バトルファック ROUND6

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1名無しさん@ピンキー
セックスで戦う「バトルファック」モノの情報交換、エロ妄想・パロディをするスレです。
職人さんの各種投稿をお待ちしています。


前スレ
バトル・ファック!
ttp://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1000346728/l50
バトルファック −ROUND2−
ttp://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1084082043/l50
バトルファック −ROUND3−
ttp://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1092562540/l50
バトルファック ROUND4
ttp://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1097020741/l50
まとめサイト@574氏
ttp://19800.net/battlef
あぷろだリンク1rk
ttp://members.jcom.home.ne.jp/1rk/

注意書きは↓
2名無しさん@ピンキー:05/01/05 23:35:23 ID:MqHtiS+R
3テンプレ:05/01/05 23:40:30 ID:VltD9ced
Q,倉庫ってどこですか?
A,前スレ以前を見てください

Q,バグがありました
A,倉庫BBSに書いてください、もしくはRPGツクールで中を見てください(激しくネタバレ

Q,ツクールインストールできないんですけど
A,ttp://google.co.jp

Q,これつまらないんですけどorクリアできないんですけど
A,クリアできるようにツクールで改造してください もしくは( ´∀`)つ ミ
4名無しさん@ピンキー:05/01/05 23:45:29 ID:PqNstvGz
>Q,倉庫ってどこですか?
>A,前スレ以前を見てください

いくらなんでもこりゃないだろ。
新人職人が生まれなくなるぞ。
だから閉鎖的だって言われるんだよ。。。

俺はブクマクしてるけど。
5名無しさん@ピンキー:05/01/05 23:54:31 ID:ZPvH3mhk
>>3のテンプレ作った香具師は前スレで暴れてた香具師。
勝手に付け足しただけでテンプレでも何でも無いからスルー推奨。
6名無しさん@ピンキー:05/01/05 23:56:32 ID:VltD9ced
>>5
またお前はスルーか〜
だめだなー
7名無しさん@ピンキー:05/01/05 23:57:04 ID:VltD9ced
んじゃ>>5がテンプレ作って?
8名無しさん@ピンキー:05/01/06 00:07:32 ID:Wq4NviDN
m9(^Д^)
9名無しさん@ピンキー:05/01/06 00:08:36 ID:cJTOcqFS
とりあえず 倉庫 のURLを貼っておきますね。

ttp://www.jggj.net/19800/battlef
10名無しさん@ピンキー:05/01/06 00:34:24 ID:Wq4NviDN
まったく>>1といい>>5といい・・・
もっと気楽になれないものかね〜?
11名無しさん@ピンキー:05/01/06 01:17:54 ID:vSRsBVCL
おい!!いいのか?
12名無しさん@ピンキー:05/01/06 01:19:58 ID:vSRsBVCL
前スレ985が言ってたことが・・・


>>9はブラクラなので、注意
13名無しさん@ピンキー:05/01/06 01:25:49 ID:9axQeU4P
何か勘違いしてないか?
>>985はまとめサイトに飛ぶだけだろ
>>1のリンク先と同じ
14名無しさん@ピンキー:05/01/06 01:26:19 ID:9axQeU4P
>>985じゃないや、>>9
15名無しさん@ピンキー:05/01/06 01:32:34 ID:HPN6PlRY
なんかよくわからないけどm9(^Д^)プギャーーーッ
16名無しさん@ピンキー:05/01/06 01:38:14 ID:JAqhs0MM
これも置いときますね

ttp://www.8ch.jp/
二次元 BF支援スレ

この場を借りて、前スレ57氏乙!!
17名無しさん@ピンキー:05/01/06 01:42:46 ID:TzeZB09K
倉庫のゲーム落とすページに飛べないのは俺だけか?
このページの表示が認められていませんとか出るのだが
また変わったん?
18名無しさん@ピンキー:05/01/06 01:44:39 ID:HL+Y2Y9P
前スレラストは金言集をお送りいたしました。
19名無しさん@ピンキー:05/01/06 01:45:25 ID:PeH0bX+X
事態が騒然としてるから倉庫番が自分で隔離した。
しばらくすりゃ復帰するだろ。
20名無しさん@ピンキー:05/01/06 01:49:12 ID:dRS+ld53
倉庫番も大変やね。
いつもお疲れ様っす。
21名無しさん@ピンキー:05/01/06 01:52:21 ID:9axQeU4P
新スレ記念SS投下はまだか?
22名無しさん@ピンキー:05/01/06 02:07:49 ID:qSjSFzj4
くれくれ、みっともない。。
23名無しさん@ピンキー:05/01/06 02:27:01 ID:9axQeU4P
なんかまた微妙な感じだし完成済みの人がいるようなので
チト空気かえようとしてみただけだから。。
24名無しさん@ピンキー:05/01/06 02:45:14 ID:qSjSFzj4
ごめんな。。。
25名無しさん@ピンキー:05/01/06 02:49:30 ID:sM89BorB
逆効果だったね
26名無しさん@ピンキー:05/01/06 02:50:30 ID:PeH0bX+X
まあ、そういじめるない。それよりも支援スレに画像でも貼らんかね?
27名無しさん@ピンキー:05/01/06 02:56:52 ID:sM89BorB
ttp://www.geocities.jp/hisame_00/maidenbutterfly.txt
転載だけどBFとはちょっと違うかな・・・
28名無しさん@ピンキー:05/01/06 13:52:51 ID:4NA580es
>>26
あそこそろそろ新しいの立てないと重くて見てられないよ・・・
29名無しさん@ピンキー:05/01/06 14:31:19 ID:PeH0bX+X
8chは人がいないから選んだんだけど、
人がいないから規約がわかんないんだよなあ。
乱立はまずそうだし…
前のスレッドを画像ごと回収して抹消、てのなら義理も立つけど
削除キーがないんだよね、あすこ。
30モジュラージャックの人:05/01/06 15:28:49 ID:0HgAU4ji
あけおめ
31名蕪しさん@ピンキー:05/01/06 15:34:51 ID:PeH0bX+X
>>30
おお………お久しぶり。
お元気か?頭は剃ってらっしゃるか?
32モジュラージャックの人:05/01/06 16:26:05 ID:0HgAU4ji
Yse
33名無しさん@ピンキー:05/01/06 18:47:10 ID:H5SPa7TW
ものすごく既出だったような気がするけど、BF漫画。
「ヘルス十二宮〜昇天桃色性淫徒〜」 さがみやたかふみ 晋遊社
後半かなり端折られてたのが残念だった。
34名無しさん@ピンキー:05/01/06 19:06:19 ID:cJTOcqFS
>>33
それも含めてここでBFマンガがたくさん紹介されている。
ttp://picnic.to/~funuke/nitta/comic/h.html

ただ、僕はどれも入手不可能だった……これだから地方都市は……
35名無しさん@ピンキー:05/01/06 19:32:10 ID:t++aG008
>>34
そこで紹介されてるBFとこのスレで言ってるBFとはかなりかけ離れてるので頑張って買う必要もないよ。
33が紹介してる、ヘルス12宮とか弓道MENぐらいかなあえて言えば。
36くなさん  ◆DAYgAM2ISM :05/01/06 21:26:28 ID:rqC3uNPE
あぽーんし易いようにコテハン&トリップ

読み返してみたら、あんまりバトルじゃないなあ……
等と悩みつつ短編投下↓
37くなさん  ◆DAYgAM2ISM :05/01/06 21:27:47 ID:rqC3uNPE
『魅了』


 巨大な柱が建ち並び、高い天井が訪れる者を威圧するような豪奢な宮殿。どんな
国の騎士の閲兵や貴族の饗宴であっても行える、威厳に満ちた場所。
 そこに、場の雰囲気に似つかわしくない物音が響いていた。
「くう、ひあぁっ……」
 ぴちゃぴちゃという水音と共に、女の嬌声が上がる。騎士装の若い男を組み伏せ
た女は、白い肌を朱に染めてよがり狂う。
 美しい女だった。
 三千世界のどこを探しても、という整った容姿はまさに魔性の美。男、クリンテ
ン公国の騎士であるイルクとて、これほどの美を今まで見た事は無かった。その背
に生えた蝙蝠の翼までもが、艶めかしい魅力を感じさせる。
 肌に浮かぶ大粒の汗によって、触れた部分が吸い付くような体。膣内全ても、複
雑な動きでイルクに絡みつく。
 だというのに、高まる女と対照的にイルクの目は醒めきっていた。
「なぜ、なぜじゃ! なぜ、貴様はイかんのじゃ」
 恍惚と潤んだ瞳で、女がイルクを睨み付ける。彼女はその長大な寿命の内に、人
間に限らず数多の男をイかせ続けてきた。イルクの世界から来た人間どもも、彼女
の元へ辿り着いたのは極少数。そして、彼女の膣内に入って平気だった者は唯の一
人もいなかった。
 今までは。
「……さして気持ち良く無いのだから、当然だ」
 閨事の最中とは思えない、平坦な声が返ってきた。
 矜持を傷つけられ、女が必死になってイルクの体をまさぐる。だが、溜息をつく
ばかりだった彼は、女の尖りきった乳首を軽く撫でた。
「……っ!」
 顎を仰け反らせた女に、最早言葉は無かった。イルクは相も変わらぬ冷めた顔
で、女の柔らかい胸を揉み込んでやる。
38くなさん  ◆DAYgAM2ISM :05/01/06 21:29:16 ID:rqC3uNPE
「ああ……ああぁぁあんっ!」
 高く澄んだ声を引きながら、女は絶頂へ登り詰めて後ろへ倒れた。
 びくびくと痙攣する膣から己を引き抜き、イルクは前を閉じて立ち上がる。ぼん
やりした瞳で虚空を見る女などに、興味は全く無いようだ。彼の視線の先には、奥
へと続く巨大な扉が見えていた。
「お逃げ、下さい……エルナ様……」
 力無い女の声に送られるようにして、イルクは宮殿の最奥へと足を進めた。

 淫魔。イルクがその存在を知ったのは、王立学院への入学を控えた頃だった。
 それは淫界という世界に住む魔で、他世界へ侵入して男の精を喰らう。とどまる
事を知らぬ欲求に従い、数多の世界を滅ぼしていく。その魔には剣も魔法も効か
ず、斃す方法は唯一、性技にて調伏する事のみ。
 数多くの犠牲を払った末に、イルクの世界ではその事を知った。
 クリンテン公国でも王都からの要請に従い、淫魔を斃せる者を選抜し、訓練を施
した。既に侵略を受けていた世界では、そこに個人の意志が入り込む余地は無かっ
た。
 公国中の若い男が集められ、選ばれ、鍛えられていく。淫魔を斃す存在、淫魔ハ
ンターへと。
 家を継いで騎士になる筈だったイルクの人生は、その入り口で狂わされた。彼が
公爵に捧げたのは代々受け継いだ剣では無く、己の生まれ持った剣となった。
 選抜される時に最強の烙印を押されたイルクは、訓練時にもそれを剥がされる事
は無く。国に満ちた淫魔の群れを抜け、淫界を突破し、玉座へと辿り着いた今とな
っても。ただの一度として、イかされずに来ていた。

 玉座は静かな場所だった。
 見上げれば、天井一面に精緻な絵が描かれてある。杉の木より高い天井の彩り
は、まるで世界そのものをキャンバスにしたような迫力があった。
 戯れる男と女。甘美にして快楽に満ちた天井画は、淫魔達の生態からはかけ離れ
た物だった。淫魔は快楽を与え、貪る。そこには絵のような芸術性は無く、生々し
いものだけが存在した。
「イルク、でしたね」
 声を掛けられた事に気付き、イルクが前を向いた。
39くなさん  ◆DAYgAM2ISM :05/01/06 21:30:31 ID:rqC3uNPE
 公爵や王都の玉座より、立派な椅子に彼女は腰掛けていた。柔らかそうな赤い布
を張った椅子には、様々な匠の技を凝らした金飾りがあしらえてある。だが、それ
らは主と比べれば、ただの飾りに過ぎなかった。
 あどけなさを残した、凛とした眼差し。やや病的なまでに白く透き通った肌の上
を、さらさらとした金髪が流れている。
 眷属全ての頂点に立つ女王、エルナへとイルクは短く頷いた。
 エルナは憂いを含んだ顔でイルクを見た後、一つだけ大きく息を吸う。再び口を
開いた時、彼女の瞳には覚悟が宿っていた。
「私が女王のエルナです」
「クリンテン公国騎士、イルク。貴方を斃すよう、命を受けた者だ」
「……分かっています。ここに来るまでの、あなたの圧倒的な強さも知っているの
ですから。我が臣の命まで取らずに頂いた事、その慈悲に礼を言います」
 玉座を立つ女王を見ながら、イルクに警戒感が沸き上がった。ここまで、数多く
の女達と交わってきた彼だからこそ、直感する。この女王の実力を。
 どう見ても弱い、弱過ぎる。
 物腰といい、滲み出る雰囲気といい、未通女の町娘ほどの圧力しか感じないの
だ。全淫魔を束ねる女王にしては、妖艶さが余りにも無い。扉の前で斃した淫魔の
方が、ずっと色気に満ちていた。
 だからこそイルクの脳裏に警鐘が鳴り響く。
 蟻が象の足下に立っても、それが象だと理解する事は蟻の力を超えている。それ
と同じように、とんでもない相手と対峙しているのでは無いかと。
 そうして警戒していたから、女王の次の行動を止められなかった。
 懐から小瓶を取り出したエルナは、その透明な液体を一気に喉へ流し込んだ。薬
による強化か、とイルクが思った時には既に遅く。女王が再び視線を合わせると、
彼は指先すら動かせなくなってしまった。
 エルナの潤んだ瞳に見つめられるだけで、イルクの頬と耳に血が上ってくる。一
歩一歩近付く足音を耳にしながら、彼は己の死を覚悟した。
「この薬は、一度飲んでしまえば死ぬまで効果が消えません」
40くなさん  ◆DAYgAM2ISM :05/01/06 21:31:29 ID:rqC3uNPE
 思えば、下らない人生だった。
 十数年の間、一途に打ち込んだ剣と学問をある日全て否定され。訓練、戦いとし
て女達と肌を重ね続ける。イルクはその才能を誉められ、妬まれる度に耐え難い苦
痛を味わい続けてきた。彼がシたかったのはエロエロで濡れ濡れの日々では無かっ
たのだから。
 だが、それも終わる。潔く死を受け入れたイルクは、自分の胸に手を当てた女王
を見た。自分の死刑執行人を。
「……優しくして下さいね」
 上目遣いにエルナは呟き、そっと目を閉じた。
 まるで清童のように身を強張らせつつ、イルクが唇を合わせる。触れ合わせただ
けだというのに、彼の背筋をぞくっとした電流が走った。
 ねっとりとしたキスを何万と行ってきたのだが、それとはまるで違う。桁そのも
のが変わってしまったように、興奮がイルクの脳を侵す。これが淫魔の主の力か、
そう思いながらも溺れる自身をイルクは止めなかった。
 選び抜かれた精鋭と言えば聞こえは良いが、要は全てを押しつけられたのだ。こ
こでイルクが死のうと、公国の者達は哀しんで見せるだけだろう。そして、新たな
る犠牲者を選び出して死地へと追い立てる。祖国の危機、家族の為、栄達の道。人
の中で生きざるを得ない人という生き物にとって、何よりも効果的な飴と鞭によっ
て。
 死ぬまで、『人々の希望』を押しつけ続けられる。それが英雄なのだ。
 ならばその候補にも、一つぐらいは自由があっても良い。死に場所を自分で選ぶ
くらいは。
 戦いに疲れ厭んでいたイルクは、投げやりになっていたのだろう。淫魔ハンター
としての経験が鳴らす警鐘を無視して、女王の舌を求めた。
「……っ」
 唇を割って侵入する舌に、エルナは驚いたように目を開く。だが、一心に求め続
けるイルクに打たれたかのように、おずおずと求め返していった。
41くなさん  ◆DAYgAM2ISM :05/01/06 21:32:42 ID:rqC3uNPE
 ぬちゃ、ぬちゅ、ぐちゅ
 絡み合う舌から音が高まるにつれて、二人の頬が朱に染まっていく。鼻息を荒く
しながらも、合わさった口を離そうとはしない。イルクが激しく両肩を掴んでいる
ので、エルナの服が乱れ始めていた。
 顕わになった乳の白さに、エルナの方が先に気付いた。羞恥から隠そうとする彼
女の手を押し退け、イルクの手が滑り込んでいく。
「ふあっ……んんっ……」
 大きく喘いだエルナの口を逃さず、イルクのキスは続く。彼の唾液が流し込まれ
る度に、エルナは喉を鳴らしてそれを飲み、その音が彼女の羞恥を高めた。イルク
が彼女の唾液も飲んでいると気付いた時、エルナの足の間に手が滑り込んだ。
 くちゅっ
 触れただけでそれと分かるほどに、エルナの秘所は濡れきっていた。
 彼女はイルクの腕に手を当てるものの、唾液の応酬に陶然として抵抗出来ずにい
た。イルクの手が下着を上へと這うのを感じ、エルナは彼の背中へと両手を回す。
 イルクは手練れの技術で下着を一気にずらし、エルナの秘唇へ触れる。合わせた
口の中で、彼女の熱い息が流れ込んできた。片手で頭の後ろを押さえつつ、敏感な
場所を探り続けていく。
 ぬちゃぬちゃとした水音を堪能した後で、責め手が陰核へと迫る。白い喉を仰け
反らせるエルナを見るうちに、イルクの怒張が下着の中で下腹に張り付く。
 入り口を指でまさぐっていたイルクの目に、エルナの目が映った。潤みきった切
なそうなそれは、イルクの最後の理性を消し飛ばす威力を持っていた。出してしま
えば、淫魔の餌になるしかない。挿れて出そうなら挿れない、といった淫魔ハンタ
ーの本能にも逆らってイルクは自らの服を脱ぎ捨てた。
 彼自身が体験した事の無い漲りが、怒張に宿っていた。
 玉間の床にエルナを横たえたイルクは、彼女の蜜で濡れ光る手を怒張にあてがっ
た。入り口へ押し下げる行為が、高まった怒張のせいで痛みを催す。それでもなん
とか辿り着くと、急かされるようにして押し入った。
「きゃぁっ、痛、痛いっ……」
42くなさん  ◆DAYgAM2ISM :05/01/06 21:33:14 ID:rqC3uNPE
「え……?」
 エルナの悲鳴に、イルクの腰が止まる。敵である淫魔の苦痛に耳を貸すのは甘さ
としか言い様が無いが、エルナのそれは真に迫ったものだった。
 自分の悲鳴がイルクを止めた事に気付いて、エルナが目を開ける。痛みに歪んで
はいたが、両手両足を彼に絡めて自分の方へと引き寄せようとしていた。

「だ……大丈夫です。来て下さい」
 これら全てが淫魔の女王の技巧か、と心のどこかで感心しながらイルクは口を合
わせた。
 実際、処女よりは程良く使い込まれた物の方が、与えられる快楽も大きい。だと
いうのに、エルナの膣内を割り入る感覚は、イルクに大きな快感を与えていた。
 包み込まれる事による充足感。処女地を全て押し分けた後、きつく包み込むエル
ナがイルクには気持ち良くてたまらなかった。これまでイルクは数多くの名器とも
出会ってきたというのに、そこにはそれ以上の快感が存在した。
 必死に真摯にイルクを見るエルナ。やがて彼女が口から苦痛を漏らしながらも、
イルクに快感を与えようと腰を蠢かせ始めた。
 技巧も何も無い、怖々とした動き。目が合った時に微笑んだエルナを見て、イル
クは彼女を抱きしめていた。
「動くぞ」
「はい、御存分に」
 もはやそこに、淫魔ハンターの姿は無かった。冷め切った瞳もなりを潜め、エル
ナの中を貪るだけの男がそこにいた。四方八方から絡みつく襞を余すところなく味
わい、そうしながらエルナの敏感な場所にも触れていく。
 高まる射精感を堪えず、イルクは情動を解き放った。
 膣奥にて発せられたものは、子宮口を抜けて子宮へと力強く浴びせられる。痛み
が勝っていたエルナだが、中へ吐き出される度に満たされるのを感じていた。

 一戦終わっても衰える事を知らないイルクは、エルナの中でまだ漲りを保ってい
た。内壁を押される感触を味わいつつ、エルナは口を開けて息を整えている。
「……女で出したの、初めてだ」
43くなさん  ◆DAYgAM2ISM :05/01/06 21:34:05 ID:rqC3uNPE
「そう、なんですか? もしかして、衆道が御趣味とか」
「気持ち悪い事を言うな」
 萎えかけるイルクに気付いて、冗談ですと笑ったエルナは彼に口づけた。ただそ
れだけで、再び怒張は限界までの漲りを取り戻す。
「これまで、数多くの女と交わってきたはずだが。自己処理以外で、出せた事が無
かった。流石は、淫魔の女王という事か」
 イルクの讃える眼差しに、ぱちりとエルナが目を瞬いた。
「え?」
「だから、エルナ……様をつけた方が良いのか?」
「いえ、『エルナ』とお呼び捨て下さい、イルク様」
 その言葉に、イルクはどこか違和感を覚えたのだが。集中して冷静に考えるに
は、エルナの膣内は気持ちが良過ぎた。
「ともかく。今まで、ろくに感じられなかった俺をイかせたんだ。だから、淫魔の
女王とは凄いものだな、と感心させられた」
「変な事をおっしゃりますね。もし私が強かったら、こんな奥にいる訳が無いでは
ありませんか」
 言われてみれば、と思いながらもイルクは続けた。
「さっきの薬が、女王の秘薬とかそういう物なんだろ?」
 それを聞いたエルナが、可笑しそうに笑う。胸がふるふると震えてイルクの視覚
に迫り、中が蠢動して怒張を撫でた。それだけでイってしまいそうなこれらは、淫
魔の女王の力では無いというのか。混乱しきったイルクに、頬を寄せながらエルナ
は囁いた。
「さきほどの薬は、魅了の薬。つまり、惚れ薬です」
「俺が、君に惹き寄せられたって事か」
 納得しかけたイルクへ、エルナがきっぱりと首を横へ振った。
「いえ。私が、イルク様を終生お慕いする薬なのです」
 そんな物が何の役に、だとか俺がイかされた理由に、といった様々な疑問がイル
クに渦巻く。だが、まとまらずにいる彼は、尋ねられるのを待っているエルナへと
それを投げた。
「なんでそんな物を?」
44くなさん  ◆DAYgAM2ISM :05/01/06 21:34:38 ID:rqC3uNPE
「イルク様は、親衛隊が総出で勝てない御方。ならば、先月お母様の後を継いだば
かりの私などが勝てる訳がありません。そうならば、せめて好きな方の手にかかっ
てイきたいという女心です」
 それを聞いて、イルクの腹の底へと納得が落ちた。
 これまでの彼は、凄まじい快楽を味わい続けてきた。だが、今まで一度も、自分
に惚れている女と交わった事は無かった。
 それも当然だろう。淫魔ハンターへと鍛え上げた者達は、使命感から。淫魔達は
己が欲望の為。無敵の淫魔ハンターと恐れられた自身の正体に気付いて、イルクは
思わず苦笑を浮かべた。
「……しかし、エルナが勝ったんだ。俺を取り殺すなら、好きにすると良い。負け
は負けだ」
「そんな、ひどい」
 いいえを連打してもループしそうな台詞の後で、エルナはイルクへと抱きつい
た。
「私をイき斃す気が無いのでしたら、貴方のややを孕みますよ?」
「子供を?」
「はい。無敵の淫魔ハンターの血を継いだ、最強の淫魔をたくさん産みます。その
子達の力は、イルク様の世界をも滅ぼすでしょう。それがお嫌でしたら、消え去る
程に私を快楽で狂わせて下さい」
 それを聞いたイルクは、エルナの腰に手を当てて振り始める。初めは少しだけ寂
しそうだったエルナも、次第に高まり、そして奥で弾けたイルクを子宮で味わっ
た。再戦を終えた荒い息の中、首を傾げるエルナへとイルクは口づけた。
「たくさん産んでくれ」
「……よろしいのですか?」
「ああ。事情が事情とはいえ、情の伴わない性交を無理矢理義務づける国など既に
終わっている。お前の中に出したからこそ、分かる。あれは地獄だ。既に終わって
いるものを滅ぼしたところで、どうという事も無い」
 それまでの価値観、生き様、あらゆるものを一つの都合で一瞬に覆す。剣も学問
も否定されたイルクにとって、淫魔ハンターとしての栄達など望む事では無かっ
た。
45くなさん  ◆DAYgAM2ISM :05/01/06 21:34:59 ID:rqC3uNPE
 自分をそこへ追い込んだ淫魔への恨み。狂ったとしかいえない祖国の者達への憎
しみ。双方を比べた時、イルクは後者への物が圧倒的に大きい自分に気付いてい
た。気付いてしまっていた。
「ああ……イルク様、嬉しゅう御座います。朝も昼も夜も、私へ御注ぎ下さい。私
の腹を、常に貴方様の精と子で満たし続けて下さい」
「エルナ」
 誘われるままに口づけを交わしたイルクは、そのまま腰を振り始めた。

 三年後、クリンテン公国と共に王国は滅び去った。十数年後には、その人間界は
淫魔の領域と化した。
 エルナとイルクの間に何人の子供が出来たのか、記録には残されていない。だ
が、その淫界では女王エルナは常に夫と繋がり続けているという伝説がある。


46名無しさん@ピンキー:05/01/06 21:48:17 ID:Dev7OCnP
すごい、おもしろかった。なんか不思議な気分だ。
良い意味でいままでスレやゲームで作られてきた常識にとらわれていないと思う。
GJ!!!
47前スレ57:05/01/06 22:00:17 ID:CJMsFMjx
文章表現が上手いです。見習いたいorz>GJ!
前スレが>>1に無いので張っておきますね。

バトルファック ROUND5
ttp://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1101546781/
48名無しさん@ピンキー:05/01/06 22:02:48 ID:++3sXwK0
倉庫は、どんな画面なんでしょうか?
ヒントを教えてください。
お願いします。
49名無しさん@ピンキー:05/01/06 22:07:07 ID:JOYJ+zUn
>48
その質問はタブーだよ! タブータブータブタブタブー!
50名無しさん@ピンキー:05/01/06 22:30:27 ID:++3sXwK0
>>49
わっかりましたー
51名無しさん@ピンキー:05/01/06 23:00:19 ID:vSRsBVCL
・・・消えてないか?ソフト置き場・・・

気のせいならいいんだが・・・
52名無しさん@ピンキー:05/01/06 23:09:58 ID:OsTr47mh
消えてないと思うけど…。
そういや前スレに投稿されたSS群は保管されないんだろうか。
53名無しさん@ピンキー:05/01/06 23:42:10 ID:2az35tbu
GJ!
イルク、ウラヤマスイー(;゚∀゚)=3
54名無しさん@ピンキー:05/01/06 23:51:28 ID:cJTOcqFS
うーん。GJだし面白かったけど、もうちょっとバトル性が欲しいかな。
心情描写には脱帽。一貫性があって、しかも自然。
55くなさん  ◆DAYgAM2ISM :05/01/07 00:07:35 ID:0SVmBVGz
感想下さった方どうも〜
テーマがアンチハンターなんでどうかと思ったんですが、楽しんで頂けた
ようで何より

>バトル性
文章だと微妙なんですよね
意識し過ぎるとなんか変ですし
参考出来るとこありましたら紹介お願いします

>21さん
昨日は寝ちゃったんですみませんでした
56名無しさん@ピンキー:05/01/07 00:22:47 ID:7X59jsNB
>>51
消えてるね・・・
最悪
57名無しさん@ピンキー:05/01/07 00:26:09 ID:a2gYtj6x
>>56
見れますよ
58名無しさん@ピンキー:05/01/07 00:56:28 ID:aBDrRox8
マジ消えてる
59名無しさん@ピンキー:05/01/07 01:11:21 ID:RsR5dxSP
>>58
見れますよ
60名無しさん@ピンキー:05/01/07 01:33:24 ID:7X59jsNB
>>55
面白かったです
また書いてくださいな
61名無しさん@ピンキー:05/01/07 01:49:30 ID:G1ulv8RU
倉庫は見れるけど、ブツが消えてるし。
62名無しさん@ピンキー:05/01/07 01:51:45 ID:3BmYNtSz
あそこまで晒されたら仕方ないさ
ほとぼり冷めるまで待つしかないね
63名無しさん@ピンキー:05/01/07 02:06:09 ID:RsR5dxSP
えっ、何が消えたって?Σ(゚Д゚)
64名無しさん@ピンキー:05/01/07 02:47:48 ID:osPoLhXm
>>くなさん
何か、読み終わって上手い短編小説を読み終わった気分になった
65名無しさん@ピンキー:05/01/07 06:23:24 ID:Qr8Vniki
>>くなさん
Gj。マターリ系の奴も久しぶりに見た。(悪くない)

敢えて苦言を呈すると、ローラ姫ネタはくすぐりとして入れるにせよ、
全体のシリアス感からちょっと浮いてるかも。2人とも大まじめだしね。

66名無しさん@ピンキー:05/01/07 08:10:17 ID:OsGhxXV1
>>51>>56>>58>>61
あっちの掲示板に理由が書いてあった。

こっちが荒れてるので、いったん隔離したらしい。
今は見れるけど・・・
67名無しさん@ピンキー:05/01/07 17:07:38 ID:xhl+rmWT
他スレへの干渉は控えようね。

あと、URL貼った方は、   氏ね。
68名無しさん@ピンキー:05/01/07 21:14:21 ID:2UAS+5rg
>>くなさん
素晴らしい!私が読みたかったのはこういうヤツだよ!多分

もう何スレも前、完全にゲーム中心のスレになった頃から
「バトルのふりして、その実
 『ただ単に強い女に吸い尽くされたいだけの奴』らに
 完全に占領されちゃったな。
 まあスレのにぎわいのためには仕方ないか」
と淋しい思いをしていたんだが

もちろんそういうのも悪くはないけど、たまにはバランスとして
こういう男の方がずっと強いモノも見たかったんだよ
ありがとう


でも実は全然バトルじゃないわなw
69名無しさん@ピンキー:05/01/07 21:47:35 ID:rs3SPivd
性癖など人それぞれだ。
この程度のレスなら一々議論する必要無し。


70名無しさん@ピンキー:05/01/07 21:53:54 ID:1WgC63rm
481 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:05/01/07(金) 01:28:00
BFスレは実用性に欠ける駄スレ

482 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:05/01/07(金) 06:54:22
>>481

そりゃあんたの実用に合わせてスレ立ててる訳じゃありませんから。残念!

483 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:05/01/07(金) 11:31:25
>>481
同感。つーかあそこはあそこで細々とやってればいいのに、
やたら宣伝してくるアホがいるよな。
ちょっとでもけなすとすぐ噛み付いてくるのもいる。>>482とか。
71名無しさん@ピンキー:05/01/07 21:55:25 ID:sljQOfRq
>>68
同感
このスレはマグロだらけになってるな
純粋に女を逝かせたいってやつは少ない。
72名無しさん@ピンキー:05/01/07 21:56:35 ID:sljQOfRq
って>>67で書いてるのに関わらず>>70みたいな方がいるから荒れるんだ
73名無しさん@ピンキー:05/01/07 22:05:45 ID:cptrVbm/
どうだっていいじゃないか
実際職人さん達のおかげで天国ですよここは
74名無しさん@ピンキー:05/01/07 22:11:12 ID:Rics6U6L
>>37-45
出来が悪かったらスレ違いだと言われそうだなw

抜くのには実用的ではない
でも面白かったYO
75名無しさん@ピンキー:05/01/07 22:14:22 ID:Ih+YC25B
>>71
マグロだらけはないでしょ。抵抗しつつも・・・って感じで。
それもそういう趣味の神(と支持する人)が多いだけの話。
ちなみにハンターがうpされる前からそんな感じだったけど。
76名無しさん@ピンキー:05/01/07 22:34:49 ID:JwD+tZ2I
淫魔ハンターUP希望・・・です
77名無しさん@ピンキー:05/01/07 22:54:42 ID:5Btfegmz
>>76
ほんとだ、淫魔ハンター1は繋がんないね。2とかは落とせるけど。
78名無しさん@ピンキー:05/01/07 22:59:39 ID:JwD+tZ2I
自分は2の落とし方も謎です・・
79名無しさん@ピンキー:05/01/07 23:16:11 ID:5Btfegmz
>>78
まずはsageてもらいたい。倉庫はとてもデリケートなのだ。
そんでこのスレを穴の開くほど読んでほしい。80レスにも満たない中に色んな情報が詰まっている。
80名無しさん@ピンキー:05/01/07 23:21:53 ID:JwD+tZ2I
あ、すみません・・ 気をつけますね
81名無しさん@ピンキー:05/01/07 23:22:11 ID:Rics6U6L
落とし方がわからないと言う意味がワカンネw
82名無しさん@ピンキー:05/01/07 23:30:02 ID:JwD+tZ2I
いや、意味はわかるでしょ
83名無しさん@ピンキー:05/01/07 23:38:05 ID:K5ynLwig
実はエルナには読心術があり、イルクの心のスキマを埋める、純真で
いちずな恋する女になりきることで(薬とかね)最終的な完全勝利を得た、
て解釈だとこれは、

圧倒的戦闘力を誇る人間の刺客に、恐るべき権謀術数で淫魔が圧勝した

という立派なBF話になるわけです。
俺の脳内ではそうなっております。

まあ読心力とか無茶な解釈しなくても、
エルナの天然さが偶然良いほうに転んだ、てとこだと思う。
ああ、恐るべきは愛のちから。

くなさんGJです。
ネタ的冒険どんと来いです。
あなたの筆力なら、たいがいねじふせられるのではないかと。

あと勝利属性男と敗北属性男の話が出てるね。
俺は被虐、加虐、両方イけるクチで、どっちかというとS寄りなんだけど。
俺はけっこう楽観視してるよ。
S派が疎外感なんて感じた時点で負けだぜ、ぐらいの勢いで。
両方が頑張ればいいさ。

>>78
新参の人には苦労かけるけど、いろいろ事情があるんだ。
あきらめず前レスを参考にいろいろ試せば、きっといつかあなたもこちら側に。
84名無しさん@ピンキー:05/01/08 00:22:36 ID:kH7E8aYx
男がギッタンギッタンにされようが、女がグチャグチャにされようがどっちでもいい。
あんまりしょうもない事には拘らない方が良いと思うんだが。
85名無しさん@ピンキー:05/01/08 00:43:58 ID:+4fD9oMO
まあ、漏れは男がギッタンギッタンのグチャグチャにされて
丸められてゴミ箱にポイされるぐらいが好きなM派だが、
それでも>>37-45は純粋に面白かったぞ。

下の言葉をくなさん氏に贈ろう。

「ネタは良作の母である」byエジソン
「あらゆる良作はネタの渦中から生まれる」byゲーテ
「少年よネタを抱け」byクラーク
86名無しさん@ピンキー:05/01/08 00:54:37 ID:gyceWJdW
ゲーム倉庫ってまた場所変わった?
87名無しさん@ピンキー:05/01/08 03:06:19 ID:gVk3sDWl
グチャグチャにやられてから一気に逆転する展開が好き派。
そういう趣向だから前スレのmochy氏の作品は個人的に神だった。
88名無しさん@ピンキー:05/01/08 04:11:46 ID:AyldWcHy
できた できましたっ やったー 有難うございました
89名無しさん@ピンキー:05/01/08 11:39:11 ID:RD5/nd/A
くなさんの作品はマスターテクを手に入れて向かうところ敵なしのところを
ちょっと魔が差して好みの敵(乳魔女王とか)に負けてみたことを思い出さした

あぁこれだと相変わらずマゾ属性だな…
90名無しさん@ピンキー:05/01/08 16:36:54 ID:IzcrzFLJ
葱板のサガスレがマゾっけ炸裂中だぜ。
ある意味エロRPG状態
91名無しさん@ピンキー:05/01/08 17:32:37 ID:+4fD9oMO
>>90
厨な質問とわかっているが……
葱板ってどこ?
92名無しさん@ピンキー:05/01/08 18:08:38 ID:rKqm8psO
RPG待ち
93名無しさん@ピンキー:05/01/08 18:43:13 ID:SXPgaWAJ
>>92
sage推奨
94名無しさん@ピンキー:05/01/08 20:06:06 ID:RD5/nd/A
>91氏
ネタ業界板 略して葱板
まぁ期待するようなものでもないよ
95名無しさん@ピンキー:05/01/08 22:24:24 ID:wKZFaQd1
支援スレの「ゆきゆきて名無し」さんの画像はどれもいい感じですな。
特に集団ものなんか使えそうです。
96名無しさん@ピンキー:05/01/08 22:30:08 ID:+4fD9oMO
>>94
ありがとう。
……でも、ネタ業界板なんて板あったっけ?
現在、2chに存在する「業界」がつく板は
「派遣業界」「保険業界」「広告業界」「建設住宅業界」「ハード・業界」「アニメ漫画業界」
どれにも「サガ」がタイトルにつくスレはなかったんだが……。
「エロゲネタ」にもなかったし……。
97名無しさん@ピンキー:05/01/08 22:32:14 ID:AR0xZYn9
>>96
(´-`).。oO(…SaGaだなんて淫魔に犯されてもいえない…)
98名無しさん@ピンキー:05/01/08 23:57:08 ID:+4fD9oMO
>>97
thx! あったよ。今からじっくり見まつ。
99くなさん  ◆DAYgAM2ISM :05/01/09 01:57:15 ID:0YrlcU8J
色々、御意見ありがとう御座いました
喜んだり、参考にさせて頂いたりしました

コテハンで雑談する奴は鬱陶しいでしょうけど、ちょっと聞きたい事がありまして
一回の投下量の許容限界って、どのくらいとかあります?
次の四百字詰で50近い(>>37-45の二倍強くらい)んですが、
二回に分けた方が良いんでしょうか?

特に異論が無ければ、まとめて投下しますが……
HPでやれ、って言われるのもなんなので
明日(今夜)投下する時に参考にさせて頂きたいので、よろしければ御意見お願いします


>SM
俺のトリップ、SM入ってる(w
前スレでも言いましたが、俺はS派

男が女に〜はエヴァスレですし、ここにMが多くなるのは仕方ない面もあるかと
ま、両方ありが一番だと思いますけどね。偏りイクナイ!
100名無しさん@ピンキー:05/01/09 02:36:04 ID:vzWHtJNe
>>99

テキストファイルにしてうpする、という手もある。
101名無しさん@ピンキー:05/01/09 02:44:36 ID:0CovqEB4
個人的な見解だけど最終的な結果を除いて女性リードが多いのは
男性がリードしてるとレイプみたいになるのが多いからではないと思ったり
キスとか愛撫だけの描写でもイかせるのなら問題ないけど
それじゃ物足りないしねだから挿入描写になってそれが男性主導なら
と思ってみたり…
まぁ全ては書き方次第なのでしょうが
102名無しさん@ピンキー:05/01/09 03:27:12 ID:jiWE+Qnj
別にスレに直接でもイイと思います。
長いSSがあるなんてエロパロ板みたいでいいじゃない。
103名無しさん@ピンキー:05/01/09 08:07:51 ID:rkWYIJob
連投規制に引っかからない様に気をつけるベシ
104名無しさん@ピンキー:05/01/09 14:04:39 ID:YYwftBvQ
過去ログを読むのが面倒なので
第一スレから現スレに至る経緯、歴史を教えてください
105名無しさん@ピンキー:05/01/09 14:09:21 ID:NfJtzXrI
>>104
何故知りたいのか経緯を教えて下さい
106名無しさん@ピンキー:05/01/09 14:16:31 ID:YYwftBvQ
>>105
疑問文に疑問文で答えたらテスト0点なので教えてください
107名無しさん@ピンキー:05/01/09 14:31:30 ID:ptjM1dTI
学校では疑問文に疑問文で答えろと教えられているので…
108名無しさん@ピンキー:05/01/09 15:26:43 ID:IKJNekXF
>>104
遙か昔、バトル・ファック!スレが立つ。
その後色々あって現在に至る。
109名無しさん@ピンキー:05/01/09 15:37:15 ID:eLHGQL0C
>>108
うまいな。
110名無しさん@ピンキー:05/01/09 15:46:44 ID:5vFgcu0P
マジレスすべきかそうでないか、激しく悩む。
111名無しさん@ピンキー:05/01/09 16:33:23 ID:0CovqEB4
個人的な感想による流れ

バトルファックスれがたつ>情報交換が行われる>廃れる>SSが導入>でも進行遅い>
RPGが導入される>スレ爆発>スレ違いの声が上がる>でもなんとか進行>
RPGが多く投下される(1時期SSの投下量を越える)>スレ違いが>
リレーSS導入>RPGが>スレ違>RPGと小説の共存問題(ついでにスレち)>
クリスマスにRPG投下、小説も周辺で盛んに投下で良いムードに
今に落ちつく

無駄な消費住みません、ないとめあの話とかトロ氏とかの話はスルーで
112名無しさん@ピンキー:05/01/09 16:40:08 ID:6ugMfdIf
ネタレスヨロ。
113名無しさん@ピンキー:05/01/09 16:56:40 ID:NfJtzXrI
バトルファックスレたつ
神が来る
嵐が来る
神が来る
(中略)
ないとめあできる
(中略)
トロが来る
(中略)
トロが去る
(中略)
神が来る
嵐が来る
神が来る
いまに至る
114名無しさん@ピンキー:05/01/09 17:09:24 ID:yDZxuXc3
ないとめあって何で倉庫にあるの?
115敬称略:05/01/09 17:40:28 ID:5vFgcu0P
round1:情報提供・李緑・淫魔ハンターの三色団子。初代サキュクエ誕生。
     ないとめあ開設。三年間にわたる長寿スレ。

round2:ハンターのパロディ作品誕生。SSは李緑他。SSとツクールでリレー始まる。
     淫魔ハンター2暫定公開。

round3:淫魔ハンター以外のツクール作品が続々登場。うpロダにテキスト形式でSSが上げられる。
     トロ初登場。

round4:トロ暴走。ambitionなど、ツクール派が新システムの模索を始める。
     DDDの作品が投下されるも、住人の反応はやや冷ややか。SS派は冬の時代突入。

round5:トロが去り、スレが悲しみに包まれる。ツクール用素材をあげる掲示板の模索が始まる。
     SS派対ツクール派の議論に決着がつき、和解。
     mochyのSS投下が始まり、SSはルネッサンスを迎える。
     クリスマスを契機にハンター2の続きが投下され、スレは活況を呈する。

round6:BFスレ黄金時代。
116名無しさん@ピンキー:05/01/09 18:43:37 ID:XkCL4BkF
クリスマス投下のハンター2続きって倉庫に無いよね・・・?ある?なんか10月更新のままなんだけど・・・
117名無しさん@ピンキー:05/01/09 19:38:08 ID:5vFgcu0P
>>116
あれは最初の投下日。中身はちゃんと更新されている。
118名無しさん@ピンキー:05/01/09 20:53:17 ID:ltCEFKOh
>>99
くなさんの投下予告に、生娘のように震えつつドキドキしている俺ですよ。
ビッグサイズらしい・・・。キャー。

「連投規制に気をつけつつお好きなペースでカモン!」に一票。
119名無しさん@ピンキー:05/01/09 21:28:11 ID:6ugMfdIf
生娘でふと思ったけど、ハンターの処女or童貞喪失場面って
割と謎の部分だと思う。

アレスは確か養成学校の先生だっけか。手配書で出てくる人の。
120名無しさん@ピンキー:05/01/09 21:28:19 ID:aTXMR69H
神SS(´Д`;)ハァハァ ?
121名無しさん@ピンキー:05/01/09 21:47:36 ID:mxZGLFS4
淫魔に処女膜とかはあるんだろうか。
122名無しさん@ピンキー:05/01/09 21:51:04 ID:mQP/FkDk
プレデターみたいに成人儀式の為に男を襲ったりとか
123くなさん ◆DAYgAM2ISM :05/01/09 22:26:52 ID:2P3K8KOw
BF風味でやるだけはやってみましたが……
ま、いいか

御意見ありがとう御座いました
遠慮なく一気に投下する事にします
途中で止まってたら、規制ひっかかってると思ってください
ではどうぞ↓
124くなさん ◆DAYgAM2ISM :05/01/09 22:28:10 ID:2P3K8KOw

『切り札』


 アールは脂汗を流し続けていた。顔面を紅潮させ、脇の下でシャツが張り付く。
必死に食いしばろうとする口は、溢れる熱い息に閉じきれないでいた。
「そうそう、頑張って」
 彼の上では、少し年上の女生徒が制服姿で腰をくねらせていた。アールに言葉を
発する余裕は無いらしく、返答は荒い鼻息だけだった。
 石造りの四角い部屋には、そこかしこで同じような光景が見られた。男子生徒十
数名の上に、女生徒達が跨って腰を振る。男子は責められる一方を強いられ、それ
ぞれが歯を食いしばって耐えていた。
 室内を見回しながら手元のボードに書き込んでいた教師が、時計を見て彼らに告
げる。
「第一段階は良し。次段階に移れ」
 それを聞いても、男子生徒の殆どは何の行動にも移れなかった。数名は、上にな
った女生徒達の着衣を乱しながら、服の中へと手を入れていく。しかし力不足なの
か、女生徒の優位を覆せる者は一人もいない。
 アールの焦点が合わない目を見て、上の女生徒は諦めた顔になった。最早、彼に
何が出来る状態でも無さそうだ。短い溜息と共に、最後の攻勢に出ようとした彼女
の目が驚きに開かれた。
 奮えながらも、アールの手が彼女のシャツのボタンをまさぐる。何度か外そうと
試みるのだが、ボタンを外す力さえ今のアールには無かった。
 どうにもならない事を悟って、身を乗り出していたアールは思い切り上半身の力
を抜いた。上になった女生徒が心配するほど、かなり派手な音が鳴る。後頭部を強
く打ったアールは、快楽以外のもので頭をくらくらさせながら再び身を起こした。
 今度は初めからボタンを無視し、服の上から女生徒の胸に触れる。柔らかさを確
かめるように、表面をそっと撫でていく。
「くうっ……はあん」
 一触れだけで声を上げさせられ、女生徒が顔を赤らめた。
125くなさん ◆DAYgAM2ISM :05/01/09 22:29:35 ID:2P3K8KOw
 アールは今にもイきそうな顔をしながらも、必死に気持ちよくさせようとする。
それを見るうち、彼女は内面の色々な部分を刺激され、彼の首に両腕を巻き付けた。
「気持ち良いよ、アール君」
 ゆっくりと隙間を無くすように合わせた口で、アールの熱い息を呑んでいく。そ
して彼の切羽詰まった表情を無視すると、舌を差し入れた。逃げようとしたが逃げ
場など無く、絡んだ舌同士が唾液を伝え合いながら密着する。彼女が喉を鳴らしな
がら唾液を飲む音を聞いたのが、アールの限界だった。
 どくっ、どくどくどくっ
 膣内で弾けたアールを感じて、女生徒が嬉しそうに身震いする。溢れない為に、
射出口から奥へと注げるように位置を合わせた。
 彼女が胸を押しつけると、アールの手は自分の体との間に挟まれる。脱力しきっ
ているにも関わらず、その指は女生徒の乳首を探った。
 服の上からのもどかしい刺激で、余計に我慢しきれなくなったのだろう。しっか
り抱きつきながら、激しく腰を振って膣全体でアールを味わっていく。再度の射精
を浴びつつも、彼女の動きは止まらない。離れないように吸い付く口の間から、大
きな水音と粘液が溢れた。
「クリス」
 声が掛けられたのだが、彼女には届いていない。すぐそこに見える絶頂へ向けて、
どんどんと昇っていった。
「おい、クリス!」
 いつの間にか傍に来た教師が、彼女の肩を掴んで揺さぶる。その刺激も快楽に加
え、クリスはアールに抱きついたまま一心に動き続けた。高まるアールの射精感へ
合わせ、クリスも昇り詰める。
 再三のアールの精液を膣内で浴びながら、甲高い声と共にクリスは顎を仰け反ら
せた。荒い息と共に体重を預けるクリスを、アールは何も言わずに受け止めた。
「クリスティーナ・ツィンマー!」
 教師の怒鳴り声がフルネームを呼ぶのに気付いて、彼女は顔を向ける。ただ、頬
をアールに擦り付ける様子から、離れる気は少しも無いようだ。ぼんやりと見返し
てくる彼女を見て、教師は苛立たしげな息を吐いた。
「貴様ですら、そのザマか……これはもう、アール自身の為にも退学を考えさせる
べきかもしれんな」
126くなさん ◆DAYgAM2ISM :05/01/09 22:30:23 ID:2P3K8KOw
 アール、という名がぼんやりしたクリスの頭に入ってきた。同時に、たっぷりと
注がれた体内の精を思い出し、うっとりとした顔になる。子宮の中で存在感を味わ
えるほど、大量に注ぎ込まれているのだから。
 と、そこまで思ったところでクリスの背筋に冷たいものが奔った。
「アール君!」
 一気に冷静に返った彼女が見たのは、完全に気を失っているアール。聞こえてき
たのは、教師の深い溜め息だった。

 淫魔という者がいる。ほとんどが美しい女の姿をした魔で、男の精を喰らって永
劫の刻を生きる。イかされた男は生命力までも全て絞り取られ、イかされた女は淫
魔と化す。
 欲求に従い生きる淫魔達との共存は難しいが、討伐もまた難しい。剣も魔法も通
じない相手である彼らは、性技にてイかせる以外に斃す術が無かった。
 それも、全存在が『相手を気持ち良くさせる事』に特化している者達を相手に。
 淫魔の侵攻を受けたカルシュナット大陸では、東海岸の諸国が同盟を組んでこれ
に対した。性技に長け、意志の強い者。後に淫魔ハンターと呼ばれる者達によって、
侵攻を食い止める事に成功した。だが、補給が無ければ戦線は維持出来ない。
 そこで、淫魔ハンターを鍛え上げる為に、大陸全域からの志願者を集めた訓練所
が作られた。七年後に組織改編されたのが、アールも在籍する現在のカルシュナッ
ト淫魔ハンター養成学校、通称『学園』である。
 膠着状態が十年以上続いた事で、民は疲れ切っていた。決定的な打開策が求めら
れて久しいが、今のところは現状維持が人間の限界であった。

 吹き込んだ風によって、厚手のカーテンが揺れる。白い色なのだが、野暮ったい
印象の代物だった。
 厳しい寒さが続くものの、日の出ている間は暖かい事も多い。その為か開け放た
れた窓によって、カーテンは揺らされ続けていた。生活感のある人々の声が、やや
隔離された室内に遠く響く。
 考査の補習へと向かう生徒達、物売りの声、大声で笑い合う子供達。
 頭の上で寄せては返すカーテンを払い、アールは己の手をじっと見つめた。それ
から険しい顔で、揉み込む形に指を絞る。
127名無しさん@ピンキー:05/01/09 22:31:15 ID:DY8C7Kda
キタ――――――(・∀・)――――――――!!!!!
128くなさん ◆DAYgAM2ISM :05/01/09 22:31:16 ID:2P3K8KOw
「起きていたか」
「今さっきですけどね」
 かけられた優しい声音に答えて、アールは上半身を起こした。眩んだ頭を抑えて、
背を窓へともたれさせる。落ち着いた彼に、見慣れた光景が映った。
 薬の並んだ薬品棚、白い清潔なシーツの張られた複数のベッド、事務用の机。身
体測定の各種道具が脇に置かれていたりもするが、医務室らしくない物は何も無か
った。
「枕元の薬を飲んでおくと良い。すぐに起きられるようになる」
 白衣を着た男に素直に従って、アールはコップを手に取った。中の液体を飲み干
しながら、何かの書類を検討する校医を眺める。
 ウェスト博士は少なくとも外見上は三十前後の、若い医師だ。アールも彼の年齢
は知らない。癖のない金髪が垂れる上品な童顔は、博士が小柄な事もあって実際よ
り若く見える可能性も高い。
 ただ、アールも付き合いが長いだけに、博士を見た通りには考えていなかった。
 眼鏡の奥の淡い青は、時折冷酷な本性を垣間見せる。若い頃には相当な無茶をし
たと聞いたが、その内容をアールが知りたいと思った事は一度も無い。それでも何
度か、血で染まった白衣が捨ててあるのを見ていた。
「クリス相手にこれだけ保った、か。並みの淫魔ハンター程度には引き上げられた
ようだな」
「しかし、舌を絡められた時、いつもより感じてしまいました」
「だろうな、感覚の配分を変化させているに過ぎない物なのだから。陰茎への刺激
を鈍磨させた分、体内器官が敏感になったわけだ」
 クリスの名前を聞いて受けたショックを、アールは押さえ込んだ。
 今年の夏に卒業する上級生の中で、首席候補の筆頭がクリスだった。下学年の補
習授業に、彼女レベルの者が協力するのは異例だ。担当教師の強い要望に応えたの
だが、その目論見はアールの自信と共に打ち砕かれた。
 アールも進級しているだけあって、決して無能なわけでは無い。現に性技に関し
ては、学園でもトップクラスの実力を持っていた。
129くなさん ◆DAYgAM2ISM :05/01/09 22:32:11 ID:2P3K8KOw
 問題は、耐久力である。
 責めは強いのだが、責められると非常に弱かった。普通の性活を送る分には何の
問題も無いものの、淫魔ハンターとしては致命的ともいえる程に。イかずにイかせ
る、それが出来ない者の末路は決まり切っていた。
「色々と試してはみたが、この方向は袋小路らしいな」
「すみません」
「君が謝る事では無い。忘れたのかね、これは対等な取引なのだよ」
 相手を気持ち良くさせればさせた分だけ、その求めも強大になる。剣術と違って、
性技では責められるほどに責めの威力が増す事も良くある事だ。
 アールは努力家だったのが祟って、責めのテクニックの向上が早過ぎた。交われ
ば、自分が高めた相手によって求め尽くされる。教師達が気付いた頃には、耐久力
を鍛えられない悪循環へと陥ってしまっていた。
 そして入学以来、幾度も医務室に運ばれ続け。校医のウェスト博士と親しくなっ
た結果、利害の一致した二人は取引を行った。
 つまり、人体実験をする方とされる方という関係に。
「そこでだ。私は、発想の転換をしてみた」
「発想の転換、ですか?」
「くっくっく……試薬は既に完成している。もっと動物実験を重ねて副作用を除く
必要はあるが、楽しみにしていたまえ」
 博士は人格はともかく、その能力を疑われた事は無い。ただ、色々な黒い噂が囁
かれるせいで、被験者の確保に困っていた。無鉄砲ながら不屈の意志を持つアール
は、博士にとって願っても無い実験体であった。アールも自分の欠点を克服する為
なら、危険は覚悟の上だった。
 そのアールにして、暗黒のオーラを滲ませる笑い声には唾を呑まされた。
 医務室の異様な雰囲気を打ち破るように、激しいノックの音がした。アールは救
いの主を見るように、続いて開かれた扉を見る。
「大変です! 淫魔が、学園に直接攻めて来ました」
 だが応じたのは、救い主などでは無かった。
130くなさん ◆DAYgAM2ISM :05/01/09 22:32:52 ID:2P3K8KOw

 学園に侵攻した淫魔は、ヤりたい放題を尽くしていた。男子生徒を前後から挟み
込んで、耳に息を吹きかける者。一人を押し倒し、指でも何でも膣に入れば何でも
くわえ込む者。老教師を数十年ぶりに滾らせ、音を立てて吸い上げながら袋を手で
弄る者。あまつさえ、女生徒と女陰を重ねて、近くの男子生徒に好きな方へ突っ込
むよう迫る者までいた。
「ちっ……くしょう!」
 唇を噛んだアールの腕を掴んで、医務室へ呼びに来た男子生徒が走り出す。
 彼の先導に従って、アールと博士は階段を駆け上がる。周囲は気温を無視したか
のような熱気に満ち、彼らの額を汗が伝い落ちた。
 淫魔ハンターを目指す優秀な若者達とはいえ、未だ候補に過ぎない。百戦錬磨の
淫魔達に、彼らが敵う余地はどこにも無かった。一方的にイかせられる者達によっ
て、脳髄を刺すような性臭が充満している。
「どこへ向かっているのかね?」
「屋上です。他の先生方や、無事な生徒も皆向かってます。非常階段から一度外へ
脱出し、態勢を立て直さないと」
「それしか無いだろうな」
 呟く博士に頷き返そうとした男子生徒は、柔らかい壁へ追突した。側頭部を覆う
感触に、恐る恐る視線を上げる。
「もう、せっかちさん」
 うふっ、と笑う淫魔を見て彼の顔から血の気が引く。いや、既に心を囚らえられ
たのか、血が顔に集まる。だが、足を止めたアールに気付いて、男子生徒は両腕で
淫魔にしがみついた。
「俺に構わず、先に行けえ!」
「あら。男らしい人って好きよ、わたし」
 口元を綻ばせた淫魔が、美しい顔を男子生徒へと近づける。快感に悶える声を背
に、アールは屋上へと駆け続けた。
 周囲の防衛拠点を堕とされたという話は聞かない。ならばこれは、奇襲なのだ。
そうであるなら、後に学園の奪還へ向かう淫魔ハンター達の負担を減らす為にも、
一人でも多く逃げ延びるべきだった。
 それに、アールは大した時間稼ぎも出来ない事を自覚していた。淫魔に力をつけ
させるだけなら、逃げた方がまだ名誉挽回の機会も残される。
131くなさん ◆DAYgAM2ISM :05/01/09 22:34:01 ID:2P3K8KOw
「……くそっ!」
「堪えたまえ。君では、無駄にイくだけだ」
「分かってます」
 博士に答えた声は、ひどく嗄れていた。
 握り拳を大気へぶつけるようにして、アールが階段を駆け上る。学者肌の博士は
疲労に息を上げながら、口の引き結ばれた横顔を見て笑みを浮かべた。この不屈の
闘志こそが、彼の新たな研究の実験材料として最適なのだ。
 現在の状況も忘れて一人含み笑う博士は、アールが開け放った扉の先を見た。足
の止まったアールの肩越しに、屋上の様子を覗く。
 十数名ほどの女生徒を率い、クリスが淫魔達と向かい合っていた。その数、ざっ
と数十。非常階段を遮る位置に浮いて、赤毛の淫魔が不敵に笑う。胸元の大きく開
いた服からは、乳と脇腹の白さが良く見えた。
 対峙するだけで勃ってしまいそうな肉感的な体に、アールはやや前屈みになる。
赤毛の淫魔が彼らに気付いて目を細めると、彼は更に歩き難そうになった。
「答えなさい! 人間の領域に、ここまで深く入り込んで拠点を維持出来るとは思
っていないでしょう。学園の壊滅を狙うには、部隊の規模が小さ過ぎる。お前達の
目的は何?」
 クリスの詰問は淫魔の気分を害したが、それへの答えは淫魔の利益に適っている
ようだった。
 逃げ損ねたのはクリス達だけらしく、周りに倒れている者はいない。アール達を
途中まで案内した男子生徒の言が確かなら、多くの学生や教師は既に逃げ延びたは
ずだ。その包囲の甘さは、壊滅作戦では無い事を窺わせた。
「えっらそうな小娘ねえ。少しは、年上に対する敬意ってものを示せないのかしら」
 淫魔はクリスを睨み付けた後、入ってきた男二人を観察しながら言った。
「ま、いいわ。あんた達、ウェストって医者を知ってるわね。ここの校医の。そい
つを引き渡したら、見逃してあげても良いわよ」
「誰が、淫魔の言う事なんか……」
「ウェストは私だが?」
 後ろの二人に気付いていなかったのか、クリスが驚いて振り返る。落ち着いた穏
やかな足取りで進む博士の隣を、ズボンに片手を突っ込んだアールが進んだ。
132くなさん ◆DAYgAM2ISM :05/01/09 22:34:59 ID:2P3K8KOw
 やや無理な力で陰茎を横へ向け、アールはなんとか走れるようにしていた。状況
次第で、すぐ次の行動へ移れるように。緊迫する彼と対照的な博士は、標本観察を
するような目のままで続けた。
「こちらは、淫魔などに用は無いがな」
「しらばっくれるんじゃないよ! あんたが攫った淫魔を、取り返しに来た。大人
しく返せば、天国を見せてあげないでも無いよ」
「淫魔ごときが?」
 口に出すだけでなく、冷笑も加えて博士は答えた。
 博士が淫魔に決してイかされない理由を知るのは、この場ではアールだけだった。
少しづつ距離を取った彼は、目標地を定めてからクリスに目配せを送る。彼女の心
配そうな顔を、力強い視線で押し込めた。やがて、周囲を素早く見回したクリスが、
迷いを張り付かせつつ頷き返した。
「素直に返す気は無いようだね」
「無い物は返せないだろ」
 ふっふっふと笑う博士を見て、アールを含めた生徒数名はその意味を正確に理解
した。今回の元凶が明らかになったのだが、直接博士にぶつける命知らずがいる筈
も無い。その哀れな淫魔や、他の実験体の二の舞は誰もが御免だった。
 とはいえ、そんな事情を知らない淫魔は挑発されたと受け取ったらしい。目尻を
吊り上げた赤毛の淫魔が、博士を指差して命じた。
「お願いだから返させて下さい、と言うまで徹底的にヤってやりな!」
 頷きに続いて妖しく笑いながら、数名の淫魔達が博士へと羽ばたいていく。その
瞬間を見逃さずに走ったアールは、両手を広げて非常階段の前に立ちはだかる。彼
の脇を抜けながら、クリスが声をかけた。
「すぐに、応援を呼んでくるから。それまで、なんとか持ち堪えて。絶対に諦め
ちゃ駄目だよ、約束したからね」
 振り向かずに頷いて、アールは両足に力を込めた。女生徒達が階段を駆け下りる
足音に、急いでくれと心の中で念じながら。
 赤毛の淫魔はアールを眺めて、小首を傾げる。彼の必死な様子など、まるで意に
介していないようだ。じりっ、じりっと後退るアールの顔の両側に、淫魔がそれぞ
れ笑みを近づけた。
133くなさん ◆DAYgAM2ISM :05/01/09 22:35:40 ID:2P3K8KOw
 アールは、博士を見捨てて自分も非常階段へ飛ぼうとしていた。だが、背後から
細い腕が首に巻き付くのを感じ、逃げられない事を悟った。
「ね〜え? この子、喰べちゃって良い?」
 じゅるっと涎を啜りながら、アールの耳元で声がした。彼の背筋をぞくぞくとし
た快感が這い上がり、押しつけられた胸の辺りで熱くなる。気管が掠れた音を立て
たが、赤毛の淫魔は背を向けながら首を振った。
「まだよ。もう少し、我慢してな」
「なんでよ〜」
「校医とはいえ、ウェストも学園の教師だろ。もし奴が強敵なら、その坊やが人質
になるじゃないか」
「あ、はいはい〜。じゃあ、人質が舌噛んで自殺しちゃったりしないように、あた
しが口を押さえてま〜す」
 アールの右側に浮いていた淫魔が、元気良く手を挙げると口を合わせた。がっし
りと両手で押さえられた彼の頭は、全く動かせなくなる。にちゃにちゃという舌が
絡み合う音に、抜け駆けを咎める淫魔達の声が被った。
 背後の騒ぎに肩を竦めながら、赤毛の淫魔はウェスト博士を睨み付けた。
 博士の周りには、複数の淫魔が蠢いていた。両腕で頭を抱え込んだ淫魔は、音を
立てながら美味しそうに彼の唾液を吸う。背に張り付いた淫魔が、はだけさせた胸
を押し潰して息を荒げる。足は二体の淫魔達がそれぞれ剥き出しの胸と股間を擦り
付け、二体で股間を舐め続ける。
 博士も抵抗や責めをしているらしいが、淫魔達にはまるで通じていない。時間の
問題だと思った赤毛は、一点を見て驚愕に目を見開いた。
 だらんと垂れた博士の陰茎。二体の淫魔に舐められているというのに、全く変化
が無い。外気の寒さから熱い口で遮断され、縮み上がっていないだけ。そういった、
生理的変化以外は何も起きていなかった。
「無駄さ」
 後ろから聞こえた男の声に、赤毛はゆっくりと振り返った。
 首に淫魔の腕を巻き付け、アールが赤毛を見ていた。軽くイったせいか、彼の正
面に抱きつく淫魔は小刻みな痙攣を続ける。両腕をそれぞれ拘束する淫魔達も、股
間の刺激に荒い息で涎を垂らす。背中から抱きつく淫魔は、靴を脱いだアールの足
を挟んだまま熱い息を吐いた。
134くなさん ◆DAYgAM2ISM :05/01/09 22:36:16 ID:2P3K8KOw
「博士の趣味は特殊だからね。淫魔では、絶対に勃たせられないよ」
「絶対に?」
 少し考えながら、赤毛はただの餌としか見ていなかったアールへの認識を改めた。
学園の生徒というのは、伊達では無いらしい。
「あんたも、ここの学生なら知ってんだろ。一口に淫魔といっても、様々な種類が
いる。天使や悪魔、アンドロイドや気体に液体。勿論、男色好きな男淫魔も当然ね。
淫魔という種族は、雄の快楽を満たす為に進化し続けてきたんだ。欠けているもの
なんか、何があるっていうのさ」
 言い切った後になって、赤毛の淫魔も気が付いた。淫魔では決して満たす事の出
来ない、ある種の狂った性癖の事を。
「……まさか」
「だから言っただろう。淫魔ごときに、私はイかせられないと」
 全身に淫魔をまとわりつかせつつ、博士が赤毛の後ろから声をかけた。ずるずる
と、非常にゆっくりな速度で近付いてくる。
「死体愛好家か!」
「イったら消え去る淫魔に、死体は残らない。私にとって何の価値も無い種族だ、
君らは」
 笑みを浮かべる博士を見て、赤毛はぞぞっと鳥肌を立てた。
 近付かれる分だけ後退しかけた彼女は、人質の存在を思い出した。ねっとりとし
た目つきでアールの視線を絡み取りながら、自分の唇をいやらしく舐め上げる。濡
れて光る唇が、肉感的に男を誘った。
「それなら、こっちの坊やを責めるだけさ。何十という淫魔を相手にすれば、イき
尽くすしか無いからね。ウェスト、こいつを死なせたく無けりゃ、大人しくあたし
らの仲間を返しな」
「アールの死体か、見てみたいものだな」
 くっくっくと笑う博士を見て、赤毛だけでなくアールも全身の毛を逆立てた。
「冗談だ。優れた実験体に、そう簡単に死なれては困る。そこで、だ。取引といか
ないか?」
「取引だって?」
135くなさん ◆DAYgAM2ISM :05/01/09 22:36:49 ID:2P3K8KOw
 話し難いとばかりに、博士がまとわりつく淫魔達を目で示す。赤毛が頷いて指示
を出すと、淫魔達は徒労感を滲ませながら博士から離れた。
「簡単な事だ。お前達淫魔が、そこのアールをイかせ尽くしたら、私も言う事を聞
く。アールが勝てば、我々を解放する。それでどうだ?」
 思わず叫びそうになったのを、アールはなんとか飲み込んだ。
 油断した淫魔達を責めきれたから、一時的に優位を保つ事は出来た。だが、彼は
とっくに限界いっぱいまで追い詰められていた。ズボンの中では、溢れた先走りが
パンツを冷たくしている。直接刺激が与えられれば、すぐにも陰茎は我慢を放棄す
るだろう。
 といっても、彼らに他の手があるわけでも無い。淫魔に全く感じないといっても、
博士も人だ。攫われて閉じこめられれば、飢えで苦しむ。そして、アールだけが逃
がして貰えるはずも無かった。
「いいわ。その話、乗ってやろうじゃない」
 アールの実力を上の方へ大きく読み誤った赤毛が、闘志を燃やして答えた。

 すぐに挑もうとする淫魔達を待たせ、博士がアールの耳元へ顔を寄せる。近付く
と、発汗と体温の上昇が感じられ、長くは保ちそうに無いのが分かった。
「さっき言っていた試薬がある。どうするかね?」
 眼鏡の奥から覗く淡い青が、アールに決断を迫っていた。
 自分の行く末にすら、さして興味の無さそうな博士ではあったが。己の研究の達
成にだけは、ぎらつくような欲望を持っている。今も、湖水のように冷たい瞳の奥
で、それが燃えるのが見えた。
「お願いします」
「ほう、効果も副作用も聞かないのか……くっくっく、面白い」
 やっぱり止めます、とアールが口を開きかけたのだが、少し遅かった。静脈に突
き立てられた注射針から、薬液が注入される。
 アールの顔は嫌そうに歪み、無色透明な液体を眺めた。彼の経験上、博士の薬に
関しては怪しいほど毒々しい色の方が、まだましだと分かっていた。つまり、最大
級に危険極まり無い代物が注がれたのだろう。
 注射器を引き抜いた博士は、悪魔的な笑みを浮かべながら赤毛の淫魔へと振り返
った。
136くなさん ◆DAYgAM2ISM :05/01/09 22:37:19 ID:2P3K8KOw
「待たせたな」
「何したか知んないけど、淫魔をなめてると喘ぐ事になるわよ」
 入れ替わりに近付く赤毛の淫魔は、それでも警戒していた。四人の淫魔を手玉に
取れる相手、そう思っているのだから当然だろう。挑発するように上目遣いで迫り
ながらも、慎重にアールの様子を窺っていた。
「あ〜、もう駄目え。あたし我慢出来ない〜」
 首にもたれていた淫魔が、アールの股間へと蹲った。赤毛が止める間も無く、そ
の淫魔は反り返る陰茎を引っ張り出した。
 嬉しそうな声を上げた淫魔は、赤く膨らんだ先端へ口付ける。ひくつくそこは、
更なる刺激を求めているようだ。ぎゅっと目を瞑るアールが、我慢し切れずに息の
塊を吐き出した。
「なんだ、びびらせんじゃないわよ。淫魔ハンター候補といっても、あくまで候補
って事ね。安心しなさい。あたし達が、すっごく気持ち良くしてあげるから」
 目を開けたアールが、笑みを浮かべる。股間に屈んだ淫魔の口に包まれた快楽に、
赤く歪んでいるものの。それは、己が義務を果たした男の顔だった。
「余裕ぶってるつもり? これからあんたは、イってイってイきまくるのよ。止め
て欲しいなんて頭から消えちゃって、イかせて欲しいと懇願するだけになるまでね。
最高の快楽というものを、たっぷり教えてあげるわ」
「別、に構わない、さ」
 アールの物は、股間の淫魔に喉奥まで包み込まれる。暖かい口の中で、舌がぬら
ぬらと形を確かめるように動いた。漏れる先走りを喉を鳴らして飲んだ淫魔は、愛
しげに目を伏せて口をすぼめる。
 彼の手を股間に挟んだまま、両側から二人の淫魔も奉仕に加わる。互いがキスを
するかのように、舌を伸ばして奪い合う。アールの手に花芯を弄られると、お返し
のように吸い付く。根元と先端、袋を別々の口が包んで舐め回していった。
 最早、時間の問題だろう。だというのに、どこか余裕があるのが気に入らず、赤
毛は鋭い目を見せた。
「何だっていうのよ」
「俺じゃ、時間、稼ぎにしかならない。自分、で分かってる。それ……はっ、出来
たから、満足してイけるんだ」
137くなさん ◆DAYgAM2ISM :05/01/09 22:38:00 ID:2P3K8KOw
 頭の両側を後ろの淫魔の乳に挟まれながら、アールの目が真っ直ぐに射る。心の
琴線を撫でられた赤毛だったが、彼女は根っからの攻めだった。どきどきしながら
も、小悪魔的な笑みでアールの額に額をつける。
 間近で見つめ合うと、相手の息遣いの全てが伝わってくる。溢れた唾液で濡れる
アールの唇をじっと見ながら、赤毛が言った。
「それは良かったわね。きっと、彼女達も喜んでくれるわよ」
 舌を絡め取りながら、赤毛が目で一方を示す。ぼんやりと向けながら、それが非
常階段の方だという事にアールは気付いた。瞬間、溶けかけていた頭に冷たい錐が
差し込まれる。
 さっき逃げた筈のクリス達が、非常階段から屋上に戻ってきた。白い肌を朱に染
めて、熱いのか上着の前をはだけて乳房を外気に晒している。とろんとした瞳は焦
点が合わずにいたものの、ある者を見つけて視線が集まった。
 男、だ。
 精液を吐き出す男性器を持つ者、それへと群がってくる。譫言のように彼の名前
を呼ぶが、それは見慣れた彼女達の姿では無い。
「……嫌、だ。嫌だ、いやだ!」
「いいわぁ……あたし、君みたいに意志の強い子が絶望するのって好きよ。ぞくぞ
くしちゃう。心配しなくても、あの娘達にも、たっぷり注がせてあげるからね」
「先輩! クリス先輩!」
 アールが身を乗り出すのを、赤毛の乳が優しく受け止める。激昂したアールは、
近付く彼女達の名前を一人づつ必死に呼び掛ける。だが、
「アール君……嬉しいな、そんなに私に注ぎたいんだ」
「うわあぁぁぁあああ!」
 身を捩って周りの淫魔を離そうとするが、彼女達は巧みに体を蠢かせて力を逸ら
す。少しだけ冷静さを取り戻したアールは、イかせて退かそうと肉壺へ指を突っ込
んだ。第二関節で折り曲げ、敏感な部分を探り当てる。
 かえって嬉しそうに、両手に絡んだ膣は指を呑み込んでいく。焦るアールが集中
を高めていった時、唇が柔らかく塞がれた。
「お待たせ」
138くなさん ◆DAYgAM2ISM :05/01/09 22:39:04 ID:2P3K8KOw
 軽く口を離してそれだけ言うと、クリスが両腕で頭を抱き寄せる。押しつけられ
る舌が、密着する面積を少しでも増やそうとまとわりついた。
 他の女生徒達も、ある者は胸を、ある者は陰唇をアールの体に擦り付ける。彼の
全身は、淫魔化した女生徒と淫魔によって、冬の外気から完全に遮られた。柔らか
く甘い匂いのする肌達が、アールとの接触を少しでも多くしようと求めていく。
 二つの口に別々に包まれた袋の皺が、一つ一つ舌先で辿られる。入れ替わり続け
ながら三つの口が群がる陰茎は、圧力が消えれば腹に張り付きそうだ。
「……っ」
 クリスの目を見ながら、アールが何か声を洩らす。微笑み返されて哀しみの過ぎ
った瞳が、強く閉ざされた。両耳の穴に潜り込んだ舌が立てる音が、熱くアールの
脳を侵す。
 彼の方から入れたはずの指も、きつく絞られて最早抜く事すら許されない。そし
て、どれがきっかけになったか分からない快楽の中で、アールは達した。
 どくっ、どくどくどくどくっ
 激しい射精を受け止めた淫魔の一人が、うっとりと飲み込んで顔を離す。吹き出
す白濁液を、近くにいた者達が奪い合うように口で顔で受け止めた。
 女の顔についた白濁液を、他の者が舐め取っていく。キスを続けるクリスは片手
を伸ばし、陰茎に残る精液を絞り出しては、それを膣に擦り付けた。収縮する女陰
が、啜るように蠢く。
 赤毛の淫魔は、他の女の顔についたものを舐め取る。喉越しを味わうように目を
細めてから、博士の方を振り返った。
「あたし達の勝ちのようね」
「さて、どうかな」
「強がったところで、結果は何も変わんないわよ」
 淫魔にイかせられた者は、その後ずっとイかせられ続けたいと願う。淫魔が止め
ないのもあるのだが、限界を超えて出し続け、やがて死に至る。一度イってしまえ
ば、淫魔とのセックス以外の刺激など、無いも同然になってしまうのだ。
 だから、どれだけ体力や精力が余っていようと、何の意味も持たない。だという
のに、ウェスト博士は常通りの優しい声音でこう言った。
「さっき射った薬によって、アールは日に何十、気力さえ保てば百を超える射精も
可能になった」
139くなさん ◆DAYgAM2ISM :05/01/09 22:39:40 ID:2P3K8KOw
「だから何さ。そんなの、あたしらが喜ぶだけじゃないの」
 アールの射精を口で受け止めた淫魔が、膣口に先を合わせて自ら埋めていく。全
てが収まったところで、満足そうな息を吐き出した。
「今のアールの精は、非常に効果的な催淫剤になっている。肌に触れただけでも、
膣内に欲しくてたまらなくなるはずだ。口から飲んだ者は、その者と同じように、
絶対に挿入を止められない」
「うるさいわよ。そんなの、淫魔なんだから当たり前でしょ」
 現に、赤毛の淫魔もアールの精を膣内に欲しい気持ちが高まっていた。淫魔とし
ての自然な欲のはずだが、ウェストの優しい声音がひどく不安にさせる。
 アールも淫魔に犯された者として当然のように、跨る者を掴んで腰を振り始める。
と、それを見て赤毛の淫魔は息を呑んだ。アールは腰に捻りを加えながら、単調で
はない注挿を繰り返している。だが、そんな筈は無い。技巧を尽くしての責めなど、
淫魔で一度イった人間に出来る訳が無い。
 戦慄と情欲を抱え込んで、赤毛の淫魔が様子を見守る。クリスから口を離したア
ールが、息を吐きながら背筋を震わせた。
「ひゃぁんっ」
 跨っていた淫魔は、膣内で射精を浴びて大きな嬌声を上げた。翼を先までぴんと
伸ばして、アールの上に崩れ落ちる。それは赤毛の淫魔にとって、信じられない光
景だった。
 一度イったはずの男に、淫魔がイかされた。それも、並みの人間ほどの持続時間
しか無いような奴の、射精を浴びただけで。
「あり、得ない。あり得ないわよ、こんなの。どんなイカサマをしたっていうの!」
「……ようやく、俺にも分かった」
 女達を体中にまとわりつかせながら、アールがゆっくりと目を開ける。快楽に満
ちてはいるものの、その瞳は彼の強靱な意志を宿したままだ。
 それを見た赤毛の淫魔は、仲間が斃された直後だというのに胸を高鳴らせた。
「さっきの薬は、逆淫魔を作り出すものなんだ。そうですね、博士?」
「逆淫魔などという造語を、いきなり勝手に作られても、意味が分からない」
 ウェストの冷静な声に、アールは困ったような顔になる。どう言い換えようかと
悩む彼の腕の中で、繋がっていた淫魔が大きく身震いした。
140くなさん ◆DAYgAM2ISM :05/01/09 22:40:13 ID:2P3K8KOw
 イった直後に消えないというのは、余り無い事だ。少し時間がかかったが、これ
も淫魔の宿命なのだろう。憎悪と好意、相反する感情に揺さぶられながら、赤毛の
淫魔は様子を見守った。
「あ、ええと、何て言ったら良いんだろう。つまり、淫魔の逆なんですよ。淫魔は
人間の女と交わって、淫魔化させる。今の俺が、淫魔と交わると……」
「そういう事だ」
 ずるっ、とアールと繋がっている淫魔の背中から翼がもげた。千切れたのでは無
い証拠に、出血も無く背中は滑らかな肌となっている。
 頭から角が落ち、尻から尻尾が落ちる。アールの上で喘いでいるのは最早、人間
の女にしか見えなかった。
「はぁっ……はぁっ……あれ? あたし、消えてない」
「消えはしない。せいぜい、妊娠するぐらいだ」
 博士の言葉に振り返りかけた彼女は、後ろから持ち上げられて床に落とされた。
その悲鳴を無視して、赤毛の淫魔がアールを呑み込んでいった。入り口と中ほどと
奥、膣内の三箇所が同時に蠢く。
 赤毛の淫魔に何か言いかけたアールだったが、その口をクリスに塞がれる。キス
を中断されて不機嫌そうな彼女は、誠意と共に舌を求めた。
「私は、以前から疑問だった。イかずに我慢しながら、相手をイかせ続けられる者。
そんな大遅漏など、滅多にいない上に普通の性活を送れないだろうと。人はしょせ
ん、イく時はイくのだ。ならば、それをこそ最大の武器にすべきではないかと」
 ウェスト博士が一人悦になって解説するのだが、聞いている者は誰もいなかった。
 射精を受ければイっても良い。産まれて初めてのイこうとするセックスに、赤毛
の淫魔は脳髄まで焼き尽くされていた。アールに与えられる快楽を、一切我慢せず
に全身でたっぷりと味わい続ける。
 クリスと密着する口の上で、アールの鼻息が切なげに漏れた。
「イ、イきたいっ? 我慢しないで、あたしの膣内に全部注いで! もっと子宮口
に押しつけて、たっぷり射精して……お願い、あたしを妊娠させてぇっ!」
 ぎゅっと抱きつかれたのを合図にしたように、アールは赤毛の膣内へと注ぎ込ん
だ。クリスに舌を舐め取られ、両手の指が別々の膣に吸われるのに合わせ、どくど
くと吐き出す。
141くなさん ◆DAYgAM2ISM :05/01/09 22:40:50 ID:2P3K8KOw
 淫魔は男の精を喰うだけあって、セックスは日常だ。だが、赤毛はセックスでイ
ったのも、行為後の気怠い感覚を男の胸で味わうのも初めてだった。ひどく幸せな
気分は、妊娠を望んだからだろうかと下腹部を意識する。その彼女の背から、蝙蝠
に似た翼が落ちていった。
「次は、私だよ。この中で一番、アール君の精液を注がれたがってるのに、なんで
三番目かな」
「クリス先輩、今はそういう場合じゃ……」
「そういうもこういうも無いでしょ! ずっと心配させて、出てくる言葉がそれ?
 罰として、ちゃんと孕むまで私の子宮に注ぎ続ける事」
「いや、だからそういう場合じゃ無……うわっ」
 淫魔ハンター養成機関の卒業生首席が確実視される膣内は、強力だった。つい数
時間前に気絶させられた、手加減の無い蠢きがアールを襲う。我慢しきれずに一度
吐き出したが、背筋を仰け反らせながらもクリスは動きを止めない。
 まとわりつく淫魔や女生徒達が、もどかしそうにクリスを退けようとする。だが、
アールに手足を絡みつかせたクリスは、満足するまで子宮で味わい続ける気らしい。
 方針転換した彼女達は、クリスの胸や陰核といった敏感な部分に触れて彼女を高
めていく。クリスが感じれば感じた分だけ、繋がっているアールも快楽が増してい
った。吐き出した精液が溢れ、周りの女達が結合部へ舌を這わせて喉を鳴らす。
「今のうちに、注意事項を伝えておこう」
 えらい光景に直面しているというのに、趣味が異なるウェスト博士は冷静そのも
のだった。
「さっき言っていた副作用だ。君は毎日、女の膣に注がなければならない。注がず
に一日経つと落ち着かなくなり、二日で穴があったら無理にでも入れたくなる。三
日過ぎれば発狂し、四日の間に一度も子宮へ浴びせねば死ぬ」
「……」
 優しい声音で容赦の無い事を言われて、アールの顔が強張った。それを見て、安
心させるように博士が告げた。
「もっともこれは、マウスの実験結果に過ぎない。もっと時間的余裕があるかもし
れないし……無いかもしれない。試してみるかね?」
 ぶんぶんと首を横に振るアールを、少し残念そうに博士は見た。
142くなさん ◆DAYgAM2ISM :05/01/09 22:41:19 ID:2P3K8KOw
 体を擦り付けるように上下動するクリスのせいで、まともに喋れなかったのだが。
彼女の体を抱きしめて、なんとかその動きを止める。それからアールは、博士に向
かって声を絞り出した。
「解毒剤のようなも……のわっ! な、無いんっ、んんんっ」
 アールに抱きしめられた事で感情が昂ぶったのか、クリスが目を閉じて愛しそう
に抱き返す。それだけでなく、膣が搾り取るような収縮をし始めた。
 ただでさえ喋り辛くなったアールは、女生徒の一人に口を塞がれて全く話せなく
なってしまった。
「まだ試薬の段階だから、解毒剤なんて無い。作ってはみるつもりだが、あまり期
待しない事だな」
 もっとも、と言葉を切って博士が続ける。
「一度死んで、血液を全て取り替えれば、あるいは効果が消えるかもしれない。安
心したまえ、死者を蘇らせる事こそ、私の専門なのだからな。くっくっく……」
 哀願するように首を横へ振るアールが、見えているのかいないのか。背中を向け
た博士は実に楽しそうで、そのまま邪悪な笑みと共に去っていった。
「……あ、またイくんだねっ。いいよ、きて、沢山出して。今日の補習もね、アー
ル君が子宮に注いでくれるっていうから引き受けたんだよ。ね? 普段から君の子
供が欲しくてたまらない私の子宮に、いっぱい注いで孕ませて……お願い」
 最後に強く締め上げたクリスへ、アールは今日何度目になるか分からない射精を
行った。浴びせられる度に痙攣を繰り返すクリスが、ようやく満足したのか後ろへ
と倒れ込む。
 と思いきや、それは他の女によって引き抜かれただけであった。腹を括ったアー
ルは、まだ湯気の立つ陰茎を新たな膣へと突き入れた。
 周囲に群がる淫魔の数が増えたように思いながらも。

 数時間後。
 管区警備と同盟の淫魔ハンターが突入し、学園は奪還された。校内に転がった無
惨な屍は、丁重に葬られる事となった。
 淫魔全てを人間化させたアール、その経緯を知った同盟は新たな戦略を立てた。
ウェスト博士の薬の完成を急がせると共に、アールを中核とした対淫魔戦の新組織
を結成。こうして、人類は求めていた切り札を手に入れた。
143くなさん ◆DAYgAM2ISM :05/01/09 22:41:54 ID:2P3K8KOw
 淫魔を狩る者では無く、倒す者。性技による調伏から、精による決定打を与え得
る者。人は、それを淫魔バスターと呼んだ。
 アールによる淫魔バスター増産の成果が出るのは、十数年の時を待たなければな
らない。淫魔ハンターや人間化淫魔、神職といった対魔戦の能力が高い者との間に、
順調な成果が産まれていた。
 とはいえ。対淫魔戦に持てる戦力を温存する余裕の無い同盟は、切り札たる彼を
投入せざるを得ない局面も多々あった。

 数年後、とある神殿内。
 あられも無い姿で横たわる女達がいた。全裸や半裸となった彼女達は、股間から
精を垂らしながら至福の睡眠に落ちている。それらをずっと辿っていくと、祭壇の
前で絡み合う三人の人影があった。
「えへへ。それじゃ、そろそろ挿れるね」
「ちょっとクリス、何言ってんのさ。あんたはもう、三人も産んでるだろ。ここは、
まだ二人しか産んでないあたしが優先されるべきじゃないか」
「何言ってるのよ。そんなの、そっちの問題じゃない。大体、元淫魔が何を偉そう
に」
 陰茎を両側から掴み、引き合いながらクリスと赤毛の女が睨み合う。揺れる四つ
の乳を眼前に、口喧嘩を聞かされていたアールは双方の手を振り払った。
「ああ、もう、うるさい。順番からいけば、次はクリスだろ」
「あっ……はぁんっ」
 股を割って挿入したアールは、唇を尖らせる赤毛の女へと顔を向けた。
「そんな顔しなくても、ちゃんとシてあげるから」
「……だから、アールって好き」
 抱擁と共にキスを交わす二人を見上げて、クリスが不満そうな顔になる。それを
感じ取ったのか、アールがすぐに彼女の敏感な部分を擦り上げた。雑念を白く埋め
尽くされて、クリスが歓喜の声を漏らす。
 いくら空いてるのが丁度この二人だったからとはいえ、任務に同行させるのは無
茶だったか。等と、アールは気付かれないように肩を落とした。


144くなさん ◆DAYgAM2ISM :05/01/09 22:42:28 ID:2P3K8KOw
以上です
長々と失礼しました
145名無しさん@ピンキー:05/01/09 22:46:45 ID:5vFgcu0P
一番乗りGJ!
今から読みます……・。
146名無しさん@ピンキー:05/01/09 23:04:00 ID:NfJtzXrI
>>144
乙です
淫魔バスター新設定イイ!
147名無しさん@ピンキー:05/01/09 23:09:15 ID:DuNgj9/E
淫魔キューブあたりから射精すら武器にするって設定が出てきたな、
個人的にはすごくイイ。
148名無しさん@ピンキー:05/01/09 23:58:21 ID:5vFgcu0P
うーん。
個人的には射精をするかしないかの緊張感こそBFのウリだと思っていたんだが……。

文章はすばらしい。文句のつけようがないです。
文章表現、セリフ回し、エロティシズムに至るまで、天衣無縫の出来ですね。
次回作にも期待します。
149名無しさん@ピンキー:05/01/10 00:00:26 ID:AjMLqI1K
うーん。
個人的には射精をするかしないかの緊張感こそBFのウリだと思っていたんだが……。

文章はすばらしい。文句のつけようがないです。
文章表現、セリフ回し、エロティシズムに至るまで、天衣無縫の出来ですね。
次回作にも期待します。
150名無しさん@ピンキー:05/01/10 00:38:10 ID:AjMLqI1K
連投スマソ。

お詫びにトリビアを一つ。
・亀甲縛りは元々米俵を縛るためのテクニックだった
151名無しさん@ピンキー:05/01/10 00:46:17 ID:dL/TiHDq
BFスレで、はじめてネクロフィリアネタを見た
152名無しさん@ピンキー:05/01/10 00:52:25 ID:dL/TiHDq
>>150
へぇ〜
153名無しさん@ピンキー:05/01/10 01:06:57 ID:Q5STzI8k
>>「切り札」

イイ!
話が終わっちゃうのが残念なくらい。

イイ!
激しいノックの後の怒涛の展開が。
名も無い男子生徒の「先に行けえ!」が。
緊迫しつつ、ズボンに片手を突っ込んで歩くアールが、
クリスの「約束したからね」が。
そして何より博士の黒さが。

博士、激しくナイスキャラ。
カコイイ!
この博士の出てくる話を、もっと読みたいと思ってしまいました。
別設定、別展開、別名前、別人物でも良いです。
こういう博士的な人イイ!

>>147
淫魔キューブ、いまだ未体験の俺はなんかすごく悲しい。
このスレ知ったのは12月後半だったから。
独特なシステムって、どんなだったんだああ。うううう。
・・・いいです。次のチャンスを気長に待ちます。
154147:05/01/10 07:40:40 ID:0dAihbva
>>149
イクかイカないかの瀬戸際も捨てがたいが、
絶倫男がバッタバッタと女をイカせまくるシチュも捨てがたいのです。

そんな漏れでもハンター2の四季組あたりでは悶絶してましたが。

>>153
安心しる、漏れも元旦にHDあぼんして消えたさ。
内容は覚えている、だが私は153には教えない。
妄想を膨らませ淫夢でも見るといい。
155名無しさん@ピンキー:05/01/10 09:07:55 ID:dKXbObTG
>くなさん師
すげー!逆淫魔ってのは斬新なアイデア。ぐっじょぶです。
狩られるだけ(または狩るだけ)の淫魔では殺伐とした感もあると思っていたので。
で、ネクロフィリアな博士のファーストネームはもちろん「ハーバート」ですね?w

>>154
>バッタバッタと〜
激しく同意。
156名無しさん@ピンキー:05/01/10 10:57:05 ID:XnwkfC0u
>くなさん師

GJです。
ただ、射精には何らかのリスクがあるほうが良さそうな。
何十発でもOKでは強すぎ。
157名無しさん@ピンキー:05/01/10 11:48:15 ID:AjMLqI1K
>>153
ここの
ttp://marmotfarm.com/cgi-bin/upload2/upload.cgi
up56440.zipに淫魔キューブアップしといた。
苦情があればすぐに消すので。
158名無しさん@ピンキー:05/01/10 11:55:27 ID:z6yUOkFR
>くなさん師
何発出してもというのは、淫魔ハンター1のパロディ版乳魔女王との最終決戦を思い出させてよかったです。
ただ絶倫な上に、射精そのものが強力な武器ってのは……もう、無敵?
159名無しさん@ピンキー:05/01/10 11:56:08 ID:Tsw8LykL
作者に許可貰ってからやれよ。
160名無しさん@ピンキー:05/01/10 11:58:46 ID:Tsw8LykL
おう、157に宛てたレスぜよ。
161名無しさん@ピンキー:05/01/10 12:04:35 ID:pobTuxfh
やっぱり弱点がないとおもろくないのう。
ハンター2の不死身の人はイく度に弱くなるし、ヘイトの最終血殲モードは
ほぼ命と引き替えだし。皇子さん@絶倫モードは………実際そこまで強くないし…

162153:05/01/10 12:41:51 ID:Q5STzI8k
>>154
HDあぼん・・・。ご愁傷様としか言ってやれん。

>だが私は153には教えない。妄想を膨らませ淫夢でも見るといい。
うむ。膨らますよ。しばらく片手はズボンのポッケが定位置だな。
俺が入手しそびれた57氏と839氏のRPG作品は、俺にとってはすでに
存在自体が淫夢のような存在だ。
俺がおりこうな良い子にしていれば、いつかきっと57氏や839氏は
白馬に乗って帰ってきてくれる、
そう信じながらこの砂のように味気ない日常を生きていこう。

てカキコしようとしてた矢先に
>>157
ちょっとあなた何、いやんもう、だれこのナイスガイ、
くぁwせdrftgyくりす(嬉し壊れ

ありがとう!

>>159
むー、それもごもっともかもしれんー。
作者さんには不本意かも知れんのだよなあ。
でも作者さんごめんなさい。もらっちゃいます。
163名無しさん@ピンキー:05/01/10 13:38:36 ID:KPTXTegM
まぁそれぞれの作品の個々の詳細な設定は、
それぞれの作品で完全に独立してると思っとけばいい。
作品が別物ならその中の事物の定義も別物でしょ。
164名無しさん@ピンキー:05/01/10 14:14:04 ID:hDqfcsJW
思ったんだけど、ハンター1の乳魔女王って何気に不遇だよね。
決め台詞が表示されなかったり高画質化パッチからもれたり。人気高いのに。
165名無しさん@ピンキー:05/01/10 15:16:42 ID:pobTuxfh
漏れは一応ネット徘徊中に見つけて保存してある。(乳魔女王高画質)


ま、娘が超厚遇されてるからいいんじゃない?



166元祖608:05/01/10 16:49:22 ID:ilBzW04R
乳魔女王戦、修正は必要かな?
167くなさん ◆DAYgAM2ISM :05/01/10 17:21:00 ID:sJpvO9Oh
感想ありがとう御座いました
好意的なレス多くて恐縮です

>最終兵器・射精
BF後消滅が殺し合いより後味悪かったんで、やってみたんですが……
この設定だとやはり、短編一発ネタの逆転用道具止まりですね
リスクや発動条件なんかを加えると、攻防を生んで良いかも

>ウェスト博士
元ネタ分かる人がいた(w
ええ、彼の苦手な物はデュラハンの少佐です(w

ひっくり返し二発を終え、浮かんでたネタの消化終了
次はそのうちって事で、とりあえず名無しに戻ります

>>150
( ・∀・)つ〃∩ ヘェーヘェーヘェー
168名無しさん@ピンキー:05/01/10 17:46:33 ID:f7DqppiN
乳魔女王戦を再プレイしてみたんですが、自分で弄ってたんで良く分かりませんでした

608氏の修正云々って、画像とかそっちの方?
それなら、気の済むようにでドゾ〜
169倉庫係:05/01/10 17:47:22 ID:IDoShxuA
>>157
>>159
んじゃ、倉庫格納は無理っぽですね
170mochy:05/01/10 17:58:10 ID:kcRCbdu0
ちょっとだけ書き込み。

>くなさん
おちかれ様でした。文章表現能力の高さに感服しますた。
同じSS書きとして大いに励まされると同時に、
ものすごいプレッシャーかかるよウワアァァァン。


なかなか続編の執筆がすすまないよウワアァァァァァン……
第一部と第二部で自分が持つフェチの部分を、もう全部曝け出しちゃったからなあ…。
つくづくエロ小説って難しいですねぃ……(; ´ー`)
171名無しさん@ピンキー:05/01/10 18:22:06 ID:taNiDb/J
>>157
むむむ、俺がこのスレにたどり着く前にこんなものが出来ていたとは・・・・
侮れん

名前変えられるのは(・∀・)イイ!
172名無しさん@ピンキー:05/01/10 19:01:02 ID:Ii0ICpzG
>>157
名前、俺自分の実名入れちゃったよ・・・すげえ興奮した。
173元祖608:05/01/10 19:13:14 ID:ilBzW04R
>>168
そりゃもちろんシステムですよ。

mochyさんといいくなさんといいエロ素晴らしいSS職人が増えて嬉しいなぁ。
次作品も期待してます。
174ネコイチ:05/01/10 22:28:04 ID:XSb5735p
神々に触発されて現在SS製作中。

早けりゃ今夜中、遅くても明日の夜中には投下出来そうだけど・・・
普通の小説ならともかく、エロ小説なんて初めてだからお目汚しにしか
ならないかも。
エロさだけ意識して何とか頑張りまふ。
(書き込むことで自分を追い込んでみる)
175名無しさん@ピンキー:05/01/10 22:37:57 ID:fahZofE0
期待!ガンガレ。
176名無しさん@ピンキー:05/01/10 22:54:22 ID:AjMLqI1K
  ルネッサンス
SS黄金時代到来!
177名無しさん@ピンキー:05/01/11 00:14:51 ID:6OrZfanv
ワクワク・・・
178名無しさん@ピンキー:05/01/11 00:54:05 ID:3fgkfN4y
>くなさん氏
激しく乙です。

発動条件に制限くわえちゃうならちょっと残念ですね。
それほど魅力的な設定でした。


以下チラシの裏カキコ
なんとなく闘神都市2を思い出しました。
179名無しさん@ピンキー:05/01/11 01:58:35 ID:3snFSy99
あらたにニューフェイスが!
なんかすごいスね最近。

いったい今度はどんな作品世界が広がるのか。
ネコイチさん、待ってますね。
180ネコイチ:05/01/11 03:09:37 ID:snPIbGol
遅くなりました・・・

最初に断っておきますが自分は属性がソフトM98%、ハードM2%くらいの
駄目人間なのでM属性な話しか書けません(断言)
でも一応BF風にして見ました、出来ているかは別にして・・・

それでも良ければどぉぞ。誤字などあったらスマソ。
181ネコイチ:05/01/11 03:14:21 ID:snPIbGol
「真昼の夜の夢」

見習いの淫魔ハンターが淫魔に戦いを挑むとき、注意しなければいけないことが3つ
あるという。1つは「苦手なタイプ(巨乳好きなら巨乳の淫魔)とはレベルがあがる
まで戦わない」次に「万が一負けた場合、命だけは助かる方法を用意しておく」
(・・・もっともこの二つ目はどんなに考えていようがあまりうまくはいかない)
そして最後の一つ。これが最も重要で、簡単に実践できることだ。「夜は戦いを挑ま
ない」淫魔という生き物は大概、夜魔族に属している。それ故、彼女たちの力は夜
(満月、新月の時は特に)になると大幅にアップするのだ。大して力のない淫魔ハン
ターや、経験のない新米ハンターはこれらの事を常に念頭に置きながら活動するのが基本である。
だがしかし、全ての物事に『例外』があるように、この3つの注意事項の『例外』となる淫魔が存在する。
常にハンターの苦手なタイプで現れ、負けた際の逃げ道などどこにもなく、
さらに昼であろうが関係なく夜の力を発揮できる・・・しかもこの淫魔の恐ろしいところは、万が一、ハンターがその淫魔を倒せたとしてもその存在が淫魔ハンター本部に知られることはない・・・理由は簡単だ。報告など出来ないからだ。
まさか自分の見た『夢』を仲間や、上司に報告できるはずもない。特に、『淫魔に襲われる夢』などは。救いがあるとすれば、その淫魔は繁殖力が極めて低く、数が少ないことだけだろう。・・・その淫魔の名は『夢魔』と言う。この話はそんな夢魔の話である。
182ネコイチ:05/01/11 03:50:04 ID:wyYtj+oU
orzスマソ、しくじったので最初から。

「真昼の夜の夢」

見習いの淫魔ハンターが淫魔に戦いを挑むとき、注意しなければいけないことが3
つある。
1つは「苦手なタイプ(巨乳好きなら巨乳の淫魔)とはレベルがあがるまで戦わな
い」次に「万が一負けた場合、命だけは助かる方法を用意しておく」(・・・もっ
ともこの二つ目はどんなに考えていようがあまりうまくはいかない)そして最後の
一つ。これが最も重要で、簡単に実践できることだ。「夜は戦いを挑まない」淫魔
という生き物は大概、夜魔族に属している。それ故、彼女たちの力は夜(満月、新
月の時は特に)になると大幅にアップするのだ。
大して力のない淫魔ハンターや、経験のない新米ハンターはこれらの事を常に念頭
に置きながら活動するのが基本である。
だがしかし、全ての物事に『例外』があるように、この3つの注意事項の『例外』
となる淫魔が存在する。常にハンターの苦手なタイプで現れ、負けた際の逃げ道な
どどこにもなく、さらに昼であろうが関係なく夜の力を発揮できる・・・しかもこ
の淫魔の恐ろしいところは、万が一、ハンターがその淫魔を倒せたとしてもその存
在が淫魔ハンター本部に知られることはない。理由は簡単だ。報告など出来ないか
らだ。まさか自分の見た『夢』を仲間や、上司に報告できるはずもない。特に、
『淫魔に襲われる夢』などは。救いがあるとすれば、その淫魔は繁殖力が極めて低
く、数が少ないことだけだろう。・・・その淫魔の名は『夢魔』と言う。この話は
そんな夢魔の話である。
183ネコイチ:05/01/11 03:50:37 ID:wyYtj+oU
ある晴れた日の午後、見習いハンターであるリーチは襲いくる睡魔と懸命に戦って
いた。彼の座っている席は優しい日の光が丁度よく差し込み、昼寝をするには最適
の場所だ。さらに昼食を済ませたばかりで、今受けている講義がリーチの嫌いな
『薬学(回復薬、鎮静剤などの作り方を学ぶ)』であることも追い打ちをかけてい
た。
「ふあぁぁぁ・・・」
リーチは大きな欠伸をして、思わずハッとする。幸い教師には気づかれなかったよ
うだ。すると隣の席に座るゼシカがクスクスと小さな声で笑っているのが見えて、
恥ずかしくなり顔を伏せた。それを見たゼシカはノートの端切れに何か素早く書き
込むと教師が黒板に向かうのを確認し、リーチに紙片を投げてよこした。何事かと
リーチが丸められた紙片を伸ばして見るとそこには、
『先生来たら起こしてあげる。ノートも見せたげるから寝てていーぞ☆』
と女の子らしい丸みを帯びた可愛らしい字で書かれていた。リーチはゼシカの方を
向くと無言で感謝の意を示し、教科書を隠れ蓑にし、机に突っ伏して目を閉じた。
すぐに軽い寝息を立て始めたリーチを見てゼシカは優しく微笑んだ。
・・・もうこの級友が二度と起きる事はないなどとは思いもしなかったから・・・
184ネコイチ:05/01/11 03:51:10 ID:wyYtj+oU
「さい・・・起きなさい、坊や・・・」
聞き慣れない、女の声にリーチは目を覚ました。目の前に見たことのない女が立っ
ている。鋭くとがった青い目に、腰まで伸びる銀髪、まるで人間の血を塗りつけた
かのように紅く艶めかしい光を放つ形の良い唇。服装はと言えば、すらりとした長
身の体に水着のような、下着のような、兎に角、布面積の少ない男を誘うためだけ
に作られたとしか思えない卑猥なものだけしか着けていない。リーチが冷静だった
なら気がついただろう。その女はまるで彼の理想とする姿をしていたことに。
(誰だ・・・この人は・・・?)
寝起きで思考の定まらぬリーチは辺りを見渡した。何もない部屋だ。いや、何もな
さすぎる。白い、ただただ白い空間がどこまでも広がっている。この異様さにリー
チは急激に冷静さを取り戻していった。
「お前は・・・誰だ・・・?」
リーチの問いかけに女は微笑みながら答える。
「私の名前?名前を聞くときは自分からって言いたいとこだけど・・・いいわ。
あなたの名前は知ってるから。リーチ君ね?で、私の名前はプラチナ。私に似合う
ゴージャスな名前でしょ?」
「違う!何者かと聞いているんだ!!」
リーチは叫びながら、実際はこのプラチナと名乗る女が何者であるか既にわかって
いた。彼の知っている知識の中でこんな存在は一つしかない。そう、淫魔である。
「ふふふ、わかってるくせにぃ・・・あなたが思っている通りよ」
185ネコイチ:05/01/11 03:51:55 ID:wyYtj+oU
やはり・・・そう思いながらリーチは考えを巡らせた。いったいこの淫魔は『何者』
なのかと。蛇足だが、淫魔と言っても様々な種類が存在する。サキュバスと言うノ
ーマル体を先頭に乳での性撃(攻撃)に特化された乳魔。また手から独特の粘液や
振動を送る事が出来る手コキを得意とするハンドサキュバス、長い舌と媚薬効果を
持つ唾液などで男を翻弄するリップサキュバスのような強化系と呼ばれる種類、幻
惑や幻聴を使うアヤツリと呼ばれる淫魔。鞭や蝋燭等のSM系の技を使うサディス
トなどは精神系に属する。・・・このようにその他にも様々な種類が存在するのだ
がこれらはまた別の機会に語るとしよう。

リーチは考えていた。これがどの種族に属する淫魔かわかればその弱点をつけば候
補生の自分と言えども倒せるかもしれない。それが出来ずとも逃げられるに違いな
い。今は昼間だし、この淫魔も真の力は発揮できまい・・・と。
「俺に何のようだ?」
他にも聞きたいことは山ほどあった。『ここは何処だ』とか、『他のみんなはどう
した』などと。だが淫魔が正直に答えるとは思えないし、分析の為の時間稼ぎにリ
ーチはまたもわかりきったことを訊ねた。
「またまた・・・わかってるんでしょ?」
プラチナはだんだんと間を詰めてくる。リーチはその歩みに合わせて後退しながら
必死にこの淫魔がどんな種族かを考えた。だがどうにもわからない。強いて言うな
ら、ノーマルタイプであるサキュバスに見えなくもない。
「私の弱点を探してるの?うふふ・・・無駄なのにね。私は何者でもあり、そして
何者でもないから」
「どういう事だ?」
言っていることの意味がわからず、思わず普通に聞き返してしまったリーチにプラ
チナは言った。
「あなた次第ってことよ。さ、バトルファックしましょ?」
186ネコイチ:05/01/11 03:53:16 ID:wyYtj+oU
プラチナが一気に間を詰めてくる。隙を突かれたリーチは反応できずにそのまま地
面に倒されてしまった。プラチナはリーチの臍のあたりで馬乗りになると後ろ手で
ペニスを掴んだ。
「なっ!?」
リーチは驚愕の声を上げた。今の今まで自分は服を着ていたはずだ。一瞬で脱がし
たのならわかる。だが、その感覚すらも、ましてや脱いだ服すらも無くなると言う
事が有り得るのだろうか。驚愕と不意に襲った鈍い快感とで行動が緩慢になってい
るリーチの唇をプラチナが奪う。長い舌で器用にリーチの舌を自分の口内に引きず
り込み蹂躙する。引抜こうと、もがくたびにどんどんと唾液が流れ込んでいく・・・
「んふ・・・何?反撃しないの??それとも、このままイク?」
存分にキスを堪能したプラチナは片手で亀頭を弄りながら挑発してくる。
「ふざ・・・けるなっ!!」
リーチは怒りを力に変えてプラチナを押し返す。仮にも見習いとは言え、淫魔ハン
ターであると言うプライドがあるのだ。逆にプラチナの背を地面につけると添い寝
のポジションのまま、形のいいオッパイを揉みしだき、その先端に舌を這わせる。
「きゃんっ!いいわぁ・・・こっちも弄ってぇ」
くちゅり・・・
快楽に蕩けた目で、プラチナはリーチの片手を秘所へと導く。そこは、熱く淫猥に
濡れていて、指に絡み付いてくる。この中に挿れられたら・・・と、背に冷たいも
のを感じながらもリーチは勝機を悟った。感じている。どんな淫魔か未だにわから
ないが、なんてことは無い。このまま責めれば勝てるはずだ。右手で秘所とアナル
を同時に責め、左手では乳首を弄び、さらには耳たぶに舌を這わせ持てる知識と技
術の全てを使ってリーチは責めた。プラチナはどんどんと喘ぎ声を大きくし、絶頂
へと上り詰めていく。
「これで・・・とどめだ!!」
187ネコイチ:05/01/11 03:53:46 ID:wyYtj+oU
リーチは強すぎず、かといって弱くも無い絶妙の威力でプラチナのクリトリスを摘
み上げた。
「〜〜〜っ!!!」
その瞬間、プラチナは声にもならない悲鳴をあげて果てた。くたりと力を失った体
を、肌で感じリーチは安堵のため息をついた。勝てた。
見習の自分が一人の力だけで淫魔に勝つことが出来た。その実感と共に喜びが膨ら
んでくる。大声で叫びたくなるような、そんな気分だった。

授業が終わった。結局、教師はリーチに気付くことなく教室を出て行った。ゼシカ
は彼を起こしてやろうと彼を見た。とても幸せそうに寝ている。次は自習らしいし、
このまま寝かしておいてやってもいいだろう。ゼシカはそう思い、自分を呼ぶ友達
の輪の中に消えていった。リーチを助ける最後のチャンスもこの時、消えたのだ。

「・・・そんな・・・」
リーチはその状況をどうしても信じることが出来なかった。さっきまで、はちきれ
そうな程に膨らんでいた喜びも今では風船のように萎み、恐怖へと変わってしまっ
ている。
「・・・淫魔はイッたら消えるはずだ!!」
その通りである。淫魔は「イッたら消える」それが定められたルールである。人間
の「心臓が止まれば死ぬ」と言うのと同じである。
「と〜っても気持ちよかったわ。でもサービスタイムは終わりよ?最後に淫魔ハン
ター気分味わえたでしょ?」
プラチナはまるでダメージを受けた様子は無い。いや、最初に見たときよりも精気
が増しているような気配すらする。
188ネコイチ:05/01/11 03:54:24 ID:wyYtj+oU
(逃げなきゃ!!)
リーチの本能がそう告げていた。体裁なんて構っていられない。こいつの正体がわ
からない時点で戦うのは危険すぎる。今はどうにか距離をとらないと・・・しかし、
彼の体は指一本すら動くことは出来なかった。立ち上がったまま微動だにすること
が出来ない。
「逃げたら駄目よ?気持ちよくなれないでしょ?」
プラチナはゆっくりと背後に回りこむとリーチを後ろから抱きしめる。
「これは『金縛り』 アヤツリって淫魔の技らしいわね。」
そして恐怖を感じながらもプラチナの淫気に反応しそそり立ってしまったペニスに
しなやかな指を巻きつけゆっくりとしごいていく。
「こんなことも出来るわよ?」
プラチナの手から夥しい量の粘液が染み出してくる。ハンドサキュバスの得意とす
る技だ。
「お前は・・・いったい・・!・?」
快楽に飲み込まれそうになるのを必死で堪えながらリーチは声を絞り出した。
「いいわ、教えてあげる。私は夢魔、夢の中に存在する淫魔よ。夢の世界は精神の
世界よ。精神が屈することが無い限り私が消えることは無いの。そして・・・」
耳元で喋りながら、プラチナは一気に手コキの速度を上げる。どんどんと射精感が
高まっていく。
「そして精神強いものがこの世界を支配できる!あなたはさっき『恐怖』を感じた、
恐怖とは『敗北』の感情!あなたの精神は既に私に屈しているのよ!!」
「うぁぁぁっ・・・!!い、イクっ!!!」
リーチは襲いくる射精感に耐えられず叫んだ。だがプラチナは精管の根元を押さえ
射精を許さない。
「そんなに簡単にイッちゃったら勿体無いわ。あなたの精神をゆっくりと嬲ってあ
げる・・・あなたの記憶にある淫魔の技、いっぱい味あわせてあげるわ。この夢の
世界でしか出来ないことを・・・たっぷり感じてからおイキなさい」
189ネコイチ:05/01/11 03:54:54 ID:wyYtj+oU
プラチナは手コキはそのままに腰を下ろすと背後からリーチの玉を舐め上げる。腰
から砕けそうになる快感が襲うが、リーチは座り込むことも出来ない。
「やめっ・・・やめろっ!!!やめてくれぇ!!」
「あら?手コキはお嫌い?ならこんなのはどうかしら?」
プラチナはリーチの正面に回りこむと胸に手を当てる。するとプラチナの手の中で
おっぱいが膨らんで行く。まるで、乳魔の胸のように・・・
「うふふ、あなたおっきなオッパイが好きなのね?あなたの理想が私の姿を変えて
いくのよ。このおっぱいでこうされたかったんでしょぉ!?」
ローション塗れになったリーチのペニスをオッパイに閉じ込め左右から挟みこみ絞
り上げる。
「あぁっ!!ああああ!!!!」
「ほらほらぁっ!!!もっと!悲鳴を!!あげなさい!!!」
だんだんとプラチナの表情から上品さが消え、淫魔の淫らな本性が顕になって行く。
「イクの?もうイッちゃうの!?つまらないわぁ、もっと精神をボロボロにしない
とね!・・・そうだ、こんなのはどうかしら?」
プラチナはパイズリを止めて立ち上がるとパチリと指を弾いた。
「・・・・・・」
声も上げられないリーチは目でプラチナに訊ねる。
「ゲームをしましょう?まず今からあなたを全快させてあげる。その後あなたが誰
かに起こしてもらえるまで射精を我慢できたらあなたの勝ち。私は消える。
・・・でもあなたが一回でもイッちゃったら・・・ふふ」
プラチナは残酷な笑みを浮かべる。
「一回の射精であなたの全部を搾り出してあげる。あなたのプライドも、精神も、
命も、あなたの存在の全部を精液に変えて、その可愛いオチンチンから吸いとって
あげるわ。見たところ現実世界で下校時間は・・・あと五分くらいね。五分くらい
なら我慢できるでしょ?早漏じゃないんだからさ、あはははっ!!・・・じゃ、始
めるわよ。」
リーチの体から快感が消える。金縛りはそのままだが、それ以外は万全の状態に戻
ったようだ。
190ネコイチ:05/01/11 03:56:19 ID:wyYtj+oU
「五分くらい・・・耐えてみせる!俺だって淫魔ハンターだ!!」
リーチの瞳に再び闘志が灯る。
「その意気よ・・・無駄だけどね。」
プラチナは冷たく言うと動けないリーチのペニスに足を伸ばす。
「あなたのプライドを粉々にしてあげる・・・まずは足コキで苛めてあげるわ。」
プラチナは優しく両足でペニスを挟むとリズミカルに足を振り始める。
「あら?足で感じてるの?オチンチンがビクッてなたわよ?あなたマゾなんじゃな
いの?」
リーチを嘲りながらプラチナはじっと目を見据える。まるで心の中の全てを覗かれ
ているかのような錯覚にリーチは狼狽した。
「淫魔に苛められて喘ぎ声なんて出しちゃって・・・それで『俺だって淫魔ハンタ
ーだ』ですって?はん、よく言ったものね。あんたはただの変態よ。養成所に入っ
た理由だって女の子に苛められたかったからなんでしょ?」
「違う!!」
リーチは目をそらすことも出来ない。
「我慢汁出してぇ、強がっても説得力無いですよ?自称淫魔ハンターさん?」
リーチのペニスからはまるで射精のときのように我慢汁が噴出している。
「あなたほんとはさっさとイカして欲しいんじゃないの?こんなに自分から腰振っ
ちゃって、イキたいとしか思えないわよ?」
プラチナに言われると同時にリーチの腰がプラチナの足コキに合わせてガクガクと
動き出してしまう。勿論、これはプラチナが彼の体を操ってさせていることだ。
だがその巧みな言葉責めと射抜くような視線が、リーチの心に疑心を産んでいた。
「違う!違う!!」
「じゃあ止めてみなさいよ!情けなく動いてるこの腰をさぁ!・・・おっといけな
い、あと1分もないじゃない。」
191ネコイチ:05/01/11 03:57:17 ID:wyYtj+oU
時計は無いが何故かリーチにも時間がわかった。あと50秒を切っている。
(もうすぐだ・・・もうすぐ!!)
しかし、プラチナに何故か焦りは無い。足コキを止めると、彼女はリーチに馬乗り
になった。いよいよ挿入する気なのだろう。リーチは覚悟を決めた。
(意地でも耐え切ってみせる・・・!!)
だが、プラチナはリーチの顔をニヤニヤと値踏みするような目で見つめたまま行動
を起こさない。時間は刻々と過ぎていく・・・40・・・30・・・そして20秒
を切ったその時、
「うふふふふ・・・あはははははっ!!!」
プラチナが大きな声で笑い出す。リーチは状況を飲み込めず呆然とするばかりだ。
「あなたの心の中にいるこの娘・・・ゼシカちゃんて言うの?可愛い娘ねぇ」
プラチナはリーチの上で見る見るうちに姿を変えていく。リーチの通う養成所の女
子制服に身を包んだ、仄かに恋心を抱く級友へと・・・
「ゼ・・・シ・カ?」
リーチが呟いた瞬間・・・時間にして残り5秒を切った瞬間・・・グチュルッ
・・・淫猥な音と共にゼシカの姿をしたプラチナは秘所にペニスをあてがうと勢い
よく腰を下ろした。
「・・・リーチのこと犯しちゃった。さ、ドピュドピュって射精しちゃいなさい?」
紛れも無いゼシカの声がリーチの脳に、体に染み渡る。
「あぁ・・・あああ・・・ああっ・・・ああああっっっっ!!!!」
ぶびゅっ、びゅびゅびゅるびゅるびゅるびゅくびゅくびゅくううううっ・・・!!
リーチのペニスから精液が迸る。止め処なく、そうもう止まることは無い。
192ネコイチ:05/01/11 03:59:10 ID:wyYtj+oU
「うふふ、やっぱり無理だったねぇ?まぁあなたのオチンチンをイカせることなん
て呼吸するくらい簡単なことなんだけどさ。希望を失って、絶望に支配される
・・・その表情を見るが私の最高の楽しみ・・・心まで墜ちちゃった気分はどう?」
もとの姿に戻るとプラチナは信じられない速さで腰を振りながらリーチを覗き込む。
ゼシカの姿が消えた瞬間、冷静な意識と共に絶望が彼の心を食い尽くしてしまった。
それを確認するとプラチナは再びゼシカに姿を変える。
「淫魔に犯されてるのにリーチったらなんでそんなに嬉しそうな顔してるの?だら
しないわねぇそんなリーチなんてもういらない!私が犯し殺してあげるね?いいよ
ね?リーチあたしのこと好きだもんね?・・・嫌だって言ってももう止まらないけ
どね。あはははは・・・・・・・」
どぷっ、どぷっ、びゅくっ、びゅくびゅくびゅくっ、ぶびゅびゅっ・・・

放課後、帰宅する友人と別れゼシカはリーチを起こそうと近づいていく。
「リーチ、もう起きなよ?学校終わったよ?ねぇ、リーチったら・・・」

夢魔と言う淫魔がいる。存在は殆ど知られてはいないが覚えていて欲しい。もし夢
魔と出会ったら絶対に『負けた』とだけは思ってはいけない・・・

「ふふ・・・いい夢、見れた?」

「真昼の夜の夢」完

193ネコイチ:05/01/11 04:02:42 ID:wyYtj+oU
終わり・・・もうちょっと表現力が欲しいです。今、神龍がいたら頼むかも。
「表現力をおくれー!」
嘘。淫魔が普通にいる素敵な世界を願います。がちで。

感想などはお手柔らかに・・・では。
194名無しさん@ピンキー:05/01/11 05:02:48 ID:3snFSy99
ネコイチさん、乙です!

自分は基本的にハッピーエンド好きな人間ですが
こういうダークな暗いカタルシスもけして嫌いではなく。
最期のとこの皮肉で悲劇的な展開とか結構クるものがあります。
195名無しさん@ピンキー:05/01/11 14:20:31 ID:q0z23huY
夢魔系
キタ━━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━!!!
196名無しさん@ピンキー:05/01/11 17:01:18 ID:D6bzgVew
漏れの脳内では何回も夢魔がリーチに逆転負けを喫しております。
197名無しさん@ピンキー:05/01/11 17:37:45 ID:Hj6seJa4
このスレ的にはこの漫画はどうなんだろう?
ttp://www1.odn.ne.jp/~cki23530/anan/erocomic00.htm
198名無しさん@ピンキー:05/01/11 18:26:59 ID:YXpx5eoE
>ネコイチ様
夢魔イイ!
けどこれってパンツが凄いことになったまま死んでしまう(廃人化?)ワケで、
人として避けたい最期だなぁ(w
199名無しさん@ピンキー:05/01/11 19:47:40 ID:4YNqMPnb
>>197
不覚にもレーザーバイブレードでワラタ・・・。
200ネコイチ:05/01/11 22:23:40 ID:qPWFhNjM
感想どうもです。

>>194
バッドエンドの方が話を考えなくて良いんで楽なんですよね(w
ハッピーエンドのも書いてみたいという思いはありますが・・・

>>198
でもきっと淫魔ハンターの多くはそんな死を迎えているという罠が・・・(w

ところでここでのSSのジャンルってどんな物が喜ばれるんですかね?
やっぱニーズに合わせたものを書くのがいいと思うんですが・・・
こんなキャラがいいとかこんな展開をとか、あれば教えてください。
その中で自分の琴線に触れるものがあればまた意欲的にかけるかも。

201名無しさん@ピンキー:05/01/11 22:56:38 ID:v7PUFWC9
>くなさん

超GJ!

自分が書きたいものを書くべし。
アマチュアの場合は、そうした方がクオリティの高いSSが出来上がる。
あなたが、リクエストに存分に応えられるだけの力量があると自負するのであれば別ですが。
202名無しさん@ピンキー:05/01/11 23:52:24 ID:D6bzgVew
>>197
個人的にはイイ!のだが……。
このスレで受けるかどうかは別問題だろうな。
203名無しさん@ピンキー:05/01/12 00:51:24 ID:o4z5yu0j
>>608氏
乳魔女王戦なら、散々既出ですがやはり例の必殺技ですかね
個人的には攻防を楽しみたいので、一撃死は発動条件絡んだ方が好きです
「弱点だっていう胸責めたら、凶悪技にやられちまったー!」とか

>>ネコイチさん
面白かったです
ただ、構成を入れ替えた方が良いかも
「倒したのに負けてた」ってアイディアはイイ! ので、これオチに使った方が良か
った気も
……偉そうですみません

>>197
シココココにワロタ
204くなさん ◆DAYgAM2ISM :05/01/12 00:53:01 ID:o4z5yu0j
>>201
俺がいつリクエストを受けました?
ネコイチさんと間違えてない?
205名無しさん@ピンキー:05/01/12 01:00:55 ID:S9QpGWkQ
おお>>201よ なまえをまちがえるとは なさけない
206名無しさん@ピンキー:05/01/12 05:36:33 ID:7Q+GCzLT
>>200
>ジャンルってどんな物が喜ばれるんですかね?

そりゃもちろんバトルファックのせめぎ合いで
萌えたり燃えたりできればどんなジャンルでも。

んじゃどんな相手が?どんなプレイが?と具体的なとこだと、
それはネコイチさんの引き出しとコダワリにお任せ、
としか言えないなあ。
こんだけいろんなタイプのスレ住人がいるとニーズ絞るなんてむつかしそうだし。
ネコイチさんのアニマのバリエーションとデテールがカギ。

それまで初心者でピュアだった読者が、
ネコイチさんの好きなジャンルの世界に
ググっと引きずりこまれちゃうよなSS、キボンヌです。
207ネコイチ:05/01/12 14:47:34 ID:HJuqNdor
わかりました。自分の書きたいように書いて見ます。
でも、あんま期待しないで下され、おそらくエロ度が著しく下がる故。
いろいろとありがとうです。
はやけりゃ二時間後くらいに投下します・・・では。

208名無しさん@ピンキー:05/01/12 14:57:19 ID:LwxL2l15
キタキタキタキタキター!!
209名無しさん@ピンキー:05/01/12 15:21:39 ID:fSCmdClV
すまん、漫画が思いのほかバカらしくて笑えた
石投げて氏ねかよ!しかも当たって無いのに怒りすぎだよあんた!
210ネコイチ:05/01/12 16:36:05 ID:8DF2b/cV
とりあえず出来ました。自分が書きやすいように好きなようにかくと
こんなのになります・・・BFシーンどころかエロシーンですら僅かですが
ご勘弁を。まるで少女漫画のようだと自分では思ってみたり。
それではどぞー。
211ネコイチ:05/01/12 16:36:35 ID:8DF2b/cV
最初に・・・設定としていくつかの注意をば。
※1 この世界ではハンターはおらず人間はスタンガンのようなも
ので、電気信号を送り強制的に快楽中枢を刺激することで淫魔と渡
り合っている。だが、その電気信号は首の付け根あたりの小さな場
所をピンポイントで狙わなくてはならないので、圧倒的に淫魔が優
勢なのである。
※2 淫魔同士のSEXでも絶頂に達したら淫魔は消えてしまう。だが
この世界では人間の精で傷(?)を埋めることが可能なのでイッて
から消えるまでの間に精を補給すれば死ななくてすむ。
では、どぞー。
212ネコイチ:05/01/12 16:38:00 ID:8DF2b/cV
『As long as we love each other,we will be all right!』

 私には好きな男がいる。実際には会った事も三回しかないし、
話した事も無い。名前もわからない。本当のことは何も知らない。
でも、私の心はその男でいっぱいなのだ。最初に彼に会ったのは私
が散歩をしていたときだった。四日間も雨が降り続いた後の秋晴れ
に、思わず私は飛び出したのだ。雲ひとつ無い空を自由に飛びまわ
っていたその時、私は彼を見つけた。彼は池で魚を釣っていた。
「何であんなものを食べれるんだろう?」
最初はそんな興味しかなかった。少しすると彼は小さな魚を釣り上
げた。しかし、その後は1匹も釣れず彼は家路へとついた。帰る途
中、彼は1匹の野良猫に出会った。傷だらけで、薄汚れた猫だった。
彼と目があうと、猫は低く唸った。この世の全てが敵だというよう
な、そんな目をしていた。彼はその猫に黙って一匹だけの魚を差し
出し、自分の家へと帰っていった。きっと、彼は今夜お腹をすかし
たまま眠るのだろう。1匹の野良猫の幸せを祈りながら眠るのだろ
う。
『こんな、生き物がいるのか』
そう感じたとき、私の胸に小さな痛みがあった。私はその不思議な
感覚の正体などわからず戸惑うばかりだった。
213ネコイチ:05/01/12 16:38:31 ID:8DF2b/cV
二度目と、三度目は狩りの時に出会った。狩りの最中にもかかわ
らず彼を見つけると私の胸は高鳴り、どうにもいたたまれなくなる
のだ。こんな私を見ないで欲しい。本当の私は、こんな、こんな女
ではないのだと叫びたかった。本当の私がどんなかなんて、私は知
らない。
私に出来ることは、さり気無く仲間を誘導し、彼が仲間に狩られな
いようにするくらいしかなかった。
 この恋が叶わぬものなのはわかっている。彼は、私達の餌に過ぎ
ないのだから。私は淫魔で、彼は人間。私と彼の立場は、彼と彼が
釣り上げた魚と同じだ。それはわかっている。わかっていて、それ
でもどうしようもないから、恋なのだ。

私には血の繋がった姉がいる。私のいる群れを率いている立派な淫
魔だ。赤い燃えるような腰まで伸びた長髪も、鋭くとがった耳も、
小さくて高い可愛い鼻も、見ているだけで吸い尽くされてしまいた
くなるような唇も、男を骨抜きにする大きな胸も、吸い付くような
肌も、スラリと伸びた長い足も、全てが私にそっくりで、私はそれ
がとても誇らしかった。
私は昔から、とても狩りの下手な淫魔だった。淫魔は子供といえど
自分の餌は自分でとらなくてはならない。昔からの掟だ。男を捕ま
えられなかった時、いつも姉さんが餌をこっそりと分けてくれた。
とてもいい姉さんだ。私の憧れで、理想で、全てだった。何度か人
間の武器から命を救ってくれたこともある。
「アリナはそそっかしいからねぇ」
淫魔の世界では足手まといは切り捨てられるだけだ。でも姉さんは、
いつもそう言うだけで私を責めることは無い。姉妹だと言うだけで、
何故こんなにも無条件に愛しあえるものなのだろうか?姉さん、教
えてください。
214名無しさん@ピンキー:05/01/12 16:38:51 ID:kyiuNi/W
キタ―――――――――(・∀・)―――――――――!!!!!!!!
215ネコイチ:05/01/12 16:39:18 ID:8DF2b/cV
夜はいつも姉さんと共に眠る。性技を磨く訓練をしながら眠るのだ。
私は姉さんの体の全てを知っている。姉さんも、私の体の全てを知
っている。
私の手が姉さんの綺麗な胸に触れる。堪らない感触だ。同じ淫魔で
もこれ程に感じるのだ。人間の男など一分と持たないだろう。
「アリナ・・・下も、触って・・・」
姉さんが言い終わらないうちに空いていた私の左手は姉の秘所を責
める。
「あっ・・・くぅ・・んっ・・・」
姉さんの翼が快楽で震える。私より少し大きな翼。私との外見上の
違いは、そこくらいだろう。
「ふふ、今度はこっちの番よ」
私が翼に見とれていた隙を突いて、姉さんは体を反転させ私の攻撃
から逃れる。と同時に、唾液で滑った長く淫らな舌が私の秘所を責
める。余りの快感に思わず体が硬直する。そこ見逃さず、長い足で
私の顔を挟むと自分の秘所を私の顔に擦りつける。私の鼻腔はたち
まち、雌の匂いで一杯になる。淫魔の体から出る体液は全て催淫効
果がある。同じ淫魔といえど理性を保たなくてはすぐに快楽に飲ま
れてしまう。私は反撃にでようと、姉さんと同じように舌を伸ばし
た。
216ネコイチ:05/01/12 16:40:58 ID:8DF2b/cV
「オイタは、止めなさい。」
優しく言うと、姉さんは私のアナルに唾液をたっぷりと塗した中指
をツプリと突き刺した。
「あぁ・・・はぁ・・・」
私は思わず快楽の吐息を吐き出してしまう。
「可愛いわ・・・私の大好きなアリナ・・・」
姉さんはその瞳に淫らな炎を灯し、ラストスパートを駆けるかのよ
うに私を責める。こうなるとどうしようもない。姉さんのペースに
引きずり込まれてしまう。
「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ・・・あぁぁぁっっ!!」
私の秘所に自分の秘所を擦りつけながら、姉さんもまた昂ぶって行
く。交差された長い足が艶かしく動く。快感でピンク色に染まって
まともな思考が出来なくなった頭で、私はぼんやりと考える。
『まるで鏡を見ているようだ』
と。それでは、この行為は自慰と変わらないのか、そこに愛は無い
のだろうか。馬鹿になった私の頭も、同じように惚けた顔をしてい
る姉さんもまた、答えてはくれない。
「も・うっ・・・駄目っ・・・アリナ・・・一緒にっ〜〜っ!!」
「ねえ・・さっ・・・私も・・・イク・・・あぁぁあっ!!」
そして、私達は同時に果てるのだ。
217ネコイチ:05/01/12 16:42:30 ID:8DF2b/cV
姉さんはこの世界で一番私を愛してくれて、私を一番理解してくれ
ているのだろう。でも最近は、私はこの姉さんが嫌いで仕方ない。
私との行為が終わって、男から精をすすっている時、跨って腰を振
り嬌声を上げている時の顔を見るのが、辛い。ああ、姉さん、どう
か、どうか、そのように浅ましい顔を私に見せないで下さい。まる
で鏡を見ているかのように似ているから、辛いのだ。いや、違う。
本当は、私自身が餌を食べているときも同じ顔をしているのを知っ
ているから、辛いのだ。自分の浅ましい姿を見せられているようで
辛いのだ。
私が嫌っているのは私。
彼にこの姿だけは見られたくないと考えるから、辛くて身が引き裂
かれるような思いをするのだろう。
218ネコイチ:05/01/12 16:43:19 ID:8DF2b/cV
私達はいつものように狩りに出た。子供の頃はこの狩りが楽しみで
仕方が無かった。私は下手糞だったが、それでも私が餌を捕ると姉
さんはいつも褒めてくれた。それが嬉しくて仕方なかったのだ。で
も、今は憂鬱で仕方ない。不安でどうしようもないのだ。彼が仲間
の誰かに捕まってしまうのではないかと。私の中で、いっそのこと
自分で彼を捕らえて犯してしまえばいいんではないか、そうすれば
この苦しみからも解放されるのではないかと言う、黒い考えが浮か
んでは、消える。私も生きるために、今日もまた彼の仲間を殺さね
ばならない。仕方が無いのだ。それは彼も、いや全ての生き物がし
ていることだ。それはわかっている。でも、堪らない。そんな考え
で自分を誤魔化そうとしている自分が、憎たらしくて仕方ない。
 それでも仕方なく私が適当に餌を探し始めた、その時だった。私
の不安は的中した。彼が捕まってしまったのだ。捕まえたのは姉さ
んだった。姉さんは彼の服を引き裂くと恐怖でまだ硬くなりきって
いないペニスを無理矢理挿入し、腰を振り始めた。姉さんと彼の顔
が快楽に染まる。
『やめて!』
そう叫ぼうとした私の首筋に痛みのような、痺れのような甘い感覚
が走った。振り返ると鬼のような形相の大男が武器を手に立ってい
る。しまった。強制的にもたらされた絶頂間に震える足で、私は駆
けた。そのまま、姉さんを突き飛ばすと私は彼を抱え上げ飛び去っ
た。一瞬、姉さんと目が合った。何が起こったのかまるでわかって
いない顔だ。
「アリナ?」
姉さんがまだ何か言おうとしていたが、私は構わず羽ばたいた。ご
めんなさい。姉さん、本当にごめんなさい。あなたの事も、愛して
いました。
219ネコイチ:05/01/12 17:25:10 ID:8DF2b/cV
私は夢中で飛んだ。とにかく遠くへ、遠くへと。そして私は何処か
もわからぬうち捨てられた山小屋へと辿り着いた。倒れこむように
そこに入る。限界が近い。すぐにでも精を補給しないと私はこのま
ま消えてしまう。怖い。どうしようもなく怖い。だが・・・彼から
奪う事は出来ない。せめて、それならばせめて彼の傍で死にたい。
そう思い、私は彼に近づいた。すると、
「この・・・汚らしい化け物め!!殺すなら殺せ!!」
彼の口から出た言葉は私を突き刺した。違う、違うのだ。私は、あ
なたの事が。私の喉はまるで潰れてしまったかのようで、全く声が
出てこない。私は無言のまま、馬乗りになると彼を飲み込んだ。姉
さんに責められたままだった彼のペニスは何の抵抗も無く私の中に
飲み込まれた。挿れただけでビクビクと脈打っている。もう限界な
のだろう。私達は所詮相容れぬ存在だったのだ。憎み、殺しあうし
かない関係だったのだ。
あなたが裏切ったのだ。私を、私の思いを。
理不尽な事とわかっていながらも私はそう思わずに入られなかった。
無言で、彼の顔を見ないように腰を振り続ける。快楽など感じない。
あるのはただ味の無い砂を噛む様な感触だけ。私は顔を見ないよう
にしながら、彼の体を引き寄せてを強く抱きしめた。
220ネコイチ:05/01/12 17:34:30 ID:8DF2b/cV
彼を殺して、その後私も死のうと思った。涙が溢れる。しかし、そ
の涙は零れ落ちる事は無かった。私の頬を伝わる途中で、優しく拭
われたのだ。ハッとして私は彼を見る。彼はとても、どうしようも
なくやさしい顔で私を見ていた。あの時、始めてあった時に汚い野
良猫に見せた表情だった。唐突に、全てを理解した。彼は私を助け
てくれようとしたのだ。酷い言葉を吐かねば私が出来ない事を知っ
ていたのだ。私が全てを悟ったその瞬間、彼は私の中に全てを吐き
出した。
「ダメっ!!」
思わず私は叫んだ。だがどうする事も出来ないまま私は彼を飲み干
していく。離れようとするが間に合わない。私は神に祈った。神な
ど信じてはいない。それに私は淫魔で、神とは敵同士だ。それでも、
祈らずにはいられなかった。
神様、あぁ、神様。どうか、この人だけは。
彼の体から力が抜けていく。私はどうする事も出来ないまま、更に
強く彼の体を抱きしめる。すると彼はそっと体を起こし、私に優し
くキスをした。快楽を与えるためではない、まるで恋人同士のよう
な優しいキス。それは、私に今までに感じた事の無い絶頂感を与え
た。頭の天辺から爪先まで突き抜けるように幸福が広がっていく。
今までに幾度も絶頂に達した事はある。だがそれらを全て足し
合わせたとしても、今の感覚には遥かに及ばない。何故か、初めて
姉さんに抱かれた時の事を思い出した。
 魔法のキスは私から、力を奪いとって行く。だがこれでいい。私
も彼と共に逝けるのだ。私はもう一度、今度は自分から彼に口付け
し、静かに目を閉じた。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
221ネコイチ:05/01/12 17:35:19 ID:8DF2b/cV
目を覚ます。いったいどのくらいの時間がたったのだろう。凄く短
かった気もするし、永遠の眠りから醒めたようでもある。私は・・
・死んでない。体もいつも通りだ。
「目が覚めた?」
背後から声がする。振り向くと、そこに彼がいた。何故だろう。彼
は、私が。もしかして、私もイッたから吸い取りきれなかったのか、
それとも同時にイクと、どちらも死なずに済むのだろうか、理由な
ど幾つでもあるようで確信的なものは何一つ見つからない。いや、
そんなことどうだっていい。彼が、生きている。それだけで他に何
もいらなかった。涙が止め処なく零れ落ちる。
「僕の名はレイズ。君は?」
レイズはあの優しい笑顔で私に問い掛けた。
             ・
             ・
             ・
222ネコイチ:05/01/12 17:36:01 ID:8DF2b/cV
不思議な少女を見た。その子は人間ではない。淫魔と言う人間の精
を啜って生きる僕達にとって忌むべき存在だ。だが、僕は以前から
考えていた。殆ど同じ姿をしていて、同じ言葉を使う。それなのに
何故分かり合えないのだろうかと。前に一度そのことを友人に話し
たことがあった。彼は言った。
「お前はいかれていやがる。」
確かにそうなのだ。淫魔に慈悲などは無い。僕らが食事をするのと
変わらない感覚なのだろう。でも彼女は違った。淫魔達が襲って来
た時、彼女は仲間達を僕から遠ざけていた。最初は偶然だと思った。
しかし、心配そうに常に僕を追う彼女の目を見て、それは偶然では
ないと感じた。僕はそれ以来、暇があると彼女のことを考えるよう
になっていた。会って話がしてみたいと思った。二度しかあってい
ないのに、しかも殺されるかもしれないと言うときだったのに、僕
は本当にいかれているのかもしれないと思い、苦笑した。あるいは、
淫魔の使う魅了の術にかかったのかもしれない。でも、そんなこと
はどうだっていい。僕を見る彼女のあの目が嘘だとは思えない。機
会があれば彼女に話し掛けてみよう。殺されるかもしれないが、そ
の時は仕方ない。だって彼女がいなければ僕はとっくの昔に他の淫
魔に殺されていただろうから。彼女と話すことを考えると胸が高鳴
る。何を話せばいいのかもわからない。そうだ、とりあえず名前を
聞こう。・・・それは恋だったのかもしれない。


暗い夜に三つのマッチを一つ一つ擦る
はじめは君の顔を一度きり見るため 
つぎは君の目を見るため
最後は君の唇を見るため
残りの暗闇は今の全てを思い出すため
君を抱きしめながら
      
  『As long as we love each other,we will be all right!』完
223ネコイチ:05/01/12 17:41:17 ID:8DF2b/cV
連投制限で少し時間がかかりました・・・とにかく終わり。

エロシーンは今まで女×女は無かったと思うので(あったらスマソ)
それをメインにして見ました。
・・・・・・でもやっぱ自分が普段書く小説のスタイルだとエロは
絡めづらいです・・・ストーリーを取るかエロをとるか。
どっちも出来るようになりたいです。

感想は例のごとくソフトにお願いします(w では。
224名無しさん@ピンキー:05/01/12 17:42:08 ID:iMqwGhiq
乙。感動。泣けた。・゚・(ノД`)・゚・。
225名無しさん@ピンキー:05/01/12 18:41:37 ID:LwxL2l15
純粋な意味でのBFとは言い難いけど、
淫魔という設定を逆手にとった演出の秀逸さに脱帽。
これはすばらしい。
まさに感動とエロスの発展的複合。
新時代の到来を告げる、BF・SS界の福音。

僕のなかでは、クオリティーという意味で言えば、
BFスレ開闢以来最高のSSです。
次回作も期待。
226前スレ809:05/01/12 19:34:04 ID:8RcKhkSF
>ネコイチ様
素晴らしいです。
夢魔の話は男の精神を崩壊させる悪としての淫魔の姿に興奮しましたが、
今回は淫魔の心に生まれた葛藤というストーリーに引き込まれました。
適切な表現ではないかもしれませんが、素敵な話だったと思います。

そしてこっそりルーチェ試作型を上げてみます。
あと他3名も少しずつ改良してます。
possible3  0104.png
227前スレ809:05/01/12 19:40:52 ID:8RcKhkSF
すみませんが、どなたかルーチェの本気モード(裸、半脱ぎなど)を教えていただけませんか?
演出上で特に必要ないというのであれば、仮面ライダーブレイドに取り掛かろうと思います。
228ゆきゆきて名無し:05/01/12 21:15:52 ID:S9QpGWkQ
>>809氏よ、私が力を貸そう。支援スレに今から貼ってくる。

…あ、でもラブぽたはそもそも立ち絵には衣装差分ないから
一枚絵CGだけになるけど御免ね。
229ゆきゆきて名蕪し:05/01/12 21:37:37 ID:S9QpGWkQ
うむ、貼ってきた。スレッドの画像が200超えて超重いけど
頑張ってみてくれ。

あ、それはそうといつも有り難う。
この恩は作品中で必ず…
230名無しさん@ピンキー:05/01/12 21:41:13 ID:vUems+6B
809氏とゆきゆきて名無し氏って何作ってるんだっけ
231ゆきゆきて名蕪し:05/01/12 21:49:48 ID:S9QpGWkQ
809氏
前スレでアリステルのキャラチップを携えて現れたキャラチップ職人。
アホなコテハンに目を付けられてキャラチップを作る羽目になった人。


ゆきゆきて名無し
支援スレの貼り付け屋。名蕪しさん@ピンキーとも言う。卒業論文が忙しいので
最近作品に触れてない。   制作中の作品は淫魔ハンターif...

232名無しさん@ピンキー:05/01/12 22:10:42 ID:7Q+GCzLT
ネコイチさんGJです。
禿しくこの後の展開が気になるお話ですね。

自分の脳内では武器を持った男はレイズの友人で、「いかれていやがる」発言をした人。
彼は襲われているレイズとふたりの淫魔を見つけて、とりあえず自分に近いほうの淫魔を
攻撃。うまく命中したが、あろうことか瀕死の淫魔はレイズを連れてどこかへ去ってしまった。
バカなことを言ってた奴だけど友人には違いないので彼は必死でその後を追う。
いっぽう姉としては何がなんだかわからない。でも大事な妹なのでその後を追う。

で、無事ボーイミーツガールを果たしたレイズとアリナは、
双方、自分の仲間を裏切るカタチでの逃避行(または隠遁生活)
を始めることになる。
(ひょっとしたらレイズの体はベツモノに変わりつつあるのかもしれない、と勝手な空想)

この4名の間で、この後どんなドラマが起こるのか。
どんなバトルが起こるのか。
想像するとワクワクしますよ。

完、となった今は、
we will be all right!
て言葉を信じ想像で補完することにします。

>>226〜229
水面下でちゃくちゃくとナニカが進行している・・・。
これにもワクワク。
233前スレ809:05/01/12 22:38:30 ID:8RcKhkSF
> ゆきゆきて名蕪し様
画像ありがとうございます。裸で髪を下ろしたタイプを作ることにします。
しかしルーチェは難しいですね。なかなか納得いくものが出来ません。
元のイメージに忠実に作っているつもりですが、改造や修正は自由になさってくださって構いません。
自分も忙しくなってきたので、ブレイドは最終回までには間に合いそうにないです。
234名無しさん@ピンキー:05/01/12 23:01:25 ID:sPZqjTtK
難しいことはオレにはわからねぇ・・・
だが水面下で何かが動いているのはわかるぜ!
みんながんばれ!
235名無しさん@ピンキー:05/01/12 23:22:31 ID:n/pVabyz
>>234
俺もさっぱりだが、何もしないわけには・・・

画像貼ってくる是!!
236ゆきゆきて名蕪し:05/01/12 23:30:23 ID:S9QpGWkQ
>>809
頑張ってくだちい。あ、でも無理の無いように。
ちなみにルーチェ、あのよく分からない後ろ髪まで再現してあって
小生は感動ですよ。
あとオンドゥルは隠しなんで遅れても無問題…


>>235
ttp://www.8ch.jp/nijigen/img/351.jpg
237235:05/01/13 00:42:09 ID:YoGmI9IE
2時間前にやったけどなんかエラーが出て貼れない・・・
パソが悪いのが原因か、回戦細いのが原因か・・・

>>236
ンなこと言われたら、貼らないわけには逝くめぇ・・・

ってわけで、URLだけ向こうに載せとく。
まだ何個かあるから、その内に・・・
238235:05/01/13 00:43:59 ID:YoGmI9IE
貼れてるし・・・何故?

ってか今更だが、URLって貼って良いのかな?
239ネコイチ:05/01/13 01:15:30 ID:xkulE4lZ
読んでくださって感謝の極み。エロ薄だったんでダメかと思って
たけど意外に好評でなによりです。

>>232 
今回のは一話完結ですので続編は無いです…やはり設定としてハンターが
いないと言うのはBFスレに投下するSSとして厳しいものがあるんで…

でも「続き物」は書いてみたいですね。次回に続くってのは気が楽でいいし。
今度は昔自分が書いたものにエロ要素を加えて改編し投下したいと思ってます…
15日から2週間ほど出かけるのでそれまでにはなんとか…

水面下の動きに激しく期待。
いずれ今までのツクール作品の主人公クラスだけを集めてスパロボ的なSSを
書いてみたい・・・などと思ってみたり。ドリームですね。


240名無しさん@ピンキー:05/01/13 01:26:36 ID:kfLxdHUZ
バトルファックさえしてれば、別にハンターがいなくてもなんら問題ないぞ。
エロは正義だからな。
241名無しさん@ピンキー:05/01/13 08:53:44 ID:yvnB7nPH
>いずれスパロボ風のSSを……


サキュクエの中の人:「一夫一妻の美徳がなぜ分からない!

Ambitionの中の人:「あんたこそ男のロマンがなぜ分からない!



ifヘイト:「あなたが未来の僕…?

ヘイト:「そうなるな。

ifヘイト:「あ、あの…ソフィア先輩とは、結局…

ヘイト:「…
242名無しさん@ピンキー:05/01/13 17:34:19 ID:DDgtGxxM
>>241
吹いたw
243名無しさん@ピンキー:05/01/13 23:40:08 ID:5Vci9sWn
折角だから漏れも妄想しよう。

タカカズ:「やらないか」

リフェル:(何だ、この人間…仮にも淫魔界の皇帝を務める僕に物怖じもせず…)

エリシャ:「お兄ちゃんが男の人間と…  ドキドキ…」

リフェル:「エ、エリシャ?」



ミミ:「……誰」

ルーシー:「……あなたこそ、誰」

ジン:「中の人などいねえ!」
244名無しさん@ピンキー:05/01/14 00:03:56 ID:G8UfItfE
つまり、これからはここで誕生したゲームを題材にしたSSが流行るわけか。
245名無しさん@ピンキー:05/01/14 00:52:01 ID:gORidlrg
SSを題材にしたゲームもはやります。アニメ化も映画化もされます。
メディアミックスばんざい。
246ネコイチ:05/01/14 01:16:40 ID:uomXOm3t
しかし書く気はあってもおそらく全作品はこなしてないので夢のまま
終わるかも。誰か書いておくれ。

・・・とかいいつつSS投下。前言ってたように改編しただけで、話は出来てた
ので意外にはやく出来ました。

設定上の注意
※この世界の淫魔は人語のほかに淫魔語を使います。中には淫魔語
しか通じない淫魔もいます。
※精子バンク…本当にある精子銀行とは違い、人間と共存する淫魔
の為に作られた人間の精子と同じ成分で出来た加工物を売っている
場所。淫魔の栄養としては問題ないが味は本物より劣るらしい。
247名無しさん@ピンキー:05/01/14 01:17:22 ID:rmPhECr5
ちょいまちゲーム原作のアニメや映画は9割9分くそあz2qwsぇdcrtbygふんjl;。p・@が
248ネコイチ:05/01/14 01:18:32 ID:uomXOm3t

『捨て淫魔』
淫魔と人間が共存するようになって、もう数年が経つ。何でも、最
強のハンターと言われた男が乳魔の姫との間に子を設けた事が人間
の、そして淫魔の認識を変えるきっかけになったそうだ。正直、厄
介なことをしてくれたものだと思う。人に敵対する淫魔が減ったお
陰で、俺のような下っ端のハンターには仕事が回ってこなくなった
のだ。勿論、人間との共存を拒んだ淫魔もいる。だが、それらを相
手にするのは何も生存率の低い未熟者である必要も無い。今までは、
淫魔達の圧倒的な物量を前に仕方なく未熟なハンターを前線に送り
出していただけだ。今、人が平和を守っていくには一握りのトップ
クラスのハンターがいればそれでいいのだ。
 で、今現在、俺フォルス・カミュはと言えばハンター時に培った
腕で淫魔、人間を問わない情夫のような事をしている。一晩、30G。
それが俺の値段だ。男一人が食っていくには十分すぎるくらいだ。
だが、俺の人生はまるで味気の無いいつ死んでも構わないようなど
うでもいいものになっていた。そう、あの日までは。
249ネコイチ:05/01/14 01:20:07 ID:uomXOm3t
その日、俺は太陽が昇りだす前の町を家路へと急いでいた。「仕事」
をした日は帰って熱いシャワーを浴びて寝るに限る。体に染み付い
た淫臭が堪らなくうざったかった。近道をしようと俺は人通りの少
ない細道へと入って、そこで彼女に出会った。まだ、10か11歳
と言ったところだろう。美しい。見た瞬間そう思った。10かそこ
らの少女に抱く感想としてはおかしかった。だが、その時俺は確か
に美しいと思ったのだ。伸ばし放題になった金髪、ぼろ布を巻きつ
けただけの服の下で、少しだけ膨らんだ胸が彼女が女であることを
主張している。この地域では珍しい褐色の肌をしていた。だが、俺
が何より、見惚れてしまったのは彼女の蒼い眼だった。まるで、少
女の眼ではない。生きる事の辛さ、汚さを知り尽くして尚、それら
全てを敵に回してでも生き続けてやると言わんばかりの意思力に満
ち溢れた眼。氷のようなその眼に希望は無い。だが、絶望の全てを
追い払うかのような力強さがあった。背中にぞくりと、凍るような
感覚があった。この子は、俺が捨てて来てしまった「何か」を必死
に守っているんだ。そう感じた俺は何かに突き動かされるように彼
女の前に行き、手を差し出し訊ねた。何故だろう。普段の俺はこん
な輩相手にしないのに・・・この時既に彼女の魅力に飲まれていた
のかも知れない。
「行くとこないのか?俺のとこに来るか?」
「同情?」
まるで何かの楽器かと思う程に透き通った可愛らしい声で彼女は
聞いた。また、背中を何かが通り抜ける。
250ネコイチ:05/01/14 01:20:38 ID:uomXOm3t
「さあな。嫌なら、構わないさ。」
自分でも何故こんな事を言ったかわからなかったから、俺は正直に
自分の気持ちをそのまま述べた。
「・・・行く。お腹空く。食い物、食うしたい」
彼女のたどたどしい答えを聞いてハッとした。
「お前・・・淫魔か?」
彼女はこくりと頷く。人語を聞き取るのは問題ないようだが、流暢
に話せる程ではないようだ。
「まいったな・・・食事か、精子バンクなんていったこと無いぞ。」
俺はひとりごちながら彼女の手を握る。俺より少し体温が低いからか、
長いこと外にいたかからかはわからない。その手は少し冷たかった。
「そうだな、まずは・・・俺はフォルスと言う。お前名前は?」
「お前、名前フォルス・・・リリの名前、リリ!」
リリはキュッと俺の手を握り返した、とても小さな手で。

精子バンクで買ったカプセル状の「食事」を携えて、リリと共に帰宅
する。精子バンクが夜間も営業していて良かった。淫魔が夜行性な為
だろう。何も無い狭い部屋だが、子供一人増える程度なら問題は無い。
「俺はシャワー浴びてくるから、これ勝手に食ってな。」
買い物袋を押し付けるように渡し、俺は風呂場へと向かった。上半身
だけ脱ぐと、歯磨きを咥え少し熱めの湯を湯船へと注ぐ。歯磨きが終
わる頃には湯船に半分程度湯が溜まっていた。俺はズボンごと下着を
洗濯機に放り込むと湯船に使った。体に熱さがジワジワと染込んでく
るような感覚が気持ちいい。
251ネコイチ:05/01/14 01:21:09 ID:uomXOm3t
「フォルス?」
突然、扉が開きオズオズとリリが覗き込んでくる。
「何だよ、どうかしたか?」
少し驚いたが、淫魔と言えどこんな子供だ。恥ずかしい事も無い。そ
う考えた俺は極めて冷静に尋ねた。
「これの仕方、わからない」
リリの手にはさっき精子バンクで買ってきた袋が握られている。
「わかんないってお前・・・食べた事無いのか?」
困った顔で頷くリリを見てまた、さっきの様に俺の背筋が凍る。じゃ
あ、今まで彼女は何を食べて生きてきたのだろうか・・・?自分の頭
に浮かんだ恐ろしい考えを慌てて消す。もしそれが真実ならこの子は
ハンター達に狙われる事になる。
「待ってな。出たらすぐやってやるから」
俺の言葉を聞いたリリは少し何か考えているような顔をし頷くと、ぼ
ろ布を脱ぎ去り裸になると湯船に飛び込んできた。
「汚い、リリ。洗う」
怒ろうかと思ったが、良く見ると確かにかなり汚れている。仕方ない。
俺はリリを摘み上げ洗い場に下ろした。
「先に体洗ってからな。洗ってやるから後ろ向きな。」
シャンプーを手に取り、良く泡立ててからリリの髪を洗い始める。リ
リは目を瞑って素直に動かない。良く洗い、お湯で流すと彼女のブロ
ンドの髪は見違えるように輝きだす。洗っていて思う。淫魔だけある、
子供とは思えない色気だ。勿論俺がその色気に負けて襲い掛かるよう
なことは無い。こう見えても元淫魔ハンターで、ついでに言うとロリ
コンでもない。
252ネコイチ:05/01/14 01:23:04 ID:uomXOm3t
背中を流そうとして俺は息を飲んだ。背中に大きな傷跡があった。小
さな羽が一枚しかない。この傷は、無理矢理引きちぎられたものだろ
う。もう治癒しているが、これは・・・酷い。こんなことが出来るの
は淫魔ハンターしかいないだろう。通常は淫魔に傷を負わせる事は出
来ないが淫魔に快感を与えると物理的な防御能力が減少し、傷つけら
れるようになる。だが淫魔が怪我で死ぬ事は無いためそんなことをし
ても無意味だ。だが、ハンターの中には淫魔が血を流し傷つくのを見
て楽しむ屑もいる。生きる為ではなく、己の快楽のためにだけ他者を
傷つける。そんなことが許されるはずが無い。

俺は思わずそっとその傷跡に触れた。それがいけなかった。
「フゥゥゥゥッッ!!!!」
突然、リリは飛び上がると俺の首筋に噛み付いた。しまった、と俺は
思った。体の傷は治っていても彼女の心の傷は治ってはいなかったの
だ。傷に触れられた事で恐怖が蘇ったに違いない。俺はリリの牙が肩
に喰い込むのも構わず。彼女を強く抱きしめた。
「すまない・・・すまない・・許せなんて言う資格ないよな、俺もハ
ンターだった。だから憎んでもいい、でも・・・人間の全てを憎むの
はよしてくれ・・・お前の為にも!!」
俺の口から搾り出すような声が出る。悔し涙が零れる。この子をこん
な目にあわせた者達と、自分が同じ種族であると言うだけで、死んで
詫びても良いと心から思った。
 どれくらいの間そうしていただろう。リリは、そっと口を離した。
「優しい。リリ、嬉しい。人間嫌い。・・・フォルスは好き」
リリは頬を染めて俺に体を預ける。会って間もない。全くお互いを知
らない。だが、彼女が愛しくてならなかった。捨て猫に情が移るのと
同じかもしれないが、それでも良かった。
253ネコイチ:05/01/14 01:24:03 ID:uomXOm3t
「フォルス洗う。リリが」
胸元でリリの声が聞こえたと思った途端、胸の付近で燃えるような疼
きがあった。と、同時に四肢が強張り動けなくなってしまった。それ
が余りにも強烈な快感によるものであると理解するのに数秒かかった。
リリの小さな指先が乳首を挟んで弄んでいる。
「フォレスの匂い、リリ以外の女、ダメ。リリを、染み込ませる」
リリは体にシャンプーを垂らすと自分の体にお湯をかけ、ヌルヌルに
なった体を擦り付けてくる。勿論その間も片手で乳首を責めるのを忘
れない。
「ふあっ・・・!?」
思わず喘ぎ声を上げてしまった。淫魔とは言えまだ子供だ、しかも俺
は淫魔ハンターだった男だぞ、と頭の中で色んな思いが浮かぶたび、
快感のノイズに掻き消されていく。
「リリの、私だけの物、なれ」
体を器用に滑らせてリリは俺の体を壁にもたれかけさせ、自分はだら
しなく開かれた俺の股の間に入る。そして、リリの両手がペニスを覆
うように近づいてくる。俺の頭に最悪に事態が浮かぶ。リリはそれを
悟ったのか屈託の無い顔でニコリと笑った。
「平気。殺す、ない。」
情けなくも安心してしまった俺にリリは続けていった。
「リリじゃない女に溜めた精液。全部捨てる」
それは、殺すと、同意義じゃないのですか、リリさん?
254ネコイチ:05/01/14 01:25:08 ID:uomXOm3t
リリは竿をしごき上げながら亀頭を、手の平を円をかくように動かし
刺激する。早くも我慢汁が溢れ始め、リリの手はさらに威力を増して
行く。
「チュ・・・ネバネバ。フォレス気持ちいい。リリもいい。」
手の平に着いた我慢汁をベロリと舐め上げるその姿を見るだけで、俺
はさらに高められていく。今までも思っていたが、今度は心から思っ
た。この子は淫魔だ。それも飛び切り優秀な。リリが心を開いてくれ
て本当に良かったと思う。思えば何度か感じた寒気は、彼女が俺を「餌」
として見ていたからではないだろうか。
「我慢する、良くない。リリじゃない女に溜めた精液、出す、嫌か?
フォレス、リリ嫌い?」
心から心配した表情だ。俺が嫌いだと言ったらその場で命を絶ってし
まうんじゃないかと思うくらい真剣だ。くそう、どこまで可愛いんだ。
これが淫魔の本能なのか。苦悶している俺に腹を立てたのか、少し拗
ねたような顔になったリリはベロっと舌を出して言った。
「もういい、我慢、無理にする」
そして俺のペニスに長い舌をクルリと巻きつけ、舌の先端で尿道をこ
じ開けるとペニスを一飲みにするほどの勢いで一気に精液を吸い上げ
た。
「ぐぁぁっ!!イイっ!!」
ドピュ、ピュッ、ビュビュ〜・・・
「んん〜・・・じゅぱっ・・・んっ、美味・・・」
まるで睾丸から精を直接吸い取られたのかと思うほど、まさに根こそ
ぎ俺の精液は吸い取られた。リリは恍惚とした表情で俺を見上げてい
る。
255ネコイチ:05/01/14 01:26:52 ID:uomXOm3t
「また、聞く。フォレス、リリ嫌い?」
「・・・は?」
息も絶え絶えの俺にリリは悪戯っぽい微笑みを浮かべながら聞いてく
る。正直俺はそれどころじゃない。『淫魔の呪縛』にかかり、動けな
い上に体中が敏感になってまるで早漏で童貞以下になってしまってい
るのだ。
「好き、言わないと、もっとする」
リリは上機嫌で俺の悲しくもギンギンに勃ったペニスを指で弾いた。
「うふぁっ!」
「変な声。好き?嫌い?」
それだけで俺の愚弟は悲鳴を上げ、涙を流す。
「ん。いい考え、出来た」
リリはそう言うと、自分の親指を鋭い歯でほんの少し傷をつける。そ
の後俺にも同じ事をして(不覚にもその痛みで感じてしまってまた射
精させられてしまった。)薄く血の滲んだ俺の指に吸い付いた。
「リリ、フォレス好き。フォレスもリリ好き言う」
さらに機嫌が良くなったのか、目を輝かせながらリリは自分の指を俺
に向けてくる。自分と同じようにしろと言うのだろう。何がなんだか
全くわからない。だが、少しでも俺が迷う素振りを見せるとリリはそ
の小さく白い指先で俺のペニスを弾くのだ。俺にはもう従うしかなか
った・・・さっき言った事訂正。俺、ロリコンかもしれない。
その後、俺は『好きです』と数え切れないほど連呼させられ(一度言
ったら余程嬉しかったのか何度も要求してきた)数え切れないほど射
精させられてから解放された。後でわかったのだが、お互いの血を飲
ませあう行為は淫魔にとって『永遠の愛の誓い』なのだそうだ。

道で拾った淫魔に気に入られ、愛の誓いまでさせられて・・・まあ、
後悔はしてないが。これから俺の暮らしはどうなるのだろう。あと、
冷静に考えると淫魔と言えど子供とこんなことしてよかったのだろ
うか、などと悩みつつ物語は半年後に、続くのだ。
                   『捨て淫魔』 後編に続く
256ネコイチ:05/01/14 01:30:10 ID:uomXOm3t
終わり・・・
リリの台詞が読みにくくてスマソ。あと、BFシーンなくてスマソ。
BFは後編で。後編は明日バイトが潰れれば明日中に、あれば・・・
旅行後に。

カテキョバイトの相手がインフルエンザとかで潰れる可能性高いと踏んでる。
ではでは・・・
257名無しさん@ピンキー:05/01/14 01:57:16 ID:ZkWqkU38
>>ネコイチさん
お疲れ様です。
むぅ、、、なんつーか、BFがどうとかより話として、いい。
後編かなり楽しみにしてます。でも引っ張り方からして微妙に悲しい話になりそうな。。。


HDの片隅から昔手に入れた当時は起動出来なかったpc98の"悶絶ファイター"を見つけた。
今ちょこっと頑張ったら普通に出来てご機嫌。
レズだけどまんまBFでなかなか良かった。属性によってはオススメ?
258名無しさん@ピンキー:05/01/14 02:02:22 ID:5pndXn5a
>>ネコイチさん
GーJー!
金髪碧眼のロリ淫魔最高。
259名無しさん@ピンキー:05/01/14 11:31:00 ID:hzBGg4Fy
>人間と淫魔が共存するようになって、もう数年が経つ。なんでも、最
>強のハンターと言われた男が乳魔の姫との間に子を……


数年経ってレディーになった姫ちゃんキボン
260名無しさん@ピンキー:05/01/14 13:51:49 ID:po/d5czd
>>259
ばかっ、勝てるわけ無いだろ


奴の成長力は通常の3倍なんだぞっ!?
261名無しさん@ピンキー:05/01/14 14:24:58 ID:tZ9BKyEl
赤い乳房だ! 赤い乳房がきたぞ!
262名無しさん@ピンキー:05/01/14 15:36:30 ID:hzBGg4Fy
そんな姫ちゃんイヤじゃ。
263名無しさん@ピンキー:05/01/14 15:59:07 ID:zHUcMT3w
乳魔姫だって旦那を犯して子供を産んだんだ!
264名無しさん@ピンキー:05/01/14 16:51:14 ID:tZ9BKyEl
>>263
よくも……よくもヘイトを!
265名無しさん@ピンキー:05/01/14 17:25:58 ID:hzBGg4Fy
しかし、こんな無邪気な心を持った姫ちゃんが人類を滅ぼしかけている!
それを分かるんだよ、ヘイト!
266ネコイチ:05/01/14 17:57:33 ID:4zVGumDK
教え子が奇跡の力で病気を治したためバイトに行かねばなりませぬ…
なので後編は再来週くらいになります。お詫びにネタBFを一つ。

ヘイトと乳魔姫の夫婦喧嘩
姫「ヘイト!」
ヘ「貴様がいなければ!…乳魔姫!!(←そういや、名前はな
    いのかなぁ)」
姫「たぁー!!」
へ「う…愚息が、イク…何!やられた!?」
へ「(姫ちゃんに注意されて)何、止めろと言うのか…姫ちゃん、
  夫婦同士の間に入るな!!…うわ!」
姫「逃がすかよ!(乳で挟む)」
へ「捕まった!?…しかしもう遅い!フフフ、ハハハハ・・・」
姫「何を笑っているんだ!」
へ「私の勝ちだな。今計算してみたが射精させられた愚息は地球の
  引力に引かれて萎える。貴様の頑張りすぎだ!!」
姫「ふざけるな!たかがフニャチン一つ!おっぱいで搾り出してやる!」
へ「馬鹿な事は止めろ!」
姫「やってみなければわからん!」
へ「正気か!?」
姫「貴様ほどイキ急ぎもしなければ、精力に絶望もしちゃいない!」
へ「うわー!…愚息の軟化は始まっているんだぞ!」
姫「乳魔の胸は、伊達じゃない!!」
スレ汚しスマソ。では逝ってきます。
267名無しさん@ピンキー:05/01/14 17:57:37 ID:po/d5czd
折角小説が来ているのに変な流れにしてしまった件について




ネコイチサンゴメン、俺はナイチチ属性が( ゚∀゚)ハハハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
268名無しさん@ピンキー:05/01/14 18:36:44 ID:rmPhECr5
勝手にネコイチさんの続き。オリジナルの台詞回しと異なるのは気にするな。

   50回ほど射精

姫:「貧弱なハンターと戦って、勝つ意味があるのか!?しかし、これはナンセンスだ!」

ヘ:「馬鹿にしてっ!そうやって貴様は永遠に他人を見下すことしかしないんだ!」

姫:「そういう男にしてはずいぶん私に冷たかったな?ええ!(あの時の写真ばらまくぞ!)」

ヘ:「俺はガキじゃない!会ってすぐの淫魔を好きになんてなれない!(むしろソフィア先輩を引きずってたし!)」

姫:「そうか!お前は昔の女をもとめていたのか?それでそれを不満に感じて、私はお前のシャドウにくいこんだんだな。」

ヘ:「貴様ほどの女が、なんて器量の小さい!」

姫:「乳魔女王は私の母だった女性だ!その女王を殺したお前に言えたことか!」

ヘ:「おかあさん?女王が?(いや、知ってるけど)」
269名無しさん@ピンキー:05/01/14 19:06:20 ID:tZ9BKyEl
ガンダムネタで埋まっていく……
270名無しさん@ピンキー:05/01/14 19:20:46 ID:ABeC/uzh
>>266
ネコイチさんのIDに「GumD」が!惜しい感じだ。
>>241>>243のスパロボ風とか
一連のネタワロタ

>『捨て淫魔』
たどたどしい喋り萌え。
なんだか直情的な未熟ハンターもイイ。
「犯られっぱなしじゃ情けねぇぜ、オトコを見せてくれよフォルス!」
て言いたいとこだが、さあどうなる後編。
旅行終わるまで、よい子で待ってます。
271名無しさん@ピンキー:05/01/14 19:29:58 ID:usSJ1/u3
スパロボはともかく、クロスオーバーは面白いかもしれない。
272名無しさん@ピンキー:05/01/15 12:27:39 ID:CCU9hDyP
rpg待ち
273名無しさん@ピンキー:05/01/15 12:55:30 ID:3ytw8+sh
この流れの中で言うとは・・・
おまえこそ真のチャレンジャーよ
274名無しさん@ピンキー:05/01/15 18:54:25 ID:vuXzLjer
待つのはいいが、それを口に出すのはよくない。

急かす権利はこちらにはないのだから。

待つときは「マターリ」とだ。
275名無しさん@ピンキー:05/01/15 20:14:16 ID:J8J3TWck
ガノタ改変ワロタけど、口調は変えて欲しかったかも

>271
扱い難しいですけどね
〜はヘイト以外の相手は嫌だい、って人もいるだろうし

>272
ただ待ってるより、自分で作ったら?
276くなさん ◆DAYgAM2ISM :05/01/15 20:15:16 ID:J8J3TWck
某スレの穴埋め用に書いたんですが、物がスレ違いになったんでBFに改変
……やる事溜まってるし、暫く書かないつもりだったんですけどね

ただのラブコメじゃねえか、ってツッコミは多分正解_| ̄|○
277くなさん ◆DAYgAM2ISM :05/01/15 20:15:56 ID:J8J3TWck

『肝試し』


 県立の西ヶ浦高校は、演劇が盛んな事で有名だ。高校の演劇部といえば、女子生
徒ばかりで男子生徒は殆どいないものだが。西ヶ浦の場合は比率こそ女子が圧倒す
るものの、男子部員も十人以上在籍していた。
 こういう部だから、夏期休暇中の合宿は毎年の伝統行事となっている。更に、合
宿地が年度毎に変わるのも演劇部の伝統だった。
「やばいよな、これ」
 佐藤直宏は完全に廃墟と化した建物を見上げて、髪を掻き上げた。
 木造の、元は校舎だったらしきそこは、人の手が入らなくなって随分経っていそ
うだ。あちこちに穴が空き、崩れていないのが不思議なほど。鬱蒼と繁る周囲の深
い森といい、いつ『出て』来ても場違いでは無かった。
「ちょっと、洒落にならないよね」
 直宏の腕に触れながら、渡辺奈緒子も背筋を一度ぶるっと震わせる。近付いた奈
緒子の髪が当たる感触に、それと分かっていながらも直宏は顔を強張らせた。
 創設から長い部は、良く分からない『伝統』が山ほどあるものだ。新入生が一ヶ
月、コーラス部に留学する事やら。文化祭では必ず男子が女装、女子が男装で喫茶
店をやるだの。
 その中の一つが、夏合宿での肝試しだった。
 二年生である彼らは、去年も肝試しをこなしている。その時の廃病院は、霊感ス
ポットという疑似観光地だったのでさして怖くも無かったのだが。
「……よし。とにかくだ、さっさと済ませよう。行くぜ、渡辺隊員」
「隊長、あたし辞退したいです」
 言いながらも、直宏が歩き出すと奈緒子もそれについていった。
 それぞれの持った懐中電灯が、二つの丸で闇を払う。見えるのは腐りかけた床板
ばかりで、光の当たらない部分が想像力を刺激する。直宏は無視して踏み出したの
だが、ぎいっと鳴った床に半笑いを浮かべた。
278くなさん ◆DAYgAM2ISM :05/01/15 20:16:36 ID:J8J3TWck
「やっぱ帰ろう」
「いきなり何言ってんのよ、まったく。目的地は、二階の職員室だったでしょ。本
当に怖いんだから、素早く済ませるわよ」
「了解しました、隊長」
 先に立って行こうとした奈緒子を遮って、直宏が前に出た。多少、緊張がほぐれ
たのは、彼の狙い通りだったのだろう。
 名前が同じナオな事もあり、入部以来の数々の事件を二人でこなしてきた。安藤
先生カツラ疑惑事件、大道具用釘買い出し事件、駅前のパスタの味確認事件。共に
修羅場を潜り抜けて来たからこその、息の合い加減だった。
 心理的なものだけでなく、床が抜けないかという恐怖もあって、二人は慎重に足
を進めた。
「こういう時って、喋ってた方が怖いかな。それとも、やっぱり黙ってる方?」
「そりゃ、どっちも怖いだろ」
「身も蓋も無いわねえ。人がせっかく、健気っぽい女の子演じてるのに」
「普段から健気だぜ、渡辺」
「はいはい、どうもありがとう」
 馬鹿な掛け合いをしながらも、寒気を堪えるのは難しかった。背中を伝う汗は、
暑さのせいばかりでは無い。ただ、二階に昇った頃には、多少は慣れてきたようだ。
 進行方向の一点を指すだけだった懐中電灯が、周囲を確かめるように揺らぐ。大
きな穴の空いた天井を見つけ、直宏は妙に感心したような声を出した。
「あるところには、あるんだな。こういう場所って」
「それより、本当にここで合ってるよね? 実は間違えてた、なんて事になったら
怖い損だよ」
「日本語変だぞ。そこは怖い思いした分だけ損じゃないかとか、なんかそ……」
 直宏が言葉を止めたので、奈緒子が唾を呑み込んだ。彼は懐中電灯で何か指して
いるのだが、背中に隠れた彼女には見えていない。振り返った直宏は、しがみつく
ようにして震える姿に苦笑した。
 直宏につつかれて、奈緒子もようやく顔を上げる。おそるおそる、肩越しに覗き
込んだ先で、職員室のプレートが落ちかけていた。
279くなさん ◆DAYgAM2ISM :05/01/15 20:17:27 ID:J8J3TWck

 職員室の黒板へ、先に来た部員達の名前に二人分の署名を加える。山場を越えた
事で、ほっとしたのだろう。来る時の緊張感も解けた様子で、喋りながら帰路を辿
った。
 気分的にも実際にも、すぐに階段へと辿り着いた。不気味さが消えた訳では無い
ので、さっさと出ようと直宏が下りていく。
 ふと気付くと、足音が一人分しかしない。
 慌てて振り返った直宏はすぐに、上階で立ち止まっている奈緒子を見つけた。心
配と不安が解消するのを感じながら、恨み言の一つぐらい言おうとする。だが、た
だならない彼女の様子に気が付いた。
 三階へと続く階段に明かりを向け、奈緒子はそちらをじっと見ている。直宏は傍
へ近付き、その厳しい表情に促されるように懐中電灯の光を揃えた。
 ところどころ割れた木の板が、真っ暗な内部を覗かせる。壁も同様であり、この
建物の最期は遠くなさそうだ。ただ、それ以上のものは、これといって何も見つけ
られなかった。
「どうかしたのか?」
「悲鳴、なのかな。さっき、聞こえた気がしたんだ。もしかして、先に行った誰か
が上で怪我でもしてるんじゃ……」
 言いかけた言葉を止め、奈緒子が耳を澄ませる。それに倣ったものの、直宏には
風に揺れる木々の音しか聴こえなかった。いや、少し遠くで木板を踏む音が鳴った、
ようにも彼には思えた。
「助けを呼んでる!」
 声を上げた奈緒子が、大きく腕を振って駆け出していく。その手に当たって、直
宏の懐中電灯が床の上を転がった。
「おい、待てって! 一人で行ったら危ないだろうが」
 あちこちで床が壊れているせいで、懐中電灯は不規則に弾み続ける。直宏の影が、
廃校舎の壁で踊るように揺らぐ。何度か取り損ねた末に、彼はようやく光源を掴み
上げる事に成功した。
 すぐに、上へと通じる階段へ光を向ける。だが、渡辺奈緒子の姿を見つける事は
出来なかった。
280くなさん ◆DAYgAM2ISM :05/01/15 20:18:09 ID:J8J3TWck
 舌打ちを一つ打って、直宏は階段を駆け上がる。踏み破りそうな勢いに、腐りか
けた木が悲鳴を漏らす。ざあっと、風に押された森が波のような音を立てた。
 直宏は三階に着くと同時に、懐中電灯を左右へ振った。
 割れたガラスがくっついた窓枠、ささくれ立った壁、何故か逆さになった三本足
の机。廊下の突き当たりまで光は届くものの、詳しくは何も分からない。雲によっ
て遮られた月光が、かえって恐怖を煽るような淡い色で周囲を照らす。
「渡辺! どこだ、返事しろ」
 声を張り上げた彼に答えるように、左の方から物音が届いた。そっちか、と足を
向ける直宏の耳へ、女の悲鳴が聞こえた。
 足下へ払っていた注意を捨て、直宏が駆けた。端の突き出た床が、あちこちで踏
み割られる。床の穴に足を取られかけながらも、直宏は悲鳴の聞こえたと思しき場
所へ辿り着いた。そのまま、一気に教室の扉を開け放つ。
 大きな音と共に、扉が止まった。足を踏み入れた直宏へ、室内にいた人影が顔を
向けた。
「大丈夫か?」
 声をかけながら直宏が近付いていくと、雲が晴れて月光が流れ込んできた。
 奈緒子は、口元に微笑を浮かべながら机に腰掛けていた。白く浮かび上がる顔に、
普段より大きく見える目。異妖なまでに、美しい姿。
 また森を風が抜け、木々の騒めきと共に教室の中を抜けていく。顔の周りで大き
く揺れる髪を、奈緒子が静かに払う。朽ち果てたこんな場所で行われるにしては、
それは自然な動作で。だからこそ、あまりにも不自然だった。
「どう、かしたのか、渡辺」
 思わず唾を呑んだ直宏に、笑い声が返ってくる。
「そう。この娘、渡辺というのですね」
「冗談やってる場合じゃないだろ」
 夏だというのに、骨に染みるような寒気が直宏を襲う。首筋で毛が逆立つのを感
じながら、それらを無視して大股に近付いた。
「勿論です。冗談などは、別の機会に願いましょうか」
「いいから帰るぞ」
「残念ながら、私の用件が終わるまで、この娘に帰って貰っては困るのですよ」
281くなさん ◆DAYgAM2ISM :05/01/15 20:19:49 ID:J8J3TWck
 やや乱暴に直宏が掴みかかったが、奈緒子の表情はさして動かない。落ち着いた
様子で彼の手に自分の手を当て、含み笑うように見上げる。ぞくっとしたものが直
宏の背中を奔ったが、それが何かは彼にも断言出来なかった。
 奈緒子の腕が伸び、直宏の襟元を掴む。くいっと引き寄せ、二人の頬が触れるか
触れないかの距離に近付く。そのまま、彼女の息が彼の耳へ吹きかけられた。
「この学校が廃校になった理由、御存知ですか?」
「知るかよ」
「昔、事故がありましたの。古くなっていた非常階段の手摺りが壊れて、一人の女
生徒が転落死しました」
「管理責任を取らされて、廃校か。厳罰過ぎるだろ。いや、生徒がその娘一人だっ
たと考えた方が自然だな」
 しっかりした直宏の言葉に、ふふっという笑みが返ってくる。
「いいえ。責任問題でも無ければ、生徒が一人だったわけでもありません。以来ね、
『出る』んですよ」
「そりゃ大変だな。非常階段が壊れるのを恐れて、在校生達が出ていっちまったの
か」
「面白い方」
 直宏の首筋をくすぐるように、彼女の息がかかる。彼の冗談が面白い、というわ
けでは無く。その態度をこそ、彼女は愉しんでいるようだった。
「未練が残っていた為、その女生徒は彷徨いましてね。幾度も、そんな話が人の口
へ上るうちに、麓の学校との合併の話が出まして。これ幸いと、廃校にしたんです
よ」
「噂だけで潰してたら、学校なんか幾らあっても足らないだろ」
「あの頃は、まだ何も出来ませんでしたから。せっかく憑いても、思うようには出
来ず。怖がらせるのを、繰り返しただけでした」
 今は違うんですよ、と彼女は言外に伝えている。
 深い山の中、夜だというのに暑い大気、終わりかけた建物の一室。妖しく笑う女
の声にか、触れてもいないのに伝わる温もりのせいか。何も言えなくなった直宏へ、
彼女が流し目を送った。
「あなた、御名前は?」
282くなさん ◆DAYgAM2ISM :05/01/15 20:20:32 ID:J8J3TWck
「佐藤直宏」
「ここまで話せば、佐藤さんにもお分かりとは思いますが。私の未練を晴らすのを、
手伝って頂きたいのです」
「非常階段を修理しろっていうのか?」
 笑いながら小さく首を振って、彼女の手が自分の胸元へ伸びる。一つ、二つとボ
タンを外した後、直宏の右手に自分の手を添えて導いた。少し汗を吸ったナイロン
を抜け、直宏の手に肌の柔らかさと下着の感触が伝わる。
 思わず引こうとした彼の手を押さえ付け、反対の腕を首へと回す。鼻と鼻を触れ
合わせながら、今にも重なりそうな距離で唇が動いた。
「私の未練、お分かりになりません?」
「分かる訳が無いだろ」
「ええ、御推察の通りです。せめて一度、男の方と交わりたいと思っていました。
未通のままでは、女として生まれた甲斐が無いというものでしょう?」
「それは、お前の勝手で、渡辺奈緒子には無関係だ」
 大ありですよ、と少し嘲るような声が漏れた。直宏の眼前で、見慣れた顔が見慣
れない表情で笑う。
 顎の形を辿るように女の指が滑り、耳の近くの髪を掻き分けていく。首筋に片手
を添えながら、彼女の目が直宏を覗き込んだ。
「私は、破瓜さえ出来れば相手は誰でも良いのです。ですが渡辺さんは、あなたに
処女を捧げるのが夢だったようですから。どうせなら、彼女の希望にも沿った方が、
お互いの為ではありませんか」
 口調は冷静なままで、乱れる様子は全く無い。しかし、それと切り離されたかの
ように、奈緒子の表情が崩れて羞恥に染まった。
 困惑、焦り、怯え。表情の変わった奈緒子の目は様々な物を含んで左右に揺れた
が、ぴたりと直宏に合った時の瞳は別物だった。挑発し、からかうように見つめて
くる。その目つき一つで、ひどく淫靡なものを感じさせた。
 思い悩んだ直宏が口を開こうとした時、見えたのは真摯な瞳だった。
「……ごめん。あたしじゃ嫌だよね、佐藤」
 まだ何か言いかけた口を、直宏が塞ぐ。少し声が漏れたが、やがて奈緒子はゆっ
くりと瞼を下ろしていった。
283くなさん ◆DAYgAM2ISM :05/01/15 20:21:22 ID:J8J3TWck
 再び開いた時、彼女は満足そうな目を直宏に向けた。離れて呼吸を整える彼へ、
それで良いのだとばかりに頷いて見せる。上品ながらも挑発的な視線は、少しも怯
まずに直宏の目を覗き込んだ。
「逝かせて下さいな」
 言葉に続いて、再び唇が合わさった。

 舌が絡む度、二人の頭蓋の中を水音が響き渡る。互いの舌先が相手を押し、変わ
る形を調べ続けるように求めた。伝わった唾液が混じり、どちらの物ともいえない
それを、喉を鳴らして飲む。
 直宏のワイシャツのボタンが、彼女の手によって外されていく。それと競うよう
に、彼の指も彼女のボタンを外していった。
 胸を大きくはだけさせ、直宏の手が彼女の背中へと回る。唾液を吸い合いながら
も、さして苦労無くホックを外すと、両手でブラを捲り上げた。慣れきっているわ
けでは無いが、知らないわけでも無い。そんな彼の手つきに、彼女は面白がるよう
な目をして見せた。
 両手でゆっくりと押し潰すように揉み込み、胸の柔らかさを手いっぱいに味わう。
呼吸を少し乱しながらも、奈緒子の手が直宏のシャツを開かせた。
 そんなにも、肉厚の胸板では無い。だが彼女は、うっとりとした顔で撫でていっ
た。女のそれとは全く異なる、筋肉質な体。紛れも無い男の体へ、彼女は縋るよう
に手を伸ばしていく。
 渡辺奈緒子の胸は、押せば潰れ、引けば押し返していた。その弾力を周辺から絞
り込んで、直宏の指が頂きへと迫る。だが、乳輪を撫でただけで、乳首には触れず
に再び乳房に戻っていく。何度かそれが繰り返された末に、彼女は大きく喘いで口
を離した。
「……焦らさないで下さいませ」
 間に架かった唾液の橋を吸いながら、直宏が口を近づける。唇に残ったものを舐
め上げ、もう一度舌先を合わせると同時に両手の指で乳首を撫でた。
 弧を描くような高い声が、奈緒子の鼻を抜けた。
 開いた口に片手を当て、白い歯が指を噛む。唇の隙間から、淫らに蠢く舌がその
指を舐めるのが覗く。扇情的な光景に、直宏の股間が圧力を増した。てらてらと光
る細い指を残像に、直宏は乳首へ吸い付いた。
284くなさん ◆DAYgAM2ISM :05/01/15 20:22:27 ID:J8J3TWck
 仰け反った喉の白さが、暗がりの中だというのに目に眩しい。彼女の顎を見上げ
ながら、直宏の右手が下りてスカートを捲り上げる。
 汗で吸い付くような太股を滑らせ、下着を引き下ろす。それとなく腰を浮かせた
彼女のおかげで、簡単に片足から抜き取る事が出来た。その仕草は、同時に直宏の
我慢の限界を削った。
 遊びたい盛りの暴れん棒将軍を無視し、直宏の手が彼女の股間に触れる。性器を
避けるように、周囲に溢れた愛液を下腹や内股へ塗り込んでいく。
 切なげな顔で、奈緒子の腰が直宏の指を求めて揺らぐ。それから逃れ続ける彼に、
吐息の塊を口から出して、彼女は体を起こした。
「佐藤さんは、いじわるですのね」
「逝かせろって言ったのは、君の方だろ」
 あら、と目を瞬いて彼女が笑う。上気した頬、潤んだ瞳が、直宏の瞳を釘付けに
した。それを逃さないように、彼の顎へ手を添えて彼女が唇を奪った。
 続けられる、もどかしい愛撫。彼女は直宏の背中へ手を回しながら、頬を擦り寄
せた。赤くなった耳が、彼の視界の大部分を占めていく。
「逞しいですのね。でも、きっと……」
 そう呟きながら、奈緒子の手が直宏の体を伝う。ジッパーを下ろした先に、先走
りで下着を濡らした暴れん棒将軍が反っくり返っていた。
 本丸も丸裸にされた結果、暴れん棒将軍は外気にさらされる。その機嫌を損ねな
いよう、奈緒子の指が十本、淫らにまとわりついた。形や大きさ、硬さを確かめる
ように一本一本の指が蠢いていく。
「やはり、こちらも逞しいですわ。安心なさって宜しいですよ。私は、佐藤さんと
違って、いじわるではありませんから」
 ぎこちなくはあるものの、誠心誠意を篭めて彼女の指が陰茎をしごき始めた。柔
らかく、強く、優しく。茎を撫で上げながら、張り出したエラを指先で擦る。
 とろとろと半透明な液体が先から溢れるものの、摩擦力を弱めるほどでは無い。
それと知ると、彼女は自分の股へと手を伸ばした。直宏と指先を触れ合わせながら、
自分の蜜を掬い取っていく。
 足先へ垂れるほど溢れる愛液は、すぐに奈緒子の手に絡みついた。その手を陰茎
に添えると同時に、今度は逆の手を同じように陰唇へ向かわせる。
285くなさん ◆DAYgAM2ISM :05/01/15 20:23:27 ID:J8J3TWck
「いつでも、イって下さって構いませんよ。佐藤さんが満足されるまで、いつまで
でも御奉仕差し上げますわ……ええ、いつまででも」
 含み笑うような声を聞いて、呻き声を洩らしていた直宏も自分を取り戻した。
 そう。彼は今、愛撫をしあって楽しんでいる訳では無かったのだ。あくまで、渡
辺奈緒子を救い出す為。エロエロでピンクがかった靄に浸食されていた思考が、明
確な形を取り始める。
「いじわるは良くないよな」
 頷いた直宏の手が、奈緒子の陰唇を撫でる。待ち望んだ刺激に、背筋を反らせた
彼女の手が止まった。
 勢い込んだ彼を挫くように、彼女の手が愛撫を再開させる。だが、陰唇を二本の
指で上下に撫でた直宏は、そこを割って入り口に触れた。びくん、と身を震わせる
彼女は、更に陰核を擦られて嬌声を上げた。
 たっぷりと湿った膣口は、置いただけで指を吸い込もうとする。喚き立てる暴れ
ん棒将軍を、直宏は無視したが彼女は構ってやった。
 熱っぽく潤んだ瞳で、快楽に染まりながら一心に陰茎を撫で上げる。その姿が、
直宏の理性をごりごりと削った。出陣じゃ、と迫る暴れん棒将軍が、留め置かれる
怒りの余りか筋を立てて痙攣する。
 その気持ちは痛いほど分かる直宏だが、従う訳にはいかなかった。処女に突き入
れて逝かせられる事など、自分には無理だと理解していたのだから。
 直宏の快感と理性が、限界いっぱいにまで追い詰められる。
 イくか突っ込むかしなければ、どうにかなってしまう。そう思った直宏の指に、
確かな手応えが伝わった。びくびくっとした痙攣が、入り口を蠢く指先を締めてき
ている。
「あ、もう……私、私っ」
「逝っていいよ」
 直宏の囁きを聞いて、奈緒子の手が陰茎から離れる。そのままシャツに縋り付く
ようにして、甲高い声を漏らした。
 次から次へと溢れる愛液が直宏の指を濡らし、唾液がシャツに染みを作っていく。
余韻に浸る姿を見ながら、直宏がほっと息を吐く。確かな達成感を抱きながら、彼
は彼女が落ち着くのを待った。
286名無しさん@ピンキー:05/01/15 20:24:09 ID:D9QSI4N8
支援します
287くなさん ◆DAYgAM2ISM :05/01/15 20:24:44 ID:J8J3TWck
 いつの間にか、山奥の廃校舎という周囲の状況が気にならなくなっている。二人
にとっての世界は今、互いの体温と息遣いだけだ。
 体を擦り寄せるようにして、奈緒子の目が開く。直宏を見るその目は、媚びを含
んだ女のもの。そして、彼が普段見慣れている目つきとは別のもの。
 直宏の腕に胸を当てながら、唇で彼の胸をなぞる。スカートから覗く脚の奥には、
遮るものは何も無い。その尻が、誘うように左右へ揺れた。媚態から逃れるように
顔を見たが、そちらの方が威力は強かった。
「イってしまいました。こんなに気持ち良かったの、初めてですわ」
「……で、いつになったら成仏するんだ?」
 やや焦点の定まらない目が、何を聞かれたのか確かめるように直宏の顔を見た。
 半開きの濡れた唇の中を、赤い舌が何かを求めてゆっくりと動く。朱に染まった
頬は、どんな思想より先に男を誘う。胸元を伝う汗が、乱れた服の中をてらてらと
照らし出す。
 生唾を呑んだ直宏へ、彼女は笑いながら顔を近づけていった。
「佐藤さん、何か勘違いなさっているようですわね」
「勘違い?」
「私、イけば成仏するなどとは、一言も申し上げておりませんわ。破瓜を経験せね
ば未練が遺る、というだけで」
 そういえば、と直宏も気が付いた。しかし、『逝かせてくれ』と言われたなら、
それが渡辺奈緒子を助ける手段と思いもするだろうに。
 煩悶とし始めた直宏に、彼女は口元を押さえて笑い出す。だが、そこに残った陰
茎の匂いに気付き、艶っぽい視線を投げた。彼女は机に座ると、両手でスカートを
捲り上げていった。
 下腹部を完全に顕わにしてから、肘でスカートを押さえて両手を股間に当てた。
 指先が陰唇を左右から割り、ゆっくりと開く。こぽり、と音を立てるように愛液
が零れた。はっきりと膣口が晒されると、熱い息と共に彼女が言った。
「なんだか我慢させてしまったみたいで、申し訳ありません。どうぞ、来て下さい
……いえ。お願いします、挿れて下さい」
 直宏の耳の奥で、陣太鼓と騎馬隊が駆け出す音が響いていた。
288くなさん ◆DAYgAM2ISM :05/01/15 20:25:41 ID:J8J3TWck
 我慢に我慢を重ね、痛いほどに反り返った暴れん棒将軍を、彼女が示す膣口に当
てる。ぐっと押し入れると、彼は痛みを漏らす彼女を気遣う余裕も無くし、一番槍
の栄誉を求める欲望しか残らなかった。暴れん棒将軍が、大儀、と彼を誉めた。
 はっきりと誘いながら、慎ましやかな気品が残る。
 媚態の限りを尽くしつつも、淫乱に堕ちずに艶っぽさを感じる。
 こんな感覚で交わるのは、直宏にとって初めての経験だった。古風や奥ゆかしい
というと、一言で片付けてしまいそうになるが。そこにはおそらく、歴史の積み重
ねた襞のような物があって。新しければ何でも良い訳では無いように、古ければ何
でも悪い訳では無いと感じさせた。
「そんなに気持ち良いですか? もう、嬉しそうに跳ねてらっしゃいますよ」
「ああ、すげえ気持ち良い」
「さきほども申しましたが、私はいじわるではありませんから。どうぞ、我慢なさ
らず、思うままに注いで下さいませ」
 言われるまでも無く、とっくに限界だった直宏に膣内を味わい尽くす余裕など無
い。尻にまで汗を掻きながら暫く注挿を繰り返すと、半ばほどで陰茎から迸りが出
た。
 彼女の両手両足が絡みついて、ぐっと引き寄せられる。それに誘われるまま、最
奥へと突き立てて思い切り吐き出していった。
 どくっ、どくどくどくっ、どくんっ
 子宮口が陰茎の先を迎えるように、合わさってくる。子宮へと注ぎ込まれただけ
では足りないのか、膣内のも全て流し込むように彼女が腰を上げた。上下する下腹
が、まるで精液を啜っているかのようだ。それを見るうちに、直宏の陰茎に残って
いた分も残らず解き放たれていた。
 全身を汗と疲労感に包まれながら、暫く机の上で抱き合う。息が整って来ると、
彼女が満足そうな笑顔を見せた。
「これで、思い遺す事は何もありません」
 適当な言葉が見つからず、直宏は頷きだけで返した。
「男の方に拓かれて、子種を注がれる。女として生まれた以上、やはりこれが本望
ですわ。佐藤さんも、私に――」
 言いかけてから、何かを思い出したかのように彼女は笑った。それは、なんだか
無邪気な子供のような笑顔だった。
289くなさん ◆DAYgAM2ISM :05/01/15 20:26:29 ID:J8J3TWck
「渡辺さんに、でしたね。彼女を孕ませようとなさって、気持ち良かったですか?」
 また言葉も無く頷く直宏に、彼女は微笑んで口づけを交わす。
 ありがとう、という言葉を残して。

 廃校舎を出て宿舎へと歩く途中で、何組かに追い抜かれた。ずっと先に行ってい
たはずの彼らを見かけて、誰もが驚いたのだが。歩き難そうにしている奈緒子を見
て、途中で怪我をしたと思ったのだろう。あちこちが壊れて危なかった、等という
感想を後に去っていった。
 直宏に肩を貸して貰う、奈緒子の顔を見たからか。その中の誰一人として、手伝
いを申し出る無粋な者はいなかった。
「助けてくれて、ありがと。御礼は必ずするから」
 毎晩でも、と奈緒子が耳元に囁く。
 月の光が落ちた山道に、虫の声と風の音だけが届いてくる。人気の無い寂しさも、
周囲の暗さも大して変わりは無いというのに。廃校舎から出てしまえば魔法も解け、
異様な雰囲気や恐怖といったものは感じられない。
 単に静かな山奥で、夜に散歩しているだけだ。だからなのか、直宏は髪の毛を掻
き上げてこんな事を言った。
「で、俺はいつまでエセ霊媒師をやってれば良いんだ?」
「……さて、何の事かな」
 顔を逸らした奈緒子が、わざとらしく口笛を吹き始める。ただ、笛にならずに掠
れた息が漏れるだけなので、なんだか間抜けだった。
 その耳が赤くなっているのを見て、まあいいか、と直宏は月を見上げた。


290名無しさん@ピンキー:05/01/15 21:33:06 ID:WsbJ1pno
リアルのほうで忙しいようですね。
お体に気をつけてがんばってください。

さて、感想の方。
うーん。どうだろう。
ストーリーテリングは上手いんだが……。
BFか、と聞かれるとちょっと疑問かな。

私見だが、男女の両方に相手を先に昇天させようと言いう「意志」と
負けたときに発生する「リスク」が存在する、というのがBFの要だと思う。
クリス・アールのストーリーはその辺が非常に上手くできていたので、ハァハァできた。
291名無しさん@ピンキー:05/01/15 21:37:31 ID:aJAuPbDM
ttp://misato-mari.hp.infoseek.co.jp/1059824675.html

微妙なラインだけど、ここ出入りしてる人ならわかる味だと思って
292名無しさん@ピンキー:05/01/15 21:43:18 ID:WbAT5YPi
>くなさん
GJ。楽しませていただきました。
全ては奈緒子の狂言だったということでしょうか。
直宏は最初辺りから気付いてたみたいですが。

>290
人間相手ならプライド、淫魔相手なら命、ということか。
293名無しさん@ピンキー:05/01/15 21:45:27 ID:vuXzLjer
くなさん仕事早えぇなぁ・・

いいSS作家が来てくれて良かった。
これからもガンバって!(マターリとね)
294名無しさん@ピンキー:05/01/15 22:02:15 ID:4Vbe0Sv0
純粋に面白かった。
面白かったけど、さすがにこれはスレ違いではないかと…。
295名無しさん@ピンキー:05/01/15 22:35:31 ID:WsbJ1pno
>>291
めっちゃツボ。最高。
情報提供GJです。
296名無しさん@ピンキー:05/01/15 22:36:05 ID:aAppAp3J
くなさんのSSは、読み物としては凄く良いんだけど、やっぱりバトルファックから外れてきてる気はする
面白いけどさ
297名無しさん@ピンキー:05/01/15 22:51:17 ID:YRrjitEs
>くなさん
作品としてはイイんだけど・・・
スレ違いなのが残念です。
298名無しさん@ピンキー:05/01/15 23:22:40 ID:oP/njIEa
ちょっとコイツはスレ違いだなあ…
本来のスレに投下した方がよろしかったと思われ。
299名無しさん@ピンキー:05/01/15 23:54:13 ID:4Vbe0Sv0
気分を変えて、ネタ投下。

1 名前: 速攻天国行きの手を持つ女 投稿日: 2001/05/24(木) 13:01

私は下等な生き物である男共をイカせるのが大好きです。
基本的には手でイカせます。インポ男以外なら
いくら抜きまくった後のチンコでも五分以内に必ずイカせられます。
溜まっている男なら 30秒もかからない。童貞くんだったら
直接アレに触らなくても言葉で嬲って裸を見せただけでも
絶対イカせられる自信あります。
私はセックスの時、必ず最初に相手と「イカせっこ」をやります。
お互いに開脚ポーズで向き合って胸やマ(チ)ンコをいじり合います。
この時点で大抵の男達はビンビンになって先走り汁が出まくりです。
私の方は濡れる気配さえ無いのに、既に勝負あったって感じですね。
彼等の言いぶん(言い訳)では、私の顔(表情)や体型は、超エロっぽい
らしい。私の長い脚に見とれて自分の醜く短い脚を卑下しながら
果てた男や、形の良い私の胸を凝視していたので、「揉んでも
いいわよ。」と言った途端に ピュピューー!! って飛ばした野郎も
いましたね。言葉に弱い男も多いね。「視線はあんたの方が高いけど
脚の長さは私の圧勝ね。」とか「平静を装ってるけど本当はもう
イッちゃいそうなんでしょ? 手加減してあげようか?」とか言うと
チンチンは更に上向きになるね。果てる寸前の男ってかわいいよね。
この時の男は何でも言う事きくでしょ。百万円頂戴! と言っても
経験上、皆 首を縦に振ると思う。だから、わざと焦らす。いつでも
抜いちゃえるからねー(笑)。果てる瞬間の男共の顔を見るのが
何よりも大好き! どんな二枚目でも間抜け面になるし優越感がある。
300名無しさん@ピンキー:05/01/15 23:55:08 ID:4Vbe0Sv0
まあ所詮男なんて皆早漏! 私とセックスする男は全員、最低三回は
昇天している。私自信が満足する為にも、「イカせっこ」で最初に
一回抜いとかないと、ほとんどの男はマンコに入れて一分以内に
イッちゃうからね。もっと耐えろよ! って感じよね。でも、おかげで
今はそれが快感なんだけど。キャハ!! まあ「イカせっこ」で私に
勝てる男は皆無でしょう。シックスナインでも無敗だし。AV男優でも
力で抵抗されなければ絶対に私の指技には耐えられない。
視覚と言葉で挑発して焦らしながチンチン揉みほぐして勃起角度が
頂点にきたら脚を男の背中に回してオッパイを顔に押し付けながら
亀頭の鈴割部分を親指でせめる! 追い討ちとして「我慢しなくて
いいのよ。もう勝負は決まっているんだから。イッちゃいなさい。
スッキリするわよ!」と耳元で優しく囁きます。これを聞いて
イカない男はまずいない。いっきにイッちゃうね。半ベソかきながら
失神した男もいた。精子の量もハンパじゃないけど皆、2〜3メートル
は飛ばせる。ビチャ!!って音が聞こえるもんね。
中には変わり者の男もいるけど、基本的に男の弱点は亀頭攻めと
耳元での優しい囁き。勃起させて先走り汁が出てきたら勝負有り!
好きなタイミングで逝かせてあげれる。私と同じ性癖の女性は
参考にして一緒に野郎共を逝かせまくりましょうね。所詮、男なんて
ピューピュー飛ばせるだけの哀れな噴水ですから。くやしかったら
射精しちゃう前に、私をイカせてみろってのよ。
まあ絶対に無理でしょうけど(笑)。 クスッ!
301名無しさん@ピンキー:05/01/16 00:01:10 ID:oP/njIEa
なつかしー。当時は掲示板に押しかける香具師とか
色々居たなー…
302名無しさん@ピンキー:05/01/16 00:28:13 ID:+9ZW9/pn
>301
もしかしてあそこの掲示板が停止中なのはそれが原因?
303名無しさん@ピンキー:05/01/16 00:43:59 ID:q1EGNdSg
そうなんでない?肉倉庫の過去ログ読んだ限りじゃそんな感じ。
304名無しさん@ピンキー:05/01/16 00:50:02 ID:kht6CWlx
ttp://s1.artemisweb.jp/syuuya/main.html
ココの"天女杯" はイイ!!
305名無しさん@ピンキー:05/01/16 00:58:50 ID:wx22D+4Z
>『肝試し』
恐るべしくなさん。まさかここで
マツダイラケン主演のBFバトルを
出してくるとは思わなかったっスよw。

暴れん棒将軍てよく聞くけど、こんだけいろいろ
展開させた描写は初めてだったので楽しかった。
さすがにサンバを踊らせたりするとぶち壊しだったか知らん。

でも次回のバトルからはきっと毎回サンバだな。
ホテルとかで紅白合戦だな。おのれ高校生。

で、マジなとこだと今回のは純然たるBFとは言いきれなさそうだけど、
エロさは良かったし。どんまいです。
次回作をまったりお待ちします。

今回のをきっかけに、セックスによる除霊モノの本格的なやつを
読みたくなりましたよ。ちょっと探してみようかな。

>>291
いい感じ。

>>299
リアルに実在する淫魔に近い女性てのはこういう感じなのかあ。
「甘美な敗北」を教えてくれる凄腕ハンターとの出会いを熱望
してるわけっスね。
306前スレ809:05/01/16 09:08:45 ID:+9ZW9/pn
すいません、ライダー好きなんで予定変更しました。
possible3  0118.png

特定のアニメの要望があれば描きます(カードホルダー展開、キック、斬撃、変身畳など)

関係ないけどバトルファックとバトルファイトは語呂が似てますよね。
イカせても消滅しない淫魔が存在したらカードとかに封印するのでしょうか。
307名蕪しさん@ピンキー:05/01/16 10:08:25 ID:q1EGNdSg
ハイ、こんな時間から居ます。卒論書いてる真っ最中にやっぱり2ch。
>>809
それじゃあ、お言葉に甘えて斬撃をおながいします。後よかったらキングフォームなんぞも…

ちなみにこの絵で命を吹き込まれるキャラはまんま809さんのラスト一行分な事をさせる予定。
倒した?魔をカードに封印して自分の特殊攻撃にします。
その旅路に我らがヘイトが付き合わされるわけでつよ。




……と設定を言うのだけは簡単。うへへ。

308くなさん ◆DAYgAM2ISM :05/01/16 16:14:00 ID:2ohf7kXJ
>スレち
勢いでやった、今は反省している
いや本当_| ̄|○
309名無しさん@ピンキー:05/01/16 16:34:38 ID:q1EGNdSg
      ○ 
      ノ|)
 _| ̄|○ 「L
3103581:05/01/16 16:36:56 ID:Z+2EDZz9
久しぶりにSS書いたんで倉庫の方に投稿させてもらった。
感想くれてた人、どうもありがとう。

最近マッタリ進行でいいね。ちょっとスレ違いっぽい話が出たからってここぞとばかりに攻撃してくるヤツもいないし。
くなさんさんネコイチさんmochyさん、期待してるんでのんびりがんばってください。
311305:05/01/16 16:57:19 ID:wx22D+4Z
>>305に自己レス
>マツダイラケン主演のBFバトルを

「BFバトル」とかフツーに書いてしまった。鬱・・・。
_| ̄|○

どうやら俺はもう駄目だ。
みんな、くなさんを連れて先に逃げろ!
ここは俺がオトリになる!(とズボンを脱ぎ始める)

>>310
おお!読みます!
312名無しさん@ピンキー:05/01/16 17:07:39 ID:q1EGNdSg
>>311俺が盾になる!おまへも逃げろ!

     _
   '´/〈X〉ヽ
   i ii((ノ))リ  
   | (i|゚ ヮ゚ノi|    ヾ('A`;)ノ  ココカラサキハ トオサンゾ …トイッテミルテスト      _| ̄|○
   !⊂).宵iつ      ||
  从 くj゙l゙,〉       」ω\                             _| ̄|○
(((   し'フ    
313mochy:05/01/16 17:49:09 ID:5a+S13nK
>>310
ハアハア……

さて、「生死を賭して」続編の執筆を昨日から始めました。
かなりの長編の予定です。できればある程度最後の方まで書き上げてから
投稿したいので、あと1ヶ月以上はかかりそうです。
なんせ、土日くらいしかまともに書けないもんで。
新スレが立って、みなさんが俺の存在など忘れた頃に始まると思いますです。
314名無しさん@ピンキー:05/01/16 21:01:11 ID:/QWZIzxX
センターやばい。特に物理。
予備校は昨年並みとか言ってたけど、絶対難化してるよな。
ただ、自分の場合は倫理が九割取れたから、なんとかなるぽい。

生物選択者の諸君は今年の手応えはどうだった?
315名無しさん@ピンキー:05/01/16 21:02:28 ID:/QWZIzxX
誤爆! すまん。
てか、誤爆多いな、漏れ。
316名無しさん@ピンキー:05/01/16 21:28:40 ID:59H/D9dl
多いのかよ
      かよ
317名無しさん@ピンキー:05/01/16 21:39:15 ID:wx22D+4Z
>>314
受験生乙っス。
こういう時にもBFスレのチェックを欠かさない
おまいさんに乾杯。

>>313
mochyさんキター。
お仕事たいへんそうだけどガンバっス。
SSのほうは、まったりじっくり。
318名無しさん@ピンキー:05/01/16 22:40:42 ID:NSg0qZGI
こんなところ見てるから物理が駄目なんじゃあ・・・
なんかの試験の時くらいそれに専念してみたらどうだ?
319名無しさん@ピンキー:05/01/16 22:51:48 ID:pncfpO4A
引力と斥力のBFキボン
320名無しさん@ピンキー:05/01/16 23:03:46 ID:q1EGNdSg
>>319
>>266で地球の引力と乳魔姫の斥力(乳の張り)がBFを展開してますが何か?
321名無しさん@ピンキー:05/01/16 23:20:47 ID:/QWZIzxX
>>318
息抜き。
多分、七割はあるから大丈夫。
足切りはないと……思う。

>>319
乳魔姫の巨乳に挟まれたヘイトのペニス。
乳房コンデンサーによって発生した快楽電界は、無数の淫気力線となってヘイトの逞しいエボナイト棒を貫く。
やがて、ゆっくりと乳魔姫は乳房を動かしはじめる。
すると、動摩擦力μ(乳)の強力な摩擦力が、快感熱エネルギーとなってペニスを熱くたぎらせる。
乳房の角振動数π(パイ)の激しい振動は、干渉しあい、快楽の定常波となって、先走り汁を生じさせた。
乳魔姫は不敵に微笑み、谷間のペニスをぱくりとくわえた!
口腔内の温度で熱せられ、吸引力で仕事をされたペニスの内圧は急激に上昇し、精液を押し出す!

ヘイトは必死にこらえる。しかし、乳魔姫はそれを許さない。
一秒間に3πの角速度で顔を単振動させ、ペニスに仕事をする。
熱力学第一法則に従ってペニスのエネルギー量は増加し、ボイル・シャルルの法則によって
ペニス内部の精液の圧力と体積がとどまることなく増加していく!

あっ、とヘイトが叫んだときには、もう遅かった。
精液が勢いよく吹き上がり、初速度vで吹き上がった精液は重力加速度gで放物運動をしながら、
太陽の白色光を屈折、乱反射して光のスペクトル赤橙黄緑青藍紫の虹を作っていた。
ヘイトは速度vで遠のく意識の中で、
ドップラー効果によってf・V/V+Vの振動数に聞こえる乳魔姫の哄笑を聞いていた……。
322明和 トロ:05/01/16 23:25:04 ID:QVjtZNJc
>>115
ちょっと待ってください。別に去ってませんよ!
悲しむのはやめてください、お願いします。
323名無しさん@ピンキー:05/01/16 23:25:11 ID:/QWZIzxX
あっ間違えた。
f・V/V+V→f・V-v/V だった。
ちなみに、f(もとの振動数)、V(空気中の音速)
324名無しさん@ピンキー:05/01/16 23:32:45 ID:q1EGNdSg
>>321
ワロタ。
んじゃ漏れは乳魔姫に敗れるヘイトのシンボリック相互作用と神話構造学的象徴分析を…
325名無しさん@ピンキー:05/01/16 23:33:57 ID:P29rNEsn
結局、淫魔ハンターは1・2、共に落とせないの?
326名無しさん@ピンキー:05/01/16 23:41:58 ID:/QWZIzxX
>>325
倉庫へ速度aで向かうべし。
かかる時間はt。倉庫までの距離をbと置くと、
ta=bの式が成り立つ。
327名無しさん@ピンキー:05/01/16 23:52:08 ID:cMA0HGT6

どっと笑うところですね
328名無しさん@ピンキー:05/01/17 00:06:08 ID:zWcjNpmS
326さんへ どもです。やっぱ、倉庫なんですね。
聞く事はタブーなんだろうけど、
わからないです、本当。「アップローダー」ってのにあるのかな?
もう少しヒントとか、ほしいなーと。
329名無しさん@ピンキー:05/01/17 00:12:06 ID:5Cu8FngM
まずはsageよう。それがマナーだ。
それを守らない限りこれ以上の情報提示はないと思っていただきたい。
330名無しさん@ピンキー:05/01/17 00:34:13 ID:gCDJAldK
結局、学園性徒会ってどうなったんだ?
331名無しさん@ピンキー:05/01/17 01:02:10 ID:4q5C8LQN
完成してちゃんと、感動の結末を迎えたじゃん。
趣味は………で。
332名無しさん@ピンキー:05/01/17 01:51:43 ID:Ry6YA9bu
>>328
わからない場合はこのスレを全部読むこと。
それでもわからないときは、前スレを全て読むこと。
それでもやっぱりわからないときは、もう一度聞きなさい。
333名無しさん@ピンキー:05/01/17 01:53:24 ID:Ry6YA9bu
しかし・・・わかる人にだけわかる、
ものすごいヒント書いてあるな・・・・

>>326>>327
334名無しさん@ピンキー:05/01/17 02:12:57 ID:iQUr/l81
落とせないって奴定期的に現れるな
まさか同一人物なのか…
335名無しさん@ピンキー:05/01/17 02:44:24 ID:pPM1ww6d

ところが哀れ、
からかわれるのがオチ
336名無しさん@ピンキー:05/01/17 11:03:33 ID:S2g2Ci6c
倉庫に置いている限りは落とせる、ただ倉庫番の人も忙しいようなので
なかなか更新できないみたいですが頑張ってください。

リフェルを前に倉庫番の人が探していたので私の持ってるverを
星人の10M 2825にupしました。
Ambition未体験なんでやってみたいんだけど倉庫になかったので
持っている人がいたらupしてもらえませんか。
337皇子for携帯:05/01/17 11:54:52 ID:FSN698x7
あっ、倉庫番さん探してましたか。帰り次第修正番用意しておきます。わざわざうぷして貰ってすみませんm(__)m
338名無しさん@ピンキー:05/01/17 16:50:19 ID:XJVcKvRK
皇子作者様キター!!
速攻で皇子作者様の公認キター!!
いやよかったよかった。

話に出ている倉庫番の人のコメントはたぶん5-648
いろいろ錯綜してた頃ですね。

淫魔プリンス面白いです。作者様リスペクトです。
339名無しさん@ピンキー:05/01/18 00:24:43 ID:kClSMKJ2
びっくりするほど乙!
340名無しさん@ピンキー:05/01/18 23:48:06 ID:o/gDImno
教えてください
341名無しさん@ピンキー:05/01/19 00:21:38 ID:QH9jYYg2
>>340
何をだね、子羊君。
342名無しさん@ピンキー:05/01/19 01:28:56 ID:oA1u+Fjw
>331
それってもう倉庫に格納されてるのかな?
343名無しさん@ピンキー:05/01/19 01:39:30 ID:No1NCgL+
ども、325です。328ともいいます。
ちなみに僕はこれだけです。
わかりました!手に入りました。皆、ヒントをくれてたんですね・・。
感謝です!お役に立てればってことで、情報出します。
BF(?)のシーンがあったはずです。
成年コミック
「みにおん」  ヘア・トリガーあ〜る
「かるま龍狼」 メイド・ウーマン2
        人妻姫1・2・3
「吉田蛇作」  淫妖快怪
「酒井ヒロユキ」LOVE & FOOL
「上月まんまる」 ゴーゴーヘブン!! 2
「じゃみんぐ」 クロス オブ ダークネス
「風鈴」    PuriPuri まーめいど 2
こんなところで。知ってる方が大勢いたり・・(汗)
344名無しさん@ピンキー:05/01/19 02:59:21 ID:T9BVAqHQ
>343
すごいペンネームの作者が目白押しだな!

冗談はともかくGJ
345名無しさん@ピンキー:05/01/19 05:03:17 ID:TnmJnic1
>>343
もうひとつ。
sageを覚えよう。
メール欄にsageと入れるんだよ。
>>329が言ってたのはそういうことだよ。

それ以外はGJ。
346名無しさん@ピンキー:05/01/19 10:26:12 ID:DiHNvSbd
>>345
トロにも教えてやってくれ。
347名無しさん@ピンキー:05/01/19 10:41:03 ID:QaT+fI/1
過去にもそんな試みはあったが、
結論から言うとヤツは言われても理解できん。
大方脳みそのかわりにレバーペーストでも詰まってんだろ。
348名無しさん@ピンキー:05/01/19 10:53:47 ID:+4t6sJpI
>>347
かわいそうだと言おうと思ったが、



それすらも何のことだがヤツにはわからなそうだな。
349名無しさん@ピンキー:05/01/19 10:56:41 ID:6Bvm9pww
風鈴、「セイントセックス」にもセックスバトルっぽいのがあった。
最初の方は、ヒロインが淫技で淫魔をやっつけて中々良いのだけれど
途中からセックスバトルから、ただのバトルに。
話も収拾がつかなくなったみたい(続巻が出ない)。

それから、黒岩よしひろの「ふわふわ」。
くノ一達が主人公をめぐって性技をぶつけ合う。女vs女が中心。
主人公との絡みでは直ぐに茶々が入って中断されちゃう。

どっちもコミック版のライトエロ漫画。
ここのSSやツクールの方が抜けるんで、お勧めではないですが。
ギャクタッチじゃなくて、もっと本格的なのは無いかなぁ。
350名無しさん@ピンキー:05/01/19 11:15:36 ID:oIAdDaxS
351名無しさん@ピンキー:05/01/19 12:52:40 ID:dR+L9mao
webfactry……はて、何だったっけ
352名無しさん@ピンキー:05/01/19 12:53:37 ID:iKhL4EMO
>>350
鳥肌ものだな(*´д`*)ハァハァ
353名無しさん@ピンキー:05/01/19 13:34:25 ID:qxw22d5S
>>350
ブラクラか?
354名無しさん@ピンキー:05/01/19 14:10:51 ID:QaT+fI/1
>>350
大方ロクなもんじゃ有るまい。
355名無しさん@ピンキー:05/01/19 14:30:55 ID:YovW1Lra
>>348
教えてください
356名無しさん@ピンキー:05/01/19 14:39:41 ID:5vzWlio1
>>350
髪の生え際にすげぇカサブタみたいなのが出来てる
蓮とかダメなやつは見るな
357名無しさん@ピンキー:05/01/19 18:56:28 ID:YovW1Lra
ウソップ×アルビダのSSが載っていた
ここで紹介されていたサイトのアドレスを教えてください
358名無しさん@ピンキー:05/01/19 19:23:53 ID:hvBj55Hh
女の子と真剣勝負でぐぐれ。
359名無しさん@ピンキー:05/01/19 22:20:28 ID:yKCgwQ2M
>>356
禿げ・・・もとい増毛手術の直後だな
誰だってこれくらいカサブタができるんだよ

1ヶ月くらいすりゃカサブタも取れて毛が根付くらしい
360名無しさん@ピンキー:05/01/19 22:23:09 ID:BdL7i2yv
何、毛根タソとカサブタキュンのバトルファック?
361名無しさん@ピンキー:05/01/19 22:36:11 ID:hvBj55Hh
最近は新しいバトルファックの形が次々提唱されてきて
俺様びっくりだぜ。
362名無しさん@ピンキー:05/01/19 23:37:49 ID:uashv3fh
>>350
単に頭洗ってないから皮脂が溜まってるだけの予感

まぁ、不衛生なのは確かだな
363名無しさん@ピンキー:05/01/20 18:34:33 ID:3hSEys4z
アンディーメンテがBF作品を開発開始!




……という夢を見た。
364倉庫係:05/01/20 20:30:32 ID:mzO25HrB
>>336
ども!更新させていただきました!

>>337
いただければ大変助かります
365名無しさん@ピンキー:05/01/20 20:48:20 ID:90MnU3ak
>>363
BoysFuckの予感
366名無しさん@ピンキー:05/01/20 21:19:04 ID:3hSEys4z
コーエーが歴史大河BFシミュレーションを開発開始!

乳魔姫の野望〜淫将録〜
淫魔の大軍を率いて乳魔界の再興を目指す本格歴史SLG。
登場する武将は1024人。戦闘はリアルなクオータビューを採用。
「SMの計」などの計略を再現した戦争シーンは、より史実に近い戦略を可能とした。
367名無しさん@ピンキー:05/01/20 22:08:49 ID:JvdkVEwv
2/1024点
368皇子です・・・:05/01/20 23:35:18 ID:PYj8UEy1
>364
毎度すみません。リフェル修正版 

星人 10240 2954zipにうpしました。
パスはいつも通りです。
殆ど追加イベントとか無いです、ハイ。

次は完成版に成り次第うpしますので、その時も宜しくお願いします。
369倉庫係:05/01/20 23:40:46 ID:mzO25HrB
>>368
頂きました。
早速更新済みです。
倉庫が存続するのも皆様のおかげです
370名無しさん@ピンキー:05/01/20 23:47:11 ID:JIeeJmEE
SS書いてみたんで校正・推敲がてら読み返してみたところ、
やたら設定厨臭いうえに14レスも消費することが分かってしまった_| ̄|○
もうちょっと整理することにする。
371名無しさん@ピンキー:05/01/21 00:14:19 ID:b9O0NJ08
>>368
すいません。どうかパスを教えてくださいませ・・・
372名無しさん@ピンキー:05/01/21 00:37:57 ID:CNsMZPT5
>>371
わざわざいつも通りって書いてんだから過去ログ過去スレ読めよ
373名無しさん@ピンキー:05/01/21 01:02:34 ID:I7VoCRDc
>>370
別にレス数は気にする事無いと思うけど
374前スレ809:05/01/21 01:03:45 ID:82Wzbh/3
一応ルーチェの裸できました。
possible3  0138.png

…思ったのですがプレイヤーがエロゲキャラに詳しいとキャラチップを見ただけで
敵のグラフィックがわかってしまうこともありますよね。
戦闘の楽しみが半減してしまわないでしょうか?
服装とかはRPG風に少し変えて、誰だかわからなくした方が良いのでしょうか。
もう自分でばらしてますが、コメント無しでも誰がモデルか見当つくと思うんですが…
375名無しさん@ピンキー:05/01/21 02:32:46 ID:NP0MJK2y
うーん、でもキャラチップ見て誰だかわかるぐらい精密に作れるのなら、そのままがイイかも。

雑魚敵はまだしも、主要キャラはわかるくらいのがイイ。
376名無しさん@ピンキー:05/01/21 11:29:31 ID:sLvg8wBu
>>809
毎度どうもありがとうごじゃいます。来週が卒論差し替え期限の名蕪しです。ひー。
マハーバーラタを一から読み直してます…

>>チップのこと
漏れはそこまで気にしないタイプです。基本的にはちゃんとストーリーを持ってるキャラの
チップだけ依頼してるんで、ちょっと贔屓の意味で。
377名無しさん@ピンキー:05/01/21 17:12:26 ID:NhP96J+j
>>358
なかったぞ
378名無しさん@ピンキー:05/01/21 18:06:42 ID:B10LxhCY
>>377
出てくるぞ
379名無しさん@ピンキー:05/01/21 23:15:32 ID:sLvg8wBu
板移転してたのね、ここ。
気付かんかった。
380名無しさん@ピンキー:05/01/22 01:59:47 ID:n20FnAc9
「暗黒の魔女よ!あなたの世界征服の野望もこれまでよ!覚悟しなさい!!」
平和だった世界を闇と混沌の渦巻く世界へと変えてしまった魔女
その魔女の仕掛けた様々なトラップやモンスターを倒し
ついに私は城の最上階へとたどり着いた。
そこには、漆黒のローブを纏った魔女が怪しい笑みを浮かべえこちらを見ていた
「おーほっほ。よくぞここまでたどりついたわね。ここまで来たのはあなたがはじめてよ。さぁ・・・どういたぶってやろうかしら。」
魔女は、私をおもちゃを見るような態度で嘲笑った。
「ふふっ・・・。そうはいかないわ!! いたぶられるのはあなたのほうよ!!」
私は道具袋の中からあるものを取り出した。
「・・・っ!そ、それはっ!!」
魔女が驚愕の顔で僕の取り出したものを見ている。
私が取り出したものとは・・・
「どう!この黄金ペニスとゴージャスローションを使えばあなたなんてイチコロよ!」
私の右手には伝説のアイテム「黄金ペニス」と「ゴージャスローション」が握られていた。
このアイテムを使えばどんな女でも一生快楽の虜になってしまう。
それは強大な力を持つあの魔女も例外ではない。
魔女は私の持つアイテムを見て少し動揺している。
「・・・ふふ。少しはわたしに勝つための準備をしてきたようね。でも、あなたはわたしに勝つことができない。」
そういって、魔女は何かつぶやいたかと思うと 魔女の右手から怪しい光線が放たれ私に命中した。
「・・ぅぁ! か、からだが・・・うごかないっ。」
光線に包まれた私の体はピクリとも動かせない。
「ほーっほっほ。もうおしまい? あっけないわねぇ。」
魔女は高笑いしながらこちらに歩いてきた。
「伝説のアイテムがあろうが、使えなければ意味がないわねぇ。」
そういいながら、魔女は私の目の前まで来てあごをつかみあげた。

しかし、それこそが私の待っていたチャンスだった。

381名無しさん@ピンキー:05/01/22 02:00:16 ID:n20FnAc9
「かかったわね!! 覚悟しなさい!!」
その瞬間、魔女の目の前にいる私は一瞬にして姿をかき消した。
「な、なに・・っ!! どこへ行った!!」
実は今まで喋っていた私はあるアイテムを使って分身したおとりだったのだ。
本当の私は近くの柱にずっと身を潜めていた。
魔女はいきなり消えた私に動揺している 今がチャンス!!
私は、黄金ペニスをとりつけゴージャスローションを塗りたくり、後ろから魔女を押し倒した。
「な・・・っ!! きゃああああ!!!!」
ドサッ!!
私と魔女は一緒に床に倒れこんだ。
「さぁ!!覚悟しなさいっ!!」
「い、いや・・・ちょ、ちょっと待って!!」 
ズブゥゥゥウウ
魔女のアソコに一気に装着した黄金のペニスを挿入する。
魔法でアソコが防御されているがゴージャスローションのおかげですんなり挿入した。
「・・・ーーーっ!!!ぃっひぃあああぁっぁぁああ!!!!」
魔女は背を曲げて目を見開き快感に打ち震えている。
私も・・・

382名無しさん@ピンキー:05/01/22 02:01:27 ID:n20FnAc9
黄金ペニスは凄まじい威力があるが装着したものにも実際のペニスがあるような快感が伝わる。いわゆる諸刃の剣。
私にも凄まじい快感が襲っていた。
「はっぁあああ。き、きもちぃ・・・・」
しかし、ここで快感にまけるわけにはいかない。
世界の平和のためこの魔女を倒さなくては!
わたしは一心不乱に腰を振り続けた。
「ぎひぃ・・・!!はぅっ・・ぃゃあああぁあああ!!!!き、きもちいいのぉおおお!!!
あぁぅああああ・・・わ、わたしが・・・こんな小娘にぃいいいぃぃぃっーーーー!!!!!」
魔女のアソコからはおびただしい量の愛液がたれ続ける。
実はこの愛液は魔女の魔力の元でもある。
どんどん魔女から魔力がうしなわれているのが分かった。
「わ、わたしの・・・わたしのまりょぐがぁぁあぁあぁ・・・ぃ・・っぃいいやあぁぁあああぁぁぁ!!!!」
魔女は髪を振り乱してもだえ続ける。
私も黄金ペニスから伝わってくる快感で脳が焼ききれそうだが、腰を振り続ける。
魔女の城に来るまでの旅でであった仲間や皆のためにも 負けられないっ!
最後のとどめとばかりに、一気に魔女のアソコに腰をたたきつけた。
「きっヒィィいいぎゃぎがひゃぁぁああーーーーーーっっ!!!!!い・・・ーーーーっ いっぐう"う"う"う"!!!!!」 
魔女は白目を向き涙を流しながら失神した。

そして世界は平和になった
383名無しさん@ピンキー:05/01/22 02:05:03 ID:n20FnAc9
わーい、何かいてんだ俺
ついに頭がおかしくなっちまった(゚∀。)
384名無しさん@ピンキー:05/01/22 02:10:36 ID:3b30P4gb
悪いことはいわんからメンヘル板行って来い。
385名無しさん@ピンキー:05/01/22 12:48:55 ID:b9L8u9M9
>>380-383
お前のせいで笑いが止まんなくなっちまったじゃねえか(w
386名無しさん@ピンキー:05/01/22 13:56:25 ID:OgEypJKt
>>383
設定と展開には吹き出したが、魔女の悲鳴喘ぎは結構萌えた。
387名無しさん@ピンキー:05/01/22 14:53:11 ID:OgEypJKt
ageげてしまったことに1時間も経って気付いた。スマン
388名無しさん@ピンキー:05/01/22 20:10:26 ID:TEbEWop0
3年ぶりに笑った。
389名無しさん@ピンキー:05/01/22 21:06:07 ID:IPMAXtbY
BF(バカ・ファック)
390名無しさん@ピンキー:05/01/22 21:34:17 ID:hwWI3esz
>>380
>魔女が驚愕の顔で僕の取り出したものを見ている

スマソ、一つだけ誤植見つけちった。
他力本願で悪いのですが
倉庫係さんの格納時に直していただけませんか?
391名無しさん@ピンキー:05/01/22 21:36:54 ID:3b30P4gb
>>389
その表現いただき。
392ななふし:05/01/22 23:35:19 ID:zrZaWuMC
370です。
どうにもまずい出来ながら、どうにかこうにか形にはなったんで投下します。
393講和(1):05/01/22 23:37:29 ID:zrZaWuMC
 飛び交う怒号、ヤジ、罵声――臨時立法評議会は大荒れに荒れた。
「彼らも私たちと同じ知的生命です!共存共栄も必ずできるはずです!!」
「ふん、あんな不完全な奴らは所詮あたしたちの食べ物よ!
講和なんて理想主義の寝言ね!!」
「静粛に!静粛に!!」
 議長の声もかすれて痛々しい。会期は大幅に引き延ばされ、最終日の今日も
閉会予定時刻を6時間も超過している。普段は粛々と議事が進む評議会だったが、
「人間との講和」という歴史的転換点にあっては議論が沸騰するのも当然と言えた。
淫靡な香気が充満しているはずの議場に、怒りと熱気が渦巻く。
 それでも、日付が変わる前に講和条約は批准された。賛成82票、反対79票、
棄権14票。

 「紛争に終止符!」「人類の敵との共存はあり得るのか?」「平和共存の新
時代へ」‥‥様々な見出しの号外が町中にあふれる。淫魔側が講和に同意した
というニュースは全世界を駆けめぐった。身の程知らずの自称性豪たちは不快
感を隠さなかったが、世論は概ねこれを歓迎した。個人個人の事情はともあれ、
長引く混乱に心底嫌気が差していたのである。それは淫魔の側も同じだった。
 次元を恣意的につなぐ「門」を淫魔が設置、大挙して人間界に現れ、大規模
な紛争になってから26年。ここ4、5年の膠着状態の内に講和を模索する動きが
両陣営に起こり、それがついに結実した。

「人間・淫魔は、互いに相手を死に至らしめてはならない。」「人間・淫魔は
互いの領域に侵入してはならない。」「人間は淫魔にできうる限り新鮮な食料
を継続的に供給する。」
 これらが講和の主な内容である。淫魔は人間を「必要不可欠な資源」と見な
すのに対して、人間は淫魔や淫魔界に何の魅力も感じ得ないため(性的には
ともかく経済上の魅力が皆無)、やや一方的ともいえる講和条件となった。
言うまでもなく、「食料」とは精気‥‥つまり精液か生きた男性そのものである。
無論、生きた人間を食糧として供給することは人間側の法で禁じられているのだが。
394講和(2):05/01/22 23:38:20 ID:zrZaWuMC

  * * * * *

「けっ。なにが講和だ。結局人間は吸われるだけの奴隷じゃねぇかよ。」
 男はラム酒をあおりながら毒づいた。鋭い目つき、逞しい身体、ぎすぎす
した雰囲気。ある種の男達に共通する特徴だ。
「いいか、俺らハンターの総力をかき集めれば、今だってクソ淫魔どもに大打撃を
お見舞いできる。それを何だと?講和?共存?‥‥ふざけんじゃねぇ!!」
 酒が入ったおかげで普段以上に荒れている。もっとも、講和のニュースが流
れてから毎日のようにくだを巻くこの男には、バーテンもすっかり慣れっこに
なっていたが。
「まぁまぁティールさん。お上の決定じゃ仕方ありませんよ。
それにあれから半年、淫魔に殺された人間はひとりも居ないんですよ?
あたしら庶民は平和が一番でさ。
それに講和ができたってことは、連中だって一応話せる相手だって事じゃ
ないですか。連中はみんな美人だし、悪かぁないかも知れ‥‥」
 ティールと呼ばれた男のグラスにビシッとヒビが入るのを見て、バーテンは
口をつぐんだ。
「もういい。今日は帰る。ツケといてくれ。」
そう言って彼はずかずかとした足取りで店を出た。
「‥‥そろそろお代を払って欲しいんだがね‥‥。」
ひび割れたグラスを処分しながら、バーテンは聞こえないように独り言。

 大口を叩いたものの、人間側に余力がないのはティールも分かっていた。
 だが、それだけで割り切れるものではない。ハンターと淫魔とは、この前ま
で殺し合っていた間柄だ。信用できるはずもなく、許せるはずもなかった。
「たとえ姿は女でも、淫魔は悪逆非道の怪物だ。情けは無用。犯し、殺せ。」
 それが全てだった。この点に関しては、「淫魔ハンター」と呼ばれる者は皆
同じである。その相手に敵意を抱くなと言われても無理だ。
395講和(3):05/01/22 23:40:02 ID:zrZaWuMC
 だが、ティールが何より気に入らないのは、むしろ一般の人間の反応だった。
講和が成ると手のひらを返したようにハンター達の扱いは軽くなった。
 まず、紛争抑止に維持するハンターを除いては、公費支給はすべて打ち切ら
れた。さらに、市民感情も大幅に変わった。いままではハンターといえば淫魔
の脅威に対抗する花形職業だったが、淫魔と和解したとなれば、ハンターなど
チンピラあるいはサオ師くずれも同然だと見なされるようになったのである。
 そして、そんな扱いが当然とも思われるようなハンターが少なくなかったの
も事実だ。ティールもそのひとりだった。ハンターとしての腕は良かったが、
むしろ粗暴なことで知られていたからだ。
「くそっ。気にいらねぇ!」
 そう毒づいて通行人を殴り倒し、街娼の多い区画へ足を運ぶ。講和以来、元
ハンター達は彼女らの上客だった。もっとも、それは長く続かなかったが。

  * * * * *

「ああもぅ、なんだっていうのよ!
どうして人間なんかに遠慮してやらなきゃならないわけ!?」
 グラスから口を離すと、いらついた調子で彼女は不満をぶちまけた。
 長くつややかな濃い赤紫の髪、すっきりと整った目鼻立ち。匂い立つような
美貌だが、それも不平不満でむくれているためむしろ可愛らしくも見える。
「あらあら。ずいぶん荒れてるじゃない、レイミアちゃん。最近吸えてないの?」
 カウンターの向こうで、落ち着いた雰囲気の淫魔がグラスを拭きながら微笑する。
「吸えてたらここで精液カクテルをすすってるハズないでしょ!?」
「うふふ、それもそうね。おかげでわたしは儲かるけど。で、どうしたって?」
「‥‥最近さ、『特区』へ行く申請したら《書類不備》で追い返されて。
で、書類集め直して再申請したら審査に2週間もかかったあげく《適性検査不合
格》。じょーだんじゃないわよー!」
 ばべんばべんとテーブルを叩きつつ、愚痴をこぼす。思わずはためかせた翼
が他の客に当たりそうになった。
「うーん、ハンター共に『紫蝶のレイミア』なんて渾名までつけられちゃう程じゃあ、ねぇ。」
 苦笑を返すバーテン淫魔。
396講和(4):05/01/22 23:42:42 ID:zrZaWuMC
 特区とは人間界に設置された「淫魔居留特区」のことである。そこは精力旺
盛な男が常備され、「人間を殺さない」ということが「保証」されている淫魔
に解放されているのだ。早い話が淫魔のための「保養地」「租界」に近く、
これを不快に思う人間も少なくないが、横行する人身売買を防ぐ苦肉の策であった。
「もー、どうして講和なんてしたのよー!今まで食べ放題だったのに‥‥!」

 散々愚痴をこぼしたあと、レイミアは店を出た。
 ――と、唐突に話しかけてくる声。
「ねぇ、お姉さん‥‥」
 レイミアが振り向くと、見るからにうさん臭い淫魔がいた。
「‥‥何の用?」
「‥‥人間界に行きたくない‥‥?」
 囁くような低い声。
「そりゃあ行きたいわよ。けど申請はダメだったし、当分は輸入食生活ね‥‥。はぁ。」
「‥‥連れてってあげようか‥‥?」
「‥‥どういうこと?まさか違法越境‥‥」
 思わず声のトーンが下がる。
「‥‥ふふ‥‥タダじゃないですよ‥‥」

  * * * * *

「けっ、ババァとヤっても稼ぎはたったこれだけかよ‥‥。」
 午後7時。半端な時間に高級宿から出てきたのはティールだった。相変わらず
愚痴をこぼしながら歩いている。淫魔ハンター連中が軒並み失業したため、女
性相手の「娼夫」がインフレを起こし、相場も暴落してしまったのだ。
 もちろん真っ当な労働に従事する者も多かったが、それでも大量の失業者は
社会不安の材料にもなっていた。紛争があまりに長期にわたったため、少年時
代から徹底して対淫魔戦士として鍛えられた者達も多い。彼らは社会生活に向
かない性質(たち)になってしまったのだった。
397講和(5):05/01/22 23:45:21 ID:zrZaWuMC
 元ハンターが糊口をしのぐための方法としては、輸出用精液の提供や、特区
での「労働」がある。また、秘密裏に淫魔界へ身を売る者さえいる。
 だが、ティールは生きるためであっても淫魔のために何かすることは絶対に
嫌だった。彼にとって淫魔とは、精力を提供する相手ではなく、殺すための敵で
しかないのだから。
「‥‥仕方ねぇ、そろそろ職を探すか‥‥。」
 うんざりした調子で独り言を漏らしながら、彼は酒場と向かった。

  * * * * *

夜空に浮かぶ影。優雅にはためく翼、尖った耳、しなやかな細い尾。身体を覆
う装飾はごくわずか。――夜の魔物。
「うふふ、人間界って久しぶり‥‥。
美味しそうなのがそこら中にいるじゃない。目移りするわ‥‥。」
 上空から眺める夜の街は、欲望と精気にあふれて見えた。レイミアは赤く形の
良い唇を舌先で濡らす。すでに「狩猟モード」に入っているその表情は、「酒
場」で見せたふくれっ面からは想像もできない、妖艶な「淫魔」のそれになって
いた。
「えーと、注意事項は『人間に化けて行動する』と‥‥あと何だっけ?」
「‥‥忘れないでくださいよ‥‥。『人間を殺さない』です。
ヘタに騒ぎになるとブローカーの仕事も困りますから‥‥。」
「はいはい。ったく、しょうがないわねー。」
「‥‥今から24時間だけ、ここの《門》を開けときます。
それまでには帰ってくださいね‥‥」
「りょーかい。じゃ、それまでしっかり楽しませてもらうわ!」
 そう言うと彼女は街の暗闇に姿を消した。
「‥‥あ‥‥ハンターくずれに会わないようにって言うの、忘れてた‥‥」
398講和(6):05/01/22 23:49:26 ID:zrZaWuMC

  * * * * *

「うあ、あああっ!た、たのむ、もう許してくれ!!」
「ふふ‥‥なによ、まだ4回イっただけじゃない‥‥。
あと1回くらい頑張って‥‥ほらぁっ‥‥!」
 女は男にまたがったまま、ねっとりと腰をくねらせる。
「ぐっ‥‥あぐ‥‥ひいっ‥‥!」
 あまりの刺激に悲鳴を漏らす男。
 何もかも信じられなかった。セックスには自信があった。淫魔にさえ勝てる
んじゃないか、そんなふうにさえ思っていた。なのに、ちょっと声を掛けただ
けの女に立て続けにもう4回も搾り取られている。もうプライドも何もない。
信じられない快感に飲み込まれるだけだった。
「ひあ、うぁ、っく、‥‥――――っ!!!」
 男の身体がのけぞり、ガクガクと震える。
「あ‥ん‥‥いい‥‥――って、あれ?」
 レイミアは白目をむいた男の顔をぺちぺちと叩いてみる。反応がない。
脈はある。死んではいない。
「‥‥ふぅ、これ以上は無理、か‥‥。」
 彼女は胸の内にわき上がる「死ぬまで搾り取ってやりたい」という欲望を理
性でむりやり押さえ込み、人間界を満喫するために外へ出た。

「さぁ、次のオトコ、っと‥‥?」
 視線を感じ、彼女は辺りを見回した。
 ‥‥いた。通りの反対側、建物の横に立つ男。自分の身体を舐めるように
見つめているのが分かる。
(ふふ、5人目。入れ食い状態ね‥‥。効率よくて助かるけど。)
 そう心の中で呟くと、視線の主に声を掛ける。
「あたしに‥‥何か用?」
「‥‥。」
「女性の身体をじろじろ眺めておいて、何も答えないなんて‥‥ちょっと失礼じゃない?」
 そう言って、にぃっ、と笑う。
399講和(7):05/01/22 23:51:34 ID:zrZaWuMC
「悪い。あんまりキレイだから‥‥見とれてた。」
「あら、ありがと。‥‥ふふ、見とれてただけかしら?ほかに何も思わなかったの?」
「ヤりたい。」
「‥‥ぷっ、あはは!ずいぶんストレートじゃない。
‥‥ふふふ‥‥いいわよ、楽しみましょう‥‥。あたしはレイミア。あなたは‥‥?」

 ティールは声を掛けてきた女とじゃれ合いながら近くの宿に着いた。
 最初に「ニオイ」に気付いた時は、それがあまりにもかすかだったため確信
が持てなかった。だが、間違いない。
(淫魔‥‥なぜ「こちら側」にいる?和解はやっぱり見せかけか?
‥‥まぁいい。目の前に淫魔がいる。俺は‥‥ハンターだ。)
 部屋の扉を閉まると、レイミアはいきなり男の唇をふさいだ。しなやかな腕が
首に絡み付き、豊満な胸が押しつけられる。舌が歯列をこじ開け、男の口内を
かき回し、舌を絡めとる。
(ふふ‥‥弱い男だったらもう漏らすくらいなんだけど‥‥。)
 そう思った瞬間、彼女の口の中に男の舌が侵入してきた。舌と舌が絡み合い、
押し合う。しばらく互いの舌技を確かめた後、長いキスは一筋の唾液を垂らし
て終わった。
「あん‥‥上手いのね‥‥」
「‥‥淫魔ハンターをキスで撃沈できると思ったか?」
「あら、ハンターだったの? ふふ、じゃあたっぷり楽しませてくれるわよね‥‥?」
レイミアはうっとりとした表情でティールの目をのぞき込む。
「ああ、命乞いしても止めない。死ぬまで抱いてやるよ‥‥『紫蝶のレイミア』。」
「なっ――!?」
 彼女の顔が驚愕に染まる。しかしそれは一瞬のこと。次の瞬間、その美貌には
妖艶で獰猛な――淫魔としての欲望を湛えた笑みが満面に浮かんだ。
「――ふ、ふふふ‥‥なんだ、気付いてたの‥‥。
それにあたしのこと知ってくれてるなんて、光栄ね。
じゃあ化けててもしかたないわ‥‥。」
400講和(8):05/01/22 23:52:49 ID:zrZaWuMC
 刹那にその姿がかき消える。そしてティールの背後に本性を現した淫魔が現れた。
紫色の瞳、濃紺の翼。はち切れんばかりの胸とほどよく引き締まった身体。男を
狂わせるための凶器のような肉体が、腕、翼、尾で三重にティールを抱きしめ、囁く。
「‥‥こっちの姿の方が、あなたも本気になれるでしょ?
ふふ、狂いましょう‥‥お互いの存在を賭けて‥‥!」
「‥‥望むところだ」
 言うなり、ティールは淫魔をベッドに押し倒す。首筋から舌を這わせ、乳首に
軽く歯を立てる。そして同時に左手で胸を揉みしだき、右手で股間をかき回した。
「あ‥‥ん、淫魔に前戯なんか要らない。分かってるくせに‥‥。
‥‥ふふ、早く突っ込みなさいよ‥‥一滴残らず吸い尽くしてあげる‥‥!」
「できるものならやってみろ」
 ティールは自分のペニスに精神を集中した。半勃ちでも十分大きいと言えたが、
さらに血液が流れ込むことでそれはますます硬さと大きさを増し、まさに巨根
というにふさわしい状態になる。表面には血管が走り、ビクビクと脈打つ肉の
凶器を――蜜を湛えた陰裂にあてがい、一気に貫いた。
「かはっ――あ、あぁ!!」
 淫魔は大きく声を上げ、男の身体にからみついた。
「は、あぁっ‥‥!大きい、硬い‥‥っ!
あはっ‥‥あはははは!すごい、すごいわ、たまらない! んあぁっ!」
 嬌声を上げる淫魔。その目は欲望にたぎり、全身で男を責め立てるかのよう
に蠢いた。柔らかくも張りのある乳房が胸板に押し当てられ、長い舌が耳を狙う。
 ティールは巧みに腰を動かした。浅く、深く、速く、遅く。指先も熟練の淫魔
ハンターとして知り尽くした攻略ポイントを、徹底的に責める。だが、肉棒を
突き入れるたびに肉の襞が絡み付き、淫魔特有の責め方――男の性感を最大限
に刺激する締め付けで襲いかかってくる。まるで別の生き物のような、その絶
妙なテクニックに、思わず息を荒げた。
「ぐ、ぁぁ‥‥はぁ‥‥っ!」
「くふ‥‥どうしたの?あたしを、倒すんじゃ‥‥あぅ、‥‥なかった、の‥‥?
‥‥あ‥‥くっ‥‥ふふふ‥‥。さぁ、もっと感じて‥‥!」
 膣内の動きがさらに複雑になり、肉棒を揉み、しごき、肉の渦へと引きずり
込こもうと巧みにうねる。強烈な快感が押し寄せる。
401講和(9):05/01/23 00:23:10 ID:4xBS3A7A
(この淫魔‥‥強い‥‥!)
 ティールは内心の焦りを隠せなかった。このペースで抱けば、並みの淫魔なら
とっくに倒れている。泣き叫び、命乞いをしながら悶え狂い、絶え間なく何度
も絶叫し‥‥最期は消える。
 それが――いま抱いている淫魔、「紫蝶のレイミア」は、確かに感じては
いるものの、明らかに余裕を持っている。
 そして確実にティールの体力を削ってくる。――まずい。
「せっかく、狂わせてくれるのかと‥‥はぁっ‥‥思っ、たら‥‥
‥‥期待、しすぎたかしら‥‥っ?」
 じっとりと汗を浮かべながら、レイミアはにやりと笑った。
「‥‥くっ‥‥なめる‥‥なぁっ!!」
「――あ、ああぁっ!!」
 プライドを刺激されたティールは渾身の力で腰を叩きつけた。軽口を叩いてい
たレイミアは思わぬ打撃力にのけぞる。その反応に手応えを感じ、激烈なパワー
で淫魔の身体を串刺しにする。一気に奥底までぶち抜き、そしてからみつく淫
肉をものともせず引き抜き、容赦なく突き上げ、かき回す。固く尖った乳首を
強くつまみ、乳房を思い切り揉み潰す。
「ひぃっ、くっ、あああ!な、なにこれ!? あぁあっ‥‥くはぁっ!!」
人間の女なら苦痛に泣き出しかねない凶暴な責めにも、淫魔の身体は過激に反応
した。一方的に男を犯し、精を搾り取ることに慣れていた彼女にとって、ティール
の与える暴力的な快楽はあまりにも強烈だった。

「どうだ?感じたかったんだろ?‥‥人間を甘く見すぎたなっ‥‥!」
「あ、ああ‥‥!そ、そんな‥‥こんなの、こんなの――! 狂う、狂っちゃう!!」
 レイミアの頭は沸騰した。身体がもはや言うことを聞かない。手も、脚も、
肉壺もすべて、意味もなく暴れ、痙攣するばかりだ。反撃の方法さえ思いつか
ない。何もかもわからない。すべての感覚が快楽の暴風に飲み込まれていく。
何をされても凄まじい快感が駆け抜ける。
 思考だけが無意味に旋回する。このままだと、殺される。イかされ、狂わさ
れ、イかされ続けて、壊れて、消えてしまう。
 感じる。気持ちイイ。死んじゃう。気持ちイイ怖い感じる焼ける壊れる死ぬ
消える気持ちイイ狂うイく死ぬ――――
402講和(10):05/01/23 00:26:17 ID:4xBS3A7A
「――――だめ、だめぇっ!! イく、死ぬ、死んじゃう!!!
‥‥あ、あ、あ、――――ああああああああぁぁっ!!!!!」

 汗でぬめる身体を弓なりにしならせ、遂に淫魔は絶叫した。
「あああ、あ、ひぃっ‥‥」
 ガクガクと痙攣し、ベッドに沈む。
(‥‥やっと墜ちたか‥‥。だが、容赦はできない。俺はハンターだ‥‥!)
 ひくひくと震える淫魔を、ティールはさらに突いた。
「ひ、あぁ‥‥! 負けた、負けたわ、だから、もう、もう許して、お願い‥‥!」
 必死に哀願する淫魔。紫色の瞳にも疲労と恐怖が色濃く表れ、初めのような
笑みは完全に消え去っている。
「最初に言ったはずだろ。‥‥命乞いをしても許さない、ってな。」
「そ‥‥んな‥‥」
 レイミアは顔を引きつらせた。いかに強精の淫魔といっても、立て続けに
イっては持ちこたえられない。まして、一度イってしまうと快感への耐性は
大きく下がる。このまま抱かれ続けるということは死を意味する。
 だがそんな事には頓着せず、ハンターは淫魔をじっくりと犯した。愛液が結
合部からあふれ出し、二人の股間とシーツをぐしょぐしょに濡らしている。
 ティールは正常位で腰を叩きつけ続けたため、変化を付けようと自分から騎乗
位の体勢に持ち込んだ。身体を支えきれずに倒れ込んでくるレイミアの身体をそ
のままにし、その腰をつかんで強制的に動かす。さらに下からも突き上げる。
「うあ、あぁ、‥‥くはぁっ‥‥!」
 彼女は再び死への快楽に支配されつつあった。

(‥‥。)
 主導権を奪われ虚ろに喘ぐ淫魔を貫きながら、男は不思議な気分をを感じ
た。憎むべき怪物を犯し、殺す。これこそが自らの使命だと信じていた。
 だが、もう自分は無用の存在だ。
(‥‥こいつらが俺を「意味ある存在」にしてくれてた、ってわけか‥‥。)
 そう思うと、妙な感慨――淫魔に対する、ある種の親近感――を感じずには
いられなかった。しかし、そんなことで許すほど甘くはない。
403講和(11):05/01/23 00:27:42 ID:4xBS3A7A

  * * * * *

 快感に意識はもうろうとする。だが、まだ様子見のつもりか、それとも甘く
見ているのか、男の責めはそう強くない。
 リズミカルなピストンに、彼女は喘ぎつつも少しずつ我を取り戻しつつあった。
――気持ちよかった――信じられないほど気持ちよかった――
――また、感じてくる‥‥また、イかされる‥‥
――またイかされたら――
――またさっきみたいなイき方をしたら――
‥‥そうだ。今度こそヤバい。死にたくない。負けるわけにはいかない。
――2回戦は勝たせてもらうわよ‥‥!
 そう決心すると、再び肉襞を蠢かせて男根を絞りはじめた。
「‥‥うっ‥‥!」
「ふふっ‥‥さっきはありがと。あそこまで狂わされたのは初めてよ‥‥。
けど、もう許さない。もう油断なんてしない。今度はあたしが勝つ。あんたを
倒す。『紫蝶のレイミア』の渾名にかけて‥‥!」
 はじめの自信と妖艶さを取り戻し、彼女は自分に言い聞かせるかのようにそ
う言うと、猛然と腰をくねらせた。膣内部の動きに加え、巧みな腰の動きによ
りますます快感が倍加する。
「く‥‥あ、てめぇ‥‥! 調子に‥‥乗るなっ!」
 何とか主導権を奪い返そうと、突き上げにさらに力を込め、そのうえ必死に
レイミアの腰を押さえ込もうとする。だが、凄まじい勢いでうねり、翻弄する力
に飲み込まれそうになってゆく。
「負けない、負けないわ‥‥!
――ぁ‥‥あぅ‥‥っ、人間に、なんて、絶対‥‥っ! ああぅっ!」
 見事なくびれがしなり、大きく形の良い乳房が上下に弾む。髪を振り乱し、
汗を飛び散らせながら、彼女はティールを叩き壊さんばかりに貪った。
「あくっ、はぁぅ、ああんっ!! いい、いいわ、もっと突き上げて!
ああ、す‥‥ごい!‥‥はぁっ、けど、先にイくのはあんたよ‥‥!
‥‥命ごと、魂ごとぶちまけて!!」
「ぐ、あぐっ、‥‥ふ、ふざけんな‥‥っ! とっとと‥‥イきやがれ!」
404講和(12):05/01/23 00:29:58 ID:4xBS3A7A
 艶事というかたちではあれ、ふたりの有様はまさに格闘である。互いに持て
る技術と精力、精神力のすべてをぶつけ合い、相手を破壊しようと必死になる。
ふたりの動きはますます激しくなり、部屋全体が軋む。
「ああ、あはあっ!
ぐぅっ‥‥ひぁっ‥‥ほら!早く!!早くイきなさいよ!!!‥‥あ‥‥ああっ!!!」
「うぐっ‥‥はぁっ‥‥!!
て、てめぇこそ‥‥さ、さっさと諦めろ!!‥‥ぐ、うあっ‥‥!!」
 もはや挑発も駆け引きも無く、ただひたすらに叩きつけ合う。凄まじいエネ
ルギーがぶつかり合い、死闘は最高潮を迎える。

(――ばかな――俺が――淫魔に――負け――)
 ティールの頭を、かすかな弱気がかすめる。
 そしてそれが――すべてを分けた。
「ぐあ、ああああああっっ――――――――!!!!」
 咽の奥から絞り出すような悲鳴を上げ、元ハンターは限界までのけぞった。
どびゅうっ!どぐっ、どぐっ、‥‥大量の精液が吹き上がり、淫魔の膣内に噴
射される。
「あ、あついっ! はぁっ、ああ、――そ、んな――ああああああっ――――――!!!!」
 レイミアはその感覚に耐えきれず、堰を切ったように絶叫する。汗まみれの乳
房に指を食い込ませ、揉み潰しながら背骨が折れんばかりにのけぞり、叫び続
けた。翼を限界まで広げ、全身がわなわなと震える。
肺が空になると、彼女はそのまま崩れ落ちた。裂け目からはとめどなく
白濁液があふれ出ていた――。
405講和(13):05/01/23 00:32:01 ID:4xBS3A7A

  * * * * *

 ‥‥あまりのまぶしさに、俺は目を覚ました。強烈な日差しが顔を照らす。
‥‥生きてる。
――あの「紫蝶のレイミア」に勝った、のか――?
 だが、あまり「勝った」という記憶はない。
「ぐあ‥‥!」
 身体を起こそうとして思わず声を上げた。全身が軋む。鉛のような疲労感が
のしかかってくる。
「――なっ!?」
 そして予想外の事態に驚愕した。
 隣に――淫魔が――きのうの淫魔が――いる。
 俺の頭は完全に混乱した。俺はこいつと一晩中戦った。ハンターと淫魔が
サシで戦うということは、どちらかが死ぬということだ。そして俺は生きて
いる。ということは、淫魔は死んだ――消えたはずだ。
 ‥‥じゃあ‥‥これは‥‥どういうことだ‥‥?
「‥‥う‥‥ん‥‥。」
 身じろぎし、薄目を開ける淫魔。
「‥‥‥‥‥‥えっ? ――な、なんであんたが生きてんのよ!?」
 俺が聞きたい。
「‥‥そうか‥‥あたしもまだまだね‥‥。」
「おい、勝手に納得するな。俺にも説明しろ。」
「あんただってハンターなんだから、どうなれば淫魔が消えたり、人間が淫魔
に殺されたりするのかぐらい分かってるでしょ?」
「そりゃ、一応は。」
「エネルギーを完全に失えば死ぬ。淫魔も人間も同じ。けど、淫魔は人間から
エネルギーを奪える。精力って形でね。
あたしは1回目で負けた。惨敗よ。けど、2回目はあんたに勝った。ま、あの
ペースで絞ったら普通は根こそぎ精を奪えるんだけど‥‥あたしも弱ってたし、
あんたも強かった。
406講和(14):05/01/23 00:33:58 ID:4xBS3A7A
で、あんたが思いっきりイったあと、あたしもイった――たぶん。よく覚えて
ないんだけどね。
あんたが先にイってくれたおかげであたしは死なずに済んだし、あたしがイった
おかげであんたはそれ以上絞られずに済んだ。‥‥たぶん、そういうことよ。」
「――引き分け、か。」
「ま、そういうことね。」
 そう言うとレイミアは俺の方を向き、にっ、と笑った。夜に見た獰猛な「淫魔」
と同じとは思えない、「人間」のような笑み。
「ふぅ、それにしても気持ちよかった‥‥。
淫魔って、命が懸かってるからめったにイきたいと思わないのよね。
でも――あんたとだったら、また、楽しめそう。ふふっ。」
「‥‥げっ‥‥冗談じゃねぇ‥‥。」
 そんなことになったら、今度こそ殺される。
「ったく、つれないわね‥‥。まぁいいわ。
でも‥‥いつかまた会いましょ。その時は‥‥その時は、お互い壊れるほど
楽しみたい――殺し合いじゃなく、ね。
ふふ、そんなのはイヤかしら?淫魔がこんなことを言うのはおかしい?」
「‥‥‥‥‥。」
「あたしはもう行くわ。淫魔界に帰らなきゃならないし。違法越境なのよ、ホントは。
――じゃあね、元気で。」
「‥‥‥‥ああ。」
 紫紺の髪の淫魔は振り向きざまに会心の微笑みを浮かべると、開け放した窓
から風に溶けるように去っていった。


『講和ができたってことは、連中だって一応話せる相手だって事じゃないですか。
連中はみんな美人だし‥‥』
 いつか、誰かが言ったセリフだったか。
 もしかすると、ハンターはもう、本当に要らない職業なのかも知れない。

(終)
407ななふし:05/01/23 00:35:22 ID:4xBS3A7A
エロさが足りん上に無駄に長くてスイマセンでした。修行します。
408名無しさん@ピンキー:05/01/23 01:01:58 ID:HGwQZ18C
>ななふしさん
GJ! 十分過エロかったです。
互いの実力が拮抗してないと淫魔と和解するのは難しいかな…
409名無しさん@ピンキー:05/01/23 02:20:41 ID:9uMJZzoc
はふん・・・移転でスレ探してたらSSが・・・GJ
(*´Д`)−3
410ゆきゆきて名蕪し:05/01/23 02:41:33 ID:ohlY/t+0
事務連絡

BF支援スレを新スレに移行させますた。
旧スレがいつ消えるか分からんけど削除機能自体はちゃんと働いてるので
旧スレの画像を使うかも知れない人はお早めに。
411名無しさん@ピンキー:05/01/23 02:41:54 ID:I6UPNyn+
なんか波があるよな、このスレ。
少し前までちょっと停滞気味とか思ってたら、ツクール神ラッシュ。
で、また停滞かな、と思ってたらこの盛況。
412名無しさん@ピンキー:05/01/23 09:11:06 ID:9/ZGkoMI
>ななふしさん
GJ!
サキュバスクエストのクライマックスを思い出しました
413名無しさん@ピンキー:05/01/23 10:44:16 ID:qtc7PVc7
>>380-383
笑った笑ったw

失神した→そして世界は平和になった
の不条理さ加減が

>ななふしさん
GJ
終戦後の混乱感が出てて良かったです
414名無しさん@ピンキー:05/01/23 19:09:31 ID:8i2XpWI2
2
415sage:05/01/24 00:49:14 ID:R5W4PJcK
GJ
416ななふし:05/01/24 00:58:23 ID:FeiMRVXz
感想ありがとうです。エロいと言ってもらえて望外です。
なんか異世界を書いたり考えたりするのが楽しくて
筆をエロに引き戻すのが一苦労でした。いかんいかん。
417名無しさん@ピンキー:05/01/24 10:43:05 ID:IM0KhF3l
倉庫の話題はタブーってことで何とか倉庫っぽい見つけ出したんだけど何にもおいてないようだけどあってる?
418名無しさん@ピンキー:05/01/24 11:34:46 ID:FWVpOlfC
>>417
あるよ
419名無しさん@ピンキー:05/01/24 12:06:05 ID:nXvhnxqP
■Ragnarok Online Ep.4.0 Lv.1930 またROか■
http://live19.2ch.net/test/read.cgi/ogame2/1106494593/
wWw<本ヌレから来ました
('∀`)<倉庫の場所教えなさい
420名無しさん@ピンキー:05/01/24 13:41:39 ID:9D9074jV
サキュクエにはまって色々調べてるとここまでたどりついた新参者だ。
淫魔ハンターやりてえけど、過去ログ見てみると倉庫の場所って色々変わって行ってるんだな。
クソ・・・ヒントは「どっと」だということは分かった。あと一息か!?
421名無しさん@ピンキー:05/01/24 13:45:00 ID:9D9074jV
あと・・・tab?タブ?・・・タブってなんだyooooooooooooooo!!
422予言者:05/01/24 14:32:58 ID:IdoKR/02
バレンタイン、神が作品をうpするであろう
423名無しさん@ピンキー:05/01/24 15:28:25 ID:DR0kUArs
ロッテの監督が作品をうpするはずがなかろう
424予言者:05/01/24 15:30:31 ID:IdoKR/02
425名無しさん@ピンキー:05/01/24 19:27:40 ID:SgyXZek4
最有力候補はリフェルと淫魔ハンター2か。
なんかキャラチップをやりとりしてるプロジェクトも気になるな。
426馬鹿な事を考えてみた:05/01/24 21:45:29 ID:ELd2Zlit
新種の淫魔

名称不明
バレンタインやクリスマス、獲物の誕生日等に人の形を模り姿を現し
潜伏期間の長い精液を垂れ流す細菌を混ぜた食事のプレゼントを渡す

そしてそれぞれホワイトデー、お正月、誕生日の一ヶ月後等、ウィルスの活動近くに再度姿を現し
「アナタのザーメンチョコをたっぷり頂戴」
「姫初めは○○と一緒にしたかったの」
「私ももう××才になったわ…○○にアタシを女にして欲しいの」等と誘いを掛け
ウィルスの発動と共に襲い始める特殊な淫魔である。
427名無しさん@ピンキー:05/01/24 23:25:30 ID:I5E/qhLI
>>426
とりあえずなんか上手いこと名前を付けんことには、
使いようもないと思うが…。
428名無しさん@ピンキー:05/01/25 00:12:56 ID:U9Y5GS5r
イベント淫魔
429名無しさん@ピンキー:05/01/25 00:37:03 ID:yT4ZYj3m
潜在淫魔とかシンクロニシティ淫魔とか
「グッドイーブニング、ザーメンはお好きかな……?」
430名無しさん@ピンキー:05/01/25 00:37:30 ID:tqTDnwzB
>>426
「アニバーサリー」でどう?
431名無しさん@ピンキー:05/01/25 01:40:48 ID:jXEd69GP
コンピューターウィルスを命名してる気分だ。
432名無しさん@ピンキー:05/01/25 01:56:07 ID:OOcGnf6k
>>426
るどるふでいいじゃない
433名無しさん@ピンキー:05/01/25 03:28:03 ID:bzyQSBtw
まとめサイト落ちてる?
434名無しさん@ピンキー:05/01/25 04:07:20 ID:jXEd69GP
そのようだな。
…でも、倉庫は余所の鯖だから、大元が何かの弾みで落ちたんじゃねえの?
435名無しさん@ピンキー:05/01/25 11:41:57 ID:jXEd69GP
倉庫、復帰してるな。倉庫番氏からコメントがないところを見るに、
やっぱりただの鯖オチだったんだろう。
436倉庫係:05/01/25 22:21:55 ID:DvIVcpjs
すいません
トップページメンテガあるって忘れてました。
ゴメソ
437名無しさん@ピンキー:05/01/26 13:15:46 ID:GSVenaxm
寂れている

が突如爆発することを今では信じられる
438名無しさん@ピンキー:05/01/26 13:32:15 ID:pzl79HJE
神は死んだ

ってニーチェが。
439名無しさん@ピンキー:05/01/26 13:40:04 ID:ipne5+4p
「この先には過激クリエイターたちと 悶絶小説家が待ち構えている さぁ、こいっ!」

「ようやく捉えたぞ 我らはザ・スレッドの同士達… 俺はザ・プリンス
 おまえにこの世で 最強の主人公をやろう  いくぞっ!」

「マゾだ! 私はジ・アラン
 被虐の炎で貴様を萌え殺してやろう! 嫐られることへの萌えだ!」

「ジ・オリジン、任せた」

「俺はザ・オリジン 貴様にまだ見たことのない 淫魔ハンター2の結末を見せてやろう
 パイオニアの威信の中で…」

「ザ・クラブアクティビティ、いるの?」

「エロい… エロい… 先輩と同級生と後輩がエロい… 俺はザ・クラブアクティビティ
 バトルファック部物語に込めたエロスの咆吼を知るがいい」

「ジ・イフは普段死んでいる 時がくればうpする そして内容は…パロディだ」

「住人よ!聞こえるか ワシはジ・イフ 貴様に本当のパロディ作品を見せてやろう」

「これで5人そろったな 今度はdat落ちまで一緒…」

「BFスレはもともと過疎だったのだ
 過疎だったスレを神スレにする
 そのためには力が必要だ 住人を燃やすに足る絶対的な切り札が
 それがエロRPG そして燃え小説」
440名無しさん@ピンキー:05/01/26 18:32:44 ID:YKbwLDMO
そんなマッドギアソリッドン
441名無しさん@ピンキー:05/01/26 19:03:00 ID:UVUkyetZ
>>436
一瞬トップページが自爆したのかと思ったw
442名無しさん@ピンキー:05/01/26 20:22:28 ID:muvn0NKy
>>438
その命題を否定してみせる!

命題“神は死んだ”を真であるとする

定義1 神は全知全能である
 定理1−1 全能の存在は限界を有しない(神性G)
定義2 命題より、現在、神は存在しないが、「死」という動作を行うために
    過去どこかの時点までは存在している
 定理2−1 神は死の要素を有する
 定理2−2 死はその存在の時空的限界を設定する
 定理2−3 神は限界を有する

小結論1 定理2−3は神性Gに矛盾するので、命題は偽である。
     したがって、神は死なない。

定義4 このスレは少なくともある時点で神が存在した

大結論 小結論と定義4はいずれも真なので、
    いつか必ずスレに神は降臨する、という命題も真でなければならない

[qed]
443名無しさん@ピンキー:05/01/26 20:33:40 ID:ipne5+4p
>>321とか、>>442とか、存外学のある香具師が多いのう。
444名無しさん@ピンキー:05/01/26 20:35:34 ID:7QF4IbQE
上の証明で行くと、

そう、このスレの神々は全知全能だったんだよ!
ΩΩΩ<ナ,ナンダッテー

…ってことになるんですか?
445名無しさん@ピンキー:05/01/26 20:37:19 ID:7Dag/HLi
全能の神は存在しない。
神でも持ち上げることのできないほど重い石を出すことはできないから。
446名無しさん@ピンキー:05/01/26 20:40:06 ID:qFAG+Yfj
今度は論理学かYO
447名無しさん@ピンキー:05/01/26 20:45:29 ID:UVUkyetZ
俺の聞いたのだと、
神といえど「私の願いを叶えないで下さい」という願いは叶えられない、ってのが面白かった。

…てかみんな暇なんだね。ゲームとか全部クリアしたのかな
448名無しさん@ピンキー:05/01/26 21:02:07 ID:ipne5+4p
ンじゃ生理学のやつでも持ってきてみるか。
元はエロゲ板の某スレに漏れが書いた奴。

淫魔に狩られた人間はミイラにされて死亡する描写が散見されるが、
実際どれほどの量が費やされているのだろうか。

・一般人射精量=5cc前後
・某エロゲ並と仮定した場合の主人公射精量(目測)=一発30cc前後と仮定(連射可)

・主人公の身長を175cm・平均体重70kgと仮定
・成人男子の水分含有率・約55%
・主人公の体内水分=38.5kg

・人体の水分欠損に於ける危険値=約15%
・水分変換=約6kg
・射精量変換=200

・人体のミイラ化に必要とされる水分の欠損=約50%
・水分変換=約20kg
・射精量変換=666回

どうやら獣の数字ほど射精させられてハンター達は干物になるようです。
サイコーですね。
449名無しさん@ピンキー:05/01/26 21:08:48 ID:lZEKhJd1
>>448
なんか、嬉し怖いな(;゚д゚)


この広い宇宙だ。
淫魔と似たような生態機能を持つ生物がいてもおかしくないハズだ

って最近思う
450名無しさん@ピンキー:05/01/26 21:13:05 ID:78RX5tQn
>>449
つまりはスペースバンパイア
451名無しさん@ピンキー:05/01/26 21:49:12 ID:GC7KYH7N
スペースバンパイアでぐぐったんだ・・・
452名無しさん@ピンキー:05/01/26 21:57:04 ID:5iuRz67+
個人的には、

全て吸い尽くされかける

精を無理矢理補給される(媚薬飲まされたりとか)

また吸われる


の無限地獄が一番ツボなのだが、他の人はどうなのか。
453名無しさん@ピンキー:05/01/26 22:10:42 ID:NV2vFLkA
>>452
ツボだ。すごくツボだ。
が、それは必ずしもBFといえない気もする。
あんまり堅いことを言う気はないが。
でもツボだ。
454名無しさん@ピンキー:05/01/26 22:12:18 ID:ipne5+4p
リフィルのねーちゃんと、後は目立たんけど淫魔2の仙猫も
そんな発言有ったな。
小説だとサキュクエ外伝あたり?

ちなみに漏れも萌えるが、性質的に作中一個くらいしか仕込めないんだよな、そーゆーの。
455名無しさん@ピンキー:05/01/27 11:02:30 ID:fYEOxj5G
あと、ハンター1の電脳世界みたいに死ぬことも出来ずに永遠に吸われ続けるってのもいいね。


てか、それってないと・め(ry
456名無しさん@ピンキー:05/01/27 11:50:39 ID:Vz0Kprve

    〃〃∩  _, ,_
     ⊂⌒( `Д´) < アレの話題に触れちゃヤダヤダ!
       `ヽ_つ ⊂ノ
              ジタバタ
457名無しさん@ピンキー:05/01/27 13:50:27 ID:ZNUiZIDP
BFではないけど>>304いいよ
ない(ry も最近がんがってていいと思うけど…
458名無しさん@ピンキー:05/01/27 15:32:50 ID:jy6Sm+UO
>>452
倉庫にある敗北後なんかもモロそのシチュだな
459名無しさん@ピンキー:05/01/27 16:20:28 ID:lCuk3r6d
>>458
敗北後やってみたんだが、あれって全クリとかあるん?
460名無しさん@ピンキー:05/01/27 16:48:47 ID:PKGSMBrL
無い。土台にして改造すべし。
461名無しさん@ピンキー:05/01/27 17:43:49 ID:N/sL6oXE
はじめまして。
今、淫魔ハンター1をやっていて、
とうとうラスボスの女王の所についたんですが、全然勝てないんです。
装備は全状態異常耐性、セックス耐性なのですが・・・
何か忘れているんでしょうか。一応今できるクエストはすべてこなしたつもりなのですが、
よろしければアドバイスお願いします
462名無しさん@ピンキー:05/01/27 18:00:46 ID:XXjumyuF
>>461
倉庫のBBSか、VIRIDIAN BBSを検索してください。
463名無しさん@ピンキー:05/01/27 18:07:45 ID:NtZMNxlG
1って基本的に防御貫通だったからゲームバランスとしては難しい方だよね
ハードだと防御力のイベントダメージ修正無いから三人組の所とかほぼ運だったし……
弱点がランダムって所と新境地開拓の意味で素晴らしいゲームなのだけど
装備変更での弱点処理なら、技覚える順番以外はクリアーできると思うのだけど
弱い所を強化する装備を着ける、って事ね
464名無しさん@ピンキー:05/01/27 22:41:39 ID:qKiJSvNC
まとめページもずいぶんSS増えたね
465名無しさん@ピンキー:05/01/27 22:52:39 ID:Vz0Kprve
なんか新顔さんも来てるし、いいこっちゃで。
たまにはこっちにも顔見せに来ないかな。
466名無しさん@ピンキー:05/01/27 23:00:20 ID:cFGntBsb
♪ここはバーートールーファックスレ♪
セックスで、逝かせ合い勝負のスレッドだ♪
最近はー、SS神がーたーくーさーんー降臨して来て良い感じっ
……って…言うじゃな〜い?♪

でもアンタ、ここのゲームもSSも全部
ただのサキュバス話ですからああ!!残念!

ファンタジーで死ぬまでオナニー、斬り!
467名無しさん@ピンキー:05/01/27 23:13:08 ID:5iEacX48
>>466
イヤなら自分でツクールネタを提供するかSS書くかしろよ。
個人的趣味としては、人間同士のBFはどうもスポーツ的で…。
468名無しさん@ピンキー:05/01/27 23:16:36 ID:qKiJSvNC
まとめページを見た事がない>>466がそう申しております
469前スレ809:05/01/28 00:46:52 ID:4N5k7m04
possible3  0167.png

支援スレで要望のあったあの娘の試作型です。
小説版のデザインを取り入れてで胸にリボンを付けてみました。
…それと試しにもう一人前から描きたかったキャラを描いてみました。
多分キャラ名言わなくてもわかると思います。

知ってるかもしれませんが海外のMIDIサイトを
ttp://www.vgmusic.com/

これから大変忙しくなるのでしばらく製作を休みます。
斬撃とキングフォームはもう少し待ってください。
470名蕪しさん@ピンキー:05/01/28 01:34:42 ID:L1rEY9yM
>>809
うむ、相変わらずグッジョバですな。さて、お隣は…

こ…これは…
主食:男のあの使徒!?
471名無しさん@ピンキー:05/01/28 16:24:41 ID:02/y6zQZ
拙者、30過ぎても女性器見たことありませんから。切腹!!
472名無しさん@ピンキー:05/01/28 16:33:22 ID:dngTaZ7z
主食:男の人とバトル…か…
やばい!あの人は原作の時点で緊縛技の使い手だ! あの悪夢が再来するぞ…!
473名無しさん@ピンキー:05/01/28 23:40:40 ID:0U6BOq9K
淫魔ハンター2ってもう完成してるんですか?
474名無しさん@ピンキー:05/01/29 10:55:38 ID:tkatOrAT
まだです。
475ネコイチ:05/01/29 23:55:05 ID:SJzBHpxi
帰ってきましたので・・・後編を投下。
前編を覚えてくださってるかはわかりませんが、まぁお一つどぉぞ。
476ネコイチ:05/01/29 23:57:07 ID:SJzBHpxi
『捨て淫魔』後編

リリとの出会いから半年が過ぎた。リリの人語も大分上手くなり、
(口は悪いが)人間の常識も少しは飲み込めてきたようだ。精子
バンクでの食事にも慣れ、俺を半死に追い込むような事はあれっ
きりない。驚くかもしれないが、最初の日以降は、まるで兄と妹
のような慎ましい関係を保っているのだ。
 問題があったとすれば、一度だけだ。俺が彼女の両親のことを
訊ねると、彼女は突然不機嫌になり2、3日口もきいてくれなか
った。おそらく、思い出したくないような過去があるのだろう。
背中の怪我も関係しているのかもしれない。俺はそう思い、それ
以来その話題には触れていない。
「ご飯が出来たぞ」
リリが、豪快に切られ盛り付けられた野菜の炒め物だと思われる
ものをもってテーブルに近づいてくる。彼女は今、料理にはまっ
ている。勿論食べるのは俺で、彼女は味見さえしないので(人間
の味覚は全くわからないらしい)最初頃は正直食べれたものでは
なかったが最近は少しましになって来ている。
「うん、美味しい」
俺は一口食べて言う。何故かかなり辛いが味に致命的な問題は無
い。リリはそれを聞くと嬉しそうに笑い、自分の食事である擬似
精液(ゼリー状のもの)をストローで啜った。
 俺は彼女を拾ってからも例の仕事を続けている。生活に必要な
ので仕方ない。リリもわかっているようだったが何も言わない。
それはかなり意外なことだった。
477ネコイチ:05/01/29 23:58:17 ID:SJzBHpxi
リリの俺に対する独占欲は異常と言っても過言じゃない。以前、
俺が野良犬を見つけ例の如く、家に連れて帰ろうとしたところ
彼女は躊躇うことなくその犬を殺そうとした。俺は、激しく怒
ったが彼女は
「黙れ!裏切り者め!!」
と言ったきり俺の方から謝るまで拗ねたままだった。命の大切さ
を説こうとしたが、淫魔の概念でそれはたいして重要なものでは
なかったため中々伝わらず苦労した。恐らく、相手が他の人間で
も彼女は同じ事をしただろうと思うと怖い。
他にも、本を読んでいて彼女の話をうわの空で聞いていたら本を
ビリビリに引き裂かれたりととんでもない目にあった。俺は相当
愛されているらしくそれは俺としても嬉しい事だが、そんな彼女
が仕事とは言え俺が他の女と寝るのを黙ってみているのが不思議
でならなかった。そんな疑問を抱きつつも俺達は何不自由なく暮
らしていた。だが、ある日その疑問が解けると共に俺達の関係は
一変したのだ。
 ある日の事だ。俺の仕事もなく暇だったので俺達は夜の散歩に出
かけた。当然だが、淫魔であるリリは夜の方が元気だ。俺の一歩
は彼女の2歩と半分もあったが彼女は遅れるどころか元気よく俺
の先を歩いていた。街が見下ろせる丘まで行くと俺はごろりと横
になった。リリは眠っている動物を捕まえて遊んでいる。
「フォルス、これ見ろ。面白いだろ?」
リリは小鳥の首根っこを捕まえて、苦しんでもがいているそれを
見て無邪気に笑っている。
「やめろ」
俺はリリの手を強く掴むと無理矢理小鳥を奪い逃がした。
478ネコイチ:05/01/29 23:59:41 ID:SJzBHpxi
「?面白くなかったか?」
リリは全く悪びれることなく言う。それが俺は無性に腹立たしか
った。そして、その怒りの勢いで今まで聞くに聞けなかったこと
を言葉にしてしまった。
「リリ、お前人間殺した事あるか?」
言ってからしまったと思った。リリの顔が強張り、涙目になる。
リリは何も言わず背を向けて走り出した。
「くそっ!」
今度は自分に腹を立てていた。こうなることはわかっていたはずだ。
そして、最初に日に思ったはずだ。『彼女がどういう過去を持って
いようが守ってやろう』と。
「あらあら、随分荒れてるわねぇ?」
突然背後から声をかけられ振り返る。だがだれもいない。
「何処見てるの、上よ、上」
声の主は俺のほぼ真上に浮かんでいた。燃えるような赤い髪の女…
間違いなく淫魔だ。水着のような服の下から押さえきれないフェロ
モンが漂ってくる。
「娘・・・じゃないわよね?まさかロリコンってわけじゃないだろ
うし・・・あんな小娘より、あたしと遊ばない?」
淫魔にも人間と共存している者と依然、人間を餌として狙っている
者と二種類いるが間違いなくこいつは後者だ。
「怖い顔しちゃって・・・でもあたしそんな男の顔を快楽で歪ませ
るのが大好きなのよねぇ・・・名前も知らずにHするのもあれね、
あたしは見ての通り淫魔のアミルよ。あんたは?」
「フォルス・カミュだ・・・」
479ネコイチ:05/01/30 00:00:45 ID:fp8CyW1v
「フォルスね。あんた勇気あるのね?大抵の男は淫魔を見ると慌て
て逃げ出すのに。逃げる男を追いかけるのが楽しいんだけど・・・
たまにはこう言う男もいいか!」
アミルは獲物を狙う猛禽類の如く急降下して俺を組み敷こうとする。
が、俺は間一髪でそれに対応する。スピードはあるが粗野で芸の無
い攻め方だ。たいした実力は無かったとは言え淫魔ハンターに通じ
るものではない。
「かわした!?あんたまさか・・・」
「ああ、ハンターさ。『元』だがな」
「それなら本気にならなきゃいけなそうだねえ、ハンターの精を喰
らうのは久しぶりだよ」
アミルの目つきが変わる。これからが本番だと言うわけだろう。
(まずいな・・・)
淫魔との戦いで重要なのは攻撃力だと、素人は間違えやすい。淫魔
はイカせないと消えないのだから淫魔をイカす性技こそ最も重要な
はずだと、だが実際は違う。大切なのは防御力の方なのだ。防御が
ままならないと、何と言うか、同じ土俵にすら立てないのである。
淫魔と言う生き物は生まれつきいくつかの特殊な能力を備えて生ま
れてくる。視線で男の意思を溶かす『魅惑の眼差し』や、催淫効果
のある吐息『誘惑の吐息』、直接脳に命令を送ることのできる『悪
魔の囁き』などがそうだ。それはライオンに強力な爪や牙があった
り、鳥が空を飛べると言ったような本能的なものだ。どんな淫魔も
須らくこれらの力を有している。淫魔ハンターはそれらを『お守り』
のようなもので防いでいる。耐性と呼ばれる力を付加してくれるア
クセサリーだ。これがあれば淫魔が生まれつき持っている能力程度
なら楽に防げる。だが、逆に言うとそれがないとどんなに優れたハ
ンターだってイカされてしまう危険性があるのだ。時々、熟練の淫
魔ハンターが名も無い淫魔に犯されるのはそのためである。
 まさに今のこの状況がそれに当たるわけだ。ハンターをやめている
上に、散歩中にそんなアイテムを持ってきているわけが無い。
480ネコイチ:05/01/30 00:01:45 ID:fp8CyW1v
(目線もあわさず、呼吸も最低限に・・・そして攻める時は一気に決
める・・・やれるか?)
俺は覚悟を決めた。アミルが次の行動を起こす前に低い体制でタック
ルに入る。性技勝負に持ち込むために敢えて避けなかったのか、ただ
避けられなかっただけかのかはわからないがタックルは綺麗に決まり
俺はマウントポジションを取ることに成功した。アミルは構うことな
くズボンからペニスを取り出そうと股間に手を寄せてくる。その手を
俺は振り払う。迂闊に触れられるわけにはいかない。ちょっとでも隙
を見せると危険だ。右手でアミルの両手を頭の上で押さえつけると、
俺は左手をアミルの秘所へと滑らした。常に熱く滑って男を狂わせる
そこはあっさりと俺の指を受け入れる。
「あぁっ・・・ちょっと・・・いいっ!感じちゃ・・・うんっ・・・」
アミルは嬌声を上げる。どうやら実力はたいしたことはないようだ。
隙さえ見せなければ勝てない相手ではない。俺は慎重に、そして時に
大胆に指を動かし、アミルのGスポットを探り当て容赦なくそこを攻
め抜く。アミルは歓喜の声で絶叫しビクビクと体を仰け反らせる。
(いける・・・!)
俺はそう感じてアミルの手首を離し右手も乳首へと走らせた。アミル
も素早くズボンからペニスを引きずり出すと巧みに扱き反撃を始めた。
「うっ・・・くっ!」
思わずアミルの手が紡ぎ出す快感に腰を引きそうになるが何とか堪え、
乳首とクリトリスを同時に捻る。
「あふぁっ・・・あぁ・・・もう・・・ダメっ・・・」
アミルの手がペニスから離れた刹那、俺は一気にアミルを抱き起こし
そのままペニスで秘所を貫いた。アミルの膣は確かに恐ろしい威力で
俺の我慢を削り取っていく。だが最早アミルはイク寸前だ。このまま
ピストンで押し切れる。そう考えた俺は、座位の状態のままピストン
を行うため、アミルの背中に手を回そうとし、一瞬躊躇した。アミル
の背中に生えた羽を見た瞬間、怯えたリリの顔が浮かび、そして突然
体を襲った身を焦がすような疼きにかき消されて消えた。
481ネコイチ:05/01/30 00:02:35 ID:SJzBHpxi
一瞬の隙をついて口内に侵入したアミルの舌は容赦なく俺の舌を、
歯茎を蹂躙する。同時に甘い吐息・・・誘惑の吐息が流しこまれ体内
を犯していく。・・・体が急激に疼き、痺れていく。
「ふ・・・ふふ、あはははははっ、危なかったわ・・・正直もうダメ
かと思ったけど油断したわね?勝利を目の前にしてってやつかしら?」
汗やら唾液やらで淫靡に光る体を呼吸のたびに揺らしながらアミルは
俺を見下ろした。さっきとはまるで逆の立場になっていた。俺は地面
に寝かされ、頭上で腕を固定されている。
「随分と好き勝手してくれたじゃない・・・流石は淫魔ハンターね。
イキそうになるほど気持ちよかったわ。お礼にあたしにしてくれたこ
とをそのまま、いえ、何倍にもして返してあげる!」
マウントを取ったアミルは乳首を指で弄びながら手首のスナップを効
かせて手コキを始める。アミルの愛液でヌルヌルの上に先程まで勝利
を確信し、猛り狂っていたペニスはその激しすぎる手コキに翻弄され
る。
「ぐあぁっ・・・あぁぁぁぁっ!!!」
「あたしの手コキ気持ち良いでしょう?オチンチン、ビクビクしてる
わよぉ!ほらほらほらほら!!もう射精しちゃいそうよ!?いいの?
イッちゃダメなんでしょう!?」
アミルは俺の悲鳴を聞くと更に攻撃の手を強める。
「さあ、あたしの目を見なさい・・・お前の意思を溶かしてあげる。
お前をあたしの虜にしてあげるわ。もう抵抗なんて無駄なのはわかる
でしょ?このオチンチンはもう私の物!あはははははははっ!」
アミルは上目遣いに俺の目を見つめてくる。その濡れた瞳に見つめら
れれば見つめられる程、俺の心はアミルに犯されていく。
 ダメだ・・・イキたい・・・でも、ここでイクわけには・・・あぁ、
でも・・・
「ちっ、これだけ攻めてもまだ心は墜ちないか・・・中々強情ね。元
淫魔ハンターって言ってたけど結構才能あったんじゃないの?
・・・まあいいわ。それならまずは外堀から埋めていくだけよ。先に
体を徹底的に犯し抜いて、それから心まで快楽に墜としてあげる」
482ネコイチ:05/01/30 00:03:17 ID:SJzBHpxi
アミルは手コキを止めると、体をずらして上体を脈打つペニスへと近
づける。そして自らの手を巨大とも言えるほどのボリュームを持つ胸
へと添えると、乳首を捻り大量の母乳をペニスへと発射した。そして、
間髪いれず胸の谷間にペニスを閉じ込めるとゆっくりと胸を左右に揺
らし出す。
「淫魔のミルクたっぷりのパイズリはど〜お?フォルスのオチンチン
ぜぇんぶ隠れちゃってるわよ?」
「ふぁあっ、あっ、ああっ!や、やめっ!!ああぁっ!!」
「『やめろ』?オチンチンはこんなに気持ちいいって喜んでるのにねぇ?
ま、イキたくないならイキたくないでもいいわよ?勝手に我慢すれば
いいでしょ?ほんとにイキたくないなら淫魔のパイズリぐらい我慢で
きるでしょ、淫魔ハンターさん!!」
アミルはパイズリのリズムを急激に早めていく。異常な潤滑力を与え
られたアミルの胸は瞬く間に俺の限界を打ち破った。
「あぁぁぁっ、ダ・・・メだっ!!イッちゃ!出し・・・ちゃ・・・
あぁっ、イ、イクゥッッッッ!!!」
「いい声ね、もっと鳴きなさい!アンアン喘ぎながらイクのよ!必死
に我慢して、耐えて、それでもおなたはあたしにイカされちゃうのよ!
ほぉら!お漏らししちゃいなさい、オッパイでイッちゃいなさい!!」
ビュッ、ブビュッ、ドピュビュビュル〜!!!!
アミルの胸の谷間からまるで噴水のように精液が噴き上がる。それを、
恍惚の表情で浴びながらもアミルはパイズリを全く緩めようとはしない。
「あはははっ!イッた!!無様ね!!!これでもうあなたは、あたし専
属のミルクタンク君ってわけ!!嬉しいでしょ?どうなの!?」
アミルは一度イって射精の勢いが弱まってきたのを見ると今度はペニス
を咽喉の奥まで飲み込み縦横無尽に舌を巻きつけて射精を促してくる。
舌が亀頭に巻きつくたびに、裏筋を這い回るたびに、俺は一瞬とて耐え
られずアミルに搾られるままに精液を吐き出していく。
「っぁあ・・・くそぉ・・・」
483ネコイチ:05/01/30 00:04:52 ID:SJzBHpxi
「まだ墜ちない・・・ホントに恐れ入るわね。」
勝利と敵のプライドを踏みにじる快感に彩られた表情だったアミルの顔
が一瞬曇り、またすぐに何かを企む悪どい顔になった。
「ねえ、フォルス?あなた本当はあたしにもっと責めて欲しいんじゃな
いの?」
アミルの言ってる事が全く理解でききず、俺は何も言う事が出来ない。
「本当はとっくに墜ちちゃってるんだけどもっと凄い事して欲しいから
強がってるだけ・・・ね、そうなんでしょ??」
「ち・・・ちが・・・う」
アミルはフェラを止めると俺を背後から抱きかかえ、自らを椅子の背も
たれのようにしてろくに動けない俺を寄りかからせると、腰に美しく長
い脚を巻きつけ、精液と唾液と母乳でグチャグチャのペニスを足裏で優
しく弄りはじめた。
「ほらぁ、今度は足でいじめてあげるわよ。違うって言うならまさか足
でなんて感じないでしょう?・・・あらら?どうしたのかしらぁ、急に
我慢汁がまた噴き出してきたわよ?」
アミルは限界まで敏感になってしまったペニスに、射精まではいたれな
いギリギリの刺激をゆっくりと、細心の注意を払いつつ塗り付けてくる。
「・・・く・・・ぁ・・・」
我慢の限界をとっくに超えてしまっているのに射精出来ないもどかしさ
が俺の精神を削り取っていく。そして、耳元で聞こえてくるアミルの声、
『悪魔の囁き』が俺に最後の一線を越えさせようと直接脳に呼びかけて
くる。
484ネコイチ:05/01/30 00:05:38 ID:SJzBHpxi
「ほんとに卑しい男。ねえ、そうでしょ?いいように責められて、イカ
されて、それでもまだ足りないって言うんだものねぇ?それに足でされ
てるのにこんなに感じちゃってさ・・・あれぇ?どうしたのかなぁ?
オチンチンが足に擦りつけられてくるよ?」
腰がガクガクと、少しでもアミルの足にペニスを擦りつけようと動いて
いる。実際にはアミルが巧みに背後から動かしているのだが『悪魔の囁
き』でアミルの言葉が自分の考えのように思えてしまっている俺には、
思うような快感が得られず自ら浅ましく腰を動かしているようにしか感
じられない。
「あぁぁ!!嘘だ!!!嘘だぁぁ!!!!」
浮かんでくる疑心に満ちた考えを必死に否定する為、俺は叫び声をあげ
る。
(大分参ってきたみたいね・・・もう一押しってとこか)
「嘘じゃないでしょ!?足コキされてよがり狂ってるのは何処の誰よ!
フォルス・カミュ、あんたでしょ?ほぉら、今度は私の足に出しなさい!
この変態が!!」
羽で撫でる様に動かしていた足で、今度は一気に押しつぶすように強く
カリ首と玉を同時に挟み、アミルは容赦なくとどめの一撃をペニスに与
えた。
「ぐぁぁっ!!!ま、またイクぅ!!!」
堪える事など出来ない俺は、ただ叫ぶしかない。ペニスからは精液が飛び
散る・・・はずだった。しかし、出てこない。射精の寸前、そのさらに限
界の寸前で俺はイクことを許されなかった。
「あら、出ないわね?あたしったら失敗しちゃった?うふふ、ごめんなさ
いね。もう一回最初からやってあげる。」
アミルは嘲るような笑みをその顔に湛えながら、また羽で撫でるようにゆ
っくりと足コキを始める。そのもどかしさと、股間部を中心に体全体に広
がる喩えようも無い疼きとで俺は気が狂いそうになる。
「今度はちゃんと射精出来るといいわねぇ、ふふ・・・あ、射精したく無
かったんだっけ?それじゃ良かったじゃな〜い、あははははは・・・」
485ネコイチ:05/01/30 00:06:59 ID:fp8CyW1v
 どれくらい時が過ぎたろうか。もう何十年も経過したような気がする。
が、実際には俺たちが戦い始めてからまだ数十分も経っていないのだろう。
俺は既に時間の感覚を失っていた。アミルはあれからずっと寸止めを続け
ている。
「それ!今度こそイッちゃえ!!・・・あれぇ?あたしったらまた失敗?
ちょっと自信なくすわぁ。フフフ・・・」
アミルの足の指の間で俺のペニスはなすすべなく戦慄き、異常な量の我慢
汁を撒き散らすだけである。俺はもう喘ぎ声を出す事も出来ない。
(どうやら取り込んだわね。さてと、今度こそ心の底まであたしに屈服し
て貰うわよ・・・)
「よし、こうなったらもう本気でイクわ」
アミルは再び俺を地面に寝かし立ち上がる。アミルは横たわった俺を跨ぐ
と熱い蜜がしたたる秘所を見せ付けるようにして突き出してくる。
「さぁ、今度こそトドメをさしてあげる。あたしのココであなたのオチン
チンを食べてあげるのよ・・・くふふ、じゃ、いただきま〜す・・・」
アミルの腰が降りてくるのを俺は黙って見つめる。『やっとイケる』と言
う安堵感が恐怖や敗北感を殆ど覆い尽くしてしまっている。
チュプ・・・ヌププッ・・・
燃えるような熱さの秘所に俺のペニスが徐々に飲み込まれていく。まるで
ペニスが溶けてなくなってしまうような感覚に俺は声も鳴く悶えるだけだ。
「〜〜っっ!!・・・・!!!」
アミルは舌なめずりしながらそんな俺を見下ろしている。
「さぁ、挿いっちゃったわよ。膣でビクンビクンって喜んでるわよ?あなた
のオチンチン・・・くふふ、もうとっくに限界なんて超えちゃってるもん
ねぇ?あと一擦りも持たないでしょうね・・・」
486ネコイチ:05/01/30 00:08:23 ID:fp8CyW1v
ズププププ・・・
アミルはゆっくりと腰を上げる。その上昇に伴って、俺の中の理性や、精神
力と言った物がアミルの中に吸い込まれていくような感覚に陥る。でも、
それでもいい・・・どうせ、アミルが腰を下ろせばもう俺は終わりだ・・・
射精さえ出来ればそれで・・・口には出してはいないが既に俺の心はアミル
の責めに屈していた。口には出さずに済んだことで俺の敗北的感情に塗れた
自尊心は安堵していた・・・しかし、アミルはそんな俺の自己満足すら許し
てはくれなかった。腰を下ろさない。秘所の入り口でクチュクチュと亀頭の
先端を舐め回すだけで一向に腰を下ろしてこないのだ。再び、俺はアミルの
寸止め地獄に落とされたのだ。
「さぁフォルス、どうする〜?そろそろ素直になってもいいんじゃないかし
ら?ホントはずぅっとわかってたのよ?あなたの心が私に屈してたこと。
でも中々素直にならないからこんなに苛めてたってわけ。ホントはあたしだ
ってこんなことしたくなかったのよ?」
優しげな表情で、しかしその内面には底無しの淫猥さを湛えたアミルが俺に
最後の一線を越えるよう迫ってくる。俺にはもう耐えるだけの力とプライド
は残されていなかった。
「私に言いたい事があるでしょう?言って御覧なさい?恥ずかしい事なんて
ないのよ、あなたは良く頑張ったわ。でも、ほんの少しだけ私のほうが強か
っただけなの。さぁ、言っちゃいなさい。楽になれるわ・・・そしてイッち
ゃいなさい!」
俺の口がわなわなと震える。もうほとんど意思なんてない。むしろ、本能が
口を開かせた。
「イ・・・イカせ・・・て・・・くれ・・・」
俺はついに、完全に負けを認めた。
487ネコイチ:05/01/30 00:09:32 ID:fp8CyW1v
「ふふ・・・いい子!」
アミルは唐突に、無造作に腰を下ろした。そして今までとはうって変わって、
獣のように腰を振りたくる。
「・・っぁぁ・・・イ・・・ク・・・イグゥゥゥ!!!!」
ブビュッ、ドビュル、ビュルビュルビュクビュクビュクブビュウッ・・・!!
「はははははっ!ついに、ついに墜ちたわ!!これであなたは身も心もあたし
の物!どんな気分かしら?ハンターなのに敵である淫魔に犯されて、搾り殺さ
れていく気分は!嬉しいわよねぇ、射精したくて堪らなくてその通りにして貰
えるんだから!!」
アミルの膣に俺の命の全てが吸い取られていく。だが、どうでも良かった。既
に、俺の心は快楽に屈して射精する事以外の感覚はなくなってしまっていたか
ら。
「美味しいわ、最高よ!心の底まで快楽に屈した人間の出す精液の味は・・・
ハンターなんて言っても所詮はあたし達淫魔の餌にすぎないのよ!さぁ、イキ
なさい!もっとイクのよ!あはははは・・・」

「ふふ、あなたの命ももうあと一搾りってとこね。楽しかったけどもうお仕舞
いよ。それじゃあね、フォレス。」
アミルは腰をゆっくりと持ち上げる。もう俺の意識は快楽に塗りつぶされ殆ど
闇に沈んでいる。
『やってくれたな、貴様!』
遠くで聞きなれた声が聞こえた気がした。ここ半年毎日、幾度となく聞いてき
た可愛らしい声。だが、その意味を理解する事は俺には出来なかった。
『誰?いいとこで邪魔しないでくれないかしら・・・ってさっきの小娘じゃな
いの』
俺に跨っているアミルも理解できない言葉を話す。
『あんたも淫魔だったのね。悪いけどもうこの男は私が貰ったわよ』
(リリ・・・そう、リリだ。・・・って誰だっけ、関係ない。早くイカせてく
れ・・・)
リリは俺の方を一瞬見ると下唇を噛んでアミルに向き直った。
488ネコイチ:05/01/30 00:10:20 ID:fp8CyW1v
『下級淫魔風情が・・・誰の物に手を出したかわかっているのだろうな!!』
リリの目が蒼く燃えている。凍りつくような冷たい炎宿したその瞳を見た瞬間、
俺はリリの事を完全に思い出した。同時に、僅かながら判断力が戻ってきた。
『小娘が何を言って・・・!?』
初めてリリと会ったとき、彼女はこの瞳をしていた。まるで、少女の眼ではな
い。生きる事の辛さ、汚さを知り尽くして尚、それら全てを敵に回してでも生
き続けてやると言わんばかりの意思力に満ち溢れた眼。氷のようなその眼に希
望は無い。だが、絶望の全てを追い払うかのような力強さを持った・・・
『蒼氷の瞳・・・何故お前が!?お前は一体!?』
アミルの恐怖が飲み込まれたペニスを通じて伝わってくる。昂ぶった感情が風
船のように一気に萎んでしまった感じだ。
『もう一度言う、誰の物に手を出しているかわかっているのだろうな!!この
リリス・フォウ・ハートの物に手を出していると、わかっているのだろうな!』
『ひっ・・・滅んだ・・・淫界の皇女が、何故!!』
近づいてくるリリを見てアミルが飛びのく。何を言ってるか俺には全く理解で
きないが、二人の間に横たわる圧倒的な力の差は理解できた。
『消えろ。本来なら悶え殺してやるところだが今はフォルスを助けるのが先だ。
見逃してやる・・・二度と私たちの前に姿を現すな!!』
アミルは叫び声にもならない恐怖の声をあげ、飛び去っていく。俺は訳がわか
らずただ見ているしかなかった。
489ネコイチ:05/01/30 00:11:39 ID:fp8CyW1v
「フォルス・・・ごめん。今からすることを許せとは言わない。でも、助け
るにはこうするしかない」
リリは衣服を脱ぎ捨てると、先程アミルがしていたように俺に馬乗りになる。
アミルの其処よりも小さく、幼い秘所が俺のペニスに向かって降りてくる。
「フォルス・・・愛している。嫌われてもいい。憎んでもいい。でも、ホント
にホントに愛しているぞ。心の底から・・・今なら私にも人間の心がわかる。
愛してる、フォルス・・・フォルスゥ!!」
俺のペニスに何かを突き破るような感触があった。リリの顔が一瞬苦痛に歪む。
と、同時にリリの中に俺の最期の一滴が吸い上げられた。急速に意識が消えて
いく。リリの中に溶けていく。
「フォルス!フォルスが・・・入ってくる!フォルス!!」
リリはうわ言のように俺の名を叫ぶ。
「リリ・・・」
(あぁ、俺はリリと一つになるんだ)
最期に俺はそう思った。快楽ではなく、清らかな何かが体を満たしていく。と
ても満ち足りた気分だった。
・・・リリの夢を見た。彼女は酷く寂しげな、儚げな顔で俺を見つめている。
「フォルス・・・リリはね、人間を殺した事、あるよ。何人も、何人も。数え
きれないくらい、殺したよ。生きるために、必要だったから。リリの親は、人
間のハンターに殺されたの。それでそのハンターを、リリが殺した。自分が生
きるために・・・仕方が無いとは言わない。でも、やめる事は出来なかった」
リリの心が流れ込んでくる。どうしようもない悲しみと、絶望と、ほんの一握
りの決意。
「ねえ、フォルス。起きたらお前はなんて言うかな?やっぱり私を罵るかな?
それでもいい。お前が生きてくれるなら・・・でも、もし・・・もしも私を許
してくれるなら・・・」
リリの言葉が遠くなっていく。光の奔流が俺の体を、精神を飲み込んで・・・
490ネコイチ:05/01/30 00:13:36 ID:fp8CyW1v
そして目が覚めた。リリが俺の上に跨り、恍惚とした表情で俺を見つめている。
なんだかいつもの数倍艶っぽく見える。恐らく、俺が気を失っていたのは一瞬
の事だったのだろう。
「・・・生きてる?」
自分の意思と、体を埋め尽くす疲労感が俺に生の実感を与えている。俺は精を
吸い尽くされて死んだんじゃ・・・答えの出ない疑問の答えを表情でリリに求
める。すると彼女は、サッと俯いて俺から眼をそらした。
「・・・もう、大丈夫だよ・・・でも・・・」
「でも、何だ?」
歯切れの悪いリリの言葉を俺は思わず急かしてしまう。そんな態度にリリは、
俺の体の上で益々体を縮めた。
「・・・フォルスの体は、もう人間じゃない。私達に近い存在になってしまっ
た」
リリの言っている事がわからない。俺の体は、どう見てもいつもと変わらない。
「フォルスの心は、さっきの下級淫魔に壊されて、殆ど吸い取られてしまった。
だから私は残ったフォルスの魂を吸収して、私の膣で私の力と共に新たに精製
して、フォルスに戻したの。でもその方法は本来、淫魔が人間の女を同属にす
るために行う方法で・・・男を淫魔にすることは出来ない。ただの餌にするし
かないの」
俺は黙ってリリの話を聞いている。リリは話の間一度も俺と目を合わせること
が出来なかった。
「淫魔は殆どの場合、殺すまで人間の男から精を吸うけど、極稀に自分が凄く
気に入った男を『保存』しておく事がある。人間でも、淫魔でもないただの遊
び道具、玩具として・・・この体にされた男は主である淫魔に逆らう事が出来
なくなってただ、言われるままに精を貢ぐだけの存在になる・・・」
「は、はは、そんなまさか・・・」
491ネコイチ:05/01/30 00:14:16 ID:fp8CyW1v
俺の声は思わず裏返ってしまう。リリの話は信じられない。だが、リリが嘘を
ついているとも思えない。
「・・・射精しろ」
「は?・・・う、ぐぅっ!??」
ドプッ、ビュクビュッ・・・
「嘘じゃない。フォルスの体はもうフォルスの物じゃない。リリが、フォルス
の魂を犯してしまったから」
リリの言葉通りにビクビクと脈打つペニスが真実を物語っていた。リリの言う
事に間違いは無い。俺は人間としては死んでしまったのだ。ここにいる俺は、
フォルスと言う名の人形にすぎない・・・
「憎んでもいい。お前がいなくなるよりは、いい。怒りでも、憎しみでも絆に
なるんだったら・・・・・・フォルス、私は・・・」
リリの身を引き裂くような訴えを、俺は手を上げて制した。
「くくっ・・・ふふっ・・・はははははははっ」
勝手に笑いがこみ上げてきた。自暴自棄になったのでもなければ、おかしくなっ
たのでもない。
「フォルス・・・?」
「いいさ、別に」
笑いながら言う俺を、今度はリリが理解できないようだ。
「今までと変わらないさ、何も。お前の我侭はみんな聞いてやってただろ?」
「でも、でも・・・それとこれとは」
「いいんだ。俺も、お前がいればそれでいい」
心からの言葉だった。リリと出会って半年足らず、そしてお互いの全てを知って
いる訳ではない。でも、今は言える。こいつと共にいたいと。例え、それがリリ
に魂を犯されたからであっても構わなかった。俺は死ぬ直前確かに思ったのだか
ら、リリを愛していると。
492ネコイチ:05/01/30 00:16:56 ID:fp8CyW1v
「フォルス・・・我侭全部は聞いてくれてないぞ?時々、私じゃない女を抱きに
行くじゃないか」
少し拗ねたような、ふざけたような口調だ。だがリリの蒼い眼には大粒の涙が光
っている。
「・・・それは、お前何も言わなかったじゃないか?」
「何も言わなくてもやめて欲しい事はある・・・でも、いいんだ。フォルスが誰
を抱こうと。心がリリの物なら、それでいい」
リリは先程以上に恍惚とした表情で顔を上げると、そのまま俺の胸にくたりと倒
れこんだ。そんなリリが堪らなく愛しくて、俺は優しく抱きしめる。
「フォルス?」
「何だ?」
「私な、今回が・・・その、初めてだったんだぞ?」
言われてみると、俺の腰のあたりに一筋の血が流れているのがわかる。俺は気恥
ずかしさもあって、リリの金色の髪を軽く撫でた。リリは幸せそうに俺の胸に頬
擦りする。
「これからが大変だぞ?淫魔は処女を失うと急激に成長するから・・・胸も大き
くなるだろうし、背も伸びるかな?性欲も膨れ上がるから、これからは毎日する
ぞ?大丈夫。フォルスも精力は無限になったから。私を責めることは出来ないけ
ど・・・代わりに私が一杯責めてやるからな」
「・・・・・・」
思わず絶句する。淫魔の処女を貰うという事の重大さを初めて知った。リリの顔
は先程とはうって変わって満面の笑顔だ。
「愛してるぞ、フォレス。さ、もう一回しよ?」
俺の『愛してる』と言う言葉は、リリの腰の動きと、俺自身の喘ぎ声と悲鳴に消
されてしまった。

『もし私を許してくれるなら、その時は私を娶ってくれ。お前の、妻になりたい』
・・・道で淫魔を拾ってから半年。俺は、まあ幸せに暮らしている。
                              捨て淫魔 完
493ネコイチ:05/01/30 00:19:42 ID:fp8CyW1v
・・・了。二週間あいたら自分でもなんか繋がりが良くわからんくなった。
誤字などあったらスマソ。

次は続き物に挑戦したい・・・けどそうするとエロシーン以外も長くなったり
するだろうから倉庫の方に投下した方が良いのだろうか・・・
494倉庫係:05/01/30 00:23:58 ID:YuadpmUv
>>493
乙です。これから読みます

倉庫かここか・・・
どっちでもよいかと・・・
倉庫に投稿したら、ココで告知すれば良いわけですし
ここはここで、スレ活性化になるし
495名無しさん@ピンキー:05/01/30 00:34:15 ID:1Pd4hi1g
ぐっっじょぶっっ!!!
話もエロも激しくGJ!

個人的趣味に走ると…アミルたんハァハァ
496名無しさん@ピンキー:05/01/30 00:40:55 ID:Br0L5hd3
キター*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
497タカカズさん@ハンター:05/01/30 00:51:37 ID:+fWs8Lra
     リ,;;;;;;:: ;;;;;:: ;;;;; ::;;;;;; \       人 从
     (彡ノり/リノ" ミ;;;;;;,,,.. ゝ     ) あ (
     );;; ヾ、;;;;...__,,  );;;;;;;; ヾ    ) お (
     i:::) ` ;;ー--、` 〈;;;;;;;::;;; i   ) お (
    i i::/   ^:::::::.. i  ,ll/ニi ;; l   ) / (
    i l ヾヽ''    ゚   ))ノ;; /  ) っ (
  i |  | iにニ`i,     (_/i;;; |  ) !! (
  | |  ! `ー‐'"    /  ゞ:l  つ (⌒
  i l|  ! " ̄  ,,,. /,;    ミi      |l
  | |i  ヾ二--;‐' ,;; ,;   ミ ||i il   i|
  | ll  _|彡"  ,' ; /' ̄^ ̄''''\  ||

     萌えたぜえぇぇぇぇ!
498名無しさん@ピンキー:05/01/30 02:45:48 ID:MdQ5fOku
 捨て淫魔 完

ですか?
怒涛の新婚生活突入かと思ったのに!
なんて贅沢言ってスマソ。
すごくよかったです、乙。
続き物期待してます。
499名無しさん@ピンキー:05/01/30 05:26:30 ID:13K6t0z1
どけ( ・ー・)つ)497)

イイ(゚∀゚)ハナシデシタ!!
500名無しさん@ピンキー:05/01/30 05:42:26 ID:VknIxshp
GJ!
文ももちろんエロかったけど、設定のエロさが個人的に良かった。
501名無しさん@ピンキー:05/01/30 13:37:09 ID:+fWs8Lra
にしても一月で500レス消費か…
ここも本当に流れが速くなったもんだ。
502名無しさん@ピンキー:05/01/30 15:15:47 ID:JLuILV/f
昔はなかなか長寿だったしの
話題があるってことは良いことさー
職人の皆様ご苦労さまです
503名無しさん@ピンキー:05/01/30 16:04:48 ID:YuadpmUv
兄妹の一方的なスキンシップ
いつのまにか完結してた

昨晩妻とバトルファックしマスタ
504名無しさん@ピンキー:05/01/30 16:31:48 ID:vW5Y2+Kp
何という痛ましい…
505名無しさん@ピンキー:05/01/30 16:49:50 ID:TjRAbbGZ
>>503
詳細投下しとけ
嫁の見た目とかも詳しく
506名無しさん@ピンキー:05/01/30 17:21:57 ID:juQPa59d
>>503
詳しく激しく
507名無しさん@ピンキー:05/01/30 20:00:54 ID:T3ndaL3r
詳細キボン
508名無しさん@ピンキー:05/01/30 20:12:39 ID:YuadpmUv
げっ、文章苦手なのに。
努力してみます
509名無しさん@ピンキー:05/01/30 20:21:51 ID:HkG3uvBJ
スレ初の実話到来か
510名無しさん@ピンキー:05/01/30 20:32:23 ID:vW5Y2+Kp
…………無論男児として恥ずかしい闘いはしているまいな?
511名無しさん@ピンキー:05/01/30 20:51:20 ID:jCjit743
男の方が一方的にヤられてしまうもまた人生ですよ。( ̄ー ̄)ニヤリッ
512名無しさん@ピンキー:05/01/30 23:30:24 ID:YuadpmUv
夜は、スルとの予告もなかったのですが先に寝てたところ、
上からのっかかってきて口を塞がれました。
その弾みで目が覚めたのですが、上から腕を固められなすがままの状態
さっさと手が漏れの棒に・・・
なんとか、右手を振りほどき漏れも相手のクリトリス攻撃
お互いハァハァしながら攻め合い
相手は、漏れの棒をしごきつつ、もう片手で玉を揉み解す
漏れも負けじと、クリトリスから指入れ攻撃
「もう、たまんないんじゃないの?先っぽが濡れてるよ?
「そっちだって、中はぐちょぐちょやんか・・・
お互い声が大きくなり、口を塞ぎ合う。
それが終わった後、相方から「入れて・・・」
いつもは、漏れが入れると相手が感じやすいため、
さっさとイってしまう・・・
この日も例外でなく、正常位で相手の体を固定したまま2回、
後背位で相手の両手をこっちの両手で持って2回イカセマシタ。
(まだ、こっちは一回もイってない)
いつもなら、ココであとこっちがイって終わるところなのですが・・・
513名無しさん@ピンキー:05/01/30 23:31:12 ID:YuadpmUv
「ハァハァ、ねぇ、シックスナインしようよ」
「ん?いいけど、お前いつも負けるやん。またイかされたいのか?
「ぶぅ、負けないもん!」
で、相方が上になってシックスナインの体制に
「すっごい固いね、我慢してたんでしょ?
と、俺のものを両手で包み先っぽに口付けする。
「してねーよ。そっちだって、またイかされるんだから覚悟してろよ」
と、クリトリスに舌を這わせる。
おかしい、いつもだったらこの時点であっちはギブアップのはずなのに
舌の動きが止まらない
それどころか、亀頭を手でこねくり回すようにしている・・・うわ
「もう、限界なんじゃないか?いつもやったら、感じまくりやん
「んーーー?あー今日はイってから、落ち着いちゃってあんまし感じないんだぁ
 んでね、今日はあなたをいっぱい気持ち良くしたげるから
514名無しさん@ピンキー:05/01/30 23:33:12 ID:YuadpmUv
そういうと、69の体制から漏れの脚を上げさせ、肩で固定
右手で亀頭を責めながら左手でアナルの入り口に指を這わせる。
「うひゃ!にゃ!うきゃ!!
自分で何を言ってるのか分からなくなってくる
「これいいでしょうー?特に、棒じゃなくて先っぽをずーっとぐりぐりすると
 イけないけど、めちゃくちゃ気持ちいいって2ちゃんでみたけど、どう?
 気持ちいい?
げっ、最近PCでなんかやってるなと思ったら、そんなところを・・・
「うはぁ、あっ、あぁぁ
何がなんだかわからなくなってきた・・・
「これって、亀頭攻めってスレでみたんだけどどうー?
 かわいい声だして、すごいねー。いつもアタシをいじめる罰だよ―
 ほらほら、もっと、ぐりぐりしちゃる!
そういいながら、左の人差し指にコンドームをつけて、アナルに挿入
漏れは、もう悶えるだけ・・・
「ねぇ、もういきたい?いかせてあげようか?
「ま、まだまだいかないよ・・・
「無理しなくてもいいよ―(アナルをぐりぐり)
「うぎゃぁぁ、あぅぅぅ、はぁ・・・
そんな責めをずっと続けられた挙句に、いかされました・・・
(いつも以上に固くなって、量も相当多かったらしい・・・)
4−1で勝った筈なのに、全く勝った気がしなかった・・・
もしかしたら、亀頭スレに投下すべきだったかも・・・
515名無しさん@ピンキー:05/01/30 23:34:17 ID:YuadpmUv
ちなみに相方のスペックは
86-60-88です。顔は、勝手に想像してくださいw

やっぱ、文章は書くもんじゃないな・・・反省
516名無しさん@ピンキー:05/01/30 23:36:26 ID:+fWs8Lra
たまには毛色の違った話を喰うのも悪くない。GJ。
517名無しさん@ピンキー:05/01/31 00:35:26 ID:dDAkUuPq
リアルもいいね
亀頭スレ俺も見てるw
518名無しさん@ピンキー:05/01/31 11:53:52 ID:4BnXrsV6
読んでて勃った。
いいなあ…
519名無しさん@ピンキー:05/01/31 17:58:13 ID:l7woyc8S
>後背位で相手の両手をこっちの両手で持って

漏れのダチ連中はこの体位をパロスペシャルと呼んでいる…
520名無しさん@ピンキー:05/01/31 20:18:16 ID:eg1Li9+G
ここでパロスペシャルの解説を
テリーマンさんにお願いします

↓「そう言えば、聞いた事がある」
521名無しさん@ピンキー:05/01/31 22:29:25 ID:88j1+0sU
いや…どうだったかな…
522名無しさん@ピンキー:05/01/31 22:43:54 ID:l7woyc8S
とほほ、パロスペシャル通じねえか?キン肉マン二世でも出てきたから
ちょいと知名度上がったと思ったんだけどなあ…
おいちゃん悲しくて涙ちょちょぎれらあ。
523名無しさん@ピンキー:05/01/31 23:23:54 ID:Ih/z3kM2
知名度はともかく解説はどうだろう?
かなり昔のマンガだし覚えてないなぁってBF関係ないね
でもキン肉マンのように無意味にかっこいい技を連発するBFを想像してみると

ネタにしかならないね orz
524名無しさん@ピンキー:05/01/31 23:40:20 ID:sMASkJ4v
キン肉バスター!
キン肉ドライバー!

たしかに、ネタだ

マッスルドッキングは名前だけだと・・・
525名無しさん@ピンキー:05/02/01 00:21:35 ID:tpRgkRkW
ビッグベンブリッヂとかも見方によっては48手系に
48手自体ネタが多いですが

乳魔女王「私は右から乳魔女王奥義を!」
セ二ア「私は左からパイズリフルコンボを!」

ヘイト「うぎゃぁーーー」

アレス「ゲェーーーッ、イメージトレーニングだけでなく実際に2人が
    ヘイトさんに完璧なパイズリを決めている!!」

ジン「そうか、2人とも完璧なパイズリをイメージするうちにいても立ってもいられなくなり
    練習用の人形を捨て去って生身のハンターであるヘイトに完璧パイズリを仕掛け
    たんだなーーーっ!」

ジン「見せてもらったぞ2人とも」

ヘイト「か…体がボロボロになるほどのしょ…衝撃だったぜ…」

ついかっとなって(ry
526名無しさん@ピンキー:05/02/01 00:24:33 ID:Yu8b7i26
SSなんて書いたことがなく
文章力も自信がない俺がSSを書いたらどうなるだろう
527名無しさん@ピンキー:05/02/01 00:27:03 ID:4qPnus/N
格闘職人アウディになる
528格闘職人アウディ:05/02/01 00:52:11 ID:Yu8b7i26
よし
じゃあ近々発表するのでよろしくなъ( ゚ー^)
529名無しさん@ピンキー:05/02/01 01:00:27 ID:AISJVRV/
>>527
命名しちまったな。
530名無しさん@ピンキー:05/02/01 16:45:22 ID:i371iFk2
なんか珍妙な事になってきたな。
531ネコイチ:05/02/01 17:25:48 ID:mErAuWIb
現在、新作の長編を製作中なのですがちとお願いが・・・

長編ともなるとBFシーンを何種類も書かなきゃいけないからマンネリ化を
防ぐために今回は特殊な能力を使う物同士の戦いって感じで書こうと思っ
てます。ま、JOJOのスタンド能力のようなものだと思っていいです。それ
で、いくつも能力考えるの大変なので案を頂ければ・・・と。
例を挙げておくと

能力名『クリムゾン・ネイル』
系統 手コキ系
能力 文字通り、その赤い爪に刺された場所はどこでも性感帯になる。
   元から性感帯な場所に刺すとさらに威力は高くなる。

こんな程度でいいです。系統は、手コキ・フェラ・パイズリ・本番・
特殊の5つでお願いします。特殊は他4つに当てはまらない物です。

出してもらった案でツボにはまるか、書きやすそうな物を使わせて
もらいます。男、女どちらの物でも構いませんが女の方が当然人数
的に多いです。それでは、よろしく・・・

長レススマソ
532名無しさん@ピンキー:05/02/01 19:53:59 ID:1cRVgX3w
ネコイチ殿・・・それはつまりスタンドを使ってイかせ合うということかな?

よ〜し、気に入られる案考えちゃうぞ〜っ
533ネコイチ:05/02/01 20:29:17 ID:bzoGL2VY
いや、守護霊的な者同士を戦わせるんじゃなくてあくまで
『能力を持ってる者』同士が戦う感じですな。だから能力の
姿とかは見えません。

とりあえず今から一話書きます・・・
534名無しさん@ピンキー:05/02/01 20:31:37 ID:kLwuYUVH
スタンドというより自身が持つ特殊能力?
ネコイチさん、こんなのはどうでしょうか。

能力名『マインドゲーム』
系統:特殊
能力:相手の問いかけに対して嘘をついた場合、その者は強烈な快感を受けてしまう。
    言葉に出さなくても、本心で思っていることが‘答え’とみなされる。
    なおこの能力は相手だけでなく自分自身にも効果が及ぶ。
535名無しさん@ピンキー:05/02/01 21:43:00 ID:s7s1ydS0
『BFS』がッ!『封印された黒歴史』に刻まれていたはずじゃあないのかッッ!?
536格闘職人アウディ:05/02/01 22:32:49 ID:Yu8b7i26
百烈張り手のできない本田と腑抜け凡俗のダルシムが
ベガに肩入れし、サイコパワーでチュンリーを洗脳するのに加担するシーンを描こうとしているが
なるほど難しいな
537名無しさん@ピンキー:05/02/01 22:41:20 ID:c6sCmf5i
むぅ・・・・同人で見た気が・・・
538名無しさん@ピンキー:05/02/01 23:19:01 ID:sDI/RZ0s
>>531

能力名『ミルストーン』
系統 特殊系
能力 自分のアソコを相手の顔に擦りつけるたびに自分の体重が1kg重くなる
    (正確には重くなったように相手が感じる)

徐々に支配する感じのSな能力。
539名無しさん@ピンキー:05/02/01 23:22:00 ID:0YjtNR1h
前にスト2モノ見た気がしたけど別スレだったっけ…
540名無しさん@ピンキー:05/02/01 23:54:21 ID:sDI/RZ0s
>>531

能力名『ラスト・ウィッシュ』
系統 本番系
能力 挿入している限り、自分もイってしまうが確実に相手をイかせることができる。

もうひとつ考えてみた……が…難しい。
541名無しさん@ピンキー:05/02/02 01:04:12 ID:oMtiTGUS
そこでヤマノテクラッシュですよ
542名無しさん@ピンキー:05/02/02 01:57:10 ID:wZoDvRoh
 シンプルなヤツがいいのか、特殊なヤツがいいのか少し悩むところ
思いついたのを羅列。

【マッハ】
(各ジャンル)
各ジャンルのエキスパートだけが習得できる能力、
得意なジャンルだけ1.3倍の速度で、1.3倍の快感を相手に与えることができる。
実際には1.69倍の快感だが、2倍もしくは3倍にも錯覚してしまry

【プリミティブ ソナー】
(本番 or フェラ)
本番(もしくはフェラ)時に部位の感覚を通じて、
相手の体力と、与えている快感(ダメージ量)がなんとなくわかる。
さらに相手の考え・行動が(多少)読みとれ、次の行動に対して備えたり、反撃することができる。

【スィート ポイズネッド トーキング】
(特殊系/言葉責め?)
官能的な唇と声により成立する。抵抗に失敗してしまうとその言葉が実現してしまう。
それによって、バッドステータスに陥ってしまったり、弱点がついてしまったりする。

なんか思いつきばっかで申し訳ない。なんかいくらでもでてきそうだけどそろそろ自粛。
543名無しさん@ピンキー:05/02/02 09:25:39 ID:3MXxVKk8
能力名『ブレインブレイク』
系統 特殊系
能力 相手の口やアナルに舌か指を入れ、淫気を直接相手の体内に放出する。
    淫気が体中に回るとイきやすくなり、感じやすくなったり、
    更には淫気が脳まで達すると支配されてしまい、相手の下僕と化してしまったりする。


なんか違う気がする・・・ただ自分の好み書いただけだし
544ネコイチ:05/02/02 11:58:54 ID:GtPXv4gk
皆さんどうもです。幾つか使わせてもらいます。現在主人公の物を含めて
14種類の能力が決まりました。(キャラまだなのに・・・)

とりあえず、一話(正確には0話)が出来たのですがBFシーンがまだなので
次のと一緒に投下します・・・

で、ぶっちゃけ本スレと倉庫どっちに投下したほうが良いですか?
書き終わったころに希望が多かったほうにしようと思ってます
545名無しさん@ピンキー:05/02/02 12:20:30 ID:YTFETOgS
>>544
本スレの方がいいと思う。
倉庫はもともと過去SS収納庫としての意味合いで作られたから。

それとは関係ないんだけど、
1987年某月号のコンプティーク誌に掲載された、「悶絶スクール戦争」という
わたなべわたるの作品がかなりBFしているらしい。
自分も持っていないのでわからないんだが、ゲームブック形式で、
生徒会の女子とBFしていくという内容。
いかんせん古いので古書店にも置いておらず、入手は困難な状態。

誰か持っている人がいれば、情報提供をお願いできませんか?
546名無しさん@ピンキー:05/02/02 13:53:24 ID:ALIeK1eq
大昔もいいとこだな…俺当時4才だ。
547名無しさん@ピンキー:05/02/02 15:42:29 ID:T6ik/XA1
>>545
それは多分12月号か1月号だったと思います。
当時のパソコンゲーム雑誌らしく、ページ下部の余白を使ったものだった筈です。
ただ、イラストは小さいながら毎ページついてました。高校のパソコン部の
物置に何故かありましたが、結末のページだけは袋とじのページ内だったので、破り取られていて読めずじまいでした。
548名無しさん@ピンキー:05/02/02 17:47:15 ID:5Bv0d6Gx
亀がもしれないけど、ハンターハンターに
キスをされた相手を一分間だか奴隷にしてしまうって能力があったね
あのシーンのアニメはエロかった
549名無しさん@ピンキー:05/02/02 17:50:51 ID:KbdRpV5Z
わたなべわたるのサイトには結末のページ『だけ』がある
>547 が高校の物置からパクってくれば、めでたく完成だw
550545:05/02/02 18:03:14 ID:YTFETOgS
>>547
期待期待期待期待期待(??∀??)

スキャナー等の環境がきちんと整っていて、かつ現在入手可能であれば、
是非ともうpしてもらいたいのですが……。
551547:05/02/02 18:16:29 ID:T6ik/XA1
あのー、期待されているところ大変言いにくいにですが、もう10年くらい前の話ですよ。
まあ、OB訪問だと言い張って行く手もありますが、既に誰かが持ち帰るか捨てるかした公算大ですよ。

552545:05/02/02 18:34:20 ID:YTFETOgS
>>551
そうでしょうね。仕方がない。
もうちょっと古本屋を探してみるか……でも、地方都市だからなあ……。
553547:05/02/02 18:39:05 ID:T6ik/XA1
私も結末が知りたくて、以前、高田馬場や神田で探しましたが見つかりませんでした。
554名無しさん@ピンキー:05/02/02 23:09:46 ID:KbdRpV5Z
元女子高だったとある高校での話。男はあらゆる権利を認められず、徹底的に虐げられていた。
この状況を打破するためには、男を見下し差別してる元凶の生徒会を倒すしかない!
その使命を帯びて立ち上がった主人公は、死亡遊戯よろしく
塔の各階で待ち受ける生徒会役員を一人づつ倒して行くのだった。なぜかSEXで。
1F:風紀委員
ハーフ。と言ってるがほとんど外人。設定上では巨乳なのだが、挿絵がわたなべわたるなので
逆にそれが他の女と異なる特徴であるようには見えないw
マムコガバガバのくせに、うまく感じさせられずにすっぽ抜けると
「粗チン」と馬鹿にされて自信失いゲームオーバー。
2F:会計
高校生なのにソープ嬢。フェラテクで抜かれると1発で全精力奪われゲームオーバー。
しかも自称名器。と言っても気持ち良いのではなく、締め過ぎで痛くてギブアップさせられる。
3F:書記
武闘派スケ番。喧嘩で掛かって来るのに、主人公は何とかSEXに持ち込もうとする。
不感症。負けてもゲームオーバーにならず、地下に落とされる。
地下「おしおき部屋」
書記とは別のSM女王様。普通のファックは通用しない。
逆に攻めてMに目覚めさせると勝った事になり、4Fに案内してもらえる。
4F:副会長
淫乱双子。主人公は慣れない3Pをしいられる。しかもそう簡単には満足してくれない。
5F:生徒会長
選択肢の無い「結末のページ」で、普通にSEXするだけで勝った事になる。


さて、このうろ覚えがどこまで合ってるか……w
555名無しさん@ピンキー:05/02/02 23:23:18 ID:sJ0kRvoT
BF性徒会(だっけ?)みたいな流れだな
556名無しさん@ピンキー:05/02/02 23:34:03 ID:8iMlId8T
>>554
漏れのうろ覚えとほぼ一致するなw
557名無しさん@ピンキー:05/02/03 00:33:57 ID:4jlXnk7x
>>554
(;´Д`) ハァハァ
558名無しさん@ピンキー:05/02/03 01:23:59 ID:28J5aUrj
流れを読まないチラシの裏うろ覚えカキコ




メガストアってパソエロゲー雑誌に
ファミレスの女の子と闘う読者投稿企画があった
巨乳の娘が「ホットミルクパイボンバー」とかいうパイズリの必殺技
ナースの娘は「天然理心流肉柱しごき」とかいう
回診のフリして患者を一瞬で抜いてしまう必殺技とかがあった

これも10年以上前の話か・・・
559名無しさん@ピンキー:05/02/03 01:57:59 ID:6oNs/31w
(´・ω・`)ショボーン
560ネコイチ:05/02/03 01:59:51 ID:y3JBiwot
2話一辺に投下しようと思ったのですが、かなりの量になるので
とりあえず1つだけ投下します・・・
でもまだ、BFシーンはないしエロシーンもほとんどないし、能力
使ってるシーンすらないのでエロだけでいいやって方は見ないでも
良いかと…。話も読んでやるぜっていう嬉しい方は読んでやってください
561ネコイチ:05/02/03 02:00:55 ID:y3JBiwot
『封淫記』
第一章 零話「始まりは、驚くほど唐突に」

 暗い部屋、とても豪華なつくりの部屋だ。大きなシャンデリアがあるが、
電気は灯っていない。外界から差し込む薄明かりがぼんやりと一つの影を
浮かび上がらせていた。外は酷い嵐のようだ。吹き荒ぶ風と激しい雨音が、
分厚い窓越しに部屋の中まで響いている。その為、部屋の中の音は非常に
聞き取りにくい。だが良く耳を済ませてみると、荒々しい男の吐息と嘲る
様に囁く女の声と、そしてクチュクチュという猥らな水音が聞こえる。
「ふふふ、もう少しだ…あと一息でお前の全部と『中のモノ』を搾りとれる
よ?」
「ぐぅぅ…や…め…」
一つの影に見えたのは、重なり合った男と女だった。男の胸に女の大きな胸
が重なり本来は美の極みとも言えるだろう二つの芳醇な果実の形を歪ませて
いた。下腹部では男のモノが女の中にすっぽりと納まり縦横無尽にしゃぶら
れている。蜜音の正体はこれに間違いなさそうだ。
「あなたで一人目よ…そしてあなたを皮切りにあと三人…『聖者の魂』を全
て解き放てば…くふふふ!」
「…!!それは、させるか!!」
「だめよ。だってあなたはもう私の『能力』に犯されてるんだもの。でも良
かったわ〜、あなたが『能力者』じゃなくて。聖者の末裔って言うくらいだ
から一応それなりの覚悟をしてきたんだけどね・・・さ、これから忙しくな
るからもうイッて貰うね?」
「ま、待っ・・・て・・・!!・・・っっ!!!!」
男の静止も虚しく、男の全てが女に吸い取られていく。女は然程、動いたよ
うでもなければ、強く締め付けたようでもない。にもかかわらず、男の表情
は快楽に狂い女の思う様に精を吐き出している・・・
「はい、おしまい・・・全部吸い取っちゃたよ?」
絶命した男の顔を女が優しく一撫でし、軽いキスをした。
562ネコイチ:05/02/03 02:01:45 ID:y3JBiwot
『ガチャリ』

「父さん、話ってな・・・!?」
無機質な金属音をたてて扉が開かれ、少年が入ってきた。少年は最初は暗闇
に目が慣れなかったためか呆然としていたが、中の様子を認識し驚愕した。
父親が、死んでいる。それも女に、飛び切り妖艶な女に抱かれて死んでいる
のだ。驚かないわけがない。
「っ……?」
人は本当に驚いたとき声も出ないのだと、その少年を見ていると良くわかる。
そんな少年に女は冷ややかに言った。
「あら?息子さん?…残念だけどあなたのお父さん、天国にイッちゃったわよ?」
「…な…どう、どう言う事だ!」
「鈍いわねぇ…こう言う事よ」
未だ理解を得られない少年に女は、自らの秘所を指で開き、そこから滴り落ちる
白濁液を指で掬って舐めて見せる。少年はその行動に思わず腰を引いた。
「見える?あなたのお父さんのい・の・ち。全部私が搾り取っちゃたわ」
少年の股間が熱くなる。少年は自分に嫌悪感を抱いた。このような状況にありなが
ら女に反応する自分が心底嫌でならなかった。だが無理もないのだ。その女は普通
ではないし、ましてや人間ですらない。
「あら?こんなのでアソコ大きくしちゃってるの?可愛いわねぇ…ちょっと遊んで
あげようか?」
女がゆっくりと近づいてくる。だが少年は一歩も動けない・・・
563ネコイチ:05/02/03 02:02:27 ID:y3JBiwot
はるか昔、大きな戦争があった。人間と淫魔の世界の主導権を得んが為の
戦いだ。人間は淫魔に精を吸い取られれば死に(女は淫魔にされる)淫魔は
人間にイカされれば死ぬ。実にわかりやすく、淫らで不毛な戦いは、双方に
いる『能力者』と呼ばれる文字通り普通ではない力を操る者たちを中心に、
何十年、何百年と続いた。だが、その戦いも終止符を打たれる時が来た。
人間側の四人の能力者に、一人の淫魔が協力し、四人の体の中に淫魔の首領
であり、力の源である『ヨミ』と言う女帝を封印することに成功したのだ。
これにより、淫魔側は統率力を失い、自壊する形となり人間側は勝利を収めた。
 それから長いこと人間たちの栄華が続いた。無論、淫魔達もいなくなった
わけではない。大きな戦争がなくなっただけで、各地に散らばり潜み、旅の
人間が襲われることなど良くあることだった。だが、勢力的に見ると人間は
淫魔を圧倒し、世界は人間の物となっていた。

 これは、そんな時代の話。一人の少年が、大人になり妻を娶る。それだけの
話だ。後はただのおまけに過ぎない。
 その少年、この物語の主人公であるブロック・ザ・ロックは来年二十歳にな
る何の特徴もない人間である。父と母と姉の四人で東の大陸一の都市『トレ
ースバニア』に暮らしている。母は昔腕利きの能力者で、姉も現在世界で1、
2を争うほどの能力者であり、父は能力者ではないがこの大陸の『管理局』
の所長であり、聖人の末裔としてのお役目を担っている人物だ。彼が産まれ
た時は、周りも神童の誕生に期待したが、今では彼を特別視する者はいない。
人柄からか、周囲から家庭のことでいじめを受けるようなこともなかった。
将来は聖人の末裔として父の後を継ぐことになるのだろう、だが今は、ロック
はそんなことを考えたこともなかった。
564ネコイチ:05/02/03 02:04:11 ID:y3JBiwot
「ロックは遅いな…今日も遊びに出ているのか?」
「ええ、夕飯までには帰ると言っていましたよ?」
父、ブロック・ザ・ロバートは家で息子の帰りを焦れながら待っていた。母
であるエリナが機嫌を宥める様に答えるがあまり効果があったようには見え
ない。
「父さんがそんなにイライラするのって…仕事の話?なんなら私が聞こうか?」
両親のいる部屋に風呂上りの娘、ロックの姉であるナギが入ってきた。風呂上
りなのか腰に布を巻いただけでその豊満な美しすぎる胸を惜しげもなく晒して
いる。そんな羞恥心を微塵も見せない娘に父は思わず目を背けた。
「ナギ、早く服を着なさい?お父さんが恥ずかしがってるわ?」
母が娘を諌めるが、良く見るとエリナ自身も下着にエプロン姿と中々刺激的な
格好だ。どうやら、羞恥心がないのではなくこの母娘はわざと自分の体を晒し
ているようだ。ゴホンとロバートが咳払いするとナギはただの布切れにしか見
えないような、隠さなければいけない所が何とか隠れるだけの異様に露出度の
高い衣服を身につける。
「いや、お前に頼むわけにはいかんのだ…これは『お役目』に関わる事だから
な」
ロバートの言葉に、今までの和やかな雰囲気は一転して張り詰めた空気へと変
わる。
「まだ二十歳にもならないのに…そんなに急ぐ必要があるのですか?」
「うむ、最近『やつら』の動きが活発になっていると各地から報告がある。
『やつら』が組織化するとなると継承の儀式は早い方がいい。ロックの若さが
やつらの目を欺くことだろう…しかし、残念だ…ナギが男なら良かったのに…
よりによって『能力』のないロックが長男として産まれてくるとは…」
ロバートとエリナの表情は、紛れもなく子を案ずる親のそれだった。
「そう?私はあの子、きっと大物になると思うけどなぁ」
ナギの言葉に、暗くなった空気は少しだけ緩和された。その隙を逃さんと言わ
んばかりに、ロバートは立ち上がる。
「さて、少し出てくるよ」
「あら、あなた夕食は?」
「仕事があるのでな、帰ってから食べるよ。ロックが帰ったら私のところまで
来るように言ってくれ」
565ネコイチ:05/02/03 02:04:55 ID:y3JBiwot
ロバートはコートを着込むと足早に家を出て行く。彼の仕事場である『管理局』
はこの世界の淫魔に関連する事件の全てを担当する、いわば現場で働く能力者
を組織する元締めのようなものだ。この管理局は世界四大大陸に一つずつあり、
その長は全て聖人の末裔が勤めるものと決まっている。と言うのも、そもそも
この管理局は聖人達が自分たちを守るために創った組織なのだ。聖人の体内に
封印された(どういう理屈なのかは昔のことでわからないが)ヨミはあくまで
『封印された』だけで『滅んだ』わけではない。淫魔の手により、聖人(その
血を引く者の長男)がイカし殺され、精液の最後の一滴に宿ると言う『ヨミの
欠片』が全て淫魔の手に落ちた時、ヨミは復活すると言われているのだ。昔の
伝説じみた話を信じるのもどうかとも思うが、実際能力を持つ淫魔達は聖人の
末裔を狙って幾度も襲ってきているのだから信用する以外にない。しかし今ま
では淫魔の襲撃と言っても個人レベルのもので、それぞれの大陸の能力者達が
殲滅、もしくは撃退して来ていた。だが、最近になって各地の町や街道、人間
の拠点となる場所が能力者に率いられた、複数の淫魔に襲われているのだ。こ
れを淫魔に『新たな統率者』が誕生したと見て、最近管理局は対応に追われて
いるのだ。そこで、考えられた一つの案がブロック家の『代替わり』である。
継承の儀式と言われるそれは、聖人の長が、己の長男(何故か、聖人の末裔に
は必ず男の子を一人授かる)に『ヨミの欠片』を受け渡すと言う儀式である。
儀式をすることで取り立てて、外見に変化が生じるわけでもないので秘密裏に
この儀式を行うことが出来れば、淫魔達に『ヨミの欠片』が移動した事を気づ
かれずに済むという訳だ。まさか、淫魔達も若輩者であるロックに聖人と言う
大役を任せているとは思わないはずだ…というのが管理局の考えだ。たまたま、
継承の儀式を行える年齢、二十歳以上の人物が現在はロックしかいなかった為、
ロックがこれを行うことになった。
566ネコイチ:05/02/03 02:06:14 ID:y3JBiwot
となるとロックは継承の儀式を受けなければならないわけだが、これが一筋
縄ではいかないのだ。四大大陸全てを回り、それぞれの聖人の家系に伝わる『証』
をその身に宿さなければならない。『証』は聖人の末裔の血に反応し受け継が
れる、魔術的な要素の強い物なので簡単に継承することは出来ないのだ。現在
は『ポート』と呼ばれる転移装置が大陸の数箇所に設けられているとは言え、
やはり移動だけでも1年近くの歳月を要すると思われる。そこで二十歳になり
継承権を得る前に、『証』を集めて来るようロバートはロックに命じようと言
うわけだ。目立つわけにもいかないので、町長と、管理局でもトップの人間しか
その事実は知らない。表向きは、成人になる前の自分探しの旅とでも言ったとこ
ろだろうか。

「ただいま、あぁ、今日はナギ姉も帰ってたんだ?」
ロックが家に帰ると、珍しく普段は任務で家にいない姉が食卓について手を振
っていた。母はせっせと食事の準備を進めている。もうすぐにでも夕食が出来
るとこだろう。しかし、いつもの事ながらこの二人の容姿には慣れない。ロッ
クには彼女はいない。同じ大陸の離れた町に許婚がいるのだが、子供の頃に会
ったきり、暫くあっていない。風の便りでは能力者として覚醒したらしい。そ
んな理由でロックは今まで同年代の女子とあまり接したことがなかった。勿論、
童貞である。いずれ淫魔から身を守らねばならぬ身なのでちょっとした快感に
対する訓練は受けていたが(口には出せないような訓練を)やはり、ロックは
同年代の男よりも少し快感に強い純情な少年に過ぎなかった。
「さ、食べるわよ。ロックも席に着きなさい」
567ネコイチ:05/02/03 02:07:13 ID:y3JBiwot
母がメインの肉料理が乗った大皿を食卓に乗せ席に着き、ロックもそれに従う。
いつも通りの家族のささやかな夕食が始まる。姉が任務の話をし、ロックがそ
れに感心し、母が昔の仕事についていた頃の思い出を語る…いつも通りの食卓
だ。幸せな食卓だ。ただ、いつもと違ったのは食事の終わりに母が、
「食べ終わって少ししたら、父さんの所に行きなさい」
と言ったことだ。何か真剣だったし、父はあまりロックを仕事場に近づけよう
としない。ロックは少し不思議に思った。だが、言われるままに歯磨きを済ま
すと再び家を出ようとした。
「ロック、頑張りなさい」
ナギが扉に手をかけたロックに声を掛ける。いつもの姉より、数段艶やかな微
笑みにロックは少し戸惑いながら頷いて外に出た。
少し肌寒くなってきた。もうすぐ秋も終わりに近づき、冬がやってくる。ロッ
クは月が見下ろす暗闇の中、管理局へと走った。

 ロックが管理局へ向かう数時間前、トレースバニア入り口の関所に一人の女が
やってきた。異様な色気を身に纏ったその女を能力者が見たら気づいただろう。
この女は『普通ではない』と。だが、関所を守る守人は普通の男であり、ただ見
とれるだけだった。その淫魔に、能力を使う淫魔、上級淫魔レイ・レイシアに見
とれているだけだった。淫魔の中には人間とほとんど同じ姿をしている者がいる。
そうなると、常人ではそれが敵であることを見抜くことは出来ない。しかし、
それを危惧して数少ない能力者をたかが関所の守衛に置くことも出来ない…発見
しだい対応する他ないのである。
「ちょっと、お兄さん。道を聞きたいんだけど?」
568ネコイチ:05/02/03 02:07:54 ID:y3JBiwot
見とれていた女に声をかけられた守衛は喜んで女を守衛室に通した。少しして女
が守衛室から出てくる。口の端についた、白い液体をペロリとなめるとレイシア
は少し先に見える建物を見て言った。
「チェックメイト。奇襲は速さが肝心だからね、ふふ」
レイシアが背後の暗闇に手を上げて合図をする。するとそこから数十人の淫魔が
飛び出し、町へと入っていく。
「さぁ、みんなパーティーの時間よ?みんな吸い尽くしてやりなさい…」
レイシア自身も町に入ると他の淫魔と同じように真っ直ぐに一つの建物を目指す。
管理局 東大陸支部へ、人間の社会を守る砦へと・・・

 ロックが管理局へ入ると、そこは酷く静まり返っていた。ロックが来るといつも
笑顔で迎えてくれる受付嬢のアリッサさんもいない。誰もいない。人がいない以外
はいつも通りだが、何か不気味な気配を漂わせていた。ロックは少し躊躇したが、
仕方なく最上階にある父の職場へと向かう。ロックが乗ったエレベーターが閉まる
直前、ロックからは影になって見えない辺りから女性の叫び声、いや喘ぎ声が聞こ
えた気がしたが閉じられた扉で確認することは出来なかった。

 『ガチャリ』

「父さん、話ってな・・・!?」
569ネコイチ:05/02/03 02:10:08 ID:y3JBiwot
無機質な金属音をたてて扉が開かれ、ロックは部屋へ入る。最初は暗闇に目が慣れな
かったため呆然としていたが、中の様子を認識し驚愕した。父親が、死んでいる。そ
れも女に、飛び切り妖艶な女に抱かれて死んでいるのだ。驚かないわけがない。
「っ……?」
人は本当に驚いたとき声も出ないのだと、ロックは頭の隅で思った。そんなロックに
女は冷ややかに言った。
「あら?息子さん?…残念だけどあなたのお父さん、天国にイッちゃったわよ?」
「…な…どう、どう言う事だ!」
「鈍いわねぇ…こう言う事よ」
未だ理解を得られないロックに女は、自らの秘所を指で開き、そこから滴り落ちる
白濁液を指で掬って舐めて見せる。ロックはその行動に思わず腰を引いた。
「見える?あなたのお父さんのい・の・ち。全部私が搾り取っちゃたわ」
股間が熱くなる。ロックは自分に嫌悪感を抱いた。このような状況にありながら女に反
応する自分が心底嫌でならなかった。だが無理もないのだ。その女は普通ではないし、
ましてや人間ですらない。常人であるロックでも分かった。こいつが、話に聞いていた
淫魔。聖人である父の魂を奪うために父を殺した…憎しみで胸がカッと熱くなるのを感
じた。だが、女の魅力は胸以上にロックの股間を熱くしていた。
「あら?こんなのでアソコ大きくしちゃってるの?可愛いわねぇ…ちょっと遊んであげ
ようか?」
女がゆっくりと近づいてくる。だがロックは一歩も動けない・・・
動けないロックの前に女は笑みを浮かべながら立つ。どこか、さっき見た姉の笑みに似て
いるとロックは思った。混乱と、恐怖と、怒りと、興奮がロックの中で複雑に入り混じっ
ていた。ロックより少し背の高い女は動けないロックをジロジロと見回す。
「あら?あなた童貞なのね?若々しくて新鮮な匂い…『ヨミ様の体』を抱えてなかったら
筆下ろしと行きたかったんだけど…残念ね。ヨミ様に不純物が混ざるといけないから、こ
れで我慢してね?」
570ネコイチ:05/02/03 02:12:34 ID:y3JBiwot
女は熱く硬くなったペニスを服の上から掴み、擦りあげる。
「あぁっ…!」
恐れていた、そしてどこかで期待していたその感触にロックは腰を更に落とした。立って
いられない。思わず女にすがり付いてしまう。
「可愛いわね…でもつまらないわ。さっさとイッちゃいなさい。ズボンの中を精液でグショ
グショに汚すのよ?情けないわねぇ?」
女が一際強くペニスを扱き上げると、ロックは微塵も我慢することが出来ないまま精液を
噴出してしまった。女はそんなロックを突き飛ばすと隠していたのであろう羽を広げ、部
屋の窓へと向かう。
「はっ…はぁっ…ま…て…」
ロックは静まらない息を必死で収めようとしながら女に向かって手を伸ばす。ロックが出
来たのはただそれだけだった。
「急いでるから生かしておいてあげる、私の名はレイシアよ。復讐したいのなら覚えてお
きなさい。坊やの名前は…いいわ、次に会った時坊やが男になってたら覚えてあげる。」
窓から見える月に向かって女は飛び去っていく。その影に続くように同じような影がいく
つも現れる。影は月を覆い隠し、少年の心に絶望を与え消えていった。

                            封淫記 第一章 零話 完
571ネコイチ:05/02/03 02:17:02 ID:y3JBiwot
了。BFシーンは次から入れますのでお許しを…
なんせ、急ごしらえなのでもしかしたらこれから書いてて
設定に矛盾が生じたりするかもしれませんがその場合は生暖かい目で
見なかったことにしてやってください。

あと、能力は全キャラのがまだ決まりきらないのであったら出して
ください。名前など少し変えたり、するかもしれませんが・・・
そこはお許しを、ではまた近いうちに・・・
572名無しさん@ピンキー:05/02/03 02:46:08 ID:6oNs/31w
ネコイチキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
573名無しさん@ピンキー:05/02/03 02:59:47 ID:PAPLO85L
お疲れ様ですよ…
相変わらずエロいですよ…

でも

    〃〃∩  _, ,_
     ⊂⌒( `Д´)  < 地の文の所ももっと改行してくれなきゃヤダヤダ!!
       `ヽ_つ ⊂ノ    
             ジタバタ

574ネコイチ:05/02/03 03:59:15 ID:NZ3Kzb9P
やはり読みにくかったですか・・・スマンdeath。
なるべく詰めて短くしようと頑張ってみたのですが…空回りだったですな。

これを期に次は倉庫に投下するようにします。あっちなら改行位置とか
そんな気にせずできそうだし…今回のも読みやすくして次の時に一緒に
投下しときます。こっちではお知らせを書き込むだけにします・・・
スマンでしたorz
575名無しさん@ピンキー:05/02/03 04:10:37 ID:PAPLO85L

    〃〃∩  _, ,_
     ⊂⌒( `Д´)  < そんなに凹みまくっちゃヤダヤダ!!
       `ヽ_つ ⊂ノ    
             ジタバタ
576名無しさん@ピンキー:05/02/03 11:08:54 ID:FbONOaag
倉庫に投下だと目につきづらいし、ここでいいと思う。
てかぜひともそうしてくださるよう謹んでお願い申し上げます。
577名無しさん@ピンキー:05/02/03 11:49:49 ID:4jlXnk7x
>ネコイチさん
GJ。次回からのBFに期待しますです。

自分も>>576さんと同意見で、SSの初投下は本スレにすべきと思います。
倉庫は投下後のまとめサイト的な位置づけで作られたので。
改行の件に関しても、自分は全然読みにくくなかったですよ。
別にフォローとかじゃなくて、自分が書くときもそういう書式にしていますから。
578名無しさん@ピンキー:05/02/03 15:12:21 ID:tsUPDgBI
そういや近頃RPGが不況だな
579名無しさん@ピンキー:05/02/03 16:23:27 ID:/esv6WWa
プリンスはラスト前だし、ハンター2もあとは淫界くらいだから、
作者も気合入れているのだろう、と予想&プレッシャーを与えてみる。



どうでもいいが、ここのゲームでデータいじくってたところ、
どこをどう技を間違えたのか、淫魔が火炎のブレス吐いてきた。しかもそれでイってしまったorz
580名無しさん@ピンキー:05/02/03 16:25:24 ID:petizBsS
ワロス
火のブレスで逝けるとは、おぬし、相当なマゾであるな
581名無しさん@ピンキー:05/02/03 16:43:00 ID:PAPLO85L
たっちーの世界だな。
582名無しさん@ピンキー:05/02/03 17:14:43 ID:XZyJhvFf
268氏や57氏は生きてるだろうか。
この二人の神も製作中だったかと。
583名無しさん@ピンキー:05/02/03 17:37:44 ID:jpOEYNV5
新たな神出現の可能性もあり。
春休みだし…
584元祖608:05/02/03 18:06:24 ID:07DwPLz1
ごめん。残る淫界がなかなか作れなくて新作作り始めてる元祖608です。

ううむ、がんばるよー
585名無しさん@ピンキー:05/02/03 18:39:40 ID:JTNINP63
新作にも期待。
586倉庫係:05/02/03 20:03:11 ID:J433L8IZ
>>574
ここに投稿した後、修正分を倉庫に投稿してくださった方が
いいなぁ・・・
587名無しさん@ピンキー:05/02/03 20:28:44 ID:fxVw1/Zd
>> 608氏
2を作ってる上にさらに新作!?あんたは神か?

神だな。知ってた。
588名無しさん@ピンキー:05/02/03 20:53:48 ID:YD+4ZHtz
>>550
もしも現在所有もしくは入手可能で
なおかつうpしても良いという親切な方がいるならば
スキャナーの有無はほとんど無意味だよ。

結末ページ以外はあくまでページ下余白部分だから
絵が小さすぎてスキャンしても拡大コピーしても
よく分からないモノになるだろうから。
テキストだけうpしてもらった方がよっぽど実用に耐える。
ついでに当時のコンプにどんな記事あったかとかも知りたいのなら別だけど。
589名無しさん@ピンキー:05/02/03 21:18:07 ID:PAPLO85L
>>587
なぜかツボった。
590名無しさん@ピンキー:05/02/03 22:43:03 ID:KWnwJaDP
>>587
その言い回しもらった。
591名無しさん@ピンキー:05/02/03 22:56:27 ID:4jlXnk7x
よつばとっぽいよね。
592名無しさん@ピンキー:05/02/04 01:05:22 ID:QJfNthiP
元祖608氏、新作期待してます。
593名無しさん@ピンキー:05/02/04 21:53:18 ID:c6t5r+nw
>>584
応援してます。2も新作も期待してますよー。
594名無しさん@ピンキー:05/02/05 11:52:37 ID:+ZOo+QiB
新作は挿入システムつきだといいな
595名無しさん@ピンキー:05/02/05 15:35:18 ID:1eILTqz4
>>594

俺は別にいらない。SQにあるじゃん。
システム構築も大変だろうしさ。
596名無しさん@ピンキー:05/02/05 16:13:34 ID:bHbotbuD
三人も四人も同時に騎乗位攻撃を繰り出してくる。
そんな淫魔ハンター1、2が大好きです。
597名無しさん@ピンキー:05/02/05 16:54:19 ID:wVM9ESBL
>>596
入れ替わり立ち代わりヤってるんだろ。
598挫折職人アウディ:05/02/05 19:10:47 ID:WgbkA5GL
神はまだかな
599名無しさん@ピンキー:05/02/05 19:28:09 ID:2EVPvZgU
>>598
なんとなく予想通りな展開にワロタ。
最初に「書いてもいい?」なんて聞かずに、まずは書いてみるべきだったね。
そうすれば、挫折しても恥ずかしい思いをせずに済むでしょ。

などと、他スレで同じ経験をしたことがある俺が言ってみるテスト。
600名無しさん@ピンキー:05/02/05 23:05:28 ID:WlNKKQ4U
俺はちょっとしたネタだと思ったんだが、 違うのか?
601名無しさん@ピンキー:05/02/05 23:11:58 ID:vBeJPPvu
唐突だけど、RPGの戦闘で最初非挿入状態(フェラ、手コキ、パイズリなど)から
始まって、こちらの特殊攻撃「押し倒す」(スイッチ技)で挿入状態にもっていける
というのは需要あるかな?あ、もちろん、ステータスなどで判定されて失敗時は女性
上位でやられる感じ。一人の敵につき三枚ほど画像が必要だけど。
602名無しさん@ピンキー:05/02/05 23:17:41 ID:c8og3fGY
答えるまでもない…

私は君のような人間を待っていた!
603名無しさん@ピンキー:05/02/05 23:32:51 ID:vBeJPPvu
>>602
レスどうも。今忙しいので制作はだいぶ先になるかと思うけど…。一応ストーリー物でルート分岐つき。
お話はもう出来上がってます。後はどれだけ画像を手に入れられるかが問題です。支援スレ、半角系は
回ったけどほかはよくわからないのが正直なところ。
604ゆきゆきて名無し:05/02/05 23:38:02 ID:WlNKKQ4U
よし、おじさんが力を貸そう。
適当に希望を言ってみてくれい。
605601:05/02/05 23:55:15 ID:vBeJPPvu
同キャラで非挿入、女性上位、男性上位の三つがあればとりあえず大丈夫です。
絵柄の好みとしてはBF支援スレ1の108、140,164とかでしょうか。
別にこれをくれといっているわけではなくて参考までに。支援スレ2にでも貼っ
ておいていただければ助かります。お忙しいところすみません。
606名無しさん@ピンキー:05/02/05 23:55:38 ID:N3OR8rEu
>>603
どっかの拾い物でよければ、ttp://neko.loader.jp/の50Mまでに上げてみた
00032.rarでpassはbf
お気に召しますかどうか……
607ゆきゆきて名無し:05/02/05 23:58:09 ID:qZagmfEI
了解した。とりあえず>>606氏のを拾って、重複しないようにやってみる。
……射精差分は欲しいかね?
608601:05/02/06 00:09:28 ID:T0qSee+p
>>606
今解凍終わりました。すごくいい感じです。敵キャラかなり増えそうな予感です。
>>607
イったあとですか?敗北後を作る予定はないので使わないと思います。
負担がかかると悪いですし。
609名無しさん@ピンキー:05/02/06 00:18:31 ID:eSJ0vSnV
>>601
なんか605みたら場違いなものをあげたんジャマイカ?とか思ってたが、
お気に召されたようでなによりです。
もうちょっとHDDを漁ってみるか・・・
610601:05/02/06 00:32:34 ID:T0qSee+p
>>609
すべての敵にそのシステムを使うわけではないので大丈夫です。画像も好みなのが多かったです。
今日はそろそろ撤退します。ありがとうございました。自宅PC封印中なので拾えるかどうかと
いうのが一番の心配事です・・・。
611名無しさん@ピンキー:05/02/06 00:49:40 ID:AK52/K8+
挿入システムのうえに画像変更までやるとは豪気ですね。
あんまり手を広げすぎると某キューブのようなクソゲーができるので
気をつけてがんばってください。
612名無しさん@ピンキー:05/02/06 00:57:42 ID:BMbRakeN
っていうか、画像とか戦闘のシステムからばっかり入っていくと
最終的にに作品としては仕上がらないで挫折するんじゃないかと思うよ。
敵に画像付けるのなんざ最後でも出来る。
613名無しさん@ピンキー:05/02/06 00:57:57 ID:yi4MRwOg
そうそう。
キューブ2はラストの意味がさっぱりだった。
途中から見たせいなのか前作を見てないせいなのか、
はたまた俺の理解力がないのが原因か。
614名無しさん@ピンキー:05/02/06 01:10:46 ID:BMbRakeN
と思ったら、601氏はもうお話創り上げてしまってるのね。

こいつは失礼しやした。
615名無しさん@ピンキー:05/02/06 01:14:42 ID:eSJ0vSnV
なんていうかいいじゃないか、やりたいことやれば。
キューブ入手してないからプレイできてないけど、RPGつくってあげるってだけで俺からすれば神だよ
616名無しさん@ピンキー:05/02/06 01:23:11 ID:BMbRakeN
え。キューブってこのスレ関連のものなの?映画じゃなく?
617名無しさん@ピンキー:05/02/06 01:24:30 ID:AK52/K8+
ひでぇww
618名無しさん@ピンキー:05/02/06 01:30:28 ID:2CLxzamW
ああ、キューブって映画だったのか。
何故ここまで叩かれてるのか非常に謎だった・・・。
619名無しさん@ピンキー:05/02/06 02:33:19 ID:TzIWsVAd
…嫌な臭いを立てる突撃銃が落ちいてる。
620名無しさん@ピンキー:05/02/06 03:51:00 ID:1nVDFPt1
リンダキューブ?
621名無しさん@ピンキー:05/02/06 10:38:16 ID:IZdkb/sF
キューブって執事だよな?
622名無しさん@ピンキー:05/02/06 10:52:39 ID:4sM/Bdzk
ゲーヲタの俺としては、ライブアライブの主人公の一人だと思った
623名無しさん@ピンキー:05/02/06 13:03:07 ID:Hl1MSysf
キューブは似非類似糞映画が多すぎるよな
「デス・キューブ」とか
624名無しさん@ピンキー:05/02/06 14:31:43 ID:VhdTxCvB
625ネコイチ:05/02/06 14:39:10 ID:yN+xPgE1
一話目投下。
神の降臨までの繋ぎにでもして貰えれば幸いです・・・

『封淫記』
第一章 一話「目覚めは仄かに憧れた人の手の中で」
 〜アリッサ・リッサ(クリムゾンネイル)〜
626ネコイチ:05/02/06 14:41:14 ID:yN+xPgE1
ブロック・ザ・ロバート及び、管理局 東大陸支部の男性職員の葬儀が終わった。
管理局は男は全員死亡。女は皆、淫魔化されたのかその場から消えていた。数名い
た能力者も多勢に無勢、敗北したようだった。
3日後、回復したロックは母と共に町長に呼び出された。ナギは葬儀の後すぐに、
淫魔を追うために町を離れた。ナギは父の葬儀の最中も一度も涙を流すことはなか
った。
 町長からロックは父が自分に伝えようとしていたことを聞いた。だが、もう遅い。
父から受け継ぐべき物は敵に奪われてしまったのだから。今更、継承の『証』を集
めに行っても遅いのだ。ロックは項垂れた。しかし、エリナは毅然とした態度で息
子に言った。
「ロック、お前は旅立たねばいけません。ロバートの遺志を継ぐためにも」
「でも・・・」
「奪われた『欠片』はお前が『証』を得て継承を済ませばお前の中に戻ります。た
だし他の聖人の魂が奪われる前に。大げさにではなく、お前に世界の命運がかかっ
ています」
いつも優しい母の厳しい口調が、この話の真実性と重みを物語っていた。ロックは
臆した。彼とて世界を救えといわれて、出来ることなら救いたい。だが、昨日まで
ただの少年だった彼にこの事実は重すぎた。
「…危険がないとは言わんが、それほど危険と言うわけでもないぞ」
「淫魔は、まだあなたが『欠片』を取り戻せると言うことは知りません。道中、目
立たずはぐれ淫魔に出会うことがなければたいした危険はないはずです」
町長の言葉そして母の目から期待と、それ以上の自分への愛情をロックは感じた。
二人ともロック一人で旅立たせたくなどないのだ。ロックは決意した。
「わかった。母さん、長、俺行くよ」
本当は怖かった。だが母の愛情と、父の復讐心が彼を動かした。今ほど自分が能力
者だったらいいと感じたことはない。姉のような力があれば、もう少し気楽にこの
使命を受けることが出来ただろう。
627ネコイチ:05/02/06 14:42:12 ID:yN+xPgE1
「よし、では来なさい」
ロックの腹が決まったのを見て町長は立ち上がる。そして自分の部屋の本棚の『真
実への道』と言う題名の本を手に取り逆さまにして元に戻した。すると、本棚が動
き出し、地下へと続く階段が現れた。町長に促され、ロックは階段を下りる。暫く
行くと、小さな部屋に出た。石碑のような物以外、何もない。
「ロック、手を・・・」
町長はロックの手を石碑に触れさせる。すると、ロックの足元に魔方陣が浮かび上
がり、ロックの体に染み込んでいく。少しの間ロックの体はぼんやりと光っていた
が、それも消えた。
「これで一つ目の『証』がお前に刻まれた、後は他の3つの大陸の聖人を尋ねてこ
れと同じ事をすれば良い」
ロックは自分の体をジロジロと見回した。何も変わったところがないので本当に
『証』を手に入れられたのか不安になったのだ。
「大丈夫ですよ、あなたのお父さんも最初の儀式の時そうでしたよ」
エリナが優しく微笑む。辛さを隠して無理に笑顔をつくっているのがロックにはわ
かった。再び、ロックに決意が宿る。
「まずは、北の大陸に渡るポートキーを目指しなさい。隣町のロングフットに住
む、ルナル家を尋ねなさい。案内してくれるだろう」
『ルナル』と言う名を聞きロックは顔を上げる。彼の許婚の名が『ルナル・ナル』だ。
「久しぶりにナルちゃんに会えるわね?」
母の声にロックは少し胸が高鳴るのを感じた。不安なまま旅に出るよりずっといい、
ロックは思った。
 その日の夕刻、母に見送られながらひっそりとロックは旅立った。
628ネコイチ:05/02/06 14:43:04 ID:yN+xPgE1
夜も更けてきた。ロングフットまではまだ丸一日かかるので、ロックは野宿すること
にした。どこか、夜風を凌げそうなところは・・・と探していると前方に薄い明かりが
見えた。どうも、焚き火のようだ。トレースバニア〜ロングフット間は街道と呼べるよ
うな物は整備されていないが、行きかう旅人は多い。ポートを利用し北大陸へ渡るため
だったり、トレースバニアに出稼ぎに来たりとまぁ、理由は様々だ。
 ロックは嬉しくなった。今夜はあそこに寄せてもらおう、目立つなとは言われたが、
顔も名も知らぬ旅人同士なら構うまい、そう思いロックは足早に目前の灯火へと急いだ。
「やぁ、あなたも旅の方ですか?」
ロックが声を掛ける前に、焚き火に薪をくべていた若い男が気がつき声をかけた。
「はい、今晩一緒に火に当たらせて貰って構いませんか?」
「勿論ですとも。あぁ、よかった。いやね、僕も心細かったんですよ。この大陸は安全
な方だとは言え、はぐれ淫魔が襲って来ないとも限らないでしょ?でも二人なら何とか
なるかもしれませんからね」
ロックの頼みを男は快諾すると、手元に置いてあったティーポットから熱いスープをコ
ップに注ぐと差し出した。
「どうぞ、同じ旅人同士話でもしましょう」

ロックと男は、お互いの旅について話した。ロックが今日旅を始めたばかりだというと、
男は旅の注意や秘訣を面白おかしく教えてくれた。そして、自分はトレースバニアに行
って商売をするつもりだなどと、二人は遅くまで話し合った。
「だから、僕は姉さんに言ったんですよ。『食事の度に死にそうになるのはいやだなぁ』
って・・・ふぁ・・・」
「そろそろ寝ましょう。念のため、交代で。まずは私が起きてますから…三時間後に起
こす、それでいいですか?」
「・・・すいません、それじゃお願いします」
夜遅いのに慣れない旅が重なりロックはかなり疲れていたので、言葉に甘えることにした。
マントで身を包んだまま寝袋へと潜り込む。優しい暖かさが、ロックをすぐに眠りへと誘
った。
629ネコイチ:05/02/06 14:43:59 ID:yN+xPgE1
遠くで声が聞こえるような気がする・・・
『私も火に当たって良いでしょうか?』
『ええ、勿論ですよ。でも念のため…あなた人間ですよね?』
『同じ旅人仲間ですよ。角も、羽もないでしょう?』
『そうですね、すみません。何せ物騒な世の中ですから、あなたのような美しい方を見る
とつい疑ってしまう』
『あら、お上手ですね…』
あぁ、また誰か旅の人が来たんだな…と虚ろな頭で考えながら、ロックは再び眠りへと落
ちていく。眼前まで迫った危機に気づくこともなく。旅慣れた者だったら、来訪者の顔を
確認しただろう。だが、旅の初心者のロックは危機感を抱くこともなく、その為本来なら
ば気づくことの出来た危機を見逃してしまった。

『美味しいですわ…最後の一滴まで射精してくださいね?クスクスクス…』
『がぁぁっ!騙したな…お前…やはり淫…魔…!!!』
『失礼ですねぇ、嘘はついてませんよ?旅人だし、角も、羽もありません』
『ぐぁっ…!!ふぅぁあああっ!!!』

大きな叫び声にロックの目が覚める。しかし、寝ぼけた頭は正確に情報を伝えてこない。
「おしまいですか…まぁ、常人なら2〜3回ってとこですものね。仕方ないですね、次は…
あら?…ロック君?」
名前を呼ばれた事で一気に眠気は覚める。そして、目の前の女性が誰なのか認識した。
「アリッサさん?なんで…ここに?…」
管理局で受付嬢をやっていたアリッサ・リッサだ。父を尋ねる度に、ロックは彼女にお世
話になった。丁寧な物腰と、優しい笑顔にロックは昔から仄かな憧れを抱いていた。しか
し、何故今彼女がここにいるのだろうか・・・管理局は襲われたはずだ。
630ネコイチ:05/02/06 14:45:01 ID:yN+xPgE1
「あ、あぁ!無事だったんですね?アリッサさん!」
走り寄ろうとしたロックの目に、アリッサの足元に転がっている男の姿が飛び込んでくる。
体中に赤い斑点のような跡がある。あれは一体何だ?ロックは考えようとしたが、男の顔
を見て思考が停止する。あの時の、父と同じ顔をしている。死んでいる。快楽に自ら全て
を捧げてしまった、屈辱を受け入れてしまった顔だ。
『管理局、東大陸支部職員は全員死亡・・・』
ロックの頭に葬儀の時の声が木霊し、足が止まる。(淫魔化された女性も死亡扱いとなる)
「どうしたんですか、ロック君?」
アリッサが近づいてくる。ロックの体は自然と後ずさる。
「アリッサさん、淫…魔に…!」
「あら、わかっちゃいました?クスクスクス…」
アリッサの笑い声がロックの頭に響き渡る。眩暈がした。吐き気もだ。信頼していた者が、
人ではないものへ、自分を殺そうとするものへと変わる。理解は出来ても、受け入れられ
る事ではなかった。
「ロック君?怖がらないで…とても気持ち良いんですよ?」
「う、うわっ…」
先ほどまで自分が使っていた寝袋を踏んで滑り、ロックは尻餅をつく。アリッサはそれを
見て、あの優しい笑顔を浮かべた。
 ロックが体制を立て直すまもなくアリッサはロックの肩を押し倒し、唇を奪う。甘い女
性の香りがロックの鼻腔をくすぐる。
「相変わらずおっちょこちょいですね、ロック君は」
アリッサの手がロックの服を脱がしていく。上半身を脱がされたところでロックはハッと
なりズボンを守ろうとする。
「ぼんやりしちゃって、もしかしてファーストキスだったんですか?」
「・・・・・・」
「そうなんですね?うふふ、ロック君の初めて奪っちゃった…後でこっちの初めても頂き
ますからね」
目でロックが必死に押さえる股間部を合図してアリッサは微笑む。もはやさっきまでの優
しい微笑ではない。淫らな考えに満ちた邪な微笑だった。
631ネコイチ:05/02/06 14:46:35 ID:yN+xPgE1
「必死にズボン押さえちゃって…無駄ですよ?もし私から逃げようと思うなら、全身を隠
さなきゃね…」
 逃げなければいけない。今の自分が出来ることはズボンを守りながら逃げることしかな
い。だが立ち上がるためにはズボンから手を離さなければいけない、かと言ってこのまま
でいるわけにもいかない。ロックは悩んだ。その間、ほんの数秒だろう。
 だが、戦いでの迷いは一瞬と言えど命取りになるのだ。その一瞬の間に、アリッサの手
が素早く動く。次の瞬間、ロックの乳首に普段なら気づかないほど小さな痛みが、痛みと
も呼べないようなわずかな刺激が走った。何故かそれが妙に気になったロックは、アリッ
サに注意を払いつつ目をやった。胸にはアリッサの右手が置かれている。しかしロックの
目はそのさらに一点、強烈な違和感を放つ部分へと向けられた。右手の人差し指の先端、
長く尖った爪・・・そこだけが、真っ赤に染まっている。まるで血で染めたように赤い。
ロックが感じた僅かな痛みは、その爪が乳首をかすめたためだった。爪の跡がかすかに、
赤い線となっている。
「クス…気になりますか?私のこの爪…もっと早くに気づいていれば助かったかも知れま
せんね?……私も目覚めたんですよ、能力者に」
能力者…人間と淫魔の中でも一部の限られた人間にしか現れない存在。アリッサは人間の
時、管理局で働いてはいたが事務仕事のみを行う普通の人間だった。それが・・・
「淫魔になることで覚醒することもあるんですねえ?でもこの力のお陰で、私淫魔として
やっていけそうですよ」
能力者には2種類のタイプがいる。ロックの姉のナギのような生まれつきの能力者と、ア
リッサのような何らかの事件を切欠に『成長』して能力に目覚めるタイプだ。
「私の能力、『クリムゾンネイル』は…今から体で説明してあげますね?」
ズボンを押さえ逃げあぐねているロックに対し、アリッサは下半身を無視し、倒れた
ロックの腰に馬乗りになる。ある程度自由を奪ったのを確認すると、舌をロックに見せつ
けるように出し、先ほどの爪の跡…ロックの右乳首に這わせた。
632ネコイチ:05/02/06 14:47:22 ID:yN+xPgE1
「がぁっ!はっ…はぁぁっ!??」
舐められるのを見ていたのだから覚悟はしていた。覚悟があるのとないのでは、受けてし
まう快感に恐ろしいまでの差がある。言うなれば、覚悟さえあればどんな快感でもそれな
りに軽減出来る。だがこれは違う、覚悟などその舌で舐めとってやると言わんばかりの恐
ろしい程の快感がロックの乳首を襲う。まるでペニスをじかに触られているような、いや、
それ以上の快感だった。
「気持ちいいですか?じゃあ、こっちは?」
チクリ・・・今度は首筋に痛みが走る。アリッサの赤い爪が首筋に小さな傷をつけていく。
そして、間髪いれず生暖かく、濡れた舌が首筋を不規則に舐めまわす。
「ひぁぁっ!!ふぅあっぅぅっ!!!!」
もはや言葉にもならない。アリッサはロックの顔を左手で抱きかかえ、自分の顔を近づけ
ていく。
「もっと見せてください、ロック君のよがり狂ってる顔…可愛いわぁ…触られてもいない
のに私のお尻の下でオチンチン、ビクビクッてしてますよ?」
「かはっ、はぁっ、はぁっ・・・」
一時的に快感が止まり、ロックは荒々しく息をつく。冗談ではない。このままじゃ、直接
ペニスに触れられてもいないのにイッてしまいそうだ。これが、能力者…ロックはここに
来て初めて普通の人間と『そうでない者』の力の差を知って歴然とした。
(どうする、どうする、どうするどうする!?)
焦って考えるが、快感で鈍った頭は一向にいい打開案を与えてくれない。焦燥感に駆られ
るロックにアリッサは精神的に追い討ちを掛けた。
「ロック君のその顔、『オチンチンに触れられてもいないのにもうイッちゃいそう
だよぉ〜』って焦ってるんですね…わかってますよ?」
唇と唇とが触れ合うまでにお互いの顔が近づく。恥ずかしさと悔しさとでロックは目を逸
らしてしまう。アリッサはその隙を逃さない。クリムゾンネイルの能力に犯された乳首を
間髪いれず捻りあげる。
「あっ!はぁっ!!アリッサ…さ…ん!も、もうっ…!!」
「イクんですか?オチンチンに触っても貰えないまま女の子みたいにオッパイだけでイッ
ちゃうんですか!?それでも男の子ですか?」
「…乳首…触らな…いで…!」
633ネコイチ:05/02/06 14:50:06 ID:yN+xPgE1
思わずロックは快感に戦慄く体を捩じりズボンから手を離し乳首を弄くりまわすアリッサ
の手を掴もうとする。
「ダメですよ!ロック君はこのまま私にオッパイを虐められてなす術もなくイカされちゃ
うんですから!ほら!イク?ほらほら!イクの?イッちゃうの?…おイキなさい!!」
ロックの手がアリッサの手に到達しようとする直前、アリッサは左手で支えていたロック
の顔を自分の胸へと抱きかかえる。目標を見失った手は空をかきむしる様に動き、ロックは
ついにペニスを触れられることもないまま、アリッサの乳首責めに果ててしまった。
「〜〜〜〜〜ッッッッ!!!!!!!!」
アリッサの胸に強く抱かれ、声を出すことも許されないままロックは下着を汚していく。
ズボンにジワッと染みが広がっていく様子をアリッサはウットリと眺めている。
「あらあら…パンツが汚れてしまいましたね?それじゃ、ヌギヌギしましょうね?」
一度イカされ、生命力(精力)をゴッソリと奪われてしまったロックは抵抗することが出
来ない。悔しそうに歯噛みしながらアリッサのなすがままになっている。
「私のこの爪…クリムゾンネイルに刺された箇所は何処も彼処もオチンチン以上の性感帯
になっちゃうのですよ、その身で感じたから良くわかるでしょう?」
アリッサが赤い爪をぺロリと舐める。ロックの前に殺された旅人の体にあった無数の赤い
傷跡はこの能力によるものだったのだ。
「さぁ、ロック君。後何回出来るかわからないけど…いっぱいイッてみましょうね?」
「アリッ…サさん…もう、許して…」
ロックの懇願に、アリッサは一瞬意外そうな顔をして次の瞬間弾かれた様に笑い出した。
「クスクスクス…ロック君、まさか私だから許してもらえると思ってました?クスクス…そ
うですね、確かに私ロック君のこと結構好きでしたからねぇ…」
笑うアリッサの表情からは何を考えているのかわからない。ロックは祈った。彼女の心に少
しでも人間らしさが残っていることを・・・しかし。
634ネコイチ:05/02/06 14:50:50 ID:yN+xPgE1
「私が好きだったのは、家族の中で一人だけ落ちこぼれてる惨めなロック君の姿なんですよ?
前からずうっと思ってたんですよ・・・そんなロック君を無理矢理犯してやりたいって!!」
「・・・嘘だ・・・」
ロックの体から力が抜ける。絶望が体中に広がって力を奪っていく。
「そうだ、やっぱり今はロック君の童貞を貰ってあげるのやめました。今から死ぬまでオチン
チンに触れることなく搾り取ってあげます。ロック君は童貞のまま死ぬんですよ?童貞はロッ
ク君が死んでからちゃんと貰ってあげますからね、フフフ…」
アリッサの赤い爪がロックに近づいていく。
「まずは耳、次は唇、お尻、足、手・・・いつまで生きていられるかしらねぇ?」

ドピュッ、ビュッピュ・・・
ロックのペニスから7度目の精液が迸る。体中をクリムゾンネイルによってつけられた小さな
傷が無数に覆っている。無視の息だとは言え、ロックは何とか生きていた。
「驚いたわ…絶倫って言ってもここまではないはずだけど…ロック君、無能だと思ってたけど
生命力だけは飛びぬけてたんですねぇ・・・」
アリッサの声から、素直にロックを褒めているのがわかる。実際、能力者でも5回も射精させ
られれば死んでしまうだろう。
「う〜ん、私の負けですね。オチンチン触らないって言ったけど…触っちゃいます!」
アリッサはそう言うと度重なる射精でドロドロになりながらも、まだまだ屹立するロックのペ
ニスを優しく掴む。そして、亀頭の先端にクリムゾンネイルを近づけていく。
「性感帯でない場所を無理やり性感帯にしちゃうクリムゾンネイルを元々性感帯だった場所に
刺したら…どうなると思います?」
アリッサは意地の悪い笑みを浮かべロックを見下ろす。だが、最早ロックからは返事は返って
こない。
「…一瞬で一気に全てを吐き出しちゃう程の快感が得られますよ…でももう何も分かりません
か…じゃあね、ロック君」
クリムゾンネイルがロックのペニスを捕らえ、さらにそのままペニスを掴み、一気に扱き出す。
ロックの体がビクビクとのけぞり亀頭が一瞬膨らんだと思った瞬間、まるで間欠泉が噴出すか
のようにロックの精液が噴射する。ビシャビシャと雨のように落ちてくる精液をアリッサは浴
びるようにして受け止める。
635ネコイチ:05/02/06 14:52:27 ID:yN+xPgE1
真っ暗な闇がロックを包み込んでいた。不思議と恐怖はない。
(あれ…僕は…そうか、死んじゃったんだ。折角世界のために立ち上がったのに何も出来なか
った…せめて父さんの仇くらい討ちたかったな…でも無理か、昨日今日淫魔になった人でもあ
んなに強いんだもん…僕に勝てるわけないか…)
ロックは深いため息を吐く。何故か酷く落ち着いている。まるでここが心から安らげる場所で
あるかのようだ。
『その若さで、もう諦めとは…なんと情けない』
突如、空間に声が響いた。とても懐かしい声だ。初めてなのに、どこかで聞いたような気がす
る。
(だれ・・・?)
『お前は死んではいない。わらわの血がそう容易く途絶えるように出来ているはずはなかろう。
さっさと戻れ、起きればお前の血の中に潜む『力』の一端が目覚めているだろう。・・・しか
しお前は運が良いな。あのような雑魚能力者が相手であったからこそ一気に絶命せず、生きた
ままギリギリの所まで死に直面したことで能力に目覚めることが出来たのだから・・・』
(能力?僕が??どういうこと!?)
『いずれわかる。いずれ会える。わらわに会う時までには少しはマシな男になっておれよ?』
声はロックの問いに答えることなく一方的に会話を終わらせ消えていく。と同時に、ロックの
体が一気に熱くなる。血が沸騰するような感覚。まるで、この体に流れる眠っていた『血』が
起きたかのような…
636ネコイチ:05/02/06 14:53:09 ID:yN+xPgE1
死んでいたはずのロックが急に立ち上がり、さすがにアリッサも驚きの色を隠せない。それに、
あれだけ搾り取ったのにまるで何事もなかったかのようにピンピンしている。
「なに・・・!?一体なにが!?」
ロック自身も呆然と、自分自身の体を見つめている。まるで、自分が自分でないとでも言わん
ばかりに。
「そうか・・・僕の力、僕の『能力』・・・こう言う力なのか・・・」
ロックは左手をまじまじと見つめている。そして、アリッサに向き直るとはっきりと言った。
「アリッサさん、淫魔になって人を殺してしまったあなたを放っておくことは出来ない。僕が…
あなたをイカします」
アリッサはさらに驚愕する。まるでさっきまでとは違う。自分の力で喘ぎ悶えていた少年が、
まるで一気に一人前の男になったかのようだ。
「何を言ってるの・・・あなたが、普通の人間のあなたが私にかなうはずないでしょう!!」
アリッサの語気が荒くなる。怒りと、動揺とで彼女は冷静さを失っていた。
「もう僕も普通の人間じゃない…あなたのお陰で力に目覚めることが出来た。死に直面した
ことが切欠で、僕は『成長』したらしい」
「…!!そ、それが本当だったとして何故体力まで回復しているの!?」
「僕が復活した理由…それは僕にもわからない…ただ、闇の中で声が聞こえた気がする…」
「意味の分からないことを…それにあなたが能力者になったと言ってもまだ五分と五分でしょ
!?またあなたをイカしてしまえばいいだけだわ!」
「いや、違う。あなたの能力の弱点はもう見切った。」
「さっきまでヒイヒイ泣いていた坊やが…!!『クリムゾンネイル!!』」
アリッサは引掻くようにロック目掛けて赤い爪を振り下ろす。その軌道をロックはギリギリで
見切るとアリッサの腕を取り、間接部分を軽く叩き強制的に肘を曲げさせると自分の胸に向け
られたアリッサの爪を一気に押し込んだ。アリッサの乳首に赤い小さな傷が出来る。
「し、しまっ…!!」
637ネコイチ:05/02/06 14:54:06 ID:yN+xPgE1
さらに足を取り、アリッサの体を地面に寝かすとその乳房を左手で覆った。すると、ロックの
掌がぼんやりと輝きだす。
「あはっあっ、何っこれぇ!!」
アリッサが嬌声を上げ、喘ぎだす。ロックはそのまま左手でアリッサの乳首を責める。
「説明は良く出来ないけど、僕の左手は『相手を感じさせる振動』のような物をつくる事が出
来るみたいだ。それに加えてあなた自身の能力…耐えられるものじゃないでしょう」
「あっ・・・ああっ・・・イ・・・イクぅぅぅぅ〜〜!!!!!!!!」
アリッサは絶叫し、限界まで仰け反るとクタリと倒れこむ。すると、アリッサの体が光に包ま
れ消えて行く。
「アリッサさん・・・」
ロックは遣り切れない気持ちで消えて行くアリッサを見ていた。淫魔がイクと言う事は、こう
言うことなのだ。分かってはいたが気持ちのいい物ではない。ましてや、彼女はついこの前ま
で知り合いで、仄かな憧れまで抱いていた相手だ。

 暫く放心していたロックだったが、立ち上がるとアリッサに殺された旅人に毛布(旅人自身
が持っていた奴)を被せ、祈りを捧げる。そして着替えを済ますと晴れない心のまま歩き出す
のだった。能力に目覚めた自分、突如元気になった体、そして闇の中の声。疑問は数えればキ
リがないが、今は前へ進もう。ロックは決めたのだった。夜が明け始めていた・・・

                         封淫記 第一章 一話 完

638ネコイチ:05/02/06 14:56:33 ID:yN+xPgE1
終わり…相変わらず読みにくいのは勘弁してくださいorz

今回は敢えてキャラ描写をあんまり入れてないので皆さんの
脳内補正を掛けたキャラを自由に想像して楽しんでください。
ではまた〜
639名無しさん@ピンキー:05/02/06 15:20:11 ID:IZdkb/sF
うひょー。
GJ!
640名無しさん@ピンキー:05/02/06 15:21:54 ID:VhdTxCvB
全米が泣いた
641名無しさん@ピンキー:05/02/06 15:32:25 ID:ImchMGmD
スレ住人も泣いた。
642名無しさん@ピンキー:05/02/06 15:36:40 ID:4mcoaK+3
神の降臨までの繋ぎ・・・?

何を言ってますか。貴方も神です
643名無しさん@ピンキー:05/02/06 16:43:37 ID:4u3k1dXR
ま、待ってくれ結局ロックは童貞のままなのか。爆弾抱えたままの
気がしてしょうがないぜ!気張れよロック!
644ネコイチ:05/02/06 17:33:48 ID:Ey6hlFsM
あ、ロックの能力の名前出すの忘れてた。
名前は『グッド・フィンガー』で(昔なんかのエロ漫画であった名前…
思えばあれもBF漫画だった)彼の左手は光ったり唸ったりします。
成長性A。
今回すごく強かったように見えますがそれは相手の力との相乗効果って
ことで・・・まだあんまり強くないです。

>>642
童貞は・・・次の話にで、多分・・・
645名無しさん@ピンキー:05/02/06 17:47:42 ID:IZdkb/sF
婚約者のルナルはすでに淫魔化していると予測。
そして彼女相手に童貞喪失。

……という大方の予想を覆して、淫魔化した街娼にあっさり喰われる
ロックたん(;´Д`) ハァハァ
646名無しさん@ピンキー:05/02/06 19:20:56 ID:6k0qc9pe
淫魔全体の人に対する敵対度、残虐度が高そうなのがいい、エロい、たまらん。
647601:05/02/06 22:51:23 ID:T0qSee+p
>>612
私は変わり者らしくて画像を見てこの子はこんなキャラだ、と制作意欲(妄想)が湧くのです。
ストーリーも後ろから作ってます。なので多分大丈夫です。少し時間があったので専用キャラ
チップを作ってみました。( ´・ω・`)Uploaderの小物18444に試作品を。敵画像は思い切り
既出ですが背景削ったり専用背景作ってみたり。後、支援スレに集団好きだけど汁嫌いという方
がいたので加工品も二つほど。パスはbfです。
648名無しさん@ピンキー:05/02/06 23:07:29 ID:TzIWsVAd
漏れも>>601氏と同タイプかにゃ。見た目イメージとか原作キャラ設定とかまあ色々。
世の中いんすぴれーしょんでげすよ。
649名無しさん@ピンキー:05/02/06 23:25:43 ID:6nXegJn2
601氏頑張ってくれ。ここの職人さんは全て神様だぜ
650601:05/02/06 23:38:14 ID:T0qSee+p
>>648
同じタイプの方がいらっしゃるとは。ちょっと嬉しかったり。
>>649
実は夏まで缶詰なので制作はだいぶ先になってしまいます。すみません…。
ただ作る前に需要があるのか聞いてみないことには動けないので。

ゆきゆきて名無しさんがすごい勢いで画像を貼られてますね。今確認しただけでも
7セット…。まだ一日もたっていないのに…。ありがたくいただきました。
今日も来てよかった…。
651名無しさん@ピンキー:05/02/07 00:13:05 ID:ShUtLQnR
>>650
需要があるのか聞いてみる必要なんてないって。
まず作ってみる。そして公開してみる。
面白ければ、スレの住人が神に認定してくれるよ。
652名無しさん@ピンキー:05/02/07 00:48:08 ID:lnY0xEai
ただいまゲーム製作中。
で、突然ですが『任務』を募集したい。けどスレを消費するのもなんなので・・・
捨てアドで申し訳ないですが、下のアドレスに皆の考えた任務を送って下さい。
そこでのボスや、その特殊能力とかもOKでぅ。
1ヶ月くらいは集めてます。その後はアド捨てるかと。

[email protected]

*なお、こちらで抽選という形になると思います。ご了承を。
653ゆきゆきて名無し:05/02/07 01:05:49 ID:4S+CUMBa
支援終了。いいのがあったら使ってくれ…
654名無しさん@ピンキー:05/02/07 01:33:18 ID:Hzzh7vgg
またRPG勢も盛り上がってきたな。

SS神も、ツクール神もここには頻繁に光臨する・・・・・
本当、いいスレになったものだ・・・・・・

>>650
ここの住人にとって、この手の作品の需要は高いと思われるので
601氏、些細な事は気にせずガンガン製作してくだされw

>>652
おぉ、また期待のホープがw
後で2、3送ってみるかな。
655名無しさん@ピンキー:05/02/07 01:45:19 ID:yLejwSmE
神と称えるのはその場かぎり。
656名無しさん@ピンキー:05/02/07 02:09:02 ID:d3jLI8B6
ここで良く扱われてる設定の淫魔で少し不思議に思ったことなんだが
淫魔化した人間というのは明らかに記憶や意志を持っている
それでいながら何故あそこまで欲望のままに動くのだろうか?
生きるためと言えばそこまでだが、まるで性格を反転したよう
相手が死ぬという結果を解っていながらためらいもなく性を搾り取る生物となる…
これはあまりにも極端すぎると思った近頃のこと

それはともかくネコイチさんの小説は相変わらずエロイな
しかし、昨日の今日でクリムゾンネイルという名前を名付けたアリッサさんが…
657名無しさん@ピンキー:05/02/07 02:16:01 ID:JnvHzq/A
>>656
淫魔の考えは淫魔にしかわからない


まぁ、葛藤されながら犯されるのもそれはそれで壷ですが( ゚д゚)
658名無しさん@ピンキー:05/02/07 02:24:40 ID:RZJ4mfGf
淫魔の種類は色々あるから、どういう考えをしていても問題無い
ちょっと変わった奴を作る場合は新種にしちまえばいいw
659名無しさん@ピンキー:05/02/07 02:30:20 ID:yLejwSmE
こういうことだろ

中間宿主をコントロールする槍形吸虫
ttp://www.hitachi-hitec.com/about/library/sapiens/016/column4.html
660名無しさん@ピンキー:05/02/07 02:41:08 ID:f7jUvUmx
このスレ微妙に博学な奴が多いですね
661名無しさん@ピンキー:05/02/07 13:44:42 ID:frOGuHG9
今のところ物理学と生理学と生物学の知識が披露されてるな。
662名無しさん@ピンキー:05/02/07 14:07:14 ID:sK5DDlgF
>>661
なにげに民俗学と哲学もあるぞ。
663652:05/02/07 15:16:47 ID:lnY0xEai
すいません。違うアドレスを書いてました。
分かる人には分かったみたいですが、
[email protected] です。com→co.jp に訂正ということで。

基本的に返信は致しません。正しいアドレスにもう送ってくれている方、有難うございます。
間違いのアドレスに送ってしまった方、御手数ですがもう一度送信し直して下さい。
664名無しさん@ピンキー:05/02/07 15:51:34 ID:JGTmr016
学のあるやつは意外とMの奴が多いのかもしれん
665名無しさん@ピンキー:05/02/07 17:56:42 ID:dlLCdPDr
キューブって淫魔キューブのことか
666名無しさん@ピンキー:05/02/07 18:06:56 ID:/9Qg4Z5Y
>>652
任務、というのが具体的に例示されてないのでよく分からんとです
具体例1つ添えてくれればこちらとしても作りやすくてありがたいです
667名無しさん@ピンキー:05/02/07 21:18:02 ID:Xhk0bBqD
>>652
608神のパクリにならないように
オリジナリティ溢れる作品になって欲しいな。ガンガレ!
668名無しさん@ピンキー:05/02/07 21:19:08 ID:4S+CUMBa
おまい、一言多いタイプな。
669名無しさん@ピンキー:05/02/07 21:36:33 ID:wMeU3D+v
敗北後、虜にされて抜かれるシーンのほうが好みな俺はマゾ厨
670名無しさん@ピンキー:05/02/07 21:42:27 ID:dhV5jFNU
虜にされた後よりも、虜にされるまでの仮定が好きな俺も同様。
671652:05/02/07 21:57:35 ID:lnY0xEai
>>666
これは失礼しました。確かに1スレ目読んでないと何のこっちゃ分からんですね。
要するに、ステージを募集してる、という感じです。
(具体例)
任務概要:病院が淫魔にのっとられた、奪還せよ。 みたいな。
これに加えて、そこでの敵の種類、特徴やステージ自体のトラップ、
ボスの能力などを皆さん送って来てくれています。
ただ型に嵌らずに自由な発想で送ってきてもらいたいです。

>>667
はい、なるべくそうあるようにガンガリたいですね。
ストーリーは一部608氏の2と絡みますが、主要な流れは全く別物になるかと。(当たり前ですが。)
ただ、「608氏のと似たようなやつ」という要望も少なからずあるんですけどね。
一方で全く新しいシステム案を送ってくれる方もいます。
ツクールを上手く扱えるわけではありませんが、なるべくツクールの勉強してでも要望には答えたいです。

>>669
そういう意見、実はめちゃくちゃ多いです。(笑)
私自身Mではないのですが、ここまで要望が多いと答えざるを得ませんな。

さて、そろそろ名無しに戻って製作に励みます。
最後にどうでもいい事ですが、このスレの人口かなり多いです。では。
672名無しさん@ピンキー:05/02/07 23:19:38 ID:icm98bfn
よし、ここらで一発Battlefuckbandでも作るか。
673名無しさん@ピンキー:05/02/08 00:57:15 ID:Y+5rTvXu
>>652
なるほど、そういう趣旨のものですか。んではいろいろアイデア出させてもらいます。
当方、下手な文章書くしかできませんが…ゲーム製作の役に立てればありがたいです
674名無しさん@ピンキー:05/02/08 09:01:51 ID:BkO9BlOk
ところで、最近昔のSS勢はどこに行ったんだ?
なんだか随分音沙汰無しだが。
675名無しさん@ピンキー:05/02/08 11:20:20 ID:oXlVvviW
敗北後、嫌がりながら抜かれるよりも
快楽悦楽世の天国淫魔の責めを喜んで受け入れ催促し
恍惚としながら抜かれるシチュが好きな俺はzeroで一日8回ぬいたことがある絶倫マン
676名無しさん@ピンキー:05/02/08 11:35:56 ID:Ts7YUPt/
敗北後より負けっぷりだな俺は。
268氏の必殺コンボとか徐々にダメージが増えて押されて負ける感じが良かった。

Fさんや李緑さんはどうしたんだろう。
別にせかしてるわけでもないんだけど。まあ気長に待ってます。
677名無しさん@ピンキー:05/02/08 13:50:31 ID:BkO9BlOk
ってか、途中で投げ出す人間多すぎだろこのスレ。
せめてやっつけでも完結させてもらいたいものだ。やっつけでも。
678名無しさん@ピンキー:05/02/08 14:00:20 ID:5MEi0mUr
別に何を取ってるわけでもないのだから強制するのは良くないと思われ
完結しない小説なんてプロの世界でも多くあることだし(プロではあるまじきではあるが
とくに本業でない人は一度離れてしまっては機会を失ってしまう可能性もありますしね
急かしても良い結果は得られないと思うので気長に待つのがよろしいかと
679名無しさん@ピンキー:05/02/08 14:30:31 ID:2zKeW7n/
>>678に同意
自分にはSS書く才能なんて微塵もないから
書いてくれる人がいるだけでも幸せだYO(゚∀゚)
680体験版の人:05/02/08 15:28:22 ID:9RpNDyfO
すんませんでしたm(    )m
681名無しさん@ピンキー:05/02/08 15:40:00 ID:bwqkOMQN
住職ハケーン(゚∀゚)ノ

>677
……ごめん、俺も投げ出した。挫折職人のように。
やっつけで完結させるのがイヤだった。というかむしろ根性がなかった。
今では反省している。
(BFスレに光アレ)O。.orz
682名無しさん@ピンキー:05/02/08 16:41:33 ID:zBCCd3Pz
>>680
ダンナだ〜♪
683名無しさん@ピンキー:05/02/08 17:09:03 ID:K4BvXJ1q
まだ完結させてないy;y=ー('A`)・∵. ターン
684名無しさん@ピンキー:05/02/08 17:57:25 ID:bBfNazCG
放置しようが何しようが自由だ
自分が好きで作ってるんだからな

しかし、お蔵入りさせるぐらいならば作り掛けでもいいから公開して欲しいなあ
685名無しさん@ピンキー:05/02/08 18:55:01 ID:Misz8QcE
おれもそう思う。
手を広げすぎでペース遅いからマイナス10点って変なのもいるなと思った…何様なんだ。
と同時に書きかけでも作りかけでもいいからお蔵入りするくらいならにも禿同。
686677:05/02/08 22:02:46 ID:BkO9BlOk
すまん、俺も言い方が悪かった。
そりゃ「作品」作ってるんだしな。挫折も放棄もあって当然だ。

ただ、ペースが遅いだけなら良いけど、
もう更新されないモノを期待して待つのも辛いよな、って言いたかった。
終結、放棄宣言をしろとは言わないけども。
687名無しさん@ピンキー:05/02/08 22:16:53 ID:KTwYhT5g
射精すれば辛くなくなる
6885-308:05/02/09 00:03:15 ID:4sbyeXxs
え〜…正直、他の神々のSS見てると、
俺の駄文がまとめサイトにあることが非常に恥ずかしいんだが、
俺のSSなどどうでもいいだろうけど、
とりあえず俺のSSは、まだお蔵入りさせる気はないです。

表現力の未熟さは神々のSSを参考にできるだけ補っていくとして、
とにかくあんな中途半端には終わらせたくないです。

ただ…今はまだ書けません。
なんせ大学入試が数週間後に控えてますから…orz
しかも入試終わっても新生活に追われそう…

まあ、期待しないで結構ですし、期待もしてない、もしくは忘れてるでしょうが、
俺は続けるつもりですということだけ、
流れに乗って言っておこうと思いました。ハイ。
689名無しさん@ピンキー:05/02/09 00:23:50 ID:BPN6bz0U
>>686
一理ある。
>>もう更新されないモノを期待して待つのも辛いよな
このくだり、恋人を待つ人みたいだな。

>>687
ごめんワロタ。
690名無しさん@ピンキー:05/02/09 00:34:22 ID:BVuQBduy
大学入試試験受けるのは未成年だけじゃないしね
とか言ってみるテスト
691名無しさん@ピンキー:05/02/09 02:18:23 ID:nUORLZfS

人気者になったつもりで自分の周辺事情書くな、寒いから。
あと、いちいち、未熟だけど、期待されてないけど、って言うけどさ
誰かに批判される前に、自分から言えば緩和されるとでも思ってるんだろうね
692名無しさん@ピンキー:05/02/09 02:26:25 ID:DeCPGsID
   ∩___∩       |            , '´l,
   | ノ\     ヽ      |         , -─-'- 、i
  /  ●゛  ● |      |       _, '´ /     ヽ、
  | ∪  ( _●_) ミ     j     iニニ, "● ∪    ヽ、
 彡、   |∪|   |    >>691    iニニ、_          ',
/     ∩ノ ⊃  ヽ            〈`'ー;==ヽ、〈ー- 、 !
(  \ / _ノ |  |             `ー´    ヽi`ヽ iノ
      l´ ̄ ̄`l'''''−、
      l´ ̄`l  ̄`l、 lヽ, l  .⊆ヽ、
`ヽ、    |.   |    ヌ|'''''`   '''-,, _ノヽ、..... |`ゝ  .ヽゝ
    `ヽ、l,__,.l             ヽ、 `',...l┴、  .l~~l |ヽ
;;;ヽ、  /'''´ ̄(●)'l/'''-,,,、 ,,.::--''´ ̄ヽヽノ |  |   l_,,,l l~~l
 ヽヽ/         (●) ヽ _,,,.::--''   |  |  l~~l l~~l
;;;、 `/      U        ヌ――――-、|_l .l .l l .l
 .`/   U           |、____ノ_  l .l l .l
、...l             U     |´         `lゝ´入ノ
693名無しさん@ピンキー:05/02/09 03:28:08 ID:tZ2zAOqS
貴重な非・淫魔モノだからガンガレや
694名無しさん@ピンキー:05/02/09 11:44:55 ID:k54OAjZY
>>688
荒れるから……そういうことは……書かないでくれ……。
695名無しさん@ピンキー:05/02/09 12:16:54 ID:iyYTWGfL
>>694
これよりコテハン、三点リーダと名乗るが良い
696名無しさん@ピンキー:05/02/09 12:38:00 ID:+1BUU0q5
くなさんのサイトかな?
『切り札』とか載ってるサイトを発見したぞ。
697名無しさん@ピンキー:05/02/09 13:18:10 ID:lFHuV+i0
今気づいたけど、サキュクエのHPが・・・
なんか壮大なことになってきてる・・・?
6985-308:05/02/09 14:21:48 ID:+ueBIYMy
>>691
そんなつもりはなかったんだが…
でも今見るとうざいな。俺の書き込み。
丁寧にしただけのつもりだったが…
スマソカッタ orz
699名無しさん@ピンキー:05/02/09 14:29:17 ID:Zo5si3yt
>>697
原画がなんか綺麗だけどエロくないな。
プレステかなんかのRPGかと思うくらい爽やかすぎ。
サキュバスなんだからもちょっとフェロモン欲しいね。
700名無しさん@ピンキー:05/02/09 15:56:14 ID:H5WcO89T
あの絵柄ならフェロモンは期待できないが
チラリズムな絵を期待したい・・・
701名無しさん@ピンキー:05/02/09 16:25:07 ID:k54OAjZY
>>696
「くなさん」「切り札」でぐぐったが、出ない。
URLの提示を希望。
702名無しさん@ピンキー:05/02/09 16:28:25 ID:DeCPGsID
漏れが今更winshotが便利なことに気づいた件について。
703名無しさん@ピンキー:05/02/09 16:47:19 ID:qUOiEQOw
>>701
最初の一文でぐぐれよ
基本
704名無しさん@ピンキー:05/02/09 16:47:31 ID:H5WcO89T
winshotって、何だ食えるのか?な件について
705名無しさん@ピンキー:05/02/09 17:06:33 ID:k54OAjZY
>>703
申し訳ない。見つかりました。
706名無しさん@ピンキー:05/02/09 17:38:53 ID:L0UL+wkf
SS職人はトロだけで十分だぜ!
707名無しさん@ピンキー:05/02/09 17:48:41 ID:B7l0HkuH
708名無しさん@ピンキー:05/02/09 18:21:00 ID:DeCPGsID

             へ
          /./ /    ガッ
        / / |/\ 
        || .// / \ ∧_∧
        | |l .|l、、l||i, , .ソ )・∀・)
     ,。-∩ l| ヾ 、、,, ソ,l `   ヽ
   <706| |、 =ニ = = ニ=( ⌒)ヽ)
    ー 、  ⌒つ,, '' ` 、ミ  し'ノ
     〜\ /   ''l||lヾ    し
        し  \\\\
    ___     \\

709名無しさん@ピンキー:05/02/09 18:35:41 ID:G4UGxVRf
馬鹿は放置で。RPGマダー?
710名無しさん@ピンキー:05/02/09 20:29:19 ID:lFHuV+i0
サキュクエXP体験版できるみたいですけど、やった人います?
711名無しさん@ピンキー:05/02/09 21:24:53 ID:zqKLanqh
サキュクエが出てBFツクールに旋風を巻き起こしてからサキュクエ2がでるまで、多くの神々が降臨なされた。
淫魔ハンターが代表なんだが、敵イラストが一枚絵ていうのに慣れてたら(サキュクエはボスのみ一枚絵)、2の敵イラストに迫力・・・というか
エロさ・・・が物足りなくなってしまうように思う。ただシステムとかはサキュクエ凝ってるようなんで、期待とナニをチャージして待ってます。

ちなみに体験盤やったけど、あれ(仲間でいるやつ)は召還獣なのか武器なのか?
712名無しさん@ピンキー:05/02/09 22:00:44 ID:7ja21bWQ
時系列が…
レディソ→ハンター→サキュクエ

ハンター2のエロさはスイッチでカバーされてると思う。それを608氏や57氏がさらに進歩させた。
サキュクエ2は原画のエロさが足りいっぽいのを、どこまで文章やシステムでカバーできるか、
もしくは原画の軌道修正はあるのか、ってとこじゃないかね。
713名無しさん@ピンキー:05/02/09 22:14:02 ID:zqKLanqh
レディソはやったことなかった。スマネ。
サキュクエ2原画の軌道修正があるといいなぁ。いや表現方法の修正というか。
714名無しさん@ピンキー:05/02/09 22:56:42 ID:lFHuV+i0
サキュクエXPやってみた。
やっぱXPは画質良いな。システムも秀逸だと思う
715名無しさん@ピンキー:05/02/10 00:50:57 ID:j43EK1Vi
サキュクエXPで復活したことないんだが誰か復活した人います?
そして復活時にはセリフはありますか?
716ななふし:05/02/10 23:41:31 ID:wNUOmqPV
ネコイチ師やRPG待ちの場つなぎに投下してみよう。
…趣味に走りすぎてBFかどうかも怪しいが…。
717兇女(1):05/02/10 23:43:01 ID:wNUOmqPV
 明かりのない建物を忍び歩く。俺はレオン。表向きは探偵業、実際は「何でも屋」だ。
仕事は家出調査から要人暗殺まで。ま、そこまで大それた仕事はしない――というか、
まわってこないんだが。業界じゃ2流扱いだが、その辺は値段にも反映してる。安くて
安心、ご用命はウェイトリー探偵事務所まで。
 それはともかく、あるマフィアの内情を調査する依頼をうけた俺は当の組織の事務所
の一つを探索中。警備員や構成員も居るが、俺にとっては大した障害ではない。だが、
俺が求める資料は今のところ影も形もない。
(‥‥ここはハズレ、か‥‥?)
 内心に呟く俺。
「動くな」
「――なっ‥‥!?」
 背後からの突然の声と同時に、首筋に尖った物が当てられる感触。
「動けばあなたの咽を掻き切る。いやならその銃を捨てなさい。」
 声の主は女だった。蒼白い月明かりがその顔を逆光に照らす。後から抱きつくように
腕を絡めてくるが、その手には長く鋭い爪が生えた籠手がはめられていた。
「怖いね‥‥その物騒な爪をどけてくれないか。そうでないと君の顔がよく見えない。」
「ふふ、さっさと言うとおりになさい‥‥。
そうでないと永久に私の顔を見られなくなるわよ。」
「‥‥ちっ。」
 俺は武器を持つ手の力を抜く。
――ガシャン。
「ものわかりが良いのね‥‥。そうでなくちゃ、ね!」
 どんっ。
 首筋に鈍痛を感じると同時に、俺は意識を手放した。

 * * * * *

718兇女(2):05/02/10 23:44:46 ID:wNUOmqPV
 気が付くと俺はホテルの一室のような部屋にいた。頭がずきずきと痛む。身体をよじ
るが、動かない。手足と首が鎖でベッドにつながれているようだ。‥‥服はすべてはぎ
取られている。‥‥拘束はいいとして、なぜ裸‥‥?
「お目覚めかしら?探偵さん。‥‥正確に『何でも屋』のレオンさん、と呼んだ方がいい?」
 聞き覚えのある、やや低めのあでやかな女の声。顔をそちらへ向けると、一糸まとわ
ぬ美女が俺を見下ろしていた。年齢は20代の後半だろうか。嘘のように白い肌に長く
つややかな黒髪が映える。美しい、だが鋭く冷たい目。紅く形の良い、残虐さを湛えた
唇。見事な曲線を描く肢体。そしてしなやかなその右手には、見覚えのある籠手。
「‥‥おはよう、女王様。と言いたいところだが、この鎖を外してくれないか?
俺はこういう趣味はないんだ。」
「んふふ。そう、それは残念ね。だけどあなたの趣味はどうでもいい‥‥私の趣味だから。」
 そういうと彼女はベッドの上に上がり、俺の身体に覆い被さった。豊かな乳房が俺の
胸板に押しつけられ、なめらかな肌がすり寄る。そのまま彼女は鋼の爪を俺の首筋に当
て、舌先を耳に差し込みながら囁いた。
「ねぇ、どうして欲しい?抱きたい?抱かれたい?殺したい?殺されたい‥‥?」
 くっくっ、と含み笑いが漏れる。
「いつもだったら迷わず『抱きたい』って答えるんだけどね。
悪いが今日は気が乗らない。とりあえず鎖を外してくれないか?」
「‥‥あなたの都合なんかどうでもいいって言ったでしょ?」
「ぐっ!」
 首筋に刃先が食い込む。そこから生暖かい液体が流れ出すのが分かる。
「悪いけど、気絶してる間に自白剤を使わせてもらったの。私が欲しい情報はもう全部聞いた。
――分かる?もうあなたは私のオモチャでしかない。逃がすか、殺すか、
このままずうっとオモチャにするか‥‥決めるのは私。んっふふふふふ‥‥」
 血の代わりにタールが流れているかのような笑い声。
「ねぇ、勝負しましょう?もしあなたが私に勝てたら逃がしてあげる。
負けたら‥‥そうね、生きたままバラバラに引き裂いてあげる。
脈打つ心臓を引きずり出して、あなたの目の前で握りつぶしてあげるわ。
ふふふ、ステキでしょう?ああ、想像するだけでゾクゾクする‥‥あなたもそうでしょう‥‥?」
719兇女(3):05/02/10 23:47:43 ID:wNUOmqPV
 鋭く美しい瞳が、官能と狂気がない交ぜになって熱を帯びる。その陶然とした表情に
背筋が凍る。だが、チャンスはチャンスだ。
「――な、何の勝負だ?」
「決まってるじゃない‥‥セックスで、よ。
でも『先にイったら負け』なんてルールじゃ、あなた勝ち目はないし‥‥そうね、
5回イく前に私をイかせてくれたらあなたの勝ち、ってことにしてあげるわ。
いいわよねぇ?‥‥ま、イヤだと言っても聞かないけどね。」
「‥‥ルールはともかく、俺は縛られたままか?」
「あら、それもそうね。しかたないわ、手足だけは自由にしてあげる。
ふふふ、変な気を起こさないでね?たとえ私を殺しても、首の鎖は外せないんだから。
――鍵は別の部屋にあるのよ。まぁ、あなたに殺せる相手じゃないけどね、私は。」
 そう言って不敵な笑みを浮かべると、彼女は俺の鎖を外しはじめる。どうやら首の鎖
だけはかなり長めになっているらしく、少なくともベッドの上では自由に動けそうだった。
 かすかに希望が持てる状況で、俺はどう振る舞うべきか思いを巡らす。さっきの口ぶ
りだと、この女を片づけても自力では脱出できない。‥‥まぁ俺は丸裸で彼女は武器を
持っている以上、勝ち目は無さそう――いや、そうでもないか。腕の自由さえ奪えばこ
の女を殺れる。鎖は‥‥籠手を上手く使えば切れる箇所があるかも知れない。少なくと
も、イカレた女の慈悲に期待するよりは可能性がありそうだ。
 足の鎖を外した彼女は、腕の鎖を外すために俺の上半身へと這い上がってきた。顔を
向かい合わせ、びちゃり、と下品な音を立てて唇を舐めて見せる女。
「くっくっ‥‥ねぇ、変なこと考えてるでしょう?私を殺して何とかして逃げよう、とか‥‥。
あはははは!むだよ、む・だ。体術でも負けてあげるつもりはないし、籠手だって
その鎖の範囲外に外しておくもの。
いい?もう一度言っておくわ。あなたは私との勝負を受けるしかない。」
 徐々に声のトーンが上がる。
720兇女(4):05/02/10 23:48:52 ID:wNUOmqPV
「――ふ、ふふふふ‥‥もっと言うとね、ザーメンなんて一滴も出なくなるまで絞られて、
むなしく空撃ちを繰り返して、必死に許しを乞いながら泣き叫んで、それでも耐えられ
なくて、イって、イって、イきまくって‥‥死ぬまで私に抱かれるしかないの。
そう、最後は無様にびくびくイきながら、私にめちゃくちゃに引き裂かれて、血を吐き
ながら死ぬのよ!あはっ‥‥私に挑んだ男、私を愛した男がみんなそうだったように、ね。
――ふふふ‥‥あははははははははは!!!」
 狂っていた。その目には血潮の沼のような淫欲が渦巻き、あふれかえっていた。もし
この女の口に鋭い牙が生えていても、俺は驚かない。だが、ともかく間を持たせて少し
でも情報を得ようと、らちもないことを聞く。
「な‥‥なぁ、あんたの名前を教えてくれないか?そうでないとヤりにくい‥‥。」
「んっふふふ‥‥名前?そんなのどうでもいいじゃない‥‥まぁいいか。
今はラーナって呼ばれてる――はい、これで腕も解放したわ。さあ‥‥抱いて。ふふ‥‥。」
 女は鎖を外すと、籠手を部屋の隅へと投げ捨てる。たしかに俺の手が届く距離では無
さそうだ。‥‥こうなっては覚悟を決めるしかない。ただ、この――血と精に飢え、
狂った女を相手に勝てるかどうか‥‥正直、自信はない。
「‥‥おびえてるの?かわいい‥‥。心配しなくても勃たせてあげる――あら?なぁんだ、
ガチガチじゃないの。くふふふ‥‥そう、頭は怖くても身体は期待してるのよね‥‥。
なら楽しませてあげるわ――死ぬほど、ね。」
 情けないことだが、ラーナの言葉のとおりだった。俺のモノはとっくにそそり立ち、
浅ましくも女の身体を渇望している。そしてそこに突如快感が攻め寄せる。
「うあっ‥‥な、何を‥‥!」
「何って‥‥指で触ってるだけじゃない。ふふふ、まさかもうイきそうだとか?
弱すぎるわ、あなた。」
 そう。ラーナは単に俺のモノに指を這わせただけだった。ひやりと冷たい指先が根元
からさすり上げ、鈴口を軽くつまみ、亀頭をやわらかくさすっただけだった。なのに、
それだけでもう我慢汁がにじむ。まったく力を入れない愛撫にさえ翻弄されかねないと
思った俺は、彼女の身体を引き寄せ、股間を指でなぞる。
721兇女(5):05/02/10 23:50:29 ID:wNUOmqPV
 ぐちゅっ。
 湿った音。彼女のそこは、愛撫などとまったく関係なく、すでに溢れかえっていた。
予想外の感触に驚いてその陰裂を見ると、花びらはひくひくと蠢き、内側から熱い蜜が
ほとばしっている。女の香が鼻孔をくすぐり、俺をあざ笑うかのように誘う。
「ねえ、見てるだけで触ってくれないの?感じさせてよ‥‥早く‥‥。」
 女の挑発に、俺はその花の中心へと指を差し込んだ。ぐちゅぐちゅと卑猥な音が響き、
俺の指を奥へと誘い込むようにその襞がざわめく。俺は何とかして前戯の段階で感じさ
せようと意識を自分の指先だけに集中させ、その肉の奥をかき回し、壁の内側をさまざ
まになぞる。
「あはっ‥‥ん‥‥ふふ、結構うまいじゃない‥‥。そう、そこよ‥‥もっとして‥‥。」
Gスポットを探り当てた俺の攻めに、彼女は喘ぎを漏らす。その手の動きも緩慢になり、
俺の与える快感にのめり込んでいるのは明らかだった。――なんだ、これなら一気に
イかせてやれる――そう思った俺は、徹底的にGスポットを攻め倒し、同時に陰核を舌
で愛撫する。
「くはっ‥‥あはあ、そう、そこ、いいわ‥‥もっと!もっとよ‥‥!!」
 彼女の息が荒くなり、秘裂はますます熱くなり、蜜はとめどなく溢れ――
「はあん、いい、イきそう‥‥ああっ!あはぁ!!
――くふっ、だめよ、イくのはあなただから!」
 高まりのさなか、突如そう言うと彼女は俺の亀頭に口づけし、尿道に熱い舌先を差し込んだ。
「ぐ、‥‥ぐああっ、な、なんだ、なにを――!」
 神経が焼き切れるような、激烈な刺激が俺の身体を焼く。
 ぶしゅっ!!どびゅうっ!どびゅっ、びゅっ‥‥!
 白い粘液質の噴水が上がる。そんな、一瞬で――!?
「あはっ、すごい勢いね‥‥たくさん出る‥‥。
熱い‥‥濃いわ、もっと出して、もっと飲ませて‥‥!」
 膝が、腰が、ガクガクと震える。俺の顔の近くにあった腰を引き、正面から見せつけ
るようにして飛び散った精液を指先ですくい取り、口に運ぶ女。さらにまだ射精が続く
肉棒に舌を這わせ、凄まじい快感を持続させる。吹き上がる白濁液を飲み込み、浴び、
恍惚とした表情で嬌声を上げる。
722兇女(6):05/02/10 23:51:45 ID:wNUOmqPV
――いったい、なにが、おきて、るん、だ‥‥!?
「うあ、やめろ、やめてくれ‥‥!」
「くふふ‥‥なによ、軽いフェラだけでイきまくっておいて『やめてくれ』?
少しは自分の立場をわきまえなさいよ。‥‥でもま、これじゃ勝負にさえならないわね。」
 そう言うと俺のモノから手を離し、ラーナは俺を見下ろしながらさもバカにしたよう
に続ける。
「‥‥情けないあなたのためにルールを変えてあげる。
イきたくなったら何度でもイきなさい。私が1度でもイけば、そこであなたの勝ちにして
あげる。だけどそれまでにあなたが失神したら‥‥んふふふふ、言わなくてもわかるわよね‥‥?」
 精液にまみれた淫靡な顔が、どす黒い笑みで覆われる。
 彼女は俺にまたがり、萎えかけたモノを指先で軽くしごく。たちまちに剛直を取り戻
す俺の浅ましい肉棒。そしてそれを――蜜のしたたる秘所へと導く。
 ぐちゅり――ずぶぅっ!
「が、ぐああっ――!!」
 どぐどぐどぐっ‥‥!
 いきなり暴発する。股間から身体が吹き飛ぶような、耐え難い快楽が押し寄せ、俺を
奈落へ引きずり込もうとする。な、何なんだこの女‥‥!
「あ‥‥はぁん‥‥ふふふ、いい感じよ‥‥。大きさも硬さも悪くないわ‥‥さあ、もっと感じさせて。
イきまくりながらでいいから‥‥ふふ、あはははは!!」
 見せつけるように胸を揉みしだき、半開きの口から舌をのぞかせ、腰をくねらせる。
ぐちゅ、ぬちゅ、と緩やかに音がする。少しでも耐えようと淫猥な光景から目をそらし
たが、かえって鋭敏になった触覚、聴覚、嗅覚が俺を苦しめる。そんな俺をいたぶるよ
うに、ラーナはますます俺を挑発する。乳肉を胸板に押しつけ、全身で愛撫しながら耳
元で囁く。
「ねぇ‥‥やる気あるの?耐えるだけじゃ絶対勝てないわよ‥‥。
それとも私に殺されたいの?それならそう言いなさい――じっくり殺してあげるから‥‥ふふ‥‥。」
 この女の言うとおりだ。だが、勝てるのか?――いや、見込みはゼロじゃない。さっ
きの愛撫への反応は演技とは思えない。――攻撃力は異様に強いが防御力は低い、とい
う可能性もある、か?‥‥意識さえ保てば、ひょっとするかも――?
723兇女(7):05/02/10 23:53:38 ID:wNUOmqPV
 何とか理性を奮い立たせ、反撃開始。女の腰を抱え、下から思い切り突き上げる。
「あ、あはぁっ!!」
「ひぐっ!!」
 ラーナが反応すると同時に俺はまた爆発する。だがもう躊躇していられない。腰も脚
も震えるが、ここで諦めるわけにはいかない。この女は狂ってる。負けたら絶対殺され
る。焼けつくような感覚を飲み込みながら、必死に腰を叩きつける。幸い、五感と肉棒
を過剰なまでに刺激する女のフェロモンと性感が、俺のモノを萎えさせない。
「はあっ、いい、いい‥‥! そこよ、もっと突いて、もっと‥‥く、ああっ!!」
 どくんっ、びくっ、びくっ
 モノが脈打つのも気にしない。連続して思い切り突き上げ、快感にバランスを崩した
ラーナを動かし体位を変える。四つんばいにさせ、後から。背後から胸を揉みながら、
動物のように腰を打ち付ける。
 パンッパンッ! パンパンパンパンッ‥‥肉がぶつかり合う音が響く。もう女の声さ
え聞こえない。訳が分からない。意識が吹き飛びそうになるのを必死でこらえる。もう
出すべきものを失い、空撃ちばかりを続けるペニスが痛い。
「あはっ、はあっ!いいわ、いい!‥‥はぁっ、だめ、負けそう‥‥!
――いや、そんなのイヤよ‥‥ああぅ!!‥‥あなた、を、‥‥引き裂くと‥‥あひっ!
‥‥決め、たん、だから‥‥!!」
 むりやりバックの体位から正常位へ変えさせるラーナ。俺は汗と精液でドロドロにな
った肉の双丘を揉み潰し、絶え間なく律動を続ける肉棒で子宮口を徹底的に突く。
「イけ、イってくれ!早くっ‥‥!ぐああ、あああ、ひぎっ!くそぉっ!」
 何とか勝利がわずかに見え始め、俺は必死に身体を動かす。筋肉が、神経が、脳が悲
鳴を上げる。死にそうに気持ちいい。下腹部の狂ったような痙攣が止まらない。
 それでも、それでも俺は‥‥!!
724兇女(8):05/02/10 23:55:25 ID:wNUOmqPV
「いい、すごくいい!子宮が、からだが熱い!ああ、あああっ!すごい、すごすぎる!
くぅ、あ、ああっはぁっ!!」
 凄まじい勢いで肉襞がうねり、締まり、蜜があふれる。俺は全身が快感神経になった
ようにビリビリと震える。視界に火花が散る。ああ、身体が、心が、ラーナに、抱かれる、
溺れる、呑まれる‥‥ああ、とまらない、おれの、からだが、おれが、らーなに‥‥!!!
「ああっあああああっ!!いい、負けちゃう、っくぅ、いくぅーーーっ!!!!」
「う、うあ――ラーナ、ラーナ‥‥!――ぐ、うああああああ!!!」
 二人は互いの身体にしがみつく。絶叫。

 * * * * *

「かはっ‥‥あ、はあ‥‥はぁ、はぁ、はぁ‥‥はぁっ。ふふ‥‥くふふ‥‥負けちゃった‥‥。」
 ベッドの上で絡み合う男女。女は男の頭を抱き寄せ、囁いた。
「ん‥‥はぁん‥‥あははっ、まだイってるの?」
 身体の中で脈打つものを感じながら、そう笑う。だが、それに対する返事は――
「‥‥ラーナ‥‥ラーナ‥‥ああ、抱いてくれ‥‥もっと‥‥」
 男の目はもはや何も映していない。ただビクビクと身体を震わせ、うわごとを口にす
るだけ。
「くっくっ‥‥何よ、せっかく勝ったのに壊れちゃったの?
‥‥ははっ、あはははははっ!!ふん、つまらない‥‥くだらない男。
それならぐちゃぐちゃにつぶしてあげれば良かった‥‥。
ふふっ、でもなかなか良かったわ。――じゃ、約束どおりこれであなたは『自由』よ。
く、くっくっ――あははっ――あっははははははははははは!!!」
 哄笑が響いた。汗と精液にまみれた、狂女の笑いが。
725兇女(9):05/02/10 23:56:08 ID:wNUOmqPV

 * * * * *

「そういや、あの男はどうなったんだ?事務所荒らしだかなんだかの‥‥。」
「ああ、レオンとか言う野郎か?さあ‥‥ラーナさんに預けられた、ってことらしいが。」
「そりゃ気の毒に。‥‥あの人の『お楽しみ』のあとは後始末が大変なんだよな‥‥。
この間も新入りがゲロ吐いてたぜ。」
 肩をすくめる二人の男。
「おい、そいつの話だが‥‥解放されたぞ。」
「ハァ?」
「おいおい、バカ言うな。あの人が逃がすはずないだろうが。」
 通りがかった男の言葉にあきれる二人。
「いや、本当だ。――まぁ、アレを『生きてる』って言えりゃあ、な‥‥。」

 * * * * *

――ラーナ、ラーナ‥‥どこにいるんだ‥‥抱いてくれ‥‥殺してくれ‥‥
 頭の中に響き続ける哄笑と、淫らな幻影に浮かされるその男の姿をその後見た者は
――結局、いなかったという。

(終)
726ななふし:05/02/10 23:59:21 ID:wNUOmqPV
以上です。お粗末様でした。
…M趣味と破滅願望がもろに出てしまいましたが…_| ̄|○
スレ汚しスマソ。
727名無しさん@ピンキー:05/02/11 00:16:09 ID:DQ7vLues
俺は好きだぜ、GJ!
728ネコイチ:05/02/11 00:17:23 ID:DCOFYSCr
GJ!! 俺も頑張って書かねば・・・
729名無しさん@ピンキー:05/02/11 00:41:28 ID:RS/LB5zL
淫魔ハンターのヤリコミをするべくノーセーブプレーに挑戦しました

淫魔ハンター2
風俗街でやられる(Lv次第で何とかなる予感?)

淫魔ハンター1
最初でやられる orz

結論2はともかく1はほぼ無理
730名無しさん@ピンキー:05/02/11 01:08:21 ID:EOGxMcfN
ハンター1はシクセズで二体以上の敵にあったら死ぬからなあ。
731名無しさん@ピンキー:05/02/11 01:12:57 ID:lyHhF45y
個人的には複数プレイよりタイイチの方がイイ。
732名無しさん@ピンキー:05/02/11 01:14:27 ID:6zc5Sstl
グジョーヴォゥ!

俺も何も問題ないです
733名無しさん@ピンキー:05/02/11 01:39:33 ID:RS/LB5zL
記録更新しました

養成学校で3年生にぶつかって…

>>ななふしさん
マゾッ気が強いと言うよりも相手のサドッ気が強いですな
始まってからは特に気になるようなそっち系の描写はなかったと思います
ただ、本番描写がセリフや主人公の意識が入りすぎて
ちょっとエロ度が下がってるかなと思います
しかし、BF小説としては良いものだと思いますよ
とりあえずGJです
734名無しさん@ピンキー:05/02/11 01:44:39 ID:EOGxMcfN
2.3年生で荒稼ぎしてこそ真のハンター


嘘です。勝てません。ごめんなさい。だからズボンから手を離して
735名無しさん@ピンキー:05/02/11 01:47:32 ID:Itx41BOs
そんな序盤で苦戦してたら、後半のほぼ運任せな戦闘なんかどうすりゃいいんだ。
736名無しさん@ピンキー:05/02/11 01:59:44 ID:RS/LB5zL
運ですよ…ときっぱりと

雑魚戦でも骨抜きにかかって死亡が日常茶飯事ですから

序盤のボスは相手の弱点をつく攻撃2発ぐらいで倒れるのですいすいと
アスカとかは鬼門でしょうね、安定したレベルアップ場所が修行までないのが何とも
Lv50でも勝てないボスなんていくらでもいますしね
理論上はお金を安定してためることさえ出来るようになれば
UPアイテム購入でなんとかなるかと(終盤のダンジョンのパスを使って買いに行く

あくまで理論上はですが…(そろそろスレ違いなので黙ります
737名無しさん@ピンキー:05/02/11 03:07:36 ID:BWdpdOXI
            ,r'"//                        \
 プルン       i -‐''"ノ                 \         \
       ,-‐'´   /                    入        \
((   ,, -''     /                 i     / \        \
   /       l    ゚::ノ            l    /    \        ヽ
  l ノ       |                /    /       \        ゙、
  .i        ',               /    / ))     \       ヽ
   ',        ヽ             /    /         \_,,      '、
   ヽ        \         ,;‐'"     /  プルン     /       ヽ
738名無しさん@ピンキー:05/02/11 10:56:18 ID:IWK6A8uH
このスレの戦死者
>>311 >>312 >>734

二階級特進である!
739名無しさん@ピンキー:05/02/11 11:59:07 ID:m3QM183j
さてバレンタインが近付いてきたわけだが、神は来るかのう?
740名無しさん@ピンキー:05/02/11 17:13:39 ID:kPAbF6Pg
zeroって倉庫に無いのね…。
やってみたいけど、大人しく57氏を待つか。
741ななふし:05/02/11 18:07:25 ID:Pi/Fhjc7
なんとかBFとして認可されたようで一安心です。

>>733
批評どうもです。参考になりますた。
大部分を一人称で書いたのはこれが初めてだったんですが、
「描写」が好きな身には難しかったようで。
精進精進。
742名無しさん@ピンキー:05/02/12 03:15:15 ID:IKxuRYf1
バレンタインに何らかの淫魔SS、ゲームが投下されるとしたら
ホワイトデーには男性同士でオッスオッスのものが投下されるに違いないと朕は思う
743名無しさん@ピンキー:05/02/12 03:32:11 ID:03TayQay
それだとバレンタインはレズものということに
744名無しさん@ピンキー:05/02/12 03:54:59 ID:x/Bgrrsz
女性同志なら主人公相手の早抜き対決
どのくらいで主人公がイクか(ゲームなら何ターンか)
ただし公平にするため一週間禁欲→対決→休憩一週間→対決

男性同士なら我慢対決(主人公vs誰か男)
女性の攻撃にどのくらい耐えられるか(ゲームなら何ターンか)


何でもMシチュ変換ですみません
745名無しさん@ピンキー:05/02/12 03:57:52 ID:x/Bgrrsz
我慢対決にちょっと似てるがmochy氏のフェラ授業シーンは良かった!今更だけど。
つかあれ読んでたから↑を思いついたのかもw
746名無しさん@ピンキー:05/02/12 11:49:12 ID:JVOXFmDE
倉庫を見つけたは見つけたけど、何も無くてショボーン‥‥(´・ω・`)
こっちが荒れてるからっていう理由で、もう倉庫は消去されたんでしょうか?

あと、全く関係無いけど他所で見つけた「サキュクエ外伝」ってここ産の物?
747名無しさん@ピンキー:05/02/12 12:08:43 ID:svi4dii/
>>746
ツクールのコンテンツは隠しになっているので、探してみろ。
ヒントは、>>326-327

あと、サキュクエ外伝は、ここではなく別のスレだと思う。
748倉庫係:05/02/12 12:28:58 ID:AgtRnNbv
>>747
すいません、本人なんですが、
いまだに>>326の意味がわからんのです・・・
749名無しさん@ピンキー:05/02/12 13:29:11 ID:9DYYckb+
倉庫係様

前後の繋がりからなんとなくむつかしそうに見えるとけど、
いわゆる「”ハジキ”の公式」を用いたお遊びでつよ。
750名無しさん@ピンキー:05/02/12 13:41:35 ID:UihUuAH3
>>746
ツクールの話はタブーです。

いいですか、もう一度言います。

タ ブ ー で す よ !
751名無しさん@ピンキー:05/02/12 14:58:18 ID:BrW03eUX
このスレの成分

優しい人 30%
ヤラシイ人 40%
天然 5%
せーえき 25%
752名無しさん@ピンキー:05/02/12 15:26:04 ID:uogkqBjK
いい男分が足りない・・・
753倉庫係:05/02/12 15:53:59 ID:AgtRnNbv
このスレは多くの優しさでできてますね。素晴らしいことです。

>>749
分かったような分からないような・・・どもです!
個人的には>>327>>750あたりがツボですw

でも、中がやば(中略)なので、お引越し考えてます。
詳しくはあっちの掲示板で・・・
754名無しさん@ピンキー:05/02/12 16:18:43 ID:H/LxW/Fo
よし、ここは俺がいい男代表として生贄になろう


     |iヽ /li 
   ,.'´ iヘVヾヘ
    ト、イl'~"ヾ 〉 エサ
   !`(!l.゚ ワ゚ノl|
   l⊂)j魔!つ                  カ、カカッテコイ
   ノリ ノ/ |l リ                ('A`;)
      `iララ′                ノ ノ)_
755戦死者追加:05/02/12 16:24:04 ID:svi4dii/
このスレの戦死者
>>311 >>312 >>734 >>754

二階級特進である!
756名無しさん@ピンキー:05/02/12 19:40:32 ID:Ylo47iK7
>>753
その昔、隠しページを捜すときのキーといえばって感じですかねw
757倉庫係:05/02/12 21:12:29 ID:AgtRnNbv
>>756
すいません分かりました
吊ってきます・・・
758名無しさん@ピンキー:05/02/12 21:44:38 ID:QQJmU/nk
>>757
吊るぐらいなら生贄に成りなさい。

何か思い付いたんで、小ネタでも書いて見ます。
759名無しさん@ピンキー:05/02/12 22:29:37 ID:6sho/fKz
がんばれー
760ネコイチ:05/02/12 22:30:30 ID:+A8VtGA2
2話目です。BFシーン2回なのでちと長いです。
無意識に操られるって感じを表現したかったんですが
どうでしょうか…

『封淫記』
第一章 二話「約束の言葉を」 
〜ルナル・ナル『バッド・トリップ』〜
〜リアス・シリア『タイム・パラダイム』〜
761ネコイチ:05/02/12 22:33:07 ID:JUS3F6X4
あれはいつの頃だろう。記憶の片隅で、少女は笑っている。初めて会う、自分の
将来のお嫁さん。二人は直ぐに打ち解けたお互いの話をし、秘密を話し、病弱な少
女の白い手を取って遊んだ。一夏の間だけの淡い思い出・・・忘却の深遠に沈んだ
その記憶は、いつしか薄れ只の憧憬になっていた。
少年と少女は指を切り約束を交わす。
「約束だよ・・・」

東の果ての町「ロングフット」、ルナル家が代々領主を務める小さな町だ。この町
で、最近不思議な事件が起こっている。事件は殺人事件なのだが、何が不思議かと
言うと被害者が『子供の頃の姿』で走っている所を見かけた者がいたのだ。その時
は他人の空似だろうと、あまり意識しなかったのだが被害者がいなくなった事で、
その時のことを思い出したというのだ。被害者の男は絶頂の果てに死んでいるのが
見つかった。淫魔に襲われた者の特徴的な症状だ。だが、何故男は『子供の時の姿』
していたのか・・・その謎は解けぬまま被害者は増え続けている・・・
 その為、ロングフットの住人は夜間の外出を控え、町は夕方にもなると静まり返
る。ロックが町に着いたのはそんな頃だった。
「ナルの家は・・・」
ロックは目的の家であるルナル家を探す。目線を動かしていくと、町の隅に一際大
きな屋根を見つける。
「懐かしいな」
その昔、一夏の間この町で過ごした事があるのだ。ロックはその変わらぬ町並みを
ぼんやりと記憶していた。・・・婚約者であるナルと会うのもそれ以来だ。胸が高
鳴るのが自分でも分かる。使命を帯びているのに不謹慎だとは思うのだが、どうな
るものでもなかった。ナルはロックより2歳年下だ。今年で17歳になる。能力者と
して目覚めたのだが、生まれつき心臓を病んでいて激しい運動が出来ないため『ハ
ンター』(淫魔と戦う能力者。能力を持たず淫魔と戦う者は『闘士』と呼ばれる)
になるのを断念したと聞いた。
762ネコイチ:05/02/12 22:36:00 ID:JUS3F6X4
「ロック殿・・・で御座いますね?」
初老の老人が近づいてくる。表情から親しみと懐かしさを見て取れる。
「あ、ルドルフさん!?」
好々爺の名はルドルフ・レッグベルト。ルナル家の執事をしている。あの夏、ロッ
クは彼に非常に世話になったものだ。
「お懐かしゅう御座います。大きくなられた・・・さ、旦那様とお嬢様がお待ちで
御座います」
「え?」
「母上様から連絡を受けています、何でも旅の途中だとか・・・少しはこちらに滞
在出来るので?」
どうやら母が事前に念話(魔力を使った電話のようなもの)で連絡を入れていてく
れたようだ。勿論、旅の目的は秘密だがロックは母の気遣いに心が温まるのを感じ
た。
 ルナル家の大きな扉がゆっくりと開かれる。玄関でまるで熊のような大男が手を
振っている。ルナル家の当主、ルナル・ビッグ・タムだ。昔はルドルフと共に、最
強の『闘士』と呼ばれた猛者だ。
「でかくなった!でかくなったな、ロック!!」
タムは自分の半分の大きさもないロックを巨大な手でバシバシ叩く。思わず息が詰
まるが、タムは気にする様子もない。
「おじさん、お久しぶりです!」
「何言っとる!『義父さん』と呼ばんか!ほれ、早くナルに会いに行ってやれ。お
前が来るのを誰よりも楽しみに待っておった」
ロックは挨拶もそこそこにルドルフに荷物を預け、かすかな記憶を頼りにナルの部
屋へと向かう。何を言おうか考え付く間もなく、ロックは扉を開いてしまう。
「・・・ロック様。お会いしとう御座いました・・・」
「あ、や、やあナル・・・元気だった?」
豪華な作りのベッドの中で上半身だけ起こし、ナルは潤んだ目でロックを見つめる。
記憶よりもずっと色白だ。ロックは頭の整理もつかないままナルの側に座る。
763ネコイチ:05/02/12 22:38:18 ID:JUS3F6X4
「久しぶりだね・・・」
「ええ・・・」
「体、平気かい?」
「ええ・・・」
「・・・・・」
「・・・・・」
ナルはじっとロックを見つめるだけだ。沈黙が流れる。ロックはその沈黙に押しつ
ぶされそうになる。もっと言いたいことがあったはずなのだが、出てこない。口を
パクパクさせるだけだ。
「あ、僕荷物見てくるね・・・」
「あっ・・・」
ついにロックは部屋を飛び出してしまう。ナルが悲しそうな目を向けたがロックは
気づくことが出来なかった。ため息をついて自分の部屋へ、トボトボと歩くロック
に、背後から声が掛けられた。
「お困りですかな?」
「ルドルフさん・・・」
「お嬢様は、あの夏ロック様がご実家に帰られてからというもの、毎日のように
あなたの話をしていたのですよ」
ロックはショックを受けた。自分は母に言われるまですっかりナルの事を忘れてい
たと言うのに・・・
「お嬢様にとってあの夏の思い出だけが楽しい思い出なのかもしれませんな…あの
後、病状も悪化して外にも出れなくなり毎日をこの屋敷で過ごされて…私たち従者
もお嬢様の為に力を尽くしましたが、心からお嬢様がお笑いになられるのはあなた
の話をした時だけでした…お嬢様にとってあなたは憧れであり、思い出であり、未
来であり、たった一人の友人であり…たった一人の愛する夫となるべき人なのです
よ」
764ネコイチ:05/02/12 22:40:23 ID:JUS3F6X4
ますます心が痛んだ。広いとは言え、この屋敷の中でナルは毎日ロックのことを、
想っていたのだろう。そんなロックの表情を見ながらルドルフは続ける。
「・・・戸惑っているのも無理はないでしょう。お互い何年も会っていないのだ。
それにあなたはお嬢様のことをそれほど考えてはいなかったのではないですかな?
…それでもいいのです。あなたは若い男なのだ、それも無理はない。でも、今は。
今はお嬢様と共にいてあげて下さい。好意を持って接するだけで十分ですよ、お嬢
様はあなたの事を誰よりも愛しているのですから」
ルドルフはロックの肩を優しく叩く。そこには執事でなく、一人の男としての先輩
がいた。
「お嬢様を悲しませるような事だけは許しませんぞ・・・?」
いや、執事もちゃんといた。
 その夜、大人の男の助言を得て力を取り戻したロックは決意を新たにナルの部屋
へと入っていく。もう一度ちゃんと話をしたい。
「ナル、入っていいかい?」
「ええ・・・どうぞ」
ナルは先ほどと同じように半身だけ起こしてロックを迎え入れる。その目は、相変
わらず熱を帯て潤んでいる。
「何をしてたの…って寝てたんだよね…何考えてたの?」
「ロック様のことを考えておりました」
話題作りのために振った会話でいきなり重い言葉を返されたのでロックは少し照れ
る。だが、ナルは構う様子もない。
「ずぅっとです。ロック様が帰られてから今日まで毎日…寝る前にロック様を思っ
ていました。日課、なんです」
「そ、そう」
「ロック様は、私(『わたくし』と読んでくれ)の事を考えていてくれましたか?」
「それは・・・」
765ネコイチ:05/02/12 22:42:14 ID:JUS3F6X4
一瞬嘘をついてでも肯定しようかと思った。だが、ナルの真剣な、直向な愛情を前
にロックにはそれが出来なかった。悲しんでいるかと思いきや、意外にもナルは笑
っていた。
「困らせてしまいましたね、いいんです。ロック様くらいの年頃の殿方のお気持ち
はルド(ルドルフの愛称)から良く聞いております故」
(ルドルフさん・・・重ね重ねありがとう・・・)
「ではもう一つお聞かせください、ロック様は現在ご交際中の婦女子はおられます
か・・・?」
「いや、それはいないよ(っていうか今まで誰とも付き合ったことないし…)」
ロックの答えにナルは安堵の溜息をつく。もしロックに恋人がいたら彼女はこの場
でショック死してしまったのではなかろうか。
「良かった…あの頃のロック様とお変わりなくて…」
「そうかな?」
「あ、少し変わったとすれば…どこかお強くなられたような…もしかして能力者に
目覚められましたか?」
「い、いやぁそんなことないよ」
今度は思わず嘘をついてしまった。だが彼女を傷つけるような嘘ではないのだ。別
に構わないだろう。
「そう言えば、ナルは能力に目覚めたんだよね?どんな能力なの?」
「それは追々・・・ロック様、もう少し近くによってください」
ナルは自分の布団を軽く叩いてロックにそこに座るよう合図する。ロックは言われ
るがままにそこに座った。すると、ナルはロックの肩に頭を乗せて(軽いものだが)
すがって来る。甘い香水の匂いが心地よい。暫く、お互いそのまま動けずにいた。
しかし、ロックにもさっきのような焦りはない。
「幸せです…とても。ロック様・・・」
呼びかけられ、振り向いてみるとナルは目を閉じて唇を近づけてくる。まさか、こ
れは、いや、紛れもなく、キス…『接吻』を求められているのだ。産まれてこの方、
女性にここまで迫られたことはなかった(淫魔は別)ロックは高鳴る鼓動を抑えら
れない。
766ネコイチ:05/02/12 22:45:59 ID:JUS3F6X4
(行くのか!?行けるのか!??)
自問するが答えは出てこず行動に移せない。そんなロックの様子を薄目を開けて察
知したナルは自ら行動を起こした。そのまま体重をロックの体に預け、押し倒し唇
を奪う。何といっても何年もの間、ロックとこんなことやあんなことをすることを
妄想し続けていたナルだ。このくらいの状況は予測済みである。(予断だが、ナル
の能力の覚醒はルドルフの秘蔵本コレクションを盗み見した事が切欠らしい)
 舌をロックの口内に深く差し入れ唾液を流し込む。そのまま、ロックの舌に舌を
絡ませ自らの口内に誘い込み、優しく前歯で甘噛みをする。ナルはキス攻撃に早く
も呆然となってしまったロックの顔に優しくペッティングを繰り返す。
(あれ・・・?)
突然、ロックの頭を眠気にも似たボンヤリトした感覚が襲う。だが、それは一瞬の
ことですぐに意識ははっきりとしていた。いつの間にか、ナルもロックも服を脱い
でいる。
「ロック様…見てください。私の体、どこか変じゃないですか?」
「綺麗だ…」
ロックは心底そう思った。考えてみれば、人間では初めて目にする異性の裸姿なの
である。止めようもない興奮がロックの股間部に血液を流し込む。
「まあロック様、私で興奮なさって下さってるんですね?嬉しい…」
その様子を見たナルは頬を赤く染める。
「もっと近くで良く見せてください…」
ナルはロックの股間部に顔を寄せると、怒張したペニスを愛しげに見つめる。まさ
にそれは、恋する乙女の表情だ。
「こんなに立派で大きくて…素敵…(さらに予断だがロックのペニスは常人の1,5
倍位ある)」
ナルの暖かく湿った吐息がロックのペニスを擽る。ペニスはビクッと跳ね上がり、
ナルに興奮を伝えた。
「あらロック様?私に見られて感じていらっしゃるのですか?…それとも本当は、
もうイキそうなんじゃありませんか?」
ナルが意地悪く微笑む。その顔には何か確信めいたものがあった。ロックはそれ
が何か分からず否定する。
767ネコイチ:05/02/12 22:47:59 ID:JUS3F6X4
「そんなことは・・・」
「いえ、ロック様はもう漏らしちゃいますよ?」
ナルがロックの否定を遮り、言った瞬間。『ドクドクッ』とロックのペニスから
精液が溢れ出す。突然襲い掛かった絶頂感に思わずロックは背を仰け反らせてし
まう。感じてはいたが絶頂にはまだまだ遠かったはずなのに・・・
「ほら、イッちゃいました。私の言ったとおりでしょう?ロック様のことなら、
私なんでもわかるんですよ?まだまだ出来ますでしょ?」
ナルは今度は尻餅をついた様な感じで倒れているロックの股の間に入り込み、右
手でペニスの竿を優しく掴む。だが、扱こうとはしない。その代わりに開いた左
手を玉袋に添えると、下から撫で回すように刺激を始める。
「どうですか?本で読んだのですよ、殿方は竿だけじゃなくこちらでも感じるっ
て…どうですかロック様、気持ちいいですか?」
「うぅ…いぃ…」
竿を扱かれるのとはまた違ったくすぐったいような感じだ。ナルの掌に転がされ
る度に、精液がどんどんと蓄積されていくような気がする。
「ほ〜らほら、どんどんお汁が溢れて来ますよ?またイクんですか?タマタマだ
けしか触られてないのに?二回目なのに?こんなに早く?ロック様のオチンチン
は節操のないオチンチンですね?」
ロックは今度はそう簡単にイクまいと尻に力を込めた。それ以前に、さすがに竿
を扱かれなければ射精までには至らないだろう。しかし…
「我慢してますね?偉いですね…でもロック様はイッちゃうんですよ」
「あぁっ?嘘っ!?」
ナルがニコリと微笑んだ瞬間、再びロックのペニスがドロリと精液を吐き出して
しまった。
「な、何で…?」
「気にしないで、もっと私を感じてください」
ナルはロックの疑問を再び唇で塞いでしまう。またもロックの頭にあの霞のよう
な感覚が襲い、一瞬で消え去る。
768ネコイチ:05/02/12 22:49:00 ID:JUS3F6X4
「ロック様の…しゃぶらせて頂いても構いませんか?」
ナルがロックの股の間から目を潤ませて懇願する。ロックは黙って頷いた。良く
考えてみれば別に淫魔としてるのではないのだ。イクのを我慢する必要はない。
(早すぎるのは問題だけど)それにいずれ夫婦になる者同士がしているのだ、人
道的にも問題はないはず…とロックは自分を肯定する。ロックだって若い男だ。
こんな、可愛い女の子が自分に無償の愛を注いでくれて体まで許してくれると言
ているのだ。この状況を望まないはずがない。
「あむぅ…じゅぱちゅっ…くちゃ…ちゅぷ…ひもひいいへふは?(気持ちいいで
すか)」
しゃぶられたまま喋られると、堪らなくむず痒い。だが、それがまた堪らなく気
持ちよくロックはまた、黙って頷いた。それを見たナルは嬉しそうに目を細め、
今度は強く、激しく、勢いをつけてロックのペニスをしゃぶり始める。粘着質な
音が室内中に響き、その卑猥な音がロックを更に高ぶらせる。
「ほっひも・・・(こっちも)」
ナルはディープスロートを続けたまま、再びロックの玉袋を弄り始める。ナルの
二点責めにロックは一気に射精へと追い込まれる。
「ナルッ…もう、出ちゃうっ…ゆっくり…!」
この後の事も考えると、(ロックも最後までしたいのだ)既に二度もイッてるの
だからここで射精するのは避けたい。本番に備えるため、ロックはナルの頭を掴
み、フェラを静止しようとした。
「ふぁはふひほふひほはふぃはひんへふは?ほっほふぁんほふひほひふっへふひ
はひふぁはひほふひほはふんふぇふふぇ!?(私の口犯したいんですか?もっと
乱暴に腰振って無理矢理私の口を犯すんですね!?)」
ナルは何を言っているかまったくわからない。だが、ロックの頭にはナルの声が
明瞭に響いた。するとロックはナルの頭を掴んだまま、乱暴に腰を振り始めてし
まう。既に限界まで高ぶっていた肉棒に、自ら更なる快感を与えてしまう、否、
与えさせられている。一見ロックがナルを無理矢理犯しているように見えるが、
精神的な面ではその真反対であった。
769ネコイチ:05/02/12 22:49:43 ID:JUS3F6X4
「うぁぁっ!!こ、腰が…勝手に…!!止まらないぃぃぃ!!!!!」
ロックはナルの口内に激しく精液を放つ。ナルはそれを、喉の苦しさに涙を浮か
べながらも一滴も零すことなく飲み込んだ。少しむせながらも、平然としている
ナルを見てロックはおかしなことに気づいた。ナルは重い病気のはずだ。いくら
なんでもこんな激しい動きが出来るはずはない。
「ナル、おま・・・」
ロックは心配し、立ち上がろうとしたがナルに肩を押さえられ阻止される。
「ロック様…ロック様のこれ…食べちゃいますね?」
ナルは自らの手で秘所を開くとロックの上に跨り、腰を下ろしていく。ゆっくり
と距離が縮まり、ロックがナルに飲み込まれる…寸前で景色がグニャアと歪み、
ロックの意識が遠のく…

気がつくと、ロックはナルの膝に寝かされていた。
「気がつかれましたか?やっぱり、『本番の体験』は無理でした…」
ロックはナルの言葉の意味が分からない。
「これが、私の『能力』なんです」
頬を赤らめながら、ナルが説明した内容はこうだ。ナルの能力『バッド・トリッ
プ』はキスを介して相手に流し込んだ唾液に能力が込められており、唾液を体内
に吸収してしまうとその相手は『ナルの妄想』をそのまま共有体験する幻覚を見
せられる。勿論、幻覚なので実際はイッてもいないし体力もそのままだ。実際の
『戦闘』では何の役にも立たないと思いきや、やり方によれば相手を廃人に追い
込む(何せ、幻覚内ではナルの思ったようになるのだから)ことも出来る危険な
能力だ。
「じゃあ、俺は幻覚を見てたのか…」
あのリアルな感覚が幻覚だなどと言われて信じられる物ではないが、実際に射精
した様子はないのだから信じる他はない。本番が出来なかったのはナルに本番の
知識がなく、妄想できなかった為だろう。
770ネコイチ:05/02/12 22:51:53 ID:JUS3F6X4
「ええ、実際には私出来ないから…嘘でもロック様としたかったんです…ごめん
なさい。病気が治るまで、我慢してくださいね?」
寂しげな顔をして謝るナルを見て、ロックは心底この娘が愛しいと感じた。出来
ることなら今ここで抱いてやりたい。だがそれは無理だ…
「そうだ!」
ロックは勢い良く立ち上がる。ロックは思った。自分の能力なら、ナルの体を動
かすことなく感じさせることが出来る。ロックは自分の妙案をナルに聞かせた。
喜んでくれるに違いない、ロックはそう思ったがナルは顔を強張らせた。
「どうしたの?ナル…?」
「ロック様…能力者に…なられていたのですか?」
「あ、あぁつい此間だけど…」
「でも先程は『そんなことはない』と仰られていた…」
「あ、あれは…!」
ロックは息を呑んだ。ナルの目に大粒の涙が光っている。今にも零れ落ちそうな
その涙を隠すように顔を背けると、ナルは叩きつけるようにロックに言った。
「出て行ってください!」

 訳も分からないまま部屋を追い出されたロックは、夜の町に出ていた。静かな
夜だ、人っ子一人いない。一体何故ナルは突然あれほど怒ったのだろうか。能力
を隠していたことがそれほど気に障ったのだろうか…夜風で頭を冷やしてみたと
ころで真実はまるで分かってこない。
(折角いい雰囲気だったのにな…)
ロックは肩を落としながら、町の暗がりへと入っていく。周りに人はいないが、
家からは光が漏れている。ロックは本当の意味で一人になりたかった。
771ネコイチ:05/02/12 22:53:51 ID:JUS3F6X4
「む?ふ〜ん、未だに夜に出歩く男がいるとはな。部屋に押し入る手間が省けた
な…あの無防備な感じ、旅人か?まぁ、いいや。頂くとしよう」
町の裏路地を行くロックを、上から見つめる者があった。自分の体ほどもある翼
で浮かんでいるその者こそ、このロングフットの連続殺人事件の犯人であり、上
級淫魔でもあるリアス・シリアだ。シリアは急降下し、音も無くロックの背後に
降り立ちロックを抱きしめた。
「ふふ、坊や。お姉さんとイイことしないか?」
「なっ!淫魔!?」
ロックは驚き、シリアを振りほどこうとするが凄い力で抱きしめられて身動きが
出来ない。男と女なのにこれ程、力の差があるものだろうか?良く見ると、シリ
アはロックより頭2つ程背が高い。ロックもそこそこ背の高いほうではあるが、
この女はとてつもない長身だ。しかし、相手が強力の持ち主であったとしても、
このまま黙って犯されるわけには行かない。ロックは『グッドフィンガー』を発
動すべく左手に意識を集中した。がしかし、左手に力が宿ることは無い。
「の、能力が!?」
思わず驚きを言葉にしたロックに、シリアは言う。
「ん?『あんたも』能力者だったのかい?でも『5〜6年位前』のあんたは違う
みたいだな?気づかないかい、自分の体を良く見てごらん?」
シリアに言われ、ロックは自分の体をマジマジと見つめた。服が体に合っていな
い。ブカブカだ。体自体がいつもよりかなり小さい…ロックは気がついた。シリ
アが巨大なのではない。自分の体が縮んでいるのだ。力の差もその為だ。
「理解したか?あんたはまさしく『坊や』に戻っちまったのさ、私の『タイム・
パラダイム』の力でね。抱きしめてた時間にも寄るが…あんたは大体一時間くら
いはそのままさね」
ロックは少し安堵した。一瞬、もうずっとこのままなのではないかと思ったから
だ。そんなロックの心境を察してか、シリアは続けた。
772ネコイチ:05/02/12 22:55:20 ID:JUS3F6X4
「安心するのは大間違いさ。そんな性的にもっとも無防備な体で私から生き延び
られるとでも思ってるのかね、この坊やは?」
言われてみてハッとする。能力が使えないだけではない。ロックは13、4歳の
時の自分を思い浮かべた。まだ精通が始まったばかりで皮も剥けず、快感に対す
る耐性も乏しく、それでいて女性への興味だけはどこまでも強かったあの時代…
あんな時の体で、女に触られたりしたら…増してやそれが淫魔だったりしたら。
ロックの顔が恐怖に引きつる。
「そうだよ、お前はオナニーも覚えたて程度の体で私に犯されるのさ。どうだ、
最高だろ?」
シリアは羽交い絞めを解いて、ロックの体を地面に叩きつける。力の無い体は無
様に地面に投げ出されてしまう。すぐに立ち上がろうとするロックに、シリアは
服を脱ぎ捨て女性の象徴である大きな胸を抱え上げ見せ付けた。ロックはその行
動に釘付けになってしまう。動悸が激しくなり、自分が興奮しているのが嫌でも
分かる。さっきまでのロックなら、裸を見せられたくらいではここまでは興奮し
ないだろう。しかし、子供に戻された今はそれすらも激しすぎる刺激となってい
た。記憶や経験を奪われている訳ではないのだから、大丈夫なはずだと思うかも
知れない。だが、そこが『能力』の恐ろしさなのである。例えば『AがBになる』
と言った能力の場合、相手の状態などまるで関係が無く『AはBになる』のであ
る。シリアの『タイム・パラダイム』場合、『抱きしめた相手は性的に無防備だ
った頃に戻る』と言う能力で、相手がそれまでどのような経験を積んでいようが
まるで関係なく心も無防備な状態へと戻せるのだ。(『精神力が上回っている場
合』など、能力自体に規制があるものもある)
(くそっ!どうして…こんなことくらいで興奮するなんて…)
そんな能力のことなど良く分からないロックは無駄だとも分からず、自分の中に
生まれたどうしようもなく若々しい興奮を押さえようと必死だ。シリアはロック
を嘲笑うように艶かしい動きを続ける。その動きは、段々と過激さを増していく。
773ネコイチ:05/02/12 22:56:54 ID:JUS3F6X4
胸を揺さぶるだけだったのが、乳首をこねくり回すようになり、腰の辺りを蠢い
ていた手は下着を取り去りゆっくりと黒い茂みへと降りていく。
「はぁっぁんっ…ふぅ…ん…」
最終的には喘ぎ声を上げながらソフトな自慰行為へと移行した。ロックは立ち上
がることも出来ず限界まで膨れ上がった股間を押さえるだけだ。
「ふふっ…あふ…自分でするの…も、いいねぇ…坊や、あんたもどうだい?苦し
そうじゃないか」
シリアはロックの前に腰を下ろすとオナニーを続けながら、足先を伸ばしズボン
の上からロックのペニスを刺激する。すると、ズボンの上からでも分かるほどに
我慢汁が染みとなって広がっていく。足だけの刺激なのに、涎を垂らしてしまう
程気持いい。ロックは意識せず、自ら腰を前へ突き出しシリアの足に擦りつけて
しまう。それを見たシリアはスッと足を引いた。そして、黙って自慰行為に耽る。
「あっ……」
意識が混濁するほどに快楽に酔っていたロックは突然の『おあずけ』に切ない声
を上げてしまう。だが、シリアはそれでも何もしてくれない。耐えられなくなっ
たロックはついにシリアをおかずにオナニーを始めてしまった。シリアはそれを
見て勝利の笑みを浮かべ『とどめ』を刺しにかかった。
「あぁっ…ふぁっ、イイっ!気持いい!もうイッちゃいそう。手の動きも、もっ
と速くして…あふぁっ!!ダメっ、ダメェ!飛んじゃい…そぉ!」
シリアの動きが激しくなる。相変わらずロックを挑発するように動きながら、自
らの動きを口に出していく。それを聞いたロックはまるで操られるように自らも
小さなペニスを動かす手を速めていく。『感情転移』と言うやつだ。視認してい
る映像にのめり込み、まるでその映像の主が自分自身であるかのように誤認して
しまう…まさに今のロックの状況がそれだ。『シリアの言葉に合わせた動き』を
取っているのである。知らず知らずのうちにロックはシリアに操られているよう
なものだ。
774ネコイチ:05/02/12 22:58:31 ID:JUS3F6X4
「あぁっ…もうダメ、ホントにもうダメっ!イッちゃう、イッちゃうぅ!こんな
にしたら…あぁっ…うぅん…おかしく…変になっちゃうよぉ!」
ロックはもう限界寸前で、シリアがイクと同時に果てる準備は万全だ。それを確
信したシリアはついに『とどめ』を刺した。
「イッちゃう…イッちゃうの?イクの?イッちゃいそうなの!?」
突如疑問形にすることで『シリアが行っていたオナニー』が『ロックのオナニー』
に摩り替わる。これにより、『一緒にイク』行為だったのが、『イクのを見られ
る』行為へと変化した。ロックは罠に誘い込まれたことに気がついたがもう遅い。
今までシリアに誘導されていた流れを変えることが出来ないまま、限界に張り詰
めたペニスは最後のとどめをなすすべなく受け入れるしかない。
「ほら、ほら、ほらっ、ほらほらっ!イッちゃう、イッちゃうっ!?ほぉーら、
ほぉ〜ら!熱くなってるよ!?我慢してみなよ、そしたら許してあげるから。
でもお前は我慢できない…気持いいもんね?我慢なんて無理だよね、いいよ…イッ
ても…ほら、射精しろよ!!」
「あぐっ…イッ、イキたくな…イッちゃ…ダメだぁっ…」
言葉では否定するが、限界の更に限界まで責められ、最後の最後で甘く優しい言
葉を吐かれ、その誘惑にロックは耐えられない。ついにシリアの言葉責めに屈服
した。
「あぁっ、も、もうっ…!!!」
「イクの?イクんだね!?じゃあ『イキます』って言いながらイクんだよ!?私
の目を見て…見るの…見なさい!!」
強い語気にビクリと体を震わせて、ロックはシリアの目を見てしまう。シリアは
ロックの心に絶対の敗北感を与えようというのだ。
「見たね…いい?お前は、私に無理矢理オナニーさせられイカされた。よぉく覚え
ときなさい、あの世に行っても私の事を思い出せるようにね…良し、イキな…」
「あっ・ああっ・・・イ、イキますぅぅぅぅっ!!!」
775ネコイチ:05/02/12 23:00:23 ID:JUS3F6X4
ロックはシリアに翻弄させられたまま自らの精神を決壊させる。最後の一擦り、ロ
ックはまるでシリアに直接イカされてるような感覚を味わった。目の前にいるシリ
アに向かって少年ロックのペニスから生暖かい白濁が放たれる。最初のもっとも量
が多く濃い粘液の塊がシリアが突き出した長い舌に飛び出し、それに続いて飛沫と
なった細かい精の粒が髪に、頬に、鼻に、瞼に、体に、辺り中に噴出した。
「美味しい精液ねぇ…あらあら、一回で意識までイッちゃったのね?」
ロックは余りの快感に耐え切れず、気絶してしまう。だが、淫魔に犯されてしまっ
た精神はペニスをギンギンに勃たせていた。シリアは意識を失ったロックに跨ると
いきり立ったペニスを手で支えながら馬乗りになる。
「あんだけ出せば…あと一搾りで死んじゃうだろうけど、気絶してるならいいわよ
ね?」
シリアの腰がゆっくりと降りて行き、秘所がゆっくりといやらしい口を開き、その
入り口がロックの先端を舐め回すように動く。意思のないロックのペニスは本能で
その中に入ろうとビクビクと跳ね回る。
「『坊や』の童貞…食べちゃうからな?もしかしたら2回目の童貞喪失かもな!?
ははっ、贅沢な奴だよ!!(いいえ、一度目death)…そうだな、こっちの『初めて』
も奪っておくか」
腰を下ろす前に、シリアはロックの顔を引き寄せてその唇も奪う。だがその途端、
一瞬眩暈が襲った。ロックの唇に付着していたナルの唾液によるものだ。勿論只の
能力の残滓なのでそれ以上の効果は無い。だが、その一瞬。シリアの背後、それも
吐息がかかるほど近い真後ろから尋常ならざる『殺気』が放たれる。シリアは突然
の事にロックを捨てて飛びのいた。
「貴様・・・誰だ!?」
シリアは眼前に立つ男に問いかける。綺麗に整ったスーツに身を包み、半分以上白
髪が混じったこれまた整えられた髪…初老と言っても差し支えないその男はロック
を庇う様にシリアとの間に立ち不敵に笑う。
「何、歯牙無い執事ですよ。ただの、ね」
776ネコイチ:05/02/12 23:02:49 ID:JUS3F6X4
その男、ルドルフ・レッグベルトは堂々とシリアの前に立ち塞がった。
「貴様も能力者か?」
「いえいえ、そんな大層な者では御座いません」
シリアは考えた。能力者でないというのは嘘ではないような気がする。だがこいつ
のこの余裕は一体なんなのか?精力が減退した年頃のこの男など一搾りしてやれば
簡単に殺すことが出来るはず…だが、何故か…何故だか分からないがこの男には勝
てる気がしない。本能が危険を訴えている。シリアは決断した。坊やの精を搾りき
れなかったのは口惜しいが『食事』には十分だった。ここは・・・
「ふん、命拾いしたな。じじい(こんな奴がいるのなら、別の町に行った方が無難
だな)」
翼を広げるとシリアは天空へと消える。彼女がロックと言う人物がどう言う『存在』
であるか知っていたら無理をしてでもロックを殺していくことを決断しただろう。
だが、彼女はたまたま『食事』をしていただけだったのであっさりと引き下がった。

「お嬢様のご命令通り探しに来て良かったですな…しかし、あれがこの町で起きて
いた事件の真犯人ですか。これで一安心、となればいいですな」
ルドルフは少年姿のロックを抱えあげると屋敷へと帰っていく。
「ロック殿、男子足る者もっともっと強くならねばなりませんぞ…今のあなたは、
まさにこの少年のお姿のまま…お嬢様を娶るならば真の男となって貰わねば困りま
すぞ?」
気絶したロックにルドルフは優しく声をかけた。
777ネコイチ:05/02/12 23:04:19 ID:JUS3F6X4
あれはいつの頃だろう。記憶の片隅で、少女は笑っている。初めて会う、自分の将
来のお嫁さん。一夏の間だけの淡い思い出・・・忘却の深遠に沈んだその記憶。
 別れ際にナルが泣いているのを見てロックは言ったのだ。指を切り、ナルを抱き
しめながら。
(約束だよ。僕は絶対戻ってくる。嘘はつかない。これからも、ずっと僕はナルに
『嘘』はつかないよ)

 少年の姿になったため思い出したのかそれはわからない。しかし、ロックははっ
きりとあの夏の思い出を色鮮やかに思い出した。
「思い出した・・・」
屋敷の一室でロックは目覚める。
「え?」
横にナルが座っている。自分の体も悪いのに、ずっと看病していてくれたのだろう。
「あの時した約束…嘘はつかないって…だから、怒ったのか…」
半身を起き上がらせたロックに、ナルはひしと抱きついた。
「御免なさい…私のせいでロック様を危険な目に合わせてしまって」
「いいんだ、俺の方こそごめん。約束、忘れてて」
ナルはブンブンと首を振る。
「ナル、本当のことを話すよ。俺は・・・」
ロックは旅の経緯や、能力に目覚めた時の事をナルに全て話した。ナルは黙って最後
まで聞くと、ロックに優しくキスをした。
「大丈夫、これはただのキスですよ」
「ナル・・・」
ロックもキスを返し、二人はそのまま朝まで寄り添いあって眠った。
778ネコイチ:05/02/12 23:05:31 ID:JUS3F6X4
数日後、ナルとルドルフはロックをポートキーまで見送った。ナルにとって実に数
年ぶりとなる外出だった。ロックが訪れている間ナルはとても調子が良かった。
「ロック殿、北の大陸は非常に寒いですから、ここから防寒具を装備していったほう
が良いですぞ。それと、これを…老人の要らぬ世話ですが私を立てると思って持って
行って下さい。道中の暇つぶしに良いでしょう。」
ロックはルドルフに手渡された袋の中を見る。そこには本が一冊入っていた。タイトル
に『女を喜ばせる為の○秘超絶テクニック集』とある。ロックはルドルフの気遣いに感
動を禁じえなかった。
「それではお気をつけて…絶対に私の元に戻ってきてください。」
「うん、約束する」
ロックはナルともう一度口付けを交わしポートキーへと入る。北の大陸への旅が始まろ
うとしていた。(童貞のままロックの旅は続くのだった)

                     第一章 二話「約束の言葉を」  完


779ネコイチ:05/02/12 23:11:09 ID:JUS3F6X4
長すぎる…挨拶入れるとほぼ20スレも消費してしまったorz
でも久しぶりに明日は休みだし、書き貯めておこう。

しかし、『ロック様』って書くたびに別の誰かの顔が浮かぶ(鬱
具体的に言うと皆のチャンプ。どうでもいいけど。

今は三話とバレンタイン予言に間に合うように必死で短編書いてます。
間に合わなかったら無かったことにしますんでスルーして下さい。
では…

780名無しさん@ピンキー:05/02/12 23:19:27 ID:x/LjDHTa
ネコイチさんGJ!
質も高いし、書くのも速いときた。

ほんと、すごい執筆スピード。学生さんかなんかですか?
781名無しさん@ピンキー:05/02/12 23:21:52 ID:qk6IeTOj
>>780
そういうこと聞くなよ
782ネコイチ:05/02/12 23:25:03 ID:JUS3F6X4
学生は去年まで…もう社会の歯車として働いてます(年がばれる)

まあ、ネタと流れが決まれば一話大体2時間かからず出来るんで…
(今回のはもっとかかったが)あんま、難しいこと考えないでいい
内容なんで。あとは、そうだな。
・・・やっぱエロいからかな(いい顔で)
783名無しさん@ピンキー:05/02/12 23:26:04 ID:GHFy6dsF
GJ Sir!素性が何者でも気にしないぜ!
昨今は個人情報にうるさいからな!
784ネコイチ:05/02/12 23:28:29 ID:zMHNtdLP
783>>
じゃあ、実は俺の正体はエロSSを書く為に淫魔が使わした
エロい存在ってことで。
785名無しさん@ピンキー:05/02/12 23:32:28 ID:Ylo47iK7
エロソクリプト('∀`)GJ
786名無しさん@ピンキー:05/02/12 23:33:26 ID:Jr4EgMqx
>>784
なんと!そいつは驚きだ!
787名無しさん@ピンキー:05/02/12 23:37:19 ID:svi4dii/
>>784
ヘイトー! ヘイトさーん!
大変です、ここに淫魔の化身がくぁdrfgtyふうじこぉ


どぴゅ、どぴゅ、どぴゅっ……
788名無しさん@ピンキー:05/02/12 23:37:47 ID:9Gz4Z9RT
精神的な追いつめだけでここまで昂ぶらせる…よいです。
789名無しさん@ピンキー:05/02/12 23:44:55 ID:6sho/fKz
今回の敵のモデルは「弱いものいじめ………大ィィィー好きッ♥」
のあの人ですか?
790ネコイチ:05/02/12 23:56:01 ID:zMHNtdLP
>>789
いえ、キャラのモデルはいつもいろんなキャラを脳内で混ぜて出来るんで
特定の人は・・・ただ、執事はヘ○シ○グの執事です。執事ってなんか
存在自体が素敵。
791名無しさん@ピンキー:05/02/13 00:05:19 ID:DWwwJMxF
>>ネコイチさん
GJです・・・
挑発されるの超好きです・・・モロにツボに入りました。
ツボの中のツボにどっぷりインサートですよもう・・・
792名無しさん@ピンキー:05/02/13 00:19:16 ID:mZrwp+B7
>ネコイチさん
素晴らしい。能力を生かした淫魔の巧みな心理操作に感動しました。
こういうの個人的に大好きです。
793名無しさん@ピンキー:05/02/13 02:36:08 ID:Z7PIPlyo
>いいえ、一度目death

ワロスw
こういう小技(こえだ)が好き
いやエロも良かったんだけどここばっかり読んでしまう(変な感想でスマン)
794くなさん ◆DAYgAM2ISM :05/02/13 11:54:44 ID:8Pl99Ylw

いよいよ十四日目前、って事で場繋ぎに投下

淫魔誕生設定を妄想してたら、こんな話を思いつきまして
エロ分が足りなかったらスマンです

(サイトバレしたようですが、スレとは余り関係無いのでスルー)
795くなさん ◆DAYgAM2ISM :05/02/13 11:56:04 ID:8Pl99Ylw

   関所


 広場の中央を囲むようにして、人垣が出来ていた。一本の柱に縛り上げられた若
い男が、野次馬達から蔑みの視線を向けられる。かけられた高札に、彼が関所破り
である事が記されてあった。
「ふっ、無様な」
 知り合いの醜態に出会して、アデスは皮肉気に口を歪めた。
 男の名は、リチャード・ライカールト。押しも押されぬローダンの貴族にして、
王立神学校一年生の首席だ。五つも歳の違うアデスとは、それほど親しい訳では無
いものの。首席と次席なのだから、知らない顔では無かった。
 裸で晒されるリチャードの股間を、両脇から官使が長い器具で嫐る。先端に取り
付けられた柔らかい物体が、様々に形を変えてまとわりついた。
「うくっ……」
 彼がイきそうになったのを見て、官使が器具を離す。彼の陰茎が切なそうに喘ぎ、
劣らずの有様でリチャードが懇願するのだが。両脇に立つ官使は視線も向けず、直
立不動でそれを無視した。
 両手両足を荒縄に拘束され、自分で慰める事も出来ない。快楽を求めて藻掻くリ
チャードに、周囲の囁き声が浴びせられた。
「こんな場所で晒し者になって、あんなに興奮してるわよ」
「厭ねえ。ライカールト家の名が泣くんじゃ無いかしら」
「リチャードには幻滅したわ。公衆の面前で辱めを受け、余計に興奮するような変
態だったなんて。見てよ、また大きくさせてる。あれじゃ、罰どころか御褒美じゃ
ない」
「きっと、こうなりたくて、初めから失敗するつもりで関所破りしたのよ」
 ひそひそと、中には声高に嘲る人々の声。それを聞くうち、リチャードの顔がだ
んだんと伏せられていった。目尻には涙も混じり、肩が震え出す。
 やがて、顔を大きく上げたリチャードが叫んだ。
「いいっ! もっと、もっと俺を蔑んでくれえっ!」
796くなさん ◆DAYgAM2ISM :05/02/13 11:57:24 ID:8Pl99Ylw
 周囲の噂は、確かなものだったらしい。だが正解したというのに、野次馬達は顔
を引きつらせて一歩退がる。周りが全部引いた為、自然とアデスが前に出る事にな
ってしまった。
 王立神学校一年生、首席と次席の視線が交わる。その間にも、リチャードが萎え
かけると官使が股間に器具を伸ばし、イきかけると引いていた。
「そこにいるのは、アデスじゃないか! 見ろ、俺の情けない姿を。君を抑えて首
席に立っていた男の、こんな末路を。だが、少しでも哀れに思うなら、俺の願いを
聞いてくれないか」
 彼は苦しい息の下から、必死でアデスに縋った。
「頼むから、俺を罵倒してくれっ!」
 涙と先走りを垂れ流しながら、リチャードが懇願する。そんな彼を冷たく見返し
て、アデスは口の片方を吊り上げた。
「ふっ、誰が貴様の頼みなど聞くか」
「ああっ! いいっ!」
 アデスの友情に感動したらしく、リチャードは大きく身悶えした。
 なぜか気分を害した様子で、アデルは荷物を背負い直して顔を巡らす。彼の視線
の先は、高い山脈の峰。そこには、リチャードが避けようとした関所があった。
 歩き出そうとした彼の足が、その場で止まる。
 頭の後ろに、金属の冷たい感触。ぴたりと突きつけられた銃口を感じ、アデルは
小さく舌を打った。人が集まった中に、一人だけぽつんと離れて立っていれば、目
立って当たり前なのだ。
「やけに大きな荷物ねえ、アデル。あんた、そんな格好で何処へ行くつもり?」
「愚問だな、イヒカ。関所を越えて、ソン=スの地に決まっている」
「正直に言えば良いってもんじゃ無いでしょうが!」
 撃鉄を引き起こした音にも、アデルの仏頂面は変わらなかった。
「……なら、どうしろと?」
 不服そうな声に、銃口を突きつけていた少女の怒りが増す。
 歳の頃は、アデスと同じくらいだろうか。茶色の長い髪をした、勝ち気そうな顔
立ちの少女なのだが。今は凛々しさよりも禍々しさの方が濃く、アデスの雰囲気に
通じるものがあった。
797くなさん ◆DAYgAM2ISM :05/02/13 11:58:52 ID:8Pl99Ylw
 似合いのカップルが、いちゃいちゃしてるからだろう。周囲の人垣は二人の邪魔
をしないように、彼らから離れていく。
「あ、見つけました! ハンナさん、こっちです」
 声に続き、群衆を抜けて金髪の少女が飛び出す。華奢に見えるが、片手に大振り
の剣を抜き身で担いでいた。彼女と別の方角からも、赤毛の少女が現れる。こちら
は何も持っておらず、アデスへとにこやかな微笑を送った。
「三人とも妊娠させたと分かったら、すぐに逃げようとするだなんて。アデスさん、
思ったより良い根性をしてますのね」
 ゆっくりと歩く赤毛の手に、魔力の収斂を示す光が集まり出した。
「下らん。ちゃんと、説明しただろうが」
「世界を平和にしてくる、なんて一言で出て行かれて納得出来るかあっ!」
 叫ぶなり、沸点を超えた茶髪の少女が引き金を引いた。弾丸の飛び出す勢いに、
彼女の両腕どころか両足まで浮き上がる。至近距離から直撃を受けたアデスは、面
白い格好で前に飛ばされた。
 そこへ、走り込んできた金髪の少女が、全身を使って大剣を振り回す。
「酷いですよ、アデスさん!」
 風を斬る音と共に、アデスの体が横殴りにされる。彼は飛ばされた後、顔や背中
といった、普通は使わないような場所で跳ねていった。
「全くですね」
 待ち構えていた赤毛の少女が、微笑と共に右手を差し出した。アデスを歓迎する
かのように、彼の周囲で大きな爆発が起こる。石畳の上、広場の木々、建物の硝子。
辺りにあった物へと、その衝撃がびりびりと伝わった。
 ただ、歓迎の気持ちが強過ぎたのだろう。アデスは爆風に吹き上げられて、天高
く飛んでいってしまった。
「ったく、逃げられた!」
 悔しそうに叫びながら、茶髪の少女が銃を撃つ。だが、距離がある為に、簡単に
当たるものでも無い。十数発のうち、三分の二は外してしまった。
 弾倉を空にしても引き金を引く彼女の肩へ、赤毛の少女が手を置いた。
「安心なさい。どうせ、今のアデスさんに関所は越えられませんわ」
「でも、関所破りなんか考えたりしたら……」
798くなさん ◆DAYgAM2ISM :05/02/13 11:59:41 ID:8Pl99Ylw
 茶髪の少女は、厭そうな顔でリチャードに目をやる。悍しい物体がよがり狂う様
に、ちらりと見ただけですぐに視線を切った。
「大丈夫ですよ。アデスさんって、ああ見えて曲がった事が嫌いですから。卑怯な
真似をするなら、堂々とするはずです」
 金髪の少女が剣をしまいながら言うのに合わせ、茶髪の少女も銃を収めた。
「それもそっか」

 ローダンとソン=スは、峻厳な山脈によって間を隔てられている。ごつごつとし
た岩肌は、かつては物好きな登山者の挑戦の場でしか無く。ローダンの地は、自由
な通行を制限された不便な場所、というだけに過ぎなかった。
 だが、今はその山脈がソン=スからの侵攻を食い止めていた。
 アデスは空気の薄さに気付いて、荷物を解く。中から引っ張り出した携帯酸素ボ
ンベを吸いながら、現在位置を確認した。周囲に植物が余り見えなくなり、代わり
に花崗岩が上下に続く風景となっている。
 まだ半分と知っても、特に表情は変化せず。変わらぬ仏頂面で、再び淡々と登り
始めた。

 かつて、二百年近く続いた戦争があった。
 勿論、そういった戦争は、常に軍勢同士の戦闘が行われている訳では無い。小競
り合いを繰り返し、時には数年の中断を挟む。そして、その間に発達した移動手段
と情報通信技術が、戦火を世界中に広げた。
 戦争終結をもたらしたのは、英雄の力でも権力者の協議でも無かった。
 攻撃への耐性をつける魔法等が、数代に渡って使われ続けた挙げ句。街一つを吹
き飛ばす爆弾でも、傷つかない者達が世界中で生まれてきたのだ。
 やがて世界にそういった者達しかいなくなると、自然と戦火は収まっていった。
銃で撃とうが、剣で斬ろうが、魔法で吹き飛ばそうが無傷の者同士。戦争は徒労の
代名詞となり、訪れた終結を誰もが喜んだ。
 それが、終末の始まりになるとは知らずに。
799くなさん ◆DAYgAM2ISM :05/02/13 12:00:27 ID:8Pl99Ylw

 途中の休憩小屋で一泊し、翌日の昼過ぎになってアデスは峰へと登り着いた。見
回すと、すぐに大きな建物が目に入る。岸壁をくり抜いて作られた、強固な要塞。
ソン=スからの侵入と、関所破りへの警戒の為、昼夜を問わない厳重な監視が行わ
れているはずだ。
 アデスは迷わず、その関所へと向かって歩き出した。片方にローダンの盆地から
海へ続く風景、片方にソン=スの広大な平原を見下ろしながら。

 初めは、些細な事のはずだった。
 男が先にイった精で孕むと、女が産まれ。女が先にイってから孕むと、男が産ま
れる。そして一人孕ませる度に、男は一日に射精出来る量が増えるようになった。
 新聞の社会欄の隅に、真偽不明として小さな記事になる程度の事だ。
 しかしそのうち、男の精を喰らわねば生きられない女が産まれた。精を受けなけ
れば次第に狂っていき、一定期間以上、精を浴びなければ死に至る。だが、浴び続
ける限りは若さを保ち続ける上に、その女達は誰もが美しかった。
 深刻な害が出るまでは、様子見で良い。為政者達の判断は、取り返しがつかなく
なった後で誤りだと知れた。
 男の精を得る為に特化し、世代を重ねていく女達。淫らで美しい彼女達を先にイ
かせられる男など、ほとんど存在しなかった。結果、すぐに男女比は1対9となり、
更に事態は悪化の一途を辿る。
 この頃、別の世界への行き方が発見され、それは福音だと思われた。だが、別世
界でイった女は、その世界に存在する力を失って消え去り、戻ってしまう。精に飢
えて死に絶える事は避けられそうなものの、根本的な解決には結びつかなかった。
 男児と女児の出産率は、反対方向へ急なカーブを描いた。
 そのうち、限界を超えて射精を続け、死ぬ男まで出始めた。男達は辺境へ逃げ込
み、その奪い合いが各地に紛争を起こす。武器でも魔法でも斃せない相手に、唯一
有効となった手段――セックスを使って。
 女同士でイかせ合い、少ない男を取り合う。あらゆる場所に愛液が、涙が、涎が、
精液が、破瓜の血が流され、戦の匂いが戦地に染み込む。
 そして、世界は崩壊した。
800くなさん ◆DAYgAM2ISM :05/02/13 12:01:20 ID:8Pl99Ylw

「あなた何者? ここへ何しに来たの?」
 関所の門前へやって来たアデスに、どこからか声が掛けられる。アデスがスピー
カーを探して周囲を見回すと、カメラとインターフォンを見つけた。
「偉そうな奴だな、貴様。他人に名を尋ねるなら、先に名乗ったらどうだ」
「……どっちが偉そうなのよ」
 門脇のインターフォンから、疲れたような溜め息が洩れた。顎を反らせたアデス
が、カメラを見下しながら促す。
 ややあって、渋々といった調子の声が返ってきた。
「ここの番人の一人、ミナエラよ。あなたの名前と、目的を言いなさい」
「アデスだ、関所を通りに来た」
「止めておきなさい。その歳で、聖職者でも無い者が、簡単に通れる場所じゃない
の。どうせ無駄なんだから、出直して来なさい」
「ヤる前から怯えるとは貴様、雑魚だな。貴様では話にならん、責任者を出せ」
 それが合い言葉だったのか、要塞の扉が開いた。
「……入りなさい、身の程を教えてあげるわ」
 何かを必死で抑えているような、硬い声が流れてくる。促されるままに入ろうと
して、不意にアデスが足を止めた。
「一つだけ言っておく。命令口調は止めろ、耳障りだ」
 関所内へ入ったアデスを追うように、スピーカーから異様な笑い声が聞こえてき
た。

 館内放送の案内に従って、アデスは関所の中を歩いていった。しっかりした空調
は、快適な空間を作り出している。人のいる気配はするものの、アデスは誰も見か
けなかった。
 入り口から導いて来た声が、終点を告げる。
 そのまま足を進めたアデスの前で、自動ドアが進路を開けた。部屋の中では、肩
口へ金髪を垂らした女が、両腕を組んで待ち構えていた。アデスは平然と彼女の前
に立ち、睨みつける。女の方も、一歩も退かない構えらしい。
 アデスの顔の造りそのものは、優男のものだ。だが、黒髪の下にある黒い目が傲
岸不遜な光を放ち、浮かぶ表情は仏頂面。皮肉気に歪んだ唇から、人を馬鹿にした
ような笑い声を洩らす。顔の造形と受ける印象には、かなり大きな開きがあった。
801くなさん ◆DAYgAM2ISM :05/02/13 12:02:09 ID:8Pl99Ylw
「何か言ったらどうだ。さては貴様、さっきの雑魚だな」
「雑魚はやめなさい。ミナエラよ、アデス君」
 ミナエラが年上ぶって見せるのだが、アデスは見透かしたような笑みで返す。そ
んな態度に、彼女の神経は逆撫でられた。
 この部屋には大きなベッド以外に、浴室とトイレが設置されてある。通関審査に
使う部屋で、ミナエラ達の仕事部屋の一つなのだが。今まで、これほど人を馬鹿に
した人間が来た事は無かった。
「まあ良い、ミナエラ。さっさと審査をヤれ」
 言って服を脱ごうとする彼を、ミナエラが慌てて押し止めた。首を傾げるアデス
へ、溜め息混じりに告げた。
「先に、口答での審査があるの」
「下らん。単に聞くだけならば、他の部屋でやれば良い。わざわざベッドのある部
屋へ案内したんだ、どうせヤる事は一つだろう。貴様を先にイかせれば合格、僕が
先にイけば失格。違うか?」
 確かにその通りなのだが、物と業務には順序というものがあった。
「素直に答えなければ、失格にしますよ」
「ふっ、貴様には官権横暴という言葉を贈ってやろう」
 ミナエラの差し出したパイプ椅子を広げて、アデスは腰を下ろした。ただ座って
いるだけなのに、他人を馬鹿にしているようだ。見下すような眼差しが、その主な
原因だろう。
 沸き上がる苛立ちを抑えつつ、ミナエラはクリップボードを構える。ボールペン
を出しながら、用紙とアデスを交互に見た。
「ではこれより、通関審査を始めます。まず、あなたは何の目的でソン=スへ行こ
うとしているのですか?」
「世界平和だ」
「具体的に」
「そうだな……外世界全ての女に僕の男児を孕ませる、というのでどうだ?」
「却下。何十億人いると思ってるの」
 言われて、それもそうだとアデスは頷いた。意外な素直さに、ミナエラはボール
ペンを失格の位置から外す。数十億の女全てを孕ませる、等と言おうものなら、そ
の時点で失格にするつもりだったのだが。
802くなさん ◆DAYgAM2ISM :05/02/13 12:02:50 ID:8Pl99Ylw
 ちょっと感心している彼女へ、アデスはしばらく考えてから言った。
「方法は分からんが、それを探す事も含めてだな。どちらにしろ、座視は許されん。
そう遠くない内に、ソン=スから攻め込まれるはずだ」
「分かるの?」
「愚問だな、少し歴史を学べば当然の理だ。精に狂った者のいないローダンですら、
男女比は三対七だ。精に狂った者のいる地の男女比を考えれば、次に来るのは何か。
そんなもの、考えるまでも無い」
 その分析の正しさに、ミナエラは頷きで返す。防衛線にいる彼女は、おおよそ五
年、早ければ三年で侵攻が始まると読んでいた。
「聖職者には伝えられる事ですが、ソン=スで行ってもらうのは聖杯の破壊です。
そうすれば精に狂う者――我々は淫魔と呼んでいますが――その発生を、止める事
が出来ます」
 頷いたアデスへ、ミナエラは次の質問を行った。
「では、ソン=スの地で淫魔に出会った場合、まずあなたはどうしますか?」
「逃げ隠れするに決まっているだろう。目的が聖杯とやらの破壊ならば、連中に男
を孕ませる事などは二の次だ」
「いいでしょう、口答審査は合格です。それでは、実技審査に移ります」
 宣言したミナエラは、ベッドへ移動して服を脱ぎ始めた。アデスの視線を感じな
がら、ゆっくりと扇情的な動作で衣を脱いでいく。
 態度がどうあれ、まだ少年なのだ。近付いてくるアデスに、苦笑を漏らしながら
ミナエラは可愛気を感じた。顔は可愛いのだから、徹底的に気持ち良くさせて崇拝
させれば、一緒にいても腹が立たなくなるだろうと。
「……しかし、なあ」
 だが、降ってきたのは失望した声だった。
「何よ」
「ふっ、芸の無い奴だと思っただけだ。門番というから、こちらの想像を裏切る何
かがあると思ったのだがな。ロリのテクニシャンや初心な年増などは、貴様には無
理として。僕の頭よりデカイ胸くらい、あっても良いだろう」
「うるさいわね!」
 内容と態度、どちらが刺激したのかは分からないが。ミナエラはアデスの襟首を
掴むと、ぐいっと引き寄せた。
803くなさん ◆DAYgAM2ISM :05/02/13 12:03:56 ID:8Pl99Ylw
 口をぴったりと合わせて、舌を舐め上げる。目を閉じたミナエラは、アデスの微
細な反応も逃さずに快感を引き出した。良さそうなところを徹底的に責め、あるい
は敢えて避ける。
 絡み返すアデスの舌の熱っぽさに、その顔を見てやろうとミナエラが目を開けた。
 しかし、そこにあったのは変わらぬ不遜な眼差しだった。
 アデスは自分の服を脱いだ後、ミナエラの衣服を剥いでいく。その手つきに乱れ
は無く、ミナエラは怒り心頭に達しながらアデスの股間へ手を伸ばした。
「あら、もうこんなにしちゃって。やせ我慢してたのね?」
「芸が無いとは言ったが、悪いとは言っていないはずだ」
 アデスは耳元でそう囁いて、ミナエラを抱き寄せた。彼女の形の良い胸を体で押
し潰しながら、尻を揉み始める。まだ少年のアデスが持つ男らしさに、ミナエラの
芯が熱を持った。
 頬を擦り寄せながら、アデスの手が内股を撫でる。責められるばかりでなく、ミ
ナエラの手も彼の陰茎を強弱をつけて握り込んだ。
 竿を片手で持って擦りながら、もう片方の手で袋を弄っていく。抱き寄せられた
不自由な格好でも、その両手は自在な動きを見せる。先端で淫唇をなぞらせ、アデ
スに形を覚えさせようとしているようだった。
「流石に、憎まれ口も出ないようね。可愛いわよ」
 ミナエラが微笑んでキスをする。離した時に見えたアデスは、当惑顔をしていた。
「僕がいつ、憎まれ口なんて叩いた?」
「私の事、雑魚って言ったじゃない」
「雑魚を雑魚と言って、何が悪い」
「……それなら、雑魚かどうか確かめるのね」
 陰茎の先を女陰に押し当てて、淫唇でくわえ込む。ミナエラの片手が激しく幹を
上下し、もう片方の手が睾丸を弄ぶ。
 ミナエラの尻を掴むアデスの手に、力が加わった。膣内に入り込もうとしている
ようだが、彼女の腰が動いて挿れさせない。先走りの滲み出した先端が膨らみ、ミ
ナエラの淫唇を押し広げた。
「ほら、イきたいならイっちゃいなさい」
 首筋に吹きかけられる荒い息に、彼女は嗜虐的な笑みを浮かべた。
804くなさん ◆DAYgAM2ISM :05/02/13 12:04:46 ID:8Pl99Ylw
「先にイくわけにはいかない、僕はこの関所を通るのだから」
「実力不足の人を、通すわけにはいかないの。君一人が死んだり家畜になるだけ
じゃ、済まないのよ。弱い男が向こうへ行ったら、ますます女ばかりが増えてしま
うでしょ」
「くっ……貴様に言われるまでも無い」
 アデスは両手を彼女の尻と腿につけ、固定しているようだった。だが、その位置
では挿入を止められはしない。イく時には深く繋がり、ミナエラの膣内へ盛大に注
ぐ事になるだろう。
 少しだけ腰を落としたミナエラに、アデスの先端部が包み込まれる。陰茎を擦る
彼女の手には、その鼓動が伝わっていた。
「我慢しなくて良いのよ? 好きなだけイって、好きなだけ出しなさい。全部、膣
内で出させてあげるから」
「……何を言っている、そんな事をしたら」
「そう、女の子を孕んじゃうわね」
 更に少しだけミナエラが陰茎を呑み込んだ。膣口の中に突き刺さっている様子が、
二人の間で扇情的に晒される。必死に腰を進めようとするアデスを、彼女は膝をつ
っかえにして押し止めた。
「男の子を孕ませるには、女を先にイかせなければならい。けれど、ここの門番だ
けは違うの。我慢せずに、先にイって良いのよ」
 ミナエラは彼の胸板に乳首を触れさせながら、体を擦り上げた。尖ったその感触
がなぞると、アデスの鼻から息が漏れる。
 それを近くで聞きながら、ミナエラは彼の耳へと囁いた。
「男をイかせる審査は、女の仕事だからね。産むなら跡継ぎに出来る、女の子の方
が良いの。分かった? 分かったなら、これから膣内に挿れてあげるから。たっぷ
り注いで、私に女の子を孕ませなさい」
「命令口調、は止め、ろと言ったはずだ」
「すぐに、そんな事言えなくなるわよ。関所越えどころか、家へ帰るのも忘れて、
私を妊娠させる事だけに没頭しちゃうかもね」
 今だ不遜な輝きを保つアデスの目を、ミナエラは面白がるように見た。その目が、
この後どう変わるのか愉しみだと、口元に妖しい笑みが浮かぶ。
 膝の支えを外したミナエラは、アデスの陰茎を奥へと呑み込んでいった。
805くなさん ◆DAYgAM2ISM :05/02/13 12:05:30 ID:8Pl99Ylw
 絶頂の近さを、繰り返す脈動が伝える。途中で抜かせないよう、ミナエラが両足
を絡めた。両手も抱きつこうとしたのだが、アデスに押さえ付けられた。離れる気
かと足に力を込めた彼女へ、彼は勢い良く突き入れる。
 繋がりきったところで、アデスはほっとしたような溜め息を吐いた。
「なあに? そんなに、挿れたかったの?」
「ああ。手淫は殆ど経験が無かったから、危なくイくところだった」
「我慢しなくて良いのよ。思う存分、吐き出しなさい」
「命令口調は止めろと言ったはずだ」
 そう言って、アデスが注挿を開始した。
「……え? あっ、ええっ? や、やだ、ちょっと」
 内壁を擦りながら引いたアデスが、一点で止まった。その部分を陰茎で押し上げ
るようにしながら、時に大きく、時に小刻みに円を描いていく。
 一気に快感を高めさせられたミナエラは、逃れようとする。しかし、それに合わ
せてアデスの腰が追いかける。ひたすら一点を突かれるうち、ミナエラの口から甘
い声が溢れ出した。
「ふっ、僕とした事が。ここまで追い詰められてしまっては、あれをやるしか無さ
そうだな」
 彼女の漏らした愛液が、勢いを増してアデスの陰茎を伝う。膣口から尻へと垂れ
ていく液体の感触に、ミナエラの思考が淀んでいく。
 しかし、門番としてのプライドからか、彼女は踏み止まった。
 アデスの注挿を受け続ければ、すぐにもイってしまう。そこで再び手淫をしよう
とするのだが、彼女の両手はアデスに拘束されていた。力が入らない事もあり、抜
け出せそうに無かった。
 諦めてミナエラが快楽に屈しかけると、その手が自由になる。困惑して目を開い
た彼女は、アデスの真摯な眼差しを見た。
「あ、え……?」
「ミナエラ」
 優しく囁いたアデスが、彼女の両頬を挟んで口付けた。混乱するミナエラに、ア
デスが柔らかく微笑みかける。
806くなさん ◆DAYgAM2ISM :05/02/13 12:06:31 ID:8Pl99Ylw
 さっきまでの不敵な面構えが嘘のように、普通の表情をしていた。顔の造形通り
の、純真で優しそうな雰囲気に、ミナエラは背筋をぞくぞくとさせた。半開きにな
った口から、意味を成さない言葉と涎が流れる。
「そんなに気持ち良いんだね?」
 アデスの囁き声は、ミナエラの意志もプライドも、何もかもを溶かしていった。
最後に彼女へ残されたのは、彼の陰茎が奥まで収まっていない不満だけ。
「お願い、奥まできてっ!」
「それなら、ミナエラがイく時の顔を見せて。その可愛い表情を見ながら、奥まで
挿れて、たっぷり注いであげるよ」
 大きく頷いたミナエラは、与えられる快楽へ嬉しそうに身を任せた。
 膣壁を擦りながら、アデスは陰核をつまみ上げる。もう片方の手はミナエラの口
に入れ、彼女は苦しい息で懸命にしゃぶろうとした。だが、その口は開かれ、大き
な喘ぎ声を上げた。
「イく、イっちゃうっ!」
「我慢しなくて良いよ」
 アデスが髪を撫でたのを限界に、ミナエラが背筋を弓なりに反らす。膣内から吹
き出した淫液が、アデスの股間へ飛び散っていった。
 潮を吹く彼女の中に、アデスは躊躇無く挿し入れた。絶頂の間に加えられた快感
に、ミナエラは口から意味を成さない言葉を洩らす。必死にしがみつく彼女に繋が
りきったのが、アデスの限界だった。
 どくっ、どくどくっ
「ひゃ、ひゃああぁああんっ!」
 膣奥に精液を浴び、イったばかりのミナエラが再び仰け反った。絡めた腕と脚が、
アデスを深く密着させる。子宮に流し込まれる精液を、彼女は小刻みに痙攣しなが
ら味わっていた。

 画面には、無数の女に嫐られる男の姿が映っている。一昨年まで、聖職者の通関
に審査は無かった。彼はその、審査を免除された聖職者の一人である。
 だが、そこにいるのは使命感を持つ何者かなどでは無く。孕ませるのが女児にな
ろうが射精したい、という性欲に狂った男でしか無かった。顔や陰茎、両手両足に
陰嚢は言うまでもなく、背中や肘や膝にも女が群がっている。
807くなさん ◆DAYgAM2ISM :05/02/13 12:07:20 ID:8Pl99Ylw
「あれ、よ」
 気怠い空気を残しながら、ミナエラが画面を指差した。その先を辿ったアデスは、
元聖職者に口づけしている女を見た。
「あの女が口移しに飲ませてる物。聖液という液体を造っているのが、聖杯と呼ば
れる何かよ。薬の製造場所の名前か、原材料かは分からないけれど。あれを飲んだ
男は、栄養さえあれば一日中射精する家畜となるわ」
「それだけでは、害が良くわからん。まさか貴様、あの家畜が人権を無視されてる
と言いたいのか?」
 馬鹿にしきったアデスが、鼻で笑う。
 その傲岸不遜な顔を見上げながら、ミナエラはむにむにと口元を動かした。彼女
が思わず頬をつつくと、彼の仏頂面はますます酷くなった。
「……最後の優しい顔、良かったのに」
「ふっ、これだから凡人は。美学というものを理解出来なくて困る」
 それよりも、と促されてミナエラが頷いた。
「聖液を飲んだ男に孕まされると、淫魔化の進んだ子供が産まるようなの。あれこ
そが前大戦最大の罪にして、呪いの根本だとも言えるわね」
「例の二百年戦争が、何か関係あるのか?」
「……元は、戦場で兵士が女をレイプする時に使った薬よ。男が飲めば射精の量が
増え、女が飲めば精液を注がれないと発狂してしまう。そういう代物だったらしい
わ」
 犯し易くなると好評だったようね、とミナエラが吐き捨てた。
 量産品が出て、質落ちの廉価版が生まれ、いい加減な合成薬が個人の手で作られ
る。そのどれか、あるいは全てが世界を滅ぼす元凶となったのだ。原因も結果も、
彼女の嫌悪感を煽るには充分だった。
 アデスの方に、特別な変化は無い。相変わらずの不敵な眼差しに、ミナエラは少
し改まって尋ねてみた。
「ところで、アデスはなんで旅立とうなんて思ったの?」
「ふっ、これでも僕は父親になる」
 アデスは、それで説明し終えたつもりのようだった。しかし、さっぱり理解して
いないミナエラを見て、面倒そうに付け加えた。
808くなさん ◆DAYgAM2ISM :05/02/13 12:08:21 ID:8Pl99Ylw
「子供達が暮らすなら平和な世界が良いと思うのは、親として当然だろう。その程
度の事も分からんのか、低能」
「最後のはともかく……あんたって、意外にちゃんとしてるのね」
 何か言いかけたアデスだったが、開いた扉に中断させられた。
 顔を向けた彼に、入ってきた三人の女が笑顔を返す。首を傾げるアデスへ、ミナ
エラが平然と告げた。
「次の実技試験は、あの三人が相手よ」
 言葉を無くしている彼を無視し、ミナエラは三人へアデスが手淫に弱い事を伝え
た。彼女達は服を脱ぎながら、舌なめずりして近付いてくる。アデスは唇の端から
冷笑を洩らし、ミナエラへと視線を移した。
 いつもの、見下すような目つきで。
「一つ言わせろ」
「汚い、なんて無しよ。言って無かっただけで、初めからそういう決まりなの。さ
っきの聖職者のせいで、少し厳しくなったけど。ま、ここの全員をイかせられる位
じゃないと、ソン=スなんか歩けないわよ」
 ミナエラの答えに、アデスは首を振る。取り付いた二人の女が両側から乳で挟む
せいで、振り難そうではあったが。
「一番手という事は貴様、やはり雑魚だったんだな」
 アデスがそう言ったのに対し、ミネエラが怒鳴ったのだが。三人の女が絡みつく
淫らな音に囲まれた彼に、それが聞こえたかどうかは分からなかった。
809くなさん ◆DAYgAM2ISM :05/02/13 12:09:26 ID:8Pl99Ylw

 結局、イってしまったアデスは、出直しを誓って関所を後にした。聖職者になる
道は厳しいが、ここを越えるにはその位の力は必要最低限だと。
 彼が聖職者となってソン=スに旅立つのは、まだ先の話。
 以下は全くの余談になるが。彼の戻って行く街、その広場では、柱に縛り付けら
れたリチャードの刑罰が続行中だった。関所の審査が厳しくなった結果、関所破り
も頻発しており、見せしめが必要なのだ。
 しかし、当局の思惑を裏切り、彼の周囲から人の姿は無くなっていた。おそらく、
涙まで流している彼への、せめてもの情けなのだろう。
「ああっ! 完全に放置されているっ!」
 刑罰の辛さに、リチャードは涎を垂らして悶えた。彼の下には、受け続けた刑罰
のせいで、白い体液が水溜まりを作るほどだった。
 不思議な話だが。以降、関所破りは殆ど無くなったらしい。


810名無しさん@ピンキー:05/02/13 13:13:44 ID:IL5eZODm
GJ!
811ネコイチ:05/02/13 15:50:14 ID:rflHEi2B
くなさんGJ!!

そうか、淫魔の産まれにはこんな秘密が・・・個人的にはリチャードの
関所破りの失敗談が気になって夜も眠れません(笑)
今日明日にでも関所破りに失敗しに行こう・・・

ところで今バレンタイン短編書いてるのですが何か見せ場っぽい
シーンが上手く出来んので一回切りの射精シーンはどう言ったプレイ
で行くべきでしょう?(手とか、足とか、本番でとか)
皆さんどう言ったのがお好きですか?(どこも好きでしょうが、特に)
812名無しさん@ピンキー:05/02/13 16:17:06 ID:Uiy4bakg
ネコイチさんやくなさん等、新作続々投下で嬉しい限り。
早速読ませていただきます
813名無しさん@ピンキー:05/02/13 16:56:22 ID:81M5RlWm
職人が多くなって区別がつかなくなってきたぞ
くなさんとネコイチが時々ごっちゃになる
はっきりと記憶してるのはトロだけだな
814名無しさん@ピンキー:05/02/13 18:11:25 ID:j6UxGZgm
>>813
簡単じゃないか。

素晴らしいのがネコイチさん、
すげぇのがくなさん、
んで、ある意味一番すげぇのがトロ。
815名無しさん@ピンキー:05/02/13 18:52:28 ID:RbNZTB/x
トロの新作が読みたい。
816名無しさん@ピンキー:05/02/13 20:03:17 ID:RbNZTB/x
ごめん嘘。
817名無しさん@ピンキー:05/02/13 20:41:03 ID:tg5dbjNe
衛生兵! 衛生兵!
淫気にあてられて>>815中尉が狂を発した。
後送しろ。
818名無しさん@ピンキー:05/02/13 21:06:55 ID:wb7yEPap
SS投下してくれたのに馬鹿の事で雑談するのはやめようや。
あいつは害虫以下なんだからさ


>くなさん
なかなか拘った世界観で面白かった。
グッジョブ。
819名無しさん@ピンキー:05/02/13 22:11:46 ID:+AGg4WzL
うんうん、設定って重要だね。
グジョブァでした
820名無しさん@ピンキー:05/02/13 22:24:38 ID:7aAryd+K
>>817

    |┃    , -―- ,
    |┃   く,〃´M`ヾ
    |┃≡  .i ノリ"从〉
____.|┃ _.  i!リi゚ ヮ゚ノi| ←衛生兵
    |┃ ⊂ ノiK( ,》)ゃ  
    |┃≡ ノリ ハ__ll〉ハゝ
    |┃ ガラッ し'ノ

821名無しさん@ピンキー:05/02/13 22:49:33 ID:iozfwvQu
>>820

    |┃    , -―- ,
    |┃   く,〃´M`ヾ
    |┃≡  .i ノリ"从〉
____.|┃ _.  i!リi゚ ヮ゚ノi| ←衛生兵
    |┃ ⊂ ノiK( ,》)ゃ ヾ('A`;)ノ<しまった、この衛生兵は淫魔化している
    |┃≡ ノリ ハ__ll〉ハゝ           (  )   ここは俺に任せて皆逃げるんだ
    |┃ ガラッ し'ノ              /ωL カ、カカッテコイ

822名無しさん@ピンキー:05/02/13 22:54:20 ID:iozfwvQu
ずれたorz

    |┃    , -―- ,
    |┃   く,〃´M`ヾ
    |┃≡  .i ノリ"从〉  <お注射と媚薬ドッチがいいですか〜
____.|┃ _.  i!リi゚ ヮ゚ノi| ←衛生兵(淫)
    |┃ ⊂ ノiK( ,》)ゃ          ヾ('A`;)ノ<しまった、この衛生兵は淫魔化している
    |┃≡ ノリ ハ__ll〉ハゝ           (  )   ここは俺に任せて皆逃げるんだ
    |┃ ガラッ し'ノ              /ωL カ、カカッテコイ

823名無しさん@ピンキー:05/02/13 22:59:10 ID:7aAryd+K
824名無しさん@ピンキー:05/02/13 23:06:13 ID:tg5dbjNe
閣下! 勇敢と無謀は似て非なるものですぞ!

ええい、近衛ハンターはなにをやっているんだ。
>>822閣下をお守りしろ!
なんだって? ぜ、ぜぜ、ぜ、全滅だと!
中隊規模の精鋭ハンターが?

馬鹿な! そんなばk……
825名無しさん@ピンキー:05/02/13 23:16:33 ID:u4XN04B8
>>821
ずれたおかげで、ケツをこっちに向けて四つんばいになっているように見える。
しり込みしてる感じがよく出てる。偶然の賜物。
826名無しさん@ピンキー:05/02/13 23:18:10 ID:7aAryd+K
ポップアップだときれいに見えるな>>821
827くなさん ◆DAYgAM2ISM :05/02/13 23:27:28 ID:yaI9SNly
感想下さった方&読んで下さった方ども〜
淫魔って=サキュバスじゃないんだよなあ、辺りでうらうらと

>ネコイチさん
どこが良い? なんて聞かれると変わった場所で、と言いたくなります
髪とか臍とか……肩胛骨とか?

ロックは最後まで童貞と睨んで、楽しませて貰ってます

>衛生兵
死に水を取られた人々に敬礼
828名無しさん@ピンキー:05/02/13 23:50:23 ID:XqkuFIXG
ぼくはきょう、BFゲームがしたかたので、
どじんの"決戦!!ぶっかけトーナメント"かいました。
orzでした。
しょくにんさんのUPがとてもまちどーしいです。
829名無しさん@ピンキー:05/02/13 23:56:36 ID:tg5dbjNe
>>823
いちおう詳細希望。
830ネコイチ:05/02/14 00:04:16 ID:COLfhR8t
>>くなさん
わかりました。頑張ってヘソでイカせてみます。
果たして間に合うかどうか・・・

>>829
アトリエかぐやの『ナースにおまかせ』ですな。いいゲームですぞ。
90%Mシュチュで、BFはないです。一応公式HPのアドを
ttp://www.a-kaguya.com/
831名無しさん@ピンキー:05/02/14 01:09:41 ID:Mggz5Ybl
音声のみでお楽しみ下さい

事件現場より発見されたテープレコーダ

隊員824:「くっ、奴らは化け物か?」
バンッ バンッ
隊員822:「おい、効いてないぞ!どうすんだよ!」
ダダダ ダダダダダ
824:「知るか、そんなこ…
  822!後ろだ!」
822:「な!? くそぉぉ!」
バババババ…カチッ
女:「あらら、弾切れかしら?
  まあ、あんなに撃ちまくったものねぇ…
  無駄なのにねぇ…クスクス」
822:「ちくしょおお!」
女:「無駄ね、諦めなさいな。身も心も楽にしてあげるから…
  大丈夫、怖くなんか無いわ♪ゆっくりと溶かしてあげる…」
822:「ぎゃあああぁぁぁ(フェードアウト」

824:「HQ!聞こえるか?チームの殆んどがヤられた!
  もはや殲滅どころじゃない。作戦は失敗だ!」
HQ:「了解、直ちに帰投せよ」
824:「すぐにヘリ飛ばす用意しとけ!俺もすぐに…うわあ!」
少女達:「あぁ、さっきのおにいちゃんだぁ!」
    「ねぇねぇ、あたしたちとあそんでよぉ…」
    「あそぶー♪あそぶー♪」
824:「やめろ、来るなぁ…うわあああああ!」
HQ:「どうした応答せよ!状況を報告するんだ!」
832名無しさん@ピンキー:05/02/14 01:21:58 ID:rex2Pwhj
雷電、BC連絡橋へ急ぐんだ。
833名無しさん@ピンキー:05/02/14 01:22:32 ID:bR7JSBpo
ゲノム兵もみんな性欲をもてあます
834名無しさん@ピンキー:05/02/14 01:26:19 ID:Eyy3jKJf
ここで

酸だー!!
835前スレ809:05/02/14 04:38:57 ID:UvvjFKWr
>ゆきゆきて名無しさま

possible  0294.png
一応Kフォームだけ出来ました。斬撃は完成まで長くなるかもしれません。
RTPキャラのサイズに合わせてるので、さらに頭がでっかくなってます。
右のギャレンは落書きみたいなものなので気にしないでください。
提案しておいてなんですが、斬撃は完成まで長くなるかもしれません。

それとルーチェ(裸)の髪を下ろし忘れていたことにやっと気付きました。
描き直しにかかろうと思います。すみません。

それとケモノ系キャラは毛と髪の色、種別は指定などありますか?
なければこちらで自由に描かせていただきます。
836ゆきゆきて名無し:05/02/14 04:45:44 ID:yLKFB/RC
こんな時間まで起きてます、ハイ。バカですね。頂ますた。

獣系キャラですが、強いて言えば黒猫黒髪さんと竜人さんおながいしまつ。
後は特に。取り敢えず後で出演予定の人ら貼っときます。

追伸
バレンタインの次の日くらいを目処に一度不完全もいいトコですが作品を披露したいと思います。
いただいたチップのキャラは大半が後半に出演予定なのであまり出番も御座いませんが、
約一名だけはばりばり出てます。動いてます。

837名無しさん@ピンキー:05/02/14 09:00:01 ID:jsPFz8bw
>>くなさん
世界背景とキャラのやり取りとのギャップが楽しいです。
リチャードが笑えすぎました。

>>ネコイチさん
間に合うなら本番に1票、面白みが無くてスミマセン。
くっつく感じが好きなのですよ。

ss、ゲームいずれにせよ新作が投下されたら、
今日一日のしっとオーラをそれで鎮めようと思います。
寂しい思いはも○×年もしていますが、今は幸せですよ、ええ。
838sage:05/02/14 10:59:51 ID:rQZjvGFG
淫魔ハンター2とRefellの続きを楽しみに待っている間、ひまだったので
YuukiNovelで昔の続きを作ってみました。去年の秋頃以来かな。

49の19346にUPしてみましたのでよければやってみてください。
PASSはbiogoiriです。

倉庫番さま、良ければ古いのをこれに更新してくださいませ。
なお、前回実行ファイルが動かないという方が多かったようですが
動かない方はYuukiNovelもインストールされてはどうでしょうか。

それではノ~
839名無しさん@ピンキー:05/02/14 11:01:59 ID:rQZjvGFG
間違えた・・・
840名無しさん@ピンキー:05/02/14 11:19:24 ID:DyXfW9Hc
っていうか、今日作品があがる保証は無いんだよね?
バレンタイン云々の書き込みはなんか神を急かしてるだけのような感じだったし。
841名無しさん@ピンキー:05/02/14 11:34:38 ID:sDKQH0ZF
神と崇め奉るのは現是利益のため。
利益をもたらさない神なんかウンコーですよ。
これがエロ板全般のスタンダード。
842予言者:05/02/14 12:02:26 ID:KyLiDJZt
4月1日、エイプリルフールの日
神が作品と称して細木数子を投下する
843名無しさん@ピンキー:05/02/14 12:14:45 ID:4PUH1w6D
>>834
どんまい、結城
844名無しさん@ピンキー:05/02/14 13:05:51 ID:yLKFB/RC
            ,,.  -‐―- 、
          / _..-‐―- 、  .ヽ
         / /-‐―-..__..ヽ _..、ヽ
        .!三三三´    |`´  : i
        |.!三三      |     i
        |ii i!"   ━━ | ━━..!    弱き者は地獄行くヒョー
         !i、 i!:::.....      |    .!
         !ii!.|::::::::    |    /
  _,,.. ===="/%;;;:|:::.      |    /、            _ -‐‐-、
/´       | .% ::ヽ: ,,,.,,,:. |  :./´  ̄==--  _,,.. -‐‐'"´ _,..-‐ ´
        |  %  ::::::;;;;;;;;;:.""%./      r" (<二 ̄ ̄>
       .|  %。゚+。  。+% /       `ヽiノ<二. ̄ ̄>
       |   %+*゚+゚。*゚%/         ( <二 ̄ ̄>
845名無しさん@ピンキー:05/02/14 16:04:08 ID:pr5TSKxO
サウンドのベル形式の方へ
とりあえず4回戦目で勝利。そこから8連敗ですが
あるときいきなりリンク先が見つからないと言うことで終了したことがありました
それはさておき、GJです
846名無しさん@ピンキー:05/02/14 17:39:05 ID:ftXgIYAq
えっ、あれって勝てるの?
強制敗北じゃないんだ……。
847名無しさん@ピンキー:05/02/14 17:44:11 ID:pr5TSKxO
とりあえず20回して
2勝17敗(37敗?)1引き分け
9割がた運かと
2回勝てばこちらも少しは強力な技を身につけるので結構戦える
848名無しさん@ピンキー:05/02/14 18:12:51 ID:+aUH/+th
突然意識していなかった女性からチョコをもらい、
しかしその中には危険な媚薬が入っていて…

媚薬の副作用による一時的精力増大効果で辛くも引き分けに…という妄想が
頭から離れない残業中のひととき。
849名無しさん@ピンキー:05/02/14 19:12:19 ID:FcrpFcbz
>>848
帰ってからにしようぜ・・・
850名無しさん@ピンキー:05/02/14 19:57:32 ID:ftXgIYAq
チョコレートの惚れ薬効果

チョコレートを食べると、カフェインによって動悸が速くなり、興奮するが、
この感覚は恋の病と同じものなので、
あたかも自分が誰かに恋をしているかのうように錯覚してしまう。
特に、それがバレンタインのように理由付けをなされて渡された場合、
興奮がカフェインによってなのか渡されたという事実によってなのか
判然としなくなり、後日の関係進展にきわめて良い効果をもたらすのだ。

『戦闘前の薬物戦術に関する考察』 BF書房 より抜粋
851名無しさん@ピンキー:05/02/14 20:32:59 ID:sv9T3Vdb
>>838
49には入れるのですが、何故かDLできません。
申し訳ないのですが、他で再UPして頂けないでしょうか。
852ネコイチ:05/02/14 21:40:39 ID:2/O77+bt
>>838様
俺はDL出来ましたよ?ご馳走様でした。凄く美味しかったです。
SSだけじゃなくてこう言ったのも作れるようになりたいなぁ
…やり方てんでわからんので難しいけど。

バレンタイン物投下。バレンタインほとんど関係ないけど。
『捨て淫魔』の後日談的な話です。820〜822の衛生兵を見て
看護婦ものにしてしまいました。では、どぞー。
853ネコイチ:05/02/14 21:41:26 ID:2/O77+bt
『リリス・フォウ・ハートの!精・バレンタイン』

 人間の世界にバレンタインと言う風習があるように、淫魔の世界にも
似たような風習がある。少し違うのは、女淫魔が作ったチョコ(?)に
好きな男から奪った精液を入れて女淫魔が食べて愛情を表現する・・・
とまあ、人間世界と逆(?)の感じだが、愛情表現であるところは一緒
だ。
 と、言うわけでリリもバレンタインに備えてフォルスの精液をGET
したいのだが、いつも通り搾り取るのはつまらない。何か趣向を凝らそ
う・・・と言うことで、リリが考えた結果がコスプレだ。この前、フォ
レスの健康診断の際に一緒に病院に着いて行った時に、フォレスが看護
婦を見て
「あの格好いいよなぁ」
と呟いたのをしっかり聞いていたのだ。リリは早速、一人で病院に行く
と意味が分からず混乱する看護婦から制服を無理矢理剥ぎ取ると意気揚
々と帰宅し、これまた早速に意味が分からず混乱するフォレスの衣服を
無理矢理剥ぎ取るとナース(リリ)はフォレスを『診察』しはじめた。
854ネコイチ:05/02/14 21:42:27 ID:2/O77+bt
「な!?リリ、何の真似だ!?」
「患者さんは黙ってる。看護婦さんに全てを任せてればいい」
「インフォームドコンセプトは?」
「ない」
「たーすーけーてー!!」
リリはあれから大分身体的に成長した。(外見では17〜8)その為、
力的にもフォルスとそこまでの差は無くなった。上から押さえつけれ
ば、酷い抵抗さえ無ければ押さえていられる。
「あ、そんなこと言ってながらフォルスのここは凄く期待している」
リリは既に大きくそそり勃ったフォルスのペニスを人差し指でチョン
チョンと突付く。その度にペニスは喜びにその身を震わせた。
「それはっ…お、俺の体はお前の自由に操れるんだから当たり前だ」
苦し紛れにフォルスはリリの『痛いところ』をついて否定した。(フォ
ルスの体は少し前に色々あってリリの思い通りに動くようになったので
した)
「あ、そー言うことを言う。んじゃ、もうしてあげない」
リリは頬を膨らませてプイとそっぽを向いてしまった。その途端、フォ
ルスの股間の奥のほうから熱いうねりにも似た射精衝動が襲ってきた。
しかし、その衝動は射精には至らずロックを身悶えさせるだけだ。どう
やら、リリがフォルスの性欲をコントロールしているらしい。フォルス
が今体感している快感は、例えるならフォルスの体は何年も禁欲してい
たところに急に美女が現れSEXしていたのに途中で帰ってしまったよ
うな…(分かりにくいけど)まぁそんな感じだ。何もされてないのに、
我慢汁が後から後から溢れてくる。このまま焦らされ続けたら狂ってし
まうのではないだろうか。
855ネコイチ:05/02/14 21:43:31 ID:2/O77+bt
「リ・・・リリ・・・?」
「どうした?」
耐えられなくなったフォルスはリリに声を掛けた。リリは振り返り、看
護婦姿で仁王立ちし見下ろしてくる。態度でお互いの立場をアピールし
ているようだ。
「これ…何とかしてくれ…」
裸で股間を押さえ悶えながら哀願する自分の姿はどれだけ浅ましいもの
だろうと考えるとフォルスはこのまま消えて無くなりたいとすら思う。
しかし、そこまでしてもリリはフォルスを許してはくれなかった。
「患者さんは何処がどう悪いのだ?言ってくれないとわからない」
リリは恍惚とした笑みを浮かべてフォルスの顔を覗き込む。フォルスが
悶えるところを見れば見るほど、フォルスの顔が羞恥に歪めば歪むほど
リリは興奮していくのだ。
「『どこが』、『どんな風に』なってる?」
フォルスの耳に顔を近づけ、吐息を吹き込みながらリリは問いかける。
「看護婦さんに教えてくれれば治してあげられるぞ?」
後はフォルスの心が折れるのを待つだけだ。リリは鼻歌の一つでも歌い
だしそうなほどに上機嫌だ。
「く…リリ、ふざけるのはやめろ」
「病院で何を言ってるんだ?私の事は『看護婦さん』と呼べ。さもない
と…」
「ふあぁっ!やめろっ!!」
リリはフォルスのペニスに更なる快感を与えてくる。
「このまま何もしないでやめるのと、私に抜いてもらえるのどっちがい
いんだ?フォルスはリリの事嫌いか?」
リリの殺し文句である「私の事嫌い?攻撃」を受けてフォルスはリリの
責めを受け入れた。何だかんだ言ってフォルスもリリのことが好きなの
だ。
856ネコイチ:05/02/14 21:45:26 ID:2/O77+bt
「その…俺のペニスが………」
言うには言ったが最後のほうは恥ずかしさの為、掻き消え聞き取れなか
った。リリは『やれやれ』といった感じで肩を竦めるとフォルスの我慢
汁でグチャグチャになったペニスを、制服のボタンをはずし最近急激に
発達してきた胸だけ露出させると優しく挟み込んだ。数ヶ月前までは出
来なかった技だ。
「オチンチンが苦しいんだな?よしよし、看護婦さんに任せろ。」
リリの胸は両側から添えられる手の動きに反応し、グニャグニャと動い
てフォルスのペニスに待ちに待っていた刺激を塗りつける。
「どうだ?これでいいのか?」
待ちに待っていた刺激は与えられた。しかし、何故かイクことは出来な
い。まるで何かに堰き止められているかのようにフォルスのペニスは射
精の脈動を繰り返すだけで中に溜まった白濁を吐き出すことが出来ない。
これでは先ほどより状況が悪化しただけに過ぎない。
「リリ、ち、ちがっ!」
「うん?違う?じゃあこれでどうだ?」
リリはより強く胸を寄せると押し出された亀頭を舌先でチロチロと舐め
ながら谷間に涎をたらしていく。潤滑液を与えられたパイズリは威力を
より凶悪なものへと変えていく。
 最初に強がるんじゃなかったと、フォルスは心底後悔した。このまま
じゃ狂ってしまいそうだ。
「むう、これだけ治療してもまだダメか。それじゃ、ちょっと趣向を変
えてやってみよう」
リリは胸の谷間からペニスを取り出すと、体を反転させ背を向ける。そ
してペニスを少し傾けると腕を上げて腋の間に挟みこんでしまった。パ
イズリより強い圧迫感と、考えつかなかった場所での性行為が未知の快
感を生み出してフォルスをさらに追い詰めていく。リリはそのまま体を
前後させペニスを巧みに扱き出す。
857ネコイチ:05/02/14 21:46:31 ID:2/O77+bt
「フォルスはリリの体のどんな場所でもイケるようにしてあげる。私無
しでは生きられないだけじゃなくて、中毒にしてあげるから」
無邪気な顔がフォルスには死神の顔に見える。リリは腋からはみ出た亀
頭を掌で円を描くように撫でる。ペニスからはまるで射精しているよう
な勢いで我慢汁が噴出している。
「凄いな、フォルス。リリの体がフォルスの我慢汁でヌルヌルだ。そろ
そろイカせて上げないと狂っちゃうかな?もう一回聞くよ、フォルスは
『どこが』、『どんな風に』なってるのか看護婦さんに分かりやすく説
明しろ?」
リリは責める手を止めて尋ねた。止めないとフォルスは喘ぐばかりで言
葉を発することが出来ないのだ。
「…ペニスが…イケなくて…苦し…い…イカせて…くれ…」
「『イカせて下さい』だろ?」
リリはフォルスの言葉遣いを直させる為、腋の締め付けを強くした。ド
ピュッっとまた我慢汁が噴出す。
「あぁぁっ、イカせ…て下さい!!」
「いい子。じゃ、思い切りしてあげる」
リリは再びフォルスを押し倒し、膣内にペニスを飲み込もうとするが思
い出したように動きを止める。
「そうだ、こっちで食べちゃいけないんだった」
今回は精液を調味料として使う為にしていたのを思い出したリリは暫し
考え込むとフォルスを壁にもたれ掛けさせて立たせると、太股でペニス
を挟み込んだ。所謂、素股である。
858ネコイチ:05/02/14 21:47:58 ID:2/O77+bt
「今日は膣でイカせるわけにはいかないから、こっちでな?」
制服のスカートを巻くりあげ、胸を肌蹴させた看護婦姿は相当刺激的だ
った。フォルスはイクことが出来たならその姿を見ただけでイッてしま
うほど限界だった。いや、本当は限界なんてとっくに超えているのだ。
リリは最初はゆっくり、そして段々と速く腰を振り出す。ヌチャヌチャ
と隠微な音とフォルスの叫び声にも近い喘ぎが辺りに響き渡る。
「じゃ、そろそろいいかな?良く頑張ったな、ご褒美だ」
リリがフォルスに微笑み、鼻の頭に口づけする。するとフォルスのペニ
スを堰き止めていた『蓋』が外れ、溜まりに溜まっていた精液が外に向
かって飛び出した・・・が、飛び出したには飛び出したがそれはたった
の一滴だけだった。
「あぁ、言い忘れてたんだけど…ん、イケると思ったか?残念だったな、
フォルス」
サディスティックな笑みを浮かべてリリが笑っている。射精の途中でフォ
ルスのペニスにまた『蓋』がされてしまった。いまや、フォルスの精神は
射精感に継続して襲われ崩壊寸前だ。いっそ、このまま快感に全て飲み込
まれてしまったほうが幾分かマシだ。なまじプライドや羞恥心があるから
苦しいだけなのだ。フォルスは身を委ねようとした。だが、淫魔看護婦は
それすら許してはくれなかった。
「いい忘れたんだけど、この制服借り物だから、精液で汚したらフォルス
が返しに行くんだぞ?勿論洗濯なんてさせないからな。フォルスのHな汁
でドロドロに汚れたのを持っていくんだぞ?あぁ、イカないで耐えられた
らそんなことしなくてもいいからな、フフフ…」
859ネコイチ:05/02/14 21:49:13 ID:2/O77+bt
もう我慢など出来ないのを知っていながら、さらにフォルスを追い詰める
為だけにリリはフォルスの意思で射精を堪えさせようとする。相手を苦し
ませるほど感じさせ、その表情や悶える様を見て自分も感じる…これが淫
魔の『愛し方』なのだ。
リリはフォルスの精神の『蓋』を再び開放し、前後運動を再開した。最高
点まで達した射精衝動は否応無しに精液を精管に送り出そうとするが、
フォルスは元淫魔ハンターの性か、それとも制服を汚したくない為か、
信じられない精神力で精液を押さえ込んだ。さらにリリはお尻側のスカー
トの裾をペニスへと被せ、亀頭を包み込むと、腰を振りたくりながらスカ
ートで亀頭を手コキする。
「あぁっ、ぐぅうぅぅぅぅっ!!!!!!!!!!!」
フォルスは血を吐くような叫びを上げながらも、耐える。我慢だけで言う
なら一流の淫魔ハンターにも引けをとらないのではないだろうか。それを
見たリリはウットリとした表情でフォルスを見つめる。惚れ直しているの
だろう。リリは、自分の夫がまた精神的に強くなったのを確認すると満足
し止めを刺した。(それでも自分が勝たなくちゃ気がすまない)
 太股からペニスを開放すると、上から鷲掴みして亀頭を上向きにすると
空いた手でお腹の服を巻くりあげ…ペニスをヘソに突き刺した。リリのヘ
ソはまるで口や秘所のようにフォレスのペニスを飲み込むと、ペニスに最
期の一撃を喰らわせた。
「えい、おヘソでイッちゃえ!変態フォルス!!」
『まさか、こんな場所で』と言う意外感が刺激を増幅させ、さらに『こん
な場所でイクわけにはいかない』と言う気持ちと鬩ぎ合う。だがしかし、
フォルスの体はこれまでのリリとの性生活によって『恥ずかしいと感じる
体』に調教されていたのだ。『リリのヘソでイカされている』自分を想像
してしまった瞬間、フォルスの精神は打ち破られた。
860ネコイチ:05/02/14 21:50:27 ID:2/O77+bt

「言っただろ?フォルスはリリのどんな場所でもイケる。もう立派なリリ
中毒だな」
リリの初弾と次弾を何とか堪えたフォルスだったが、更なる追い討ちにつ
いに屈してしまう。耐え切れなかった精液がドプドプと溢れ、制服のお腹
に染みをつくっていく。
「あぁーあ、イッちゃった…こんなに制服汚して、いいのか?フォルス…
あ、そうか。ホントは看護婦に自分の精液で汚れた制服見せてなじられた
いんだろ?ほんっとに変態だな、フォルスは…そんな変態のフォルスを愛
してやれるのは私だけだぞ?ん?」
リリは射精の快感に呆けているフォルスの脳に、直接言葉を刷り込もうと
しているかのようだ。
「『お臍でイッちゃうなんて、オチンチンの栓緩すぎるんじゃないの?』
『こんな汚れた服を…この変態っ!』『責められて感じるなんて、真性の
マゾね?』『ドピュドピュと幾らでもザーメン吐き出して…ホントに節操
の無い男だな』『我慢できなかったんですか?看護婦さんに責められて堪
え切れなくてお漏らししちゃいましたか?』フフ、フフッフフフ・・・」
リリは今、フォルスに射精を強制していない。だが、フォレスはリリに言
葉で責められるたびにビクビクと精液を吐き出してる・・・そしてフォル
スはそのまま気絶してしまった。
「全く…本当にどこまでも愛しい奴だな。フォルス…大好き!」
リリは最後にもう一度フォルスをギュっと抱きしめると、精液を一掬いも
って台所に走る。そしてチョコ(?)が溶けた鍋に入れると取り出して固
まるのを待った。固まった頃には、フォルスも気絶から目覚めていた。
861ネコイチ:05/02/14 21:51:23 ID:2/O77+bt
「フォルス、ハッピーバレンタイン!」
リリはチョコレートをフォルスに見せると、カプリとチョコに噛み付き、
美味しそうに食べだした。
「あれ…?リリが食べるの?」
「ん?違うのか?フォルスも食べる?」
「…うん。淫魔はどうか知らないけど人間界ではチョコは男に上げる物だ
ぞ?」
「ふーん、じゃあ一緒に食べる。はい。」
「あんがと…なんか独特の味だね、でも美味しいよ」
「♪」
二人は美味しくチョコを食べる。もしそのチョコに自分の精液が入ってる
と知ったらフォルスは何と言うだろう。だが、知らぬが仏。フォルスとリ
リは大まかに見て、幸せなバレンタインを送りましたとさ。

          リリス・フォウ・ハートの!精・バレンタイン 完

PS.淫魔がチョコ食べるのかよって突っ込みは勘弁してください orz

862ネコイチ:05/02/14 21:53:40 ID:2/O77+bt
短めな上に、BFシーンは皆無です。バレンタインイベント企画って事で
許してください。

自分で読んでみてあんまり「実用的」じゃなかった気がしてきたorz
もっと実用的なものを書けるようにせねば・・・
863名無しさん@ピンキー:05/02/14 21:56:09 ID:9wsvtZcq
いやいや、楽しませていただきました。
ネコイチ様、ありがとうございます。
864名無しさん@ピンキー:05/02/14 22:04:05 ID:9wsvtZcq
揚げ足を取るようですが・・・インフォームド・コンセントですな。
865名無しさん@ピンキー:05/02/14 22:21:06 ID:SJ+nV9cN
760も、タイムパラダイムじゃなくて、
タイムパラドックスだろうね。

ネコイチさんはせっかくすごくイイ!物語を書くのに、
こういうところが、ちょともったいないと思う。
866ネコイチ:05/02/14 22:29:19 ID:A2vOmHZx
>>864
ほう、コンセントでしたか…調べてみたらコンセプトってので
見つかったからいいかと思ったんですが、どうもです。
>>865
能力名は適当にゴロ遊びでつけてるだけですよ。パラダイムは
某漫画の町の名前からとりました。

誤字脱字はこれからもあると思うので生温い目で見てください
867倉庫係:05/02/14 22:36:55 ID:LWK7JfGJ
>>838
最初に私が適当に作ったものを
ここまで育てて頂きありがとうございました
すごいよ、すごすぎるよ!
更新完了しました。

>>852
まとめページからのリンクページのツールを使って、
絵は調達してくれば、けっこう簡単にできますよ。
漏れにもネコイチ氏の文章力がちょっとでもあれば・・・
>>866
全身から巻き起こる異形胞子飛弾、ネコイチさんに届け!
869名無しさん@ピンキー:05/02/14 23:09:13 ID:RU+3kn9t
49重いのか落とせない……
それはともかく
予言者って名前見て過去レス確認してみたんだが、確かに催促っぽいな
422は責任取って何か汁

>ゆきゆきてさん
期待してますよ〜
榎本武揚物だったりしてw

>ネコイチさん
本当に臍でイかせるとは乙っす
冷蔵庫無しで固まるまでなら、フォルスはどれだけ気絶してたやら
揚げ足流れで恐縮ですが、854にロック出てるw
870名無しさん@ピンキー:05/02/14 23:24:52 ID:oHQzBh2y
「リコ」「催眠」てキーワードにピンとくるひとこの中いない?BFではないがおすすめ。
871ネコイチ:05/02/14 23:32:53 ID:A2vOmHZx
>>869
インフォームドコンセプト・・・すごい恥ずかしい
ロック・・・・・・・・・・・・すごいすごい恥ずかしい。

>>870
黒猫さんですね。体験版しかゲトしてないけど…そんなに良いですか?
872870:05/02/14 23:47:03 ID:oHQzBh2y
実際催眠状態にはならなかったケド、言葉責めには何度もKOされてます。耐性つきません。
でも催眠状態なってみたいなー。

>ネコイチさん
宣伝するつもりではないんですけど、ふと知ってる人いるのかなーっと・・・。
873名無しさん@ピンキー:05/02/14 23:51:49 ID:95pefTZV
違うんですこれが皇女の能力なんです

フォルスを感じさせてるとき他の人を身悶えさせる能力

ロックはその被害者なんです
874名無しさん@ピンキー:05/02/15 00:43:38 ID:MRQVG3J8
いい表現は派来る、だが名前はw

とにかくGJこれからもおまちしておりますよーw
875838:05/02/15 01:46:42 ID:qCROKlB4
やっていただいた皆様ありがとうございました。
攻略法らしきものは余りないです。(ランダム要素を多くしすぎました)
また2回以上クリアしても、もう変化はありません。
フラグ管理とゲームバランス調整が難しくなりすぎて、このへんが限界です。

ダウンロードができない方、10Mちょいでいいアップローダーがあれば
教えてください。またアップしますので。

倉庫係さんありがとうございます。
最初にネタ(特に画像)を公開してもらったので、私にも作ることができました。
YuukiNovelでのフラグの立て方はわかったので、画像さえあればまた何か
作れると思うのですが、誰かUPしてもらえませんか・・・?

ここの愛読者として、いい小説やゲームをこれからも楽しみにしてますノ~
876名無しさん@ピンキー:05/02/15 13:03:49 ID:7tiuJyBT
私無しでは生きられない状態を中毒って言うわけじゃないのか。意味分からん。
877名無しさん@ピンキー:05/02/15 13:21:24 ID:tk7svABO
>>876
don't think. feeeeeeeeellll!!!!!
878名無しさん@ピンキー:05/02/15 16:16:48 ID:MRQVG3J8
>>876
レットイットビー


てか、国語辞典開けwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
879名無しさん@ピンキー:05/02/15 16:23:25 ID:MRQVG3J8
880名無しさん@ピンキー:05/02/15 16:45:07 ID:MRQVG3J8
ゴメン、誤爆wwwwwwwwwww
881名無しさん@ピンキー:05/02/15 17:12:51 ID:MCQLJkVp
>>878-880
VIPPER乙wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
882名無しさん@ピンキー:05/02/15 17:50:11 ID:7tiuJyBT
えっ、荒らしていいの?このスレ。
883名無しさん@ピンキー:05/02/15 18:23:29 ID:DxopPD9m
ちゅうどく 1 【中毒】

(名)スル
(1)物質の毒性により機能障害を起こすこと。食中毒・薬物中毒・細菌中毒などがある。
(2)周囲の状況などになれて、感覚などが麻痺(まひ)してしまうこと。
「君がウエルテルは散三(さんざ)聞かされて―しておる/社会百面相(魯庵)」


……ということで、リリの所為でフォルスは精神機能が麻痺している、と解釈できる。
884名無しさん@ピンキー:05/02/15 18:28:56 ID:9yl407WP
いや、リリの体の事を常に思ってハァハァするが実際受けた快感に及ばなくてイケない中毒かもしれない
885体験版の人:05/02/15 18:31:50 ID:kk+rLFRQ
つ[BADステータス:魅了]
886名無しさん@ピンキー:05/02/15 18:49:53 ID:0DBPT2UF
淫魔ハンターやめますか。人間やめますか。
887ネコイチ:05/02/15 19:04:47 ID:QpvkhfXX
>>倉庫係様 
ノベルはわりかし簡単ですか・・・ならやって見ます。RPGは
訳分からんから無理だったけどこれなら・・・
SSはわりと簡単に書けるから同時進行でも何とかなるでしょう。

まずは画像探してみます。これから張ってくれる方がいるのであれば、
同キャラの物を何通りか張っていただけるとありがたいです(それが
淫魔的な、責め系お姉さま的なモノならなおやる気だします。個人的
にはハンター1の淫影みたいな、ほんのり人外チックなのが好きです)
888名無しさん@ピンキー:05/02/15 20:04:51 ID:Vk7Ly/nU
なんか倉庫に入れないだけど・・・。
『アクセスが集中してます』って2,3時間前から出る。
場所とか変わってないよね?(場所の話題はタブー?)
889名無しさん@ピンキー:05/02/15 20:06:39 ID:oQPWfJaK
変わってないはずなんだけどね・・・こっちも入れなくなった。
朝6時くらいには入れたんだけど・・・
890倉庫係:05/02/15 21:19:02 ID:69eg9a2G
すいません・・・
サーバの容量オーバーで倉庫が機能していませんでした。
掲示板を削除したので、もう問題ないかと思います。
891名無しさん@ピンキー:05/02/15 21:24:34 ID:sIm09tzi
あ、入れました。倉庫係様ありがとう。
892倉庫係:05/02/15 21:41:52 ID:69eg9a2G
>>887
とりあえず、いままでのSSにイメージのあった絵をつけてみたら
いかがかなと思います。
yuukinovelは、ノベル作成ツールとしてはかなり完成度が高く、
素人の私でも1日でほぼマスターできました。

>>891
ご迷惑お掛けしました
893名無しさん@ピンキー:05/02/15 23:57:40 ID:p4ttougX
『倉庫に行けない』ってしょっちゅう見るけど、通うような場所かい?
894名無しさん@ピンキー:05/02/16 00:13:33 ID:UMMXjOgA
毎日このスレ見れるわけじゃないから、
取り逃したものとか保存してくれてる倉庫は俺にとっては重要だよ
895名無しさん@ピンキー:05/02/16 00:14:46 ID:iGNtgObl
俺なんかはとりあえず倉庫の掲示板をずっと見守ってるしな。
896名無しさん@ピンキー:05/02/16 21:28:54 ID:KxMgDcBQ
嵐の前の静けさ・・・
897名無しさん@ピンキー:05/02/16 22:01:49 ID:Bc7bLmU9
これだけ繁盛しているのに、「嵐の前の静けさ」とはずいぶんわがままな。
898名無しさん@ピンキー:05/02/16 22:11:10 ID:SzxJa7JO
じゃあ嵐の前の佐渡おけさにしてしまおう。
899名無しさん@ピンキー:05/02/16 23:23:10 ID:iGNtgObl
手塚漫画的味わいだな。
900名無しさん@ピンキー:05/02/16 23:55:09 ID:viNXmdr/
900get!なんかある?
901ネコイチ:05/02/17 00:09:38 ID:QbRuZvNO
>>900
では・・・( ´・ω・`)(小物用)にノベルの試作型を。
コメント 試作 pass nekoです。

まだ、冒頭部だけで短い上に初めて作ったんで、
なんかよく分かりませんが良ければ、どぞ。
これで需要があるようなら続きつくってみます。
なければSSに専念します。

休み一日を全て費やしてしまった…orz
902名無しさん@ピンキー:05/02/17 00:44:33 ID:w4k+/oiH
大吉の文章力は一般人より上ではあるが
いちいち説得力を出そうと根拠を添えて語ってるあのやり方がつまらん
笑いどころと言ってるところのアピールの仕方もつまらん

文才と、なんというか感覚がだめだな
903902:05/02/17 00:46:08 ID:w4k+/oiH
誤爆失敬
904名無しさん@ピンキー:05/02/17 00:52:09 ID:iZL2qp/H
>>902-903
まさかこんなところでキンカスウーザーを見つけるとは思わなんだ
ワロス
905名無しさん@ピンキー:05/02/17 00:57:22 ID:iZL2qp/H
>>901
拡張子は何に変えればいいんだ?
zipに変えてみたが解凍できない
906ネコイチ:05/02/17 01:05:28 ID:qNtoAit7
スマソ。なにぶんこう言うものをうpするのも初めてなもので・・・
圧縮ってのを出るがままにしたのですが・・・拡張子とは何ぞや?
7zってやつ?
907名無しさん@ピンキー:05/02/17 01:09:10 ID:iZL2qp/H
圧縮すれば拡張子が自動的にzipとかになるはずなんだが、7zと妙なものになっとる
908ネコイチ:05/02/17 01:15:55 ID:qNtoAit7
どうすれば良いのだろう?7zipてのに変えればいいだろうか?
909名無しさん@ピンキー:05/02/17 01:18:52 ID:7nq1BZcd
>901
ゲームブック世代の自分には、
ものすごくツボでした……GJです!

>905
このスレの最初にあるリンクから行ける
まとめサイトに、解凍ツールへのリンクがありますよ。
910名無しさん@ピンキー:05/02/17 01:19:15 ID:iZL2qp/H
面倒ならexeファイルのままうpするっていうのもありですぞ
911名無しさん@ピンキー:05/02/17 01:23:00 ID:cYdpD5TD
sage
ネコイチさんGJ!!
912名無しさん@ピンキー:05/02/17 01:24:05 ID:b32H2XM9
7zipに対応した解凍ツールがあれば問題ないと思われ。
まとめサイトにもツールリンクあるし。
913ネコイチ:05/02/17 01:24:51 ID:qNtoAit7
とりあえずさっきと同じとこにzipでうpしてみました。
コメント 試作2 passは同じ。
これでもダメだったら明日に・・・
914名無しさん@ピンキー:05/02/17 01:32:45 ID:iZL2qp/H
なに、そんな圧縮形式もあるのか
こっちがわからなかったせいで迷惑をかけた
すまん
915名無しさん@ピンキー:05/02/17 01:34:06 ID:ZkMnGK+B
ネコイチさんGJです。
これは需要有りだと、私は思いますよ〜。
916名無しさん@ピンキー:05/02/17 01:42:37 ID:zS/p0Md1
おっちゃんはNoahをダウソしておくことをお奨めするぞ。
これ一つでrarも7zipもlzhも何でもこいだ。
917名無しさん@ピンキー:05/02/17 01:44:48 ID:iZL2qp/H
これは需要あるね
是非作ってもらいたい
918名無しさん@ピンキー:05/02/17 02:13:19 ID:t+L46P24
[アルカノイド]のゲーム性をどう表現するか…。
ちょっと考えて見たら凄く大変なフラグ、選択肢分岐管理が居るんじゃないかな、とか。
このツールは分岐が視覚的に分かりやすくできてるけれど、文章量も凄いことになりそうですねえ。
しかしぜひ作って欲しいです。

――それはそうと。バレンタインにツクール系の作品が投下されなかったので、自給してみた。……そして挫折。
スイッチと変数で戦うややっこしいスタイルになったので、バグ満載。
ごく僅かな部分だけ遊べます。あとは戦闘テスト。(ぉ
変数を使った戦闘なら、こんなのはどうだ。とか
イベントの数を増やしておいてやろう。とか
添付した敵キャラjpgファイルを加工してやろう。とか
そんな心優しい添削人はいらっしゃいませんか。
お蔵入りするよりはブチ撒けた方がいいかな、と思い出来そこないを

普通 の31265 にアップしました。

なお、作るにあたって608神さまの作品をベースにさせていただきました。すみません。
919名無しさん@ピンキー:05/02/17 03:32:35 ID:y6PPVM4q
>>913
イイねイイね!
前にあがったワーキャットやら淫魔に抜かれるRPGのノベル版っぽくっていい感じよ
920名無しさん@ピンキー:05/02/17 05:59:37 ID:kgsaWZuY
>>913
待ってた!こんな作品を待ってた。
エロエロに搾り取られて死ぬ、ってシチュが好きなもんで、ネコイチさんの作品は一番、最初の作品がお気に入りだったんだけれど…これなら、ストーリーみたいに出来て死ぬ事も出来る。最高だ。

>>918
GJ!オレは上記にあるシチュが好きなんで、そんな好きだ、とは言えないが、ロリロリ嗜好な人にはイケると思う。バッチシまとめてみようぜ。
921体験版の人:05/02/17 08:38:37 ID:IZWSo66Q
拾い損ねた Orz
倉庫にUPはして貰えるだろうか??
ないなら諦めるか。それもまた輪廻・・・
922名無しさん@ピンキー:05/02/17 09:12:09 ID:z8TXhoed
??
まだ拾えるけどな。
ってか拾い損ねの報告は再うp希望にしか見えないわけで。
923ネコイチ:05/02/17 09:43:05 ID:DXJtX6s/
軒並み好評で良かったです。SSの片手間作っていくことにします。

でも、このシステムだと途中でセーブ出来ないから長くなると凄く
苦痛な気がしてきた・・・どうすれば良いんだろう?

>>体験版の人
倉庫番氏が取れなかったようなら1〜2キャラ追加した辺りでまた
うpします。まだあると言ってる方もいるのでとりあえずもう一回
くらい探してみてください。
924名無しさん@ピンキー:05/02/17 10:21:52 ID:u31QpNiX
[8-12] 某掲示板にて 倉庫係 2005/02/12(土)15:47

チャットで直接リンクを教えまくっている人がいるようなのですが・・・

お願いですからそれが事実でも人が見える掲示板に書きこむのはおやめください。

直接リンクを貼られるとDL数がわからないため、
完全に知らないうちにサーバ停止を食らう可能性があるので・・

>>倉庫係さんへ
こういうことはこっちで書かないと。

ダメ。ゼッタイ。
925名無しさん@ピンキー:05/02/17 12:27:44 ID:z8TXhoed
ハンターとかかなり話題になってるのな。

ってか倉庫のアドレス教えろって騒ぎまくってる奴らが
18歳以上だとはとても思えん。リアル餓鬼だろ。
926元祖608:05/02/17 12:33:28 ID:d/g9nFeV
>>ネコイチさん
まだ序盤だがエロたまらん。
この作品の完成、期待してます。

>>918
こういうのもいいですね。
それと・・・スイッチ、変数を使った戦闘はめんどいですががんばってください。

>>ハンター2待ちの方々
最後の淫界を創り始めた所です。でも先は長いです。今日明日じゃ完成しません。
ただそれだけっす
927名無しさん@ピンキー:05/02/17 12:45:20 ID:Lwu/iajR
どこの馬鹿どもが騒いでいるですか?
928名無しさん@ピンキー:05/02/17 12:49:42 ID:W3zVvkIq
元祖608様、期待しております。
929名無しさん@ピンキー:05/02/17 12:59:49 ID:HBpj+d87
>>924
>チャットで直接リンクを教えまくっている人がいるようなのですが・・・
最悪だな。詳細希望。
930名無しさん@ピンキー:05/02/17 13:04:35 ID:z8TXhoed
>>926

ゲーム製作お疲れ様です。
最後ともなると、エロさもシステムも
一番引っ張り上げなきゃいけないからしんどいですな。
931名無しさん@ピンキー:05/02/17 13:36:46 ID:zS/p0Md1
それはそうとそろそろ次スレのことでも考えとくか。
ニュービーから何か突然投下されるかもわからんし。
セックスで戦う「バトルファック」モノの情報交換、エロ妄想・パロディをするスレです。
職人さんの各種投稿をお待ちしています。


前スレ
バトル・ファック!
ttp://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1000346728/l50
バトルファック −ROUND2−
ttp://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1084082043/l50
バトルファック −ROUND3−
ttp://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1092562540/l50
バトルファック ROUND4
ttp://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1097020741/l50
バトルファック ROUND6
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1104935703/
まとめサイト@574氏
ttp://19800.net/battlef
あぷろだリンク1rk
ttp://members.jcom.home.ne.jp/1rk/

注意書きは↓
933テンプレ予定案続き:05/02/17 16:52:50 ID:+c0SXcHP
Q,倉庫ってどこですか?
A,前スレ以前を見るのが倉庫への近道

Q,バグがありました
A,倉庫BBSに書いてください、もしくはRPGツクールで中を見てください(激しくネタバレ

Q,ツクールインストールできないんですけど
A,ttp://google.co.jp

Q,これつまらないんですけどorクリアできないんですけど
A,クリアできるようにツクールで改造してください もしくは( ´∀`)つ ミ


倉庫係の人からのお願い

チャットで直接リンクを教えまくっている人がいるようなのですが・・・
お願いですからそれが事実でも人が見える掲示板に書きこむのはおやめください。

直接リンクを貼られるとDL数がわからないため、
完全に知らないうちにサーバ停止を食らう可能性があるので・・。


テンプレここまで、これでどう?
934名無しさん@ピンキー:05/02/17 16:54:03 ID:cYdpD5TD
918さんの取り損ねた。
誰かお願いします!
935名無しさん@ピンキー:05/02/17 17:23:23 ID:lWOx4zai
>>932
このスレの最初に入れてなかったみたいだな。

バトルファック ROUND5
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1101546781/
936名無しさん@ピンキー:05/02/17 17:54:00 ID:fF+Xezpk
>>918
はは、流石に1日持たないところは流れるのが早すぎますぜ・・・
9376-918:05/02/17 19:13:00 ID:aA1iiYL/
>920
ありがとう。すげぇ励みになります。がんばって完成させてみようかと。

>926
Σ( ̄□ ̄;
は、葉わわわわわわあwせだwせdfrgtyhじゅいこ!!!1
レスありがとうございます。
変数によるダメージ計算は防御力を定数にすることでダメージがマイナスに行くのを
防ぐようにしました。(属性E〜Aに応じて)
なんとかバグをとっていきたいものです。

ハンター2楽しみにしております。キリンのように。

>934 >936
ハハ、もう少し進めたら倉庫掲示板で告知しますので。
今回のは忘れてください。

んじゃ、がんばって製作すすめます。
938名無しさん@ピンキー:05/02/17 19:22:22 ID:DztQZJmB
>>933
・「続きは?」とか、あまり職人さんをせかさない様にしましょう。
・sage推奨

とか。

チャットかなんかで場所をばらしてるバカに対する策としては、
1:倉庫のURLをこまめに変更(※激しく面倒)
2:javaで直リンを禁止にする。(※javaの知識が少し必要)

とか。
そこまでする必要があるかは分からんが。

>>937
ガンガレ!
939名無しさん@ピンキー:05/02/17 19:43:50 ID:z8TXhoed
倉庫を知る人が増えることが問題なんじゃないでしょ?
直リンされると不味いんじゃぁないかな。
940名無しさん@ピンキー:05/02/17 20:31:42 ID:3r99DbG1
過負荷で倉庫が消えるのが問題なわけで、場所を知られるのが困るわけじゃないよな。
新人に冷たくすると逆ギレされて直リンされまくる恐れもある。
ある程度は倉庫のヒントを出すべきなのかもね。
941名無しさん@ピンキー:05/02/17 20:36:25 ID:FI1ZCpaX
>>940
実際のところは倉庫ドコー?とかいう話題が出たら、必ずと言ってもいいほど誰かがヒント出してる罠。

テンプレ追加推奨 倉庫の場所質問はタブー。タブーだ!タブーだって!!
942名無しさん@ピンキー:05/02/17 20:43:11 ID:z8TXhoed
>>941
ただ、それで分からずに騒ぐ奴もいるしな。
ほんとに大人かよって様な奴が。
943名無しさん@ピンキー:05/02/17 20:50:46 ID:a0Xelp3T
>>933の倉庫どこ?という質問の答えを>>940にしたらいいんじゃないかと思う。
944名無しさん@ピンキー:05/02/17 20:51:26 ID:a0Xelp3T
ごめん間違えた。940じゃなくて、>>941ね。
945名無しさん@ピンキー:05/02/17 21:09:08 ID:z8TXhoed
じゃ、そんな方針で>>950辺りの人、スレ立てよろ。
946名無しさん@ピンキー:05/02/17 21:18:51 ID:a0Xelp3T
そんなこと言ったら、950踏まないだろ。
とりあえず、立てるのだけ挑戦してくるよ。
947名無しさん@ピンキー:05/02/17 21:29:06 ID:a0Xelp3T
任務に成功した。
バトルファック ROUND7
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1108643058/
948名無しさん@ピンキー:05/02/17 22:24:50 ID:osJtVl0e
お疲れ。
949名無しさん@ピンキー:05/02/17 22:32:25 ID:vnZF0QNp
次スレの即死防止にご協力ください。
950倉庫係:05/02/17 23:25:06 ID:GJGYG67l
とりあえず、倉庫どこ?に対応するテンプレ考えます・・・
951名無しさん@ピンキー:05/02/17 23:28:01 ID:vnZF0QNp
ところで、まとめサイトが@574氏のままなんだが、倉庫係に改名するべき?
952倉庫係:05/02/17 23:50:08 ID:GJGYG67l
こんなんはどうでせう?

Q:倉庫はどこですか?
A:まとめページからリンクが貼ってあります。
  すべてのリンクをクリックしましたか?
  合言葉はタブー&タブーです。

かなり優し過ぎるかもしれない・・・
953名無しさん@ピンキー:05/02/17 23:57:37 ID:vnZF0QNp
やさしすぎるでしょう。941で十分ヒントを与えてると思うんですが。
954名無しさん@ピンキー:05/02/18 00:01:31 ID:zv96iMBG
正直、「まとめページから行けます」でいいような気も。これでも十分親切かと…。
955名無しさん@ピンキー:05/02/18 00:03:11 ID:vnZF0QNp
倉庫が見つからないというのは、まとめページから倉庫に続く道があることを知っているのでしょうか?
956倉庫係:05/02/18 00:08:24 ID:wjvhDurJ
どうすりゃいいんですかねぇ・・・<テンプレ
隠し方もかなりレトロな方法で、判りやすいと個人的におもってたんですけど・・・
あんなに質問があるとは思いませんでした・・・反省


そういえば、まとめページの掲示板(表)は消してます・・・
したらばあたりで借りてこよう・・・
957名無しさん@ピンキー:05/02/18 00:16:27 ID:X3zSk0c2
いや、隠しかた自体はアレで十分かと。
ただ俺の恥ずかしい記憶を辿ると、以前は「まとめページ」と「倉庫」の差がわかっておらず、
「なんだよ、保管庫のクセしてツクールのデータは置いてないのかよ ペッ」などと思っておりますた(申し訳ない)。
958名無しさん@ピンキー:05/02/18 00:29:08 ID:OOPdpvFA
私は偶然入る部分にポインタが当たっただけだからなあ。
でも探そうともせずに「教えて」は困るんだが。
959名無しさん@ピンキー:05/02/18 00:30:45 ID:gRirFNg7
隠しと言ってもそれほど高スキル・知識が要求されるとは思わないので。
欲しい人は自分の知識を増やせると思って
隠しページ等の見かた、見つけかたを紹介してるサイトを探して調べても良いかと思われるのだが…どうなんだろうか?
960名無しさん@ピンキー:05/02/18 00:34:37 ID:OOPdpvFA
まあ、そうしてくれるのが一番だな。
ROUND8は「倉庫の隠しページは簡単に見つかります。わからない人は自助努力しましょう。」とでも入れる?
961名無しさん@ピンキー:05/02/18 00:39:49 ID:Oclm078f
いや
「まとめページは倉庫とは違う、倉庫へはまとめページから行ける、方法は教えて貰おうと思うな、タブーだタブー」でどうよ
962名無しさん@ピンキー:05/02/18 00:44:23 ID:OOPdpvFA
まとめページって言い方が悪いのかな?SSページとか。
963倉庫係:05/02/18 00:55:27 ID:wjvhDurJ
>>961
それはいいかも・・・
964名無しさん@ピンキー:05/02/18 00:56:46 ID:qcsl/BYj
埋め立てはまだ早いかな?
965名無しさん@ピンキー:05/02/18 00:57:48 ID:OOPdpvFA
これもある意味埋め立てなんだが…新しいテンプレ会議で終わらせたい。
966倉庫係:05/02/18 01:00:05 ID:wjvhDurJ
Q:倉庫はどこですか?
A:まとめページから行ける
  方法を教えて貰おうと思うな
  タブーだタブー

まとめページのテンプレに加えておきます・・・
って、誰も使わなかったら意味がないw
967名無しさん@ピンキー:05/02/18 01:06:28 ID:OOPdpvFA
まあ、気を落とさずに・・・ROUND7は正直ミスだった。立てた人はお亡くなりになったけど。
968名無しさん@ピンキー:05/02/18 10:59:03 ID:HXqsoWUX
ああ、あとなぜ倉庫を隠してあるのかも明記して欲しい。
決してイジワルや優越感のためにやってるのではない、ということを。
969名無しさん@ピンキー:05/02/18 12:53:22 ID:DMgiGd7T
>>968
法的にヤバイ物が有るから。だったとおもう。
倉庫には飛びまくった歴史がある。3か4辺り見れば分かるんでない?
970名無しさん@ピンキー:05/02/18 15:17:59 ID:zaQNmh+F
>>969
法的にって、どの程度危険なんだろうか…
不利益を与えてるわけじゃないから、訴訟になるようなことはないと思うが…
971名無しさん@ピンキー:05/02/18 15:37:27 ID:rbUIge2P
確かにこれだけで訴える企業も無いだろう。l
が、世の中絶対はないのでな。
972名無しさん@ピンキー:05/02/18 15:53:02 ID:aRSIGx37
明らかに著作権に違反している
まあエロゲーメーカーなんぞが訴訟を起こしたなんて話は聞いたことねーけど
973名無しさん@ピンキー:05/02/18 15:56:01 ID:rbUIge2P
>>972
この大きさの画像だと宣伝くらいにしかならないかもな。
974名無しさん@ピンキー:05/02/18 15:57:06 ID:rbUIge2P
うわ。あげてしまった。逆さ吊りになってくる。
975名無しさん@ピンキー
まあどちらにせよ、素材使っての創作は秘めやかにな。
こっそりしているぐらいが丁度いいような気がするよ。
SQはそっから脱却しようとしてXPになったんだと愚考してみる。