【グラフティ】センチシリーズ総合2【ジャーニー】

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1前スレ561
センチ、センチ2、ジャーニー、プレリュードといったゲーム、
アニメ版ジャーニーや「約束」「再会」をはじめとする小説などでエロパロを書くスレです。
2前スレ561:04/12/18 22:20:32 ID:upqvNTi2
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【グラフティ】センチシリーズ総合【ジャーニー】
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1090929142/

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【せつなさ】センチメンタルグラフティ【復活祭!】
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1052/10528/1052814822.html
3名無しさん@ピンキー:04/12/19 01:19:11 ID:gBTKxmWK

保守
4名無しさん@ピンキー:04/12/19 02:27:19 ID:iEX5CvVH
>>1
5名無しさん@ピンキー:04/12/19 11:11:47 ID:v/avqG9U
「意識の影響」GJでした。
6名無しさん@ピンキー:04/12/19 11:34:29 ID:kOloBoxB
俺たちゃ極悪ageageブラザース
センチスレ2つめ成立祝いにageてやるぜ!!
∧_∧   ∧_∧    age
 (・∀・∩)(∩・∀・)    age
 (つ  丿 (   ⊂) age
  ( ヽノ   ヽ/  )   age
  し(_)   (_)J
7奔流 1/9:04/12/19 12:29:15 ID:45YAfXU/
『はい、遠藤ですけど…』
「あ、遠藤? 俺だけど……」
『あら、久しぶりね。今日はどうしたの?』
「実は来週、長崎に行くことになって……、よければ会えないかな?」
『え、来週……?』
「……何か忙しいのか?」
『失礼ね。私はそんなにヒマじゃないわよ。』
「あ、ごめん……」
『わかったわ、来週ね。
すぐに手紙出すから、その場所で待ち合わせしない?』
「手紙?」
『そ、内容は届いてのお楽しみよ。じゃ、また来週ね。』

「手紙って……一体何なんだ?」
もしかして、あのときの手紙と何か関係があるのだろうか?
手紙の内容を考えながら、俺はすでに切られている電話を置いた。
8奔流 2/9:04/12/19 12:29:40 ID:45YAfXU/
――そして約束の日、長崎。

「へぇ……、ここが長崎の新しくできた文化会館か……」
そう、速達で送られてきた晶からの手紙には、
この文化会館落成記念のコンサートに自分が出る旨と、関係者パスが同封されていた。
「えっと……、関係者用の入り口はこっちだな……」
右腕にパスとしての腕章をつけて、俺は晶に会いに行った。

「いらっしゃい。」
晶の控室。
そこでは、白いドレスに身を包んだ晶が笑顔で迎えてくれた。
「……すっげえ、綺麗だ……」
思わずあっけにとられる俺に、
「そんなに驚かないでよ。これくらいで。」
静かな笑みを浮かべ、晶がたしなめる。
「あなただって、今日はきちんとした格好してきて、びっくりしたわ。」
「そりゃな、関係者だからな。」
そういって、お互い笑い合う。
「まあ、今日はたっぷり私の演奏を聞いていきなさいよ。」
「ああ、遠藤も頑張れよ。」
「もちろん。言われるまでもないわ。」
はっきりと口にした晶の顔は、揺らがぬ自信に溢れていた。
9奔流 3/9:04/12/19 12:30:09 ID:45YAfXU/
「(しっかし、見れば見るほどすごい会場だなあ……)」
晶は演奏準備で当然俺に付き合えるわけがないので、俺は一人であちこちブラついていたのだが、
美術品や歴史物もあちこちに展示されていて、まさに圧倒的な容量であった。
そして、音楽ホール。
ステージの左右に噴水が流れていたり、後ろに色ガラスが張り付けられていたり、
鮮やかにそれらがライトアップされている、その演出に、俺はしばし呆気にとられていた。
「(水と光の芸術……ってところか……)」
噴水はただ流れるだけでなく、いろいろな形をその水流で作り上げている。
また、ガラスに当たるそれぞれの光も、屈折作用によって、彩られている。
「(……これは飽きないな。)」
晶が出る前の演奏者の演奏をBGMにして、俺は水と光の芸術≠楽しんでいた。

場内に拍手が沸き起こる。
長崎のみならず九州音楽会でも脚光を浴び始めつつある新鋭・遠藤晶の出番がやってきた。
演奏前に花束を受け取り、会場に一礼する晶。
「(あ……)」
ヴァイオリンを構えて演奏にはいるまさに直前、晶と視線が合った。
しっかり見ててね、聞いててね≠ニ、晶の瞳は呼びかけてくれた、ように見えた。
10奔流 4/9:04/12/19 12:30:36 ID:45YAfXU/
晶の演奏は、聞くもの全てを酔わせる魅力に溢れていた。
ヴァイオリンのことなど全く知らない俺でさえも、この旋律の魅力は、心で感じとれた。
かなり気合いが入っていて、それでいて気負っていない。
晶の演奏は非のつけようがないままに進んでいき、そして最終曲へ入ったそのとき、

「キャアァァッ!!」
会場中に、晶の悲鳴が響き渡った。

「!!」
まさにそれは誰もが予想だにしていなかった出来事だった。
先程まで様々な旋律に応えるかのように舞い踊っていた噴水の水流が、
突如、晶めがけて噴射されたのである。
「やっ……やぁぁっ!」
晶は身体中めがけて噴射される水流をマトモに浴びながらも、
ヴァイオリンだけは水に濡れないように、必死にかばっている。
しかし、ヴァイオリンをかばっている晶自身は、みるみるうちにビショ濡れになってゆく。

「――嫌ぁぁっ!」

先ほどとは声色の違う悲鳴が晶からあがる。
この日着ていた純白のドレスが、水に濡れて透けてしまい、
晶の素肌が、衆目に晒されだしたのである。
あまりのことに逃げることすらできず、
かろうじて観客に背中を向けて、うずくまるしかできない晶。
震える背中に容赦なく浴びせ掛けられる水流は、今や晶の純白のショーツをも晒していた。
11奔流 5/9:04/12/19 12:31:03 ID:45YAfXU/
「晶っ!!」
俺はためらいなくステージに上がり、自分のブレザーを晶に羽織らせて、
そしてそのまま彼女を抱えて、ステージの袖に避難して行った。

ダッ!!
ステージ袖になんとか逃げ出せた晶だが、
係員の制止を振り切って、ステージ袖からどこかに飛び出して行ってしまった。
会場はなおもざわめきに包まれている。
驚きの声と囁きの声、
この失態の責任の是非で、裏方、役員などは荒れに荒れていた。

でも、俺にとってそんなことはどうだっていい。
俺はただひたすら、一心不乱に晶を追いかけた。
12奔流 6/9:04/12/19 12:31:24 ID:45YAfXU/
ザアァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ……

「(……今頃こんなところでシャワーの音?)」
――もしかして。
状況も考えず、俺は飛び込んだ。

小さいシャワー室の更衣室。
そこには、ビショビショに濡れた晶のドレスとショーツが置かれていた。
「(……晶。)」
当然、ここから先は踏み込むべきではない。
しかし、この非常事態に俺の感覚もどうかなってしまったのか、
ためらいもなく、シャワー室に足を踏み入れた。
13奔流 7/9:04/12/19 12:31:49 ID:45YAfXU/
「きゃ! ち、ちょっと!?」
突然入ってきた俺を見るなり、慌てた顔つきになる晶。
「ちょっと! ここは女子シャワー室よ!」
やや険しい顔つきになった晶が、俺を窘める。
もっとも、シャワーの個室には簡易戸があるため、俺からは晶の顔から肩くらいしか見えないのであるが。
「わかったら早く出て行って!」
険しい顔を崩さぬままの晶。
しかし、俺は見てしまった。
シャワーで顔は洗ったのだろうが、その赤い瞳は隠せないから。
シャワーの水音だけが響くこの場所、
俺と晶は、しばし互いを見据え合った。

「悪かった、出て行く……」
しばしの沈黙の後、出て行こうとする俺を、晶が引き止めた。
「絶対こっちを見ないこと。
その条件を飲めるなら、……ここにいてもいいわよ。」
14奔流 8/9:04/12/19 12:32:13 ID:45YAfXU/
「気にするなよ、遠藤……」
シャワー個室の簡易戸を挟んで背中合わせで話をする俺と晶。
「……私だって女よ。
あんな目にあって、気にするなって言われても、無理だわ……」
シャワーの音に遮られるくらいの小声で晶が呟く。
確かにその通りなのだが、そんな簡単なものではないのだが、でも……
「でも……」
俺に先んじて晶が口を開く。
「あの時、あなたが助けてくれたから。だから、後には引かないと思う……」
「晶……」
「……嬉しかった。ありがとう……」
せっかく涙を洗い流した晶の頬に、また一筋、涙が流れた。
15奔流 9/9:04/12/19 12:32:35 ID:45YAfXU/
「……もう一つだけ、お願いを聞いてくれる?」
背中越しに晶が声をかけてくる。
「私の控室にある着替えを、持って来て欲しいんだけど……
多分、誰かいると思うから、聞けばわかると思うから……」
「ああ、それくらいお安い御用だ。」
その願いを快諾し、シャワー室を出てい――

「(………まあ、鍵はかかっているよな?)」

俺の視線は、晶との間を隔てている簡易戸に釘付けになっていた。
「ま、ダメモトで〜」
「え?」
ダメモトで、冗談で、俺が簡易戸を開けようとする。
同時に晶が何事かと振り向く。
その時、

ギッ、ギィーーーッ……

「あれ…?」
「え……」
先程まで簡易戸によって遮られていた俺の視線が、まっすぐ晶の裸に注がれる。
晶は晶で、事態が飲み込めず、硬直してしまっている。
「あの…、あき――」

「キャアァァァッ!!」

絹を裂くような悲鳴と共に、身を縮こまらせてうずくまる晶。
「何するのよバカ! エッチ!」
縮めた身体を真っ赤に染めて、叫ぶように文句をぶつけてくる。

まあでも、案外早く立ち直れそうだな。
晶の罵声を背に受けながら、そんなことを考えていたりした。
1669 ◆49EtSB976. :04/12/19 22:12:12 ID:zlwENXrq
新スレおめでとうございます。

保守代わりに一本投下します。
真奈美の処女喪失SSです。短時間で仕上げたのでぬるい点はご寛容ください。
1769 ◆49EtSB976. :04/12/19 22:12:52 ID:zlwENXrq
ピンポーン
 呼び鈴が鳴った。

 今日は日曜日。
 バイトが休みのために家にいた僕は家族が出払っていることを思い出した。
 時計を見る。
 ……午後1時。
(しょうがない、出るか……でもこんな時間に誰だろう?)
 僕はゆっくりと玄関に向かった。

「真奈美!」
 ドアを開けるとそこには真奈美が立っていた。
「……こんにちは。あ、あの……迷惑でしたか?」
 おどおどした顔でそう聞く。
「まさか! 真奈美なら大歓迎だよ。でもどうしたの急に?」

 お父さんが仕事の関係で上京。僕に会いたくなった真奈美は無理を言ってついてきたという。
 午後は別の用事があったものの、『ちょっと友達に会う』、そう言って抜け出してきたのだそうだ。
「ご迷惑じゃなかったですか?」
 また真奈美が尋ねる。
「ははは、本当に迷惑なんかじゃないって。さ、ここじゃなんだから入ってよ」
「……はい、お邪魔します」

「わぁ、ここがあなたのお部屋なんですね」
 物珍しそうに眺める。
「散らかっててごめんね。いまお茶でも淹れるよ」
「あ、構わないでください……」
「そうはいかないよ。真奈美はお客様なんだからね」
「……はい」
 真奈美が小さくうなずいた。
1869 ◆49EtSB976. :04/12/19 22:13:23 ID:zlwENXrq
 僕が部屋に戻ると、真奈美は部屋の隅に置いてある巣箱を手に取っていた。
 今度高松に行ったら真奈美に渡そうと思っていた巣箱。
「あの……これ」
「うん。真奈美が言ってたろ? だから僕も作ってみたんだ」
「……うれしいです」
 真奈美がうれしそうな顔で僕に勢いよく抱きついてくる。
 とっさのことで僕はバランスを崩し、ベッドに押し倒されるような恰好になってしまった。

「……あ。ごめんなさい……」
 真奈美が頬を染める。
 そして僕から離れようと立ち上がろうとするその手を僕はつかんだ。
「真奈美」
 名前を呼んで抱きしめる。
「……はい」
 小さく答えたまま真奈美は動かなかった。

 見つめあう。
 そのまま時が流れる。
 ……真奈美が僕を見てうなずいた。

「無理しなくてもいいんだぞ、真奈美」
「無理なんかしてません」
 静かな口調で真奈美が言った。
「でも……」
「私、あなたのこと大好きです。だから私をあなたのものにしてください」
 そう言って僕に微笑みかけてくる真奈美。その瞳には迷いの色は見受けられなかった。
1969 ◆49EtSB976. :04/12/19 22:13:46 ID:zlwENXrq
「………真奈美。……わかったよ」
「はい。でも、あの……私、こういうこと初めてで…わからないから……その…あなたに任せます」
 赤い顔でそう言う真奈美。
「うん。でも、僕も初めてなんだ」
 二人で笑いあう。
「なんだかすごくドキドキします……」
「僕もだよ」
 それを証明するために真奈美の手を心臓の上へと持っていく。
「……本当。あなたのドキドキが伝わってきます」
 恥ずかしそうに僕の胸に手を当てている仕草が妙に愛らしく感じる。

「……キス……するね」
「え……は、はい」
 真奈美が静かに目を閉じる。僕は真奈美の肩を抱いて、そっと唇を合わせた。
「……ん…んん」
 唇を通して伝わってくる真奈美の唇の柔らかさ。その感触に酔いしれるような長い口づけだった。

 ただ重なっただけの唇が離れる。
「んん……はぁ」
 唇を離すと同時に真奈美の吐息が頬に当たる。
「今のが私のファーストキスです」
 キスの余韻にひたっている僕とは対照的に、ニッコリと笑顔を浮かべる真奈美。

「あなたが……一番大好きな人がファーストキスの相手で、私すごくうれしいです」
 真奈美の言葉に思わずドキッとしてしまう。それで表情がこわばったのか、
「……どうしました?」
 少し心配そうに真奈美が聞いた。
「え、いや……その……なんでもない」
 僕は照れを隠すために真奈美の頭に手を伸ばすと、優しく撫でた。
2069 ◆49EtSB976. :04/12/19 22:14:12 ID:zlwENXrq
「……あっ、ん…」
 真奈美が身じろぐ。
「頭なでられるのイヤ?」
 不安になって聞いた僕に、
「いいえ、イヤじゃありません。でも、なんだかこうされると小さいときのこと思い出しちゃうなと思って」
 かすかに微笑を浮かべて真奈美が答えた。
「そうなんだ」
「あなたと出会うずっと前、子供のころに私が泣いたり落ち込んだりすると、パパがいつもこうやって慰めてくれたんです」
 黙って聞いている僕に真奈美が続ける。
「でも、あるときから急になでてくれなくなっちゃったからすっごく寂しかったんです」
「……そうか。じゃあ、これからは真奈美が望むときにいつでもなでてあげるね」
「本当ですか?」
 目を輝かせて真奈美が聞く。
「うん」
「それならもっと泣いたり落ち込んだりしちゃいますよ?」
 いたずらっぽい笑顔で続ける真奈美。
「はははは、僕は真奈美を泣かせたりしないよ」
 そう言いながら真奈美の願いをかなえるために、優しく髪をなでつづける。

 手を通して伝わるサラサラとした感触がとても心地よい。
「これでいい?」
「……はい」
 今度はなでている手で髪をすくうとそれにキスをする。
「ん……あなたの優しさが伝わってきます」
 真奈美の髪の手ざわりに心がざわめく。
 僕は少しずつ性の欲求が高まっていくのを感じていた。
2169 ◆49EtSB976. :04/12/19 22:14:37 ID:zlwENXrq
「服……脱がすよ?」
 僕の問いかけに、ただこくんと小さくうなずく真奈美。
 上着とスカートを脱がすと、しなやかというよりはあまり肉のついていないやや固い感じの体があらわになった。

「ごめんなさい……」
 真奈美が謝る。
「え?」
「私の体って……色気ないですよね」
 そう言って申し訳なさそうな顔をする真奈美。どうやら自分の体にあまりいい印象を持っていないようだ。

「私、胸もあんまり大きくないし、身体も筋張ってるから……」
「バカだなぁ、そんなこと気にしてるの?」
「でも……」
 語尾が震える。
「とっても魅力的だよ真奈美の身体。それに……色気がなかったらこんなに興奮するわけないだろ?」
 僕は真奈美の手を取ると自分の股間へと持っていった。

「え……これって……」
 熱く、固く、真奈美を求めてこわばる男性器官。
 その感触を知り、その硬直の意味を理解した真奈美が黙りこんだ。
「真奈美の体を見てすごく興奮してるから……ここがこんなになってるんだよ」
「………」
 真っ赤になった真奈美は何も言わずに下を向いてしまった。
2269 ◆49EtSB976. :04/12/19 22:15:04 ID:zlwENXrq
 うつむいている真奈美のあごに指を当て、顔を上向けさせると再びキスをする。
「……ん、んん」
 少し強引なキスに戸惑っている感じの真奈美の唇を舌でこじ開ける。
 そしてそのまま舌をすべり込ませ、唇の内側や歯を愛撫する。
「ふ……んん…んふ」
 続いて真奈美の舌に自分の舌を絡めると、口の中に唾液を流し込む。
「ん、んふ……んぐ」
 舌を絡められ、ただされるがままの真奈美。
 だけども次第に慣れてきたのか、今度は自分からおずおずと舌を絡めてきた。

ぴちゅ、ぴちゃ……くちゃ、くちゅ………
 部屋に響く舌と舌を絡める音。それはとても淫猥な感じだった。
「んん……んふ……はぁ」
 唇を離す。と、お互いの混じりあった唾液で一本の橋ができ、すぐに落下していった。

 真奈美の胸に手を持っていく。そうして軽く触れてみる。
「ん……あ……あん」
 やや小さめな真奈美の胸。ブラ越しだが十分に柔らかさが伝わってくる。
「柔らかいよ、真奈美の胸」
「そ、そんなこと言われても……なんて答えていいかわかりません……」
 小さな声で僕に抗議する真奈美。……かわいい。

 僕は胸全体を手のひらで覆うと、持ち上げるような感じでこね上げた。
「あん…んん、ん……やっ」
「気持ちいい、真奈美?」
「……は、はい」
「それじゃあもっとさわってあげるね」
 今度は胸全体を覆っている手のひらを、胸をつぶすようにして押しつける。
「くっ、ああ……ん」
2369 ◆49EtSB976. :04/12/19 22:15:30 ID:zlwENXrq
 そのまま真奈美の首筋に唇を寄せると、上から下になぞるようにキスしていく。
「ひゃ……ひゃん!」
 くすぐったそうな声を上げる真奈美。その様を見て僕のイタズラ心が刺激される。
 上から下に、そして下から上に、休むことなくひたすらキスしつづける。
「んん、やっ……あん」
「こっちも気持ちいいの?」
「うぅ……よくわかりません。……でも、くすぐったいのとはちょっと違う気がします」
 真奈美の言葉を聞いて、今度は首筋を下から上へとなぞる。
「あん…んんっ、ん……やっ」
 さっきよりも声のトーンがより甘いものへと変化している。

「ん……ん…なんか、体が熱くなってきます」
 真奈美の首筋に沿って唾液で出来上がった一本の道。それを何度も舌で往復する。
「あん…んんっ……んんっ! ……やぁっ……」
 荒い息づかいを上げている真奈美の首を執拗に攻め立てる。
「ひゃっ……あん…ダメぇ」
 真奈美は小さくあえぎながら僕の愛撫に身を震わせていた。

「……なんだか、頭がぼーっとします……」
 熱に浮かされたような真奈美の声。それに続けて
「それにスッゴク体が熱いし……私、このままじゃ…変になっちゃいそうです」
 正直、キスと胸への愛撫だけで真奈美がここまで乱れるとは思ってもみなかった。
「真奈美って感じやすい体質なのかもね」
 からかうように言ってみる。
「……それって、ダメですか?」
 泣きそうな顔で真奈美が聞く。
「いや、僕はとってもうれしいよ。僕の愛撫で感じてくれてるのがよく分かって」
「……はい」
 真奈美の顔に安堵の色が浮かんだ。
2469 ◆49EtSB976. :04/12/19 22:15:53 ID:zlwENXrq
 僕は真奈美の体を抱き寄せた。そうして背中に手を回し、ブラのホックをはずそうとする。
 だけど構造がわからず、なかなかはずすことができなかった。
「……私が自分ではずします」
 困っている僕を見かねてか、真奈美がそう言ってくれた。
「え? ああ……ごめん」
 ……ブラもはずせない。僕は自分の経験のないことが恥ずかしく、くやしかった。

「……えっと…じゃあ恥ずかしいから、目を閉じててください」
 そんな僕の葛藤には気付かなかったようで、真奈美がそう言った。
「わかった」
 僕はそれに答えて目を閉じた。

 シュルシュルと衣擦れの音がする。
「いいですよ」
 真奈美の声に目を開ける。
 と、そこには恥ずかしそうに胸を両手で隠すような仕草をしている真奈美がいた。
「手をどけて、よく見せてほしい」
「……は、はい」
 言葉に従い両手が胸から離れる。すると、小ぶりでかわいらしい感じの胸があらわになった。
「……や、やっぱり恥ずかしいです……」
 離した手で顔を覆い、恥ずかしそうにしている真奈美をよそに、僕はそのかわいらしい胸に手を伸ばした。

「あ、ん……あん」
 胸にふれるたびに発せられる真奈美の甘い声が僕の神経を昂ぶらせていく。
 真奈美の両方の胸に手をあてがうと、優しく揉みしだきはじめる。
「ん……ああ…あんっ」
 胸の先にちょこんと咲く蕾を指と指の間にはさんで愛撫する。
「ん…あっ、はぁ……うっ!」
 自分の口から発せられるあえぎ声が気になるのか、手を口元に持っていって封じようとする真奈美。
 僕は片方の手でその手をどけて押さえつけた。
2569 ◆49EtSB976. :04/12/19 22:16:20 ID:zlwENXrq
「ん、あん……やだっ…ダメです……」
「感じるままに声を出して。それは恥ずかしいことじゃないんだから……」
 真奈美のえっちな声が聞きたい。そう思った僕は真奈美に告げた。
「でも……」
 そんな僕の言葉にかすかな抵抗を見せる真奈美。
 僕は戸惑う真奈美を落ち着かせるために鼻先にキスをした。

「……あ」
 小さな声を上げ、真奈美の動きが止まった。
「それに、僕も真奈美が声を出してくれたほうがうれしいんだ」
「……はい。わかりました」

 真奈美の了承を得た僕は再び両手を使って胸を愛撫する。
 僕の手の力加減によっていろんな形に変化する胸。……いやらしいと思った。
「ん、あっ……はぁっ……やっ」
 胸を手でこねながら、胸の先の蕾を親指と人差し指を使って回すようにこする。
「ん……あん、胸の先が…切ないです……」
 徐々に胸を愛撫する手の力を強くしていくと、真奈美の声のトーンもそれに比例して高くなっていく。

 真奈美の胸の先端に咲く蕾に口を近づけると、そのまま蕾を口に含み、舌で転がして愛撫する。
「ん……あんっ! ……んん、あっ」
 今度は蕾の輪郭を舌でなぞるようにする。
「あん…ん……はぁっ……いやっ……気持ちいいです……」
 ついに真奈美の口から快楽のうめきが洩れた。僕は
「じゃあもっと気持ちよくしてあげるね」
 そう言って再び胸の蕾を口に含むと唇を使って吸うようにした。
2669 ◆49EtSB976. :04/12/19 22:16:44 ID:zlwENXrq
「くっ、あんっ……あぁ!」
 僕の名前を呼ぶと、両手で僕の頭を抱え込んで真奈美が胸に押し付ける。
「ううっ、いやっ……あっっ……あんっ!」
 蕾を吸う力を強くしていくと同時に軽く歯を立ててみる。
「くっ! ひゃっ……うぅ」
 真奈美は鋭い声を上げるとビクッと体をすくませた。

「ごめん。痛かった、真奈美?」
 乳首から口を離し、真奈美の顔を見上げながら聞く。
「ううん、よく分からないけどピリッとしたから……続けて平気です」
「わかった」
 愛撫を再開する。蕾を舌で転がすように愛撫し、時たま軽く歯を立てる。
「ん……ああっ、んん…うっ! ……ひゃっ…あん、ん……」
 蕾に歯を立てるたびに真奈美の体はビクビクと震えつづけた。

 胸を口と手で愛撫しながら、僕はもう一方の手を使ってお尻に触れてみた。
 そのすべすべした感触を味わうかのようにお尻のふくらみをなでまわす。
「んん…やっ……あんっ! ん…あんっ、んん……あっ」
 真奈美の声に艶が増す。
「胸とお尻、どっちが気持ちいいの真奈美?」
 少し意地悪な質問をぶつけてみる。
「……そんなこと聞かれても……わからないです」
「じゃあさわらないほうがいいよね」
 そう言ってお尻をなでまわしていた手を離した。
「え……そんなの……いやです」
「だってさわられても気持ちよくないんでしょ?」
「そんなことないです……だから、両方さわってください……」
 これ以上ないほど赤くなった真奈美が小さな声で言う。
「真奈美ってエッチな子だね」
 僕は真奈美の目を覗きこみながら言った。
2769 ◆49EtSB976. :04/12/19 22:17:10 ID:zlwENXrq
「だって……あなたが……うっ、ぐすっ」
 みるみる真奈美の瞳に涙が溜まり、こぼれ落ちた。
 それを見た途端、僕の心に罪悪感が湧きあがる。
「ご、ごめん。真奈美を泣かせるつもりはなかった……悪い。お詫びにいっぱいさわってあげるから」
「え? ……はい……ぐすっ」
 まだ鼻をすすりながら、それでも真奈美はわずかにうなずいた。

 胸とお尻に手を戻すと愛撫を再開する。
「はぁ……うう、あん…んっん……ああっ! ひゃん」
 かわいらしい口から淫らな声を洩らす真奈美を見ながら、僕はお尻の手を前に移した。
 恥丘の上を指でなぞるようにしてからクロッチに手をすべらせる。
「んっ! ……いや、そんなところ……ダメです」
 真奈美の声を聞き流して股間で指をうごめかす。
 そこは下着の上から軽くなぞっただけでもよく分かるほど愛液があふれ出ていた。

「真奈美のここ……すごく濡れてる」
「だって……それは……あなたが私の体を、たくさん触るから……」
 僕の目を見ず、恥ずかしそうに真奈美が答える。
「僕はうれしいよ。感じてくれてるんでしょ?」
「……は、はい」
 髪をなでて真奈美を落ち着かせる。
 そうしてから真奈美の恥ずかしい部分を覆っている下着に手をかけ、ゆっくりと脱がせていった。

「あっ……」
 あらわになる真奈美の大切な部分。
 愛液で濡れてはいるが、縦に一本亀裂が走っているだけで入口を確認することはできない。
「……そんなに見ないでください……恥ずかしいです」
 真奈美の声に我に返る。
 僕は初めて見るオンナの部分に釘付けになっていたようだった。
2869 ◆49EtSB976. :04/12/19 22:17:38 ID:zlwENXrq
「キレイだよ、真奈美」
 素直な感想が口を付いた。
「でも……」
 何かを言いかける真奈美を制し、僕はゆっくりと秘所に指で触れた。

 真奈美の大事な部分を手のひらで包み込むようにすると、優しく動かしてみる。
 それから亀裂の部分に沿って指をあてがうと、下から上へなぞり上げる。
「あっ……はぁっ! ……あんんっ……あん、ん…あ……」
 ビクンッと身を反らし真奈美がうめいた。
 僕は亀裂の中に指をもぐりこませ、入口部分を探りあてると少しだけ指を差し込んでみる。
「んっ……痛い、です……」
 その言葉を聞いて僕は指を入れるのをやめると、入口付近を突っつくような愛撫に変えた。
「ああ……んっ、はぁ…あん」
 真奈美の膣口のまわりを叩くように動き回る僕の指。
 その動きにあわせて真奈美がかわいい声で鳴く。
「うう……あん……はぁ……んくっ」
「真奈美、気持ちいいの?」
「……はい。すっごく気持ちいいです。……だから…もっと続けて……」
 絶え絶えの息で真奈美が言葉を継ぐ。
(感じてるんだ!)
 僕の心ははやった。

「もっとさわってあげるね」
 真奈美の願いを聞き届け、這いまわる指の動きを早くする。
「ああ…ふっ、んぅっ! ……あんっ」
 指や手のひらを使って全体を愛撫する。
 と同時に、僕は真奈美にキスするために体を移動させた。
2969 ◆49EtSB976. :04/12/19 22:18:05 ID:zlwENXrq
「んぅっ! ……ん……ふっ…んく」
 指は股間で動かしたまま、僕は舌で真奈美の口内を丹念になぞりあげた。
「んん、んふっ……う…ん」
 僕の舌が自分の口内に戻ると、今度は真奈美のほうから舌を差し込んでくる。
くちゅ、ぴちゃ…ぬちゅっ……ねちょ、ちゅっ………
 粘膜がこすれる音と、舌を絡めあう音とが一緒になって聞こえてくる。
 頭の芯がしびれるような感覚にとらわれる。
 ……僕も真奈美も興奮しきっていた。

「ん、んぐっ!」
 酸欠気味なのか、苦しそうな表情を浮かべている真奈美を見て一旦キスするのを止める。
「真奈美、大丈夫?」
「え……うん、あっ…やぁ……あん」
 キスのほうはやめたが、真奈美の大事な部分を愛撫するのはやめない。
「ん…ああっ……はぁっ、あっ」
 僕に股間をいじくられ、真奈美は卑猥な声を上げつづけた。

 しっとりとした愛液の温かさが手のひら全体に伝わってくる。
「あくっ、んっ…んん……はんっ! やっ……」
 もっと真奈美を感じようと、僕は顔を股間に持っていった。
 真奈美の太ももを手でつかむと、押し広げるようにしてそこに顔を近づける。
「え? ……んん、あ」
 僕の息で恥毛がそよぐ。それが感じるのか、真奈美はくすぐったそうな表情を浮かべた。

 そっと秘裂に舌を這わすと、上下にゆっくりと動かしはじめる。
「ああ…ふっ……んぅっ、あんん」
 下着を濡らしていた愛液はそのあともとどまることなく分泌されていた。
(すごい……どんどんあふれてくる……)
 真奈美の股間はまるで水でもかけたかのようにたっぷりと潤っていた。
3069 ◆49EtSB976. :04/12/19 22:18:26 ID:zlwENXrq
 淫裂に指をかけて左右に開く。と、そこに薄桃色の粘膜が顔をのぞかせた。
「んくっ…あっ、ダメ……あんっ…はぁ……そんな、開いたりなんかしちゃ……いやです」
 真奈美の声が聞こえたがもう止まらない。
 僕は目の前でヒクヒクと動く粘膜の部分にも舌を這わせて愛撫した。
「う、嘘っ! ……ああっ、こ、こんなの……あん……ダメっ、変になっちゃいますっ」
 声に切迫した感じが混じる。真奈美の絶頂は近いのか?
「別に変になったって構わないよ」
 そのまま股間にむしゃぶりつく。そうして舌で全体を舐めまわす。
「あ、んんっ……やっ…あんっ……うっ…ああっっ!」
 淫らに鳴く真奈美の声に僕の我慢も限界に近付いていた。
「真奈美、入れたい……」
 真奈美は僕の顔を見ると
こっくり
 しっかりとうなずいた。

「それじゃあ入れるからね。痛くて我慢できそうになかったらちゃんと言うんだよ」
「はい……」
 僕は真奈美の膣口に先端をあてがうと、少しずつ腰に力を入れていった。
「……っっ……うっ……痛い……」
 真奈美の体がずり上がる。
「もっと力を抜いて……」
「は、はい」
 潤んだ瞳で真奈美が僕を見る。
 お互いに見つめあい、再び少しずつ腰に力をこめていく。
「んくっ……っっう……ぅぅぅぅっ!」
「大丈夫、真奈美?」
「平気です……痛くても我慢するから…だから、続けてください」
「……わかった」
 真奈美の望みをかなえるため、僕は腰にかける力を一層強くした。
3169 ◆49EtSB976. :04/12/19 22:18:51 ID:zlwENXrq
めりめりめりっ………
 勃起が肉の中に埋まっていく。
「ひっ……ああああああっっっっああ!」
 真奈美が絶叫する。
 ……僕たちは一つになった。

「全部入ったよ真奈美」
「ほ、本当ですか?」
 痛むのか、端正な表情をゆがめ、苦しそうな息で答える真奈美。
「うん」
「うれしい。これで私、あなたのものになることができたんですね」
 そう言って涙を流しながら真奈美は本当にうれしそうな顔をした。
「動いてもいい?」
「はい」

 僕はなるべく痛がらせないように小さく動きはじめた。
「んくっ……んん……はぁ」
「痛い、真奈美?」
 あまりにも苦しそうな真奈美に思わず動きが止まる。
「……大丈夫です…痛くなんてないから、続けてください」
 そうは言うものの苦しそうな真奈美の表情。無理しているのがありありとわかる。
 いたたまれなくなった僕は真奈美の中から自分自身を引き抜こうとした。

「ダメですっ!」
 真奈美が僕の腰に足を巻きつけて腰を引かせないようにした。
「でも……」
「私、あなたのこと大好きですっ……だから、平気です!」
「真奈美……」
 ためらいを感じつつ、真奈美の言葉を受け入れて腰を動かしつづける。
3269 ◆49EtSB976. :04/12/19 22:19:15 ID:zlwENXrq
「はぁ……ひあっ……痛っ……んくっ」
 僕が前後するたびに苦悶の表情を浮かべる真奈美。
 処女の締めつけに、僕も少しずつ射精感が高まっていくのを感じていた。
「真奈美、もう少しだから我慢してね」
「……はい」
 真奈美とつながっている部分に手を伸ばす。
 そして小さく頭を覗かせている突起を指でクリクリッといじる。
「ん……くっ…はぁ……あんっ! んううっ……んっ…はぁ、ああっ」
 破瓜の痛みと陰核をくじられる快感。その両方が真奈美を襲うのか、より一層、真奈美の締めつけが増す。

 限界が近付く。
「真奈美……もう……」
「……我慢しなくていいですよ」
 真奈美が僕を見て微笑んだ。……そこまでだった。
「……くっ!」

っびゅっ! びゅびゅっ! びゅるっ! びゅくぅっ!………
 真奈美の膣中に白濁がほとばしる。
 あまりの快楽に、僕は真奈美の膣中でガクガクと腰を動かし何度も精液を発射した。
「んぁっ……あああああぁぁぁぁぁ……!!」
 僕が動くたびに苦痛が押し寄せるのか、真奈美は白いのどをのけぞらして苦悶した。

 射精が終わる。
 ……真奈美の膣中に出してしまった。
「真奈美、ごめん。僕……」
「え?」
 なぜ謝られるのかわからない。そういった感じで真奈美が小首をかしげる。
「中で……」
「……あ。大丈夫です。今日は……」
 最後の言葉は濁し、真奈美は僕を見て微笑んだ。
3369 ◆49EtSB976. :04/12/19 22:19:41 ID:zlwENXrq
「そろそろ戻らないとパパが……」
 服を着ると真奈美が言った。
「真奈美、僕も行くよ」
「え?」
「僕、真奈美がいないとダメみたい。だからお父さんにちゃんと挨拶する。『真奈美さんと付き合わせてください』って、ね」
「……あの」
「真奈美がいないと、さびしくってどうしようもないんだ……だから、そばにいてほしい、いつまでも」
 僕の言葉を聞きながら、真奈美の瞳にみるみる涙が溜まっていく。
「順番逆になっちゃったけどさ、僕、真奈美が大好きなんだ。真奈美ときちんと交際したい。……ダメ、かな?」
 真奈美はブンブンと首を振ると、
「う、うれしいです、夢みたいです……私もあなたが好き…他の誰よりも……」
 そう言って泣きながら僕に抱きついてきた。

 僕は真奈美を強く抱きしめながら
「ずっと……大切にするからね、真奈美」
 腕の中のぬくもりを確かめる。これから先、お互い決して離れないと誓うように……。
「……はい。……大好きです…これからも私を守ってください……できればずっと」
 そう言うと、真奈美が背伸びして僕に口づけた。

「!」
「えへへ、私のほうからキスしちゃいました」
「……真奈美」
「ふふ」
 はにかんだように笑う真奈美。
 僕は真奈美を抱き寄せると、今度は自分から唇を重ねた。

        おわり
3469 ◆49EtSB976. :04/12/19 22:21:35 ID:zlwENXrq
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1090929142/473-475
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1090929142/504-505
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1090929142/507
感想のレスありがとうございます。エロが濃くなっているとの評価、すごくうれしいです。

http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1090929142/475 さん
427さんですか?喜んでいただけたようでなによりです。
前のストーリーがあるので、今回は描写やつながりに整合性を持たせることを心がけました。
風呂場でえっちはその一環です。フェラは晶にどうしてもさせたかったもので……。

http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1090929142/505 さん
お褒めいただいて恐縮です。今後も読みやすくなるように心がけます。
イラストですが、私が見たときにはすでに流れていました。どんな画像だったんですか?
35名無しさん@ピンキー:04/12/20 00:43:26 ID:7eFKuiM4
>>17-33





真奈美タン ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
36名無しさん@ピンキー:04/12/20 00:45:49 ID:enJ6aX+c
69様、前スレからお世話になっております。
いつも神技をありがとう。これからもガンガレ!
37名無しさん@ピンキー:04/12/20 14:02:19 ID:PabnOGyR
69様。いつもご馳走様です。

あと、遅くなりましたが、
前スレ549-560様の妙子も美味しく頂きました。至福。
3869 ◆49EtSB976. :04/12/20 17:03:56 ID:uul01nK/
>>35-37
感想のレスとてもうれしいです。気合いが入ります。



若菜の三日目です。まさかスレをまたぐとは思ってもみませんでした。

エロの前半は器具を使ってのプレイで、後半が本番になります。
名前欄で前半、後半を明示しますので、苦手な方はそちらで判断してください。
39若菜3日目 エロなし:04/12/20 17:04:43 ID:uul01nK/
三日目
 どうも売上げが伸びない。
 たまたま昨日はうまくいったけど、これからも順調にお好み焼きが売れる保証はない。
 これまでは一人旅だったけど今は若菜が一緒だ。僕だけならともかく、若菜にはつらい思いはさせたくない。
(要らないプランカードを換金しておくか……)
 そんなことを考えていると、ちょうどいい具合にカードショップが目に留まった。
 僕たちはカードショップに入った。

 念のためにショップの商品を見る。
 防御カードやお守りはあって困らない。というより、むしろ持っていたほうが安全だ。
 ……それがなぜかは知らないけれど。

 これといって目ぼしいカードはなかったが、若菜の誕生石であるサファイアが売っていた。
 これは買う。
 それ以外はいいカードはなかった。
 手持ちからはリスクのあるプランカードや『ヒロイン専用』として扱われているカードを売る。
 ……収支はメダル6枚のプラス。これでお好み焼きが売れなくても当座は困らないだろう。

 売買を終え店を出ようとしたとき、
「あ、お客さんちょっと」
 店主に呼ばれた。
 その声に振り向くと僕だけに向かって手招きしている。
「ではわたくしは表で待っておりますから」
 気を利かせたのか、そう言うと若菜が出て行った。
 僕は店主に近付くと
「なんですか?」
 聞いてみた。
40若菜3日目 エロなし:04/12/20 17:05:12 ID:uul01nK/
「お客さん女連れですから一応聞いてみますが、これ、要ります?」
 そう言って店主がカウンターの下から小さな箱を取り出す。
「これは?」
 聞く僕に、ニヤニヤと下卑た笑いを浮かべて『開けてみろ』と目で促す。
「?」
 よく分からないながら箱を手に取る。……軽い。
 もう一度店主の顔を見、それからフタを開けてみた。

 中にはピンク色をした、親指ほどの大きさの物が入っていた。
「これ、なんですか?」
「ローターだよ。知らない?」
 なるほど。話には聞いていたが、これがそうなのか。

「どう? メダル5枚」
 店主が促す。
 決して安くはない。安くはないが買っておいて損はないように思えた。
「わかりました。これもいただきます」
「いい品だよぉ。とにかく評判いいんだこれが」
 そう言ってニヤリと笑う。
「……はぁ」
 今ひとつ良さが分からない僕が真抜けた声を出す。
「ま、とにかくだまされたと思って使ってみなよ」
 ……使ったあとでだまされたと思ったらどうすればいいんだ?
 その疑問は飲み込んだ。

「このあとどこに行くんだい?」
「最終的には京都まで行くつもりなんですが」
「俺の弟が隣町でカードショップをやってるんだ。近くに行くことがあったら立ち寄ってみるといい」
 そう言って一枚のカードをくれた。
「これを見せるといろいろと便宜を図ってくれるから」
41若菜3日目 エロなし:04/12/20 17:05:33 ID:uul01nK/
「若菜お待たせ」
「どうかしたのですか?」
「いや、別に……。どうもしないよ、ホントだよ」
 秘密を持ってしまった僕はいかにも挙動不審という感じになってしまう。
 まさかピンクローター買ったなんて若菜には言えないよなぁ……。
 でも勘の鋭い若菜だ。気付かれたかな? どっちにしても今晩使うつもりだけど……。

「そうそう、隣町の姉妹店の割引券もらったんだ。あとで行ってみようよ」
 話題を変える。
「はい。あなたについていきます」
 若菜は笑顔で僕に返事をした。
(なんか若菜を裏切ってるみたいで気が引けるなぁ……)
 ちょっとだけ自己嫌悪した。

 街の規模としては隣町の方が大きい。商売をするなら大きい街がより適している。
 僕たちは移動することにした。

 カードショップ「通の旅」に入る。さっきの街で教わった店だ。
 さっきもらったカードを見せる。
「あぁ、兄貴の紹介だね。ちょっと待ってな」
 そしてまた小さな箱を渡された。
 ドキドキしながら箱を開ける。
 と、そこにはロープの両端が輪になっているものとアイマスクが入っていた。
 僕はロープを手にして店主に聞く。
「これはなんですか?」
「それは縄手錠といって、手や足を傷つける心配がないいい道具だよ」
 言われてよく見ると、手や足を入れ、輪っかを引っ張るとキュッと締まるようになっている。
 ロープもただの縄ではなく、黒くて柔らかいビニール地のものだった。
 もし若菜の体に傷なんかつけたりしたら、僕は綾崎老に殺されてしまうだろう。
 だがこれなら若菜にも安心して使える。
 僕はその晩のプレイを想像し、一人ほくそえんだ。
42若菜3日目 エロ前半:04/12/20 17:06:13 ID:uul01nK/
 若菜と男と女の関係になって2日。僕たちは当然のように同じ部屋を取った。
「若菜」
 名前を呼ぶ。
「……はい」
 僕に抱かれるのはもはや当然と思っているのか、若菜は僕の隣りにもぐりこんできた。

 若菜にのしかかるようにして口づけを交わす。
「んふぅ……」
 舌先が触れ合う。……そしてゆっくりと絡む。
 僕は舌を離すとそのまま奥に引っ込めた。
 するとそれを追い、若菜がためらいがちに舌を差し入れてくる。
 もう一度舌が絡む。
(若菜、こんなに積極的になったんだ……)
 うれしかった。僕もこねくり回すような動きで若菜に応えた。
 
 若菜が僕の上顎をくすぐる。僕はその舌の先端を優しくくすぐる。
「んんっ……」
 のどの奥で若菜が声を上げた。
 僕は唇を離すと上体を起こす。若菜の身体にまたがった姿勢のまま見下ろす。
 まぶしそうに僕を見上げる若菜は少し物足りなさそうに口を半開きにして息をついている。
「かわいいよ」
 そう声をかけ、再び胸を合わせると若菜のふたつのふくらみにパジャマの上から手を置いた。
 ……ブラジャーは着けていないようだ。先端のコリコリしたふくらみが指に当たる。

 重力の影響で少し横に広がっているが、それでも形の良さを保つ乳房。
 僕はそれを指先を使い、くにゅくにゅと少しの力でもんでみた。
「くっ、はぁ……」
 それほど力を入れていないのに、僕の指に従って形を変えるふくらみ。そして胸をなぶられ小さくあえぐ若菜。
 どんどん欲望が昂ぶるのを感じる。
43若菜3日目 エロ前半:04/12/20 17:06:34 ID:uul01nK/
 パジャマのボタンをはずす。
 前を全部広げると
「若菜、肩、持ち上げて……」
 そう言いながら肩の下に手を入れて上体を起こさせ、パジャマを脱がせる。

 もう一度胸に手を置く。そうして再びゆっくりとこね回す。
 僕の手が這い回るにつれ、若菜の先端はぷっくりとふくれ固くなっていった。
 それを確認した僕は手のひら全体を使って胸に刺激を与える。
「はぁ、はっ……んッ…んンっ!」
 若菜が小さくあえぐ。
 柔らかく弾力を持った若菜の乳房は、僕の手に合わせてしなやかに揺れ、震え、奔放に動き回った。
 もみ上げる動き、ぶるんぶるんと転がす動き、じわっじわっと全体に圧力を加える動き。
 ゆっくりと、だけど確実に若菜の性感をあおる。
「ひんっ、ふっ……くんっ、んんっ……」
 目を閉じて切なそうな声で若菜がうめく。

 僕は乳房全体への刺激をやわやわとしたものに変え、先端を口で愛撫することに神経を集中させた。
 細く尖らせてつんっとつつく。唇だけで咥えてしごきあげる。舌先でレロレロと執拗に舐め立てる。
「はぁんっ! くふっ、む…ンっ! い…んんっ……」
 白い肌を桜色に染め、若菜が淫らに鳴く。
(そろそろかな……)
 ベッドの下に隠しておいた縄手錠を取り出す。
 若菜は眼を閉じていてそれに気付いた様子はない。
「若菜のえっちな声、聞いてるだけで興奮する……」
 そっと耳元でささやく。
「いやぁ……」
 きつく目をつぶり、首を振って若菜が恥ずかしがる。
「えっちな若菜……大好きだよ」
44若菜3日目 エロ前半:04/12/20 17:07:00 ID:uul01nK/
 若菜の手首を取ると素早く縄手錠で縛り、その手を上に伸ばしたまま固定する。
「なっ、なんですか?」
 戸惑いを隠せない若菜がおびえたような声を出す。
「若菜みたいなえっちな子は恥ずかしいほうがもっと感じるんだよ」
 そう言って今度はアイマスクで目を覆う。
「いやですっ! 怖いです……ほどいてくださいっ」
 暴れる若菜。
 だけども僕はその声を聞き流す。そしてローターを取り出した。

カチリ
 スイッチを入れると
ヴー………
 注意しないと聞こえないほどの音を立ててローターが振動を始める。
 その音を聞いた途端、
ビクッ
 若菜が身震いした。
「そ、それは……」
 声が震えている。
「心配しなくてもいいよ。痛いものじゃないから」
 安心させるように優しく告げる。
 それでも若菜は怯えた様子で身を固くしていた。

ヴーン………
 かすかな音とともに本体が小刻みに振動する。
 僕は震える部分を指先でつかむと、ローターを湿らせようとおもむろに若菜の口元に近づけた。
「ひっ!」
 恐怖に引きつった様子で若菜が顔をそむける。
45若菜3日目 エロ前半:04/12/20 17:07:21 ID:uul01nK/
 僕は構わず唇をなぞるようにローターを当て続けた。
 いやいやをするように若菜は首を振っていたが、そうこうするうち、若菜の唇から力が抜けた。
 ゆっくりと唇を割ってローターを口内に押し込む。
「んむっ!」
 ローターの激しい振動に驚いたのか、若菜の体が震えた。
「い、いやです……」
 若菜の言葉とともにローターが吐き出される。
 これ以上の行為の強要は若菜に痛みや恐怖を与える。そう判断した僕は下半身に目標を移した。

 パジャマのズボンの腰をつかむと引き下ろす。
 生地がゆったりしているせいか、それは難なく膝のあたりまでずり落ちた。
 そうして純白のショーツの上からローターをゆっくりと当てる。
 恥丘を円を描くように刺激するうち、クロッチの部分が濡れて透けてきた。
ヴィゥ…ヴィゥ……
 僕は布越しにあらわになりつつある秘裂にぎゅっとローターをあてがう。
 そして上下に揺らしながらぐいぐいと押し当てていった。
ヴィンヴィン………
 ローターの振動音は苦しげな低い音に変わる。波打ちくぐもった音がひっきりなしに生まれる。

 右手でローターを操作しながら左手を胸に伸ばす。
 そうして乳房の先端をくりくりとつまむようにいじくった。
「くぅん……」
 鼻を鳴らして若菜がうめく。
 目が見えず、動きも制限されているせいか感覚が鋭敏になっているようだ。
 胸と下半身とを攻められ、少しずつ若菜が乱れていく……。
46若菜3日目 エロ前半:04/12/20 17:07:44 ID:uul01nK/
 布地が邪魔でローターは若菜の淫裂にもぐりこまない。
 僕はあえて下着を脱がせず、すでにしたたるほど潤った陰溝でローターを前後させた。
 その動きに対し、若菜は腰を浮かせるように応える。
 それはまるで、自分からローターの刺激を欲しているかのようだった。
「あぁんっ! んんッ……」
 若菜の声に艶が混じる。振動を受け止め、メスの快楽を味わう若菜……。

 ローターを離す。
「? ………」
 なぜ? という感じで若菜が僕に顔を向ける。
「脱がせてほしいんでしょ?」
 僕はそう答えるとショーツに手をかけた。
 そしてゆっくりと引き下ろす。

ぬちゅ……
 若菜の股間とショーツとの間にいやらしい液体が糸を引いた。
「ぃゃ……」
 淫らな水音が聞こえたらしく、若菜は顔を背けると僕の視線から逃げるようにする。
「若菜……」
 名前を呼んであごに手を当て、僕のほうを向かせる。
「くっ……うう、ぐすっ」
 唇を噛み、泣き声の混じった声で僕のほうを向く若菜に嗜虐心があおられる。

「お願いです……やめてください。目隠しもはずしてください……」
 僕はその声を聞き流すと、大きく足を開かせ、あそこを指で開いた。
「み、見たらだめですっ!」
「もう見ちゃったよ……すごいよ若菜のアソコ……ピンク色でとってもきれいだよ……」
「い、いやです……」
くちゅくちゅ……
 僕は開いた若菜の花びらを指先でいじった。
47若菜3日目 エロ前半:04/12/20 17:08:09 ID:uul01nK/
「ぴくぴくしてる……あ! いやらしい液が垂れてきたよ」
「だ、だめです……やめてください」
 若菜が哀願する。
「すごいよ……だんだん奥まで開いてく……若菜ってやっぱり見られたい女のコなんだね」
「ち、違いますっ! 違います……」
 かぶりを振る若菜。
「うそ……だってこんなに濡らしてるよ……ほら、ここもこんなにピクピクしてる」
 そう言って固くなった陰核をつまむとくいっと皮をむいた。
「ふあぁぁぁんッ!」
 中から現れた薄紅色の芯が
こりっ
 と固く尖るように突き出してきた。

「かわいいよ若菜」
 僕が指先で突っつくと、
「あっ、あっ、あっ! やめてください……やめ……」
 その突起は途切れ途切れの若菜の声に合わせて
ピクン! ピクン!
 と震えた。
「やめてもいいの?」
「こ、これ以上は堪忍してください……もう、もうダメです……」
 若菜の膣口からはさらに蜜があふれ、お尻の穴まで濡らしていた。

「もっと感じさせてあげる……」
 そう告げて淫唇の間にローターを押し込むと、そこから愛液がどっとあふれ出した。
 粘性の高い液体はそのままシーツに垂れ、若菜の股間に小さな水たまりを作った。
 かき混ぜるようにローターをひだの中で動かす。振動音の中にぐちゅっという淫音が混じる。
「あぁっ……んんっ……っ!」
 若菜が頭を左右に振る。そのたびにサラサラと音を立てて長い黒髪がベッドに広がる。
48若菜3日目 エロ前半:04/12/20 17:08:43 ID:uul01nK/
 のどを反らせ、小さく口を開けて気ぜわしい呼吸をしながら若菜が乱れる。
 随喜の色を浮かべた若菜にいつもの凛とした面影はない。
 ……メスの顔。それが今の若菜の表情だった。
 と、若菜の腰がひくっ、ひくっ、と震えはじめた。
 僕は膣口からローターを抜くとそのままクリに持っていく。
 陰核に当てた瞬間、若菜の腰がビクッと引けた。だがすぐに淫らなグラインドが始まる。
 自分から貪欲に快楽を得ようと腰を振る若菜……。僕が初めて見る姿だった。

「あんっ! んふ、んくっ! ひんっ、いっ……くっ!」
 若菜の口からは絶え間なく快楽の声が洩れる。
 縄手錠とアイマスクの効果なのか、いつもより強烈な快感が若菜を襲っているようだ。
(もうそんなには若菜は耐えられない……)
 僕はそう確信した。

ヴィン…ヴィン…
 ローターは振動を続ける。
ひゅくん、ひゅくん……
 若菜の性器全体が痙攣する。
「こ、こんなものでイカされるのは……イヤっ、イヤですっ!」
 若菜がわなないて叫んだ。
 しかし次の瞬間、
「んんんっっーーー! イッ…イクっ! イクぅぅぅぅ!」
 ひときわ大きく声を上げると全身を突っ張らせてガクガクと身体を打ち震わせた。
ビクンッ、ビクンッ………
 そのまま何度か体を痙攣させたあと、ゆっくり、静かに力が抜ける。
 ……性の絶頂だった。
49若菜3日目 エロ前半:04/12/20 17:09:11 ID:uul01nK/
「はぁ…はぁ…はぁ……」
 絶え絶えの息で若菜が突っ伏す。
「若菜……」
 若菜の顔が見たくなった僕はアイマスクをはずした。
 目を真っ赤に泣き腫らした若菜が僕を見上げる。
「ひどいです……」
 唇を噛み、少し非難めいた目で僕を見る若菜がそう言った。

 僕の心に若菜を傷つけたことへの悔恨が湧いた。
「……ごめん」
 そう言いながら縄手錠をはずし、若菜を抱きしめ、そっと口づけた。
 抱きしめるうち、若菜は気持ちが落ち着いたのか
「もう……あんなことはしないでください」
 そう言って笑顔を見せてくれた。
「うん。ごめんね、もうしないから。……でも若菜があんなに乱れるなんて……すごかったよ」
「……し、知りません」
 若菜が赤くなった。

 愛液でシーツが濡れてしまった。それを見た若菜が恥ずかしそうに
「ごめんなさい、汚してしまいました……」
 と謝る。
「若菜って感じやすいんだね」
 褒める意味で言った僕の言葉を非難されていると受け取ったのか、若菜は
「申し訳…ありません! お願い……です…わたくしを……嫌いに…ならないで…ください……」
 涙を浮かべながら途切れ途切れに言った。
「嫌いになるわけないだろ? 若菜がこんなに感じてくれて……僕はうれしいよ」
 そう言うと僕は若菜を強く強く抱きしめた。
50若菜3日目 エロ後半:04/12/20 17:09:43 ID:uul01nK/
 若菜の感じた証を見ている僕も我慢が出来なくなってきていた。
「若菜……そろそろ入れたい」
「……はい」
 頬を染め、それでもしっかりとうなずく若菜。
「着けるね」
 買っておいたコンドームを装着する。
こくん
 それを見た若菜が小さくうなずいた。

 僕は垂直に近いほどそそり立った自分のモノを熱く潤った若菜のその部分に合わせる。
「いくね」
 そう声をかけ、ゆっくりと腰を沈め、挿入していく。
「あっ、ああっ、ああぁっ、ああぁぁっ……」
 膣にモノが呑みこまれるたびに若菜は感極まったような声を上げた。
 処女を喪ってわずか2日の若菜だが、18歳の熟れはじめた肉体は性への順応も早かったようだ。
 若菜はすでに性の快楽を感じはじめていた。

 吸い込まれるように若菜の奥に肉棒が埋まっていく。そして根元まで収まり、ぴったりと合わさる。
 まるで僕の形に合わせたかのような若菜の膣。
 たくさんの襞がからみつき、きゅっと締め付けるように僕に吸い付く若菜の膣中。
 たまらない快感。……若菜の肉体に酔いしれていく。

「若菜……動くよ」
「……はい」
 ゆっくりと腰を前後に動かす。
 そうして下から突き上げるように若菜のお腹側の壁を圧迫して往復させる。
ちゅぽっ、ちゅっ、ぬちゃっ……
 結合部から淫らな水音が立つ。
「あふぅぅ……くぅん! はっ、んっ……いッ、ぁん、ぅっ!」
 若菜があえぎながら僕の動きに合わせて腰を振る。
 それにともなって胸が形を変えながら揺れる。
51若菜3日目 エロ後半:04/12/20 17:10:05 ID:uul01nK/
「若菜っ!」
 名前を呼んで腰を打ちつける。
 火傷しそうなほど熱い若菜の膣が、まるで別の生き物のように僕に吸い付いてくる。

 僕は若菜の中で前後しながら、指で結合部のすぐ上にある突起を攻めた。
 吐液をまぶし、しこったクリを転がすように撫でまわす。
「ひぃっ! ひぁぁああぁ!」
 電気が走ったかのように若菜の体が震えた。同時に中がきゅっと締まる。
「はううぅぅっっ! ふぅぅっ!」
 絶え絶えの息で若菜が鳴く。
「気持ちいいの、若菜?」
「そ、そこはだめですっっ! 感じすぎてしまいますぅっ!」
 それを聞いたら攻めないわけにはいかない。
 僕は若菜の声を聞き流すと、さらに突起をこすりあげた。

「ひぁっ! だ、だめ…です……」
 若菜の体がビクビク震える。
 僕は指の力を弱めると、今度は揉むような動きに変えた。
「んっ! んんっっっ!」
 唇を噛んで声を洩らすまいとする若菜。
 感じているのか、全身をブルブルと痙攣させ、開いた足のつま先を伸ばしてよがる。

ずぶっ、ずちゅっ、ずぷっ………
 ベッドをぎしぎしときしませ、僕は乱暴に若菜の中で往復した。
「ふわぁぁ! うぅあ、ぅぅっ……ひっ! ……いッ!」
 両腕を僕の背中に回し、若菜は激しく身をくねらせる。
 若菜が悶えるほど、膣の中が強く絡みつく。
 結合部からあふれた愛液がぬちゃぬちゃといやらしい音を立てている。
「若菜っ……気持ちいいよぉっ……」
 先端からじわじわと射精感が押し寄せる。
52若菜3日目 エロ後半:04/12/20 17:10:27 ID:uul01nK/
 うっすらと桜色に染まった若菜の身体が小刻みに震える。
ずぶっ、ずぷっ、ぐちゅっ、ずちゅっ……
 若菜を貫いて激しく抽迭する。
 僕のこわばりが若菜の中を前後するたびに強い締め付けを感じる。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ」
 荒い呼吸をくり返し、僕たちは高まっていった。

 若菜の中は入口から奥にへ微妙な蠕動が起きている。
 僕の根元から先端に向かっての搾るような締め付けは下半身全体をしびれさせていた。
 強烈な射精感が襲う。……もう我慢できない。
「わ、若菜っ……イキそう……」
 若菜が僕を見上げ、
こくんっ
 潤んだ目でうなずいた。
「若菜っっっっ!」
 それが最後だった。

どびゅっ! ずびゅっ! びゅっ!………
 射精しながら、僕は若菜を抱きしめ胸をつかんだ。
びゅびゅっ! びゅくっ!………
 若菜の乳房を手のひらに感じながらさらに精液を射ち出す。
「あっ、ああっ、あぁっっっ!」
 僕の射精を感じたのか、若菜は声を上げながらのどを反らせて腰をわななかせた。
 大きく胸を上下させる若菜。
 僕はその柔らかな双球を鷲づかみにしながら腰を打ちつけ、最後の一滴まで残らず放出した……。

        三日目おわり
53前スレ69 ◆49EtSB976. :04/12/20 17:11:19 ID:uul01nK/
ラストに事後の描写がないのはわざとです。
次回は4日目です。構成を変えたのであと2回で完結の予定です。
……しかし若菜である必然性がないですね。
54名無しさん@ピンキー:04/12/20 20:53:16 ID:oLCBNh+2
>>34
69様、427と475です。晶SSはあれから何度も読んでますが全く最高です!
晶がますます好きになりました。
あと真奈美SSも久しぶりで良かったですし、若菜の3日目は乱れる様子
に興奮です。淑女っぽい若菜らしさがとても出ていると思います。
残り2回も楽しみにしています。
55前スレ69 ◆49EtSB976. :04/12/21 18:54:05 ID:4BAZNNzo
>>54
感想レスありがとうございます。本当に励みになります。
これからも頑張ります!


前スレで予告した晶の処女喪失SSです。
長くなりそうなので今回は完成している前半部分を投下します。
56前スレ69 ◆49EtSB976. :04/12/21 18:54:43 ID:4BAZNNzo
 夏休みに入った僕は長崎に来ていた。夜行列車で長崎入りし、着く早々晶とデートしている。
 狭い寝台は体を十分に休められたとはお世辞にもいえなかった。
 それでも晶の笑顔を見た瞬間、僕の疲れは吹っ飛んでいた。

 僕は晶が好きだ。でもちゃんとした気持ちはまだ伝えていない。
 正式に付き合ってるわけではないが、こうしてデートしてくれるってことは嫌われてはいないと思う。
 ゴールデンウィークにはキスしそうにもなった。
 ……あれはデートで行った教会で甘い雰囲気になったときのことだったっけ。

「ね、キス…しよっか……」
 晶が僕のそばに顔を寄せ、色っぽい目つきでささやく。やわらかい吐息が頬に当たる。
 それだけじゃなく、晶は目を閉じると心持ち顔を上向け唇まで突き出した。
「!!」
 固まっている僕を晶が促す。
「ほら……は・や・く」
 僕も目を閉じると晶に顔を近づけた。
 ……ところが唇の感触がない。
 不思議に思ったけど、僕はそのまま動かずにいた。すると
「な〜んてね! ほらっ、いつまでも一人で何やってるの?」
 離れたところで晶の声がする。
「え?」
 あわてて目を開けると
「うふふっ、単純ね〜。そんなに簡単にキスできると思ったの?」
 いたずらっぽい笑みを浮かべた晶がいた。
「晶ぁ……キスしようよぉ〜」
「だ〜め。……そう…ね。……そのうち、ね」
 ……そんなことがあった。
 結局、晶にからかわれただけなんだけど、晶は本気だったのかなぁ?

 でも、そんなことがあっても僕たちの関係はぎこちなくなったりしなかった。
 手紙をやり取りし、電話をかけ合い、東京と長崎でそれぞれの時間を過ごしている。
 晶は僕のこと、どう思ってるんだろう……。
57前スレ69 ◆49EtSB976. :04/12/21 18:55:10 ID:4BAZNNzo
 今日も朝から暑い。涼しげな恰好をした晶の首筋も汗ばんでいる。
「う〜ん、今日も暑くなりそうね……」
 うっすらと汗のにじんだ白い額にハンカチを当てながら晶が続けた。
「そうだ! クルージングにでも行かない?」
「え?」
「ウチのクルーザー、たしか今日は誰も使ってないはずだし……。ねぇ、行きましょうよ!」
 とんでもないことを、まるでなんでもないかのように言う晶。
 晶の家が金持ちなのは知っていたが、まさかクルーザーまで持ってるとは……。

 晶はクルーザーを操縦する資格も持っているらしい。
 夏になると毎年クルージングを楽しんでいるとのことだが、今年はまだなんだそうだ。
「一人より二人の方がきっと楽しいわよ」
 そう言うと先に立って歩き出した。

 こんな展開になるなんて想像もしていなかった僕は水着を持ってきていない。
 それを告げると晶は何着か出してくれ、ここから選べと言う。
 ……全部ブランドものだよ。すごいんだなぁ遠藤家は。

 沖に出ると僕たちは子供のようにはしゃいで泳ぎを楽しんだ。
 興奮が収まってくると、僕は晶と二人っきりなのを強く意識した。
 晶の水着は目のやり場に困るような真っ赤なビキニだった。
 水はきれいに透き通っている。普通に泳いでいても晶の身体が目に付く。
 そんなに大きいわけじゃないけど、決して小さくはない晶の胸。
 形よくつんと上を向いた二つのふくらみはブラからこぼれそうに自己主張する。
 自然と目が行ってしまうのを僕は意識してなんとか見ないようにしていた。
58前スレ69 ◆49EtSB976. :04/12/21 18:55:29 ID:4BAZNNzo
 しばらく泳いだ僕たちはクルーザーに上がる。
 晶は寝そべると、
「せっかくだから背中にオイルでも塗ってもらおうかな?」
 そう言って僕をいたずらっぽい笑顔で見上げた。
「え? いいの?」
「うふふ……。いいわよ、塗らせてあげる」
 言いながら晶は水着のブラのヒモを外した。
「ヒモの跡が着くと……ねぇ」
 そう言って晶はほんのりと頬を染めた。

 僕に無防備な背中を見せている晶。
 オイルを手のひらにたらすと、僕はゆっくりと晶の背中で伸ばしていく。

 緊張して手の動きがぎこちなくなる。
「こ、こらぁ、くすぐったいわよ」
 晶が笑う。
「ご、ごめん」
「もうっ、なんか手の動きがいやらしいわよ……ヘンなことしてるんじゃないんだからちゃんと塗りなさいよね」
「う、うん」
 たしかに晶の言うようにいかがわしい行為をしているわけではない。
 だけど童貞の僕が大好きな女の子の肌に直接触れているんだ。ドキドキしないはずがない。
 背中をすべらせている手を体の横にずらしただけでふくよかな双球に触れることが出来るだろう。
 それでも何とか平静を保って背中全体にオイルを伸ばしていく。
 僕の心臓は割れんばかりに脈打っていた。

 手が腰のくびれのあたりに近付く。自然と目はビキニに行ってしまう。
 お尻のふくらみも僕を興奮させる要因だった。
 のどがカラカラだ。
 僕は何度もつばを飲み込んで晶の背中をまさぐりつづけた。
59前スレ69 ◆49EtSB976. :04/12/21 18:55:51 ID:4BAZNNzo
グラリ
 大きな波が来たのか、その時クルーザーが揺れた。
 何事かと晶が半身を起こす。僕も少しよろける。
 それらの動きが重なり、偶然に僕の手が晶の胸に触れた。

ぐにゃ……
 なんともいえないやわらかな感触が指に伝わる。
「あ……」
「……え?」
 そのまま固まる僕たち。
「ご、ごめんっ!」
 あわてて手を引っ込めた僕を、泣きそうな顔で晶が見上げた。

「ごめん……」
 もう一度謝る。晶は
「……いいわ、事故だもの」
 そう言ってうつむいた。

 まだ指に晶のふくよかな胸の感触が残っている。
 僕は思わず、見るともなしに自分の手を見つめてしまった。

「晶……」
 名前を呼ぶ。
 晶が見上げる。
「好きだよ、晶」
「! ………」
 びっくりした顔をしてまたうつむく晶。
「……私も」
 小さな声で返事が返ってきた。
60前スレ69 ◆49EtSB976. :04/12/21 18:56:12 ID:4BAZNNzo
 晶が身を起こす。そうして目を閉じた。
 ……前にもこんなことがあった。でも今日の晶は真剣だ。
 僕はそっと晶の肩を抱くと、静かに唇を重ねた。

「ん……」
 優しく触れるだけの口づけ。
 目を閉じているせいか、感覚が研ぎ澄まされるのを感じる。
 晶の匂い。息づかい。肌が触れ合うところから伝わるぬくもり。濡れた髪の感触……。
 肩を抱いていた手をゆっくり動かし、優しく肩を撫でる。そのまま手を首筋に持っていく。
 荒々しく扱うと壊れてしまいそうなほど細い肩。やわらかい首筋。湿った髪が手をくすぐる。
 そんな僕の動きに対し、晶は震えず、怖がらず、あたたかな吐息を奏でる。

「ねぇ……」
 唇が離れると晶が言う。
「……え?」
「……そんなにびくびくしながら触らなくてもいいわよ……」
 そして僕の手を取ると、晶は自らの胸に押し付けた。
「あ……」
 びっくりした僕は思わず晶の顔を見つめてしまった。
「鼓動、わかる?」
 頬を染めて晶が言う。
「……う、うん」
 頭の中がズキズキと脈打つ。
 これが晶の鼓動なのか、それとも自分の心臓の高鳴りなのかが僕には判断できなかった。
「これはね……うれしいドキドキなんだからね」
 晶が続ける。
「……ちゃんとさわってもいいのよ」
61前スレ69 ◆49EtSB976. :04/12/21 18:56:33 ID:4BAZNNzo
 心が燃える。頭の芯がいとしさに焼け付く。
 僕はまだどこかでためらっていた自分を恥じた。
 ……心を決めてじかに触れる。
 あたたかくて、やわらかくて、それでいて強い弾力のある乳房をゆっくりと下から揉みあげる。
ピクンッ
 晶の体が電気でも走ったみたいに震えた。

「ごめんっ! ……痛かった?」
 初めての経験で加減がわからない僕は晶に聞いた。
ふるふる……
 無言で晶が首を振る。そして
「私のこと、好き?」
 僕の目を見て聞いた。
「うん」
 うなずく。
「もっと、ちゃんと言って……」
「好きだよ。……晶の優しいところも、強いところも、何もかも」
 答えながらも手が止まらない。
「んっ! 私…強くなんか……あ、んっ…はふっ……あ、んんっ!」
 晶の声が上ずる。そうして
「もう……話してるときは…い、いじらないで……んくっ! よね!」
 言葉を続けた。
62前スレ69 ◆49EtSB976. :04/12/21 18:56:58 ID:4BAZNNzo
 手のひら全体で包み込み、少しだけ強く揉む。手の中でころころと転がる乳首が心地いい。
「んくっ、くすぐった……ンっ、あっ……あん、あっんん、は…ひゃッ……ン!」
 ビクッと跳ねる体を押さえつけ、また少し力をこめる。
 ……晶は感度がいいらしい。
 完全に勃起した乳首が僕の中でかわいい悲鳴をあげていた。

「……怖い?」
ふるふる
 きゅっと眉間にしわを寄せ、小刻みに頭を振る晶。
 その仕草がかわいらしく、僕は晶の唇に自分の唇を押し当てた。

「ン……ぅ、んむ……んっ!?」
 叩くように舌先を唇に何度も押し当てる。
 その間も乳房への愛撫は忘れない。
 むき出しになった左右の乳房をなでさすり、乳首を転がす。そして弱くつまむ。
「ひゃうっ!」
 声を出すために開いた晶の唇に舌を割り込ませ、歯を舐める。

「も、もぉお! そういうことするときは先に言ってよね!」
 唇を離し、軽くにらむ感じで晶が僕を見る。
 ……でも目は笑っている。よかった、晶は怒ってない。
「ごめん……じゃあ、口開けてくれる?」
「遅いわよ、もう……」
 おっかなびっくりといった感じで吐息とともに口を開く晶。
 怖がらせないようにゆっくりと舌を伸ばし、唇をなで、また歯を舐める。

「ん……ふぁ、は……っふ、ぁんん……はむ、んぅう……ン」
 口の中にまでもぐりこんだ舌に驚いたのか、晶は舌を引っ込めた。
 舌先でしか触れられない晶の舌に、僕はもどかしさよりも安堵を覚えた。
 ……それは晶の純潔の印だから。
63前スレ69 ◆49EtSB976. :04/12/21 18:57:22 ID:4BAZNNzo
「晶、大好きだよ……」
「……うん」
 見つめあう。もう一度唇が重なる。
 今度は晶からおずおずと吸い付いてきた。そのぎこちなさがまた愛らしい。
 僕は落ち着いて受け入れ、晶の舌が伸びてくるのを待った。

 僕の唇を舐めるだけだった舌を捕まえる。甘噛みし、吸い、口の中に引き入れる。
「ン……む、んんぅ……」
 激しくはしない。
 吸い込んでそのままじっと落ち着くのを待つ。
 じわりとしみ出す唾液の味が僕の口腔にしみわたる。
「んむ、ん……ん……ン、んん…ぅん……むふぅ、うちゅぅ、ちゅ……くちゅ」
 まるで小さな魚が跳ね回るような感覚。
 口の中でうごめく晶の舌のなんともいえない気持ちよさ。このまま飲み込んでしまいたくなる衝動。
 それらにあおられ、昂ぶる性の興奮!
 激しく膨脹した股間のモノから先走りの粘液があふれ出すのを、僕は感じていた。

 間に銀の糸を引き、唇が離れる。
「はっ、はぁっはぁ……あぁ…っふは…う、んあ……っ!」
 ぞくぞくっと身を震わせ、晶が甘い吐息を吹きかける。
「うふふ、なんだか……すごくエッチな気持ち……」
 上気した晶。すごく色っぽかった。
「うん」
「私がこんなキス……できるなんて思ってなかったわ」
「晶が上手で僕はうれしいよ」
「わ、私、初めてなのよ。……恥ずかしいこと言わないで……」
 晶が頬を染めた。
64前スレ69 ◆49EtSB976. :04/12/21 18:57:44 ID:4BAZNNzo
 キスに夢中になって忘れていた愛撫を再開する。
 乳房を揉みこみ、その先端をつまみ、指を立てて全体をくすぐる。
「む、胸ばっかりいじられたら……くすぐったくて……も、もう……」
「もう、何?」
 僕の意地悪な質問に、晶はちょっとにらむようにして僕を見た。……でも目は笑っている。

 乳房を通して伝わってくる小刻みな震え。
 キュッと引き締まった乳首をつまむと、その震えはさらに強まる。
「そ、そこ…つまんじゃダメっ!」
「ここ?」
 意地悪くさらに乳首を攻める。
「ひゃ、ふっ! やん、あ……ダ、ダメだって言ってるのに!」

ビクッ、ビクンッ!
 突如断片的な痙攣が晶を襲い、
「あ……ふぁ、ふはっ、はっ、はぁぁぁーーー!」
 ぐったりと体を預けてくる。
「な…に? 私、どう…しちゃったの?」
「怖がらなくてもいいよ、何も変じゃないから」
「違うわ、おかしい……こんなの私の体じゃないみたい……」
ぶるっ
 寒気を感じたかのように一瞬大きく体を震わせる。
 快楽の余韻が押し寄せたらしい。
 晶は軽い絶頂を迎えたようだ。
 恍惚感に満ちたその顔は、僕の愛欲を駆り立てるのには充分だった。

 僕は晶の唇にもう一度自分の唇を重ねた。触れあった部分から、晶の体温が流れ込む。
 間近で感じる晶の息づかい。
 やがて、どちらからともなく唇が離れた……。
65前スレ69 ◆49EtSB976. :04/12/21 18:58:07 ID:4BAZNNzo
「晶……」
 名前を呼ぶ。
「……うん」
 僕に身を預ける晶。
 背中に回した手をゆっくりと下げる。
 腰のあたりで手を止める。……そこには晶のビキニがあった。

「脱がすね」
 晶のビキニはヒモで止められただけのものだった。
 僕はそこに指をかけると思い切って引っぱった。
するり
 かすかな抵抗とともに紐がほどかれ、晶の秘められた部分が白日にさらされた。

 栗色の恥毛が太陽を反射してキラキラ光る。
 ……初めて見る女性のアソコ。晶のそこは神々しいまでに美しいと僕は思った。
「私だけ……脱がせてズルイ……」
 晶が僕の胸に額を付け、顔を見せないようにして小さく言った。
「うん……僕も脱ぐよ」
 そう言って水着に手をかける。
 僕が水着を下ろす邪魔にならないように晶が離れる。
 その目の前で僕は押さえつけられていた剛直を解放した。

「っ!」
 晶が息を飲むのが聞こえた。……怖いのか?
「晶…僕……」
 話しかけようとした僕を晶がさえぎる。
「わ、私初めてなんだからね! その……や、優しくしなさいよね!」
 頬を染め、それでも僕の目をまっすぐに見つめて晶が言った。
「初めて……なの?」
「違うと……思ってた?」
「だって晶キレイだしボーイフレンドたくさんいるって言ってたし、僕なんかよりカッコいい人……」
 言葉の続きは晶の唇にふさがれた。
66前スレ69 ◆49EtSB976. :04/12/21 18:58:31 ID:4BAZNNzo
 晶が僕の勃起に手を伸ばす。
 そうして茎の部分に指を巻きつけると
「こんなに……固いの?」
 かすれた声で言った。
「固くないと晶の中に入れないからね」
 その僕の言葉に
こっくり
 頬を染めてうなずいた。

 そのまま指が先端に向かう。大きく張った部分を越え、亀頭に到達する。
 先端の割れ目から漏れでた透明の先走りでヌラヌラする亀頭。
 そこに触れた晶は小首をかしげ、
「……やわらかいわ」
 意外そうな声。
「え?」
「全体が固いんじゃないのね」
 ……考えたこともなかった。たしかに亀頭は茎部に比べれば弾力がある。
「……先まで固かったら晶の粘膜が傷むからじゃないかな?」
 一瞬の間のあと、
「ば、ばかっ!」
 真っ赤になって晶は下を向いた。

 出したくてたまらない。精液が出口を求め、すぐそこまで来ているかのようだ。
「晶、いい?」
「……う、うん」
 晶が横になる。
 僕は体を起こすと晶の足の間にひざをついた。
67前スレ69 ◆49EtSB976. :04/12/21 18:58:52 ID:4BAZNNzo
 膣口を探す。
 ヒクヒクとうごめき、あとからあとから粘液の湧きだす亀裂が見つかった。
 あとはここにあてがって、腰を突き出すだけだ。
「いくね」
 腰を進める。晶のぬめった陰唇に亀頭が触れた。ヌチャッとした濡れた感触がする。
 ……その瞬間、留め金が外れた。

「っっっ!」
「きゃっ!」
 晶が驚いた声を上げたのが聞こえる。
 めくるめく快感が背筋を走り、熱いものが尿道を通っていく。
びゅくっ! びゅるっ! ずびゅっ!………
 しゃくりあげるように脈動する勃起は、先端から白い軌跡を描いて欲望を吐き出しつづけた。
「うっ! ぐうっ……むむっ……」
 ……僕は体を震わせ、射精を終えた。

 白濁の液が晶を汚す。
 あわてて晶の下腹部に目をやると、そこには白い粘液が付着している。
 飛び散った精液は下腹部だけではなく、晶のお腹から胸のあたりまでまき散らされていた。

 ……挿入してもいないのに射精してしまった。
「……ご、ごめん」
 恥ずかしさと情けなさの混じった複雑な思いで、やっとそれだけを口にする。
「ううん、平気。……いきなりだったからびっくりしただけ」
 晶は上半身を起こし、そう言ってぎこちなく微笑んだ。
68前スレ69 ◆49EtSB976. :04/12/21 18:59:17 ID:4BAZNNzo
「これ、精子?」
 ねばつく液体が晶の体を滑り落ちる。
「……うん」
「精子……かけられちゃった……」
「ほんとにごめん。僕……」
 屈辱感からつぶやくような小さな声になる。
「気にしないで。だって、私の裸に感じてくれたってことでしょ?」
 晶が僕の胸に手を置いて言う。
「晶……」
「うれしかったわ」
 そう言ってニッコリ笑う晶。
「晶、ありがとう」
「ふふふ。あら? それ……」
 今は力を失った陰茎を晶が指差す。
「え? あぁ、射精したから……」
「射精……すると縮むんだ」
 射精という言葉を、晶は頬を赤らめながら発音した。
「うん。知らなかった?」
「知るわけないでしょ!」
「そうだよね」
 ようやく僕にも笑いあえる余裕が戻ってきた。
69前スレ69 ◆49EtSB976. :04/12/21 18:59:37 ID:4BAZNNzo
 晶が自分の体を彩った白濁を指にからめる。
「こんなにドロッとしてるのね……。精液っていうからもっと水っぽいものかと思ってたわ」
「溜まってると濃くなるんだよ」
「じゃあ溜まってたの?」
「あ、いや……」
 図星を指されてちょっとだけうろたえる。
「溜まってたんだぁ」
 そう笑って言いながら、晶は指を開いたり閉じたりしている。
「もういいだろ、拭きなよ」
「ネバネバする。……変なにおいもするわ」
 晶が生まれて初めてかぐにおい。それは僕の体内から射出されたものだ。
 ……晶を征服した。なんとなくそんな気になった。
「くさいだろ?」
「う〜ん……変なにおいだけど、嫌なにおいじゃないわ。あなたのだからかな?」
 晶はまぶしい笑顔でそう答えた。僕の方が恥ずかしいよ……。
「バ、バカなこと言ってないで! ほら、手ぇ拭いて」
「ふふ。ねぇ、気持ちよかった?」
 僕が渡したティッシュで指と体を拭きながら晶が聞く。
「う、うん。……よかった」
「ふふふふ」
 晶がうれしそうに笑った。
70前スレ69 ◆49EtSB976. :04/12/21 19:00:21 ID:4BAZNNzo
今回はとりあえずここまでです。
次回、晶と結ばれます。
71名無しさん@ピンキー:04/12/21 22:02:49 ID:yPsidf89
あいかわらず乙。

これで前スレも今スレも69だ
72名無しさん@ピンキー:04/12/22 01:58:36 ID:rxbLOazA
シックスナイン神を称えましょう

73前スレ505:04/12/22 19:50:17 ID:nTOttRWU
69様真奈美も若菜も晶も良過ぎ!
会社で読んでたらヴォッキが止まらなくて困りました(w
晶が処女を散らすシーンが今から楽しみです!!!!

>>34
>どんな画像だったんですか?
オフィシャルのワイングラス片手に微笑む晶です
せっかくなんでオフィシャルから晶のビキニも貼っときますね
ttp://v.isp.2ch.net/up/b49a3cb62abf.jpg
74名無しさん@ピンキー:04/12/22 21:28:43 ID:sOD8vfSU
69様の晶SSがまたまた読めて嬉しいです!
ゲームと同じ赤ビキニに周りには誰も居ない海のクルーザーで、と最高の
シチュです。今回は二人とも初めてっぽさが出ていて良いですね。
晶の小悪魔な感じもエロカワイイし。次回とても楽しみにしています。
75名無しさん@ピンキー:04/12/26 04:24:16 ID:mHTzZqMF
>70
晶と精液。めちゃくちゃエロい。流石です、次回早く読みたい
76前スレ69 ◆49EtSB976. :04/12/28 19:08:28 ID:tmJrZUoa
>>71-75
レスありがとうございます。ご期待を裏切らないように頑張りたいと思います。

>>73
今度はイラスト拝見できました。
これ、晶のヨコ乳(?)やお尻の割れ目といったかなりきわどいイラストなんですよね。
これも含めたオフィシャル画像、私もエロ妄想の役に立てています。
るりかの「バスタオル一枚で冷蔵庫」なんかSSに発展できるかな?なんて思ったこともあります。
でもシーンがラブホしか浮かばず、私の頭ではとても読み物として成立させられません……。


晶の処女喪失後篇、間違ってファイル消しちゃいました。バックアップ取ってません……。
頭ん中真っ白です。ヘコんでます。思いっきりブルー入ってます。なぁ〜んにもやる気が起きません。
でも精一杯気力を振り絞って、気分転換がてら普段書かない傾向のを一本仕上げました。

千恵のSSです。内容はバンドのメンバーに輪姦されるレイプものです。
名前欄に「千恵 凌辱」と入れますので苦手な方はスルーでお願いします。

男キャラの名前はアニメの「ジャーニー」から拝借しましたが、彼らとは一切関係ありません。
77千恵 凌辱:04/12/28 19:09:12 ID:tmJrZUoa
「みんなどうしちゃったんだよ! 今日の演奏はなんだぁ?」
 怒気を含んだ声が楽屋に響く。
 ここは福岡にあるライブハウス『黒猫』。終演後の反省会でバンドリーダーの松岡千恵は激昂していた。
 彼女たちのバンド『サウザンブラック』は今日のライブで何度も演奏ミスをしたのだ。
 それは観客には気付かれない程度の些細なものだったが、千恵にはとうてい許容できないものだった。
「あんな簡単なフレーズ間違えるなんて、いつものみんならしくないじゃないか! とくに拓郎のベース!」
 名指しされた少年、大滝拓郎の顔がこわばる。
 彼には演奏に集中できない理由があったのだ。だがそれを千恵は知らない。
「なんか心ここに非ずって感じだったぞ。何か気になることがあるならあたしには言ってくれよ」
 だが少年はその言葉に口を閉ざし、うつむいて床を見つめるだけだった。
「なぁ千恵、拓郎も反省してるみたいだからさぁ、今日はその程度にしといてやれよ」
 サブリーダーである井上隆がそう言って千恵をなだめにかかる。
 隆にそう言われ、千恵も冷静になってくればさすがに言い過ぎたと思い直す。
「わかったよ、あたしもちょっと興奮しすぎたみたい。でも、こんなことはもうなしだからな!」
 そう言ってその話題は終わりとなった。
 もともとハッキリした性格の千恵は過ぎたことをいつまでも根に持つタイプではない。
 メンバーにほっとした空気が流れる。
「それじゃあ簡単に次回の打ち合わせするね」
 そのままいつもの反省会へと話題は移っていった。
78千恵 凌辱:04/12/28 19:09:50 ID:tmJrZUoa
「じゃあ次のライブは来月30日ってことで。それまでに慎吾は3回ぐらいスタジオ押さえといてくれよな」
 打ち合わせも終わり、メンバーたちは帰り支度を始める。
「姉ちゃん、俺ちょっと用事あってさ、バイク借りていい?」
 千恵の弟の慎吾がそう言ってキーを借りにくる。
「電気消すぞぉ。忘れ物ないよな」
 尾崎裕一が言いながらスイッチのほうに歩いていく。
「あ、裕一、ちょっと待ってくれよ」
 そう言いながら隆が千恵のそばで声を落とした。
「今日はホントに悪かったよ。……なぁ千恵、それとは別に話があるんだけどさぁ」
「なんだい?」
「いや、ちょっと個人的に聞いてもらいたいことでさぁ……。できれば二人っきりで」
 いつにない真剣な様子の隆に千恵は小首をかしげた。
「おい慎吾、お前用事あるんだろ? あたしは隆と話してくから。ほらよ」
 そう声をかけてキーを投げる。それを見て裕一と拓郎のドアに向かった。
「じゃあ俺らは先行くから」
「お疲れ」
 口々にそう言うと彼らは出て行った。

 部屋には千恵と隆が残される。
「さてと……隆、あたしなんかで力になれるのか?」
 千恵が聞くと隆はさびしげな目で言葉を継いだ。
「千恵じゃないとダメなんだ。他じゃ代わりにならない」
「……うん」
 そう言いかけたとき、帰ったと思った裕一と拓郎が戻ってきた。
「あれ? 忘れ物?」
 振り向いて声をかけた千恵が後ろから羽交い絞めされる。隆だった。
「なっ! なにすんだよぉ!」
「なにって……千恵も子供じゃないんだからわかるんじゃないの?」
 裕一が残忍な目つきでそう言った
「……え」
 千恵の顔から血の気が引いた。
79千恵 凌辱:04/12/28 19:10:11 ID:tmJrZUoa
「こ、こんなことしてただで済むと思ってるのか?」
「さぁな」
 後ろから千恵を押さえる隆が感情のこもっていない口調で言う。
 そして素早く近寄った裕一が暴れる千恵の足をおさえて抱え込んだ。
 そのまま足を持ち上げると千恵の体は簡単にソファに押し倒されてしまった。
「し、慎吾は?」
 これは計画的に行なわれている。そう判断した千恵が聞いた。
 弟も一枚噛んでいるのでは? それが怖かったのだ。
「慎吾にバレたら計画がおじゃんだからな。帰ってくれて助かったよ」
 慎吾は用事があるといった。彼が家に帰るまでここで行なわれることが発覚することはないだろう。
 それがわかったとき、千恵の心を絶望が支配した。

「いやだ! いやだよぉ!!」
 両手両足を男たちに押さえられ、千恵がどんなにあがこうが体は自由にならなかった。
 もともとそれほど大柄ではない千恵がどんなに渾身の力で暴れても、狂気を孕んだ男たちをはね飛ばすことなど不可能だったのだ。
「叫んだって誰も来ねぇよ」
 オーナーであるマスターの信頼を得ている千恵たちのバンドは鍵を預かっていた。
 終演後は彼らだけで後片付けをし、戸締りをすることまで任されている。
 ……それが災いした。

 髪をまとめていたリボンが男たちによってほどかれる。
 そしてそれは千恵の両手首を背中の後ろに縛り上げ、体の自由を奪っていった。

「拓郎がお前のこと好きなの知ってたか?」
 東京にいる「彼」に思いを寄せる千恵は、他のメンバーの慕情に気が付いていなかった。
 いや、むしろ気付かないようにしていたというほうが正解だろう。
 千恵はプロからスカウトされていた。
 引き抜きたいという申し出に、明確な返事こそしていなかったものの彼女の心は揺れていた。
 その一件を千恵はメンバーに伏せた。心が決まるまで、誰にも伝える気はなかったからだ。
 だが偶然その話を聞いてしまった隆からメンバーに話が伝わっていた。
 ……千恵がいなくなる前に拓郎に思いを遂げさせてやりたい。それがこの凶行の発端だった。
80千恵 凌辱:04/12/28 19:10:35 ID:tmJrZUoa
 縛られた両腕、そして両足が男たちによって押さえつけられる。
 屈強な男たちの力に18歳の少女が太刀打ちできるわけもなかった。
 高校生離れしたグラマラスな肢体が男たちの情欲をあおる。
 セーターを盛り上げている胸元、対照的にくびれたウエスト、ふくよかな腰つき。

 両腕を縛られて自由がきかない千恵の下着がジーンズごと引き下ろされる。
 セーターがまくり上げられ、白いブラジャーに覆われた胸が男たちにさらされる。
「ほら、拓郎、いいぞ」
「あ、ああ……」
 拓郎はそう言うとカチャカチャとベルトを外し、下着ごと下ろす。
 股間には赤黒く充血した陰茎がすでにそそり立っていた。
「た、拓郎……やめてよ、ねぇ……あたし初めてなんだよぉ……」
 千恵の声が震える。
「よかったな拓郎、千恵の処女もらえるなんてよ」
 男たちが歓声を上げた。

 処女の彼女にとり、初めて見る「肉の凶器」は恐怖の感情すら覚えさせていた。
「千恵……」
 拓郎が千恵の股間に這いより、ひざをついた状態で千恵に体をかぶせた。
 そのまま千恵の唇を奪おうと拓郎が顔を近づける。
 必死に顔をそむけてよける千恵だが、拓郎は頬を両手ではさむとその唇にむしゃぶりついた。
 いきなり唇をふさがれ、息苦しさに千恵はうめいた。

 ぽってりと肉厚で性欲をそそる美少女の唇をふさぎ、拓郎はいきなり舌先を口中に挿しこんだ。
 ぬるっと湿って生温い舌先が口腔に侵入してきて這いまわる。
「うむぅ……」
 千恵が息苦しさにうめく。生臭さが鼻腔をつき、好きでもない男のおぞましい舌先がぬるぬると口腔を這いまわる。
(ううっ、気持ち悪い……)
 眉をしかめて千恵は耐えた。これがファーストキスだった。
81千恵 凌辱:04/12/28 19:10:56 ID:tmJrZUoa
 普通の18歳の少女ならばそんな経験はとうに済ましていたかもしれない。
 しかし東京の「彼」を想い、いつかその「彼」にと思っていた千恵にとり、メンバーに自由を奪われての初体験は屈辱でしかなかった。
(こんなことならあいつとキスしとけばよかった……)

 「彼」は千恵に逢うために何度も福岡を訪れていた。
 デートと呼ぶには稚拙な時間を二人は過ごしていた。そこで千恵は「彼」とキスしかけたことがあったのだ。
 お互いに照れてしまい、二人の唇が重なることはなかった。……千恵はそれを後悔した。

 舌先を絡めとられて口中に吸いこまれ、チュウチュウと下品な音をたてて吸いつくされている自分が情けない。
 くやしさと悲しさで千恵の頬に涙が伝った。
 拓郎はそんな千恵の心も知らず、初めての経験に舞い上がっていた。
 飽きるほど舌をしゃぶりたててから、千恵の舌の上にトロトロと唾液を送りこむ。
「うむっ! ぐッ!」
 嫌悪感から千恵が顔をしかめる。
 しかし、ぴったりと唇をふさがれている千恵はそれを吐き出すこともできず、息苦しさから泣く泣く汚濁の液体を飲み下した。
 ……ごくごくと悲しげにのどが鳴る。

 唇を合わせたまま、拓郎がブラに包まれた胸のふくらみに手を伸ばす。
 千恵の上半身がピクッと震える。
 双の隆起を揉みしだく拓郎の手に、布越しとはいえやわらかで弾力のある手触りが返ってきた。
「んぐッ、むむっ!」
 のどの奥でうめく千恵に構わず、拓郎の手がブラジャーにかかる。
 乱暴にたくし上げられたブラからたわわな白い乳房が顔をのぞかせた。
 高校生とは思えないほどふっくらと丸みを帯び、つんと上向いた形の良い乳房だった。
82千恵 凌辱:04/12/28 19:11:17 ID:tmJrZUoa
「すげぇ……」
 まわりで見ていた少年たちから感嘆の声が上がる。
 まじまじと覗きこんだ裕一ののどがごくっと鳴る。
「卑猥でスケベっぽいオッパイだな。千恵ちゃんもしかして経験豊富?」
「そうそう。処女ってのウソじゃない?」
 「彼」との交際は『付き合っている』とは呼べないほどのものだ。
 そんな女に見られたことに千恵のプライドは傷ついた。
「んぐっ! むぐぅ……」
 男たちの下卑た言葉に千恵は抗議するようにうめく。
 しかしその言葉は拓郎の唇にふさがれ、誰にも届くことはなかった。

 意に染まない愛撫にもかかわらず、千恵の乳暈の中に埋もれていた薄桃色の乳首がピンと頭をもたげてきた。
 そしてその変化は初めての経験にただ胸をまさぐるだけだった拓郎にも伝わった。
「……え?」
 唇を離し、拓郎が驚いた顔をする。
「どうした拓郎?」
「胸が……」
「あぁ? あははは、千恵ちゃん気持ちいいの? 乳首立ってるよ?」
 裕一が小ばかにしたように笑う。
「き、気持ちいいわけないだろ!」
 犯されながら感じていることに千恵は戸惑いと同時に自身への腹立たしさを感じていた。
 それが激しい口調となって男たちにぶつけられる。
「拓郎、お前のもみ方、気持ちいいってよ。もっと揉んでやれよ」
 その言葉に自信を持ったのか、拓郎の指に熱がこもった。
 指の間にはさんだ乳首を揉みながら、指の腹で乳頭を転がすようになでまわす。
「や、やめろぉ……」
 千恵は力なく訴えるが、拓郎の指は止まらなかった。
83千恵 凌辱:04/12/28 19:11:40 ID:tmJrZUoa
 拓郎の愛撫はつたないながら、長く続けられるうちに千恵の体には変化が表れてきた。
 乳房を揉まれ、乳首をもてあそばれているうちに少しずつ体の芯が火照って熱くなってきたのである。
 それどころかじんわりとした快感も湧きあがって来る。千恵はそんな自分をもてあましていた。
 突然訪れた体の変化をいぶかしんでもいた。
 ……こんなひどい目にあっているというのに。

「千恵ぇ……」
 熱に浮かされたように拓郎がつぶやき、そのまま薄紅に染まる乳首を口に含んだ。
「あっ!」
 千恵の体がピクッと震える。
 乳頭に舌先を這わせて舐めまわし、唇ではさみつけて転がしてから、チュウチュウと下卑た音を立てて吸いつく。
「や、やだ……やめてよぉ……」
 だが抵抗を口にする千恵の言葉に、わずかに艶が混じっているのを男たちは聞き逃さなかった。
「千恵ちゃんえっちな声出してるじゃん」
 裕一の言葉に千恵の顔が朱を差したように色づく。
(どうして、どうしてこんな……)
 後ろ手に縛られて拘束され、セーターとブラジャーをまくりあげられて乳房を揉まれ、乳首まで吸いたてられている。
 こんな屈辱を受けながら、体を熱くし快感を覚えている自分に千恵は戸惑っていた。

「千恵ってさぁ、もしかして淫乱?」
「隆、お前は失礼なやつだなぁ。せめて好色って言ってやれよ」
 千恵の痴態を眺めて男たちが笑いあう。
「拓郎、おっぱいはもういいってさ。マンコで感じさせてくれって言ってるぜ」
「! ……な、そんなこと!」
84千恵 凌辱:04/12/28 19:12:01 ID:tmJrZUoa
 拓郎が極限まで勃起した怒張を千恵の股間に押し当てた。
ぐぐっ!
 男を迎え入れる準備も整っていない千恵の膣口に肉棒がねじ込まれる。処女の血が散る。
「ひぎぃっ!」
 身が切り裂かれるような痛みに千恵ののどから悲痛な声があがった。

「千恵……千恵……」
 千恵に恋慕の情を抱いていた少年は、何度も彼女の名を呼びながら肉棒を突き立てた。
「あぁっ……出そう……」
 恍惚とした表情を浮かべた少年がそうつぶやいたとき、千恵は全身で抵抗し絶叫した。
「な、膣中はやめろォォォォ!!」
「我慢できない……」
「きょ、今日はダメっ! ダメなのぉっ!」
「はははは……『今日は』ってことは今度は膣中でいいんだ」
「おい拓郎、またヤらせてくれるってよ」
 まわりで見ていた少年たちが千恵の言葉尻をとらえて囃し立てる。
「おい千恵、膣中で出さなきゃまたヤらしてくれるんだろ?」
「ヤらせるから……ヤらせるから膣中はやめてぇぇぇ!」
「だってよ。おい拓郎、今日は勘弁してやれ」
 そう言いながら隆が拓郎の体を抱きかかえると大きく後ろに引いた。
「うぅっっっ!」
 直後、拓郎は大きく身震いすると千恵の下腹部から胸のあたりにまで大量の白濁をぶちまけた。
「うっ! 千恵っ! ううっっ!」
 身を震わせ、少年は何度も千恵に精をまき散らした。

「おいおい拓郎、いくらなんでも早すぎだぞ?」
「あんまり早いと千恵ちゃんに嫌われちゃうよ?」
「だから中洲のソープ行っとけっつったのになぁ」
 口々に笑いながら千恵の体に飛び散った拓郎の精液を拭いていく。
「今度は俺たちも気持ちよくさせてよ、千・恵・ちゃん」
 千恵の顔から血の気が引いた。
85千恵 凌辱:04/12/28 19:12:25 ID:tmJrZUoa
「こ、こんなことして……ただで済むと思ってるのかぁっ!」
「うるせぇんだよっ!」
 恐ろしい形相で千恵の足の間に裕一が割って入った。
「や、やめてよぉ……」
 途端に弱々しい声で千恵が訴える。だが裕一はそれを無視した。

 千恵の秘裂に裕一の猛り狂ったモノが押し当てられた。
 だが、ぴったりと閉じた秘裂はまるでくっついているかのように開かず、亀頭にグイグイと圧迫されてくぼむだけだった。
「なんだよ千恵ちゃん、もうバージンじゃないってのにまだ固そうだねぇ」
 裕一が下卑た笑いを洩らす。
「い、いや……」
 力なく首を振る千恵だが、さらに亀頭を押し付けられると全身をばたつかせて抵抗した。
 強引に、だが柔らかくその足首をつかんだ裕一の手が千恵の反抗を押さえ込む。
 同時に隆の手が千恵の腰をしっかりとつかんだ。そして
「千恵、あんまり抵抗すると痛い思いするのはお前だぞ」
 顔を覗きこむようにして言い放つ。
「っ! ………」
 その言葉に体が硬直する。

 下半身を固定された千恵の秘所に裕一のモノの先端が正確に押し当てられた。
 そして、逃げ場を失った千恵の淫裂の中心にあく奥へと続く穴に亀頭がもぐりこむ。
「ぃっ!」
 歯を食いしばって息を詰まらせる千恵。その膣にギチギチと音を立て裕一の先端が入っていく。

「くッ! う! ううううぅぅぅっっ!」
 千恵は全身の動きを止め、痛みをこらえる。
「きついぜ……」
 裕一は半分ほど埋めたまま、千恵の股間の突起に指を伸ばす。
「んむっ!」
 敏感な部分をこすり上げられ、千恵の媚肉がわずかにゆるんだ。
 その瞬間を見逃さず、裕一は一気に根元までペニスを千恵に突き立てていった。
86千恵 凌辱:04/12/28 19:12:47 ID:tmJrZUoa
「う゛ッ! うあ! あ゛あ゛っっ」
 息を詰まらせたように途切れた悲鳴を上げる千恵。
 目を見開き、酸素を求めるように口がパクパクとわななく。
「どうだ? 全部入ったぞ千恵?」
 恍惚とした表情で裕一が言った。それは千恵に尋ねるというより、自分の気持ちを口にしただけのようだった。

「かはッ! は! あ゛う!」
 あまりに痛みに悶絶する千恵は、答えることはおろかしゃべることすらできないようだった。
 男につかまれている両足の筋肉がピンッと張りつめ、痙攣を起こして小刻みに震える。
「へへっ、あの千恵がこんなになるなんてなぁ!」
 裕一はそんな千恵にかまわず、わめくように言いながら激しく腰を律動させた。

「ぐぐぅっ! んむ…むッ! んん!」
 お腹の中で焼けた杭が動き回るような激痛が千恵を襲う。
 先ほどの拓郎のセックスよりも痛みは強烈だった。上半身をよじらせ、なんとか逃げようとする。
「ほらっ、感じるか? 感じるか千恵?」
 千恵は裕一の声など耳に届かないといった感じで苦悶の表情を浮かべて嗚咽する。
「もっと気持ちよくさせてやるよ」
 そう言うと裕一はさらに激しく腰を振った。

 乱暴な動きに千恵の膣が裂傷を負う。
 足の付け根にある裕一をくわえ込んだ陰裂からの再びの出血は千恵の太ももを伝った。
 そのまま白いシーツを血に染める。
「あ? 千恵ちゃんまた処女になったの?」
 笑いながら裕一が腰を突きたてる。
「ぐうッ! ぐ! ううっ!」
 裕一が荒々しく腰を振るたびに、飛び散った血はシーツに赤い斑点を刻んでいった。
87千恵 凌辱:04/12/28 19:13:10 ID:tmJrZUoa
 体を引き裂かれるような内側からの痛みに千恵はあえいだ。それでも悲鳴は上げなかった。
 こんな状況でも、なおも男たちに抵抗しようというのか、悲鳴が、涙が出そうになるのを懸命にこらえていた。
「ううッ……うぐぅッ!」
 左右に大きく首を振る千恵。黒髪は振り乱れ、ソファの上に扇状に広がっていく。
 乱れた髪は頬に張りつき、唇にまで伸びる毛先を噛みしめる。
(こ、こんな……こんな男に! うッ! うぐ!)
 歯ぎしりをする千恵の心を、目の前の男たちに好きなようにされる悔しさと怒りが覆い尽くした。

 裕一が叩きつけるように抽迭するうち、千恵の内粘膜はより傷つけられ、出血は激しさを増した。
「お? なんかすべりが良くなってきたぞ。千恵、濡れてきたんじゃねえの?」
 そう言うと、裕一は千恵の腰を抱え込み、肉壺の中をかき混ぜるように夢中で前後させた。
「へへ、ガンガン行くからな」

「う゛ッ! く! は……かはッ、は! ぐうぅ!」
 千恵の体を考えない無茶な行為は千恵に大きな負担を与えた。
 呼吸もままならず、乾いた声で苦痛の声を上げる千恵。
 裕一がぶつけるように腰を打ちつけるたび、伝わる衝撃で千恵の腹は脈打ち、乳房は大きく跳ね上がった。
 そしてその反動で乳房が戻るころには、すでに次の衝撃で千恵の腰が震えた。
 ……終わりの見えない責め苦。

 千恵が与える快感に、裕一はむさぼるように大きくペニスを抜き差しした。
「はぁ、はぁ……そろそろ……イキそうだ……」
 裕一は目に興奮の色をたたえながら腰を押し付け、荒い息で千恵に告げた。
(イク?)
 だが千恵はその言葉の意味を解さなかった。怪訝な表情すら浮かべる。
「待ってろよ……はぁ、今…うっ、中で……んっ! 出して…やるからな……」
「……ひっ!」
 みるみる青ざめる千恵の顔。目を見開き、恐怖で身体中が震える。
88千恵 凌辱:04/12/28 19:13:30 ID:tmJrZUoa
「や、やだ……お願い、やめて……」
 拒絶の言葉をさえぎるように裕一が腰を振るペースを上げた。
 そして裕一が絶頂に達しようとしたその時……。

「裕一、そろそろ代われ」
 隆が声をかけた。
「お、おいっ……もう……イキそうなのに……」
「あとで出させてやるよ。いいから代われ」
 押しのけるようにして、隆が裕一から千恵を奪い取る。
「出す前にオレにも楽しませろよ。お前が出したあとの穴に入れさせる気か?」
 そう言いながら千恵の体を押さえつける。
「うっ!」
 千恵がくぐもった声を出す。隆は振り向くと、
「お前にはもう一個の穴やるからよ」
 裕一に笑いかけた。
「しょうがねぇなあ……早く済ませろよ」
 二人のやり取りの間に動かない体を引きずって千恵が逃げようとした。
 と、その体を隆の手が乱暴に転がした。

 うつ伏せになった千恵の腰に隆の手がかかる。
 そうしておいて、痛々しく腫れあがり赤い液体にまみれた花弁に勃起をあてがう。
「くぅぅ……ッ!」
 再び襲い来る衝撃に備え、千恵は無意識に身構えた。
 だが、その予想に反して隆はゆっくりと行動した。
「オンナの子ってのは優しく扱ってやらないとね、千恵ちゃん」
 そう言いながら、まだ血でぬめる秘壺の中にゆっくりと、ゆっくりとこわばりが侵入してくる。
「ぅっ……」
 身をよじらせ、それでも逃げようと千恵が身悶える。
 隆はその肩を押さえて固定すると、静かにペニスを根元まで収めた。
89千恵 凌辱:04/12/28 19:13:50 ID:tmJrZUoa
 じわじわと引き裂かれていく感覚が、途切れることのない激痛となって千恵の脳髄をしびれさせる。
「ぐっ、う! うくッ! うっ、ぅぅぅぅ……うううぅぅぅ!」
「ほぉら、入った…ぜ」
「う…ぐ……ッ、はぁ、はぁ」
 隆の言葉に応えることもできず、千恵は荒い呼吸をくり返した。
 その様子に薄ら笑いを浮かべると、隆は差し入れた肉棒を入れたときよりもさらにゆっくりとした動きで引き戻しはじめた。
 先ほどの激しい摩擦のせいで、触れるだけで激痛が走るほど腫れあがった媚肉が今度はズルズルと引き出される。
「ひぎッ! ぎ! う゛あぁぁぁ!」
 ソファに顔を伏せるようにして千恵は長い苦悶の叫びを上げた。
「へっへっへ」
 笑みを浮かべながら隆が腰を埋め込んでいく。
 同時に、中に溜まった血が押し出され、じわじわと湧き出すように結合部のすき間からこぼれて太ももを伝う。
「はぁはぁ…ぐッ! あぁ……は、ぐぅ……う! うぅ!」
 さらにゆっくりと、だが止まることなく隆が腰を前後させる。
 その遅い動きがより残酷に千恵の全身を責めさいなみ続けた。

 何度目のときだろうか、隆が腰を引ききったところで裕一を振り返った。
「どうだ? お前の時と違って歓んでるだろ?」
「よ、歓んでなんか……」
 隆の言葉に痛みを上回る怒りがこみ上げた千恵は、顔を真っ赤にさせて背後を振り返った。
 ……と、その肉壺の中に隆のモノがズブリッともぐりこんだ。
「ぐウっ!」
「なんだ、そんなに気持ちいいのか……んじゃぁこんなのはどうだ?」
 言いながら隆は腰にひねりを加え、千恵の膣中を左右に広げるようにしてペニスを押し込んだ。
90千恵 凌辱:04/12/28 19:14:09 ID:tmJrZUoa
「ぃぃ痛いぃぃぃっっ!」
 ついに耐え切れなくなった千恵が、正直な声を上げて首をのけぞらした。
「はははは」
 千恵の叫びを聞いた隆は満足そうな笑みを浮かべて腰の動きを止めた。
 同時に千恵が力なくソファに倒れこむ。
「はぁ、はぁ、はぁ……」
 だらしなくソファに身を預ける千恵は荒い息をくり返してはビクビクと身を震わせた。
 その体の上に覆いかぶさるようにすると、隆は耳元でわざとらしく問いかけた。
「どうした? 痛かったのか? 痛いんならそう言わないと、オレ気付かなかったよ」
「くっ! こ、これだったらさっきのほうがまだましだよ」
 肩越しに顔を振り向かせ、千恵が隆をにらみつけた。
「なんだ? もしかして激しいほうがよかった?」
 そんな千恵の態度をまったく意に介さない調子で隆が聞いた。
「……な」
 にやついた顔で隆はうろたえる千恵のお尻を再び抱え上げた。
「激しいのがいいなら、最初から言えばいいのに……よっ!」

ぐんっ!
 言葉と同時に勢いよく肉棒がねじ込まれた。
「うぐウっ!」
 千恵の体が大きく揺れた。秘壺を突き抜かれ、息を詰まらせる。
 間髪いれず、隆は腰を戻すと二撃目をくり出した。
「がはっ!」
 悶絶する千恵。
 隆は千恵の尻肉に爪を立ててがっちりと捕まえると、ガンガン激しく腰を打ち付けた。
「あ゛ッ! はァ、はァ! う゛! うぅっ、ぐ! う゛あ゛ぁぁっ!」
 荒々しい衝撃に千恵の体が大きく揺れる。
 体を支えようにも腕を後ろ手に縛られている千恵の顔がソファに突っ伏す。
91千恵 凌辱:04/12/28 19:14:31 ID:tmJrZUoa
 隆はさらに動きを早めて千恵を突きまくる。
 その衝撃のすべてを受け止める千恵の頬が上下にゆがんだ。
「くっ、う゛……うぅッ!」
 耐えられずになんとか逃げようと手を前に伸ばした千恵の肩を隆がつかみ引き寄せる。
「うあっ!」
 再び千恵の膣に隆の勃起が深々と埋没した。
 呼吸もできず、短い悲鳴を上げる千恵。

 その様子を見、隆は満足そうに微笑むとゆっくりと腰を引いた。
 そして抜けきる直前までいくと動きを止め、大きく息をついた。
「う〜ん……やっぱりオレは激しいの好きじゃないなぁ………」
「ふっ……は、はぁ、はぁ……はぁぁぁ…」
 嵐が収まり、安堵の吐息が千恵の口から洩れた。だが次の瞬間……。
ずんっ!
 隆が一気に腰を叩きつけた。
「ぐぅああああぁぁぁ!」
 強い衝撃はその一度だけだった。隆は再びゆっくりと膣中を前後する。
 中をかき回すように静かに腰を回し、また奥深くまで沈みこませる。
 ……ゆっくりとしたくどいような動き。そして時に強く、隆は緩急をつけて千恵を突いた。

「も、もう……終わ…りに、して……」
 千恵の目に涙が光る。
「あ? なんだって?」
「だ、誰にも…っ、言わないからっ……もう勘弁して……お願」
「バカ言ってんなよ、第一まだ俺は出してないぜ。隆もだろ?」
 裕一が千恵の言葉をさえぎる。
「なぁ隆、そろそろ俺もいいだろ?」
 そして隆に問いかけた。
「待たせたな、いいぜ」
「おぉ、やっとかよ〜」
 裕一がそれまでの不満げな顔を一変させて千恵たちに近付いた。
92千恵 凌辱:04/12/28 19:14:52 ID:tmJrZUoa
「よっと……」
 乱暴にペニスを千恵から引き抜くと、隆は今度は千恵を上にかつぎ上げた。
「うぐッ!」
 体に力が入らず、隆のするがままに千恵は再び、今度は下から挿入された。
 そのまま隆は千恵の尻肉をつかむと、左右に割るように広げた。
 裕一に見せびらかすように菊座があらわにされる。
「な、なに…を?」
 恐怖におののいた千恵の声。

「ちょ…な、何をする気なんだよ!」
 震える千恵の声に隆が笑う。
「ここまでされてわかんない? 千恵ってもうちょっと頭いいと思ったんだけどなぁ………」
「何って……ここに入れる気なんですけど?」
 裕一が隆の言葉を引き継いで笑う。
 言葉と同時に、裕一の先端が千恵の茶褐色のすぼまりに当てられる。
「ば…や、やめろっ! やめてくれぇ!」
 想像もしていなかった場所が蹂躙されようとしている。千恵が色を失う。
「な、なぁ…じょ、冗談だろ? 隆ぃ! 裕一ぃ!」
 唇を震わせてうろたえた千恵が、逃げようとしてあわてて腰を振る。
「くッ! う、うあ!」
 その刹那、下から貫かれている部分に激痛が走り千恵の動きが止まる。

「どこにも逃げられないよ、千恵ちゃん」
 隆が千恵の腕を押さえる。裕一は笑いながら千恵の鮮血をすくって肉棒になすりつける。
 先ほどの行為で血に染まった裕一の剛直は、その表面に乾いた血がこびりついていた。
 その上から新たに純潔だった証を塗りまぶしていく裕一。
「遠慮はしないからね、千恵」
 裕一は両手の親指で尻肉を開いた。そのまま腰をせり出す。
 だが強靭な圧力が裕一を拒んだ。
93千恵 凌辱:04/12/28 19:15:13 ID:tmJrZUoa
「嘘だろっ! 裕一、本気じゃないよな? やめてくれるよな?」
 男の欲望にすぼまりをこじ開けられようとしながら、最後の希望で千恵が叫ぶ。
 しかし、じわじわと菊門が広がる感覚に裕一の本気を知り、千恵は驚愕した。
 迫り来る欲棒から逃げようとする千恵だが、二人の男の腕に押さえられ、奥まで挿入されたペニスに動くことができない。
 その間にも真っ赤に染まった肉棒が千恵の狭い穴を限界まで押し広げ、ついに亀頭がもぐりこんだ。

 一番張った部分がもぐりこみながら、どこよりも強い締めつけをみせる尻穴のせいで裕一は最後まで貫けないでいた。
「ぐ、ぐうぅぅぅ!」
 身を切られる激痛と、これまで味わったことのない違和感に千恵の額に脂汗がにじむ。
「半分まで入ったぞ」
 裕一が弾んだ声が後ろからする。
「お前もそういうの好きだよなぁ」
 半ばあきれたような隆の声がそれに答える。そのままため息混じりに千恵を突き上げた。

「ひぐぁッ!」
 意識をお尻に集中していた千恵にとって、その律動は予想外だった。
 突然の攻めに腰がビクリと蠢動する。
「お? いいねぇ今の締めつけ。千恵ちゃんもいい仕事するねぇ」
 うれしそうな声を隆が上げる。
 最後まで貫けないことに業を煮やしたか、裕一は体重をかけるようにしてのしかかり、肛門に肉棒を差し入れていく。
 上の裕一の体重がかかり、下の隆の肉棒が膣に深々と突き刺さる。
 隆は先ほどの突き上げで千恵の膣が締まったことに味をしめたのか、周期的に腰をびくつかせた。
94千恵 凌辱:04/12/28 19:15:32 ID:tmJrZUoa
 肛門を引き裂くように掘り進んだ肉棒が、ついに3分の2ほどうずまる。
「へへへ。どうだ千恵、もうすぐだぞ?」
「はぁ、はぁ、はぁ……」
 もはや声も出せなくなった千恵の口からはあえぎだけが洩れていた。
「千恵ちゃんはうれしくって言葉にもなりませんってさ」
 定期的に腰を突きたてながら隆が笑った。
 大きく肩で息をしている千恵とは対照的に、二人の男は嬉々として行為を続けていた。

 千恵の長く黒い髪は噴きだす脂汗を吸い取り、つややかな光沢を放っていた。
 と、裕一が手を伸ばし、その髪をつかんだ。
 そのまま髪を引っぱり上げると同時に、裕一は一気に腰を打ちつけた。
 腸の奥まで貫かれ、千恵が絶叫した。
「うあぁぁぁぁぁ!!」
 体を震わせのけぞる千恵。……絶叫が途絶えると、その体が隆の胸板に崩れ落ちた。

「寝てんじゃねえよ、起きろ千恵!」
 裕一が髪を引っ張って千恵の体を引き起こす。
「ううぅぅぅぅ……」
 意識が飛んでいるのか、千恵はうめくだけで反応がない。
「しょうがねえ、二人で同時に突いてみるか?」
「よし」
 言葉とともに男たちが千恵の中に肉棒を突き立てた。
95千恵 凌辱:04/12/28 19:15:55 ID:tmJrZUoa
「うぐぁぁぁっ!」
 冷水を浴びせられたかのようにビクンッと体を震わせ、千恵が身を起こした。
 ……前と後ろの穴に深々と刺さった痛みが千恵の意識を現実に引き戻していた。
「今夜は寝かせないよ、千恵」
 そう言ってケラケラ笑う隆。
「奥まで入ったのわかる?」
 勝ち誇ったように言う裕一。
「オレたちの攻めが甘かったから寝ちゃったんだよね」
「ち、違……」
 隆の言葉に青ざめた顔で千恵は必死に首を振った。語尾がかすれ、よく聞き取れない。
「寝てられないように、もっと激しくしてくれってよ隆」
「あ…あう……」
 凍てついた表情で千恵が硬直した。

 裕一が千恵の尻肉をつかむと激しく腰を振り出した。
 侵入しようとする異物に括約筋が収縮して抵抗する。それに逆らい、裕一のモノが往復する。
「ぐッ! ぐッ! ンうッ!」
 下からは千恵の腰をつかんだ隆が一拍遅れて肉棒を跳ね回らせる。
「う゛あッ! あッ! あ! ああぅっ!」
 前の穴からペニスが引き抜かれると後ろの穴に差し込まれ、後ろから抜かれると前に突き刺さる。
 黒髪によって際立たせられた千恵の白い肌。その白い肉を割ってどす黒い肉棒がふたつ出入りをくり返す。
 男たちはふたつの穴を奥までえぐり取るようにして交互にこすりたてた。

(こんな…こんなにつらいことはもうたくさん……)
 泣きたくなる気持ちで千恵の心はいっぱいだった。気絶してしまえばどれほど楽だったろう。
 だが内臓がかき回されるような痛みに千恵はそれさえ許されなかった。
 千恵を犯し、男たちは欲望のまま動きつづけた。
96千恵 凌辱:04/12/28 19:16:17 ID:tmJrZUoa
「はぁ、はぁ、はぐゥ! う゛あ…あう!」
 流す涙すらなくなった千恵が苦痛の声を洩らす。
「あぁ、イキそうだ……」
 余裕のなくなった裕一の声がした。
「今度こそ膣中でたっぷりと出してやるからな」
 苦しそうな息で隆も告げた。
「うぐぅ…ああぁぁ……な、膣中には出さないって言ったろ!」
 遠のきそうな意識で千恵が叫ぶ。
「拓郎は、な」
「そ、そんな……」
「はぁ、はぁ……イ、イク…ぞ……うおおぉぉぉ!」
 次の瞬間、獣のうなり声のような咆哮とともに裕一の動きが止まった。
 裕一がビクビクと腰を震わせながら千恵の腸内へと欲望の塊を吐き出した。
「かはっ! は…は、うぅぅーー」
 精液が腸の中にあふれ返る不気味さに耐えるように千恵は両のこぶしを強く握りしめた。
 ……握ったこぶしから血の気が引き、白く変色していく。
 二度、三度……。裕一が断続的に腸内に欲望を注ぎ込む。
 満足したのか、裕一が大きく息をついたのを感じた千恵は疲れきったように隆に倒れこんだ。

 が、
「オ、オレもイクぞ……うっっ!」
 隆が短いうめき声を上げて体を硬直させた。
 そのまま体を小刻みに震わせ、目を閉じて千恵の膣内に射精する。
「ぐぅっっ!」
 再び千恵の体がビクッと跳ね上がる。
 目を見開き、口をパクパクさせたまま、体の奥に熱い粘液がぶちまけられるのを耐えていた。
97千恵 凌辱:04/12/28 19:30:00 ID:9Jm2nT3F
「も、もう俺も我慢できない!」
 千恵たちの嬌宴を見ていた拓郎が大きく張りつめたモノをしごきながら千恵に近付いた。
 そして千恵の顔のそばに赤黒い亀頭を持ってきた瞬間、その先端から白濁がほとばしった。
びゅるっ! っびゅっ! どびゅっ!………
 発射された粘液は千恵の頬にあたり、髪を濡らし、唇にかかった。
 異臭を放ち、頬からあごに垂れ、ふくよかな胸に落ちる精液を、千恵はただぼんやりと見ていた。

 今度こそ完全に脱力して、千恵は隆の上に倒れこんだ。
 直腸の中のぬくもりと、膣から垂れる生あたたかい感触、顔にかけられた体液の嫌悪感にもう出ないと思っていた涙がこぼれた。
「く…うう……うぅぅ」
 千恵は声を殺して泣いた。

 ……汚されてしまった。
 いつの日か「彼」に捧げようと思っていた純潔が、信頼していたメンバーに散らされてしまった。
 千恵は泣いた。
 男に対する怒り。友人に裏切られた心の痛み。人生の絶望感……。
 それぞれが心の中を渦巻き、頭が真っ白に、そして意識が遠のいていく。
「どうだ? 中で出してもらった感想は?」
 ……千恵の耳に男たちの声は聞こえなかった。
 消えゆく意識の中、ただ「彼」に対する謝罪の気持ちだけが千恵の心に残されていた。

              おわり
9869 ◆49EtSB976. :04/12/28 19:30:29 ID:9Jm2nT3F
晶はおそらく年内は無理です。若菜4日目は可能性ありますけどたぶんダメだと思います。
そんなわけでこれが年内最後の投下になります。
皆さま、良いお年を。
99名無しさん@ピンキー:04/12/28 21:09:32 ID:TTFuaZBz
>98
気が強くて美人な千恵がここまでされると興奮しますね。大迫力。
晶SSは大変ですね。前編が最高だったので続き楽しみにしています。
ショックが和らいだらまた書いて頂きたいです。頑張ってくださいませ。
100名無しさん@ピンキー:04/12/31 20:18:43 ID:5pg6r8GB
千恵かわいそだけどエロエロで良かった
10169 ◆49EtSB976. :05/01/01 07:18:39 ID:OqhPFb4y
明日香のSSです。小ネタなんで短編です。
本番はありません。主人公との間に過去に何度か経験がある設定です。
10269 ◆49EtSB976. :05/01/01 07:18:59 ID:OqhPFb4y
「いらっしゃいませ、ボナサンへようこそ。おひと……ああっ! どうしてぇ?」
「明日香、声が大きいって……」

 今日は明日香とデート。
 3時までファミレスのバイトがあるとかで、待ち合わせは5時だった。
 だけど少しでも早く明日香に逢いたかった僕は、こっそりバイト先を訪ねたというわけだ。

「もぉっ! 来るなら来るって言ってよね」
 まわりを気にしてか、小さい声で明日香が抗議する。
「ごめんごめん。ここの制服かわいいじゃない? それも見たかったんだ」
 明日香に席まで案内されながらのちょっとした会話。それも楽しい。

 メニューを渡しながら、明日香は仕事そっちのけで話し込む。
「明日香、仕事しないと……」
 まわりのウエイトレスがチラチラこっちを見ている。そのことを目で示す。
「あっ……ごめんね〜、あんまり話してると店長に怒られちゃうから……」
「ううん、僕が勝手に訪ねてきたのが悪いんだからさ」
「またあとでね。それではお客さま、ごゆっくりどうぞ……」
 そう言って明日香は仕事に戻っていった。

 バイトを終えた明日香とみなとみらいの遊園地に遊びに行く。
「ねえねえ、あれに乗ろうよ〜! コスモクロック!」
 そう言って目の前の観覧車を指差す。続けて
「観覧車ってな〜んかいいカンジじゃない?」
 言いながらもう僕の手を取ると駆け出している。
「それにぃ、明日香ちゃんと二人っきりになれるチャーンス! なんだよ? ねえねえ、どうする?」
「な、なんのチャンス?」
「ふふふっ、わかってるくせにぃ! ほらほら、早く乗ろうよ〜!」
 僕は明日香に引きずられるようにして観覧車に乗り込んだ。
10369 ◆49EtSB976. :05/01/01 07:19:21 ID:OqhPFb4y
 夕焼けに染まる港町。少しずつ夜の闇に侵食され、明かりが灯る街並みが眼下に広がる。
「夜景はもっときれいなんだって。今度は夜に乗ろうね!」
 情報誌で仕入れたおすすめスポットを僕に教えてくれる明日香は本当に輝いていた。

 僕の腕に両手を回し、本当にうれしそうに明日香が笑う。……かわいい。そう思った。
「明日香」
 名前を呼ぶ。
 右腕をとられているため左手でぎこちなく明日香の頬をなでる。
「……うん」
 明日香が静かに目を閉じた。
「明日香……」
 もう一度呼ぶ。そしてそのままそっと抱き寄せると、僕は静かに唇を重ねた。

 ……唇が離れる。
「もぅ〜、目がえっちだよ……」
 かすかに潤んだ瞳で明日香が言う。
 二人っきりの空間。窓の外の灯りはじめた夜景。頬を染めた明日香のなまめかしさ。
 ……僕たちの間に甘いムードが漂った。

 明日香の胸をまさぐり、スカートの裾から手を忍ばせる。
「んっ……」
 わずかに身じろいだ明日香は、それでも抵抗しなかった。
 ショーツの縁にたどり着くと、そのままクロッチをなぞりあげる。
 すでに湿り気を帯びている一筋の割れ目に沿って指を動かす。
 明日香は僕の手がそれ以上奥に行かないように押さえると
「ね、ね、ここ降りたらすぐにホテル行こ? ね?」
 少しあわてた口調で告げる。
「いやだ……明日香ぁ……」
「……我慢……できないの?」
 ガクガクと首を振って意思を伝える。出したくてたまらない。明日香に射精したくて我慢できない。
「しょうがないなぁ〜。じゃあ明日香ちゃんがお口でしてあげるね」
 あきらめたのか、明日香はそう言うと僕の股間に手のひらを当てた。
10469 ◆49EtSB976. :05/01/01 07:19:42 ID:OqhPFb4y
 ズボンを下着ごと膝まで下ろす。……そこに明日香が顔を寄せた。
「ん……ちゅる」
 そそり立つ僕のモノを舌で舐め上げる明日香。
 そして指先で握ったこわばりを左右に傾けて丹念に舐める。
 血管を浮き上がらせた赤黒い表面は唾液の筋がてらてらと光っていた。

「はぁ……んむ、ふぁ…ちゅば」
 明日香は指を先端に滑らせ、そのまま縦に割れている溝に沿って上下になぞる。
くちゅ…くちゃ…ぬちゅ……
 先走りの粘液が卑猥な音を立てる。
「あぁっ、明日香ぁ!」
 思わず声が出るほどの快感が背すじを走りぬける。

 明日香は陶酔したように目をとろんとさせ、カリ首を口に含むとくちゅくちゅとしゃぶった。
 そして口を大きく開け、ゆっくりと肉棒をその中に収めていく。
「はぁぁ…んっ……ぅ……ふ、っ」
 浅黒い肉棒の先端がピンク色の唇の中に飲み込まれていく……。
 続けて明日香は僕のモノを唇ではさんでしごくようにして顔を動かしはじめた。

「むっ……ふっむぅ、ぅん…じゅる」
 ペニスの先を口に収め、同時に懸命に手を動かす明日香。
 根元は手でこすり、口の中にある部分は丁寧に舐めまわす。
「んっ、んっ……むちゅっ、くちゃ……」
「明日香……すごく気持ちいい……」
 僕は愉悦にひたりきり、明日香の口の中で肉棒の血管を脈打たせた。
「ん……む、んっ」
 明日香はかすかにうなずくと、口の中でうごめく肉棒の先端に舌を這わせる。
 顔を前後に揺すって唇でこすりつつ、舌でカリ首を舐めていく。
 柔らかいカリ首を丁寧に舐めまわし、舌先で先端の割れ目をつつく明日香。
10569 ◆49EtSB976. :05/01/01 07:20:04 ID:OqhPFb4y
「んう……ぷはっ」
 明日香は一度口を離し、尖らせた舌で尿道口をなぞった。
 そして舌はカリへと移り、まわりをたどっていく。
 そのまま茎に舌を絡ませてしゃぶったり、首を上下させて根元から先端までを丁寧にしごいた

「手も動かして……」
 僕の言葉にあわてて手を動かしはじめる明日香。
 根元を指で丁寧になで、もう一方の手で袋を包み込むようにして刺激する。
「そうだよ……そう……」
「んぐっ、う…うふぅ……ぴちゅ、くちゃ…ふぅんんん」
 亀頭を含んだ口から唾液が垂れ流れ、肉棒を伝って根元をこする指にまでこぼれてくる。
 唾液にまみれた指でこすりつづけると、にゅるにゅるとした感触に僕のモノがうれしそうに震えだす。

「すごくいいよ明日香……はぁ、はぁ」
「んぅっ……ん、ん…うぅ、ん……」
 僕が感じていることがわかったのか、苦しそうな声を洩らしながらも明日香は必死になって僕を歓ばせつづけていた。
「あ…む、ん……は、うむ……じゅぽっじゅるっ」
 裏筋を唾液で濡らしていく明日香の舌と唇。そのまま根元までたどってくると袋を口に含む。
 そうして口の中で、舌先を使って丹念に転がす。
「む……んむぁ、ちゅぽっ…う…む……じゅる、んんっ」
 醜いしわの入った袋をしゃぶりながら、明日香は唾液のしたたる卑猥な音を立てつづけた。

 ひとしきり袋を攻めたあとで明日香の口は茎を伝って先端に移動した。
 そして亀頭を口に含み、強く吸う。
 懸命にしゃぶりたてる明日香。吸いこむときに頬がくぼむ様子が妙に淫靡に見える。
 そうしながら明日香は顔の横に垂れてくる髪をうるさそうに指でかきあげた。
 それがどことなく手馴れた動作のようで、明日香の童顔とはどこかそぐわない。
 だけどもそれがかえってアンバランスな妖しさを感じさせた。
10669 ◆49EtSB976. :05/01/01 07:20:25 ID:OqhPFb4y
 明日香が肉棒の根元から先端まで口中でしごきあげるとズズーッと卑猥な唾液音があがる。
 舌を絡ませて太幹をしゃぶりたてると、クチュクチュと小さな音が立つ。
 再び明日香は硬直した肉棒を口いっぱいにほおばり、しゃぶりたてた。
 顔を上下に振りたてるたびに髪がさらさらと僕の下腹部をくすぐる。
 そして時折、口を離しては割れ目の部分や溝、裏側のねじれなどを舌先で舐めつくした。

「明日香、気持ちいいよ……」
 小刻みに動きつづける明日香の頭に手を添えて言う。
 僕の言葉に明日香は肉棒に舌を強く押し付け、裏筋を幾度も摩擦させた。
「は…んちゅ……う、んぅ…じゅるっ」
 明日香の口から淫靡な音が洩れ続ける。

 快楽に負けそうなほど気持ちいい。僕は明日香を苦しがらせまいとじっとしていた。
びくんっ!
 それでもこらえきれない愉悦に腰が動いてしまった。
 突き上げられた亀頭が明日香ののどの奥をかきまわす。
「うっ! ……んんーーっ!」
 体をのけぞらせると、頭に置かれた僕の手をはねのけ明日香は口から肉棒を引き抜いた。
 明日香の口の端からよだれが一筋こぼれる。
「……はぁ…はぁ…はぁ……」
「ごめん……苦しかったよね」
「平気……いきなりだったからびっくりしただけ……」
 明日香はそう言うと、再び僕のモノを唇を割ってくわえ込んだ。

 誰かに見られたら……。そんな恐怖心が興奮にすり替わる。途端に射精感が押し寄せる。
「はぁ、はぁ……明日香、そろそろイキそう……」
 僕の声に明日香は精液を吸い出すように口をすぼめて吸い上げた。
「んんっ…むっむ……んんーー」
 明日香が僕をフィニッシュさせるために動きを早める。……限界だった。
10769 ◆49EtSB976. :05/01/01 07:20:57 ID:OqhPFb4y
「っっっ!」
 僕がうめき声を上げた瞬間、明日香の口内でモノが大きく膨れ上がり脈打った。
 ……先端から白濁液が噴きだす。
「きゃっ!」
 明日香はかわいい悲鳴をあげると、ペニスから飛びのくように顔を離した。
 それを追いかけるように精液がほとばしる。肉棒はビクビクと震えながら明日香の顔に精液をまき散らす。
「ぅっ! あ…うぅ……」
 反射的に目を閉じる明日香の顔に飛び散る白濁。
「ん…む……ん、んんー…っ」
 容赦なく降りそそぐ体液に低いうめきをこぼす明日香。
 白くべたついた粘液が鼻筋を伝ってゆっくりと垂れ落ち、明日香の顔を彩る。
 ……すべてを出し尽くし、僕は射精を終えた。

「ご、ごめん……顔にかけちゃった……」
 あわててハンカチで明日香の顔を拭う。
「ひっどぉ〜い」
 受け取って顔を拭きながら明日香がこぼす。
「ティッシュで受け止めてくれればよかったのに……」
「だって急にイクんだもん、用意できないよ……飲むのはまだ抵抗あるしさぁ……」
「ホントにごめんね」
 とりなす僕に、明日香は別段怒ってない口調で言う。
「精液ってお肌にいいんでしょ?」
「……そう言うね」
「ね、スッキリした?」
 僕をいたずらっぽい笑顔で見る。
「う、うん」
「じゃあホテルは行かなくてもいいよね」
 そう言ってウインクする。
「ええ〜」
「う・そ。……今度は私もイカせてね」
 明日香がそう言って僕に抱きついてきた。
      おわり
10869 ◆49EtSB976. :05/01/01 07:21:41 ID:OqhPFb4y
>>99-100
感想のレスありがとうございます。千恵のラブラブ和姦もいつの日か書きますね。
109名無しさん@ピンキー:05/01/01 18:14:03 ID:jBvIk09s
観覧車で奉仕する明日香実にイイ!
69様創作ペースが速いし面白いしすごいです。
110 【中吉】 【1132円】 :05/01/01 21:12:50 ID:yIWXZgHO
69神様の今季の運勢

そして年俸

111名無しさん@ピンキー:05/01/01 23:42:11 ID:UFAlocjo
69 ◆49EtSB976氏
元旦から乙です。
112名無しさん@ピンキー:05/01/03 22:37:06 ID:whz3y1Vv
尽くす明日香が良い感じ。主人公がうらやましい。
113名無しさん@ピンキー:05/01/04 17:25:35 ID:6ta1UxT0
dat落ちしていた前スレです。専ブラ使ってない方はこちらでどうぞ。
ttp://eroparo4.e-city.tv/1090929142.html
114名無しさん@ピンキー:05/01/05 16:58:33 ID:dXqDsbso
>>113
ありがとうございます。
助かります。
115ネ申候補生:05/01/06 20:29:14 ID:zaPw7LL4
 「ねえ若菜、26号室の坊や、とっても可愛いんだって? 羨ましいわあ」
 同僚看護婦に言われ、若菜は曖昧に笑いながら26号室に向かった。同僚は寝たきり老人ばかり相手にしているので、たまには美少年の患者担当になりたいのだろう。
 実際、心細い患者にとって担当の看護婦は、姉や母親の代わりにもなり、時には恋愛や性欲の対象にもなる。暇を持て余す患者の空想のなかで、娼婦にも天使にもなるのだ。
 それは看護婦の美醜にはあまり関係ない。若い女性が白衣を着ればそれなりに形になるし、まして相手は人恋しい病人か怪我人だ。
 看護婦をしていると、患者が今何を考えているのかよくわかる。
 中にはあからさまに図々しく性欲を訴える者もいる。そんなときこちらは事務的に切り上げたり、適当に冗談交じりにあいづちを打つだけだ。そして看護婦詰め所に戻って、みんなでその患者を笑いものにしてしまう。
 看護婦が詰め所で患者の話をしないときは、看護婦自身も患者に思いを寄せてしまったか、あるいは後ろめたさがある場合だった。たとえば患者が、大人しい童貞の美少年で、看護婦に淫らな意図があったときなど………。
 綾崎若菜は二十一歳、厚生看護短大を出て西新宿にあるこの総合病院に勤務しはじめたばかりの新米看護婦である。
 自分では十人並みの容姿だと思っていたが、病院から看護婦寮の行き帰り、新宿を歩いているとよく芸能界やモデルの勧誘をされるので、案外いい線いっているのだろう。私服だとまだ高校生ぐらいに見えるのかもしれない。
 現在特定の恋人はなく、彼女なりにこの病院勤めに生き甲斐を感じていた。
 「耕平君、気分どお?」
 やがて若菜は26号室のドアを軽くノックして入った。
116ネ申候補生:05/01/06 20:29:44 ID:zaPw7LL4
 一人部屋で、耕平は半身起こして本を読んでいた。夏休み中はクラスメートの見舞いが多く来ていたが、九月に入ってからは誰も来なくなってしまった。高校受験を控えた中三の二学期は、みな大変なのだろう。
 この病院は完全看護のため、面会時間以外は家族が付き添う必要もない。
 椎名耕平は十四歳、彼はもともと秀才らしく、二学期が始まってもさして慌てる様子もなかった。
 若菜は本を置いた彼に近づき、ちょっぴり汗ばんだ浴衣を脱がせてやった。この年頃の少年はみな無口なのか、彼は担当の若菜にも軽口ひとつきいたことがない。
 しかし若菜は、耕平がほんのり顔を赤くして肌を緊張させ、身体を拭いてもらうためじっと身を任せる初々しい仕種が好きだった。
 耕平は夏休みの終わり、先輩のバイクに同乗して事故に遇い、右足を骨折してしまった。だから右足太腿の途中からギプスをつけているためパジャマのズボンも下着もはくことができず、まだ自分で動けないため排泄もすべて若菜がしてあげていた。
 「はい、いいわ。仰向けになって」
 背中を濡れタオルで拭き終えた若菜が言い、耕平はゆっくりと仰向けになった。
 下着をつけていないので、耕平は身をすくめるようにして緊張していた。柔らかな若草のなかで、少年の陰茎が縮こまっていた。
 手で隠すのも却って変に意識しているように思われるし、かといって見られるのは恥ずかしいという耕平のゆらゆら揺れる心が伝わってくるようだ。
 若菜は耕平の首筋や胸を拭きながら舌舐めずりした。こんなとき若菜は限りなく淫らになり、この大人しい童貞の美少年をとことん弄んでみたい気になるのだ。
 「この部屋なんだか甘ったるい匂いしない? ちょっぴり生臭い、栗の花みたいな匂い」
 若菜はわざとらしく鼻をクンクンいわせて耕平の表情を盗み見た。
117ネ申候補生:05/01/06 20:30:06 ID:zaPw7LL4
 耕平の緊張が高まったようだ。なんと応えていいかわからず困りきっている。
 若菜は耕平がオナニーしていることを知っていた。以前彼の寝巻に夢精の跡を見つけ、「これ何のシミかしら」などと言って耕平に訊いたことがあったからだ。
それ以後耕平は夢精しないよう自分で処理しているようだが、結局若菜に見つかるのは同じことだった。
 「まあ、クズ蘢がテイッシュでいっぱい。この匂いね」
 若菜はタオルの手を休めずに平然とした口調で言った。そして耕平の片腕を差し上げ、ちょっぴり腋毛が生えはじめた敏感な腋窩を念入りにこすりながら彼の陰茎を観察した。
 そしてほこりでも払うように耕平の肌にフッと軽く息をかけてやると、耕平は息を詰めピクンと身を震わせた。
 きっと若菜の前で勃起してはいけないと、必死に奥歯を噛みしめて耐えているのだろう。しかし。皮かむりの陰茎の先から、初々しいピンク色した亀頭が顔を覗かせはじめていた。
 若菜はなおも、それと気づかれないように挑発して、わざと耳や首筋に息がかかるように顔を寄せ、タオルだけ脇腹や下腹部の方まで敏感な部分ばかりに微妙に這わせた。
 「く………」
 耕平が小さく呻いた。困惑の表情が何とも可愛らしい。
 やがてとうとう、耕平の意に反して不随意筋が活動をはじめ、ムクムクと陰茎の容積が増してきたのだ。丸く張りを持った亀頭はツヤツヤとしたスモモの実のようで、自身の変化に気づいた耕平が必死に腰をよじって隠そうとした。
 若菜は勃起を認めてゴクリと生唾を飲んだが、努めて冷たい口調で言った。
「まあ! 何て子なの。どうしてこんなになるの? 何かイヤらしいこと考えてるんでしょ」
 「ああっ………、ごめんなさい。でも僕、別に何も………」
 耕平が羞恥に涙ぐむように、震えながら言った。その純情さに、若菜は全身にゾクゾクと歓びの震えが走った。
118ネ申候補生:05/01/06 20:30:38 ID:zaPw7LL4
 「だって、こんなに大きくなってるじゃない。失礼だと思わないの?」
 「お、思います………」
 「でも、しようがないわね。もう小さくなりそうもないし」
 若菜は顔を上げて耕平の陰茎に向き、初々しい光沢を持った亀頭を軽く指でピンと弾いた。
 「あう………」
 耕平がビクッと身体を反らして呻いた。若菜ももう勘弁してやろうと思った。
 「ゆうべ何回やったの?」
 「え………?」
 急に若菜の口調が甘く粘つくように変わって囁かれ、耕平はびっくりして顔を上げた。しかしすぐに顔をそらせてしまう。色白の肌が上気して染まり、戸惑いと羞恥のため呼吸で上下する胸の動きがやや速くなったようだ。
 「オナニーよ。恥ずかしがることないわ、自然なんだから」
 「何回したか、覚えてない………」
 耕平は消え入りそうな声で呟くように言った。
 「するのはいいけど、やりすぎは毒よ。それにバイ菌入るといけないわ。どんなやりかたするの?」
 若菜はあくまで看護婦の口調で訊きつつ、困惑している耕平の反応に胸の奥が震えて、ちょっぴりパンティの中がじんわり熱くなってきた。
 「ふ、普通に、手で………」
 「それじゃわからないわ。こう………?」
 若菜はとうとうタオルを離して耕平の股間に手をやり、すっかりカチンカチンに勃起している陰茎をそっとつまんだ。
 「あうっ………!」
 耕平が跳ね上がるように震えて身をよじらせた。ハアハア息を弾ませ、眼の焦点も定まらぬようで、何が起こったのか何も考えられないようだった。
119ネ申候補生:05/01/06 20:31:05 ID:zaPw7LL4
 若菜はやんわりニギニギしたり、包皮を上下にスライドさせたりした。ピンクの亀頭がみるみる濃く色づいて、ピンピンに張りつめてきた。
 「じっとしてなさい。ほうら、大きくなっちゃった。自分でするよりずっと気持ちいいでしょう? それで、どんなことを考えながらするの?」
 若菜はいきなり昇りつめさせぬよう気をつけながら、微妙なタッチで揉みしだいた。
 「ああっ………、お、お姉さんのこと………」
 耕平が、もう羞恥も快感も素直に受け止めるように決心して早口に言った。
 「お姉さんて、あたしのこと? まあ嬉しい。あたしも耕平君のこと大好きよ。じゃ、お姉さんに耕平君の身体、すべて任せて」
 若菜は完全に包皮をむいてカリ首の溝をタオルで拭い、本格的にしごきはじめた。
 彼女は最初に耕平を見たときから、人形のような中性的な美貌に欲望をそそられていた。
 若菜はそれほど性体験はないが、清楚に整った顔に似合わず淫靡なことが嫌いではなく、前から一度、なにも知らない真っ白な少年を思い通りにしてみたいと思っていたのだ。
 だから詰め所でも耕平の初々しさや美貌に関する淫らな話には乗らなかったし、他の淫らな年増看護婦に奪われまいと注意もしてきたのだった。
 「ああっ………、出ちゃう………」
 若菜のリズミカルな指の動きに、耕平はじっとしていられずクネクネもがいた。
 尿道口から透明なカウパー腺液が滲み、若菜の手のひらの中で陰茎がドクンドクン脈打っていた。若菜は左手を使って陰嚢を優しく包み込み、睾丸をやわやわころがしながら右手の動きを速めていった。
 「いいから出しちゃって。今は忙しいけど今夜は夜勤だから、夜中ならタップリ時間があるわ。どうせ何度でもできるでしょう?」
 やりすぎは毒だと言ったくせに、若菜は指を動かし笑みを含みながら言った。
120ネ申候補生:05/01/06 20:31:30 ID:zaPw7LL4
 「あうう………、いく………!」
 耕平が喘ぎ、激しく身体を痙攣させた。同時に亀頭の先端から勢いよくザーメンが飛び散った。
 すかさず若菜はザーメンをタオルに受けた。米粒のようにツヤがあって若々しく濃いザーメンは、あとからあとから激しく脈打ち、毎晩何度もオナニーをしているとは思えぬほど大量だった。
耕平がぴんと張りつめていた身体からゆっくりと力を抜き、震える吐息をついた。
 若菜は蘢にタオルを入れ、新しい寝巻を耕平に着せてやった。
 「いい? 誰にも内緒よ。それに、他の看護婦さんに何かされそうになったら断るのよ」
 若菜は、恥ずかしくて顔が向けられずにいる耕平の頬に手をかけ、こちらを向かせてチュッと唇にキスしてやった………。


 −−夜十二時、若菜はこっそりと詰め所を出て、耕平の病室に向かった。
 外科病棟に入院患者は少なく、夜勤もこの病棟では若菜一人だった。それに、耕平以外は自分で起きられる患者ばかりなので、他の者にブザーで呼ばれることはまずなかった。
 26号室に近づくと、若菜の胸は期待と興奮にドキドキ高鳴ってきた。そして身体の芯が熱くなり、早くもちょっぴり濡れてきそうになっている。
 どうせ耕平も今か今かと期待して待っているだろう。やがて若菜はドアの前に立ち小さくノックしてから素早く入った。26号室は病室の端だし隣も空き部屋だが、注意するに越したことはなかった。
 やはり耕平はスタンドをつけ、眠らずに待っていた。昼間だっていくらでも眠る時間はあるし、むしろ夜のほうが様々に悩ましい空想を巡らせ、眼が冴えてしまうのだろう。
 ただ半信半疑だったのが、本当にやってきた若菜の姿を見て、耕平は端からわかるほど肩を上下させて喘ぎはじめた。
121ネ申候補生:05/01/06 20:31:55 ID:zaPw7LL4
 若菜は悪戯っぽく笑って人差し指を唇の前に立て、スタンドの明かりを消した。それでもレースのカーテン越しに外の明かりが部屋に差し込み、中はぼんやりと明るかった。副都心ビル街の美しいイルミネーションが見える。
 「じっとしてて………」
 若菜は緊張している耕平のタオルケットをはいで、浴衣を脱がせて全裸にした。
 暗い中に浮かび上がる少年の白い肌は、微かに震えて喘いでいた。
 若菜は手のひらで耕平の胸を撫ぜながら、ゆっくりと耕平に唇を重ねていった。
 「う………」
 耕平が息を詰めて小さく呻いた。若菜の手のひらに彼のせわしい鼓動が伝わってくる。
 ピッタリと唇を密着させながら、若菜はヌルリと舌を差し入れた。
 そして前歯の裏側や口の中を舐め廻し、やがて舌をねっとりとからめはじめた。
 若菜はそろそろと指を這わせ、耕平の股間に手をやってピンピンになっている強張りを確認した。耕平がピクンと肌を震わせ、ようやくのろのろと舌をからめはじめる。甘く生温かい唾液が混じり合、耕平は何度か喉をコクリと鳴らした。
 若菜は耕平の舌をそっと噛み、唇に挟んでゆっくり引っ張りだした。耕平も精一杯舌を伸ばして、最初は遠慮がちに若菜の口の中をチロチロ舐めていた。
 やがて若菜は耕平の舌にチュッと吸いつき、ちぎれるほど強く吸いはじめた。学校でも消極的で大人しそうな耕平にとって、ディープキスなど生まれてはじめての体験だろう。
 すぐに射精してしまうといけないので、若菜は陰茎に触れるのを控えた。
 そして唇を離し、若菜は耕平の頬にキスして、そのまま耳の穴をクチュクチュ舐め廻し、耳朶をそっと噛んでやった。耕平はくすぐったそうにじっと肩をすくめている。
122ネ申候補生:05/01/06 20:32:18 ID:zaPw7LL4
 一切言葉をかわさず、薄暗い部屋に耕平の喘ぎだけが聞こえ、黙々と行動していると一層淫靡な感じがした。
 若菜は耕平の首筋を舌で伝って胸へ這い降りた。
 そして舌で乳首を探り当て、くすぐるようにソフトタッチで舐めてやった。
 「あ………」
 耕平がビクンと震えた。まるで女の子のように身体中が敏感な性感帯のようにだった。
 「ふふ、感じる?」
 若菜は囁いて、耕平の両の乳首を交互にチュパチュパ吸ってやった。
 さらに舌を移動させ、ほんのりミルクのような甘い匂いの蘢る腋の下を舐め、和毛を唇に挟んで軽く引っ張ったり敏感な肌をそっと噛んでやったりした。
 「ああっ………、くすぐったいよ、お姉さん………」
 「じっとしてなさい。我慢するほど気持ち良くなるから」
 若菜は処女でも相手にするように言い、脇腹からヘソあたりまで、あちこちまわり道しながら下降していった。耕平の肌にはナメクジが這ったような唾液の跡が縦横にしるされ、移動するたびに耕平は喘ぎ、肌をヒクヒク震わせた。
 若菜はヘソを舐め廻してさらに降り、中心を避けて下腹部からギプスをしていない左足の太腿へ舌を這わせた。
 舌でまんべんなく触れていくだけで、美少年が少しずつ犯され自分のものになっていくような気がした。
 看護婦になっただけあり、若菜はセックスの面でも受け身より能動的に相手にしてあげるほうが性に合っていた。それは奉仕というより、自分の思い通りに遊びたい気持ちからだった。
 やがて若菜の舌は耕平の膝小僧あたりでUターンして、内腿をペロペロ舐めながら再び中心に向かって這い上がりはじめた。
 耕平の足の指が反り返り、未知の快感への期待に肌がわなないていた。
 しかし若菜は内腿の付け根まで行って耕平の左足を浮かせ、むっちりと尻の肉を広げた。そしてアヌスを舌先でくすぐりはじめる。
123ネ申候補生:05/01/06 20:32:39 ID:zaPw7LL4
 さっき綺麗に拭いてやったし、毎日下の世話をしているところだ。
 若菜はチロチロ舐め、さらにアヌスに舌をグイグイ押しつけて蠢かせた。
 「あ………、ああっ、ダメだよ………」
 耕平が浮かせた足をヒクつかせて喘いだ。若菜の舌にアヌスの襞の微妙な蠢きが伝わり、若菜は執拗にしゃぶり続けた。
 そしてようやく陰茎をやんわりと握り、若菜の舌は縮こまった陰嚢に移った。
 直接陰茎に刺激を与えたわけではないが、耕平は強烈な愛撫にすっかり昇りつめそうになり、若菜の指をヌラリとカウパー腺液が濡らした。
 若菜は陰嚢のシワすべてに舌を這わせ、唾液でヌメヌメにした。そして大きく口を開けてすっぽりと陰嚢を咥え、舌でクチュクチュ睾丸をころがした。
 陰茎の裏側に若菜の息を感じるのだろう、耕平は陰茎をビクンビクン脈打たせて喘ぎ続けた。
 ようやく若菜は顔を上げて、耕平の足を元どおり下ろした。
 「どう? イキそう?」
 「………………」
 囁くが耕平は喘ぐばかりだった。若菜は陰茎を握る指を動かさないように注意した。少しでも刺激を与えたらたちまち発射してしまうだろう。
 「どうする? お姉さんのアソコの中に入れて出したい? それともすぐに二度めができるなら、一度めはお口でしてあげようか。あたし飲むのも大好きなの」
 言葉だけで、耕平はヒクヒク昇りつめようとしていた。それでも必死に息を詰めて耐えながら声を絞りだした。
 「な、何度でもできます僕………」
 若菜はクスッと肩をすくめて笑い、耕平の表情を横目で観察しながらゆっくりと屈み込んでいった。
124ネ申候補生:05/01/06 20:33:03 ID:zaPw7LL4
 「いい? なるべくガマンするのよ………」
 言いつつ口を丸く開いてすっぽりと亀頭を含んだ。
 「あう………」
 耕平が喘いで身体を弓なりにする。
 若菜はそのままズブズブと喉の奥まで呑み込んで、キュッと唇を締めつけた。
 そして舌をヌルヌルと蠢かし、頬をすぼめて強く吸いながらゆっくりと引き抜きにかかった。しかし限界のようだった。途中からもう陰茎は断末魔の痙攣を起こしはじめ、ものすごい勢いでザーメンが飛び散り、若菜の喉を直撃したのである。
 「くっ………、あううっ………!」
 耕平はガクンガクン身を脈打たせて呻き、熱いミルクを若菜の口のなかいっぱいにドクドク注ぎ続けた。
 「うん………」
 若菜は小さく呻き、喉に詰めないよう注意して迸りを受け、喉を鳴らして少しずつ飲み込んでいった。陰茎は脈打ち続け、若菜もザーメンを掬い取るように尿道口を舐め上げ続けた。
 そして若菜がすべて飲みほし、耕平がグッタリと力なく吐息をついた。
 なおも口を離さずしゃぶってやっていると、射精直後の亀頭が痛いほど敏感に感じるのか、耕平はビクンビクンと痙攣して顔をしかめた。
 ようやく若菜は口を離してハーッと溜息をついた。ザーメン混じりの唾液が唇と亀頭を結び、若菜がペロリと唇を舐めるとキラリと光ってすぐに切れた。
 「気持ち良かったでしょ? いっぱい出たわ。とっても温かくて美味しかった………」
 若菜は耕平に顔を寄せ、耳に唇を押しつけて囁いた。
 耕平はハアハア息を弾ませて快感の余韻に浸り、魂を吹き飛ばしてしまったように呆然としていた。
 それでもまた耳朶を噛み、指で半萎えの陰茎にチョンと触れるとピクンと反応した。完全に萎える前に、すぐまた勃起するのは時間の問題だろう。
125ネ申候補生:05/01/06 20:33:28 ID:zaPw7LL4
 「ね、今度はあたしを気持ち良くさせてくれる? 何でもしてくれるわよね?」
 若菜が囁くと、耕平は小さくコクンと頷いた。
 若菜は身体を起こし、白衣のボタンを外した。それを耕平が上気した顔で見上げている。
 胸元を開き、ブラジャーのフロントホックを外した若菜は、ゴムまりのように豊かな張りをもつ乳房を露わにした。そして片方の手で押し上げ、赤ん坊に授乳でもするように耕平に屈み込んでいった。
 「さあ、お姉さんのオッパイ吸って………」
 若菜はつんと突き立っている乳首を耕平の口に含ませた。
 耕平がチュッと吸いつく。息を弾ませて夢中で舌を動かし、強く唇で挟みつけた。
 「ああっ、いい子ね、上手よ、とっても感じちゃう………」
 若菜はむず痒いような快感にクネクネ身悶え、耕平の顔に体重をかけてギュッともたれかかった。耕平の鼻も口も若菜の豊かな肉に埋め込まれ、彼は窒息感に苦しげに呻いた。
 耕平の口になかで若菜の乳首は、コリコリと舌の愛撫を弾き返すようにさらに硬くなっていった。
 若菜は身体をズラしてもう片方も含ませ、さらに自分がしてやったように、首筋や耳の穴、腋の下まで押しつけて念入りに舐めさせた。
 体臭は薄い方だが、勤務のしつづけで腋の下などは汗ばんでいた。それでも耕平は初めての女の匂いが嫌でないらしく、舌を動かしながらしきりに鼻をクンクン鳴らしていた。
 やがて若菜は身体を起こし、スカートごと白衣の裾をまくり上げた。
 耕平がひゅっと息を呑み、ゴクリと生唾を飲む気配がした。
 若菜は耕平に見せつけながら、テキパキとパンティをパンストごとズリ降ろし、靴を脱いで足首から抜いた。
 「見るのはじめてよね? いいわ、性教育したげる………」
 若菜は舌舐めずりして、スタンドを耕平の枕元に運んでスイッチを入れた。
 そしてベッドに上がり込み、大胆に耕平の顔を跨いだ。顔の横に片膝突き、反対側の膝を立てて中心にスタンドの光が当たるようにした。
126ネ申候補生:05/01/06 20:33:51 ID:zaPw7LL4
 耕平の目の前、すぐ鼻先に夢にまで見た神秘な女性器が迫った。
 しかもそれはライトにくっきりと照らしだされ、恥毛の一本一本から襞の隅々まで余すところなく丸見えになっているのだ。
 耕平の鼻腔を、ぬるく甘酸っぱいような女の匂いがくすぐった。それは熟した果実にも似ているし、懐かしい磯の香りにも思え、若菜が僅かに身じろぐたびに生暖かくふんわりと揺らめいた。
 「さあ見て。不思議でしょう? どんな眺め?」
 若菜は近々と見つめられ、内腿に耕平の呼吸を感じながらも喘ぐのをこらえ、あくまで優位に立つように、彼を子供扱いする口調を変えなかった。
 その方が最後まで耕平を思い通りにできるし、また若菜も快感に耐えながら、看護婦のポーズを崩さないほうが興奮するのだった。
 「と、とっても、綺麗………」
 「そう? 嬉しいわ。オシッコの匂いする? 嫌じゃない?」
 若菜が訊くと、耕平はかぶりを振った。
 若菜は指で楚々とした柔らかな恥毛を掻き分け完全にワレメを露にした。
 「いい? ほら、これが大陰唇、この中になるのが小陰唇。ふふ、ちょっぴり濡れてるわね。で、毛のあるところの膨らみがヴィーナスの丘。触ってみて………」
 若菜は耕平の手を取り、手のひらを恥丘にあてがわせた。そして動かし、シャリシャリと恥毛をこすりつけてやる。
 「ね………、中でコリコリしてるのがわかるでしょ? それが恥骨」
 耕平は黒々とした恥毛をいつまでも撫ぜていた。
 しかし消極的な性格らしく、もっと下の方にも触ってみたいのだが若菜の許可がなければ指が移動できないようだった。
 やがて耕平が手を離すと、若菜は指で逆V字にしてムッチリと小陰唇を拡げたのだった。
 内側の、ピンクにヌメつく粘膜が見えた。耕平から見ると、押し拡がりめくれあがった陰唇はひしゃげたハート型をしていた。
127ネ申候補生:05/01/06 20:34:13 ID:zaPw7LL4
 小陰唇はシワも少なくツヤツヤとした濃いピンクで、まるで唇を縦につけたような感じだった。そこからはヌメヌメと涎が滲み出て、中にある穴が艶めかしくヒクヒク息づいていた。
 「ほら、これが膣の穴、ここに耕平君のオチンチンを奥まで入れるの。オシッコは少し上のぽつっとした小さな穴から出るの。見えるでしょう?」
 若菜は少しずつ息が荒くなり、愛液の分泌も激しくなってきた。陰唇を拡げている指がヌルヌルと滑りそうになり、何度か奥へ奥へと指をズラし直して開いた。
 「ほら見て。この皮をむいて下からでてきたのがクリトリス、小さいけど男の子のオチンチンと同じ数の神経があってとっても感じるとこなの。いじってみて………」
 若菜は吐息にかすれがちになるほど小さく囁き、耕平は指でクリトリスに触れた。
 「あ………、気持ちいい………、もっと強く触っていいわ………」
 若菜はピクッと内腿を震わせた。
 耕平は指の腹でクリトリスを圧迫するようにいじった。
それは、ややもすると包皮に隠れそうにクリクリと圧迫から逃げ廻った。そして熱気とともに甘ったるい匂いが濃くなったように感じられ、陰唇の内側のヌルヌルが急に多くなってきた。
 「あう………、堪んない、いい気持ちよ。ねえ、指よりもっといいことして………」
 若菜はクネクネ上体を波打たせて喘ぎ、耕平の顔の両脇に膝を突いて、うむをいわせぬようにゆっくりと腰を突き出し、股間を沈めていった。
 耕平の鼻先に黒々とした恥毛が触れ、続いてヌメった陰唇がピッタリと唇に押しつけられてきた。
 「アウ………」
 耕平の鼻腔が悩ましい匂いに満たされた。モヤモヤした恥毛が鼻をくすぐり、ワレメ全体が口のまわりに吸いついて熱気と湿り気が直接感じられる。
128ネ申候補生:05/01/06 20:34:32 ID:zaPw7LL4
 「早く、舐めて、美味しいオツユ吸って………、あううっ………!」
 耕平がベロリと舌を伸ばすと若菜が身を反らせて喘いだ。
 そして耕平の顔にギュッと体重をかけて坐り込み、ワレメ全体をこすりつけるようにゆるゆると腰を前後に動かしはじめた。
 耕平の舌がワレメの内側に這い廻り、クリトリスを舐め上げるたびに、若菜は激しくのけ反って内腿で耕平の顔を強く挟みつけた。
 耕平は苦しげに息を弾ませながら、懸命にクリトリスに吸いついた。鼻も唇のまわりも生温かい愛液にねっとりと濡れ、口に入った恥毛を取り出す余裕もなく若菜が腰をクネらせていた。
 愛液の味は薄く、ちょっぴりしょっぱい中にほのかな酸味が混じっていた。
 耕平は舌をズラし、ヌメヌメと息づく膣に差し入れて内側を舐めはじめた。
 「はうっ………! すごい、上手よ………。ああっ………!」
 若菜がまた腰を前後させはじめた。耕平の舌がワレメ全体をピチャピチャと舐め、鼻がクリトリスに当たって気持ちいいのだろう、果ては鼻を中心に腰でゆるやかに円を描くように蠢いた。
 さらに若菜は腰を前にズラし、自ら尻の谷間をムッチリと拡げて、耕平の口にアヌスをあてがい押しつけた。
 トイレで用を足した後シャワーも浴びていないアヌスを舐めさせることに、若菜は何やら真っ白な美少年を汚すようなサディスティックな興奮を覚えた。そしてそんな行為でも耕平は決して拒んだりしないという自信があった。
 「うぐ………」
 巨大な桃の実のような尻の肉に押し潰され、汗の匂いの蘢る谷間で耕平が呻いた。そして唇に触れる襞のある蕾からは、生々しい秘めやかな香りが感じられた。
 耕平は半ば無意識に舌を伸ばして、憧れの白衣の天使のアヌスをぺろぺろ舐めはじめた。
 「あん………、いい子ね………。もっと舐めて、ベロを中まで入れて………」
129ネ申候補生:05/01/06 20:34:56 ID:zaPw7LL4
 若菜が誘い込むようにアヌスをヒクヒク収縮させる。
 耕平は舌先を強く押し込んだ。襞の感触がなくなり、ヌルッとした粘膜に触れた。そこを舌でクネクネかき回すように舐めると、すぐ目の前でヒクつく陰唇から、また新たな愛液がジュクジュクと溢れてきた。
 「ああ………、気持ちいい………、耕平君………」
 若菜は喘ぎ続け、ようやく腰を浮かせて再び陰唇を降ろしてきた。耕平はまたタップリと溢れているネットリとした泉で喉を潤した。
 そして若菜はワレメを耕平に舐めさせたまま、ゆっくりと百八十度反転して耕平の陰茎に向き直った。
 陰茎はもうすっかり回復して完全に勃起していた。
 若菜は屈んで手を伸ばし、強張りを確かめるように握った。もう二度目だから、そう簡単に漏らしてしまうこともないだろう。
 若菜は顔を寄せて包皮をむき、亀頭にチュッと吸いついた。
 「うう………」
 耕平がビクンと下半身を緊張させた。はじめてのフェラチオの心地よさを知ったばかりだから、すぐ昇りつけるのではないかと警戒したのだが、案外落ち着いて若菜の舌の動きを受け止めることができた。
 二度めなのと、若菜も激しく濡れて喘いでいるから多少冷静になれたためだった。
 耕平は若菜のワレメを舐め続けた。今度はシックスナインの体勢なので、陰唇は逆向きだった。クリトリスを舐めると膣に鼻先が埋まり、顎を恥毛がくすぐった。
 柔らかな恥毛も今は愛液がまといつき、湿り気を帯びてひと固まりに肌に貼りついていた。
 若菜が顔を上下させ、陰茎を唇でズポズポしごきはじめる。
 そして強く吸いながらスポンと引き抜いては、舌先で尿道口をチロチロ舐め廻した。熱い鼻息が陰嚢をくすぐり、耕平はその快感にどうしようもなく昂った。いくら気を紛らわせるように若菜のワレメに食らいついても、もう限界が近づいていた。
130ネ申候補生:05/01/06 20:35:18 ID:zaPw7LL4
 「ああっ、お姉さん………!」
 降参して、耕平は口を離した。
 若菜も心得ていて、すぐに陰茎から口を離した。そして身をおこして耕平を振り返って言う。
 「もうダメ? 漏れそう? じゃお姉さんのおまんこに入れてあげる………」
 若菜は唾液にヌメる唇を舌舐めずりして、再びこちらに向き直って耕平の股間を跨いだ。
 そして陰茎に手を添えて角度をつけ、十分にヌレヌレになっている陰唇にあてがった。
 「くっ………」
 亀頭が濡れた柔肉に包まれはじめ、耕平は奥歯を噛みしめて呻いた。
 「ダメよ、すぐにイッたりしたら。あたしがいいって言うまでガマンして………」
 若菜はゆっくりと腰を沈めてきた。
 陰茎はあっという間に根元までヌルヌルッと呑み込まれてしまった。
 中は快適に温かく、吸いつくように締めつけてくる柔襞の感触に、耕平はいきなり危うく昇りつめそうになった。必死に歯を食いしばって耐えるものの、その想像以上の快感に、少しでも気を抜いたらすぐにでも射精してしまいそうだった。
 「くう………、いい気持ち、最高………」
 若菜も深々と挿入した感覚を噛みしめ、キュッキュッと陰唇を締めつけてはくるものの、すぐには上下運動をはじめなかった。
 陰茎を心棒にして若菜の体重を股間に受け、耕平は悶えた。肛門を引き締めてヒクつかせようとしても、きっちりと温かい肉にくるみ込まれて押さえつけられる。しかしその不自由さがこの上ない快感だったのだ。
 若菜の膣はどこまでも深いように、耕平が腰を突き上げてもまだまだ奥があるようだった。恥毛がこすれ合い、若菜の内腿が耕平の腰を挟みつけてきた。
 全裸でなく、白衣で看護婦の帽子もつけたままの姿というのが却って艶めかしかった。しかも白衣の胸元がはだけて豊かな乳房がはみ出し、若菜の喘ぎに合わせて乳房がふるふると揺れるのだ。
131ネ申候補生:05/01/06 20:35:38 ID:zaPw7LL4
 やがて若菜は耕平の胸に両手を突いて、少しずつ腰を動かしはじめた。
 腰を浮かせると濡れた柔襞が吸いついて陰茎を引っ張るようで、腰を沈めるとヌルッと身体中が呑み込まれていく気がした。
 しかし若菜の動きはまだ小刻みで、本格的なピストン運動ではなかった。
 それでも次第にクチュクチュとヌメった粘膜のこすれる音が聞こえはじめ、若菜も、ゆるやかだが少しずつ律動を大きくさせていった。
 「ああ………、すごい………」
 若菜は顔をのけ反らして喘ぎ、耕平の手を取ってたわわに揺れる乳房に導いた。
 耕平はズポズポと陰茎をこする柔肉の快感に耐えながら、指の間からはみ出すほど豊かな弾力をもつ乳房を揉みしだいた。
乳首をコリコリと指で挟んで動かし、左手では白衣の裾をめくって結合されている股間を見たり、若菜の尻に手を廻して触ったりした。
 やがて若菜は上体を耕平に倒してきた。
 耕平は下から若菜の背に両手を廻し、伸び上がるように唇を重ねたり、俯いて乳房に顔を埋めたりした。
 若菜の腰の律動は、上下運動から前後運動へと変わっている。
 彼女がユサユサと動くと、白衣の中に蘢った甘ったるい女の匂いが耕平の顔にふんわりと漂ってきた。
 「ああ………、もうイキそう………」
 耕平が困ったように若菜に囁いた。
 「まだよ、もう少し………。下からも突いて、ゆっくりでいいから………」
 若菜が熱い息で耕平に囁き、耕平は少しずつ腰を突き上げはじめた。
 最初はぎこちなかったが、若菜のほうでリズムを合わせ、抜ける寸前まで引いてから互いに腰を突き、ズンといちばん深いところまで結合した。
 しかしそれが何度か繰り返されると、耕平はもう堪らなかった。
132ネ申候補生:05/01/06 20:35:59 ID:zaPw7LL4
 「ダメだよ………、出ちゃう………!」
 耕平は必死に息を詰めて声を絞りだした。
 「いいわ、きて。おもいっきり出して。あうっ………!」
 若菜も激しく身悶えて腰を前後させ続けた。溢れた愛液が耕平の恥毛までヌメつかせ、淫靡に湿った音を繰り返していた。
 「あ………! いく………!」
 たちまち耕平は激しい怒濤に呑み込まれ、そのまま押し流されていった。
 「くう………! 気持ちいいっ………!」
 若菜もガクンガクン身を波打たせて昇りつめていった。耕平の迸りが子宮の入口にまで脈打つように感じられる。
 耕平は若菜の肉の奥へドクンドクンと激しく射精した。オナニーでは得られない最高の快感だった。若菜の誘導がなければ、例えばクラスの女の子などとだったらこれほどの感激は得られなかっただろう。
 耕平は何度も陰茎を震わせてザーメンを絞り出し、若菜にしがみつきながら、ようやく動きを止めた。
 若菜も律動を次第にゆるやかにして、最後は腰を円を描くように廻して、やがてグッタリと耕平に体重を預けてきた。
 暫くは二人のせわしい息づかいだけが混じり合っていた。
 「どう? 気持ち良かった………?」
 先に若菜が顔を上げて訊き、羞ずかしげに小さくこっくりする耕平の唇に、また強烈なディープキスをしてやった。
 舌をからめると、若菜の中に入ったままになっている半萎えの陰茎が微かにピクンと蠢くのがわかった。
 チュッと音を立てて唇を離し、若菜はやがてゆっくりと腰を上げた。
 手を伸ばしてティッシュを取り、陰茎が抜けると同時に、ザーメンが滴る前にワレメに当てた。
 陰唇の内側を念入りに拭き、膣のまわりを拭って逆流するザーメンを吸い取った。そしてクズ蘢に投げ、改めてザーメンと愛液にヌメヌメになっている陰茎を丁寧に清めてやった。
133ネ申候補生:05/01/06 20:36:20 ID:zaPw7LL4
 耕平はいつも排泄の世話をしてもらっているときと同じ、子供のようにじっとして若菜に身体を預けて任せきっていた。
 「どうだった? 初体験。またしたい? 明日もする?」
 若菜が囁くと、耕平はまた小さく頷いた。
 やがて若菜は乱れた白衣を直し、耕平に寝巻を着せ、タオルケットをかけスタンドを消してからそっと部屋を出て行った。
 詰め所に戻ってからも、若菜はいつまでも肌の火照りが治まらなかった。抱かれることはあっても、抱いたのははじめてだった。そして童貞の美少年の初めての女性になったのだ。
 今後耕平が何回恋愛して、やがてとっても素敵なお嫁さんを貰っても、自分は永遠に彼の心の中に棲みつくのだ。まだ二十一歳なのに、若菜はそんな先のことまで思いを巡らせ、それがとっても素晴らしいことに思えた。


 翌朝は夜勤明けで、若菜は東中野にある看護婦寮に戻ってシャワーを浴びた。ワレメを開いてシャワーを当て、指を入れてヌルヌルこすって嗅ぐと、ほのかに耕平のザーメンの匂いがした。
 そしてベッドに潜り込んで、午後二時までぐっすりと眠った。
 出勤は夕方五時、ローテーションで当分はこんな不規則な生活が続いてしまう。
 もちろん耕平の担当は若菜だけではないので、その間は他の看護婦が彼の身体を拭いたり排泄の世話をしているだろう。
 やがて若菜は五時に病院に入り、更衣室で白衣に着替えてから詰め所の壁に掛かっている名札を勤務の場所へ掛け直した。
 「ね、若菜、26号室の坊や、今日ギプスが取れたわよ。少しづつ動かす練習のためトイレも自分で行かせるんだって」
 「そう、良かったわ」
 もう排泄の世話もできなくて残念ね、とでも言いたげな同僚に適当に答え、若菜は耕平の部屋に様子を見に行ってみた。
134ネ申候補生:05/01/06 20:36:40 ID:zaPw7LL4
 耕平はちょうど松葉杖を突き自分で立って、個室の中にあるトイレに行こうとしているところだった。
 「おめでとう、ギプスが取れて。治りが早いからすぐに松葉杖なんか要らなくなるわ」
 若菜の声に振り向いて、耕平ははにかんだように顔を赤らめた。若菜の何倍もの感激を一晩中味わっていたのだろう。
 「でも僕、治らずにいつまでも入院していたい………」
 「ダメよ、そんなこと言っちゃ。見ててあげるからしてごらんなさい」
 若菜は耕平をトイレに入れ、ドアを開け放したまま自分も半身潜り込ませた。
 今日はもう、耕平は下着をつけて、ちゃんとパジャマの上下を着ていた。
 やがて陰茎を引っ張りだすが、若菜が覗き込んでいるのでなかなか放尿できないようだった。若菜も意地悪く眺めている。
 ようやく耕平は息を詰め下腹に力を入れながら、チョロチョロと放尿をはじめた。
 「ね、リハビリのつもりで、今夜は正常位でしてみようか。それともバックがいい?」
 若菜が急に声を潜めて甘ったるく囁くと、とたんに耕平の陰茎がムクムクと容積を増し、放尿がピュッピュッと途切れとぎれになってしまった。若菜はクスクス笑いながら、あとは夜中のお楽しみと病室を出て行った。
 耕平の退院ももうそう遠いことではないだろう。そして耕平はすっかり若菜に心を奪われているようだが、別に若菜には未練はなかった。耕平のことだから退院後も会ってほしいと熱っぽく言うだろうが、勿論若菜は会うつもりもない。
 若菜は勤務の暇なときに楽しめれば、それでいいのだった。だいいち病院の中にはまだまだ耕平以外に楽しいことがいっぱいある。
 それでもまあ、耕平が入院している間は彼を充分楽しませ、自分も楽しもうと割り切っていた。
135ネ申候補生:05/01/06 20:40:33 ID:MAelGVPo
 やがて深夜、若菜が詰め所に居ると、今夜は待ちきれないのか多少積極的になったのか、耕平のほうからブザーの呼び出しが鳴った。
 若菜はすぐに耕平の部屋に行ってやった。
 「どうしたの、そんなに待ちきれないの? いけない坊やね」
 若菜が言って耕平のタオルケットをはぐと、もうパジャマのズボンの股間はすっかり屹立してテントを張っていた。
 耕平は期待に息を弾ませ、羞恥に言葉も出ずに若菜の行動を待っていた。
 「さあ、もう動けるんだから、いつまでも赤ちゃんみたいにじっとしてちゃダメ」
 若菜は手早く白衣のボタンを外して胸を開き、ブラを外して乳房をまろび出した。全裸になりたいところだがそうもいかない。
 そしてストッキングとパンティを脱いでノーパンになり、耕平をどかして自分がベッドに仰向けになった。
 「さあ、自分でしてごらんなさい。好きなように………」
 言うと、耕平は喘ぎながらぎこちなく若菜にのしかかり、ピッタリと唇を重ねてきた。若菜は舌を迎え入れて吸い、手を伸ばして巧みに耕平のパジャマを下着ごとズリ降ろしてやった。
 耕平が唇を移動させて乳首に吸いつき、もう片方を遠慮がちに揉みはじめた。そして次第にせわしげに、若菜の裾の中に潜り込んできた。
 鼻で恥毛を掻き分けて陰唇を舐められると、若菜もすぐにジットリと濡れてきた。
 きっと一晩中、今度はあれもしたいこれもしたいと色々思っていたのだろう。
 耕平は貪るようにクリトリスをしゃぶり、膣の中に舌を潜り込ませてきた。さらに言われもしないのに、若菜の腰を浮かせてアヌスまでペロペロ舐めてくれた。
 「ああっ、急がないで、もっとゆっくり………。ねえ、あたしにも舐めさせて………」
 若菜が喘ぎながら言うと、耕平はいったん顔を上げて身体を反転させ、若菜の顔を跨いでシックスナインで身を沈めてきた。
136ネ申候補生:05/01/06 20:40:59 ID:MAelGVPo
 再び耕平が陰唇に唇を押しつけ、若菜も下から陰茎をすっぽり含んだ。
 「ううっ………!」
 クリトリスを舐めながら耕平が呻く。若菜の口の中ですっかり張りつめた陰茎がヒクヒク蠢いた。初体験の昨夜と違い、なまじ快感を覚えただけに、今夜のほうが期待が大きいのだろう。
 若菜はねっとりとしたカウパー腺液を舐め取り、亀頭全体をまんべんなく舐めて唾液にヌメらせた。
 そして若菜のワレメが充分に潤い、自分もこのままでは若菜の口の中で果ててしまうので、耕平は顔を上げて若菜の顔からも腰を引いた。
 「もう入れたい? いいわ、きて………」
 若菜は白衣の裾をまくり上げて僅かに膝を立て、脚を開いた。
 耕平が右足を庇って身体をやや左に傾けながら、若菜の股間に下半身を割り込ませてきた。そして陰茎に手を添えてワレメにあてがい、そのまま腹這うように身を沈めてきた。しかしすぐに角度がずれ、膣に入る前にヌルリと滑ってしまった。
 「慌てないで………。そう、そこよ、そのまま突いて………」
 若菜が手を伸ばして陰茎に手を添え、膣に誘導してやった。
 耕平がハアハア喘ぎながらのしかかってくると、陰茎はズブズブと奥まで挿入されてきた。
 「あうっ………! いいわ、動いて。すごい、気持ちいいっ………!」
 若菜は耕平の背にしっかりと手を廻してしがみつきながら、下からもグイグイ腰を突き上げてやった。めくるめく快感に次第に何も考えられなくなってしまう。
 やがて若菜は、膣の奥深くに耕平の激しい迸りを感じた。………

137名無しさん@ピンキー:05/01/06 21:58:45 ID:S/O7XbWE
>136
エッチ生々しさがあって興奮した!看護婦若菜良いなあ
138名無しさん@ピンキー:05/01/06 23:41:41 ID:J81McgZH
>ネ申候補生様
自分にはこういう若菜は書けないなあ……<褒め言葉
いろんな意味で刺激になりました
次回作を楽しみにしてます
139ネ申候補生:05/01/07 00:49:44 ID:jlzug+iv
「お疲れ様でした、失礼します。」
僕は、出口で一礼すると、もやもやした気分のまま部室を出て教室に足を向けた。
両腕が痛い。指先が痺れている。
(ああ、僕はこんなことするために入部したんじゃないんだけどな。なんでいつもいつもみんなのマッサージなんかしなきゃならないんだろ…)
僕は祥桜学園の2年。陸上部(中距離)に所属しているが、選手として大きな大会に出場したことはない。記録は中学校以降伸び悩んでいた。
父親は医者をしている。小さな病院だが評判はいい。何よりあまり薬に頼らず、内科的な診察に「つぼ」を刺激する術を用いるからだ。いわゆる指圧、というものだが、患者に家でもできる指圧法を教えたりもしている。
僕は幼いころから、つぼを押すだけで体調が良くなったり、健康でいられることに興味を抱き、父親には遠く及ばないものの、指圧、マッサージの技術を習得していた。
が、部活に入ってそのことをばらしたのがまずかった。毎日のように先輩に呼ばれ、マッサージをさせられるのだ。気の優しい僕は、(目の前では)文句一つ言わず引き受けてしまうのだ。
最近では先輩も、1年生達にも同様の「サービス」を強要しつつある。自分がこんなことを引き受けなければ、後輩に迷惑をかけずにいたかも・・・、と思うとどうにもやりきれない。
「どうせレギュラーになれないし、退部しようかな・・・」
そんなことを考えながら、歩いていると体育館への渡り廊下に差し掛かった。中から音はしていない。部活も終わり、みんな帰ったのだろう。僕が足早に通り過ぎようとした時、ふと視野の隅に見慣れないものがよぎり、思わず足を止める。
140ネ申候補生:05/01/07 00:50:13 ID:jlzug+iv
そこには馬術用の服を着たリボンの女性が両膝を突き、うずくまっていた。僕は恐る恐る近づくと、遠慮がちに声をかけた。
「・・・?あの・・・、どうかしたんですか?大丈夫ですか?」
「くううっ、は、ふ、だ、・・い・・・じょうぶ・・・です・・・」
全然大丈夫じゃない。明らかに体のどこか、おそらく胸か腹が痛いのだ。よくみればうなじには玉の汗を浮かべている。
僕はそっと腕をとると、肩を貸し、ゆっくりと立ち上がらせる。そのとき初めて女性の顔が見え、僕はドキッとした。
彼女は3年生の沢渡ほのか。馬術部の部長だった。僕も顔は見たことがあった。
僕自身はあまり意識していなかったが、多くの男子生徒にはもちろん女子生徒にも、そのスタイルと美貌、それに乗馬の時の凛とした近寄りがたいほどの迫力と華麗さで圧倒的な人気があった。
確かにこうして見ると美人だった。苦しげな表情までもがどこか美しかった。
今ごろここにいるということは、一人残って練習でもしていたのだろう。
「先輩・・・、とりあえず保健室にいきましょう。苦しいでしょうけどすぐですから。」
ほのかはよろめきながらも歩き出す。やはり腹を押さえている。顔面蒼白で、声も出せないらしく、返事の代わりに一度深く頷いただけだった。
ようやく保健室につくと無人だったため、ほのかをベッドに寝かせる。
「すぐ先生呼んできます。ちょっと待ってて下さい。」
僕がほのかをおろしながら言うと、弱々しくほのかが僕の服を握り、引き止めた。
「先・・・生は、はあ、うくっ、い、いない・・・・・わ・・・」
「え?!」
僕は少し考え、合点がいった。校医の先生は馬術部のコーチも兼ねている。部長のほのかならその辺の事情は知っている筈だった。外出、もしくは出張しているらしい。
141ネ申候補生:05/01/07 00:50:37 ID:jlzug+iv
「あううあっ!あはあっ!はっはあ、はあ、うっ、うっ…」
ほのかの苦しみようが尋常じゃない。はじめは安静に寝かしといて痛みが引くのを待つつもりだったが、ほのかの様子に救急車を呼ぶことを本気で考え、僕が外に電話を掛けにいこうとした時、ほのかが必死になって腕を掴んできた。
「行か・・・ないで・・・ひ、ひとり・・・に・・・しないで・・・・、痛い、いたいよぉ・・・、うぅ、たす・・け・・・て・・・」
ほのかは涙で瞳を潤ませながら子供のように訴える。普段と違うその表情に僕は心臓を鷲掴みにされたように胸に何かが迫ってきた。
眼を閉じ深く息を吸い込むと、僕は腹を決め、ほのかを抱き起こす。
「先輩、ここ?ここが痛いのかな?」
優しく声をかけ、ほのかの下腹部に左手を当て、円を描くようにさする。
「うん、そう・・・そこらへん・・・・痛っ!!、うううっ」
僕はほのかをベッドの上でうつ伏せに寝かすと、お尻を高く上げさせる。突き出された尻の谷間に乗馬ズボンが食い込んだ。
予想はついていたことだったが重度の便秘らしい。おそらくは肛門がふさがれ、溜まりきったガスが腹を圧迫しているのだ。
僕は父親に教えられたことや診察室の壁に張ってあった人体のつぼを示した絵を思い出しながら手を添える。ほのかの左に立ち、左手を下腹部に潜らせ、右手を腰に添える。
(たしか、ここだったな・・・)
左手3本の指で数箇所のつぼを順に押していく。右でも腰骨のあたりのつぼを刺激した。指先に固い感触。しばらくして、少しずつ腸内のものが動き始めているのが分かった。指圧の痛みにほのかがうめき声を上げる。
「先輩、体の力抜いて、ゆっくり、つづけて深呼吸して。そう、もうすぐ楽になるからね。」
ほのかは恥ずかしさよりも、痛みを和げるため従順に僕に従う。深く呼吸を繰り返すうち、初めの指圧の痛みも薄れ、次第に腹痛自体も薄らいでくる。ほのかは目の前の枕に顔を埋め、指圧の心地よさにウットリとしていた。
142ネ申候補生:05/01/07 00:51:03 ID:jlzug+iv
ぐるっ、ぐるるるるるるっ、ごろっ、ごろろっ、くるるっ、ぐろろっ
そのときほのかのお腹が低い音を立てはじめた。
「ああっ!!」
ほのかは腹の中が急激に動き始めたため、あわてて肛門に力を入れる。さっきとはうってかわって物凄い便意が襲ってきたのだ。
「先輩、トイレにいってくる?」
様子を察した僕が尋ねると、ほのかは恥ずかしさで耳まで真っ赤になりながら頷くと、ベッドを降りようとした。
しかし、脚は力が入らず、側のイスに躓くと、そのまま倒れそうになった。僕が慌てて抱き留めたが、そのショックで思わずほのかは力を抜いてしまった。
「はああっ?!だ、だめええっ!!いや、いやあああああぁぁぁっっ!!」
ぶひいいっ!!ぶふっ!!ぶぶぷぷふううーーーーーーーっ!!
強烈な臭いと音を伴ったオナラをほのかは放出してしまった。しかし、それを合図に、一度動き出した腸は、今までのうっぷんを晴らすかのように激しく運動をはじめた。もはやほのかにそれを止める力も気力もなかった。
ぶぼうっ!!ぶりぃっ!ぶっ、ぶううううううっ!ぶりぶりぶりぶりっ!!ぷうううーーーーっ!ぶちゅぶちゅぶちゅ、べちゃ、びびびびっっ、ぶぶうっ!!
聞いたこともないような下品な音を立てながら屁と大便をひり出していく。ほのかは僕に抱きしめられたまま、全身を震わせながら果てしなく汚物を乗馬ズボンの中に垂れ流していく。
真っ白な布地は見る見るうちに茶色く染まり、うねうねと動き回る汚物によってモコモコと膨らんでいった。
あまりの量に尻の部分は重く垂れ下がり、尻と布地で押しつぶされ、行き場をなくした大便はその隙間からほのかの脚を伝って、雪崩をうって床にベチャベチャと落ちていった。
143ネ申候補生:05/01/07 00:51:27 ID:jlzug+iv
ぷしゃっ、しゃあああああ、じょろろろおおおーーーーー・・・・・
ほのかにはもはや尿意を止めることさえできず、ムワッと周囲にアンモニア臭を漂わせ、派手な音を立てて失禁しつづけた。
「いやぁ・・・、いやぁ・・・、いやよおぉ・・・・、ううっ、ううううううっ・・・」
脚に力が入らず、僕にしがみつき、あまりの羞恥に、うわ言を言いながら泣いている。視線は中空をさまよい、まるで麻薬中毒者のようだった。
僕は胸の中で鳴咽しながら、信じられない臭いのオナラを響かせ、大便を漏らしている美少女に激しく欲情している自分に、戸惑いを感じていた。
びぶぶぶっ、ぶび、ぶふっ、びびっ、ぶちゅちゅちゅ、ぶりぃっ!!
最後に特大の一発をひり出したほのかは、しばらく肩で息をしていたが、汗と涙とヨダレで濡れた顔を恐る恐るあげ、僕を見上げる。
「あ、あの・・・、お願い、このこと、このこと誰にも言わないで下さい・・・。何でも言うこと聞くから・・・、お、お願いします・・・」
僕はそのあまりの可愛らしさに我慢できず、いきなり唇を奪った。ほのかはいきなりのことに目を丸くする。僕は抱きしめる手に力を込めると、耳元で優しく囁く。
「誰にもいったりしませんよ。先輩。こんな素敵な先輩を見れたんだから。先輩、僕、先輩が好きだ。いつもの先輩も今の先輩も全部。ずっとこうしていたいよ。」
普段なら口が裂けても言えないようなクサイ台詞を吐くと、再びキスをした。ほのかはまだ戸惑っていたが、僕が暴露したりしない上、本気で自分を愛してくれていることを感じると、自ら唇を押し付け、舌を絡ませた。
「んっ、んんっ、はあっ、うむっ、はああ・・・」
何度となく激しいキスを繰り返す二人。僕はキスをしながらほのかの 服を脱がしていった。ベチャッ!と音を立てて大量の大便を包み込んだままの乗馬ズボンが床に落ちた。
144ネ申候補生:05/01/07 00:51:49 ID:jlzug+iv
ほのかも僕のシャツを脱がしていく。僕は自分でズボンとトランクスをおろし、全裸になると、同じく全裸のほのかをかき抱いた。もつれるようにベッドに倒れ込む。
「はああん、いやあ、そんなに、ああん、匂いかがないでぇ」
僕はほのかの首筋、脇の下、乳房、そして股間に鼻を押し付け匂いを嗅ぎまわった。
部活後シャワーを浴びずにいたことで、ほのかの全身はひどく汗臭かった。そして股間には先ほどの大便と小便の悪臭が漂っていた。しかし、僕はその匂いに興奮する自分を自覚していた。
「ほのか先輩、いい匂いだよ。汗の臭いも、おしっこもウンコも。素敵だよ」
「ああん、はあ、・・・。ホント?ほのか汚くない?臭くない?」
「汚くなんかないよ、ほら。」
僕は糞まみれのほのかの尻を押し広げると肛門にキスをした。そしてその下の性器へ舌を這わす。
「ひあああぁぁ、やああん、そ、そんなとこ舐めたら、ああん、だめぇ!へ、変になっちゃう、いやああん!!」
僕はほのかの尻を抱え込み、下に体を潜らせると69の体勢になる。ほのかの眼前には痛いほどに勃起したペニスがそそり立っている。
「先輩、先輩の匂いでこんなに興奮してるんだ。それだけ素敵な匂いなんだよ、先輩も僕の触ってよ。」
ほのかはそっとペニスに手を添える。実物を間近に見るのは初めてだった。一瞬ピクンと反応したのに驚いて手を放したが、また手を伸ばす。
ほのかの手の平で息づくペニスは熱く、固く、血管を浮き立たせたくましかった。自分の全て感じていると思うと、急に愛しく感じられた。
そのままペニスに顔を寄せると、付け根から先端まで鼻にこすり付ける。男の汗の臭いがツンと鼻を突いた。
145ネ申候補生:05/01/07 00:52:11 ID:jlzug+iv
「君の・・・おちんちん・・・、熱くて固いよ・・・。くすっ、君のもいい匂いだね・・・」
そういってほのかはペニスを舐め始めた。小猫がミルクを舐めるように、ピチャピチャと音がする。その刺激に僕は射精しそうになる。何とか我慢するとほのかの性器に再びむしゃぶりつく。
「先輩っ、ほのか先輩っ!!気持ちいい、気持ちいいよ!」
「きゃあん!!、そこ、お尻っ、そこいいっ、だめ、変になっちゃう、いや、いやあ、ああああん!!」
「うくううっ!!せ、せんぱいっ!!」
びくっ!どびゅうっ!ぶびゅ、ぼびゅう!!どくっ、どくっ、どぶっ、ぶぴゅぴゅ・・・
ほのかが絶頂を迎えると同時に、僕のペニスがほのかの口の中でぐっと膨らむと、大量の精液を吐き出した。ほのかは懸命に飲下した。
「・・・・ごめんね、すこし、こぼしちゃった・・・」
赤面しながら口元を拭うほのかを胸に抱くと、僕は再びキスをした。ほのかは口移しで自分の大便を味わい、その臭さと苦みにめまいを起こした。同時に僕への愛しさが溢れてくる。
「ねぇ・・・」
「なに?ほのか先輩」
「・・・・・・・抱いて・・・・・・」
ほのかの性器はたっぷり濡れていた。すぐに固さを回復したペニスを添える。
「入れるよ、先輩」
「・・・・・うん・・・・・・」
ずずずっ、ずちゅう、ずぶっ!!ぶちぃっ!ずちゅうう、ずちゅ、ずぶぶぶっ!!
「か・・・はあっ・・・・!!はああ!い、痛い・・・、う、動かないで・・・・」
「大丈夫?ここまでにしとこうか?」
「いや、いやぁ、だ、大丈夫だから・・・」
146ネ申候補生:05/01/07 00:52:33 ID:jlzug+iv
全然大丈夫じゃない。僕はほのかを抱きかかえ、座位の格好になる。繋がったまま胸を密着させる。お互いの心臓の音が気持ち良かった。
お尻にまわした手に、生ぬるい大便がべっとりと付着する。僕はその便をほのかの背中一面に塗りたくる。
「ああ、なに、あああん、ウンチ、ほのかのウンチ塗ってるのぉ・・・?いやあん、変な感じがするぅ。お肌にウンチが染み込んでくるぅ」
ほのかは明らかに塗便行為に興奮していた。どくっと愛液が溢れ出し、さらにペニスの滑りが良くなる。
僕はゆっくりと腰を揺らす。これなら膣全体に優しい振動が送られる。痛みはほとんどない。ほのかは僕の優しさに胸がいっぱいになった。
そして、なんとか僕にも気持ち良くなってもらおうと懸命に自分から腰をゆする。
お互いの乳首が擦れ合い、甘美な刺激が走る。次第に痛みは薄れ、かわりに狂おしいほどの快感が襲ってくる。
「うあっ、先輩の、先輩のおマンコきついよ。締め上げてくる、最高だよっ!!」
「やはああん、だめえぇ!!おちんちん感じちゃう、おマンコ感じちゃうよぉ!!」
ずっちゅ、ぐっちゅ、ずっちゅ、ぶちゅう、ぬちゃ、くちゃ、ずちゅ、ぬちゅ・・・・・・
「だめだ、先輩、出るっ!!先輩のおマンコに精液出すよっ!!」
「来て、来てぇ!!そのまま、あたしの子宮にいっぱい出してぇ!!あくう、い、イク、イクウッ!!お、おちんちん気持ちいいよぉ、いい、きて、いっぱい、きてえぇ!!」
びゅくんっ!!ぼびゅううっ!!どくん、どくんっ!!ぶびゅ、ぶびゅううっ!!どびゅ、どぶうっ!!
「ああ・・・出てる・・・。あたしのおマンコ、君の精液でいっぱいに満たされてく・・・・。はあ、ああ、嬉しい・・・・。」
二人は繋がったまま、異臭漂う保健室で、今日何度目かのキスを交わした。
147ネ申候補生:05/01/07 00:52:54 ID:jlzug+iv
「ねぇ・・・・」
「なに、先輩・・・・」
「・・・・・・・・『ほのか』」
「え?」
「『ほのか』って呼んで・・・・・」
「ほ・・・・ほ、ほのか・・・・さん」
お互い真っ赤になって見詰め合う。しかしほのかはもうすっかり年上の雰囲気を取り戻していた。
「今日は、有り難う。助けてくれて。恥ずかしいところいっぱい見せちゃったけど、あたしの全部を受け止めてくれたね・・・・・。嬉しかったよ。ふふっ、恥ずかしついでに言っちゃうとね、あたし、部活辞めようかなって思ってたんだ・・・・・。」
「な、なんでそんな」
ほのかはここまで全国大会の一歩手前まで実力を伸ばしていた。今年こそはと周囲が期待しているのを僕も知っている。
「プレッシャー、よ。ここのところ体調が良くなくて今日みたいなことになったのも、ストレスが原因だって分かってるの。
大会が近づくに連れて気は休まらないし。体も休めなきゃって思うんだけど、練習してないと不安で、今日もそれで居残り練習してたの・・・。」
何時の間にか、ほのかの目は哀しみに染まっている。実力あるがゆえの逃避願望。雑用から逃げ出したい僕とは正反対の悩みだった。僕は何か言ってやらなきゃ、と懸命に言葉を探す。
ほのかは優しく微笑むと、僕の胸板に軽く口付けしながら呟く。
「いいの、何も言わないで。自分自身で乗り越えなきゃいけないことは分かってるから。あなたに『治療』してもらったおかげで、何かふっきれたとこがあるの。
そう、あなたなら、たとえ結果がどうであれ、あたしの側にいてくれる、そんな気がして。」
「ほのかさん・・・・。約束する。絶対側にいるよ。結果なんて関係ない。僕はほのかさんの側にいるから。」
148ネ申候補生:05/01/07 00:53:15 ID:jlzug+iv
『いかないで、一人にしないで』といって僕を引き止めたときのほのかは、結果を出せなかった自分の周囲からみんないなくなってしまうという不安な精神状態が、痛みで思考が麻痺し、つい言葉になって出たのだろう。
「君、優しいね。本当に。『頑張れ』って言わないんだもの。もう、そこまで優しいと泣けてきちゃうじゃない。」
頑張れ、この激励の一言がどんなに彼女を苦しめたか考えると、簡単に口にできるはずがなかった。代わりに僕はほのかの頭を撫でながら微笑む。
「ほのかさんが望むなら、いつでも『治療』するよ。体が痛ければマッサージするし、心が痛ければいつでも泣いていいよ。僕はここにいるから。」
「もう・・・、かっこつけすぎだよ、そんなの・・・・うっ、くっ・・・・・やだ、ほんとに・・・涙、とまん・・ないよ・・・」
ほのかはその瞳から大粒の涙をこぼしながら、堰を切ったように、僕の胸の中で大声で泣きじゃくり始めた。


1週間後、僕は馬術部の部室でほのかといた。すっかり精神的に立ち直ったほのかは、乗馬の演技にもしなやかさと色気が増し、調子を上げてきていた。
また、毎日部活後、独りで残り練習した後、僕と愛し合うようになっていた。
「ど、どう、ほのかのお尻。んああぁ、あん、す、素敵ぃ。い、息が熱いよぉ」
ほのかは壁に手をつき、僕に向かってお尻を突き出している。部活で着ていた馬術服はそのままだ。僕は、布ごしにほのかの尻の割れ目に鼻先を埋めると、匂いを嗅いでいる。
149ネ申候補生:05/01/07 00:53:39 ID:jlzug+iv
「ほのかさんの汗とおしっことウンコの臭いがするよ。ほのかさん最近トイレで拭いてないでしょ?すごくクサイよ。」
「だって・・・、君が、匂いきついほうが好きだから。4日間お風呂にも入ってないの。ああ、きもちいい、もっと、もっと嗅いで、ほのかの臭いお尻、汚いおマンコの匂い嗅いでぇ!!」
「ほのかさん。そろそろ出したいんじゃないの?遠慮はしなくていいよ。思いっきりしていいからね。」
僕はほのかの腰の上の方のつぼを2個所押さえ、刺激する。
「はあ、ああっ、出る、オナラが出ちゃう、いやあ、ガスがすごいよぉ、あひっ!!」
ぼっぶうううーーーーーーっっ!!、ぶひっ!!ぶぷううーーーーーっっ!!ぶふぉおおっっ!!
周囲にこだまするほどの大音量で、僕の顔面に放屁したほのかは、興奮して軽くイッてしまった。周囲に鼻の曲がるような悪臭が漂う。僕はほのかの屁を堪能すると、全裸になり、床に寝かせたほのかをまたぐ。
ほのかは、これからされることを考えただけで、恍惚とした表情になる。僕のむき出しの股間がほのかの顔面に押し付けられた。男性のきつい体臭が鼻腔をくすぐる。
「はああ、素敵ぃ。君のお尻も臭いよ。んんっ、もっと、もっと嗅がせて。お尻いっぱい頂戴。」
ほのかは毛だらけの僕の肛門に舌を挿し込むと、懸命にこね回す。
「気持ちいいよ、ほのかさん。チンポもビンビンになっちゃった。ホントにほのかさんお尻の匂いが好きなんだね。
「だって、君のだもん。全部すきだよ。お尻の穴もおチンポも全部美味しいんだもん。うむう、お尻おいひいぃ・・・」
すっかり体臭の魅力と人前での放屁・脱糞の快楽に目覚めたほのかは、この一週間で見違えるほどのヘンタイ女になっていた。もっとも、それは僕の前でだけで、普段はいつも通りの、清楚なお嬢様だった。
僕は毎日、夕方の部室でそのギャップを楽しんでいた。
150ネ申候補生:05/01/07 00:54:04 ID:jlzug+iv
「じゃあ、ほのかさん。『いつもどおり』お尻にチンポ入れてあげるよ。」
「な、ならいつもみたいに『あれ』して・・・・・」
僕はほのかのお腹のつぼを押さえる。あの時と同じ、排泄を促すつぼだ。
「くはぁ、ふううっ、で、出そう、出るっ、うんこ出ちゃう!!う、うむむううっ!!」
ずるううっっ、ぶびっ、ぶりぶりぶりぶりっっ!!ぶうっ!!じゅるるるっ、ずるぅっ!!ぶりいっ!!
部室のイスの上にしゃがみこみ、僕にさらけ出した肛門がぴくぴく動くと、凶悪なほど太くて、長い大便が一本のこん棒のようにズルズルと垂れ下がり、床においたバケツの中にとぐろを巻いていった。
「はあ、はあ、で、でました。君、早く、早くお尻に入れて!!あたしの緩いお尻におチンポ入れてぇ!!」
「また、たっぷり溜め込んでたんだね。凄い量だし、臭いもさっきのオナラとは比較にならないよ。ほのかさん見える?自分のひり出した一本グソ。」
「い、意地悪しないでぇ。は、恥ずかしいんだから。」
耳まで真っ赤になってうつむくほのかの身体を抱き寄せると、また壁に手をつかせる。僕は尻肉を左右に割ると、むき出しの肛門にペニスを突き立てる。
「いくよ、ほのかさん。たっぷり感じてね。」
ずるうううううっ!
「ひいいいいっっ!!いいっ、素敵、素敵よぉ!!おちんぽ、ちんぽぉ!!もっとぉ、もっとぉ!!あひっ、ああっ、好きっ!大好き!!うあああああーーーーっっ!!」
狂ったように腰を振りつづける二人。
二人だけの至高の時間は始まったばかりだった。
151ネ申候補生:05/01/07 00:54:23 ID:jlzug+iv
後日談。僕は結局、退部しなかった。ほのかの味わっていた精神的、肉体的苦しみに比べると悩むのが馬鹿馬鹿しくなったからだ。
ただし、先輩の理不尽な命令は拒否するようになった。ほのかの恋人として恥じない自分になるために強くなろうと決心したのだった。
一方、ほのかは北海道大会を優勝。全国大会でも3位だった。優勝は逃したものの、予想以上の結果に本人はもちろんのこと周囲もこの快挙を祝福した。
インタビューでほのかが「影で私を支えてくれた名トレーナーのおかげです」などと意味深な発言をしたため、一時は彼女のファンクラブが「名トレーナー」の正体暴きで大騒ぎしていた。
「3位入賞おめでとう。ほのかさん」
「ありがとう。『名トレーナー』さん」
誰もいない体育館。二人で並んで腰掛け見詰め合う。ほのかはにっこり笑うと、カバンの中からビニールの包みを取り出す。
「お土産よ」
僕が中を見ると、そこには馬術服が一着入っていた。
「えへへ、大会用のユニフォームよ。北海道大会の時からずっと洗ってないから、あたしの汗とかいっぱい吸い込んでるの。ほら、結構臭うでしょ?」
「いい・・・・においだよ」
僕が鼻に押し当てクンクン嗅いでいるのを見て、ほのかはいつものように赤面すると耳元で艶のある声で囁いた。
「今日は、あたしにこれを着せたまま・・・・いっぱい・・・・・して・・・・・」


おわり
152!omikuji !dama:05/01/07 10:04:21 ID:adDddfh6
偉大なる糸氏候補生様

沢渡ほのか編
>>139-151



                ∩
                  ( ⌒)      ∩_ _ グッジョブ!!
                 /,. ノ      i .,,E)
             / /"      / /"
  _n  グッジョブ!!   / / _、_   ,/ ノ'
 ( l     _、 _   / / ,_ノ` )/ / _、_    グッジョブ!!
  \ \ ( <_,` )(       / ( ,_ノ` )     n
   ヽ___ ̄ ̄ ノ ヽ      |  ̄     \    ( E)
     /    /   \    ヽ フ    / ヽ ヽ_//
153名無しさん@ピンキー:05/01/07 19:57:55 ID:Xyc69iRk
うう-ん
今回のはちょっと………
ハードスカは苦手なのれすよ
次も期待してます
がんがれ
154名無しさん@ピンキー:05/01/07 21:45:25 ID:TsfPSpyp
ほのかが後輩の男と。とても興奮する設定!2作続けて乙です。
晶もお願いしたいです。
155名無しさん@ピンキー:05/01/07 22:25:31 ID:L0kBy3T5
看護婦といえば静音のSSはどうなってるんだろうか?
156名無し:05/01/07 22:31:24 ID:7Wg+9RFR
ロリータ掲示板です。モロ画像も貼ってます。見に来てね。

http://gagagogo.net/users/taka_q/taka_q.php
157ネ申候補生:05/01/08 00:41:14 ID:mCaRX3H4
 「ねえ若菜ちゃん、何だかだるくて起きられないんだ。食事させてくれないかなあ?」
 若菜が夕食を運んでいくと、大倉らいたが甘えるような声で言った。
 綾崎若菜は二十一歳。西新宿にある総合病院の看護婦である。
 「嘘ばっかり、本当は食べさせてもらいたいだけなんでしょ?」
 いつものことなので、若菜もくすくす笑いながららいたの膝の上に夕食をお盆ごと置いた。らいたは仕方なく半身起こして箸を手に取った。
 「はは、バレたか。でもほんと、若菜ちゃんみたいに可愛い子に食べさせてもらったらすぐ元気になれるのにな。特に口移しなんかだったらさ」
 「とっくに元気なくせに」
 「一口でいいからさあ、口移しで食べさせてくれないかなあ」
 らいたは少しでも若菜に長く居てもらいたくて、よく回る舌で何かと話しかけてきた。しかも話題は若菜の肉体に関する、かなり際どいものばかりだった。
 初体験はいつだったかとか、恋人は居るのか、オナニーはしているか、パンティの色は、患者としたことはあるかとか、およそセックス以外には関心はないような男だった。
 大倉らいたは二十八歳、独身でかなりハンサムだった。しかしプレイボーイ風で、女性の見舞い客は多いが本命は居らず、殆ど恋人というよりセックスフレンドばかりのようだった。
 面会時間中はこの個室で見舞いの女の子とイチャついているし、面会時間を過ぎると今度は看護婦に声をかけてくる。
 単に話し相手が欲しいのではなく、本気でやりたがっているのだった。中でも赴任したての若菜が彼の気に入ったようだ。
 らいたはもう完全な健康体だった。ただ生来の怠け癖と会社の弱みにつけ込んで、ズルズルと居続けて遊んでいる入院ゴロである。
 勤めていた自動車工場内の二階の鉄柵が折れ、彼は機械の中に転落した。施設の安全管理がなされていなかったということで会社が全面的な賠償と保障をした。
158ネ申候補生:05/01/08 00:42:31 ID:mCaRX3H4
 全身打撲と骨折で全治六カ月の重傷、しかしらいたは後遺症も傷も残らず完治した。それなのにもう八カ月近く、つまり若菜がこの病院に入る前から居て、今なおノンビリと過ごしているのであった。
 担当医が退院を促すと、またどこが痛いの気分が悪いのと言って延び延びにするのである。まあ今は比較的病室も空いているし、手のかかる患者ではないので、病院側も放っている状態だった。
 しかし気さくな二枚目だし、どんなブス看護婦にも一級品のお世辞を言うため、看護婦たちには案外人気があった。
 そして表面上は誰も本気で相手にしていない風を装っているが、中にはらいたと肉体関係を持った看護婦もきっといるに違いないと若菜は思っていた。
 まあ、いてもいなくても若菜には関係ないし、らいたのことも憎めない人とは思うが別に好みではなく、特にどうという意識もしたことはなかった。
 そんなある夜、たまたま若菜が一人夜勤で外科病棟に居るとき、らいたの部屋のブザーが鳴った。
 若菜はすぐに詰め所を出てらいたの部屋に行った。
 「ううううう」
 薄暗い部屋でらいたが身体をくの字に曲げて悶え、苦しげに呻いていた。
 「どうしたの? 大倉さん、おなか痛いの?」
 若菜はびっくりして灯りをつけ、らいたの毛布をはぎ取った。
 するとらいたはパジャマのズボンの口から勃起した陰茎を出して、いつかにんまりと笑っていた。
 「これが大きくなって、苦しくてしようがないの。何とかして」
 「まあ呆れた」
 若菜は溜息をつき、メッと睨みつけた。そして無視して帰ろうとすると、らいたが若菜の手首を掴んだ。
 「何するの。おいたすると婦長さんに言いつけるわよ」
 「ま、待って。好きなんだ。今夜は君が当直と知って呼んだんだ。若菜ちゃんと思うと僕の胸は張り裂けそうに辛くなるんだ。どうか一度だけ願いを叶えて」
159ネ申候補生:05/01/08 00:43:18 ID:mCaRX3H4
 らいたは力を緩めず、顔だけは神妙にして訴えかけた。
 「誰にでもそう言うんでしょう?」
 「ち、違う。本気なんだ。君のためなら何でもする。君が望むなら僕は何時間でも君のクリトリスを舐め続けるだろう」
 「そんなことされたら腫れちゃうわ」
 しかしらいたは諦めず、力ずくで若菜を抱え込み、くるりとベッドの上で上下入れ替わってギュッと唇を押し当ててきた。
 「あう………!」
 舌の侵入を拒もうと若菜は歯るが、さすがに手慣れた感じで、もうらいたの手が白衣の裾をまくり上げ、パンティの中に潜り込んでいちばん敏感な突起を捕えていた。
 たちまち若菜の身体からぐんにゃりと力が抜けていった。もともとイヤらしいことが嫌いではないし、感じやすく濡れやすい体質である。
 若菜はいつか前歯を開いてらいたの舌を迎え入れ、舌をからめて激しく吸いはじめていた。
 らいたの指はツボを心得たようにクリトリスを這い回り、たちまち若菜はじんわりと濡れはじめてしまった。指の動きも愛液にヌラヌラと滑らかになっていった。
 若菜は快感に負けまいと、懸命に顔を曲げてようやく唇を離した。
 「ダメ………、やめて、お願い………」
 「だって、もうこんなに濡れてきたじゃないか」
 「そうじゃないの。ここではダメ。両側とも患者さんがいて聞こえるといけないから」
 「そうか、よしよし、じゃいいところがある。一緒に来て」
 らいたは若菜を離してベッドから立ち上がり、若菜を起こしてやった。
 そして一緒に病室を出て、しんとした廊下を歩きはじめた。若菜はズリ下がったパンティを直しながら、先に立って気がせくように進むらいたを急いで追った。
 「若菜ちゃんの匂いがする」
 らいたは振り返って言い、指をクンクン嗅いだ。
160ネ申候補生:05/01/08 00:44:04 ID:mCaRX3H4
 階段を降りて一緒に行き、各科の診察室のほうへすたすた歩いていった。長く病院に居るらいたは、若菜なんかよりずっと病院の構造や内情にも詳しいようだった。
 やがて二人は産婦人科の診察室のドアの前に立った。
 「さあここだ。ここなら大丈夫」
 「だって、ここは………。こ、困るわ、もし見つかったら、あたし………」
 尻込みをする若菜を、らいたはさっさとドアを開けて中に押し入れてしまった。そしてこの部屋がいかに安全であるか、とくとくと説明した。病室のある階ではないし、一階とはいえ病院の入口からはいちばん離れている。
 この並びはすべて夜は人の来ない部屋ばかりだし、救急指定だが今夜は産婦人科担当は夜勤ではなく、だから仮に産婦人科の患者が来ても他の病院へ廻される。
「そして、この部屋には面白いものがいっぱいある」
 らいたは言いながら、部屋の灯りはつけずに診察台脇のライトだけつけた。本当に何から何までよく知っている男だった。
 若菜だって、産婦人科にかかったことはないし、診察室も形ばかり覗いた程度でしかなかった。そういえば様々な器具をじっくり見るなど久しぶりだったし、それらは淫靡を通り越して薄気味悪くさえ思えた。
 「さあ、今夜は患者と看護婦の立場を逆にして楽しもうよ」
 らいたがパジャマを脱ぎながら言った。
 若菜が戸惑っているうち、らいたはたちまち全裸になってリノリウムの床を素足でペタペタ進み、検診台の角度を確かめた。
 そして若菜に近づき、白衣のボタンを外しはじめた。胸元を大きくくつろげてブラジャーのフロントホックを外し、さらにしゃがみ込んでパンティをズリ降ろして足首から抜き取った。
 「じゃ、ここに寝てごらん。僕が君の可愛いおまんこを見てあげるから」
 「ああん、何だかこわいわ………」
 若菜はとうとう婦人科の検診台に乗せられてしまった。革張りだが着衣のままなので冷たくはない。
161ネ申候補生:05/01/08 00:44:49 ID:mCaRX3H4
 背もたれは歯医者の椅子よりもやや仰向けに近く、尻を乗せるところが大きく内側にえぐれて、ワレメもアヌスも丸見えになるよう作られていた。
 「さ、ここに脚を乗せるんだ」
 らいたが言い、若菜の脚を片方ずつ持ち上げてバンドで器具に固定し、若菜は大股開きになってしまった。白衣の裾がめくれて、その中心にライトが当てられる。
 「ああ………、恥ずかしい」
 「恥ずかしくないさ。とっても綺麗だよ」
 らいたは言いつつ若菜に屈み込み、再びねっとりと唇を重ねてきた。
 「うん………」
 若菜はらいたの舌を吸いながら、眉をひそめて呻いた。彼の指がまた、無防備なワレメに触れてきたからだ。
 らいたの指は微妙なタッチで小陰唇を撫ぜ、クリトリスを小刻みに圧迫してきた。すぐに濡れてきて、溢れる愛液に指がクチャクチャと鳴った。固定されて足を閉じられないのがもどかしく、それが一層若菜を感じさせた。
 やがてらいたは唇を離し、そのまま若菜の首筋を舌で伝いながら胸の谷間まで這い降りてきた。そして片方の乳首にチュッと吸いついた。
 「あっ………!」
 若菜は検診台の上でビクッと震えた。台はさすがに丈夫にできていて、激しく悶えてもミシリともいわない。
 らいたは若菜の乳首を交互に吸って舌で弾き、次第に上気して色づく肌の温もりと、悩ましく甘ったるい体臭をゆっくり味わった。
 唾液に濡れた乳首はヌメヌメとピンクに色づき、つんと硬くなって震えていた。やがてらいたは顔を上げ、診察用の椅子に腰掛けて若菜の両脚の間に身を進めた。
 さすがに検診台はよく出来ていると思う。これならどんな恥じらいの処女でも余すところなく秘所が丸見えだし、それにいじりやすい。しかも診察には関係ないが、この形がもっとも舐めやすく挿入もしやすいのである。
162ネ申候補生:05/01/08 00:45:39 ID:mCaRX3H4
 ライトに照らされて、黒々とした恥毛がツヤツヤと光沢を放っている。そして大陰唇が大きく張りだし、その中で小陰唇が濃いピンク色で愛液にヌメつきながらヒクヒク収縮していた。
 ぽつんとしたクリトリスが、やや大きめのシワシワの包皮から顔を覗かせ、男性の亀頭の小型そのものに小さなキノコ型をして勃起していた。
 らいたは指を当てて小陰唇を広げた。
 「あう………」
 若菜が小さく呻いてピクンと内腿を閉じようとした。
 愛液にヌメり、開くとき微かにピチャッと音がした。ヌルヌルと濡れそぼつピンクの肉が見え、膣口が艶めかしく息づいていた。そしてほのかに甘酸っぱいようなぬるい匂いがゆらめいた。
 二十歳の汗と残尿と恥垢のミックスされた、欲情をそそる体臭だった。
 「若菜ちゃんのおまんこ、いい匂いがする………」
 らいたは囁きかけて、ことさらに顔を寄せてクンクン鼻を鳴らした。
 「ああっ、いや、言わないで、恥ずかしい………」
 若菜は固定された脚をうねうね蠢かせて喘いだ。
 もう深夜の産婦人科室の薄気味悪さはかき消え、若菜は淫靡な快感だけに没頭していた。らいたの息を羞恥の中心に感じ、ヌラヌラと滑って開き直す指の感触に、じっとしていられないほど呼吸が弾み身体が悶えた。
 「さあ、おまんこ舐めてって言ってごらん」
 「あうん………、お、おまんこ舐めて………、ああっ………!」
 若菜は羞恥に悶えながら言い、腰をくねらせた。やがてらいたが舌を伸ばして顔を寄せ、艶々と色づくクリトリスをチロリと舐め上げた。
 「あうっ………!」
 若菜の身体が、電気に痺れたようにビクッと跳ね上がった。らいたは決して自分の欲望にのめり込まず、意地悪く焦らして反応を楽しんだ。
 「もっと舐めてほしいかい。だったら口に出して言いなさい」
 「ああん、いじわる! あ、あたしのために何でもするって言った癖にぃ………」
 「早く言うんだ。ヌレヌレのおまんこの方が正直だよ」
 らいたは指でくねくねクリトリスをいじり廻した。
163ネ申候補生:05/01/08 00:46:22 ID:mCaRX3H4
 「ああっ、な、舐めて、奥まで、ワレメの中全部ベロベロ舐めて、食べちゃって!」
 若菜はもうどこで何をしているかもわからず、狂ったように身悶えながら口走った。らいたは満足げに頷き、ようやく本格的にクンニリングスをはじめた。
 「ヒッ………!」
 クリトリスに強く吸いつかれて若菜がのけ反った。らいたは芳しい恥毛に鼻を埋めながら、舌を小刻みに左右に蠢かせてクリトリスを舐め続けた。
 そして大きく口を開けてクリトリスごとぷっくりとした恥丘の脹らみに吸いつき、唇をモグモグさせた。
 「あ………、ああっ………!」
 若菜が喘ぎ、愛液は後から後から溢れ続けた。らいたは舌を伸ばしてネットリとした愛液を掬い取り、ヒクつく小陰唇の内側に舌を這い廻らせた。濡れた粘膜はピッタリ吸いついてくるようで、何やら別個の生き物のようだった。
 らいたは小陰唇を唇に挟み、巻き込むようにチュッと吸った。そして膣に舌を潜り込ませ複雑に入り組む細かな襞を舐め廻した。
 舌が少し疲れてきて、らいたは顔を上げた。そして指の愛撫に切り替え、タップリと愛液をまといつかせてから、手のひらを上に向けて中指を膣にヌルヌル押し込んでいった。
 「あうう………、もっと、強くぅ………」
 若菜がむずかるように甘ったるい鼻声で言った。
 見上げると若菜の顔はすっかり上気して桜色に染まり、乱れた髪が汗で貼りつき、看護婦の帽子をつけているだけに一層艶めかしく見えた。
 らいたは中指を根元まで入れ、ツブツブのある天井をこするように動かし、いちばん奥の子宮頸部もコリコリと愛撫した。若菜は喘ぎ続け、汗ばんだ肌を悩ましくくねらせた。愛液は温泉のように溢れ続けてらいたの指をネトネトにした。
 らいたは指を中でねじり、手のひらを下に向けた。そしてワレメの下に屈み込んで、左手で尻の双丘を拡げ、羞すかしげにぽつんと閉じているアヌスを観察した。
164ネ申候補生:05/01/08 00:47:00 ID:mCaRX3H4
 鼻を寄せると微かに汗の匂いに混じって生々しい刺激臭がする。
 「お尻の穴舐めてほしい?」
 「な、舐めて………、奥まで………」
 若菜は熱っぽい視線をふらふらさせながら、粘つくような声で答えた。
 らいたは膣に入れた指をグネグネ蠢かせながら、若菜のアヌスに舌を這わせた。ザラつくような襞の感触があり、さらに奥へねじ込むとヌルッとした舌触りがあった。
 不思議なもので、ほのかに消毒液の匂いの沁みついた白衣を着ていると、アヌスに匂いがあってもベタつくような感触があっても、まったく不潔感が感じられなかった。むしろ味も匂いも、この上なく可愛らしく思えるのだった。
 らいたはアヌスを舐め廻し、唇を押しつけてチュパチュパ音を立てて吸った。若菜のアヌスが切なげにキュッキュッと収縮し、それに合わせて膣もヒクついて指を断続的に締めつけてきた。
 やがてらいたは膣に入れた指をゆっくりと引き抜いた。
 「く………、あう………」
 若菜が顔をのけ反らして声を上げた。ヌルッと指が完全に抜けると、膣がもの足りなげに収縮を繰り返した。らいたは愛液にタップリとヌメったその指を、若菜のアヌスにズブズブと挿入していった。
 「あ、あん………、いやぁん………、そんなとこ入れないでぇ………」
 若菜が呻き、アヌスが拒むようにキュッと締まった。
 膣以上の締めつけの中へ、らいたは強引に根元まで押し込んでしまった。しかし指の先端が入れば、後は比較的スムーズに咥え込まれてしまった。中はベタつき、膣ほど滑らかには動けなかった。
 それでもらいたはグネグネ奥で蠢かせながら、新たな愛液にすっかりヌメヌメになっているワレメを舐めてやった。そしてらいたは、ようやく顔を上げて、アヌスからも指を抜いてやった。
 「あうう………、お尻が、変な感じ………」
 排泄と同じ感覚がある僅かに力むように顔をしかめ、アヌスをモグモグさせながら指を押し出してきた。
165ネ申候補生:05/01/08 00:47:47 ID:mCaRX3H4
 スポンと抜けるとやや突き出たアヌスはまたキュッと締まって引っ込み、スネたようにそのおちょぼ口を閉じた。指の爪の先が僅かに曇って生々しい匂いをさせていた。らいたはその指を若菜の鼻先に突きつけてやった。
 「やんっ………!」
 若菜が夢から醒めたようにビクンと身じろぎ、さっと顔をそむけた。
 「おいおい、自分の匂いじゃないか。それにこの匂いのするところを僕は舐めてやったんだぜ」
 らいたはニヤニヤ笑って言いながら、その指を若菜の唇に押し込んでやった。
 「アウ………、ムグ………」
 若菜は眉をひそめて懸命に歯を食いしばるが、らいたは唾液にヌメつく唇にこすりつけて指を清めてしまった。
 「なんて、ひどい人………」
 ようやく指が離れて、若菜はナジるようにらいたを睨んだ。
 「さあ、今度は君が舐めてくれる番だ」
 らいたは言い、検診台の背もたれの角度をさらに押し下げた。
 「あん、こわい………!」
 水平よりもさらに少し下がって、若菜の顔が逆さまになった。
 らいたは若菜の顔の方に廻り、立ったまま腰を突き出した。ちょうど、陰茎が若菜の唇の位置になる。医療の検診台というより、セックスのプレイのために作られたようなものだった。
 特に、らいたのような男には、その機能は十二分に発揮されるようだ。らいたはいきなり陰茎を含ませず、尻の肉を拡げて上から跨ぐようにして、まずアヌスを若菜の唇に押し当ててやった。
 「ク………、ウム………」
 若菜が呻いて、熱い息がらいたの股間を心地よくくすぐる。
 「さあ、舐めてごらん。僕がしてやったように………」
 らいたは催眠術でもかけるような声で囁き、若菜はチロチロと舌を這わせはじめた。おずおずとした舌の動きも、次第にグネグネと大胆になってきた。
 らいたは股間をズラして、次に陰嚢をしゃぶらせた。
166ネ申候補生:05/01/08 00:48:26 ID:mCaRX3H4
 プレイボーイで女の扱いに慣れているらいたは、若菜が淫ら好きで何でも言うことをきく性格だと見抜いていた。清純な処女相手なら、また別のやり方もあるが、若菜のような女は少々強引にしたほうが悦ぶのだった。
 若菜の舌が陰嚢を舐め廻し、大きく口を開いてすっぽりと全体を含んだ。顔がやや逆さになっているため、苦しげな息がしきりにらいたの股間に吹きつけられた。若菜は身体がズリ落ちないよう必死に、腕載せを両手で握りしめていた。
 やがてらいたは腰を引き、若菜にようやく亀頭を舐めさせはじめた。
 若菜は乳首でも吸うように先端をくわえて、激しく吸いはじめた。彼女の鼻に陰嚢がのたりともたれかかって、下で湿り気ある熱い息が蘢った。
 らいたは逆さフェラチオをさせながら両手を伸ばし、白衣からこぼれている若菜の両の乳房を掴んで揉みしだいてやった。
 「アウ………、ウウッ………!」
 含みながら若菜が身をくねらせ、反射的にチュッと強くらいた自身に吸いついた。らいたは次第に深く挿入し、陰茎全体を若菜の生温かい唾液にねっとりとヌメらせた。
 のけ反るように顔を逆さにしているため、唇から喉の奥までが一直線になり、亀頭の先端が軟らかい粘膜やノドチンコに触れるまでヌルヌルッと容易に入った。
 「アグッ………!」
 喉の粘膜を突かれて若菜が呻き、小泡の多い唾液をグジュグジュと大量に分泌して唇の端からもタラタラと溢れさせた。
 らいたは構わず、まるで正常位でセックスしているように若菜の口でズポズポと陰茎を律動させた。若菜も呻きながら、歯を当てないように唇で包むようにして、陰茎が侵入してくるタイミングに合わせて巧みに舌を当ててきた。
 ようやくらいたは昇りつめる前に陰茎を抜いた。若菜の頭に血が下がって苦しげだし、溢れた愛液も呑み込めなくなっているからだ。もとよりらいたはフェラで昇りつめる気はない。挿入して射精するのが好きなのだ。
167ネ申候補生:05/01/08 00:49:03 ID:mCaRX3H4
 いや、女に不自由していないのだから、今は絶頂そのものより過程を長く楽しむことに専念していた。彼にとってセックスとは深刻な欲望や愛情の表現ではなく、遊戯やスポーツに近いものだった。
 らいたは若菜の背もたれを元どおり、水平よりやや起こした角度に戻してやった。
 「は、早く入れて………、もういや………」
 若菜が喘ぎながら、待ちきれないように言った。
 「よしよし、おまんこしてほしいかい?」
 「おまんこして………」
 若菜は視線もふらふらと夢見心地のようだった。らいたは若菜の股間に屈み込んで、愛液の溢れ具合いを確かめるようにペロリと舐め、すぐに身を起こして腰を突き出した。
 若菜の唾液に濡れた陰茎に手を添えて陰唇にあてがい、ゆっくりと押し進めた。膣が押し拡がり、やんわりと丸く亀頭をくわえこんでくる。中は温かく、ヌメリのある柔肉の感触が最高だった。
 らいたはそのままズブズブと奥まで挿入していった。
 「あううっ………!」
 検診台の上で若菜がビクンとのけ反り、らいたは肌を重ねていった。
 若菜が大股開きのため、結合はいちばん深いところまで達した。らいたはゆっくりとピストン運動をはじめる。その動きも単調ではなく、小刻みに律動するかと思うと抜ける寸前まで引いて一気に押し込み、一定のリズムを取らなかった。
 「あっ………! く、乱暴にして………」
 若菜が焦れるように悶え、下からガクガク腰を揺すってきた。すっかりらいたのペースに巻き込まれ、今にも先に昇りつめそうになっている。
 やがて次第に動きが早くなり、陰茎が熱い肉のヌカルミを突きまくった。
 「あうーっ………! いく………」
 若菜が激しくのけ反って喘ぎ、ガクンガクンと身体を痙攣させた。
 膣が断続的に収縮し、愛液が大量に溢れて陰茎を心地よく刺激した。ほぼ同時にらいたもようやく昇りつめた。激しい快感に陰茎は脈打、らいたは息を詰めて若菜の中に勢いよく射精した。
168ネ申候補生:05/01/08 00:49:46 ID:mCaRX3H4
 絶頂を過ぎ、ゆるやかに下降しながらもらいたはズブズブと律動を続け、膣と陰茎の間からザーメンが押し出されてくる頃、ようやく力を抜いて動きを止めた。
 若菜はハアハア息を弾ませて喘ぎ、らいたがゆっくり引き抜きにかかるとまたビクッと敏感に震えた。
 らいたは若菜をそのままにティッシュを探し、机の上に見つけて、ヌメった陰茎を拭いた。そして若菜の股間に戻り、彼女のビショビショになった膣のまわりや陰唇の内側を念入りに拭ってやった。
 「また、やらしてくれる?」
 らいたは訊きながら、若菜の固定した足首を外してやった。しかしまだ若菜は正体をなくして息を弾ませ、涙ぐんだ虚ろな眼でらいたを力なく見上げるだけだった。
 らいたは彼女の脚を降ろしてやり、はだけたブラジャーと白衣の胸元を直してやった。そして手を取って立たせ、脱がせたパンティを渡してやった。
 若菜はらいたに支えられながらヨロヨロとパンティをはき、ようやく髪の乱れやこすれた口紅を直す余裕を取り戻した。らいたは、自分らがこの部屋に入り込んだ痕跡を残してないか注意深く見回し、やがて二人で診察室を出た。
 若菜は廊下を歩くときも膝がガクガクして、今にもヘタリ込みそうになるのを必死でこらえた。
 「じゃ、次の夜勤のとき、またあの部屋でね」
 らいたが言い、若菜は別れて詰め所に戻った。

 次の夜勤は三日後だった。
 あれから何度からいたの部屋に食事を運んだりしているが、若菜はそのたびに胸がドキドキ高鳴った。らいたの意味ありげな目配せに接しても、たちまちじんわりと濡れてきそうになってしまう。
 若菜はまるでセックス観が変わってしまった。それまで女のオルガスムスなんて、多分に精神的な自己満足や演技による暗示的な陶酔だけだと思っていたのだが、二十一歳にして激しい本当のオルガスムスを知ってしまったのだ。
169ネ申候補生:05/01/08 00:50:27 ID:mCaRX3H4
あのときの快感は、自分ではどうしようもない嵐か津波のような感覚だった。全身が痙攣して宙に舞うような気がして、愛液がまるで男性の射精の迸りのように脈打つのが自分でわかったのだ。
 若菜は本当にセックスを知ったような気がした。絶頂のあのときを思い出すだけでクタクタと身体中から力が抜けていくようになるのだ。
 そして、愛情などとは全然別の感情だが、自分が日勤でいる間、他の看護婦もあの産婦人科の診察台で絶頂感を得ているのではないかと思うと、嫉妬に似た苛立ちがチリチリと湧き上がってくるのを感じた。
 その日夜勤だった看護婦をそれとなく観察もしたが、勿論何の素振りも感じられなかった。やがて夜、若菜がそわそわと落ち着きがなくなる頃、らいたの呼び出しのブザーが鳴った。
 若菜は急いで廊下に出て、前もって打ち合わせたとおり一人で一階の産婦人科診察室に行った。一緒にいるところを見られるといけないというらいたの配慮だった。
 「やあ」
 薄暗い部屋の中ではもうらいたが待っていた。
 若菜ももう期待にパンティの奥が熱くなり濡れかかっていた。
 「もうヤル気充分だね? じゃ、またパンティ脱いでそこへ坐って」
 「ああん、何だか、身体がフワフワするみたい−−」
 若菜は甘えて縋りつくような声を出した。そして自分で白衣の裾をまくり上げてパンティを脱ぎ、検診台に坐ってから白衣のボタンとブラを外して、チラと恥じらうようにらいたを見てから乳房を出した。
 「今夜はね、ちょっと奥のほうまで見てみたいんだ」
 らいたが内視の器具を検診台の脇に運んできた。
 そして若菜の両足を開いて台に固定した。
 「そんなもの、勝手にいじったりしちゃダメよ」
 「大丈夫だって。使用済み器具のトレイに置いとけば。それに産婦人科医の友だちがいて、使い方ぐらい知ってるんだ」
 らいたは言いつつ椅子を引き寄せて坐り、若菜の股間に屈み込んだ。パジャマ姿だが、医者のポーズが堂に入っていた。
 それでもすることはただのプレイボーイだ。らいたは顔を寄せて若菜の性臭を嗅ぎ、じんわり濡れはじめている陰唇を指で開いた。
170ネ申候補生:05/01/08 00:51:03 ID:mCaRX3H4
 クリトリスはもう包皮を押し上げるように勃起し、ワレメの内側全体がヌメヌメと妖しい光沢を放っていた。らいたは膣からクリトリスまでをベロリと舐め上げた。
 「ああっ………!」
 若菜がワレメをヒクヒクさせて喘いだ。トロリとした愛液が舌にまつわりつき、恥毛に蘢る生ぬるい匂いがゆらめいた。らいたは指で陰唇を押し拡げながら柔肉を舐め続け、クリトリスに吸いついた。
 さらに下へ顔をズラして、ムッチリと尻のワレメを拡げてアヌスもチロチロと舌でくすぐってやった。しかし今日はこのプレイのため気を遣って清潔にしてあり、何の生々しい匂いもベタつきもなかった。
 「あう、いやん、くすぐらないで、もっと強くして。ああん………!」
 若菜がクネクネともがく。愛液のほうは前よりずっと多く、早くもワレメの内側全体を彩り、今にもアヌスのほうにまで滴りそうになっていた。らいたは溢れる愛液をすすり、すぐに顔を上げた。
 若菜が不満そうに内腿を震わせた。それを見たらいたが金属の器具を手に取る。クスコと呼ばれるクチバシに似た膣鏡である。
 彼はクスコ全体にチューブ入りのゼリーを塗りつけた。そして若菜の陰唇を開いて膣口にあてがい、ゆっくりと挿入していった。
 「ああっ………、冷たいわ………」
 若菜がかすれた声で言う。緊張と期待に肌が色づき、白い内腿にうっすらと静脈が透けていた。やがてクスコは奥まで押し込まれた。らいたがネジを回してギリギリと内部を拡げていった。そして中に向けてペンライトをつけた。
 「よく見えるよ。いちばん奥まで」
 らいたが囁き、さらにネジを回して全開にしていった。
 「あうう………、いた………、それ以上拡げないで………」
 若菜が汗ばんで上気した顔をのけ反らせて言った。溢れる愛液と熱気に、銀色に光るクスコの表面が曇りがちになった。
 ライトを当てて見るとクスコに押し拡げられて粘膜がピンと張りつめていた。中もヌメヌメと光るピンク色で、艶めかしい襞がヒクヒク息づいていた。
171ネ申候補生:05/01/08 00:51:40 ID:mCaRX3H4
 そしていちばん奥の天井に、ぷっくりとした栗の実ほどの子宮頸部が覗いていた。男を悦ばせ、やがて人間が生まれてくる穴は、何とも神秘的な蠢きと色合いに満ちていた。
 らいたはクスコの間に指を入れて、ヌメヌメしている内側の粘膜に触れてみた。
 「くっ………」
 若菜が息を呑んで身を強張らせた。クスコが中で開いて張りつめた分敏感になっているのだろう。粘膜は愛液にヌルヌルしていた。クスコが触れていない部分が内側にこんもりと膨らんで、柔襞が肉の震えに合わせて蠢いていた。
 外側の陰唇はすっかり充血してぽってりと熱を持ち、やがてらいたはネジを戻してクスコを閉じてやった。そしてまたゆっくりと膣から引き抜いてやる。
 「あうっ、中が、からっぽになってくみたい………」
 若菜が荒い息とともに呟き、アヌスをヒクつかせながら下腹に力を入れていた。
 閉じられたクチバシがようやくヌルッと膣から抜けた。粘液がツツーと糸を引き、タラーリと滴って切れた。クスコの表面はヌラヌラで、金属が若菜の体温をまといつかせて湯気が立ち昇るようだった。
 「さあ、もうひとつの穴の奥も見てやろうね」
 らいたはクスコを置いて言い、今度は肛門鏡を手に取りゼリーを塗りはじめた。肛門鏡はクスコと同じような形だが、少し小振りで細目である。
 らいたはあてがう前にもう一度顔を寄せ、若菜のアヌスを念入りに舐めて唾液にヌメらせてやった。アヌスの、可憐な蕾のようなピンクの襞が不安におののくようにヒクヒク震えていた。
 「ああん、そんなの、お尻の穴に入れないで………」
 「すぐ済むからね、力を入れないで口で息して」
 らいたは左手の拇指と人差し指でアヌスを拡げた。ちょっぴりアヌスの肉が盛り上がってやや濃いピンクの粘膜がヌメヌメと覗いていた。その小さな穴に、らいたは肛門鏡の先端を当ててプスリと浅く差し込んだ。
 「くうっ………!」
172ネ申候補生:05/01/08 00:52:48 ID:mCaRX3H4
 「ダメダメ、力を抜いて………」
 らいたは膣よりずっと注意深く、少しずつゆっくりと挿入していった。
 アヌスの襞が張りつめ、裂けそうになるほど表面が血の気を失くしてツヤツヤと光沢を放った。それでも唾液とゼリーのヌメリに、少しずつ、ズブズブと肛門鏡を呑み込んでいった。
 「あ………、あ………」
 若菜は口を開いたまま肛門鏡が数ミリ入るごとに喘ぎ、その上の陰唇までわななかせた。やがて五センチほど入れて挿入をやめ、らいたは中をギリギリと開きはじめた。
 アヌスは、入口は狭いが内部は膣より容易に拡がるようだった。考えてみれば膣以上に毎日、しかも幼いときから収縮をさせ続け、時にはペニスより太いものを出すことだってあるのだ。
 ライトを当てると、膣の内部とはまた違った感じで襞が蠢いていた。
 そして鼻を押し当てると、いかにアヌスの表面を清潔に洗っていても、内部は潤滑油のゼリーの匂いに混じって生々しい刺激臭が蘢っていた。
 「いや、もういいでしょ? 穴が、裂けちゃいそう………」
 若菜が腰を小刻みに震わせて言った。
 「よしよし、充分見たからもういいや」
 らいたはネジを緩めて、肛門鏡を内部で閉じた。閉めるときは肉を挟まないよう注意しなければいけない。そして抜くときも、膣と違いいきなり抜いたりねじったりしてはいけないのだ。
 「さあ、そっと少しずつ引っ張るから、自分の力で出すようにきばってごらん」
 らいたがゆっくり引っ張りながら言うと、若菜は下腹に力を入れはじめた。
 膣のように自然に濡れてこないから、中のベタつきが異物に吸いついて、無理に引き出すと爛れてしまうこともある。それに自分で力んで出すほうが身体にもアヌスにも良いのである。
 「うんっ………、い、いじわる………。こんなのいやっ………」
 息を詰めながら若菜がナジり、それでもアヌスはモグモグと蠢いて少しずつ肛門鏡を排出してきた。入っていた部分が内圧に押し出され、らいたも引いてスポンと抜いた。
173ネ申候補生:05/01/08 00:53:33 ID:mCaRX3H4
 銀色の金属の表面は曇り、あちこち黄褐色の付着があった。アヌスはキュッと閉じたがレモンの先のように少し突き出て震え、ゆっくりと元へ戻っていった。
 らいたは器具を置いて屈み込み、また新たな愛液の溢れるワレメを舐めてやった。
 「いやあん、今度あたしするぅ。お尻に入れてやるから」
 若菜は固定された脚をばたばたさせて、むずかる子供のように言った。
 「おいおい、看護婦なんだからそんなこといくらでも他の患者に出来るじゃないか」
 らいたは顔を上げて立ち上がり、また背もたれを倒した。
 「今夜はどこがいい? 口の中で出そうか、それともアヌスに入れようか?」
 「いやっ、わかってるくせに。おまんこじゃなきゃダメ」
 若菜は上気した顔を仰向けにさせていやいやをした。
 「よし、じゃキツイのをしてあげるから、その前におしゃぶりだ」
 らいたは検診台の横に立って、フルートでも吹かせるように若菜の唇に陰茎を横から当てた。
 若菜は口を開いて舌を這わせ、顔を振ってらいたの陰茎を根元から先端まで舐めはじめた。特に尿道口の下の敏感な出っ張りは念入りにしゃぶり、さらに言われる前から顔をねじまげて陰嚢を含んだ。
 らいたはくわえさせながら移動して、若菜の真上にきて、また口の中に深々と挿入しピストン運動をはじめた。陰茎が若菜の口腔でムクムクと勃起し、やがて最大限の大きさになった。
 若菜の唇がカリ首を丸く締めつけて亀頭に吸いつき、舌先がチロチロと尿道に這い廻り、果ては中に潜り込ませようとクチュクチュさせて滲むカウパー腺液を掬い取るように舐めた。
 ようやくらいたは陰茎を引き抜いた。そして若菜の固定した両足を外して一旦起こし、ほぼ水平になっている台に四つん這いに載せた。
 若菜が亀の子のように手足を縮める。裾をまくり上げると、そこもちょうどらいたが立った高さに若菜のワレメがあった。
174ネ申候補生:05/01/08 00:54:22 ID:mCaRX3H4
 らいたは陰茎を突き出して近づき、若菜の股の奥の恥毛の方からアヌスの上の尻のワレメの途切れるあたりまでを、先端で縦に何往復かこすってやった。
 そして陰唇に集中的にこすりはじめ、若菜の尻がクネクネと待ちきれなくなった頃、ようやく膣にあてがい急角度にズンと突き入れてやった。
 「あうっ………! すごい………」
 白衣の背がキュッと反り返って、若菜が激しく喘いだ。クスコほど硬くないが、もっと太く熱い肉棒が膣のいちばん奥まで埋め込まれた。
 らいたは充分すぎるほどヌメリを帯びた柔肉の中で、快感に陰茎をヒクつかせた。暫くじっとして温もりと感触を味わってから、ゆっくりと動きはじめた。
 濡れた粘膜がクチャクチャ音を立て、らいたは奥で円を描くように腰をくねらせた。そしてパンパンに張った豊かな尻の肉を、ムッチリと両手でわし掴みにした。
 「ああん………、お願い、乱暴に突きまくってぇ………!」
 若菜も腰をユサユサ前後させながら喘ぎ、バターでも塗ったように内腿まで溢れた愛液でベットリと濡らした。
 らいたも若菜の動きに合わせて、次第に前後運動に変えた。
 揺れる陰嚢が若菜のクリトリスあたりにピタピタ当たり、押し込むたびらいたの下腹が若菜の弾力ある尻のワレメに押しつけられて、吸盤のように吸いつきガバガバ音を立てた。
 らいたは尻の肉を掴んでいた手を離し、若菜の背にもたれかかって両脇から手を入れ両の乳房を掴んだ。
 「くうっ、気持ち、いいっ………!」
 若菜がのけ反り、らいたの鼻先にうなじが当たって汗の匂いと髪の香りが甘く香った。らいたは徐々に高まりはじめ、律動を速めた。
 「あっあっ、すごい、いきそう、いく………!」
 若菜の喘ぎが急激にせわしくかん高くなった。そして激しく膣が収縮し、速い息遣いとともに全身を波打たせた。もう自分でも止められぬ勢いで絶頂の坂を昇りはじめたようだった。
 らいたもほぼ同時に快感の電撃に貫かれた。陰茎を激しく震わせて、若菜の熱い肉の奥へとしたたかに放出する。
175ネ申候補生:05/01/08 00:55:15 ID:mCaRX3H4
 若菜のうなじに顔を埋めたまま、らいたは肛門を引き締め何度も脈打った。若菜は喘ぎながら何度も何度も身を反らせ、膣を締めつけて狂ったように悶えた。
 ようやくらいたは律動を止め、若菜の背に体重を預けたまま快感の余韻のなかで呼吸を整えた。そして身を起こして陰茎を引き抜く。若菜のネットリとした蜜がらいたの陰嚢や内腿までも濡らしていた。
 若菜は俯せのまま死んだようにグッタリとして、呼吸だけハアハアとせわしく繰り返し、白衣の背をいつまでもうねらせていた。
 らいたはティッシュで陰茎と若菜のワレメを拭い、身繕いして使った器具をトレイに入れた。若菜ものろのろと身を起こして検診台に坐り、まだ息が整わずにいた。
 らいたが若菜のパンティをはかせてやり、ブラと白衣の乱れを直してやった。そして肩に手を廻し、ピッタリと唇を重ねてやる。
 「うん………」
 若菜が鼻を鳴らして歯を開き、ねっとりと舌をからめてきた。らいたの唾液で喉を潤して、やがてまだまだ満足したりないように、ちぎれるほどらいたの舌に吸いついてきた。
 らいたは本当に舌を引き抜かれる気がして、ようやく口を離した。若菜が切なげに、生暖かく甘ったるい吐息をついた。
 「実はね、明日でとうとう退院することになっちゃったんだ。会社の連中がさ、毎日入れ替わりたち替わり拝むように頼むもんでさ」
 らいたが若菜を検診台から立たせながら言った。
 「え? そうなの………」
 絶頂後の脱力感のなかで、若菜はさして感動もなく答えた。
 「なんだい、冷たいんだな。で、退院してからも会ってくれるかい?」
 「いいわ。休みの日に連絡しましょう」
 ぼんやりとしたまま言った。らいたとなら会ってもいいと思うし、しかし逆に彼がそう言わなかったとしたら、自分から会ってほしいとは言わなかったと思う。
176ネ申候補生:05/01/08 00:55:54 ID:mCaRX3H4
 そう、若菜には自分の快感が最優先であったし、これからは誰とセックスしてもめくるめく絶頂感が得られるような気がするのだ。やがて二人は灯りを消して、診察室を出た。そして二階へと歩きはじめる。
 「ね、ひとつ教えて。この病院の看護婦は、あたしで何人め?」
 「なんだい、案外嫉妬深いのかい? 本当に君一人だけだよ」
 らいたは苦笑しながらも、適当にナルシズムをくすぐられて満足のようだった。
 勿論若菜は嫉妬で訊いたのではない。ふと検診台のプレイを他の看護婦になぞらえて空想してみただけだ。女のオルガスムスがどんなものなのか、客観的に見てみたいような気がしたのだ。
 若菜は女の快感のことしか興味が湧かないのかもしれなかった。
 翌朝、若菜は夜勤を終えて寮に戻り、らいたは昼間のうちに会社の友人や多くの女の子の手伝いで退院していった。当然、夕方若菜が出勤したときにはらいたはおらず、別にそれでも若菜は寂しいとも何とも思わなかった。
 「ねえ、聞いた? 誰かが産婦人科の診察室でイヤらしいことしてたんだって」
 同僚看護婦が好奇心丸出しの顔で若菜に話かけてきた。
 「クスコや肛門鏡が汚れてたんだって。誰と誰かしら。多分きのうの夕方から今朝九時までの間よ」
 「へえ、あたし夜勤だったけど、あんなほうまで行かないから気がつかなかったわ」
 若菜は答えながら心の中でくすくす笑っていた。らいたは退院前夜だから、後のことなどどうでもよくて器具を使いっぱなしにしたのだろう。
 夜勤看護婦は全病棟に何人もいるし、医者と女性患者の線も珍しくないので、自分が疑われることはないだろう。だいいち若菜は同僚の間では、オク手でおとなしく恥ずかしがりやのネンネに思われているのである。
 結局それ以後、らいたからの連絡はまったく無かった。いや、それ以前に若菜のほうが完全にらいたのことなど忘れてしまっていたのである。………
177名無しさん@ピンキー:05/01/08 20:24:49 ID:BsAhMzU+
>176
男の名前はともかくエッチがすごく濃くて良かった!
こういう若菜もイイ。
178名無しさん@ピンキー:05/01/08 22:49:40 ID:KOjg7Sjc
でもオク手でおとなしく恥ずかしがりやのネンネな若菜も見てみたい
その時には自分の中では候補生ではなく神に認定
179名無しさん@ピンキー:05/01/11 20:54:42 ID:521rvMSD
晶ものの続きが楽しみだ
180ネ申候補生:05/01/12 01:56:20 ID:IefpSMk6
 「お爺ちゃん元気? オシッコ出た? おなか空かない? 暇だから居てあげるわ」
 若菜は、個室でぼんやり窓の外を眺めていた老人に話しかけた。彼が振り向き、嬉しそうに歯のない口を開けて笑ってみせた。
 若菜は今週から、老人相手の部所に換えられてしまったのだ。新米看護婦のうちは、様々な病棟を経験させられることになっているのだ。
 しかし若菜は、老人たちがそれほど嫌ではなかった。実家では祖父に可愛がられていたからだ。それに老人たちは症状を訴えるよりも、単に話相手を欲しがっている場合が多いので、若菜も仕事がサボれて、雑談も苦にならないのである。
 他の老人たちはみな自分で立てるので、休憩室でそれぞれ話し相手を見つけているが、この老人、多部田俊雄は寝たきりで、脳軟化症のため半身不随で口もきけないのだ。しかし意識障害は全く無い。
 他の老人たちの中には、動けない俊雄の部屋を訪ねて色々話しかけてくれた人もいたようだが、何しろ俊雄の偏屈さ、気難しさといったら並大抵でなかった。
 口がきけないのは仕方がないとしても、顔をそむけたまま、差し出した菓子にも手をつけないといった有様で、今では誰からも相手にされなくなっていた。
 多部田俊雄、七十八歳、元陸軍少佐、多部田商事を夫婦養子に任せて引退、今は見舞いさえ来なくなって久しい孤独な余生を送っていた。
 ところがこの偏屈爺さんが、若菜にだけは相好を崩して接し、それは孫娘に対するというよりも、自分の方が幼児になってしまったような甘えぶりであった。
食事も、若菜が運んでやってそばに居ないと食べなかったし、半身不随とはいえ今まではベッドについたトイレの操作ぐらい自分でできたのに、今では全部若菜に任せきりであった。
 個室はさすがに最高級で、ベッドも全自動で真ん中に排泄用の口が開くようになっているのだ。またスイッチひとつで上半分がせり上がって背もたれにもなる。
 それが今では、操作さえ全部若菜がしてやらなければならなくなってしまった。
181ネ申候補生:05/01/12 01:57:06 ID:IefpSMk6
 「一体どうやってあのお爺ちゃん手馴づけちゃったの?」
 同僚看護婦が目を丸くして訊いてきた。長く老人を相手にしてきたのに俊雄だけは手におえず、多少の嫉妬もあったのだろう。
 「別に、ただ相性が良かっただけじゃないかしら」
 若菜は、あなたがブスだからよとも言えず、そう答えておいた。
 「ひょっとして、アソコをモミモミしてやったんじゃないの?」
 オールドミスがイヤらしい笑みを浮かべて訊いてくる。
 「まさか、もう歳だし、興奮させるのはあの病気にいけないんでしょ?」
 「ううん、そんなことないんだって、とくにあの患者の場合は、長いこと仕事一筋で人にも自分にも厳しくしてきたから、その反動がきてるって先生言ってたわ。今からでも楽しさを知ったら簡単に治っちゃうかもしれないわよ」
 そんな話をした後だった。若菜は、俊雄がやり手の実業家だったと聞いているが、そんな印象はなく、むしろ田舎で猫と一緒に日なたぼっこでもしている可愛いお爺ちゃんに思えた。
 中肉中背で、今は多少太り気味になっていて白髪もだいぶ後退していた。
 しかしそういえば、俊雄は若菜を熱っぽい目で見つめたり、排泄の世話の時もうっとりとしていることが多かった。見た目にははっきりわからなかったけど、もしかしたらその時ちょっぴりペニスを硬勃起していたのかもしれない。
 「さあ、オシッコは出たかな………」
 若菜は幼児に唄いかけるような口調で言いながら俊雄の毛布をはいで、最近ではすっかり馴れてしまったオシメを外してやった。
 「あら、まだ出てないの? いいわ、したくなったら中でしちゃいなさいね」
 若菜は言いつつ俊雄のしなびたペニスを軽くつまみ、キュッキュッと挨拶程度に揉んでから、オシメをまた元通り着けてやろうとした。すると、ペニスがみるみる容積を増して、ムクムクと鎌首をもたげはじめてきたのである。
 「まあ! お爺ちゃんのくせにイケナイこと考えてるの?」
182ネ申候補生:05/01/12 01:57:44 ID:IefpSMk6
 若菜が子供の悪戯を咎めるように言うと、俊雄は照れ笑いするように口元を歪めていた。
 そして彼はことさら、勃起したペニスを若菜に見せつけるように腰を突き上げた。不完全ながら、赤黒い亀頭に血液が集まって光沢を放ち、動きに合わせてヒクヒクと震えた。
 「自慢してるの? あたしに見てほしいのね?」
 若菜が笑みを含んで訊くと、俊雄はウンウンと頷いた。さらに俊雄は小刻みに震える手を伸ばしてきて、若菜の手のひらを掴み、指で字を書いてきた。
 以前にも、こうして筆談をしたことがあった。紙と鉛筆よりも、俊雄はこうして若菜の手のひらに書くのが好きなのだ。
 イヤデナカツタラ、モンデホシイ………
 「イヤじゃないわ。してほしいなら、もっと早く言えば良かったのに」
 若菜はクスッと笑い、右手で老人の陰茎をつまんで、やわやわと動かしてやった。
 左手は俊雄の手元に、筆談用に伸ばしておいてやった。
 キミハシヨジヨダラウニ、ヘイキナノカ………
 俊雄は悪戯心で要求したものの、若菜があっけらかんとしてくれるので戸惑ってきたようだ。しかし若菜も俊雄のカタカナと旧かなづかいに戸惑いながら、彼の前では処女でいようと思った。
 「あたしは平気よ。でも他の人には絶対しないわ。お爺ちゃんが好きだから。だから誰にも秘密よ。それから、遠慮しないで、してほしいことは何でも言うのよ。どんなにヘンなことだってちゃんとしたげるからね」
 モツトツヨクモンデ………
 「ふふ、気持ちいい?」
 若菜は三本の指で亀頭をつまんで、軽くひねるように動かしたり、陰茎全体を手のひらに包んで優しくニギニギしてやった。たまに、若菜の手のひらの中で、陰茎がヒクヒクと息づいた。
 俊雄はとくに息を弾ませるでもないが、じっと恥ずかしくなるほど若菜の顔を見つめていた。
 「お爺ちゃんのコレ、もう何人の女の人を知っているの?」
 ヒトリ………
183ネ申候補生:05/01/12 01:58:19 ID:IefpSMk6
 「まあ! 奥さんだけ? 信じられない、昔の人ってみんなそうなの………?」
 ニンゲンニヨル………
 「それはそうだろうけど………」
 若菜は指を動かしながら、驚きに目を丸くしていた。
 自分は処女だと嘘をついたが、彼が一人の女性しか知らないというのは本当だろう。若菜は可哀相な気がして、もっともっと楽しませてやりたい気がした。
 奥さんといっても同じ時代の人なのだから、あんまりフェラチオとかバックとか、大胆なことなどしていないだろう。それに話を聞くと、俊雄は十代前半から陸軍幼年学校に入っていて、まったく女性のいない世界で暮らしていた。
 将校になっても同僚のように商売女の居るところには泊まらなかったし、親のすすめで見合い結婚しただけで、戦後になってからも完全なカタブツで通っていたようだった。
 結局奥さんとの間に子供はできず、親の遺産を元に事業をはじめたものの、後継ぎがいないので二十年前に遠縁から夫婦養子をもらったのである。
 その夫婦養子も俊雄が寝たきりになると手のひらを返したように冷たくなり、長年連れ添った老妻も二年間、一足先に鬼籍に入ってしまった。
 戦い続け、耐え続けてきた俊雄に鬱屈した欲望が、いま、この陰茎の中でたぎっているように若菜には思えた。いやいや、若菜は単にイヤらしいことが好きでたまらなかっただけだった。
 「ね、お爺ちゃんは最後に奥さんとしたのいつ?」
 カレコレ、シハンセイキニナラウカ………
 「二十五年もしてないのお………!? 自分の手でも? 夢精は少しだけ? じゃもう出ないかなあ………」
 デヌカワリニ、エンエントタノシミハオハラヌ………
 俊雄は、ニヤニヤ笑いながら若菜の手のひらに書いた。この歳になって欲望に悶えて、彼なりの苦悩があるようだった。
 若菜は指を動かし続けた。しかし俊雄の陰茎は、一定の硬度を保ったまま、それ以上の変化はいつまで経っても見られなかった。
 ミタイ………
184ネ申候補生:05/01/12 01:58:56 ID:IefpSMk6
 「え………?」
 キミノアソコガミタイ、ダメナライイ………
 「ダメじゃないわ。あたしのでよければ、見せたげる」
 若菜が言うと、俊雄の陰茎がビクンと脈打った。俊雄も、筆談だと口に出せないことも大胆に伝えることができるようだった。
 若菜も、彼に恥をかかせないように、少しも考え込まずに即答した。そのため俊雄も言ってよかったと思うだろう。まあそれが後に、どんどんエスカレートしていくようになるのだが………。
 若菜は彼の陰茎から指を離し、ドアに近づいて誰も来ないか確認した。まあ、まず誰も来ることはないだろう。回診まではまだまだ時間があるし、看護婦や暇な老人患者たちも俊雄を苦手としているからだ。
 若菜は白衣の裾をまくり上げ、ためらいなく、手早くパンティを降ろして足首から抜き、丸めてポケットに入れてしまった。これなら、咄嗟の場合でもノーパンだということに気づかれない。
 「見て、良かったら触ってもいいのよ」
 若菜は立ったまま、俊雄の顔に向け、おヘソまで見えるほど裾をまくり上げてやった。
 むっちりとした張りのある白い肌に、黒ぐろと群生した恥毛が見え、窓から射す午後の光に艶々と輝いた。俊雄は顔を横に向けながら、ゴクリと生唾を飲んで目を凝らした。
 そして、水分が抜けきったような手を伸ばしてきて、手のひらでシャリシャリと恥毛を撫ぜた。
 「見える? こうしたほうがいいかしら」
 若菜は靴を脱いで、片脚だけベッドの端に載せた。ちょうど高い位置に片膝立てた形で、俊雄からは桃色のワレメまでハッキリと見ることができた。さらに若菜は片方の指を当てて、そのワレメを押し拡げてやった。
 パックリと陰唇が開いて、ほんのりヌメリを帯びた内側の粘膜が覗き、差し込む西日がヒクヒク息づく膣口までもクッキリと照らしだした。
 若菜は、じっと見つめられてちょっぴり濡れてきそうになってしまった。何だか大胆にふるまえばふるまうほど、純粋なお爺ちゃんが喜び、また驚いて目をみはるのが心地よかった。
185ネ申候補生:05/01/12 01:59:27 ID:IefpSMk6
 「ほら、よく見えるでしょ? 遠慮しないでもっといじって。ここが感じるの、クリトリス、昔はなんて言ったの?」
 サネ………
 俊雄は指をワレメに這わせはじめ、クリクリとおサネを愛撫した。そしてまた筆談をはじめる。今度は若菜の内腿に書くため、若菜はくすぐったくて判読に苦労した。
 ヨメイリマヘノムスメノココ、ハジメテミタ………
 「あ、そうか、奥さんとは結婚してからだもんね………」
 カホニマタガツテホシイ………
 「まあ、だんだん大胆になるのね。でもあたし、動き廻ってるから汗の匂いするかもよ」
 イイ、ニホヒカギタイ、シカシハジメテミラレテ、ハズカシサガマンデキルカ………
 「う、うん………、お爺ちゃんにらなら見られても平気よ………」
 俊雄はあくまで、若菜が処女で、まだ誰にも秘部を見られたことがないと信じているようだった。やがて若菜は両脚とも靴を脱いで、ベッドの上に上がった。そして俊雄の顔を跨いでしゃがみ込んでやった。
 軍隊時代も実業界でも、多くの部下を顎で使っていた人物が孫のような小娘に顔を跨がれたのだ。勿論彼にとっては初めての体験だろうし、若菜に会わなければ一生経験せずに済んだことである。
 若菜もまた、単なるセックス遊戯と違って、何か大変なことをしているように思えてゾクゾクと興奮した。完全にしゃがみ込むと、俊雄の鼻先に若菜の恥毛が触れんばかりに近々と迫った。
 甘く酸っぱいような、ぬるい女の匂いが彼の鼻腔をくすぐった。
 「あ………、息が………」
 若菜は俊雄の息を内腿とワレメの中心に感じ、ピクッと肌を震わせた。
 そしてよく見てもらおうと、両手の指を当てて陰唇をめいっぱい左右に拡げてやった。
 と、俊雄が枕元に手を伸ばし、本や新聞を読むときに使う大きな虫メガネを取って若菜の陰唇に向け、シゲシゲと観察をはじめた。
 「あん………、そんなので見るの………? 恥ずかしい………」
186ネ申候補生:05/01/12 02:00:04 ID:IefpSMk6
 若菜は身をくねらせながら、それでも開いた陰唇を閉じたりせずに、次第にねっとりと潤いはじめたワレメから指が滑らないように何度か奥へと当てて開き直した。
 手相見が使うような大きなレンズに、若菜のワレメが大写しになった。
 ヌメヌメしたピンクの粘膜がアップになり、張りのある縦長の唇が左右に押し拡がっている。その小陰唇が上で合うところに、真珠のようにツヤツヤしたクリトリスが包皮を押し上げてつんと勃起し、俊雄の呼吸に芳しい若草が微かにそよいでいた。
 「見るだけ? いいのよ、好きなようにして………」
 若菜が囁くように言うと、俊雄はワレメの中に指を這わせて粘膜をそっと愛撫しはじめた。
 「ああっ………、濡れてきちゃう」
 優しすぎる指の動きに、若菜は演技でなく喘ぎはじめてしまった。
 膣の中に指がゆっくりと侵入してきた。様子を探るように浅く、入口付近をコチョコチョ蠢いて、愛液をまといつかせながらさらに奥の方に入ってきた。
 しかし若菜を処女と思い、あくまで遠慮がちに触れ、それが却って若菜を燃え上がらせた。俊雄はヌメッた指を抜いてクリトリスをいじりはじめた。
 「あうう………、気持ちいい………」
 処女のふりをしながらも、若菜はどうしようもなく喘ぎが洩れてしまった。そして、しゃがみ込んでいる脚がグラグラして、ややもすればギュッと俊雄の顔に坐り込みそうになった。
 しかし俊雄は顔を逆に持ち上げて、若菜のワレメに唇を押しつけてきたのだ。
 「あんっ………! 舐めてくれるの………?」
 若菜は拒まず、体重をかけて坐らぬように注意し、舐めやすい位置まで腰を沈めてやった。俊雄の舌がクネクネと微妙に蠢き、やがてタップリと愛液の溢れたワレメに唇全体でチュッと吸いついてきた。
 「あ………、もっと、強く吸って………」
 若菜は艶めかしく腰をくねらせながら悶えた。
187ネ申候補生:05/01/12 02:00:43 ID:IefpSMk6
 俊雄は両手でしっかりと若菜の腰を抱え込み、貪欲にチュウチュウ音を立てて吸い続けた。それはまるで、若い女性のエキスを吸収して、自分も若返ろうとするかのような激しさであった。
 鼻のまわりもビチョビチョにさせながら、俊雄の舌がまんべんなく若菜の敏感な粘膜に這い廻った。クリトリスをくすぐり、膣の中に潜り込み、果ては唇で陰唇を挟んで口の中へチュッと吸い込んだ。
 「あう………!」
 若菜はビクッと下腹を震わせた。俊雄の歯のない口に吸い込まれ、ヌメつく歯茎で陰唇をマッサージされると、どうしようもなく身悶えてしまった。
 さらに俊雄は顔を若菜の股間に潜り込ませ、お尻のワレメのほうにまで唇を寄せていった。
 「あん………、ダメ、そんなとこ舐めちゃ汚いわ………」
 若い男相手なら、トイレから出てすぐに舐めさせたって何とも思わないのに、やはり人生の大先輩と思うと、若菜はちょっぴり気が引けた。
 しかし俊雄は若く美しい処女(?)の全てが愛おしくてならないのか、若菜の身体のどんな匂いも回春剤といわんばかりに、アヌスに鼻を押し当ててクンクン鼻を鳴らして嗅いだ。
 そしてアヌスの可憐な蕾にチロチロ舌を這わせ、ピンクの襞を唾液でヌルヌルにした。
 「あ………、くすぐったい………」
 若菜は俊雄の舌の刺激に、ヒクヒクとアヌスを収縮させた。俊雄は思い出したように伸び上がって、ワレメ一面にタップリ溢れ、今にも滴りそうになっている愛液をすすった。
 「あん………、もう堪忍………」
 若菜はとうとう腰を上げてしまった。このままでは本格的に悶えて、我を忘れて俊雄の顔に坐り込み、激しく股間をこすりつけて、動けない彼を窒息させてしまうかもしれない。
 若菜はハアハア息を弾ませて、ようやくベッドから下りた。そして俊雄の、ビチョビチョになった鼻や唇のまわりをタオルで拭いてやった。
 さらに俊雄の陰茎をしまってやろうとして若菜はびっくりした。不完全だった陰茎がなんと、若々しくピンピンに青筋立てて勃起していたのだ。
188ネ申候補生:05/01/12 02:01:45 ID:IefpSMk6
 「まあ! お爺ちゃんすごい………」
 若菜は溜息交じりに呟いた。若い女体のエキスを吸って効果てきめん、四分の一世紀のあいだ抑圧されていた分がいま解き放たれ、完全に若さを取り戻してしまったようだった。
 若菜は思わず陰茎を慈しむように手のひらで包み込んだ。やわやわと陰嚢に触れると、シワシワの袋の中でふたつの睾丸がゆっくりと蠢き、まるでザーメンの製造を再開させたようだった。
 「いっぱい舐めてもらったから、あたしもお爺ちゃんにお返ししてあげる………」
 言いつつ若菜は顔を寄せて屈み込み、丸く口を開いて、そのカチンカチンになっている亀頭をすっぽりと含んでやった。
 「ウウン………」
 びっくりしたような俊雄が低く唸り声を上げ、若菜の口の中で陰茎をビクンと脈打たせた。若菜は舌を蠢かせて亀頭を舐め廻し、喉の奥まで深く含んではキュッと唇で締めつけながら、頬をすぼめ笑窪を浮かべて強く吸ってやった。
 案外、昔の人のほうが大きく、筋金が入って硬いのかもしれないと若菜は思った。若菜はスポスポ唇でピストン運動して、陰茎全体をねっとりと唾液にヌメらせた。
 そしてカリ首の溝に念入りに舌を這わせ、亀頭の先端で縦に割れた尿道口にも舌を差し入れるようにペロペロ舐めてやった。
 若菜はフェラチオが好きだった。萎えたものを口の中で大きくするのも快感だが、見事に傘の張った亀頭を含み、喉のつかえるほど陰茎を呑み込むと、それだけで全身に快感がじいんと拡がっていくのだった。
 やがて若菜は唇を締めつけて強く吸いながら、スポンと引き抜いた。
 「どうする? 出しちゃう? それとも身体に悪いかしら………」
 ダシタイ、キミサエイヤデナケレバ………
 「いいのよ、あたしのことは。もっとわがままになって、何でもしてあげるから。それより、口の中がいい? それとも、あたしを二人目の女にする? 遠慮しないで、あたし、お爺ちゃんになら処女捧げてもいいと思ってるから」
189ネ申候補生:05/01/12 02:02:33 ID:IefpSMk6
 恩きせがましい言い方に多少の後ろめたさはあるが、あくまで処女のままでいたほうが俊雄が悦ぶと思って、若菜は清純なふりをしつづけた。まあ、ここまでくると、とてももう清純とは思えないが。
 シヨヂヨヲイタダキタイ………
 「いいわ、じゃ口の中はまた今度ね」
 若菜は言い、もう一度陰茎を含み、強張りを確かめてからチュッと音を立てて顔を上げた。そして再びベッドに上がって俊雄の股間を跨ぎ、しゃがみ込んで片膝突き、陰茎に手を添えて膣に当てがった。
 俊雄が少年のように身体を緊張させていた。若菜はゆっくりと腰を沈めていった。充分に濡れた秘腔にヌルヌルと陰茎が侵入してきた。かなりの長刀で、先端は若菜の子宮の入口にまで達した。
 「あううっ………! すごい………」
 若菜は上体を反らせ気味にして喘いだ。根元まで呑み込んで、若菜は完全に坐り込んだ。俊雄も顔を上気させて息を弾ませて下から少しずつ、腰を蠢かせはじめていた。
 とくに俊雄が無理をしたり、危険な兆候は全く見られなかった。むしろ驚くほど血色は良くなっているし、何よりも陰茎の雄々しさが身体の良好状態を表していた。
 若菜も、少しずつ腰を上下に動かしはじめていった。俊雄は喘ぎこそしないが、じっと快感を噛みしめているようだった。そして硬度はそのまま、すぐに果てることはなく、むしろ若菜のほうが参りそうになっていた。
 「ああっ………! もうダメっ………!」
 若菜はガクンガクン上体を振る運動をはじめていた。二人分の体重にベッドがギシギシ悲鳴をあげるように軋み、ようやく俊雄がヒクヒクと身体を震わせた。
 「アウウ………」
 俊雄が喘ぎ、老人とは思えない勢いで、若菜は膣の奥に熱い迸りを感じた。彼の痙攣が治まるまで若菜はゆるやかに腰を動かし続け、やがて力を抜いた。かろうじて若菜は昇りつめずに済んだ。
 若菜にしてみればとことん絶頂を味わいたいところだったが、それでは処女でないとわかってしまう。もう気づかれているかもしれないが、互いに口には出さず、心地良い錯覚に浸ったままでいたかった。
190ネ申候補生:05/01/12 02:03:09 ID:IefpSMk6
 若菜は動きを止めて、俊雄の陰茎をしごくように膣を締めつけてゆっくりと引き抜いていった。そして片足上げて、バイクから降りるようにベッドから下りた。
 若菜はティッシュを股間に当ててザーメンが漏れる前に受け、俊雄の陰茎も拭いてやった。
 「大丈夫だった? どこも苦しくない?」
 若菜が訊くと、俊雄はすっきりした顔で頷いた。陰茎はしばらく勃起したままで、若菜が拭いてやっているうちは一向に萎える気配を見せなかった。
 イタクナカツタカ、チハデナカツタカ………
 「う、うん………、ちょっと痛かったけど、出血はしなかったわ。でもお爺ちゃん、とってもすごいのね」
 ツギハイツシテクレルカ………
 「無理しちゃダメよ、二十五年ぶりなんだから。あたしはいつでもいいから、お爺ちゃんがしたくなったら呼んでね」
 イツデモデキル、イマスグデモ………
 「まあ! 今はダメよ。少し休憩しなくちゃ。あら、また立ちはじめてる。とにかく今日はこれでナイナイしましょうね」
 若菜は俊雄の寝巻の裾を直してやり、もの足りなげに若菜を見つめる俊雄を置いて病室を出た。
191ネ申候補生:05/01/12 02:03:46 ID:IefpSMk6
 −−いったん抑圧が取り除かれると、俊雄は日毎に欲望をエスカレトートさせていった。若菜は、眠っていた性欲の亡者を目覚めさせてしまったようだ。
 いかに俊雄が性欲の塊で、しかもそれを抑えつけた人生を歩いてきたか、若菜にはまるで理解できなかった。欲望を口に出すことの恥ずかしさ、仕事一筋で生きている矜持、硬派の誇りを引きずったまま今日まで来てしまったようだ。
 それが、病気の心細さ、意識の混乱、若菜の導きなどによって一気に爆発してしまったのだ。それはあたかも、抑圧しつづけた自分の人生を取り戻そうとするかのような激しさであった。
 急に性欲に目覚めたのではなく、きっと俊雄はもともとイヤらしいことが大好きで、その満たされないエネルギーを仕事に向けていたのだろう。それを今、我慢することを止めたのだろうと若菜は思った。
 しかし俊雄は、さすがに射精が身体の負担であることに気づき、放出は何日に一回と決めたようだ。まあ俊雄ぐらいになれば射精などせず、若い若菜に接するだけでえんえんと楽しめるのである。
 その代わりに、若い女のエキスを吸収しようと、唾液や愛液を求めるようなフェティシズムにのめり込むようになってしまった。勿論若菜は時間の許すかぎり、どんな恥ずかしいことでも、俊雄の希望をかなえてやっていた。
192ネ申候補生:05/01/12 02:04:24 ID:IefpSMk6
 そんなある日、若菜の居る詰め所に、俊雄の孫娘、市川寛子が訪ねてきた。
 「あの、お爺ちゃんが変なんです………」
 寛子は十二歳、区立中学の一年生である。
 俊雄の夫婦養子にできたいちばん末っ子で、実際の血縁関係は無いに等しいが、年寄り思いで気立ての優しいところから、俊雄が冷たい身内たちのなかで唯一気を許し溺愛している少女だった。
 長い髪はツヤツヤとして、小麦色の肌に産毛が輝き、目元のクッキリとした美少女だった。学校の帰りに真っすぐ来たらしく、白い半袖のブラウスに濃紺のスカート、襟元で蝶むすびにした細く赤いリボンが可愛らしかった。
 「どうしたの? お爺ちゃんはどんどん良くなっているのよ。回診の先生が驚いているみたい。さっきも会ってきたけど、変なところなんかないはずだけど」
 「いえ、あの、身体のことじゃないんです………」
 寛子は恥じらい、何やらひどく言いにくそうだった。若菜は寛子と一緒に詰め所を出た。他の看護婦が居ては言えそうもないようだったからだ。
 二人は廊下をゆっくりと歩き、俊雄の病室へと向かった。
 「言って。お爺ちゃんがどうしたの?」
 若菜は歩きながら訊いた。寛子は俯いてさんざんためらい、やがて唇を湿らせて、ようやく決心したように口を開いた。
 「お爺ちゃん、あたしの手のひらに、こう書いたんです………」
 寛子は若菜の手を取り、指で字を書いた。口に出して言うのが恥ずかしかったのだろう。
 「ツバノマセテ………、ああ、寛子ちゃんの唾液が飲みたかったんでしょう」
 若菜は何事もないように笑って言った。
 「やっぱり、そういう意味だったんですね………、あたし、そんなこと恥ずかしくてできません。汚いのに、どうしてそんなことを………」
 「可愛い寛子ちゃんのものなら汚くないのよ。それに、きっと喉が渇いたんでしょ」
193ネ申候補生:05/01/12 02:05:14 ID:IefpSMk6
 「だって、お水あげようとしたらいらないって………」
 まだ何の汚れもない寛子には、男のフェチ願望などとても理解できないだろう。
 「それにね、水は身体に悪いけど、唾液は同じ人間から分泌されるものだから身体にいいのよ」
 「綾崎さんも、お爺ちゃんに飲ませてあげるんですか?」
 「お爺ちゃんが言ったの。この世で若い女のしか飲みたくないって」
 若菜が言うと、寛子は可哀相なほど戸惑いと羞恥に身をクネらせた。
 「でも、それだけじゃないんです」
 「まだ何か言われたの?」
 「こんなことを………」
 寛子はまた若菜の手のひらに書いた。
 「カホマタイデ………、ああ、これも寛子ちゃんの全てが見たかったのね」
 「だって、そんな、恥ずかしいわ………」
 「いい? お爺ちゃんが好きだったら、どんなことだって聞いてやらなきゃダメ。あなただけが、お爺ちゃんを慰められるんじゃないの」
 若菜は少し強い口調で言った。寛子はハッと息を呑み、羞恥と絶望に今にも泣きそうになっていた。
 若菜はゾクゾクと妖しい嗜虐欲が湧き上がり、ひそかに舌舐めずりした。何の苦労もない大金持ちの箱入り娘、その汚れない処女をとことん欲望の泥沼にズブズブ沈めてやりたい気がした。
 だいいち、俊雄自身が望んでいるのである。
 所詮、老人が孫娘に寄せる愛情には、ドロドロした性欲が秘められているのかもしれない。しかも今の俊雄は全ての歯止めがなくなっているし、無意識に、冷たい養子夫婦に対する恨みがあるのではなかろうか。
 寛子は実の父親でさえはっとしそうなほどの美少女だし、それに寛子は俊雄の実の孫ではないのだ。
 俊雄が性欲をむき出しにしてから、身体が快方に向かっているのは確かだった。病気に性欲がいけないなどという一般論は通用しなかった。
194ネ申候補生:05/01/12 02:05:51 ID:IefpSMk6
 一人一人、身体が違うのだから、いけないとされていることが快方に向かうきっかけになる例が病院内にはいくらでもあった。やがて二人は俊雄の病室に入った。
 俊雄が満面に喜色を浮かべる。寛子の表情を見て、一瞬にして俊雄は若菜の共犯めいた意図を察したようだった。
 「さあお爺ちゃん、もう甘えていいわよ。寛子ちゃん何でもしてくれるって」
 若菜が言うと、俊雄の股間がビクンと動くのが、毛布越しでも若菜にははっきりとわかった。若菜はベッドの反対側に廻って俊雄に手のひらを差し出し、メッセージをいちいち寛子に伝えることにした。
 勿論、ことさらに寛子の羞恥を煽るため、メッセージをデッチあげることもするが、、それとて俊雄の希望にそれほど遠くないはずだった。
 「なあに、寛子ちゃんのツバ飲みたいの? わかったわ。さあ寛子ちゃん」
 若菜が促すと、寛子はとうとう観念して、俊雄の枕元に近づいた。
 「お願い、綾崎さん、パパにもママにも、誰にも言わないでね………」
 寛子は若菜にそう言い、俊雄の顔に屈み込んだ。さらりと流れかかる髪を手で押さえ、愛らしい唇をすぼめる。そして長いことためらいながら、口に溜めた唾液をタラーリと垂らした。
 小泡の多い白っぽい唾液がキラキラと光り、下で口を開けて待っている俊雄の口のなかに落下した。しかしお上品なほどちょっぴりの量だった。
「寛子ちゃん、もっとたくさん欲しいって。レモンをかじること考えて、口いっぱいにツバ溜めなさい」
 言うと、寛子ははしたない行為に涙ぐみながらも、必死になって再び俊雄に顔を寄せていった。
 そして今度はもっと多く、美少女の清浄な唾液をグジューと注ぎ込んでやった。俊雄は美味しそうに口の中で味わい、ゴクリと喉仏を上下させて飲み込んだ。
 「美味しい? 良かったわねえ、願いがなかって。え? 次はなあに?」
 若菜は俊雄の筆談を読み、寛子に向き直った。
195ネ申候補生:05/01/12 02:06:36 ID:IefpSMk6
 「やっぱり、寛子ちゃんのアソコが見たいんだって。可哀相だけど、願いを聞いてくれる?」
 「でも………」
 寛子は下を向いて唇を震わせていた。その可憐な風情に、若菜自身のいけない欲望がムラムラと頭をもたげてきた。
 「さあ、恥ずかしがらないで。お爺ちゃんを治せるのは寛子ちゃんだけなのよ」
 若菜はムチャクチャ言いながら、寛子の紺のスカートをまくり上げてしまった。
 「あっ………!」
 寛子が声を上げ、それでも抵抗できず、されるままになっていた。
 若菜は寛子の白いパンティに指をかけ、健康的にむっちりとした太腿へとズリ降ろしてしまった。やがて若菜は寛子を椅子に坐らせ、パンティを両足首から抜いてしまった。
 「さあ、まずあたしに見せてね。脚を開いて」
 「ど、どうして………?」
 寛子はしきりに膝頭を合わせるが、強引に若菜の手で拡げられてしまった。
 「だって、お爺ちゃんはきっと寛子ちゃんのアソコを舐めたがるわ。汚れてるといけないから検査しておかなくちゃ」
 「ああん………、そんなのいや………」
 「ダメよ、さあ両脚を抱えて、よく見えるように」
 若菜は椅子に坐った寛子の前にしゃがみ込んだ。
 とうとう寛子はポロリと涙をこぼしてしまった。それでも仕方なく両手で脚を抱え、若菜の目の前で脚をM字型に開いた。俊雄が顔をこちらにねじ曲げて、眼をギラギラさせて興味深そうに眺めていた。
 まくれ上がったスカートの中から、ふんわりしたと甘ったるい思春期の体臭がゆらゆらとぬるく漂った。女の若菜でもうっとりと酔いしれる薫りだった。股間の中心は、縦割りにした桃の実のようだった。
 ぷっくりとしたヴィーナスの丘には、うっすらと霞んだような若草がほんのひとつまみだけ煙っていた。まだ産毛と紛うばかりに、生えはじめたばかりの柔らかさ、線の細さであった。
196ネ申候補生:05/01/12 02:07:14 ID:IefpSMk6
 ワレメの方も初々しく白い肌色のまま、何の黒ずみも色素沈着もなかった。脚を開いているため、ワレメの縦線が僅かに開き、果汁の多そうなピンクの果肉が覗いていた。若菜は指をV字に当ててさらに開いてみた。
 「あ………」
 寛子の肌がピクッと震え、ちょっぴり汗の匂いの混じった体臭がゆらめいた。小さめの小陰唇をめいっぱい左右に拡げると、ぽつんとしたクリトリスと、指一本がやっとの膣口が見えた。
 膣口のまわりは処女膜が入り組み、さらに下ではピンク色した可憐なアヌスがおののくように襞を震わせていた。若菜は完全に陰核包皮をむいて、露出したクリトリスにチョンと触れてみた。
 「あうっ………!」
 寛子がまた肌を震わせた。
 「感じる? オナニーしてるの? バイ菌がついてるといけないわ」
 「し、してません」
 「でも一応ツバで消毒しといてあげる」
 若菜は息が荒くなるのを抑えながら、寛子のワレメにピッタリと唇を押しつけた。
 「あっ………、い、いやっ………!」
 寛子が腰をクネらせてもがき、若菜は少女の初々しい匂いを胸いっぱいに吸った。ぷっくりした恥丘にギュッと鼻を押しつけ、舌をワレメに這わせてやった。
 磯の香に似た残尿臭がふっくらと蘢り、小陰唇の内側の粘膜はちょっぴりしょっぱい味がした。
 「オシッコ臭いわ。ちゃんと丁寧に拭いてる? お尻の穴はどうかしら。お爺ちゃんが舐めても大丈夫なほど綺麗になってるかな………」
 「ああん………、もうやめて………、いや………」
 寛子は激しい羞恥と、生まれてはじめて敏感な部分を舐められた衝撃に、涙声でむずかりながらクネクネと身悶えた。
 若菜はサディスティックな興奮にゾクゾク胸を震わせながら、さらに屈み込んで、両の親指で寛子の尻のワレメをむっちりと押し拡げた。鼻を当てると寛子の恥ずかしい匂いがした。
197ネ申候補生:05/01/12 02:07:55 ID:IefpSMk6
 若菜は蕾の襞をそっとくすぐるように舌で微妙に触れ、さらに潜り込ませてヌルッとした粘膜を舐めた。
 「あ………、ああっ………!」
 寛子は、もう何が何だかわからなくなって、ただ切なげに身をよじり喘ぎ続けた。若菜は再び、アヌスから陰唇に戻り、まだどんな機能があるのかも充分にわかっていないクリトリスに吸いついてやった。
 「くうっ………!」
 寛子が激しく呻き、ギュッと若菜の顔を内腿で挟みつけてきた。若菜は小刻みに舌を蠢かし、クチュクチュと執拗にクリトリスに愛撫を集中させた。
 そして舌を幼い膣に潜り込ませてやる。ちょっぴりと、自分の唾液だけではない、ねっとりとした酸味のあるヌラヌラが滲みはじめてきた。
 オナニーを知らない処女でも、十二歳ともなればクリトリスへの刺激にどうしようもなく蜜が溢れてきてしまうのだろう。
 「ウウーン………」
 見ていて待ちきれなくなった俊雄が、催促するように唸り声を上げた。
 若菜もようやく顔を上げた。寛子はぼうっと上気した顔で、ただわけもわからずハアハア喘いでいるだけだった。
 「さあ、臭い匂いも汚れもなくなったわ。安心してお爺ちゃんに舐めてもらいなさい」
 若菜が羞恥を煽るように言っても、寛子は魂を吹き飛ばして何の反応も示さなくなっていた。仕方なく若菜が寛子を椅子から立たせ、身体を支えながら俊雄のベッドまで運んでやった。そしてベッドに押し上げて俊雄の顔を跨がせてやった。
 「ほら、しっかりして。お爺ちゃんが窒息しちゃうから、ギュッと坐り込んじゃダメよ」
 若菜が言いながら、寛子の股間を俊雄の口にあてがってやった。そして自分は俊雄の下半身に廻り、毛布をはいで陰茎を露出させてやった。もうすっかり、俊雄の陰茎ははちきれそうなほどピンピンに勃起していた。
 「ああっ………、お、お爺ちゃん、そんなに舐めちゃダメ………、あうっ………!」
198ネ申候補生:05/01/12 02:08:32 ID:IefpSMk6
 寛子の喘ぎが続いた。それに交じって、俊雄のピチャピチャという舌舐めずりの音が聞こえていた。
 俊雄はしっかりと寛子のお尻を両手で抱えて、息を弾ませながらワレメの奥のほうまで舐めているようだった。そこは若菜の唾液にまみれ、寛子自身の愛液もじくじくと滲み続けているだろう。
 寛子はガクガクと身体を波打たせながらも、ペタリと坐り込まないよう必死に両膝に力を入れていた。
 「さあ、寛子ちゃん、こっち向いて、そう、舐めてもらいながら」
 若菜が言い、寛子を支えて股間を中心に百八十度反転させた。俊雄は口をズラしてアヌス舐めに移ったようだ。
 「見て、初めてでしょう? お爺ちゃんの、おっきいでしょう」
 若菜は向き直った寛子に、俊雄の陰茎を見せてやった。赤黒い亀頭の先端からは透明な粘液がうっすらと滲みはじめていた。
 「あん………」
 股間を舐められている衝撃のなかでも、はじめての男性器は寛子にとって眼を見張るものだったようだ。あわてて顔をそむけた寛子を屈み込ませ、若菜は強引に陰茎に顔を押しつけてしまった。
 「い、いやあん………!」
 寛子が必死に顔をそむけようとする。
 「ダメよ、自分だって舐めてもらってるんだから。さあ、拭いたばかりだから綺麗よ。安心しておしゃぶりしてあげなさい」
 若菜は陰茎を指で支えて、唇に押しつけてやった。
 「アウ………! クッ………!」
 とうとう苦しげに開いた口に押し込まれ、寛子は息を詰め眉をひそめた。
 「さあ舐めてあげて。あたしもいつまでお爺ちゃんの担当でいられるかわからないから、これからはあなたがお爺ちゃんを慰めてあげるのよ」
 若菜は、寛子が顔を上げられないよう押さえつけながら言った。と、寛子の股間を舐め続けながら、俊雄が若菜の手のひらにメッセージを送ってきた。
 ダシタイ………
 「そう、いいわ、そろそろ溜ってるもんね。で、寛子ちゃんの口に出す?」
199ネ申候補生:05/01/12 02:09:06 ID:IefpSMk6
 ホンタウノ(本当の)シヨヂヨガホシイ………
 判読して、若菜はクスッと笑った。
 「多分、痛がって動いてくれないわよ。でも、一応入れてみようか」
 若菜は寛子の顔を上げさせ、再び反転させて俊雄の陰茎を跨がせた。
 「さあ、すぐ済むからね、ガマンするのよ」
 若菜は、ふらふらと頼りなくなっている寛子を支えながら、ヌメヌメになっている陰唇に亀頭をあてがった。
 「いいわ、おもいきり坐りなさい」
 若菜が寛子の肩を押し下げると、ズブッと陰茎が潜り込んだ。
 「アウウッ………!」
 寛子が呻き、ビクッと身体を強張らせた。俊雄が寛子の腰を抱え、懸命に下から腰をギシギシ突き上げるが、寛子は死に物狂いでもがいていた。
 「い、痛いっ………! いやっ、ダメ、死んじゃう………!」
 「無理ね、出血してるわ。もう少し成長するまで待ったら? 入れたんだから処女は奪ったし、射精は口にしたほうが今は気持ちいいわよ」
 若菜は寛子の股間を覗き込みながら言った。俊雄は諦めて腰の動きを止めた。若菜はグッタリとなった寛子を起こして、その顔をまた俊雄の陰茎に屈ませた。
 「アウ、グッ………!」
 喉の奥まで含まれた瞬間、充分に高まっていた俊雄は絶頂に達したようだ。寛子が口の中いっぱいに拡がる生臭いザーメンにむせ返り、苦しげに呻いた。
 「飲むのよ、全部」
 若菜は顔をしかめて吐きそうになっている寛子に命じ、自分は寛子のお尻に廻って、ちょっぴり血が滲んでいる陰茎をペロペロ舐めてやった。………

200名無しさん@ピンキー:05/01/12 22:44:10 ID:5asYa7ZU
若菜がエロいと凄味があっていいな。
201ここまでのまとめ:05/01/14 06:22:47 ID:boapKIY9
遠藤晶 奔流
 >>7-15
杉原真奈美 処女喪失
 >>17-33
綾崎若菜 3日目
 >>39-52
遠藤晶 処女喪失SS前半
 >>56-69
松岡千恵 凌辱
 >>77-97
星野明日香 フェラ
 >>102-107
綾崎若菜 看護婦
 椎名耕平 >>115-136
 大倉らいた >>157-176
 多部田俊雄 >>180-199
沢渡ほのか ハードスカ
 >>139-151
20269 ◆49EtSB976. :05/01/14 19:21:56 ID:GjyuTnWS
晶の処女喪失SS後半です。>>69の続きになります。29KB超ありますが今度は最後まで投下します。
手違いで消してしまったためもう一度書き直しました。・゚・(ノД`)・゚・。
前半を投下しておいたことは結果として正解だったということですね。
20369 ◆49EtSB976. :05/01/14 19:22:40 ID:GjyuTnWS
「今度は晶を気持ちよくしてあげるね」
「わ、私はいいわよ」
 あわてたように晶が顔の前で手を振る。
「僕がしたいの!」
 強く言った僕に、晶は
「……強引よ」
 そう答えたが、その顔はそんなに嫌がっているようには見えなかった。

 夏の陽射しに照らされ、体は熱いほど火照っている。
 そして頭の中は落ち着いているのに、心は晶を求めていた。
 晶のぬくもりが欲しかった。晶を早く感じたくて仕方がなかった。
「晶……」
 名前を呼んで抱き寄せる。
 さっきは出したいという気持ちだけで行動してしまった。
 でも今は一度射精したことによって冷静になれていた。

 僕を誘惑するふたつのふくらみにそっと手をあてがう。そのまま軽く力を入れて揉む。
 さっきの愛撫で晶は胸が感じやすいことが分かっている。僕はまた胸を攻めた。
「あん……はぁ…あああぁ……んん」
 晶は甘い吐息を洩らす。その声とやわらかな胸の感触が僕を興奮させる。
 胸の手触りを楽しむように、僕は何度も何度もこねまわした。
「はぁ……んん……そ、そんなにさわられたら、私……」
「私、何?」
「ば、ばかぁ……」
 目元を染め、晶が顔を伏せる。

「晶の胸、すべすべしてて、とっても柔らかい……さわっててすごく気持ちいい……」
 何かに憑かれたように僕は晶の胸をまさぐりつづけた。
「んんっ! はぁっ…くっ……いやらしいこと……っ…言わないで……」
「乳首が固くなってきたよ。晶の体、すごくエッチだ……」
20469 ◆49EtSB976. :05/01/14 19:23:22 ID:GjyuTnWS
 両手で包みこむようにして乳房を揉む。同時に指先で乳首をはさんで愛撫する。
「だ、だって……好きな人に触られたら…っっ! あぁっ!」
 乳首をつまみ、こすり合わせるようする。指先で転がし、軽く爪で弾く。
 ……それらの刺激に晶が身をよじらせるようにして嬌声をあげる。
「かわいいよ、晶……」
「あっ……! ああぁぁ…はぁ……っく…んん……」
 初めて見る晶の乱れた様子に心が昂ぶる。あの晶が、僕の愛撫でこんなに……。

 固く尖った突起を指ではさみ、これまでよりも少し強めに晶の感じるところを突いてみる。
 コリコリとした乳首の感触が心地いい。僕はそこを重点的に攻めていった。
「はぁ、ああ…っく……いや、ダメ、なの……んんんぅ…はぁ……っく…んんぅぅ、はぁ……はぁ」
 晶が淫らな声で鳴く。
「んく……はぁ、それ、以上……されたら……んんっ!」
「されたら?」
「ば、ばかぁっ! いじわる…しないでよ……」
 恥ずかしそうに目を逸らし、指を口元に持っていって声を押さえようとする晶。
 その手を押さえつけ、晶の目を見ながらささやく。
「かわいいよ。……好きだよ晶。晶の感じてる声……聞かせて」
 瞬間、首筋まで真っ赤に染めて
「っく……あん、はぁ…おかしく、なっちゃう……んんっ、はぁ……っく、んんぅぅぅ!」
 左右に大きく首を振りながら晶が悶えた。

「おかしくなってもいいよ。僕がずっとそばについてるから」
「いやっ……こんなの、こんなの私の体じゃない……んんっ!」
 なおもあらがう様子を見せながら晶があえぐ。
 上体を反らせ、小刻みに震える晶は感じすぎる自分を持て余しているかのようだった。
 そんな晶の態度に僕は燃えた。
「晶が僕を信頼してくれてるからだよ。僕にだけは本当の姿を見せてくれてるんだ……」
「……んんっ、でも……」
「うれしいよ、晶……」
 僕はさらに胸に攻めを集中した。
20569 ◆49EtSB976. :05/01/14 19:24:05 ID:GjyuTnWS
 僕の手の中でさまざまに形を変える晶の胸。
 何よりも、そしてどこまでも魅力的な胸の弾力、重量感、そして手触り……。
 それに夢中になった僕は、ただひたすら乳房を揉み、乳首をなぶりつづけた。
「はぁ…んん……っく……ああぁぁ、やん……」
 晶はそのたびに甘い声で僕の愛撫に応えた。

 まるであつらえたかのように僕の手のひらに収まる晶の胸。
 大きすぎず、小さすぎず。そしてさわり心地のいい胸。ちょうどよい弾力の胸。
「晶の胸、いくつなの?」
 素直な興味で聞いてみた。
「バ、バカぁ! 女の子になに聞いてるのよ……っく!」
「ごめん、気になったから……」
「……んっ…はぁ、は、83の……B……」
 真っ赤になって、小さな声で晶が教えてくれた。
 でもせっかく教えてもらったのに、それがどれぐらいの大きさなのか僕にはよくわからなかった。

「……ありがとう晶……顔、赤いよ?」
「……バカぁっ!」
「ごめんね……お詫びに、いっぱいさわってあげるね」
 より一層の気持ちをこめ、僕は晶の胸に攻めを集中させた。
「あっ…っく……あん、きゃっ……はぁ、はぁ……」
 感じすぎているのか、焦点の合わないどこかうつろな瞳で晶が僕を見る。

 半開きになってかわいいあえぎをくり返す晶の唇に僕は吸い付いた。
 そして舌を差し入れると晶と舌を絡ませる。
 そうしたまま僕は胸の愛撫を続けた。
「はぁ……んんぅ、はぁ……んっく…ああぁ……ん……」
「晶……」
「はぁむ……んんん、っく…ああぁ……んはぁ…っく、はぁ…ひんっ! んんっ……」
 名前を呼ばれたことも気付かない様子で晶が悶える。
 目を閉じ、小さく吐息を洩らしてよがる晶の上気した顔がとても淫らに見えた。
20669 ◆49EtSB976. :05/01/14 19:24:45 ID:GjyuTnWS
「も、もうダメ……か、感じすぎ…ちゃう……」
 苦しそうな息で晶が告げた。
「いいよ、イカせてあげる……」
「ばかぁ……いや……んんっ、くっ! んぁああっ!」
 晶のイクところが見たい。そう思った僕はますます胸を執拗に攻める。
 両足をもじもじとこすりあわせるようにして晶が身をよじる。
 ……イクのが近い?

「ダメ、ダメ……あっあっ、もうっ…もうっ……イッ!」
 晶の声に差し迫った感じが強まる。両のこぶしを固く握り、引きつるように体を小さく震えさせる。
 その表情は苦痛に耐えるかのように眉根を寄せているが、声には甘い響きが含まれている。
 腰を心持ち持ち上げ、僕と密着させるように強く押し当てる。
「……っく……あっ、あああぁぁっ! イクっ、イクぅぅぅ!」
 突然、ひときわ大きな声を上げて晶が動きを止めた。
 体を弓なりに反らせ、ブルブルと小さく痙攣する。
 イッたのか?
 ……そのまま静かに力が抜けた。

 初めて女性の体に触れる僕には、すべてが珍しくて仕方がなかった。
 まして、僕の手の動きに晶が翻弄される。
 ……これほど興奮することはこれまでの人生で初めての経験だった。
 暴発とはいえ、一度射精していることも幸いした。冷静に、そしてじっくりと晶の体を観察できた。
 反応を味わい、それによって次の行動を考え、楽しむこともできた。
 もっと刺激を欲した僕は、晶の下半身に興味を移した。

「はぁはぁはぁ、はぁ、はぁ……」
 まだ興奮が覚めないのか、晶は荒い息をついて身を横たえていた。
 それでも処女の本能から来る無意識なのか、晶の手は下半身に添えられていた。
 下腹部から股間を隠すように置かれている晶の手にそっと僕の手を重ね合わせる。
「……ん」
 僕を見、晶の腕からふっと力が抜け落ちた。その手を取り、太ももに移動させる。
 そうして僕は晶の股間に指を進めていった。
20769 ◆49EtSB976. :05/01/14 19:25:25 ID:GjyuTnWS
「…く……あっ」
 僕の指が秘裂にかかると晶が小さくうめく。そしてとっさに僕の腕をつかんだ。
「晶……濡れてる」
 驚きに思わず声が出る。
「ばかぁ……」

 薄い毛と、しっとり濡れた性器の感触が手のひらを通して伝わってくる。
 そのまま秘所を覆う肉ひだに沿って指を這わせる。
 そのたびに僕の腕をつかむ晶の手に力が入る。
「ひゃ…んん……指が…ああ……や…」
 恥ずかしい部分を触られていることを、晶が確認するかのように声に出す。
「どんどんあふれてくる……晶ってこんなにエッチだったんだ……」
 それにかまわず、僕はさらに大胆に指を使った。
「はぁ、んんっ…はぁ…っく……ぁあ…はぁっ、やん……んんんぅぅ……あん……」
 言葉にならないぐらい感じているのか、晶は小さくあえぎつづけた。
 そんな晶の姿に、もっとエッチな声を出させたくなった僕は指の動きを早めた。

「ああっ……くっ…そんなにっ……! ああっ……ダメ……」
 僕の愛撫に応え、悩ましげに身をくねらせる晶。
 そのたびに愛液があふれ出し、僕の指も濡れていく。
(女の子ってこんなに濡れるんだ……)
 初めての経験に心がざわめく。
 いつもはちょっと生意気そうな晶が僕の愛撫に感じている!
 そう思ったとたん、僕は晶をもっと乱れさせたくなった。

「はぁ……くっ…や……んんん、はぁっ……ああぁ!」
 くちゅくちゅと淫らな水音を立てて股間で動かしていた指で今度はクリをつまむ。
「やっ……! あああぁぁぁぁっっ!」
 悲鳴を上げ、細い体をビクンッとしならせて晶が震える。
 ……その動きが止まった。
20869 ◆49EtSB976. :05/01/14 19:26:10 ID:GjyuTnWS
 強烈な刺激だったのか、晶は焦点の定まらない視線を僕に向けた。
 そのまま荒い息でぐったりと僕に身を預ける。
「はぁはぁはぁはぁ……はぁ…はぁ…はぁ…はぁ、はぁ、はぁ」
 せわしない息が少しずつ落ち着いていくまで、僕は晶を抱きしめていた。

 瞳を潤ませながら抗議の目を向ける晶に顔を寄せる。
「少し刺激が強すぎた?」
 そして目のはじに溜まった涙に唇をつけると拭うように吸い取る。
「バカッ! ……急にさわったら苦しいじゃない……大切なところなんだからね……」
 唇を噛むようにして僕を見上げる晶。
「ごめん……ちょっと強引すぎたよね」
「あわてなくても私はどこにも行かないんだからね……優しくしなさいよね……」
 くすん、と鼻を鳴らし、晶が言った。

「……ごめん」
「もういいわ。……許してあげる」
 そう言うと晶は笑顔を向けてくれた。
「じゃあ続き行ってもいい?」
 調子に乗って提案した僕を見上げたまま、晶の動きが一瞬止まる。そして
「……ばか」
 小さく応じた。

 今度は体を移動させ、晶の足の間に入る。そうしてもう一度晶の足の合わせ目に目を向ける。
 そこはたっぷりと愛液をたたえてはいるが、入口はぴったりと閉ざされていた。
 うっすらと生えそろう恥毛。固く突起したピンク色のクリトリス。複雑な構造の肉ひだ。
 それらが僕の目の前に広がる。
「そ、そんなに見ないでよね……」
「……え?」
 晶の声に我に返る。
 どうやら長い間そこを見つづけていたらしい。
「こ、こんなに恥ずかしいの……初めて……」
 そう言って耳まで赤くなった晶がうつむく。
20969 ◆49EtSB976. :05/01/14 19:26:46 ID:GjyuTnWS
「晶のすべてが知りたい……晶のどんなことでも知っておきたい」
 恥ずかしげに下を向く晶に努めて優しく声をかける。
「……でも」
 言葉を濁す晶。
「晶のこと、一生大切にする。どんなことがあっても晶を裏切らないし、僕が守る!」
「………」
 強く言い切った僕に、晶は何も答えなかった。
 それでも目を上げると僕の顔を見て静かに言う。
「ありがとう……でも…恥ずかしいのは変わらないわ……」
「晶……僕を信じて。僕にまかせて……だから…ちょっとだけ我慢して」
「……うん」
 少し涙目になった晶の頬に手を添えてささやく。
 ……晶が微笑んでくれた。

 指でひだを割り開き、晶の恥ずかしい部分にそっと触れる。
 むき出しになった亀裂に指をあてがい、あふれ出す愛液を指先にまとわらせる。
 そうしておいて、ゆっくりと膣の中に沈めていく。
「くっ! ……痛っ……」
 晶の顔が苦悶にゆがむ。
 きつい。指が締め付けられる。痛いぐらいだ。
 だけどセックスの経験がない僕にはその締め付けが平均的なものなのかどうかが分からない。

 僕の指はまだ第一関節の少し下あたりまでしか入っていなかった。
 軽く力を入れた程度ではそこから先に指が入っていかない。
 もう少し力をいれて侵入を試みる。
「痛ッ! ……んんっ!」
 晶が苦しそうに首を振る。晶の入口は僕が想像した以上に狭いようだ。
 ……中はもっと狭いのだろうか?

「晶のここ……すごくきつい」
「っく……痛い、ああぁ……んん!」
 さらに激しい苦悶の表情を浮かべる晶。僕はあわてて指を引き抜いた。
21069 ◆49EtSB976. :05/01/14 19:27:20 ID:GjyuTnWS
「こんなに濡れてるのに指一本入らないなんて……晶はオナニーどうしてるの?」
 聞いてからしまったと思った。あの晶がこんな不躾な質問に答えてくれるはずがない。
「ゆ、指なんか入れたことないわ……いつも…さわるだけだし……」
 だけど、痛みのせいで冷静な判断を欠いたのか晶は素直に教えてくれた。
 せっかくの晶のオナニーの告白なのに、僕も頭に血がのぼっていたようで思わず聞き流す。

「どうする? 指でこんなに痛がるんじゃ、僕のなんか入らないよ?」
 言いながら両手の指で大きく入口を広げる。そしてまわりをなぞるようになでまわす。
「ひゃっ……くっ、あああぁ! ひ、広げちゃダメぇ!」
 艶を帯びた声で晶が鳴く。……まわりをさわられるのは気持ちいいらしい。
「晶の恥ずかしいところ……奥までよく見えるよ」
 ピンクに充血した粘膜が奥まで続いていた。そんな僕の言葉に、晶は
「バ、バカッ! んっ、くっ……はぁ、はぁ……」
 とがめるような声をあげたが、それはすぐに嬌声に変わった。

 晶のそこは晶自身からあふれた粘り気のある液体で驚くほどびしょ濡れになっている。
 今までは水から上がったために濡れているのだと思っていた。
 でもそれは、明らかに海水とは違う粘度を持っていた。
 そして、その濡れ方はとても行為を始めたばかりとは思えない湿り方だった。
「すごいよ晶……こんなに濡れてる……」
「言わ……っ…言わなくていいわよ」
「晶ってオナニーしてるの?」
 さっきも聞いた気がする。でも晶は返事してくれなかった気がする。
「そ、そんなこと! ……教えられるわけないでしょ……」
 僕から目を逸らし、小さな声で晶が言う。……そうか、晶は経験あるんだ。

 自慰をすることよりも、こんな風になってしまった自分の体が恥ずかしいとでも言うように晶が顔を赤らめる。
 しきりに股間を隠そうとしていたのはこれが理由かもしれない。僕はそう思った。
「こ、こんなに……濡れることなんて……これまでなかったのよ」
 無意識なのだろうが、オナニーの経験があることを裏付ける発言を晶がまた洩らす。
「うれしいよ晶……晶が僕に感じてくれてるんだよね?」
「……うん」
21169 ◆49EtSB976. :05/01/14 19:28:09 ID:GjyuTnWS
「ここもこんなに腫れてる……」
 愛液に濡れ、なまめかしく光るクリを指で軽く弾いてみる。
「んぁぁあああぁぁ!」
 大きく声を上げ、背中を反らしてのけぞった晶の体が小刻みに震える。
 それに呼応したのか、股間からさらに大量の愛液がにじみ出てきた。
「すごい……」
 初めて見る女性の体の神秘的な働きに息を飲む。
「はぁはぁはぁはぁ……」
 晶はもう何も言えず、ただ荒い息をついているだけだった。

 晶の股間でさらに手を動かす。
 あたたかく湿った晶のそこ。晶は恥ずかしがっているが、感じてもいる。
 僕はそのままゆっくりと指を動かした。

 くちゅくちゅと音を立て、晶の恥ずかしい部分が応じる。
「ん、んっ! ダ、ダメよ、ダメっ!」
 身をよじる晶だけど、反応はどこか鈍い。敏捷に動けないほど感じている?
 それを感じ取ったとき、僕の中の理性がわずかに麻痺した。

(晶をメチャクチャにしたい!)
 少し乱暴に肉のひだをかきまわす。
 透明のしずくをこぼす秘所はぐちゅぐちゅと湿った音を立てた。
「こんなになってるってこと……晶知ってた?」
「バ、バカ! 知らないわよっ!」
 絶対に認めたくないとでも言うように激しく首を振る。
 だけど、蜜をあふれさせた晶の淫溝は僕を待ち受けるようにさらに粘液をしたたらせた。
21269 ◆49EtSB976. :05/01/14 19:28:42 ID:GjyuTnWS
 そっと指先を挿し入れる。
くちゃっ
 濡れた音をさせて指が沈む。
「んあぁぁっ!」
 晶が乱れる。
「痛かったら言ってね」
 そう言いながら、少しだけ深く指を潜りこませた。
 中ほどまで進ませ、そこで軽く上下する。
「い、痛ッ!」
 激痛が走ったのか、晶の顔が不自然にゆがむ。
 そんな晶を乱暴に扱いたい衝動が湧く。
 ……その思いを何とか押しとどめる。

「晶……大好き。愛してる」
 代わりに自分の気持ちを正直に伝えた。
「……え? ……ぁ」
 うつろな目で僕を見上げ、晶が何かを言いかける。
 返事を待たず、僕は股間の中央に伸びる細い切れ目に沿って指先を上下させはじめた。
「……ゃ……ひんっ…くひっ……んああぁぁ!」
 言葉を発するために開けた晶の口から、快感を訴えるよがり声がした。

 まわりに誰もいない海の上。開放的な雰囲気。お互いの恥ずかしい姿を知った安心感。
「ひゃぅっ! ひんっ、あぁっ! んぁ…あんっ、ああぁぁぁっっ!」
 それらが重なり、晶は今まででもっとも大きな声をあげた。
 絶叫に近い激しいあえぎ声を出し終えると、晶は
くてん
 と力が抜けきった様子で頭を垂れた。
「晶って敏感なんだね」
 目を覗きこむようにして言う。
「あなたが……そう…させたのよ」
 絶え絶えの息で小さく晶が言った。
21369 ◆49EtSB976. :05/01/14 19:29:14 ID:GjyuTnWS
 これだけ濡れているなら……。そう思ったぼくはもう一度指を入れてみることにした。
 膣の入口に指先を当てる。そのまま少しずつ押し入れる。
 かすかな抵抗はあるものの、先ほどとは違い少しずつ指が飲み込まれていく。
「ひゃっ! くっ……入って……くる……んんっ! はぁっ……」
 濡れた音とともに指が少しずつ、少しずつ晶の膣に埋まっていく。
「聞こえる? 晶のここ、いやらしい音がするよ?」
「バカぁ! し、知らないわよ……」
 クリをさわった際に軽く達したのか、晶の体からは力が抜けていた。
 それが奏効したのか今度は晶も痛みを訴えない。
「はぁ…くっ! あん、いや……んくっ、んぅぅ……っ!」
 それどころか媚声を洩らしてもいる。

「はぁ、んん……はぁっ…ッ! ねぇ……」
 晶が何か言いたげに僕を見る。
「晶……」
 僕は膣の中で指を軽く前後させながら晶と胸を合わせ、そっとキスをした。
 そのまま舌を差し入れ、絡ませる。
「んっ! んんぅぅぅ……はぁ…んくっ! んん、はぁ…はぁ」
 突然の行為にびっくりしたのか、驚いたような声を上げた晶。
 だけど、すぐに僕の舌に自分の舌を絡ませ、強く吸い、甘噛みしてくる。

 唇で晶の下唇をはさむ。そのままこするように動かす。
 舌の先で歯列をなめ、唇の裏や頬の内側で這いまわらせる。
 歯の裏に舌が当たったとき、晶はビクンッと身を震わせた。

 お互いの唾液を交換するような激しい口づけが終わる。
 晶から身を離し体を晶の股間に移動させる。そのまま愛液に潤む性器にそっと唇を寄せた。
「ダ、ダメっ! 汚い……」
 僕の体を押しとどめるように晶が手を伸ばす。
「晶の体で汚いところなんてないよ」
 そのまま僕は性器に顔を近づけた。
21469 ◆49EtSB976. :05/01/14 19:29:48 ID:GjyuTnWS
「は、恥ずかしいこと言わないでよ……あんっ!」
 僕は晶の言葉を聞き流し、舌を肉芽に立てるようにして弾いてみた。
 続けて淫裂に沿って舐めまわす。ひだの内側も丁寧に舌でなぞっていく。
ぴちゃ、ちゅっ…じゅるっ、ちゅぱっ……ずずっ、じゅるっ………
 聞こえるように音を立て、晶の体からしみ出すエッチな液体をすするように舐めた。
「おいしいよ、晶……」
「やぁっ! ……は、恥ずかし…いッ……」
 晶の股間に口を付けたまま、上目づかいに顔を盗み見る。
 目を閉じて快楽にあえぐ晶のふたつの胸が僕の舌の動きに合わせるように揺れていた。

「ひんっ! ふわぅっ、……んくっ!」
 くすぐったそうに体を小刻みに震わせる晶の口から淫声が洩れる。
 限りなくあふれ出す愛液が僕の舌を濡らす。そのまま口のまわりもあごも濡れていく。
「ひゃ……んんっ、く…くすぐったい……」
「すごいよ晶のここ……どんどんあふれてくる……」
 唇と舌とを使うたび、奥から途切れることなく淫液が分泌される。
「バ、バカぁ! 恥ずかしいこと言わないでよねッ!」
 これほど嬌態を見せながら、それでも晶が毅然と言う。
「こういう晶も大好きだよ……」
 僕だけが知る晶の乱れた姿。僕だけが聞ける晶のエッチな声。僕だけの大切な晶……。

「はぁ、んんんぅ……あっ…っく……変な気持ち……」
「変な気持ちじゃなくてそれは気持ちいいって言うんだよ」
「……うん」
 晶が素直にうなずいた。

 膣のまわりをただ舐めていた舌を立てる。そしてそのまま、閉ざされた入口に突き入れていく。
「ひゃっ! な、なに?」
 股間に与えられた違和感からか、晶の体がビクンッと震えた。
 それには答えず、僕はさらに膣の入口から舌を中に押し入れてかきまわす。
21569 ◆49EtSB976. :05/01/14 19:30:23 ID:GjyuTnWS
「んんっ! あぁっ、ヒクヒク動いてる……あぁっ、んんっ!」
 晶の腰が跳ね上がる。
 僕は太ももを抱えるように押さえつけ、顔が離れないようにしてさらに舐めまわす。
「いやっ、いやっ! ……んんっ、あふっ! くぅぅっ……」
「もっと声出していいよ、もっと晶のえっちな声聞かせて……」
 そんな僕の言葉に後押しされたのか、晶の淫声が激しさを増した。
「あっ……ああぁ…っく……はぁ…んんんんぅ……!」

 足の付け根にある小さな突起を唇でついばむ。
 そうしながら、唇にはさみこまれたふくらみを舌でつつくように何度も攻める。
「ああっ、あふっ……あっ……」
「すごいよ晶……初めてなのにこんなに感じてるんだ……」
 そう言いながら濡れた粘膜を指ですくうと、ねっとりした晶の液が糸を引いて僕の指にまとわりついた。
 それを晶の顔の前に持っていき、指を開いたり閉じたりして見せつける。
「言わな……んっ、いで……」
 晶の声が羞恥に染まった。

 そろそろ入れたい。
 晶の悶えるさまを見ていた僕は興奮しきっていた。極限まで勃起している。
「入れてもいい?」
「そ、そんなこと…聞かないの……」
「晶……晶が欲しい……」
 身を起こす。
「……うん、来て」

「行くね」
 そう声をかける。
 そして軽く唇を合わせたあとで晶の足を割り、間にひざをついた。
「……あ」
 何か言いたげに僕を見た晶は、口を閉ざすとわずかにうなずいた。
21669 ◆49EtSB976. :05/01/14 19:44:13 ID:GjyuTnWS
途中で申し訳ありませんが落ちます。
ちょっと外出しなければならなくなりました。続きは帰宅後に投下します。
今晩中には帰れないかもしれません。最後まで投下するなどと大見得切ってごめんなさい。
21769 ◆49EtSB976. :05/01/15 17:22:59 ID:t04iUEO4
日が昇る頃に帰ってきましたが、さっきまで寝てました。そんなわけで>>215の続きです。
昨日は途中で投下をやめたことと続きが遅くなったことをお詫びします。
21869 ◆49EtSB976. :05/01/15 17:23:35 ID:t04iUEO4
 晶の体が小刻みに震えている。緊張がこっちまで伝わってくるようだった。
「身体、震えてるよ……大丈夫?」
「だ、大丈夫よ。私が自分で決めたことなんだからね!」
 ……声も震えている。強がってるようにしか聞こえない。
「わかったよ。……晶、行くね」
 もう一度声をかけ、僕は限界まで張りつめた肉棒を晶の膣口に押し当てた。

 淫裂は僕の唾液と晶自身の吐液とですっかりぬるぬるになっている。
 今度は失敗したくない。手を添えて晶の亀裂にあてがった勃起を何度か上下させる。
「あっ……」
 その感触に晶が声を上げる。
「晶……ちょっとだけ我慢してね」
「ん…うん……」
 真剣な眼差しで僕を見上げてうなずく晶。
 たっぷりと潤った晶の膣は僕を迎え入れる準備が整っているように見えた。
 晶の粘液を先端になすりつけると、狙いをつけて腰を押し出した。

ぐぐっ……
 少しずつ晶の中に入っていく。
 ……僕が思っていた以上の強い抵抗が先端にかかる。
「あっ! 痛っ……」
 唇を噛み、眉間にしわを寄せた晶の顔には苦痛の色がありありと浮かんでいた。
 あまりのきつさと圧力に、意識していないとペニスが押し戻されそうになる。
 それに負けまいと強く腰を押し出す。
 だけど処女の膣の抵抗は弱まるどころか強くなる一方だった。

「あっ、ダメ……い、痛い、痛すぎるっ!」
 晶の声が聞こえた。でも性の衝動が止まらない。僕は構わず剛棒を押し込んでいった。
「晶……力…抜いて……」
「いやっ! 痛いっ、お願い、……だめぇ」
 僕から逃れようともがく晶。あきらめて僕は身体を離すしかなかった。
21969 ◆49EtSB976. :05/01/15 17:24:08 ID:t04iUEO4
 晶のそこを見る。真っ赤に充血している。かすかに血もにじんでいるようだ。
 亀頭の張っている部分が中に入っていけない。これでは晶と一つになるのは無理か……。
「ごめん……私の身体、ヘンなのかしら」
 晶の瞳が潤んでいる。……今にも涙がこぼれそうだった。

「そんなことない。僕が強引すぎたんだ。……僕のほうこそごめん」
「ち、違うわ! ……私が悪いのよきっと……どうして、どうしてなのよ……」
 晶が大きく頭を振った。
 その拍子に涙がこぼれる。……初めて見る晶の涙。
「緊張して体に力が入ってるんだよ」
 静かに言う。
「う……ん」
 納得してない様子の晶。
「無理しなくていいよ。僕たち、これからだろ?」
「……やめ…ちゃうの?」
「僕は一回イケたから……。それに痛がる晶を見るの、イヤだから」
 本心だった。
 晶をメチャクチャにしてやりたいと思ったことは事実だ。
 でも、今は無理をしなくてもいい。無理はしたくない。
 いつかは自然に結ばれる日が来る。そう思った。

「で、でも……」
「気を遣うなんて晶らしくないよ」
「ちょっとぉ、それどういう意味ぃ?」
 晶の顔に笑顔が戻った。でもすぐに沈んだ顔になり、
「私だって……その……したいって思ったのよ。ホントよ!」
 そう続けた。
「ありがとう。その気持ちだけで僕は充分だよ」
「……ホントに……やめちゃうの?」
 上目づかいに僕を見上げて晶が言葉を継ぐ。
22069 ◆49EtSB976. :05/01/15 17:24:41 ID:t04iUEO4
「またいつか、自然にそうなればいい。そう思うよ」
「……いや」
「晶?」
 晶が僕の胸に飛び込んできた。
「ごめんなさい。私は大丈夫だから……もう一回して」
 そして唇にあたたかいものが触れた。

 唇が離れる。
「ほんとに……いいの?」
 晶の目を見ながら聞く。
こくん
 静かにうなずく晶。
「……我慢できないぐらい痛かったらちゃんと言ってね」
「……うん」
 僕は晶の肩に手を回すと、そっと唇を重ねた。

 僕の唇が晶の唇に触れた瞬間、晶の体がビクッと波打った。
 それがわかった僕は唇を離し、優しく晶の髪をなでながら微笑む。
「……僕を…信じて」
 その言葉に晶がかすかにうなずく。
 続けて僕は
「これからは僕が守る……晶の…すべてを」
「ずっと…守ってくれる?」
「誓う、誓うよ……大好きだ、晶……」
「わ、私……うん!」
 晶は目にいっぱいの涙をためて僕を見上げた。
「……あの、ね」
 何か言いかけた晶の頬がかあっと染まった。
「ど、どうしたの?」
 うろたえる僕。
「な、なんでもない……なんでもないの」
22169 ◆49EtSB976. :05/01/15 17:25:22 ID:t04iUEO4
「晶……」
 僕たちは熱い肌を重ねた。僕の手が、唇が……優しく晶に触れる。
 そのあたたかさが晶の心を満たすのか、少しずつ晶の肌が熱く火照っていく。
 その熱が晶の頬を朱に染めたころ、僕は晶の瞳をじっと見つめた。
「晶……」
 もう一度名前を呼ぶ。
「……うん」
 その意味を理解したのか、晶は目を閉じると静かにうなずいた。
「来て……」

 僕は体を起こし、晶の足を抱え上げた。そのままゆっくりと腰を近づけていく。
 限界まで張りつめた僕のモノが晶の大事な場所に触れる。
 ……無意識なのか、晶の体がこわばる。
「晶……」
 僕は晶の頬に手を当て、穏やかに、そして優しく名前を呼ぶ。
「……ご、ごめんなさい」
「僕を信じて……そして僕のことを、僕のことだけを考えて……」
「……うん」
 こっくりとうなずいた晶の全身から、ふっ、と力が抜ける。
「……晶」
 僕はゆっくりと腰を差し出した。

「……んっ! い、痛……」
「ご、ごめん」
 あわてて腰を引こうとする僕の背中に晶の腕が回される。そして
「ん……いいの…続けて……」
 そう言って強く抱きとめられる。
 ……ここでやめちゃいけない。晶は結ばれることを望んでいる。
 そう思った僕はうなずいた。そうして晶に告げた。
「うん。晶、力を抜いて……」
22269 ◆49EtSB976. :05/01/15 17:26:02 ID:t04iUEO4
「ん……はぁ…はぁ……」
 僕のモノが晶の中へ、ゆっくり、ゆっくり埋没していく。
 それとともに押し広げられる下半身から伝わる痛みなのだろう、晶が唇を噛んで耐える。
「晶……もう少し……」
「……っっ! はぁ、あッ!」
 苦悶の表情で晶が僕を見る。そして
「……は、入っ…た?」
 苦しげな息で聞いた。
「もう…ちょっと……」
「はぁ…はぁ……うぅぅ」
「ごめん、痛い?」
「……うん…ちょっと痛い……もう…少し……動かないで……」
 目を閉じてじっと痛みに耐える晶。
 僕はその痛みから少しでも気が逸れるよう、晶の肌を優しく、静かになでる。
 僕の手のひらからぬくもりが伝わるのか、晶の表情が和らいでいく。
 まるで心が満たされるかのように、穏やかな笑みを浮かべる晶。

「……も、もう大丈夫よ。……大丈夫だから……動いてもいいわよ」
「……晶」
 晶の意志を確認した僕は、腰を前後にゆっくりと動かした。
「あっ! ……くっ…はぁっ! っっ! はぁ、はぁ……」
 できるだけゆっくりと体を前後させる。
 そのたびに晶は苦しそうに眉を寄せて小さく息をついた。
「……晶、今日はここまでにしよ? 無理しなくても、僕たちはこれからなんだから……」
 そう言いながら僕がゆっくりと腰を引き離しかけたとき、僕の背中に晶が手を回した。
「晶?」
「う…うぅ……お…願い」
 力の入らない震える手で、精一杯僕を引きとめようとする。
「晶……」
 晶の気持ちが伝わる。
 僕は晶の目を見てうなずきかけると、腰を押し戻した。
 再び僕自身がゆっくりと中に沈みこんでいく。
22369 ◆49EtSB976. :05/01/15 17:26:42 ID:t04iUEO4
 奥まで収まる。
「入ったよ晶……いちばん奥まで入ったよ」
「うっ……」
 低いうめきを上げた晶の性器から、処女の証が太ももを伝って流れ落ちる。
 今にも気を失ってしまいそうな痛みが襲うのだろう、晶が苦しげにうめく。
 初めて経験する痛みが晶の体を貫く。僕のために、僕に捧げるために……。
「痛い…けど……っ! 幸せ…よ」
 晶がうれしそうに言葉を継ぐ。痛みが幸福な気持ちとなって晶の心と体に染み渡っていくようだ。

 暴発とはいえ、一度射精している僕は絶頂まで間があった。
 少しでも早く射精してあげることが晶の苦痛を和らげることになる。
 そう考え、僕はなるべく早く達するように意識を集中した。
「っ…はぁっ! うぅっ!」
 きつく僕を締め上げる晶の膣。ペニスから湧き上がる快感に僕の口から快楽のうめきが洩れる。
「ああっ! はぁ、はっ! ……んっ!」
 それとは反対に、僕に貫かれている晶は苦悶の声を上げる。

 男性器を摩擦される快感と、愛する晶と一つになった精神的な満足が僕に官能の悦びをもたらす。
 その甘美な感覚が晶を気遣うことも忘れさせる。
 思わず僕の動きが少しずつ速く、大きくなりはじめる。
「はぁ、はぁ……んっ! 気持ち…いいの?」
 苦しげな息で晶が聞く。
「晶ぁ……気持ち…いいよ……」
 快感を得ていることを伝える。
「んッ! あぁっ……う、うれしい……くっ…あうッ!」
 晶が本当にうれしそうな笑顔を見せた。

 誰もいない海で、クルーザーの上に僕たちの声だけが響く。
 火照った肌に浮かんだ汗に小さな光をまとわせ、僕たちはただ一つの行為の没頭していく。
 すべてを忘れ、お互いの体を、存在を、そして心を確かめあう。
22469 ◆49EtSB976. :05/01/15 17:27:23 ID:t04iUEO4
「あなたを……中に感じる」
「うん、僕も晶に包まれてるのを感じる……」
 晶の中の温かさが僕に伝わる。奥のほうで何かがうごめく感覚。
 じわじわと勃起にまとわりつき、根元から先端に向かってしごかれるような気持ちよさ。
「あぁっ……んっ、ねぇ……」
「えっ?」
「気持ち……いい?」
「すごくいいよ……晶の中、とっても気持ちいい……」
「……よかった」
 僕が少し前後させただけで晶の眉間にしわが寄る。……痛いんだ。
「はぁう……あっ」
 初めてで痛くないはずがない。僕を収めただけで耐えられない苦痛のはずだ。
 それでも晶は僕に笑顔を向ける。……激痛をこらえた痛々しい笑顔。

 と、晶のまぶたから涙があふれ、次々とこぼれ落ちる。
「晶?」
 急に不安になった僕が聞く。
「私、本当にあなたのものになったのね……うれしい……」
 流れる涙を拭おうともせずに晶が答える。
 そのたびに、僕の今までの届かなかった想いが伝わる気がした。心に幸せが満ちてくる気がした。

 晶の膣中を貫くたびに僕のモノに快楽が押し寄せる。
 肉体的な快感はもちろん、晶を自分のものにした精神的な満足感。
 ……晶とつながっていることが、こんなにも気持ちがいいなんて。

 僕のために額に脂汗を浮かべ、苦悶の表情を浮かべる晶が愛しい。
 美しいものを汚しているという背徳感。しかしその美を自分だけが汚せる優越感。
 そして、初めて見る晶の「オンナ」の顔。夏の日を浴び、肌から立ちのぼる晶の「メス」の香り。
 射精感がどんどん高まる。このままでは……イク。
「晶……出るっ!」
22569 ◆49EtSB976. :05/01/15 17:27:57 ID:t04iUEO4
 あわてて身体を離そうとした僕の背中に晶の腕が回された。そのまま強く抱きとめられる。
(だめだ……膣中で……イク……)
 そう思った次の瞬間、興奮が限界を超えた。
「あぁっ! 晶っ! あき……っっっ!」

びゅるっ! ずぴゅっ! どくっ! ぶしゅっ!……
 亀頭を子宮に押しつける。晶の一番奥で熱い思いを解き放つ。尿道を欲望が通過していく。
 そのたびに頭の奥がしびれるような甘美な感覚が後頭部から背すじに走る。
 僕はビクビクと震え、温かいものを晶の中にあふれさせる。
 晶に腰を打ち付けるようにして、僕は何度も精液を射ち出した。
「ひゃうっ! ふぅっ! んんっ……」
 そのほとばしりを膣奥で受け、晶が僕にしがみつく。
 晶は唇をわななかせながら、僕の射精を体の奥深くで受け止めた。
 ありったけの精を晶の中に注ぎ込む。
 ……若い子宮を精液で満たし、僕は長い射精を終えた。

「あ…はぁ……はぁ……」
 整わない息で晶が大きくあえぐ。
 射精したことで冷静になった僕は大事なことに思い当たった。
「晶……はぁ、はぁ……あ、ごめん……」
「……え?」
「その……中で……」
「あ……」
 言われて初めて気付いたという感じで、晶が恥ずかしそうにその頬を朱に染める。
「えっと……晶、その、あー」
 とっさに言葉が出てこない。
 黙ってしまった僕に
「赤ちゃん出来たら責任とってもらうからね」
 晶がそんなことを言った。
22669 ◆49EtSB976. :05/01/15 17:28:34 ID:t04iUEO4
「……え?」
「なによそのイヤそうな顔!」
 晶が不満げに言う。
「ち、違うよ……ものすごく光栄なんだけど、晶は本当に僕なんかでいいの?」
 そう言った僕に
「好きでもない相手と私はこんなことしないわ」
 晶は大げさにため息をついて答えた。続けて
「わ、私にこんなことできるの……あなただけなんだからねっ!」
 そう言って頬を染めた。

「あと赤ちゃんなんだけどね……た、たぶん……大丈夫。……ねぇ」
「なに?」
「……好き」
「! ……僕もだよ、晶」
 このまま時が止まればいい……。そう思いながら僕は晶を抱きしめた。
 触れ合った肌から互いのぬくもりが伝わる。
 僕たちはいつまでもそうしていた。
22769 ◆49EtSB976. :05/01/15 17:29:08 ID:t04iUEO4
「ねぇ……気持ち…良かった?」
 僕に抱かれたまま晶が聞く。
「うん。……すごくよかった。こんなに気持ちよかったの、初めて……」
「私は痛かったわ……。あなただけ気持ちいいなんてズルイわ! 不公平よ!」
 僕の腕の中で身をよじらせるようにして晶が口をとがらせる。
「ごめんね、晶」
「今度は私も気持ちよくさせてよね」
 そう言って真っ赤になって下を向く。
「え?」
「い、今すぐってことじゃないからねっ!」
 怒ったような口調で晶が言う。そして
「私のこと好きなんでしょ? 大切にするんでしょ? だったらこれからは毎週、必ず長崎に来なさいよね」
 僕をまっすぐに見て続けた。
「あ、晶……それは……」
 ちょっとだけ言いよどむ。
「何? 私が大事じゃないの?」
 キッとした目で僕を見据える。
「好きだよ、大好きだよ。晶が誰よりも好き。……でも長崎に毎週は……」
「……そう…よね」
 今度は晶が口ごもった。
「晶だって僕のこと好きって言ったろ? 晶も東京に来てよ……」
「……うん。なるべく時間作って…東京に行くわ」
「晶……」

 晶が僕を見つめていた。触れ合うほど近くに僕と晶の鼻があった。
 鼻の頭をこすり合わせる。と、晶はゆっくりと目を閉じる。
 そのまま晶に顔を寄せる。唇と唇がかすかに触れ、晶の息が僕の頬をなでた。
 唇を深く合わせる。晶の息に小さくすすり上げるような声が混ざった。
 晶を抱く腕に力をこめ、僕もゆっくりと目を閉じた。

           おわり
22869 ◆49EtSB976. :05/01/15 17:29:44 ID:t04iUEO4
>>109-112
感想のレスありがとうございます。次作も頑張ります。
229名無しさん@ピンキー:05/01/16 00:30:16 ID:qEejoaae
>228
エッチに慣れていていっぱい感じている晶も大好きだけど
初めてで照れたり痛がっている晶もすんごくイイ!
気の強い晶が東京に行くってのも可愛い。69様お疲れ様です!
230名無しさん@ピンキー:05/01/17 17:41:17 ID:S2M1REXa
初体験でもエロエロを堪能できました。遠藤晶の魅力たっぷり。
これからも頑張ってください。
231名無しさん@ピンキー:05/01/17 22:23:19 ID:/WWyxdZK
69さん、いつもご馳走様ですー
232名無しさん@ピンキー:05/01/20 05:12:57 ID:a1zSgJBH
 どきどきどきどき
 胸が高鳴ってる。ホントに、張り裂けそうなくらい。
 私は、ぐるっと部屋を見回した。
 パパの別荘の寝室。一日かけて綺麗に御掃除したから、ゴミなんてどこにも落ちてない。
 そとは、冷たい風がひゅーひゅーいってるけど、中はとっても暖かなの。
 大きなベッドには、私一人。でも、もうすぐ二人……。
 そう、もうすぐ、シャワーを浴びた彼が入ってきて、そして……。
 私は、シーツの下で、何も着ていない体を自分でぎゅっと抱きしめた。
「あ……」
 すごく敏感になってる。肌に触れただけで、声が漏れちゃうくらいに。
 いいんだよね?
 自分に尋ねて、自分で答える。
 いいの。決めたの。あげるんだって。

 ずっと前から、決めてたんだ。
 私だって、子供じゃない。男の人のことだって、ちゃんとわかってるもの。

 彼と初めて逢ったのは、……そう、小学校の5年生のときだった。私が通ってた小学校に、彼が転校してきたの。
 最初は、そう、ただの転校生だった。それでなくても、パパ以外の男性なんて、全然興味がなかった私にとっては、ホントにただいるだけって存在だった。
 でも、あの遠足の時から、それは変わった。
 春の遠足で牧場に行ったとき、誰か馬に乗ってみないかって話になって、それで私だけが馬に乗ったことがあったからって、私が乗ることになった。
 その時、誰かが(もう誰がやったかなんて覚えてないけど、男子の誰かだったと思う)私の乗った馬の後ろで、持っていた爆竹を鳴らした。馬は驚いて飛び跳ねて、私は振り落とされた。
 その瞬間のことなんて、何も覚えてない。ただ、気が付いたとき、私の下でうめき声が聞こえてた。
 一拍置いてから、私は状況を理解した。私の下に、一人の男の子が下敷きになってた。
 それが、彼だったの。
233名無しさん@ピンキー:05/01/20 05:13:39 ID:a1zSgJBH
 彼は、私の下敷きになって、足の骨を折っちゃって、しばらく入院してた。
 私のせいだから、毎日お見舞いに行くのは、だから最初のうちは義務みたいなものだった。
 でも、何も持っていかないっていうのも変だなって思ったし、それに担任の先生にも言われて、その日の授業のノートを彼に渡すようになった。
 それから、私のノートは2冊になった。もちろん、小学校の5年生だった私に、2冊もノートを付ける余力があるわけじゃない。その日につけたノートは彼に渡して、次の日は別のノートを使う、というわけで2冊必要になったわけ。
 そしてある日、家に帰った私は、彼から回収したノートをぱらぱらっとめくって、それを見つけた。
 最後のページに小さく、走り書きがしてあったの。
"いつもありがとう"
 次の日、私はいつものノートの最後に、短く一文だけ書き加えた。
"どういたしまして"
 そして、そのノートを渡すとき、なぜかすごくドキドキしてたのを覚えてる。

 それから、私は、彼に渡すノートの最後にいろいろと書くようになった。
 今考えると、交換日記みたいなものだったと思う。
 まぁ、小学5年生が書くことだから、ホントに大した内容じゃなかったけど。今日の授業は眠かったとか、先生はすぐ怒るとか……。
 彼の方も、検査が退屈とか、テレビでサッカーを見たとか、そんなのばっかりだったけど、それでもなんとなく楽しかった。
 それは、彼が退院して、ノートを渡す必要がなくなっても、続いた。何故って聞かれても、よくわかんない。でも、私はなんとなく止めたくなかったし、彼もそうだって言ってた。
 でも、ひょんなことから、それがクラス中にばれちゃった。小学生の時のことだ。クラスのみんなにからかわれて、彼はやめようって言ったけど、でも私はやめないって言い張って……。
 あの時は友達もみんな、目を丸くしてたな。それまで大きな声を出した事なんてなかった私が、大声で……。やん、恥ずかしいなぁ、もう。
 そして、私は初めて、自分のその時の気持ちをノートに書いた。そして、彼に渡そうとしたんだけど……。その時は、渡せなかった。彼、また転校しちゃったんだ。
234名無しさん@ピンキー:05/01/20 05:15:05 ID:a1zSgJBH
 それから、随分時がたって、私が高校3年になる直前だったよね、確か。
 私が通ってたのは、私立祥桜学園。共学校で、そうなると良くあるよね。下駄箱にラブレターとか……。
 私もご多分に漏れず、ラブレターもらっちゃって……、同学年の人だったんだけど。
 どうしよう、なんて考えてて、ふっと彼のことを思い出したんだ。それまで忘れてたのに。どうしてだろうね?
 それでね、手紙を書いて出したの。でも、勇気がなくって、「あいたい」とだけ書いて、こっちの住所も名前も書かないで出したの。ずるいよね、私……。
 でもね、彼は、ちゃんと逢いに来てくれたんだ。

 それから、1年の間、いろんな事があったけど、何とか無事に恋人同士ってことになって、そりゃ遠距離恋愛ってやつだけど、彼も私もそんなことくらい何でもないって……思ってたんだけど……。
 やっぱり、寂しい。
 彼は東京、私は札幌。気軽に逢えるような距離じゃない。
 そりゃ、毎日のように電話ではお喋りしてるけど。ちなみに、電話代は毎月新記録を更新中で、こないだも怒られちゃった。
 でも、それだけじゃダメなの。それだけじゃ……。
235名無しさん@ピンキー:05/01/20 05:16:05 ID:a1zSgJBH
 そして、夏休み。私は彼に電話した。遊びに来てって。
 彼は来てくれて、私たちは稚内にあるパパの別荘に泊まってる。
 前にも一度、私と彼の二人っきりでここに泊まったことがある。あの時は真冬で、私たちは吹雪で帰れなくなったっていう、言ってみれば緊急避難だったけど、でもあの時は、彼は私には何もしなかった。
 ホント言って、あの時私は彼を試してたのかもしれない。
 その前に、彼がいきなり私にキスをしようとした事があった。その時に、彼は私の身体が目当てなんだって思って、すごく悲しくなった。彼だけは別だって思ってたのに、裏切られたと思った。
 だけど、あの吹雪の夜、私と彼は二人きりだったのに、彼は何もしなかった。
 その時は、嬉しかった。でも、反面、何となくもの足りない感じを覚えて、そんな自分に戸惑ってた。
 あれから、もう半年以上たつんだな。
 私は、そっと胸を触ってみた。
「あん……」
 口から吐息が漏れた。いつもなら、なんとも感じないのに……。やっぱり、緊張してるからなの?
 と。
 キィッ
 ドアが開いた。私は、慌てて手を胸からどけて、ドアの方を見る。
「あ……」
「ほのか……」
 彼が、短パンひとつで、首からタオルをかけた姿で、そこにいた。
「……入るよ」
「……うん」
236名無しさん@ピンキー:05/01/20 05:17:00 ID:a1zSgJBH
 私がこくんと頷くと、彼は寝室のドアを閉めた。そして、ベッドに近寄ってくる。
「ま、待って」
「え?」
 私は、大きく深呼吸してから、シーツを掴んで胸を隠しながら、身体を起こした。
「あの……。あのね……、私、その、初めてだから……」
「大丈夫。俺にまかせて……」
 彼が言った言葉が予想通りだったから、少しだけ緊張がほぐれた気がした。私は、膨れてみせた。
「経験あるんだ……」
「それは、……えっと、その……」
 逡巡してから、彼は頭を掻いた。
「ごめん。ないんだ」
「……ふふっ。ね」
 私は、胸の辺りでシーツを押さえてた手を、思い切ってぱっと離す。シーツが、ベッドに落ちる。
 今まで布一枚かかっていた胸が、何も隠すものがなくなって、完全に空気に触れた。
「ほのか……」
 彼が、私の胸を、見てる……。
 そう思ったとたん、かぁっと真っ赤になって、私は顔を手で覆った。
「やっ……」
「……ほ、ほのか……」
 ぎし、ぎし、ぎし
 彼が近寄ってくる、足音が聞こえる。私は、ただ恥ずかしいと思ってたけど、何も出来なくてそのままの姿勢。
「その、近くで見ても、いい?」
 近寄ってから言うなんて卑怯だよ……。
 私は泣きそうになってたけど、頷いた。
「うん」
237名無しさん@ピンキー:05/01/20 05:17:55 ID:a1zSgJBH
 それから、静かになった。私が、指のすき間から見ると、彼は真剣な顔で私の胸をじっと見てる。
 段々、変な感じがしてくる。むずむずするっていうのかな。胸が熱くなってくる感じ……。
「あ、あのね……」
「綺麗だ」
 呟く彼。でも、私はそれじゃダメ。
 どうなってるんだろう? 私、緊張しすぎておかしくなってきてるのかな?
 と、不意に胸が熱いもので覆われた。
 彼の手だって、一瞬置いてから判る。
 不思議と、嫌じゃなかった。
 さわさわと、撫でるようにしてる彼の手は、とっても熱かった。
 そのうちに、ふわふわと、下から持ち上げるようにしてる。
「な、なに、してるの?」
「柔らかいなって思って。何で出来てるんだろう?」
 ホントに不思議そうな声で言うから、私は思わず笑いそうになっちゃった。
 でも、それよりもなんだかくすぐったいような熱いような変な感じがして。
「それは……、はぁん……」
「ほのか……」
 彼は、やわやわと胸を揉みはじめた。やだ、もっと身体が熱くなってきた。
「あ……あん、はぁ……はぁ……」
 チュッ
「きゃぁっ!」
 急に胸にキスされて、私はびっくりして、思わず声を上げた。彼は、その声にびっくりしたみたい。私の顔を覗き込んだ。
「ご、ごめん」
「……ううん、いいの。急だったから、びっくりしちゃっただけ。……いいよ、続けて」
「うん」
 そう言うと、彼は私の胸に顔を埋めた。なんだか、赤ちゃんみたいで可愛かったから、私はそんな彼の頭をぎゅっと抱きしめた。
238名無しさん@ピンキー:05/01/20 05:18:53 ID:a1zSgJBH
「はぁ、はぁ、はぁ……」
 私は荒い息をついていた。
 あれから、どれくらいたったんだろう。頭の中はなんだかぼぉーっとしちゃってよく判らなくなってた。その代わりに、身体がもう火照ってよくわかんなくなってる。なんだか自分の身体じゃないみたい。
 身体の奥からは、ぬるぬるしたものが溢れ出してる。それを、彼が舐めとってくれるたびに、すごく気持ちいい感じが身体を走り抜けて、私は何度も声を上げてた。
 あっ、また……。
「はぁっ!」
 身体を逸らして、声を上げると、私はくたっとベッドに身体を沈めた。
「ほのか……、俺……」
 彼が何か言ってる。私がぼんやりと目を開けると、彼はいつ脱いだのか(なんか脱いだのを見たような気もするけど、覚えてない)、裸になってた。
 男の子の裸なんて、気持ち悪いんだろうなって、ずっと思ってたけど、そんなでもない。ううん、すごく愛おしさっていうのかな、感じるんだ。
 あ、そうか。彼、私の中に……。
 友達から話はよく聞いたんだ。だから、知ってるよ。彼のを、私の中に入れるんだよね。
 私は、心もち足を開いた。
「いいよ。私……あなたを……受け入れてあげたい」
「ほのか……、好きだ」
 きゅんと胸が熱くなった。ううん、身体のほうじゃなくて、心の方が。
 だから、私は大丈夫。
239名無しさん@ピンキー:05/01/20 05:19:40 ID:a1zSgJBH
「来て」
「ああ」
 クチュッ
 湿った音がして、それから、熱いものが入ってきた。
「くぅっ」
 痛い。でも好き。
「大丈夫?」
「うん、大丈夫よ」
「そ、そう? それじゃ……」
 ぐぐぐっ、と入ってくる。そして、頭の中が真っ赤になった。
「きゃうっ!!」
 今までとは較べものにならない痛みが全身に走った。涙がこぼれる。ずきずきする。
「ほのか、大丈夫?」
 心配そうに訊ねる彼。だから、私は大丈夫。
「平気、だよ。でも、少し動かないで……」
「うん。じゃ、その代わりに抱きしめていい?」
「うん」
 私がこくっと頷くと、彼は私をぎゅっと抱きしめてくれた。そして、涙をそっと拭ってくれる。
「ありがとう、ほのか」
「……ううん。だって好きなんだもの」
 私が泣き笑いを浮かべて言うと、彼は微笑んだ。
240名無しさん@ピンキー:05/01/20 05:20:24 ID:a1zSgJBH
 段々、痛みは小さくなってきたみたいな気がする。
「……ん、もう大丈夫みたい」
「本当に?」
 心配そうに訊ねる彼。私はこくんと頷いた。
「うん。でも、ゆっくりね」
「ああ、わかったよ」
 軽くキスしてくれてから、ゆっくり動きはじめる彼。
 ずずっ、ずぶっ
「……っ」
 やっぱり、まだ動くと痛い。唇を噛む私に、彼が動くのを止めて、心配そうに訊ねた。
「やっぱり、止めようか?」
「……ううん、いいの。続けて」
 私は首を振って、言った。
「……それじゃ、もっとゆっくりやるね」
 そう言って、彼は本当にもっとゆっくり動いてくれた。
 痛みよりも、その彼の優しさが嬉しかった。だからと思う。痛みが小さくなってきたのは。
 そして、その代わりに何か別なものがこみ上げて来たのは。
「はぁん……な、なにか……」
「え?」
「感じるの、何か感じるのっ! わ、私、変になっちゃうの?」
 なんだか、怖くなってきて、私は彼にしがみついてた。
241名無しさん@ピンキー:05/01/20 05:21:25 ID:a1zSgJBH
「一緒、だよね……はぁっっ!」
「うん……んっ」
 彼が、目を閉じて何かに耐えるような表情をした。
「どう……あっ、したの……?」
「ほのかの中が、気持ち良くて……もう……」
 もちろん、男の人が気持ちよくなったらどうなるか、ってことくらいは、友達に聞いて知ってたけど、その時の私は、正直言って彼のことまで考えが回ってなかった。ただ、反射的に頷いてた。
「う、うん、あっ、あん……」
 段々と彼の動きが激しくなってきた。痛かったけど、私は我慢した。ぎゅっとシーツを握りしめて。
「あっ、あっ、あっ……」
「ほのか、ほのかっ!」
「ああ、ああん!」
 彼が、シーツを握りしめてる私の手を、その上から包み込むように握ってくれた。気が付くと、私はシーツを握ってた手を解いて、彼と握り締めあってた。
 と、不意に彼がずるっと私の中から抜けだした。と思うと、私のお腹の上に熱いものが、ぴとぴとっ、とかかった。
「はぁはぁはぁはぁ……」
 どさっと、彼が私の隣に倒れ込む。私はぼぉーっと息をついていた。
242名無しさん@ピンキー:05/01/20 05:22:50 ID:a1zSgJBH
 終わった、のかな?
「ほのか……」
 彼が顔を上げて、私の髪の毛をすっと撫でた。
「うん……」
 私も顔を上げて、それから彼の胸にその顔を埋めた。なんだか、彼の顔を見るのが恥ずかしくって。
 そのままの姿勢で、言った。
「気持ち、よかった?」
「ああ……。その、ほのかの方は?」
「うん、とっても気持ちよかったよ」
 小さな嘘。うん、確かに気持ちは良かったのかもしれないけど、友達に良く聞いてる、「イった」っていうのとは違ってたような気がするし。
 あ、あれ?
 なんだか、急に眠くなってきちゃって……。
「大好……き……」
 そう呟きながら、私は眠りの中に引きずり込まれていった……。

《終わり》
243名無しさん@ピンキー:05/01/20 05:24:40 ID:a1zSgJBH
 こうやって目を閉じると、自然の声が聞こえてくる。
 風が木々の間を渡る音。
 微かに聞こえる川のせせらぎの音。
 高く聞こえる鳥の声。
 そして……。
 僕は、空気を胸いっぱいに吸い込んで、目を開けた。
「心が澄んで行く感じがするね……」
「キミなら、そう言ってくれるって思ってたよ」
 優は、微笑んだ。
 それから、二人は黙りこむ。
 言葉は、いらない。
244名無しさん@ピンキー:05/01/20 05:25:34 ID:a1zSgJBH
 大学に入って最初のゴールデンウィーク。
 僕は広島に出かけた。別に約束も何もしてなかった。
 でも、広島駅を出たところで、ばったりと優に出逢った。
「ここにいれば、何となくキミに逢えるような気がして……」
 そう言って微笑んだ優に、僕は笑い返した。
「また、逢えたね」
 とても2ヶ月ぶりに再会した恋人同士には見えないけど、でも僕と優はこんなもの。
「何処かに行く?」
「別に決めてない。でも、優と一緒にいたいな」
 僕が言うと、優はうなずいた。
「それじゃ、山に登ろうよ」
「山に?」
「うん、山に」
「でも、準備が……。服もこんなだし」
 僕は改めて自分の格好を見た。流行の最先端、なんて言うと明日香に殴られそうだけど、それなりにカジュアルな出で立ち。こんな格好で山歩きするわけにもいかないし。
 かといって、ここで山登り装備一式を買い込むには、財布の中身が哀しいし。
「それじゃ、家においでよ。父さんの服を借りるといい」
「優の家に?」
「うん」
 優は、珍しく、くすぐったそうな笑みを見せた。
「父さんも、キミに逢いたいって言ってたしね」
「でも、いるの?」
「さぁ」
 肩をすくめると、優は僕に背中を向けて歩きだした。
「あ、待ってよ」
 僕はその後を追いかけた。
245名無しさん@ピンキー:05/01/20 05:26:18 ID:a1zSgJBH
 運がいいのか悪いのか、優のお父さんは家にはいなかった。優のお母さんによると、なんでも朝からふらっと何処かに行ってしまったらしい。
「もう、父娘そろって風来坊なんだから」
 そう笑いながら、優のお母さんは動きやすそうな服を貸してくれた。それから、小首を傾げて優に尋ねる。
「テントも用意する?」
「テ、テントですか?」
 泊まりになるなんて予想もしてなかった僕は素っ頓狂な声を上げてしまったけど、優はちょっと小首を傾げて考えて、それから頷いた。
「そうだね。用意してくれる?」
「はいはい。あ、それじゃ寝袋も用意した方がいいわね」
 なんだかさばけた人だなぁ。年頃の娘が野宿しようってのに。
「物置に入れたままだよね? それじゃ、取って来るよ」
 優がそう言って部屋から出て行ったので、僕は伯母さんに訊ねた。
「その、心配じゃないんですか?」
「あの娘は昔っからああだったから、もう慣れちゃったわよ」
「でも、曲がりなりにも、年頃の娘でしょ?」
「あら、あなたが一緒なんでしょ? なら大丈夫よ」
 伯母さんはそう言ってうんうんと独りで頷くと、「そういえば、ハンディライトは何処に入れたかしら?」と呟きながら部屋を出て行った。
 うーん。一応は、信用されてるんだろうか? でも僕だって男なんだぞ。
 誰もいないのをいいことに、あんな事やこんな事だってしちゃうかもしれないんだぞ。
「ねぇ」
「うわぁっ!!」
 一人で妄想に耽っていると、いきなり後ろからその優の声がして、僕は30センチは飛び上がった。
「な、な、なに?」
「……何、驚いてるの?」
 キョトンとした表情の優。その両手には、寝袋を提げている。
「ベ、べ、別に何でもないんだ、うん。あははは」
 僕はとりあえず笑って誤魔化した。
246名無しさん@ピンキー:05/01/20 05:27:02 ID:a1zSgJBH
 バスに揺られて1時間あまり。山奥の停留所で降りて、そこからまた山道を1時間ほど歩いて、僕達は森の中にいた。
 歩き疲れて、道端の岩にもたれて休んでいるところだ。
 視線を上げると、樹の間から太陽の光が漏れてきている。何となく神秘的だな。
 僕は視線を優に向けた。
 目を閉じて、自然の音に聴き入ってるようだ。
 木漏れ日が、彼女の髪をきらきらと光らせている。
 奇麗だなって、素直にそう思った。
 と、不意に優が目を開けて僕の方を見た。
「そろそろ行こうか?」
「そうだね」
 僕は、身体を起こす。
 考えてみれば、森に入ってから、僕達はほとんど言葉を交わしてない。
 言葉を交わす必要なんてないんだ。
247名無しさん@ピンキー:05/01/20 05:27:42 ID:a1zSgJBH
 それから、またしばらく歩いていると、不意に目の前がぱっと開けた。
「うわぁ!」
 思わず歓声を上げてしまう。
 ちょうど峠になっているところで、森がそこだけ切れて、辺りを見渡せるようになってるんだ。
「すごいや。あれ、瀬戸内海かな?」
 山の連なる向こうに、きらきら光る海が見える。
「ねぇ、優、あれさ……。優?」
 優は、空を見上げていた。その表情が硬い。
「どうしたの、優?」
「雲の流れが……早い。一雨来るかもしれない」
「え?」
 言われてみると、確かに雲の流れが早い。でも、まだ陽もさしてるし、雨が降るとは思えないんだけどなぁ。
「行こう」
「行こうって?」
 優は、リュックを担ぎ直すと、言った。
「この先に、キャンプ場があるはずだよ。そこまで行けば、テントを張って、雨をやり過ごすこともできるよ」
「そっか。それじゃ、そうしようか」
 僕は頷いた。
248名無しさん@ピンキー:05/01/20 05:28:30 ID:a1zSgJBH
 それから、10分もたたないうちに、いきなり天気が変わった。あっという間に霧が出てきて、周りは真っ白になってしまった。1メートル先も良く見えないほどだ。
 霧の中って、要するに湿度100%なわけだから、たちまちのうちに僕たちは濡れネズミ状態になっていた。
 ゴールデンウィークとは言っても、山の中は寒さすら感じる。
 僕は前を行く優の背中に向かって声をかけた。
「優、大丈夫?」
「うん。もうすぐキャンプ場に付くはずだよ。キミこそ、気をつけて。この辺りは滑りやすいから」
「うん」
 頷いたとき、不意に足もとがつるっと滑った。
「!」
 慌てて伸ばした右手が、脇の木の枝を掴んだ。と思った時、その木の枝が嫌な音を立てて折れた。
 一瞬の浮游感。
 そして、激しい衝撃を感じて、僕は意識を失った。
249名無しさん@ピンキー:05/01/20 05:29:16 ID:a1zSgJBH
 バタバタバタ
「……ん」
 僕は、ゆっくりと目を開けた。
 青いものが視界に広がっている。
 バタバタバタバタッ
 その上から、ひっきりなしに音が聞こえてくる。
 ……テントだ。テントの中にいるんだ。
 だんだん意識がはっきりしてくる。
 どうやら、バタバタッていう音は、テントを叩いている雨音みたいだ。
 僕は寝袋にくるまって、テントの中に寝ているみたいだ。
 どうやら、助かったみたいだな。
 ほっと一息ついて、それから僕は、右半身に暖かくて柔らかいものが押し当てられている感触に、やっと気が付いた。びっくりして、そっちを見る。
 僕は寝袋から顔だけ出している状態だった。そして、僕の頭とぴったりくっつくようにして、優の頭があった。
 頭だけあるわけない。そんなことあったら怪談だ。だから、僕の体にぴったりくっついている柔らかくて暖かいものは、優の体なんだろう。
 し、しかも、この感触は……。
 僕は裸になってる。それに、その僕の身体に押し当てられている優の身体も……。
 そう思ったとたん、心臓がドキドキと脈打ち始めた。
 首まで上げられてる寝袋のチャックを開けて、中を確認してみたい。
 もし本当に優が裸なのなら……。
 そりゃ、僕だって男だ。優の裸を想像したことがない、何て言えば嘘になる。
 それが、手の届く所にあるんだ。
 まさしく「男なら、やってやれ」状態。
 かぁっと全身が熱くなっていく。特に一部分が。
250名無しさん@ピンキー:05/01/20 05:30:10 ID:a1zSgJBH
 と、気配に気付いたのか、優が身じろぎした。僕の方に顔を向ける。
 くどいようだが一つの寝袋に強引に二人が入ってる状態である。
 僕と優は、ほんの数センチという至近距離で見つめ合うことになった。
「あ、え、う……」
 喉がカラカラに乾いてるせいか、無意味な音しか出てこない。
 優はにこっと笑った。
「気が付いたね。よかった」
 僕は無理矢理なまつばを飲み込むと、漸く言葉を出した。
「優……」
「身体、冷えてたから。服も濡れてたし」
 だから、服を脱いで一つの寝袋の中で暖め合ってた。
「え、えっと……」
 何か言わないと、と思いながらも、何を言っていいのか判らなくて、僕は狼狽えながら、半ば無意識に手を動かした。
 ふに
 手が柔らかいものに当たった。何に当たったのかはっきり判らないけど、自分の身体でない以上、優の身体のどこかなのは間違いない。
「わ! ご、ごめん」
「……」
 優は小首を傾げた。柔らかな髪が僕の頬に当たる。
「嫌?」
 僕は慌てて首を振った。
251名無しさん@ピンキー:05/01/20 05:30:59 ID:a1zSgJBH
「嫌なもんか……。でも、優の方が……」
「私は……」
 優は、目を閉じた。そして言った。
「こうしていると、ドキドキする。なんでだろうね?」
「僕も、ドキドキしてる」
「……うん」
 それっきり、静かになる。
 雨がテントを叩く音だけが、聞こえてくる。
 目を閉じて、心もち上を向いた優の唇に、僕はそのまま口付けた。
「ん……」
 優は、それをそのまま受け入れてくれた。
 僕の背中に、そっと優が手を回す。
 柔らかい膨らみが僕の胸に押しつけられた。
 このままじゃ……。
 かすかに胸の中で産まれた逡巡。
 身体の方は、優を求めてる。でも、優はどうなんだろう?
「……優」
 かすれた声で、そっと呟く。
 優は、ゆっくりと目を開けた。瞳が潤んでいる。
「……キミとは、自然にこうなるって思ってた」
「……うん」
「だから……、いいよ」
 それだけ言うと、優は恥ずかしそうに視線を逸らした。
 そんな優の表情を初めて見た気がした。
 僕は、優を抱きしめた。
252名無しさん@ピンキー:05/01/20 05:31:51 ID:a1zSgJBH
 テントから出ると、雨は上がっていた。
「優、雨上がってるよ」
「そう?」
 優は髪をかき上げながら、外に顔を出した。
 僕はその顔に、不意打ち気味にキスをした。
「ん? ん……。もう、強引だね、キミは」
 そう言って、優は微笑んだ。
 僕は空を見上げた。木立の間から見える空は、綺麗な蒼に染まっていた。

《終わり》
253『等身大の笑顔』:05/01/20 21:15:09 ID:VEuUvcVH
僕は大阪にやってきた。今日は通天閣の前で14時に待ち合わせだ。
僕の姿を見つけた夏穂が声をかけてきた。
「いたいた!」
僕が振り向くと、少し心配そうな顔で、
「・・・久しぶり・・・。なんか、疲れてない?」
「大丈夫、大丈夫。ちょっと昼食を食べ忘れただけさ」
実は新幹線の中で寝込んでしまい、昼食を食べていない。
「だったらいいけど・・・」
少し安心した表情になって、
「ちゃんと来られたね、えらいえらい」
にこにこした、と言うか、なんとなく嬉しそうな顔になった。
僕は微笑みながら、
「今日はどこへ行こうか?」
夏穂が間髪入れずに
「おなかすいてるんでしょう?ごちそうしてあげるよ」
嬉しそうに言う。
「え、悪いよ」
軽く微笑んだ夏穂が
「うちのお好み焼きくらい、いつでもごちそうしてあげるよ」
そういって、夏穂の家の方に歩き出す。僕は、
「ありがとう・・・」
とだけ行って、夏穂と歩き出した。
254『等身大の笑顔』:05/01/20 21:15:58 ID:VEuUvcVH
夏穂が『おたふく』の扉を開けて
「ばあちゃん、ただいま!」
元気にあいさつすると、奥の方からも、
「おかえり!出前が入ってるから持っていっておくれ!」
元気な声が返ってくる。夏穂に続けて店に入ると、お好み焼きを焼く音と、良い匂いがする。
夏穂が
「ばあちゃん、今日は東京からわざわざ来てくれた友達がいるんだけど」
「夏穂、いいよ僕は。あと1時間くらいでしょ?どこかにいるから」
おばあさんが手を止めて僕を見たので、僕は、
「私はかまいませんから」
といい、夏穂は
「せっかく遠くから来てくれたんだよ?」
僕らを見ていたおばあさんは、
「じゃあ、うちのお好み焼きを食べてておくれ。その間に夏穂の出前もすむじゃろうから」
夏穂は少しがっかりした顔で
「わたしが焼きたかったのに・・・」
その次の瞬間には笑顔に戻って、
「ごめんね。でもばあちゃんのお好み焼きは大阪で一番おいしいから、食べていってよ」
そう言って、出前を届けにいった。
255『等身大の笑顔』:05/01/20 21:18:03 ID:VEuUvcVH
それからおばあさんにお好み焼きを焼いてもらい、ご馳走になったのだが、出前は続いているみたいだし、お客はたくさん入ってくるので、僕はお店を手伝うことにした。
おばあさんはさすがに悪いと思ったみたいだけど、お客がひくまでの忙しい間だけ、手伝わせてもらうことにした。
お客がひけたので、僕はとりあえず夏穂の家の居間にいることになった。
居間で座っていると、なんとなく眠くなってくる。
お好み焼きはおいしかったし、店の手伝いでおなかがこなれかけて終わったし、最近バイトが大入りだし、授業も休むわけにはいかないし・・・。
そんなことを考えていたら、いつの間にかうつらうつらとしていた。
「・・・」
「・・・」
「・・・」
しばらくして、
「ねぇ・・・ねぇってば・・・」
肩を軽くたたかれた。見ると、夏穂が僕を起こしていた。僕が
「・・・あ・・・ごめん・・・」
言うと、夏穂は
「寝込んじゃうなんて、どうしたの?」
聞いてきた。
「・・・別に、なんでもないよ」
「本当に?」
「うん」
「本当に?」
「本当に」
しばらく僕の目を見ていたけど、夏穂の表情が温かい笑顔になった。
「本当かな〜?」
僕はその笑顔に目を奪われた。人を和ませる、飾らない笑顔。
ただ心配してくれて、純粋に気遣ってくれているのが、とても嬉しかった。
その笑顔に負けて、つい、
「いろいろと、疲れちゃってさ・・・」
言ってしまった。
256『等身大の笑顔』:05/01/20 21:19:14 ID:VEuUvcVH
途端に夏穂の表情が寂しそうな笑顔になって、
「そうだよね・・・。大阪まで来てくれるのだって・・・」
そんな顔を見ていたくなかった。僕はその言葉をさえぎって夏穂を抱きしめた。
「え・・・」
夏穂ははずかしいのとびっくりしたのとで赤い顔で目を見開いて僕を見た。
「違う・・・。僕は夏穂に会うのが楽しみで大阪に来てるんだ。それは違うよ・・・」
それを聞いた夏穂は、まだ赤い顔をしながら微笑んだ。
「ありがとう・・・。あなたの気持ち、すごく嬉しいよ・・・」
また暖かな日差しみたいな笑顔で僕を見る。
僕が夏穂の目を見て微笑むと、夏穂の顔が曇った。
「わたし、ダメだ・・・。あなたに大丈夫って言われると、大丈夫なのかなって思っちゃう・・・。今だって、そんなに疲れているのに・・・」
そう言って、僕の目の下をそっと指でなぞった。
僕のことを本当に自分のことみたいに考えてくれる夏穂が、とても親しく思えた。
心配そうな顔をしてくれている夏穂に、僕は思い切ってくちづけをした。
「あっ・・・」
頬を染めて無言で僕を見つめる夏穂に言う。
「ごめん。でも僕はどれだけ疲れていたって、夏穂に会いに来るよ。夏穂の笑顔が好きだから。夏穂のことが好きだから!」
夏穂は目に涙をうっすらと浮かべて微笑みながら、
「ありがとう・・・。本当に嬉しい・・・。そんな風に言ってもらったら、わたし、どうしていいのか分からなくなっちゃうよ・・・」
キスで取り去った夏穂の涙は、やっぱり温かかった。
「あったかいね・・・」
僕が言うと、夏穂は目を閉じて、僕にゆっくり近づいた。
257『等身大の笑顔』:05/01/20 21:20:21 ID:VEuUvcVH
"ちゅっ"
涙の引いた目で恥ずかしそうに微笑みながら、
「私のくちびるも、あたたかい?」
「うん。とっても。なんだか夏穂の暖かさをそのままもらったみたいだ・・・」
答えた僕に、また恥ずかしそうに
「そうなら・・・嬉しいな・・・」
そして僕の首に腕を回して、僕のすぐ近くで、
「あなたの暖かさも、感じたいな・・・」
僕は夏穂の頬に手を添え、ゆっくりと、長く、くちづける。夏穂が目を閉じるたびに、何回も、何回も。
そのうちに、体温が上がってきた気がした。
夏穂も少し上気したような表情で、
「あの・・・さ・・・。わたしのこと・・・好き?」
「好きだよ・・・」
夏穂の顔が真っ赤になって、もじもじしながら僕の目を見る。
「・・・」
「・・・」
珍しい夏穂の様子に僕が何も言えないでいると、夏穂が赤い顔のまま寂しそうな表情になって、
「そうだよね・・・。こんな女の子らしくない女の子なんて・・・」
僕は夏穂の唇を優しく奪って、夏穂を強く抱きしめる。
「僕は、夏穂のことすごく魅力的な女の子だと思ってる」
それから小さな声で、
「いいよね・・・?」
夏穂は真っ赤な顔で、それでも嬉しそうにコクンとうなずいて、
「・・・いいよ・・・」
そう言った。
258『等身大の笑顔』:05/01/20 21:21:16 ID:VEuUvcVH
「ありがとう・・・」
「じゃあ、服・・・脱いじゃうね・・・」
夏穂はくるりと後ろを向いた。僕も後ろを向いて、服を取る。
夏穂はゆっくりなのか、きぬずれみたいな音をさせて、一つ一つ着ていたものを置いていく。
その音が終わると、今度は、後ろから、
「電気・・・消してもいいかな・・・」
少し小さめの声で聞いてくる。やっぱり恥ずかしいんだと思った。
「うん。いいよ」
後ろを向いたまま僕が答えると、
「じゃあ、消すね」
と声がした後、照明が消えた。
目が慣れていないのでほとんど見えない。僕は体を動かさずに
「夏穂?」
呼びかけると、僕の方に歩いてきていたらしい夏穂が、すぐ後ろで、
「ここだよ・・・」
言った。目が慣れてきたので振り向くと、すぐ前に夏穂の顔がある。
夏穂は頬を赤らめて、
「暗くても、やっぱり恥ずかしいね」
「じゃあ、僕は目を閉じていようか?」
僕が返すと、
「あはは・・・。無理だよ・・・」
赤い顔で軽く笑った。
「でも、ありがとう・・・」
僕を抱きしめる。夏穂の背中に手を回すと、夏穂がぴくんと震えた。
259『等身大の笑顔』:05/01/20 21:22:01 ID:VEuUvcVH
「怖い?」
夏穂は少し申しわけなさそうに、
「あなただから、嬉しいんだよ。でも、体がこわばっちゃうんだ・・・。ごめんね」
僕はずっと、夏穂を抱きしめた。そのうち、二人ともお互いを抱きしめあって、そのまま時が流れる。いつのまにか、
"とくん・・・とくん・・・"
夏穂の鼓動が僕に伝わってきていた。
僕が微笑んで、
「どきどきしてるね」
言うと、夏穂は恥ずかしそうに答える。
「あなただって・・・」
そう言って、僕の手首を人差し指で軽く押さえる。20秒くらいして、
「ほら・・・1分なら120回・・・。私が走った後より多いよ・・・」
夏穂の指に僕の指を絡めながら、
「だって、夏穂があんまりかわいいから・・・」
夏穂も僕の指に指を絡めて、
「そんなことないよ・・・」
恥ずかしそうに言った。
「夏穂・・・」
僕が名前を呼び、目をじっと見つめると、
「うん・・・」
夏穂は目を閉じる。僕たちはまた、深く深く、くちづけを交わす。
だんだんと夏穂の目が、とろんとしてくる。
「ねぇ・・・」
そう言った夏穂が、僕が目を閉じる前に、僕にくちづけた。
僕を見る夏穂の目が、少し大人に見えた。
260『等身大の笑顔』:05/01/20 21:22:49 ID:VEuUvcVH
次に進む気分になってくれたかなと思った僕は、
「座ってくれる?」
夏穂はゆっくりベッドに座った。僕はまた夏穂の目を見て、キスをする。
と同時に、左手を夏穂の胸にわずかに触れる。
「・・・あ・・・」
そう言った夏穂は目を開けて僕の方を見る。僕も夏穂の目を見ると、
「あ、ごめんね・・・。恥ずかしくって、つい・・・」
僕は自分の心臓に夏穂の手を当てて、
「ぼくもこんなに緊張してる。夏穂と同じだよ・・・」
夏穂はその手を見て、微笑んでる僕を見て、
「えへへ・・・。そうだよね・・・。わたしだけじゃないよね・・・」
そう言って目を細めて微笑んだ。
「じゃあ、続けていいかな?」
「うん・・・」
夏穂はゆっくり目を閉じた。
僕は夏穂の胸に軽く触りながら、ひざの内側を右の手のひらでなでる。
夏穂の声が普段より少し高くなる。
「・・・は・・ぁ・・・」
夏穂の唇を塞いで、右手を少しだけ上の方へずらす。
「・・・あ・ん・・・脚・・・ごつごつしてて・・・女の子らしくないよね・・・」
甘い吐息の後につぶやいた言葉に、僕は少し大きく内側をなでながら聞き返す。
「どうして?」
「・ひゃ・・・あん・・・。わたし・・・走ってばかりで・・・筋肉ばっかり・・・」
僕は脚のつけねに近い辺りを触るか触らないかのところで優しくなでながら、
「こんなにすらりとしてすべすべしてるじゃない・・・」
夏穂の脚がぴくんぴくんと震えて、
「・・・あふ・・・ず・・るいよ・・・。そんなこと言われたら・・・はぁ・・・」
少しうちまたになったけど、もう脚には力が入らないみたいだった。
右手はそのまま続けて、左手は夏穂の肩を抱き、唇からくびすじ、肩、鎖骨、胸までくちづけ続けていく。
キスするたびに夏穂の体から力が抜けていき、顔が赤く染まっていく。
261『等身大の笑顔』:05/01/20 21:23:37 ID:VEuUvcVH
「・・・ん・・は・・あぅっ・・ふぁ・・・あっ・・」
特に胸を重点的になぞると、
「・・・はぁ・・ん!あっ・・はぁあん、あ・いっ・・・」
その声が少し大きくなる。
感じてくれているのかな、そう思った僕はもう少しだけ、夏穂を気持ち良くしてあげることにした。
胸の上でくるくると舌で円を描く。
「あ・・あ・・はぁ・・・」
頂上のつんと出た部分を唇で転がしてみる。
「はぁん!あっ・・ん!は・・あ・・」
夏穂は真っ赤な顔で目を閉じた。もっとその声を聞きたくなって、頂上の部分を唇ではさみ、舌で小刻みに震わせる。
「ひゃ!んっ・・あ・・くふ!・・」
夏穂の声が大きくなり、声も高くなった。
左手から力を抜いて、夏穂をゆっくりと仰向けにする。
自由になった左手で夏穂の胸をゆっくりとなでると、
「はぁ・・・んっ・・・はあぁ・・はあ・・・」
夏穂の声が切ない吐息のように深くなる。
もう一度夏穂にキスをして、胸に置いた手に少しだけ力を入れ、それと同時に右手を夏穂のクレバスに置いて軽くなぞる。
途端に
"ぴちゃ"
という水っぽい音がして、
「ひゃああ!あんっ!・・はぁ・・んんっ・・」
高い声を出した夏穂が腰を引いた。
腰を引くと胸がそりかえって顔が上を向くので、僕はすかさず胸に今までより強い刺激を与え、唇を塞ぐ。
262『等身大の笑顔』:05/01/20 21:24:21 ID:VEuUvcVH
「ひ、あぁんっ・・・あはぁ、あっ・・・あぁーん・・・」
少しくぐもった吐息が僕の耳に響く。
と、夏穂の目が何かを訴えたそうにしている。唇を解放すると、
「わたし・・、わたし、もう・・・おねがい・・・」
夏穂が熱にうなされたような表情で、それでも僕の目をみつめてそう言った。
僕は夏穂の目を見ながら夏穂のを指で前後させてみた。
"くちゅくちゅっ、くちゅくちゅ"
「ひゃ、ひゃあん!いっ・・あっ!あ・んっ!」
水の音と、夏穂の高い声が、僕の耳に届いた。
目をぎゅっと閉じていた夏穂が目を開けると、潤んだ瞳で僕を見つめて言う。
「も、もう・・・おねがいだから・・・いいでしょ・・・?」
僕は微笑みながらゆっくりうなずいて、
「・・・じゃあ、いくね・・・」
と言うと、夏穂はうなずいてまた目を閉じた。
夏穂の気持ちも大丈夫そうだし、見るかぎり、夏穂のも大丈夫そうだ。
そう思った僕は、夏穂の脚を少しだけ動かして、ゆっくりゆっくりと、僕のを夏穂のに沈めていった。
「あうっ!はあぁーーーー!!」
夏穂の高い声が僕を通り過ぎた後、また僕はゆっくりと進める。
夏穂の中が暖かく強く僕のを包み込む。
爆発してしまいそうな高まりをなんとかして抑えながら、夏穂に感情の高まりを与える。僕が入れていくごとに、
「はぁあん、あんっ、い・・あっ、はう・・」
夏穂の声が高く、色っぽくなっていく。ゆっくりゆっくりと夏穂を高めていると、そのうちに僕をちらりとみた夏穂が、
「あふっ」
小さくため息を出して、次の瞬間大きく腰を引いた。
263『等身大の笑顔』:05/01/20 21:25:04 ID:VEuUvcVH
「あぁん!」
夏穂も思わず声を出したみたいだけど、僕もあまりの良さに思わず腰が引けてしまう。
僕が引けた腰を戻したと同時に夏穂の腰も戻って、二人を大きな感情が襲う。
「ひっ!ああーーーー!」
夏穂は大きな声を上げてぴくぴくと体を震わせ、夏穂の中は僕のを強烈に締め付けてくる。
(だめだ!)
わずかに残った思考で、急いで夏穂の中から僕のを出すと、絡み付く夏穂の中が僕に、僕のの動きが夏穂に、一瞬でのぼりつめるほどの高まりを引き起こす。
「ひゃあっ!い、あっ!あふ!」
今度は夏穂が腰を持ち上げて刺激を和らげようとしたけど、引けきった僕の腰が戻るのとタイミングが合ってしまった。
「あ!あぅ!は、あっ、ああーー!!」
夏穂は体を震わせて、
「もう、もう・・いっちゃ・・」
僕にしがみついてきた。夏穂の耳元で小さく、
「・・いいよ・・・好きなときに、登り切ってね・・・」
夏穂はその感情の波の中からかろうじて首を縦に振ったようだった。
一度だけ夏穂に深く口付けると、さっきよりも大きく早く、出し入れを繰り返す。
僕のが夏穂の中を動くたびに、夏穂は
「あっ!!あぁーー!!ああっ、ひっ、ああーーー!!」
ぴくんぴくんと震えて、艶やかな声で僕の耳と感情を支配する。
(夏穂の嬉しそうな声をもっと聞きたい)
僕は、もっと早く、もっと深く、奥の方にも見える部分にも、できる限りの刺激を与えた。
「だめ、はぅんっ!・・も、あっ!・・・いい・本当・・・ひぁっ!・い、いっちゃう!」
激しい息遣いの下からそう言って僕の目を見る。
「・・・いっしょにいこう・・・」
と言うと、夏穂が笑ってくれたので、僕はもてる力を出し切って、夏穂の中を出し入れする。
264『等身大の笑顔』:05/01/20 21:25:45 ID:VEuUvcVH
つながっているところから出る水の音と夏穂の声が部屋に響く。
"ぐちゅ、ぐちゅぐちゅっ"
「あっ!!あっ!!いっ!!・・・・あっ!!ふっ!!」
夏穂がひときわ大きく震えて、
「ああああーーーーーーー!!!」
夏穂の中がびくんびくんと震えて、僕のを中に引き込むように動く。
夏穂は完全に登り切った。
その動きに、何とか耐えていた僕も登りつめる。
「くっ・・・」
夏穂は小さくため息を漏らしたかと思うとぴくぴくと震えて、
「あふっ・・・」
全身から力が抜けた。
全身を桜色に染めて目を閉じ、まだ乱れた息を整える。
「はぁっ・・・はぁっ・・・はぁ・・・」
何分かそうして息を整え、その後少し大きめに
「はぁー・・・・・・はぁ・・・・・」
目を開けると、僕が見ているのに気づいて、
「・・・なんか、恥ずかしいね・・・」
照れたような微笑みで僕を見る。
僕も微笑んで、
「あはは・・・やっぱりそうだよね・・・。ぼくもそうだけど・・・」
夏穂が僕の首に腕を回して、
「ありがと・・・」
ささやいたかと思ったら、
"ちゅっ"
軽く僕にキスをした。夏穂は、
「これくらいなら、もう恥ずかしくないよね?」
そう言ったけど、夏穂の顔はまだ恥ずかしそうに赤く染まっていた。
・・・。
それからしばらく、僕らは余韻を楽しんだ。
265『等身大の笑顔』:05/01/20 21:26:30 ID:VEuUvcVH
僕も夏穂も完全に目が慣れたので、それぞれ自分の服を着直すと、
「じゃあ、電気、つけるね」
夏穂が言って、電気が点いた。
僕の方に振り向いた夏穂が、悲しそうな顔になって、
「・・・わたし、やっぱダメかな・・・」
僕の目の下を指でなぞって、
「こんなに疲れてるあなたを・・・」
寂しそうに下を向いた。
僕は下を向いている夏穂に宣言する。
「僕は、夏穂の笑顔を見たいだけ。夏穂に笑顔になってほしいだけ・・・」
夏穂は目を潤ませて、
「ありがとう・・・」
震えそうな声でそう言って、目が細くなるくらい、僕に笑いかけてくれた。
自然な、とても暖かい笑顔。飾らない夏穂の等身大の笑顔は、僕の気持ちを向こう1年は和ませてくれそうな気がした。

Fin.
266名無しさん@ピンキー:05/01/20 23:02:47 ID:ui7v3NT+
>>253-265
おつかれ〜
夏穂スキーの自分としては、心も体も暖まる&熱くなる
いい物語だと思いました(・∀・)
267名無しさん@ピンキー:05/01/20 23:35:54 ID:yo2DMQB4
ゲームではクリアしてないのであまりよく知らないけど優も夏穂も
良いお話でした。エッチの時気持ちが入っている。
268名無しさん@ピンキー:05/01/21 00:05:05 ID:LlI8ORCW
やっぱりラブラブ和姦はいいのお
269名無しさん@ピンキー:05/01/21 19:43:11 ID:WUEdOqnO
「真奈美……。別れよう」
「え?」
 シュボッ
 男は、煙草に火を付けた。
 冬の街角、佇む二人。
 冷たい雨が、降っている。
 少女は、大きく目を見開いて、口を手で覆った。
「あの……、今なんて……」
 ふぅっ
 青年は、煙を吐いた。紫煙がゆっくりと消えて行く。
「別れようって、言ったんだよ」
「ど、どうして……。わ、私に何か悪いところがあったんですか? それなら、直します。だから……」
 少女は必死の表情で、青年に詰め寄った。
 青年は肩をすくめた。
「もう、遅いよ。だから……さよなら」
「待って!!」
 少女の叫びに耳を傾ける事なく、青年は背中を向けて、歩きだした。
 すすり泣きながら、その場に立ち尽くす少女。やがて、力尽きたように、冷たいアスファルトの上にしゃがみ込む。
「私……どうすればいいの?」
 冷たい雨は、やがて雪になって、その少女の上に積もっていく。
 そして、少女は、雪の中に消えていった……。誰にも気付かれることなく……。
 少女の声だけが、降りしきる雪の中から、微かに聞こえてきた。
「私……、あなたがいないと……だめなんです。だから……、あなたがいなくなってしまったら……、私は消えるしかないんです……」
 それが、少女の最後の言葉だった……。
270名無しさん@ピンキー:05/01/21 19:44:37 ID:WUEdOqnO
「……くすん、くすん」
 まずった。完全に失敗だった。
 僕は、ライトがついて明るくなった場内で、完全にうろたえておろおろしていた。
 隣の席では、真奈美がハンカチを目に当てて、泣いている。
「可哀想……。くすん」
「ま、真奈美ちゃん、えっと、その、あのさぁ……」
 "映画"は、まぁ、デートとしては、悪くはない選択だったと思う。
 "悲恋もの"も、女の子には受けるものだと思う。
 しかし、そのヒロインがよりによって「真奈美」って名前とは知らなかった。ほんとに知らなかったんだ、信じてくれぇ!
「くすん……」
 真奈美が、真っ赤になった目を僕に向けた。
「あなたは、あんなこと言いませんよね? 私を……嫌いになったりしませんよね?」
「当たり前だろ?」
 間髪入れずに僕は否定した。それから、不意に視線に気づいて辺りを見回す。
 げ。
 周囲の視線が冷たいぞ。あれは、恋人を泣かせている不甲斐ない男に向ける視線だぁっ!
「と、とにかく、ここを出よう。ね?」
「くすん……。はい」
 真奈美は、こくんと頷いた。
271名無しさん@ピンキー:05/01/21 19:45:27 ID:WUEdOqnO
 僕はぐすぐすと泣いている真奈美を引っ張るようにして、映画館の近くにあった喫茶店に移動した。
 店はすいていた。僕達は、店の奧のボックス席に座った。
 僕がブレンドを飲み干した頃、やっと真奈美も落ちついたらしく、泣きやんだ。赤くなって、僕に謝る。
「ごめんなさい」
「いや、僕の方こそ悪かったよ。ああいう映画とは思わなかった」
「ううん、あなたのせいじゃ……」
 そう言ってから、真奈美は目を伏せる。そして、小さな声で言った。
「あの……」
「え?」
「あの……、家まで送ってもらえますか?」
 反射的に時計を見る。午後2時。
 いつもと違うな。
 頭の隅でそう思う。いつもなら、ギリギリまでデートをしてから、駅まで見送りに来るのに。
「何か用事でもあるの?」
「あ、いえ、そうじゃないんです、けど……」
 あ、そうか。きっと疲れちゃったんだな。
 最近、すっかり明るくなったから、ともすると忘れがちになってたけど、そもそも真奈美は病気がちなんだ。
「いいよ、送るよ」
 僕が言うと、真奈美はこくんと頷いた。その表情が少し硬かったのは、きっと疲れたせいなんだと、僕は思った。
272名無しさん@ピンキー:05/01/21 19:46:08 ID:WUEdOqnO
 真奈美の家は、高松市の郊外にある。ちょっとした丘の上にあるのだが、この辺り一帯が真奈美のお父さんの持っている土地だっていうから驚きだ。
 その家も立派なもので、どこかの外国映画かなにかに出てきそうなほどの立派なものだ。
 僕と真奈美は、はその真奈美の家の玄関先までたどりついた。
 ここに着くまで、真奈美はずっと調子が悪そうで、僕が話し掛けても半ば上の空だった。だから、途中から僕もあまり話しかける事はせず、二人ずっと黙っていた。
「それじゃ、今日は……」
 ここまででいいだろうと思って、別れを告げようとした僕に、真奈美は驚いたように顔を上げた。
「え? あ、ちょっと待ってください」
「?」
 立ち止まった僕に、真奈美はなぜかあたふたしながら言った。
「あの、よかったら、上がって行きませんか?」
「真奈美の家に?」
「は、はい。今日はお父さんもお母さんも、えっと、帰って来ないんです……」
 なんだか、最後のほうは消えいりそうな声になってる。
「でも、真奈美も疲れてるだろうし……」
 僕は躊躇った。妙子の家なら、「それじゃお邪魔するよ」って上がって行くけど、真奈美の家じゃそうもいかないし。
273名無しさん@ピンキー:05/01/21 19:46:56 ID:WUEdOqnO
「やっぱり今日は……」
 よすよ、と言いかけて、僕はその場で緊急停止した。
 真奈美が僕の服(言い忘れたが、今日の僕はヨットパーカーにジーンズというラフな格好で、この格好で真奈美の家は敷居が高かったというのもある)の裾を掴んでいた。
「あの、あの……」
 振り返ると、真奈美は何か必死になっている様子だった。彼女がこんなに必死な顔をしたのは、小鳥を助けるときくらいしか、僕は見た事ない。
 僕は向き直ると、真奈美の手をきゅっと握った。
「うん、それじゃお言葉に甘えて、上がらせてもらうよ」
「はい……」
 あれ? 真奈美の顔がなんだか赤いな。もしかして、興奮したせいで熱でも出たのか?
「真奈美、顔が赤いけど、熱でもあるんじゃ……」
「えっ!? そ、そんなに赤いですか?」
 真奈美は頬を手で覆って訊き返した。僕は頷いた。
「うん、真っ赤だ」
「そ、そうですか? あ、と、とにかく入ってください」
 そう言うと、真奈美はポーチから鍵を出して、玄関のドアをあけた。
274名無しさん@ピンキー:05/01/21 19:47:42 ID:WUEdOqnO
「ここで、待っててください。着替えてきますから」
 応接間に僕を通して、真奈美はそう言い残して出て行った。
 言われるままに、ソファに腰を下ろして、サイドボードを見るともなく見ていると、ノックの音がして、女の子がお盆を片手に顔を出した。
「いらっしゃいませ」
「やぁ、坂本さん」
 杉原家のメイド(うーん、いい響きだ)の坂本さんだ。杉原邸に何度も来ているうちに、僕ともすっかり顔馴染みになってしまった。たしか、歳は僕や真奈美よりも一つ上のはず。
 坂本さんは、歳が近いこともあって、メイドと雇い人って関係を越えて、色々と真奈美の事を親身になって面倒見てくれている。
 真奈美の方も、この人を実の姉のように慕って、色々と相談を持ちかけたりしてるって聞いたことがある。
 彼女は、テーブルにお盆を置くと、僕に言った。
「今、お茶をお持ちしますね」
「あ、おかまいなく」
「そういうわけにはいきませんよ。なにせ、将来のご主人様候補ですもの」
 そう言ってくすっと笑うと、坂本さんは部屋を出て行った。
 僕は、お盆に乗っているクッキーを見つめながら、思わず腕を組んで考え込んだ。
 将来のご主人様候補? 僕の知ってる限りじゃ、杉原家には真奈美以外の子供はいなかったはず。
 ってことは、僕と真奈美が、その、結婚するかもしれないからってことなのか? いや、そりゃ可能性はゼロじゃないかもしれないけど、でも限りなくゼロに近いんじゃないかな?
 ……ちょっと待てよ。それじゃ僕以外の男と真奈美が結婚するって可能性が限りなく100に近いってことじゃないか?
 それはいやだ。きっぱり言うけどいやだ。
 だけど、そうなると……。
 うーむ。
275名無しさん@ピンキー:05/01/21 19:48:38 ID:WUEdOqnO
 そんなわけで、僕が悩んでいると、ドアが開いた。
 僕は腕組みして考えながら、言った。
「やっぱり真奈美ちゃんと僕とじゃつり合わないんだろうか?」
「そんなことありません!」
 慌てて振り返った。
 てっきり、坂本さんがお茶を持って戻ってきたと思ってたのに、そこにいたのは真奈美だった。
「真奈美……」
「そんなこと……ありません」
 真奈美はもう一度、言った。
「私には……あなただけです」
「……」
「……」
 僕がじっと見つめていると、真奈美はかぁっと赤くなって俯いた。いきなり恥ずかしくなったらしい。
「あ、あの、そのっ……」
 僕は素直に感動してたんだけど。
「ご、ごめんなさい。私……」
「真奈美っ!」
 僕は立ち上がると、ドアまで駆け寄った。
「え……」
 胸の中が、真奈美への愛おしさであふれそうになったから。
 僕は真奈美を抱きしめた。
276名無しさん@ピンキー:05/01/21 19:49:35 ID:WUEdOqnO
 小さな真奈美の躰は、僕の腕の中にすっぽりと収まってしまう。
 その柔らかな黒髪を撫でながら、囁きかける。
「好きだ。愛してる」
 と、不意に真奈美が身じろぎした。僕の胸に手を付いて、押し戻す。
「真奈美……?」
「あ、あのっ……、こ……」
「こ?」
 真奈美は、耳まで真っ赤になっていた。それでも僕を見て、聞き取れないほどの小さな声で、言った。
「言葉だけじゃ、いやです……。私……」
「真奈美……」
「私、もう子供じゃないんですよ。その、男の人と女の人がすることだって、知ってます」
 そう言うと、真奈美は僕の胸に頬を押しつけた。
「え? で、でも……」
「……せつないんです」
 顔をあげて、じっと見る真奈美。理性の堤防は、その瞬間もろくも決壊した。
 そのかろうじて残ってる部分に手をかけて、僕は言った。
「ここじゃ、やっぱりまずいよ」
「わ、私の部屋に……」
「う、うん」
 僕はうなずいた。なんだか口の中がからからに乾いている。
 ……緊張してるんだ。
 そう思ったとき、何故か、なんとなく可笑しくなった。
277名無しさん@ピンキー:05/01/21 19:50:31 ID:WUEdOqnO
「ど、どうぞ」
 真奈美は部屋のドアを開けて、振り返った。
 僕は、一瞬躊躇った。
 このドアの中に入れば、もう引き返せない。
 真奈美が望んでることなんだ。何を躊躇うことがあるんだ?
 そりゃ、僕だって男だ。こうなることを望んでいなかったわけじゃない。
 でも、いざとなると……。
「あ、あの……」
 真奈美のか細い声に、僕は顔を上げた。
 部屋の中に立って、真奈美が僕を見つめている。
「やっぱり、嫌なんですか……」
「え?」
「……そうですよね。女の子の方から、なんて……。ごめんなさい、私、わた……」
 不意に、真奈美は俯いて、手で顔を覆った。そのまま、ぺたんと床にしゃがみ込む。
「ごめん……なさい」
 映画と……同じだ。
 僕は、あのとき、なんて言った?
「真奈美」
 僕は、部屋に入ると、ドアを閉めた。そして、後ろから真奈美をそっと抱きしめた。
 好きだ、といいかけて、やめる。真奈美は、言葉を求めてるんじゃない。
 その代わりに……。
278名無しさん@ピンキー:05/01/21 19:51:20 ID:WUEdOqnO
 初めて、僕と真奈美は、愛しあった。


 すぅ、すぅ、すぅ
 僕の隣で、安らかな寝息を立てている真奈美。
 いつしか、外は暗くなっていた。窓からは、月の光が射し込んできて、真奈美の寝顔を照らしている。
 僕は、その頬にかかっていたほつれ毛をそっとよけてあげると、月を見上げた。
 真奈美が、寝返りをうつと、不意に呟いた。
「……う……ん……好き」
 視線を戻すと、真奈美は穏やかな寝顔のままだった。
 どんな夢を見ているんだろう?
 むき出しになった白い肩に、シーツをかけてあげて、僕もベッドに横になった。
 すぐに、睡魔が襲ってきた。僕はそのまま引きずり込まれるように眠りについた。
279名無しさん@ピンキー:05/01/21 19:52:07 ID:WUEdOqnO
 チュン、チュン
「おはよう、みんな」
 小鳥の囀りと、真奈美の声に、僕は目を覚ました。
 真奈美は、シーツを体に巻きつけた格好で、開けた窓から外に手を差し出していた。
 その差し出した手には、小鳥がとまって何か盛んに囀っている。と、不意にちらっと僕のほうを見て、ばっと飛び立って行った。
 別にそれに驚くようすもなく、真奈美は自然に振り返った。
「おはようございます」
「お、おはよ」
 僕の方はというと、なんだか照れくさくかった。さりげなく明後日の方を見ながら、訊ねる。
「そ、その、身体の方は、大丈夫?」
「はい、大丈夫です」
 真奈美は、僕の前に回りこむと、身を屈めて僕の顔を覗きこんだ。そして、悪戯っぽく微笑む。
「あなたが、いっぱい元気をくれましたから」
「そ、そう?」
「あ、そうだ。コーヒー、飲みませんか?」
 そう言うと、真奈美は身体に巻きつけていたシーツを解いた。
 パサリとシーツが床に落ちた。
280名無しさん@ピンキー:05/01/21 19:53:30 ID:WUEdOqnO
 服を着て、僕達はダイニングルームに入った。
「それじゃ、お湯を沸かしてきますね。座って待っててください」
 真奈美はそう言ってキッチンのほうに消えた。僕は言われた通りに椅子に座って、真奈美の背中を見送ってから、はたと思いあたった。
 なんだか、新婚さんみたいじゃないか。
 うーん、新婚さんっていいもんだなぁ。
「こ〜の、色男さん」
「うわぉう!」
 いきなり後ろから話しかけられて、僕は椅子から転げ落ちそうになった。
「さ、坂本さん!?」
「おはようございます。どうやら夕べは、うまくいったみたいで」
 坂本さんは、ちらっとキッチンの方を窺ってから、にこにこ笑いながら囁いた。そのキッチンからは、真奈美の楽しそうな鼻歌が聞こえてくる。
 僕は、合点がいって振り返った。
「さては、真奈美ちゃんにあれこれ吹き込んだのは、坂本さんだな?」
「さぁて、なんの事でしょう?」
 そらっとぼけて明後日の方を見る坂本さん。
 僕は苦笑いした。
281名無しさん@ピンキー:05/01/21 19:54:18 ID:WUEdOqnO
「真奈美ちゃんらしくないって思ったんだ。まぁ、感謝しておくよ」
 坂本さんは、僕の顔を覗きこんで、にっと笑った。
「そちも悪よのぉ」
 僕も笑う。
「いえいえ、お代官様にはかないませぬ」
 僕らは顔を見合わせて笑った。それから、坂本さんが真面目な顔になる。
「お嬢さまのこと、お願いしますね」
「ご信頼に添うよう、いっそうの精進を重ねます」
 僕も真面目な顔で頭を下げた。
 そこに、湯気のたつコーヒーカップをお盆に乗せて、真奈美が戻ってきた。
「あ、坂本さん。おはようございます」
「おはようございます、お嬢さま。あ、言ってくだされば、私が淹れましたのに。……って、野暮でしたね。それじゃ、私は朝食をお作りしますので」
 真奈美と入れ替わるようにして、キッチンに消える坂本さん。きょとんとする真奈美。
「え?」
 全部お見通しなんだなぁ、坂本さん。もし僕が杉原家に入る事になったら、手ごわい相手になりそうだ。
 僕は肩をすくめて、真奈美に声をかけた。
「コーヒー、くれるかな?」
「あ、はい」
 真奈美は、コーヒーカップを僕の前に置いた。
「はい、どうぞ」
「ありがと、真奈美」
 僕はお礼に、真奈美の唇に軽くキスをした。
 開いていたダイニングの窓から吹き込んできた風が、僕と真奈美の髪を軽く揺らした。
 今日はいい天気になりそうだ、と、僕は思った。

《終わり》
282名無しさん@ピンキー:05/01/21 20:05:14 ID:aBBc77KL
69様の晶嫌味にならないお嬢様っぽさとエッチに敏感な肢体
晶スキーにはたまらんです
283名無しさん@ピンキー:05/01/22 04:36:12 ID:e4uSyxGP
 トルルルル、トルルルル、トルルルル
「ん〜」
 テスト代わりのレポートを1週間かけてやっと書き上げ、なんとか教授に提出した僕は、久しぶりに爆睡している僕を起こしたのは、電話の鳴る音だった。
 どうやら、寝る前に留守電のスイッチを入れるのを忘れていたようだ。
 ベッドからズルリとすべり出すと、ろくに掃除もしないせいで散らかり放題に散らかった床をのたくって、なんとか電話までたどりついた。
 その間にコールは10回以上。
「へいへい、今出ますよってに」
 そう言いながら、僕は受話器を取った。欠伸混じりに言う。
「ふぁい、もひもひ」
「ふぇぇーん、だぁ〜〜りぃ〜〜ん!!」
 僕を覚醒させたのは、電話の向こうから聞こえてきたえみるの泣き声だった。
284名無しさん@ピンキー:05/01/22 04:37:05 ID:e4uSyxGP
「えみる?」
「ダーリン、えみるのこと嫌いにならないで欲しいんだりゅん」
「はへ?」
 まだ、頭が眠ってるようで、良く判らない。
「なんで?」
「だってだってだってぇ」
 えみるの方もどうも要領を得ない。
「もしもし、あの、えみる?」
「やんやんやん。えみりゅんのことはえみりゅんって呼んでくんなきゃやだぁ」
 ……泣いてたんじゃないのか?
 僕は苦笑して、呼んだ。
「それじゃ、えみりゅん」
「だーりん♪ なぁに?♪」
「呼んでみただけ」
「ぶぅーー」
 電話の向こうでえみるが膨れる様子が手に取るように判って、思わず僕は笑ってしまった。
285名無しさん@ピンキー:05/01/22 04:37:53 ID:e4uSyxGP
「ダーリン、笑ってる場合じゃないんだりゅん!」
「だから、どうしたんだってば?」
「うん、それがね、あのね……」
「うんうん」
「……やっぱり恥ずかしいりゅん」
 いやん、もう。
 ……やっぱり僕もちょっと染まってきたんだろうか?
 深刻に考え込んでいると、電話の向こうでえみるが心配そうに訊ねた。
「ダーリン、もしかして怒っちゃったの?」
 別に怒っちゃいない、と言いかけて、僕は何の気なしにカーテンを開けて、思わずのけ反った。
「え、え、えみる!?」
「なぁに? ダーリン」
 窓の向こうはベランダになっている。そのベランダにしゃがみ込んだえみるが、携帯電話を耳に当ててしゃべっている。
「えへへっ、ダーリン。えみりゅん、ダーリンに逢いたくて逢いたくて逢いたくて、来ちゃったよぉ」
 満面の笑みを浮かべて、えみるが手を振った。
 僕は黙ってシャッとカーテンを閉めた。
「だ、ダーリン!?」
 窓の外で、えみるが悲鳴を上げるけど、無視して電話を一度切り、それから受話器を上げたままにしておく。
 コンコン、コンコン
 窓を叩く音がするけど、それも無視してると、やがて静かになった。
286名無しさん@ピンキー:05/01/22 04:38:46 ID:e4uSyxGP
 カーテンを少しだけめくって、隙間から外を見てみると、えみるはベランダにペタンとすわり込んで泣いていた。
 ……なにやってるんだ、僕は?
 我に返って、僕は慌てて窓を開ける。
 カラカラカラ
「ひっく、ひっく……」
「えみりゅん」
 僕が声をかけると、えみるはちらっと僕のほうを見て、それからぷいっと背中を向ける。
「ダーリンなんて、ひっく、大嫌いだりゅん、くすん。莫迦ぁ」
 僕はベランダに出ると、後ろからえみるを抱きしめた。
「ふにゃん」
「ごめん、えみる……」
 言いかけて、えみるが右腕に妙な時計みたいなものを付けているのに気が付いた。
 おっと、それよりえみるの機嫌を直さなくちゃ。
「ダーリン……」
 えみるは、甘い声で呼ぶと、後ろから回している僕の腕に頬っぺたを擦りつけた。うーん、機嫌が直ったのかな?
「とにかく、こんなところじゃなんだから、家に入って」
「もうちょっと、このままでいたいりゅん」
「……いいよ」
 僕は、えみるを抱きしめた。
「僕も、こうしてえみるを感じていたい」
「……ダーリン、好き」
 僕達は、しばらくそのままの姿勢でいた。
287名無しさん@ピンキー:05/01/22 04:39:35 ID:e4uSyxGP
 ……しまった。
 えみるを中に入れようとしてから、僕ははたと気がついた。僕の部屋は、レポートを書いていた1週間散らかしっぱなしだったんだ。
「わぁ、すごいりゅん」
 僕の後ろからえみるが部屋を覗き込んで、思わず口に手を当てた。僕は振りかえって引きつった笑いを返した。
「あははは」
「そうだ! ダーリン、えみりゅんが片付けてあげるりゅん!」
 そう言うと、えみるは僕の脇をすり抜けて部屋に入った。
「えみる、そんな、悪いよ」
「ダーリンは黙ってみてればいいんだりゅん……、きゃん!」
 振り向いて僕に言いかけたえみるが、積み上げてあった本につまづいて転んだ。その弾みで、そのまわりに積んであった雑誌が一斉に崩れる。
 ドサドサドサッ
「ふみゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……」
「えみる!!」
 僕は慌てて駆け寄ると、本の中からえみるを救出した。
「大丈夫?」
「ふぇぇぇ。お尻ぶつけちゃったぁ」
 お尻をさすりながら、顔をしかめると、えみるはよりいっそうの惨状をしめしている床を、情けなそうな顔で見まわした。
288名無しさん@ピンキー:05/01/22 04:40:27 ID:e4uSyxGP
「ふみゅう。余計に散らかっちゃった……」
「えみるのせいじゃ……」
「ああーっ!」
 ないよ、と言いかけた僕のセリフは、えみるの大声で遮られた。そのまま、床にしゃがむと、えみるは散乱している本の間から、1冊の雑誌を抜き出した。……って、おい、それはっ!
 友達が置いて行った、"悶絶ハードなんとか"っていうエッチな雑誌じゃないかぁ!
「えっ、えみる、それは!!」
 慌てて取り上げようとした僕の手をサッとかわすと、えみるはパラパラッと本をめくった。
 その頬っぺたがかぁっと赤くなる。
「うわぁ……」
 そもそもあの本は、僕がえみると付き合っていることを知っている悪友達が、「あんなお子さま相手じゃ欲求不満だろ?」といらない御節介を焼いて持って来た代物だから、かなりハードコアなやつなんだぞ。
 僕はえみるが硬直している間に、なんとか本を取り返したけど、既に遅きに失していた。
「ダーリン、そういうのがいいんだぁ……」
「いや、それはその、だ……」
「……えみりゅん、その本の人みたいに胸もお尻も大きくないけど……、でもダーリンのためなら脱げるもん!」
「だからね……って、ええっ!?」
 いきなり、着ていたブラウスのボタンに手をかけて、外し始めるえみる。
「ま、待って、えみ……」
289名無しさん@ピンキー:05/01/22 04:41:08 ID:e4uSyxGP
 えみるを止めようと、手を伸ばしかけて、止まる僕。
 なぜ、止まったのか、自分でもわからなくて。
 えみるは、ひとつひとつ、ブラウスのボタンをはずすと、そのまま脱いでしまった。もう、えみるの上半身を覆っているのは、白いブラジャー一枚だけだ。
 ゴクリ
 思わず、僕は生唾を飲み込んでいた。
「ダーリン……」
 そのまま、えみるは僕に視線を向けた。
 止めさせなくちゃ。
 そう思いながら、口は勝手に逆の言葉を紡いでいた。
「……続けてよ」
「う、うん」
 こくりと頷くと、えみるはスカートに手をかけて、ホックをはずした。
 ストンとスカートも床に落ちる。
 これで、もうえみるはブラジャーとパンツという下着だけ、最小限の布地しか身につけていない。
 前に水着姿のえみると遊んだことはあったけど、やっぱり水着と下着とじゃぜんぜん違う。
「ダーリン……」
 僕がじっとえみるをみつめていると、えみるは胸を手で隠すようにしてはにかんだ。
「そんなに見つめられると、恥ずかしいりゅん」
「ご、ごめん」
 僕は視線をそらした。
 と、えみるはそのまま僕に抱き着いてきた。
「ダーリン、えみりゅん抱いてほしいんだりゅん」
「抱いて……って……」
290名無しさん@ピンキー:05/01/22 04:41:55 ID:e4uSyxGP
 僕の背中に、ブラジャーに包まれたえみるの胸のふくらみが当たっている。
 ドクン、ドクン。
 心臓が破れそうなくらい、高鳴ってる。
 だめだ、これ以上はもう……。
「えみるっ!」
 僕は振り向き様にえみるを抱きしめて、その唇を奪っていた。甘い味がする。
「あん……、ダーリン」
 好きだ、とか、愛してる、とか言えばいいのかもしれなかったけど、僕にもそんな余裕はなかった。ただ、がむしゃらにえみるの小さな身体を抱きしめていた。
「……ぷはぁ」
 唇を離すと、えみるは僕の肩に頭を預けて、小さな声でつぶやいた。
「ダーリン、……外して……」
「う、うん」
 僕は、ぎこちなく頷くと、えみるの背中に手を回して、ブラのホックを外そうとした。何度か失敗した後で、やっとかすかな音がして、ホックが外れる。
「ダーリン、見て欲しいりゅん」
 僕は震えるえみるの声に、抱きしめていた彼女の身体を少し離して、えみるの胸をジッと見た。
 確かに例の本の女の人みたいに大きくはないけど、いや、率直に言えばかなり小さいけど。
 えみるの呼吸に合わせて上下している胸に、僕は真剣に見入っていた。
「ダーリン、そんなに見られるとえみりゅん恥ずかしいりゅん」
 えみるは胸を手で隠していやいやとかぶりを振った。
 僕はそのえみるの手を押さえて、ジッとその瞳を見つめた。
「……」
 真っ赤になりながらも、えみるはおそるおそる手を胸からおろした。
「……奇麗だ」
 僕は思わず呟いた。硬い表情だったえみるの顔が、少しだけほころぶ。
「本当?」
「うん」
「うれしいりゅん!」
 えみるは、また僕に抱き着いてきた。そして、僕らは唇を重ね合った。
291名無しさん@ピンキー:05/01/22 04:43:24 ID:e4uSyxGP
 チュン、チュン
 雀の鳴き声で、僕は目を覚ました。
「ん……」
 目をこすって、右のほうを見ると、僕の隣に寝転んだえみるが、頬杖をついて僕をジッと見つめていた。
「おはよ、ダーリン」
「おはよう、えみる。あれ? もう起きてたの?」
「うん。ダーリンの寝顔をずっと見てたんだりゅん」
 そう言って、えみるは笑った。
「ダーリンの寝顔って、とっても可愛かったりゅん」
「それはどうも。ところで……」
 僕は不意に思い出した。
「昨日のあの電話、結局なんだったの?」
「電話?」
「うん、あの『嫌わないで〜!』ってやつ」
「あれ? ううん、もういいんだりゅん」
「もういいのか、なんて通じるかぁ! このぉ、こちょこちょこちょこちょこちょ」
 僕はえみるのわき腹をくすぐった。
「みゃぁ、ダーリン、やだ。きゃははははははははは、わっ、わかったよぉ、きゃははははは」
「よし、しゃべるがいい」
292名無しさん@ピンキー:05/01/22 04:44:18 ID:e4uSyxGP
 僕が手を止めると、えみるは甘えるように僕に寄り添って、言った。
「えみりゅんのお友だちがね、言ったの。えみるが恋人らしいことしてあげないと、ダーリンがえみりゅんの事嫌いになっちゃうって」
「恋人らしいことって、要するに昨日の……あれ?」
 僕が聞き返すと、えみるは真っ赤になってコクリと頷いた。
「それで、えみりゅん心配になっちゃって、仙台から出てきちゃったんだりゅん。でも、ダーリンの家の前まで来たんだけど、やっぱりダーリンに逢うのが、怖くなっちゃって」
「で、部屋の前のベランダから電話してきたわけか」
「……もう、ダーリンの意地悪意地悪意地悪ぅ〜!」
 えみるは耳まで赤くなると、僕の身体をぽかぽか叩き始めた。
「いたたた。ごめんごめん」
 僕は謝りながら、えみるの両手の手首を捕まえた。そして、耳元で囁く。
「……ありがと、えみる」
「りゅぅん」
 えみるはくすぐったそうに笑うと、身体を起こした。
「そうだ、ダーリン、コーヒー飲もう、夜明けのコーヒー。えみりゅん、煎れてあげるりゅん」
 その笑顔は、今までのえみるの、屈託ない笑顔とはちょっとだけ違ってるような気がした。

《終わり》
293名無しさん@ピンキー:05/01/22 17:45:45 ID:9xPA34D/
う〜ん……。
お話自体はいいと思うんだけど、ここってエロパロだからさぁ、
やっぱり「エロ」があった方がいいかなぁって思います。
294名無しさん@ピンキー:05/01/22 22:08:36 ID:MTu4Y6eY
確かに
でも、エロ描写っていうのもなかなか書こうと思ってかけるもんじゃないよ
いろんなサイトみると、結構エロ小説からぱくってきてるのもあるみたいだし
参考にするのも悪くないんじゃない?

とにかく乙です
295名無しさん@ピンキー:05/01/23 03:33:46 ID:lewt0bef
>>269-281
>>283-292

てめえふざけんなこれコピペじゃねーかぼけ
296名無しさん@ピンキー:05/01/25 22:37:13 ID:XAYKCVeo
看護婦若菜嫌にならないギリギリの辺りでエロエロだね。
今度エリート医師として欲しい。若菜も少し本気モードで。
69様の晶は気位の高い晶がこんなにもエッチで感じていて燃えます。
297名無しさん@ピンキー:05/01/30 21:51:15 ID:p1vaEhsG
ここ1週間新作がなくて心配
298名無しさん@ピンキー:05/01/31 00:08:13 ID:nFgvN2As
>>297
これまでが恵まれすぎ。前スレの最初なんか1週間程度新作がないのは当たり前だった。
299名無しさん@ピンキー:05/01/31 01:49:34 ID:Aw/hpSpO
盗作してはりつける馬鹿がでる始末・・・
30069 ◆49EtSB976. :05/02/01 17:01:35 ID:mnKi44vi
>>229-231 >>282 >.296
感想のレスありがとうございます。晶は人気ありますね。喜んでいただけてうれしいです。


千恵のSSです。傾向はラブラブ和姦です。
30169 ◆49EtSB976. :05/02/01 17:02:37 ID:mnKi44vi
 去年の春、僕の家のポストに投げ込まれていた名前の書かれていない手紙。
 あれから1年近くをかけ、その差出人を探してきた僕の旅もそろそろ終わる。
 最後まで残ったのは九州に住む二人。
 そのうちの遠藤晶は違うことがわかった。あとは松岡千恵だ……。

「あれぇ? あんた……」
 突然誰かに名前を呼ばれた。だけど僕は振り返る前に相手が誰だかわかった。
「千恵! なんでこんなところにいるの?」

 千恵に会ったのは、晶に真偽を確かめた帰りの夜行列車内。
 本当はその足で福岡に向かうはずだった。でも千恵に電話をしたら留守だった。
 それで一旦東京に帰るところだったんだけど、こうして千恵に会えるとは……。
 こんな偶然ってあるんだなぁ。

「あたしさぁ、大阪に武者修行かねて出張ライブに行くとこなんだよ」
 千恵が話してくれたことによると、ライブの他にオーディションもあるという。
 それに受かればプロとしての道が開けるのだそうだ。
 そうすぐ高校生活も終わる。千恵は将来のこと、まじめに考えてるんだなあ……。
「聞いてもらいたいこともあるしさ。ここで立ち話もなんだから、あんたの席行ってもいいか?」
「あ……いいけど千恵、連れは?」
「メンバー? もちろんいるよ。でも二人だけで話したいんだ」
 なにやら真剣な表情で千恵が言う。
「じゃあおいでよ」
「ああ」
 僕は千恵と一緒に自分の席に向かった。
30269 ◆49EtSB976. :05/02/01 17:03:25 ID:mnKi44vi
「すごいなオイ、シングルデラックスじゃないか! あたしらなんかB寝台ソロだぜ?」
 ちょっと奮発した僕の席を見て千恵が目を丸くする。
「もう日本中旅しなくてもよくなったからね」
 そう。今までは確信を得るために日本中を旅していた。でも結果がどうあれその旅ももう終わる。
「ん? どういうことだ?」
「な、なんでもないよ。ははは……そういえばなんでこの列車なの? 新幹線だってあるだろ?」
 あわてて話題を変えた僕に
「採算の取れない路線は全国規模で廃止されてるんだってな?」
 あまり鉄道に詳しくなかったはずの千恵がそんなことを言った。

 そんな話は僕も聞いていた。ただ、この夜行列車が廃止されるという話は寡聞にして知らない。
「だからさ、これもいつなくなるかわかんないし、あるうちに乗りたいってうちのメンバーが、さ」
「なるほどね。九州と東京じゃ飛行機のほうが便利だし早いもんな。みんなそっち使うかもね」
「そうそう。まぁ、ゆっくり行くことも旅の楽しみだとは思うけどね」
 うんうんとうなずきながら千恵が答える。そして
「あんたは乗りなれてるかもしれないけど、あたしは初めてだろ? なんかいいよな、こういうのも」
 そう言って僕に笑いかけた。その笑顔のままで
「それはそうとあんたはどうしてこの列車に乗ってるんだい?」
 屈託なく聞いてきた。
「ち、千恵に会いに来たんだよ。そ、そうしたらる、留守だったから……」
 とっさのことにどもってしまう。
「怪しいなぁ……ま、誰でも人に知られたくない秘密はあるからね。聞かないでいてやるよ」
 どこか釈然としない素振りを見せながらも、千恵はそれ以上は追及してこなかった。
30369 ◆49EtSB976. :05/02/01 17:04:13 ID:mnKi44vi
「ところで話ってなぁに?」
 そう聞いた僕の顔を、千恵は照れたようにちょっとだけ視線を逸らす。
 一瞬の間のあと、何かを決心したように
「恥ずかしい話だけどさ……不安なんだよ」
 と、僕の顔を見つめたままポツリと言った。
「サウザンブラックなら実力はあるし、不安なんてないんじゃないの?」
 素直な感想だった。
 いつも自信に満ち満ちている千恵が弱音を吐くところなんて初めて見た。
「自信はあるよ。でもさぁ、所詮は福岡で人気があるってだけだろ?」
「でも福岡から全国区になったバンドはいっぱいあるだろ?」
「だけどさぁ、全国に通用するのか、プロとしてやっていけるのか。それを考えると怖いんだよ」
「う〜ん……」
 音楽のことは僕にはよくわからない。適確なアドバイスができないことが僕は腹立たしかった。
「実は昨日、あんたに電話したんだ……こんなこと、あんたじゃなきゃ言えないからさ……」
 普段は男っぽい千恵が弱気な表情ですがるように僕を見た。
「留守電だったからどうしようかと思ってたんだけど……こうして会えたんだからよかったよ」
 そう言った千恵の目は潤んでいるようにも見えた。
「千恵……」
 何か言葉をかけなければ……。
 そう思うのだが、僕には千恵の名前を呼ぶことしかできなかった。

 しばらくの沈黙のあと、千恵がうつむいたまま言った。
「な、なあ……」
「なに?」
「あたしに……勇気くれないか? あんたの行動力とか強さとかを……分けてほしい」
「いいけど……どうすればいい?」
 僕が答えると、千恵は顔を上げて
「抱いてほしい」
 はっきりそう言った。……言ったあと、これ以上ないというほど赤い顔をしてまた下を向いた。
30469 ◆49EtSB976. :05/02/01 17:04:56 ID:mnKi44vi
 部屋に入ったあと、僕たちはずっと立ったままだった。
 心を決めた僕が寝台に腰を下ろすと隣りに千恵も座った。そのまま千恵を抱き寄せる。
 顔の輪郭がぼやけるほどに近付く。千恵の顔が目の前にある。
 大きな瞳、かわいらしい鼻、小さな唇。
 温かい気持ちで僕が見つめていると、それに気付いた千恵が急に下を向いた。
「そんなに見たら恥ずかしいよ……」
「恥ずかしくなんかないって」
 細いあごをそっとなでながら顔をこちらに向かせる。
 と、せわしなく視線が宙を泳ぎ、僕と目を合わせないようにする。
 本当に恥ずかしいのだろう、抱き寄せた体が少しずつ熱くなっていくのがわかる。
「千恵……好きだよ」
 その言葉を聞いた途端、千恵の視線が僕の瞳で止まり、そのまま動かなくなった。
「あたしも……好きだよ」
 そう答え、千恵は静かに目を閉じた。

 ゆっくりと唇を重ねる。
 緊張からか、千恵の歯が小刻みに震えているのが感じられた。
「大丈夫。怖くないから、僕がずっとそばにいるから」
 千恵の目を見ながらささやく。
「……うん」
 小さく、だけども力強く千恵がうなずいた。

 もう一度、今度はさっきよりも丁寧に唇を合わせる。
 無意識に僕の服をつかむ千恵の手はとても小さく、そして弱々しかった。
(千恵も女の子なんだ……)
30569 ◆49EtSB976. :05/02/01 17:05:45 ID:mnKi44vi
 軽く合わせただけの唇をそっとずらし、あごから真っ白な首筋にすべらせる。
「きれいだよ、千恵」
 そして、そう言って千恵の髪を優しくなでる。
「ぎゅってしてくれよ……」
 恥ずかしそうに小さな声で千恵が言う。
「うん」
 それに応え、千恵を抱く腕に力をこめる。
「……もっと強く……壊れるぐらいに……」
「ああ」
 言われたとおりに、僕は強く抱きしめた。
「……うん。うれしいよ」
 僕の腕の中にある千恵の肩は、小さくて、力を入れたら折れてしまいそうなほど細かった。
「あんたにこうされてると……落ち着くよ」
 千恵が笑顔を見せた。

 肩に手を回し、耳に息をかける。
びくんっ
 千恵の体が小さく震えた。
 そのまま軽く耳たぶを噛む。
「……ん」
 小さく吐息を洩らし、僕に身を預ける千恵。
 意識しているのかそうでないのか、千恵のふたつのふくらみが僕の胸に押し当てられる。
 千恵が身じろぐたび、そのふくらみが僕の胸に当たる。
「好き……あんたを感じさせてくれよ」
 幾分上気した頬で千恵がそう言った。
30669 ◆49EtSB976. :05/02/01 17:06:24 ID:mnKi44vi
 僕は左手で細い肩を抱いたまま、右手を千恵の胸にあてがった。
 そのまま包みこむようにして軽くもみあげる。
「くっ……」
 小さな声を洩らし、千恵が体を震わせる。
「ごめんっ! ……痛かった?」
 あわてて手を離す。
「ち、違うよ……」
 真っ赤な顔でうつむく千恵。
「……うん」
 もう一度ゆっくりと手を胸に当てる。その手を通してふくらみが伝わる。
 ブラジャーのせいか、少し抵抗のある固い感触を指先が感知した。

 たっぷりと重量感のある千恵の胸。それを指の腹や手のひらで何度もこねるようにいじくる。
 そのうち、シャツとブラの上からでもわかるほど固くなった突起が感じられた。
「服の上からでもわかる……」
「ば、ばか……。気、気のせいだからな……」
 思わず口をついた感想に、千恵が怒ったように抗議する。
「………」
 僕は何も答えずに、固くなった乳首をシャツの上から指先で円を描くようになでまわした。
「はぁ、はっ……んっ」
 それに合わせるかのように千恵の呼吸が荒くなる。
「あんっ…そんなの……んんっ」
 指で押しつぶすようにして千恵の胸の先端を攻める。指先で転がす。はさんでつまみあげる。
「そ、そこ……」
 いつもの気の強そうな感じはとうに消え失せ、千恵はオンナを感じさせる声を洩らした。
30769 ◆49EtSB976. :05/02/01 17:07:04 ID:mnKi44vi
 右手をTシャツの下から潜りこませる。しっとりと汗ばむ千恵の肌が僕を淫らな気持ちにさせる。
「あ……ん…」
 ゆっくりと手を薄手のブラに持っていく。
 そうして手で包みこむように力をこめると、千恵は僕の背中に回した手でシャツをつかんだ。
「な、なんかヘンだよぉ……」
 ブラを下からずらし、固く尖った乳首を僕がつつきはじめると千恵が切なげに言った。
「気持ちいいの?」
「んぁ……そこ、気持ちいい……あ、あたしの胸が……あたしのじゃないみたい……」

「千恵……」
 そう声をかけ、左手を下にすべらせる。そしてジーンズのベルトに手をかけた。
「はずすね」
「そ、そんなとこさわられるの……恥ずかしいよ……」
 千恵の声を聞き流し、ベルトをゆるめる。
 続いてボタンをはずし、ジッパーを下ろす。
 腰の後ろに手を回し、ジーンズを下げようとすると千恵が腰を浮かせて協力してくれた。
「あ、あんたがは、初めてなんだからなっ!」
 引きつった調子の声で千恵が言う。
「そう…なの?」
「あ、あたしをなんだと思ってるんだよ!」
「ごめん、そういう意味じゃ……千恵ってすごくかっこいいし、もう彼氏いるんだと思ってた……」
「あんたのこと……ずっと好きだったんだよ」
「ありがとう。……僕もずっと、千恵のことが」
 その続きは千恵の唇にふさがれた。

 唇が離れる。
「千恵……」
「……うん」
 千恵が僕の目を見てうなずいた。
30869 ◆49EtSB976. :05/02/01 17:07:50 ID:mnKi44vi
 左手を静かにショーツの中に差し入れる。
「あっ! そこ……やだ、あ、はぁ…あん」
 指先が茂みに触れると、千恵はいやいやをするように首を振った。
「恥ずかしいよぉ……あたし、はぁっ……」
 茂みの上を指でゆっくりとなぞる。
「こ、こんなことされたこと……ない」
 羞恥に染まる千恵の顔を見ながら、僕は指をさらに奥へと潜りこませた。
 恥毛の感触の中に、ぬるみを帯びた小さなふくらみを指が探りあてた。
「ひゃんっ!」
 淫蜜にまみれた敏感な場所に指が触れた瞬間、千恵が体を震わせた。
「すごい……千恵のここ、こんなになってる……」
「は、恥ずかしい……」
 そんな様子に興奮した僕は、そこを中指と人差し指でこねるようにしてまさぐった。
 そうして千恵の淫裂の下から上に向かってなぞりあげる。
 と、蜜がからんでぐちゅぐちゅと淫猥な音が立った。
「ひゃうっ! ああっ、あん、んんっ!」
 自分の股間から響くいやらしい音に、千恵は顔を赤らめて否定するように首を振る。
「聞こえる? 千恵のここ、えっちな音させてるよ?」
「だって、だってあんたが……んんっ!」

 そろえた指で筋をなぞるように動かす。敏感なところを何度もくり返して上下になぞる。
「あぁ、んあぁ! ひんっ、いっ……」
 千恵に痛みを与えないように注意して、力を加えずにひだをくじり続ける。
「んんっ、あん……んふぅ、くぅぅ……」
 そのたびに淫溝からは湿った音が立ちのぼり、千恵は切ないうめき声を上げた。
30969 ◆49EtSB976. :05/02/01 17:09:25 ID:mnKi44vi
 初めて聞く千恵のそんな声に、僕の興奮もあおられる。
 いとおしさ。もっと乱暴にしたい衝動。さらなる快感を与えたい欲望……。
 それらがないまぜになった気持ちで、僕は千恵の股間で指を動かしつづけた。
「ひゃぁっっ! んんんっ、むんっ……」
 千恵は時折、激しく体を痙攣させる。同時に嬌声が上がる。
 僕の指がクリに当たるたび、その声は大きくなった。
 それだけではなく、千恵は僕の指に合わせて腰を使いはじめた。
 その目が恍惚の色に変わっていく。その肩が小刻みに震えている……。

「いつも一人でこんなことしてるの?」
 クリから指を離し、千恵の顔を覗きこむように聞いてみる。
「してないぃ……そんなこと、してないよ……」
 そう答えながら、千恵は僕の目を見ようともしない。
「ホントのこと知りたいな? だって千恵感度良すぎじゃない?」
「……してない……してませんっ! ほ、ほんとだって」
 語尾は小さくてよく聞き取れない。
 僕はヒクヒクと震える媚肉のまわりでじらすように指をうごめかした。
「ううんっ……」
 口を半開きにし、切なげに僕を見上げる千恵。
「ねぇ……お願いだよ、ねぇ……」
 そしてせがむように自分で腰を動かしながら、自分のそこを僕の指に近づけようとする。
「だーめ、さわってあげないよ。千恵、自分でこんなことしてるんでしょ? 言ってごらん?」
 意地悪く問いただす僕に
「……うん」
 小さく千恵がうなずいた。
31069 ◆49EtSB976. :05/02/01 17:10:11 ID:mnKi44vi
 あの千恵がオナニーを!
 そう思うと、僕の心によこしまな火が灯った。
「いつもこんなこと自分でしてるの? どんなこと考えながらしてるの?」
 千恵の濡れそぼったひだを、触るか触らないかのところで円を描くようになでまわしながら聞く。
「……うん、してる……だからお願い、もっと、もっとさわって……」
「どういうこと考えてしてるの?」
 さらに追い討ちをかける。
「あ、あんたのこと……いじわるッ! お願い……」
「僕のこと考えながら、毎日こんなことしてたんだ……」
「うん、うん……してるよ、あたし…毎日…自分で、自分で…あんたのこと思いながら…あぁんっ」
「千恵!」
 それを聞いた僕は、性の欲望に衝き動かされるように千恵の敏感な場所を指でかき回した。
「あひっ、ひ……あぅ…ひんっ!」
 口の端からよだれを垂らし、千恵はくり返し体を引きつらせる。
「あ、あたし、もうっ! もうっ……」
 絶頂が近いのか?
 そう思った僕は突起をこする指の動きをさらに強めた。
「はぁっ! もう、イッ…くっ……」
 声にならない叫びを上げ、千恵の体が突っ張った。
 ……そして静かに力が抜けた。
31169 ◆49EtSB976. :05/02/01 17:10:58 ID:mnKi44vi
「イッちゃった? ふふっ、千恵ってこんなにエッチな女の子だったんだ?」
 まだ息の整わない千恵をからかうように聞く。
 瞬間、千恵は耳まで真っ赤に染めて
「ち、違うよ……あたし、そんなんじゃ……」
 唇を噛んでうつむいた。
「もしかして何度もイッてたの?」
 その言葉を聞いた途端、千恵はあわてて首を振る。
「ち、違う……あたしそんなにエッチじゃない……」
「うそ」
「う、嘘じゃ……」
「自分でいっつもいじってたんでしょ? いっぱいイッてたんでしょ?」
 そう言いながら、僕は愛液であふれるそこをかき混ぜるように指を動かす。
「んんっ!」
 同時にビクンッと千恵が肩をすくめる。
「うそつくと、もうさわってあげないよ」
「い、いや……」
「どうなの?」
「いじわる……」
 僕を責めるように目で見る千恵。
「イッちゃった?」
「……うん」
「『うん』じゃわからないよ。イッちゃったの?」
「イ、イキました……」
 恥ずかしそうに千恵がうなずいた。
「もっとしてほしい?」
こくん
 千恵が首を振る。
「ちゃんと言わないとわかんないよ」
「もっと…してほしい……」
「ふふっ、千恵かわいい」
 そう言って、僕は千恵に口づけた。
31269 ◆49EtSB976. :05/02/01 17:11:52 ID:mnKi44vi
「んっ……ま、待って」
「え?」
「今度はあたしが……あんたにしてあげるよ」
 そう言うと千恵は僕の股間に手を伸ばした。

 千恵はおずおずとジーンズ越しに勃起に触れる。そして形を確かめるように指でなぞりはじめた。
「か、固くなってる……すごい……あんたのここ、こんなに固くなってるよ」
 そう言いながら、千恵はぎこちない動きでジーンズのジッパーを下ろしていく。
 なかなか下りていかないジッパーに焦れたのか、千恵はもどかしそうに小さな手をジーンズの中に忍ばせる。
 そうして、トランクスに手を入れるとゆっくりと指をからませた。
「ああっ、気持ちいいよ千恵……」
 思わず快楽の声が洩れる。千恵に握られた僕のモノは張り裂けそうにビクビクと脈打った。

「固いよ……こんなに固いなんて……すごい……こんなになっちゃうんだ……」
 そこから先はどうすればいいのかわからないのだろう、モノを握ったままで千恵が言う。
「どうすればいいの?」
「そ、そんなこと聞くなよ」
 恥ずかしさに顔が熱くなる。
「わ、わかんないよ……こう?」
 僕の目を見ながら、千恵は握った手をゆっくりと上下に動かしはじめた。
「ううっ!」
「気持ちいい? ねぇ、気持ちいい?」
「……うん、気持ちいい……」
「あたしの手で気持ちよくなってるんだね……あんたを気持ちよくさせてるんだね……」
 千恵がうれしそうに言う。
「ああ、すごくいいよ……千恵ぇ……」
 自分の手が僕に快楽を与えているのがうれしいらしく、千恵が微笑む。
 そしてその手が、指が、徐々に大胆な動きをしていく。
31369 ◆49EtSB976. :05/02/01 17:12:50 ID:mnKi44vi
「ねぇ、どこが気持ちいいの?」
「そこ……もっと上……先のふくらんだところとその裏側」
 より大きな快感を求め、自分の性感帯を千恵に伝える。
「ここ?」
 それに応じるように千恵の指が僕の先端をなでまわす。
 そればかりでなく、千恵の指は僕を上下にしごき上げたり、下から指を立ててなぞったりする。
「あぁっ! 気持ちいいよ千恵……」
 これまで味わったどんなものよりも強い快感に溺れていく……。

 僕を高まらせる千恵の動きが少しずつなめらかになっていく。
「あ……濡れてる」
 びっくりしたように千恵が言う。
「うん……」
「男の人も濡れるんだ……これって精子? 射精したってこと?」
「違うよ……気持ちがいいと最初にヌルヌルの液が出て来るんだ。精液とは別に」
「本当に気持ちいいんだ……」
 いたずらっぽく千恵が笑う。その目がいやらしく僕を見つめる。
「濡れるっていっても千恵ほどじゃないけどね」
 そう返し、僕はいきなり千恵の乳首をつまみあげた。
「ひゃんっ!」
 そしてもう片方の手を千恵の股間に差し入れると、敏感になった突起をショーツの上からつつく。
「あ、いや……ひゃうっ! そ、そんないきなりされたら……あんっ!」
 あえぎ声を上げた千恵は思わず僕のモノから手を離してしまう。
 それにかまわず、僕は千恵の胸とクリとを攻めつづけた。
「あ……あん……ひぁ……」
 手が離れたことに気付いたのか、千恵はあわてて僕のモノをつかみなおす。
 それでも股間から立ちのぼる快感に手がおろそかになる。
「あんっ、あぁ……んんっ」
 千恵は淫らな声をあげて快感に身をゆだねていた。
31469 ◆49EtSB976. :05/02/01 17:13:49 ID:mnKi44vi
「千恵……」
 名前を呼びながらショーツに手をかける。
 ショーツはちょうど股間のあたりが大きなシミになっている。
 それを見た千恵は
「や、やだぁ……恥ずかしいよ」
 そう言って頬を染めた。
「千恵」
 もう一度声をかける。
「……うん」
 千恵がうなずくのを確認してから、僕はショーツをお尻のほうからゆっくりと脱がしていった。
 僕が脱がせやすいように、千恵が腰を浮かせてくれる。
「ありがとう」
「バカっ!」
 お礼を言った僕を責めるように千恵が小さな声で言ってにらんだ。
 ショーツが股間から離れるとき、べっとりと付いた愛液が糸を引いた。
「すごいよ千恵……こんなに濡れてる……」
 素直な感想が口をついた。
 それを聞いた千恵が、これ以上赤くなれないというほど真っ赤になってうつむいた。

 僕も手早く下着を脱ぐ。そうして
「入れるね」
 そう千恵に声をかけた。
「う、うん……」
 うつむいたまま千恵が答えた。
31569 ◆49EtSB976. :05/02/01 17:14:40 ID:mnKi44vi
 千恵の股間にひざをつく。膝の裏に手をあてがい、千恵の秘部をあらわにする。
 そうして勃起を濡れそぼった千恵の陰唇に押し付けた。
「あ、当たってる……」
「うん。これから千恵とひとつになるんだよ」
「う、うん……」
 勃起で千恵の肉ひだをかきまわす。そうして肉棒に吐液をまぶしていく。
「くちゅくちゅしてる……あたしのと…あんたのが……」
 僕は先端の割れ目で千恵の肉突起を弾くように刺激した。
「あ、あんたのが……当たってる……」
「気持ちいい?」
「……うん」

 二人の性器がこすれあうたび、淫らな水音があたりに響いた。
「な、なぁ……本当にそんなのが入るのか?」
 怯えた感じの千恵の声。
「そういう風にできてる」
「で、でもさぁ、そんなに大きいんだぜ……」
「怖い?」
「………」
 返事はない。
「僕を信じて。ね?」
 手を千恵の頬に当ててささやく。千恵は不安そうに僕を見つめたが、
こっくり
 静かに、だけど力強くうなずいた。
「行くね」
「……うん、来て」
31669 ◆49EtSB976. :05/02/01 17:15:21 ID:mnKi44vi
 先端を少しだけ千恵に埋め込む。と、千恵が大きく息を吸い、吐いた。
 入り口に少し沈めたまま千恵を見る。千恵がしっかりとうなずく。
「いいよ、入れても……でも、ゆっくりな」
「ああ」
 そう答え、千恵に負担をかけないよう静かに静かに勃起を挿入していった。

「ああぁぁっ!」
 千恵が大きく首を振って悲鳴に近いうめき声を立てる。
 僕が千恵の中に入っていくたびに千恵の顔が苦痛にゆがむ。
 それでも千恵は必死になって僕を受け入れようとする。
 ゆっくり、ゆっくり、千恵の中を確かめるように慎重に腰を送り込む。
「あぁっ、あんたのが、あんたのがわかるよ……」

 根元まで収める。
 入れたばっかりなのにもう限界が近付いていた。
 千恵の痴態を見、手指で昂ぶらされていた僕はいつ射精してもおかしくない状態だった。
 処女を喪ったばかりの千恵も早く終わってあげたほうが苦痛は少ないだろう。
「千恵……もうすぐ終わるからね」
「はぁはぁ……え?」
「イキそう……」
「う、うん……」
 千恵の中で前後する肉棒は赤く染まっていた。千恵の純潔。……処女の証。

 限界だった。
「千恵……イク」
 千恵の中から引き抜くのがやっとだった。
 その直後、
びゅるっ! ずぴゅっ! どぴゅっ! びゅくっ!………
 ビクビクと脈動する陰茎から白濁の粘液がほとばしる。
 飛び散った体液が千恵の下腹部から胸のあたりにまでまき散らされる。
「うぅっ! むぅっ……んんっ!」
 食いしばった歯から悦楽のうめきを洩らし、僕は射精を続けた。
31769 ◆49EtSB976. :05/02/01 17:16:10 ID:mnKi44vi
 大量に精をぶちまけ、肉茎にみなぎっていた力が失われていく。
「はぁはぁはぁ………」
 性の愉悦の余韻にひたりながら、僕は大きく息をついていた。
「熱い……」
 千恵が自分の下腹部を汚したこってりとした精液の感触に声を上げる。
 そしてそれに手を伸ばし、指にからめると
「精子って……ヨーグルトみたい」
 そう言ってぎこちなく微笑んだ。

 服を整え、僕たちはベッドに並んで腰を下ろした。
 そして千恵が落ち着いた声で前を向いたまま言う。
「明日のオーディションだけどさぁ」
「うん」
「あんたに元気もらったから大丈夫な気がしてきたよ」
 そう言って僕を見て笑顔になった。
「僕でも千恵の役に立てたんだね」
「なに言ってるんだよぉ! あんたはいつもあたしに力をくれた。そうだろ?」
 声のトーンが高くなる。
「……そうなの?」
「もうっ! ほんっと鈍感だよな! ま、そこがあんたのいいところかもな」
 言いながら僕の肩に頭を預けてきた。

「実はさ……今まで黙ってたことがあるんだ」
 千恵が僕の顔をまっすぐに見据えて言った。
「え?」
 思いつめたような千恵の表情にちょっとだけ不安がよぎる。
「あたし、去年の春、あんたに会いに東京まで行ったんだ。……差出人のない手紙、あったろ?」
「……うん」
「あれ、あたしが出したんだよ」
 やっぱり千恵だったんだ!
31869 ◆49EtSB976. :05/02/01 17:16:53 ID:mnKi44vi
「あんたにとってはすごく迷惑なんじゃないかって考え直して、それで名前書かなかったんだ」
 心臓がドキドキして言葉が出てこない。
 その間も千恵の告白が続く。
「あんたが会いに来てくれた時も本当はものすごく嬉しかったんだけど、言い出せなくてさ」
 僕も何か言わなければ……。だけど言葉が出てこない……。
「なんだか恐くて、素直になれなくて……ごめん」
 言い終わると千恵がぺこりと頭を下げた。

(一年近く遠回りしちゃったけど、やっと僕たちはお互いに分かり合えたんだ……)
 僕は頭を下げた千恵の肩に手を置くと、
「ずっと一緒にいるよ、千恵」
 やっとそれだけを口にした。
「ほんとか?」
 千恵の顔のみるみる生気が宿る。
「もちろん」
「えへへ、うれしいよ。あたし、あんたを好きだって思う気持ちは誰にも負けないよ」
 言いながら千恵の瞳が潤みはじめる。
「それと、あたし、こうと決めたらとことんまで突き進むタイプだぞ」
 ぐすっと鼻をすすりながら千恵が言葉を継ぐ。
「ひょっとしたらストーカー向きの性格なのかもしれないからな」
「それはちょっとだけ困るなぁ」
 そう返すと、僕は笑って千恵を抱きしめた。
「好きだよ……あんた」
 千恵もそう答え、静かに目を閉じた。
「僕もだよ、千恵」
 二人の唇が、また重なった。

           おわり
31969 ◆49EtSB976. :05/02/01 17:17:56 ID:mnKi44vi
・3月のダイヤ改正で長崎―東京を結ぶ寝台列車「さくら」は廃止されること
・シングルデラックスは「さくら」ではなく、連結される「はやぶさ」の設備であること
・「さくら」が大阪に着くのは午前4時半ごろであること
の3点は今作を書くにあたって調べた結果、初めて知りました。
そしてこれらはSS用に都合のいいように設定を改変しています。ご理解ください。


現在えみるとるりかを書いてます。というか構想中です。
参考にしようと、センチ2で未クリアだったるりかを攻略中ですが、難しすぎます。
今ごろになって攻略本買わなかったのを後悔しています。こうなったら攻略サイトが頼りですね。
しかし、誰があのシステムにOK出したんでしょうか……。
320ネ申候補生:05/02/01 18:27:07 ID:50wLm4qE
 「綾崎くん、退屈してないか? よかったら僕の部屋に遊びに来たまえ」
 若菜が夜勤でガーゼたたみをしていると、内科の甲斐智久医師が声をかけてきた。彼も当直で退屈していたようだ。
 「ええ、伺います。一人でつまんなかったんです」
 今夜は珍しく一人きりで、しかも手のかかる入院患者も居らず、仕事もいち段落ついていたので若菜は本当に退屈していたのだった。
 甲斐は銀縁眼鏡をかけ、スラリとした長身の、痩せ型の男だった。
 ちょっぴり冷たく神経質そうだが、苦み走ってなかなか看護婦たちにも人気のある医師である。
 しかし若菜は、クールなタイプはあまり好みではなかった。ただ今夜は一人で寂しくて、本当に誰でもいいから話し相手が欲しい心境だったのである。
 三十五歳で妻子もあり、その奥さんはここの病院長の娘だから、彼の将来は保証されていた。
 やがて若菜は甲斐に続いて、内科の診察室に入った。
 「休憩室などより、やはり何となく診察室のほうが落ち着くんだ。性分なんだろうね」
 甲斐は言い訳するように言い、若菜に椅子をすすめた。
 そして冷たい眼でじっと観察するように若菜を見つめた。
 「あら………、あたし、別に具合は悪くありませんわ………」
 若菜はほんのり頬を染め、やんわりと甲斐の視線を外すように俯いた。
 「ん? 僕は今医者の眼をしていたかい?」
 「はい………」
 「そう見えたのなら君の認識不足だ。今のは恋する男の眼なのだから」
 「まあ………! はっきりおっしゃるのね………」
 若菜はチラと甲斐を見上げて、またすぐ眼を伏せてしまった。
 男好きの若菜にしては珍しく、淫靡な気持ちになれなくて、何となく甲斐が怖いのである。
321ネ申候補生:05/02/01 18:28:48 ID:50wLm4qE
 若菜は自分に欲望を抱く男は、見れば大抵わかるし、またその淫靡な衝動が伝染してくるものなのだが、甲斐のそれは何やら異質なもののような気がするのだった。
 「はじめて見たときから、君が好きだった。君が欲しい」
 甲斐は表情ひとつ変えずに言った。蛍光灯のせいか色白の顔がさらに青く、眼鏡の奥の眼が冷たく光っていた。こちらの衣服も心も透視するような甲斐の眼差しに、若菜は背筋に冷たいものが走った。
 「君は素晴らしい女性だ。どんな患者も君を天使か女神のように振り仰いでしまう。支えの欲しい気弱な患者ばかりではない。この僕も、熱烈な君の崇拝者だ」
 「あ、あの、困ります、あたし………」
 若菜は何故だかわからぬが、下腹から悪寒に似た震えがどうしようもなく突き上がってくるのを覚えた。男性と二人きりになってこれほどの不安を感じたことなど、かつて一度もなかったことだ。
 若菜は安易についてきたことに、漠然とした恐怖と後悔を覚えた。まだ詰め所で、退屈なガーゼたたみをしていたほうがよかったと思った。
 「さあ、こっちへ来なさい」
 甲斐が立ち上がり、若菜の肩を掴んで診察ベッドへ連れていこうとした。
 「ま、待って、先生には奥様が………」
 若菜が拒むように身体を縮めて言うと、甲斐ははじめて表情らしいものを見せて顔を歪めた。
 「あんなものはどうでもいい! 院長に強引に押しつけられただけの牝豚だ。爬虫類並みの脳しかない下等動物だ」
 「まあ………!」
 若菜は甲斐の剣幕に戦慄し、そのギラギラ光る偏執狂的な眼を見て、さっきから感じていた恐怖の正体がわかったような気がした。それは自分を害する、異常なものに対する原始的な恐怖だったのだ。
 「あ、あたし、失礼しますっ………!」
 若菜は立ち上がり、後ずさるようにドアに向かった。
 「待ちたまえ、綾崎くん」
 それより早く甲斐が迫り、若菜の両肩をわし掴みにした。
322ネ申候補生:05/02/01 18:29:39 ID:50wLm4qE
 「キャッ………! 誰かっ………、アウ!」
 若菜は叫ぼうとしたが、甲斐に口を押さえつけられ、バタバタもがきながらベッドまで引きずられてしまった。
 そしてそのまま押し倒され、いつ用意していたのか、若菜は甲斐にロープで後ろ手に縛られてしまった。さらに口にはタオルで猿ぐつわをされてしまった。
 「アウ………、グッ………!」
 若菜はベッドの上で脚を縮め、恐怖におののき呻き声を上げた。
 「勘弁してくれたまえ。どうしても君が欲しいという愛情から発したことだ」
 甲斐が落ち着いた口調で言った。
 どんなときでも冷たい仮面を外さず、およそ欲望を前面に出してメロメロになるということはないのだろう。しかし甲斐は若菜を清純な処女だと思っているようだが、それだとなおさらこの行動は異常だった。
 やがて甲斐はベッドに近づき、若菜に屈み込んできた。若菜も、自由になる脚で人を攻撃するようなはしたないことはできない性格だった。
 甲斐が近々と若菜に顔を寄せてきた。
 「美しい、白衣の天使を絵に書いたようだ。おののく表情がまたいい。この、身も心も真っ白な君を、とことん汚してやりたい………」
 甲斐は言いつつ、自分の白衣を脱ぎ捨てた。
 そして腕時計を外し、シャツのボタンを外していった。なにやら拷問を前に薄笑いを浮かべるナチスの将校を彷彿とさせた。ズボンの股間がはちきれそうに突っ張り、そこだけが正直で人間らしい部分に思えた。
 甲斐は若菜の口に噛ませたタオルの上から、激しく唇を押しつけてきた。
 「クッ………! ウム………!」
 若菜が顔をしかめて呻き、懸命に首を振って逃れようとした。
 しかし甲斐が執拗に唇を重ね、タオルに沁み込んだ唾液を舐めはじめた。若菜の顔に甲斐の眼鏡が冷たく押しつけられた。
 甲斐は荒々しい接吻を続けながら、若菜の白衣に指を這わせ、巧みに素早くボタンを外しはじめた。
323ネ申候補生:05/02/01 18:30:37 ID:50wLm4qE
 胸元が開かれ、ブラのフロントホックも器用に外されてしまった。
 「アウウッ………!」
 さらに彼の手が内腿を割り、裾の中に入ってくると、若菜は激しくもがきはじめた。
 唇が離れ、甲斐の舌が若菜の顎から首筋をたどり、やがて胸の脹らみに埋め込まれてきた。乳首が強く吸われ、甲斐の指が、引きむしるような勢いで若菜のパンティをズリ下げはじめた。
 「アウ………、アアッ………!」
 若菜は喘ぎ、甲斐にむき出しにされたワレメを乱暴にいじられ、どうしようもないおぞましさに鳥肌が立った。
 若菜は童貞の美少年や偏屈な年寄りたちに悦びを与えるのは好きだが、サディストの慰み者になるのだけはイヤで、どうしても燃えてこないのであった。
 しかし甲斐の舌が乳首をコリコリところがし、指が恥毛をシャリシャリと掻き分けて陰唇やクリトリスを探ってくると、心とは裏腹に、若菜の身体が反応を示しはじめてしまった。
 甲斐の顔が、さらに降りていって若菜の股間に埋め込まれた。
 若菜の脚を大股開きにして、甲斐はスタンドの灯りをそこに向けた。陰唇がおののくようにヒクつき、指でむっちり押し拡げると、粘膜が僅かにヌメついて膣が艶めかしく息づいていた。
 「綺麗だ。これが若い女の匂いか………」
 甲斐が呟き、若菜の恥毛に鼻を押しつけてクンクンと嗅いだ。内科医だと、あまりワレメを見る機会はないのだろう。やがて甲斐は陰唇に唇を押しつけ、膣の入口を舐めはじめた。
 「ク………、アウ………」
 若菜が喘ぎ、腰をよじらせて懸命に甲斐の顔を外そうとした。
 「動くんじゃない。濡れはじめているじゃないか。ふふ、今、もっといいことをしてあげよう………」
 甲斐は軽く味見しただけで顔を上げ、さらにロープで若菜の脚を開いたまま、足首をそれぞれベッドの脚にくくりつけてしまった。
324ネ申候補生:05/02/01 18:31:28 ID:50wLm4qE
 そして若菜の腰の下に枕を入れ、ワレメからアヌスまで丸見えになるようにした。甲斐は器具の入った棚から、何やら細長い管を取り出してきた。
 「ふふ、これが何かわかるかね? これは尿道カテーテルだ。君のような可愛い子に一度入れてみたかった」
「アウウッ………!」
 若菜は眼を見開いて激しくもがいた。どうも甲斐は自身の陰茎より、冷たい器具で若菜を犯したいようだ。
 「さあ、力を抜くんだ。痛くないし、すぐ済むからね………」
 甲斐はもう一度若菜の陰唇を舐め、クリトリスと膣の間、尿道口あたりを湿らせた。
 若菜は恐ろしさに身震いした。彼の舌の動きも、おぞましいだけで快感にはほど遠かった。やがて甲斐が顔を上げて、左手の指で陰唇を拡げながらカテーテルの先端を尿道口にあてがってきた。
 「ヒッ………!」
 若菜が息を飲んでビクンとのけ反った。
 甲斐は構わず、ズブズブとカテーテルを押し込んできた。若菜は鋭い痛みの伴う違和感に、脂汗を滲ませて喘いだ。ぽつんと閉じていた尿道が異物挿入を拒むように血の気を無くし、まわりの肉を僅かに盛り上げて震えた。
 「そらそら、どんどん入っていく。感じるかね? ほうら、もうすぐ膀胱に入るぞ」
 「アアッ!」
 若菜は下腹の奥の方にズキンとした鈍い痛みを感じた。
 勿論、若菜は導尿の経験など一度もなかった。
 「どうだね? 膀胱に入ったぞ、そうら、オシッコが漏れてきた………」
 甲斐が舌舐めずりしながら言った。そして洗面器を取り、管の先を入れた。若菜は力など入れていないのに、自然に膀胱内のものが出てしまうのだろう、チョロチョロと洗面器に尿の漏れる音を聞いた。
 「そうら、まだまだ出るぞ、湯気を立てて、恥ずかしい匂いをさせながら」
325ネ申候補生:05/02/01 18:32:20 ID:50wLm4qE
 甲斐が羞恥を煽るように言う。若菜は猿ぐつわのタオルを噛みしめながら、必死に耐えていた。やがて膀胱が空になると排出も止まり、甲斐はゆっくりとカテーテルを引き抜きにかかった。
 「クゥッ………!」
 若菜はビクンと顔をのけ反らせて呻き、下腹と内腿をヒクヒク痙攣させた。
 先端がヌルッと抜けても、若菜の尿道にはピリピリ沁みるような痛みと異物感が残っていた。甲斐は、もう若菜が叫んだりしないと判断し、しっとりと唾液に湿ったタオルを口から外してやった。
 若菜はハアハア喘ぎながら、涙を滲ませた眼で甲斐を恨みがましく睨んだ。
 「ど、どうしてこんなことを………」
 「これが僕の愛情表現なのさ。好きだからいじめたい。美しいから汚したいのさ」
 「変態だわ。そんなの………」
 「看護婦らしくない言い方だね。じゃ何かね? フェラチオでもさせてザーメン飲ませればマトモなのか。じゃしてやろう」
 甲斐はなみなみと若菜の尿のたたえられた洗面器をかたづけ、若菜が固定されて縛られているベッドに上がってきた。そして下着ごとズボンをズリ下げ、若菜の顔を跨いだ。
 赤黒い亀頭が鈍い光沢を放ち、陰唇は青筋立てて勃起していた。
 「さあ舐めさせてやる。その可愛い口の中でイカせてくれ」
 甲斐はしゃがみ込んで、若菜の唇にぐいぐい亀頭を押しつけてきた。
 「ウ………」
 若菜は必死に唇を閉ざし、息を詰めて侵入を拒んだ。甲斐は若菜の鼻をつまみ、苦しくて僅かに口を開いた隙にズブリと陰茎を押し込んでしまった。
 「そらそら、美味しいだろう? 噛みつくなよ、そうだ、舌を動かせ………」
 甲斐は呪文のように呟きながら、両手で若菜の頭を支え、ヌルヌルと喉の奥まで押し込んでいった。
 「クッ………、ムグ………!」
326ネ申候補生:05/02/01 18:33:10 ID:50wLm4qE
 若菜は観念して、ねっとりと舌を這わせはじめた。もとより噛みつく勇気などない。むしろ激しくフェラチオしてやって甲斐を射精させれば、気が済んで解放してくれるかもしれないと思った。
 甲斐は快感に、若菜の唇で小刻みにピストン運動をはじめた。
 「そうだ。もっと舐めろ、音を立ててイヤらしく吸え!」
 甲斐は、果ては若菜の髪をわし掴みにして、ズポズポと顔と腰の両方を激しく前後させた。
 「アッ………! アウウ………」
 若菜は眉をひそめて喘ぎ、それでもモグモグと唇を蠢かし続けた。溢れた唾液が唇の端から顎に滴って糸を引き、陰茎にも伝わって甲斐の陰嚢のほうまでネトネトに粘つかせていった。
 若菜は舌鼓でも打つように甲斐の亀頭を巻き込み、強く吸い続けた。
 「オオ、いく、最高だ………!」
 甲斐は喉の奥で喘ぎ、若菜の口腔で陰茎をビクンビクン脈打たせた。
 おそらく、奥さんにはフェラチオなどとんとしてもらっていないのだろう。
 「ウ………、グッ………!」
 若菜は喉の奥を直撃されて呻き、舌の動きを止めた。しかし甲斐は、若菜の口の中へザーメンをドクドク注ぎ込む前に、スポンと陰茎を引き抜いた。そして若菜の顔に向けて、熱いザーメンを飛び散らせた。
 「ああっ………!」
 若菜は第一撃を飲み込む暇もなく、瞼や鼻筋を汚されて叫んだ。顔をそむけようとしても、甲斐が髪を掴んで離さなかった。
 若菜の口から白濁した粘液が溢れ、美しい顔中を彩るザーメンがトロトロと頬の丸みを伝って流れた。
 甲斐はなおも若菜の顔に粘液の滲む亀頭を押しつけ、最後にまたズブリと若菜の口に押し込んだ。そしてアヌスを引き締めて最後の一滴まで絞り出し、ようやく陰茎を離した。
 若菜は顔と唇のまわりをヌルヌルにして喘ぎ、なんとか口に入った分だけゴクリと飲み込んだ。甲斐はガーゼで若菜の顔を拭いてくれた。拭くというよりも、顔中に飛び散ったザーメンを集め、若菜の口に流し込むだけであったが。
327ネ申候補生:05/02/01 18:34:09 ID:50wLm4qE
 「あうう………」
 「そらそら、旨いか? 後で今度は下の口に飲ませてやるからな」
 甲斐が言う。どうやら、たった一度射精したぐらいでは、当分解放してくれそうもなかった。甲斐は再び若菜の下半身へと関心を移し、股間に顔を埋めて今度は本格的にクンニリングスをはじめた。
 クリトリスを念入りに舐め、唇で陰唇を挟んで強く吸った。
 「あ………、あう………」
 若菜は少しずつ喘ぎはじめ、内腿に触れる甲斐の眼鏡が熱気に曇りがちになった。やがて甲斐が若菜のクリトリスをしゃぶりながら、指を膣に入れてきた。様子を見ながらではなく、いきなりズブリと入ってきたのだ。
 「あん………!」
 若菜は身体を弓なりにさせて悶えた。
 「感じるか? 今にもっと太いものが入るんだぞ」
 甲斐は曇った眼鏡を外して置き、指をクネクネ蠢かせた。そして天井のザラつきや子宮頸部、Gスポットなどをひとつひとつ確認するように触れていった。
 やがて指をゆっくりと引き抜き、甲斐は若菜のアヌスのほうまで顔を潜り込ませた。
 尻のワレメが拡げられ、舌がアヌスにチロチロ触れてきた。そして若菜の愛液にタップリ濡れた指をあてがい、アヌスに指が侵入してきた。
 「ああっ………、いや、やめて………!」
 若菜が拒むようにアヌスを引き締めたが、指は根元までズブズブと入ってきてしまった。さらに親指が膣に潜り、間の肉をキュッとつままれた。
 「く………、あう………」
 「どうだ? 気持ちいいか?」
 甲斐が指でふたつの穴を責めながら、唇を若菜の耳に押しつけて囁いた。
 「ああっ………!」
 耳朶に噛みつかれて若菜が声を上げた。甲斐は膣と直腸の間をグネグネつまみながら唇を下降させ、若菜の乳首にガリリと噛みついた。
328ネ申候補生:05/02/01 18:35:10 ID:50wLm4qE
 「い、いやっ………!」
 若菜は身悶え、前と後ろで甲斐の指を激しく締めつけた。
 ようやく、甲斐が若菜の乳房に歯型をつけて口を離し、まず膣から親指を抜いた。
 そしてゆっくりとアヌスからも指を引き抜く。
 「うん………」
 若菜は奥歯を噛みしめて呻き、排泄に似た感覚にアヌスを収縮させた。
 ヌルッと指が抜け、甲斐はちょっぴり嗅いでから、生々しい激臭を放って付着にベタつく指先を、若菜の鼻に押しつけてきた。
 「あうっ! や、やめてっ………!」
 若菜は涙を滲ませ、顔を歪めてもがいた。
 「ふっふっ、自分の匂いじゃないか。さあ舐めて綺麗にするんだ」
 甲斐は指を若菜の唇に押しつけ、拒んで引き結んだ間へと押し込んでいった。やがて甲斐がいったん若菜から離れ、なにやら器具を出して準備をはじめた。
 逃げだそうにも、若菜は縛りつけられたままで、猿ぐつわはないが叫ぶ気力もなくなっていた。だいいち叫んだところで、受付に居る係のところまではとても声は届かないし、あとは二階より上の階に患者が居るだけである。
 それに、悲鳴を上げればそれだけ甲斐の嗜虐欲を煽るだけだろう。若菜は顔を向けて甲斐の作業を眺めた。彼女にはすぐにわかった。なんと、甲斐はグリセリンを水で薄め、浣腸の用意をしているのだった。
 点滴型のイルリガートルでなく、大きい注射器型の浣腸器にセットしていた。
 「ああん、何する気なの!? 縄をほどいてっ………!」
 若菜は激しくもがきはじめた。甲斐は準備を終え、さっき若菜の尿を受けた洗面器の中身を流しに捨てて、浣腸器と一緒に持って若菜のところへやってきた。
 「なにって見ればわかるだろう? 指を入れたとき、腸の中がだいぶ詰まっていたようだから、中身を出してスッキリさせてやるのさ」
 甲斐は言いながら、若菜の腰をベッドの端まで引っ張り、尻の下にビニールシートを敷いた。そして床の落下地点あたりに洗面器を置いた。
329ネ申候補生:05/02/01 18:36:02 ID:50wLm4qE
 「い、いやっ、あたし死んだってそんなこと………」
 若菜は脚をM字型に開いて固定されたまま、死に物狂いで悶えた。
 「産婦人科などと違い、患者といえば年寄りと子供ばかりでつまらなかったんだ。こんな綺麗な子がどんなものをどんなふうに出すのか見たくてね」
 「いやあん、変態っ………!」
 とうとう若菜は泣きだしてしまった。
 しかし甲斐は冷酷に、なみなみとグリセリンのたたえられた浣腸器を持って若菜に迫ってきた。
 「さあ力を抜いて楽にして。誰にも見せたことのない恥ずかしいところを、僕だけに見せるんだ」
 甲斐は浣腸器の先端を、若菜のアヌスにあてがった。
 「ああん、お願い、やめてえ………」
 若菜はグスグスとベソをかきながら、懸命にアスヌを引き締めた。
 しかし甲斐は容赦なくアヌスをこじ開けるように、プスリと挿入してしまった。
 「はうっ………! くっ………!」
 若菜は冷たく硬い異物感に息を呑み、全身を硬直させた。
 「そらそら、タップリ飲み込むんだ」
 甲斐は冷たく笑い、若菜のヒクつくアヌスと苦痛に歪む表情を交互に眺めた。若菜の直腸に、ひんやりとする薬液がドクドクと注入されてきた。それはいくら拒んでも容赦なく侵入し、若菜の下腹を重ったるくした。
 「うん………、く、苦しい………」
 若菜の声も低く苦しげになり、青ざめていた肌が熱っぽく上気してピンクに染まってきた。やがて甲斐は全て注入を終わり、空になった浣腸器をアヌスから引き抜いた。
 「あう………!」
 スポッと引き抜かれた勢いで、グリセリンがチョロリと漏れそうになり、若菜は慌ててアヌスを引き締めた。しかし大量の浣腸に息苦しくなり、違和感とともに、すぐに猛烈な便痛が若菜を襲ってきた。
330ネ申候補生:05/02/01 18:36:45 ID:50wLm4qE
 「くうっ………! もうダメ、ほどいて、トイレに行かせて………」
 若菜は骨盤から脳天まで、寂蓼感に似た便意に突き上げられて身悶えた。息を詰め、途切れ途切れに声を絞りだして哀願するが、甲斐はただニヤニヤ唇を歪めて笑い、じっと眺めるだけだった。
 「まだ入れたばかりじゃないか。今出したってグリセリンが出てくるだけだ。もっと我慢しろ」
 甲斐は若菜のアヌスと表情を観察しながら、若菜の陰唇をいじりはじめた。
 ワレメの内側全体にヌルヌルと愛液が溢れはじめている。クリトリスもつんと勃起しているが、しかし今の若菜はアヌスに全神経が行っていて、いじられても感じないし、またそれどころではなかった。
 やがて、若菜の下腹がゴロゴロとざわめきはじめてきた。
 それにともない、一層強烈な便痛が突き上がってきた。若菜は脂汗を滲ませながら、悪寒に息を震わせ、低く呻き続けた。しかし間もなく限界が近づき、若菜は絶望に肌を震わせた。
 「あうう、もうダメ、お、お願いだから、トイレに行かせてください」
若菜はうねうねと身をくねらせて言った。白衣の美人看護婦が、縛られて悶える様子に甲斐は激しく興奮した。
 「もういいだろう。さあ、遠慮しないで全部出すんだ」
 「あうう………、で、できない、こんなところで………」
 若菜は喘ぎながらも、アヌスが緩んでピリピリ沁みるような感じが強くなってきた。もう仮に、今からロープを解いてもらっても、とてもトイレまで保たないだろう。
 「ああん、出ちゃう、見ないで………」
 若菜は顔を歪め、とうとう我慢できずに、腸の躍動に身を委ねてしまった。若菜の、収縮を繰り返すアヌスがみるみる腫れ上がり、一瞬押し出されるようにピンクの粘膜を見せた。
 そして間もなく透明のグリセリンがピュッと水鉄砲のように迸り、たちまちそれが黄褐色に濁りはじめた。
 「あ………、あうう………、見ちゃイヤ………」
331ネ申候補生:05/02/01 18:37:33 ID:50wLm4qE
 若菜は泣きながら言い、アヌスの躍動に何度も息を詰め、内腿をヒクヒク震わせた。排泄は次第にペースト状の軟便に変わり、毒々しく甘ったるいような激臭が診察室中に蘢った。
 床の洗面器を飛び越えるほど勢いのよかったものが、ようやくマトモに落下するようになり、洗面器にうず高く盛り上げられはじめた。
 「おお、ずいぶん出る。そうか、美人の出すものはこういう匂いがするのか。普通の人間よりかなり激しい匂いだな」
 甲斐は、別に臭気に辟易した様子もなく、冷静に若菜の顔を観察して言った。
 「ああっ! 言わないでっ………!」
 しかし若菜は死ぬほどの羞恥に顔を歪め、ぽろぽろ涙をこぼしながら排泄を続けた。アヌスはヌメヌメと汚れ、お尻の肌にも点々と飛沫が付着していた。やがて、ようやく排泄が止んだ。
 それでもまだ便意が治まらないのか、若菜のアヌスはヒクヒクと脈動を続け、僅かに小泡を滲ませていた。若菜はせわしげにハアハア喘ぎ、もう喋る元気も残っていないようだった。
 「よしよし、いいだろう。これで、君はもう僕から離れられなくなる」
 甲斐が言い、ティッシュで若菜のアヌスを拭き、洗面器を片付けた。さらに濡れたタオルで若菜のアヌスや汚れたお尻全体を拭いてやった。
 気がつくと、若菜のワレメは水飴でも垂らしたように愛液が溢れ、今にも滴りそうにヌメッていた。
 「どうかね? 感想は。これだけ濡れているところを見ると、どうやら僕の考えは正しかったようだ。女は、羞恥の極限に達すると、性的に激しく興奮し相手を好きになってしまう………」
 甲斐は言いつつ、若菜の白衣からこぼれている乳房を掴んだ。
 「あんっ………!」
 若菜が喘いで、ビクッと肌を波打たせた。今は身体中が敏感になり、どこに触れても電気に痺れたように反応してくるようだ。
 「どうだ? おまんこを舐めてほしいか?」
 甲斐が、硬くなっている乳首をコリコリつまんで動かしながら訊いた。
 「あっ、ああっ! な、舐めて、おまんこ舐めてっ………!」
332ネ申候補生:05/02/01 18:38:20 ID:50wLm4qE
 若菜は狂ったように喘ぎ、ガクンガクン身をのけ反らして身悶えた。
 「よしよし、タップリ舐めてあげよう」
 甲斐はM字に開いたままの若菜の股間に屈み込み、熱い泉をこんこんと湧かせている秘唇に顔を埋めた。甘酸っぱい艶めかしい匂いが甲斐の鼻腔を満たし、愛液に濡れた恥毛が貼りついてきた。
 甲斐は舌を伸ばして縦長のワレメを舐め上げ、ねっとりとした愛液を掬い取った。
 「ああっ、気持ち、いいっ………!」
 若菜が陰唇をヒクつかせながら激しく喘ぎ、甲斐の舌にトロトロと大量の蜜を分泌させ続けた。甲斐は舌を小刻みに左右に動かしてクリトリスを責め、大きく口を開き恥丘の脹らみにチュバチュバと吸いついた。
 「く………、あうう………、感じるぅ………」
 若菜はブリッジするように腰を浮かせて悶え、甲斐に対する恐怖も何もかも忘れて本格的に喘ぎはじめた。やはり浣腸排泄などという強烈なプレイをさせられると、女は我を忘れて快感に逃げ込みたくなるのかもしれない。
 また、あんなところまで見られたのだから、あとは何をされようと同じだと居直るのだろう。とにかく今、若菜は快感にのめり込むこと以外、何も考えられなかった。
 甲斐は舐め続け、舌で若菜のワレメの内側全体をクチュクチュと掻き廻した。陰茎はすっかり回復して、ビクンビクン期待に脈打っていた。
 「さあ、次は何をされたい?」
 「あうう………、入れて、おまんこの奥まで………」
 若菜はふらふらと視線さえ定まらず、息を弾ませながら言った。甲斐は身を起こし、若菜の両脇に手を突いて腰を進めていった。そして陰茎の先端をヌメヌメになった陰唇にあてがい、一気にズブリと奥まで挿入していった。
 「ああっ! すごい………!」
 若菜は顔をのけ反らせ、子宮までズンと響いてくる快感に激しく喘いだ。甲斐は温かく濡れた若菜の柔肉に包み込まれ、そのまま身を重ね勢いをつけて律動をはじめた。
333ネ申候補生:05/02/01 18:39:18 ID:50wLm4qE
 大量の愛液がピストン運動で押し出されるように、ピチャクチャ音を立てて甲斐の陰嚢や内腿までベットリと濡らした。
 「あうう、もっと突いて、いきそう………!」
 若菜が膣をヒクヒクさせ、ぬるい体臭を揺らめかせながら悶えた。
しかし、甲斐は昇りつめる前に腰を引き、スポッと陰茎を抜いてしまったのだった。
 「ああっ………、いやあん、やめないで………」
 若菜が息を弾ませ、むずかるように粘つく声で言った。
 甲斐はどんな快感のさなかにあっても、冷静さを失わないようだった。彼は次の計画のために、快感に押し流されず射精にいたる前に身を離したのだ。甲斐はゼリーを指につけて、若菜のアヌスに押し込んだ。
 「あうっ………! な、なにするのぉ………!」
 若菜が不意を突かれてビクッと身を反らせた。
 「君の、全部の穴を征服してやるのさ」
 甲斐は言いながら、若菜の直腸の内側にヌルヌルとゼリーを塗りつけた。そしてピンピンに硬く勃起している陰茎をアヌスにあてがい、腰を沈めてきた。
 「ああん、そっちじゃいやっ………!」
 若菜が尻をクネらせ、アヌスをキュッと締めつけた。しかし甲斐が強引に陰茎をつき立てると、ゼリーのヌメリにアヌスが丸く押し拡がってヌルリと亀頭をくわえ込んでしまった。
 「う………、くっ………!」
 若菜が息を詰めてアヌスを締めつけた。だが甲斐はいちばん奥まで陰茎を進めて、直腸の躍動と感触に浸った。アヌスの入口は膣以上の締めつけだが、中は案外ぽっかり拡がっているようで、内側は先程の名残に少しベタついていた。
 甲斐は今度こそ勢いをつけて、本格的にピストン運動をはじめた。
 「あっ………、あっ………!」
 若菜が観念したように喘ぎはじめ、甲斐が深々と押し込むたび、ヌメヌメになった陰唇が甲斐の下腹にチュッと吸いついてきた。甲斐は両手で若菜の乳房を掴み、ズポズポと律動を続け、やがてゆっくりと高まってきた。
334ネ申候補生:05/02/01 18:40:16 ID:50wLm4qE
 若菜の直腸の襞が陰茎を摩擦し、甲斐はとうとう激しい快感に昇りつめた。
 「あうう、出てる………」
 若菜が直腸の奥に甲斐の迸りを感じたか、全身をガクンガクン脈打たせて、アヌスを収縮させながら喘いだ。甲斐はトロけるような快感の中、若菜の直腸の躍動にたゆたい、ドクンドクンと底のない穴の奥にザーメンを放出した。
 若菜も奥で甲斐の陰茎の脈打ちを感じながらヒクヒクと肌を震わせ、まるで彼女も射精するようにトロトロと甲斐の下腹に愛液を溢れさせた。
 甲斐が、ようやく吐息をついて力を抜いた。しかしまだ陰茎は引き抜かず、再び下腹に力を入れはじめた。
 「ああっ、何をする気なの………」
 若菜がハアハア喘ぎながら訊いた。
 「ふふ、尿道からバイ菌が入るといけないからな。ついでに、君の直腸ももう一度念を入れて洗っておいてやろう」
 甲斐は、若菜のアヌスに挿入したまま、チョロチョロと放尿をはじめた。
 「あ………、いやん………」
 若菜は、浣腸のときとはまた違った違和感に肌をくねらせた。温かいものが下腹の中に広がっていき、何やらゾクゾクする震えが身体の芯に走った。
 放尿は間もなく終わり、ようやく甲斐が陰茎を引き抜いた。若菜がキュッとアヌスを引き締める。甲斐はガーゼで陰茎を拭い、若菜の陰唇とアヌスも拭いてやった。
 そして、すっかり痺れている若菜の手からロープを解いてやり、脚の戒めも外してやった。
 「ああん、お尻が変………」
 若菜は白衣の胸元と下着を直しながら、立ち上がって身体を屈ませて言った。何だか直腸から甲斐の尿が吸収されていくようだった。
 「ト、トイレ………」
 若菜は診察室を飛び出して行き、煙草に火をつけた甲斐がその様子を苦笑して見送っていた。………
335ネ申候補生:05/02/01 18:41:10 ID:50wLm4qE
 −−若菜は甲斐に嫌悪感と恐怖を感じながらも、あの夜の強烈な体験が忘れられなかった。そしてつい、甲斐の当直の日に合わせて自分もまた夜勤のスケジュールを組んでしまったのだった。
 その夜は若菜自身から、甲斐の居る診察室まで訪ねてしまった。
 「やっぱり来たか。もう、君は僕から離れられないはずだものな」
 「あ、あたし、先生が嫌いです………」
 若菜はわけのわからぬ興奮と期待に、立っていられないほど膝がガクガクして、パンティの奥がジットリ熱くなってくるのを感じた。
 「好きも嫌いも、感情の動きに変わりはない。君は、僕が嫌いでも快感は好きだ、そんなところだろう。ただ、処女だと思っていたのは僕の誤りだったようだがね」
 甲斐は立ち上がり、若菜の肩を掴んでベッドへと連れていった。そして白衣の裾をまくり上げてパンティを脱がしてしまう。若菜は震える呼吸を抑えながら、じっと素直に従っていた。
 やがて若菜はベッドに押し倒され、甲斐がロープを取り出した。
 「お、お願い………、きつく縛らないで………」
 若菜はすっかりかぼそくなった声で言った。甲斐は答えず、黙々と若菜の手足を縛りはじめた。
 今夜は、若菜の右手首と右足首、左手首と左足首をそれぞれ縛った。これだと、自由を奪いつつ、若菜の脚を大きく開かせることができる。
 「なんだ、もうヌレヌレじゃないか。処女なら、震えるだけでもっと可愛いのにな。初体験はいつだ? 何人の男を知っている? 何人の男のザーメンを上と下の口で飲み込んだんだ?」
 甲斐は若菜の胸元を開き、乳首を思いきりひねりながら訊いた。
 「ああん! 痛い、やめて!」
 若菜みたいなふしだらな娘にはタップリお仕置してやろう」
 甲斐は乳首から手を離して屈み込み、若菜のワレメに顔を押しつけた。
 「あうっ………!」
 若菜が喘いで甲斐の顔を内腿で挟みつけた。それを強引にこじ開け、甲斐は若菜の匂いを味わいながら、湿りはじめた陰唇をペロペロ舐めはじめた。
336ネ申候補生:05/02/01 18:41:51 ID:50wLm4qE
 陰唇の裏側はちょっぴりしょっぱく、やがてねっとりとした愛液がほんのりとした酸味を帯びて舌にまつわりついてきた。
 「ああっ、も、もっと………」
 たちまち、若菜は我を忘れて悶えはじめてしまった。しかし甲斐は、ワレメとアヌスをひととおり舐めて、味と匂いを確認する程度で顔を上げてしまった。
そして、また洗面器を取り出し、流しでぬるま湯を持ってきた。
 「やん、なにするの………?」
 若菜が顔をねじまげて、不安げに訊いた。
 「お仕置きだと言ったろう? これから淫らな娘を、もう一度汚れない少女に戻してやるのさ」
 甲斐はぬるま湯で若菜のヴィーナスの丘を湿し、さらに恥毛全体にシェービングクリームを塗りつけた。
 「いやあん、そんなことやめてぇ………!」
 剃刀を構えた甲斐を見て、若菜が激しくもがきはじめた。
 「そらそら、じっとしていないと白い肌にまでキズがついてしまうぞ」
 甲斐は舌舐めずりしながら、近々と顔を寄せて剃刀の刃を若菜の敏感な肌に滑らせはじめた。
 「あっ………、い、いや………」
 若菜は傷つけられるのを恐れて、肌を硬直させながら小さく呻いた。
 ゾリッ、ゾリッと恥毛が剃られていく音が微かに聞こえる。
 甲斐は若菜のヘソの下あたりから剃刀を当て、恥丘の脹らみを通って陰唇のまわりに達し、アヌスの方まで念入りに剃っていった。
 何度か洗面器で剃刀をすすぎ、やがて若菜の股間を幼女のようにツルツルに剃り上げてしまった。濡れたタオルで股間を拭き、甲斐は丸見えになった恥丘とワレメを、手鏡で若菜に見せてやった。
 「どうだ? 毛がないと小学生みたいで綺麗なものだろう。しかしイヤらしい口がパックリ開いて濡れているのが丸見えだ」
 「ああっ、いやあん、恥ずかしいっ………!」
 若菜が身をクネらせて喘ぎ、さらにトロトロと愛液を溢れさせた。
337ネ申候補生:05/02/01 18:42:46 ID:50wLm4qE
 甲斐がツルツルの股間に屈み込んで、再び若菜のワレメを舐めて、ねっとりしたぬるい蜜をすすった。見た目は滑らかで綺麗なパイパンだが、ぷっくりした恥丘の肌を舐めてやると、微かに剃りあとのザラつきが舌に感じられた。
 「あううっ………!」
 若菜が喘いで、ビクンと肌を震わせた。剃りあとを刺激されてピリピリ沁みるのだろう。
 「さあ、では毛もないツルツルの少女を犯してやろう………」
 甲斐がズボンと下着をズリ降ろしながら言った。
 彼の屈折した性欲は、芝居がかった設定に陶酔することによって高まるようだった。今は、幼女を犯すような錯覚に浸りきっているようだ。
 甲斐は完全に勃起している陰茎を若菜のワレメにあてがい、愛液をなすりつけるように何度か上下にこすり、やがて膣にズブリと押し込んだ。
 「くうっ………!」
 若菜が身を弓なりにさせて呻き、ヌメった粘膜がクチュッと鳴った。
 甲斐はズブズブッと陰茎を根元まで押し込み、柔襞にくるみ込まれて快感に喘いだ。そして激しくピストン運動をはじめた。
 「あっあっ………、すごい………!」
 甲斐の恥毛を滑らかな恥丘にこすりつけられ、むず痒いような痛みがやがて快感に変わっていった。甲斐の動きに合わせて、若菜も下からズンズンと腰を突き上げた。やがて、甲斐は徐々に高まり、激しい快感に貫かれた。
 「オオ………!」
 喉の奥から呻きを洩らし、ドクンドクンと激しい勢いでザーメンを迸らせた。なおも動きを止めず、中に溜まったザーメンがクチュクチュと鳴り、甲斐は快感の余韻のなかで若菜の乳房に顔を埋めた。
 若菜も、声もなく息を詰め、ヒクヒクと肌を痙攣させながらオルガスムスを味わっていた。
 やがて、ようやく甲斐が動きを止め、ゆっくりと陰茎を引き抜いた。
 若菜のワレメから、ドロリとザーメンが逆流しアヌスのほうにまで滴っていった。しかし、甲斐の欲望はまだまだ治まらないようだった。
338ネ申候補生:05/02/01 18:43:30 ID:50wLm4qE
 手足を縛りつけた若菜をそのままに、また大型浣腸器を取り出し、グリセリンをセットしはじめたのである。
 「ああっ、お願い、今日はやめて………」
 若菜は無駄と知りつつ、もがきながら哀願した。甲斐は構わず、テキパキと準備を終え、ワレメもアヌスも丸出しにしている若菜に迫った。
 「さあ、尻の穴を緩めるんだ。こないだの倍の量だぞ」
 「いやあん………!」
 甲斐の言葉に若菜は戦慄し、あのときの苦痛と羞恥が甦って、絶望に涙を滲ませた。そして、こうなることがわかっていながら、どうして来てしまったのかと後悔した。
 甲斐は浣腸器を若菜のアヌスにプスリと挿入し、若菜の歪む表情を眺めながらドクドクと注入していった。
 「アア………、ダメ、そんなに入らない………」
 若菜が脂汗を浮かべて呻き、それでも甲斐の強引な注入に、若菜の直腸は薬液の全てを呑み込んでしまった。空の浣腸器を引き抜くと、ちょっぴり肉の突き出たアヌスが、チョロリと涎を垂らして、すぐにおちょぼ口になった。
 心なしか、ピンと張りつめている若菜の下腹の肌が、さらに脹らんで薄紫の静脈をうっすらと透けて見せていた。
 「ダメ、もう………、破裂しちゃう………」
 若菜は恥ずかしい姿と臭気を甲斐の前でさらしたくなく、死に物狂いで唇を噛んで耐えた。と、甲斐が棚から成人用のオムツを取り出してきた。
 それを若菜の股間につけてやり、上から飴色をしたゴムのオムツカバーをかぶせてやった。
 「ああっ………、いやっ、こんなの………」
 「さあ、これなら安心して出せるだろう。出し終わったら、また尻の穴に入れてやるからその間、口で大きくしてくれ」
 甲斐は言いつつ、苦悶してウンウン唸っている若菜の唇に陰茎を押し込んでいった。

339名無しさん@ピンキー:05/02/01 22:17:24 ID:wTDBLL15
2作もUPされてる!
千恵SSは描写が詳しいので電車エッチな感じがして良かったです。
あとセンチ2は攻略見ないでクリアは絶対無理ですよね。難しいという
より理不尽。テストプレイしたのだろうか?るりかSS楽しみです。

若菜SSは看護婦になった若菜と医者ってありそうなので寝取られ感を
味わえました。興奮します。
340名無しさん@ピンキー:05/02/02 16:02:01 ID:32GQMoxH
神の住むスレだ〜(光戦隊マスクマン)
341名無しさん@ピンキー:05/02/02 22:15:10 ID:rXtg/E8m
豪華寝台列車部屋でsexって独特の雰囲気があっていいね。
342名無しさん@ピンキー:05/02/04 16:05:51 ID:u4zbkjVJ
『明日香、ブラ取って?』
「うっ…うん」
 明日香は耳に受話器を当てたまま、左の手だけで背中のホックを外そうとする。
「え…えっと…ちょっと…待っててね」
『焦らなくていいって。俺がちゃんと見ているんだから』
「…うん」
 耕平が言った瞬間、明日香は背中に耕平の視線が生まれたような感覚を覚えてしまう。実際、ベッドの上に乗った耕平がベッドに座っている明日香の後ろに回って愛撫するというのはあり得るケースだ。
 すると不思議に指の動きもスムーズになった。「耕平の視線」が見ているはずの光景が、網膜に浮かんでくる。うまく引っかからなかった指が紐に触れて、ホックの部分を押しつぶすようにして弄くり回していく。
 …ぷっ。
「あ…」
『取れた?』
「うん」
 かなり無理のある体勢だったにも拘わらず、明日香のミルク色のブラジャーは明日香の肌を離れて脚の上に落ちていった。
「はぁ…」
 多少疲れを覚えた明日香が、ため息を吐き出しながら太股の上に乗ったブラジャーをつまんでベッドの上に置く。
『…じゃあ』
「う、うん」
 だが、耕平の思わせぶりな口調が受話器の向こうから聞こえてきた瞬間、明日香の身体は一気に緊張する。そうなると、疲労感が一気に身体の熱さのように感じられるようになってしまった。
『まずは、右…』
「みぎ?」
『右の…』
「あ、あっ、うん」
343名無しさん@ピンキー:05/02/04 16:06:39 ID:u4zbkjVJ
 明日香があわてて右手を自分の乳房の所に持って行く。受話器を持っている方の手だ。
「あ、あっ」
 ぽろっ。
 …がたっ!
「あ…」
『もしもしー?明日香ー?』
 焦って左手に持ち替えようとして、受話器が床に落っこちる。遠い声が受話器から聞こえてきた。
「ごっごめん耕平君っ!」
『焦んなくていいって』
 転がるように床の受話器に飛びついて、床に座ったまま明日香が謝った。もちろん、誰もいない空間に向かって頭を下げている。
『明日香、深呼吸』
 はぁー…
 返事すらせずに、明日香は受話器を耳に当てたまま大きく息を吸い込む。そして吐き出す。
『もーいっかい』
 はぁー…
『で、下も脱ぐ』
 しゅる…
「………」
『………』
 明日香は息を吐き出しながら、ショーツを膝の辺りまで下げてしまった。
「え、えっと、耕平君」
『………』
 沈黙が返ってくる。
「こ、耕平君?」
 明日香は不安そうに問いながら、ショーツをさらに下げて、足首から抜き取る。そして半分に畳んで床に置く。
344名無しさん@ピンキー:05/02/04 16:07:28 ID:u4zbkjVJ
「もしもし?もしもし?」
 ぺたんと床の上に正座しながら、明日香は耕平に呼びかけた。脚に伝わってくるひやりとした冷たさが明日香の緊張感を高めていく。
「もしも…」
『胸触って』
 不意に耕平が言い放つ。
「…うん…」
 明日香はどきどきと高鳴り始めている事がわかる自分の胸に、そっと手を添えていく。今度は自然と左手が動いて、左の胸を触っていた。
 そのまま明日香は次の耕平の言葉を待っていたが、耕平は何も言おうとしない。明日香はその間乳房の表面をおざなりに撫でているだけだったが、自分で判断しろと言われているのだと気づくと指の動きを強める。
「ん…」
 明日香は鼻腔からわずかに息を漏らした。
 柔らかくこねるような指の動きは、膨らみ全体を撫で上げて最後にニプルをこすりながら抜けていく。決して弱くない刺激だが、強すぎることもない。本人の一番望むレベルの愛撫だ。
『今、どうなってる?』
「さ、触ってるよ…」
『もう立ってきた?』
「す、少し…」
『本当に少し?』
「少し…もうちょっとかも…」
 明日香の声は段々うわずってきていた。
『ふぅん』
 耕平は冷静に返事する。
「ほ、ほんとだよっ…!」
『ふぅん』
345名無しさん@ピンキー:05/02/04 16:08:26 ID:u4zbkjVJ
「も、もう…!」
 明日香はちょっと怒った声になりながら左手での愛撫を続ける。さっきに比べると乳房を揉み上げる動きが小さくなり、代わりにピンポイントにニプルをこする動きになってきていた。
 ピンと尖って指の刺激に敏感に反応し始めたニプルは、既に明日香に明確な快感を与え始めている。充血の度合いも十分なようだった。
『………』
 それ以上何も言わず、耕平はまた黙り込む。明日香はニプルの勃起がもう限界に来ていることを感じつつも、愛撫を続けざるをえなかった。少し苦しげに目を細めながらも、全く指の動きのペースを落とさずに刺激し続ける。
『…そろそろか?』
「うん…」
 上がってしまった吐息を隠しきれなくなってきたところで、やっと耕平が言ってくれた。明日香は素直にうなずき、痛々しく腫れ上がったニプルから手を離す。
『じゃ、脚開いて』
「………」
 明日香は息を少しずつ吐き出しながら、正座した脚を開く。
 そして次の言葉を待ったが、やはり耕平は何も言わなかった。明日香はこくんと唾を飲み込みながら、左の手をヘアの間に忍ばせていく。そのまま、割れ目に沿って指を上下に動かす。
 もうかなり高ぶっていた明日香の身体は、その刺激にすぐに反応した。割れ目の奥に隠れている粘膜の神経も研ぎ澄まされ始める。それに加えて、明日香の蜜壷の入り口もゆるみ始める。
『明日香、感じてる』
「そ、そんなっ…」
 耕平がささやくように、しかし断定的に言うと明日香の身体はあっという間に決壊した。
 じゅく…
 にじみ出るように、恥ずかしい液体が割れ目の中にとろけ出す。
「………」
 明日香は頬を真っ赤に染めながらも、自分の指を割れ目の中に侵入させた。そして粘つく液体をたっぷりと指先に絡めると、包皮の下に隠れている小さな突起に指先を触れさせる。
346名無しさん@ピンキー:05/02/04 16:09:19 ID:u4zbkjVJ
「……!」
『…クリ、触った』
「ち、ちが…」
『触ったでしょ?』
「…ち…ちがっ…ちが…ちがわ…ないよ…」
 ぐりぐりと指を突起に押しつけながら、明日香は認めてしまった。はぁはぁと恥ずかしいほどに息を荒げているのを聞かれては、否定のしようがない。
『明日香、クリ剥いて』
「う…」
 まだ刺激し始めたばかりの状態だったが、明日香はおとなしく耕平の言葉に従った。潤滑液の豊富さにまかせて、クリトリスを包皮の中から剥き出しにする。中途半端な勃起を見せている、ピンク色の突起が露わになった。
「あ…あっ、ああっ」
 明日香がそこをいじくると、強すぎるほどの快感が明日香を襲ってくる。直接クリトリスを刺激し始めるにはまだ早かったかもしれないが、少し感じる痛みすらも快感を際だたせるスパイスになってしまっていた。
 明日香はあられもない嬌声を、受話器を通じて余さず耕平に伝えていく。
 それは、耕平の指の幻想が段々と明日香を包み始めていたからかもしれない。
 細やかな自分の指の刺激であるのは間違いなかったが、時折聞こえる耕平の声だけで明日香は耕平の指が自分の敏感な部分をこすっている幻想に浸ることが出来た。
『どれくらい濡れてる?』
「そ、そんなに濡れてないよぉ…」
 乱れきった息を吐き出しながら、明日香は言う。無論指は一心不乱にクリトリスをこすり続けていた。
『じゃあ、受話器あそこに近づけて』
347名無しさん@ピンキー:05/02/04 16:10:23 ID:u4zbkjVJ
「!!」
『そうしたらわかるじゃん』
「あ…あの…ごめんなさい…濡れてるよ…」
『少しじゃないでしょ?』
「う、うん、かなり…」
『ぐちょぐちょ?』
「ぐちょぐちょ…」
 いやらしい擬音を自ら口にすると、明日香の興奮はますます高まってしまう。ほとんど熱に浮かされているように、明日香は耳に当てていた受話器を自分の性器に近づけていった。
 ぐちゅぐちゅぐちゅ…
 人差し指と中指でこすっていたクリトリスは親指でこするようにして、中指と人差し指で密壷の周辺を撫で始める。あふれ出た恥ずかしい液体がはぜる音は、受話器の向こうに全部聞こえている。
 ちゅぐっ!
「っ」
 明日香は二本の指を中に突っ込んでしまった。
 ちゅぐちゅぐちゅぐっ。
 そのまま、中を思い切りかき回す。さっきよりもややくぐもった音が、受話器を通じて響いていく。
「……こ、こうへぇくぅん…」
 興奮が最高潮に達してきた明日香は、受話器を再び右の耳に当て直した。胸はこの上無いほどに早鐘を打っている。しかし明日香は左手の指を止めることはしなかった。
『エッチ』
「だ、だって、耕平君に聞かれているって思ったら…」
『明日香、俺に隠れてしているでしょ?』
「し、してないよ!本当!」
『嘘っぽいなぁ』
「し、していないから、こんなになっちゃったの」
 恥ずかしさに独り顔をうつむかせながら、明日香は必死に声を絞り出した。
348名無しさん@ピンキー:05/02/04 16:11:10 ID:u4zbkjVJ
『しているから、そんなになるんじゃないの?』
「ち、違うの…こんなことしたの…生まれてはじめてだよぉ…」
『癖になりそう?』
「こ、耕平君が…聞いて…いてくれるなら…癖に…なっちゃう…かもっ…」
『明日香って、思ってたよりエッチだったんだ』
「耕平君…だから…だよっ…!」
 明日香の声が段々途切れ途切れになってくる。一見してすぐにわかるほど、明日香の身体は快感で満たされていた。
『わかったよ…最後まできちんと出来たら、これからも聞いていてあげる』
「う、うん…ありが…とう…」
『嬉しい?』
「は…恥ずかしいけれど…耕平君だから…嬉しいよ…!」
 明日香は目をぎゅっ…と閉じて、押し殺した声で言う。
『最後、どうすればいいかわかる?』
「わかると…思うよ…」
 明日香の腰が、ピクッピクッとひくつき始めた。しかし左手の指の動きはますます速まりつつある。
『きちんと出来なかったらだめだから』
「う、うん」
 ちゅぐっ…ちゅぷちゅぷ。
 明日香の中から漏れる水音が一層高くなり、クリトリスは充血してぬらぬらとした光を見せていた。明日香の絶頂が近いのは明らかだ。
「こ、耕平君っ…」
 明日香は叫ぶように言う。
『………』
「私…私…!」
『………』
 耕平は無言を貫いた。
「イ、イクのっ!気持ちよくて…イッちゃうのっ!」
『何をして?』
「ひ、ひとりえっちして…ひとりえっち耕平君に聞いてもらって、イッちゃうぅっ…!」
349名無しさん@ピンキー:05/02/04 16:12:44 ID:u4zbkjVJ
 明日香は脚を閉じて、身をぐぐっと縮めた。だが、脚の間に挟み込まれた指の動きは全くゆるめず、自ら容赦のない最後のとどめを刺していった。
「イっ、イっ…イクっ、イクっ!耕平君っ!私、イクっ…!」
『明日香…思い切り、イッていいよ』
「う…ああぁっ!」
 ビクンッ!
 悲鳴のような叫びが上がり、明日香は胸を思い切り自分の脚に押しつけた。頭の先は床につけられ、跳ね上がった髪の幾筋かが床に流れる。
 ビク…ビク…ビク…
 全身を激しく痙攣させながら、明日香は絶頂した。吹き出すような勢いで恥ずかしい液体が密壷から飛び出してくる。
『イッた?』
「う、うん…イッたよ…」
 呆然としたまま、受話器をすがるように握りしめて明日香は答えた。
『聞いてるだけですごいエッチだった』
「だ、だって、耕平君が…」
『言わないことまで明日香がしてくれるから』
「も、もぉ…」
 まだ身体はビクビクと痙攣していたが、明日香はちょっと笑いを浮かべながら抗議する。
『じゃあ、これからしばらくはこれでいくか』
「そっ…そうだね…」
『全く、人気アイドル星野明日香がこんななんだって知ったらファンがどう思うか』
「こ、耕平君の前だけだもんっ!それだって、恥ずかしいんだよっ…!」
『冗談冗談。じゃあ、ツアー頑張れよ』
「うん…」
『今日はもう寝た方がいいだろ。明日に差し支えるし』
「うん。お休みなさい」
『ああ』
 プ…ツー、ツー…
 明日香はしばらくの間、その機械音を耳にしながら惚けた顔で床にうずくまっていた。

350名無しさん@ピンキー:05/02/04 19:08:32 ID:+JEhUBzh
GJ!

ついでにこんなのも貼って見る
tp://v.isp.2ch.net/up/3031f42082a5.jpg
351名無しさん@ピンキー:05/02/04 20:57:14 ID:folejlyq
>>339 >>341
感想のレスありがとうございます。エロの濃度を薄めないよう、今後も努力します。


若菜の4日目です。次回で完結します。
352若菜 4日目:05/02/04 20:58:13 ID:folejlyq
四日目
「これからはパソコンもたしなみたいと思っておりまして……」
 行商の合い間に立ち寄った電器店の店先で、若菜がパソコンに目を留めた。そして
「授業で習った程度なのですが、たしか……」
 そう言いながらキーを叩きはじめる。
「へぇ〜。僕はこっちはあんまり詳しくないから、若菜が上達したら教えてもらおうかなぁ〜」
 そんなことを言いながら、僕は若菜が興味深そうにあちこちをいじっているのを見ていた。
「わたくしも詳しいわけではありません。……あら……おかしいですわ……」
 若菜の表情がかげる。
「どうしたの?」
「画面が変わらなくなってしまいました……」
「……え?」
「ま、まさか……わたくしたち、壊してしまったのでしょうか?」
(わたくし『たち』って、僕は触ってないぞ!)
「ど、どうしましょう……」
(こんなとき、ヘアバンドをした勝ち気なお嬢様タイプの子がいてくれれば……)
 不安げに僕を見る若菜を見ていたらなぜかそんなことが頭に浮かんだ。
「あれ? 僕はいま何を考えてたんだ?」
 思わず疑問が口をつく。それを聞いた若菜が
「どうかしましたか?」
 不思議そうな顔で僕を見上げた。
 その時、
「メモリ不足でソフトが固まってるだけじゃない?」
 幅広のヘアバンドをした、向こうっ気の強そうな女の子がどこからともなく現れてそう言った。
 そしてキーを何ヶ所かカチカチと叩くと、さっきまでの不調が嘘のようにパソコンが復旧した。
「おおっ!」
「直りました……」
 あまりにも鮮やかなお手並みに呆然とする僕たちを尻目に、
「じゃあね」
 小さく手を振ると、その子は来たときと同じように颯爽と去っていった。
「若菜ぁ、今の女の子、知り合い?」
「いいえ、わたくしも存じ上げない方です。どなたなのでしょうか?」
353若菜 4日目:05/02/04 20:59:10 ID:folejlyq
 その日の宿は都会のホテルだけあって温泉や大浴場はなかった。
 その代わり、各部屋に大きなお風呂が付いていた。
「若菜、一緒にお風呂入ろ?」
「は、恥ずかしいです……」
「だめ?」
 そう聞いた僕に、若菜は
「……申し訳ありません」
 小さく答えた。
「若菜が恥ずかしいなら仕方ないよね。じゃあ若菜先に入りなよ」
 そう言うと若菜は
「お先にいただきます」
 と言ってバスルームに向かった。

 若菜が風呂を使っている。
 もっとも、最初から僕は若菜が出てくるのを待つ気はなかった。
「若菜」
 そう言いながら浴室のドアを開ける。
「だ、だめですっ! そう言ったではありませんか……」
 若菜はそう言うと胸の前で両腕を交差し、しゃがみこんで僕の視線から裸身を隠そうとする。
「ほら、僕も裸だよ」
「そ、そういう意味では……」
 頬を染め、僕から視線を逸らして若菜が答える。
 僕は構わずに近付くと腰を落とし、そのまま若菜を抱きしめた。
「好きだよ、若菜」
 耳元でささやくように言うと、若菜を抱えたまま立ち上がる。
「……あ」
 髪をアップにまとめた若菜は初めて見た。
 ロングの黒髪も素敵だけど、髪を上げた若菜も魅力的だと思った。
「若菜」
 もう一度名前を呼ぶと、僕は若菜の腕をこじ開けるようにして胸に手を伸ばした。
「……あぁんっ!」
 困ったような顔で嬌声を上げた若菜だけど、逆らわずに僕のされるままになっている。
354若菜 4日目:05/02/04 21:00:01 ID:folejlyq
「わ、わかりました。一緒に入浴しますから……いたずらしないでください」
 伏目がちに若菜が言った。
(よしっ! 言質は取った!)
 心でガッツポーズをする。

 僕は若菜から身体を離すとボディシャンプーを手のひらに取り、それを若菜の身体に延ばした。
 肌で泡立ち、僕の手は何の抵抗もなく若菜の体を這い回る。
 その手のひらで若菜の胸をまさぐる。
 泡のせいで乳房はぬるりっとすべり、手の間から揺れて逃げ出した。
 しばらくその感触を楽しんでいると、頂の桜色の突起が固くなるのが分かった。
「若菜、乳首立ってきたよ」
 その言葉を聞いた途端、耳まで真っ赤に染めて若菜がうつむいた。
「は、恥ずかしいです……」
「僕はうれしいよ。だって若菜は僕の手で感じてくれてるんだもんね」
「そ、そんなヌルヌルの手で触られたら……」
 恥ずかしそうに小さな声で答える若菜。
「もっと感じさせてあげるね」
 そう告げると、僕は固くなった乳首をきゅっとひねった。
「んっ! んふっ……」
 若菜は声が出ないようにとっさに指を口元に当てた。
「だ〜め。若菜のえっちな声、いっぱい聞かせて……」
「も、もう……そんなこと言わないでください……」
「気持ちよくない?」
「そ、そんなことはありません……」
 最後のほうは聞こえないぐらい小さな声。
「若菜かわいい」
「あっ、ああんっ」
 ボディシャンプーの泡を手で延ばしながら、僕は若菜の体中を愛撫した。
 細い首筋。華奢な肩。豊満な乳房。くびれた腰。細いようで張りのある太もも。
 ……そして石鹸とは違うぬめりを帯びはじめたアソコ。
「んっ、んふっ、んんんっ、んああぁぁ……」
 若菜は行き場のない手を握り締め、ビクビクと体を震わせる。
355若菜 4日目:05/02/04 21:00:54 ID:folejlyq
 抵抗の言葉を口にしながらも、大人しく、従順に僕の愛撫を受ける若菜。僕のなすがままの若菜。
「若菜」
 もう一度名前を呼んでそっと口付ける。
 そうしながら股間の蕾をゆっくりと弾くように転がす。
「はぁんっ!」
 くちゅくちゅと淫らな音を立てる若菜の股間をなぶる。
 僕は若菜の手を取ると勃起に導いた。
「若菜のえっちな声聞いてたら……こんなになっちゃった」
「し、知りません……わたくしにこんな声を出させたのは……あなたです」
 恥ずかしそうに若菜が言った。

 指で恥裂をふたつに割る。
「んぁっ!」
 溝の中に指を差し入れ、シャワーとは違う潤い、ボディシャンプーとは違うぬめりを指にまとう。
 そのままそれをすくって肉芽を転がす。内側の肉ひだに沿って指を大きく動かす。
「う……んっ……」
「指で……イカせてあげるね」
「あ…ダ、ダメです……あぁっ! んんっ……」
 口ではそう言いながら、若菜は体を僕に預けてすがりつく。
「あっ、あっ……」
「若菜も僕のを……」
 その言葉を受け、僕のモノに触れていた若菜の指にぎゅっと力が入る。
「一緒に気持ちよくなろ……」
 若菜の耳元でそっとささやく。
「そ、そんな……は、恥ずかしいです……あっ、んんっ! んん……」
 絶頂が近付いたのか、若菜が切なそうに鳴く。僕の肩に置かれた左手にも力がこめられる。
 かなりの力で僕の肩にしがみついているのだろう、痛みすら覚えるがそれが心地よい。
 そしてその痛みが興奮へと変化する。
 いつもは僕に付き従い、自分を強く主張することはない若菜。
 だけどこの瞬間の若菜は自分が快感を得るために積極的になっているように見えた。
356若菜 4日目:05/02/04 21:01:39 ID:folejlyq
 口ではどう言おうが、若菜は逆らわず僕の指のもたらす快楽を味わっている。
 そんな若菜にいとしさが募る。
「あんっ……ふぁっ! くぅん、んんっ!」
 僕の指が動くたびに若菜の口から淫らな声が上がる。いつイッてもおかしくなさそうだった。
 今までよりも少し深く指を入れる。中をかき回すように動かす。激しく出し入れする。
 同時に親指でクリを揉みこむようにして転がし、押し込む。
「ふぁっ! あっ、あっ、ああっ……ぁあッ」
 若菜の呼吸の間隔が短くなり、洩らす淫声も大きくなる。
「気持ちいいの?」
「あぁっ、も、もうっ……イっ、イキ…そうです……んっ、あぁっ! イッてしまいますっ!」
 立っていられなくなったのか、若菜の足がガクガクと震える。体重が僕にかかる。
 僕は若菜を抱きかかえてそれを支えると、指と手のひら全部を使って陰部を刺激した。
「っはぁ……はっ……あぁっ!」
 イクのか?
 次の瞬間、
「んんんっっ!」
 眉を寄せ、苦しそうな表情のまま若菜の体がピンッと張りつめた。
 そのままガクガクと小刻みに痙攣し、苦悶に似たうめきを洩らす。
 ……性の絶頂だった。

「ベッド行こう。もっといっぱいしてあげる」
 若菜の耳元でささやく。
こくん
 恥ずかしそうな顔で小さくうなずく若菜。
 僕は足がもつれる若菜を支えながらベッドに向かった。
357若菜 4日目:05/02/04 21:02:19 ID:folejlyq
 ベッドの上に向き合って座る。
 あぐらをかいた僕の腕は若菜を抱き寄せ、横座りした若菜は僕に身を預ける。
「若菜、さわって」
 そう言うと、若菜の指がためらいがちに僕の張りつめた怒張に伸びてきた。
ぎゅっ……
 そのまま茎部が握られる。
「気持ちいいよ若菜……」
 若菜の目を見てささやく。……そうして唇を重ねる。

 キスをしたまま若菜が僕の怒張に置いた手を上下させる。
 限界近くまで張りつめ、ズキズキと痛いほど脈打つ勃起を若菜のやわらかな手が刺激する。
 続けて若菜の親指が裏筋をなでまわす。
 4本の指が先端のくびれをうごめき、張っている部分をこすりたてる。
 ……自分でするのとは違う角度と感触。
 若菜は空いている手を袋にも伸ばし、さわさわとなでるように表面に指を這わせた。
 そして少しだけ力を入れて玉を転がし、重みを確かめるように持ち上げてみる。
 時には決して痛くない程度の力で玉に圧を加える。
 ……疼痛に似た痛みが快感へと変わっていく。
 そうしながら若菜は先端のくぼんでいるところを親指の腹で上下させた。
 そのたびに電流のようなしびれが茎全体に走り抜ける。
「くっ……うぅっ!」
 悦楽にうめく僕の股間で手を動かしながら若菜が聞いた。
「気持ち……いいですか?」
 さっきの浴室の恥戯で僕も充分に高まっていた。
 ガクガクとうなずくことしかできない。ちょっと気を抜けばすぐに放出してしまいそうだ。
358若菜 4日目:05/02/04 21:03:09 ID:folejlyq
「若菜、ちょっと待って……イッちゃう」
 そう言いながら若菜の手を押さえ、引きはがす。
 若菜を見ると、きめ細かな白い肌の上に紅を散らしたように色づいていた。
「はぁ……」
 そして悩ましげな吐息を洩らして僕を見つめる。
「我慢できない?」
「……はい」
 勃起を玩弄しながら自分も興奮していたのか、上気した若菜がかすかにうなずいた。
 僕はその場で膝立ちすると若菜にのしかかり、組み敷くようにして上になった。
 そのまま体をずらし、若菜の右側に移る。
「若菜」
 名前を呼びながら恥毛をかき分け、秘裂を割り開いて指の先を入れる。
「う……ん」
 ため息に似た声が若菜から発せられる。
 目をつぶり、何かに耐えるように眉間に力を入れている。
「こんなに濡れてる……」
 一度達した興奮がまだ覚めないのか、若菜の股間はヌルヌルした液にまみれていた。
 熱い粘膜の感触をしばらく味わったあと、僕はもう少し深く指を差し入れた。
 性器の内側はどこよりも潤い、僕を迎え入れる準備が整っているように感じられた。
「い、いじわるしないでください……」
 おそらく若菜の望みは『入れてほしい』ということだと思う。
 だけど僕はそれを若菜の口から言わせるためにもう少しいじめることにした。
「もっとしてほしいの?」
「……あ」
 何かを言いかける若菜。僕はそれを無視して
「舐めてあげるね」
 そう言った。
 その瞬間、股間をまさぐっている僕の指にさらに熱いぬめりが感知された。
 それと同時に僕の興奮も最大にあおられる。
「若菜!」
 体を移すとむしゃぶりつくように唇を若菜の陰裂に押し当てた。
359若菜 4日目:05/02/04 21:03:58 ID:folejlyq
「ひんっ!」
 若菜が息をのむ。僕が舌で淫裂を割ると、若菜はたまらず腰を動かして悶える。
 腰を両手で抱えてその動きを押さえる。
 そうしておいてから膣口からあふれ出した愛液をすくい取っていく。
「あぁっ! んんっ、そ、そんな…こと……あぅぅっ!」
 舌先に感じられる塩気や酸味に僕はどんどん興奮が高まっていった。
 大胆に舌を使い、鼻の頭で陰核を押さえつけ、両手でふくよかな胸をまさぐる。
「んむっ……はぁ、ひんっ! ああぁぁっ」
 快楽の悶える若菜の声が頭上から響く。
 もっと若菜を感じさせたい! もっと乱れさせたい!

 舌の腹をべっとりとクリにつけたままゆっくりと動かす。
 コリコリとした感触がさらに硬度を増す。
(若菜が感じている!)
 今度は舌の先で転がすようにクリを舐めた。下から上へ、また下から上へ。
 ふもとは円を描くように静かに攻める。そうしながらも唇ではさんでしごき、吸う。
「あんっ! いっ……はぁ、くぅぅ! むんっ、あああぁぁ」
 快楽に溺れきった声が若菜から洩れる。
 時折、びくっと腰が震える。その震えがやがてわなわなと連続したものに変わっていく。
「だ、だめです……も、もうイッて……うっ…しまいますっ!」
「いいよ、イッてもいいよ」
「いや、いやぁ……あなたの、あなたのでイカせてください……」
「どうしてほしいの?」
「入れて…入れてくださいぃ……」
360若菜 4日目:05/02/04 21:04:46 ID:folejlyq
 枕の下に隠してあったコンドームを取り出す。
 先端にあてがうとクルクルと根元まで巻きつけていく。
 焦点の合わない目で若菜が僕の行為を見ていた。……気恥ずかしさが興奮に変わる。
 膣の入り口にペニスを当てる。そのまま軽く上下して愛液をまぶす。
「いくよ」
 若菜の目を見て聞くと、
「来て……ください」
 小さくうなずいた。
ぐぐっ……
 僕が押し込むと、ほとんど抵抗なく陰茎が吸い込まれていく。
「ああぁぁ!」
 こわばりが狭い膣穴を押し開いて侵入する感覚に若菜がのどを反らしてうめく。
 すでに性の悦びを知ってしまった18歳の熟れはじめた若い肉体は順応も早いはずだ。
 それでも様子を見るために最初の何回かはゆっくりと抜き差しする。
 若菜が苦痛を感じていないのを確認すると、僕は本格的に腰を動かしはじめた。

ずんっずんっ
 大きく前後するたび若菜が随喜の声をあげる。
「あぁんっ! ひゃうぅっ! あっ、あ…んんっ!」
 僕が深く突き立てると、先端が若菜の一番奥に当たる。
 それが強い刺激を生むのか、若菜は僕の首に回して腕に力をこめてしがみつく。
 そうして腰を押しつけ、すすり泣くような声を洩らして小刻みに体を震わせる。
 ……そのたびに膣が強く締めつけ、陰茎がしぼられるような快感が伝わる。
「あっ…イク……」
「来てください……若菜に…若菜に来てください」
 必死に踏みとどまる。
 動きを止め、波が収まるのを待つ。
361若菜 4日目:05/02/04 21:05:28 ID:folejlyq
 僕は若菜と胸を合わせた。
 二人の結合の角度が変わり、膣にこすられる男性器の抵抗がゆるやかになった。
(これなら僕ももっと激しく動ける)
 今まで以上に抽迭の速度を上げる。
 同時に乳房を激しくもむ動きも加える。
(若菜をイカせる!)
 それらが若菜に強い刺激となって伝わる。
「あ、あ、あ、あ……」
 若菜はもう、小さく断続的な声を上げるだけになっている。
 きつく目を閉じ、眉根を寄せ、小さく開いた唇からかすかな吐息を洩らす若菜の顔はひどく淫らに見えた。
「んんんんーーーー!」
 声にならない声を上げ若菜が僕にしがみついた。
 同時に激しく強い締めつけが僕のペニスに与えられた。それが引き金になった。
「あぁっ若菜っ……出るっ!」
 膣の蠕動が僕を悦楽の境地にいざなう。
 粘度の高い液体が強烈な快感を伴って尿道を通過する。
びゅるっ! ずびゅっ! どびゅっ! びゅくっ!………
 若菜は苦痛とも愉悦ともつかない表情で僕の射精を受け止める。
「んっ、むんっ、ぐっ……」
 その表情を見ながら、僕はうめき声を上げて最後の一滴まで若菜の膣中で放った。

 しばらく絶頂の余韻を味わったあと、僕たちはようやく身を離した。
 若菜はのろのろと身を起こすと、僕の股間にかがみこむ。
 そしてティッシュにくるんでコンドームをはずす。
 自然に目をやる。……ほとばしった激情がコンドームの中に溜まっていた。
「こんなにいっぱい……」
 それを目の高さに持ち上げて若菜が言う。
 恥ずかしい。そう思ったけど、若菜がうれしそうにニコニコしているので僕も調子を合わせた。
「若菜が素敵だからこんなに出たんだよ」

            四日目おわり
36269 ◆49EtSB976. :05/02/04 21:10:31 ID:folejlyq
攻略サイトを見ながらセンチ2開始。
イベントが起きずフラグが立たない。ルートに乗れないので攻略できない。
おかしいなぁと思いながら複数のサイトの情報をもとにもう一度プレイ。
ようやくるりかのシナリオに入れました。ストーリーを堪能しながらエンディング目指してます。
363名無しさん@ピンキー:05/02/05 22:16:16 ID:toqJUxKx
うーん、どんどん感じやすくなっている若菜がイイ!
364名無しさん@ピンキー:05/02/10 01:13:13 ID:S2w7Tz90
恥じらいながらも少し積極的な若菜がイイです。
次が楽しみだけど次回で完結なのが残念。
オイラもいいかげんセンチ2全キャラクリアしないと・・・。
365名無しさん@ピンキー:05/02/16 22:37:16 ID:mzO4REhd
保守。
36669 ◆49EtSB976. :05/02/17 18:38:41 ID:XQ/J7OZB
>>363-364
感想のレスありがとうございます。次回はさらに積極的な若菜の予定です。


美由紀のSSです。
書いてるときは気付きませんでしたが、昨日16日は美由紀の誕生日だったんですね。
そんなわけで誕生日を意識していなかったので内容は誕生日と無縁です。
36769 ◆49EtSB976. :05/02/17 18:39:27 ID:XQ/J7OZB
 美由紀の大学合格が決まった。
 お祝いに訪れた金沢で、僕は高岡古城公園に連れて行かれた。
「あれ? ここって……」
「そう、あの行けなかった花火大会の会場だったところなの……」
 そこは中学2年のあの夏、花火大会が開かれた場所だった。

 3月だというのにその日は季節はずれの暖かさで、ややもすると暑いほどだった。
 少し動いただけで汗ばむほどの陽気に早春の風が心地よく感じられる。
 そんなさわやかな気候の中、僕たちは公園内を散歩していた。
「ねぇ、私、ちょっと用事があるからこの先の広場で待っててくれる?」
 美由紀はそう言って前方を指差す。
「う、うん。いいよ」

 僕は言われたとおりに広場で待っていた。
(美由紀どうしたんだろう?)
 もうかなりの時間が経っていた。
「ウフフ……お・ま・た・せ」
 美由紀の声に振り向く。
「あっ!」
 そこには浴衣姿の美由紀がいた。
「ど、どうかな……この浴衣……あ、あんまり……似合ってない?」
 浴衣姿を無言で見つめる僕の態度に不安を覚えたのか、美由紀が心配そうに聞く。
「あ、違うんだ……あんまり素敵なんで、その……見とれてた」
「よかった……」
 ほっとした顔で美由紀が微笑む。
 自分の普段の生活では和服を着る人なんてめったに見ない。
 だから美由紀の浴衣姿は新鮮だったし、何よりも美由紀は本当に輝いて見えた。
「きれいだ、きれいだよ美由紀」
「……ありがとう」
 美由紀が頬を染め、うれしそうに僕を見つめた。
36869 ◆49EtSB976. :05/02/17 18:40:11 ID:XQ/J7OZB
 もう一度、今度は落ち着いて美由紀の立ち姿を眺める。
 ……胸の下で結んだ帯によって、いやでもふたつのふくらみが強調されている。
 その時、僕は心の中に淫らな欲望がふくれ上がるのを感じていた。

 美由紀に近付き、そっと肩を抱く。
 そしてはにかんで下を向いた美由紀を強く抱きしめる。
「好きだよ、美由紀……」
「!」
 びっくりした顔で美由紀が僕を見上げた。
「うそみたい……あなたが私のことを好きでいてくれたなんて」
「嘘じゃない。僕は真剣なんだよ」
「だって、私はいつも迷惑ばかりかけてたから……あなたに甘えてばかりで……」
 まだ何かを言いかける美由紀の唇を、僕の唇がふさいだ。

 二人の唇が離れる。
「こんな私でよかったら……あなたの彼女にしてください……」
「もちろん。……というより、僕のほうからお願いしたいぐらいだよ」
 美由紀の瞳が潤む。
 そして僕の胸に頭を付けると
「私、今すごく幸せ……だって本当の第一志望に合格できたんだもの……」
 つぶやくように言った。
「え?」
「あなたの彼女に合格できたっていうこと……」
「美由紀……」
 名前を呼ぶ。美由紀が顔を上げる。
こくん
 うなずく美由紀。
 ……僕たちの唇がまた重なった。
 と、美由紀の胸が当たっているのに気付く。意外に大きな胸が僕の胸を強く押し返してくる。
 抱擁が強くなればなるほどそれが意識された。
 美由紀に対して強く異性を感じた。怖いぐらいにオンナを感じた。
36969 ◆49EtSB976. :05/02/17 18:41:07 ID:XQ/J7OZB
 僕に押し当てられる胸の感触に頭の芯がしびれていく。
 左腕で美由紀の肩を抱いたまま、僕は浴衣の上からそっと胸に手を乗せた。
 浴衣の上からとはいえ、その形や重量は簡単に感じることができる。
 美由紀が嫌がらないことがわかると、今度は浴衣のあわせからそっと手を忍ばせた。
 ブラを押し上げるように胸を露出させる。服越しではなく、じかに触れる胸は柔らかかった。

 ボリュームのある胸に僕の指がめり込んでいく。
「大きい……」
 素直な感想が口をついた。
「恥ずかしい……私の胸、大きいの?」
「大きいほうじゃないかな?」
 僕も経験があるわけじゃない。
 それでも手のひらからこぼれるほどの重量感は充分に大きさを意識させた。
 女性の胸に触れるという初めての経験に目がくらみそうなほど興奮する。
 僕は何かに憑かれたように一心に胸を揉んだ。

「あ、お願い……優しくして……」
 上気した頬で美由紀がそう訴えた。
 美由紀の胸はやわらかく、どこまでも指が埋まっていきそうだった。
 そうこうするうち、手のひらに乳首が当たっているのが感じられた。
「初めてなんだ……痛かったら言ってね」
 そう告げ、指で美由紀の尖った乳首をつまむ。
「あうっ!」
 突然加えられた感覚に美由紀がのどを反らしてうめく。
「……固くなってる」
 急にしこった乳首に驚く僕に、
「やだ……恥ずかしい……」
 言いながら、はっきりとわかるほど美由紀の頬が染まった。
37069 ◆49EtSB976. :05/02/17 18:42:00 ID:XQ/J7OZB
 美由紀の乳首を優しく転がすように愛撫する。
 胸をなぐさみながら僕は美由紀を抱きしめて唇を重ねた。
 興奮しているのか、美由紀の肌から立ちのぼる甘い香りが鼻をくすぐる。
 抱きしめていた力をさらに強くすると、美由紀が
「痛い……」
 小さくうめいた。
「ごめん……強く抱きすぎた?」
「うん、ちょっと。……だけどうれしいわ」
 そう言って、今度は美由紀から唇を合わせてきた。
 僕もキスでそれに返事をする。……唇を噛み、舌を吸い、頬を味わう。
 舌を絡ませ、歯列を舐める。唇をはさんでしごきたてる。軽く噛む。上あごをなでる。
「ん、んんっ……はぁはぁ」
 唇を離して美由紀があえぐ。
「苦しい?」
「ううん、平気……。ねぇ、もっとして……」
「うん」
 美由紀の求めるまま、僕は何度も口づけをくり返した。

 抱かれたまま、美由紀が僕の背中に腕を回す。
 そのままギュッと抱きしめられると、さらにキスが深くなる。
 舌と舌とが絡む音があたりに響く。熱い吐息と甘い唾液が僕の舌に絡んでくる。
 興奮して上気した美由紀の肌から女の子特有の甘ったるい香りが漂っている。
「んぐ……ちゅ、チュ……」
 舌を絡ませ、唾液を交換し、僕たちは高まっていく。
 そうしながらも美由紀の体をさわることもやめない。
「んぐっ、んんっ……ぐ、むむ……」
 僕の手が胸を玩弄するたび、唇をふさがれた美由紀はのどの奥で小さくうめいた。
 それどころか体を震わせ、もぞもぞと太ももをすり寄せる。
 体を左右にくねらせながら鼻を鳴らしてかすかな吐息を洩らす。
37169 ◆49EtSB976. :05/02/17 18:42:45 ID:XQ/J7OZB
 僕はゆっくり、時間をかけて美由紀から唇を離していった。
「チュっ……んぅ、ン……はぁ」
 二人の唇が唾液の糸で結ばれている。
 美由紀はそれを恥ずかしそうに舐めとると、頬を染めたまま微笑んだ。
 そんな仕草が、妙に色っぽかった。

「こんなになって……恥ずかしい……」
 僕の胸に頭をつけたまま小さく言う。
「僕はうれしいよ。美由紀のこんな姿を見られるの、僕だけだもんね」
「いや……」
 小さくかぶりを振る美由紀。
 そのたびにカチューシャで留められたセミロングの髪が揺れる。
 そこからこぼれる香りがあまりにも心地よくて、僕は思わず美由紀の髪に顔をうずめた。
 そうしながら背中に回した手を背骨に沿ってなぞるように動かす。
「ぅん……ぁ、んんっ…あ……」
 かわいい声が僕を興奮させていく。美由紀を自分の自由にできることに興奮していく。

 性感があおられる。
 キスや胸への愛撫だけでは物足りなくなった僕は手をさらに下に進めた。
 お尻の丸みに沿って手をすべらせる。
「ああ……ン……くっ……あぁ」
 僕の手の動きに合わせるように美由紀はのどの奥から絞り出すような声を上げている。
 美由紀のお尻で這いまわる僕の指にパンティラインが触れた。
「下着……着けてるんだ」
「え?」
「いや……着物のときは下着はかないって聞いたから……」
「今は和装用の下着もいろいろあるのよ。……それにパンツ穿かないなんてできないわ」
 さすが呉服屋の娘。美由紀は僕が知らなかったことを教えてくれた。
 さらに美由紀は続けて言った。
「……穿いてないほうがよかった?」
37269 ◆49EtSB976. :05/02/17 18:43:38 ID:XQ/J7OZB
 ショーツ越しにお尻をなでる。
 美由紀がとてもかわいく思えて……。どうしようもなくいとおしく感じて……。
「あ……うぅん」
 美由紀のそんな声を聞いているうちに、僕の股間が固く、存在を主張しはじめた。
 お腹に当たるのだろう。美由紀が固くなった僕のモノに気が付いて頬を染めた。
「うん」
 隠しても仕方がない。僕は美由紀の目を見てうなずいた。
「これが……男の子なの?」

 性の欲求がさらなる高みを求めていた。
 僕は美由紀の手を取ると自分の股間に押し当てた。
「美由紀、僕のもさわって」
「う、うん……」
 美由紀は僕の目を見ながら指先だけで固くなった股間をなでまわす。
「うぅ……ぅあ!」
 ジーンズの上からなのに、その刺激は僕を身悶えさせるには充分だった。

「気持ちいいの?」
 僕がビクッと身悶えすると美由紀はうれしそうに目を細める。
「んふっ……」
 鼻を鳴らすように美由紀の吐息が洩れる。
 その視線を感じていると、なんだか無性に興奮してしまう。
「美由紀、あんまり見ないでよ」
「だってこんなになっちゃって……どんな顔してるのかなって思って」
 僕は美由紀の手に自分の手を重ね、より強くさわらせるようにした。
 美由紀の手は僕に逆らうことなくいつまでも股間をさまよいつづける。
「気持ちいい?」
「うん。……でもどうして僕の顔なんか見るの?」
「だって……かわいい顔してるから……」
 美由紀はそう言いながら僕自身をズボンの上からさすった。
 やわらかく指先が動き、僕の形をいやらしくなぞる。
37369 ◆49EtSB976. :05/02/17 18:44:36 ID:XQ/J7OZB
「美由紀……直接さわってほしい」
 欲望が僕を大胆にしていた。
 言いながら、僕は美由紀の返事も聞かずにジーンズを下着ごと下ろした。
「!」
 弾かれたように飛び出した肉茎に美由紀が息を飲む。
「おちんちんって……こんなに大きいの?」
 かすかに震えを帯びた声で美由紀が言う。
「美由紀の胸が……見たい」
「……うん」
 ためらいがちにうなずいた美由紀は手を後ろに回すとブラのホックをはずした。
「私の胸、好きなの?」
 僕の視線に気付いたのか、そう言うと美由紀は胸元をはだけ、胸だけを露出させた。
「うん……おっぱい大好き……」
 熱に浮かされたように僕は答えた。

 極度の興奮で淫茎がビクンビクン脈打っている。
 僕は美由紀の大きなおっぱいに釘付けになり、美由紀は僕の勃起を凝視している。
 美由紀の手を取ると、勃起へと導いた。
「熱い……それに、とっても固い……」
 茎部にたおやかな指をからめ、艶を帯びた声音で美由紀が言う。
「ごめん……美由紀のえっちな姿見て興奮しきってる。いつもの自分じゃないみたい……」
 僕の言葉に美由紀の頬が朱に染まる。
「こんなに腫れてて痛くないの? なんだか赤くなってて……えっと、たしか……」
 美由紀はひざまずき、胸を両手でつかむとそのままペニスに寄せた。
「な、なにをする気?」
 美由紀は僕の質問に答えず、ふたつのふくらみにペニスをくるみこむ。そして
「胸、好きなんでしょ?」
 言いながら左右からはさんだ。
37469 ◆49EtSB976. :05/02/17 18:45:50 ID:XQ/J7OZB
 美由紀の大きな胸の間に僕のモノはとけ落ちるように吸い込まれている。
「み、美由紀っ!」
 動転して強い口調で名前を呼んだ僕に、
「と、友達に聞いたの! 胸の好きな男の子はこういうのが大好きなんだって」
 裏返った声で美由紀が答えた。
 本当に? 性への関心が強いとしても、美由紀はどうしてこんなことを知ってるんだ?
 ……そんな僕の疑問は快感で簡単に吹き飛んでしまった。

「うぅ……」
「ど、どう? こんな感じ?」
 両手で揺すりたてるように上下して僕のペニスをこすりあげる。
「いいよ」
「も、もういいの? やっぱり気持ちよくない?」
 悲しそうに僕の顔を見る。
「違う……すごくいい」
「よかったぁ……どうするのがいい? こう、かな?」
 美由紀は少し恥ずかしそうに自分の乳房をつかんで僕のモノを強くはさみこんだ。
 信じられないやわらかさに包まれて、僕はぶるぶると体を震わせる。
「どう? こう? こっちのほうがいい?」
 美由紀は知ってか知らずか、豊かなふくらみで僕の剛直に強烈な快感を与えていた。
 大きいから、本当に包まれていると感じる。その感触がたまらない。

 気持ちよくなってきた僕は少しだけ腰を前後に動かした。
 美由紀はそれに気付かない様子で懸命にたわわな胸を揺すりたてる。
 額に汗を浮かべて僕に奉仕する美由紀を見ているとだんだんと射精感がこみ上げてくる。
「ああっ、気持ちいいよ……」
「うん、もっとしてあげるからね」
「美由紀、ちょっと待って」
 絶頂を予感した僕はそう言って行為を中断させる。
 そしてペニスの根元に手を添えて角度をつけると、それを美由紀の乳首に当てた。
37569 ◆49EtSB976. :05/02/17 18:46:40 ID:XQ/J7OZB
「あん、そんなのでさわったらダメぇ……」
「どうしてダメなの?」
「だってそんなえっちなのでしたら私も感じちゃう……」
 その甘えたような口調だけで射精しそうになってしまう。
 肛門を引き締めて何とか耐えると、僕は張りつめた亀頭でぐにぐにと乳首をもてあそぶ。
「はぁはぁ……あぅ、やめて、できなくなっちゃう……ねぇ、今日は私のいうこと聞いて……」
 そう言うと美由紀は優しくゆっくりと胸で僕をこすりはじめた。

 両手で押しつぶすように自分の胸を持ち、その谷間に僕のグロテスクな肉棒をあてがう。
 火照った体に包まれ、僕はしびれるような快感を味わっていた。
「もっとこすって……もっとはさんで!」
 たまらず歓喜の叫びをあげる。
「うん、してあげるね。これが感じちゃうのね?」
「ああっ、うっ! 美由紀の胸は僕のものだよ」
 快感のあまり、そんなことを口走る。
「うん。私の胸はあなたのだからね。いっぱい使っていいのよ」
 それに応え、胸での愛撫に美由紀がさらに熱をこめる。
「ううっ! すごく大きい……美由紀のおっぱい、とっても気持ちいいっ!」
「私も感じてきちゃう。あなたのはさんでるとえっちな気分になってきちゃう……」
「顔が赤いよ、大丈夫? それに熱いし。熱でもあるんじゃないの?」
「平気……。あなたにしてるから感じてるだけ。体が火照ってるだけ。……知ってるくせに」
 初めて見る淫猥な美由紀の姿だった。

「美由紀……」
「うん、もっとしてあげる。もっと感じさせてあげる……」
 美由紀は上目遣いで僕を見ながら言った。
 そうして美由紀は僕を胸ではさんだままその谷間からのぞく先端に顔を寄せた。
 そして舌を伸ばすと尿道をチロチロと刺激する。
37669 ◆49EtSB976. :05/02/17 18:47:27 ID:XQ/J7OZB
「んあぁあっ!」
 脳天まで突き抜けるような凄まじい快感が走る。
 あまりの快楽に膝がガクガクと痙攣する。
 立っていられなくなりそうなほどの強烈な刺激に頭の中が真っ白になる。
「ビクビクしてる……気持ちいいの?」
「うん、うん……イッちゃいそう……」
「もう出ちゃう? 私の胸で射精しちゃう?」
「我慢する……だけど……すごく気持ちいい……」
「ちゃんと我慢できる? 私の胸でイッていいのよ? ……もっとしてあげるね」
 美由紀はゆっくりとしていた動きを次第に早めていった。
「んんん……おっきくなってる……ビクビクしてて真っ赤になってる……」
 あの美由紀が口にする卑猥な言葉に、僕の興奮は否が応でもあおられていく。
「はぁ……そんなにされたら……」
「どう? 私の胸、気持ちいい? はぁはぁ……あなたが気持ちいいと私も感じるの」
 美由紀は顔を火照らせながら何度も僕を胸でこすりつづける。

「あんっ、あんっ……どう? 固い…あなたの、固くなってる」
 大きな胸がぐにゃぐにゃとゆがみ、僕の肉棒に合わせて形を変えていく。
 先端から出た先走りの液体を胸に垂らしながら美由紀は息を乱して奉仕を続ける。
「はぁはぁ……いい? イッちゃいそう? はぁ、はん……まだ我慢する?」
「ううっ、我慢する……まだ我慢する……ああっ!」
 必死の思いで耐える。
「じゃあ今度はいっぱい舐めてあげるね……むちゅ、あむぅ、あんん……んぐっ」
 そう言いながら、美由紀は今度は唇だけでゆっくりと攻めはじめた。
 亀頭からカリから、美由紀の唇は余すところなく這いまわる。
 そのあとにはテカテカといやらしい光が残った。
「あふ、あんん……んぐ、ちゅっ、はむ……うん……」
 美由紀の吐息が僕にかかる。熱っぽい吐息は僕に強い快感を与える。
 ……限界が近付く。もういつイッてもおかしくない。
37769 ◆49EtSB976. :05/02/17 18:48:19 ID:XQ/J7OZB
「あむ……まだ固くなるの? はむ、はぷ、おっきい……」
 大きな胸でしごきながら首を曲げて僕の剛直を舐めまわす。
「ああっ……み、美由紀……」
「んっ、はむ、むちゅ、んっ……どう? いい? 気持ちいい?」
 舌と唇が僕をどんどん高みに押し上げていく。
「……も、もうダメ……」
「えっ? なにが? あ、つらそうな顔……ダメ、我慢しちゃダメ」
 美由紀がそう言った次の瞬間、僕はあっけなく最後を迎えた。
「っっ!」

どぴゅっ! びゅびゅっ! びゅるっ! ずぴゅっ!………
 ついに我慢ができなくなった。先端の小さな裂け目から精液が白い糸を引いて射出される。
「きゃっ!」
 美由紀のかわいい悲鳴が聞こえる。
 限界を超えた僕は、美由紀の胸にはさまれたまま大量の白濁を吐き出しつづけた。

 完全に射精が終わる。
「うぅ……なんかいっぱい出たぁ……」
「ご、ごめん……」
「ねぇ……気持ちよかった?」
 射精しても完全には力を失わない肉茎をはさんだまま、美由紀は言った。
「う、うん……」
「よかった……ふふっ」
 大きく息をついて放出の余韻を楽しんでいた僕の目の前に美由紀が顔を上げる。
 飛び散った粘液だろう、白濁が美由紀の眼鏡のレンズをとろりと伝っている。
 唇の端に指を添えると、少し垂れた精液を押さえるようにしてふんわりとした笑顔を僕に向けた。
37869 ◆49EtSB976. :05/02/17 18:49:06 ID:XQ/J7OZB
 大量の白濁を射ち出し、さしもの興奮も少しは収まっていた。
 自分だけ達してしまったことの恥ずかしさと申し訳なさで心がいっぱいになる。
「美由紀、今度は僕がイカせてあげる」
 さらなる刺激を求め、僕は美由紀を立たせると浴衣の裾に手をかけた。
 そのまま裾を割るようにして手を太ももに這わせる。
 美由紀はほんのわずかに抵抗を見せたけれど、すぐに僕に体を預けてくれた。
「あんっ……く、くすぐったい」
 僕の手がすべすべした太ももをなでまわすと美由紀が艶っぽい声をあげた。
 指を美由紀の足の間に持っていく。ショーツの端に指が触れる。
 自分の息遣いが少し荒くなっていることに気付く。
 ……射精したばかりなのに、僕の肉茎はすでに頭をもたげはじめていた。

 初めて女性のあの部分に触れる。僕は本で読んだ知識を総動員した。
 緊張からか、震えの止まらない指先で美由紀の下着に包まれた敏感な部分に手を伸ばす。
 クロッチの上からゆっくりとそこをなぞる。
 と、布地の向こうから信じられないほど熱い感触がした。
 美由紀が分泌した女の子の液体で下着の中心が粘ついている。
「はぁっ……あっ、あぁ……んぐ…んっ」
 僕の指が強く触れると美由紀が押し殺したような声で悶えた。
(感じている?)
 そこのシミを中心に指でいじる。
「あ、あん! そ、そこいじられたら私……」
 美由紀があられもない声を上げた。
「感じるの?」
「あ、あひっ! ひ、ひんっ!」
 それに答えず、美由紀は感じている声をさらに出す。
 僕はクロッチをずらすと、そのすき間から指を中に潜りこませた。
37969 ◆49EtSB976. :05/02/17 18:50:06 ID:XQ/J7OZB
 そこは熱くほとびっていた。
 ヌルヌルの粘液にまみれた複雑な形状の肉ひだが指にまとわりつく。
「すごい……こんなに濡れてる……」
「いやぁ……」
 僕の言葉に美由紀が大きく首を振った。
「美由紀、興奮してるの?」
「いやっ、いやぁ!」
 さらなる問いかけにも答えず、美由紀は首を振りつづける。
「美由紀……」
「いやあぁ、なんでここ熱いの……変よ、変なのっ……」
 ようやく美由紀が肩を震わせながら言葉を返した。
「変じゃないよ」
「熱い……熱くて、ぬるぬるしてる……恥ずかしい……いやぁ……」
「うん」
「私、興奮しちゃってる…みたい……こんなに…なっちゃって……恥ずかしい……」
 自分の体が示した反応が信じられないのか、美由紀が泣きそうな顔で僕を見る。
 僕の指が潤みの中心をかき混ぜるたび、くちゅくちゅと淫靡な音が立つ。
「いやぁっ、変な音がしてるぅ! 恥ずかしい、恥ずかしいよぉ」
「美由紀はいつも自分でしてるの?」
 これだけ感じやすいのは美由紀が性の絶頂を知っているからでは?
 そう思って聞いた僕に言葉に、美由紀はビクッと身をすくませると
「してない……してないぃ……」
 小さく首を振る。
「本当?」
 僕のいじわるな質問に
「そ、そんなこと……してません……」
 真っ赤な顔で目を伏せた。
「正直に言わないと、もうさわってあげないよ?」
「いやぁ……」
「ほら、こんなふうにいじってあげないよ?」
 言いながら肉ひだの合わさったところにある小さな突起を指で弾く。
38069 ◆49EtSB976. :05/02/17 18:50:57 ID:XQ/J7OZB
「ひゃんっ! いじわる……しないで……あのね、いっつも……」
「いつも?」
 指で肉のひだをつまみ、こすり合わせるようにしながら聞く。
「あなたのこと、考えて……してた」
「何を?」
「こ、こうやって……自分でオナニーしてた……」
 これ以上は赤くなれない。そう思えるほど、耳まで染めて美由紀が答えた。
「えっちだね、美由紀」
 そう言ってクリトリスと思われる小さなふくらみを指の腹でつぶすようにして皮膚に押し込んだ。
「やだぁ……あ、くっ、うんっ!」
「手伝ってあげる」
「あ! あん! あぎっ! 私おかしくなっちゃうっ!」
 はしたない声をあげて美由紀が僕の体を求めるように腕を伸ばした。
 指の先がすでに充分な硬度を取り戻しつつあった股間に触れる。
 そのまま勃起を握ると、美由紀はそれを上下にしごきはじめた。
 無意識なのか、それともさっきの記憶があるのか、どちらにせよその動きは適確だった。
 男の性感帯を絶妙に刺激する美由紀の指に、僕は再び絶頂が近付く予感を覚えた。

 美由紀が僕のモノにからめた指を強く握って上下させる。射精感がこみ上げる。
 このまま果てるのも悪くない。
 そんな誘惑にかられたが、もったいないと思い直した僕は美由紀の行為をやめさせた。
 僕も美由紀のショーツの中から手を抜く。

 美由紀からあふれた淫蜜が下着をどうしようもなく濡らしている。
 ぐっしょりと水分を含んだ布きれは不快かもしれない。
 そう思い、下着を脱ぐように促す。
「脱いじゃおうか」
38169 ◆49EtSB976. :05/02/17 18:51:44 ID:XQ/J7OZB
 お互いの下半身をさらしあう。
 裾をまくり、あらわにされた美由紀の白い下腹部は恥毛の黒さとの対比が美しかった。
 僕はまた美由紀の足の間に手を伸ばした。
 今度は下着に隔てられていない分、さっきよりも自由に手が動かせる。
「すごいよ、こんなになってる……」
 いやらしい溝の間で指を上下させながら言う。
「あ、やだ……恥ずかしい……」
 美由紀の言葉を聞き流し、僕は潤んだ中心を指で探った。
 ぼってりとした肉のひだの間には僕を受け入れる穴があった。
 粘り気の強い淫液と複雑な形状のひだとをかき分けて、奥へと指をもぐりこませようとする。
「いやっ、お願い……ダメ、ダメ……恥ずかしい……」
「痛い?」
「痛くないけど指入れちゃダメ……おかしくなっちゃうっ!」
 指の第一関節ぐらいまで差し込んで美由紀の中をかきまわす。
 ……初めて触れる女の子の部分。
「そんなふうにかき回されたら……もっとおかしくなっちゃう……恥ずかしいぃ……」
 普段の姿には似つかわしくないような美由紀の言葉に勃起がビクンッと大きく脈打った。
 美由紀の恥ずかしい部分を見たい! 指じゃなく、僕も美由紀を口でしてあげたい!

「美由紀は僕の……僕だけのものだよ」
 そう言って美由紀の肩を抱くと公園のベンチの上に四つんばいにさせた。
 ちょっと驚いた顔で美由紀が僕を見る。
「ひっ、な、何を?」
「さっきは美由紀にイカせてもらったから、今度は僕がしてあげる」
 美由紀の足の間に身を移しながら言う。
 そうして腰を押さえると顔を寄せた。
「あ、そんな、だめ……そんなふうに見ないで……」
「ここはダメって言ってないよ?」
 僕は突き出した舌で美由紀の切れ目に沿って舐めあげた。
「あ、あひっ! あ、あなたの舌が……当たってるぅ!」
 そこは水でもかけたかのように濡れて、少し粘り気のある液体をしたたらせていた。
38269 ◆49EtSB976. :05/02/17 18:52:43 ID:XQ/J7OZB
 美由紀の左右の陰唇を開くと、まじまじとそこを見つめた。
「ここってこんなふうになってるんだ……」
「やだ……あなたに丸見えなの……」
「手で触ったときに感じたのよりもずいぶんとぐちゃぐちゃなんだなぁ……」
 初めて女性器を目の当たりにし、思ったとおりのことを口にした。
「そ、そんなこと言っちゃやだ……」
 僕は左右の花びらをつまんで広げてみた。
「あ……あなたに見られてる……私の全部、見られてる……」
「美由紀は自分のここ、見たことあるの?」
 返事を待たず、花びらを広げ、潤みの中心に舌を差し込んだ。
 ほんのりとした塩味が口の中に広がる。
「あっ! いぎ……わ、私……」
「ん……」
「あ、あなたの舌が……私の中に……は、入ってくる!」
 舌でかき回すたびにくちゅくちゅと淫靡な音が響いて僕を興奮させる。

「ぐっ、むむっ……んっ」
 美由紀は固く結んだ口からうめき声を洩らす。
「もっと、もっとかき回して! あなたの舌で……私をかき回して!」
 ついに美由紀が自分から快楽を求める言葉を発した。
「うん」
 それに応えるため、僕は舌をすぼめると奥へと差し込んだ。
「かはッ! あなたの舌が……あ、気持ちいいっ! ごめんなさい、ごめんなさいっ!」
「どうして謝るの?」
「だって……だって私だけ気持ちよくなって……あ、あぎ! い、いいのっ!」
「さっきは僕が気持ちよくしてもらったからね。今度は美由紀の番だよ。ここもいいの?」
 美由紀の切れ目の先にちょこんと顔を出した肉の芽を発見した僕はそこを舌でつついた。
「あ、だめっ! そこはっ! そこはだめっ! あ、ああぁぁぁ!」
 乱れる様子に、僕は固くした舌先でそこを何度も何度もつつきまわした。
「あ! いいっ! そこ! そこぉ! ごめんなさい、ごめんなさぁいっ!」
 僕の舌がそこをつつくたびに、美由紀の背中がぴくんっ、と痙攣する。
38369 ◆49EtSB976. :05/02/17 18:53:41 ID:XQ/J7OZB
「あ、ごめんなさいっ……私、私ッ!」
「ん……」
「イッちやうのぉ! あなたの舌で、美由紀イッちゃうのぉ!」
 さらに強くつついた。
「かはっ! ご、ごめんなさいっ!」
「いいよ、イッてもいいよ」
「美由紀イクねっ! イク、イクぅぅッ!」
 美由紀の背中がのけぞった。
 直後、美由紀の中心からぴゅっと一筋、水みたいな液体が飛んでくる。
 そして首をすくめて、両足と背中を痙攣させた。
 その痙攣にあわせてぴゅっ、ぴゅっ、と断続的に美由紀の中心は潮を噴かせる。
「はぁ、はぁ、はぁ………」
 大きく息をついて、美由紀はぐったりとベンチに横たわった。

 美由紀の痴態を見ているうち、僕の股間は完全に元気を取り戻していた。
「美由紀、起きられる?」
 ベンチに手を付かせ、美由紀のお尻をこちらに向けさせる。
 柔らかくけぶる恥毛が少し繁った薄紅色の肉の裂け目が僕の目の前にさらされる。
「もぉ……またこんな恰好、恥ずかしい……」
 自分の下半身を僕の前にさらしたことが恥ずかしいらしく、美由紀は小さく息をつく。
 僕は手を伸ばすと、両方の親指で美由紀のオンナの部分の肉ひだをそっと左右に開いた。
 すっかり興奮しているのか、ヌルヌルした粘液が指にまとわり付く。
「すごい……こんなにヌルヌルだ……」
「いや、恥ずかしい……お願い、そんなこと言わないで……」
「美由紀の中、動いてる……」
「こんな、こんな恰好やだ……動物みたい……」
 太ももに力が入ったらしく、美由紀のその部分がきゅっとすぼまった。
 そうしてお尻を左右に振って僕の目から少しでも逃れようとする。
(うわっ! よけいに興奮する……)
38469 ◆49EtSB976. :05/02/17 18:54:21 ID:XQ/J7OZB
 身をよじったせいだろう、美由紀の淫裂から体液がこぼれ、太ももを伝う。
 僕は太ももにこぼれた愛液を舐め上げながら美由紀の性器に口づけした。
「んぁあっ!」
 とめどなくあふれるいやらしい液体を音を立ててすする。
「やぁ…あっ! ああっ! 恥ずか、あっ……いぃッ!」
 あごで美由紀の陰核が刺激される。
 そのたびに膣口がひくつき、とても淫靡な光景が目の前で展開された。
「はぁッ! ああ……」
 膣に押し込んだ舌で粘膜の壁を舐めまわす。
「ひんっ! ひぐっ、んんっ……」
 美由紀はさらに甲高い声をあげる。
 そして女の部分を僕の顔に押し付け太ももをピクピクと痙攣させた。

 口を離す。……美由紀の恥ずかしい部分と僕の舌との間に銀の糸が引いた。
「あぁぁ……ああ」
 あとからあとから分泌される体液は、糸を引きながらポタポタとしたたり落ちる。
「あっ! はぁぁっ! あぁぁん……」
「美由紀……入れてもいい?」
 指でクリをなぶりながら聞くと、美由紀は悦びの声をあげて首を縦に振った。

「力を抜いて楽にして……」
 僕はゆっくりと美由紀の秘唇にいきり立ったモノの先端を添えた。
くちゅっ……
 二人の性器が合わさったところから淫らな水音がした。
「ぁ、ああっ…ゃ、あ、当たってる……」
「いくよ」
 その言葉に美由紀は目を閉じると、心を決めたように無言のままうなずいた。
38569 ◆49EtSB976. :05/02/17 18:55:43 ID:XQ/J7OZB
 先端に体重をかけ、徐々に腰を押し出して美由紀への挿入を試みる。
「んぐっ……んん……」
 固く結んだ美由紀の口から苦しそうな声が聞こえる。
 勃起は何かに阻まれたように美由紀の入り口から中に入っていかない。
(あんなに濡れてたのに……)
 そう思い、もう一度腰を前に突き出した。
「んく……ん、んん……んあぁぁっっ!」
 美由紀が苦しそうに叫んだその時、僕を拒んでいた抵抗がなくなった。
ずぶずぶずぶ………
 一気に肉茎が美由紀の中に埋没していく。

「はぁうっ! はぁぁぁぁ……あっ、んぐ…はぁ……んんっ!」
 苦しそうに美由紀が身悶えする。
「だ、大丈夫?」
 心配になって聞いた僕に、美由紀が
「はぁ、はぁんん……だ、だいじょ…うぶ……平気」
 切れ切れの息で答えた。
「もうやめよう?」
 僕の言葉に、美由紀は歯を食いしばりながら首を強く左右に振った。
「お、おね…お願い……や、やめ、ないで……私…うれしいんだから」
「でも……」
「お願い……ね?」
「……わかった」
「う、ん……あり、がとう……」
「我慢できないようだったらすぐに言ってね」
 心を決めた僕は、そう言うと腰をゆっくりと前後させた。
38669 ◆49EtSB976. :05/02/17 18:57:51 ID:XQ/J7OZB
「んっ! んっ! んんんっっ!」
 僕が動くたび、美由紀は苦しそうな声をあげる。
「んっ……んんっ! い……んっ! んん……」
「美由紀、やっぱり無理」
 あまりの痛々しさにそう声をかけた僕の言葉を打ち消すように美由紀が首を横に振る。
(だめだ、このままじゃ美由紀が壊れちゃう)
 そう思った僕はなるべく余計な痛みを与えないようにしてゆっくりと美由紀から引き抜いた。

「はぁ、はぁ……どうして? どうしてなの?」
 悲しそうな目で美由紀が僕を見つめる。
「だって……美由紀があんまり苦しそうだったから……」
「私、私はうれしかった……だって、大好きなあなたとひとつになれたんだもん」
 痛みで溜めたのとは別の涙が美由紀の頬を伝う。
 ……僕は美由紀の想いを踏みにじってしまったのか?
「私は平気……だから続けて。ね?」
「……わかったよ。つづき……しよう」
「うん!」
 うれしそうに美由紀がうなずいた。そして、また僕に背を向けるとお尻を突き出した。

 美由紀を傷つけないようにゆっくり、ゆっくりと膣の中に沈めていく。
「あ、来てる……あなたが、私の中に……」
 美由紀の膣で締めつけられる部分が大きくなるにつれ、えもいわれぬ快感に包まれる。
「痛、ぁ……」
 亀頭がもぐりこんだあたりで美由紀が痛みを訴えた。
「ごめん……痛い?」
 美由紀の表情をうかがう。
「大丈夫……我慢できないほどじゃないから」
 その言葉に、もう少しだけ剛直を埋め込む。
「ん、んぅぅぅっ!」
 与えられる痛みが強いのか、美由紀は背中を反らしてうめいた。
38769 ◆49EtSB976. :05/02/17 18:58:50 ID:XQ/J7OZB
「ぁ、はぁぁ……ぁぁ」
「美由紀、もうやめる?」
 動きを止めて聞く。それに対して美由紀は
「つ、続けて……お願い」
 背中越しに僕を仰ぎ見て言った。
「……うん、わかったよ」
 僕は美由紀の膣が広がりやすいように右の膝を抱えあげた。
 そうしておいて、中断していた行為を再開する。
「ん、んぅぅ……あ、ぁぁっ、はぁっ!」
 聞くかぎりでは痛みなのか快楽なのか判断できない声。
 ……もちろん快感のはずがない。
「あ、あぁっ……」
 亀頭のもっとも太いところが美由紀の中を進むたび、美由紀は苦しそうな声をあげた。
「ん……んう、んん」
 美由紀はまた苦痛を感じさせるうめき声を上げる。
 それでも心なしか先ほどよりは苦悶の響きが減ったようだった。
「入ったよ」
 奥まで入れた僕は美由紀をいたわるように動かずにいた。
 代わりに舌を首筋や耳に這わせ、手を胸や結合部の上にある肉突起でうごめかす。
 破瓜の痛みを忘れさせようとなるべく快感を与えることに腐心した。

「んっ、あぁ……や、はぁぁ……」
 体全体をブルブルと震わせて美由紀がうめく。
「あ、あなたのが……中でピクピクしてる……」
「うん。美由紀のも中で僕に絡みついてる」
「やだっ、恥ずかしい……」
「大丈夫?」
「うん……さっきよりは楽」
 そんな言葉に少し安心する。
 おかげで少しは余裕が出てきたらしい。
 僕は美由紀の中がとても熱く、そして柔らかいことに気が付いた。
38869 ◆49EtSB976. :05/02/17 18:59:53 ID:XQ/J7OZB
「美由紀……美由紀の中、すごくいい……」
 女性の膣の特性なのか、少しざらついたようなコリコリした部分がカリに当たる。
 ペニス全体が強く握られているような、そして吸い込まれるような感覚もある。
 強く、時には弱く、何かで先端がくすぐられるような絶妙な刺激も伝わる。
 ……初めて味わうセックスの快感。溺れそうだった。

 僕は美由紀の体を気遣うことも忘れ、その甘美な感覚につられて腰を振ってしまった。
「ああっ! いぁっ! ああっ!」
 美由紀の苦しそうな声に思わず我に返る。
 だけど、快感を知ってしまった体は動きが止まらない。
「あっ! ああ……っ! ん……んんっ!」
 そう言いながら美由紀も腰を動かし始める。

「今ここに誰か来たら大変なことになるだろうな……」
「あっ……」
 僕の言葉に美由紀の体がビクッと震える。
 それと同時に、僕を咥えこんでいる部分がきゅっ、きゅっ、と小刻みに痙攣する。
「やだ! 見られたら恥ずかしくて死んじゃう……」
「金沢でも有名な老舗のお嬢さんが、こんなところで男とセックスしてるの見られたら……」
「やだ……そんな、こ、こと……言わないでぇ……」
 言いながら身悶えする美由紀だけど、僕に腰を押さえつけられ逃げることができない。
「美由紀……」
 そんな美由紀に、名前を呼びながら
ずんっ!
 と腰を打ちつける。
「ひゃうっ! ……み、見られたっていいもんっ! あなたとなら……あ、あん!」
 奥まで貫かれた衝撃に美由紀が首を振って悶える。

 身も心も溶けてしまいそうな快感に溺れていた僕は、気が付くと音が鳴るぐらい激しく美由紀を突いていた。
 その衝撃で美由紀の大きく張った胸が前後にぷるんぷるん揺れる。
「ああっ! あんっ! あうっ! あふあっ!」
38969 ◆49EtSB976. :05/02/17 19:00:41 ID:XQ/J7OZB
 体中が熱い。
 その熱が二人がつながっているところに収束していくように感じる。
 背中から脳天に向かって甘美な電流が走り抜ける。
 ……イク。
 美由紀の中から引き抜く。次の瞬間、僕は射精した。
びゅっ! びゅくっ! びゅるっ! どぴゅっ!………
 白濁した粘液が美由紀のお尻に飛び散る。
 異常に興奮しているのか、二度目の射精だというのに止まらない。
「うっ……ううっ!」
 何度も何度も陰茎は脈打ち、自分でも驚くほどの量が美由紀を汚していく。
 どろりとした僕の精液が体に降りかかるたび、美由紀がわずかに痙攣する。
「はぁ…はぁ……美由紀……」
 すべてを出し尽くし、僕は長い射精を終えた。

 身なりを整えると、つい今しがた美由紀と結ばれたベンチに僕たちは並んで腰を下ろした。
「ようやく美由紀と思いが通じたのに、金沢と東京じゃ遠距離恋愛だね」
「あ、あのね……せっかくお祝いしてもらったんだけど、私、あの大学には行かないの」
 言いにくそうに美由紀が言葉を継ぐ。
「ええっ? それどういうこと?」
 理由がわからず混乱する。
「うん、実はね……もう一つ受かってたから! 東京の大学に!」
 うれしそうに笑顔で言った美由紀の言葉の意味が一瞬わからなかった。
 直後、それが理解できた僕は思わず大声を出す。
「そ、そうなんだ……ってことは、これからずっと一緒にいられるの?」
「ごめんなさい。合格通知、さっき届いたの。秘密にしてたわけじゃないのよ」
「そっかぁ! 美由紀とずっと一緒にいられるんだぁ!」
 天にも昇る心地とはこういうことなのか?
 愛する美由紀と結ばれた喜びを上回るかもしれない幸福感が僕の心を包む。
「ね、ねぇ……私の話、聞いてる?」
 僕は美由紀の声も聞こえず、ただただ舞い上がっていた。

            おわり
39069 ◆49EtSB976. :05/02/17 19:01:25 ID:XQ/J7OZB
設定だと美由紀の胸のサイズは85になっています。
SS中で少し誇張した表現を使いました。ご理解ください。
391名無しさん@ピンキー:05/02/17 22:00:18 ID:rVMUMDRF
2では88になってた筈だから安心汁。
…1→2の間でほのかのヒップが10センチ大きくなってるのはセンチ7不思議の1つ(笑)
392名無しさん@ピンキー:05/02/17 22:26:05 ID:6CsXalge
>390
男だけの愛撫でなく二人で愛し合っている感じが良かったです。
次の作品も楽しみにしています。
しかし晶より美由紀の胸の方が大きいとは知らなかった。
393名無しさん@ピンキー:05/02/17 22:49:28 ID:3QL4x56H
美由紀ちゃんに拉致されたひ……
394名無しさん@ピンキー:05/02/17 23:21:28 ID:+XqrVJYd
美由紀キター
69様ご馳走様です。
395名無しさん@ピンキー:05/02/17 23:36:03 ID:MbSb8Fgv
                n
 (ヨ )              ( E)
 / |    _、_     _、_    | ヽ
 \ \/( ,_ノ` )/( <_,` )ヽ/ / グッジョブ!!
   \(uu     /     uu)/
    |      ∧     /
396名無しさん@ピンキー:05/02/17 23:38:48 ID:80B861df
69氏良かったよ、GJ!
美由紀が昼間の公園で初体験を・・・
すごい大胆だ。
397名無しさん@ピンキー:05/02/18 00:51:31 ID:SPwrt0Ka
妙子キボン
398ネ申候補生:05/02/20 03:37:01 ID:qeduqAbH
 今回の企画「日本の超自然現象探訪」の編集を任された永倉えみるは今年入社したばかりの20歳になったばかりの新人であった。
 青葉出版に就職してから数ヶ月は、雑用に近い仕事ばかりの日々であったが今回の企画の責任編集者に抜擢されたことをとても喜んでいた。
 もともと雑誌編集者に憧れて、この業界に飛び込んだえみるだったのでその夢までの道筋が見えたことに満足をしていたが、喜んでいるもう一つ大きな原因は自分の同期社員の殆どがまだ雑用の仕事しか与えられていない事に対しての優越感があった。
(やっぱり、私は他の新人達とはちょっと違うのよねぇ……)
 上司に呼ばれたえみるは場所、日程、同行スタッフについての説明を受けた。
「失礼しまぁぁす」えみるは頭を下げながら編集長室をでた。
(場所はともかくとして、なんであんな親父たちと過ごさなくちゃならないの…)
 えみるは自分の記念すべき初取材のスタッフが自分の倍以上の歳の親父たちで構成されたことに納得がいかなかった。日焼けして脂ぎった顔で体中が汗臭そうなその連中の姿をえみるは時折見かけ心のなかで馬鹿にして眺めていたのだった。
「みんな、アウトドア専門のクルーだから安心して…」えみるはさっき上司が言ったセリフを思い出していた。
(まぁ…しょうがないか)えみるは持ち前の気持ちの切り替えの早さで割り切ると自分のデスクへと足を向けていった。

 8月某日早朝、えみるは男性スタッフ三人と一緒に現地に向かった。
 関越自動車道を降りて長い時間走ったのち車はやがて山道を奥へと進んで行った。
「ここから先は、車では進めないな…」カメラマンの竹之内がつぶやいた。
「そうですね…それではここから歩きですね」助手の椎名は後ろの座席に向かって言った。
「それじゃぁ…用意しますか。えみるちゃんも準備はじめてくれる?」大倉はえみるに語った。
「……はい。……」えみるはブスッとした顔で答えた。
399ネ申候補生:05/02/20 03:38:07 ID:qeduqAbH
 スタッフの三人は、車中でのえみるの態度に少し頭が来ていた。その無愛想な表情といかにも、自分たちと一緒にいるのがつまらないといった態度に腹がたっていたのだった。
(少しぐらい、可愛い顔をしているからって…天狗になるなよな…)
 お互い言葉には出さなくても三人ともがそう感じていた。
 えみるは自分のハンドバックを手に取るとこの風景には似合わないピンクのスーツとヒールのついた白いパンプスで車から降りた。
『自分がいつかオカルトの大家に取材するときに…』と買っておいたお気に入りの服装だった。
「おいおいえみるちゃん…本当にその格好で行くのかい?」竹之内はえみるに尋ねた。
「もちろんですわ…。それとも何かご迷惑をお掛けしています?」
えみるは竹之内を見下すように答えた。
「ご迷惑って…別に……」竹之内は口篭もって下を向いた。
「もういいよ、竹之内さん!…本人がこれでいいって言ってんだからさ…」
 椎名は重い機材を肩に掛けるとそう言い放って竹之内の肩をたたくと山道を登りだした。
「全くしょうがねぇ女だなぁ…あとで泣きべそかくなよ」
 大倉は小さな声でつぶやくと前の二人を追いかけるように登りだした。
 一人残されたえみるは山道の泥に足を取られながら後をついていった。
(まったく…余計なお世話よ!…私はあなたたちとはちがうの……!!)
 えみるは前を歩く三人を眺めながらそう思っていた…。
 山道は奥に行けば行くほど、険しくなり、道幅も細くなってきていた。
「おぉぉぉい、ここらで休憩しないか?」先頭にたっていた大倉が後ろの二人に言った。
「そうだな」「そうしよう」三人で道端に座り込むと煙草に火を点け、水筒の蓋を開けた。
「あの女まだこねえな」「知ったこっちゃないよ」「自分を何様と思っているんだ」
 竹之内たちはえみるがいない事いいことに今までの不満をぶちまけていた。
400ネ申候補生:05/02/20 03:39:04 ID:qeduqAbH
「だいたいあんな格好で山に登るなんて…なめてるよな。」
「それにあのバックは会社にでも行くようなやつだろ」
「馬鹿だから化粧品ぐらいしか、入れてないんじゃない」
「よく、うちの会社に入れたな…」「あの顔とあの体を使って入ったんじゃないか」
「今年の入社面接は部長の多部田がやったらしいじゃないか」
「あいつは女好きで有名だからなぁ」「どんな面接をしたかわからんぞ」
「多部田のイチモツにでもしゃぶりついて合格したんじゃないか」
「そんな面接、俺もしたいねぇ」「そりゃ、確かだ。」
「ははははははははっ」
 三人は声をあげて笑った
「おい、来たぞ…」三人は表情を固くしてえみるが近づくのを待った。
 ピンクのスーツはところどころ泥で汚れていた。足元には白いパンプスの姿はなくだいぶ前から裸足で歩いていたようだった。
 紅潮した頬からは汗が流れ落ち首筋にへばりついたおくれ髪が妙な色気を漂わせていた。
「み…水ちょうだい」えみるは大倉の水筒を指さしていった。
「ほらよ!」大倉はえみるの目の前に水筒を投げた。
 えみるは大倉の横柄な態度を気にしてる余裕もなく水筒の蓋を開けると一気にのどに流し込んだ。
「ゴクッゴクッ」かなり喉が渇いていたのかえみるは長い間飲んでいた。
「それぐらいにしとかないと後でたいへんだぞ」大倉は手を伸ばしてえみるから水筒を取り上げようとした。
「うるさいわね!…勝手でしょ…放っておいてよ!」大倉の手を払いえみるは飲みつづけた。
「あぁっ、全部飲んじゃった…」飲み終わったえみるが投げて寄越した水筒を手にして大倉は言った。
「うるさいわね…そんな小さいことでいちいちうるさい事言ってんじゃないわよ」
 えみるは今までのイライラがピークに達し自分の親ぐらいの歳をした先輩スタッフに暴言を吐いた。
401ネ申候補生:05/02/20 03:39:55 ID:qeduqAbH
「だいたい、あんた達私を置いて行くとはどういう事なのよ!私がここのリーダーなのよ」
「なんだとっ!」立ちあがりかけた椎名を制して竹之内は言った
「じゃあ、私たちはあなたの歩くペースにあわせますので先に行って下さい」
「当たり前でしょ、さあ行くわよグズグズしないで!」
 えみるは先頭を切って急な坂を登り始めた。
「な…なんで止めるんだよぅ竹之内さん?」椎名は歩きながら竹之内に尋ねた。
「あいつは正規の社員だから後々面倒なんだよ…」
「だからって、あそこまで言われて……」
「分かっているって、ちゃんと考えているから」
「考え……?」
「まぁもうじきあいつが泣きべそをかくから待っていな…なっ大倉」
 うんうんと頷きながら竹之内と大倉は含み笑いをした。
 奥に続く山道は次第に細くなり時折腰ぐらいの高さの段差が道のあちこちに存在していた。
 段差を越えて行くのに、かなり歩幅を広げなければならず、タイトスカートを穿いて来たえみるは腰までずりあがってしまうスカートを手で押さえながら登らなくては為らなかった
「こんなにスカートが捲くれたら…下の親父達にパンツが丸見えじゃない……」
「ほら、椎名みてごらん…えみるお嬢様の可愛らしいパンティが丸見えだ!」
 椎名は視線をえみるの方へ向けた。
「あははははははっ!本当だ…丸見えっ!」椎名は後ろを振り向くとニヤリとしている
 大倉と目が合いお互いに笑った。
 竹之内はこの段差のある斜面がある事を知っていてわざとスカートを穿いたえみるに先頭に立たせたのだった。
 えみるのスカートは腰まで捲りあがり白い足が剥きだしになっていた。小さめの白いパンティが周りの風景から浮き上がりよく目立っていた。
402ネ申候補生:05/02/20 03:40:45 ID:qeduqAbH
「恥ずかしいけど…仕事のため…私は何事にも牽かないでこの仕事をやり遂げるのよ」
 えみるは自分にそう言い聞かせながらいつ終わるともしれない羞恥の段差を登って行った。
 登り続けて小一時間もたったころえみるは困惑していた。
 時折、辺りをキョロキョロと伺い深く溜息をつくと段差に手を掛けて登っていた。
(あぁっ…おしっこがしたい……)えみるは猛烈な尿意に襲われていた。
 登っている道以外は、鬱蒼とした樹木が生い茂りとても人が入り込むスペースは無かった。
(あぁ…漏れそう…さっきあんなに水を飲んだから……)
 竹之内たちは、先程から続いているえみるのパンティお披露目ショーに目が慣れ、段々物足らなさを感じてきており、登りながら話す内容も若いえみるの秘められた女の部分に集中した。
「もう、あそこは汗でグチュグチュになっているだろう。」
「いやそれだけじゃなくて、まだ若いからおまんこからでる汚れも多いよ」
「染みつきパンティって事か…」
「なんか蒸れていて臭そうだな…あいつのおまんこは…!はははっ」
「でも、俺はずいぶんとあれぐらいの歳の女のおまんこ見ていねぇな…」
「そうだな…」「俺も…」
「何とかして、見れないかな?」「でも、強引にやるとクビに為るな…」
「見てぇな…」「おぉ、見て、嗅いで、触って、しゃぶって、そして突っ込みたい…」
 三人はそれぞれ、えみるの若い肉唇の形状、感触、を想像しながら、左右に揺れながら目の前を行く小さい尻を包んでいる白いパンティを凝視していた。
403ネ申候補生:05/02/20 03:41:43 ID:qeduqAbH
 しばらくしてから、えみるの行動の異常さに気がついた椎名が口を開いた。
「おい!なんか、あいつ様子が変じゃないか?」
「おぉ、俺もそう思っていた。」
「さっきから何か探しているみたいだな…」
「なんだろ?…」
 竹之内と椎名は疑問に思いながら、段差に手を掛けていた。
「小便……。」後ろから、大倉が声を掛けた。
 二人は振り向いた。
「あの女は小便がしたいのさ…。それで、小便する場所を探しているのさ!」大倉はニヤッとして答えた。
「小便…」竹之内はさっきえみるが大量の水分を補給している姿を思い出した。
「なるほどぅ、さすが大倉!山での人の行動に詳しい」
「よし皆、カメラと録音マイクの準備をしてくれ。あいつの恥ずかしい姿を撮ってやろう!」
「初めての映像が、小便を垂れ流している姿か…いいねぇ」
「記念すべき作品にしてやろう…!」
 機材の入ったバックからレンズやマイクを取り出しすばやく準備をすると、登るスピードをあげて、えみるのすぐ後ろにまで接近していった。
 えみるは猛烈に湧いてくる尿意を我慢していた。
(あぁぁぁ、もうだめ………。漏れるぅぅぅぅ……。)
 しかしえみるは、すぐ後ろにまで接近してきた男たちの気配を感じていた。
(もう……近寄らないで…お願い。)
「えみるちゃん。具合でも悪いの?」親切そうに竹之内が声を掛けた。
「えっ、べ…別に何とも無いわよ。」えみるは平静を装って答えた。
(くぅぅぅぅぅぅぅぅ…我慢しなきゃ。)
「そう、それじゃ少し休まない?…結構登ったし……」
「そ…そうね。……少し休みますか。」
 話をするのがつらいほど、切羽詰っていたえみるであったが、感づかれないように必死だった。
404ネ申候補生:05/02/20 03:43:08 ID:qeduqAbH
「えみるちゃん!はいお水……喉が渇いたでしょう」
 竹之内は笑顔で自分の水筒をえみるに差し出した。
 大倉と椎名は思わず笑いが噴出しそうになっていた。
「い…今は要らないわ。あ…ありがとう」
「えみるちゃん、遠慮しないで飲んでよ。」
 大きめのカップに水を縁まで注ぐとえみるの手に持たせた。
 竹之内の繰り出すえみるに対する陰湿ないじめを眺めながら、椎名と大倉は満悦していた。
「水分補給は山登りには大切なことだから…」
「一杯だけでも飲んだら…?」
椎名も大倉もえみるに飲むようけしかけた。
「あ…ありがとう…それじゃぁいただくわ…」
(あぁ、こんなに飲んだら・……もう我慢できなくなる…)
 しかしえみるは皆が自分のコップに注目しているのを感じ、自分はなんともないという事を証明するために一気に飲み干した。
「お…美味しかったわ。ご馳走さま」
 えみるは引きつった笑顔で、竹之内にお礼を言った。
 しばらくした後、大倉が立ちあがって言った。
「そろそろ、行くか。えみるちゃん!先頭頼むよ。」
「…………。」
 えみるは青白い顔をしたままうつむいていた。
 えみるのなかに涌きあがった尿意はすでに限界を超えて一歩も動く事が出来なかった。
「えみるちゃん!?」大倉はもう一度えみるの名前を呼んだ。
「……あ…はい…えぇと…先に行っててください」
 えみるは意識を必死に閉じている尿道口に集中させながら答えた。
「えっ、どうして」大倉は聞き返した。
「………ち…ちょっと…用があって…。」
「用?…用って…?」大倉はさらに聞き返した。
 えみるはついに我慢できずに告白した。
「……トイレ……トイレにいきたいんです…。」
405ネ申候補生:05/02/20 03:43:49 ID:qeduqAbH
「そうか、そうかオシッコしたいのかぁ」
「……は…い……。」
 恥ずかしさで顔を赤くしてえみるは答えた
「じゃぁ、その岩陰でしてきなよ。俺達待っているからさぁ…」
「…あの…もう動けない…ので…大倉さん達が……離れてくれませんか……」
 振り絞るような声でえみるはささやいた。
「そんなに……なんだ…分かった先に行って待ってるよ、じゃぁみんな行こう!」
 大倉はえみるに見えない様に機材の入ったカバンを小さな岩陰に隠すと、竹之内たちに目で合図をした。
「……あ……ありがとう……ございます……。すぐに行きますから…」
 大倉達三人はえみるを残して、次の段差に手を掛けて登りえみるからわからないよう岩陰に隠れた。えみるは大倉達の姿が見えなくなり辺りを見回すと、その場にしゃがみこんでパンティに手を掛け一気に足首まで下ろした。
「いよいよ始まるぞ……」大倉たちは息を殺してえみるの痴態を覗いていた。
 何も目隠しになるものがないところでえみるは白い臀部を露わにしてしゃがみこんでいた。
 黒々とした繁みがえみるの開かれた股のあいだからはっきりと見え、赤い舌を出したような裂け目が正午を廻った陽の光に照らされていた。
「す…すげぇ…」「あんな若い女の…おまんこが…丸出し…」
 大倉達は固唾を飲んで見守っていた。
 やがて、鬱蒼とした黒い繁みにかこまれた赤黒い裂け目から黄金色した液体が勢い良くほとばしった。
「ジョッ…ジョロッ…ジョォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ」
 えみるの放尿する音が、静かな森に大きく響いていった。
(ふぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ……。)
 えみるは我慢していたものから解き放たれた解放感を感じていた。…
 しかしどこからともなく聞こえてくる人の話声が聞こえ身を固くした。
406ネ申候補生:05/02/20 03:45:14 ID:qeduqAbH
「おぉぉい、見つかったか?」「いや、無い。」
「バッテリが無くなったら、撮影できないぞ」
「おかしいなぁ、もう少し降りてみるかぁぁぁ」
「おぅ、そうだな。さっきの休憩場所かもしれないぞぅぅ」
 えみるは、すぐ近くで声のする方を見た。そこには、大倉達の姿があった。
「ジョォォォォォォォォォォッ、ジョォォォォォォォォォォォォッ」
 我慢に我慢を重ねていたえみるの小水はなかなか止まらなかった。
「こ…来ないでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ」えみるは哀願するような声で叫んだ。
 やがて、大倉たちは放尿し続けているえみるを囲うようにして目の前にしゃがんだ。
「いやぁ、おしっこしているところすいません…えみるちゃん。椎名の野郎が機材をどこかに忘れてしまったみたいで……」大倉は、困ったような顔で、えみるに言った。
「は…恥ずかしいから・……向こうに行っていて……お願い……」
「ジョロッジョロッ、ジョォォォォォォォォォォォォッ」
「おぉぉ、良く出るねぇ。」「さすが若いだけ有ってしょんべんの勢いがいい!」
「えみるちゃん、いつもこんな格好でしょんべんしているの」
「大事なところが丸見えだよ…」「結構あそこの毛は薄いんだね…」
 男たちはえみるに羞恥を与える言葉を次々に浴びせた。
「えみるちゃん知らないかなぁ……黒い小さなカバン…?」
 しゃがみこんで、あごを両手で支えながら大倉は平然と放尿しているえみるに聞いた。
「シャァァァァァァァァァァァァァァッ、シャァァァァァ」
 えみるは自分の意思では止められない黄金色した恥辱の液体を男たちの目の前で曝け出した秘裂から迸らさせていた
「し…知りません……。」放出し続ける小水を止められないままえみるは答えた。
407ネ申候補生:05/02/20 03:46:15 ID:qeduqAbH
 椎名がわざとらしく叫んだ。「あった!あったぞぅぅ!バッテリィィィィ」
「よし、さっそくテストだ。」「分かった…これで…よしっ」
「おぉぉぉい、何を写すぅぅ」「……そうだなぁ、とりあえず、えみるちゃんをとるか?」
「しょんべんしてるけど、せっかく俺たちの初仕事の記念だから、いいだろぅ」
 男たちが台詞でもかわすかのように、矢継ぎ早に言葉を交わした。
「すいません…えみるさん。カメラテストをはじめます…。」
「さぁ!笑って、笑って…」矢島はカメラのレンズをしゃがんで放尿しているえみるに向けた。
「ちょ…ちょっと何してるの?…やめて!やめてよぉぉぉぉぉぉぉぉ!」えみるは絶叫した。
えみるは手を伸ばしてカメラのレンズを遮ろうとしたが、自分の意思と関係無く股間から吹き出ている黄金色の小水がとまらないためしゃがんでいる態勢では抵抗できなかった。
「いいねぇ…えみるちゃん。初めてのマスコミデビューがしょんべんしている姿とは……」
「やっぱり、そこらの不細工ライターとは違ってえみるちゃんの映像は印象に残るねぇぇ」
「いやぁぁぁぁぁぁ!撮らないでぇぇぇぇ」えみるは男たちに懇願した。
「ジョォォォォォォォォォォ」すでに放尿し始めてから1分位たっていた。
 出始めの頃よりは段々と放出する勢いはなくなっていたがえみるの恥部から流れている黄金水はまだ止まらずにいた。
「えみるちゃんの可愛いアソコをズームアップするか…はははっ」
 自分の恥ずかしい姿を撮られてしまって、えみるは極度の羞恥に襲われ失神しそうだった。
 えみるは男たちの視線とカメラのレンズが自分のどこに向いているか知っていた。
 えみるに気づかれない様に背後に周った竹之内が突然叫んだ!
「いけない…えみるちゃん!スカートが濡れちゃう!」竹之内はそう言うと幼児が小便するかのように、えみるの両足を後ろから抱え持ち上げた。
408ネ申候補生:05/02/20 03:47:39 ID:qeduqAbH
 えみるは背中から聞こえた大声に吃驚して体をビクッとさせたが、突然後ろから抱え上げられ両足をさらに開かれ自分の秘壷がパックリと裂かれ男たちの眼前に晒されている格好になったしまったことに何が起こったのか分からず驚愕した。
「何をするの!や…やめて下さい!…離してっ」えみるは抵抗したが、軽々と持ち上げられてしまった。冷たいレンズと男たちのぎらぎらとした目は黄金色の液体を噴出し続けるピンクに裂け卑猥な形状をした肉裂の具合を捕らえていた。
「ほうら…これならスカートを汚さないよ。安心してお出し……えみるちゃん・・シー、シー」
 竹之内は抱えあげたえみるに対して幼児をあやすように放尿を促した。
「いやぁ…えみるちゃんのオシッコ…本当によく出ますね…良い音が録れますよ…」
 椎名は高感度の音声マイクの先端をえみるの股間に近づけた。
「シャァァァァァァァァッ、ジョォォォォォォォォォォォォッ」
「も…もうやめて…やめてください」
「えみるさんのおまんこ綺麗だねぇぇ…いい色をしているよ………。」
 大倉はレンズに指を這わせながら、えみるに言った。
「やめてぇぇぇぇぇぇぇぇぇ、見ないでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ」
「おっ!しょんべん出し終わりそうだな…。ずいぶん長かったなぁ…」
 大倉は覗いていたレンズから目を離すとニヤッと笑って言い放った。
「ジョォォォォォォォッ…ジョロッ…チョロッ…チョロチョロチョロ……」
 パックリと割れたえみるの秘裂の中央にある尿道口から名残の滴が何滴か垂れた。
 竹之内の腕力で動くことができないえみるは言葉での抵抗をする気も失って放尿が終わるとぐったりして恥部を曝け出したままの態勢で動かなくなった。
 えみるの秘壷は飛び散った小水でヌラヌラと濡れていた、両足を広げられた為陰唇はパックリと裂かれ、弾力があり柔らかそうな若い女の秘めた肉塊がサーモンピンク色をして震えていた。
「み…見ないで……」消え入りそうな声でえみるは呟いた。
409ネ申候補生:05/02/20 03:49:01 ID:qeduqAbH
「こんな可愛い顔をした娘のおまんこがしょんべんまみれじゃかわいそうだ…」
 椎名は、手にしたマイクを地べたに置くとポケットからティシュを取り出しえみるの秘裂についている水滴を拭き取った。
 椎名はティシュ越しのえみるの柔らかい肉襞の感触を楽しんだ。細くて艶の有るえみるの陰毛が指に触れた。
「これで綺麗になった。良かったね…えみるちゃん…竹之内さん俺も手伝うよ」
 椎名は竹之内の右横にいき左手でえみるの片方の足を抱えてさらに股を広げさせた。
「じゃあ、いよいよクライマックスだな…」大倉は呟いた。
竹之内は空いた右手をえみるの淫裂にもっていき、肉襞に沿って指を当てた。
「それでは、皆さん…これが20歳の若いおまんこです…どうぞご覧下さい…。」
 竹之内は指をVの字に開き、若い女の性器を裂いて中の肉塊を露出させた
「あぁぁぁっ…やめて…ください…」えみるは小さく呟いた。
 椎名は残った手でえみるの淫裂を優しく愛撫しはじめた。竹之内もえみるの敏感な突起を指でなぞり、えみるを快感の淵へ追いやることにした。
 二人の指は柔らかく微妙なタッチで曝け出したえみるの敏感な部分を丹念に刺激し弄んだ。
「あぁぁぁっ…やめて…やめてぇぇ…」若いえみるの体は熟年の男の指技に反応していった。
「おいおい…もう厭らしい汁が垂れてまたおまんこが濡れちゃっているぞ…えみるちゃん。」
 大倉はえみるの羞恥心を煽るかのように、えみるに尋ねた。
「あぁぁぁぁぁっ……やめてぇぇぇぇぇぇ」えみるはこれ以上の屈辱を味わいたくなかった。
410ネ申候補生:05/02/20 03:50:08 ID:qeduqAbH
 しかし、体は無情にも与えられている刺激に反応しだしえみるの陰唇は充血しめくれあがり剥きだしとなった肉壷からは涎のように愛液が垂れ始めていた。
「あぁぁぁぁっ……はぁぁぁぁぁぁっ…」「あぁぁっ………うぅぅっ……」
 えみるは込み上げてくる快感に屈服しそうになっていた。
(ここで、いってしまったら………私の痴態が全部撮られてしまう…)
 男たちの指の動きは徐々に激しさを増しえみるの膣穴に滑りこませると掻き出すように出し入れを始めた。さらに包皮に隠れていたえみるの恥豆を剥き弄りまわした。
「あっ…だめっ………いやっ……あっ…あっ…」
「あぁぁぁっ…うっ…あぁぁっ………ああっ………いいっ」えみるはついに快感に屈服した。
「あっ…いいっ…いいっ…いいのっ…気持ちいい!…気持ちいいのっ!」
 えみるの腰が更に強い刺激を求めて前後に動きだしていた。
「あっ…あっ…あっ…あっ……あっ……あっ……あっ…」
「いいっ…いいっ…いいっ…いいっ……ああああああっ」
「すごいな…えみるちゃん…。いつもそんなに激しいの…?」
 大倉は愛液を蜜肉からどろどろと溢れさせながら、膣口に太い指を咥えこみ、包皮から顔を出した小さな陰核を真っ赤に充血させて腰を振っているえみるの姿を見て興奮した。
「あっ……あっ……あっ…ああああっ……あああっ」
「いっ……いっちゃう……いっちゃう……いっちゃうよ……」
 竹之内たちはその言葉を聞いて、えみるの動かす腰のスピードにあわせて激しく愛撫した。
 えみるの膣口は椎名の2本の指を咥え、Gスポットに刺激がいくたびえみるの唇から甘い歓喜の声が漏れた。硬く尖ったクリトリスはえみるの絶頂が近いことを知らせていた。
411ネ申候補生:05/02/20 03:51:05 ID:qeduqAbH
「あああああああっ……もう……だめっ……お願い映さないで…」
 えみるの花弁の奥に入り込んだ椎名の指が更に速度をあげ掻き出していた。
「そっ……そんなに……つよくすると…あぁっ……もうだめっ」
「だっ…だめっ…いくっ…いっちゃう…あああああああああああっ」えみるは絶頂に達した。
 それから、えみるは三人の男たちにかわるがわる犯され、その情景は全てカメラに録画されていた。えみるの初出演作品は自らの痴態をカメラの前で曝け出すことだった。
 翌日上司に機材の故障が原因で取材できなかった事を伝えたえみるは2日後ひっそりと会社をやめた。数ヶ月後レンタルビデオ店のAVコーナーにえみるの恥辱の作品が並んでいた。
 題名は「日本の超自然現象探訪」この事をえみるが知るよしもなかった……

412『スピーチコンテスト』:05/02/20 20:42:41 ID:lchyINYu
 3年の2学期になった。
 僕は、今年から始まった全私連のスピーチコンテストで、高校部の地区代表に選ばれた。
 スピーチコンテストというのは、英語でどれだけうまく発表ができるかを競うもの。
 文科省の外郭団体が主催なため、全国大会に行く場合には、旅費も宿泊費も学校の分+αが出る。
 おかげで僕はやまびこのグリーン車に乗れて、今いる部屋は仙台駅前でもいい方のホテルの一室だ。
 とはいえ、ホテルでは特にすることもなく、その辺を散歩でもしようとホテルを出ることにした。
 今日は金曜日でもう時間も遅いから、あまり開いている店もない。
 それでも市街地を適当に歩きまわり、地元の屋台でラーメンを食べたり、お土産を買ったりできて、結構面白い。


 僕がホテルに入ろうとしたとき、後ろの方で、
「あ!」
 という声がした。なんだろうと思って振り返ってみると、そこにはえみるが立っている。
 嬉しそうな顔で歩み寄ってきたえみるに、僕は、
「久しぶりだね・・・」
 えみるも笑いながら
「本当りゅん!」
 僕はその言葉に気がついた。多分、もっと会いに来て欲しいんだろう。
「最近模試とかなんとかで忙しくって、ごめん」
 えみるは笑顔で、
「ううん。ちゃんと会いに来てくれてるんだもん。嬉しいりゅん!」
「えみるは、どうしてここに?」
「ちょっと遊びに来たんだよ!」
 そしてえみるも同じことを聞いてくる。
「ダーリンこそ、どうして?」
「僕は英語スピーチコンテストがこの近くであるから、それでね」
413『スピーチコンテスト』:05/02/20 20:43:25 ID:lchyINYu
 コンテストさまさまだなぁ、なんてことを考えていると、
「ダーリン、すごいりゅん!えみるなんて、たまに舌かんじゃうときがあるのに」
 目を輝かせて言う。僕はちょっと嬉しくなって照れながら
「そんなことないよ・・・」
 そういうと、えみるはまた目を輝かせて、
「遊びにいこうりゅん!えみりゅん、この辺は詳しいんだから〜」
 と言った。残念だけど、点呼の時間の関連で、ちょっとそれはできない。
「えみる、あと30分したら、先生が点呼を取りにくるんだ」
 寂しそうな顔をする。
「・・・せっかく会えたのに・・・」
 その表情に、言いかけた『じゃあね』が消失し、2人とも黙り込む。
「・・・」
「・・・」
 暖かい、でもどこかに寂しさを感じさせる微笑みと、少しおとなしい声で、
「えみりゅん、せっかく会えたんだから、ゆっくり話したいな・・・」
 そう言いながら僕の手を握る。
 僕は天地がひっくり返るほどの衝撃を受けた。えみるがこんなことをするとは思わなかったし、表情だって、憂いを含んだようなえみるなんて、何回見ただろう。
 でもそれが今の正直な気持ちなんだろう。打算でこんなことする子じゃない。
 僕が
「そうだね・・・」
 と言うと、えみるは普段の笑顔に戻ってくれた。
 僕はえみるを部屋まで案内して、先に点呼を済ませる。
 僕が部屋に戻った途端、えみるは明るく笑いながら、
「ダーリーン!」
 僕の腕をえみるの腕に絡めて、ベッドに座る。
 僕も引っ張られてベッドに座る。
 常夜灯しか点いてない部屋で、間近に見るえみるの微笑みは大人びた少女を思わせる。
414『スピーチコンテスト』:05/02/20 20:44:23 ID:lchyINYu
「なに?そんなにじっと見て」
 そう言いながら僕の方に体を寄せる。
 シャンプーの香りがする。
「いや、積極的だから、うれしいなぁーって」
 僕が微笑んで言うと、えみるは
「えみりゅんは寂しかったんだりゅん!」
 笑ってる僕の額を人差し指でつん、と押した。
「ぶ」
 いきなりつつかれて、思わず吹き出してしまった。僕も
「お返しりゅん!」
 と語尾だけ真似をしてから、えみるの額を少しつん、と押した。
 はずだったのだが、えみるはすうっとベッドに倒れてしまった。
「ご、ごめん。そんなに強くしたつもりはなかったんだけど・・・」
 倒れたえみるを覗き込むように見ると、
 いつのまにか真剣な声になり、寂しそうな表情で、
「本当に・・・。寂しかったんだから・・・」
 言った。僕もそう思うし、悔しいけど、どうにもできない。
 えみるが寂しくないのは、一緒にいられる時だけなのかもしれない。
 僕には謝ることしかできない。
「ごめん・・・」
 それを聞いたえみるは、
「分かってくれて、えみりゅん、うれしいりゅん!」
 笑顔になった。そして、そこからいろんな話をする。萌黄高校の話、不思議な現象の話、僕の話、友達や先生のこと。
 えみるは楽しそうに話して、興味深そうに聞いてくれる。
415『スピーチコンテスト』:05/02/20 20:45:35 ID:lchyINYu
 前回会ってから以降の話がいち段落つくと、今回の遠征の話になった。
 えみるが興味深そうに聞く。
「スピーチって、何を話すの?教えてほしいりゅん!」
 これはちょっと答えられない。
「当てて?」
 首をかしげて考え、次々に答える。
「自然について!」「違います」
「社会について!」「違います」
「環境について!」「違います」
「勉強について!」「違います」
 えみるが少し苦笑して、
「・・・わかんないよ〜・・・」
「当てたら、ご褒美あげるよ」
 僕がそう言うと、えみるは、僕の目をじーっと見始める。
「・・・」
「なに?」
 えみるが突然笑顔になった。
「分かったりゅん」
「そう?」
 えみるは満面の笑顔で、
「きっと、えみりゅんのことだりゅん!」
 そう言った。僕はその笑顔が確信に満ちているように思えて嬉しくなった。
416『スピーチコンテスト』:05/02/20 20:46:26 ID:lchyINYu
「・・・、ぷっ。あはは」
 僕が笑っていると、すこし怒ったような顔になる。
「あー、ダーリンひどい!笑うことないじゃない!」
「いや、ごめんごめん。正解だよ」
 僕がまだ少し笑いながらなだめると、
「ほんと?」
「うん」
 えみるは目を閉じて、
「ご褒美がほしいりゅん・・・」
 と言った。一瞬戸惑ったが、さっき手を握られた時点で方向は決まっている。僕も、
「うん・・・」
 えみるの方に近づいていく。
 そして、レアチーズの少し甘い味が僕の口で淡く消える。
 僕が目を開けて、えみるも目を開ける。
 えみるは大人びた笑みで僕を見ていたけど、そのまま10秒くらいたつと、少しだけすねたような顔になる。僕の顔を覗き込んで、
「もっと、ご褒美がほしいりゅん・・・」
 僕は微笑みながら、
「・・・そうだね。じゃあ、やり直して・・・」
僕とえみるの影が1つになって揺れ、えみるの甘い、歌うような声が僕らを包み込む。
「いい・・・いいよ・・・すごく・・・」
「ん・・・ん、あ・・・」
 頬、首、そしてその下へ。
 シルクもおよばない滑らかさを味わうごとに、えみるは僕に大人の色を見せる。
「は・・・、あん・・・んっ・・・」
「あん・・・。はぁ・・・」
 静かに、さらにその下へ。うすい布地に覆われたその場所は、すでにしっとりとしている。
「あっ・・・」
 僕が与える動きが、えみるの頬を染めていく。
417『スピーチコンテスト』:05/02/20 20:47:20 ID:lchyINYu
「ふぁ・・、ん。あっ!・・・ぁ・・・」
 小鳥のさえずるようなかわいらしい声のなかに、求愛を示す水の音が聞こえた。
 じきに僕の手の指揮に合わせて、さえずりと水の音が奏でられる。
 えみるの高まりを感じた。
「いい?」
「ダーリン、来て・・・」
 最初はゆっくり。だんだんとリズムを持ちながら。
 しなやかな体は僕のリズムと共に揺れ、高まりつつあるえみるは自らを何度も跳ね上げる。
 そのたびに響く心地よい声そして感覚が、僕の体を過熱させる。
 いまや高めになった声、体のリズム、リズムを音に変えるほど流れるえみるのしたたり。
 熱にうなされたような声で僕を呼び続ける。
「ダーリン、ダーリン、・・・・」
 アンティークな室内灯の光と高まりでえみるは薄く朱に彩られる。
 僕も高まりを与えられながら、えみるに今まで以上の高まりを与える。
 そうして、どれだけかも分からなくなるほどの高まりをお互いに与え続ける。
 僕が高まりを押さえ切れなくなったとき、えみるが
「も・・・だめりゅ・・・。ひゃああああああ!!」
 2、3回震えたあと、歓喜の声を上げて達した。
「くっ・・・!」
 僕もほとんど同時に達した。
 朱に染まったえみるには、美しい、と思わせる何かがあるように思えた。
 他の人に話しても信じてもらえないような、穏やかな瞳と声で、
「すごく嬉しいりゅん・・・」
 僕が返して、
「そう、よかった・・・。
 でも、ご褒美が嬉しくなかったら、お話にならないでしょ?」
 そう言うと、
「じゃあ・・・」
 えみるは僕に顔を近づけて、
「ご褒美のお返しりゅん!」
 そう言って僕に口付けた。もうえみるは元のえみるに戻って、嬉しそうに僕に体を預けている。
418『スピーチコンテスト』:05/02/20 20:48:51 ID:lchyINYu
「え、えみる・・・」
「人の厚意はありがたく受け取るものよ、ってママが言ってたりゅん!」
 そう言ってまた僕に口付ける。
 僕らの夜は、えみるが寝てしまうまで続いた。


 翌朝。起きてみたら、えみるはいなかった。
『家に戻るね。がんばってね!』
 僕はえみるに感謝した。
 えみるがご両親に怒られていないことを祈りながら、僕はその紙を胸ポケットにしまう。
 部屋から出て、会場に向かった。


 会場に入り、エントリーを済ませて、他の人のスピーチを聞く。やっぱりうまい。
 留学でもしたんじゃないかと思うような子までいて、緊張が高まる。
 内容も、これからの人類、とか、純粋理性について、とか、高度な物が多い。
 会場から拍手が起こり、スピーチの終わった生徒が演壇から降りていく。
 次が僕の番だ。
「Next speaker is ... 」
 演壇に上り、原稿を置いて前を見たら、なんとえみるが明るく微笑みながら僕を見ているではないか。僕が驚いて見ていると、
「Take it easy りゅん! 」
 応援してくれた。それはとてもありがたいことだが、困ったことになった。
 僕はなるべくえみるの方を見ないようにして話すしかなかった。
419『スピーチコンテスト』:05/02/20 20:50:32 ID:lchyINYu
「Nice to meet you.
 Today , I'll make a speech about behavior like a child .
(皆さん、こんにちは。
 今日は、"子供のような振る舞い"ということについてお話したいと思います)」
「Generally, people wants to be assumed that he is an adult.
 We think adult has some good stuff , for ex. politeness, money to earn,...
(一般に、人は自分を"大人"であると思われたいと思っています。
 それは、生活資力、礼儀正しさといった、なんらかの良い要素を、"大人"は持っている、と考えるからです。)」
 それから何分かは問題のない内容だったが、とうとう、ここから先は話したくない、えみるにだけは聞いて欲しくないというところまで話が進んでしまった。
 だけどやっぱりえみるは元の席に座って、興味深そうな目で僕のスピーチを聞こうとしている。
 もう仕方がない。僕は恥ずかしいのを我慢して、続けることにした。
「He came to think that her behavior like a child is appearance of plane and honest heart,
 and he came to love her. Though they're hard to meet 'cause he lives in Tokyo
 ,and she lives in Sendai.
(ところが、彼はその子供のように振る舞うということを、率直であり、正直な心の現れであるとして、彼女のことを愛するようになりました。
 しかも、彼は東京に住み、彼女は仙台に住んでいる、会うことすら大変な環境において、です。)」
 わずかな希望を託してちらっとえみるの方を見るけど、えみるは、顔が真っ赤になって目をこれ以上ないくらい潤ませて、僕の方を見つめていた。
 演壇から降りるときに、抱き着いてきませんように・・・。
 僕はそう祈るしかなかった。

Fin.
420名無しさん@ピンキー:05/02/20 22:06:52 ID:sRrj09PF
新スレです。

【グラフティ】センチシリーズ総合3【ジャーニー】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1108904667/


現行スレは480KB越えてますので一週間カキコなしでdat落ちです。
421名無しさん@ピンキー:05/02/20 22:24:34 ID:J2OdKbBr
>411
えみる可哀想だけど恥辱の迫力に興奮しました。
422このスレのまとめ
前回のまとめは>201
綾崎若菜 お好み焼き行商SS
 3日目 >39-52
 4日目 >352-361

遠藤晶 処女喪失SS >56-69 >203-215 >218-227

綾崎若菜 看護婦シリーズ
 椎名耕平 >115-136
 大倉らいた >157-176
 多部田俊雄 >180-199
 甲斐智久 >320-338

沢渡ほのか >232-242

七瀬優 >243-252

森井夏穂 『等身大の笑顔』 >253-265

杉原真奈美 >269-281

永倉えみる >283-292

松岡千恵 >301-318

星野明日香 >342-349

保坂美由紀 >367-389

永倉えみる >398-411

永倉えみる 『スピーチコンテスト』 >412-419