1 :
名無しさん@ピンキー:
需要ありそうなので立てました。
ないと思われた方はスルーでよろしく。
2 :
1:05/01/24 22:51:14 ID:kRA1d5vf
3 :
1:05/01/24 22:52:26 ID:kRA1d5vf
/、__/ ― _{ {、 \
/_ _.. -‐'' ` ‐r‐'  ̄ '''‐:
// ` ‐ ´ | /||
. 〈/ /、 ト、 / | ∠..ニ.||
| | |/、 / \V_.|. |/ }.‐ ||
| |/_,ノ_ , ― 、|. | ‐イ、 /\
>>1さん乙です。い…いやぁぁぁぁぁぁ!
| | '⌒ , //// |. | / l ヽ
| |/// r==、 | . |/―‐ |\ l
| ト:、 | , ‐} | / .}\\|
| | | > `―' ./| / ,': : :.>、 _ , ― 、
.|. | | / /| ̄―‐| / /: : : :{ V ⌒ヽ'´` ―r‐'' 、.>、
| | |/| / 、`>ニ |/..,, _/: :./:_:_:>、__>―'l|: : : :/ ヽ. l
', ',. \|: : :.V. /: : :/⌒:.: :/ \ l| l|: :., '⌒ヽ. |
\| \ /|、_./: : : ! V /ヽ ̄`ヽl| l| | / ∧
\|/‐‐ 、 | /: :V } / l||. / \. / l
/ } ゝ_ノ: : : }{、___,/__../ //.イ: : : : : :\l |
/ /: : :イ、` ―r‐'' ――― '': : : ∧: : : : : : : :{、 __,|
/ /  ̄ /: :.\/― 、 \/  ̄/. V´ ̄`ヽ∧. |
即死は回避してもらいたい。
即死回避
即死回避まで後
23
22
即死回避
21
んじゃ即死回避に協力。
なんか書きたいんだが時間が…orz
19
18
13 :
1:05/01/26 16:48:10 ID:1mUHxkjl
まあまあ需要がありそうですね。
あと17
sage推奨ただし、130以下になったらageるように
UGスレが立つとは・・・・・・
あれ、UGって思ったよりメジャー?
ともかく16。
マニア向けのアニメは比較的スレが立ちやすいのかも。
後15
UGはA15
14
13
18 :
1:05/01/26 19:23:59 ID:+9NffEVE
19 :
1:05/01/26 19:24:46 ID:+9NffEVE
11
20 :
1:05/01/26 19:34:05 ID:+9NffEVE
10
21 :
1:05/01/26 19:43:06 ID:+9NffEVE
9
22 :
1:05/01/26 19:46:43 ID:+9NffEVE
8
23 :
1:05/01/26 19:51:21 ID:+9NffEVE
7
24 :
1:05/01/26 19:53:45 ID:+9NffEVE
6
25 :
1:05/01/26 19:55:35 ID:G9eEB0h6
5
26 :
1:05/01/26 19:56:40 ID:G9eEB0h6
4
27 :
1:05/01/26 19:59:17 ID:G9eEB0h6
3
いつの間にか進んでたな〜
よし、貢献するか。
後2
ジサクジエンスマソ
後1
0!
一応即死は回避されました。
>>10さん
書きたいものをどうぞ
31 :
&rlo;:05/01/27 00:07:41 ID:lwn0oqGI
hosyu
アホエロはともかく、真面目にエロパロやろうとすると結構難しい作品だわな
ヴィヴィアンの家訓は変身してない時にもいろいろ悪用できそうだが
本編がエロエロすぎると逆にパロは書きづらいな
おまけに漏れの得意は百合物なので今の所、手の出しようがない…
百合か……
白絹の強いMOEの秘訣を知りたいということで、UFOマンも観賞のもと、
つぼみとヴィヴィアンに「色々」恥ずかしいことをさせられてしまう話とかを考えてみた。
が、今ちょうど忙しくて手が出せないという…
だ、誰もいないの…か?
半角の方のUGスレは静かながらも楽しい雰囲気なのに…
やっぱ、「パロディは書きやすい」けど「パロディのパロディは書きにくい」って事かな〜
すでにUG自体がウルトラマンのパロディだから
>154 風の谷の名無しさん@実況は実況板で sage New! 05/02/03 16:49:20 ID:3JIodxQf
>猫耳みたいなアレが真ん中にもついてるニセしるく!しかも真ん中のは波動砲です!
>本物同様恥じらい逃げまくるニセしるく!動揺するアルティメットガール巨乳!
>巨乳の攻撃がニセしるくのおっぱいにヒット、ついに泣き出すニセしるく!
>思わずニセしるくに抱きついてしまう巨乳!もうほとんど全裸で後が無くなった巨乳!
>巨乳の乳首が何故かピンピンです!巨乳ピンチ!
>頑張れ巨乳!(*´Д`)ハァハァ・・・
とりあえず点火
エロパロよりえろい本スレってどうよ
>193 風の谷の名無しさん@実況は実況板で sage New! 05/02/04 12:06:30 ID:ZUNXennc
>ニセ巨乳がボインミサイルで次々に中野の街を破壊して行きます!!お〜っと!貧乳が現れましたーっ!!
>今週は貧乳です!!おや?急にしおらしくなりましたニセ巨乳!
>恐る恐る近づく貧乳!ニセ巨乳のスーツが融けはじめました!
>女の子の一番大事な場所にコアがあらわになりました!顔を両手で覆い恥ずかしがるニセ巨乳!
>ニセ巨乳をはがいじめにする貧乳!ハァハァするニセ巨乳!コアがぷっくり膨らんでいます!
>そっとニセ巨乳のコアに手を添える貧乳!いかん!ニセ巨乳のm.o.e.パワーMAXです!
>危ない貧乳!頑張れ品乳!!(*´Д`)ハァハァ・・・
ヴィヴィ×白絹で濃いのを頼む
__ __ __ __ __ __ __
∠__∠__∠__∠_.∠_../ | __∠__∠__∠l__
∠__∠__∠__∠__∠__/| | ∠__∠__∠__∠__/.|_
∠__∠__∠__∠_.∠_./| |/| ∠__∠__∠__/ /| |/|
/ / ./ / / /! |/| | | / / /| ̄ ̄| |/| |
| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| |/ |/| |_| ̄ ̄| ̄ ̄| |__|/| |/|
__ _| |__|__|__|__|/| ̄ ̄| | ∠__|__|__l/ /| |/| | <ぬるぽ
/ / | ̄ ̄| |_|/| | | |__|/| | | | | ̄ ̄| |/| |/
| ̄ ̄| ̄ .| |/| | | |__|/| | | |__|__|__|__|/| |/|
___|__|__.| ̄ ̄| |_|/ | | |__|/ | | | | | |/| |
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| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| |. | | | .|_| | | |__|/
|__|__|__|__|/ |__|/ |__|__|/
>>40 ガッ
待ってても誰も書かなそうなので書いてみるテスト。
------------------------------------------------------------------------
「さあ、ちゃんとアタシについて来るっすよ〜」
「あぁん、待ってよつぼみちゃぁぁん」
「…あ…」
「……置いてかれちゃったね、ヴィヴィ」
「…うん」
ここはJR秋葉原駅。
つぼみの発案で3人連れ立ってやって来たものの、当のつぼみは白絹とヴィヴィアンを残したま
まスルスルと人の(肉の?)間をかき分けて出ていってしまった。そして取り残された2人は、出口
へ向か…っているはずだが一向に進まない人の波の中で押し潰されそうになっていたのだった。
「きゃ!」「!」
混雑の中でよろけた白絹を、とっさにヴィヴィアンが抱き止めた。
「大丈夫?」
「うん…ありがと」
一瞬安心の笑顔を交わした2人だったが、次の電車が到着したらしく混雑ぶりはさらに激しさを増
してしまった。その抱き合った姿勢のまま、新たなおしくら饅頭に巻き込まれていく。
>>41続き
「あの…白絹……」
「え?…あっ、ああっ!」
上からの声に顔を上げた白絹。ヴィヴィアンの視線を目で追って初めて気がついた。
白絹の両手が、ちょうどヴィヴィアンのバストを鷲掴みにするような形になっていたのだ。よろ
けた時、思わず何かに掴まろうとしてそんなことになったらしかった。その手から彼女の鼓動が
トクン、トクンと伝わってくる。
「あのっ、ご、ゴメンなさ……」
「……いいの。それより……」
頬をピンクに染めたヴィヴィアンは白絹の耳元へそっと唇を寄せた。普段のクールは彼女からは
想像もできない、熱い吐息が白絹の首筋をくすぐる。
「手、動かしてみて…」
鼓動がドクン、とひときわ大きくなった。
白絹が巨大怪獣に犯される長編SSキボンヌ
前にいたスレは凌辱物を受け入れにくい雰囲気だったけど、ここではOKなのかにゃん?
45 :
1:05/02/11 22:39:18 ID:52wNGq3b
ただ「白絹とヴィヴィの名前と口調をそのまま入れ替えても通用する」みたいのはちょっと……
3人のキャラは活かして欲しいね
おさない
かけない
縛らない
by 生天目
とある日曜日の午後。
白絹の部屋にヴィヴィアンが遊びにきていた。
白絹はベッドに寝転びながらマンガを読み、ヴィヴィアンはカーペットに座ってパラパラと雑誌を眺めている。
つぼみは大切な用事があるとかで今日は秋葉原に行っているらしい。
「・・・・ヴィヴィ、ジュースのお代わり持ってこようか?」
テーブルに目を向けた白絹が言う。
「へ?あ、うん。おねがい。」
「それじゃ、ついでにお菓子も持ってくるね・・・。」
グラスを手にした白絹は立ち上がり、後ろ手で静かにドアを閉じる・・・が、完全には閉めずに僅かな隙間を残しておいた。
ヴィヴィアンは当然、白絹がキッチンに向かったものと思っているだろう。
白絹はくるりと向き直り体をドアに密着させると、息を殺し小さな隙間から部屋の中を覗き込んだ。
『・・・やっぱり・・・またしてる・・・・』
ひとりになったヴィヴィアンはあらかじめ狙っていたかのように、テーブルの上にある飲みかけの白絹のグラスに手を伸ばしていた。
ごくりと喉を鳴らす音が、白絹の耳にもはっきり聞き取れた。
彼女は両手で大事そうにグラスを持つと、コケひとつ付いていない綺麗なピンクの舌を伸ばして、先ほどまで白絹の唇が触れて
いたであろうグラスの縁を恍惚とした表情で舐め回しはじめた。
フンッ、フンッ、と鼻息も荒く、白絹の体液のかすかな味わいを求めてグラスに舌を這わせるその姿は、ヴィヴィアンの美しい容姿
からは想像もつかないほど滑稽で、破廉恥だった。
『ヴィヴィ・・・どうしてそんなことするの・・・・?』
白絹がヴィヴィアンの痴態を目にするのはこれが初めてではない。
最初はほんの偶然だった。
美術の時間、忘れ物を取りに教室に戻った白絹は、同じく忘れ物をしたと先に行っていたヴィヴィアンが、夢中になって白絹の
机の角に股間を擦り付けている姿を目撃してしまったのだ。
あまりの驚きに思わず声をあげそうになったが、興奮に我を忘れていたヴィヴィアンはそれに気付くこともなく、結局白絹はそのま
ま美術室へと逃げ帰ったのだった。
白絹に見られているとも知らず、相変わらずヴィヴィアンはグラスに自らの唾液を塗りたくっていた。
一通りヴィヴィアンの痴態を確認した白絹は、どこかおぼつかない足どりでキッチンへと向かう。
あまり遅くなっては怪しまれてしまう。
手早くジュースを注ぎクッキーと一緒にお盆に載せると、白絹は大きくため息をついた。
『わたしね、全部知ってるんだよ?昨日だって、わたしが食べたアイスの棒、捨ててきてくれるって言ったけど、本当はポケットの中に隠したんだよね・・・・?』
『わたしのブルマにいっぱい染みがついてたのも、ヴィヴィがやったんだよね・・・・?』
『ねえ、ヴィヴィ。わたしはどうしたらいいの・・・?』
自分を恋愛の対象として見ているのを知ったあの日以来、できるだけ自然に振舞ってきたつもりだ。だけど・・。
「・・・もう分からないよ・・・・。」
ぽつりと呟く白絹。
「どうして苦しいの・・・?だって、わたしは・・・わたしが好きなのは・・・・。」
グラスに注がれたジュースに、歪んだ白絹の顔が映りこんでいる。
「・・・・ヴィヴィのせいだからね・・・・悪いのは、ヴィヴィなんだよ・・・・だから・・・これはお返し・・・。」
白絹は口元をグラスに寄せると、舌に絡んだねっとりとした唾液をグラスの中に落とし込んだ。
白絹は気付いていない。
自分がヴィヴィアンと同じ表情を浮かべていることに。
「わたしの望みは・・・・なに・・・・?」
--------つづく?---------
うおお、スレの職人1号から神の域がうかがえる?
個人的にはブルマの下りをもすこし詳しく希望したり
54 :
名無しさん@ピンキー:05/02/24 01:36:29 ID:YrIZrzAd
勧誘
おおぉ!なんかエロいの来てる!(;´Д`)ハァハァ
密かに期待…
文体がエロいッスね。
雰囲気あるヨー
>>53さんへ このくらいが限界でした・・・切腹。
-------------------------------
「・・・これが白絹の体操着・・・。」
土曜日の夕方。
学校から帰ったわたしは着替えもせずに、かばんの中にくしゃくしゃに丸めて隠していておいた白絹の体操着を取り出した。
週明けには体育があるけれど、授業前までに戻しておけばきっとバレまい。
わたしはずっと以前から目をつけていた念願の白絹の体操着を手に、興奮に体が震えるのを感じた。
今日の体育はマラソンだった。
顔を真っ赤にして汗だくになりながも懸命に走る白絹の姿。
わたしはがんばれと声をかけ白絹の手を引いたが、ほんとうは白絹の汗ばんだ手を握りたかっただけなんだ。
肩を貸すフリをして白絹の湿ったうなじの匂いを嗅ぎ、体操着ごしでもはっきり分かるほどに汗に濡れた白絹のわきの感触を味わいたかっただけなんだ。
わたしは体操着を顔に押し付け、おもいっきり息を吸い込んだ。
甘い白絹の体臭の他に、はっきりと汗の匂いが混じっている。すごくいい匂い。
わきの部分に鼻を近づけてみると、驚いたことにそこはまだ湿っていた。よほどたくさんの汗をかいたのだろう。
思いがけない幸運にわたしは夢中で残り香を嗅ぎ、口に含み唾液をまぶし下品な音を立てて吸い付いた。
小鼻が勝手に膨らんで、唾液がじゅるじゅる口中に溢れてくる。
白絹の匂い。白絹の味。
ほんとうに最高だ。
あっという間に白絹の体操着はわたしの唾液でぐちゅぐちゅになった。
体操着を味わい尽くしたわたしは、ついにブルマを手にとった。
わたしと違ってあまりくびれていない白絹の腰、控えめだけどぷりぷりの白絹のおしり。
何度鷲づかみにしたいと思ったことだろう。
わたしはブルマを裏返しにすると、白絹の恥部があたっていたであろう部分を鼻を鳴らして嗅ぎまくった。
ほんものの白絹のあそこはどんな匂いがするんだろう?
毛はあんまり生えていなくて・・・ううん、ひょっとしたらつるつるかもしれない・・・。
唇はぴったり閉じていて、そこを広げると淡いピンクの肉が顔をのぞかせて。
興奮が最高潮に達したわたしは制服を脱ぎ捨てると、ベッドの長枕に白絹の体操着と裏返したままのブルマを着せた。
白絹に見立てた長枕をベッドに寝かせると、わたしは全裸でそれに跨り、猛烈に腰を振った。
性器をむちゃくちゃに擦りつけながら枕に抱きつき顔をうずめ、白絹の名を呼びながら快楽を貪るわたし。
まるで本当に白絹とセックスしているかのようで、信じられないくらい気持ちがよかった。
長枕相手にわたしは発情し、汗だくになりながらベッドの上で大声をあげて悶え狂った。
翌朝、長枕を抱きしめて眠っていたわたしは、白絹のブルマに大量に付着している自分の愛液に気が付いた。
まるでのりをぶちまけたかのように、あちこち白化して固まっている。
「どうしよう・・・今から洗濯しても乾かない・・・。」
外はしとしと雨が降っていた。
仕方がないので濡らしたティッシュで拭き取りながら、わたしは昨夜の夢のことを考えていた。
昨夜も白絹を夢で見た。
でもなぜだろう。よく思い出せないけれど。
夢の中のわたしは・・・・苦しかったような・・・・。
「気のせい・・・だよ。」
わたしは自分に言い聞かせた。
わたしは認めたくなかった。
だからわたしは、自分の良心に嘘をついた。
「・・・・・・わたしは今、幸せだよね・・・?」
雨粒に濡れた窓からは、街の景色が滲んで見えた。
-------つづく?--------
うーん切ないなーなんか良い話になってるような(笑)頑張れヴィヴィ!!
おなぬーのやり方が「股間を長枕にこすりつけて」ってのが初々しいのお
>>63 でも、実際長枕は良いずら。
小学生の時はもっぱらふとんor長枕だった・・・。
今となっては、長枕にたかって腰振るのがあまりにも惨めで情けないからとても出来ないけど(w
エロが薄いので恐縮ですが……
SS投下させてください。
月曜日。一週間の労働が始まるこの日は多くのサラリーマン・学生にとって気の重い曜日である。
そしてそれを人一倍強く感じている少女がここにいた。
「白絹、今日の体育は体育館だって、行こう」
「うん…」
「ゆううつそうだね。やっぱり月曜だから?」
「うん、今日もアレの日だと思うと…」
「そんなに沈まないの。今日は私の番だし、シュポーの時みたいにしくじって白絹に回すなんてことないから安心しててよ」
「ありがとう、ヴィヴィアン」
「へへ…、それにしても今日は寒いね。トイレに寄っていこうよ」
「うん」
そんな二人の会話に三人目の人物が割り込んできた。
「大変ッス、大変ッス。出たッスよーっ!」
「来たか」というなかばあきらめの表情で白絹とヴィヴィアンはつぼみの手にした携帯テレビに目をやる。
テレビ画面の中では現場レポーターであり、白絹の姉でもある小春野繭が興奮気味にレポートしていた。
『ご覧下さい! 出現した怪獣は巨大なトカゲ型をしており、周囲を凍り付かせる特殊能力を持っています。
この怪獣は現在新宿通りを西に進み続け、ここに至る途中の麹町、四谷、新宿一丁目一帯を一面氷の世界へと変えてしまいました!』
画面から顔を上げた白絹が二人を見て言った。
「なんかいつもより凶悪そう…」
「ここから近いな、やけに冷えると思ったらこいつのせいか」
「新宿だったらすぐッスね」
「よし、みんな出動だ!」
「ラジャッス!」
どこからともなく現れたUFOマンに勢い良くつぼみが応えると三人の少女は学校を後にした。
JR新宿駅東口・伊勢丹デパートの屋上。
最近は屋上に出ることのできないデパートが多い中で、この歴史ある百貨店は屋上を客に開放している数少ないデパートである。
怪獣の出現によって人のいなくなったこの場所に白絹・つぼみ・UFOマン、そして全裸のヴィヴィアンの四人がいた。
「よし、ヴィヴィアン、イくぞ!」
「はいはい」
ヴィヴィアンが手にしたUFOバトンが天に向かって掲げられる。
バトンは光に包まれたかと思うと、その光がはじけヴィヴィアンの豊満な裸身にふりそそいだ。
粘りけのある白濁液と化した光は全身に広がっていき、体の表面を覆い尽くしていく。
そして彼女の体はグングン大きくなっていった。
「デュワッ!」
ズゥゥンッ!
真紅の巨大なヒーローが地響きを立てて大地に降り立った。
新宿駅東口・伊勢丹の真ん前にすっくと立つ身長33.6メートルの巨人。
彼女こそ人類の救世主、その名は―――
『アルティメットガール! アルティメットガールが現れました! 今回は巨乳、巨乳ですっ!』
『きょ・にゅ・うーーーっ!』
小春野・岡村コンビがテレビの前の視聴者に向けて絶叫する。
「巨乳、見ろ。あたり一面氷の世界だ。今回の敵は手強いぞ」
冷凍怪獣と対峙するヴィヴィアンの頭の中にUFOマンの緊張した声が響く。
「なあに、動きは鈍そうだ」
ベーシックなトカゲ型の怪獣は角のはえた頭を四谷方面、長い尾をJR新宿駅方面に向けて、さくらやメガネ総合館の前に居座っている。
そこに向かってヴィヴィアンが走り出した。
だがっ!
「ヴォオオオーーーーンッ!」
怪獣が低くうなり声を上げたかと思うと、ヴィヴィアンに向かってきた。
そして見かけからは想像もつかないようなジャンプ力で彼女に体当たりをしてくる。
「くっ!」
両者激突の結果、体重の差から後退したのはヴィヴィアンだった。
思わぬ不覚に彼女の端正な顔が歪む。
その時神経を逆撫でするようなざわめきがヴィヴィアンの耳に聞こえてきた。
「今日は巨乳だあ〜っ」
「巨乳〜、こっち向いてくれよ〜ぅ」
下を見るヴィヴィアン。
声の発生源は東京メトロの地上出入り口だった。
丸井シティ・新宿三越・伊勢丹……それらの建物の一角にある新宿三丁目駅の地上出入り口では何十人という
おたくっぽい男達が自分に向けてカメラをかまえている。
一応危なくなったらすぐに地下に潜るつもりなのだろうが、この凍えそうな気温の中、
こんな危険な場所に来るとは無謀と言うべきか、立派と言うべきか…
(ったく、人が危険を冒して戦っているのに、これだから男って奴は…)
「ヴィヴィアーン! 四つ足の上にあの首の短さじゃ後ろが死角になるはずッス」
屋上からつぼみがアドバイスを送る。
「よし!」
ヴィヴィアンはズンズンと地響きを立てて走り出す。
体が上下するのに合わせて豊かな胸が弾むように揺れた。
新宿三丁目の交差点を走り抜け、伊勢丹の前でジャンプ。
しなやかな巨体がさくらやメガネ総合館の前の怪獣の頭上を飛び越え、
紀伊國屋書店の向こうにあるビックカメラと丸井ブランド館の中間くらいの位置に着地した。
その衝撃で路上駐車してあった車が50cmほど宙に浮く。
ヴィヴィアンはすばやい動きで反転すると怪獣の背後から急襲した。
「尾をつかんでひっくり返すんだ。たいていの生物は腹が柔らかいし、コアも露出する!」
「おう!」
あと一歩で怪獣に手が届く所まで迫るヴィヴィアン。
ところが冷凍怪獣の舌が、カメレオンのように長く伸び、180度曲がって先端が後ろを向いた。
そしてそこから冷凍液が彼女めがけて噴射される。
「うわっ!」
あわてて飛びのいて距離をとるヴィヴィアン。
しかし一瞬とはいえ冷凍液を浴びた体の表面には薄い氷がはりついている。
「あぶなかった! よけるのが遅かったら氷の塊になっていたぞ」
「あの舌から出るやつで凍らせていたのか」
それを見ていた白絹が抗議の声をあげる。
「つぼみ! 後ろが死角じゃないじゃない」
「う〜、怪獣の能力を読み違えたッス」
一方ヴィヴィアン達は―――
「仕方がない、距離をとって慎重に相手の出方を見るんだ」
「うっ!」
ヴィヴィアンはUFOマンの言葉には答えず、何故か急に身震いした。
そしていきなり右手側にあるTSUTAYAの屋上にあった巨大な広告看板をつかんで引き抜く。
「ああっ、なんてことを! 故意に民間の建造物を破壊するなどヒーローにあるまじき行為だぞ」
「言ってる場合かッ!」
そう叫ぶとヴィヴィアンは看板の後ろに身を隠しながら怪獣に向かって突進を始めた。
もちろん怪獣は冷凍液を噴射して攻撃してくるが、看板が盾になってヴィヴィアンへのダメージはない。
「いける!」
その時怪獣の背中に連なってはえた七本の角が発光し、そこから七色の光がヴィヴィアンに向かって放たれた。
虹のような光線を直接受けた看板があっという間に赤くなって溶けだす。
「あちちちっ!」
あわててそれを手放すヴィヴィアン。
実況している繭たちが叫ぶ。
『ああーっ、盾代わりの看板が怪獣の発した虹色の光線を受けてドロドロに溶けてしまいました!』
『なんと、冷凍攻撃だけでなく熱線も使うとは!』
「どうしたんッスかね? 妙にヴィヴィアン焦ってるみたいッス」
「服が破れる時間を気にしているんだろうけど…、でもそれだけじゃないような…、あっ!」
考えをめぐらす白絹の脳裏に、あるヴィヴィアンの言葉がよみがえった。
「まさか……、ヴィヴィアン…」
そのころヴィヴィアンは苦戦を強いられていた。
今は怪獣と巨人はそれぞれの立ち位置を変え、ヴィヴィアンが四谷方面に立っている。
「また虹色の光線が来るぞ!」
「ちぃっ!」
ヴィヴィアンにかわされた熱線は虚しく背後のビルに当たり、周囲の氷を一瞬にして溶かして水に変えた。
「今度は冷凍液だ」
「しつこいって!」
これもまた、すばやい動きでかわすヴィヴィアン。
だがっ!
「うっ!」
「どうした? 巨乳」
「う、動けない…」
『アルティメットガールの動きが止まりました! どうしたんでしょう、岡村さん?』
『見て下さい! さっきの虹色の光線で氷が溶けてできた水が次の冷凍液で再び凍りましたが、
その時たなびいていた巨乳の髪の毛の先端が濡れた背後のビルに接触していたため、髪がビルに貼りついてしまったのです!
これでは巨乳は身動きできません!!』
岡村の解説した通り、氷によってヴィヴィアンの髪の毛がビルに貼りついていた。
「くっ! ビルの持ち主には悪いけど…」
ビルに向かってキックを入れるヴィヴィアンだったが…
「だめだ、この氷、シベリアの永久氷壁なみの堅さを持っている。二、三度くらいのキックではビクともしないぞ」
UFOマンが焦りの声をあげる。
「キシャアアアーーーッ!」
敵の動きが止まったのを見てとった怪獣が咆吼をあげてヴィヴィアンに迫ってきた。
『大変です! 動けなくなったアルティメットガールに向かって怪獣が冷凍液を噴射しはじめました!
右に左に体を動かしてよけるアルティメットガールですが、髪の長さの範囲でしか身動きできないのでは、いずれつかまってしまうでしょう』
かろうじてよけ続けるヴィヴィアンだったが液がかすったひじや脇腹が少しずつ凍っていく。
そのためただでさえ制限された体の動きがさらに鈍ってきた。
ヴィヴィアンが整った顔を歪めてつぶやく。
「うう……、もうガマンできない……」
それを見たつぼみがいぶかしんだ。
「変スよ? ピンチとはいえヴィヴィアンの辛そうな表情はただ事じゃないッスよ」
「ああ…、やっぱり!」
苦しむヴィヴィアンにUFOマンが決断を迫った。
「仕方がない、ビームで髪を焼き切るんだ」
「そんな……」
UFOマンの言葉を聞いたヴィヴィアンの脳裏に厳格な母の教えがよみがえった。
(イーデスカァ? ヴィヴィアン。髪ハ女ノ命デース。大和撫子タル者ドンナ事ガアッテモ決シテ、オロソカニシテハイケマセーン)
(母上…)
ヴィヴィアンが母の言葉の呪縛で動けなくなっている間にも冷凍怪獣の攻撃は熾烈さを増す。
冷凍液がヴィヴィアンの足下目がけて吐き出される。
右足、そして左足が凍りつき地面に縫いつけられたように一歩も動けなくなってしまった。
「くっ」
あわてて周囲を見回し盾に使えそうな物はないか探すが、手の届く範囲には何もない。
そうしている内に右手に冷凍液をあびて、ビルの外壁に貼りつけられたようになった。
苦し紛れに残った左手で闇雲にビルを叩いてみるが、しょせんは無駄なあがきでしかない。
とうとうその左手も凍らされ、ついにヴィヴィアンの四肢すべてが動かせなくなってしまった。
「くそぉ、ならビームで!」
こちらが飛び道具を持っていると知ったら敵は近寄ってこないだろう。
そう考え最後の切り札として残しておいたビームをやむなく放とうとするヴィヴィアン。
しかし彼女の意志に反してビームは発射されない。
「う……、おぉ……」
「どうしたんだっ UFOマン!」
「うう、実は「ひ(仮)の国」の出身である私は寒さには極端に弱いのだ。あぁ…、気が遠くなってきた…」
「冗談じゃない! しっかりしてくれよ!」
ここでUFOマンに意識をなくされたら万事休すである。
一方怪獣は数歩、後ろに下がると冷凍液を一点に集中させるのではなく、範囲を広げて噴射し始めた。
そのためヴィヴィアンの全身が凍り付き始める。
「う、うぐぁぁ……」
「冷たい」という次元を越えた苦痛に勝ち気な少女が苦悶の声をあげた。
豪華客船が氷山に衝突して沈没する大作映画の中で、主人公が凍った湖に落ちた体験を
「体中に何千本もナイフを突き立てられたようで息ができない」と表現する場面がある。
全身の肉や血液がシャーベットの様に凍っていく過程は、そのたとえ通り、体中を無数の剣で串刺しにされるような痛みをともなった。
しかもヴィヴィアンをさいなむ責め苦は肉体的な物だけではない。
「か、体が動かない……」
凍っていくヴィヴィアンの体は石と化したかのように固まっていった。
たとえロープで縛られても体をよじる事や、手首・足首・指などは動かせる。
しかし今の彼女はそれ以上の、指一本動かせないという状態にあった。
古い怪奇譚に死体を家の壁に埋めて隠す殺人者の話があるが、ヴィヴィアンは生きたまま氷の壁に埋め込まれるような恐怖にとらわれていた。
寒さと恐れで歯がカチカチと鳴った。
その上、三つ目の切迫した事態までもが彼女を襲っていた。
両足が無意識の内に内股になり、腰がガクガクと震え始める。
「ヴィヴィアン! このままじゃ…」
「どうしたんッスか? 白絹」
「実はあたしたち、ここへ来る前にトイレに行こうって言っていたの。でもこの騒ぎですませて来なくて……」
「ええーっ、じゃあ、ヴィヴィアンもしかして、今オシッコ、我慢してるんスかあ?」
「う、うん。戦い始めた時点ではそうでもなかったんだろうけど、この寒さできっと…」
あらためてつぼみが友人の巨体を見上げると、固く目をつむったヴィヴィアンが全身を小刻みに震わせている。
さらに敵が抵抗する力を失ったと判断したのか、とどめをさそうと怪獣が近づいてきた。
あびせられるのは冷凍液か七色の虹の光線か、それとも鋭い牙で肉に食らいついてくるのか……
しかし予想に反して怪獣は急にぐるっと逆方向を向いた。
一拍おいて長い尾が遠心力でブンッとふられてくる。
尾は根本の部分でヴィヴィアンのウエストくらい、中程の部分でさえ彼女の太ももの太さくらいはある。
その尾の一撃がヴィヴィアンのへそのあたりに叩き込まれた。
「ぐはっ!」
それはまるで野球のホームランバッターがフルスイングしたバットを、腹に打ち込まれたかのような重い衝撃だった。
メガトン級のボディブローをくらってヴィヴィアンの意識が一瞬、飛んだ。
「ああっ……」
背筋をそらせたヴィヴィアンの体がブルブルッと二、三回震えたかと思うと、彼女の口から短い悲鳴がもれる。
ピッチリとしたスーツに包まれたヴィヴィアンの下半身になま暖かい感触がじんわりと広がっていった。
我慢できる量の限界を越えた尿がほんの一部ではあるが、一瞬の気持ちの隙をついて外へあふれ出したのだ。
それがなま暖かく感じたのもわずかな時間で、その感触はすぐに氷の冷たさに変わった。
おぞましさ、冷たさ、情けなさが混じり合った感情が少女の涙腺を刺激する。
だが泣くわけにはいかない。
まだスーツが破れてない以上、今の内に怪獣を倒してしまえば失禁の事を誰にも知られないまま戦いを終えることができる。
ヴィヴィアンがそう考えて戦意を取り戻した時にそれが始まったのは皮肉としか言いようがなかった。
『あっ、アルティメットガールの服が破け始めました!』
『う〜ん、破けるというよりヒビが入ってそこから割れていくという感じですね。
彼女たちのスーツは伸縮性の高い素材でできているようですが、極限の寒さで伸び縮みしなくなっているのでしょう』
岡村達の言葉通り、割れたスーツのかけらがボロボロと地面に落ちていく。
肩が、脇腹が、ふくらはぎが、次々にヴィヴィアンの白い肌が露出していった。
「そんな、このままじゃ……」
そしてついにスーツの股間の中央に縦に亀裂が走った。
まだひび割れただけなので恥部があらわになったわけではない。
しかし今、本格的な崩壊の時をむかえたら排泄された水は外に流れ出し、間違いなく何が起きたのか誰もが知ってしまう。
何があっても耐えなければ、しかし彼女の肉体はすでに精神でコントロールできる状態ではなくなっていた。
低くうなりながら冷凍怪獣がヴィヴィアンに近づいてきた。
(ま、まさか、またあのしっぽを叩きつけてくるんじゃ……、あんなのをもう一発くらったら絶対耐えられない…!)
最悪の事態を前にして、ヴィヴィアンの顔が苦悩に歪む。
そして恐れていた通り彼女に対して、再び尾の一撃が加えられた。
バシィィンッ!
「うぐ、あぁ!」
しかも一度目の攻撃を受けたのは腹だったが、今回は下腹部だった。
ヴィヴィアンの女の部分への容赦ない打撃。
その強烈な衝撃によって一瞬少女の意識が吹き飛んだ。
わずか一瞬、しかし崩壊寸前の忍耐が決壊するには充分な時間だった。
チョロ……
二、三滴しずくがこぼれ落ちた後……
「ああーーっ!」
ついに激しい勢いで本格的な排泄が始まった。
耐えきれる限界をはるかに越えてたまっていた水が一気に体の外へと噴き出す。
ヴィヴィアンに接近していた怪獣はそれをまともにあびてしまった。
「う、あぁ、いやあ〜、止まって、止まって…」
心が砕け散りそうなほどの恥辱。
その一方で苦痛から解放される快感。
あい反するそれらが一体となってヴィヴィアンの体をうち振るわせた。
もちろんこの光景は一部始終が全国にテレビ中継されている。
何万、何千万という人間がヴィヴィアンの失禁する姿に目をこらし、無数のDVDレコーダーやビデオデッキに痴態が録画されているのだ。
テレビの前で日本中の人間が自分の放尿している姿を見ている―――
その光景が彼女の頭をよぎり、勝ち気な少女の目から涙があふれてきた。
それでもなお黄金水は放物線を描いて勢い良く地面にほとばしり続けている。
10メートル以上の高さから、たとえでなく本当に滝の様にわずかに色のついた熱い水流が新宿通りの真ん中に降り注ぐ。
聞いている者が思わず赤面してしまうようなはしたない音があたりに響いた。
(あああ〜っ、いや、いやぁ! みんなが見てるのに、テレビ中継されてるのに、止まらない、止まらないよぉ〜っ)
地面に落ちたそれは泡を浮かべた大きな水たまりになり、さらにみるみる広がっていって池へと成長する。
そして道路の上を低い場所に向かって流れていった。
その一部は地下鉄の地上出入り口から中へと入っていき、カメラ小僧たちを押し流していく。
「ヴ、ヴィヴィアン……」
ビルの屋上から見ている白絹たちには巨大な友人が痴態を晒しているのを目の当たりにしてもどうすることもできない。
長かった放尿もようやく終わろうとしていた。
秘裂がヒクヒクと痙攣し、そのたびに体内に残った水分がチョロ、チョロ、と断続的にこぼれては内ももを伝っていく。
そして最後の一滴がしたたり落ちてやっと恥辱の時間が終わった。
しかし長すぎた忍耐によって体の機能が誤作動しているのだろうか、もう出す物を出し切ったというのに、
丸く口をあけた尿道口はなおも呼吸するように開閉をくりかえしていた。
周囲に静寂が戻る。
「ヴィヴィアン……」
白絹が心配そうにつぶやく。
だが氷の壁に貼り付けになったヴィヴィアンの瞳からは一切の感情が失われ、
涙に濡れた目をぼうぜんと見開いて、荒い息を吐くだけだった。
『あっ! 怪獣が何か苦しんでいる様です。岡村さん、一体どうしたというのでしょうか?』
巨大ヒーローの公然失禁という想像もしなかった事態を前にただ呆然と見ているだけだった繭が我に返ってレポートを再開した。
『むむ…、まさか、いや、間違いない。あの怪獣は…』
「水に弱いんスよ!」
「ええっ どういう事? つぼみ」
「あいつは水のある所では生きてはいけない、だから周囲の環境を自分が生存していくのに適した物に作り替えられるよう、
進化の過程で身につけたのがあの凍結能力なんス!」
『つまり巨乳のオシッ…水分をあびて体の組織が破壊されたため苦しんでいるのです』
『しかし、それなら怪獣は冷凍液でアルティメットガールの…水分を凍らせて身を守ろうとするのでは?』
「たぶん舌の先の冷凍液を噴射する部分に水分を浴びて、そこの器官がひどく傷ついて液が出せなくなったんッス!」
興奮気味にそう言うと、つぼみはヴィヴィアンに向かって声をかける。
「ヴィヴィアーン! 怪獣はもう冷凍液を吐けないッス!」
何千万という人間が直視し、さらにテレビで全国中継している中、失禁してしまったというショックで放心していたヴィヴィアンが
つぼみの声に反応してうつろな目をそちらに向ける。
すると彼女を心配そうに見つめる少女と目があった。
「!」
紅潮を通り越して蒼白になったヴィヴィアンの顔が再び真っ赤に染まる。
(見られた、見られた。あたしがもらす所を白絹に見られた! 白絹に、白絹に……)
下半身をびしょびしょに濡らしている彼女の体がガタガタと震える。
「見られた、白絹に、白絹に! ああぁ…、いやああぁぁぁーーーっ!!」
「う……、おおっ! MOEパワー、マックスだっ!」
ヴィヴィアンが鋭い悲鳴をあげた瞬間、その巨体がまばゆい光に包まれた。
全身から放出されたエネルギーによって彼女の体や周囲を固めていた分厚い氷に亀裂が入り、次々と砕け蒸発していく。
それを見た怪獣が本能的に敵の力が増したのを感じたのか、突然ヴィヴィアンに背を向けて、逆方向へ走り出した。
『ああっ、怪獣が逃げ出しました!』
しかし氷の拘束が解けたにもかかわらずヴィヴィアンは怪獣を追おうとはしない。
その場にしゃがみこみ、子供のようにただすすり泣くばかりだ。
「うう…、いやだよ…、こんなの、もう……」
「いかん! 怪獣の向かう先に白絹たちのいるビルがある。もし怪獣がぶつかったらビルなど粉々になるぞ!」
「!!」
意識を取り戻したUFOマンの言葉にヴィヴィアンの涙に濡れた目がはっと見開かれる。
そして次の瞬間、彼女ははじかれたように駆けだしていた。
「うわあっ! 白絹、怪獣がこっちへ向かって来るッス! あの勢いじゃこのビルにぶつかるッスよ!」
「そ、そんなぁ!」
その怪獣を止めようとヴィヴィアンが猛追する。
「奴にはまだ虹色の光線が残っている! 気をつけろ」
「かまうか!」
その言葉が終わらない内に怪獣の背中のツノが発光し、虹色の光線がヴィヴィアン目がけて発射される。
体をのけぞらせて紙一重でよけるヴィヴィアン。
しかし完全にはよけきれず、光線は長く伸びた髪の毛の先に当たる。
ロングヘアをたばねている髪留めが蒸発し、長い赤毛がざんばらに乱れて広がった。
しかしそれでも彼女は委細かまわず突っ込んでいく。
「跳び蹴りではあの尾のひと振りで叩き落とされる。しっぽをつかんで止めるんだ!」
「おおっ!」
猛ダッシュで怪獣に怪獣に追いついたヴィヴィアンは怪獣のしっぽに手をのばす。
巨大化している今の彼女でさえ丸太のように太く感じる尾の根本を両手でつかみ、ヴィヴィアンは渾身の力で引っ張った。
そして体を回転させ怪獣を逆方向に放り投げる。
巨大な獣の体が地響きを立てて吹っ飛んだ。
「よしっ、あお向けになったから背中の角から出る虹色の光線は使えない。コアも露出している。狙うなら今しかない!」
UFOマンの声にヴィヴィアンが応える。
「アルティメット・ビィィィィーーーームッ!!」
ヴィヴィアンの額から閃光がほとばしる。
狙いはたがうことなく、ビームがコアを貫いた。
「ヴオオオォォーーーーン!」
咆吼を轟かせながら光の粒となって怪獣は消滅していく。
その光の中心から七色の虹が出現し、大空にアーチを描いた。
『おおっ、冷凍怪獣の断末魔ですっ!』
そして、その虹も怪獣の体が消えるに従い徐々に薄くなり、やがて完全に見えなくなった。
そして一方―――
『あっ! アルティメットガールも消えていきます。彼女は一体、何者なのでしょうか?』
怪獣が起こした局地的な異常気象もおさまり、空を覆う暗雲が晴れて顔を出した夕日が新宿の街を赤く染めていた。
じきに避難した人々もやがて戻り、騒がしくも平凡な日常が帰ってくるだろう。
その新宿の一角、伊勢丹デパートの屋上に白絹達はいた。
そこでは人の大きさに戻った全裸のヴィヴィアンが体を丸めて泣きじゃくっている。
「見事なMOEパワーだったな、ヴィヴィアン。あんなことでマックスパワーが得られるならこれから毎回お漏らしを…、
痛っ、何をする、つぼみ!」
「無神経なセクハラオヤジはしばらくの間、ボクと一緒にあっちへ行ってるッス」
そう言ってつぼみはUFOマンのアンテナをつかんでその場から姿を消した。
残された白絹はヴィヴィアンをなぐさめようとするが、何と声をかけていいかわからない。
ためらう彼女にヴィヴィアンから話しかけてきた。
「白絹もあっち行って……」
「え?」
「あんな恥ずかしい所を見せた後の顔を白絹に見られたくない…」
「……」
固く握りしめたヴィヴィアンのこぶしを白絹の小さくて柔らかい手が包む。
「何て言っていいかわからないけど……、ありがとう、ヴィヴィアン」
「……」
「髪の毛、こげちゃったね。綺麗な髪なのに…」
「え……?」
白絹に言われてヴィヴィアンは初めてその事に気がついた。
自分の身が危機に陥った時でさえ心を縛っていた母の教えが白絹を助けようとした時には思い出しもしなかった。
そんな自分に驚いてヴィヴィアンは顔を上げた。
そして目の前にいる少女を見る。
白絹。
何と引き替えにしてもかまわないくらい大切な白絹。
彼女を守ることができたのだ。
白絹を見つめるヴィヴィアンの濡れた瞳に生気が戻ってくる。
「いいよ、白絹を守れたんだ…」
ようやく笑顔を見せたヴィヴィアンは白絹の差し出した服を身につける。
「ね、戦って疲れたでしょ。帰りに甘い物を食べていこうよ」
「そうだね、あたしアイスクリーム…はやめて今日は他のにしよう」
「うん、落ち込んでいても、おいしい物を食べて暖かいお風呂に入れば、けっこう気持ちが楽になるよ」
「白絹は単純だなぁ」
「むーっ、どーせ、そうですよーっ」
「お風呂か…、あたし一度日本の銭湯って行ってみたいんだけど…、もしよければ白絹つれていってくれないか?」
「あ、いいね、それ。って言ってもあたしも一回くらいしか行ったことないけど、行ってみよう」
「サンキュッ」
差し出された白絹の手をヴィヴィアンは握った。
つながれた手からぬくもりが伝わってくる。
それはつらい戦いがつけた心の傷を癒してくれる、不思議な力を持った暖かさだった。
―― 終わり ――
これでおしまいッス
いいタイトルが思いつかなかったので題名はつけなかったのですが、しいてつけるなら
「新宿氷河期」か「ミルナの叫び」かな?
それでは皆様、ごきげんよう
>SS職人様激しく乙〜!!
これは萌えというより燃えさせてもらいますた!・・もちろん、ビィビィおもらしも萌えたけどw
すごく場面がイメージしやすくて、ニヤニヤが止まらないっス!次回作も熱烈希望っス!!
GJ!!
激しく萌えますた(;´Д`)ハァハァ
青春だな〜露出羞恥ネタなのに、良い話になってるのが、UGらしいね
いや勿論そうでなくても良いんだけどね、今回はアニメの雰囲気でしたね
r────-----‐-、
| 新作まーだー? |
`ー───へ〈-----
ヽ rt-fユ=rュ、
, r' ´ ̄{ア´ ト、`ヽ、
// くフ! / ノムノ ヽ、ぃ
. l ! r'トハ/● ●レ1l
. l ! 7lトヽ ヽ__人__ノ lハ
ヾ! <,仆ゝヽ ヽ__ノ j, }
ヽ、 l」 ヽ、〉、 _ィ(, イ
(__)ゝ、__/ ハ、)ニ=<(__)ソ
ヽ、@=(__) `ソ __. -‐´~
`ー── '' ´
ほら、こうすれば前回のUGが見れるぞ
∧_∧
∧_∧ (´<_` )誰でも知ってると思うぞ、兄者。
( ´_ゝ`) / ⌒i
/ \ | |
/ / ̄ ̄ ̄ ̄/ |
__(__ニつ/ VAIO / .| .|____
\/____/ (u ⊃
∧_∧
∧_∧ (´<_` ) かなりスローペースだな
( ´_ゝ`) / ⌒i
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__(__ニつ/ FMV / .| .|____
\/____/ (u ⊃
今回のアシュラ戦はエロ的に良かった、短かったのが残念だが・・・
SSすごく良かった……作者さん、ぜひアシュラ戦も。
アニメでは中途半端だったけど、作者さんの力で
ヴィヴィを6本の手でメタメタになぶってください。
【注意】
これから投下するSSは一片の救いもない凌辱物なので
この手の話を好まない人は華麗にスルーして下さい。
ZATVを一人の男が訪ねてきていた。
海外の通信社から派遣されてきた日系人というその男は仁羽(にわ)と名乗った。
「私は今回の訪日では日本の三大名物、つまり地震・火山・アルティメットガールを取材していく予定です。
そのために世界でもっともアルティメットガールにくわしいと言われるこのテレビ局にやってきました」
仁羽の言葉にUFOマン&アルティメットガール評論家の岡村が笑顔で答える。
「光栄です。自分で言うのもなんですが、怪獣とアルティメットガールに関してはわが局以上に精通している機関はないでしょうからな」
「ところであなたがたはアルティメットガールが普段は普通の人間として生活していると考えているそうですね。
UFOマンの時にはそういった説は聞きませんでしたが、アルティメットガールに対してそう考える根拠はなんですか?」
「はい、我々のスタッフには高校生特派員として諸星真という少年がいます」
「諸星…、真…」
「彼が怪獣との戦いが終わった後のアルティメットガールが人間の少女へと姿を変えていく過程を写真におさめているのです。
残念ながら完全に人間の姿に変わりきる瞬間の撮影はできず、またメタモルフォーゼの途中の彼女は強い光に包まれているため
顔を確認するには至らなかったのですが、いずれ彼女の正体を明らかにしてみせますよ!」
「なるほど、それは楽しみです。がんばって下さい」
岡村に対して激励の言葉をかけた後、仁羽は横にいた小春野繭の方に顔を向けた。
「ところでこちらのお嬢さんは怪獣中継の実況を担当されているそうですが、
あなたはアルティメットガールの正体について心当たりはありませんか?」
仁羽はそれまで岡村との会話に加わることなく、黙ったまま隣にいた繭に話しかけた。
「い、いえ、私も岡村さんが話した以上の事は何も知らないんです」
「そうですか。いや、大変参考になりました。それでは私はこれで失礼させていただきます。今後もすばらしい放送を期待してますよ」
ZATVの局舎を出た仁羽は歩いて街の雑踏の中に入っていく。
その彼の後ろを少し距離を置いて追いかける人物がいた。
ZATV局の女性レポーター、繭である。
(あの仁羽って男、何か怪しいのよね、具体的に何がどうってわけじゃないけど……)
しばらく人混みの中を歩き続けた仁羽だったが、やがて人の波を抜けると大通りの脇の狭い道へ入っていった。
どうやらこの辺は古いオフィス街らしい。
今日が日曜日のせいか人の姿はほとんどない。
両脇には建ってからかなりの年月がすぎていると思われる古びた低いビルが林立していた。
仁羽はそのビルのひとつに入っていく。気づかれない様に注意しながら繭も後を追った。
そして男が一階の奥の部屋のドアを開け、その中に姿を消すのを確認すると、足音を立てないように近づき、
閉ざされたドアの前で立ち止まった。
ビルの造りから見てここが彼の滞在しているホテルでないことは明らかだが、
それではこのドアの向こうにある部屋は何に使われているのだろう?
何かの事務所といった所が妥当だろうが、ドアにも壁にも何も書かれていないため判断のしようがない。
繭はドアに耳を当てて中の物音に意識を集中させた。
さいわいドア越しではあったものの、室内の会話は思ったよりはっきり聞こえてくる。
「ボス、お帰りなさい。調査の結果はいかがでしたか?」
「うむ。なかなか有益な情報が得られたよ。私がナクール星からやってきた地球侵略部隊のリーダーとも知らず、
テレビ局の連中は色々と面白い情報を提供してくれた。この情報を元にしてアルティメットガール抹殺計画を立てるのだ」
思ってもみなかった室内の会話の内容に、ドアの向こうで盗み聞きをしていた繭は衝撃を受けた。
(ま、まさか、あの男が宇宙人? しかもアルティメットガールを抹殺して地球侵略を企てている?)
動揺する気持ちを何とか静めて、今後どう行動するべきか考える。
(何かの芝居の話とか、精神異常者同士の可能性もあるし、報道にたずさわる者として、
確実な情報をつかむまでは軽々しく動けないわ)
侵略者の脅威に直面する恐怖よりも、繭のジャーナリスト精神がまさった。
なにより特ダネという言葉の持つ強力な磁力が、マスコミに関わる人間の本能を捕らえ、
その場から逃げ出すという選択肢を頭の中から排除したのだ。
繭は部屋の中の声に神経のすべてを集中させる。
「しかし残念ながらテレビ局の連中もアルティメットガールがどこの誰かはわかっていなかった。
だが私もぬかりはない。正体を知っていそうな人物を呼んでおいた」
ナクール星人とやらの言葉に繭はいぶかしんだ。
あの男は一人でここへやってきた。それでは彼が呼んだという人物とは誰のことなのだろうか?
(まさか!)
思い当たる人間が一人いることに繭は気がつき、慄然とした。
「小春野繭、聞こえているんだろう? そうだよ、私が呼んだ人物とは君のことだ!
君が尾行しているのを私が気がついていないとでも思ったのかね? ハッハッハッ」
敵の声がはっきりと自分に向けられていることに繭の顔が蒼白になった。
身をひるがえして建物の出口へ走り出そうとしたが、その彼女の目の前に突然さっきの男が出現する。
その男はZATVを訪ねてきた仁羽。いやナクール星人だ。
この宇宙からの侵略者は空間を瞬間移動する超能力・テレポーテーションが使えたのだ。
「あああ……」
繭の顔が恐怖にひきつる。
おびえる彼女の腕をつかんだナクール星人は人間のそれをはるかに越えた腕力で繭を部屋の中に引きずり込んだ。
部屋の中は情報処理に使われているらしい機械が何十台も置かれ、無機質な音を立てている。
そしてリーダーである仁羽以外はそろいの制服を着た男が十人近く働いていた。
繭が部屋に入った途端、宇宙人の無表情な目が彼女に集中する。
敵陣のまっただ中に囚われておびえる繭に異星人のリーダーが話しかけてきた。
「私が君をここへ招いたのはアルティメットガールの正体を聞くためだ。さあ、話してもらおうか」
「知らないわよ。知っていたらとっくに番組で放送しているわ」
「テレビ局が何ヶ月も追っかけていて何も手がかりをつかんでいないという事はあるまい。
確証とまで至らなくても、もしかしたらこの人間かもしれない、という候補くらいはいるだろう?」
「本当に何もわかってないのよ。知らない物は何度聞かれても答えようがないわ。それより帰してよ」
「テレビ局に帰ってナクール星人がアルティメットガール抹殺計画を立てていると報道するのかね? フフフ…、それは困る」
「それはあなたが自分から私に聞かせたんじゃない!」
「その通り。君には今、何が起きているか知っておいてもらった方がいいと思ったのでね。
それより今はアルティメットガールの正体を聞くのが先だ」
「知らないって言ってるでしょ!」
気丈にも繭は毅然とした態度で突っぱねる。
それは実際には虚勢にすぎなかったが、彼女には決して敵に屈する事のできない理由があるのだ。
その理由とは、繭がアルティメットガールの正体ではないかとにらんでいる人間が彼女の妹、白絹だという事だ。
アルティメットガールの正体を教えるという事は、へたをすれば妹を売り渡す結果になりかねない。
たとえ侵略者が繭をどんな目にあわせようとも、それだけは避けなければならなかった。
「やれやれ、今の内にしゃべっておいた方が賢明なのだがね。そうでないと体に聞くことになるよ」
「しつこいわ。知らないったら知らないの!」
繭は怒りに燃える目で相手をにらみながら低い声で言い切った。
それを聞いたナクール星人の手が高くあがり、ビシッと大きな音を立てて繭の頬に叩きつけられる。
「くっ!」
「言え!」
「……」
黙りこくる繭に対して激しい平手打ちが二度、三度とくりかえされた。
たちまち柔らかい頬が赤く染まり、腫れあがる。
「うう……」
強気にふるまっていても暴力沙汰とは縁のない生活を送っている女性だ。
本気で顔を叩かれた痛みとショックで目に涙が浮かんできた。
しかし、それでも繭の決心は揺るがない。
(絶対こいつらに白絹のことを知られるわけにはいかない)
非情な暴力に会いながらも、繭は何があっても妹を守ろうとする決意を変えなかった。
「よし、記録を開始しろ」
異星人のボスは一言部下に命令を下した後、繭の方を向いて冷ややかに笑った。
「愚かな女だ。どうやらおまえには肉体的な苦痛より精神的な責めの方が効果があるのかも知れんな」
男はそう言うと部下に母星語で何かを命じた。
配下の三人が繭に近づいてきて、一人が彼女の体を背後からはがい締めにし、他の二人が両側から足をつかんで身動きを封じる。
侵略者の首領は繭の正面に立つと、男達の剛腕に拘束された彼女の胸ぐらを大きな手でつかみ、一気に衣服を引きちぎった。
「ヒッ!」
ベージュのブラジャーに包まれた白い膨らみがあらわになる。
「今の内に話してくれればこれ以上の辱めを受けなくてすむのだがね」
繭は目の前の敵の破廉恥な精神に対して怒りをむき出しにした。
「この下等動物! アンタ、それでも知的生命体のつもり?
こんなことをして恥をさらしているのがむしろ自分たちだって事に気がつかないの!」
腫れた頬を怒りでさらに赤くして繭が毒づく。
しかし侵略者のボスは非難の声を無視してかたわらの部下に声をかけた。
「おい一瞬たりとも逃さず、この女が汚されていく様子をしっかり映像に記録するんだ」
「や、やめて、撮らないで」
ただ辱められるだけでなく、その一部始終を撮影されると知り、さすがの繭も気弱な声をあげた。
「懇願するのは、言うべきことを言ってからだ」
「く……」
再び黙り込む繭を見て、卑劣な異星人が手を伸ばしてきた。
その指がブラジャーに包まれた乳房の先端をつまむ。
そして男はねじ切らんばかりの力でその部分をひねった。
「い、痛い! やめて」
「このまま乳首をつぶしてやろうか? それともねじ切ってほしいかね?」
「うう、ぐぅ〜」
男は乳首を責めていた指をいったん離すと、手の平を大きく広げて乳房全体をわしづかみにした。
そのまま情け容赦のない力で柔らかい肉球を握りしめる。
「う、くぅぅ……、痛い、離して…」
繭の脳裏にいつか見た、プロレスラーが握力だけで手の中のリンゴを握りつぶす映像が浮かんだ。
このままでは自分の乳房があのリンゴのように握りつぶされてグチャグチャの肉片になってしまう。
そんな恐怖に、それまでこらえてきた涙が目からどっとあふれ出した。
「いやぁ、やめてぇ……」
全身をガタガタとふるわせ、涙声で許しを請う繭。
すると男の手からフッと力が抜け、胸から離れていった。
恐怖と苦痛から解放されたため、硬直していた繭の全身が一気に弛緩する。
彼女は深く頭をたれてひたすらゼイゼイと荒い息を吐いた。
「う、うう……」
声をふるわせながらすすりなく繭。
頭の中に妹の名は出さないまでも適当な嘘をついてこの場を切り抜けようかという気持ちがよぎる。
しかしごまかしきれる様な巧妙な嘘など思いつきはしない。
むしろだますつもりで会話しているうちに逆にボロを出す恐れの方が大きいだろう。
そんな危険を冒すよりは、やはりここは黙りこみ続けるしかなかった。
さっきまで握りつぶさんばかりの力で乳房を責めていた男の手が今度はやさしくブラの布越しに胸肉をさすり始めた。
「あ…、はぁ……」
鼻をすすっていた繭の唇から思わず甘い声がこぼれる。
男の指先がゆっくり胸丘の頂点に移動していく。
そして指の腹で執拗に胸の先端をさすった。
「や、めて…、触らない、で……」
男が与える刺激によって乳首が徐々に固く充血しはじめる。
それは性的な興奮によるものではなく、単純な肉体の反応にすぎなかったが、
繭は見せてはいけない物を見られたかのように羞恥に頬を赤く染めた。
男のねちっこい指技によって敏感な乳首が完全に屹立する。
その恥ずかしさをふっ切ろうというのか、繭は一段と大きな声をあげた。
「汚らわしい手で触らないでって言ってるのよ!」
しかし異星人のボスは繭のののしりを冷笑でかわすと、部下の一人に向かって手を差し出した。
「部屋を変える」
その声に部下はボスの手にあるものを乗せた。
見ればそれはまるで大型犬にはめるようなごつい首輪だ。
三人の異星人に体を押さえ込まれて抵抗できない繭。
その首に巻かれた黄色いスカーフがボスによって外され、代わりに首輪がはめられる。
首輪には頑丈そうなロープがつながっていて、その先はボスが握っていた。
動物のような扱いを受けて繭の顔が屈辱にゆがむが、侵略者達はそんな彼女にお構いなしに作業を続ける。
身動きを封じていた男達が離れ、拘束された状態からは解放されたものの、すぐに両手を胸の前で合わされ手錠をかけられた。
そして首輪につながった綱を引っ張られて彼女は強引に歩かされる。
「くっ……」
最初の内こそ足を踏ん張って反発していた繭だったが、
首筋や喉に首輪が食い込む痛みに負けて、結局は引きずられるようにしてついていくしかなかった。
それでもせめてもの抵抗のつもりか、両手を胸の前において下着があらわになった部分を隠そうとする。
繭が連れて行かれた所はまぶしい照明だけが目立つ殺風景な部屋だった。
広さは学校の教室くらいだろうか。
異星人のテクノロジーなど繭にわかるはずもないが、先ほどの部屋が司令室的な使われ方をしていたことは彼女にも想像がついた。
しかしこの部屋については何に使われるものかはわからない。わからないということがなおさら繭の不安をかき立てた。
そして今、この空間にいるのは繭、侵略者たちのリーダー、副官らしき部下一名、荒事専門と思われる大柄な男四名の計七人。
異星からの侵略者たちは萎縮している繭を突き飛ばし、床に転がした。
「ここなら多少部屋を汚しても後始末が楽だ。床をよく見るがいい。
部屋の真ん中を頂点として四隅に行くに従ってわずかに低くなっているだろう?
これは汚れを水で洗い流せるようにするためだよ。血や肉片や脳漿といった汚れをね」
「うぅ……」
すでに先ほどまでの気丈な繭はそこにはいなかった。
これから我が身に降りかかる惨劇におびえて小さくうずくまる女が一人いるだけだった。
「さて、さっきの質問の答えを聞かせてくれるかな?」
「……」
もはや知らないと白を切る気力もない繭だったが、それでも屈することはなかった。
そんな彼女にナクールの首領が一歩近づいた。
おびえた繭は必死にもがき、転がった状態のまま、じたばたと足を動かして男との距離を保とうとする。
しかし男は簡単に繭のすぐそばまでやって来ると、胸が引きちぎられた服の残り、
スカートの部分に手をかけて、力任せに引きずり降ろした。
ブラジャーとそろえたベージュのショーツがあらわになる。
「い、いやあぁっ!」
「これ以上恥辱を味わいたいのかね? 今の君の姿もすべて撮影されているのだよ」
「や、やめて…、映さないで…」
「ならばアルティメットガールの正体を言え!」
「……」
繭は怯えた表情を浮かべながらも、いやいやをするように首を振って拒絶する。
「仕方がないな」
いまだに最後の一線で抵抗する彼女に、ボスは残念だというゼスチャーをしてみせる。
そして彼の尋問は次の段階に入った。
「え……?」
繭が突然、困惑した声をあげた。
体が彼女の意志とは関わりなく勝手に動き出したのだ。
不自由な上体をなんとか起こして床に座り込むと両足を大きく開いた。
スカートを奪われ下着だけになった下半身が男達の目にさらされる。
「な、なに? これっ、やだっ!」
どうして自分は、いや自分の体は敵の前でこんなあられもない格好をしているのだろう?
繭がひたすら困惑している間にも体はさらに浅ましい行動にでる。
手錠でつながれた手がブラに包まれた両の乳房をつかんで、揉みしだき始めたのだ。
「こ、こんな、どうして?」
「おやおや、色香で我々を懐柔しようというつもりですかな? 地球の女性とはなんとつつしみのないものなのか」
「違う! 私はこんなことしたくない、体が勝手に動いているのよ」
そんな彼女の言葉とは逆に、手の方は布越しではもどかしいと言わんばかりに荒々しくブラジャーを体からはぎ取った。
憎むべき男達の前にふくよかな二つの白い胸丘がさらけ出される。
「いやあ! 見ないで!」
さきほど握りつぶされそうになったにもかかわらず、みずみずしい乳房は美しい形を少しも崩すことなく、
ふるふると恥じらいにふるえていた。
つややかな若い肌が照明の光を受けて輝いている。
もちろんその姿も敵によって撮影されていた。
羞恥で顔を真っ赤にした繭が必死に手で乳房を隠そうとするが、彼女の意志とは関わりなく両手は胸肉を揉みしだき、
時おり指の先がつま弾くように乳首を刺激する。
混乱した繭の意識の中である仮説が浮上した。
「あなた…、さっきテレポーテーションしたわよね。
まさか、これも……、テレキネシスとかサイコキネシスとか、念力とか、
そういった超能力で私の体を操ってるんじゃないの……、ああっ! いやぁ」
問いつめる繭の言葉の最後が甲高い悲鳴に変わった。
胸から離れた手が下半身を覆う下着の中にもぐりこんで来たのだ。
指先が柔らかい茂みに触れる。
「いやっ! お願い、もうやめてぇ!」
彼女の五本の指が恥丘におおいかぶさり恥部をなでさする。
「フンッ、敵の目の前で浅ましい行為にふけるけだものめ、これを使ってさらに本性をさらけだすがいい!」
凌辱者のリーダーがあざけりの言葉と共に放り投げた物を、繭の手が受け止める。
それは小さなチューブ状の容器だった。
繭の意志を離れた手が勝手にチューブのキャップを外し、中のクリーム状の物を指先にとる。
そしてその手が胸へと動き、指先に盛られたクリームを半立ちの乳首へ塗りつけた。
「ああっ!」
すると乳首はたちまち熱く火照りだし、じんじんとうずきだす。
豊かな乳房の先端にある可憐で小さい肉の突起が充血し、はりさけんばかりにパンパンに膨らんだ。
熱を帯びてるせいか、乳輪の色も赤みを増している。
「何? 何を塗ったの?」
このクリームの正体は何なのか?
体の異変に困惑する繭の頭の中を「媚薬」「催淫剤」といった言葉がいくつも浮かんでは消えていった。
気がつけば下腹部を覆っていた下着が冷たい。
いつのまにか秘裂からあふれ出した愛液で下着の前の部分が湿っていた。
濡れた布が肌にぴったりと貼りつき、割れ目の形がくっきりと浮き出ている。
それは性器がむき出しになった状態以上に卑猥な光景だった。
(嘘! 私、こんなに濡れている!)
下着を濡らす豊かな自分の反応に繭はおびえた。
これほど催淫効果の高い薬物だ、あとあと精神に障害が残るような副作用がないとは言えない。
地球人を人間とは思っていないこの宇宙人なら、危険な劇薬でもためらいなく使うだろう。
薬によって精神が壊れ、色情狂と化した自分が男の肉体を貪るおぞましい想像が繭の脳裏を横切った。
「い、いやぁ、やめて……」
「ならばアルティメットガールの正体を言うかね?」
「う、うう……」
あくまで抵抗する繭の体を、宇宙人は念力によって再び動かし始めた。
左手がチューブを握って右手の人差し指の上に催淫剤をこんもりと盛る。
そして左の手で下着をめくると右の手が薬を性器に塗りつけようとした。
「ああっ! そ、そこはやめてっ!」
涙声で繭は異星人に、自分の手に懇願した。
こんな強力な媚薬を乳首以上に敏感な性感帯に使われたらどうなってしまうのか?
最後まで理性を保っていられる自信はとうてい、ない。
しかし彼女の手は主人の願いを無視して小陰唇のビラビラにクリームを塗りこんでいく。
ぬちゅり……
ぬるぬるのクリームと体奥からあふれでる花蜜がかきまぜられ粘っこい音を立てた。
しばらくの間、部屋の中を女の甘いあえぎ声と、濡れた指と粘膜がこすれあう卑猥な音だけが支配する。
「あうぅ……」
繭は思わず声をあげた。
絶望の声を。
そして欲情した歓喜の声を。
指はマッサージするように執拗に媚薬を生殖器の外周になすりつけていく。
催淫剤はあっというまに皮膚の表面から吸収され、効果を発揮した。
たちまち陰部がカァーッと火照りだす。
手錠でつながれた両手を股間の上に置いたまま、繭は全身をのけぞらせて身もだえした。
汗にまみれ、淫情にのたうつ淫らな姿が無情なカメラに収められていく。
あらわになった裸身の中で、しなやかな長い足にストッキングだけが残っているのが妙になまめかしい。
「ひっ、ひうぅ……」
侵略者は繭の下腹部が画面いっぱいの大写しになるようカメラを操作した。
するとつぼみが花開く様子を早送りした映像のように、わずかに口を開いていた女性器がみるみる肉の扉を開けていく。
湧き出る樹液でぬめぬめと光った女体の内部があらわになり、卑劣な男達の視線にさらされた。
念力で操られた繭の手が、ずり下げられて両の太ももの間にあった下着を無造作に足から抜き取る。
そして汗と愛液でじっとりと湿っているショーツを丸めると、いきなり彼女自身の口の中へ突っ込んだ。
「むぐぅっ!」
突然口腔に、自分の体液の臭いがする下着を押し込まれて繭は目を白黒させた。
わずかに自由がきく舌を必死に動かして丸められた布を吐き出そうとするが、手の方は逆にぐいぐいとそれを喉の奥に押し込んでくる。
もはや、いくら舌を動かしても取れない所まで下着が入ってから、指はようやく口から出ていった。
繭は口をふさがれた息苦しさで鼻を大きく広げて空気をむさぼる。
それは華やかなテレビ業界の前線で活躍する美女とはとても思えないみじめな姿だった。
カメラを構えた侵略者の一人が繭の正面から近づいてくる。
言葉を封じられた繭はくぐもったうめき声をあげながら涙に濡れた目で「映さないで」と哀願するが、
当然彼女の願いが聞き入れられるはずがない。
いや、それどころか念力で操られた体はカメラに向かって、これまで以上の痴態をさらけだそうとする。
両足が大きく開かれ、あふれる愛液で肌に貼りつく縮れ毛も、ヒクヒクと淫らにうごめく肉の亀裂も、
隠しておきたい部分の何もかもが男達の前にあらわになった。
さらに両手が陰唇にのびる。
右手の指が右側の陰唇をつまみ、左手の指が左側の陰唇をつまむ。
そしてそれを左右に引っ張って、膣孔の入り口を目一杯割り開いた。
「くぅ……」
あまりの恥辱に下着を頬張った繭が絶望のうめきを漏らした。
熱をはらんで火照った体の内側が冷たい外気に触れている。
それはつまり羞恥の源の奥底が隠すことなく露出していることを意味していた。
両手で自らの女性器をぱっくりと開き、サーモンピンクの媚肉の奥の奥までカメラの前にさらけだす繭。
もしこんな映像が公開されたら、彼女は二度と人前に出られなくなるだろう。
首をねじって、懸命に顔をカメラからそむけながら繭は泣いた。
しかし肉体は見られることでなおさら欲情したのか、
生々しくうごめく秘肉の間からはドクッ、ドクッと粘っこい愛液が吐き出されていく。
これで繭を辱める侵略者の責めはまだ終わったわけではなかった。
あやつられた彼女の肉体は、チューブの中の催淫クリームを右手の指先にすくいとると、
左手によって入り口を大きく割り裂かれた肉穴の内部へ塗り始める。
(ひっ! い、いやあぁぁっ!)
薬が皮膚を通して浸透した今まででさえ、これほど欲情をかきたてられたのだ。
それが今度はむき出しになった敏感な粘膜に直接使用されようとしている。
その場合薬が一体どれほどの効果を発揮するのか、結果を想像するのさえ恐ろしかった。
哀れな生け贄の女は必死に首をふって許しを請うたが、
彼女の指は濡れた肉ヒダを一枚一枚めくるように執拗に媚薬を塗りこんでいく。
深い所までもぐりこんだ指が激しく肉孔をかきまわすたび、峻烈な快美感が背筋を走り抜け、繭の腰が跳ね上がった。
深々と指をくわえこんだ肉裂からは熱い果汁が次から次へとあふれ出し、
したたり落ちては、女陰の下で息を潜めている後門までべたべたに汚していく。
「う、むぅ……」
そんな責めがどれくらいの間、続いたのか……
これ以上薬を塗ってもクリームの層の上にクリームの層を重ねるだけだというくらい大量の催淫剤が使われる頃には
繭の性感は一時も耐えられないほどに燃え上がっていた。
この熱くうずく体を今すぐにでも何とかしてほしい!
発情した獣のように繭の肉体はオスの体を求めていた。
ぬちゃぬちゃと音を立てて濡れた肉穴の奥深い部分をかきまわしていた指がようやく引き抜かれる。
そして今度は愛撫の対象を割れ目の始まる部分に恥ずかしそうに顔をのぞかせている陰核へと変えた。
またチューブを絞って催淫クリームを指に取ると、すでに固くなっているクリトリスへと塗り始めた。
「ううう〜〜っ!」
クリームでぬるぬるになった指が包皮の上から膨らんだ肉芽をなでるたびに繭の体はビクッ、ビクッと震え、
大きく開いた鼻からふーっ、ふーっ、と荒い息がもれる。
さらに彼女の指はクリトリスを覆う肉の莢を剥いて、ぷっくりと膨らんだ器官を露出させると、
その部分にじかにクリームを塗っていった。
異星人の気まぐれのままに動く指には恥じらいも容赦もない。
激しい指技によって繭の性感はピークへと押し上げられていった。
目の前に快楽の極限が迫っている。
「う、ううっ、ううーーっ!」
憎むべき敵の前で淫情にやぶれた浅ましい姿だけはさらすまいと、わずかに残った理性が哀しい抵抗を試みる。
しかし指がコシコシとクリトリスをこすり、転がして愛撫すると、
圧倒的な快感が押し寄せ、理性の抵抗はいとも簡単に崩れてしまった。
指が陰核の上で動くたびに、愛液でぬるぬるになった下腹部が激しくバウンドし、体の奥底から甘い感覚が背筋を走り抜ける。
そしてその瞬間、敵が見ている事も、撮影されている事も何もかもが意識から吹き飛んで、繭は肉欲の頂点を極めた。
「んんん、むぐうぅぅーーーっ!」
下着にふさがれた喉の奥からくぐもった嬌声が漏れる。
繭は汗に濡れたしなやかな体を大きくのけぞらせて快感のクライマックスへ昇りつめた。
ぴゅ、ぴゅっと恥ずかしいしぶきがほとばしり、手を濡らす。
テレビで人気の美人レポーターは、侵略者の目の前でオナニーを強要された末、
潮を吹きながら呆けた様にオルガスムスに酔いしれた。
「う、う……っ」
涙に濡れた目がうっすらと開いて、何もない中空を見つめる。
しかし知性の光をなくした瞳は何かを映すでもなく、うつろに照明の光を鈍く反射するだけだった。
繭はひときわ大きく息を吐き出すと、力無く体を床に横たえた。
快感の余韻で白い太ももの内側の筋肉がヒクヒクと痙攣している。
やがて絶頂の残響が去っていくに従い、麻痺していた理性がよみがえってきた。
自分は敵の見ている中、自慰にふけり淫乱な欲望に屈して果てたのだ。
薬で狂わされたとはいえ、それは否定のしようのない事実だった。
自分のあまりのみじめさに繭は肩を震わせてすすり泣いた。
そんな彼女の体がまた勝手に動き出す。
どうやら異星人はまだ繭を責め足りないらしい。
繭の体は侵略者の操るままに動き、上体を起こした。そして男が差し出した物体を手で受け取る。
これ以上どうするつもりなのかと、投げやりな気持ちでなすがままにされていた彼女の表情が、
手の中の物体を見たとたん凍り付いた。
手に握らされた物体は男性器を模したバイブレーターだった。
使ったことはないとはいえ、秘かな楽しみのためにそういう物があるという事は、知ってはいた。
しかし彼女が驚いたのはそれが太さ、長さ、すべてが尋常ではないサイズだったからだ。
繭がこれまでに愛し合い、体を許した過去の恋人達の物に比べて、それは桁違いの大きさであり、
これほどのスケールになると卑猥な淫具というよりも、ただただグロテスクなオブジェでしかなかった。
これが彼ら宇宙人の生殖器の標準的なサイズなのかはわからないが、
地球人の繭にとっては、快感をもたらす器具というよりは女体を破壊するための道具としか思えない。
しかし恐怖にすくむ気持ちとは裏腹に、操られた彼女の手はチューブに残った催淫クリームのすべてを絞り出し、
巨大なバイブレーターに塗りたくっていった。
ただでさえ異様なフォルムだった器具が、塗られたクリームが照明を反射して、てらてらと光り、
いっそうまがまがしさを増大させた。
そのバイブレーターの先端が繭の陰部に押し当てられる。
恐れていた事がついに現実になると知って、繭は言葉にならない叫びをあげた。
(そんな……、こんな大きいの入らない! 入るはずがない! やめて! あそこが裂けちゃうぅぅぅーーーっ!)
汗にまみれた顔を真っ青にして繭はおびえた。
しかし敵の意のままに動く彼女の手は、無情にも力をこめて極太の道具を肉孔の入り口へとめり込ませていく。
「ぐうっ! むぐううっ!」
必死にもがいて淫具の切っ先をそらそうとする繭だったが、入り口にしっかりとあてられたそれをかわす事はできない。
ついにバイブレーターが繭の中にメリメリと無理矢理押し入ってきた。
一度絶頂を極めて肉がほぐれているとはいえ、そのサイズは小さな女陰に対して、むごい程に大きい。
体を内側から押し拡げられる感覚に繭は絶息するようなうめきを漏らす。
しかしバイブレーターは一切容赦することなく、狭い肉道を犯した。
巨大な淫具が力任せに押し入り、肉層をミリミリと強引に拡張し、えぐっていく。
そして、バイブレーターがようやく半分ほど収まった所でいったん侵入は止まった。
息をしただけでも極限まで押し開かれた陰裂がぷっつり裂けてしまいそうで、繭は全身を硬直させて身動きひとつできない。
今の彼女にできることは美しい顔を苦痛でゆがませて、できるだけ体が動かないよう、押し殺した息をするだけだ。
すると侵略者の部下の一人が繭の背後から手を伸ばしてきた。
汗に濡れて光る乳房を手の平に収めては粘っこく揉みしだく。
「うぅ……」
さらにそれと呼応するように念力で操られた繭の手が動き、充血して固くなったクリトリスを柔らかい指の腹で、なで始めた。
「う、う……」
ぞくっ、ぞく、ぞくっ……
指が敏感な陰核を転がすたびに、胸がしめつけられるような甘い愉悦がこみあげてくる。
これほどの仕打ちを受けながら性的に悦んでしまう自分の体が繭は信じられなかった。
しかしいくら否定したくとも肉体は間違いなく順応しはじめている。
その証拠にさっきまで無理矢理ねじこまれた極太バイブの威圧感におびえ、縮こまっていた肉ヒダが、
今はざわめきだし、すがるように淫具の表面にからみつき始めていた。
女の体が過酷な責めになじみはじめたのを知ったのか、バイブレーターの根本をつかんだ腕が動き、
それを膣孔の入り口まで引きずり出した。
「むふぅ……」
バイブレーターにからみついた肉のヒダが一緒になって引っ張られ、めくりかえる。
「ふぅ、ふぅ…」
体の内部から押し広げられる感覚から解放されて全身の緊張が解けた。
繭は肩に入った力を抜いて熱い息を吐き出す。
しかし次の瞬間には極太バイブが再び胎内の奥深くまで分け入ってきた。
「ぐうう〜」
繭の贅肉のついてない下腹が侵入してきた硬いバイブレーターの形そのままに盛り上がった。
再び白い裸身を硬直させる繭の口の中に男の指が入ってくる。
そして口内を占領している下着を指でつまむと、それを引きずり出した。
やっと息苦しさから逃れられた繭だったが、男は何も彼女を助けるためにそうしたわけではない。
繭の口が自由になったのもわずかな時間でしかなかった。今度は男の唇が彼女の口をふさいできたのだ。
「むう、むうう〜〜っ」
憎い敵の舌が伸びてきて繭の舌にからみつく。
おぞましさに顔を振って拒もうとするが、男は手で彼女の顔をがっしりとつかんで離そうとはしなかった。
しかも顔を押さえているのとは逆の手が固くとがった乳首をつまんで
クリクリと愛撫してくると体の力が抜けて抵抗できなくなってしまう。
催淫剤のためか、執拗な愛撫によるものか、繭の肉体はすでに性的な責めを快感として認識し、さらなる刺激を求めていた。
頬を紅潮させ、目をトロンととろけさせて男の口づけを受け止める。
下半身では膣腔から出し入れされるバイブレーターのペースがあがってきた。
ずぷっ、ずぷっ……
人外のサイズの極太バイブが濡れた肉孔を出入りするたびにねばっこい水音が響き、
内側から掻き出された粘液が尻肉の間をしたたり落ちていく。
もはや繭には体をうち振るわせる灼熱の感覚が痛みなのか、快感なのか判断することさえできなくなっていた。
思考能力はとっくになくなり、メスの獣の本能が身に余る大きさの物をくわえこんだ部分の筋肉を動かしている。
肉ヒダがバイブレーターにからみつき、甘く締め上げた。
生身の男ならたまらずに果ててしまうであろう極上の性能を繭の器官は発揮したが、血の通わない器具は萎えることなく、
執拗に濡れた果肉をかきまわし続けた。
繭の唾液と男のそれがまざりあった液体が彼女の口からあふれ出し、唇の横を透明の糸を引きながら流れて落ちる。
男は長いキスの果てにようやく重ねた唇を離したが、その場に立ち上がると、すぐに別の器官を
ルージュのはげ落ちた繭の唇に押し当てた。
それは熱を帯びた固い肉のかたまり……
すなわち、すでに充血し固くいきりたった男根だった。
「ヒッ!」
今、女陰を犯している極太バイブに勝るとも劣らない巨大な肉柱を目の当たりにして、
快楽に酔いしれて濁っていた繭の意識が一瞬で現実に引き戻された。
短くおびえた悲鳴をあげてその先端から逃れようとしたが、男は彼女の口を太い指でこじ開け、
強引に脈打つ巨大なペニスをねじこんでしまう。
「うぐっ、ぐええぇっ」
喉の奥まで一気に剛直を押し込まれて繭は美しい顔には似合わない獣の様なうめき声をあげた。
舌を使ってなんとか巨根を押し戻そうとするが、そんな抵抗も男を悦ばせるだけだ。
男はもがく彼女の頭を両手でつかんで前後に動かし始める。
息苦しさとみじめさから繭の目に新たな涙がこみ上げてきた。
家畜のように首輪をはめられ、囚人のように手錠をかけられ、自らの手で羞恥の源を道具でえぐる……
今の自分はとても人間の尊厳を持った存在ではない。
繭はすすり泣きながら口腔を満たす男の肉茎に奉仕した。
汗と涙と唾液でメイクなどとうに崩れきった頬の上を新しい涙がこぼれる。
綺麗にセットされていた髪も今は見る影もなく乱れ、ほつれた毛が汗で濡れた額や頬に貼りついて凄絶な被虐美を演出していた。
「うっ、ぐうっ」
繭の口唇を犯している男が低いうめきをもらした。
口の中のペニスがググッとふくらみ……
ビュルッ! ビュッ!
ビチャアアァァーーッ
男は何のためらいもなく、繭の口の最奥に熱い精液を発射した。
「うっ! ぐううぅぅっ!」
生臭い体液への嫌悪感から半ばパニック状態になった繭は必死に口を離そうともがいたが、
男の手ががっちりと頭を押さえているため逃れることはできなかった。
彼女に対する男の扱いは人格を持った人間へのそれではない。
彼らは繭を欲望を吐き出すための道具としか見ていなかった。
今の繭は汚らわしい獣欲を処理するための精液便所でしかないのだ。
耐え難い汚辱感が繭の心を切り刻んでいる間も男の射精は続いていた。
彼女が知るはずもないが、この異星から来た男達は一回の射精で何百ミリリットルもの精液を吐き出す種族だった。
缶コーヒーのショート缶一本分くらいはゆうにある大量の白濁液が繭の口内いっぱいに広がっていく。
「ううっ、くうぅ……」
吐き出したくても吐き出せないそれを、繭は息苦しさから逃れるために泣く泣く飲み込んだ。
こみ上げてくる吐き気をこらえて喉にからみつく粘液を必死に飲み下す。
しかし嚥下するスペルマの量よりも、男の尿道口から放出される量の方が多く、
口内を満たした白濁液は唇とペニスの間からあふれ出て口の周りを汚していく。
ぷはっ!
男はようやく繭の口から肉茎を引き抜いた。
しかし肉棒はまだビクビクと脈打ち、白濁液の残りを彼女の顔に向かってまき散らす。
喉の奥に粘りつく粘液を吐き出そうとえずく繭の顔面を、降り注いだザーメンのかたまりが糸を引きながらしたたり落ちた。
そんな残酷な凌辱劇を冷ややかに見ていた侵略者たちのリーダーが繭の前に歩み出た。
「そろそろアルティメットガールの正体を話す気になったかね?」
その言葉を耳にして、繭はだらしなく放心した顔を上げた。
思考が濁って、声の主が近くにいるのか遠くにいるのかさえわからない。
(正体を話したら……、解放される……)
激しい凌辱の嵐に翻弄されて霧がかかったようにぼんやりした意識の向こうに、かげろうのようにゆらめく妹の顔が浮かんだ。
(白絹、ごめんなさい……、もう会えなくなるけど……、あたし、これ以上…、耐えられないの……)
精液がこびりついた唇が気だるそうに開かれる。
「言う……、言うから…、もう……」
「よろしい。ではアルティメットガールの正体は誰だ?」
「アル…ティメット、ガールの…しょう、たい…は……」
繭の口から絞り出すようにかすれた声が漏れた。
「正体は……、あたしよ…、あたしがアルティメットガールなの。殺すなら、あたしを、殺しな、さい……」
かろうじて途切れ途切れに言葉をつむいだ繭の唇から精液と唾液の混ざった物がドロリとこぼれて落ちた。
「見え透いた嘘でごまかそうとしても無駄だ。テレビで実況しているお前がアルティメットガールのはずがなかろう」
「実況中継で、テレビに出ているのは、身代わりよ……、私だって、宇宙の彼方からやってきた宇宙人、
あなたたちと同じように、進んだ文明を、持って、いる…。それ、くらい、の事は、で…き、る…わ…」
「どんな方法を使ってかね?」
「…………」
異星人のリーダーが問いつめるが、繭は答えない。
しかしそれは答えるのを拒否しているのではなかった。
答えないのではなく、答えられないのだ。
最後に残った気力を使い果たした彼女はもうしゃべりたくとも、一言もしゃべることはできなかった。
糸の切れた操り人形のようにぐったりと床の上にへたりこんでいる繭のうつろに開かれた瞳は何も映さず、
口から漏れる吐息だけが、まだ生命活動が続いていることを表していた。
「やれ」
リーダーが短く部下に命令を下すと、先ほどとは別の男が繭の口に長大なペニスを突っ込んだ。
一方下半身では念力で操られた手が再び極太バイブで肉洞をえぐり始める。
肉汁をまとわりつかせた淫具がその部分に出たり入ったりを繰り返すたびに女の裸身がビクッ、ビクッと反応した。
「むぅ、あ、あぁ……、い、いい……」
唇を犯すペニスにむしゃぶりつきながら、かしいだ首をガクガクと揺らして甘い声を漏らす繭。
紅茶のカップに沈められた角砂糖のように繭の心が崩れていく。
その表層にかすかに人間らしい思考が戻った。
(さようなら、白絹…、あたしの分まで、幸せになって……、真君と仲良くね……)
そんな思いも膣孔を掻き回していたバイブレーターが胎内の最奥部まで侵入してきた衝撃で霧散してしまう。
さらに別の男が繭の背後から片手を伸ばしてきて、激しい腰使いに弾む乳房を揉みしだき、
同時にもう一方の手でなまめかしい美尻をなでさすり始めた。
その手は少しずつ双臀の中央へと移動してゆき、ついに割れ目の奥に隠された不浄の小穴へとたどりついく。
男の指がくるくると円を描くように排泄器官の上で踊り、刺激した。
その愛撫によって官能の炎をさらに燃え上がらせた繭の肉体は無意識の内に胎内を占領するバイブレーターを締め付けた。
「あ、あぁ……」
どうやら菊門をいじる男の指にも催淫クリームが塗られていたらしい。
後ろの穴が切なくうずき、呼吸をするように広がったり、すぼまったりを繰り返し始める。
ズプッ。
柔らかくほぐれたアナルに凌辱者の指が入ってきた。
「う、ぐぅ……」
(そ、そこは、いや…、お尻はダメ、お願い、許して……)
過去につきあった恋人にも許したことのない部分。
そこを犯される未知の感覚に繭がおびえた声をもらした。
しかし無慈悲な男の指は、どのくらい深くまで入るものか試すかのように、腸腔の奥の奥までもぐりこんでくる。
(あ、あぁ、い、痛い……、お尻、痛いの、もう入れないでぇ……)
太い指が根本まで完全に穢れた穴の中に埋まると、今度はゆっくりと引き抜かれていく。
男は爪のはえた指の先端だけが内部に残る所まで抜いた。
だが、すぐに再び指を中へとめりこませてくる。
「ひ、ひぃっ!」
奥まで沈みきるとそこで指を回転させたり、曲げた指先で腸壁を引っ掻いたりして面白半分に排泄器官を凌辱した。
「うっ、んむぅ、くうぅ……」
しかも彼女を翻弄するのは菊門への責めだけではない。
身に余るほど大きな器具で攪拌される膣洞。
頬張ったペニスのくびれた部分に舌をからめて奉仕を繰り返す口腔。
念力で操られた指で執拗に転がされるクリトリス。
後ろから回された手でつままれて固くなった乳首。
分散した性感帯へと加えられる刺激が繭の体内でひとつに溶け合って彼女の性感を絶頂へと押し上げていく。
(ああ、ダメ、ま、また、イく……、もう、死ぬ、死んじゃう…)
視界の片隅にカメラで自分の痴態を撮影してる異星人の姿がよぎったが、理性はとっくに麻痺しきっていて少しも反応を見せない。
膣孔を犯すバイブレーターの動きが一段と激しくなった。
濡れた肉孔をかきまわす卑猥な水音がひときわ大きく響く。
「ヒッ、ヒイッ……」
男の剛直をくわえこんだ喉の奥から絶息するような悲鳴があがった。
「う、くうっ!」
繭の口がすぼまり、男根を強く吸い上げた時、男の忍耐が限界を越えた。
脈打つ肉柱が一瞬、大きく膨れ上がったかと思うとビクッと震え、大量の精液を繭の口内にぶちまける。
「うぶぅう〜〜っ」
その瞬間、繭の手にした極太バイブが女体の最奥をえぐり、同時に肛門をまさぐる男の指が根本まで一気に沈みこんだ。
「う、あぁ、ああああーーーーっ!」
ついに絶頂に達した彼女は浮き上がった腰を激しく痙攣させる。
前後の穴を同時に貫かれるという初めての体験の果てに極めた頂点。
これほどの悦楽を感じた事は繭のこれまでの人生で一度もなかった。
電流のように体を走る快美感で、白い裸身が弓なりにのけぞる。
女の本能が生殖器官に侵入した淫具をひときわ強く締め付けた。
「あ、ああ、あぁぁ……」
口から抜け出たペニスがほとばしらせる精液を顔に受けながら、繭は唇をわななかせてオルガスムスをむさぼり続けた。
飛び散ったザーメンが顔面に叩きつけられては、したたり落ち、一部は目に入って、視界を白く濁らせた。
しかし放心しきった繭はそれにも気がついてないのかも知れない。
精神の限界を越えた長い絶頂の波がようやく引き始めた。
ピクッ、ピクッと壊れた電気仕掛けの人形の様に痙攣をしていた彼女の体から徐々に力が抜けていく。
自分の体を支えることもできなくなり、繭は冷たい床へと崩れ落ちていった。
あお向けになって横たわる繭の汗と精液にまみれた胸が、荒い呼吸のたびに上下する。
「これ以上尋問しても何も得る物はあるまい。後はまかせる。
嬲り物にするのはかまわんが、その女にはまだ使い道が残っているから死なない程度にしておけ」
異星人のリーダーは繭を取り囲む部下達に命ずると、副官らしき一人を従えて部屋を出ていった。
窓から差し込む夕陽が建物の中を赤く染めていた。
廊下を歩くリーダーがかたわらの副官に話しかける。
「アルティメットガールの正体はあの女の妹、小春野白絹らしい。
この情報を元にアルティメットガール暗殺計画を最終的にまとめろ」
「わかりました。あの女、ボスがテレパシーで心が読めることには気がつかなかったですね」
「フフフ……、精神の深層まではわからないが、意識の表面に浮かんできた思考を読むことならたやすいよ。
テレポーテーションやテレキネシスが使えるのだからテレパシーも使えることに気がついてもよさそうなものだが、
もうまともに物を考える事ができないくらい肉欲に狂っていたからな」
「文明を持ってはいても、しょせんは原始的な劣等人種ということですか」
「だが私のテレパシーも、アルティメットガール本人の心は読むことができなかった。一筋縄では行かない相手だ。
やはり奴は我々にとって最大の障害だな」
「はい。だからこそ、人質を取っての心理作戦……」
「その通りだ。ククク…、アルティメットガール、おまえの命運はすでに我々の手中にある。覚悟して待っているがいい!」
長々と失礼しました。
なんか、いかにも続きそうな終わり方ですが、続きを書くかどうかは今の所わからないッス。
凌辱物って起承転結とかなくて、ひたすら女をいたぶる描写の繰り返しなので、一回のSSで
エロ表現のストックを使い果たしてしまって、2回続けての凌辱SSはキツいかなーとか思ったりして。
引き出しの多い人なら、そんなこともないのでしょうが。
GJ!!
そう言わず次回作を楽しみにしてます
テレビ、終わっちゃったなあ…
いや、まだ終わらんよ。
TVK組は今夜なのだ。
今から全裸で待機なのよ。
あと二十数分…、風邪を引かないようにな。
結局、白絹たんはあの蛆虫野郎と仲良くよろしくやるってオチかYO!
これじゃあヴィヴィたんが可愛そうすぎるじゃないか!
西園は猛省すべし。
どこかの会長さんみたく、眠ってる白絹たんの身体をいいように蹂躙するヴィヴィ・・・・・ハァハァ
百合物というのは「禁じられた想いの持つ背徳感」も魅力の一つだから、実らない恋で終わるもまた一興。
「いばらの森」みたいに悲恋だからこそ、印象深くなる例もある。
それにしても舞HiMEの一件はあちこちで話題になってるなぁ。見ればよかった。
そんなに強烈な場面があったのか?
新番組「極上生徒会」で下級生女子に触手をのばすレズ生徒会長役を生天目が演じるので
ヴィヴィの無念の何十分の一かでも、そっちで晴らしてくれるかと。
特にこれと言って・・・何が祭りになってるんだろ?
ようやっと最終回観たよ。
バカノリで終盤まで突っ走ってて最後だけシリアス締めるってのはお約束なんだけど、
ちゃんとやるべき事をやってるあたりの丁寧さがなかなか良かったね。
…とはいえ、ちょっとヴィヴィアンとかつぼみとか消化不良な気がしないでもないなあ。
あれでいいんじゃないかな。
彼女たちの今後について、いろいろ想像して楽しめる余地を残してくれてるから。
同人誌で?
東京MXテレビでウルトラマン第一作の放送が始まった。
あと三ヶ月、早ければベストタイミングだったのにぃ〜
しかし本家のウルトラマンも結構、とんでもない奴だな。
ハヤタの「使うとどうなるんだい?」の問いに、
ウッフッフッフと意味深な笑いで答えるウルトラマン。
お前、殺人の罪悪感無いだろって感じのw
そう、まさにその場面!
UFOマンの方は白絹達を死なせた事について、一応後ろめたく感じているというのに(嘘、ついてるけど)
それはそれとして、期待してた「極上生徒会」…
こんなにも、ダメだとは… ○| ̄|_
保守
>>133からの続き、投下します。
今回も凌辱物なので苦手な人はスルーしてください。
月曜日の朝。登校する白絹の表情は物憂げであった。
今の彼女には気がかりな問題が一つあったからだ。
それは昨晩、姉が帰ってこなかったという事。
もちろん姉の繭は自立した大人なので一晩くらいの外泊など、どうこう言うほどの事ではなかったが、何も連絡なしに、という点が多少引っかかった。
その白絹の前に一人の男が立ちふさがった。
「失礼。私はこういう者ですが、あなたは小春野繭さんの妹さんですね」
そう言いながら男は名刺を白絹に差し出した。
もし男が「小春野白絹さんですね」と話しかけていたら、いくらお人好しの彼女でも一応警戒しただろう。
しかしちょうど気にかけていた姉の名前を出されて、見知らぬ男に対する警戒よりも、姉の消息を知りたいという気持ちが先に立った。
白絹は受け取った名刺の文字を目で追う。
どうやらマスコミ関係の人間らしい。すると姉の昨晩の外泊はテレビ局の急な仕事のためだったのだろうか?
一方男は何気ない顔を装いながらテレパシーで白絹の心を探っていた。
実はこの男こそ繭を誘拐した張本人であり、ナクール星から地球を侵略するためにやってきた宇宙人組織のリーダーだった。
(むう、この娘、一見平凡な普通の少女に見えるが、私のテレパシーで心を読む事ができない。やはりこの白絹という娘がアルティメットガールの正体なのか?)
「あの、さっき私の姉の名前を言われましたけど……」
「はい、繭さんは今、私の仲間の元にいます」
私の仲間と言うと、やはりマスコミ関係者なのか?
どうやら姉はテレビ局の仕事で昨夜は帰れなかったらしい。
時間が不規則なマスコミの仕事ではさして不自然な事ではなかった。
そう考えて白絹はほっと安心する。
「しかし、あなたとこうして話すことができるのは光栄です」
「えっ? いやあ、そんなあ」
白絹はよく意味もわからないまま照れた。
「今、世間で大人気のアルティメットガールと直接、話ができたのですから」
「えへへ…、いやぁ……、えっ? えええっ!」
白絹の表情が驚きに変わる。
「な、なな、な、なにを、いいいい、言って、るんで、でででで、すか、
わわわ、私は、アル、ティ、メ、メラ、トロ、ガァル、にゃんかにゃ、あ、あり、まひぇん、にょ」
いくらとぼけようとしても、ここまで動揺していたらごまかせるはずがない。
彼女が本当にアルティメットガールでないのなら
「ハァ? あの、何を言ってるんですか?」程度の薄い反応しか、返ってこないだろう。
それがこれほどあわてているのだから、隠しようがなかった。
「フフフ、実は私は地球を我らが星の支配下に置くためにやって来たナクール星人。
アルティメットガール、おまえの姉、小春野繭は我々の手の中にある。姉の命が惜しければ我々の挑戦を受けよ」
「い、いやです。それよりお姉ちゃんを返して!」
そんなやりとりをする二人の前に一台のバイクがやってきて停車した。
バイクを運転していた少年が白絹に向かって話しかける。
「おはよう、白絹君。急がないと遅刻するぜ。よかったら後ろに乗せていこうか?」
少年は白絹が秘かに恋しく思っている諸星真であった。
「ま、真さん! ダメ! すぐにここから逃げて!」
「え?」
あわてふためく白絹の言葉にきょとんとする真。
その隙をついてナクール星人の手から光線が少年に向かって放たれた。
「うわあっ!」
怪光線を浴びた真は叫び声をあげながら、バイクごとその場に倒れ、気を失った。
「真さんっ!」
「こいつが高校生特派員とやらの諸星真か。
フフ、殺しはせん。しかしお前が我々の挑戦を拒むのなら姉だけでなく、この男の命も保証はできなくなるぞ」
「そんな!」
地面に伏した真に手を出させまいと、駆け寄ろうとした白絹だったが、
真の体は彼女の目の前でフワリと宙に浮き、そのまま手の届かない高さまで上がってしまった。
これも宇宙人の超能力、テレキネシスだ。
「ハハハハハ。正義の味方、アルティメットガールが何の罪もなく囚われた二人を見殺しにしないよう願っているよ」
高らかに笑う宇宙人と真の姿が消えて行く。
「あ、ま、待って! 真さんを返して!」
あわてて追いすがる白絹だったが非情な侵略者は彼女の言葉を無視して去ってしまった。
「なんと! あの凶悪な宇宙人が地球に潜入していたとはな……」
白絹の背後からUFOマンがひょっこり顔を出した。
「UFOマン! いたのなら宇宙人と交渉してよ!」
「いや、だって、あいつヤバそうじゃん」
「…………」
「それよりつぼみとヴィヴィアンを呼んで四人で対策を練らなければ。携帯を貸してくれ」
「うん……」
白絹はポケットから携帯電話を取り出して、UFOマンに渡した。
「よし、ふむ、おや、真君からメールが。何だ、結構ヨロシクやってるじゃん」
「人の携帯のメールチェックなんかしてないで、早く二人に電話して !!」
「はいはい……」
そしてつぼみ達に連絡を取ったUFOマンが白絹に携帯を返す。
「二人ともすぐに来るそうだ。さすがにつぼみはショックを受けていたな。なにしろ実の兄がさらわれたのだから」
しかし白絹からの返答はなかった。
UFOマンが電話をしている間に立てかけた真のバイクの前にじっと立ちつくしている。
「あたしのせいだ……、あたしがアルティメットガールだったからお姉ちゃんも、真さんも、こんな目にあって……」
「白絹……」
その時地面が激しく揺れて、白絹は足をすくわれた様に地面に倒れた。
「な、何?」
「あれを見ろ! 怪獣が現れた!」
「ええっ、こんな時に? じゃあ、これがあの宇宙人の言っていた挑戦?」
「こんなに早く仕掛けてくるとは! 二人が来るまで待てない。
相手が白絹をターゲットにしているのにみすみす貧乳で迎え撃つのは危険だが、仕方がない。変身だ!」
二人は急いで路地に入る。そして人が見ていない事を確認し、白絹は着ている物をすべて脱いだ。
「アルティメット・イきます!」
『ただいまから予定されていた番組を変更して、東京都中野区に出現した怪獣に関する特別報道番組を放送します』
ZATVおなじみの怪獣中継が始まった。
しかしその次の展開はいつもと違っていた。
『テレビの前のみなさん、こんにちは。UG解説の岡村です。
今回はいつも実況を担当している小春野繭が事情により出演できないため、
わたくし、岡村が実況と解説を兼ねさせていただきます』
テレビの画面が岡村のバストショットから、街の遠景に切り替わる。
ビルとビルの間に、巨大な生物の姿がうかがえた。
怪獣は全身が黒い色をしており、頭には大きな角が生えていた。
するどい牙、長い尾、にらみつけるような目。
体のいたる所から攻撃的なオーラがにじみ出ている。
『これが今回出現した怪獣です。これまで我々の研究によって怪獣には共通する形状の器官があり、
そこを攻撃されると消滅してしまう、いわば弱点である事が確認されています。
その弱点は統計上、股間についている事が多いので、まずはその部分に注目してみましょう』
岡村の言葉に従ってカメラがズームして怪獣の股間を大写しにした。
『やはり今回も股間に弱点と見られる器官があります。しかし…、その上に何かの突起がついてますね。
映像からは透明なカプセルの様に見えますが…、あれは一体なんでしょうか?』
その時、まばゆい光とともにビルの谷間に巨大な人の姿が現れた。
『おおーっ! みなさん、アルティメットガールが出現しました。純白の戦士、貧乳です!』
怪獣を前に、腰を低くして身構えるアルティメットガール。
「貧乳、人質をとっての挑戦など、まともに戦いを挑んでくるとは思えん。奴らが卑劣な手を打ってくる前に怪獣を倒してしまおう」
「うん」
UFOマンの言葉に同意するUG貧乳。
速攻で敵を倒すとなれば一撃必殺でコアを攻撃するしかない。
ところが、そのコアを見た白絹がとまどいの声を漏らした。
「あのコア、いつもと違うけど……」
「うむ、コアの所に円柱状の透明なカプセルがついているな。円柱の直径が1メートル、長さは2メートル強といった所か」
「その透明なカプセルの中に何か入ってる。あれ人じゃない?」
「おお、そうだ。人が閉じこめられている。しかもあの人間は……」
『ああーーっ。あれはぁっ!』
実況していた岡村が突然大声をはり上げた。
『ま、ま、繭君だっ!
怪獣の股間についているカプセルに閉じこめられているのは、我がZATVのレポーター、小春野繭です!』
「お姉ちゃん!」
「姉ちゃん!」
白絹とUFOマンもそろって驚きの声を上げた。
怪獣が出現した場所からすぐ近くのビルの屋上に、人間に化けたナクール星人のボスがいた。
「フフフ、用心棒怪獣ブラークキングよ。コアに人質を収めているお前にはアルティメットガールも手を出せない。
何も恐れずに思う存分、暴れてやれ」
一方、怪獣と対峙している白絹達はどうしていいか対策に苦慮していた。
「ど、どうしよう。コアの所にお姉ちゃんがいたら攻撃できないよ」
「ううむ…、人質をとっての挑戦など、まともな戦いではないと思っていたが、こういう事だったのか」
コアに閉じこめられた繭は毛布のような布を身にまとい、カプセルの内壁を両手で叩きながら、口をパクパクさせている。
おそらく何か大声で叫んでいるのだろうが、白絹達に声は届かない。
それでも生存だけは確認できた。
「よし、ビームで怪獣の足下を撃て」
「ええっ、どうして?」
「いいから! 当てるなよ」
「う、うん」
白絹が両腕を十字に組み、ビームを発射する。
閃光が怪獣の足下で炸裂し、地面を吹き飛ばした。
爆発によって飛び散った土砂が怪獣の目に入り、一瞬ひるむ。
「今だ! 一気に接近してコアを引き抜け!」
「うんっ!」
アルティメットガールの巨体が空気を切り裂いて怪獣に詰め寄った。
そして体をかがめてコアに手を伸ばす。
ところが怪獣の長い尾が、そこだけ独立した生物の様に動き、すばやく白絹の体にからみついた。
「な、なに?」
次の瞬間、白絹に巻き付いた尾から電撃が走る。
「きゃあああっ!」
「うわあーーーっ!」
巨人と怪獣の戦いを見ていたナクール星人が不敵に笑う。
「フフフ、ブラークキングにはエレーキングの電撃能力も持たせてある。
あの尾に巻き付かれた者が電気ショックから逃れるすべはない!」
「ああぁぁ……」
ようやく怪獣の尾が貧乳の体から離れた。
しかし戒めから解放されても白絹は反撃することもできずにその場に倒れ込んでしまった。
大地に横たわったUG貧乳はピクリとも動かない。
敵が戦闘力を失ったと見て怪獣が白絹に近づいて来る。
すると突然白絹が飛び起きて怪獣のコアをつかんだ。
「秘技・死んだふり!」
そのまま繭が閉じこめられたコアを引き抜こうとする。
ふいをつかれた怪獣だったが、それも一瞬の事。
すぐにUGに対して、反撃をかけてくる。
怪獣は白絹目がけて口からガスを噴射した。
「うっ!」
毒ガスか、とひるむ白絹だったが苦しくはない。
何も異常がないことに拍子抜けしつつ、再び怪獣のコアを引き抜こうと体勢を立て直そうとするが……
「えっ? な、なに?」
全身から力が抜け、その場に倒れてしまう。
すぐに立ち上がろうとするが、手足に力が入らず思うようにならない。
しかも胸の鼓動が早くなり、全身が熱をはらみ始めた。
(な、何? 体に力が入らない……、それに体中が火照ってる…)
白絹の腰が長時間正座した時の様にモジモジと動き出した。
「UFOマン、UFOマン、体が何かおかしいの 今のガスは一体何だったの?」
「きゅう……」
しかしUFOマンはさっきの電撃によって、すでに気絶していた。
巨大な体の白絹でさえ、倒れて動けなくなるほどの強力な電気ショックだ。
今の彼の小さな体で白絹と同じ衝撃を浴びれば、ダメージの大きさが白絹とは比べ物にならないのはやむを得ない。
もっとも、彼女たちを戦いに巻き込んだという彼の立場を考えると、少々だらしないと言えるかも知れないが。
UFOマンはあてにせず、一人でも戦おうと、ふらつきながらも貧乳はなんとか立ち上がった。
しかし、かろうじて立っているのが精一杯という有様だ。
怪獣が脱力している白絹を突き飛ばすと、彼女は二、三歩、後ずさりして、あっけなくその場に尻餅をついてしまう。
ちょうどその真下にコンビニ配送用の中型トラックが止めてあった。
おそらく間近に出現した怪獣にあわてたドライバーが乗り捨てていったのだろう。
白絹が座り込んだ時、トラックの後部に取り付けられたコンテナの角が少女の股間に当たった。
「あっ!」
その部分から、じいんっ、と痺れるような甘い波が全身に広がる。
(今の、何…?)
突然の切ない感覚に反射的に浮き上がった腰を、もう一度恐る恐る降ろす。
コンテナの角が再び白いスーツに包まれた恥丘に当たる。
「ああっ…」
白絹の艶やかな唇からかすれた息が漏れる。
いつしか白絹はトラックのコンテナの角に、自らの股間をぐりぐりと押し当てていった。
(あぁ、ダメ…、怪獣と戦わなきゃ……、でも、やめられない……、あたし、どうしちゃったの?)
頬を上気させ、うっとりとした表情で腰をうねらせる。
しかし、ぎこちなく、ためらいがちなその動きでは、かえってもどかしさがつのるばかりだ。
(もっと、強く……、そうだ、こすりつけるんじゃなくて、指を使えばもっと……)
ぼんやりとした頭でそんな事を考えていた時、彼女の重みに耐えかねたトラックのコンテナがぺしゃん、とつぶれてしまった。
「えっ? あたし、今、何をしてたの?」
お尻がストンと落ちて、地面にぶつかったショックで白絹は我に返った。
(あ、あたし……、もしかして、今、みんなの見てる前でエッチな気分になっていたの?)
自らの行為をかえりみて白絹の顔が真っ赤になった。
実は白絹にはオナニーの経験がなかった。
もちろん、そういう事は知っていたし、興味もあったが、想像力過多な彼女はその行為をしている自分の姿を想像しただけで
ドキドキと胸が息苦しくなってしまい、ある種の怖さを感じて実際に自分でした事は一度もなかったのだ。
悶々とした気分を自分で解消できぬまま次の朝を迎えた日など、
「つぼみやヴィヴィもしてるのかな?」と思ってつい相手の顔を見つめてしまい、いぶかしがられた事もあった。
(も、もしかして、今のが、オ、オナ……? わ、わ、わ、私、みんなが見てる前でオ、オ、オ…をしようとしてた……?)
「いやあぁぁぁーーーーーっ!」
あまりの恥ずかしさにパニックになった白絹はガバッとその場から勢いよく立ち上がった。
ところが、ひざに力が入らず、ヘナヘナとその場にしゃがみこんでしまう。
「やっぱり体に力が入らない……、どうして?」
そんな彼女に怪獣が近づいて来た。
まともに動けない彼女を見た怪獣が、ここぞとばかりに攻撃を加えてくるものと思った白絹は身をすくませるが、
いっこうに襲いかかってくる気配はない。
「ひゃんっ!」
接近した怪獣を警戒して体を強ばらせていた白絹が突然、気の抜けた様な声をあげた。
予想外の方向、体の下の方から突然、妙な感触がしたのだ。
あわてて下へ視線を送ると、怪獣の長い尾が股の下をくぐって後ろから前へ伸びていた。
そして尾のゴツゴツした表皮で白絹の股間をこすり始めた。
「あ、くふっ」
さっき、トラックのコンテナの角に下腹部を押しつけた以上の快感が体中に広がっていく。
「だ、だめっ、だめだよぉ……」
脱力した白絹は上体を支えきれずに地面に両手をついた。
四つん這いになった白絹の股の間を怪獣の尾が前後に動き、スーツ越しに割れ目の上をゴシゴシとこする。
うつぶせの体勢になったために、胸の肉が重力に引かれて、いつもよりボリュームを増して見える。
普段なら白いスーツに包まれ、つるんとしている丸い胸の中央にかすかに影が浮かんできた。
スーツの内側で、それまで縮こまっていた乳首が性的興奮によって少しずつ固くなり始めているのだ。
つまり胸の中央にうっすらと浮かんだ影は、立ち始めた乳首の形だった。
「う、くうぅ…、くうっ」
少女が抵抗しないのをいいことに、股間をこする尾の動きは激しさを増していく。
それに呼応するかの様に、無意識の内に白絹の腰もなまめかしく揺れ始めた。
「あんっ、あ、あぁ……」
少女の体がビクッと震えて硬直した。
「くっ、ああっ!」
白絹は怪獣の尾で股間をこすられて、軽くイッてしまったのだ。
やっと性の世界の入り口を覗いたばかりの少女は、衆人環視の中、生まれて初めてのアクメを体験した。
「はぁ…、はぁ…」
開発された体が得る悦楽とくらべれば、子供の遊びのような浅い絶頂だったが、
奥手な少女は薄くまぶたを閉じてその快感に酔いしれた。
「正義の味方が他愛ない物だな!」
白絹が声のした方向を見上げると、いつのまにかそこには異形の怪人が立っていた。
体の大きさはUG貧乳より二周りほど大きい。
目に当たる所には赤い色の四角いクリスタル状の結晶が光っている。
口の部分には発声器官らしき物がついているが、地球人のように開閉はしないようだ。
そして額から頭頂部にかけて角ともヒレともつかない形状の物がついている。
体の方はマント状の長い布をまとっているので、どうなっているのか判断はできなかった。
「その声…、さっきの宇宙人?」
「そうだ」
「くっ!」
白絹は気だるい体を懸命に起こして立ち上がり、宇宙人に挑みかかるが、
力のないパンチはたやすく受け止められてしまった。
「ほう、さっきの催淫ガスを吸って、まだそこまで動けるとはな。ならば、もう少し念を入れておくか」
そう言ったナクール星人のマントの下から銀色の光が飛び出し、白絹の体に巻き付いた。
「な、なに?」
銀色の光に見えた物はロープだった。
自律的に動く仕掛けが組み込んであるのか、白絹の体にからみついたそれは、
誰が触れているわけでもないのに勝手に少女の華奢な体を縛り上げていく。
「くあっ、い、痛い……」
二つ折りになったロープで、まず最初に両手首を背中の下で重ねられ、一つにくくられた。
そのロープの先端が前にまわり、胸の膨らみの上を通って後ろに帰ってくる。
手首にかかっているロープをくぐって、引っかけた後、180度反転して再び前に向かい、
今度は乳房の下を通って背中へ戻ってきた。
その縄が最後に、背中を横に走るロープと手首から縦に伸びるロープの交差する部分で結ばれて、
白絹の上半身を縛り上げた。
「後手縛り」と呼ばれる基本的な女体の縛り方だ。
柔らかい乳肉の上下をロープが締め付ける。
形のいい乳房が絞り出されて変形していた。
「うう……、くぅ」
体を厳しく締め上げられて、手を動かすどころか、息をするのさえ苦しい。
ナクール星人のマントの下から再びロープが飛び出し、今度は白絹の下半身にからみついた。
ふたつ折りになった二本目のロープは白絹のくびれたウェストを一周すると臍の上で縄の折り目をくぐり、
90度向きを変えて下へ向かう。
ロープは途中でコブを二つ作りながら、前から後ろへ股間の下を抜けた。
その女体の下腹部を縦に切り裂くロープが、腰の背面で横縄と結びついて下半身への縛りを完成させる。
「う、くぅ……、あぁ、苦しい、ほどいて……」
T字に縛られたロープは、少し体を動かしただけでも、柔肌をギリギリ締めつけてくる。
しかも、さらに少女の苦痛を倍加させる仕掛けがロープにはあった。
二つのコブ状の結び目が正確に女体の二つの弱点、つまり下腹部の敏感な割れ目と双臀の間の後門の上に食い込んでいるのだ。
身動きすればするほど、コブがそこに埋め込まれていき、繊細な器官をえぐる事になる。
全身を緊縛され、締め付けられる苦しさでうめいている白絹の髪の毛を後ろからつかんだ怪獣が、強引に顔をあげさせる。
その彼女の首にナクール星人は頑丈な首輪をはめた。
首輪には長い鎖がつけられ、その先を侵略者の手が握っている。
それは主人に絶対服従をする奴隷の証であった。
宇宙人は鎖をいったん手前に引いて少女の体を引き寄せ、肩に手をかけると、思い切り白絹を突き飛ばした。
両手を拘束された白絹は体をかばう動作さえとれずに、地面の上に投げ出される。
イモムシの様に転がる白絹の体の下で、運転手に廃棄された乗用車が何台かつぶれていった。
「フハハハハ、見たか、地球人達よ。今までお前達を守っていたアルティメットガールは我々ナクール星人の前に敗れた。
もはやお前達の守護神は私の所有する奴隷に堕ちたのだ。
今からお前達地球人がたどる未来を、この奴隷の身をもって見せつけてやる。
この娘のみじめな姿を見ながら、せいぜい覚悟を決めることだな」
ナクール星人が高らかに勝利を宣言した。
『な、なんという事でしょう。我らのアルティメットガールが…、貧乳が、悪辣な宇宙人に敗北してしまいました。
こんな光景が信じられるでしょうか? 今、貧乳は全身を縛り上げられ肉の塊のように地面に転がっています。
私たち地球人はこのまま、あの凶悪な宇宙からの侵略者によって支配されてしまうのでしょうか?
ああ、アルティメットガールよ、立ち上がってくれ。もう一度君の勇姿を我々に見せてくれ。頼む、アルティメットガール!』
マイクに向かって絶叫する岡村の言葉はじかに戦いを見ている、
そしてテレビの前に釘付けになっている全国の何万という人々の気持ちそのものであった。
「アルティメットガールが負けた……」
「これから一体、どうなるんだ……」
不安を訴えるざわめきが町々に広がっていく。
【つづく】
ヴィヴィ、愛の力で白絹君を救出するんだ!
166 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 01:37:57 ID:UE75yUCv
期待age
>>164からの続き
「さあて、そろそろ服従の証を見せてもらおうか?」
白絹の首輪の鎖をつかんだ宇宙人が、少女を強引に立ち上がらせる。
「な、何を……」
「私の用心棒怪獣、ブラークキングのコア、いや、そんな実状をごまかした言葉を使うのはやめよう。
ブラークキングのペニスを口でくわえろ。舌と唇で怪獣の男根に奉仕をするのだ」
「そ、そんな。い、いやぁっ!」
今まで怪獣の股間にはえた突起を「コア」と呼んでいたからこそ、
恥ずかしがり屋の白絹も、あれは怪獣の弱点なんだと自分に言い聞かせて、手でつかむ事もできた。
しかし一度、ズバリ、ペニスと言われてしまうと、もう自分をだます事ができなくなり、
後は男性器としか見えなくなってしまう。
今の白絹にとって怪獣のコアは男根以外の何者でもなく、もはや手で握るどころか、直視することさえ
恥ずかしくてできない部分となった。
それなのに、そこを口でくわえろと言うのだ。
とうていできる事ではなかった。
「いいのかな? 怪獣の男根をよく見てみろ」
「うぅ……、えっ?」
透明なカプセル状のコアに目を向ける白絹。
コアの中に閉じこめられた繭の足下で異変が起きていた。
カプセルの底に直径10センチほどの穴が五つ開いた。
穴はそれほど大きくないので繭がその穴から下へ落ちる心配はない。
しかし別の危機が繭に襲いかかった。
その穴から大量の白濁液が湧き出してきたのだ。
まるで海へボートで漕ぎ出したはいいが、沖でボートの底に穴が開き、海水が船の中に入ってきたような状況がそこで起きている。
当然、コアの中の繭はあわてた。
「な、何? うっ!」
繭は思わず足下を濡らす粘液の臭いに顔をしかめる。
「この臭い……、まさか、これ、全部精液?」
カプセルの中へと湧き出してきた液体は、彼女が昨日からずっと口の中に、膣と肛門の中に、
そして全身に浴びせられていた男の体液だ。
それがカプセルの底から湧いて出て、みるみる水位(?)を上げてくる。
水かさは繭のくるぶしからすね、ふくらはぎへと増していく。
ひざの上までザーメン溜まりに浸ってしまい、あまりにもおぞましいその感触と、濃厚な臭気に吐き気がこみ上げてくる。
しかし本当の恐怖はこれからだ。
このまま量が増え続ければ程なくコアの中は精液で満ちてしまうだろう。
そうなれば当然、繭は息が出来ず、精液の中で溺れ死ぬだけだ。
「嘘でしょ! あたし人質よ! 人質を殺す気なの!」
繭が直面している危機は、見ている白絹にも理解できた。
「や、やめて、このままじゃ、死んじゃう!」
「その通りだ。しかし人質が死ぬかどうかは、おまえの努力にかかっている」
「ど、どうすれば助けられるの?」
「怪獣のペニスを満たしていく液体は精液だ。そしてペニスに精液を吐き出させる方法と言えば決まっているだろう?
口にくわえてしゃぶるもよし、性器に受け入れて締め付けるもよし。
どんな方法でも快感を与えて射精させればペニスの中の精液はなくなる」
「そ、そんな。あたし、やったことないし、ここじゃみんな見ているし、で、できません……」
「できなければ人質が死ぬだけだ。もうペニスの中は七割がた、精液で満たされているようだぞ」
確かにナクール星人の言うとおり、透明なカプセルの中では繭が残ったわずかなスペースに頭を出し、息苦しそうにしている。
迷っている時間的余裕はなかった。
「くっ……」
あどけなさの残る顔を真っ赤にしながら白絹は怪獣のコア、いやペニスの前にしゃがんだ。
両手を背中で縛られている以上、手でこすって射精に導く事はできない。
だとすれば……
(し、舌で…、するしかないの?)
口で男の象徴を愛するという行為については白絹も知っていた。
もっとも、この場合、知らない方が抵抗無く、それを行えただろう。
なまじ知っているからこそ、かえってためらう気持ちが大きかった。
「くぅ……」
白絹は目をつぶって、毒でも口にするかのように舌の先をそれへ伸ばした。
(し、白絹……)
カプセルの中の繭の顔が苦悩に歪む。
自分を助けるために、妹かもしれない少女は公衆の面前でフェラチオをしようとしてるのだ。
その妹の心中を思うと胸が痛んだ。
その繭の目の前に巨大な肉の塊が迫って来ている。
もちろんそれはアルティメットガール貧乳の舌なのだが、眼前で見る巨人の体の迫力に繭は圧倒された。
「あ、相手が妹かもと思っていても…、これはスゴいかも……」
そしてついに白絹の舌が怪獣の剛直と接触した。
(うわっ、熱い……)
少女の舌先がれろっ、れろっ、とペニスの表面をなめる。
さらに舌の先で字を書くようにねぶったり、唇をすぼめてチュ、チュパッ、と吸い上げたりした。
するとそれまで白絹の行為をただ動かずに受け入れていた怪獣の手が少女の頭を押さえたかと思うと、
腰を前に押し出して自らの怒張をいきなり白絹の口の中に突っ込んできた。
「ぐぶっ!」
突然、野太い剛直を喉の奥まで押し込まれて白絹がくぐもった悲鳴をあげる。
小さな口の中からペニスを吐き出そうともがくが、怪獣はおかまいなしに彼女の口腔をかきまわした。
どうやら今までの白絹のやり方では物足りないと、怪獣がじれたらしい。
「うぶっ、んん、ぐっ……」
喉の奥を好き勝手に突かれる苦しさで白絹の目に涙が浮かぶ。
「口でくわえろ」という要求がもう充分、相手に伝わったと判断したのか、頭を押さえつけていた怪獣の手から力がぬけた。
楽になった白絹は相手の要求する通り、唇での奉仕を口腔でのそれに切り替える。
いったん口の中、深くまで飲み込むと怒張に唾液をたっぷりまぶしてから、ゆっくり顔を後ろに引いていく。
白絹のつややかな唇が透明な唾液の糸を引きながら、怪獣のペニスから離れた。
そして薄くまぶたを閉じて再び男根に顔を近づける。
「はっ、あむっ……」
白絹はチュッ、チュッ、と音を立てて亀頭に当たる部分に口づけをした。
「ん…、むぅ……、んん」
サインペンのペン先にキャップをかぶせる様に、固く勃起したペニスを口で受け入れる。
そして、頬をへこませて男根をズズッといやらしい音がするくらい強く吸引した。
白絹はいったんペニスから口を離して、それを見てみると、カプセルの中では、今まさに繭が白濁液の中に没しようとしている所だった。
80度近い角度で屹立している陰茎の頂点に繭は顔を出して残った空気を必死に吸っているが、
あと10センチも水位が上がればカプセルの中は完全に粘液で満たされ、1センチ立方ほどの空間さえなくなってしまう。
「た、たすけ…、がぼっ」
白濁液の中で背伸びをしていた繭の足がすべったのか、突然彼女の顔がスペルマの中に沈んでしまった。
「お、お姉ちゃん!」
白絹はあわてて怪獣の男根にむしゃぶりついた。
(早く、早く射精させないと、お姉ちゃんが死んじゃう!)
なりふりかまわず怪獣のペニスをくわえて顔を前後に動かす。
フェラチオを指す隠語そのままに、まるで尺八を吹くように、少女の顔が前後左右に踊った。
それだけ激しく上半身を動かせば、当然下半身がじっとしていられるわけがない。
動けば動くほど股縄は割れ目に食い込んだ。
「う、うぅっ……」
しめつけた縄がキュッ、キュッ、と音をたてて柔肌に噛みついてくる。
(お姉ちゃんを…、お姉ちゃんを助けなくっちゃ……)
下半身からの苦痛にさいなまされながら口唇奉仕を続ける白絹の心の中ではこの言葉だけがリフレインしていた。
恥も外聞も忘れて、淫鬼にとりつかれた様に男根をしゃぶる。
(早く、早く射精して! お姉ちゃんが死んじゃう!)
口からあふれた唾液があごをベタベタに汚していくが、気にしている余裕などない。
やがて怪獣のペニスがビクビクッと脈打ち、グググッと膨れ上がった。
そして次の瞬間……
ビュルッ!
「ごぶっ!」
コアの先端に縦に裂け目が入り、そこから内部に溜まった白濁液が一気に白絹の口の中に噴出した。
「う、うぶっ……」
喉の奥に叩きつけられる熱いザーメンの感触に白絹は眉をたわませて耐えた。
こみ上げてくる吐き気をこらえて、コアの中に残った粘液を最後のひとしずくまで吸い出そうとする。
ズッ、ズズ…、ズルッ
シェイクの残りをストローで吸い上げた時の様な下品な音が少女の口から漏れた。
しだいに粘液の吐き出される勢いが衰え、口の中のコアが小さくなってきた。
「ぷはっ」
待ちかねていたかの様に、男根から口を離す白絹。
涙でにじんだ目でコアを見つめると、カプセル内部の白濁液は空になっており、
体中を粘液まみれにした繭がぐったりとコアの内壁に体をあずけている。
今の今まで液体の中で息を止めていた彼女の胸が荒い呼吸で大きく上下しているのが確認できた。
(よかった。お姉ちゃん、生きてる……)
ほっとした途端、口の中に溜めていた物への嫌悪感が急速によみがえってきた。
「うっ!、げぇっ、げほっ、げほっ!」
白絹は背中を丸めてうずくまると、口内を満たす怪獣の精液を地面にぶちまけた。
「ぐっ、げほっ、げほっ」
激しくあえぎながら精液を吐き続ける巨大な少女。
できれば口の中を水ですすぎたいが、この大きな体で飲める水など周囲にはない。
口を犯され、胃の中を汚された悔しさ、みじめさに白絹は嗚咽した。
「チッ、せっかく出された物を吐き出しおって。今回は初めてだから特別に吐き出すのを見逃したが、
次からは一滴残らず飲み下さないと罰を与える。ようく覚えておくことだ」
口の周りに精液のかたまりをこびりつかせたまま、すすり泣く少女を見下ろして異星人は冷たく言った。
【つづく】
>>173からの続き
「あっ、な、何?」
白絹が突然、困惑した声を上げた。
彼女の下半身を縦に割って走る股縄が小刻みに震動を始めたのだ。
さすがにアルティメットガールの巨体を縛るためのロープ。
当然、人間用の縄とは太さも長さもまったく違う。
そのためロープの内部に自動的に対象を縛り上げる制御装置や、震動を起こして刺激を与える仕掛けなど、
いくつもの機能を組み込まれているらしい。
「ああ、いやあ……」
白絹の盛り上がった下腹部に食い込むロープが震動すると、催淫ガスに冒された肉体の中心から甘い、
痺れた様な感覚が発生し、全身に広がっていく。
「うう……、何? これ…、あぁ、あたし…、変……」
女の源泉が切なくうずきだし、無意識の内に腰が淫らにうねる。
上下を縄で締め上げられ、パンパンに張った丸い胸肉の頂点が固くしこり、白いボディスーツを内側から持ち上げていく。
もし、彼女が地面に伏していなかったら、薄いスーツの下の乳首が固く屹立しているのがはっきりと見えていただろう。
大人の女が一人で楽しむための器具を秘唇に押し当てたのと同様の快楽を、震動する股縄は少女に与えた。
性的に未熟で、快感をコントロールする方法を知らない少女は、押し寄せる悦楽の波をかわすこともできずに、
肉欲の海に飲み込まれていった。
ナクール星人が白絹の背中に寄り添い、後ろから手を回してきた。
縄に絞り出された胸肉に手を乗せると表面をさわさわとなでる。
Bカップの曲線を確かめるように、男の指が膨らみの上で滑った。
「ああ…、いや……」
白絹が拒絶の言葉を口にするが、それはどこかあきらめの気持ちが混ざった弱々しい声だった。
宇宙人はひとしきり、なでまわした後、今度は手に力を入れて胸丘の柔らかい感触を楽しむ。
指を胸の肉に沈めると、十代の肌が持つ弾力が手の平に返ってくるのが心地いい。
「ほう、もう乳首が立っているな。股縄がそんなに気に入ったか?」
「いや…、違う、これは違うの…」
「何が違うものか」
男はスーツ越しに乳首の上に指を乗せ、クリクリと敏感な突起を転がす。
「ああ……」
耐えようとしても、官能のスイッチが入ってしまった体は、少し性感帯をいじられただけでも切なくしびれ、甘い吐息が漏れてしまう。
「胸でこんなに感じているのだ。下だって無反応ではあるまい」
ナクール星人は片手で乳首をもてあそびながら、もう一方の手を白絹の股間にのばした。
下腹部を縦に割って走る股縄に指を乗せると、レールの上を走る電車の様に、指をロープにそって下から上へ、スーッとなで上げる。
「あ、ああ……」
同じ事を二度、三度、繰り返した後、今度は少女の下半身にかけられた股縄に作られたコブに指を乗せた。
そして、それをぐっと押し込んだ。
小刻みに震動する股縄の結び玉は狙いを外す事なく少女の肉溝の上で踊っている。
その震動する結び目が男の指によっていっそう深く食い込んできた。
その上、宇宙人はもう一方の手を白絹の背後にまわし、肛門に含まされたコブも、前面と同様、指で押して中へめりこませた。
「あぁぁ……」
性器と排泄器官を震動する結び玉で嬲られて、白絹の口から切ないあえぎ声がこぼれる。
侵略者はただコブを上から押さえつけるだけではなく、
押さえつけたまま指を小刻みに左右に動かして、少女の媚肉にさらなる刺激を加えた。
次に宇宙人はコブの上から指を離すと、今度は縄と下腹部の肌の間に指をこじ入れてきた。
腰にT字型にかかっている縦縄の上の部分だ。
きつく締め上げられた縄と肌の間には指一本入る隙間もなかったが、男はそれでも強引に指を縄の下にくぐらせる。
そして股縄を握ると腕に力をこめてぐいっと上へ持ち上げた。
「ひぃっ!」
スーツ越しに淫裂にバイブレーションを与えていた縄のコブが今まで以上に深く割れ目に食い込んできた。
コブ状の結び目がクレバスを押し開き、膣口のとば口にもぐりこんで震動を伝えてくる。
白絹は体をこわばらせて媚肉に食い込む縄バイブの責めに耐えた。
やがて縄を持ち上げる宇宙人の腕から力が抜けて、股縄の締め付けが少し緩んだ。
「あ、は……」
わずかではあるが縄バイブの責めが軽くなって、白絹は全身の緊張を解く。
しかし非情な宇宙人は縄を握った手を持ち上げて、再び股間に食い込ませた。
「あ、くぅ〜〜」
白絹が悲痛なうめき声を漏らすと、男は縄を持ち上げた手を下げる。
だが少女が充分な休みをとる前に、また持ち上げる。
宇宙人は気まぐれに、それを繰り返した。
その責めがリピートされているうち、白絹の意識が麻酔をかがされた様にぼんやりとしてくる。
体内で燃え上がった官能の炎の前に、理性という名の防壁は紙のように簡単に灰になり、崩れていった。
男がたわむれに縄を持ち上げている手を左右にゆする。
そのためコブ状の結び目が接触する部位がわずかに変わった。
今まで膣口の真上に乗っていた結び目がずれて、今度は淫裂の上端に位置する敏感な肉芽に触れることとなった。
縄につけられた結び玉が薄いボディスーツ越しにクリトリスを押し潰し激しい震動を加える。
「ひぃっ、あぁぁぁぁ……」
股縄バイブの震動と同調するように白絹のあえぎ声も震えた。
過敏な神経のかたまりに直に伝わる激しいバイブレーション。
今まで以上にボルテージが上がった快感に白絹の目は大きく見開かれ、口からは唾液とザーメンが攪拌された白い泡を噴いて悶え狂った。
「ひ、ひぐっ、あ、あ、あ、許して…、もう…、もう、ダメェ!」
クリトリスと肛門に襲いかかる快美感の波に翻弄されて、あどけない顔をした少女はついに肉欲の頂点を極めた。
「うっ、くうぅ…、あああーーーーっ!」
怪獣の尾で股間をこすられて達した先程のエクスタシーとは比べ物にならない位の強烈な絶頂。
背筋を突き抜ける快感に白絹は体をのけぞらせた。
「あ……、あぁ、ああぁ……」
目を固くつぶり、歯をくいしばった表情で天をあおぐポーズのまま、少女はヒクヒクと震えている。
「はぁ…………」
大きく息を吐き出した後、少女の体はゆっくりと地面に崩れ落ちていった。
地面に伏して脱力している白絹の下半身を締め上げていた股縄が、縛った時と同じように、
まるで意志を持つ物の様に自ら結び目を解き、体から外れていった。
そして今度はひざのあたりへからみつき、折り曲げた足を大きく広げた形で縛っていく。
開脚蟹縛り、と言うよりはM字開脚縛りと呼んだ方がわかりやすいだろう。
少女の体が両足を大きく開かれたまま、閉じることのできない形で固定された。
「ああ……、こんな格好、いやぁ…」
自分がとらされているポーズの卑猥さに恥じらう白絹。
その彼女の火照った肌の所々が、冷たい外気に触れていることに気がついた。
(えっ、何? まさか…、服が破れはじめたんじゃ……?)
彼女が危惧した通り、アルティメットガールの体を包む白いスーツの所々に穴が開き、その穴が少しずつ広がっていた。
(ど、どうしよう。このまま裸になったら……)
いつもの怪獣との戦いなら恥ずかしい思いをするだけで済んだが、淫らな欲望にとりつかれた目で
彼女を見ている宇宙人の前で肌をさらす事は凌辱につながる事を意味する。
腹をすかせた肉食獣の檻に裸で放り込まれるような恐怖が白絹を震わせた。
必死にもがいて拘束から逃れようとする白絹だったが、その程度でゆるむような縛りではない。
服が破れて、膨らんだ胸が、しなやかな足が、みずみずしい十代の肌が徐々にあらわになっていく。
ついに下腹部にまで穴が開き始めた。
臍の下の盛り上がった部分に指の先ほどの小さな穴が開く。
そしてその穴はみるみる大きくなっていった。
ナクール星人の目が白絹の恥丘を凝視する。
「ほほう。陰毛の生え際が見えてきたぞ」
宇宙人の言葉を聞いた途端、白絹の全身に脂汗が吹き出た。
少しずつスーツが消えていくそこは、まだ恥ずかしい割れ目は隠されていたものの、
すでに男の言葉通り、淡い茂みが露出し始めていた。
UG貧乳の恥毛の色は頭髪と同じで、白と言うよりは銀色に近かった。
ただ髪の毛がつややかに光を反射するのにくらべて、下の毛は鈍い光を放っている。
わずかにウェーブがかかった草むらが風を受けて柔らかく揺れた。
ナクールは水がはりっぱなしになっているプールに手の平を入れると、水をすくい上げ、それを白絹の恥毛にかけた。
それまで風になびいていた柔らかい産毛が、プールの水を浴びて肌にぺったりと貼りつく。
それからナクール星人は大型のドラッグストアの屋根を丁寧に引き剥がすと、
商品棚の一角に指をつっこみ、シャンプーのボトルを何十個も指先でつまみあげた。
そして白絹の恥丘の上でシャンプーのボトルをつぶす。
巨人の指の間で簡単に容器はつぶれ、中のシャンプーがこぼれ落ちた。
そしてナクール星人はプールの水とシャンプーで濡れたシルクの縮れ毛を指でかき回して泡立たせていく。
巨大な宇宙人は先程と同様に、近くのホームセンターの屋根もはがして今度は刃が長めの包丁を指でつまむ。
そしてその刃を白絹の恥丘にあてた。
「な、何をするの……」
柔肌に鋭利な刃物を当てられて、白絹は声をふるわせて問う。
「動くなよ。血を見たくはなかろう」
手の大きさとくらべると、いかにも小さすぎて扱いにくそうな刃物を宇宙人は注意深く動かした。
ジョリ……
刃が肌の上で動くたびに、泡にまみれた繊毛が根本から刈り取られていく。
「ああ…、そんなぁ……」
公衆の面前で行われる剃毛プレイ。
それは人一倍、恥ずかしがり屋な少女にとって、むごすぎる羞恥責めだった。
ジョリ、ジョリ……
白絹の草むらは薄いため、程なくして処理は終わった。
ナクール星人は泡で肌に貼りついている縮れ毛を指先で集めると、それをつまみ上げ、さっきのプールへ落としていった。
水面に長さ1メートル弱の長い恥毛が何十本も浮かび上がる。
「ここなら川と違って流れないから放っておけばいつまでも、お前の陰毛は人の目にさらされるわけだ。
どうだ? 自分の恥ずかしい毛が多くの人間に見られる気分は?」
「い、いやぁ、やめてぇ……」
なんとか剃り落とされた恥毛を自分の手に取り戻したくて、体を起こそうとする白絹だったが、
M字開脚に縛られた不自由な体は言うことをきいてくれない。
「人目にさらされているのは毛だけではないぞ。おまえのその部分も丸裸だ」
「ああっ……」
白絹の控えめな性格とは裏腹に、彼女の下腹部は隆起が目立った。
俗に「土手が高い」と言われる体型だ。
白絹自身は気づいてないが、アルティメットガールのスーツをまとった時の彼女は、非常に土手の高さが目についた。
知らぬが仏と言うが、ギャラリーの中には変身後の彼女のその部分に執着してそこばかりを凝視している者も少なくない位だ。
そのこんもりとした丘を覆う茂みが今、凌辱者の手によって奪われ、隠す物を失って人々の視線の前に無防備にさらされている。
大人の証である飾り毛がなくなったため、今はつるりとしているその部分。
それはまるで幼女の性器が人目にさらされているかのように見えて、ある種のインモラルな色香がただよっていた。
「そうら、地球人どもに見てもらうがいい。アルティメットガールの下腹部の盛り上がった部分を」
「い、いやぁ、恥ずかしい、見せないで……」
M字開脚の形で固定されていた白絹の体から、ロープが外れた。
ロープはまるで蛇が地面を這うようにスルスルと移動して、ナクール星人がまとっているマントの中へ潜って消える。
しかし手足の自由が戻ってきたのもつかの間、今度は両手を胸の前で合わせられて手錠をかけられてしまう白絹。
全身を緊縛されていた先程とくらべたら、手錠と首輪だけとなった今の方がはるかに楽だが、
宇宙人の目的が邪悪な物である以上、とても喜ぶ気にはなれない。
次は何をされるのだろうか、という不安が白絹の表情を曇らせる。
白絹が剃毛・手錠がけをされている間もスーツの消失は続いていた。
今では肩、ウェスト、太もも等は完全に服がなくなり肌が露出している。
残っているのは胸と腰、そして足くらいなものだ。
その姿は遠目にはまるで白いスポーツブラとショーツ、ニーソックスだけを身につけている様に見える。
しかしその「ブラ」も幅をどんどん狭めてゆき、今では胸の真ん中を白いリボンが一本、横に一周巻かれている程度になってしまった。
少し動いただけで「リボン」がずれて、胸の先端が見えてしまいそうだ。
せめてもと白絹は手錠をかけられた手で胸を隠す。
衆人環視の中、裸になっていくのは何度体験しても慣れる物ではない。
一方、下半身を隠す「ショーツ」も他と同様に、穴が開き、縮み、裂けていった。
さっきまではグンゼパンツの様に布の面積が大きかったのに、もはや両サイドをひもで結ぶマイクロビキニ級にまで小さくなっている。
そしてその腰の両サイドの部分がついに一本の糸になり、とうとうプツンと切れてしまった。
「あっ、いやあっ!」
あわてて両ももをすり合わせて、落ちかけたスーツの残骸を股ではさむ。
今や下腹部は逆三角形の布きれが股の間にはさまっているだけだ。
少し風が吹くだけで布きれはヒラヒラとゆれて、その下の肉の裂け目がチラチラと見えてしまっている。
少女は股間を手で隠そうとするが、胸の部分の布もすぐにでも切れてしまいそうなほどに細くなっているので、手を離すことができない。
そしてついに、プッと音がしてバストに残った布が千切れた。
ひも状に残っていた布に押さえつけられていた胸の肉が解放されて、弾力でプルンッと揺れる。
(あぁ……、いやぁ…、きっと、みんな見てる……)
もし完全に裸になっていれば、まだ健康的な色気になっていただろう。
しかし、なまじヘッドギア・手袋・ブーツが消えずに残っているために、かえっていやらしく見えてしまっていた。
【つづく】
身勝手な注文とは思うんだけど、
少しおバカな笑える描写があったらなぁ、とか
いや、この作品はシリアスでよいと思う。
おバカ作品にはそれに向いた職人がいるものだ。
そうか、スマンカッタ
単に俺が陵辱モノ苦手なだけかもしれん
漏れも他の人が書いたUGSSが読みたいんだが……
一度、始めちまった事なんで、けじめがつくまでは凌辱モノを続けます。
>>183からの続き
緊縛。口唇奉仕。股縄責め。剃毛。視姦……
次々とくりひろげられる恥辱の数々に打ちのめされ、うなだれている白絹の前に侵略者のボスが仁王立ちになった。
「さて、次は主人である私に奉仕してもらおう」
そう言うとナクール星人は首から下を覆っていたマントをバッと脱ぎ捨てた。
ナクール星人の体は全体的に茶色のタイツをまとった様にのっぺりとしているが、
首・手首・足首のまわりだけ、ふさふさと体毛が生えている。
正直、あまり洗練された姿とは言えず、過去にUGロリと戦った怪獣のオチューシャの方がまだしも
知性を持っていそうなイメージで、あか抜けたデザインだった。
しかし顔を上げた白絹の目をなにより引いたのはナクール星人の股間だった。
用心棒怪獣ブラークキングと同じく股の部分には透明なカプセル状の突起がついていて、中には人間が閉じこめられている。
宇宙人のコアに囚われているのは彼女のよく知る人物だった。
「真さん!」
朝方、宇宙人にさらわれて行方がわからなくなっていた真の姿がそこにあった。
「お願い! 真さんを解放して! あたしだったら何でも言う事をきくから!」
「そうはいかん。この人質は切り札だ。ブラークキングのコアに閉じこめた女ともども、
アルティメットガールが完全に抵抗の意志をなくすまでは手放すことはできない」
「そんな……!」
「それにしてもおまえのそのオドオドとしたしぐさは男の嗜虐心をかきたててくれる。
もっともっと責めさいなみたくなるわ。見ろ、おまえが恥辱に悶えるさまを見て、私も高ぶってきたわ」
その言葉と同時に真が閉じこめられているカプセルの中で異変が始まった。
先程の繭の時と同じく、カプセルの底部から白濁の粘液が湧き出している。
このままではコアの中は液体で満たされ真は溺死してしまう。
「や、やめて! 真さんが死んじゃう!」
「ブラークキングの時に言ったではないか。人質を助けたかったらおまえが努力して射精させろ、と」
「うぅ……、わかりました。あたし、また…、く、口で…、しますから……」
顔を真っ赤にして自ら、その行為を申し出る白絹。
人一倍恥ずかしがり屋な少女にとって、自分からフェラチオをすると言い出すことは断崖から飛び降りるくらいの勇気が必要だった。
「口でします、だと? 貴様、何様のつもりだ?」
「うぅ、口で…、させて、ください。お願い…、します……」
「そうだ。自分の立場を忘れるな」
「じゃあ……」
こみ上げる羞恥心に顔をうつむかせた白絹が、異星人の前にひざまずこうとする。
が、なぜか男はそれを制した。
「いや、何度も口で、というのでは面白くない。今度は別の場所で私の精子を搾り取ってもらおうか」
「えっ?」
宇宙人が何を言っているのか、とっさにはわからない白絹。
ナクール星人の手が彼女の股間を下から上へ縦になであげた。
「ひゃうっ!」
「女が男に射精させると言えば、口よりもっと自然な場所があろう」
少女の困惑をからかうように、宇宙人の指が剃毛されてパイパン状態になった恥丘をトントンと軽く数回叩く。
「そ、そんな……」
男が性器での結合を求めていると知って、白絹の顔がみるみる青ざめていった。
「お願い、それだけは許して。あたし、まだ……」
「経験がない、と言うのか?」
白絹は口をつぐんだまま、コクンと小さくうなずいた。
「ククク、これはいい! 地球を守護する戦いの女神の純潔をいただけるとはな!」
「そんな! お願いします! 口でならいくらでもします! 出された物は全部飲み込みます! だからそれだけは許して……」
初めては一番、好きな人に……。恋する少女なら誰でも胸に秘めている切ない願い。
今、それが卑劣なけだものによって踏みにじられようとしていた。
一生の思い出に残る初めての時が、何百万もの人が見ている中、邪悪な侵略者によって奪われる。
そんな残酷な結果だけは避けようと白絹は必死になって懇願した。
しかし男の返答は無情な物だった。
「いいのか? そうしてごねている間にコアの中はすでに半分近く精液で満たされてしまっているぞ。
つまらん口答えをしている内に男が溺死体になって泣くのはおまえだろうが」
「うう……」
男の言葉は今の白絹にとって何よりも強力な殺し文句だった。
「やめろーっ! アルティメットガール! 俺にはかまわず戦ってくれーっ!」
胸まで生臭い精液にひたりながら、カプセルの内壁をバンバン叩いて真が絶叫する。
自分がアルティメットガールの行動を縛る枷になっている事が、熱血漢の少年にはたまらなく悔しかった。
「宇宙人! 俺を殺すならさっさと殺れッ!」
しかし真の血を吐く様な叫びも、密閉された容器の中で虚しく響くだけだった。
そんな少年の姿を見て白絹は思った。
(真さん……、あたし、真さんを救いたい。コアの中には真さんがいる。
あたしは…、あたしは、宇宙人を受け入れるんじゃない。真さんを受け入れるんだ。
こんな形になっちゃたけど…、真さんにあたしの初めてをあげます……)
「アルティメットガール。覚悟はできたかな?」
「……」
白絹はうつむいたまま、唇を噛んだ。
「迷っている間に人質が死ぬぞ」
「い…、痛く、しないで……」
歯をカチカチ鳴らしながら、震えた声でそれだけ言うのが精一杯だった。
ナクール星人の表情のない顔が、笑いを浮かべたかのように歪んだ。
そして乱暴に白絹を地面に押し倒して、上から少女におおいかぶさる。
白絹の恥丘に手をのばし、汚れのない秘裂を指で割り開く。その部分は先程の股縄バイブによる絶頂ですでに潤んでいた。
そして自らの男根を膣口に押し当てる。
「力を抜けよ。力めばつらい思いをするだけだぞ」
(これで、これであたしはもう……)
白絹の心が真っ黒い絶望の海へ沈んでいく。
目の前に巨大なサーモンピンクの肉の裂け目が迫ってくる。
「こ、これがアルティメットガールの生殖器……」
非道な宇宙人の策略に苦しめられているアルティメットガールに同情する気持ちの一方で、真は眼前の光景の迫力に圧倒された。
視界を埋め尽くす肉、肉、肉。
アルティメットガールへの敬愛とは別に、報道を使命とする人間の本能に突き動かされた彼は、条件反射的にシャッターを切った。
その真を閉じこめたカプセル状のコアが、ついに白絹の膣孔に押し当てられる。
そしてそのぬめった肉穴の中へゆっくりと沈み始めた。
「う、うあぁ……」
未知の痛みに白絹が悲痛なうめき声を漏らす。
その時真の入ったカプセルが発光した。
カプセルの中に照明器具が取り付けられているわけではなく、カプセルを構成するアクリルに似た物質そのものが光を放っているのだ。
「フフフ…、見ろ、アルティメットガール。人間が入っているペニスが光り出しただろう。
ペニスが性器の中に入ったら真っ暗になって中の人間には何も見えなくなる。
それではせっかくのギャラリーに対して申し訳ないのでペニス自体が光る仕組みをつけておいた。
お前の処女膜が引き裂かれる瞬間をあの男にしっかりと見てもらえ」
「そ、そんな! あたしのアソコを内側から真さんに見られるなんて! いやあっ! やめてぇ!」
アルティメットガールの羞恥心をどこまでも傷つけようとするナクール星人の考えた卑劣なギミックに
白絹が泣きながら許しを請うた。
「どうせいつかは体験することだ。初めての時をテレビ中継されながらむかえるなど面白いではないか」
「やだっ! やだっ! いやあぁ!」
(うああ……、入ってくる。真さんが、私の中に入ってくるぅ……)
ナクール星人の男根がギチギチに狭い肉道に、力まかせに入ってくる。
体にくさびを打ち込まれ、そこから強引に裂かれる激しい痛みに白絹は身をよじらせた。
「い、いやぁ〜、痛い……」
「体の力を抜け。抵抗すればするほどつらくなるぞ」
「ぐぅ、うぅ…、はぁぁ……」
固く握った手をワナワナと震わせながら白絹は破瓜の痛みに耐えた。
ナクールはゆっくりと男根を根本まで沈めると、そこで侵入を止めて本能的に抵抗する処女の肉層の締め付けを味わう。
「ククク、どうだ? 初体験の感想は?」
「う…、うう……、あたしの、あたしのバージン……」
暴力によって踏みにじられた純潔。
「女の子の一番大切な物」を汚された悲しみに白絹の両目から涙の粒がぽろぽろとこぼれた。
グイッとナクールが腰を引くと、無垢な胎内を占領していた肉棒が半分ほど外へ抜け出た。
外へ出た宇宙人のペニスの表面にうっすらと赤い物がまとわりついている。
それは白絹の処女が失われたしるしであった。
公衆の面前で清らかな体を蹂躙され魂が抜けたようになった白絹は、もう抵抗することさえせず、ただすすり泣くだけだった。
「う、うぅ……、ぐす、すんっ、うう、うぇっ……」
そんな少女の悲しみなどかけらほども気にとめず、凌辱者はレイプの続きを始めた。
腰を押し出して再び剛直を根本まで突き入れる。
ペニスの先がつきあたる所まで押し込み、そのまま肉道の奥底をぐりぐりとえぐった。
「うぁ、いやぁ……、ぐぅ……」
処女喪失したばかりの未開発な蒼い肉体に対して、男が繰り出す肉茎は過酷なまでに長大だった。
地面にあおむけになった白絹は正常位で犯されていた。
せめて両手で裸の胸を隠そうとしたが、怪獣の手で両腕を頭の上にあげさせられてしまう。
バンザイをした格好で、両手をつなぐ手錠の鎖を怪獣に足で踏まれて、胸を隠す自由も奪われてしまった。
ズンッ、ズンッと体奥を突かれるたびに、ヒッ、ヒイッと引きつった声が噛みしめた歯の間から漏れる。
上向きになった小振りな乳房が、男の激しい腰使いに会わせて上下に揺れた。
まだ誰一人、踏み入れたことのない処女地に侵入した男のものはあまりにも大きく、
これ以上は無理というくらいに拡張された肉洞が声にならない悲鳴をあげている。
そんな破瓜の痛みに苦悶する白絹の顔に、怪獣は自分の顔面を近づけたかと思うと、
戦いの序盤で使った催淫ガスをもう一度少女の顔面に浴びせた。
「うっ、ごほっ、げほっ…」
無防備にガスを吸ってしまった白絹の体内で何かがドクンッと膨らんだ。
まだ幼さを残した体型の裸身がビクッ、ビクッと痙攣する。
(な、何?、これ)
「フフフ、どうした?」
「え……、ああ、う…」
男が腰の動きを止めて尋ねてくる。
しかし白絹は答えず、唇を噛んで恥ずかしそうに上目遣いで宇宙人を見た。
男のモノが挿入されたままの腰がモジモジと何かをねだる様にうねる。
何でもない時に肌を叩かれれば当然、痛い。
しかしかゆい時にそこを叩かれると気持ちいい。
催淫ガスは白絹の体を「何でもない」状態から「かゆい」状態に変えたのかも知れない。
処女喪失の痛みも、狭い肉道を野太いモノで押し拡げられる圧迫感も、いぜん変わってはいないのに、体がそれを拒んでいない。
それなのに男は腰を動かしてはくれない。
じらされているうちに白絹の中のそれを求める部分がどんどん膨れ上がって、理性や恥じらいに、取って代わろうとしている。
「動かないのか?」
「そ、そんなこと……」
「いいのか? コアの中の男が死ぬぞ」
(そ、そうだ。真さんを助けなければ…、そのためには…)
白絹の腰がわずかに動く。
痛みへの恐怖と、自分から腰を使うことへの抵抗感で、見るからに「恐る恐る」といった感じで臀部が上下した。
しかしいったん動かして、恐れていた様な痛みが走らない事がわかると男を受け入れる動きは徐々に大胆になっていく。
じっとしている宇宙人に代わって白絹が腰をふりはじめた。
さっき宇宙人はあえてペニスや射精といった言葉を使わず、コアと言った。
白絹はその意図に気がついていない。
(これは…、真さんを、助ける…、ための、こと……)
「はぁ、あ…、はぁ…」
白絹の顔が陶酔にひたる様にうっとりとし始め、瞳から知性の光が消えていく。
「真さんを…、助けなくちゃ……」
その言葉を口にするたびに恥じらう気持ちが麻痺していき、逆に男の体をせがむ様な腰の動きが大きくなる。
それと呼応するように男も止めていた抽送を再開した。
「うあっ、あひ…、くぅ……」
異星人が白絹の足に手をかけ、高く持ち上げる。
そして自分の肩の上に少女のひざの裏を乗せると、その姿勢のまま体を前に乗り出した。
二つ折りになった白絹の上から、男が杭打ち機の様に垂直に怒張を女陰に打ち込む。
「ひ……、あ、あ…、あたし、もう…、ダメ…」
じゅぷじゅぷと濡れた肉同士がこすれあう卑猥な音が周囲に響いた。
「あ、ああ…、ああぁ……」
少女の嬌声がせっぱつまった物になってきた。
白絹の腰が何かを訴えるように地面から浮き上がる。
「も、もう、ダメ。う、く…、ああぁ…、ああああっ!」
ついに白絹は日本中にテレビ中継されているまっただ中で侵略者に犯されて絶頂へ昇りつめた。
純潔を失ったばかりの少女が、肉の悦びに狂わされて男に媚びる様なよがり声を上げる。
初めての交わりにもかかわらず、持って生まれた女の本能によって、自然と肉ヒダがキュウッとペニスを締め付けた。
男は処女の締め付けを味わいながら、面白半分に男根の先端で膣道の奥をつついてみる。
絶頂を極めている真っ最中に、さらなる快感の追い打ちをかけられて、白絹は裸身を悶えさせた。
「う、あぁ……」
男の肩に乗せられていた足から手が離れると、力が抜けてしまった両脚は、ずり落ちて地面に伸びた。
「はぁ……、はぁ……」
少女が昨日まで胸に描いていたロマンチックな幻想とはかけ離れた、屈辱的な初体験。
しかし薬と男の老獪なテクニックは彼女の純心をもてあそぶ様に翻弄し、絶頂へと追い込んだ。
絶頂、快楽の極地、快感を感じた……
犯された事よりも、犯されて感じてしまった事の方が白絹にはつらかった。
エクスタシーに痺れた頭の中に、男が言う様に、本当の自分は淫乱な女なのではないかと、おのれを蔑む気持ちが湧いてくる。
今は抵抗があっても、いつかは奴隷の証である首輪を当然の物として受け入れ、男の足下にひざまずくようになる。
そんな風に、心と体を作りかえられてしまうのではないか……
少女の脳裏に家畜に成り下がった被虐的な自分の姿が浮かんだ。
剛直を白絹の秘奥に突き刺したまま、オルガスムスの余韻にひたる少女を観察していた男が話しかける。
「主人の許可もなく昇りつめるとは。奴隷の分際で先に一人だけイッていいと思っているのか?」
「あぁ……、ごめんなさい。でも、少しだけ休ませて……」
「おまえがどうするかを決めるのは私だ。そら、再開するぞ」
「くっ、ひっ…、ああっ、ん……」
ぐったりとした白絹の腰をつかんで、再び男が前後動を開始した。
子宮口に届かんばかりに深い所まで入り込んだ剛棒の先端で、絶頂を極めたばかりの体奥をかきまわされ、
白絹は甘いよがり声をあげる。
肉裂から湧き出る花蜜もさらに量を増し、ペニスと肉ヒダの摩擦によって卑猥な音が響く。
「ほほう、さすがにイッた後だけに反応がいい。
生まれて初めてのセックスでこんなに感じるとは貴様は生まれついての淫乱なのだな」
「う…、くぅ、ち…、ちが、う…」
否定する言葉も、ドスドスと肉奥を突かれるたびに途切れ途切れになってしまう。
ナクール星人は白絹の胸に手を乗せると、指先で乳首をつまんでコリコリとひねるように刺激した。
そんな細かい指技でも白絹は敏感に反応し、身悶える。
「う…、あはぁ〜、いやぁぁ」
「もっと締め付けろ。おまえは私に快楽を提供するための玩具だ。
おまえの主人がもっともっと快感を得られるよう、いやらしく腰を振るのだ」
「う、くっ…、いや、あな、た…なん、かの、ために……」
「私の言う事を素直に聞いておいた方がいいぞ。なぜなら……」
異星人はそれまで白絹の胎内を突き上げていた腰の動きを止めると、怒張を引き抜いた。
「見ろ」
「!」
宇宙人の股間に反り返ったカプセル状のコアは中空の内部が9割ほど白濁液で満たされていた。
「私が性的に興奮すればするほどペニスの中に精液が溜まっていく。
そして最後にはペニスの中は完全に精液で満ちてしまう。そうなれば中の男は窒息死だ」
「そ、そんな……」
「男を助けたければ私のこれを必死になって締め付けろ。娼婦の様に男を悦ばせるために激しく腰を振れ。
そして1分でも1秒でも早く私を射精に導け」
「ま、真さん……」
ナクールが話をしてる間にもコアの中の粘液の量は増していく。
すでにカプセルの中の95%が白い液体で占められている。
残ったわずかな空間に顔を出して真が空気をむさぼっているのが見えた。
「ほうら、もう時間がないぞ」
「や、やめて、真さんが死んじゃう!」
「ならば四つん這いになって尻をこちらに向けろ。奴隷らしく空に向かって尻を持ち上げて私に懇願するのだ。入れてください、とな」
「そんな……、そんな事、言えない……」
「言わなければ入れてやらん。いいのか? ペニスの中はもうわずかな空間しか残ってないぞ」
「ああ……」
絶望の声を漏らした白絹は涙を流しながら敵の要求に従った。
手錠でつながれた両手を地面に置き、四つん這いになる。
そして上体を低くし、逆に尻を上へ向かって突き上げた。
破廉恥きわまりないポーズをしている今の自分を意識すると、人一倍恥ずかしがり屋な少女の体が震える。
「ポーズをとっただけで終わりか? 言うべき事があった筈だぞ」
「う、うぅ……、お願い、します…、い、いれ……、あぁっ! 言えないっ!」
「おっと、ついにペニスの中が精液で一杯になってしまったな」
「えっ! くぅ…、お願いします、い、入れてください!」
最初は絞り出すように、そして最後は叫ぶように、白絹は自ら剛直をねだる言葉を口にした。
「どこに、何を、入れてほしいんだ? 売春婦のようにいやらしく腰を振りながら私を誘惑する言葉を言ってみろ」
「そんな……、もう、これ以上は……」
「ペニスが精液で満たされてからどのくらい時間がたったかな?」
「ああ……、真さん……」
「うう……、お願いします。わ、わたしの、オ、オ…、オ×ンコに、あなたのペニスを、入れて、ください……」
身を切る思いで恥辱の言葉を口にする白絹。
少女は強制されたセリフを言い終わると同時に顔を伏せて泣きじゃくった。
「うう…、もういやぁ! 言った。言ったから、早くぅっ!」
屈服したメス奴隷の言葉に気をよくした宇宙人は白絹の背後にまわり、誘うようにうごめいている肉の裂け目に
猛り狂った男根を押しつけた。
「そうら、お待ちかねの物をくれてやる」
そして腰を押し出し男根を白絹の肉穴へ突っ込んだ。
二人の体が後背位で深く結合する。
「くぅ、ああ……」
「腰を使え。男を助けたいのだろう」
言われるまま白絹は腰を動かし始めた。
(早く、早くしないと真さんが死んじゃう!)
こうしている間にも真は呼吸ができずに苦しんでいるのだ。
その思いが白絹を必死にさせた。
男を悦ばせるテクニックなど知るはずもない少女にできるのは、とにかく下腹部に力を入れて、
男根を受け入れている部分の筋肉で締め付ける事と、いやらしく腰をくねらせて前後に振ることしかできない。
四つん這いの姿勢のため下向きになった乳房がいつもよりボリュームを増して見える。
柔らかい双乳が、激しい腰使いにあわせて前へ、後ろへ、ふるふると揺れていた。
「ククク…、いい締め付けだ。おまえが必死になれるよう、人質を使ってお膳立てした甲斐があったな」
「ああ、お願い、早くぅ」
「ようし、望み通り、出してやる。おまえの中にたっぷりとなぁ!」
「あ、はぁ……、えっ? ああっ、そんな! ダメ、中に出さないでぇ」
「何を言う。出さなければペニスの中の男は死ぬぞ」
「ああ、出すなら外へ。お願い。中へ出すのだけは許して。赤ちゃんができちゃう……」
膣内射精される恐怖にかられた白絹が本能的に逃げようとするが、宇宙人は少女の細くくびれたウェストを
両手でガッチリと押さえて激しく腰を打ち付けた。
「ううっ……、出すぞ、中で出すぞ」
「いや、いやぁっ!」
ナクール星人の剛直が白絹の胎内で膨らんでいく。
肉ヒダに伝わる感触で、男の最後の時を察知した白絹が髪を振り乱して泣き叫ぶ。
ドズンッとペニスが肉洞の奥まで叩き込むのと同時に男が引き金を引いた。
最奥に侵入した男根から一気に精液がほとばしる。
「ひぃ、あ、熱いぃ〜〜っ!」
灼熱の白濁液が白絹のもっとも深い部分を叩く。
ビュクッ、ビュクッ、と陰茎が脈を打ち、ドロドロの精液を吐き出していく。
「うう……、ひどい、中で、中で出てる……、くう…、妊娠しちゃう……、赤ちゃんできちゃうよぉ……」
処女の聖域にたっぷりとザーメンを吐き出していた宇宙人の器官がやがておとなしくなっていく。
凌辱者は満足したように息を吐くと、白絹の体から股間のモノを引き抜いた。
「悲しむ事はあるまい。おまえが懸命に締め付けたおかげで、ペニスの中の精液はすべて吐き出されたのだ。
人質の男は……、ほう、かろうじて生きているようだ。必死になった甲斐があったな」
「うう……、真さん……」
真の生存を聞かされて気がゆるんだのか、四つん這いになった白絹の全身から一気に力が抜けて、少女は地面の上に崩れ落ちた。
激しい摩擦によって赤くはれあがった陰唇が痛々しい。
筋肉の緊張がとれて、その部分が弛緩してくると、膣孔の内側に溜まっていた白濁液があふれ出てきた。
肉の裂け目から濃い精液が糸を引くように、ねっとりとしたたり落ちる。
所々、赤い物が混ざった白い粘液が地面の上にゆっくりと広がっていった。
太ももの間を濡らす液体の冷たさが放心状態の白絹に残酷な事実を突きつける。
(あたし…、犯された……、犯されて、中に出されて…、あたし、もうバージンじゃないんだ……)
【つづく】
お疲れ様です、また良かったら書いてくださいね
203 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 01:18:12 ID:a2O3SOsU
丸一ヶ月も間があいてしまった……
一度完全に炉の火を落としちゃうと、調子を取り戻すのが大変だ。
って事で
>>201からの続きです
「ちくしょう! ちくしょう! ちくしょう! ちくしょう!」
白絹と宇宙人のいる場所から少し離れた所に建つビルの屋上。
ここで学校から駆けつけたつぼみとヴィヴィアンは事の成り行きを見ていた。
親友を踏みにじられた怒りをヴィヴィアンは手すりにぶつけている。
「白絹…、なんで白絹がこんな目に会わなけりゃいけないんだ! ちくしょう!」
「ヴィヴィ、今はボクらにできる事をするッス」
「つぼみ…? なんでそんなに落ち着いてられるんだ?
友達があんな目にあって、しかも人質にとられて死にかけているのは兄貴だろ! おまえ、何とも思わないのか!」
「落ち着くッス!!」
「!」
普段、おちゃらけてばかりのつぼみに大声で怒鳴られて、涙に濡れたヴィヴィアンの表情が凍り付いた。
「怒りをボクにぶつけるのはかまわないッス。でも、まずは冷静になるッス」
「ご、ごめん…、あたし、つぼみに酷いこと、言った……」
怒りにまかせて思わず友達を傷つけたことをわびるヴィヴィアン。
「え…と……、でも、おまえ本当につぼみ? いつもとえらいキャラ違うけど、宇宙人が化けてるんじゃないの?」
「失礼な事、言わないッス。宇宙人が化けたとして、この魅力的なAカップのラインはやすやすと再現できないッス」
つぼみは自分の薄い胸に手を当てて得意げに言った。
(はぁ、やっぱり本物だ……)
脱力しかけた気持ちを立て直して、ヴィヴィアンがつぼみにたずねる。
「それよりさっき、あたし達にできる事をするって言ったけど、今のあたし達にできることって何だ?」
「とりあえず強力なライトと大きな板、スプレー式のペンキを集めるッス」
「集まれ、我が部下よ。地球の守護神アルティメットガールはもはや我々ナクール星人への供物となった。
地球に降り立ったナクールの同士、全員で敗者の体に服従の証を刻むのだ」
侵略者のボスの呼ぶ声に応えて、青い空に突然UFOが現れる。
飛行物体はビルの五階程度の高さまで高度を下げると、下部から地面に向けて光の柱を伸ばした。
その光の柱の中を何十人もの男がゆっくり地上へ降りてくる。
「あ、あいつら……」
その中には繭の見知った顔もある。きのう彼女を凌辱した男達だ。
宇宙人の部下が全員、地上に降り立つとUFOは青空に溶けるように消えてしまった。
次に、地上へ降り立った男達の体に異変が起きた。
体を奇怪に身震いさせたかと思うと、一斉にドロリと溶けだす。
液状になった異星人達は寄り固まって一つの大きな水たまりと化した。
侵略者たちはボスだけが人間のような四肢を持ったタイプで、あとはスライム状の不定形生物だったらしい。
液状になった表面が不気味にうねったかと思うと、水面から何十本もの触手が生えて、
それがいっせいにアルティメットガールに飛びかかり、絡みついた。
「ひっ、いやあっ!」
ぬめぬめとした触手に全身をからめ取られて、白絹が悲痛な叫び声をあげる。
しかし触手は少女の苦悶にはお構いなしで、蒼い体をもてあそぶ。
触手が二つの乳房の根本に巻き付き、力一杯締め上げる。
また、触手の中でも細い物は固く屹立した乳首を四、五本がかりで嬲った。
下半身に向かった触手の何本かはクリトリスにとりついて包皮を剥き、
露出した陰核の根元から先端に向かってなであげる。
充血し肉厚になった陰唇にまとわりついた四本の触手が人間の指の様にビラビラをつまんで左右に引っぱり肉の扉を開く。
「う…、いや、いやぁ、気持ち悪い…、は、離して、はな…、うぶっ!」
泣きじゃくり懇願する白絹の口の中に、とりわけ太い触手が潜り込んで言葉をさえぎる。
さらに触手の先端からより細い糸の様な触手が生えて口内中をなめ回した。
「ぶふっ、う、うう……」
息苦しさから必死に口の中の触手を吐き出そうと首を振るが、
全身を触手にからめ取られた状態では暴れる事さえ、ままならない。
特に両手両足に絡みついた触手は太く、グネグネしているくせに怪力を持っていて、まったく身動きがとれなかった。
何本かの触手の先端がブルブルと震え、人の形に戻っていく。
腰から上が人の形、腰から下は触手のまま、という異形の姿になったナクール星人、数人が白絹の乳房の前に集まる。
どこに用意していたのかロープを取り出すと、固く充血している乳首の根元に巻き付け始めた。
先が人の形になった触手が乳首の付け根を縛っているロープを引っぱる。
「ああ…、い、痛いぃっ!」
敏感な乳首を吊り上げられて、白絹の体が反射的にのけぞった。
その拍子に口から触手が抜け出て、少女は痛々しい悲鳴をあげる。
ロープに縛り上げられむき出しになった乳頭に、別の方向から通常型の触手が近づいてきて、なでさすった。
その白絹とは少し離れた所で奇妙な別行動をしている触手がある。
通常型触手が地上の高さまで降りてきて、ジュースの自動販売機にからみつき、持ち上げようとしているのだ。
自動販売機は転倒防止のために土台に固定してあるのだが、触手は見た目からは想像もつかない怪力で
それをコンクリートの土台から引き抜いてしまう。
そして乳首に結びつけられているロープのもう一方の端に器用に自販機を縛り付ける。
ロープが自販機がしっかり結びつけられているのを確認すると、
触手はそれまでからみついていた四角い機械から離れていった。
ズンッ。
触手の支えがなくなった自販機は当然、重力に引かれて地面に向かって落ちていく。
そして地面に叩きつけられる前にロープが伸びきって空中で止まった。
「ひいいぃぃぃっ!」
ロープが伸びきった瞬間、自販機の重量がすべて乳首にかかる。
「い、痛い、痛い! 乳首がちぎれちゃうぅっ!」
二台の自販機がロープで吊り下げられて空中でブラブラと揺れた。
少女の控えめな大きさの双乳が自販機の重みで引っ張られて釣り鐘を逆さにした様な形に変形している。
まるで乳首が引きちぎられる様な痛みで白絹が体を悶えさせると、宙ぶらり状態の二台の自販機が
アメリカンクラッカーのように空中でガンガンぶつかり合った。
「い、痛いよ。ロープを外して、乳首がちぎれちゃう……」
少女は誇りも忘れて、自分をいたぶる触手に許しをこう。
痛みで白絹の体が揺れるたびにぶつかり合っていた自動販売機の扉が壊れたらしく、
フタが開いて機械の中から缶ジュースがバラバラと地面に落ちた。
「う、うぅ…、ひどい…、こんなの…」
もはや悶える気力もなくして白絹はうなだれたまま、すすり泣いた。
乳首に行われたのと同じ事がクリトリスに対しても行われた。
人型触手はロープを取り出すと、すでに包皮が剥かれている陰核の付け根を縛ってゆく。
これが普通の人間ならばクリトリスに糸を結ぶなど、余程手先が器用で精緻な作業が得意な者でないと難しい。
しかしなにしろ相手は身長30m級という巨大な少女である。
このスケールの体に対してならば陰核にロープを結びつけるなど簡単な作業であった。
作業を終えた触手がクリトリスの根本を縛っているロープを引っぱる。
ロープと言えば、いかにも太く思えるが、白絹の巨体との対比からすれば細い糸の様な物である。
「ひ…、い、痛い、やめてぇ、ちぎれちゃう!」
性感帯の中でも、もっとも敏感な器官に、細い「糸」が情け容赦なく食い込んでいった。
触手はクリトリスに結びつけられたロープの反対側の端に、電気店の店頭から持ち出した扇風機を縛り付けた。
ロープがしっかりと扇風機に結んであるのを確認して、手放す。
地面に向かって落ちて行く扇風機の重みでロープのたるみがどんどんなくなっていった。
そしてロープが伸びきった所で、扇風機はガクンッと空中で止まる。
「あうっ!」
当然、扇風機の重量のすべてが敏感なクリトリスにかかり、白絹は引きつるような悲鳴をあげた。
それでも乳首から吊り下げられている自動販売機に比べればずっと軽い物なので
瞬間的にショックはあったが、痛いというほどの事ではない。
むしろロープが肉芽にくいこんでくる感覚は「熱い」に近かった。
宙ぶらりになった扇風機に向かって、通常型の触手が先端から体液を吐いて浴びせかけた。
それまでの、触手が体表からにじみ出させている体液に対して、扇風機に吐き出されたそれは、
ずっと粘着力が強いらしい。
糸を引きながらしたたり落ちる事もなく、べったりとこびりついている。
何かをからめ取った別の触手がロープの先の扇風機に近づいていく。
持っているのはアイロンだった。
触手がそのアイロンを扇風機に押し当てると、まるで強力接着剤を使ったかのごとく、二つの電化製品は
ぴったりと貼りついた。
アイロンに絡みついていた触手が離れると、宙づりになった扇風機+アイロンの重みがクリトリスにかかる。
「ううっ…」
今度はさすがに過敏な肉芽に痛みが走り、白絹は顔をしかめた。
「ククク…、興味深い実験だ。アルティメットガールのクリトリスは何キログラムの荷重に耐えられるのかな?
どの程度でちぎれるのか試してみようか」
「そ、そんな……」
まさか本当に陰核がちぎれてしまうまで、このままおもりを増やしていくつもりでは……?
そんな恐ろしい想像が白絹の心臓を凍りつかせた。
「そら。三つ目の重りが加わるぞ」
今度の重りは消火器だった。
おびえた白絹は暴れて抵抗しようとするが、宙づりになった重りが左右に振れて、なおさら
クリトリスと乳首を苦しめるだけである。
ボンドの様に強力な粘着力を持つ体液で、扇風機・アイロンのかたまりに、新たに消火器が追加された。
「い、いたい。ホ、ホントにちぎれちゃう……」
「まだ、大丈夫だ。四つ目がいくぞ」
四つ目の重りは自転車だった。
「あああっ!」
クリトリスからぶら下がった重りに自転車分の重量が増えた瞬間、血を吐くような悲鳴があがる。
球形だったはずの陰核は糸で引っ張られ続けて、今では引き延ばされた形に変形していた。
あとわずか数百グラムでも重さが増せばクリトリスはちぎれてしまう。
根拠はないが、白絹はそれを確信した。
そんな少女のおびえにはお構いなしに触手は新たな重りを持って近づいて来る。
どこか、公園からでも引っ張ってきたのか、今度の重りはベンチだった。
それを見た白絹が声をふるわせて懇願する。
「や、やめてっ! もう無理よ、ちぎれちゃう! 今度こそ絶対ちぎれちゃうっ!」
しかし触手は無情にもボンド並みに強力な粘着体液で固まった重りにベンチを追加した。
まだ触手がベンチにからみついているから、重さはクリトリスにかかっていない。
しかし触手がそれを放したら……
「あ、あぁ……、やめて、お願い……」
だが白絹の必死の願いも虚しく、触手は重りを手放した。
その瞬間、重量を増した重りが支える物を失って落下する。
重りの全重量が繊細なクリトリスにかかった。
「ひいいいいーーーーっ!」
クリトリスが体から引っこ抜かれた。
白絹がそう思った瞬間、彼女の体を固定していた触手の戒めが解けた。
突然の拘束からの解放に、少女はかばう姿勢さえとれずに、地面に倒れ込んむ。
「ぐうっ!」
大地に叩きつけられ、喉の奥からうめき声が漏れる。
「はぁ……、はぁ……」
自分の体が地面に放り出されたのだと理解した白絹が、荒い息を吐きながら股間に目を向けた。
クリトリスは引きちぎられていない。
重りが落下するのと同じスピードで体が地面に崩れ落ちたのが幸いしたのだ。
重りの重量がクリトリスにかかったのは最初の一瞬、一秒にも満たないわずかな間だけだった。
安心した途端、白絹の全身から汗が噴き出す。
地に伏せて、極度の緊張から解放されてぐったりとしている白絹のまわりに再び触手が集まってきた。
触手たちは地面の上にうつ伏せに倒れているUG貧乳の体をあお向かせる。
そして先端が人の形をした触手は刃物でも持っているのか、乳首とクリトリスに結びつけられたロープを途中で切っていく。
まだロープはそれぞれの肉芽にくくりつけられたままだが、少なくともこれでもう重りで苦しめられる事はない。
度重なる凌辱と責め苦に疲れ切っている白絹の裸身に群がった触手は
体の表面からヌルヌルした体液をにじませながら、すべすべとした肌をなでまわしていた。
5、6本の触手が、根本を縛られ、むき出しになったクリトリスの周りに集まって来た。
触手の先端に穴が開き、目のないウナギかドジョウのような姿になる。
その触手の一本があいた口で陰核をくわえ込んだ。
触手は歯の生えていない口で咀嚼する様にむき出しの神経のかたまりを刺激する。
「あ…、あ、いや、そこ……」
白絹が淫らな夢にうなされているような、なまめかしいよがり声を漏らした。
別の触手が少女のかわいらしい耳を責める。
触手の口が柔らかい耳たぶをハムハムと甘噛みし、同時に別の触手が耳の穴のとば口を舐めるようにうごめく。
その耳を嬲っていた触手がいきなりブルブルとふるえた。
一回、体を反り返らせた後、急におじぎをするように前に体を振る。
触手の先がもっとも前に突き出した瞬間、ビュブッ、と粘っこい音を立てて先端から白濁液を噴出した。
幼さの残る白絹の横顔に触手からほとばしった粘液が叩きつけられる。
「ひっ! いやあぁっ!」
熱く、ぬるぬるした白濁液を大量に顔に浴びる感触のおぞましさで、少女は悲痛な叫び声をあげた。
感触だけでなく、息をすれば鼻から濃厚な生臭い臭いが入ってくる。
触手は少女の反応に嗜虐心をあおられたのか、一匹目の真似をして次々と白絹の顔に粘液を吐き出し始めた。
「うっ、うぷっ、いやあ! 気持ち悪い!」
ホースで水をまくような勢いで次から次へと浴びせられる白濁液のために鼻から息をすることができない。
仕方なく口をわずかに開けてそこから呼吸をするが、顔に直接ぶちまけられる粘液や、
顔面を上から垂れ落ちてくる体液は、そんな少しの隙間からでも口内に侵入してくる。
白絹は顔をそむけて顔面シャワーから逃れようとするが、自在に動く触手は横からも後ろからも迫ってきては
汁を浴びせてきた。
白濁液の洗礼を受けているのは顔だけではない。
胸の膨らみも液まみれになってテラテラと光っているし、形のいいへそにも周囲から粘液が流れ込んでは、
あふれてまた下へしたたり落ちてゆく。
しなやかな足も、手錠でつながれた両手も、全身触手汁にまみれていない場所はない。
体中が異臭を放つ体液でぬるぬるになっていて、その感触の気持ち悪さはそれまでの人生で
経験した事のないほどのおぞましさだった。
【つづく】
うーむ壮絶だな〜
現在、推進571mだ!
ただ今より浮上する!
ほい、浮上〜
「ひっ?、くっ…」
投げやりになって触手のなすがままになっていた白絹の喉の奥でしゃっくりに似た奇妙な音がした。
丸い尻肉の谷間から経験のした事のない感覚がこみあげてくる。
膣口や陰核の周りが満員状態になり、あぶれた触手が玩弄の対象を尻丘の割れ目に隠された排泄器官に求め、集まってきたのだ。
トイレで用を足した後にペーパーで触れる以外は、下着くらいしか何かと接触する事のない場所に、
太くてぶよぶよ、ぬるぬるした物体が身をすりよせてくる。
「いや、いやぁっ! 気持ち悪い! そ、そんな所、触らないでぇ!」
我先にと先を争う触手が6、7本菊門をこじ開けようとして、うごめく。
もう少し触手に硬度があれば、強引に押し広げられて、今ごろ白絹の尻穴からは潜り込んだ触手が何本も垂れ下がっていた事だろう。
肛門の上で巨大なナメクジがのたうつ様なおぞましい感触は、潔癖な年頃の少女をパニックに追いやるには充分すぎる拷問だった。
自分で触れることさえためらわれる、もっとも恥ずかしい部分でのたくる触手の気色悪さで少女の精神は狂乱を極めた。
「ふあ?」
尻の穴をまさぐる触手の中に妙に固い物が一本、ある事に気がついた。
混乱した意識の中で、通常より何倍も時間をかけながら情報が検討される。
「触手…? じゃない…、これ、指?」
白絹が出した答えの通り、排泄器官を揉みほぐしているのは宇宙人の指だった。
触手の分泌する粘液を小穴に塗りつけては、しつこい位にマッサージする。
「あぁ、ダメ…、そこ、汚い…」
アルティメットガールとしての白絹はもちろん、その小穴を排泄に使った事はない。
超人であるUGが使うかどうかもわからない。
しかし人間の時にそこを使って行う行為を思えば、そこに触れられる事は耐え難い辱めだった。
「う、ぐぅ……」
男の指先にぐっと力が込められる。すると揉みほぐされた尻穴がその分、押し込まれる。
白絹はその部分の筋肉に力を入れて侵入しようとする異物を押し返そうとするが、宇宙人はたっぷりと時間をかけて指を沈めていく。
淫らにあえいでいる淫裂を触手が愛撫するのと並行して、後ろの穴をまさぐられると腰がとろけた様になり、
指先を押し返そうとする筋肉から力が抜けてしまう。
「うう、いやぁ、指、入れないでぇ……」
触手の粘液の助けを借りて男の指が尻穴の内部に侵入してきた。
「柔軟性のある、いい感触だ。これなら念入りにほぐせば初めてでも楽しめそうだな」
宇宙人はさらなる快楽を期待してほくそ笑んだ。
第一関節まで埋め込んだ指を静かに第二間接まで進めてみる。
次にゆっくりと引き抜いて、再び第一関節だけが入っている状態に戻す。
また慎重に指を押し込む。
また戻す。
男は飽きる事なく、それを繰り返した。
「あ、あうっ……」
外部からの侵入を想定していない器官に異物を押し込まれる痛みに白絹はうめき声を漏らす。
しかしその痛みが徐々にやわらいでいった。
指が出入りするたびに内ももの筋肉が痙攣し、ぱっくりと開いた秘裂からたらたらと愛液があふれて流れ落ちた。
白絹のウェストに巻き付いた触手が形のいい臀部を持ち上げて、宇宙人の正面へ持っていく。
尻穴、女陰、隠しておきたい部分のすべてが凌辱者の目にさらされるという恥辱に白絹はむずかるようにもがいたが、
クリトリスにくくりつけられたロープを触手に引かれると、ヒィッと引きつったような悲鳴をあげて動けなくなってしまう。
宇宙人は自分の股間にそそり立つ物を白絹の菊門に押し当てた。
両手の親指をその小穴の左右に置くと、指先に力をこめてすぼまった入り口を広げる。
そして穴の中に男根を沈めていった。
「ヒィッ! そ、そこっ! 違う! 違います!」
「ここでいいんだ。クッ、さすがにキツいな」
「い、いやあっ! そこはいやあぁっ!」
「力を抜けっ! 肛門の筋肉が裂けてしまうぞ!」
男が脅し文句を口にするが、肛姦の恐怖に錯乱した少女の抵抗は止まらない。
宇宙人が面倒な、と思った所で最適な脅迫の言葉を思いついた。
「あまり筋肉に力を入れると尻の穴の中でコアがつぶれてしまうかも知れんぞ。そうなると人質の男の命もなくなるな」
「そ、そんな、ああ……」
男の言葉に真の存在を思い出し、白絹の動きが止まった。
「男の命が惜しければ、力を抜いて従順に私のモノを受け入れろ」
尻の穴を犯されるという恐怖に怯えながら、それでも白絹は真のために体から力を抜いて肛虐を受け入れようとした。
(ああ、真さん、せめて、私のお尻の穴の中なんて見ないで……)
ズッ、ズズッ……
ナクール星人のペニスが腸腔の中に侵入してきた。
「うう、痛い、痛いよ……」
一度も排泄に使った事のない器官の中を真を入れたカプセルが進んでいく。
男根の長さの3分の2くらいが体内に埋め込まれた所で男はいったん侵入を止めた。
そして今度は反対に肉茎を引き抜いていく。
「あ、あああ……」
白絹がかすれた声を漏らす。
ペニスが尻穴に押し入ってくる――異物が逆行する際には小さな穴が引き裂かれる様な痛みが走る。
しかし男根が抜け出ていく、順行する際には痛み以外の感覚が湧きあがってきた。
元々排泄は基本的に動物にとって快感をともなう行為だ。
入ってくる時に、できるだけそこの筋肉が広がるようにしてこらえれば、出ていく時には
背筋が痺れるような悦楽を与えてくれる。
痛みをできるだけ小さく、快感をできるだけ大きくするコツを自然につかんだのか、
苦痛に脂汗をにじませていた白絹の顔に陶酔の表情が浮かんできた。
先端部分だけ内側に残してペニスを引き抜いた宇宙人は再び時間をかけて肛腔をえぐっていく。
「ああ、また…、入って、くる……」
宇宙人はそうやってゆっくり、静かに、抜き差しをくりかえした。
まるでコップに満たされた水をこぼすまいとする時のように、ゆっくりと、静かに、男は動く。
(ああ、真さん…、きっと見てる。あたしの…、お尻の穴の、中……)
好きな少年に人としてもっとも恥ずかしい部分をクローズアップして見られている。
感受性の強い年頃の少女にとって、死にたくなるほどの羞恥。
しかしその意識が次第に被虐的な恍惚感に変わっていった。
何度目かの抜き差しの後、宇宙人が腰を動かすのをやめる。
すると白絹は前のめりになっていた体を反らせて、異星人に体重を預けてきた。
「あ、ああ……」
少女の裸身からは力が抜けて、ぐにゃりとしている。
体が弛緩しているという事は、痛みによる筋肉の緊張も解けているということだ。
少女の肉体が肛姦になじんできたと判断した宇宙人は、触手に吊り下げられていた白絹の太ももに手をまわし、
少女のきゃしゃな体を胸の前に抱き上げた。
そして再び腰を前後に動かし始める。
再開した時は先程よりもやや早い程度のペースで。
そして少しずつ尻穴をえぐるスピードを早めていく。
「あ、あ……、こんな、いや…、あたし、お尻で……」
ギュウギュウに狭い尻穴を犯す男の動きはすでに容赦ない物になっていた。
下からの激しい突き上げによって、抱え上げられた白絹の体がバウンドするように上下に揺れる。
「あうっ、あ、あたしの…、お尻の、穴…、目一杯、広がってるぅ…、ああ、イイ……」
宇宙人は片手を白絹の股間に移動させると、人差し指を少女のとろけきった膣孔の中へ差し入れる。
「ひうっ!」
溶けただれた甘美な肉層へ指が分け入ってくる感触に白絹の体がビクビクッと震えた。
その反応とシンクロして、ぱっくりと開いた秘裂から愛液がほとばしる。
男がたわむれに指を引き抜こうとすると、白絹の肉ヒダは男を悦ばせる訓練をしたわけでもないのに、
自然と収縮して、すがりつく様に指にからみついてきた。
「フフッ、いいモノを持っている。生まれつき才能があるということか」
「ああ…、いやあ……」
そそぎこまれた精液と、湧き出してくる愛液に濡れた肉と指がこすれあって卑猥な水音を立てる。
「ハハハ、おまえの尻の中で私のペニスが出たり入ったりをくりかえしているのが、膣の中の指に伝わってくるわ」
侵略者は肉洞深くをかきまわしていた指をいったん抜くと、指を二本に増やして再び挿入してきた。
「あぐぅっ!」
指がもぐり込んできた瞬間、反射的に白絹の口から短い悲鳴が上がり、男根をくわえこんだ尻穴の筋肉が
ひときわ強くしまる。
そんな反応が返ってくるのが気に入ったらしく、男は指技と肛虐をますますヒートアップしていった。
白絹はアナルの筋肉を引き締めることで少しでもペニスの抽送にブレーキをかけようと計ったが、
それは男と彼女自身にさらなる快感を与える結果にしかならなかった。
やがて男の激しい腰使いと息を合わせるように、白絹の下半身が淫らにうねり始めた。
「あぁ、ウソ、こんなのって……」
少女はあえぎながら、とまどいの声をもらした。
「ククク、どうした? イキそうなのか? 尻の穴を犯され、前の穴を二本の指でかき回されてイクのか?
よし、今だけは特別に好きなだけイくことを許可してやる。何度でも昇りつめるがいい」
胸の前に抱き上げた白絹を下から激しく突き上げながら男は言った。
「ああ、そんな…、いや、あたし、お尻で…、お尻で……」
かすれた様な声で肛虐の果ての絶頂を拒絶する白絹。
しかしアナルセックスの快感は簡単に理性や羞恥心の防壁を乗り越えていく。
「あ、あたし、お尻でイく、イッちゃう、くうっ、ああああーーーっ!」
白絹の体がビク、ビクッとふるえて、この日何度目かの絶頂を極めた。
肉ヒダがキュ、キュウッと膣孔にもぐり込んだ二本の指を締め付ける。
同時に肛門の筋肉も緊縮し、異星人のペニスに少女が昇りつめた事を伝えた。
「あ…、あぁ……」
虚ろな瞳で宙を見つめながら、白絹はいつまでも肛姦の果てのエクスタシーに酔いしれていた。
「ああ……、アルティメットガール、あたし達が人質になっているばかりに…、ごめんなさい……」
怪獣の股間にあるコアの中から成り行きを見ていた小春野繭は、あまりにもむごい凌辱劇に口惜し涙を流していた。
その時……
チカッ、チカッ
何かの光が怪獣のコアの中に閉じこめられた繭の視界を横切った。
繭が不審に思って周りを見回すと、破壊された建物の影から妹の友人である諸星つぼみと鳳ヴィヴィアンが
手に持ったライトをこちらに向けている。
二人のいる位置がナクール星人の真後ろなので、宇宙人は気がついていないようだ。
しかし巨大な怪獣・宇宙人が遠慮なしに暴れているこんな危険な場所になぜ一般人の彼女たちがいるのだろう。
危険を冒すからには相応の理由があるはずだと考えた繭は二人に注目した。
繭の顔が自分たちの方を向いたのを見たつぼみたちは背後に置いてあった大きなベニヤ板をつかんで掲げた。
そこにはスプレー式のペンキで大きく「し」と一文字書かれていた。
「し?」
意味をはかりかねて繭が首を傾げる。
つぼみたちは文字が一つだけ書かれたベニヤ板を、紙芝居の要領で何枚も繭に見せていった。
書かれた文字を順番につなげていくとこうなる。
『し・た・ゃ・た・せ・た・い・た・の・た・し・た・ゅ・た・ん・た・か・た・ん・た・そ・た・と・た・に・た・で・た・ろ』
「暗号?」
そして最後に掲げられた板には狸のイラストが……
それを見て、すぐに意味を理解した繭が両手で大きく輪を作って、了解したというサインを返した。
宇宙人を真正面に向かえた今の位置関係で繭が大きなゼスチャーをする事は、ナクール星人に見られた場合、
テレパシーで考えを読まれてしまうという危険があったが、アルティメットガールを嬲る事に
気持ちが集中している宇宙人は、もはや繭のことなど意識にはないようだ。
「繭さんに意味は伝わったらしい」
ライト等と一緒に調達した双眼鏡で繭の姿を見ていたヴィヴィアンがつぼみに報告する。
「じゃ、次は兄貴ッス」
つぼみはポケットから携帯電話を取り出す。
「おい、さっき真さんの入っているカプセルは液体で一杯になっちゃっただろう。もう携帯なんて使えないんじゃないのか?」
「それはたぶん大丈夫。諸星家で使っている携帯は水の中に落ちようと、象に踏まれようと壊れない特注品ッス」
「マジかよ……」
「あ、うん、ボクッス。今から言うことをよく聞いて欲しいんッスが……」
電話に出た真に最低限の用件を伝えるとつぼみは電話を切った。
「さ、ボクたちは安全な場所まで後退ッス」
「あ、ああ……」
「ん? どうしたッスか?」
ヴィヴィアンは両手を大きく広げて、包み込むように小柄なつぼみを抱きしめた。
「つぼみ、ありがとう、本当にありがとう……」
「エヘヘ、お礼を言われるのは事件が解決してからッスよ」
(う〜ん、スールってのも悪くないッス。ヴィヴィアン、白絹からボクに乗り換えないッスかねぇ……)
「よし、つぼみ、後退だ」
「ラジャスッ」
【つづく】
おお、来ましたね
狸ワラタヨ 昔の学研の科学で(これも異星人には通じない)モールス信号を題材にしてたのを思い出した
浮上age
浮上age
夏コミで新刊出すとこない?
glamourworksは確実、カタログ購入者によれば10サークルのカットでUGを確認したらしい
期待
>>226からの続き
白絹の手にからみついた触手が、少女の両腕を頭の上まで持ち上げた。
控えめな大きさながら、形のいい胸も、オルガスムスの余韻でヒクつく淫裂も、太い男根を根本までくわえこまされた肛門も、
何もかもが正面から丸見えだ。
「貧乳よ、貴様にはさらなる喜悦を与えてやる。ブラークキングよ来い。前後両方からこの娘を責めてやろう」
ひざの下に手を入れて少女の体を支えながら宇宙人がそう言うと、怪獣は白絹の正面にやってきた。
その股間では繭の入ったコアがギンギンに怒張している。
そのいきりたったペニスが白絹の秘裂に押し当てられた。
「ひっ…、ま、まさか……、いやぁっ!」
肛門と膣、前後の穴を同時に貫かれると気が付いて白絹の顔が青ざめる。
「や、やめなさい! その娘はさっきまで処女だったのよ。ひどすぎるわ!」
怪獣のコアの中で繭が叫ぶが、当然抗議の声が受け入れられるはずもない。
膣孔に押し入って来る剛直の矛先をそらそうとして白絹はもがいたが、
宇宙人が腰を突き出して腸腔をえぐると、その衝撃で動けなくなってしまう。
「くうっ、うあぁ……」
怪獣のペニスが、何度も絶頂に押し上げられぐずぐずにとろけきった媚肉を押し開いて侵入して来た。
膣道に入ってくる男根にスペースを明け渡すかのように菊門を犯していた宇宙人の陰茎が抜け出ていく。
後退する異星人の剛直に腸壁の粘膜が引きずられる感覚が、白絹の裸身を震わせる。
前門を犯す怪獣のペニスが、ずっぽりと根本まで入った所でようやく止まった。
すると、とば口まで後退していた宇宙人の怒張が再び腸腔の奥までめり込んでくる。
「う、あぁ…、ダメ…、キツいよぉ……」
菊門をえぐられる刺激に触発されて、膣孔の肉ヒダが怪獣のペニスをキュウッと締め付ける。
その心地よさに情欲をあおられたのか、怪獣は腰を前後に振り始めた。
「ひっ、くぅ、ああ……」
ズッ、ズプッ、ズズ……
怪獣がリズミカルに腰を動かすたび、濡れた肉同士がこすれ合って卑猥な音をたてる
激しく突き上げられる反動で白絹の足が跳ね、愛液のしずくが大地に散った。
一方腸腔の奥深くに入り込んだまま、じっと動きを止めていた宇宙人のペニスも抜き差しを再開した。
「ヒイッ、ぐぅ、イヤ…、や、やめてぇ……」
「いいのか? そんな事を言って?
何度も言っている様に我々の性的興奮が高まれば高まるほど、ペニスの中に精液が溜まっていく。
おそらくはすでにコアの中、半分くらいは再び湧き出したザーメンで満ちてきているはずだ。
早く射精させないと今度こそ二人は精液で溺れ死ぬぞ」
「ああ……」
「まったく惜しいものよ。おまえが私のテレパシーを受け入れられれば、
尻の穴の中に入れられたあの男が何を考えているかテレパシーで思考を中継しておまえに送れたものを」
「ううっ…、そんな事、言わないでぇ……」
白絹が恋心を抱いている少年が、今自分の排泄器官の中にいる。
その事をあらためて思い出させられて少女がつらそうな声をあげた。
しかし男の言う通り、早く射精させないと繭と真の命が危ない。
白絹はなんとか肛門と膣道の筋肉に力を入れて二本のペニスを締め付け、射精に導こうとする。
ただ犯されるだけなら理性や恐怖、憎しみといったリミッターがかかっただろう。
だが、「二人を助けるため」という目的が理性のブレーキを外した。
さらなる快感を得ようとする本能と、真達を助けようとする理性、二つが同じ方向を向いた事により、
白絹の腰使いにためらいという物がなくなる。
少女は淫らに尻を振り、腰をくねらせて二本の男根の感触を味わった。
「あ、ああ…、こんな……」
ナクール星人の手が後ろからのびてきて、上下に揺れている二つの乳房を鷲掴みにした。
触手の体液でぬるぬるになった柔らかい肉丘が、男が揉みしだくままに形を変える。
少女の体を前後からえぐる宇宙人と怪獣の腰使いは絶妙のコンビネーションを見せていた。
前が押せば、後ろが引く。
前が下がれば、後ろが入ってくる。
そんな動きを見せたかと思うと、
時に前と後ろで同時に奥深くへ押し入って来ては、二本同時に引き下がっていったりもした。
バリエーション豊かな二人がかりの性技に白絹は翻弄され、涙に濡れた顔を左右に振って快感の激しさを訴える。
「ああ、もう…、ダメ…、お尻も、アソコも……、すごいの。おかしくなる。あたし、おかしくなっちゃう……、あ、ああっ!」
精神が錯乱し、意味のない言葉をうわごとの様に口にしながら、白絹は昇りつめた。
しかし宇宙人も怪獣も白絹が絶頂を極めたことを知りながら、わずかな休憩さえ与えずに二穴を犯し続ける。
「あ、あうっ……、もう、許して…、ああ、また…、イ、イクうぅ〜!」
二人の凌辱者の間でサンドイッチ状態のまま、嬲られる少女は止まることのない律動の中で、立て続けに二度、三度と昇りつめた。
頭の中は真っ白になり、まともな思考をつむぐ事ができない。
さらに背中からまわった男の手が、粘液でぬめる乳肉を揉みしだき、固く充血している乳首を転がす。
手錠につながれた少女の手にからみついている触手。
その触手が今まで頭上に固定していた両腕を引っ張って、白絹の腹の上に移動させた。
そして触手の先端がブワッと広がり、元のスライム状に戻ったかと思うと、今度は白絹の手のすみずみまで伸びていく。
まるで透明のゴム手袋をしたように、手首から指先までをスライム触手はすっぽりと包んでしまった。
薄い手袋状になった不定形生命体は白絹の意志とは関わりなく勝手に手を動かしていく。
「え? えっ……!」
手袋触手にあやつられた白絹の手が下腹部に移動し、
根元にロープをくくりつけられた剥き出しのクリトリスを指がなでさすった。
「ひっ、あっ、ああん……」
指先で小さく円を描くように陰核をなでまわす。
人差し指と親指ではさんで、みがくようにこする。
押し当てた指の腹を小刻みに震わせてバイブレーションを加える。
クリトリスを愛撫する指はさまざまなテクニックを駆使して白絹を悶えさせた。
実際には触手によって強制的に手を動かされているのだが、
はた目には手袋をはめた手でオナニーにふけっている様にしか見えない。
「ああぁ、いやぁ、指、止めてぇ……」
乳房を揉みしだかれ、乳首をもてあそばれる快感。
これ以上は広げる事ができないくらい拡張された膣と肛門を同時に激しくえぐられる愉悦。
そこに新たにクリトリスを責める強制自慰が加わった。
それらが一体となった快感は、性に奥手な少女の精神のキャパシティを完全に越えていた。
「も…、もうダメェ…、死ぬ。死んじゃうぅ〜っ」
汗と精液にまみれた裸身を震わせながら白絹はうわごとの様に限界を訴える言葉をつぶやく。
前後の穴をえぐる男達の凶器がググッと膨らんだ。
「くっ、よし、出るぞ。尻の穴でも精液を受け止めろ!」
宇宙人は射精を宣言すると、白絹の奥底に男根を叩き込む。
そして尻穴の最深部で欲望の粘液を爆発させた。
それと呼応する様に膣孔を貫いていた獣も、とろけきった肉ヒダの中にザーメンを発射した。
「ヒッ、ヒイイーーッ、ああぁっ、出てる、中で出てるぅっ!」
過敏な粘膜に大量の熱い精液を放出された感覚が白絹の官能を一気に絶頂へと押し上げた。
「くっ! ダメッ! イクうっ、あぁ… ああああ――――ッ!」
少女は激しく腰をバウンドさせて昇りつめた。
エクスタシーの波が次々と襲いかかり、しゃくりあげるように下腹部が上下する。
そのたびに、膣孔が収縮し、男根の中身を搾り取るように締め付けた。
「あ、ああ…、ぁぁ……」
理性の光が消えた虚ろな目で宙空を見つめ、喜悦の表情を浮かべながら、
白絹は硬直した体をビクッ、ビクッと痙攣させる。
男達が注ぎ込んだ精液は大量すぎて少女の小さな性器には収まりきらず、ペニスと肉壁の間からあふれ出し、
太ももの内側を糸を引きながら垂れ落ちていく。
白絹の女性器は経験が浅いにもかかわらず、最高の性能を発揮し、男達の体内に蓄えられた精液を
最後の一滴まで搾り取った。
欲望を吐き出し、力を失った二本の男根がズルリと少女の体から抜け出る。
それと同時にこわばっていた白絹の体はまるで芯が抜かれた様に力が抜けていった。
もう自分の体を支える事もできず、全身に触手をからみつかせたまま巨体が地面に崩れ落ちた。
「あ、ああ……」
大地に横たわる巨大な少女の精神は完全にトび、ぼんやりと見開かれた目はもう何も映してはいない。
オルガスムスの余韻で荒い息をはき続ける口からは、ザーメンと唾液の混ざった粘液が流れ落ち、
それが地面に六畳間くらいある大きな水たまりを作っていた。
弛緩した体に時折揺り返しの様に痙攣が走り、そのたびに膣孔と尻穴から白濁液が押し出されている。
「?」
自分の体の中で何かがモゾモゾ動いている。
奇妙な感覚にとらわれ、白絹は気だるそうに疲れ切った体を起こした。
そして生気を失ったうつろな瞳を自分の下半身に向ける。
「え?」
するとあふれ出た精液をしたたらせている陰部から小さな細い足が二本、にょっきり突き出ていた。
「な、何?」
あわててその足を指でつまんで引っ張ると、筋肉が弛緩した膣孔から繭がズルリ……と抜け出てきた。
苦しそうにあえぎながら繭はアルティメットガールに話しかける。
「う…、ひ、貧乳……、もう、だい…じょう、ぶ…よ……。
宇宙人が、しゃ、せい…する、瞬間を、ねらって……外へ、飛び出したの…。真君、は……?」
繭の言葉に急いで双臀の間に手をやると後ろの穴からも二本の足がはえている。
窒息する前に助けなければ、と白絹はあわててその足を指でつまみ、注意深く引っ張った。
繭の時と同じように真が白絹の体内から出てくる。
白絹は手の中の二人をそっと地面の上に置いた。
「真さん! しっかりして!」
「う、うぅ……」
白絹の必死の呼びかけに真がうっすらと目を開けた。
少年が呆然としている白絹に声をかける。
「もう、足手まといは…、いない……た、たかって…、くれ……貧乳」
「真さん…」
その瞬間、少女の人一倍強い羞恥心が一気に膨れ上がった。
「真さんがあたしの中に、あ、あ、あ、あたしのお尻に入って…、出て、入って、
お尻、お尻の、あ、穴、あたしが、入って……、出て……、ま、真、まこ、まこ、ま、ままま……、
い、いやあああぁぁぁ――――――っ!」
羞恥心がピークに達した白絹の全身からビームがほとばしった。
狙いもつけずに最大パワーのビームが四方八方に飛び散る。
怪獣は頭に一発、胴体に三発、そしてコアにもビームの直撃を受けて一瞬にして光の粒になって分解した。
触手の生えた液体生物となった部下達も蒸発した。
だがさすがにナクール星人のボスは怪獣たちよりも反応が早い。
テレポーテーションで白絹のビームから逃れようとする。
ところが足を何かにとられて精神の集中が一瞬途切れた。
「な、なにい?」
彼の足をすくったのは白絹の首輪から伸びた鎖だった。
「バ、バカな!」
この一瞬の遅れが命取りとなった。
怪獣同様にコアを含めた全身をビームで貫かれる。
「こんな、この私が…、私が、ぐわぁぁぁ―――っ!」
ナクール星人のボスは断末魔の叫びを残して、怪獣の後を追うように消滅した。
テレビカメラの前では興奮が頂点に達した岡村が絶叫している。
『やりました! 貧乳! 奇跡の逆転勝利です!
むっ? おいっ、何をしている、手すきのスタッフはすぐに繭君たちの救出に向かわんかぁッ!』
呆然としていたテレビクルーたちが岡村の一喝に我に返る。
そして放送に最低限必要なスタッフだけを残して、あとは繭たちを迎えに出ていった。
今、白絹はナクール星人が現れた時にまとっていたマントをはおっている。
すでにさんざん裸身を見られてはいるが、さすがに裸のままでは落ち着かないのだ。
首輪と手錠がついたままなのが痛々しい。
そして両方の手の平を合わせて、その上に真を乗せていた。
手を胸の高さまで上げて、真を見下ろす。
「ふぅ、ひどい目に会った。でも助かったよ。ありがとう貧乳」
「そんな…、だって元々はあたしのためにこんな目に会って……」
全身宇宙人の体液まみれになった真の姿を白絹はじっと見つめた。
(きっと、気持ち悪いだろうな……)
「じっとしていて、今きれいにするから」
そう言うと白絹は舌を伸ばして真の体を舐め始めた。
今は宇宙人の精液を口にすることへの抵抗感よりも、真の体を清めたいという気持ちの方が上回っている。
「ん…、んむ、れろ……」
ていねいに注意深く舌を動かす。
「アハハッ、くすぐったいよ、貧乳」
アルティメットガールの舌から逃げようと真が体をよじったのと、白絹が舌を引っ込めたタイミングとが偶然、一致した。
その瞬間、真の唇と白絹の唇が重なる。
(えっ……?)
白絹の目が大きく見開かれる。
少女の唇に顔を半分うずめていた真が頭を起こした。
「ぷはっ! ああ、驚いた。でも貧乳の唇って柔らかいんだね」
邪念のない笑顔を見せる真に対して、白絹の方は驚いた顔のまま硬直していた。
(これって、キス? 真さんと…、ファースト・キス?)
たちまち白絹の顔がゆでた様に真っ赤に染まり、頭のてっぺんから湯気が噴きだした。
今時、珍しいくらい古典的な表現だ。
(あ、あ、あ、あげちゃった。真さんに、あたしのファーストキス……)
白絹の体が酔ったようにフラフラする。
「ハ〜ラ、ホレ、ハラ〜ホ〜」
もっとも真の方で今の接触を「異性とのキス」と認識しているかは疑問だが……
疲れ切った体で地面の上に座り込んでいた繭が、じゃれ合う白絹と真を見てつぶやいた。
「私、忘れられている……?」
ぼんやりとそんな事を考えていた繭の所の近くに何台かの車が走ってきて止まった。
ZATVの車、そして救急車だ。
車のドアがあき、毛布と衣類、大量のバスタオル、ポリタンクに入った湯などを持ったテレビ局のスタッフと
救急隊員が降りて、彼女の方へ走ってくる。
その光景を見て繭はようやく悪夢が終わったことを実感した。
「とりあえず…、お風呂、入りたいなぁ……」
一方、こちらはつぼみとヴィヴィアン。
「良かった。良かった…、白絹……」
「帰ったら三人にはゆっくり休んでもらうッス。ヴィヴィ、しばらくはロリと巨乳で地球の平和を守るッスよ」
「ああ。それにしても、オマエの兄貴、タフだな。私が男であんな目にあったら絶対、女性恐怖症になってる。
女の私が言うのも変だけど女性のあの部分なんかグロく見えて、一生直視できなくなるかも……」
「まー、それがアニキのいい所であり、悪い所でありッスね」
そして再び、白絹と真。
「こうして助けられるのは二回目だね。ありがとう」
「そんな、さっきも言ったけど、こんなひどい目に合ったのは私のせいだし……」
少しためらった後、白絹は言葉を続けた。
「真さん、もう、あたしの事なんて嫌いになったんじゃないの?
だって、あの…、あ、あたしの…、ア、アレとか、お、お尻の…とか、間近で見て気持ち悪いって思ったんじゃ……?」
「そんな事ないよ、アルティメットガールに気持ち悪い部分なんてない。綺麗だったよ」
「真さん……」
「オレは光栄なんだ。アルティメットガールのすべてを見た初めての人間だって事が。
ようし! 今回の事は詳細なレポートにまとめて大々的にテレビで発表するぞ!
写真だって何十枚と撮ったし、事細かに描写してすべてを明らかにする!
がんばるから放送を楽しみにしていてくれ!」
「そ、そんなぁ〜、それは、それは…、イヤァァァァ――――ッ!」
【END】
長い……、我ながら長すぎるSSがやっと終わりました。
内容の出来不出来はともかく、これでケジメだけはついたかな?
>>227 宇宙人には通じないモールス信号でやりとり、ってのがなんとも昔のジュブナイルSF的ですな。
ノスタルジックな香りを感じます。
ちなみに夏コミの収穫は一冊ですた。
それでは長い間お目汚しを続けて来ましたが、これにて失礼させてもらいます。
246 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 17:15:46 ID:WwUduV3D
完結乙!
乙!
でもこれでこのスレもおわるのか…
>>245 完結乙。
せめて、誰かがもう一発投下してくれたらなぁ・・・。
>>245 多分2ch唯一のUGSS無事完走おめでとうございます、お疲れ様でしたありがとうございます
終わってしまうのは残念ですが、ここまで生き残れたのはひとえに◆jCphdk9d4kさんのおかげです
ありがとうございました
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