倉庫未収録作品
Part10スレ
>607->662 射手と天馬のゆくえ ケント×ファリナ (花泉の亜茶)
>678-679 >682-685 フェレ大賞典 烈火オールキャラ (ダミアン ◆.lt5gYzbQ)
>702->720 Part5の未完のチャド×キャスの続き (通りすがりのスケベ)
Part11スレ
>12-30 罪の意識(前編) スルーフ×アマルダ (988%マシン ◆ka5BrNUzcE)
>35-41 >43-45 >47-49 >51-52 嘘と約束 ヒース×プリシラ (むた ◆rEtdWXJvJ6)
>55-57 >59-61 >89-96 プリシラ陵辱 (ダミアン ◆.lt5gYzbQ)
>64-79 隠せないこの想い マリク×リンダ (花泉の蕪/千葉犬)
>99->131 罪の意識(後編) スルーフ×アマルダ (988%マシン ◆ka5BrNUzcE)
>146-151 >200-207 悲劇的 軍師×リン (ダミアン ◆.lt5gYzbQ)
>156-160 バレンシア大陸誕生秘話 ドーマ×ミラ (千葉犬)
>173-196 あなたのくれた未来 セーバー×ジェニー (むた ◆rEtdWXJvJ6)
>210-211 >214-215 >232 >304-305 >482 >552-555 >558
ホークアイ祭 ルトガー×クラリーネ (ダミアン ◆.lt5gYzbQ)
>235-263 遠い日の約束(前編)ホリン×アイラ (千葉犬)
>278-299 遠い日の約束(中編)ホリン×アイラ (千葉犬)
>320-360 遠い日の約束(後編)ホリン×アイラ (千葉犬)
>373 初代スレ 寸評その1 (花泉の亜茶)
>415-416 初代スレ 寸評その2 (花泉の亜茶)
>418-423 シーザ×リンダ (418)
>427-437 マルス×チキ (M・S ◆7VourjYAV6)
>444-472 遠い夜明け ヨハン×ラクチェ (むた ◆rEtdWXJvJ6)
>534-543 フェレ家の奇妙な一夜 フェレ家の皆さん (花泉の亜茶)
>611-617 ルイーズ×エルク(通りすがりのスケベ)
Part12スレ
>5-10 超魔術 マリク×エリス×リンダ (ダミアン ◆.lt5gYzbQ.)
>34-37 ルイーズ×エルク(通りすがりのスケベ)
>43-50 君の隣で眠らせて ヒーニアス×エイリーク (和む)
>67-87 優しい彼氏と泣き虫彼女 コーマ×エイミー (花泉の亜茶)
>107-113 >119-126 本には書いていないこと ルーテ×アスレイ (前スレ597)
>147-169 これも、運命 レックス×アイラ (むた ◆rEtdWXJvJ6)
>175-177 芸術家な人々(弟編) フランツ×ナターシャ (ダミアン ◆.lt5gYzbQ.)
>229 ヒース×ケント 支援Bより (ダミアン ◆.lt5gYzbQ.)
>280>559>573 エフラム×エイリーク×ラーチェル×ターナ
>290-293 聖女の賭け事 ヨシュア×ナターシャ (ダミアン ◆.lt5gYzbQ.)
>346-348 仮想支援会話 デュッセル×アメリア (ダミアン ◆.lt5gYzbQ.)
>337 >353-367 ゼト×エイリーク (304 ◆QaUIXNqJAM)
>415-441 a Permanent Smile オルソン×モニカ (988%マシン ◆ka5BrNUzcE) 注・猟奇
>477-514 Lesson C? ラーチェル×エイリーク×ターナ (むた ◆rEtdWXJvJ6 )
>525-526 太閤立志伝 聖魔オールキャラ (ダミアン ◆.lt5gYzbQ.)
>529-539 エフラムの憂鬱 支援会話風 (528)注・エロなし
>551-553 パート1スレ寸評その3 (花泉の亜茶)
>574-582 エイリーク編裏15話 ヴァルター×エイリーク(まごのて ◆pRlYgV5GEA)
>590 ズッコケ三人組 (ダミアン ◆.lt5gYzbQ.)注・エロなし
>616-619 玉の輿 エフラム×ラーチェル (ダミアン ◆.lt5gYzbQ.)
>641-647 永遠に・・・ ルーテ×アスレイ (ダミアン ◆.lt5gYzbQ.)
>659-661 >663 >665 >668 >672>674>676 >677-679 >680 >682-683 >684-686
>688-690 >692 >698-699 >701 >702
リレー小説 ジスト×マリカ ロス×ユアン×フランツ×アメリア
(659 ダミアン ◆.lt5gYzbQ. 663 むた ◆rEtdWXJvJ6 988%マシン ◆ka5BrNUzcE 676 701)
>710-727 優しき声の名 フィン×アルテナ(壷アルテナの壷 ◆z3RbELqBu.)注・フィン既婚
>748-751 ヘクトルの夢日記・改 (ダミアン ◆.lt5gYzbQ.)
>803-804 >817-818 >828-830 >835-836 >839-840 >851-854 >865 >869-871
エフラム×ミルラ ( UCC ◆UCC0ebT.po )
>866-867 ミルラ×ドズラ(ダミアン ◆.lt5gYzbQ.)
>911-914 クーガー×ターナ( UCC ◆UCC0ebT.po )
Part13
>11-12 パート1スレ寸評その4 (花泉の亜茶)
>14-31 >44 >59-68 >165-179 >368-375 >422-432
禁忌 エイリーク×エフラム (886)
>37-43 罪 (ダミアン ◆.lt5gYzbQ.)
>48-54 >100-103 >111-113 >127-130 >132-136
前スレ>911-914の続き クーガー×ターナ (UCC ◆UCC0ebT.po )
>77-92 >260-275 >327-343 Lesson C? 後日談 エフラム×ターナ (むた ◆rEtdWXJvJ6)
>119-122 >190-192 >230-234 超兄貴 (ダミアン ◆.lt5gYzbQ.)
>208-216 >245-252 天邪鬼の誘い方 (花泉の亜茶)
>224-226 優秀な人 ルーテ×アメリア
>283 >287-288 >297 >308 >310 >312 >317 >322-323 >352 >355-356 >365-366 >386-388
秋の大運動会 (ダミアン ◆.lt5gYzbQ.)
>406-413 前スレ>574-582の続き エイリーク編裏15話 ヴァルター×エイリーク (まごのて ◆pRlYgV5GEA)
>441-444 >483 キジ撃ち(烈火ver.) (ダミアン ◆.lt5gYzbQ.)
>447-476 >533-561 Shanam , el Picaro (988%マシン ◆ka5BrNUzcE)
>486-491 年越しSS (ダミアン ◆.lt5gYzbQ.)
>498-499 >501-505 外伝シルク陵辱SS
>519-525 外伝アルム×シルクSS
Part13のまとめはやっつけなので、手直ししてくださいです。間違ってたらゴメヌ
ついでに自演で
>>1乙
Part13
>11-12 パート1スレ寸評その4 (花泉の亜茶)
>14-31 >44 >59-68 >165-179 >368-375 >422-432
禁忌 エイリーク×エフラム (886)
>37-43 罪 (ダミアン ◆.lt5gYzbQ.)
>48-54 >100-103 >111-113 >127-130 >132-136
前スレ>911-914の続き クーガー×ターナ (UCC ◆UCC0ebT.po )
>77-92 Lesson C? 後日談その1 エフラム×ターナ (むた ◆rEtdWXJvJ6)
>260-275 Lesson C? 後日談その2 ゼト×エイリーク (むた ◆rEtdWXJvJ6)
>327-343 Lesson C? 後日談その3 ラーチェル×レナック (むた ◆rEtdWXJvJ6)
>119-122 >190-192 >230-234 超兄貴 (ダミアン ◆.lt5gYzbQ.)
>208-216 >245-252 天邪鬼の誘い方 (花泉の亜茶)
>224-226 優秀な人 ルーテ×アメリア
>283 >287-288 >297 >308 >310 >312 >317 >322-323 >352 >355-356 >365-366 >386-388
秋の大運動会 (ダミアン ◆.lt5gYzbQ.)
>406-413 前スレ>574-582の続き エイリーク編裏15話 ヴァルター×エイリーク (まごのて ◆pRlYgV5GEA)
>441-444 >483 キジ撃ち(烈火ver.) (ダミアン ◆.lt5gYzbQ.)
>447-476 >533-561 Shanam , el Picaro (988%マシン ◆ka5BrNUzcE)
>486-491 年越しSS (ダミアン ◆.lt5gYzbQ.)
>498-499 >501-505 外伝シルク陵辱SS
>519-525 外伝アルム×シルクSS
1乙〜。
マシン氏、あの台詞ってひょっとして改蔵ネタですか?
残りのスレ量で、スケベ氏のSS間に合えばいいなあ。
Part13
>11-12 パート1スレ寸評その4 (花泉の亜茶)
>14-31 >44 >59-68 >165-179 >368-375 >422-432
禁忌 エイリーク×エフラム (886)
>37-43 罪 (ダミアン ◆.lt5gYzbQ.)
>48-54 >100-103 >111-113 >127-130 >132-136
前スレ>911-914の続き クーガー×ターナ (UCC ◆UCC0ebT.po )
>77-92 Lesson C? 後日談その1 エフラム×ターナ (むた ◆rEtdWXJvJ6)
>260-275 Lesson C? 後日談その2 ゼト×エイリーク (むた ◆rEtdWXJvJ6)
>327-343 Lesson C? 後日談その3 ラーチェル×レナック (むた ◆rEtdWXJvJ6)
>119-122 >190-192 >230-234 超兄貴 サムソン×シーマ (ダミアン ◆.lt5gYzbQ.)
>208-216 >245-252 天邪鬼の誘い方 ホームズ×カトリ (花泉の亜茶)
>224-226 優秀な人 ルーテ×アメリア
>283 >287-288 >297 >308 >310 >312 >317 >322-323 >352 >355-356 >365-366 >386-388
秋の大運動会 聖魔オールキャラ (ダミアン ◆.lt5gYzbQ.)
>406-413 前スレ>574-582の続き エイリーク編裏15話 ヴァルター×エイリーク (まごのて ◆pRlYgV5GEA)
>441-444 >483 キジ撃ち(烈火ver.) 烈火オールキャラ (ダミアン ◆.lt5gYzbQ.)
>447-476 >533-561 Shanam , el Picaro シャナム×マリータ (988%マシン ◆ka5BrNUzcE)
>486-491 年越しSS ロウエン×レベッカ イサドラ×ハーケン (ダミアン ◆.lt5gYzbQ.)
>498-499 >501-505 外伝シルク陵辱SS
>519-525 外伝アルム×シルクSS
新スレ乙〜。
マシン氏は相変わらずすごいなあ。
濃い文を書きなさる。
即死防止カキコ。
こんなにSS溜まって、倉庫の人大丈夫かな・・・・・・きっと大丈夫だろうけど、心配だ。
前も一年くらい溜まってた事なかったっけ<倉庫
量はどうだったか忘れたけど。
保守
>>1様有難うございます。
何か落としたいのですが何にも書けてないので取り敢えず保守カキコ
>>9 正解ですw
他には某星の大海二作目から「地獄巡りの片道切符」「滅びの風」をお借りしました。
付近の地の文で「悪魔の化身みたいなセリフ(ry」ってある部分も
ボス戦BGM『the Incarnation of Devil』を和訳したものですw
新スレお疲れさまです〜。
とりあえず保守。
外伝物を書きかけていますが、まだ当分かかりそうです。
hosyu
人いないの〜
保守
ま、こんなこともあらあな。
保守
明後日卒論提出したら聖魔やるぞ保守
明後日卒論提出したら聖魔やるぞ保守
保守
脳内でエイリークたんとまぐわいがてら保守(´Д`;)ハアハア
ふむ・・・、では、始めますかな。
汝、ネイミー。汝は、楽しきときも苦しきときも、お互いをいたわり合い、共に楽しみ、
共に苦しみ、愛する伴侶と生涯を共に生きることを誓いますか?
・・・うむ。では、コーマよ。
汝は、楽しきときも、苦しきときも、お互いを助け合い、生涯、今日ここに愛を
誓う妻と共に生きることを誓いますか?
・・・うむ。では、愛の証として、指輪の交換を・・・
・・・うむ。では、神のおわしますこの前で、誓いの口づけを・・・
ご両人、まだじゃ。まだ離してはいかん。コーマ、ネイミー、もっとお互いの唇を味わうのじゃ。
そうそう。そしてコーマよ、ネイミーの舌を、汝の舌で掃除するように・・・
そしてネイミーは、コーマの舌を、汝の舌で掃除するように・・・
そうじゃ。コーマ、ネイミー、今唇を離したときに架かる橋・・・それが、汝らの絆の橋じゃ。
ではコーマよ、汝は妻の両肩に両手を乗せ、そのままゆっくりと下のほうにドレスをずらしてゆくがよい。
うむ。そしてそのふくよかな胸をそっと両手で揉み、その先端の赤いつぼみを汝の唇で吸うのじゃ。
後に赤ん坊ができたときに必要な場所じゃからな、丹念に揉み、吸うのじゃぞ。
さて、ネイミーよ、汝はコーマを、そしてコーマは汝を受け入れなければならぬ。
そのための準備として、ご両人とも、裸になるがよい。
ふむ・・・ほう・・・ネイミー、汝は今の今まで、その操を守ってきたのじゃな・・・
・・・うむ。では、ネイミーよ。汝の貞淑なる操を、今、夫に捧げるがよい・・・。
コーマよ、ネイミーよ、今、神のおわすこの前で、存分に愛し合うがよい。
・・・うむ。入ったか。それではコーマよ、汝はそのまま、ゆっくりと腰を振り始めるがよい。
ネイミー!泣いてはならん!悦べ!悦ぶのじゃ!
コーマよ、ネイミーは痛そうにしているが、決して腰の動きを緩めてはいかん!
大丈夫、神も見守っていてくださる。ひたすら愛し合うのじゃ!
ネイミー、汝はもっと悦べ!これが、汝の選んだ、相手なのじゃからな!
そう、ただひたすらに、汝らの想いを相手にぶつけるがよい。
コーマよ!まだ抜いてはいかん!中で出すのじゃ!ネイミーのことを愛しておるなら、ただひたすらに
中で出すのじゃ!
ネイミーよ、汝は、搾るのじゃ!コーマのことを愛しておるなら、コーマの精を、一滴残らず、搾り取るがよい。
・・・うむ。おお神よ!貴方の御名において、今ここに、一組の夫婦が誕生いたしました。
神よ、この夫婦に、永遠の祝福を!ザーメン!
おしまい
ドズラ:ガハハ、ラーチェル様、本日の結婚式は、まことに素晴らしいものでしたな。
ラーチェル:そ、そうですかしら・・・?
ドズラ:おおっ!そうだ、ラーチェル様の結婚式のときも、ぜひこれと同じ式を・・・
ラーチェル:い、いやですわっ!!!
引き気味なラーチェルとは珍しいな
モルダだよな?
倉庫更新キタキタキター!
>>29最後のシャレがやりたかっただけなんだな?w
倉庫の人お疲れ保守
何か投下出来たらいいなあ保守
神の降臨を待ちつつ保守
保守〜
hosyuhosyu
41 :
外伝:05/01/12 22:38:28 ID:OeHDcojc
初心者なのに、いきなりFOX★氏にアクセス規制されました。
どうもアクセス規制に巻き込まれたようです。
規制解除されたら、外伝Pナイト&聖騎士陵辱SSを投下したい所存です。
マシンです、今晩は。
書き掛けですけどSSがないのは少し寂しいので投下します。
若干キャラ設定を変更した聖戦モノです。
未だ春遠いシレジアの大地を馬で駆け、僕は我らがシグルド軍の本拠地となっている
セイレーンの城に戻って来た。
北東のトーヴェ城、そこの主である王弟マイオス公が雪の降るこの時期に僕達を攻撃して
来たので返り討ちにしたのだが、未だに王都シレジアの付近では不穏な空気が渦巻いている。
マイオス公の兄に当たる王弟ダッカー公も、帰国したレヴィン王子が継ぐと思われる
王位を東のザクソンから虎視眈々と狙っているのだ。
ダッカー公は密かにグランベル本国の支援を受けており、王位を支援する代償として
僕達を反乱軍として討伐する約束を交わしているという噂は僕も耳にした。
けどマイオス公を討った後、彼の執務室から本当にザクソンとバーハラからの書状が
発見された時の衝撃と云ったら。
無論それを知った時に僕が受けた動揺は凄まじいものだった。僕がシグルド様の軍勢に
参加した事は兄上もご存知の事だと云うのに。
兄上はバーハラでの立場上、已む無く僕を切り捨てなければならないのだろうか。
それとも最初から僕を捨て駒として扱うつもりだったのだろうか。こんな仮定は
想像するのも嫌な物だが。
しかし幾ら僕が衝撃を受けたからって、表立ってそれを口にする事は憚られた。
僕達を束ねるシグルド公子は、同時に軍の――否本国に在っても彼以上の愛国心を
持つ人物は一人も居なかった。その公子が本国から反逆者呼ばわりされた心境を思うと、
不平の一つも漏らす気分にはなれなかった。
彼は表向きには普段と変わらない堂々とした態度で僕達に接してくれたのだから。
泣いている暇があったら、目の前に迫った危機に対応しなくては。
恐らくダッカー公は近い内にシレジアを攻めるだろう。それは今回の戦いとは
比較にならない大規模な決戦が行われる事を意味する。
ならばトーヴェ攻略に割いた勢力を、少しでもシレジア近くのセイレーンまで戻して
いざという時シレジアを援護できるようにと云うのがシグルド公子の判断だった。
僕がセイレーンへ帰還したのには、そう云った経緯があったのだ。
セイレーンはシレジア半島の西に位置する、小ぢんまりとしつつも堅牢な城だ。
建物の中に収まった厩舎に馬をつなぎ、三階西に設けられた司令室へ移動するのに
三分も掛からない。なぜ司令室を最上階に設けないかと云うと、見張り台と守備勢の
待機する一階との間に司令室を設ける事で、城外の敵の勢力を判断して適切な
指示を味方に出す上で都合が良いのだ。
司令室を守る衛兵に会釈すると、彼は扉を二度叩いて開けてくれた。
アーダン守備隊長が、窓際にある司令官代理の机に着席したまま出迎えてくれた。
窓から差し込む茜色の西日に染まった彼の姿は、まるで静物画のように見える。
顔の彫りが深いので、西日で陰影が生じている所為だろうか。
「機動魔法部隊長アゼル公子、ただいま帰還致しました」
僕はアーダンさんに敬礼しながら云う。シグルド公子がまだ戻っていない間は、
本城の守備隊長であるアーダンさんの指揮下に入る事になっているのだ。
彼はシアルフィの騎士で僕はヴェルトマーの公子。だが今のアーダンさんは
僕の上官だから、取るべき礼を取るのは当たり前の事だった。
「ご苦労様、外は寒かったから茶でもいかがかな」
そう云ってごつい身体を揺らしながら、静物画は次の一場面へ移るようにゆっくりと笑顔になる。
アーダンさんは侍従にお茶を持って来るよう命じた。
お茶が来るまでの間に、シグルド公子から預かった書状をアーダンさんに手渡す。
一通り書状に目を通して、アーダンさんは起立したままの僕を見上げて云った。
「大変な事になっているようだな。まあ立ちん坊も何だからそこの安楽椅子にでも座りたまえよ」
俺も座りっ放しだからな、そう云ってアーダンさんはガハハと笑う。
僕ははぁ、と曖昧な返事をして安楽椅子に腰掛けた。思わず身を沈めてしまった事に気付く。
「楽にしていいよ。疲れてるんだろ?」
後ろから聞こえたアーダンさんの口振りは、後輩を気遣う士官学校の上級生のようだった。
振り返ると、アーダンさんが真面目な顔で続ける。
「国に帰れば、君は俺なんかじゃお目通りも叶わない重要人物だ。せめて今くらいは先輩面させてくれよ」
ごつい身体に可愛い目でそう云われると、どこか可笑しさが込み上げて来る。
ぷっと吹き出した僕にアーダンさんが戸惑った様子でなんだよ、と云っていると
二人分のお茶が司令室に運ばれて来た。
代理司令の机からお茶を啜る音に続いて、アーダンさんの声が安楽椅子で
くつろいでいた僕に呼び掛けた。
「ところで――俺最近腰痛がひどくてな、こいつをどう思う?」
はぁ、と僕はカップに目を落としたまま生ぬるい返事をした。腰痛など起こした事が
ないので、どう返事して良いのか判らなかったのだ。
取り敢えずアーダンさんに目を遣ると、彼のごつい身体が中腰に立っている。
自分の腰を拳で叩きながら、アーダンさんは哀れみを誘うような目を僕に向けた。
「すごく――辛そうです」
僕が答えるとアーダンさんは、そうだろうそうだろうと頷いて再び腰掛けた。
やっぱり座りっ放しが良くないのかな、訓練の時間も取るべきだろうか、と
十分おき位にアーダンさんの呟きが聞こえる。その場ののんびりとした雰囲気に呑まれ
僕がお茶を飲むべきか否か迷っている内に、カップから立ち上る湯気はだんだんと
小さくなっていた。
「アゼル君はどうなんだ、腰痛になった事は」
「ありません」
僕は返事してカップに口を付ける。アーダンさんは残念そうな声でそうか、と呟いた。
「恋人と夜励み過ぎて、腰が痛くなったとかも無いのか」
しれっと下品な一言に、僕は口に含んだ温いお茶を噴き出してしまった。
カップを手にしたまま勢い良く立ち上がり、窓際のアーダンさんを振り返った。
陰影の付いた彫りの深い顔に向かって僕は叫ぶ。
「どーゆー意味ですか?!」
僕を見つめるアーダンさんの目が、どこか遠い場所を見ているような気がした。
「軍でも評判だよ、君の愛妻家振りは」
「愛妻家って、僕はまだ結婚してないじゃないですか!」
「でも恋人はいる」
「そりゃあ――」
そうですけど、と僕は口篭った。気は優しくて力持ちなアーダンさんはよっぽどの
堅物なのか、僕がこの軍に参加した時以来浮いた噂の一つも立っていない。
そんな彼の前で恋人の話題を持ち出すのは軍でも禁句となっていた。
僕もそれは百も承知している事だが、しかし因りに依って本人の口から出た場合は
どうすればいいのだろう。アレクさんかノイッシュさんに聞いておけば良かったのに。
「羨ましいよなぁ」
戸惑う僕とは対照的に、アーダンさんの口調はあくまでのんびりした物だった。
日が地平線近くまで降りたせいだろうか、アーダンさんの陰影がよりはっきりしている。
腕を卓上に組んでその上に顎を乗せ、それから溜息を一つ二つ吐いてアーダンさんは
ぽつりと漏らした。
「俺も恋人が欲しいな」
「――はぁ」
「それで君が彼女から呼ばれるような一言を、自分の恋人の口から聞いてみたいな」
顔が熱くなる様子が自分でもはっきり判った。多分僕の顔は真っ赤に茹っている事だろう。
あれは余りにも恥ずかし過ぎる。彼女が人前でも僕の事をそう呼ぶ物だから、
すっかり有名になってしまったじゃないか!
僕は顔に生じた熱をカップの残りで飲み下す。お茶はすっかり冷めてしまっていた。
居た堪れなくなった僕はカップを乱暴に受け皿へと戻すと、失礼しますと大声で云って
そそくさと司令室を後にした。
日の沈んだ廊下を乱暴な足取りで歩きながら、僕は司令室での出来事を思い出して腹を立てた。
――何て恥ずかしい事を云ってくれるんですか
アーダンさんが恨めしい。彼に罪はない分、憤りの行き場は元々の原因になった人物へと
摩り替わって行く。
何で昔の呼び方で僕を呼んでくれないんだ。彼女が僕の呼び掛けを切り替えた途端、
軍の皆に僕と彼女との関係が露見してしまった。
おめでとうと祝福してくれる皆の、特にエーディン様の視線が痛々しくて堪らなかった。
さらに腹立たしい事に、当の本人はそれで平然としている。一度がつんと云ってやらないと
彼女はいつまでも僕をあのように呼び続ける。間違い無い――
一人で頷いていると、いつの間にか通路の角に差し掛かっていた。右手から差し込む灯が
床を照らし、食器のぶつかる音や歓談に笑い声が混じった暖かな喧騒が耳に届く。
一杯飲んで暖まって、ささくれ立った気分を落ち着かせよう。
僕は飲み代を取り出そうと懐を探りつつ角を曲がり、酒場の賑やかな灯火へと足を進める。
その時何者か廊下を走る足音が僕の背後から聞こえて来た。
イヤな予感を覚えた。伝令の兵が敵を発見して報告を急ぐ場面に遭遇したのなら、その足音に
加えて鎧のがちゃがちゃとした音が混じるはずなのだ。加えてその足音は体重を感じさせない
軽快な物だった。
つまり急用でもないのに廊下を走る人物。どちらかというと体重の軽い人間、女子供。
この軍で廊下を走る人物といえば、盗賊のデューともう一人。
自分の勘が、件の足音がそのもう一人だと告げていた。彼女の事は決して嫌いではないが、
人前で一緒にいる所を目撃されると厄介だ。
しかも僕の目の前には酒場の看板。彼女に捕まったら野次馬に冷やかされ、彼らの酒の肴に
されるのは目に見えている。
僕は自室に戻ろうと駆け出し、すぐに立ち止まった。全力で僕に呼び掛ける彼女の声が、
もう逃げられない所まで迫っていたのだ。
僕はほとんど諦めの境地でゆっくりと振り返った。
銀髪を紅いリボンでポニーテールに纏め上げた女の子が、満面の笑みを浮かべながら突進して来た。
「ダ――リ――ン♥」
ティルテュは僕に向かって全速力で駆け付け、思い切り抱き付いた。
二人一緒に宙に浮く。世界と僕たちとの繋がりがほんの一瞬途絶える。
とは言っても満開の薔薇が僕たちを祝福して、なんてロマンチックな光景じゃない。
はっきり言って聖戦士同士の戦いを擬似的に体感したような凄まじいものだ。
鳩尾に衝撃を受け、僕は思わず噎せ返る。
酒場の灯火が残像を描いて遠ざかり、廊下の灯りが幾つも幾つも僕の横を高速で通り過ぎ、
行き止まりの壁も虚空へと消えて行く――
僕の背中と後頭部が硬い感触へと強かに打ち付けられ、激痛が走る。
ぱらぱらと細かい破砕音が耳元から聞こえる中――
世界が暗転した。
取り敢えず今夜はこんな所で失礼します。もう寝ます…
アゼル×ティルテュキタ━━(━(━(-( ( (゚∀゚) ) )-)━)━) ━━ !!!!!
なにげにアーダン目立っててワロタw
続き楽しみに待ってます!
アーダン美味しい役だな〜。
いや、もう、タイトルでおなかいっぱいなほど笑わせていただきました。
愛してもあなたは知らん振りで今頃は誰かに夢中〜♪
(意味なく歌いだす)
連続でスマソ
まだ聖戦でいてもいいんだなとおもった。
ガンバるよ!
だっちゃ
ダレモイナイ…アイサツスルナライマノウチ…。
おはようございます。
遅くなりましたが明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
いつの間にか新スレに移行していて驚き…。
とりあえず、1さんスレ立てお疲れ様でした。
仕事に復帰したのはいいが、物書きの方が難航中。
少し書いていないだけでこんな事になってしまうとは。
まだまだ未熟という事ですねorz
ではまた。失礼します。
ガンガレ 楽しみにしてるよ
TS2の情報でたね。
蒼炎と時期丸かぶりかな。
同時プレイはちときつそうだな。
>>マシン氏
GJ!
個人的にうる星は名作だと思う。すごく好き。
そう言えばティルテュとラムって、電撃つながりだよなあw
>>UCC氏
ガンガレ!全世界1000万人のFE&TSスレファンは、貴方の復帰を心待ちにしているぞ!
長篠の戦い(1)
(注・これは前スレのキジ撃ちの続きですw)
「さあ、皆様、揃いましたわね。」
ルイーズの言葉に、他の全員は一斉にルイーズを見た。彼女は言葉を続ける。
「それでは皆様、私のやるとおりになさってくださいまし。」
そう言って彼女はパントの背後に取りつく。
「皆様、同じようになさってください!」
いきなりルイーズは皆に向かって激しく叫んだ。それに反応して、他の女性たちも同じように
相手の男の背後に取りついた。
「それではまず、ズボンを下ろしてくださいまし。」
「そうですわ。そしたら、後ろから彼のをぎゅっと握りしめてくださいまし。」
「さあ!それでは、一斉にしごきますわよ!それっ!」
矢つぎばやに下される彼女の号令のもと、女たちは一斉に男の男根をしごき始める。
「うっ!・・・す・・・すごく・・・気持ちいい・・・」
横一列に並んだ男の男根・・・はたから見ると、すごく壮観な眺め。
やがてぱらぱらと、男根は白く濁った液を吹き出す。
「ふう・・・やはり、足並みはバラバラですわね・・・本当は、全員一斉に発射すればいいのですけれど・・・」
そしてルイーズは皆の前に進み出た。
「それでは明日から毎日、特訓を致しましょう。」
そして・・・
長篠の戦い(2)
「ふふふ。待っていたぞエリウッド。貴様も父親と同じように、地獄に送ってやるぞ。」
「ネルガル!お前だけは、絶対に許さん!」
薄暗い部屋の中、対峙するネルガルとエリウッド・・・
「では行くぞ!」
こうして、最終決戦が始まる。
そのとき、ルイーズが前に進み出た。もちろん、あのときのメンバーを率いて。
「さあ、皆様、日ごろの特訓の成果を、お見せするときですわよ!」
ネルガルをギィやヒースを始めとする男たちが取り囲む。そして、その腰には、プリシラや
ヴァイダといった女の子たちが取りついていた。
そして、ルイーズは彼らに向かって、号令を発する。
「撃てー!!!」
びゅびゅびゅびゅびゅびゅびゅびゅびゅびゅ!!!
全員の男根から、一斉に白濁が放たれた。
「どんどん行きますわよ!撃てー!!!」
びゅびゅびゅびゅびゅびゅびゅびゅびゅびゅ!!!
「続けますわよ!撃てー!!!」
びゅびゅびゅびゅびゅびゅびゅびゅびゅびゅ!!!
一斉射撃は終わった。
ネルガルの真っ黒な衣が、真っ白に染まっている・・・。
「わ・・・わしの闇が・・・無念じゃあーっ!!!」
おしまい
ダミアン氏GJ!ワロタw
だから長篠の戦いなのかw
ダミアン氏アホだなあw いい意味でワロタ
アホすぎてワロタ
63 :
花泉の亜茶:05/01/15 21:01:12 ID:uCkOlgJO
遅すぎですけど、明けましておめでとうございます。今年もよろしゅうお願いします。
>ダミアン氏
相変わらずワラワセテもらいました。ネルガル・・・・
>マシン氏
前スレのものも含めてぐっじょぶです。だっちゃを思い出しちまった・・・そういえば、だっちゃはうちほうの方言だったかな?
>UCC氏
大変だと思いますがガンガッテくだされ。そういえば、8月辺りからスレの流れ速くなりましたな。
>外伝氏
ご愁傷様です・・・外伝物、楽しみにしてまつ。
TS物、冬の寒さと去年生まれたにゃんこっ子の噛み付き妨害でさっぱり進まず。続編の詳細が明らかになったので、
ちゃッちゃと書き終えたいものダス。
ア、コラ、親指噛むなっつうの!
にゃんこ×亜茶氏ハァハァ
間に合わなかった……
ア○ルつながりでもあるな>マシン氏
アゼル
アタル
アナル
67 :
千葉犬:05/01/18 00:42:19 ID:eVLrMGHS
皆さん、かなり遅いですけれども、新年明けましておめでとう御座います。岩手の兄弟の兄の方の
千葉犬です。
昨年の年末、雪道で滑って車を会社のフェンスにぶつけてしまって、相当欝な状態が続いています。
そんな中、ダミアン氏を初めとする職人さんの作品を読んでは、嫌な気分を癒してました。
現在、前々スレで言っていた、頭の中では出来上がっている作品と、自分でデリートした
クレーベ×マチルダSSをもう一度一から修正仕直し、書いている所です。もう一つ創作しているのも
あるのですが、こちらはいったん筆を休め、上記の二つを自分のなけなしの脳みそを使って、一日も
早く完成させようとしています。
恐らく、先に外伝のSSの方を書き終えると思います。今月中に投下できるかどうかは分かりませんが、
どうかお待ちください。絶対にドロップアウトはしません。誓います。
886氏、UCC氏
このスレにいらっしゃって頂き、本当に有難う御座います。これからも頑張って下さい。
外伝氏
外伝のSSを書いてくれる職人自体が少ないので、是非、精力的に書いて頂けるのを期待しております。
まごのて氏
久しぶりの降臨で色々と大変でしょうが、完結を楽しみにしておりますので、続き楽しみにしています。
ダミアン氏、むた氏
毎回の事ながら、このスレを支えて頂き、感謝の気持ちで一杯です。これからもますますのご活躍を
お祈りします。
このスレを利用していらっしゃる皆様
どうぞこれからも、このスレを活気の有るものとし、存続して頂ける事を願い、新年の挨拶を終わりにします。
今年もどうぞ宜しくお願いします。
千葉犬でした。
68 :
ド素人:05/01/18 01:07:39 ID:t6W+Zcza
@エリシャ×リュナン
メルヘンと盗賊二人にエリシャが拷問室に捕まり、リュナンがそこへ駆け付ける場面より〜
「おい、お前らしっかり女を繋げろ」
盗賊たちはエリシャの両手両足を大の字状に縛り付けた
「イヤッ!離して」
「うへへぇたまんねぇなぁおい」
そう言うとメルヘンはエリシャの体の隅々を舐めるように凝視し、匂いを嗅いだ
「クーッ!やっぱ美人ってのはほのかにいい匂いがするもんだなぁ、うへへ。だけど見えないところはどんな匂いがするんだろうなぁえぇ?まさかこんな可愛い顔してアソコは臭いなんてことはねぇだろうな?」
69 :
ド素人:05/01/18 01:22:34 ID:t6W+Zcza
Aエリシャ×リュナン
そこへリュナンがドアを蹴破って入ってくる
「お前ら!エリシャを放せ!・・・何やってるんだ?この鬼畜野郎!」
落ち着いた様子でメルヘンが言う
「なんだなんだ?これから女と楽しもうってのによ。お前だってこの女を犯してみたいだろ?」
「バカなことを言うな!許さんぞ!」
その時メルヘンはナイフをエリシャの首元に当て
「おいおい、状況がわかってないらしいな?お前、武器を捨てねぇとこの女どうなるかわかってるのか?」
「クッ・・・貴様ぁ」
仕方なくリュナンはレイピアを床に置く
70 :
ド素人:05/01/18 01:33:37 ID:t6W+Zcza
Bエリシャ×リュナン
「リュナン様、言いなりになっては駄目!」
エリシャは懸命に叫ぶ
「フフフ、坊ちゃんわかってるじゃねえかよ。野郎供、奴を押さえろ」
盗賊たちはリュナンを押さえ込みメルヘンの前にひざまづかせた
「さてと、せっかくだから坊ちゃんにも楽しいショーを見ていってもらおうかな」
するとメルヘンはナイフをエリシャの胸元へもっていきゆっくりと服を裂き始めた
「いやあぁ〜」
エリシャは脅えた声を震わせたが無情にも衣服は裂かれていく
「ほほぅ、もうちょっとでプルンといきそうだなこりゃあ はっはっは」
71 :
ド素人:05/01/18 01:44:25 ID:t6W+Zcza
Cエリシャ×リュナン
「や、止めろ!このゲス野郎が!貴様ただじゃすまさんぞ」
リュナンは怒りを表にして叫んだ
「ゲス野郎だと?この糞ガキが!お前だって本当は見たいんだろ?あ?わかってんだよ。だろ?」
「ふざけるな!貴様のようなゲスと一緒にするな!」
「ほほぅ、これはこれは(笑)公子様らしきお言葉ですな。ではこうしよう。剥け!」
すると盗賊たちはリュナンのズボンをずり下ろし下半身を丸裸にさせた
「な、何をする!やめろ!」
「キャァッ」
エリシャは目を背ける
「ハッハッハッハッ、いい様だなおい。」
72 :
ド素人:05/01/18 02:01:20 ID:t6W+Zcza
Dエリシャ×リュナン
「これからお前の正義とやらを俺が確かめてやるぜククク」
するとメルヘンはナイフをさらに裂きついにはエリシャの真っ白で透き通るような胸が表になった
「ウヲッホー!たまんねぇなまったくよぉぐへへへ」
メルヘンはさらに胸元の服を剥ぎ取りエリシャの小ぶりでピンク色の乳首がさらけ出された
「イヤァ見ないでぇ!」
エリシャは人前でしかも男達の前で恥辱を味わされ恥ずかしさから顔が紅潮している
リュナンはとっさに目を背けるが、裸を見ないと女を傷つけると言われ無理矢理にエリシャの裸を見つめる
レベッカ・その愛(1)
あれ・・・・・・?
・・・・・・。
あたし・・・・・・
気がついたらあたしは、広い広い草原に寝そべっていた。
「あたし・・・、どうしちゃったんだろ・・・?」
いつものようにベッドの中でロウエン様と愛し合って、快楽の絶頂を迎えて、それから・・・
そのまま眠っちゃったと思ったんだけど・・・起きてみたら、なぜか知らない草原で寝ていた・・・。
ここは・・・どこかな?そして、あたしは・・・
あたしは身体をむくっと起こして、辺りを見回してみた。
すると、あたしの後ろに、馬に乗った黒くて長い髪の女の子がいる・・・
その女の子は、じっとその場にたたずんでいる。そして、その女の子は瞳を閉じた。
「・・・風・・・感じる・・・」
かわいい女の子・・・ひょっとして、サカの民なのだろうか?
でも・・・かわいい女の子ね・・・まるで自然の中にとけこんでいるかのような、不思議な雰囲気の・・・
「あ、あの、ねえ?ちょっと聞きたいんだけど・・・」
あたしは早速、その女の子に近づいて話しかけた。でも女の子はじっと瞳を閉じたまま、草原の風の感触を
味わっている・・・
「ね、ねえ!ちょっと・・・聞いてる?」
いくら話しかけても返事はない。まるで、あたしがそこに存在していないかのように、まるで無反応。
あたしは黙って、女の子を見つめ続けた。すると・・・
レベッカ・その愛(2)
緑色の髪の男の子が、彼女に近づいてきた。すると、彼女は瞳を開いて、その男の子を見た。
あの男の子、どことなく雰囲気がロウエン様に似ている・・・というか、あたしにも似ている気がする・・・
もちろん彼も、あたしの存在に気づいていない。
男の子は彼女に近づいた。そして、馬上の彼女の手を取ると、その手を無造作に引っ張り、彼女は落馬した。
「なっ、何を・・・?」
地面に叩きつけられて尻餅をついている彼女に、男の子は覆い被さるように馬乗りになり、彼女の唇を己の唇で塞ぐ。
「何をするの!やめなさい!」
あたしは思わず叫んだ。しかし、あたしの声は、彼らには届かない。
あたしはやめさせようと彼につかみかかろうとした。しかし、なぜかあたしの腕は彼に届かない。
「ん、ん〜・・・」
苦しそうに悶える彼女。落馬の痛みがまだ引きずっているのだろう。
いくらやめさせようとしても、あたしの声も手も、彼らには届かない・・・
男の子はそのまま、彼女のズボンに手をかけると、下着ごと下に引きずり下ろした。
そしてその剥き出しになった彼女の股間に顔を埋める・・・
「いやああああああっっ!!!」
女の子は泣きだした。そして何とか彼から逃れようと必死にもがく・・・。
しかし彼はおかまいなしに女の子の股間を吸いつづける・・・いつのまにか、彼女の顔に恍惚の表情が浮かぶ・・・
彼は女の子の股間を吸いながら、自分のズボンを下に下ろした。
「・・・・・・!!!」
あたしは驚いた。まさか・・・
男の子の股間に付いているモノ・・・・・・ロウエン様のモノに、よく似ている・・・斜め上を向いて、ピンと反り返っていた。
「・・・えっ・・・?」
男の子は唇を離すと、身体をずらして、その先端を女の子の股間にピタッと当てがった。そして・・・
レベッカ・その愛(3)
ズブズブズブ・・・・・・男の子のモノが、女の子の秘裂を引き裂き、内部に侵入してゆく・・・
「ぐああああああああああああああああああっっ!!!」
女の子は断末魔の如き悲鳴を上げた。そして男の子は彼女のことなどお構いなしに、もの凄い勢いで、腰を叩きこんでゆく・・・
「あああっ!ひああああっ!あはあああああっ!」
一心不乱に腰を振る男の子・・・泣き叫ぶ彼女を目の前にして、あたしには何もできない。
「お願い・・・もう・・・やめて・・・」
女の子のあまりに痛々しい表情を見て、あたしはすがるように懇願した。もっとも、それすらも、彼らには聞こえないだろう。
やがて男の子は腰を離し、立派なモノを抜き取った。
彼女と彼の性器の間に、真っ白い粘液の橋が架かっている・・・どうやら、中で出しちゃったみたい・・・
女の子は泣きじゃくっていた。己の意思とは無関係に、子供のできる魔法の薬を、その胎内に撃ちこまれたのだから、仕方ない・・・
あたしは結局、何もできなかった・・・
がばっ!!!
あれ・・・?
気が付くと、そこは、いつもの部屋。
「レベッカさん、どうしました?」
あたしのすぐ横で、ロウエン様があたしを見つめている。
「・・・もしかして、夢だったの・・・?」
あたしの身体は、ぐっしょり濡れている・・・そして、ロウエン様の身体も、同じようにぐっしょりと濡れていた。
「嫌な・・・夢でした・・・」
ロウエン様は、あたしよりも先に、夢のことを口にした。あたしはロウエン様に夢のことを尋ねた。
「俺とレベッカさんの子供が、草原の女の子を・・・犯すんです・・・」
「あたしも・・・同じ夢を・・・見ました・・・」
「とりあえず、汗を拭きましょうか。」
「そうですね。」
あたしたちはタオルで身体中の汗を拭きとって、再びベッドに潜った。
今度は素敵な夢が見られますように・・・
レベッカ・その愛(4)
翌朝、あたしたちはいつものように目覚めた。
「さあ、それでは行きましょうか。」
「はい。」
あたしたちは今日もいつものように、お城のお勤めに出かける。
そしていつものように部屋を出て、ドアを閉めた瞬間・・・
ひゅん!
どこからか矢が勢いよく飛んできて、あたしの頬をかすめて後ろのドアに突き刺さった・・・。
あたしの頬から、つーっと鮮血が滴り落ちる・・・。
「何をする!」
ロウエン様が叫んだ。あたしはその横で頬を押さえていた。
「あなたは・・・ラスさん!?」
そこにいたのは、草原の遊牧民・ラスだった。彼は異様に殺気だった目であたしたちを見ている。
そして彼は再び矢をつがえた。
「・・・娘を・・・返せ・・・」
おしまい
どこかで見たようなネタでつが、まあお気になさらずに(汗
warota ウォルトのくせにw
ダミアン氏GJ
>「・・・娘を・・・返せ・・・」
ヘクトルの夢日記のコピペですk(ry
なんかそのラスが
シリーズ化しそうだよなw
おはようございます。
今日は珍しく休みなので構想や執筆等をちょこちょこと進めております。
今の所は2つの題目がありますが…。
○モルダ×ヴァネッサ(強姦) 40%
これは前々から言っていた通りになります。
前半部分の導入部は出来たので残りは濡れ場という奴ですね。
余裕があればモルダとの後にヒーニアスとの和姦という流れもあるかもしれません。
○リオン×エイリーク(強姦) 30%
新規で思いついたものです。
ベースはエイリークがフォデスに騙されて聖石を壊される前後の話。
表面上の組み合わせでは上の通りですが実際はご存知のようにフォデスに乗っ取られています。
後、魔物を出す可能性もあります。
今回は出来次第それぞれまとめて投下しようかと思っています。
多分、大分幅を取ってしまう(両方15レス以上、計30レス以上)恐れが。
遅くなりましたが少々返しを…。
>>ダミアン氏
ありがとうございます。世界クラスだったんですか、このスレは…w
ダミアン氏は相変わらず冴えているようで何よりです。
今回、まとめて読ませて貰いましたが…やはり良いですね。
いやー…長篠の戦いに爆笑してしまいました。本気で腹が痛かったです…。
>>花泉の亜茶氏
はい、無理しない程度でやらせて頂きます。
8月ですか…私が来たのは10月くらいからなのでよく分かりませんね。
後で過去ログを見てみますね。エロパロに来たのも同時期なので、実はまだやや不慣れな所があります。
>>千葉犬氏
どうも、初めまして。こちらの常連さん…という事でしょうか。
車をぶつけ……ご愁傷様です。私も先週ちょっとばかしやってしまったので分かります。
えっと…まだまだひよっこもんな者ですが何卒よろしくお願いします。
長々と失礼しました…では、私はこれにて。
>80
それくらい大丈夫。マシン氏や亜茶氏や千葉犬氏の作品見てみれば、その位の文章量、大した事ないよ。
恐れないでドーンと投下してね。楽しみに待ってるよ。
その間、誰でもいいから、神よ、光臨してくれ。
ごぶさたなのでコソーリ。新スレ初投稿でつ
病んだSSなので苦手・嫌いな人はごめんなさいです
83 :
闇夜:05/01/22 04:41:19 ID:Ve3TFYxX
―――1
その声は不気味に響いた。
「レイラ――いるんだろう?」
焦りも怒りもなく、ただ確かめたというだけの声。
だがレイラは動けなかった。
出て行けば、斬られる――まちがいなく。
(私らしくもない)そう自分を笑う余裕もなかった。
ただひたすら、「逃げたい」。その思いだけがレイラを支配していた。
「ああ、出てこなくていい、レイラ。……聞いてくれるか?」
ウーゼルはふっと笑った。その寂しげな表情に、レイラは胸をつかれた。
「私はどうしようもないらしい。」
蝋燭の蝋が垂れ、ジュッと音を立てる。揺れる炎を見ながら、ウーゼルは続けた。
「足掻いても無駄だった。……それに、誰にも相談できないんだ。情けないよな。軽蔑しただろう、君も」
84 :
闇夜(2):05/01/22 04:42:11 ID:Ve3TFYxX
これ以上傷つけまいと、レイラはウーゼルの目の前に姿を現した。
「ウーゼル様……」
涙を必死で堪えながら、レイラは跪き、しばらく無言でそのままいた。
ウーゼルの悩みの深さに、次に続く言葉が出てこない。
唇を噛みしめ噛みしめ、レイラはようやく搾り出すように言った。
「マシューには……私から伝えておきます」
「何を、どう言うんだ?」
ウーゼルはどこか楽しげに訊いた。
「ええ……」
相棒の顔を思い浮かべる。彼は言わずとも、察してくれるだろう。きっと。
「ウーゼル様が「ひとりにしてほしい」とおっしゃったら」
ウーゼルはただレイラを見つめていた。
「必ずそうするようにと……」
レイラはウーゼルの心を汲んでいた。最善の選択とはいえないのだろうが……。
「……すまない」
蝋燭が燃え尽き、部屋にはただ静寂だけが満ちた。
85 :
闇夜(3):05/01/22 04:43:19 ID:Ve3TFYxX
―――2
草を煮詰めたような匂いでウーゼルは目覚めた。
「……ウーゼル様。薬師より献上の薬湯でございます」
「うむ……」
侍従の手を借りてゆっくりと身を起こすと、オズインが器をうやうやしく差し出す。
器には青緑色の液体がなみなみと注がれていた。
見た目通りに苦いそれをなんとか飲み干すと、ウーゼルは再び横たわった。体を起こしているのも辛いのだ。
「……オズイン」
「はっ」
「そろそろ、隊に戻らねば……ヘクトルに……感づかれるぞ?」
ウーゼルは笑ってみせたが、げっそりとこけた頬の筋肉が自由に動かない。目だけ細めて見せた。
オズインはウーゼルの衰弱ぶりに衝撃を受けていた。
数週間前にはあった、あたりをはらうかのような威厳が消えうせている。肌は老人のようにひび割れ、
そして、顔には紛れもない死相が現れていた。
86 :
闇夜(4):05/01/22 04:44:00 ID:Ve3TFYxX
「もうしばらくは、大丈夫でしょう」
実はとうに戻る時間は過ぎていたが、ウーゼルの側を離れがたく、オズインは嘘をついた。
「……最近、ヘクトル様はまた一段とお強くなられました。」
ウーゼルは戦場を駆け、斧を振り回す弟の雄姿を想像し、口元を緩めた。
「セーラは……相変わらずです。少しは人のことを思いやれ、と毎日言ってはいるのですが」
ほんの一瞬オズインが見せた、少し困ったような、どこか照れたような表情をウーゼルは見逃さなかった。
「そう、か……」
疲れたように目を閉じたウーゼルを見て、オズインは席を立った。
「長居してしまいました。私はこれで失礼いたします」
ウーゼルはしばらく無言でいたが、オズインが扉に手をかけたところで声をかけた。
「オズイン……」
「はい、ウーゼル様」
振り向くオズインに向かって、ウーゼルは心を込めて言った。
「あれを……可愛がってやってくれ」
87 :
闇夜(5):05/01/22 04:46:02 ID:Ve3TFYxX
―――3
ウーゼルは組んでいた腕を解いた。その動作は自然に行われたが、ウーゼルの心中は激しく揺れ動いていた。
「そうか、それは良かったな」
「はい。ですから、新しい者を雇う必要があります」
「後任が決まるまで少し不便になるな」
「ご不便をおかけしませぬよう努めます」
「よろしく頼む。――下がってよい」
料理長は一歩下がり、一礼すると退出していった。
厨房で働く召使の女が結婚し、勤めを退く。
ただこれだけのことでウーゼルが動揺するなどと、このオスティアの民の誰が想像するだろうか。
ウーゼルはふっと暗い笑みを浮かべた。
(となると、セーラ、か……)
後任の娘が来るまでふた月はかかるだろう。それまでに自分は――耐えられそうにない。
88 :
闇夜(6):05/01/22 05:01:13 ID:Ve3TFYxX
父の死んだ後の数年間は、政務に追われていてもウーゼルは自分が不幸だとは思わなかった。
毎日は充実し、そしてなにより自分を慕う領民の存在が嬉しく、望むものは睡眠以外に何もなかった。
だが――ある日、祖父の代から仕える家臣にやんわりとたしなめられた。
目の前のことよりも、もっと重要なことがあるのではないかと。
その場では意味が分からなかったが、夜、ウーゼルの部屋を訪れた女を見て分かった。
妻を娶ることも考えず、気晴らしもせずにきたウーゼルを心配する家臣が手配したのだった。
しかし、その配慮は逆にウーゼルを苦しめる結果になった。
女を前にして、ウーゼルは何もできなかったのだ。
89 :
闇夜(6):05/01/22 05:31:38 ID:Ve3TFYxX
日中はいい。政務に没頭していれば何も感じなくてすむ。
だが、深夜自分の部屋に入ると、自己嫌悪、焦り、怒り……さまざまな感情が次から次へと湧き出して、眠れぬ日々が続いた。
恥を忍んで相談する相手もおらず、書物を読み漁っても原因がわからない。
焦りから、闇雲にウーゼルは女を求めた。
政務の疲れがあるので添い寝だけでいいと言って招き入れ、女が寝入ったころに自らを奮い立たせようと試みたが徒労に終わった。
(オスティア候を名乗る資格もない)
自嘲しながらも、ウーゼルはみじめな挑戦を繰り返していた。
だが、ある晩のこと……
ウーゼルは自分が激しく昂ぶっていることに戸惑いながら、目の前に横たわる娘の裸体を見つめていた。
90 :
闇夜(8):05/01/22 05:39:01 ID:Ve3TFYxX
――男性経験がない娘が、少しでも緊張を和らげようとウーゼルに色々尋ねてきたのが始まりだった。
「痛いんでしょう……」
「始めに何を……」
「それをするとどうなるんですか」
「気持ちがいいというのは本当……?」
最初は訊かれるままに答えていたウーゼルだったが、じきに娘の表情が不安から期待、喜びに変じていくのを見て驚愕した。
(もしかしたら)という予感があり、ウーゼルは続けて娘を淫猥な言葉で辱めた。
すると、それに対して嫌悪感を露にするどころか、腿を擦り合わせ「早くほしい」と言わんばかりの態度を娘は示した。
頬を上気させる娘の前で、ウーゼルのものは反り返るほどに勃っていた。
91 :
闇夜(9):05/01/22 06:01:12 ID:Ve3TFYxX
しかし、ウーゼルは悟ることになる。
ウーゼルを昂ぶらせることができるのは、快感を知らない娘だけだった。
一度ウーゼルによって快感を与えられ、知ってしまった娘ではだめなのだ。
思うようにならない自分の体を憎みながら、ウーゼルは処女でかつ快感を知らない娘を求め続けた。
まず言葉で期待に昂ぶらせ、さんざん焦らした後で手でなぶり、舌で舐め、喘ぎ声が出なくなるまで蜜を味わいつくす。
その後で、限界まで硬くなった自らの性器を慰める……
そのやり方以外に、今のところウーゼルを満足させられるものはなかった。
城内で条件に該当する娘は全員、ウーゼルのもとで快感を教えられていった。
厨房の召使は、セーラを除いて条件に合う最後の娘だった。
ウーゼルが動揺したのも当然のことだった。
92 :
82:05/01/22 06:13:31 ID:Ve3TFYxX
す、すみません長くなりそうです……
ここで一旦投下終了します。
また明日続き投下します。
中途半端でごめんなさいです
テティスお姉さんの悩み事(1)
「ふう・・・・・・」
場末の汚い酒場。テティスは半ばヤケになったというような表情で、ぐいっと酒をあおった。
いつもであれば、もっと繁盛している活気のある酒場で飲むのだが、今日のような鬱な一日は、こんな寂れた
酒場がちょうどいい。
いつも派手で賑やかな彼女には、全然似合っていないような、薄暗い店内。店のマスターも、そして他の客も、
顔はよくわからない。雰囲気的にも、いつもの賑やかな酒場に比べて、客のガラは非常に悪く感じる。
彼女ほどのいい女なら、いつ襲われても少しも不思議ではない。それが、襲われずに済んでいるのは、共に飲んでいる
メンバーの顔ぶれに因るところが大きい。
「おいおいどうしたんだ?自棄酒なんて、テティスらしくもないな。」
団長のジストが声をかけたが、テティスはただ、ぐいっとジョッキをあおるばかり。
「もう、そのくらいにしたほうが・・・。じゃないと危険。」
普段無愛想なマリカも、さすがに彼女を気遣っている様子。
「めずらしいなマリカ。お前が飲んでないなんて。」
「ここ、すごく危険。酔ったら、剣を振れない。」
いざとなったら、泥酔状態のテティスを担ぎだして逃げなければならない。まあ、担ぐのは
ジストの役割だが、そうなったら、剣を振るのは、マリカの役割である。
「おいおい、もうそのくらいにしとけって。何があったかは知らんけどよ?」
「うるさいわね!ほっといてよ〜・・・ったく・・・ユアンの奴・・・」
どろどろに酔っ払っているので、すでにろれつが回らなくなっていたが、ジストとマリカは辛うじて
テティスの言葉を聞き取ることができた。
「ユアンがどうかしたのか?」
「あいつったら・・・ぐぐぐ・・・zzz・・・・・・」
「おやおや、眠っちまったみたいだな・・・。」
「隊長、もう帰ろう。ここ、危険すぎる。」
「そうだな。」
ジストはテティスを背中に負うと、そのまま出口へ急いだ。その間中、マリカがずっと目を光らせているので、
他の客たちは、ついに手が出せなかった。
テティスお姉さんの悩み事(2)
「テティスの部屋に戻るか。」
「うん。でも・・・」
「どうした、マリカ?」
「気になる。」
「何が?」
「弟と、何があったのか。」
「そうだな。まあ、とにかく部屋へ急ごう。話はそれからだ。」
「わかった。」
テティスを背負ったジストとマリカは足早に部屋へと急いだ・・・。
「ふう・・・、ようやく着いたか。じゃあ、中に入るか。」
「うん。」
ジストがドアを開けると、鍵は掛かっていない。
「おや?テティスが鍵を掛けてないなんて、珍しいじゃないか?」
ジストの言葉に、彼の背の上のテティスは答える。彼女は、夜風に当たって、目が覚めていた。
また、酔いも少しばかり覚めていた。
「おかしいわね〜?私、ちゃんと鍵かけたわよお〜。」
「ほんとか?とにかく、用心して入ろう。」
「うん。」
こうして二人は、テティスを背負ったまま、部屋の中へと入っていった・・・
テティスお姉さんの悩み事(3)
「待ってたよ、お姉ちゃん。」
テティスのベッドに腰を掛けていたのは、テティスの弟のユアンだった。なるほど、実の弟なら
合鍵を持っていてもおかしくはない。
「ユアン!何してるの、こんな所で!?」
ジストに背負われたテティスが思わず叫ぶと、ユアンは立ち上がった。
「だって、お姉ちゃん、いつもいつも僕のことを子供扱い・・・」
「それは、あなたのことが心配だからよ!」
「お姉ちゃん!僕もう、子供じゃないんだよ!!!」
「何言ってるの!あなたまだ、子供じゃない!」
「違うもん!僕、もう子供じゃないもん!だから、今日は、僕がもう、子供じゃないってこと、お姉ちゃんに
教えてあげるんだからっ!」
「ユアン?」
そしてユアンは部屋の奥の方を向いた。
「おいで、アメリア。」
「うん・・・。」
すると、その奥から出てきたのは、アメリア。ユアンと同じ年くらいの、かわいい女の子。
「ね、ねえ・・・本当にやるの?」
アメリアは少し緊張した面持ちでユアンに尋ねた。
「当たり前じゃないか。僕がもう、大人だってことを、お姉ちゃんに見せるんだから。」
「でも、ジストさんやマリカさんまで見てるのに・・・」
「大丈夫だよ。だって、僕はアメリアのこと・・・本当に大好きだからっ!」
「ユアン・・・えへへ、何だか照れちゃうね・・・v」
そしてユアンはテティスのほうを向いて告げた。
「じゃあ、これから見せてあげるよ。お姉ちゃん、じっくり見ててね!」
次の瞬間・・・ユアンはアメリアを勢いよく抱きしめると、そのかわいい唇を自分の唇で塞いだ。
「や、やめなさい!」
テティスはジストの背中から転げ落ちると、そのままユアンに詰め寄った。そして、両手に力を込めて二人を引きはがそうとする。
テティスお姉さんの悩み事(4)
「嫌だよ!離すもんか!」
ユアンは一旦口を離してそう言うと、再びアメリアの唇を塞いだ・・・。
二人の口の中が、しきりにもごもご動いてるのが、外からでもわかる。
そのまましっかりとアメリアを抱きしめたユアンは、そのままもつれてベッドに転がった。ちょうど上のユアンが、下のアメリアを組み伏せるような
形になっている。
「ちょっと隊長!マリカ!見てないで、手伝ってちょうだいよ!!!」
尚も二人を引きはがそうとするテティス。しかし、アメリアのほうは両足でしっかりとユアンの胴を挟みこんでいる。
やがて、ユアンは唇を離した。
「アメリア・・・」
アメリアの短いスカートがはらりとめくれる・・・すでに準備をしていたのか、その下には何もはいてなかった。
そのみずみずしくやわらかそうな少女の秘裂に、ユアンは唇をつける。
「アメリア・・・おいしいよ・・・ちゅっちゅ・・・」
「んああ・・・ユアンんんんん・・・」
そのままユアンは身体を反転させた。そしてアメリアの顔の上に自分の股間を持ってくると、ズボンを脱いでそのpretty guyを
彼女の頭上にぶら下げる。
「ユアン・・・あたしも・・・」
ぱくっ。
ユアンの亀頭を、アメリアの口がくわえた。
「お願い!もう・・・やめて!」
「嫌だよ!」
テティスはなおも二人を止めようとする。しかし二人はぎゅっと抱きあったまま離れない。
お互いに、足の間に相手の頭を挟みこんだまま、ぎゅっと抱きしめあっている。
「ちょっと!どうして二人とも、止めるのを手伝ってくれないのよっ!?」
テティスは怒りの表情でジストとマリカを見た。
「い、いや、まあ、その・・・何だ・・・ははは・・・」
思いの他激しい二人の絡み合いを見ていて、ジストの下半身は元気になっている。
その横で、マリカは呆然としていた。
「こ・・・これが・・・男と女・・・」
「何だ、マリカは見るの初めてか?」
「・・・うん。」
テティスお姉さんの悩み事(5)
俗にいう、69の形。しかし、それも長くは続かなかった。
ユアンは己のpretty guyをアメリアの口から抜き取ると、今度はそれをアメリアの下のお口に当てる。
「ま・・・まさか・・・ユアン!ダメ!それだけはダメよ!!!」
テティスはなおも二人を引きはがしにかかる。しかし、それより一瞬早く、アメリアの女性が、ユアンのpretty guyを
捕らえた。
「ユアン!子供ができたらどうするの!あなた、責任はとれるの!?冗談でも、何でもないのよ!」
引きはがされないようにしっかりとアメリアにしがみつくユアン。
「わかってるよ。だって僕、もう子供じゃないんだから・・・」
ユアンの腰だけが、執拗に激しく動いている・・・まるで、彼女の中に射精する、その瞬間を待ちわびているかのように・・・
「ユアン〜!!!気持ちいいよ〜!!!あっあっあっ・・・」
「アメリア・・・僕も・・・気持ちいいよお・・・」
何とか膣内射精だけは避けなければならない。その思いが、なおもテティスを突き動かす・・・。
「やめなさいっ!!!あなた、子育てが、どんなに大変で、責任が重いか、わかってるのっ!?」
しかし、いくらテティスが力を込めても、ユアンはアメリアにしっかりしがみついて離れない。
それに加えて、アメリアも、ユアンにしっかりと抱きついているので、彼女一人ではどうにもならない。
「アメリア・・・出すよおおおおおおお!!!」
「来て!ユアン、来てええええええええ!!!」
次の瞬間・・・
ユアンのpretty guyが、真っ白い精液を、アメリアの胎内に吹き出す。
その結合部からこぼれ落ちる精液を見て、テティスはその場に崩れ落ちた・・・。
「ユアン・・・・・・何てことを・・・」
呆然とするテティス。その後ろで、ジストとマリカも呆然としていた。
テティスお姉さんの悩み事(6)
その日を境に、ユアンとアメリアはテティスの前から姿を消した。
「ユアンったら、どこへ行ったのかしら・・・?」
サレフの元に行って彼に尋ねても、彼は一度も見ていないという。
ジストやマリカにも協力してもらって、いろんなところを探してみた。
しかし、二人の姿を見つけることはできなかった。
そして、半年ほど経った頃・・・
テティスの前に、ユアンがひょっこり姿を現した。
「ユアン!一体どこ行ってたのよ!心配したじゃない!」
「お姉ちゃん、僕ね、もう一つ、大人の証を見つけたよ!」
「大人の証?」
「うん。おいで、アメリア!」
アメリア・・・?何か、嫌な予感がする・・・
そして、ユアンの後ろから、アメリアが姿を現した。
「まさか・・・!」
アメリアのお腹は、大きく膨れ上がっている。ユアンは、そのアメリアの大きなお腹を指差した。
「ほら。これで、僕がもう子供じゃないってことが、わかったでしょ?」
テティスはそのまま、地べたに座り込んで、うずくまってしまった。
「ユアン・・・・・・何てことを・・・・・・」
おしまい
ユアンの教育はどこから間違ったのだろうw
ダミアン氏乙!
>>82 期待待ち!ガンガレ!
>>99 >ユアンの教育はどこから間違ったのだろうw を
>ダミアンの教育はどこから間違ったのだろうw と読んじまった
ダミアン氏は本当に妊娠ネタが好きだな。
俺も大好きですが。
今晩は、マシンです。
ちと接続できない状態が続きまして、SS投下に支障を来している次第です。
その間にも神様が降臨されてるようで何よりです。
TS物(エリシャたん)にダミアン氏のギャグにウーゼル侯のシリアスで美しい倒錯物、
やっぱり暇を見つけてここに来て良かった…
この前投下した聖戦物の続きを投下させて頂きます。でわ
――おい、ダーリンだとよ
――恋人をダーリンって呼ぶ雷娘か。何だか知らんが倒錯的だな
――でも羨ましいぜ。俺も一回くらいは雷娘にダーリンって呼ばれてみてぇ
――変態の化石かお前は。まあ確かに可愛い彼女がいるのは羨ましいわな
話し声が聞こえる。僕が意識を失っていた間に野次馬が集まって僕達を取り囲んでいるらしい。
僕は後頭部と背中の痛みにまだ目を瞑っている。多分野次馬連中は僕がまだ気を失ったままだと
思っているのだろう、随分好き勝手な事を言ってくれるものだ。
取り敢えず起き上がりたかったが、独特の匂いと温もりを持った柔らかな物が腰の上辺りに
乗っていたので無理な相談だった。彼女が比較的薄着だったせいか服越しにも肉感が
伝わって来て、禁欲続きの日々を送った身としては少々辛い。
目を開けようとすると後頭部に痛みが走る。それを押し切って瞼を開く。
視界が開けると、ティルテュの円らな瞳が飛び込んで来た。驚いて息を呑みそうになったが、
その拍子に口を塞がれて結果的に唇を思い切り吸い上げてしまう。
ティルテュは最初唇を強く吸われて瞳を大きく開いたが、すぐに目を閉じて酔い痴れた
表情で唇を深く押し当てた。さり気なく舌で僕の唇をノックしている気がするんだが。
彼女の背後で野次馬が一斉にどよめいた。誰かが野次馬の最後列で口笛を鳴らす。子供か君らは。
ティルテュは唇を離すとにっこり微笑み、すかさず僕の顔に頬擦りを始めた。
銀の髪が僕の目に懸かる。
「帰って来るの待ってたんだよ、ダーリン。私寂しかったんだから」
耳に息を吹きかけながら言われて、背中の辺りがぞくぞくする。野次馬連中からの
好奇の目に晒される中、僕は彼女の耳元に小声で話した。
「恥ずかしいから抱き付くのは止しなよ、ティルテュ」
周りに聞こえないように小声で話しかけたのが悪かったのか、彼女は僕の言葉を
全然聞いていないようだった。彼女は腕を僕の背中に回し、僕から離れるものかとばかりに
力強く抱き締めている。胸が圧迫されて少し息苦しい。
不意に野次馬の視線が僕達から離れた。何だろうと思って彼らと同じ方向に目をやると、
エーディン様が左の通路の闇深くから姿を現した。
野次馬に気が付いたエーディン様は、あらあら何事ですかとのんびりした口調で言う。
彼女の言葉を合図に、野次馬の視線が僕達へと戻される。
彼らに釣られたエーディン様と視線が遇う。大丈夫ですかと心配そうな声で、
エーディン様はひしと抱き合った体勢を取り続ける僕達へとおっとり駆け寄った。
「エーディン様」
僕は決まり悪そうにそう言うと、彼女の暖かな眼差しから目を外す。
ティルテュは密着体勢を解き、僕に乗ったまま彼女に上半身を向けて軽く一例した。
「あ、ごきげんようエーディン様。今度のお茶会はいつにしましょうか?」
「ごきげんよう、ティルテュ」
エーディン様の口調は、優しい教師のような雰囲気を醸し出していた。
「アゼルの首の後ろ、壁に罅が入ってますよ。彼怪我とかしてませんか?」
言われてティルテュはあら、と僕の背後に目を向けた。
「あらホントだ。ゴメンねダーリン」
ちなみにセイレーンは城の例に漏れず総石造りの建物だ。勿論城内の壁床天井、全て石を
組み合わせた造りである。石の壁に罅が入っているって事は、ティルテュが飛び付く速さが
常軌を逸した物であった事を意味する。
自分がそれ程の衝撃を受けたのだと、エーディンの指摘でようやく判った。
道理で背中も頭もズキズキ痛むはずだ。もしかして流血しているかも知れない。
――ゴメンで済む話なのか。
文句を言おうとする前に、僕の口はティルテュの素早く軽いキスで封じられた。
ティルテュとエーディン様の鉢合わせ。こいつは拙いと僕は思った。
僕がエーディン様を好きだった事、彼女は知っているはずだ。
だったらエーディン様に対する嫉妬みたいな感情が、彼女の中に残っていたとして何の不思議もない。
女と女の凄惨な戦いの火蓋が切って落とされるかと僕はハラハラしながら様子を見守った。
と言っても、腕の中に納まったティルテュを手放すことも出来なかったのだけど。
意外な事に、ティルテュは普段の朗らかな笑顔でエーディン様と世間話を始めていた。
「うちのダーリンなら大丈夫ですよ。何せ見た目はヤワだけどメチャメチャ頑丈だもの。
エーディン様ならダーリンの不死身っぷりご存知でしょう。そうよねダーリン」
最後の一言は、僕を向いて言った物だ。僕はエーディン様に聞こえないよう小声で怒った。
「だからダーリンって言うなよティルテュ。ついでにどいてくれないか」
「どうして?ダーリンをダーリンって言って何で悪いの、ダーリン」
そう言うとティルテュは悪戯っぽい表情を浮かべ、にっと口元を歪めた。
――嬉しがってる――
その笑みで彼女が何を考えているのか僕には何となく察しが付いた。彼女の悪戯っぽい笑顔は、
朗らかで屈託のない笑顔の次くらいに多く目にしている。
僕が嫌がっているのを見て嬉しがる時、彼女はよくこんな顔をしていた。性格悪いなもう――
彼女がわざと僕の事を人前でダーリンって呼ぶのには、僕を困らせる為だけじゃなく、
もしかしたらエーディン様や他の皆に見せ付ける意味もあるのかも知れないが――
どっちにしろ恥ずかしい事には違いない。
「いいから人前で言うのは止めろよ、恥ずかしい」
「どうしてそんな意地悪言うの、ダーリン」
どっちが意地悪なんだよ、と僕は心の中で毒付いた。生温かい微笑みの視線が突き刺さって痛い。
「二人ともとっても仲がよろしいのね、羨ましいわ」
天使のようなエーディン様の一言で僕は我に帰った。何だかティルテュが一瞬膨れていたような
気がしたが、そう思った時には彼女はエーディン様に普段通りの笑顔で応じていた。
「お蔭様で仲良くやらせて貰ってますよ、でもエーディン様と旦那様には敵わないかな。
あ、そうだ今度また赤ちゃん見せて下さいね。私ほっぺたのプニプニしたあの感じ大好き。
可愛かったなぁレスター君――」
とろけそうな目で宙を眺めるティルテュの様子に、エーディン様も釣られて小さく笑う。
「その様子だとあなた達もすぐに授かるわよ。産んだら解るけど、子供って可愛いわよ」
「やだエーディンさまぁ、そんなのお茶会でもないのに話す事じゃないですよう!
私たちまだ式だって挙げてないのに!」
ちなみにお茶会とは、夜更けに女性陣だけで催される集会の事だ。
別に参加は強制ではないが、主だった女性は急用でもない限り皆参加しているらしい。
最近太ったんじゃないかとティルテュは嘆いているが、それならお茶会で出される菓子を
控えればいいだけの話じゃないかと僕はそう思う。
顔を真っ赤にして笑い声を上げながら、ティルテュは僕の胸板を照れ隠しにどかどかと殴る。
見た目の細腕とは裏腹に彼女の腕力は強く、殴られるとかなり痛い。以前彼女と喧嘩になって、
下手な戦闘よりも酷い重傷を負って救護室に運ばれた記憶が、痛みに呼び起こされて昨日の
出来事みたいに鮮明に蘇った。
エーディン様は納得したように肩を落とし、僕達から一歩離れて言った。
「あなたのダーリンも大丈夫そうだし、後は任せるわねティルテュ。私も急患の途中だから
先を急がないと。デューが食中り起こしたって」
あの悪ガキか――呆れ気味に溜息を吐いてティルテュは呟いた。
「どうせまたパンを二十人前くらいつまみ食いしたんでしょ」
そんな馬鹿な話があるものだろうか?あったとしても二十人前も食べたら、
それは最早つまみ食いとは呼ばないのでは?
エーディン様は首を振った。ほらティルテュ、そんな馬鹿話が実在する訳が――
「今度は塩漬け肉を三十人前ですって。成長期の男の子って食欲旺盛で困った物ね」
溜息を吐きつつも、エーディン様は飽くまでにこやかな態度を崩さなかった。
デューの細い身体付きを思い出して、一体あの身体のどこにそんな量が入るのかと悩んだ。
成長期とかそう言う次元の話を通り越している気がする。そんなに食べたら普通死ぬだろ?
だが――
にこやかに話すエーディン様の表情を見ていると、自分の考えが下らない物に思えて来て
何も言い出せなかった。
どうやらこの軍には、まだまだ僕の知らない凄まじい話が五万と転がっているようだ。
ティルテュはすぐにエーディン様に向き直し、僕の腕の中から軽く頭を下げる。
「お引止めしてごめんなさい。うちのダーリンがご迷惑をお掛けしました。
それじゃお茶会楽しみにしてますから、是非お誘い下さいね」
迷惑を掛けたって、元々は僕の所為じゃない。ティルテュが抱擁というか体当たりを
ぶちかましてくれたのが原因なんだろうに。
また今度ねと言い残して、エーディン様は野次馬を掻き分けて早足で通路の正面奥へ立ち去った。
「だから人前でダーリンって言うの止めてくれよ。恥ずかしいっていつも言ってるだろ?」
四階の通路、僕の右斜め前を行くティルテュに向かって、僕はお願いを繰り返すように言った。
彼女はポニーテールの下で自分の手を組み、それを枕に少し仰け反った体勢で歩いている。
口笛など吹いたら似合いそうな体勢だが、しかし年頃の女の子が取るべきポーズじゃない。
子供じゃあるまいし止しなよといつも言い聞かせているのだが、彼女はどこ吹く風で
僕の忠告を聞き流している。
ちなみにここまではすんなりと来ることが出来た。エーディンが去った後すぐ野次馬連中も
酒場へと戻ったので、特に通りすがりの妨害も受けずにここまで来られたという訳だ。
「何で恥ずかしがるの?夜のお茶会の時も、大体みんな恋人やダンナさんの事を
ダーリンって呼んでるよ。誰も恥ずかしがってなんかいないわよ」
後ろ手に手を組んだまま首だけ振り返った彼女の表情に、全っ然悪びれた様子はない。
少し腹を立てながら僕は言った。
「でも他の場所でも連れ合いをそう呼んでいるのは君だけだろ」
反論しつつも僕は『大体』という部分に引っ掛かりを覚えた。彼女の言葉は、連れ合いを
『ダーリン』と呼ばない人物が女性陣の中にいるって事を意味する。
もしかしたらその人物を見習って、最近身に付いた悪癖を改めてくれるかも知れない。
そんな期待もあってか、僕は彼女に訊ねてみた。
「ところで誰なんだい、その『ダーリン』って言わない人は?もしかしてアイラ王女とか?」
違うわよと返しながらティルテュは笑う。意外すぎる答えだった。
あの気難しいアイラ王女が真顔で『ダーリン』と言っている姿を想像すると――
笑える。間違いなく腹を抱えて笑ってしまう光景だ。
ティルテュの怪訝そうな声が、屈んだ僕の頭上から問い掛けて来た。
「何笑ってるのよ」
「いや――ちょっと想像しにくい光景を思い浮かべちゃったから」
僕は姿勢を元に戻すと、『ダーリン』と呼ばないのは誰だと訊ねてみた。
そんな事訊いてどうするのよ、と彼女は首を捻る。
僕は正直に自分の考えを打ち明ける。
ティルテュの表情が一瞬曇り、彼女は嗜める口調で言った。
「その人、自分の恋人をダーリンって呼びたくても呼べない事情があるのよ」
僕は内心で舌打ちした。どうやら藪を突付いて女の子同士の秘密に触れてしまったようだ。
このまま話を続けたらティルテュの態度が余計に硬化する。僕は慌てて話を強引に戻した。
「ともかく人目に付く所でダーリンって言うなよティルテュ。恥ずかしいじゃないか」
「私は人前でおちんちん大っきくする方がよっぽど恥ずかしいと思うけどね」
しれっと放たれた彼女の言葉に、僕は思わず足を止めた。
彼女は同じ体勢を取ったまま、僕に合わせるように立ち止まって続ける。
「気付いてないとでも思ってた?おちんちん固くして、その上私のお腹にぎゅっと当てて
ビクビクさせてさ。私だから構わないけど、ダーリンってホントにえっちだよね」
呆れたような口調で彼女は吐き捨てた。僕には何も返す言葉がなかった。
先刻は言い忘れたが、僕はエーディン様とのやり取りの最中に勃起してしまったのだ。
柔らかくて温かい重みを胸に受け止めた事と、少し癖のあるきれいな銀髪から漂ってた
いい匂いに釣られたのが主な原因だった。
けどこの現象は自分の意志でどうにか出来る物じゃない。僕は辺りを見渡して
人がいない事を確かめると、抗議の意味を込めて彼女に言った。
「だけどティルテュ、この前からもう十日も経つんだよ。我慢しろって方が無理じゃないか?」
ちなみに僕は彼女と離れていた間、女を買う事はおろか自分での処理も全く行なっていなかった。
恥ずかしいのでその理由は詮索しないで欲しい。どうせ後で述べる羽目になるのだろうけど。
「十日――」
僕の言葉を繰り返すように呟くと、ティルテュの横顔が見る見る真っ赤に上気した。
彼女は一歩踏み出して僕の正面を向いた。リボンで結い上げた銀髪がふわりと宙に舞う。
なぜか怒った顔で、ティルテュは怒鳴った。
「しばらく離れ離れになるからって、あの晩一睡もしないで求めて来たわよねダーリン!
おかげで次の日腰立たなくて、みんなにもすっごく迷惑掛けたんだから!」
成る程――確かに軍の行動に支障を来す結果になったのなら、ティルテュが怒ったのも無理はないだろう。
だがそう言うテイルテュだってあの晩は『ダーリンがいっぱい愛してくれる』とか言って喜んで、
その上もう十分だと言っても身体をすり寄せてキスして散々僕を求めたクセに。
まあ抱き付かれただけで反応してしまった僕も悪いと言えば悪い。お蔭で翌朝の出発時間に
遅れそうになったのだから。
もう会話の内容がダーリンとか勃起とかよりも遥かに恥ずかしい内容になっている。
人の気配が感じられない事が救いだった。誰かに話を聞かれたら、明日からこの軍に居られなくなる。
僕は声を落とした。自分の様子に合わせて彼女も声を小さくしてくれたらいいのだが。
「それは悪かったと思ってるけどさ。そんな事言っても、間空いてるんだから仕方ないじゃないか」
ふん、と鼻であしらい、ティルテュは膨れ面で呟いた。
「だからってエーディン様の前で勃起したのを見せてもいいって言うの?全然言い訳にならないよ」
「うっ――」
僕は言葉に詰まった。今彼女が言ったのは確かに正論だ、とは言え――
元々は彼女が僕を呼ぶ時の『ダーリン』を問題にしていたのに、どうしてこんな恥ずかしい
話になってしまったんだろう。溜息を吐きたい気分になってしまう。
はぁ、と呆れた様子で溜息を吐いたのは、僕じゃなくてティルテュの方だった。
「なんで私こんなえっちな人好きになっちゃったんだろ。ホントに苦労が絶えないわ」
僕だって結構気を遣ってるつもりなんだが、と言いたかったがそれは敢えて口にしない。
彼女は怒らせると恐いのだ。
「ともかく私の身体で恥ずかしいモノ隠してあげたんだから感謝してよね、ダーリン」
「何が恥ずかしいって?」
彼女の肩の後方から、後ろに撫で付けた青い髪が月の出のように姿を見せた。
とりあえず今回はここまで。あと二回での完結を予定しております。
確かに本SSを書くにあたって彼の名作は意識しておりますけど、
一人称「うち」とか語尾が「だっちゃ」というのは自粛してます。
さすがにキャラ変えすぎだと思うので。
でも聖戦をプレイしていて、雷娘つながりでティルテュからラムを
連想した覚えがあるのは僕だけじゃないはず、だと思います。
スキルも『怒り(アイコン雷)』だしw
「だっちゃ」って、亜茶氏と千葉犬氏近くの方言だったのか…覚えとこ。
両氏とも、作品楽しみにお待ち申し上げております。
それでは「闇夜」を初めとする作品投下を待ちつつ、今夜はこれにて退散。
ソフィア解放軍。その名の通り、宰相ドゼーとリゲル王国に支配されたソフィアを解放するための、レジスタンス組織である。
そのリーダー、騎士クレーベの傍には、二人の美しい女性の姿があった。
一人は、クレーベの妹の天馬騎士クレア。肩の長さの黒いショートヘアの、元気少女。利発で明るく、どんな逆境にも挫けない彼女は、解放軍のムードメーカーであり、ミニスカートで空を飛ぶ姿は、兵士たちの憧れの的だった。
一人は、クレーベの恋人の聖騎士マチルダ。高く結い上げたストレートの金髪の、大人の女性。豊満な肢体を白く輝く鎧に包み、戦場を颯爽と駆け抜ける凛々しい姿は、勝利の女神か戦乙女のようであり、兵士たちの士気を鼓舞する。
しかし。彼女たちに憧れていたのは、解放軍の兵士ばかりではない。ドゼー軍の兵士もまた、彼女たちを狙っていたのだ。
圧倒的な数の差に、次第に追い詰められる解放軍。
その状況を好転させるべく、クレーベは一大反抗作戦を決意する。
それが罠とも知らずに。
もはや完全な負け戦だった。
反抗作戦の為に集結した解放軍は、何倍ものドゼー軍に包囲され、次々と撃破されてしまう。
リーダーのクレーベは脱出に成功したものの、クレアとマチルダは敵の輪の中に取り残されてしまった。
「ダメ。すっかり囲まれてるわ」
飛行偵察から戻ったクレアは、ペガサスの馬上から無念そうな報告をする。
「・・・そう」
馬上のマチルダもまた、沈痛そうに顔を沈める。
集結した解放軍を待ち受けていたように、襲いかかってきたドゼーの大軍。
クレーベと仲間を救う為、クレアとマチルダは囮となり、ドゼー軍を引き付けた。それというもの、ドゼー軍の兵士は二人の姿を見つけるや、どこまでも追いかけてきたのである。何の為かは明白だった。
結果として多くの仲間は脱出できたが、二人の女騎士は敵陣に取り残されてしまった。
今は薄暗い森の中に隠れているが、見つかるのも時間の問題だろう。
「くそっ!ドゼーの連中にいきなり襲われるなんて。情報が洩れてたんだ」
「今はその話はよしましょう」
憤るクレアをなだめるマチルダ。そうして、決意を固めたように、クレアに顔を向けた。
「クレア。あなただけでも、逃げなさい」
「そんな!マチルダさん、なに言いだすんですか」
反射的に否定するクレア。確かに、空を飛べるクレアだけなら、逃げるのも容易だろう。
「逃げるんならマチルダさんも一緒に。そうでなきゃイヤだ!」
見捨てるなんて出来るはずがない。クレアの当然の反応に、マチルダは笑みを浮かべる。
そして、マチルダはクレアを優しく抱きしめる。
「マチルダさん」
突然抱きすくめられ、ドギマギしてしまうクレア。合戦の最中だというのに、とても良い香りがする。ああ、これが大人の女なんだと、クレアには思えた。
強くて優しくて、誰よりも素敵なマチルダさん。兄の恋人を、クレアはずっと憧れていた。同姓の自分から見ても、真に美しいと感じられるのだ。容姿だけでなく、その振るまい全てが。兄が惚れるのも無理はない。いつか、姉さんと呼べる日を、楽しみに待っていた。
「クレア。お願い。よく聞いて」
そのマチルダさんが、優しく、諭すように言い聞かせる。
「私は決して諦めたわけじゃないの。あなたを信じてるから、お願いしてるの」
「でも」
「いいから聞いて。クレーベに伝えてほしいの。『私は必ず戻るから』って。それが出来るのは、あなただけでしょう?」
「でも」
マチルダはクレアから離れ、彼女の涙をそっと拭ってやる。
「ほら泣かないで。あなたは強い娘でしょ。大丈夫。ドゼー軍の兵士なんかに、負ける私じゃないわ。すぐにみんなに合流するわ」
強い口調で言うと、マチルダはクレアを無理矢理ペガサスに乗せ、そのお尻を叩く。
「ほら行って。早くしないと、見つかっちゃうわよ。いいこと。絶対に、敵に捕まっちゃダメ。なにがなんでも逃げるのよ」
敵に捕まった女は悲惨だから。という言葉は飲み込んだ。口に出すと、現実になりそうだから。
「マチルダさんも。絶対に、絶対に無事でいてください」
「ええ。約束よ」
しっかり頷くマチルダを地上に残し、涙ながらに飛び立つクレア。
だがその時。一本の矢が放たれ、ペガサスの翼を射抜く。
「きゃー!」
翼を射抜かれ、落下するペガサス。
「クレア!」
すぐさま馬に飛び乗り、駆けつけようとするマチルダ。だがその前に、ドゼー軍の大軍が立ちはだかる。
「くっ・・・。いつの間に」
実は。先にクレアが飛行偵察に出た際に、二人の位置はほぼ特定されていたのだ。そして密かに接近していたのである。
落下したクレアに、すぐさま群がるドゼー軍。マチルダもまた十重二十重に取り囲まれ、身動き出来ずにいた。
「クレアーッ!」
どこか遠くからマチルダさんの声がする。そう認識して、クレアはハッと目覚めた。どうやら落下の衝撃で気を失ったらしい。だが目の前にあったのは、男の下卑た顔だった。
「きゃーっ!」
反射的に悲鳴を上げてしまう。だが男は、それすらも楽しむように、クレアの上に伸し掛かってくる。
「くうぅ!」
すぐに状況を把握し、全身に力を込めるクレア。だが上から押さえつける男は、ビクともしない。
「くく。押し返せぬか。非力よのう。女が戦場に出るから、こんな目に遭う」
言うと、いきなりクレアの唇を奪う。男の口はすぐに離れたが、クレアの心には鋭い痛みが走った。
「そんな・・・。わたしのファーストキス・・・まだだったのに」
いつか好きな人の為に取っておいたキス。それをこんな形で奪われるなんて。
「キスもまだだったか。心配しなくても、立派な女にしてやるぜ。俺たち全員でな」
クレアは気付かなかったが、周囲にいたのは一人ではない。何十人もの兵士が、戦争そっちのけで集まっていた。
「鎧が邪魔だな」「服もな」
その内の数人が、クレアの鎧と服を脱がしにかかる。
「あ、ああ」
裸に剥かれながらクレアは恐怖した。奪われるのは、ファーストキスだけではないと。
「そ、そんな」
敵によって犯される。汚される。
最悪の事態に、ただ混乱し、視界がぐるぐる回る。
「イヤアアアアああぁぁぁぁぁぁぁーっ!!!!」
「マチルダさあぁーん!」
どこか遠くから、クレアの悲鳴が聞こえる。助けを求める声。だがマチルダもまた、敵兵士によって取り押さえられていた。
彼女は実によく奮戦した。敵に殺す気が無かったとはいえ、多くの兵士を殺しまわったのである。
だが所詮は単騎。力尽きたところを馬上から引きずりおろされ、抵抗できないように、後ろ手に縛られてしまう。
「手こずらせやがって。この女めが!」
多くの味方を殺され、男たちはすっかり逆上していた。だがそんな彼らを、マチルダは屹然と睨み付ける。
「あなた達、騎士として恥ずかしくないのですか。宰相ドゼーは王族や自分に邪魔な者を毒殺してソフィア王国を乗っ取り、今またリゲルと手を結んで、ソフィアの民を苦しめているのですよ!」
マチルダの正論も、男たちは鼻で笑うだけだった。
「へっ。俺達は、騎士なんて立派なもんじゃねえんだよ」「そうそう。ただの雇われ兵さ」「苦労したんだ。たっぷり楽しませてもらうぜ」
男達は口々に勝手な事を言いながら、マチルダに迫ってくる。
「へへ。キレイな髪だぜ」
一人の男がマチルダのブロンドの髪をつかみ、その匂いと感触を愉しむ。マチルダの美貌に、彼らは興奮を抑え切れなった。
たちまち裸にひん剥かれながら、マチルダはクレアとクレーベに詫びていた。
(ごめんなさいクレア。ごめんんさいクレーベ)
自分が守れなかったクレア。そして貞操を守れそうもないことを、恋人に詫びる。
その豊満な乳房が露わになり、男たちはすぐにむしゃぶりついた。
「あーっ!」
そして。クレアとマチルダの悪夢が始まる。
久々きたら、職人さんいっぱいキテル−(゜∀゜)−!!!!
良作期待age したいけどsage
うつ伏せで両手を押さえつけられ、クレアは男たちの無骨な愛撫にさらされていた。
彼らはすぐに貫こうとせず、ひたすら愛撫に徹し、喘ぎよがらせることに執着する。
「ああっ・・・。んんっひん」
すでに身を守るべき鎧も衣服もなく。
少女の華奢な乳房を揉み、小さく膨らんだ乳首を舐めて転がし、白い首筋に何度もキスし、太ももを撫で回し、そして、うっすらと陰毛の生えた秘所さえも嬉しそうに舌でしゃぶりつく。
「あー!いやっ!はなれてー。やめなさいよ。このヘンタイぃ。んああっ」
初めこそ、手と舌の這い回る気色悪い感触に、罵詈雑言を叫んでいたクレアだったが、いつしか少女の若い肉体は濡れ始めていた。
紅く上気した頬に、口からは熱い吐息ち喘ぎ。沈んでいた乳首はぷっくらと尖り、脚がモゾモゾとうごめく。そして秘所からは、無色透明の愛液。
(クレーベ兄さん。マチルダさん)
助けをもとめる心も、いつしか快楽に飲み込まれ。
「あ。ああ。んーっ。なんでー。こんな奴ら、にぃ」
クレアの華奢な身体全体が小刻みに振動し、腰が浮かび上がる。その時が近いと悟り、秘所を舐めていた男が、舌をすぼめて、ぴったり閉じた割れ目を突付く。
「あーっ!」
がくんと大きく震え、クレアは身体を仰け反らせて硬直。そしてがくっと脱力する。
「はあはあ」
生まれて初めての絶頂に、頭が真っ白になるクレア。もはや歯向かう気力は無く。そこにいるのは、騎士ではなく、男に嬲られる哀れな少女。
「あ、あああ」
周囲に群がる男たちを、涙を浮かべた目でぼんやりと見るクレア。
「お、お願いです。もう、もうやめてください」
だが。その哀願は男たちを悦ばせるだけ。
「へへ。やめて、だと」「最初は、ぎゃーぎゃーわめいてたのにな」「もう大人しくなったか」「これからが本番だぜ」
自らの隆々と勃起したペニスをさらけ出し、クレアに群がるケダモノたち。
「いや。こんな、こんなのいやー」
人々の平和と幸福、そして己の信じる正義の為に戦ってきた日々。その結果がこんな結末だなんて。クレアには耐え切れなかった。
「いやー!来るなー!くるなあぁーっ!」
唯一自由になる脚をじたばたさせるクレア。しかし何の抵抗にもなっていない。ただ子供が駄々をこねているようにしか見えなかった。
たちまち二人の男に脚を押さえられ、左右に広げられる。そして、リーダー格の男がぶっといイチモツを割り込ませた。
「いや。いや。いや。いやー!」
さすがに経験の無いクレアもナニをされるか悟り、イヤイヤと首を左右に振る。しかし四肢は押さえられ、少女の秘所は今までの愛撫に濡れぼそり、男を迎える準備はできていた。
「だめ。やめて。やだよー。こんなのウソだよー」
恐怖でグチャグチャに泣き腫らすクレア。男は嬉しそうにペニスをしっかりと少女の股間にあてがい、割れ目の感触に打ち震える。
「やー。こんなのもういやー」
クレアの願いも虚しく。
ぶちっ
クレアの処女膜を、獣の毒牙が容赦なく貫く。
「いたああああぁぁぁぁーっ!」
男と結合した股間から、血が滲み出す。
ぱんっぱん
男が腰を進める度に、クレアの肉体を刺し貫くような激痛が襲う。
「いたー!いたい!いたいってばー!」
痛みに翻弄され、じたばた暴れるクレア。いくら充分に濡らしていたとはいえ、少女の狭い膣内に男のペニスは大きすぎた。
「我慢しな。直によくなる」
男は狭く熱い肉の感触に満足しながら、ずんずんと拡張工事を進め、遂に最奥に到達する。今度は体内の穴の感触に打ち震える。
「ぬいてーっ!もういいでしょー、ぬいてよー!おねがいだからあぁーっ!」
嫌がるクレアを満足気に見下ろし。男は四肢を押さえていた男たちを下げさせる。
「ほら。叫んでばっかいないで、少しは楽しみな。これから、ここにいる全員の相手をしてもらうんだからよ」
男は繋がったまま、自由になったクレアの上半身を引き上げ、唇にキス。
「ん、んんー」
もはやクレアに抵抗する余力はなく。男のなすがままだった。
さらに顔を下げ、乳房と乳首にむしゃぶりつく。
「あん、ああう」
繋がったまま胸を責められ、クレアはあられもない嬌声を漏らす。
男はクレアの上半身を抱えながら、さらに腰を振り、少女を縦に揺らす。
「ああう。ふー、ふあっ。ひぎーっ!」
クレアと男の動きが振動し、徐々に速さを増していく。到達点までもうすぐだった。
「ひぎっ。いやぁ、やー」
痛みと官能に翻弄され、クレアはすっかり蕩けていた。頭の芯がじんじん痺れ、思考が麻痺する。
「そろそろだ。出すぜ」
だからそう言われても、何の事だか解らなかった。ただ男の腰振りに翻弄される。
どぷ
腰が不意に止まり、ナニやら熱い液体を、胎内に流し込む。
その感触に、クレアは瞳を見開き、
「イヤアアあああああぁぁぁぁぁーっ!!!」
絶叫した。
これが敵に捕まった女の当然の末路。あたはただ嬲られ続けるだけだった。
処女を奪った男が離れ、すぐに新たな男たちが群がる。
クレアを仰向けにして四つんばいにすると、バックから激しく突き立てる。前に回った男が、口の中に無理矢理ペニスをねじ込み、しゃぶらせる。
その男たちが射精を終えると、すぐにまた交代。すでに精液でドロドロの女性器には興味を示さず、お尻の穴に挿入。小振りの胸に無理矢理ペニスを挟み、しごきあげる者もいた。
代わる代わる嬲られ、犯され、汚され、陵辱され、輪姦され、強姦され、そして壊れゆくクレア。
ケダモノの饗宴は、クレアの反応が無くなるまで続いた。いや、反応が無くなっても、さらに続けられる。
無数のペニスに射精され、精液に包まれながら、虚ろな瞳でクレアは呟く。
「もう・・・ゆるして」
かつて自由に大空を飛んだ天馬騎士の少女。今や壊れた性人形だった。
グジョーブ
嫌がるクレアたんに激しく萌えてしまいました。
ぬいてと懇願するとこが特にイイ……
ハァハァ グッジョブ!!
自分の豊満な胸を、赤子のようにしゃぶる男たち。それをマチルダは冷めた目で見下ろしていた。しかし熟れた女体は否応もなく反応してしまう。
「ん、ふぅ。ああ、そんな。こんなのって。・・・クレーベ、ごめんなさい」
犯されて感じてしまう自分を恥じ、つい声に出して恋人に詫びてしまう。それを男たちは聞き逃さなかった。
「へー、男がいるのか」「じゃあ俺たちで、もっと気持ちよくさせてやるぜ」
無数の手がマチルダの白い裸身に迫る。ぴったり閉じた股間を無理矢理広げられ、満開に咲き誇る女芯が晒される。
「おおっ!」
マチルダの開かれた女の部分に、男たちから感嘆の声が上がった。成熟して、恋人もいるマチルダ。そこは処女では出し得ない、大人の魅力と色気を醸し出していた。
「くうぅ」
今まで恋人にしか見せた部分を敵兵に晒され、マチルダは羞恥と屈辱に全身が真っ赤に染まる。しかし。目に涙が溜まっても、泣き叫ぶようなことはしなかった。
彼女は解放軍の誇り高き聖騎士。決して、敵に許しを乞うことはしなかった。
「へっ。そんな怖い顔したって無駄だぜ」「お前はこれから、俺たちに犯られるんだからな」「泣いても許しゃしないからな」
今なお崩れないマチルダの誇り。それを敏感に感じ取り、男たちは逆に萌え上がる。この誇り高い聖騎士を、泣き叫ばせたい。許しを乞わせたい。精液でぐちょぐちょにして、ぶっこわしたい。
マチルダの誇りを奪うべく、最初の男が勃起したペニスを女性器に向ける。
(泣くものですか。こんな卑劣な男たちに、負けるものですか)
ぎっと歯を食い縛って挿入に耐えようとするマチルダ。決して泣き叫ぶようなマネはしないと、固く誓う。
ずぷっ
だが。男が、マチルダのナカに侵入した途端。
「あーっ!」
マチルダの女の本能が、歓喜の叫びを上げる。
ずん ずん
マチルダの膣内で暴れまわる肉の棒。
「ああっ。ひぃん。どうして、どうしてこんな、ああぅ」
その度に、マチルダの熟した肉体に女の悦びが走る。
ずぷずぷ ぐちゃぐちゃ ぱんぱん
いつしかマチルダの肉壷は熱い液体が溢れ、男のモノをきつく締め上げる。
「くうぅ。こいつはいい。かなりいい具合だぜ。さすが聖騎士さまだ」
あまりの気持ちよさに、男は自分を制御できなかった。ただただ本能のままに腰を突き動かす。
「んんんーっ。私が、こんな、かんじてるなんて」
無意識に男を突き放そうとするが、両手を後ろ手に縛られ、それも叶わない。打ち付ける肉の感触に、ただ翻弄されるだけだった。
「ああっ、どうして。ごめんなさいクレーベ」
再び恋人に謝る。敵に無理矢理犯され感じる自分の女体が、恨めしかった。
(こんな、こんなのウソよぉ。私が、乱暴されて感じるなんてぇ)
「あああぅ。ふああっ。だめ、だめーっ」
マチルダの想いも虚しく、身体は熱くたぎる。男を求めて、さらに肉壁はきつく締め上げる。
「くっ。もうダメだ」
ぴゅるるる
「あーっ!あああぁーっ!!!」
熱い、あまりに熱く激しい射精の感触。マチルダは腰を高く上げ、絶頂に達してしまう。
「はあ、はあ。こいつ、すげーいい女だぜ。まさに名品だ」
ナカで果てた男がそんな感想を漏らし、ペニスを引き抜く。まだ洩れている精液が、マチルダのお腹に掛かる。
その言葉と、熱い吐息をもらすマチルダに、周囲の男たちはごくっと生唾を飲み込み、
「ああーっ!」
一斉にマチルダに襲い掛かる。
男たちの、手と舌とペニスに翻弄されながら、
「ごめんなさいクレーベ。私もう………」
マチルダは恋人に謝り続けていた。
「ああ・・・んああ」
すでに両手を縛っていた戒めは解かれたが、
「ふああ。んふうぅ」
マチルダに、抵抗する気はなかった。
上半身に乗った男が、豊満な乳房にペニスを挟んでパイズリに励み、下半身に取り付いた男は、正常位で挿入する。すでにそこは精液でグチョグチョだったが、マチルダの膣内はぎゅっと締め付けてくれた。
「ふぅん。ふあぁ」
マチルダはすっかりとろけ、肉の欲求に翻弄されていた。全身を包む精液さえ、どこか心地よく感じられてしまう。
どぷ どぷ
胸に挟んでいたペニスが顔に発射し、膣のペニスも同時に果てる。
「「はあはあはあはあ」」
出し終わった二人はマチルダから離れ、ばたんと地面に寝転ぶ。すでにそこには、大勢の男たちが屍のように倒れていた。
皆、マチルダと交わった男たち。全員が足腰立たないほど、輪姦を繰り返した。中には、腹上死する者、全てを出し尽くして最後の赤玉を出す者さえいた。
それだけの陵辱を受けながら、
「はあ、はあ。もう終わり?私の勝ちね」
マチルダはまだ余力を残していた。彼女が正気だったかは不明だが、確かに勝ったのだ。ドゼー軍の男たちを相手にして。
しかし。さすがにマチルダも腰が抜けて、立ち上がることもままならない。
やがて。回復した男たちは、マチルダを自軍の陣地へと連れていく。
捕虜にされたマチルダ。そこで待っていたのは、同じく捕虜にされたクレアだった。
「クレア!」
連れ込まれた天幕で、ずっと心配していたクレアと再会したマチルダ。だがクレアは放心状態で、返事もしない。
壊れはてた虚ろな表情。いつも明るく輝いていた瞳に光は無く、曇りがかっている。ぽかんと開いた口からは、白い精液がこぼれ落ちていた。そして裸にされた全身にこばりつく精液。股間からも、精液と血が流れ落ちている。
「ああ、クレア。クレア」
変わり果てた姿のクレアに、泣きながら抱きつくマチルダ。その彼女も裸にされ、全身精液まみれだった。
ファーストキスと処女を奪われたクレア。
恋人がいながら貞操を奪われたマチルダ。
「う、ううう」
決して泣くまいと決めていたマチルダだったが、クレアを抱きしめながら、自然に涙が溢れてしまう。と、その時。
「・・・マチルダさん。ごめんなさい」
「クレア!」
声にハッと顔を上げるマチルダ。クレアの瞳に、わずかながら光が戻る。
「クレア。ああ、クレア」「マチルダさん。マチルダさん」
抱きしめあいながら泣きじゃくる二人の女。
そこに、男たちがゾロゾロとやってくる。
「おお。本当にいた」「ああ。解放軍の美人二人だ」「俺、前から犯りたかったんだよな」
どうやら二人のウワサを聞きつけ、新たな男たちがやってきたらしい。
「ああ。そんな」「こ、こんなのって」
抱き合いながら、絶望にガタガタと震えだすクレアとマチルダ。そんな二人を、男たちは容赦なく引き離す。
「イヤアアあああああぁぁぁぁぁぁーっ!」
「ヤメテええええええぇぇぇぇぇぇーっ!」
二人の悪夢はまだ終わらない。
その後。クレアは南の砦に、マチルダはドゼーの砦に送られ、そこでもまた慰み者にされる。
それぞれアルム軍に救出されるまでは。
しかしアルム軍に入ってからも、受難は続く。
セックスの体力に勝つマチルダ ワロタw
アルム軍に入ってからも続くのかよw
GJ!
アゼル×ティルテュ萌え
萌えるね
ティルテュは恋愛面ではアゼル一択
戦略面ではレヴィン
フィン相手で祈り+怒りのマージ兄妹も美味しいぞ?
押しかけ恋愛のフィンティルテュきぼん。
聖戦の祈りってそんなに信頼できるものだったっけ?
>>132 自分は虎のやり込み過ぎか、レンスターとフリージ出身者の恋愛は
どうにも苦手だとは思ってしまうが、そういう事無視して
ゲーム戦略という視点から考えたら、祈りと怒りは
いざって時、避けつつ大ダメージでなんか使えそうな気がする。
なんとなく。
体力満タンで闘技場いくより、
体力1で放り込んだ方が、鬼のように敵をなぎ倒してくれる。<祈り+怒り
ただし、アーサーは魔法より勇者の剣で敵陣に切り込むユニットになった_| ̄|○
聖戦の祈りはDEFとATKとHPちゃんと計算したら闘技場で無敵になれる。
怒りは調整すら必要なくとりあえず一回負けさせてHP1にして放り込んだら大抵勝てる。
>>131 む、それだとティニーは…。
フィンがバーハラにメタルギアしてティルテュと逢引きアーンド種付け!?
萌えるかも試練。
>>134 ん?勇者の剣装備できるってことは父親はホリンだよね?
祈りは祈りの腕輪ですか?
まあじないとはもともとけんびいですがなにか
82氏、スランプなのかな…明日投下と言ってもう一週間経過……
でも、待つぞ!待ってるぞ!!
だから、ちゃんと最後まで投下してね。途中で雲隠れだけはしないでね……
でも、もし来なかったら…… OTL
まあゆっくり待て。
待つのも美徳というもの
>>137 マージナイトの剣レベルはBだぞ。
つまり誰が父親でも勇者の剣は装備できる。
142 :
82:05/01/31 04:34:39 ID:O3P2aivB
す、すみません公開ぷろくし規制にひっかかりました・・・
143 :
82:05/01/31 04:37:59 ID:O3P2aivB
……書きかけ送信失礼しますた。
なんか退化してるよ・・・自分。ageちゃってないよな?
では続き投下します。
>>91 のつづきです。
セーラを寝所に招くことに、ウーゼルは抵抗があった。
セーラはセーラ、喜んで抱かれにくる大多数の娘とは違うのだ。
妹とも恋人とも違う不思議な感情から可愛がっていた自分は、セーラを弄ぶことなどできない――そう思っていたのだが……。
「聖堂の裏に咲いていたんですよ」
セーラはきれいでしょう? と言い、白い花を束にして花瓶に挿した。
少し前にかがんだ背、そして腰の線からウーゼルは目を離さないまま答えた。
「ああ、そうだな。可憐で、清楚で……」
花の向きを整えながらセーラがいろいろ言うが、ウーゼルの耳には入ってこない。
本人が自覚していない色香が、ウーゼルの胸をかき乱す。
どのようにすればセーラを寝所に連れ込めるか、それだけしか考えられなかった。
「――セーラ、後で少し頼みたいことがある」
「はい」
ウーゼルに頼まれごとをされた、ということだけでセーラの表情は輝く。
「オズインが下がったら、執務室に来なさい。誰にも話さずにな。夜遅くにすまないが……」
「いえ、私でお役に立てるなら!」
張り切るセーラを前に、ウーゼルは後ろ暗い表情になった。
どういう偶然なのか、ウーゼルは王侯貴族の間でひそかに流行している、ある薬を手に入れていた。
元々は捕虜の拷問用に使うものだったらしいが、いまは後腐れのない火遊びをするためだけに使われ、高値で取引されているものだ。
この薬の存在と、そして娘の後任がまだ決まっていないということがウーゼルの背中を押した。
ウーゼルのお手つきとなって侯爵夫人となることを夢見る娘たちが応募に殺到したため、身元の調査に時間を取られ、
当初の二ヶ月という予定は大幅に変更された。
四ヶ月はほしいという報告を聞いたのが昨日である。
ウーゼルは(やむを得ない)と思っていた。
セーラの純潔を汚すわけではない。ただセーラの記憶さえなければ、今まで通りの関係でいられるのだ……。
その夜オズインが退出した後、ウーゼルはマシューに「一人にしてほしい」と言った。
レイラから聞いていたマシューは軽くうなずくと、姿を消す。
しばらくして――
コンコン、と軽いノックの音がした。
「飲みながら話そうか」
セーラにグラスを渡すと、ウーゼルは自分の酒に口をつけた。
「セーラ、酒は強いのか?」
「今まで二度くらい飲んだことがあります……けど、すぐに眠くなっちゃって」
「そうか、では少しだけ飲むといい」
「いえ! せっかくウーゼル様に注いでいただいたのに」とセーラは慌ててグラスを傾けた。
しばらく城内の出来事について話した後、セーラの仕事についてウーゼルは尋ねた。
悩み事はないか、今は何をしているのか、悩み事はないか……。
「そう、ですね……」
同じ質問を二度されたことに気づかず、セーラはまったく同じ答えを返した。ただし、二度目に答えたときは舌がもつれた。
その様子を見て、ウーゼルはそっと立ち上がる。
「セーラ」言って、セーラの肩に手を置く。
「頼みごとがあるのを忘れていた」
「頼みごと……?」
ぼんやりと、夢見るような口調で聞き返すセーラの手をとって、寝室へ連れて行く。
セーラを寝台に座らせるとウーゼルは入り口に鍵をかけ、その上からさらに錠前をもうひとつかけた。
「今日はセーラのことが聞きたくてな」言いながらセーラの隣に行く。
焦点が定まらないセーラの瞳を覗き込むと、ウーゼルは続けた。
「セーラは誰か決まった男はいるのか」
「いま……せん」
「愛されたいとは思わないのか?」
「ん……」
質問が抽象的で答えられないようだ。ウーゼルは直截に訊いた。
「男に体ごと愛されたいと思わないか」
「思い……ます」
「どういうことをされるか知っているか、セーラは」
「……わかり、ません」
「そうだな……まず、このように二人きりになると、まず男はお前を抱くだろう」
「はい」
「それから何度か口付けをする」
セーラの頬に赤みがさした。
「そしてお前のその髪の色を褒め、撫でて」
セーラは無意識のうちに束ねた髪に手を伸ばしていじっていた。
「匂いを嗅ぐかもしれない。その後にまた口付けをする。だが、」
言葉を切ってセーラの様子を伺うと、相変わらずぼうっとしてウーゼルを見ていた。
「今度は強引に舌を入れてくる。お前が困るのを見ないふりをして、むさぼってくるだろう」
「……」
「そのうち男はお前を興奮させようとして、首元を吸いはじめる」
さりげなくウーゼルはセーラの首元に触れ、ここだ、と言う。
「されるうちに、お前もうっとりしてくるだろう。そのときを見計らって、男はお前を押し倒す」
ウーゼルに肩を押され、セーラはやわらかく倒れた。
「男が次にするのは、お前の服を脱がすことだ」
ウーゼルは話しながらセーラの服を脱がせていく。「自分は何をされるのだろう」という疑問も持たずセーラはただ、されるがままでいた。
下着まで取られて、セーラの華奢な体が露わになる。
白い肌を隠すセーラの両手をウーゼルは掴んだ。
「綺麗だ」
「……」
恥ずかしそうに目を伏せるセーラにさらに追い討ちをかけるように、
「お前の白い肌をすみずみまで見ると、男は我慢できなくなって手を伸ばす」
セーラは恥ずかしそうにウーゼルを見上げた。
「まず触るのは胸だ」
触れずに、セーラの可憐な胸をまじまじと見る。
「いやというほど揉むと、その先の蕾を摘んでお前の反応を見る」
薄桃色に染まった乳首を、ウーゼルは指指した。
「そこに触れられると、お前はわけがわからなくなってしまう」
セーラは少し首を傾げた。わかりにくかったようだ。
「……気持ちいいんだよ」
ウーゼルはセーラの耳元に顔を近づけ、囁くように言った。
びくんと身を縮めるセーラ。
「指で撫で上げられると、もうあられもなく声を上げてしまうだろう」
想像したのか、セーラの吐いた息が震えた。
「その声を聞いて、男はますます興奮する。お前が戸惑うのを見たいがためにさらに舌で嬲って、もっと声を上げさせる」
ウーゼルの真剣な目に耐えられなくなったかのように、セーラは身をよじった。愛らしい胸が揺れる。
「そうだ、そうやって恥ずかしがるお前を見て、さらに男は興奮するんだ……それから、口でお前の胸を味わいながら、手でお前を探りはじめる」
セーラの下腹部にウーゼルはそっと手を置いた。
「遠慮もなく、ただ探るんだ。……そこは濡れているだろう?」
ウーゼルはやさしく問いかけた。セーラは顔を真っ赤にしてしまう。
「……気持ちがいいとそうなるんだ。男は指で、その濡れているところを撫で回してくる」
「……」
ぎゅっと目を閉じてセーラはウーゼルの言葉を聞いていた。
「どんなに逃げようとしても無駄だ。お前が感じるところを男は良く知っていて、常に先回りしてお前を気持ちよくさせるんだ」
「あ……」
いつのまにかセーラの乳首が硬くなり、健気に存在を主張していた。肌は上気している。
「お前が触られたくないところをしつこいぐらいに撫でられて、またお前は濡らしてしまう」
セーラは激しく動揺してウーゼルを見た。蜜がまたじわりと湧き出て腿を伝ったのだ。
ウーゼルはセーラの秘部に触れんばかりに顔を近づけた。
腿を開かせ、蜜が伝っているのを確認する。
「や、ぁっ……」
「かわいいな、セーラは」
微笑んで言ったウーゼルだったが、余裕はなかった。性器は痛いほどに硬くなって、既に先端が濡れている。
「ウーゼルさ……まぁ」
半泣きでセーラは声を上げた。
「どうした」
「みないで……みないでください」
足を閉じようとするのを抑えて、ウーゼルはセーラのつややかなひだをかきわけて少し中指を入れる。
言葉で焦らされてきた分、セーラの反応は激しかった。
「あ、ぁあ……っ!」
「ここに」
つぷ、と音をさせてさらに入れる。ウーゼルの息が荒くなっていた。
「……こういうふうに入れてくるんだよ……!」
「やぁ、あんっ……!」
セーラは大きく声を上げ腰を引く。逃さないというように、ウーゼルの手がセーラの腰を捕らえた。
「こっちも」言ってセーラの芽を親指の腹で擦る。
「ん……っ!」
「可愛がってお前をおかしくさせるんだ」
「あっ、あっ……あぁっ!」
腰をもたげて、セーラはウーゼルの指を味わっていた。
撫でられるたびに蜜が湧き、潤滑剤を得たウーゼルの指はさらに奥へ、奥へと入っていく。
「いや、……ぁっ」
ぞくぞくと背筋を這い上げる快感に、セーラは大きく喘いだ。
ウーゼルは淡々と、セーラが気持ちいいと感じる箇所を攻めてくる。
やわらかいひだをかきわけて蜜をすくわれると、きゅうっとウーゼルの指を無意識に締め付けてしまう。
「……セーラ、気持ちいいのか」
「……あ……」
「もっとしてやろう」
ウーゼルは身を起こすと、指を埋めていたそこに舌を捻じ込んだ。
「ぁ……あぁぁっ」
さらにきゅうう、と締め付けが起こってセーラは全身でウーゼルの舌を感じてしまい、眩暈がするほどの快感がわき上がった。
「そこがいいのか」
快感に翻弄されるセーラは、ただ、動かされたり舐められるたびに敏感に反応をすることしかできない。
「ウ、ウーゼルさま……、あ、あっ……あんっ」
ウーゼルがさらに舌を挿すと、セーラはびくん、と体を強張らせた。
――もう耐えられそうにない。
じわじわとこみ上げてくるものを吐き出したい、その思いからセーラはせがむようにウーゼルを見た。
「セーラ……」
ウーゼルは服を脱ぐと、自分のものに手を伸ばした。
それは力強く脈打ち、今ならば中に入れることができそうだったが……
ウーゼルはそれをせず、右手で刺激しながら、セーラをひたすらに責め続けた。
「あ……ウーゼルさま」
セーラがうわごとのように自分の名を呼ぶ。その切ない声で興奮はさらに加速した。
「セーラ、もっと」
自分のものを擦る手の動きを早めながら、ウーゼルは呻いた。
「もっと呼んでくれ」
舌に蜜を絡ませて激しく動かすと、セーラは大きく震えた。
「ウーゼルさま……っ、あ、あぁぁっ! ウーゼルさまぁっ……!」
掠れた声でウーゼルを呼び、背を反らせて果ててしまう。
その様子を見て、ウーゼルも一瞬息を飲むと、次の瞬間精を迸らせていた。
大量の白濁液がセーラの腹部に垂れていく。
「……っ、んっ」
久方ぶりの快感で顔を歪めながら、二度三度と絞りきるようにウーゼルは放出した。
体の奥底に溜まっていた、澱のようなものが出て行くのを感じる。
(セーラ……済まない)
ウーゼルは心の中で詫びた。
――長椅子の上で、セーラは目覚めた。
(えーと……)
見慣れない天井。ここは……
(そうだ、頼まれごとがあるって、ウーゼル様に呼ばれて……お酒を飲んで……)
「ようやく起きたか」ウーゼルに声をかけられて、セーラは飛び起きた。
「ウ、ウーゼル様!! 私……眠ってしまったんですね!」
「そうだな」
「ウーゼル様の部屋で倒れるなんて、わ、私、本当に失礼なことを……」
「いや、いい。それより体は平気なのか?」ウーゼルは真剣な表情で訊いた。
「えっと……頭がすこし痛いです」
「それだけか」
「はい」
ウーゼルから渡された水の入ったグラスを一気に飲み干すと、セーラは慌てて立ち上がった。
「あの……部屋に戻ります! ウーゼル様にご迷惑をかけるといけませんから!」
ウーゼルはふっと笑った。
「そんなに私と噂になるのがいやなのか? セーラは」
「そ、そんなことは……」
「もう少しいておくれ」ウーゼルはセーラの髪を撫でた。
くすぐったそうな表情になると、セーラはうれしそうに話し出した。
「そういえば、昨日の花の名前を調べてみたんです……」
朝の日差しの中、ウーゼルはやさしい目でセーラを見ていた。
―――4
へクトルの即位式の翌朝、オズインは代々のオスティア侯が葬られる墓地に赴いた。
(セーラも来たのか)
まだ新しいウーゼルの墓碑の前に、朝露がついている白い花の束が置かれている。
その前で、オズインはしばらく黙祷した。
(ヘクトル様のご雄姿……見ていただけたでしょうか)
何も遺さずに逝ってしまったウーゼルを、葬儀の時は恨めしく思ったものだ。
しかし、今のオズインは知っている。へクトルの中に、そしてオズインの中に……オスティアの民の中にウーゼルはさまざまなものを遺していったのだった。
――こうして風に吹かれていると、ウーゼルとかわした言葉が自然と思い出される。
なかでも死ぬ数日前の会話は、オズインの記憶に刻み込まれていた。
あれを……可愛がってやってくれ。
今思えば、妙な言葉である。
へクトルを「支えてやってくれ」「助けてやってくれ」でもなく、
「可愛がってやってくれ」とは……。
「オズイン様ー、へクトル様がお呼びですよー」
セーラの能天気な声が近づいてきて、考え込んでいたオズインは、はっと我にかえった。
(ウーゼル様は、もしや私たちのことをご存知で……?)
「セーラを可愛がれ」そういう意味だったのではないか?
証拠はなかったが、それがウーゼルの本心だとオズインは確信していた。
(そういう人だ、あのかたは……)
「――今行くから、待っていなさい」
オズインはセーラに答えた。そしてひとり苦笑する。
(また、厄介な役目をおおせつかったものだな、私は)
ウーゼルの墓に一礼をすると、背を向ける。
セーラの輝くような笑顔。
それを見んがために、オズインは歩を進めていった。
(終)
>>82 GJGJ〜、セーラが可愛かったよ〜。
オズイン相手にする話も読みたくなっちゃうぐらい
面白かったよー。
でもウーゼルにオズインとセーラの許容範囲って
女神様並に広い・・・。
揚げ足を取るようで申し訳ないんだけど、21の所、
ヘクトルを、じゃなくてセーラを、だよね
じゃないと、可愛がる相手が若様になってしまう気が……
>82
GJ!
>157
オズインは「あれを……可愛がってやってくれ」という台詞の
「あれ」が指すものをヘクトルだと思っていたけれど、
>(ウーゼル様は、もしや私たちのことをご存知で……?)
>「セーラを可愛がれ」そういう意味だったのではないか?
と気付いたってことでしょ。
解放軍に参加する為、ラムの村を旅立ったアルム。同じラムの村出身のグレイ、ロビン、クリフも同行する。
途中、盗賊の祠でシスターのシルクを救出して、手込めにしました。
さらに南の砦では、ペガサスナイトのクレアを救出。
クレア「ありがとう。助かりました。わたしはソフィアの騎士クレア」
クレア「ドゼーの兵士に捕らわれて、ここに閉じ込められてたの」
クレア「解放軍のリーダーのクレーベはわたしの兄です」
クレア「わたしもアジトに帰りますから、一緒に行きましょう」
Pナイトのクレアが仲間になった。
クレアを一目見るなり、グレイとロビンの瞳がキュピーンと光る。この時より、壮絶なクレア争奪戦が開始される。
「おのれー。ロビンの奴」
木陰からそっと盗み見し、グレイはぎりっと歯軋りする。視線の先ではロビンとクレアが、ペガサスの世話をしながら楽しげに語らっている。
自分より顔も話術も上のロビン。同じラムの村出身だけに、その事はよく承知している。このままでは、クレアはロビンに・・・。
「くそっ。どうすれば」
悶絶するグレイ。と、後ろを通りかかったアルムが、肩を叩いて一言。
「犯せ」
なんだか悪役みたいな助言ですが。
振り返ったグレイの瞳は、「それだ!」と言わんばかりに輝いていた。
「じゃあクレア。また」
「ありがとうロビンさん。楽しかったです」
爽やかに手を振りながら、去ってゆくロビン。クレアは陽気に鼻歌を歌いながら、ペガサスの翼を丹念に洗う。自分と一緒に捕らわれ、そして解放されたペガサス。こうして世話をするのも久し振りだ。
「んー。いい天気」
手を休め、クレアは若く健康的な身体をいっぱいに伸ばす。まばゆく輝く太陽を見つめ、実に嬉しそうに微笑むのだった。
ドゼー軍の砦に囚われていた間は、日の光さえ見れなかった。
あの輪姦と拷問の日々を思い出すと、今でも胸が痛む。でももう大丈夫。今は仲間がいるから。
と、そこにまた誰かがやってくる。
「あら。グレイさん」
「や、やあクレア」
現れたのはグレイ。確か、アルムやロビンと同じラムの村出身だったはず。
「どうかしたんですか。怖い顔して」
「あ、いや」
頭をかき下をうつむくグレイ。自分の怖い顔を隠すように。邪な想いを隠すように。
「なあクレア。話があるんだが」
「なんですか?」
のん気に聞き返すクレア。彼女はグレイの決意に、とんと気付いていない。そもそも、グレイとロビンが自分をどう見ているか、全く気付いていないのだ。
「僕と・・・その。付き合ってくれないか」
「どこにですか?」
真顔で聞くクレア。本当に分かっちゃいない。
「そうじゃなくて。僕と、恋人同士になってくれってことで」
「え、ええええええええええええええええ!?!?!?
突然のグレイの告白に、目を白黒させるクレア。しかし言葉の意味、そしてグレイの本気の視線に気付くと、今度は顔が真っ赤になる。
「え、ええと。あの。その。」
しどろもどろに手をもじもじさせるクレア。彼女とて年頃の娘だ。浮いた恋話には興味あるし、素敵な恋愛をしたいとも思っている。例えばアルムのような若者と。実はクレアの好みはアルムだった。
「ご、ごめんなさい。わたし、まだ・・・」
と、グレイは不意にクレアの手をつかむ。それ以上、口に出させないように。
「つまり。僕とは付き合えないってわけだ」
「そ、そうじゃなくて。グレイさんが嫌いとかじゃなくて。今は誰とも、付き合う余裕なんてないし」
そう。今はドゼーを倒し、ソフィア王国を解放するのが一番だった。それまでは女は捨てたつもりでいる。
「ごめんなさい。今は戦いのことでいっぱいなの」
だが。グレイのクレア手をつかむ力はますます強くなる。
「もう我慢できないよ。僕は、僕は」
グレイの手がクレアの背中に回り、きつく抱きしめられる。
「クレアが好きなんだ。君が欲しい。今すぐ!」
言葉と共に、唇をふさぐ。いきなりのキスに、クレアの目尻に涙が溜まった。
「ん、んんー」
脚をジタバタさせ、全身に力を込めてもグレイはビクともしない。さらに強く抱きしめられるだけだった。
唇を離し、グレイは真正面からクレアを見つめる。キスされて涙顔のクレア。涙を溜めた瞳は怒りと恐怖に彩られていた。
「こ、こんなことして! ひどいです!」
その言葉と涙に、密かに落胆するグレイ。だがここまで来たら、もう止められない。止まらない。
クレイを抱きしめたまま、地面に無理矢理倒れこむ。押し倒したのだ!
「いやーッ!」
周囲にクレアの悲痛な叫びがとどろく。
グレイに押し倒され、上から覆いかぶされ、
「助けてー! 誰か助けてーっ!」
クレアは必死に助けを求めるが、誰も来る様子はない。唯一近くにいたペガサスは、背中を向けて飛び去ってしまった。
「そ、そんな」
愛馬のペガサスにまで見捨てられ、さすがのクレアも沈み込んでしまう。思い出されるのは、囚われの日々。
あの時も、どんなに求めても助けは来なかった。アルム達が来るまでは。しかし助けてもらってからも、同じ事が続くなんて。
「キレイだよ。クレア」
自分の体の下にいるクレアに、グレイは興奮が高ぶるのを抑えられないでいた。
戦いの邪魔にならないように短くまとめた黒髪。触るとサラサラと指の合間からこぼれ落ちる。
よく鍛えられ、引き締まった若い乙女の肉体。それほど肉付きは無いようだが、実際はどうなのだろう。今は鎧は着ていない。
ビリリ
服に手をかけ、一気に引き裂く。
「きゃー!」
露わになったクレアの肌に、ごくっとツバを飲み込むグレイ。さらに服を破り、下着まで奪い取り、上半身を裸にする。
「わあっ。これが、クレアのおっぱい」
弾力のある健康的な若い肌。そして、成長途中の青い小振りの乳房に、グレイの目は釘付けになる。
「い、いや。見ないで」
羞恥と屈辱に赤らめ、クレアは悲しげに顔を伏せる。
すでに陵辱や拷問の傷痕は、シスターのシルクが治癒魔法で消してくれた。その際にシルクは大声で泣きじゃくり、逆にクレアから慰められたものだった。
しかし。その傷一つ無いクレアの肢体に、今度は仲間であるはずのグレイの魔の手が迫る。
「やめてーっ!」
クレアせっくすおまんこうわー
どうもマシンっす。
>82氏
前にも言わせて頂きましたが、こういう話個人的に大好きです。
ウーゼル卿…最後まで挿入に至らなかったのが余計に切なかった…
直接関係ないけど、セーラは(あとニニアンも)腰のラインが堪らんと思います。
>外伝氏
>「くそっ。どうすれば」
>悶絶するグレイ。と、後ろを通りかかったアルムが、肩を叩いて一言。
>「犯せ」
>なんだか悪役みたいな助言ですが。
>振り返ったグレイの瞳は、「それだ!」と言わんばかりに輝いていた。
この部分で特に笑わせて頂きました。テンポ良く話が進んで楽しかったです。
がんばれシルク、負けるなクレア。
以下は本筋。前回の続きを投下させて頂きます。
まだエロシーンまで至りません…
なだらかな曲線を描くティルテュの肩のラインから、人懐っこそうな青年の顔が現れた。
顎の線が細い、幼けなさが抜け切った美丈夫なのだが、案外歳を取って髪と同じ青色の
髭で覆われたら、案外似合いそうな雰囲気の顔だ。
彼が僕の親友、ドズルのレックス公子だった。
レックスはアーダンさんに負けず劣らずのがっしりした身体を持ち、おまけにその長身から
振り下ろされる斧の威力は、聖戦士ネールの末裔だという事もあって軍でも一、二を争う。
僕と彼は幼い頃からの友人であるが、二人並んで歩いていると「歳の離れた兄弟みたいだ」
と言われるので、僕は彼に劣等感を抱いていた。
正直言って彼ほどでなくとも、もう少し僕の身長があれば――
「レックス?!」
僕の叫び声と灯火が石の床に描いた影から、ティルテュは彼女の背後に立った人物の
存在に気付いたらしかった。癖のある彼女の銀髪が一瞬逆立って見えたのは気のせいだろうか。
栗鼠みたいな動作で彼女は素早く振り返り、僕の右半身をレックスの視線から覆うように
ぴたりと立った。彼女のスカートと僕の軍服越しに、彼女の柔らかく、それでいて弾力のある
尻の肉が股間を柔らかく圧した。
エーディンとの遣り取りの最中に起こったアレが再現される――
僕の心配を他所に、ティルテュは訝しげにレックスの顔を見上げた。
「レックス、あんたどこから涌いて出たのよ?あんたもトーヴェ組じゃなかったの?」
「人を蛆虫か何かみたいに言うなよティルテュ」
ティルテュの口の悪さに呆れたように、レックスは眉を寄せ苦笑して見せた。
「アゼルのすぐ後に続いて戻って来たんだよ。なあアゼルよ」
「何だい?」
僕はティルテュの右肩を掴みながら応じた。ティルテュに密着された時に身体の重心が
後ろに反り、よろめきかけたのを抑える為だ。
「城に戻る途中で日が沈んじまってな。暗くなった外を単騎で走るのは心細かったぜ。
親友をそんな目に遭わせて悪かったとは思わないのか?」
それは――僕は言い淀んだ。
敵襲の恐れが無くなっても夜盗や動物による危険があり、外を一人で走るのは考え物である。
だから僕は昼前にトーヴェを出てセイレーンに向かったのだ。
確かに事前に二人とも本城に戻ると知っていれば、安全を考えて同行していた筈だが、
しかし彼が付いて来てくれていた事は全然知らなかった。出発直後に後ろを注意していれば、
馬に乗った彼の姿を雪原に見つけられたかも知れない。
「済まなかったよレックス」
僕がそう言うと、ティルテュは僕に密着したまま納得の行かない顔で振り返った。
「謝る必要なんてないじゃない」
ティルテュがレックスに顔を向け直し、柔らかい銀髪が僕の頬をくすぐった。
彼女の高い呆れ声が斧騎士めがけて冷たい廊下を飛ぶ。
「仮にも聖戦士の末裔がお子様みたいな事言ってるんじゃないわよ。図体ばっかりデカく
なってるのに、ひょっとして怖がりが治ってないんじゃないの?」
ほう、とレックスが呟いた。
「こりゃ一本取られたな」
そう言うとレックスの目にからかうような態度が浮かび、僕達を見下ろした。
「それでお前ら二人仲良く何の話をしてたんだよ。俺達の間に秘密なんてあって良いと思うのか?」
僕は一瞬ティルテュと距離を置こうと手を離したが、彼女が微動だにしなかったもので
バランスを失いかけた。結局彼女の肩を再度掴んで体勢を立て直す。
彼女は僕と密着したまま、大人と子供くらいの身長差はあるレックスを見上げて平然と返した。
「何よレックス、あんただって人から隠して置きたい恥ずかしい事の一つや二つくらいあるでしょ」
いきなり強引に話題を振られ、レックスは一瞬戸惑ったように眉を寄せた。
首を傾げてレックスが訊く。
「何だ藪から棒に」
「いーえ壁から釘です」
初手から全然内容が噛み合っていないように見受けられた。幼馴染だから互いに気心が
知れていると言っても、この調子では全く会話にならないだろう。
僕がそう思っていると、レックスは外套を翻していきなり右腕を真横に伸ばしたのだ――
ハッと目を見張る僕の前で、彼の手首から先が袖口の中に消える。
代わりに袖口からは木の棒切れがにゅっと現れた。少々常軌を逸した光景に驚いている
僕を放ったらかしにして、レックスは普段の磊落な調子で話を続ける。
「壁から釘なんて俺は初めて聞いたぞ。ちなみにこれは腕から棒だ」
今までそんな物を服の下に隠していたのかレックス?いったい何故に?
僕は思わずティルテュの横顔を窺ったが、彼女は全く平然としていた。
奇術師のような彼の行動ですら、彼女にとっては驚くには値しないらしいという事が、
僕には空恐ろしく感じられた。
ティルテュは軽く唸ってからレックスに問う。
「じゃあ棒から何か出せる?」
流石にこれはレックスでも対応できなかったようだ。彼は腕――それから棒を水平に保ったまま、
ティルテュの方へと一歩身を乗り出して怒鳴り声を彼女の頭上から浴びせた。
「出せるかそんなモン!」
「それは残念。腕から棒と来たら、次は棒から訳の分からない物って決まってるのよ」
訳の分からない物は君たちのやり取りだ、という一言が僕の喉元までせり上がっていた。
だが話が不条理なまでに飛躍しすぎていて割り込める余地がない。二人とも言葉の上では
全く別の話をしているのに、別の次元で互いに意思疎通を成立させているようで不気味だった。
僕たちは三人とも幼馴染だが、時々こんな感じで彼と彼女の間で奇妙な遣り取りが行われる事が
あった。その間僕は彼らに振り回されるばかりだ。この類型は昔からちっとも変わっていない。
ただし今となっては、彼らに引きずられる事にも良い面があったのだろうと思う。
元々引っ込み思案だった僕が、曲がりなりにも他人と会話できるようになったのは
彼らと遊んで精神的に強くなったお蔭なのだから、その意味では二人に感謝している。
まあその内の一人と恋人同士になろうとは、当時の僕には全く想像も付かない事だったけれど。
ワガママで危険なティルテュの事を、女の子だと意識する事も無かったのだ。
当時の恐ろしい記憶があるから、僕は彼女に対して未だに頭が上がらない。
「まあ掴みの冗談はこれぐらいにして――」
レックスは右手を袖口から出して一回転させた。
気が付くとその手には長柄の斧が握られていた。あれは棒切れじゃなくて斧の柄だったって訳か。
袖口から出たように見えたのも目の錯覚だったのだ。
僕は怒りと呆れの混じった感情を、奇術師の爽やかな笑顔に飛ばした。
「いきなり腕から棒を出したから何事かと思ったじゃないか、吃驚したよ」
「アゼル、冗談は人間関係を円滑にするぜ」
言ってレックスは右手に握った柄を見つめ、ふんと頷いた。
「ポールアクスに仕込み入れたら柄が折れちまうわ。それで秘密って何だよティルテュ」
僕達を正面に見据えるレックスの口元が、少し引き攣っていたのを発見した。目は爽やかに
笑っているだけに彼の笑顔に不自然さを覚える。
恐らく冗談を言いながらも、彼の心はティルテュが一体何を言い出すのか不安なのだろう。
本人に言うと否定される事だが、彼は磊落な見た目に比べて気の小さい所がある。
臆病者の僕よりもだ。
ティルテュはと言うと、僕に腰掛けるように尻を突き出して立ちながら目を床の石畳に落していた。
何を言おうか考えていたのだろう。少なくとも変なやり取りが交わされていた間、恥ずかしい話
――僕にとっては『ダーリン』、彼女にとっては勃起の話題――は俎上に上らなかったので、
レックスを誤魔化し切れるのではないかと計算していたのかも知れない。
ティルテュが口を開くまでに少々の間を要した。うんと頷いて彼女は言う。
「私知ってるんだからね。あんたがうちのお父様の大事にしてた桜の木を折った話とか」
ティルテュがよりによってそんな古い話を持ち出すとは思わなかった。あれは僕が十歳に
なったかならなかったか位の昔じゃないか。
内心呆れながら彼女の横顔を見下ろしたが、堂々とレックスを見つめる彼女の表情からは
とても彼女が口から出任せを発したようには見えなかった。
とは云えそこは子供の頃から気心の知れた仲間同士、レックスも僕と同じ結論に達したようだ。
彼の口元に余裕が戻っていた。彼は斧の長柄を壁に立て掛け、その柄に凭れ掛かって呟く。
「そんなの秘密でも何でもねぇじゃねえか、ティルテュよ」
冷え切った空気と廊下の反響で、彼の独り言は僕の耳にも鮮明に届いた。
レックスが再び口を開く。
「ガキの頃の悪戯を持ち出してどうしようって言うんだ?俺ぁ別に恥ずかしくないぜ。
それとも何か、俺の秘密ってのも口から出任せだったんじゃねえだろうな」
ん、とレックスは語尾を上げて、同意を求めるようにティルテュへと首を軽く突き出した。
挑発的なレックスの態度を受けても、ティルテュは全く動じない。こう書くと彼女が
いかにも勇ましく感じられる事だろうが、所詮は彼女の口八丁手八丁を美辞麗句で以って
言い換えたに過ぎない。要するに彼女は昔から口の減らない女の子だったのだ。
一度でいいから口喧嘩でティルテュに勝ってみたいという僕のささやかな願いも、相手が
これではとても叶いそうに思えなかった。恐らくレックスが相手でも――
果たして僕の予想通り、ティルテュはしれっと言い放った。
「問題はその後よ。それをダーリンの所為にして自分は知らん顔しようとしてたでしょ。
奥さんに言おうかな、あんたが意外と姑息なマネをする奴だって」
待て――と僕はティルテュに対して叫びそうになった。僕はここの所レックスとティルテュを
交えて会話していない。以前に三人揃ったのは、僕とティルテュが結ばれる前の事だった。
例え今は恋人同士だと言っても、幼馴染同士の会話に『ダーリン』を持ち出すのかティルテュは!
ティルテュの肩を掴む手に力を込める。少し振り返って「痛いじゃない」と言うや
彼女はレックスとの差し向かいに戻ってしまった。
お蔭で僕は彼女が『ダーリン』と言った事について話す機会をあっさり失った。
だが彼女に対して言いたい事があるのは僕だけではなかった。
レックスが慌ててティルテュに怒鳴り付ける。
男らしさが売りの親友にとっては、子供の頃の話であっても、そんな卑怯な真似をした過去を
連れ合いに言い触らされるのは勘弁ならないらしい。そうでなくとも連れ合いに軽蔑の眼差しで
見られるのは誰だって避けたい所だ。
「あれはアゼルが勝手に『僕がやりました』って俺をかばったんだろ?俺がアゼルを
指差してこいつの所為だって言ったのとは訳が違うぜ?」
「まあそうなんだけど」
幼馴染同士の会話に放って置かれるのは嫌だったので、僕は二人の会話に口を挟んだ。
会話に参加する気になった理由には気を紛らわそうという意味合いもあった。
ティルテュが僕に密着したばかりに、自分のモノが機能してしまったのだ。
せめて彼女が僕から少し離れてくれていたら何とも無かったのに。
「でもあれ、桜の切り口を見ると斧で切ったのが丸わかりだったからすぐにバレたよね。
しかも切った枝は元々僕の身長じゃ届かなかったし、僕は非力で斧を持つ事も出来なかったから」
ティルテュの体重が少しばかり僕に寄り掛かった。怒ったような顔で軽く僕を振り返り、
彼女と僕とは刹那の内に目で会話する。
――ちょっとダーリン、やっぱりまた勃起してるのね?呆れた人だこと。
――と言うか君のお尻が当たったのが原因なんだけどな。少し離れてくれないか?
――ヤだよ恥ずかしいったら。ダーリンが人前で勃起してるのバレたら、恥かくの私なんだからね!
僕たちが無言で交わす会話は、唐突に聞こえたレックスの声に中断させられた。
「お前ら何夫婦で会話してんだよ?」
僕たちは同時にレックスを振り返った。心なしか彼女との密着が無言の会話を交わす前より
強まっている気がしたが、敢えてレックスの前で口に出す訳にも行かなかった。
レックスが向けた慈しむような視線が少し気まずく、僕は思わず彼から視線を逸らせる。
ティルテュのポニーテールが僕の顔をまともに覆う。
彼女がそのままの姿勢で口火を切って、会話が再開された。
「そーそー。それであんたはランゴバルド様から大目玉食らったのよね。どんな罰を受けたの?」
彼女は喋っている内に平静を取り戻していた。レックスが白い息を肩で吐きながら応える。
「城の使用人に混じって朝夕の薪割り、それ以外斧を持つなと命じられたよ。
後は一日一冊の読書も言い付けられたな。遊ぶ時間がなくなっちまって悲しかった」
「そーいうの自業自得って言わない?ところでダーリンはその事件の後でどうなったの?」
僕を振り返りながらティルテュが言う。気の所為か、先刻よりも僕と彼女との密着の度合いが
強くなったように感じられた。
僕の固くなった股間の物が、ティルテュの尻に擦り付けられる。
僕は何もしていない。動いているのは僕ではなくて彼女の腰だった。
ごく僅かに上下し、時々回すような動きが加わっている。一体ティルテュは何を考えているのか。
僕はレックスに気付かれないよう、さり気なくティルテュの横顔を覗き込んで言った。
「だから何でレックスの前でもダーリンって言うかな君は。普通に『アゼル』でいいじゃないか」
僕の視線に気付いた彼女と一瞬目が会う。
――またその話?とにかく私の身体で隠してあげるから大人しくしてるのよダーリン。
――そんな事したら余計に収まりが付かなくなるんですけど。
ふん、とティルテュは鼻を鳴らして元の姿勢に戻る。それを見届けたようなタイミングで、
レックスは天を仰いだ。お仕置きの記憶が余程忌々しかったのか、吐き捨てるような口調で言う。
「お咎め無しさ。アルヴィス様から少々窘められたみたいだったけどな」
「あれが少々なものか。僕はヴェルトマーに戻ったら兄上の執務室に通されてこう言われたんだよ。
『親友を想った心は評価するが、しかし正義を踏み躙るのは感心せんな』ってね。その後反省室に
半日近く閉じ込められたんだ」
アルヴィス卿と差し向かいかよ、とレックスは驚き、僕に苦笑いを向けた。
ティルテュがうんうんと同情するように繰り返し頷く。
「アルヴィス様って厳しい方よねー。ダーリン何も悪い事してなかったじゃないの」
彼女の頷きと会話に合わせて腰が動く。お陰で僕の勃起は収まるどころか、押し当てられる
柔らかな身体を求めて切なく蠢く。
見た目には何でもない素振りで、僕は二人に――どちらかと言うと主に彼女に向けて説明した。
「兄上はね、ものすごく正義感の強い人なんだよ。友情と正義のどちらかを選ばなければ
ならなくなったら、迷わず正義を選ぶべしといつも言っていたから。あの時も友達を
庇った事で悪の道に引き摺り込むのなら、善意から取った行動も悪に繋がるのだと
反省室の前でそう説教されたよ」
ティルテュは僕の言葉を受けて、然も有りなんといった面持ちで首を縦に振って見せる。
彼女の尻の谷間に、僕のモノがすっぽりと納まった。
「アルヴィス様の仰る事って解らなくもないけど、でもそういう考え方の人って
友達があんまり出来ないと思うな私。実際アルヴィス様って、何て言うか近寄り難い
雰囲気みたいなの持ってらしたし、ヴェルトマーに遊びに行った時もあの方が何か
お話しになった記憶ってあんまり無いわね」
彼女が何かを喋る度に、ポニーテールの柔らかな銀髪が僕の頬をくすぐる。
ごく近くから微かに聞こえる息遣いに気付いて、僕はようやく事態を察した。
僕の勃起を人目から隠すと言うのは、彼女の建前に過ぎないのだと。
恐らくティルテュはこの状況を楽しんでいる。幼馴染同士の会話を楽しみながら、
同時に人前で僕を挑発しているのか?だとしたら随分と大胆な試みを企てたものだ。
人前で僕の勃起を晒すのは恥ずかしいとか言ってた癖に?
案の定と言うべきか、いつの間にか僕たち二人で交わされるようになった
会話をレックスの一言が容赦なく遮った。
「どうでもいいけどお前ら本っ当に仲良いよな。そうやってぴったり引っ付きたい
気持ちも解らんじゃないが、あんまり見せ付けてくれると目に毒だな」
特にティルテュ、と呼びかけられて彼女は何よと返す。
レックスは目を細めて小さく笑みを浮かべ、内緒話でもするかのように声を潜める。
「さっきからお前、何だか前戯してるみたいに動いてるぜ」
その途端ティルテュが横顔に浮かべる微笑に、冷たく鋭い気が加わったような気がした。
暖房の行き届かない通路の冷気が今頃になって身に沁みる。
僕の身体で熱さを感じるのは、ティルテュの柔らかな肉体と接している部分だけだ。
身体を寄せている僕達と、離れているレックスの間に冷たい隙間風が吹いたような気がした。
彼女は山のようなレックスの体躯を見上げて言う。
「女の子にヤラしい事言ってると嫌われるよレックス。あんたただでさえスケベで
有名なんだから、注意しろっていつも言ってるでしょ」
彼女から茶化されるような口調で言われても、レックスが僕達に注ぐ生温かい視線には
いささかの変化も見られなかった。寧ろ眉間の動きからは、彼がますます確信を深めた
ように見受けられる。ゆっくりと穏やかに彼は続けた。
「腰をアゼルに密着させて動いてたら、傍目にはそう見えちまうモンだよ。ティルテュ」
既にほんのりと色付いていたティルテュの横顔が、はっきり赤面する様子が僕には判った。
内心を見透かされた上に淫らな女呼ばわりされたのだから、彼女に取っては二重の意味で
恥ずかしい思いをしているのだろう。
実際僕だって彼からあからさまに指摘されて赤面している。どうせ自分の身体がティルテュを
求めている事まで見透かされているのだろう。
頬を革袋のように膨らませ、彼女はレックスをきっと睨む。レックスは斧の長柄から身を離して
一歩引き下がった。ティルテュの怒りを往なした闘牛士風に見えた彼は、飄然とした顔と口調で
とんでもない事を言ってのけた。
「けどそれじゃアゼルが可哀想じゃないか。こいつトーヴェ遠征の道中、毎晩テントの中で
酔い潰れては机に突っ伏してお前の事を寝言で繰り返したんだぜ。よっぽど恋しかったんだろうな、
お前の事が」
「レックス!」
――何て事を言ってくれるんだ君は?!
続けてそう叫ぼうとした所で、えっと驚いた愛くるしい顔が僕の目に飛び込んだ。
首を僕に向けた彼女の上目遣いを前にすると、どうして何も考えられなくなってしまうのだろう。
既に彼女とは何度も夜を共にしていると云うのに、これではまるで童貞みたいじゃないか。
何かを期待するかのように、彼女は殊更可愛らしい声で僕に問うた。
「そうなの、ダーリン?」
「ホントの事さ」
彼女から顔を背けてしまった僕に代わって、歌うようなレックスの声が彼女にそう応えた。
トーヴェ遠征中に僕が一番難儀した事は、敵よりもむしろ自分の性欲だった。
作戦の都合で、僕とティルテュは別の部隊に編入された。それで作戦行動中は
彼女と離れ離れになってしまって、彼女の肌の温もりから遠ざかっていたのだ。
「浮気しないでね&hearts」とティルテュが寝台で言ったのを、僕は忠実に守ろうとした。
その間の苦悶を言葉にしろと云われても難しい話だ。下手な拷問より苦しかったと思う。
見かねたレックスが僕を気の毒がって、泥酔するまで酒に付き合ってくれたお蔭で、
なんとか性欲を誤魔化し切る事に成功した。彼曰く、情欲が起これば酒を飲めば良いらしい。
少し本筋からは外れるが、僕がそこまで禁欲を貫くきっかけとなった出来事を説明しようと思う。
間抜けな話だから出来れば避けたかったけど。
ごめん、
>>175でミスった。ホントはこっちで
トーヴェ遠征中に僕が一番難儀した事は、敵よりもむしろ自分の性欲だった。
作戦の都合で、僕とティルテュは別の部隊に編入された。それで作戦行動中は
彼女と離れ離れになってしまって、彼女の肌の温もりから遠ざかっていたのだ。
「浮気しないでね♥」とティルテュが寝台で言ったのを、僕は忠実に守ろうとした。
その間の苦悶を言葉にしろと云われても難しい話だ。下手な拷問より苦しかったと思う。
見かねたレックスが僕を気の毒がって、泥酔するまで酒に付き合ってくれたお蔭で、
なんとか性欲を誤魔化し切る事に成功した。彼曰く、情欲が起これば酒を飲めば良いらしい。
少し本筋からは外れるが、僕がそこまで禁欲を貫くきっかけとなった出来事を説明しようと思う。
間抜けな話だから出来れば避けたかったけど。
ティルテュと恋人の関係になってしばらく経ったある時、僕は自分で処理していた所を
彼女に目撃されてしまったのだ。
たまたまその辺り体調を崩した彼女に遠慮しての事だったが、結果的に彼女の怒りは
無理矢理求めていた場合よりも凄まじい物になったようだった。
この話を聞いている人達は大喧嘩の話題を覚えているだろうか。あの悲劇に発展したのだ。
下半身を剥き出しにして座る僕を発見するや、ティルテュは目を三角に吊り上げて僕を睨み下ろした。
鬼のような恐ろしい顔付きだった。頭に角でも生えたかのようにすら感じられた程だ。
そんな彼女の瞳からぽろっと一筋零れたと思うと――
「浮気者――――!!」
恥も外聞も無く彼女はそう叫び、わあわあ泣きながら僕をぼかすかぶん殴った。
僕は一発も殴り返さなかった。女の子を殴るのは最低だと自覚していたし、何より
あまりにも激しい攻撃を前に為す術が全くなかったのだ。
別に彼女以外の女性に手を出した訳でもないのに、何で浮気者呼ばわりされるのか。
僕には全く判らなかったが、彼女はそんな僕に泣きながら殴りながら浮気の定義を
説明してくれた。曰く、
――私より自分でする方がいいんだ
――私を求めてくれないなんて浮気と一緒だ
「裏切り者――――!!」
彼女が一言喚く毎に、僕の顔面へ鉄拳がめり込む。鼻血が噴き出て口の中が鉄臭い味に染まる。
顔が潰れた柘榴に変わる程殴られた挙句、彼女は止めに
「ダーリンのバカ――――!!」
と泣き喚きながら、最大級の電撃を僕にお見舞いしてくれた。
瀕死の状態で救護室に運ばれた僕はエーディン様に診て貰ったのだが、僕を診た彼女の第一声は
「こういう場合普通死にます」だったらしい。
ティルテュとエーディン様が話していた僕の頑丈さというのは、この時の出来事に由来している。
結局その後三日間謝って拝み倒して、ようやく僕は彼女に再度の同衾を許して貰ったが、
その一件以来僕は浮気はおろか自慰すら禁じられてしまった。最初は文句を言ったが、彼女に
「ぶっ殺されたいの?」と凄まれたら言う通りにする他ない。実際問題殺されかけたし。
軍の命令で離れ離れになる事も多いので、彼女の禁止令は結構辛かった。
理不尽な命令だったが、ただし交換条件としてそれまで彼女が嫌がっていた口や胸の谷間での
愛撫をして貰えるようになった。なのでこの件については、二度と文句を言わないようにしている。
「んじゃ俺退散するわ。俺これ以上居座ってもお邪魔虫みたいだしな」
笑いを含んだレックスの声が耳の後ろから聞こえる。廊下の先へと向かう靴音が二三歩聞こえたが、
それは唐突にぴたりと止んだ。
あ、そうそうと彼の声が聞こえたので、僕は彼の声がした方向へと顔を向けた。
「何なのよレックス」
廊下の暗がりに半分身を隠したレックスが、ティルテュの呼び掛けに応じて僕たちを振り返った。
「女体の密着は、それだけで禁欲続きの男には拷問だぜ。ダンナが勃って困ってるじゃないか」
じゃあなと一言残して、彼の姿が一瞬消え去る。ティルテュは耳まで真っ赤になって、大声で叫んだ。
「スケベ!!」
灯りに照らされた突き当たりに彼は再び現れ、笑いながら下りの階段へ向かって進んで行った。
話し込んでいる内に外は夜になっていたのだろう、いよいよ廊下の空気が冷たく感じられた。
冗談を言ったり昔話を交わしたり恥ずかしがっている間はそれほどでもなかったが、
辺りから人の気配が消えてしまった今では寒くて仕方がない。
屋内だと云うのに指先が寒気で悴む。廊下を照らす灯りの熱では、自分たちの身体を
暖めるには心許無かった。
ティルテュが密着を保ちながら僕の真正面へと移動した。彼女の華奢な身体が、
ぶるっと小さく震える。
当然だろう。軍服で厚着を決め込んでいる僕でさえ寒気を覚えるのだ。
況して彼女はアグストリアにいた時と同じように、腕や腿の露出が多い格好をしている。
よくこの寒さに耐えた物だ。そう思うとすぐ、僕は彼女が驚かないようにゆっくりとした動作で
ティルテュを後ろから羽交い絞めに抱いた。
「あ――」
自分の外套の端を摘まんで引き寄せ、声を漏らした彼女を包み込む。銀色の髪と、それを纏める
赤いリボンのコントラストが、色彩の乏しい風景に鮮やかな色彩を添えてくれる。
抱き締めた彼女の身体からは何の力も伝わって来なかった。二人羽織のミノ虫になった気分だ。
ティルテュの熱を少し分けて貰って、暖を取る。すぐに空気の冷たさが気にならなくなったが、
それでも彼女の肉感から離れたいという気分は全く起こらなかった。
廊下の静けさで、彼女の息遣いまではっきり聞き取れた。手の甲に彼女の指が添えられる。
「やっとあなたから抱き締めてくれたね、ダーリン」
ゆっくりとした声で、彼女は嬉しそうに呟く。それが僕に向けての言葉だったのか
それとも独り言だったのか、僕にとってはどちらでも良かった。
今は――彼女の温もりが幻ではないと確かめたい。ティルテュの肩に乗せられた僕の手は、
彼女の身体で一番好きな部分を目指して滑らかな丘陵を滑り降りた。
「こら、お部屋の中でもないのにそんな事しないの」
あん、と短く喘いでから、ティルテュは悪戯っぽい声で僕の腕の中から問い掛けた。
「私が寒がってたから?それとも私が欲しかったから?」
「両方だよ」
僕は掌に余るむっちりと張り出した彼女の乳房を、服の上から触りながらそう答える。
下乳を持ち上げて擦ると、彼女が小さく鼻息を零す。
目を瞑ってううん、と僕にしな垂れかかりながら小さく唸った。
「女の子の身体が欲しいの?それとも――」
思わず僕は彼女の乳首を弄っていた手の動きを止めた。
「私だから欲しいの――?」
「ああ。だから――」
答えながら搾るようにティルテュの胸を掴み、先端へと手を動かした。
その間にも僕の左手は太腿の肌を這う。指先がスカートの中から発する湿った熱気を捉える。
駄目よ――彼女は頬を妖艶に染めつつも、毅然とした声でそう言った。
「何でしたいの?愛のないえっちは嫌いだって、いつもそう言ってるでしょう?
何で私を求めるのかダーリンが答えてくれなきゃ、絶対してあげないから」
指先に尖った乳首を摘み上げたまま、僕は硬直した。
ティルテュは明らかに僕を試している。
僕の女日照りをいい事に自分の肉体を餌にして、あの一言を僕の口から言わせたいのだ。
彼女は意地っ張りな性格だった。例え全身が情欲の熱に沸かされていようとも、あの一言を
聞かない限りは絶対に行為を許してくれない。以前強引に事に及ぼうとしたが、その時に
僕を待ち受けていたのは、
「ダーリンのバカ――――!!」
という怒声混じりの強烈な電撃だった。
あんな目に遭うのは二度と御免蒙る。それにたった一言発するだけで、ティルテュは僕と
積極的に愛の行為を楽しんでくれるのだ。
どうすればいいのか迷うまでもなかった。僕の気恥ずかしさを除けばの話だが――
「どうして?」
ティルテュは固まってしまった僕の耳に息を吹きかけながら訊ねた。手の甲が撫でられる。
ぞくりとした感覚が背筋を下り、僕は思わず声を漏らす。
「う――」
「キスで誤魔化すのはイヤだよ。ちゃんと言葉で伝えて欲しいの」
彼女の囁きはまるで小悪魔のそれだった。優しい声で挑発的な事を言ってくれるものだ。
とは言え僕が愛しい小悪魔に魅惑される事を喜んでいたのも事実だった。
敢えてその一言を発さなければ、もっと彼女の艶やかな声を聞ける。彼女を焦らしたい、
そういう意地の悪い感情が僕の心に芽生え、苛められているのか苛めているのかという
僕達二人の立場も徐々に曖昧になって行くような。
「どうして言ってくれないの?十日間も私の事考えていてくれたんだったら、
簡単に言えるはずだよ?私だったら言えるもん」
こんな時でもなければ、ティルテュの苛立った声と横顔を楽しむのは余りにも危険だった。
だが今は大丈夫だと判る。
その理由を心の中で反芻させると、羞恥心と愛しさの混じった熱い物が僕の喉笛まで
競り上がり、思わず言い切ってしまいそうになる。言えば楽になれる。
半ば意地で我慢していると、ティルテュは不意に僕から横顔を背けてしまった。
床に目を落してぽつりと呟く。
「――自分を愛してもいない男の人に身体触られるのって、私大嫌いだよ。
言ってくれないなら、さっさとその手を離してよ」
そっぽを向いたまま彼女が言い放った途端、僕は右手の甲の毛穴が弾けるのを覚えた。
拙い――僕は狼狽した。
たった今自分の肌を走った感覚は紛れも無く雷精のそれだった。彼女の後頭部に
目を遣ると、赤いリボンの表面を小さな稲妻が走っていた。
ティルテュは怒っているのだ。
いつまで経っても彼女の望む事を言わない僕に対する怒りが許容範囲を越え、
愛憎が入れ替わる程に焦れていた。
彼女をあとほんの一押しすれば、僕は天国から地獄へと叩き落されるだろう。
怒ったティルテュに殺されかけた恐ろしい過去が、次々と僕の脳裏を横切った。
雷精の弾ける感覚がその記憶を強調するように手から肘へ伝わり、二の腕を遡って
心臓へと迫る。威力も冬場の毛織物に触れた時のそれから、雷魔法を思わせる
破裂へと徐々に大きくなっている。何も言わなければ心停止も時間の問題だった。
人間の感情で最も行動に強い影響を与えるのは恐怖心であると僕は断言する。
何故ならそれは、例の一言を引っ張った僕のつまらない意地をあっさりと
吹き飛ばす威力を持っていたからだ。
あれほど甘く切なく催促されても我慢を重ねてきた事が嘘であったかのように。
僕はしどろもどろになりながら、喉に支えていた感情を声に変えて絞り出した。
「あ――」
「あ?」
「――愛してるから」
言い切った途端に、僕の腕からティルテュの体重がするりと抜けた。
同時に視界の殆どを占めていた銀髪とリボンのコントラストも消える。
代わって満足そうな笑みを浮かべた彼女の顔が、勢いを付けて僕に接近した。
僕は胸板に彼女の体重をまともに受け止め、後ろに仰け反った体勢で空に舞う。
後頭部と背中に、固く冷たい床と衝撃した痛みが走った。
気が付いた時には、毛布のように自分へと覆い被さた彼女に唇を奪われていた。
電光石火の早業で行なわれた一連の動作に、僕は危うく置いてきぼりにされる所だった。
すぐに彼女の身体を自分へと引き寄せ、彼女の唇の隙間から舌を忍ばせる、
ティルテュも腕に力を込めて返す。呼吸が続く限界まで互いの舌を舐め合って
唇を離すや否や、彼女は僕の鎖骨辺りに顔を埋めて荒く息を継いだ。
「私もダーリンの事、愛してるよ」
たかが一言で、実に驚くべき豹変振りだった。先程までの殺気だった雰囲気は
何処へ行ってしまったのか。背中に触れる床と対照的な胸に乗った肉感は、
本当に幸せそうな声で僕に囁いた。
「『愛してる』って言われるのが女の子にとってどれだけ嬉しいか、ダーリンには
分からないかもね」
僕は無言のまま曖昧に頷く。僕の胸板を掌で摩りながら、甘えるような声は更に続ける。
「ダーリン廊下でこんなえっちな事出来るのに、何で愛してるって一言いうのが
そんなに難しいのか私分かんないよ」
確かに彼女の言う通りだ。だがそれと同様に、彼女には僕がたった一言を言わなかった
理由が理解出来ないだろう。
「ごめんよ」
半分は彼女を困らせた事を詫びる気持ち、残りは彼女の心を理解していなかった
申し訳無さで、僕の口からそんな言葉が自然に零れ落ちた。
彼女が首を横に振って、柔らかな髪が僕の耳朶を擽った。
思わず微笑みながら、僕は彼女の耳朶に問うた。
「それでどれ位嬉しいんだい?」
「えっちしたい位――だよ」
消えそうな声で僕の耳にそう吹き込むと、ティルテュはばつの悪そうな顔をしてくすくすと笑った。
次で終わる予定です。
引っ張って申し訳ありません。というか引っ張ったのは自分の為です。
ああ、これでやっとエロシーンが書ける…
陵辱モノで思い出したけど、鬼畜軍師の続きもお待ちしております。
でわ今晩はこれで、失礼します。
184 :
外伝:05/02/01 23:30:49 ID:xu9KCbcf
GJ
確かにあの娘は雷っ娘に見える。
ちなみに史実だと、戦場で情欲したら男同士で処理してたらしいです。
中世ヨーロッパの騎士も、日本の戦国武将も。男同士の絆を深めたり、小姓の仕事の一つだったとか。
では163の続きを。
クレアの上に乗り、グレイは体重を乗せるようにして胸を揉みしだく。その度に、クレアのまだ固さを残した乳房は、強引に形を変えるのだった。
「くうぅ。いたい、いたいってばぁ」
クレアの本気の痛がりように、グレイは慌てて手を離す。
「ご、ごめん」
どうも興奮しすぎて力の加減が出来ないらしい。
今度はクレアの胸にしゃぶりつき、その乳首を口に含む。
クレアのピンクの可愛い乳首。赤ちゃんみたいにちゅうちゅう吸います。
「ん、んぅ」
おっぱいを吸われて、むず痒いような、切なく甘いような感触が、胸から頭に駆け上がる。
ちゅうちゅう
そのまま吸ってると、グレイはクレアの乳首が変化してくるのが分かった。舌の先の乳首が、膨らんで勃起してきたのだ。
「あ、あん。だめ、だってばー」
そして、声にもだんだん甘いモノが含まれる。
(感じてるんだ。クレア)
好きな女が自分の愛撫で感じてくれる。濡れてくる。それは男にとって至上の悦びだった。
もっともクレアの場合、長い陵辱で体が開発されていたということもあるが。
(もうそろそろかな)
自身も我慢の限界に近付き、顔を上げたグレイは一気にクレアのミニスカートをたくし上げる。
「きゃー!」
案の定、そこは愛液で濡れていた。
ミニスカートをたくし上げ、中のパンツまで引きずりおろし。クレアのあそこは、全て丸見えだった。
ちなみにスカートは残したまま。その方が萌えるからだ。
「わあ。クレアのここってこうなってるんだ」
「やだ! 見ないで! 見るなーっ! 汚いよぅ」
「そんなことない。クレアのここ、とっても綺麗だよ」
お約束なセリフと共に、クレアの中心にキス。
「あーっ!」
のけぞるクレア。グレイはもっとよく観察しながら、肉ヒダを指でかき分ける。
うっすらと陰毛の生えたクレアの秘所。何度も暴行されたのが嘘のように、そこは傷一つなかった。シルクの治癒魔法はそこまで癒してくれたのだ。さすがに処女膜までは再生できないが、グレイはクレアが処女で無いことにまるで気付かない。
「あっ、うう、うー。ふああ」
指と舌で割れ目をなぞったり、ナカに入れたりしてると、甘い喘ぎと熱い愛液が漏れてくる。
準備はよさそうだ。クレアは自らのズボンから、隆々と勃起した男の分身を取り出す。
「クレア。クレア。クレア」
何度もうわ言のように名を言いながら、グレイは突入の構えを取る。
「ああ、いや。いやぁ」
いやいやと首を振るクレア。しかし体は意に反して動かない。縛られてるわけでも、押さえつけられてるわけでも無いのに。
恐怖で金縛りにでもなったか。それとも期待しているのか。
「いれなでぇ。お願い。お願いだからぁ」
しかしその願いも虚しく。
ずぷっ、と、男が女に侵入してくる。
「あーっ!!!」
ずっぷ ずっぷ
グレイの肉棒が、たちまちクレアの最奥にまで到達する。
体の中を他人が入ってくる異物感に、クレアは恐怖しか覚えなかった。
「やー! ぬいてぬいてぬいえてーっ! ぬいてえぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
クレアの絶叫もどこか遠くの事のように聞こえてしまう。
「う、ううう」
あまりの気持ちよさに、グレイはぎりりっと歯を食い縛る。SEXがこんなにも快感だとは、予想だにしていなかった。
下半身の命じるまま、腰を振り回すグレイ。もう頭の中は真っ白だった。
「いやあぁぁぁぁぁぁ! わあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
地面をかきむしり、その指から血が出る。それでもクレアは引っかき続けた。
しかしクレアの意思とは裏腹に、彼女の下半身も独自に動いていた。両脚が上に上がり、ゆらゆらと揺らぎだす。グレイの腰の動きに合わせるように。
「ハァハァ。クレア。クレア。クレア! クレアーっ!」
「やーっ! いやーっ! もうぬいてよーっ!」
昂ぶり、さらに早くなる交わり。と、揺れていたクレアの両脚が、ぎゅっとグレイの腰を挟みつける。同時、膣内がペニスをぎゅっと締め付けた。
「クレアああぁぁぁぁぁぁーっ!」
「だめーっ! 出さないでーっ! ナカはダメえええぇぇぇぇぇー!」
どぷ、とクレアの胎内に熱い温もり。
ハァハァ。
全てを出し尽くし、グレイはどっと地面に寝転ぶ。
「ひどいよぉ。ナカで出すなんてぇ」
幾筋もの涙を流すクレア。その涙を、グレイはそっと拭う。
「どうして?」
「だって・・・赤ちゃん出来ちゃうじゃない」
「産めばいいさ」
事も無げに言うグレイ。クレアが呆気に取られると、
「言ったろ。僕はクレアが好きだって。クレアも子供もちゃんと面倒見るよ」
「だ、だからって」
「なあクレア。僕の恋人になってくれないか?」
「・・・」
沈黙するクレア。やおら立ち上がると、
「ばか! 女が無理矢理犯されて、言いなりになると思ってるの!」
ごつん
クレアの金玉を蹴り上げる。全力で。
「!!!!!!!!!!」
悶絶するグレイ。その間に、クレアは破れ破れになった服を拾い上げ、走り去った。
「ばか。グレイの馬鹿!」
走った先の森で、なんとか身支度を整える。
「う、ううう」
そこでしばらく泣いていると。
「やあ。どうしたんだい。クレア」
アルムがやって来る。もちろん彼は、一部始終を隠れ見していた。
「どうしたのクレア。そんな格好で泣いたりして」
「え、ええと。なんでもないんです。本当に」
涙を拭い、健気に振る舞う。まさか犯されていたなんて、とても言えない。ましてアルムは、クレアが密かに恋心を抱いている相手だった。
「本当に? 僕でよければ相談に乗るよ。クレアは大事な仲間なんだから」
言って、太陽のような力強く暖かい笑顔を見せるアルム。クレアが惚れた表情だ。
「ほ、本当になんでもないんです。心配かけて、ごめんなさい」
一瞬全てを打ち明けようとも思ったが、やはり出来なかった、好きな人には、汚された事を知られたくなかった。
「そう。だったらちょっと来てくれないか。シルクが大変なんだ」
「シルクが?」
自分を癒してくれたシルク。彼女の身に何があったのか。心配しながらアルムの後に付いていく。しかし事態はクレアの予想の上をいっていた。
「シ、シルク・・・」
呆然と木に縛られたシルクを見るクレア。幼いシスターは、裸で木に縛られていた。気を失っているのか、ぐったりしている。
「だ、誰がこんなひどいことを」
「僕だよ」
言うが早いか、アルムはいきなりクレアに縄をかけ、木に縛り付ける。シルクと同じように。
「君とグレイの邪魔をしようとしたんでね。ちょっと黙っててもらったよ」
クレアの悲鳴を聞きつけ、助けようとしたシルク。しかしアルムに邪魔され、ここで野外調教を受けていたのだ。ちなみに、まだ心までは許していない。
「そ、そんな」
迫り来るアルムに、絶望に青ざめるクレア。ドゼー軍から解放されたのも束の間、またも男に嬲られるとは。しかも好きだったアルムに。
「こんな・・・こんなのイヤーっ!」
そして。アルムのクレア調教が始まる。
戦後。クレアのエンディングより。
グレイのしつこさに負け、やむなくいっしょになる。
クレア「あーあ。アルム好きだったのにな」
ああ…ラスト50レスにわたってSSがうpされているのを
見たとき(IEなんで)の心楽しさよ…。
神々GJ!!!
>>183 エロシーン予告キタ━━(━(━(-( ( (゚∀゚) ) )-)━)━) ━━ !!!!!
期待してまふ
>>外伝
オチが気に入ったw
漫画からのリクってOK?
覇者の剣のジェミー絡みキボンヌ。どこ探しても見つからないんで…
194 :
名無しさん@ピンキー:05/02/04 21:40:41 ID:OfAALs1l
ティルテュいいね
ここ数週間ダミアソ氏がぱったり降臨しなくなったが、お忙しいんだろうか…?
学生さん? テスト期間?
論語(1)
「エルクよ。」
「はい先生。」
「今日は君に、知るということについて教えてあげよう。」
「はい先生。」
「知るを知るとなし、知らずを知らずとなす。これ知るなり。」
エルクは首を横に傾けた。
「う〜ん、少し難しかったかな?では、もう少しわかりやすく解説しよう。」
「すみません先生・・・」
パントは両手を上にかかげてパンパンと2回ほど叩いた。すると間もなく、彼の奥様・ルイーズがやってきた。
「はい、あなたvどうなさいました?」
「ルイーズ、こっちにおいで。」
そのまま、パントはルイーズの腰をぐいっと抱き寄せる。そして、彼女のスカートの中におもむろに手を突っ込んでめくった。
「い、嫌ですわあなた!エルクが見ているではありませんの!」
「いいんだ。エルクよ、しっかり見ていなさい。」
「せ、先生・・・・・・(す、すごい・・・)」
大きくめくられた彼女のスカート。今、その貞操の最後の砦となる白いショーツが下ろされ、エルクの眼前にルイーズの艶めかしい
女が剥き出しになった。
「い・・・いや・・・あな・・・た・・・んん・・・」
パントの指先が、徐々に彼女の秘裂へと沈み込んでゆくと、次第にポタ、ポタと妖艶な匂いを放つ愛液を滴らせる・・・
「ああ・・・あなた・・・エルクが・・・見ていま・・・すのに・・・あ・・・ああ・・・」
「ふふ・・・ルイーズ、ずいぶん興奮しているね・・・見られるのが、そんなにいいのかい?」
「ああん・・・意地悪・・・ああ・・・」
「どうしたんだいルイーズ、もう・・・イキそうかい・・・?」
「んん・・・んああ・・・くふうん・・・」
「そうか、もうイキそうか・・・ではっ!」
いきなりパントはぐいっぐいっと強烈に彼女の膣をこすった。すると、愛液が勢いよく吹き出し、ルイーズは絶叫した。
「んあああああああああああああっっ!!!」
盛大に愛液を吹き出して、ルイーズの体はひくひくと痙攣している・・・
パントは、そのぐちょぐちょに濡れた彼女の股間を指差して、エルクのほうを向いた。
「これ、汁なり。」
論語(2)
「おはようございます、先生。」
エルクは朝起きて、顔を洗っていつものように食事のテーブルについた。
すでにパント夫妻も席についている。
「おはよう、エルク。」
そして、席についた三人の元に、赤い謎の液体が入ったワイングラスが運ばれてきた。
「さあエルク、ぐいっと飲み干したまえ。」
「先生、これは?」
「すっぽんの生き血。」
「す、すっぽんですか!?」
生き血と聞いて、エルクは思わず顔をしかめる。
「エルク、君に好きな子がいるのはわかっている。これから彼女と付き合うには、一にも二にも体力だぞ。」
「せ、先生・・・でも、生き血なんて、残酷ですよ・・・」
その言葉に、パントは顔をしかめた。
「エルク、君はすっぽんの命が惜しいのだろうが、私は精力が衰えるのを惜しむのだ。」
論語(3)
ある日、パントは弟子のエルクと外出した。その途中、川に差しかかったそのとき、パントは釣りを
している人に話しかけた。
「やあ、久しぶりだね。」
「何だ、パントか。まだ魔導軍将などやっているのかね?立身出世などくだらないことだと、あれほど言ったのに。」
「君は今、何をしているのかね?」
「ふん。私は俗世間を離れて、悠々自適の生活さ。考えてみれば、人付きあいなど、煩わしいだけだからね。」
やがてパントは彼と別れて再び歩き出した。
そして、急にエルクのほうを向いて言った。
「人は今更獣の生活には戻れない。彼はこれから、誰と付き合っていくのだろうか?」
その言葉に、エルクは答えた。
「でも、ルイーズ様は、夜は結構獣ですが・・・」
その言葉に、パントは思わず顔をしかめた。
「確かにそうだな。しかし、なぜ、君が知っている!?」
論語(4)
「エルクよ。」
「はい先生。」
「私は毎日、3つのことを反省している。一つ目は、妻との付き合いが不誠実ではなかったか。
二つ目は、妻をいたわり、気遣ってあげられているか。そして三つ目は、きちんと妻をイカせることができたか。」
「先生・・・・・・」
「エルク、君もいずれ、妻を持つことになろう。だが、この三つを忘れなければ、妻との生活は、より楽しくなろう。
がんばるのだぞ、エルクよ。」
「はい!」
ご心配かけてすみません。
ここ何週間か、すごく体調が悪くて・・・
2、3日前に別のスレに一つだけ投下したんだけれど、その3レスほどの話を投下するのさえ
けっこう苦痛なほどですた。
つーわけで、次の投下にはしばらく時間がかかるかもしれないけど、どうか見捨てないでね(はぁと)
酷すぎる…(誉め言葉)
何か急にウルスラ×セインのネタを思いついたので投下しますね。
まだまだSSを書いた回数は少ないから分からないことも多いですが
駄文に目を通して頂ければ幸いです。
叩きであれ意見であれ貴重なアドバイスとして受け取らせて頂きますので
何か反響が有ったら嬉しいです。
闇の蒼い花
エリウッド率いる軍のキャンプの片隅に一組の男女が居た。
女の方は年は20代前半といった所、大人びた雰囲気をしているが
それでも30過ぎと言うには無理が有る風貌をしていた。
服装はエトルリア貴族のそれに近いが
ロングスカートのスリットは切れ長、
胸の谷間を大胆に開いた多少着る者を選びそうな独特の服は
イリアにも近いこの地域には若干寒そうな格好であった。
初めて彼女を見る者であれば彼女が暗殺集団の中でもトップクラスの
腕の持ち主であるとは到底見抜けないだろう。
典雅さを称えた整った顔立ち、高貴な身分の人間独特の品格を
持ち合わせた彼女は貴族の令嬢としても十分通じるだろう。
・・・その眉間に刻まれた深い怒りと憎しみの色がなければだが。
どうやら男の方と言い争いをしているようだ。言い争いといっても
ほとんど彼女が一方的に叱り付け、男の方はなだめる一方である。
男の方は整った顔立ちをした精悍そうな騎士である。もともとは・・・
今の男の顔は鼻の下を伸ばしきりなんともしまりのない顔をしていた。
これでキアラン国最強の片割れというのだから世も末だ。
「私を捕虜にするですって!?私を四牙の一人と知りながら
よくそんな事を言えた物ね!酷い屈辱だわ!私を殺しなさい・・・
ほら、何をしてるの!?今すぐによ!」
「まあまあ素敵なお姉様、そのように御怒りになられては貴女の美しい
お顔が台無しになってしまいます。さあこのセインめが貴女に笑顔を・・・」
「私の名前はウルスラよ!いい加減覚えなさい!ほんと愚図ね!」
女の方はほとんど句読点無しに暴言を喚き散らすが男の方は意にも介さないようであった。
この騎士の性格も有るのだろうが最も肝心な理由は
彼女が、縄で、拘束されているからであろう。
闇の蒼い花 2
時をさかのぼる事数時間前、エリウッド達はベルンの王宮に侵入した。
その時黒い牙と交戦を交えたがその時の敵の指揮官が彼女、ウルスラであった。
強力な雷の魔法を使う恐ろしい相手だったがソードマスターのギィの前には
ただの女性に過ぎなかった。だがその女性であるというファクターが彼女を
生き延びさせる原因であった。ギィは数多くの悪人を切り伏せてきたがまだ若い。
女相手に剣を振るう事に躊躇ってしまったのである。
結果、切り裂いたのは馬だけで瞬間に5回の剣撃を放つ必殺の一撃もウルスラ本人には一太刀とも入らなかったのである。
それでも馬の高さは意外と相当なものである。彼女は落馬の衝撃で不覚にも気を失ってしまった。
彼女が生きている事に気づいたへクトルは止めを刺そうとしたがエリウッドの黒い牙の情報を聞き出せるかもしれないし
元は悪人ではないかも知れないという意見により振り上げられた斧が彼女に振るわれる事は無かった。
エリウッド本人が言った事は正論だし彼が思った事を率直に延べただけであった。
だがその意見に心から賛同の意を送る男が居た。セインである。
彼はウルスラの見張りを誰がやるかという話でバアトル付近を速攻で押しのけ立候補、見事にその座を勝ち取ったのである。
「ったくいい加減貴方のマヌケ面を見るのも疲れたわ!早く殺してちょうだい!聞こえないの!?
「まあまあそうおっしゃらずにこのセインめの手料理を・・・あ、お飲み物はいかがですか?ウルスラ様」
「バカ!あんたの手料理なんか死んでもいらないわよ!大体・・・!?あぅっ・・・」
「どうなされたのですかウルスラ様!?・・・ああ・・・これは・・・」
セインが見ると彼女の肩口から血の糸が零れ落ちていた。落馬した時に負ったものであろう。幸い落ちた下は草が茂っており、
それほど酷い傷ではなかったのだがまったく無事というわけにはいかなかったようだ。
その傷が興奮して暴れた事により開いてしまったのであろう。
まあ、実際はかさぶたがはがれた程度であったのだが何分夜なので傷の具合が分からずセインは大いに慌てまくった。
「ああ、ウルスラ様の美しいお肌に傷が!このセイン身を引き裂かれる思いであります!さあ急いでセーラ殿に見せなければ!
む・・・待てよ?」
闇の蒼い花 3
セインの脳裏にある疑問が浮かんだ。セーラの性格を考えるとライブをかけてもらえるかが非常に怪しくなるのだ。
なにしろ元は敵だった相手、それもかなりの美貌の持ち主である(ついでにかなり悪い性格の持ち主である)
そんなウルスラにヒールをかけてくれるだろうか。当然ノーだ。
ならばプリシラに、と考えたがセインは思い出した。彼女をギィに取られた苦い思い出を。
もし呼びにいった所ギィと夜の営みの最中だったとしたら自分は正気を保てず廃人になってしまう。そんな気がしたのだ。
「何ボサッとしてんのよバカ!私が傷を負っているのよ!さあさっさと走ってライブが使える者を呼んできなさい!」
「そうはおっしゃられてもこのセインめには遺憾とも・・・ん?」
滅茶苦茶な物言いをするウルスラにたじろぎしどろもどろになるセイン。だが彼は自分の懐の違和感の原因に気がついた。
・・・それはずっと持っていて存在を忘れていた傷薬であった。ケントがもしもの時の為にと無理矢理持たせてくれた物である。
「おお!これは!?ウルスラ様!傷薬を持っておりました!このセインめが塗って差し上げましょう!」
(サンキュー、ケント君!)彼は心の中で戦友に敬礼を送った。
「ではウルスラ様、このセインめの少々の無礼をお許しください!」
そう言うとセインはウルスラの背後に回りこみ、そっと服を脱がしていく。乱暴な印象は全く無い。
品性豊かな召使いが女主人に服を脱がすよう命じられたようだと彼を見た誰もが言うだろう。
騎士である彼ならではの忠誠心の表れである。
だがウルスラ本人からすれば会ってまだ数分の男に服を脱がされかけているのである。
気分の良い物であるはずがない。
「・・・!?こら!やめなさい!この私にこんな事をしてただで済むと思ってるの!?
後でたっぷりと酷い目に合わしてやるわよ!?覚えてなさい!」
「まあまあそうおっしゃらずに。このセイン騎士道に誓って貴女を悪いようには決して致しません!」
闇の蒼い花 4
実際セインが服を脱がすのはウルスラの肩口辺りで止まり、血の出ていた右肩にそっと傷薬を塗りこんでいった。
「くぅっ・・・ちょっと!痛いじゃない!何やってるの!?もっとちゃんとしてちょうだい!ほんとドジね!」
ウルスラの滅茶苦茶な言い分にもめげずセインはウルスラそっと傷薬を塗ってやった。この優しさが彼の美点であろう。
「さあウルスラ様、治療は終わりました。他に何か困ったことは、そうだ!肩をお揉みしましょうか!?」
「要らないわよ!バカ!」
マッハで即答するウルスラ。仕方なくセインはウルスラの服を正してやろうと手をそっとかけたが
ウルスラのの露出した肩口に目がいった。悲しき男の性である。
思ったよりも小さい肩である。彼女の滅茶苦茶な物言いと尊大な態度で全く気づかなかっただけに
その小さくて華奢な肩は完全な不意打ちであった。イリア生まれ特有のまるで新雪のような
白い肌には一片の曇りも無かった。途端に彼女の見え方が変わった。
セインはウルスラの髪の横からばれないようにそっと彼女の恥部を覗いてみた。
そこにはふっくらとした双乳が服を押し上げその存在を誇張するように存在していた。
この時セインの思考に黒い思念が浮かんだ。そしてそれは理性で抑える暇も与えず爆発的な勢いで肥大化し、
セインの思考を飲み込んでいった。
「ちょっと!いつまでこの私にこんな格好させておくつもり!?寒いじゃない!これで風邪を引いたら呪い殺してやるわ!」
つい先程まで自分を殺すよう言っていたとは思えない事を言うが相も変わらずセインに暴言を吐き続けるウルスラ。
ここまでくると最早これが彼女なりの感謝の仕方ではないかと思えてくる。だが数分前と違うことは
セインの耳には彼女の罵詈雑言など全く入っていない、という事だ。
「ウルスラ様、肩はお凝りではありませんか?」
「はぁ!?凝ってないってさっきも言ったでしょう!?この私に二度も同じ事を言わせるなんて!この愚図!マヌケ!
キチ・・・な!?くぅっ・・・」
ウルスラ吐く暴言もセインは一切意に介さなかった。いや、聞こえていなかったというのが正しいだろう。
セインはその思考を行動に移す瞬間だったのだから。
セインは服の上からウルスラの乳房を鷲掴みにした。
闇の蒼い花 5
「ウルスラ様、嘘はいけません・・・こんな大きな胸をして肩が凝らないはずがないでしょう・・・
ほら・・・思ったとおりです・・・貴女の胸はとても柔らかくてきもちいい・・・」
「な!?じ・・・自分が何をしているのか分かっているの!?こんな事・・・ひゃんっ・・・」
「なかなか可愛い声をお出しになりますねウルスラ様・・・
やはり貴女も胸を弄られると気持ち良くなってしまうんですね・・・このセイン興奮して参りました・・・
さあこんな物必要ありません・・・」
そう耳元で囁くとセインはウルスラの服を一気に腰付近までずらした。大ぶりの二つの白い果実が零れ落ち、夜の空気に晒される。
「!?・・・嫌ぁ・・・!貴方よくもこんな真似を!」
暴れるウルスラを余裕の表情で押さえつけ、逆に体を愛撫していく。四牙であろうと男と女の力の差は、埋められない。
「大丈夫ですよウルスラ様・・・このセイン女性に手荒な真似は騎士道にかけて致しません。さあ楽にしてください・・・」
セインはウルスラの過ぎる程豊かな乳房を下から押し上げるように掴んだ。
「その汚い手で触らないで!・・・ひ・・・冷た・・・いやぁぁぁ・・・」
「これは失礼・・・しかしこのセインめの手が冷たい訳ではございません・・・貴女のその胸が
温か過ぎるだけの事ですよ・・・ほら・・・こうすればもっと温かくなりますよ・・・」
セインはウルスラの乳房に指を滑らせていった。壊れ物に触るかのように、白い肌に触れるか触れないか位の
微妙な加減で。そんな微小な圧力でさえウルスラの肉果はそれを敏感に感じ取り形を変え、
指が離れると途端に元の整った形に戻る。ウルスラの乳房は乳房の形を保っていられるのが不思議な程の、
そのままとろけてしまいそうな柔らかさであった。
「いや・・・やめ・・・冷たい・・・ふぁ・・・はぁぁん・・・!」
「段々気持ち良くなってきたようですね・・・胸も少しだけ大きくなったような気がしますよ・・・?じゃあこういうのはどうでしょう?」
「ひゃ・・・!?きゃゃぁん・・・!」
セインがウルスラの大きく膨らんだ乳頭を口に含み、舌で転がすと
ウルスラの体がえびぞりにびくんと痙攣した。
闇の蒼い花 6
ウルスラの意思に関わらずセインの手からくる愛撫と冷たさの刺激によりウルスラの乳首は指で簡単に摘む事が出来るほどに
硬化し、隆起していた。そこを刺激される事で押し寄せる快感の波の前には彼女の自制心は風前の灯火であった。
セインはウルスラの白い果実の先端に付いた薄い緋色の突起を舌で弄び、乳頭を強く吸った。
「あぅ・・・だめ・・・ひあぁ・・・あ、あ、あ、あぁぁぁん!」
ウルスラの体はびくんびくんと立て続けに数回跳ねると力無くぐったりと沈んだ。
「ぷはぁ・・・!ああウルスラ様、もしかしてもうイってしまったのですか・・・このセイン貴女に辛い思いをさせて
悲哀の極みであります。しかし私はまだイってません。真に辛いのですが貴女にはもう一度だけ気持ち良くなってもらいましょう!」
セインは咥え込んでいた乳房から口を離した。大きな肉果に相応しいてらてらとした光沢が付き、
ウルスラの乳はより一層淫猥さを増した。彼女の鼓動に合わせてとくん、とくんと小さく揺れる。
セインはそのままウルスラの心臓側の乳首を指で軽く弾きながら乳房を下から持ち上げ捏ね回し、揉みしだいた。
唾液で犯した分その肉にはぬめりが付き、強く鷲掴みにしても手からつるりと滑りぬけてしまう。
そのぬめりがウルスラに更に強い快感の波を与える。
そして空いた方の手は乳房の谷間からみぞおち、腹部をゆっくりと時間をかけてなぞり、遂にはウルスラの恥部にまで達した。
「さあウルスラ様、貴女が感じてるかどうか確認しなければなりません・・・失礼します。」
セインはウルスラのロングスカートをそっとずらした。彼女の愛液によって湿り、布地が肌に密着して透けた下着が露になる。
「ひ・・・いやぁぁ」
「あーあこんなにびしょびしょに濡らしてしまって・・・ウルスラ様はとてもいやらしい体をしてますねぇ・・・」
「こ・・・これは全部貴方のせいよ・・・私いやらしい体なんてしてないわ・・・」
「・・・そうですね。おお私としたことが貴女の様な素敵なご婦人を辱めてしまうとは騎士の名折れです!
どうぞこのセインめをお叱りください!」
犯される前と比べると遥かに力無いウルスラの叱咤に丁寧に優しく答えるセイン。まんざらでは無いのかも知れない。
闇の蒼い花 7
「ではそろそろ入れたい所ですがその前に一応味見しておきましょうか・・・」
「味見・・・?何を・・・あぁん・・・・・・!」
そう言うとセインはウルスラの股間に顔を埋め、彼女の女性部分から滴る愛液をぴちゃぴちゃと卑猥な音を立てながら舐め取っていった。
「ひあ・・・!そ・・・そんな汚い所・・・貴方にはプライドという物が無いの・・・?犬畜生と同じよ・・・
はうぅっ・・・・・・!」
「ウルスラ様、可愛い貴女の大事な部分がどうして汚い訳がありましょう・・・私は貴女の為なら喜んで
犬にもなります。このセインめは騎士の名に誓って貴女の事を一生愛します。」
「な・・・何をバカな事を・・・ふざけないで・・・・・・はあぁ・・・!」
セインが膣肉を舌で味わう。ウルスラの体からは力が抜け思考が止まり快感の渦に溺れていく。
「気持ち良いですか・・・?ウルスラ様・・・」
不意を突いたセインの問いに理性が抑える間もなく口走った。
「気持ちい・・・・・・!?」
ウルスラが後悔の念を示すよりも早くセインの口の端が吊り上り、彼女をそっと押し倒した。
「それは良かった・・・貴女が望むならこのセイン星空を貴女の物にする事も可能です!さあ
一緒に飛び立ちましょう!」
「待って・・・!その、今のは違うの!・・・ひ・・・!?」
セインは己のズボンの前開きを開くと、布地の下で温まっていた陰茎が弾かれたように露出した。
ウルスラは呆けたように数秒それを凝視していたがそれが何なのか、セインがこれから何をしようとしているか
を感付いた途端に恐怖が心を支配した。
「ああウルスラ様、男の物を見るのはこれが初めてでしょうか・・・でもご安心ください。
このセイン女性に手荒な真似は決して致しません。それ故、貴女を、優しく、犯します。」
闇の蒼い花 8
ず・・・ずぶ・・・
「ひぎいぃぃ・・・!?」
彼女自身の愛液とセインの唾液でとろとろの肉の壁となったウルスラの膣口にセインの肉棒が差し込まれる。
「あぐぅ・・・うぅ・・・ああぁっ・・・!」
ウルスラの小さな花をセインの肉棒が無理矢理に押し広げていく。
物心ついた時からソーニャに仕え、ソーニャの為だけに捧げ続けてきた彼女の心と体は
男の味を知る由も無かった。
それは大量の愛液という潤滑剤を以ってしても
激しい苦痛をウルスラに与える行為であった。ウルスラのきつく閉じられた瞼に涙の粒が浮かび、頬を伝い、落ちる。
ウルスラとセインの結合部からは一筋の血が滲み出ていた。
「うぐっ・・・この締め付けの強さ・・・ウルスラ様、貴女が初めてだったとは・・・
このセインめと結ばれる運命にあったのでしょう・・・耐えてください!必ず貴女を絶頂へお連れします!」
一際大きく腰をウルスラの体に打ち付けていく。
「はぁぁん・・・あぁぁっ・・・!あぐぅっ・・・ひゃあぁん・・・!」
ウルスラの膣から流れ出る液体が血から白濁液に変わり、喘ぎ声のトーンが上がっていく。
白い肌はうすい緋色に染まる。
苦痛が快楽へと徐々に変わりつつあるのだ。
ウルスラの胸の上で発育の良い肉の果実がたぷん、たぷんと揺れている。
セインは体を倒しウルスラの二つの乳房を鷲掴みにし、乱暴に愛撫しながらウルスラの唇に舌をねじ込み、
口内を犯した。それに答えるようにウルスラも舌を絡め、セインの腕を握ってくる。
その愛らしくも力無い反応にセインの思考は完全に真っ白になった。
最早何も考えられない。このまま登り詰める事しか二人には出来ないだろう。
パン、パン、パンと肉と肉のぶつかり合う音が夜の森に反響する。
「あぁぁん・・・!いい・・・!気持ちいい・・・」
「ウルスラ様・・・俺もう限界です・・・!貴女の中に・・・!」
「あぁセイン・・・セイン・・・!私・・・私もう・・・イ・・・ああぁぁぁ・・・!」
「ウルスラ様・・・!ウルスラ様ーー!!うああぁぁぁ!」
闇の蒼い花 9
どくっどくっ・・・ウルスラの中にセインの全てが叩き込まれ、
膣から抜かれてなおびくんびくんと脈動を続ける
セインの陰茎から射出される白濁液がウルスラの恍惚とした顔を汚していく・・・
ウルスラは糸の切れた操り人形のようにぐったり身をもたげ、全身を痙攣させて虚ろに宙を仰いでいた。
「ふふ・・・私の縄を解いてもいいのかしら・・・?」
温かい湯に体を湛えながらウルスラがセインに囁く。
セインは深夜になり誰も居なくなったのを見計らって駐屯地の近くにある温泉へウルスラを
抱きかかえて行った。一応彼なりにウルスラを汚してしまった事に罪悪感を抱いての事である。
「当然じゃないですか!女性の湯浴みこそ騎士道というもの!それを邪魔する事など俺の騎士道に反します!」
何だか良く分からない事をうそぶくセイン。衝動的にウルスラを犯してしまった事への罪悪感と
暴力を振るってしまった彼女への接し方が分からず戸惑っている気持ちの現れである。
「そう・・・じゃあ・・・こうされるとは思いつかなかった?」
ウルスラは一瞬の不意を突き、セインの首に縄をかける。
非力な女性の力だけでも後は軽く引くだけで十分に男一人を絞め殺す事が可能であろう。
「いいえ・・・あんな事をしてしまったんだしこれ位予想の内です。
しかし貴女に殺されるのならばこのセイン本望であります。」
「ほう・・・それは立派な心構えね・・・じゃあこれでもそんな戯けた事が言っていられるかしら!?」
ウルスラの縄を持つ手に力が込められ、セインの顔が赤く鬱血していく。
だが表情は穏やかなまま優しくウルスラを見据えている。
「どうして笑っていられるの!?バカじゃないの!?もっと苦しんで、悔しがって、私を恨んで死になさい!」
苛立ちに声を荒げるウルスラにセインは声を絞り出して、優しく伝えた。
「貴女を恨む事なんて・・・俺には出来ません・・・言ったでしょ・・・?
貴女の為なら・・・俺は犬にもなれる・・・星空さえ掴めるって・・・
全部・・・本気ですから・・・貴女が望むなら・・・俺は死すら怖くない・・・」
闇の蒼い花 10
ウルスラの表情と声に微かに戸惑いの色が浮かぶ。
「貴方バカよ!どうしてそんな事が言えるわけ!?」
「ははは・・・決ってるじゃないですか・・・貴女の事が・・・大好きだからですよ・・・」
ふと、ウルスラの目から雫が零れ落ちた。それは大粒の涙となりウルスラの目からぽろぽろと溢れ出した。
ウルスラの表情からは暗殺者の色は消え、セインの胸に顔を埋め泣き咽ぶ一人の女性へと変わっていた。
「貴方・・・本当にバカよ・・・」
「いやーほんと馬鹿ですよね・・・俺。でもしょうがないじゃないですか。好きになっちゃったんだし。」
数分後、落ち着きを取り戻したウルスラがぽつりと呟いた。
「ねえ、あの時・・・言った事って本当・・・?」
「は、はい・・・あの時とは・・・何のことでしょうか・・・?」
ウルスラは消え入りそうな声で言った。
「私の事を・・・一生・・・愛する・・・て」
数秒の静寂。それが彼女には数時間にも、永遠にも感じられた。だがその静寂は、不意に断ち切られた。
「当然じゃないですか!!貴女の為ならこのセイン一生でも、貴女が望むなら千年でも二千年でも貴女をお守りします!!」
がばっと立ち上がって力一杯答えるセイン。彼のその不器用な、飾らない優しさがウルスラは愛しかった。
「ありがとう、セイン。」
一瞬戸惑った後、ウルスラは満面の最高の笑みを浮かべて感謝の意を示した。
言葉にして8語、だが彼女の出来る最上級の感謝の言葉。
・・・がそのすぐ後に最高にご満悦な笑顔を浮かべ囁いた。
「フフ・・・キアランの騎士がどれだけ誠実か試してあげるわ。
もし私の事を裏切ったりしたら私の雷が地の果てまで貴方を追い、撃ち貫くわよ?」
「はい、貴女が望むなら・・・」
セインはそっとウルスラの華奢な体を抱きしめた。
自分の皮肉もセインの真っ直ぐな思いにはまるで通用しない事に気づき頭を悩ませたウルスラは最後にぽつりと呟いた。
「ほんと、バカなんだから・・・」
闇の蒼い花 11
その後、ウルスラはエリウッド、ヘクトルと共に戦う事となった。
まず在り得ない事だが普段は不真面目なセインの真剣な頼み込みが功を奏したのであろう。
ヘクトルもしぶしぶながら了承した。
その性格から恐れられていたウルスラだがセインのフォローとの相性が抜群に良かった為
仲間とも次第に打ち解けていった。
セインが女性に手当たり次第声をかけまくる事は見られない光景となった。
それというのも何処へ行くにもセインの傍らにはウルスラが佇んでいるからだ。
その為周囲からは熱愛が噂されたがその理由がセインが少しでもおかしな事をすれば
何時でもサンダーストームをぶち込める為というのは・・・セインさえ知らなかった。
セインの中では愛する人が常に傍らに居てくれて幸せ街道爆進中だったのでサンダーストームの事は
完全に頭から消え去っていた。
全てが終わった後セインは結婚して一緒にキアランで暮らさないかとウルスラにプロポーズする間も与えられず
ウルスラに半ば強制的に彼女の故郷であるイリアへと連れて行かれた。
その後二人がどうなったか知る者は居ない。
ただ一つ確かなのはウルスラは幸せになれたと言う事だけ。
その笑顔の理由が愛する者と一緒に居る事であってもセインという男を独占する事による満足であっても。
おしまい
書き込んだら盛り上がりも盛り下がりもあまり無い地味な展開なのに
結構長くなっちゃった・・・('д`)
趣味と願望丸出しの内容でスマソ・・・
グジョバ! ウルスラ様可愛いよウルスラ様。
烈火で一番萌えたキャラなので、充分(*´д`*)ハァハァさせていただきました。職人様、お疲れさまです。
イイモン読ませて貰ったよGJ!
陵辱に頼らないで和姦チックで終えたのがグッジョブ!
こういう絡み好きだ〜
こういうifは有りだな
久々にほのぼのしてしまったよ。GJ!!
219 :
213です:05/02/08 01:37:57 ID:68UcZSfQ
このような趣味で書いたつたない文に多くの反響を頂けて驚きと感謝で一杯です。(TдT) アリガトウ
この度は少し前、急に「ウルスラとセインならいけるんじゃあないか」という
電波を受信したので暇な時にちょっとずつ考えていったら
段々輪郭がはっきりしてきたので書けるのではないかと思い、
休日を利用して一気にKIAIで書き上げたものです。
その為一片に全てを話を書き込む形式を取らせて頂きました。
少しずつ読んで続きを楽しみにしたいという方には申し訳ないです。
内容についてですがウルスラ様は資料があまり無いのでミステリアスやら
冷徹やら色々説が有りますがまあ今回は個人的に好きなツンツンデレデレ
で書かせてもらいました。もしかしたらツンツンだけかも。それも好き
ご了承下さい。
今回のネタを思いついた原因ですが
ゲーセン等にある曲に合わせてドラムやギターっぽい形をした奴をドラムやギターっぽい
動きで叩くなり弾くなりするとそれっぽい音が出る「音ゲー」なる物が有りますが、
それに使われている楽曲の「しかられ日和」にこのような歌詞が有ります。
自分勝手にキレるだけキレて寝てしまうーそんな君も好きー♪
すぐに怒る怖い彼女をひたすらなだめてフォローする男って微笑ましいなあと
思ったり。(´▽`)イイナー
ちなみに↓の先のmusicの欄でそのフレーズが聞けます。面白いですよ
http://www.konami.co.jp/am/gfdm/gf10dm9/top.html 書き終わって感想
実際H描写をするのは難しいと改めて参考になりました。
あと定期的にこういうのを書ける人は本当に凄いなと改めて実感。尊敬。
目を通してくれた全ての人にGJ。
220 :
名無しさん@ピンキー:05/02/08 13:49:23 ID:LqjGO0AT
この世には二種類の人間が存在する!
ageるやつ と sageるやつ だ!!!!!
UCC氏どうしたんだろう?
そういや氏が初めて来てエフミル投下関連の時は嫌に盛り上がってたな
今思い返すと何故か不思議だ
>>221 ロリネタという聖魔では投下経歴がないようなネタだったからな
というか何か最近さびれだしてるんだが。。。
誰か降臨きぼんぬ!
パオラ視点氏の降臨期待サゲ。あの人のマルス×ミネルバ+三姉妹とか
ルゥ×エレンとか、超萌えエロだったなぁ…。
アメリア突き
「挿れるぜ・・・」
ロスはそう言うと、アメリアの剥き出しの下半身に、己の男根を突き立てた。
「んん〜っ!」
ずぶずぶと入りこんでゆくロスの感触に、アメリアは思わずうなり声をあげた。
正常位で絡み合う二人。しかしロスはそのまま、アメリアを抱きかかえて立ち上がった。
そして中腰のまま2,3かい腰を振ると、次の瞬間、思いっきり腰を突き上げた。
「それっ!ユアン!」
ロスの男根が抜けて、アメリアの身体がそのまま天高く舞う。そして、大きく股を開いたまま、
アメリアは落ちてきた。
そして、その先にはユアンが下半身裸で待ち構えていた。
「ふああっ!」
すぽっ。
アメリアの悲鳴と共に、ユアンの男根がアメリアの膣に突き刺さった。
「それっ!フランツさん!」
ユアンがおもいっきり突き上げると、アメリアの身体は、大きな放物線を描いてフランツの方へと飛んでゆく。
「それっ!デュッセル将軍!」
「うむ。それ、ロス!」
「よしきたっ!ユアン!」
「それっ!・・・あっ、しまった!」
アメリアは誰もいない草むらへと飛んでゆく・・・
「わ〜、落っこちちゃうよ〜!」
しかし、そのとき、草むらから、もう一本男根が姿を現した。
「ひああっ!!!」
アメリアにその男根が突き刺さる。それはよく見ると、作りものの男根。
ネイミーの穿いているペニパンだった。
「さあ、続けるわよ!それっ!」
おしまい
戦乱続くバレンシア大陸のソフィア王国。
ラムの村の若者アルムは、解放軍に参加する為、仲間達と旅に出る。
途中、シスターのシルク、ペガサスナイトのクレアを救出、手篭めにして、さらに調教中。
やっとたどり着いた解放軍のアジトでは、それまでのリーダーだったクレーベより、アルムが新リーダーに任命されました。
「ぼ、僕が解放軍の新リーダー!?」驚き、考え込むアルム。「というと、アレやコレや、やりたい放題?」
一同、やおらアルムに飛びかかり、これを取り押さえる。
「ダメですよ。アレやコレは」
「解放軍は民衆の味方なんですから」
「大丈夫か? こんなんがリーダーで?」
口々に不安を募らせる解放軍の面々。そんな中で、クレーベだけがアルムにすり寄る。
「んもー。ダメですよー。アルム様には、私がいるじゃないですかー」
とろんとした甘い目付きで、アルムにささやくクレーベ。どうやらクレーベの調教は成功したようだ。
そんなクレーベとは対照的に、シルクは青い顔をしている。どうやらシルクの調教は失敗しているらしい。
「とにかく。勝てばいいんだ。力が全てだ」
悪役みたいなセリフを言い放つアルムに、誰もが「大丈夫なのかこいつ?」と不安になる。
みんなの不安を他所に、アルム率いる解放軍は、順調に進撃。次々と宰相ドゼー軍を打ち破り、遂にソフィア城まで肉薄する。
ソフィア城攻略を前日に控え。
アルムの天幕では、一人のシスターの少女が打ち震えていた。
艶々した黒いおかっぱの髪に、丸い童顔、小柄な身体。見る人が見れば、「一桁にしか見えない」という、幼い容姿のシルクだった。
自分の修道服をしっかりと握り締め。シルクはじっと立ったまま震えている。
「どうしたのシルク。こっちにおいで」
寝床の上から、アルムが優しく手を差し伸べる。その手を振り払い、シルクは一歩後ずさった。
「こ、こないで。近寄らないで」
小さく丸くなるように震えるシルクに、アルムは「ふー」とため息を吐く。
「そんなこと言ってないで、もういいかげん慣れたら?」
「わ、私はミラに仕えるシスターです! あのような汚らわしい行為に、慣れるわけありません」
「そうかな? 体は大分慣れたみたいだけど?」
「そ、それは。あなたが、無理矢理・・・」
「無理矢理、何?」
口をニヤリと歪ませ、アルムはいきなりシルクに抱きつく。
「こういうことかな?」
「きゃっ」
シルクの体を抱きしめたまま持ち上げ、アルムは強引に寝床まで持っていく。
「ほーら。到着」
「う、ううう」
アルムに組み伏せられ。シルクの目から涙がこぼれ落ちた。
「も、もうやめてください。アルムさんには、クレアさんがいるじゃないですか」
「クレアは、グレイやロビンと3P中。クレア、モテモテだから」
そう言うと、アルムはそっとシルクの唇に接吻。とても優しいキス。
「だから、君の相手は僕。もっとも、シルクには手を出さないように、みんなには言ってるけど」
227 :
外伝:05/02/09 23:51:30 ID:beUyf87D
ごめん!
225の十二行目と十四行目「クレーベ」は「クレア」の間違いです。
兄と妹を間違えてました。
クレーベ調教なんて、801版逝き!
それはそれで
アルムは横にしたシルクを上から抱きしめ、腕の中でさらに小さくなる小さなシルクの感触を愉しむ。修道服の上からでも分かる、シルクの細くしなやかな体付き。ちょっとでも力を込めれば、折れてしまいそうだ。その危うさが、また心の琴線を刺激する。
一方。抱きしめられたままのシルクは、さっきの言葉を心の中で反芻する。
あれはどういうことなのだろう?
「あ、あの。アルムさん。さっきの言葉はどいう意味ですか?」
「ん? 何が?」
「他の皆さんには、私に手を出させないと・・・」
「あー、あれ。シルクは僕専用ってことだよ」
何気ないアルムの一言に、シルクは反射的に言い返す。
「私は神に仕える身です。誰のモノにもなりはしません!」
「またそんなことを・・・」
シルクの怒りを込めた瞳を間近に受け、アルムはとっておきの言葉を耳元でささやく。
「好きだよ。シルク」
「!」
一瞬ビクッと跳ね上がるシルクの心臓。しかしすぐに冷え切る。
「う、嘘です。そんな」
「嘘なんかじゃ・・・」
「だって、アルムさんには他に好きな人がいるじゃないですか!」
今度はアルムの心臓が飛び上がる。抱きしめられたシルクにも伝わるほどに。
「私には分かります。アルムさんは私やクレアさんを抱く時に、いつも他の女性の事を想っています」
「・・・・・・・・・・」
黙り込むアルム。確かにその通りかもしれない。いつも思い浮かぶのは、一緒に暮らし育った赤毛の女の子。シルクやクレアを犯しながら、いつも幼なじみの女の子を重ねていたのかも知れない。
でも。あの子は今はいない。そう。遠い場所に行ってしまったのだ。
アルムは無言のまま、シルクの唇に口を近づける。キスで黙らせようとしたのだが・・・
「いや!」
シルクに激しく拒絶されてしまった。
「私は、あなたの欲望の捌け口じゃありません!」
シルクは気付いてしまった。アルムには他に愛する人がいる。ならば自分との行為は単なる性欲処理でしかない。そんな事は、神に仕える身として耐えられなかった。いや、一人の女としても。
「だったら・・・どうだっていうんだ」
ギリ、と歯軋りするアルム。
アルムも気付いた。自分にとってシルクやクレアは、あの子の代用品でしかないと。
大好きだった幼なじみの女の子。でもこの想いが叶えられる事は決して無い。だから他の女にぶつけているだけかもしれない。犯して、傷付けて。大好きなあの子を想いながら。
「僕は・・・僕は!」
今度はしっかりとシルクの頭を押さえ、無理矢理唇を奪う。貪る。
「ん、んー」
口を犯されながら、シルクの瞳から一際熱い涙がこぼれ落ちる。今までとは違う、切なく悲しい涙。
好きな女の代用品の性欲処理として犯される。アルムにとって自分は、それだけの存在なのだと。
「シルク。今日はもう、遠慮しないよ」
言葉とは裏腹に、アルムの行為は優しかった。
耳に熱い息をふきかけつつ、時折舌で舐めたり、耳たぶを甘噛みしたり。
耳を責めながら、修道服の上から薄い胸をまさぐる。揉むのではなく、軽く撫で回すだけ。
「あ・・・ううん」
アルムの微妙な愛撫に、シルクも微妙に感じてしまう。
しばらくそうして、耳を舐めつつ、修道服の上から胸をまさぐっていると、シルクの体がビクッと震えだす。恐怖ではなく、もっと別の快感に。
「ん、んうう」
眉をきゅっと寄せ、シルクは身じろぎする。押し寄せる官能に、小さな体が翻弄される。
(こ、こんな。これぐらいで・・・)
目を閉じて耐えようとしても、かえって官能が高まるだけだった。
腕の中でモゾモゾと身をよじらせるシルクに、アルムはすっかり満足して、耳元でささやく。
「もう感じてるの? シルクはエッチが好きな女の子だね」
「そ、そんな。それは、あなたが・・・んっ」
否定しようにも。うっすらと汗をかき、熱い吐息をつくその表情は、どうにも扇情的だった。
盗賊達から受けた強姦と輪姦と、アルムのから受けた陵辱と調教で、シルクの幼い体はかなり開発されていた。だが心はまだ清らかで無垢な聖職者のまま。
男を拒む清純な心に、開発された青い肢体。
そのギャップが、男心の琴線を刺激する。アルムにシスター萌えの趣味は無いが、こうして無垢なシスターを修道服を着せたまま犯していると、よこしまな気持ちにんってしまう。
「ほら。もう乳首がこんなになってる」
「あっ・・・だめ、ですぅ」
服の上から、ちょんと乳首をつまんでみると、確かに固くしこっている。
「感じてるんだ。嬉しいよ。シルク」
ほっぺにちゅっとキス。自分の愛撫で女が感じてくれるのは、やはり嬉しいものだ。もっともっと喘がせたくなる。
「声出していいんだよ」
乳首を服の上からこりこりと撫で回し、もう片方の手が、遠慮なく太ももを撫で回す。
「あー。ああ、あうぅ」
シルクの口から、ハァハァという熱い吐息と共に、小さな喘ぎが漏れ出してくる。抑えようとしても抑えきれず。声はじょじょに大きくなっていった。
アルムの手が、股間へと伸びる。
「あー!」
ひときわ大きな声を出し、びくっと大きく震えたかと思うと、シルクは背中を仰け反らせて硬直する。そうしてがくっと力を失った。
腕の中で熱い吐息を吐く修道服のシスターに、アルムはそっとささやく。
「イッちゃったんだ。あれぐらいで」
その言葉に、シルクは顔を背け、大きな粒の涙が落ちる。
「う、ううう」
「泣くことないよ。可愛かったよ。シルクのイッた顔」
アルムはシルクから一旦離れると、自分の服を脱ぎ出す。裸になると、
「今度は僕がしてもらう番。ほら。もうこんな大きくなってる」
すでに、アルムの分身は隆々ち勃起し天を突いている。
「慰めてよ。シルクの口で」
肥大化したペニスで、そっとシルクのほっぺたを突付く。
「ひ、ひいぃー!」
「怖がることないよ。もう何回も、これがシルクのあそこに入ったんだから」
だが。シルクはぎゅっと目を閉じて、アルムのモノを見ようともしない。
「そんなおぞましいもの、近づけないでください!」
「しょうがないなぁ」
アルムは無理にフェラチオさせるのを諦め、修道服に手をかけると、一気にまくしあげ、下半身をあらわにさせた。
ええと、できれば
続く、とか、今日はここまで、とか入れて欲しいな。
シルクの下半身は下着の上からでも、はっきり分かるほどに濡れていた。下着を脱がすと、まだ陰毛の一本も生えていないさらさらの割れ目は、てかてかに濡れていた。
「ほら。シルクのここ、こんなになってる」
アルムはそっと割れ目に手を差し伸べ、愛液を指ですくい、
「シルクの愛液、とっても美味しいよ」
シルクの目の前で、指の愛液をぺろっと舐めて見せる。乙女の羞恥心を煽っている。
「やぁ。そんな汚らわしい」
かーと耳まで真っ赤になるシルク。さっきまでの耳責めですでに赤くなってますが。
アルムは修道服をたくし上げたまま、シルクの股間の最奥を口でしゃぶりだす。
「シルクは、ここを舐められるのが弱いんだよね」
ちゅくちゅくとわざと音を立てて、秘所を舐め上げる。アルムの言うと通り、シルクはクンニに弱いようだった。
「ん、んふうぅ。・・・ああっ。あう。あう。あう。あうぅ! そ、そんなとこ、なめないでぇ」
たちまちあられもない嬌声を上げ、シルクの下半身ががくがくと震えだす。
「ハァハァハァ。もういやー。いやー」
脚をじたばた子供みたいに振り回しても、それで何かが変わるわけでなし。
「もういいみたいだね」
準備は整ったと思ったのか、自分のペニスを前の穴にしっかりとあてがう。
「い、イヤ! 入れないで、入れちゃダメ!」
脚を閉じて最後の抵抗を試みるが、あっさりと広げられるだけだった。
「だめ、ダメダメダメ! 入れるのダメーっ!」
首を左右に振り分け泣き叫ぶシルクに、アルムは唇をニッと歪ませる。
無言のまま腰をぐいっと進ませる。
凶悪な肉の棒が、柔らかな秘肉を押し広げ、ゆっくり、ゆっくりと内部に侵入する。
「あ、あああ、かはっ」
下半身に埋め込まれる異物に、シルクは圧迫感を覚えていた。
他人の身体の一部が、自分の身体に入ってくる違和感に、身体は慣れても、心はまだ慣れていない。
「あ、あうう。ぬいてー。ぬいてくださいぃ」
涙をポロポロこぼしながら哀願するシルク。しかし彼女の願いはいつも叶えられない。
「ん、くうぅ。ほら。最後まで入ったよ」
穴の最奥の感触をペニスの先端が感じ、アルムは動きを止める。そのまま動きをとめたまま、シルクの涙を拭ってやる。
「もう泣かないで。もっと僕を感じてよ」
そう言ってアルム自身、シルクのナカを存分に堪能する。シルクのナカは狭くて暖かくて、とっても気持ちよくて。もう何回も犯しているはずだが、挿入の度に新たな刺激に打ち震える。
「ん・・・。ハァハァ。シルクのここ。とっても気持ち良いよ」
入れたまま、優しくシルクのおかっぱの髪を撫でるアルム。そんな言葉など聞かず、シルクはぎゅっと目を閉じて耐えていた。嵐が過ぎるのを。そして打ち寄せる快楽の波を。
「あ・・・ふぅ」
シルクの口から、微かな声が漏れる。と、アルムのペニスがぴくんと振動して反応する。
「ほら。我慢しなくていいんだよ」
唇を重ね、アルムは舌まで入れる。上と下を同時に侵入され、シルクの全身が極限まで強張った。
アルムはそのままでシルクを抱きしめたまま、動きを止めた。舌とペニスを挿入状態で。
いつまでそうしていただろうか。
「んん、んふー」
顔を真っ赤にして、必死になってシルクが顔を離す。息苦しくなったのか、それとも・・・。
「やめてぇ。もうやめてぇ」
言葉や涙とは裏腹に、男のモノを咥えこんだままのシルクの腰が、ガクガクと小刻み揺れだす。
「だ、だめぇ。変に、変になっちゃうよぉ」
身体の一番奥からじわじわ広がる、じれったく切なくなるような肉の欲求。シルクは官能に翻弄されつつあった。
「だめぇ。んんっ。こんな、こんなのだめぇ」
眉がきゅっと曲がり、体全体が脈動する。シルクの女の部分もまた、アルムの男をしっかりと咥えこみ、さらに締め付ける。
「く、くぅ」
ぎゅっとペニスを締め付ける熱い肉壁の感触に、アルムも必死に耐えていた。今までの調教の成果が、ようやく表れた。
「ん・・・。シルク。立派な女になったんだね」
今までは挿入されると泣き叫ぶだけだったが、ようやく感じる余裕が出て来たらしい。
「ああっ・・・。ちがう、ちがうのぉ。こんなの、わたしじゃないもん・・・。うう」
なおも腰を振りながら、いやいやと首を振って否定するシルク。
「違わない。一緒に腰を使ってるじゃないか」
アルムとシルク。二人の腰の動きがシンクロし、さらに激しいピストン運動になっていた。
肉と肉がぶつかり、女の胎内で、男の分身が荒れ狂う。
「ハァハァ・・・。いい。すっごくいいよ。シルク」
「だめ。だめ。だめ。だめー!」
シルクの頭の中が真っ白になり、唐突に白い閃光が駆け抜ける。
「あーっ!」
シルクの背中が大きく仰け反り、手はぎゅっとアルムの背中にしがみつき、脚が上を向いてビッと伸びる。そして限界までアルムのペニスを締め上げた。
「くうぅ」
さすがにたまらず膣内に熱い精を放つ。
「あー! あああ!」
膣内に流し込まれる感触に、シルクはさらに登りつめた。
ハァハァ・・・ハァハァ
熱い吐息がどちらからともなく発せられ。
シルクの上からようやく離れたアルムは、大きく息を吐く。
「すっごく良かったよシルク。今までで最高」
そう言われたシルクは、
「わあああああああああああぁぁぁぁぁぁぁーっ!」
大声で泣き出した。それこそ幼女のように。
「わああああ! わああああぁぁぁ! わあぁぁぁぁぁん!!!」
いきなりかなぎり声で泣き出すシルクに、アルムはぎょっと引く。今までもよく泣いていたが、こんな赤ん坊のような泣き方は初めてだった。
「わあああああん」
「ちょ、ちょっとシルク」
慌てて手を差し伸べても、シルクは両手両脚をぶんぶん振り回して近寄らせない。
ぶーん ぶーん どんどん げしげし
「わああああん!!!」
駄々をこねる子供みたいに、寝転んで暴れまくる。
「ああ。もう」
アルムは無理矢理にシルクを押さえつけ、抱きしめてみる。
「泣きやむんだ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「わあああああああああああん!」
「う、駄目か。なら大人の手段」
ちゅっと唇を重ねてキス。
声を封じられ、シルクはぎょっと目を白黒させる。
「ん・・・ふぅ」
目がしっかりとアルムを見つめ返す。どうやら正気に戻ったらしい。
唇は離すと、シルクは恥ずかしげに下をうつむく。まだ目に涙が溜まっているが、大声で泣きだすような事は無かった。
「どうしたの? 急に」
「急にじゃありません・・・」
下を向いたまま。シルクはぽつりぽつりと話し始める。
「私、ずっと嫌だって言ったのに、無理矢理あんな事・・・。
それなのに・・・私の体はおかしくなっちゃって・・・。
あんな、あんなのもう耐えられません。お願いですから、私にもう変な事しないでください!」
「ふーむ」
シルクの言葉に、アルムは腕を組んで考える。裸のまま。シルクは修道服を着ているが、下の下着は取られたままで股間がスースーする。
どうもシルクは、犯されて感じてしまった事がショックのようだ。無垢なシスターなら当然である。
「でもね、シルク。女が男に抱かれて感じるのは当然なんだよ。だから気にする事ないって」
「そ、それは・・・愛する人同士の話で・・・」
ぽつんと下を向いたままシルクは続ける。
「アルムさんにはちゃんと、好きな人がいるじゃないですか」
「う」
ぽりぽりと頬をかくアルム。あんまり、その事には触れてほしくなかった。
あの子は今頃どうしているだろうか。
と、想っていると、野外に出されたままのペニスが、むくむくっと肥大化する。どうも幼なじみの女の子の思い出に反応したらしい。
「悪いシルク」
問答無用で、目の前にいるシルクに飛び掛ってしまう。
「きゃっ!」
「もう一回やりたくなった」
「いや、いや、いやー!
もうイヤですってば!」
シルクの悲鳴は耳うを貸さず、アルムはシルクの修道服を脱がしにかかる。着衣プレイもいいが、今度は裸で触れ合ってみたくなった。
「きゃー」
必死になってシルクは修道服を押さえるが、アルムは手馴れた手付きで、破かずに修道服を脱がした。
そうして全裸になったシルクに襲い掛かる。
「もうっ! やめてください!」
ぷんすかぷんすかと怒るシルクをうつ伏せにすると、アルムは背後から手を廻して愛撫。
可憐な乳房を鷲掴みにして、秘所に指を這わせる。
シルクの髪に顔を埋めて香りを愉しみながら、巧妙に敏感な部分を攻め立てた。
「う、ううん・・・あ・・・だめ。だめぇ・・・あああ・・・・・ん、ふ・・・・ふぅ・・・・・・あ・・・・・・・・・・・ああ・・・・・・・・くぅ・・・・・・・・・・・・ああっ・・・・・・・・・」
官能に身をよじらせながら、シルクはいやいやと首を振る。しかし絶頂を感じたばかりの身体は、すっかり敏感になり、以前よりも感じているようだった。
「い、いやぁ」
嫌がるシルクの背中を眺めながら。アルムは幼なじみの赤毛の女の子に想いを馳せていた。
あの子も今では美しい乙女に成長しているだろう。
「くっ」
思い出に浸ると、またペニスが疼きだす。
シルクのお尻を持ち上げると、バックから挿入し、激しく突きたてた。
大好きな幼なじみを想いながら。
パン パン
肉と肉がぶつかる。
四つん這いにされたシルクは、バックから激しく突き立てられ、さらに乳房を揉みしだかれる。
「く、くうぅ」
高ぶり熱を帯びる肉体とは裏腹に、シルクの心は冷え切っていた。
アルムが自分を犯しながら、別の女を求めていることが、直感として分かったから。体が繋がると、心も繋がるのかもしれない。
「うう・・出すよ・・・」
「だめ! ださないでーっ!」
シルクの願いも虚しく、
「セリカー!」
アルムはシルクのナカで果てる。別の女の名前を叫びながら。
胎内に精が注ぎ込まれる感触に震えながら、シルクはアルムの叫んだ名前を刻み付けた。
(セリカ・・・。それがアルムさんお好きな人なんだ)
出すだけ出すと、アルムはどっと倒れ込む。さすがに連続射精はきついようだ。
そんなアルムを上から覗き込み、シルクは訊ねてみる。
「あの。セリカ・・・というんですか? アルムさんのお好きな方は」
ぎょっとして上半身を上げるアルム。
「なんでその名前を?」
「だって・・・さっき声に出して・・・」
言われて、アルムはぽりぽりと頭をかく。どうやら本人、覚えていないらしい。
「うん・・・。そうだよ。セリカっていうんだ」
その名を口にしたアルムは・・・とても寂しそうでした。
「どんな方か、聞いてもいいですか?」
聞かれてアルムは語りだす。セリカとの思い出を。
「セリカは、ラムの村で一緒に育った子でね・・・(以下、十年分の思い出。省略)・・・というわけで、今は離れ離れなんだ」
長々と思い出話を聞かされ、シルクはしみじみとうなずく。どーでもいーが、二人とも裸のままです。
「今、どこにいるか御存知ないんですか?」
「知らないよ。マイセンじいちゃんは教えてくれないし」
そう言うと、アルムは顔を上げる。そこに広い世界を見るように。
「こうして、いろんな場所に行ってれば、いつか逢えるのかな・・・」
「逢えるといいですね」
シルクは言って、胸の前で両手を合わせ、祈りを捧げる。
「私もミラ様にお祈りさせてもらいます。お二人が、いつか出逢えますように」
祈りを捧げるシルクを、アルムは驚きの眼差しで見る。
あれだけ酷い事をしたのに、自分の為に祈ってくれるとは。
なんて良い娘なんだろう。これが真の聖職者というものか。
だが・・・そんな神々しい姿のシルクにさえ、アルムのイチモツは反応してしまう。
長話の間に回復したか、もっきりと勃起。
アルムはなんの躊躇もなく、シルクを押し倒した。
「ア、アルムさん・・・?」
「悪い。またやりたくなった」
上に覆いかぶさり、シルクのぺったんこおっぱいにしゃぶりつくアルム。
「んもー。この強姦魔ー。ケダモノー」
胸にしゃぶりつくアルムの頭を、ぽかぽか叩くシルク。
二人の攻防は朝まで続く。
その日のソフィア城攻略は一日延期になった。
主力であるアルムとシルクが腰を痛めたのである。
「うう、腰が痛い。やりすぎた」
「アルムさんが、朝まで離さないから・・・」
GJ!
めちゃおもろかった。
一日遅れで開始されたソフィア城攻略戦。
立て篭もる宰相ドゼー軍は頑強に抵抗した。特に手強かったのが、宰相ドゼーその人である。
「宰相なんてどうせ、太ったブタの役立たずだろ」と思ったのが大きな間違い。ドゼーはどうしてなかなか強かった。しかも「龍の盾」という素晴らしい盾まで持っている。その龍の盾欲しさに、また無茶な攻撃をして返り討ちにあう。
アルムもまた、ドゼーになんとか一撃を与えたものの、反撃で手痛いダメージを負う。
「ちくしょう。もう少しだったのに」
まだ死んでないが、いきなり死んだ時のセリフを口走ってる。
後一撃で死ぬ、という時。聖なる光が降り注ぎ、たちまちアルムの傷を癒す。後方に控えるシルクが、リカバーで回復させたのだ。
「ありがとうシルク。助かった」
剣を掲げて謝意を示すアルム。またドゼーに挑む。
一方のシルクは複雑な胸中だった。あんなに酷い事を散々されてきたのに、何故助けてしまったのか。
考える間もなく、すぐに戦場に意識を集中する。今は怪我人を癒すのが最優先だった。誰にも死んでほしくないから。
なんとか勝利を収めたアルム率いる解放軍。
ドゼー(偽)を倒し龍の盾を手に入れたものの、倒したドゼーは影武者で、本物は取り逃がしてしまった。宰相ドゼー軍との戦いはまだ続く。
しかしソフィア城を解放した事に変わりはなく、人々は大いに沸き立つ。
そんな中で、アルムを驚かせる人物が現れた。
ラムの村にいるはずの、アルムの祖父(とアルムは思っている)老騎士マイセンだった。
マイセンの案内で、ソフィア城の一室に連れて行かれるアルム。
「ここにお前の待ち望んでいる人がいる」と言われ、一人で階段を上がり、扉を開ける。
そこでアルムは、本当に待ち望んだ人物と再開を果たす。
第一章完
・・・・何だか微妙なんだが気のせいか?
オマエ偽者だろうってことか?
ただ単に微妙だと思うだけならスルーしとけばいいだけでしょうに。
>「んもー。この強姦魔ー。ケダモノー」
胸にしゃぶりつくアルムの頭を、ぽかぽか叩くシルク。
かわいい(;´Д`)ハァハァ
イキナリ泣き出すシルクワロタw
バレンシア大陸の東にあるノーヴァ島の修道院。
ここから一人の乙女が旅立つ。
セリカ「そでれは司祭様。行って参ります」
ノーマ「セリカよ。どうしても行くのか」
ノーマ「ミラの神殿までの道は長い」
ノーマ「ソフィア王国も今や内乱で荒れ果てて、誰も旅人を守ってはくれぬ」
ノーマ「ギースの海賊や魔物達が出没して、お前を襲うかもしれぬぞ」
ノーマ「いくら神官戦士でも、女のお前には危険過ぎる」
つまりセリカが海賊や魔物に捕まって、強姦輪姦陵辱されるのを、ノーマ司祭は心配しているのである。
しかしセリカの決心は固い。大地から実りが消えた原因を知る為、バレンシア大陸のミラ神殿まで赴くのである。
かくして修道院を旅立つセリカと仲間達。
しかしすぐに、重大な事態に気付く。
神官戦士セリカの仲間は、シスターのジェニー、魔導士のボーイ、女魔導士のメイ。
前に出て戦える者がセリカしかいないのである。このままではノーマ司祭の言うとおり、海賊に捕まって輪姦されて性奴隷、はたまた魔物に捕まってスライム責めやゾンビ責め、とにかく危険が危ない。
そこでセリカ達は、酒場で知り合った傭兵のセーバーさんを雇う事にした。
セーバー「何? オレを雇いたいってか」
セーバー「ふむ。それも面白いかも知れんな」
セーバー「よし良いだろう。一緒に行ってやる」
しかし彼は傭兵。ただで雇われる訳がない。
片目を眼帯で覆った傭兵は言った。
「だがな。オレは傭兵だ。無料で雇われる訳にはいかない」
傭兵は危険に見合う報酬がなくては、動いてはいけない。これは超一流のプロの傭兵の教えである。
そしてセーバーはまさにプロの傭兵。片目は眼帯に覆われ、残る瞳は力強く輝き、屈強な肉体には幾つもの古傷が刻まれている。
貧弱な坊やのボーイとは対照的な、力強い漢だった。
「分かっています。お金なら、可能な限りお支払いします」
「いや。オレが欲しい報酬は、金なんかじゃない」
セリカの話をさえぎり、セーバーはじっと彼女を視る。
「あんただ」
「え?」
セリカには言われた意味が分からなかった。
「セリカと言ったな。あんたを抱かせてほしい」
直球ど真ん中剛速球。
「え、ええと」
さすがに言われた意味が分かり、セリカは身じろぎする。
自身では意識していないが、セリカはかなりの美少女だった。すっきりした美貌、ゆるやかにウェーブかかった赤毛の髪、引き締まった乙女の肢体。何より、人を惹き付ける内面の美しさ。だからセーバーは、セリカになら雇われてもいいと思えたのだ。
「どうだ?」
「そ、それは・・・」
セーバーの片目に見詰められ、セリカは逡巡する。
確かに、危険な海を渡るには、この傭兵の協力が必要不可欠である。しかし、体を差し出せなどと・・・。
「私は・・・」
セリカの脳裏に、ラムの村で一緒に育った男の子の姿が浮かぶ。
(ごめんね)
幼なじみの男の子に心の中で詫び、セリカは決心を固める。
「分かりました。どうぞ私を・・・」
「待ってください!」
不意に横から声がかかる。
シスターのジェニーだ。
「あんたは?」
突然割り込んだシスターに、セーバーは片目を向けた。
「シスターのジェニーと申します。女性をお望みなら、私がお相手します」
「ほう?」
セーバーは興味深げにジェニーを見やった。
セリカよりやや幼いだろうか。修道服に身を包み、ピンクの髪を小さなポニーテールにまとめている。シスターらしい清楚な雰囲気の少女だった。
「駄目よジェニー。あなたはシスターじゃない」
慌ててセリカが止めに入る。シスターとは、即ち神にその身を捧げた乙女。男と交わる行為は禁止されている。
しかしそれを言うなら、神官のセリカも同じ。しかもセリカはソフィア王国最後の王族でもある。
「いけません。セリカ様は大事な御方。こんな事でお体にもしもの事があってはいけません。ここは私が」
「ジェニー・・・」
ジェニーの強い意志に押されるセリカ。実際はジェニーも、声を震わせないのが精一杯なのだが。
「あのー」
そこに三人目が声をかける。
「だったら私が・・・」
魔導士のメイ。三人の中では、もっとも子供っぽい。ピンクの髪をツーテールにしている。
「駄目よメイ。あなたには・・・」
そこまで言ってジェニーは、慌てふためくだけのボーイを見やる。いつもいがみ合っているボーイとメイだが、お互いをどう想っているかは、一目瞭然だった。
「おいおい」
三人の少女のやり取りに、セーバーは苦笑する。
「オレはいいんだぜ。三人いっぺんに相手しても」
セーバーの相手を誰がするか。
セリカ、ジェニー、メイの言い争いは、喧々囂々と続く。
「だーから、三人いっぺんに相手してやるって」
「あなたはちょっと黙っててください」
言われてセーバーは肩をすくめる。
女三人寄れば姦(かしま)しい、とはよく言うが、まさにその通りだ。一緒にいると苦労しそうだ。
唯一の男のボーイは、あたふたしているだけだった。あいつは少し鍛えてやった方がいいな、とセーバーは思う。それも契約が済めばの話だが。
「ああっ、もう!」
焦れたジェニーが、強引に締め切る。
「セリカ様もメイも、心に決めた幼なじみがいるんですから。ここは誰もいない私がいいんです!」
強引な論理で押し切ると、ジェニーはセーバーの手を取った。
「さあ傭兵さん。行きましょう」
「オレのご指名はセリカなんだが」
その一言に、ジェニーはムッとする。
「わ、私じゃ不満なんですか!?」
「まあ、そうだな・・・」セーバーはジェニーを上から下まで観察し、「ちと子供っぽいがいいか。オレが女にしてやれば」
立ち上がり、セーバーは酒場の二階へとジェニーを誘う。
「ここの二階に部屋を取ってある。そこでいいな」
「は、はい」
セーバーの後を、恐る恐る付いていくジェニー。
二人の姿が階段の奥へと消え-
「ごめんなさい・・・。ジェニー」
セリカは泣き崩れ、ボーイとメイは、顔を見合わせ心配する。
251 :
外伝:05/02/12 01:30:02 ID:LSLK8fuP
続く。今日はここまで。
エロ本番は明日投下予定です。
ところで、前スレで「誰も外伝書いてない」と書いちゃいましたが、ちゃんとあったんですね。
ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。
すでに、アルム×セリカ、セーバー×ジェニー、ボーイ×メイの純愛SSはあるので、こちらは主旨を変えていきます。
やっぱり、強姦輪姦陵辱なだけですが。
狭く薄暗い部屋には、大きなベッドが一つあるきりだった。ジェニーは覚悟していたつもりだったが、やはり部屋に入るのに躊躇してしまう。
「どうした? そんな所に突っ立てちゃ、できやしないぜ」
「は、はい」
ジェニーは弾かれるようにして、部屋の中に入った。慌てて扉を閉めたので、バタンと大きく音が響く。その音で、シスターの少女はびくりとした。
そんな怯えるジェニーが可愛くて、セーバーはついついニヤリとしてしまう。
「分かってるな。あんたはオレに抱かれる。オレはあんたらを守る。これは契約だ」
「わ、分かっています」
契約を確認するセーバーに、ジェニーは震える声で呟くように言う。
「は、初めてですから・・・乱暴にしないでください」
思わず、両目に涙が滲む。
「で、でも。あなたのような俗物に、体は許しても、心まで許したわけではありませんからね!」
「ああ。それでいい」
セーバーも簡単に心まで許すような女は興味はない。
「それじゃあ、さっさと始めるか」
セーバーはいきなり鎧と服を脱ぎ出す。
「きゃー」
両目を覆って顔を伏せるジェニー。
「い、いきなり、そんな」
「おいおい。服を着たまんまじゃ出来ねえだろ」
言ってる間に、セーバーは一息纏わぬ全裸になり、その屈強な肉体をさらす。
「ほら。目を開けて見てみな」
言われるまま、そっと指の間から視線を向けるジェニー。そこには、ジェニーには想像もつかなかった肉体美が溢れていた。
限界まで鍛え上げられた、鋼の筋肉。顔だけでなく、全身に刻まれた古傷。眼帯でさえも、男の肉体美を彩っている。
そして何より、股間から隆々と天に向けてそびえ立つちんこ。ううむ。実に見事なイチモツ。
「きゃー、きゃー」
全てを目の当たりにして、ジェニーは再び目を背ける。セーバーのそれは、ジェニーなとってはあまりにも異形だった。
きゃーきゃーとわめく初々しい乙女の反応に、セーバーは笑みを禁じ得ない。
「きゃー、きゃー、きゃー」
初めて見た大人の男の裸体に、乙女チックに喚き散らすジェニー。
「そう叫ぶのはいいんだが。あんたは脱がないのか?」
セーバーの言葉に、ジェニーは自分の修道服をぎゅっとつかむ。
「まあそのままでもいいんだぜ。シスターの着衣プレイってのも」
セーバーにシスター萌えの趣味は無いが、修道服を着たままの着衣プレイというのも、なかなかそそられるものがある。
「く、うう」
ジェニーは顔を真っ赤にして、修道服を見下ろす。
神につかえることを示す修道服。こんな所で男に汚されるわけにはいかない。
「わ、分かりました」
するっ、と修道服を脱ぎ捨てるジェニー。脱いだ服はきちんとたたむ。
「ほう」
あらわになったジェニーの白い肌に、セーバーは目を奪われた。傷だらけの自分とは対照的な、汚れ一つないさらさらの肌。
だがまだ下着が残っている。
ぱら、と真っ赤な顔で肌着を脱いで、ジェニーは胸を隠す。残るはパンツ一枚。
そこでジェニーの動きが止まった。
「どうした? そこまでか?」
意地悪くセーバーが聞く。
「まあ、そんなもんだろうな」
「わ、私は・・・」
ジェニーの震える手がパンツにかかる。
「私、本気ですっ!」
勢いだけでパンツを脱ぎ、とうとう生まれたままの一糸まとわぬ全裸になった。
「ほほう」
セーバーは思わず簡単の息を漏らす。
少女の淡く青い肢体。胸はまだ膨らみかけで、お尻も太ももも貧相である。手で必死に隠しているが、割れ目にはまだうぶ毛も生えていない。
真っ赤な顔で下をうつむくジェニー。ピンクのポニーテールがゆらゆらと揺れる。
裸になったはいいが、硬直したように動かないジェニー。
仕方なく、セーバーの方からゆっくりとジェニーへと近付く。
「あ、ああ」
ゆっくりと歩み寄るセーバーが、ジェニーには悪鬼のように見え。
もう立っているのも限界なのか、その場に崩れ落ちる。
「きゃっ」
膝が落ちたジェニーを、眼帯の傭兵が冷たく見下ろし、大きな手を伸ばす。
「!」
ぎゅっと身体を抱きしめるジェニー。
だがセーバーは意外にも優しい手付きでジェニーを抱えあげ、ベッドまで運ぶ。
粗末だが大きなベッドの上にそっと降ろされ、ジェニーはぎゅっと体を丸めて、小さくなった。亀の子のように。
そんなジェニーを丸ごと抱えるように、セーバーは腕を大きく広げて、少女を抱くすくめる。
「んー!」
全身を包まれる男の肉の感触に、ジェシーはますます固くなる。
セーバーは無理にこじ開けるような事はせず、固く小さく丸まったジェニーを包み込み、ピンクのポニーテールに鼻を寄せ、少女の青い香りを愉しむ。
ぎゅうぅ、と限界まで緊張し、全身に力を込めるジェニー。しかしいつまでも体力が続くわけもなく、ふっと力が抜ける。
ジェニーの力が抜けるのを肌越しに感じると、セーバーはパッとジェニーの両手を押さえて、大きく広げた。
セーバーの下でジェニーはうつ伏せにされ、腕が横に広げられ、胸や股間、全てが白日の下にさらされる。
「いやー!」
ジェニーの絹を切り裂くような悲鳴が轟いた。
覚悟は出来ていた。本当に抱かれるつもりだった。
だがこうして、現実に男に組み敷かれると、ジェニーの決心はもろくも崩れ去った。
「いやー! やめて! もう、もうやめてください。許して。離して!」
涙ながらに訴えるジェニー。
セーバーは非難も抗議もする事なく、淡々と行為を続く。
ジェニーの唇にちゅっとキス。軽く唇を合わせただけだが、
「い、いやああああああ! やああああああああああぁぁぁーっ!」
ジェニーは魂の底から絶叫する。
「キスは初めてか?」
「ご、ごめんなさい。ごめんなさいごめんさい。もう許して。お願いですから、やめてください」
セーバーの問いに答えず、ジェニーはポロポロと大粒の涙をこぼしながら、懇願を繰り返す。
セーバーも懇願には答えず、再び唇を近付ける。
「いやっ!」
顔を背け、キスを拒むジェニー。
仕方なく、セーバーはジェニーの両手を押さえたままで、胸にしゃぶりつく。
ジェニーの淡く膨らんだ乳房に、ちゅっちゅっとキスの雨を降らせる。
「い、いやぁ。やめてって、言ってるのにぃ」
ジェニーの表情が嫌悪感に歪む。おっぱいにキスされても、気持ち悪い感触しかなかった。
「お願いですから・・・やめてください。本当にお願いです」
ジェニーの嘆願には耳を貸さず、セーバーはちゅっとピンクの乳首にキス。
「あっ・・・」
ジェニーの口から反射的に声が漏れる。
ここなら多少は感じると思ったのか、セーバーは小さくへこんだままの乳首を口に含み、ちゅうちゅうと吸い上げる。
「あっ。だめ、やめて。どうして、やめてくれないんですかぁ」
ちゅっちゅっ。ちゅぱちゅぱ。
舌で丹念に乳首を舐めあげ、先端を舌をすぼめて突付く。
「ん・・・んぅ」
いつしかジェニーの顔に、恐怖以外の表情が浮かぶ。
と、唐突にセーバーは胸から顔を上げ、掴んでいたジェニーの両手を離し、間髪入れず今度は下半身を狙う。
ぴったり閉じた脚を力ずくで開かせると、その中心には、まだ毛も生えていない縦筋の割れ目。
その閉ざされた入り口にセーバーはしっかりと、怒張したペニスの先端を当てる。
女の一番大事な場所に、男のモノが触れる感触に、ジェニーの恐怖心は頂点達する。
いれられる。犯される。汚される。
もはや抱かれる覚悟など、微塵も残っていなかった。
「いやあああぁぁぁぁぁー!
だめッ! やめてええぇー!」
すっかり恐慌して、首を左右に振り回し、全身ものた打ち回る。
だがセーバーのジェニーの脚を広げる力は全く衰えず、依然、挿入寸前なのは変わらない。
だが、セーバーはペニスを引き、代わりに口を近付ける。まだ準備が整っていないと思ったか、単なる脅しだったのか。
ジェニーのまッさらな割れ目に沿って、舌で上から下まで舐め上げる。
「ひゃ、ひゃあー」
股間を伝う生温い舌の感触に、ジェニーは身震いした。
「だ、だめ。そんな所、汚いです」
小さく消え入りそうなか細い声。それでも聞こえているはずだが、セーバーは丹念に股間を舌で濡らしていく。
「やあー。は、恥ずかしいですぅ。そんな、どうして、そんなトコ」
かーっと真っ赤な顔になるジェニー。辱められる恐怖よりも、羞恥心を煽られてしまう。
ぺろぺろと割れ目を舐めていたセーバーだが、やがて準備が整ったと思ったか、顔を上げ、再び腰と腰を密着させる。
「い、いやぁ」
ジェニーの抵抗も、すっかり弱々しい。
そしてセーバーは、何の声も掛けず、何の前動作もなく、無造作に己の分身をジェニーの内部に突き入れる。
「い、いたあああああああああ!!!」
少女の青い身体を、男が引き裂き、貫く。
「いたああああぁぁぁぁぁーっ!
いたい! いやあああああー!!!」
下半身を引き裂かれるような激痛に、ジェニーの小柄な体が、ベッドの上で飛び跳ねる。
「わああああああ」
だがセーバーは淡々とした表情のまま、ジェニーの脚をしっかりと広げ、ゆっくりと確実にペニスを進めていった。
「が、がああああ。ぐふっ」
ジェニーの手がベッドのシーツを掻き毟り、悲鳴はもはや息切れだった。
処女膜は無残にも突き破られ、セーバーの男性器が、ジェニーの女性器を埋め尽くす。それでもペニスは半分も入っていない。
「あ、ああう。ハァ、ハァ」
ジェニーの最奥まで達するとセーバーはピタッと動きを止め、ジェニーも多少は落ち着く。だが激痛には変わりない。
「ぬ、抜いてぇ。抜いてください。痛くて、死んでしまいそうです」
だが眼帯の傭兵は何も応えない。ジェニーと繋がったまま、じっと動きを止めたままだ。
「うう。い、痛い。痛いよう」
股間を貫くぶっとい肉棒は、体に突き刺された刃と変わり無く。少女の幼い身体に、容赦無い激痛をもたらす。
「た、助けて。誰か助けてぇ。セリカさまぁ」
とうとうセリカや仲間に助けを求める。だが誰も助けになど来ない。これは自分が選んだ事だから。頭では分かっていても、実際に男と交わると、拒否反応を示してしまう。
「いやぁ。ごめんなさぁい。もう許してぇ」
痛みでぼんやりした頭で、ジェニーは許しえを乞う。目の前のセーバーにか。それとも別の誰かにか。
ともかく、セーバーにここで止める気は無かった。
ジェニーが挿入の痛みに少しは慣れたかと思うと、ぐいっと腰を前後させる。
肉の棒が、ジェニーの狭い穴を行き来して、さらなる痛みをもたらした。
「ひ、ひぎいいいいぃ!!」
体内で揺れ動く硬い棒に、ジェニーの体全体が突き動かされる。
「ひぐぅ。う、動かないでぇ。いやあ。痛いんですぅ。動かないでぇ!」
ジェニーの涙ながらの絶叫も、眼帯の傭兵には届かない。
そして、不意に腰の動きを止めたかと思うと、いきなりジェニーの胎内に射精する。
何の声も出さず、前動作もなく、流し込まれる熱い精液。
「あ、あああ」
ジェニーの目が大きく見開かれる。胎内に溢れる熱くヌルッとした液体の感触に、ナニをされたか悟ったのだろう。
「いやああああああああああああぁぁぁぁぁぁーっ!!!」
絶叫が、小さな部屋に轟いた。
「ふぅ」
とりあえず最初の射精を終えると、セーバーはぬるっとペニスを抜く。肉棒が引き抜かれると、ジェニーの秘所からは、白濁液と鮮血が流れ落ちた。
「よかったぜ。ジェニー」
頭を撫でられ、そんな事で褒められても、喜ぶはずもなく。
ジェニーはベッドに顔を埋め、しくしくと泣きじゃくる。
「う、ううう。ひどいです。こんな」
「と言われてもな」
ぽりぽりと頭をかきながら、
「最初に言っただろ。これは契約だって。ジェニーも承諾しただろ」
「でも、でもぉ」
ジェニーの涙は止まらない。
「ひどいですよぉ。ナカで出すなんて」
「ほう。どうして、ナカに出しちゃ駄目なんだ?」
「だ、だって」
ジェニーは真っ正直に答える。
「あ、赤ちゃんが、出来るかもしれないじゃないですか」
「そうか。赤ん坊か」
セーバーはわざとらしく呟き、ジェニーの耳元でささやく。
「で、赤ん坊が出来たら、何て名前にする?」
セーバーの問いに、ジェニーは絶望に叩き落された。
「名前だよ名前。オレとジェニーの子供の。何て名前にする? さっきので、出来たかも知れないだろ」
尚も続くセーバーの言葉責めに、ジェニーはガクガクと震えだす。
「男の子と女の子、どっちがいい?」
「い、いや」
「子供は何人ぐらい欲しい? オレは一個小隊ぐらいがいいな」
「いやー!」
絶叫し、ジェニーは自分の股間に指を突っ込み、ナカのモノを掻き出すそうとする。
「い、いやー。妊娠なんて、産むなんてイヤー」
パニックを起こしたらしい。目が焦点を失っている。
「お、おい。やめろ」
慌てて止めに入るセーバー。
「やめろって。そんな事したら、怪我しちまうだろう」
「いやー! はなして! あなたの子供なんて、欲しくありません!」
セーバーに両手を押さえられても、ジェニーは必死に暴れる。恐慌はなかなか収まりそうもない。
「悪かった。オレが悪かった。もう言わないから」
「いやー!」
ぶんぶん暴れるジェニーは、どうにも手がつけられない。
「こら。暴れるな。しょうがないな」
セーバーはジェニーのお尻を掲げると、高く掲げ、ジェニーを四つん這いにさせる。
「な、なにを」
「ほら。今日はとことん付き合ってもらうぞ」
一回出しただけだは、セーバーはまだまだ満足していない。再び勃起したペニスを、バックから前の穴に挿入する。
「いやー! やめてー!」
バックから激しく突き立て、セーバーはジェニーのナカはしっかりと堪能する。少女のナカはぎちぎちにきつく、ペニスを充分に刺激しれくれた。
「ひぎいいいぃぃぃぃぃ!
いたい! いたいようぉ!」
泣き叫ぶジェニーに構わず、またむナカに放つ。
「いやあああああぁぁぁぁーっ!!!」
再び射精される感触に、背中を仰け反らせて絶叫するジェニー。
セーバーがペニスを引き抜いて手を離すと、ジェニーはがくっとベッドに倒れ込む。脱力して体がまともに動かない。
「ひ、ひどいです。また出すなんて」
ハァハァと荒い息を吐きつつ、ジェニーは弱々しく抗議する。
やがてジェニーの息が整う。それを待っていたかのように、セーバーは唇を奪ってベッドに倒れ込んだ。
「ん、んんー」
口で口をふさぎ、唇を触れ合わせ、舌を入れて口内をしゃぶりつくす。
一通り口を堪能すると、セーバーはようやく口を解放する。
「ハァハァ。な、なにを。きゃあっ」
ジェニーのピンクのポニーテールをつかみ上げ、無理矢理に上半身を引き起こすと、セーバーは己のペニスを顔のジェニーの前に差し出す。
「なめろ」
「い、いやです。こんな」
「なめろ!」
「きゃあ!」
怒気を含んだ声と共に、ポニーテールを引っ張られ、ジェニーは嫌々ながら、差し出された男の怒張に恐る恐る舌を伸ばす。
ちろ、ちろ、とジェニーの舌が触れる度に、セーバーのペニスは大きく固くなり、元気に復活していく。
ジェニーが逃げられないように、セーバーはしっかりと頭を抑え、ペニスを舐めるジェニーを満足気に見下ろす。
やがて。
セーバーのペニスがむくむくっと振動したかと思うと、白濁液を勢いよく発射。
「きゃっ」
白い精液が、容赦なくシスターの全身に飛びかかる。
「う、ううう」
全身をくまなく精液で汚され、ジェニーは呆然と座り込んだ。
「ほら。なにへばってる。まだまだこれからだぜ」
「い、いや。もういやーっ!」
問答無用で押し倒し、今度は胸を揉みだすセーバー。もっともジェニーのおっぱいは揉むほど大きくないが。
胸を堪能すると、また正常位で挿入。
「い、いやっ。もう出さないでぇ」
ジェニーの懇願も虚しく、また膣内射精される。
それからも延々と犯され続け、ジェニーは絶望の中で意識を失った。
「ん?」
もう何度目の絶頂と射精だろうか。
セーバーは、腕の中のジェニーが、ぐったりと気を失っているのに気付いた。
「ちっ。もう壊れたか」
正直セーバーはまだ満足していないが、これ以上はジェニーの体が持たない。
ジェニーを優しくベッドに寝かしつけ、セーバーもまた、少女の身体を抱きしめつつ眠りに就く。
「ジェニー。お前はもうオレの女だ。これからも、ずっと一緒だぜ」
セーバーの言葉に、ジェニーの眉がピクッと動く。
「お休み。ジェニー」
そして、女神にお休みのキスをしました。
その後。
ジェニーは誰もがあっと驚く相手と恋に落ちたという。
それが誰かは彼女は笑って答えようとしなかった。
オチこえーw GJ!
┐(´ー`)┌
初めてのジェニー萌え!
書き込みテスト
今日はバレンタイデー。
エロ無し小ネタを一つ。
ここはリゲル帝国のリゲル城。
城付きのシスター聖女ティータとジーク将軍(記憶喪失のあの御方)が、まったりくつろいでいます。
ティータ「はいジーク。あーんして」
ジーク「あーん。もぐもぐ」
ティータ「どう? おいしい? 私の手作りのチョコは」
ジーク「ああ、とっても美味しいよ。すまないねティータ。私が記憶喪失なばっかりに、苦労をかけて」
ティータ「それは言わない約束でしょ。今は無理しないで、少しづつ思い出していけばいいわ」
ジーク「ああ。しかし、本当の私は一体どこで何をしていたのか。もう少しで思い出せそうなんだが。
・・・うう、何かどこかの戦争で黒騎士をやっていたような」
ティータ「・・・さあジーク。今度はこの特製チョコを食べて」
ジーク「うむ。いただこう。ぱくぱく」
ティータ「ふふっ。食べたわね」
ジーク「う、これは。ぱたっ」
ティータ「それには記憶喪失を持続させる魔法薬を入れておいたの。
・・・あなたはずっと記憶喪失で、私の側にいてちょうだい。私のジーク」
なんだかなー。いつか、この二人はちゃんと書きたいものです。
そこで借金取りのやくざ登場ですねとか
そういや
出展がシャボン玉ホリデーなこと知ってて使ってるのって
どれ位いるんだろう?
268 :
名無しさん@ピンキー:05/02/15 09:08:51 ID:fRHb3ECe
ティルテュキボンヌ
どのSSもすごく良いのですがここでしか読めない外伝ものがあるのが
嬉しい限りです。千葉犬様のクレーベ×マチルダが楽しみです。
マチルダさん美人で颯爽としていて大好き。
270 :
外伝:05/02/15 23:28:04 ID:bawZ3aCC
↑に同意。
何故なら、他の方の作品を、ぱくり、もとい参考に出来るから。
>>19
むた様の外伝モノも楽しみに待ってます。
もちろん他の皆様も。
遅らばせながら、感想を頂戴した方、読んでくれた方、ありがとうございます。感謝感謝。
スレを自分一人でいっぱい使ってごめんなさい。
そりゃそうと、最新50が外伝でいっぱいな罠。
十年以上前のリメイクもされない作品を、これからも書き続けます。
ええ、全キャラ制覇するまで。
最近のしか知らないんだけどヱロイよ。
やっぱり号館京はいいですのぅ。趣味が愛そうだぜ。
聖戦関係、フィンティルで盛り上がっているところ
話の腰を大いに揉みますがしばらくご容赦くださいませ。
先日、フィンとアルテナでお目汚し仕ったものです。
このほど、↑の続編が出来上がりましたので
投下に参りました。
(いや、前作投下時に「逆視点」って言われたのについ食指が動いて)
前作と俺ワールドを引き継いでいるので、
・フィン、アルテナがあまり好きではない方
・逆に好き好きでエロなんて考えられないって方
・俺の嫁、私の婿と思っておられる方
・フィンがすでに妻帯している、と言う前提に納得でない方
・ハッピーエンドをご期待の方
には、お勧めできない要素が含まれています。ご注意ください。
エロはぬるめではありますが、この投下を閲覧したことで
発生した身体的・肉体的・社会的ダメージに関しては
自己責任でお願いします。
投下が終わったら、速やかに名無しに戻らせていただきます。
Paradise Lost
かつて、悲しい伝説によって南北が分断されたトラキア半島は、いまは一つに統合され、
半島一つがそのまま、「新トラキア王国」と称されるようになっている。
マンスター地方と呼ばれる半島の北部は、かつてこの地方の領袖であったレンスター王家が
中興して管理し、旧トラキア王国であるところの半島の南部は、若い国王リーフの姉、王女アルテナが引き受け、
統治した。アルテナが何よりそれを望み、トラキアの民も、派遣された指導者よりはと、アルテナの支配を歓迎した。
足並みをそろえて進む復興の道。いずれ、赤土ばかり目立つトラキアの土にも、優しい花が咲き始めるだろう。
統合されたとはいえ旧トラキア王国だった地域はアルテナの支配下にあるわけだから、
称号を王女とは言いながら、彼女は新トラキア王国の女王といっても差し支えない待遇を受けた。
リーフと同じ高さにたつことを許されているのである。リーフは王冠を戴くが、アルテナは神器ゲイボルグを持ち
玉座に座る。その荘厳なたたずまいは、まさに聖女ノヴァの再来と讃えられた。
国王の執務室。リーフは、その言葉にため息をついた。
「…行くんだね」
「はい」
机をはさんで直立不動の姿勢を崩さず、フィンは淡々と答える。いたずらそうな目をして、
いまさらのようにリーフが尋ねる。
「イード砂漠って、何があったっけ」
「運がよければ、何らかの手がかりが見つかることでしょう。いえ、なんとしてでも探し出して、
そのときにいなかった自分をしかってもらうつもりで」
自分でそう決めたのだ、たとえリーフであっても邪魔されたくないという気持ちであった。
たとえばそれが、自らに一抹の忸怩たるものを感じさせる内容だとしても。
リーフは、全部わかった顔をして、手に持っていた書類に、改めて目を落とした。
「お前がそこまで言うなら、僕はもう止めないよ。そのつもりで、仕事を全部整理してきたんだろ?」
「はい」
「なら、お前が納得できるまで、砂漠でもどこでも探してくるといいよ」
「ありがとうございます」
最後に背中が見えるほど頭を下げ、退出しようときびすを返したフィンに、リーフが声をかけた。
「フィン、姉上にも挨拶は忘れないでくれよ。黙っていったら、きっと姉上はお前を追って一
緒に出て行ってしまわれそうだからな」
アルテナがいわゆる解放軍に加わった時、行く先の不安に震ええていたのをフィンが慰めた、
そうして結ばれた二人の縁は、本人たちが全くそぶりを見せないのも手伝って、誰にも知られずに
続いていた。
さすがに、リーフには話さないわけにはいかなかったから説明をしたが、彼はいやな顔などせず、
むしろ喜んだ。
「お前が兄上になるのか? それも面白そうだ」
せっかくレンスターに戻った姉と、再び縁談で離れ離れになるよりは、フィンがアルテナを支え続ける
ほうがそれぞれのためになると思っているのかもしれない。
しかし、フィンは過去に恋人との間に子供をもうけたことがあり、さらにはレンスターから追われ、
半島を流浪している間、形式的な家族すら持っていたという経緯がある。もっぱら後者の事情が人の
よく知るところとなり、説明しなければ、ナンナも本気で彼の娘と思われ続けていただろう。
アルテナは、その辺の事情をよくわかっているようだった。
「私はいいのです。
夢の中に思い出すほど、焦がれていたあなたとこんな時間が過ごせるだけで…
ただ…」
「何でしょう」
ふっかりとした羽根布団の中で、そう口ごもったアルテナの体を背中から抱きしめてみる。
「普通の世間では許されないこと、これがわかったら、あなたも私も大層人望を失うかもしれません
…それが怖い…
いえ、私は良いのです。きっとあなたの傷になること、それが悔しくて」
初めてすごした夜以来、アルテナは今を盛りと咲き誇る花のようにあでやかな肢体に艶を増していた。
飲み込まれそうな優雅さにそれが重なって、生まれながらの王女という言葉がよく似合う。
「奥様も、私を許さないでしょう」
「私のことはどうぞ、お気になさらずに」
「いけません、心配させてください。あなたは何もかもを自分の中にしまいすぎています」
アルテナが向き直った。すがるような目が、フィンの瞳を見つめる。気高さ故に、そのしぐさがいじましい。
「今日も、何か言うことがあって、ここに来たのでしょう」
起き上がり、夜の衣装を着なおし、暖炉に近い椅子に座り、隣の椅子をすすめられる。フィンはためわらず座った。
「さあ、何があるのですか?」
改めて問われて、フィンは言葉を探しながら、旅をすることを説明した。
「…父上か、母上か、何かの手がかりがみつかりますか?」
「それができればと、思っています」
「奥様のことも、探しにゆくのでしょう?」
暖炉の火がアルテナの頬を明るくそめた。
「妻をですか」
フィンはそう返していた。まさかアルテナの口から今そのことが出るとは思ってはいなかった。
いわれるまで、妻のことなど忘れてさえいた。
「まあ、いつまでも離れ離れでいるつもりでいたのですか、あなたは」
鳩が豆鉄砲を食らった顔のフィンを、アルテナはくすくす、と笑っていた。
「あなたがそれを言い出すのを待っていたのですが、結局出てこないので言ってしまいました」
「アルテナ様、妻とはいえ、他の女性のことを、ここでずけずけといえるほど、私は朴念仁では
ありません」
「そうだったかしら、あなたはこの寝台の上で、母のことを何から何まで話してくれました」
アルテナはうふ、と笑って、夜の闇に完全に閉ざされた窓の外を見た。長いこと見た。
「フィン殿」
「何でしょう」
「出立は早いのですか?」
その言葉を出すために、長い時間、彼女の心の中では何か葛藤があったのだ。ここで出立が
一両日の後に迫っているなど、とても言えたものではなかった。
「急ぐのですね」
アルテナがぽつんと言った。フィンの沈黙の裏を、彼女はほぼ的確に言い当てた。
「ひょっとしたら、わざと急いでいるのかもしれませんね」
「アルテナ様?」
フィンの胸の中がざわりとうごいた。アルテナがそういう理由を、彼も十分に知っていた。
「…もしかしなくても、今夜が最後なのですね。
いつ帰る旅かは知りませんが、あなたが帰ってくる頃には、私はゲイボルグを次代に受け継ぐために
結婚をさせられ、子供の一人もあるかもしれません」
フィンはがっくりと首を落とした。廷臣の何人かからそういう話があるのも知っている。そして別の何人かは、
フィンを伴侶とさせることにやぶさかでない動きである。過去の二回の「結婚生活」も、正式なものでないから、
アルテナの傷になることはないと。リーフは、あえてそれに何も言わなかったが、実際のところは、
繰り返すまでもない。
「…陛下のご意向は、大変ありがたく。できればこの旅も延期して、周囲を安心させてからにせよと、
苦言を承りもしました。
ですが、私は」
「わかってます。リーフも無理を言うものですね」
フィンは深く首を投げ出した。自分をアルテナに配そうというリーフの配慮は、心から嬉しかった。
三人が深くかかわりあうことができれば、国の発展にかつてない勢いがつくだろう、それもわかった。
しかし、それを投げ出しても、彼には旅に出なければならない理由があったのだ。
フィンは、その理由を言い出したくなるのをぐっと飲み組んだ。
「申し訳、ありません」
図らずも、フィンの声が涙がちになってゆく。アルテナは、気を使ってくれているのか、
振り向かなかった。栗色の髪がすこし傾げてさらりと艶めいたのは、笑っているのだろうか。
「謝らなくていいのですよ。あなたが目覚めさせてくれた私の女の勘が言わせるのですもの。
あなたの旅には、もっと、もっと深い、私が触れていけないものがあると」
「アルテナ様」
アルテナの言葉はさりげなく、フィンの胸をえぐった。涙の引いた顔を上げると、
アルテナは窓を背にして、夜の衣装をはらりと脱ぎ落としたところだった。彫刻のようにすらりとした肢体に、
丸く、上を向いた乳房がかわいらしく並んでいる。露にされた体毛にも、淫靡さはまったくなく、健やかに、
彼女の秘められる場所を覆っていた。十数分前は、むさぼるようにその肌に触れていたのに、
それが恥ずかしくなるほどの神々しさだった。
「フィン殿…私は、あなたを忘れません」
「お寒いでしょう、こちらに」
立ち上がり、差し出されたフィンの手をすりぬけ、アルテナは彼の首に手を回した。
フィンは、背中とひざ裏に手を回し抱え上げ、裸のアルテナをそっと寝台に下ろした。
どちらから求めるでもなく、唇を絡める。彼女の栗色の髪が視界に広がって、穏やかな闇を作った。
「私があなたから教えてもらったものは、勘だけではないのよ。
試してよいかしら?」
その闇の中、小さくアルテナがたずねた。
「は?」
フィンは怪訝な声を上げた。特別な何かを、ことさらに教えた記憶はなかった。彼が教えたと自覚するならば、
それはすべて、過去に妻との生活であった普通の情事のはずだと思ったからだ。アルテナは、フィンの傍らに
かがみこみ、中途半端に力が入っているフィンを手に取った。
「アルテナ様、それは、あなた様がなさるようなことでは」
それに唇を寄せようとしているアルテナを腹越しに見て、フィンは思わず声を上げた。が、
「!」
アルテナはかまわず口を開き、その先端を含んだ。そうされてから、初めてフィンは、そういう方法もあると
閨語りにしたことを思い出した。
「ん…」
アルテナの喉がなる。大きな飴玉をなめるように膨らんだ先端を舌がなめてゆくのを感じる。図らずも、
フィンの足の指が開いた。
「お、おやめください、こういうことは未来のご夫君にこそなさることで」
といっては見るものの、情けないぐらいに体は正直に反応してしまう。
「私のは同じようにするのですもの、不公平だわ」
アルテナがわずかに口を離して、そう憎まれ口をきく。フィンはアルテナの足を取り、ひょいと持ち上げると、
アルテナの体を完全に乗せてしまった。アルテナの、慎ましやかに体毛に隠されていた秘密の部分は、
やや興奮しているように見えた。やわらかいヒダが少し口をあけ、指先で触ると、くにゅりと何も抵抗もなく、
奥の粘膜に触れることができた。
「ぅん」
フィンを口に含んだままで、アルテナが悩ましい鼻声を上げた。ゆらりと腰を搖る。
フィンは、アルテナの丸い尻を口元に引き寄せ、物欲しそうに口を広げ始めた秘めやかなヒダを
指で押し開き、その中を吸った。
「うく…ぅん」
アルテナが困ったようなあえぎ声を上げる。口を離し、
「…だよ、そんなのなしよ…、いけないわ、私がしているのに」
と言った。しかし、フィンは構わず舌を滑らせる。天地が逆になったアルテナの秘密の花園にある
つぼみは、すでに咲きほころびそうなほどに膨らんでいた。それを指でさする。
「あぁ」
アルテナは背を反らした、しかし、フィンの体に覆いかぶさる体勢では、反るというより、さらにフィンに
自らの秘所をすり付けるような形になった。
「だめです、フィンどの…最後なのに…」
アルテナが振り返って、少し恨めしそうな声を出した。かっちりとした王女の顔が、だんだんほぐれて、
年相応になってゆくのは、いかに朴念仁のフィンでも悪い気はしない。
「では、最後までなされますか?」
「…頑張ってみるわ。やり方を、教えてね」
アルテナは真面目な顔をして、邪魔な髪を耳に挟んだ。そして、もう一度、フィンを口に含む。
自分の方を向いたので、アルテナのぽってりとした唇に納まってゆくのがよく見えた。
「もう少し、奥まで」
の声に、さらに奥間でおさめる。亀頭に口蓋の複雑な突起がこすりつき、脈打つように血が下半身に結集してゆく。
「舌で挟むように上下してみましょうか」
「…ん」
アルテナの頭が、ゆっくりと上下する。亀頭が狭い空間に押し込まれる感覚が背筋を駈け上がり、
声を上げまいとすると、自然に力が入る。フィンの体が時折震えるのを、彼女も感じ取っているらしい。
角度や方向をかえ、全体に舌をはわせた。
「お上手です…そのまま…っ」
口に入らない部分は手が握りしめている。アルテナが、口を離した。
「先の方が、硬くなってきたわ」
そして、また唇でゆっくりと噛む。亀頭を吸い込むようにされた時、射精の衝撃がフィンの全身にはしった。
「!」
「んんっ」
アルテナも、口の中に何か飛び込んできたのがわかったらしい、反射的に唇を放していた。
「あ…」
半開きにした唇から、とろりと白いものがおちた。名残の一滴が、フィンの方にも力なく伝い残る。
アルテナは、唇の違和感をシーツでさっと拭い、口の中に残ったものは、子供が苦い薬を
飲むような顔を一瞬して、飲み込んでしまった。
「あまり、おいしいものではありませんね」
フィンは、アルテナの好奇心に少し気圧されていたが、真面目故に、知らないものを学習しようと
しているのだと思った。こらえられず苦笑いしているフィンを、アルテナはすこしけげんそうな顔をして見ている。
その彼女に軽く接吻し、
「少し、お口をすすがれた方がよろしいですよ。長く口に残る味ですから」
と言った。
暖炉の中で、薪のはぜるぱちん、とした音が、小さく耳の中に聞えた。
侍女が足していったものだろうか。アルテナの寝台は、冷気を避けるため、さらに衝立が回されている。
アルテナ以外の人の気配があった所で
「お姫様は、夜遅くまでお忙しいこと」
ぐらいにしか思わないだろう、仮に真実を知っていたとしても、それは吹聴していいことではない。
指をかるく噛んで、声をこらえていたのは、アルテナははたして、時折この部屋に入ってくるそういう存在を
知っているようだった。
その指を口からはなして、
「はあ…あ」
となまめいた声が上がるのは、いよいよ自分の中に駆け巡るこの快楽に理性を抑えて没頭しようとする
合図のようだった。暖められた部屋の空気か、それとも自らのうちに燃える火のせいか、その体は春の花の
ように紅潮していた。
「だめ…もっと」
アルテナが、息を弾ませながら言う。愛撫の頃合いを見計らい、フィンが彼女のひざを開こうとしたときだった。
「あなたを覚えていたいの。…もっと、私に触れて」
腕でフィンの首をひき、蜜のような唇を与えながら、耳打ちするような細い声で言った。フィンはそれに、
何の返事もしなかった。唇をそのまま、鎖骨に押し当てた。手を背中に回し、片足をアルテナの脚の間
に割りいれる。乳房を揉みしだき、薄くかげる乳輪を甘噛みしながら、ひざを強く押し付けた。
秘めやかな谷間は、それだけでたやすく開き、ぬちりと潤いをあふれさせた。
「はぁ…っ」
アルテナが声を上げる。腰があがり、秘められた谷間の敏感なヒダを、フィンのひざにこすりつけた。
これまでなら、すでに体をひとつにして、お互いの体中の熱さを確かめている時間なのだ。
いじましいことを言って、少しでも、自分との時間を長く持ちたいのだと、フィンはされるままにしていた。
当然、絡めているアルテナの足の片方にも、いつでも彼女を貫ける槍が構えられているのは感じられているはずだった。
「ぁ、はぅ…ぅ…」
吐く息にまぎれそうな喘ぎが、小さく聞こえてくる。アルテナは、さらに大胆になり、腰を揺らしはじめていた。
「はぁっ…はぁっ…は、あ、ああ…」
彼女の顔に、濃い紅が走る。体勢が崩れないように絡めた手の指が、じわじわとフィンの体にくいこんでゆく。
そう遠くない前、彼にさしつかぬかれての絶頂をはじめて迎えたアルテナも、顔を朱に輝かせたのだ。
恥ずかしいと、身をちぢ込ませるアルテナが、不遜にもかわいらしかった。
「ん…」
アルテナが絶頂の前触れを感じ、身を硬くした。その一瞬を逃さず、フィンはアルテナのひざの間に割り入り、
ほころんだ花びらの中に、根元までその身を深く沈ませた。
「あああぁぁっ」
あられない高い声が、十分に彼女が上り詰めたことを教えていた。体は脱力をはじめても、奥への入り口は、
すでに侵入を終えたフィンの分身をぴくりぴくりと吸い込むようにうごめく。
「…あ…」
「おかわいらしゅうございましたよ」
フィンが世辞ともつかずそういうと、アルテナは、やはり紅の残った顔で
「…知りません」
彼の視線をことさらによけた。
「…こんな格好、はじめてよ」
つながったまま、上下を返され、フィンの上にまたがるような体勢にされたアルテナは、身をくっと伸ばして、
彼の顔を覗き込むようにした。大柄なわけではないが、決して小柄というわけではないアルテナの自重で、
二人の間には隙間もない。フィンは彼女の柔らかい尻を抱え、寝台のばねを助けにして下から突きあげる。
「あぁ」
アルテナが、眉根をよせ、悩ましげな声を出した。あるいは突き上げて、あるいはねじ込む。フィンの先端には、
アルテナの奥底のこりこりとした感触が敏感につたわってきた。
「すごい、奥が…奥がこんなに気持ちいいなんて…」
アルテナの瞳が、陶然と潤む。一度静まった火が燃え立つのに、時間はかからなかった。
「…はぁっ…」
獣のように放出してしまいそうになる衝動を何とか抑えたフィンのため息に、アルテナがなまめいた
声で返した。その腰は、すでに次の衝動を誘うように動き始めている。
「フィン殿…もっと、もっと奥に…」
一度抑えた射精の衝動は、もう一度抑えようとしてなかなか収まるものではない。フィンは身を起こし、
アルテナの身を抱いた。指が食い込むほど、アルテナの尻をつかみ、彼女の望む奥に執拗な突きを繰り返す。
「あぁ…そう、それが、いいの…」
アルテナは、フィンの肩を支えに腕を伸ばし、フィンの動きを貪欲にむさぼる。二人の体毛が、アルテナから
あふれ出した潤いでぬれそぼり、複雑に絡む。
やがてフィンが、アルテナの体を引き寄せた。肩から押さえつけるように、奥深くでこすりあう。アルテナが、
その腕の力に応えるように、脚をフィンに絡ませた。
「ふぁ、あ、ぁあ」
アルテナが、目じりから涙をぽつりをおとした。ばくん、と心臓が踊るような鈍い衝撃があって、二人の荒い
息だけが響く寝台に、焼くような熱さが、アルテナの花びらからぽとりと名残惜しそうに落ちた。
「フィンを見送らなかったそうですね、姉上?」
フィンが旅だった日、リーフがアルテナにそうたずねた。アルテナは、
「見送るぐらいなら、一緒に行きます」
と応えた。そのうち、廷臣がひとりリーフに近づき、わずかな耳打ちがあり、彼は姉に改まった。
「来たようですよ。
…お会いになるんですね」
「ええ」
怪訝な顔を崩さないリーフの横で、アルテナは実に落ち着いていた。やがて入ってきた、小洒落た
風体の若い名士の顔をみて、アルテナは、ふうっと、目を細めた。
アルテナは、廷臣から推薦された名士を、何の抵抗もなく伴侶とすることを決めた。華燭の典は盛大であり、
まもなく告げられた彼女が懐妊したという知らせは、新トラキア王国のますますの隆盛を予感させるに十分な
ものであったといわれる。
はたして、彼女から生まれた子供は、地槍ノヴァの正当な後継者となった。アルテナはこの子供を、後に
生まれた弟妹を差し置いて鍾愛し、旅から帰還したフィンに、騎士、そして継承者としての養育するよう
ゆだねたらしい。
この、何かにせかされたような彼女の結婚は、アルテナが家臣と濃厚な関係におちいったがための
予定外の懐妊を隠蔽するために仕組まれたものではないかと、後世の好事家にはうがつ者もあるが、
歴史となってしまえば、真実はすべて、闇の中である。
をはり。
投下完了しました。
エロ少なくてすみませんorz
しかも今回改行がうまくいきませんでした。読みにくくてごめんなさい。
フィンからみたフィン×アルテナ…逆視点じゃぜんぜんないじゃないか
という突っ込みや、誤字脱字誤変換等、凡ミスは生暖かくスルーして
くださると幸いです。
また何かあったら書きに来ます。
伝家の宝刀、抜けるといいな。
あ、余談になりますが、
FEにはあるまじきマターリプレイをしてしまうタチなので、
うちではかなりの高確率で「追・祈・カ」になっちまいました。
天国に一番近いアーサー(orファバル)、できる方が激しくうらやましかったです。
では名無しに戻ります。
をはり…
をはり…
まあいいけど。
お疲れ様でした、ごちそうさまでした。
自分好みの話でとてもよかったです!!
キタ―――(゚∀゚)―――!!
萌えました!!
フィン×アルテナ(・∀・)イイ!!GJ!
アルテナって尽くすタイプだな
>273-284
『タネまきフィンとオレ物語』w
寒い冗談はさておきGJ!!ごちそうさまでした
一生懸命尽くしながら、悦楽を貪欲に貪る女の子は最高だと思いまつ
つぼの なかにいる 人、乙です。
後半フィンは嫁が出来ない設定なので
無理やりデータいじってくっつけたのを思い出したよ…。
王立恥丘防衛軍(1)
邪悪な者たちが滅び、ここマギ・ヴァル大陸にも平和が訪れた・・・
苦しい戦い・・・何とか皆、無事に生還はできたが、生き残ったものは皆、傷つき、疲れ果てていた。
その重く苦しい身体を引きずりながら、一人、また一人と故郷へ帰ってゆく・・・
新しい祖国の復興と繁栄を目指して・・・
しかし、クーガーはなぜか故郷には戻らなかった。
今、彼が居を置いているのは、フレリア王国。彼のいたグラド帝国とは正反対の、北方の地。
彼はターナ王女のつてで、この国に騎士として勤めることになった。それも、ターナの側近として。
それから月日は流れ・・・
王立恥丘防衛軍(2)
「やあ、ゼト。」
クーガーは久しぶりに旧友と再会した。彼の名はゼト。隣国ルネスの誇る、真銀の聖騎士。
「久しぶりだな。息災にしていたか?」
ゼトもかつての旧友に会うのは楽しみだったようで、いつもの厳しい顔とは違い、にこやかな顔になっている。
「ああ。君のほうは?」
「私も何とか健康にやってるよ。」
「そうか。それならよかった。」
このあと、二人はしばらく雑談に興じた。特に、クーガーのほうが、ゼトにいろいろ質問している。
姫のお付きの騎士としては、ゼトのほうがキャリアはずっと上なのである。それゆえに、姫の機嫌を損ねないような
振る舞いや、騎士のたしなみ、さらには姫のご機嫌の取り方など、聞くことは多かった。
そして、クーガーはある一つの質問を切り出した。
「なあ、ゼト。実は・・・・・・」
「どうした?君が口篭るとは、珍しいじゃないか。」
クーガーの口調から察するに、どうも言いにくい内容のようである。
それでも何とか、クーガーは切り出した。
王立恥丘防衛軍(3)
「実は、その・・・姫君の・・・性欲についてなんだが・・・」
「性欲?」
ゼトは驚いた。あのまじめなクーガーの口から出る言葉とは、とても思えなかったからだ。
「ああ・・・実は、毎晩俺は姫の部屋の外で見張りをしているのだが、時折、部屋の中から聞こえるのだ・・・。
その、じ、自慰の声とかがな・・・」
クーガーの顔が赤くなる。まじめな彼にとって、こういうことは経験が少なかったのか、どうもうまく喋れないようだ。
「自慰・・・・・・。」
「ゼト、君のところの姫君はどうだ?やっぱり、俺のとこと同じか?」
実はこの時点ではターナ姫も、エイリーク姫も、まだ独身であった。それで、同じように王宮の一室で暮らしているのだが・・・
ゼトは腕を組んでうつむいた。そして、ゆっくりと切り出した。
「エイリーク様は・・・・・・自慰などなさらない。」
「な、何?」
クーガーが驚くのも無理はない。二人とも、王族の大事な姫なのだ。おいそれと外に出してもらえるわけもなく、王宮で悶々とした生活をしている・・・
少なくともクーガーはそう思っている。
「し、信じられん・・・どういうことだ?」
「なぜなら・・・私が側に控えているからだ。」
「な・・・!?」
「姫の性欲を処理するのも、私の・・・騎士の仕事なのだ。」
クーガーはゼトのこの答えにあっけに取られている・・・・・・。
「クーガー、君も、試してみたらどうかな?」
「わ、わかった・・・・・・。」
王立恥丘防衛軍(4)
そしてクーガーはルネスを去り、フレリア王国へと戻った。
そして、またいつものように、ターナ姫のお付きの騎士としての一日が始まる・・・
そして、その夜・・・
部屋の中は比較的静かだった。クーガーはいつものようにドアの外に控えている。
女の子のプライベートの空間・・・お付きの騎士であっても、それを侵すことは許されるものではない。
クーガーはじっと見張りを続けていた。やがて・・・
いつものように、部屋の中から姫の声がする・・・
「あ・・・あああ・・・ああ・・・んん・・・んああ・・・」
ターナの甲高い声が、しっとりとした潤いを帯びて、部屋の中から聞こえる・・・。
「姫・・・またか・・・」
しかしクーガーはゼトの言葉を思いだしていた。
(姫の性欲を処理するのも、騎士の仕事)
クーガーは無言でうなずいた。そして、身を翻して、ドアをバタンと勢いよく開いた。
「!!!」
一瞬、二人の目が合った。ベッドの奥で、股間をM字に開いて、指でいじくっていた・・・。
その指は、第2関節の辺りまで、その中に入っている・・・
あまりの驚きに、ターナは声も出ない。しきりに口をぱくぱく動かしている。
(まずい!騒がれる!)
クーガーは直感した。じっとしてたら、大声で騒がれてしまう。軍人としての危機感が、とっさにクーガーを
次の行動に移らせた。
クーガーはターナに一気に近寄ると、いきなり唇を自分の唇で塞ぐ・・・
瞬時に、女の子の甘酸っぱい香りが、クーガーの口の中に広がる・・・
王立恥丘防衛軍(5)
「な・・・何をするの!」
ようやく唇が外れると、ターナは途端に叫ぶ。
「姫・・・俺が、姫の性欲を処理して差し上げる!」
「や・・・やめて!」
とっさに四つんばいになって逃れようとするターナ。しかし、クーガーは姫の細くくびれた腰を掴んで
自分のほうへと引き寄せる。
「いや・・・!離して・・・!!!」
腰を押さえられると、今度は両足で何とか蹴って逃れようとする・・・。しかし、彼女の両足はそのままクーガーに捕らえられた。
クーガーは彼女の両足首を持って仰向けに反転させると、その両足を左右に大きく広げた・・・。
「いやあっ!」
「姫・・・今後、姫の性欲は・・・俺が処理します・・・!」
そう言うと、クーガーはその広げられた股間に口をつけて、秘裂を吸い始めた・・・
「・・・いや・・・いやあ・・・ひっく・・・」
ターナは泣きながら、クーガーにされるがままになっていた・・・
スマソ。今日はここまで(お
レイプネタキター 続き待ち
つまりゼトも似たようなマネしたとw
愛のあるゴカーン萌えー(´Д`;)
ついでにダミアン氏萌えー(ぉ
>>299 姫の方から引き入れたんじゃないか?
そして仕事だというのを忘れてひたすら腰を振るゼト……
「姫の性欲処理は騎士の務め」
モエ━━━━(;´Д`)━━━━!!
このフレーズだけで
ごはん三杯いけるー
王立恥丘防衛軍(6)
ちゅっ・・・ずるっ・・・ちゅく・・・
「いや・・・いやあ・・・」
己の股間から、いやらしい音がする・・・自分でしているときとは違う、男に犯されている音・・・
(私は、犯されている)
ターナの脳裏にそのフレーズが舞うと、彼女の股間がしきりに痒く。
「ふああ・・・あああ・・・」
その痒きが次第に全体に広がって・・・ターナはいつしか、快楽の泉に溺れていった・・・
「ああっ!あああっ!」
未だクーガーは、ターナの股間を貪るように舐めつづけている・・・
ターナはその頭をそっと撫でた。
「・・・ねえ、クーガー・・・ちょっと待って。」
「姫?」
クーガーは顔を上げた。いつしか彼女は、優しい瞳で自分を見つめている。
「あのね、クーガー、こういうことは、もっとお互いのことをよく知ってからじゃないと、いけないと思うの。」
「・・・姫?」
クーガーには彼女の言葉の意味がわからない。そのまま、ターナは言葉を続けた。
「だから、私も、もっとあなたのことを、知りたい。」
ターナはゆっくりと身体を起こした。そして、クーガーの肩に両手を置いて、そっとキスをした。
「姫・・・俺の何を・・・知らない?」
「私・・・あなたの・・・ここは・・・まだ見てないわ・・・」
自然と今度はクーガーが仰向けになる。ターナはゆっくりと、彼のズボンを下に引きずり降ろした。
「あ・・・・・・これが・・・クーガーの・・・本当の・・・姿なのね・・・」
今、彼女の目の前に、上に向かって大きくそびえ立つクーガーのシンボル・・・
ターナはそっとキスをすると、裏側の筋を、尿道に沿って上下に舐め始めた・・・
王立恥丘防衛軍(7)
れろ、れろ、れろ・・・
つ、つー・・・
「ひ・・・姫・・・あ・・・あふ・・・」
産まれて初めてのこの快感に、クーガーは思わず悲鳴を上げた。
既に、彼のシンボルの上半分は、彼女の口の中・・・・・・
「ふああ・・・姫・・・あああ・・・」
「ひ、姫・・・俺・・・もう・・・うっ!!!」
亀頭の先から、力が抜けていく感触・・・それは、クーガーの、射精の瞬間・・・
しかし、ターナの口は、その間もシンボルをくわえたまま・・・
すべて出し終わったところで、彼女はようやく口を離した。
彼女の口から白濁が漏れる・・・彼女はそっと、指でそれを口の中へと押し戻す・・・
ターナはそのまま、口を閉じた・・・そして・・・
ごくん。
「・・・えっ・・・?」
クーガーは信じられないような目つきでターナを見た。まさか、姫が、俺の白濁を・・・
やがて、ターナは口を開いた。その内部には、もはや白濁は残っていない。
「これで、少しは、あなたのことが、わかったような気がします。」
「姫・・・あなたは・・・」
ターナは再び、仰向けに寝転がった。その股間は、みずみずしく輝いている・・・
「姫・・・」
美しい・・・彼女の股体は、天が遣わした女神のように、美しい・・・
その姿は、一度萎えたクーガーのシンボルを、再び元気にさせるには充分であった。
彼女の姿を覆い隠すように、クーガーはターナの上になる。
何かを懇願するように潤う彼女の瞳・・・
その瞳に導かれ、クーガーはシンボルを、彼女の股間の上に置いた・・・
王立恥丘防衛軍(8)
「姫・・・」
しかし、クーガーが挿入しようとすると、ターナは両手で秘裂を隠してしまう。
「姫?」
不思議そうな表情をするクーガーに、ターナは答えた。
「嫌です。」
「姫?ここまできて、なぜ・・・?」
クーガーの憤りに、彼女はなおも言葉を続けた。
「愛してると言ってくれないと、嫌。」
「姫・・・・・・」
そのまま、二人は沈黙する・・・身体だけが目当てなら、即答は簡単である。
しかし、クーガーは、心底彼女を愛してしまっている。口からでまかせの、いい加減な
答えなど、できるはずもない。
だが、しばしの沈黙の後、クーガーはようやく、口を開いた。
「姫・・・愛している・・・」
「ダメです。」
「な・・・!?」
「『ターナ、愛している』と、言ってください。」
「わ・・・わかった・・・」
そして、クーガーはじっとターナの瞳を見つめた。
「・・・ターナ、愛している・・・」
「・・・・・・。」
ターナは、一瞬、にこっと微笑んだ。そして・・・
彼女の股間に添えられた両手が、次第にどけられていく・・・
そして、彼女の右手の中指と人差し指だけが、彼女の左右の陰唇を広げていた。
彼女は何も喋らない。ただ、クーガーのシンボルの動向を、じっと見つめている・・・
やがて・・・
王立恥丘防衛軍(9)
ズブブブブ・・・
ターナの秘裂に、異物が押し入れられるその瞬間、ターナは目を閉じていた・・・
「・・・ん・・・んああああ!!!」
彼女にとっても、産まれて初めての、この感触・・・
何かが、プツ、プツンとはじけるような、しかしどこか暖かいような痛み・・・
「ターナ、見て・・・」
クーガーはターナに目を開くように促した。
「あっ・・・」
クーガーのそれは、根元まで自分の中に埋まっている・・・
「私・・・クーガーを・・・」
「姫・・・・・・」
ターナは、そっとクーガーの首筋を抱き寄せた・・・
「クーガー・・・愛して・・・ください・・・」
「わかった・・・・・・」
一瞬、クーガーのシンボルが、入り口付近まで抜かれる。しかし、それはすぐに、また奥の方へと戻っていく・・・
「ふああっ!」
クーガーの茸の傘が今、ターナの中をこする・・・
(な・・・何・・・この感触・・・?)
再び、クーガーは、連続して同じ動作を繰り返した。
(こ・・・こんなの初めて・・・き、気持ちいい・・・!!!)
ターナの唇が、だらしなく開く。そして、その奥から漏れるのは、快楽の声だった・・・
「あああああっ!!!あいいいいいいいっ!!!もっとおおおおおおっ!!!」
「姫!姫〜!!!」
お互いの身体の中で、一番敏感な場所を今、こすり合わせて、二人は獣になってゆく・・・
(気持ちいい・・・)
身も心も、一つになって・・・
王立恥丘防衛軍(10)
すでに、二人の股間から伝播している快楽の波は、二人の全身にまで達していた・・・。
もはや、言葉にはならない。口をついて出てくるのは、獣のような、叫び声ばかり・・・
「あっ!ああっ!ああっ!」
「うおおっ!おおおっ!おおおおおおっ!!!」
「あああああああああああああああああああああああっっ!!!」
やがて二人は、ぐったりと脱力して、意識を失ってゆく・・・
二人の結合した股間から、勢いよく透明な液体が吹き出している・・・
その中に、所々白い粘液も混じっていた・・・。
しばらくして・・・
クーガーは再び、ゼトに会う機会があった。
「やあゼト。」
「クーガー、どうだ?あの後、調子は?」
「ああ。バッチリさ。」
今、彼の腕には、ターナがしがみついている。誰が見ても、二人は恋人同士に見える。
「よかったじゃないか。」
「ゼト、君のおかげだ。ありがとう。」
そう言ってクーガーはゼトを見た。彼の腕には、エイリークがしがみついている。こちらも、誰がどう見ても恋人同士。
「やっぱり、姫の性欲処理は、いいものだ。」
ゼトがそう言うと、すかさずエイリークが反論する。
「違います!私が、ゼトの・・・その、性欲処理を・・・してるんですっ!」
「いえいえ、私の方が、エイリーク様の・・・」
「いいえっ!私がゼトの・・・」
「いや、私が、エイリーク様の・・・」
二人の楽しい痴話喧嘩は、しばらく続いた。そして、四人は「プッ」と吹き出して、笑った。
その背後に迫る、阿修羅の如き地獄に気づかずに・・・
王立恥丘防衛軍(11)
ひゅん!
一瞬、何かが、クーガーの頬をかすめて、後ろの壁に突き立った。
見ると、それは矢である。
「なっ!だ、誰だ!」
クーガーが矢の飛んできた方向を見ると、そこにいたのは、ターナの兄・ヒーニアス王子。
全身から、凄まじい殺気を放っている・・・
さらにその後ろには、エイリークの兄・エフラム王子も控えている・・・
彼は、いつでも繰り出せるように、槍を構えていた。
「まずい!撤退するぞ!」
ゼトはエイリークを、そして、クーガーはターナを軽々と抱き上げた。
そして、一目散に逃げ出した。
「待てーっ!!!」
二人の後を、二人の王子が追いかける。
この命がけの追いかけっこは、後に国中の話題になり、その後、伝説として末永く語り継がれたといふ・・・
おしまい
やっぱりゴカーンからワカーンへのスイッチは難しいなあ・・・(汗
ダミアン氏だったから、笑える話のつもりで読んだのだが…
萌え作品キタ━━━━(Д゚(○=(゚∀゚)=○)Д゚)━━━━━!!
初登場の頃から見守ってたが、腕をあげたな。素晴らしい。
ターナにはエフラムかなと思ってたが、クーガとも好きになった。
ノーヴァ島の修道院から、バレンシア大陸のミラ神殿を目指して旅立った、セリカ御一行。
途中、傭兵セーバーを仲間にしました。シスター・ジェニーが躯を張って。
そして船に乗り、海に出ます。
立ち塞がる海賊を、殺したり殺害したり海に沈めたり。
順調な航海を続ける最中。
同じ魔導士のボーイとメイのいつもの口論が始まりました。
「ボーイのバカー!」
怒鳴り声と共に、ぱっちーんと頬を引っぱたく音。
殴られた方のボーイは、しばし呆然とほっぺたを押さえ、それから毅然と言い返す。
「なんだよ! 急に入ってきたのは、メイの方じゃないか」
「なによ! わたしが入る時に、ボーイが着替えてたのが、いけないんでしょ!」
どうやら、ボーイが着替え中に、メイが部屋に入ってしまったようです。
「漢の部屋に入る時は、ノックぐらいしてよ」
「もう! 言い訳しない。ボーイなんか嫌い。あっち行って!」
「なんだよ。メイが悪いんじゃないか」
「あっち行けー!」
メイにぽーんと放り出されるボーイ。
彼はぐぐっと拳を握りしめ、復讐を誓う。
いつもいつもメイにやり込められるボーイ。しかし口も魔法も、メイの方が上。
「くそっ。どうすれば」
悶絶するボーイ。と、後ろを通りかかったセーバーが、ぽんと肩を叩いて一言。
「犯せ」
何だか悪役みたいな助言ですが。
振り向いたボーイの瞳は、「それだ!」とばかりに輝いていました。
さっそくセーバーの助言を実行するボーイ。
「メイちゅわーん!」
メイに飛びかかるボーイですが、
「サンダー!」
の呪文で、黒焦げにされてしまいました。
「セーバーさんの嘘吐きー」
「坊やだからさ」
そんなこんなでいろいろありますが、セリカ達は海賊の砦に乗り込みます。
バレンシア大陸だけでなく、他の大陸までも荒らし回る海賊団。この海賊団を倒さねば、海に平和は戻りません。
先に上陸したバルボ他二名を援護するセリカ達。
海賊に家族を殺され、復讐に燃えるバルボ達は、ずんずんと突き進みます。
バルボ達に追いつこうと、セリカ達も必死に追いかけました。
しかし強引な進撃は、やはり無茶だったのでしょう。
激しい戦いの最中、ボーイとメイが、みんなからはぐれてしまいました。
幼さを多分に残した可愛い魔法少女のメイを、海賊達は執拗に狙います。
無論、セリカやジェニーも狙われましたが、神官セリカは自分の身は自分で守れますし、シスターのジェニーは眼帯傭兵セーバーが守っていました。
追い詰められたボーイとメイは、海賊の砦に逃げ込みます。
そこで二人を待っていたのは、悪夢のような暴力と陵辱。
ハァハァ
海賊の砦に逃げ込み、荒い息を整えるボーイとメイ。
二人とも魔法の連発で、かなりへばっていた。
しかしそうしなければ、海賊に捕まっていただろう。そして海賊に捕まれば、どうなるか・・・。
「ああ、もう。セリカ様やジェニーやセーバーさんと、はぐれるなんて」
いつも強気なメイだったが、この状況にはさすがに弱気になっているようだった。
そんないつもと違うメイを、ボーイは新鮮な眼差しでちらっと横目で見る。
魔導士の服と、ピンクの髪のツインテールはいつもと同じだが、弱気な表情にはいつものおてんばな雰囲気は無い。
うっすらと紅潮したほっぺたに、汗を流す細い脚。ハァハァと荒い息を吐く表情は、普段にはない色気を感じさせた。
「何よボーイ。イヤらしい目で見ちゃって」
ボーイの視線に気が付いて、メイが口を尖らせる。
「あ、いや」
気恥ずかしげに頭をかくボーイ。それから、しっかりとメイに告げる。
「大丈夫だよメイ。メイには僕が付いてる。
僕が必ず、メイを守るから」
ボーイの宣言に、目を丸くしてきょとんとするメイ。それからプッと吹き出す。
「な、なんだよ。笑うことないじゃないか」
「ああ、ごめん」
メイは小さく手を振って、
「それじゃボーイ。頼りにしてるからね。
しっかりわたしを守ってよ」
素直に自分を頼るメイに、今度はボーイがきょとんとする番だった。
だがすぐに、決意と決心に表情を引き締める。
「うん。メイは僕が守る。絶対に」
固く誓うボーイ。
「じゃあ、とりあえず、セリカ様たちと合流しよう」
「そうね。みんな、心配してるでしょうね」
息も整い、再び外に出ようとする魔導士の少年少女。
そこには、海賊の大群が待ち構えていた。
「へへ。やっと出てきたぜ」「ガキはどうでもいいが、女の子は殺すなよ」
海賊の砦から出て来たボーイとメイを、海賊の一団が取り囲む。
「ファイアー!」
「サンダー!」
それでも二人は残った体力で魔法を繰り出す。
しかし抵抗もそれまでだった。
魔法から逃れた海賊達が、あっという間に二人に襲い掛かる。
「きゃー!」
「やめろー!」
メイの悲鳴に、ボーイは身を盾にして海賊に立ち塞がる。
メイは僕が守る! そう約束したんだ!
悲壮な決意で海賊に素手で挑むボーイ。
しかし斧の一撃で、あっさりと気絶する。
(メイ・・・。逃げて・・・)
気を失う直前にボーイが見たのは、海賊に取り囲まれるメイの姿だった。
「ボーイ!」
倒れるボーイの姿に、メイはさっと蒼くなる。
「やめて! ボーイに酷い事しないで!」
メイの懇願に、海賊達はニヤニヤと笑い出す。
「そいつは、お嬢ちゃん次第だな」「ああ。大人しくしてれば、ガキには手は出さないぜ」
気を失ったボーイに斧を突きつけ、海賊がメイに言う。
「分かったわ。あなた達に従う。だから、ボーイには手を出さないで」
「へへ。そうこなくっちゃ」
大人しくなったメイを荒縄で縛りつけ、海賊は砦へと入っていく。
さらに気絶したボーイも、担ぎ上げて一緒に連れて行った。
(セリカ様。みんな)
海賊達に連れて行かれながら、メイは仲間達が助けに来る事を信じていた。そうでなければ、易々と捕まる訳がない。
その頃。セリカ達は、未だ海賊の大軍と戦い続けていた。
海賊の砦を制圧するのは、まだまだ時間が掛かりそうだった。
大勢の海賊に囲まれ、薄暗い部屋に連れていかれるメイ。逃げ出そうにも、荒縄で縛られ、気絶したボーイを人質に取られ、どうにもならない。
連れ込まれた部屋では、先に一人の少女が囚われていた。
「ひ、ひどい・・・」
鎖で繋がれた、赤い髪のショートヘアの少女を見て、メイは言葉を失う。
その裸体には白濁液をびっしりとかけられ、股間からは血と精液が溢れている。表情は虚ろで放心状態で横たわっていた。
「な、なんてことを・・・」
呆然と呟くメイ。赤毛の少女がナニをされたのか、想像したくもなかった。
「へへ。他人の心配してる場合じゃないぜ」「ああ。お嬢ちゃんもすぐにこうなるんだからな」
海賊達の下卑た笑いに、メイはぐっと言葉に詰まる。だがすぐに怒鳴り散らしてやった。
「だ、誰が、あんたたちの思い通りになるもんですか!」
「ほう。まだまだ元気じゃないか」「だが、今のうちだぜ」
「ああ。この娘も、さらった時は、『姉様、姉様』ってうるさかったが、すぐに大人しくなったぜ」
メイを囲み、うっすらと笑う海賊達。そこに、新たな海賊がやって来る。
「おい、お前達。この異国の娘は、ギース様に献上するぞ。さっさと船に連れて行きな」
「へーい」
幹部らしい男に言われ、海賊達は、赤毛の少女を外に連れ出す。
少女の名はエスト。アカネイア大陸の、ペガサスナイト三姉妹の末っ子だった。
海賊に拉致されたエストは、この後、砂漠の盗賊王ギースに献上され、長い監禁奴隷生活を強いられる。
エストの二人の姉、パオラとカチュアがセリカ軍に加わり、エストを救出するのは、ずっとずっと後の事である。
海賊に拉致されて犯され、盗賊に奴隷調教を受けるエスト。それはまた別の話である。
エストが繋がれていた鎖に、今度はメイが繋がれる。体を縛っていた荒縄は外されたが、依然自由を奪われている事に、変わりは無い。
「くうぅ」
両手を床下ぎりぎりの鎖に繋がれ、自然にうつ伏せで横に寝かされたメイは、それでも海賊達をぎりりっと睨みつけた。
一方、海賊も血走った目でメイを凝視する。
まだまだ幼さを残した、魔法少女のメイ。ピンクの髪のツインテールが、さらに幼さを強調している。
「へへ。たまらないぜ」
辛抱たまらず、海賊の一人がメイに覆い被さろうとした、その時。
「やめろー!」
いきなり、気絶から目覚めたボーイが、海賊に後ろから掴みかかる。
「メイに、手を出すなあぁーっ!」
海賊達に果敢に挑むボーイ。しかしすぐさま取り押さえられ、メイを縛っていた荒縄で縛られる。
「そこで大人しく見てな」「この娘が、犯されるとこをな」
ボーイをメイの前で押さえつけると、海賊は見せつけるように、メイの服に手をかけ、一気に引き裂く。
メイの白い肌が、海賊の好奇の視線にさらされた。
「いやあああああああぁぁぁぁぁーっ!」
「やめろおおおおおおぉぉぉぉぉーっ!」
メイの悲鳴と、ボーイの絶叫が、重なって響き渡る。
仲の良いケンカ友達のボーイとメイ。お互いを憎からず想い合っていた。
メイを目の前で辱められ、絶叫するボーイ。
ボーイの目の前で辱められ、涙するメイ。
二人の地獄が始まる。
316 :
外伝:05/02/22 01:09:22 ID:jnE6zmSi
えーと。ごめん。
エロ本番の続きは明日。またかよ!
しかし、ひどい内容だな・・・。ふふふ。
誤字脱字は見逃して。
顔見せで出しましたが、外伝には、パオラ、カチュア、エストの三姉妹も登場します。
エストはもう、海賊に拉致されて盗賊王に献上されて監禁奴隷生活というゲーム設定を、そのまま書きます。
ゲームでそうなってんだから仕方ないじゃん!
問題は、パオラとカチュアをどうするか。
楽しみにしとくw
こんばんは。
ダミアン氏のクーガー×ターナも、外伝氏の陵辱SSも堪能させていただきました。
っていうか、陵辱、ボーイ×メイでくるかと思ってたらそう来ましたか。鬼だー。
ええと、外伝が続いて申し訳ないのですが、投下させていただきます。
ディーン×ソニアです。
・外伝やった人ならご存知でしょうが無茶苦茶捏造です。
とりあえず同時に仲間になるとか、そういう類の捏造ではないのですが
ソニアの過去やらディーンの因縁やら、超自分設定です。
・触手描写があります。多分、好きな方にとってはぬるいとは思うのですが
嫌いな方もいるかと思いますので書いておきます。
以上が駄目な方はさっくり飛ばしてください。
319 :
紅の痕:05/02/22 03:06:21 ID:cbGizW9I
強い潮風が、時が動き出したこのソフィアの港町に吹き付ける。
港へと向かう人々を寄せ付けまいとするかのような、強い向かい風。
だが、皆、それをものともせずに、船乗り場を目指し進んでいく。
皆一様に、夜逃げでもするかの如く大きな荷物を担いでいる。だが、その顔は心なしか明るい。
ここに集まっている全員が望んでいたのだ。この荒れ果てた大陸を後にして、新天地へと旅立つ事を。
寂れきっていたこの港町が、こんな風に活気付くのは本当に久方ぶりの事だった。
ソフィアは北の軍事大国リゲルに攻め込まれ、国土をいい様に蹂躙されて久しい。
頼みの綱の女神ミラは、封印されてしまっている。そこへきて、ドゼーの国王暗殺事件である。
最早ソフィアに女神の加護は無い。そう考えて、バレンシア大陸から逃げようとした者も少なくは無かった。
そういった者達がこの港に殺到し、一時は路地の隅まで人が溢れる程だった。
だが、船は出航しなかった。いや、出来なかった、という方が正しい。
何故ならば――このソフィア近海には『鮫』がいたからだ。
貪欲なまでに全てを食らい尽くす『鮫』。ダッハ率いる、悪名高き海賊団である。
彼らは船と名のつくものが通れば、見境無く食らいつき、全てを奪った
――荷は勿論の事、若い女や、子供までと容赦無い。
この『飢えた鮫』の餌食になったものは数知れなかった。
もう一年半程の間、近海を行き来する船は絶えて久しかった。
噂を知らない外海からの船がたまに迷い込んでくる位である。
そして、この時のソフィアも例外ではなかった。
船はあっても、それを出そうと言う男気のある船主はいない。人々は行き場を失った。
殆どの者は故郷へ帰ることを余儀なくされ、
そうでない者は、港町の宿に逗留し、いつか来るかもしれない出航の日をあてどなく待ち続けた。
320 :
紅の痕:05/02/22 03:08:30 ID:cbGizW9I
永遠にそんな日は来ないだろうと思われていたのだが、しかし、奇跡は起こった。
まず、ドゼーが解放軍の攻撃を受け、ソフィア城から撤退したとの報せ。
それに呼応するかのように、『鮫』の砦が陥落したとの報がソフィア国民にもたらされたのである。
『鮫』の撃破を成し遂げたのは、まだ年若い神官の少女が率いる一団だという。
辺りの残党をも一掃した後、ソフィアの港に上陸した彼らは、住民の歓待を断りミラ神殿へと向かったのだそうだ。
彼らの詳細はわからないが、とりあえず、もう海に出る際の障害は無い事は確かだった。
一方、一旦退却したとはいえ、リゲルの軍事力を背景に持つドゼーが、いつまた勢力を取り戻すかわからない。
今でこそ時流に乗る解放軍だが、常にギリギリの戦いを強いられており、
傍から見ればその勝利は、危うい偶然の連続から成り立っているようなものだった。
ドゼーが再び勢力を取り戻す事があれば、折角出航できるようになったこの港も、封鎖されてしまうかもしれない。
となれば、今のうちに逃げようと考える者がいない筈が無い。
そういう訳で、港にはまた、バレンシアからの脱出を求める人々が集まりつつあった。
そして人が集まれば、商売を再開しようという者も増える。
往時の賑わいには程遠いものの、旅行用の糧食を売る出店等もあり、町はそれなりに賑わっていた。
そんな中、港へと向かう人波に逆らって進む、一人の女の姿があった。
真紅の長い髪が、風に弄られて乱れ、縺れる。
彼女は忌々しげに舌打ちをすると、縺れた髪を手櫛でさっと整え颯爽と歩いていく。
看板の落ちかかった酒場兼安宿の前まで来ると、
女は物怖じもせず扉を開けて薄暗い店内に入りこみ、壁際の席に腰を掛けた。
ここが彼女の定位置である事は、その慣れた様子からも明らかだった。
彼女の燃え立つような真紅の髪は、薄暗い店内でもよく目立った。
髪の色と同じ真紅の瞳は、一睨みすれば、相手を焼き尽くしてしまいそうな程、厳しい。
その為だろうか、酒場の荒くれ男共も、誰も話しかけようとはしなかった。
321 :
紅の痕:05/02/22 03:09:56 ID:cbGizW9I
何も言わずとも出された酒を、女は手酌で注いでゆっくりと飲み干した。
つまらなさそうに杯を目の辺りに掲げて、硝子越しに入り口を見やる。
と、誰かが扉を開けて中に入ってきた。鎧を身に着けた、屈強な大男。
女もかなり背が高い方だが、この男はそれよりもさらに、頭二つ分程は上回っていた。
鍛え上げられた戦士としての肉体が見る者を威圧する。
して、特に目を引くのが、顔面の右半分に大きく残る傷痕だった。
額から瞼、頬骨にかけての傷痕なので、おそらく右目に物が映る事はあるまい。
いかにも歴戦の勇士といった風貌で、腰に下げた優美な銀の柄の剣が、妙に不釣合いに見える。
赤みがかった金髪のこの男は、女に気付くや、臆せずに声を掛けた。
「ソニア、偶然だな」
男に先に気付いていた女――ソニアは、艶然と男に向かって微笑んでみせる。
「ああ、誰かと思えば。ディーン、あんたなの」
「気付いていたくせに、白々しい事を」
ディーンと呼ばれた大男は、適当に椅子を引き寄せ、ソニアの前に腰掛けた。
「ギースの所にいると聞いていたが。こんな所で油を売っていていいのか?」
「いつの話、それ? 二月前にもう契約は切れてるわよ。
だいたい、あんな砂漠の真ん中じゃ、風呂にも満足に入れやしないじゃない? まぁ、また舞い戻る事になりそうだけど」
新しく酒を注文し、ディーンにも注いでやる。注がれた酒を、ディーンは一気に飲み干す。
「相変わらず、いい飲みっぷりだこと」
「こんなのは酒のうちに入らん――ところで、またギースに雇われるのか?」
「なーんか焦ってんのよ、あの狒々親父。ほら、ダッハが殺られちゃったじゃない?
次は自分の所に来るかもって、びびってんのよねぇ」
「用心深いと言ってやれ――俺のところにも話が来た」
「へぇ。いよいよなりふり構っちゃいないね、あいつ。
あんたが自分の仕事請けたこと無いのぐらい、知ってるはずなのにねぇ?」
「いや、今回は、請ける」
322 :
紅の痕:05/02/22 03:12:53 ID:cbGizW9I
ギースはソフィア領内の盗賊や海賊の元締めである。
略奪は配下に任せ、自分はソフィア東の砂漠に築き上げた砦に普段は篭っている。
ギースに略奪した金品の三割程を献上すれば、あとは全て自由。
献上の見返りとして、守備隊や他の盗賊達との揉め事の際には、ギースの親衛隊からの応援を受けられる。
安心して略奪行為に励む事が可能になるという訳だ。
略奪の手腕をギースに認められれば、ダッハのように海賊団と縄張りを任せられる事も可能だ。
中にはソニアのように、一定期間だけの契約を交わす者もいる。大概は己の腕のみを恃みとする流しの剣士や魔道士だ。
逆に言えば、強者の影に寄らずとも生きていけるだけの腕を持っていなければ、今このソフィアで身を立てるのは難しいという事でもあった。
子飼いのダッハが討たれた今、ギースは焦っているらしい。
自身の篭る砂漠の砦の守りを固める為に、腕の立つ者と見れば声をかけている。
ディーンは前からギースの誘いを受けていたのだが、悪行に加担する気は無いと、ずっと断り続けていたと、ソニアは聞いていた。
だから、ディーンの返答を聞いた時、ソニアは紅い双眸を驚きに見開いた。
「あんたがギースに付くなんて、どういう風の吹き回し?」
「面白い噂を聞いた。ダッハを破った奴らの中に、右目に眼帯をした男がいると」
「あー、あんたがいつも言ってる『俺の右目に傷をつけた奴』ね」
「多分、そうだろう。奴ともう一度戦えるなら、一度くらいギースについても構わん」
「ふーん」
ソニアは気の無い返事を返す。そんな反応には慣れているのか、ディーンは大して気にした風も無い。
「お前こそ、ここを出ると言っていなかったか?」
「ああ、そのつもりだったんだけどね。ダッハの馬鹿がこの辺を荒らして回ってたお陰で、ろくな船が出てなかったのよ。
かと言って、あいつらに逆らおうって根性のある奴はことごとく殺られちまってたし」
ソニアは忌々しげに髪をかきあげた。酒を一気に飲み干し、だんっと荒々しく卓の上に杯を置く。
「ダッハも死んじまった事だし、別の大陸に渡るなら今、なんだけどね。
船賃がえらく高くてさ。足許見やがって、まったく腹が立つったら」
323 :
紅の痕:05/02/22 03:14:34 ID:cbGizW9I
そうでなくとも、ここに長逗留しすぎたせいで、路銀が底をついてきていた。
ソニア自身気が進まなかったのだが、てっとりばやく稼ぐためには、ギースに雇われるしかなかった。
自身の保身には余念の無いギースは、自分の認めた力には惜しまずに金を払う。
旅人の警護等でちまちまと稼ぐのとは段違いな報酬は魅力だった。
とはいえ、一時的とはいえ賊に与するというのは、あまり気分のいいものではない。
「世間じゃあたし達はギースの部下って事になるの?
あんなのと一緒にするのは、正直止めてくれって感じだけどさ。ま、あの親父金払いはいいから」
ソニアは頬杖をつき、苛立たしげに指でこつこつと卓を叩いた。
「金さえ貯めれば船に乗れるし、それまでの辛抱かしらね」
「俺は奴と戦えればそれで構わん。今度こそ決着をつけてみせる。この勇者の剣でな」
そう言ってディーンは剣の柄をぐっと握り締める。ソニアはやれやれとばかりに肩をすくめて見せた。
「ったく、あんたはそればっかり。『俺の顔に、傷をつけた男』ねぇ」
「俺もあの男に傷をつけたがな。同じ場所に」
「はいはい。聞き飽きたっての、それも」
「次に会った時が、奴の命日だ。そう決めている」
「相手も同じ事思ってんじゃない?
ま、あんたを殺れるような奴が、そうそういるとは思えないけどさ」
「ほぅ、買い被ってくれるな」
「別に。あんただって殺られるつもりなんてないんでしょ?」
「当然だ」
「あんた会う度にそいつの話ばっかしてるけどさ、もし決着ついたら、次はどうすんの?」
「一つの勝負がつくまで、次の事は考えないことにしている」
「ははっ。単純というかなんというか」
ソニアは大げさに肩を竦めてみせはしたが、この男の単純さが心地いいのも確かだった。
324 :
紅の痕:05/02/22 03:15:39 ID:cbGizW9I
「お前はこの仕事が終われば、やはりバレンシアを離れるのか?」
「そうね。そうするつもり」
「別にお前ほどの腕があれば、
用心棒だろうが仕官だろうが思いのままだろう? 何故、この大陸を出る事にこだわる?」
「あんたに関係ないでしょ、そんな事」
素っ気無くそう言ってソニアは酒をあおった。が、ふと思いなおしたかのように、ぽつりと呟く。
「――そうね、気に食わないから。神さまって奴がね」
「……ドーマとミラの事か?」
その問いには答えず、ソニアは唇を舐めながら、艶かしい目付きでディーンに視線を遣る。
「それにしても――久しぶりに会ったってのに、色の無い会話」
ディーンの表情は変わらない。
が、冷静な視線がにわかに熱いものを帯びてきているのに、ソニアは気付いていた。
「いつここを発つの?」
「明後日だ」
「で、宿は取った?」
「……いや、まだだ」
「そ。じゃあ、泊まる、ここに? 宿代は折半で」
「……悪い話では、ないな」
「じゃあ決まり。そこの親父に金払っといて」
そう言うと、ソニアは酒瓶と二人分の杯を取って、さっさと立ち上がった。
奥の階段を上りかけたところでディーンを振り返る。
「部屋で、飲み直しといこうじゃない――それとも、他の事、する?」
紅い唇が、淫蕩な笑みを形作った。
325 :
紅の痕:05/02/22 03:17:57 ID:cbGizW9I
安宿の狭い窓から、外のざわめきが聞こえてくる。まだ陽は中天に差し掛かったところだ。
粗末な卓の上に酒瓶と杯を並べた所で、いきなり扉が開いた。
この男はいつもそうだ。ソニアは動じずにゆっくりと振り返る。
「いい加減ノックぐらい覚えなよ」
「気にしてなどいないだろう?」
「まぁね――前はいつ頃だったか覚えてる?」
「忘れた」
それだけ言うと、ディーンはぐい、とソニアの腰を引き寄せ、強引に唇を奪う。
そのまま寝台に押し倒され、性急に衣服を剥がれながら、男の耳元にソニアは呟く。
「……あたしも、忘れたよ……」
会えば何となく身体を合わせて、特に再会の約束も無く別れる。それだけの関係。この男と自分の関係を言うならば、ただそれだけだ。
最初に寝たのはいつだったか。どちらから誘ったのだったか。
逞しい首に腕を絡ませながら、なんとなくそう考え――ソニアは苦笑した。
そんな事は些細な事だ。この男はいつも思うままに自分を抱く。
こちらの反応を窺うようなやわな愛撫はしない。それが自分には心地いい。だから、会えば抱かれる。それだけだ。
「ずいぶん溜まってるみたいじゃない?」
「お前こそ、どうなんだ。持て余していたんじゃないのか」
言いながらディーンは乳房を捏ね上げる。掌に収まりきらないほどの量感を持つそれは、荒々しく揉まれていびつに形を変えた。
ソニアは強い刺激に甘い息を吐く。
「……っ……意気地の無い、連中ばかりでね……」
「大概の男は、風刃で斬られたくはないだろうからな」
「下手なくせに、このあたしに手を出そうって方が、悪いと思わない?」
「まぁ、な」
「あんたは大丈夫?」
「俺が満足させない事があったか?」
「……無いね。今の所は、だけど」
326 :
紅の痕:05/02/22 03:19:59 ID:cbGizW9I
ソニアは太腿の辺りに押し付けられている熱い剛直をぐっと握る。
ディーンはほとんど表情を変えないが、眉間に微かに皺が寄ったのをソニアは見逃さない。
そのまま体勢を変えて自分が上になると、ディーンの脚に跨って、太く赤黒いその剛直を口に含んだ。
先走りの汁と唾液が混ざりあって、それは見る間にてらてらと艶かしくぬめっていく。
「んっ……どのくらい溜まってるか、試したげる……」
挑戦的な目付きでディーンを睨め上げると、ちろり、と舌を出して雁首をなぞった。
時折、唇で強めに亀頭を挟んだり、舌先で突付いてみたりと、焦らすような動きで剛直を弄る。
一見すると奉仕している風なのだが、その実、翻弄されているのはディーンの方だった。
「く……」
堪らなくなったか、ディーンが微かに呻きを漏らすと、ソニアは剛直を口中に咥え込んだ。
そのまま頭を上下に振りながら、剛直を強く吸い上げ、強い刺激に痺れた亀頭を頬の内側に擦り付ける。
何度も繰り返した後、仕上げとばかりに鈴口を舌先で突付くと、
剛直がぶるりと震えて、熱い白濁液がどろりと口中に放たれた。
それを飲下し、口元から溢れた分を手の甲で拭いながら、ソニアは淫蕩に笑ってみせた。
「これで一勝……こんなので、終わりゃしないわよね?」
「……無論だ」
上体を起こしてソニアを押し倒したディーンが、無骨な指を秘所に突き入れると、ソニアは甘い喘ぎ声を上げる。
口戯に興奮していたのか、そこはすでに濡れそぼっていた。ぐじゅぐじゅと乱暴に掻き回すと、ソニアは不満げに呟いた。
「欲しいのはそれじゃない。わかってんでしょ?」
「知っている」
ディーンは低い声で言うと、ソニアの脚を軽々と抱え上げた。
ぐっと身体を二つ折りにし、露わになった秘部に未だ硬さを保ったままの剛直を押し当てる。
「これだろう、お前の欲しいのは?」
327 :
紅の痕:05/02/22 03:20:49 ID:cbGizW9I
そのまま垂直に突き立てるようにソニアを貫いた。途端に嬌声が形のよい唇から放たれる。
「あぅっ! そ、それぇっ!」
直接子宮を突かれ、貫かれる。壊れてしまいそうな程に揺さぶられ、掻き回される。
細やかな愛撫も、こちらを窺うような駆け引きも無く、ただただ勢いのままに抽送が繰り返される。
その動きにソニアはがくがくと頭を揺らし、言葉にならない声を上げ続ける。
自分が求めているモノはこれだ。下手な愛撫など必要無い。
ソニアはごわごわと硬いディーンの髪の毛に指を差し入れ、強く掻き抱く。
「く、あ、あ、いいっ、あああっ!」
膣壁が剛直から白濁を搾り取ろうとするかのように、びくびくと蠢き、締め上げてくる。
だが、先程放出したばかりのディーンはそれに耐えた。
いったん動きを止め、絶頂の余韻に目元を潤ませているソニアの顔を覗きこんだ。
「これで、一勝一敗、だな。まだ続けるか?」
「当たり前、でしょ」
荒く息をつきながら、ソニアはディーンの背に腕を回し、挑むような口調で囁いてみせる。
「まだ陽は高いんだからね……今日は、とことんまで搾り取ってあげる」
結局、勝敗のつかないまま、夕刻になった。
安宿の狭く硬い寝台の上、互いの体液に塗れた身体を絡ませ、二人は泥のような眠りについた。
328 :
紅の痕:05/02/22 03:22:26 ID:cbGizW9I
ひたり、と闇が近づく。毒沼のような、暗緑色の闇――否、闇ではない。
それはのっぺりとただ広がるばかりでなく、ぞわりぞわりと蠢きながら、こちらへ近づいてくる。
逃げなければ。そうは思うものの、脚が強張り、思うように動かせない。
いや、動かせないのは、既に闇に捉えられているからだ。うぞうぞと、まるで蟲が這い上がってくるような感覚。
蟲。そうだ、闇ではない。あれは、自分を捉えていたのは、邪神の――。
「――っ!!」
声にならない叫びを上げ、ソニアは跳ね起きた。辺りに満ちる闇に、一瞬まだあの場所にいるのかと絶望に陥りかける。
が、すぐに夢だと気付き、大きく息をつく。
いつもの夢。そうだとわかってはいても、心臓は情けないくらいに脈を打っている。
ソニアは髪をかきあげ、今見たものを忘れようとするかのように、頭を振った。
「……また、か。いい加減にしてもらいたいね」
そう、誰にともなく呟く。いつもなら闇に消えるばかりの言葉だが、今夜は違った。
「どうした」
隣から低い声が話しかけてくる。はっと振り返ると、鋭い隻眼がこちらを見つめていた。
そうだ、この男――ディーンがいたのだ。
ソニアはすぐさま強気な笑みを浮かべ、いつも通りに振舞おうとしたが、声が僅かに震えるのを止められなかった。
「何でも、ないわよ。夢を、見ただけ」
「どんな夢だ」
「……あんたには、関係の無い事よ」
「素気無いな。いつも安眠を邪魔されているんだがな、俺は」
「……いつも?」
「ああ。うなされていたかと思うと跳ね起きて、一晩中酒をあおる。いつもそうだろう」
「――!」
この男に、自分の事を話した事は無いし、話すつもりも無かった。
だが、既に気付かれていたという驚きと、知らず弱みを晒していたのだという思いが、珍しくソニアを混乱させていた。
適当な話で誤魔化そうという考えは頭に浮かばなかった。
大きく溜息をついてから、敷布を素肌に巻きつけた格好のまま、卓の上の杯を取って酒を注ぐ。
ぐっとそれを飲み干すとソニアは話しはじめた。あくまでも、これは寝物語の一つに過ぎないという態度で。
329 :
紅の痕:05/02/22 03:24:17 ID:cbGizW9I
「……昔の、話よ。もう三年近くも前の、ね」
その日、ドーマの祭司長である父ジュダに連れて行かれたのは、ドーマの塔地下に存在する祭壇だった。
正式にドーマの巫女となる儀式を受けるためだと、ソニアはそうあらかじめ説明を受けていた。
だが、ソニアの目の前に繰り広げられていたのは――。
荒々しく削られたままの土壁。足元に広がる泥濘。祭壇という呼び名から想像されるような荘厳さからは程遠い。
陽光の差さぬ暗がりの中、びたん、びたん、と何かがのたうつ音がする。
音のする方にじっと目を凝らせば、やがて闇の中に浮かび上がるその姿。
「っ……!」
それを目にした途端、吐き気を覚えた。
乾いた泥の張り付いた、無数の暗緑色の触手を持つ蟲のようなその姿は、いくら邪神とはいえ、神と名のつくものだとは到底思えない。
目を背けようとしたソニアの耳に、聞き覚えのある声が届いた。
(あれは、姉様達の、声……?)
月の穢れの為、潔斎していたソニアより一週間ほど先に、同じように父に連れて行かれた二人の姉の声が、確かに聞こえる。
ソニアは吐き気を堪えながら、もう一度邪神の姿を凝視した。暗緑色の触手に混じって、白いものが垣間見える。
きりきりと触手に締め上げられたそれが女の裸身だとは、にわかには理解し難かった。
まして、無体なその姿が、姉達のものだと認めるのは。
(これは、何なの……!)
あまりの事に震える足元を必死の思いで踏みしめ、ソニアは漸く声を上げた。
「父上、これはどういう事なのです!」
振り向いた父の顔に、張り付いていた表情。狂妄に縁取られた笑顔で、父はこちらを振り返った。
「お前達はドーマの巫女になるのじゃ、ソニア。身も心も、ドーマ様に捧げて、な」
その言葉に含まれた狂気に、ソニアは思わず一歩退いた。と、白い脹脛に、ぬるりと何かが絡みつく。
330 :
紅の痕:05/02/22 03:26:12 ID:cbGizW9I
「――っ!」
脚を退こうとした、が、出来ない。触手に絡めとられ、脚は地に根ざしたように動かせなかった。
勢い余って地に尻をつけてしまったソニアを嘲笑するように、
ぬるぬると粘ついた幾本もの触手が、脹脛から膝裏を経て、腿にじっとりと這い上がる。
「さ、ドーマ様に身を捧げよ」
父の声に重なって、二人の姉の叫びも聞こえてくる。いや、あれは叫びではなく、嬌声
――十数本もの大小の触手に動きを封じられ、身体の芯まで弄られながら、二人は悦びの声を上げ続けている。
「……あぁっ……はぁんっ……いいっ……!」
「やぁっ……もっとぉ……もっと、お願いぃ……!」
触手は乳房を根元から縛り上げ、紅く充血した乳首をさらに絞り上げる。
脚は大きく開脚され、その股の間に、何本もの触手が代わる代わる出入りしている様が、ソニアからも丸見えだった。
この間まで清らかな処女だった筈の姉達が、今では喉奥から振り絞るような嬌声を上げ、快楽に身を任せていた。
「マーラ姉様! ヘステ姉様!」
ソニアは必死に呼びかけるが、もう人の声など、二人には聞こえないようだった。
と、ヘステを責め続けている触手の一本が不気味に脈打ち、くたり、と力無く垂れ下がる。
程無く膣からどろりと紫色の液体が垂れ落ちてきた。
それを防ぐかのように、別の触手がまた膣口を塞ぎ、妖しく蠢いて再び女体を蹂躙する。
その繰り返し。そうやって、何度と無く精を注がれる。人間の物とは異なるそれを受け続ければ、
やがてその身は作り替えられ、新たなドーマの僕が誕生する。人々はそれを魔女と呼んだ。
邪神に蹂躙される姉二人を見つめる、満足げな父の微笑。
その時、ソニアは初めて気がついたのだ。自分達姉妹は、邪神の僕となるために生まれたのだと。
(これが、私の信じていた、神……?)
呆然と空を見つめるソニアの、脚に絡みつく触手達は、
いつしか下着を剥ぎ取り、その奥へと這い込んで、秘められた入り口へと到達していた。
331 :
紅の痕:05/02/22 03:27:56 ID:cbGizW9I
「っ!……ひぁっ……!」
じっとりと湿った感覚が、ソニアの思考を遮った。触手が膣口からするり、と滑り込んできたのだ。
指一本程の太さの触手は、意外なまでの滑らかさで、ソニアの奥底を目指してうねりつつ進んでいく。
血の通わぬ冷たさがそこから身体中に広がっていく気がして、我知らずソニアは身を震わせる。
一方、一本目が切り開いた隘路目指して、他の触手も我先にと己を捻り込もうとしていた。
とはいえ、開いたばかりの入り口は未だ狭く、ほんの僅かな余裕しかない。その隙間に無理矢理、二本目が侵入した。
「痛ぅっ!」
先には感じなかった痛みにソニアは呻いた。意志を持たない触手には、ソニアの痛みなど元より関係ない。
ただ本能のみに従い動き続ける。機会を窺うように入り口を突付いていた三本目と四本目が、同時に膣口を穿つ。
「いっ……嫌、嫌ぁっ……!」
四本の触手は、好き勝手にうねり、奥を目指す。
一本一本はたいした太さでないとはいえ、処女が一度に受け入れるには多すぎる本数だ。
朱い破瓜の血が一筋、白い腿を彩るようにつぅ、と垂れた。
新たな触手がそれを舐りとり、そして、もっと味わいたいとでも言うように次々と膣口に群がってくる。
最早いちいち数えていられない程の触手達が
、無慈悲に女体に己を穿ち、捻り込み、開いたばかりの処女の襞を掻き分けて奥に侵入してくる。
「駄目っ、も、ぅ、やめてぇっ!」
無理矢理開かされた膣道に触手がひしめく。互いに譲る気配も無く、無感情にただ抽送を繰り返すだけだ。
「……っ、くぅっ……はぁっ……!」
冷たく柔らかい杭を身体の中心に穿たれ、引き裂かれるような激痛。
胎の中に、ぎちぎちに何かを詰め込まれたような圧迫感。その両方に翻弄され、ただ苦痛に喘ぐことしか出来ない。
何より意志を持たないものに弄られている、という嫌悪が、ソニアに一層の屈辱を与えていた。
(……私、わたし、は……)
332 :
紅の痕:05/02/22 03:30:20 ID:cbGizW9I
己に絡みつく触手を正視出来ずに、固く瞑っていた瞼から涙が溢れる――悔し涙、だった。
今まで信じていたものの正体とおぞましさ。父に騙されていたという事実。
それらに対する自分の無力さに、ソニアは涙した。
そして、奥底から湧き上がる感覚。痛みだけではない。苦痛の中に微かに混じるもの。
痛みに痺れた膣壁に、ぞわり、ぞわりと蠢く触手が新たなものを自分にもたらしている。
「ぁ……? あぁ……やぁぁっ!」
もたらされたもの、それは悦びだった。
身体が自分の意志に反旗を翻そうとしている。その事実がまた、ソニアに新たな涙を流させる。
(いやぁ……こんなの……かんじたく、ない、のにっ……!)
ソニアは激しく頭を振った。だが、自分の中は温かくぬかるんでいる。
唇を切れる程噛み締めて耐えようとも、それは否定できない。
ジュダは、笑顔を張り付かせたまま、ソニアの様子を見つめる。
親としての情愛など、そこには微塵も感じられない。笑いを含ませた声で、己が娘に邪神への屈服を迫った。
「……そうだ、お前も、ドーマ様が与えてくれる快楽に身を任せよ」
皮肉にも、自分をこの状況に陥らせた父の台詞が、ソニアの矜持を奮い立たせた。
このまま目の前の男の思うようになど、なりたくは無かった。
(こんなものに、こんなものにっ……やられは、しないっ……!)
かっ、と目を見開き、底知れない父の――ジュダの笑顔を睨みつける。
そのまま上体を起こし、地面を掴んで耐えるばかりだった指で、呪の為の印を組む。
333 :
紅の痕:05/02/22 03:31:40 ID:cbGizW9I
(……こんな、もの、認めないっ……!)
気力を振り絞り、必死に呪を唱える。触手は上半身にも絡み始めている。多分、この一撃を外せば、後は無い。
(こんな、神なんてっ……!)
「出でよ、風刃! シェイバーっ!」
ソニアの周囲に、旋風が巻き起こる。切り裂く刃の様なそれは、ソニアに絡み付いていた触手を切り払った。
ぼたぼたと地に落ちた触手の切れ端は、それでもなお、うねうねと生き物のようにのたくった。
「くぅっ……!」
ソニアは苦痛に顔を歪ませながら、ふらふらと立ち上がる。
旋風の余波で、白い肌に、幾筋も細かい切り傷が出来、血を滲ませていた。
それに構わず、さっと視線を巡らせて出口を探したが、見当たらない。ここへはジュダのワープで連れてこられたのだ。
(一か八か、やってみるしか、ないっ……!)
ソニアはもう一度呪を唱え始めた。だが、膣の中に千切れた触手がまだ残っている。
それは蠢き、ともすれば官能を刺激して詠唱の邪魔をしようとする。
詠唱を止めずに、ソニアはそれを掴み引き抜く。
破瓜の血を吸い込み、赤紫に染まったそれは、地面に叩きつけられて漸く動かなくなった。
「……風精よ、我が声に応え来たれ……」
両手足に、胴体に。自分の身に鎧を纏わせるように、次々と小さな空気の塊を置いていく。旋風を発動させる前の状態だ。
「何をする気だね、我が娘よ? 何をしても無駄だというのに」
嘲るような父の声など最早聞こえない。魔法の発動を制御するには、多大な集中力が必要とされる。そ
こから更に、呪文を繰り出そうとするなら尚更だ。ソニアの額に脂汗が浮く。
新たな触手が、その足元にまた絡み付こうとして、空気の塊に弾き飛ばされる。その為の風鎧だった。
334 :
紅の痕:05/02/22 03:33:12 ID:cbGizW9I
「……輝く白き風の剣よ、我が盟約に応えその姿を現せ……」
ソニアの組んだ指の先から、音も姿も無くそれは現れた。小さな空気の裂け目。
指先ですっと空中に十字を描くと、裂け目は同じ形に広がり、しゅるしゅると唸りを上げる。
その様子に、ソニアの意図を察したか、ジュダの目に初めて焦りが浮かんだ。
「まさか、お前――!」
「我が敵を薙ぎ払え! エクスカリバーっ!」
ジュダが叫んだのと、ソニアが詠唱を終えたのとはほぼ同時だった。
風刃の五倍の大きさはある巨大な真空の刃が縦横二本、
至近距離にいたジュダをはね飛ばし、続けざまに斜め上に向かって飛んでいく。
鋭いその切っ先が、祭壇の天井を穿ち、突き崩す。がらがらと凄まじい音がして、塔の一階の床が崩れ落ちた。
「……やった……!」
安堵に思わず崩れ落ちそうになる自分を、ソニアは叱咤した。
失神しているジュダには構わずに自分の開けた穴の下へと走り寄る。
天井は高く、このままでは穴を開けた意味が無い。
もう一度、気力を振り絞って、ソニアはまた呪を唱え、空気の塊を呼び出し、今度は空中に置いていく。
そうやって見えない階段を素早く作りながら一階へと上がっていく。
辿り着いた一階には、とりあえず、人の気配は無かった。
それでも後から何が現れるか油断ならない。自分は教団にとってはもう反逆者なのだ。
ソニアは辺りの様子を窺いつつ、ドーマの塔を後にした。
おそらく、もう戻る事はないだろうと、そう思いながら。
335 :
紅の痕:05/02/22 03:35:00 ID:cbGizW9I
「結局、あたし達姉妹は、父親の
――ジュダの操り人形になる為に産まれたって訳。辛気臭い話でしょ?」
長い話を語り終えたソニアは、そう自嘲してみせた。
正直、少し話しすぎてしまった。そんなつもりなど無かったというのに。
そう思う一方で、重荷を下ろしたような気分でいる自分も確かに存在していた。
訳がわからなくなる。きっと、自分は酔っているのだ――酒に、自分の過去に。
「それが、お前がバレンシアを離れたい理由か」
低い声でディーンが呟く。その表情はいつも通りの、何を考えているのかよくわからないものだった。
ソニアは妙に苛立ちを感じ、それを隠そうともせずに不機嫌に言い募った。
「そうよ。下らないから。あんな……得体の知れないものに、支配されているこんな場所」
「……だから、逃げるのか?」
「逃げる? あたしが?」
「この大陸から出てしまえば、もう邪神の夢に囚われる事も無い。そうだな?」
図星だった。ほぼ毎夜のように見る悪夢。
ドーマの支配するリゲルから離れ、このソフィアの地に来ても、それは変わらなかった。
ならば、バレンシアから離れるしかないと、そう考え、脱出を願っていたのは、自分でも認めたくない事実だった。
だがまさか、この男に言い当てられるとは。
ソニアは迂闊な事を口にしてしまった自分を戒めるように、ぎり、と唇を噛み締める。
暫しの沈黙が訪れ――結局、それに耐え切れなくなって、口を開いたのはソニアの方だった。
336 :
紅の痕:05/02/22 03:37:24 ID:cbGizW9I
「……悪い? だって下らないわよ、リゲルもソフィアも。
神なんてものに、支配されているのに慣れきった、下らない連中ばっかり……!」
精一杯の虚勢を張りながら、それが無意味だと自分で気付いてしまっている。
そんなソニアの心中を、ディーンの隻眼は射抜くかのようだ。
「何が悪いのよっ! あんたに何がわかるって?」
「わかるわけが無い。俺はお前ではないからな」
感情的な高い声に、低い声が冷静に答える。
ソニアはぐっ、と言葉に詰まってディーンを睨んだ。それに構わず、ディーンは淡々と続ける。
「だが、俺ならば、逃げない。逃げずに、倒す。邪神を」
ソニアは目の前の男をまじまじと見つめた。だが、この男が、冗談を吐くような男ではないと知っている。
この男は本気で言っているのだ――邪神を倒す、と。
「……何言ってんのよ。出来るわけ無いでしょ、そんな――」
「お前は一度は逃れたのだろう? ならば、次こそ倒してやろうとは思わないのか?」
「あんたは、知らないからそんな事がっ――!」
言いかけた唇を突然に塞がれる。逞しい胸に引き寄せられ、口づけられているのだと理解するまでに数秒かかった。
その舌は、常とは違い、あくまでも優しげに口中をくすぐり、舌を掬う。大きな掌が、不器用に何度も背を撫でている。
(何のつもりよ……!)
腹が、たった。この男に。あんな話をした自分自身に。ソニアはぐい、と厚い胸板を押し退けて立ち上がった。
「止めて。そんなものいらない、あたしは。やるなら、もっと――」
言い終わる前に、荒々しく押し倒され、背後からぎゅうと乳房を捻るように掴まれる。
その拍子に、指が軽く乳首を擦り上げ、ソニアは思わず声を上げてしまう。
次の瞬間、その温い刺激に反応してしまった自分に苛立つかのように、真紅の髪を振り乱した。
「もっと……もっと、強く……!」
337 :
紅の痕:05/02/22 03:38:58 ID:cbGizW9I
――そう、痛いくらいが、いい――
乳房を捻り上げられ、乳首を爪で強く挟まれる。快感を僅かに含む苦痛に、ソニアは漸く安堵する。
安堵。そうだ、痛みを感じるくらいでないと、信じられない。この身がいまだここに存在している事を。
「……噛んでっ……! もっと、強く……!」
首筋に、肩口に、噛み跡が刻み込まれていく。
じわりとした痛みが、自分が自分であると、信じさせてくれる。だから、痛みに安堵し、それが快感を生む。
――痛いくらい痕をつけて、今が幻じゃないと感じさせて――
背後から熱い剛直が突き入れられる。まるで獣のような体勢で交わりながら、ソニアは歓喜の声を上げた。
そのまま尻肉を鷲掴まれ、陽に当たった事の無いその白い肌にも、爪痕が刻まれていく。
――冷たく柔らかな、おぞましいモノなど忘れたいから、だから――
温い愛撫など要らない。くすぐったいようなそれは、あの触手を思い出させる。
だから、要らない。何もかも忘れさせるほどの、この熱い昂りだけが、自分を満たしてくれる。
――熱く硬いモノで、掻き回して――
剛直が何度も奥底を打ちつける度に、痺れるような快感が身体中を駆け抜ける。
ソニアはぎゅっと敷布を掴み、噛み締めながら、それに耐える。
「っく、んんっ、あ、あ、くうぅぅっ……!」
一際強く打ち付けられたかと思うと、熱い迸りが勢いよく放たれる。
まるでその熱が、身体中に染み渡っていくような、そんな錯覚にソニアは暫し酔いしれた。
次の日も、似たようなものだった。二人は碌に口も利かずに、ただ行為に没頭していた。
それはまるで互いを喰らい尽くそうとするような、獣のような交わりだった。
疲れれば酒をあおり、うつらうつらとまどろんでは、また交わる。
長いような、短いようなその一日が終わる頃には、二人ともぐったりと身を寝台に投げ出し、死んだように眠りについていた。
338 :
紅の痕:05/02/22 03:40:14 ID:cbGizW9I
その次の日に、二人は共に宿を発つ事にした。
どちらの目的地もギースの砦であったし、道中を共にする事に、二人とも特に異存は無かったからだ。
「しかし随分と跡をつけてくれたもんねぇ」
ソニアは手鏡に映った首筋を見る。そこには情交の跡が紅く残されている。
そこだけではなく、肩口や乳房にも似たような跡が何個も残されていた。
乳房に食い込んだ三日月形の爪痕が、白い乳房に青紫に浮き上がっている。多分身体中に残されているだろう。
「……お前が、せがむからだろう」
ディーンのその台詞は聞かなかった事にして、ソニアはさっさと身支度を整えた。
自分も出立の準備をしながら、ディーンはまったく普段の調子でソニアに話しかける。
「ソニア」
「何」
「俺は、この仕事が終わったら、バレンシアを離れるつもりだ。
あの男を倒してしまえば、この大陸に俺の相手になる者はいないからな」
「そう」
興味なさげに答えるソニアに、一拍置いて、ディーンは先を続けた。
「……お前も来るか」
「……は?」
ソニアはあんぐりと口を開ける。それとは対照的に、ディーンは表情すら変えない。
「どうせ、お前もここを出て行くのだろう? ならばついでだ」
「……何それ。何の冗談よ。あたしを怒らせたいの?」
ソニアはディーンを睨みつける。と、その口の端が、僅かに上がったような気がした。
「……そうだ。お前は、その眼でいろ」
(……笑った?)
戸惑うソニアをよそに、ディーンはふいと先に部屋の戸口に立った。
「早くしろ。置いていくぞ」
振り返ったその顔は、いつもと同じものだった。見間違いだったかと、ソニアは肩をすくめ後に続いた。
339 :
紅の痕:05/02/22 03:42:41 ID:cbGizW9I
ソフィアの東部は不毛の大地だ。黄砂が一面に広がる砂漠は水を貯えず、何も育まない。
その砂漠の奥に、ギースは己の砦を築いていた。
そしてそれこそが、今までソフィアの守備隊がギースを攻めあぐねていた最大の理由だった。
まず砂漠では馬は使えない。そして、水場も押さえられている。それに、ギースの郎党は、砂漠だけにいるのではない。
入り口の砦を突破できても、疲弊した所を挟み撃ちにされるのが常だったからだ。
だから、おそらく、ダッハを倒したという奴らも、この砂漠の真ん中の砦までは、入ってくるまい――そう、ソニアは考えていた。
しかし、読みは外れた。彼らは数こそ少なかったが、しかし強力な魔道の使い手を擁していたのだ。
それに、異国から来たというペガサスナイトの姉妹は、
お飾りのようなこの国のペガサスナイトとは違って、攻撃――特に奇襲に長けていた。
砂漠の南北に分かれた主要路の、南側をソニアは守るように命じられていた。ディーンは北側である。
彼らは自分の魔法部隊の守る南側ではなく、ディーン率いる傭兵部隊が守る北側を攻めた。
その軍の構成を考えれば、それは当然だった。
近づく前に魔法を叩き込んでしまえば、空から槍を降らせれば、傭兵など怖るるに足りない。
それでも生き残った者達には、前衛に出た剣士が相手をすればいい。
北の砦が落ちたとの報に、一番驚いたのはソニアだった。
とりあえず真偽を確かめようと、砦に撤退し、様子を窺った。
そして前述したような彼らの戦いぶりを目にした、という訳だった。
ギースを助けようとは思わなかった。
結果はどうあれ、とりあえず『南の砦を守る』という仕事は済ませたのだ。
本拠地を守る事など、契約には入っていない。
そのまま様子を見るうちに、それまでしでかしてきた悪行の割には実に呆気なく、ギースは倒されたのだ。
340 :
紅の痕:05/02/22 03:44:19 ID:cbGizW9I
そして今、ソニアは彼らの軍に参加している。
聞けば、彼らはノーヴァからやって来たミラの信徒で、
捕らわれたミラを解放する為にドーマの塔を目指しているというのだ。
ソニアが適当な理由をつけて、彼らの仲間に加わりたいと申し出ると、一も二も無くそれは受け入れられた。
(南の奴らは、甘ちゃんだと聞いちゃいたけど、本当だね)
本来ならば、敵として相対していたであろう自分を、いとも容易く自軍に迎え入れて警戒すらしない。
仮に自分が、ドーマ教団から送り込まれた刺客だとしたら、どうするのだろう。
そんな仮定を考えて、ソニアは皮肉げな笑みを浮かべた。
こんな世間知らずな一団についてドーマ討伐に加わろうという自分は、酔狂としか言いようが無い。
こんな事を考えるようになったのは、あのディーンの一言があったからだ。
『だが、俺ならば、逃げない。逃げずに、倒す。邪神を』
本当は、わかっていた。このまま他の大陸に渡っても、おそらく悪夢からは逃れられないだろうと。
自分の心は未だに邪神に凌駕されたままだ。
自分を真に邪神から解放する為には、邪神を――そして、ジュダを討つほかに無い。
(しかし、本当に、こいつらはミラを解放出来るつもりでいるのかね)
この一団の指導者であるセリカという娘は、いかにも大切に守られ育てられてきたといった雰囲気だった。
疑う事すら知らなさそうなその振る舞いが、
かつての無垢だった自分を思い起こさせて、見るたびにいらいらする。
いや、苛立ちの理由は、それだけではなかった。
341 :
紅の痕:05/02/22 03:45:37 ID:cbGizW9I
「なぁ、新入りの魔道士ってのは、あんたかい?」
苛立ちの理由が、向こうからやって来た。赤毛の眼帯の男。
その腰には見覚えのある柄の剣が下げられている。
「新入りだから何? 舐めてたら承知しないよ」
「おぉ、怖いね、こりゃ」
ソニアが低い声で恫喝してみせると、男は肩をすくめた。
「ああ、こんな話をしに来たんじゃない――この剣の持ち主を、知ってるか」
そう言って、腰の剣を外してソニアに差し出した。動揺が胸の内を走る。
それを表に出すまいと、ソニアはわざと気の無い風を装って答えた。
「ディーンだろ。知ってるよ。あんたとの話もね」
「知ってんなら話は早いな。俺はセーバー。
ディーンとはお互い因縁があってね。手加減なんか出来なかった。すまない」
そう言って、眼帯の男は頭を下げる。わかってはいたが、自分でも意外なほどに、息が詰まった。
「何で、あたしに謝る?」
漸くそれだけを口に出したソニアに、セーバーと名のった男は不思議そうに眉を顰めた。
「何でって……あんた、ソニアだろ?」
「……そう、だけど?」
「名前を呼んでたから……事切れる前に、あんたの名を」
「そう」
それだけ返すと、ソニアはくるり、と男に背を向けた。
「なぁ、おい、この剣は、あんたに――」
「……あんたが使えばいいだろ。あたしには無用の長物だからね」
追いすがろうとする男に、ぴしゃりと言ってのけると、ソニアはマントを翻してその場を離れた。
342 :
紅の痕:05/02/22 03:47:38 ID:cbGizW9I
進軍準備に忙しく人が動き回る砦の中、ソニアは人のいない所を無意識に探して早足に歩きまわっていた。
漸く、誰も使っていない部屋に行き当たると、後ろ手に乱暴に扉を閉じた。
訳のわからない衝動のまま、窓際に駆け寄り、
普段は砂の入り込まないように閉じられているそれを思い切り開いた。
途端に、熱い砂漠の風に煽られ、容赦なく砂塵が吹きつける。
「馬鹿な、男」
そう、呟く。
本当に、馬鹿な、男。そんな想いだけが頭の中を回る。
ただ会えば身体を合わせていた、それだけの男。無口で、単純で、口を開けば闘いの話ばかり。
そんな、生粋の剣士で。他には何も知らない。ただ、それだけ。
それだけ、なのに。
なら、何だというのだろう。この、頬を流れる温みは。胸の奥の疼きは。
何故、涙など流れる?
本当はわかっている筈の痛みを、それでも認めたくなくて、
ソニアはただ、何も考えずに、黄砂混じりの熱い風に、吹かれていた。
セリカ軍に同行したソニアは、その後ドーマの祭壇にて父ジュダと、魔女に堕ちた姉二人と再会する。
その手で最早救う事の叶わない姉二人と、ジュダを倒し、その本懐を遂げた。
アルムによってドーマが葬られたのを見届けた後、彼女は人知れず軍を去った。
その後、彼女を見かけたものはいない。
姉の魂を救うために修道院に入ったという説や、
大陸に渡り魔道の腕を磨いたという説もあるが、その真偽は誰も知らない。
以上です。
読んでくださった方ありがとうございました。
シェイバーは使わんだろ、とか
触手がぬるいとか、そういう突っ込みは無しの方向でお願いします。
ではでは。
乙。
最高。
十年間ずっと、これが読みたかった。本当にありがとう。
345 :
外伝:05/02/22 15:21:07 ID:ms020gkT
キタアアアアァァァァァァ!!!
ドーマ様の触手責めがいい! ゲームでも、最初は触手攻撃使ってましたね。
自分のSSでは、ソニアは第四章ラストで、父ジュダとマーラ姉様とヘステ姉様に犯らせるつもりですが。
外伝祭りですな
どちらの外伝SSもすんごく良いですなぁ。
外伝様、カチュアはこのSSでも他のSSでもいいのでぜひ出してHして
欲しいです。あとティータとセリカのSSが楽しみです。
>>315続き
「やめろおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉーっ!!!
メイに手を出すなああああぁぁぁぁぁーっ!!!」
縄で縛られたまま、それでもボーイは海賊に体当たりしていく。
だがあっという間に取り押さえられ、殴られ蹴られド突かれる。
殴る蹴るド突く、殴る蹴るド突く。
「やめてー!
ボーイに酷い事しないでー!」
今度はメイが悲痛な叫びを上げる。
海賊達は殴る手を止め、ボロボロになったボーイをメイの前に突き出した。
「へへ。それじゃあ、おじょうちゃんに相手してもらおうか」
「ああ。坊やは、そこでしっかり見てな」
「この娘が、嬲られるとこをな」
海賊は口々に言い募ると、裸に剥かれたメイの華奢な躯にしゃぶりついていく。
「ううぅ・・・。メイ・・・」
ボーイは呻くように呟くが、痛めつけられた体は少しも動かない。目から血の涙を出しながら、襲われるメイを見ているしかなかった。
「見ないで、見ないでぇ、ボーイ・・・」
ふるふると首を横に振り、海賊の手から逃れようとするメイ。しかし鎖に繋がれた両手は、びくりとも動かない。
大勢の手と舌が、メイを蹂躙する。
「ああ。かわいいおっぱいだなー」
ひとりの海賊が、淡く膨らんだだけの小さな乳房を包み込む。
「かーわーいーいー」
メイの胸は、手ですっぽり覆われるほど、小さかった。その固く小さな膨らみを、手の中でしっかりと揉み解す。
その細い腕、可憐な脚、さらさらのピンクのツインテールの髪にも、海賊の魔の手が迫る。
そしてぴっちり閉じた秘裂にも、男の視線と手が集まる。
閉じようとする脚を無理矢理押し広げ、魔法少女の大事な秘密の部分をさらす。
メイの縦スジはキレイなピンクで、まだ陰毛も生えていなかった。
「いやあああああああ!」
全てをさらされ、触られ、メイの喉の奥から、絶望の絶叫がほとばしる。
もう最高・・・!
「あ、あああ」
メイを目の前で嬲られ、ボーイの瞳が絶望に見開かれる。
ノーヴァ島の修道院でずっと一緒に育ったメイ。
子供の頃は仲良く一緒に遊んだが、最近ではよく口ゲンカになる事が多い。
それがお互いを、男と女として意識しだしたからだと、ボーイは気付いていんかった。
ただ女として急速に成長するメイに、視線を奪われる事が多くなった。
その時に、胸の奥から疼くキュンと高鳴る気持ちを、ボーイは持て余していた。
まだ愛とも呼べない、淡い恋心。
少年の純情は、最悪の形で、踏みにじられようとしていた。
「いやー! 助けて! ボーイ! ボーイ! 助けてよー!
いやああああ! ボーイ!!! 助けてボーイ!」
海賊の手と舌と視線に全身を嬲られ、メイは無意識の内にボーイに助けを求める。
メイもまた、最近ではボーイを意識するようになっていた。
幼なじみの男の子ではなく、一人の男として。
口やかましくボーイに文句を言うのも、もっとしっかりしてほしいから。
気になる男の子には、もう少し逞しくなってほしい。
少女のささやかな純心を、海賊は無残にも奪っていく。
「イヤあああああああぁぁぁぁぁーっ!
ボーイー! 助けてええええぇぇぇぇぇー!!!」
だが。少女の願いは通じない。ボーイは身動き出来ず、海賊は少女の全てを奪おうとしていた。
「へへ。唇もカワイイねー。ちゅー」
海賊の一人がメイの口をしっかりと押さえ、自分の口を重ねて、唇を奪う。
「やああああああぁぁぁぁーっ!!!」
メイにとっては、初めてのキス。それを海賊に無理矢理奪われた。ボーイの目の前で。
「そ、そんな。こんなのって、ないよぉ」
メイの目から、熱い涙が流れ落ちる。そして、メイのファーストキスを目の前で奪われたボーイも、泣きながら絶叫した。
「ちっきしょおおおおぉぉぉぉぉーっ!!!」
メイの目からは涙が、ボーイの目からは血の涙が流れ落ちる。
「ちくしょー。
ちくしょー。
ちくしょおおおぉぉぉぉーっ!!!」
大事な大切な少女ひとり守れず、ボーイの心はすたずたに引き裂かれていた。
「あ、ああっ。いやぁ」
メイの華奢な胸を撫で回していた男が、手を離すと、ピンクの乳首を口に含んでしゃぶりだす。
さらにもう片方の乳首にも、別の男がしゃぶりついた。
「あーっ!」
両方の乳首を吸い付かれ、メイの裸身がビクンと飛び跳ねる。
他の海賊も、メイの至る所を、口に含んでしゃぶりだした。
キレイな白い脚、ちっちゃな小指、おへそ、髪の毛さえも、男たちの口にしゃぶられる。
「い、いやー。やめて、そんなのやめてーっ!
あ、ああう、ふぅん、だめーっ!」
全身をしゃぶられる内に、メイの裸身が紅く染まり、妖しく蠢きだす。
初めての刺激に、感じてしまったのか」
「いや、いやだってばぁ!
ああっ、もうヤメテよおぉ」
そして遂に一番大事な部分にも、舌が伸びる。
「あーっ!」
秘所の縦スジをペロッと舐められ、メイの口からあられもない嬌声が漏れる。
「ああ、メイ」
血の涙を流しながら、嬲られるメイから目が離せないボーイ。
その股間は、いつの間にか勃起していた。
男の舌が、メイの秘裂をじっくり、しっくりと舐め上げる。
「い、いやぁ。やめてぇ。
ああっ。ふぅん、ふあぁ、だめぇ」
あそこを舐められ、さらに全身を嬲られ、すっかりメイは出来上がっていた。
「あ、あああ。
ああ・・・。
・・・ああっ、あうぅ」
喘ぎ声はじょじょに大きくなり、裸身はくねくねとよがりだす。
少女の股間からは、おしっこ以外の液体が滲み出ていた。
その愛液を、股間を愛撫していた男が、ぺろっと舐める。
「あっ」
「うーん。なかなか美味しいラブジュースじゃないか」
そう言うと、海賊はそそくさと自分のペニスを取り出す。もちろん限界まで勃起していた。
「さあ。そろそろ、ヴァージンを頂くぜ」
その海賊の行為に気付き、メイはがくがくと震えだす。
「い、いや。それだけは、いやぁ」
激しく首を振り、拒絶するメイ。
だが男の凶悪なペニスは、ゆっくりとメイの秘所に近付いていく。
わざとゆっくりと焦らして、怖がるメイの表情を愉しんでいるのだ。
「さあさあ、入るぞ、入るぞ。このオレのちんこが、おじょうちゃんのおまんこによ」
ゆっくりゆっくり近付くペニスに、完全に蒼ざめて、絶望に沈むメイ。
「いやアアアアああああぁぁぁぁぁーっ!!!」
「やめろおおおおおおおぉぉぉぉぉーっ!!!」
今にもメイを汚そうとする海賊に、ボーイも絶叫する。自らも、股間を勃起させながら。
海賊のペニスが、メイの秘所の入り口に触れる。
「やめてええええええええぇぇぇぇぇーっ!!!」
「あ、あああ」
今にも処女を奪われようとしているメイを、ボーイは愕然と見ていた。見ているしかなかった。
メイが犯される。メイが汚される。メイが壊される。
「わああああああああああああああああああああああ!」
ボーイの心を絶望が押し潰す。しかし体は反対に、ペニスを勃起させていた。
「ボーイ。ごめんね」
今にも挿入されそうなメイも、今までボーイに冷たく当たっていた事を、深く後悔する。
こんな事なら、もっと素直になればよかった。
ボーイに、ファーストキスもヴァージンもあげればよかった。
秘裂の入り口に触れる肉棒の感触に、メイの心を絶望が支配する。
まさにその時!
「大変だ! 親分が、ダッハの親分が殺られた!」
監禁部屋に、傷ついた海賊が飛び込んで来る!
「みんな、外にいる連中は、みんな殺られちまった!
奴等、俺達を皆殺しにするつもりだ!」
どうやら、外で戦っていたセリカやバルボ達が、海賊団のボス、ダッハをはじめ、海賊達を皆殺しにしたらしい。
家族を海賊に殺され、仇討ちに来たバルボに、海賊に容赦する慈悲など無かった。そしてセリカにも、海賊を赦すつもりは毛頭無い。
ボスのダッハを殺された事を知らされ、海賊達は一目散に逃げ出す。だが外に出た彼らを待っていたのは、セリカ軍による虐殺。全ての海賊は、殺され殺害され海に沈められる。
そうして監禁部屋には、鎖で繋がれた裸のメイと、縄で縛られたボーイだけが残された。
ボーイは何とか縄から抜け出すと、メイに駆け寄る。血走った目で。
裸で鎖に繋がれて横たわるメイ。ボーイはその上に、躊躇する事無く覆い被さった。
「いやあああああああああああ!!!
ボーイ! ヤメテエえええええええぇぇぇぇーっ!」
メイの陵辱はまだ終わらない。
海賊が去り、ほっと一安心したメイ。
だが今度は、ボーイが襲いかかってきた。血走った目で。股間を勃起させて。
「やめてー! やめてよボーイ!!!」
さっきまでボーイに処女をあげればよかったと思ったのも束の間、メイは激しく拒絶する。
こんな、こんな無理矢理の形ではない。もっとロマンチックに、ボーイには抱かれたかった。
だがボーイは構う事なく、裸のメイを抱きしめ、乳房を揉みまくり、唇を奪う。
ファーストキスを海賊に奪われた腹いせか、口を合わせたままずっと動かない。
「ん、んんんー」
メイの目から涙が溢れ、ようやく離れる。
「ハァハァハァハァ」
荒い息を吐き、ボーイはじっと自分の体の下のメイを見る。血走った目で。
一糸纏わぬ裸のメイ。その白い肌も、幼い乳房も、縦スジの割れ目も、全てが眩しく輝いて見えた。
夢にまで見たメイの裸身。
実際、ボーイはメイを夢見て夢精した事があった。メイを妄想して自慰に耽った事もあった。
メイの痴態を散々見せつけられ、今まさに全ての障害を取り除かれ、ボーイの性欲は暴走していた。若さ故の過ちである。
「メイ! メイ! メイ!
ああ、メイ。今、入れるからね」
もどかしいようにズボンとパンツを脱ぎ、限界まで勃起したペニスを取り出し、ボーイは猛然とメイに襲い掛かる。
性欲に支配された魔法使いの少年は、衝動に身を任せ、幼なじみの魔法少女の穢れ無き身体を奪おうとしていた。
「いやあ! やめてボーイ! ダメえぇーっ! ボーイ!!!」
泣き叫ぶメイに構わず、ボーイのペニスが割れ目に突入していく。
海賊のように焦らす事なく、ボーイは一気にメイの処女をを貫いた。
「いやあああああぁぁぁぁ!
いたああああああああぁぁぁぁい!!!」
ボーイに犯された。ボーイに汚された。ボーイに強姦された。
「いやー! こんな、こんなのイヤー!」
下半身から湧き上がる痛みに、メイは再び絶望が襲う。
海賊に嬲られていた時よりも、さらに深い絶望。
信じてた者に裏切られる。傷付けられる。その事実は、メイの心をも深く傷付ける。
「ああ、メイ。すごい。すごいよ!
メイのナカ、すっごく気持ち良い!!!」
一方、ボーイはあまりの快感に、何も考えられなくなっていた。
SEXの気持ち良さは、ボーイの想像を遥かに超えていた。
「ああっ、メイ。メイ、メイ、メイ」
ただ闇雲に腰を振り回すボーイ。
「いたい! いたいよぉボーイ!
もう抜いてぇ! ぬいよおぉ!」
激痛に身をよじるメイ。
程なくして、ボーイは最初の射精を迎える。
「イヤアアアアああああああぁぁぁぁぁぁーっ!」
それからも陵辱は続き、ボーイは何度もメイの膣内で果てた。
海賊を皆殺しにし、海賊の砦を制圧するセリカ達。
そこで彼女達が見たのは、ボーイによって犯されるメイの姿だった。
「あ、ああ・・・。もうイヤぁ・・・」
メイの瞳は光を失い、虚ろになっていたという。
その後。
ボーイとメイはすぐに仲直りしました。
二人はずっと仲の良い友達のままだったという。
>職人の皆さん
投下するときは、ワードパッドかメモに書きためてから、一気に投下するほうが良いと思われ。
>ディーンソニア
魔女になる=ドーマの触手に犯られる
と妄想してたのに、今まで全く見かけなかったのでメチャ萌えでした。
グッジョブです!!
千葉犬氏のクレーベ×マチルダ早く来ないかな。
ディーン×ソニア GJ!!
二人の関係や、ソニアの過去の描写とかすげぇいいです。
いつも特別な感情もなくディーン殺ってたけど、今になって罪悪感が・・・。
個人授業Z(1)
(注・レズ物です。嫌な人はスルーを!)
リグレ公爵家の大きな庭園・・・今、その庭には、たくさんの花が太陽の光を浴びて、
一斉に咲き誇っていた。
そして、花に集まる蝶や、他の昆虫たちも色とりどりで、花の美しさを一層引き立てている。
そんなある日の、のどかな昼下がり・・・
クラリーネがいつものように花を愛でていると、垣根の向こうから、金色の綺麗な髪の女性が顔を見せた。
「こんにちは。」
「あら、あなたは・・・・・・」
クラリーネはまじまじとその女性を見ている。整った美しい顔立ち。しかし、彼女が着ているものは、
その美しい顔立ちからは想像もできないほど、質素で、無骨なイメージが強かった。
クラリーネは一瞬、戸惑った。この華やかなリグレ公爵家の庭には、あまりにも不釣り合いな、彼女のいでたち。
「たまたま近くを通ったものですから。」
その女性はそれだけ言うと、垣根の薔薇を眺め始めた。
「綺麗な庭ですね。」
「あ、あの、え〜っと、それで、本日は、どのようなご用件ですかしら?」
戸惑いながらも、クラリーネは質問する。あまりにもこの庭には似合わない無骨な格好に、クラリーネは少々不機嫌だった。
「ルイーズ様はご在宅ですか?」
「まあ、お母様?それなら・・・」
そこまで言ってクラリーネが屋敷を見た瞬間、屋敷のドアが勢いよく開いた。
そこには、高貴なドレスをまとった貴婦人。
そして、彼女は大声で叫んだ。
「イグレーヌちゃん!」
個人授業Z(2)
彼女はそのまま、我を忘れたかのように一心不乱に駆け寄ってきた。
「イグレーヌちゃん!イグレーヌちゃんなのね?もっとお顔をよく見せてちょうだい。」
そのまま、ルイーズは彼女の手を取り、じっと彼女を見つめた。
「まあ・・・、こんなに綺麗になって・・・さあ、イグレーヌちゃん、どうぞ上がって。」
半ば強引に、ルイーズは彼女の手を引いて屋敷の中へ入っていった・・・
「な・・・何だったのかしら・・・?」
ルイーズに手を引かれて屋敷へと消えていった女性を見て、クラリーネは呆然としていた・・・。
「ルイーズ様、お久しぶりでございます。」
イグレーヌはかしこまって、礼をした。
「イグレーヌちゃん・・・立派になって・・・」
うっとりしたような表情で、イグレーヌを見つめるルイーズ・・・
「でも、ほんとに、懐かしいわ・・・あの頃のあなたは、まだ幼くて、お父様に甘えてばかりの、かわいい女の子だったわね・・・。」
色々な思い出が、彼女の頭の中を走馬灯のように駆けめぐる・・・
「はい、あの頃は、色々とお世話に・・・」
ルイーズの表情とは対象的に、イグレーヌの表情は、あくまでも冷静である。
「うふふ。覚えてるかしら?あの時・・・」
「はい。」
こうして、しばらく思い出話に興じていた二人・・・しかし、イグレーヌのぎこちない表情に、ルイーズは少し戸惑った。
「ところでイグレーヌちゃん、あなたには今、好きな人はいる?」
この質問に、イグレーヌは一瞬、顔をこわばらせた。
「いません。」
個人授業Z(3)
「まあ、それはいけないわ。恋が、女の子を綺麗にするの。そりゃ、イグレーヌちゃんはもう充分
綺麗だけど、もっともっと、美しくなれるわ。」
ルイーズの言葉に、イグレーヌはますます厳しい表情をする・・・。
「人を愛するなんて・・・・・・忘れました・・・・・・」
「???イグレーヌちゃん?」
ルイーズは一瞬、きょとんとしてしまった。イグレーヌの言葉が、そして暗い表情の意味がわからない。
「人を好きになる・・・そんなものは、とっくの昔に・・・無くしてしまいました。」
「まあ、イグレーヌちゃん・・・一体、何があったの?私の知ってるあなたは、恋に憧れる、純真な一人の女の子・・・」
イグレーヌは一瞬、辛そうな表情を見せた。
「よかったら、私に話してちょうだい。」
砂塵の中で、夫を失い、さらには、娘まで失ってしまったこと・・・イグレーヌは全てを、ルイーズに話した。
「もう・・・人を愛することに、疲れました・・・」
ルイーズは、彼女の言葉に、悲しそうな表情で叫んだ。
「そんな悲しいことを言わないで。イグレーヌちゃん、確かに、愛する人を失うというのは、何よりも辛いこと。」
「それなら、最初からいなかったと思ったほうが・・・」
「そんなことを言わないでちょうだい!」
ルイーズは怒った。
「あなたが人を愛した・・・それは、紛れもない事実よ。それを、そのように言うなんて・・・亡くなった旦那様や娘さんが、
あんまりだわ!」
いきなりルイーズはイグレーヌの肩を強く掴んだ。そして、ぐいっと強く抱き寄せる・・・
「人を愛するということ・・・私が、それを思いださせてあげます。」
「ルイーズさ・・・あ・・・」
みずみずしいイグレーヌの唇・・・ルイーズの唇が今、その唇に重なる・・・
個人授業Z(4)
(まあ・・・イグレーヌちゃんの唇・・・すごくおいしい・・・)
「ん・・・・・・んん・・・・・・」
一瞬、ルイーズの額に、汗がにじむ。それは、彼女の感触に、自分が思わず興奮してしまっているという証。
見ると、イグレーヌも同じだった。
「うふふ。イグレーヌちゃんも、こんなに興奮しているのね・・・」
そのまま、ルイーズはイグレーヌの首筋をそっと抱きしめると、今度はそのうなじをそっと舐めた・・・
「あ・・・・・・」
イグレーヌの口から漏れるため息・・・ゾクゾクするような、その感触・・・
「ねえ、イグレーヌちゃん・・・」
ルイーズは抱きしめる両腕をそっと離すと、彼女の両肩に手を置いて、じっと彼女を見つめた。
「こんなに美しいのに・・・もったいないわ。」
そして、そのままルイーズは、再びイグレーヌを抱きしめた。その両腕は、イグレーヌの胸当ての紐の結び目にかかっている・・・
やがて、紐が解け、胸当てが外れた。そして、イグレーヌの服が、左右に広げられる・・・
ルイーズの手のひらに余るほどの、イグレーヌの大きな胸・・・大きいというだけではなく、形も非常に美しい。
「あなたが愛した娘さんも、こうやってママのミルクを飲んだはずよ。」
ルイーズはそう言うと、イグレーヌの赤く膨れ上がった乳首に吸いついた。
ちゅっちゅっ・・・
「あ・・・ああ・・・」
イグレーヌは泣いていた。娘の在りし日を、思いだしたのであろうか・・・?
個人授業Z(5)
そのままイグレーヌを抱き寄せ、乳首を味わうと、イグレーヌの身体は、自然とソファーに横になる・・・
「あああっ!ああああっ!」
イグレーヌの胸に食い込むルイーズの指は、やがてお腹の辺りを通り、薄く毛のかかった秘丘に到達した。
「そして、あなたの愛した夫も・・・」
秘丘の割れ目をこじ開けて、ルイーズの指が、イグレーヌの中へと入りこんでゆく・・・
「あああっ!ああああっ!」
彼女の指が、イグレーヌの陰核に触れると、イグレーヌは悲鳴を上げた。
「思いだして。あなたの夫も、こうしてあなたを愛したことを・・・」
今度はイグレーヌの膣に、指が入りこんでゆく・・・
「んあああ!」
イグレーヌの瞳から、涙が溢れる・・・最愛の夫を、思いだして・・・
「あなたああああ!あなたあああああああああ!!!」
いつしか、ルイーズも泣いていた。
「イグレーヌちゃん・・・、どうか忘れないで・・・あなたの夫が、そしてあなたの娘が、
あなたを愛したということを・・・」
ぴく、ぴく・・・
奥まで入りこんだルイーズの指に、イグレーヌは鋭く反応して、液を吹き出す・・・。
そのままルイーズは、彼女の中をぐいっとこすった。
「あああっ!あああああっ!あああああああっ!!!」
いつしか、イグレーヌの身体は、すっかり上気していた・・・
「あなたあああああああああああああああああああああああああああっ!!!!」
一瞬、イグレーヌの身体から、力が抜けてゆく・・・
股間から、おびただしい愛液を吹き出して・・・
個人授業Z(6)
翌日・・・
「お世話になりました。」
イグレーヌは玄関で、出立の用意を整えていた。
「もう行ってしまうの?寂しいわ・・・」
「すいませんルイーズ様。でも、私は、もう任務に戻らないと・・・」
イグレーヌがそこまで言ったとき、ルイーズはそっとイグレーヌを抱き寄せた。
一瞬、二人の唇が重なる・・・しかしそれは、すぐに離れた。
「忘れないで。人を・・・愛するということ、そして、ここに、あなたを愛している人が、いることもね。」
「はい・・・」
イグレーヌは一瞬、頬を赤く染めた。
そして、身を翻して、そのまま歩いて去った・・・
「私は、いつまでも待っていますから・・・」
おしまい
お前こそ何様だ。
書いてくれりゃ何でもいいわ。
ダミアン氏GJ!
……今思ったけど、
この話のルイーズって熟女?
正直、外伝は知らない…というか、
延々陵辱ネタが続いててなんか辛い気分になる…
せめて投下前に予告+NGワード設定できるようにタイトルつけてくれないかな…
と思っている人間もここにいるぞ。
ダミアン氏GJ!
純愛しか楽しめないなんて情けないぞ
情けなくてもいい
駄目なもんは駄目なんだ
自分も外伝知らんが、元を知らんせいか、本当はあんま好きじゃない
陵辱もんも平気で読める。あと、昔話みたいな独特の文章が
全体的に柔らかくしてると思う。今回の外伝作品2本もけっこう好きだが。
ダミアン氏の文は、小気味良くて読み易いし、いろんなシチュや
組み合わせをもってくるから、毎回楽しみだ。今回のレズ物にも萌えた。
>>371 お前、二次創作物に変な偏見もってんじゃねーよ
(´゚c_,゚`)プッ
純愛か陵辱かは、人それぞれだが。
パロ板で、元ネタ知らないのを堂々と語る香具師は初めて見たな。
369>>>正直、外伝は知らない
372>>>自分も外伝知らんが、元を知らんせいか
ア・フォ・か。
これが、『封印知らない』や『烈火知らんが』だったらどうする。
陵辱嫌い→まあOK。ただ嫌いならスルー汁。
元の作品を知らないので楽しめない→NG。絶対禁句。ここはエロパロ板だ。
但し、「元の作品を知らないけど楽しめた」はもちろんOK。
ここはファイアーエムブレム&ティアリングサーガ18禁SSスレッド。
801以外はどのシチュでもOK。
旧作から新作まで、訳隔てなくみんなで楽しみましょう。
>375
>372は、「元の作品を知らないけど楽しめた」と言いたいんだろ。
>>369 「好きじゃない」とかエロパロ板で書いても空気嫁とか叩かれるだけだ。
ある種ファンサイトみたいな質だからな、この板。
他スレでもこれは絶対に守っておくべし。
――但し。
投下前に予告を付けて欲しいというのは激しく同意。
誰しもが陵辱物好きな訳ではないからな。
(対極にあるゲロ甘な話についても言える事だが。自分だったら両方付ける)
自治房ウザイ
粗しはすっこんでろ
別にたいした手間じゃないんだから
予告付けてくれるとありがたいな、って事でしょ。
まあ1レス使って予告しなくても、外伝氏とかまんまなタイトルだし、
それでいいかなとかは思うけど。
とりあえず次の方どうぞ。
そもそも>366が発端だよな。空気嫁も何も…
「さあ、ロイ様、ミルクの時間でちゅよ〜♪」
レベッカはそう言うと、まだ赤ん坊のロイをそっと抱き上げた。
「うふふ。かわいいv」
そして、服をめくって大人の豊かな胸をさらけ出すと、その先端の赤い乳首をロイの口元に当てる。
「さあ、たーんと召し上がれ♪」
レベッカのその言葉と同時に、ロイは彼女の乳首に吸いついて、ミルクを飲み始めた・・・
「たくさん飲んで、大きくなあれ♪」
レベッカはロイが体勢を崩さないように、しっかりと抱きとめた。だが・・・
「あら?何か・・・固いのが当たってる・・・何だろう・・・?」
レベッカの胸の下のほうに、何かが当たっている。見ると、それはちょうどロイのオムツの辺りであった。
「・・・えっ・・・?・・・な、何これ・・・?」
ロイのオムツが、異様に膨らんでいる。レベッカはロイを乳首から離すと、ロイをベッドに寝かせた。
そして、オムツをほどき、ロイの股間を見た。
「な、何これえっ!!!?」
そこにあるのは、ロウエンに勝るとも劣らないほどの巨大な一物。それが、ビンッと固く、天井を向いてそそり立っていた。
「う、嘘・・・・・・きゃっ!」
次の瞬間、ロイの一物が勢いよく白く濁った粘液を吹きだした。そしてそれは、レベッカの顔を、正確に捕らえた。
「ヤダ〜!!!」
白濁にまみれながら、レベッカは泣きだした。
がばっ!!!
「な、何だったのかしら・・・今の・・・夢?」
気がつくと、そこはいつもの部屋。レベッカはどうやら、眠っていたらしい・・・
上体を起こして、すぐそばのベビーベッドを覗きこむ・・・そこには、まだ赤ん坊のロイが、すやすやと眠っている・・・
「夢よ・・・ね?」
念のために、レベッカはそっとロイのオムツをほどいてみた。そこにあるのは、赤ん坊のかわいいおちんちん。
「あ〜びっくりした!まさか、あんな夢を見るなんて・・・でも、夢でよかったわ・・・。」
きちんとロイのまだ小さいおちんちんを確認すると、レベッカは再びオムツをロイに着けた。
しかし、このときはまだ誰も気づかない。
彼女が見た夢のロイの一物が、十数年後のロイの一物の姿であるということに・・・
おしまい
385 :
名無しさん@ピンキー:05/02/27 23:31:31 ID:sDb34QVn
age is wonderful !!!!!
乳母を奪って
聖魔再プレイ中、ヴァネッサとルーテの支援をAにしてみた。
・・・・萌えた。某サイトのヴァネッサ×ルーテ絵も良かったが。
ヴァネッサたんとのA支援ならシレーネも(・∀・)イイ!
好きな人の名前を言いかけた時、シレーネの名前が出るかと期待した
ども、マシンっす。
>>166-182の続きです。
本当はエロシーン全部書き上げてから投下しようと思ってましたけど、
途中まで書いた所で力尽きてしまいました。
なのでこの二人、まだ本番までやってません…
…短いです。投下開始。
「私ね、ダーリンが帰ってきたの見つけた時からずっと欲しかったんだ」
首を小さく傾げて僕を見下ろし、ティルテュは穏やかな口調で呟く。
告白はかなり大胆な物だったが、そんな彼女をからかう気にはならなかった。彼女の体重が愛しく、
どうして、と僕は出来るだけ優しく問い掛けた。
彼女の腕が僕の頬へと伸びる。細い手で僕の髪を掻上げ、彼女は軽く照れたように打ち明ける。
「だって寂しかったんだもん」
背中に伝わる床の冷たさも、二度も強烈な衝撃を受けた後頭部の痛みも、恥じらいと悦びを内に含む
彼女の小顔を前にした僕にとって、どこか遠い出来事のように感じられた。
「僕もだ。もしかして期待しているのかい?」
ティルテュは僕に対し、何の躊躇いも見せず首を縦に振る。髪を耳の後ろに撫で遣って彼女は言った。
「ダーリンが愛してくれるんだもの。当然でしょ」
彼女はそう言い切り、僕から降りて立ち上がった。見上げれば程よい肉付きの脹脛から太腿にかけて、
すらっと床から伸びているのが目に入る。脚が伸びた先にあるスカートの中身は、暗くて良くは見え
なかったが、しかしその奥に隠された唇から吐き出される吐息と同じ息遣いが聞こえてくる。
ティルテュが屈み、僕は一瞬太腿の奥が見えるかと期待を抱いた。見えそうで見えないという状況を
苛立たしく思うが、なに後で思う存分見ようと思えば出来るはずだ。
恋人の卑猥な視線に気付く事なく、彼女は僕を起き上がらせようと手を伸ばした。それを掴み、腕に
力を込めて引こうとした矢先に、僕は急に手を離されて再び床へと仰向けに倒れる。
ティルテュが今頃になって、廊下の寒さに耐え切れずに小さなくしゃみを放ったのだ。
両肩を自分で抱いて凍えるように震えると、彼女は痛む後頭部を擦っていた僕を見下ろした。互いの
目が遭って、決まり悪そうに微笑んで、彼女は慈しみに満ちたおねだり声で言う。
「ここ寒いよね。私たちの部屋に行こう、それで――」
「それで?」
少し間を置いてティルテュはしゃがみ、僕の顔を自分へと引き寄せ、ねだるように訊ねて来た。
「――私を抱き締めて、カラダの中から暖めてくれる?ダーリン」
先程レックスと会話しながらやってのけたスキンシップといい、今の魅惑的な仕草といい、こんなに
上手な誘い方をティルテュはいつ覚えたのだろう。直戴な表現を用いるよりもずっと上品に、尚且つ
一層淫らな言い回しに聞こえた。
僕の返事を聞くと、彼女は満足気に一つ頷いて見せた。
シグルド様を慕って集まった各国の公爵家の子女には、この狭いセイレーン城でもそれぞれの
個室が与えられている。貴族の子弟に私室が宛がわれないのは忍びない、というラーナ王妃の
ご厚意により宛がわれたものだ。
僕やレックスは勿論、ティルテュにも当然彼女専用の部屋はある。一つ下の階はその半分が
独身女性用の居住箇所として使用されており、その西側に位置する。そこも考えられたのだが――
彼女を自分の部屋へ迎え入れる方が賢明な判断だった。僕の部屋は四階にあるので、階段を昇降
する事なく到着する。くしゃみをした恋人の状態を考慮すれば、彼女を出来るだけ早く暖かい毛布に
移してやる必要があった。
レックスの去った階段と逆の方向に、中庭に面した暗い北向きの廊下を二人連れ立って歩く。寒気が
石造りの壁越しに伝わり、城外を見渡さずとも夜の気配を感覚器官へと知らせてくれる。
シレジアの夜は早い。故国では社交場が盛り上がる時刻だったが、この国に来てからというもの、皆
早く眠りに就いてしまう。その為か、或いはまだトーヴェから部屋の主が帰還していないからか、居住
区である筈のこの階はしんと静まり返り、動く人間の気配すら感じなかった。
途中で肘に重みを感じて、僕は左を見下ろした。
ティルテュが僕から離れまいと腕にしがみ付き、ぴったりと寄り添っていた。彼女は歌を口ずさみ、
笑みを浮かべ、足取りも軽かった。随分機嫌が良い。僕は彼女に引っ張られ、少しよろめいた。
「ちょっとティルテュ」
何――とティルテュは屈託のない笑顔で僕に訊き返した。
「いや――」
歩き難い、と抗議する心積もりだったのだが、そんな棘のある感情も急速に失せた。
「何でもないよ。行こうティルテュ」
変なダーリン、とティルテュは呟いて、僕の居室を目指して歩く。
場違いとも思えるような古いシレジア松の木製扉が、石積みの廊下の壁に幾つも並んでいる。互いに
似通ったそれらの扉を幾つも過ぎて、僕達は一番奥にあった扉の前に辿り着いた。
ティルテュに急かされながら、僕は鍵を外して握りを降ろす。扉を手前に引く。
十日間主が留守にしていた筈の部屋からは冷たく淀んだ空気ではなく、暖かそうな光が漏れ出した。
ティルテュが僕を突き飛ばして駆け込み、僕はまた壁に頭を打付ける。これで何度目だろう。
廊下の壁に打付けた後頭部を擦りながら入室すると、彼女は既に長椅子に腰掛け、赤々と燃える
暖炉に掌を翳していた。
「どしたのダーリン、まだ頭痛むの?」
ティルテュは僕に気付き、首だけを僕に向けて言った。暖炉から身を離したくはないらしい。
やはり薄着だった分、かなり身体が冷えていたのだろうと僕は想像した。
一人用寝台程の大きさを持つ長椅子に、離れて座るのは明らかに損だ。その上僕も身体が冷えて
いたから、少しでも暖まりたかった。僕は上着を脱ぎながら歩み寄って、彼女の右隣に腰を下ろした。
「随分甘えん坊さんだな、ティルテュは」
言いながら華奢な肩を引き寄せる。僕に身を預け、しおらしい声で彼女は言った。
「うん――けど寒いんだもん。あ、お茶飲まない?」
彼女が気を利かせてお茶を淹れてくれたので、カップ片手に二人で暖炉の赤い炎のゆらぎを眺める。
それからどれ位の時間が経ったのか判らない。火の勢いが衰え出したと思ったら、ティルテュが僕の
肩に擦り寄っていた。
肩を回した手の先で、銀髪の感触を確かめた。落ち着いた彼女の息遣いが妙に心地よい。
お互いの体温を貪るというより、余裕を持ってゆっくりと味わう。
僕は何の気なしに問い掛けた。
「この部屋使ってたのかい?ストーブに火を入れる手間が省けて助かったけど」
顔を照らすストーブの赤い光が熱く感じられた。ティルテュは篭った声で答える。
「――うん」
「いつから?」
「――ダーリンが留守の間。ずっとここで寝泊りしてたの」
うふふ、と慎ましい笑みが零れる。
ティルテュは僕を長椅子の右端に押し付ける要領で毛布のように覆い被さった。ぴったりと
身を寄せ合った上に暖房が利いていたので、二人のいる場所が北の果てシレジアである事
も忘れそうになる。
それが証拠に、軽く唇を突き出した彼女の頬には赤味が差していた。
彼女もこの部屋が暑いと感じていたのだろう。僕は静かに、そしてしなやかに、
ぽってりした紅い唇を味わってから訊いた。
「つまり十日間か。自分の部屋もあるのにどうして?」
「えっと、それは――」
答え難そうにしていたティルテュの耳朶に、僕はそっと指先を伸ばす。
「やン」とくすぐったがるように、ティルテュは肩を窄めて目を瞑る。触れた指を首の付け根まで
優しく下ろしながら、それでも彼女は僕の行動に対して一切の妨害を加えない。楽しみを覚え
つつ、薄い肌から指を離すと、彼女は我に帰って文句を言った。
「ダーリンったらもう、何するのよ」
怒ったように眉を寄せているが、声はあの危険な予兆を含んでいなかった。
仕方ないな、といった感じだ。本気で怒っている訳じゃない。もし彼女が本当に怒っていたならば、
この時点で僕はとっくに消し炭へと姿を変えていただろう。
ほんの一瞬彼女に対して恐怖が涌いた事を悟られたくなかったので、何でもない風を装って訊いた。
「いや――自分の部屋の方が使い易いんじゃないかなと思ったからさ。この部屋って女の子が使う
事を考えてないから、特に鏡台とか化粧道具を置いてある訳でもないし」
僕は訊ねながら、二の腕の内側を撫でるように彼女の長い手袋を徐々に脱がせる。手袋を取ると、
今度は手首から逆に辿って肩の丸みに指を沿わせる。
「あン――やだってばぁ」
甘ったるい声を上げながら、ティルテュはくすぐったそうに腕を引いた。
右手の次は左手。脱がせると両の二の腕を掌で円を描くように撫で回す。
その間彼女は凝乎と黙っていた。リボンで纏め上げられた繊細な髪が時折さらさらと揺れる。
「だって――」
ティルテュは僕の胸板に肘を突いた。
自分ばっかり責められるのに堪え切れなくなったのか、僕の襟元に手を伸ばした。
釦が外され、シャツが胸元が開けられる。ティルテュの手付きは実に不器用だった。
この部屋にいる限りは風邪を引かないだろう。そう思ったので服を脱がされる事には全く抵抗を覚え
なかったが、質問に答えず反撃に移ろうとした彼女の態度に対してはお仕置きを加えたくなった。
擽るように、彼女の腕から肩へ、そして胸へと掌を動かした。
しっとりと吸い付くような肌から、滑らかな絹地に覆われた乳房をさわさわと撫でる。
ティルテュはその様子を一瞥すると、くすぐったそうな苦笑を僕に向けた。
「もう、ダーリンっておっぱい好きだね」
「そりゃあ――」
ね、と返事すると同時に、服の上からぐいっと指で掴む。ふんわりとした肉が指の隙間からはみ出る。
彼女が短く叫んだ所で、今度は両脇から重みを支えるように包み込む。
「ちょっとそれ止めて――力抜けるから」
抗議を無視して手に力を込めると、彼女は自分の体重を支え切れずに僕の胸板へと折り重なった。
彼女は僕の肘を掴んで、柔肉の感触を受け止めていた手を敷布の上に引き摺り出した。
無言の内に彼女から「おイタしちゃダメよ」と優しく諭されているようだ。
押し付けられた彼女の胸元が深い谷間を作っていた。初めて肌を重ねた時分には、もう少し
浅かったように記憶している。大きさといい雲のようなふんわりとした手触りといい、彼女の胸は
何時の間にここまで成長したのだろうか。
そんな感慨も彼女と目が遭えば瞬時に流れ去る。僕達は再びお互いに微笑みかけた。
「女の子に必要な物なら、もうこの部屋に揃ってるわ。手鏡もお化粧道具も、
フュリーさんに習ってるパッチワークの生地もね。それから――」
「それから――何?」
照れ隠しのように一つ笑って、ティルテュは唇を押し付けて来た。
大きく呼吸して僕の目を捉え、照れた顔でしかしはっきりと彼女は告げる。
「好きな人の匂いよ。もう私――ダーリンが傍にいないと眠れないの」
「ティルテュ、君は――」
その続きは喋る事が出来なかった。
口と口がぶつかり合い、そのまま城外の猛吹雪にも劣らないキスの嵐に突入したのだ。
舌を入れたら吸い上げてくれる。唇を離す度に僕の目を窺い、何度も何度も飽く事なく繰り返す。
彼女がどれほど寂しい想いを抱いていたのか判るのか、と責められるように、唇が少し痛んだ。
腰の辺りで立てられたもそもそとした物音に、僕は視線を自らの股間へと遣った。
ティルテュは僕の腰から太腿にかけての衣服を剥ぎ、痛い程に膨れ上がった屹立を取り出している。
添えられた細い指のひやりとした感覚が背筋を遡り、僕は小さく息を漏らす。ゆっくりと茎の部分を
往復しながら、彼女は楽しげな笑みを僕に向けた。
「ダーリン可愛いね。コレ、どうして欲しいの?」
「恥ずかしいんじゃなかったの?」
僕が勃起している事が、という意味である。今彼女がしている事を考えると、廊下での彼女の発言と
今のいやらしい仕草の間には大きな隔たりがあるように思われる。
僕の屹立に目を落とし、小さく笑って彼女は言う。
「人前ではね。二人っきりで邪魔の入らない時はいいの」
そういう物なのだろうか。僕は彼女に向かって曖昧な苦笑を浮かべた。
一刻も早くティルテュの中に入るのも良いが、今はまだ彼女の肉体に己を沈めるまでの時間を
充分に楽しみたいとも思う。
――手で扱いて貰おうか、口で愛撫して貰おうか。
逡巡の後、僕はなるべく雰囲気を壊さない言い方を思い付いた。
「ティルテュの好きなようにしてくれたら、それが嬉しいな」
ふふ、とティルテュは悪戯っ子のように笑う。
「しょうがないわねぇ、ダーリンは」
肩を落として彼女は溜息を吐くと、長椅子の左端へと僕の脚の間を滑り降りて行った。
長椅子の肘当てに肩を乗せて寝転がり、肌開けられた自分の下半身を呆然と見つめる。
太股の間には銀のポニーテールとそれを纏める赤いリボン。時に緩慢に時に素早くそれらが
揺れると、ぬらぬらと温かい感触に包まれた下半身に疼きが生じ、それが背筋を伝って昇る。
愛撫された女の子のような声を思わず漏らすと、ティルテュが顔を上げて僕の反応を観察した。
露出した箇所がティルテュの唾液で濡れ、室内の明かりを妖しく反射している。自分の屹立が
恋人の唇に納まっている様子は、中々に扇情的なものだった。
ティルテュが目で、僕に合図を送る。
――ダーリン、気持ちいい?
「――ああ」
僕は女のような喘ぎ声で返す。
――よかった。
彼女の目が優しく微笑むと、ちゅるちゅると音を立てて僕の物が吸い上げられる。
口の中に収まり切らない部分を手で一生懸命扱かれ、亀頭を舌先で丁寧に撫でられていると、
本当にティルテュから愛されているのだと実感できて涙が出そうだった。
口での愛撫を覚えて以来、ティルテュは実に美味そうな様子でしゃぶってくれた。彼女が言う処では、
僕が女みたいに責められて喘ぐ姿を見ていると感動を覚えるのだそうな。
それにしても彼女の上達振りには目を見張る物がある。裏筋に舌を押し当てながらの動作が心憎い。
「んっ……んん……」
丁寧に、愛しそうに。奉仕しつつ貪るように、彼女の紅い唇は往復運動を続ける。
ちゅぽん、と音を立てて彼女が唇を放した。亀頭と舌の間に、透明な細い糸が懸かっている。
その糸が切れない内に、彼女は陰茎の脇に口付ける。その根元まで優しく唇を滑らせる彼女の頬に、
僕はそっと手を添えた。
ティルテュの動きが一瞬止まる。
僕に口付けたまま見上げた彼女の表情は可愛らしかったが、同時にものすごく切なそうにも見えた。
彼女は行為の卑猥さと対照的にしおらしく頷いて目を僕の物に戻すと、自分の唇を陰茎から陰嚢へと
這わせた。銀髪の旋毛が移動する。
僕が導いているのか彼女が勝手に動いているのか何とも判別は出来なかった。掌には全く抵抗が感じ
られず、さりとて彼女の頬は僕の掌に吸い付いて離れようともしない。
無言の内に意思の疎通が出来ているみたいな気がして、僕は感動していた。彼女の目も微笑む。
陰嚢の薄皮を唇で挟むような感覚に続いて、全体がぬらっと包まれた。
ただでさえ射精感が込み上げているのに、口の中で転がされたら堪った物ではない。
しかもその上亀頭の先を彼女の指先で細かく擦られたら――
出る――と口走るより早く、僕の亀頭が再び唇に包まれる。
それが吸い上げられると同時に陰嚢を手で揉まれ、僕は絶頂へと誘われる。
僕は反射的に彼女の頭を掴み、そのまま一気に達した。
熱い塊が堰を切ったように溢れて、彼女の口の中を犯した。
「んんっ……んっ……」
口の中に僕の精を受けたティルテュは、顔を顰めながらも懸命に僕の陰茎を指で扱く。
僕を包んでいた唾液に流れが生じたかと思うと、ティルテュの喉がごくりと鳴る音が部屋に響いた。
<<続く>>
今日はここまで。引っ張って申し訳ありません。
『百合』書いてた時のダミアン氏の苦労が分かるような気がする。
アカン、ストック作ったらアカンのや!筆が遅れる!
ややリアルタイムキター!!!
ほのぼのムードから二人っきりの卑猥な時間に移行していく感じが素敵です
いいいい!ティルテュかわいいよ(*´д`*)ハァハァ
良すぎる!GJ!!!
月並みだけどGJ!
すばらしいデキでつ
(*ネタバレ注意)(*強姦注意)
バレンシアという名の大陸がある。
この大陸は、二柱の兄妹神によって、北と南に分断されていた。
すなわち―
北のリゲルを支配するは、軍神ドーマ。何よりも力を尊ぶ。
南のソフィアを治めるは、大地母神ミラ。何よりも自愛を説く。
二つに分かれた大陸は、やがて調和を失い、不自然に歪んでいく。
北のリゲル帝国は荒れ果て、南のソフィアは豊かさ故に腐敗していく。
ある時、リゲルを大飢饉が襲う。
飢えで苦しむ民を救う為、時のリゲル皇帝ルドルフは、豊かなソフィア王国に救援を申し込む。
だが腐敗しきったソフィアの統治者は、飢えに苦しむリゲルの人々を嘲笑い、罵り、救いの手を差し伸べようとしなかった。
ソフィアの腐敗を知ったルドルフ皇帝は、自らが悪となることで、バレンシア大陸に変革をもたらそうとする。
それは二柱の神、ドーマとミラへの、大いなる人の挑戦の始まりでもあった。
事を始める前に、ルドルフ皇帝は、まだ赤子の実子アルバインを、ソフィア王国の伝説の将軍マイセンに預ける。
いつか、成長した我が子に討たれる事を望んで。
同時にマイセンは、ソフィア王妃リプリカより、まだ赤子の王女アンテーゼを託される。
それは、宰相ドゼーより我が子を守ろうとするリプリカの願いにより。
リゲルの王子とソフィアの王女を託されたマイセンは、辺境のラムの村で、二人を育てる。
リゲルの王子アルバインをアルム、ソフィアの王女アンテーゼをセリカと呼び。
やがて約十年の月日が流れ、何も知らないアルムとセリカは、仲の良い幼なじみとしれ育つ。
だが、ソフィア王家の断絶を目論む宰相ドゼーの魔の手は、辺境のラムにまで及ぶ。
やむなくマイセンは、セリカにだけ全ての事情を打ち明け、セリカの身柄を、信頼出来るノーマ司祭のいるノーヴァ島の修道院に送る。
何も知らされないアルムは、マイセンを深く恨んだ。だが、マイセンの口から、全ての事情が明かされる事は無い。
アルムとセリカが別れて、さらに約六年。
アルムはラムの村で戦士として、
セリカはノーヴァ島の修道院で神官として、
それぞれ別の道を歩んでいた。
ある日、ラムの村を、解放軍のソルジャー・ルカが訪れる。
かつての、伝説の将軍マイセンに、解放軍に参加してもらう為に。
だがマイセンはこの要請を固辞。
代わりに、孫として育てられたアルムが、解放軍への参加を申し出る。
ラムの村の仲間達と共に、解放軍のアジトを目指すアルム一行。
その途中、盗賊の祠でシスター・シルク、南の砦でペガサスナイト・クレアを救出。
鬼畜アルムはこの両名を手篭めにしました。
やっとたどり着いた解放軍のアジトでは、それまでのリーダーだったクレーベより、アルムが新リーダーに任命される。
解放軍のリーダーとなったアルムは、瞬く間に、ソフィア城を奪還。人々から英雄と呼ばれる。
彼が、リゲルの王子とも知らず。そして、アルムもまだ、己の運命を知らずにいた。
アルムがラムの村を旅立った頃。
セリカもまた、ノーヴァ島の修道院より、旅立っていた。
大地から実りが消えた原因を、大地母神ミラに異変が起こった為と考え、ミラ神殿を訪問するつもりだった。
アルムと違い、セリカは自分の出生の秘密を知っていたが、ソフィアの王女を名乗るつもりは無かった。
セリカは、一人の神官として生きる決意でいた。
仲間と共に、バレンシア大陸へと旅立つセリカ一行。
その途中、傭兵セーバーを仲間にしたり、海賊の砦をアーマーナイト・バルボ達と共に攻め落とす。
こうしてセリカ一行を乗せた船は、ようやくバレンシア大陸に到着した。
ソフィアの港に到着したセリカ一行は、二人のペガサスナイトの姉妹に出会う。
パオラ「私達は、はるか東のアカネイア大陸から来ました」
カチュカ「私達の妹が、海賊にさらわれたの」
パオラ「それで海賊船を追いかけたのだけど、この辺りで見失ってしまいました」
カチュア「ああ、早く助け出して、一緒に国に帰りたい」
妹を探すパオラとカチュアとはそこで一旦別れ(仲間にするのは第三章)、セリカ達はソフィア城へと向かう。
セリカ達が到着した時、ソフィア城では、人々が熱狂的に沸き立っていた。
何でも、解放軍の若きリーダーが、宰相ドゼー軍を追い払い、解放したという。
そこでセリカを待っていたのは、意外な人物だった。
まずは、ラムの村でセリカを育ててくれた老騎士マイセン。
マイセンに言われるまま、ソフィア城の一室でセリカ一人が待っていると、誰かがやって来る気配がする。
やがて扉が開き、一人の若者が姿を見せた。
「!…君は…」
訝しげにセリカを見つめる若者。セリカにも、相手が誰だかすぐには分からなかった。
二人が別れていた年月は、少年少女を見違える程に成長させていた。
だがすぐに、お互いが誰だか分かる。
幼い日を、ずっと一緒に過ごしてきた二人だから。
離れても、ずっとお互いを想い続けてきた二人だから。
「セ…セリカ? セリカなの!」
「アルム…。やっぱりアルムだったのね」
どちらからともなく駆け寄り、抱き合い、抱擁するアルムとセリカ。
ずっと待ち望んでいた再会の瞬間だった。
「よかった。あいたかった」
すぐにアルムから離れ、セリカは目尻に溜まった涙を拭う。
「私が村を出てから、もうずいぶんも会ってないもの」
そう言うセリカを、アルムは眩しそうに凝視していた。
セリカはあまりにも美しく成長していたから。
背中まで伸びた、ウェーブ掛かった赤毛の髪。ほっそりとしてしなやかな乙女の肢体。
何よりも、内面から滲み出る慈愛と優しさ。
セリカの全てが、アルムには眩しく、感動すら覚えていた。
再会の喜びを分かち合い、アルムとセリカは、お互いが歩んできた道を語り合う。
アルムは、解放軍のリーダーとなり、シフィア城奪還までを。もちろん、解放軍のシルクやクレアを犯した事は内緒にして。
セリカは、大地母神ミラの異変を知る為、ミラ神殿を訪れる事を。
過去を話した二人は、今度は未来について話し合う。
だがここで、二人の主張は、決定的な違いを見せる。
リゲルとの徹底抗戦を主張するアルム。
話し合いによる和平を主張するセリカ。
二人の議論は噛み合わず、ずっと平行線を辿る。
それはあたかも、決して交わらない、力の軍神ドーマと慈愛の大地母神ミラのように。
長い対立を続けてきた、リゲル帝国とソフィア王国の縮図のように。
「もういいわ!」
遂にセリカが、声を荒げだす。
「アルムは戦争がしたいだけなんでしょ!
みんなから、英雄と呼ばれて、いい気になってればいいわ!」
「そんなことは無いよ。俺は英雄になりたいわけじゃない」
ちなみに、アルムの普段の一人称は「ぼく」だが、セリカと話す時だけ「オレ」になるようだ(ゲームで確認した)。
「ソフィアには、まだ王女がいるはずだ。
その王女が見つかったら、俺は、ソフィアを治めてもらうつもりだ」
そのアルムの言葉に、セリカは憤り、そして寂しげに微笑む。
アルムは知らない。
セリカこそが、ソフィア王国の最後の王女である事を。
そしてセリカには、王女として生きる意思は無かった。
「ソフィアの王女はいないわ。もういないのよ」
もう話は終わりとばかり、立ち上がり、またも寂しげに微笑むセリカ。
「さよなら。アルム」
(ゲームではここまで。以下はエロ創作です)
別れを告げられ、アルムは呆然と立ち尽くす。
去り行くセリカの背中を眺めるだけで、どうする事も出来なかった。
やっと再会したセリカ。
もう離したくない。失いたくない。
だが、もはやアルムにはどうする事も出来なかった。
「くそ。どうすれば」
悶絶するアルム。と、その時、天から啓示が下される。
『犯せ』
なんだか悪役みたいな天啓ですが。
顔を上げたアルムの瞳は、「それだ!」とばかりに輝いていた。
ひょっとするとそれは、邪神ドーマのお告げかもしれない。
俄然犯る気になったアルムは、去り行くセリカの背中に勢いよく追いつき、後ろ首筋に手刀を当てる。
「えい」
「………!」
後ろからの不意の一撃に、セリカは声も無く気絶した。
倒れるセリカの身体を後ろから抱きしめ、アルムはその柔らかさに、ゾクゾクと身震いする。
マイセンが二人の再会場所に用意した部屋には、豪華で大きなベッドがあった。
どうやらここは、身分の高い者の寝室らしい。
どうしてこんな場所を再会場所に選んだのか、マイセンにとことん問い詰めてみたいものだ。
ともかく、アルムは寝室を用意したマイセンに感謝しつつ、セリカをそっとベッドに降ろす。
そうして、目を閉じたまま動かないセリカの美貌を、じっと覗き込む。
艶やかな赤い唇に、すっと筋と通った鼻。艶やかな赤い髪。
こうして大きなベッドの上で眠り込むセリカは、おとぎ話の眠り姫のようだった。
だが、セリカは当て身を受けて気絶しただけ。直に目覚めるだろう。
アルムはすぐに、セリカを犯る準備を始めた。
まずは、邪魔な鎧から脱がし始める。
408 :
外伝:05/03/04 01:04:05 ID:4wAYoVx3
萌え尽きました。
チャージして、エロ本番の続きは明日にします。またまた。
FE外伝を知らない人の為に、主役二人の生い立ちから書いてみました。
しかし、幼なじみが二人とも別の国の王族で、偽名というのも凄いものがあるな。
ん、誤字発見!!!
>>>403。上から六行目。
大地母神ミラの教え、『自愛』は『慈愛』の誤りです。
他にも誤字脱字はありますが、見逃してくれると漏れが幸せです。
>『犯せ』
>「それだ!」
>「えい」
>マイセンが選んだ再会場所なのにベッド
ハゲワロタ
もはや清々しささえ感じるな〜、これw
「それだ!」を見た瞬間脳裏に大量の顔文字が走った。
個人的に(以下はエロ創作です)でもワラタ
ワロタ なんでそこで「犯せ」になるのかと小一時間(ry
>>>407続き(*強姦警報発令*)
「う、うぅん」
セリカが目が覚めた時、まず気が付いたのは、自分がふかふかのベッドに寝かされている事だった。
旅の間は、野宿か船の粗末な簡易ベッドで眠っていたので、久々のまともなベッドが心地良い。
だが手を動かそうとして、セリカはハッとなった。
手が動かない!
慌てて自分の身体を見下ろし、今度はさっと蒼ざめる。
鎧も服も着ていない。つまり裸にされていた。
そして、自分の横には、同じく裸の若い男が寝そべっている。
「きゃあっ!」
反射的に身を隠そうとしたセリカだが、相変わらず両手は動かない。どうやら、後ろ手に縛られているようだ。
「セリカ。やっと起きた?」
「ア、アルム?」
その声に、セリカの意識は気絶する直前を思い起こす。
確か、アルムに別れを告げ、部屋を出ようとしたら、後ろから首に強い衝撃を受け・・・
「アルム! これはどういうことなの!」
セリカはようやく悟った。自分を気絶させ、裸にしたのが、誰かを。
だがアルムは何も答えず、代わりにセリカの裸体をまじまじと見つめる。
「セリカ。本当に綺麗になったね」
数年の月日は、幼い女の子を、可憐な乙女へと成長させていた。
ぺったんこだった胸は豊かに膨らみ、きれいな谷間を形作っている。小さすぎず大きすぎず、形の良い美乳だった。
腰はきゅっとしまり、小さなお尻も引き締まっている。
白い脚はすらっと伸び、その付け根の股間はきれいな縦筋。わずかながら、髪と同じ色の陰毛が、産毛のように生えている。
ナカを確かめるまでもなく、アルムはセリカがまだ処女である事を確信していた。
セリカが気絶している間に、裸にして両手を後ろ手に縛り、自分も裸になって、犯す準備を整えたアルム。
はやる気持ちを抑え、セリカが目覚めるのを、添い寝しながら待っていた。
そうしてギンギンに犯る気満々のアルムの瞳は、真っ赤に血走っている。
「いやっ! 見ないでよ!」
アルムの突き刺すような視線から逃れるように、セリカは寝転んだまま背中を向ける。だが両手を縛られたままでは、それが限界だった。
>>>407続き(*強姦警報発令*)
「う、うぅん」
セリカが目が覚めた時、まず気が付いたのは、自分がふかふかのベッドに寝かされている事だった。
旅の間は、野宿か船の粗末な簡易ベッドで眠っていたので、久々のまともなベッドが心地良い。
だが手を動かそうとして、セリカはハッとなった。
手が動かない!
慌てて自分の身体を見下ろし、今度はさっと蒼ざめる。
鎧も服も着ていない。つまり裸にされていた。
そして、自分の横には、同じく裸の若い男が寝そべっている。
「きゃあっ!」
反射的に身を隠そうとしたセリカだが、相変わらず両手は動かない。どうやら、後ろ手に縛られているようだ。
「セリカ。やっと起きた?」
「ア、アルム?」
その声に、セリカの意識は気絶する直前を思い起こす。
確か、アルムに別れを告げ、部屋を出ようとしたら、後ろから首に強い衝撃を受け・・・
「アルム! これはどういうことなの!」
セリカはようやく悟った。自分を気絶させ、裸にしたのが、誰かを。
だがアルムは何も答えず、代わりにセリカの裸体をまじまじと見つめる。
「セリカ。本当に綺麗になったね」
数年の月日は、幼い女の子を、可憐な乙女へと成長させていた。
ぺったんこだった胸は豊かに膨らみ、きれいな谷間を形作っている。小さすぎず大きすぎず、形の良い美乳だった。
腰はきゅっとしまり、小さなお尻も引き締まっている。
白い脚はすらっと伸び、その付け根の股間はきれいな縦筋。わずかながら、髪と同じ色の陰毛が、産毛のように生えている。
ナカを確かめるまでもなく、アルムはセリカがまだ処女である事を確信していた。
セリカが気絶している間に、裸にして両手を後ろ手に縛り、自分も裸になって、犯す準備を整えたアルム。
はやる気持ちを抑え、セリカが目覚めるのを、添い寝しながら待っていた。
そうしてギンギンに犯る気満々のアルムの瞳は、真っ赤に血走っている。
「いやっ! 見ないでよ!」
アルムの突き刺すような視線から逃れるように、セリカは寝転んだまま背中を向ける。だが両手を縛られたままでは、それが限界だった。
「どうして? ラムの村にいた頃は、裸なんか平気で見せ合ってたじゃない」
背中を向けたセリカを、アルムは背後から抱きすくめる。優しく、包み込むように。
「いやっ! さわらないで!」
セリカの非難には耳は貸さず、アルムはセリカの柔らかい女体を全身で味わう。
「やめてよぉ」
一方のセリカは、全身を覆う男の温もりに、身震いしていた。
「やめてアルム。私達、もう子供じゃないのよ」
「うん、そうだね」
背中からセリカの耳に口を近付け、アルムはそっとささやく。
「だから、もういいよね」
その言葉に、セリカは愕然とし、心底から震えだす。
「い、いや」
この状況でも信じたく無かった。何かの、悪い冗談だと思いたかった。
「抱くよ。セリカ。いいよね」
アルムの手が、背後から乳房を鷲掴みにする。
セリカは理屈ではなく、女の本能で悟った。
アルムが、幼なじみの男性が、自分を犯そうとしていると。
「イヤアアアアあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーっ!!!」
乙女の絶叫を心地よく聞きながら、アルムは胸を揉みしだく。
セリカを、幼なじみの女性を、自分の手で犯すべく。
「ダメエエエえええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇーっ!!!」
セリカの悲鳴を聞く者は、誰もいない。アルム以外には。
「いやあっ! はなして! はなしてってたらー!」
後ろ手に縛られたまま、それでもセリカは懸命に身をよじって暴れる。
そんなささやかな抵抗を嘲笑うように、アルムは背後からセリカを抱きすくめ、赤い髪に鼻を埋め香りを愉しみ、そのさらさらの背中をお腹いっぱいに味わい、そして乳房を揉みしだく。
セリカの胸は芯まで柔らかく、アルムの手を深く食い込ませる。
「だ、だめ。アルム。お願いだからやめて」
と言われても、やめるわけがない。夢中になって、美しいおっぱいをこね回す。
「やめなさいってば!」
とうとう鋭い口調で叱責する。ラムの村にいた幼い頃なら、これでやめてくれたが。
「わあ。セリカのムネ。とってもやわらかいよ」
性欲に取り付かれたアルムには、どんな言葉も効果が無い。
「くううぅー」
ぎゅっと歯を食い縛り、肌をざわざわと走る気色悪さに耐えるセリカ。
どんなに胸を揉まれても。痛くも痒くも無かった。今はまだ。
と、アルムの片方の手が、すすっと下に伸びる。
脚の付け根、股間、その中心の女のもっとも大事な部分へと、アルムの手が無遠慮に触れる。
「あっ」
手がそこに触れた瞬間、セリカの口から無意識に声が漏れる。
「だ、だめ。アルム。そこはだめ」
わななくセリカ。アルムはニヤリと笑い、そこをぎゅっと鷲掴みにする。
「あーっ!」
股間を強く掴まれた瞬間、セリカの喉の奥から、今までとは違う絶叫がほとばしる。
さらにアルムは、胸を揉みながら、固く閉じた割れ目を、指ですすっとなぞり、巧妙に愛撫していく。
背後からの執拗な責めに、セリカの女体が、ビクッと跳ねる。
「だ、だめー。そんんあとこ、さわっちゃ、だめー」
いつしか、セリカの息に甘いモノが混じり、ほっぺただけでなく、全身が桃色に染まっていく。
明らかに、セリカは感じ始めていた。
背後からセリカを抱きしめ、胸を揉み、秘所を弄ぶうちに、アルムは彼女の変化に悦びを覚えていた。
「あ、あう、んんぅ」
我慢しようとしても、口からは自然に甘い吐息が漏れている。
セリカが喘いでいる。
アルムの手の動くに合わせるかのように、セリカの腰と脚が、もぞもぞとうごめくように動いている。
セリカがよがっている。
その事実に、アルムは今にも絶頂を迎えそうなほど興奮していた。
好きな女が、自分の愛撫で感じる。濡れる。
男にとって、これ以上の悦びはない。
「だ、だ。アルム。あ、あ、あ」
セリカの背中が、小さくピクンと跳ね上がる。
もうそろそろいいかな。
アルムは、背中を向けていたセリカを強引に自分に向けさせ、仰向けにすると、その上に覆いかぶさっていく。
「い、いや」
アルムに上に乗られ、セリカはいやいやと首を横に振る。
だがアルムは、セリカの頭をしっかりと押さえると、いきなり唇を合わせた。
「!?!?!?」
セリカの目が、驚きに見開かれる。
セリカにとって初めてのキス。アルムとセリカの初接吻は、強姦の最中だった。
アルムは唇を重ねたまま、セリカを強く強く抱きしめる。
もう二度と、セリカを離すまいと。どこにも行かせないようにと。
ベッドの上で、抱き合いキスしたまま、二人は動かなくなった。
長い長いキスが終わり、どちらからともなく離れ、アルムとセリカはハアハアと荒い息を吐く。
上に覆い被さったまま、アルムはじっとセリカを見下ろす。
そしてセリカも、じっとアルムを見上げていた。
お互いに目を逸らさず、真正面から見詰め合う二人。
「セリカ」
先に動いたのは、アルムだった。
そっとセリカに顔を近付ける。
と、セリカの目が一層険しくなる。
「アルム。女の匂いがする」
「!」
セリカの不意の一言に、アルムはぎくっと硬直する。
「な、何言い出すんだよ。急に」
それだけで、セリカには分かった。
「やっぱり。他の女にも、こんな事してたのね」
「な、なななななななな、何言うんだよ。俺はセリカ一筋だよ」
「嘘つき」
セリカはぴしゃっと言ってのける。
「ううー」
確かにアルムは、解放軍にいるシスターのシルクや、ペガサスナイトのクレアと関係を持っている。というか、犯して手篭めにしている。
「ごめん。俺が悪かった」
セリカに嘘は付けないと思ったか、アルムは唐突に謝る。
「約束するよ。これからは、セリカ以外の女には手を出さないって」
シルクやクレアは、やるだけやってポイ捨て。
だがセリカは、プイッと横を向く。
「嫌い。アルムなんて大ッ嫌い。私だけだなく、他の女にも、こんなひどい事してたなんて」
がーん がーん がーん
犯すと決めた時から覚悟はしていたが、はっきり口に出されると、やはりショックである。
しばし呆然ろしていたアルムはしかし、すぐに気を取り直し、再びセリカにキス。
「ん、んんー」
嫌がるセリカの目から、涙がにじり落ちる。
陵辱はまだ始まったばかりだ。
こりこり
アルムの指が、セリカの乳首をすりすりとこすりあげていく。
ちゅっちゅっ
さらにもう片方の乳首も、口に含んで丹念に仕上げていく。
「ん、んんぅ」
もう両方の乳首とも固くしこり、ピンと尖らせていた。
「あ、ああ、んふう」
セリカの嬌声も、もはや止めようが無い。
両手を後ろ手に縛られたまま、ピクンと背筋を仰け反らせる。
ちゅっちゅっ。こりこり。
「ああっ」
セリカの潤んだ瞳からは、涙がとめどなくなく溢れ、ベッドを濡らす。
と、アルムは不意にセリカの上から離れた。
セリカがホッと息を吐くが、すぐに両足首を掴まれ、無理矢理に左右に開かれる。
そして、まだ穢れなき乙女の花園が晒される。
「いやぁ。見ないでぇ。もうやめてぇ」
セリカの抵抗も、もはや弱々しいものだった。
アルムは構わずに、大きく開かれたセリカの花弁に顔を近付け、ぺろっと一舐め。
「あっ」
セリカの花弁からは、甘ーい蜜が滴り落ちていた。
さらに蜜を味わおうと、アルムは花弁にしゃぶりつき、ちゅーと音を立てて吸い出す。
「アーッ!」
もっとも敏感な部分を直接舌で吸われ、セリカの腰がぐいっと一気に持ち上がる。
「あ、あああ。だめー。そんなとこ、だめよぉー」
ちゅくちゅぅと、美味しそうに蜜を味わうアルム。
「ああーっ!」
セリカの割れ目は、もう充分に濡れていた。
そしてアルムのペニスも、すでに固く硬直している。
セリカから離れ、己の分身を突き出すアルム。
「え?」
その猛々しい肉棒を目の当たりにし、セリカは愕然となる。
ラムの村にいた頃に見たそれとは、形も大きさも全然違っていた。
あんな、おぞましい、汚らわしいモノが、自分のナカに挿れられる!
「い、いや・・・」
アルムはセリカの両脚をしっかりと大きく開き、その中心の割れ目にペニスをあてがう。
「イヤアアアアアアああぁぁぁぁぁァァーっ!!!」
ずん!!!
迷うことなく、アルムの分身が、セリカの処女の証を貫く!
「わあああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
身体を貫く痛みに、セリカの瞳が絶望に彩られる。
「こんな、こんなのっていやああああぁぁぁーっ!」
人々の平和と幸福の為に、バレンシア大陸までやって来たセリカ。
だがそこで待っていたのは、幼なじみによる陵辱。
大事な、セリカが大切に守ってきたナニかを踏みにじられ、少女の瞳から熱い涙が溢れる。
「あ、あああ」
破瓜の衝撃に愕然とするセリカに、アルムはそっと耳打ちする。
「セリカのここ。穴が開いちゃったね」
その言葉に、わなわなと震えだすセリカ。この鬼畜は、どこまで自分を苦しめるのだろうか。
「助けてーっ! だれかあああああああぁぁぁぁぁーっ!
たすけてよおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉーっ!!!」
セリカの悲鳴は誰にも届かない。
叫び悶えるセリカを満足気に見下ろし、アルムはゆっくりと腰を動かす。
「ひ、ひぎいぃ!」
二人の結合部からは、鮮血が滲み出ていた。
「ああ。セリカのナカ、すっごくあったかくて、すごくきもちいいよ」
セリカの処女を奪った事実に満足し、アルムは始めてのセリカのナカを堪能する。
「ぬいてー! もうぬいてえええええぇぇぇぇーっ!」
ベッドを濡らすセリカの涙。その瞳から、じょじょに光が失われていく。
パンパン
肉と肉がぶつかり、血潮が弾ける。
「ああっ、セリカ。セリカ。すごくいい。セリカすごくいい!」
腰の回転運動と共にヒートアップするアルムとは対照的に、セリカはなすがままに揺さぶられていた。
「あ、ああ。もうイヤァ」
全身を貫く痛みに朦朧とし、ただただ陵辱に身を任せる。
「ミラさま・・・」
セリカはぽつりと、自身の信仰する大地母神ミラの名を呟く。しかし、女神は助けてくれない。
「メイ・・・。ジェニー・・・」
セリカはぽつりと、ノーヴァ島の修道院で一緒に修行し、共にここまで戦った少女の名を呟く。しかし、友は助けてくれない。
「いやぁ。もういやぁ」
セリカが、全てに絶望した時。
「うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
気迫と気合を込め、アルムはセリカの膣内へと、己の精液を猛々しく解き放つ。
どくっどくっ
止まることなく注がれる、ケダモノの汚らわしい汁。
しかしセリカは、もはや膣内射精すらどうでもよかった。
「・・・いやぁ・・・いやぁ・・・」
何度も同じ言葉を繰り返し、その視線は宙をさ迷い、目の前の現実を見ていない。
セリカの精神は、すでに壊れていた。
外からの刺激に、完全に無反応になる。
そうして、セリカは現実から逃げ出した。
長い長い射精を終え、アルムはペニスを引き抜く。
ついさっきまで、キレイな縦筋だった割れ目は無残にも大きな穴が開かれ、そこからいろんな液体がこぼれ落ちる。
ハアハア
一息吐き、アルムは再びセリカに覆い被さっていく。
まだだ。まだまだアルムは満足していない。
と、セリカに覆い被さり、アルムは気が付いた。
「セリカ?」
セリカの瞳から光が消え、体は脱力しきっている。
今のセリカは、虚ろな空っぽだった。
「なんだ。もう壊れたのか。まだ一回しか犯ってないのに」
アルムは事も無げに言い放つと、セリカの虚ろな瞳を覗き込む。
こういった反応、とういか無反応は、以前にも見た事があった。
シスターのシルクを犯りすぎた時、シルクも丁度こんな虚ろな瞳になり無反応になった。
「これなら、縛っておく必要も無いな」
セリカをひっくり返してうつ伏せにし、両手を後ろ手に拘束していた縄を解く。
そしてそのまま形のいいお尻を持ち上げ、今度はバックから突く。
「あ、ああ・・・」
挿入の瞬間にだけ、セリカの口から音が漏れる。
口から出るのは、もはや声ではなく反射的に漏れる音。それとヨダレだった。
口から出るヨダレと両目からなお溢れる涙が、ベッドを濡らす。
全く無反応なセリカの躯を、背後から突き上げるアルム。
セリカの体が風に揺れる葉っぱのように揺れ、ベッドもぎしぎしと音を立てて揺れる。
人形になったセリカを、アルムは延々と犯し続けた。
「ほら、セリカ。今度は口でして」
ぽかんと開いたままのセリカの口に、アルムは強引にペニスをねじ込む。
セリカは一切抵抗する事無くアルムのモノを受け入れ、アルムは物言わぬセリカを、容赦なく己の精液で白く染めていく。
かつて、大地母神ミラの娘と呼ばれた神官セリカ。ソフィア王国最後の王女セリカ。
今や物言わぬ性人形だった。
セリカはナニもない真っ白な世界に漂っていた。
ナニもない世界。
誰もいない世界。
現実から逃げ出したセリカは、己の殻に閉じこもり、心を固く閉ざしていた。
ここなら、セリカを傷つける者は誰もいないから。
いつまで、そうしていただろうか。
不意に、真っ白な世界に、光が灯る。
暖かく優しい光。
その光は、セリカの深く傷ついた心を、じんわりと癒していく。
そして光の中心には、女性の姿があった。
「ミ、ミラ様」
セリカは直感的な悟った。
大地母神ミラが、救いの手を差し伸べたと。
「ああ、ミラ様。なにとぞお救いを」
だが光の女性は何も応えない。
代わりに、親指を、ビッと下に突きつける。
『殺れ』
えー!?
呆然とするセリカの眼前より、光の女性は唐突に姿を消す。
一人残されたセリカは決意した。
犯るなら殺ると。
虚ろな瞳で、アルムのペニスを口に入れられるセリカ。
と、その瞳が、いきなり光を取り戻す。
ピキューン
光を取り戻したセリカは、躊躇する事無くチンポを噛む!!!!!!!
「ぎゃああああああ!」
突然の反撃に、アルムは咄嗟に噛まれたチンポを引っこ抜き、その場を転げ回る。なんとか切断は免れたが、傷は深い。
「いたいよ。いたいよー」
血を流すチンポを押さえて、ベッドの上を転がるアルム。
セリカはペッと血を吐き捨て、悠然と立ち上がる。
すでに両手を拘束していた戒めは解かれている。
これなら呪文が唱えられる!
セリカは、なおも転がるアルムに、容赦なく呪文を叩きつける。
それは、海の祠のドラゴンゾンビをも浄化した聖呪文。
「エンジェル!」
「ぎゃーす!」
ゾンビ系に大ダメージを与える聖なる光。生身の人間にも、ダメージは大きい。
そうして、ピクリとも動かなくなったアルムに、セリカは耳打ちする。
「ねえアルム。今日はこれぐらいで勘弁してあげる」
びくびくと震えるアルム。
「だけど約束はちゃんと守ってね。私以外の女には手を出さないって」
こくこくと頷くアルム。逆を言えば、セリカには手を出しても良いと言う事だ。
そうしてセリカは、精液で汚れた身体を清め、きちんとたたまれていた服と鎧を身に着け、颯爽と部屋を出て行く。
「さよなら。アルム」
セリカが部屋を出てからしばらくして、アルムが股間を押さえて部屋を出た。
アルムはシスター・シルクに泣いて頼んで、噛まれたチンポを治療してもらった。
そうして、アルム軍とセリカ軍は、別々に進撃を開始する。
アルム軍は、逃げおおせた宰相ドゼーとの決着、さらにはリゲル帝国本土を目指して。
セリカ軍は、ミラ神殿を目指し、必然的に砂漠の盗賊王ギースとも対立する事になる。
アルムとセリカ、一瞬の邂逅だった。
その後。
アルムは、セリカとの約束をきちんと守り、シルクやクレアや他の女性には手を出さなくなった。
その代わり、男に手を出すようになりました。戦場でホモは当たり前です。
第二章完
えらく漢らしいミラ様だなw
ミラ様ワロタw
ぎゃあああああ!!
痛い、痛いって。
でもナイスなオチで笑わせていただきました。
ミラ様ステキ。
428 :
ひみつの検疫さん:2024/11/28(木) 20:08:22 ID:MarkedRes
汚染を除去しました。
↑
なにこの文章?
ノートン・トラップやね。
純朴天馬騎士、ヴァネッサたんのハァハァSSを密かに書いてたら、
ノートン先生が大暴れして、ちょっとビックリ(;´∀`)
ラブレターのウイルスコードだ。
場合によっちゃあここを見ただけでアンチウイルスが反応するんだぜ。
test
434 :
1/8:05/03/06 16:12:16 ID:SN2IxvT2
オスティア城内の一室で、ルイーズは両手を縛られ寝台に押し倒されていた。
「ギィ、ちゃんと押さえてろよ。ほらエルク、憧れのルイーズ様の服を脱がせてやれ」
2人の少年に指示を与えているのはセインだった。ギィもエルクも、興奮と罪悪感が混じった表情で
白いシーツの上の人妻を眺めていた。
ルイーズは抵抗の言葉を叫んでいるが、猿轡のせいでくぐもったあえぎ声しか漏れてこない。それが
3人の男の獣欲を刺激するとも知らずに、ルイーズは身体をくねらせて何とか逃れようとしている。
「ムダですよ、ルイーズ様。今みーんな城下に決戦前の買出しに行ってますからね。もちろん、パント
様もいませんよ。エルク、さっさと脱がせないと俺がやるぜ?」
セインの催促に、エルクはルイーズの服に恐る恐る手を伸ばした。胸のふくらみが少年の手に触れた
瞬間、ルイーズは思わず身をよじって抗ったが、ギィとセインが手足を抑えそれを許さなかった。
「ごめんなさい、ルイーズ様……」
エルクはためらいがちに貴婦人の服の胸元に手をかける。弓を射るのに邪魔にならないよう配慮され
た薄い上着の止め具を少年に外される度に、ルイーズは身体を小刻みに震わせた。
「む……ふうぅぅー!うううっ……!」
最後の止め具が外れ、ルイーズの形良く盛り上がった白い乳房があらわになると、ルイーズは首を激
しく左右に振った。(お願い、見ないで……!)
435 :
2/8:05/03/06 16:13:13 ID:SN2IxvT2
「ほら見ろよ2人とも、これが大人の魅力ってやつだ。触ってみな」
セインに促され、ギィとエルクはルイーズの胸に手を伸ばす。ギィは乱暴に、エルクは手になじませる
ように、大きな乳房の感触を味わう。
「んんー!んうう……うふぅ……うう!」
「そんなに気持ちいいですか?まあここまで剥いたんだ、大声出して助けを呼ぼうなんて気も起きない
でしょ」
セインは悶える人妻の口をふさいでいた猿轡をはずした。唾液が糸を引き、ルイーズが吐息を漏らした。
「やめて……どうして……ああ!あんん、ギィさん、エルク、やめて……」
「今更やめてと言われても困りますよ。それより、こっちの口は正直なんじゃないですか?」
セインはそう言うと、いきなりルイーズの下半身を覆っていたスカートを引きずり下ろした。
「!!い、いやです、そんな!許して!ああっ……!」
夢中になって胸をまさぐっていたギィとエルクの視線が、一斉に「そこ」に集中する。丸みを帯びた曲線
と、真っ白い太もも。そしてその間にある金色の茂み。ルイーズは脚を閉じようとしたが、セインが両足を
押さえて拡げる方が速かった。
「いや、こんな……!こんな格好……お願い、見ないでください!」
「2人とも、よーく見とけよ。これがルイーズ様の『あそこ』ってやつだ。おや、なんか濡れてますね」
436 :
3/8:05/03/06 16:13:56 ID:SN2IxvT2
「ど、どうして濡れてるんだよ?」ギィが興奮した口調でセインに尋ねた。
「んー?さあな、ルイーズ様本人に聞いてみろよ。まさか、これから男3人に犯されることに興奮して
欲情してる、なんてことは無いと思うけど。お、ヒクヒク言ってるぞ」
深窓の令嬢として育ったルイーズにとって、3人の男の視線が、自分の一番恥ずかしい部分を食い
入るように見ているなど初めての体験だった。しかしそれ以上に、その男たちに犯されるということの方
が遥かに衝撃だった。
「お、なんか溢れてきた。こりゃ完全に興奮してますな」
「ち、違……やめて!もう、こんな……」
「本当は前戯ってやつでここを十分濡らさないといけないんだけどな……まさかこんな淫乱なお嬢様
だったとはなぁ。じゃ、一番手のエルク、いってみようか」
ルイーズの抵抗を完全に無視して、セインはエルクの背中をポンと叩いた。
「ちなみにルイーズ様、最初がこいつで次が私セイン、3番目がギィです。私以外の2人はどっちも童
貞なんで、素敵な初体験にしてやってくださいよ。ささエルク、憧れのルイーズ様だ。よーく味わえよ」
エルクは無言でうなずくと、もどかしげに服を脱ぎ捨てていった。
(ああ……あなた……)
ルイーズは夫の愛弟子の屹立したものを見て目を閉じた。
437 :
4/8:05/03/06 16:14:27 ID:SN2IxvT2
「ルイーズ様……僕、ずっと貴女のことが……」
「だめよ、こんな……エルク、お願いだから……んっ……」
ルイーズの抗議の言葉は、エルクの口で塞がれた。エルクは縛られた人妻の胸を揉みしだきながら、
夢中で唇を吸った。
(だめ……また濡れてしまう……)
エルクが舌で彼女の唇を刺激するたびに、勃起した彼女の乳首が少年の胸にこすれるたびに、彼女
の熟れた腰まわりに少年のモノがあたるたびに、ルイーズは自分の肉壷がギュっと反応するのが分か
った。
「こ、ここですよね……入れます」エルクは律儀に断りをいれてから、己自身をルイーズの入り口に当
てがった。
「ああ……うっ……エルク……」
ルイーズはエルクが侵入するのを待った、しかし、初めてのエルクは勝手が分からず秘所のまわりを
突付きまわすだけだった。
「あ……うっくっ!」
エルクが短い喘ぎを漏らすと、ルイーズの下腹部が熱い感触に覆われた。興奮して、挿入前に射精し
てしまったのだ。軍旅で溜まっていたエルクの白い欲情の証が、人妻の下腹部を汚していった……
438 :
5/8:05/03/06 16:15:18 ID:SN2IxvT2
「何だ、イッちまったのか……ま、若いんだ。気にするな」
放心中のエルクの肩を、セインは心から励ますように叩いた。「じゃ、次は俺ね」
もうセインは衣服を脱ぎ、騎士としての修練を積んだ肉体をさらしていた。ルイーズは彼のものを見て
また濡れた。今度こそ犯される……!
「じゃ、いきなりいきますよ」
「え!?あ、ああ!だめ、だめです!そんな……うううっ、うああ!いやっ……!」
セインは本当にすぐに挿入を開始した。抵抗する間もなく、初めて夫以外の男のモノをカラダを迎えた
ルイーズは、泣きながら喘いだ。
「ああ、あはぁ!うぅ……いやです、抜いてください……あなた……!」
「お、きましたね、『あなた』!上の口では夫を呼んで、下の口はキュっと締め付けてくれる!最高ですよ」
セインは本格的に腰を使い出した。ルイーズの腰のくびれを掴み、緩急のリズムをつけながら熟れた肉
体を犯す。ルイーズの乳房が揺れ、臍に溜まったエルクの精液が下腹部に拡がっていく。
「ううう、や……!ああ、あはぁ、そんな!きゃあ!あぅ、あん、いやぁ……!」
ルイーズの喘ぎが、徐々に悲鳴から雌の啼き声に変わってくる。セインが乳首に爪を立てて愛撫したり、
ベッドの上で弾む尻に手を回して感触を楽しんだりするたびに、ルイーズの肉壷は欲情に濡れながら激し
く収縮を繰り返した。
439 :
6/8:05/03/06 16:15:49 ID:SN2IxvT2
「おい、ギィ……お前もエルクみたいになりたくなかったら、先に一発抜いとけよ」
ルイーズの大きめの尻を愛撫しながら、セインはギィに声をかけた。ルイーズの縛られた手を握って
いた遊牧民の剣士は、恥ずかしそうにうなずいた。股間の隆起が服の上からでも分かる位になってお
り、このままセインが人妻を犯し続けるシーンを見せ続けたら、そのまま射精しかねなかった。
ギィはまだ放心状態のエルクにルイーズの拘束を任せると、急いで服を脱いで犯され続ける人妻の
枕元に膝をついた。
「あっああぁ!あうっ!んん、うふぅ……!あっ、ギィさん……何おおお!ああ!」
ルイーズはセインの激しい陵辱に達しそうになりながらギィを見た。少年は、三つ編みにされたルイ
ーズの髪を手に取り、やがてそれを解き始めた。
「な、何を……、あっああ、うぅ!んん……するんです……?」
ギィは、犯され続けるルイーズの髪を愛撫しながら、暴発寸前の己自身に巻きつけた。
「へぇ、サカには変わった嗜好があるんだな……ほらルイーズ様、ギィが貴女の綺麗な髪でアレを
しごいてますよ。どんな気持ちです?」
セインの問いに、ルイーズは嫌悪と欲情を同時に感じた。女の命であり、毎日手入れを欠かさない
髪を犯されている……!
ギィは自分自身にルイーズの豪奢な金髪を巻きつけ、頬を上気させながら手でしごいている。
440 :
7/8:05/03/06 16:16:26 ID:SN2IxvT2
「あ、ああ!ルイーズ様!」
ギィが叫ぶと、彼の先端から欲情の証がほとばしった。エルク同様、長旅で溜まっていた白濁が凄ま
じい勢いで噴出し、ルイーズの髪を、美しい顔を、ぐしょぐしょに汚していった。粘性のある熱い雄の欲望
が、ルイーズの額に、耳たぶに、鼻の頭に、唇に降り注いだ。
「!!いや、いやぁぁぁ!!」
ルイーズにとって、顔に射精されるなど初めての体験だった。熱い体液が、ゆっくり流れ落ちて顔を犯
しているようだった。
「あ、俺まだキスしてねぇってのに!まあいいか、俺もそろそろイきますよ」
顔射に欲情したのか、セインは一層激しくルイーズの胎内への陵辱を始めた。ビクンという感触が、ル
イーズの肉壁に伝わる。彼女も夫との経験上、それが何を意味するか分かっていた。
「ああ、やめてください!それだけは……ううあ、あんっ!きゃ!……めて!やめてください!」
ルイーズは犯されながらも必死に懇願する。唇の端から精液を垂らして訴える人妻を見下ろしながら、
セインは射精感の高まりを必死に抑えていた。
「じゃあルイーズ様、どこに欲しいかちゃんと言ってくださいよ。あ、もう出そう」
「いやです!ああ、うんっ!そこにだけは……お願いですから!あああ!」
セインは人妻の反応を楽しみながら、最後に深く腰を沈めて子宮を突いた。ルイーズはビクンと震える
と、首をそらして絶頂を迎えた。
441 :
8/8:05/03/06 16:16:58 ID:SN2IxvT2
セインがルイーズの膣から己自身を抜くと、白い肢体を絶頂に悶えさせる貴婦人の口に咥えさせた。
「な、何を……おおぉぉ!んんぅふ……おぅっ!」
「しっかり奥まで口に含んでくださいよ!そらっ!」
セインはルイーズの頭を両手に抱えて自分のモノを咥えさせた。むせて吐きそうになるルイーズだっ
たが、すぐにセイン自身が大きく脈打ち、熱い濁流が喉の奥に注ぎ込まれた。
「!!うううぉぉ……げ……むぷ……」
「膣内には出しませんでしたからね、しっかり飲んでくださいよ」
セインはルイーズの頭を押さえて、彼女が必死に離れようとするのを押さえつけた。
「うぐっふぅぅん……おごっ……ずびっ」
ようやくセインが長い射精を終えて哀れな人妻を解放すると、ルイーズは白いシーツの上に白濁液
を吐き出した。
「うぇ……あ……げぇ……!こ、こんな……うぇぇ……」
「ひょっとして口に出されたこともないんですか?今度パント様にしてあげてみてください、喜びますよ」
夫の名前を出されて、ルイーズは肩を震わせた。私、こんなに汚されてしまって……あの人に何て……
「さ、次はギィだぞ。お、もう回復してるな。この淫乱奥さん濡れ濡れだから、そのまま突っ込んでやれ」
セインは満足した表情でギィを促した。美しい人妻が精液まみれで震える姿は、少年の欲望を激しく刺
激していた。
ルイーズ様SSが読めるとは超嬉しい。感謝です!
ハードなのも良いねえ。
ひとつの話としては、もうちょっと起と結がしっかりしてて欲しい
気もしないでもないが、ここまで確実にエロに焦点絞って
徹底してると、それはそれでなんか実用的でいいなぁ。
エロい文章もかなり上手いし。
諸君、私は・・・・純情な天馬騎士が好きだーヾ(゚∇゚)ノ
そんなヴァネッサたんの後日談をば・・・・・(純愛度:中 エロ度:小)
マギ・ヴァル大陸全土を覆った忌まわしき戦いから一年。
天馬騎士ヴァネッサは、現在は姉と共に、後輩の天馬騎士の育成にその力を注いでいた。
その中でも、特別に重要な任務がヴァネッサに与えられていた。
思いを寄せ、一生の忠誠を誓った最愛の男・・・フレリア王子、ヒーニアスの身辺警護である。
かっては、グラド帝国との戦いに備え、武装した兵士達が闊歩したフレリアの王宮も、
諸侯、貴族、豪商達の社交場として、姿を変え、復興の象徴として、その役目を変えつつある。
週末の夜に開かれる豪華な舞踏会は、貴族達の道楽や社交のみならず、
戦災で荒らされた国土を立て直す為の資金援助を募る、重要な催しに他ならない。
煌びやかなドレスで美しく着飾った貴族達の中、ヴァネッサは社交場の壁にもたれる様に、警護に当たっていた。
その眼差しは、常に警護の対象である、一人の男性に注がれている。
(王子・・・・・)
騎士として、女としての狭間で、少女の心は切なく揺れ動く。
多くの貴族達が談笑し、ワインのグラスを傾ける中、社交場での主役は、愛する王子、ヒーニアスその人である。
彼の周囲は、常に由緒ある諸侯の貴婦人や、豪商の令嬢、貴族の娘達が取り囲み、麗しき王子とのお喋りに花を咲かせている。
ヴァネッサと、そう歳は変わらない娘達であったが、ドレス一つ身に纏ったことが無く、社交場での礼儀作法も覚えたての、
まだまだ駆け出しの天馬騎士の彼女にとって、彼女達はあまりにも眩しく、遠い存在であった。
ヒーニアスの警護の為に、常に王子を視界に入れながらも、その周囲の娘達と自分を比べてしまう、自分に嫌悪感が走る。
香油で肌を潤わせ、染み一つ無い、ふくよかで可憐な貴族の娘達の手に比べ、
ヴァネッサの手は、訓練と雑務にスリ傷が絶えず、服装といえば、緩やかで美しいドレスとは程遠い、軽装の革鎧。
身に着けているアクセサリーすらも無く、装身具の代わりといえば、腰に帯びた小剣が関の山である。
先の戦いで、お互いを守り、常に傍にあった王子と、大きな距離が出来てしまったのを、ヴァネッサは感じていた。
住む世界が元々違うのだ――――
割り切って、騎士の任務に勤めようとすればするほど、他の娘と最愛の男が、楽しそうに語らう姿を目にしなければならない。
戦いの後、最愛の王子から幾度か寵愛を受けたヴァネッサにとって、それは拷問にも等しい任務であった。
「会場で、特に異常は無かったか、ヴァネッサ?」
舞踏会での小休止。社交場に隣接する、王家専用の個室で、ヴァネッサは主である、最愛の人と共にいた。
「い、異常は・・・・異常は特にありません。王――」
王子――そう言いかけたところで、唇が優しく重ねられ、言葉を遮る。
驚きに、少女の瞳が、大きく見開かれる。
仮にも、今は任務中である。甘美な抱擁から逃れようと、騎士の心が抵抗を促す。
だが、身体は、一度刻み付けられた、主からの愛撫・・・・・。
心地よい男の腕の中から、甘い口づけから、逃れる事など、到底出来なかった。
「お、王子・・・・お戯れを・・・・い、今は・・・・警護任務中です」
男のしなやかな指先が、ヴァネッサのか細い顎先を、極上のワイングラスでも弄ぶかのように、優しく摘み上げる。
「本当に、会場に異常は無かったか?また、以前のように私を――」
ヒーニアスの指先が、戸惑う少女の唇を、ルージュでも塗るかの如くに撫でる。
「――私にみとれていたのではないか?」
指先が頬を、唇を這うだけで、ヴァネッサのエメラルドの瞳は潤み、頬は紅潮し、切ない吐息が漏れてしまう。
「・・・・は、はい。み、見とれておりました・・・・王子だけを・・・・」
「そして、周囲の貴族の娘達に嫉妬していた。違うか?」
心の奥底に隠してきた、自分の劣等感を見透かされ、思わず、男の手を跳ね除けようとする少女。
だが、ヒーニアスの腕は、逃れようとするヴァネッサの身体をしっかりと捕らえ、離すことは無かった。
「お・・・・王子、私は・・・・・」
「警備任務の、お前なら気が付いていたかと思ったが・・・・バルコニー側のカーテンの傍にいた初老の男、怪しいとは思わぬか?」
愛する男の抱擁で、女の素顔を覗かせたヴァネッサの表情が、緊張で凛とした天馬騎士の顔つきに変わる。
会場内で、白髪交じりの初老の男と、何度か目を合わせていたのだ。
恐らく、地方の貴族で、フレリアの天馬騎士が珍しいのに違いない――漠然と、そんな第一印象しか持っていなかった。
「不注意でした、王子。申し訳ありません!王子にばかり気を取られ、会場の警護を疎かにするとは・・・・」
「初めて見る男だ。貴族にしては、身体がやけに引き締まっている。手に持ったグラスの中身が、全く減ってないし、他の誰とも喋っている訳でもない、
しかも、グラスを手にしたあの指・・・・騎士や、戦士の如く、訓練を怠らない手練の指先だ」
耳打ちするように、ヒーニアスの声が小さくなった。
「・・・・恐らく、他国のスパイか、私を狙う暗殺者といった所だろう」
ヴァネッサに緊張が走った。戦いの傷跡から、ようやく復興を遂げようとする混乱の時期である。
フレリアの王宮内に、他国の密偵が紛れ込んでいても不思議ではない。
また、先の大戦の真相を知らぬ、旧グラド帝国の軍人の中には、前皇帝ヴィガルトの死因をフレリア軍との戦いによるものと信じている者おり、
彼等にしてみれば、フレリアの王子は祖国を滅ぼした仇敵。フレリアを快く思わない残党が、刺客を送り込んでくる事も、十分に考えられた。
「はっ!すぐに兵を召集して、王宮の出口を固め、その不審者を取り押さえるように手配いたします!」
「ヴァネッサ、そう急ぐな。まだ侵入者と決まった訳ではない。今日の舞踏会には、各地の諸侯も集まっている。
私の知らぬ者が一人位いたとして、なんら不思議ではない」
「で、ですが、王子の身にもしもの事があったら・・・・」
「それよりも、会場内を泳がせて、どんな目的で王宮に来たのか、私の目で見定めたい。
私の思い違いかも知れぬし、大切な客人達も数多く集まっている。あまり事を荒立てたくはない」
一理あるヒーニアスの意見であった。警護の為とはいえ、来客を兵士達で取り囲むような真似は、外交問題にも発展しかねない。
だが、次にヒーニアスの口から出た言葉に、ヴァネッサは言葉を失った。
「――鎧を脱げ、ヴァネッサ」
「・・・・な・・・・お、王子・・・・!?」
「言ったろう?私は、先程の不審者の動向が知りたい。鎧を纏った女騎士が会場にいたら、その動きも抑制されるだろう。
ならば、奴らが動きやすいように、警護を少なく見せればよい」
「で、ですが・・・・・」
「この会場で、その出で立ちは目立ちすぎる。余り時間が無い・・・・着ている物を全て脱ぐんだ。ヴァネッサ」
扉を一つ隔てれば、多くの貴族達が談笑する舞踏会場。その喧騒は二人だけの小部屋にまで響き渡る。
酔った来客が、この部屋に間違えて入ってくることも、十分に考えられた。
「王子・・・・いくら、ご命令とはいえ、このような・・・・」
だが、ヴァネッサにとって、主の命は絶対である。心の奥底までも見透かされる、ヒーニアスの目に見つめられ、
少女は、おずおずと鎧の止め具を外していく。
「うっ・・・・く・・・・」
唇を噛み締め、恥辱に耐えるヴァネッサの口元から、羞恥の喘ぎ声が漏れる。
軽装の胸当てが外され、膝上程の丈しかない、天馬騎士特有のミニスカートがスルリと輪を作って床に落ちる。
着ている物を全て脱ぐ――騎士の服装を捨て、女としての姿を曝け出さねばならない、恥辱ともいえる命令に、
少女は、身体を震わせ、只、耐えるしかなかった。
ブーツも、上着も、下穿きさえも、自らの手で脱がなければならない屈辱。
肌を重ねた、愛する男の前とはいえ、いや、愛する男の前だからこそ、羞恥が彼女の心を包む。
生まれたままの姿になった、少女の柔肌が、恥辱にほんのりと赤く染まる。
「両手を後ろに組むんだ。私に、よく見えるように」
両手で、胸元と、最も大事な恥部を隠すヴァネッサであったが、主の非情な命令は、それすらも許さない。
少女の肢体がオレンジ色のランタンの灯りを受け、艶やかに浮かび上がる。
鎧の下に隠された、ヴァネッサの肢体は、誰の目から見ても、美しい身体であった。
それは、温室育ちの貴族の娘には到底辿り着けぬ、高原に咲く、鍛えられた野性の花の美しさ。
二の腕から肩先にかけて、少女特有のか細さとふくよかさを持ちつつも、鍛錬によって鍛え上げられた四肢は余分な脂肪など付いていない。
胸の二つの膨らみは、極上のプティングのように、たわわに揺れ、男の手に収まるか、収まらないかの程よい大きさ。
乳房に飾り付けられているのは、サクランボを思わせる、桃色に色づいた、やや小さめの乳輪に、ツンと上向いた上品な乳首。
まれに見る美乳を強調するかのように、ウエスト部はまるで砂時計のように細く括れ、やや、大きめのヒップへと繋がっている。
天馬に騎乗する為からか、太股から足首にかけてはカモシカのように鍛えられ、引き締まっているものの、臀部はしっとりと脂が乗り、
女性特有の、丸みを帯びたお尻の形を保ったまま、全く損なわれてはいない。
出るところは出、括れる所は括れるという、同姓から見ても、羨望に値する、極上の肢体であった。
「お、王子・・・・・こ、こんな・・・・・こんな・・・・」
「いままで、月明かりでしか、お前の全てを見たことが無かったが・・・・美しいな。ヴァネッサ」
ヒーニアスの指先が、まるで楽器でも弾くように、ヴァネッサの肢体を優しく撫で上げる。
なだらかな胸元を、指が這ったかと思うと、その指先は、瑞々しい果実のような感触を楽しむかのように、程良い大きさの美乳を捏ね回す。
「くぅ・・・・はぁ!」
肉房の先端にある、すでに硬くなった乳首を指の間で摘まれ、全身をピクン!と震わせ、切ない嬌声を上げてしまうヴァネッサ。
指が身体を這うだけで、吐息は徐々に荒くなり、身体を少し弄られるだけで、甘い喘ぎを漏らしてしまう様は、
名匠の手による、極上の音色を奏でる楽器そのものであった。
一頻り、乳房の感触を堪能した陵辱の指先は、縦筋の通った、鍛えられた腹部を撫で回すと、少女の大事な部分である、秘部へと伸びていく。
「お、王子・・・・こ、このような・・・・場所で・・・・む・・・うん・・・・」
ヴァネッサの言葉を遮るように、再び唇が重ねられ、非情な主は、官能のみを引き出していく。
少女の恥丘を飾り付ける、薄く生い茂る緑の逆三角形の草むらは、ほのかに汗に濡れ、シェル・ピンクに色付いた秘唇と、
包皮に包まれた敏感な真珠は、まるで、指責めに呼応するかのように、赤く充血し、悦びの蜜を溢れさせる。
ヒーニアスの人差し指と、中指が、Vの字を作るように、少女の秘裂を抉じ開けると、ヴァネッサの特製蜂蜜が、
溶かしたてのバターのように、トロリと太股を伝って溢れ出す。
舌先を入れられるでもない、普通のキスであっても、今のヴァネッサにとっては極上の前戯に他ならず、
指先、王子の息遣い、言葉でさえも、全てが心地よい愛撫となって、少女の身体を責め苛む。
「・・・・少し力を抜いたらどうだ、ヴァネッサ。お前は何時でも、騎士であろうと躍起になっている」
「で、ですが・・・・王子・・・・」
「身分の差など、気にすることは無い。私の前では、女として振舞ってくれればいい」
「お、お言葉ですが、・・・・今は、王子の警護中です。こ、このような・・・・あっ!ふあぁぁぁ!」
あくまでも騎士として、振舞おうとするヴァネッサを否定するように、濡れた蜜壷に指が挿し入れられる。
騎士の務めを果たさんとする意思を嘲笑うかのように、秘裂は主の指先を待ち望んでいたかのように咥え込み、
悦びの牝蜜をトロトロと溢れさせた。
「身体の方が正直だな。だが、任務を尽くそうとする、お前の芯の強さ、私を常に気遣う忠誠心は嫌いではない」
耳元で優しく囁きながら、蜜壷を掻き混ぜた指先を引き抜くと、チュプと、卑猥な音が響き渡り、
糸を引いて、愛液塗れの主の手が、ヴァネッサの目の前に晒される。
「あっ・・・・はぁ・・・・くぅ・・・・やぁぁ・・・・」
ヴァネッサは耳まで紅潮させ、ガクガクと膝を震わせる。
ゾクゾクとした心地よい快感が背中を走り、立っているのも困難な状態であった。
「だが、自分の本心を素直に認めず、浮ついた状態で警備に付き、侵入者に気が付かないとは、あまり褒められた事ではないな」
「はっ・・・・はい・・・・お許し・・・・ください・・・・王子」
宝石を思わせる、ヴァネッサの翠色の瞳が濡れる。
浮かんだ涙は、羞恥によるものか、騎士の任務を完全にこなす事の出来なかった、自分の不甲斐なさからか。
次の瞬間、少女の喘ぎは、短い嬌声に変わり、涙が頬を伝って流れた。
愛する王子の手で、見たことも無い装具が、濡れそぼった少女の膣穴に挿入されたのだ。
それは、男性器を模した木製の張り型で、挿し入れた秘裂から落ちないように、革製のベルトが付けられた、卑猥な責め具である。
腰に巻きつけられたベルトは、小さな錠前によって、施錠され、自らの力で外すことは出来なかった。
「これは、侵入者に気が付かなかった戒めだ。鍵は私が持っている。私以外には、外すことは出来ない」
「こ、こんな・・・・あっ!ああぁぁ!」
戒めである貞操帯から逃れようと、身をよじらせる、ヴァネッサの下半身が熱く灼ける。
「あまり動かぬ方が身の為だ。その責め具は中が空洞になっていて、中に注がれた媚薬を振動のたびに、
注ぎこむ仕組みになっている。背筋を伸ばし、すり足で慎重に歩けば、注入は抑えられる」
焦らすような、媚薬での責め苦に、ヴァネッサは、力なく、ヒーニアスの腕に抱きつき、悶えた。
「お、王子・・・・このような・・・・辱め、どうか、どうか、お許しください!」
「勘違いしてもらっては困る。辱めなどではないぞ。重要な任務を疎かにした、お前への戒めと言ったであろう?
この後も、私の警護の任務が残っている事を忘れるな」
腕の中で、力なく喘ぐ、少女騎士を両手で抱きかかえると、舞踏会場と反対側に位置する、奥の扉を開くヒーニアス。
部屋の中で待ち受けていたものは、幾つものクローゼットに、装飾の施された大きめの鏡台、靴や帽子、アクセサリーの詰まった数々の箱、
そして、商人風の白髪交じりの初老の男と、湯浴みの準備をする、何人ものメイドの姿である。
身に着けているものは貞操帯のみ、という自らの痴態をまじまじと他人に見られ、声を上げて、泣き出しそうになるヴァネッサであったが、
部屋の中の使用人たちは、全く意に介せず、深々と、頭を垂れるのみである。
「この者達は、ターナも贔屓にしている、王室ご用達の仕立て屋達だ。女性を飾り付ける腕前は王都でも随一で、
その仕事振りも早い。彼等に、『警護用』の服を用意してもらう。よいな?」
心地よい、ワルツの調べが流れる社交場では、多くの娘達が、主役の登場を待ち侘びていた。
数分後に控えている、ダンスの相手――お目当てである、フレリア王子にパートナーとして指名して貰う為である。
相手は、容姿端麗、女性に人気の若き王子である。年頃の娘ならば、異性として、恋焦がれても不思議ではない。
だが、それ以上に、フレリア王子に指名される、という事が貴族達にとって重要なステータスであり、政治的な意味合いも含んでいた。
貴族としての格も上がり、将来的に、未婚の王子の許婚として、王室との深い関係を築けるかもしれない――
純粋に、恋する乙女として王子を待ち焦がれる娘達よりも、その親の方が、娘が王子に指名されるようにと、躍起になっていた。
王子のお目にかなうように、一流の教育を施し、高額のアクセサリーで飾り付け、この日の為にドレスを新調するのだ。
両開きの扉が開き、ヒーニアスが登場すると、そんな思惑を抱いた、貴族達の緊張は頂点に達する。
――だが、ヒーニアスに手を取られ、会場に現れた令嬢の美しさに、緊張など忘れ、貴族達は息を呑んだ。
白とエメラルドグリーンを基調とするロングドレスは、少女の美しいバストを強調するように、肩紐の無い、胸元を大きく見せるタイプで、
タイトに絞り込まれたトップに、細くなだらかなウエストが映える。
細めの上半身と異なり、スカートはフリルが重なり合うボリュームあるもので、少女が脚を運ぶたびに、妖精の羽のようにヒラヒラと可憐に揺らめく。
全体的にシンプルともいえるデザインであったが、使われている銀糸、施された刺繍、少女が身に帯びる装身具は、いずれも手の込んだ逸品で、
名匠の手による、最高級のドレスである事は一目瞭然だった。
だが、そんなドレスが美しく映えるのも、身に纏った少女の美しさ故である。
日頃から、香油と香水、町に溢れる化粧品で、仮初めの肌つやを保つ、貴族の娘達には到底追いつかない、自然で健康的な柔肌。
ドレスの上からでも判る少女のボディラインは、スレンダーながら、バストやヒップといった女性特有の箇所は程よい大きさで、官能的に艶を帯び、
男なら誰しも、その布の下に隠された、少女の肢体を晒し、自らの手で染め上げたい・・・・そんな情欲に駆られてしまう。
少女の髪は、肩にかかるセミロングで、ドレスと同色の翠の艶やかな髪に、エーデルワイスをあしらったコサージュが映える。
頬を赤らめながら、一礼する初々しい少女の姿に、男達から感嘆の溜め息が漏れた。
王子がエスコートする程の、麗しの令嬢の正体が、先程まで会場内を警護していた、女騎士である事に気が付いた者は一人もいなかった。
「思ったとうり、ピッタリだな。私の『警護』をするならば、常に傍にいるのが簡単であろう?」
ドレスを身に纏った、ヴァネッサを引き寄せ、ヒーニアスはそっと耳打ちする。
「で、ですが・・・・このような姿では、王子の警護が・・・・それに、私・・・・」
この後に控えている、舞踏会での催しに、不安そうに俯く少女。
「遅めの曲を演奏するように申し付けてある。踊り方が判らなければ、私に体を預ければいい。今日は、他の男達に踊りの相手はさせない。安心しろ」
「しかし、不審者の件が・・・・」
「・・・・不審者など始めから居らぬ。初老の男と何度か目を合わせたのだろう、まだ気づかぬか?
まぁ、人は服装と第一印象で、同じ人物を見抜けぬこともあるからな・・・・
女性の体型を見ただけで、衣装の型紙を起こす事の出来る一流の職人でな。今日は、このドレスの最終の仕上げの為に、わざわざ城に来てもらったのだ」
「で、では、王子は始めから・・・・?」
「こうでもしなければ、お前は、騎士の任務を優先するあまり、ドレスに袖も通さないだろうからな。
あの戦いの時に言っただろう?私は女として着飾ったお前が見たいのだ。騎士としてではなく、女としてのお前がな」
「王子・・・・あっ・・・くぅ・・・やあぁ・・・!」
腰を引き寄せる男の手の感触に、少女のくぐもった喘ぎが漏れる。
秘裂に入れられた、恥辱の下着は、今もヴァネッサの蜜壷を責苛み、スカートの中身は、煮込んだシチューのようにトロトロになっていた。
目が潤み、口元から、切なく吐息が漏れる。少し身体を動かしただけでも、達してしまいそうに感覚が高ぶり、最愛の男の腕の中に身を預けてしまう。
「責め具が辛いか?あれを外せるのは、私だけだ・・・・今夜、私の寝室に来るがいい。いいな?ヴァネッサ・・・・」
「はぁ・・・・あぁ・・・・は・・い・・・・ヒーニアスさま・・・・」
耳元での囁きですら、甘美な愛撫となって、少女を責め立てる。身も心も主の物となった瞬間であった。
愛する男の肩越しに、ヴァネッサは警備中に目を合わせた、白髪交じりの初老の男を部屋の隅に見た。
服装こそ、貴族の出で立ちであるものの、奥の部屋で少女を飾り付け、王室ご用達の仕立て屋として、王子が紹介した商人風の男であった。
ヴァネッサの視線を感じた初老の仕立て屋は――王子とその愛人に、深々と頭を垂れた。
-END-
長文ゴメン。あ、あと・・・・諸君、私は・・・・ミニスカート、ヒラヒラ王女も好きだーヾ(゚∇゚)ノ
策士なヒーニアスと真面目なヴァネッサ、(・∀・)イイ!!
GJ!
綺麗に終わってるけど、続きも読んでみたい。
GJ!
ところで俺のIDを見てくれ
これをどう思う?
ヒーニアス×ヴァネッサキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
愛人モエー
ヨシュア×マリカが読みたい。
ジストを想うマリカ、しかしジストが大人の女性を好むと知るや
自分も大人にならなければと焦り、ヨシュアに協力を要請する。
ヨシュアはマリカがジストを想っている事を知っていて、自身もナターシャを想っている。
お互いに別の人物を想っていて、恋愛感情はない。
今まで多くの女性を肉体関係を持ってきた自分はともかく、マリカは前途ある乙女だ。
自分が純潔を奪うべきではない。
それは分かっているが、あまりに真剣なマリカの頼みを断ることができなくて―――
みたいなお話キボン。
>>458 そこまで考えてるならおまいが書くんだ。ガンガレ
ちょっと待ってて
461 :
1/10:05/03/07 21:51:43 ID:9E9jFRMA
ロストン宮殿の宿泊客用に割り当てられた瀟洒な部屋で、ヨシュアはもう一度聞き返した。
「マリカ、悪い、俺さっきのグラドとの戦いでまだ疲れてるみたいで良く聞こえなかったんだが……」
「抱いて」
マリカはそう言うと、ヨシュアを寝台に押し倒した。
「ちょ、ちょっと待て。お前いきなり部屋に入ってきて……」
「ダメなのか?」
「いや、よく事情が……っておい!」
マリカは上体を起こすと、無言で服を脱ぎ始めた。「こうするんだろう?」
「頼むマリカ、落ち着いてくれ」
「落ち着くのはお前だろう。ほら、これで抱けるか?」
部屋の窓から差し込む満月の明かりに、マリカの裸形が蒼く照らされた。ヨシュアは黙ってかぶりを
振った。
「なあ、マリカ。まず服を着ろ。そしてなんで抱いてなんて言うのか、理由を聞かせてくれ。って言うか
お前、抱く抱かれるってどういうことか分かってるのか?」
マリカは最初の要請は無視し、裸のままヨシュアに抱きついた。「女になりたい」
462 :
2/10:05/03/07 21:52:14 ID:9E9jFRMA
マリカはヨシュアの背中に手を回したまま、彼の耳元で囁いた。
「意味も知ってる。どうすればいいかも。だから」
ヨシュアは嘆息すると、そっとマリカを引き離した。
「本気か?」マリカはうなずいた。しかし、彼女の瞳の中の躊躇いを、ヨシュアは見逃さなかった。
「……ジストの代わりにはなれないぜ」
ヨシュアの優しい声に、マリカは大きくかぶりを振った。
「違う、代わりじゃない。私は隊長が好き。でも隊長は大人の女が好き」
「だからって……」
「このままじゃ何も変わらない。私はもう、自分の気持ちを偽るのは嫌。だから、大人の女になりたい」
ヨシュアはそっと毛布をマリカの裸の肩にかけてやった。「で、俺に協力を?」
「他の男はダメ。お前なら、いろいろ知ってる。それに、優しい」
「それは買いかぶりだ。それに俺には……」
好きな女性がいる、とは言えなかった。マリカも、好きな男がいるのに、いやいるからこそ、乙女の貞
節を散らしてでも好きな男に愛される女になりたいと言っているのだ。
「とにかく駄目だ。こういうのは、気持ちだ。大人とか子供とか、そういう話じゃない……おい、泣いてる
のか?」
463 :
3/10:05/03/07 21:52:45 ID:9E9jFRMA
マリカはまっすぐヨシュアを見つめたまま泣いていた。本人も、涙が流れていることに気付いていない。
「気持ちだけでいいなら、誰にも負けない。でもテティスも隊長を愛してる」
マリカは膝を立ててヨシュアににじり寄り、彼の上着に手をかけた。
「隊長のためなら、私は何でもする。でも隊長以外に私を抱くのは、お前でなければイヤ」
ヨシュアの服を引きちぎるように脱がせたマリカは再びヨシュアを押し倒した。
「お前は私のことが好きじゃない。でもいい。私を抱いて」マリカはありったけの力でヨシュアを抱きしめた。
長い間そのまま抱き合っていた2人だが、ヨシュアが静かに沈黙を破った。
「後悔しないな?」
「ああ」
「痛いんだぜ?」
「分かってる」
「俺は抱くだけだ。お前が隊長さんに愛してもらえるかまでは……まあ、賭けだな」
「うれしい」
マリカは初めて微笑んだ。ヨシュアはそっと可憐な紫の花を抱き寄せ、キスをした。
464 :
4/10:05/03/07 21:53:16 ID:9E9jFRMA
「ん……」
マリカも、キスというものがどういう行為か知っていた。隊長とテティスがしているのを目撃したこと
もある。何がそんなにいいんだろうと思っていたが、今ヨシュアとキスを交わして初めて理解できた。
「キスも……初めてか?」マリカはこくんとうなずいた。
「じゃあ次は、『大人のキス』だ」
え?とマリカが思った瞬間、ヨシュアがぎゅっと抱きしめる力を強くしてきた。そして開いた少女の口
に、ヨシュアの舌が侵入してきた。
「!!んんん!!……ぅぅん!むぅー……うふぅっ!」
初めての感触に、マリカは目を見開いて身をよじった。しかし、ヨシュアはますます力を込めて彼女
を抱きしめ、舌を絡めてくる。
「んっ、んう……うん……。はぁ、あぅっ!むんぅぅ……ぷぁっ!!」
ようやくヨシュアの唇が離れ、二人の間に銀色の糸が紡がれる。マリカは上気した目でヨシュアを
見た。「これが……キス……?」
ヨシュアは返事の代わりに、もう一度長いキスをした。今度はマリカも積極的に舌を絡め、それに応
じる。ぎこちない動きだが、それがかえってヨシュアの男性を刺激した。
465 :
5/10:05/03/07 21:53:48 ID:9E9jFRMA
キスを終えたヨシュアは、マリカの肩にかかっていた毛布を除けて月明かりに彼女の裸身をさらした。
剣士だけに、余分な脂肪はない。しかし胸や腰のまわりの美しい丸みは、少女のものだった。
ヨシュアの視線を感じてか、マリカは時々小刻みに震える。まっすぐ天井を見つめているが、次に
何をされるか、明らかに意識していた。
「あっ……」
ヨシュアが上に覆いかぶさってきたので、マリカは小さく声を上げた。どうすればいいか迷っているうち
に、ヨシュアは彼女に軽くキスし、その首筋に軽く歯を立てた。
「きゃ」
ぞくっとする感覚が背中を走り、それが下腹部を刺激する。ヨシュアの唇は首から鎖骨を入念に吸い
上げ、そして形良く隆起した乳房にたどり着いた。
「結構いい感じの胸だな。揉み心地もいいぜ」
右手でマリカの胸を優しく揉みしだきつつ、ヨシュアは彼女の乳首を噛んだ。
「ああ!う……あ……」
思わず声を漏らすマリカ。ヨシュアは彼女の声に甘さが混じるまで、執拗に胸への愛撫を続けた。
466 :
6/10:05/03/07 21:54:19 ID:9E9jFRMA
「な……何か……変だ……」
マリカは自分の身体を襲う未知の感覚に困惑していた。ヨシュアは手で彼女の胸を弄びつつ、臍の
あたりを舐めている。
(あ……もう少し下は……)
マリカは意識をそこに集中した。彼女も、「そこ」が行為に必要な場所だということ位は知っている。
「や……まだ……あっ……」
しかし、ヨシュアは「そこ」には行かず、彼女の引き締まった太ももにかじりついた。
「んああ!ぅうあ!やぁぁ……っ!」
太ももへの愛撫は強烈だった。唾液をたっぷり塗りつけ、熱い舌で舐め回し、手でむにぅと音がする
くらい揉み、歯型が付くほど強く噛んだ。
「うああ!!そ、そんなぁあああ!いん!うううあん!」
上半身をバタつかせ、手はシーツを強く握り締めるマリカ。そしてヨシュアの舌は太ももを嬲りつくし
て、「そこ」にたどり着いた。
467 :
7/10:05/03/07 21:54:51 ID:9E9jFRMA
「…………!!あぅ…………!………………!!」
言葉にならない感覚がマリカを襲う。熱く柔らかい生き物が、彼女の花弁を巧みに割り裂き、充血し
た蕾を味わって、柔肉の中に侵入してきたのだ。
「……!!あ……うぅ……!ぉうう!ああ、あはぁ……!!」
ヨシュアは心の中でマリカに詫び、舌による陵辱から彼女を解放するとすぐに彼自身を挿入した。
「……あああっ!ああ!う……い……ああ!くっ……うああ!」
突然の激痛に身をよじるマリカを、ヨシュアは優しく抱きしめた。
「これで……もう子供じゃないぜ」
「あ……ああ……」
マリカは必死に痛みをこらえているが、ヨシュアの愛撫のおかげで、初めての痛みはかなり治まった。
「痛かったら……抜くぜ?」
「大丈夫……大丈夫だから……男の人が、女にするようにやってくれ」
「もうやってるよ」
「違う……隊長とテティスは……もっと気持ち良さそうだった……私は隊長を気持ちよくしてあげたい……」
468 :
8/10:05/03/07 21:55:23 ID:9E9jFRMA
マリカの潤んだ瞳を見て、ヨシュアは無言で少しづつ腰を動かし始めた。
「あ……あっ……う……ああ……」
「まだ無理だと思うが、慣れてきたら自分から腰を動かすんだ。縦だけじゃなくて、もっと腰をくねらせて」
ぎこちなく腰を振るマリカ。白い腰のくびれが艶かしくくねるたびに、ヨシュアの欲望は高まっていった。
「いいぞ……なるべく上体も動かせ。あと、気持ち良かったら遠慮しないで声を出していいんだぜ」
そう言うとヨシュアは、本格的に腰を使い出した。少女の腰に手をかけ、もう一方の手で胸を愛撫する。
「ああ……うっ……あはぁ……」
紫の髪をシーツの上に泳がせ、無意識の内に肉壷をきゅぅっと締めるマリカは、徐々に高まってくる感覚
に心を許し始めていた。
「あ、あああ、うんっ!ああ、い……ぅふあ!あ、ああん!」
普段無口なマリカが、あられもない嬌声を上げ始める。演技でない証拠に、彼女の膣はヨシュアを貪欲に
飲み込もうと収縮し、愛の液を分泌し続けている。上体を大きくのけぞらせ、月光に白い乳房が激しく舞い
踊った。
「マリカ……」
ヨシュアは彼女を潰れるほど抱きしめると、激しく子宮を突き上げながらキスをした。
469 :
9/10:05/03/07 21:56:01 ID:9E9jFRMA
「むううー!んんぅ、おぅっ!ふぁ……ぷちゅっ」
最後が近いことが分かったのか、マリカも激しく舌を絡めてキスに応じる。下の口も男の欲望に応える
べく、音を立てて激しく男を責め立てていた。
「いくぞ……!」
「え……?あ、あああ!あっ……ぅあ……」
最後の一突きの後少女の膣から引き抜かれたモノは、先端から溜まっていた欲望の粘液を吐き出した。
白く熱い液体は、絶頂を迎え痙攣するマリカの腹を飛び越し、胸と首筋にまで飛び散った。
「あり……がとう……」
抱き合ったままの格好で、マリカはつぶやくように言った。ヨシュアは無言のままだ。
「これで……終わりなのか?」
「ん?ああ……まあ、あとは男次第だ。そのまま寝ちまう奴もいれば、もう一回求める奴もいる」
マリカは上気して赤く染まった頬を、もっと赤くした。
「まだ教えてもらってないこともある気がする」
「何だ?」
「テティスは、こういうこともしてた」
470 :
10/10:05/03/07 21:56:36 ID:9E9jFRMA
そういうとマリカは、ヨシュアの下腹部に顔を寄せた。
「お、おい……まさか……おおっ!や、やめろ……!」
マリカの口に己自身を咥えられて、ヨシュアは思わず喘いだ。
「ひもひいいのふぁ?」
「く、くわえたまま喋るな!」
「ん……ちゅ……んん……ぷっ……んふ……」
「出した後は敏感で……で、出る!」
何とかマリカの口から引き抜いたが、搾り出された白濁液はマリカの端整な顔と、紫色に輝く髪を汚し
ていった。
「うっ……ああ……」
精液で汚され、放心状態のマリカ。ヨシュアは無垢な少女を汚してしまったことに罪悪感を感じながら、
愛する人を一途に想う少女を抱きしめた。
以上です、
>>458様
折角素晴らしいテーマを示されながら、二人の心理描写もエロ描写は中途半端になってしまい申し訳ありません。
他の職人先生方の書き直しをキボン。
472 :
458:05/03/07 23:11:53 ID:yoK5fCbb
>461->471
うおおおおおおおおおおおおおおお
ハァハァハァハァハァハァ
ネ申よ、ありがとうございます!!!!!(つД`)
速攻文章に仕立てあげた力量に驚くなぁ。
そして良かったです。GJ。
ウルスラ小ネタ
「あ、あいつは・・・?」
エリウッド達の視線の先にいるのは、紺色の衣装と髪の魔女。
すかさず元・黒い牙のラガルトが解説する。(このとき、ニノ&ジャファルはまだ仲間になっていない)
「ああ、あいつはウルスラ。ソーニャの腹心で、奴のためならどんな命令でも遂行する魔女さ。」
「もう少し詳しく教えて。」
「ああ。物腰はやわらかいが、その意味するところは非情で残虐。微笑みを浮かべたまま、相手に死を与えることができる悪魔のような女だ。」
「そうか。情報感謝する。」
そして、エリウッドは他の仲間のほうを向いた。
「みんな聞いてくれ!あいつは、微笑みを浮かべたまま、相手に乳をあたえる女だそうだ!」
途端に、軍のメンバーはいきり立つ。
「さあ、みんな、突撃だ!彼女の乳は、あそこにあるぞ!かかれえー!!!」
「おーっ!!!」
異様に興奮した狼軍団が、いっせいに彼女に襲いかかった。
「えっ!?な、何?きゃああっ!!!」
いきり立った獣達の前には、彼女の高位魔法も、まるで無力・・・たちまち押し倒されて、胸のところが破かれて露わになった・・・。
「むっ!ドルカス!いつまでしゃぶっておるのだ!早く俺によこせ!」
「バアトル。そう急かすな。」
「ルセアさん、お味のほうはいかがですか?」
「はい。おいしいですよプリシラ様。お一ついかがですか、プリシラ様?」
「はい。それでは遠慮なく・・・ちゅ〜・・・あら?まだミルクは出ないのですね。」
「いやあああああ・・・」
なすすべもなく自分の胸をいじくり回されて、ウルスラは泣き叫んだ。
狼軍団の後ろから、ラガルトが呆れたように見ている。
「何かみんな、すごく勘違いしてないか?・・・でも、それで勝てたんだから、まあ、いいか・・・」
「ラガルト、君は行かないのかい?」
「あ、うん・・・そうだな。俺も行くか・・・」
おしまい
>>461 エロい、エロ過ぎる(´Д`;)
丁寧な前戯も、エロに徹した丁寧な描写も大好き
>>474 一見シリアス風のところとか、何気にセリフ回し上手いなあ
最後のラガルトでかなりワロタ
プリシラもかよ!w
w
狼軍団の中にブリシラが入るところに氏のセンスを感じたw
むしろ何をどう間違えたら乳になるのかと小1時間(ry
そういえばエイリークとターナって後日談あるんだな・・・
この2人が好きな俺としてはSS書きたいが・・・・
・・・百合なんて書いたことねぇよorz ルーテ&ヴァネッサ書くよりは楽だろうが・・・
正直もう少し時間が欲しい・・・3月、休み今日だけだっつの。
以前、エイリーク×ターナAの状態でエイリーク編15章のヴァルター戦、
エイリークで攻撃(2発ミス、ヴァルター命中)後、
ターナ(フルパラwith銀の槍)で攻撃。
・・・いきなり怒りの81Dをぶちかましてくれました。(27D×3倍)
まさに「私のエイリークに何すんのよー!!」てな状態。
そんなことがあったことを思い出した。まあ、何が言いたいかというと、エイリーク×ターナが好きだってことだ。
トロイ(レンタルDVD)見てて思った。
アキレス(ブラッド・ピット)が自分の戦利品であるブリセイス(ローズ・バーン)を
ネメラオスだかアガメムノンだかにとられた上に、兵士に顔に奴隷の烙印を押されそうになったところで
アキレスが間一髪で助けるってシーンがあったのだが、これってネタに使えまいか?
その後、濡れ場。
483 :
482:05/03/11 22:18:41 ID:J/a+EqmB
というのが、FEであっても不自然じゃあないと思うのは漏れだけか?
アレキサンダーとかでも同様。
あの映画の濡れ場を見ていると
ロイとスーみたいだったとことを思い出した。
貴族と遊牧民だかが結ばれてセクースってかんじだった。
485 :
1/16:05/03/12 16:39:23 ID:JM7YwtPO
「何の用よ?みんなを買い物に行かせておいて、あんただけお休み?」
「そう言うな、ファリナ。こいつをお前に使うことに決めたんだ」
オスティア城内のヘクトルの私室に呼ばれたファリナは、部屋のテーブルに置かれた青い瓶を見て
目を輝かせた。
「アフアのしずくじゃない!これって売ればいいお金になるのよね!?」
「……そう言うと思った。だから、今俺の目の前で使うんだ。払った分働いてもらうには、そいつでも
っと強くなってもらわねぇとな。お前が売り飛ばして金に替えてどうする?」
「分かったわよ、飲めばいいんでしょ?……って痛いじゃない!」
瓶に伸びたファリナの手を、ヘクトルが掴んで止めた。
「いや、俺も知らなかったんだが……こいつは飲み薬じゃない」
「はぁ?」
「塗り薬だ。全身にこいつをまんべんなく塗る。じゃねぇと、薬効ってのがないそうだ」
「別にそれ構わないけど、あんたさっき『俺の目の前で使え』って言ったわよね……つまり?」
「ああ。俺の見てる前でそいつを身体に塗るんだ」
「はぁぁ!?」
486 :
2/16:05/03/12 16:39:58 ID:JM7YwtPO
「じょ、冗談じゃないわよ!あんたの前で裸になれっての!?」
「別にお前の裸なんて見たくもねぇよ!服の上からでもかけとけよ!」
ファリナはヘクトルの手をふりほどくと、アフアのしずくが満たされた瓶を手に取ってしげしげと眺めた。
「何か絶対騙されてる気がするけど……」
「イヤならいいぜ、他にも成長させたい奴は大勢いるしな」
「分かった、使うわよ!でも、ジロジロ見ないでよ!」
ファリナは一度瓶を置き、背中に手を回して青い胸甲と肩当ての止め具を外した。天馬騎士は軽装だ
から、防具といえばそれだけだ。あとは動きやすい薄手の黒い服で、これは平服と変わらない。
「これ以上は脱がないわよ。じゃ、いきまーす」
ファリナは瓶を右手に持ち、その中身を左の手の平にそっと注いだ。わずかに白みがかった粘性のあ
る液体が、ゆっくり瓶の口から落ちてきた。
「うわ、ひんやりしてる……」
「こぼすなよ。そこに敷物敷いてあんだろ、その上でやってくれ」
用意のいいことで、とおもいつつファリナは大きななめし革のマットの上に移動し、左手の液体をそっ
と脚に塗った。
487 :
3/16:05/03/12 16:40:30 ID:JM7YwtPO
肌の露出している部分に一通り瓶の中身を塗り終えると、ファリナは困ったようにヘクトルを見た。
「ねえ……やっぱり服の上からってのは抵抗あるよ」
「お前らしくもねぇな、そんな貴重なモンを使えるってだけで幸運だようが!俺の気が変わらねぇ
うちに、さっさとやれよ」
強引な理屈にファリナは閉口したが、やはりためらいはある。ヘクトルは躊躇する彼女に大股で近
づいた。「貸せよ、俺がやる」
「ちょっと!待って……きゃ!」
ファリナが抗議する間もなく、ヘクトルは瓶を奪い取り、ファリナの肩から胸にかけて中の液体を振
りかけた。 「ほら、よく塗れよ」
ヘクトルは瓶を置くと、両手で液体をファリナの服の上から塗り拡げた。肩、そして胸にも。
「……!!やめて!変態!触んないで!」
ヘクトルの手の動きは、液体を塗るというよりファリナの身体を手で味わうという感じだ。ファリナは
当然抵抗したが、足元に溜まっていた液体に足を滑らせ、その場に尻をついてしまった。
「何考えてるのよ!……きゃっ!!」
粘液まみれで起き上がろうとしたファリナの上に、ヘクトルが覆い被さるように倒れこんできた。
488 :
4/16:05/03/12 16:41:03 ID:JM7YwtPO
「なあ、考えたんだが……こうして2人で塗り合えば、一瓶で2人に効果あるんじゃねぇのか?」
ファリナを押し倒したまま、ヘクトルが真剣な表情で彼女の目を覗き込む。ファリナは一瞬動悸が高
鳴ったが、すぐに胸元を手で隠すようにして男の胸の下から逃れようとした。
「だったら他の男とでもやればいいでしょ、この変態貴族!私の胸ばっかり揉んでたくせに!」
「わかったよ。じゃあ……」
そうつぶやくと、ヘクトルは素早くファリナの肩をつかんでひっくり返した。
「あっ!」うつぶせに組み敷かれるファリナ。ヘクトルは右手でファリナの肩を押さえながら、左手で
アフアのしずくの瓶を手に取った。
「ほら、この辺は自分じゃ上手く塗れないだろ?俺がよーく塗ってやる」
「え……ちょ、ちょっと!やっ、つめたい!」
滑る敷物の上で空しくあがくファリナの背に、透明な粘液が垂らされた。薄い服の上からの未知
の感触に、ファリナはぶるっと震えた。
「お、感じてるのか?」
「ば、ばか言わないでよ!って言うか、もうやめ……ぁぅ」
ヘクトルが、背中の液体を指先で塗り拡げた。服の上から、軽く爪を立て上下に背骨のあたりを撫
でる。薬を塗っているというより、愛撫と言った方が良かった。
489 :
5/16:05/03/12 16:41:34 ID:JM7YwtPO
(やだ……こんなので気持ちよくなってる……)
ファリナは必死に背中を駆ける快感と闘っていた。アフアのしずくの効果もあるのだろうか、段々嫌悪
が薄らぎ、カラダが熱くなってきていた。
「う……ふっ……あ!や、いやぁ……もう、やだぁ」
ヘクトルと彼の指先がもたらす快楽の渦に必死の抵抗を試みるファリナだったが、ヘクトルの次の
「攻撃」は強烈だった。
「……?……あ!あああっ!そん……はぁぅ!いやっ、そんなとこ!」
ヘクトルはファリナの腰の下に手を入れて持ち上げ、尻だけ突き出させた格好にした。そして天馬騎士
のトレードマークとも言うべきスカートをたくし上げると、下着の上に大量の粘液を注いだのだ。
「へぇ、黒い絹の下着か。短いスカート履いてこんなもん着けてたら、下にいる奴卒倒するぜ」
「やめ、いやっ!あ……そ、そんなとこに塗らないでよ!ぁんっ!」
「そんなとこってどこだ?ここか、この背中と尻の境目のあたりか」
ヘクトルは、粘液に濡れた黒い下着と白い肌の境目を指で軽く叩いた。指先から粘液が糸を引いて垂
れる。ファリナは何かに耐えるように、ひくっと尻を震わせた。
「胸もでかいが、こっちも凄い迫力だぜ?腰のくびれからこのぼんって盛り上がったラインがなぁ」
ファリナは口を開いて罵声を浴びせようとしたが、ヘクトルが彼女のヒップラインを覆う黒い下着の上か
ら愛撫を始めるのが早かった。
490 :
6/16:05/03/12 16:42:05 ID:JM7YwtPO
「ううぅ、あぐぅ!ばかぁ、やめて……あ……ぁ……そこは、あ、やぁ……っ!」
ヘクトルの指は、ファリナの下着のラインに沿って動いたかと思うと、尻の割れ目を軽くなぞったりして
いる。そしてファリナの腰の顫動が次第に大きくなっているのを確かめると、両手にしずくをたっぷり塗っ
て、勢いよく大きな尻たぶに叩き付けた。
「!!きゃぁん!!あ!」
ビクンと上体を起こすファリナ。ヘクトルは数回平手打ちを繰り返すと、そのまま粘液まみれの手でフ
ァリナのお尻を徹底的に撫で回した。手でさすり、指で字を書くように下着を弄び、握力に任せてぎゅっ
と尻たぶを掴む。流れ落ちた粘液が、引き締まった太ももを伝っていった。
「う……ふぁ……っ!う、ううぅっ!はぐぅ……!……え、あぁっ!?お願い、やめてぇぇ!」
ヘクトルが下着を少しだけ持ち上げて、ファリナのお尻の割れ目に瓶の中身を垂らしたのだ。粘液はフ
ァリナの敏感な傾斜をゆっくりと滑り落ち、彼女の最も恥ずかしい箇所を直接塗らした。
「……うぁ……やめてったら……はずかしぃ……やだってばぁ……ぁ、ああ!」
ヘクトルが下着に手をかけた。ファリナが抵抗する前に、ヘクトルはぐっしょり濡れた黒い下着をゆっく
り脱がせていった。粘液で妖しく光る白いお尻が、そして濡れた少女の秘所が、ヘクトルの目にさらされた。
「う……みないで……みないでよぉ……」
ファリナはとうとう泣き出した。
491 :
7/16:05/03/12 16:42:38 ID:JM7YwtPO
「な、泣くことはねぇだろ……」
ヘクトルはなだめるように声をかけた。もっとも、彼の指はすでに乙女の花園に侵入を開始している。
アフアのしずくで十分に濡れていたから、可憐な花びらは微かな音と共に開いて、その奥の入り口に
男の指を導き入れた。
「うぅ……ひっ……やめてぇ、いれないでよ……」
「なあ、ファリナ……俺、初めてお前に会った時からずっと好きだったんだぜ?」
ヘクトルは指でファリナの秘所をまさぐりながら、うつぶせで嗚咽する彼女の隣に横になった。いつの
間にか、彼は裸になっている。ファリナは目に涙を溜めたまま、顔だけ彼の方に向けた。
「この戦いが終わったら、またお前は金作るためにどっかの戦争に行っちまうんだろ?そうなる前に
俺と結婚してくれ……って言いたかった。だけどお前、俺が告白しても、素直に答えてくれたか?」
「……」
「お前が俺を好きにしろ嫌いにしろ、まともに答えちゃくれなかっただろ?嫌いってんならしょうがねぇ。
だがもし嫌いでないってんなら……」
ヘクトルはファリナの膣から指をそっと抜いた。そして彼女を抱き寄せ、耳元に口を寄せた。
「お前が欲しい。金なんかのために働かせたくない。俺が幸せにしてみせる」
そう言うと、ファリナの上体を覆っていた粘液まみれの服を、肌から引きはがすように脱がせ始めた。
492 :
8/16:05/03/12 16:43:10 ID:JM7YwtPO
「ああっ……!」
ファリナは抵抗しなかった。濡れて重くなった黒い服が剥ぎ取られると、張りのある胸がこぼれ落ちた。
ヘクトルはファリナを仰向けにすると、美しい形を保ったままの乳房にしずくを垂らした。
「気持ち……いいか?」
「……ばか。私のことが好きなんて……イヤらしいこと…ぁ…したいだけなんでしょ……ぅうぁ、あっ……」
「俺が嫌いか?」
「嫌いじゃなかった……んぁっ!で、でもこんな……こんなことされて好きになれるわけ……ひゃぁ!」
「ぬるぬるした手でこのでっかい胸たっぷり揉まれて、勃起した可愛い乳首をつままれるってのは嫌か?」
「言わないでよ、もう!……はぅ、はぐぅぅ……んく、くはぁ……」
泣き止んだファリナはいつもの調子で啖呵を切ろうとしたが、休む間もなく押し寄せる官能の大波に弄ばれ、
淫らな喘ぎ声を出してしまう。ヘクトルは手を伸ばして瓶の中身を口に含むと、ファリナの口元にそっと顔
を寄せた。ファリナは男が何をしたいかすぐに理解し、抵抗せずに目を閉じて軽く口を開いた。
「……んっ…………んん、はぷぅっ……。むぅー、う、ううんっ……ぷぁ、ん…………」
アフアのしずくとヘクトルの熱い舌がファリナの口に侵入していく。ファリナは喉を鳴らして甘露を飲み込み、
ためらいがちに舌を絡めた。口付けを交わしたままヘクトルが彼女の背中に手を回して抱きしめると、少女
も男の背を強く抱きしめた。
493 :
9/16:05/03/12 16:43:42 ID:JM7YwtPO
「ファリナ……」
「何よ……別に……あんたが好きだからってワケじゃないからね……」
「じゃあ、今だけでも俺と……ん!?」ファリナの唇がヘクトルの言葉を遮った。
「今だけなんて許さない。こんなにぐちょぐちょにした責任、一生かけてとってもらうんだから!」
ファリナは潤んだ瞳をヘクトルを見つめる。数瞬見つめ合った2人は、次の瞬間、激しく抱き合った。
貪欲に互いの唇を貪りあい、粘液に覆われた身体をこすり付けあう。粘液を双方の肉体に塗り合うために抱き
合い、ぬめる液体を落とすために強く身体を寄せ合う。室内には2人も漏らす熱い吐息と喘ぎ声、そして妖し
い粘液の音だけが響いていた。
「ねぇ……やっぱりしたいんでしょ……?」
ファリナがヘクトルの胸に舌を這わせながらささやいた。「これだけくちょくちょやってるのに、まだ一回
も出してないのよね……かなり苦しそうよ、あなたのここ」
ファリナは太ももで「苦しそうなここ」を擦った。ヘクトルは短くうめく。
「で、出ちまうから……やめろ……」
「やめてください、でしょ?」ファリナは面白がって、太ももの動きを大きくする。ヘクトルはあわてて腰
を引いた。
「この……」ヘクトルはファリナの腹のあたりに馬乗りになった。
494 :
10/16:05/03/12 16:44:14 ID:JM7YwtPO
「きゃっ!」
ファリナが驚いてヘクトルを見上げる。ヘクトルは屹立したものを、ファリナの豊かな胸の谷間に押し
付けた。「出すなら、これがいい」
「……この変態!」
そう言いながらも、ファリナは自分の弾力のある胸を両手で掴んで、間に挟まれた欲望の塊を乳房で刺激
し始めた。早熟な天馬騎士の乙女たちの間の噂話で、こういう性技があることは知っていたが、実際にする
のは初めてだった。戸惑いながらも懸命に乳房を上下させ、ときどきヘクトルの反応を窺う。男は必死に
快感に耐えている様子だった。
「……!」
「……んっ……ちゅっ!んふぅ……ちゅぱっ……はぁ……ぴちゃ……」
ファリナは首を曲げて舌を伸ばし、双丘からはみ出た先端を愛撫した。アフアのしずくとは別な液体が湧
き出ていたが、それを舐め取るように舌でついばみ、唇で吸い取っていく。
「……ファリナ、ファリ…ぁ…!」
ヘクトルがたまらず射精した。熱い濁液はファリナの口元を中心に飛び散って、彼女の顔から胸にかかっ
ていく。びゅくん、と跳ねた先端から更に精液が飛び散り、呆然をする少女の髪と額を汚した。
「あ……え……?」
放心するファリナの頬をどろりと白濁液が流れ落ち、首筋を伝って鎖骨に欲望の汁だまりを作った。
495 :
11/16:05/03/12 16:51:05 ID:JM7YwtPO
「……う……はぁ……」
ヘクトルは呼吸を整えようとするが、胸を掴んだまま白濁液に顔を犯されていくファリナを見て、また新たな
感情のうねりが彼を襲った。気の強い彼女が、男に懸命に奉仕して、欲望を顔で受け止める……
「ファリナ……」ヘクトルは立ち上がると、少女の肩を掴んで座らせた。
「……あ、な、なに?出ちゃうって……え、ええ?」
ファリナは目の前のヘクトル自身を見て目をしばたかせた。ヘクトルを見上げると、荒く息をしながら哀願す
るような表情を浮かべている。それでいて、ファリナの目の前のモノは凄い勢いで回復しているのである。
「本当にバカなんだから……いいよ、特別に……してあげる」
ファリナは悪戯っぽく微笑むと、ヘクトルを優しく口に咥えた。
「ちゅぅっ……んふっ………………ぉくっ、むぅ……んっんう……」
乙女の暖かい舌と口腔が、男の欲望を刺激する。彼女の可憐な唇がぎこちなく前後するたびに、外にハネ
た青い髪が揺れ、豊かな乳房が男の脚に柔らかく当たった。
「……くちゅぅぅ…………んむっ、んんー、ちゅっ……」
ファリナは粘液のついた左手で男の腰を愛撫し、右手で口による奉仕をサポートする。口で強く吸い、舌を
絡め、軽く歯を立てて、ノドの奥まで導き入れた。
「ううん、おふぅ……ぴちゅっ……んっんっんっん………………ぉ…………」
496 :
12/16:05/03/12 16:51:48 ID:JM7YwtPO
「ファ、ファリナ……」
ヘクトルは上ずった声を上げて腰を引いた。ちゅぽん、と音をたてて少女の口から引き抜かれる。
「……ごめん、気持ち良くなかった……?」
ファリナは上目づかいにヘクトルを見上げる。ヘクトルはファリナの肩に手を置いて呼吸を整えていたが、
やがて腰を下ろし、彼女を力一杯抱きしめた。
「あっ……っく、くるしいよ……う……」
「ファリナ……」
ヘクトルは何か言葉を継ごうとしたが、この感情を言い表せる言葉が浮かばなかった。
「……すまん、気持ち良かったとか、お前が好きだ、とか……いろいろ頭に浮かんで、上手く言えねぇ……」
ヘクトルは、さらにファリナの身体が軋むくらい抱きしめた。ファリナは黙って抱擁に応じている。彼女の胸の
鼓動が、粘液越しに男の胸に伝わった。
ヘクトルは後ろに倒れこんだ。上になったファリナは無言でうなずき、天を指して勃起しているヘクトル自身を
彼女の膣に挿入した。しなやかな指で花弁を拡げ、濡れた肉孔に先端を当てる。ヘクトルはそっと少女の太もも
に手を沿え、おそるおそる腰を落とすファリナを助けた。
「……ぁ…………んっ……いっ……は、はいったよ……」
少女の肉壁は、初めて入ってきた男を分泌液と共に熱く締め上げた。ファリナの呼吸にあわせて、肉の襞が
顫動し、欲情の証を吸い取ろうとした。
497 :
13/16:05/03/12 16:52:31 ID:JM7YwtPO
「……っつ!……んん!ぅん!…………き、気持ちいい……?」
剣にも鞘にもたっぷり粘液を塗っていたので、乙女の痛みは大きくやわらいでいるはずだが、全く平気
という訳にはいかない。それでもファリナは、少しづつ腰を上下に動かし始めた。
「……あ……ああっ……んくぅ!あ、あはぁ!…………ぅあ!」
ファリナの腰が上下に動くたびに、彼女の身体に塗られたアフアのしずくが流れ落ちてくる。あるものは
張りのある乳房の下端から滴り落ち、あるものはへそを通って少女の恥毛にそそぐ。粘液に濡れた肌が
光を照らし返し、腰を振る少女の妖艶さを増した。
「はぁ、はぁ……うっ……なんか……わたしも……んん……」
ファリナは腕を伸ばしてしずくの瓶を手に取ると、肩から勢いよく液体を振りかけた。そして腰の運動に
前後運動を加えながら、両手で粘液を自分の体に塗りたくった。のけぞらせた首に、音を立てるくらい激
しく揺れる乳房に、なまめかしく動く腰に。淫靡な光景に、ヘクトルは欲情して激しく突き上げ始めた。
「……!あっ!あああん!あはぁっ……ひっ!あ、あ、きゃ!きゃあ!」
濡れて妖しく光る身体をわななかせ、ファリナは嬌声を上げる。ヘクトルは手を伸ばして彼女の胸を掴
もうとしたが、汗と粘液でぷりゅんと滑った。
「きゃん!いいよ、いっぱい……あんっ、いっぱいさわってぇ!」
ファリナは激しく膣を震わせながら、男の愛撫に身を任せた。
498 :
14/16:05/03/12 16:53:04 ID:JM7YwtPO
「ファリナ……もう……」大きな胸を揉みながら、ヘクトルの腰の動きが大きくなる。ファリナも喘ぎ啼きなが
らそれに応えた。
「……あはっ!ああ!はふぅ……いいよ、あああぁっ!すきっ、すきって言って!!〜〜〜!」
ビクン、と彼女の膣が大きく収縮する。ヘクトルからも、彼女の下腹部が淫らに波打つのが分かった。
「……好きだ、ファリナ……!愛してる……くっ……」
「ああああっ、ああ………………!」
ヘクトルはファリナの膣の中で、熱い精を放った。ぎゅっと締まった肉孔が、濃厚な白濁液を飲み込んでいく。
ファリナは男の激しい射精をびくびく全身を震わせて受け止め、やがて最後の一滴まで吸い尽くすと、力尽きた
ように男の胸に倒れこんだ。
「…………」
二人の熱く荒い息だけが部屋を満たしている。ヘクトルは自分の胸の上でうつぶせに喘ぐ少女の外ハネの髪
を、くるくると指に巻いた。
「……初めて、だったんだから……」ファリナの声は、わずかに甘みがかっていた。
「でも、初めての相手が……あんたで良かった。少し、好きだし」
そう言ってファリナは顔を上げた。
499 :
15/16:05/03/12 16:55:04 ID:JM7YwtPO
「少し……?」ヘクトルは少女の髪を撫でながら、不満げにつぶやいた。
「そ、少し。女の子を粘液まみれにしたり、お尻いじりまわしたり胸でイッたあげく顔に射精したり口を
犯したあげく騎上位で突き上げて膣内射精するなんて……ああっ!あん!」
ファリナの口から出る淫語に、ヘクトルは再び欲情を昂ぶらせた。ファリナの膣内で優しく暖められて
いた彼自身が充血し、肉鞘の中で硬度と大きさを取り戻したのだ。
「ファリナがイヤらしいことばっかり言うから……」
「あんたがヤッてたことじゃない!……ぁぁ、あ……」
「あんだけやって『少し』好きになってくれたんだ……『もっと』好きになってもらえるように、何回でも
頑張るからな!」
「バカ……次は、お尻見ながら犯したいんでしょう……?あ!ああん!」
「そうだ、ほらっ!」
「もう!……んぁっ!ひぁ!……ああ……ヘクトル……」
ヘクトルは肉の楔を打ち込んだまま、ファリナの身体の向きを変えて後ろから犯し始めた。
そのまま3日間行為を繰り返し、ヘクトルが「最高に好き」になったファリナは、彼の求婚を受け入れた。
ページ数間違えました……15/16で終わりだし……
しかも途中でageてしまいました……逝ってきます……
ヘクトルファリナキタ━━(━(━(-( ( (゚∀゚) ) )-)━)━) ━━ !!!!!
俺の好きなカップリングだ!GJ!
ロイ、スーに手を出そうとする→ギリギリでシン登場→赤熱した火箸をロイにくっつける→あちゃ−−−−−−!!!
エリウッド、リンに手を出そうとする→ギリギリでラス登場→赤熱した火箸をエリウッドにくっつける→あちゃああ!!
歴史は繰り返されるのだよ!
エフラム、ターナに手を出そうとする→ギリギリでヒーニアス登場→赤熱した火箸をエフラムにくっつける→あちゃあああ!!!
いつの世も同じことが起こっている。
アフアの雫でローションプレイか〜。
大胆な発想にGJを送るよ。
ヘクトル×ファリナキターー!!!
一番好きなカプだよ。
ラブラブローションプレイGJGJGJ!!
前Forget-me-notっていうFEのページあったなあ。
あそこの小説は良かった。
俺も好きだった。なんかページがしばらく休止状態になってて、それから消えたような・・・
行間が開いてるのと…が・・・なのと、ポエム調なのは受け付けなかったけど、
豊富なキャラと更新速度は尊敬できたな。
大分前にしたらばティアサガ板と2chヲチ板で痛いFE同人サイトウォッチが流行ってたから
その余波を受けて閉鎖しちゃったのかもしれないね。
DingDongDongの閉鎖も痛手だった。
コギト=エラムス氏(管理人)とかフラッグマン氏がFE、
アスペルギルス氏がTSで書いてくれてたから、
当時のFETSエロパロはかなり盛んだった。
ここに落とされる作品も好きだが、先人の作品が読めなくなるのは寂しい。
にしても、シレじいの絵はキツい。
地獄だ。
まだ、小栗やモンキーシュガーの方がましじゃ
GJ
シレジアかあ
そういや、ここって過去ログさかのぼっても
スタンダードなアーサー×フィーってないね。
>>509 あばれ猫氏のケイト触手SSが結構好きだったな。
あのサイトの職人さん達、今どこでどうしているんだろう
最近では、真夜中の波紋っていうサイトがいいです。
諸君、私は・・・・女教師みたいな魔道軍将も好きだーヾ(゚∇゚)ノ
>444にてヴァネッサ×ヒーニアス書いた者です。
ご感想ありがとうございます。感激ですじゃ・・・・(村長風)
仕事が一段落したら、また何か書きたいのぅ
>>513 久しぶりに見たら、DDD無くなってたね・・・・・
以前、FEの調教モノを寄稿してた事があったので、感慨深いものがある;;
・・・・という訳で、結構近くに職人は潜んでいるのかもしれないぞヾ(゚∇゚)ノ
DDD→アナザーDDD
>>505 あそこ閉鎖したんか……
自分的には、地球の裏側がお気に入りだった
黒セリスの鬼畜SS、大好きだったんだけどな
今も、秘密の図書館にちょっとだけ小説が残ってるけど
DDDは、やはり暴れ猫氏がダントツで好きだったな
たしかアスペルギルス氏は自分のサイトあったと思うけど、
なんかわけわからん問題解かないと行けなくて諦めたな
>>505 ヲチ板でそれらしきHNを見て
まさかと思いサイトを見に逝ったら、案の定……
……罪状まとめサイトを見た限り同情の余地は無いが、
扱ってるカプの多さは好きだったな。
>510
陵辱村よかまだ丁寧だと思う。
521 :
1/11:05/03/17 16:36:57 ID:MtYntC8E
「あ、気がついた?」ニルスが目を開けると、緑色の髪の少女が微笑んだ。
「えっと……あの……」
「覚えてないの?ここはオスティア城だよ。さっき敵襲があって、あなたが突然倒れて、それで私があなた
を看病してろって言われたの。あ、私はニノ。よろしくね」
ニルスは静かな部屋のベッドの上で上体を起こした。段々今までの経緯を思い出してきたニルスは、無邪
気な笑顔で傍らに侍るニノを見上げた。
「みんなは?」
「まだ城内で戦ってるみたい。でも大丈夫、必ず勝つから!」
ニノはそう言い切ると、ベッドの端に腰を下ろし、少年を励ますように手を握った。
「大丈夫?まだ寝てた方がいいんじゃない?私が見張ってるから、安心して寝てて」
笑顔を近づける少女の無防備さに、ニルスは下半身を固くした。
「どうしたの?」
「……ニノさん、僕、何だか……」
「大丈夫!?お薬を……きゃっ!!」
ニルスはニノを突然抱き寄せた。
「ごめん、僕がこの世界で人間の姿でいるのは……すごく疲れるんだ。ちょっと、生気を分けて欲しいんだ」
522 :
2/11:05/03/17 16:37:28 ID:MtYntC8E
「え……それって……」
ニノは突然の事態が理解できず、目を瞬かせた。ニルスは少し身体を離し、ニノの瞳を見つめた。
「僕らが人間じゃない……ってことは知ってるよね?こっちの世界で人間の姿を維持するには、こうやって
生命の力を分けてもわらないといけないんだ……大丈夫、血を吸うとかそういうことじゃないよ」
そう言うやニルスは再びニノを抱きしめる。そしてそのままベッドに少女を押し倒した。
「ちょ、ちょっと……あの……んん!?」
ニノは抵抗の言葉を口にする間もなく、ニルスに唇を塞がれた。
「んん〜〜!!んっ、んう……むく……ぅんむ!」
少女は初めての行為から首を振って逃れようとするが、後頭部にまわされたニルスの手がそれを抑えた。
ついには少年の熱い舌が、ニノの可憐な唇を割って口腔に侵入した。
「!?……んぁう!んんー、うぁう………………んふぁ……うちゅっ」
二人の舌が熱く絡む。少年の抱擁と舌による陵辱は、ニノの抵抗を封じていよいよ激しくなっていった。
「!!んんっ!?んうっー!!うむぅん……んっ!んうっ!」
ニルスがニノの舌を貪りながら、ニノの胸を掴んだ。魔術師の薄い服を隔てて、膨らみかけと成熟の間に
ある少女の胸の感触をニルスは楽しんだ。
「……ぷはっ!……ニノさん、吸うよ、ここ」
ようやく長いキスを終えたニルスは、身体を起こすや一気に少女の服を引き裂いた。
523 :
3/11:05/03/17 16:38:08 ID:MtYntC8E
「いやっ!!やめて、見ないで!!」
「うわぁ、可愛いなあ……プディングみたいにふよふよしてるよ、ニノさんのおっぱい」
右手でニノの両手を押さえつけ、左手で引き裂いた衣服の切れ端を除けていたニルスは、心からうれし
そうに言った。その眼前で、身体を左右にじらして逃れようとするニノの乳房が震えた。
「そう、もっと動いてよ。別な生き物みたいにおっぱいが動くよ」
「や……見ないで……ああっ……」
「ほら、揉んであげるね」
ニルスは空いた左手で少女の胸をそっと揉んだ。恥らいつつも天に向かって形を保つ柔らかなニノの
乳房が、少年の手に揉まれて上気していく。やにわにニルスは手に力を込め、飛び出した乳首に軽く
爪を立てた。
「ああ……あんっ……だ、だめだってばぁ……うあっ、うんっ!」
勃起した乳首に、ニルスが吸い付いた。強く吸い、舌でついばむように転がし、乳首の周りを唾液で濡
らしていく。ニノはいつしか少年の愛撫に快感を覚え始めていた。
「はぁっ……う……ぁん…………う、ううっ……あっ……!」
「ありがとう、だいぶ僕も元気になってきたよ。ほら」
ニルスはそう言って、腰をニノの太ももに押し付けた。
524 :
4/11:05/03/17 16:38:42 ID:MtYntC8E
(え……?これって……)
きょとんとするニノを見て、ニルスは悪戯っぽく微笑んだ。
「これから、もっと元気にしてね」
「えっ!?」
驚くニノの腰を覆っていたスカートと下着を一気に剥ぎ取るや、ニルスは服の切れ端でニノの両手を縛り
上げ、さらに別の切れ端でニノの目を覆った。
「!!」視界を塞がれ、戸惑うニノ。ニルスは無言でニノをベッドの上に立たせた。
「え……やだ……恥ずかしい……」
少女は一糸まとわぬ姿で目隠しをされ、後ろ手で縛られて立たされている。しかし少年は何もしてこない。
「うん、いいなぁ……可愛いよ、ニノさんの裸」
ニルスは全くニノに手を触れない。しかし、彼女の幼さの残る裸身に視線を容赦なく浴びせた。
「やだ、見ないで……!」
ニノは叫ぶが、ニルスは何の反応も返さない。視界を塞がれたニノは、ニルスが次に何をするか分からず
怖くなった。少女は真っ白い肌を震わせ、顔を赤らめて腿を寄せる。ニルスの視線が身体に突き刺さるよう
な気がして、羞恥に身体が震えた。
すると突然、少年の小さなうめき声と共に、下腹部に熱い液体が浴びせられた。
「きゃあっ!!い、いや、なに!?」
525 :
5/11:05/03/17 16:39:13 ID:MtYntC8E
熱い液体はニノのへそのあたりに飛び散った。ニノのへその窪みに落ち込んで、さらに柔らかな下腹部を
ゆっくりを流れ落ちる。やがて少女のまっさらな恥丘に達し、太ももを汚していった。
「う……やぁっ……」
気色悪い感触に、ニノは下半身をうごめかせた。その動きが少年の劣情を刺激するとも知らず、妖しく腰
を振り続ける。ニルスの精液は、少女のふくらはぎまで汚し尽くした。
「あ……」ニノの視界が突然開けた。ニルスが、彼女の目隠しを外したのだ。
「ごめん、びっくりした?ニノさんって、お尻はちっちゃいけどおっぱいは結構おっきいんだね。たまらなく
なって、いっぱい出しちゃった」
ニルスは優しく微笑みながら、ニノを座らせた。しかし、彼女の手は後ろに縛られたままだ。
「今度は、そのお口で元気にして」
そう言ってニルスは、射精してうなだれている自分自身をニノの口に含ませた。
「んんんっ!?うぼぁ…………!うっ、うむぁ……んふっ、ぬぷぅぅっ!…………ぉぐぅ…………ぶっ」
少女の温かな口の中で、たちまちニルスは勢いを取り戻す。少女の頬の内側を擦り、喉の奥まで押し込
む。少女の緑色の髪を優しく撫でながら、激しく腰を動かして、本格的にニノの口を犯し始めた。
「んぶっ、おぇっ……!…………んっんっんんぅ…………うぐぇ……ふんん、んん〜〜!!」
「もっと吸って、舌も使ってよ……ほら、こっち見て」
ニルスは優しくささやきながら、腰を思い切り突き出してニノの喉の奥に自分を押し当てた。
526 :
6/11:05/03/17 16:39:45 ID:MtYntC8E
「…………!!うごっ、うぇっ!んぐぅ!……おぇあぃ、ぉお、ぅうぃへぇ……!」
喉の奥を犯されながら、ニノは必死に訴える。涙に濡れた瞳と、喉奥の刺激で、ニルスはたちまち絶頂に
達した。少女の髪を掴むと、強く自分の腰に押し当てて、2度目の精を彼女の口腔に放った。
「……!!………………ぅげっ……ずひっ…………んぉぉぉ!おぇぇっ!んんう……」
少女は喉の奥に熱い粘液を注ぎ込まれ、苦悶の息を漏らす。ようやく射精が終わり、ニルスは満足気に
口から引き抜いた。白濁液と少女の唾液の混じった液体が糸を引いて落ちた。
「おぅええ……ぐぇ……おおぇえ……!はぁ、はぁ……うげぇ……!」
ニノは泣きながら欲望の液体をシーツの上に嘔吐し続けた。ニルスはニノの嗚咽がひと段落すると、少
女の髪を掴んで顔を上げさせた。
「ごめんね、口の中で出すつもりはなかったんだよ……本当はニノさんの可愛い顔にいっぱい射精した
かったんだ」
ニルスはまだ硬度を保っている自身の先端を、ニノのわななく唇に押し付けた。そして口紅を引くように、
自身の先に残った白濁液を少女のあどけない唇にまぶしていった。
「可愛いよ、ニノさん。僕もだいぶ元気になったから、今度はニノさんを元気にしたあげる」
ニルスは、化粧が終わって呆然とするニノをそっとベッドに押し倒して、少女の首筋からキスし始めた。
「う……っ……あ……ああっ……はぁっ……はんっ!」
軽く首筋を噛まれ、鎖骨を舌でなぞられると、ニノはびくんと反応した。
527 :
7/11:05/03/17 16:40:18 ID:MtYntC8E
(あ……あたし……)
ニノはニルスの愛撫に喘ぎ声を漏らしていた。少年の舌が胸をまさぐり、胸の先端の突起を突付く頃には、
幼い子宮がきゅうっと締まるのが自分でも分かり、恥ずかしさに思わず嬌声を上げていた。
「うふぅ……あ……ニルスぅ…………あはっ!あっんっ……くぅん……いいよぅ……うぁ……」
ニルスの愛撫がニノのほっそりした腰のくびれに達すると、少女の喘ぎはますます熱くなっていった。少年
も少女の淫らな吐息に応えて、へそから脚の付け根の辺りを徹底的に舐め回す。手は少女の熟し始めた胸
と幼いお尻をまさぐっていく。
「あれ?ニノさんのここ、濡れてるよ?」
ついにそこに達したニルスが、驚いたように言う。ニノはあわてて脚を閉じようとしたが、ニルスはしっかりそ
れを抑えた。
「み、見ちゃだめだよぅ!」
「へぇ、すごいなぁ……ピンクの花びらがめくれそうだよ?ぐしょぐしょに濡れて、何かぱくぱく息してるみた
い。あ、ひくひく言ってる」
「やめて、やめてよ!……いやぁ!」
「ふーん、恥ずかしいと濡れるの?裸にされておへそに射精されて、それから口に僕を咥えてたっぷり精液
味わったから濡れてるの?ニノさんって、可愛い顔して本当にいやらしいんだね」
ニルスは笑顔でそう言うと、透明な液体を分泌し続けるニノのそこに口をつけた。
528 :
8/11:05/03/17 16:40:50 ID:MtYntC8E
「ああっ……!あ、いやっ、いやぁっ!!……ぅあっ、えっ、きゃん!」
ニルスは激しく音を立てて蜜を吸い、蕾を舌先で捲り上げた。手はしなやかな太ももを撫で回し、ニノ
の性感に休む間を与えない。
「やだっ…………んぁっ……ううぁ……はぁ、はふぅっ!!あ、だめぇ……!…………!!」
とうとう少年の舌が少女の膣に侵入した。粘膜を熱い舌でかき回され、ニノは太ももでニルスの頭を強く
挟んで全身を振るわせた。ニルスは笛を吹くように、舌を息で少女のそこを刺激する。
「ずいぶん元気になったみたいだね。これはどう?」
ニルスは口元を愛液と唾液で濡らしながら微笑むと、今度は人差し指を挿入してきた。
「…………っ!!やぁっ、あああっ!あはぁっ、ああ、いやっ!ぬいてぇ!」
「って上の口は言ってるけど、こっちのお口は抜いちゃダメって言ってるよ?なんだ、結構自分の指と
か挿れてるみたいだね。きゅうきゅうって締め付けてくるよ」
ニルスはそう言って、人差し指の先端をくいっと曲げた。そして、少女の膣の内壁を引っかくように動か
し始めた。
「……うううぁあああ!!あっ、あああ、いいいぃ!うぁあああああ!…………!あーー!!」
「そんなに気持ちいいの?」
一番感じる部分を刺激された少女は、背中を反らして下腹部を震わせた。
529 :
9/11:05/03/17 16:41:23 ID:MtYntC8E
「そんなに喜んでくれて、うれしいな。じゃ、二人で元気になろうよ」
ニルスはにっこり笑って、ひくっと痙攣するニノの両手の戒めを解いた。
「……う……あぅ……あ、ああ……」
「じゃ、いくよ?」
ニルスはぐったりしたニノの脚を抱えて、濡れそぼつ肉孔に己自身を打ち込んだ。
「〜〜!!」
「綺麗だよ、ニノ……」
「……うぁあ!!あ、ああんっ!!うぁ、い、いた……むぅ……ふぅん……むちゅうっ……」
挿入の痛みは、ニルスの抱擁と口付けで塞がれた、ニルスはニノの緑の髪を優しく撫でながら、膣壁の
激しい顫動の感触を味わっていた。
「可愛いな、ニノは。ほら、ニノのおかげでこんなに元気になったよ」
ニノの胎内で、ニルスがビクンを脈打つ。ニノは潤んだ目で少年を見上げた。ニルスは天使のような笑
顔で応える。
「あそこを刺激すると気持ちいいんだよね?大丈夫、天国に連れて行ってあげる」
「……え?あ…………ああっ!ひぅっ!ああ……!ひゃん!う、うぁああ、うああぁっ!!」
ニルスはニノを優しく抱きかかえながら、獣のように腰を動かし始めた。幼い膣を容赦無く擦りあげ、子
宮を苛烈なまでに突き上げる。ニノはたちまち絶頂に達した。
530 :
10/11:05/03/17 16:42:06 ID:MtYntC8E
「ああ、ああぁっ!いいよ、いいっ!!ニルス、ニルスぅ〜!!あはぁ、あっ……あんっ!!」
ニノの肉壷は激しくニルスを責め立て、貪欲に飲み込もうとする。ニノの上下の口は涎を流し、圧倒的な
快感をむさぼっていた。ニルスは上の口にキスして舌を絡め、下の口を己自身で激しく突いた。
「うむぅ、うふぅぅーっ!……むちゅっ…………んっ!んんー!!んあぁあ、あぁあん!!」
「いくよ、ニノ!」
ニルスが叫ぶと同時に、少女の膣壁が激しく収縮する。胎内深くに熱い精液が注ぎ込まれ、ニノは背中
を折れるほど反らして身体を痙攣させた。天を向いた乳首が、柔らかな肉体が、ぶるぶるっと震えた。少
年の精液を最後の一滴まで搾り取ってからも、まだびくん、びくんと身体を震わせていた。
「ありがとう、ニノ。これで当分、こっちの世界にいられる力が手に入ったよ」
ニルスは肉の楔を少女の胎内深くに打ち込んだまま微笑んだ。ニノはまだ恍惚の境にいるのか、妖しい
喘ぎ声を漏らしているだけだ。
「でもね、せっかくだからもっとしようよ。ほら、どう?」
「……ぅ……ぁ……え?あ、あっ……!」
ニルスの先端がびくっと動いて、ニノの下腹部は精液を溜めたまま震えた。
「このままもう一回できるね。大好きだよ、ニノ」
「あ……っ……ああ……んうっ……ニルスぅ……」
「もう一回、膣内に射精してあげる。双子ができるかも、ね?」
ニルスは微笑すると、ニノの腰のくびれをつかんで激しく動き始めた。
531 :
11/11:05/03/17 16:54:04 ID:MtYntC8E
「ニノ、いる?エルクだけど」
「……う、うん、なに?」
「城内に侵入した敵は撃退したよ。ニルスはどう?」
「……ぁ、ぁぁっ!……うん、大丈夫だよ、うぅっ!」
「ど、どうしたの?」
「大丈夫!大丈夫だから!みんなに知らせてあげ……て……ふぅっ」
「ああ、うん……」
部屋の外の足音が小さくなると、ニノは大きく吐息をついた。
「もう……こんなとこ……みられたら……んああっ!!あぅっ!」
「そう?喘ぎ声押し殺して答えてる時、ぎゅうぎゅうに締め付けてたよ、ニノのここ。見られる方がいいの?」
「ち、ちがうようぅっ!あ、あああっ!」
「ほら、また。さすが6回目を後ろから欲しがった娘はいやらしいこと考えるなぁ」
「うぁ……ああ、あんっ!きゃぅっ………………!」
ニルスは絶頂を迎えて震えるニノの小さなお尻に下腹部を擦り付け、痙攣する胎内に勢い良く射精した。
「……ぅ……ふぁ…………ニルスぅ……」
「もう膣内はいっぱいだね。今度は顔に出してあげるよ」
ニルスが引き抜くと、ニノの肉孔から精液が音を立てて流れ出した。
>>519様
「食われちゃう」とのことでしたので、それらしくしてみましたがいかがでしたでしょうか。
何分未熟者故、「ニノらしさ」を表現できなかったと反省しきりですが、抜いていただければ幸いです。
キャラの特性を生かせる職人先生の書き直しをキボン
エロシーン上手いなぁ。GJ。
ニルスというよかユアンみたいだけど、似たようなキャラだし。
ショタロリ好きとしては
あんま少年っぽくなかったのと、喘ぎ声が悔やまれるなぁ
精神年齢的にニルスは書きづらいキャラかも知れないと
今にして思った。スマソ
でも笛ネタは良さげですな。下の口を(ry
>520
何せ一度見たきりなもので、
どれがどれだか判別出来なくなってしまったのだけど
件のHNか、「かざきり羽」辺りで検索すると見つかる筈。
当時その素性と伝説を見て、しばらくモニタに釘付けになった…
>534
それは同名の別人じゃない?
件の人が過去盛大にやらかしたのは別ジャンルだよ…
以下何事もなかったように続きをドゾ
>535
やっぱりそうか。かざきりのまとめの残滓を読んで、何か違うなと思ったよ。
勿忘草の中の人は儲がつくほど文章うま(ry
以下何事もなかったように続きをドゾ
アーサー×フィーというか、フィー自体にエロさというか色気があんまりないからなー
男でこの組み合わせで18禁SS書けるほうがすごい
フィーはあの子供じみた性格とそうじゃないボディとのアンバランスさがエロス。
オイフェ×フィーならエロそうだな。
オイフェはねちっこそうだ。
540 :
名無しさん@ピンキー:05/03/19 00:37:27 ID:zEP6DBg0
Forge(ryがそんな理由で閉鎖したとは知らんかった。
しかしどんな小説だったか思い出せん。
けっこう好きだったはずなのになあ。
じゃあ事件前には既に閉鎖してたのか。なるほど
……今の話の状況的に、移転とかはしてなさそうだな。
やたらに繰り返しが多かったな、勿忘草は。
末期に近づけば近づく程その傾向が強くなってた
>>539 オイフェは誰とくっつけても背徳のカホリが・・・
マナとカップルにして「おじさまぁ!」という妄想をした俺キモス
オイフェなら是非オイフェユリアを…!
非常にへぼんな昼メロ臭漂う設定になってしまうが、だがそこがいい。
オイフェ、フィンより若いのに・・・
髭か、あの髭が悪いんだな?
オイフェと誰か、という組み合わせ、読める人、結構いるのか……
自分は、いつもオイフェには嫁さん作っててあげていたので
ちょっと嬉しい。フィーに翻弄されるのもよし、色々と葛藤がありそうな
ユリアもいい……。
自分はフィーのカップル会話ではオイフェが一番好きだった。
ラナとかでもいいな。
オイフェに撃墜数50の勇者の剣装備させて悦に入ってた頃
を思い出したw必ず彼女作ってやったな〜主にフィーだけ
ど誰でも色々ドラマができそうで良い。
アーサー×フィーなら爽やかなえろさがあっていいと思う。元気なフィーを
出すならこの組み合わせかな。
セリス×フィーとかはフィーがちょっとかしこまった感じになって
いいかも。
オイフェ×フィーではおじ様と少女というアンバランス感が何とも言えない。
聖戦10週はしてるけど、オイフェは恋人つけさすことが少ないなぁ・・・
ラナ2回にフィー1回か。ラナとオイフェだとなんかほのぼのしてそうで好きなんだが。
ところで、うちのスカサハは狙ってもいないのにティニーを獲ってくんですが。
何故かくっつきやすいんだよな・・・・でも、その2人を題材にした小説とか読むと心が和むな。
550 :
花泉の亜茶:05/03/19 13:42:59 ID:88q+jkFa
死んでると思われたくないので久方ぶりにカキコ。
住人の方々のカキコを読んでると、フィーって無茶苦茶美味しいキャラな気がしてきた。
SSは思いつかないけど OTZ
昨年の年末に見切り投下したSS、ようやく濡れ場直前まで書き上げる。
名探偵と牧場の少女のSSを書き上げて、来月のXデーを心置きなく待てるようにしないと・・・。
あと、相変わらず長文になっちまったんで、書き終えても投下は次スレになると思います。
小ネタでいいから、何か書いて、次へのつなぎを行なえれば、いいんだろうけどなァ〜。
・・・リフをネタに何か思いつければいいんだが・・・。
フィーは実際美味しいキャラだと思うよ。
顔はフュリーみたいに美人でもなく、性格はティルテュのように狙った感じでもなく。
なんか、妙にナマっぽい感じが逆に聖戦のキャラの中では新鮮だ。
…まぁ、羊くらい平凡になられても困るけど。
オイフェ×フィーはEDの時の台詞が何とも深い。
互いに癒し合う関係が出来てるような気がする
>>550お待ち申し上げております。兄者殿にも宜しく。
髭オイフェの恋愛が好きな人が、こんなにいて嬉しい。
自分もいつもカプつくってる。苦労人は報われてもらいたいから。
子供の頃、純情少年で、人妻なおねえさん方に色々されるというのも好き。
何ごとにも研究熱心で、おねえさん方に色々するというのも好き。
>子供の頃、純情少年で、人妻なおねえさん方に色々されるというのも好き。
Aディ−ンあたりでおねがいしますハァハァ
>なんか、妙にナマっぽい感じが逆に聖戦のキャラの中では新鮮だ。
そうそう。フィーはそのナマっぽさがあるからが親近感が持てるんだよね。
女性ファンの受けがいいのもそのせいかも。
自分の場合はアーサー×フィーがほぼ鉄板かな?喜怒哀楽の激しさや
少女らしいちょっとした強情さが見ていて楽しい。
オイフェにはフィーとかユリアとかのティルナノグ組以外をなんとなく合わせたくなる。
父親役としてのウエイトの違いかな・・・
「ねえ、ジャファル。」
ベッドの中に潜りこんで顔だけ出して、ニノはジャファルを呼んだ。
「ん?」
ジャファルが返事を返すと、ニノは期待を込めた瞳で彼を見た。
「ご本読んで。」
「・・・ご本?」
「うんっ!あたしね、前からこうして寝る前にご本を読んでもらって眠ってたんだ。
ここに来る前はロイド兄ちゃんやライナス兄ちゃんが読んでくれてたんだよ。」
「・・・・・・。」
「あっ、そうだ!この間、マリナスさんから借りた本があったの。ジャファル、読んでくれる?」
「・・・・・・わかった。」
ジャファルはニノの荷物から、一冊の本を取り上げた。やや薄めの本で、いかにも読み書きの初心者向けの本である。
そしてジャファルは本をめくった・・・。
「・・・・・・ニノ、すまない。・・・俺も、字はあんまり読めないんだ・・・」
「あっ、そうか、そうだよね・・・。・・・ごめんなさい、無理言っちゃって・・・」
二人とも『黒い牙』の中で暗殺者として育てられてきた。そんな二人に、ちゃんとしたの学問を勉強する機会など、あるはずもなかった。
「・・・・・・どうする?」
「う〜ん・・・。そうだ!この軍の他の人に読んでもらおうよ!それでね、ジャファルも一緒に聞きながら寝るの♪」
「そうだな・・・。で、誰にする?」
「あたしはなるべく大人の人がいいなあ。そのほうが、お母さんに読んでもらってるって感じがするし。」
「そうだな・・・・・・。」
A・カアラにお願いする。
B・ルイーズにお願いする。
C・ヴァイダにお願いする。
どなたか選択ヨロw
Bのルイーズ希望
A→C→Bの順番で全部キボン
ルイーズで。
5Pでいいじゃん
自分はオイフェはジャンヌとがいいな。
兄がお世話になりましたと挨拶しに行ったのがきっかけで。
ナンナでも変わらんじゃんとつっこまれそうだがあえてジャンヌで。
「こんばんは。」
ジャファルが呼びに行くと、早速この貴婦人はやって来た。
「わあ!あたしたちのために、わざわざありがとうございます!」
「うふふ。お礼など不要ですわ。こんなにかわいいニノちゃんのためですもの。それでは、早速
お読みいたしましょう。その前に・・・」
ルイーズはそう言うと、ジャファルとニノの寝ている布団をめくった。
「着ている物を全部脱いでくださるかしら?」
いきなりな発言にニノは信じられないような目つきでルイーズを見た。
「ええっ!?寝巻きも、全部脱ぐの?」
「もちろんですわ。それが、我がエトルリアのしきたりですのよ。(実はウソ)」
お互いに顔を見合わせて驚く二人に、ルイーズは促す。
「さあ!早く!」
「は、はい!・・・うんしょ、うんしょ・・・はずかしいよお・・・」
「・・・・・・これでいいのか?」
「はい。さあ、それでは、読みますわよ・・・」
「マッチいりませんか〜、マッチいりませんか〜・・・」
とある北国の街に、ニノという女の子がいました。彼女の家はとても貧しく、そのため、彼女はマッチを
売ってどうにか生計を立てていました。
その日も、雪の降る寒い夜・・・
「あ、あの、マッチ買ってください!お願いします!」
街行く人々に声をかけて回るニノ。しかし、誰一人としていい返事は貰えません。
「ああ・・・このままじゃ・・・凍え死んじゃうよお・・・」
ついに周りには誰もいなくなり、一人ぼっちになってしまったニノ。
「こんなにいいマッチなのに・・・」
そう言ってニノはマッチを一本取り出し、シュッとこすって火を灯しました・・・
「この主人公、あたしとおんなじ名前だ・・・なんだかかわいそう・・・」
思わずニノは涙をにじませた。それを見て、ジャファルはそっと彼女の涙を拭いた。
「まあ!やさしいのね、ジャファルは。うふふ。」
ルイーズがそう言うと、ジャファルは照れたのか、顔を赤くした。
そして、ルイーズは話を続けた・・・
ニノがシュッとマッチをこすると、あたりがほわあっと暖かくなりました。
「あ・・・あたたかい・・・」
しかし、外気の寒さからか、すぐに消えてしまいます。そこでニノは、もう一本マッチを
取り出しました・・・
「な・・・何を・・・?」
ルイーズはそっとジャファルの一物を握った。そして、その華麗な指で、先端の亀頭をこする。
「シュッシュッ・・・ところが、今度のは、なかなか火がつきません。そこで・・・」
「きゃっ!」
次の瞬間、ルイーズはニノを抱き上げた。そして、うつぶせにすると、ニノの股間をジャファルの一物の
真上に持ってきた。
「今度は、こうして・・・シュッシュッ」
ジャファルの一物の真上に、ニノの秘裂。ルイーズはジャファルの物を握って、ニノの秘裂を縦にこすった・・・
「い・・・いやあ・・・あ・・・」
「うおっ!うう・・・熱くて・・・いい・・・」
「するとどうでしょう!マッチ棒の先端が、次第に大きく、固くなってゆきます・・・」
そしてルイーズは一物を固定させると、ニノの腰を押して、ジャファルの一物をニノの中に沈めていった・・・
「ひあああああ!い、痛いよお!」
「うぐっ!き・・・気持ちいい・・・」
「そのとき、マッチ棒は勢いよく燃え上がりました。」
「ひあっ!あふう!ひああっ!」
ルイーズが彼女の腰を掴んで上下に揺すると、ニノは悲鳴をあげる・・・
「燃え上がった情熱の炎は、もはや誰にも消す事はできませんでした。そのまま二人は、精魂尽き果てるまで
ひたすらヤリまくったのでございます・・・めでたしめでたし。」
そしてルイーズは本を閉じると、出口の部屋に向かって歩き出した。
「それでは二人とも、ごゆっくり♪」
ルイーズが部屋を出ていった後も、二人はひたすらベッドの上で踊っていた・・・
「ひあああっ!はうあああああ!あひいいいいいい!」
「うおっ!うおおっ!うおおおっ!」
翌朝・・・
ニノがマリナスのところにやって来た。
「マリナスさん!昨日借りた本、すっごく気持ち良かった!また貸してほしいなあ♪」
彼女の言葉に、マリナスは首をひねった。
「へっ?気持ち良かった?わしの貸した本は、確か、マッチ売りの少女の悲しいお話だったはずじゃが・・・
まあよい。で、今日はどの本を借りていくのじゃ?」
そしてニノは今夜も、ジャファルと一緒に部屋にいた。
「今日もマリナスさんからご本を借りてきちゃった♪今度は誰にお願いしようななあ・・・?」
A・カアラにお願いしてみる
B・ヴァイダにお願いしてみる
どなたか選択ヨロシコw
Bおね。
姐さんがどうでるか気になる
Dのリン
生鮮子世代の中で、アーサーに対してだけ
「親次第で体格が著しく違いそう」とかいうイメージを持ってしまうのは
一体何故なんだろう。
親レックスのアーサーがユリアを襲ったらどうなるんだろうとかいう
鬼な構図を何気なく浮かべてみたら、頭から離れなくなって
現在形で鬱だ。
本当に彼の何がどこにどう作用しているのか、まるきり想像が付かないのに
面白いと思ってしまう自分がここにいる。
誰か胡散臭い位細かく説明きぼん。頭痛が激しく痛い。
>566
姐さん姐さん姐さん姐(ry
自分はアーサーには特にそういうイメージはないな。
レクティルは好きだが、アーサー個人を見るとファラに付随する個性をもった
アーサーが好きなのでそういう風に印象が固定されてるからかもしれない。
逆にマイ親次第でイメージ変わるナンバー1はパティかな。
多分に、親世代のカプが自分の中で定まってないことと、
親次第で能力の変化が結構あることが原因だと思うんだが、
ジャムカとかホリン父だと巨乳、デュー父だと貧乳のイメージがある。
ラナなんかは誰が父でも乳がなさそうな印象なんだが…w
以上、胡散臭く説明してみました(・ω・)ノA
>>570 パティの例は納得出来たが、
父の話をしてる時に固定して考えるのは何。ヤメレ
他の男子は魔法系含め、大して変わらなそうなのを考えると
更に謎が深まる。
他にもフィー辺りが変わりそうだけど
ラクチェは誰であってもナイチチな気がするし。
やっぱ問題はアーサー本人のキャラか。
>>571 ただ単に「父親次第でアーサーの体格が著しく違いそう」ってところが
自分はアーサーにはそういうイメージなかったので、まずその具体的な理由を説明したんだよ。
別にアゼティル好きってわけでもなく、むしろティルのカプには拘りない。
けどアーサーセティコープルに関しては、もう親カプ一切関係なしに
ファラフォルバルが染み付いてるようで、アーサーがドズル行ったときは本気で驚いたし
フリージ行った時も肩透かしを食らった気分だった…。
よって自分アーサーは検証材料にはなりえないかなと。
だからかわりにパティの例をあげたんだよ、長文ウザ(´・ω・`)
>親レックスのアーサーがユリアを襲ったらどうなるんだろう
話豚切って悪いが、親次第でカプの体格差が変わるっていうのは面白いな。
それにアーサー×ユリアは、ファラアーサー以外なら血縁関係無しのはずなのに
見た目が銀髪同士で雰囲気も似てるから、組み合わせは健全でも近親ぽい気がする。
だから前提を否定したら意味無いて。
そもそもパティの話もおかしいという事になるんなら
初めから語るべきでは無い。
父を固定した話もしていないので、「〜のイメージが強い」というのも
当然筋違い。
ネタはネタらしく進行した方が良いと思うよ
イメージを打破するために
レヴィン父の兄セティを持つ父親不詳のフィーと
レヴィン父のフォル持ちアーサーという絶対にありえない話を思いついてしまった。
書き込んでしまったことを含めて今では反省している。
>>566 話の筋には全然関係ないけど、劉備玄徳の「桃園の誓い」か
孟嘗君の「鶏鳴狗盗」で何かお願いしまつ
ええんかこんなリクやっても……
ダミアン氏まだかな〜
自分はそれよりもアーサーの性格がいまいち掴めないよ。
いろんなサイトの小説とか読んだけど、アーサーほど性格がばらついて
描写されてるキャラっていないような気がする。
とにかく自分にとっては何を考えてるのかわからないキャラの一人がアーサー。
SSも女性にとっては描写しやすいかもしれないけど、男性にとっては
描写しにくいキャラじゃないかな?
確かに「ひたすら元気でつっぱしるアーサー(例えるならロスっぽい感じ)」も
「美しく儚い、脆く壊れやすいアーサー(例えるならリオン)」も
「無表情で真面目な復讐鬼アーサー(例えryレイヴァン)」も
「飄々としてて、誰にでも人当たりのいいアーサー(ryセイン)」も見た事がある。
あんまりアーサーにはこだわりがないせいか、今まで不思議に思わなかった。
ティニーに甘ければ、どんな性格でもアーサーに見えるし。
もうそろそろ次スレか・・・
>>575 そっちかよ!
誘い受けがネタ臭く見えるのも仕様に思えて仕方ないが…
つか、そういう実験的な話も実は好物だったりして。カモンヌ
>579
そんな感じがあるな。
もっとはっちゃけてもアリだと思ってるし…
4月20日を待て
584 :
名無しさん@ピンキー:2005/03/24(木) 16:33:42 ID:Zd4MvQLp
「ちっ!あたしが何でこんなことしなきゃならないんだい!?」
思わず悪態をつくヴァイダ姐さんを、ニノが曇りのない純粋な瞳で見つめる・・・
「わかったよ!だから、そんな目をするなって!・・・たく、読みゃあいいんだろ、読みゃあ!」
「わーい」
「ちっ、これだからガキは・・・じゃあ読むよ。」
昔々、あるところに、ニノという漁師がいました。
ある日、ニノが浜辺を通りかかると、何人かの子供が集まって、何かをしています。
「どうしたの?」
ニノが覗きこむと、その子供達の中心には、陸に打ち上げられたかわいそうなウミガメさんがいました。
子供達は亀をいじめている最中・・・そう、こんな風に・・・
「・・・・・・!!!」
ジャファルは驚いてヴァイダを見た。彼女の腕がジャファルの股間に伸び、彼女の手がジャファルの肉棒を
露出させて、つまんだり、ひねったりしている・・・
「な、何を・・・?」
「そう、こんな風に、いろいろいじりまわしていじめていたんだ。」
「だ、ダメだよヴァイダさん!お願い!ジャファルを離して!」
「君達、そのかわいそうな亀を離しておやり。」
すると子供達は一斉にニノを睨みました。
「いやだよ。」
「お願い!離してあげて!」
「じゃあ2万Gよこしな。」
ニノは貧乏な漁師だったので、そんな大金はどこにもありません。困り果てたニノは・・・
「じゃあ私が亀の代わりになるから。」
次の瞬間、ニノは子供達に一斉に取り囲まれました。
「きゃあっ!!!」
いきなりニノの胸元をつかんで、ヴァイダはニノの服を左右に引きちぎった。
「な、何をするの!や、やめて!」
「ジタバタすんじゃないよ!すぐに気持ちよくしてやるから!」
あっという間に、素っ裸にされてしまったニノ。その上に、長いロープを握ったヴァイダが乗る。
「いやあ!いやあ!」
「こ、こら!暴れるんじゃない!・・・よし、これで完成だ!」
ニノの体に、長いロープが巻きつけられ、亀の甲らのようになっていた。
「ふうん、やっぱり若いんだねえ・・・お肌がすべすべしていやがる。」
そしてヴァイダはニノを持ち上げて、ロープの先端を天井についているフックに縛りつけた。
これによって、ニノは宙ぶらりんの状態になってしまった。
「う・・・ぐす・・・ひっく・・・」
「そして宙吊りにされてしまったニノの元に、亀さんがやってきました。そして、ニノのスケベな
アソコに首をねじ込みました。さあ、ジャファル、立ちな!」
「・・・・・・。」
宙吊りのニノのお尻に、ジャファルは黙って肉棒を押しつけた。そのまま、ジャファルの肉棒はニノのアソコに
吸い込まれていく・・・
「あひいいいいいい!!!」
二人の結合部から、ポタポタと愛液が滴る・・・もはや、その肉体の欲求に、歯止めをかけるのは不可能だった・・・
「うおおおおおおお!!!ニノ!二ノー!!!」
「あああっ!ジャファル!いい、いいよおおおおお!!!」
「こうして、若い二人は、己の欲望のままに、ただひたすら腰を振り続けたのです。めでたし、めでたし。」
そしてヴァイダは、最後に二人に歌を歌って聴かせた。
むかしむかし ニノちゃんは
助けたカメに 吊るされて
宙吊り状で イってみれば
絵にも書けない いやらしさ
翌日・・・
「マリナスさん!昨日のご本も、すごい気持ち良かった!今日もまた貸して!」
ニノの言葉に、マリナスは首をひねった。
「ほへ?なぜに気持ちがいいのじゃ?わしが貸したのは、単なる普通の童話のはずじゃが・・・?」
マリナスは返してもらった本をぱらぱらとめくった。やはり、どこからどう見ても、普通の本である。
「う〜む・・・まあよい。で、今日はどの本にするのじゃ?」
「ねえジャファル、今日は誰に読んでもらおうか?」
A・カアラに読んでもらう
Dのリンで。
590 :
名無しさん@ピンキー:2005/03/24(木) 22:20:54 ID:Y7S6Ss/s
聖魔のロス×アメリア・ルーテ×ロス萌え
誰かこれで小説かいてくんないかなぁ・・・
>>587 カアラに本読んでもらってたらバアトルも乱入しそうだなぁ。
俺も字が読めんとか言いながら。
ニノの旅
ニルスのふしぎな旅
小公女セーラ
カードキャプターカアラ
ふたりはブルーニャ
サウルの動く城
マリアさまがみてる
スーとのんのん
マトリックス ニノーデット
トロイ
ウルトラマン・ソフィーヤ
だんだん無理矢理になってワロタw
おまいら、「みつめてナイト」のプリシラを忘れちゃいかん
次スレどうする? 480越したぞ
プリシラは「うる星やつら」の飛鳥のイメージが強い。
超ブラコンだし
巴里のアメリア人
アパートのかギィ貸します
マイ・フェア・ミレディ
パント大戦車軍団
フランツ・コネクション
シンドラーのジスト
ロイにおちたシェイクスピア
605 :
外伝:2005/03/25(金) 22:48:49 ID:SH3ZeYDB
スーとのんのん、じゃねーや。
『スゥとのんのん』には、
シルクという名前の女の子が出てるぞ!
のんのん可愛いよのんのん
あと17KBで、
今持ってるクレーベ×マチルダさん純愛SSが、25レスいっぱいいっぱい。
入るかな?
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああああああ
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610 :
外伝:2005/03/25(金) 23:13:38 ID:SH3ZeYDB
あっという間に、あと15KB
無理ってことを、身を持って示してくれたのかな?
次スレ待ってます。
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