612さん、オツです。
…ごめん、忍足キモイ。木内さんが気の毒だ。
最近行ったスーパーで、跡部版のバレキスが流れていて笑ってしまった。
昔、西川さんもなんかの番組でバレキス口ずさんでた。
ラジオだったかな…うろおぼえスマン。
お初です。
職人さん方のGJな作品の中恐縮ですがアスカガ投下いきます。
5話の慰めシーンより。
640 :
アスカガ1:05/02/09 08:13:39 ID:ce6WPBg0
「君にはわかってるだろう、カガリ」
アスランの優しい穏やかな声でそう諭され、カガリは大粒の涙を零した。
こらえきれずアスランの首に抱きつき、子供のように声をあげて泣いた。
そんなカガリの背中に戸惑いがちにアスランの手が回され、宥めるように
優しく撫でる。
しばらくそうしてアスランの腕の中で泣いていたカガリだったが、やがて
落ち着きを取り戻し大人しくなった。
彼女の涙が止まるまで、その背を上下に撫でさすっていたアスランだが、
彼女が泣きやんだのを見計らい、おずおずとカガリに切り出す。
「あのさ…落ち着いたらそろそろ…離れないか」
「…え?」
ずずっと鼻をすすってカガリが聞きかえした。
議長の計らいで用意されたミネルバ内のこの部屋には、アスランとカガリの
二人きりだ。
「その…こんな風にくっつかれてると、さすがに理性に自信が…」
淡白に思われがちな彼も一応健全な男で、まして好きな女性がこんなに
無防備に抱きついてきたら――――
入るときに電気を点ければよかった、とアスランは思った。
室内の薄暗さがさらにあらぬ妄想をかきたてる。
こんなときに不健全だとは思いながらも、この状況でドキドキするなと言うほうが
無理だ。
641 :
アスカガ2:05/02/09 08:14:32 ID:ce6WPBg0
だがカガリはなかなか離れようとしない。
そっと首に絡みついた腕をはずそうとすると、しっかり力をこめて抱きついてくる。
「こら、かーがーり」
軽く叱りながらもアスランは弱ってしまった。
本当にこいつはわかっていない。
もしここで自分が獣になったら、きっとまた泣くに決まっているのに。
そう思ったとき、カガリが小さく呟いた。
「…いい…」
「え?」
今彼女はなんて言った?アスランの目が大きく見開かれた。
再び彼女は抱きつく腕に力をこめた。
「だから…離れないでくれ」
彼女は今、弱っている。
ただ不安で、だから人の体温が欲しくて。
その弱みにつけこむのはいいことなのだろうか。
そう思いながらも、彼の熱が一箇所に集中するのがわかった。
今彼女を引き剥がさなければ、この欲望を彼女に突き立ててしまう。
アスランが迷っていると、カガリはそっとかじりついていたアスランの首から
体を放し、息が触れるほど近く、アスランの顔に自分の顔を寄せた。
そうして額と額をぶつけて、そっと目を閉じる。
おそらく無意識でやっているであろう、その誘うような仕草に、アスランの理性が
崩れていった。
642 :
アスカガ3:05/02/09 08:16:00 ID:ce6WPBg0
アスランは自分にあてがわれたベッドにカガリを横たえると、いとおしげにその
金色の前髪を梳いた。
困ったように寄せられた眉に、額に、軽くキスを落とす。
そして眦や頬に残る涙をその唇で拭う。
それだけでみるみるカガリの目元が赤く色づくのがわかる。
物慣れないカガリの態度に煽られて、アスランは行為の手を進める。
シャツの裾から手を差し入れ、二つの膨らみの片側に触れると、カガリが小さく
戦慄いた。
膨らみをゆるゆると揉みしだき、突起をつまんだり軽く引っかくと、そのたびに
カガリが喉を喘がせた。
こんな顔もするのか…アスランは目を閉じて快感に震えるカガリの表情に
思わず見入り、また自分の愛撫に感じてくれている喜びに、胸に暖かいものが
こみ上げるのを感じた。
目を潤ませて荒い息を吐き始めた彼女に口付けながら、手を腰から下へ伸ばす。
パンツを下着ごと脱がせると、カガリが恥ずかしそうに身を捩った。
「なんか…私ばっかり…ずるい」
「…俺も脱ぐよ、すぐに」
そう囁いて宥めると、その姿を想像したのか途端に耳まで真っ赤になった。
自分でずるいと言ったくせに。
呆れるくらい初心な反応にアスランは苦笑した。
643 :
アスカガ4:05/02/09 08:17:31 ID:ce6WPBg0
アスランとて初めての経験で慣れてもいないし余裕もない。
だが、彼女の見せる反応がその先を教えてくれているような気がした。
割れ目を指でなぞってやると、カガリの躰が跳ねる。
秘所からはすでに愛液が溢れてきていて、そこを弄るとくちゅくちゅと水音を
たてていた。
濡れた指をまだ誰も触れたことのない場所へ差し入れる。
一本、二本は楽に入ったが、指を増やしていくとカガリがつらそうに眉をしかめる。
指よりもっと大きなものをこれから入れようとしているが、進めても大丈夫だろうか。
アスランは躊躇った。
自分の分身は既に熱を持ってはちきれんばかりで、途中でやめるにはつらい。
彼女をこのまま自分のものにしてしまいたい、しかし傷つけたくはない。
そんな風に思いを巡らせていると、カガリがアスランの方へ手を伸ばした。
そしてアスランの首にその腕を絡めると、耳元で途切れ途切れに何かを囁く。
アスランは大きく目を見開き、そして切なげに眉を寄せた。
もう限界だった。
644 :
アスカガ5:05/02/09 08:19:51 ID:ce6WPBg0
「ごめん、なるべく…傷つけないようにするけど…」
彼は自分のベルトに手をかけ昂ぶる熱を取り出すと、それを秘所にあてがった。
ゆるゆると慎重に挿入していくが、指とは比べ物にならない圧迫感にカガリは
苦悶の表情を浮かべた。
だが彼女は「痛い」とも「やめろ」とも言わない。
ただ愛しい恋人をその身の内に受け入れる痛みに必死で耐えている。
長い時間をかけてゆっくりとすべてを収めると、アスランはカガリの躰をぎゅっと
抱きしめた。
「全部…入った」
「うん…」
彼女の中は熱くて狭い。
牡の本能で動き出しそうになるのを堪え、カガリが落ち着くのを待ってやる。
「大丈夫か?痛くないか?」
気遣うように訊ねると、カガリは無言で頷いた。
ゆっくりと腰を動かすと、やはり痛いのか小さく呻いたが、アスランが動きを止めると、
「大丈夫だから…」
と怖気づきそうな彼を促した。
誰も入ったことのない場所に初めて迎え入れるのだから激しい痛みを伴う。
だがそれはただ痛いだけではない。
痛みとともに得た大きな喜び。
好きな人に愛されている、好きな人がこの身で感じてくれている幸せ。
男のアスランはそんな女の悦びを知る由もないのだろう。
彼が抜き差しをするたびに傷ついた入口が痛んでも、そんなことはもうどうでもよかった。
カガリはアスランの首にしがみつき、蒼い髪を掻き抱き、その動きに必死についていく。
初めはカガリの身を気遣っていたアスランも、既に我を失いその快感に溺れていた。
やがて押し寄せた快感の波は弾け、彼は低い呻きとともにカガリの中にその欲望を
吐き出すと、カガリの上に倒れこんだ。
645 :
アスカガ6:05/02/09 08:21:52 ID:ce6WPBg0
荒い呼吸が落ち着きアスランが躰を起こすと、カガリはぐったりとしていて、
呼びかけても返事がない。
大丈夫なのかと慌てふためきカガリの様子を調べるが、それがただ眠っているだけと
わかると、ほっと胸をなでおろした。
彼女には無理をさせてしまったが、申し訳ないと思いながらも胸に湧き上がる
喜びは隠せない。
出会ってから2年間、ずっと想っていた彼女をこの手に抱くことができたのだから。
せめてもの罪滅ぼしに後始末はアスランがすべて請け負った。
二人の体液で汚れたカガリの躰を拭いて、服を着せてやり、しばらく彼女の髪を
撫でてやる。
行為の最中にも涙を流したカガリの目元はすっかり赤くなっていたが、小さな寝息を
たてるその寝顔は穏やかだった。
だがそれもつかの間の休息。
ユニウスセブンが地球に落ちたなら、カガリはまた悲しみ、傷つくのだ。
そんな顔を見たくはない。
少しでも自分にできることを。
それは地球にいる人たちのためは勿論だが、何よりも彼女の笑顔を守るため。
自分は彼女を守ると誓ったのだから。
アスランは名残惜しげに彼女の髪から手を離し、立ち上がった。
以上です。
ぬるくてすいません。
逝ってきます。
>>646 乙でした!!
弱弱しいカガリがかわえかったです
乙 乙!!
5話の寝覚めカガリの顔思い浮かべて(*´Д`)ハァハァしたよ
>>646 GJ!!(*´Д`)b
5話のエロかわいいカガリはこういうことだったんだなwアスランGJ。
グッジョブ!
アスランもカガリたんも(゚∀゚)ラヴィ!!
>>626 (*´д`) その3p 是非読みたいです。
もし 嫌でなかったら 612さんのシンカガ小説も読んでみたいです。
>>646 激しく乙! もう5話はこうだったとしか思えない。
ブラウニー氏、612氏、
>>646氏
ハイパーGJ!!!素晴らしい職人さんばっかりで毎日(*´Д`)ハァハァしっぱなしです
654 :
612:05/02/09 19:34:33 ID:lkXqqFB4
キタ−!!
めっちゃ可愛いカガリたん萌(;´Д`)'`ァ'`ァ
過呼吸で死にそうです
>>651 ( ゚д゚)
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゚д゚)
(つд⊂)ゴシゴシ
_,._
(;゚ Д゚)ホォォーー…?!
そ…そんなこと言ってくれちゃうと本当に書いてしまうぞーシンカガ
レツ強姦!(で良いですか?
655 :
名無しさん@ピンキー:05/02/09 21:22:17 ID:mYnveIMI
>>639 GJ!!激しく萌えました!
カガリエロ可愛い!
甲斐甲斐しく後処理してあげるアスランの世話焼きっぷりもイイ!!
>>654 私もシンカガ強姦キボンw
612さんのカガリ最高です♪
657 :
612:05/02/09 21:57:23 ID:lkXqqFB4
>>656 ( ゚д゚)
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゚д゚)
(つд⊂)ゴシゴシ
(; д ) ゚ ゚
た…只今マッハで執筆中です!
有難うございます有難うございますありがごふっjplカガrgqb
レスくだすった皆様ありがとう(つд`)
さらにエロいカガリたんを目指して修行にはげみつつ、
職人さんの作品楽しみに待ってまつ。
イイヨイイヨー
ガンガンお願いしますね職人様達
612氏に萌えた
661 :
612:05/02/09 22:44:22 ID:lkXqqFB4
そそそそそんなこと言ってもエロいカガリたんと凶暴なシンしか出てきませんよ!
そういうのは新シャアにいるキラキラたんに言ってあげてください
662 :
612:05/02/09 22:46:21 ID:lkXqqFB4
, "⌒` 、
ルハノルノノ〉 デモアリガト!
ルレ!*゚ 3゚ リ ≡☆
612氏かわいいよ612氏(´д`;)
664 :
612:05/02/09 22:56:11 ID:lkXqqFB4
可愛いのはカガリたんの方ですヨ!
メイルナ百合エロ読みたい
セクース上級者のキラとメイリンの絡みが読みたい(;´Д`)
ミネルバがオーブの停泊して休暇が出てる時若しくは
AAとミネルバが合流するとき。
612はそろそろ空気読めや。
ここってどこかにまとめてSS置いたりしてないんですか
さて、容量ヤバイんで新スレ立ててきますよ
メイリン編のおまけ。埋め埋め…
【世界は議長の股の下】
「ふむ。メイリンは全てを持っている男が欲しいのか・・・」
ギルバート・デュランダルは、久しぶりに届いた『新作』を堪能していた。
ミネルバ艦内のありとあらゆるところにしかけた盗聴器によって、プラントにいながらに
して全乗組員の動向が解る。彼にその音声を届けるスパイが誰なのかは、この際問題ではない。
デュランダルは、机の上のチェス盤の駒を動かした。端から見れば普通のチェス盤だが、
駒の1つ1つは彼の中で、現実の人間に置き換えられている。
キングのアスランはビショップのルナマリアとカップリングか。クイーンのタリアとナイトの
レイには、今のところ虫はついていないな、よしよし・・・。しかし女性のナイトである
メイリンがまさかポーンの整備士とカプるとは思わなかった。ルークのシンは何をしているんだ。
・・・いや、彼の『対の遺伝子』はまだ敵側にいるんだったな。
連合側の女性のナイトであるステラ・ルーシェ。あの太股はいいな。早くこちら側に来ない
かな。急がないと、敵のキングである仮面男に触られてしまうかもしれん。まったくあいつは、
クイーンの巨乳だけで我慢できんのか!
こうしていると、全ては私の掌の上という感じだ。・・・しかし、何か物足りないな。
チェス盤は大きすぎて、実際には掌の上には乗らないからな。
急に思い立って、デュランダルはチェス盤を床に置いた。その上を大股に跨いだ姿勢で、
止まってみる。うん。この方がいい。世界を支配している気になれるじゃないか。
全てを持っている男なら、ここにいるぞメイリン!カモォオ---ン!!щ(゚Д゚щ)
腰に手を当てて満足げに微笑むデュランダルは、ドアの外でミーアが覗いていることに
気づいていなかった。
この人に従っていて、本当に大丈夫かしら。今度レイに相談してみよう―――ミーアは
そう思った。
おしまい
672 :
ブラウニー:05/02/10 13:45:18 ID:9iQk8zX0
埋め足りない…
エロじゃなくてごめん。
これで埋まるかな。ネオステの習作です。
【Shift Position】
「・・・あんっ・・・」
唇にキスされながら、服の上から胸に触れられて、ステラは顎をぴくりと痙攣させて
喘いだ。そのはずみで離れた唇を、眼を閉じたまま探るようにしてもう一度口づけ、
甘い感触を手繰り寄せる。
ネオの部屋で抱かれるようになって、もう何度目になるだろう。
求めたのはステラの方だった。父のようにも兄のようにも慕うこの男に、そうではなく、
一人の女として扱って欲しいと思うようになるのに、そう時間はかからなかった。
ステラにとっては家族のような結びつきより、体を通しての関係の方がわかりやすい。
彼女にはそれしかなかったのだから。
仮面をつけたままの頭の後ろに手を回し、ほかに導くように抱き寄せると、大きく
開いた襟元から覗く首すじに口づけられる。弱すぎるその感覚にステラはじれたように
体を震わせた。
「うんっ・・・もっと・・・」
求めても、仮面の男はなかなかそうはしてくれない。花びらで触れるような微かな
刺激で弄んでいる。体の距離をなかなか詰められなくて、ステラは自ら服を脱ぎはじめた。
露になった成長途中の胸に、自分で男の掌を押しあてる。大きな手の中にすっぽり
収まったそれは、彼の指の動きに合わせて柔らかく形を変えた。
「あっ・・・ネオ・・・」
ステラの求める感覚に、次第に体が近づいていく。頬が上気し、鼓動が高まり、息が
甘く吐き出される。胸が締めつけられるように苦しい。男の服を手早く脱がせながらも、
より強い刺激を求めて、ネオの足の上に座っている細い腰がもじもじと動いた。
ステラの焦りとは裏腹に、ネオはなかなか先に進んでくれない。もっとネオ自身を
燃え上がらせなければ。
彼の股間に伸ばしたステラの手を、ネオは手首を掴んで拘束した。そのままステラの
背中側に彼女の手を回し、近くにあった軍服のベルトで無言のまま縛り上げる。
「あっ、イヤ・・・何で・・・はんっ」
ステラの抗議も、乳首にあてられた人差し指からの刺激にかき消される。太い指先が
小さな突起を弄ぶようにくりくりと回した。
「ああ・・・やっ・・・もっと・・・強く、して・・・」
ネオは今度はステラの求めに応じた。親指と人差し指で先端を摘み、左右から揉み解す
ようにしながら残りの指で乳房を包み込む。二つの小さな膨らみの間に口づけて、跡が
残るくらいに強く吸い上げた。
「ああっ・・・あっ・・・んんんっ」
ステラは喉を仰け反らせて喘いだ。明るい金髪がふわりと揺らぐ。
ネオの愛撫は胸の辺りに集中している。二つの丘の間を舌で舐めあげられ、汗で濡れ
始めている肌をもっと湿らせていく。体が匂いたちはじめている。ステラの体からたち
のぼる女の香り。
ステラの下半身は、触れられてもいないのにもう熱い雫を一筋、たらりとこぼした。
触れて欲しくて身を捩っても、男はそれに答えてくれない。自分で触れようにも手は
戒められている。
「ネオっ・・・もう・・・来てっ・・・」
唯一自由になる言葉で哀願したのに、男は答えてくれない。片方の乳首を唇で喰わえ
られ、舌で先端を刺激しながら、軽く吸われた。それだけで体が反応して跳ね上がる。
「ああ、そこばかり・・・責められるとっ・・・」
ステラは快感にぶるっと身を震わせた。もっと大きくしてやると言わんばかりに掌で
乳房を強く揉まれ、2つの先端を舌が交互に捉えて刺激を加えてくる。もう意味のある
言葉も出て来ない。
「ふぅっ・・・あ、ああ・・・くぅ・・・あっ、んっ、あああっ」
また熱い雫がこぼれる。一筋、また一筋と内股をつたい、男の太股にまで垂れて
濡らしていく。
ようやくネオの指先が濡れた入り口に触れてきた。その感触にステラは一際大きく体を
痙攣させた。軽く入り口を撫でたその指は、手始めだと言うように第一関節までを浅く
挿しこんでくる。
「あっ、ああっ、やぁ・・・もっとっ・・・もっとぉっ・・・」
もっと奥まで入れて欲しい、と言いたいのに最後まで言えない。浅い抽送でも快感は
十分だ。指先を回転させて入り口を広げるように刺激が与えられていく。それに従って
入り口が徐々に開きはじめ、溢れる蜜もその量と熱を増していく。
「あぅんっ・・・ああ、あ・・・んあ・・・あああ・・・」
両手は縛られて、シーツや枕を掴むことも、男の背中に回すこともできない。いつも
ならそうすることで粘りつくような感覚を少しでも外に散らすことができるのに、今日は
それが禁じられている。体の感覚が全て内側に向かって突き進み、中心から溶け崩して
いくようだ。逃げられないのなら、いっそ早く高い場所に連れて行って欲しいのに、
それもしてくれない。じりじりと奥へ入って行く指の刺激をもっと強くするように、
ステラは腰を動かしはじめた。
「ああっ、ネオ、お願い・・・何か・・・言って・・・」
必死で言葉を絞り出す。ネオはさっきから無言でステラを愛撫している。仮面を
被っている彼の感情は、表情ではわからない。何か言って欲しい。
ネオは何も言わなかった。その代わり、挿し込まれていた指が抜かれ、もっと太く、
固く、熱い塊がそこに押しつけられた。
「ああ・・・!」
ステラは大きな声をあげた。まだ成長途中の彼女の細い腰は、ネオの大きなものを
受け止めるには些か足りない。ぐいぐいと内壁を押し広げてくるその強い刺激は、
痛みをともにそれを凌駕する激しい快感でもってステラの理性を押し流した。
「あう・・あああっ、あ!・・・んはっ・・・あ、あ、あああぅ!!」
根元まで飲み込んで、息をつくのも束の間、逞しい腰が強く突き上げてくる。
さっきまでのじれったい程の弱い愛撫は何だったのかと思うほど、ネオは急速に
スピードを上げて、ステラを彼女の望む場所へ連れて行こうとしていた。
「あっ、ネオ・・・!あたし、いいっ・・・あああっ!」
頭を左右に激しく振り、髪を振り乱しながらステラは叫ぶような嬌声をあげた。
「んんん・・・あっ・・・ネオは、感じて、るっ・・・?」
ステラは必死で訊ねた。声が聞きたい。どうしても。お願い、答えて・・・。
「・・・ああ。」
ステラの必死さに根負けしたように、ネオは漸く答えた。その声はひどくそっけない
ものだったが、ステラは嬉しくて震えた。
「あたしの中・・・気持ちいい・・・?あんっ、あたしを・・・あっ、感じてる・・・?」
「ああ。いいよ、ステラ・・・」
嬌声の合間に投げつけられるステラの質問に答えるネオの声は、本当に感じている
のかと疑いたくなるほど冷静だ。耳元でその囁き声を聞いているステラの方は、ますます
快感が高められているというのに。
「あん・・・ネオの声、好き・・・も、もっとっ・・・聞かせ、てぇっ、あぁんっ・・・」
「ステラ・・・」
「あああっ、いいっ、そこ、いいィ・・・もっと、呼んで・・・あんっ、やめないで・・・」
「ステラ・・・ステラ・・・ステラ・・・!」
「ああっ、おかしく、なるぅ・・・ああぁんっ!ネオっ、もぅお・・・っ、あっ、
いいっ、気持ち、い・・・、ああっ!あああ・・・っ!」
ステラの顎が大きく反り返ったあと、その頭ががくん、とネオの肩に落ちてくる。
ゆっくり腰を引き剥がそうとする彼の肩の上で、彼女は弱く首を横に振った。
「あっ・・・ダメ・・・まだ・・・」
「ステラ・・・?」
「まだ・・・ネオが・・・くっ、ネオも・・・イって・・・」
確かにステラの体の中のネオは、まだ大きさも熱も失っていない。彼女の中で
どくどくと脈打って、そこに欲望が猛っていることを教えている。
「だが・・・これ以上は、おまえが」
「イヤ・・・もう一度・・・お願い・・・やめちゃヤダぁ・・・」
ステラはすすり泣き始めた。後ろに戒めた手をほどいてやると、必死に抱きついて
くる。
「あんっ・・・」
ネオが再び腰を動かし始めると、ステラは閉じた眼から涙を流しながら反応した。
すでに内壁はヒリヒリと痛み始めているが、抱かれている悦びを失いたくない。
離れまいとするように、さらに男の逞しい首にすがりつく。
「あああっ・・・ネオっ・・・いいっ、そこぉ・・・もっとぉ・・・ああんっ!」
ネオに感じて欲しいのか、自分が感じたいのかもわからない。しっかりと抱き締め
られても躰はびくびくと反応するたびに離れ、またくっついて、ひとつになろうとして
中から暴れ出す。
躰の中で暴れるこの獣を、早く解放してやらなければ、壊れてしまいそうだ。
「やあああっ・・・あんっ!あああ、ん!くうううぅん!んっ、んんっ、あああ!
ああ、あ・・・あ・・・」
ネオが最後まで感じたかどうか確かめる前に、ステラは意識を手放した。
「女って、ずるいよ、まったく。」
いつもの不満を繰り返すアウルを、スティングは薄く笑いながら見た。
「じゃあおまえも抱かれてくれば、ネオにさ。」
からかうスティングを、バカなことを言うな、というようにアウルは見返した。
スティングはアウルを相手にせず、読んでいた雑誌に視線を戻す。
「・・・ネオは何、考えてるんだろ。ステラなんか相手にすると思ってなかったな。」
「なんか、ってことはないだろ。可愛いさ、それなりに。」
「僕の趣味じゃない。」
「俺だってそうさ。迫られてるのは俺達じゃない。」
「ネオだってステラなんか好みじゃないと思うけど?それなのになんだって・・・」
「そうしなきゃステラが壊れちゃうからだろ?・・・おまえ、しつこいな。」
スティングは雑誌から顔を上げてアウルを見た。ベッドに腰かけたアウルはイライラと
足をぶらつかせている。
「何がそんなに不満なんだよ。女に生まれて来たかったのか?ん?」
「だからそういうんじゃないよ。」
自分の気持ちをうまく説明できなくて、アウルはそっぽを向いた。
結局アウルもネオの気を引きたいことに違いはないのだ。性的な意味ではないが、
あの仮面の男は、自分たちの一番近くにいる大人なのだ。子供が兄弟より親の関心を
引きたがるように、アウルはネオに自分を見て欲しがっている。おまえが一番だと
言わせたがっている。誰かに大事に思ってもらいたい。そして今はその誰かがネオだと
いうだけの話だ。
その気持ちはスティングには良くわかる。彼自身もアウルと同じことを思っていない
こともないのだ。しかし3人のリーダー格であるスティングは、アウルより少しだけ
大人だ。
男だらけの軍隊の中で、女というポジションは特別だ。それはシフトキーを押した
ようなもので、男と同じことをステラがしても、周りの反応は違っている。ネオも
そこまで自分たち2人とステラを同列には扱えていないことをスティングは知って
いるし、彼は半ば諦めていた。嫌だと言ってもキーボードにシフトキーはあるし、
使いようによっては便利にもなる。軍隊の中にも『女』が必要なのだ。
スティングは立ち上がり、アウルのそばに歩み寄ると、その頭を撫でた。アウルが
不思議そうに見上げてくる。
「俺じゃ代わりにはならないだろうけど、な。」
「・・・子供扱いすんなよ!」
アウルは赤くなりながらスティングの手を払いのけ、またそっぽを向いた。
スティングは溜息をついた。何だかネオの気持ちが、少し解ったような気がした。
おしまい
ムキになってしまった…
ネオ仮面、体に傷があるかどうか早く教えてね。
描写できないのよ。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
ブラウニー氏こんな時間に超GJ!!
キタ――――(゚∀゚)――――!!!!キタ――――(゚∀゚)――――!!!!キタ――――(゚∀゚)――――!!!!
ブラウニー氏乙!!
超GJ!!相変わらず良い仕事してますなぁ…(*´д`)ハァハァ
メイリン編おまけの議長にワロタw
ブラウニーさん、お疲れ様です。
いやぁ…すごいです!アニメ本編より、ずっと面白い!!(笑)
H部分もさることながら、普通の所の描写も、プロみたいで…!
議長、サイコー!
アウルとスティングのリアクションも微笑ましくて萌えました。
>>667 喪前が空気嫁ですよ!!
ブラウニーさんGJです。 ステラかわええ。
612さんの次回作も(*´д`)ハアハアしながら待ち焦がれています。
>>668 漏れがしっているところだと 南京条約 くらいだが・・・
ぐぐれば 多分一発で出てきますよ。
ちなみに、このスレの小説に限らなければ、他にも SEED関係の色々なまとめサイトがありますよ。
686 :
612:05/02/10 22:46:45 ID:6r0DE3e2
レッツ大移動
((
)) ((
_,-、_ ))
/ ノlヽ\
/ (゚Д゚)ヽ
{ ⊂ .:::::}つ
ヽ--------"
し'し'
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ク l r‐- 、 .....:::::::::::::::::::`ヽ
/ ,>,‐-二、..................................:::::::::::::::::::::}ヽ}
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'ー、 .:::::::::l ヽ::::}、:::::::::::::::::::::::l:::r、)
了 ..::::::::::::L,,,,__ __}∠.}:::;/::::::::::::::|ノ ´
/{ :::::::::::::ト|r、rテ;ミ ´ィrテr/<ノ/:::::::::;イ
'‐ 、 .::ヽ`''゙''"'' ''゙''"'''´イ::::::::::;イ:|
} .::::::lヽ ! /:::::::::::{ノく
/.: .::::::'、 、 / ::::::::::l⌒`
{ :::::::::::\ -:::::- =彳 :::::::ヽ
\ ::::::::::r'´`>、  ̄ ,. '´ト、 ...::::::)
`\ ::::ヽ'".:::|\__,. '´,. '"´::;> .::::;イ
_,./}_;:ノ .:::::| ,. -‐".::::::::::r' .:::/_」__
,. ‐''"´ く <´ .::::::,. ''" ..:::::::::::::::>、Y´ `丶、
,. ‐''" `))、 :/ ...:::::::,. ‐''"´ _ノ'
/ 〉'´ ......::,. ''"
| ..::,. ''"
埋め立て完了ですわ、おばかさん。