「クレヨンしんちゃん総合」

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6121:2005/06/05(日) 01:16:08 ID:7dkVYHeV
5/8
シンゴは泣きそうな顔をしながらも、こくりと頷き話し始めた。
「昨日…みさえ様を…み、見てから…虐められるのを想像して…部屋で何度も…」
『…まあ…若いわね〜!』
みさえの息使いが一層激しくなる、それに併せて手の動きもリズミカルになっっていった。
「み、みさえ様…もう!アァッ!!」
シンゴは、自分のペニスを手で押さえようとしたが遅かった。
一瞬膨らみ、最大の熱を帯びたシンゴの大きなペニスから、濃い白濁液がみさえの顔を目掛けて飛び出す。
『…キャッ!』
シンゴのペニスは、命を吐き出すように、激しく鼓動しながら何度も白濁液を吐き出す。
みさえの顔と首から肩と胸にかけて、生臭いザーメンが垂れる。
シンゴは射精の快感も程々に、ザーメン塗れのみさえに必死に謝った。
『私の許しなく…勝手に出してぇ〜〜!!手を付いてお尻をこっちに向けなさい!』
「あぁ…ごめんなさい!ごめんなさい!」
シンゴは慌てて絨毯に手を付いて、四つん這いになって尻をみさえに向ける。
先程までシンゴのペニスを扱いていたみさえの手が、シンゴの締まった尻目掛けて飛ぶ。
悲鳴を上げるシンゴに構わず、みさえは悪戯した子供を叱るように、何度も尻を叩いた。
叩かれている内に、シンゴのペニスが、またムクムクと大きくなる。
みさえは股間に手を伸ばし、力を込めて睾丸を握る。
『この変態!叩かれて勃起するなんて!』
「お許し下さい〜!」
『ダメよ!今度は自分で扱いて見せなさい!』
シンゴは泣きながら立ち上がって、硬さを増してきた己のペニスを扱き始めた。
ペニスの先端にはまだ、出し切っていないザーメンが光っている。
みさえはシンゴの後ろに回り、締まった尻に間に指を伸ばす。
6131:2005/06/05(日) 02:09:38 ID:7dkVYHeV
6/8
みさえは、既に自分の乳首が硬くなり、股間が濡れているのが分っていた。
本当は性的に興奮している自分が恥ずかしかった、だから顔を見られないようにシンゴの後ろへ廻る。
指の先がシンゴのアナルに触れる、そのまま細い指をめり込ませてゆく。
『ほら…!こうするとイイでしょう!?』
「はい、みさえ様!」
『ほら、見てて上げるから、たっぷり出しなさい!!』
「は、はい!」
シンゴのペニスを扱く手が、一層早くなる。
みさえは立ったまま、シンゴのアナルを責めながら、シンゴの背中に顔を預けた。
空いている手で服の上から胸を揉み、そのまま股間に手を滑り込ませる。
(…アッ…私、いっぱい…濡れてる…)
陰毛の下の包皮に包まれた、小さな肉芽を探し当てて、指の先で弄った。
みさえの呻き声が熱い息と共に、シンゴの背中にかかる。
それを感じ、更にシンゴのペニスは硬さを増してゆく。
二人の荒い呼吸がシンクロした時、同時に絶頂がやって来た。
みさえとシンゴは立っていられなくなり、その場に座り込む。
『ど、どうこんなもんで…』
「はい…あ、ありがとうございました…」
みさえはタンスの上に置いてあったティッシュペーパーを数枚取り、折ってシンゴのザーメンを拭き取ってゆく。
「あっ、僕自分でやります…!」
『いいからいいから…!』
「みさえさん…優しいんですね…?」
『そう…あっ!こうゆうのもやらせた方がいい?ほら、お舐め!とかって!?』
みさえは、また数枚取り出し、自分の顔に掛かったザーメンを拭き取っている。
6141:2005/06/05(日) 02:11:23 ID:7dkVYHeV
7/8
「あ…どちらでも…ハハハ…!」
シンゴがみさえを見て笑った、みさえも照れを隠すように一緒に笑った。

翌日からひまわりが昼寝中で、しんのすけが遊びに出た時にシンゴがこっそり尋ねて来るようになった。
シンゴは色々とグッズを持参し、みさえはそれを手に取って、感心しながら聞き入っている。
下でひまわりが寝ているのを確認してから、早速プレイを始める。
今日は、みさえが本格的なボンデージの衣装に身を包み、シンゴがマスクを付けて馬になっている。
『ほら、しっかり歩きなさい!』
「はい、みさえ様!」
部屋の中をグルグルとみさえを乗せて、馬になったシンゴが廻る。
黒革のミドルグローブを、身に着けたみさえの振るう鞭が、シンゴの尻を打つ。
みさえの放つ鞭は、四つん這いのシンゴの股間から、垂れ下がったペニスを左右から軽く叩いている。
何度、叩かれてもみさえが許すまで射精はさせてもらえない。
みさえの股間に顔を埋め、濃い陰毛の下にある肉芽を舐め上げる。
みさえが満足するとやっと、オナニーと云う形で射精が許可された。
時には二階のベランダで寝ているシンゴの顔に、みさえが跨って放尿する。
シンゴはそれをこぼさず飲まなければならなかった。

数日間は二人のプレイも上手くいったが、ある日しんのすけが予定外に早く帰って来た日があった。
二階の部屋での、みさえの出す罵声に怯えるしんのすけとひまわりを見て、みさえは直ぐに決心した。
『本当にごめんなさいね…子供達が怖がっちゃって…』
「仕方ないですよ…みさえさんの家庭を壊す訳にはいかないですから!」
『…うん…』
「それじゃあ…今までありがとうございました!みさえさん最高でしたよ!」
6151:2005/06/05(日) 02:12:34 ID:7dkVYHeV
8/8
玄関先で笑って別れた後、みさえは居間でひまわりをあやしながら、ここ数日間の事を考えていた。
女王様のプレイには慣れて来たが、やはり照れは隠せないし、そもそも矛盾を感じ始めていた。
『やっぱり…私は責められる方が…好き…』
「…ッタ?」
一点を見つめてボーっとしていたみさえを、ひまわりが覗き込む。
みさえは我に帰り、真っ赤に顔になりながらひまわりの手を取って、またあやし始めた。
『何でもないのよ〜ひ〜まちゃん!!』
暫くすると、玄関のチャイムが鳴った、みさえは立ち上がり玄関へ向かう、覗き窓を見るが、誰もいない。
『やぁ〜ねえ〜悪戯かしら?』
ドアを閉めようとした瞬間、表の塀から誰かが覗いているのに気付いた。
よく見ると、メガネを掛けた若い女性が恥ずかしそうに立っている。
『あの…ウチに何か御用ですか?』
「はははい…あのぅ…」
少し小柄だが、着ている服の上からも、豊満な身体つきなのが分る。
女性はもじもじしながら、真っ赤な顔になって下を向いていた。
「あのぅ…あのぅ…」
意を決したかのように顔を上げた女性は、いきなりみさえに抱き付いて来た、二人は玄関の床に転ぶ。
『ななな、何!?何ですかアナタは!?』
「わ、私…一週間前にアクションデパートで…お子様を叱るみさえさんを見かけまして…」
『…はぁ?』
「その…私、レズでマゾなんです!どうか私を虐めて下さい!!」
みさえの目が点になる、女性はキスしようと唇を突き出して、顔を近づけて来る。

『か、か、かんべんしてよぉぉぉ〜〜〜!!!』

-おわり-
6161:2005/06/05(日) 02:19:21 ID:7dkVYHeV
終わり〜っと!
次はつばき!鬼畜なし!
んで、まつざか先生の話と…みさえの出会い系だっけ?
あと書いてない話は…あったかな?ミニスカネタ?
順番前後の可能性有り!
617名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 11:05:14 ID:GrVBRMfK
みさえの不倫モノで。和姦和姦
618名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 11:57:11 ID:pCQLiBcc
ガンガレ
619名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 14:24:10 ID:T6jBVVCr
>>616
攻めるみさえも新鮮でイイ!
こういうコメディタッチの作品って好きです
次のつばきちゃんも期待してます!
6201:2005/06/06(月) 02:12:33 ID:BtzAAr0+
つばきの世界
1/8
見渡す限り何も無い荒野の真ん中に、ジャスティス邸が聳え立つ。
街外れの、住人達が立ち入る事の出来ない場所の丁度、入り口にある。
一階には数人の手下達が住み、豪華な内装が施された二階にはジャスティスが一人で暮らす。
時間帯によっては、ジャスティスは一人ではない、街から通うつばきと言う名の少女が一人いた。
室内の掃除や洗濯を含め、ジャスティスの身の回りの世話をしている。
食料は手下達が街から馬車で運ぶ、その馬車に乗ってジャスティス邸へ向かう。
時の動かないこの世界に、いつから居るのかは、もうつばき自身も覚えていない。
つばきはジャスティスに虐待されている訳ではない、手下にもそれは徹底されている。
しかし、いつも監視の目が光っていた、それは野原家がこの世界に来てから一層強化された。
ジャスティスの、つばきに対する執拗なまでの執着は、一部の手下だけが知っていた。
つばきはどんなに重い物を持たされても、ずっと同じ作業をさせられても我慢する事が出来る。
ただ、どうしても嫌な仕事が一つだけあった、それはジャスティスの体を洗わされる事だった。

ジャスティスが服を脱ぎ、バスタブに向かう、つばきはそれを拾い集めて、籠の中へ入れてゆく。
それが終わると、バスタブの横に立ち指示を待つ。
泡の風呂に塗れたジャスティスが顎をしゃくると、頬を染めたつばきが穿いている下着を脱ぐ。
そのまま、ジャスティスの手が届く場所まで行って足を拡げる。
ジャスティスは卑猥な笑みを浮かべ、指を伸ばし、つばきの体で一番敏感な部分に触れた。
『ン…アッ…!』
二本の指を巧みに使い、硬くしこり始めた肉芽を撫で上げてゆく。
「……フン…!」
着ている服の裾を両手で掴み、下半身を晒しながらも、つばきは顔を背け必死に声を押し殺す。
『イ…ヤァ…ハァ…アァ…』
6211:2005/06/06(月) 02:14:20 ID:BtzAAr0+
2/8
つばきの額を玉のような汗が幾筋も流れる。
ジャスティスは一層凶暴な表情に変わり、中指をまだ誰も受け入れた事の無いつばきの肉穴に差し込む。
『ン…ン…アァ…』
強引に押し込む事はせず、指の先が当たった所で、また引き抜く。
肉芽と肉穴への愛撫は、つばきが絶頂を迎えたところで終わりとなる。
息使いも荒く、股間から透明な粘液を垂れ流しながら、つばきは下着を掴んで浴室を出る。
バスタオルを持ち、正座したままジャスティスを待つ。
やがてジャスティスが出て来ると、つばきはバスタオルを掛け、一心不乱に体を拭く。
ジャスティスは、自分の足をつばきの正座した膝の上に無遠慮に乗せた。
つばきは乗せられた足を急いで拭いてゆく、その時、嫌でもジャスティスの赤黒い肉棒が目に入る。
それはつばきの動作に併せて、股間でブラブラと揺れていて、そこも丹念にタオルで拭き取らなければならない。
ジャスティスはいつもニヤニヤしながら、つばきの反応を楽しむ。
つばきは目を合わせないように、手早く拭き取ると、ジャスティスの肩にガウンを掛けた。
そのまま自室へ戻るジャスティスに頭を下げ、バスタブの栓を抜き、汚れた湯を捨てる。
それからやっと自分の家へ帰る事が出来た、先の行為を思い出し、まだ体が火照っていた。

一日の仕事を終えて、つばきが部屋へ戻る。
『ふぅ…』
そのままベッドに転がり込む、じっと天井から下がっているランプの明かりを見つめている。
ジャスティスにされた事に、嫌悪を覚えながらも、それが齎す快感に抗えない自分がいた。
このままジャスティスの慰み者になるのも嫌だった、つばきの頭の中を色々な考えがぐるぐると回っている。
簡単な食事を摂り、部屋の奥へ行って風呂を沸かし入る。
ランプの明かりを消し目を閉じる、外は音一つしない、つばきにあるのは闇だけだった。
その頭の奥の闇の片隅に、ぼうっと柔らかな優しい光が現れる。
6221:2005/06/06(月) 02:17:36 ID:BtzAAr0+
3/8
それは少し前に、この世界へ一家でやって来た男の子。
身寄りの無い自分に、懐いて慕ってくれる年下の男の子。
話しかけると満面の笑みを浮かべながら、元の世界の事を一生懸命話してくれる男の子。
通りの端で自分を見つけると、息を切らせて駆け寄って来る男の子。
名前は野原しんのすけ、埼玉の春日部と云う所に住んでいたらしい。
つばきの心の中で引っ掛かる言葉…埼玉…春日部…ずっと考えると頭が割れるように痛くなる。
それを忘れるように、いつも指を使って、いけないとは思ってもしてしまう事があった。
『し…ん…ちゃん…』
数時間前までジャスティスがした事を、自分の指を使ってしている。
あんなに自分を慕ってくれる男の子の事を思い浮かべて、自分で自分を慰めてゆく。
いつもしんのすけには済まないと思っている。
しかし、これをしないと、頭の中がぐるぐる回って手が付けられなくなる。
右手で潤み始めた秘所を撫で上げ、左手で膨らみ始めた小さな乳房を揉む。
この快感だけが、訳の分らないこの世界で、つばきがつばきで居られる証かもしれなかった。
つばきは、薄い毛布で体を包み、海老のように背を丸めて、快楽だけを追う。
息も荒く、触れている指が蕩けるほど、何度も肉芽を擦り上げる。
『ア…ン…フゥ…ハア、アッ…』
静まり返った部屋の中に、つばきの発する小さな喘ぎ声だけが響く。
小さな乳首は、これ以上はないくらいに硬くなっていた。
指で擦り上げると、体に痺れが走るほど気持ちがいい。
やがてつばきは絶頂に包まれる、頭の中が真っ白になり、体が浮くような感覚が支配してゆく。
足の指は、何かをギュッと掴むかのように力が入り、体を何度も痙攣させ、目をきつく閉じる。
暫くしてからやっと体の力が抜け、手足を投げ出す、ボーっと天井を見ながら、再び眠りに付く。
(………わたし……悪い娘だ……)
6231:2005/06/06(月) 19:30:20 ID:spL75AjY
4/8
太陽が動かないこの世界では、昼夜は唐突に切り替わる。
真上に上がった太陽の下で、住民は起きて仕事に出かける。
つばきも馬車に揺られながら、ジャスティス邸に向かう。
ただ、この日はいつもとは様子が違っていた。
住民が続々と街の広場に集まっている、反ジャスティスの集会が開かれようとしていた。
その中にしんのすけもいる、つばきはこっそり馬車を降りた。
直ぐにシェリフの一派がやって来て、鎮圧に掛かかる。
つばきは、やっとこの世界から抜け出せると思った、躊躇う事無く場所を教える。
逃げ惑う住民の中で、野原家と別の数人の男達が汽車を動かし、封印の場所へ向かった。
数々の妨害を突破して、とうとう封印を解くことに成功した。
つばきとしんのすけは宙に浮かびながら光り輝く三つの封印を見つめている。
しんのすけと一緒に現実世界へ帰る約束をしたが、それを守る事が出来なかった。
つばき一人だけが、しんのすけ達が映画に引きずり込まれた春日部座にはいない。
気が付くとつばきは、見覚えのある小さな庭に、一人ぽつんと立っていた。
そこはつばきより小さな子供達が何人も暮らしている。
周りを見渡しながら、立ち尽くすつばきの記憶に小さな衝撃が走った。
親を事故で失ったつばきが、そこにいる理由を次々と思い出す。
涙が頬を伝いこぼれ落ちる、自分だけが生き残った事。
互いに身寄りの無い両親だった為、ここへ来る事になった事。
事故の直後に車から這い出し、雨の中、成す統べなく立ち尽くすつばきがいた。
薄れゆく家族の記憶、消してしまいたい事故の記憶、一瞬にして壊れたそれまでの楽しい生活。
断片的に現れた記憶は、徐々に繋がり、一本の映画のようになった。
愕然としながら、その場に膝を落とす、つばきを現実と云う名の闇が覆う。
(そうだ…わたし…ここで暮らしてたんだ…)
6241:2005/06/06(月) 19:31:42 ID:spL75AjY
5/8
全てを思い出したつばきは立ち上がり、自分の部屋へ向かう。
途中、何人かに声を掛けられたが、答えないまま部屋の扉を閉める、ベッドに横たわり、今までの生活を思い出してみた。
ジャスティスの映画に引き込まれた理由は分らない、時間はほとんど経っていない。
引き込まれる直前に、何かの映画を観ていた気がする。
その中に出て来た男が、指で自分を誘う仕草をした、そこからは映画の中だった。
頭の中がぐるぐると回り始める、映画の中の時と違い、少し気分が悪くなってきた。
まだ陽が昇っていないにも関わらず、部屋の中は薄暗い。
虚ろな表情のまま、指を股間に伸ばす、そのまま下着の中に滑り込ませ、薄い陰毛を弄る。
『ン…アッ…アァ…』
指は全てを心得ていたかのように、ゆっくりと包皮を捲り、小さな肉芽を剥き出しにした。
細い指の腹や爪の先で突付いたりしていると、直ぐに体の奥から痺れが来る。
埃っぽい毛布が痙攣する体に巻き付く、小さな口だけを呼吸の為に出す。
そっと指の先を潤んだ秘所に挿入してみる、粘膜は指をするりと飲み込んだ。
そのまま出し入れを続けた、快感の波が湧き上がり、頭の天辺からつま先まで駆け抜ける。
指に反応して溢れた粘液は割れ目を伝い、後ろの穴をも濡らしてゆく。
最大に勃起した肉芽を何度も突付き、挿入した指を捏ねくり回す。
荒くなる呼吸の中で、ジンジンと痺れにも似た感覚が襲う。
口をパクつかせて、呼吸を整えようとするが、快感がそれを邪魔する。
大きなうねりに飲み込まれ、映画の中でしていた時と同じように、絶頂を迎えた。
『アアアア…イッ…アァッ…!』
ばたりと手足を投げ出し、体を包む快感と一体となった。

薄暗い部屋の中、ぼんやりと天井を見つめていると、視界が急に滲んで見えなくなった。
つばきは涙を流していた、片手を乗せて瞳を押さえるが、そのまま両手で顔を覆い、大声を上げて泣き出した。
6251:2005/06/06(月) 22:10:54 ID:spL75AjY
6/8
子供のように泣き叫んだ後、つばきは涙を拭い、体を起こした。
もう一度、手で涙を拭ってから、着ている服を脱いで、新しい服に着替える。
急いで部屋を出て、通路を玄関へ向けて走った。
つばきを心配して部屋へ行こうとした同室の女の子に、外出する事を告げ、外へ出る。
心の中に湧き上がる衝動を抑える事が出来なかった、しんのすけに逢いたい、優しい野原家の人達に逢いたい。
一緒の場所には帰って来れなかったけど、そんな事は今は関係なかった。
(しんちゃん…しんちゃん…!)
あちらの世界での、しんのすけの話を必死に思い出す、走り続けてやっと春日部の商店街に着いた。
通っている幼稚園の名前や、よく遊ぶ公園の名前を思い出そうとするが、中々思い出せない。
勢い余って、目の前の八百屋に駆け込む。
『あ…はぁ…はぁ…あの…し、しんのすけ…野原しんのすけ君の家をご存知ですか!?』
「うわっ!びっくりした…!しんのすけって…しんちゃんの事かい?」
いきなり入って来たつばきに驚きながらも、店の主人が答える。
つばきは手を膝に当てて、呼吸を整える。
「坊主頭で…眉毛が太くて…目がくりくり〜っと…?」
『そ、そうです…お願いです!私にしんちゃんの家を教えて下さい!』
「なら…今から配達に出るけど…一緒に乗っていくかい?」
『…はい!』
つばきを乗せた八百屋の軽トラックは、路地を何度か曲がり、野原家の前で停まった。
「ちょっと待っててな、先に野菜運んじゃうから」
八百屋の主人が野菜を玄関まで運び、帽子を取って挨拶している。
つばきを指差して、何かを話している、つばきは軽トラックの横で立って待っていた。
直ぐにみさえが玄関から出て来た、驚きながらつばきを見ている。
「つ、つばきちゃん…」
6261:2005/06/07(火) 00:15:47 ID:kf9Mwqdh
7/8
みさえは驚いたまま、立ち尽くしていたが、つばきに駆け寄り、肩に手を回す。
「と、とにかく…入って!入って!」
居間に通されたつばきに、みさえが台所からジュースの入ったグラスを持ってくる。
つばきは、ひまわりをあやしながら、みさえの方に向き直った。
「つばきちゃんも帰って来れたのね〜よかった〜!」
つばきは力無く微笑みながら、視線を目の前のテーブルに移す。
『私だけ…みんなと違うから………あの…ところでしんちゃんは…?』
「あの子…暫く元気が無かったんだけど、さっき友達が呼びに来て…たぶん公園で遊んでるわ」
『そうですか…』
「もうすぐ帰って来るわよ…ここで待ってれば!?」
それからみさえとつばきは、映画の中の世界の話や今のつばきの近況等、色々な事を話した。
つばきの両親の話になると、みさえは声を詰まらせて泣き出してしまう事もあった。
話が一段落した頃、玄関のドアを開ける音がした、いつもの元気な帰り方ではない。
落ち込んだしんのすけが、居間に入って来る、みさえはニヤニヤしながらしんのすけを見ている。
「どしたの、かあちゃん…?」
「しんちゃんにお客さん…ふふふ!」
みさえが寝室の襖を開けると、にっこり笑ったつばきが立っていた。
しんのすけの円らな瞳が大きく見開かれる、直ぐに大粒の涙が溢れ出し、真んまるの頬を伝い、床に零れ落ちる。
「つ、つばきちゃーーーん!!!」
しんのすけが走り出しつばきに抱き付く、つばきもしゃがんでしんのすけを力いっぱい抱きしめた。
大声を上げて泣きじゃくるしんのすけと、涙を浮かべながら宥めるつばきを見て、みさえも貰い泣きしていた。
「どうして…どうして一緒に帰ってくれなかったのさーー!!」
『ごめんね…ごめんね、しんちゃん……ただいま…私…帰って来たよ…!』
しんのすけの返事は言葉にならなかった、涙と鼻水で顔中ぐしゃぐしゃになっている。
6271:2005/06/07(火) 00:21:10 ID:kf9Mwqdh
8/8
あれからつばきは暇をみては、野原家に遊びに行っていた。
二人の子供達も懐き、ヒロシも残業を切り上げ、早めに家へ帰って来る。
半年程過ぎたある晩に、子供達を寝かし付けた後、みさえがヒロシを居間へ呼んだ。
「あなた…!大切な話があるの…」
「何だよ…どうしたんだよ…?」
「つばきちゃんの事で…あの子をうちで引き取りたいんだけど…!」
「おい…それってつまり…」
「養子縁組をして、うちの子にしたいって言ってるの…!お願い…!賛成して下さい!」
真剣な表情のみさえは静かに手を付いて、ヒロシに頭を下げた。
ヒロシは頭を掻きながら、みさえの方を見ている、やがて腕組みをして真剣に考えだした。
「よし!明日さっそく手続きしに行こう!考えてみれば戻って来れたのは、つばきちゃんのお陰だしな!
最初から娘が一人いたと思えばいいんだよ!」
みさえの顔がパッと明るくなった、ヒロシに飛び付きキスの雨を降らせる。
「ありがとう…あなた…ところで扶養家族が一人増えるから、あなたのお小遣い半分カットね…!」
「ええええーーーー!!そんな〜〜!!唯でさえ少ないのに…」
手続きはスムーズに行われ、つばきは大きな鞄一つ持って、野原家へやって来た。
ぎこちないながらも、みさえの家事を手伝ったり、ひまわりをあやしたり、一緒に買物に出掛けたりする。
新しい家族を迎え、野原家は幸せなムードに包まれていた。
二階の道路側の部屋がつばきの部屋になった、しんのすけは夜はつばきと一緒に眠る。
つばきの胸に、抱きつきながら眠るしんのすけの頭を撫でながら、安らいだ気持ちでつばきも眠りに付く事が出来た。

よく晴れた日の昼下がり、庭でつばきとしんのすけとひまわりがシロと遊んでいる。
「つばきー!ちょっと手伝ってー!!」
『は〜い、お母さん!』
台所でみさえがつばきを呼ぶ、つばきは立ち上がり、台所へ向かう。
歩きながらつばきは考えた、今は兄弟だけど、将来本当にしんのすけと結婚するかもしれない。
心の底から、そうなったら本当に嬉しいと思う。
太陽が動いて時を刻む、つばきの心の闇を溶かしてゆくように。

-おわり-
6281:2005/06/07(火) 00:26:50 ID:kf9Mwqdh
願望を込めて書いてみたりする…つばきチャンのファンの方スマソ!
次は…梅さんね!
629名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 01:14:33 ID:D7n39dvq
神GJ!
迂闊にも泣けたよ…
630名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 21:20:22 ID:1LKsfB+F
養子と結婚って可能なのかね
6311:2005/06/07(火) 21:53:28 ID:3VGzOowr
一旦籍を抜けば可能かと…
632名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 22:00:05 ID:P6V+qwqe
それじゃ実の妹とも可能じゃね?
633名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 22:52:35 ID:kNelNf7w
>>632
この場合の籍を抜く→養子縁組を解消するって事じゃないの?
634名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 23:56:21 ID:P6V+qwqe
戸籍上で勘当してから結婚なんてどうよ
635名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 00:41:53 ID:f1FyislJ
訳わからんw
636名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 17:15:22 ID:kCu8IV/H
訳分からんがこれだけは言える。




1乙。
637名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 11:14:35 ID:WF1056zo
つばきタンが幸せになってよかった.・゜・(ノД`)・゜・。
638名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 14:53:07 ID:pv6WTvRM
>>1さん乙〜
次はみさえキボンの方、挙手!
639名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 16:01:34 ID:EOX7Agzu
(´-`).。oO(・・・・・・・・・) 
640名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 18:17:47 ID:la9v6smY
>次はみさえキボンの方、挙手!

(゚∀゚)ノ はーい!はーい!
641名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 18:55:29 ID:Rk/5SN/f
>>638

俺も!俺も!
642名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 21:26:28 ID:qNdfrrsk
俺漏れ漏れ
643名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 23:03:51 ID:I4OlMFNp
個人的には鬼畜じゃない方がいいな
温泉がまだのようなので、そろそろどうでしょう?
644名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 23:27:25 ID:NfzcNKI8
温泉?
6451:2005/06/16(木) 01:50:33 ID:72z5MLqt
久しぶりに来てみればw
次はまつざか先生の話ですよ〜!
その次がみさえが出会い系(今更ですが)にハマる話で
646名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 03:10:06 ID:O4gfjv3j
1さんいつも楽しく拝見してます。乙っす。

昨日昔録った「クレヨンホラー劇場 呪いのフランス人形だぞ」
っつー話を見たんだけど、夢にうなされるみさえの声がやけにエロくて
グッときました(*´∀`)
昔のクレしんは話の端々に隠しエロ要素(夫婦生活ネタやエロアングル等)
があって、生々しい生活臭を感じられてイイ具合です。
ちなみにこの時の「クレヨンホラー劇場」(1回3話分)は全部ギャグ抜きで、
リアル幼稚園児が見たらマジ泣き出しそうなおっかなさでした。
647名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 09:03:07 ID:KD2qOXen
>>646
確かにあの話のみさえの声はエロいですね。
まつざか先生の話も怖いし!
648名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 14:14:57 ID:IAcs6D9t
ここは7対3でみさえ派が多いな
前スレがそうだったように、みさえが好きなヤシって以外にいるんだな〜!
649646:2005/06/16(木) 20:07:56 ID:FBnKonvq
>>647
そうなんですよ、メシ食いながらボーっと見てたんだけど、
みさえがいきなりハアハア言い出したんで何事かと思いました。
まつざか先生の話も「追い込まれる感」がいい味出してました。

>>648
みさえの醸し出す「主婦な感じ(?)」がタマランのです!
でも、まつざか先生の気の強いところも良いんだよね(*´ω`*)
6501:2005/06/17(金) 01:51:22 ID:1RyB1BBA
虐められる先生
1/8
原因はちょっとした浮気心だった、大体自分を放ったらかしにして帰って来ない徳郎が悪い。
一人で待つ寂しさに耐え切れず、ついつい居酒屋で知り合った渋めの中年男性と関係を持ってしまった。
元々セックスに対して、旺盛な性欲を誇る梅は毎晩自分を慰めていた。
酔っていたとは云え、誘いにふらふらと乗ってしまい、徳郎に合わせる顔が無い。
関係は一度きりにしようと思い、相手からの電話やメールにも応答しなかった。
その内、連絡が無くなって、ホッとしていたが、相手はまだまだ諦めていなかった。

勤めている幼稚園へ、梅宛に一通の封筒が届いた。
差出人の名前や住所には、身に覚えが無い、職員室で封を開けて、梅は一瞬にして凍りついた。
中には数枚の写真、全部裸の自分が写っている。
ベッドの縁に座った相手の男性に、正座した梅がフェラをしている写真があった。
長い髪を鬱陶しそうに、手で掻き分けながら、目を瞑って頬を窄めて肉棒に吸い付いている。
封筒を慌てて机の引き出しの奥にしまい、勢いよく閉めた。
向かいの席に座る同僚の石坂みどりが、心配そうに顔を覗き込む。
「まつざか先生…顔色悪いわよ…大丈夫?」
『な、な、何でもないわ!ちょっと疲れただけよ!』
梅は真っ青になって慌てて否定した、園長も梅を心配そうに見ている。
「まつざか先生…ちゃんと食事は摂ってますか?カップラーメンばかりじゃ、体を壊しますよ!?」
『園長、ご心配なく…オホ、オホホホ…!さあ…午後の用意を〜』
立ち上がって外へ出る、園児達がサッカーや鬼ごっこをして、それぞれ遊んでいた。
(あんなの…いつ撮ったのよ…あのオヤジめー!)
腕組みをしながら、行ったり来たりして考え込む。
いい案など浮かぶはずも無い、言い知れぬ恐怖と不安だけが、梅を取り巻いていた。
6511:2005/06/17(金) 01:53:23 ID:1RyB1BBA
2/8
仕事を終えて部屋へ帰ると、梅は早速、例の中年男に電話を入れた。
『ちょっと…どう言うつもりよ!』
「どうって…君が連絡くれないからさ〜」
『写真の事を言ってるのよ、これって犯罪よ!?』
「あれ…そんな事言っていいの?今度は園長先生に送るよ?」
『止めてよ!…何が目的なの?お金なら無いわよ…!』
「目的…?話が早いね……じゃあさ………」
男の申し出に、梅の顔が見る見る青褪めてゆく、電話を切り、その場に力無く座り込む。
頭の中を整理しようとするが、上手くまとめる事が出来ない。
摂り合えずは男の言いなりになるしかなかった。
それは気の強い梅にとって、屈辱以外の何ものでもない。

翌日、梅は幼稚園での昼食を終え、携帯を持っていそいそとトイレへ向かう。
辺りを見渡し、一番奥の個室へ入る、鍵を掛け深呼吸をして便座に座る。
そっと穿いているジャージのズボンを下ろし、カメラを構え、その瞬間を待った。
やがてチョロチョロと云う音と共に、黄色い飛沫が股間から迸る。
それを携帯電話のカメラの撮影用のフレームが追う、梅は上手く中心に合わせてシャッターを押す。
撮影時に音が出てしまい、少し焦ったが、何とか終えることが出来た。
携帯電話をポケットにしまい、急いで手を洗う。
(私…何してるんだか…)
男の出した条件、いや命令は、梅の放尿写真をメールで送る事だった。
しかも必ず幼稚園で撮影するように、命令されていた。
手に付いた水を払いながら、タオルで拭こうと振り返った瞬間、梅は凍りつく。
同僚のよしながみどりが、呆れた表情で腕組みをしながら、壁に寄りかかっている。
6521:2005/06/17(金) 01:54:38 ID:1RyB1BBA
3/8
『な、な、何よ!?』
みどりは軽蔑の眼差しを梅に注ぎ、顔を傾けてへらへら笑っている。
「…何…してたの?いえ、何を撮ってたの?まつざか先生?」
『な、何もしてないわよ!』
「へえ〜シャッターの音、外まで聞こえてたわよ〜」
梅はぎくりとした表情を浮かべたが、それでも精一杯言い返す。
『い、いいでしょう?別に!放っておいてよ!』
「園児達に言っちゃおうかな〜まつざか先生は、オシッコしてるところを写真に撮るのが好きなのよ〜って…!」
『止めてよ!わ、私だって好きでしてる訳じゃ…』
最後は言葉にならない、大粒の涙が頬を伝いこぼれ落ちる。
梅は顔に手を当てて泣き出す、みどりはやれやれと云う表情で首を振った。
「話し聞くわ…」
梅は、全ての経緯をみどりに話した、みどりは黙って聞き、最後には梅を励ました。
「私に言い案があるの…ちょっと耳貸して…」
梅に耳打ちしながら、自信満々にみどりは頷く、梅は涙を滲ませ、みどりに抱き付く。
『よしなが先生…ありがとう…!』
「よしよし…もう大丈夫…」
梅の頭を撫でながら、みどりは意地悪くニヤリと笑った。

作戦は完全に成功した、ヤクザに扮した園長が、のこのこ出て来た男を脅し写真を取り返す。
ついでとばかりに、メガネを外した上尾先生が、男を罵る。
勿論、二人には写真に映っているのは、梅の裸だとは教えていない。
逃げ去った男が持っていた大きい封筒を掴み、みどりは努めて明るく二人を労う。
そして密かに写真を自分の部屋へ持ち帰り、ニヤニヤしながら眺めた。
6531:2005/06/17(金) 01:56:03 ID:1RyB1BBA
>>646
あれよく放映しましたよね!?多分泣いた子が沢山いたろうな〜!

と言う訳で、まつざか先生です、続きは明日の夜に。
654名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 05:55:30 ID:pUNqGkDh
続きを期待しつつsageます
655名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 12:00:51 ID:ZOHfOPei
だったら「クレヨンしんちゃん」をお笑い芸人ヒロシのセリフを語れば
野原ひろしがやったら最高だよ
6561:2005/06/17(金) 18:01:38 ID:qVcRgswF
誤爆?

6571:2005/06/17(金) 18:02:28 ID:qVcRgswF
4/8
翌日、出勤した梅をみどりが講堂のステージの脇の、用具庫に呼び出した。
中には運動会の玉入れで使う籠やマットがしまってある。
『ねえ…写真はどうなったの…?』
「その前に何か言う事あるでしょ?」
みどりの冷ややかな視線の意味が分らず、梅は狼狽した。
『き、昨日はどうもありがとう…』
「違うでしょ〜?」
意地悪に笑うみどりに対し、梅は嫌な予感に襲われた。
それでも、お礼を言う以外に言葉が出て来ない、手を出した梅に男の持っていた封筒が渡される。
しかし、中には何も入っていなかった、梅はみどりを見て問い詰めた。
『写真は…?』
「ないわ!私が持ってて、しかも他の場所に隠したの…!」
『ど、どうして…?どうしてそんな事するの?』
「何でかな〜昨日ね、まつざか先生の責められてる姿を見て興奮しちゃった〜!」
『そんな…お願い!写真を返して…!』
「彼氏が海外行ってていないからって、浮気しちゃダメでしょ〜!?」
『それは……ねえ…今までの事は謝るから…写真を…』
みどりはニヤつきながら、狼狽している梅を楽しそうに見ている。
「シャツを上まで捲くりなさい」
突然、真剣な表情になったみどりが、梅に命令する。
その目は、今までのみどりのものではなかった、冷酷で非常な視線だった。
『ねえ…ふざけないで…アッ…!』
みどりの手が梅の頬を打つ、梅の目に涙が滲んだ。
直ぐに睨み返すが、梅は前以上に冷たいみどりの視線に晒される。
6581:2005/06/17(金) 18:03:22 ID:qVcRgswF
5/8
「早く!」
逆らえない梅は、着ているシャツの裾を掴んでゆっくりと巻くってゆく。
無駄な肉の無い白い腹に続いて、淡い黄色のブラジャーが現れる。
顔を赤らめて屈辱に耐える梅、目をぎらつかせて、他人を支配する快感に酔うみどりの姿があった。
「それも巻くって!」
『よしなが先生…こんな事…』
「いいから早く!」
一緒に風呂に入っている訳でもないのに、同性の前で肌を晒す事には、例えようの無い恥ずかしさが伴う。
諦めたようにブラジャーの端に手を掛け、上へ捲くると一緒に持ち上げられた白い乳房がゆさりと毀れる。
「松坂先生のオッパイ大きい〜!」
みどりは手を伸ばし乳房を鷲掴みした、梅は顔を赤らめ横を向いている。
ゆっくりと揉み込むが、決してピンク色の先端には触れない。
梅はもどかしく触るみどりの手に物足りなさを感じ始めていた。
(ああ…先っぽを…指で…ん……こんな事…されてるのに……)
そっとみどりを見た梅はドキリとした、みどりがニヤつきながら梅を見ていたからである。
「もっと弄って欲しい?どうなの?」
恥ずかしさの余り、素直に頷けない梅の乳房を、みどりが力を込めて掴む。
「はっきり言いなさい!」
『は、はい!…先端を…乳首を弄って…く、下さい…!』
みどりの指が梅の乳首を擦り始めた、乳房を揉みながら規則正しく乳首を摘み上げる。
梅は唇に力を込めて声を漏らさないようにしている、手で押さえたいがシャツを離す事は出来ない。
「ほんとに形のいいオッパイね〜」
みどりは左の乳首を口に含み、軽く歯を立てて引っ張った。
『アッ…イ…イ…アァ…』
6591:2005/06/17(金) 22:55:33 ID:ORfA7246
6/8
梅の体に快感が走る、もっと歯を立てて乳首を噛んで欲しかった。
(虐められてるのに…どうして…)
不意にみどりの手が、梅のジャージのズボンの中へ滑り込んだ。
みどりの細い指は下着の中の陰毛を掻き分け、あっさりと梅の秘所に到達する。
指が触れた途端、みどりは動きを止めて、梅の反応を伺う。
梅は、意地悪く笑うみどりから視線を逸らす、その視線の先にみどりが顔を持ってくる。
「ねえ…まつざか先生?どうして濡れてるの?」
梅はこれ以上無いくらい顔を真っ赤にしてるが、みどりの質問には答えない。
「もしかして感じてるのかな〜?」
『そ、そんな事…!……アッ!』
再びみどりの指が、梅の陰核付近でもぞもぞと動き出した。
「じゃあ何で濡れているの?」
『…濡れてなんかいないわ!』
「嘘おっしゃい!素直に認めたら?」
そう言ってみどりは指を動かし続け、今度は右の乳首を口に含む。
優しく舌を転がして、ピンと張った乳首を舐め上げた。
梅は言葉を吐き出せずに、顔を背けたまま息を荒くしている。
みどりは中指を立てて、梅の粘液が溢れ出す穴へ滑らせる、梅は必死に声を出すのを我慢した。
女であるが故に、ツボを心得たみどりの責めに屈しまいと、体を強張らせて立っている。
「ほらほら…認めちゃった方がいいよ〜!」
みどりは舌を突き出して、梅の尖った乳首を上下に叩くように舐め上げた。
『………………わ、分ったわよ…お願い…ごにょごにょ…』
「聞こえな〜い!」
『…い、虐めて…お願い…』
6601:2005/06/17(金) 23:44:37 ID:B+dcHYc4
7/8
「いいわよ…じゃあ、ちょっとこっちへ来て!」
梅は倉庫の奥へ連れて行かれた、そこには玉入れの籠が置いてあった。
「ほら…脱いで!脱いだらここへ座って、あっ!足を開いてね!」
梅は着ているものを脱いで、みどりに従った。
「縛ってしてみるのもいいんじゃない?ふふふ…」
みどりは手早く梅をM字にしばり上げると、梅が穿いていた下着を口に捻じ込んだ。
「まつざか先生…いい格好ね…ちょっと待ってて!」
みどりが倉庫を出てゆく、梅はこれからされる事を考えると、身震いが止まらなかった。
しかし、次の瞬間、梅の期待は恐怖へと変わった。
暫くしてみどりは、梅が担任しているばら組の河村と言う名の園児を、連れて戻って来た。
「ほ〜ら河村君…まつざか先生を助けてあげないとね〜」
河村は梅の痴態を見て、目を見開いて驚いている。
梅の顔から汗が噴き出す、顔を背け、これが夢であって欲しいと必死に願った。
「おいで河村君…まつざか先生の体…綺麗でしょ?オッパイも大きくて…ねっ?」
驚いている河村は訳も分らず頷き、梅の肢体を凝視している、それでも、口に数本の髪と共に何かを捻じ込まれ
顔を真っ赤に上気させた梅は、幼児の河村が見てもドキリとするほど、美しかった。
「せ、先生…キレイだ…」
みどりは河村の視線を、梅が一番隠していたい場所へ導く。
「まつざか先生はね…病気に掛かちゃったの…河村君…先生と一緒に直してあげようね?」
河村は梅の秘所を凝視したまま、こくりと頷く。
「じゃあ、まずは説明するわね…ここがオシッコする穴…ここが赤ちゃんが出て来る穴…」
みどりは、梅の秘所を指で左右に拡げ、説明を始めた。
「河村君のママとまつざか先生…どっちがキレイ?」
「…まつざか先生…」
6611
8/8
「…そう…よかったわね…まつざか先生!」
みどりが梅に微笑む、梅は既に泣き出していた、目尻を涙が伝う。
「まつざか先生…泣いてるよ…!」
「大丈夫よ…河村君が優しいから、感激してるのよ!さて…そうそう…これがウンチする穴!」
河村は初めて見る母親以外の女性の体に見とれている。
「あ、忘れてたわ…ここをね弄ってあげると、まつざか先生の体から悪い菌が出て行くのよ…河村君、指で弄ってごらん!」
河村はみどりの言葉を疑う事無く、小さな指で陰核をそっと摘んだ。
梅の体がビクッと跳ね上がる、驚いた河村は手を引っ込めてしまった。
「大丈夫よ!続けて…それとまつざか先生のお顔を見ながら、弄ってごらん!?」
口をポカンと開けた河村が梅の顔を見つめながら、ぎこちない愛撫を梅の陰核に対して続けている。
ざらついた子供の指との間に起こる摩擦が、例えようの無いほど気持ちよく、梅は一気に昇りつめる。
体を何度も震わせて、陰核から脳へ突き抜ける快感を味わう。
呻き声を何度も上げて腰を振る梅を見て、河村は驚きを隠せない。
自分の手にかかる梅が溢れさせた生温かい粘液を、どうしていいか分らないでいた。
「河村君、上手ね〜!まつざか先生の体から悪い菌が出て行ったみたいよ!?」
みどりは、タオルで河村の手に付いた粘液を拭き取り、口外しないように因果を含めて外へ連れて行った。
頭に手を当て、照れながら戻って来て、梅を拘束していたロープを解く。
「ちょっとばかり…いや、かなり悪戯が過ぎたかな?まつざか先生ごめんね〜!」
縛られた後を摩りながら、梅がいきなりみどりに抱き付く。
『あ〜ら…いいのよ…でも…また虐めて…よしなが先生…!』
「ゲッ…!もしかして…癖になっちゃった…?」
照れながら頷く梅を見て、悪戯が過ぎた自分を少しだけ反省するみどりだった。
気付くと、そんなみどりの唇を、梅の熱い唇が塞いでいた。

-おわり-