陰陽大戦記のエロパロ

このエントリーをはてなブックマークに追加
751名無しさん@ピンキー:2006/05/17(水) 09:53:41 ID:s29RCbXh
ダンジョウとゼンジョウの区別が付かない
752名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 06:12:37 ID:rsiPJ2F6
顔は全然違うだろ
753名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 10:57:51 ID:uO1G+RWM
どんな顔だったか思い出せない(両方)
754名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 17:32:56 ID:Q95RxB2d
ゼンジョウはわかるねん
あの白クマ使ってた下まつげの濃い人
755名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 20:03:09 ID:Av9VtxZG
ダンジョウは村人に危害を加えてたヤクザまがいのミソヒト使い
756名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 21:11:33 ID:2L3D+b9Q
ああ、あの孫娘かわいかったね
757名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 11:51:03 ID:+1z6qlBs
アニメ雑録の闘神士一覧で確認してきたけどCV渋谷茂か
使い捨てのザコでも結構声優が豪華なアニメだったな
758名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 18:58:03 ID:bOCkxL5u
もう男の話しかしてないくらいだから落ちても構わないんだろうけど
一応保守
759名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 21:33:10 ID:HPIxcuX4
じゃぁ霊感めがねッ娘のエロが見たいと言ってみる
760名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 19:09:02 ID:wHKB9Xbb
ニセ姉上のエロが見たいと言ってみる
761名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 21:53:25 ID:4LV33s7N
762名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 22:24:58 ID:YYV63U9C
見れない
何?
763名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 23:31:30 ID:Ejz5/amt
>>762
おそらくチェーンじゃね?
764名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 11:05:32 ID:Loh4SA4J
保守っておくよ
765名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 00:08:19 ID:96Nsy5LZ
もうこのスレ死亡寸前だな

対ヤクモ戦戦で例えるならば五角五重塔が完成したあたり
766名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 13:51:56 ID:EaO8aXE7
なんで「戦」って二回言うの
767名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 22:26:53 ID:tjdhgSgB
 保守。
 ついでに聞くが、漫画ネタはアリ? ヤクモ×イヅナ投下してもよいものかのぅ…。
768名無しさん@ピンキー:2006/06/18(日) 22:28:47 ID:tjdhgSgB
しまった。
あげ忘れ。
769名無しさん@ピンキー:2006/06/19(月) 01:08:05 ID:hPo0C1px
>>767
否定しなきゃいけない理由はどこにもないと思うの。
つーか、ぜひ投下してくれたまえ。
770名無しさん@ピンキー:2006/06/26(月) 01:52:31 ID:bWUnUBYV
>>767
wktk
771名無しさん@ピンキー:2006/07/03(月) 13:20:17 ID:FOXYjJL3
>>767
wktk
772名無しさん@ピンキー:2006/07/03(月) 14:42:14 ID:0J2VS0sy
>>767
wktk
773名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 01:03:40 ID:hbVvxE9B
>>767は釣りだったのか?
774名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 18:26:39 ID:uGQfkdvP
>>767
<<うpれよ臆病者!>>
775あぼーん:あぼーん
あぼーん
776名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 01:31:02 ID:lhvVRxUS
hosyu
777名無しさん@ピンキー:2006/07/22(土) 01:11:56 ID:Wr3m8//W
hosyu
778767です ◆xY/ng4RMjQ :2006/07/22(土) 23:43:18 ID:frmiuAH0
>>769 ありがとうございます。
>>770-772 面目ありません。
>>773 いやなんというか…すいません。
>>774 すいません。
>>775 立ち去れ。
>>776-777 ご苦労様です。
779イズナさんは断じて黒髪 ◆xY/ng4RMjQ :2006/07/22(土) 23:51:56 ID:frmiuAH0
 相変わらず過疎っておりますが。投稿を以下にさせていただきまする。

 <<使用上のご注意>>

 強制的に捏造設定されたことが、二点。
 その一 イズナさんは断じて黒髪。蛍光紫でなく黒髪。
 その二 イズナさんはヤクモより七つ年上。公式設定があったら生温く笑って放置推奨。


 では、次レスにて。
780布通姫1 ◆xY/ng4RMjQ :2006/07/22(土) 23:58:33 ID:frmiuAH0






 紅く濡れて光る唇の艶やかさを知っている。
 誘うように薄く開かれたその唇から覗く舌の熱さも、溢れて端を伝う唾液の甘さも既に。うっとりす
るほど魅惑的な匂いがする乳白の透き通る肌は恥じらいに朱を帯び、鼻先を埋めて微かに伝う震えを味
わう。
 まるで甘美な罠を仕掛けられているようにさえ思える。
 恥じらいながら狂い、逃げながら求められている。
 凄艶な美肉に惑乱されて、翻弄され……いつのまにか陥落しているのはむしろ自分の方で。
 抱き合うたびに溺れて、絡め取られる。
 貴女は知らないのか。
 例えば俺がどうしようもなく貴女を必要としていることを。



 生ける伝説、救世の英雄と、ひとは自分のことをそう呼ぶ。
 そして彼女は、その自分と対をなし、こう呼ばれている。


 英雄の介添人、と。


 たとえそれが真実刷り込みだったとしても、偽りの、かりそめの想いと揶揄されても、錯覚だったと
しても幼かった自分は、確かに恋に目覚めた。それで十分だった。
 それで十分だと、信じていたいだけなのだとしても。
 ほかは誰も要らないから。





「俺は“今”、貴女のことが欲しいのだと言っても?」
 真剣な眼差しで、腕の中の彼女を拘束する。
「………あなたという方は………」
 存分に貪り味わった唇を解放して問うて見れば、返されるのは呆れを含んだ呟きひとつ。その声色は
疼きに惑わされたかのように甘く擦れて響く。
「甘えるのは夜だけになさいまし……」
 その可愛らしいひとが、照れ隠しとも、恥じらいとも違う、すさまじい答えを返して来る。
781布通姫2 ◆xY/ng4RMjQ :2006/07/22(土) 23:59:59 ID:frmiuAH0
「不都合ですか?」
「ですから…………お戯れをと……ぅんッ」
 申し上げているのですという抗議を再び口接けで封じる。細い顎を捕らえて吐息さえ奪うほどに、激
しく、強引に乱す。
 伏魔殿から帰って来るなり闘神装束も解かず、旅装のまま禊も済ませずに、穢れを持ち込んでいる身
で清らかであるべき闘神巫女に触れるのは、確かにどう考えても戯れかもしれない。
 それでも、されるがままに俺の腕の中で剥かれる貴女が何をいまさらと思う。
 情欲に濡れ、逃れるでもなく絡めて来る舌は男を狂わせ溺れさせるに十分に甘い。啄ばむような口接
けに応えてくる、とろりとした熱を孕んだ吐息も、指先も、すべてはもう答えは出ているようなものな
のに?
 目に映る恥じらいに頬を朱に染めて唇を尖らせるさまは、年上の女性にあるまじき可愛らしさだ。
 もっとも、恋に狂った男の戯れ言なのかもしれないが。
「俺のことが嫌になった?」
 眼を意地悪く薄く眇めてヤクモは尋ねる。
「…………ヤクモ……さま、」
 かつては顎を上げて見上げていた人を、見下ろす。俯くひとの、恥じらいに濡れた紅い唇の動きのみ
を眼で追い続ける。
「ぁ……の、…………このような……ところ、では……」
 白々しいまでの話の逸らし方に、思わずそのまま押し倒してしまおうかなどと不埒なことを考えたの
は……いまさらと言えばいまさらだ。
「じゃあ部屋に行ってもいいよね?」
 そうした邪悪な思念なぞ微塵にも閃かせず、まぶしいほどに爽やかに、子犬がじゃれつくかのごとく
ヤクモは晴れやかに笑った。
 言葉遊びを、駆け引きめいたやり取りをするのは、嫌いではない。
 手に入れられるのならば、それで良いのだ。
「前にも……何度も言ってると思うんだけど……」
 ヤクモは彼女の、見事に結い上げ束ねた髪の先を飾る勾玉を摘まみあげ、恭しくひとたび唇を押し当
て、囁く。微かに清冽に薫るのは、梔子の香気だろう。好んで纏う薫りだ。
「貴女に触れることで……俺は、この世界に帰って来たんだ、戻って来れたんだって解るような気がす
るんだって」
 真摯に。懇願するように。
 あのころと同じに、今も。
「だから…………解らせてよ、イズナさん」

 浅ましい子供の、稚拙な望みに応える貴女を、堕とす。







782布通姫3 ◆xY/ng4RMjQ :2006/07/23(日) 00:02:19 ID:frmiuAH0
かすかに。
 指先が、爪先が触れただけで震える心があったことを、覚えている。
 ただ、あのひとに触れるだけで心が満たされていたことを、覚えている。
 熱を移し合うようにして、冷たく凍えた指を、肌を、温もりを求めた。
 かつてはただそれだけで充分だったことをヤクモは覚えている。自分たちはそうやって、身を寄せ合
うようにして抱き合った。見えない明日におびえるように、お互いに触れ合うことで、孤独を癒した。
 性的な意味もなく人恋しさに温もりを求めた。何度もそうして夜を過ごした。気恥ずかしさよりも絶
望的な寂しさを、飢えを癒すように。
 それだけのために身体を寄せ、肌に触れていた。性的に未熟な子供との同衾などに興奮などあろうは
ずもない。
 そこにあったのは確かに慈愛の心で、使命ある闘神巫女としてよりもむしろ、母のように姉のように
彼女は在ろうとした。まるで母親が子供を守るように、安らぎを与える存在として在ろうと、努めてい
たのかもしれない。


 つないだ指を離せなくなってしまった、あの夜までは。





「熱いですか?」
 緋袴の帯を解き、白の合わせから覗く女の濡れた肌は、情欲にますます煽られて発熱している。かつ
て刻印した所有の証しはとうに消え失せていて、けれども同時にほかの何者にも穢されていない事実を
目の当たりにさせる。
 自然と唇の端がつり上がるというものだ。
 透き通るような乳白の肌は仄かに色づき、もっともっと追い詰めてしまいたいと思わせる。嗜虐を男
に喚起する。
 その凄艶な美肉に唇を這わせ、ヤクモは軽く歯を立ててみる。時折血を滲ませるほど強く吸ってふた
たびの刻印する。湿って濡れた髪を指先で梳き、明らかにされるその表情を飽きることなく眺めやる。
伏せられた瞳や瞼を縁取る睫毛の細やかな震え、寄せられた眉が心を騒がせる。
「……ぁ………んッ……」
 強情なほどに引き結ばれていた唇が、堪え切れず可憐な声を漏らす。むしろその声の高さに本人が怖
々と戦慄くさまに否応もなく目が離せなくなる。
 混ざり合う汗と、体液の匂いは女の纏う梔子の芳香と美事に混ざりあい媚香となって部屋を満たして
いた。そのなかでかすかに沈丁花の薫りが立ち込めているのは睡香だろう。微睡みのなかで本能を揺り
動かせ、一層の官能を演出している。
淫乱な身体を理性で閉じ込めている。そんな滑稽な女体を力づくで開かせるのは容易い。しどけなく
投げ出された肢体を思うがままにするのもまた造作もないだろう。拒まないことが彼女の答えだとは、
ヤクモも考えていない。
 もはやこれだけの痴態を見せて、答えも何もない。
 氾れるように秘めた泉から湧き出ているのはとろりとした愛蜜で、いやらしく太腿を濡らしている。
783布通姫4 ◆xY/ng4RMjQ :2006/07/23(日) 00:03:46 ID:frmiuAH0

 崩れ堕ちる熟した果実のように表面を湿らせ、幾筋ものねっとりとした蜜が吹き出し、足の付け根の
最奥の秘された処はもう、なまめかしく甘酸っぱい牝臭を漂わせていた。肌がぬめり、手のひらに吸い
付いてくる。ほどよく熟れた様子だ。触れて欲しがっているのは解っている。つややかな秘め草は露を
宿し匂いたつ香草のごとく覆い繁り、その奥に濡れそぼつ花唇と花芯の尖りがある。芳わしい豊潤な香
りを放つ花の愛蜜がとろりと包んでいるのだろうことは、学習済みだ。
「……久しぶりで興奮してくれるのは俺もうれしいですけど……?」
「ぁ…ゃぁッ!………ん…んッ」
 恥じらう姿にさえ男の体は……雄蕊は疼いて行く。現金なものだ。見飽きるほど見慣れた、普段は清
潔で乾いた唇は艶やかに淫らに濡れ、見るものを追い詰めるほどに誘い……そして衝き動かされる。
 つややかな秘め草を掻き分け、ぬるりとした蜜にくるまれた花唇と花芯を弄ぶ。
「…はぁんッ…ぁぁあぁッ!」
 淫靡な艶声と同様、あとからあとからとめどなく氾れる花蜜は熱く男の指に絡まり、蜜壼から菊座に
かけてとろとろにさせている。指撫で刺激を与えるまでもなく花芯はぷっくりと膨らみ、熱した期待と
不安に打ち震えたかのように朱く、充血していた。
「ん……はぁッ……ヤクモ……さまッ……どぅ…か………」
 欲しい言葉は、しかし女から返されない。
 ぷちゅ、ぬちゅ、と蜜の纏いつく花芯を指で掻き擦る。さらに縦に長い楕円を描くようにして尖った
花芯から蜜壼と菊座のはざままで上下の動きを繰り返し、花唇を引っかくように弄ぶ。びくん、と跳ね
るように反応し、恥じらいに上下する女の揺れる乳房を眺めやりつつ、指戯は止めない。
「……はぁッ……や…ぁッんッ……ふッぅぅんぅッ、……」
 挟みながら摘まむと指先にとろりとした蜜が絡み付く。まるで芽吹く間際の花蕾のように堅くしこっ
た花芯は本来もっとも敏感なはずなのだが、それにしても……。
「強情、ですよね……」
 貝のような形良い耳朶を甘噛み、耳腔に舌をねじ込みながらヤクモは囁く。本当に触れて欲しい最奥
には敢えて触れず、弄んでいた花の尖りも指の腹で押しつぶすでもなく放置した。
「…………!」
 突然の解放に身体を震わせ、イズナが肌を震わせ息を飲む。
 太腿の間に挟むように腕を差し入れ、熱く濡れた中心をひとまずそのままにし、後ろから抱き締めな
がら片膝の裏を掬い、下から……尻から指を這い上がらせる。
「どうかした?」
 平然とヤクモは応え……無視した。ひやりとした空気に、花芯と花唇は晒されている。惑乱し誘うよ
うな女の沈黙から読み取れるものは、一層の凌辱を待ち望んでいるかのような焦燥が透けて見える。
 この程度の稚拙な愛撫にさえ感度良く乱れ溺れ、発情に瞳を潤ませておきながら、哀願すらしない。
 唇はなにも象らない。
「ちゃんと言わないうちは、ダメだからね?」
 嫌がる素振りすらもが駆け引きめいていて、まるで試されているかのように感じられてヤクモの心を
乱す。
「足りないですか、まだ?」
「…………、さま……ゃッ」
「こんなになってても、まだ足りないんだ?」
 いやらしく鳴かせて、理性の枷を粉々になるまで砕いて、もっと淫猥な言葉を口走らせるまで付き合
うしかないのだろう。
784布通姫5 ◆xY/ng4RMjQ :2006/07/23(日) 00:05:54 ID:GlzGVzYb
 肉欲の罠に堕とし、凄艶な美肉を底知れぬ悦楽の深淵に突き落として、咽び鳴かせるまで。
 いつもそうやって焦らすんですよね貴女はと、はだけた白の合わせと肌襦袢から覗く首筋に鼻先を寄
せ、ひと舐めする。
「…………ふッぅぅッ、……ぁぁあッ!!」
 触って欲しい秘処は完全に放置してヤクモは女の身体の経脈に沿って、つ、と爪をはしらせる。房中
術を弄するまでもなく、鍼灸術の応用だ。一身の陰を統任する任脈とよばれるそれが、女という性の生
殖を司る、言ってみれば性愛の源を支配するみちと言ったところか。
 経絡と呼ばれる気脈のすべての源は蜜壼と菊座のはざまにある会陰という秘処にある。そしてそこは
すでにどろどろに濡れそぼち、陰脈の海という別名どおりに愛蜜を氾れさせている。恥骨から乳房の谷
間を経て唇にいたるまで真っすぐ縦にはしる正中線を、緩やかに男の指先は辿る。
「くッ、ふぅッ……んんぅッ……」
「ねぇ……もっと聞かせて?」
 ヤクモはしかしすぐに飽きたのか、後ろから抱き締めたイズナの細い手首を戒めるように掴み、引き
寄せたその手を恭しく取って、頬に押し当てる。
 熱い手だ。
「やっぱり自分でシた方が、もっと鳴けそう?」
 押し当てた女の細い人差し指を口に含み、舌で爪の表面を舐める。
 性感の在りかなら、もう知り尽くしている。
これまで何度も何度も追い詰めた肌であることも含めて、熱い手そのものが既に性愛の器官と化して
いることも。
 そして。
「……そんな…………おやめくださ……ッ……!?」
 イズナの指もろともに、再び秘め草に埋めた。
 くちゅ、とひとたびは冷めた蜜を、熱い指先が蕩けさせる。
「ひ……ぁ、ぁ…ぁッ……ゃ、やぁぁあ…んぅッんんッんぅッ!!!」
 女の指を、本能で触れたくて堪らない秘処に導き、ぐちゅぐちゅと淫らな音をさせながら、一緒に掻
き擦る。男の指とともに自らの指を絡めながら慰める行為に、イズナの声は明らかに艶を増した。
 逃れるように腰を揺らめかせて、むしろ自らを追い詰めている。せがんでいるように美臀を振り、指
の蠢きに相乗の効果を与えていた。
「ちゃんと見ててあげるから……してみせて?」
「……意地……わるぅ……んぅ、ぁはぁあッ……」
「だって……そういうの、ホントは好きなんでしょ?」
 もっと奥を嬲られ、指戯で虐められ、辱められたい。掻き乱されたい。
 飢えた淫獣の本性を晒け出して、犯されたい。
 ならちゃんと、自分でしてもらおうかな?
「…そんな……コト…わなぃでくださッ………ひぁッぁああ、ゃぁんッ、ぁむぅッ!」
 熱っぽく冷ややかにヤクモは見下ろし、眼を眇めた。残忍ささえ伺わせる顔は、しかしイズナには分
からないようだ。
劣情に追い込まれてきつく眉根を寄せ、突き上げる快楽の波から逃れるように目を閉じている。
 そうはいうもののせがむような腰の揺らめきも止まらず、指は忙しなく蠢いており、自らのそれを男
の指に絡めながら導きもする。
「ぅぅッ……ふぅ、んッ…あぁはぁ、ぁ、あぁッ…んぅっ…くぅ…ぅんっ……」
785布通姫6 ◆xY/ng4RMjQ :2006/07/23(日) 00:07:55 ID:GlzGVzYb
 興奮を隠さない美肉はいよいよ淫靡な熱を帯びたはしたない喘ぎを響き渡らせる。一方で、ヤクモも
空いている方の手で豊かな乳房を揉みしだいた。汗にぬめって滑らかな表面にぴん、と小さく突き出て
いるまるい肉の盛り上がりを摘まみ捻じる。指を離しても弾力を失わない胸の蕾はつん、と気高く立ち
上がって官能を呼び起こす。
「なんか……すごくいやらしいな」
 切ないほどに濡れて湿った凄艶な美畜の媚肉は、いっそう男を残忍な陶酔へと導いて止まない。
 かつて自分を導いた、細くて、それでいて熱い女の指。
 それは今この時も変わらないようだ。
「あぁっ!はぁ…ああぁぁ、…んぅ!」
 そこにいるのは、恍惚とした表情を浮かべて、かすれるほど取り乱した淫声を口に上らせ、慎しみも
羞じらいもなく飢えと渇きを癒す性愛の虜囚だった。
 にゅちゅ、にゅちゅ、とねっとりとした濃厚な淫音を指は奏で、焦れったそうに男の指を掴んで花唇
を掻きわけ、さらに奥の蜜壼へと進んで行く。
 そういえば、お互いが初めての相手であったことを、いまさらのように思い出してヤクモは唇の端を
釣り上げた。
 より大胆に、本能の赴くままに……かつて膜を打ち破らせたように、再び女の指が、誘い惑わす。
 あと少し伸ばせば辿り着くというところまで来て、ヤクモは低く尋ねる。
「もういいの?」
 一瞬の間を置いて。
「………ぁ…」
 牝の淫獣のごとき荒い息遣いが潮が引いたように一端は鎮まる。
今さらのように指に絡まるとろりとした愛蜜に、その氾れた蜜で熱く濡れそぼつ太腿と菊座のあさま
しさに頬を、首筋までをも羞恥に燃えさせて我に返ったかのようにイズナが目を瞠る。女は腰にぴった
りと当てられたモノの形を意識させられ、狼狽えたように肩越しに振り向いてきた。
 若い雄蕊は激る一方で、恐ろしいまでに辛抱強い。
「…………ヤクモ……さ、ま……」
 睫を伏せて、熱い溜め息とともにしおらしい声で応え、女は俯く。
残っていると思しい貞淑な理性がいまさらのように女の痴態を責めているのだろう。
「そんな声で呼んだってダメだよ、イズナさん」
 求められる喜びにもヤクモはしかし薄く口元を歪め、柔肌に冷たい言葉を落とす。
「……ちゃんと言って?」
 ひゅ、と喉を鳴らし、イズナの頭がゆるく振られる。強情にも程がある。痴態を晒し、牝としての本
性を露にし、性感をこれほどまで刺激されながらもまだ相手の顔色を伺うのか。
 なめらかな頬に冷たい指先で触れて、汗ばんだ首筋に張り付いた髪の一筋を払う。
重ねる額の、そのわずかな狭間に……至近にある瞳が物語るのは零れるばかりの愛らしさと、獣じみ
た情欲だ。
 こんなにも濡れて、こんなにも乱れて、牝臭を放っているのに。
 顎を捕らえてさらに深く口接ける。従順なほど従順に、応えてくる。眼を眇め、片眉を緩く上げた。
「ねぇ……どうして言えないの?」
 悪戯を仕掛けるように生温い優しさを含んだ声でヤクモは尋ねる。熱く朱い唇をつややかに彩る唾液
を、哀れな獲物を味見するように舌で舐め、氾れる蜜をくるんだ指先はそのまま蠢かせながら。
「ゃ……ぇぇッ………くぅ………んッ…ぁッ…ぁあッ…はぁぁッ……!!」
786布通姫7 ◆xY/ng4RMjQ :2006/07/23(日) 00:09:23 ID:GlzGVzYb
 浅ましいほど濡れた身体も、熱く荒い息も、誘うような淫靡な艶やかな嬌声も、敏感すぎる火照った
肌も、性感の器官と化した手足などのすべてが、官能を刺激して止まない。
 至高なる神の娼婦を性隷に堕とし、さらに恍惚と鳴かせるために容赦なく肉を弄ぶのだ。
 こうした指戯のすべてを、自分に教えたのはだれだったか。
 女を牝に変え、扉を開かせる術を、教えたのは?
 自分を、紛れも無くひとりの男にしたのは?
 甘い匂いが鼻孔の奥に広がる。完熟を目前にした発情した牝の淫獣の放つ臭いだ。
「やめて欲しい?」
「…ぁッ…ゃぁッ…………」
 イズナをこうして見下ろすのはすごく刺激的で、それだけで嗜虐的な気分の高揚をヤクモは覚える。
 くちゅ、と一回り、熱く湿った尖りの形を分からせるように指で引っ掻き、嬲る。あと、ほんの少し
指で押すだけで陥落しそうだ。乳首がもたらされる興奮に堅く尖らせている。嬲ってくれと言わぬばか
りに。 
目に映る、濡れた唇に紡がせたすべてが身体を熱くさせ、その唇から引き出せたものだと思えば、蕩
けるほど甘く疼かせるものを。
「やめていいの、イズナは?」
「ぁぁッ…ゃめッ……ぃ…で……」
 ようやくか細いながら望むままの答えを導いた女を眺めやり、男の唇の端が、思わず釣り上がる。
 熱く零れる吐息とその継ぎ間に唇が紡ぎ出す淫猥で甘い声に確かに震える心がある反面、ひどく冷め
た嗜虐の衝動をも覚えている。思うさま虐たらしいやり方で蹂躙し尽くしてしまいたい気持ちと、
切ないほどの愛おしさとが、危うく交錯している。
「聞こえないよ。やめていいの?」
 傲岸に甘く、冷ややかさを装って。
 淫乱な女体を晒し、忘我の表情で唇の端に涎を氾れさせている哀れな巫女王を、眺めやる。
「……やめ……ないで……くださッ……」
「んー……」
 あともう少しで、この震え強張り匂い立つ美事な肢体をすべて支配出来る。そう思えば、余裕も生ま
れてくるというものだ。
「こう?」
 軽い挨拶がわりに、つぷ、と蜜壼の入口を引っ掻くように刺激する。
「ひぁッんッ……」
「違う?」
 男の指を貪欲に咥え込み、じゅぷ、と音を立ててすぼめ絞るように膣が圧力をかけてくる。
「もう……ホント、お仕置きがそろそろ必要なのかな?」
 苦笑するようでいてその実、悪魔的な嗜虐の笑みさえ浮かべてヤクモは肉を弄ぶ。
「だ…ぇッ…もッゆぅ…しッ……」
 戦慄き震え、無意識に腰をくねらせ、閉じようとする膝を許さずにヤクモは蜜壼の最奥へとゆるく中
指を抜き差ししながら、
「お行儀悪いよねぇ? イきたいならちゃんと、言わないと」
 言葉で責め続ける。
「イきたいんだよね?」
「…ャ…クモ……さ…まぁッ…んぅふぅぅッ…ぁんぅッ……もぅイかせ…てぇっ………」
787布通姫8 ◆xY/ng4RMjQ :2006/07/23(日) 00:11:06 ID:GlzGVzYb
「うん、いいよ」
 あっさりと女の哀願を許し……切なく濡れてじりじりと焦がされた女体を開く。甘く重く濃艶な匂い
を、女の欲望の薫りをその手で調香するべく、男の指が閃く。煮え激る女の陰脈の気血を駆り立て、あ
つく蕩けさせ、さらに一段と濃密な性愛に望む牝臭を沸き立てさせるために。
 じっとりと蜜に濡れた花芯を強く摘んで、左右に捻じり擦り、押しつぶすようにする。指のもたらす
刺激に、どぷ、と粘り気を増した熱い花蜜が吹き出し、誘ってくる。
 貪欲に蹂躙を求める蜜壼が、明らかに異なる節の高く太い男の指に侵される。
 一本、二本、そして三本と、深く、埋められていく。
 じゅぷじゅぷッと淫音を立てて、膣は穿たれた。
 ひぃ、と鋭い悲鳴が一声。
 いままさに崩れ落ち、爛れ熟れた甘美な果実が男の手に収まろうとしている。脳髄を蕩けさせ酪酊さ
せるような牝臭を漂わせて。
「ぁぁああああッッ!! はあぁっ!…はあぁぁぁぅ…んんッ……んふぅうッッ……」 
 途方もなく淫らな牝獣の艶声が、ついにイズナの唇をついて迸った。







 狂っていると、感じたのはいつごろだったか。


 時を超え過去に渡るという、およそ尋常ならざる行為を繰り返し、禁忌であることを意識することす
ら日常の延長のように感じている異常性に、ふとした拍子に気づかされたときだったか。
 それとも、石に姿を変えた父親の、そこに在りながらの明確な不在が、日々の常態に埋没しつつある
ことに、慣れ始めたころか。
 およそ人の道を外れた行為を、禁忌を犯すたびに、自分の中から剥がれ欠落するなにかがあることに
気づき始めたころか。
 人外のものと成って行くのではないかという、おののいて。
 得体の知れない恐れと不安を、彼女は触れ合うことで取り戻させてくれた。
 それはまるで、儀式のような情事とも言える。
 狂っていたのだと、いまさらのように後味の悪さを、感じている。
 聖婚と称するには稚拙で、馴れ合いというには生々しく、寂しさを紛らわせるための自慰のようなも
のだったのかもしれない。お互いがお互いを真実求めていた訳ではなく、ただの惰性で触れ合っていた
だけの、徒なものだったのかもしれない。
 そこに心はないのだと。
 だれでも良かったのだと。
 解らないでいる。
 刷り込みだと笑われた。だれでも良いはずがないのに。
 偽りなのだと揶揄された。他に代わりがいなかったからだと。
788布通姫8 ◆xY/ng4RMjQ :2006/07/23(日) 00:12:34 ID:GlzGVzYb
 錯覚だったのかと、幻であったのかと、何度も心が悲鳴を上げた。
 幼かった自分は、ただ慰められたいだけだったのかと。
 それは恋ではなく。
 馴れ合いの、悪戯の延長から互いを求め合うようなものにすり替わった、あまりにお粗末な自慰でし
かないのだと。
 けれども。
 人に戻してくれた。自分が、この世界に属するひとであるのだと思い出させてくれた。
 今に生きるべき命であるのだと。過去に隷属し、囚われて生きるものではないのだと。
 ただひとり、確かに自分の手を取ってくれた。
 自分が求めた、いや、求めることが出来た温もりはただ一人ただひとつ貴女ひとりのものであったこ
とは唯一の真実で揺るぎない。
 他のだれもが、それは間違いだと詰ったとして。
 自分の心が、そう叫ぶのだ。
 貴女が必要なのだと。


 たとえその行為が、義務として貴女の中にあったのだとしても。







 いいえ、あなたはなにも、ご存じではないのです。




 どうかしている、などという非難めいた言葉を口に上せることが、どうしてわたくしに出来ましょう
か。年甲斐もない小娘じみた独占欲も、なにもかもあなた故にわたくしにもたらされるのです。
 そう、あなたはなにも、ご存じではないのです。






 過去に遡るという、その代償として。
 甚大なる力を振るう空なる者、《零式》の封印を解くべく生まれし者と、密かに予言されていたこと
になってしまった、哀れな子供を。
 生ける伝説と呼び称され、至高の存在であるべきあなたを、誑かし堕落させた女。
789布通姫9 ◆xY/ng4RMjQ :2006/07/23(日) 00:13:45 ID:GlzGVzYb
 それが、わたくしという女に贈られた、称号なのだと。
 救世の英雄、その介添人たる至高なる聖女、聖姉の巫女王などと祭り上げながらも、その裏では年端
も行かぬ子供を唆した唾棄すべき娼婦と、罵っていることなど。


 あなたはなにも、ご存じではないのです。









 闇が、熱い。
 とろりとした鼻につく匂いを醸す凄艶な肉体が堕ちた闇だ。容赦ない性愛の徒刑に女は身も心もぐず
ぐずに蕩け、従順にすべてを晒け出して男の前に屈し跪いている。
 仄昏い官能という炎に焦がされた美肉は熱帯雨林に咲き乱れる花のごとく甘く熱く爛れて熟し、羞じ
らいをとうに忘れたはしたない口の端には唾液が氾れ、纏う清楚な花の匂いはとうに揮発して薄れ、太
腿を濡らす花の愛蜜やとめどなく流れる汗と混ざりあって甘く重い牝臭の媚香を作り出している。
 男の腰に縋りつくようにして這い跪き、はしたなく舌を突き出して咥え、舐め、奉仕している。
 淫乱な牝犬が口一杯に若牡の怒張を、逞しい肉の剛直を頬張って、ちゅぱ、ぢゅぱ、と卑猥な淫音を
立てて舐め上げるたびに、男はいとおしそうに髪を梳き撫でていた。
 まるで飼い犬を褒めているような仕草に、被虐的な昏い気持ちが先走っているのか、剥き身の尻を突
き出すように美牝が蠢かせて誘う。くびれた腰は弓なりにしなりながら振られ、突き出した乳白色の美
尻は菊座から花唇を、そして蜜に濡れそぼつ花の尖りまで見せつけるように晒し、指戯を求めるかのよ
うに菊蕾をひくひくとすぼめている。
 鼻先が捉える汗と体液の混ざった雄の媚香に満たされてしまいたい衝動に、なけなしの羞恥もかなぐ
り捨てたかのに、清らかなる闘神巫女は魔淫の夜を迎える。
 淫辱に満たされた美味なる果実は、いままさに熟れ、堕ちたのである。







「なんでもしてくれるんだよね?」
 晴れやかとさえ思わせる明るい声でわたくしをそう促されるヤクモさまの雄蕊は、待ち構えた様子で
てらてらと光る先走りの淫液でくるまれていました。鼻先をそば近くまで寄せてわたくしは舌を突き出
し、ヤクモさまの分身の表面を子犬のように舐めるのです。
790布通姫10 ◆xY/ng4RMjQ :2006/07/23(日) 00:16:10 ID:GlzGVzYb
 舌をうねらせて、じゅくじゅくと音を立てて吸いながら、ご奉仕をしているのでした。
 剥き出しの尻を突き上げ、乳房を揺らし、四つん這いの姿勢で、咥えているのです。
「舌伸ばして……そう、うん」
 お仕置きがそろそろ必要みたいだねとおっしゃられたとおりに、頭髪ごと頭を抱え込み、わたくしの
吸気にはお構いなしにヤクモさまは腰を動かしてくださいます。こうして、唾液をたっぷりと使い舌を
裏筋からくびれた根元まで丹念に蠢かせて咥える姿に大変興奮してくださっているご様子で、わたくし
もとても嬉しく思っております。
「ちゃんとしてね? 奉仕するときは、ほら、ご主人様の顔を見ながらしないと」
 緩やかに腰を突き動かしながら、ヤクモさまはわたくしの顔を上に向くように促し、優しくお声をか
けてくださいます。口の中でむくむくと膨張し、存在を主張する雄蕊に気をとられてしまっていたわた
くしは、合図にも切なげに
上目遣いにお顔を見上げるばかりでした。
 にるにると広がる生臭い酸っぱさと苦味に、わたくしは凌辱されている性愛の虜囚である事実を思い
知り、昏い喜びとわずかに残る貞操への抵抗に苦しげに歪ませてしまっていたのでした。
 瞳を潤ませ目尻に涙を溜めた顔を、しかしヤクモさまは涼しげに眼を眇められて、従順な牝犬の裸身
を舐めるように眺められるばかりです。はしたなく咥えているわたくしの頬を、気も漫ろに髪を撫でて
いた手が降りてきてぴたぴたと軽く叩かれ、もっと上手く舌を使うように命ぜられました。
 熱くとろりとした舌を使った、ぴちゃぴちゃ、という舐啜の淫らな音が鼻先にあるヤクモさまの下腹
部に響き、雄蕊の灼熱を激らせ溜めていくのです。双つに割れた亀頭のくびれを握っている指先の力は
加減致します。奥まで頬張ってはすぼめて、裏筋は軽く甘噛み、どくりと脈打つのは構わず、濡れた舌
先で割れた雛尖に溢れる先走りの露を舐め取る動きには特に注意して緩急をつけ、丹念に丹念に愛撫を
施します。
 わたくしの舌戯と、うっとりと見蕩れるように見上げた瞳に何かをお感じになったのか、ヤクモさま
は少々乱暴に、力任せに喉の最奥まで雄蕊を咥え込ませてきました。
「んッむぅッ……」
 膨らんだ頬は朱を帯び、きっと恍惚とした表情さえ浮かべていることでしょう。いよいよ強まってゆ
く昏い喜びに身体中が熱く震えてきました。わたくしの被虐的な性愛の嗜好はヤクモさまの愉しみでも
あるようですから。
 虐められ、辱められ、苛まれて、惨たらしく凌辱されて魔楽に堕ちていく。それはしかし、ヤクモさ
ま、あなたのその手で施されているからということをお忘れなきよう。
 四つん這いに跪くわたくしのせがむように突き出した恥ずかしいお尻に、ヤクモさまは手のひらを伸
ばされました。菊蕾を秘す谷間には淫獣の蜜が流れていて、女が持ち得ない節高く長い指で緩慢に鷲掴
まれて微かにやわやわと捏ねられ、粘着質な淫音を響かせてゆきます。ぴち、にち、と花唇と花芯に纏
いつく粘液が、双つに分かれた尻肉を揺するたびに擦れて、淫らな音を立ててしまうのです。
 そう、まるで、なすすべもなく氾れた蜜によってわたくしは身体を淫猥な楽器に変えられてしまった
のでした。
 そしてその事実は一層、わたくしのこの熱い淫乱な肉体を切なく濡らすのです。より強く、より激し
く突かれ、貫かれるために、潤滑油を氾れさせ、自らを調律しているのでした。
 ぷちゅ、ちゅく、と別の淫音を立てながらわたくしは舌をうねらせ巻き付けて、浅ましい舐啜を続け
ていきました。ヤクモさまが御手を放したところで、わたくしのはしたない唇はすでに吸い付いて離れ
るようなことなど致しません。従順な牝犬にとって、この大切なモノを大事に咥え、徹底した奉仕を施
して、存分に激らせるのが使命なのですから。
791布通姫11 ◆xY/ng4RMjQ :2006/07/23(日) 00:17:19 ID:GlzGVzYb
 清冽で凜とした淑女の姿など、そこに認められるはずもないでしょう。清らかなる闘神巫女とはいっ
ても、所詮は神の娼婦に過ぎないのです。
 わたくしの口の中で、ヤクモさまの貴い分身が跳ねました。加減を間違えてしまったのか、先走りの
舐め取り方を執拗にしてしまったせいかもしれません。達してしまうようです。
 不機嫌そうに気不味げに柳眉を寄せるヤクモさまの表情に出会ってしまって、わたくしは悲しくなっ
てしまいました。恍惚には程遠いようで、短く呻き、灼熱を躊躇なく熱い口の中へ放ってきてください
ます。
「零しちゃだめだからね………うん、そう…飲んで……全部……良いよ、唇をきつく締めて」
 それでも、ヤクモさまはわたくしの髪を優しく撫でながら、そう、お命じになりました。なんとお心
遣いの細やかなお優しい方なのでしょうか。わたくしはけれど、呼吸の間を取り違えてしまって、大切
な白濁を零しそうになって慌ててしまいました。
 勢いよく氾れ出る濃密な白濁を懸命に、苦しい呼吸を抑えながらもゴクンと、大きく飲み下すことは
出来たようです。喉が大きく嚥下するのが良く見えるように、ヤクモさまは自らの雄蕊をきつく閉じた
唇からずるり抜き取りざまに、わたくしの顔が真上を向くように仰向けました。
 咽る臭いに上を向いた目尻から一筋耳の後ろに流れ込んでいくのをまじまじと眺められて、ぞくりと
肌が震えます。性愛の奴隷に施された嗜虐的な凌辱に興奮して、纏いつく臭いなどものともせずに首を
戻して、白濁した粘液がこびりついた唇から朱い舌を這わせ覗かせてみせます。
 ねっとりとした視線を絡み合わせて淫靡な微笑みを浮かべ、放ったばかりの若い雄蕊をまだ物足りな
いとばかりに見つめました。
 お優しく貴い、わたくしの大切な方が、冷厳とした瞳を和らげて、囁くようにおっしゃいます。
「このままで……四つん這いのままうしろに入れるのと、自分で入れるのとどっちが良い?」
 おぞましい熱に燻り、鳴きたがる牝に選ばせようという深い配慮ゆえのお言葉なのでしょうか。
 いいえ、この場合ただの思いつきを口にしたと、言っても良いようです。
「手を使わずに入れられるよね?」
 確認を装う命令に、きゅう、とわたくしの胸は締め付けられました。嬉しさのあまり胸が躍ってしま
いそう。性愛の奴隷が、奉仕することを許されたのです。
「は…い……」
 逸る気持ちを抑え、従順に応えてわたくしは腰をくねらせ、力を抜いて横たわるヤクモさまの上で巧
みに位置を合わせてゆっくりと腰を落として行きました。




 朽ちてゆく梔子の花のような。
 麝香にも似た、甘く爛れて頽れゆく陶酔の媚香が、部屋を満たしていました。
 淫靡な熱によってぐずぐずに蕩け氾れたわたくしの放つ花蜜の牝臭と混ざりあっているのです。
「……んぅ……ふッ……ぅ……ぅんんッ…………」
 くぐもった声を漏らし熱い息を吐きながらわたくしは命ぜられたとおりに手を使わず、愛撫によって
どろどろに濡れた太腿で身体を挟み込みました。その倒錯した行為に興奮が止まらなくなって、はした
ない女体は肌を燃え上がらせていきます。
 真下からじっと、ヤクモさまに見つめられているのです。鳶色の真摯な青年の瞳には、どのようにわ
たくしは映っているのでしょうか?
792布通姫12 ◆xY/ng4RMjQ :2006/07/23(日) 00:18:37 ID:GlzGVzYb
 このいやらしい牝犬の、結合を目指して蠢くさまを、静かにその鳶色の瞳は捕らえているのです。
 しっとりと濡れて光る恥毛を、舌技に嬲られてぱっくりと開いた花唇、熱く爛れてぷつぷつと発泡音
さえ立て始めている奥の蜜壼……もう一つのその淫らな唇が、逞しい怒張を、欲棒を咥えたくてたまら
ないとばかりに、涎を垂らしているさまを。
 はやく貪りたい、味わい尽くしたいと、咥え、すぼめるために収縮し弛緩するのをわたくしはなんと
か呼吸の静まりに合わせ、氾れさせた欲望の花蜜を以てして、屹立した大切な雄蕊を招き入れました。
「…んんッぁあ…はッ…んぅッ…!」
 悶え漏れるさら熱い溜め息がわたくしの唇から溢れ出し、羞じらいを捨てた喜びに濡れ甘く響き渡っ
て行きました。身体中がとても熱くて、どうにかなってしまいそう。この熱をすべて晒け出して、はし
たなく鳴きたいけれど、まだそれは許されてはおりません。まだ狂うには早いと、薄く眇めたヤクモさ
まの静かな視線がわたくしを射貫きます。
 飼い慣らされた鳥のように、たくさん、いっぱい、本当はもう、鳴きたいのですけれど。
「ん……ぅ、は、ぁあ…」
 それでも、零れる吐息まじりの喘ぎは止められず漏れてしまいます。自ら誘い招き入れた灼熱の陽物
が奥まで入りきったころ、収縮する膣に伝わるまるで稲妻が閃いたような灼けるような快感に、わたく
しはのけ反ってしまいました。背中がしなり、歓喜の悲鳴を切ない女体が上げているのです。
  (こんなに感じてしまっているなんて……)
 あれほどヤクモさまが時間を費やして施してくださった指戯と舌戯によって、わたくしの熟れたる熱
い花実は大分慣らされていたはずなのに、猛り狂った雄の熱は屹立した剛直という形として無残に切り
裂いて、容赦のない痺れと疼きとなって襲ってくるのでした。
  (そんな……信じられない……こんなに……)
 あんなにも氾れた蜜の粘りでぬるぬるになって慣らされたはずの蜜壼の奥に、突き刺さるような痛み
が走っていることに、わたくしは驚くばかりなのです。しばらくぶりとは言え、わたくしは雄蕊のその
変化に、成長に、どうしようもなく興奮してしまうのでした。
「ぁッふッ……ぃぃ…すごッいぃぃッ、あはぁッ…ん…ッ、ぁぁッ!!!」
  (なんてはしたない! ああ、でも……)
 響き渡る嬌声にむしろ感じてしまって、はしたない牝の淫獣が悶え暴れるのでした。じゅぷっと最奥
に当たってしまったのか、途方もない淫靡な熱を孕む悦楽の波が、わたくしを覆いつくしてきます。灼
けるような熱に犯され、貫き閃く電撃の奔流は重く鈍い痛みを伴って、駆け抜けて行きました。
「ぁッんぅ…はぁッぅッ…ふッ……あぁッ……ヤクモ…さまぁぁッッ……」
 もっと、もっと欲しい。あなたが欲しい。たくさん鳴かせて欲しい!
 雄蕊を受け入れる喜びに震え悶えながら、わたくしは愛しい方の名を唇に乗せてしまいました。
「ぅ、ふ、ぁんぅッ!」
 中心から二つに引き裂かれてしまうのではないかと思わせる重く鈍い痛みが、じわじわとわたくしを
侵食し始めました。水面に石が落とされ描かれる波紋のように、段々と大きくそして強くなっていき、
まるで水に浮かんだちいさな木の葉のようです。
 与えられる刺激を貪り、悶えてのけ反る喉と揺れる乳房を息を詰めながら見届けているヤクモさまは、
しかし応えてはくださいません。浅ましいほどの淫潤で濃艶な欲望の匂いを立ちのぼらせる牝の、獣の
息遣いが闇を震わせるばかり。
 目を閉じてわたくしは呼吸を整えるのでした。
 受け入れた雄蕊のその怒張の、肉の剛直のもたらす圧倒的な異物感をじっくりと味わうように、ゆっ
くりと深く呼吸を繰り返すのです。
793布通姫13 ◆xY/ng4RMjQ :2006/07/23(日) 00:19:41 ID:GlzGVzYb

 部屋中を満たす、欲望のにおい。甘く崩れ落ち腐って爛れた花の香りと、わたくし自身の体臭とない
まじった、牝臭。
 雄を高ぶらせ、猛り狂わせるための、被虐とも嗜虐ともつかない昏い喜びを知ってしまったわたくし
ゆえにこそ調合出来る媚香なのでした。
  (はぁ……あぁっ……あつい! あつい……あ、あうぅ……)
 一際強くその匂いを意識させられてわたくしの理性は弾け飛び、どんなに酷い凌辱をこれから受ける
のかと頭の中を妄想でどろどろにしているのです。
 性愛の魔楽に耽溺し、蕩けたように我を忘れた性愛に飢えたひとりの女が悶えながら、ゆるりと手を
差し伸べるのでした。
 捕らえるために。
 いいえ、捕らわれるために。
 ヤクモさまの御手がわたくしの熱い指先を取ってくださいます。
 ゆるゆると引き寄せられた手の甲を、まるで女王に傳くような恭しさで口接けられました。
 互いの欲望に早まる荒い息が、ひとつになっていくように静まって行きます。
 静止画のようになされる、儀式めいたつながり。
 求め合うように指先は一本ずつ絡められて、やがて熱く湿る手のひらは重なりました。
 ぱさりと、まだ汗に湿り切らぬわたくしの髪の一房が揺らめいて、白い腰をなぞって彩ります。
 その髪の一房を摘まみ上げて口接けるヤクモさまの、上目遣いに見上げてくる表情はどこかしらまだ
幼さを残しているように思えてきます。
 不思議な気持ちを、いいえむしろ後ろめたささえもをわたくしが感じるのは、こんな瞬間です。
  (年下の……、未成年ですらある、あなたさまを……)
 こうして組み敷いて、跨いで。
  (はしたなくその上に乗り上げて、犯して……ああ……)
 キュッと、このまま膣を絞って締めてしまいたい。この若い雄蕊を激らせて弄びたい。この方のすべ
てをわたくしのものにして貪りたい。
 そう望みながらも、けれどあさましく震えるばかりなのでした。
 わたくしは犯されながら、犯しているのです。
 こんなふうに妖艶に腰をくねらせて。まるで、そう、女を教えるように。
 事実わたくしはヤクモさまの初めての相手ということになるのでしょう。
 魔淫の情炎の海に誘い惑わし、沸騰する官能に沈め乱し、篭絡して。
 誑かし、瀑布のごとく堕ちてゆく肉の快感の愉悦を教えて、耽溺させるよう仕組んだ魔性の毒婦と罵
る方もいらっしゃいます。
 それを罪と呼ぶのなら、それは仕方のないこと。罪なのでしょう。
 ああけれど、遅いのです。
 倒錯と禁忌の快楽を、たとえようのない淫靡な熱への渇望をわたくしは覚えてしまったのです。
 もしも、真実わたくしが姉だとして、ヤクモさまを実の弟として、向き合っていたとしても。
 肌を重ね合い、溶け合い、求め、求められることに至上の歓びを見いだしていたに違いないのです。
 わたくしの弟として、ヤクモさまを愛する。
 そのことになんのためらいを?
 おぞましいまでの独占欲を、いまこのときでさえわたくしは、この胸に抱いているというのに。
 あなたさまが、どこでなにをされているのか。いま、だれと過ごされているのか。わたくしが、その
ことに胸つぶれるほど掻き乱されていることをご存じないのです。
794布通姫14 ◆xY/ng4RMjQ :2006/07/23(日) 00:22:45 ID:GlzGVzYb
 だれにも、どんな女にも渡したくない。そんなあさましい思いを胸に秘めていることなど。
 わたくしの、至上の男。
 それがたとえ血を分けた弟であっても、わたくしはこうして女となっていたに違いないのです。女としての、夜のわたくしのすべてを支配し君臨する主人。
 いっそのこと、本当に弟であれば良いとさえわたくしは愚かにも思っているのですから。
 弟を犯し、弟に犯される……その相姦にも似た背徳的な快感に悶えて。
 姉奴隷として、性隷のごとく仕える倒錯的な快楽の疼きに熱い息を吐き、聖姉の巫女王としての貞淑
の仮面を剥がされ暴かれる羞恥に咽び鳴く。
 牝犬と罵られては震え、嬲虐に啜り泣き、淫虐に鳴咽を漏らし、指戯に舌戯に惑乱し陶酔に濡れ、そ
うして虐げら弄られる昏い歓びに、その灼熱に侵されてしまうのをもう止めることは出来ないのです。
 なにものにも代えることは出来ないのです。
 この方に、女として求められる喜びは……。


 つないだ手が、ただ寂しさを温もりを求めただけのものであったことを、覚えております。
 拙い愛撫のように、絡めあう指先の熱さもまた。
 あのとき、あなたさまがなにを望んでおられたとしても。
 たとえそれが、絶対の孤独を癒されたかっただけなのだとしても。
 わたくしは嬉しかった。母のように姉のようには、わたくしはなれなかったのですから。
 あなたさまのまえでだけ、わたくしは聖姉の巫女王でも、聖女でも、誰でもなくなるのです。ただの
小娘と同じに、あなたさまお一人に愛されたいだけの女となれるのですから。
 そうして、あのころのわたくしよりも、いまだ幼いあなたと、こうして抱き合っているのです。


 呼吸を整えたわたくしはゆっくりと動き始めました。緩やかに小刻みに蠢かせてゆくのです。汗ばん
でぬるっとしたお尻を、ヤクモさまは支えるように手のひらで撫でてくださいました。
 ちゅく、ちゅくと粘液質な淫音が、揺すられる腰の動きと重なり響いてゆきます。こうしてわたくし
はこの方とひとつに結ばれているのだということが、一層の興奮と喜びを与えるのです。抽送は滑らか
に馴染んでなされてゆきます。
 右に左に、大胆に微かに、本能の赴くままに振るのです。駆け引きをたしなむように、艶やかに花が
綻ぶような微笑みさえ武器にして。緩急をつけるように収縮と弛緩を繰り返していくたび、わたくしの
なかに包まれた肉茎が意思を持った生き物のように蠢き始めているのがわかります。
その膨らみに呼応するようにして蜜壼の奥の膣内からもいやらしい涎が氾れて、にゅち、にゅちゅ、
と音を立てて興奮を高めて行きます。
 ヤクモさまも集中を促すように下から腰を突き上げてくださって、その刺激により一層大きな喘ぎ声
をあげて応えました。
見られながら犯し、犯されている興奮に、わたくしは震えるのです。突き上げられるたび、ヤクモさ
まの涼やかな視線にも同時に姦されているのです。
 促されるようにして脇腹を挟む膝に力を入れ、折り曲げた脚を立たせて横の動きから縦の動きへ変え
ます。上下に出し入れするように締め付けて動いていくことで、充血する肉棒と亀頭を責めるのです。
 結合し混ざり合った草むらから雄蕊が忙しなく現れては隠れ、隠れては現れを繰り返して追い詰める
のでした。
795布通姫15 ◆xY/ng4RMjQ :2006/07/23(日) 00:24:10 ID:GlzGVzYb
 もっとも、追い詰めているようで追い詰められているのかもしれません。熱い肉塊に掻き乱され、膣
の内側を引き裂くような痺れに、気を失ってしまいそうなほど感じてしまっているのでした。
 わたくしのなかに自ら進んで受け入れ、今まさに腰を振って愛している、若く太い茎。
 初めて膜を突き破らせ、真白の腰巻を赤く染めさせた時とは、比べものにならないほどに成長されま
した。幼いヤクモさまを魔楽の渕に堕し、溺れさせてしまった罪深い魔性の毒婦と罵られているわたく
しのなかに今ある若牡の剛直が、かつてどれほど柔らかい皮に包まれた繊い茎であったか存じておりま
す。そしてそれをどれほどあさましく弄り抜き、無垢で清浄な子供を狂わせてしまったかを、覚えてお
ります。
 男を知らぬ小娘は女となり、女を知らぬ子供が男となって。
 そしていまこのときも、至高なる存在、神子とも崇められるお方を、この手で穢しているのです。
 たとえようもない快楽の波が迫り上がってきました。ぞくぞくと肌を震わせるのはその背徳的な興奮
を覚えたからにほかなりません。
 わたくしという、この淫らな楽器を激しく狂おしく鳴らすための弦を、逞しい肉槍の筆をどうぞ存分
にお与えくださいますよう。


「はぁっ、ぁッあ、あんっ! ヤクモさまぁッ!……ぁはぁッぁぁッ……ぅんっ……」
 いよいよ強まる快楽の波に溺れた瞳でわたくしはヤクモさまを見つめながら、一層の激しい突き上げ
を期待して喘ぎました。ためらいも羞じらいもかなぐり捨て、自らを追い立てるように鳴き始めます。
 ヤクモさまはですが、とても辛抱強く無言のままわたくしを追い立てるだけです。それが、わたくし
を一層、性愛に狂う虜囚に陥れ、乱すのでした。
 じゅっぷ、じゅぷ、じゅっぷと、淫音は止まることなどなく続いていき、わたくしは結び合う雄蕊の
出し入れに没頭していきます。下からの突き上げにはしたなく鳴く牝犬は、自ら進んで与え、そして男
からも与えられる快楽を夢中で貪り、恍惚とした表情を浮かべて涎を垂らして喜んでいるのです。
 よほど渇いていたのかも知れません。
 それとも、わたくしは試されているのでしょうか。
 ヤクモさまの指の愛撫によって散々嬲られ辱められてどろどろに熱く激って濡れている身体を、この
ままでは持て余してしまいそうです。
 切なげに睫を伏せ、ゆるゆると動きを緩慢にさせて逞しい胸板にぺたりと頬を寄せてほんの少し、一
休み。
 すると。
「……ぁ、いやぁッ!……ッゃ、やぁ……んゥ!!!」
 まるでその瞬間を待ち構えていたかのように、肉槍の突き上げがなされたのでした。
 あまりに強い刺激に襲われて、わたくしは戦慄くように身体を震わせ、氾れる蜜で滑らせながらも貫
かれる膣が痙攣してしまわぬよう、腰を泳がせていました。ヤクモさまが突然、わたくしの尻を鷲掴ん
で、激しく突き上げてくださったのです。
 女の身体の最奥が……穿たれる膣のさらに奥まったそこが、沸騰してしまいそう。
「…………大丈夫?」
「……ぁぁ、あぁッッ、……はッ…ぃいッ……」
 無意識に締まる膣道に無理やり捻じ込まれて、じわじわと強くなっていく痛みのような快楽に悶えな
がら、わたくしはヤクモさまに応えました。辛うじて応えるそんなわたくしの愚かさを観察して楽しん
でいらっしゃるようです。
796布通姫16 ◆xY/ng4RMjQ :2006/07/23(日) 00:26:20 ID:GlzGVzYb
「あれ……まだ足りない……かな?」
 そう言ってヤクモさまは逃げる腰と尻を掴んで抵抗を押さえつけながら、揺さぶりをかけてきます。
「ひッ! あッ、ぁはぁんッ……!」
 まるで膣肉まで一緒に削がられてしまいそう。処女の時に味わった、痛みをともなった挿入感をヤク
モさまは再現するかのようです。繊い茎とは言え十一歳という年齢に不釣り合いな逞しく雄々しい肉茎
であったことは忘れられようがありません。その快楽の波は一突きごとに押し寄せてくるのです。
「ぁぁッああッ……はぁッ……んぅンッ」
「それとも、もっと自分で腰が振りたいんだ?」
 はしたなく鳴く牝犬を調教するためなのでしょうか、辱めるための言葉をわたくしに投げかけます。
 胸元に縋りついているような前屈の姿勢をそのままに、逃げようとする一切の動きを封じられて、腰
に腕が回りました。まるで蜘蛛の糸に絡め取られた哀れな贄のようにあさましく開かれた女体の示す被
虐への昏い歓びをすべてご覧になっていたのです。
 乳房を鷲掴みにしてくにゅくにゅと捏ね、乳首を摘まんでは乱暴に捻じり揉み、大きく勢いをつけて
貫くように腰を突き上げてくださいました。
「いい?」
「あぁっ…ぁ、っいいッ、いい、……ですぅッはぁっ、あぁんっ…!」
 突然のヤクモさまの動きに戸惑い乱されていたわたくしも、ようやく合わせるように腰の振りを激し
くすることが出来ました。まるでぎりぎりに引き絞れていた弓を、前触れもなく放たれて射貫かれたよ
う。高まっていた快楽の波が、大きく押し寄せてきます。
 どくどくと脈打つ肉棒を咥える蜜唇が突き上げ蠢く圧迫にパクパクさせているのです。
「あぁ……ヤクモさま……んッ………ヤクモさまの…が大きくなってるのが分かります……」
  (ああ、壊してください! わたくしを壊して! 熱いの! すごく熱いのッッ!)
 興奮した牝犬は、はしたなく悦びの声を上げて、待ちわびるのです。
 もっと奥まで貫いて欲しいのです。女として味わうことの出来る悦びを貪りたいのです。
 ……して欲しいのです本当に。
 種を植え付けられる牝のように。
「ねぇ、いまさら恥ずかしがってもどうかと思うけど?」
 けれどもわたくしの狂態にもヤクモさまは残忍に微笑って、こう続けるのでした。
「いつもどおり、おねだりしてもらわないとね、イズナ」
 そう、呼びかけるのです。この関係を持ってから。
 肌を重ねる時だけ、肉体を結ぶときだけヤクモさまは、わたくしを、年上の女として扱わぬようお決
めになっているのです。
 そのことがどれほどにわたくしの胸を切なく熱くときめかせ、昂らせることか。
「ちゃんと言わないと御褒美は上げられないよって、そういう約束したよね?」
 そうです。それはわかっていました。けれども、わたくしは……
「…………ヤクモさま……」
「ああもう…さま付けは禁止……それにそんな声で名前呼んでも駄目だってば……」
  (いくらなんでも……あんなはしたないコトを……)
「ぁッ、つぅッ、…はぁッ!」
 問答無用に揺すり貫かれてわたくしの蜜にまみれた花唇はぬちゅ、ちゅぷ、ちゅぷ……と濡れた卑猥
な淫音を響かせてしまいます。そんな淫乱なわたくしに、ヤクモさまは強要するのでした。
 恥ずかしいという感覚がまだ残っていることに、わたくしはほっとすべきなのでしょうか。
797布通姫17 ◆xY/ng4RMjQ :2006/07/23(日) 00:27:52 ID:GlzGVzYb
 揺すられながらお尻を撫でられ、いつのまにか菊蕾にまで指を這わせて蠢き始めていることに気づい
たのは、押し広げられて抜き差しが始まってしまったころでした。
「なッ!…ぃやあぁぁ…ッ!!」
 突然の刺激に恐慌して、わたくしはそれまでとは違う叫びを上げてしまいました。
「お願いッ、苛めないで!」
 前と後ろの両方の口を同時に責められて、あまりの狂乱にほんの微かに残っていた理性が放った叫び
でした。
「あれ、そうだった?」
「ぁあ言わないでッ…お願いッ!」
「貴女は言葉で聞くより身体に聞いた方が正しいのは知ってるけど……」
「ひぁあぁッ! んっ…! んんッ……くッ! ふぅぅ……」
 けれども、なけなしの理性など、新たに施される指戯の前に簡単に消し飛んでしまって、喉の奥から
恥ずかしい淫声が零れ出て行きます。
 数回突き入れられただけで、後ろに意識が行ってしまうのです。今までも何度も、後ろを嬲られて…
…そのことを思い出すだけでわたくしは昏い欲望に胸を熱くさせてしまうのに……。
 後ろが……肛姦調教によって開発されてしまった菊蕾が目覚めてしまう。このままでは前も後ろも、
どろどろになるまで貫かれてしまいたい衝動に任せて、どんなにおぞましい卑猥な言葉を口走ってしま
うか、わたくしはそれが怖いのでした。
 そんなわたくしの痴態を快く思っておられないヤクモさまが、押し殺した低い声で、命じます。
「……してもらいたいコトを、おねだりするんだよ?」
「ぁ……」
  (ああ、いけない! あの言葉だけは言ってはダメ!)
 心臓が一際どくんと大きく脈打ちます。泣きそうな顔になりながら、わたくしはヤクモさまのお顔を
見つめます。けれどもゆるく肩をすくめられ、許されぬことを悟りました。
 声が、唇が震えてしまいます。
 火照った身体に、まるで突然氷水でも浴びせられたかのようです。
 息を整えるように、わたくしは深呼吸を繰り返しました。
 そのはしたない言葉を音にしてしまったら最後、わたくしは本当にこの目の前の方に隷属する牝犬に
なるのです。いつも、そうして服従の言葉を強要されて。
 淫乱な、性愛の奴隷となるのです。
「…………して、ください」
 怖々とわたくしは口を開いて、ついに禁断の言葉を音にしてしまいました。
「なにを?」
 かぁぁ、と頬が羞恥に赤く染まり、つめたい汗が腋窩を伝い落ちていきます。あらためて、生まれた
ままの姿で、わたくしはこのお方に囚われていることを思い知らされるのでした。
 俯いて目を閉じて、呟くように、唇を象りました。
「…………ぴゅっぴゅ、して…………ください……」
  (ああ、なんてッ! なんてはしたない! なんていやらしい!)
 信じられない。耳を塞いでしまいたいほど恥ずかしい。
「もう一度」
 ヤクモさまは表情を動かさぬまま、冷厳にお命じになります。
  (やめて…………ゆるして……お願い………!)
798布通姫18 ◆xY/ng4RMjQ :2006/07/23(日) 00:29:32 ID:GlzGVzYb
 ヤクモさまの胸元で所在無くさ迷わせていた指先をキュッと小さく握りしめて、わたくしは堕ちて行
くのです。
「…わたくしに………んッ……イズナに……ぴゅっぴゅ…………して……ください……」
 良く出来ましたと、ヤクモさまが満足げに唇の端を引いたその表情は悪魔のようにさえ、わたくしに
は思えました。けれどもその言葉を、服従の言葉を唇に乗せた瞬間、わたくしのはしたない身体はこれ
以上ないほどの被虐の昏い喜びに支配され、恍惚とした興奮にぞくぞくと震えていたこともまた、わた
くしという牝犬の真実の姿だったのです。








 昏い闇の中、蠢く。地を這う醜い虫のように。



 どうしようもなく痺れて、ますます欲しくさせる嬌声を、腕の中にいる女が上げる。
 もっと酷いことをして苛んで溺れたくなる。唇を寄せるたびに、吐息をその肌に埋めるたびに女の柔
肌の震えが強まるのが、はしたなく悶え頬を染めて喘ぐのが、たまらなく好きなのだ。
 あれから実際、五年と経っていない。
 七つ年上ということになるイズナの、あのころの年齢にも自分は達していないのだ。
 麗しく優美で、畏怖すら抱いていた至上の女性が、とても可憐で華奢なことに気づいたのは、組み敷
いて犯してから随分経ってからだ。


 狂わせる凄艶な美肉は何度抱いても耽溺させられる。貪り犯しねじ伏せたいと切望させられる。
 所有の朱い烙印は、もうすでに女体の隅々に渡って施していた。
 まぶしいほどに白く細い項、そして首筋、鎖骨の下はもちろん、ほどよい大きさの美しい乳房は歯型
が浮き出るほど強く噛み、両手で掴めそうな腰に太腿に、付け根、美臀、足の指にいたるまで施してい
る。女の裸身のほぼすべてを啄ばんで甘噛み、強く吸って施したのだった。
 ぬるりとした乳房を鷲掴みにしてまさぐり、乳首は口の中で転がして、弄る。乳飲み子のような浅ま
しい行為は飽きたので変わりに血の出るほどの噛み千切る寸前の力加減で鬱血させる。足の指は一本ず
つしゃぶって泣きわめかせた。
 膝頭を両肩の上にまで持ち上げ、標本のように丸見えになった蜜壼と花唇も花菱責めでねっとりと舐
啜する。淫猥に悶えさせ鳴かせて愉しむ顔面騎乗のあとは舐めて舐められて、吸っては吸われての二つ
巴。彼女にも咥えさせ奉仕させることは忘れない。
 もっと舐めてもっと嬲ってもっと貫いてと、犬のように泣きはらして行う一心不乱の口唇奉仕、野獣
の暴虐のごとき舐啜に甘く悶え啜り泣く…………昼間の清らなる淑やかで優雅な巫女王の顔からは想像
も出来ないだろう、隠し持つ淫らな本性だ。
799布通姫19 ◆xY/ng4RMjQ :2006/07/23(日) 00:31:20 ID:GlzGVzYb
「んふッ…はぁっ…あぁぁっ!」
 大量の精液に塗れて汚れることこそが、彼女の美しさを際立たせるものと、ヤクモは信じていた。
 そう。神と交わる娼婦そのもののように、自分と交婚っているのだと。
 動物的な、本能に訴える形のまま後ろから犯す。倒錯の悦虐に溺れる妖艶な媚肉を貪り食らう。律動
を際限なく続け、蠢き、よがり鳴いても止めずに昇天させる。蜜壼も、菊蕾も、容赦なく姦す。
 けれども、一番に好んで望む体位はなにかと言われれば、それは断然、騎乗位だろうとヤクモは思っ
ている。いわゆる女性上位というもので、美しく熟れたイズナを跨がせてよがり喘がせている眺めは、
もっとも興奮させてくれるものだった。
「んッ……、くぅッ、ぁふぅんんぅッ!」
 道教にはそれこそ房中術体交法があり、古代インドならカーマスートラ、身近なところで歓喜天、闘
神士としてならば内丹法による陰陽交配ということになるこの行為……いかにも道教的性格を強く継承
し続けた流派のそれだが、もったいぶった割には簡単に要約出来る。つまりは男女の性愛の秘術とや
らを言うわけで、陰の気と陽の気を互いに交わらせることで自己に循環する気の質の陰陽の配合比率を
本質的に完全なものにする、のだそうだ。
 交わる相手が誰でも良いという訳ではないだろうに。
 生まれついての気品、巫女装束の下に隠された艶めかしい肢体は、近づく男を魅了して止まないのだ
ろう。まして救世の英雄の介添人、優美にして流麗なる聖女だ。
 そんな盲目的な女神崇拝を嘲笑うかのように、ヤクモはむしろ荒々しく手折っているのだった。
 瑞々しい柔肌も長く美しい黒髪も白濁で汚し、花芯を穿ち裂きやぶり、可憐に息づき凌辱に焦がれる
蜜壼を嬲り抜き、花唇を捲り、その淫裂を思うさまに蹂躙し、魔悦の屈辱に身を灼かれながらもはした
なく絶頂を迎える淫ら極まる美肉に変えたのである。
 妖艶さを湛えた濡れた朱唇、そしてその端を伝い溢れさせた白濁混じりの涎、捏ねまくり揉みしだい
て弾力の増した麗しい乳房、絶妙な曲線を手のひらに吸い付かせる張り詰めたまぶしいほど白い臀肉。
 匂いたつ美肉は放たれた白濁に塗れ、妖しくてらてらに光って誘う。
「……はぁッ、んッぁむぅッッ、もっと…もっ…と出してッ…ぁんぅぅッ熱いの注いでぇッ………!」
 はしたなく鳴く牝犬の腰の動きはより一層激しさを増し、猛る欲棒を締め付けていた。
 ぬるぬるに光る艶めいた双乳が揺れる。蠢く腰から続くしなやかな美脚、脂の乗った美臀……優しく
清らかな母のように姉のように慕っていた淫ら極まりない性愛の虜囚は、ねっとりとした生温かい花蜜
と達して射貫き放った白濁の精を牝の蜜壼から漏れさせ、じゅぷじゅぷと淫音を立て抽送を繰り返して
いる。
 世間ではまだ女子大生で通じるほどの若き美麗な聖女は、激った怒張さえをも馴染み咥える己の名器
を貫かれ、より激しい凌辱に身を灼かれて被虐の肉悦に溺れ悶えたいのだろう。
 このはしたない美肉を名器に仕立てたのは紛れも無く自分である。犯せば犯すほどにいよいよ妖しく
潤む蜜壼が、さらなる嗜虐の耽溺へと駆り立ててゆく。
 唇を噛んで鳴咽を堪えている姿も素晴らしく淫靡で魅力的だが、激しい羞恥に晒されながら艶戯に惑
乱し被虐な痴態を披露する姿もたまらない。
「ぁッぁあぁッ…ぴゅっぴゅって出してぇッ、イッちゃうッ、んふぅッイクのぉッッ!イクぅッ!!」
 普段の、厳かに清潔な彼女の唇からは想像も出来ない痴語を叫んでいる。  
 性愛の深みにはまった媚肉の、慎みも貞淑も捨て去った淫ら極まるおぞましい被虐の素顔だ。
 もうすでに彼女はあの時のように痴語を口にするのに恥じらいを感じていないどころか、哀願さえし
てくるのだった。執拗な言葉責めと揺さぶるような動きに、女に大きな快感が訪れているのは確かだろ
う。
800布通姫20 ◆xY/ng4RMjQ
「あっ、はぁぁあんッ、ヤクモさまぁっんんッ!」
 イズナの膣がキュッと締まる。初めの体位から数えて実に六度目の臨界に差しかかろうとしている。
 騎乗位、座位、そして有無を言わさず後ろから獣の交尾のように犯す後背位で蜜壼と菊蕾の双穴を順
に愉しみ、そしていまは再び背面の騎乗位という姿勢で牝に挿入させている。
 特に嗜虐の限りを尽くした肛虐射精の直後なだけあって、腰の動きもとても妖艶で大胆だ。
 ついさきほどまで、言葉責めとあさましい肛孔舐啜に真実よがり狂わんばかりに悶え、蜜壷よりも締
まり良く咥えてくる菊蕾は怒張に貫かれて絶頂に達したのだった。
 おもしろいくらいに彼女は自分に染まっている。それがなにより嬉しいヤクモは背を向けて座るよう
に結合して男の脚に縋りしがみついて腰を使う女の背中に口接けた。
 母姉のように慕っていた彼女を、こういう形で拘束している。いいや、陥れている。
 他人というよりはあまりに近すぎて、けれども血を分けた姉弟でもないという事実が引き起こした、
情事という名の自慰によって。
 まるで仕組まれた運命のようでさえあるではないか。
 家族でもなく血縁者というわけでもない、まして雇われた家庭教師というわけでもない、教育係など
というわけのわからない身分で、突然ひとつ屋根の下で一緒に暮らす不自然さに、そのいつ終わるとも
言えない理不尽さに。
 狂ったのは、狂わされたのは、果たしてどちらが先だったか……?
 忙しなく上下に蠢かせて我が身を責めて苛め抜く被虐の美尻の谷間を撫でてやり、抽送される肉棒が
花唇の淫裂から覗く様を、昏く沈んだ気持ちのまま堪能する。
 ひくひくと蠢く菊蕾からも白濁は漏れており、媚肉を汚している。
「ひとりでイクのは許さないと言ったはずだよ?」
 そう言って、容赦なく艶めかしい美臀に平手打ちを見舞った。絞られた膣肉を強引に緩ませ、叩かれ
て柔らかく形を変える美尻の口から、雄蕊の放った欲望を氾れさせる。
「あひぃッ!……あぁぁッはぁぅッ、ふぅぅッ!」
 切ない悲鳴というより惑乱させるための淫らな嬌声だ。
 思わず漏らすというより、感極まってせがんでいるようにさえ思わせる。 
 邪淫な肛虐の魔悦を存分に貪ったばかりなのに感じているらしい。
 この美臀の双穴はどちらもどうしようもなく淫乱に貪欲に咥えたがる。
 ヤクモは胸の奥に迫り上がる嫌悪感と嗜虐の衝動がないまぜになり、もう一度今度は強めに叩く。
「はぁ、ゃぁぁあんッ……・はぁッ!」
 小気味良い平手打ちの音と叩かれる刺激に凄艶な媚肉は妖しく悶えて、さらに速度を速め、腰を深く
大きく蠢かせて勝手に昇りつめようとする。
「そんなに………いいんだ?…」
「…くふぅッ…あ…んっ…ぁはッ…いいわッぁいいッですぅッ…」
 だからイかせて、と美しい姉奴隷がはしたなく鳴いている。もはや自分でなにを口走っているかも分
かっていないのかもしれない。
「へぇ、お尻の方がイイんだ?」
 意地悪くヤクモは尋ねながら、ぱしん、ぱちんと音を立て牝犬の美臀を叩く。手の形に赤く染まって
ゆくむっちりと湿った完熟した白い桃尻はもぞもぞと蠢いて誘い、その挑発に男は指で応えた。
「ひぁんッ……はぁぁ…ッ……ん、…んぅ……」
 くちゅ、ちゅぷじゅぷ、と吸い付くように指はすんなりと埋もれて行き、蕩けるような一際甘い嬌声
で快感を告げてくる。