我慢と比例するように、小波の指の動きは次第に激しさを増していく。その度に初野はギュッと奥歯を噛み締めた。
「初野・・・、初野はオレの何なんだ?」
我慢でいっぱいいっぱいの初野に、意地悪な口調で言う。
「ん、は、ぁ・・・っ、ぼ、僕、は・・・ッ、ぁあ・・・っ、僕、は、センパイ、の・・・」
途切れ途切れの返事は、股間から伝わってくる快感を我慢するのと同時に、何て言えば小波が納得してくれるか模索しているようだった。
不意に小波が愛撫をやめる。
「え・・・、あ・・・ぁ」
「ちゃんと言わないと、もう何もしてあげられないな」
そう言うとぽろぽろと涙を流し始めた初野。
初野のことだから、"もう何もしてあげられない"という小波の言葉を、もう今後一切こういうことはなしだ、という意味で取ってしまったんだろう。
「やだぁ・・・、センパイっ、やだよぅ・・・!」
言って抱きつく初野。
初野にとって小波は、この野球部でただ唯一自分の秘密を知っている人物であり、初めて女の子としての扱いを受けた相手だった。
ファーストキスの相手が小波なら、初体験の相手も小波。小波以外の男に愛されるなんて考えられなかった。むしろ他の男には身体に触れてほしくない。
「センパイじゃなきゃやだよぅッ、僕、センパイの為なら・・・」
「じゃあ、ちゃんと言えるだろ、初野はオレの何なんだ?」
コクッと生唾を飲み込んで意を決したように言った。
「僕はセンパイの私物です・・・っ、センパイの欲求を解消するための性欲奴隷ですっっ」
「はは、じゃあ早速オレの欲求に応えてもらおうか」
言って抱きつく初野の下半身に手をかけた。下着をずり下ろしたあと、今度は自分のズボンとパンツを下ろし、ペニスを取り出す。
「センパイの・・・おっきい・・・」
初野が下を見ると、大きくはち切れそうなほどに勃起したペニスが目に飛び込んできた。
「ほら、見てないで早く腰浮かす」
「あ、はい・・・」
小波の首の後ろで腕をロックし、両膝をベンチについて腰を浮かす。小波は初野の下にペニスを持ってくると、腰を下ろすよう合図する。
ペニスが初野のヴァギナに、ズズッと一気に根元まで挿入される。
「あ、はっ・・・!」
挿入の快感に、初野の身体がビクビクと震えた。どうやら、さっきの中途半端な愛撫の余韻で、軽くイったらしい。
小波は初野のセーラー服、ブラジャーの下に手を潜り込ませ、少し小さめの胸に触れた。
「あぁ・・・ッ」
乳首に指が触れると、ピクンと身体が反応する。
「オレの欲求を解消してくれるんじゃなかったの?」
「あ、は、はいっっ」
言われて焦ったように、腰を動かす初野。
程よく愛液で濡れているおかげで、スムーズな引抜が繰り返される。挿入されたペニスが初野の肉壁を擦りつけ、初野と小波にこの上ない快感を与えた。
「あ、あ、あ、あ・・・んッ、すっご、いぃッ」
「随分上手になったね、初野」
初野から少し笑みがこぼれた。
女の子として自分の大好きな男性に、もっともっと見てほしかった。男のふりをしていたのは、少しでもその小波の傍にいられると思ったから。
自分が女の子とバレてしまったことで、そんなことはもうどうでも良くなっていた。
今はただ、小波を喜ばせたい、愛してもらいたい。それだけだった。
射精感が込み上げてくる。今出すとしばらく元に戻りそうにない。
小波は一発目が打ち出されないうちに初野の腰を浮かせ、ペニスを抜いた。
「初野、服脱いでそこに寝転んで」
言われた初野はいそいそとセーラー服を脱ぎ、ブラはつけたまま床に寝転んだ。体位としては正常位になる。
小波から言わずとも、恥ずかし気なく足を開く。
「センパイ・・・」
「挿れるからじっとしな」
初野がコクンと頷くのを合図に、小波は一気にペニスを奥まで挿入した。
「あああッ」
休ませる間もなく小波が腰を動かし始めると、初野の愛液がイヤラシイ音を立てた。
初野のブラを上にずらしてやると、小さい胸が僅かに揺れる。
「センパイッ!センパイッッ!」
1度突く度に初野が「あっ、あっ」と声を上げる。
全身に迸る電気のような快感が、2人の身体を流れていく。
「気持ち良いよッ、センパイ!良いのッッ、凄いのッ!」
パシパシと肌がぶつかり合い、小波のペニスの先端からは、僅かだが我慢汁がこぼれ始めている。それより凄いのは、初野の愛液だ。
膣内でペニスに絡みつく愛液がヴァギナの外に溢れ出て、蛍光灯の光に反射してキラキラと光っている。
「僕、僕っっ、あ、ああッ!こ、んな、のっ、あああ!」
溜まらず初野の腰を両手で固定し、徐々にペースを上げていく。
初野は少しでも多く快感を得ようと、自分の胸の突起を摘み、クニクニと指でこね上げながら、小波の攻めを受け止めていく。
「あっ、あっ、ああ、は、んんんっっ、いッ、んああっっ!すっ、ご、い!」
第二波の射精感が迫ってくるのに、3分もいらなかった。
初野の締め付けに刺激されたペニスはだんだんと膨れ上がり、もう射精間近というところまできている。ここまでくると快感をコントロールするのは難しい。
「あッ、せ、んぱ、ぃっ、な、かにッッ、膣にっ、だ、してぇっ!膣、でっ、良い、からッッ!」
小波は初野の背中に手を回し、寝転んだまま抱くような形で身体を密着させた。
そしてスパートをかける。
「あっ・・・あっ・・・!は、あッ、あぁ・・・!あぁっ、も、う、もうッッ」
初野もオルガズムにかなり早いペースで近づいていく。一緒に絶頂に達したくて、必死に小波の腰の動きに合わせる。
「初野ッ、出すぞ」
「きてっ!センパイっ!!膣に!」
言い終わった後の、大きなピストン運動を5・6回突いた瞬間だった。
「んはぁっ、あ、あああっ、ああああッッ!」
「う、く・・・っ」
小波のペニスから飛び出した大量の精液が、初野の膣内に注がれる。避妊具なんて付けていない生セックスのため、その精液はヴァギナの奥へと侵入していく。
何度かゆっくりとしたピストンを繰り返し、ビクビクと伝わってくる快感の余韻に浸る。
「は、ぁ・・・、はぁ・・・、は・・・ぁ・・・」
初野の胸が大きく上下する。
小波はペニスをゆっくり引き抜くと、カリに引っかかった精液が引っ張り出され、膣口から白い液体がドロッと溢れ出た。
「いっぱい・・・、は、ぁ・・・、いっぱい出ました、ね・・・、センパイの・・・、精液・・・」
「初野の締め付けが良いから」
言うと嬉しそうな顔をする初野。性欲奴隷としての仕事を終え、満足気にも見える。
男のふりをしていた初野が、今ではこんなに女の姿をさらけ出していることに、小波は少なからずのギャップを覚えたが、すぐにそれも消えていく。
今はただ、目の前の"女の子"をこれからどう調教していくか、期待に胸を膨らませるばかり。
野球部員の間で噂になっている『初野女の子説』。
このことが部員全員に知れてしまうのも、そう時間はかからない。その時、初野がどれだけエッチな女の子になっているのか。
あとは第三者の妄想次第。
終わり。
昨日上のカキコ見て速攻で書いたもんだから、ちとおかしなところが
あるかもしれないんだけど、そこはかとなくスルーしてくれよ。
えらく初野が女の子になっちまった。女体化を期待してた人には悪いね。
このスレでは
・初野は女の子であることを隠して野球部入部
・センパイ(主人公)のことが大好き
…という感じで公式設定になりつつあるから、いいんじゃない?
とにかくGJでした。
どえらい無理矢理だな(w
一応角煮の空似さんの絵見て書いたから、それとセットで楽しんでもらえれば。
乙でした。 今後の作品にも期待してます
>>810 おお新作来てる、GJです
鬼畜スキーなんで3スレ目756の作品はいつも楽しみですよ
捕手
■■■■■■■■■■■■■■■■
■ ■ 違う板にコピペすると、四角の枠の中に
■ ■ メッセージとURLが現れる不思議な絵。
■ ■
■ ■ (その仕組みがリンク先に書いてある)
■■■■■■■■■■■■■■■■
今頃になって次スレタイについては遅いかな
「官能小説」を入れたらどうでしょう
なんか大袈裟にも感じますが、あくまで意見ですので
815はクレ厨か未成年
おまいら12の萌えキャラはいますか?
10,11に続きみずきタソです。
819 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 15:59:59 ID:0BWhnSah
ガンバレ
姉妹スレの空気が微妙な感じで悲しい
荒らし、パワプロ批判、晒し、etc…
やっぱり時期が時期なのかな…
確かに数日前から荒らしや空気読めない香具師は増えてる
ただ、もう季節の風物詩としてあきらめろ
テンプレさえ守れない房や空気を読めない輩はどうしようもないから
822 :
815:2005/07/14(木) 21:35:14 ID:ewzMuYxU
俺、534ですよ。しょーもない主×春香を書いた。
・・・未成年だけど。はい。
未成年はやめとけ。
せめて名乗らなきゃよかったものをな。ルールなんだ、帰れ。
12どんな感じ?
あと10日ほどすればオレも買うんだけど、とりあえず講評を聞きたいね。
彼女候補が何人くらいいるかとか。
825 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 00:50:06 ID:v8T6lDic
とりあえず、ヤリマンが一人ー♪種デスのルナマリアにそっくーり
あとは佐藤くんと、その他二名
マイライフは11と職業が同じ彼女候補2人
ニュースキャスターとフライトアテンダント。
あとOLの眼鏡娘が確認済み。
希望を捨てずにホームランバッターで本塁打量産して、
愛しのまりんたんに会える日を待つオレは勝ち組。
パワポケ1の佐藤×ユキお願いします。
829 :
288 :2005/07/16(土) 12:12:23 ID:QsxDN2zt
ふっと書いてみた。
猫神×女犬河もの。
いまさら11ということ気にしない方向で(最悪だ)
初めてダーク気味に書いてみました。
830 :
猫×犬。:2005/07/16(土) 12:13:44 ID:QsxDN2zt
「なあ」
あいつは振り向かない。
すでに日は暮れていた。
夜空に秋の鳴き声と風の音と―。
金網にボールがぶつかる音が響いていた。
ここは帝王大学第二グラウンド。
「寒空でいつまでもやっていると、肩壊すぞ?」
忠告。
それは捕手として、チームメイトとして、そして友人として。
俺、猫神優の言葉だった。
「…」
返答の代わりにボールを投げ、カシャンという音を立てる。
でもあいつはまだ振り向かない。
「そんなに監督の言葉、気にしているのか?」
「―うるさいな」
ようやく視線をもらえた。
ただし、怒りに満ちた険しい目つきで。
「そんなに僕を蔑むことが楽しいのかい?猫神」
犬河和音は自虐的な笑いを浮かべて、質問を返してくる。
そういえば、こいつは昔から自嘲癖があったなと今更ながらに思い出した。
831 :
猫×犬。:2005/07/16(土) 12:14:35 ID:QsxDN2zt
「…そんなわけじゃない」
それはもちろん本心からの言葉だけれど。
否定の言葉に犬河が過敏に反応する。
常にトップを走り続け、弱い部分を見せなかったこいつだからこそなんだろう。
「何がだよ!監督に力を認めてもらって嬉しいんだろ?余計な同情なんかいらないよ!」
そう言ったあいつの目にはうっすらと涙が浮かんでいた。
「皆さんの成長には目を見張るものがありますね」
今日の練習後、そう監督が切り出した。
帝王大学では恒例になっている練習後のミーティング。
いつもは「次の大会では必ずや…」というお決まりの文句だけなので、正直うんざりしていたけれど。
この時ばかりは耳を疑った。
結果にしか興味がないはずのうちの監督が、俺たちの成長云々の話をするなんて。
誰もがそのことに(たとえお世辞だろうとしても)、嬉しさを感じたことだろう。
次の言葉を聞くまでは。
「…しかしダメな者もいます。そう、例えば犬河君のように」
皆の顔が青ざめていく。当の犬河は冷や汗を堪えるために震えているようにすら見えた。
普段は滅多に褒めの言葉を言わない監督だが、名指しで非難するなんてこともなかった。
ましてや、四天王と呼ばれ、エースである犬河を。
ざわざわと騒ぎ出した俺たちに構わず監督は続ける。
「ボールが軽く、精神的にも不安定ですぐに落ち着きをなくす…。
四年生が引退し、中心となるべき四天王の一人がそんなことでは困ります。
皆さんもこうならないよう、さらに努力を重ねてください」
そして結局、最後は、栄光ある帝王のためにという決め台詞だった。
832 :
猫×犬。:2005/07/16(土) 12:15:46 ID:QsxDN2zt
「…あの後、君は監督に呼ばれて笑顔を浮かべていた。
あれはレギュラーを約束されたということだろう?」
犬河はまた自嘲ぎみに、目に涙を溜めながら言った。
「違う…」
「違う?何が違うんだ?今まで女の僕と同等に見られていたことが悔しかったんじゃないのか?」
「…くっ」
そう。
犬河は―。犬河和音は女なんだ。
本人が周りから好奇の目で見られることを恐れ、隠し続けていた。
そして自らを戒めるかのように努力を重ね、勉強はもちろん野球でもトップを走り続けてきた。
このことを大学で知っているのは、俺だけだった。
…そのことに対して引け目を感じていなかった、と言えば嘘になる。
でも、それを差し引いても俺は犬河を認めているし、尊敬している。
いや、あの美しいフォームから繰り出される数々のボールを見れば誰もが一流と認めてくれるだろう。
「…帝王において、監督の評価は絶対だ。もう僕に構わないでくれ…」
言い聞かせるようにして呟くと、また投球モーションに入る。
833 :
猫×犬。:2005/07/16(土) 12:16:42 ID:QsxDN2zt
「おい、そのくらいにしとけって!」
慌てて止めに入る。
悔しいが監督の言う通り、こいつは精神的に不安定なところがある。
無理して体にまで負担を掛けてしまったら―。
しかし、犬河は拒絶する。
「やめてくれ!いつまでも保護者ぶるなよ!」
…。
誰がいつ保護者になった?
「僕が女だからか?余計な同情はいらないって言ってるだろ!」
女だからじゃない。
親友だからだ。
「勝者は勝者らしく勝ち誇ればいいだろう?レギュラーさん」
こいつはっ…!
一瞬だけ。
なぜか冷静にこの状況を見つめることができる自分が居た。
こんなんじゃ、精神面に努力が必要なのは俺のほうだな…。
次の瞬間、俺は犬河を押し倒していた。
834 :
猫×犬。:2005/07/16(土) 12:17:04 ID:QsxDN2zt
「なっ…、ちょっと猫神!」
バタバタしている犬河を押さえつける。
いくら俺が非力とは言っても、単なる力勝負で犬河に負けるわけが無い。
腕を押さえつけ、次は体重を乗せて動きを封じる。
それでも犬河は抵抗して、もがいていたがようやく大人しくなった。
「ね、猫神…、どうしたんだよ…っ」
今更、何言ってんだか。
怒りと垣間見えたこいつの女性としての顔が俺のドス黒い気持ちを高めていく。
ただ無表情で機械的に、内面を悟られないように。
犬河の首筋を舐め、ユニフォームに手を掛ける。
「んん…!え、う、うそでしょ?ねこがみ…っ!」
聞こえない、聞くつもりもない。
嫌がる犬河を尻目に力任せにユニフォームを開いた。
「い、いやぁぁぁぁぁっ!」
例え、悲鳴を上げてもここには誰も来やしない。
お前が頼りにしている先輩も、慕ってくれている後輩も来ない。
ただ、俺に弱い部分を晒けだすだけ。
「ちっ…」
胸に巻いてあるサラシが癇に障る。
何もかもが気に入らない。
きつく締め付けるようにして、犬河の背中に手を回しサラシをほどいた。
835 :
猫×犬。:2005/07/16(土) 12:17:35 ID:QsxDN2zt
「うあぁぁぁっ…」
羞恥心かそれとも恐怖心か。
顔を赤くし、繭を顰める。
普段とのギャップが俺のサディスティックな快感につながる。
再び、首筋に舌を滑らせ、そのまま胸のほうに下ろしていく。
右手で片方を弄び、もう片方を舌先で責めていく。
「はっ、はっ…。やっ、やめっ…!んむぅぅぅ…」
声だけでも抵抗していた犬河だったが、少なからず甘い声が混じってきている。
涎を出来る限り口に溜め、わざと音を立てながら胸全体を蹂躙していった。
「あっ、いやらしい音をたてないでぇ…。くっ、ふあっ…」
嫌悪の言葉を口にするが、その目は焦点が合っていない。
俺は笑みを零すと、股間へ手を伸ばしていく。
「! そ、そこはぁ…」
じゅ。
…濡れている。
嬉しさと親友を犯しているという背徳感が全身を駆け巡る。
犬河はなんとか体を捩ったりして、手を払いのけようとしたが、弛緩していて思うように動けない。
指を中に入り込ませる。
「ひぃあっ!」
犬河が大きな声を上げて、体を震わせる。
どうやら、すっかり出来上がっているようだ。
836 :
猫×犬。:2005/07/16(土) 12:18:17 ID:QsxDN2zt
「な…?おまえ、やっぱり処女だよな?」
「はぁはぁ…え…?」
今更な質問だったが、俺がコトに及んでから初めて口にした言葉に気を囚われたのだろう。
トロンとした表情をこちらに向ける。
もっとも、俺のモノを見た瞬間にその顔は引きつっていったが。
「ね、ねこがみっ、うそでしょっ…!? ねぇ…?」
いくらか理性を取り戻し、瞳に涙を溜め訴えかけてくる。
…おまえは本当に泣き虫だな。
俺は少し嘲笑すると、一気に犬河を貫いてやった。
「ひっ、やぁぁぁぁ!」
血と液が中から出てきて、水音をどんどん大きくしていく。
大きく脈動し、絡みついてくる感触が堪らない。
俺はお構いなく、ストロークを激しくする。
「ひっ…ぐっ…やあ!いやああ!」
頭を、体を振り、犬河が痛みから逃げようとする。
そうはさせない。
腰を支える手に力を込め、しっかりと体を固める。
837 :
猫×犬。:2005/07/16(土) 12:18:53 ID:QsxDN2zt
「い…いたいっ…ぬいてぇ…ぬいてぇっ!」
「ああ、思う存分ヌいてやる」
我ながらバカらしいセリフだが、強気の犬河が完全に俺に下っているのがなんとも言えない快感だった。
「ふああっ…あ、ああっ…」
「くっ…」
お互いに限界が近い。
そう悟った俺は犬河を思い切り引き寄せた。
「ひぐっ!」
「膣中に出してやるからな…」
「だめっ…膣中はぁ…それだけはぁ…」
懇願してくるがもう遅い。
とどめとばかり突き上げて、俺は全身を震わせた。
「でる…っ!」
「…っ!やだやだ、いやぁぁぁぁっ!!」
犬河が涙を流しながら、俺の精を受け入れていく。
…もう何も聞こえない。
838 :
猫×犬。:2005/07/16(土) 12:19:58 ID:QsxDN2zt
うーん、あまりエロくな-いorz
犬河、口調変わりすぎだし…。
スレ汚し、すいませんでした。
ここって、今、何のカップルの需要があるんだろう?
もし、書く気になったら、書くかもしれない。
無視するなら、別にいい。
>>838 犬河の口調だけど、急におにゃのこっぽくなってるのが萌えますた。
今まで投下されたSSの中では一番だと個人的に思います。GJでした!
のりか
漏れも犬×女猫書こうとおもた。
というより前スレで公言した椰子が漏れだ
構想は纏まっているんだが文章におこすのが猛烈に時間がかかってな。
待ってた人居たならすまんかった。
で。かなり甘くなりそうなんだがそんなんでもよかったら応援してくだはい
それが漏れの原動力になりまつので
3スレ目さんにみずきの姉の調教キヴォンヌ
駄目だ……あおいとみずきは俺のモノ!主義なので12は受け付けねー……。
コスプレ喫茶でバイトするみずきのイベントがあるらしいので、
痴漢物キボン
マイライフやってたら、アナウンサーの恵さんに萌えました。
どうやら、シーズンの終わりに恋に落ちてくれるようなので
それのネタおこしができれば・・・
みずきの痴漢モノかあ。
むしろ、主j人口がいたずらして、その気になっちゃって
主人公とトイレでとかも・・・
犬猫マンセー
>>849 そしていつの間にか立場が逆転してる奴ヨロ。
というかみずきたんが痴漢だ?ふざけるなよ。
痴女だろうが。
854 :
新入り:2005/07/18(月) 16:38:48 ID:LpsbqbwM
「長すぎるオフシーズンの退屈しのぎ」の続きを誰か書いてください。
おまいら色々と釣られないように。
俺はあれだ、瀬久椎さん×山口さんとか
瀬久椎さん×主人公とか見たい。
というより自分で書こうかなぁ?
某サイトでは瀬久椎さんがルナマリアと呼ばれていますが。
確かに似ているけどなあ。
・・・すまん、猫と犬逆だ。
被る。被ってしまう。
すまない、キャラ間違えるとかサクセスサクセス三回やりなおす
12で煽ってくれてるので友沢×みずきキボンw
その組み合わせだとみずきがリードするのかな
むしろ友沢×矢b
>>860 漏れは逆に友沢がリードすると思う。
ベッドでは従順なみずき
(;´Д`)ハァハァ
>>860 どうだろ? 友沢って微妙にツンデレだから実際なってみないと分かんね
あ〜でも12を俺がプレイした限りでは友沢→みずきの要素の方が強いから
攻めは友沢な気がする。
みずきはシスコン要素がメインだし・・・
あおいと和姦したらタッグトレーニングが出来てほすぃ
主×あおいが王道でしょう!
しかし神童に寝取られ
>>867 正しくは「あおいによく似たみずきの姉」であって
あおいではないのだがな。神童の婚約者は。
Wあおい(1人は橘姉)で3Pキボンヌ
871 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 14:10:02 ID:3f5nNvme
セクシイは恐ろしい女だ・・。
初めてのデートで、四万のアクセサリー買ってあげたら
いきなり告白されて、そのまま彼女になっちまった!。
セクシイは、絶対に愛人を何人も掛け持ちしてるよ((((;゚д゚)))ガクガクフ
俺はおまいが四万をあっさりとプレゼントに回した事に恐怖したw
お舞の勇気に乾杯WW
俺にはとてもできないWW
4万ありゃパワリンとか買いだめできたろうにw
ルナマリアとパワリン8本がつり合って溜まるか。
878 :
ナツ:2005/07/23(土) 01:53:08 ID:6qTI+sdl
とりあえずあおいちゃんで4回程ヌきますた(´ー`)
4万×2をしたまま告白待ちな俺って罪な男だな
山口さんの素顔が普通に美形で萎えた
給料日は明後日だけど、我慢できなくて購入。
瀬久椎 佳織さん良いナw
オレああいうのに弱いよ。普段虐めるのが大好きなだけに。
嗚呼・・・ヤバイよ、虐められたくなってくる(禁断症状)。
山口はあのキャラがツボにハマったw
それと数作後のサクセスでセクシーとくっついてる気がする
むしろセクシーは他の男とくっついて、悲劇の男は
球界のエースとして孤高な道を歩む希ガス
>>882漏れもハマったwあの帝王大学フェイスで
「山口だよ山口w」とかが特にw
しかし球速100kmなのに肩はCありましたよね・・・
オイラの山口さんは全くオファー成功してくれませんorz
山口が覚醒したがマジツヨス
覚醒が遅すぎる件について(受けれるオファー残り1個のときかよ
友情タッグキャラのオファーについては、能力は関係ないと思うんだが。
じゃないと走者無しの状態で矢部が成功してくるはずがな(ry
888 :
139あたり:2005/07/26(火) 22:17:37 ID:1hJCvhTE
話の流れを断ち切って、
なんとなく小説を一個投下しようとか思ってるのですが
エロじゃなくても許してくれますでしょうか……。
相変わらず稚拙な表現力ですが、
12の時代の『9主人公(恋々卒)×倉橋彩乃』を……
12で27歳になっても9主人公が忘れれずに
独身してるお嬢様に萌えました(つД`)
別にエロに拘る必要はないと思うよ
せっかく作ったんなら投下してくだされ
12で彩乃たん出てくるのかい?
891 :
139あたり:2005/07/26(火) 23:27:29 ID:1hJCvhTE
幸子がらみのイベントで、
綾乃たんがお見合いを断り続けてるという話をしてくるのですよ。
なんて健気な綾乃たん……。
綾乃本人の姿は見れないのか?
893 :
139あたり:2005/07/26(火) 23:52:34 ID:1hJCvhTE
私自身は見てないのでアレですが、
幸子が主人公に紹介しようとするらしいけど
主人公が勘違いして結局はあえないらしので
おそらくグラフィックは出てこないかと。
角煮スレに詳細が
海野さん待ち。
出木の近親相姦
ゴンタも混じっての3P
みずきのお姉さんって、名前あんの?
公式サイトを見よ。
聖名子というと藤本聖名子しか思い浮かばない俺ガイル
あおみず陵辱物の続きキボンヌ
保守
905 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/29(金) 15:11:18 ID:BSdMCWcs
問1 「保守」の対義語を答えよ。(5点)
>>903
激しく同意。
おめ、いい加減しつけーよ馬鹿('A`)
>>895 友情タッグ成立させて気付いたけどあいつ恋々高校の人だったんだな。
そういや出てたような気も……
『9』の記憶つったらホームラン君しかないよ
9のあおい・はるかネタは需要ないんかね?
レズらせてくれたら弾道が一気に4になるぜ、俺。
911 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 18:02:35 ID:JKKKRo/s
とっとと小説加工よ。あおみず陵辱物の続きキボンヌ
おめ、いい加減しつけーよ馬鹿ちん('A`)
嬉しいけど熱が冷めてるしな。
小説なんて結局モチベーションの問題だから、冷めたらどうしようも。
うわっ!このタイミングで発言すんなよ!
まあ本物かはわからんけどさあ。
よし、ここで12マイライフの愛タンをキボンしてみる
916 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 23:25:13 ID:pFHq2wkq
恵タソだろ
みずきが友沢に犯られる小説キボン
友沢普段から手玉に取られてっからなー
エラー回避までオールAやっとデキタ――(∀;)――サード谷口
フォークをつけれなかったのがアレだがまあよし。
この勢いで佐藤君SSでも書ry
友沢に感情移入できね。
じゃあ友沢がみずきに犯られる小説キボン
むしろ俺がみずきにうわきさまらなにやめ
「話って何だ、橘。オレはこれからバイトで忙しいんだよ」
練習後、ネット裏に呼び出された友沢は苛立ち気味に訊ねた。
相手は、彼が内心特別な感情を抱いている女性左腕。
悪い気はしなかったが、彼女の前では特にクールな態度を強調するのであった。
「ふーん、そういう態度をとるんだ。コレを見ても言えるかなぁ……?」
そう言って橘が取り出したのは何かのチケットのようなものだった。
「高級レストラン……4名様……?」
橘の思惑通り、友沢は食いついた。
食い入るように、橘がちらつかせているチケットを見つめている。
「小波くんと矢部くんも来るの。それと私で、あと1人なんだけどー……」
友沢は、橘が自分を食事に誘っているのだと気づくまで少々時間がかかった。
先に男2人と食事に行くと聞いて過剰反応してしまったのだ。
それを悟られまいと表情を押し殺しながら友沢が答える。
「バイトで忙しいって言ってるだろう。そんな暇はない」
「何よう。別にお金取ろうってわけじゃないんだから……」
「だから、そういう問題じゃ……」
「いいわよ。もう別の人を誘っちゃうから」
じゃあそうすれば、と友沢には言えなかった。
もちろん、本音は行きたくて仕方がない。
タダで豪華な食事にありつけるまたとない機会。それも橘と……。
「本当にいいのね?」
「〜っ……」
友沢は言葉を失って悔しそうな顔をした。
橘もそれを見て面白がるように、意地悪に訊いてくる。
「行きたい人は手を挙げてくださーい♪」
友沢の右腕が震えている。
橘は流し目で友沢を半ば挑発するような態度で誘っている。
「ほらほらー、あと1人ですよ〜?」
友沢はプライドをかなぐり捨てた。
他人に食事に連れて行ってもらうくらい、大したことじゃない……
そう自分に言い聞かせて、うつむいたまま右腕を掲げた。
「お?」
「これで気が済んだろ? オレが4人目だ」
声が震えている。
しかし、それでも橘の意地悪心は満たされないらしい。
「『お願いします、みずき様』は?」
「……は?」
「言えないのならいいよ、別に」
全身のわなわなとした震えに加え、友沢の顔が紅潮し始めた。
「な……き、汚いぞ、そんなこと!」
友沢の形相がいよいよマジになってきたのを見て、
橘は少し言い過ぎたかな、と思った。
「な、何よ……そんなに怒らなくても! ちゃんと連れてってあげるから……」
時既に遅し。
友沢は橘との距離を一歩ずつ縮め始めた。
「な、なになになに……券はあたしのだよ、みんなで一緒に行くんだから……」
橘は慌ててチケットを後ろ手に回した。
もちろん、友沢はそんなものを狙っていたわけではない。
いきなり橘の右肩をぎゅうっと鷲づかみにし、顔を覗き込むように見下ろした。
「痛っ……ごめ…ごめんってば!ちょっとからかっただけじゃない!」
「…………」
友沢は無言のまま表情を崩さない。
今度は逆に友沢が橘の表情を舐めるように眺め、時間だけが流れた。
橘が掴まれた右肩から腕、掌、指は次第に感覚がなくなるほど痺れ始めた。
「もう意地悪言わないから……ね? 離して……」
ふっ、と友沢は途端に表情を崩し、リラックスした笑みを浮かべた。
「こーいうじれったいやり方はお互い、ヤメにしようぜ」
「え……」
ぎゅ、と橘の自分より一回り小さい肩をしっかりと抱きしめる。
「ちょっ……何のまね……っ…んぅっ!」
次の瞬間には、上から友沢が橘の唇を塞いでいた。
さっきまでのジレンマを解き放つように無心に、
乱れた呼吸を押し殺しながら、荒々しく。
「ん……んふっ……ぅ」
最初は激しく抵抗していた橘も、諦めたのか、それとも……
すっかり大人しくなってしまった。
掴んでいたレストランの招待券が右手からこぼれ落ち、
はらりと舞い、ネット裏のアスファルトに落ちた。
ツンデレって友沢みたいな奴のことを指すんだよな?
てか一般に男性キャラには使わないんじゃないかな。よく知らないけど。
ツンデレとは例えば"普段はツンツン、二人っきりの時は急にしおらしくなってデレデレといちゃついてくる"ほどに、「性格にギャップのある」、主に二次元世界での女性キャラの属性を指す。
例として最初ツンツンとしていた女性キャラ(主にヒロイン)が、物語の進行に従って照れながらも主人公に好意を示し始めていくようなストーリー構成、もしくはキャラ属性が挙げられる。
ってのは「はてな」からの引用ね。
男性の態度の表現に「デレ」はないだろ…。
腐女子が友沢(と誰かのカプ)を語る場合とかはあるかもしれんけど。
>>930 男に使う言葉ではないな>ツンデレ
>>933 何かちょっとコテコテしてる。
・・・友みずが嫌いな奴の意見だと思ってスルーしてくれ・・・。
('A`)
>>935 自分は好きだ、こういうの
その辺は個人の好みだね
技術はあるみたいだし続きも読んでみたい
あと、投下するときはメモ帳等でローカルに書いてから投下したほうが良いですよ
割り込まれないし、ミスも修正できますし
ようやくコメントが(笑)サンクス。
実は前にも何度か投下してるけど、だいたいいつもリアルタイム入力だったなぁ…
元々本格的に書く気なんてなかったみたいだし、アドリブでずーと書いてる感じ。
でもスレ的には迷惑だったよな。しばらく書き込みができなくなるのは。
今度何か書くとしたらちゃんと準備しておきます。スレ汚しスマソ
938 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 20:16:54 ID:WEdIAvwa
age・コング
続きを激しくキボン
エロシーン書けない。。
過去の投下物もエロ寸前で逃げ出したり、
ぜんぎから、そうにゅうはすっ飛ばしてオチに行ったり…
今更何なんだが、恥ずかしいのよな・・
誰が書いてるかなんて分かるわけないんだから・・・恥ずかしいか?
て、自分も「希望」してる立場だからあんまエラソーに言えないんだけどな
>>940 何事も経験だから、みんな最初からは書けませんよ
特にエロ文章は普段見る機会があまりないですし
エロシーンはエロ小説等からぱくったりしてるうちに、自分の文章で書ける様になりますよ
何事もまずはやってみないことには
…偉そうな事言ってスマソ
>>941 >>942も言ってるけど、
気取って書いてるくせにエロとなると経験もない、知識もない、
文章よりも映像で見ることの方が多いから、文章にするとボロが出そうで。。
てな感じで恥ずかしいですね。先人たちの投下物から研究しないと。
つーか、こういう雰囲気がスレとしては大切だよな。
そうだね。
>エロとなると経験がない
プロであるはずのエロ漫画家でも結構、童(ryは多かったり
ブツを描くわけじゃないし別に問題はないさ
そもそも小説で現実的なエロシーンを書いても面白くもなんともないし…
小説を書くことに関してはAVやエロアニメみたいなもののほうがよっぽど参考になるよ
948 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/02(火) 13:28:00 ID:YTJ8zDFA
まあココの読者も大半は童貞だから気にすんな!
ついでにageちまったことも気にすんな!
佐藤君か・・・。むしろポケ1の佐藤君を
(12の佐藤君に拉致されました。すべて読むにはカレンを彼女にしてください)
951 :
騎士斗:2005/08/02(火) 21:03:48 ID:deVPiAZ+
レス数が950を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。
>>947 そうだね。
官能小説って文学としては優れているのかもしれないけど、
アニメ的なエロを表現するにはシチュエーションやセリフ回しなんかのほうが
重要かもしれん。。
>>948 まあね('A`)
例えば触手による陵辱なんか、現実には絶対ありえないからね。
……パワプロに触手に該当する道具やキャラがいるかは別だが。
ヽ('A`)メ('A`)メ('A`)メ('A`)メ('A`)ノ ヽ( ;^ω^)ノ
>>953 待て、今回は遺跡のイベントがあるだろう。
>>953 エロでない文章はかなり上手だし
エロな文も書いてるうちにすぐに上達する希ガス
>>955 そういえばそうだな…
鬱展開にするのが嫌なら、ゲームと同じように夢オチにすればいいし
案外本当に使いやすいかもw
あと、このペースなら次スレは980ぐらいで良いよね?
い、遺跡だって!・
次スレどうするよ?
980すぎたあたりで考えても遅くはない。
てかこのスレ進行遅いし今は投下のムードじゃないからまだいいかと。
どっかにパワプロの良いSSサイトない?
18禁でもかまわないので。
962 :
金丸・三蔵所:2005/08/03(水) 21:52:17 ID:03EElQgw
なんか後半から小説がめっきりなくなったな
某小説サイトなら割と良い小説を置いてるな。
管理人も特定の住人も、未成年のくせ正直俺みたいな素人よか上手いし。
>>961 あんがと、やってみるわ
>>963 某小説サイトってどこ?
ってここに書けるわけないか・・・
LEVEL9999か?
どうにもなんだか手込めにする系が多くて微妙な気がするんだが
>>964 963の言うサイトは、961の中にあるサイトの1つだろうから
よく探してみればいいよ
「エロ」小説に限ればサイト構えてやってるところはあまり知らんなあ・・・
オレが知ってるところも手篭め系とか、
あるいはあおいタソがベタベタすぎる萌え系に改変されてて萎え萎えだったり。
969 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 09:26:09 ID:/NHJbv28
a
great
experience
あおい先輩は図星だったらしく真っ赤に顔を染めながら俯いていた。
わたしはそんな先輩を素直に「かわいいな」と思った。
「せんぱい…さわってみます?」
「え?!」
「いいですよ、先輩、触っても」
「え、でも…」
「気になるんでしょ?」
「…」
(そして)
「ああっ、み、みずき…!」
「センパイ…!!」
(30分後)
「あれーあおいちゃんたち遅かったね〜」
「えへへ、ちょっと色々あって!」
「…もうやだ…orz」
あおいちゃんのスタミナがあがった!
みずきちゃんのコントロールがあがった!
あおいちゃんの処女膜がなくなった!
弾道があがった!
あおいちゃんとみずきちゃんのあいだに友情が生まれました
(意味わかんなくてすいません…当方腐女子ですが久々投稿してみました。
ずっと前のスレのやつなので前のは保管庫にて探してください…)
>>965 ここの小説だって負けず劣らず手篭めが多いが。
>>968 書く前なのに『まず投下』は無理だろ。
書き手へ
・長編以外、まとめて一気に投下が望ましい。
・感想が無いからと言って文句言わない。
・上手下手に問わず、過剰に期待させるような発言はしない。
くらいが良いと思ったんだが、もし他に改良できるならどうぞ、と。
>>970 ギャグにしては笑えないけど面白い。
どうやって貫かれたかが気になるところ(w
>>971 ・ 書く前に あれこれ 聞く
副1 副2 動
副詞1と2が動詞を二重で修飾しているんですよ。
『書く前に聞く』と『あれこれ聞く』の二文をまとめてる形になってますです。
英語でも国語でも副詞(M)は文の要素には関わらず、
省略可能なんだよ。定期考査の攻略に役立ててねα(^^)‐☆
まあ何でもいいからそろそろ建てないと間に合わないよ。
んじゃ、立ててくるか
ちょっと待っててね
よろすく。
立ったら新スレ記念に夕方くらいに一本投下する
初めてだから微妙かもしれんけど
初めての人大歓迎よ。楽しみにしてるわ。
さて、埋めようか
犬
梅
982 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 23:04:54 ID:OusvTqfR
竹
松
埋め