1 :
名無しさん@ピンキー:
,'⌒⌒ヽ
/ λ W λ i ヽ
く ゝ` ‐´ノ,,ゝ
( .)~==~)つ
レノ人__人!
(/(/
御機嫌いかがですか?NOIRのChloeが
>>2ゲットです・・・・・。
>1 スレを立てるのは私だったのに!私のはずだった!!
>3 スレはあなたを必要とはしていない。それだけ言えば充分でしょう。
>4 これがあなたのレスか。・・・・・なるほど、つまらん。
>5 すべては過去スレ過去ログに記されています。
>6 答えは・・・・・答えは自分で見つけるように。スレ住人はいつもそう言っています。
>7 私が全身義体化サイボーグとして復活し「魔法先生ネギま!」に登場しているのは秘密です。
>8 あなたは、コピペを、貼る。なんの躊躇いもなく、貼る。
>9 あなたはノワールのエロ画像を失ってしまった。だからそんな顔をするんですね・・・・・。
>10 どうして・・・・・・・・・・どうしてッ!?
>11 嘘つきぃッ!!
>12 ・・・・・・・・・・ノワール・・・・・。
>13-1000 私、
>>2ゲットできて幸せです。
とりあえず
詰まらんと言われた…orz
乙
保守
7 :
名無しさん@ピンキー:04/12/27 18:42:30 ID:vgIm5x4+
例え荒氏と言われようともage
\\ 新 ス レ //
\\ ┏┓ ┏━━┓ ┏┓┏┓┏┓┏┓ //
\\ ┏┛┗┓┃ ■ ┃┏━━━━━━━━┓┃┃┃┃┃┃┃┃ //
\\ ┣- -┫┃┏┓┃┗━━━━━━━━┛┃┃┃┃┃┃┃┃ //
\\ ┗┓┏┛┗┛┃┃ ┣┫┣┫┣┫┣┫ //
\\ ┗┛ .┗┛ ┗┛┗┛┗┛┗┛//
〃´ ̄`ヽ .〃´ ̄`ヽ. ,/`´;ヽ /´・nbsp;`ヽ .,--‐--、 ,−v−、 〃´ ̄`ヽ 〃´ ̄`ヽ. ,/`´ ヽ
(;;i!|リ|i!;;;;;i yi;;;;;ノノヽ;;;iy /;;ソノ;;从)yi;从~从;;;i .y(!i!;'"'`i!i)i yi!if'´"`'i!i !;;;;;ノノヽ;;;) i;;;;;ノヽ;;;;;i / ソノノ从)
yソ^ヮ^ リ札ni! ^ヮ^ i!h 从;^ヮ^ノynス^ヮ^nネヽn )j;^ヮ^i(n 从^ヮ^从.|i!l;^ヮ^i n;ソ^ヮ^ スni ^ヮ^j从n
と[ ⊥ | ) ヽ|〈|>;;<|〉|/ ( | ⊥ ]つ ヽ〈|>;;<ゝ|) ヽ《|>;;<|》/. ソ〈|>;;<|〉.ソ!(|⊥]つつY|>;;<|〉/ ヽ《|>;;<|》/
え/_l'iヲ!ゝ え/_l'iヲ!ゝ え/_l'iヲ!ゝ え/_l'iヲ!ゝ. え/_l'iヲ!ゝ え/_l'iヲ!ゝえ/_l'iヲ!ゝとえ/_l'iヲ!ゝえ/_l'iヲ!ゝっ
し' ー´ (ハ) ー' ソ し' ー´ し'ノ し'ノ し'ノ ソ し'
がんがれ。ほっしゅ
>>2 あなたの「対」は何処に行ったの?
私たちは「対」なしには生きていけないの
11 :
白ぱんつきぼん ◆vCBg.Siro. :04/12/27 22:59:21 ID:67SkqdLR
落とすには惜しいスレだ
消させねぇ――――――――!!!!!!
即死防止カキコ。
最近美咲SSを良く見かけるが、キャラがアリスと被ってる希ガス。
個人的に書き分けられる書き手がいれば神認定。
即死したスレにあったSS、だれか転載できないか?
ログ消しちまった。
一応、ログあるんだが……連投規制回避のしかたが分からんorz
16 :
即死回避:04/12/28 00:59:35 ID:o79WFILg
「兄さんの……ばか……」
「音夢ちゃん……」
半分泣きそうに目を潤ませながら、私はそんな言葉をつぶやいた。
朝の登校時間……私とさくらは今、ちょうど学校の目の前に止まるバスに乗っていた。
お客のほとんどが風見学園の生徒で埋め尽くされていて、ほとんど学生専用といえる車内。
その人でごったがえしている車内の一番後ろ……あまり人の目に触れにくい場所に、私達は寄り添うように立っていた。
いつもなら……この隣には兄さんもいて……三人で仲良く話でもしてるはずなのに……。
毎日三人で学園に登校している、私とさくらと兄さん。
しかし、今日はその場に私達ふたりしか一緒に乗っていなかった。
「でも、ボク音夢ちゃんもひどいと思うにゃあ……いきなりあんなことするんだもん」
「う……そ、そりゃあ私だって悪かったとは思うけど?でも……だからって、あんなふうに怒ることないじゃない……」
今朝もいつものように、いつまでたっても部屋から出てこない兄さんを起こしに行ったんだけど。
どうせ、声をかけるくらいじゃ起きるわけがないと思い……私は、その辺に落ちている辞典を手に取り、その寝ている頭にぶつけてあげた。
いつもの兄さんならそんなことをしても、軽い冗談として受け止めてくれると思ったから。
しかし、たまたま今朝の彼はひどく機嫌が悪かったようで、私のことを大声で怒鳴りつけてきたのだ。
口うるさい女だとか、外づらばかりいいとか……女の子が言われたら、間違いなく傷つくような言葉を。
しかも、そこで私も素直に謝っていればよかったのに、ついムキになって言い返してしまった。
その結果……私たちはそのままケンカ別れをして、別々に登校することになってしまったのだ。
「口うるさいのは……全部兄さんのためなのに……」
「元気出して音夢ちゃん、ボクからもお兄ちゃんに謝ってあげる……そうすればきっと……」
「……うん……ありがとうさくら……」
さくらに慰めらて、私の心の不安が少しだけ軽くなったような気がした。
やっぱりこういう時、幼馴染がいてくれると嬉しい。
兄さんのことも私のこともよく分かってくれている、さくらがいてくれれば……きっと仲直りできるよね。
「………きゃ!」
ようやく少し安心できたと思ったとき、何かにふとももを撫でられたような感じを受けて、私はおもわず悲鳴をあげてしまった。
「うにゃ?……どうしたの?」
「う、うん……いま何かが……」
さわさわと撫で回すような感じだった……まさか痴漢?でも……周りには生徒しかいないし。
その正体を確かめるためにグルッと周りを見回すが、たしかに風見学園の生徒しかいない。
ただ……その光景を見て、私はもう一つ気づいたことがあった。
私達の周囲には女の子は一人もおらず、学ランを着ている男子しかいなかったということを。
「うにゅ……なんか、男の子ばっかりだねぇ」
「うん……どうしてこんなに、私達の周りだ……け……ぇ!」
そう口に出した直後、私の体がゾクゾクほどの悪寒に包まれた。
さきほどとは違い、はっきりと「触られている」とわかる感覚……それが体中を駆け巡っていたのだ。
「え……えぇ!な、なに……」
あらゆる方向から伸びてきている手……制服越しの胸を鷲づかみにし、その大きさを確かめるようにグニグニと揉みこんでくる。
おまけに、似たような手つきでパンティごしのお尻までモミモミと揉まれていた。
「へぇ……ちょっと小ぶりだけど、思ったより感触いいじゃん♪」
「お尻はけっこう大きい……このパンティごしのケツ、たまんねぇよ……」
「女の子のわきの下、一度でいいから触ってみたかったんだよねぇ俺♪」
私の周りのあらゆる方向から、知らない男子の下卑た声がしてきた。
5、6人……いや、それ以上はいると思われる彼らの無数の手が、私の胸やお尻、ふとももやわきの下までをもいやらしい手つきで触っていた。
「な、何して……!あ、あなた達……こんなことして、どうなるかわかっているんで……むぅぅ!」
彼らを止めようと大声を出そうとしたが、無常にもその声は口を押さえられた手のひらにかき消される。
「おっと……少し静かにしててよ……」
「お得意の風紀の乱れがどうとかか?風紀委員さんよぉ……」
「普段は割と冷静な朝倉さんも……こんなことされたらやっぱり慌てるんだね♪」
そんなふざけたことを口にしながら、彼らの痴漢行為は更にエスカレートしていく。
上着のボタンが外されてしまい、その隙間から一人の男子の手が差し込まれブラごとその胸を揉まれる。
「んん!……んぅぅぅぅぅ!」
「あぁ……女の子のおっぱいって、こんな感触なんだ」
「お、俺にも触らせろよ!」
「朝倉さん……ずっと憧れてた朝倉さんのおっぱい……ハァハァ」
一人が触りだすと、他の男の子達も次々と手を伸ばしてくる。
二つしかない私の乳房に、いくつもの手のひらが這い回り、めちゃくちゃに揉みしだかれる。
「むぅぅぅ!うぅぅ!うぅ!」
兄さんにすら触られたことのないおっぱいが、男子達のおもちゃにされていく。
私はすぐ近くにいるさくらに助けを求めようと、顔を横に向ける。
「……うぅぅ……ね、音夢ちゃぁん……」
泣きそうな声を出して、助けをこうような目を向けている女の子がそこにいた。
私と同じようにその小さな体を震わせて、別の男子達の痴漢行為を受けている……さくらが。
「近くで見ると、ちっちゃくてほんとに……か、可愛いなぁ」
「さ、さくらたんのおっぱい……ツルツルのぺったんこだ……」
「お尻も小さくて、すごくいい匂いがする……さささくらたんのお尻の匂い……ハァハァハァ」
その子供のように薄い胸が、目を覆いたくなるほど痛そうにグチャグチャと揉まれ、おまけに彼女のお尻に顔をうずめてハァハァと匂いを嗅いでいる男子までいる。
幼い容姿のさくらに群がる彼らは、まさに「そういう性癖」の人たちのようだった。
「うう、やだ……は、離せぇ……ボクに触っていいのはお兄ちゃんだ……け」
口調は反抗的ではあるが、その声にまるで力はなく体もブルブルと震えている。
こんなに多くの男の子に囲まれていたら、いくら気の強いさくらといえども、怯えることしかできないようだった。
「怖がるさくらたんも……か、かわいいなぁ……」
「も、もう我慢できない!……さくらたんのお尻の穴、舐めていいよね?ね?ね?」
お尻に顔を埋めている男子は、そのままさくらの可愛いらしいパンティを一気に膝下まで下ろしてしまった。
そして、目の前にあらわになった小さなお尻をグッと手で割り開き、小さな窄まりをペロペロと舐めまわしはじめる。
「ひゃあ!ダ、ダメぇ、!ダメだよぉ……うにゃあぁぁ……そんなところ舐めるなぁ……」
「ハァハァ……あぁ、さ、さくらたんのお尻の穴……ピ、ピンク色だぁ……ピチャピチャ」
変質者のように興奮した彼は、嫌がるさくらも無視して、そのお尻の穴にむしゃぶりついていた。
肛門のしわ一本一本に舌を這わせ、まるでおいしい物でも食べるように、ピチャピチャと卑猥な音を立てながら……。
「こ、こんなに可愛いさくらたんでも……毎日きたないウンチを、この小さな穴からひねり出してるんだよね……ぼ、僕すごく興奮するよ……ハァハァハァ」
「うぅ……き、きもちわるいよぉ……音夢ちゃんたすけてぇ……」
お尻の穴を舐められ、激しい嫌悪感を感じているさくらが助けを求めるように片手を伸ばしてくる。
大事な幼馴染が凌辱されているのに、黙って見ていられるわけがない。
けど……そのさくらの小さな手を握り返してあげることは、今の私にはできなかった。
「ま、待っててさくら!今……助けてあげるから!」
「おいおい……あっちを気にしてる場合かぁ?」
「おまえも同じようなことされてんだろうが……こうやってよぉ!」
さくらを助けようとよそ見をしていた私の顔が、すぐ隣の男子の手によって乱暴に引き寄せられる。
そして、すぐ目の前にその人の顔が迫ってきたと思った瞬間。
「う!うぅ!むぅぅぅ!……い!……やぁぁ!」
頭をむりやりに引き寄せられ、ピンク色の唇が簡単にその男の子に奪われていた。
兄さんとするはずだった……初めてのキスが。
「へへへ……この初々しい唇……たまんねぇ」
「んぅぅ……ひや、ひやぁ……ひもひわるいぃ……やめへぇ」
キスをしている最中、私の初めての唇は、その人が口から出した舌によって執拗に嘗め回されていた。
まるで、いまさっきさくらのお尻を舐めていた男子の舌のように下品に、汚らしく。
こんな……こんな最低のキスが……私のファーストキスなんて……。
後は頼む!
即死ラインって何レスだったっけ?
30くらい?
30なのか?だとしたら何か書きこまないとな
>>21 音夢の陵辱ものはちょっと・・・
というか滅茶苦茶いやだな〜
叩かれる前に自分で言おう
ああ分かってるよ自分が嫌なら見なきゃいいだけどろと
自分の好みで他人の作品に文句言うな
恋人以前の時期に
一緒の布団で寝ている音夢に悪戯する純一キボン
だってな、あんな美少女が一緒に寝てたら偶然を装ってちょっとぐらい触ったりするだろう
しかもあの格好、音夢が寝ている時に足とか絡ませてきたらそれだけで暴発しそうだ
音夢のファーストキス
音夢の性格を考えると寝ている純一に悪戯というかキスぐらいはしていそうだが
よしこれで30越えたか
例え荒し扱いされようと連続発言がうぜーと思われようとも即死だけは・・・
保守
33 :
旅猫:04/12/28 08:03:19 ID:2KWH/AXW
こんなに人が居たとは・・・・・・・・
ところで再投下はいらないんですかね?
お願いします。
吐く息は白く、頬に当たる風は肌を切るように冷たい。
街路樹は葉を落とし、落ちた葉は風にさらわれ何処かへ舞っていく。
師走の、どこか寂寥とした風景。
けれど街には暖かい光が満ち溢れ、イルミネーションが美しく彩っている。
今日は、クリスマス・イヴ。
初音島唯一の商店街には様々な人々がいる。
はしゃぎまわる子供、それをなんとか宥めようとしている母親。
どこか寂しそうに肩を落として歩いている男性。
これからの予定を楽しそうに話し合っている女学生の団体。
あまり縁のなさそうなお年寄りの夫婦。
しかし、やはり一番目に付くのは肩を寄せ合い歩く恋人たちだろう。
年に一度の特別な日を記憶に刻み付けるかのように,恋人たちは手を繋ぎながらゆっくりと歩いてゆく。
「クリスマス・・・・・ですね・・・・」
私は並んで歩いている恋人にふと、話しかけました。
「ああ・・・・そうだな・・・・・」
恋人、純一さんはゆっくりとうなずく。
時刻は5時を過ぎたところ・・・・でしょうか。
闇は段々と濃くなり、徐々に明かりが灯っていく時間帯です。
学校を終えた私たちは、前日から約束していたようにデートをしました。
デートといっても、いつもと変わらない商店街を当てもなくブラブラと
歩くようなものです。
そんなに代わり映えしない毎日。
けど、私にとっては純一さんと一緒に居る事のできる大切な時間です。
「純一さん・・・・・」
ふと思いついた私は、
「ん?なに?」
「あの・・・・寒くないですか?」
そう言いながら右手を純一さんに向けて差し出しました。
「え?・・・あ、ああ・・・・そうだな」
少し驚いたように、それでもキュッと私の手を握ってくれました。
「珍しいな」
「え?なにがですか?」
少し不思議そうな顔をして純一さんは言います。
「美咲から手を繋いでくるなんて。いつもは俺からなのに」
「そうですね・・・」
やっぱり、今日が特別な日だからでしょうか?
いつもなら切り出しにくいことも、自然に言葉にできました。
「あの・・・・・・」
「どうした?」
「これから行きたいところがあるんですけど、いいですか?」
「ここは・・・・」
私たちの眼下には色とりどりの光を放つ街並みが広がっていました。
桜公園の高台。周りには照明なども無く、かなり薄暗い所です。
すこし遠くに目を向けると、本島の街の明かりも見えます。
「去年・・・頼子に連れてこられた場所です」
手すりに体を預けながら呟きます。
「でも・・・・なんでここに?」
「ただ、なんとなくです。でも・・・強いて上げるなら、とても綺麗で、誰もいないからですね。」
ふぅっ、と吐息をつく。
吐き出された白い呼気は闇に染まった空に吸い込まれていきます。
「純一さん・・・・・」
「どうした?」
何か言いたいことがあるんじゃないのか?
彼の目はそう言っている様でした。
「私・・・・・・・・・変われたでしょうか?」
「去年、ここで頼子に言われたように。外の世界に出て、いろんな物を見て、いろんな人と出会って、いろんなことに挑戦して・・・・」
純一さんは何も答えず、そっと私の肩に手をまわし、自分の方に引き寄せました。
ピッタリと寄り添うことで、少しだけ寒さが和らぎました。
「変われたよ・・・・」
静かに、私に呟きました。
「少なくとも、俺はそう思ってる。」
「そう・・・ですか?」
不安げに見つめる私に優しく微笑みながら続けます。
「あんまり人前でおどおどしなくなったし、できるだけ積極的に物事に関わってるし。
充分変われたと思うよ。」
俺と違ってね。と笑いながら付け足します。
「そう・・・ですか?純一さんも変わったと思いますけど」
「そうかな?」
「はい。なんだか頼もしくなったと思いますよ。」
「んー、そうかな?」
あまり信用してなさそうな顔。
「やっぱり自分じゃわからないなぁ」
「そういうものかもしれませんね。」
ふふっと笑いあう。
「でも」
「え?」
「やっぱり、私があの頃の私から変われたのは純一さんのお陰だと思います。」
「そっか・・・どういたしまして。」
「だから・・・・」
なに?と聞こうとした純一さんに顔を近づけ、そのまま唇を重ねました。
「!?」
「んぅっ・・・・」
私の突然の行動に目を見開いている純一さんの首に手をまわすと、ギュッと抱きつきます。
そのまま、しばらくの間お互いの唇の感触を確かめあっていました。
「んふぅ・・・」
「美咲・・・・・・」
戸惑ったような、けれどどこか嬉しそうな顔。
「純一さん・・・・・」
自分から誘うのはすごく恥ずかしかったけど、
「これから・・・・・・家に行っていいですか?」
大切な人とこの夜を過ごしたいから・・・・
純一さんは何も言わず、優しく私の手を握ってくれました。
40 :
どこかの猫耳:04/12/28 09:41:13 ID:bL/9ApyD
連投が気になるので、続きは夜あたりに。
「・・・・ぁっ」
純一さんは私をベッドに横たえると、覆いかぶさるようにして
唇を重ねました。
「んふぅ・・・」
純一さんの舌が私の唇を割って口内に侵入してきます。
「んんっ、んぅ、ちゅっ、んっ、ちゅぅっ」
ゆっくりとお互いの舌を絡めあうと、それだけで私の頭の中は真っ白に
なっていきます。
「んぅっ、ちゅっ、ちゅっ、ちゅくっ、んちゅっ」
「はむっ、んんっ、ちゅっ、ちゅっ、ぴちゃっ」
舌を絡めながら純一さんの右手が私の胸を包み込み、ゆっくりと形を確かめるかのように
揉みしだいてきました。
「はぅっ、んんぅっ、はぁっ、・・・・・ちゅっ、ぴちゃっ」
「美咲・・・・かわいいよ・・・」
「んんっ、んっ・・・ありがとう・・・・ございます・・・」
「んんぅ・・・はぁっ、んぁぁっ」
「だんだん・・・乳首が勃ってきたよ」
「そ・・・そんなっ、んぅっ!あぁっ!」
だんだん・・・・ショーツが湿ってきているような気がします。
「それじゃ・・・脱がすよ」
42 :
旅猫:04/12/28 10:08:14 ID:2KWH/AXW
「は・・はい」
そのまま服をすべて脱がすのかと思っていると、純一さんは制服ははだけさせたまま、
ショーツだけを抜き取りました。
「なっ、なんで全部脱がさないんですか!?」
少し、じゃなくてかなり驚いて言うと純一さんは
「このほうが美咲の恥ずかしそうな顔がよく見れるから」
意地悪そうな顔で言いました。
「いっ、嫌ですっ、こんなのっ!」
私は顔を真っ赤にして顔を覆ってしまいました。
「だからいいんだよ・・・じゃ、続けるから」
そう言うと、ブラを上にずらし、直に胸をもみしだき始めます。
開いている左手は秘所に伸ばし、ゆっくりと割れ目をなぞっています。
「あぅ!んはぁっ、んんっ、はあぁっ、ああぁっ」
「んぅぁぁ、ふぁっ、はぁっ、あぁっ、ああぁっ」
「ふぁぁぁ、んぁぁあっ、ああぁっ、はあぁぁっ」
嫌がっていた私も、与えられる快感に喉から自然に喘ぎ声が飛び出します。
43 :
旅猫:04/12/28 10:10:30 ID:2KWH/AXW
「やっぱりエッチな子だな、美咲は」
「ちっ、ちがっ・・・」
必死で否定しようと首を振るけど、力が入りません。
「もっと素直にしてやるよ」
そう言うと、キュッと轟を摘み、擦り潰すようにクリトリスを擦り上げます。
「んああああぁぁっ!」
一瞬頭の中が真っ白になり、とてつもない快感と共に、喉から絶叫が迸りました。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁぁ」
「軽くイッちゃったみたいだな」
「はぁ、はぁぁ、はいぃ」
軽くじゃありません・・・・。
満足そうな表情を浮かべた純一さんはベルトを緩めると、固く充血したモノを取り出し、私に聞きました。
「それじゃ美咲、そろそろ・・・いいか?」
「は、はい・・・・」
私の両足を大きく広げさせ、モノを秘所にあてがうと、ゆっくりと腰を押し出してきます。
「んんぅっ・・・」
「相変わらずきついな・・・・」
柔肉を押し広げるように侵入してくる異物を、私の体は排除しようとするかのようにきつく締め上げます。
「くぅっ・・・」
モノの先端がようやく奥に当たりました。
「はぁ、はぁぁ・・・入りましたか?」
「ああ・・・・」
無意識の内に腰がピクッと震えてしまいます。
「あの・・・純一さん・・・・動いて・・・・・・いいですよ」
「大丈夫か?ちょっと苦しそうだったけど」
「はい・・・・というよりもう・・・・・・・・・ガマンできません・・・・・・・・・
純一さんを感じさせてください・・・・・・・」
「ああ、わかった・・・」
44 :
旅猫:04/12/28 10:11:17 ID:2KWH/AXW
ゆっくりとしたピストン運動が始まります。
私を労わるかのように、優しく、できるだけ負担をかけないように。
「んんぅ・・・はぁ、ふぁぁ」
純一さんはゆっくりと私を揺り動かしながら、そっと胸に手を伸ばし、
頭頂部を中心に撫でまわしたり、形を楽しむように揉んだりしています。
「はぅっ、あぁっ、ふあぁっ、はぁんぅ・・・」
「ふぁぅっ、はあぁっ、んんぁっ、あぁぁぁっ」
今度は結合部の上のほうにある突起を人差し指で弾いたり、擦ったりし始めました。
「んんぁっ!あぁっ、はぁぁっ、ふぁぁっ、あああぁぅっ!」
その間に腰の動きもだんだんと激しくなっていきます。
「ふあぁぁぁぁ、はああぁんっ、きゃぁっ、ああぁぁっ!」
二箇所から与えられる快感にだんだんと声のトーンも高くなり、
体の奥がどんどん熱くなっていきます。
「んぁっっ!純一さぁんっ!」
「美咲っ・・・ちょっと、体勢変えるぞっ」
そう言うと、純一さんは仰向けになり、私をその上に馬乗りにさせました。
45 :
旅猫:04/12/28 10:12:20 ID:2KWH/AXW
「は、恥ずかしいですよっ、こんなのっ」
「これなら美咲がコントロールできるだろ?」
「は、はい・・・・・」
慎重に足を踏ん張って体を持ち上げると、モノが抜ける寸前でまた腰を沈める。
最初はゆっくりと、それからだんだんスピードを上げていく。
「んはっ、はあっっ、んぁっ、あぁっ」
「すごく気持ちいいよ、美咲」
「あっ、ありがっ、ああぁっ、はうぁあっ、んんぁぅぁっ」
徐々に速度が上がっていく上下運動によって、私の大きめの胸が、リズミカルに揺れます。
「もっと、もっと下さいっ、ああぁっ、はぁっ、ふぁっっ、ああんぅっ」
「んんぁっ、ああああぁっ、ふぁああああああっ!」
「くぅっ、も、もうっ、イきそうだっ」
純一さんが限界を訴えると共に、下から突き始めました。
「わっ、私もイきそうですぅっ、あんぅぅっ、ああぁぁっ!」
「はぁぁぁぁぁっ!ああんっ、ふぁぁぅっ、ああぁぁっ」
「で、出るっ!」
「んはぁっっ、ああぁっぁぅっ、あっ、あっ、ああぁっ、あああぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!」
ドクッ、ドプッ、ドクッ、ドクッ!
「んぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・」
絶頂、開放感の後、私は純一さんの上に倒れこみ、その逞しい胸板に体を預けました。
46 :
旅猫:04/12/28 10:13:02 ID:2KWH/AXW
「ほんとに送らなくていいのか?」
朝倉家の前。外は当たり前のように深い闇に包まれ、電灯無くしてはまともに歩くこともできないでしょう。
「はい、大丈夫です」
「でも、何かあったら困るし・・・・」
心配そうな顔の純一さん。
「本当に大丈夫ですよ。防犯ブザーだって持ってますし」
私は安心させるように微笑みます。
「そこまで言うのならいいけど・・・・」
やっぱりどこか心配そうです。
「それより、今日はありがとうございました。」
「え?なにが?」
「いろいろな事を・・・・・・です」
「うーん・・・・まぁ、なんていうか・・・どういたしまして」
頭をぽりぽり掻きながら照れているように答えてくれる。
「それじゃ」
「ああ」
そっ、と。
自然な動きでさよならの挨拶を交わした私たちは、お互いに微笑みながら手を振りあう。
今日が終わったとしても、明日がある。
突然には変わらないけれど、少しずつでもいいから変わっていこうと思える。
私は闇に染まった空へ向けて、感謝の言葉を呟いた。
私の大切な人と、また等しく大切な頼子へ。
どこかで、楽しげなクリスマスソングが流れているのが、微かに、聞こえた。
fin
47 :
旅猫:04/12/28 10:21:27 ID:2KWH/AXW
>>猫耳さん ありがとうございました
それにしても改めて読み返してみると展開早いなぁ・・・・・
48 :
どこかの猫耳:04/12/28 22:21:54 ID:bL/9ApyD
>47
あ、申し訳ありません。
展開…まぁ、短編SSですから仕方ない部分はありますよ。
長くなりすぎて収拾付かなくなることがしばしば…_| ̄|○
>>19 抜かせてもらったぜ!ありがとう。できれば続きを・・・
保守
そういや、今日は音夢(&純一)の誕生日だったっけ
新生スレ乙。冬ソナ見てて挨拶が遅れました。
しかし一時はどうなるかと思ったが…ホッ
冬ソナはいい。チェリンとかいうのが腹黒でいい。他は知らない、どうでもいい
保守
「お買い物はこれでよしっ、と。」
買い物袋の中には、ミンチ、カボチャ、お豆、そして何よりバナナ。
今日は、朝倉先輩のため、美春がんばります!
「えっと、まずお夕飯作って、二人でお話しながら食べて、そして、その後は‥‥。」
って違う違う!
これじゃ、朝倉先輩みたいです!恥ずかしい…。
―それにしても、いつ以来だろう…。朝倉先輩に料理を作るのは…。
「朝倉先輩、喜んでくれるかな…」
料理の味には自信はあるけど…。
きっと、いえ、絶対に先輩は「あの子」が作った料理を食べている。やっぱり好きな人に作ってもらった物が、一番良いに決まってるんだから、自分では到底かなわない…。
そんなことを考えながら歩いていたら、だんだん朝倉先輩のお家に近づいてきました。
先輩は美春のことをどう思っているのだろうか。姿は全く同じ、でも、「あの子」とは違う、「天枷美春」を…。
私を見ている先輩の目には、「あの子」の幻影が見えているのかもしれない。
「天枷美春」は写っていないかもしれない。
でも、例えそうでも、いつか先輩が「あの子」ではなく、美春のことを見てくれるまで、美春は先輩にアタックを続けていこう。まだまだ先は長いから。だから今は…
―キンコーン、キンコンキンコン、キコキコキコキコキーン。キコーン。
「朝倉せんぱーい!美春ただいま到着でーす!お邪魔しまーす。」
今は、心を込めたお料理を。
意味不明ですね。しかもVFBの美春外伝小説読んでないと何言ってるのか分からない(見ていても分からない)。
しかも、エロ無し。
保守
57 :
名無しさん@ピンキー:04/12/31 19:00:15 ID:9TxFepOx
上げとこうか。
58 :
名無しさん@ピンキー:05/01/01 01:05:30 ID:8V8jC3j2
保守
保守
61 :
名無しさん@ピンキー:05/01/03 14:28:08 ID:T06FR/JE
晒しage
保守
63 :
名無しさん@ピンキー:05/01/04 00:39:20 ID:v34Jh9DW
保守
64 :
名無しさん@ピンキー:05/01/04 19:45:10 ID:R/0d2P/W
保守
ぽっぽっぽ〜ぬるぽっぽ〜
ガッ
ぽっぽっぽ〜ぱいぽっぽ〜
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄」
―――――――――――――‐┬┘
|
____.____ |
| | | |
| | ∧_∧ | |
| |( ´∀`)つ ミ |
| |/ ⊃ ノ | | >67
 ̄ ̄ ̄ ̄' ̄ ̄ ̄ ̄ |
|
これでいいだろ?
保守
保守
71 :
名無しさん@ピンキー:05/01/07 18:14:16 ID:8WoU/41Y
便所の落書きage
保守
保守
誰もいなくなったみたいだな。ここんとこしょーもないレベルのSSしかなかったから、仕方ないな。もうこの糞スレ終了させるか?
保守
保守
>>74に同意してしまいそうになるけど
スレの序盤で見限るのもなんかあれでしょ
自サイトでSS書いたりしてる人とか
こういう所に書いてくれないかな
ここなら18禁作を気にする必要も無いし…
めんて
保守?
是非861番目の保守は俺にやらして貰いたい
保守
久し振りに覗いて見たら凄い過疎化が・・・・・・
えむしけ氏もお懐かしい・・・・・・
初詣に行く話を作られては?
バレンタインも一月切ってるから作るなら今からでも早くは無いはず・・・
やっぱ、季節ネタは在っても良いような・・・・・・
84 :
名無しさん@ピンキー:05/01/19 12:26:48 ID:d0+Mx/Rc
85 :
名無しさん@ピンキー:05/01/23 01:03:06 ID:Oo094p6B
保守するお^^
保守
87 :
名無しさん@ピンキー:05/01/27 21:07:19 ID:BfaRPHUP
age
現在は保守が求められているようだ
んじゃ、俺も保守
保守
ほしゅ
保守
92 :
名無しさん@ピンキー:05/01/31 10:40:07 ID:NusTvu7m
くじらは不発か
保管サイト見れない?
見ろ!! くじらがゴミのようだ!!
職人様の御降臨をお待ち申し上げます。
96 :
名無しさん@ピンキー:05/02/03 18:32:09 ID:DP82E5+u
age
97 :
名無しさん@ピンキー:05/02/03 21:57:40 ID:K1OwBjbl
ていうかAriesはどうしたよ・・・?
98 :
名無しさん@ピンキー:05/02/03 23:59:23 ID:7HCwsu5Y
209 名前:朝倉純一 ◆kijJUNICHI [] 投稿日:05/01/28 21:01:46 HOST:i219-165-189-37.s06.a011.ap.plala.or.jp
削除対象アドレス:
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1106060171/56,124,131-133 http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1103081929/489 削除理由・詳細・その他:
5. 掲示板・スレッドの趣旨とは違う投稿
6. 連続投稿・コピー&ペースト・マルチポスト
たびたびすみません。
よろしくお願いします。
210 名前:白河ことり@PS2版@削除白河さやか ★[sage] 投稿日:05/01/30 23:11:19 ID:???0
>>209朝倉君
あぼーんするまでもない1行レスやマルチポストの1個目は残ってますけど、
それ以外は増えていた上134や下518のコピペもまとめて削除っす!
さすがに2個だけでマルチポストというのは無理がありますから、
そういうときは2個目以降を1個目のコピペとして依頼するのが妥当ですね。
212 名前:朝倉純一 ◆kijJUNICHI [sage] 投稿日:05/02/01 02:23:47 HOST:i219-165-189-37.s06.a011.ap.plala.or.jp
>210
マルチポストの一個目もGL5に抵触するんで一緒に消して欲しかったんだけどなぁ
何はともあれありがと、ことり。
213 名前:白河ことり@PS2版@削除白河さやか ★[sage] 投稿日:05/02/01 07:29:15 ID:???0
>>212朝倉君
GL5のレス・発言は
「スレッドの趣旨から外れすぎ、議論または会話が成立しないほどの状態」
ですから、スレ違レスでも1個だけで即削除と判断するのは厳しいですよ。
こういう場合は、ある程度数がまとまってからまとめて依頼してくださいね。
100 :
名無しさん@ピンキー:05/02/04 15:19:06 ID:uw+IAFKC
100ゲト
ぬるぽ
保守
ほしゅ
☆湯 中身もなく300とか行くようなら落とした方が資源の節約と思いつつも希望を捨てない俺
106 :
名無しさん@ピンキー:05/02/12 02:08:22 ID:FNqFN5+e
保守リマクリスティ
>>95 まずは書き手がネタを落としやすい雰囲気作りから始めると良いんじゃないでしょうか
雑談いれてスレスト食らうのが怖い保守
…保守連打で内容無すぎて過激派削除人来たら同じだがナーw
保守 。
110 :
名無しさん@ピンキー:05/02/20 06:47:35 ID:dX5SoHtX
職人さん、まだ〜
一時的に現役復帰するので後はエムシケ氏よろしく。
風見鶏学園本校の卒業が近づいた夕暮れ時を手を繋いで歩いている学生服姿の純一とことり。
純一「そういえば、進路決めた?」
ことり「純一君と同じ!就職するんだ」
パーフェクトな笑顔で答えることり。
リビングのソファーで隣りあっていることりと暦。
渋面を作りつつ、苦笑いしている暦。
暦「就職っていっても、これはねぇ・・・・・・」
ことり「大丈夫、絶対に就職できるんだからっ!」
弾むような声で返答する。
暦「私が本校最後の担任だったから良かったようなモノだが・・・」
ことり「両親の許可は得てるから大丈夫!神様は何時もお前を見守っているに違いないだって!」
暦(どっちの意味でそう答えたのやら・・・・・・)
暦「問題は、先方がその事実を知らない事だな・・・・・・」
朝倉家のキッチンで洗い物をすることり。
純一「皿洗いまでしてもらって悪いな」
ことり「バレンタインのプレゼントだもん、気にしないで。それに肝心なものを渡してないし・・・・・・」
楽しそうなことり。
照れくさそうに頭を掻く純一。
ことり「あ、そうだ、純一君、先にお風呂入ってきたら?」
純一「そうか、悪いな・・・」
純一「美味い手料理食って、風呂にゆっくり浸かって最高だな〜」
風呂上りの純一は上機嫌でリビングに入ってくる。
純一「あれっ?」
リビングにはそこにいる筈のことりがいない。
純一「挨拶も無しに帰るはずも無いし・・・・・・」
するとテーブルの上に手紙が置いてある事に気付く。
純一「え〜〜、冷蔵庫のタッパにチョコレートが入ってるから全部食べてから部屋に来てね」
冷蔵庫からタッパを取り出し蓋を開けるとそこには手作りらしい数多くのチョコが・・・・・・
P.S. 全部食べたか数を聞くから、愛の力で頑張ってっ!!
純一「うっっぷっ」
口元を抑えながらなんとか自室の前まで辿り付く。
カチャ
ドアを開けるとことりがベッドの上に座っている。
ことりは口を尖らせ、
ことり「純一君、遅〜い」
純一「愛の言葉で頑張って着た……」
ことり「折角可愛がって貰おうかと思ってたのに、それじゃあベッドに登れないね……」
純一「なら、隣の音夢の部屋に行こう」
ことり「ふふっ、純一君のスケベ」
フラフラで前屈みな純一に肩を貸すことり。
純一の股間は既にテントを張っている。
ゆっくりと歩き出す。
廊下に出る二人。
純一「しょうがないだろ。それにこんなに為っているのは、ことりの所為だぞ」
ことり「チョコレートの中にウィスキーボンボン入れすぎたかしら?」
純一「手料理は確かに嬉しいけど、あのメニューはどうだろう。鰻の茶碗蒸、
牡蠣フライ、擂った山芋が大量にかかった刺身というか山芋の汁の中
に具のように刺身が入ってたけど……」
ことり「牡蠣フライって結構難しいんだよ。もっと褒めてくれたっていいのに……
何時でも、お嫁に行けるんだから!!」
純一、ニヤリとほくそ笑み、
純一「へぇ、何処に行くの?」
流石にむっとすることり。
ことり「そんな甲斐性無しには今日は何もしてあげないんだから」
純一「じょ、じょうだ、ん!」
ことりの腕が純一のズボンの何に入り込み、大きくテントを張っていた大黒柱を素手で擦りだす。
純一「あ、っく!」
あまりの気持ちよさに音夢の部屋の前で崩れ落ちる純一。
ことりはさらにもう片方の手でズボン越しにちじみあがり左右の精巣にピッタリと
張り付くように覆っているそれを押さえつけ揉みあげる。
純一は恍惚とした表情を浮かべ始めている。
しかし、その表情も直ぐに消えていく。
ことりがテントの大黒柱を握った手を止めたのだ。
ことり「もっとして欲しい?」
言葉にならないのか半分涙目でコクコクうなずく。
ことり「じゃあ、さっきのチョコレートの数を教えて」
純一「じゅう、はち……」
ことりは純一の上半身をはだけさせると先程と同じく激しく純一を攻め立てる。
ことり「あ、純一君、こっちの方もいやらしぃ〜」
ことりは勃起した純一の乳首を口に含みそれを吸い、舌で転がす。
純一「あぁ、で、でるっ!」
テントを支えていた大黒柱が一瞬さらに大きくなったかと思うと大きく震えだす。
そしてテントの内側から液体が染み出してしまう。
それでもテントを支え続ける純一のナニ。
ことりはズボンの中から腕を抜く。
その腕から液体というより白いゼリー状のものが板張りの廊下に落ちて飛散する。
我に返る純一。
そこには赤くなって俯き加減のことりが恥ずかしそうに見つめている。
ことり「純一君、今度はわたしをかわいがって……」
ことりに誘われ音無の部屋へと入っていく純一。
続く
しかし、たまに見に来てたけど凄い過疎化が進んでるな
118 :
名無しさん@ピンキー:05/02/23 00:39:16 ID:gIPMt0sH
少なくとも俺はいる
だが明らかに初代スレほど職人もギャラリーもいないな
みては、おりますよん
>>117-118 みんな今が旬の東鳩弐やってんじゃねえの
俺はポプンのネット対戦やってたけど
>>107でも言ったけど、どうもスレの雰囲気が気に入らなくてね
>彩野
>>114と
>>115の間に何があったんだ?
相変わらず誤字多杉
今度は途中で脱走なんて真似してくれるなよ
エロいことりに期待&乙華麗夏
職人さんありがとうございます。
彩野氏、グッジョブ。
期待に胸膨らませて続きまってますよ。
膨らませてるのは股間じゃないのか?なんて
124 :
名無しさん@ピンキー:05/03/01 23:13:28 ID:Bpmv7OPs
何そのベタな斬り
ついに保守すらなくなったか
ネタ無きスレに人は来ず
人無きスレにネタは来ず
南無。
ま、旬はとうの昔に過ぎてるわけだしね
↓在庫処理
「もし、そこのあなた」
「な、何だよあんた。占い師か?俺に何の用だよ?」
「占っていきませんか?」
「別に興味ねえよ…」
「次にあなたは『かったりい』と言う」
「かったりい…はっ!?」
「私には筒抜けですよ。朝倉純一さん…ですね」
「何故、俺の名を?」
「いやなに。私も占い師稼業は長くて、もう幾人も見てきたんですがね。別にこちらから占おうとせずとも、名前とか、記憶とかが色々見える人っていうのが、たまにいらっしゃるんですよ」
「へー」
「でね、そうなるともう、その人の未来を占ってみずにはいられなくなるんです…どうです?不躾なのは承知してますから、お代の方は結構ですよ」
「へー…面白そうだな。んじゃちょっとお願いしようか…であんた、何でそんな鼻をつまんだ時みたいな声なんだ?」
「…べ、別にいいじゃありませんか。では、お手を拝借…」
「どうなんだ?」
「んんん…あの、少しお伺いしますけど、あなた今お付き合いされている方はいますか?」
「別に」
「……で、欲しい?」
「あー…まあ欲しいっちゃあ欲しいけど、別にすげー欲しー!ってワケじゃねえなあ。かったりいのは御免だし」
「いけませんッ!!」
「えっ!?」
「おっと失礼。あなたにとても相応しい、一緒になれば貴方の人生がもう順風満帆百花繚乱家内安全満員御礼となれる才色兼備八面玲瓏な伴侶の存在が今し方見えましたもので」
「なんだかよく分からんが、えらく推すんだな…で、それは誰なんだ?」
「それが、名前が出てこないんです…でも、貴方のよく知る人であることは明白なんです」
「……」
「あ、でも断片的にその人を指すキーワードとなるものが見えてきました…。今からそれらをあげていきますから、思い浮かんだ方の名を仰ってみてください。そうすれば、全てがはっきりしそうです……いえ、はっきりさせてもらいます」
「えー、そんなん面倒臭えの別にいいよ、かったりいなあ」
「いけませんッ!!」
「……で、キーワードって?」
「んー、その方は、いつも貴方の近くにいるみたいです…どうですか?」
「そいや、ちょっと前の席替えで、眞子の隣になったなあ」
「…ちょ、ちょっと違うみたいですね…。
あ、その方の髪に、リボンが結わえられているのが見えます…どうですか?」
「萌先輩って、でかいリボンしてるよなあ。…胸もでかいけど」
「くっ…そ、その方でもないようですねー…。
こうも出ました…その方は、詩歌にも結構興味があるようですよ…どう?」
「あー、美春が、自分が考えたコピペのガイドラインスレが立ってたって喜んでたなあ」
「全然違いますっ!!…失礼。無論それでもありません。
そんじゃあ、その方、料理はあまり心得てないみたいですが…」
「昨日ことりが家庭科で作ったっていうケーキをくれたんだけど、ちょっと失敗してたなあ。お詫びと汚名返上のために今度手料理食わしてくれるっつうけど、どうなんだろう」
「いつの間にそんなことが!?…ま、それはやめておいた方がいいとして、違いますね。
…じゃあ、これならどうだ…その方は、貴方を兄と慕っているようです…」
「さくらがさ、『来年からボクが行く大学へお兄ちゃんもおいでよ』って言うんだけど、あいつが飛び級で行ける大学、俺なんかに務まるんかねえ」
「!?」
「『ボクがその時までに教授になって、お兄ちゃんを推薦してあげる』って言うんだが…」
「だ、ダメ────っ!!絶っっ対、ダメ────っ!!」
「何だよ、さっきから違う違うって、おまけに最後の方じゃ何か反応が生々しいし」
「あー、ま、それはさておき、今あげたキーワード全てが当てはまる人です。簡単でしょう」
「えー、俺の近くにいて俺を兄と呼んで何か髪にくくっててスイカが好きで…」
「詩歌(しいか)です。詩とかその類」
「分かってるっての。それでいて、料理がど下手、一個大隊をその手料理で殺せる…」
「く…!!」
「ん────」
「早く!!」
「誰かなあ?」
「……ッ!」
「……音夢、か?」
「そう、それ!!…あ、ああやっと、全てのイメージがその名で一つにまとまりましたよー」
「ふーん…って、あいつ俺の妹じゃん。厳密に言うと違うけど」
「違う以上問題ないんです。その方です。間違いありません。家に帰ったら…そうですねー、
『愛してるよ』とか『俺にはお前だけだよ』とか言ってあげると、いいんじゃない、かなあ〜…」
「………」
「…ど、どうしました?」
「実は、あいつに指輪を買ってやろうと思ってたんだが、どうだろう?」
「ええっ!?」
「何か、上に綺麗な多面体のモンがついたやつなんだが」
「ホント!?本当に!?」
「……何故あんたがそんな反応をするんだ?」
「い、いえ。そんなことより、それはいい!!非常に、いい!!」
「でもなあ。安もんしか買えねえしなあ」
「ううん、安物でも、すっごく嬉しいよ…いやいや、その方は非常に喜ばれると思います!!!!」
「んじゃそうしようか…って、あんた、もう店じまいか?商売はいいのか?」
「こうしちゃいられないんです…い、いえ、ちょっと急用を思い出しましてね。そういう貴方こそ、早く買いに行かれた方がいいと思いますよ、さあ、さあ!!」
「………」
「ただいまー」
「お帰りなさい、兄さん!」
「おや、玄関までお出迎えなんて、珍しいじゃないか」
「いえいえ。当然の努めですから」
「何か機嫌が良さそうだな」
「そういう兄さんは、ポーカーフェイスだなあ〜」
「ハァ?」
「さ、兄さん、今日も疲れたでしょう。お風呂入れてありますよ。入ってきたらどうですか?あ、それとも、肩をおもみしましょうか?それとも…」
「な、何だよ、えらくサービスがいいな」
「え〜、私は至っていつも通りのつもりですけど?」
「そいや、今日街で変な占い師に会ってさ」
「…あー、その人の占い、すっごく当たるって、大評判なんですよ!」
「そうなのか?何か胡散臭い感じしかしなかったけどな」
「…で、占ってもらったんでしょう?何て言われたんですか?ねえ、何て?」
「さあね」
「隠さなくったっていいのに〜」
「あ、そうだ、お前にお土産があるんだ」
「待ってました!!」
「ん?」
「…いやいや、何、何?」
「ちょっと待ってな…」
「び、ビニール袋?……な、何かなー…」
「デパートで『懐かしの駄菓子フェア』ってのをやってたんだ」
「……っだ、駄菓子…?」
「お前には…ほら!」
「これって…」
「ほら『指輪キャンディー』ってやつ。すげーでけー宝石つけてるみたいで、面白いだろ?何かミワアキヒロとかホソキカズコとかがしてる指輪みたいでさ」
「……ほ、ホントだね…アハハ」
「ほら、食ってみろよ」
「い、いいよ、後にしとく」
「いいじゃねえか、もう開封しちゃったしな。ほら、あーん」
「えっ!?……あ、あーん………んぐっ」
「……」
「ん、ん?」
「……ッアッハハハハハハハハハ!!何か今のお前、赤ん坊がおしゃぶりくわえてるみたいだな!! アッハハハハハハハハ…」
「んんー……っ!」
「アハ、アハハハハ、は、腹いてえ、アハ、アハハハハハハ…」
「……兄さんなんて、大ッ嫌い!!」
「痛てえっ!」
「兄さんのバカ!!ふんっ!!」
「くそ、いきなりひっぱたくこたないだろ…っ痛えー…。
……それに、馬鹿はお前だろ…」
「……あ、っああ──っ!!! 寝過ごしたあぁっ!!
くそ、音夢のやつ、起こしてくれてもいいだろうに……まだ怒ってるのかあ!?」
「おはよー、音夢。あれ、朝倉は?」
「あ、眞子。おはよう。兄さんは、後からくると思う」
「ふーん…ん?音夢、何読んでるの?」
「ああ、これ?」
「『こだわりの手作りビーズアクセサリー』おー、さすが手芸部」
「ははは…」
「すごーい、付箋つけてるこれ、本物の宝石みたいじゃない!これ作るの?」
「うん、ちょっとね……」
了
エロはないよ
十月ぐらいに書いて、エロ無しスレに落とそうかと思ってそのまま放置してたやつだからね
多少ワロタ
かなり好きw エロ無いけどいいわー
保守
まっとうに面白ぇじゃないかyp 保守
138 :
水死体:05/03/08 12:55:18 ID:3I+y7h1E
変なの書いてみたんですけど、投下しても良いですか?
全然エチくないんですけど。
どうぞ。
保守
141 :
水死体:05/03/09 12:39:54 ID:uk8mb7A/
あんまりエチぃくないです。
キャラの性格も著しく変わってしまってます。
白河ことり。
彼女には魔法の力があった。
意識せずとも、頭の中に相手の心の声が流れ込んでくるのだ。
相手と衝突しないために便利なときもあるし、逆に疎ましく感じることもある。
だが彼女は今、この力を新たな方向に使おうとしている。
思い人を深く知りたい、感じたい。
そんな気持ちが、彼女を突き動かしたのだった。
「恋する乙女は無敵」
昔誰かが、そんなクソいいかげんなことをのたまった。
だが今の彼女は、まさにその通りなのだった。
142 :
水死体:05/03/09 12:41:16 ID:uk8mb7A/
朝倉音夢事件・黄
ことりは今日も今日とて、朝倉純一のストーキングをしていた。
好きな相手の事を知りたい。
たしかに恋する者ならば、そう思ってもしかたのないことなのだろう。
だがしかし、平日の登校前。
しかも、朝もはよからパンとジュースを片手に電柱の影からこっそりと朝倉邸を見張っているのだ。
やはり、おはようからお休みまで暮らしを見つめるストーカー以外の何者でもないように見えた。
そうこうしているうちに、玄関の扉が開く。
(あ、音夢さんと並んで出てきた朝倉くんを発見! 仲良さそうに笑ってる)
ことりは電柱の影で、食べ終わったパンの袋をポケットに押し込み、
昨日購買で買った80円のオレンジジュースのストローに口を付ける。
(いいなぁ・・・私もあんな風に並んで歩きたい。
・・・・・そうだ、音夢さんは朝倉君のこと、どう思ってるんだろ。
一緒に暮らしてる妹さんなら、ひょっとしたら
普段垣間見ることのない朝倉くんを知ることが出きるかもしれない)
143 :
水死体:05/03/09 12:42:38 ID:uk8mb7A/
考え中。
良心と好奇心が鬩ぎ合う。
やがて、天分の針が傾いた。
(う〜ん・・・・・・・・ごめんなさい音夢さん、あとでジュースおごるから)
心の中で音夢に向かって手を合わせ、頭に意識を集中する。
数十メートル先を行く朝倉兄妹。
目標は向かって右側。
十分、射程距離内だ。
音夢の心に手を伸ばし、そっと触れる場面を想像する。
ズギャギャ〜〜ン
スタンドの発動音が聞こえたような気がしたが、無視することにした。
徐々に心の中が聞こえてくる。
・・・
・・・・
・・・・・
『んぶっ、はぷっ・・・・ズチュルルルルルルゥ〜〜〜〜ッ
はあ、はあ、んん〜、チュッ れる・・んんぅ・・・れろっ
はあぁっ・・・もう兄さん、はやく起きてよねっ
ココだけ起きてもしょうがないでしょ?』
ブフフゥゥッッーーーーー!!!
噴いた。
飲みかけのオレンジジュースが勢い良く口から飛び出た。
「今吹き出したのって、白河さんじゃないか?」
「本当だ、何やってんだろ」
しかし、彼らの声はことりには聞こえていない。
というか、それどころではないのだ。
144 :
水死体:05/03/09 12:44:10 ID:uk8mb7A/
(こ、こ、こ、こ、これは・・・・・・!!!)
汚れた口元をスカートのポケットから取り出したハンカチで拭いながら、努めて平常を装う。
(ま、まさか、まさか、そんな・・・・・・・・・・冠婚葬祭ぢゃなくて、近親相姦!?)
妹属性のある人から見たら涎モノのシチュエーションに
なんだか悪い夢でも見ているような気がして、こめかみを押さえた。
フラつく足下。
グルグル回る頭の中。
落ち着けことり。
もしかしたら、今のは何かの間違えなのではないのか?
別の何かの事なのかもしれない。
・・・・・・
・・・・・・
考える。
朝倉兄妹から一定の距離を保ちつつ、今聞いた心の声を検証し始める。
1,本人は寝ているのに、一部分だけが起きている。
2,音夢はそれを舐めている。
3,『ココ』とはどこなのだろうか。
上げられる要点と疑問点。
想像する。
ベッドに寝ている純一のパジャマのズボンはズリ下ろされている。
その上に顔を埋める音夢。
問題は顔を埋めている部分だ。
足の指?
いや違う。
太股?
・・・たぶん違う。
145 :
水死体:05/03/09 12:46:08 ID:uk8mb7A/
ひょっとすると、足と足の付け根の部分だったりするかもしれない。
そこは朝から元気だった。
噂に聞く『朝勃ち』というやつだ。
さらに想像する。
盛り上がったその部分に小さな舌をチロチロと這わせる。
するとビクンと震え、一段と堅く大きくなる。
うっとりとした眼差しでそれを眺めていた音夢は、口を大きく開きおもむろに・・
『白河さんが変な顔してる・・・』
『なんか、今にも涎垂れそうだな』
引き戻された。
危険な妄想から一瞬で。
ハッとして辺りを見回すと、風見学園の生徒達がおかしな顔でこちらを見ていた。
鏡を見なくても、頬が赤くなるのがわかった。
「・・・・・・うぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」
自分がイケナイ妄想に浸っていた事に気付かれたような感じがして、ことりは顔を覆って駆け出した。
146 :
水死体:05/03/09 12:47:33 ID:uk8mb7A/
休み時間。
心の中での約束通り、律儀にも音夢の机の上に
購買で買ってきた80円のアップルジュースを乗せておいた。
ことりはそっと教室を出る。
教室の中では、数人の男子生徒がプロレスごっこか何かに興じていた。
彼らの一人が音夢の机にぶつかる。
その拍子に、転げ落ちるアップルジュース。
地面には転がらず、上手く椅子の上で止まってくれた。
男子生徒は気づかない。
去りゆく彼らと入れ違いに、ご機嫌斜めの音夢が戻って来た。
彼女の機嫌を表す、髪に結ばれたリボンの先端。
純一と何かあって、彼に叫ばせてきたところなのだ。
プリプリ怒りながら椅子を引き、ドスンと勢い良く座った。
ベブシュッッ!!
とたんに何かが潰れる音。
一瞬で広がる水たまり。
床に飛び散り、派手な水音が立つ。
スカートの尻とその中が大変なことになる。
ポタポタポタポタ、ビチャビチャと椅子の縁から床へと滴る黄色掛かった液体。
何が起きたのかわからなかった。
ジワリと下半身に広がってきた冷たい感触に不快感を覚え、悲鳴を上げようと思ったとき
目の前で先に悲鳴が上がった。
それは教室中の視線を引き寄せた。
「・・・・・・・朝倉さん・・・・・・・それ・・・・・・・・・?」
クラスの女子生徒が信じられないものを見たという表情で訪ねてきた。
だがそう聞かれても困る。
自分の方が知りたいぐらいだ。
その時になってようやく気づいた。
教室中の視線が自分に向けられていることに。
147 :
水死体:05/03/09 12:49:55 ID:uk8mb7A/
客観的に分析する。
朝倉音夢は今、椅子に座っている。
その下には椅子から滴り落ちた水たまりが広がっていた。
検尿のコップをぶちまけたときのような水たまりの色。
空気が白かった。
誰も何もしゃべらず手も動きも止めて、ただ注視していた。
音夢と水たまりを交互に。
同時だった。
自分がクラスメート達にどんな目で見られているのかに気付くのと、
誰かが「朝倉が小便漏らした!!」と叫ぶのと。
ドッと沸き上がる教室。
悲鳴と侮蔑。
驚きと好奇。
廊下を行く生徒達が、何事かと訝しげに思った。
「・・・・ち、ちが・・・・・・・、これは・・・・・」
小さな声は、喧噪にかき消された。
混乱をきたした頭で必死に弁解しようとするが、言葉が出てこない上に舌まで回らなかった。
『臭い』だの『汚い』だの『放尿キター』だのと、口々に囃し立てる。
音夢はもう、何も言えなかった。
胸の奥が詰まるような感じがして、目頭が熱くなる。
震えた。
もうグチョグチョの下着すらも気にならない。
音夢が洩らしたのは小便ではなく、嗚咽だった。
そんなことが起きているなどとはつゆ知らず、ことりは純一を捜して校内を俳諧するのだった。
完
微エロ(・∀・)イイ でも落ちてないぞw
保守
案外人いるモンだな
皆
>>119のようなスタンスでいるのだろうか
それとも東鳩弐をもうコンプするなり飽きるなりしたのか
>>134-135 >>137 どもども
エロを抜いて考えると話を捻れるみたいなんだわ、俺の場合
>水死体殿
欲を言えばそのことりが垣間見た音夢のエロ部分を
もっと話に絡めて欲しかったな
話の展開は面白かった。今後も夜路獅駆
期待してます
キャラに拘らない総合的なスレが無いんで、
色々なタイプを楽しめるこのスレに対して、
絶対にエロ成分なきゃイヤとかは思わない。
なんかしら心に響けば桶。勿論エロは歓迎w
成分として「こそばゆさ」は欲しかったりしますがw。
メーカーの思惑通りでなくともいいんで。
>水死体氏
『放尿キター』でワロタ
クラスにもちゃねらーいたんだw
155 :
水死体:05/03/10 12:57:22 ID:UtDvCfwB
ありがとうございます。
実はもう一本作りかけがございまして
出来次第、献上させていただきまする。
もうちょっとエロさを増量したほうが良いのでしょうか?
基本的に
>>141〜のと同様でちょっと壊れたことりが主役で、
彼女自身が変な目で見られて周りの人が迷惑を蒙るギャグ仕立てになってます。
保守
>>155 エロいに越したことはない
ところで、全角でsageてるのは仕様?
白河さやか生誕記念SSを希望します
保守
160 :
水死体:05/03/14 12:28:04 ID:VLm0zkl1
全角sage・・・?
なんかパソがおかしいんでしょうか。
白河さやか生誕記念SS・・・レイプものでよければ・・・ごめんなさい。
それとすみません、今回あんまりエチぃくなくなってしまいました。
エチ度のボリュームアップはこの次からということでご容赦下さい。
161 :
水死体:05/03/14 12:41:15 ID:VLm0zkl1
朝倉音夢事件・白
「あれ? 水越さんだ」
その日、ことりが廊下を歩いていると、純一を遠くから見つめる水越眞子に遭遇した。
(どうしたんだろう、何かを見ているような・・・・・・・朝倉くん!?)
眞子の視線のその先に、杉並と悪巧みに興じる純一を見つける。
(顔が赤い、それになんだか嬉しそう)
ことりアイが分析を開始する。
胸に当てられた両の手。
切ない吐息が漏れる艶やかな唇。
熱っぽく、揺れる瞳。
(これは・・・・・・・・・・間違いない、『恋する乙女』の視線!!)
廊下の真ん中に立ち、新たなライバルの出現に炎を燃やす風見学園のプリンセス。
心の中にふつふつと沸き起こる、どす黒い何か。
震える肩。
握りしめられた拳。
「・・・・・・おい、白河さんが誰かに眼(ガン)飛ばしてるぞ」
「怖ぇ〜っ!」
「あの白河ことりでもあんな顔するんだ、俺ちょっとショック」
無論、廊下を行く生徒達の声なんか聞こえてない。
メラメラと燃えさかるジェラシーが、頭の中から全ての音を遮断する。
全ての感覚を遮断する。
162 :
水死体:05/03/14 12:42:42 ID:VLm0zkl1
(・・・・・・・確かめなければ)
額に怒り漫符を張り付け、頭に意識を集中する。
数メートル先で純一を見つめる水越眞子。
移動速度ゼロ。
目標は立ち止まっている。
射程距離内に補足。
眞子の心に手を伸ばし、胸ぐら掴んでギュウゥ〜〜〜ッと締め上げる場面を想像する。
ドギュ〜〜ン!
またもスタンドの発動音が聞こえたような気がしたが、無視することにした。
徐々に心の中が聞こえてくる。
・・・
・・・・
・・・・・
『んっんっんっんっ、んぁうっ!! あ、朝・・倉っ、はあぁっっ!
こんな・・・こんなっ、こと、はんっ!・・・・ハァハァ・・・くぅ、んんっ
恋人の、フリだけでっあうっ! ひゃあ!? お尻、ゃあ・・・・っ!』
雷が落ちた。
それぐらいのショックが、ことりを直撃したのだ。
近親相姦。
しかも二股。
わずかばかりの放心。
沸き上がるグチャグチャな気持ち。
ワナワナと震えが来た。
「!! 白河さんが、白河さんがっ!」
「うわぁっ!」
周りから悲鳴が上がった。
群衆が一歩、二歩引いた。
ことりは怒りと悲しみのあまり一歩、二歩よろめいた。
163 :
水死体:05/03/14 12:44:03 ID:VLm0zkl1
信じられない物を見た。
もう何も見たくないし何も聞きたくない。
きびすを返し、駆けだした。
人垣がモーゼの海開きのように割れる。
顔を手で覆い、ひたすら走った。
何人かにぶつかったが、謝りもせずにそのまま走った。
どこをどう走っているのかわからない。
前なんか見ていない。
そんなことりの前方に、書類の束を抱えた音夢が現れた。
うず高く積み上げられた紙束は、彼女の視界を著しく制限している。
ほとんど前が見えない。
当然、ことりも見てない。
加速を続ける目標Aが、対向してくる目標Bに接触する。
ドンッ!
「きゃっ!?」
同じぐらいの重量ではあったのだが、いかんせん目標Aには重力加速度というものが付加されている。
目標Bは、たまらず吹っ飛ばされた。
人身事故だ。
舞い散る白い紙吹雪。
放課後4日分の成果が宙を舞う。
そのまま走り去る目標A。
目標B本体はそのままよろけ、廊下の柱の所に掛けてある赤い円筒形の重い筒にブチ当たる。
学校に置いてあるそれはよく、イタズラでピンが抜いていたりする。
これもそのご多分に漏れず、安全ピンは2年ほど前に窓からグラウンドに放り投げられ
行方しれずになったままだった。
音夢のぶつかった消化器は重力に惹かれて落下を始める。
一瞬の後。
164 :
水死体:05/03/14 12:45:49 ID:VLm0zkl1
バオゥッッッ!!!
廊下に白煙と炸裂音が広がった。
白く染まる世界。
口の中に広がる、歯が黄色くなるような味。
のたうつホース。
自分と、他の誰かがむせる声。
目が開けられない。
呼吸が苦しい。
爆心地付近にいた人間は、睫毛まで白かった。
「こらあっ! 何やってる!!」
生活指導の『マンボウ』だった。
横から見たらマンボウそっくりの教師は、白煙の収まった騒動の中心部を目指す。
そして犯人と思しき生徒の腕を、むんずと掴む。
掴んだ手が白く滑る。
その感触に顔をしかめたが「職員室に来い!!」と怒鳴り、有無を言わさずグイグイと引っ張っていった。
「ぁ・・・・・・あの、これはっ・・・・違うんですっ」
弁解しようとするが、聞く耳など持たない。
廊下に白い足跡を残し、音夢はズルズルと職員室に引っ立てられた。
のだった。
ありがとうございました.
参ったな、また暫く来れそうにない
>水死体殿
正直を言うと、何が起こっているのかさっぱりわからない
勢いに任せることを否定したりはしないが
読む側は全くの空の状態から話を理解せにゃならんということに
留意して頂きたい
↓弾はこれくらいしかない……○| ̄|_
『せんせい あのね』 あさくら ヒナ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
せんせい あのね。ある日のよる、おしっこにいこうとしたら
リビングでママが「じゅんいちくん、今日はだいじょうぶな日っすよ。」といっていました。
パパは「そうかそうか。」といって、二人でくすくすわらっていました。
なにがだいじょうぶなのか、わたしはわからなかったです。
またある日のよるには、ママは、「じゅんいちくん、
ヒナちゃんがね、おとうとかいもうとがほしいっていってたんすよ。」といっていました。
パパは「そうかそうか。」といって、やっぱり二人でくすくすわらっていました。
わたしはおとうとやいもうとよりも、お兄ちゃんがほしいです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
せんせいより
おとうとやいもうとができるとあさくらさんは「おねえちゃん」になれますね。
おねえちゃんになると、おとなにすこしちかづけますよ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
保護者の方へ
この時期の児童への曖昧な態度は、児童に混乱をもたらします。
お子様には一貫した姿勢で接してあげて下さい。
169 :
名無しさん@ピンキー:05/03/18 15:58:27 ID:CWBLULR3
、-''゙゙ / ● ヽ ゙゙ー、_
. / __,,,,,,,,,,| |_、-‐‐-、 ヽ
/ _,,、-''゙゙゙ l / ●ヽ \
. ,-‐‐-( \ `;-‐‐-、/ | ヽ
/ ` `‐、_ \ l l ./ .\
| `-、_. ヽ、____ノ\__ .__/ヽ、 丶
|\ ゙゙'''ー-、_ / . ̄ \ 丶
. | \_. ゙゙''' /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ .l
. | |ヽ、 / ゙゙゙゙''''''ー‐--、,,,,,,, 丶 l
| | `ー-、__ / ゙゙゙'''ー-、_ .l .|
. | | `'''┴-、_____ ゙゙゙''''ー- | |
GJ
俺も投下したくなってきたぜウヒヒ
保守
173 :
名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 09:07:53 ID:dQqISctA
時代はソフトエロなのかっ!?
面白ければそれでいいのかっ!?
いいよな、うん。保守。
保守
ことり陵辱ものが見たくなってきたなぁ、と思う今日この頃……
177 :
水死体:2005/03/23(水) 12:39:42 ID:A4uQitsV
>>167 なるほど、難しいですね。
やはり私はギャグより陵辱もの書く方がむいてるかもしれません。
>>176 音夢の陵辱ものならここと同じ版の「レイプ】鬼畜陵辱投下専用スレ【スカトロ】」
のスレに投稿してあります。
ことりもヤっちゃおうかな・・・
178 :
水死体:2005/03/23(水) 12:53:09 ID:A4uQitsV
書き忘れました、↑スレの
>>739からです。
・・・・余計なお世話ですね。
ことりは心の声が聞こえるので、犯るのは難しそう・・・
いや、その分ヤりがいあるかな
それと少しお尋ねしたいのですが、コンプティークで連載されてるDC.SGって
ゲーム出てるんでしょうか。
アイシアのことものすごく好きになっちまいまして、ゲームでてたら是非買いたいんですが。
ソフマップ覗いてもアイシア出てそうなソフトがなくて・・・
原作設定にしても能力失った後とか
そもそも、そんなもの無い事にすればよろし
180 :
ボナバン1:2005/03/23(水) 16:01:19 ID:t6U0SQ4d
記憶喪失、よくありがちなお話
そう、このオレ空牙雷覇は一般常識以外の事すべてを忘れてしまっている
ここは初音島、だからどうした、そんなこと知っていたとしても意味も無いし、ほとんど役にも立たないだろう。
実に都合のいい記憶喪失、名前は覚えていて、平仮名もカタカナも読める、漢字も漢字検定三級程度のものならわかる。
自分の左手には鞄が握られていて、風見学園の教科書も入っていた、風見学園の制服も着ている、俺は多分学生なのだろう。
身分を証明できるものも無く、途方に暮れていたのはおよそ50分前
今は、自分の苗字と同じ名前が表札に書かれている名前を探してぐるぐると初音島内を回っている
正確に言えば、ほぼ無目的なようなものなので、徘徊に近いと思う。
風見学園はついさっき、見つけたこれで明日になればここに来ればいいと言うのが理解できたので、まぁよし。
オレは疲れたので、「明日のジョー」のような橋の下で今日は眠ることにした、春とは言えまだ肌寒いが、公園で眠って通報されたりするよりは遥かにマシだろう。
181 :
ボナバン1:2005/03/23(水) 16:02:11 ID:t6U0SQ4d
次の日・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
予想外だった、オレは朝学校に来たのはいい、ここに来れば誰か一人くらい知り合いがいてもいいと思っていたが誰も挨拶も何もない
非常にマズイ、このままじゃ、学校に入っても、クラスもわからん、具体的な経路もわからん
正に空牙雷覇少年的漂流学校になってしまう
最早、これまで、と思っていた正にその時、この空牙雷覇に救いの手が差し伸べられようとしていた
神はまだ、オレを見捨ててはいなかった、という、ところだろう
「あの、どうかされたんですか?」
そう、端から見れば校門付近で挙動不審なオレはさぞかし怪しいことだろう
「あ、いや、その」
1、オレのこと知らない?
2、オレの家を教えてくれ
3、実は転校生なんです
4、その他・・・・・・・・・・・
4を選択する場合、「いきなり犯す」「逃げる」「デートしましょう」等自由に選択してください
しかし「殺す」「死刑」等、あまりにも逸脱した選択はしないように
一応声をかけてきたキャラは決まってるんですが、指定してくれたりしたら嬉しいです
指定があってから続きを書き始めますね・・・・・・オレしかいなかったら寂しい
…すまんが、どこかの投稿サイト行った方が良い希ガス。
オリキャラ自体は悪いとは言わんが、あまりにもその設定が(名前含めて)突飛すぎる。
とてもじゃないが、どう転んでもまともな作品の形が見えないよ…。
のっけからこんな意見でゴメソ
厨は自分の巣に帰れ
>>176 以前は抵抗あったもんだが、時間が経てば考えも変わってくるもんだな
だが、俺はやはり見たいが、書きたくはない
とりあえず
ボナ(ry
はうざいので帰るのがよろし
キモいから死ねよ
オリキャラ出すな痛いだけだろpu
単純になんかのコピペかと思ったんだが
187 :
名無しさん@ピンキー:2005/03/24(木) 00:35:19 ID:nSTnJoHU
原作に出てくるキャラのみを使ってこそのエロパロ。
などと言ってみる。
. ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(;´Д`)< すいませんすぐ片付けますんで。
-=≡ / ヽ \_______
. /| | |. | ∧_∧
-=≡ /. \ヽ/\\_ < `ш´> 俺の脚本は完璧ニダ
/ ヽ⌒)==ヽ_)= _φ___⊂)
-= / /⌒\.\ || || /旦/三/ /|
/ / > ) || || | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
/ / / /_||_ || | 誰彼百円 |/.
し' (_つ ̄(_)) ̄ (.)) ̄ (_)) ̄(.))
透子と良和の初体験とかどう?
むしろ透子をレ(ry
保守
アリスとか和泉子が・・・
ここまで人がいないと書き手もいなくなりそうだ・・・。
少なくとも漏れは支持するぞ。
保守
保守
保守ついでにさやか先輩レイプSSキボンヌ
ho
198 :
名無し@ピンキー:2005/04/08(金) 00:25:28 ID:KH5qosCQ
さやか先輩や小夜のレイプって想像出来るけど
透子や茜ってイマイチ想像できねぇ。逆に相手刺してそう。
こう、隙を見てブスッと。
そこで某元国会議員曰く「元気があってよろしい」「正常に近い」方々の出番ですよ
保守ついでに200げと
D.C.はかなり好きだけど、アニメは8話までしか見てないし、
ゲーム未プレイの人間が本スレに書くわけにもいかんしなぁ……。
某シチュエーション・スレで時々書いてます。イメージ違いとかで怒らなければ、
見てやってください。
……これだけでは探すのが大変かな……? 書くかどうかちょっと悩んだ(汗
202 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 22:52:24 ID:/AwtyzHd
ことりレイプSSキボン
むしろ萌先輩レイプSSキボソ
……漏れじゃ萌先輩がレイプされるシーンなんか全く想像つかんorz
保守
オレも想像つかない
いつのまにか和姦になってそう・・
206 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/19(火) 08:11:13 ID:jhaqXO8/
保守
207 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/19(火) 13:45:57 ID:Ed7wPAmv
萌先輩調教(ていうか全員調教)なら途中まで作って断念した覚えがあるorz
某シチュエーション・スレlってのがさっぱり分からない・・・
差し支え化ければだれか教えて。
209 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/21(木) 16:51:31 ID:+pobQ6YH
職人様降臨待ち
水死体氏作のレイプSSキボンヌ
211 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 20:13:11 ID:iBd3fG2I
保守
夏まで耐えよ。アニメが再びやるから、また職人も増えてくる
213 :
水死体:2005/04/26(火) 06:26:18 ID:h7FfWred
しばらく来ない間になんか指名されてる・・・
でもこのスレで強姦ものやダーク路線をやるとヒンシュク買いそうで・・・
今ちょこっと書いてるんですけど、ここに投下しても大丈夫なんでしょうか。
あかんときはヤバイの専用投稿スレがあるのでそこに書いて、ここにはアド張りますね。
ただちょっと気になったのは
>>182〜188のレスは酷い気がします。
あれじゃあ他の職人さんもこなくなっちゃう・・・
>>181の人も凹んだんじゃないかな。
>>213 人死にが出てきたりするのは流石にまずくなってくるかもしらんが
強姦辺りなら気にしなくていんじゃない?ニーズあるみたいだし>ダーク路線
俺はそういうのは無理くさい(一度大失敗した)んで
あと>183や>185はともかく
>182や>187なんかは作品に対する真っ当な『意見』ダトオモ。
正直羨ましいかぎり
215 :
水死体:2005/04/28(木) 06:13:41 ID:UmYUC2/+
・・・・あかんわ。
バリバリ人死に出てしまいますよ。
だってラストに考えていたオチが
「籠の中のことりは、自由を求めて大空へと羽ばたいた」
↑風見学園本校の屋上から投身自殺
みたいな感じだったもんですから。_| ̄|○
>>215 その後の暦センセやらFCの人間のブチキレっぷりが楽しみになってきた(マテ
まあ、レイプ→自殺って流れは割と一般的なんでそのくらいならOKなんでね?
俺は大丈夫だけど
>>216 もちつけ。まだレイプものと決まった訳じゃないぞw
漏れも気になるな、水死体氏のSS
水死体氏、ガンガレ!
結婚式当日に跡形も無く爆死させた小生よりは……
純愛ものはいくらでも見た。レイプ!!レイプ!!
220 :
水死体:2005/04/29(金) 08:41:18 ID:FtBEpeMU
ご期待に添えるかどうかわかりませんが、もうちょっとだけお待ち下さい。
前座、本編、後日談といううふうに分けてます。
進行状況は前座がようやく終わりそうで、後日談は半分ぐらい
本編はまだまだです。
でも輪姦されてビデオに撮られて、学園内で売春させられることりを見ても
本当に後悔しませんね?(ありがちなネタですが・・・)
するか!
まあ見たくない人はNGワード登録でもすればいい訳で
高まる感情を抑え切れないペニスを取り出すと俺はことりの熱い部分にあてがった
「ああぁ……いやっ」
すでにことりを拉致して何度か指でほぐしてきたが男根は今日が初めてだイェア!
男性経験がまだ無いことりに対し俺はことりがまだ学園のアイドルだった頃のVHSを見せながら
処女喪失の痛みを味あわせてやろうと思っていた、今まさにその状況
「お願い……それはイヤァッ」
「俺の奴隷になってもらうにはこれは避けて通れない道なんでね」
…………('A`)ごめんね鬱になった人達
DCと言えば純愛だよね
凌辱なんてDCには邪道か
−糸冬−
う〜ん…たしかに俺も頼子さんの(及び美咲の)陵辱ものみせられると失神するやもしれんからなぁ…
でもみてみた(ry
つまりオマイラは、他の男にレイプされるのがむかつくんだよな?
男だからいけないんだよな?
結論。百合レイプものならおk音夢×さくら、音夢×ことり、音夢×頼子、n
226 :
水死体:2005/04/30(土) 06:03:07 ID:SkVM3TMX
音夢×美春は?
それではすみませんが、少し書かせて頂きます。
☆注 暗い話が嫌いな肩は見ないで下さいね。
>>179の「能力失った」というのを参考にさせていただきました。
小鳥の囀り DC 白河ことり輪姦計画
いつもと同じ朝。
いつもと同じように起きて、いつもと同じように学校へと向かう。
そして、いつもと同じように二人の友人と待ち合わせ、
いつもと同じように学園への道を並んで歩く・・・はずだった。
季節は初夏。
年がら年中咲き誇ることで有名な初音島の枯れない桜。
淡い色合いの花びらと、少し強くなりはじめた日差しが木々の間から降り注ぎ、
汗ばむ程の気温の高ささえなければ、まだ春ではないのかという錯覚さえ覚える。
そんないつもとなんら変わることのない、朝の風景。
みっくんとともちゃんは、いつもの待ち合わせ場所にいた。
「おはよう!」
元気良く、一度大きく手を振って近づいた。
「!!!」
心の声が、聞こえた。
どうしようもなく辛くて、悲しくて、心と体に逃れられない烙印を押された者の叫びが。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
227 :
水死体:2005/04/30(土) 06:03:51 ID:SkVM3TMX
それは今まで、ことりには見たこともなく
ましてや想像すらもしたことがないようなものだった。
ことりにとって、それは男女が愛を確かめるために肌を重ね合う行為であったはずのものが、
今彼女が覗き見た行為には愛や恋なんてものは一切存在せず、ただただ男達の欲望を浴びせられ続ける地獄。
泣き叫んでも許してもらえない。
髪を捕まれ引きずり倒され、抵抗が過ぎれば頬を叩かれ腹を蹴られ。
下着を剥ぎ取られてその後は・・・・
見たくなくても、聞きたくなくても勝手に頭の中に流れ込んでくる。
それがことりが読みとった、二人の身に起きた出来事。
この振って湧いた災難を始めから要約するとこうだった。
昨日の放課後、手紙で呼び出された二人は
校舎最上階の使われていない部屋で、数人の男子に夜遅くまで暴行を受けた。
その姿をデジカメに納められ、男子生徒の一人にこう言われた。
「明日、白河ことりを島の工場区に連れてこい」と。
ただこの後、おきまりの脅し文句と一緒に言われた言葉は
ことりにとっても彼女らにとっても、最も辛いものだったかもしれない。
「白河のやつ、感がいいのか俺らの計画をことごとく避けやがる。
まあいいか、今日オマエらを拉致ったのは白河をおびき出すためなんだよ。
そのためだけにこんな目に遭っちまうなんて、ツイてねぇなお二人さん」
男達は何が面白いのかヘラヘラと笑いだし、二人の親友に念を押した。
228 :
水死体:2005/04/30(土) 06:04:41 ID:SkVM3TMX
過去に何度か手紙で呼び出されて指定された場所に近づくと、
男達の下品な声が聞こえてきたときがあった。
『早く白河とヤりてぇ』
『俺のことフリやがってぇ・・・・メチャクチャにしてやる!』
『ビデオはウラに流して、ウッハウハ〜』
『あの白河ことりを自由にできる・・・・』
『あの澄ましたツラがどんなふうに歪むか楽しみだぜ』
『ことりたん、ハァハァ』
そんな心の声が聞こえてきたときは、ことりは一目散に逃げ帰った。
今までにこういうことは何度かあり、そのときは魔法の力のおかげで
なんとか回避してきたのだが・・・
左にみっくん、右にともちゃん。
二人と並んで歩き出す。
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
会話がない。
話しかける言葉が見つからないし、顔をまともに見ることすらはばかられた。
チラリと様子を伺う。
(ともちゃんは私のことを・・・・・・・・・・・・・・・恨んでる)
心の声が聞こえることが辛かった。
(私のせいだって・・・私がいるからこうなったんだって、そう思ってる。
だから今日、私を連れていこうとしてる・・・・・・・・自分たちが助かるために)
反対側をチラリと見た。
(みっくんは・・・・・・・・・・・・・・・・・私のこと、恨んでない。
でも、この事をお兄さんに知られたくないから、やっぱり私のこと連れていこうとしてる)
229 :
水死体:2005/04/30(土) 06:05:15 ID:SkVM3TMX
いつもの通学路。
たわいのない話をしていると、あっというまに着いてしまうほどの距離。
だが今は、学園までの道のりがもの凄く長く感じられた。
会話が無く重苦しい空気が、まるで永遠に続く拷問のように思える。
「――――――――――ねえ、ことり」
右側にいたともちゃんが口を開いた。
重い沈黙を破り発せられた言葉は、今まで彼女の中で
グルグルと幾度もシミュレートされものだったのだろう。
普段ならばなんてことのない言葉のはずなのに、この一言を口から吐き出すためには
かなりの時間と、親友を裏切る勇気が必要だった。
(来た・・・・・私を売って、自分たちだけ助かるつもりだ・・・)
言わなくてもわかった。
ことりには、彼女らの心の叫びが聞こえるのだから。
「今日の放課後、時間ある・・・?」
こちらの出方を伺うような言い方。
「あのね、昨日面白い場所っ・・み、見つけたんだ。 ことりにもっ、教えてあげるよ・・・
ね、行こうよ。 島の西側の工場地区なんだけどさ・・・」
しどろもどろになりながら、一気にまくしたてた。
みっくんは、俯いて沈黙を守っている。
「――――――――――ごめん、今日は用事があるから」
嘘だった。
うつむき、カバンを握りしめる。
私は・・・・悪くない。
「・・・・・・・・・・・・そう」
右側にいる少女からは、それ以上の言葉が返ってくることはなかった。
・・・・・・・私は、悪くなんてない。
悪いのは、酷いのはともちゃんとみっくんの方だ。
親友だと、思ってたのにな・・・・・
彼女らを包む重苦しい空気は、学園に着いても晴れることはなかった。
230 :
水死体:2005/04/30(土) 06:05:49 ID:SkVM3TMX
次の日。
いつもの待ち合わせ場所に向かう。
でも今日からは「いつも」と違うのだ。
襲われ、裏切られ、結局はことり自身も我が身可愛さに二人を突き放した。
あるとき、何かの機械の中の1枚の歯車が狂い出す。
すると隣りで噛み合う歯車まで狂いだし、そのうちに機械自体が全然別の方向へと進み出してしまう。
もう二度と、3人の関係が元通りになることはない。
たった一枚の狂ったの歯車が、3人の進む方向をバラバラにしてしまったのだ。
(・・・・・・行くの、イヤだな)
気が重い。
どんな顔をして会えばいいのかわからない。
今朝、鏡の前で久しぶりに作り笑いの練習をしてみたが、どうにも上手くいかなかった。
そうこうするうちに、待ち合わせ場所が見えてきた。
そこには二人の親友だった人たちが待っていた。
みっくんのスカートは新しかった。
近づくに連れ、心の声が聞こえ始める・・・・
まず、ことりを連れてこなかったといって、ともちゃんがいきなり殴り倒された。
倒れたともちゃんにみっくんが駆け寄ろうとするが、彼女もまた腹部に膝蹴りをくらい、
廃工場の地面に転がった。
倒れた二人に次々と蹴りが飛び、グッタリしたところを髪を掴んで引きずり起こされ
明日こそ必ず連れて来いと言われ、昨日と同じく性の暴力が振るわれる。
スカートめくり上げ、下着をはぎ取られて四つん這いにさせられる。
この日はフェラチオを強要された。
臭くて独特の臭いがして、吐き気のするモノを口の中に押し込まれ、吐き出すことも許されない。
二人が受けた行為がリアルに伝わってきて、ことり自身も吐きそうになった。
231 :
水死体:2005/04/30(土) 06:06:20 ID:SkVM3TMX
熱を帯び、血管のブヨブヨ浮き出た肉の塊。
柔らかくも芯の硬い感触。
それが唇を割り開き、頬のうちら側を擦り、喉の奥まで押し込まれる。
エラの張った部分が食道の入り口をつつき、
鼻の奥まで直接ペニスの臭いが立ちこめてきてむせそうになる。
そこに後ろから男がのし掛かってきて、昨日穴を開けられたばかりの秘部をもう一度こじ開けられた。
邪魔だと言って、スカートは腰の所まで裂かれる。
痛みと苦しさと悲しさとで涙が溢れ、喉を圧迫するモノに胃液が逆流してきて・・
「・・・・どう、したの・・・?」
声を掛けられ、二人の心の叫びに飲まれていたことりが我に返った。
いきなり吐き気を催して口元を押さえたことりに、みっくんが心配そうに声をかけた。
「・・・・な、なんでもないの。 大丈夫だから」
せり上がりかけた胃液を飲み込んで、笑顔を取り繕った。
どちらかというと、大丈夫じゃないのは彼女たちの方だ。
一昨日に引き続き、ことりを連れて行かなかったせいで昨日も性的な暴行を受けたのだから。
身も心もズタズタに違いなかった。
そして彼女らは、身も心もズタズタになるようなことを、ことりにも味合わせようとしていた。
「ね、ことり―――――」
努めて明るく、平常を装って。
(また・・・・)
どんなに表面を取り繕っても彼女には筒抜けで、心の中の必死さも醜さも
全てお見通しなのだった。
「今日、時間ある?」
まるで、腹の内を探るように聞こえる。
232 :
水死体:2005/04/30(土) 06:07:04 ID:SkVM3TMX
今日連れて行かなければ、またどんな目に遭わされるかわからない。
早く逃れたい。
悪いのは全部ことりだ。
お兄ちゃんに知られるのは嫌。
ことりのせいで私たちは・・・
だからことりも同じ目に遭えばいいんだ!!
心の一番醜い部分が、親友だと思っていた二人から聞こえてくる。
耳を塞いだとしても、彼女らの本音は伝わってきて。
自分が恨まれていることが悲しくて、自分のことを陥れようとしているのが信じられなくて
いたたまれなくて、今すぐここから逃げ出したくて。
だから、返す言葉は決まっていた。
「―――――ごめん、今日も忙しくて・・・・・・
それに、今からちょっと寄るところがあるから。
コメン、先に行くねっ」
言うが早いか駆け出した。
いや、逃げ出したというべきだろうか。
(昨日破かれたから・・・・・だからスカート新しかったんだ)
訳のわからない理由に納得して、ひたすら走る。
またウソをついた。
でもこれはしかたのないことなのだ。
自分は悪くないし、酷いのは二人の方だ。
友達だと、親友だと信じてたのに・・・・
悲しさと、悔しさと、やるせなさと。
気が付くと桜の大木の根本にいて、その太い幹に顔を埋め
ことりは声を殺して泣いた。
233 :
水死体:2005/04/30(土) 06:07:38 ID:SkVM3TMX
この日から、ことりは二人を避け始めた。
「ことりっ!」
ともちゃんがまた誘いに来た。
聞こえなかったふりをして、急ぎ足で立ち去る。
「あ、あのっ・・・・・ことりぃ・・・」
泣きそうな顔と声でみっくんが声を掛けてくる。
心がチクリと痛んだけれど、無視を決め込んだ。
二人はしつこかった。
休み時間の度に、そして放課後にもやってきて、しきりに連れて行こうとする。
だけどそうはいかない。
こちらには相手の心の内が手に取るようにわかっているのだ、
のこのこ付いていってやることはない。
私は何も悪くないのだから・・・
その後も執拗に誘ってきたが、何日か無視を続けると何も言ってこなくなった。
もう、諦めてくれたのだろうか・・・・?
今でも彼女らは、酷い目に遭わされ続けているのだろうか。
私は・・・・・・・・・・悪くない・・・・・・
ことりは自身の心にそう言い聞かせた。
234 :
水死体:2005/04/30(土) 06:27:58 ID:SkVM3TMX
そんなある日のこと、突然ことりは人の心が読めなくなってしまう。
初音島の枯れないはずの桜が、一日にして枯れてしまったのだ。
寿命なのか病気なのか、あるいは幼い姿の魔法使いがそう願ったのか。
とにかくことりは、心を読む魔法が使えなくなってしまった。
それは今まで能力に頼って生きてきた彼女にとっては突然目隠しをされたようなもので
人とのコミュニケーションの仕方がまったくわからなくなってしまった。
みっくん、ともちゃんという二人の親友を失ってしまった今、
周りの全ての人のことがわからなくて、話すきっかけも掴めずに孤立してしまう。
徐々に学園へも行き辛くなり、その日も朝から自室で自主休校を決め込んでいた。
『ピンポーン』
チャイムが鳴る。
今家にはことり以外誰もいない。
『ピンポーン』
ふたたび鳴る。
しかたなく部屋から出て階段を降り、玄関口へと向かう。
以前の彼女ならば、この時点で扉の向こう側の人物の心の声を聞き
危険を察知していただろう。
しかし今は何も見えないし聞こえない。
玄関のサンダルを突っかけ、無防備に鍵を外してノブを回す。
するといきなり男たちがなだれ込んで来た。
「キャッ・・・・・な、なんなんですか、いきなり!?」
突然の乱入者に軽いパニックに陥る。
4、5・・・6人。
中には大きな荷物を抱えている者もいた。
235 :
水死体:2005/04/30(土) 06:29:04 ID:SkVM3TMX
パタムッ
扉が締まった。
外の世界と遮断される。
今この家には、ことりと6人の男たちだけ。
玄関口で尻餅を付いた状態で囲まれている。
逃げ場はなかった。
そんな彼女に伸びる男たちの手。
「ひっ!・・・・・きゃああぁぁぁぁ――――――――――っ!!!」
他には誰もいない家の中で、布を引き裂くような悲鳴が響き渡った。
つづく
スレがスレなのでエロさは控えめにさせていただいたつもりです。
みっくんとともちゃんはただの前座で、とばっちりくらっただけです。
可哀相に・・・
エロ小説なんだから、むしろエロくてかまわんと思うよ。
とにかくGJ。
うぁぁぁぁぁぁぁ
しかしこの、目を背けたくなるようなおぞましさこそが陵辱ものの醍醐味
毎度思うことだがなりきりやってる人が見たらブルーになりそうだ
既にギャルゲー板のことりスレにリンク貼られてた……誰だよ貼ったの
さくらのケツ叩きSSを
思いついた時間があるときにでも即興で書いていくかなワハハ
242 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 17:29:34 ID:VTPFYHNS
水死体さんGJ!つづき期待してます!
水死体さんGJ
244 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 21:54:14 ID:R0iGICeO
水死体氏のSSが余りに良すぎて書くに書けない落とすに落とせない・・・・
>239
ちゃんと割り切って見てるから大丈夫だよ。
スレが盛況してる。おまいら現金だねえ
>水死体殿
引き込まれる文章展開ですな、>244の気持ちもわかる
エロ控えめとはいうが前半のことりとともちゃん・みっくんの軋轢部分で十分勃ったし
>220のカキコも併せ続きも非常に気になる
>214で言った『人死に』ってのは
そのなんだ、ケツメドに焼いた火箸突っ込んでショック死 みたいな感じの事ですから
>215みたいな感じなら平気かと
貴殿のペースで無理なくでいいんで、続きをよろしく
行儀よくして待っとりますよ
途中でモノも言わずに丸投げすんのだけは勘弁な!
>>244 まず書くのです。話はそれからだ。
神が降臨なされるのも、ある意味では考え物なのか……
248 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/01(日) 14:39:08 ID:orkL0Nr9
ことりたんがこの後どうなるのか、続きが気になります。
「や、やめようよ朝倉君、こんな事」
「じゃあ俺の昼飯用にとっておいたヤキソバパン直せよ!!」
「レ・イ・プ!!レ・イ・プ!!」
251 :
水死体:2005/05/02(月) 06:49:20 ID:jjFffFfm
・・・・・よ、よかったぁ。
こういうところで陵辱話を投稿すると、きまって石を投げられたました。
そうやって今まであちこちで叩かれてきたわけですが、大丈夫だったみたいですね。
正直、胸をなで下ろしてます。
本編はちょっと長くなりそうです。
これも2,3回に分けますね。
>>244 私の駄作なんか気にせず、是非投下お願いいたします。
>>250 なんか昨日、急遽建てられたみたいですね。
これからはレスごとに名前欄に「○○系と書きその後に名前」としては?
こうすれば読む人が好むジャンルだけセレクトして読める目安になっていいと思うんだけどなあ。
でもそうやってセレクトするほど作品投下がないのも確かだ
255 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/03(火) 16:07:48 ID:KVrVyDZl
保守
陵辱物を書いてみようと頑張っていたが・・・・難しいな。特に状況が思いつかない・・・・
あ、ちなみに男嫌だから、百合の陵辱ものな
百合で陵辱って・・・・矛盾しまくり・・・
>>256 1.美春は音夢に純粋な愛をぶつけるが、当の音夢は真に受けようとしない。
湧き上がるリビドーを抑えられなくなった美春は音夢を奸計にて監禁し、
思いを音夢のその躰にぶつけるのであった……。
2.学園のアイドルとして男子の眼差しを一点に集める白河ことりを快く思わない風見学園三年女子達。
彼女たちは白河を放課後呼び出して拘束、『先輩直々の教育』と称したお仕置きを開始した……。
3.大人のおもちゃ買ってみたけどー、何か自分でいきなり使うのはおっかないっていうか。
だから友達を酒で酔い潰させて使わせてみたらー、何か超気持ちよさそうっていうか。
面白いからあれこれ悪戯してみたら嫌がり始めたけどー、何かもう私を止められないっていうか。
思いついただけ書いてみた。
258 :
256:2005/05/04(水) 00:35:02 ID:PHbG+/dm
なるほど、俺には思いつかなかったものばかりだ。
2の状況なんか書くのも面白そうだなw
今一番典型の嫉妬物を執筆中なので、まぁもしできたら投下してみるわ。できたらね
>>257 2の続編として飢えた猛獣の群れに餌を投げ込む展開キボンヌ
260 :
男嫌いさん:2005/05/04(水) 01:11:38 ID:PHbG+/dm
>>259 ヌシが書け。俺は256に書いてある通りだ。
それにしても、中々文章が進まない・・・・
261 :
男嫌いさん:2005/05/04(水) 02:20:44 ID:PHbG+/dm
出来上がったので久々の投下します。音夢×さくら、百合陵辱(のつもり)です
最近、よく起こるこのもやもや感が不快に思えてならなかった。
何時からだろうと考えてみる。
そう、アメリカから帰ってきた頃ぐらいから。純一と会った時ぐらいから。
じゃあ、このもやもやは純一のせいなのだろうか。違う。純一のせいじゃない。
純一といると、むしろ充足感に満たされる。心地よいぐらいに落ち着くことができる。
なのに、純一と別れるといつもこんな気持ちになってしまう。何故だろう。
焦っているから。大切な時間。大好きな人。それが奪われてしまうのではないのかと、
いつも不安になる。
どうして不安になるのだろう。
それは、純一の好きな対象が自分でないから、とさくらは思った。思ったというより、
そう感じた。傍にいるだけで分かるのだ。ボクの事を見ていない。いつも別の所を見ている、と。
誰の方を見てるのだろうと、さくらも純一の見ている方に目を向ける。
朝倉音夢。純一の妹。純一に一番近い存在。純一が見ているのは、いつも音夢の方だった。
音夢の方はどうなのだろう。そんなのは、考えなくても分かる。
音夢も純一の事が好きなのだと。やはり分かってしまうという前に、そう感じてしまう。
純一も音夢も、ずっとずっと昔から知っているから、思っている事、感じている事がすぐに
分かってしまうのだ。いとこだから、何となく分かってしまった。
そんなに分かっているというのに、どうして純一はこっちを見てくれないのだろうと、
さくらはずっと思い悩んでいた。どんなにアプローチしても、どんなに思いを伝えても。
全部空振り。
純一がさくらを見てないから。音夢しか見てないから。
さくらは、いつの間にか音夢の事が憎くて堪らなくなっていた。
何か、物音がして、音夢は目が覚めた。
まだ寝ぼけなまこな目を摩りながら体を起こそうとするが、起きれない。
体が動かない。手も、足も。まるで鉛が圧し掛かってる様に、重い。
「・・・何だ、起きちゃったのか・・・音夢ちゃん」
頭の上から、声が聞こえた。音夢以外の、女の声。聞き覚えのある声。
「・・・・・さ、さくら」
声を出そうとするが、声も出ない。今にも消えてしまいそうな、ほんの微かな声しか出せなかった。
「気分はどう、音夢ちゃん」
さくらが微笑んでいた。だけど、いつもの明るいさくらの笑みじゃない。
冷たい笑み。まるで、何かに取り付かれてるかの様に、別人の笑み。
恐い。音夢はさくらの笑みが恐かった。
「・・・・何・・・・さくら・・・・これは」
「音夢ちゃん。お兄ちゃんの事好き?」
さくらは、音夢の質問には答えずに突然何の関連性もない質問をしてくる。
「何を・・・・・」
「ボクはね、お兄ちゃんの事が大好き」
さくらは笑顔のままで、音夢の額に手を乗せてきた。
振り払おうとするものの、金縛りにあった様に、首も動かなかった。
「大好きで・・・・本当に大好きで・・・・ボクだけを見てて欲しいの・・・・
でもね、音夢ちゃんはいつもボクの邪魔をする・・・・いつも・・・いつも・・・・」
静かで、しかし何処か苛立ちが混じってる様な、そんな声でさくらが喋っている。
このまま、殺されてしまうのではないか。
そんな気さえよぎってきて、音夢の鼓動は激しく脈を打っていた。
「・・・でもね、ボクは、音夢ちゃんの事も・・・・嫌いじゃ、ううん好きなんだよ・・・・
ずっと昔っからの親友で・・・・ずっと仲良しで・・・・・・お互いの事も、よく分かっていて・・・・
だからね・・・・苦しいんだよ、音夢ちゃん。ボクのそんな想いと想いが錯綜して、交じり合って・・・・
どっちの感情を取ればいいのか悩んで・・・・迷って・・・・苦しいんだよ・・・音夢ちゃん・・・」
「さく・・・・ら・・・」
一瞬、さくら表情が悲しそうに見えた。
そう思うと、すぐにまた微笑んで、そして突然口付けをしてきた。
あまりに突然過ぎて、何が起きたのか分からず、頭が真っ白になった。
我に返ってさくらを振り払おうとするが、さくらは離れない。
そうしている内に、さくらはさらに深くキスをしてくる。舌を口内に入れて、イヤらしそうに音までたてる。
舌と舌が絡み合い、夜の静かな室内には小さな喘ぎ声と水音だけが響き渡る。
唇を離した時に、月明かりに銀色の糸がきらきらと輝いた。さくらの顔は、ほんのりとどこか火照っていた。
「大好きだよ・・・・音夢ちゃん・・・・本当に大好き・・・・」
さくらは、正気じゃなかった。音夢にはそう見えた。
その小さな体に、何か薄暗い闇が取り囲んでいる。それがさくらを蝕んでいるんだ。
「・・・さくら・・・・・目を・・・覚まして・・・・」
「ボクはちゃんと起きてるよ・・・・音夢ちゃん。これは、ボクの意思・・・・ボクが望んだ事・・・・
そして・・・・その引き金を引いたのは・・・・音夢ちゃん・・・・・」
「な、何を・・・・・・あんっ!!」
さくらが音夢の胸に突然顔を埋めてきて、途中で声が途切れた。
「・・・・あったかいよ・・・・音夢ちゃん」
さくらはそのままパジャマの上から胸を擦ってきた。膨らかな胸。寝間着はYシャツ一枚で、
薄い布地の上からのさくらの愛撫は少し揉むだけで簡単に形が変わった
「胸・・・・おっきいよね・・・・・羨ましいなぁ・・・・・ボクは、こんなにないから」
「ふぁ・・・や、やめて・・・・さく、ら・・・・んん・・・・ぅん・・・」
元々(何か薬でも飲まされたのか)大きな声は出ないが、それでも必死で喘ぎ声を耐えた。
音夢自身も恥ずかしかったから、耐えているのに、声は音夢の意思とは関係なく出てしまう。
「音夢ちゃん・・・・もっと声を聞かせてよ・・・・音夢ちゃんの甘い声」
さくらは手を休ませる事なく揉み続ける。強すぎる事無く、まるで音夢に快楽を与えるがごとく。
「あんっ・・・・さ、さくら・・・・やめ・・・ん・・・・なさい・・・・ん」
「やめないよ・・・・音夢ちゃんがキモチよくなってくれるまで」
「こ、こんなの・・・・ぅん・・・ま、間違ってる!!」
手に、一瞬力が入って、音夢はまた一際大きな声を出してしまった。
「・・・・何て言ったの」
さくらの声に、苛立ちが入っていた。
それでも、音夢は躊躇する事なく言った。
「間違ってる!!だって・・・・私達・・・・女の子同士・・・なんだよ・・・こんな事・・・・」
「・・・・ボクは・・・・ボクは間違ってない!!」
「ぐっ、あああぁぁっ!!!」
さくらは急に取り乱して手に力を入れてしまう。音夢は胸を形が変わるほど強く掴まれてしまい
悲鳴にも似た喘ぎ声を出してしまう。
さくらははっと気付いてすぐに力を抜いて手を離した。
「ん・・・・はぁ・・・はぁ・・・」
「・・・・ボクは・・・・間違ってない・・・・ボクにだって・・・ボクの想いがあるんだ・・・・
譲れない願い・・・・ずっと願い続けてきた祈り・・・・そして約束」
音夢は息が乱れながら、悲壮なさくらの顔をじっと見続けた。
さくらの願い。それは、恐らく自分と同じなんだろうなと、音夢は思った。
同じ願い。同じキモチ。音夢にもよく分かった。
ずっと何年も、何年も大好きな人に会えないで待ち焦がれる思い。
それに耐える事ができるのだろうか。少なくともさくらは耐えてきた。
ずっと耐えてきたその想いが、ついに瓦解してしまったのだ。
無理もなかった。もし音夢だったら、さくらの耐えてきたその半分も耐え切れなかった。
さくらは、また笑顔に戻る。冷たい笑み。
「もうお話も終わりにしよ。早くしないと、夜が明けちゃうよ」
そう言うと、さくらは音夢の服を脱がし始めた。
音夢は、抵抗するのにも躊躇し始めていた。
そんな音夢の迷いにもお構いなしに、さくらは下着以外を全て取り外してしまう。
豊かな乳房が露になり、音夢は恥ずかしさのあまりに顔を紅潮させてしまう。
「音夢ちゃん・・・・カワイイよ」
音夢は顔を背けた。それでも、さくらは音夢の乳房へと口をつけてくる。
「っん・・・・・ふぁ・・・・・くっ」
音夢は目を閉じて必死に耐えた。耐えても、声は漏れる。
さくらも、最初は舐めるだけだったが、段々とペースに乗ってきて、口を近づけてゆく。
空いた手で、音夢の大事な所へと差し伸べる。くちゅり、とイヤラしい水滴音がした。
「何だかんだ言っても・・・・音夢ちゃん・・・・感じてるんじゃん。ボクにさ」
「ち、違・・・・・それは・・・・」
そう言ってるうちにも、さくらは舌を乳房からへその方へと流れてゆき、そしてさらにその下の
方にまで進入させていく。
「これ、邪魔だな」
そう言って、下着を取る。音夢の花弁が露となる。
「い・・・・やぁ・・・・・ぁ・・・・」
舌を花弁に入れてくる。舐めれば蜜が溢れる。舐めれば舐めるほど零れてゆく。
「イヤラシイなぁ、音夢ちゃん」
「わ、わたし・・・・は・・・・ふぁああ!!」
今までで、一番激しい乱れ。頭が真っ白になっていき、何も考えられなくなってくる。
ただ快楽だけが思考を支配してきて、音夢の体は、もっと欲しがっていた。
「今キモチよくしてあげるからね・・・・音夢ちゃん」
さくらは舌で這うのを止め、代わりに指をそっと入れてきた。
それだけで、今の音夢には刺激が強すぎて、体がびくりと反応する。
まるで自分の意思とは違う、別の意識が頭を洗脳していき、正常な判断ができなくなっていく。
「あんっ!!あ、だ、だめ!!ホントに、イ、イッちゃう、んああああ!!!」
言葉も最後まで続かずに絶頂を迎える。
さくらは指を離して、イってしまった音夢を見ると満足げに微笑んだ。
すると、ポケットから何か取り出した。それは、テープレコーダー。
「これ、何を意味するか分かるよね」
音夢は、まだおぼつかない目でじっと眺めていた。
「本当は、こんな手を使いたくなかったんだけど。ボクじゃ音夢ちゃんには勝てない。
それがよく分かってるから。でも、ボクにも譲れない願いなんだよ・・・・」
つまり、脅し。それだけは分かった。
「他の人は、こんなものではどうかは分からないけど、音夢ちゃんになら十分効果はあると思うんだ・・・・
手を引いて欲しいな、音夢ちゃん」
音夢は、何も言う気になれなかった。
というのも、音夢自身も悩んでいた。
さくらをここまで追い詰めてしまったのは、自分なのかもしれない、と。
さくらを恨むつもりはない。恨めっこなかった。
こんな酷い事をされてもまだ、さくらは大事な人、大好きな仲の良い親友なのだから。
「ふふふ・・・・じゃあね・・・・おやすみ・・・音夢ちゃん」
さくらはあの冷たい笑みと共に、静かに戸を閉めて去っていった。
真っ新な頭の上には、何も想いが浮かんでくることがなく、ただ泣いていた。
268 :
男嫌いさん:2005/05/04(水) 02:27:58 ID:PHbG+/dm
一応続きも考えてあるんすっけど・・・まぁ、そっちはできたら近日中に。
話ができたらですけどね
>男嫌いさん
おお、百合陵辱ってのはそういう事か。自分には未知の作風だったな
音夢がさくらを憎まないのが、かえってお互いを不幸にしていってる感じがして素敵です
>>259 「そぉだ……白河さんにご褒美をあげなくちゃ。そおね……柔道部の子達と遊びましょうか?」
「!?」
まるで本当に己のペットに話しかけるかのような口調で発せられたその一言に、ことりは驚愕した。そこの部員達は遠征先の柔道部マネージャーを多人数で、力ずくで危うく強姦、という事件を起こしたのである。
当然、その部員達は退学処分となったが、優秀な成績を残す柔道部は廃部を免れており、そしてその退学となった部員達が未だその部室に出入りしている事は、学園生なら誰でも知っている事実であった。
「お……お願いします先輩……それだけは……それだけは……、ほ、他の事なら、な、何でもしますから……!!」
そう懇願しながら、四つん這いの体勢のままで先輩の足下ににじり寄ることりの手を、
「……あぁ!?マッパのイヌ公が、人間様に意見すんのかよぉ!?」
先輩は靴の踵で勢いよく踏みつけ、そのまま磨り潰した。
「いぎぃぃぃぃやあぁぁぁっ!!?」
そして先輩は、激痛に悶え仰向けになったことりを動けぬよう取り巻きの者に押さえつけさせたのち、ことりの女陰部を、足の裏を擦りつけるかのように踏みにじる。
「ごめんなさいね。白河さんが冗談ばかり言うモノだから、つい足が滑ってしまったわ。こっちを踏んであげるべきだったのに、ついうっかり白河さんの前足のほうを」
「ぃひいぃ……や、止めて下さい……」
ことりは身を捩らせて、先輩の足から逃れようとする。がしかし、両脇を抑えられ下半身を蹂躙されている今は、全ての抵抗は何の意味も為さなかった。
「けど白河さんも好き者よね。こうしてる今も私、白河さんのクリ○リスが快感に悶えているのが靴の上からでも判っちゃうんですもの……!」
「ゃえ……やぇてえ……!!」
先程までの『教育』でさんざん熱せられたことりの陰部とその内の秘核は、擦りついてくる先輩の足にも否応なく反応し、ことりに快楽と自己嫌悪を植え付けていく。そうして歪むことりの貌に、先輩も又狂喜に満ちた形相で嗤った。
「あれだけ私達が掻き回してあげたのに、結局は男のモノじゃないと満足しないんでしょう……?あの獣のような連中に、思いっきり掻き輪姦されてきなさいな……!!」
こんな感じ?俺も男出したくないなや……つーか257はただのネタ出しやっちゅうねん
百合ならいい
無理矢理でもいいけど痛いのは嫌い
ことりと音夢の甘々百合キボン
273 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 01:23:12 ID:V61DFHI5
水死体さんの続編期待あげ
274 :
男嫌いさん:2005/05/06(金) 02:29:52 ID:nxalf9WH
一応
>>262続き書きましたが・・・・・・まぁ、投下してから言いますね
にしても恥ずい物書いてしまったなぁ・・・・もう書いたから投下するけどね
見たくない人はNG「男嫌いさん」で
275 :
男嫌いさん:2005/05/06(金) 02:30:56 ID:nxalf9WH
夜が明ける。長い夜が。
音夢は、あれから寝ていなかった。眠れるわけがなかった。
ずっと考えていた。何か、漠然とした事を。色々な事が頭に浮かんできて、真っ新な
白に埋め尽くしていく。
このままではいけない。ただそれだけは、克明とはっきりしていた。音夢にとっても、
さくらにとっても、このままでは良くない。
だから、これからどうしればいいのかを、懸命に思索していた。
だけど、頭に思惑が去来するだけで、どうすればいいのかなんて全く思い浮かばなかった。
朝。純一を起こさずに登校した。遅れて登校してきた純一は、とても怒っていたが、音夢は
一言二言で言い繕っただけ。
上の空だった。ようやく、純一も何か異変に気付いたらしく、音夢に気遣いの言葉を掛けてくるが、
大丈夫の一言で終わってしまった。
授業中も、先生の話が耳に入らず、ただ窓から空を眺めているだけだった。
嫌になるぐらいの快晴。
空の調子は、音夢の気持ちなんかお構いなしに、すこぶる快調らしい。それが不愉快でならなかった。
さくらが悪い訳じゃない。自分の想いと想いの交わり合いによる葛藤。その末に、さくらは
自分の想いの方を選んだ。自分勝手な考え。
だけれど、音夢はそれを責める事ができなかった。
何故なら、今音夢も全く同じ問題で悩み、そして決断を下せないでいるから。
こんな事、今まで考えもしなかった。さくらの気持ちなんか、知らなかった。
ただ、純一と自分自身の事だけしか考えてこなかった。
さくらは一人で悩んで、苦しんでいた。もし自分勝手な人間だったら、悩みはしない。さくらの
選んだ選択肢だった。
音夢は、どちらの想いを選べば良いのか分からなかった。
譲れない想いがあった。純一の事が大好きだから、だから譲れない。
276 :
男嫌いさん:2005/05/06(金) 02:31:59 ID:nxalf9WH
それでも、さくらも見捨てる事もできない。
一人で、孤独に戦い続けてきたさくらも、絶対見捨てる選択肢を選びたくなかった。
またこのもやもや感がぶり返してきた。
優柔不断だった。どちらか一方だけを取るなんてそんな事、できなかった。
こんなもやもや感を、苦しみを、さくらは乗り越えて選んだんだ。
ただ凄いと、音夢は思えた。
時期に陽も落ちる時間帯である。
辺りは夕陽により眼が覚める程に真っ赤に染まっていた。
昨日、音夢に言われた事を、ふと思い出した。目を覚まして、と
さくらは、起きているつもりだった。自分で取り返しのつかない事をしてしまった事も、自覚している。
自分勝手で、わがままで、音夢を不幸にしてしまった。
全部分かっていた。それをすべて承知して、さくらは自分の選んだ選択肢を貫き通した。
音夢の恨みも悲しみも、全部受け入れる覚悟ができている。
今日、純一の隣には、いつもいるはずの音夢がいなかった。だから容易に近づけて、
長い間お喋りもできた。
だけど、ただそれだけだった。やはり純一はさくらの事を見ていない。時間をかければ、
また変わってくるのかもしれないと思った。
そうまでして純一の事が欲しかったのか。一瞬疑問に思ってしまって、さくらは頭を振って
今の考えを掻き消した。
いっその事、恨んでくれればいいのだ、音夢は。一生恨んでも足りないぐらいに。そのぐらい
はっきりとしていてくれた方が、ずっと楽だった。
家の前に、音夢がいた。制服姿のまま、蹲って、泣いているのではないかと思った。
「音夢ちゃん」
さくらが声を掛ける。音夢が顔を上げてさくらの方を見上げた。酷く疲れた顔をしていた。
この顔を知っていた。悩んでいる顔だった。さくらもついこないだまで、同じ様な顔をしていたから分かる。
277 :
男嫌いさん:2005/05/06(金) 02:33:01 ID:nxalf9WH
大丈夫、と言いかけそうになって、言葉を飲み込んでさくらはまた笑顔に戻る。
「どうしたの、音夢ちゃん」
「・・・・お話があるの」
それだけ言うと、音夢は立ち上がった。まだ、目は悩んでいる。
さくらは少し考えて、家に入れてあげる事にした。
恐らく、テープを渡せ、か兄に近づくな、と言いに来たのだろうと思った。
音夢も、自分の想いの方を選んだのだろう。当然だった。最後に辿り着く場所は、
やはり自分が基点なのだ。ならば、尚更負ける訳にはいかなかった。
居間に案内する。音夢が座布団の上に静かに座る。茶も出して、さくらも台の向かい側に座った。
暫く、沈黙が部屋の中を包んだ。お互い何も言わない。
「テープ、渡さないよ」
さくらが笑顔で言った。音夢の言葉を待っていたのだが、言葉が出でこなかったので、先に言った。
音夢が微かに反応した。
「それを言いに来たんだよね。だったら」
「・・・違う」
音夢がようやく、か細く答えた。
「じゃあ、何しに来たの」
言い方が冷たい。さくらは自分でもそう思えた。これが本当に音夢に言いたい事なのか、
胸の内で自分に問いかけてしまう。
「・・・・もう、止めようよ。こんな事」
「じゃあ、お兄ちゃんの事はどうなるの」
「そうじゃなくって!!」
音夢が必死に頭を振る。何を言いたいのか分からなかった。
「兄さんの事は・・・・関係ないの・・・・私は、さくらとこんな風にケンカしたくない・・・・って、言ってるの・・・」
さくらの表情が、初めて変わった。
278 :
男嫌いさん:2005/05/06(金) 02:34:03 ID:nxalf9WH
「私・・・ずっと考えてた・・・・自分を選んでしまうか、さくらの気持ちを考えてあげるか・・・・
一生懸命考えた・・・・頭真っ白で、何も考えられなくて・・・・それでも考えた」
それで、音夢は自分の方を選んだ、とさくらは思っていた。
「・・・・でも・・・・私、選べない・・・・どっちか一方だけ選ぶなんて・・・・そんなのできない・・・」
焦れったくて、さくらは苛立っていた。何を今更。
「自分を選べばいいじゃんか!!音夢ちゃん、ボクの事が嫌いだったら!!」
「できる訳ないでしょ!!だって・・・・・私・・・・さくらの事、嫌いじゃないから・・・・大好きだから・・・」
ただ切に、自分の思いを打ち明ける音夢にさくらは戸惑っていた。
予想外の音夢の想いにさくらはどう対処していいのか分からなかった。
「ずっと、昔から・・・・さくらと仲良かったから・・・こんな形で嫌な仲になりたくないから・・・・
さくらとずっと仲良しでいたいから・・・・だから・・・・もうこんな事、やめようよ・・・さくら」
鼓動が激しくなる。焦っていた。
ただ、次の言葉を言おうと。でも出てこない自分に、焦っていた。
「さくら・・・・」
「・・・・そんな、そんな眼で見ないでよ、音夢ちゃん。ボクはあんなに酷い事したんだよ・・・
音夢ちゃんの事傷つけて・・・だから、もっと恨めしそうな眼をしてよ。もっと怒ってよ。怒鳴ってよ。
泣いてよ。ボクの事憎んでよ。でないと、ボクは」
「できないよ・・・・そんな事」
手に湿った感触のものが触れた。涙。いつの間にか、泣いていた。
「でないと、ボクは・・・・音夢ちゃんの事嫌いになりきれないんだ。本当は、音夢ちゃんの事が大好きで、
大好きでしょうがないのに・・・・どうしてこんな事をしちゃったんだろうって・・・・」
何を言ってるんだろう。さくらは、訳が分からずに言葉が出てきてしまっていた。
涙も、溢れて止まらなかった。
「ボクは、間違ってない・・・・間違ってないはずなのに・・・・でも、そのせいでボクは・・・・」
「さくらは!!さくらは間違ってなんか・・・・ないよ・・・」
音夢を見た。音夢も、泣いていた。
「ボクは・・・・音夢ちゃんを傷つけてしまった」
279 :
男嫌いさん:2005/05/06(金) 02:35:04 ID:nxalf9WH
それが、限界だった。溢れてしまった感情を止められなくて、さくらはその場に蹲って、泣いてしまった。
音夢も一緒になって泣いた。泣いて、ただ二人して泣いていた。
いつの間にか、音夢に抱きかかえられている格好になっていた。
音夢が優しく頭を撫でてくれる。それが心地よかった。
「・・・・暖かいなぁ・・・音夢ちゃん」
そこには確かな温かみがあった。
あんな事をしなくても、望めばそこにはちゃんと欲しいものがあったのだ。
「・・・・さくら。私は、さくらの事大好きだよ」
音夢が、さくらの顔をじっと見つめてきた。
「・・・・何か、さくらにキスしたくなってきちゃった・・・♪」
「えっ・・・・」
さくらがちょっと驚いて苦笑してる音夢を見た。
「だって、さくらカワイイんですもの」
どうにも子供扱いされてる様でならなかった。だけど、たまには悪くないかな、と思った。
「いいよ、音夢ちゃんなら」
顔が近づいたと思ったら、唇が触れていた。さくらも音夢に合わせて口付けをする。
昨日とは違う。心の痛みはなかった。
ただ、お互いもっと知りたい、その思いで溢れている。
体を寄せ合って、抱き合う。音夢の抱擁は暖かくて、音夢の香り、体の柔らかさが体を通して伝わる。
「変だよね、私達。女の子同士なのにね」
音夢が笑った。変じゃない。大好きなんだから、仕方ない。
体が、まるで火の様に熱い。熱いと思った時は、既に濡れていた。音夢がそこに触れてきて、
それで濡れている事に気付いた。
「やだ・・・・・音夢、ちゃん・・・」
さくらは頬を赤らめる。大丈夫だよ、と優しく囁く音夢。
280 :
男嫌いさん:2005/05/06(金) 02:36:06 ID:nxalf9WH
音夢はさくらをそっと横にして寝かせてあげる。
首筋から口付けをしていき、さくらはその動作一つ一つに刺激を感じて、体を動かしてしまう。
「ん・・・音夢、ちゃん・・・・ふぁ・・・・」
「さくらが、気持ちよさそうな顔してくれると・・・私も嬉しくなっちゃうな」
そんな事を言いながら段々と下の方へと舌は這ってゆく。
途中で服に差し掛かり、するりと脱がせてゆく。さくらのまだ小さな乳房が露となる。
意外に音夢が大胆で、さくらは恥ずかしくなってきた。
「ね、音夢ちゃん・・・・意地悪だよ」
「あら、本当の事なんだもん・・・・さくらの恥ずかしがってる顔、もっと見たいなぁ」
「んあぁ!」
音夢がさくらのその小さな乳房に舌を這わせる。あまりにくすぐったくて、さくらは一際大きな喘ぎ声を
出してしまう。音夢は、もっとさくらの声が聞きたい、と言って更に乳房に刺激を与えだす。
「ふぁ・・・・ん・・・・んっ・・・ああ」
音夢にただ成すがままに遊ばれてしまうさくら。
それでもよかった。音夢になら、幾らでも自分を晒したかった。
「さくら・・・・私、もう我慢できないよ」
音夢がじれったそうに腰を揺らしていた。
「うん・・・・じゃあ、一緒にイこう。音夢ちゃん」
二人が下着を取ると、既に下着は湿っていた。
お互いの花弁を宛がうと、ゆっくりと腰を揺らして擦り始めた。
動く度に、喘ぎあう二人。赤々と夕陽に照らされた居間に、ただ二人の喘ぎ声だけが響き渡る。
「ん、あん!!ああん!!」
腰を揺らす度に背筋がゾクゾクとする。
まるで、動かせば動かすだけ、音夢を感じられる様な思いだった。
もっと音夢を感じたい。だから、腰の動きを速めていく。
281 :
男嫌いさん:2005/05/06(金) 02:37:07 ID:nxalf9WH
「あんっ!!ああん!!さ、さくら、速、すぎるよ、んぁ!!」
音夢は、まるで喜んでいる様に叫んだ。
「音夢ちゃん、音夢ちゃん!!大好きだよ!!ああぁ!!」
「わ、私もさくらのこと、んぁあああ!!」
「ふぁ、ああああ!!」
お互いが同時に絶頂を迎えて、そしてしばらくは抱き合ったままで一緒になっていた。
テープはさくらがすぐに壊してくれた。こんな物は必要ないんだ、と言っていた。
「音夢ちゃんも、人の事言えない程の乱れっぷりだったけど」
音夢が帰る時、玄関の前でさくらがにやりと意地の悪そうな笑みを見せた。
「だ、だから!!あ、あれは・・・その・・・・ふ、不可抗力で」
音夢は慌てて取り繕うとすると、さくらが笑ってきた。音夢もつい釣られて笑った。
やっぱり、私たちはこんな感じが一番合っている、と音夢は思えた。
「あ、でもでも」
さくらが付け加える様に言った。
「お兄ちゃんの事、諦めた訳じゃないよ♪」
笑ってるのだけれど、何処か笑ってない様な笑みを浮かべるさくら。
「と、当然です・・・・お互い正々堂々勝負致しましょう♪」
音夢も負けじと同じ様な笑みを返した。ただ、昨日の様な重い空気は漂ってない。
もっと清々しい、明るい感じ。
これからも、さくらとは長い対決があるだろうけど。
でも、きっと仲良くやっていける。そんな気がした。
「あ・・・ね、音夢ちゃん」
「ん?」
音夢が背中を向けると、さくらがもどかしそうに尋ねてきた。
「・・・・・これからも、ずっと友達だよね」
「・・・・勿論よ♪」
音夢が満面の笑みを浮かべて、ただそれだけ答えた
282 :
男嫌いさん:2005/05/06(金) 02:39:37 ID:nxalf9WH
すんません!!陵辱に徹しきれませんでしたw
やっぱさくらを敵に回したくなかったし・・・・(ノД`)
でも絶対この二人は本当は仲が良いんだと断言してみる罠
次はリクエストのことり陵辱(次はマジで)やってみようかな・・・・
とりあえずおやすみ・・・
>絵無死卦さん
あ、いや、ただ思い浮かんだ事を文字で並べただけで、何も考えてないですw
283 :
水死体:2005/05/06(金) 06:57:08 ID:isViA/3d
小鳥の囀り DC 白河ことり輪姦計画 −本編−
「ーーーーーーーーきゃっ!!」
自室のペッドの上に、乱暴に投げ出された。
玄関口で男達に取り押さえられ、ここまで連れてこられたのだ。
「いいねぇ。 黒い下着なんて、男を誘っているとしか思えないぜ」
男達から下品な笑い声が上がる。
投げ出された拍子に、スカートが捲れていた。
慌てて隠すが、もうバッチリ撮っちゃったと言われ、
見るとビデオカメラを回していた。
デシカメやケータイで撮ろうとしている者までいる。
彼らはいったい何をしようというのだろうか。
心細く自らの両肩を抱きしめ、男達の出方をうかがった。
こころの声は依然聞こえない。
今まで魔法の力に頼ってきたことりには、彼らが何を考えているのかわからない。
・・・だけどそれは言い訳で、うすうす・・というより、半ば現在の状況を理解していたが
頭はそのことを否定したくて、わからないフリをしていたのかもしれない。
ゆっくりと、男達が近づく。
相手が一歩近づくと、ことりはベッドの上で後ずさったが
その動きはすぐに止まった。
壁にぶつかる。
もう、逃げ場はなかった。
男達は目の前に来ていて、そのうちの一人と目が合うと、相手はニタリと笑った。
好色そうで、加虐心に引きつった顔。
心の声が聞こえなくなった彼女でも、今彼が何を考えているのか容易に理解できた。
284 :
水死体:2005/05/06(金) 06:57:43 ID:isViA/3d
「ひ・・・・ぃ・・・」
悲鳴は出なかった。
恐怖のあまり喉の奥に声が引っかかり、出てこない。
叫んだり逃げ出したりしたかったのだが、怖さと緊張とで
体がちっとも言うことを聞いてくれない。
手が伸びてきた。
3人の男達から計6本。
「・・・・・・・ぃ・・・・・イヤあぁぁぁぁあぁぁ――――――――――っっ!!!」
喉の奥に刺さっていた恐怖という名の杭が外れ、彼女の心が
そのまま声になって押し出された。
「静かにしろっ! おい、そっち口押さえろ!」
「このっ、暴れんなよっ」
「んーっ、んーっ!」
「コレ詰めとけよ」
「縄貸せ、縄!」
叩く、引っ掻く、押し返す。
ことりは力の限り暴れた。
しかし3人の男の力の前にはあまりにも儚い抵抗でしかなく
非力な彼女が取り押さえられ、自由を奪われるのはあっという間だった。
縛り上げられ、ベッドの上に転がされる。
その拍子に壁に頭をぶつけたが、痛さを気にしている余裕などなかった。
自由にならない身体をモゾモゾと動かし、必死に逃れようとする。
「もう諦めろよ白河。 往生際が悪いぜっ!」
バシッと、頬を張られた。
一瞬目の前が暗くなる。
ジワリと頬に広がる熱と痛み。
涙が滲んだ。
285 :
水死体:2005/05/06(金) 06:58:13 ID:isViA/3d
「それじゃ、とっとと始めようか。『風見学園のアイドル・白河ことりの裏ビデオ・デヴュー』!!」
その声を合図に、大きな撮影用ライトがともされた。
スポットを浴びているのは、もちろん主演女優のことり。
まぶしさに目が眩む。
ビデオに裏や表があるのかと思ったが、自分のいかがわしい姿が
余すことなくビデオカメラに納められることは容易に想像ができた。
「んぅっ!」
二人の男に押さえつけられ、敷布に上半身を沈めて尻を高く上げた四つん這いの姿が
カメラのレンズに映し出される。
スカートを捲り上げられ、黒い下着はズリ下げられた。
白くて綺麗な双臀が露わになる。
そこは滑らかで触り心地が良さそうで、周りの男達からは溜息が漏れた。
男の一人が震えるお尻を叩き、足を広げさせる。
すると、毛の生えた部分が見えた。
ことりの陰部だ。
声があがった。
毛が濃いだの、ことりに生えていたのがショックだのと。
口々に勝手なことを言っては、勝手に盛り上がる男達。
ことりは恥ずかしくて死にそうだった。
「さぁて、本邦初公開。 『白河ことりのオマ○コ』!! さ〜て、彼女は処女か非処女か・・・?」
指がことりの合わせ目を割開いた。
中はツルツルとしていて、ピンク色の肉壁同士がピッタリとくっついていた。
会陰部をさらに左右に広げる。
するとだんだんと奥まで見え始め、洞窟の途中に小さな穴がいくつか開いた白っぽい皮膜が顔を覗かせた。
澱物などの排出用のために、ふるい状に穴の開いた薄い膜。
処女膜だった。
286 :
水死体:2005/05/06(金) 06:58:45 ID:isViA/3d
また男達から声があがる。
興奮と感嘆と、下卑た雄の声が。
視線がそこに集まっているのがわかった。
自分の胎内数センチの部分にカメラのピントが合わされ、男達の視線が遠慮なしに突き刺さる。
(見られてる・・・・・・・助けて・・・・・誰か・・・!)
猿ぐつわを噛みしめ、真っ赤に染まった顔を布団に埋める。
涙がシーツに染み込んで行く。
顔が少し冷たかった。
「じゃ俺、一番な」
その言葉にビクリと身体が竦ませ、ことりは肩越しに振り返る。
もうすでにはち切れんばかりに膨張して反り返った男性器が、まだ濡れてもいない少女の部分へと宛われる。
それは熱くて、硬くて、柔らかくて。
これからその肉の凶器に自分の身体が引き裂かれることを思い浮かべる。
みっくんとともちゃんがされた時の様子が、頭の中に押し寄せる。
恐怖心が一気に溢れてきて、ことりは自由にならない身体を必死に揺すった。
「んーーーっ! んぐっ! んぐぅーーーーっ!!」
「チッ、いいかげんに諦めろよ、このクソアマッ!」
ズドッ!
男の蹴りが、もがくことりの横っ腹を捕らえる。
一瞬、胃液が逆流しそうになった。
肩や背中、太股にも立て続けに蹴りが入る。
ガッ ゴッ・・・・・!
身体中が痛い。
もう、動けない。
ことりも男も肩で息をしていた。
287 :
水死体:2005/05/06(金) 06:59:16 ID:isViA/3d
おとなしくなったことりの尻を高く持ち上げ、再びイチモツを宛う。
今度は抵抗がない。
動かない。
口の端を笑みの形に歪め、乾いた自分の唇をひと舐めする。
腰を突き出す。
グッ・・・・
柔らかな穴の入り口に先端が入る。
ミッチリと肉が合わさり、道などないように思えたが、構わず腰を押し進める。
プッ・・・プチ・・プチプチ・・
皺の少ない柔肉が引き剥がされて行く。
「ぐっ!? ・・・・っ・・・・・ぅぅ〜!!」
(痛ぁいっ!! 痛い痛い痛い痛い痛い痛いっ!! 裂け・・・るっ・・・・裂けちゃうっ!!)
雄を受け入れる準備の出来ていないアソコに無理矢理ねじ込まれ
敷き布団に埋まった顔から、猿ぐつわの隙間から苦痛の声が漏れる。
男の中の誰かがことりの顔を上げさせた。
2台目のビデオカメラで喪失時の表情アップを撮るらしい。
その顔は胎内に異物が入り込んでくる恐さと、痛みと、恥ずかしさで濡れていた。
グシャグシャになった顔から、さらに涙と苦悶の声を引き出すべく
一番手の男は無遠慮に侵入して行く。
ミリミリミリミリ・・・・・・
プツ・・・プッ・・プツ・・・・・・・グッ
亀頭が完全に埋没し胴体部が少し入り込んだ頃、男の行く手を阻むかのような
一枚の薄い壁に突き当たる。
つい今し方、皆が穴が開くほど見てビデオで映した処女膜だった。
学園のアイドル・白河ことりの初物の証を奪える愉悦と興奮。
なんだか愉しくて、笑いが込み上げてきた。
乾いていた唇をもう一度湿らせる。
そして一気にブチ抜くことにした。
288 :
水死体:2005/05/06(金) 06:59:47 ID:isViA/3d
メリッ、ブチブチッ・・・・・ズンッ!!
「ひふぅっ!? ぐぅ・・・・ぅぅっ・・」
膜はボロ布のように一瞬で破り捨てられ、膣奥まで一息に男根に埋め尽くされた。
痛みと喪失感で見開かれた瞳からは、止めどもなく涙が溢れる。
季節は夏。
まもなく一月半もの長い休暇へと差し掛かり、皆その前にある嫌なテストを
どうやって切り抜けるかに頭を悩ませる。
これさえ乗り切れば楽しい夏休みが待っていて、心が浮き足だってきてしまう。
そんな、暑い夏の日。
自宅のベッドの上で縛られて自由を奪われ、純潔の証をカメラで撮られ
尻を高く上げた恥ずかしい恰好で
白河ことりは将来愛する人に捧げようと決めていた大切な物を奪われた。
そしてこれは、彼女が過ごす屈辱の日々の、ほんの幕開けにすぎなかった。
つづく
ことりレイプ本編が、あと1,2話ぐらいになってしまいそうです。
すみません、ちょっと長くて。
しかも実用性皆無・・・
なるべく直接描写を避けて、レイプが嫌いな方でも大丈夫なようにとおもったのですが。
>>男嫌いさん、GJです!!
和みますね〜
以前自分が書いた音夢強姦もの(黒幕はさくら)とは大違いです。
あれは駄作でした・・・_| ̄|○
男嫌いさんのことり陵辱にも期待大です!
289 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 08:21:21 ID:6lBEObmS
水死体さんすごくよかったです!続き期待してます!
朝倉純一と水越萌は、非常に仲の良い恋人同士である。
本校に入る直前から入った直後にかけて、出会ったり恋人になったりとある事件を解決したりして、多大な時を同じくしていたというのは記憶に新しい。
ただ、二人は気付いていた。
眞子、つまり萌の妹が、最近二人に対して妙によそよそしいということに。
「はぁ・・朝倉くん・・・おっぱい吸って・・・赤ん坊みたいです・・」「子供におっぱいを吸われて気持ちよくなってるのは誰?」
「朝倉くん・・・意地悪言っちゃやぁ・・・・」
萌のたわわな胸を、純一はこよなく愛していた。吸い、揉み、潰し、いつも愛している。
一方の萌は、息も絶え絶えと言った様子だ。
巨乳は感度が悪いと純一は聞いたことがあるが、少なくとも萌の胸は感度が人一倍優れていた。
291 :
水越姉妹丼・コスプレ風味:2005/05/06(金) 09:18:37 ID:r7LsqSAy
ゴメンナサイモウヤリマセン。
スレを汚してすみません!
水死体氏以下多数の方々、モウヤリマセンので許してください
キター!!
水死体氏GJ!!
>282
GJ!!
ええ話や
>288
別の世界のことりと割り切ってしまえばそんなに辛くはないか
ナイス
295 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 11:34:22 ID:r7LsqSAy
・・・ここのスレでSS書く気完全に失せましたな。
どうせ書いても見向きもされねぇだろうし、みられたとしても水死体氏と比べられるだけだろうしな。
そう自分を過小評価しなさるな
297 :
男嫌いさん:2005/05/06(金) 15:05:48 ID:C8DVNEi9
そんなのキニシナイ。言葉が自然と思い浮かぶから書く。それが俺のジャスティス
>295
10行程度じゃ評価しようがない
もっと書き溜めて、もっかい投下しに来てください。
多少の無茶をやらなければ、人は振り向いてくれない。
期待してます。
よし決めた。俺はネタ系ばっかり書こう。エロ書きは三人もいるんだから
篭手がコメントだけっていうのも、いい加減ウザかろう
>男嫌いさん
そうなったか……予想が覆されてばっかりだな、いい意味でね。
絶対この二人は啀み合っていると俺は思ってしまっているから、新鮮な気分
>水死体殿
ヒャハ……
こうなったらこのことりには極限まで不幸になってほしいな
>r7LsqSAy殿
反応欲しさでネタ書くっていうのを決して否定はしない(つうか俺もそれに近い)が……
取り敢えず、
>>290の続きをキリのいいところまででいいから書いて欲しい
少なくとも俺は他と見比べるなんて真似はしないから
302 :
男嫌いさん:2005/05/07(土) 00:30:02 ID:HTiKT0Cd
では自分はほのぼのをいただきましょう。
ことり陵辱は既に出てるみたいなので
本来、そっちが一番性に合ってるしね
現在
>>272の所望のものを執筆中> `ヽ
>302
期待して待つ
304 :
水死体:2005/05/07(土) 07:27:34 ID:5gup4F2b
>>295 そんなことおっしゃらずに投下して下さい。
私だって今まで色々な人と比較されたり、そこで意見・指摘を貰えたりといった具合に
少しずつ歩んできました。
何度も、色々なスレで叩かれてきました。
ええそりゃもう、凹んじゃうぐらいボッコボコでしたよ・・・・
私だって初めから今のような書き方ができたわけではないですし、
私なんかよりも上手い人は星の数ほどいます。
このエロパロ版の職人さんにだってプロ顔負けの書き方をする人や、
二次元ドリームマガジンに投稿したりと、プロへの階段を登った人もいます。
それに以前、絵無死卦@861さんが誰かにおっしゃていたとおり
書かないと上達は難しいです。
とにかく「自分の書きたいことを書く」ことが大切だと思いますよ。
すみません、なんか説教くさくなってしまいました・・・
>>290 うわ〜〜っ! いいところでやめないで下さい・・・・
なんか「おあずけ」をくらった犬の気分です。
もっと続けて下さい。
>>302 期待してます〜
萌は、メイド服を着用したまま純一に抱かれている。
純一の介護をしていた−二人にとってはいい思い出だ−時に着ていた服で、あの時は純一の怪我の具合が関係したため、萌の自慰のみで事は済んだのだが。
よくよく考えれば、あれほどエロティックなものを放っておいていいのかと純一は考え、答えは否だった。
「萌がメイド服着たときってすっげぇいやらしいからな・・・」
「言わないで下さい・・・恥ずかしいです・・」
メイド服の胸元と股座のみをはだけさせた状態の萌の頭を、純一は優しく撫であげる。
柑橘系の匂いが、純一の疲弊を癒すような気がした。
メイド服のままの萌が、疲れのためかすやすやと寝息を立て始める。
ここが水越家ならば、本物のメイド(!)や眞子、彼女らの弟や両親への対応を考えるべきだろうが、幸運にもここは朝倉家。
厄介な妹分二人はそれぞれ本土とアメリカだし、気にすることは何もない。
「薬・・・飲まなくてもよく寝るんだよな・・」
純一は、萌の頬をつんつんと突っついてみる。
肉感的でふっくらしている、まさに萌だからこその頬の柔らかさに、純一は笑った。
純一が萌に布団をかけ、自分も隣で寝ようか・・・と思っていると、滅多に鳴らない筈の電話が、大声を出した。
おおよそ世話焼きな義妹、もしくは大バカな親友の何れかだろうが、万一別人だった場合は失礼か、などと思い、かったりぃな、と呟きながら、純一は階下へと下りた。
電話の主は、眞子だった。
「ん、どうした妹よ」
『・・・・・・』
「冗談だ眞子。・・・で、どうしたんだ?」
『・・・から・・・』
「何だ?はっきりと言えって。お前らしくもない」
『今から朝倉の家に行くから!じゃ!』
たった一言。
ガシャン、と激しい音をたてて電話が切られ。
純一が眞子の言葉を咀嚼、理解するのには約三分の時間がかかった。
308 :
水越姉妹丼・コスプレ風味:2005/05/07(土) 18:54:41 ID:fn+SgQgS
中途半端は好きじゃねぇし、これだけはきっちりとあげとく。
>水死体氏
確かに言うとおりかも知れないが、根本的に俺は適当に書いてるだけだからな。
見向きもされないのは当然至極のことだろうよ。俺なんざの作品でスレを汚すぐらいならあんたらの作品が増えた方が皆喜ぶしな。
叶タンキボンヌ
311 :
水越姉妹丼・コスプレ風味:2005/05/07(土) 21:11:05 ID:fn+SgQgS
一度書き始めたモノは、よっぽどのことがない限り書き上げる。
それが俺の小さな下らないプライドなんで。
スレ汚しはもう少し続きますがご了承下さい
他人と比べるのイクナイ
お前のベストを尽くせ
ガンガレ!
ここはいいインターネットですね
>>311 個人的なマジレスをすると
俺が萌える要素テラ多スwww
決めた、完成するまでオナ禁する
そんな訳でガンガレ!超ガンガレ!!
水越姉妹丼氏よ。
あんたは神だ!
眞子ファンの小生は非常に期待してます。
なんでやさぐれてるのか知らんが、俺は期待しまくりだよ。
「数日見ないうちにツボはまるのがうpされてんなー」なんて思った。
今までは出来もかなりだと思うが、俺だけなのか…。
眞子が朝倉家を訪れたのは、結局電話から十数分の後だった。
「で、どうしたんだ眞子?音夢はまだ・・・」
「朝倉。お姉ちゃん、いる?」
「・・・マジな話か」
いつものようにボケて終わらせよう、という純一の計画は呆気なく崩れた。
真っ直ぐな眼で自分を見つめる、眞子に気付いて。
「萌と何かあったのか」「ううん・・・ただ私がワガママで自分勝手で・・・・ぅう・・・」
絞り出すようにそう言ったかと思えば、すすり泣くような声を出す。
余程のことだと純一には見て取れた。
「私・・・私っ!」
眞子は幾度となくその言葉を繰り返した。
しかし、その先が続かない。
純一は、彼女の悲しいまでの決意感が分かったため、敢えて口は出さなかった。
やがて、一時間が過ぎ。
眞子の涙も止み。
純一は、優しく眞子の頭を撫でてやった。
最愛の恋人である、萌にするような優しさを込めて。
「今言えないなら、言わなくていいから。いつか話せる時が来たら、その時に話してくれないか?」
「ううん。私、言うから。ずぅっと逃げてばっかりだったもん」
純一に頭を撫でられて気が安らいだのか、眞子の笑顔が一層光る。
それは、純一でさえ一瞬ときめくような眩しさがあり。
「私、朝倉のことが好き。お姉ちゃんが恋人だって知ってるし、二人が仲良しだって知ってるけど、やっぱり朝倉が好き。・・お姉ちゃんがいいって言えば、愛人でもいいから・・一緒にいたい」
・・・・・・・・
・・・・・・・・・
「はぁっ!?」
眞子の渾身の告白から、たっぷり二分は経った後、初めて純一の脳は動いた。
「ねぇ朝倉・・ダメ?」「いや待てよ。落ち着け眞子。気を確かにしろ。・・俺のドコがいい?」「優しいトコロ」
眞子の反論に、純一の思考回路がマヒする。
少なくとも、上目遣いでのぞき込まれて、しかもそれをするのが掛け値なしの美少女だった場合、余程の男でなければ耐えることなど出来ない。
純一も危うく抱き締めたい衝動に駆られたが、そこは純一。
萌への思いが、後一歩というところで踏みとどまらせた。
「あら、眞子ちゃん。やっと朝倉君に告白したんですねぇ?」
背後からの声さえ、聞こえてこなければ。
322 :
水越姉妹丼・コスプレ風味:2005/05/08(日) 18:40:36 ID:oXowfMkw
まだまだ続く駄作。
まだまだ遠い(うえにド下手な)エロシーン。
言ってくれりゃあいつでもやめるぜ
就寝前に126〜132みたいな感じのネタ物を落とすつもり
>水越姉妹丼・コスプレ風味殿
眞子の一途さが、混じりけのないシンプルな文章で身に染みてきます
>315とかが水越姉妹丼屋の常連になりたいっつうレスしてるのもわかるな
それに俺は
>中途半端は好きじゃねぇし、これだけはきっちりとあげとく。
>一度書き始めたモノは、よっぽどのことがない限り書き上げる。
こう言ってくれる書き手がこのスレにもいることが最近スレが活気づいたんと同じくらい嬉しい
だが頼むから今後無闇に自分を卑下するのはヤメレ
美味い丼屋の大将が
「いや、俺は適当に作ってるし……」とか「向かいの店の物のほうが美味いよ……」とか言ってたら
その丼がどんなに美味くても萎えるだろ?
>316
誰も言わないから俺が言ってやる
あんたはその神を見習え
「ね、ねねねね姉さん!?」
「お目覚めか萌?」
「はい。ゆっくり休ませてもらいましたから」
いつも通りの柔和な笑顔の萌を前に、今度は眞子が混乱した。
「眞子ちゃんが朝倉君のことを好きなのは知ってましたよ?」
「・・何でよ?」
「私は眞子ちゃんのお姉ちゃんですから♪」
やはりというか、胸と同じく器も大きいらしい。渾身の告白を終えて気が抜けたらしい眞子の頭を撫でる萌。
くすぐったそうな、恥ずかしいような、そんな顔の眞子。
「美しい姉妹愛だな」
萌特有のほわほわ感に囚われた純一も、思わずそう言っていた。
「朝倉君」
眞子の頭を撫でながら、萌はやはり優しく口を開いた。
「私は、眞子ちゃんが一緒になっても構いません。むしろ、今までみたいに三人で仲良くしたいなぁって思いますよ?」
柔和な笑顔はそのまま。しかし、彼女の言葉にははっきりとした意志がこもっていた。
それを聞いた純一は、苦笑して。
「じゃあ、これからは三人だな。・・宜しくな、眞子」
「だそうですよ眞子ちゃん。たっぷり愛してもらいましょうね?」
そう言う二人の顔を交互に見渡し、眞子ははっきりと頷いた。
「うん!」
「・・・恥ずかしいな」
服を全て脱いだ後、エプロンのみを身につけた眞子が呟いた。
萌の着用しているメイド服は、まだ服としての役割を果たしてはいるが、裸にエプロンは服としての役割を果たしているとはいえない。
その上、その格好のまま純一に愛されるのだ。
照れと恥ずかしさが入り交じった何とも言い難い感情が眞子に満ちる。
「眞子・・・おいで」
「眞子ちゃん、朝倉君にいっぱいご奉仕しましょうね♪」
ベッドに寝かされているのは、純一。
彼の性器を前に、萌は眞子ですら見たことのないイヤラシい・・・艶のある表情をしている。
327 :
水越姉妹丼・コスプレ風味:2005/05/08(日) 20:29:16 ID:oXowfMkw
やっとプロローグが終わった感じ。
まだまだ続く。
ついでに言っとけば、私のコテハンがあるとすれば「クオン」です。
>えむしけ氏
ありがたい・・・ていうか、あの占い師ネタを見てSSを書こうかなと思いましたから。残念。
小ネタで競ってみたいもんですな・・・。
水越姉妹丼・コスプレ風味様
期待してます。
>>327 まずはGJ!
期待していますので、気長に続けて下さい。
>>327 GJ
もの凄い勢いで続きを期待してます
オナ禁宣言したのに早速ヤツが眠りから覚めようとしているのだが…
どうすれば良いと思う?
>330
我慢するだけ我慢して死にそうになってからの方が気持ちいいよ
GJ!!
しかし、眞子が愛人とは以前、私が書いたヤツと反対の展開だな。
寝ちゃった……
投下は今日の夜にしよっと
>クオン殿
初体験が裸エプロンか……w
これからどんどんおいしい展開になりそうでいい感じ
そういってくれると俺もやる気が出てくるな、うん
334 :
水死体:2005/05/09(月) 06:36:46 ID:pnwDXKzP
>>327 クオンさん
GJですよ!
自分に自身を持って下さい。
うまい行開の使い方は、私も見習わねばと思いましたよ。
「朝倉の・・・こんなに大きいんだ・・・・」
「まだまだ序の口ですよ?もっと大きくなりますから♪」
「・・・初めてなのに」
二人の美少女を前に、半立ちの姿を見せる純一のペニス。
黒々としたその姿は、グロテスクであり美しくもあった。
「じゃあ、萌。眞子」
「はい、分かりましたよ朝倉君♪」
純一が声をかけると、萌は唾液をペニスにこぼし・・・頬張った。
「♪」
「お姉ちゃん!?」
萌は嬉しそうな顔をしているが、眞子にとっては信じられない行為だ。
「うん、気持ちいいよ萌。また巧くなったな?」「♪・・・はい、バナナでいっぱい練習しましたから♪あむっ♪」
「・・・私も・・・」
純一が萌を褒めたのが羨ましくて−実際は純一を愛したかったからなのだが−眞子は、おずおずとペニスの根元に舌を這わせた。
刹那、純一の顔が歪み、ペニスがビクリと脈をうった。
「眞子、そこ・・っ!」「チュプ・・・あしゃくりゃの・・・熱いよぉ・・・」
眞子が舐めあげる度、萌が亀頭を吸い上げる度、純一の腰が跳ね、二人の頭を押さえる手に力が加わる。
「・・・くっ・・・そろそろ・・・げんっ・・」「出してください、朝倉君の・・熱いの・・・私たちにかけて下さい♪」「朝倉、イっちゃうの?イっちゃうの?」
ヤバい。
純一は本能で悟った。
この美少女姉妹は、本物の淫乱だ。
あんな声を出す女、AV女優にもいないだろう。
萌は亀頭を吸い上げることをやめ、眞子と一緒にペニスを撫でさすり、舐め、頬ずりしている。
二人の柔肌にペニスがめり込む度、敏感さを増したペニスは限界を訴え出す。
先走りが絶え間なく漏れ、それが二人の手と頬を汚していく様は、純一の理性を破壊するに十分過ぎる役割を果たした。
「出すぞ、出るッ!」
純一が、とうとう吼えた。
ペニスに顔を近づけていた二人に、純一の灼熱の白濁がぶちまけられ、髪や顔、メイド服やエプロンまでもを白く染めあげる。
普通なら、ここで抗議の声の一つもあがるのだろうが。
「眞子ちゃん・・・とってもキレイ・・・」
「お姉ちゃんもキレイだよぉ・・・・」
うっとりとした顔で、互いの顔に付いた精液を舐め取り合う姉妹を見て。
純一は、力尽きたとばかりに溜息をついた。
数日後。
水越家、リビングにて。
「お義父さん・・・娘さんを俺に下さい!」
椅子に座る眞子、萌、水越母。
土下座しているのは、純一。
何のことはない。
二人と一緒に暮らしたいと願った純一が、挨拶と嘆願をしに来たのだ。
「君の言う娘とは・・。萌か、眞子か?」
「・・・二人ともです」「っ!?」
339 :
クオン:2005/05/09(月) 13:29:18 ID:lJeYD0Em
まぁエロは苦手なんでお許しをば。
そろそろ完結へと向かいますので、今しばらくの我慢を。
340 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/09(月) 13:50:56 ID:pS6YQcUb
GJ
>クオン殿
安田大サーカスばりのベタベッタかもしらんが
貝あわせの体勢の二人の溝と溝との間に……ってのが欲しかったかも
でもその描写はすげえ難しいんよね……osz
まあ個人的な好みでは、それよりもピロートークが欲しかったりして
↓ネタ・個人的趣味系、人によっちゃ拒否反応起こすかも
朝、部屋でファンデーションをつけていた私に、突然部屋に入ってきたお祖母様が声を掛ける。
「何をやっているのです、叶さん」
「ひっ!?」
咄嗟に、私は両の手を後ろに回す。
「何を隠したのですか。今、後ろ手に持っているものを出しなさい」
「は、はい」
お祖母様が、私が手にしていたコンパクトを没収すると、私に厳しい視線を向ける。
「これは……どういうつもりです」
「お、お祖母様…それは…」
「工藤の家訓、忘れたわけではありませんね?」
家訓。それは、学を勉め強いるべき頃は一切の色恋沙汰は無用…というものである。そのおかげで私は、女として生まれながら、今の今まで男装を強いられている。
そんな私に、ファンデーションなんてものは必要のないものであるはずなのだ。
「それが無くとも、あなたほどの年頃の子にはこのようなものは不要。早く顔を洗ってきなさい。あとこれは処分します。いいですね」
如何な反論をも許さぬ峻厳な態度でお祖母様は私を戒めると、さっと踵を返して、家の奥へと向かっていった。
「……」
私はお祖母様の姿が完全に向こうへ行ったのを悟ると、懐から別のコンパクトをとりだした。
「ふぅ……」
今お祖母様に取り上げられたものは、お洒落に興味を見せ始める頃の小学生が買うような安価なものである。普段はもう少し値の張る、もう少し上等なものを使う。
あの時は、こんなこともあろうかと安い方を懐に忍ばせておいたのを、ファンデーションを後ろ手に隠したときに、咄嗟にすり替えたのであった。
これはお祖母様を騙し、愚弄する行為であることは、重々承知している。
しかし、どうしても、如何に自分が男として生きる身であったとしても、せめて今日みたいな日は、女としての身嗜みを整えておきたかった。
「急がなきゃ……」
今日はとある友人と、図書館にテスト勉強に行く予定である。
無論その友人は、私の秘密を知らない。
本当は、せめてその人だけにでも、己が身の全てを晒してしまいたいのであるが。
待ち合わせの場である図書館の門の前には、まだその人はいない。
「早く来すぎたか」
私は腕時計を睨む。丁度デートの待ち合わせをするときなどは、こんな感じなのだろうか。
「そうでもないよね……」
私は少し、気持ちを苛立たせる。まるで本当に、彼氏を待っているような気分に錯覚してさえいた。
「くーどーおーっ!!」
「っ!!」
突如私の後方から、待ち人の声が響く。私はその声に、少し喫驚してしまった。
「わりい、待たせたか?」
その友人……朝倉純一は、頭をかきながら私に問うた。
「いや、別に……無理に誘ったのは俺の方だし……」
私は「男の」工藤叶を朝倉に見せる。せっかくの二人っきりなのに、どうしても家訓に、お祖母様の言いつけに囚われてしまうのが、我ながら歯痒い。
「そうか……いやまあ、工藤に誘われでもしなきゃ、テスト勉強なんてしねえしな……俺も助かるっちゃあ助かるし……あーあ、テストなんてかったりい……」
朝倉は億劫そうにぼやきながら、図書館の中へと入っていく。「男の」私に対する朝倉の態度は、無論「男の」友人達に見せるものと大差ない。
私はその後を追いながら、もしこれが本当にデートだったら、もし朝倉が女の私とここに来たとしたら、ふと頭に思い描く。
時間に間に合わせようと急いで駆けてきた所為か、息の荒い朝倉が、ばつが悪そうに私に言う。
『はあっ、はあっ…ごめんな叶、待たせただろ?』
『ううん、私も今来たところだから』
『そう?…でも助かるよ。叶が誘ってでもくれなきゃ、俺テスト勉強なんてしねえからさ』
『んもう、しょうがないなあ、朝倉くんは』
『へへへ……あとさ、勉強が終わったら、二人で食事に行こうぜ』
『うん、そうしよう……』
「おい、工藤、工藤?」
突如、朝倉が声を掛けてくる。
「え、な、何?」
「なに、ボーっとしてんだ?」
「な、何でもない、考え事だよ。朝倉には関係ないからな……」
くだらない。そんなこと、あるわけがないのだ。
朝倉の瞳に、あるべき女の工藤叶は映っていないのだから。
映っているのはただ、忌々しい男の工藤叶なのだから。
図書館の中は時期が時期である故か、朝早くにもかかわらず結構な人がいた。
「朝倉がもう少し早く来れば、こう苦労することもなかったんだろうにな」
「悪かったって……あ、あそこ空いてんじゃねえか?」
といって朝倉が指した先には、丁度並んで二人座れるスペースの空いた大机があった。
「あ、あそこ?」
私はどぎまぎする。ここに来た以上あって当然なことだとは思うのだが、朝倉と二人肩を並べて座ると言うことに、無性に嬉しさを感じてしまう。
「おい、どうしたよ。早く座ろうぜ」
「わ、わかってるよ。ちょっと待ってくれよ」
隣同士座るなんて、別に恋人同士でなくてもあることだ。大したことではないではないか。何を浮かれているのか。
だがしかし、学園で朝倉が女の子と肩を並べて和気藹々と談笑する様を見て、堪えきれない嫉妬の念に駆られたことは数知れない。
どうにも平常心でいられない自分をなんとか律すると、私は朝倉の横の席に腰を降ろした。
「ん?どうした工藤、俯いたりして。風邪か?」
「ち、ち、違うよ。そんなんじゃないんだ」
「何だね工藤くん。悩みがあるのならばいつでも私に相談してくれたまえよ、な!」
そういって朝倉は、私の肩に手を回し、耳の間近とも言える距離から私に問いかける。私の鼓動は更に加速し、私から正常な思考を奪う。
「まあ金の工面とかの相談はされても困るが…」
「や、やめてよ!!」
顔を真っ赤にして朝倉を振り払った私に、朝倉は怪訝そうな顔を見せた。その表情に焦った私は、慌てて平静を取り繕う。
「何でもない。さ、さ、始めよう。時間が勿体ない。朝倉もそんな悠長にしてていいの?次変な点を取ったらお小遣いが減るんじゃなかったっけ」
「あ、そうだ。ああくそ音夢の奴、変なこと言いやがって……」
その約束の言出屁である妹さんのことを呪いながら、朝倉はやっと机の前の本に向かい始める。
「……」
朝倉は「悩みは相談しろ」と言ったが、もし私が「朝倉のことで悩んでいる」と言ったら、朝倉はどんな顔をするのだろうか。そしてその時、私はどんな気持ちでいるのだろうか。
そうして二人、並んで机に向かう。
「…………」
「……あぁ、何だよバーター貿易って……ブツブツ……」
「…………」
「……『既に発売した商品の成分を再構成したり、付加要素を付けたりしたものを発売することを何商法というか』……ん゛ー、ん゛ー……」
「…………」
朝倉は、机に向かって勉強するという慣れない行為に集中できないでいるようだが、私は朝倉の隣という状況下に未だ慣れずに、勉強に集中できないでいた。
幾度も朝倉の方を向いては、正面に向き直るということを繰り返す。
そうしている内に、ふと、朝倉と目があった。
「あ、あっ」
「……ん?どうかしたか?」
「い、いやあ、な、な、何でもない」
「あ、でさ工藤、バーター貿易って何だ?」
朝倉が私のほうに身を乗り出すようにして尋ねてくる。
「そ、それはね、二国間の、輸入と輸出の差が同じ貿易……かな」
「あぁ……そうなんだ、なるほど。サンキュー」
普通に知っていることなのに、なぜかしどろもどろになってしまった。
そもそも朝倉が「何だよバーター貿易って……」と唸っていた時点で、「あ、それはね……」と声をかけて教えてあげることもできたはずだった。
しかし普段、朝倉と面と向かって話しているだけでドキドキするのに、まさかこんな状況下では、自らが思うままに振る舞うことなんかできない。
そしてそのまま、こんな調子で勉強を続けていると、
「ん゛〜……あぁ、かったりぃな畜生……っ」
余程勉強は疲れるのか、朝倉はいつもの口癖と共に大きく伸びをすると、机の上に置いてあった携帯を覗いた。
「おわ……もうこんな時間かよ」
「ん?」
「ほら、もう十二時前だぜ」
その朝倉の言葉に、慌てて自分の腕時計を覗いてみると、確かに針はその辺りを指していた。
「いつの間に……」
しかし、そんな長い時間勉強をしていたとは思えない。それほどまでに自分は舞い上がっていたのか……と思っていると、唐突に朝倉が、私の肩を叩いた。
「なあ工藤」
「ん……ん?」
「飯にしないか?」
「え゛、ええ!?」
『へへへ……あとさ、勉強が終わったら、二人で食事に行こうぜ』
『うん、そうしよう……』
────朝方の妄想が、急に思い起こされる。
まさか、いや、そんな、いやいや、でも食事の誘いであることには違いないし、いやでもそんな関係じゃないし、いやまさか……脳裏で様々な考えがかき混ざって渦を作り、私の心臓を激動させた。
「おいどうした?まだ腹減ってないのか?」
「あ、いや。う、うん、そうしよう……」
必死に自分を落ち着けて、私は朝倉の後ろについていった。
図書館を出たところで、私は朝倉に尋ねる。
「で、ど、どこにいくの?」
「ん────……」
朝倉は、そういうことは考えていなかったらしい。そこで私は、
「そういえばさ、ちょっと歩けばロイヤルコストがあるっけか……そこが、いい……かな?」
と、こっそりと、自分の希望を言ってみた。
家族とは、ロイヤルコストだとかという所謂“ファミレス”の類は行ったことはなかったが、どういうところであるかは、テレビだとか人の話だとかで既知している。だが別にファミレスに興味がある訳じゃない。
ただ朝倉と、向かい合って食事をしてみたいと思っただけなのだ。
そこでいろんな話がしたい。別に二人のこと、朝倉のことじゃなくてもいい。テストのことでも学校のことでも、何なら朝倉の妹さんやことりの話でもいい。
とにかく、二人っきりで食事なんて、学校じゃなかなかないことなのだ。その機会を、最大限に生かしたい。
けどさっきの様子じゃあ、私は何も話せないかもしれない。よし、今度こそ気を引き締めて、朝倉と普通に話をするんだ────
「えー、別にそこまで行かなくたっていいだろ、かったりい」
「……え゛っ」
朝倉の突然のセリフに、それまで物思いに耽っていた私は思わず腰を抜かしそうになる。
「あそこでいいだろ」
と言う朝倉の指が指す方には、私もよく行くコンビニがあった。
結局そこで、朝倉はカップ麺を、私は弁当を買った。
「で、何処で食べるの?図書館は飲食物持ち込み禁止だし……」
逡巡する私に、
「ここでいいべ」
朝倉はそう言うと、コンビニの前の、ちょうど段になっているところに腰を降ろす。
「そ、そんな、駄目だよ」
「かてえコト言うなよ」
「学校に告げ口されたらどうするんだよ……?」
「そんなくだらねえコト取り合うヒマなんざ、ウチの学校にはねえだろ。もし俺が学校の偉い奴ならそんなことより、学食のメニューの改善に力を入れるね」
「ふ、不満でもあるわけ……?そ、それにおば、いやウチの学校の偉い人は、そういうことにも厳しいと思う、けど……?」
「まあまあ工藤さんや、そうグズグズしてたら、せっかく暖めたお弁当が冷めてまうやおまへんか」
私は渋々、朝倉の隣に腰を降ろした。向かい合っての食事の筈が……これを食事と言えようか、いや言えない。“コシヒカリ100%”と謳う弁当を買ったはずなのに、その御飯はちっとも味がしなかった。
「なあ工藤」
細々と弁当をつつく私に、カップ麺がふやけるのを待っている朝倉が、退屈そうに声をかけてきた。
「ん……?」
「お前普段、どんな飯食ってんの?」
「どんなって……普通だよ。和食が多いけど」
「お……、だから『和風からあげ弁当』を買ったのか……」
別にそんなワケじゃ……と言おうとして、私は朝倉の表情や視線の先から、あることに気づく。
「朝倉……欲しいのか?」
「いや、べ、べ、別にぃ〜……」
そう言う朝倉の目は、明らかに泳いでいる。わかりやすいその態度に、私は吹き出しそうになった。
箸で唐揚げを一つつまみ、朝倉の目の前でそれを泳がせるようにちらつかせると、朝倉の目は明らかにそれを執拗に追いかけていくのが、明らかに見てとれる。
「……」
そうしてさんざ朝倉の視界内を舞わせた唐揚げを、瞬時にその視界から消し去り私の口の中に入れると、朝倉は半開きになった唇を軽く痙攣させながら、この上なく切なそうな瞳を見せた。
「く、工藤君、どうして君はそうも育ち盛りの青少年の純粋さを踏み躙るような真似をしやがりますか……?」
その朝倉の悶えるような表情に、私は可笑しさを堪えられなかった。こんな朝倉を見られただけ、この時間もあながち無為なものではなかったかもしれない。
「はは、欲しいなら欲しいって言えよ」
「ああもう、欲しいよ、くれよ! 唐揚げなんて、滅多に口に出来ないんだよな……!!」
「妹さんは作ってくれないの?」
「ああ、唐揚げと称した消し炭を出してきた事はあったけどな!」
「そうなんだ……あ、お箸はどうしようか?」
「いや、そのまんまでいいって。我が輩は唐揚げを頂けるだけでハッピー、であります」
「そ、そう……? ほらよ」
そうして私は、残っている唐揚げの中から一番大きい奴を箸でつまむと、朝倉が手で掴めるくらいの高さに差し出した。
すると朝倉は、
「恩に着るぜ工藤! 愛してる!」
と言うと、差し出された唐揚げに直接顔を近づけ、そのまま口でつまんでいった。
「!?」
「ん……ん、んめ」
咄嗟の事に言葉も出ない私を尻目に、朝倉は唐揚げを呑気に味わっている。
私は攪拌された頭を、必死に整理した。先程の「愛してる」という言葉はただ単に感謝するという意味で発されたものだろうし、あの取り方も、朝倉が手を伸ばすのを面倒がって行った、そのほかに別段意味なんざ無いものである事は判っている。
しかしいくら頭を整理しようとも落ち着かない。いくら落ち着こうとしても、体が言うことを聞いてくれない。脈は先程にも増してその勢いを強め、顔は先程にも増して紅潮する。
「あ、もう4分経ってんじゃねえかよ……ん、どうした工藤? また俯いたりして、食わないのか?」
「っだ、だから朝倉には関係ないって言ってるだろう、もう……!!」
「……変なの」
訝しがる朝倉を意識すまいとして、私は箸の上下を入れ替えて、一心に弁当をかっ込む。時間が経ったせいか、先程まではまあまあいけた筈の唐揚げは、何の味もしなくなっていた。
その後二人は午前と同じ席に戻り、勉強を再開した。
相変わらずかったるそうにぼやきながら問題集に向かう朝倉の隣で、私は相変わらず何一言朝倉に話しかけられずに、頭の中を混乱させている。
一心不乱に問題集を解いたり、教科書をノートに書き写したりしてはみるが、全く頭の中に入ってこない。シャーペンの芯も何回も折ったし、消しゴムをかける力を強めすぎてノートに破れ目を入れたことも数知れない。
この胸の苦しみから楽になりたい。
────この身の真実を、朝倉には明かしたい。
何故なら、私は朝倉が好きだから。女として、君を好きって言いたいから。
でもそれには、今この身の、朝倉のみならず全ての人たちについている嘘が邪魔をする。
たとえ己を欺いてでも、嘘をつかざるを得ないのには理由がある。
それは工藤の家訓か。それを支持し厳守するお祖母様か。いくら、一応男同士だからって、いくら何でも鈍すぎる朝倉か。それとも、家訓やら何やらに翻弄され自分に正直になれない私か。
もし家訓を破れば、お祖母様と、一族皆が私に激怒するに違いない。いや、易々と言いつけを破った私に絶望して、お祖母様を泣血させてしまうかもしれない。
打ち明けられた朝倉はどうだろう。男装などという、一般的に考えて訳がわからないことを平然と行っていた私を、不可解さで気持ち悪がるのではあるまいか。そうして皆を欺いていた私を軽蔑するのではあるまいか。
どれもいやだ。結局正直にはなれない。
でもやっぱり、この胸の苦しみから楽になりたい────繰り返し。
「……っ」
ふと、我に返る。あれだけいた人も、幾分かまばら。
窓からの陽光で、辺りは山吹色に染まっている。時計は4時半のあたりを指していた。
「え……」
確かもう1時には席に戻って、勉強を再開したはずだった。あれこれ思案している内に、もうそんな時間になってしまったなんて……と私は、それまで隣で聞こえていた、ぼやきや頭を掻く音が聞こえなくなっていることに気づく。
「朝倉……?」
「すぅ……んんぅん……ん…………」
余程勉強はかったるかったのか、朝倉は机に置いた腕を枕に、こちら側に顔を見せた形で突っ伏して、穏やかな寝息を立てながら眠っていた。
「いい気なもんだよね……」
朝倉のお気楽っぷりを正直憎たらしく思いながら、私は朝倉の寝顔に見入る。その寝顔は全くもって憎たらしいくらいにお気楽で、隙だらけで、可愛かった。
「……」
不意に私は、朝倉の顔に手を伸ばしてみる。そしてその指で、呑気な寝息を漏らして少し開いた朝倉の唇をなぞった。
「んぅ……っぅん………」
寝息を私の指にかける、朝倉の唇。私に対しては、私をどう思うのかさえ教えてくれないこの口。
いつかこの口で、誰かのことを『好きだ』という日が来るのだろう。
その時朝倉は、誰を正面に見据えているのだろう。
そして朝倉はその後、この口で、誰と────
自分で意識することすら出来ないけれど、どうしても止まらないものが、確かに私の中に流れる。
そして私は立ち上がり、未だ夢と戯れる朝倉の顔を眺める。
暫くして自らの顔を近づけ、じっと、朝倉の唇を一点に見つめてみる。
「…………」
少し躊躇った後、私は朝倉のその無防備な頬に、こっそりと口づけた。
朝倉の頬の感触が私の唇に伝わり、やがて確かなものと感じる、その刹那。
今まで私に絡みついていた、家訓がどうとか、お祖母様がどうとか、軽蔑されるのがどうとかといった感情を、私は綺麗さっぱり忘れてしまっていた。
憶えているのはただ二つ。
朝倉が起きたらどうしようと思いつつ、今朝倉が起きていないのを残念がったりしてみる気持ちと。
朝倉は眠っているけれど、こうして自分の気持ちを行動で朝倉にぶつけられたことで得られた高揚感。
唇を離し、朝倉の肩を揺らす。程なくして、朝倉はその重そうな目蓋を少し開いた。
「…………んだよ、人が折角……あ、工藤…………?」
「朝倉、もう夕方だよ。もうみんな帰ってる」
えっ と朝倉は目を見開いて、周りを見渡し、私の時計を覗き込む。そして今の今まで机に沈めていた半身を起こすと、あぁー……っと伸びをし、後悔したふうに首をすくめた。
「あ゛ー、寝ちまったあ……ああ、明日のテストどうしよ、これじゃ減給どころか補習じゃんか……」
「自業自得だね」
ケラケラと笑う私に、朝倉は眉をしかめてみせると、今度はなにかを残念がるような顔をする。
「くそ、結局あれも夢かあ……ちくしょー」
「夢?」
「ああ、さっきすっげえいい夢見てたんだよなあ、ああくそ、口惜しい」
「えっ、何それ、気になる。教えてよ」
何気ない口調で非常に引っかかることを言う朝倉に、私は思わず身を乗り出して尋ねていた。
「おわっ……え、何で?」
「いいじゃないか、そんな言い方されたら気になるんだからさ。ねえ、教えろよ」
催促する私に根負けしたか、朝倉は
「ん…………」
と、どこか必死な形相であれこれ考え込む仕草を見せた後、
「……あれ、……ああ悪りい、憶えてないわ」
といって、目の前の問題集やらを鞄にしまい始めた。
「ハァ? 憶えてないって、それなら何でいい夢ってわかるんだよ」
「だからー、夢の内容とかは憶えてないけど、いい夢見てたってのは確実ってこと……ただの夢なんだから、工藤にゃ関係ねえべさ」
「ふぅーん……」
朝倉の態度には、何か引っかかるものがある。
「もしかしたらその夢、朝倉の好きな女の子とキ……よろしくする夢じゃないの?」
「……ん? 工藤、何か言ったか?」
「ううん、何にも」
だが別段気にすることではあるまいと思い、私も帰り支度を始めることにした。
まもなく図書館の閉館時間である午後5時となり、私達は二人並んで、図書館を出た。
「なあ工藤、聞いていいか?」
「何?」
「俺、どんくらい寝てた?」
「さあ。俺はずっと勉強してたから」
「そーでっか。んじゃさ、図書館出る時に近くの席の奴らが何かこっち見てヒソヒソ言ってなかったか?」
「ふーん、知らないなあ。何でだろうな?」
「そうかい……あー、補習になったらやだな、かったりいな……あ、そいや工藤お前、昼頃まで気分悪そうだったのに、今は落ち着いてんな」
「え、そう?」
「何かいつになく気分も良さそうだし……俺が寝てる間に、何かいいことでもあったか?」
「ああ、強いていえば横でかったりーだの何だの五月蠅かったのが途中から無くなったくらいかな」
「あんですって!? 工藤何かお前、昼までとキャラ変わってねえか!?」
「ハハハ……」
ずっと、ドキドキはしているものの、今の私にはこの和気藹々とした状況を楽しむ余裕があった。
まだ嘘をついたまんまだけど。まだ目を見て好きだと言えたワケじゃないけど。
この人に全てを晒せる日も、そう遠い日じゃない気がする。
先程の苦悩は難解なものだったけれど、その答えはとても明快なものだったように。
いつか、二人もっと近くで、こんな雰囲気の中で、『好き』だと言えたらいいな。
了
エロはないよ
書いててそんな気になれなかったから
GJ!!!!ぜひ続編を!それで叶タンとのラブラブエチーを・・・。
358 :
水死体:2005/05/10(火) 06:54:00 ID:9lnbLPx8
クオンさんも絵無死卦さんも何言ってんねん
二人とも十分上手いやんか!!
GJです!!
満を持しての快作、GJ!
もどかしい気持ち。
エロくなくても面白ければそれでいい。
もちろんエロくてもそれは別口で堪能するけどねw
今月はいい月だ。
361 :
男嫌いさん:2005/05/10(火) 23:42:58 ID:KGQhea3H
予告してからだいぶ経ちましたが、投下します。
とりあえずは冒頭部分だけ、エロ部分は次回以降で
というか、冒頭だけで長かったりするしw 音夢×ことりの甘々百合SS
362 :
男嫌いさん:2005/05/10(火) 23:43:59 ID:KGQhea3H
委員会の会議が終わり部屋から出た時には、既に窓から夕陽が差し込んでいた。
会議がだいぶ長引いてしまったからだ。せっかく、見たかったドラマももう終わってしまうだろう。
あーあ、と短く溜め息をついた。仕方がないと言ったら仕方がないのだが。
とにかく、これでは走って帰っても仕方ないので、のんびりと帰る事にした。
外はまだ運動部の喧騒で賑やかであるが、校舎の中はうって変わって静かである。
気味が悪いというよりは、むしろ神秘的。夕陽が雰囲気を更にそういうものだと高揚している。
下駄箱に行こうと歩いていたら、何か音が聞こえた。誰かの声。歌ってる。
最初は音楽部かと思ったけど、楽器の音は聞こえない。
綺麗な声だった。何処か惹きつけられる様な声で、いつの間にか音夢も声のする方に足を運んでいた。
最上階の方まで来たけど、声はもっと上。屋上。音夢は屋上へと続く階段を上っていって、
扉を開けた。
風が吹いた。音夢は驚いて、一瞬眼を閉じた。再び眼を開けると、そこには一人の女性がいた。
ことり。歌っていた。オレンジ色の空に向かって歌いかけている。
歌よりも、ことり自身のその歌ってる姿が余りに綺麗で、音夢は傍に寄りしばらく見とれてしまっていた。
音夢が歌っても、ここまで綺麗には歌えない。それは、ことりだから綺麗なんだろうな、と思った。
しばらく歌が続いて、ようやく終わるとことりは静かに音夢の方を振り向こうとした。
「・・・ん?んげっ!?」
「うわぁ!!」
ことりが音夢の顔を見るなり急に驚いて、さっきまでの神秘的なんて言葉とはかけ離れた様な
謎の奇声を上げる。音夢も突然大声を出されたもんで驚いてしまった。
「・・・・なんだ、音夢じゃないですか。脅かさないで欲しいっすなぁ〜」
「って、それはこっちの台詞よっ!!」
音夢が怒鳴ると、ことりは苦笑した。
どうやら、音夢が近づいていた事に気が付いていなかったらしい。
「音夢は・・・・えっと、風紀委員か何か?」
ことりは口に指を当てて考える仕草をしながら尋ねてくる。音夢は頷いた。
363 :
男嫌いさん:2005/05/10(火) 23:45:02 ID:KGQhea3H
「ええ。ちょっと会議が長引いちゃってね。ことりは・・・・歌の練習?」
「はい♪今の時間なら人も少ないだろうと思いまして。ここでこっそり歌ってたんすよ」
何故かVサインを出してノリノリなことりを見て、苦笑する音夢。
相変わらず容姿と行動のギャップが激しいなと思った。
初めて出会った時は、あの学園のアイドル白河ことりと聞いたものだから、まるで女優にでも
出会った様な感じで緊張して、つい言葉を詰まらせてしまったものだった。音夢も見かけによらず、
だいぶあがり症な面もあった。
外見も噂通りの美少女。平凡な自分とは、どこか掛け離れた存在なんだと思ってしまった。
ただ、数度に渡って言葉を交わしていく内に、段々とその認識が間違っていた事に気付いてきた。
別に、どこの娘ともさして変わらない、極々普通の女の子だった。
最近では、どうして周りは彼女の事を特別扱いするのか、いつの頃からか不思議に思えてきた。
確かに、それはとても美人だというのは頷けるけど。周りの人間はことりの事を知らない。
だから特別扱いしてしまうんだろうな、と思った。
そう思える様になってからは、ことりとも自然と話せる様になっていた。
「それより・・・・・音夢。その・・・・み、見てたんですか」
ことりが恥ずかしそうに尋ねてきた。
直ぐに歌を歌っていた事だと気付いて、音夢は笑って頷いた。
「勿論♪ことり、歌ってる姿がすっごい綺麗だったなぁ。私惚れ惚れしちゃったよ」
「そ、そんなー意地悪だなー、恥ずかしいの分かってるくせに」
彼女は歌っている姿を見られるのが恥ずかしいらしい。以前、本人が言っていたのを音夢も覚えていた。
「えぇー、いいじゃない。ことり歌上手なんだしさ、別に恥ずかしがる事なんてないよ」
「そ、そんな・・・・全然大した事なんてないよ」
顔を赤らめながら苦笑することり。
「あの・・・・ところで、音夢はこれからお帰りですか」
「あ、うん。帰ろうとしたらさ、声が聞こえてきたもんで、何かなーって思って、ここに」
「そうだったんですか。じゃあ、よろしかったら一緒に帰りませんか。私も、そろそろ帰ろうと思って
いた所ですし」
364 :
男嫌いさん:2005/05/10(火) 23:46:07 ID:KGQhea3H
「あ、うん。勿論いいよ」
こうしてことりと一緒に帰る事は、あまりなかった。
最近はようやく気軽にことりと話せる様になったけれど。
要は一緒にいる機会がなかった。クラスも違うので、中々会う事もなかった。
だから、こうして一緒に帰るのが新鮮に思えた。
それでも、会話は結構気軽に弾んだ。日常の話題。勉強やテレビの話、休みの日の話と。
歩きながら話題は多々に渡った。ことりも楽しそうに、話は盛り上がる。
校門に差し掛かかった頃には、辺りはだいぶ薄暗くなってきていた。
丁度、料理の話題に入っていた。以前ことりに教えてもらったクッキーの作り方。
上手くできたか尋ねられて、音夢は苦い顔をした。
「焼く所までは上手くできた(音夢の主観的に)んだけど・・・・」
「ふむふむ」
「焼き加減がイマイチだったのか・・・・・真っ黒焦げになっちゃって・・・」
あちゃーっと言って苦笑いを浮かべることり。
「兄さんに見せたら、何だこれ、碁石?とか言うもんだから・・・私つい・・・」
「つい・・・何ですか・・」
「ふふふ・・・聞きたい?」
「・・・・いえ、遠慮しときます」
ちぇっと舌打ちをする音夢。以前と同じくオチの場面で話を反らされてしまう。
こうして、ことりと話している時が、最近楽しいと思えてきた。
勿論、美春や眞子と話をしている時も楽しいけれど。ことりはことりで、別の楽しさみたいなのを
感じられた。
ずっと話をしていたいけれど、暗闇は更に深まっていく。暗闇が深まる程、別れの時が近づいてくる。
音夢は何処か哀愁を感じてしまう。また明日お話すればいい。それだけのはずなのに、やはり
少し物悲しかった。
365 :
男嫌いさん:2005/05/10(火) 23:47:59 ID:KGQhea3H
ことりも何だか俯いて見える。
それは、音夢の思い込みである。実際には、そう思ってるかどうかなんて分からないけれど、
音夢にはそんな風に思えてしまった。
突き当りまで辿り着いた。この突き当りで、ことりとは道が違うのでお別れ。
「じゃあ、またねことり」
手を振って、笑顔でそう言う音夢。
ことりもはっと気付いて、すぐさま笑顔で返してきた。
音夢はことりに背中を向けて歩いて行こうとした。
「・・・・音夢!!」
突然、ことりが音夢の名前を呼んだ。
「ど、どうしたの」
音夢は大きな声で自分の名前を呼ばれて、驚いて振り向いた。
「あ、いや・・・・」
ことりは少し戸惑った様な表情をしたが、直ぐに笑顔に戻って音夢に提案してきた。
「音夢。よければ、これからちょっと寄り道しませんか」
続きは明後日にでも。もうだいたいできあがってはいるんですけどね。
冒頭でも読んで妄想膨らませておいてください・・・・(´Д`)
場に緊張が走る。
二人の父親が笑った。
「許されるとでも思っているのかね?」
「ダメなら逆勘当しますから」
「私たち、本気よ?」
すでに二人の母、及び弟は唖然としている。
父親の表情が弛んだ。
「本気なんだな?」
「未来、二人を幸せに出来るかなんて分からないけど。今この瞬間、俺は二人を愛してる」
「面白いしょ・・青年と言った方がいいか。気に入ったよ」
病院経営者というのは、往々にして堅苦しいヤツと純一は思っていた。
しかし、今ここにいる親父は、何と気さくなのだろうか。
「朝倉君・・・いや、敢えて息子と呼ばせてもらおう。・・娘を宜しく頼むよ」
父親が、涙を流した。
眞子も萌も、父親の涙は数えることしか見たことがないため、少し驚いた。
「立場上あまりかまってはやれなんだが。君のような男なら安心して娘を預けられる」
お父さん、と眞子が呟いた。
「君は私の息子だ」
「ありがとうございます・・・・義父さん」
土下座をいつの間にかやめ、正座していた純一と、二人の父親が握手した。
こうして三人は一緒になったのだった。
368 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/11(水) 00:25:55 ID:fW7JFvn2
寝ぼけ半分で悪いが終わり
369 :
水死体:2005/05/11(水) 07:01:36 ID:vXk0H4o2
>>男嫌いさん
次は音夢とことりの貝合わせですねww
>>クオンさん
乙でした〜
ただ少し意見を言わせていただきますと、少々ラストがあっけなかったかなぁと思いました。
370 :
クオン:2005/05/11(水) 18:24:40 ID:fW7JFvn2
朝倉純一は、健全な青少年(青年?)である。
おまけに、かなりの数の美少女に想いを寄せられている。
しかしニブいのかワザとなのか、のらりくらりとかわしてばかりだ。
最初はその方がやりがい(?)があると思っていた少女たちも、焦れに焦らされ。
ついに、恋心がバクハツしたのだ。
・・・そりゃもう、チュドーンと言わんばかりに。
371 :
クオン:2005/05/11(水) 18:31:00 ID:fW7JFvn2
「なぁ杉並?」
純一は、唯一動かせる首を必死になって動かし、自分のベッドに座る親友−杉並−に声をかける。
「俺、何で縛られてるんだ?」
「・・依頼があってな」「マジか・・・・」
うなだれる−ような素振りを見せる−純一。
多分義妹や従姉もその依頼人に入ってるんだろうな、とは思いたくない。
「まぁそう気に病むな。今までお前がはぐらかしてきたツケだ」
「・・・何をはぐらかしてるって?」
前言撤回。
どうやら天然だったようだ?
372 :
駄文:2005/05/11(水) 19:24:41 ID:ocNFUZF/
D.C.S.S.にアイシアの他に月城アリス・紫和泉子・工藤叶が登場するらしい。
叶は一応学ラン着ているみたいだが、この辺のキャラのSSは増えるのだろうか?
初音島は近海で起きた海底火山の噴火の影響で大地震が襲った。
建物は崩れ、住宅街は炎に包まれた。
本土からは程遠い為、早急な救援は期待できず、島民全員が死を覚悟した。
朝倉君と私は学園から一緒に逃げていた途中、お姉ちゃんの車に拾われた。
その車中で、
「ことり、こんな時にいうのもなんだけど俺、ことりの事が好きだ」
なんと答えればいいんだろう?私も純一君の事好きだったから、頭がこんがらがって……
今思えば私って大胆な(赤面
返事の代わりに朝倉君にキスしちゃった。
「おめでとう、ことり」
ニヤニヤと薄ら笑いのお姉ちゃん。
その時、ハッとしてお姉ちゃんに聞いた。
「お姉ちゃん、そういえばお義兄さんは?」
「…………………」
暗い雰囲気に包まれる車内。
「朝倉、約束してくれ……ことりを、ことりを一生支えてやってくれ!どんな事があってもことりを守ってやってくれ……」
お姉ちゃんの肩が小刻みに震えている。
「約束します!」
「そうか……よし!」
眼鏡を上げて腕で顔を拭う。
その時、車が激しく揺れて宙に浮いた後の衝撃で私は……
気付いたときにはロケットの中だった。
お姉ちゃんの顔が浮かぶ。
ロケットのガラスの向こうに額から血が流れているお姉ちゃんが……
ロケットが振動を始め、次第にそのブレが大きくなっていく。
その激しい揺れの性でお姉ちゃんが見えない。
でも、私には分かる……
お姉ちゃんが涙ながらに弱々しく何事か呟いている。
そんなイメージが頭に浮かぶ。
ガ、ガ、ガーーー
機内スピーカーからノイズが流れる。
「こと…り……」
お姉ちゃんだ、お姉ちゃんの声だ。
私の双眸に涙が溢れる。
「お姉ちゃん、ぅう、お姉ちゃん……」
ちゃんとしゃべれているのだろうか?
ノイズ交じりのお姉ちゃんの声を何時までも聞いていたい。
悲しみに打ちひしがれる私の肩をやさしく掴む手。
隣に座っている朝倉君だ。
ゆっくりと首を左右に振り、
「ことり……もう……」
朝倉君はゆっくりと居並ぶパネルの中にある一際大きなボタンを押す。
「……ことり……あ……」
そこまで聴こえた後、凄い轟音と押え付けられる強い衝撃に私の意識は途切れた。
凄い勢いで天枷研究所からロケットが飛び出し、熱風と白煙で辺りが包まれる。
爆風で研究所が崩れ去っていく。
そして、地面が揺れたかと思うと地下から大爆発が起る。
熱風でガスにでも引火したのだろうか。
しかし、燃えているのは天枷研究所だけではなかった。
初音島全体が火の海に包まれていた。
「ことり、起きろ、起きるんだ」
「ん、んんん、んん」
純一に揺り動かされるように起こされることり。
「ことり、見てみろよ。遂に着いたんだ、新天地に……」
ロケットの前面に緑掛かった星が見える。
私と朝倉君はこの星でアダムとイブになるんだ……
不思議と気持ちは落ち着いている。
「しかし、落ち延びた場所が他の星とは考えもしなかったよ」
砂浜に突っ込み木々をへし折りながらロケットが止まってから五分と経っていない。
それを背にして砂浜を歩く二人。
日は大分西に傾いているようだ。
「この星、私達だけなんだよね……」
純一の腕にぎゅっと胸を押し付けるように抱き着く。
心なしか純一の顔が赤い。
「ことり、不束者ですが宜しくお願いします」
「朝倉君、それ、私が言う台詞だよ」
純一の突拍子の無い一言にクスクスと笑うことり。
「風が出てきたからロケットに戻りましょう」
ロケット内でシートを倒すと、ことりが仰向けに体を置く。
「そういえば私達、制服のままだね……」
「だけど、それがいい!」
純一はことりの上半身を起こすとその後ろに跨ぐように座る。
学園の制服の上からことりの胸を揉む純一。
後ろから抱き付いてくる。
硬いのが背中に当たってる。
これが朝倉君の……
朝倉君が私に頬擦りをしてくる。
「はぁ、はぁ、朝倉君、ちょっと待って」
朝倉君の手が止まる。
「汝、白川ことりを妻とし、病める時も……」
「誓います」
私はいきなり唇を塞がれる。
朝倉君の舌がヌルヌルと私の唇を舐めていたかと思うと私の舌を求めて侵入してくる。
絡まりあう私と朝倉君の舌。
背中に当たる朝倉くんのモノがさらに硬く大きくなり、私に擦り付けれる。
何だろう?
私も股間がぎゅんと熱くなり、湿っぽい。
そして、長かったキスもどちらともなく唇が離れて終わる。
「私はこれから……朝倉ことり……で、いいのかな?」
「ここは俺達しか居ないんだからどうでもいいよ。なんなら白河純一とかでもいいぞ」
私は再びシートに上半身を沈める。
純一君が上から覆い被さるように天井の間とを遮る。
「あん、純一君、やさしくね……」
純一君の片手で私のオッパイを捏ね繰りまわす。
強く弱く、早くゆっくりと……
そしてもう片方の手で器用に制服のぶらうすのボタンを外していく。
お臍の上の辺りでそれは止まり、そこを開く。
「…………ことり……それ、勝負下着?」
黒いブラの事を指摘され、赤かった私の顔がさらに赤くなる。
「やばい、ことり……俺、もう止まれそうに無い」
純一は黒いブラを持ち上げるようにずらすとその両の桜色の突起にしゃぶりつく。
「純一君、も、もっと優しくして」
純一がその突起から口を離すとその突起が滑り輝いている。
「でも、ことりの乳首、硬くなって色も濃くなってきたよ」
純一の手がことりの太腿を撫でるようにつたい、スカートの中に入り込む。
「ブルマもビショビショだよ、ことり」
純一はスカートの中に顔を突っ込み、ブルマを脱がせる。
「ひゃん、パンティまで脱がすなんて反則だよ」
スカートの中から顔を出しブルマの中を覗くとブラと同じ漆黒の下着が……
純一はブルマを離すとことりの秘丘に向かってスカートに顔を突っ込む。
「ちょっ、ちょっと、純一君、キャッ」
いきなりスカートを捲し上げたのだ。
「ごめん、ことり。どうしてもことりの大事なところを見ておきたくて……」
そこを左右に開く。
「ひゃんっ!」
純一の指が晒れた秘所を上から下へとなぞる。
指を秘所から離すとネットリ、ベッタリと愛液が垂れ、秘所と指の間でいやらしく光りながら糸を引く。
純一は両手でことりの秘所を大きく開いて固定し、そこを舐め始めた。
羞恥心が大きいのか、ことりは恥ずかしさに両手で顔を隠す。
しかし、快感の為かその腰が震えだす。
「ことり、なんかしょっぱいんだね」
「ロケットが発射する時、ちょっと……その…漏らしちゃったの………」
「関係ないよ。それ!」
純一の舌が溢れる事を止めないピンクの泉を一舐めする。
「ことりのここ、凄いよ。その……ことり、そろそろいいかな……」
「……うん……」
大きく反り返る純一のモノを目の前でマジマジと見つめることり。
「こんなに大きいのが私の中に入るんだ……」
ツンとそれを突付くことり。
亀頭を押した指がツルっと尿道の付近まで滑る。
「うっ!」
純一の顔が恍惚に染まる。
それを見たことりの胸がキュンと高鳴る。
「純一君、可愛い!」
竿を握ったことりは亀頭をペロンと一舐めする。
「う、うわぁっ!」
純一のモノが小刻みに震えると勢い良く白濁液が断続的に射出され、ことりの顔にビチャ、ビチャっと降りかかる。
純一のモノがことりに添えられる。
真剣な眼差しの純一にこくんっと頷くことり。
純一のモノがことりに侵入を開始する。
「ん、んんんんんん」
歯を食い縛ることり。
「ことり、これからが本番だけど我慢してくれ、一気に行くぞ」
純一はことりの抵抗地点に押し留められているナニを一気に押し込む。
ブチブチブチッ
「い、痛い、んん、あぁぁぅ!」
引き裂くような感触を経て、コツンっと純一は最奥まで到達した。
「じゅ、純一……君……」
「ことり……くっ、きついけどとても気持ちいいよ……」
純一はそのまま動かずに、ことりの胸を揉んだり、吸ったり、キスしたりと色々とことりを感じさせようと努める。
「純一君、その…まだ痛いけど……その、う、動いていいよ?」
涙目でいうことり。
「ご、ごめん、ことり。締め付けられてるだけでもう……」
ことりの膣で純一のモノが震える。
「熱、純一君、熱い……でも、なんだかとても満たされていくみたい……」
「ごめん、ことり。俺も初めてだったから……」
「それはお互い様でしょ!純一君、夜はまだ長いんだから時間はあるよ」
繋がったままの純一のナニをキュっと締め付ける。
「その……早く純一君の赤ちゃん欲しいし……」
恥ずかしそうに純一から視線を外すことり。
「ことりっ!」
「きゃっ!」
ことりに覆い被さる純一。
ざざーん、ざざーん
海岸に押し寄せるさざなみの音。
目を覚ますとそこは純一君の胸。
「ことり、起きたか?」
外がまだ暗い中、私達は裸のままロケットを出て海岸を歩く。
海の向こうが少しずつ明るくなっていく。
純一君と私はどちらともなく手を結び、足首が海水に漬かる処で立ち止まる。
そして、この星での初めての日の出に私達の裸体が晒される。
そう、そして私達はこの星でアダムとイブになる。
380 :
男嫌いさん:2005/05/12(木) 00:36:24 ID:QpWScSZ6
すっごい飛躍的な展開だな・・・w
おもしろいのでGJです
GJ
因みに下着の色が違う結末が異なる話もあったけど、やはり黒下着に勝てなかったorz
なんだこりゃ〜。んな無茶なw 展開だけでご飯六杯分
384 :
水死体:2005/05/12(木) 06:09:29 ID:a4fD8s/C
GJ!!
いきなりな展開ですが、すごくエロいです!!
・・・・恥丘・・いや、地球はどうなったんでしょう。
もうちょっとでことり強姦本編2があがりそうです。
>初音島は近海で起きた海底火山の噴火の影響で大地震が襲った。
一行目から作者の特徴が表れた作品だなw
でも持ち味である大きい展開が残っててよかった。
いい意味でバカだw
※このSSは、エロなしオチなし下らない、なおかつみっくんとともちゃんをツインズと表記してます。
それでいい人のみ読むようにして下さい。
流れぶったぎってスマン。
388 :
二人の決死行:2005/05/12(木) 11:39:24 ID:sVzxJVsG
みっくんとともちゃんは、まぁことりの親友と言って差し支えないほどの存在である。
ことりが度を過ぎた可愛さを誇っているから目立ちはしないが、実際は二人とも美少女である。
「朝倉君、優しいよね」「あんなにことりに振り回されて・・恋人でもないのにねぇ?」
恐らくはグチだろう。
今日も今日とてことりのマネージメント(と言う名のデート)に駆り出された青年のことを想い。
二人は、溜息をついた。
389 :
二人の決死行:2005/05/12(木) 11:50:43 ID:sVzxJVsG
彼女ら共通の想い人・・・朝倉純一は、女運がいいのか悪いのか、癖のある少女によくモテる。
普段は学園一の変わり者である杉並と一緒にいることが多く、それだけで敬遠されることも少なくない。
「朝倉君、彼女いるのかなぁ・・・・?」
「ことりじゃないって言ってはいたけどね」
「ことりが相手じゃ勝ち目ないよ・・・」
呟いて、また溜息。
共同戦線をはったはいいが、二人は自身を平々凡々な女生徒と認識しているため、勝ち目は奇跡でも起こらない限りないと思ってしまっている。
で、続きは?またはオチは?
オチはないんだってさ。最初に書いてあった。
続きはほしいところさね。
「ねぇ、朝倉君……そんなにことりのこと好きなの?……私達より……?」
そう甘えるような口調で言いながら、ともちゃんは俺の手を取り、そのまま自分の胸にその手を持っていく。
彼女が唯一ことりに勝っているところ。
その豊満なバストにムニュゥと俺の手が沈み込み、手のひらの中心にはすでに固くしこった突起物がコリコリといった感触を返してくる。
「そりゃあ私達一人一人じゃ、ことりに勝てないのはわかってるけど……でも、2人一緒なら……」
突然のことに驚いている俺に、今度はみっくんが自分の顔を近づけてくる。
同学年にしては幼く見える彼女の可愛い顔が眼前まで迫り、ピンク色の唇がパックリと開かれたと思うと、そのまま俺の唇の中に舌先を進入させてきた。
甘い唾液をまとった舌が口内を這い回り、それによって勃起してしまった股間にまで手をまわしてくる。
393 :
男嫌いさん:2005/05/13(金) 01:31:51 ID:QdKSJn/8
ようやく続きが書き終わりましたので投下します・・・・
視点は急転回ー音夢からことりへー
何故音夢を呼び止めたのか、ことり自身でもよく分からなかった。気が付いたら、声を掛けていた。
何だか、音夢の背中がとても寂しそうに見えてならなかったから。
寄り道もするつもりはなかったのだけれど、もう少し音夢と話をしていたい。そう思って誘った。
そういえば、こうして音夢と何処か一緒に行くというのも、あまりない事だった。
音夢は何処か私を避けている。初めての頃、ことりはそう思えて、だから中々誘いたくても
誘いづらかった。最近はだいぶそういう感じはなくなってきたけど。
無理をして付き合っているんじゃないかと、たまに不安になる。
桜公園を歩いていた。最初、何処に行こうか迷ったけど、ここに来た時にあの大きな桜の木の
場所へ行こうと思い、こうして歩いていた。
音夢が何処に行くのか度々尋ねてきたが、ことりは笑顔で内緒、と言うだけだった。
ことりが先頭で、その後ろを音夢がてくてく付いてくる格好だった。
その音夢の歩く仕草が可愛くて、つい笑ってしまった。
「な、何がオカシイのよ、ことり」
「ふふ、ヒミツです♪」
「むー・・・・」
音夢が頬を膨らませて怒っていた。
そうこうしている内に。あの桜の木に到着。相変わらず大きな桜の木であった。
「ことりも、この木の事知ってたんだ」
「うん、小さい頃から・・・・じゃあ、音夢も知ってたの?」
「ええ。子供の頃は、よくここで遊んでいたなぁ。兄さんと、美春と一緒に」
音夢が、何処か遠い所を眺めながら語っていた。
「そうなんだ。私も、この桜の木の下でよく歌っていたんです・・・・」
木の幹に近づいて、手を触れた。
ここだけは、何も変わらない。昔と同じ。まるで、ここだけ時が流れていないみたい。
じゃあ、何が変わったのか考えてみたけど、何も思いつかなかった。
「音夢と」
「ん?」
「音夢と、もっと小さな頃から友達になっていたらなぁ、って。そしたら、私たちももっと仲の良い
友達になれたかもしれないのにね」
風が吹いた。桜がひらひらと散ってゆく。
何を物語っているというのだろうか。時間は戻らないと。それとも、友達になんかなれっこないって。
考えたら、何だか切なくなってしまった。
「そうね」
音夢が呟く。えっ、とことりは驚いた表情をして振り向いた。
心の中で思っていた事を、肯定されてしまったのかと思って、驚いた。実際は違った。
「私も、もっと前からことりをと友達になっていればよかったな、って思うよ。でも」
音夢は一際大きな笑顔を作ってことりに見せた。
「でも、足りない分の想い出は、これから作っていけばいいんだと思うよ。楽しい想い出、
嬉しい想い出、時には悲しい想い出、辛い想い出も、まとめて全部♪」
「音夢・・・・・」
ふと、ことりの顔を見て音夢は我に返り、あははと苦笑した。
「さ、さぁ帰りましょことり。もうだいぶ暗くなってきたしね」
音夢はことりに近づいて手を取って引いていこうとする。ことりは突然の事で、バランスを崩してしまう。
「わわ!!ね、音夢、ちょっと待っt」
「えっ・・・きゃあ!!」
そのまま木の下に二人とも倒れこんでしまった。
「いたた・・・・ゴ、ゴメンねことり・・・大丈夫?」
「へ、平気だよー・・・」
本当は少し痛かったけど。ことりは顔を起こしたら、すぐ目の前に音夢の顔が間近にあった。
瞬間、ことりは音夢の顔を呆然と見つめていた。
端整の取れた顔立ち、つまりは美人だった。
ことりも周りからは美人だの何だのと言われていたが、音夢の方がずっと可愛いと思えた。
何で、こんな事を思うのか。もしかすると、一瞬で音夢の事を見惚れてしまったのだろうか。
自分の事なのに、ことりは自分の気持ちがよく分からなかった。
「あ、あの・・・・・・ことりさん?」
音夢が不思議な顔でことりを見てくる。
ことりが音夢の上に覆いかぶさっている状態で、ことりがどかないと音夢も起き上がれなかった。
分かっている。分かっているつもりなのに、何故だか離したくない。
抱きしめてしまいたくなるくらいの衝撃が体の中を駆け抜ける。音夢の愛しい姿を見て、自分を
抑えきれる事ができそうになかった。
気付いたときには、音夢に口付けをしていた。
あまりに突然で、それがあまりに自然だったので、何の抵抗もなくすんなりとできた。
音夢は、すぐさま我に返り、顔を逸らそうとする。
だけど、それだけであまり強い抵抗ではなかった。
だからことりも音夢を離さなかった。
「・・・・ん・・・はむ・・・・・ん・・・・こ、ことり」
しばらくの間、静かな時が流れていた。二人の吐息だけが、いやによく聞こえる。
何も考えられない。今何をしているのかも、よく分からない。
だけど、体は熱い。何でだろうとことりは考えて、興奮しているから、熱いんだと思った。
まるで、自分のとめどなき興奮を音夢に全てぶつけるかの様に、激しく口付けを交わす。
舌を絡ませては、味わって、握り合っている手に力を入れて、時には音夢の声が聞きたいからと、
口元に僅かな隙間を開けて喘ぎ声を出させる。
「ふぁ・・・・ん・・・・んん・・・・」
そんな行為をしばし堪能して、名残をしそうに口を離す。
音夢はほんのりと頬が火照っていて、眼が甘く泳いでいた。
「・・・・・あ・・・・・その、私・・・・ご、ご免なさい!!私・・・・何を・・・・」
ことりは、まるで何かに取り付かれていたかの様に正気に戻ると、すぐに音夢に向かって謝った。
決して、音夢が嫌いなわけじゃない。嫌がる事をしようと思ってたわけじゃない。
ただ、彼女にはもっと笑顔でいて欲しくて、もっと幸せでいて欲しくて。
そんな事を思っていたら。頭の中がごっちゃになってしまっていた。
「ことり・・・・」
「え、は、はい!?」
何故だか、声が裏返ってしまっている。音夢は優しい眼でくすくすと笑う。
「寂しかったんだね、ことりも」
「えっ・・・・?」
「眼が、何だかそんな感じに見えて」
音夢に寂しかったと言われて、ことりは驚いた。
この体の熱さは、寂しさだったのだろうか。ただ熱くて。
そして奥底に残るのは、やはり寂しさ何だろうか。
誰かに気付いて欲しくて歌っているけど、誰にも気付いてもらえない。喜びの歌にも、楽しい歌にも、
嬉しい歌にも、最後に残るのは、やはり寂しさ。
誰にも気付かないから歌に乗せる。それでも、誰かに気付いて欲しくて歌っていた。
音夢が、今日気付いてくれた。あれは偶然だったのだろうか。偶然あそこを通っただけで。
でも、気付いてくれた。誰にも気付かなかった歌に気付いてくれた。
それは同じ寂しさを抱いていたからなのだろうか。
「私、ことりと・・・キスしたいな」
音夢が顔を赤らめて微笑んだ。
ことりももう押えきれずに、音夢を押し倒した。優しく、そっと。
口付けを交わしながら、音夢の服に手を入れて胸を触りだす。
「きゃっ・・・・あん・・・・・」
音夢が可愛らしい声を上げる。ことりは嬉しくなって微笑んだ。
「こ、ことりって・・・・意外にも大胆だったのね・・・・」
「ふふ、さーてっ♪」
「も、もう、ことりのエッチ」
音夢も笑っていた。ただ、今はこの笑顔が好きだった。
再び口付けを交わしながら、体をぎゅっと抱きしめる。
思っていたよりも、ずっと小さな音夢の体。でも、柔らかくて、いい匂いがして、暖かい。
鼓動が、普段より早く聞こえた。
「ことり、そこに立って」
「えっ?」
「いいから、早く」
「あ、はい」
ことりは音夢に言われるがまま、木の幹を背に立たされた。
音夢はそれに満足するとことりの前でしゃがんでスカートを履いたまま、ことりの下着を
脱がし始め様とする。
「ね、音夢!?」
「いいから、任せてことり♪」
恥ずかしがることりをよそに、下着を脱がせる。ことりの大切な部分が露となる。
音夢は、顔をスカートの中に潜り込ませると、その部分を舌で舐め始めた。
「ひゃう!!んあ・・・・・ね、音夢」
ことりは顔を真っ赤にさせた。とても恥ずかしかった。
音夢は舌の動きを止めようとさせずに、どんどん中に入れて、舐めていく。
そのあまりの刺激に、喘ぎでそうな声を必死に抑えた。
気持ちよさに、背筋がぞくぞくしてきて、足が震えたきた。
「ふぁ・・・・・ん・・・・ん・・・・あ・・・・・や、やだ・・・・・音夢」
音夢の頭を押さえて、ただなすがされるままにすることり。
「あ・・・・んあ・・・・んん・・・・だめぇ・・・・あぅぅ!ああああ!!
ことりは我慢しきれずに、イってしまう。あまりの心地よさに、その場に足を折って座り込んでしまった。
「はぁ・・・・はぁ・・・・」
「ふふ、ことりかわいーなー・・・・♪」
音夢が笑顔で言ってくる。その笑顔が、今のことりの眼には可愛いらしい
小悪魔に見えてならなかった。
「・・・・ね、音夢だって・・・・だいぶエッチじゃないですか」
「ふふ・・・さーて、ね♪」
すると、今度は音夢がことりを押し倒して、覆いかぶさってきた。
ことりは起き上がろうとするものの、先ほどイッたばかりで足腰に力が入らなかった。
だけど、これでもいいかな、と思った。
「・・・・ことり・・・・大好きだよ」
「・・・・私もですよ、音夢・・・」
お互いに体を寄せ合って、抱き始める。
二人の大事な場所を合わせて、腰を前後に動かし始める。
途方もない快感に見舞われて、二人は更に快楽を得る為に腰を振る。
「あん!!ああん!!!んあ!!」
桜がひらひらと舞っている。大きな声を出してしまっているけど、もう周りの事なんて考えられない。
ただ、音夢を感じたかった。
「こ、ことり、ああ!!」
「あん!!ね、音夢・・・・・んあああ!!!」
音夢の名前を叫んだ時点で、頭が真っ白になった。
「・・・・あぅぅ・・・・ことり激しすぎ・・・・」
音夢が後ろからじと眼で見てくるが、ことりは苦笑しながら先を歩いているだけだった。
というより、腰に上手く力が入らないのはことりも同じだったりする。
「あ、あはは・・・・だから、ゴメンナサイですってばぁ〜」
ことりは両手を合わせて頭を下げる。
音夢はしばらくジロリと見ていたが、ようやく顔を崩して笑みを浮かべた。
「ま、しょうがないなぁー・・・・許してあげようっかな」
街灯がもうついている。だいぶ時間が過ぎてしまったのだろうか。
住宅街を歩いていると、辺りからいい匂いが漂ってきている。もうお夕飯時だった。
まだ体は火照っているけど、もう熱は冷めた。冷めて、なんだか寒い。
別れは、いつだって寒いものだった。でも、悲しさはもうなかったから、大丈夫だと思えた。
突き当りまできて、別れの挨拶を言おうと思っていたのに。
「ことり、これからうちでお夕飯食べて行かない?って言っても店屋物しかないけどね」
苦笑いを浮かべる音夢をきょとんとした顔で見ていたことり。やがて笑みを溢した。
「やっと熱がひいたっていうのに、また熱くさせてどうするんですか」
「あら、何だったらお泊りもしていく?その方がずっと暖かいしね♪」
「・・・・ふふ、じゃあ今日は、私が腕によりをかけてご飯作ってあげますよ♪」
「本当!?兄さんきっと喜ぶよー」
二人はそう言って、ぷっと笑い出してしまった。
たまには、こんな暖かな夜もいいかなと思えた
401 :
男嫌いさん:2005/05/13(金) 01:40:51 ID:QdKSJn/8
ちなみに、前回のクッキーの話は以前書いたやつの事なんで、
同じ音夢×ことり話で書庫にあるはずなんでよろしければご覧くd(ry
仲絶対いいんです。音夢とことりは
GJ!!
……杉並あたりがコソーリ撮ってそうでコワヒw
……最近投下されたSS、何故か保管庫に入庫してないんだが?
↑
正直、前スレ、前々スレ位から忘れ去られてる……
言い忘れてたけど、男嫌い氏GJ!!
>>387 >>392 続きが気になります。
どなたか引き継いで書いてみるとか?
>>男嫌いさん
GJ!!
女の子どうしのキスがなんかエロいです。
406 :
水死体:2005/05/13(金) 06:40:15 ID:7yNxU42J
小鳥の囀り DC 白河ことり輪姦計画 −本編A−
白河ことりが男たちの欲望の捌け口にされてから三週間。
季節はもう夏。
薄手の布地に身を包み、カップルたちは揃って出かけ
またそうでない者たちも新しい出会いを求めて山や海へと繰り出して行く。
世の中の夏が始まり、そしてまた白河ことりの夏も始まる。
最悪のロストバージンを迎えたあの日、一部始終をビデオやデジカメに納められ
夕方になるまで代わる代わる男を受け入れ続けた。
最後の方にはもう意識は半分ほどなく、いつ解放されたのかもわからずに
次の日の朝まで放心していた。
ビデオをネタに脅され、それ以後はもうお決まりの「玩具」にされただだった。
今日は朝から学園に来るように言われていた。
制服を着て、学園へと向かう。
辱めを受けるために。
終業式が過ぎ去り、学園には生徒たちの姿はまばらにしか見かけない。
夏の焼け付くような陽光を浴び、まぶしく照り返してくる白い半袖のブラウスに腕を通し
風見学園本校の青地のチェックのスカートを足元から上げ、腰横のファスナーを締める。
表に出ると風にスカートが揺れ、薄紅色の花びらを無くした桜の木々が
ジリジリと肌を焦がす太陽に向かって、その枝葉を伸ばしている。
そんな光に満ちた世界の中を、ことりは一人暗い顔で歩いていた。
通学途中の道で擦れ違ったカップルが楽しそうで、羨ましくて妬ましくて。
みっくんやともちゃんと笑い合いながらこの道を歩いた頃が思い出され、
そんなに前のことでもなかったはずなのに、ふと懐かしさが込み上げる。
花弁のなくなってしまった桜並木を抜ける頃、学園の校舎が見えてきた。
407 :
水死体:2005/05/13(金) 06:40:49 ID:7yNxU42J
校門をくぐる。
グラウンドでは一つのボールを奪い合い、鬩ぎ合う運動部が
大会が近いのか、汗だくになりながらも一生懸命に練習をしていた。
その様子を何とはなしに眺めながら、重い足どりで校舎へと進む。
最初は遠くに小さく見えた校舎への入り口も、今はもう目の前だった。
下足室の入り口をくぐと中はひんやりとしていて、
ジリジリと肌を炒るような日差しの中を歩いてきたことりにとっては、より涼しく感じられた。
下駄箱の蓋を開ける。
いつもはラブレターが入っていることの多かったその中も、今はガランとしていた。
持ってきた上履きをスノコの上に置き、熱いアスファルトの上を歩いてきたスニーカーを
何も入っていない下駄箱に納める。
つま先を板の上で軽く打ち付け、踵を踏みつぶさずにきっちりと入れる。
薄暗くて冷たい感じのする長い廊下。
下足室横の階段を見上げる。
彼女が呼び出された視聴覚教室は4階の最奥。
――――――――――行きたくないな・・・
ことりは重い足を上げて、登り始めた。
最上階である4階にまで登ると、廊下の端を目指した。
ゆっくりと、ゆっくりと。
心の重さがそのまま足の重さになり、進む早さに反映される。
リノリウムの床の上を静かに、ゆっくりと。
それでもいつかは辿り着く。
気が付くと、目的の教室は目の前だった。
教室の引き戸に指を掛けようとして、止まる。
細くてキレイな指が震えていた。
この中でどんなことをされるのだろうかと考えると身体が震えだし、涙が込み上げてきた。
408 :
水死体:2005/05/13(金) 06:41:20 ID:7yNxU42J
・・・ここを開ければまた、犯される。
逃げ出したくて、でもそれすらもできなくて。
しばしの間、立ちつくす。
ほんの数秒程度だったのか、それとも数十分もたったのだろうか
立ちつくしていたことりの目の前の扉がガラリと開いた。
出てきた人物と目が合う。
それはことりがよく知っている人物。
ここ何日もの間、幾度となくことりの中に入ってきた男の一人だった。
男は固まる彼女の腕を掴み、教室の中に取って返した。
「白河来てたぞ〜」
少しばかり広めの教室に向って声をかけると、十数人の男子生徒が一斉にこちらを向いた。
中には知っている顔もいたが、皆一様に好色そうな目をしていた。
思わず後ずさろうとしたが、男に腕を捕まれたままなのでできなかった
「・・・いいのか? 本当に」
「来たっ、マジで来たよ!」
入ってきたことりを見て、生徒たちは口々にしゃべり出す。
隠すことなくあからさまにぶつけられる欲望の視線。
心が読めなくてもわかった。
今日の相手は、彼らなのだということが。
「うおぉっ・・・し、白河っ、最高〜」
ことりにイチモツをくわえられ、うわずった声を上げる。
「ん・・・・ふ・・・・んぅっ・・・・チュ、ピチャ」
ビクビクと別の生き物のように動く包茎ペニスの皮を、舌と指で優しく剥いて行く。
ニュグ ニュルゥ
皮を下に押しやると顔を出す、まだピンク色のカリ頭。
そこに付着した白くてネットリとした恥垢を、舌で丁寧に舐め取る。
「チゥ・・・ペチャ、チュパ・・・・ちゅ、ちゅ、れろ・・・・んん〜」
弛んだ皮を指で根元へと伸ばし、皺の窪みに溜まった垢を舌先でほじる。
真っ赤に染まった顔でちゅぱちゅぱと吸い立てた。
409 :
水死体:2005/05/13(金) 06:41:56 ID:7yNxU42J
小さな舌がサオの裏側をなぞり、くびれの部分を舐め、亀頭が口の中に収まる。
桜色の艶やかな唇で肉棒をしごき上げ、口内の粘膜部で吸い付きながら
鈴口の割れ目を舌先でくすぐる。
「ン〜〜〜・・・チュポッチュポッ、んぅ・・・れるっ」
男達に仕込まれた口での奉仕。
カリを銜えて舌で舐め回し、手で肉茎をこする。
「白河がこんなにフェラ上手いなんて・・・ぅ・・・・・・俺ちょっとガッカリしちゃうよ」
ガッカリとか言いながらも舐めしゃぶられる男のペニスはカチカチで、深く浅くくわえられる度に
射精感が高まって行く。
「はむっ、んっんっ・・・・んぅうっ!?」
下からことりの性器を突き上げる生徒の動きが激しくなる。
「ことりちゃん、チンポが美味くて夢中になるのはいいけど、こっちも気持ちよくしてくれよな」
「そうそう、お尻の穴もキュ〜〜〜〜〜って締めてよ。 漏れそうで我慢するときみたいにさ」
後ろを犯す生徒からも不満の声があがり、快楽を自分で引き出そうと腰の動きを早くする。
フェラチオをさせている生徒はことりの頭を掴み、腰を振り立てた。
ペニスの先端を喉の奥まで付き込んで、彼女が苦しがっても意に解さず口腔を貪る。
女陰と菊座を使っている男達はことりの腰を奪い合い、自分の性器を彼女の穴へとこすり付ける。
セックスではなく、どちらかというとことりを使ってオナニーしているのと大差はなかった。
「うぐぅ〜〜〜〜〜っ!! ん―――っ! ン〜〜〜〜ン゙ッ、ん゙〜〜〜〜〜〜っ!!!」
口とマンコとケツの穴に同時にチンポねじ込まれてヨガるなんて、ちょと幻滅かな――
誰かが言った。
――じゃあ帰れよ、オマエの代金の分まで俺が愉しむから。
順番を待つ生徒達から下世話な会話が聞こえてくる。
一発・三千円。
夏目漱石か野口英世が3人いれば、白河ことりが買えてしまう。
なかなか良心的な値段だった。
410 :
水死体:2005/05/13(金) 06:42:29 ID:7yNxU42J
順番待ちをしている男達のために、視聴覚教室のスクリーンでは
主演女優・白河ことりによる処女喪失シーンが上映されていた。
こんな小さな島の小さな学園には似つかわしくない程の、大きな銀幕と高価な機材。
それが今、ことりの恥辱に満ちた赤裸々な姿の一部始終を映し出すために使われている。
『それだけ血が出れば、処女喪失っぽくて絵になるよ』
両脇のスピーカーから、カメラを回している男がそう言っていた。
教室中の男子生徒たちは皆、大画面と生本番との両方で痴態を繰り広げる彼女に
興奮と侮蔑と欲望の視線を投げかけ、囃し立て、失笑する。
ことりは何も考えずにくわえ続けた。
何も見ず、何も聞かず、ただひたすらに早く終わることを願いながら。
「お、オレ・・・もう・・・・・・・ウッ!」
白濁とした液体が、ことりの口の中に溢れ出した。
「んぅ!? ん・・・・ぅぅ・・・・・・・・・・・ングッ、ング、ング・・・」
男根を銜えたまま喉が動いた。
――おい見ろよ、あの白河ことり様がザーメン飲んでるぜ!
またもやヤジが飛ぶ。
汚い物を見るような目と鼻息の荒さと、出したら早く代われというブーイングの中で
射精し終えたペニスをズルズルと吐き出した。
「ハァ、ハァ、ハァ・・・・・・ぅぅ・・・・」
飲み下された精液。
それがこの日の彼女の朝食がわりだった。
一度口から出したペニスの先端を再びくわえ、尿道口に残った精液を吸い出す。
「ちゅう・・・ちゅうぅぅぅ〜〜〜〜〜〜〜・・・」
最後まで丁寧な奉仕を受けた男は情けない声を上げ、唇の吸いつきに合わせて腰を突き出した。
「ン〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っんはあっ! あぅっ、んっ、んんっ!!」
前の穴と後ろの穴を同時に激しく攻められ、声が漏れた。
ペニスが唇から離れ、残滓が校内一と名高い美少女の顔を汚す。
「はあっ! あうっ! ・・・・くぅっ・・・・・ああぁっ!!」
さすがは美声の持ち主だけあり、男達を悦ばせる良い声で鳴いた。
411 :
水死体:2005/05/13(金) 06:43:00 ID:7yNxU42J
「なんか俺、ことりちゃんの喘ぎ声聞いただけでもう・・・・・」
穴を貫く男達から限界を告げる声があがる。
ちょうどその頃、画面の中でことりを犯している男もクライマックスを向かえようとしていた。
小刻みに、しかし力強く打ち付け、より強い快感を少女の穴から引き出そうと動く。
「あっ・・・・ゃ・・・膣はっ、やめてっ・・・・・お願いっ・・・・っ!」
二人の男に挟まれ、その動きに翻弄されながらも哀願する。
これまで男達の相手をしてきて、散々膣内射精されてきた。
なので何を今更と思うかもしれないが、やはり妊娠への恐怖があり
無意識のうちにも胎内への射精を拒んでしまう。
膣を貫いている男が困惑顔で金を勘定していた生徒を見ると
別にかまわない、好きなところで出せばいい、そう言われた。
嫌がることりの耳元で「ごめんね、ことりちゃん。 ごめんね」と繰り返し、彼女の胎内で果てた。
ビュクッ!!! ビュクビュクッ!! ドクッ、ドクッ、ドクッ、ドクッ・・・・!
「ひゃうっ!! ぅあ・・・・・ぁぁ・・・・・・・・っ・・・・・」
胎内深く――子宮口での射精を感じ取り、ことりの秘洞がキュウ〜〜〜っと締まる。
白くてドロドロの液体は熱くて、身震いするほどの嫌悪感を催して
でもことりのオンナの部分は嬉しい悲鳴を上げながら種汁を受け入れてしまう。
膣肉は陰茎を放すまいとミッチリくわえ込み、肉襞は最後の一滴まで射精させようと絞り上げる。
吸い付き、うねる膣内。
膣括約筋は肛門括約筋と連動していて、ついでにそちらの不浄の穴も窄まる。
「あぅ・・・白河さん、おれも・・・っ!」
ブビュッ!!! ビュビュッ、ドプッ! ビュクッ、ビュクン、ビュクッ!!
「うぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」
後ろの穴を犯していた男も射精を迎え、直腸にマグマのような白くて熱い液体が流し込まれる。
あまりの気持ち悪さに綺麗な顔を顰め、唸り声を上げた。
『嫌っ・・・嫌ぁあ!!・・・・お願い、やめてぇ〜〜〜っ!!』
『・・・・・うっ!!』
スピーカーから聞こえる悲鳴と低い男の呻きと共に、
画面の中のことりが、過去の彼女が初めての膣内射精を味った。
412 :
水死体:2005/05/13(金) 06:44:23 ID:7yNxU42J
ことりの二つの穴からペニスが抜かれる。
肉棒が粘膜から引き抜かれ、性器と性器が糸を引いて、銀糸が細くなって途切れる頃には
再び閉じ合わさった恥裂からゴボリ・・・と男臭い汁が逆流してきた。
画面の中の彼女もまた膣から濁液を溢れさせ、放心したようにグッタリとしていた。
「早く代われよっ」
「次オレだっ、オレッ!」
「じゃあ俺は口! フェラしてもらうからなっ」
3つの穴に空きが出来たとたん、残りの男子生徒達が群がってきた。
休む暇も与えられず、あっという間に埋め尽くされる。
季節は夏。
目の上のタンコブだった期末テストもようやく終了し、世間様では待ちに待った夏休みが始まる。
薄手の布地に身を包み、カップルたちは揃って出かけ
またそうでない者たちも新しい出会いを求めて山や海へと繰り出して行く。
世の中の夏が始まり、そしてまた白河ことりの夏も始まる。
朝から晩までヤリたい盛りの男子生徒たちの肉欲を受け止める
恥辱と苦痛に満ちた、自由のない夏が・・・・
エピローグにつづく
残るは後日談だけですので、もう少しだけお付き合い下さい。
>>405は自分ですが、なぜかななしになってる・・・
水死体氏、乙!
本編には無い凌辱ものは、やっぱエロパロの醍醐味だなあ
次回も期待しております
414 :
クオン:2005/05/13(金) 08:30:14 ID:ObqwmpP3
>水死体氏
乙です。
流石ですな・・・。
一応何となく思いついたものを書いときます。
携帯からですんで、そこんとこ宜しくお願いします
純一たちが本校に進学して、数日。
幾らかの出会いなどはあったものの、純一は未だ彼女を持たない身だった。
「勿体無いよな」
「そうだな。貴様は貴様の意志でハーレムを築くことも出来ると言うのに」
「黙れ阿呆が」
何の因果か・・・また杉並と同じクラスになった純一は、破廉恥極まりない発言をする杉並にツッコむ。
やりなれたせいか、手首の返しはプロそのものだ。
「大体だ。俺を好きなんて言う奇特なやつはいないだろうが・・・」
「・・・すげぇな朝倉。お前白河さんのファンに殺されるぞ?」
「・・・クク、やはり貴様はMy同志朝倉だ」
どこか哀れむような眼で見てくる工藤と、何か企んでるのであろう杉並の顔を見た瞬間。
「彼女なんて、かったりぃだけだしな」
純一は、そう呟いた。
「はい、あーんして下さい朝倉君♪」
「・・・いや視線が」
「何ですか?私が相手じゃ役不足っすか?」
ビシビシと殺気が飛んでくる。
眼を潤ませたことりを前に、純一は微かに嘆息をついた。
「何でことりは俺の弁当を作ってきたんだ?」
「愛する人に手料理を食べてもらうのは、女の幸せですから♪」
殺気がまとめて十数倍になる。
頼みの綱の悪友二人は傍観者に回っていた。
「愛するってな・・・冗談も程々に・・・」
「冗談じゃないっすよ?私朝倉君にゾッコンですから♪」
「・・・」
いっそお前を殺すと言う気配が純一にも解った。ここで初めて純一にもことりの苦労が解った気がした。
「はい、あーんして下さい朝倉君♪」
「・・・いや視線が」
「何ですか?私が相手じゃ役不足っすか?」
ビシビシと殺気が飛んでくる。
眼を潤ませたことりを前に、純一は微かに嘆息をついた。
「何でことりは俺の弁当を作ってきたんだ?」
「愛する人に手料理を食べてもらうのは、女の幸せですから♪」
殺気がまとめて十数倍になる。
頼みの綱の悪友二人は傍観者に回っていた。
「愛するってな・・・冗談も程々に・・・」
「冗談じゃないっすよ?私朝倉君にゾッコンですから♪」
「・・・」
いっそお前を殺すと言う気配が純一にも解った。ここで初めて純一にもことりの苦労が解った気がした。
迫り来る箸。
はさんでいるのは、出汁巻き玉子。
ここに来て純一は、未だ何かの対抗策はないか思案していた。
この人生で、音夢の料理と言う名の終焉から逃げるためだけに働いていた脳をフル回転させて。
「覚悟してくださいね」「あ、俺学食で待ち合わせてたんだー。悪いなことりー(棒読み)」
脳が弾き出した答えは、嘘をついて逃げ出すことだった。
今ここで助かっても、また明日があるのだが、純一は取り合えず助かることを考えていた。
「仕方ないっすねー」
流石に待ち合わせてると聞いて、ことりは諦めたのだろうか。
出汁巻き玉子を口に放り込んだ。
それを見た純一は、また一つ嘆息する。
「じゃあ行ってくるわ」
そう言った純一を見つめることりの眼が、妖しく光っていた。
419 :
クオン:2005/05/13(金) 11:23:14 ID:ObqwmpP3
とりあえずここまで。
二重投稿スマソ。
水死体&クオン両名GJ!
>水死体氏
ことりが○○したら連中の次の獲物は誰になるんでせうか?w
>クオン氏
女「たち」ってなってる所から察するに、まだまだイパーイいそうですなw
良スレの予感。
水死体氏、GJ
423 :
男嫌いさん:2005/05/13(金) 23:31:12 ID:BX29apd7
水死体さんとクオンさんのSSでいい具合にバランスが取れますねwGJ
書き手が十分ですので自分は傍観側に移らせていただきます・・・
連日の投下ラッシュに沸くこの状態に安堵しながらも
また飢饉が来た時このスレはまたこのように復活できるかな と
かつてそんな暗黒期にこのスレに取り残された俺は思ってみたり
取り敢えず、読み専な香具師らは出された御飯はよく噛んで読むんやで
あと今のこの投下マンセーな雰囲気を大事に
>>357 続き、か……
前叶ネタ書いた時は事故で女ってばれちゃった って手を使ったわけだが
次は自己申告の方がいいかな
ま、そうなるとそこまでに30レスは使いそうだわ、俺のバヤイ
で、エロを3レスくらい とw
それじゃあ、「スレタイ嫁」とかレス来そうな気がするよ。
俺は過程が面白かったらマンセーしちゃうけどw
>>男嫌いさん
そんなことおっしゃらずに、またお願いします。
でも私とクオンさんの投稿順が逆だったら、たぶん読後の味が悪くなってたでしょうね。
クオンさん
乙っす!
この後のことりの行動が気になりますね。
427 :
水死体:2005/05/14(土) 08:09:54 ID:ZqC9OnvC
428 :
男嫌いさん:2005/05/14(土) 12:39:35 ID:77fwoZDw
あまり連投しても、読者も読むのが大変だし。
というより、マジレスするとあれだけ連投されれば俺でも飽きてくるw
程ほどがいいのだと、自分は思ってます
429 :
クオン:2005/05/14(土) 13:08:57 ID:fti5kAWA
だろうね。
はっちゃけコメディタッチのほうが書きやすいってのは致命傷なんだが、まぁ適当なペースで書いてくよ。
コメディタッチしか書けません。
スミマセヌ
汁ダク一丁!
小鳥の囀り DC 白河ことり輪姦計画 −エピローグ−
ここは風見学園本校校舎の屋上。
軋んだ音を立てて扉が開く。
重い鉄の扉をくぐり、一歩外へ。
屋上へ。
それは彼女――白河ことりにとって、自由への一歩だった。
身動きの取れない鳥籠から大空へと羽ばたくために残された、たった一つの出口だったのかもしれない。
ことりの後ろで少し錆びた鉄の扉が閉まる音がした。
もう後戻りはできない。
ゴムの上履きを揃えて置き、生徒達が誤って落ちたりしないための防護柵を乗り越える。
風が、とても気持ち良かった。
ともちゃんと呼ばれていた少女は、今は精神科のある本土の大きな病院に入院している。
そしてもう一人は・・・
「・・・・・みっくん。 今、そっちに行くからね。 また、一緒に遊ぼうね」
みっくんと呼ばれていた少女は最愛の兄に妊娠していることを知られてしまい、その日の内に命を絶った。
左の手首は、ためらいキズでズタズタだったらしい。
結局それだけでは死ねず、最後は下腹部を
ちょうど子宮のあたりを、細くて長い刺身包丁で突き刺して息絶えていた。
葬儀の席で最後に見た死に顔は、疲れ果て、悲しみと苦しみの中で死んでいったことが伺えた。
「・・・・なんかもう、疲れちゃった。 私のお腹の中にも・・・・いるんだろうな・・」
432 :
水死体:2005/05/15(日) 05:36:34 ID:Ja+A8K0f
ここ数ヶ月、ことりは生理痛に悩まされることはなくなっていたが
かわりに、いきなり吐き気を催すことが多くなっていた。
下腹部に手を当ててみるが、よくわからなかった。
実感も無く、誰の子かもわからない。
ただ、みっくんが子宮に包丁を突き立てた理由はなんとなく、わかるような気がした。
「みっくんも、お腹が重く感じたんだよね。 取り出したかったんだよね、きっと・・・」
空を見た。
眼下に広がる霞む街並みを眺めた。
これで見納め。
最後に、好きな男子がいるであろう、本校舎の一年生の階を眺める。
「音夢さんと、うまく行くといいな・・・・・・がんばってね、朝倉くん」
片思いの相手の名が、最後に口をついて出た。
秋の空は高くて、太陽は眩しくて、風は気持ちよくて。
でもそれが、なんだか悔しくて、悲しくて。
瞳を閉じ、校舎の壁を登ってくる風に身をゆだねなから、
ことりは自由の翼を広げ、大空へと羽ばたいた―――
BADEND 解き放たれる心――白河ことり――
書いた後、誤字脱字・手直しのために読み返して
自分でもちょっと嫌になってしまいました(みっくんの死に様とか・・)
次はギャグものを書きたいのですが・・・・・・できるかな。
これにて白河ことり嬢、姦了です。 お付き合い下さり、ありがとうございました。
お疲れ様です
いや、キツくて良いエンドじゃあないですか
ギャグ、凌辱、どちらもまた期待しとりますよ
ともちゃんはどうしたーーーーーーー!!!
GJ
スマソ
漏れの注意不足だった
こういう表現があってるのかは微妙だけど、綺麗に終わったなぁと思うw
GJ
/
/ おい!ことりに無理やり妊娠させた奴がいるらしいぞ!
∠
∧_∧ \_____/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ´Д`) ,-っ | そうか!よし!殺す!
/⌒ヽ/ / _) \
/ \\//  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ /.\/ ‐=≡ ∧ ∧
/ ∧_二つ ‐=≡ ( ´Д`) ハァハァ
/ / ‐=≡_____/ /_
/ \ ‐=≡ / .__ ゛ \ .∩
/ /~\ \ ‐=≡ / / / /\ \//
/ / > ) ‐=≡ ⊂_/ / / .\_/
/ ノ / / ‐=≡ / /
/ / . / ./ ‐=≡ | _|__
/ ./ ( ヽ、 ‐=≡ \__ \
( _) \__つ ‐=≡ / / /
. ̄ ``) ‐=≡ // /
`)⌒`) ‐=≡ / | /
;;;⌒`) ‐=≡ / /レ
;;⌒`)⌒`)‐=≡ (  ̄)
>>438 ついでにみっくんを孕ませた奴もヌッコロシてきてくれ
この分だとともちゃんもにn(ry
ほうほうの体で逃げ出した純一は、一応学食まで行った。
少しではあるが金もあるし、殺気にまみれて飯を食うよりはマシだと踏んだのだ。
「あ、朝倉じゃない」
「お久しぶりですー」
なんでこうトラップ続きなんだこの野郎。
純一は間違いなくそう思った。
目の前にいるのは、水越姉妹。
ことりとガチ張れるだけの美少女姉妹。
遺伝か何だか知らないが、揃って青髪な姉妹だ。
「やぁこんにちわ萌先輩では俺はこれで」
「待ちなさいよ。久しぶりに一緒にお昼にしましょ?」
「そうですよー。積もる話もありますしねぇ」
441 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 16:38:58 ID:wROnUldN
あげとく
443 :
男嫌いさん:2005/05/16(月) 20:05:58 ID:Sw6Zz6zX
ことりリンカーン画像キボン
今更ながら水死体氏GJ!!
玩具を無くしたレイパー達が次なる獲物を狙う展開とかやれそうw
445 :
水死体:2005/05/18(水) 07:35:57 ID:LnR22Bg1
次は萌先輩を・・・
常に寝ているのでヤるのは感嘆そうですから。
ちなみにともちゃんとみっくんはことりがヤられてからも
夏休み中たまに呼び出しをくらってハメられてました。
普通に生活を送ることができなくなるまで追いつめられ精神科に入院したともちゃんは
当然妊娠していましたが、堕胎の判断を本人ができないため両親に委ねられ
彼らは悩んでいます。
医者に膣や子宮が酷使されすぎて酷い状態になっているため
二度と子供を産めなくなるかもしれないと言われているのが
原因かもしれません。
・・・・・・救いのない酷い話です。
そこまで完璧に救いのない話だと、逆に割り切れて考えられる
ここで頼子さん(及び美咲)をキボンしてみたり…
むしろ純一「が」ヒロインをレイープするSSキボソw
獲物は眞子とかいい感じに抵抗してくれるかね?
え、いつも一緒にいる音夢がいい?
逆に喜びかねんから却下、つか論外。
>448
いちど、純一が他人の夢を見れる能力を生かして
ことりその他を陵辱する構想を練っていたことがある
自分に陵辱モノは書けないと諦めたけど…
450 :
男嫌いさん:2005/05/18(水) 23:57:55 ID:08QVlTy9
SS書きは純一を敵に回したくない罠
俺だって勿論y・・・
んー・・・できない事もないけど、何かよさげなシュチュ提供キボン
>450
貴方は百合街道まっしぐらでお願いします
斬新なところで行くと…水越姉妹と美咲の絡みとか。
今では黒歴史になってるけど、この三人って古くからの知り合いだったはずなんだよ…
眞子と美咲を同時に攻める萌とか。普段眠ってるけどベッドの中では女傑なの
452 :
男嫌いさん:2005/05/19(木) 19:43:06 ID:TJli5bFk
水越姉妹と美咲とは・・・なんと微妙なんだ(゜∀゜)!!
頑張って考えてみるよw
453 :
水死体:2005/05/20(金) 06:05:07 ID:DZ8Lr+QE
どなたか、アイシアたんでおねがいしまつ
>>445 今更ながらなんとキティークな……
そういえば、堕胎する場合は早く決断しないといろいろヤバイらしいですね
確か妊娠から20週チョイ過ぎてから堕胎すると堕胎罪になるって聞いたような……
>>449 逆にそういう展開を見てみたい漏れがいる>純一が音夢をレイープ
456 :
水死体:2005/05/21(土) 08:26:32 ID:yUJ1Hdio
>>454 たしか22週までです。
最後の生理から五ヶ月半、妊娠6ヶ月目までですね。
ことり・みっくん・ともちゃんは大変。
・・・私のSSをサーカスのスタッフが見たら、怒りだしそうで怖いです・・・
製作者に怒られるのを気にしてたら鬼畜物なんて書けないw
ってか、ダカーポのシナリオ書いたライターはもうサーカスにはいないから
そんなことは気にする必要なし
459 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 01:32:18 ID:oiawbQD2
みっくん、ともちゃんの陵辱シーンをもっと読みたかった
ともあれ水死体氏GJ
救いのなさが天晴れです
>>454 相手が喜んじゃったらそれは既にレイープに非ず
ま、確かにそれはそれで見てみたいけどw
>462の追記
言い忘れました。
いわゆる本番はあまりありません(すみません……orz)。
それでご堪忍いただける人に……どぞ。
464 :
水死体:2005/05/23(月) 07:38:33 ID:AyFglQbR
>>463 以前そのスレ覗いたことがあります・・・
向こうで本番がダメなら、こちらのスレでえちぃシーンを書いてみてはいかがですか?
465 :
男嫌いさん:2005/05/23(月) 10:31:10 ID:zx4l8rZZ
>>462 ∩
( ⌒) ∩_ _
/,. ノ i .,,E)
./ /" / /"
./ / _、_ / ノ'
/ / ,_ノ` )/ /
( / good job!
ヽ |
\ \
>>462 正直、いきなり「電気あんま」とか見たとき吹いたw
狂ってるな〜、と思ったけど、面白かったよ GJ
電気あんまって、そのスレじゃ挿入がNGだから、その代用行動か
>水死体さん
内容はレイプなのにエピローグを見て「すごい」と思ってしまいましたw
これからも頑張ってくださいw
469 :
水死体:2005/05/23(月) 18:48:26 ID:AyFglQbR
>>463 朝は時間なかったので、今読ませて頂きました。
書き方すごい上手いです!!
場面が目にうかぶようでした。
ゲームやってないとのことでしたが、きっちりと朝倉兄妹とさくららしさが出てましたよ。
しかも、しかも音夢がカワイイ!!
これなら純一でなくとも抱きしめたくなります。(とくに保管庫3の第一条 妹から兄へ)
まさにDCの謳い文句「こそばゆい恋愛AVG」に相応しい出来です。
私もこのぐらい書けるようにならないと・・・
ただ、一つだけ言いたいこと・・・というよりお聞きしたいことがあります。
・・・・・・・・・なにゆえ、電気アンマ・・・?
470 :
水死体:2005/05/23(月) 18:58:57 ID:AyFglQbR
間違えました。
保管庫上から3つ目のdc84−2でした。
まさに萌えてしまいました。
471 :
462:2005/05/24(火) 00:05:06 ID:hpDgMSCn
皆さん、感想ど〜もです。
>「男嫌いさん」様
DOMOっす。
>466様
シチュスレ用作品なので、ベタにしてますです(汗。
それで、ちょっとリンクするのを迷いました(大汗。
>467様
そのスレで本番はNGではないのですが、代用行為として
書くのがやりやすかったです。この作品の場合。
>水死体様
お褒めに与り、恐縮です。
dc84−2以降は自分でも気に入ってます。
ダ・カーポは普通に書いたほうが良い作品が書ける気もします。
>・・・・・・・・・なにゆえ、電気アンマ・・・?
これはある意味、私が「何ゆえレイプ?」と聞くのと同じ答が
返ってくるような気がしますw。「○きだから〜!」
実際は作品中にあるように「女の子にえっちな悪戯をするシチュ」が
好きなのですが、こちらに来た時に、たまたまあったスレがあそこで
そのままいついてしまったと言う感じです。
>「こそばゆい恋愛AVG」
確かに音夢と純一はこういうのが似合いそうです。
ノーマルなものも書いてみようかと考え中です。
>「こそばゆい恋愛AVG」
とか言いつつ、後半は「こそばゆい」どころの話じゃなかった希ガス
叶調教物キボン
474 :
水死体:2005/05/24(火) 07:03:36 ID:AX4m4XRV
初代しかやってないので叶はキャラがわからないてす・・
>>462さん
なるほど・・・・ならば私も声を大にして言わせていただきます。
『オレは強姦や酷い話が大好きだ〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!』(笑)
ということで、ちょっぴり酷いお話です↓
475 :
水死体:2005/05/24(火) 07:04:22 ID:AX4m4XRV
ギャグものと同時進行していたはずなのですが、こちらが先にできてしまいました。
エロはないですが、ダークなお話です。
以前別スレで書いた「音夢 −悪夢のひととき−」の後日談なので
こっちに投下しちゃっていいものかなと迷ったのですが・・・
たぶんあっちのスレの人も一人や二人はこのスレに潜んでいると思いますので。
一応これは友情をテーマにしたつもりです。
○裏スジ・・・ではなく、あらすじ
学園からの帰り道。
音夢が桜並木を歩いていると、いきなり変質者に襲われた。
脱兎のごとく逃げるのだが、あともう少しで人通りの多い場所に・・ということろで
茂みの中に引きずり倒され服を裂かれ、そのまま・・・・
ファーストキスは血の味だったそうです(笑)
男に貫かれる中、誰かに見られている気がする。
嫌悪感を覚える視線。
うっすらと笑う嫌な視線。
芳野さくらが、あの魔女が、すぐ近くで笑っているような気がして
その嘲笑う視線のまとわりつく中で、音夢の胎内に熱いものが注がれた―――――
・・・というのがことのあらましです。
あいもかわらずDCには似つかわしくない、ちょっと暗いお話ですが
もしよろしければ、お付き合い下さい。
476 :
水死体:2005/05/24(火) 07:05:32 ID:AX4m4XRV
突然、音夢が壊れた。
水越眞子は電話のこちら側でうろたえた。
医療系専門学校に通うため、音夢が初音島から本土へと渡ってから数日。
眞子の元に一本に電話が掛かってきた。
電話の相手は親友の朝倉音夢。
はじめから、いつもとは少しばかり様子がおかしいことには気づいていたのだが
話している途中でいきなりえづきはじめたのだ。
何事かと訪ねるとしばしの沈黙の後、電話の向こうでボソリと呟いた。
『わたし・・・・・・犯されちゃった・・・・』
何かの冗談だと思った。
「・・・・・・あ、あはははははっ音夢が冗談言うなんて、めずらしいじゃない」
笑い飛ばした。
しかし、この時点で気づくべきだったのかもしれない。
音夢は救いを求めて、自分の所に電話をしてきたのだということに。
『・・・・・・・・・・わたし・・・・・・っ・・・・・・グズ・・・ヒック』
電話の向こうで漏れる嗚咽。
背筋に冷たい物が流れた。
本当・・・・なのだろうか・・・?
本当に、音夢は・・・
音夢は・・・されてしまったというのだろうか。
電話の向こう側でなおも漏れ続ける呻きが、その答えであるような気がした。
・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・・
沈黙が支配する。
泣き続ける音夢。
掛ける言葉が見つからなかった。
477 :
水死体:2005/05/24(火) 07:06:05 ID:AX4m4XRV
――――な〜んていうのは冗談、ごめんね眞子―――
そんな言葉を期待した。
だが嗚咽は止まらない。
「・・・あ、あの・・・音夢・・・・・・・・それ、本当・・・?」
もっと気の利いた言葉はなかったのか。
言ってから後悔した。
『・・・・・っ・・・・・』
声が泣きやみ、電話の向こうでうなづくのがわかった。
「・・・・・・そう、なんだ・・・」
マヌケにもこんな言葉しか出てこなかった。
だが、耳を傾ける受話器の向こうで変化があった。
音夢がポツリ、ポツリと話し始めたのだ。
『・・・・卒業っ・・・・卒業式の、少し前に・・・・・委員会の引継で、遅くなって
・・・・・・・・桜並木を歩いてたら・・・・・後ろから、いきなり・・・・』
その時のことを思い出したのだろうか、震えていた。
『走ったの・・・・・・いっぱい、走ったのにぃ・・・・えぐっ・・・』
それ以上言わなくてもわかった。
音夢は通学路の桜並木で・・・
怒りが込み上げてきた。
襲った相手と、そのことに今まで気づかなかった自分自身に。
憤りが爆発する寸前、受話器の向こうからまた声がした。
『・・・・・病院、行ったの』
激昴はとりあえず横に置いて、受話器に耳を傾ける。
『・・・・・・・・・・・妊娠、したんだって』
どこか他人事のような口調だった。
『・・・・「おめでとうございます」だって、笑っちゃうよね〜』
泣いていた。
声はあっけらかんとしていたが、泣いているのがわかった、
478 :
水死体:2005/05/24(火) 07:06:38 ID:AX4m4XRV
『堕すのに、ちょっとお金掛かっちゃった。 まったく、とんだ出費よね』
音夢は笑ったつもりだったが、泣いているようにしか聞こえなかった。
「・・・・・堕ろしちゃった、の・・・?」
唇が乾く。
声もかすれていた。
『ううん、まだ。 ・・・・・・・・・・・明日、なの』
ようやく理解できた。
だから今日、電話を掛けてきたのだ。
怖くて、不安で、心細くて、他の誰にも話せなくて、だけど誰かに相談したくて。
そして眞子の所に電話を掛けてきたのだ。
誰でもない、他ならぬ自分の所に。
こう言っては不謹慎なのだが、親友が自分の事を頼ってくれて正直嬉しかった。
そして自分の事を頼ってくれた親友は、こんなにも傷ついてボロボロで。
あらためて、フツフツと怒りが込み上げてきた。
音夢がこんな目に遭うなんて・・・・・・許せない。
こんな目に遭わせたヤツを、許してなんかおけない。
絶対に、絶対に・・・・・・・・・・許さない!!
はらわたが煮えくり返るのを、身体全体で感じた。
その間も音夢は二言三言話していた。
『―――――お腹がね、なんか重いの。 ・・・・・・早く、堕さないとね』
・・・ごめんね、私の赤ちゃん・・・
最後の言葉は、電話の向こうの眞子には届かなかった。
479 :
水死体:2005/05/24(火) 07:10:47 ID:AX4m4XRV
「・・・・・・・・・許さない」
低い声が口から漏れた。
「絶対に許さないっ、ふん捕まえてブン殴って警察に突きだしてやる!!」
眞子の今の心境そのままが、口をついて出た。
「絶対にっ、絶対にっっ!! ・・・・・・・・くぅっ・・・っ!!」
受話器をギリギリと握りしめる。
声が震えてるのが自分でもわかった。
悔しい、そして悲しい。
熱いものが頬を伝い、受話器を握りしめる手を濡らした。
『・・・・? ちょっと眞子、どうしたの・・?』
しかし音夢の声は耳に入らない。
受話器を力の限り握りしめ、眞子はこの日、親友のために泣いた。
音夢強姦エピローグ 完
嫌な気分になった方、たいへん申し訳ありませんでした。
ギャグもの書くつもりが、何故かこんなのに・・・・
次こそはもうちょっと明るいのを書きたいです。
ただ、このスレに来てわかったことがあります。
人にはやはり向き不向きがあり、私はギャグは向いてないのではないかと・・・
陵辱や不幸な話だと、もうポンポンネタがでてくるのですが
それ以外だとカラっきしで。
>>479 それで眞子の話に続くのでしょうか?
つい期待してしまいます。
眞子たんをリョジョーク。ハァハァ。
でも捕まえるにしたって、どうやって探すんだろな?
手掛かりなんてほぼ無いに等しいような
482 :
男嫌い:2005/05/24(火) 15:38:13 ID:4YgmAjso
>>水死体さん
エロパロ板としては羨ましいですなぁw
自分は逆に凌辱系、というかエロ描写自体が稚拙な文しか思い浮かばず・・・情けない限りで
とか言いながらもリクのあった水越姉妹と頼子さんものを執筆中だったり
>482
リクしたものですが、マジで書いて下さってるんですかw
期待期待超期待
484 :
水死体:2005/05/25(水) 06:53:26 ID:C9GZ8GED
>>480 すくなくとも、初代PC版キャラは全員ヤりたいなと思ってます。
なので当然、眞子ちゃんも・・・思いっきり酷い目に逢わせたるで〜
泣き叫んでも、許しを乞うても無駄や、クックックッ・・・・
>>462さんのノーマルなのって、かなり萌えられそうですね〜(;´Д`)ハァハァ
電気アンマでも萌えてしまいましたが・・
>>男嫌いさん
水越丼+頼子、頑張って下さい。
女の人ってペットとかに結構性的いたずらする人が多いですから
頼子(美咲?)も・・・・
でも結局、純一が頼子とヤったら・・・獣姦?
誰か、誰か、アイシアたんでお願いしまつ。
純愛でも百合でも陵辱でもいいですから(切実)
新アニメには出てくるみたいですが
486 :
男嫌いさん:2005/05/25(水) 20:47:16 ID:sfjJX9A7
487 :
水死体:2005/05/26(木) 06:59:46 ID:x4Np1W40
なんか、下のアドにさくらづくしのすごいページが・・・佐倉さくらって誰やねん
しまった、芳野−芳乃を間違えたの、これで4回目です。
>>462さん
電気アンマSSの音夢が無性に可愛くて、そのそらにSSを書かせていただけないでしょうか?
って、この質問はあっちのスレに書いたほうがいいかもしれませんね。
488 :
462:2005/05/27(金) 00:06:44 ID:SE5ilorJ
>水死体様。
すご……。ガンスリンガー・ガールみたい。
現場の描写そのものより、悲惨な女の子の心理描写だけの方が
悲壮感が伝わる例ですね。
>そのそらにSSを書かせていただけないでしょうか?
はい、どうぞいらしてくださいませ。
>水死体さん
陵辱の一環として電気あんまして股関節脱臼とかは
さすがに勘弁してください。
490 :
水死体:2005/05/27(金) 05:34:32 ID:M/WrWxuW
>>462さん
ありがとうございます!
>そのそらに
すみません「そのさらに」の間違いです。
>>489 それ、むごすぎ・・・
もしかして、水死体=強姦という図式がなりたっているのでしょうか(笑)
大丈夫です、今回は「愛」があります。
491 :
駄文:2005/05/27(金) 19:07:39 ID:h2zd/1py
やっと パラダイム・・叶編出ました
所でD.C.S.S.では環・・・出ないのだろうか
492 :
クオン:2005/05/27(金) 22:02:59 ID:eCCxM7os
>水死体氏
相変わらずクオリティ高いですなぁ・・。
純愛もの・コメディタッチなやつしか書けない私には羨ましい限りです。
>スレ住人の方々へ
一応以前からの予告通りスレへの投下はこれから止めさせてもらいます。メモ○フスレで頑張ってますわ。
工藤叶の凌辱レイプものはどこに投入するか?
ここか、男装美少女か、鬼畜レイプか、どこでもOKなのは贅沢な悩み(^^;;;
と書きつつも、アニメと小説しか見てなかったりする・・・・・・
いや、いろいろ出てて・・・どれやりゃいいのか分からん、D.Cは・・・
>>484 エグくて凌辱いいっす!
是非とも眞子やっちゃってください!!
495 :
水死体:2005/05/28(土) 06:27:42 ID:+SikSSof
>>492 あ、やっぱりメモOFFスレのクオンさんって同一人物でしたか・・・
でも残念です。
また気が向いたり、創作意欲がわいてきたら是非お願いしますね。
純愛やコメディが書けるなんてうらやましい・・・・
>>493 「このスレの他、趣旨の合うスレ2カ所にも同文を投下してます」などの注釈を入れて
3カ所ともに投下すれば良いのではないですか?
やはり多くの人に見てもらいたいでしょうし。
・・・・・・でも強姦ものなら「男装美少女スレ」に投下するのは
一度レイプもの投下しても良いかどうかお伺いを立ててからにしたほうが良いと思います。
私の経験上、レイプものを嫌う人は決して少なくないですから。
それで自分は何度もボコボコにされてます(;^_^A
少なくとも「鬼畜レイプ専用投下スレ」は大歓迎だと思いますよ。
496 :
水死体:2005/05/28(土) 07:04:21 ID:+SikSSof
常駐人のくせに名前間違えた
【レイプ】鬼畜陵辱スレ【スカトロ】 第二章 です
497 :
クオン:2005/05/28(土) 07:24:56 ID:4tZARsmb
>水死体氏
まぁ頑張って。
あんまり鬼畜なのは好きじゃないから書かないのが私だし。
気が乗れば投下も構わないかなとも思うしな。
ここのスレには鬼畜好きが多い=純愛は需要無さそう。
これが投下を止めた最大の理由だねぇ。
>>497 ちょっとまったぁ!
漏れは純愛大好きだぞ。
ここで鬼畜が絶賛されているのは普通に水死体氏の作品がすばらしいからだ。
というわけでクオン氏の作品激しく期待。
純愛も鬼畜も陵辱も好きだ!!
だけど触手はも〜っと好きだ!!
ここは純愛好きだけど鬼畜も好きっていう香具師多いからねぇ
かく言う漏れもその一人w
501 :
クオン:2005/05/28(土) 12:58:58 ID:4tZARsmb
まぁ水死体氏なら期待に答えてくれるだろう。
そんだけの実力があるだろうしね。
さしてレヴェルが高いわけでもない私よりはいい純愛になるでしょう
503 :
クオン:2005/05/28(土) 15:51:19 ID:4tZARsmb
まぁ水死体氏なら期待に答えてくれるだろう。
そんだけの実力があるだろうしね。
さしてレヴェルが高いわけでもない私よりはいい純愛になるでしょう
504 :
クオン:2005/05/28(土) 20:29:00 ID:4tZARsmb
ネタなら幾らだって作れるんだよ(マジ)。
大体100レス程度なら作品だけで埋められる自信がある。
誰かSHUFFLE!のスレを立ててくれないかな・・。
後、期待はするな。
クオリティから何から全てにおいて最下層レヴェルなんでね
>クオンさん
そこまで言うと”構ってクン”にしか見えません。
みんなが止めてくれているのは一応の礼儀だと言う事も弁えてください。
>>491 なんと!早速立ち読みに行かないかん
>クオン(敬称は敢えて略)
俺も
>>505と同じことを感じていたが、まあ最後に言っとく
308や311で言ったことは出任せだったんか?
あと俺言ったよな?無闇に己を卑下すんなってよ?
前のほう、スレが荒んでて……書き手のクオリティがアレで、読み手側も保守保守しか言わなくなって……
つまり、暗黒期があったわけ……
そんな中で、書きかけをほっといて何も言わずバックレてる奴が俺の知りうる限り三人いるワケよ…
その人らが今更「続き書きました〜」とか言っても
俺は「今の水死体景気に便乗しようってか。読む気しねえよ( ´,_ゝ`)」としか思えんワケね。
たとえそれが、どんなにクオリティが高いもんでもな
(俺がそう思うだけなんで、読む香具師は読めばいいと思うよ。ま、落とされればの話だけど)
事実書きかけほっといてトンズラなんて、格好悪いじゃありませんか!
その続きを待ってる人らを、手前勝手な理由で裏切るわけだからな!
だから俺はあんたの308や311の発言が非常に嬉しかったんだ
おまいさんかて例のハーレムモンを書きかけだろ?その続きを待ってる人らを、裏切ることになるぞ?
「適当に書いた」とか言うのであればそれこそあの「チラシの裏にでも書いてろ」って話。
『webに晒す=人に読ませる』って時点でその読ませる人のことを考える責任が生じるとは思わんか?
(俺が言うのもナンだけど……)
長くなってよくわからんがとにかく何が言いたいかっていうと
去るのは止めないけど、去る前に一発でかい花火あげていかんか、て話
悪い、柄でもなく熱くなってしもた。スマヌ
書きたいものがあるのにいざ書いてみると
あの、ダウンタウンの浜ちゃんのイラストレベルのものしか書けなんだ って香具師もいると思うんだ
そういう香具師が、まかりなりにもスレに晒していくつかレスを得た彼のその卑下したカキコを見たら……
萌先輩の「私全然魅力無いですよー。おっぱいも自慢できるものじゃないし……」という発言に
音夢ちんやさくらちんがどう思うか といえば、わかるかな
508 :
クオン:2005/05/28(土) 22:36:24 ID:4tZARsmb
ちっとな・・・・実力不足を痛感したっていうか底が知れたってかな。
全く反応がないから書いてて気が振るわないって感じなんだよ。
エロゲーが元ネタのエロパロスレでも立てるか?
反応が無くてもあんまり気にすんな
俺も過去に種スレでカズイ×ステラ書いて反応薄かったが所詮俺のオナニーだしな
読みたい奴は読んで、気が向いたら反応してねって感じでやってました
つまり頑張れってこと
1日見ない間になんかSS以外でずいぶん進んでるが(つД`)
>クオン
これで最後だよ?
で、反応云々か
そんなん、今やこのスレで界王神のように称される水死体殿だって
なんかこのスレでコメディもん落としてほぼ完全シカト状態だったことがあるし
(思えばあれも音夢陵辱と言える感じがするな……その頃から片鱗は見えていたというワケかw)
俺だって5ネタ60レス近く落として手応えが殆ど無かったことがある
そういう意味でこのスレの読み専はかなり反応があからさまで現金だよな
そうでなくとも後々付くレスを見ていて
「俺が仕込んだあの部分のニュアンス(やネタ)にみんな気づいていてくれてるのかな?」と
不安になることもある
でも、もしそういう“反応”をあんたが言うようにそのネタの“価値”みたく考えるなら
それは付けて貰うモンじゃない、勝ち取るもんだ
勝ち取るためには自作のクオリティを上げろ! としか言いようがない
(『感想お待ちしています!』とか何とか言うなんざ論外! おっと、今は関係ないな)
それは嫌だ、落とした限りはチヤホヤされたい って言うんならこのスレは向かないね
だが今書きかけの奴の始末くらいは付けていけ、な。
>>510 すまん、いち早く861が取りたいんで、つい気合いが入った
512 :
クオン:2005/05/29(日) 00:51:13 ID:OT5UqYRp
手前の尻拭いぐらいはきっちりとする。
ただね、批判なり感想なりがあった方が気をつけようがあるんだよ。
何も言われなければ汚点を引きずったままズルズルと行っちまうワケ。
それが悔しいんだよ。
なにか、とてもアツいスレだな。
>手前の尻拭いぐらいはきっちりとする。
とかここまでの流れ。
本気で「構って君」にしか見えん。
そういうのやめれ。うざい。
好きで書いてる奴等の邪魔だ。
レス欲しくて書いてるのか。
なら余所にいけ。
友達作ってそこで褒められてろ。
だが覚えておけ。
いいか、
「反応が欲しい」なんて下心丸出しで書いてたら、いずれダメになるんだよ。
レスが多くなるにつれ、自惚れて「この程度の作品でも大丈夫だろう」と思うようになって、最後に「終わり」だ。
ほんとに好きで書くなら誰に言われるでもなくカリカリやれ。
そうすりゃ上手くなる。
「批判、感想が”たまたまあったら”次回の参考にする」程度に考えとけ。
515 :
水死体:2005/05/29(日) 08:27:38 ID:q6av8F6i
え〜と、ほめていただけるのは大変うれしいのですが
ここもで持ち上げられるとちょっと、というかかなり恐縮してしまいます。
m(_ _)m
書き手としては、クオンさんの気持ちもわからないではないですが
でもまあ、感想は「もらえたらラッキー」ぐらいに思っておいたほうがいいと思いますよ。
無反応でも叩かれても、あまり気にしてはいけません。
スレによっては、完膚無きまでにボコボコにされます(ついこの前も・・・)。
でも書きたいんですよ、その作品のSSが。
好きだから書きたいんです。
「書きたくなったら書く、書きたいものを書く」これが大切です。
まあとにかく、みなさん落ち着いて下さい。
SSスレは書き手と読み手のどちらが欠けても成り立たないですから。
>>449 もしかして・・・・・触手スレの住人さん?
>>絵無死卦@861さんも、もしかして関西人?
えーと、かなりとんでもないことになってますが、それはまあ横に置いておいて。
このスレは
>>502のおっしゃるとおり幅が広いですから
>>493の方、投下お待ちしております。
517 :
男嫌いさん:2005/05/29(日) 11:50:48 ID:AtRwwuXh
いつの間にか物凄い流れになってるインターネットですね
わかんないけど・・・・、
完成を強要するスタイルも
書き手が来ない原因かと思う。
あと妙に連載再開で下衆の勘繰りされるのも。
連載再開以外でもつまらない勘繰りが多い。
連載再開だろうが中断だろうが断念だろうが、書き手の勝手やん。
519 :
男嫌いさん:2005/05/29(日) 16:47:29 ID:AtRwwuXh
>>518 それは違うな。一度投下したらどんな形でもいいから責任とって
完結させるのがSS書きとして最低限のマナーだろう、と思う
だって途中で止められても読む側としてはいやっしょ?
521 :
クオン:2005/05/29(日) 22:51:33 ID:OT5UqYRp
そこ、俺が立てたんだが・・・?
まあ書く書かないで話題が流れるのはやめにしよう
来る者拒まず。去るもの追わず。それでいいじゃないか。
524 :
駄文:2005/05/30(月) 20:03:38 ID:QJrane7b
アニメD.C.S.S.で香澄・頼子以外の登場が確定?しました。
もちろん卒業してしまった萌も登場します。
美咲は・・・どうだろう?
525 :
水死体:2005/05/31(火) 07:36:56 ID:w6sVTq6h
アイシアたん、アイシアたんは!?
いやもうあの電気アンマSS読んでから、無性にラブラブえちぃのを書きたくなってしもて・・・
雨が降っていた。
【原作 Circus 「ダ・カーポ」】
ずっと以前に、どこかに移転してしまった病院跡。
純一と音夢は今そこに身を寄せ合い、天から舞い落ちる滴を眺めていた。
「しばらくの間、ここで雨宿りさせてもらいましょう」
音夢がそう言った。
猫の子一匹いない閑散としたロビーに、2人は腰を落ち着けた。
窓の向こうに見える灰色の空。
廊下の先は暗くて見えない。
むせ返りそうな湿気のにおい。
雨は一向に上がる気配を見せなかった。
ここにじっとしていてもしょうがない。
純一は病院の中を見て回ろうと持ちかけた。
二人は連れ立って病棟の中を歩いていた。
地面を打つ雨粒の音。
薄暗い廊下を並んで歩く。
妹は兄の腕に、自らの細い腕をそっと絡める。
コツ、コツ、コツ、コツ、コツ
二人の靴音がやけに大きく響く。
渡り廊下に差し掛かる頃、水煙の中に小さな建物が見えた。
キリスト教系の病院だったらしく、敷地の端の方にその小さな礼拝堂は建っていた。
屋根の続く連絡路から、二人はその中へと入って行く。
526 :
水死体:2005/05/31(火) 07:37:29 ID:w6sVTq6h
【本文 水死体】
今月に入って初のデート始めてから、まだ幾らも時間は経ってはいなかった。
狭い島内ではあるが、いつもより少しばかり遠くに出かけた。
なるべく知っている人のいない所へ。
バスに乗り、今まであまり降りたことのない駅を選び、二人で街並みを見て歩く。
デートというよりは散歩に近かった。
今日の天気予報は晴れのち曇り。
『えっち曜日』ではない。
だが、予報のおじさんは嘘つきだった。
お昼にもならないうちに空が曇りだし、最初はホツホツ、すぐにバケツをひっくり返したようなどしゃ降りになった。
二人はたまらず、町外れにある病院後に駆け込んだ。
【協力 陸上自衛隊】(笑)
兄と『電気アンマ』を始めてから、音夢はずっと考えていた。
血は繋がっていないにしろ、兄妹として育ってきた二人。
お互いの気持ちに素直になったものの、どうしても最後の一線を越えられずにいた。
血のつながりが無いとはいえ、兄と妹。
やはり最後の一線を越えてはならないものなのか。
だが逆に言ってしまうと、一線さえ越えなければいつでも元通りの兄妹に戻ることもできる。
そんな気持ちが愛し合う二人の心に歯止めを掛けていたのかもしれない。
だけどお互いのことが何よりも大切で、相手のことを愛していて。
なにより妹にとって兄という存在は、幼い頃から寝食を共にし互いの成長をずっと見守り続け
そして、初恋の相手でもあった。
ずっとずっと思い続けてきた愛しい男性。
527 :
水死体:2005/05/31(火) 07:38:00 ID:w6sVTq6h
それがたとえ義兄だとしても、周囲の人にどう思われようとも、音夢は純一を愛していた。
これからも側にいたい、側にいて欲しい。
純一の方も自分のことを愛していてくれているのはわかる。
楽しい時は共に笑い、辛い時は側で励まし、二人でいる時間も大切にしてくれている。
だが、少し不安もあった。
今までキスをしたり一緒に眠ったりもした。
たくさん電気アンマもしてもらった。
にもかかわらず、兄は妹にそれ以上のことをしようとはしないのだ。
相手だって年頃の男の子。
そういうことに興味が無いはずはない。
単に奥手なだけなのか、それとも相手が妹だから我慢しているのか。
どちらにしろ、音夢の方から進もうとしなければ、二人の仲はこれ以上進展しそうにないように思えた。
妹から兄に迫るというのは『えっち曜日』のルールに反するかもしれない。
だけどもう少し、もう少しだけ進んだ二人になりたかった。
そして音夢は決意した。
今日のデートで身も心も一つになろう、と。
【ダ・カーポ
>>462氏 電気アンマSS外伝 ――雨の中の義兄と義妹――】
礼拝堂の中は湿っぽく、埃っぽかった。
日の光が差し込んでいたならば、天窓に取りつけられたステンドグラスが美しく見えたかもしれないが、今はあいにくと雨だ。
薄暗い部屋の奥、かつては救世主と呼ばれた人物の磔(はりつけ)をかたどった像が
壁の中程からこちらを見下ろしていた。
純一は思う。
何ゆえこの馬小屋生まれの貧乏人は、死んでからもこの状態で皆の目に晒されているのだろうか。
磔にされていない像があってもよさそうなものなのに・・・・
528 :
水死体:2005/05/31(火) 07:38:34 ID:w6sVTq6h
そんな事を考えていると、不意に音夢に話し掛けられた。
小さな声だったので聞き取れなかった。
聞き返す。
もう一度、先と同じぐらいの小さな声で、同じ言葉を言った。
だが外の雨音も手伝って、どうしても聞き取れない。
しばしの沈黙の後。
「わたしのこと・・・・・・・わたしのこと、抱いてくれませんか・・・・・兄さん」
かすかに聞き取れるかどうかというぐらいの声で、今日まで妹として育ってきた少女は言った。
「せつないの。 もう電気アンマだけじゃ、物足りないの・・・・」
雨音だけが支配する薄暗い礼拝堂の中で、衣擦れの音がやけに大きく聞こえた。
いきなり脱ぎ始めた目の前の少女に兄は焦った。
止めるいとまもあらばこそ、上着とスカートが板張りの床の上に落ちた。
残っているのは、白いブラと同色の小さなショーツ、それにニーソックスだけだった。
今までの彼女を考えると、こうした行動に出てもおかしくはないように思えた。
思う。
やはり自分は、知らず知らずの打ちに妹を追いつめたりしていたのではないのか。
血の繋がりはなくとも、大切な妹。
そうした彼女の位置付けが、純一にこれ以上の関係を踏みとどまらせていた。
それゆえに、音夢と電気アンマを始めてはや数ヶ月、それ以上の事をしたことがなかったのだ。
純一とて健全なる青少年、そういうことに興味がないはずはなかった。
むしろ電気アンマや二人での入浴、それに同じベッドで眠る日も多くなり、己の理性を保つのにもそろそろ限界が来ていた。
529 :
水死体:2005/05/31(火) 07:39:05 ID:w6sVTq6h
下着姿になった妹は、両手で自分の身体を抱きしめながら近づいた。
少しばかり背の低い音夢。
上目遣いで兄を見上げた。
その瞳は、いつになく真剣身を帯びていた。
理性と欲望が鬩ぎ合う。
どうして良いかわからなくて突っ立っているだけの純一へと、その細い両の手が伸ばされ
そのままそっと兄を抱きしめた。
小さくて柔らかな感触が、純一の中に収まった。
「・・・・私を愛して・・・・・・・兄さん・・・・」
兄の胸の中で力一杯抱きついた。
一瞬ためらったが、純一はそれに応えるように抱きしめ返した。
上着に、暖かな涙が染み込んだ。
しばしの包容、そして沈黙。
妹は胸から顔を上げ、真っ直ぐに兄を見つめる。
「・・・私を、兄さんのモノにして下さい・・・・」
小さな唇から紡ぎ出された言葉。
音夢は静かに目を閉じる。
「ん・・・・」
触れ合う唇。
少し鼻がぶつかった。
性交を前提とした極度の興奮。
脈打つ鼓動に、味なんてわからなかった。
二人の唇が離れ、吐息が漏れる。
見つめ合う高校生になりたての少年と少女。
雨は降り続いていたが、屋根や地面を叩く水音は二人の耳には入らない。
530 :
水死体:2005/05/31(火) 07:39:35 ID:w6sVTq6h
どちらからともなしに、再び唇が重なり合う。
今度は長く、そして強く・・・
息苦しくなり、鼻で呼吸をすれば良いことを思い出す。
鼻にかかった声がすぐ側で聞こえる。
その息づかいだけでも、自分と相手が興奮していることがわかった。
少し唇を放し、すぐにまた重ねる。
今までの触れ合うだけのキスではなく、合わさった唇を軽く吸ってみる。
相手の唇を、自分ので味わうように。
妹もそれに応えて、兄のものを吸い始めた。
そして純一は、口内に舌を滑り込ませる。
「・・・んふぅ!?」
少し驚きはしたものの、音夢は舌の侵入を受け入れた。
口内で舌に触れると、身体ごと敏感に反応した。
ヌメヌメと舌で舌を撫で上げる。
しばしの戸惑いの後、音夢も自分の舌を純一のものに絡め始めた。
たがいの舌を、優しく撫でるように。
唾液が奏でる粘質の水音が耳に付く。
段々と舌を絡める行為に熱中し始めた。
二人のキスは次第に大胆なものへとなり始める。
口内を舐め合い、溜まった唾液を交換する。
喉が鳴り、嚥下する音。
貪るように舌を絡め、唇を吸った。
まるで口で性交をしているかのように。
531 :
水死体:2005/05/31(火) 07:40:07 ID:w6sVTq6h
ひとしきり求め合った後、熱い吐息と共に口を離す。
二人の間には名残惜しげに透明な糸が引き、次第に細くなって途切れた。
口の周りはベタベタだった。
息を整える。
妹の潤んだ瞳は、兄を求めていた。
「ぁ・・・・・」
不安げな声。
音夢をそっと床に寝かせると、もう一度軽くキスをした。
そして・・・・
降りしきる雨。
薄暗い礼拝堂。
イエスの像が見下ろす中で、服を脱いだ純一は横たわる音夢の上にその身を重ねた。
荒い息遣いと漏れる嬌声。
二人で味わう初めての快楽。
身体の奥から溢れる想いが、二人の営みを手助けする。
板の軋む音と衣擦れの音だけが、礼拝堂の中に聞こえていた。
532 :
水死体:2005/05/31(火) 07:40:39 ID:w6sVTq6h
二人が礼拝堂から出る頃には、いつの間にか雨は上がっていた。
並んで扉をくぐる。
灰色の雲が、かなりの早さで流されていた。
空の上の風は物凄く強いのだろう。
所々にできた水溜りに、木の枝から落ちた雫が波紋を広げる。
元来た廊下へと歩き出す。
繋いだ小さな手のぬくもり。
なんとはなしに隣りを見た。
音夢もこちらを見ていた。
目が合った瞬間、二人とも恥ずかしくなって逸らしてしまう。
始めて肌を重ねた後というものは、なんとなく照れくさいものなのだ。
もう一度チラリと横目で見る。
向こうも純一を見ていた。
再び目が合った瞬間、音夢は照れた笑みを浮かべた。
おそらく、自分も同じような顔をしているのだろう。
気恥ずかしい、けれども心の距離は近くて、なんだか温かかった。
END
めずらしく純愛です。
「こんなのいつもの水死体じゃないやい、オマエ偽物やろ!」というツッコミがきそうです。
白状しますと、このストーリー自体はずっと以前に撲殺天使ドクロちゃんSS用に考えたもので、
結局このネタで書き始めたのは、ねこねこソフトの小野崎ゆかりさんSS。
でもって、それをやっぱり音夢SSに変更してこれにいたります。
>>462様、申し訳ございませんでした。
削除依頼を出していただいてもかまいませんので、なにとぞ設定の借用をお許し下さい。
今回は電気アンマSSのイメージを崩さないために、えちぃシーンの直接描写は避けました。
あー、スレの雰囲気を悪くした原因は半分は俺にあるようで……スマヌ
でも一応弁解しとくと
確かに俺はカマって君のケはあると自覚してるけどただただ反応欲しさに書いたネタは一個もないからね
>>502んとこにある俺のネタは全て好きで書いた奴です(後々読んで『ウワッツマンネ』と思うのはあるけど)
それこそ『反応貰えりゃもっけもの』くらいのスタンス
あと書き手はネタを完成させるのが第一と思うけど
無理ならなんか「もう無理!」の一言ぐらい欲しいんよ
そしたらまだ諦めもつくし「んじゃ俺が続き書いてみようかな」とも思えるし……
ま、それはそうと
>水死体殿
陵辱ネタほどのノリはないにせよ、純愛ものも十分上手いじゃないか……
(ノリが弱めなのは色々キャラを換えてった所為もあるのかもしれないが)
>>462が認めれば、十分自作として胸を張って良いとオモ
あと俺は関西生まれじゃないんだ。でも餓鬼の頃ずっと吉本新喜劇観てて、
今もお笑い本(今日日の若手のものにあらず)ばかり読んでるから
中途半端に移ってしまいました
今日か明日の夜あたりに、俺もなんかネタ落とすつもり
水死体氏GJ!!
……キティークの神たる水死体氏ならば、幸せの絶頂から一気に絶望のどん底に叩き落す展開とかやりそうw
535 :
クオン:2005/05/31(火) 13:53:30 ID:IMn6M5ED
悪いね、諸悪の根元は俺だからな。
まず謝らせてもらう。
マジすまんかった。
まぁ考えもまとまらない内から投下ばっかしてた挙げ句、他人に嫉妬してた俺に非がある。
じゃあ書き込むなよw
なにはともあれ水死体氏GJ!
水死体氏GJ
539 :
462です〜:2005/06/01(水) 00:25:15 ID:hFpGWiNJ
>水死体様
ご無沙汰してました。
いや〜、萌えました。とってもGJです。
ハーレムもいいけど、二人っきりだけの世界って
甘くて切なくていいんですよね〜。
両手を繋いじゃって、音夢しか見えない、純一しか見えない――。
うちは逆に陵辱物に挑戦してみようかな?
ダカーポではないですが、何回か陵辱物を書こうと思いつつ
書いてみると途中で可哀想になっていつも途中で許しちゃってます(^^ゞ。
愛しい子を虐める切なさを表現してみたいので、こんど、最後まで鬼になりきるコツを教えてくださいw。
540 :
男嫌いさん:2005/06/01(水) 01:46:42 ID:T8v6m/YW
書き手が多くて嬉しいねぇ
しばらくは安泰かな
541 :
水死体:2005/06/01(水) 07:14:20 ID:Og1Wseou
みなさんありがとうございます〜
>>426さん
うおっ、あなたが陵辱モノを・・・・!!
期待してますw
鬼になるコツ。
・・・・・コツなんてあるんかなぁ。
そうだ!
ドザえもんのポケットから出てきたこの薬を飲めば、
たちどころに鬼畜になれます(笑) (´▽`)ノ旦 ドゾ
かわいいな水死体さん
エロパロ板では、エロゲは板違い。
ここやエルフスレは一般向けに移植され、或いは一般向けアニメになっていることを言い訳に許されている。
なんか、わかってない人も多そうだな。
で、何が言いたいんだ?
6月ということで、どのキャラかで純一との結婚生活SS希望
浮気バレでどろどろした女の戦いが見られると尚良し。(ぉ
>>543 はいはい世間知らず乙
アニメ化されたの知らないの?
あ、ごめんNHKしか見れないような過疎地に住んでいるんだねwww
おお、言ってた時間が過ぎてるではないの
>>545 呪吽無頼怒か……それもありだし
その六月婚約を狙って鈍い純一を発起させようと躍起になる女……ってネタも面白いかもね
じゃ予告通り小咄を一発
↓またこいつか!系、すこしアホっぺえかも
よく晴れた、日曜の昼下がり。
ピ──ンポ────ン……
白河邸に、チャイムの音が鳴り、
『白河さーん、お届け物でぇーっす……』
宅配便の男の声が、インターフォン越しに響く。
「は、は、はいぃっ。た、只今」
その声を聞いたことりは、まるで発条仕掛けの人形かなにかのような足取りで、玄関に向かっていった。
「ハイ、こちら代金引換で、8,800円になります」
「あ、は、はい。……きゅ、きゅう、9,000円で……いいです……か?」
「……ああ、ハイ。では200円のお返しになります。どうも、ありがとうございましたーっ」
仕事を終えた男はことりに小包を渡すと白河邸をさっさと出て行き、やがてドアの向こうから、トラックが走り去っていく音が聞こえた。
「…………」
ことりは一人、手に抱えた小包を凝視したまま、未だ玄関に佇んでいる。
「買っちゃった…………」
自分でも信じられないような動悸を抱え、ことりはそう呟く。
「…………」
ことりは、改めて今自宅に誰もいないことを確かめると、小包をしっかとその小脇に抱えたまま、一目散に自室へと飛び込んでいった。
小包に貼られた伝票の『お届け先』の欄には、『白河 暦』と書かれている。
しかし白河暦本人は、この小包のことは知らない。
自室に舞い戻ったことりは、抱えていた小包の封を、何も考えまいとして一気に破き取っていく。
そして現れた、小さな筺を開けると、
「…………!!!!!?」
そこには、一本の張型が。
本物と遜色ない形と大きさの、一本のピンク色の張型が、丁寧に収められていた。
「これが……………………っ!!?」
ことりが“これ”の購入を決めたのには理由がある。
話は数ヶ月前に遡る。ことりが推薦で合格した大学を、
『よし、俺もそこに入るぞ!』
と、ことりと恋仲である純一が志望したのである。
『でもここ、偏差値高いんだな……よし、本腰入れて勉強しなきゃな』
そうして純一は、猛勉強を開始した。その様子は、常より『かったるい』と、何事も億劫がるそれまでの純一からは想像も付かないほどに真摯で熱心であり、事実それが功を奏しているのか、本人の成績はメキメキと上がっている。
しかしその所為で、二人の逢瀬の時間がめっきり減ってしまったことが、ことりにはどうしても不満であった。
来年、二人同じキャンパスでいられるのは楽しいだろうなと思うし、今の純一の頑張りが二人の、ことりのためを想ってのことであり、それは恋人冥利に尽き非常に嬉しい ということは、ことりも十分に承知している。
だがしかし、やっぱりその所為で、一時はほぼ毎日であった二人の逢瀬の時間がめっきり減ってしまったことが、ことりにはどうしても、どうしても不満であった。
「……」
だからといってこれを買うという行動に出る自分は、罵迦以外の何者でもないな と、ことりは自己嫌悪したが、かといってキャンセルの電話を入れる気にもなれないでいた。
そうこうしているうちに、“これ”は届いたのである。
「…………」
先程よりも勢いを増した動悸を引きずりながら、ことりは恐る恐る、それに手を伸ばしていた。
引っ付いていた説明書には『ここに単三電池を入れスイッチを入れて下さい』程度のことしか書かれていない。
「これ、かな……」
ことりはその説明書の指示通り、付属されていた単三電池を指定場所に入れ、スイッチを入れてみる。するとそれは、
ヴォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛────……
という、如何とも喩えがたい音で、激しく振動した。
「うぉわ!!!???」
その挙動にことりは肝を潰し、手にしていたそれを思わず放り投げていた。放り投げられたそれはカーペットの上で、相変わらず異様な振動音を響かせながら蠢いている。
「…………ハァ、フゥ……」
ことりは息を整え、辛うじて落ち着きを取り戻すと、目の前で未だ呻くそれに目を見やる。
「……朝倉くんのは……あんな動き、してた、かなあ…………?」
落ち着いて色々いじってみて、その振動はスイッチで、『大』と『小』に加減できることを知った。
『小』にしてみるとそれは、
ヴ────ン……
と、先程よりはいくらか静かに、その身を震わせた。
「……まあ、初めは、このくらいから…………」
ことりはそう呟いて、静かに身揺らすそれを眺める。
使い方は、言われずとも解る。解るからこそ、これを買ったのだ。こんな振動を伴うというのは少し意外だったが、元々そういうものなんだと思えば、大して問題はあるまい。
「…………」
ことりは意を決して、穿いていたスカートを少し捲って、手にした張型をその奥へ触れさせようとした────
プルルルルルル────……
「ひいぃっ!!!!??」
────その刹那、ことりの携帯電話が、けたたましく鳴り響いた。
「あ、な、なんだ、携帯かあ……」
落ち着きを取り戻し、状況を理解したことりは、携帯を手に取る。そのサブディスプレーには、【朝倉くん】の四文字が並んでいた。
「ん!? な、なんだろう……?」
近頃はことりの方からメールを送るばっかりで、純一からコンタクトを取ってくるなんてことは皆無に等しかった。それも偏に、純一が勉強ばかりしているからである。
それ故に、今こうして純一が電話をかけてくれたことがことりには非常に嬉しかったし、
「こ、こんなの、か、隠さなきゃあ……!!」
今のこの状況が、非常に恥ずかしかったりもした。
張型を机の引き出しに仕舞いこみ、やっとことりは電話に出た。
「も、もしもし?」
『……あ、もしもし? 俺だよオレオレ、俺だけどさあ……』
「う、うん、判ってるよ、朝倉くんでしょ?」
『あっ……ああ、そうだけど……どうしたんだことり? なんか様子がおかしいぞ?』
「う、うん……いやあのね、柱に小指ぶつけちゃって……」
『うわぁ、痛そう……大丈夫なのか?』
「う、うん、今は平気っす…………で、な、何?」
久々の恋人同士の電話なのであるから、もっと堂々と、喜々として応じればいいのに、この状況下の所為か、どうしても落ち着いていることが出来ない。
『あのさ、ちょっとことりに教えて欲しいことがあるんだけど……』
「え?」
『数学なんだけど、ちょっと、……あー、どう言やいいんだろ……』
「あ、ちょっと待って。今、教科書出してくるね」
そう言ってことりが数学の教科書を出そうと、立ち上がって本棚に手を伸ばそうとしたその時、
『ねえ見て兄さん。“瞬間記憶”で飛行機級が出たよ……』
「……!?」
携帯の向こうからことりの耳に、よく聞き慣れた、しかし今この場で聞こえるはずのない声が聞こえてきた。
『おー、すげえじゃん。俺数字が七つくらいになったら、もうワケわかんねえのに』
『えへへ……でも兄さん、“人数数え”は得意じゃない。パーフェクト出せるんでしょう?』
『あんなんコツ掴んだら楽勝だって……って、今電話してっから後でな……』
『えー……』
ゲームかなにかの話であろうか、向こうから聞こえてくるそのやりとりは、とても和気藹々としている。その一部始終を聞いていたことりは、携帯を掴む力を知らず知らずに強めていた。
「朝倉くん」
『……あ、ことり、ごめんごめん。それでさあ……』
「音夢が、帰ってきてるの?」
そう。島外の看護学校に通っているはずの音夢が、今この場にいるはずはないのだ。
『兄さん、白河さんと電話してるの?』
『……あ、おい、ちょっと黙ってろよ……あ、ああ。なんか暇が出来たみたいでさ……いや別に、変なことにはなってないぞ?』
「わかってるよ……」
純一の言うことは嘘ではないであろうことは、もう“能力”を無くした今のことりでも何となくではあるが解る。が、どうしても堪えきれないものが、ことりの内を支配していくのを抑えられない。
『……こ、ことり?』
「ね、朝倉くん。今から家に来ませんか? ちょうど今誰もいないし、お菓子もあるし…………」
『え? え、でもさ、俺……』
「直接の方が、多分詳しく教えてあげられると思うし……迷惑、かな?」
『いや、そんなことはないけどさ……』
「逢いたいよ」
その一言で、先程まで不思議に治まっていたことりの胸の動悸が、また勢いを強めていった。
────逢いたいよ。
朝倉くんに今まで言いたくて言いたくて堪らなかったけど、その頑張る姿を見るたび言うのを躊躇われた言葉。
『……』
今恐らく本人は、当惑して固まっているのだろう。ただの女々しい我が侭に過ぎぬその言葉をついに言ってしまったことを、ことりは酷く悔いる。
「ご、ごめんね。べ、勉強の邪魔っすよね。い、今のは忘れて────」
『わかった。今から行くよ』
「えっ!?」
『兄さん、今から白河さんの家に行くの?』
『だから黙ってろっておい……あぁごめんごめん。で、何時頃がいいかな?』
「え……もう、何時でもいいよ。……出来るだけ早く来て」
『OK。それじゃ、そっちで』
通話が切れた。思いもしない、しかし待ち焦がれていた展開に、ことりは久しく忘れていた幸福感を覚える。
「そだ、コーヒーでも淹れようっと……!!」
そう言ってことりは机に向かい、先程張型を放り込んだ引き出しに鍵をかけ、開かなくなっているのを入念に確かめた後、軽い足取りで自室を出て行った。
予想したより少し遅く、純一は白河邸にやってきた。
「いらっしゃい、朝倉くん!」
「あ、はい。お邪魔しまーっす……」
「そんな、他人行儀にしないで下さいよ。前は毎日のように、お互いの家に泊まってたじゃないっすか」
「ま、まあ、そうなんだけど……さ。一応、礼儀があるし」
「フフフ……」
ことりは快い気分だった。これくらいの会話なら、別に純一が猛勉強中であろうと無かろうと前から学校他で何度も、今でもしていることなのに、何故だか今は、とても心地いい。
そんな会話を続けながら、ことりは純一を自室に通し、先程少し温め直したコーヒーを、かなり前から用意していた二人分のコーヒーカップに注ぐ。
「あ、すげえいい香り。これ、結構いい奴じゃない?」
「うん、よくわかんない。お姉ちゃんのをくすねてきたから……」
「えーっ!? まあことりさん、あなたってばいつからそんな悪い子になってしまわれたのでしょう」
「朝倉くんの所為かな。事実これを朝倉くんが一口でも飲んだら、私と朝倉くんは共犯っすからね」
「えーっ!? そりゃ無いっすよォご隠居……ハハハ…………」
「フフフ……」
なんだかんだ言いながら淹れられたコーヒーを美味しそうに啜る純一に微笑みながら、ことりはこうして純一と共有しているこの時間を全身で愉しんでいた。
「……(あんなもの、買う必要なかったんだ……)」
「ん、ことり、何か言った?」
「え、いえいえ何も?…………あ、そうだ、お菓子忘れてた」
「いいよ、別にそこまでして貰わなくても」
「私が駄目っす。第一お菓子がある って言って、朝倉くんを誘ったんですから」
「そんな、それじゃあ、俺がお菓子で釣られたみてえじゃんか……ハハハ」
「フフフ、違うんですかぁ? すぐ取ってきますから、ちょっと待ってて下さいね……」
そう言ってことりは足早に台所へ向かうと、先程のコーヒー豆をもとあった場所に戻し、
「あれ、ココナツサブレがない……じゃ、これでいいや」
今度はそこから、暦が秘蔵しているクッキーの缶を手に取った。
「お待たせ、朝倉くん!」
ことりは屈託のない満面の笑顔で、自室に舞い戻ってきた。
「……あ、ことり…………」
しかし出迎える純一の表情は、一応、笑顔であったが、どことなく翳が見てとれる。
「どうしたの……?」
「なあ、ことり……これ、ナニ?」
未だ状況が掴めず、半笑いのままで困惑することりに、純一は、先程まで手に持っていた紙切れを差し出した。
「………………あ、そ、そそそれは…………………………!!」
ことりは手にしていたクッキーの缶を落とす。中身は飛び散り、クッキーは無惨に割れていく。
純一から差し出されたその紙切れは、少し読んで放置したままでいた、張型の説明書であった。
「なんか、隅っこに落ちてたのを、なんだろ って拾ったんだけど……これ、あの…………バ、イブの……だよ、ね」
「あ、あの、それ、それは……ね」
「これ……持ってる、の?」
「………………うん、…………で、でもまだ使ったことはないの……!」
「……」
「ああと一応、使われたこともないよ…………!?」
「……え? ……まいいか。でさ、これ…………どうしたの?」
「ど、どうした、って……?」
「どこで、どうやって……」
「買った、の…………通販で」
「通販……」
「8,000円……だった、で、送料が800円でね…………だから合計8,800円で、9,000円だして200円お釣りだったの……で、10,000円以上買うと送料無料らしいんだけど、これ以上買うものなんて無いから………………」
「……え?」
「ああ、あ、あ、何言ってんだろ私、あわわ、と、とにかくあのその…………」
暫くの静寂の後、ことりは俯くと、床に零すように呟く。
「寂しかった、の…………」
「……」
先程に引き続き、また、言うまいとしていた我が侭を漏らしてしまった。
どうしてこうも、自分には自制心がないのであろう。頑張っている朝倉くんの足を引っ張るようなことを言ってしまうのであろう。
ことりは、今すぐ消えて無くなりたい気分になった。
「ごめんね、私、ただの罵迦ですよね」
「……」
「そもそも朝倉くんは真面目に頑張ってるんだから、私は多少寂しいのなんて、我慢しなくちゃいけないのに……」
「……」
「自分でも罵迦みたいとしか思えないの。いくら寂しいからこんなん買った なんて、朝倉くんからしたら、凄く気分が悪いっすよね……」
「なあ、ことり」
俯いたままのことりの呟きを、無言でじっと聞いていた純一が、唐突に言葉を返した。
「……?」
「俺、毎日勉強やって、脳のトレーニングの奴もやってんだけど……やっぱ俺まだまだ罵迦だな。今何が起こってんのか、さっぱりわかんねえ」
「そ、そんな。罵迦なのは……」
「ほんと、俺って罵迦、ッつうか間抜けだわ……」
そう言うと純一は、力無く項垂れていたことりの肩を、その正面から優しく、確かに抱く。
「え……?」
「大好きなことりが、こんなに寂しがってんのに、今の今まで気づいてやれなかったんだからな……」
「…………!!」
「本当に謝んなきゃいけないのは、俺の方だ。ごめんな、ことり」
ことりは堪らず、眼前に開かれた純一の胸にその身を預ける。その内は、かつて毎日のように逢瀬を重ねていたあの日の頃と、何ら変わらぬ温もりを擁していた。
「ごめんね、ごめんね朝倉くん…………でもね、でもね……」
「でも……?」
「寂しかった……寂しかったよ…………」
「ああ……ほんとごめんな、ことり…………」
そうして暫くの間二人は、互いの身を寄せ合っていた。
「でさ、ことり……」
「…………はい?」
「その、8,000円のそれ……どうすんの?」
「うん……一人じゃ……使えそうにないっす…………なんか、怖くて」
「で……」
「……」
「……使ってみよっか」
「……ハイ…………」
もしかしたら、無意識に自分はこういうのを望んでいたのかな と、ことりは己を訝しんだ。
ことりは引き出しの鍵を開け、放り込んでいた張型を純一に見せる。
「これが……初めて見た」
「……あ、そこにスイッチあるから気を付けてね。スイッチ入っちゃうと、変な動きし出すから……」
「ああ、それは知ってる」
「……!?」
「あ、ああ、知識だけだぞ? ホンマモンを見たのはホント、これが初めてだから」
そして純一は引き出しからそれを手に取り、ことりの方に目を見やる。ことりはいつの間にやら、既にベッドの方で、俯き加減に腰掛けていた。
「……あ、朝倉くん……」
「……んじゃあ、脱いで」
「う、うん」
そう言われてことりは、──“あれ”を試す、というのに緊張しているのか──幾分かぎこちない動きで、ブラウスのボタンを外し始める。
もう床を共にしたことなど数知れないというのに、服を脱ぐという行為にさえもこんなに初々しい仕草を垣間見られたことに、純一は愛おしさと、いくつか悪戯心を覚えた。
「待った」
既にブラジャーを外し、ショーツに手をかけていたことりを、純一は制止した。
「…………えっ?」
「そのままでいいよ」
そう言って純一はことりをベッドに寝かせると、
「じゃ、行くよ」
「え……え? ど、どうやって??」
当惑することりの疑問には答えぬまま、その穿かせたままのショーツの上から、微動するそれを這わせるように当てた。
「ひゃっぁ…………!?」
その、秘部を小刻みにこねくり回されるような感覚に、ことりは手を口に当てて喫驚した。
「なあことり、これ、ローションとか、付いてなかったんだろ?」
「ろ、ローション? 何、それ?」
「やっぱりな……ほら、本物と同じで、いきなり突っ込んじゃったら痛くなっちゃうぜ、こういうのは」
「ハァ……そう、っすね…………」
「な。だから」
その続きを言わぬまま、純一はそれで、ことりのあそこを薄衣越しに撫で転がし続けていく。
「ひゃ、は、ふゎ…………や、やぁ」
ことりはその感触に素直な吐息を諳んじ、吐息の熱を強めていく。そしてこれから起こりうるであろう出来事を思い、抑えきれない律動に打ち震えた。
「どうことり、気持ちいい?」
しかし当の、愛撫を続ける純一は、未だことりのショーツに手を伸ばす仕草すら見せず、未だ張型をその上から添わせるのみである。いつになく意地悪な純一に、ことりは言いようのない感情を覚え始めた。
「や……止めてよ…………ぉ。く、くすぐったい……!」
「ことりさん、俺は気持ちいいかどうか聞いてるんだけどな」
そう言う純一の表情は、悪戯心に充ち満ちていて無垢さすら感じられる。ことりはそんな純一に観念すると、快楽と気恥ずかしさをぐっと堪え、
「焦らさ、ないで、よぉ……!! 何でそんな、勿体ぶる真似、するんすかぁ……ッッ!」
と、震わせた声で鳴いた。
「言ったろ。いきなり入れたら痛いだろうから、こうやって擽って、ことりのあそこを湿らせよう……って思ったんだけど」
「いいよ、痛くったって……ね、だから、もう焦らさないで…………!」
「でことり、気持ちよかった?」
「……………………うん……だから、もっと、欲しい……から、ね」
「欲張りだな、ことりは。いつからそんな娘になったんだ?」
「……朝倉くんの所為だよっ…………!!」
「そんじゃ、リクエストにお応えして…………」
そうして純一は、ことりのショーツに手をかけた。ことりは大人しく腰を持ち上げて、純一の為すがままになる。
露わになったことりの秘裂は、先程の愛撫が功を奏したか、巣で餌を強請る雛鳥の嬌声の如く雌臭を放って、純一に息を飲ませた。
「…………ぅ」
途端にことりも気恥ずかしくなり、顔を両手で覆う。別に全裸そのものは幾度と純一に晒してしまっている以上特に恥ずかしくはないが、今これから眼前で、己が身に為されることを思うと、気が気ではいられないのである。
「んじゃ、いくよ……痛かったら言ってな」
こちらも緊張しているのか、純一の声も少し震え気味である。そして、その純一の言葉にことりが微かに頷くのを確認すると純一は、振動を止められた張型を、涎を零して闖入を心待ちにしているそこへ、少しずつ押し入れていった。
「んぅ……!」
ことりは、微かに声を漏らす。思っていたほどの衝撃はなかったものの、その感覚はやはり、全身や脳天に痙攣をもたらす類のものであった。
「どう……ことり、大丈夫? 痛くない?」
「うん、大丈夫、平気……気持ちいいよ」
ことりのその一言に純一は安堵し、次の段階に移行することを決める。スイッチを切られていた張型の振動を再開させ、自らの陽物を挿入れた時のように、持った手でそれを動かしていく。
「っああ……!!」
その動きに、ことりは即座に息を荒げ、全身をうねらせる。その反応はまさしく、純一に男根を挿入れられた時のものに相違なかった。
その反応に、純一の平常心は掻き消えた。この手の刺激に未だ慣れも飽きも見せないことりを、無性に愛おしく想い、また一種の加虐心、いや破壊衝動にも近い感情を覚えもする。
「強めるぞ、いいな」
「え、う、うん……」
そして純一は、それの振動を『強』にし、持った手の出し挿入れする動きを、一心不乱と喩えていいほどに速める。そして空いた手でことりの胸を、揉んだり、捏ねたり、先端を抓ったりした。
「っぁあ!? そ、そんな急に、止め……っあゃあ!!!」
襲い来る刺激が急増したことに、堪らずことりは純一の頭を抑えて、抵抗しようとする。しかしその手に力など無く、また純一の方も容赦する気配はない。
「とか何とか言って、感じてる……ことり、可愛いよ……」
「えほんと……で、でも駄目、おかしくなる、変になるよぉ……!!」
「気持ちいいからだろ? ならいいじゃんか、もっとおかしくなっていいよ……!」
「うん、気持ちいいよ、すっごいよぉぅ……あぁあ、ぅはぁあん……!!!!」
ことりの躰は、もたらされ続ける快楽を抱えきれず、当のことり本人も信じられないほどにその身を震わせ、蠢いた。
純一は愛撫を続けながら、そのうねりを抑えようとするが、どうにもそれはままならない。
「今度やる時には、ことりが身動ぎできないようにしとかなきゃなあ……」
「っあ、ひゃぅあ……え、そ、それって…………そういうこと、したい、の……?」
「そうじゃねえけど……いや、ことりがしたいって言うんなら、及ばずながらお手伝いしますけど?」
「そんなこと、んもう…………ぅあん……」
言葉も漫ろにせざるをえぬほどに、その身を蝕んで止まること無い快楽の潮流。羞恥心も背徳感も、全ては快楽を勢いづかせる発破となり、ことりの躰を苛み続けていく。
「も、もう、駄目……ぃや、っふあ────────っっ!!」
それはやがて、ことりを幸福と呼んで然るべき感覚で、屈服させた。
純一は、ことりの状況の変化を即座に察する。張型を動かす手を止め、スイッチを切り、蜜に溢れたことりの下口から引き抜く。シーツには、大きな染みが出来ていた。
「ことり……イッた?」
「…………うん」
純一が手を休めたことにことりは驚き、また微少に不満を覚えたが、口には出さない。
「それはよかった。いい買い物したじゃんか、ことり」
「へ、変なこと言わないで……」
「でもショックだな」
「えっ!? な、何で? 私、そんなにおかしくなってた!?」
「そうじゃなくてさ」
そう言って、純一は張型を、ことりの目に届く高さに掲げる。テラテラと部屋の灯りで輝くそれは、ことりに忘れていた羞恥を思い出させた。
「別に俺じゃなくても、ことりはこれ一本あれば大満足なんかな と思うわけ」
「そ、そんなこと、絶対無いよ……! そんなそこまで私、いやらしい女じゃ……」
「どうかなあ。その割には凄い乱れようだったじゃありませんか」
「い、意地悪……!!」
ことりは、純一を睨む。純一が何を言いたいかは、心の奥を読めないことりでも十分理解できていた。
「……!」
要するに朝倉くんは、自分を差し置いて一人で大悦びしていた私が、許せないのだ。
「意地悪は、Hの時だけにしてよ……」
そう言って純一を見つめることりの瞳は、透いた光で覆われている。それは先程の余韻によるもののみではないことは、流石の純一も解せたし、何よりそんなことりが非常に愛おしく、欲しくて堪らなかった。
「じゃ、お疲れのところ悪いけど……いい?」
「うん……実はね、やっぱり偽物は少し違うな って思ってたの…………」
純一は何も返さず、ズボンの前から、先からずっといきり立っていたものを引っ張り出す。無論その状態も、ことりはとうの前から知っていた。
そしてそれは息つく間もなく、ことりの内に叩き込まれる。先ので十分すぎるほどに熱と涎を漏らしたそこは、純一のそれを拒むどころか寧ろ歓迎するかのように、それを膣中へ引き入れていった。
「っい…………!」
「ッあ、熱い……!」
しかし純一は臆することなく、その膣中を駆け回り始める。しかし熱い。かつてことりと間を置かず複数回ことに至ったことは幾度かあったが、その時もここまでの焦熱に塗れていたことはなかった。
「っす、凄いな……灼け切れそ……」
「っはあ、そんな、朝倉……くんの、も……」
「どうして、かな? 久しぶりだから……? それともさっきの、そんなによかった……?」
「ま、また意地悪ぅ……! あんあ、はぁ…………んぶ、だよ……」
「えっ……え?」
「全部だよぅっ!!」
そう言い放ちながら、ことりはまた、躰をうねらせる。しかし今度は、純一がその身を寄せてことりを押さえつけて、身動ぎが出来ないようにした。
「あぅあ、朝倉くんっ……!!」
堪らず、ことりは間近の純一の躰にしがみつく。
「離さない、から、離さないで……ッッ!!」
「あぁ、ことりがイヤ って言ったッて離さない……ことり、ことりィ…っ!」
純一はそうことりを宥めつつ、純一の陽物は激しく滾らせて、休むことなくことりを穢していく。
ことりの方も、純一の陽物を飽きることなく絞り上げ、一心不乱に貪り喰らい続けた。
「ふぁ、朝倉くんぅ……だ、大好き、大好きいぃ、いい、いい…………!」
「そんなに、いい? あれと俺、どっちがいい……?」
「こ、こっちがいい、朝倉くんがいいょう……!」
正味な話、今のことりに人の言葉を解する余裕など無い。全神経が、悦びに耽ることを望んでいるのだ。
「っは、ぁ、ことり…………っ!!」
そしてそれは、純一も同じであった。
しかし限界は、二人の意志とは関係なく、唐突に訪れる。
「こと、りぃ……俺、俺…………っかぁ」
「だ、だめ、離しちゃだめ……!! いいから、だめぇっ!!!」
だがお互い、その身を離そうとはしない。
「ことり、膣中に……けど…………いい、な……?」
「いいよ、いいよ……寧ろお願い…………だから、だからっ」
「ああ、絶対離さない。ことりは俺のもんだしなっ…………!」
「そ、そ……私のものなのぉ……あ、ふ、あああ────────ッ!!」
「ことりぃィ────……ッはぁ!!」
そうして果てた二人の唯一の不満が、続ける体力が、もうこの身に残ってないことであった。
「ごめんね、朝倉くん」
ようやく二人の息が整ってきた頃に、ことりが純一に話しかける。
「ん?」
「朝倉くんを『勉強しよう』って家に呼んだのに、こういうことにさせちゃって……」
「いいよ……実際今日はいい勉強させて貰いましたっすわ」
「え、それどういう意味っすか……フフフ…………」
かつてと何ら変わりない、夜枷後の穏やかなやりとりに、ことりは安堵感を覚えた。
「ハハハ……でも寂しがらせたのはマジごめんな。これからは……」
「ううん、気にしなくていいよ。朝倉くんは勉強頑張って。私は応援してる」
「えっ……」
そう。二人の愛は如何に時を挟もうとも確かなものであることを、ことりは今日確信したのだ。
「もう少ししたら、電話で言ってたとこしましょう……来年は私達、同じキャンパスにいるんでしょ?」
「……ああ!」
寂しがる必要なんか無い。
確かな絆に護られた仲に、不安要素などあるはずはないのだから。
了
「でも、8,000円も使わせちゃったのは悪いな。俺がなんとか工面するよ……」
「そんな、いいっすよ。私が勝手に買ったものだし」
「でもさ……」
「…………ね、それなら代わりに、おねだりしていいかな?」
「ン、何?」
「……朝倉くんの、名字が……欲しいな」
「はは、そんなモン貰ってどうすんの……………………えっ!!??」
「ね、いいでしょ? “純一”くん?」
水越×頼子ものか水越陵辱ものかが来るまで、これで食いつないでくれ
早く来い来い861
リアルタイムキターwwヘ√レvv~(゚∀゚)─wwヘ√レvv~─!!!!!
えむしけさんGJ!!!!!!!!!!!!!!!
そのままことり一人でオナニーっていうのも見たかったが
とにかくGJ!!
ギリギリと眞子の指が純一の肩に食い込んでくる。
痛いとかいう次元じゃなく、肩が破壊されそうなレベル・・・。
逆の肩には萌の柔らかい胸が押しつけられて・・・・・。
「ダメですよ眞子ちゃん。純一さんには優しく尽くしてあげなきゃ!」
「う・・・そうね純一さん。一緒に屋上に行きましょ?たっぷりご奉仕してあげるからね」
ギリギリと指が先ほど以上に食い込んでくる。
その痛みから逃れる為に、純一は何度も首を縦に振った。
「なぁ」
「・・・何ですか?」
「色々突っ込み所が多くてどこから突っ込むか決めかねるんですが」
「もう!あんたは黙って尽くされなさいよ!」
屋上にて−。
純一は、萌と眞子のタイで両手を縛られていた。しかも鉄柱に。
尽くされなさいと言われても甘受したくない純一の気持ちが解るだろうか?
「さてさて、純一さんには私と眞子ちゃんの身体を思いっきりたべてもらいますよー♪」
「萌先輩・・性格変わってるじゃねぇかよ・・」「気にしちゃダメです」
いつの間に変わったのか、ひいてはいつの間に朝倉君から純一さんに変わったのかも気になるが、今の純一に余裕はない。
脱ぎかけの制服から覗く眞子の美乳と萌の爆乳に息を飲む純一。
彼が水越姉妹に溺れることになるのは、そう遠い先の話ではなさそうだ。
572 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 17:44:24 ID:sPXilVmm
573 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 18:09:33 ID:befoRwZV
千葉TVその他UHF局
えむしけ@861 クオンさんGJ
>>574 >>543は、ここやエルフスレは例外って言ってるんだから、SHUFFLEのことでは?
少し前に話題に出てたし。
>571
続きまだー?
今回からトリップ付けてみました。
えむしけ@861さんGJ!!!
面白かったですよ!
ことりのあわてふためき具合とかが絶妙でした。
こんなとびきりの美少女になら我が侭を言われたら、逆に嬉しいですね。
二人のキャンパスライフに幸あれ!
>>569と同じで、ことりオナ2ものも見たかったですが。
クオンさんの「もう!あんたは黙って尽くされなさいよ!」
この台詞がいいっす。
私もあの二人に尽くされたい。
でも屋上で縛られるのは勘弁してください(笑)
>>576 でもシャッフルもアニメになりますよ?
・・・あれ、もうやってたっけ?
つうかアニメ化orコンシューマ移植でOKなら
最近のエロゲの有名タイトルは大概OKになるなあ
揚げとか月とか葉とか鍵とか
580 :
クオン:2005/06/03(金) 22:34:45 ID:CiFLjE5/
シャッフルはあくまでコミック版のです・・・・と言っても通じないか。アニメは文月から。
ぶっちゃけSSが投下されてて盛り上がってれば問題なし。ここみたいに。
削除人も運営もそこまで野暮じゃないよ。
ボケだったのか…。てっきり天然かと思ってた。(マテ
二柱の神が降臨なされて、良い週末になりそうです。
まあ、別に休みじゃないけど…
585 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 02:57:59 ID:oKo0ySLo
叶タン・・・
>>491の言ってたパラダイム叶編の帯の安いコピーに萎えた……
俺の叶タンはあんなこと言わないやい言わないやい……
……言うの?(滝汗
>>569&水死体殿
なるほど、それを挿入れて致してる最中にズソ1から電話→向こうでは和やかにイチャイチャ→ことり、ジェラシーに身焦がしながら昇天、か……
そ の 手 が あ っ た か ! !
>>579 >>581 だな。
587 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 08:57:00 ID:Cmn/PAC3
SSが投下されてようがローカルルール違反なら
停止、ないしは現スレ限りって処理をされるわけだが
いくつもあったキャラ単独のスレや、実在の人物のスレの末路を見ればわかりそうなもんだが
少なくともこのスレに関しては大丈夫でしょ
アニメ・コミック・コンシューマ移植版のCircus作品のスレってことで。
実際俺はD.Cはアニメと漫画でしか知らない
>>582-583 突っ込んでくれればよかったのに・・・
でも半分は天然入ってますよ。
>>588 エロゲのみならいざ知らす、多機種・多メディアにわたっているのなら違反してないんですから
問題ないですよね。
それにたしかSAKURA雪月花パソ移植版ってサーカスだったはずですから。
590 :
クオン:2005/06/04(土) 10:24:00 ID:yJtLdcjI
ちっと気になるんだが、舞-HiME〜運命の系統樹〜もサーカスのはずだ。ってことは舞-HiMEスレとここのダブルになるのかが気になる。
他のスレ見たけど、ここはとっても平和なスレなんだと思いました。
これからも多くの良作を期待してます。>職人方
明日は草薙小雪(SAKURA〜雪月華〜)の誕生日なようで…
どなたかダカポ以外なものも考えてみませんか?
(´-`).。oO(ことりは20日、まだまだ先か…
593 :
クオン:2005/06/04(土) 15:46:22 ID:yJtLdcjI
これからちいっとリアルでラノベ書いてくるわな。プロ狙ってるんで世路死苦。
頑張って
久しぶりに見にきたら…
>>548-566 すばらしいとしか言えません。このままOVA化したら馬鹿売れでしょ(笑
作中ことりが使ってたバイブはバナナ型?
パラダイム叶編は、原典に忠実なんかしらん?
>>591 悪い、俺はダカペすらアニメでしか知らぬざんす
あとの曲芸商品はわかりかねまする
>>595 馬鹿売れで大儲けっすか〜ウェーイ♪
まああれしきの腹黒すら闇に葬ろうとするあのデブが、こんな色欲丸出しのことりを許すはずがないよね……
>>596 >>548の最後らへん読むとわかると思うけど……そっちの方が面白かったかな
598 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 23:03:46 ID:08iiXEa2
age
このスレ見てたら18禁じゃなくてもいいからD.C.のSSが読みたくなってきたので
色々ググッて探してみました。
しかし、サーチエンジンを使って探すと、玉から石まで引っ掛かるので良質なSSに限定できません。
上手いSSだけを読みたいのでお勧めのSSあるところだけを教えて下さい。 お願いします。
>>599 >>502 玉作品に引っかかってんなら、それだけ読めばいいじゃない。
つうかそういう所謂『(2chに)晒す』行為はそのページの主が嫌がったりするバヤイがあったりしてな
まあつまり「自分で探せ」ってことで
スランプでムシャクシャしてる?
603 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 01:36:22 ID:njT7sNeh
叶タンレイプはどうなった
604 :
599:2005/06/08(水) 02:12:54 ID:lb2O7jC4
>600さん
どうもありがとうございます。
ここだと人気ランキングがあるから探しやすいですね。
>601さん
ご忠告、ありがとうございました。
今後は自力でどうにかする事にします。
SS職人の皆さん、頑張って下さい。
新作、期待しています。
>>600 やはり色々な人のSSを読むと勉強になりますね。
同じような場面でも、人によって表現が違いますから
随分と参考になりました。
606 :
クオン:2005/06/09(木) 00:09:36 ID:tnptsf2K
我以外皆師ってやつか
607 :
男嫌いさん:2005/06/09(木) 00:29:20 ID:W1Zrhjst
考え方のいい参考になる
ごくたまに。少数の作品のみ
☆ チン マチクタビレタ〜
マチクタビレタ〜
☆ チン 〃 ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ ___\(\・∀・) < 眞子レイープSSまだ〜?
\_/⊂ ⊂_ ) \_____________
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| 愛媛みかん |/
私も楽しみにしてます
610 :
駄文:2005/06/10(金) 18:48:41 ID:86Cs/L6y
PS2ソフト D.C.P.S.のベスト版が7月14日(予定)に発売されるぞ。
価格は約3000円!!
まだ持っていない人・・・是非お買い求め下さい。
約3000円? 高ッ。300円に汁!
>>608 急かしてやるなよ……
人にはペースってモンがあらあな
>>609 IDがsvc
612 :
クオン:2005/06/10(金) 21:28:17 ID:nSp/VV8b
一丁上がりっと。
ようやっと書き終わった。
これからは落ち着いて作品見させてもらいます。
614 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 05:01:03 ID:qaGyMKYv
おまいらキモ杉
>>608 もうちょっとまってて下さい。
掛け持ちしてるスレが多すぎて・・・
ご存じの方は教えていただきたいのですが、眞子って格闘技かなにかやってましたっけ?
ちょっと戦闘シーン入れたいなぁと思ってるんですけど。
有る程度腕は立つみたいなのですが。
616 :
クオン:2005/06/11(土) 06:45:06 ID:B+wOSCqY
眞子は何もやってない。完全にオリジナルの鉄拳なはずだ。
・・・何か変だぞ
WSではバーンナッコゥ使ってたっけw
>618
ナ ゝ ナ ゝ / 十_" ー;=‐ |! |!
cト cト /^、_ノ | 、.__ つ (.__  ̄ ̄ ̄ ̄ ・ ・
ミミ:::;,! u `゙"~´ ヾ彡::l/VvVw、 ,yvヾNヽ ゞヾ ,. ,. ,. 、、ヾゝヽr=ヾ
ミ::::;/  ゙̄`ー-.、 u ;,,; j ヾk'! ' l / 'レ ^ヽヘ\ ,r゙ゞ゙-"、ノ / l! !ヽ 、、 |
ミ/ J ゙`ー、 " ;, ;;; ,;; ゙ u ヾi ,,./ , ,、ヾヾ | '-- 、..,,ヽ j ! | Nヾ|
'" _,,.. -─ゝ.、 ;, " ;; _,,..._ゞイ__//〃 i.! ilヾゞヽ | 、 .r. ヾ-、;;ノ,.:-一'"i
j / ,.- 、 ヾヽ、 ;; ;; _,-< //_,,\' "' !| :l ゙i !_,,ヽ.l `ー─-- エィ' (. 7 /
: ' ・丿  ̄≠Ξイ´,-、 ヽ /イ´ r. `ー-'メ ,.-´、 i u ヾ``ー' イ
\_ _,,......:: ´゙i、 `¨ / i ヽ.__,,... ' u ゙l´.i・j.冫,イ゙l / ``-、..- ノ :u l
u  ̄ ̄ 彡" 、ヾ ̄``ミ::.l u j i、`ー' .i / /、._ `'y /
u `ヽ ゙:l ,.::- 、,, ,. ノ ゙ u ! /_  ̄ ー/ u /
_,,..,,_ ,.ィ、 / | /__ ``- 、_ l l ``ーt、_ / /
゙ u ,./´ " ``- 、_J r'´ u 丿 .l,... `ー一''/ ノ ト 、,,_____ ゙/ /
./__ ー7 /、 l '゙ ヽ/ ,. '" \`ー--- ",.::く、
/;;;''"  ̄ ̄ ───/ ゙ ,::' \ヾニ==='"/ `- 、 ゙ー┬ '´ / \..,,__
、 .i:⌒`─-、_,.... l / `ー┬一' ヽ :l / , ' `ソヽ
ヾヽ l ` `ヽ、 l ./ ヽ l ) ,; / ,' '^i
最近、ラブシーンに突入する度に影で杉並がコソーリ覗いてるんじゃないかと思うようになってきた今日この頃……
>>616 クオンさんありがとうございます。
では、我流でどこまで男達に立ち向かえるか・・・ですね。
でもって
>>617の必殺技も使える、と。
φ(.. ) メモメモ
>>618えむしけさん
ではこの救急箱を使って下さい。
┏┯┓
┌―――┐
├ + ┤
~~~~~~~~
この中には傷薬と近藤夢が入ってます(笑)
622 :
男嫌いさん:2005/06/13(月) 02:29:34 ID:O0Jq8hmI
・・・・ようやく新作が一つできました
水越姉妹×頼子もチャレンジしたんですけど・・・・・4,5回書き直しました。
それでもろくな作品ができなかったので断念しましたwゴメンナサイ・・・・・
というか無理でしょ、何の接点もないし・・・・テラムズス
それで罪滅ぼしということで音夢とことりを書いたんだけど・・・・こっちはすんなり一発で書けたりしてw
この二人がめっちゃ書きやすいっすね、やっぱり
音夢×ことりもの NGワード「梅雨のハミング」
外に出ると、雨が降っていた。そんなに激しくは降り注いではいない。
静かだった。ただ、さぁーっと何かが引いていく様な、そんな感じの音がするだけ。
音夢は雨が降っていることが分かると、あーあ、とため息をついた。
雨が降ることは知っていた。午後まで持つかなと思っていたけど、この通り駄目だった。
委員会で帰るのが遅れてしまったのだ。でなければ、たぶん雨に見舞われずに帰れただろう。
このまま昇降口にいてもしょうがなかったので、校舎の中に戻った。誰もいない校舎。雨が降っている
ので、野外の陸上部も活動をしていない。遠くから吹奏楽部の演奏の音がするだけで、だけど
それも本当に遠くからの小さな音にすぎない。閑静な校舎。いつもは人で賑わっている廊下も、
何だか雰囲気が違って感じられた。廊下を歩きながら、窓の外の風景を眺めていた。
灰色の空。透明な一本の線の如く降り注ぐ雨。地面に落ちて、流れ、流れていく。
嫌な感じだった。雨は、あまり好きじゃない。何だか憂鬱な感じになってしまう。
静か過ぎて、まるで世界にたった一人ぼっちなのではないだろうかという気分に陥ってしまって。
虚無感。声を掛けても、誰も返事をしてくれない。さぁーっと、雨の降る音だけが耳に鳴り響いてくる。
耳を塞いでも鳴り響く、しとしと、しとしと、と。
「雨、雨ーふれふれランランラン♪」
歌が聞こえてきた。すぐ近くから。部活かと思ったら、そうでもないらしい。音夢は呆然としながら、
声がする方に自然と足をのばしていた。
階段。ことりが座って、窓の外の風景を眺めながら歌っていた。
何でこんな時間、こんな場所にいるんだろうと一瞬思ったが、その考えはすぐに頭から
煙のように消えてしまった。
「雨、雨ーざーざールンルンルン♪」
音夢の今の心境には到底合いそうにない、明るい声。明るい歌。ただ、嫌な感じはなかった。
音夢が後ろから近づくと、ことりは歌うのを止めた。
「・・・・・雨って、好きですか?」
ふと、ことりが尋ねてきて、音夢は僅かながら驚いた。
それが自分に対する問いで。音夢が後ろにいる事に気付いたのだろうか。
「雨は、暗い感じがするから好きじゃない、って言う人もいるみたいですけど。私は、結構嫌いじゃ
ないんですよねー」
「・・・・・私は・・・・・あまり好きじゃないかな・・・・」
音夢がぽつりと呟くと、ことりが後ろを振り返った。
「なんだ、音夢だったんですかぁ」
「・・・・・誰かも分からずに話しかけてたの、ことり」
「だって、頭の後ろに眼があるわけじゃないもん。心が読めない限り、そんなの分かんないよ」
「そう・・・・・」
そうだよ、とことりが笑顔で頷いた。そう言ってから、再び前を向いた。
しばらく、沈黙が続いた。お互い何も喋らない、ただ静かな時だけが流れていた。
どうしてこんな場所にいるのか、音夢は聞こうかどうか悩んだが、結局聞かなかった。
立ち尽くしたまま、窓の外を眺めていた。相変わらず止みそうにない雨。
「で、何で?」
「何で・・・・・って?
「だから、何で雨が嫌いなんですか?」
「何で、って言われても・・・・」
理由は特に思いつかなかった。そういえば、どうして雨が嫌いだと思ったんだろうか。
考えようとしても、何かが頭の中を遮り、考えを受け付けようとしない。
「暗いとか、ジメジメしてるとか」
ことりが適当に理由を並べてみる。音夢は頷いた。
「うん・・・・それもあるね」
だけど、何か本質的に抜け落ちているものがある様に思えた。
「ジメジメしているのとか、嫌い?」
「じゃあ、ことりは好きなの?」
「んー・・・・・」
考え込むように黙りこくってしまうことり。
再び静寂が空間に訪れる。やっぱり、雨だけがしとしとと音を打つ。
「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
「・・・・むむむ」
「何がむむむよ!」
よく分からないやり取りをする二人。
やはり、雨は降り続けて、何処か空しかった。だけど、先ほどまで感じていた憂鬱な気持ちはなかった。
何故なんだろうと考えるけど、やっぱり答えは出てこない。
「でも、一人で考え事する時とかいいよね」
ことりが思い出したように言った。
「考え事?」
「雨を見ていると、何処か虚ろになってきて、色々と考え事が浮かんできて」
そういえば、一人で雨を眺めていると、確かにぼんやりと何か考え事が思い浮かんでくる。
考える内容は様々だけど、音夢にもその気持ちが分かった。
じゃあどうして何か考え事が浮かんできてしまうのだろうか。
雨を見ていると、たった一人ぼっちなんだという間隔に陥ってしまうから。世界でたった一人な存在
という疎外感。音夢が雨が嫌いな理由だった。寂しいから、思索を巡らせてないと寂しさに
押し潰されてしまいそうになるから、雨は嫌いだった。
ならば、ことりは寂しくないのだろうか。ふと、音夢は思った。寂しくないはずがない。
音夢の隣には大好きな人がいた。だから雨が嫌いだった。一人ぼっちになってしまう雨が
嫌いだった。大好きな人が傍にいない雨が嫌いだったから。
ことりは一人だった。ことりが大好きだった人が隣にはいなくて、想いが伝わらなくて、
一人ぼっちだから。雨が好きだというのをただ演じているだけ。本当は寂しいから思索に耽って気を
紛らわせようとしているだけ。本当は、一人が嫌なはずなのに。寂しいはずなのに。
そんな寂しげなことりの背中を見ていたら、音夢まで寂しくなってきてしまう。
再び、黙りあってしまう二人。沈黙が制する世界。
重い。とても重くて、長い雨だと、音夢は思えた。
「・・・・やっぱり、ちょっと寒いかな・・・・」
そう呟いて、体を縮めて肩から震えることり。寒いのは当たり前だった。隣に誰もいなんだから。
震えることりを、音夢は見つめていた。
「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
「・・・・・えいっ♪」
「えっ・・・・わぁ!?」
いきなり、ことりの背中にのしかかってくる音夢。ことりは突然の事に困惑した表情を浮かべていた。
「ね、音夢・・・・?」
「こうしてひっついてれば、寒くないでしょ♪」
しばらく呆然としてしまうことり。やがて、笑い出した。音夢も釣られて笑った。
何でもないやり取りなのに、妙におかしくて笑った。
久々に笑顔になれたような気がする。ずっと雨ばかりで、ずっと暗い気持ちになってたから。
「確かに、こうして一緒にいたら暖かいですよね」
「でしょ」
「ふふ・・・なーんだ・・・・随分、答えなんて簡単に出るもんだったんすね」
答え。ああ、そうだった。そんなに難しく考えることはなかった。
だって、望んでいたものはすぐ傍にあったから。気が許しあえる存在。大好きな人は、ここにいたから。
「・・・・・でも、結構恥ずかしいですよね・・・・こうしてるのって」
ことりが顔を赤らめて呟いた。音夢はそんな可愛らしいことりにイタズラをしてみたくなってきた。
音夢は服の上からことりの胸を触り始める。
「ひゃ・・・・・ね、音夢・・・・んっ・・・・」
「何かな」
音夢がにこりと笑う。
「・・・そ、その・・・・あ・・・・」
ことりが小さく声を出すと、音夢を拒むかの様に体を縮めた。音夢は逃がさなかった。
ことりの体に段々と手を絡めていって、自分の方に寄せた。ことりは嫌がる、というより
恥ずかしがっている感じがする。
「ね・・・・・音夢・・・・・ヤダ、恥ずかしいよ」
顔を紅潮させることり。何だか可愛らしくて、つい笑顔が綻んでしまう。
「そうなの?でもさ」
「ひゃっ!?」
スカートの中に手を入れると同時にことりが声をあげる。ショーツごしから濡れている、
それが分かった。
「ふふ・・・・ここは、随分正直みたいだけど」
「あ・・・・う・・・・・」
さらに顔を赤らめて俯いてしまうことり。その仕草の一つ一つがとても可愛らしく見えた。
「可愛いよね・・・・・ことりって」
言葉に出してみると、随分恥ずかしいものだと、音夢は言った後にそう思えた。
「そ、そうっすかねぇ・・・・・自分の事って、あんまし分かんないもので」
「でも、案外分かったりするものだよ」
自分の感情なんて、自分自身にしか分からないものだし。それがまるで体の外に抜け出しそうに
なってしまって、嫌でも分かる。
「そ、そうかな・・・・・じゃあ、音夢だってとっても可愛いよ・・・・うん」
音夢は苦笑する。何だか、こんな何でもない普通のやり取りが堪らなく好きだった。
本音と本音のぶつかりあい。裏の自分じゃなくて、素直な自分でいられるのが好きだった。
例えば、眞子だったり、美春だったりしたら、こんな風には話さないだろう。
「こっちの方はどうかしら♪」
「はぅ・・・・ん・・・・」
音夢は容赦なくことりの胸を後ろから揉み始める。ことりももう嫌がりはしなかった。
ただ、やはり恥ずかしがっている感じはする。だけれど、羞恥心も段々と薄れていき、
代わって快楽が支配を及ぼしてきているのか、徐々に顔が和らいでいった。
緊張して堅苦しそうにしていた肩も楽にして、音夢に身を預ける格好になっていた。
音夢はぎゅっとことりの体を抱きしめた。ことりの髪。ことりのしなやかな肢体。いい匂いがする。
ことりのいい匂い。酔いつぶれてしまいそうになって、それでもいいと思えてくる。
「音夢・・・・もう・・・・ん・・・・私、我慢できないよぉ・・・・」
股をもじもじさせて、ことりが懇願の眼差しで音夢を見つめてくる。
「ことりちゃんってば、イヤラシイなぁー・・・♪ここ、廊下なんだよ」
「うぅ・・・・そ、そんな事言われても・・・・ダメなの・・・・一度溢れ出したら・・・・・止められないの・・・」
ことりは自分の体をぎゅっと抱きしめる。何だかとてもエロい。
音夢は再びことりのスカートの下に手を差し伸べる。今度は、拒まれずにすんなりといく。
ショーツの中に指を入れて、ことりのあそこの中へと入れる。入れた瞬間に、小さな喘ぎ声と
ともにことりの体がびくりと跳ね上がる。音夢は体を抱きしめて、彼女の震えを受け止めてあげる。
「んああ・・・・やぁ・・・・・・感じるよ・・・・・音夢を感じる・・・・私の中に・・・・」
まるで幻想の世界に、精神が何処か別の場所にいってしまったかのように、ことりは我を忘れて
自ら夢中で腰を振って快楽を貪り始める。
音夢もそんなことりのイヤラシい姿に興奮していた。ただ、ことりのイってしまう姿を
見てみたい。それだけを思って、ことりに愛撫を繰り返した。
「んあああ!!あぁ・・・・だ、だめ音夢・・・・イっちゃう・・・・イっちゃうよぉ・・・・」
「いいよ・・・・このままイっちゃって・・・・私は、ずっと傍にいるからさ」
「音夢!!!音夢!!!あ、あ、ふぁああああ!!!!」
ことりの体が弓の様に曲がりくねる。音夢はことりを抱きしめて、傍に、ずっと傍にいた。
ことりも抱き返してきて、しばらく一緒にそうしていた。
「・・・・・あぅ・・・・・まだ熱い・・・・・」
火照った体を冷やす為、二人して階段に並んで座っていた。音夢は真っ赤に染まった顔に
手を押さえて唸っていた。
「・・・・・激しすぎ」
ことりがぼそっとそう呟くと、音夢はバツが悪そうに苦笑した。
「ま、まぁ・・・・・これで寒くはなくなったでしょ」
楽観的で、前向きな思考の音夢に、ことりはため息をついている。
二人で、しばらく窓の外をぼんやりと眺めた。今だ止まない雨。
「止まないねー」
「そうだね・・・・」
足をのばして、体を伸ばす音夢。段々眠くなってもきて、あくびをしてしまう。
いつになったら止むんだろう。音夢は、そんな風に思ってしまう。
「もしかしたら、このままずっと降り続けるのかも・・・」
また変な事を呟くことりに、音夢は呆れた表情をする。
「・・・・まさかぁー」
だけれど、そんな気さえ起きてしまうぐらいの、長い雨。退屈そうに二人で雨の風景を眺めていた。
ふと、隣からリズムの良いハミングが聴こえてくる。ことりが歌っていた。音夢はしばし呆然と
してしまうけど、やがて眼を閉じて静かにそのリズムを聴いていた。
「音夢」
「え!?う、うん、何?」
「一緒に歌いましょ♪」
「う、歌うって・・・・・そんな、私歌下手だし・・・・」
「大丈夫っすよ、私に合わせてくれれば、ほら」
笑顔で歌うことり。
テンポの良いリズムに、戸惑っていた音夢も何だか歌いだしたくなってくる。
気が付いたら、二人で歌っていた。それが楽しくて、どきどきして仕方ない位に。
何だか、ことりに言ってやりたくなった。
──ねぇ、分かってるの
あなたは一人じゃない
寂しくなったら、私も、兄さんもちゃんと傍にいるから
だから、そんな寂しそうな顔をしないで──
梅雨のハミング。
雨の中にメロディーが流れていく。
雨は、まだまだ止みそうになかった。
631 :
男嫌いさん:2005/06/13(月) 02:39:18 ID:O0Jq8hmI
ハミングって言葉、パクリましたwww
いい響きだなぁ、って他のSS見てて思い、使用しますた
最後の方は酒飲みながら必死に言葉詮索してましたwダメですね
梅雨に入ったので何となくこの話
・・・・・自分も最近欝です・・・・今日もまた講義です・・・むむむ・・・・・(何がむむむdry
GJ!!
ガンガレ、大学生!!
この国の未来は君の双肩に掛かっている!!
GJであります!
あいかわらず男嫌いさんのは読むとホンワカしますね〜
鬱になりそうなら、そんな時こそご自分のSSを読んで
心暖かになれば良いのです。
何故息抜きに行ったゲセンで、こうむしゃくしゃする思いをせにゃならんのだ
むしゃくしゃするのは(ry
>男嫌いさん
和やかな話なんかもしらんが
俺は読んでて、ことりにそこはかとなく漂う脆く痛々しい(みっともないいう意味やないで)曇天のような雰囲気を感じたなぁ……
俺が武者苦者してるからかもしれん。気ィ悪くしたらスマヌ
あと酒飲みながらネタ書くのは止めた方がいい……
“ながら作業”は脳が働かない と東北大学の川島教授も仰っておられる
ましてや酒はいかん
実を言うと俺が前落とした、ことっさんがバイヴ買う奴も酒飲んだ頭で書いてたところがあるんだが
どうもその所為か、読み返す度に粗が見つかってえけねえ
>>621水死体殿
コンちゃんより倍矢倉が欲しいな……
セントジョーンズか、翻訳蒟蒻でもいいけど
636 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 02:02:30 ID:ojoP1Kdy
叶タンレイープマダー
637 :
男嫌いさん:2005/06/15(水) 02:58:32 ID:TDvtfj21
>>633 ありがとうございます。
自分のを読むんすか・・・・あんま投下した後の自分の作品って見たくないかも・・・
恥ずくて余計嫌になりそうで
>>635 そうですか、ながらはいかんですか。ご忠告痛み入ります
感想なんて千差万別です。自分も結構暗め意識して書きましたからw
明るいと感じられたらそれもいいです。そんなもんです
638 :
春風恋歌:2005/06/15(水) 22:51:58 ID:CvsE6F1B
そうっと、そうっと。
壊さないように、崩さないように。
大切な大切な宝物を。
そうっとそうっと抱きしめる。
それが、泡沫の夢だと知っているのにー・・・。
「どうしたの朝倉?」
「ん、あ、いやな」
自分の隣にいる恋人の訝しげな顔に苦笑し、純一は夢想から還ってくる。まさかデート中に別の少女のことを想っていたなんて、言えるはずない。
「ちぃっと眠みぃなってな・・・・」
「また徹夜?最近多いわよね?」
「悩み事でな」
はぁ、とわざとらしくため息をつく純一。
眞子は呆れたかのように顔を歪め・・笑った。
「やっぱり私には相談してくれないんだね?」
639 :
春風恋歌:2005/06/15(水) 23:00:18 ID:CvsE6F1B
分かっている。
分かっているんだ。
これは所詮「ごっこ」。本気とは程遠い、虚実。リアルになりきらない、フェイクだと。
だけど、だけど。
貴方を想う気持ちは、世界の誰より大きく、醜いってことも分かってる。
かけがえのないこと刹那(とき)を、そうっとそうっと、壊さないように抱きしめて・・・・ー。
「じゃあな、また明日」「そうね、今日はここまで。また明日から宜しくね?」
十字路で眞子と別れる瞬間、純一は酷く安心した。
今日も眞子を騙し続けることが出来たと。
そして酷く後悔した。
ーまた、まただ。真実を告げることなく、イタズラに時を過ごしてしまったー
その後悔は、回数にして十を越える回数。
しかし、純一には真実を言い出すことが躊躇われた。
その、優しさ故に。
640 :
クオン:2005/06/15(水) 23:00:53 ID:CvsE6F1B
何となく書いてみるテスト。
>>635 ちょっと「蒟蒻」でギャグネタ思いついてしまいました。
>>640 このあと純一の心は眞子へと揺れ動くのか、それとも・・・
643 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 18:57:02 ID:VN+13Uoa
Circusとは余り関係あらへんけど・・・
七尾奈留フィギュアセレクションが発売されてたでー
なないろあいすの画集の中の4種・・・七尾奈留ファンは買ってーな
644 :
男嫌いさん:2005/06/16(木) 20:53:37 ID:iMr3Pstf
フィギュアには興味ねーな
30円なら買ってもいいんだけどな
「はぁぁ・・・じゅ・・・純一・・・・・・」
放課後の誰もいない学校に喘ぎ声が響く。
男子更衣室にいる喘ぎ声の主はズボンを膝までずらし、パンツの上から股間を
まさぐっていた。声の主はもう一方の手で”朝倉純一”の体操服のズボンを持ち、
その匂いを嗅いでいた。
「あうっ!くはぁ!!」
彼女にとっては体操服に残る汗臭ささえ、愛しい香りであった。
「ああああああっ!ふぁあああ!!」
達することができた彼女であるが、しかし同時に虚しさと罪悪感に襲われた。
彼女が愛する朝倉純一には既に恋人がいた。一つ屋根の下に住むその恋人は
純一と似合いのカップルであった。彼女は純一に告白してフラれたわけではない。
むしろ白河ことりのように告白してフラれた方がすっぱりと想いを断ち切れたことで
あろう。彼女は純一に告白することができなかった、いや許される行為ではなかった。
彼女の名前は工藤叶、朝倉純一の親友である。
「また・・・しちゃった・・・・・・」
放課後の学校での虚しい行為、だが彼の前では男装に身を包み、家では厳格な
監視がされる彼女にとって、想いを形にできるのはこの時間と空間しかなかった。
自分の液で濡れた指を拭き、ズボンを上げる叶。だが、突然の闖入者が平穏を
打ち破った。
「ほら、いただろう。学校でオナニーするヤツが」
「まったく、いやらしいヤツだ」
「だ・・・誰!?」
「誰だっていいじゃない」
「へっへっへ・・・俺たちが慰めてやるよ」
「い・・・いやっ!来ないで!!」
叶は逃げようとしたが、上げていない自らのズボンに足を取られ、転倒した。
「邪険にするなよ」
「楽しませてやるからさ〜」
「いっ、いやぁぁぁぁぁ!!!」
工藤叶の悲惨なスクールライフの幕開けだった。
工藤叶タンのレイプのシチュってこんなところかな・・・
そんな感じだおうなあ
一応叶が女だと知ってんのは秘密らしいから
見知らぬ香具師に襲われるっつうことはそれがばれたってことよな
つうことはオナッてる時は胸はだけさせて揉んでた とかになんのかね
もしくは女だっつうの隠せてると思いこんでるのは叶と祖母さんだけ とか?
649 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 00:24:02 ID:QGgXCGEF
キターーーー
続きキボンヌ!!!
>>643 フィギュアはあんまり・・・
DCのは持ってますが。
>>646 男装の麗人、恥辱の学園生活。
ぜひ続きをお願いいたします!!
保管庫見てみたら
今まで放置されてたSSやっと保管されてた
652 :
646:2005/06/18(土) 01:26:49 ID:jiKUOD74
実はシチュエーションだけしか考えてなかったりして・・・・・・(^^;;;
シチュだけなら思いつくんだけど・・・
「放課後凌辱クラブ!工藤叶の土俵入り」
「恥辱の体育祭!さらしにふんどし、踊る叶を見る男」
「工藤叶の最後の日々!この子、誰の子?」
最後のなんか、水死体さんの真似・・・・・・
>>652 それだけ思いつけば書けるさ、頑張って!
思い切って水死体氏に託すとか?
シチュがそれっぽいし
いえそれはちょっと無理です。
DCは初代しかやってませんので・・・
>>646のかた、頑張ってください!
楽しみにお待ちしております。
655 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 13:04:28 ID:IUX5rgWH
は、早く叶タンレイープみせてくれ・・・
656 :
646:2005/06/19(日) 23:45:54 ID:88zlSKPl
「はぁぁ・・・じゅ・・・純一・・・・・・」
放課後の誰もいない学校に喘ぎ声が響く。
喘ぎ声の主は男子更衣室でズボンを膝までずらし、右手でパンツの
上から股間をまさぐり、もう一方の手で"朝倉純一"の体操服のズボンを
持ちその匂いを嗅いでいた。
「あうっ!くはぁ!!」
彼女にとっては体操服に残る汗臭ささえ、愛しい香りであった。
「ああああああっ!ふぁあああ!!」
自らの指で達した彼女は、しかし同時に虚しさと罪悪感に襲われた。
彼女が想いを寄せる朝倉純一には既に恋人がいた。一つ屋根の下に
住むその恋人は首に鈴のアクセサリーをつけた学内屈指の美少女で
あった。
彼女はその恋人に朝倉純一を巡って負けたわけではない。なぜならば
彼女は朝倉純一に告白していなかったからである。
彼女は朝倉純一に告白することができなかった、いや告白することは
許される行為ではなかったからである。彼女には朝倉純一に対する想いを
口にすることも表に出すことも許されなかった。
彼女は秘めた想いを出すこともできないまま、愛する男への未練を
断ち切ることができなかった。むしろ白河ことりのように告白してフラれた
方がすっぱりと想いを断ち切れたことであろう。
彼女の名前は工藤叶、朝倉純一の親友である。
「また・・・しちゃった・・・・・・」
だが彼の前では男装に身を包み、家では厳格な監視がされる彼女に
とって、想いを形にできるのはこの時間と空間しかなかった。
657 :
646:2005/06/19(日) 23:45:59 ID:88zlSKPl
誰もいない放課後の学校の、男子更衣室で好きな男の服の匂いを
嗅ぎながら自慰行為に耽る虚しい行為、工藤叶がこのような変質者的
行為に走ったきっかけは些細なことであった。
それはとある朝のこと、グランドに水を撒いていた用務員が手を
滑らしてホースを離してしまい、工藤叶はそのホースの先端の方向に
いたのである。咄嗟のことであったので完全によけることができずに
ズボンに水がかかってしまった。生徒に水をかけてしまった用務員は
謝り、タオルで濡れたズボンを拭こうとしたが女であることがバレるのを
怖れた叶は「大したことない」と言ってその場を立ち去った。
幸いにもパンツまでは濡れなかったが、じっとり濡れたズボンは不快で
あるばかりか、このままではパンツまで濡らしてしまうかもしれなかった。
しかし、まさかズボンが濡れただけで早退するわけにもいかなかった。
間の悪いことに前日に体育の授業があったために着替えとなるものは
全て家に持って帰って洗濯に出していたのである。
今日一日、濡れたズボンをはき続けなければならない、そう叶が
諦めかけたときに救いの手を出したのが純一であった。純一は体育で
使ったズボンを持って帰っていなかったのである。叶の濡れたズボンを
見て、着替えがないことを聞いた純一がそのズボンを貸してくれたので
ある。
「昨日穿いて洗ってないけど、そんなに汚くないから」
男同士だ、気にするな、そのようなことを言っていた気もした。叶は
純一のズボンをあり難く借りた。
だが純一のズボンは彼女、工藤叶に予期せぬ変化を齎した。
658 :
646:2005/06/19(日) 23:49:01 ID:88zlSKPl
シチュしか書いていなかったのでは、今回は導入として。
前条件として、なぜ工藤叶が変態的な自慰に耽るようになったかの
状況を・・・・・・数回は工藤叶オナニー編で
>>654 私も実はアニメと小説だけだったりします(^^;;;
GJ
たぶんこの後は(
>>646のつづきの場合)乱入してきた男子生徒たちに
オトコオンナとか学校でオナッてる変態とか言われながら犯されるんでしょうね〜
でもって弱みを握られた彼女はその後も・・・・
男子で通っているので、男子便所にも呼び出され放題ですね。
ワクワクしてきますw
ここらで美春レイープSSキボンしてみる
>>661 わざわざレイープモンをリクせんでも、今のこのスレの雰囲気自体がそんな感じやん
目を閉じて、ほら……
すっかり夜の帳も落ちてほの暗く、人気もない体育倉庫で……
何言われるわけでもなくただただヤリ捨てられて……
放心状態の女の残骸が力無く転がってる感じが……
今の閑散としたこのスレから……しませんか、そうですか。
>>646 話の顛末に期待しておくよ
好みの話で悪いけど、叶が完膚無きまでに壊れてしまうのがいいな
663 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 13:48:30 ID:qWg/LrQO
age
665 :
さき20才:2005/06/22(水) 18:55:37 ID:IRa5NgHm
さくらがうたまるに獣姦されるSSキボンしてみる
名無しの少女がアルキメデスに、でもOK
じゃあ漏れはさやか先輩か透子レイープSSキボソしてみる
668 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 23:08:00 ID:MZ2aUs2G
あえてアリスレイプを書こうとしたアホはオレだけでつか
669 :
646:2005/06/24(金) 02:41:39 ID:4Ag925HV
工藤叶の出で立ちはちぐはぐなものとなっていた。
上半身は学ランで下半身は体操服の半ズボンというチグハグな服装の
せいもあったが、それよりも工藤叶のスタイルが取り分け問題であった。
一番目立つ点は半ズボンから延びる美脚である。すね毛がなく、スラリと
したその足は女生徒の垂涎の的になるに十分なものであった。
工藤家の複雑な事情により男装を強いられている叶は、その事実を
知らない生徒たちにとって女顔の美少年として扱われていた。顔と足の
部分だけを写した写真を見せて性別を問えば、おそらく十人中十人が
"女"と答えるだろう。だが叶の全体の姿はその答えを出させないような
ものにしていた。それは厚い胸板と股間の膨らみのせいであった。
厚い胸板は胸にまいたサラシによるものである。男装ができるという
ことはさほど大きな胸ではないが、それでも叶のバストは10センチ
近い身長の差があるとはいえ音夢のそれと同じ大きさである。それだけの
サイズのものを隠すにはそれなりの細工が必要であり、その結果が
厚い胸板である。
股間の膨らみはいわずと知れた男性自身であるが、女性である叶には
そんなものは当然存在しない。そのためファウルカップを股間に装着して
バレないように工夫をしていた。
だが、そのような工夫も全体を通してみればかなりチグハグなものとなる。
上から見ていくと、女顔、女性によくある撫肩、男性のような厚い胸板、
股間の膨らみ、スラリとした毛のない美脚と幾分変わったスタイルとなっていた。
そのような姿で朝の教室に現れた工藤叶はクラス中の注目を集めた。
特にその美脚は血気盛んな男子生徒の目を集め、幾人の生徒に自分が
特殊な趣味の持ち主なのではないかと悩ませた。
しかし純一の半ズボンは工藤叶自身にも大きな変化を与えていた。それは
自分の愛する男のモノが触れた部分に布一枚隔てて自分の大事な部分が
接しているという事実によるものであった。
670 :
646:2005/06/24(金) 02:47:31 ID:4Ag925HV
工藤叶オナニー編、ちょっと長くなりそうかも・・・
音夢が純一のYシャツを着て寝ているのと同じことを叶にもと。
>>660 男子便所、いただきます!
>>662 >>664 工藤叶たん、壊します。
でも妊娠フライングは水死体さんのことりの話が見事なので使えない・・・・・・
一応、旧家にありがちな設定で締めくくる予定です。
>>666-668 レイプもの希望!
>>665 妊娠フライングした白河ことりのレイプビデオもこの辺りに流れている。
と言ってみるテスト〜
>>666-668 じゃあ私はアイシアたんレイプを希望します。
アリスの強姦も読みたいですね。
>>670 ハッ!?Σ(゚□゚) ということは音夢も純一のYシャツでオナニュしてる可能性も・・
叶のゴカン、期待してまするww
じゃあ漏れは意表をついて(?)
アダルトさくらレイープキボソ
>>671 >ということは音夢も純一のYシャツでオナニュしてる可能性も・・
普通にやってそうww
暦先生レイプキボンヌと思ってるのは漏れだけ?
674 :
クオン:2005/06/24(金) 16:01:55 ID:KHlpsnKY
・・・何か最近キボンヌばっかだな?
一線を退いた身とは言え余りに痛いぞ。
少しずつでも書いてみりゃあいいじゃんよ
675 :
男嫌い:2005/06/24(金) 16:10:14 ID:6sJg4Jog
正確言えばキボンするのは結構だけど、+どういうシチュを望んでるのかも
書いてくれたら職人もありがたいと思う
つまりはネタプリーズ、ぎぶあんどていくだな
>>646 >幾人の生徒に自分が特殊な趣味の持ち主なのではないか
こいつらが化けるんか!?w
しかし『工藤叶の出で立ちは〜…〜スタイルとなっていた』の部分は些か長すぎる気がする
>>674 己の意志を言うだけ、『保守』が続くよりマシ
第一、その一線に立つ前に沈没した奴がそんな台詞を言う資格はない
677 :
クオン:2005/06/24(金) 22:43:05 ID:KHlpsnKY
まぁそうだな。
だが反応が全くないということの虚しさは大分キツいから。
大体自分かて「俺は反応する」みたいなこと言うてスルーばっかやし。
あんさ、無反応が堪えるってのはわかるんだ。俺も別作品で二次書いた事あるし。
でも、ここで発表するとレス連続になるでしょ?
見辛くなるから割り込みかけないように、キリのいいところが来るまではと、
コメント控えてた。
なのに、終わりか区切りを示さない途中でほっぽりだされたら、
何をいつ言えってことさ。
期待感を煽るだけ煽る、好みの展開で良さそうな導入だっただけに、
あの時は「うほっ、いい釣り」って感じだったよ。
確かに未完の作品への反応は難しい。
680 :
男嫌いさん:2005/06/25(土) 01:39:02 ID:fpCtzUXa
自分の場合は今まで投下した作品は形としては全て完結させております
>>519俺の主張
クオンよ。面白いものを書け。
まずはそれからだ。
そうですね。
私も読み側に立った場合、1レス・2レスの短いSSで
しかもまだ続いてるというのは、コメントを返しにくいです。
故に私は書き上げるか、それとも区切りの良いところまで書いてから
投稿させていただいてます。
「無反応」の辛さは、書き手なら誰でも身に染みてわかってると思います・・・
とにかくクオンさんも書きたくなったらいっぱい書きましょうよ。
で、筆を休めてるときは他の人の文を読むんです。
書く人によってそれぞれ味が違いますし、とても勉強になりますよ。
たとえて言うならば、外食に出かけて料理の味を楽しむだけではなく
それをどうやって作ったかを考えるんです。
それで今度は自分のレシピにくわえるのですよ。
おまいら優しいな
俺はこいつが話を反応云々の事にすり替えてる時点で
もう呆れて開いた肛門が塞がらなかったけどね
それより
>>675で男嫌いさんも言ってる通り
たとえSSが書けないでもネタ出しでこのスレを暖めることは可能だと思うのよ
かくいう俺も、「こんなん思いついたんだけど」って出されたシチュエーションのアイデアを
拝借してネタを書き始めたのでにょ
685 :
クオン:2005/06/25(土) 12:03:52 ID:AXBHIEYw
万言を吐くより一本マジでSS書いたほうが言いたいことも伝わるか・・・。
686 :
クオン:2005/06/25(土) 12:06:46 ID:AXBHIEYw
ミスった・・・!
今晩辺り全身全霊を以てSSを一つ書く。
それが水死体さんやえむしけさん、このスレの住人達への俺の答えだ。
687 :
男嫌いさん:2005/06/25(土) 15:36:39 ID:mJZ9cxx0
ガンガレ
期待します。
クオンよ。お前はサーカスの星になるのだ。
690 :
クオン:2005/06/26(日) 07:58:46 ID:d5WFeCVm
遅れたけど投下ー。
691 :
夏日蒼白:2005/06/26(日) 08:05:44 ID:d5WFeCVm
「がっ・・・はぁ・・」
痛い。
内臓が潰れるような錯覚に囚われる。
息が出来ない。
この世に生まれ出でて十数年、朝倉純一は始めて死の恐怖と対峙した。
「・・・っぐぅ」
「だ、大丈夫純一!?おかしいな・・ちゃんと加減はしたはずなのに・・・・」
一方悶絶する純一に気を使っているのは、純一と同い年の花嫁、水越眞子。
蒼髪に、バランスのとれた肢体。
少々ばかり勝ち気で男勝りなのも、愛嬌か。
今日は二人の結婚式だ。
692 :
夏日蒼白:2005/06/26(日) 08:12:21 ID:d5WFeCVm
「ぁー・・地獄を体感したぜぃ・・・・」
「ふ、結婚式当日に喧嘩別れかと思ったがな」
「おまえ、もう帰れよ」
ようやく復活したらしい純一と、彼の親友である杉並は相変わらずのスタンスで。
「眞子がお姉さんになっちゃいましたか・・・」「うにゃ、じゃあ眞子ちゃんをお姉ちゃんって呼ばなきゃダメかなー?」「気にすることないわ。前のままでいいんだから、ずっと眞子でいいよ」
音夢、さくらは眞子との確執があるかと思われたが、当人たちはさほども気にする様子はない。
693 :
夏日蒼白:2005/06/26(日) 08:18:39 ID:d5WFeCVm
「ん、もうそろそろ私達も行くね。・・・バカな義兄さんだけど、誰よりも優しくて眞子を想ってくれてるって、覚えててね?」
「分かってる。曲がりなりにも純一は私の旦那なんだから。・・・じゃ、また後でね?」
のろけられましたか、と音夢。
さくらを連れていく彼女も、立派に変わった。
さくらも純一を諦めこそしてないものの、二人を認めてはいる。
なのに、なのに。
「あれ・・私・・・」
眞子は、二人がいなくなった一人きりの部屋で、自分が震えている事に気付いた。
(一人きり・・・)
694 :
夏日蒼白:2005/06/26(日) 08:24:36 ID:d5WFeCVm
「んじゃちぃっと眞子のとこに行ってくるわ」
「ふん。結婚式当日に破廉恥なマネはするなよ」「お前じゃないしな」
また後でな、と手を振る親友を見やり、純一は眞子のいる控え室へと向かった。
胸騒ぎがした。
あの別れ際の一撃(眞子にとってはじゃれる程度のものだが)が、彼女の異変を物語っている。
「眞子!?」
「じゅ、純一!」
ほぅ、と眞子は思った。どうして来たのか?
何でここにいるのか?
純一がここに来た意味や、理由を聞こうとして・・・・耐えきれずに、純一に抱きついた。
695 :
夏日蒼白:2005/06/26(日) 08:37:04 ID:d5WFeCVm
「眞子?」
眞子がいきなり抱きついてくるなど、純一は今まで見たことがない。
否が応でも何かあったと思ってしまう。
「私・・私。暴力的で意地悪で可愛くなくて我を張ってばっかで、ずーっと純一を困らせてたよね?」
「・・・眞子」
「なのに音夢やさくらちゃんとか、お姉ちゃんまで出し抜いて純一と結婚なんてするんだからね」
眞子は泣いているらしい。
純一の胸に埋めた顔から、じわりじわりと熱い涙がこぼれている。
「私、嫌な女だよ」
「・・・バカかお前?」
耐えきれずに、純一は呆れた声を出した。
696 :
夏日蒼白:2005/06/26(日) 08:48:06 ID:d5WFeCVm
「手が早くて意地っ張りで素直じゃなくてでも可愛い。そんなお前を俺が愛してる。それで十分なんだよバカ。他人に気ぃ使ってんじゃねーよ」
呆れた声。
抱きしめる腕に力が入る。
「世界中が敵になっても、俺はお前に『恋』してるから。だから、笑え」「ん、そだね。私ったら何不安がってたんだろ・・・純一はこんなに優しいのにね」
へへ、と眞子は微笑む。抱きしめあう二人。
温もりだけが、二人を包み込み。
697 :
夏日蒼白:2005/06/26(日) 08:51:36 ID:d5WFeCVm
わいわいと騒ぐ客達。
見知った顔から、よく知らないお偉いさん達まで、これでもかと言わんばかりの客の中を、新郎新婦がヴァージンロードを歩いてくる。
季節は、夏。
二人を見下ろす空は、限りない蒼白に染まっていた・・・・。
終わりか?
腐女子が描いた同人誌(型月辺りのネタ)みたいな話だな
まあいい。開いた肛門は少し塞がった
GJ
大変だ〜、えむしけさんの水戸肛門が〜!(笑)
クオンさん乙でした〜
なんか純一は殴られ損な気が・・・
きっとこの後の新婚初夜はスパンキングかハードSMか(純一総受け)。
ガクガクブルブル
701 :
ジゼ:2005/06/26(日) 11:16:55 ID:fiGizSeC
普通にグッジョブ!!
ただ・・・・・・・・非エロか・・・・・・_| ̄|〇|||
703 :
男嫌いさん:2005/06/26(日) 13:44:02 ID:DmMyhJM3
非常にお疲れさまでしたが・・・・
エロシーンは?
ま、はっきり言わせて貰うと、全力で作ってこの程度のクオリティーなのに普段から良く過剰に反応貰おうとしていたな、と。
設定や話の中のやりとりは中々良かったけど、眞子の心境とか態度はもうちょい動かせて良いだろ。
ただでさえ非エロに甘えてるんだし。
小出しを止めて、一度に長文を作る練習とかしてみなよ。
クオンよ。恐れず自らの型を壊すのだ。
なるほど。完成しても、「で、この続きは?」と思うような
喰い足りなさがあるのが、>705で言うところの「型」なのかもね。
導入みたいと言うか、出来が酷い訳じゃないので余計に、
飢餓感を常に煽られてる気がするw
エロ無しなのは、スレタイ的には何だけど俺は気にしない。
良かったなあ、こんなに反応貰えて
もう思い残すこともないだろ
ところで発情期を迎えたうたまるが頼子に欲情して、ただ欲望のままに力尽くで犯す
というネタを思いついた
誰か書いて( ^ω^)
頼子とうたまる師匠では体格差が・・・
うたさんが八頭身化すればなんとかなるかな
なんか小さくまとまった作風になっちまったなあ>クオン
未完の作品を書いてた頃のように好きに書けばいいのに。
クオンよ。経験不足を恐れるな。
名声を守ろうとすれば自ずと縮こまり退屈な内容になり結局は名声を失う。
2chは匿名の世界ではないか。恐れず突っ込んでいけ。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 眞子レイープSSマター?
\_____ __________ ___
∨ ∨ マチクタビレタ〜
☆ チン 〃 ∧_∧ ☆ チン 〃 ∧_∧
ヽ ___\(\・∀・) ヽ ___\(\・∀・)
\_/⊂ ⊂_ ) \_/⊂ ⊂_ )
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| 愛媛みかん |/ | 愛媛みかん |/
確か、ライトノベルの新人賞に応募するとか言ってた様な…
魔法使い芳乃さくらがダークサイドに堕ちる!
朝倉純一の突然の昏睡状態に始まる初音島の惨劇!
圧倒的な数の肉欲の悪意に打ちのめされる白河ことりの凌辱ステージ!
男に渡すくらいなら!少女らによる玩具を用いた水越眞子ネコ化作戦!
ウホッ!な男たちの期待を裏切り、腹いせに輪姦される工藤叶肛虐指令!
そして、制服・裸Yシャツ・白ビキニのあらゆるコスチュームで十人単位の
男たちに輪姦され、調教されイヌに堕ちていく朝倉音夢調教補完計画!
純一に想いを寄せる少女たちに振りかかる悪夢!
そんなさなか、初音島にアイシアが上陸。彼女の運命やいかに!!
「D.C. エピソードV〜ロリの復讐」
近日後悔、乞うご期待!!
・・・すまん、しません。朝早く目が覚めて眠れなくなっただけなんで。
>>711 もうちょっと待って下さい。
まだ眞子が脅されるところまでしか出来てないんです。
>>712 ラノベ新人賞ですか、がんばってくださいね。
私はどちらかというとエロゲのシナリオ書きになりたいです。
それか同人をやりたいですね。
しかし私は絵のセンスが壊滅的で・・・
>>713 ことりはヤったので、百合っけバリバリのお嬢さんに調教される眞子とか
色々なコスで輪姦される音夢が見たいですね。
・・・美春が忘れられてる。
余談ですが、陵辱SS眞子編はことり編・音夢編の続きのつもりで書いてます。
でもって最後はさくらがケリを付ける予定です。
そういえば、さくらって人気低いんですか?
えちぃCD出てたのでてっきり人気が高いのかと思ってましたが。
715 :
ジゼルヅグドゥ(ジゼ):2005/06/29(水) 08:29:11 ID:D9DQcl0L
>>713 ああもう、どうしてくれよう。
出鼻挫かれてしまった・・・・・・・・_| ̄|〇|||
>>715 >・・・・・・_| ̄|〇|||
書け、書くんだ!
ジョーーーーっ!!
718 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 19:16:50 ID:SG6+CDYP
>>715 出鼻も何も取り合えず書くべし!
話はそれからだっ!!
取り敢えずsageような>718
音夢とかさくらとか萌とかことりとか美春とか頼子とか美咲とか叶とか環とかななことかアリスとかアイシアとか暁美とかがうたまるに孕まされる奴キボンニューレイディ
>>717 >>718 いや、もともと書いてあったんだが・・・・・・・・・・・・・・・
投下するつもりで顔出したらヤツの妄想と被って凹んだと言う・・・・・・・・
で。9割方書き直して見たんだが今から投下するよ。
ジゼルヅグドゥ 「魔女の贖罪」
注意書き
キャラ壊れてようが知ったことではないDEATH(コミックとかゲームとかから適当に設定引っ張ってきました)
今回アイシアのみDEATH(つーか他のキャラ書く気ないデス)
一応完結(て言うかバッドエンド)なので続ける気も無し。(助長性バリバリだけど)
ではスレ汚しスタート。。。
「・・・・・・・・・。」
夢を、見ているのだと思った。なぜなら私には昨日の夜、確かに眠りについたのだから。
しかしだとすればここはどこだろう?
何かの本で読んだことがあるけれど、夢とは脳が記憶の整理の間に見るもので、
過去の記憶の断片であるはずなのだ。
ここは・・・・・・・いや、「場所」ではないのだからこれと呼ぶべきだろうか?
桜。比喩ではなく、文字通り舞う桜の花びらが、視界を埋め尽くす。
初音島に来た時、桜並木から降り注ぐ花びらに驚いたけれど、これほどの量ではなかった。
桜吹雪・・・・・・どころか雪崩と言ってもいいほどの花びらが音も無く延々と降ってくる。
前後左右ぐるりと一周しても見えるのはそれだけだ。
こんなモノは見たことがないし、それに。
今の私には妙な「現実感」があった。
「・・・・・・・・どうして・・・?」
ふいに聞こえた声に、私は振り返った。
そこには
「・・・・あなたは・・・・・?」
そう、いつのまにか人影があったのです。花びらに遮られて顔は見えなかったけれど。
でも、声に聞き覚えがあったから。
「さくらさん、です・・・の・・・・・?」
そう問い掛けてみました。
その問いには否定も肯定もなく、
「どうしてそんなに魔法を求めるの、アイシア?」
その声と同時に突風が起こり、その方との間に舞っていた花びらが吹き飛ばされました。
その方はやはりさくらさんで、しかしなぜか哀しそうな顔をしていました。
「魔・・法は、・・・・・・人を幸せにするからですわ」
私の答えにさくらさんは、一つため息をつき。
「少し、話をしようか」
そう切り出しました。
「―――――しばらく前まで、この島には魔法が掛かっていたんだ」
「一年中咲きつづける桜の花。ほとんどの人には『ただの不思議な現象』。それだけだったんだけど、
『散った花びらを通して人の願いの力を集め、真摯な願いを持つ者にのみ、その願いを叶えられる
”ちから”を与える』そんな魔法が。」
「ある人は他人の心の声が聞け、自分の周りの人と円滑な関係を築けた。
ある人は自分が女である事を周りに気付かせず、男子生徒して学校生活を過ごせた
でもそれらはみんなそれが真摯な願いだった。」
「でも一人だけ、例外がいた。魔法を掛けた魔法使い――――おばあちゃんの血を引いた、
このボク。」
「ボクの願いはどんなささいな事でも叶えられた。――――――ある人を殺したいほど憎めば、
事故か何かで本当に殺せるほど。」
「さらにそれをなかった事にしたいと思えば、今度はその人の痕跡ごとこの世から消えてしまう。
―――――――一体何人の人がこの島から消えたと思う?」
自嘲の笑みを浮かべ、そんな話をするさくらさんに私は、ただただ呆然とするしかありませんでした。
「さて、話はここまでかな。―――――アイシア、まだ魔法を欲しいと思う?」
その問いに、私は。
頷いていました。
どくんっ
え・・・・・何・・・・・・・・?
「これで諦めるようなら、なにもするつもりはなかったんだけどね・・・・・・・」
どくんっ・・・・・どくんっ・・・・・
から・・だ、がっ! な・・・に・・・・この・・・感覚っっ!?
「何も考えられなくしてあげるよ。」
「助け・・・・・・」
その時のアイシアには周りを気にする余裕はまったく無かったが、実はさくらの隣にもう一人
人が増えていた。
「助け・・・・・・」
『彼』は、地面にへたり込んだアイシアが差し出す手を取ると、彼女を押し倒しす。
「え・・・・・・・?」
そしてそのまま片手で彼女の両手首を掴むと、彼女の唇に自分のそれを押し付けた。
「む・・・・!?ううーーーー!!!」
ただ単に残った片手で、逃げられないようにアイシアの顔を押さえてのキスだったが、
しばらくたって彼が口を離すと、アイシアは精も根も尽き果てたかのようにぐったりとしていた。
「純一さん・・・・・・・なんで・・・・・・・・?」
そう。それは彼が朝倉純一その人だったからかも知れない。
「『影』だよ。」
そこに芳乃さくらの声が入る。
「お兄ちゃんに少なからず好意を抱いてるみたいだったから。
気付いてた?ここはキミの夢の中。ただボクが干渉して好き勝手に弄くり回してるけどね。
どお?お兄ちゃんとのキスは?キス自体初めてだったのかもしれないけど。」
そう言いながら冷笑するさくらだったが、まるでその様子は血の涙を流しているかの様だった。
「大丈夫。『ここ』で起こった事は現実には影響しない。
むしろ「現実の体には」というべきかも知れないけどね
――――――せめて良い夢を。アイシア」
「待っ!!」
そう言うと、さくらはアイシアの言葉も聞かずまるで霧散するように消えていった。
と、同時に今までまるで彫像のように動かなかった純一が動き出した。
アイシアの両手首は片手で掴んだまま、彼女のスカートをたくし上げる。
「やめ・・・て・・・・・・・」
首を振り、彼を拒むアイシアだったが下着の上から大事な場所を触られた瞬間、
まるで電気を流されたかのように体が跳ね上がった。
「ひっ!!・・・・・・・・ぁ・・・・・・・うああぁぁぁ!!!」
そのままそこを擦られるとギクシャクと体を動かし、やがて体を精一杯のけぞらせた後、
一気に脱力した。どうやら軽くイったらしい。
『あ、そうそう。忘れてたけどここだと普通じゃありえないほど感じるからね』
どこからかさくらの声が響いていたがもはやアイシアには聞こえていないようだった。
「ぁ、ぎっ!!くひいいぃぃぃん!!!」
悲鳴とも絶叫ともつかない叫びを残し、アイシアはもう何度目になるかも分からない絶頂を迎えた。
何しろ『現実』とは感度が全然違う。自分で多少弄った事のある程度のアイシアでは
到底抗う事はできなかった。
息も絶え絶えと言った感じで、しかし押し寄せる快楽に全てを任せきっている。
しかも最初にさくらに植え付けられた疼きも治まる気配が無い。
下半身は完全に脱がされ、上半身ははだけられ、ブラをたくし上げられた状態だったが
(後述ではあるが制服姿だった)自分で自分の乳首を弄り出している始末だった。
と、ただ手と口でアイシアを弄ぶだけだった彼が、とうとう生まれ持った凶器を取り出した。
「ひっ!!」
それがはじめてだったのだろう、醜悪な姿のそれを見て、恍惚状態だったアイシアが我に返り、
顔を蒼白にする。
逃げようともがくが、まったくからだは動かない。押し当てられた時点でアイシアは自分が
入れられる事を望んでいるのだと思い知らされた。
「ん・・・・・あっ!!あ゙あ゙!!!」
入れられても痛みは無かった。それはさくらの善意であり悪意だったのだろう。
とにかく最初の一突きですらアイシアは今まででもっとも高いところまで上り詰めた。
しかもその直後に抽挿が開始され、彼女は完全にイきっぱなしの状態になったのだった。
「ふっ・・・・・あ、はぁぁ・・・・・・・・」
彼女にとって永劫にも等しい刻が流れ、熱い液体が彼女の肢体に降り注ぎ――――その日の『夢』
は終った。
次の日に起きた時には普通でした。でも毎晩繰り返される度にだんだん、
私はそれしか考えられなくなっていったのです。
今ではもう、昼も夜も、寝ても覚めてもそれしか考えられません。
そのうち部屋から出るのも面倒になって・・・・・・・・・・もう何日こうしているのだろう?
とにかくあの『夢』を見つづけています。
それしか考えられないから・・・・・・・・・・・・・・
アイシアが学校を休むようになってからもう数日が経過した。さくらに聞くと部屋に篭り切っている
らしい。彼女が休む前、様子が変だったから話を聞こうとしたんだ。
でも彼女は何故か顔を赤くしてそのまま逃げてしまった。
くそっ!!せめてあのときに強引に引き止めていれば・・・・・・・・・・・・
できることならこんな手は使いたくは無かったんだ・・・・・・・・・
でも、もうボクにもどうしようもない。あの娘は、アイシアはもう、自分の力で
快楽を貪る夢を見つづけている。いつまでもいつまでも・・・・・・・・・・
Iの悲劇(名前違!!) THE END
けぷっ(吐血
と、とりあえず投下完了・・・・・・・・・・・・これ書くのに持ってた煩悩エネルギー使い切りました・・・・・・・・・・_| ̄|○
ん?「タイトルの意味が分からない」って?
修正したらいいタイトルが思い浮かばなくて修正前のをそのままつかっただけさ。
あいかわらず文才の無さに自己嫌悪しまくりなんでこの辺で失礼。
次は・・・・・・・・・シャッフルスレで「Bの悲げk(銃声
アイシアたんがっ、アイシアたんが快楽の虜にっ!!
GJ!
寝れば夢の中で、覚めれば現実でオナにゅ・・・
そんな色に狂った状態の彼女を飢えたオオカミの群に叩き込んでみたいですね。
・・・・・Bって誰やろ
>719にクマーの人を忘れていた。無論そいつもキボンニュースターズ
>ジゼ殿
もっとセクース部分でアイシアを汚し抜くくらいの描写が欲しかったなと思うが
話の艶っぽさはとても素敵どす
所々の改行で非常に読みやすいでの
だから後書きでそう言う自虐を漏らすんはヤメレ
某カマって坊やの件を例に出すまでもなく、読んでて困ってシマウ
>投下するつもりで顔出したらヤツの妄想と被って凹んだと言う・・・
寧ろそのヤツの妄想の斜め上をいく勢いでゴーゴー。
>>733 面白かった。
でもあと1つ、エロシーンを入れた方がいいと思った。
>>735 お前さんの大物気取りの口調にも参ってしまうぞ。
叶タンオナニー→輪姦マダー
>>733 締め方の人称が一読では分かりませんでしたが、2回目で理解。
余韻あるわけですねー。乙ですよ。
>736 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2005/07/03(日) 17:21:57 ID:5Sklh458
>>735 お前さんの大物気取りの口調にも参ってしまうぞ。
禿道。近頃、批判が多くて鵜材。まさしく老害www
このスレSSは面白いんだけど、
毎回
>>735がレスしてるの見て少し萎える…
批判はあっていいと思うんだけど、何で偉そうなのかがよく分からない。
741 :
ジゼル:2005/07/04(月) 15:31:46 ID:gZY0kZ4q
>>734 説明不足でスマソ。 脳内設定では延々と昏睡状態デス(水越萌の極化バージョン)
>>735 確かに自分で読み返してみて明らかにエロスが少なく思いました
たぶん書いた時、相当ラリってたんだと思われ(マテ
自虐・・・・・・・・いつもの事だけど。自分の書いたヤツ見ると鳥肌立ったり、「うあ゜〜〜〜!!」とか叫びつつ七転八倒したくなるのデスよ(何
ま、今回はかなりマシな方ですが。(でも最初の方見ると小っ恥ずかしさが・・・・・)
>>736 次書く時は抜ける様なえちぃシーンを入れるよう頑張ってみます(笑
>>738 主要人物各人の独白で締めくくってみたワケデス
>>736&
>>739&
>>740 でも自分、
>>511見て書く気出ましたので。
(ボソッ)・・・・・「Iの悲劇(魔女の贖罪)」読み返してたら続編書けそうな気がしてきた・・・・・・・_| ̄|○
>>740 彼も以前はそんな風ではなかったんですよ。
長くいる為なのか、本性を現しただけなのか、
どちらか分からないけど………
ご指摘の程有難うございます。
さて弁解にあたりまず>735が横柄な態度を取っている理由と申しますと
>>742の言う通りかつては私も慎ましい態度を取っていた時期がございましたが
前スレの最後あたりから今に至るまで、読み手の皆様の総意というか
体温が感じられなくなったことがございます。
果たして(SSで)好きに振る舞っていいのか、それとも需要を推してそれに添ったものが
求められているのか……
それが垣間見えないというか何というかという感じのスレでは人の顔色を窺うような
慎ましい振る舞いは必要ないのでは、と思うに至った次第でございます。
まあこれは私自身の問題でありあまり語りすぎると面倒臭い事になりますんで
もしそれを鵜材とお思いでしたら、これだけはお願いします。
せめて書き手の問いかけッつうか質問くらい答えてあげて下さい。
舞ヒメはこのスレの範疇か、さくらは人気低いのか否か、私も存じ上げておりません。
しかし書き手の皆様の御作品に対するレスまで横柄な感じになってしまったのは
偏に私の怠慢であり誠申し訳ないといった気持ちであります。
私としましては「骨の髄まで読んだよ!」ということを示すためにはただのGJより
作品の中に突っ込んだレスがいいだろうと思った結果がこれなのですが
それで書く気が萎えてしまったのでは元も子もありませんのでこれからは大人しく、
レスするにしてももうちっと考えてカキコみたい次第でございます。
前スレ中盤までは「スレを活性化させる!」みたいな大層で痛々しいことも考えていたもんです。
思うに私のこれまでの行動は↑の様な気概がその根幹を為していたようでして
そんな事をあまり思わなくなってきた今、これからは出しゃばることなく
至ってマイペースにいきたいと思っております。
最後に、伝わっていないとは思いますが現在の信頼できる書き手の皆様には
多大な尊敬の念と私の及びの付かぬアイデアを形に出来る事に対する少々の羨望の念を抱いております。
以上で、私の弁明の言葉と代えさせて頂きます。
では改めて、DC勢のおなごがうたまるに孕まされる奴キボンニウ
745 :
男嫌いさん:2005/07/04(月) 21:13:42 ID:0mpGo9LZ
で、どこを縦読みすればいいんだ?
SS書き手は自分が投下する時以外は発言を慎むべき、だと思う
それが従来からのエロパロ板のくおりてぃ
SSさえあればあとはどうでもいいよ
他のレスは読んでない
久しぶりに来ましたが………
>>741 ジゼルさんは人が出来た方ですね。
何はともあれGJ!!です。
>>744 最後の一行がなければ佳かったのに………
私が言うと怒るかもしれないけど、カマって坊やなんて人の事言っておきながら、
その本人がクレクレ君とは此いかに………
自分がこれをネタに書くから、あなた方も同じネタを使ってどんな違う作品が
出来て個人の作品性を比較して楽しめるなら良いけど………
氏の他SSへの反応カキコは結構グサッとくるものを感じます。
特に下品なカキコに………
住人の皆様、駄文にて失礼致しました。
>>743 自分の好きなものを書けばいい。
自分という観客のために書くのだ。
それが面白ければ人も拍手する。
詰まらなければ拍手しない。
それだけだ。
by シェークスピア
>>えむしけさん
>レスが欲しい
う〜ん・・・
たしかにこれでは人のことは言えないですね・・(;^_^A
気持ちは分かりますけど・・・
それと根本的なことなのですが、相手によって態度を変えるというのは
あまり良くないのではないかと。
>書き手の・・・
まあレスを読めば、えむしけさんが何を思っているかぐらいはわかります。
気持ちはわかるのですが、だったら「自分はもっと凄いのを書いてやる!!」
ぐらいに思ってほしいです。
今まで貴方のSSを読んできましたが、それだけの力はあると思います。
ご自分で以前に言ってたじゃないですか「まずは書く、全てはそれから」たって。
でもって、書くネタは自分の「好きなこと・書きたいこと」です。
その上でリクエストに応えられるようならそのネタも盛り込む。
嫌々書いて手も気分が乗らないですし、好きこそ物の上手慣れとも言います。
>>748の言うとおりで、書きたいことを書くのが一番だと思いますよ。
751 :
叶オナニー編:2005/07/05(火) 08:54:23 ID:gLgq2WqV
朝倉純一のモノが触れた箇所に自分の大事な部分が触れている、それは
工藤叶をして、あたかも純一のモノが触れているという錯覚を起こさせた。
男子として隠蔽するために付けたファールカップが臨場感を更に高めていた。
純一の肌と接したズボン、純一の汗が染み込んだズボン、そして秘所に
感じる微妙な臨場感、工藤叶は心臓が早鐘のように打つことを抑えることが
できなかった。
「(私って・・・こんな、いやらしかったの?)」
叶は頬を染め、上気し、意識がボゥッとなっていき、いつしか純一が自分の
モノを押し付けてくる白昼夢に囚われていった。
「・・・どう」
「・・・工藤」
「工藤!おいっ、工藤!!」
「はっ、はいっ!!」
叶は突然、意識を引き戻された。そこで教師が目の前におり、周りの
徒たちが自分に視線を注いでいることに気付いた。
「どうした、工藤?具合でも悪いのか?」
「い、いえっ。大丈夫です」
慌てた叶は急ぎ、立ち上がろうとした。彼女はその時、自分の股間に何か
ヌルヌルとしたものを感じた。
「!!!」
彼女はそのヌルヌルしたものの正体を悟った、そしてこのまま立つと純一の
ズボンを汚してしまう。そう判断したが、咄嗟のことゆえに反応できずに彼女は
自分の椅子に尻餅をついた。
「おい、大丈夫か?」
教師は叶のおでこに手を当てようとした。
「だっ、大丈夫です!」
叶は周りに対して強がってはみたものの言われてもないのに立ち上がろうと
したことや3時限目なのに机の上の教材が1時限目のものであったことから
平常ではないと見られた。確かに叶は平常ではなかったが、周りの考えている
性質のものではなかった。
752 :
叶オナニー編:2005/07/05(火) 08:55:23 ID:gLgq2WqV
「おい!誰か工藤を保健室に連れて行ってくれ!!」
「はい」
この日、たまたま保健体育委員が休みであったために代わりに音夢が
名乗りを上げた。
「朝倉か・・・う〜ん、もう一人ついていってくれないかな」
音夢が叶を保健室に連れて行った後にエスケープするような生徒では
ないことは教師も分かってはいたが途中で何かあった時に華奢ではあるが
上背のある叶をどちらかといえば小柄な音夢が支えきれるとも考えにくかった。
ガタッ
立ち上がったのは純一であった。
「行くぞ、工藤」
「行くって、どこに?」
「保健室に決まってんだろ!」
純一は叶の手を引いて立たせようとした。だが、この時の叶の状態は
尋常ではなかった。純一に触れられた叶は口から心臓が飛び出しそうな
までに衝撃を受け、咄嗟に彼の手を振り切ろうとした。しかし中途半端に
立ち上がっていたために支えを失った叶の身体はバランスを崩してまた
椅子に尻餅をついた。
753 :
叶オナニー編:2005/07/05(火) 08:55:27 ID:gLgq2WqV
「オイオイ・・・工藤」
「兄さん!乱暴!!」
看護婦志望だけあって音夢は丁寧に叶の身体に手を回して、すんなりと
立たせた。この時、教師は内心で音夢一人でも大丈夫かなと思った。が、
純一が上手くできなかった理由が工藤叶自身にあり、そのことを悟った
ものは幸いにも誰もいなかった。
「先生・・・大丈夫、本当に大丈夫ですから・・・」
「大丈夫じゃねぇだろ!!」
「行こ、工藤くん」
「いや、大丈夫だから!」
「工藤、保健室に行け!さもないと授業を受けさせん!!」
「はい・・・」
「じゃ、二人とも工藤を頼むぞ」
「はい」
「は〜い」
叶は二人に連れられ、保健室に向かった。
GJ!!!
>>479 今更だが、仮に眞子がレイパー捕まえて警察に突き出してもタイーホできない罠(強姦は親告罪)
>>751-753 アナタ英雄!
上の連中に色々言いたい事があった気がするが、読んでたら忘れたw
その余力は小咄を捻り出す事に当てる事にする
>>755 期待してます。個人的に物書きとしての姿勢に一番好感が持てるのは貴方なので
今・・・・まさに今。
丸一日前にアニメ第一話がやってたことを知った・・・・・・・(痛恨の一撃
自分、東海地方在住ですので。テレビ愛知ですので。。。_| ̄|○|||
こ の 怒 り
>>719 で 晴 ら し て く れ る・・・・・・・・(八つ当たり
>>754 あれ、確かレイプされた被害者が告訴しないといけないんだっけ
まあ、純一に知られたくないとかで告訴せんだろうがw
そういや、P.S.(P.C.)で追加されたキャラのレイープSSってあったっけ?
759 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 20:22:00 ID:wxVKMsZK
クマ、巫女、さいたま、幽霊、男装だっけ?
最近からなので見た気はしないが。
>>735 なんであんたはそんなに偉そうな物言いをするんだ?
ここはあんたの個人サイトじゃないぞ?
>>761 あー、以前水死体氏がレイプスレで書いた音夢レイプSSって輪姦じゃないんだなコレが
輪姦であれば親告罪適用されんが
りんかん 0 【輪姦】
(名)スル
複数の男が、次々に一人の女を強姦すること。
↑goo辞書より
感想の感想なんかいらないんだけど。かえって空気が悪くなる
お前らだけのスレでもないけどな。
気に食わないなら適当にスルーすればいいのになんで噛み付いて傷口広げようとするかね?
それこそ半年ROMってろって感じだ
周りに不快感を与えてる?空気が悪くなる?大差ないよ。あんたらのレスも、この俺のレスもな
お互いを尊重しあえば善いだけの事。
人間、我慢が大切ですよ。
考え方も意見も人それぞれだからね。良いこと言うなあ
んなこたぁどうでもいいからはやく眞子をレイプしろ
>>768 「いやぁ! いやああっ!」
「……っ……っ」
「ううう……痛いよぉ…もうやめてぇ…っ」
「…! …! …!」
「やぁ…ひっ…あああ…もう…いやあ」
「くっ…! …! …! フッ! …!」
「いやぁ……いやぁあ…」
「ハァッ! ハァッ! ハァッ!」
「……ぁぁ……ぃゃぁ…」
「フッ! フッ! ハァッ!」
「お姉…ちゃん…たす…けて…誰か…ぁ、ぁぁ、ぁ…」
「ハァッハァッハァッハァッ!」
「………。……!?」
「ハッ! ハッ! ハッハッ! ハッハッハッ!」
「い、いや! いやあああぁ!」
「ハッハッハッハッハッ!」
「駄目、お願い!」
「ハッハッハッハッハッハッ!」
「なかにださないでぇ!!!」
「…ッッ!! 〜〜〜ーーー!!」
「ああ…あああああ…あああーーッ!! いやあぁ! いやぁぁぁぁッ!!」
「〜〜ーーーッッッ! …フゥゥ…!」
「……中に出さないでって言ったのに!! 何でだすのよぉっ!」
「…………フゥゥ、……ハァ、ハァ…ハァァハァァ…」
「う…うう…う……ぐすっ……ひどいよ…ひどいよぉ…」
「ハァ……ハァ………ハァ……。……ンッ」
「!! い、いやっ!! もう動くの止めて! 汚すのやめてぇっ!」
まあとにかく、みんなでサーカスSSで盛り上がりましょう!
・・・・でも、さーかすスレなのにDCの話しか読んだことがないような気がしますね。
今まで淫乱タリアとか水夏とかは見かけなかったような・・・
>>753 GJ!
このあと朝倉兄妹と3P・・・はありえないですね。
ある種この幸せなひとときが、地獄の林間大会に・・・
末路がわかってる分、叶くんの浮かれ具合が悲しく思えます。
>>754〜
いえ、それは知っているのですが、眞子の場合はたぶんあれぐらいは言うかな・・と。
やっぱりあのスレの住人がいましたね(笑)
ご存じない方への補足説明が不十分でした、申し訳ないです。
音夢レイプは林間ではなく一人の男による強姦でした。
当時はイリヤの空レイプと平行して書いていたために、ネタが似たり寄ったりに・・・
>>769 汎用性が高いですね。
眞子の他にも脳内で置き換えて愉しめそうです。
>>770 淫乱タリアに吹いたww
しかし
アリエス→知らない
インファン(インファンタリア)→世界観が完成されすぎて妄想が入り込む隙間すらない
水夏→知ら(ry
最終試験くじら→不条理すぎで何がなんだか・・・・・・・
と言うわけで俺には無理ポ(インファンのマイシェラ好きだけど)
>水死体氏
そういや、あの音夢レイープSSって保管庫には本編なくて後日談しか保管されてないんだよなぁ……
ログ残ってれば管理人さんに入れてもらうよう頼んでみたとこだが
>ジゼル氏
後はすくみずとガッデーム&ジュテームくらい?
……水夏ならさやか先輩か透子レイープSSキボンヌ
保管庫は原則スレ単位でしか保管してないからな
先にレイプスレの方を収蔵して貰えば?
なんか、眞子の需要高いみたいですね…
ヘタレなSSですが、眞子もの貼ってもよかとですか??
無論勿論。是非是非、夜路獅駆。
776 :
774:2005/07/07(木) 23:25:31 ID:JSA+XWol
【こんな朝倉はかったるくない】
「なんだお前、初めてのくせに、感じてイったのか?」
『…朝倉…だったから』
「ほぉう?ホントにそうかい?誰もいないといえ、音楽室で散々喘ぎ声だしちゃって…
お前がもともと相当な淫乱野郎なんじゃねえのw」
『な…そんな訳…く…!』
「強がっちゃって、ホントにけなげだなあ!
下の口は正直だぜw意外と言葉責めに弱いんだなあw」
『や…酷い!バカぁ!』
「ほう…こんなときでもその態度か…気に入ったぜ!俺の肉奴隷にしてやる」
『え?!…あんた何言って…?!』
「そうだなあ〜まずは…」
『?!それ、あたしの…!?』
777 :
774:2005/07/07(木) 23:27:41 ID:JSA+XWol
「まずは、友達を受け入れてやらないとなw」
『ば、ばか!何やってんのよ!え…うそ?!そこに!?や、やめてよ!きゃああああ!!!』
「ほぉら。下の口は友達と一つになれて、ヨダレまで垂らして悦んでるぜw」
『うぅぅ…や…めて…あたしのフルートがああ!ば…か…んあああ!動かすのやめええっ…!!』
「はは…今の眞子、とても可愛いぜ」
『う…酷いひどいいい…』
「おいおい。恋人のフリでは我慢出来なくなって、自分から
こんな所でケツを差し出してきた淫乱女はどこのどいつだったかなあ?w」
『そ、そんな…』
「さあ、眞子。どうして欲しいんだい?(ぐちゅ、ぐちゅ)」
『んああ!だ…から、フルぅと…を、抜…いてぇ!!』
「ん〜?よく聞こえないなぁw」
『お願いだから…フルートを抜いてぇッ!!』
「そうかそうか。でもな、下僕が主人に向かってその口の利き方はきにいらないねぇ(ぐちゃ、ぐちゃ)」
『そ、そんな…あうううっ!!・・・んあああああ!!』
「それに、まんざらでもなさそうだしなwそれ!」
『あふぅ! いい! んあ! あん!!』
778 :
774:2005/07/07(木) 23:29:02 ID:JSA+XWol
「あははははは。宝物であるフルートでイきそうだな!!ええ?なんとか言ったらどうだい?」
『あ! ん! はっ・・! 朝倉の・・・・』
「ん?なんか言ったか?!」
『あ、朝倉の・・・・欲しいの・・』
「ん〜?何をして欲しいかよくわからねぇなあ。
馬鹿にも分かるように教えてくれよ!あと、言葉遣いに気をつけろよw」
『あ、朝倉様の○○○であたしのいやらしい××××を掻き回して下さい・・・!!』
「ほう。よく言ったな。いいだろう。こっちも我慢できそうにもなさそうだからな(ぐいっ)」
『ん・・・朝倉様が、奥まで来てるぅうう! あん! はっ!』
「く、入れたとたん自分から腰を振ってくるとは、サービスの利く肉奴隷だなw」
「益々気に入ったぜ!」
『あん!!あん! イク・・・あたしイきそうぅううっ!!』
「こっちもイクぜ! く…そら!受け取れ!!」
『あ、ああ、ああああああああああ!!!』
・
・
・
『眞子ちゃん・・最近、音楽室ヘンな臭いがしませんか?』
『・・・・気のせいよ。お姉ちゃん・・・』
779 :
774:2005/07/07(木) 23:31:57 ID:JSA+XWol
以上です。
もともとネタとして作ったものなので、非常に詰まらないものです…
GJ!!!!!
この分だと音夢やさくらも既に肉奴隷になってそうな悪寒w
>朝倉様
一瞬、環に化けたかとマジでオモタ……w
>>780 あなたが環とか言うから……
環SSきぼんぬ
>>782 ビジュアルファンブックあまり見かけませんね。
784 :
クオン:2005/07/08(金) 15:26:44 ID:cdJc8fw6
ちょっとばかり来ないうちにどんどん良いスレになって来てるな。
まあぼちぼち他スレに書こうかと思ってるから、分かる人は見てやって下さいやね。
このスレに関してもぼえぇっと見守らせてもらうわ。
D.C.S.S割とよさげ。
D.C.無印以降は同人作品
787 :
駄文:2005/07/08(金) 18:55:02 ID:hlindFBE
PS2 D.C.F.S.〜ダ・カーポ〜フォースシーズンズ、今冬発売予定!!
788 :
774:2005/07/08(金) 19:01:50 ID:uE1o+w59
なんか好評で嬉しいです。
まだ書いてみる予定があるので、鬼畜純一シリーズまた後ではりますね。
>>759 おいおいゴス路理腹話術を忘れちゃいけないな
ほとんどエロではないんですが、
DCPCより工藤のエロパロできました。
貼ってもよろしいですか?
あとコテハン使います
GO!
793 :
叶オナニー編:2005/07/10(日) 03:27:30 ID:SNm2ORLE
「腰でも冷えたのか、工藤?」
「あっ・・・えっ・・・と、よくわかんない」
「兄さん、原因でも知ってるの?」
意味ありげな純一と叶の会話を音夢は理解できず、ために純一は
かいつまんで事情を説明した。
「え〜!じゃあ、工藤くんの穿いている体操服のズボンって兄さんのなの!?」
「声がでかいぞ、音夢。授業中だぞ」
廊下に面した教室の中は授業中であり、そのことを注意された音夢は慌てて
声のトーンを落とした。
「でも、兄さん。昨日の体育の後で持って帰ってないでしょ!」
「まぁ、そうなるな」
「そんな汚れているのを、他人に貸すなんて!!」
「明日も体育があるんだ、いちいち持って帰られるか!!」
「あっ、朝倉には感謝してる。貸してくれなかったら今日一日濡れたズボンで
過ごさないといけなかったし」
叶は痴話げんかの発展しそうな純一と音夢の喧嘩に割って入った。
「で、でも・・・」
「工藤がいいって言ってるんだから、お前が気にしてどうする!」
「んっ・・・」
「男はこういうことは気にしないって!なっ、工藤!!」
「あ・・・ああ」
「OK!これはこれで解決!!」
そう言うと純一は叶の尻を大きく叩いた。叩かれた叶は女の子の声を
出しそうになったが、何とか飲み込むことができた。しかし純一が尻を
叩いたことで怒ったのは叩かれた叶本人ではなく、何となく言いくるめられ
釈然としない音夢だった。
794 :
叶オナニー編:2005/07/10(日) 03:27:36 ID:SNm2ORLE
「・・・兄さん、先に保健室に行っといて」
「なんで?」
「これから工藤くんが行くから・・・そのことを保健の先生に」
「一緒に行けばいいだろうが」
「いいから、行って!」
ここで音夢の虫の居所が悪いことに気付いた純一は一人、保健室に
先行した。後に残った音夢は叶に対して話し掛けた。
「ごめんね、工藤くん」
「えっ・・・気にしないで。朝倉には本当に感謝してるから」
「保健室についたら先生に言って、何とかするから」
「いや、平気だよ。本当に気にしないで」
「でも、汗とかついているだろうし・・・気持ち悪くない?」
「大丈夫!朝倉さんだって朝倉のYシャツをパジャマにしてるだろ?」
「あっ・・・えっ!?な、なんで!!」
「この間話していたのを。聞くつもりはなかったんだけど」
「あっ・・・え、え〜と・・・ほっ、ほら!家計の節約よ!!使えるものは
使っていかないと!!・・・というかセクハラよ、工藤くん!!」
「あはは、ごめんごめん」
家計の節約なんて理由はウソであることを叶は理解していた。音夢が
純一のお下がりのYシャツをパジャマにする理由は今の叶にとって十分
理解できることであった。そして、叶は今しばらく、その感覚に浸って
いたかったのである。
795 :
叶オナニー編:2005/07/10(日) 03:49:15 ID:SNm2ORLE
工藤叶ものですが、
>>790さんではありません(^^;;;。
>>790さん、期待してます。ちなみに純愛?凌辱?
>>770 水死体さん、音夢レイプ・・・音夢悲惨でGJ!
眞子レイプSS期待してます。
くじらもそうだけど、何か姉妹ってワンセットに扱われるのがサーカスの
伝統なのかな?小説も萌&眞子だったし・・・・・・
DCSS・・・期待できそうかな?
ことりはストレートに誘ってくるし・・・
眞子がノースリーブの制服にパンツ見せ見せだし・・・
音夢とさくらがいない、それでいて音夢の扱いが腫れ物に触るような・・・
>>790 お待ちしております〜
>>795 わざわざ読んで下さったんですね、ありがとうございます。
眞子レイプは私も姉妹セットで書いてます。
やっぱり「丼」にしやすいのでしょうか。
第一話、見逃しました_| ̄|○
そういや、D.C.小説版でも水越姉妹セットだったなぁ……
『さ、今日は朝倉君とデートだ♪気合い入れてかなくっちゃ!!』
・・・・・・
「おう!叶、待たせたな!」
『もう…遅いよぉ!』
「お前が早く来過ぎたんだろが…」
『もう…だって朝倉君とのデートだもん♪』
「せや…恥ずかしい…ところで、言い付け、守ってるよな?」
『え…それは……』
「そうか。守れてないなら俺は帰るぜ」
『ま、待ってよ朝倉君!今から脱いでくるから…ちょっと待っててね…』
・・・・・・
「脱いできたのか?」
『……う…ん』
「それじゃ行こうぜ!」
『ま、待って…やっぱり、恥ずかしいよぉ』
「今更何を言ってるんだ?そもそも着物の下には下着を着ないもんなんだぞ。
お前のお祖母様からはそんな事も教わらなかったのか?w」
『うう…でも…』
「そうか〜残念だなあ。俺はお前の婿だというのに、
お前は夫の望みに応えられない女なんてなあ」
『う…酷い…』
「そう思うなら付いて来なくてもイイぜ。
でもよ、俺達が破局になれば、お前は転校だぜ。
あ〜あ、折角自分を晒け出せたのになあw」
『うぅ…そんな、事言わないでよおぉっ!』
「さあ、どうするんだい?」
『分かったよ、行けばいいんでしょ?!』
「嫌々だなぁ。俺は強要なんかしてないし、嫌ならイイんだぜ」
『…い…行かせて下さい!』
「そうかそうか。そんなにノーブラ・ノーパンでデートしたいのかw」
『―!ち、ちが…』
「そもそも、俺とデートするって決めた時点で、こうなる事ぐらい分かってたんだろ?w
やっぱ、おまえはそっちのケがあるんだよw」
『う……うぅ…』
「さあ、うずくまってないで、行こうぜ!」
『…』
「(さあて、今日はどこでしてやるかなww)」
【叶・痴女ED】
千葉テレビ 46ch 本日24:30から
千葉テレビどころか地方ローカル・CS全て見れねぇ我が家のTVはorz
忘れてた
790氏GJ!!
是非ともヤッちまってくれw
>>790さん
さのままヤッちゃって下さい。
テレビ大阪は36ch月曜深夜0時。
一話見逃したことに気付いたのが一昨日でした。しょんぼり
805 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 18:35:48 ID:yYkv0lvF
叶と眞子、大人気。
でも期待されるのはレイプ。
【叶・痴女ED】
…
「さてと…これでよし」
「ははは!遂に、遂にこの俺の才能が世に知れ渡るときが来たのだ!!」
「遂にやり遂げましたよ、大佐ぁああ!!」
『…』
「…だが、その為に親友の犠牲が…ええい!今ここで過去を振り返ってはならん!ならんのだ!!」
『そうだね、杉並君…』
「おぉ同志よ!!やはり工藤は話し会える親友だな……って、工藤?!いつからそk…ごはあああっ!………時空の断層が……(バタ…」
『こうみえても、私はもともと着物にはノー下着ですよ♪』
トリップミスった…orz
>>790 GJ!
触発されて・・・
男装美少女カミングアウトと朝倉純一との交際宣言によって、今まで
縛っていたものから解放された工藤叶。だが彼女に新たなる試練が・・・
「こ、これを着るの!?」
「グズグズ言わない!これも特訓だ!!」
工藤叶は長い間男装を続けていた。流石に家ではしてはいなかった
ものの、そこでは和服姿。よって工藤叶はスカートでの立ち居振る舞いを
身に着けてはいなかった。そのあまりの無防備さに音夢や美春は何とか
すべきだと考え、純一はそれを受けて特訓を課すことにした。
「でも・・・これ、恥ずかしい」
「音夢の服のどこが恥ずかしい!?」
工藤叶のスリーサイズは朝倉音夢のそれに比較的近かった。それゆえに
純一は音夢に服を借りることにし、音夢も快くそれに応じた。だが、音夢が
気付いていなかった点は工藤叶の身長が10センチ弱高かったことである。
「パンツが・・・」
音夢のさほど長くないスカートは叶にとって危険なまでに短いスカートに
なっていた。スカートの裾はかろうじてパンツを隠していたが、長さにして
みると股下0センチと言っても過言ではなかった。
「1,2,1,2・・・さぁ、島を一周だ!」
「え〜!!!」
真っ赤になって恥ずかしがる叶を純一は無理矢理引き連れた。実のところ、
純一はこういうシチュエーションが大好きであった。叶は恥ずかしがりながらも
何とかこれが早く終わることを祈った。
だが、彼女は超ビキニ、パッツンブルマ、ミニスカサンタと次々に特訓の
メニューが作られつつあることをまだ知らなかった・・・
良い流れだ。
810 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 18:50:56 ID:GHZvyfvC
音夢、ことり、眞子、叶。
DC凌辱カルテット。
最近は萌え要素ばかりでエロ要素が薄い。
職人さん、濃いエロを書いて下さい。
812 :
男嫌いさん:2005/07/13(水) 02:15:20 ID:3Qhe4K7o
ぶっちゃけ、エロならばもう保管庫に溢れるほどあるし・・・・
ただ単純なエロだけというのは今需要があるのかどうか悩む今日この頃
>>805 二人とも、哀れやね・・・
>>808 ソフトなメニューから、徐々にハードなメニューに・・・!
>>811 今、眞子に強制ストリップさせてますので、もうしばらお待ち下さい。
DC陵辱カルテット・・・(笑)
815 :
811:2005/07/13(水) 21:19:36 ID:OGGipp3a
>813
期待してお待ちしております。
+ +
∧_∧ +
(0゜・∀・)
(0゜∪ ∪ +
と__)__) +
>>781 鬼畜朝倉環調教ものを書き出して見ました。
少し長くなりそうです…
>水死体さん
期待してます
817 :
781:2005/07/15(金) 00:25:38 ID:6ouewr7/
>>816 本当ですか!!
頑張って下さい、楽しみにしています。
818 :
叶オナニー編:2005/07/15(金) 12:07:31 ID:qpOPtK7n
「36.8℃、微熱ね」
保健室の先生は叶から体温計を受け取った。彼女は工藤叶の事情を知って
おり、それが今の状態に少なくない影響を与えていることも理解していた。
「そうね、身体を休めるのも大事なことだし・・・ちょっと休んでいきなさい」
「はい」
「先生には私から言っておくから。疲れが取れるまで、寝ていなさいね」
そういうと保健室の先生は部屋から出て行き、叶は一番奥にあるベッドに
向かった。そして、学ランを脱いで胸のサラシを少し緩めた。
「ふぅ〜」
叶のバストが圧迫から解放された。サラシによって押さえつけられている
ためにいささか小ぶりではあるといえ、上背のある叶のバストは音夢と同じ
79センチであった。
「また大きくなってる・・・」
これ以上発育すれば男に変装することは困難になるだろう。今はまだ
誤魔化せてはいるがバレるのは時間の問題と間違いはない。男装を続ける
には根本的な変更を行わなければならないが、まずいことに夏休みはまだ
先である。ある日突然に体形がガラッと変われば誰もがおかしいと思うだろう。
成長期の少女にとって男装は過酷な試練であった。
男装が工藤叶の身体に大きな負担を与えているのと同じように彼女の心にも
大きな負担を与えていた。叶が男装をする理由が恋をしないためであったが、
年頃の少女にそんなことは無理な注文である。
819 :
叶オナニー編:2005/07/15(金) 12:07:55 ID:qpOPtK7n
叶に朝倉純一に対する想いは日々募っていった。しかし"男"という立場は
純一に対して想いを告げることを不可能なことにしてしまっていた。叶に
できることは朝倉純一の親友として傍にいることだけである。そんな叶の
想いと裏腹に純一の周辺にいる少なからぬ美少女が彼に好意を抱いていた。
白河ことり、水越眞子、そして朝倉音夢、数だけではなく、その質においても
学園屈指の美少女たちであった。
もはや工藤叶が"男子"として振舞うには身体的にも精神的にも限界が
きていたと言っても過言ではなかった。きっかけが、ささいなきっかけが
バランスを崩しかねない状況にあった。
"男子"として振舞うことの限界、純一への想い、これらが入り混じり
ながらも叶はいつしか眠りの世界に入っていった。
820 :
叶オナニー編:2005/07/15(金) 12:07:59 ID:qpOPtK7n
工藤叶は夢を見た。それは明らかに夢であることは自覚できる夢であった。
叶は初音島の名所である"枯れない桜"の木の前にいた。その木のそばには
一人の少女が佇んでいた。小学生のように見える少女は叶にとって見覚えの
ある存在であった、しかし叶はその少女が誰であるか思い出すことは
できなかった。
「お姉ちゃん・・・」
その少女は聞き覚えのある声で語りかけてきた、そしてその声もまた叶は
誰なのかを思い出すことはできなかった。だが叶が驚いたのは学校中を
欺いている工藤叶の男装姿を見てもその性別を的確に判別していたことで
あった。
「な、なぜ・・・いや、ボクは"男"だ」
「お姉ちゃんの・・・気持ちを知りたいの」
その少女は叶の返答を気にすることなく、話を続けた。
「だから・・・今から見るの」
叶の周りの風景がグニャリと歪み始める。一陣の風が吹き荒れ、叶は身を
屈める。そして彼女が目を開けたとき、周りの様子は一変していた。
「学校・・・?」
いつの間にか少女の姿はなかった。そして場所も夕闇迫る教室に変わって
いた。叶はその中で一人、佇んでいた。
「これから、起こることはお姉ちゃんが望むこと・・・
それはどんなものであっても、お姉ちゃんが心の底で望んでいること・・・
それを見せて・・・」
どこからか少女の声がした。戸惑う叶が何か聞こうとした時、おもむろに
教室のドアが開いた。
「朝倉・・・」
教室の中に入ってきたのは朝倉純一であった。彼は大またでゆっくりと
叶の方に歩んできた。
>>820 乙です。
流れ切っちゃ悪いんで、そちらのSS
が終わったら貼りますね。
>>816 朝倉環ということは結婚後SSということでせうか?
>>822 「鬼畜朝倉」が「環調教」だと思ふ。
>>820 なんか・・・・・・・・・どっかで見た気がする展開ですな(妖笑
環の「朝倉様」と言う呼び方が純一に絶対忠誠の巫女って感じが(・∀・)イイ!!
>>824 ……実は音夢を指す呼び方でした、なんてオチだったり?(マテ
826 :
叶オナニー編:2005/07/15(金) 23:13:39 ID:qpOPtK7n
>>821 いや、気にせず始めちゃってください。
実はとっとと叶のオナニーに行くつもりだったのが予想外に延びて・・・
それにある程度書き溜めてから都度カキコしているのですぐ次のに
いけないのです。
なので終わるのはちょっと先になりそう・・・
だから、気にせずに書いてください。
実は漏れ、気にしたことがないっす。で、後から「しまった」と思うことも・・・
連続して書いてる人をぶった切ったこともあったりして・・・(^^;;;
827 :
叶オナニー編:2005/07/15(金) 23:16:21 ID:qpOPtK7n
>>816 鬼畜(!)朝倉環(の)調教(!!)
某エロゲーのドラマCDのプロモーションであった、
結婚したヒロインが主人公の義妹を問い詰めて虐める
のを思い出してしまった・・・
『あ!朝倉!お姉ちゃん知らない?昼休みなのに屋上にいないのよ〜!』
「さあ。知らないな。トイレにでも行ってんじゃないのか」
『ん〜どこ行ったのよもう!』
… 男子トイレ …
コンコン
「萌?開けるぞ」ガチャ
『ん―っ!あっー!んんんー!!はあああ(ぐちゅ、ぐちゃ)』
「ちゃんと言い付け守っるたみたいだな。
おやおや、一人で盛り上がっちゃって、
そんなに我慢できなかったのかいw」
『んふぅうう…はやく…はやく、朝倉君のを…入れ下さいい!』
「ははははは。全く萌はイヤらしい肉便器だな!」
ぐいっ
『くぅっ…入って来てますぅ〜!んあああ!』
「さぁ萌、好きな様に動いて肉便器としての務めを果たすんだぞ」
『はぃ〜♪あん!あ!んん!はあ!!』
(中略)
「萌…そろそろ出すぞ」
『どうぞ…私のイヤらしい肉便器に
注いで下さいい!あ!はあああっ!』
「ッ…!」
『ああああ!!…熱いです〜熱いのが来てますぅう〜♪』
お言葉に甘えてSS投下。
環はまだ待ってて下さいまし…
>>叶オナ
桜の樹を使って見せる、叶の深層心理。
それは今後の彼女自身に少なからず影響を与えることになりそうですね。
>>828 わぉ、すでに調教済み〜
−トイレにでも−
純一はウソは言ってないですね、ただし男子便所の方ですが。
環調教もお待ちしております。
DCPSの廉価版が発売されるので購入しようと思った。
しかし、今手元にあるのはDCPC・・・・・・
やっぱりエロが欲しい・・・ここ見てて、そう思った・・・・・・
>>828-829 エロパロでは薄かった萌先輩に脚光を浴びせてGJ!
と言いたいけど(中略)がちょっとな・・・
むしろ肉便器として喘いでいる部分が肝ではないかと思うが・・・
環編では濃厚なエロを頼む!
「あっ、朝倉さん!杉並とじゅ・・・朝倉はどこに行ったか知らない?」
「二人だったら向こうにいったわよ」
「そう、ありがとう!」
叶は金属バットを片手に走り去った。
「行ったわよ・・・兄さん」
「ふぅ、助かった・・・」
「礼を言うぞ、朝倉妹」
「ところで・・・工藤さんに何をしたの、兄さん!」
「俺が聞きたい!何でお前と一緒になって、叶・・・工藤から逃げにゃならん!」
「それはお前に原因があるからだ、朝倉!」
「金属バットを持った工藤に追い回されなならん理由なんぞ思い浮かばんわ!」
「で、何したの・・・兄さん・・・・・・」
「俺は知らん!!」
「ならば教えよう!朝倉!!」
「是非とも教えてもらいたいもんだな、杉並」
「実は工藤から相談されてな」
「何を?」
「水着」
「えっ・・・?」
「なんで工藤が水着のことで杉並に相談せにゃならんのだ!」
「それは相談する相手がいなかったからだろう」
「いや、工藤にも女の友達はいるだろう!」
「なれば、挙げてみるがいい」
「え〜と、音夢だろ・・・さくら、ことり、眞子・・・」
「それが理由だ!」
「?」
「みんな、お前の関係者だ」
「だから何でだ?」
「ふっ、つまりだ・・・工藤は勝てる水着が欲しかったんだな。そう、布地の面積を
できる限り小さくし朝倉を悩殺する朝倉妹のエロい白ビキニに対抗できるのをな」
「だっ、誰が・・・」
「まぁ、確かにあれはエロかったなぁ・・・抜かず6発だったし・・・・・・」
「に、兄さん・・・・・・!」
「ふむ、若いな・・・とにかく、この理由で工藤は女の友人に相談できなかったんだ」
「いや、待て!音夢やさくらはともかく、ことりや眞子はそうでもないとおもうが・・・」
「ともかくって何よ、ともかくって!」
「白河は腹黒いぞ・・・」
「いや、それは・・・そうかもしれんな・・・・・・妊娠したかと思ったし・・・」
「それに白河はニュータイプだ・・・」
「何ですか、それ・・・」
「知りたくば、Zガンダムを見ろ!10月に二本目の映画があるから。
まぁ、とにかくカリスマもあるし、美人だし、謀略家に加えてニュータイプ・・・
一部界隈では”風見学園のハマーン・カーン”とも評されている」
「どこの界隈だ・・・じゃあ、眞子はどうだ?」
「水越眞子!最近どういう格好をしている?」
「そ、それって・・・」
「ノースリーブ、おまけにスカートは限界ギリギリまで短くしている・・・・・・
路線は朝倉妹と同じく、初音島限界クラブ露出系だ!」
「へ、変な称号をつけないで!」
「ともかくだ、朝倉妹に水越眞子と二杯食った朝倉に三杯目を出しても効果は
薄い!だから変化球で攻めるように、と進言したんだ」
「それが、あの!?」
「そう、あれだ」
「あれって何?」
「これだ、朝倉妹」
杉並は一冊の雑誌を音夢に渡した。
「”大胆娘の過激なファッション!今、初音島が熱い!!”って、これ工藤さん
じゃない!それに・・・・・・これってふんどし!?」
「そうだ、朝倉妹の半ケツを上回るふんどし型水着で工藤は見事朝倉を悩殺する
のに成功したんだ」
「ちょっと待て・・・なんで、雑誌になっている?」
「それは俺が撮影し、送ったからだ・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「小生の目に狂いはなかった。それが証拠だ」
「工藤に狩られてしまえ!行くぞ、音夢!」
「・・・・・・」
「音夢、どうした・・・」
「・・・・・・・・・」
「お〜い、音夢さ〜ん・・・・・・」
「工藤さん〜!二人はここにいるわよ!!」
「おっ、おい!音夢、どういうつもりだ!!」
「私・・・工藤さんのこと、全然聞いてないよ・・・・・・」
「純一!あんた、殺して私も死ぬ!!」
「そういうことだ・・・朝倉!アディオス・アミーゴ!!」
「おい!待てよ、杉並・・・って、は、離せ、音夢!!」
「兄さん、ちょっと話聞きたいの・・・工藤さんも交えて・・・ついでに白河さんのこと
とか・・・眞子のこととかも・・・・・・」
「いや・・・音夢さん・・・それはそれで・・・何は何で・・・・・・」
「私も聞きたいなぁ・・・朝倉くん・・・・・・」
「ことり・・・ってお前、人の心読めるだろう!」
「でも、朝倉くんの口からじっくりと・・・・・・」
「それは口に出すと・・・」
「まずいのか、朝倉・・・・・・」
「眞子・・・・・・」
「朝倉音夢は妹で、白河ことりは只の友達じゃなかったのかなぁ・・・」
荒々しく怪談を駆け上る音が聞こえる。
「とりあえず、工藤さんが来てから話し合いましょうか・・・」
「そうよね・・・そうしましょうか・・・・・・」
「いいだろ・・・朝倉・・・・・・」
やがて金属バットを片手に突進してくる工藤叶の姿が見えた。
「言い訳を考えておいてね・・・兄さん」
(終わり)
GJ!
”風見学園のハマーン・カーン”でワロタw
そういや、どっかにあったSSじゃ純一が”風見学園のMr.BIG”状態だったっけw
GJ!!
面白かったです!
ハマーンや露出系で笑いました。
ハーレムですね。
でもこの後どのような言い訳をしても血を見るのは必至でしょうw
こうなったら中東の一夫多妻制を言い訳にしても、生きて帰れないかもしれないですね(笑)
でも上手く行けば音夢・ことり・眞子・叶の四人が並んでお尻を突きだして
仲良くおねだり・・・なんてことも夢ではないかもしれませんね〜
アニメ版第2話見ました。
ことりがあられもない格好で朝倉家にいましたが、
音夢がいない隙に純一は寝取られてしまったのでしょうか。
アイシアたんがちんまくてカワイイです。
しかも最後に「ご主人様」という聞き捨てならないセリフを・・
おもしろかったよー。
ハマーン・カーンがハヌマーンに読めた自分は吊ってきます。
>>829 すぐにとは言わないがクオリティ高いのを期待します
840 :
駄文:2005/07/17(日) 19:16:16 ID:i1FkVNC5
D.C.P.S.D.Vol2 好評発売中
環調教の案として
「純一は家に帰る途中、道端に捨てられていたある本を目にする。
その本は、巫女をあらゆるシチュエーションで調教する陵辱本だった。
最初は興味本位で読んでいた純一だが次第に巫女調教に興味を示すようになる、
まるで悪霊に取り付かれたように・・・・・・・。
そして純一は「自分に好感的感情を持つ巫女」という条件を満たす環で本のシチュエーション
を再現しようと環調教計画をついに実行する。周囲は純一、環の異変に気づき始めるが
計画は取り返しの付かない所まで進行していく・・・・・・・・・・。」
と言うのは?
>>841 それいい鴨
いっそホントに悪霊に取り憑かれたって設定にしたらどうだろうか?
それを環が自らの身体で取り払うも、それがきっかけで環は快楽の虜になっていく……とか
うわ…そっちの方が面白そう…orz
844 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 21:23:16 ID:MPgo1Meu
巫女age
>>832 GJ!!でした。
この話の後日談的なネタがわいてきたので書いてみてもいいですかね。
最近話題の鬼畜純一モードで(笑)
>>836-837 Thanks!
対象が13人と某兄を越えて、某海軍少尉(本国8人、任地5人)に匹敵する
朝倉純一くんがアクティブになれば・・・
ちょっと工藤タンのオナニー話で詰って・・・(^^;;;
保健室でするか更衣室でするか迷って、結局更衣室の流れに。
近いうちにアップさせたいなぁ・・・と。
DCSS・・・第1〜2話、目の上のたんこぶがいなくなって、
最大のライバルがほぼ水越眞子に絞られてきつつある
ことりに予期せぬ敵・・・どーなるか?
>>845 OK!っす。というか是非とも書いてください。
鬼畜王純一とか。
>>841-843 >>841が新鮮でいいっす。
悪霊に取り付かれて(環or純一)祓うのに成功したものの身体が
覚えた環が新たなプレイに目覚める・・・というネタもいいけど、
個人的に和姦調教よりも強姦調教の方が好きなので。
『来ないで下さい!』
「環…?!」
『私、見えてしまったんです…私が朝倉様と結ばれない未来を…』
『これ以上、切ないおもいをさせないで下さい…!!』
「環…知ってるぜ… 何言ってんだよ…
俺は環のことが好きだぜ。許婚とかそんなじゃなくて!」
『…朝倉様…うれしい…』
「環……俺と契りを交わしてくれるかい…?」
『…はい。朝倉様が望むのなら…』
二人の唇が重なる…
(ガチャッ)
『ん!?何を…? な、何ですかこれは?!』
「首輪だよ。何もくそもあるか」
『え?どうしてこんなものを?!』
「ふふふ…こうすればお前はいつでも俺と一緒だろw?」
『い、嫌っ! こんなもの外して下さい!!』
「ずいぶんと気に入ってくれないみたいだな?
俺と一緒に入られることがお前の望む事じゃなかったのかいw??」
『で、でもッ!』
「それにお前は俺との契りを交わした…もう俺はお前を放さないぜ」
『そ、そんな…朝倉様、何を言って…』
「それじゃあ、来て貰おうか」
『ど、何処へですか…?』
「いいから来るんだ!」(ぐいっ)
『きゃっ…! く、苦しいです…止めて下さい!』
「夫の言うことを素直に聞かないのがいけないんだよ。
俺だって妻が苦しむのは見たくないんだぜw」
『う、うぅ・・・』
・・・
「さあ、ここで服を脱ぐんだ」
『え?! な、何をおっしゃってるんですか?!』
「これから毎晩お前が妻の務めを果たせるように、ここで教えてやるのさw」
『?! ここは境内の林の中ですよ!? それに私…』
「ほおう。なんの事か分かってるじゃねえか。なら、話が早い。脱ぐんだ」
『・・・』
(ぐいっ)
『!!ぎゃ! 苦し・・・』
「何度も同じ事を言わせるな。早くした方が身のためだぞ」
『ごほっ、ごほ…こんな所でなんて、嫌です…』
「安心しろよ。こんな神社誰も来ねえよw 俺もお前と会うまで存在を忘れていた位だからな」
『そ、そんな!如何に朝倉様と言えど、
お母様の神社への軽率な言動は許せませ(ぐいっ!)んんッー?!!!!!』
「お前、自分の置かれてる立場分かってないだろw」
環は首に両手を沿え、膝を地につけ、涙の溢れている瞳を下から朝倉へ投げかけた。
『げほっ!がほ、ごほぉっ!!…もう…お止め下さい…朝倉様ぁ
…こんなの…どうかしてます…ぅうう…』
「…そうか。泣いてまで懇願されたらな…わかった。止めてやるよ」
『よかった…矢張り、朝倉様は……』
『!!! きゃあああっ!!!髪は、髪は痛いです!!どうしてですか?!止めて下さいっ!!!』
「首輪を引っ張るのは止めたぜw 環の髪は長くて掴み易いな。丈夫そうだし」
『そ、そんな…!!』
「それと、服を脱がなくてもいいぜ。俺が脱がしてやるからよ。
ほら、立てよ。また髪を引っ張られたいか??」
立ち上がった環の全身に朝倉の両手が這う。
『あ、朝倉様…そ、そんなに…触らないで、くぅぅぅ…下さい…んん…』
環が赤面していく。
「おいおい?息上がってんじゃねえのか?w なに服の上から触られて気持ちよくなってんだあ?」
『んく…そ、そんな事…ありませ、んはああ・・!』
「はははは。環も冗談きついぜwこんな状況で手でコーフンするなんてなぁw
それに、ここはお前の神社の境内だぜ?」
『そんな!?…んくっ!…これ、は…朝倉様が…』
朝倉の片手が環の体から離れ、環の長髪を弄ぶ。
「なんか言ったか?」
環は朝倉の次の行動を悟った。
『いえ…なんでもありません…』
朝倉は段々と環から巫女服を脱がせていく。
「ふふふ…なんだ。なんにも言い返せないのか?
それじゃ、環は自分がヘンタイだって認めてるわけか〜w」
『そんな…あっぁ!…ち、違います……ぅ、んうぅ…』
環の胸元がさらけ出された。
「おっ、ノーブラとは流石本物の巫女だな。
なんだよ、やっぱり乳首立ててまで感じてんじゃねぇかよ!ええっ?!」(ぐいっ)
『きゃああああっ!痛いです朝倉様!!髪を放して下さいい!!』
「何言ってやがる。主人に嘘を付いた罰だ」
『んくっ…ひくっ!…そんな…私…』
「じゃあ、このおっ立ってる乳首はなんだw?」
『あっ!そそこはっ…んあっ…ャめて、くっ下さい… はああっ、、乳房はぁぁ…』
「…ふふふ、もしや…?」
朝倉は環の女に手を伸ばした。
『そこは…あああああっ!』
「やっぱりここも着けていないのか。
ほぉら、やっぱりこんなに濡らして、やっぱりお前は嘘付きだなあ」
自分意外の人に秘所を初めて触られた環は、その衝撃と屈辱と快感で声を失っていた。
「神の言葉を授けるお前が、嘘付きだなんてなあ。環は巫女失格だなwはははは」
むしろ、朝倉には何を言っても無駄だと思い始めたのかもしれない。
こんな所で触られてるのに、こんな気持ちになるのは
他ならぬ【朝倉様】に触られているためである。
なのに……
『(…なのに……どうして…ですか…朝倉様…)』
「しかしさぁ、いくら巫女服と言えどノー下着とはねぇ…
ひょっとして、環、お前もとからそっちのケがあったんじゃねぇの??」
『・・・』
「ふふ…ま、俺としてはそっちの方が大歓迎だから安心しろよw」
そう言って、朝倉は環の胸を強く揉みいしだいた。
『・・・・・』
だが、環は朝倉の言葉責めにも体への責めにも必死に耐えていた。
目をぎゅっとつむり、下唇を噛み締めて。
自分をこんなに辱めた人物が誰であるかを認めたくなかった。
「……ほぉう…そうきたか。面白い」
環のその表情を伺い、朝倉は環の怯える顔に手を添えキスした。
『ん…』
だが、環の唇は固く閉ざされたたままだった。
「くくく…」
朝倉は軽く首輪のチェーンを引っ張った。
『!?くっ…はうぅっ…』
環の唇が離れた僅かなスキをつき、朝倉がその隙間に舌を差し込んだ。
『?!んんっ!!…んんー!!!』
必死で拒む環。
だが、首輪の絞め付けによる生命の危機には敵わない。
『んはああっ…くちゅっ…』
口を開く他なかった。そして、環は朝倉の舌を受け入れざるをえなかった。
だが、それでも首の絞め付けは止まらず、生命維持の本能に支配され舌をもがき動かす。
『んく、んちゅっ、はあっ、ちゅ、んああっ、はあっ、!』
しかし、心にも無い本能は、朝倉に舌を求めるかたちとなっていた。
「ふふふ…随分と大胆に舌を求めて来るんだなあw」
朝倉は序々に首輪の絞まりを解いていった。
『んちゅっ、ちゅ、あむ、んっ、んはあっ!……』
さっきとは正反対に、今度は必死に朝倉の舌を求めている。
もう必要はないのに、環はディープキスを止めようとはしなかった。
環にもその理由が分からなかった。というより、何も考える事なんて出来なくなっていた。
「くくく…そろそろだな…」
朝倉はズボンのポケットからナイフを取り出した―――
[前半・おわり]
GJ!!
しっかし、鬼畜な純一って何だかんだ言って今まで無かったような……
純一がコレなら音夢なんか既に調教済なんだろうなぁ、と予想したりw
彩野さん、えむしけさん等の両名が去り、
世代交代なのかと寂しくもなる今日この頃。
856 :
885:2005/07/19(火) 02:39:56 ID:02n3n5V3
両名はいらんな………orz
>>846 お待ちしてま〜す。
>>847 やっほ〜い! 鬼畜ですねw
>>853のの言うとおり、この分だと音夢や美春はすでに純一の毒牙に・・・
もともと美春なんて「犬」ですから。
858 :
クオン:2005/07/19(火) 11:53:11 ID:sDsIFc/t
グッジョブですや。
てかえむしけさんがマジでいなくなったんだ・・
>>855 彼らは引き出しを使い切ってしまった。
充電が完了するまで放置してやるが良かろう。
860 :
クオン:2005/07/19(火) 23:25:11 ID:sDsIFc/t
書きたいけど書けない(自業自得)に付け加え、無駄にネタだけが次々に思いつく悪夢。
水死体氏に期待。する。
>>859 んだとこらてめえ人にゃ偉そうにすんなとか言いくさっててめえは偉そうに人を斬って捨てやがって
文句があるからポプソのネット対戦で仙人部屋に来いノーマル譜面ぶつけたる高レベル曲は勘弁な……
冗談と綾野市民はさておき、俺は諦めが悪い方でね
正直言うとサボってただけですよう、んもう
862 :
クオン:2005/07/19(火) 23:51:14 ID:sDsIFc/t
いましたか・・・・。
サボルとかは別にいいかと思われます。
あくまで自分のペースで書いて良いSSは出来るはずですから。
・・・何で短期間でこんだけレスってる漏れ・・・・
>>861 ククク……元気の良いやつよ。その分だと引退はまだまだ先だな。
安心したぞ。ククククク……。
>>861 いい加減、他人を引き合いに出すのを止めな。
そんな言動ばかりだから、叩かれたのに懲りない人だね。
反省して大人しくしてたと思ったらこれだ。
なんか言ってやった方が彼の為だから、
この際、綾野さんもROMってるなら文句のひとつも言ってやんな。
865 :
男嫌いさん:2005/07/20(水) 00:18:43 ID:pijcaGNJ
ネタが思い浮かばないから休止中
本当はないこともないんだけど、時間があれば投下するかも
セカンドも始まったことだし、新しい書き手の方も増えて来そうな感じもするので、
そちらの方に期待しておきましょう
866 :
863:2005/07/20(水) 00:41:47 ID:doCOzqGO
>>864 名無しを煽るくらい元気があった方が良い。
ところでおたくら、このスレにいつ頃からいましたか?
私はSS投稿し始めた頃からですね。
ロムはしてませぬ。
(ボソッ)世代交代って・・・・・・・・・俺新世代に入ってるのだろうか・・・・・・・・?(何
871 :
男嫌い:2005/07/20(水) 11:51:05 ID:2EwP+FAQ
このスレが始まった頃から、当時名無しさんでSS投下もしてた。コテ名乗りだしたのは最近の話
872 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 20:21:42 ID:7kd4fqXY
>>871 作品の質に自信がない内は名無しでの投稿でした方がいい・・・・。
作品以外で個性出されてもなぁ
コテ使うのはSSだけにして欲しい
875 :
845:2005/07/21(木) 00:13:30 ID:rcL3eqew
>>845で続きの話がわいたといったものです。
少し、書いてみたので投下します。
これは
>>832-835の後日談みたいな感覚で書いています。
鬼畜純一とか言ってましたが、あまり鬼畜に出来そうにありません。
>>847 許可していただいてありがとうございました。
876 :
845:2005/07/21(木) 00:13:59 ID:rcL3eqew
俺は今、自分の家のリビングにいる。
この前の杉並の謀略から起こった工藤叶の暴走により、俺の四股が発覚してから最初の日曜日の朝だ。
あの後行われるはずであった音夢、ことり、眞子、叶の問い詰めという名のリンチは、
叶が暴走状態から復帰することがなかったため延期になった。
「どうせなら家で徹底的にやりませんか?」
「そうね、どうやら長い話になりそうだし」
「了解っす」
「殺させてー、それがだめなら死なせてー」
音夢の一声で俺の弾劾裁判は延期されたようだ。
約1名、理解しているのかどうかわからんが。
その後の話し合いで、深く話し合うために日曜にやろうということ、
叶の無念を晴らすために杉並をどうするかを決めたようだった。
日曜日がくるまでのことは、あまり覚えていない。
一つだけ変わったことといえば、杉並の姿をあれから見てない。
いつものことと済ませようとも思ったが、ヤツの机の上に「人誅」の張り紙が張ってあったのが気になった。
………グッバイ杉並。
……
…
…
877 :
845:2005/07/21(木) 00:15:21 ID:rcL3eqew
そんなこんなで、日曜日がやってきた。
今までは無事だったがこれからどうなるかはわからん。
本気で遺書を書くべきかと考えていると音夢がやってきて、
「さあ、兄さん準備しましょうね〜」
といいながら俺に迫ってきた。
「…何が準備だよ、別に何も用意するモノもないだろ」
「いいえあります。兄さんにはこれを付けて貰いますから」
視線を音夢の手に向ける。
そこにあったのは、「ルパーン、逮捕だー」などとほざきながら逮捕したシーンを見たことがない……
「兄さん説明が長いですよ」
地、いや俺の心に突っ込むな。おまえは、ことりか?
「話を早く進めないとね」
そう言いながら俺の目の前にそれを掲げる。
…ジャラ…ジャラ……
「何だよ、その手錠は…」
「これを付けて貰います」
「なぜ」
「兄さんを逃がさないためです」
さわやかな笑顔でいきりやがった。何で俺がこんな目にあわなきゃならないんだ……なんかムカつくな。
「ほかにもいろんな物を用意してますから、楽しみにしててくださいね」
そういって机の上にドサッと袋を置く。
真っ黒な袋なので中に何が入っているかはわからない。
「ふふっ、楽しみにしてくださいね。みんなでお金を出し合って買ったんです」
どうやら俺を不利にこそすれ、有利にするようなものはなさそうだ。
「こんなもんでどうしようってんだ」
「兄さんにスムーズな尋問が出来るとは思ってませんから。一種の緊急措置です」
ちょっと違うんじゃないかと、問い詰めたいが、
どうやら話は手錠をしてからということなのか音夢は喋るのをやめてこちらに向かってくる。
俺も音夢から離れる様に移動したが、リビングの入り口は音夢の後ろにあるから逃げ切れそうにない。
そうこうしてる間に追い詰められた。
878 :
845:2005/07/21(木) 00:15:55 ID:rcL3eqew
目の前に佇む音夢は、自分の優位を確信しているのか笑みを浮かべてやがる。
……俺を見下してるな………
音夢の視線から感じられる優越感。
自分が相手を支配しているといった視線だ。
そんな音夢の視線を浴びいると、俺の中のある感情が高まっていく。
……どっちが偉いのか、教えてやらなくちゃな………
不意に浮かびそうになった笑みを消して、俺は音夢に主従関係の大切さを教えるための行動を開始した。
「わかった。まいったよ、音夢」
「そうですか、それじゃ早速つけますね」
そういって俺の手をつかむ。だがそうはいかない。
「まてよ、自分でやるよ」
「??? どうしてです?」
「だってさ、なんかお縄につくみたいでさあんまりいい気分じゃないからな」
「そうですか、わかりました。それじゃしっかり見てますからちゃんとはめてくださいね」
そういって無防備に手錠を差し出す。
「ああ、わかってるよッ!」
「キャッ!!」
音夢の手が手錠から離れる前に、勢いをつけて手錠を引っ張り音夢の体制を崩す。
こける前に音夢を抱きかかえ床に激突しないようささえてやった。
「何するんですかっ!!」
俺に対して文句をいったようだが、そんなことは気にしない。
ガチャ!ガチャッ!!
879 :
845:2005/07/21(木) 00:17:00 ID:rcL3eqew
「えっ?」
音夢は、俺の腕の中でほうけている。
「ふっふっふっ、いい格好だね音夢くん」
後ろ手に手錠をかけた音夢を床に下ろす。
「ちょ、ちょっと兄さん何するんですか」
「なにって。ナニだよ」
「そういうことを言ってるんじゃないんです。いきなりなに考えてるんですか」
「別に何も考えてないぞ。しいていえば、おまえが俺に歯向かったのが悪い」
「歯向かってません。私は、兄さんが逃げないように」
「それが歯向かってるって言うんだよ。どうやら教育の仕方を間違えたみたいだな」
そう言いながら音夢が持ってきた袋の中身を見てみる。
……これは…なるほどね………
ニヤッと笑う。
「音夢〜。おまえこんなもん買ったのか?」
「私だけじゃありません。みんなで買ったんです」
「それじゃ、やっぱり今までのはみんな物足りなかったんだな」
「そうじゃありません!!。それは兄さんを懲らしめるために」
「関係ないよ。今日は楽しもうぜ」
「ちょっ、まってこれから眞子たちも来る…」
「ま、あいつらは途中参加で我慢してもらおう」
そして、長い宴が始まった。
880 :
845:2005/07/21(木) 00:20:51 ID:rcL3eqew
エロは次回からです。
>>848-852 GJです。まさしく鬼畜w
ナイフなんてなんに使うのか想像も付きませんよ
881 :
男嫌いさん:2005/07/21(木) 00:49:21 ID:Cr8EktAw
>>873 何と面と向かって質が低いと言うか!?
( _,, -''" ', __.__ ____
ハ ( l ',____,、 (:::} l l l ,} / \
ハ ( .', ト───‐' l::l ̄ ̄l l │
ハ ( .', | l::|二二l | ハ こ .|
( /ィ h , '´ ̄ ̄ ̄`ヽ | ハ や │
⌒⌒⌒ヽ(⌒ヽ/ ', l.l ,' r──―‐tl. | ハ つ │
 ̄ ', fllJ. { r' ー-、ノ ,r‐l | ! め │
ヾ ル'ノ |ll ,-l l ´~~ ‐ l~`ト,. l |
〉vw'レハノ l.lll ヽl l ', ,_ ! ,'ノ ヽ ____/
l_,,, =====、_ !'lll .ハ. l r'"__゙,,`l| )ノ
_,,ノ※※※※※`ー,,, / lヽノ ´'ー'´ハ
-‐'"´ ヽ※※※※※_,, -''"`''ー-、 _,へ,_', ヽ,,二,,/ .l
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ `''ー-、 l ト、へ
そうか、低いのか・・・・ハハハ!
>>845 犯(や)れ! 犯(や)れ!
犯(や)れ! 犯(や)れ!
犯(や)っちまえ―――――――!!!
GJ!
>>845 ぃヤッホー!!
やっちゃって下さい。
音夢を、後から来る3人をタプリと仕込んでハーレムに!
>>881 以前、綾野さんが叩かれまくってたけど………
男嫌いさんも綾野さんと同じく三戦板住人なのか。
885 :
男嫌いさん:2005/07/22(金) 03:23:41 ID:JVGy/9pF
別に住人ってわけでもないけど、ちょくちょく三戦板は見る方
今回実験的に本人の一人称セリフのみにしてみました。
アルキメデス・・・?
なに、ソレ。
えっ、トウモロコシ!?
え〜、ウソだよ。 そんな赤黒くて脈打ってるトウモロコシなんて・・・
そんな変なの、いらないよっ
わぁ!! ち、近づけないでよぅ。
きゃっ! やだぁっ、何するのっ!?・・・・・・・い、痛っ!!
痛い、痛いよっ・・・・裂けちゃうよぅ・・・っ!
やめ・・・てっ・・ゴリゴリ、こすらな・・・ぁぐぅ!
お願・・やめてよっ、アルキメデスぅ〜っ!!
・・ぅぅ・・・痛いよぅ・・・・苦しぃ・・・よぅ・・・・くぅっ
誰か・・・・・たす・・けて・・・・ひぐっ!
あっ!? あっあっあっあっ! やだ・・ヤタぁ・・・・そんなに、激しいの・・・
ぃ・・・いぎっっ・・・・はぁはぁ・・・もう、許して・・・ひんっ
・・・・えっ? 何? ひゃうぅっ!! ・・・・・・何かが、出て・・・・
ぅぅ・・・・・・・お腹、あつい・・よ・・・・
・・・・・・・・・・え・・・?
うわあぁっ!? ま、また・・・・っ・・・・・もう・・・抜いてよぅっ!!
痛いの・・・お願い・・・・ひっ!? そ、そこは・・お尻の・・・
痛い痛い痛い痛ぁいっ!! 爪立てないでぇっ!
お尻っ、痛いの・・・っ!!
あぅっ・・・ぁ・・ぁぁっ・・・・やぁ、また出て・・・・ふわぁうっ!
寝ながらフと考えていたネタですが、
描写不足でなにがなんだか訳わからんちんですね。_| ̄|○川
朝倉純一 一応ギャグものです
かったりぃ・・・・というより、眠い。
少し前にサッカーボール型の目覚ましが暴れ回っていたが、布団の中に引きずり込んで沈黙させた。
夢うつつの中で音夢の声が聞こえていたような気もするが
気のせいだと決めつけて、気持ちの良いまどろみの中に横たわる。
・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・
昨夜は遅くまで音夢とイチャついていた。
腰がだるいし、身体が言うことを聞いてくれない。
底なし・・・・という程ではなかったが、昨日は何度かイかせても
なかなか満足してくれなかった。
共に絶頂を迎え、余韻に浸りながら愚息を引き抜く。
するとすぐさま音夢は口でキレイにしてくれる。
してくれるのはいいんだが、そのまま息子が元気になるまでくわえ続け
物欲しそうに上目遣いでねだってくる。
誘惑に負け、熱くほぐれた肉色の蜜壺にまた突き立てる。
音夢から日常では聞くことのないような嬌声が上がり、
普段はおくびにも出さない甘く媚びた声をもっと聞きたくて、夢中で腰を振りたてた。
限界が訪れ、膣に思いっきりぶちまける。
引き抜く。
音夢がくわえる。
結局、精根尽き果てるまでこれの繰り返し。
どうりで身体が鉛のように重いわけだ。
というわけで、本日は自主休校。
おやすみ〜・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・ゴソゴソ
・・・・・・・モソモソモソ・・・・
・・スルスル・・・スルスルスル・・・
・・・・・・・・・ペチョ
生暖かく、ぬめりを持つ柔らかなものが
つい数時間前までギンギンに張りつめていた部分を刺激した。
それはなおも動き続け、色々な場所を這い回る。
・・・・・・・・気持ちいい。
昨夜の義妹の口淫を思い出す。
・・・・・というか、そのもののような気がする。
重い目蓋をこじ開けて下半身を見るが、顔にかかった掛け布団が邪魔をして何も見えない。
なおも下半身から痺れが駆け登ってきて、身体はだるくて動けないのに
頭の中がまどろみと性的な気持ち良さでいっぱいになる。
局部は熱いのに、下半身全体は少し肌寒かった。
おそらくパジャマのズボンやパンツはすでに剥ぎ取られているのだろう。
ふと、息子を襲う刺激が途絶える。
寝ぼけた頭で布団の向こう側を伺うと、音夢が離れる気配。
ここまで元気にさせておいて、そりゃないぜマイシスターなどと思っていると
再び肉棒を襲う、温かくて気持ちの良い刺激。
だが今度は口奉仕ではなかった。
朝立ち以上に憤り勃ったペニスが余すことなく熱い壁に包まれる。
こ、これは・・・・・
「はぁ、はぁ・・・・・兄さん」
切ない吐息。
熱く濡れた感触が俺の分身をくわえ込む。
中は少しザラついていて、それが絡み付くように快楽を与えてくる。
・・・・これは・・・・音夢の・・・?。
まだ頭の中は半分ほど寝ぼけていたが、なぜだかそれだけはわかるような気がした。
俺の下半身の上で腰を振る音夢を想像する。
耳に付く粘質の水音。
「兄さん・・・・・ああっ・・・・兄さんっ!」
濡れた媚声で自分の名を呼ばれると、それだけで体の奥から熱いものが込み上げてきて
何もかもを憤りにまかせてブチ撒けたい衝動に駆られる。
それを知ってか、音夢の動きが激しさを増す。
「気持ちイイ? 兄さん、気持ちイイのっ?」
興奮した声が布団の向こう側から聞こえる。
トロトロの蜜が、陰茎の根元どころか袋の方にまで滴り、そのまま垂れ落ちて尻まで伝わった。
ものすごい濡れ具合だった。
キツく締め付けてくるのに、これだけ愛液が出ているため滑りも良い。
もう、ダメだ・・・!
「・・・・・ね、音夢っ」
伝えたい気持ちを込めて、義妹の名を呼ぶ。
「きてっ・・・・・・兄さん、出してっ!!」
俺の気持ちが伝わり、それに答えるべく音夢の膣がギュウゥゥッと締まる。
その絞り上げに腰が浮いてしまう。
「音夢っ!!」
愛しい義妹の名を叫び、胎内深くへと朝一番の白濁液を解き放った。
ドクッ!! ドクッドクッ、ビュクッ!! ビュクッ、ビュクン・・・ッ!!
ゴポゴポと膣奥に精液が注がれて行く。
最後の一滴まで出し尽くし、俺は身体をベッドへと沈めた。
荒い息を布団の中で篭らせ余韻に浸る俺に、音夢が優しく声を掛けた。
「・・・兄さん、起きた?」
わかってるくせに、わざと聞いてくる。
そんな義妹が無償に可愛く思えて、愛くるしい笑顔を見たくて、俺は身体をゆっくりと起こす。
窓から差し込む柔らかな朝の光。
開いた窓から入り込む優しい風。
揺れるカーテン。
そして、最愛の義妹の笑顔。
「おはよう、兄さん」
腰掛けていた身体をベッドから下ろして、音夢は柔らかく微笑んだ。
「兄さん・・・・・・・・・その・・・・・今の、どうだった・・・?」
その笑顔の頬に朱が差し、義妹は情事の感想を聞いてくる。
手にしたコンニャクを見せながら。
・・・・・・・・・・・・・・・・コンニャク?
灰色の直方体。
中に浮かぶ黒い粒。
たしかにそれは、見まごうことなくコンニャクだった。
しかも大きい。
そのブロック状のコンニャクの中程には縦に小さな切れ目が入れてあり、
そこからは白くてとろみが付いていて、よく見なれた液体が垂れてきていた。
なんとはなしに嫌な予感がして、恐る恐る聞いてみる。
「なあ音夢、手に持っているソレは・・・?」
音夢は見ての通りだと答え、さらには笑顔のままこうのたまった。
「コンニャクは気持ち良かった?」
何と答えればいいのか。
寝ぼけていたとはいえ、あろうことかコンニャクを音夢の膣内と思い込み
夢中になって射精しまくってしまうとは・・・・・
ちょっとした自己嫌悪に襲われる。
しかもそれ、聞くところによると昨晩のおでんの残り物らしい。
三角に切られずにそのまま放り込まれ、一昼夜おでん汁の中に浸っていた巨大なコンニャク。
食えばさぞやジューシーな味わいだったかもしれない。
いや、にこやかな笑顔で「美味しかった?」と聞かれても困る。
なおも複雑な顔をしていた俺に、こう付け加えた。
「ごめんね。 しばらくは、その・・・・・・できそうにないから・・・」
合わせた指をモジモジと動かしながら、恥ずかしげに逸らされる視線。
・・・・・・・・・・・・・・・・
なるほど、どうやら生理が始まったらしい。
「なんだ、そんなことか・・・・気にしなくてもいいのに」
そういうわけにはいかないでしょっ! と、顔を朱くして言い返してくる。
なんだか照れる音夢が無性に可愛くて、もっと恥ずかしがらせたくなってくる。
「女の子は生理前には凄くエッチになるって聞いたけど
そうか・・・だから昨夜はあんなに激しかったのか・・・」
恥ずかしさの余り、髪に結ばれたリボンまでもがモジモジと動き出す。
真っ赤な顔をさらに紅くする音夢に、なおも言ってやる。
「俺は生理中でもいっこうにかまわないぞ?
どんなふうに澱物が垂れてきてるのか見てみたいし、
血がヌメヌメと絡みついてきて案外と具合良・・モガッ!!」
しかし最後まで言うことはできなかった。
何かが俺の口を塞いだのだ。
・・・・・・・コン・・・ニャク・・・・?
煉瓦ほどもある大きさのコンニャクが、口の中に勢い良く押し込まれた。
「もうっ、兄さんのバカ!」
グリグリとねじ込まれる。
だし汁の染み込んだコンニャクは美味かったが、中から別の何かが染み出してきた。
これは・・・おでんの汁じゃない!?
それはドロリとしていて苦くて、ちょっぴり粉っぽくて。
なま暖かい粘液が舌の上にドロリと垂れ落ち、口内に溜ってくる。
舌の下側の粘膜部に入り込み、舌を動かす度にねちょねちょと絡みついてくるこの感触は・・・・!
「もう、信じられないっ! フケツっ! バカっ!」
なおもグイグイと口の中に押し込んでくる。
ゴプリ・・・
するとコンニャク内部に溜まっていた大量の濁液が、さらに口の中へと流れ込んできて
口内に溢れかえったそれは喉の奥へと・・・
ゴク・・・
粘り着く最悪の喉ごし。
こ、これは・・・・・・俺の・・・?
俺は自分のを・・・!!!
そのことを理解した瞬間、頭から血の気がサーっと引いてゆき、意識が霞んで行く。
「・・・・・・・・? ちょっと兄さん? 二度寝しないで下さい!」
カクカクと揺さぶられ、これは二度寝ではなく気絶なのだと心の中でツッコミを入れながら
俺の意識は暗闇の中へと沈んでいった。
END
・・・・・・・・・・・・ダメですね。
やっぱりギャグものは向いてないみたいです。
ちなみに音夢がコンニャクで扱くときにはローションをつかってました。
そういえば、DCの2が出るんですか?
シルエットでキャラグッズが3人出てましたが。
朝からお疲れ
「であるから、古来から陰陽道では四神という存在を祭り上げ―――」
昼休みの後の5限目の授業。
教壇の上では現代社会専攻の和久井先生が熱弁を振るっていた。
なぜ現代社会で陰陽道なのかは分からないけど、和久井先生はよく授業を脱線してこの話をしてくる。
「なぁ・・・眞子。」
不意に隣の席から声をかけられ、あたしはその隣人の方へ顔を向けた。
「なによ?」
「和久井講師は何かの妖怪の類にとり憑かれてるのか?」
「知らないわよ。阿部清明にでも感化されたんじゃないの?」
「俺は彼の授業の受けていると、ものすごく眠くなってくるんだが・・・」
「前に言ったでしょ?和久井先生の授業は忍耐が大切なのよ。」
とは言え、お昼ご飯を食べたばかりでこんな話をされると流石のあたしも眠くなってくる。
「そうか。まぁ、ともかく俺がお前に言いたかったのは・・・」
「?」
「アディオス、眞子。」
そう言って隣人――― もとい朝倉は、教科書を枕代わりにして睡眠体勢に入っていった。
「ハァ・・・あんた何しに学校にきてるのよ。」
「陰陽道を学ぶためではないな。」と、最後に小さく反論した後、朝倉は幸せそうな表情をこちらに向けて眠りについた。
キーン、コーン、カーン、コーン―――
ようやく終業のチャイムが鳴り、拷問のような時間から解放される。
「おや?もう鳴ってしまいましたか。それでは今日はここまで。」
『起立〜。』
日直が号令をかけたとき、和久井先生は思い出したかのようにあたしの方を見てこう言ってきた。
「あ、そうだ。水越さん、放課後少しお話したい事があるので社会科準備室に寄ってくれますか?」
「え・・・?あ、はい。分かりました。」
「では、号令を。」
『礼〜。』
話したい事ってなんだろう?
あたしは朝倉みたいに授業中寝てないし、杉並みたいにヌーとかいう怪しい本を読んだりもしてないし・・・
「眞子よ。お前何かやらかしたのか?」
そんな事を考えていると、杉並が面白い物を見つけた!みたいな笑みをして近づいてきた。
「年中何かをやらかしてるアンタと一緒にされたくないわね。」
「普段そういう事をしないお前だからこそ、な。」
「だから別に何もしてないわよ。何かの手伝いとかじゃないの?」
「なんだ、つまらんな。」
あたしに特に後ろめたい事が無いと知ると杉並は興味を失ったのか、きびすを返してその場を立ち去っていった。
そして放課後―――
「失礼します。」
軽くノックをして社会科準備室と書かれた部屋のドアを開ける。
中では和久井先生が何かの資料を整理しているところだった。
「ああ、いらっしゃい水越さん。少しそこで待っていて貰ってもいいかな?」
「はい。」
そう言って和久井先生はデスクから立ち上がると、準備室の更に奥にある扉へと手をかけた。
「あんな部屋あったんだ・・・?」
そもそも社会科準備室という部屋すら初めて入ったので、知らないのも無理はない。
しばらく部屋の中を物珍しげに見渡していると、奥の部屋から声が聞こえてきた。
「水越さん、準備が出来たのでこちらの部屋に来てくれますか?」
「あ、はい。」
あたしは和久井先生の入っていった鉄製の扉に手をかける。
まさかその先に――― 肉欲に餓えた獣がいるとは知らずに―――
鉄製の扉を開けた先には異様な空間が広がっていた。
窓の無い薄暗い室内、部屋を包み込んでいる紫色の煙、何かの薬品の匂い、そして床に描かれたヘキサグラムの紋章。
「な、なにこれ・・・」
ガチャンッ!!
入ってきた扉の方から鈍い金属音が聞こえてきた。
見ると和久井先生が鉄の扉に鍵をかけていた。
「よく来てくれましたね、水越さん。」
「あ、あの和久井先生。その・・・話というのは?」
この部屋の事はとりあえず置いておき、あたしは早速本題の方に話を切り込んだ。
なるべく早く用件を済ませて、この薄気味悪い部屋から出ようと思った。
「あ、そうでしたね。でもお話する前に、手を後ろに組んで背中をこちらに向けてくれませんか?」
「えっ・・・?」
「いいから、さぁ。」
「は、はい・・・」
優しい口調で話す和久井先生に、訝しげに感じながらも言われたとおりにする。
でもこの時、もっと疑ってかかるべきだったのかもしれない。
カチャリッ―――
「え・・・?」
手首に冷やりとした感覚。
それが手錠だと気付いたときには、和久井先生の手はあたしの胸元に迫っていた。
「えっ?!ちょっ・・・和久井先生!?」
「ふふ、綺麗ですよ。水越さん。」
「え・・・?えっ?」
状況がよく把握できなかった。
なぜ和久井先生が後ろから抱き付いてきて、なぜ手錠をされたのか―――?
先生の手がYシャツの襟の部分にかけられ、上から順にボタンを外していく。
あたしはしばらくその作業を呆然と見つめていた。
「っ!!?」
3つ目のボタンを外されたところで、眞子はようやく事態を飲み込むことが出来た。
「ちょっ!先生っ!?やめてください!!」
「おや?急に活きが良くなりましたね。てっきりその気があるのかと思いましたよ。」
ふふ、っと微笑しながら手をYシャツの中へ侵入させてくる。
「なっ!?」
条件反射で進入してきた手を払い除けようとする。
が、腰の後ろでガシンッ!という鎖の音が鳴るだけで、それは叶わなかった。
「ちょっとあんた!?教師が生徒にこんなことして、どうなるか分かってるの!?」
「ええ、バレたら大変な事になりますねぇ。そう・・・バレれば、ね?」
「・・・・・!!!」
そう言った和久井の視線の先には、複数のビデオカメラが置かれている棚があった。
「さて、それじゃ続きをしましょうか?」
「え?いやっ・・・やだっ!ちょっと、やめてよ!!」
和久井はYシャツの途中で止めていた手を再び動かしだし、ブラの中に侵入しようしてきた。
「やだっ!!助けて・・・誰かっ!?・・・お姉ちゃん!!」
それを必死で阻止しようと体をよじる。
「はは、無駄ですよ。この部屋は防音加工してありますからね。」
「くっ・・・最低よ、あんた!!変態!痴漢!人間のクズっ!!!」
「自覚はありますよ?でも、貴方はこれからそんなクズに犯されるんですけど・・・ねっ!!!」
「―――ッ!!?いやっ!やだ!痛いっ!!痛いってばぁ!!!」
これまでのゆったりとしたペースとは打って変わって、和久井は手をブラの中に一気に突っ込むと
その中に隠されていた乳房を乱暴に揉みしだいた。
「アハハハハッ!!いいですよ、水越さん!!」
「ひぅ!!や、やだ・・・お願いっ!やめてよぉ!!」
「やめる?フフフフッ、冗談じゃない!!」
ブチッ、ブチブチブチッ――― !!
和久井は手を一旦胸から剥がし、Yシャツに両手をかけると力強く左右に引っ張った。
ちぎれる様な音と共にボタンが宙を舞い、そこから透き通るような白い肌が露にされる。
「あ、あぁ・・・・いや・・・お願い・・・お願いだから・・・」
「おやおや?震えてるんですか?」
怖かった。手錠で手を封じられて、誰も助けに来てくれない状況にいて―――
足は・・・足だけは自由なはずなのに、恐怖で体が言うことを聞いてくれない。
「まぁ、やりやすくていいですけどね。」
和久井は再び胸に狙いを定めると、今度はその先端部分に舌先を這わせた。
「ふぁっ!?」
初めて感じる感覚に思わず声をあげてしまう。
先程まで受けていた強引な愛撫とは違う感覚。そう、これは―――
「気持ちよさそうですねぇ?水越さん。」
「っ!!ち、違う!気持ちよくなんか・・・!!!」
ピチュ・・・クチュ・・クチュリッ・・
「んあぁぁぁ!!」
「ふふ、気持ちよくなんか・・・?その先に続く言葉はなんでしょうね?」
「うぅ・・・ハァ・・・ハァ・・・」
嫌なのに・・・嫌なはずなのに―――
和久井の舌が乳首の先端に触れるたびに、あからさまに体は反応を示していた。
「んんぅ・・・や、だ・・・」
「そう言う割には、随分とここを硬くさせていますね?」
と、今まで舌で舐め回していた部分を、今度は指先で弾きはじめた。
「あんぅ!」
「ほらほら、コリコリしてますよ。」
「ん・・・ぁ・・・いやっ!つ、摘まないで・・」
「ふぅ。あれも嫌だ、これも嫌だ。困った生徒だ。」
「えっ・・・?」
不意に乳首から手が離される。
和久井は軽くため息をついた後、眞子の正面に回りこんで、そのまま覆い被さるようにして床に押し倒した。
「痛っ!?な・・・なに?」
「聞き分けの無い生徒にはお仕置きが必要ですよねぇ?」
「お、お仕置きって・・・まさか!?」
ニヤッ―――
和久井は無言で顔に笑みを作り出すと、眞子のスカートに目掛けて勢いよく手を伸ばした。
「いやあぁぁぁ!!?やだっ!!絶対やだぁ!!!」
「ぐっ!!大人しくしろ!!」
眞子は今思い出したかのように、和久井に対して強烈な抵抗を見せた。
馬乗り状態になってるとは言え、人間一人を押さえ込むのはやはり容易ではない。
「くそっ、このガキ!!いい加減に・・・・・しろっ!!!」
「うぐぅ!!?」
和久井は渾身の力を込めて、眞子の鳩尾に拳を入れた。
「かはっ!!・・・うっ、く・・・」
「最初から暴れなければ痛い目見ずに済んだものを・・・」
そう言って、手近にあった長ホウキを眞子の足と背中に通し、強制的にM字開脚を作るような状態を作り上げる。
「ふ、ふふ・・・ふははははは!!いい格好ですね、水越さん!!」
「う・・・げほっ、げほっ!!」
「おや、まだ鳩尾痛みますか?でも貴方が悪いんですよ、あんなに暴れ出すから。」
「ぐ・・・ぁ・・・おね、がい・・・そこだけは・・・やめて・・・」
「ふふ、焦らなくてもすぐに挿れてあげますよ。とりあえず邪魔なものは取っちゃいましょうね?」
和久井はスカートを無視して下着に手をかけると、それをゆっくりとずり下げていった。
「やだぁ・・・やだぁ!!」
必死に抵抗しようと試みるが、もはや眞子は手も足も出ないダルマ状態だった。
やがて―――
「おぉ・・・これが水越さんの・・・!!!」
眞子の女の部分が露になった。そこはわずかに湿気を帯びており、独特の香りを醸し出していた。
和久井はそれをまじまじと見つめると、満足そうな表情をして筋の部分を指でなぞった。
「ぁあっ・・・!!」
「ふむ、本当はもう少し濡らした方がいいんでしょうけど。まぁいいでしょう。」
そしてズボンの中から黒々と脈打つモノを取り出す。
「っ!!!・・いや・・・!!お願い・・来ないでっ!!」
な、なにこれ・・・? こんな大きなもの、あたしの中に入る分け無い・・・!!
眞子は初めて見る男のモノに恐怖感を覚えた。
和久井のソレは取り分け大きいという訳ではなかったが
それでも処女の少女にとっては十分に恐怖の対象となるものだった。
「あっ・・・あっ・・・」
和久井の手が眞子の腰に当てられる。
眞子は最後の抵抗に腰をわずかに左右に振るが、それは男を誘っているような光景を思わせた。
チュクリッ―――
「んぅ・・・!!」
和久井は片手で逸物を秘書の部分へ誘導し、筋に沿って何度か往復させ愛液を塗りつけた。
「いや・・・いやぁっ!!?」
「ふふふっ。」
そして脅える眞子に対して邪な微笑みを向けた後、
渾身の力を振り絞って、一気に眞子の膣を猛り勃ったモノで貫いた。
「――――っ!!!ひぎぃぃいぃぃぃぅぅぅっ!!!!」
「いだっ!!ぐっ・・・あぅ・・ぬ、抜いっ・・・!!!」
「ふはははははっ!!これで貴方は私の物ですよ!水越眞子ぉ!!」
眞子の悲鳴に近い懇願もお構い無しに、和久井は容赦なく腰を打ち付ける。
「ぎはぁ!・・・うくっ!・・・痛いッ!!ほんとに痛いからぁっ!?!」
「あははははっ!そうだ!!その顔だ!!もっと苦痛に歪め、水越!!」
和久井そう言って、一度腰をギリギリまで引き抜いた後、一気に眞子の中へを押し込めた。
「いっ?!、ぐぅぅぅぅぅ―――ッ!?!?」
「はははっ!!!いい声だっ!!そらっ、もう一度行くぞっ!!!」
「・・かっ・・・っは・・・や、やめ・・・――――っ!!!!!!!!!」
2回目は声にならない声をあげた。もはや激痛で呼吸をすることすら困難だった。
内股からは少量の血と愛液の混じった液体が、卑猥な音を立てながらリズムよく溢れ出している。
「あ・・・ぐっ・・・・あ・・・・」
絶え間なく送り込まれてくる激痛と、処女喪失の精神的な衝撃とで眞子の頭は真っ白になっていた。
だらしなく涎を垂らし、目尻に涙を浮かべながら、ただ和久井の行為を受け入れていく。
「くっ・・・すごい締め付けだな。もう出そうだ・・・」
「んくっ・・あ・・・い、いや・・・おね、がい・・・中・・・だけは・・・」
「ふふふ?どうしましょうかねぇ?」
和久井の顔が厭らしく笑みを作り出す。
「お願い・・・な・・・なんでも・・するから・・・」
「何でも、ですか?ふふふ、そうですねぇ。では、キスをしてもらいましょうか?」
「キ、キス・・・?」
「そうです。『貴方』が『私』にね。そうしたら中だけはやめてあげますよ。」
和久井は尚もピストン運動を続けながら眞子に交渉をもち掛ける。
「ほらほら、さっさとしないと、私も限界が近づいているんですがね?」
そう言ってわざとピストンの速度を早めた。
「ひぃぁ!!・・んぅ!・・・や、やるから!!やるから中だけはやめてっ!!」
いやだ・・・こんな奴に・・・!!
屈辱だった。自分からこの男にキスをするということが、今まで受けた強姦とは違った意味で屈辱だった。
しかし、絶え間なく動く腰の動きに迫られるようにして、眞子は目を瞑って和久井の唇に自らの唇を重ねた。
「っ!!!」
突如、唇が何かにこじ開けられる。
それは和久井の舌だった。
突然の行動に思わず歯を食い縛って目を開けてしまうが、
その時飛び込んできた和久井の目が「抵抗するとどうなるか分かってるのか?」と無言で訴えかけていた。
眞子は若干躊躇した後、観念したように顎に込めた力を緩めていった。
「ん・・ふぁむ・・れる・・・・ピチュ・・」
和久井の舌が眞子の口内を蹂躙する。
舌を絡め、歯肉の部分を舐めずり、まるで愛し合っているかのように、深い、深いキスを交わせていた。
「ん・・・?んん〜〜〜〜〜!!?」
和久井は舌を一度自分の口内へ引き戻していく。
そして一瞬の間を置いた後、舌と共に大量の唾液を眞子の口内に送り込ませた。
和久井の奇怪な行動に再び彼の方に視線を向けると、「飲め!」と目が言っていた。
や、やだ・・・臭い・・・こんなの飲め・・・・ない・・・!!
「―――っふぅ、何をしているんですか?飲まないと中にぶちまけますよ?」
「ん!?んぐ・・・んーん!!?」
眞子は和久井の言葉に必死になって首を横に振った。
「ふふ、そうですか。そんなに美味しいですか、私の唾液は。」
和久井ほくそ笑みながら眞子を見て、またもわざとピストンの速度を早めた。
「んっ!?んーんっ!!んーんーっ!!!」
眞子は更に大きく首を振った。そして・・・
ゴクッ――
「んはぁっ・・・・うっく・・・んぁむぐ!!?」
唾液を飲み干した眞子に、和久井は息を着かせる間もなく再び舌を絡ませる。
そして、再び先程と同じ位の量の唾液を眞子の口内へ送り込んだ。
ま、また・・・ またなの・・?
そうは思ったが、成す術も無く送り込まれてくる生暖かい液体を迎え入れる。
「ふふふ、余程私の味が気に入られたようなので、サービスですよ?」
「ん、んむ・・・」
眞子は何か言いたげだったが、和久井がわずかにピストンを速めると慌てたように唾液を飲み干した。
「本当に美味しそうに飲みますね?ふふふ。」
「う・・・うぐ・・・・や、約束は守ったんだから、抜いてよっ!!もういいでしょ!?」
「そうですね。約束は守りませんとね。」
そう言って和久井は腰をゆっくりと引き抜いていった――― が、
「んぅぅぅ!!!!??」
再びソレを強烈な勢いで眞子の膣へ押し戻した。
ブヂュッ!っと聞こえるほど大きな水音が眞子の嬌声と共に部屋に響き渡る。
「ぐ・・・なっ・・・は、話が違っ・・・!!」
「あははははっ!!そんな約束、本気で信じてたんですかっ!!?」
「あぅっ・・・!!くぅ・・ぁ・・・・やだ!抜いてっ・・・!!抜いてってばぁ!!」
和久井はこれ以上ない速度で腰を振っていた。
そこに居るのはもはや人ではなく、一匹の獰猛な獣だった。
「んっ・・・!やだっ・・・な、なに!?中で・・・中で大きくなってる!?!」
「くぅぅぅぅああぁぁ!!出るっ!出るぞ!!水越ぃ!!」
「や、だ・・・やだっ!!お願いだからぁ!!」
「くあっ!!!」
「いやあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
和久井が腰を仰け反らせた瞬間、眞子の中で和久井のモノが大きく膨れ上がった。
直後、膣の中に注ぎ込まれる大量の熱い液体。
それは栓の抜けた水道管のように、とめどなく膣の奥底に放出されていった。
「う、嘘・・・・嘘よ・・・・出てる・・・・中で出てるぅ!?!」
「はぁっ・・はぁっ・・・ふふ、まだ止まりませんよ。」
膣の中に放出した精液が、結合部からゴポッという音を出して逆流している。
和久井は己の欲望を最後の一滴まで絞り出した後、ようやく眞子の中から逸物を抜き取った。
「あ、あはは・・・嘘よ・・・こんなの・・・絶対・・・嘘・・・・」
「ふふふ、やはり貴方は美しいですよ。水越さん・・・」
和久井は満足げに眞子の表情を見下ろした後、棚にあったビデオカメラを手に取り、
秘所から内股を伝って垂れ流れる白濁液を撮り収めた―――。
……………
………
…
その後の事はよく覚えていない。
気がついたら、あたしはお父さんの病院の屋上にいて―――
下を見ると、何か色んな人達があたしに向かって何かを言っている。
あれ? そういえば何であたしはこんな所にいるんだっけ?
まぁいいや・・・そんなこと・・
ん・・・?
あの下で叫んでるのって、朝倉かな?
・・・? 何言ってるのか聞こえないよ・・・?
ちょっと待ってね・・・ 今、そっちに行くから――――
END
レイプキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
GJ
グッジョブ!!
和久井ーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!
G J ! ! ! !
903 :
小休止:2005/07/23(土) 21:53:21 ID:zk5Uk47W
神、次々降臨!
>>848-852 鬼畜純一、がんばれ!
巫女、鎖、レイプの境地をDCで拝めるとは思わなかったっす!
>>876-879 後日談Thanks!
しかし許せん!こんないいもの書かれたらこっちが書けなくなるな(^^;;;
エロ編楽しみにしています。
>>887-892 音夢がエロい!音夢の和姦って久々のような気が・・・(^^;;;
ス○○マ付きこんにゃくが何気にグロい。
>>894-899 眞子レイプ&崩壊、GJ!
この方向から来るとは予想外でした!
<序章>
「花見とは花を愛でるだけでなく、花を見て喜ぶ人々のエネルギーを
桜が取り込む効果があると言われている」
「ほう、それは初耳だな・・・杉並」
「ならば、その説について詳しく説明しよう!」
「いや、それはいい・・・俺が聞きたいのはなぜ、俺が学校に拉致監禁されて
いるのかということだ・・・・・・」
「それについては、私が説明しましょう、朝倉くん」
「理事長!」
「理事長・・・理事長がなぜ、こんなことを・・・」
「さきほど杉並くんが言ったこと、この初音島の枯れない桜については
そのとおりです」
「・・・よく分からないのですが」
「まぁ、そういうことにしておいてください。この枯れない桜は毎年、花見の
季節にエネルギーを補充しているのですが、今年は予想外のことが
発生しました。そう芳乃さくらさんの帰還です」
「さくらの来日に何の問題が?」
「大魔法使い”芳乃”の帰還は桜のエネルギーの備蓄量に不確定な要因と
なります。なので更なるエネルギーの補充が必要となります」
「・・・で、それが俺の拉致監禁と何の因果が?」
「今の桜の木に必要なのは人々のエネルギー、すなわち”MATSURI”です」
「だが、学園祭も体育祭も二学期。さしあたって夏休みの前に補充をして
おく必要があるが、いまはその手の行事がない・・・」
「だから・・・それが俺の拉致監禁と何の関係があるのかと・・・・・・」
「そのエネルギーの補充に朝倉くんも協力してほしいのです」
「協力って、何を?」
「”MATSURI”の景品、すなわち”朝倉純一と夏休みを過ごす権利争奪”
武闘大会の景品として。協力してくれるな、わが友よ!」
「断る!!」
「なお、断った場合には朝倉くんには期末テストの補習として夏休み中、学校に
出てきてもらうことになります」
「・・・喜んで協力させていただきます」
「ところでだ・・・なんで俺の夏休み争奪が”MATSURI”になるんだ?」
「争奪戦に参加すると思われるメンバーが朝倉妹、芳乃さくらを始めとして
豪華なんだな、これが!白河ことり、水越姉妹、胡ノ宮環などなど。
これだけ華のあるメンバーが戦う姿はまさに美の極致!」
「朝倉くんには夏休みの予定を立てないように取り合えず隔離しておこうと」
「それはそうと・・・そのメンバーは納得するんか?」
同日同時刻 朝倉家
「そ、そんなの・・・勝手です!」
「ですが、よくお考えください」
「何を!」
「貴女と朝倉さんは建前として兄妹ですが、実際にはそうではないことは周知の
事実。ならば、この権利を獲得して自他共に認めるものと・・・」
「す、少し考えさせて・・・」
同日同時刻 水越家
「そんな話をわたしのところに持ってくるの!?」
「そうですか・・・それは失礼いたしました。それでは・・・」
「いや、ちょっと待って!わたしが朝倉を助けてあげるから。
誤解しないでね!わたしは友人として・・・」
「素直じゃないですね、眞子ちゃんは・・・」
同日同時刻 胡ノ宮家
「貴女が一部の人から”出遅れ環”と呼ばれているのをご存知ですか」
「・・・!!!」
「ならば、この機会に一気に・・・」
「みなまでいうことはありません!是非とも参加させてください」
同日同時刻 芳乃家
「というわけなんですが・・・」
「ボク、そういうの嫌いじゃないよ・・・」
同日深夜 工藤家
「確認を取りましたところ、いずれの方も参加を熱望されております」
「ありがとう。では杉並くん、予定通りに進めてください」
「はい!明日、一般公募も行って幾人か集めるようにいたします。
これで”MATSURI”が行えるでしょう」
「想定外のことが起きればすぐに連絡をちょうだい」
「はい、理事長!それでは、これで失礼いたします」
「期待しているわよ、杉並くん!」
杉並は計画書とポスターを持って理事長室から出た。これから彼には
学校中の掲示板に告知のポスターを貼るという作業が残されていた。
「聞いたとおりよ、叶さん」
理事長室内に存在する気配が震えた。
「とっくにわかっていたわよ。咎めるつもりはありません・・・
ただ・・・我が工藤家の家訓を一つ、伝えておきます。
”愛は惜しみなく奪え!”と」
その気配は嬉しそうな素振りを見せ、部屋から出て行った。
906 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 23:25:37 ID:25YGlfPX
894-899 ことりタンもやっちゃってくれませんか?
>>906 ことりなら例の力で犯人分かってそうだしな
問い詰めたら返り討ちレイープ……いいねぇ
つか、ぶっちゃけた話、レイパーが和久井ならレイープされる役は風見学園の生徒なら誰でもいい希ガス
それこそ眞子以外にも音夢とかさくらとかことりとか萌先輩とか美春とか環とかななことか
>>904 GJと言うにはまだ早い気もするが……GJ!!
さあ、誰が純一ゲトするかw
909 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 01:15:45 ID:LRWEpOLE
》907さん、返り討ちレイプいいですね〜、894さんどうかお願いします !!
>>904-905 おお!純粋におもしろそうです。
ここのところレイプばっかだったから、こういう軽いノリの作品が欲しかっんでうれしいです。
頑張って下さい!
出遅れ環ワロスw
>>894 眞子レイプ、きたーーーっ!!
激しくGJでした。
屋上から愛しい人の元へダイビング。
可哀相な眞子〜♪
>>904 続き期待してますw
出遅れ環―――笑いました。
翌日朝 学校掲示板前
掲示板の前に黒山の人だかりができていた。理由は前日の晩に杉並が
貼ったポスターである。
「朝倉純一争奪武闘大会・・・優勝者には朝倉純一と夏休みを過ごす権利が
与えられます・・・?なんだこりゃ!?」
「今週の金曜日に何か大会をやるみたいだぜ。賞品は朝倉らしいが・・・」
「妹ならともかく、誰が出るんだよ!」
「出るらしいぜ・・・何でも、白河ことりが朝一で参加申請したらしい」
「マ、マジかよ!あの学園のアイドルが!?」
「ああ!他にも水越とか芳乃とかも。あっ、朝倉の妹も当然参戦だ」
「おいおい、何であんなヤツのために・・・」
「でも、あいつ学園の”彼氏にしたい男子ベスト10にランク入り”してるぞ」
「あれ、本当にしてたのか?」
「してたしてた。ミスのあれとは違って公にされてなかったけど女子の間でな。
確か、真ん中くらいだった」
「それでか・・・」
「何がだ?」
「申込場所に女子がいっぱいいたこと」
「し、信じられん・・・」
「でもな、あのベスト10、いや20位までの男連中のほとんどが彼女持ちだし、
というか、あの中で彼女いないのって工藤と朝倉くらいだぞ」
「・・・ふうん」
「でも、これはチャンスかもしれんぞ!」
「なんで?」
「いや、これでな、白河か朝倉のどちらか、あるいは両方がフリーになるんだぜ。
俺らにもチャンスの目が出てくるってもんよ!」
「しかし、あの二人以外を朝倉が選ぶかな?」
「ココ見ろよ」
「どれどれ・・・『なお、朝倉純一に拒否権はありません』?」
「つまり、白河か朝倉以外が勝てば・・・」
「なるほど!」
「お〜い、それの観戦チケットの前売りが始まってるぞ〜」
「な、何!?」
「急げよ〜みんな並び始めてるぞ!」
「こ、こうしちゃおれん!!」
なんかマブラヴみたいなノリですな…
同日同時刻 申込場所前
「はい、参加の登録をいたしました。注意事項をよく読んでおいてください。
当日はクリーンファイトでいきましょう!ご健闘を!!」
「登録終わった?」
「うん、終わった」
「朝倉くんって何かかっこいいよね」
「うんうん」
「ところで・・・この勝負ってどういう意味なの」
「お答えしよう!」
「す、杉並くん!」
「実行委員長として疑問に答えるのは義務の一つである。
この勝負は一種の念の戦いともいえる。すなわち朝倉純一への想いを力と
して、それを武器に戦うのである。どのような形を取るかは想いの力と各自の
ポテンシャルによって異なる」
「う〜ん、なんか魔法みたいなもの?」
「どっちかというと”幽波紋”かな?」
「まあ、そんなものかな。その使用説明書を読んで印を結べば早速現れてくる。
その効果は今週一杯まで。大会までに練習しておけば、大きな力になろう!」
「ミスコンテストじゃないから、朝倉さんや白河さんにも勝てるかもしれないわね」
「そ、そうよね・・・早速教室に行って読みましょう」
「うむ、それがよかろう」
二人の少女は説明書を抱えて教室に帰っていった。列の中では大会について
かすまびしい。
「朝倉くんって・・・ラブレター出したんだけど返してくれなかったんだよね」
「ああ、それ無理」
「なんで」
「朝倉さんがね、兄さんの下駄箱覗いて手紙を取って破ってるそうよ」
「えー、うそー!?」
「ほんと」
「そうよ、私みたんだから。コンマ2秒の早業よ」
「だからなの・・・」
「”鉄壁ネム”とか”朝倉純一のイゼルローン要塞”とかね」
「でも、ラブレターくらいならまだね」
「?」
「ほら、転校生で許婚者の・・・」
「あぁ、”出遅れ環”」
「あの子なんか、朝倉くんに近づくことすらできなくて・・・」
「噂をすれば・・・」
参加申請を終えた環に新聞部員が近づいた。
「胡ノ宮さん、新聞部です。何か一言お願いします」
「ただ一つ、誰が朝倉純一の妻に相応しいか、それを見せます」
「おおっー、強気の発言だぁ!!」
「猛ってる、猛っているぞ、胡ノ宮環!!」
環の強気な発言と漂うオーラに新聞部員は気おされた。
「あっ、ありがとうございました」
新聞部員は次に参加申請を終えた生徒の元にインタビューに向かった。
「本命:朝倉音夢、対抗:白河ことり、ダークホース:胡ノ宮環との下馬評ですが
自信の方はおありでしょうか」
美少女だけど印象に残らない、その実ピンクのクマの着ぐるみを着た生徒は
悠然と応えた。
「あいっ!朝倉純一さんに誰が一番相応しいか、それを見せたいと思います」
自分の言葉を援用された環が和泉子を睨む、一方の和泉子も負けていない。
双方の間の空気が歪みはじめ、挟まれた新聞部員がたまらずに逃げだした。
「自信がお有りのようですね。でもポッと出の方が勝てるかしら」
「あいっ!周回遅れは自覚してます。だけどこれで一気においつきますから」
にこやかに微笑む環、だが周囲の空気はあきらかに冷えていった。
「いい・・・言いますわね・・・え〜と・・・紫さんかしら?」
「あいっ!負けませんから、朝倉さんにも、白河さんにも、芳乃さんにも。
今までの年月が決定的な差でないことを教えてあげます、胡ノ宮さんには」
ビキッ!環にそんな擬音が相応しいうような血管が浮き出していた。環は
制服の襟を掴んで引っ張る。そこには巫女服を纏った環の姿が。
「少々悪い気が漂っています、祓ってあげましょう」
「できます?胡ノ宮さん」
和泉子は両手を拡げた。指の間からは爪がウルヴァリアン並に延びた。
対峙しあう環と和泉子を周囲は止めることができなかった。
ジリジリと円に動き始める二人、かすかに、ほんの少しずつではあるが
その距離は縮まりつつあった。
杉並はその様を楽しげに見ていたが、実行委員から止めるようにつつかれた。
このまま推移していくのを見る方が面白そうだったが、実行委員長という立場
ゆえに止める必要があった。しぶしぶと二人の間に割って入ろうとした、が。
カッカッカッ!!
どこからともなく飛んできた数本のナイフのようなものが二人の間に突き刺さった。
「二人ともルールの規約を読んでないのですか?競技場以外での私闘は失格と。
失格したいというなら私は止めませんが」
メガネをかけた少女は自信ありげに止めた。気勢を削がれた二人は周囲に謝辞を
述べ、和泉子は教室に、環は着替えるために女子更衣室に向かった。
「礼を言おう、彩珠くん。だが・・・」
「なぜ、止めたか?ですか。こんなところで騒ぎを起こして大会が中止になっては
たまりませんから。それに・・・」
「それに?」
「私が勝ちますから。それと私のカードはまだ見せていません。Gペン投げが
私の能力ではありませんから・・・では」
一礼して、なな子は立ち去った。
「今年の夏は一緒にビックサイトで」
とつぶやきながら。
普段はおとなしい彩珠なな子の自信にあふれた姿を見た杉並はつぶやいた。
「面白くなりそうだな」
3月14日―――
純一は目覚し時計の鳴る音と共に覚醒した。
サッカーボール型の時計には AM 7:30 と表示されている。
(朝飯食う時間を割けば、後15分はイケる…)
わずかに機能する思考回路で、純一は堕落の道を選択した。
ガムテープで固定されたサッカーボールにチョップをかまし、
布団を耳の辺りまでかぶって、再び夢の世界へトリップしようとしていた。
ガチャッ…
しかし彼は知っている。
自分が15分も惰眠をむさぼる事が不可能なことを。
その理由となるものは、今まさに彼に向かって近づいてくる足音の主――― そう…
「緊急回避っ!!」
ドサッ!
「あれ?起きてたんですか、兄さん?」
愛しのマイシスターだった。
「・・・おかげ様で。」
ベッドの上に置かれた『広辞苑』という文字を見ながら頭を掻く。
たまに思うが、いつか俺は義妹に殺されるんじゃないだろうか?
「音夢、今度その広辞苑でドメスティックバイオレンスという言葉を調べてみろ。」
「え?何でですか?」
「・・・・・・・」
俺の生命に関わるからだ。と言おうとしたが、
朝からかったるい事になりそうなのでやめておいた。
「そ、それより兄さん?」
「ん?」
なにやら音夢がもじもじと体をくねらせている。
微妙に上目遣いでこちらを見て、何かを言いたそうに口をモゴモゴしていた。
「なんだ?何かやったのか?怒らないから言ってみろ。」
「そ、そうじゃないんだけど〜・・・」
「?」
「あ・・・あのね・・・朝の日課・・・」
「ああ、そんなことか。」
妙に言い辛そうにしてるから後ろめたい事があるのかと思ったが、別段大した事はない。
しかし、音夢が自分から朝の日課を口に出すなんて珍しいな?
普段は恥ずかしがって嫌々おでこを差し出すのに。
「分かった、それじゃ顔出せよ。」
「うん・・・」
いつものように音夢の後頭部に手をかける。
もう片方の手で前髪を掻き揚げてやると、音夢はジッと俺の顔を見つめだした。
な、なんだろう…?何か音夢さんの瞳から若干「期待」という文字が滲み出ているんだが…
(気のせい…だよな?)
ゴツンッ!
「痛っ!」
そう思うことにした俺は、いつもの要領でおでこに頭突きをかましてやった。
「うん、別に熱は無いみたいだな。」
「・・・・・・」
「ほい、そんじゃ俺は着替えるから、先に飯食べててくれ。」
「むぅ・・・兄さんのバカ・・・」
音夢は小声で何かを呟いた後、しぶしぶといった感じで俺の部屋を出て行った。
「なんだ?変な奴。」
俺は手早く制服に着替えると、音夢の待っているリビングへ向かった。
しかしそこで待っていたのは、テーブルの上にポツンと置かれた菓子パン2個とメモ用紙が1枚。
――――――――――――――
兄さんへ
先に学園へ行って来ます。
音夢さんより
――――――――――――――
一言だった。
「Why?」
よく分からんが、どうやら音夢さんはご立腹のようだ。
「女心は分からんとよく言うが、マジで分からん・・・」
俺の朝はメロンパンをかじりつつ、女という生き物ついて考えながら過ぎていった。
桜の咲き誇る通学路をダラダラと歩く。
最近は少しずつ暖かくなってきたが、3月中旬で桜が満開に咲いてるのは初音島くらいなものだろう。
しばらく学生の群れに混じって歩を進めていると、前方に見知った顔がいるのを発見した。
「よう、美春。」
「あっ!朝倉先輩、おはようございます!」
「うむ、相変わらず朝からうるさ・・・元気でよろしい。」
「むふふふ〜、元気だけが美春の取り柄ですから〜。」
バナナを食べ歩きながら、元気だけが取り柄と平然と言う女の子。
( 元気+バナナ=馬鹿 )
という謎の概念が頭に刻まれている純一にとって、やはり女という生き物は理解しがたい存在だった。
「バナナ・・・美味しいか?」
「それはもう〜!!これほど美味しい物はないですよ〜。あ、よかったら朝倉先輩も食べますか?」
「いや、俺はいいや。」
「そうですか〜?こんなに美味しいのに〜・・・・あっ!ところで朝倉先輩!!」
美春はバナナを見て、急に思い出したかのように手を叩いた。
「なんだ?」
「ふふふ〜、美春、期待してますからね〜♪」
「は?」
「ついにわんこにまで手を出したか、朝倉。」
何を?と聞こうとしたとき、突然奴が背後から声をかけてきた。
「朝から何を訳の分からんこと言ってやがる。」
「あ、杉並先輩〜、おはようございます〜。」
「わんこ、お前も大変だな。」
「大変?ですか?」
杉並は美春の頭に手をポンッと乗せると、犬を撫でるように手を動かした。
「しかし、ああいう話はもっと声を下げてした方がいいと思うぞ。」
「だから何の事だっつ−の。」
「いや、さっき『朝倉先輩のバナナ美味しい』という声が聞こえ―――ぐふっ!!」
無言で鳩尾に1撃をいれた。
なんでそんな偏った聞き方してるんだコイツは…
「行くぞ、美春。」
「え?杉並先輩はこのままでいいんですか〜?」
「大丈夫だ。杉並だからな。」
「そっか。杉並先輩ですもんね〜。」
よく分からない理屈だが美春は納得した。
そのまま二人で校門をくぐり、昇降口の前で別れる事になった。
「あの〜朝倉先輩。『朝倉先輩のバナナ』って何ですか?」
「・・・・・・・」
別れ際にこんな言葉を残して・・・。
920 :
894:2005/07/24(日) 20:08:36 ID:w9H/jEfw
>>904氏 割り込みすみません。しばらくSS投下出来そうにないので
つかみの部分だけ先に投下させてみました。
ここからどういう方向へ行くか
首を長くして待っとります
GJ!
面白いSSが次々と・・!!
>>904さん
出遅れ環VSクマ
なんか「コゴゴゴゴ・・」とか聞こえてきそうな感じですね。
いよいよヒロインどうしのスタンドバトルが・・・!
>>894さん
眞子レイプの方でしたか。
わんこはナニを期待しているのでしょうか。
バナナネタ
しまった、先をこされてしまった・・(笑)
壊れたロボ美春が純一のバナナを喰らった後に
音夢にバナナ(バイブ)を食わせるというのをちまちまと書いてました
同日すこし後 申込場所
自信満々に立ち去るななこを嬉しそうに見ていた杉並はすぐに呼ばれた。
「あ、あの〜委員長・・・すぐに来て頂けないでしょうか・・・・・・」
実行委員長という立場にあるとはいえ、同学年である杉並を敬語で呼ぶ
実行委員のさまは何か大事が起こっていることを示唆していた。
取り急ぎ申込場所に戻った杉並が見たのは水越眞子の猛烈な抗議と
それにうろたえる実行委員の姿だった。
「ちょっと杉並!これは酷過ぎるんじゃないの!!」
どうやら眞子は純一の扱いに対して抗議していたらしい。
「まぁ待て。ここで騒ぐのもなんだ・・・ちょっと話し合おう」
杉並は眞子を実行委員の準備室に連れて行った。
「で・・・何が問題なんだ」
「何が・・・て、これじゃ朝倉の意思なんて無視してるじゃない!」
「うむ・・・だが、これは朝倉自身が納得していることなんだが」
「うそ・・・」
「嘘ではない。なんなら朝倉純一の承諾書を見せてもいいが」
「じゃあ、音夢はどうなのよ」
「朝倉妹も納得しているようだぞ」
「えっ?」
完全に閉じられていない扉の向こうには登録を申請する朝倉音夢の姿が
あった。
「音夢・・・」
「本人も家族も認めているんだ。第三者がとやかく言うことではあるまい」
「第三者って・・・あたしはねぇ!朝倉の!!」
「朝倉の?」
「・・・朝倉の・・・・・・友達だから!」
「友達だから?」
「出るわよ!出ればいいんでしょ!!」
そう言って眞子は参加申請書を杉並に叩き付けた。
「了解。水越眞子、参加を登録したぞ。規約をしっかり読んでおくように」
「わかってるわよ!」
眞子は荒々しく、ドアを開けてドカドカと出て行ってしまった。
GJ!
眞子、ついに参戦!
同日更にすこし後 申込場所
このような事態に至ったことについて朝倉音夢は軽い頭痛を感じていた。
朝倉純一とひとつ屋根の下という絶好の状態であるはずなのに決定的な
事象にはいたっていないことが根本原因であった。朝倉音夢は朝倉純一の
お手つきということであったならば、ここまでの盛況を見せることもなかった
だろうし、そもそもこんなイベントが成立することもなかっただろう。
朝倉音夢は朝倉純一の妹である、周囲にはそういうことにしているが実際は
血のつながりがなく、音夢は純一の妹のように育てられていた。そしてそれを
少なくない人間が知っていた。そもそも朝倉家は昨日今日に初音島に来た
のではなかった。朝倉家の当時の事情は初音島内でのことであり、そのことを
知っている初音島の住人もそれなりにいるのである。
朝倉家の現在は”血のつながりのない若い男女がひとつ屋根の下”状態で
ある。それでいて、純一と音夢の間が何も取り沙汰されないのは純一と音夢は
本当に”兄妹”としてお互いを思っているのか、それとも隠蔽工作がよっぽど
上手いのかのいずれかである。そして、これが前者ならば朝倉音夢は完全に
純一争奪からは脱落していることになる。
純一はともかく、音夢のほうは兄を”男”として見ていた。Yシャツにパンツと
いう寝巻きやいつでも夜這いOKというシグナルを送っていたが上手く伝達され
てはいないようである。一度、意を決して兄の寝室に行ったが夜泣きした子供の
ように扱われた挙句、横で高いびきされたこともあった。一度、精力のつく料理を
作ったことがあったが、結局何を作ったのかわからない黒い物体になり果てて
いた。
自分は純一にとって単なる妹に過ぎないのか、音夢はそう思い悩んでいた。
ただ単に朝倉純一が音夢を含んだ二股以上を目論んでチャンスをうかがって
いただけに過ぎないことが判明するのは後日のことである。
ただ音夢が焦り気味なのは純一の従姉である芳乃さくらが帰国してきた
ことにある。さくらのあからさまな行動はストライクゾーンが広すぎる純一に
いつ点火するか判らなかったし、何よりも周囲のバランスを崩しつつあることが
問題であった。朝倉純一を巡る環境の激変および活発化、その最大のものが
白河ことりの暗躍である。
最近、白河ことりが純一の頻繁に出没しはじめていた。学園のアイドルである
白河ことりの参戦は風見学園の双璧と言われた音夢にとっての最大の脅威で
あった。こうして音夢は家ではさくら、学校ではことりと強大なライバルの出現に
苦戦することになるのである。
音夢はこのことについて親友の眞子を当てにはしていなかった。むしろ三者
共倒れの後で取っていきそうな感じがした。
現在の音夢にとっては既成事実を作ることが最大の目標であり、そのためには
優勝しなければならなかった。だが、さくらもことりもそのことは判っているはずだし、
当然優勝を狙ってくるだろう。気を引き締めなければ・・・・・・音夢以外の誰かが
優勝してしまえば・・・朝倉音夢の名はボンクラの代名詞になるだろう。
「音夢先輩も参加ですか〜美春もです〜
美春が優勝したら三人で旅行に行きましょう〜〜〜」
わかっていないのがいた・・・音夢はこめかみのあたりに激しい頭痛を感じた。
同日同時刻 申込場所前
「これは・・・?」
「朝倉純一さんの争奪戦の申込よ。なんでも朝倉さんの夏休みを自由にできる
とかいうやつで」
「見て!副賞が夏休みの宿題免除に旅行代金の一部負担!!」
「すごいじゃない!出ようか?」
「無理よ、無理。こんだけ人数がいるし。それに真奈美は彼氏いるじゃない」
「そうね、この代金一部負担は朝倉さんとの旅行が条件みたいだし」
「?」
「そうか、美咲は復学してきたばかりだから」
「そうよね、朝倉さんってどんな人かよく知らないわね」
クラスメートの二人は親切にも朝倉純一の人となり、そして周囲について
説明しはじめた。
「(私は・・・朝倉さんのことを・・・知っている)」
彼女は彼女に説明するクラスメートたちよりも朝倉純一のことをよく知って
いた。
「(あとで申込に行こう)」
鷺澤美咲はクラスメートとともにその場を立ち去った。
同日昼休み 特別教室棟
「でも、これって理事長先生の肝いりでしょ」
特別教室棟の一室にて向かい合う白河姉妹、姉の暦は武闘大会に参加
する妹のことりに釘を刺しておこうと呼び出したものの機先を制されたために
次の言葉をなかなか口にすることができなかった。
ある意味では朝倉音夢と同じともいえる白河ことりの大きな共通点は
兄弟姉妹関係にある。音夢には同じ歳の男の子が兄としているのに対し、
ことりにはほぼ10歳違いの姉がいる。ただこの点だけならば大きな違いで
あろうが、双方とも言えることはその兄や姉が競争相手として存在して
いない、むしろ保護するものとして存在していることにある。構図としては
病弱な妹の音夢を護る兄の純一と、幼い妹のことりを護る姉の暦である。
双方とも関係は良好であり、兄弟姉妹間にありがちな対立の矛先が互いに
向かなかったことにある。性別が異なる朝倉兄妹と異なり、性別が一緒な
白河姉妹の場合、年齢が近ければ競争・対立関係になりかねなかった
だけに姉の暦は妹のことりとの間に存在する年齢差に感謝していた。
暦が良好な関係を望んだこともあったが、同時に妹のことりの他人の心を
読んでいるかのように見える反応に敵に回した時の怖さというものも理解
できていた。
以前にこういうことがあった。
ことりが中学に入ってすぐの頃、同級生の悪ガキがことりのスカートを
めくり、あろうことかパンツまで降ろそうとしたのである。この時、ことりは
泣きそうな顔を見せ、その悪ガキはこっぴどく叱られたのであるが、その
報復は後日に現れた。その悪ガキの家に幼女ものの海外エロビデオと
大人の玩具が大量に送られてきたのである。結果、その悪ガキは親に
散々ボコられたうえに教師から厳重注意をされ、その後に家出をして
現在にいたるまで帰っていない。
この一件以降、暦はことりだけは絶対に敵に回すまいと決心した。
「だけど・・・ことり・・・・・・」
「大丈夫!私は勝つから心配しないで、お姉ちゃん」
そういうとことりは授業があるからと部屋を出て行ってしまった。
自分の言うことをまた制された暦はそれ以上何も言えなかった。まるで
自分の考えを読まれたかのような感覚に囚われた暦であったが、ことりは
正確には暦の考えを読んではいなかった。
暦は溜め息をついて椅子にもたれ、つぶやいた。
「違うんだ、ことり・・・あたしが心配しているのは対戦相手の方なんだ・・・」
同日夕方 申込場所
「盛況だな!」
「うん、これなら100の大台に乗るかもな」
「前売りの方もほぼ完売だ」
「そうであろうそうであろう!」
実行委員たちは予想以上の盛況に喜びの色を隠さなかった。そして、申込も
ほぼ終わり、店仕舞に入りかけた頃に遅まきながら一人の人物が入ってきた。
「ちわー」
「工藤ではないか。どうしたんだ」
「ちょっとな・・・で、調子はどう?」
「うむ、大盛況満員御礼!という感じだ!!」
「そう・・・・・・」
「前売り券ならばほぼ完売だか・・・どうだ、一週間分の学食込みで
実行委員割り当て分を売ってもいいぞ!いい席だぞ!!」
「いや・・・そうじゃなくて・・・・・・」
「もう前売り買っていたのか?それは残念残念」
「いや・・・違うんだけど・・・・・・」
「もしかして手伝う気になったのか。それはいい!」
「それはありがたい!人手不足なんだよ」
「杉並・・・じゃなくて実行委員長!バイト代の説明を・・・・・・」
「違う違う違う!ここに来たのは、これのためで・・・」
工藤は一枚の紙を取り出した。その紙は実行委員たちを驚愕させるに十分で
あった。
「これって・・・もしかして・・・・・・」
「さ、さ、さ、参加申請〜〜〜!!!」
「えっ!?えっ!?えっ!?」
実行委員たちは参加申請の紙と工藤の顔を交互に見やった。
「勘違いするなよ・・・わ・・・俺はこんな意に染まない条件を飲ませられる
朝倉が可哀想で・・・・・・友達としてだなぁ!」
だが、そんな工藤の叫びは誰も聞いてはいなかった。
「前々から女っぽいヤツだとは思っていたけど・・・」
「好感度一番なのに彼女がいないのはおかしいと思ったんだよな・・・」
「こうなると朝倉も可哀想だな・・・・・・」
「だからぁ!友人としてだな〜〜!!」
強弁しようとする工藤を杉並は制した。
「小生はどんな愛にでも寛容だ。それよりもこれがルールの規約と印の作り方、
使用説明だ。参加登録した、勝ちたくばすぐに帰って勉強した方がいい・・・」
無理矢理押し付けられた工藤はすげなく部屋から追い出された。部屋の中では
工藤参戦に対する憶測がかすまびしく述べられている。工藤は訂正したかったが
ムダであることを自覚し、また朝倉純一はホモという噂が立てば悪い虫もつかなく
なると思い直し、帰宅した。
ただ工藤叶参戦というニュースは翌日以降に異なる層を勇気付けて参戦させる
ことになった。
同日夜 月城邸
この日の月城邸は大騒ぎであった。資料を漁るもの、練習室を準備するもの、
全ては月城アリスの支援のためである。
「練習室の方の準備は整いました。ですが、魔法に関しましては奥が深くて・・・
三日では対戦しうる方々の手の内を推測するのは困難かと・・・・・・」
アリスは無言でうなづいた。
「では自らの能力を高める方向で」
アリスは練習室に向かった。
同日夜 芳乃家
「う〜ん、参ったなぁ・・・」
印自体は特性を見極めるための初歩的な検査である。しかし、それが武器に
なりうるということはかなり強力な魔法サポートの結界が張られていることを
意味していた。その中ではまだまだ未熟な魔女であるさくらの能力など大した
武器になりそうもなかった。
だが、さくらはそのことを深刻な問題とは思っていなかった。なぜならば
彼女には”知識”という最大の武器があった。おそらくは大部分の参加者は
自分の特化した能力のみで戦いにくるであろう。一方でさくらはそれに対して
多くの引き出しを持っており、対抗することは十分に可能だと判断していた。
「となると・・・やばそうなのは」
さくらが脅威と思っているのは印の効果の源となる念の力の大きそうな、
そして何らかの能力を元々有している人物・・・
「白河ことり・・・胡ノ宮環・・・そして・・・・・・」
さくらは幼少の頃からの宿敵、朝倉音夢を思った。能力はともかく念の大きさ
ならば化け物クラスである。
「この三人には本選、いや決勝戦まで会いたくないな・・・できれば共倒れして
くれないかな」
そうは上手くいかないと思い直したさくらは、同時にウェイト不足というハンデを
抱える自分の身体で足元を掬われないように戦術を練り直した。
同日深夜 水越家
「はぁっ!!!」
水越眞子は練習に余念がなかった。
「眞子ちゃ〜ん、そろそろ休憩しませんか〜」
眠りに誘うような声で萌が手に食事を持って現れた。
「眞子ちゃんがテキにカツようにと・・・」
「ステーキにトンカツ?夜中にそんな・・・」
「・・・を鍋にしてみました」
思わず、砕ける眞子。
「お姉ちゃん・・・なんでもかんでも鍋にすればいいってもんじゃ・・・」
「そうですか〜勿体無いですねぇ〜」
「もうちょっと練習するから・・・うるさかったらゴメンね」
そう言って眞子は練習に戻ろうとした。
「ところで、眞子ちゃん。勝ったらどこに行くのですか〜」
「あうっっっ・・・な、何を・・・・・・」
「どこに行くのですか〜グアムとかサイパンもいいですけどね〜」
「だからぁ!朝倉を解放するのが目的であって、別に海とかは!!」
「じゃあ、あの水着はいつ着るのですか〜
あの真っ赤で肩紐がなくてお尻が半分出てるビキニは〜」
「いや、あれは・・・」
「殿方に見せるのでなければ、あんな水着は買いませんわね〜」
いつもと異なり的確な攻撃をする萌に眞子は戸惑った。
「そ、そういうお姉ちゃんだって、黒のブラジル水着を・・・」
「わたしは目的がありますから〜」
「えっ!?」
「じゃぁ、眞子ちゃん。ほどほどにね〜」
そういって萌は鍋を持って戻っていった。なにか含みのある姉の態度が
気になった眞子ではあるが、すぐに練習に戻っていった。
翌日朝 体育館裏
参加を希望する女子生徒の大部分は発表当日に申請していたために
この日に申し込むものは一日考えていたものか昨日休んでいたもの
くらいであった。かわってOBや学外の人物、そして工藤叶参戦に勇気
付けられた特殊な趣味の層が目に付いた。
そんななか学外の生徒が勝って知ったるなんとやらで体育館裏に
向かい早速印を結んだ。地面に浮かんだペンダグラムから渦巻きが
沸き起こり、虚空に一人の少女が宙に浮いて立っていた。
「お姉ちゃん、助けてくれるの?」
虚空の少女はコクリと頷いた。その頷きに数万の援軍を得たかの
ように少女は自分に喝を入れた。
「霧羽明日美、吶喊します!」
本選前日夕方 理事長室
「予想を上回る数の参加者が集まりました。また座席の前売りも完売です。
当日は立ち見の席のみです。これで”MATSURI”の目的は達成できたも
同然です」
「まだ開催していないものを成功と評するわけにはいかないわよ、杉並くん」
「はい、すみません。理事長」
「で、参加者の方はどうなってるの?」
「はい、本日午後5時をもって参加を締め切りました。正確な人数はまで
計算中ですが、100名越え・・・おそらくは150名に近づくでしょう」
「そんなに・・・」
「はい、うちの女子生徒以外にも学外からの一般参加、および本土の学校
からも。男子生徒も若干名混ざっているようですが・・・」
「それだけ朝倉くんの好感度が高いってことかしら。この初音島内部で少しでも
彼に好意を抱いていると参加したくなるように結界を設定しましたから」
「そうですか」
「ですが、最後に勝つのは念が高く、知恵のあるもの・・・ポッと出で勝てる
ような甘い戦いではありません」
「はい」
「で、今後の予定は?」
「はいっ、明日金曜日の午前中を使って一次予選を行います。ここで16名に
しぼりこみます。そして午後からは1対1の対戦形式の二次予選を行い、
ここで本選進出8名をセレクトします」
「うん」
「明後日土曜日の午前中で準々決勝、午後に準決勝、そして決勝を行います」
「運営は大丈夫かしら」
「はい、一次予選の参加者が予想以上でしたが対応可能な範疇です。
念のために救急班を含めて若干の人員の増員を行いました」
「よろしい、では明日を楽しみにしているわ」
「恐悦至極!それでは朝倉に会いに参ります」
「ご苦労様。彼によろしく伝えておいてね」
「御意!」
杉並を軟禁状態の朝倉純一に会いに部屋を出た。理事長は杉並の持ってきた
参加者名簿に目を通し始めた。
「白河さん、芳乃さん、朝倉さん・・・やっぱり参加したわね」
理事長は名簿にある名前に読み上げて言った。
「ぶざまな敗北は退学よ、叶さん・・・」
同日ほんの少し後 軟禁場所
「腕立て伏せか・・・いつからスポーツマンになったんだ、朝倉は?」
「いや、ヒマでな・・・することがないからな」
「一ヶ月いたら筋肉隆々になれるぞ」
「それはいやだ、ところでどうなんだ」
「大盛況だ。お前は誰が勝つ・・・いや、勝って欲しい」
「誰でも」
「すげない返事だな」
「結婚とかだったらともかく夏休みの権利だけだろ」
「向こうはそう思ってないが・・・」
「こっちはそう思ってるが・・・」
「やり逃げか・・・」
「そうともいうかな」
「だが、男子生徒が若干いるが・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「音夢でもさくらでもワンコでもいいから勝て!!」
そして・・・決戦の日を迎えた。
いよいよ戦いの幕が…(゚Д゚)
わくわくするよー!
(´▽`)ワ^)ー゚)ω`)
なんだこの豪華さはぁぁぁ
<一次予選>
決戦の朝を迎えた風見学園の校庭には大会の開催を今や遅しと
女子生徒たちが待ちかねていた。
「音夢先輩、がんばりましょ!」
「お願いだから、少し静かにしてて。美春」
音夢もさくらも眞子も環も手渡された一次予選のルールの確認に
余念がなかった。なかには先ほどの美春のように呑気なものや
ことりのように周囲ににこやかに微笑みかけるものもいたが、
彼女たちの大部分は緊張し、ピリピリした雰囲気に覆われていた。
そして時計が9時を指したとき、大会実行委員長の杉並が壇上に
現れた。
「諸君!朝倉純一が好きか!!
諸君!朝倉純一が好きか!!
諸君!朝倉純一が好きか!!
朝倉と過ごす夏休みをを望むか?
それとも宿題に追われ、ただ消費される夏休みを望むか?
好きな男と行く旅行のために闘うことを望むか!?」
「Yes!Yes!Yes!」
「よろしい!ならば闘争だ!!
だが、ひと夏の思い出を得るのに単なる闘争では生温い!
一気呵成の!一心不乱の!一意専心の戦いが望ましい!
諸君らは一騎当千のつわものである!
ならば!それに相応しい戦いを望もうではないか!」
「Yes!Yes!Yes!」
「朝倉純一争奪武闘大会!状況を開始せよ!!
さぁ、諸君!戦闘の開始だ!!」
何やら微妙な熱気に覆われた風見学園の校庭で開会式がなおも続いた。
「それでは一次予選を開始する前にルールの確認を行います。
ルール説明はわたくし”音楽室の白い稲妻”ともちゃんと」
「お兄ちゃんラブ!のみっくんでお送りいたします」
「皆様、校門でお渡しいたしましたルール説明の用紙をご覧ください。
風見学園の敷地内に100個の箱を設置しております。
場所は用紙内の風見学園マップに記してあります。
その箱の一部には玉が入っています。
その玉を指定の場所まで持ってきた人が一次予選を突破します」
「玉を持ってくる場所は体育館壇上にある箱で、入れる際には自分の名前を
名乗ってください」
「玉には1番から16番までの番号が振られており、その番号が二次予選での
組み合わせの抽選になっております」
「玉の受付は10時半から12時までの間で、それ以外の時間は受け付けません」
「玉は一旦箱から出されるとGPSによって場所が特定されます。
場所に関しましては各教室のテレビにリアルタイムで中継いたします」
「何か、ご質問はありませんか?」
「二つ以上の玉を取った場合はどうなるんですか?」
二人は杉並にマイクを渡した。
「その場合、全ての玉は有効である。つまり、一番と三番の玉を取れば、
その両方の試合に出ることができる。但し、どちらかの試合で棄権を
すれば試合放棄として、全試合失格となる。先ほどのたとえならば、
三番の試合で棄権した場合、一番の試合で勝っていても失格とする。
なお、例外として一番と二番、三番と四番というような二次予選の試合の
組み合わせで取れば不戦勝として本選への進出が認められる」
「じゃあ、複数とってもあんまり意味ないわね」
「でも、不戦勝の組み合わせがあるでしょ」
「ああいう組み合わせじゃなきゃ意味がないでしょ!」
「要は玉を取ってきて箱に入れる、それだけだ!
試合開始は9時半から、玉の受付は10時半からだ。
諸君らの健闘を祈る!」
杉並の言葉が終わると生徒たちはどのように行動するか思考しはじめた。
やがて時計の針が9時半を指した。
「レディーゴー!」
スタートの合図とともに女子生徒たちは目算した場所めがけて走り出した。